1 :
名無し三等兵 :
2005/07/10(日) 00:54:38 ID:???
2 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 00:54:53 ID:???
<丶`∀´>2ダ
3 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 00:55:22 ID:???
暫定ガイドライン 0.現代科学であれ男塾理論であれ異次元科学であれ議論であれ、第一に置くべきははスレ住人が楽しいこと。 1.「自衛隊がファンタジー世界に」とあるように、あくまで「現代日本」が主に関わる話であること。 2.現代日本というからには、自衛隊の組織・装備はあくまで現用もしくは近未来的に配備が予想されるものに限る。 核・正規空母・旧東側諸国製兵器・巨大人型兵器などの日本が配備するにはナンセンスなものは極力避ける。 3.総じて知識不足によるミスは、指摘するならイヤミにならない程度に。 指摘されたほうもムキにならず、あくまで謙虚に受け止めること。後付けのこじつけや訂正は恥ではない。 4.軍事力の背景となる社会構造などにも板違いでない程度に注意を払う。 5.あくまで「ファンタジー世界」の話であり、F世界側の設定は作者が勝手に決めることが出来る。 ただし、「超兵器・超魔法・無敵キャラまんせー」な話にならぬよう気をつける。 また、オーバーテクノロジーの扱いは慎重に。 6.ファンタジー側の人間もきちんと描写する方が好ましい。 自衛官主観という演出などであえて描写しないのはこの限りで無い。 7.政治・戦略・作戦・戦術・戦闘としてありえないものを避ける。たとえば人間の徒歩部隊が一日に100kmすすむとか 8.萌え・色気はあくまで表現手段であり、目的ではない。 安易に狙ったり、しつこく要求するのは本来板違いであり、自粛すべき。 9.SS作者は、抽出がしやすいようにトリップ装着を推奨。 10.感想書き込む人も節度や口調を考えるべし。勿論、感想を書かれた作家も。 作品が気に食わないなら透明あぼーんで。 それでも気になるなら、このスレのルールが届かぬ場所で。 11.『小官 ◆qG4oodN0QY 』殿とのバトル禁止。小官殿とバトルする際には、 分家に設けられた小官殿関係専用スレにて会戦するべし。 12・レスはまとめて書きましょう 思いつきでこまごまとしたレスをしてスレを消費するのは迷惑です。
4 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 00:55:29 ID:???
5 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 00:55:32 ID:???
<丶`∀´>ウリが微笑みの亀甲縛り4様ニダ
6 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 00:55:50 ID:???
7 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 00:56:01 ID:???
■今までこのスレで討議された議題 ・ファンタジー世界の市場規模についての考察 ・麻薬による世界支配は許されるか ・江戸時代とファンタジー世界の類似性について ・大陸国家VS海洋国家戦略、その長短について ・マッチとメラ、着火手段としてどちらが優れているか ・F世界での日本経済再生と交易について ・ドラゴン・・・契約方法と空軍戦力としての有効性を考える ・自衛隊的ダンジョン攻略法 ・対人地雷と魔法の罠。 ・F世界における神の影響力について。 ・F世界的陣地攻略法 ・熊に見るモンスターの手強さ ・巨大昆虫対策〜界面活性剤から核弾頭まで ・決闘における非致死性制圧法(殺さずにいたぶる百の方法) ・F世界の街道、交通路における運搬手段が道に与える負担うんぬん ・銃弾を受け付けない素材を武具の材料に用いれるか
8 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 00:56:18 ID:???
■さんざんガイシュツの話題 ・シーレーン確保における脅威の排除(海賊、海の怪物対策) ・日本が傭兵を雇用することは可能か? ・萌えは是か否か。 ・議論は是か否か。 ・魔法・怪物の設定(最終的には作者に一存という結論) ・補給が断たれた場合、弾薬を何とか確保可能か?不可能な場合はどうなるか? ・球形以外の世界。 ・食糧対策・餓死者の局限−魔物を喰らうモノ− ・在日外国人・異世界住人対策。政治思想の殴り合いは勘弁 ・資源・エネルギー問題。 ・外交方針について。 ・人間と亜人の共生について。 ・小官を排除できないか?(無理です) ガイシュツだが、再考察とかは特に禁止されてない。
9 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 00:56:35 ID:???
10 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 00:56:53 ID:???
小官◆qG4oodN0QY P061198137229.ppp.prin.ne.jp 「自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた」スレの筆頭基地外。自衛官(自称)らしいが、それを裏付ける証拠は一切無い。 身長185a体重81`の屈強な男(自称)らしい。アジ風な口調と主語を徹底的にはぐらかした非一義的な文が特徴である。 他人を罵るのが大好き。最近はIP晒されて死に体。あんまり構ってやると火病を起こすので注意。 ◆YXzbg2XOTI 小管を一方的に敵視する農家。何かに付けて小管の揚げ足取りをする。 普段は冷静な理論派だが、具にも付かない水掛け論を乱発するあたり、本質的には小管と同類であると見ていいかもしれない。 したらばに分家を建設した巧者でもあり、それが現在の「分家の方が活発」と言う事態を生んだ。意外と戦略眼に長けているかもしれない。 だが小管相手にに一々レス付けている限り、ただの厨房としか認識されないであろう。 分家の管理人でもあり、過去に小官のリモートホストを晒したw クマラン 創設期よりスレを見守り続ける良心コテハン。元自衛官であり、北方から 空挺まで幅広い朋友との人脈を持つ。 元1だおー 返事が無い。ただの屍のようだ。 分家228 分家から来たらしい。既出ネタを熱心に語る。 ロサ、カニーナ 数日置きに2,3レスほど発言していく日陰者。 彼(彼女?)の存在を知らない者も多い。
>>1 乙です
ぼくの紹介なんですが、正確には
もともと本家→リアル世界の事情で離脱→分家に復帰
なんですが・・・。今更どうでもいいかw
12 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 01:05:10 ID:???
>>11 ごめんコピペだから
あんまり気が回らなかった
>>12 ですよねw 逆にこっちがすいませんです
あっちに引っ込みます
14 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 01:19:16 ID:???
クマラン 大麻嗜好をほのめかす発言をする危険人物 自衛隊時代にケツマンコを無理矢理奪われた薄幸の人
臆病者は本スレより去れ。 此処は勇者や向こう見ずな侠者が書き込むスレだ。 または、『軍板被害担当艦』と言った所だなw 要は、『夢見がちな厨房工房題房ご用達スレ』なのだ。 あれもこれも混ぜたら、仮装戦記のノリになるのは当然だ。 だから小官、美味い事、匙加減をしてくれと願う。ああ、 無敵の主人公なんて、要りはしない。傷付かない人間など、 共感出来るワケが無い。我々は数々の苦い思いを乗り越えて、 生きている。その葛藤すら理解出来ん奴とは、正直、小官、 友達には為りたくないね。そんなモン出す奴にろくな奴は、 居ない。ああ、特定単数で上げられるがねw ああ、それと諸君等に一言。 挫折の味を知らぬ馬鹿どもには、死んでも為るな。 敗北の味を知らぬ者は、それを知ると二度と立ち上がれなく為るからさ。 乗り越えてこそ、人間は尊く気高い、光の、進歩の道へと踏み出すのだ。 小官と共に歩むか、小官と戦うのだ! この本スレでな! 勇者たちよ!
超人。ニーチェが夢見た、『神に取って替わる者』。人を超えし者。 第二次世界大戦は『人類が次の段階へ進む為の淘汰の手段』に過ぎなかった。 破壊から、生み出される物も有る。総統の『ネロ指令』は正に…と思ったりもする。 彼は…実は堕天使をその身に『降ろしていた』やも知れぬと小官は感じる。 その堕天使は近々、多大なる『功績』により天に戻ると言う話だった。 『選ばれし民、愛されし民』に篤い信仰を取り戻させたと言う功績を以って、だ。 その堕天使の名は『マルコキ(又はシ)アス』。その姿は『翼有る狼』。 軍板住人の常識。アドルフは古語ではどんな意味だ? 総統は自らを何に擬した? オカルトは、あの当時は『生きた知識』だった。ただ笑い飛ばすには小官的には… 何と言うか…惜しいネタだね。誰か書かんか? 自衛隊『進化トリガー』話? 以上。
さあ、低脳のために噛んで含めるが如く分り易く言おう。 総統は人間の進化を望んだ。しかし、彼には『力』が足りなかった。 その力を得るために、『神に撰ばれし民』の『隠された力』を欲した。 彼は、その『力』を得た。だが、彼は逆に、『嫉妬する神』の復権に 利用されたのだった。民の信仰心を欲する『嫉妬する神』に。 彼は追い詰められ、心身を磨り減らされながらも、己の目的を果たした。 人類の進化を継続させる事をだ! 神の手、『根源的倫理』から離れた人類の行く先はどこだろうな? 諸君? 以上。
ま、超人を説いたニーチェも最後は『万物流転・永遠回帰』に行き着いたのだがね。 同じ事を言っているように見える仏教を突き詰めると『死』の論理に行き着く。 何故か? 『最初から死の境地に有れば心は平穏だ』が思想の根底に有るからさ。 そこから『生』を観るのが『悟り』の境地だろうね。万物に命の輝きを観よ! ま、馬鹿には解らん話を続けてしまった自分に嫌悪しつつ…お休み、諸君。
異世界に召喚された小官は、はるか高空まで高くそびえる塔、ガイロンの塔 を征服した。塔の中腹に隠居していた邪悪な魔法使いサロウンから魔力を奪い 取ると、小官は数多くの人造生命体を作り出す。人造生命たちは用途別に体の 構造を調整されていて、ある種は兵士に、またある種は労働者や運搬力として 使用された。小官の意のままに働く人造生命体は力尽きるまで小官の為に働い て、その亡骸をクマランは火山の火口へと無造作に捨てていった。無数に、際 限も無く。 7年と7ヶ月に7週の月日を費やし、小官はついに異世界全土を征服するに 至る。平原の騎馬民族を打ち破り、中原に永らえた王国を併せ呑み、大陸中央 に君臨する最大最強国家を自らの軍門の下に平伏させたのだ。そしてこの世界 は、小官の適当な治世によって新たな門出をむかえる。 小官がこの異世界を平定するための戦争をやってる間に、一つの大きな事件 が起きている。小官とクマランが元いた世界の日本の国から、日本国の軍隊と も言える自衛隊が召喚されて来た。部隊でまとまった数が召喚されることもあ り、個人や少数のグループで召喚されるなどの例があった。いずれにしても、 彼等自衛官はほとんどが小官の庇護下に加えられている。戦闘員として戦争に 参加したり、各分野の専門技術を駆使して小官の勢力を増強させるのに自衛官 たちは役立った。小官とクマランはこの異世界に先駆けて召喚されていたとい うのを理由に、小官は召喚されて来た自衛隊高官に尊大な態度でもって、戦中 にあれこれと指図を下している。星の数より飯の数、を地で行く小官ならでは のやり方を、クマランは腹の中で面白可笑しく見ていた。
20 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 09:13:02 ID:???
>身長185a体重81`の屈強な男(自称)らしい。アジ風な口調と主語を徹底的にはぐらかした非一義的な文が特徴である。 この身長で81キロはハッキリ言って貧弱すぎると思うんだが…
21 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 12:28:27 ID:???
頼むから、もうこれ以上連中に触れるなorz
22 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 13:28:20 ID:???
なるほど、いわゆるヨゴレなわけですね。 このコテってなんかつまんないレスばっかだしウザいなーと思いつつも 荒れそうなんで触れないではいたけど今後はあぼんしまつ。
23 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 13:29:49 ID:???
てか、ニーチェ語りたいなら然るべき板でどうぞっていうか。 書いてる内容もそういう板で書いたら失笑しか買わないような内容でしかないし。 あっいけね、あぼんあぼん。
24 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 14:00:38 ID:???
25 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 14:04:23 ID:???
26 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 14:04:58 ID:???
誤爆スマン
27 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 14:09:47 ID:???
Shuffleとゆー萌えアニメを見て思ったが 神界と魔界の次元ゲートが世界中に開いたら開戦必至な気がする。 侵略ムードでイケイケになるであろう人民解放軍を止めろと言う方がムリだ。
28 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 14:29:02 ID:???
>>24 んー、チキンっていうかウザいのと関わりたいとなんて思わないでしょ普通。
あぼんすれば消える存在なんだから汚いものを別に無理して見る必要もないし。
29 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 15:05:19 ID:???
30 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 17:00:47 ID:???
そうそう、基本的に相手のいうことなんて聞かないんだから 論破なんて試みるだけ時間の無駄、あぼーん推奨。
31 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 17:32:46 ID:???
>>24 今までに、あの馬鹿が何度ボコられたと思ってんのよ(藁
32 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 20:41:28 ID:???
新スレ乙
33 :
新スレ乙 :2005/07/10(日) 20:42:26 ID:???
自衛官含むコテハンがF世界に召喚(以下略 73式小型トラックに乗ってS官とクマランと1だおー氏が捜索から帰ってきた。 今日も収穫らしい収穫は山菜と野草だけらしい。 「つまらん。 オークどもの肉は臭くて食えんし、弾薬の無駄遣いだったな!!」 自衛隊組は朝に出かけてオークやゴブリンやトロルと交戦してわずかばかりの収穫を見つけて帰ってくる日々。 いまだに人間あるいはエルフなどの集落らしきものも付近を通行した痕跡も見るからない。 各自が召喚された時に一緒に持って来れたのは、携帯していたものと近くにあった物。 自衛隊組は89式・64式小銃とか弾薬とか車両とか。 しかし多くのコテハンはノートパソコンとか携帯電話 とかで、異世界でのサバイバルに役立てそうなものは不運にも持ってこれなかった人が大多数だった。 1だおー氏が疲れきった顔をしている。 まあ毎日この二人と行動が一緒だからな。 「皆さん夕食が出来上がりましたわ」 「しかしS官は私の作った野菜の入っているスープは食うなであります、サーw」 今日の夕食当番は蟹姉様。 その材料をを作ったのはG。 Gは燃料と肥料と数種類の野菜の種を持ってきていた。 彼が最初にした事はベースキャンプの隣に畑を作った事。 「農薬無しでも野菜は育つ」と有機栽培農法を始めてしまった。 ちなみに土耕しは全員が手伝わされた。 「ふん、戦闘員こそ栄養価の高い糧食を配給されてしかるべきなのだがな?」 「黙れ。 文句を言うなら竹炭焼きと竹搾液づくりを手伝え。 食えもしないオークなんか撃って いい気になってるつもりですかな? ファンタジー界で思う存分虐殺やれて? 弾薬の無駄遣いだ」 睨み合いから暴力を伴う喧嘩に移行しそうな二人をなだめるS・Fと分家228。 温厚で冷静な二人は基本的にみんなの仲裁役。 あんたら本当に苦労人だな… 『そしてその夜。 S官とGの二人はそれぞれの天幕で”どうして素直になれないんだろう”と自問しながら お互い相手のことを思いながら股間の逸物に手を伸ば…』 「勝手に嫌なナレーション入れんな」 …そしてクマランは始終この調子だ。
34 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 20:52:04 ID:???
>>27 スレ違い承知でいうなら開戦直前までいってるぞ。アニメでは語られてないだけみたいだが。
原作作ったソフトハウス公認のノベライズ版には神界の融和派による主戦派打倒、
人界の宗教の崩壊及び極度の政治的混乱、融和反対原理主義者の暗躍、テロなどの政治背景や
魔法規正法があり魔法行使が国家資格扱いになってたり三世界間での輸出入品目規制条約が存在
したり日本が人型戦車を配備したりと萌ゲーにしては無駄に作りこんだ背景設定があったりする。
人界と他の二世界が戦争にならなかったのは人界に比べて神界、魔界の魔法含めた軍事力が
あまりに違いすぎるから両者に黙殺されてるだけだったと思われ。
35 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 22:58:47 ID:???
パワーバランスがF世界側に偏ってたら自衛隊の価値が雲散霧消するなあ
目が覚めたら、樹海行軍で窪みに嵌ってるクマラン。 小官は、その頃息切れしながら別の地域の山で炎天下の行軍訓練。 クマランは少し雨水を飲む。渇きが癒えると、また眠る。 そしてまた、夢を見る・・・・・・。
37 :
名無し三等兵 :2005/07/10(日) 23:41:49 ID:???
>>35 いやおれはそういう話が読んでみたい
完全な防衛戦争というか
よくあるのは資源を求めて外地へいざ!って話じゃん友好的にいくにしろいきなり戦いになるにしろ
でも他国の切れてる状態での防衛戦争はただ国力をどんどん消費して国が餓死するのを待つのみになってしまうから
このへんは作家の裁量というか、何かすごいアイディア(とんでもじゃなくて誰もが納得して日本が立ち直るネタ)
こういう作品が読んでみたい
38 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 00:18:57 ID:???
>>37 の言ってることって、実現可能なのか?
トンデモ以外ありえないと思うんだが。
酔狂で資源を求めて外地に行くわけじゃないんだし。
39 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 00:39:31 ID:???
40 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 09:45:26 ID:???
>>38 実現可能なのか?だとぅ!!バァカか貴様は。プンプン。
41 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 11:10:47 ID:???
>>37 >他国の切れてる状態
どういう状態なのかイマイチ良く分からん。
他の部分も読みにくい。せめて句読点ぐらい打ってくれんとな。
42 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 15:42:32 ID:???
>>38 うーん…
おれは凡人だからそんな凄いネタは思いつかないが
デジャヴがないネタだったらいいか
>>41 スマン、他国との国交が切れてる状態でってこと
43 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 15:55:51 ID:???
非常事態になったら憲法もへったくれもなくなると思うし生きていくためには人間なんでもする
44 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 15:57:45 ID:???
>>37 ここは軍板だしどっちかっていうとF世界側のが非力ってほうがいいんでない?
45 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 16:32:56 ID:???
分家の228さんの作品はどこで読めるの? 分家のSSスレ(ラノベ)に第二部がのってけど、一部はどこっすか?
46 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 17:44:28 ID:???
厨房だらけのスレで一人正気を保つ小官マンセーの俺は少数派決定
47 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 19:01:51 ID:???
>>46 彼こそ厨房の筆頭のような気もしますが。
正気とは思えないような意味不明な言動も多いですし。
自衛隊内部の知識は参考になりますが偏りがありますので信用度は話半分くらいがよろしいかと。
48 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 19:05:16 ID:???
49 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 19:50:09 ID:???
しかし、小官は何かウザイな。
50 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 19:58:56 ID:???
51 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 20:00:10 ID:???
52 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 20:02:44 ID:???
53 :
名無し三等兵 :2005/07/11(月) 22:56:42 ID:???
>>51 ヤベーこのごろずっとsege で行ったw
>>52 あんがと。227だとは不覚。
小官2尉とクマラン士長は日本国に寄生する自衛官だ。 ある時期に、二人が所属する部隊は北方機動演習に参加 することなった。荷物をまとめて、二人の部隊は北海道 の原野へと向かう。現地に到着するや否や、天幕の中で 麻雀卓を囲みながらゲームを始めた。麻雀に飽きると寝 たり穴を掘ったりし、夜になればススキノの街に繰り出 してホステスと飲んだり、風俗嬢と遊んだりもする。 こんな日々もアリかな、とクマランは酔いつぶれた同 僚をおぶって歩きながら呟く。小官2尉とクマラン士長 が野営地に帰りついたその時、部隊の展開していた平野 の上空に突如としてワームホールが開き、展開地にいる 自衛官たちと諸々の品物を吸い込んだのだ。 詳しい話は省くが、小官やクマラン、その他の自衛官 達はファンタジー世界に召喚されたのだった。クマラン 士長は3週間の駅前留学経験を生かして、この世界の現 地民と自衛隊側の意思疎通を取り持つ通訳を行っている。 クマラン 「こちらの方は小官名前です」 現地民エルフ 「彼はなぜ、私を見て笑っているの?」 クマラン 「彼は興奮しています。貴方を見て性的に」 現地民エルフ 「私はもっと、別の偉い方と交渉をしたいのです」 クマラン 「それは許されません。小官はとても貴方と会話したくています」
55 :
名無し三等兵 :2005/07/12(火) 17:07:09 ID:???
最近、本家が必要ないと感じる漏れは少数派。 …多分少数派。
56 :
名無し三等兵 :2005/07/12(火) 19:00:25 ID:???
よし!元1だおー氏が居ない以上腕の良いSS書きを復活させよう。 スレ違いに成らないのは政府広報氏、分家171氏、call50氏、F猿氏、物語は唐突に氏あたりか?
57 :
名無し三等兵 :2005/07/12(火) 21:08:00 ID:???
クマラン、小官、分家228、S・F氏は華麗にスルーですか?w ワロスwww
58 :
名無し三等兵 :2005/07/12(火) 21:53:45 ID:???
微妙にスレ違いにならない為には早く自衛隊を出さないといけないのだが… 続・自衛隊がファンタジー世界と融合した世界に召喚されますた 第2話 前回のあらすじ及び背景の説明 2006年の東方昇陽皇国…平行世界の日本は、北方朝鮮帝国の脅威に晒されていた。 国内は工作艇で侵入・浸透したゲリラが跳梁跋扈し、戦闘機・艦艇が領空領海をたびたび 侵犯しては挑発行動を繰り返す。 しかしなお、野党左翼勢力は前大戦での皇国の非道を根拠に帝国や中原覇王人民国(中国) への謝罪による講和、反戦を主張する。 さらにユナイテッド・ステーツや極北社会主義連邦などの列強の思惑も絡み、東アジア地域全体を 巻き込む大きな戦乱の気配を漂わせていた。 そんな中、ついに朝鮮帝国は禁呪による異世界存在の召喚を実行。 これにより昇陽皇国は甚大な被害を受けるも、これを撃退。 しかし、帝国は2度目の召喚を行い、召喚された謎の飛行物体は皇国領空を侵犯した…
59 :
名無し三等兵 :2005/07/12(火) 21:54:29 ID:???
『動きが違う! 疾い! 連携を取ってくる…!!』 『…北朝鮮の竜は滋養不足で年に満足に訓練することもできないのに、何故こうも錬度が高い!?』 自衛隊のF−15Jは原産国アメリカ…ユナイテッド・ステーツからのライセンス繁殖である。 これは、繁殖権を購入し、最初に輸入した番から生まれた卵を孵化させて以後自国内で繁殖させるという調達方式である。 これは育てた竜に自国への帰属意識を植え付けるために行うもので、輸入調達よりも竜を制御・調教しやすい利点がある。 外国産の種を購入する時は、大抵この手段を選択する。 北朝鮮のミグ29も、当然このはずである。 しかし、北朝鮮は戦闘竜をはじめとして戦竜、潜水海竜にも充分な餌を与える事ができない経済状況にある。 にも関わらず、飢えて体力が落ちて、そのうえ充分な訓練も行われていないはずのミグが、 充分な滋養と高度な訓練を受けたF−15Jを圧倒する。 本来あり得べからざる事である。 ”スワロー”はミグから放たれるAAMブレスを回避しながら思考を紡ぐ。 『考えられるのはふたつ…ひとつ、北朝鮮は竜にに充分な滋養と訓練を施した精鋭部隊を隠し持っていた。 もうひとつは…このミグはライセンス繁殖による北朝鮮の竜ではない事! 極北連邦からの直輸入固体! 老朽化し、退役したものを払い下げ…しかし、高度な訓練と実戦経験を積んだ、精鋭だ』 竜は人間が騎乗する兵器ではない。 故に、竜自身の訓練と経験が性能をフルに発揮する。 自衛隊は訓練自体は列強に肩を並べるほど高度なものは行っているが、近年まで実戦経験は無かった。 そうでない状態こそが望ましく、戦わない事こそが国の守りの証。
60 :
名無し三等兵 :2005/07/12(火) 21:55:07 ID:???
しかし、ステーツや極北連邦は違う。 東西対立の時代から、幾度と無く紛争レベルでとはいえ武力衝突が 発生し実戦経験のある竜や戦竜、人間の兵士は多い。 (注:この平行世界において冷戦は発生してない。 小規模な「熱い戦争」があった。 全面戦争が行われな かった事、禁呪が使用されなかったのは単に幸運と両国の賢明さが重なったに過ぎない) 両国から退役し、両陣営の後進国に払い下げられた実戦経験済みの老竜は餌と厩舎の環境さえ良ければ 訓練しかしていない最新種の若い個体を圧倒する! 『勝てない! 最初の先制攻撃の時点で俺たちは既に決定的に敗北していた…』 ”スワロー”の呟きが顎の骨の振動を通して自身の鼓膜に到達、脳に埋め込まれた魔導器具による脳波増幅・ 感覚共有能力によるデータリンクによって”ダック”に到達する。 『諦めんなっ! 応援が来るまで逃げ回れっ!」 ”ダック””スワロー”の叫びはSOCにも届いている。 応援到着の予定時刻を告げるが、正直間に合うかどうか …幸運か奇跡を祈るしかない。 と、急にE−767が”スワロー”に後方より急速接近する飛行物体の存在を告げた。 目視による測定では対象の飛行速度はマッハ2.2。 竜より遥かに速い。 青い噴煙を尾のように伸ばして、それは戦闘空域に侵入した。
61 :
名無し三等兵 :2005/07/12(火) 21:55:57 ID:???
ミグの1頭が”ダック”にAAMを吐く。 竜の体内の魔力を変換して生成、慣性と誘導性を与えられたプラズマの 球体は竜が視線を向けた目標を正確に追尾する。 少しでも触れれば火傷では済まない、超高温の刃。 ”ダック”は回避機動を取る。 体をねじる様にして、急旋回、振り切ろうと試みる。 その光球を、後方より飛来した別の光球が追尾、”ダック”への到達寸前で衝突、双方の干渉により四散。 ”ダック”の翼の2m先を、プラズマの破片が何個も掠めてゆく。 『何だっ!?』 ”スワロー”が首を回して光球の飛来した方角を目視。 翼を広げた丸い物体を確認する。 ”スワロー”を追尾していたミグ2頭が旋回、戦闘空域に侵入した飛行物体を敵と判断しそれぞれがAAMを放射。 しかし物体もプラズマ光球を2発放射、空中で打ち落とした。 四散するプラズマの破片を避けながら、2頭と1体が交差。 すれ違った瞬間、物体が後部の青い噴煙を放出する 向きを変更し、急速に180度転回、仰向けになる形で頭と尻の位置が一瞬で後退する。 極北連邦本国の「フランカー種」並の機動。 即座にプラズマを放出、ミグ2頭は背後からの攻撃を避けられずに撃墜された。 この侵入機を脅威と判断したのか、”ダック”についていた3頭のうち2頭が離脱、物体を目標に変更する。 『いいぞ、これで勝ち目が出てきた!』
62 :
名無し三等兵 :2005/07/12(火) 22:25:09 ID:???
相手が何者かはわからないが、ミグを相手にしてくれるなら利用させてもらうしかない。 ミグも自衛隊機も、両方攻撃対象だとしてもミグを片付ける事には応援が到着する。 そして、2頭VS1頭ならば、いかに実戦経験があろうともF−15がミグに負ける事は無い!! 『ダック、ミグの糞ったれ糞爺を追い込むぞ!』 ミグと物体は互いに後ろを取ろうと旋回を繰り返しながら鬼ごっこを続ける。 もう何回目の高機動だろうか。 ミグは老いぼれた脳がGでゆすぶられ酸欠になる、もう慣れたはずの 感覚にめまいを起こしそうになっていた。 『空戦に一日の長あれど、性能の差はいかんともしがたし』 自分がまだ若かった頃に、ゲルマニア帝国の竜と戦ったエース竜の言葉を思い出す。 経験は戦闘における勝利を決定付ける重要な要素である。 経験のある竜、つまり実戦で生き残った竜は経験した分だけ、その実力を証明したことになる。 しかし、経験によって性能の差を跳ね返すにも、物理的限界はあるのだ。 特に、長く生きれば生きるほど、歳を重ねれば重ねるほどに翼は衰え、牙や角は古ぼけ、 声は弱くブレスの威力はおとなしくなる。 ピークを過ぎた竜は、大人しく退役を待つばかりである。
63 :
名無し三等兵 :2005/07/12(火) 22:26:03 ID:???
中には、属国に払い下げられて、そこで同じく払い下げられた旧来のライバルと空で競い合う個体もいる。 だが、自分は、自分たちは老いた者同士の、第1線を退いた者たちの、時代に取り残された古い空戦を行う 戦場に行くことは我慢がならなかった。 腕を磨き、空で命のやり取りを行い、生き残って、また新たな敵に挑む。 歴戦の勇士たる往年の竜、若く力に満ちた新米の竜、熟練した空戦の技、性能の向上が実現させた新しい戦術。 それら全てに挑み、自分の力と技を持って戦い、打ち破り、あるいは敗北して、最後の最後まで「戦場」にいたかった。 だからこそ、この任務を志願したのだ。 志を同じくする仲間たちの、さきがけとして。 新たな戦争の端緒となる、この戦いに。 負けられない。 相手が何者であろうとも、関係ない。 必ず打ち負かして、必殺のブレスを浴びせ、粉砕する。 そして、自分は墜落してゆく相手を見下ろしながら、その頭上で悠々と旋回し勝利を確信するのだ。 レッド・アウト寸前の視界に相手の青い噴射炎が見える。 後ろを取ったのだ。 この距離でなら、当てられる。 外しはしない。 ミグは、自信に満ちた表情でプラズマを生成するため牙の並ぶ口腔を開いた。 物体が、視界から消えた。
64 :
名無し三等兵 :2005/07/12(火) 22:26:55 ID:???
驚愕して首を前後左右に振ると、奴は頭上にいた。 そのまま後方へ下がってゆく。 追い抜いた!? いや、相手が急な減速でもかけない限りそんな事は無い! それに、一瞬で彼我の位置を入れ替えるほどの急減速などできるはずが… 物体の翼が、無い。 代わりに、左右の翼があったはずの体の付け根から青い噴射炎を放つ穴が空いていた。 後部噴射炎を停止、前方に噴射、急減速して追い抜かせる… そんな、そんな事が、そんな技が!? そうか、奴は竜ではない!! 体を変形させる事が出来る、未知の 生物種!! だからこそ可能…いや、そんな生物が存在し 思考は、追い抜かれざまに物体が放ったプラズマによって中断された。 ミグは敗北し、眼下の暗い海に向かって墜落していった。 (3話へ続く)
65 :
名無し三等兵 :2005/07/12(火) 22:37:39 ID:???
解説。 生物について今回は無し。 前回と一部設定変更あり。 なお、長編にするに当たって、前スレの短ネタとして書いたゴ○○召喚と その前に書いた90式戦車召喚のネタを合わせて書いてみたキューマル萌えSS(違 とはかなり設定変更あり。 (物語上は同じ時間軸と同じ世界) 前スレのSSを読んで気付いた方がおられるかもしれませんが、 この世界何故か新幹線道が開通しております。(上越新幹線道) 何が走っているんでしょうか。 書いてから悩んだ結果、 「数台連結した大型馬車を十数頭の竜が牽引している」 「似たようなので、東京の山手線は地竜が牽引している」 「都市交通手段は”駅バス竜車”」 「96式WAPCは装甲した車台を騎竜が牽引している。 車台の屋根にはM2重機関銃(クロスボウ)」 という設定が出来上がりました。 われながらシュールな世界観です。
66 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 00:16:08 ID:???
GJ!
56氏に呼ばれてしまったのではしょうがない。 輸送戦記の外伝かもしれないIfシナリオを投下しまーす。 M-V-6/ASTRO-EII打ち上げ成功祝いだ!
輸送戦記シナリオIf-05 01 日本国JAXA(宇宙航空研究開発機構)施設内会議室。 「なぜ落ちたんだろう」 スーツの男がつぶやいた。 「構造的にはほとんど枯れた技術ばかりを使った手堅いものだ。実績は召喚前からある」 白衣の男が返した。 「やはり新規導入した技術がまずかったですかね」 ローブを着た男が済まなそうに言った。 「いや。導入を認めたのは我々全員だ。責任は君だけではない」 この重苦しい会議。原因は数日前に遡る。 F世界に召喚されてから10年近く経ち、各種データも出揃った。ここで「人工衛星を打ち 上げて通信及び気象観測を行いたい」との要望が上は政治家から下は一般市民まで幅広い 範囲から寄せられた。 JAXAは宇宙開発が本業。異論のあろうはずがない。元からロケット打ち上げをしたくてた まらなかったし、今回は新技術-魔法を組み込んだ画期的な液体燃料ロケットエンジンも 完成して燃焼テストもパスしていた。ならば使ってみたい。 という事で打ち上げになったが、さすがに実績がないものをいきなりぶっつけ本番は怖い ので、実験機を打ち上げてみる事になった。製作されたのは小型のロケット3基。それぞれ テレメーターなどを搭載している。 実験機で問題が無ければ正式採用になるはずだった。 そのロケットが落ちた。しかも2回連続、同じ理由で。
02 導入された魔法はいわゆる「魔方陣」の亜種とも言えるものだ。ロケットエンジンの構造 は堅実で実績のあるものだが、それらに火系統の魔方陣を組み込み、熱や圧力に対する 耐性を倍に増やしたものだ。 数十回行われた燃焼試験ではカタログデータとほぼ同じ出力を出し、爆発事故は全く発生 しなかった。 そして試験機は打ち上げられ、成層圏を抜けた辺りで爆発した。 データ検証によると、エンジンの異常燃焼が原因とされた。 そして原因の検討の為にスーツを着た官僚。白衣を着たロケット技術者。ローブを着た魔 法技術者の3人による小規模検討会が開かれていた。 「技術的には枯れて安定したものばかり。MoreはBetterの敵だからな」 スーツの官僚の言葉に両方の技術者が首をすくめた。 「やはり熟成が足りないんですかね。魔法と科学の融合はまだ始まったばかり。よちよち 歩きの赤ん坊ですからね」 ローブの魔法技術者がくやしそうに言った。 「しばらくは今までのH-2系列及びM-V系列を使いますか。手馴れていいですけど、コス トがねぇ。魔法利用によるコスト削減&性能向上は魅力的だったんですけどねぇ」 白衣のロケット技術者もくやしそうに言った。 「しょうがあるまい。安くて高性能なのはいいが、まともに打ち上がらんのではしょうが ないさ。それにしても何で燃焼試験では問題が無いのに打ち上げるとこうなるんだろう」 スーツを着た官僚がそう言いながら首をかしげた。 その答は意外な所からもたらされた。
03 その回答は航空自衛隊からだった。 F世界のある物好きな魔法使いが「空で上がれるところまで上がってみたい」という希望 を出していた。彼は『王国』の王族とかなり太いパイプを持っていて、そちらからの押し もあって日本政府は渋々これを認める事になった。もっとも、裏で魔法使いやF世界人の 高空での身体データが取れると考えていたので損ではないようだが。 そうしてその魔法使いに用意されたのはF-2支援戦闘機の複座訓練型であるB型だった。 そして魔法使いはF-2Bの後席に乗り、基地を飛び立った。 高度を少しずつ上がっていく事に大喜びする魔法使い。彼は今までワイバーンが上がれる 高度や、高峰の山頂までが限界だった。それをF-2Bは軽々と越えていく。昔から「空を自 由に飛びたい」と願っていた彼にとっては至福の時だった。だが少し気になる事があり、 それを機上や飛行後に口にした。 「1万メートル?かそこらへんから周りにマナ(大気中にある魔力)が薄くなってたなぁ」 彼の発言がきっかけになって調査が行われた。 1.マナ(大気中にある魔力)は高空になればなるほど減る。 2.魔法使いは高空でも自らの生み出す魔力で魔法を行使できるが、マナが少ないので威力 が落ちる。 3.高空になると魔力を自力補充できない魔法具や結界は、魔力供給不足により効果を減退 させるか機能を停止する 以上が確認された。そしてその結果は 「大気がある一定の濃度がある成層圏までならマナは大気の精霊や、ギリギリだが大地の 精から供給できる。ただし低空よりも供給量は減る。成層圏以上だとマナはなくなる」 というものだった。
04 結局、液体燃料ロケットエンジンへの魔法技術付加は見送られる事になり、衛星はM-V又 はH-2Aで打ち上げられる事になった。 その結果に魔法技術者は悔し涙を流したのは言うまでもない。 だが捨てる神あれば拾う神があった。 「大気がある一定の濃度がある成層圏までならマナは大気の精霊や、ギリギリだが大地の 精から供給できる。ただし低空よりも供給量は減る。成層圏以上だとマナはなくなる」 だから成層圏を抜けたら魔法陣は効果を無くす。だが逆に考えたら「成層圏までなら魔 法はなんとか使える」という事になる。 ならば成層圏まででOKなロケットには何があるかと考えた結果、白羽の矢が立ったのは SRBやSSBと呼ばれる固体ロケットブースターだった。 これらは本命のロケットに初期加速を与えるもので、本命の横にとりつけられる物だ。 燃焼終了後は切り離される。切り離しは成層圏が多い。ならば魔法は使える。 重量物を打ち上げる時にSRBやSSBは本数を増やす事で推力を得る。通常は束ねすぎると 燃焼の同期に問題が発生するが、魔方陣にリンク機能を付け足す事で解決できた。 それから数年後。 「リフトオフ」 今日もまた無事にロケットは打ち上げられた。魔法技術が入ったSRBやSSBは無事故記録 を順調に伸ばしている。魔法は科学によって消えると思われていたが、その心配はしな くて良くなった。魔法と科学は手をつないで遥かなる星を目指す事になったのだから。
投稿終了! それにしても初誤爆をやらかして焦った。
73 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 02:08:29 ID:???
遥かなる星キター! 魔法と科学の融合ロケット、良いですね。 強い魔力を感知した場所へ突進する対魔力ミサイルとかも出来てそうな感じ。
74 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 02:14:02 ID:???
GJ いいですねえ、魔法と科学の融合。こういうの好きです。 成層圏以降は大気の精霊からマナを受けられなくなるのか。もっと高度をあげると 逆に今度は太陽から吹き付けるマナが・・・実は惑星は何層かの濃いマナに包まれていて・・・ 実は恒星系が銀河系を流れるマナ・ストリームの流れに入っていることが太陽系と比べて格段に マナが濃い原因で・・・過去何度か太陽系もマナ・ストリームに入っていたことがありそれが 生態系の急激な変化をもたらしていたり・・・などと妄想を爆発させられるいい設定ですw
75 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 08:06:39 ID:???
魔法で成層圏まで持っていけるんだったら従来のよりさらに大型の宇宙船が作れるな。 燃料もかなり温存できるから、隣の惑星くらいなら行けそうだ。
76 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 11:16:58 ID:???
マナが存在するのが成層圏までというと、ガイア理論と関係が有りそうで面白い。
77 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 16:37:44 ID:???
ファンタジー世界に近代兵器持ち込んで火力競う話よりも ファンタジー世界に丸腰で放り込まれた歩兵がどう戦って生き抜くかっつう話の方が好きだなぁ。
78 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 19:04:29 ID:???
>>56-57 35章〜36章ぐらいで一回しか投稿していない自分はもはや帳簿外の存在…。
いや…だって投稿しようにもネタが…。
79 :
MJ900 :2005/07/13(水) 19:05:28 ID:???
↑…は私のメッセージ。
80 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 19:51:56 ID:???
>>ファンタジー世界に丸腰で放り込まれた歩兵がどう戦って生き抜くかっつう話の方が好きだなぁ。 丸腰じゃ、モンスターの餌にしかならない気がする… つか、えらい地味な話しになりそうだな。
81 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 20:19:24 ID:???
流れ者として生活してたら鷹の団に拾われて…
82 :
56 :2005/07/13(水) 20:21:53 ID:???
ゴメ、ざっと思い浮かんだ人しか上げてないw call50氏&58氏GJ。衛星を打ち上げられると召喚後日本の弱点がまた一つ無くなる訳だ。 魔法と科学の融合は電気の登場以来の変化になるんだろうな。 MJ900さんもS・Fさんも投下を期待。分家280氏は分家専門みたいなこと言ってたから上げなかった。 ただ58氏コテつけてくれ…、面白いんだが読みにくい、せっかくの連載なのに。
83 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 20:33:40 ID:???
歩兵の戦闘力は補給あってのものだからなあ。 べつに傭兵にならなくても現代人なら技術者とか事業家として 十分やっていけると思うけどなあ。
84 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 21:11:38 ID:???
頭脳は無限の戦闘力だからねえ・・・
85 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 23:20:35 ID:???
>>77 そんなん、現地の戦士でも翌日のお天道様拝めないわ
86 :
名無し三等兵 :2005/07/13(水) 23:27:01 ID:???
>>call50 たまたま居た米軍の戦略原潜からICBMで衛星打ち上げまだー?
87 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 00:18:27 ID:???
全く無装備の自衛隊員(ベテラン、レンジャー他多数資格有り)が召喚されたとして、 どういうストーリーが展開できるか。 やっぱ新興国の軍師や将軍役か?
前出のパーネルの「地球から来た傭兵たち」では弾薬を使わないために、 近代的軍事組織を構築。たとえば、むやみやたらに司令官が最前線に行かないで情報を把握するとか。 F世界で強力であろう重装騎兵をストップさせるためにパイク兵を養成しています。 ただ、そのために多少。銃器の威力を知らしめるというプロセスを踏んでますけどね ということは、自衛官が持つ現代戦術のイロハを教え、なおかつ現地人に受け入れさせるためには。 彼らを納得させられるだけのインパクトが必要になってきます。 それがてっとり早く言えば銃器なんですが、銃器がないっていうとそれに代わるインパクトが必要になりますね
近代装備などがすぐに弾薬・燃料電力等など尽きる量なら妥当では? いつの間にか日本全土の相転移とか提案する馬鹿が増殖しているけれど、 戦国自衛隊も元来は1個補給小隊が近世に逝くことに醍醐味があったはず。 伊庭「近代装備が無ければ(中略)それを忘れるな!!」 原点に立ち返ろう。
久々に聖女らしい天啓発言ができたなあ(^−^)。 わらひの天啓、きっとファンタスレを楽しくする。
91 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 00:37:01 ID:???
>>85 強い武器がないから戦えないというのは戦士じゃないな。
92 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 00:39:49 ID:???
>>全く無装備の自衛隊員(ベテラン、レンジャー他多数資格有り)が召喚されたとして、 >>どういうストーリーが展開できるか。 何が起こってるかわからないうちに、モンスターにハグハグされるに1票。 多分、今迄で1番短いssになるだろうな。
93 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 00:44:14 ID:???
>>85 丸腰で戦う戦士はいない
そゆ時はトラブルを避けたり農民に戻ったりするだけさ
94 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 00:46:45 ID:???
銃の無い世界ってどんなんだろうな。燃焼ガスの利用法に気づいて無いか、いろんな理由があって 銃器を作れないとかかな。 火薬が無いってのは考えにくいし。
95 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 00:52:20 ID:???
>>92 話し進まな…いや進みすぎだしそれ。
最初生き延びることができて言葉が通じる、という前提で行こうぜ。
と言っても89式にボディーアーマー、その他携帯装備くらいはあっても良いだろう。
96 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 00:54:30 ID:???
そういえば、映画の戦国自衛隊でも、戦災母子を守る為に一人、残った自衛隊員いたね。 結局、タイムスリップした自衛官の中で、最終的に生き残ったのは彼一人だったと・・・。
98 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 01:27:07 ID:???
>>95 出来ること少ないし、地味でつまんなそうだな。
99 :
名無し三等兵 :2005/07/14(木) 01:28:53 ID:???
武闘派の朴念仁め 戦うしかすること無いのか
>
>>95 凄まじいまでの独裁強圧体制、ただし王は賢いせいで体制は磐石。
そんな世界でレジスタンスを組織、民主政治を作るために戦いを始める、とかな。
複数人数なら移動→陣地設営でかなり生き残る確率が高まる気がするんだが。
call50氏の輸送戦記を元に妄想。
異世界に日本人多数を残したまま日本列島が再度別の異世界に召喚されてしまう
というのはどうだ?
自衛隊や米軍はそのほとんどが撤退しており残された日本人は丸腰同然。
それを見た王国は日本人を排斥し始める。日本人は孤立無援。
そんな中唯一北方辺境伯だけが日本人を保護する。
現地に残っている自衛隊は邦人を保護し北方辺境伯領に護送。
王国はそれを認めず北方辺境伯領に軍を進める。
自衛隊と北方辺境伯は全力を挙げてこれを阻止。
何とか王国軍を撃退し和議を結ぶ。これにより日本人は北方辺境伯領に居住権を得る。
しかしこの戦いで弾薬が0に。
それから先は
>>88 みたいになる。
石油は一応ある。衛星はなしで。軍や官僚以外に多くの民間人が北方辺境伯領の
富国強兵に尽力、最後には北方辺境伯を頭に独立する。
電波かなぁ。
SS職人の方々が復帰してくれるのはうれしいかぎり。 昔SS書いてた、てさりすと氏達は今はどうされているのだろう?
「殉職多数!二階部分まで完全にやられました!」 ヘルメットをどこかに置き忘れてきた巡査が叫ぶ。 彼の背後には後方に向けて盾を構えつつ、震えが止まらない様子の警官たちが続いている。 「馬鹿野郎!火ぃつけられたらどうするんだよ!!」 三階踊り場のバリケードの向こうから、キャリア組の巡査部長が怒鳴りつける。 防火扉の隙間からは、さらに多くの警官たちが立てる悲鳴や罵声が次々と流れ出ている。 「ンナことはどうでもいいから早く扉を開けて下さいよ!こうしている間にも連中はいつあがってくるk」 防火扉にすがりながら叫んでいた巡査の左目から突然鋭い何かが飛び出し、彼は沈黙した。 そのまま巡査部長の視界から彼は消え、重たい何かが床にぶつかる音と、男たちの怒号や絶叫が聞こえ始まる。 「おい!どうしたおい!何とか言え!!!」 正しく状況を認識できない彼は、よせばいいのに怒鳴りつつ防火扉を開き始めた。 「あんた何をやってるんだ!!」 新卒で配属されたばかりの巡査が怒鳴り、それと同時に臨時の野戦病院と化していた場所は、絶叫と奇声が支配する地獄へと姿を変えた。
「シネェ!!!」 メスを振りかざした監察医が、哀れな巡査を切り刻んでいた何者かへと襲い掛かり、鋭い刃で左側頭部に重大な損傷を与える。 それは奇妙な呻き声を上げて倒れる。 背後から勇敢な監察医を殺害しようとした他の者に対して勇敢な巡査長が特攻、点滴用の支柱を胴体に串刺す。 危険なまでに無能な巡査部長が招いた事態は、悲惨な野戦病院を血みどろの戦場へと変えていた。 重症の患者たちを放置し、即席の医師や看護婦たちは、辛うじて動ける患者たちと共に生存をかけた死闘を演じていた。 「よっしゃあ!!」 突進の勢いを緩めず他の一体へと突撃した彼は、一斉に突き出された刃と接触、全身に裂傷を負う。 「いてぇぇGubububububububu」 一気に全身へと回った毒素は勇敢な彼の体内各所に深刻な内出血および劇症性糜爛を発生させ、血色の良い巡査長を見るも無残な肉塊へと変化させる。 全身から汚染された血液を噴出しつつ、彼は走り続けて壁へと激突し、衝撃で跳ね飛ぶようにして床へと倒れた。 「動けるものから後退しろ!防盾前へ!」 辛うじて自我を確保している機動隊上がりの巡査部長が怒鳴り声を上げると、先ほどまでバラバラに戦っていた警官たちの動きが変わった。 各自手短な敵を殴り倒しつつ、あっという間に彼の周りに方陣を組んだのである。 彼らは、皆機動隊経験者やSATへの入隊を希望し、自主的にトレーニングを積んでいた男たちばかりであった。 「弾が残っている奴は発砲自由!残りは俺に続け!!」 彼の命令を聞いた男たちは、一斉に鎮圧を開始した。
「下は、もうダメですな」 「ええ、あの様子では助けに行くだけ無駄だ」 「仕方がない、な」 彼らの死闘は、当然ながら四階にも聞こえていた。 しかし、度重なる殉職、そしてこの非常事態に、上階に立てこもっていた上司たちは非常な決断を下した。 「防火扉を閉めろ」 「は?」 その命令を聞いた巡査たちは、不思議そうな顔で上司たちを見た。 「聞こえなかったのか?扉を閉めるんだ」 「あ、あの、警部殿?」 理解できないと言う表情のその巡査に、警部補は拳銃を向けた。 周囲の巡査たちが息を呑むのがわかる。 「扉を、閉めるんだ」 「し、しかし警部殿!まだ下には生存者が!!」 奇妙なまでに無表情の警部に巡査が怒鳴る。 しかし、警部の表情は変わらなかった。 彼は、無表情を保ったまま再び言った。 「扉を、閉めろ。最後の警告だ」 言いながら彼は、拳銃の撃鉄を起こした。 安全装置などついている筈もないリボルバー式拳銃である。 当然、後は引き金を引けば弾が発射される。 巡査たちは、歯を食いしばりながら頑丈な防火扉を閉じた。
「さてさて、どうしようか?」 「どうしようもないでしょー」 「そうなんだよねーまいったまいった」 ここは四階にある署長室である。 先ほどから暢気な声を出しているのは、この警察署のNo1である署長、そして彼の腹心である副署長である。 若い巡査たちに階段を任せた彼らは、貴重な電力を無駄遣いしてエアコンがつけられているここ署長室内において、方針会議と言う名の酒盛りを行っていた。 「どーするよ吉田さん、このままじゃあ俺たち討ち死にだよ〜」 「どーもこーも、おしまいでしょう、全部」 吉田という名の副署長がコップにウイスキーを注ぎつつ投げやりに答える。 ずいぶんコップからこぼれているが、もはやそれを気にするほど素面ではない。 「あーもーもったいないなぁ。高いんですよそれー」 署長がぼやきつつ、机へとこぼれた液体をなめる。 かなり行儀が悪い行為だが、彼らにとってそんな事はいまさらどうこう言う問題ではなかった。 付き合いが長く、そして年上である副署長に対して、彼はプライベートでは敬語を使ってしまう癖があった。 「別にいいじゃないかーまだまだ飲みきれないほどあるんだからよー」 あまりにも浅ましい上司の姿を見た彼は、呆れたように言いながらコップの中身を飲み干した。 銃声がしたのは、彼がコップを机に置くのと同時だった。
「死ねコノヤロォォォー!PAMPAMPAM!!!」 「やめろ!!PAMPAM!!」 「よせっ!!PAMPAM!!」 遂に来るべきものが来たと考えた二人は、緩みきった笑みを浮かべ、酒瓶を片手、もう片方に拳銃を持ち、廊下へと移動した。 だが、そこに広がっていた風景は、彼らの想像を遥かに超えていた。 「よぉ、クソ署長どの」 全身を返り血で真っ赤に染め、片手に押収品のサバイバルナイフを持った巡査が言った。 「ずいぶんと旨そうな酒だな」 未だ銃口から硝煙の立ち上っている拳銃を構えた巡査が言った。 「あんたも、死ね」 鮮血と脳漿のこびり付いた警棒を持った婦警が言った。 彼彼女たちの足元には、背後から突き刺され、殴られ、撃たれて絶命した警部や警部補たちの死体が転がっている。 「は・・・はなせばわk」「「「シネェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!」」」
「どーするよ」 抜けるような青空の下、若い巡査が呟いた。 彼の手の中には、血まみれのサバイバルナイフがある。 「どーするったって、どうしようもないよ」 何者かが内側から叩き続けている屋上の扉を見つつ、別の巡査が答えた。 「あーやだやだ、ホント、警官になんてなるんじゃなかったわ」 全身に返り血を浴び、制服の所々が裂けている婦警が呟く。 「横田よぉ」 傍らに弾切れの拳銃を投げ出した巡査が声を出した。 「あ?」 血まみれのサバイバルナイフをなんとなく弄んでいた巡査が答える。 「・・・」
「なんだよ?」 しかし、声をかけた巡査は黙っている。 「どうした?おい、山田?」 しかし、山田と呼ばれた巡査は黙っている。 「俺たちが、何したって言うんだよぉ。おれ、もうやだよぅ・・・」 山田は下を向き、肩を振るわせつつ泣き始めた。 「やだって言ったってお前、どうしようもないものはどうしようもないんだよ。泣くなよ。 なあ、女性の鈴山さんだって我慢してるんだぜ?」 「わ・・・私だって・・・泣きたいわよ。 でも!泣いたってしょうがないんだから!誰も助けてくれないんd<・・・よ・・・>」 不意に三人以外の声が聞こえた気がした。 三人はキョロキョロと屋上を見回すが、非常用へリポートが設置されているために見通しの良い屋上に人影は見られない。 「空耳・・・か?」
「いいえ、何か聞こえたわ」 横田の呟きに、警棒をつかみつつ鈴山が答える。 二人は泣き続ける山田を無視し、油断なく屋上を見回す。 何かが、妙だ。 どこかで嗅いだ事のある臭いが立ち込めている。 「この臭い。どこかで嗅いだことがあるぞ」 「ええ、私もつい最近ね。あれは・・・」 二人は一瞬考える顔をし、次の瞬間、互いの顔を見合わせつつ叫んだ。 「「火災現場!!!」」 飛び跳ねるように横田が手すりへと飛びつく。 そこから、状況は良く見て取れた。 盛大な炎が一階の窓から噴出している。 「火事だ!奴ら火をつけやがった!!!」 彼の叫び声と同時に、火災報知機のベルが警察署中に鳴り響いた。
「おわりだぁー!みんなしぬんだぁぁーーーー!!!」 だらしなく失禁しつつ山田が叫ぶ。 スプリンクラーの奮闘も空しく火災はその威力を増し、既に正面玄関側からは盛大な黒煙が立ち上っている。 「黙りなさいっ!!」 そんな彼を鈴山は蹴り飛ばした。 泣きたいのは彼女も一緒である。 しかし、泣き叫んだところで誰が助けてくれるわけでもないのだ。 異常なまでに気の強い彼女は、情けない男性を怒鳴りつける自分というキャラクターを演じることにより、見事に自我を維持し続けていた。 「あーもーちくしょぉーーー!!誰かー!聞こえないかー!!!!」 <感度良好。オクレ> 自棄になって絶叫した横田に、無線機は・・・・・・・・・・・応答した。
「・・・へっ!?お、おい!聞こえるのか!?」 一瞬唖然とした彼は、次の瞬間には送受信機を握りつぶすかのように激しく掴みつつ叫んだ。 <感度良好。こちらは陸上自衛隊の救援部隊だ> 「じ、自衛隊ぃ!?な、なんでもいい!助けてくれ!!!」 <了解している。君たちの場所を特定するのに時間がかかった。黒煙の位置でいいんだな?> どうやら救援隊は、盛大に立ち上っているこの黒煙を発見して呼びかけてきたらしい。 「そっ、そうだ!早く来てくれ!早く!!!」 <了解。現在最大速度で移動中。もう見えるはずだ。こちらコールサイン『オタスケマン01』、そちらの人数は?> 「三人だっ!早く!早く助けてくれ!見たことも無い連中に襲われてみんな死んだ!おまけに奴ら火ぃつけやがった!早く!しんじまうよ!!!」 <狼煙じゃないのか!?了解した!そちらを視認、これより降下する> 無線の応答と同時に、それまで炎の上げるGOOOOOOOOOOOOOU!という嫌な音に混じり、大気を何かが叩く音が大きくなり始めた。 次第に音は轟音へと変わり、黒煙を撒き散らしつつ吹きすさぶ突風へと変わった。 「どこだ!?見えないぞ!!」 「上よ!」<上だ> 山田の叫びに、鈴山と無線が答え、三人の視界に先ほどまでの交信相手、陸上自衛隊正式採用輸送ヘリコプターUH−60Jの雄姿が見え始めた。 頑丈そうな、そして力強い爆音を立てるエンジン。 出力を落としているにも関わらず、圧倒的なまでの存在感を示しているプロペラ。 そして、薄い鉄板で構成されているのだが、この世の何者からも護ってくれそうな安心感を与えてくれる胴体。 コールサイン『オタスケマン01』は、突風に押されて転がるようにヘリポート上から退去した三人の目の前に着陸した。 「大丈夫か!?」 着陸したばかりの胴体が開き、89式小銃にボディーアーマー、そして頑丈そうなヘルメットを付けた自衛隊員たちが次々にヘリポートへと降り立つ。 三人は、そのあまりにも頼もしすぎる光景に、緊張を緩めすぎ、気絶した。
日本暦0001年2月10日日曜日 某警察病院 日本 「目が覚めましたか?」 鈴山が目を覚ますと、彼女の視界には看護婦の笑顔があった。 「すぐに先生を呼んできますね」 彼女が何か語りかける暇もなく、看護婦は廊下へと飛び出していった。 起き上がり、周囲を見回す。 清潔なベッド。腕につながった点滴。電灯が灯り、エアコンが稼動している室内。なにやら雑誌を読んでいる山田と横田。 「よぉ、起きたか」「おはよーさん」 能天気な挨拶をする二人。 「お、おはよう。ここは?」 「都内のびょーいん。自衛隊の救助隊を見たら、俺たち三人とも気を失っちまったみたいでさ。起きたらここだった。 先生に診てもらったら風呂入れてもらえよ。お前さん、かなり臭いぜ?」 ニヤニヤしながらそう言った山田の顔面に、鈴山の投げた時計が激突したところで、この物語は唐突に終わる。 彼らと彼女の苦悩と死闘の日々は、まだまだ序曲が始まったに過ぎなかった。 しかし、前歯が折れた山田を必死に介抱する二人(そして激痛にもがき苦しむ彼)には、そんな事は知る由も無かった。
はい、というわけで導入部おしまい。 続きの物語は、唐突にまた始めます。 最近ボチボチSSが増え始めてて、自分はただただ感激するのみであります。 ではでは。
ま、SS書きに戻るとするかね。 何時も同じ味を出すには努力が必要なのだよ! それが、個性さ。以上、最初で最後の能書き終わり。 さあ、ライトサイドに戻ろうか! 逝くぞ、諸君! 小官の暴走は、終わりを告げる。
「徒手空拳は『軍人の恥』だ」 「抜かせ! 何も持たない癖に! この大剣の…」 大型のオークが厚かましくも人語を操るこの光景は、 俺に嫌悪感を抱かせるのには充分だった。徒手格闘。 型の出来不出来を論じるに過ぎないのだ、との悪口も 有るが、要は応用なのだ。…それと必要なのは… 「思い切りの良さ、さ」 「はあん? 何だぁ? 」 大剣を振り被るオークの側面に素早く回りこみ、半長靴の 底を当てる、足蹴りで膝を横から潰す。グシャリ、と嫌な音と 感触が伝わる。体重の乗った蹴りは俗に言う、『拳の三倍』の 威力を持つ。オークは痛みに耐える事無く、のたうち廻る。 「蹴り技は、ここぞという時に使う。足は機動力を支える命だ。 その足を遣られては…」 俺は脚を上げ、三重顎に阻まれたオークの喉目掛けて踏み 下ろした。当然、全体重を掛けて。殺す意志が重要なのだ。 その意識すら持てん奴は、どの道、お呼びでは無い。 心の甘さなど、オークに食わせてしまえ。
『心のスイッチ』が重要なのさ。当然、小官も実装している。 だから、『アンタどうしてそれからそう言えるの? 』が可能だ。 本当に優しい人間は、幾らでも残酷になれるものさ。以上。
物語は唐突に氏、小官氏GJ! 修羅道こそ戦争の逃れ得ぬ一面。 ただ異世界の兵士やモンスターとこちらの世界の人間(ある程度訓練を積んでいる) の身体能力差というのはどれくらいのもんなんだろう。 確か元1だお氏のSSでは向こうの兵士のほうが自衛隊よりも動きが良かったけれど、 ただ栄養やそれに応じた体格を考えると人間同士ならこちら側のほうが分がある気がする。 最近あらゆるジャンルのSS書きが復活しているようで素晴らしい。
104氏 実は現在進行系でスレに潜伏してたりします
>『心のスイッチ』 星新一の仮面みたいなのがあると苦労しないでできるんだろうが、 そんな便利なものは現実にはないからなぁ…。
確か今と昔では全然体格が違うんだよな。 中世時代なんて男の平均身長が160cm弱だって聞くし。
>>120 モンスターじゃないけど、人間の身体能力なら大した差は無いと思う。
現代人だって数十キロの荷物運んで何十何百Km行進したりするんだから、人間の強さに差は無いんじゃないかな。
でも骨の強度や骨格筋能力に雲泥の差がありそうだな。骨密度が高くなければ骨格筋の成長が止まっちゃうから。
12〜15世紀のヨーロッパ人の大半は骨粗鬆症に苦しんでたし。農民や兵士階級は運動の際に骨がポッキリいって
ご臨終した例も多かったらしい。
>>123 紀元前1世紀ころのローマ人の平均身長 150cm
ガリア、ゲルマニア、ダキア人の平均身長 170cm
>>124 あれか、柔道なんてやろうものならえらいこっちゃか。
第一次世界大戦時のイギリス兵の平均身長160cm
日露戦争当時の日本兵の平均身長155p
あまり大きい差はないね。
>>124 現在の人間は数万年間も猛獣との生存競争を生き延びてきた
人間の子孫なのだから人間の潜在能力は誰しも変わらないって・・・
要は鍛え方の問題だと・・・
どんなにがんばっても素手で熊には勝てないのが人間
>>128 素手で勝てないならば他の手段を思いついて勝てるのが人間
S トラ ライオン ゾウ A サイ ━━━━越えられない壁━━━━ B´ カバ B キリン スイギュウ ガウル ヒグマ バンテン 闘牛 C´ バイソン ホッキョクグマ セイウチ ゾウアザラシ イリエワニ ナイルワニ C ジャガー ヌマワニ エランド シャイア馬 イノシシ D´ ヒョウ ピューマ ヘラジカ 闘ラクダ D シマウマ バク アメリカクロクマ ワピチ ジャコウウシ アナコンダ ニシキヘビ ゴリラ ツキノワグマ ナマケグマ メガネグマ E ユキヒョウ ヌー サンバー ブチハイエナ トナカイ ジャイアントパンダ ウォーターバック F 人間最強格闘家 チーター オオアリクイ ハイイロオオカミ オオヤマネコ ウンピョウ オランウータン バーバリシープ 闘犬 クズリ ラーテル ダチョウ
これって人間最強格闘家が戦術を練らずに正面から力比べをしようとする馬鹿だからだよな?
武器持ってない限り戦術はあんま関係無いとおもうぽ
「屈強な女戦士…ねえ…その割りにゃあ、筋肉の発達がなぁ」 「…何だぁあの格好…肌の露出が多過ぎだぞ? 水着の方がマシだな」 「おーい、ウルシの木でも擦り付けてやれや若い衆! かぶれるぞ〜」 偵察中隊に配属された、冒険者ギルド派遣の女戦士は、斑模様の服の 男達に文字通り『視姦』されていた。この世界に来てからと云うもの自衛官は 『品行方正に振る舞う事』を防衛庁の通達により、強制されていた。しかし… 根が『カネ・オンナ・サケ・バクチ』大好きな大多数の男性自衛官は我慢の 限界に来ていたのだ。…彼らの性衝動を止めるには、新聞に載るぞ、と云う 強烈な一言が必要だった。だが、ここにはマスコミ関係者は居ない! 「や、止めろ、さ、さわるなぁ! 」 「はぁ? 嫌よ嫌よも好きの内、とくらぁな! 剥いちまえテメェら! 」 「おお、柔らけぇ、女の手だねぇ」 男子隊員数名の手で、女戦士の申し訳程度の鎧が、引ん剥かれて行った。 「おい、準備出来てるかぁ! 若い衆! 」 「ハイ! 小池一曹! 」 背後を振り向いた年嵩の男は、ニンマリと笑った。そこに見えるは、自衛隊が 誇る野外浴場だった。小銃を構えた女性隊員の士長が、裸の女達を案内している。 …DDTをぶっ掛けて害虫駆除する、と言う訳には行かない時代の、苦肉の策だ。 「…ま、役得って奴さね。衛生観念身に付けて貰うためにも、必要な処置なのよ。 ほーらネェちゃん、サッパリしてこいや! 若い衆! 次行くぞ次! 」 小池一曹率いる偵察分隊、通称『風呂入れ隊』は今日も大活躍の予定だ。
あまり皮脂を落とし過ぎても、皮膚病の元と為ってしまう事も有る。 皮脂でテカッている顔は醜い、とする風潮も有るが…毛穴から雑菌が 入ってしまうよりはマシ、と思うのは小官だけやも知れんね。 素手で戦う事自体、実は、軍事組織員としての無能を証明しているに 過ぎん事を声高に小官、主張す! ベルトだろうが靴紐だろうが武器に 為りうるのだ。己の上着でさえも! と…ライトサイドライトサイドっと! ではな、諸君!
>>130 動物板にある最強動物ランキングってスレのテンプレ
素手でやりあったらって事だと
てか良く考えたら動物って、牙や爪が無いと人間と五十歩百歩かそれ以下になる
奴が多そうだよね
本当に何もなければ状況を武器にするべし。
投石だって相手が生物である以上鎧の無い部分にぶつければかなり強力な武器になるわけだしな。 例え素っ裸だったとしても石くらいはあるだろう。 まさか何も無いリングの上で闘うわけでもあるまいし。
環境でかなり変わるしな。人間も他の動物も。 トラとセイウチが陸で戦えばそりゃトラが有利すぎるし
そういえばオークって現実の動物の強さと置き換えるとどんなもんなんだ?
剣持った人間に倒される程度 熊に遠く及ばない
狼位には脅威なんじゃなかろうか。 徒党組むし。
魔法を現代兵器のように使うってのは既出? 火の玉を出す魔法を迫撃砲のように使ったり
何度も既出 てさりすと が多分一番最初に試みた が不評だった
一個補給小隊が最適でしょう。
147 :
融合召喚 :2005/07/14(木) 23:50:36 ID:???
>>144 迫撃砲や榴弾砲が火の玉を出す魔法に置き換わっているSSもありますが…
>>144 その場合魔道士が総兵士数に比してどれくらい居るのかが問題になるな。
強力でも少数なら近代兵器扱いの運用はできないし
弱くて多数ならせいぜい役に立って自動小銃程度だろう。
ある程度の強さと数を揃えないと迫撃砲扱いで運用するのは難しそうだ。
そもそも、魔道士そのものが近代兵器扱いの運用に向いてない。
平成32年12月6日1307時 東京湾 海上自衛隊第11次PKF派遣艦隊 「みなさま、あの禍々しい姿が見えるでしょうか!? 私の眼下には、今海上自衛隊がアフリカへと派遣する、日本史上最大規模の戦闘集団がいます! 彼らは平和維持活動、そして復興支援を隠れ蓑に、数百人の軍人、そして無数の武器をアフリカへと送り込もうとしています!! 私は今日ほど平和民主主義の無力さを痛感したことはありません!」 「うるさいな、テレビを消せ」 薄暗い室内で、一人の男が呟いた。 直ちに部下らしい男性が動き、未だ何かを喚いているテレビを消す。 「まったく、誰でもいいからあのヘリを撃ち落してくれんかね」 「閣下、物騒な事を言わないで下さい」 何やら恐ろしい事を言い放った彼に、部下らしい男は進言した。 しかし、諌めるような口調とは裏腹に、その男の顔は奇妙なまでに楽しげだった。
「皆イラついているのです、そんなことを言ったら、全員で嬉々として軽SAMをぶっ放してしまいますよ?」 「うむ、そうしたいのは山々だが、向こうで弾が足りなくなっては困るからな、止めておこう」 愉快そうに言いながら、彼は手元の書類へと目を落とした。 完全充足状態の一個大隊、そこに特科と施設科と機甲科、おまけに高射特科まで追加した実質の旅団。 そしてそれを大洋を越えて輸送できるだけの艦艇。 いやはや、我が国も随分と強力になったものだ。 おまけに、出掛けに総理じきじきに言われた言葉。 「申し訳ないが、君の部隊には実戦訓練を積んでもらう。そのための旅団派遣であり、アフリカでのPKFである。 殉職者を出すな。装備を無くすなとは言っておくが、発砲は君の自由だ。 そのための根回し・法整備は万全なので安心してほしい。 自衛隊最後の出撃だ。思う存分、やってこい」 自衛隊は来年度より日本国防軍へと昇格する事が決定していた。 総理は、国軍昇格前に、自衛隊の戦闘能力を知っておきたかったのである。 一瞬でその意図を見抜いた彼は、唖然とした後、ニヤリと笑った。 「お任せ下さい。国家の、そして国民の期待に答える。そのための自衛隊です」
<全艦に警報。不審船舶接近中。水上戦闘用意> 彼の回想を邪魔するかのように、スピーカーから声が流れた。 二人の男は弾かれる様に窓へと飛びついた。 そして、唖然とした。 警笛をけたたましく鳴らし、発光信号を繰り返す護衛艦の間を縫うように、一隻の大型タンカーが、こちらへと突撃していたのだ。 「なんだあれは!?」 「タンカーですな」 冷静に答えた男に、彼は冷ややかな視線を向けた。 「桐山君、君は私がタンカーも知らない人間だと思っていたのかね?」 「いえ、しかしね斉藤団長、あれはタンカーで、おそらくテロです。 ですが船の中にいる我々に、何ができます?」 「まぁ、そうだな」 力なく彼が同意した瞬間、二人を、いや、この海域全てを閃光が包んだ。
「・・う!・・団長!・・・斉藤団長!!」 「ぬぉ!」 大声で名前を叫ばれ、斉藤は目を覚ました。 「何だね桐山君、もう着いたのかね?」 「何をアホな事をいっとるんですか!?起きて下さい!非常事態ですよ!!」 再び怒鳴られ、彼はようやく覚醒した。 周囲には不安そうな医官が数名おり、さらに様々な医療機器が見える。 「な、なんで私はここに?いや、それより不審船舶はどうなった?」 「わかりません。全部わかりません。今がいつなのか、ここがどこなのか、そして、何が起きたのか」 「はぁ?何を言っているんだ君は?若年性健忘症にでもなったのかね?」 「説明は後です。艦隊司令がお呼びです」 桐山の言葉に、彼は素早く行動した。 全身に異常がない事を確認し、制服の襟を直し、呆気にとられる桐山たちを尻目に通路を駆け出したのである。
「待って下さい斉藤団長!!団長!!」 後ろから桐山の叫び声が聞こえるが、そんな事はお構いなしに彼は駆け続けた。 ハッチをくぐり、ラッタルを駆け上り、海士を蹴散らしながら彼はなおも駆け続けた。 ようやく目当てのハッチを見つけた彼は、蹴破るようにしてそれを突破、甲板へと出た。 そして彼は目撃した。 そこは、見知った東京湾ではなく、見渡す限りの大海原だった。 「ま・・・まったく・・どこへ行く気なんですか!?常識的に考えて、艦隊司令がここにいるわけがないでしょうが!!」 「桐山クン?」 息を切らせながらようやく追いついた桐山の叫びを、斉藤は無視して尋ねた。 その微妙な声音の変化に気づいた桐山は、呼吸を整えつつ口調を変えた。 「はっ、何でしょうか閣下」 「もしかしてもしかするんだが」 奇妙にフレンドリーな口調で、彼の上官は質問を始めた。 「はい」 「現在位置は不明かね?」 「はい」 「無線も衛星も、応答なしかね?」 「はっ?はい」 「ひょっとして、天測もできない?」 「・・・はい」 何一つ報告していないというのに、現状を見事なまでに把握している上官に、桐山は戸惑いを隠せない。 だが、そんな彼を無視し、斉藤の内心は驚きに満ちていた。
(おいおい、マジかよ。まさかよく読んでいたラノベ的展開に会うなんてなぁ。 しかし、こんな事が本当に起こるとは驚きだ。さてさて、どうしたもんか? 現状はまったく把握できないらしいし、見渡す限り陸地も見えない。うーむ、とりあえずは陸地を探して、ここがどこか調べないとな) <陸上自衛隊の斉藤陸将補殿、幕僚長桐山一佐殿、艦隊司令がお呼びです。至急艦橋までお越し下さい> 思案を始めた彼を妨害するかのように、スピーカーが大音量で彼の名を呼んだ。
2日目1906時(計測開始時刻よりの仮定) 現在位置不明 海上自衛隊所属おおすみ級輸送艦13番艦『なまむぎ』艦橋 艦橋に到着した斉藤たちは、すぐさま艦隊無線へと案内された。 彼の覚醒を知った艦隊司令が、早速会議を申し込んだからである。 しかし「船かヘリを回してもらえば直接そちらに向かいますよ。やはり会議は顔を合わせてというのが一番です」という斉藤の言葉により、ひとまず会議は先延ばしとなった。 すぐさまあれこれと命令がやり取りされ、彼らは大隊幕僚を引き連れて艦隊旗艦であるイージス護衛艦『そうりゅう』へと移動する事となる。 着艦すると同時に扉が開かれ、彼らは書類鞄やノートパソコンを抱えつつ、作戦室へと案内される。 そこには、この艦隊を指揮する人間全てが何やら難しい顔をしつつ待っており、斉藤たちが着席する暇もなく会議は始まった。
「斉藤さん、お体の方は?」 「まあまあですよ山本さん。お気遣いありがとうございます。私の幕僚たちはご存知ですな?よろしい、それでは会議を始めましょう」 形だけの挨拶を皮切りに、会議というか現状報告が始まる。 とはいえ、報告内容に変わりはない この艦隊は現在位置不明の状況で、孤立無援である。 艦隊各設備・装備には一切の異常がない。 全ての周波数に応答および傍受無し。衛星も応答無し。 レーダー・ソナー共に感なし。 負傷者・行方不明者はいない。死者もなし。 結論、現在位置不明。現在日時時刻不明。状況、不明。
「まあ要するに、何もわかりませんって話ですな」 暗くなった会議室に、斉藤の声が響く。 「そうですな。さて、それを踏まえた上での今後の活動ですが」 「陸地を探すほかないでしょう。レーダーでもヘリでもじゃんじゃん使って」 議論を始めようとした山本に、斉藤が軽い調子で答える。 居並ぶ艦長たちがやや不快そうな顔をし、桐山が咳払いをする。 一瞬会議室の空気が悪くなるが、山本は気を取り直して再び話し始めた。 「・・・ええ、そうなります。しかし、現状では艦隊針路の決定もできないありさまでしてな」 「そりゃあ、直進でいいんじゃないですかね?座礁が怖いからアクティブソナー打ちっぱなしで。 何もわからない現状では、何かが見つかるまでまっすぐ現針路を進むしかないでしょう」 再び斉藤の発言。 艦長たちが表情を固くし、桐山の顔色が悪くなる。 しかしながら、斉藤の言う事は現状の打開にはまったく持って正論であった。 その後いくつか議論は交わされたが、最終的にはレーダー・ソナー・ヘリコプターに加え、サーチライトや手すきの人員全てでの全周警戒を絶え間なく続けつつ、現針路を進み続けると言う事で一応の決着がついた。 彼らが針路を変更するのは、日が沈み、そして二つの月が昇ったその日の夜になる。 二日目2100時、レーダーに陸地が捉えられたのである。
今日の砲撃は以上。 続きは、いずれまた唐突に
相変わらずのハイレベル 流石ですな
自衛官にラノベみたいな低俗で頭の悪い読み物もどきを読むような人間はいないと思うが。
>150 (・∀・)ウホッ!いい出だしですね。 面白そうです。 続きもがんがってくらはい!
>>161 遠まわしにS官を馬鹿にするなよ、かわいそうだろ。
>161 J官だってラノベも読むだろうし、ギャルゲーもプレイするだろ。 豚肉も食べるし、酒も飲むだろ。 別に悪い事じゃないでしょう。
読んでる読んでる。 施設所属の幼なじみがいるが、ライトノベル、SF大好きだよ。 ギャルゲーも嗜んどる。 つうか聞く限り、若い隊員はそんな感じだたよ。
>>161 は偏見持ちだな。
自衛官はラノベ読まないって…どんな根拠だよ。
頭悪すぎ。
自衛官は男気溢れるプロフェッショナル好漢集団でなければ満足しないんだろう
やっぱり14番艦は『なまごめ』ですか?
そして「なまたまご」は出てくるのかw
>>165 SFはハードSF以外は認めない。
ラノベは存在自体が日本の恥だ。
>>163 こらこら、リアルタイムでは読んでは居ないぞ? 若い頃だね。
小官、小5で司馬センセの燃えよ剣だから。司馬センセ、読み易いし。
ま、巧いや下手が解るのは良いがね、己の読書遍歴を明かして貰ってからな?
粗製濫造気味な最近のは…正直、金出して買う読者が可哀相だと思うのよ、小官。
ハードSF? とっくに死滅したろう? ハードゲイにでも走ればどうかねw
とまあ、レスを読み返してみるとだ…。ラノベ『も』読んでるな、小官? 簡単に乱読癖は直らんのよ。学生の頃、本屋に開店から閉店まで居た事もしばしばだ。 それこそ、ジャンル・分野を問わず、な? そうして、知識を蓄える。その中で、買うべき 価値の有る本を買う。覚える気が有るのなら、それを筆写する。そうやって、己を鍛えて来た。 古今東西、筆写に勝る読み方は無いのだよ。覚えて置き給え、諸君!
ま、しかし難だねぇ…。 文字や文章の恩恵を我々の世界は現在、最大限に受けているワケだが! 映像をそのまま、伝える事が可能な世界では果たして文字の発達は有るのか? と爆弾投げて見るぞ? 記憶を直接、人から人へと伝えられる技を持っているならば、文字こそ異質! 人には嗜好が有る。だが、陸上自衛官は本を読むこと自体、忌み嫌われている。 諸君等がいかに恵まれた環境に有るか…入って見なければ解るまい。 ではな。
>>172-173 へぇ〜、小官殿も読んでおられるのですか。
意外だなぁ。(いや…悪い意味ではなく…)
tp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi5679.jpg 角煮板で発見。21禁注意 F世界から異種族が移民してくるのも悪くないとオモッタ俺がいる スレ違いスマソ
>映像をそのまま、伝える事が可能な世界では果たして文字の発達は有るのか? 文字・言語情報は映像情報と結びついて、双方のイメージ認識を共通化させるための情報媒体ですよ。 青と言う文字を見て、即座に海や空の青がイメージされるのは「言語:あお」「文字:青」「色彩:Blue」 が=で結びつくように学習しているからです。 ある学校ではビデオを見せてそれを文字媒体にノベライズさせるというカリキュラムがありますが、 言語野が未発達な人、日常会話による口語文体しか使っていない人はボキャブラリーが貧困なので映像を文章にして他人に読ませられることが出来ません。 そういう人間は視覚イメージを他人に伝達する機能を省略しているといえます。 そして、そういう人は文字だけでなく 言語による映像記憶の伝達もできません。 文章で説明できないのですから。 ということは言語すら衰退します。 つまり、映像を言語に直すという脳の機能が使われていないので、脳の発達自体が遅れているともいえますね。 (説明したい事があるのに「あーあれだよ、アレ」と、とっさに言葉が出てこない人間。 視覚記憶が文字情報と結びついていない)
結論を言うと映像情報がダイレクトに伝達できるようになっても文字言語伝達はなくなりません。 必要な機能なのですから、いったん衰退したとしてもまた復活します。 人間の脳が言語→文字という風に機能を拡張してきた以上は、それを基幹のシステムにしているからです。 最初から映像情報で伝達できる生物ならば別ですが。 それから、文字とて「絵・記号」として捉えるならば(実際文字の半分は絵から単純記号化した) 文字とて充分「映像媒体」という事もできるわけですが…
>>172 ハードカバーの高い本ならともかく、文庫なんて読み捨てる為にあるんだから買ってから価値を考えるべきでは?
人も増えてきたので、自分も一つ。 コンパスが狂う針葉樹林に、光る鱗粉を撒き散らす昆虫人間が現れる 富士山麓というのは、現実には存在しない。少なくとも、場所か環境が 確実に間違っていると言えるだろう。 つまり昆虫人間が現れる森は、間違いなく富士山麓ではありえないと 言うことだ。 「ったく、なんなんだこの薄気味悪い虫けらどもは」 腰掛ける自衛官の足元には、羽をもがれ、腕や手足をへし折られて 潰れる小さな人間たちが転がっている。この小さな人間は、見る人が見れば こう呼ぶ存在だっただろう-妖精と。 ただし口許から牙が生え、切り裂いた人間の皮膚を喰らう種類の、だが。 レンジャー肩章の付いた緑斑の服はあちこちが牙に切り裂かれていた。 もっとも分厚く強靭な繊維のおかげで、皮膚に傷を負ってはいない。しかし その傍に横たわる老人は、全身の筋肉を剥き出しにして息絶えていた。 「どうしてやるべきかなあ」 老人は、妖精に襲われていた犠牲者だった。そして妖精たちは悲鳴を聞いて 駆けつけた彼をも殺そうとして、逆に叩き潰されたのだ。そして彼は十分ほど 立ち回った後、休息のために近くの倒木に腰掛けていたというわけだった。 しかしそんな休息も思慮も、長くは許されないようだった。近くの茂みの 中から、低いうなり声が聞こえてきたからだ。 普段ならここで拳銃のセイフティを外すところだが、見知らぬ土地に 吹き飛ばされた時のショックか、彼は装備の大半を失っていた。
近くにあるのは枯れ枝や、背嚢程度しかない。勿論こんなものでは、 投げつけたところで野犬すら追い払えるわけが無い。もっとも相手が大型獣 だった場合、拳銃ですら無意味なのだが。 そして茂みから出てきたのは、その大型獣だった。枝葉を掻き分けて 進み出てくるその腕は、人間の腕の数倍はある。涎を垂れる口許は、頭を 一かじりで粉々にするだろう大きさだ。虎に似た瞳と顔を持つその獣は ゆったりとした足取りで進んでくる。 狙いは間違いなく死体だろう。血の臭いをかぎつけた大きな鼻は 絶えず湿ってひくついている。全身を黒い毛皮に覆われたその猛獣は、 男ではなく傍の地面に体を向けていたからだ。 「ルルルルゥウーゥ」 低い唸り声は警告なのだと、自衛官にも即座に判断が付いた。こちらが死体 から離れなければ、殺してやるというのだろう。だが自衛官もそのまま死体を 見捨てる気にはなれなかった。義侠心的な気分もあったし、きちんと埋葬して おいてやれば、人里に連絡が付いたときに有利だという打算もあった。 目をそらさずににらみ合う内に、自衛官は何かを思いついたらしい。獣を 刺激しないためか、そろりと背嚢に両手を入れた。 「せぇの」 自衛官は僅かに口の中で呟くと、静かに、だが全力で息を吸い込む。緊張を ほぐすためか、口許を嘗め回しつばを飲み込んだ。
「グウゥウゥウウ」 獣は自衛官が動く間に、一歩足を進めながら大きく喉を鳴らした。空腹の 苛立ちのためか、先ほどよりもうなりは大きくなっている。もう僅かでも 待たされれば、暴発するかもしれない。 しかしそれよりも速く、自衛官は覚悟を決めて背嚢から銀色の塊を取り 出した。そして獣に決然と向き直る。 「がああぁああぁああ!!ああぁあああららららああ!!」 手に持った塊同士を打ち合わせながら、力の限り自衛官は吼え猛った。 苛烈な訓練で鍛え上げた肺活量と筋力を、全て傾けた命懸けの雄叫びだ。 手元からも金属同士が叩きつけられる猛烈な音が鳴り響く。もはやどんな音を 出しているのかすら分からないほど、自衛官は叫んで叫んで叫び抜いた。 「はーっはーっはーッ」 いい加減疲れて気付いた頃には、獣は何処かに行ってしまっていた。音に 驚いたのか警戒したのか、とにかく襲撃を諦めたようだった。 「あーあー、勿体ねえ」 男の両手には、歪んでしまった野戦糧秣の缶が握られていた。結局のところ 争っても勝てないのなら、驚かせて追い払うしかなかったのである。 男は背嚢から固形燃料を取り出すと、とりあえず火を焚くことにした。 猛獣よけに松明は必要だったし、歪んでしまった缶は保存が利かないから さっさと食べてしまうに限るからだ。
「ったく、なんなんだこの森は」 ポンチョを被せてあるとはいえ、皮膚の無い死体を横にしながら 自衛官は缶飯と暖めたスープを飲んでいた。これくらいの胆力がなければ、 レンジャーなどつとまらない。 夜空に見える星を眺めながら、男は天測すら出来ない事実に嫌気を覚えつつ 残った缶飯を掻きこんだ。今日はもう火を維持しつつ眠って、明日に備えなければ ならない。人間が居たということは、何処かに人家なりがあるはずだからだ。 訳の分からない見知らぬ土地にあっても、死ぬ気も諦める気も 自衛官にはさらさら無いのだった。
またむやみに長くてすいません…もっと削る能力つけないとなあ。 とりあえず覚えてくれている人が居るのはうれしいことです。
GJ。
>>178 なるほど、勉強になります。
あとジェスチャーゲームのギャグみたいな感じで、同一の映像や動く
イメージを伝達できるにしても、その解釈が異なると滅茶苦茶になりそうな
気はします。んで、結局それに対する方向付けを行う何かが必要な
わけで…言語はそのツールとしては有用なのではないかと愚考。
一応前に出た丸腰の自衛官、でやってみました。 まず格闘とかしません。ていうか戦う意思端から0です。 結局、敵が来る→逃げられない→どうしよう?というプロセスがあっても、 隠れる・取り入る・追い払うなど、戦う以外の選択肢が無いわけじゃない よなあ…と思ったのでこんなネタです。
S・F氏、乙です。 しっかしレンジャーの自衛官は凄いなぁ。 そして、今回の自衛官とても強い! まさしく獣ですな。 自分も今、ネタを必死で考えてます。 自衛隊の最新の個人装備の細かい描写を入れてみたりしてます。 (たとえば89式のフォアグリップやフラッシュライト、ダット・サイト。隊員のキャメル・バッグなど) 結構、奥深いSS書きたいなぁ…
>>188 面白かった
続きは書くの?
単発ネタ?
>>190 一応単発ネタです。続きは書ければ書くかもしれません。
武器喪失ネタなので銃なんかは出てきませんが、背嚢に使えるものは
入ってる気もしますし。
192 :
融合召喚 :2005/07/15(金) 23:14:22 ID:???
続・自衛隊がファンタジー世界と融合した世界に召喚されますた 第3話 なんという奴だ、化け物め。 ミグ29は3頭もの仲間を殺した「丸い甲羅の飛行生物」を上方から見下ろしていた。 加速、機動性、旋回性能、上昇率、そして火力。 相手はスペックでこちらを遥かに上回っている。 実戦経験を積んだ老練の兵がまるで子供のように手玉に取られるのも仕方ないかもしれない。 格が違う。 生物としての強さが違う。 竜よりも強い生物が存在した事に驚愕する。 しかし、それも召喚生物であるからこそ。 そしていかなる世界の存在とて、生物である限り…神や悪魔でない限りは、傷つけば死ぬ。 殺さば殺せる。 飛行生物が再び前部の噴射口から翼を転回した。 好機は今しか無い。 後方と前方の推進力を相殺し一瞬空中に停止した状態の奴は、現在は自然落下中だ。 再び後部の噴射口から炎を吐いて加速するまでの数秒間、対象は無防備な状態になる。 前後左右上下、何処にも逃げ道は無い! 口腔にAAMブレス「R−20」を展開。 体内の魔力を熱エネルギーに変換、収束。 超高温で加熱した物質はプラズマに変化する。 魔力を運動エネルギーに変換、生成したプラズマ球に慣性と指向性を、そしてさらに魔力を付与し続け 視認による彼我の位置確認を行い、逐次ベクトルを変更する事で遠隔操作による誘導性を与える。 目標を視界内に捕らえている限り、AAMブレスはどこまでも対象を追尾する。
193 :
融合召喚 :2005/07/15(金) 23:15:39 ID:???
死ね。 ここがお前の墓場だ。 ミグはプラズマを口腔に留めて置いた力場を開放、必殺のブレスを放出する。 しかし、高速で目標に向かって飛翔していったプラズマは到達前に横方向からのプラズマ球に衝突され四散した。 確認するまもなく、自らの胴体にもう一つのプラズマが突き刺さり、鱗と皮下筋肉が蒸発。 翼を炎上させ、煙を噴き上げてミグは墜落していった。 飛行物体の左右にミグを撃墜した”ダック””スワロー”が並ぶ。 2頭と1体は視線を交し合う。 互いに敵意は認められない。 東の空が白み始めた。 朝焼けの近い日本海上空を、3頭はしばらく三角編隊を組んで飛行し続けていた。 2006年 7月25日 午前6時14分 東方昇陽皇国 国会図書館内 「…その後、飛行物体は北朝鮮の召喚した四聖獣『玄武』と判明。 皇国政府として自衛隊機の支援への 感謝の意を伝えると共に、わが国の『非禁呪三原則』の立場をご理解いただき、丁重に祀った後元の世界に お帰りいただいた」 「『玄武』は先に召喚された『青竜』とは異なり人類寄りの立場を表明しておりますからな。 『三原則』により 禁呪および召喚生物の保有ができないとはいえ、味方につければかなりの戦力として期待できたでしょうに」 開館前の薄暗く静けさを保つ国会図書館内、無数の書物が収蔵された棚と棚の間で密談を行う人影が二つ。 片方は「虎総理」の異名を持つ、皇国政府議会内閣総理大臣、大泉誠司郎。 もう片方が防衛庁長官、石和繁である。
194 :
融合召喚 :2005/07/15(金) 23:16:14 ID:???
非禁呪三原則とは、禁呪および禁呪により召喚される異世界生物を保有しない、使用しない、持ち込ませない の三つからなる禁呪の使用を永遠に放棄すると皇国が全世界に表明している宣言である。 人類史における禁呪の使用は十字軍遠征の時代にまで遡る。 後に聖杯戦争と呼ばれたこの戦いは、ヨーロッパキリスト教圏が聖遺物を求めて聖地エルサレムに遠征を行った のが始まりといわれる。 聖遺物はキリストの生前使用した物品や遺体の一部で様々な奇跡を起こす信仰の対象と呼ばれているが、 その正体はかつて「魔法使い」と呼ばれた異能の人々が、神が奇跡を行使する力、あるいは竜がブレスを吐く 仕組みを解明しそれを体系化した技術であったと伝えられる。 当然、それら「魔法技術」はイスラム教圏にとっても貴重なものであり、互いに凄惨な奪い合いとなった。 そして、十字軍はついに魔法技術の最高技術である召喚魔法の仕組みが記された聖遺物「聖杯」を奪取、 しかし、既に召喚魔法の技術はイスラム側も「聖杯」から読み取っていたため、双方共に同時に召喚魔法を 行使する事態となった。 そして、召喚されたものは、双方とも同じもの。 ヤーヴェ、あるいはアラー。 根を同じくする二つの宗教は、自分たちの最高神を呼び出したのである。 そして、双方共に召喚した神に願ったものは、同じもの。 「聖地を侵略している異教徒らを滅ぼしてください」
195 :
融合召喚 :2005/07/15(金) 23:16:54 ID:???
この願いを、神は聞き届けた。 ヤーヴェは本来ユダヤの神であり、キリスト教もイスラム教もその分派に過ぎない。 「正統」たるユダヤの神からすれば、双方とも本来の教義、原典に反する異端と映っただろう。 そして、全知全能たる唯一の神は、要請どうり異教徒らを滅ぼした。 エルサレムにいる異教徒だけとはいわず、全世界の異教徒を、神の雷を持って全滅させたのである。 そして、世界の文明は一度リセットされ、人類は再び青銅器時代から数百年かけて文明を取り戻す事になる。 これが、この世界のあらましである。 歴史に再び召喚魔法が登場するのは第2次世界大戦。 ゲルマニクス第3帝国(現在のドイツ)の指導者 ルドルフ・ヒットラーは召喚魔法を求めて「聖杯」を探索、当事聖遺物と魔法技術を保存していたといわれる ユダヤ人を収容所に隔離し、拷問にかけて「聖杯」と魔法技術を強奪した。 しかしユナイテッド・ステーツに亡命していた多くのユダヤ人カバリストはナチスに対する対抗力として連合軍に 召喚魔法の技術を供与、一足速くステーツはゲルマニクスよりも先に召喚魔法を復活させる。 が、その直後ゲルマニクスが降伏。 ステーツは仕方なく皇国にたいして召喚魔法を使用、威力の実験を行った。 結果、召喚された異世界生物により広島・長崎は壊滅。 劣勢に追い込まれていた皇国に止めをさす形となりここに第2次世界大戦は終結した。 戦後、皇国は非禁呪三原則を打ちたてて禁呪の不使用と廃止を世界に訴える事になる。
196 :
融合召喚 :2005/07/15(金) 23:17:50 ID:???
「北朝鮮は前回の召喚については魔法実験中の事故、今回のは誤射。 そして北朝鮮機の領空侵犯は 『玄武』追跡中に皇国が先に攻撃したため反撃を行った、として責任をなすりつけようとしている」 「相変わらずこちらの創造の斜め上を行く国ですな。 竹島の武力占領に加え、対馬と九州の領有権も 主張しているそうじゃないですか」 「連中をのさばらせた責任の半分はステーツにある。 朝鮮戦争の時、いや、防衛ラインの宣言に 朝鮮半島を含めなかったおかげで皇国が直接共産圏からの侵略を防ぐ楯の役割をやらされているのだ」 北朝鮮こと北方朝鮮帝国は朝鮮戦争において韓国に勝利、これを併合して朝鮮半島を統一させた。 これにはユナイテッド・ステーツおよび国連軍の対応が遅れに遅れた事と、韓国政府が早々に北朝鮮に対して 抵抗らしい抵抗の無いまま降伏してしまった事が原因として挙げられる。 さらに、中原覇王人民国や極北社会主義連邦が北朝鮮の後ろ盾に付いた事で、これらの国々との衝突を 避けたステーツはそれ以上半島に手を出す事が出来なくなってしまったのだ。 そして、干渉地帯としての朝鮮半島を失った皇国は防衛上の必要性から警察予備隊を発足、後に自衛隊へと 再編を行う… 「ですが結果的には我が国は再軍備を行う契機になったわけですし、戦争景気で戦後復興にも一役買った」 「結果論だ。 朝鮮戦争の難民400万人が皇国に流れ込み、左翼勢力と結びついて我が国を侵食している。 特別永住権と税金の免除だけでなく、今度は年金をよこせだと。 さらに人権擁護法案に名を借りた 言論統制と外国人参政権付与による主権の乗っ取り…」 大泉総理は拳を握り締め、怒りに体を震わせている。 正義感が強い人柄で、議員の不正を糾弾する姿勢で国民の支持率7割以上を維持する彼である。 しかし、演説に力はあるが政治的手腕はたいしたことが無い、という陰口も叩かれている。 事実、彼が総理大臣に就任してから行っている数々の行政構造改革の殆どが、総理自身ではなく 大泉派と呼ばれる、若手の有能な議員によって実質上行われている。
197 :
融合召喚 :2005/07/15(金) 23:18:31 ID:???
だが大泉総理自身はどちらかと言えば「兵の将」よりも「将の将」を自認している。 嘘でも本当だと思わせるような説得力ある演説と、人をひきつける独特の魅力ある容姿により 多くの味方と大衆の支持を得て、総理大臣にまで上り詰めてきたのだ。 彼の持論として、リーダーとは偶像であれば充分だと考えている。 いくら彼や閣僚や、大泉派の議員が景気対策のための政策を実行しても、最終的に現在の不景気状態を 脱するためには国民一人一人の経済活動が、1億人分の小さな努力の集大成が効果を表すのだ。 自分にできる事は、国民に景気が良くなるぞ、と信じ込ませ希望を持たせる事。 将来への展望が見込まれれば、銀行の貸し渋りは無くなり中小企業への融資が再開され経済は活性化する。 国民に希望を持たせる偶像であれ。 なんの力も無くても、祭り上げられた偶像でも一国の首相だ。 胸を張れ、はったりを利かせろ、堂々として弱みを見せるな。 政治的手腕は味方につけた「力あるものたち」が持っていればいい。 自分に力があるとすれば、「味方を増やす力」だ。 目の前にいる防衛庁長官も、そうして味方につけた人材の一人だ。 だが、当の石和防衛庁長官は、総理の今までの成功はかなりの部分が幸運で乗り切った来た感がある、と思っている。 運だけでは何時までも上手くは行かないものだ。 だからこそ、彼はこの自分よりいくらか歳若い 総理大臣を、どうにかして「虎総理」から「本物の虎」へと、見合う実力をつけてもらいたいと考えている… 「いずれは、与野党内の抵抗勢力を排除して国政をもう少しまともな状態に直さないといけませんな。 もちろん、現在の各省庁の官僚の体制も改めないといけませんが」
198 :
融合召喚 :2005/07/15(金) 23:19:37 ID:???
防衛庁長官としては、一番の難題は防衛予算の確保、そして財務省だ。 特に財務省の軍事・国防のための知識と認識不足は慢性的で、ろくな額の予算が回ってこない。 現在、壊滅した第2・3護衛隊群の再建のために14・15DDGおよび16DDHは前倒しで 建造を急がせているし、『青竜』の侵攻阻止のために消耗した東部・東北・北部方面隊の戦力 再編も急務だ。 90式戦竜の調達数を追加申請するか、あるいはTK−X(10式)の配備を急がせるか… 「むろんだ。 憲法改正、そして国家情報機密法の整備で売国奴は一掃する。 左翼勢力が国外の共産勢力と 繋がっている証拠はつかんでいる。 だが、いっその事今すぐ奴らを駆逐したい気分だ」 「なら、そうすればよろしい」 どうやって?と総理は苦笑する。 石和長官は真剣な面持ちで語る。 「東部方面隊の戦力が激減したとはいえ、しかし動かせる部隊が無いわけではありません。 長官 直轄部隊として富士教導団と開発実験団が残っています。 これらの戦力で首都を制圧、 与野党の抵抗勢力を逮捕してしまいなさい」 「…それは軍事クーデーターだ」 大泉総理の表情がこわばる。 石和長官は特に意に介する事無く続けた。
199 :
融合召喚 :2005/07/15(金) 23:20:20 ID:???
「自衛隊は通常、単独でクーデターを起こすことが出来ないような組織構造にされています。 が、憲法上の総司令官である総理大臣自らが、自衛隊の指揮を執って行動を起こすならまた話は別です。 左翼勢力と共産主義者は我が国を侵食する獅子身中の虫。 つまりは外敵であり、これを破り 国と民を護るのは自衛隊の存在意義になんら反しません。 なにより、総理には「皇国を立て直す」 という大儀と使命がおありのはず」 「だが…武力を用いて対抗勢力を淘汰するのは我が国の民主政治に反する」 「どうせ戦後にGHQが押し付けた民主主義です。 皇国は元々専制君主制の国。 だからこそ、総理は 憲法改正に「天皇を国家の元首とする」案を含めたのでしょう? この国をこの国らしい姿に戻すために」」 総理と長官は視線を交錯させしばらく立ち尽くしたまま互いの表情を凝視し続けた。 が、大泉総理が先に強張っていた表情を崩し、不敵に笑った。 「だが、私は独裁者になるつもりは無いよ」 腕時計を見る。 既に7時を回っている。 一度官邸に戻るよ、と告げて総理は長官の横を通り過ぎて歩いていこうとした。 総理の背中に石和長官がもう一言投げつける。 「もしその気におなりなら、岩田さんもご協力するそうですよ」 「現東京都知事の? 彼まで君の計画の賛同者か。 まあ、案の一つに入れておくよ」 図書館内に総理の足音が響く。 こうして密談は終わった。 (第4話に続く)
200 :
融合召喚 :2005/07/15(金) 23:37:54 ID:???
解説。 密談:…政治の話は自分には技量が足りない。 共産主義:後の話でも説明するけど、この世界ではカルト宗教あつかいでヴァチカン直々に邪教認定されてます。 よって共産圏の国はどっかの暗黒教団とそれを国教にしている暗黒の島の国家っぽい扱い。 朝鮮戦争:…結果、北方朝鮮帝国は現実の北朝鮮と韓国を足して3.14をかけたような国になりました。 石和防衛庁長官:結構過激な思想の人。 大泉総理:本人は自分のことを漢の高祖劉邦みたいに思っている。 上記2名:政治家として、防衛庁長官として、色々致命的な問題はあると思う…orz 玄武:日本っつーより人類、人類というより子供の味方。 とりあえず北朝鮮に味方する理由は無いとのこと。 青竜:ビキニ環礁での召喚実験で度々呼び出されて人類に敵意を持っている。 ステーツも襲撃した事がある。 朱雀・白虎:…出てきません。 出しません。 怪獣ネタは終わりっ! TK−X:えーと、このスレ的には将来的に配備する予定のものは出しても良いんだよね?
>>177 大丈夫。その辺は自然と標準化されていきます。
情報量の多さは言葉より上だが、そうなると言語とまったく同じか。
このスレはエロを張るところではござらぬ。 魔法、それは人の操る超常の力である。その力は古来より、神秘とされ 人々から崇められて来た力である。 「もうこれからは、魔道士の時代じゃねえ!俺たちがその証明をする 最初の人間になるんだ」 みすぼらしい布の服を着た男が、気勢を高めるように声を張り上げる。 すると同じような格好の男たちは、みな一斉にそれに答えた。その声には どこか憎しみのような、悪意のようなものが込められている。 彼らの傍にはまともな装備が殆どないが、唯一奇妙な形をした大筒だけが 異様に丹念に手入れされ、また、その素材自体も質の良いものであると 一目で分かるほどに綺麗だった。 彼らが意気を高めているところに、伝令の馬が駆け込んで来た。血相を変えた 男はすぐさまその背から飛び降りると、力いっぱいあたりに叫んだ。 「来たぞー!攻撃点まであと20里だ!馬の並足程度だから、日が暮れる前には こっちに来るぞ!」 男たちは伝令を大歓声で迎えると、すぐさま戦の準備を始めた。彼らは自分たちが これから行う歴史的偉業に、興奮を隠し切れなかったのだ。 大筒が決められた角度に精密に調整され、筒の中に円盤のようなものがこめられた。 筒自体も普通のそれとは違っていたが、込めるものもまた火薬とは全く違っている。 この円盤状のものこそが、今回の戦を左右すると言っても過言ではない代物なのだ。
敵の位置が丘からでも確認できるようになると、彼らは筒の中に 弾を込め始めた。この弾丸もまた、単なる石弾ではない。表面にさまざまな 紋様や意匠を施してある上、数箇所に宝石があしらわれている。まるで 芸術品かなにかのような弾だった。 「敵、攻撃点まであと8里!編成は馬車10、装甲馬車5、鉄象が2頭 陣形は鉄象と装甲馬車による円陣」 隊で一番目の利く男が、一つしかない望遠鏡を眺めながら報告する。 攻撃開始点の街道は、丘から数十里は離れたところにあったから 監視にも金と手間がかかるのである。 相手は異世界軍としては小規模だったが、それでも初仕事の獲物としては 十分に近い大きさといえる。男たちの興奮は、その頂点に達し始めた。 「敵、攻撃点まで3里半」 「発射用意!」 射撃準備が開始点到達より著しく早いのは、距離がありすぎてどうしても 砲弾が届くまでに時間がかかってしまうためだ。事前に射撃実験は行って いたものの、そもそもこれだけの大遠距離砲自体が王国でも初めての試みで あったがゆえに、砲術的学問的知識は圧倒的に不足していた。 あとは実験時の天候と風向が現在とできるだけ同じである事を、祈るしかない。 「残り距離、2里半…2里!」 「撃てえっ!」 発射の号令とともに砲尾の紐が引かれ、一門だけの大砲がうなりを上げた。 しかし筒先からは弾丸と猛烈な突風だけが吹き出され、火炎も閃光も上がらない。 天高くにぐんぐんと小さくなっていく点を、男たちは黙って見送った。
「やった!」 「まだ着弾前だ、浮かれるな。砲の修正と再装填急げ!二発目 以降は向こうも待たないぞ!第二弾以降連続射撃!」 一発目が完全な奇襲になることは、男たちも事前に理解していた。何せ 異世界軍との戦闘において、ここまでの遠距離戦は一度も無かったからだ。 だが到達速度と射撃速度の問題点は、それとは全くの別問題であり そこに気付かれればこの攻撃の効果も大きく薄れる。 この弱点をどうにかするために、隊は砲弾の連続使用を決め込んでいた。 弾丸の値段や生産数を考えれば高くつきかねない賭けだったが、戦果を 上げれば予算が付く可能性は高まる。出し惜しみで結果を出せないことのほうが 隊にとっては危険度いと判断されたのだ。 「第二弾準備完了!」 「撃てぇっ!」 一発目も着弾しないうちから、二発目が後を追うような軌道で空に突き刺さる。 休む暇もなくぶれた砲の角度を調整するために、砲員たちが駆け寄った。 「しかし、良いんですかねえ?この弾高いし、外したら懲罰物ですよ」 「勝てば官軍だ!それに役立たずの騎士や魔道士に金を回してもしょうがないと 連中もこれで分かるだろう」 副官をこなす男の言葉に、隊の指揮官は悪辣な笑みで切り返した。異世界軍の 異常なまでの遠距離戦能力は、宮廷魔道団と王国近衛騎兵すら全く寄せ付けて いなかったのだ。 それ故に計画されたのがこの砲であり、この実験部隊なのである。
「第一弾敵陣上空!落下、今!」 二人が言葉を交わすうちに、第一弾はようやく地上に到達する。一瞬ののち 白いもやが地面に広がっていき、着弾点付近は見えなくなった。 「第一弾、遠!右に一度流れた!」 「第三弾発射待て!修正急げ!」 第三弾の修正命令が発令されるうちに、風でもやが僅かに晴れる。すると 地上には、放射状に広がる白い星のような模様が現れていた。その星の腕の 端に、異世界軍の一部が黒い染みになってはまり込んでいる。 「敵の拘束に成功!敵の一部は動作せず!」 報告の声が戦果を伝えた瞬間、隊の中からは歓声が沸き起こる。第一弾は 敵の撃破ではなく行動制限を狙ったものであったから、この攻撃は成功だった。 しかし数秒すると、その熱も醒めてしまう。戦果を拡張すべき第二弾第三弾の 着弾が余りにも遅いせいだ。砲撃準備に追われる要員以外が無聊感と焦燥に 身を焼かれる程に、その攻撃速度は遅いのだった。 この余りにも鈍くさい初速の原因は、砲の発射方式にある。この大筒は火薬の 爆発の代わりに、風の魔法による暴風を利用して弾を飛ばしているのだ。 魔法による風はかなり強い指向性を持たせることに成功しており、 力を余すところなく弾に伝えている。だから初速は低いものの、遠距離への 砲撃が可能なのである。しかしやはり爆風の速度とは雲泥の差であり、着弾が 異常に遅いのである。 もちろんこんな方式で通常弾を飛ばせば、絶対に当たらない。速度という 目標への優位性を完全に放棄しているのだから、当然といえば当然なのだが。
そこでこの隊は、砲弾までも魔法化されたものを使用している。強力な魔法を 最初から詰め込んで打ち込むことで、敵付近で大規模な魔法を使用したのと 同じ結果を得ようという発想だ。命中しなくても巻き込んでしまえば結局は 勝てる、そういった威力を求めたのである。 これは術者による目視や意思的制御を要する通常魔法では不可能な、 大遠距離へ大破壊力を送り込む豪快な攻撃である。もっともこれは裏を 返せば、手数を威力でしか補えない、貧しい攻撃ともいえるのだが。 彼らの放った第一弾の攻撃は、氷の魔法弾である。周辺の地面を凍結する ことで行動の拘束を行う、いわば冷気の投網だ。 「第三弾修正完了!」 「撃てぇっ!」 ようやくのことで第三弾が発射される。そしていい加減苛立ちも募った ところで、第二弾がようやく着弾する。 今度は地面と空に閃光が走り、くねり曲がった竜のような残像が男たちの 目に焼きついた。電撃の魔法弾による、広範囲の電撃である。光の範囲が広く 破壊力もあるように見える攻撃だが、一弾目で拘束しきれなかった相手を 足止めする、時間稼ぎ用の広範囲攻撃である。 足止めに魔法弾二発を費やしているものの、これは隊の側としては過少な 攻撃だと考えていた。異世界軍は雷や吹雪に耐え抜く馬車や建物を保有している 事が少なくないので、足止めとしてはどうしても不安が残るのだ。
>195 第二次大戦中のドイツではユダヤ人の大量虐殺や、組織だった拷問などを 正式な命令の下で行ったことはありません。 強制収容所の中でユダヤ人の殺害に使われたとする「ガス室」は実際には 衣服や寝具に付いた虫を殺すための燻蒸施設でした。 アドルフ・ヒトラーは権力形勢の過程において、経済的に強者が多かった ユダヤ民族を悪役として世論を味方につけました。その後、自らが煽った 反ユダヤ意識が行過ぎて迫害が行われるようになりました。それからユダ ヤ人を隔離、避難させるために行われたのが専用施設への強制収用です。 収容所で死亡したユダヤ人の死因で1、2に当たるのが「伝染病」と 「栄養失調」でした。連合軍の爆撃によって医薬品や食料などの物資 輸送網が寸断され、連合軍が収容所を制圧するまでに数万人のユダヤ 人が死亡しました。 ナチズムをドイツ政府上層部の中で最も信じていなかったのが、当の アドルフ・ヒトラー本人でした。戦争が終わった後になって、数百万 人の同胞がお前等に殺された、金を払え! と要求する人たちの声が いつの時代も絶えません。
彼らの耳元に雷鳴が届いた頃、ようやく第四弾の修正と準備が完了し 発射が行われた。 「ちょっと、間隔が短すぎやしませんか?このまま行くとまずいことに なりかねませんよ」 突然喋った副官の囁くような声に、指揮官の男は不思議そうに尋ね返す。 「砲の強度上はもっと速く打てるはずだし、今のところ危険な兆候も ないぞ。何か不審な点でもあるのか」 「確かに砲の信頼性は我々が一番良く知っています。ですが、王都の お偉いさん方はどうでしょうかね?」 副官は眉をしかめながら、遠い後方に居る敵対者たちの事を思い 浮かべた。言葉の意味を察したのか、指揮官も同じような表情になる。 「過剰な速度で発砲した挙句、不慮の事故が起こって全滅か。生き残っても 予算をつぎ込んだ道具を壊したって事で、詰め腹切らされるだろうな」 男は口の端を軽く吊り上げると、次に取るべき行動を考えた。 大規模魔法を砲弾にすると言うことは、要するに魔法というものを詰め物にして 売り出すようなものだ。神が与えた奇跡ではなく、何かの現象を巻き起こす 便利な道具として、使い勝手の良い暴力としてそれを使いこなすということだ。 そこには奇跡を起こす超人、神に選ばれた御子などという存在はなく、ただ 火薬の入った樽のように、モノがそこにあるだけである。魔道とは人のなせる最高の 技ではなく、道具が起こす凄まじい何かとしてしか捕らえられなくなるだろう。 部隊を送り出した王都には、それを良く思わない人間が居る。彼らはいわゆる 神の御子であり、奇跡の再現者であり、敬うべき存在とされている。
彼らとはつまり、魔道士の事だ。選ばれた者にのみ扱える奇跡の力、魔道を 操る事を売り者とする彼らにとって、詰め物道具で手軽に起こせる奇跡など 反逆以外の何物でもないのだった。 当然のことながら、彼らは保身のためには実力行使をも厭わなかった。 実際に計画段階から猛反対が宮廷魔道団によって行われており、実験時にも 何度か不審な事故は起きていた。が、それでも成功にこぎつけたのは 実験が王都に近すぎたためだった。 計画の推進によって利益を得る勢力も当然存在し、彼らもまた王宮に巣食う 獣であったからだ。それ故に近すぎる勢力同士が睨みあい、膠着した状況の 隙間を縫うように計画が進んで行ったのだ。 だから王宮魔道団が何かを仕掛けるならば、前線へと離れたこの時期に 来る可能性が高い。副官はそれを察知したのだった。 「敵の行動はどうだ!」 「第二弾着弾後、全車に動作なし!第三弾…今!馬車全体に引火を確認!」 着弾点付近に火炎が吹き荒れ、馬車群を炎に巻き込んでいく。どうやら 勝敗は決したようだった。 「よし!砲撃中止!撤退用意!」 勝利が確定した現状では、もはやこの地域に残る意味はない。時間とともに ただ危険だけが増していく可能性が高まる。ならば逃げるにしかずという所だ。 「まだ鉄象と装甲馬車の撃破が確認できていません!」 砲撃手と観測員が食い下がるが、指揮官はそれをあえて無視するように撤収の 指示を下し始めた。
「なぜ撤退するのですか!」 「砲手!俺たちは何だ!言って見ろ!」 「は?何、ですか?」 他のものが一瞬手を止めるが、指揮官の一睨みですぐに作業に戻った。 聞き耳こそ立てているものの、動き自体を止めることはない。 完全に砲手と指揮官は孤立して視線を交わしあい、騒音の中で 彼らだけが沈黙に包まれる。 「我々は新編の遠距離砲撃部隊であり…」 「我々は実験部隊であり!徴用第三身分である!国王陛下の武器を預かる ものであり、その管理を任されるものである!」 ざわめく話し声も止まるほどの大声で、指揮官は叫んだ。そして静けさが 続いているうちに、低く通る声で告げる。 「陛下から預かった貴重な武器を、無茶して壊すわけにはいかんだろ? それにだ、魔道士の方々の見せ場を奪っちゃあいかんよ。な!」 指揮官はそういうと、さっさと自分の私物をまとめ始めた。 砲撃手はあっけにとられたのか、もはや食い下がる気力を失って さっさと撤収にとりかかった。 ********************************************* 「しかし危なかったですねー。魔法弾の制御魔法陣にスペルミスがあった なんて。事前にチェックはしてたはずなのに」 陣取っていた丘からしばらく離れた郊外で、大休止をとりながら彼らは 雑談していた。恐ろしいことに、本当に撤退後に致命的な危険因子が 発見され、撤退の正しさが証明されてしまっていた。
「ま、それが連中のやり方なんだろう。とりあえず確定戦果もあった 事だし問題にゃならんよ」 「それにしても魔法技術研究班は、何をやってたんでしょうね。こんな 不良砲弾を突っ込むなんて」 「彼らもまだ若いからなあ、懐柔されるなって方が無理でしょう」 魔法の砲弾化は宮廷魔道団と別の組織が担当するもので、彼らもまた 魔道団に真正面から反抗する存在だった。魔法の技術化と外部制御により、 万民に力を授けようというのが彼らの目論見であり、主に平民富裕層の指示を 協力に集めている新興組織である。 新興組織ゆえに腐敗部分も少なく熱意はあるが、平均年齢が若く権力への パイプが少ないために、どうしても旧権力や金に転ぶ者も出てくる。今回の件は そういった連中の仕業だろう、と指揮官たちは結論した。 「しかしあそこも信用できないとなると、この先の運用は大丈夫ですかね?」 「洗い出しは近いうちにやるさ、鼠なんてのはどこにでも潜むもんだ。連中の 中にもね」 どんな理由であれ、大抵の組織には裏切り者が確実に存在する。そして組織が 巨大であればあるほど、それに比例してその数も力も増大する傾向にある。旧い 組織そのものである宮廷魔道団ともなれば、鼠は丸々と肥えているという訳だった。 「誰が味方で誰が敵か、本当に分からない気分ですよ」 「誰が敵かは問題じゃないさ、何を倒すべきかを分かってれば良いんだから」 魔法とは神秘、魔法とは超常、そして人に崇められる権力そのものである。
心から本当にすみません。本家でこんなことやってしまって…
どんなときでも反応を見て、纏めて投稿(か削除) これを守らないと酷いことになりますね、本気で。 すいませんでした。
いくらなんでも発見される、もしくは全く当たらない希ガス・・・
広範囲に作用する最初の氷弾は多少狙いが甘くてもいいとはいえ・・・ 動く目標に当てるのは至難の業、直撃など望むべくも無いでしょうなあ。 それに自走砲じゃない、ともすると牽引砲でもない大砲を戦術機動させるのは 無理でしょう。位置を特定されて砲弾の雨が降ってくる前に装備を置いてさっさと 逃げるしか選択肢が無いような・・・最後の撤収成功は都合がよすぎると思います。
測定器がなければ距離を測るのすらままらないし、風向きやらなんやらでかなり弾道は変わる。 それに発射してすぐ撤収できるような携行重火器ならともかく、野戦砲だとある程度の数も必要になりますね。 でも風魔法で発射できるなら鉄の筒に弾を入れるような、カール君みたいなのもできるかも。
それじゃ万人が使える兵器にはならんじゃない。
なんだよ角煮板の方がよっぽど面白いじゃん(ww
既に上のほうで名無し様が言われておりますが近代軍の編成において、タスクフォースに砲兵が居ないということは考えられないので 対砲迫レーダーの有る無しにかかわらずいずれ対砲兵射撃が確実に帰ってきます あと、戦闘地域に要る部隊は如何なる場合であろうとも暴露地形に撃ってくださいと 言わんばかりの密集体系の円陣を築く事は無いと思われます。 後方地域でならそのような陣地を築く事もありえるかもしれませんが そのような地域にまで重砲部隊を浸透しうる物かかなり疑問ですね しかもこの重砲、描写から見ればWW2の戦艦、重巡の斉射並みの破壊力と誘導弾並みの精度を持ってますし・・・ ・・・まあ捨ててくる心算ならやり方次第で可能ですが。 それはさておき、SF氏の独創性はすばらしいとおもいます 誰も表立って話の中心に据える事の無かった兵士個人や砲兵隊のお話を書かれるなど 先見性を見せていただいております ・・・ふと思い出したがドイツ軍がこの大砲と良く似た代物を対空射撃に使おうとしていたような・・・
うぐ。すみません。 間違えて上げちゃいました・・・ オランダの庭に空中散歩に行ってきます・・・・
魔法の効果をつめこむハコがあれば爆弾トラップ代わりにもなるし、設定次第では地雷にもなる。 小型化すれば手榴弾にもなるし、迫撃砲みたいなのもできるかもしれん。 ただそこまで都合よく魔法を使ってしまうと物語のバランスが崩れるのではないかと。 マァ大量生産ができないという点でバランスは取れるかもしれませんが・・・。
しかし大量生産できない弾薬って存在価値なしですね
ああ、色々とミスと描写不足と思い違いと漫画脳が…すみません。 ツッコミが的確極まりなくて泣けてきます。結局の所「F世界側の今までに ない(というか表立っていない)戦闘技術による奇襲」みたいなものを 考えていましたが、ご都合すぎました。 こんな大掛かりかつ鈍くさい代物、そりゃ即撃たれますわな。漫画密度の 部隊行軍も、技術レベル的に奇跡のホールインワンみたいな精度の射撃も 含めて、甘いこと極まりなかったです。 もっと地域ゲリラのカチューシャやRPG7、爆弾テロ車の代用品的に描いた ほうが良かったですね。使い捨て用の木筒なんかは昔からあったものですし、 それに近いものの供与であれば、武器の不安定性なり供与者への悪意なり何なり もうちょっとマシに描けたかも知れません。 ご指摘の通り大量生産も出来ないとなると、正面で使うのには向いてませんね。 やはり非対称戦争が多い昨今、時代はテロなんでしょうかねえ…
>>地域ゲリラのカチューシャやRPG7、爆弾テロ車の代用品 既成兵器の代用品では対応も簡単至極ですがな。 「こんな異世界技術があったら未知の戦術が実行できて、自衛隊も対処が困難。」 ってのがこのスレの肝でしょうが。 紙に魔方陣を書いただけで機能する、金属探知に引っかからない地雷。 意味不明な紋様すべてに警戒しなければならなくなった自衛隊は、もう一歩も進行できない。 SFってコテもってるくせに頭固過ぎ。
そもそもF世界軍は突発戦闘に対処できるのか? 補給線を守るという概念があるのか?
ゲリラ戦やレジスタンス活動といった事は行うのか? 国家という概念を持っているのか?
>>227 はい黒ペンキ。なら全部塗りつぶしてしまえ。
物食って生きてる以上は補給っつう概念はあるだろ。 維持するための方法は少々異なるかもしれんが。
234 :
融合召喚 :2005/07/16(土) 18:30:10 ID:???
>>209 えーと、反論させてもらいます。
第1に、「この歴史は作品中世界の歴史であって現実の歴史ではありません」
第2に、「現実のナチスがオカルト方面の研究もしていたことと、ユダヤ人がカバラ・錬金術の秘術を
持っていたというオカルトの有名な話(ゴーレム製造等)を使ったネタです」
第3に、「フィクション作品っていうモノが何か知ってますか? まあ確かに『このSSはフィクションです』
とは書きませんでしたけど」
第4に、「スレタイ読んでますか? あと、このSSの内容ちゃんと読んで把握してます?」
>>227 いや、そういうネタも考えたりはするんですけどね…
あと地雷探知システムは金属探知に限りませんが、紙っぺらだと
厚さや素材の問題上あらゆる探査が困難である、とは思いますね。
まるち方面隊物書き駐屯地にて重大なお知らせが・・・
結局、何か別の仕事しながらでないと食っていけないでしょうね。
すごい久しぶりな上にスレとは無関係もいいとこの話ですみません……。
自分自身、
>>237 氏の言うとおりだと思うのですが、
自分は考えなしに曹候補学生で入隊してしまい、来年には3曹になり責任が重くなってしまいます。
自分の所属している部隊は少数精鋭なため、時間が経てば経つほど辞められなくなると思いまして、
決心したわけです。
人生経験のなさは確かに痛いところでありますし、兼業じゃないと生活できないのも分かっています。
ですが家庭環境に多少変化もあり、専門学校で手に職つけながら身を削って死ぬ気でやってみようと思っています。
自衛隊に入ることといい、このスレをたてた頃は予想もしなかった人生を歩んでいますが、一回しかない人生です、
覚悟決めて突き進むつもりなので、批判も応援ともども、よろしくお願いします。
小官さんには、夢見がちな勘違い野郎と思われそうですが……
まぁ本人の人生だから本人のやりたいようにやるしかないでしょ。
>>239 本が出たら教えてください。書店にあったら買いますから。
このスレに出会わなければ分家作る事も無かったし 本格的に軍オタなろうと思って勉強したり政治経済の事を知ることもなかったし なによりスレでの議論はかなり知識を深めるのに参考になったわけで 1だおー氏は偉大なり(前置きにして私信) 自分は農業やりながら小説書くのは無理と諦めアマチュアでネット上の どこかで幼稚な文章書いています。 兼業は兼業で厳しいですよ。 働いてると疲れて文章書く気起きないですし。 でも、一度自衛隊に入って鍛えられた1だおー氏ならば、 大抵の苦難は乗り越えられる力は身につけているでしょう。 シベリア抑留経験のある俺の爺様の言。 「軍隊入って鍛えられて厳しい目にもあったから戦後を生き残れた」だそうです。 1だおー氏は人生経験はともかく精神面では相当経験積んでると思いますよ。 あと、人生経験というのは現在進行形で蓄積していくものです。 明日は今日の自分より強くなり、明後日は明日の自分より強くなる。 人生というのは最初から完成して歩み始めるのではなく、 完成したときが人生の終点なんです。 夢をかなえる力が無いなら、力をつけながら夢をかなえればいいんですよ。
相手国に代金として渡すものは金よりアルミニウムのほうがいいかも。アルミのほうが生産量が 日本では多いし、相手国ではほとんど生産できないし。(完全にアルミニウムが知られてなかった ら価値がありませんが) 史実でもアルミが精錬できるようになったころは金より価値があったはず。
244 :
てさりすと :2005/07/16(土) 21:31:36 ID:???
「少年よ大志を抱け」と言ったのはクラークでしたか。 所属は違えど、同じ組織に生きた人間として1だおー氏の行く末を応援させていただきます あと四年半ほどたてば自分も現場配置の予定だったので同じ職場で働くこともあったかもと思うと非常に残念ですが 決意を曲げることなくがんばってください 願わくはあなたに幸多からんことを
自分の飼い猫でも食べる覚悟はありますか?
246 :
:2005/07/16(土) 21:36:57 ID:???
戦乱の時代だった 始まりは一つの帝国の衰退だった 諸行無常の響きと言うべきか 数多の民族を従え数多の蛮族を殲滅し千年に及ぶ大帝国を維持したその帝国にも滅びの風が訪れた 数千キロを超える大街道を敷接し、荒れる大河にすら橋を架けた技術力も 敵と有れば数万に及ぶ蛮族も神話に語り継がれる神獣ですら屠って見せた軍事力も そして星さえ操ると言われたその魔道技術を持ってしてもその帝国の衰退は防げなかったのだ 何が原因だったのか、当時の人間たちどころか後世の学者や聖職者にすらわからない それでも帝国が崩壊しつつあったのは間違いなかった 帝国はその広がりすぎた領土を切り捨てるかのように防衛線を下げ続けた 「後のことは諸君らに任せる」 残された者たちは自らの力で身を守る他なくなった 彼らは剣を取り槍を携え立ち上がるほかなかった ―――英雄の時代の始まりである やがて時代は進み、戦うことのみを職業とする集団が現れ始める 彼らは金のために、ひいてはこの暗黒の時代に生き残るために戦かった 大陸辺境のアルマニアに緑の傭兵団が現れたのもこの時代の出来事であった
247 :
:2005/07/16(土) 21:41:24 ID:???
東部アルマニアの小さな村道 夜間、人の往来少ないこのしずかな村道も今日ばかりは様子が違った 月明かりのおかげで何とか植物の形が確認できる程度のこの暗い道に不自然な光が蠢いていた 村人が見れば赤く丸い鬼火にしか見えない「それ」は村に程近い林の方だけに光を送っている 一定の周期をもってクルクル回りながら点滅したそれは戦友にある事を伝えていた ―――我 敵警戒兵制圧ス――― そう村での偵察活動を終えた前衛部隊がその赤い光で警戒兵の制圧を報告していたのだ 「よし・・これならすぐにでも制圧できるな すぐに前進だ。ほかの警備共に気づかれないうちに一気に制圧するぞ」 双眼鏡でそれを確認した相沢はそばにいた兵士達に命じていた 「相沢小隊長・・ほんとにやるんですか?」 おびえた最下級兵士が心配げに目の前を悠然と進む部隊長に尋ねた 実戦経験などあるはずもない・・そんな国出身の兵士だった 「奪って生き延びるか、それともこのままここで餓えて死ぬか。君はこんな所で死にたいのか?」 私はごめんだね 何が何でも国に帰ってやるんだ そうつぶやきながら小隊長と呼ばれた男は青い光を点滅させて指揮下の部隊に前進を命じた 応答の光があちこちから戻ってくる いまごろ数十人に及ぶ兵士が雑草を踏みつけ樹木を掻き分けながら前進を開始しているだろう 「でも隊長・・罪もない人々を襲うなんて」 「命令だ。従え。国に帰れたのなら告発してくれてもかまわん だが今は私に従え」 前進に従いながら、なおも疑問を呈する若い兵士にそう言って黙らせる だがその相沢自身もまた悩んでいた 本当にこれでいいのか、と
248 :
:2005/07/16(土) 21:42:05 ID:???
彼もまた、戦争のない国に生まれ育った将校に過ぎないのだ このような行為を行わせている自分自身の判断と決断に疑問を持たずには要られなかった 彼の心はこのような行為を止めるべきだと訴えていた だが彼らが置かれた現実は彼に襲撃の実行を彼に命じていた 彼らが東部アルマニアに来て以来、食料の極端な欠乏に襲われたのはこれが二度目だった 一度目はこの世界に訪れた直後 このときは偶然近くで戦争が行われていたため傭兵として働くことができたので何とかなった 彼らの優秀な働きを称えて報奨金も出たし、戦利品と言った物もあったからだ ある運の好い者に至っては敵の上級将校を捕らえるなどの戦果も挙げたほどだった 餓死の危機を逃れた彼らは勇戦しながらも祖国に返るための手段を模索し続けた だが・・・勇戦すれば勇戦するほど、彼らは自分の首を絞めつつあった 圧倒的な被害に苦しんだ敵方が講和を持ち出し、彼らの雇い主がそれを受け入れたからであった こうして一つの戦争が終わり、東部アルマニアにも小さな平和が訪れたのだ 指導者達はその場で金のかかる傭兵達を解雇し、互いの領国の統治に戻っていった 戦争が終わったのである 本来なら喜ぶべき状況だった だがいまや傭兵と化した「彼ら」にとっては新たな不幸の始まりだったともいえる いまだ元の世界に返る方法すら見つからないと言うのに、収入源を失ってしまったのである こうして再び、彼らには餓死の危機が訪れていたのだった もちろん先の傭兵活動による収入は少なくない。 上級将校の身代金など、それなりの屋敷を立てられるほどの額に上っていた
249 :
:2005/07/16(土) 21:43:21 ID:???
だが・・三十余を数える傭兵がその戦闘力を維持したまま生きていくにはあまりにも少なすぎた 彼らの祖国で普通に手に入った物資もこのアルマニアでは非常に貴重だったのだ 彼らの不安は的中し、数ヶ月たったころには再び餓死の脅威に晒されていた 多くの金銭をつぎ込んだ調査のおかげでかすかに祖国に戻るための手段が現実味を帯びつつあったが 明日明後日になんとかできるわけもなかった。 再び傭兵の口でもないかとアルマニアをさまよった彼らだったが 以下に戦乱の世と言えどもそうポンポンと多数の傭兵を必要とする戦争が起きているわけでもない 通りすがりの村々で医療活動や土木工事を請け負ったがその程度では生きていくには不十分だった そう遠くないうちに餓えることは誰の目にも明らかだった 相沢は決断を迫られた 生きるための「最終手段」を実行を行うかどうかの・・である すでに彼らの元同僚であった傭兵達は「最終手段」を数ヶ月も前から続けていることはよく知られていた だが相沢は決断した。 隊長には部下を生きて祖国に連れ帰ると言う使命があるのだ 相沢は悩みながらも最終手段の実行を―――つまり略奪を部下達に命じた そして前衛を任せられた班は彼の命に従い、数人の警備を完全に無力化している もはやサイは投げられてしまったのである こうなればもはや行動するほかなかった こうして相沢と彼の部隊は静かに・・そして確実に村に浸透して行った
250 :
:2005/07/16(土) 21:47:00 ID:???
以上です。 こういうノリのssは有りでしょうかね? もしアリなら 異世界傭兵物のssなんで、それなりの行為には手を染めていただきますが 具体的には英仏百年戦争のころのノリで続く予定です 自衛隊風味を残しながら傭兵できるのかは自分でも未知数ですが・・・
>>250 面白いです、すごく…
ただファンタジー要素が本編においてどのくらいなのか、が
ちょっと分かりづらい気もしたり。
>>239 自分は本家にばっかり居ついている人間なのですが、機会があれば
サイトを覗かせていただきます。
それと、またスレにこられる日のために、僭越ながら自分もここで
微力を尽くして文を書いてみるつもりです。
>>250 乙です。アリと思います。
面白くなければSSじゃないw
面白そうな展開で続きが楽しみです
>>だおー氏
超お久しぶりな上に、重大発表。びっくりしました。
自分の友人もバンドやって、食うや食わずで苦節7年。今は大阪でプロになってます
先日九州に帰ってきたときに、年収追い越されてましたw
音楽と物書きじゃ畑は違いますが、己の力を信じることは成功への原動力なのは同じと思います。
まあ、たまには本家や分家を覗いて気晴らししながら、最高の作品を作り上げてください。
応援してます
若いうちなら無理もきく。
でもテンションの維持が難しい。
>>246-249 文明崩壊の原因は資源の枯渇でしょうか。
バイオマス以外の利用可能な金属や燃料はどこにも残っていない世界っぽい。
装備の補充ができない以上、略奪目的の戦闘はまるで見返りの得られない行為と思われ。
戦国自衛隊の劣化コピーで終わるでしょうな。
>>てさりすと氏
お久しぶりです。あなたからいただいた九州召還シチュエーション。
まだ使わせてもらってますw
>>253 何かを目指しながらフリーターやってて、そのままずるずるとってパターンも数多く見てきました
稼ぎがいいから兼業でホストやってそのままホストになったりとか。
日雇いやってて、彼女に子供ができてそのまま日雇いさんとか。
テンションを維持できないと、目標のためのバイトが生活のためになり、それがすべてになっちゃうんでしょうね。
>>353 氏がいくつかは知らないけど、自分も20代後半です。音楽を目指してライブハウスから消えていった人を多く見ているんで
その辺はよくわかりますねえ
いちばんいいのは、元1氏にライバルができることでしょうね。 あるいは対抗意識を燃やせる現役か新人の作家でもいれば、嫉妬でもなんでも燃料にして意気地を燃やせると思う。 このスレは駄目ですね。最近は劣化二次創作ばかりで、燃えるものがない。 鬼軍曹、怪獣、戦国自衛隊。既製品の流用だらけだよ。 アマチュアだから許されるんだけどね。
>>255 好き放題言ってますな。酔っ払いはROMっとくべきですよ。
元1だおー氏にてさりすと氏とは、今日は懐かしいコテがいらっしゃいますな。 スレNo一ケタ台の頃を思い出します。
久しぶりに検索かけたら未だ続いてたこのスレに感動。 長きに渡りちゃんとファンタジーしてるコテハン諸氏は超エライ。 もっとガンガレ超ガンガレ
まぁ何もかも中途半端にならないようにな
まあ、屁タレは他を貶して浮かばれた気になるからな? >255の様な奴は何もしないのが賢い、とする臆病者なのだろうさw 夢に向かう前にだ、元1さんや? 小官、忠告したよな? も少し考えろ、と? まあ男の決めた事だ。仕方無い。小官からは一言だ。捨てる物、同期に恥じぬ男に なれ。以上だ。
>>255 戦国自衛隊の二次創作だから劣化コピーって…
何処の一見さんだか知らないが、ここは元々そういうノリだと。
二次創作でweb公開してそこから改定、出帆にこぎつける事もあるよ だからがんばれ てか漂戦はオリジナルかあんま関係なかったね
まー2次創作と言っても、キャラクターまるごと借りるものから世界観を借りるだけと いうものまで幅広いが、最終的には面白いものを書いてしまえばOKだし。 ちなみに参考例は「福音の少年」ですね。あれは原型はEVAですが、出版されたも のを読むとEVA知らなくても面白いですし。 ウチのクラウスちゃんも、外見をFateのセイバーから借りましたし、輸送戦記内の 小ネタには有名作品を使ったりしています。最初は2次創作から始めてもいいと思 いますよ。 普通に生活していても、練習で手順を勉強したり、耐性をつけておくってのはよくあ りますから問題ないと思いますが、どうかな?
>>263 そう元ネタは錬ゲン
福音は結局買ってないけど
錬ゲンはエヴァの登場人物の名前を借りてるだけだよな
>下の前後編に分けた中編小説は、有名なゲーム、「To Heart」のキャラと舞台を利用したものです。 >ですが、「ファンフィクション」ではありません。なぜなら、私はこのゲームを好きではないからです。 >特に、この小説のヒロインである「マルチ」のシナリオはゲームのプレイ中不愉快でたまらず、 >途中でプレイを止めてしまいました。 >「じゃ、なんでおまえは嫌いなゲームの二次創作なんかするんだよ」と言われそうですが、 >これは「たまたまだった」としか言いようがありません。ろくにプレイもせず、嫌悪に近い感情を抱いていたがゆえに、 >キャラの性格を含むゲームの設定をかなり作為的に改変しています。 >ですから、この小説とゲームとはまったく別物だと考えてください。 最低だ、この作者
そーいや先日UPした輸送戦記シナリオIf-05だけど、タイトルを「遥かなる星 ロケットの夏」 にしたんだよなぁ。 2次創作OKと考えているけど、さすがにタイトルをそのまま使うのはまずいかなぁと思ってみ たり。
別に構わないだろ。言いさえしなければこのスレでそんなことを気にする奴は居ないし。 まあ言い換えると言うなってこった。SS自体は面白いんだから、ほかの事で興を削いじゃもったいない。 つーかそんな細かいこと気にせずみんなガンガンSS書けば良いのでは。
「俺たちの存在価値など決まっているさ。国民の負託に応えることさ。 無駄飯食い、税金泥棒…。汚名を一身に甘受し、訓練を続けてきた。 実行もしない作戦…いや、運用計画を、秘区分付けて、金庫の中に 放り込んできた。何の為に辛い思いをせにゃならん、と、任期制の 隊員は代々申し送るが如く、言い続けて来たろう。さあ、時は来た!」 村瀬先任陸曹は、居並ぶ中隊員を前にして言った。総じて彼より若いか、 同年齢だ。『若い』No中隊だった。彼が育てた、と言う思い入れも有る。 「村瀬! まだるっこしい言い方は止せよ! 実弾が『敵』に死ぬほど 撃てる! それで済むんだよ! 実体の有る『敵』にな! 仮想じゃ 無いやつで、標的じゃない奴だ! 撃てば返してくれる素敵さんだ! 」 元、火砲整備班の加藤一曹だ。村瀬の一年先輩だったが…先に陸曹に為った のは村瀬だった。元、が付くのは、整備班が後方支援隊管轄に為ったので、中隊 に残るには…実働部隊員として残る以外、方法が無かったからだった。 『テメエの中隊で整備出来ないで、デカイ面出来んだろう? なぁ? 』 加藤が飲み会の拍子に漏らしたその一言は、大半の陸上自衛隊員の心の内を 語ったものだった。『自己完結』こそ、陸自のモットーだった筈だった。どんな に小さな中隊でも、通信や火砲、需品等、機材の整備能力は維持してきた筈だ。 たとえちっぽけな誇りだと言われようとも、それを支えに、頑張ってきたのだ。
「支援隊に行った鳴沢も石原も、この際声を掛けて呼び戻そうや! 第一中隊、 ここにあり、ってな! 上が引っ掻き回すなら、下で固める! 陸曹魂を 魅せてやろうぜ、村瀬よぉ! 」 中隊長や幹部は『お飾り』だ。どうせ数年経てば『入れ替わる』。挿げ替えられた 首が良いなら従うが、部隊の中核は『曹』なのだ。この際少ない『士』は逆に貴重だ。 『曹』の意思を継ぎ、部隊の『色』を担ってくれる存在なのだから。 「目標正面の的! 仰角10°! 1600ミル方向! しっかり狙えよ、高橋! 」 「先任、直前までレーダーで追随、たのんますよ! 電源手! 電圧見とけ! 」 高射部隊は、悲壮感を持って、敵、火龍を迎え撃たんとしていた。…幹部が逃げた後も。 「射統MOSも火砲MOSも持ってる通信陸曹、石原2曹推参! 」 「射統整備のエキスパート、ナルちゃんこと鳴澤2曹もきましたよぉ〜」 「良く来た! 次が有ればお前ら活躍出来るぞ! 」 皆、笑った。死ぬ事よりも、この中隊から、仲間外れにされる事が皆、怖かった。 皆が、一緒だ。度重なる訓練で嫌な所も良い所も知り尽くした、かけがえの無い仲間だ。 素晴らしい笑顔を皆、浮かべながら…L90中隊は迫り来る火龍部隊を待ち受けていた。
とまあ、戦国自衛隊にこんな描写があるか、と真剣に尋ねてみる小官は大人げ無いなw 二番煎じだか何だか好き放題言う奴は居る。 批評するな、とは言わんが、言うにも、一定のマナーが有る、と小官は思うのだ。 そのマナーを無視してきた小官が言うのだから、余程癇に障った、と解釈してくれ。 オリジナリティと言う奴は大事だが、そいつを得る為には、努力が必要なのだ。 その努力の過程を捕まえて、『為ってない』などと抜かすのは馬鹿でも出来る。 現に、小官でも出来た。だが、それではイカンのだ。一つ叱れば二つ褒める所を観よ。 惜しい、と思う所を無くして行けば、やがては至極、まともな作品も生まれよう。 要はな…批評するなら細かくやらんと馬鹿に見えるってこった! わかったか>255! 以上。そんな大雑把に片付けられては、小官以外のSS書きに大変、失礼だ。
272 :
名無し三等兵 :2005/07/17(日) 04:56:22 ID:YOud+bZx
症癇が正しい事をいうと槍が降るw
薀蓄はいいんだけどすごく読みにくい。やたら括弧を使いまくってるけど比喩に なってないし。言葉に意味を複数持たせようとしてるらしいけど、こんなに多用 するとわざとらしい。平安時代の短歌じゃあるまいしはっきり分かりやすく現代 日本語で書いてください。
戦国自衛隊1549を褒めてくれ。
>>271 もちっとわかりやすく、読みやすく書いてくれませんか?
>>273 の言うとおり、現代日本語で書いてください。
276 :
名無し三等兵 :2005/07/17(日) 07:09:16 ID:p7UMAJQh
逆に言えば>273と>275の日本語読解能力はチョソ以下って事だね!
逆に言えばはテンプレ読めない>276の日本語読解能力は、小学生以下って事だね!
整備不良のL90が膣圧に負けて破裂しますた ってか、L90がなんだか知らない一般人には意味不明な文章だな 読者の読解能力を自身と同じに想定する物書きはアホですね 装備品の説明が皆無、心理描写だけ 考えなしの脳内妄想垂れ流しの典型ですね
軍板だから許される。ラノベ野郎は去れってこったなw
>>278 ここは軍板なんだよ。
少なくともエルフに対して欲情する奴の文章よりここでは遥かに一般的だよ。
>>278 ま、そこら辺は読み手と書き手の接点の問題ということで…
経済フィクション小説を、ただの高校生が手に取らないみたいなもんで、
ここに来ている以上は知識があるかつけようとしているという
前提じゃないでしょうか?
逆に言えば分かっていれば年齢性別も関係ないですしね。藤沢周平を
手に取る小6女子が居ても別に変ではないし、児童文学を読む60歳の
老人が居ても別に良いわけですから。
>>278 分家でもF猿氏が萌え勢力に潰されてたし、
二の舞を出さないためにも多少の「敷居」があったほうが純度が保たれる。
このスレではその「敷居」こそが最低限の軍事知識なんだろ?
書き手が「読み手はこれを読めるだろうか」と考えなくなったときその文章は死ぬ。
>>283 どの辺りのレベルの「読めるだろうか?」を考えているのか。
それだけを書くと十把一絡げとなっちゃうんで。
>>284 それを把握してこその書き手じゃにゃあか
短く要約した解説をさりげなく入れられるくらいじゃないと大したモンは書けんわな。 書きたい事が構文計画より先行してるとよくあるよ。>説明不足
いきなし固有名詞を出してそれによる結果だけ描写するってのは確かに 小説としてどうかと思うよ。
>>287 手榴弾や小銃みたく割とポピュラーな物なら事後描写のみでも大体理解できるだろうが、あまり耳慣れしないブツを登場させてそれをするのは
文としても読みにくい。
でも軍板の、しかも一スレで書く分にはいいんじゃないかな。文字数とか気にした方が良いし。
>>286 の通りにできないんならお手上げだが、
>>286 つかそんなんできて当たり前。
スレを消費するような話題じゃない。
自衛隊が悪役になる可能性はないんですか。 一部隊が造反して現地民を苦しめるとか。そんなの。
絶句AAでも入れたい心境に為って来たよ…軍板住人諸君…。 このスレは軍事初心者向けでもあるのだが…ただ、最低限、 自衛隊の装備する兵器の知識は欲しいと小官、思うぞ? L90についてだが。まあ前のスレでも書いたのだが、87式AW にも装備されている、スイス・エリコン社製35o機関砲を2門装備した、 牽引式の高射機関砲だ。…もう現役引退に等しい兵器でもあるが、 古くは、高射部隊隊員が扱えて当然、と云う『最初の女』的兵器でも あった。あ、あとそんな存在に『キャリバー50』が有るので併記する。 この板来てるんだから、まあ折角だから、兵器の知識は付けような? 諸君等は読み手だから、出されたモノに対する文句は言ってもイイのだ。 だが、同じイチャモンでも『馬鹿に見える』イチャモンは止した方が良いぞ? わかんなきゃ聞く。調べる。その手間無くしては、人間としての成長は無い。 諸君等は新世代の人間だ。お得意のグークルで何とかなるだろう? 以上だ。
>>282 分家には萌え専用スレがあるわけだが、一応。
>>290 F世界に進出した自衛隊および日本。
とある奥地の制圧を命令された連隊が消息を絶った。
数ヵ月後、連隊から離脱し帰還した一人の隊員の報告によれば、
連隊は現地に独立王国を建設し圧政を敷いているという。
幕僚本部は特殊部隊班に連隊長の暗殺を命令し、奥地へと送り出す。
そこで彼らが見たものは…
現地民の抵抗勢力をナパームで焼き払いながらも、
一方で子供を助けようとする幹部。
部隊を慰問する国民的アイドルグループ。
霧の中に突如現れる、第2次世界大戦時の装備を持った兵隊と果樹園…
そう、元ネタは地獄の黙示録。
>>266 あれのヒロインはX-12でなくクマヲタですが何か?
『わかんない』人間が大多数のこのスレに、小官は少々不親切だったようだ。 何せ>255が、解り易い煽りを入れてくれたので、ノリ易い小官としては、 応えなければ失礼と思ったのでねw まあ、『わかってる』人向けに書いちゃ イカン、と云う警句を貰ったと解釈しようw …しかし、文句付けてる奴が… たった一人だったら笑えるな? 小官が過去に貶した大多数の人間の中の 一人ならば! 雰囲気を出すのにドカーン、バーンはイラン、と云うのが持論だ。 兵器の名称や性能で事足りるのが古き資料を愛する軍板住人ってモンさね諸君! …小官の職務上、これから余り暇も取れなく為るだろう。しばし、さらばだ。
>国民的アイドルグループ これって今の日本には存在しない気がするんだが。
地獄の黙示録は米軍+ベトナムだから引き立つ 自衛隊なら原作通り行った方がイイ
>>291 例えば90式戦車を説明する場合。
・作品中の人物のセリフ「キューマル」だけでは単なる愛称なので何を指してるのかわかりにくい。
・「90式」だけだとどういう兵器なのかぱっとみただけではわかりにくい。
・「90式MBT」だとMBTって何だよという人もいるにはいる。
・「90式戦車」なら、見ただけでああ、戦車なんだな、と大体どんな兵器か予想も付くしわかりやすい。
あるいはCIWSを説明する場合。
・「CIWS」だけだとなんの略なのが全くわからない。
・戦闘機を撃墜する描写で対空砲なんだという事はわかる。
・他砲身でレーダーが付いてて自動で動く、と説明するとハイテクなんだな、とわかる。
・発射速度も一応書いておくと、なんだかよくわからんが、凄い威力なんだな、という気がしてくる。
読ませるため、兵器に迫力を持たせるためには名前だけ羅列してればよいというわけでも無いだろう。
どっかの銃マニアの作者が書くラノベみたく銃の薀蓄だけで数ページ費やすほど脱線するのもどうかと思うが。
お、来たねえ! 一々尤もだ。 だが、今回のは導入部だね。言って見りゃア。 後半にやっと、兵器の名称が出てくるのさ。それから膨らまそうが何だろうが、 書き手の思うがまま、てなモンでね? 前半でツカミは階級や中隊編成を、 後半でどんな部隊なの? てな説明をやっちゃったのよ。構成としては。 要はグルーヴ、そう、リズム感だ。いいシーンでヅラヅラ長く、兵器説明やる のはこりゃあイカン、と思っちゃう小官なワケだ。だから、心理描写から入った。 どう言う風にも展開出来るように書くのは、SS書きの技量の一つだと思うのよ。 前半部分で中隊内描写しかしなかったから、実はどの兵科でもイケたのだ。 普通科でも良かったし、施設科でも良かった。だが、戦闘職種に限定されるのだが。 ま、反響が有る、ってのは久し振りだから嬉しいね、小官。…また、時間があれば、な? 諸君。小官はライトサイドに残りたい。もう、厨に堕ちたくは無いのだよ。では、さらば!
兵器の説明を、その兵器の威力と同時に説明するのは 文章に迫力を付けるのに有効な手法。 「出力1500HPの水冷ストローク10気筒ディーゼルエンジンがうなり声を上げ、 転輪に伝達された動力によってキャタピラが地を噛む! 黒煙を噴出しながら 90式戦車は荒地を走破する! その最高速度は時速70km! どうだ、 原始的な騎兵の脚で追いつけるもんなら追いついて見やがれ!!」 「ラインメタル社製44口径120ミリ滑腔砲から巨大なマズルファイアとともに 発射されるタングステン弾頭のAPFSDS! 目標に着弾した弾頭は一瞬にして 流体化し目標の表面装甲を破砕しながら貫通、内部に破片を撒き散らす!! 敵戦車は肉片と血を内側に撒き散らし、まさしく鉄の棺おけだ!!」 「砲塔上部に取り付けられたM2重機関銃、12.7ミリの巨大な弾丸で掃射すれば、 人間など一瞬で細切れの挽肉と化す! さすが災厄婆さん、50年以上使われても まだ現役だぜ!! ひねた老人の嫌みったらしいセリフが聞こえてきそうだ!!」 兵器を描写するならなるべく「強そう」に見せるためセールスポイントを明確に書きたいところ。
今日もまた、寝る時間を削ろう。 完全なる防衛戦争が見たい、と今スレ前半で意見を出した氏よ。 シチュエーションとしては、存在する。小官も挑戦した事も有る。 それは、『帰れる見込みが目前に有り、その時間まで対象を 守る』と言うモノだ。その対象は、『帰るために必要な何か』でも 良いし、『侵入を許せぬ敵』でも良い。 これならば、ドカーン・バーンは補給も考えず、物資すら使い 放題だ。その日のために用意した、でも簡単に展開可能だ。 その代わり、政治交渉等が若干おろそかに為ってしまう危険が あるのは否めない。…万人を満足させるものは、誰にも書けん。 コイツが解って無いと、SSに『背骨』が無くなるのは自明の理。 諸君。本スレは修練の場でも有る! さあ、共に高めよう、己を!
>>300 説明的すぎて文章が不自然じゃない?
とくに会話文でやられると
>>300 そいつは読み手を選ぶのさ。小官はその描写だけでハァハァ出来るが、
知らんモノに取ってはハァ?ハァ?しか出来無い。さらには装飾過多、
と云うイチャモンまで付けられてしまうのさ。衒学的だ、と云う批評も貰える。
強そう、なら幾らでも出来るが、小官の狙いは『悲壮感』だ。自ら望むワケ
でも無いのに、兵器は生まれた使命に従い、『破壊』を行う。兵士も、そうだ。
通常、妻や子を慈しみ、恋人を抱くその手で、兵器を使い、破壊行為を行う。
まあ、ドカーン・バーン主義者には鼻持ちならん偽善者に写るだろうが、
実際、そうかも知れん。仕事だから、行う。そのやるせなさが小官、欲しいのさ。
なんだかアメリカの陽気な男がしゃべってる感じがする そして左上にフリーダイヤルの電話番号がある感じがするw
#302 整備主任がゴツイ笑みで自慢げに語る様子が浮かばないか?
>>304 そして、そいつは陸自では忌み嫌われる、鼻摘みモノの兵器ヲタに見えるって寸法だ。
貴方が指摘した、非常にライトなテイストになってしまうので、シリアスものにはお勧めしない。
ま、奇を衒うには有効な手段だとは認めるし、使ってみたいとも思う。だが…作風を撰ぶぞ?
>>302 おそらく例えとして露骨なものを出したんだろう。
さすがにこれを小説本文でやられたら萎える。
>>301 また詭弁か。それで最もらしい事言ってるつもりとはね、ヤレヤレ
自己弁護に必死で何言ってるかも分からないみたいだし。
いつかTVで見た海賊版DVDについての中国人役人の言い訳を思い出すよ。確か、海賊版DVD規制の
緩さを指摘された役人が「日本ではわが国に比べ海賊版への規制は厳しいと訊いているが、
(日本にも)少なからず海賊版はある、そうでしょう?」て言った奴だったかな。
君の言ってる事と同じ感じだよ。氏よりも育ちとはよく言ったものだね。
こんなんじゃ親や先生は苦労しただろうな
総括しよう。色々な方法論を試せるのが本スレの良さだ。 細分化された分家には、この混沌さは出しにくい。 ただ書きゃあいい、ってモンじゃあ無いが、それでも、書いて、 UPして欲しい。スレ住人は美味しいSSを待っている。 若人よ、挑戦者よ! 本スレに来たれ! 百戦錬磨のスレ住人が 時には激しく、時には厭味ったらしく、様々な分野に置いて指導して くれる。 挑戦者よ。君の唯一つの武器は『諦めない事』だ。何時か誰かが、 君を認めてくれる事だろう。その人達のために、書くのだ。以上。
↑ ばぶくんがほえてます
>>308 ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.| ・・・・・・・・ゴクリ。
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
>>308 ん? 意見出しただけなのだが?
>>37 氏の意見に対して?
…カワイソウな人なのだな、君は。
>>308 が逃げ道作ってくれたお陰でかろうじて一矢報うことができた小官なのでした
>>314 一矢を報いる等の話では無いさ。卑小化、矮小化は止めて貰おうか。
昨今の『萌え』はその卑小・矮小化が進みすぎてしまったものだが。
もうやめにしませんか
そうだな、方法論はSS作家に任されるもので、本スレ本題にとっては無駄な話だ。 ↓以後何事も無かったかの様に、小官も存在しなかったが如くSSがUP
小寒が繰ると荒れるなぁ〜
コテもトリップも付ける根性もない馬鹿粘着が沸くだけだろ。
>>319 自分がその筆頭であることを忘れないように
なんか攻撃的な文体の奴がいるな。・・・実生活に余裕が無いのかね。 ニート?
無能な働き者参上! 重量50t、高さ2m幅3mを超える巨大な質量の群れが荒野を疾走していく。 これだけでも十二分に恐ろしい存在とは言えるが、この物体は単なる装甲馬車の ような防御的存在ではない。機動力と攻撃力を目的とした、MBT (メインバトルタンク)90式主力戦車なのである。 ラインメタル社で作られた、44口径120mm砲が長大な爆炎とともに 吐き出すのは、タングステンを使った硬質の弾芯で作られたAPFSDS (装弾筒付翼安定徹甲弾)である。 コンピュータ制御で正確に誘導され、マッハ5の速さで撃ち出される この砲弾の前では、鋼鉄製のゴーレムといえども瞬時に荒れ狂う流体化 金属に体を打ち抜かれるしかない。 超高出力のディーゼルエンジンは、黒煙を吹き上げ1500馬力の出力を 発揮する。すなわち戦車の一台一台が、下手な騎兵隊よりも多くの馬を 使っているようなエネルギーを発しているのだ。 これによって、全装備を合わせて50tに達するこの巨大兵器は 数十センチの鋼鉄に等しい鎧を身に纏いながら、軽騎兵よりも遥かに早い 時速70kmの最高速を叩きだせるのである。 万一人間に接近されたとしても、車体に据えられたM2重機関銃がそれを 瞬時に排除する。直径12.7mmの銃弾は、人体に突入すれば即座に暴れ 回り、直径に数倍する穴を人間に開けることが出来る。これを一分間に 400発以上、つまり一秒間で七発以上撃てるのだ。 一瞬のうちに数十cm四方の肉を抉られれば、人間などぼろきれのように なってしまう。神話の時代の鎧でもなければ耐えられすらしないだろう。 この兵器こそ、正に日本国自衛隊の誇る鋼鉄の騎兵といえるだろう。
>>300 を地の文風にしてみましたが、どんなもんでしょ?
だろうとかちょっと多すぎますかね。
無理に長くした説明文を入れて一連の流れを皮肉ろうとしているように思える 悪意を感じる
司馬遼太郎の文はほんと上手いと思うよ。 煩雑になりがちな歴史解説や人物史をさり気なく、的確に文に挿入してる。 軍板で言うことじゃないけど、SS書く人には「説明を入れなで構文能力の無さを晒す」か「だらだらと 書いて計画能力の無さを披露する」の二極端にはなってほしかぁないね。
>>324 氏ね
>>325 だから、それができて当たり前なんだって。ここで言う事じゃない。
できない奴はレス貰えずに消えるか、己の国語力の低さに気付いて精進するかのどっちか。
>>324 SF氏には悪いが俺もそう感じた。
前後の雰囲気がアレだったとしてもこのクドさはねぇ・・・┐(´ー`;)┌
確かに恣意的なモンを感じちゃうよ。そうでないなら氏には失礼だが。
もしかしてOCN規制されてる?
まず世界背景が不明。 恐ろしい存在とは相対的なものなので、その荒野で最強と言える存在のスペックから描写しないと90式の順位が表現できない。 現用戦車もゾイドに比べりゃ雑魚。
90式戦車なり何なりの説明は、その時点における対象の描写でいいんで内科? 50tの鉄塊が、1500馬力のエンジン、高度なサスペンションにより不正地を疾走する。 思わず怯んでしまうような凹凸も、まるで存在しなかったかのように乗り越えた。 「間もなく会敵予定地点だ。各車警戒を怠るな」 『了解』 敵は生身の人間と、装甲車より脆い皮膚のデカブツだ。 この90式戦車の主砲、120mm滑腔砲の敵ではない。 世界最高水準の装甲は、奴等の攻撃を受け付けない。 全くもって一方的な戦いだ。 『01、02。030、800に敵を確認』 どうやら2号車が敵を発見したらしい。 右前方、800m…車長用暗視装置に、いくつかの白い陰が浮かび上がった。 ショータイムだ。 「了解。01より02、04、目標030距離800、対榴」 2号車と4号車が対戦車榴弾を装填すると同時に、照準装置が敵を捕らえた。 NEC製の火器管制装置が最適な照準位置を計算し、高度に安定化された砲身は、 不正地を走行中でも目標からブレることが無い。後は引き金を引くのみだ。 「テッ!」 以下略 ファンタジーしてないなー
>>324 >>327 失礼しました。自分に恣意はありません。むしろ能力もないせいで
こんなもんになりました…
軍事面でも素人なので、知識なしでも凄さが分かるかな?とか「これは
何の略称なんだ」と思われないように書いたのですが、くど過ぎましたね。
>>300 を地の文に打ち直したものなのですが、繰り返し表現やら
背景説明なしの脅威度判定やら、不必要なメーカー記述をそのまま残した
所やら、リライトすらまともに出来てない体たらくで。
なんかカキコしようとするとバーボンハウスとかいうサイトに飛ばされる
いや、プララ
巻き添えカワイソス
こりゃ軍板の人間にも分からんな、と思ったらなにげに解説を、普通に分かるようならそのままでいいんじゃないの。 そんなもん作者の裁量次第でっしょ。別に本にするわけでもないし。
あれ?OCNなのに書けた。
規制解除されたらしいよ
>>325-326 文章力に自信の無い人は分家のSSスレ(ラノベ)へご案内。
ラノベ程度の文章力でも物語構成力でも全然オッケーですから。
>強そう、なら幾らでも出来るが、小官の狙いは『悲壮感』だ。自ら望むワケ >でも無いのに、兵器は生まれた使命に従い、『破壊』を行う。兵士も、そうだ。 >通常、妻や子を慈しみ、恋人を抱くその手で、兵器を使い、破壊行為を行う。 それは構いませんが、小官のSSは悲壮感を前面に押し出しすぎて逆に暑苦しい傾向にあるかも。 「悲壮だ」「悲壮だよ」「悲壮だろ?さあ泣けよ」って感じで。 (悲壮を「萌え」に変えると「萌えるだろ、さあハァハァしろよ」と言ってるのに相応する) そして「曹」を重視して「幹部」を軽視する傾向にありすぎる。 むしろ偏ってる。 個人的な趣味嗜好というよりもむしろ私情私怨で「曹マンセー」にしているんじゃないかと思える節もあります。 ただでさえ敵が多いんですから、再び住人にウザがられないようご注意ください。
小寒なぞアウトオブ眼中
まあ読みたくない人はスルーすればいいだけの話で。 まあ小官殿のはちょっと、セリフ長いのと・・・・文章的にはちょっと句読点が多いね。 読みやすい小説はだいたい句読点がすくないから、少し減らすともっと読みやすくなるかと思います。 あと!と?が多いことかな。こういうのはだいたい文末に一つあればいいです。多分。
空海は韓国に勝てても 陸は多分負ける 国状を考えれば当然だけど
?素人なんで良く分からんのだが、空海負けてたら陸勝ってても無駄なんじゃ ないの?陸って対空兵器を含むのか知らないんだが、韓国の対空ミサイルや 地上防空施設ってそんなに堅固かつ優秀なの?
>>346 言ってることはあってるよ。
どっちもお互いの領域に踏み入ることすらできないんだから。
ただ陸の配備戦力を見たら韓国陸軍の方が陸自より装備面や数で優れているってこと。
全面戦争を前提に考えてる訳じゃない。
なら軍事力での優劣の話はなんなんだろ?意味無さそうだけど。 まあ韓国は事情が事情だしねえ。弱体化は激しそうだけど、北朝鮮も 距離ややり口や心情考えると面倒な相手だしね。
陸つながりなら強大な陸軍はそれなりに脅威になる。たとえ制空、制海権が取られてても陸だけである程度ゴリ押しは出来るから。 だから北朝鮮と陸つながりで国境を接する韓国もそれなりの陸軍を持つ必要があるだけの話。 それに自衛隊は勝つための軍事力じゃなくて、負けないための軍事力。
まあ確かに欧州の軍とかに比べると遅れてるからな。>陸自 制服組に外国の軍に関して無知なのが多いからかも。 韓国陸軍は優秀だよ。陸続きの国家だからね。隣と二軒隣がアレだから陸に力入るのは当然かも。
自衛隊は米軍介入が前提 単独で日本防衛するのは技術的にも法的にも組織的にも不可能だよ
>>345 まあ、その陸軍を日本に運んでくるのは船か飛行機という罠。そんなわけで脅威度は陸軍よりザイのが上。
>>348 事実上軍事力で優位に立った中国軍だって、日本海くんだりを渡って日本の土を踏むだけの船舶も装備もノウハウも無い
ロシアに発注した二百機ちかくのSu-27で空自と海自の疲弊を狙うのが関の山
極東ロシアぐらいかな?それが可能なのは
朝鮮戦争でボコボコにされた戦訓を活かしているということか。 といっても、そもそも朝鮮戦争で負けた一因って「韓国軍が出来もしないのに 日本を攻めようと南沿岸部に戦力を終結させていたから」というのもあるんだよな。 あと、陸の軍事力が陸繋がりの北朝鮮や中国やロシアに対抗するために 最適な配備をしているかどうかは知らないが、海軍や空軍はLPXとかのような そんなに必要なさそうなというか「日本に対抗するため」っぽい装備なんだが… 無駄じゃね? つーか本当に国状考えてるの? ところで韓国軍の話はスレ違いなんでそろそろ話を元に戻そうよ。
>>354 >日本を攻めようと
日本攻めじゃなくて対馬占領な
>>354 LPXは北を後方から叩くために必要。
あと朝鮮戦争の時みたいな状況になったらLPXがあるとすばやく部隊を撤退させることが出来る。
>>356 一応、成る程。
自衛隊もおおすみ型をあと3隻建造して輸送能力向上させればいいのに…
流石に強襲揚陸艦は保有できそうに無いけど。
コンパクト化で移送能力向上を目指してるんだから民間フェリーの利用でなく
輸送艦増やすべきと思わない?
>>354 >>355 それはネタ。当時の韓国軍はろくな戦闘車両すらなく
国内のゲリラ狩りで精一杯だった。
フォースの韓国面に取り込まれてるぞ
>>357 だから今輸送能力向上のためにC-X作ってるでしょ。
輸送艦に関してはいくら増やしたところで結局民間のフェリーを使わざるを得ない。
有事の際は輸送艦なんていくらあっても足りないしね。
360 :
344 :2005/07/19(火) 20:36:27 ID:???
>ドラゴンがこう簡単にやられてはありがたみが感じないぜ。 ここに注目して欲しかったのに。
今更過ぎる話題だ
362 :
344 :2005/07/19(火) 21:44:16 ID:???
そもそも相手を殺すのが相手に対する最大の敬意だろ。 侍をわかってないよ。
〃∩ ∧_∧ ⊂⌒( ・ω・) はいはいスゴススゴス `ヽ_っ⌒/⌒c ⌒ ⌒
え〜私事で非常に申し訳ないのですが、今年の夏コミで初めて同人誌を出す 事になってしまいました。ちなみに18禁。 残念ながら(幸運にも)輸送戦記の18禁バージョンは書けませんので、種運命 の小説となります。 タイトルは「再び輝くもの」の予定です。 それにしてもクサすぎてサンプルを読んだ連中がそろって悶絶した18禁小説 とゆーのもなぁ。
で、どこを縦読みするんだ?
偽物? トリップ解析されたか?
人のトリップが取れたからつーて、こういうわけの分からんこと書くって 随分夏真っ盛りな脳味噌だなあ。 メディック!メーディーック!こいつしょっぴいてけ!病人を無視するのも 外聞が悪いからな!
馬鹿専門の病院に連れて行きます 4WD借りますね
3日目0845時 現在位置不明 海上自衛隊所属おおすみ級輸送艦13番艦『なまむぎ』艦橋 「揚陸準備!」 戦闘服を身に纏い、装弾した小銃を抱えた斉藤が大声で命令した。 既に視界一杯に広がっている陸地を前に浮き足立っていた陸士たちは、そんな彼の命令を受け、速やかに訓練を受けた職業軍人としての行動を開始した。 あちこちで陸曹たちが声を張り上げ、最下層にある揚陸艇へと装備や陸士を放り込んでいく。 上空ではヘリコプターたちが乱舞し、何機かは陸地へ向け、偵察隊を乗せて突き進んでいく。 「うん、素晴らしい光景だと思わないかね桐山君」 「ええ、訓練の成果が遺憾なく発揮されていますね」 「うんうん、お?海自さんが対潜警戒始めたな」 「潜水艦なんていないと思いますけどね。まあ、いるんならキロ級だろうがなんだろうが、この際Uボートでもガトー級でも大歓迎なんですが」 「まったくだな。さて、私たちも行こうか?」 「いやいやいやいや閣下、駄目ですからね」 笑顔で歩き出そうとした斉藤の腕をしっかりと桐山が掴む。 「き、きりやまくん?」 「勇敢な指揮官を演じて書類から逃げようたってそうはいきませんよ・・・つれてけ」 いつの間にか斉藤の背後に立っていた幕僚たちに命じ、なまむぎ内部にある船室へと連行するように命じる。 程なく彼は船室へと連行され、山のような書類(それも刻々と増加している)を相手に、決死の遅滞防御戦闘を余儀なくされることとなる。
昨日2100、艦隊の先頭を進んでいた護衛艦が陸地らしき反応を確認。 速やかに離艦したヘリコプターおよび見張り員により、それが巨大な陸地であることが確認される。 無線を使用しての艦長会議が開かれたのが2340時。 例によって斉藤が独特の口調で上陸拠点を構えたいと述べ、一時会議は荒れた。 数隻のイージス艦に守られた船の中にいる間は安全であるが、陸地へと移動してしまえば、今度はさまざまな危険が予測されるのだから当然である。 しかしながら、人の痕跡を発見するためには、陸地を空陸から捜索する必要がある事を彼が説いた時、誰も異論を挟むものはいなかった。 そして、独特な口調を崩さないままで彼が現状維持を貫く事で何かが変わるとは思えないことを述べた時に、それに反論できる人間がいなかったことが仕上げをした。 かくして海岸橋頭堡を設けることが決定され、その結果として斉藤は恐るべき数の雑務を行う羽目に会うこととなる。
3日目1700時 陸地より2km 海上自衛隊所属おおすみ級輸送艦13番艦『なまむぎ』某船室 「嘘だ嘘だ嘘だ!僕の気持ちを裏切ったんだね!どうしてなのさ!桐山君!」 どこかで聞いたような台詞を吐きながら、斉藤が増える一方の書類相手に手を動かしている。 だが、ドアのところに並んでいる隊員たちを見てから、その能率は下がる一方である。 「どうしてって、全てが順調に進んでいるからに決まっているじゃないですか」 自身もちゃんと書類仕事をしている桐山が答える。 斉藤の方を見ながら喋っているにもかかわらず、その決済速度は異様といえる速度を維持し続けている。 「安心してください、今のところケガ人は一人も出ていません。揚陸に失敗したという報告も0です。 あなたの部下たちは何の問題もなく任務を継続しております」 「俺に大きな問題があるんだがね」 「では、問題がないようにやって下さい。創意工夫と率先垂範は士官を立派に見せますからね」 「俺は将官なんだがねぇ」 「だったらもっと立派にやって下さい」 「・・・」
3日目1710時 海岸橋頭堡 陸上自衛隊第17戦闘団先遣隊駐屯地建設現場 「オーライ!オーライ!オーライ!はいストップ!」 ディーゼル音を立てながらバックしていた73式特大トラックが停車し、周囲で待機していた隊員たちが素早く取り付いてその中身を搬出にかかる。 警務隊員たちが施設科と外周フェンスを立て、高射特科が機甲科や特科と揉めつつ掩体壕を建設する。 余った普通科は、一部が防御拠点となる壕を、残りの全員が施設・需品科との連合を組んで宿泊施設の建設を行っている。 危険すぎるアフリカでの任務を準備していただけあり、彼らには使い切れないほどの物資が用意されていた。 「いやいや、立派なものですね」 「まったくだ」 海岸橋頭堡の建設指揮を任された寺門一佐とその部下である米田三佐が、手際よく作業を進める隊員たちの脇でのんびりとそんな会話を交わしている。 彼らの傍らには司令部用の需品を展開している幕僚たちがおり、この旅団を運営するために必要なあれこれを次々と展開している。 「寺門一佐殿、衛星通信設備も展開するんですか?」 既に現状の説明を受けたにも関わらず、衛星通信設備の設営を命じられた陸曹が不思議そうに尋ねる。 「そうだ、常に受信待機状態で維持させろ」 「了解しました」 応答がない以上、電源をつけているだけ時間の無駄では?という質問は深く押し殺し、陸曹は部下たちに衛星通信設備も展開するように命じた。 もちろん、小声で優先順位を最後にするよう付け加えるのも忘れない。
3日目1940時 海岸橋頭堡 陸上自衛隊第17戦闘団先遣隊駐屯地 「警戒陣地、主防衛陣地、宿舎および指揮所の建設は完了しました。 明朝1000より周辺偵察および物資集積所の建設を開始する予定であります」 「うん、ご苦労」 ようやく書類仕事を始末し、海岸へと降り立った斉藤が頷く。 桐山は先ほどから幕僚数名を連れての視察に出かけており、現在この部屋には桐山と寺門しかいない。 「斉藤団長、正直な所どうなんですかね?本当に異世界へ飛ばされたと思いますか?」 「判断材料が少ない現状での結論はそうだな。考えてみろ、この地球上に電波も衛星も捕らえられない場所があると思うか?」 「確かに・・・これでゴブリンや聖騎士でも出てくれば閣下の大好きな分野になりますね」 「読み物としては大好きだがな、経験などしたくもない。 考えてみろ、我々は飯を食い、燃料を消費し、そして数に限りのある弾薬を使用するのだ。 本国からの補給がない状態で、どこまで生きられる?」 斉藤の現実的な問いかけに、寺門の表情が暗くなる。 「いや、すまん。君の問いが冗談だということはわかっている。 そうだなぁ、もし君の言うような状況になれば、私は嬉々として戦闘命令を下令するだろうな。 何しろ交戦規則は実質『捕虜を取るな。捕虜になるな』だからな」 「ヤバイっすね、それは」 思わず素に戻った寺門が答える。 「ヤバイよヤバイ、超ヤバイ。どれくらいかっていうと北朝せん・・・」 彼がそこまで言ったところで、窓の外が昼間のように明るくなった。
本日はここまで、次はいよいよ戦闘です。 ではでは
敵襲きたー
一斉突撃で歩兵を蹂躙し戦闘車両をただの鉄くずへと変える重装騎兵の群れとか出たりするんだろうか。 楽しみだ。
↑誰?
誘導先の作者 て言うかお前分かって言ってるだろ
輸送戦記の外伝かもしれないIfシナリオ06ができあがったので投下しまーす。 ただし「シナリオIf-03 ヤマノカミ」を先に読む事をおすすめします。
輸送戦記シナリオIf-06 無から有を生み出す? 01 「ねーねーおかあさんー。あのドラゴンのぬいぐるみ買ってー」 「ダメでしょうユキちゃん。さっきドラゴンもなかを買ったじゃない」 旅館で用意された浴衣を着た母娘が、みやげもの屋で激しい(笑)交渉を繰り広げてい る。 他にも様々な浴衣を着た老若男女に、旅装の巡礼者、修道士、騎士、商人に旅芸人と様 々な人でメインストリートはごったがえしていた。 ここは北方辺境伯領内にある『彼』-世界最強のドラゴン-が鎮座する山の麓である。 実は当初、ここは宗教上の要地として巡礼者をあてこんでいたのだが、後で温泉も出る 事が分かってからは湯治場としても有名になってしまった。 だから浴衣姿とファンタジーな服装が混在しているのである。 さて、その温泉地にある大規模旅館「鶴来屋」において変わった会議が開かれていた。 部屋は大宴会場。中にいるのは青年から老年までの男女50人程。 彼らは自分たちの前にあるお膳に舌鼓をうちながら、活発な意見を戦わせていた。 なお、全員が浴衣姿である。さらに言うと、酒は入っていない。まだ。 表の利用者表には『地質・温泉学会ご一行様』と書かれていた。 「ありえん!まったく非科学的だ!天本、お前の得意な魔法でもないと説明ができん」 「ありえないと言っても、事実は事実だ。現実を認めろ。岸田」 偉そうな老人2人が一番派手にやりあっている。 部屋の隅では助手らしき連中が固まり、愚痴っていた。 「ああ、死火山なのに温泉が出るなんてなぁ」
02 「しかし本当に死火山なのか?」 「『帝國』の古文書や『彼』とのインタビューも見たが、完全にマグマ活動は止まって いるとウチの教授は結論した」 「確かに振動調査や航空機による広域調査など、思いつく限りの調査結果、あそこは死 火山だ。まちがいなく。こっちの調査委員会の結論だ」 「でもおかしいんだよな。地下からのマグマ供給が無いのに、地熱はむやみやたらと高 いんだぜ」 「ああ、ヒマラヤみたいに、プレートに押されて発生した造山活動だと、摩擦熱と言う かまぁそんなやつで熱は出るぞ」 「ウチの研究室はそっちを調べていたが、その可能性は低いって出たぞ。こっちの世界 にもプレートテクトニクスはあるが、ここには影響は出ていない。」 「じゃあ何で温泉が出るんだよ」 「わからん」 「死火山でプレート関係でもないのに、山の中には熱源がある。熱収支が説明できんし 熱力学第2法則(熱いお茶は放置すると冷めるが、その逆はありえない経験則)に反して いるぞ」 「オレが知るかよそんな事。ただでさえこっちの世界(F世界)に呼ばれてから、物理法 則に『魔法』なんてゆー反則技が入ったんだ。世界の謎が1つや2つやグロス単位で増え ようがもう気にしないぞ」 「おいおい、それは科学者としての姿勢としちゃまずいんじゃないの?」 「かまわねーよ。時には開き直りも要るさ」 「まぁ、そうしたほうが良いか。良い気分転換にもなるし」
03 その後に酒が持ち込まれ、いわゆる宴会状態に突入した。が、偉そうな老人2人はまだ激 論を繰り広げていた。 それ以外の助手に助教授に企業からの出向者に官僚は、そのまま地元特産の地酒を味わ いながら飲むわ食うわ踊るわと大騒ぎをしていた。 それを評して旅館関係者は… 「サバトよサバト!」 と断言していた。 それから12時間後。 「…という事で結論したいがどうだ、天本?」 「うむ、岸田よ、貴様の考えとしては筋が通っているな」 老人の学者2人は酒を飲みつつ一晩中議論を続けていたらしい。 それ以外の連中は…死屍累々と言うのがふさわしい。 酒瓶かかえて寝ているやつ。半分裸で寝ているやつ。どーみてもかみ合ってない会話を 交わし続けるやつ。黙って酒を飲み干しているやつ。そいつにつきあったが、潰された やつ。 老人の科学者2人はどうやら老人医学の常識をこの世のどこかに置き忘れてきた人物の ようである。 「よし、そうと決まれば『彼』に確認を取りに行くぞ。朝風呂を浴びてから出発だぞ、 天本」 「うむ、それが良い。だが岸田よ、貴様だけでは不安だからついていくのだぞ」
04 その後のすったもんだ-助手たちがあわてて後を追ったり、修道院の制止を辺境伯から もらった許可証で回避したり、山道での大騒ぎ-があったが、『彼』との会談は無事に 終わり、老博士2人の意見は正しいと立証された。 老科学者の意見は「『彼』こそが熱源の元であり、それを受けた山が熱源と化した」と いうものである。 この山の熱源は、世界最強の火龍である『彼』である。 原子力関係で『放射線を長く受け続けた物質が放射化し、放射線を出すようになる』と いうものがある。 それと同じく、世界最強の火龍である『彼』が千年単位でこの山に居たため、『長く火 属性の魔力-何せ火龍は火の魔力の高密度集合体-にさらされた山は火の魔力を帯び、そ れ自体で熱源を持つようになったのである。 なお、熱源の補給は『彼』がいる事で補給されるので問題はなかったりする。 そうして熱源がある所に雨が降る。ここは世界屈指の高峰であり、雨水が山にしみこん で地下水になり、その地下水が山の熱源で高温になり、そして温泉として麓で噴出した というわけである。 「で、だ、岸田よ。これで辺境伯は『彼』をさらに大切にするようになるな」 「確かに。だが天本、あそこは元から敵対するきなんぞ全く無いからな」 「わかっているさ。軍事上の問題として『王国』は辺境領への圧力はかけにくい。それ だけでありがたいのに、資金という便利な道具まで生み出してくれる存在だ。誰がそれ を自分から手放すのだ?」
投稿終了! ドラゴンなんつー規格外の化け物がいては、警戒してしまって圧力なんかかけ られませんな。王国は。もしかしたら逆鱗にふれるかもしれないし。 同人は本当です。 原稿料を出すと頼まれたので書いたらこうなってしまいました。
天本と岸田ワロス
パクリかよ……引出しの足りないやつ
>>Call50氏 投下乙です。 同人誌の件で騒いでるのがいますがスルーで。 ここで宣伝したあなたもあなたですが。。。
申し訳ない。核ネタの時といい、疲れたり眠かったりしてどうかしている時 ほど問題発言がでてしまうようです。 以後、気をつけます。
そう言うな。世の中にはオマージュやらリスペクトやら、便利な言葉が有る。 引き出しは多ければ多いほど良いが、小官の様に『一般人には理解不能』な ネタまで、理解出来るだろうと簡単に考えてしまい、説明不足に為り易い。 貶すだけでは無く、巧いアレンジだと褒めるのも良いだろう。 (氏よ…稿料を貰っちゃったらそりゃあ、物書きの端くれにレベルアップですがな! 頑張って下さい!ってネタが種死…。小官は旧作ファンなのでお呼びでは無いな) 解ってる人向けに書いて行きたい小官だ。解る者だけニヤリと出来る。そんな 『粋』を日々、研鑽したいと思うね。豊和製のAR−18ネタとかね?
とりあえずこのスレに来る時は同人っ気は抜こうな。
いや。別に同人っ気がどうこうってのは問題ないと思うよ。 このスレに書かれるような題材の本がコミケで売られるなら宣伝してくれるとうれしい。 買いにいきます。 でも18禁しかも癌種じゃなぁ。すれ違いもいいところなネタだし。
出資者からの指定でしたので。 それはともかく、北方辺境伯領って、王国や帝國から見たらけっこうやっかいな 所と認識されそうだなぁ。まともに開発がされているという前提条件ですけど。
このスレのSS作者が集まって、同人出したらどうだろう。 自衛隊異世界召喚アンソロジー。 あるいは合作。 しかし一番の問題は絵師がいないと字ばっかりの本になる。 せめて表紙と挿絵は入れたい…
テンプレに追加 スレを日記帳にしない 作品にアニメキャラを出さない
>>397 >作品にアニメキャラを出さない
アニメキャラ?
アニキャラいたっけ?Гキャラ小説キャラはみたけど
同人ってのにまず興味がないからどうでも良い。 アニメキャラはやめて欲しい。名前からして痛い奴が多い。 行動も意味不明だし。
小ネタや名前だけ借りているぐらいににしとけばいいでしょ。あんまりきつくしてもね。マターリをこころがける程度で
日記帳にしないは大賛成。 アニメキャラって居たっけか。
とりあえず>397には説明を求めたい<「アニメキャラ」
>>岸田博士 エリアルのOVAは黒歴史あつかいですか 小説漫画アニメ等、メディアに発表されたキャラクターの使用禁止が妥当かと
佐藤三佐も統幕議長もだめでつか?>>ALL
>>407 俺は構わんと思う。
大抵の軍オタは知ってるキャラクターだから、別に何の嫌悪も覚えずに済む。
他のアニメ、漫画は・・・
もとネタ知ってりゃ楽しめるんだろうが、元ねたを知らんと痛いだけのキャラクターばっかりだから
読んでて嫌悪や苦痛を感じる。
俺はエヴァンゲリオンもガンダムも一度として視たことないから極端なこと言ってるかもしれんが、
まあ、参考程度に。。。
それから文中、会話表現で「あと」とか「それと」とか使われるとゲンナリする。
>>400 まず最初の質問だが…残念だが、対艦は、小官の管轄外。迂闊な事は言えんが、レーダーの
貸し借りは、レーダー網の情報なら体感した事が有るが(小官は高射!)、機材の
貸し借りは、各部隊は『蛇蝎の如く嫌う』。ましてや、バンダレ外に貸すなんて事は…だ。
後者の質問だが、曹は皆、優しい。ただ、厳しさが表に出すぎるため、昨今の若い隊員は
へこんでしまうのだ。…同じ立場に為れば、自然と理解できるようにはなるのだが。
幹部は自己愛が大半だが、たたき上げのI幹は違う。やはり現場を、下を経験した者は違う。
憎まれ役、が出来るのだ。…参考には為らんとは思うが、今は…勤務中だ。また、続きはいづれ、な?
いや、元ネタ知っててもそういうのは萎えるよ。 軍オタとアニオタ兼任してる人が多いらしくて、ネット小説で萎えたのは一度や二度じゃない。
それはわかるな 読み進めていくうちにクロスかよ!!!!1111!!ってなことが多々ある
長編で主役張っていたりするとなんだかなぁと思うかな。 掌編で主役。長編でちょい役とかならあり。友情出演というか。 このスレのほかの作品のキャラクタがちょろっと後ろを走っているのは楽しく感じられるかも。 輸送戦記の中で後ろにヲタSEALの人がちょこっと騒いでいたりとか。 そのくらいのお遊びはありだと思うのだよね。
後ひとつ 眠いときに書き込まない
まあね、一般隊員の2士から陸将補まで昇った人も実在するくらいだから。 そういう人になると、某大出の天下り将官よりも退職時の見送りが半端無く 多いんだ。自衛官て、退職する時にセレモニーみたいなのやるんだよ。 下っ端だと単に人気の有無が判るくらい。これが幹部になると、どういう層 の人間に人望があったかわかる。 異世界から元世界へ帰る時、幾人の人々が自衛官らとの別れを惜しむだろうか。
>>409 いや、供給されるのは機材じゃなくて情報なんですが…SSM-1の照準用データを飛行機や船から融通してもらう…とか。
3日目1940時 海岸橋頭堡 陸上自衛隊第17戦闘団先遣隊駐屯地 北西警戒陣地 闇の中、何かが動き、声を発した。 「三曹殿」 闇の中から、押し殺した声が返ってくる。 「なんだ?」 「何かあったら、撃っていいんですよね?」 「そうだ。ただし、安全装置は解除するな」 「なぜですか?」 当然のように三曹が下した命令に、不満げな声が返ってくる。 「もし友軍を誤射したらおまえ、責任取れるか?」 「いえ、それはそうですが」 「その代わり、誰何に一回でもこたえなかったら即座に安全装置を解除しろ。二回目で答えなかったら撃ってかまわん」 「・・・わかりま、誰何っ!!」 まだ若い一士が誰何するのと、何者かが彼に襲い掛かるのは、ほぼ同時だった。
「ワァァァ!!誰かっ!助k・・・」 悲鳴が途切れ、湿った音がする。 「何事だ!」 三曹が怒鳴りつつ懐中電灯を灯そうとして、胸元にある何かに気づく。 それが何かを考える余裕もなく彼の喉仏に鋭いナイフが突き刺さり、自衛官歴20年の三等陸曹の人生を強制終了させた。 「畜生!誰なんだこいつら!なんなんだこれは!?そうだ!照明弾を上げろ!すぐに上げるんだ!!ライト持ってる奴はすグフッ」 大声で命令を下していた二尉に人影が殺到し、あっという間に彼の全身にナイフを突き立てる。 立て続けに上位者を失った陸士たちは、辛うじて伝わっていた照明弾打ち上げを実行した。 マグネシウムが焼ける音と共に、空中に照明弾が踊った。 そして彼らは自分たちを襲っている相手を目撃した。 黒尽くめの、小柄な体格。手には、鉈のような刃物が握られている。 その足元には、喉や頭部を切り刻まれた、三曹の遺体。
「何だこいつら!」 「班長殿!畜生!衛生はどこだ!?」 「誰か!三曹!二尉殿!畜生!!」 口々に陸士たちは怒鳴りあい、発砲許可を下せる権限を持っている人間を探した。 しかし彼らにとっては極めて不運なことに、頼るべき上官たちは事態の把握のために大声を出しており、そこを狙った所属不明の敵によって集中的にやられてしまったのだ。 「班長!三曹殿!!発砲許可を!このままでは我々は!」 <こちらは斉藤だ。敵襲ならば発砲を許可する。それ以外ならば直ちに事態を把握せよ> オロオロしている三曹に数名の陸士たちが詰め寄った瞬間、音量最大の拡声器から増幅された斉藤の声が駐屯地中に聞こえ始めた。 それを聞いた陸士たちは、互いに頷き合うと直ちに周囲へと向き直り、安全装置を解除した。
3日目1942時 海岸橋頭堡 陸上自衛隊第17戦闘団先遣隊駐屯地 北東警戒陣地 PAPAPAN!!PAPAN!! PAPAPAPAN!!! 照明弾の上がっている北西陣地のほうから銃声が絶え間なく響いている。。 「二尉殿」 「全員安全装置を解除しろ。絶対に二人以下で動くんじゃないぞ」 照明弾の明かりに照らし出されたその年配の二尉の顔は、恐怖ではなく歓喜に歪んでいた。 よぅし、これで遂に人間相手にぶっ放せるぞ。 2012年に勃発した第二次朝鮮戦争で実戦経験を持つ彼は、その時の突発戦闘以来人間を撃つという行為に非常に喜びを感じるようになっていた。 もっとも、戦争終結以来そのような機会はなかったけれども。 「MINIMIもキャリバー50も装弾しておけ。発砲の際には許可はいらんぞ。怪しいものは全部撃て」 「はっ!」 半島以来の彼の部下たちは、大喜びでそれぞれの武器に弾を送り込んだ。 何かを力強く叩くような音が聞こえ出したのは、そんな時だった。
「なんだ?」 その音は、何か重いもので地面を強く叩きつけるような音だった。 その音が、闇の向こうから聞こえてくる。 連続で、たくさん。 彼は、その音に聞き覚えがあった。 あの音は、どこだったか? 確かこの前の休暇のときだ。 そう、あれは・・・競馬場!! 「敵襲!!!」 二尉が記憶の引き出しを開けるのと、平原に面している場所の陸士が叫ぶのは同時だった。
「発砲を許可する!撃て!!」 二尉が叫ぶまでもなく、陸士たちは事前の命令と恐怖感に命じられて89式の引き金を振り絞っていた。 PAPAPAN!PAPAPAN!PAPAPAN! 暗闇の中に銃弾が吸い込まれ、馬の嘶きや何かが倒れる音が連鎖的に聞こえる。 しかし、大地を蹴る音は止まない。 止まないどころか、その速度は一気に加速する。 「おい!フルオートじゃないんだ!引き金を定期的に引け!」 大声で怒鳴りつつ、二尉も発砲を開始する。 いくつかのMINIMIとキャリバー50が発砲を開始し、味方には安堵感を、敵には恐怖感と銃弾を与える連続音を立てる。 遊撃戦力として用意されていた陸士たちが陸曹に連れられて平原側の塹壕へと次々と駆けていく。 その頭上に照明弾が踊り、彼らは目撃した。 「なんだ、あれは」 思わず、二尉は声を漏らした。 そこには、平原をこちらへと向けて疾走する、馬のような生命体の群れがあった。 その距離は、刻々と詰まっていた。
本日はここまで ではでは
GJ
小官殿へ質問。 どっちの上司がいいですか? 1:英雄型。 2:学究肌。
テッドファイヤーとか叫んで火炎放射する小官殿。 モヒカンスラッガーとか叫んで戦闘バギーを両断する小官殿。 点滅してから波動砲を忍者と賢者に放つ小官殿。 川に毒を流して捕虜になった味方の兵ごと敵を皆殺しにする小官殿。 世界の半分をやるから云々に同意すると画面を真っ赤にして停まる小官殿。 私はネオ小官とかのたまって自分も何もかも無に帰そうとする小官殿。 ねえお願い行くのをやめてとか言われて同意するとタイトル画面に戻される小官殿。
>>425 哀しいが、応えは1だ。ある程度、『男気』が無いと、この組織では生きて行けない。
要は『有言実行』する能力が必要だ。2の学究肌で、やる事やらない奴で、責任回避型だと、
それこそ誰も附いて来ない。顔の広さと信頼こそ陸上自衛官の『真の財産』なのだ。
理詰めでは動けない所も充分残っている、哀しい組織なのだよ。自衛隊は。
2が何故イカンか、書いて置かねば、な。命令を受けた際、命令を理解する能力は必要だ。 命令を出された意図を読む能力もあれば、鬼に金棒だ。しかし、学究肌の人間は『深読み』して イラン自分の『アレンジ』を付け加える事が多々あるのだ。『気が効く』程度なら良いが、それが 作…いや、運用計画上、重大な遅滞をもたらす行動だったりすると致命的だ。 脳ミソがただのザルでも困るが、水は漏らさないが杯程度の器でも困る。 まあ、大多数が男性の集団だ。諸君等が良く知る、身近な暴力団体をイメージして貰えば、 理解し易いだろう。重んじられるのは義理と人情だ。アタマは要るが、考える事が許されるのは 一握りのトップだ。考えた事を絵図を描ける立場にならんとな? …済まんな、時間が開いて。
>>427 1の人は性格が災いして早々にあぼーんすると聞くが…危険に身を曝したがるタイプとも。
小官殿へ質問。 どっちの上司がいいですか? 1:小泉純一郎型。 2:石原慎太郎型。
古代ギリシアからルネサンスまで男色は至極普通だったらしいが 矢張り召喚後の自衛隊員にも両刀使いが増えるのだろうか
やらないか ウホッ!いいドワーフ・・・ これが日本とドワーフ王国のファーストコンタクトであった
湾岸や今のイラクを見てると、現代戦って戦線や兵站がだんだん希薄になりつつあるなと思う。 大戦時のような兵器作りながら戦闘地域に兵力展開ってもう起こらないだろうし。 敵の補給路を奇襲襲撃、っつっても補給路なんかハナから無いよって感じもする。 兵器単独のキルレシオなんか物凄い。 国としての長期抗戦がだんだん不可能になりつつある。 自衛隊VSファンタジー軍じゃ米VSイラクの比じゃないほど短期で戦闘終結するんだろうな。
>>435 そんなことはない。米軍はかなりの準備をしてるからああいう風になったし
補給路をめぐる戦いもかなり熾烈なものであった。
道路上での交戦で補給が追いつかず進軍が停止ししてしまうこともあったという。
補給部隊からかなりの数の捕虜が出てただろ?あれもそういう戦況を表している。
ファンタジー世界との戦いについてだが、早期に決着がつくかどうかは異世界の敵国土の大きさ
と道路の整備状況により随分変わる。空挺部隊だけで決着がつけられるかどうかにもよるな。
>大戦時のような兵器作りながら戦闘地域に兵力展開ってもう起こらないだろうし これは確かに無いだろうな F世界の国相手だとそら長期戦にはならないだろう。向こうが短期決戦専門なんだから それに現代的戦力の時間当たりの火力の大きさを加算すりゃ戦闘だけなら即終了する。 ファンタジーな連中が、よす!日本軍なぞ何するものぞ!と意気込んで大軍を戦場向きの土地にどてっと並べる。 今までやって来た通りに。 後は想像に難くない。
百年戦争期あたりだと、一回やられれば即学んだとも言いますけどね。 英国弓兵にボコボコにされたら、あとは正面決戦など数えるほどしかやらない ようにしていたフランス騎兵とか。彼らはゲリラ戦ではないまでも、機動的に 少数の戦力で慎重に戦ったとも聞きます。 つまり一撃目で粉微塵にされたら、二度も三度も莫迦はやらんわけです。 だから戦争がどうなるかは、敵軍の状況と日本の戦力の見せ方しだいですね。 まさかいきなり初めて会う相手と、全軍総出の殴り合いなんてやらないでしょうし… というかそれは日本も同じですが。脅威度の低い相手に貴重な燃料と人員と 時間を割く暇があったら、やることは山ほどある訳ですし。 まあ大規模決戦はなんにせよ、片手で指折りする程度でしょうね。
武力誇示なら正面撃破でしょ それ以外なら集結前に各個砲や空中から撃破するとか。スマートに片付けたい。
ふと思ったんだがF世界の騎士や兵士って砲弾病にかかりやすいのかな? 砲弾病は大音量のブラストとショックに耐え切れずになる病気らしいから 砲撃が終わったあとはショック状態でガタガタ震えてる状態になると思うんだけど
人は耐えれても馬が
ドラゴンみたいな巨大怪獣と格闘戦出来るような連中なら大丈夫なんじゃないか?
絶えれても鼓膜が破れるだろう 砲撃時に口を空けるってことを知らんから
砲撃の代わりはいくらでもあるから知ってるんじゃない?
どうだろう 鼓膜破る爆発には爆轟とか燃焼ガスが必要だからな
Fの人が火薬を発明して運用しているかどうかだな
つまり龍の咆哮みたいになると
火薬にしても威力が違いすぎるだろ。
ゴジラの雄たけびは窓ガラスを破壊しうるか、というシミュレーションを 昔テレビでやってましたが、結論は「可」だそうです。 ただ大きさが…高さ数十m、しかもそれで地上に自立できるような生き物の 轟吼ですから、並みの竜とは比較しづらいでしょうね。 しかし鼓膜が破損する音量はガラスを破壊する衝撃波よりも小さいはず ですから、中型竜以上との殺し合いをやれるならわかりませんが。 火薬は威力的に格段に劣るでしょうから、魔法兵器の方が重要だと思います。 もっとも魔法は爆発と破片の拡散を目論むものではないと思うので、熱や 破壊規模が同等の物を作れても音量ではどうなるか。
だいたい魔法なんてものが存在した場合、そしてその力を持つものと持たないものがいた場合は必然的に何らかの差別が起こりうる。 魔法使いの数が多ければ支配者になり得るし、少なければその力を恐れる者から迫害を受ける。 つまり、魔法使いと非魔法使いの平和的共存は本来あり得ないのではないか。魔法というものが誰でも扱えるものにならないかぎりはこの問題は起こりうる。
魔法を武力または財力に置き換えてみよう。
>>451 どっちかってーと腕力じゃないか?>魔法
技術なら扱いは簡単だと思うが。 勉強すりゃ誰でも使える。
となると、自衛隊員も訓練さえすれば魔法を使えるようになるわけで。 当然日本の一般市民も使えるようになる可能性もあるから、話がややこしくならんか?
>>453 勉強する環境が全ての人間に開かれていれば、ね。
30歳まで童貞でいないとだめだよ
>>456 生まれてこのかた30年、彼女なし。風俗にいく度胸もなし。
仕事も異世界転移の不況でリストラに。
今後どうやって生きていけばいいか分からない俺のところに
ある日、背広を着た男たちがやってきた。
そいつら曰く、
「君には魔法の才能がある。自衛隊に入ってその力を生かさないか?」
もはや選択の余地はなかった。
翌日から、俺の過酷な自衛隊生活が始まった。
(続かない)
どうやらこの世界に魔法の原動力は「劣等感」らしい 例えば空を飛ぶ鳥を思い、空を飛べない劣等感を感じる事で空を飛び、 強力な火炎を吐くドラゴンを思い、劣等感を感じる事で火炎の術を操る といった具合だ。 この世界の強力な魔法使いは引きこもりがちのひねくれ者が多いと言う のもうなずけたorz
夜中コッソリPC起動。伝令が寝こけてる間に…。
>>430 究極の選択なら1。素の自衛官ならば、どちらもお断りだコンチクショウと云う奴だね。
理由はだ。命令と云う奴は大まかで良い、と云うのが基本なのだ。その点、1と2は合格。
ただ、一度部下に任せたら責任も取らなくてはならない。その点でどちらも失格なのさ。
さらに、部下の功績をさも自分やったかの様に語る点。これは1も2も完全に失格だろう。
2の嫌われる点は…細かい命令を出し、『部下の自由裁量』が事実上不可能に為る点だ。
ある程度部下に任せる度量が無くては、陸上自衛隊ではつとまらん。その点、1の人は、
『投げっぱなしジャーマン』なので部下の気が楽だ、とも言える。
まあ、1から10まで語ってやらんと動けない犬も居れば、1を聞いて100の事までやってしまう
人材も揃っているのが、陸自の強みでもあり、弱みとも言える。前者は下っ端から叩き上げた
人間に多い。つまり、命令されるのに『完璧に習慣付けられてしまった』人間だ。世間ではそれを
『馬鹿』や『うすのろ』と呼ぶ。後者は…自らの尊厳を守りきった『真の人間』だ。この差は、大きい。
…小官を始めとする自衛官の異端者が正気を保つのに、2chは必要悪なのだ、と言って置く。
>>459 2の嫌われる理由とあんたが叩かれる理由は似たようなものですな。
例:しつこい。 うざい。 余計な口出しをする。 自分の気に入らない流れだと荒らすetc
で、あんた以前下っ端からの叩き上げと自称してなかったか?
馬鹿でうすのろなのか?
) ( \\ | | |l / // / ) ) ウソコドゾー !!! ( \\ ∧∧ / // / .) ウソコドゾー !! ) ( \ \\ ∧∧ (@ω@) ∧∧ / // / ) ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ \ \ (@ω@)● ⊃ (@ω@) // / ⌒Y⌒Y⌒Y ヽ● つ (~) ) ● つ / // / ⊂( Y し' と ノ ∧∧ // / `J ●(@ω@)/ / ∧_∧ ∧_∧ (x へ λ_λ ━━ ━ ━ ─ _( @ω@) (・∀・; ) く (@ω@ )_ 三 三 Ξ Ξ ー ニ ニ 二三(●), ノ⊃ (小管 ) ⊂ , (●) ━━ ━ __ _  ̄ / /) ) | | | ( ( 、 ヽ ===== 二 三 三 三 . 〈_)\_) (_(_) (_/ (_〉 ∧_∧ ∧,,,●(@ω@#) ⌒Y⌒Y⌒ ( @ω) (ω@#) (●) ∧_∧ ∧∧●; ;;ヽ ,_, 人 ,_, 人 ,_, 人 / フ < @ω> ∧,,∧ (@ ) と;; ノ〜 ) / //し(__ / ^(●) ミ 彡● ヽ `J ヽ ) ウソコドゾー !! / // / C ソ ● ) と ノ.〜 ヽ \ ) / // / / /_) ミ _〜ミ `J \ \ ⌒Y⌒Y⌒Y⌒
/ ̄ / ̄ ̄ / ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄  ̄ ̄ / / / ̄ ̄  ̄ ̄ / ./ / / / / / / / / / / / / / ̄ ̄ ̄ ./ / / ./ \ / ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ \ ) ヽ ⊂ ⌒ ⊃ ノ 〉 〉 と⌒∧∧∧∧∧∧⌒∧∧ ) `(@ω@)ω(@ω@)(ω@=)⌒ ∧_∧●;从●从●,';●λ_λ ( ∧_∧,●;:)ω@●(ω∧ω@) / (∧_∧●);:●●∧∧#;;;;;) \ C < @ω>∧,,∧ヽ(゚* );; ;;ヽ )⌒) / / ノミ 彡)ヽ ヽ ;;ノ〜) \_C / ⊂ / ミ と ノ.〜J / /__) ミ 〜 ミ `J \__) ι´∪
>>小官
頼むから、馬鹿はスルーしてくれ。
折角良い流れになりつつあるのを壊したくない。
少なくとも俺はあんたの読書量、教養、識見は尊敬している。
自衛官として誠実に生きようというあんたの姿勢には頭が下がる思いだ。
俺みたいな人間は他にもいることと思う。
だから何だと言われればそれまでだが、決してムキにはならないで欲しい。
>>460 のような厨房(レスに対してレスの内容ではなく人格を批判する奴)は
全く議論の対象外としてスルーしてくれ。
>>465 悪いことはいわねー。自分が何書いてるのかちょっとは自覚できるようにしろ。試験中ならこんなとこ来てないでちゃんと勉強しとけ。
学習できたら電気消して布団の中でゆっくり文意をその足りねー頭でもう一度考えてろ。
467 :
466 :2005/07/24(日) 04:55:00 ID:???
ミスった 「文意を」って言うか広義でいったら「流れを」、だな
馬鹿が二人ほど沸いてるけどスルーよろしこ ↓
こんな時間から御苦労なこったな。
>>465 もあれだが
>>466 もきてるわw
まあ二人とも徹夜なら寝ろ。
さて、釣りに行ってこよう。異世界に跳ばされたら地球世界の魚なんて食えないだろうからなw
>自衛官として誠実に生きようというあんたの姿勢 >(レスに対してレスの内容ではなく人格を批判 今までのS官の書き込みは誠実さに欠け、 人格を疑わざるを得ない内容だったわけだが 正直なところ、丁寧で真摯な書き込みを始めたかと思えば すぐ暴言に変わるS官は何を書き込んでも今更信用など できない人間も俺のほかにもいると思うぞ。
>>470 つうか普通の人間なら既にあぼーんしている。
いちいちつつくな。小官の文字を見るだけでおぞましいわ。
ある二つの国が召還された 双方の国は周りの民族を併合、その民族を使っての代理戦争をはじめた。 ってのはどうでしょう。 1960〜70年代の米ソあたりとか
魔法の指輪を手に入れたブレジネフ。
>>458 その理論、あながち間違いではないかもしれん…!
異世界で対立と闘争を繰り広げる、三つの勢力 自衛隊 強力な近代兵器による圧倒的な火力、発達した航空戦力による空中機動で 他の2勢力を大きく凌ぐ。しかし、自衛隊が最大限の能力を発揮するには 莫大な金と資源が必要だ。 人間軍 遥かなる神話の時代より団結して魔族と戦い続け、この世界の大部分を 手中に収めた勢力。長槍と長弓、機械仕掛けの攻城兵器と馬が引く戦車 に加えて蓄積された魔法技術を以って自衛隊に対抗をもくろむ。しかし なんといっても一番のアドバンテージは、その膨大な人口と生産基盤だ。 魔族軍 人間との長い戦争の過程ですっかり疲弊し、この世界では少数側に転落した かつての支配者。しかし個体の身体能力では人間軍と自衛隊を大きく上回り、 種族によっては夜間や水中でも特殊な機器に頼らず行動できる強みがある。 自衛隊と共に召喚された日本列島から中古の車輌と銃砲を入手し、魔族軍は 20世紀テロリスト並の火力を手に入れた。切り札は横流しされたH2ロケ ット攻撃。
燃料と弾薬はどっからくるんだろう…?
>>475 そういう三竦みの関係見ると無条件でスタークラフト思い出しちゃうよ
>>475 最終的に勝つのは人間軍だな。
ほか二つは弾薬、燃料の補給がままならず滅亡。
うわつまんねぇ…
自衛隊が魔族を懐柔
自衛隊が魔族に
金と資源くれればありだな
心を鬼にすればBC兵器で勝てるがな。
旧支配者みたいな存在自体が狂気と恐怖の塊みたいなのでも、 自衛隊さんなら発狂せずに対応できるかな?
自衛隊&ファンタジー人間軍VSアメリカ&魔王軍
>>484 結婚して子供作った人もいるから大丈夫!
自衛隊&ファンタジー人間軍VS人民解放軍&魔王軍
人類よりも個体の能力の高いヤツに20世紀レベルの火力が渡ったら、 20世紀テロ吉どころじゃない戦闘力になりませんか? 夜間や水中を機器要らずで軍事行動できるだけならまだしも、空を飛べたり 補助系魔法を使ったりするヤツには鬼に金棒では。
491 :
名無し三等兵 :2005/07/25(月) 00:52:44 ID:Z3eRbZ4D
魔法使いは優秀なテロリストになりそうだな。 証拠も残らんし火力もでかい。
馬鹿者共、書き込む前に
>>1 をしっかり読め!
>sage厳守。行くべき所が有りません。軍板の温情に感謝致します。
1000回復唱しろ!
火力がどんなに大きかろうと自衛隊組織の力には勝てん。
せいぜいテロ止まりだ。
魔法とかってあんまり脅威にならないよな。 使うのは人間か亜人間だから、当然生物なわけで撃たれれば死ぬ。 どれだけの期間で習得できるかわからんが、実戦で使えるまで5年掛かる とかだったら補充が間に合わないだろうなぁ。
>>493 >どれだけの期間で習得できるかわからんが、実戦で使えるまで5年掛かる
>とかだったら補充が間に合わないだろうなぁ。
戦闘機パイロットだって似たようなもんだ
知識はそう簡単に奪えんが武器は簡単に奪える。とゆう事は・・・わかるよな?
>>495 ファンタジー世界の人間が自衛隊から奪った武器をいきなり使うってことかい?
てか基礎知識と訓練無しで使えるの?整備や補給や燃料やその他諸々をどうするんだ
違う意味ならごめん
まあ武器だけあってもそのバックボーンとなる生産力や経済力がなければ無意味という事ですね。 それに兵器を扱うには高度な専門技術が必要とされるし、奪ってすぐ使うなんてのは到底無理ですねぇ。 逆に魔法だったら魔法使いを拉致してくればいいから、そっちのほうが楽かもしれませんね。 家族ごと人質にとれば逆らわないだろうし、薬使えばなんでも話してくれそう。 モノより知識奪うほうが案外楽だったりもしますよ。
>>489 まあBC兵器は最悪の場合の切り札。敵主要都市に見せしめとしてばらまくだけだ。
>>490 いかに連携、戦力の集中投入ができるかによる。あと個体数も。結局連携できて集中投入できるほうが勝つ。
>>494 ベトナム戦争のとき、米軍はパイロット1人の救出のために作戦機を何十機も出したこともある。
F世界軍が魔法使いを助けるために兵士1000人を使って救出するという戦術をとれるか?(身分的に騎士>魔法使いではないか?)
あーごめんループしてるね。スルーして
ファンタジー世界側の人間をこちらに取り込むことができればな〜 マスケット銃を現地製造させて組織化、こちら側の尖兵として運用できれば自衛隊の損害を抑えられる。
魔王だったからだ 魔王だったから――――― ここまで道を踏み外さなくてすんだ 英語もダメ 数学もダメ 顔もダメ この魔力だけが財産だった この魔力にすがって生きてきた 魔力にすがって生きてきた
>>497 甘い、その考えは甘すぎる。
魔法の為に全てを捨てた存在が魔法使いだ。
奴らはな、魔法のためなら自分の家族はおろか、自分の体や生命まで捨てられるんだ…!
プレーンシフトして逃げました。
>>492 バーディーをしながら復唱しました。きおつけの姿勢のときに復唱です。
手書きで写して壁に貼ってます。因みに80回を5セットです。
>>501 新国家樹立か隊員が現地の国王や公爵になってないと、
すぐに反乱で全員香田がオチ。
>>499 司祭とかじゃなかったら、騎士も誰も助けに来ないと思う。
けど、牛一頭のために足軽5人までなら出せるほどの国なら、
魔法使いの能力の種類によっては御家人5軒分ぐらいは繰り出して来そう。
>>503 そのレベルのヤツらが簡単に捕獲されるぐらいなら、そこの魔法文明は
大したこと無い。
>>496 小銃でも簡単なのはマガジン挿し込みとトリガー引きぐらいはされそうで怖い。
いくさ場での捕獲武器なら、残弾分はトリガー引きで打ち出す可能性大。
>>495 知識が独占されているだけなら、解禁になればちょこっと脅威。
でもその脅威も、独占できるし独占する方が支配層にリスクも少なく割りの良いものによる
ことなので限界は近そう。
>>493 そりゃ単にあんまり脅威でない魔法しか想定してないだけでは…?
>>493 格闘ゲームですが、軍人キャラクターの勤め先の備品が最強の光線技、
というオチに似ていますよね。80年代以来のフィクション考証で普通に
考えたらキャラクターの肉体の強度がドラゴンボールか何かじゃなければ
そうなわけですが、現地の勇者とかでも、古武道使いの格ゲーキャラみたいな
程度わけですね。ドラゴンボールでも、地球人のキャラクターはアニメ版ヤムチャや
クリリンでも、なんか縦断には普通にミスターサタンばりに効きそうなイメージも
ありますよね。戦闘力5の農夫でも、ウエポンは別口で測られるそうです、スカウター。
自衛隊なんて脳筋ばっかりだから、精神操作系の魔法一発で壊滅する気が。
>>508 最強の攻撃魔法で、最新鋭の米軍の対地ミサイルぐらいだと思われ。
サイヤ人が居るとかナメック星とか、ドラクエ勇者が居るとかだったら
来てすぐあぼーんなので、来てからだいぶ活動できているなら最強でも
ロードス島戦記のメテオより少し劣るぐらいだと思われ。上位の魔法は
レアさもキーです。触媒が必要なら、生産力で打てる数に限りが出来るし。
上位の魔法が普及していたりするぐらいなら、現代軍隊でもナメック星を
相手にするのと大してかわらないと思われ。70年代フランス公開行刑と
香田くん動画ロケぐらい大して変わり映えしない。
脳筋肉の皆さんでも、機械化極れり現代軍備をあんなに巧く運用しているのですか? これって無意識でも戦ってTKO負け&食肉加工の危機からモンスター撃破にまで 状況を打破する武闘家にも似た凄さですね。脳筋肉でも、現代機械部隊が 動くほどなんですか、自衛隊の訓練度って。それは凄すぎでしょう。 彼らは脳筋肉じゃありませんよ。
精鋭であるほどバカであるという事実…!
ところで最近見えないレスが多いんだが、何が沸いてるんだ?
>>507 たかが数十丁の89式奪われたくらいじゃあまり脅威となりませんよ。戦略的に見ればね。
むしろ自衛隊と「一方的な虐殺にならないくらい」に戦える戦力を持ってるなら、少数の鹵獲武器などあまり意味ないです。
そもそも多数鹵獲できるくらいの戦力なら鹵獲してもしなくても戦況は変わらない。
>>507 あと王政だと反乱を起こすのはむしろ王国側に対してではないかと。こちらが上位の条件をだせば寝返る可能性は高い。国民国家でないから。
ナショナリズムというものがあるかどうか分からん世界ですからね。まあ貴族とかだと忠誠心は強いでしょうが、民衆を煽れば簡単に潰れそう。
>>512 脳筋でも使える位に徹底して反復習得。これがコツです。
そこまでやっちゃうと逆に「自分の手足のごとく」使いこなしちゃう訳です。
だから、新型貰うと機種転換訓練が付いてくる。。。
本当に頭のいい奴ならたぶんマニュアル読んで即使えるんだろうけど、そんな器用さに頼らないで済まさなきゃならないのが軍隊って組織。
幾ら志願兵でも頭の良し悪しはピンキリだからね。
鹵獲兵器に関してはかつて日本陸軍がたどった道を考えると良いかも。 大戦初期に軽戦車鹵獲>日本最強戦車部隊編成>撤退時ボコボコ
>>515 何を見えなくしたの?
それがわからなきゃ答えようが無い。
>>519 大量に鹵獲しても負けるモンは負けるって事ですね。まあF世界相手なら90式生産する金でA-10を・・・・。
悪魔の十字架として恐れられるA-10。うっはやっべ漏れそう。さすがA-10、ファイアーボールくらいじゃなんともないぜ!
まぁ、A-1スカイレーダーくらいでいいとは思いますが・・・。便器を(ry
ヴァンパイア軍団vs自衛隊
紫外線放射装置で、自衛隊の科学は世界一ィィィ! なんかデジャヴを感じる。
鹵獲兵器って言っても。同じ時代の話です 太平洋戦争で日本軍の使っていた89式重てき弾筒。 携帯しやすく、隠密性にも優れていたそうですが、米軍が接収して使用すると事故続出。 本来地面に設置する部分を太ももで支えて発射したため骨折する兵士が山ほど出たとか・・・ 銃器を使う連中でもこんなことがあったのに、銃を触ったことがない人間が銃を触ると、ですわな
>>515 売女だろ、多分。
アボーンするほどのことは書いてないがな。
コンキスタドールに初めて出会った南米原住民のような展開に
最初に死亡したのは、塹壕を最後に離れた若い一等陸士だった。 彼の名前は米山治夫(23) 大学を卒業後、なんとなく自衛隊に入ったという経歴の持ち主である。 このよくわからない世界に到着した彼は、所属する小隊ごとこの北東陣地に貼り付けられた。 日ごろ自分を虐める陸士長が悲鳴を上げて逃げ出した時は思わず嘲りの笑みを浮かべたものだったが、まさか一分と経たないうちに同僚たちと彼の後を追いかける羽目になるとは、さすがに想像できなかった。 そんな彼の耳に、何かが触れた気がした。 その正体を確かめようと、彼は振り返ろうとしたが、それはもう永遠に不可能となった。 勢い良く振るわれた長剣は、彼の右側頭部から左へと抜け、鼻から上の部分を一気に引きちぎった。 脳を失った胴体は、勢い良く地面へと投げ出され、しばらく両手両足をじたばたとさせていたが、後続の騎馬たちに次々と踏みつけられ、土煙の中で赤い肉塊へと姿を変えた。
それを皮切りに、騎兵たちは次々と逃げ惑う自衛官たちを虐殺し始めた。 首を跳ね飛ばされるもの、馬に踏みつけられるもの、胴体に剣を突き刺されるもの。 実に多彩な手段で、彼らは殺されていった。 当然ながら塹壕を維持し続けていた他の隊員たちは、それを黙ってみていたわけではない。 怒りで、恐怖で絶叫しつつ、弾薬や手榴弾を遠慮なく投射した。 あちこちで爆発が起こり、塹壕より高い場所にあったものは片端から銃弾を浴びていく。 その中には未だ生存していた逃亡兵も含まれていたが、もはやこの場にいる全ての生き物はまず自身の生存を第一と考えており、友軍誤射などという些細な事を気にする余裕は持っていなかった。
BAKOM!BAKOM!! 不意に、何かが吼える音が聞こえた。 死闘を繰り広げる一同は、それがなんであるかを気にすることは無かったが、音の主は容赦なくそこへと乱入した。 手榴弾とは比べ物にならない爆発が発生し、大量の土砂を巻き上げる。 妙に高い位置から機銃が掃射され、大量の血煙と土煙を発生させる。 「キューマルだ!!」 誰かの叫び声が聞こえた。 しかし、それに答えたのは更なる爆発と、大量の機関砲弾であった。 連続で閃光が走り、敵がなにやら喚く声が聞こえる。 しかし、一瞬の間もおかずに発生した爆発の連鎖によって、それはかき消される。 そう、陸上自衛隊の誇る(数的には)主力戦車、90式戦車改が、89式戦闘装甲車を率いて前線へと到着したのだ。 そこから先は、先ほどの苦戦を忘れさせる程の一方的展開であった。 主砲が、機関銃が、そして機関砲が唸り、そこへ士気を回復させた隊員たちが続く。 対戦車兵器を持っている様子の無い敵軍は、情け容赦の無い火力の集中によって一気に壊乱、死者を回収する様子も見せずに後退していった。 後に残されたのは、照明弾の放つ不気味な明かりに照らし出された、血まみれの陣地だけだった。
本日はここまで、ようやく戦闘がおわりますた。 ではでは
そういえばどっかにインディアンが騎兵隊を全滅させた話があったな詳しく知ってる奴いないか?
>531 『リトル・ビッグホーンの戦い』だったっけ? カスター率いる第7騎兵隊がスー族とシャイアン族の 連合軍に敗れ去ったってやつ。
連発式のスペンサー・カービンを「弾に金かかる、ジャムしたらやべぇ」で、切り捨てて単発式のライフル使ってたらこうなったって話だっけ
突撃戦法は機関銃の前に敗れ去ると思いまつ・・・
そこら辺は状況しだいだが・・・ 機関銃は絶対無敵ではないのだし
砲+機関銃が一番 航空支援があればなおいい
高度に機械化してるなら敵軍が野戦するために集合中のところを各個撃破できそう
人海戦術と一番相性悪いのが連発銃と榴弾。 機関銃に大勢が突撃なんか野外精肉。
>>535 タマ除け分+攻撃分の人数があれば何とかなります。弾除けがいっぱい必要ですが。
スティールレインでみんち〜〜〜
手っ取り早く地雷原にクレイモア仕掛けとけば。
543 :
擲弾兵 :2005/07/26(火) 19:04:06 ID:???
まあ、極めて稀な例ではあるが ロンメルが部下と一緒にWW1の弾幕下を密集突撃して ほとんど被害無しで多数の捕虜を取ってると言う事実もある まあ相手はパスタ人だったからかも知れん
今は機関銃だけじゃなく砲兵支援もかなりのものになってます。
ていうか榴弾とMLRSの子爆弾がバラバラ降り注ぐ中に怯えず突っ込んでいける馬はいるんでしょうか・・・。
>>540 弾除け分と言いましても・・・数万人いても密集体系だと肉片になると思います。
だいたい敵を塹壕付近まで接近させること事態あり得ない。
騎兵にとって一番の障害はSAWと塹壕じゃないかね それらが無くてもアサルトライフルだってWWI時の小銃とは比べ物にならないほど連射力と近接射撃 能力が向上してるし。 砲弾なんかも空中炸裂が普通だから、昔みたいに砲撃の合間を縫って突撃とかできない気がする。 そもそも騎兵突撃敢行できる地形にノコノコ自衛隊が行くとは思えないと思います
おまえら相手がファンタジー界の住人だってこと忘れてますよ 魔法とか使われる前提ですよ
547 :
融合召喚 :2005/07/26(火) 20:37:07 ID:???
魔法が小銃や機関銃と同じ効果を発揮するとは限らないが、 (小さな弾丸を高速で連続発射する魔法でも無い限り) 一般的な魔法のイメージだと無反動砲やロケラン、 迫撃砲や榴弾砲と同じような効果&性質を持った魔法を運用する 軍隊組織が出来上がっても不思議じゃないね。 自分の融合召喚SSでは小銃や機関銃が存在せず 魔法が火砲の役割を果たした状態で、塹壕戦術や 白兵突撃が行われる戦争の歴史を歩んできた設定にしようと思ってるけど… (銃が存在せず大砲だけで戦争が発展してきた状態を想定)
強力だが絶対数が少なく貴重過ぎて使いどころの無い魔法使い 管理維持に手間かかるくせに剣持った人間に殺される程度の魔獣 一人で戦場を駆けずり回ってまったく大局に寄与しない勇者 現実世界の象兵と同じ道をたどりそうな竜兵
>>547 そんなんじゃ16世紀くらいの戦闘と変わらなくなりまつよ
>>548 勇者が範馬勇次郎以上だから大丈夫だよ。
551 :
融合召喚 :2005/07/26(火) 20:48:26 ID:???
>強力だが絶対数が少なく貴重過ぎて使いどころの無い魔法使い →絶対数が少なすぎると確かに問題だが、多すぎず少なすぎずの 設定のバランスさえ見極められればその辺はどうにでも。 >管理維持に手間かかるくせに剣持った人間に殺される程度の魔獣 →剣で殺せる、というのにどのくらいの苦労が必要なのかによるだろう。 剣持った人間1名で苦労せず殺せるなら役に立たないが、 複数で取り囲んで、連携してそれでも何人か被害が出るというなら役に立つ 最低限の弱さの基準といえるかも。 >一人で戦場を駆けずり回ってまったく大局に寄与しない勇者 →勇者の投入する局面と地域を効果的に使えばなんとか。 例えば、F世界に召喚された自衛隊はF−2かF−1を1機しか対地支援に使えません、 さあどう効果的に使うべきでしょう? というのに近い考えかたで。 >現実世界の象兵と同じ道をたどりそうな竜兵 →象が使えなかった最大の理由はそもそも戦闘に不向きなのと、 動きが遅いのと、暴れだすと制御できないのだと思うので 象よりは戦闘向きで馬のように機動性があって制御が効けばその辺はクリア。
552 :
融合召喚 :2005/07/26(火) 20:56:42 ID:???
>>549 そのための戦竜と攻撃飛竜です。
あと竜に牽引させる装甲馬車。
これらで電撃戦を行った事にするのです。
…でもまあ「中世風ファンタジー世界」がスレの前提なのだから
16世紀レベルの戦闘でもぜんぜん問題ない気もしてくる。
竜騎士ってあれ、普通に使うなら偵察や伝令専門じゃないかと思う。ロードスOVA見てて思った。 あんなデカイ翼羽ばたいてる時に弓矢や投槍使えないだろ。騎兵槍持つっても、そんな墜落を招きそうな物持てないだろう。 どんな飛び道具使うにしたって、鞍上からじゃ竜のデカイ図体が邪魔して武器使えそうにない。揺れも結構きそうだし。 竜の牙や爪に任せる以外に有効な攻撃方法が無いと思ふね。でも地上スレスレに降下したら槍に刺されて終わりそう。 象よりは戦闘向きで馬のように機動性があって制御が効きくけど、攻撃手段を持ってないっぽいな
>複数で取り囲んで、連携してそれでも何人か被害が出るというなら役に立つ そんでも扱いにくくて危険な獣を手間と金かけて運用するよりは、それに使う金で 兵士雇ったほうがよさそうだな
竜って言ったらブレスだろ?弾薬庫に気を付けな!!
ロードスに出てくる一人乗りの小型竜って火吐いたっけ
>>555 ブレスの射程(何百mもあるとは思えない)にはいる前に蜂の巣だろ。的も大きいし。
>>553 竜の鱗の前には槍なんて役に立たないと思うぞ。
>>558 どうかな?
竜っても体調3m前後の人が乗る奴の話だし。
地面スレスレで刺されるんだから竜と騎乗者の体重や降下速度なんかが総合されて
槍の切先にかかる訳だろ。
明らかに刺さりそうな気がする。
地面に降りた状況ならまた話しは別だが。
7.62×39mm程度なら装甲に阻まれてダメージ与えられない。
>>559 氏
確かにそうなんだが・・
でも中世における突撃時の騎士がなぜ絶大な衝撃力を持ち歩兵にとっての
最大の脅威となりえたかを考えれば一概に竜騎兵不利とは言えないとおもふが
数百キロ〜から数トンの巨体が突っ込んでくるんですよ
たとえ槍で殺傷できたとしてもその巨体が慣性の法則でそのまま突っ込んでくるんです
半端じゃない恐怖な罠
ワーテルローの騎兵突撃では12の方陣を打ち砕いたという説もありますし
MGと塹壕ができるまでは十分に活躍できるのでは・・
えっ?シンレッドライン?そんなの知りませんw
メル欄
ここからはage進行で。
564 :
561 :2005/07/26(火) 22:10:07 ID:???
あ、ごめん 回線切手首つってきます
竜騎士が突っ込んでくる様が想像できん。 地面スレスレを飛行してくるのか、急降下で突っ込むのか。 後者なら密集体系のど真ん中に降り立って暴れるのが効果的かも。タコ殴りにされないよう すぐに離脱するんだろうが。 費用対効果最悪だな。
なんで都合良く竜騎士が1騎だけで戦ってるとこを想像してるんだ?
なんで一騎が前提だと思ったんだね?
568 :
てさりすと :2005/07/26(火) 22:30:41 ID:???
ここであえて陸空あわせた竜騎兵+騎兵の二正面突撃を主張してみる
竜騎兵は基本的に空間に影響されないだろうから迂回して側面後方から
騎兵は弩や魔法の支援の下、正面から突撃
敵がファランクス系統の陣形で防御したならこれで打ち破れるでしょう
(ありゃ正面以外には使えん)
方陣ならそれこそ中央に下りて指揮官抹殺w
まさか軍事版住人が単兵科による戦闘しかしちゃいかんとか言わないでしょうし
突っ込む前に上空から石か魔法でも降らせばそれだけで十分被害も与えられますし
何しろ密集隊形。よけられません
よけられるだけ散開すると、騎兵突撃にやられる罠
>>565 氏
ボディアタック(酷)の観点から見るなら
急降下から敵直前で地面すれすれに切り替えれば速度も被害面積も最大に取れると思われ
複数の挺団に分けて高度と突入タイミング角度を変えてやれば射撃も分散できるでしょう
なんか沖縄沖や台湾沖で見たような光景だが・・まあいいや
>石か魔法でも降らせばそれだけで
石は落としは効果的だと思うな、でも
>>553 を見る限り魔法使うのは難しそう。
俺がドラゴンボールみたいに掌に魔法弾つくるのを想像してるからかも知れんが
小管も竜騎士の対地攻撃については否定的な立場とってたな
竜騎士を使って煙幕展開、毒ガス散布。
結局航空戦力は爆撃なんだな。
573 :
てさりすと :2005/07/26(火) 22:45:20 ID:???
>>569 氏570氏
まあその辺は作者の設定しだいだと思ふ
まあ個人的には
側面への攻撃は翼があるので無理っぽいが
前方と後方なら何とかなりそう
(前に対してはブレス&突進w)
(二人乗りなら後ろには後部射手を置いて後方への射撃など)
まあそもそも軍事というのは敵の弱いところを付くために在るので
竜騎兵なんかが居たら突撃させるより後方かく乱に使うのが一番だと思われ
日露戦争時の秋山支隊みたいに
フルアーマーの騎士にはどの程度の火器から有効だと思う?ゲームのウィザードリィだと戦車並みの硬さだが・・・魔法強化されるとさらに・・・
575 :
てさりすと :2005/07/26(火) 22:51:05 ID:???
>>572 氏
そしてそれを迎撃する対空専門の邀撃竜が生まれ
敵部隊を空中から攻撃する攻撃竜が生まれ
確実な地上直縁用として肉薄対地攻撃を主とする襲撃竜、急降下突撃竜が生まれ
ETC
で、最終的には敵に発見されないようマジックステルス竜が生まれると
・・ん?またどこかでみたような系図がw
>>556 マーモ攻略戦で出てたモス公国竜騎士団の竜のこと?吐けるぞ。
ちなみに竜騎士の竜が小型なのではなくて一緒に飛んでた金麟の竜王マイセンが
でかすぎるだけ。竜騎士の竜はレッサードラゴン、竜王は古代種のエンシェントドラゴン。
>>553 戦記の描写見てても竜自身のブレス攻撃か牙や爪で戦ってるみたい。
武器に関しては特注の竜騎士槍だけ。弓矢や投槍は便利そうだが
『空の上からそのようなものを使うのは騎士道に反する』そうなので使うの
を自粛しているそーな。
他の国は竜騎士がいないので二次大戦のヤーボの様に運用されているっぽい。
だから空中戦は戦術自体研究されたことがないらしいが竜騎士自体モス公国
固有の兵種だから空を飛ぶ魔神が相手の魔神戦争まで特に問題は生じなかったらしい。
ちなみに他国は竜騎士に対抗しクロスボウやバリスタの充実を図ってるから
竜騎士への一番の脅威はこれのよう。
574氏 人間が無事でもお馬さんが
騎士が馬に乗っているという固定概念に騙されてはいけない。 なにせ魔法だ、飛んでくるかもしれんしワープしてくるかもしれん。 発達しすぎた科学は魔法のようだと言われるが逆も然り気象操作にネクロマンシー、ゴーレム作成、強化魔法、反則だからな奴ら・・・
ファンタジー世界にマイナー大名は居るかな
>>574 貫通しなくても衝撃で吹っ飛ぶから、どのみち中の人は戦闘不能になるかと。
でもまあ拳銃弾くらいならなんとか大丈夫じゃない?
つーかそんな硬いヨロイ着てる人間が、剣と槍で普段どうやって戦ってるのかと。
たしか7.62natoって防弾鋼で10-15mmくらいの貫通能力だったよな てか、鎧の強度がわからないと
鎧自体は軽いのになぜか装甲はある謎素材、ミスリル?オリハルコン?そんな感じ。 まぁ一部の英雄だけだろうが。
だいたいそんな軽装甲車並みのヨロイつけて、どうやって剣と弓と槍で戦争するのさ。
>>582 それにただカタイだけじゃ衝撃は吸収できんぞ
>>564 リストにするなら、きおつけの姿勢で挙手の体勢、そのまま上から吊るして
1週間耐久がセクシー。
えっと聞いたことのある話が。 ナポレオン軍の使用していたマスケット銃は貫通力はたいしたことなかったそうです ただ、打撃力はデザートイーグルに匹敵するとか 鎧は貫通しなくてもその衝撃で内蔵はぐちゃぐちゃってことでしょうねえ
途中でカキコしてしまいました (続き)17〜18世紀の滑空銃はそんな感じだったそうです このため、パイク歩兵の登場も相まって重装騎兵が衰退したと言われています。 重装騎兵の衰退後、サーベルやランスを持った軽騎兵にシフトされていき。マスケット兵はバヨネットで自衛します ただ概念として浮き足立った敵を騎兵突撃で崩壊させるってコンセプトは持っていたようですけど・・・ ともあれ、銃弾が貫通してもしなくても重装騎兵を銃撃で止めることができたのは事実のようです その辺は世界史板にスレがあった気がしますんで参照されてはどうでしょう?
マイナー大名=領地持ち田舎伯爵、または爵位にしては勢力の狭い方の公爵
>>578 実質の強さが地球の18世紀以内でなかったら、どのみち自衛隊や米軍じゃ
列島ごと移ったりしない限り地方の片隅で大暴れするだけで無属性かつ魔力0の
一群が引き起こした超常現象事件で終るのでスレが要らなくなりますよ。
オリハルコンとかメテオがあっても、現地人類の実力が一定のレベルにとどまって
いないとだめですよ。逆に言うと、スカウターみたいなのがなくても17世紀相当とか
測ることができるとスレのレスもするのより楽しくなりそうです。
捕獲武器の話題でも言い忘れましたが、勇者系のユニットは一人や少人数でも 凄いので超人というほどのヤツでなくても、手強そうですよ。 シーフ系や忍者系もトリッキーな戦術と魔法支援も得ながら繰り出してくると、 人数とかに不相応な大戦力になりそうです。現代軍の側は少数で異人、という 点が弱点になることもありそうだし。捕獲武器のカラシニコフとかでも、 射程距離と精度を活用されたらスナイプで多大な損耗を喰らわされそう。 補助系魔法もあるかもしれないし。ワープでヤク中の精鋭剣士とか 送り込まれたらきつそう。迎撃で同士討ちも起きそうだし。 カラシ1個を足軽50人犠牲にして入手して現代兵士20人頃す腹で来られたら、 視力向上やシルフの旋条修正とかの補助系とかを知らない間はピンチ。 マスケット兵が居たら、特に小銃の用法は要点は見破られそう。カラシは 扱いが簡単にできているし。
>>590 マスケット銃陣地を装甲車両でつぶせば終わり。スナイプされたら火力を集中して終わり。
現代軍の数と戦力集中には勝てません。あやしい場所は面制圧。
あとワープは反則ではないかと。相当制限しないと反則級な強さになる。
皆様ごきげんよう。 , ´  ̄`ヽ ! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 从(!゚ ヮ゚从 /さて、多少タイミングを逸したレスになりますが、 ([l蟹l]⊃ < 現代の火器はその投射火力以上に、その運用が く/_|〉 \重要となるわけですね。 UU \____________________ 私がこのスレのごく初期にSSを書き込み、途中で放棄したのは、現代の軍隊の投射火力と その運用ノウハウの蓄積が、いかにファンタジー世界が魔法などの奇跡をもちいてもひっくり 返せないほどの差をもたらすか、という事実に興がそがれたからでした。 塹壕にこもった自動火器を有する歩兵に対して、騎兵が集団突撃を行うという事がいかなる 結果をもたらすかは、WW1の西部戦線で明白に実証されていたりします。昨今の軍事ファンの 方々は、太平洋戦争について全く勉強なさらないようですが、同様の事例はガダルカナルや ブーゲンビルでも発生しているのですね。ちなみに日露戦争の203高地や南北戦争はゲティスバーグ のピケットチャージを出してもいいかとは思いますが。 味方の打撃部隊が敵の塹壕線を突破し、その後方に浸透するためには、まず敵の塹壕内の 歩兵の頭を押さえつける必要があります。そして敵が阻止射撃を行わしめないよう、ある一定時間 にわたって制圧射撃を行い、その間に打撃部隊が敵の防衛線に接触、味方の制圧射撃終了 と同時に敵と接触し、これを制圧、敵の防衛線後方へと突破を行わねばならないわけです。 太平洋戦争中の日本軍の突撃は、この敵の防衛線に歩兵を接近させるために必要な制圧射撃 ができなかったためにその大半が失敗し、結果的にバンザイ突撃と馬鹿にされるにいたる結果を もたらしたに過ぎませんでした。
>592の続きです。 騎兵が自衛隊の塹壕、つまり警戒陣地、主防衛陣地、収容陣地と、最低でも三線は掘られている 防衛線を突破するためには、それ相応の制圧射撃を行わねばなりません。そして、制圧射撃 を何によって行うのか、自衛隊による突撃破砕射撃に抗甚しつつ接触し得る打撃部隊とはいかなる 存在なのか、それを考察しますと、それは単なる自衛隊がファンタジー世界側の軍隊を虐殺する だけの結果になるのが明白に見えてしまうわけです。 ちなみに、まともに考えるならば、空を飛べる竜騎兵をわざわざ敵地上部隊の攻撃に投入するのは、 その調達と編成と維持にかかる費用から考えても、極めて不経済的ではないかと考えられます。 少なくとも、騎兵、特に軽騎兵という存在がその効果を最大限に発揮するのは、会戦前の敵情確認と 敵主力への接触の継続、会戦予定戦場における有利な地勢の確保、会戦後の敵の追撃、等等、 他の兵科でも可能な敵に対する直接攻撃以外の活動においてなのですね。 まして、軽騎兵以上に上の任務を確実性を持って遂行可能な竜騎兵を、わざわざ戦闘に投入する というのは、無駄以外の何者でもないように思われるわけです。 戦争に勝利するためには、まず敵の戦争遂行能力を破砕することが必要であり、ファンタジー世界 で予想される文明段階では、まずそれは敵の野戦軍なわけです。そして、敵の野戦軍がどこに いるのか、どれだけの人数で、どのような兵器を有し、いかなる意図の元に運用されているのか、 それを把握しなければ、どれほど見かけの戦力で敵を上回っていても、戦争に勝利することは、 困難となるわけです。 騎兵を打撃戦力としてだけ見るのは、軍事的には非常に偏った見方ではないかと思う次第です。
中途半端にヨロイで銃弾ふせいでも、へこんで圧迫されて余計重症になるやも。
途中だったかな?失礼
>593の続きです。 さて、現代における火器の運用、とくに自動火器の運用で重要なのは、敵の進撃路上に火線を 集中させられるか否か、となります。 現代の火器は、それが防御射撃であるならば、陣地に向かって突っ込んでくる敵を正面から射撃 するような運用はあまりされません。基本的に、複数の火器の火線が斜めに交差するように、敵の 進撃路上に照準をあわせ、敵が火制地域に入ってきたならば射撃を行ってその運動を妨害し、 敵が機動し得なくなったならば、そこに砲迫を集中してこれを破砕するわけです。 戦場地形は基本的に平坦ではなく、かならずなんらかの凹凸や障害物が存在します。そのため、 どうしても敵の防御線を突破しやすそうな地形というものは限定されてきますし、そこに火力を 集中させられるように陣地を構築する必要が発生することになります。 現代の自動火器運用は、いかに複数の火線を交差させて死角の無い火制地帯を構築するか、 という点が重要になります。そしてそれは、敵を殺傷する事が目的なのではなく、敵の機動を阻害し、 味方の火砲による破砕射撃を容易ならしめるための運用なのです。 ちなみに現代の火器の火力は、120mm重迫が12門あれば、1000名程度の暴露歩兵ならば数分で これを全滅させられる程のものがあったりするわけです。18kgの榴弾が1分間に200発以上降ってくる という事の意味は、少しでもWW1以降の戦史をかじったことがあれば、十分理解できかと。
>594-595様 ごきげんよう , ´  ̄`ヽ ! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 从(!゚ ヮ゚从 /仰る通り、板金鎧はへこみが発生しますと中の人に ([l蟹l]⊃ < 圧迫を与えて負傷を拡大させるという効果を発揮しますね。 く/_|〉 \実はメイスを始めとする打撃系武器が有効であったのは、そのためだそうですが。 UU \____________________ 中世フランスでの話ですが(どの戦闘だったか思い出せません)、農民反乱を鎮圧に出撃した騎士団が、 フレイルなどの農器具を流用した打撃武器によって壊滅させられたという事もありましたか。板金鎧による 防御は、敵の阻止射撃に抗甚して敵主防衛線に到達するためのもの、と考えれば、その対抗目標が 何かが想像しやすいのではないかと考える次第です。 鎖帷子の全身を覆うタイプの鎧から、板金鎧へと変化していった理由は、やはり各種の弓矢に抗甚する 必要性が大きくなったからではないかと考える次第です。
>>597 ということは魔法による破砕射撃が主体の世界でも、弓矢が強力な
貫徹力を持ち得ない限り板金鎧はボウガン対策に進化するのでしょうか?
現実のボディアーマーは、小銃射撃より榴弾破片の防御に用いられると
聞いたことがあります。この理屈で行けば、大規模な炸裂型魔法支援のある
世界では、板金鎧とはまた違った防御手段や方針が練られるとも
考えられると思うのです。
まあ素材の問題があるので、よほど無茶な補正でもかけない限りは
ファンタジー側は何を着ても同じという気はしないでもないですが。
マジックアイテムはよほどの物でなければ軍でも用いられている事でしょう。 大魔術師でもなければ、魔術師や僧侶の兵隊も結構な数は揃っているはず。
>>598 第一次大戦スレより
629 名前: AIRSHIP 投稿日: 2005/07/25(月) 23:09:32 ID:ij525Yz/
私が持っている胸甲の内、一番厚い物はフランスCUIRASSE用の1823年製実戦用胸甲です。
鋼鉄製で最厚部は約5mm在ります。 験したくも有りませんが、1次戦のMk1戦車の装甲
が4mmのボイラー用鉄板で、銃弾を防ぐことが可能であった事(K弾を除く)から、角度に
よっては弾く事が出来たと思います。
以下略
でも5ミリでもおそらくギリギリですね。だいたいそんな鋼鉄のヨロイつけて歩けない・・・。
ナポレオン時代の胸甲の重量って14から16世紀にかけての全身甲冑に匹敵したそうだな 一人が座ったまま他の二人に胸甲付けて貰ってる写真あるし それでも五十歩離れればライフルに貫通されるってのが泣ける
>598 S・F様 ごきげんよう。 , ´  ̄`ヽ ! . ノベ)ソ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 从(!゚ ヮ゚从 /その炸裂型魔法による被害が、いかなる効果を主として ([l蟹l]⊃ < 人体に被害を及ぼすのか、それによるかと思いますが。 く/_|〉 \ UU \____________________ 炸裂型魔法といっても、爆風による熱と風圧効果によって人体を損壊するものであるならば、 熱遮断効果と衝撃吸収効果を有する素材で防具が製作されることになるかと思われます。 板金鎧については、むしろその剛性による防御効果の継続性が評価されるべきではないかとも 思わなくもありません。魔法を間断なく投射し続けられるとは、個人的にはとても考えられませんし、 またそれだけの能力のある魔法使いを、戦争ごときに引っ張り出す必然性が想像できません。 あえて例えるならば、ファインマンのような天才に師団の火力調整所の指揮をとらせるようなものかと。 というわけで、攻撃魔法による破壊は、野戦よりも攻城戦のような場面で時々発揮されるだけ なのではないかと、そう考える次第ですし、また弓矢と魔法のコストパフォーマンスの比較から いっても、戦場で主たる脅威となるのは弓矢の方ではないかと考えるものです。 ちなみに、現代の火砲の爆風効果は、風圧や音圧による体内損壊も考慮されて弾頭や砲弾が 設計されてもおりますから、単なる全身鎧では防ぎきれない事は指摘しても許されるでしょう。 少なくとも、LMATの弾頭試験で、200m離れた掩体壕の中の技官がびびる程の風圧と音圧が 発生したという話もあるくらいなのですから(謎
>>602 なるほど、連射性はともかく被害の性質は考えていませんでした。
まあ野戦砲兵レベルの戦力は揃わないでしょうし、メテオの空中爆散でも
行わない限りは焼夷弾みたいなものが主流でしょうね。
となるとF世界側は板金鎧とフェルト服という、やはり中世おなじみの
戦争スタイルに進化しそうですね。
現代砲弾が風圧による内部破壊を狙うのと同様、F世界側も風などを
使ってくることはあるでしょうが、そもそも火力の問題がありますかね?
被害半径や特性を考えると焼夷攻撃の方が有効範囲は広いですし。
犠牲者が出れば出るほど強くなる不死者の軍隊。 肉体を破壊しても幽鬼となって襲いかかってくる。
装甲化したブルに御札貼っとけば無問題。 戦車使う必要性すら無し。
自衛隊にも従軍僧侶がいるんで?
自衛官全員で南無阿弥陀仏唱えるのさー
亀だが竜の使い方について……ズバリ、夜襲。 竜はもともと夜目の利く生物。 大抵の竜伝説には宝物の番人という特性があり、地下の穴倉の中でも平気で行動する。 暗視能力の無い竜でも聴覚嗅覚で侵入者を容易に捕捉する。 組織的に竜部隊を編成できるのなら、この特性を生かさない手はない。 新月の夜、低く雲のたれこめた星のない空をかすかな風切音とともに飛来し、 火の玉を撒き散らして去ってゆく飛竜の群れ。カッコイイとは思わんか。 でもレーダーだけは勘弁な。
>605 そんなときこそ天行力で! >609 日本のお家芸は夜襲と奇襲とバンザイ突撃だ。残念だったな
バンザイ突撃はかんべんな by自衛隊員
>>609 飛竜に暗視能力があっても搭乗者にそれが無ければ効果的な攻撃はできなのではないか?
本当に襲いたい場所(火薬庫など)を避けて敵兵ばかりを襲うばかりということもありえる。
食糧不足になると敵食ったりしてな ああこわい
>>610 実際そんな時は、日本が世界に誇る怪しい宗教(カルト)の似非教祖達集めて、敵前に放置。
「さあ日本は今こそ、チミ達の偉大な“力”を必要としてるのだ!・・・ちゅう事であとヨロシク♪」
なんてキボンヌ。
>>“竜”
生物相手なら、化学兵器とかいいんじゃないの?
別に毒ガスとか無理でも、催涙弾や閃光弾、ぶっちゃけ野良犬猫よけのスプレーとか効き目ありそう。
重迫とか無反動砲の信号弾・閃光弾がよさ下
やっぱ国ごと移転ってのは無理があるよなあ。かといって中隊以上の規模で自衛隊だけ移転してしまうと補給に困るし・・・。 小隊以下の規模ならいろいろ自由に行動できるだろうけどね。
それなら案を1つ投下。 駐屯地が丸ごと呼ばれたが、何かの手違いか、魔法のミスか、それとも神様 のいたずらか。武器弾薬生活物資は完全に無事だったが、人間は小隊規模 ぐらいしか召喚されなかった。 その小隊も各兵科からまんべんなく人が来ているとしてみる。 いちおー小隊程度だから多少は動かしやすいかもしれない。 駐屯地まるごとだから各物資はかなり持つ?かも。 問題は、駐屯地自体が足かせになりかねない事。
補給は粘土みたいな人がやってくれるとか
普通科が分隊規模でしか行動できないなら座して死を待つ状態だな。 もう、会計とか音楽とか後方職種のみ召還の方がマシかもしれぬ
止む終えず流浪の楽隊として生計を立てる音楽隊。 会計学、軍政学を世に広め、各国から顧問として招待される会計隊。 これはこれでお話が作れそうだね。
軍楽隊…いいですな。大道芸人としての楽士は領主にけっこう歓迎された そうですから、けっこういけるかも。 輸送戦記の「一騎打ち入場直前」のあたりでも書いたけど、流れの吟遊詩 人や大道芸人クラスでは太刀打ちできんレベルですから、最初は流れの 軍楽隊でも、その腕を文字通り「聞きつけて」きた貴族といった支配者クラ スのお抱えになるのも無茶ではないのでは? そーいや楽器の維持ってどれぐらいの手間なんだろ。よっぽど細かいの は壊れやすそうだ。でも、現地材料で再生できそうなやつもありそうだ。 …実は実家が地方特産の和太鼓製造業者だった音楽隊隊員。親父のや り方を思い出しながら和太鼓を作ってみたら、ウケてしまった。つーのは どうかな?
>>621 金管楽器なら環境には作用されるものの、こまめに丁寧に手入れしていれば30年は持ちます。
一番壊れやすいのはピストンやバルブですが、これらがやられると普通は専門の修理屋が必要です。
バネが必要になり、ファンタジー世界の技術レベルによっては修理不能かも知れません。
木管楽器は金管楽器よりデリケートなため寿命は更に短くなりますし手入れも大変になります。
リード(マウスピースに着け、これを共振させて音を出す)は消耗品でかなりの数が必要になりますが
これはプロ奏者は工作機械さえあれば自作できます。自衛隊音楽隊も多分できるでしょう。
工作機械も一緒に召喚してください。
それから、管楽器にはチューニング管(ピッチを合わせるのに使う)やバルブ、ピストンに
それぞれの専用オイルやグリースが必要になります。これらは不適切なものを使うと
かえって楽器の寿命を短くしてしまうことがあるようです。基本的には自作しませんので
現地にて試行錯誤が繰り返されると思います。
楽器だけの召喚は止めた方が良いと思います。楽器によっては(かつ場合によっては)1週間で
音質がた落ちとなる可能性も代です。
>>621 分家の自作で出した郷土芸能「五平太ばやし」の木樽ですが。現在職人さんは1名だけ。
メンテナンスは簡単ですが新作ができない状況らしいです。
木樽とは、ビア樽みたいなのに木の板で蓋をして叩く楽器ですが、樽や蓋の厚さで微妙に音が変わります。
和太鼓などのメジャーな和楽器はどうにかなってもマニアックな品物は難しいかもしれません。
>>623 ありがとうございます。私は楽器には疎いんで助かりました。
やっぱり楽器もデリケートなんですね。
となると状況は…
最初は楽器を使いまくりで、楽器が壊れたらそれまでの名声を使っての
音楽教育等でくいつなぐ。こっちは個人から少人数が向くか?
あるいは基地か地域まるごと召喚して、宣伝活動か何かで色々な地域を
まわり、その先々での話になるのかな?ウチの外伝で使うならこっちだ
ろーなぁ。
軍楽隊といえば、まずこの時代の花形は指揮と督戦…ってそれをやると また泥沼で駄目になりそうですね。 楽器が駄目になったら、現地の楽器を使うという手は?と思ったのですが どうでしょうか。楽譜は大量にあるでしょうし、近代音楽の知識と作曲のセンスが ある隊員さえ居れば、少なくともその文明や思考では生まれ得ないような 特殊な曲が作れなくは無いと思うのですが、
627 :
616 :2005/07/28(木) 01:03:39 ID:???
あーいえ、中隊規模とかだと攻撃力も増しますが同時に守るべき対象も増えます。 小隊でもすこし多いくらいですが、規模が小さいと守備対象も小さい上命令が通り易いので退却も容易になります。 自軍の規模が大きいと防衛戦闘をする必要がでてきますが、小さい規模だと逃げればいいわけです。 仮に大きな補給基地と同時に転送されるとなると、そこから移動できなくなってしまいますので部隊規模は大きいほうがいいです。 防衛戦闘をするなら人数が多いほうがいいですしね。 まあですから現実的なものとしては完全装備の分隊が移転、でしょうか。 トラック一台ごと移転とかになるとトラックを防御する必要がありますから、これも難しいです。 しかし個人装備の弾薬となると一人あたり弾薬が200発ほどですかね。うーん、セミオートだと割と持つかな? あと糧食が3日分くらいが限界か・・。やっぱ居候か村を襲撃するしかないんかな。 7人の侍みたいな話なら面白そうですがね。
本部 小銃1 対戦車1 迫1 通信1 中隊の各小隊から引っこ抜いてきたみたいだw
たとえば北朝鮮の後方に降下した完全装備の空挺隊員数人が濃い霧につつまれて気が付けば異世界にいたとか・・・。 オメガみたいな部隊だと少数でも相当持つと思うんですがねぇ。戦闘能力高すぎな気もしますが・・。
>>628 200×年戦争前の転移というシチュは多いですが、いっそのこと
戦闘直前の戦闘団を送り込むというのはどうでしょう(笑)
>>626 音階自体、随分色々とありますからこっちの西洋音楽と向こうの音楽が融合して
面白い音楽が創作されるかもしれませんね。
現地の楽器を使うのも十分可能ですね。
隊員は音楽教育を受けていると思いますから、音楽的素養は皆あると仮定した場合、
金管→異世界の金管、木管→異世界の木管、と楽器を持ち替えたとすれば1ヶ月以内で
現地楽器に習熟してしまえると思います。管楽器→弦楽器のような異種楽器への移行なら
半年ぐらいはかかる可能性もありますが。
えっと、技能を活かすって話で作ってみました 我々が召還された世界は奇妙としか言いようがない。この世界には火器のたぐいが存在しない。だが、電力は都市に供給されている。都市とは言っても中世の名残を残す城壁つきの奇妙な都市だ。そのシンボルとも言える建物には漢字らしき文字が書かれている。 この世界での協力者曰く、この都市を象徴する文字と言うことだが、そんなこと我々には関係がない。 この都市が奇妙なのはそれだけではない。都市の住人は幼少の頃から義務教育と同じように単一の授業を受ける。それは日本の小学校のようなものではない。彼らが習うのはこの世界の奇妙な技術だけだった。その成績で彼らの将来が決まる。 「こんなエキセントリックな世界はありえない・・・・」 文化人類学をかじった隊員がうめいたが、わたしも同意見だった。都市の住人はすべからく、この「アカデミー」とでも言うのだろうか、妙な教育制度で妙ちきりんな授業を小学校、中学校とほとんど同じ期間受けることになる。 だが、都市にはラーメン屋や客商売の居酒屋などが並んでいる。彼らが、このような技能をどこで学ぶかというのは今もって不明だ。我々は彼らの生態系にさして興味を抱いていない。それは彼らとて同じ事だ。彼らの興味はただ一点。我々の持つ道具に関してだった。 歴代のアメリカ大統領の像がアメリカ西部の地方にあるが、それと似たようなモニュメントがこの都市にも存在する。この都市が周辺の勢力に何かしらの分野で大きな貢献をしているのは理解できた。そうでなければ、歴代の指導者はこのようにまつられることもないだろう。
「俺は火影になるんだってばよ」 実地調査という名目で彼らの言う「任務」に付き合わされたときに知り合った少年がわたしに言った言葉だ。どうやら、全市民が義務として修得している分野は、我々の世界で言うところの特殊部隊の技能に近いようだった。 「仲間なんて甘ったるいものに縛られるくらいなら俺は力を求める!」 これは、前出の少年と同じ「班」にいた少年の言葉だ。このように幼少期から強制的に軍事教練を義務づけられその成績でランキングされる社会に育つと、こんな屈折した青少年を量産するのだろう。我々には関係ないことだが、 外野として見ていても気持ちのいいものではない。事実、わたしはこの教育制度が生み出したとしか思えない内輪もめ=彼らの言うところの「任務」に数回かり出されていた。食料支援の見返りとは言え、イヤな仕事だった。 しかも、「任務」のたびにうんざりすることばかりだった。精神的に屈折した敵の親玉にまつわるエピソードを延々と聞かされるし。やっと遭遇した敵には「必殺」という枕詞をつけた「キモイ」としか言い様のない魔術を使われた。 「おい!吹っ飛ばせ!」 一度はある少女の「義兄」を助けたいと言うことで敵の拠点に潜入したらゼリー状のお化けが出てきた。しかも、そのお化けが少女の探す「お兄ちゃん」とか言うのだからたまげた。 「俺はもう、おまえの知ってるお兄ちゃんじゃない」 お化けはそんなわかりやすい説明をしていたので、カールグスタフをぶち込んでやった。崩壊する拠点でそのお化けが最後の最後で都合よく我に返るものだから、少女を連れ出すのにこっちが死ぬ思いをしたくらいだ。 まったく、これだけ派手にやらかして何が「隠密の任務」だ・・・・。
そもそもこの世界では中学生くらいの青少年が「任務」と称してこのような危険な状況に放り出されている。しかも、自ら「上忍」とかいうランクを目指して志願するのだからやっかいだ。 この世界に国連人権委員会があれば一発で警告ものだ。さらに、効率的な近代教育のシステムをなぜか持っている彼らは、そのシステムで効率的にそんな「上忍」志願者を量産していくのだからたちが悪い。 「俺は力が欲しい!」 先日も、わけのわからない内ゲバで一族がみんな死んでしまった少年がそんなことを言って都市を去った。それを追いかけたのも少年たちだ。わたしも部下と同行したが、見るに耐えない状況だった。脱走した少年を迎えに行く少年たちに、同じ年頃の少年たちが挑むのだ。 「おろち丸様・・・・・」 これが敵の親玉らしいが、わたしに言わせれば破滅的マキャベリスト以外の何者でもない。そんなキチ○イに心酔する連中だ。当然まともではない。土をどういう仕掛けかわからないが盛り上げて牢獄にしてしまった。 同行した少年たちは、 「チャクラが奪われて行く」 とか焦っていたが、わたしは部下に命じてカールグスタフで大穴を開けてやった。彼らの上司である「上忍」も出動したのだが、何をかっこつけているのか、木の枝をぴょこぴょこ飛んでばかりだという。 しびれを切らした90式戦車の戦車長が木々をなぎ倒してわたしたちのところに駆けつけた。駆けつけついでに何か撃ち合わせていた「おろち丸」とかいうキチガ○の部下を2人ばかり轢いてしまった。
結局、この作戦で負傷した少年を収容して都市に戻ったのだが、その少年の同期とかいう妙な少女が現れた。 「ごめんな。サスケを連れ戻すって約束を・・・・」 とか病室で言い出すものだから、こんな茶番に付き合わされたわたしはブチ切れ寸前だった。 「サクラ」とかいうこの少女は脱走した「サスケ」が好きなようだが、重傷の少年の気持ちも知っているようだ。 つまるところ、「サクラ」とかいうこの役立たずの少女が片思いしている「サスケ」。 そしてそんな「サクラ」にいいところ見せようとして怪我したこの少年。それに付き合わされた我々はいったいなんなんだ? 「ほ、火影様!」 火器がない割には妙に近代的な病室に最近「火影様」と慕われ始めた年増の女がやってきた。なんでも医療の天才だそうだが、医務官が対話するとミトコンドリアの存在も知らないと言う。 その程度の知識しかないのに、「チャクラの力」がどうこう言うモノだから医務官が思わず近代医療の歴史を小1時間問いつめたそうだ。 おおげさに「手術室」なんて札を下げる暇があれば、ミクロン単位で衛生管理しろと言ってやったそうだ。その話を聞いたときは本当に清々とした気分だった。
そう言えば、こんなこともあった。「上忍」とかいう少年たちから「先生」呼ばわりされる男に同行したことがあった。おろち丸とかいうキ○ガイになびいた元同僚を連れ戻すとかどうとかで。 まずは小1時間、その男と元同僚の思い出を語られた。語られたところでどうしようもない。 その上、竹林で遭遇した元同僚というのも同じようにうだうだと演説する。わたしはしびれを切らしてしまった。 「おまえ、病院行った方がいいんじゃねーか?」 その言葉がかんに障ったのだろう。「みずき」とかいう元同僚は「上忍」を暗闇の塔におびき寄せた。わたしはその間散々「これは罠だ」って言ったんだが、彼は聞き入れなかった。 「どういうことだ、みずき!」 この繰り返しだった。壊れたテープレコーダーじゃないんだから・・・・。そして誘われるがまま建物に入ってみれば真っ暗闇。 「わかるか!暗闇で生きていれば並の忍者には身に付かないことも身に付くんだ!」 どうやら暗闇でモノが見える見えないのことを言っているようだが、わたしには馬の耳に念仏だ。彼が暗闇で姿が見えないのに自信満々に演説をぶっている間に、わたしは赤外線暗視スコープを装着して彼を射殺した。 もうこんな茶番はごめんだ。いつ元の世界に帰れるかはわからない。だが、この世界だけは1分と長くいたくないことだけは確かだ。
以上です。 技術支援に出向した自衛官の愚痴でした。 ちなみに彼が出向したのは、某ジャンプ系のアニメ世界です ま、閑話休題ってことで多めに見てくださいw
ハゲワラwww腹痛いww乙!
オメガだったら・・・ 「おい小松、何か剣を持ったヤツがこっち怒鳴ってるぞ。」 PAM! 「あっ、小松さん、撃っちゃっていいんですか?」 「知らねえよ、早く日本に帰りたいよ。」 ・・・・・・ 「おい中村、まだオメガ2達と連絡は取れんのか。」 「ハァ、電波が届かないようです。」 「このノロマ!無線くらい使えねえのかよ、カスッ!」 BLAM! 「畜生、いつか殺してやる。」
「畜生、ここホントに北朝鮮なのかよ。田中、ちゃんとGPSみてんのか?」 「任せてくださいよ、ナビならウチの車にも・・・アレ?数字ばっかりでわかんねェや。」 「おい小松・・・アレ城じゃないか?」 「ハァ?なんでそんなのがあるんだよ。北朝鮮にラブホテルなんかあるのか?田中ヨォ。」 「知りませんよ。とにかく近づいてみましょう。」
「なんだ貴様ら!止まれ!」 「あれ?なんで日本語喋ってんだ?俺たちひょっとして日本に降りちまったか?」 「まさか、あれだけ長く飛んでたのに。」 「まぁいいや、ここは何県だい?」 「ハァ?何県だと?ここはロシアーノ辺境諸侯様の・・・・」 「なんだコイツら、頭おかしいのか?」 「きっと最近流行りのコスプレってヤツですよ、役になりきってんです。」 「貴様ら・・怪しいな・・・おい!賊だぞ!衛兵!」 「おい小松、なんかやべえぞ。」 「畜生、何なんだよ、とりあえず逃げるぞ!」
「ハァハァ、畜生、何だってんだよ・・・」 「おい、連中まだ追いかけてくるぞ。」 「ハァハァ、ハァハァ、ああもうめんどくせえ。」 PAPAPAPAPAM! 「ハァハァ、いいんですか小松さん、人撃っちゃって。」 「正当防衛って言えば良いだろ、それに俺たち自衛官じゃねえし。」 「畜生、ここはどこなんだよ。日本に帰りてえよ。」
スレに人がいなかったから書いた。今は反省しているが寝る。
>>643 ワロス
佐藤と中村は小ネタとして他のSSでもよくみるよなぁ
>643 禿ワロタ
ヘリに乗ってたら、敵の対空ミサイルが変な挙動でヘリの周りを飛んであさっての方向に飛び去った
ごめん誤爆
「というわけで、オメガ2達と連絡が取れなくなった。救出チームを編成し、現地へ降下する。」 「ハァ・・・」 「さて、これが装備だ。じゃあ中村クン、がんばって。」 「エェーッ!僕がですか?」 「お前の無線のせいでオメガと連絡が取れなくなったんだろうが!このカスッ!ボケッ!」BLAM!BLAM! 「畜生、いつか殺してやる。」 北朝鮮上空・・・スーパースタリオン機内 「そろそろ降下地点だな。」 「あのーホントに僕だけで行くんですか?」 「なんだ、お前の責任を俺に押し付けるってのか?へぇ〜偉くなったねェ〜中村君。」 「イ・・イェ・・・そういうわけでは・・。」 「ルテナン・カーネルサトウ。そろそろ降下地点ですが、霧がひどくなってきてます。」 「NOEでは危険だな、少し高度を上げろ。」 「了解機長・・・・OH!」SHU! 「なんだ!?ミサイルか?回避機動!」 「いえ、あれは・・・人!?小人です、まるで・・・フェアリーだ。」 「そんな馬鹿な・・・OH・・あれはまるで・・ヨーロッパのキャッスルじゃないか。」 「佐藤3佐殿、あれは何でしょうか?」 「お前俺に質問するほど偉くなったのかこのボケッ!機長!いいからコイツを降下させろ!」 「畜生、いつか殺してやる・・・」
気が向いたら続くかも
∞スレ
電車男見たか?
戦車男
ある日、戦車で行軍していた自衛官が、オークに絡まれていた女性を助けたことがきっかけとなり(以下略
一方的に侵略しに行くのに「自衛」隊とはこれいかに…?
もちろんプロパガンダ。
658 :
名無し三等兵 :2005/07/28(木) 23:37:12 ID:C8BFhzlD
攻撃は最大の防御
自らを守るため、やむなく戦うのだ!
国防軍って名前が付いてるのは珍しいことじゃない。
日本防衛を主体に考えた方が面白いかも知れない。
エルフは野菜だから、これを狩る事で確保。 オークは豚に近いから、タンパク源としてこれを確保。 資源はどうしようか…
>>664 両方とも家畜化するわけだな。
スレが荒れるからもうやめろ。
幸楽哨戒艇ですね。 今度は陸で21禁エンクロージャー。
スレのこんなお気楽無責任極まり無い流れがキライだ。よって修正を行う! その場に腕立て伏せの姿勢を取れ! いち! に!
>665 荒れるのは倫理的な話でなくて、エロに持って行く香具師がいるからだと思ふ
最後の竜騎士に捧げる砲声(うた) 「えげつ無い事するもんだねえ、上の方もなぁ…」 大平原で、陸上自衛隊、第一高射大隊本部管理中隊のレーダー班員は 左右に振れるデカいアンテナ部を見ながら慨嘆した。索敵のためでは無い。 電磁波発振源としての、火砲と並ぶ『攻撃兵器』としての運用だった。 「それに従う俺達も相当なモンだがね」 年嵩の班員が応えた。自衛隊歴は長そうだ。何せテッパチの顎紐を外しっ 放しでも、周りの隊員は文句一つ言わない。尉官は口をモゴモゴさせている のだが、彼の睨み一つで黙ってしまう。彼の機嫌を損なえば、レーダー班は 尉官の命令には何一つ反応しなくなってしまうのだ。 「命令には絶対服従が、俺達自衛隊員だろうが? 」 その彼に気安くこうも話しかけられるのは、『同期入隊』と云う絆を持つ者だけ に限られる、この男だけだった。…ある意味、自衛官らしいとも言える、何故か 浮世離れした、詩人の様な感性を持つ人間だった。だからこの『異世界』にも、 理解を示す事が出来る。 「それは、ただの逃げだよ。…根源的な良心からのな…」
竜騎士。ドラゴンライダー。この兵種を目にした陸上自衛隊は、徹底的な根絶を図った。 何せスピードが微妙過ぎて、航空自衛隊の航空兵力では迎撃不可だったのだ。基地防衛 のための兵器は割けない。そこで、師団高射の出番となったのだが…ミサイルに特化した 最近の防空態勢では、誘導兵器としてのミサイルは正直…お呼びでは無かった。 「…電磁波の影響をモロに浴びたからな…可哀相に…今じゃあ、竜も奇形化してるってよ」 戦争初期は87式AW、退役しつつあるL90等の、機関砲で対応していたが、やがて政府は その弾薬消費量が及ぼすコスト上昇に懸念を表明し、ある命令を陸自の師団高射特科全般 に出した。 『竜騎士を発見、視認しても砲撃で迎撃は不可。ひたすらレーダーで追随せよ』 強烈な電磁波の、生体に及ぼす影響を知り過ぎている隊員は、その命令の意味を明確に知る 事に為る。…政府は、竜の、引いては竜騎士の断種を目指していると知ったのだ。根っからの 『兵士』が多いNo中隊などは『戦わずして何が自衛隊だこのヤロー! 』と涙を流して叫んだと 聞く。現に、この男も涙を流したクチだ。…戦う事こそ、礼儀だろうと、牧歌的だが思っていた。 「飛べない翼竜、足が奇形化した竜騎士一族の子供達、か…本国には聞かせられんな? 」 「ま、本国にゃあ、各種の毒電波が飛び交ってるがな? 」 男たちが苦笑する。そうでも言わなければ遣り切れなかった。自分達を偽悪化しない事には、 この『卑怯さ』は解消出来なかった。現在、10キロメートル離れた所で展開しているL90を装備 した第三中隊の火砲は…覆いの下で錆付いていると男達は聞いていた。
まだ若いレーダー班員が、コンテナ状の機材モニター室より慌てて転がり出てくる。 「敵襲! 目標は大型! ドラゴンライダー! …一騎のみ! 3中陣地に三秒で来ます! 」 年嵩の男は舌打ちをした。班員が弛んでいる証拠だと思ったのだ。大方居眠りでもしていたのか、 と、その顰められた眉の間が雄弁に語っていた。舌打ちが漏れるのを、隣に居た男は聞いた。 「仕方無いさ。相手はNOE(ナップ・オン・ジ・アース:低空飛行)を5pでやれる奴等だ。しかし…」 何故、姿を表わしたのだ? 男はいぶかしげに思った。これまでの彼らの経験則から、竜騎士は 索敵にしか運用されなくなって来た筈だった。明らかにこの速度は…竜のブレスを意図した速度だった。 二輪車の爆音が響く。伝令だ。レコンだけの装備だったが、この世界の広大さから、中隊に2台は常備 となったシロモノだった。オフロード用の市販品をOD色に塗り、寝かせた時に脚を挟まないだけの部品を 取り付けた程度の改造しかして居ない。どうせ飛んでくるのは弓矢か魔導弾だ。 「伝令! 小隊長に…あ、意味無いな…小隊陸曹に伝令! 」 「ああ、俺だ。どうした小林、何か有ったか? 」 年嵩の男が応えると同時に、第3中隊の陣地の方角から砲声が響く。砲撃は禁止されている筈だった。
「第三中隊長より伝令! 敵名乗りを聞く! 内容は我最後の竜騎士アン・ ヴァイオラと竜ベルガ! 貴隊に最後の戦闘を望む! 戦える竜騎士は最早我等一組のみと! 我が隊は応戦す! 以上! 」 続いて第一中隊の近SAMが、第二中隊の短SAMが次々と発射されて行く。近SAMは兎も角、短SAMは 命中する確率などドラゴンブレス後では妖しいものだった。それでも、発射した彼ら、No中隊の心境が、 感受性の強すぎる彼には、痛いほど理解出来た。 「戦士には戦士の遣り方が有る、か…。古い浪漫だと哂われようとも…俺達は…戦士なんだよな…? 」 巨大な竜が、レーダー班の展開する陣地をフライパスして行く。満身創痍の竜の目が、満足げに笑っている かの様に、男には一瞬、見えた。男は肩から下げていた64式小銃を降ろし、立射で居銃し、発砲した。 年嵩の男も、伝令隊員も、小銃を手に取り、発砲を開始した。モニター室より出てきた他のレーダー班員も、 置かれていた銃を手に取り、それに倣う。 「なんで撃つんだ?! 命令を無視するツモリか! 」 レーダー小隊長が怒鳴るが、居並ぶ人間からは無情にも無視される。それでも喚く小隊長の水月を、年嵩の 男が鉄製の銃尾板で容赦無く突く。小隊長の呼吸が止まり、その場で蹲る。男がその前に立ち、静かに言った。 「命令じゃ無い。これは歌さ。最後の竜騎士に捧げる……砲声(うた)だ」 ドラゴンライダーが、力の限りに剣を持った手を振るっていた。 戦えた喜びを示すかのように。 end
ま、スレの流れをどう持っていこうが諸君の自由なのだが。 ライトサイドの小官は自分の規範を守り行動す。異常、以上。
>>671 人間はどうか知らんけど、乗り物のタネはとってあると思いますがね…ま、片方が欠ければ同じことでしょうが。
陸の人のレーダーでも結構いくものだろうか?イージス艦のレーダーならまあわからんでもないのだが。
中SAMのレーダとかどうよ
小官の経験則から言えば… まあP9だったのだが、『レーダーの前には25M以上、離れてても絶対立つな!』 と新教後期の見学時に同期が怒鳴られていたのを覚えている。電源車使うんだ。 それなりの出力は有るのだぞ、と。…詳しくは守秘義務で書けんので、スマン。以上。
>>671 小官殿乙です。最近のラノベにはない古風な作風、読んでて松本零士のザ・コクピットシリーズを思い出しました。
小官殿のSSは読んだあといろいろ考えさせられますね.....ですがそれが自衛隊に所属している現職の方が書く
現実なんでしょうね。次回のSSもお待ちしています。
>>677 >>679 J隊の中の人でも通信や高射のレーダー関連といった職種の方々はお子様が生まれにくいと聞き及んでいます。
直接レーダー波を浴びていない方々でさえそうなのだから出撃の度に直接照射を受けていたら.....
あんまり考えたくないですね.....小官殿は大丈夫なのですか?
覚悟の上さ。高、大と教育を受けて来た人間がその事を知らん筈が無い。 自衛官の最上の喜びは…平穏無事に暮らす、みんなの笑顔なのだ。 その事を少しだけでいいから、諸君は覚えていて欲しい…。小官の呟きだ。
自分の聞いた話では電磁波浴びると女の子が生まれやすくなるとかだが。
高圧線とかもだがその手の施設の付近に住んでる住民や職員はは何故か
女の子ばかり生まれるようになるという話だ。
>>681 >自衛官の最上の喜びは…平穏無事に暮らす、みんなの笑顔なのだ。
今まで散々スレを平穏で無い状態にしたり火種を作ったりしておいての
その言葉は、偽善にしか聞こえないでしょうから控えた方がいいと思います
>>682 女の子云々は、統計により否定されてた。
Slashdot Japanに記事があったはず
言ったろう? 心の切り替えスイッチ実装済みだと?
厨房全開モードから理想の自衛官モードへ何時でも戻れるのだ!
ま、人間は多面的に出来てるなんて昨今の学生に言ったって無駄だが。
そういう訳で、アディオス! …アミーゴとは言わんぞ、
>>682 ?
>>683 >Slashdot Japanに記事があったはず
コンピュータ屋が浴びる電磁波の量とレーダーを扱う人間の浴びる量では全然違うと思いますが。
事象は常に多数の要素を含んでおり無数の思惑が絡み合っている為に、見る人によって様々な面が見える また、人間も多様性を含んでいる生き物なので時に馬鹿になりまたある時は聡明であったりする しかし それは個人の身勝手で騒乱を起こしたり、手のひらを返して大人しい態度でいいこぶる事への免罪符にはならんよ 詭弁や屁理屈を用いて自分の都合にいいように言い訳するのもまた大人ということだ。
>厨房全開モードから理想の自衛官モードへ何時でも戻れるのだ! そちらが主張しているだけであって他人がそれを信用するのとは別でしょうに。 以前乱暴な言葉遣いの下に()つきで丁寧な口調でフォローを入れていた時期がありましたが すぐに()内も単なる罵倒に変化いたしましたね、貴方は。 正直、スイッチを入れ替えているのではなく醜悪で下劣な本性を押し隠しているだけ、 しかも自分では制御できない、というようにしか見えませんでした。
とりあえずS官の言う事など、最早信用しない人間の方が多くなっている
現状では、
>>680 の方のような支持表明レスはS官の自作自演とも受け取られ
叩かれかねないので
>>680 さんはスレがS官叩きで荒れる懸念もありますし今後そういう
レスは自粛の方向でお願いいたします。
心で思うだけにして置いてください。 あるいは分家のSS評価スレで。
そしてS官は、自分が支持を受けず罵倒されるだけの状況だというのを
自業自得として素直に現実を受け止め、くれぐれも「悲劇の主人公」的な
自己満足と自己陶酔と現実逃避は行わない、そう思っていると受け取られかねない
頭の悪いレスは行わないように、と釘を刺しておきます。
>>683 男の子のほうが多かった、って統計かな?
どちらにせよ「電磁波で女の子のほうが生まれやすくなる」を医学的または統計的に証明する
裏付けはないと聞いたが。
690 :
小官殿萌え :2005/07/30(土) 20:38:41 ID:???
さっき、川原でやった小官兄貴凄かったです!! ガチムチのクマラン兄貴がオッス連呼で張型ケツにぶちこまれ腰振ってました。俺もくわえさせられて 浣腸喰らい無様に排便さらしました。バリカン出されたときは一瞬引いたけど、兄貴の「いやなら止 めていいんだぜ!」の一言で覚悟決め、生まれて初めて丸刈りになりました。その後、脇・チンゲも 刈られてビンビンのマラ、思いっきりしごかれ派手にクマラン兄貴の顔に飛ばしました。スッゲー男 らしく気持ちよかったです。また行くときカキコして下さい!帰ってから丸刈りの頭見て、また感じまく ってます!
唐突だが 1・自衛隊が強襲揚陸艦(LHD)を配備したという設定で 艦が陸自の部隊と弾薬燃料を満載し召喚されたという状況では いったいどのくらいの期間戦闘を継続させる事が出来るだろうか。 2・16DDHとおおすみを一緒に召喚させればヘリを整備する能力も ついてくるので長期間のヘリ運用が可能だろうか。
16DDHがくればヘリの運用能力は桁違いにあがりそうですな しかし背負い式砲塔がついてない諸刃の釣り儀
では、おおすみ+16DDH+こんごう+AOEで各1隻ずつ。
695 :
てさりすと :2005/07/31(日) 00:31:19 ID:???
以前傭兵物を書いたですが続きができたので書き込んで見ます
>>246 〜
>>249 の続きです
ちょっとやばい表現があるかもしれないです。
ちなみに本文中に登場する小隊、班の編成は
小隊本部(小隊長、小隊陸曹、通信手 HMG(3名))
↓
小銃4個班(班長×1 MG×2 弾薬×2 小銃手×2 84RR×1 弾薬×1)
って感じかなあ。
普通のNO中隊の編成に詳しくないので適当に考えました。
たぶんHMGと一個班が過剰だと思いますが、増強されてるということでw
696 :
てさりすと :2005/07/31(日) 00:39:59 ID:???
町は賑やかだった。いや騒がしかったと言うべきだろうか。 武器を振りかざした傭兵達が松明と共に建物に進入していったのは数時間前の事だ 窓から見上げれば月明かりが自棄に眩しい。 先ほどから吹き始めた微風は勢いを増し、今では窓を時折ガタガタと揺らすほど強くなりつつあった だと言うのに遠くから何かを破裂させるような音が響き、続いて女の長く響く悲鳴が聞こえてくる 「誰だ?・・まったく勝手に商品に手を出すなって言っただろうに」 おそらくは強姦だ。 この屋敷には町中から女子供40人ばかりかき集められている。 思いがけないほどの略奪物に気をよくした誰かが宴会でもおっぱじめたらしい その中の運の悪かった器量良しの誰かが酔っ払った彼の部下の手によってそこ等の部屋にでも引きずり込まれたのだろう まあいい。商品はたくさんあるんだから一人二人傷物になったところでたいした問題はない 傷物だって多少値は落ちるが娼館あたりが買い取ってくれるだろう そういいながら彼はさきほどまで進めていた遊戯を再開した 「何が商品だこの豚め。約束が違うぞ」 後ろ手に括られて床に転がされている領主が食いかかってくるが男は下品笑いでそれに答えた 「けけ。傭兵の約束を信じたお前が悪いのさ」 町はずれにひっそりと立つ領主の館である 小さな町の割には屋敷はそれなりに広かったが内装がそれに追いついていない この地下室では安っぽい精霊灯がせめてもの調度品だった もちろん大して高価なものではない。 ただ、常に魔術師が常に魔力を補充してやらねばならないために魔術師を雇えない一般人に持てるものではないため 持ち主がそれなりに裕福なことの証明程度にはなった 「金目のものはくれてやる。だから女子供には手を出すな」 それが領主になったばかりの少年の出した条件だった。 だが、領民を思いやる優しい領主様は世間知らずでもあったのだ どこの山賊がそんな約束を守るだろう
697 :
てさりすと :2005/07/31(日) 00:44:23 ID:???
領主が彼に罵詈雑言を浴びせ続ける 豚野郎。そのふざけた面ごと叩き切ってやる だが山賊兼傭兵でもある彼にしてみればそんな罵詈雑言は慣れっこと言うものだった 傭兵になって間もないとはいえ、戦場を潜り抜けた数は少なくないのである ただが罵詈雑言で遊戯を止めるわけはなかった 周囲に気を払えば心なしか先ほどより表が騒がしくなりつつある。 どうやら部下達は相当激しく楽しみだしたようだ 「まあ、初めての略奪だ。多少羽目をはずすのは見逃してやるか」 そうつぶやいたすでに鎧を脱いで半裸だった彼は腰布だけを巻いて領主に迫って行く 領主は罵倒を続けながら這うように後退するしかない なるほど。領主は彼の好みだった 程よく肩でそろえられた髪。態度の割りに成長しきっていない体など、たまらない なにより彼を喜ばせたのは高貴な人間を襲えると言うこの状況だった 彼が故郷でこのような性癖を見せたときには変態とののしられた 当然その性癖の相手になってくれるものなど、娼館の住民以外存在しない それがいまやどうである 「糞!近づくな豚野郎!」 壁際まで追い詰められた領主がも直も抵抗を試みる 「けけ。そういわずに一緒に楽しもうぜ」 彼が領主に手を伸ばしながらそうつぶやいた次の瞬間だった ドアを蹴破った男が乱暴に部屋に入ってきて言い放つ 「動くな」 振り返った彼の目線の先・・・ そこには緑で統一された異国の鎧を着た男達の姿があった
698 :
てさりすと :2005/07/31(日) 01:31:57 ID:???
相沢率いる小隊がこの町に浸透し始めたのは十数分前のことである 昼の偵察の結果、すでに町の構造の概要は掴んである それを簡単に説明するなら川にへばりつく長方形と言う感じであった 山賊除けに2メートルのレンガ積みの壁と1メートルの空堀に囲まれていることは囲まれているのだが 気の抜けた代物で戦車か重機で押してやればすぐにでも崩れそうであった だが、今の相沢達には戦車の支援も施設の支援も望めないため壁に突入口を開設するというわけにもいかない となれば主となる進入地点は自然、北と南にある街門に限られてくる 最初に攻撃の口火を切ったのは最初に南門から進攻した第一班だ すでに見張りは斥候班の第四班が制圧している。 何の障害も無く町内に浸透したこの班は教会を目指し前進中であった 「俺達が狙うのは穀物庫だ。声を出すんじゃねえぞ」 そう言った漆原二曹は班を二つに分け二つのMGで相互に支援させながら前進していた 完全に統制されたその素早い交互躍進は見事というほか無い 仮にどちらかが攻撃を受けたとしても瞬時にカバーに移れるのだ 静かだった。誰一人何もしゃべらない。 班長の意思を班員につたえるのは手信号だけである だが、運良くなんの抵抗に出会うこともなく前進を続けた彼らにもついに発見される瞬間が訪れた ただしそれを発見したのは山賊と化した傭兵達では無かった
699 :
てさりすと :2005/07/31(日) 01:33:55 ID:???
ちょと更新終了。続きは明日の昼辺りに
数ヶ月以上も異世界で苦労してきた小隊なのに 編成や装備が消耗していないな 戦術も現代そのままで、現地に適応学習した気配がない そのへん違和感がある
傭兵と自衛隊の立場が逆の方が正しいような気が
>>688 お、必死だな? そんなに悔しいか? 小官が折れぬ事が?
まあ、貴様の様な屁タレには一生理解できぬ人間である事は確かだよ。
人間には色々な面が有る。それを飲み込んでこそ、成長は有る。
貴様の様な奴は成長もせん奴だと言って置く。心の機微も解らん奴は、
男に信頼されんホモに喜ばれる801穴の小さい奴だとな?
こうして工作をしなければ小官が増長すると思っている奴さ。
まぁだ自慢のSSを叩かれた事を根に持ってるのだろう。哀しいな?
つまりはだ、『自分を多数派だと思う恥ずかしい奴』だな!
あ、小官は勿論マイノリティ。 今後とも書き続けるね。以上。
>人間には色々な面が有る。それを飲み込んでこそ、成長は有る。 本気でそう思うなら忠告ぐらい素直に受け止めれば?w 相変わらず自己正当化ばかりで反省のない全然成長してないお前だから 何言っても無駄だと思うけどw あと、遠まわしに馬鹿にされてることぐらい気付けよ。
まぁ小寒は魔法生物だから。 通常の攻撃は無効。なにいっても無駄。 そして銀の弾丸はない。
>>まぁだ自慢のSSを叩かれた事を根に持ってるのだろう。哀しいな? 小寒氏、あなたのSSは自慢のSSなのですか? >>今後とも書き続けるね。以上。 今度は、元ネタのラノベ、コミックの題名を晒すつもりです。
荒らすつもりなら構うほうも分家いってくれ
>>705 >>>今後とも書き続けるね。以上。
>今度は、元ネタのラノベ、コミックの題名を晒すつもりです。
それが銀の弾丸になればいいけどな。たぶん効かないとオモウヨ。
まぁそれはそれとして元ネタバラシはおもしろいと思うのでやってみてくれwww
世に馬鹿たるべく定められた人がいて、彼ら自身が進んで馬鹿なことをするだけでなく、 運命そのものが否応なしに彼らに馬鹿なことをさせるのである。
小官くん、21禁童女拷問シーンとかは描かないの? 中近世なら、児童労働者ぐらいたくさん居ただろうし、20世紀に色んなヤツが 台頭するまでは子供は大人と同列に扱ってあったし。ねぇ、小官くん。
馬鹿晒しage
>中近世なら、児童労働者ぐらいたくさん居ただろうし 労働者?馬鹿じゃないのか?君はw
>「さあ、気高き聖女さんとやら? 目の前で奇跡を起こして下さいませんかねぇ? 」 >俺は裸に剥き、手首を縛り上げて高く吊るした、妙齢の美女に向い嘲笑した。散々抵抗した報いだ。 >「下を脱げ」 >と。含羞の仕草を見せながら、『淫魔』は脱いで行く。…その滑らかな肌が…艶かしく写る。俺は冷静な声を作った。自分の正気を確認しながら、だ。誘惑はまだ…されては居ないと。 >「その木に手を付けて、尻をこっちに向けろ」 >俺はわざと、弾帯を外し、迷彩服の下を脱ぐ『音』を出す。信じさせねば、ならないからだ。言われた通りに素直に従った『淫魔』に、俺は呉れてやる事にした。堅く冷たい、64式の銃身を。 >俺は消炎制退器が隠れるまで一息に押し込んだ。泣き喚く『淫魔』に向かって俺は静か、低い声で言った。 >『静かにしろよ? 見たろうが、こいつの威力をな? 』 >効果は覿面だった。声を殺し、むせび泣く『淫魔』に俺は、満足する。勿論、次弾など装填して居ない。むしろ着剣装置、『剣止め』まで挿入していない事に『淫魔』は感謝するべきだ。 >少女の手の震えが体全体にまで広がっていた。俺の鼻が嗅ぎ慣れた刺激臭を >捉える。…済まないな。俺はただそいつを出しに来た所だったんだよ…。 >「見ないで…見ないでぇぇぇ! 嫌ぁぁぁぁ…」 小官くんはSMにソフトスカトロなら描いてますね
そうか!小寒の元ネタはアリス文庫やったんや!
あげ
>>712 なぜわらひをバカジャナイカとお言いに??
労働者というのは何も賃金労働者だけを表す単語じゃないですよ。 近代用語でもないし。家産労働をしている小作農コドモとかでも、 労働力が大人に及ばないだけで労働者。
【勇者派遣法案が衆院本会議で可決】 魔物に対し限定的に武力を行使する権限を勇者に割り当てることや、 勇者が武力活動をする際国民の権利を制限し物資の徴収を可能と することなどを定めた勇者派遣法案は、23日午後の衆院本会議で、 自民、公明などの賛成多数で可決した。 この法案は、魔物に対して限定的に勇者が武力を行使することを 容認したり、国民の権利を制限するとして批判が強く、自民党は 修正案を含めて民主党と調整を行っていたが、最終的に強行採決に 踏み切ったことになる。 この件に関し、民主党の岡田代表は「信じられない。勇者は軍では ないから国家としての武力行使に含まれないというのは暴論では ないか。首相は辞任すべき」とコメントしている。
>>718 傷口を広げるような真似はよした方が良いですぞ。
さて馬鹿はスルーせにゃなりませんな。
ろうどう-しゃ らう― 3 【労働者】 自己の労働力を他人に提供し、その対価によって生活する者。
>>719 魔物ぐらいなら「駆除」でいいだろ
知能があるならあるで防衛出動すればいい
他人というのは世帯や惣村のことですよね。 自分も含まれる他人(自然人でもないし、近代法人でもないけれど)が 対象だけど、それこそが親和連帯や公と呼ばれるものなのでは。
遅くなったがてさりすと氏GJ そういえば召喚されるような中世世界って山賊だか傭兵だか分からないような奴が横行していた時代なんだよな。 あのくそ長い宗教戦争しかりで。 自衛隊程規律の良い軍隊なんて正規軍でもありえない世界だからな…。 続きの投下を期待する。
つまり言いたいのはアレだろ? 無賃労働者、つまり言い方を変えた奴隷。 とは言っても、中世の児童労働者は労働の代わりに一応 食料は与えられる生活(当時の水準からしても不十分すぎる) なので、というか人身売買(戦争で人攫いが横行したり口減らしに売られる) された奴隷身分なのでちゃんと労働に見合う対価を払ってもらってるわけじゃないしなあ。
>>705 は多分後悔するね。小官の読書カテゴリーは多岐に亘ってる。
我田引水的な引用ばっかりだけど。
やっぱりファンタジー世界に召喚より中世世界に召喚の方が良いような気がする。
今の時代も山賊か傭兵か区別の付かない人達は少なくないけどね
強者をくじき弱者を守る! 巷に正義が無いならば俺達が正義になってやる。 そうさ俺達マモレンジャー! 活動後しばらくして治安が劇的に良くなるも自衛隊が日本に帰還後再び治安悪化。 やっぱ建国しかないな。
>>726 >
>>705 は多分後悔するね。小官の読書カテゴリーは多岐に亘ってる。
>我田引水的な引用ばっかりだけど。
(ななしで)煽るのはやめた方がいいと思うぞwww>小寒
「自衛隊、野人の群れに敗北。90式戦車は張り子の虎か!?」 「燃料調達の見通したたず。石油備蓄量は僅か3ヶ月で残り15%以下に」
ageな死ね
児童奴隷折檻SSSきぼん。股間くん、SSSは?
自衛隊も大半はいかにも軍人という性格でもなく、 かと言って専守防衛を頑なに守る性格でもない。 やりたい放題の状況になったら戦前の朝鮮人部隊みたいになるのも 少なくないだろうな。小寒を始めとする歪な自衛官を見知ってるとそう思う。 猟犬を飼うのは本当に難しいな。
>>734 他に行き場が無いチンピラが自衛隊に押し込まれるのが主流なんだから仕方ない。
>>735 お前は日本語読めないクズなんだから黙ってろ。
最近は学歴ばっかり高くなってるそうで。 そのくせ不器用で飲み込みの悪い奴ばかりだと聞く。
>>735 実際軍隊系組織なんかそんなモンだよ。内約が一番良く世相や経済を反映してるのが軍。
自衛隊はマシな方だと思うけどね。義務教育がそれなりに行き届いているってのもあるんだろうけど。
確かに碌でもないチンピラ上がりも少なくないだろうな。 学歴だけのメガネ君にチンピラじゃあ他の国よりマシとはいえ、嫌なものだ。 国民が手綱をしっかり握って躾なければ。
五年ほど前、近所の駐屯地祭に行った折、茶髪の自衛官を数人見かけたんだが 自衛隊は髪染め脱色OKなんだろうか
その温室育ちのボッチャンを自衛官にする苦労を語ってやろう! 怒鳴れば怖気づき、言う事少し聞いてやれば付け上がり、指導すれば理屈を付ける。 正に貴様等の様な典型的な娑婆僧(シャバゾウ:娑婆くさい小僧の略)だ。 親にも手を上げられた事の無い世代なので、ホント、疲れる。何かあれば、親が 出張る。暴力耐性が全く無いのだな! かと言って、チンピラ上がりが使えるかと 言うとそうでも無いのだ。最近のおバカさん達は大概、『群れている』のだ。 つまり、一人になると己を張る度胸が無いのだ。スレの現状とよく似ているな? ええ? 第三の奴ら。それは、能力も実力もあるのに、何故か、娑婆からはみ出た奴等。 そいつらが一番使えるのさ。まあ、入隊動機がトンデモな奴等ばかりなのだが。 アマゾンに冒険に行く同志を探しに来た、やら、コルベット買いたいから、金の 溜まり易い職場を選んだ、やら…(笑)まあ、娑婆に飽きた奴等だな? 好奇心や冒険心、向上心のある奴等が一番、使い物になるのはどの世界でも変わらん。 ただ、自衛隊の場合は、全てがごちゃ混ぜで来るから面白い。…型にはめなければイカンが、 型の中での、キラリと光る何かが欲しい。それが現状なのだ。教育とは難しいね、ホント。 …煌きを何時まで保てるのかは、本人の能力と忍耐次第だが。
>>740 原則OUT。見つかると、先輩、指導官、同期等から迫害を受ける。
五年前か…懐かしいな? もう隊内上げて、新教にも禁止令が渦巻いていた頃だ。
女性隊員に多くてね…。某一曹なんぞ『これだからWACちゃんはよぉ! 』的な
発言を茶髪隊員の前でトバシまくっていたのを覚えている。
戦闘職種では、女性隊員は『御姫様』に為りがちなのでね…。ほら、よく言うだろ?
男の中に女が一人だけいると、どんなドブスだろうが綺麗に見えると言う身近な例が?
>>730 バカか貴様は? スレッド注意事項を一万回以上読め。
小官にコレを言われる屈辱を噛み締めるが良いわ!
名無しで書く必要性は小官には全く無い。他板でもトリを付けて書く!
それが小官ならば嫌味など書かずに遠慮無く己の事を褒めちぎるわ!
で、聖女サンや? まあ、意味無しEROは原則、このスレでは禁止なので
小官は自粛しているのだよ…。まだ、他にEROなら性に溺れたWACもの
を書いた記憶が有る。そう、付き合いの長い者は知っているだろうが…娼館
で騎乗位のアレだ。まあ、ネタに絡めてEROをやるならOKではないか?
と諸君に許可を求めたいのだがどうだろうか? (…溜まってるんだよ、演習で)
よくカーゴパンツのひざの裏辺りについてる2本の紐って何に使うものなの?
>>743 エロのために作品を書くならNGです。
表現の一つとしてエロが必要ならどうぞお書き下さい。
>>743 小寒が名無しで自演することは既に爺によって暴露されているわけだが。
嘘でも大声でわめけばそれが真実になると勘違いしているのではないかね?
>>746 お前をアボーンするから鳥でもつけといてくれ。
小寒の起床時間って何時なんやろ?
>>742 >男の中に女が一人だけいると、どんなドブスだろうが綺麗に見えると言う身近な例
久米田センセイは正しかった…か。改蔵面白かったんだが。
糞の臭いと血の臭い。臓物が食み出た死体を見るのは、戦場ならではだろう。 火薬と銃をこの世界に持ち込んだ、俺達、陸上自衛隊の隊員が直視しなければ ならない光景だ。空自の奴等も海自の奴等も、死体は見るだろう。だが、残酷さに かけては…陸自の方が上だと俺は思う。深呼吸をする。…焼肉の匂いだ。 「ウマイっすよ、班長! 久し振りの牛肉っス! 」 敵の塩漬け肉を、中隊演習でよく使っていた『鉄板』で焼いている。それだけの事 だが…感性がどこか、イカレてしまったのだろう。生の人間の『ほおるもん』を見て、 平気で喰えるようになってしまった俺達の神経は…娑婆でのうのうと生きるウラナリ どもには野蛮かつ非常識に見えてしまうに違いない。 「おお、沢山喰え! 敵の補給物資を奪うのは、勝利の大いなる第一歩だ! 」 生きる、と言う事を忘れた奴に、とやかく言われる筋合いは無い。肉はパック詰めで 生産されていると思っている、土と風と太陽の匂いを知らん奴らの方が悪い。 「あれ、美味いんでしょうかね? 」 舌なめずりするデブの視線にあるものは…敵兵の臓物だった。50キャリバーで薙ぎ 倒した有象無象の成れの果てだ。人間だろうと思うが、まあ、俺達の世界の人間では 無い。『人間では無い』。だから、良心の呵責など覚えない。…そう言う事にしておこう。 「んぅ? やめとけ。人間の肝臓は。古典では、喰ったら精が付き過ぎて…」 人間が人間を殺し、『喰う』。自然界では自然の事として容認されるやも知れん。最もな 事だ。しかし…文明を手に入れた俺達の世界は…カニバリズムは否定されて等しい。
「奴は勇敢でした! 俺達に一心不乱で向かって来ました! 勇者の肉を喰って…」 そうか、コイツは南九州出身だった。コイツの遙か遠いご先祖様は、勇者の肝を喰らい、 勇者の力を得ようとした、荒々しい気風を持つ風習が有った。しかし、俺は知っている。 肝、肝臓を喰らい過ぎたある『女』の末路を。応仁の乱。それは、核兵器が使用された程度 と同じ位、人間の死亡率が高かった時代だった。死体など珍しくも無かった時代だった。 「『鬼』に為りたいのか? お前は? 」 女は家族の肉を喰った。その味を覚え、好んで食す様に為った。とりわけ、人間の肝を。 やがて女の目は爛々と輝く様になり、筋骨隆々となり、髪と言わず体中に剛毛が生える様に なり…そう、物語で語り継がれる『鬼』の姿そのものに成り果てたと聞く。 「だって、『勿体無い』っスよ? 」 俺達は良心は捨てた。国民が正しく、綺麗で居られるために。それは、後悔はして居ない。 だが、人間で有る事を忘れるわけにはいかない。 それは俺達、敵と正面から対峙する陸上自衛官の最後の、正気を保つ心の砦なのだ。 end
コミック? ラノベ? 原典探し? 貴様に出来るならこれをやって見ろ!
>>705 !
そんな惰弱でアタマを休める程度にしか為らんモノを読んでいるから思い上がる!
本当に怖く、面白いのは現実さ。だから諸君、そんなモノを座右の書とするより…
まあ何だ、軍板だからな? 戦史や戦記モノでも読んでくれ。731部隊やナチSSモノを。
同族食いは感染症拡大の原因になるから、自然界ではすぐ淘汰されるよ。 クールー病の実例もある。 なんで許容されると思い込めたんだ? 知恵か知識が足りないのか?
言っただろう? エログロ万歳と? 江戸川乱歩の耽美な世界がたまらなく好きな小官。 次のリクエストは幼女残酷物語だったな? 反してショタやろうと思ったが、どうかね? 諸君?
>>755 オッ! それは後付けの倫理感だよ。何せ確率の問題さ。そんな事しか突っ込めんのか?
さらに異世界だろう? 異世界人だろう? んぅ? 何か変なふうに思考停止してないかね?
理屈も大切だが、現にそれは在り、在ったのだ。
未来を見据える目を現代人が持ったのは、医療の発達の恩恵があっての事だ。
今を生きる必死さを忘れた我々に、先の時代の風習を否定的に語れるものだろうか?
と、
>>755 の詭弁を哂う。ではな、諸君! あとはクイモノの話でも! 小官はホルモン喰いに行く。
>>758 いい加減、瞬殺される度にファビョる癖をどうにかしろ。
別に瞬殺もされていないと思うが。
>>755 は人肉喰いに反応しただけの馬鹿だね。
>>753 内臓?
消化器系統は抵抗があるなぁ…何が問題って内容物が…。
762 :
760 :2005/08/01(月) 21:03:37 ID:???
本当に奴をへこませるなら黙殺すべき。それくらい簡単だろ?
>>755 緊急避難ってことではないかと。無い無い無い、物資がな〜い♪
>>757 >>758 …その反論には
・相手を食うことで相手の力を得るという信仰
・食文化にまで発達するほど飢餓などによる常習化が続いた
・性愛と同化した食欲として
などを付け加えないと片手落ちかと。
というか貴方の知識は広いけど浅いので中途半端かつ時々間違いが多いです。
逆に異世界の人間だから未知の伝染病持ってるとか
というか、ご自分で「心を入れ替えたからこれからはスレ住人に許容されるよ」 見たいな発言をしておいて、やってる事が再び三度以前と同じ轍を踏んでますが。 正直エログロも、腐女子のいないこの板では不快なだけのショタホモも 幼児性愛趣味も常に誰かを見下すような描写がないと成り立たないSSも、 上官ぶん殴ったりないがしろにしたりして組織の指揮系統や統率を無視したり する阿呆な内容のSSも、要りませんので。
民度が低いからしょうがない
>>758 >理屈も大切だが、現にそれは在り、在ったのだ。
>未来を見据える目を現代人が持ったのは、医療の発達の恩恵があっての事だ。
>今を生きる必死さを忘れた我々に、先の時代の風習を否定的に語れるものだろうか?
相変わらず論旨が不明瞭な駄文ですな。
主語と目的語をきっちり書け、何度同じ事を言われたら理解できるんだ?
で、これ分家のSS評価スレに書こうかと思ったんですが、 小寒のSSでよく描写される「曹」が部隊を実質指揮統率して幹部が ないがしろにされている状況、加えて暴力で上官を黙らせている描写なのですが。 まず、部下を抑えられない指揮官は無能なので罷免されるのは良いとして。 もちろん部下の勝手な行動の責任はとるのは有能無能関係借りませんが 上官殴った部下、上官を無視する部下がそのまま放置なわけは無いですね。 指揮系統無視してますもん。 結果その行動が正しいものであるとしても、 命令無視したり勝手に暴走したりして処罰受けないわけはないですからね。 で、その馬鹿暴走「曹」が居なくなった後「士」はどうなるのか。 部隊を実質取りまとめていた「曹」はいなくなるわけで。 幹部も罷免されるわけで。 指揮官がだーれもいなくなるわけで。 「曹」は自分が処罰受ける覚悟はしていて暴走してたとしても、残された「士」が 後任の「曹」や「幹部」がどんな人間で、どんな扱いうけるか考えなかったんですかね。
>>758 >オッ! それは後付けの倫理感だよ
医学上の観点からの
>>755 の突っ込みに、このピントはずれの返事。
彼の日本語の不自由さの理由は、それが母国語では無いからであろうか?
部下を抑えられないのは上官の責任としても、 上官に反抗する部下を組織が放置しておくはずはありませんよね。 よほど腐敗して機能していない組織ならともかく。 改善策は二つ。 ・そいつらを懐柔できるような有能な上官を着任させる。 ・言う事聞かない反抗的な人間は組織に要らない。 飴か鞭かで以後必ず言う事を聞かせられる状況にされるのは当然の結末ですな。 どっちみち、部下に言う事聞かせられない上官も上官の言う事聞かない部下も 組織としてはかなり不味い事ですからねえ。 それとも自衛隊はそれでも正常機能する不思議な組織なんでしょうか。 民間企業じゃ考えられない事です。 さすが自衛隊。
>>764 そういう風に習慣化されているとなおさら>755のような問題がでてくるわけで。
>755に対して>763のいうような緊急避難的な場合だから倫理的にはともかく
医学的に問題なしという主張するのならわかるのだが。
なんかとりあえず吠えただけでよしとしているみたいなんだよな>小寒
反論が理屈として妥当かどうかとかは二の次どころか全く考慮しないっぽい。
>>760 それ小寒の自演だから。いまさらそんなおめでたい人がいるわけないじゃないかwww
>760でなくて>766っす。ごめん。
>>762 >本当に奴をへこませるなら黙殺すべき。それくらい簡単だろ?
黙殺するとスレの1/4が小寒のゴミでうまっちゃいますからwww
>>770 >「曹」は自分が処罰受ける覚悟はしていて暴走してたとしても、残された「士」が
>後任の「曹」や「幹部」がどんな人間で、どんな扱いうけるか考えなかったんですかね。
考えてる訳ないじゃん。
自分を尉官と称しながら「自分のノルマをこなしたら、後は自由時間」
なんていう、ヒラですら無いバイトの考え方を得意げに振り回す手合いデスヨ?
管理職は自分の仕事だけではなく、部下の監督責任と部署の代表としての対外責任を負っている事も
理解できないお程のバカさんなのですよ?
そんなに人間に何を期待しても無駄。
>>774 言えてる。
誰も文句言わないと自作自演で自己讃美始めて
自分が支持されているかのように振舞うし。
でも一部に本気で小寒を良い評価している信者がいないとは限らない。
多分カルト宗教の信者みたいな心理状態で小寒支持しているんだと思う。
今はOCSでたてで生意気な幹部主にU、 殴られは今はしないけど、あんま馬鹿やってると結構大変
というか毎回構うやついるよな 華麗にスルーって言葉は知らないのか
構うのはいいんだが、レスアンカーつけて欲しい 連鎖あぼーんでまとめて見えなくなるから
>>775 >そんなに人間に何を期待しても無駄。
うーん、やっぱりSS書いて、お手本見せて対抗してやったほうが良かったのかな。
状況、転移直後。 謎の現地勢力より攻撃を受ける。 状況開始。
「構わん、撃て!!」
「待て、誰が発砲許可を出した? 命令を下すのは私だぞ! 勝手な行動を…」
「そんなことを言っている場合ですか!(部下の命より自分の威厳と経歴かよ?)」
「ばか者! 順番が違うと言っている! 責任を取るのは貴様ではなくこの私なんだぞ!」
「え…?」
「私の命令で、正当防衛の範囲内として発砲許可を出す。 この後責任問題になっても、
私の首一つで済む。 貴様たち部下にはなんの責任も無い。
こ の 私 が 命 令 し た ん だ か ら な」
「…………!」
「どうした、早く各班に通達しろ! それが貴様の仕事だろうが」
「…了解しました。 発砲許可、各班長の判断で反撃せよ!(…見直したよ、隊長さん)」
状況オワリ。 即興なんで色々荒い。
外食から帰る。こんな風に、『叩き必死』レスでスレが埋まって行くのが…哀しくもあり、可笑しくもあるw 微笑ましいね、ホント。ここまでムキに為れる暇人が。さあ、精も付いたし、…地獄のLP書きでもするか。 まあスルー出来ん奴は、過去に小官に恨みの有る奴だと思うがねw で、元ネタ探しは? ちゃお!
>>779 あぼーんさせないためにアンカーつけてないんだろ
>>780 ドラマの見過ぎだ馬鹿。現実を知らんな。興醒めだ。アタマが悪すぎる。
キッチリ各個人に責任行っちゃうのよ。
>>783 アタマが悪いのは皆知ってることなのだからスルーで。
喧嘩を買わないでくれ。
言ってて哀しいが、自衛隊は軍事組織『未満』だ。ミリタリーコートも無ければ、国民に意識すら無い。 首一つで済む問題か? と突っ込む各勢力の得意げな顔が目に浮かぶね。さらに、そいつの上が問題。 そんな人間を命令権者に就けた、と云う事で処罰。結局先例重視に為って行く。
786 :
名無し三等兵 :2005/08/01(月) 22:02:23 ID:Q7Be0KQo
>ドラマの見過ぎだ馬鹿。現実を知らんな。興醒めだ。アタマが悪すぎる。 じゃあ上官ぶん殴って好き勝手する部下が存在するSSは頭が悪くないとでも言うのかとw お前がお前の好きな妄想と言うより願望敷き詰めたSS書くなら同じく3流ドラマみたいなSSも許されるさ。
>>784 了解。『僕ちゃんスゴイ』の演説が終わるまで冷笑しつつ沈黙。左翼かぶれは困るね、ホント。さよなら、諸君。
>『僕ちゃんスゴイ』の演説が終わるまで ちょっと待てw お前がそれを言うか?
>>784 笑韓の分が悪くなると信者が庇いにくる。
いつものパターンですな。
>>787 僕ちゃんピンチになると信者に庇って貰えていいでちゅねーーーー……、
つうかばれてないと思ってんのかよ、この馬鹿。
小寒が降臨している時しか信者が擁護に来ないというのが 自作自演を疑われる最大の理由なわけで… 信者、あるいは擁護派手ぇ挙げて!
えーと、叩いてる人って同じ人?
自作SSに人間の内臓見ながら平気で食事できる自衛官を登場させて賛美し 自分も「ホルモン喰いに行く」と発言して、登場人物と自己同一化する。 現実と虚構の境界があいまいな真正のメンヘラですね。危険だ。
>>794 >小寒が降臨している時しか信者が擁護に来ないというのが
>自作自演を疑われる最大の理由なわけで…
それだけじゃないだろ。
電波を撒き散らす度に秒殺される小寒の醜態を目の当たりにしても、信仰を捨てない。
それどころか、小寒に酷似した論法で電波な擁護と罵倒を撒き散らす、精神の双子っぷりがアヤシすぎ。
まぁ召還の中の人と某研は同一人物ナわけだが
お、行数が増えたな? 賢い諸君はまあ何だ、スルーでな? そのため小官のコテだ。
叩き野郎は迷惑にもアボーン機能には優しくないのでな? しかも興奮して上げてるし。
>>775 人を使った事の無いニートが言うねえw そりゃあ自衛官の仕事にゃあ部下管理もあるわなw
だがそれは自分の『ノルマ』の範疇に入るのよ、残念ながらなw 陸自には『バンダレ』と云う言葉が
有るのを再三小官、言ってきた。言って見りゃア、部下の管理にあれやったかこれやったか、細かい
事にクチを出しすぎ、部下の管理領域にいちいち口出す上司が良い上司か? と言う事だ。
人様のバンダレに立ち入る時は断りを入れる。それが仁義だ。で、何が言いたいかって?
上司が箸の上げ下げまで指導すると思ってる小学生ばりの奴がこのスレに居たってのが驚きさ。
801 :
784 :2005/08/01(月) 22:22:54 ID:???
悪いが俺は信者ではないし小官でもないぞ。ただこれ以上無駄な議論でスレを荒らして欲しくないだけだ。 >小寒が降臨している時しか信者が擁護に来ないというのが それこそ信者などという馬鹿げたものが存在しない証じゃないかね?
>>795 叩き方の内容と文体から2人か多くて3人と思われ。
それ以上はいないっぽい。
小寒と信者の共通点その1
○証拠も無しに、事ある事に自演認定をする
例)
>>795
粘着もここまでくれば嫌っている小官と同レベルなのに気付いてほしい 反応をかえす小官もするーを覚えてほしい あの緑閣下でせえスルーを覚えたのに
>部下の管理にあれやったかこれやったか、細かい >事にクチを出しすぎ、部下の管理領域にいちいち口出す上司が良い上司か? 貴方の説明の仕方だとむしろ管理放棄しているかのように捉えらるだから叩かれているのだと思いますが。
ま、このSSの作者とあのSSの作者と例のSSの作者だな、とスレ掟破りの推定。 …一部萌え系、あとは歴史系と…厨房系だな? 中々、スマンコッテスバイw
>>803 そのことばそっくりおまえに反す
証拠も無いのに小官を自演認定してるのはだれだか
>>785 日本は暑いからミリタリコートは必要ないんじゃない?
>>804 他の人はとりあえず自分のは忠告のつもりです。
冷静に言葉の裏を返せば本当に彼のことを思っての発言だとわかるでしょう。
しかし何を思ったか火病って反論してくる彼に呆れるばかりです。
>>807 >証拠も無いのに小官を自演認定してるのはだれだか
少なくとも小寒には自演の前科があるからな。
疑われても仕方ない。
作品や個人叩きなら受けるぞ? 何せ叩いた本人だからな? 粘着されるのには慣れているw
が、ライトサイドの小官はスルーすると誓った。悪いな? 今のは? 頭を撫でただけさ。タイ人にとってはアレだが。
>>805 そんなもん、洗顔や歯磨きの様なモンだからさ。当たり前過ぎて語る気にもならんかった、と云うのが正しい。
正しい部下の扱い方、なんて、SSを求めるスレ住人には要らん能書きだろう? 説明要るなら詳しくやるがね。
>>809 あんたのレスがどれかは知らないが
忠告なんてかっこつけたって
同じレベル
スルーが最良だとなぜわからないのか、
いつから彼に粘着してるか知らないが、いくらいっても無駄な事は既知なはず
それに、以前彼自身が言葉の裏を汲めとか読めとか お前たちのためを思って厳しく発言をとか言ってましたのに、 ご自身が間違いや矛盾を指摘されると怒り狂ったかのように連レスで反論をなさるとは 一体どういう事なのですかと。 本当にご自身が冷静で誠実なお方なら忠告ぐらい真摯に受け止めてもよいでありましょうに。
まず問題なのは小寒がバカやって暴れるということ。
奴がまともになれば問題は全くない。「粘着」もあらわれる必要がない。
責任の根元はまず小寒自身にあるということを無視して「粘着」に
文句をいうのは詭弁であるということを認識して欲しい。おk?
その上でいうが。
>>804 >粘着もここまでくれば嫌っている小官と同レベルなのに気付いてほしい
粘着に粘着する君も同レベルなわけだ。
みんな同レベルならそれでいいんじゃないの?
>>809 クチの利き方は学生の内に勉強しておけよ? 小官のようなDQNでな? 世間では言葉尻が重要視される。
>>810 んで結局根拠がないわけだ
つーか小官を擁護してるってより、小官粘着のアンチなだけだとおもうが
さてさて不毛な議論でまたスレが潰れますね 小官VS粘着VS粘着アンチVS自治厨 入り乱れておるの
>>807 過去に何度か行われた「限りなく黒に近い灰色」という
小官自演疑惑の検証結果は無視かよ(藁
で、小官とその信者どもは何か検証らしきものをしたか?
検証つきの認定は信用しないが、小官の一方的な自演認定のみを信じる理由ってなによ。
あと、自分は小寒が以前の前科により叩かれるのは仕方ないと前もって 言いましたし、これまでの経緯から行っても充分予測できましたのに。 態度を改める、というような趣旨のことを自分で言っておきながら、 ご自身全然改まっておいでになさりません。 これは一体どういうことですのかと。 ご粘着が嫌ならば、粘着されても冷静さを失わなければ良いでありましょうに。 それ以前に挑発するような発言はお控えになるべきでありましょうに。 それで「以前とは違う、切り替えスイッチを入れた」と言われましても。 全然以前と変わったようには思えませんがいかがなものでございましょうか? >小寒
>>814 まあ放っとくと、スレがまた下らん『萌え系(←! 一発変換だと! 馬鹿な!)』が増えるので釘刺しがてら、
昔の2ちゃんねるの『祭り』気分を味わいたいがためにやってるのだよ、ホント。洒落が解らん奴等が騒ぐだけ。
ま、阿波踊りの精神で行こうじゃないか? 見ているだけだと、ツマランだろう? こんな小官のツマランレスまで
書き込めるんだ! 君の貴重な意見を求むってね! 敷居は低いがその中が問題。それが、本スレだ。
萌え系 ちょwwwwwおまwwマジで一発www wwっうえwwww
>>817 嵐が過ぎ去るまでROMってるやつが正解なんだろうな
どうせまともな決着なんてしないだろうし
まぁ暴れる小寒と小寒叩きはこのスレの風物詩ですし。
>>819 そうでございますね。まあ何ですか、スレのノリなのです。
マターリが好きな皆様がたにはご迷惑をお掛けしてはおりますが
私は、スレの流れは、停滞よりは混沌を、が基本方針ですから…。
>>812 一言で申し上げれば、慇懃無礼
が私のスタイルでございます。
もっとはっきり申せば嫌味と皮肉とでも言いましょうか。
今回は小寒ご自身が変わったと申されるのでお試しになったまででございます。
この程度で化けの皮が剥がれるようなら、彼もまだまだかと。
本心では一日も速く彼が大人に成長するのを期待する次第でございます。
さすれば私のようなものも不必要、自然消滅するでございましょう。
>>818 別におれは小官を擁護しちゃいないし
小官が自演を決め付けたからといって
そちらも小官が自演を決め付けるのはどうかとおもう
根拠の無い自演認定って夏じゃあるまいし
>>816 >んで結局根拠がないわけだ
全く根拠のない養護派よりはマシだと思いますが。
>>827 >根拠の無い自演認定って夏じゃあるまいし
>818は根拠にならんですか。
擁護側の自演認定よりはだいぶマシだと思いますが。
「どちらも確実な証拠がないのだから一緒」という主張っすか?
もしそうなら>827は程度問題ってことを知らないバカってことになりますけど。
>マターリが好きな皆様がたにはご迷惑をお掛けしてはおりますが >私は、スレの流れは、停滞よりは混沌を、が基本方針ですから…。 きっと余計なお世話だというのが住人の総意でありましょうに… 貴方がもう少し落ち着いて馬鹿丸出しな発言をお控えになされば 荒れることもございませんのに。 ひとつ、貴方は発言を差し控えてSSの投下のみ、 本文だけでコメントもなし、というスタイルを試してみてはいかがでしょうか。 3ヶ月も続けられれば住人の評価も変わりましょう。 正直今のままでは貴方は単なる粘着荒らしに過ぎませんから…
精力的な馬鹿ほどたちの悪い物はない。
>>828 そこまで言ってて根拠のない自演認定も根拠の無い擁護、どっちも五十歩百歩だと気づかんのか?
もう少し冷静になれ。
>>823 ああ、リクエストが有った! では、小官自身の体験を話そう。
小官、晴れて幹部に為り果せた。2士から来たので、そりゃあ下っ端のやるこたぁ知ってる。
で、砲班を指導する事になったわけよ? 砲班長やってる陸曹や、陸士のやってる事、全部理解している。
んで、砲班長の指揮に、拙いモノを感じて、自分で下の陸士に、ここはこうした方が…とやっちゃったのさ。
これが問題なワケだ。砲班長にしてみれば、自分の部下の指導能力を疑われたに等しい行為だからな?
自分に直接持ってこないのは嫌味か何かだと思われてしまったのさ。その時は、小隊陸曹が取り成してくれた
が、小官も本気で謝った。何せ、自分もされたら嫌な行為だからな? 後で一緒に皆で飲みに出かけた時、
「本気でコイツ、殺してやろうか、と思いましたよあの時はw 」
何て、格闘の徽章持ちに笑って言われたのが…ね。彼の目が笑ってる事は確認済みだ。ウム。答えに為ったかい?
>>829 ならんね
だいぶマシとかそういう問題じゃない
証拠も無い自演の認定という行為自体がすごく厨な行動だと
>>832 ひとつ聞きたいんだがね、小寒とそのシンパが自演認定だしまくってスレを占拠していた時、
あんたどう思った? 何してた?
あのころは至極真っ当な意見すら小寒と対立しているというだけの理由で自演扱いされていた訳だが。
あの時黙ってた人間が、今更公正ぶったところで説得力ないね。
お前らいい加減にしろ! 折角職人さんたちが戻ってきたのに何やってるんだ!
>>830 甘えついでに、応答クンだけでも許して貰えませんか? 質問を無視するのは気が引けて…。
作品に生かしてくれる方がいらっしゃるかも、と思うと、本来業務が手につかなくなるのです。
皆様方におかれましては、大層不快な思いをされていらっしゃると存じ上げます。殺されても
仕方無いレスを沢山返してきた事も自覚しています。スレの発展を願う気持ちは私も同様です。
せめて、隆盛を誇る分家並みに活発なレスを、と云うのが私の切なる願いです。では、従います。
>>834 …どうせ話すなら、そういう具体例を話せばよいでしょうに。
それを言わないから、
>>805 みたいな事を言いたくなるのです。
あなたは具体的な例も出さず「ここはこうだ、必ずこうだ!」というから
根拠も無く言っているように思われ叩かれるのではございませんか?
阿呆丸出し(何度も言いますが)な罵倒レスよりもむしろ
このような実利あるレスを行った方が余程スレの活気に一役買うでしょうに。
何故混沌を好むなどと言って、建設的なことができないというのでしょうか。
今後口を慎むかこういう方向のレスだけにしていただきたいものです。
貴方がご自身で言うほど冷静な誠実な人間であらせられるなら、ですが。
むしろ 言 う ほ ど で き る も の な ら。
>>830 小官殿の発言はまあ確かにアレだがこのスレの燃料投下になってるというのも確かなんだよな...
SSも投下してるし(叩かれとるが)。よかれ悪かれこのスレの原動力になってるのは否定できんだろ。
>私は、スレの流れは、停滞よりは混沌を、が基本方針ですから…。
でその混沌殺伐とした雰囲気のお陰?か知らずかこのスレも気づけば軍版でも長続きしてる
古参スレの一つになってるわけだしなwまあ小官のアレな発言とG筆頭の粘着厨の攻防戦もこのスレが
生き長らえる為には必要悪ってことでいいんでないかい?
>>834 …こういうの聞くと、SWのドロイド兵が本気で欲しくなりますね。クローン兵でも構いませんが。
>>836 そうして、今のスレを小官とそのアンチとアンチのアンチで潰してる現状
スレ潰す人が変わっただけで
進歩が無いね
スルーという便利なものがあるのに
前はスルーしてもあれだったかかもしれんが
>>838 分家は純粋に作品の投下と評価だけで成り立ってるからね。
ここも作品が多く投下されたら変わるだろうと思う。
ほとんど最悪板みたいになってる現状では望むべくもないけどね。。。
「この村は一体、どうなってるんだ?」 「人っ子一人いませんね」 平原で中規模程度の傭兵団を撃破した自衛隊の中隊は、近くの村へと 移動した。街道が村を通っていること、補給の必要があることから その村を通る必要性があったからだ。 移動がてら食料などの調達を考えていたのだが、村には人どころか 家畜の一匹すら見かけない。野良猫や野鼠が僅かに走り抜ける以外は、 動物の姿は殆ど無いと言ってよかった。 「廃村になったのかな?」 「その割には家は綺麗ですし、道や柵なんかもまともですよ。あの風車なんか 羽根を張りなおしたばかりみたいですし、廃村という事は無いでしょう」 村は街道沿いで規模も小さくは無かったし、共同設備の水車や風車も まともに稼動する新しいものだった。つまり、人が居なくなったのは昨日今日 と言うことになる。 「全く訳が分からんな。死体一つも無いとなると疫病でもなかろうし」 「荒廃した様子はないし、家財も貴重品と小物ばかりがなくなっています。 引越しとも違う様子ですよ」 「奇妙な村だな、全く…」 「どうします?ここじゃ補給のしようがないですよ」 「そうだな。大休止を取った後で移動するか」 結局補給活動は行われないまま、自衛隊は村を後にした。
>>839 はは、耳が痛い…w この小官と云う話し方も、登場人物の構成に役立つ行為なのだ、と
思っていたワケですからね…自分ならこう答えるが、『小官』ならば、と。勿論、リアルの自分の
職業があってこその『キャラ造型』なワケですが(何せ、身近な3佐がアレな人なので…)
解説せずに『面白いから』をやって、スレに大迷惑を掛けてしまいました。でも、これまで通り、
質問は小官レスで答えます。リアル口調でやると、どうしても罪悪感を覚えてしまうので…では、これで。
「やれやれ、ようやく行ってくれたか」 牛の手綱を引きながら、中年の農夫が道を歩いていた。そこは街道とも 村の中の連絡路とも違う、山へと向かう隠れた道だった。 「しかしあの爆発には驚いたなあ。なんだったんだろう」 同じような格好の男が、大きな袋を担ぎながら歩いている。金物や木の板が ぶつかる音が響き、まるで泥棒のような風体である。 「傭兵の中に魔法使いでもいたんじゃない?」 「それにしては同じような音がしていたし、そもそもあんなに間隔が 早いなんておかしいよ。あれだけの速さで魔法が撃てるなんて、伝説の 大魔道士の…」 「はいはい、もうそれはいいから。荷物持って!」 長い金髪を三つ編みにした女の子と、茶色の髪をした男の子が 道すがら喋っている。二人は先ほどの男よりも小さな袋を抱えており、 その袋からはお手玉の小豆が擦れるような音がしている。どうやら中身は 豆か何からしかった。 牛を運ぶ男たちの後ろにも似たような格好の、いかにも農民といったふうな 格好の男女や老人が続いている。荷馬車に横たわる年寄りや、片足の無い男が 女に支えられて歩いている姿なども見受けられる。長い長い農民の列は、 山のふもとからしばらく続いていた。 「しかしあの緑の連中、何が目的だったんだろうな。家の一軒も燃えて いないし、戸板一つ外されてない。しかも居座った時間が短すぎる。 木箱一つ持ち去っちゃいないんじゃないか?」
若くて聡明そうな男の問いかけに、顔中傷だらけのがっしりとした男が 答えた。 「傭兵じゃありえないぐらいお行儀がいい連中だが、どこかの軍でも 無いだろうな。騎士団や僧兵団なんかにしちゃ身なりが変だし、あんな 連中がいるなんて聞いた事も無い。大体爆発をあれだけ起こせるような 魔法使いなんざ、大陸全部探したって中々いないはずだぜ」 「となると、あれは人間じゃなかったのかもな」 「戦場を駆ける死神って奴か?兵隊の命を刈り取るだけが目的の」 「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」 「じゃ、悪魔の類か?」 「分からない。とにかく分かるのは、連中がひたすら変だってことだ」 村人たちは各々の家に戻り、豚や牛たちを寝床に帰すと、またいつもと 変わらない生活を始めた。戦場を見に行った子供たちが、鎧や宝剣を掘り出して 持ち帰ったときに『奇妙な緑の軍勢』のことが僅かに口に上ったが、それも すぐに忘れ去られていった。 戦乱の時代において、農民はただ搾取される存在でもない。敵が来れば 時には戦うし、時には逃げるのである。ただそこにいて、殺されるだけの 虫けらなどでは、決してないのだ。
ちょっとした短編でした。1レスにまとめる能力がない… 日本では合戦見物などといって、見晴らしの利く山で弁当広げて いくさを見ていた民衆などがいたそうですが、欧州においてもそこまで 行かなくとも、それなりに農民は動いていたようです。 「三日間逃げ切れば略奪されない」という取り決めもあったそうで、農民 たちは地下に物を埋めて隠したり、床下収納をしたりして略奪を逃れたり したそうです。 今回はちょっと逃げ方が妙でしたね。実際ならば埋めるなりなんなり、 もっと賢い隠し方をして人間だけ逃げてると思います。
乙でございますS・F殿。 それにしても変な敬語だか謙譲語だかの口調は疲れますこと。 蟹姉様を見習って見ましたが、文体がおかしいので日本語として意味が通らないので不便でございます。 私もそろそろ融合召喚シリーズを書くなり打ち切るなり決めなければなりませんが、 なにぶん夏場は収穫と出荷で忙しく…なかなか時間もございません。
>>848 お疲れ様です。まあ何ですかね。
自分達の言われている事は『居たと言う痕跡を残しては為らない』事です。
孫子やWW2では無いですが、竈や便所の数で規模がばれたり、ゴミを残す事で
敵に情報を与えてしまいます。演習でも、足跡すら消す場合があったりします。
その点、今の氏のSSに対し私は賛意を示します。
諸君…気持ち悪くならないかね? 小官が丁寧語でレスすると? お休み。
さて、名無しでも文体の一定の特長と内容などによって中身が予測の付きやすい私でございますが。
あとSSの作風でも実は以前から正体がばれていたような気もいたしますが。
>>840 小寒の知識は結構役に立ちますし、有益なのはかなり昔のスレから
一応認めると公言しておりましたし。
しかし彼の普段の言動があまりにアレございますから。
おっしゃる事となさる事があまりに矛盾しておりますので。
確かに粘着攻防に対する反発力としていくつかのSSも投下され、
多くの職人様方が自浄機能を果たしてきたわけです。
が、結局私や小寒やアンチからなる粘着荒らしが有害であるのはお変わりありません。
中でも彼のもっとも他人に迷惑を振りまいているところは
反省なさったというだけで全ての罪が許されるかのように振る舞い、しかも
態度を改めるかと思えばすぐに元の木阿弥にお戻りなさる事…
何度住人を裏切られましたでしょうか。
もはや数少ないかつての信者(今もいる、と私は思っております。 自作自演説は否定的ですので)
は
>>838 >>845 のような誠実な彼の言葉を諦めきれないから今も、時折擁護いたすのでございましょう。
>>835 >証拠も無い自演の認定という行為自体がすごく厨な行動だと
なら小寒粘着が自演して数を多く見せているというのもなしで。
小寒が有害だという意見がこれだけあるのだから奴はでていくべきだろう。
という結論でいいかね?
正直今回もまた裏切られるのではなかろうか、あるいは裏切るに違いないと思う方が大多数のはず… ま、今までのパターンですとこれで3週間ぐらいは大人しくしてくださると思いましょう。 罵倒VS揚げ足取りなレスの応酬から今夜は彼から一応の「約束」を引き出せましたし 数ヶ月ぶりに収穫らしい収穫を得ることができましたでしょうか、と言うところでございます。 とはいえ、彼のことですから…自制心が無いっぽいのが彼の一番の欠点でしょうし。 ええ、彼は嘘つきなのではなく単に自制心が乏しいのですぐに罵倒レスを始めるのだと思います。 さて、私はというと一度撤退とか申して実はROMの後SSを投下したり 小官殿の揚げ足を取ったりして何時の間にやら粘着を再開しておりましたが。 私は私で、小官殿同様「約束」を守ったためしはございません。 必ずスレ住人の信頼を裏切るという点で、私は住人の期待を裏切りませぬ。 そもそも簡単に粘着を断つなら30数スレもこのスレに粘着し続けるはずも無く。 ま、賢明な住民の皆様方なら、ある程度予測はしていたでございましょう?
とりあえず先に申しましたとおり、小官殿がもし、もしでございますが…
約束どおり大人しく、SS投下と質問への回答だけという建設的な態度を取り続けるなら
私も揚げ足取りで場を荒らすこと無いでしょう。
向こうが相手にしなければ、誰かの申すとおり、私や小官殿のような手合いは
スルーが一番効きますので。 ただ私は小官殿よりは幾分効果的に。
>>852 もう少し猶予を与えましょう。 今回も。
裏切られる公算が高いですが、どうせ裏切ったら裏切ったで、
彼は出て行く気はないでしょうから同じことでございます。
とうわけで毎度のごとくスレに甚大な迷惑をかけました。
巷の噂によると馬鹿は死んでも直らないとか。
分家管理担当 愚者/魔術師
追記。 自作自演について彼の一応の名誉のために。 分家の書き込みにおいては、小官殿の信者は確かに実在したようです。 彼が複数のIPを使い分けているのでなければ。 …同一IPで間抜けにも自作自演している事もありましたから(日付変更で変わってからとか 稚拙な方法で擬装しているとはいえ)複数IPは使えないものと思います。
>>855 複数ispの契約や
同期とかに頼んで、他地域ispからレスすれば可能
よってipが違うからといって自演してないというわけにはならない
>>852 うんいいよ
そしてそれに粘着するのも一緒にでていってもらって
>>857 >うんいいよ
>そしてそれに粘着するのも一緒にでていってもらって
もちろんそれに粘着してる君もでていくんだよ。
>>858 >>うんいいよ
>>そしてそれに粘着するのも一緒にでていってもらって
>もちろんそれに粘着してる君もでていくんだよ
そしてさらに粘着している君も…………ってどこまでも連鎖するから打ち切り!!
出て行かなくていいからちょっとお口にチャック。
コテ叩きをやるならコテ付けてやってくれ。
>>862 >コテ叩きをやるならコテ付けてやってくれ。
age荒しがほざくなヴァカ。
864 :
名無し三等兵 :2005/08/02(火) 08:38:52 ID:PB/o7oRr
うるせぇー ローカライダするぞボケェ
865 :
名無し三等兵 :2005/08/02(火) 08:41:04 ID:PB/o7oRr
>>814 みんな同レベルな分けないだろボケ
こういう流れがいやでromってるやつもいるんだよ
みんながみな俺たちみたいなやつじゃないんだ
>時間をつぶす
>哲学する
ローカライダってナンだろう。ハングルだとどう書くんですか?
>>865 >
>>814 >みんな同レベルな分けないだろボケ
そこだけ突っ込みを入れるのは、肝心の手前の部分にはとても君には都合が
悪いことが書かれていて突っ込めないからですね。
小寒age荒らし乙。
>808 この場合、coat(外套)ではなくcourt(裁判所)の方では?
粘着を正当化するための詭弁だな ルールというものがある コテ叩きは最悪板で てか100レス程振り返ってみな この流れが本当にこのスレに必要なことか? ずっと前からこの流れを繰り返してきてるけど スレを活性化するための必要悪というのもなしな? リロードして昨日のログみて有意義だとおもうやつは果たしているのか 構った時点で荒らしと同じ ここに限らないでどこもそうだろ?荒らしと馴れ合うスレでもあるなら話は違うが 少なくてもこのスレは違う
869 :
名無し三等兵 :2005/08/02(火) 12:10:49 ID:PKpo+6J2
コスタリカ帝国が
証拠の無い自演認定? じゃなんで匿名掲示板での自演認定に証拠が必要なのか説明してみろと
いいから小官さんはSSだけ書いてろと。うるさい自分語りが入ってくるから嫌がられる。 16章あたりのような状態はもう二度と来ないんだよ。悪いが諦めてくれ。 S・F氏GJ。
872 :
名無し三等兵 :2005/08/02(火) 14:02:11 ID:PKpo+6J2
>>870 憶測は最悪だ
議論するうえで憶測がまじるとどうなるかわかるだろ?
特にこの板をみてると
なかには任意IDでも覗いて自演をソースつきで指摘しちゃうような凄い人もいるが
通常はIDない板で自演したしてないはすごく不毛なことなんだよ
憶測で自演どうのこうのいうこと自体おかしな事
後、ローカライダはシム板のネタだろ
ネタというかシム板の荒らしの煽りというか
…最近、日本語が読めないやつが多すぎるよなぁ…
泥沼だな
まぁお互いひけないのはわかる でもレスつけたいのを少し我慢すればいいんだ お互いが少し我慢すればこのスレは救われるよ 少なくても今の状態からは
ハァ…自演がどーとか、愚にもつかないことをグダグダグダグダ… 小官以外も馬鹿ばっかりかよ、このスレは。 実はここに書き込んでる奴、小中学生ばっかりなんじゃねぇか?
小寒以外も馬鹿だということにしたがっている小寒乙
>>877 すべての発言を小寒に従ってる愚者、自演乙。
>>878 なるほど。愚者は小寒の手下だったのか。それは知らんかったな!
>>872 議論と叩きを混同してないか
このスレだけで言ってもしょうがないんで、他のスレにもどうぞ
>>872 はいはい。あなたの言う事は正しいですね。
では同じことを、他の場所でも言って来てくださいな。
883 :
てさりすと :2005/08/02(火) 16:29:24 ID:???
冷静な突っ込みをくれた皆さんありがとうございます
>>700 氏
うーん。数ヶ月間戦ったって言っても中世レベルのさらに地方レベルでの戦闘ですからねえ
近代戦みたいに毎日毎日戦ってるわけじゃありませんし
オルレアンの攻防のような劇的な決戦をやった訳でもないので
案外弾薬は残っているという設定です。
百年戦争の遠征なんかでも三ヶ月以上も遠征しているのに
双方の主力がぶつかったっのは1〜2回ってのがざらですし
まあ騎行戦術なんかでの小競り合いを含めればそれなりに戦った事にもなりますが・・・
>>編成の消耗や適応
うーん。つまり現地レベルに合した編成や戦術にしろという事ですか?
中世レベルの小隊戦闘と言うと『横隊』『縦隊』『方陣(は人数的に無理か)』・・なんにしろ密集隊形になりますね
それだとわざわざ主導権を敵に手渡す事になると思われるのですが
交互躍進は近代の火力の増加が生んだ優れた戦術なので中世でも十分使える戦術ですよ
・・・こちらの火力が続く限りはね
>>装備の消耗
これは考えてます。
前公開分には載ってませんが、なんだかんだで戦争やってきた訳ですから
作動不良の代物や弾薬不足の代物もあります
後自衛隊には『戦技』なる代物もありますので、応用されたりもします
>>701 氏
ま。どっちも傭兵で同じ穴の狢なので その辺は後々に
そしてSF氏。乙であります
まあ、世の中の農民には出稼ぎのために傭兵やっていて大儲けしすぎて
農業するのが馬鹿らしくなってしまい職業傭兵になってしまった農民も少なくないですからね
スイス傭兵とかスイス傭兵とかスイス傭兵とか。
884 :
てさりすと :2005/08/02(火) 16:31:52 ID:???
ついでに
>>699 の続きの更新行きます。
更新宣言から遅れに遅れてますがその辺はまあ無視でw
885 :
てさりすと :2005/08/02(火) 16:32:58 ID:???
彼らを発見したモノ・・それは光だった 公園の街灯の前を横切った一人の士長の背に街灯の光が分裂してふわふわと奇妙に上下に動きながら付いてくる 取り付かれた士長があわてて銃尾で振り払おうとするが離れて行く気配はまったく見えない 「くそ!ドジめ」 傍に居た身長よりやや長い小銃とは別の獲物を持った2曹がそれを見て小さく毒づく 何もこの世界では珍しい光景と言う訳でもない 古い街に一本は在る古代の精霊灯の前を通れば誰にだってその光がついてくることになるだろう それは精霊灯の本領発揮の光だ 精霊灯は何も蛍光灯のように光るだけの代物ではない。 確かにそのように光ることもあるが、それは精霊灯の内部に光の精霊が取り付いて居るだけ 本来は中の精霊を通行人に寄生させてポケットライトのように使うための物だ 帝国が残した古い町にはよくある防犯と民用を兼ねた精霊灯 もしすれ違う住民や警備兵達が居たとしたならばすぐにでも発見されることになるだろう 「まあ取り付かれた仕方が無い・・・坂上。お前少し離れて付いて来い」 坂上と呼ばれた士長は すみません秋山2曹 と言い残し後方へ下がって行く これでいきなり班全員が補足される心配は無くなっただろう 秋山は再び班に前進を命じた。 以前として坂上が敵に補足される心配が有ったが何しろ夜であり街の中である いきなり攻撃される恐れは少ないだろうと判断したのだ そしてしばらく進んだ所で、その予想は大いに的中することになったのだ それは教会の近くにある墓地を通り抜けようとしたときのことだった 「おい手前。こんな夜中に何してやがる」
886 :
てさりすと :2005/08/02(火) 16:34:08 ID:???
50mばかり距離を置いて並んでいた馬車の列の何処から声が響く 光に取り付かれた坂上を除く全員がその場に膝を付いて声の方に銃を構える 馬車から現れたのは片手にランタン反対の手にそれぞれの獲物を抱えた男が4人ばかり。 「おい聞いてんのか。手前だよ手前。こんなとこで何してやがるんだ」 先頭の禿た男が凄みながら続ける 松明に照らされたその顔は中々に迫力がある代物だった 坂上は無言で小銃を構えながら男達とは別の方向にゆっくりと後ずさって行く 「兄ちゃん。そりゃなんかのまじないか?バネもついてねえ弩なんかじゃ脅しにもなんねえぜ」 小銃を弩か何かと勘違いしたらしい誰かが冗談を言い放つ だが坂上は声も出さずに後退するだけだ。 暫く後退したところで民家の壁にたどり着いてしまう 男達はげらげらと笑いながらゆっくり坂上に近づいて行った それを確認しながら秋山は班員達に手信号で散開と攻撃準備を命じる 「動くな。それ以上近づいたら攻撃する」 やっと口を開いた坂上が警告する だが男達はニヤニヤと笑いながら止まらない どうやら強そうなのは見た目だけらしい 男達は坂上にだけ気を取られ周囲の警戒を怠るという最大の失態を犯していた 「秋山班長。撃っちゃって良いですか?」 「だめだ。弾がもったいない」 誰にとも無くそう呟いた部下と闇夜から響く声 そのやり取りに男達はあわてて声のした方向に武器を構えるがもう遅かった
887 :
てさりすと :2005/08/02(火) 16:36:23 ID:???
「誰だ!うぎゃあぁぁぁ」 まず太陽を直視するに等しい閃光が彼らの目を焼いた。 秋山の私物のライトだった いい加減に予備電池の残量が心配になってきているため滅多に使用されることは無いが 一帯を真昼のように照らし出すだけの出力がある代物である 瞳孔が開いた状態でまともに見たならば暫くどころか下手をすれば数ヶ月も視力を失いかねない攻撃 当然悲劇はそれだけに終わらない。 顔を抑えてもだえ苦しむ男達の側面から現れた8人の隊員が銃尾打撃や飛び蹴りをぶちかましたのだ 当然成すすべも無く男達は勢い良く武器を投げ出して倒れこむことになる しかし倒れたところで攻撃の手が止む訳ではない それどころか返って攻撃は激しくなる 蹴る殴るは当たり前。兜をつけていた男には分厚いゴム底の革靴による顔面への踵落としさえ行われた ある罰当たり者にいたっては傍にあった墓石による打撃をくわえる有様である もはや戦闘ではなく虐めでしかない だが、秋山に言わせればこれでも人道的な方だった 敵が刃物で武装していたのにこちらは刃物すら使っていないのだ。 これを人道的といわずになんと言うのか この間、機関銃主は第一撃をぶちかました後で一人この乱闘に参加せず警戒に当たっている 仮に馬車から増援が現れたとしてもすぐに制圧できるだろう 暫くして、適当に男達を痛めつけたところで秋山は捕縛を命じた もはや抵抗するものは一人も居ない 命だけは、と小さく呟くばかりである 秋山は部下二人に縛り上げた男達の見張りを任せると荷馬車の制圧に向かって行った
888 :
てさりすと :2005/08/02(火) 16:48:15 ID:???
同時刻 中央通にて 闇夜に大声で争うような声が響いた。 それは教会の方角から聞こえて来ていた。 教会に隣接する食料庫に部下が押し入ったのか、それとも町民に発見されたのか 暫く続いた男達の声は暫くの静寂の後、女達の悲鳴に変わった 「よーしよし。制圧は成功したみたいだな」 その悲鳴に耳を傾けなが相沢2尉はうれしそうにそう呟いた。 良くも悪くも、市街戦における女性の悲鳴とは攻撃側が有利に戦況を進めている証拠である 何しろ防御側が優勢ならば攻撃者達は民家に突入することができない 女子供の声が響くということは、攻撃側が防御側を撃退して民家や目標に突入を果たしたという事でもあった 第一斑の無線機はこの前の傭兵活動のときの流れ矢の所為で壊れてしまっていたために 無線は通じなかったが、銃声が響かず悲鳴が響いているということは心配する必要は無いだろうと彼は判断した 「あとは俺達の仕事って訳か」 相沢は二班と行動を共にしていた。三班と共に目標を挟み撃ちにする為である 彼の目標はただ一つ。この街で一番大きな領主の館であった たった二人の門番が眠そうにしているのを確認した彼は改めて部下を見回すと 一番最後尾に居た二人に向かって攻撃準備を命じる 距離にして約150m。夜とはいえ目標は照明によって照らし出されているのである 完全に必中射程圏内であった 最前列に出てきて膝立ちで武器を構えた二人はそれぞれの目標を完全に照準に捕らえている あとは迂回している三班の到着を待つばかりである 『我目標二到着。KZ構築完了。何時デモ始メラレタシ』 無線機からその言葉が流れてきたのはその30秒後の事であった
889 :
てさりすと :2005/08/02(火) 16:50:01 ID:???
以上更新終了です。 この投下でスレが沈静化するのを祈りつつ戦術的退却を行います
890 :
てさりすと :2005/08/02(火) 16:53:29 ID:???
ちなみに現時点では自衛隊側の誰一人として、 目の前の敵が同業者であることに気づいていません。 目の前に居る敵はすべて街の警備兵だと思い込んでます。 ・・・スレ的にこういう流れはちょっとやばい?
死ねばいいとおもうよ
流れがおかしいお >890 まあ乙
今晩もやっちゃう!!!
>>890 何もやばいことはないと思うのだが・・・
とにかく、乙カレー。
前に叩かれた事があったから慎重になりすぎたか まあ大丈夫ぽいようだ
小官の本名って、村○正○とは違いますよね? 決して○田○治ではないですよね? 西部方面の高特で幹部してる方とは違いますよね?
>>896 本名キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!?
小寒は自衛隊の機密プロジェクトである情報自動収集プログラムの生み出した人口無脳ですよ。 自ら能動的に当たり障りのない情報発信を行い、時には相手を感情的にさせるような発言をし、 相手から情報を引き出すようプログラムされています。しかも相手との受け答えを通じて学習、 進化してより効率的に業務をこなせるようになります。 たった一つの誤算は、プログラムが2ちゃんねるにはまり過ぎてニューロン形成に顕著な偏りが 生じたことですね。数十億をつぎ込んだプロジェクトでしたが、暫くすればデリートされるのでは ないでしょうか。
小官は千葉だから東方になるんじゃないの? 第2高射特科群 第308高射中隊とか どこの高射かしらんけど
wikiが閑散としてるので過去ログ34章までに連載されていた 政府広報課氏の「日本異邦戦記」51〜59話と、 連載途中で停止したままですがヲタSEAL氏の「ヲタ自衛官+SEAL」9〜13話まで更新してみました。 後、政府広報課氏の「日本異邦戦記」の外伝も同様に抽出したんですが、 何分wikiを使うのは初めてなんで新規のページの編集の仕方がわかりまへん。。。
本名晒しage
夏休みはやくおわんねーかな
気が早いぞ軍曹 まだ8月2日だ
…自作自演議論や叩きなどはそろそろ分家のスレに移動していただきたいと存じますが。 そもそも本スレで行うべきでない事を持ち込むための分家でありましょう。 スルーもそうでありましょうが、「分家で」も皆様学習していただきたいものです。 また、この流れを次スレに持ち込むなどのような、以前私が行ったような愚行と 同じ轍を踏むほど住人の皆様方は知能低下していらっしゃるとは思いたくないものです。
荒らしが管理人やってるのに書き込みなんか出来るか。
はいはい。あなたの意見は正しいですね。
あえて言うなら 言葉が硬い 言い方が尊大 お高くとまってる やけに他人を見下したような雰囲気 別にあんたを否定するつもりはないが、いい加減に空気嫁
心にやましいところがあるから小官の言葉を素直に受け取れないだけだろ。 言葉が硬い以外は全部下らん反感によってねじ曲げられた感想にすぎないじゃないか。
まぁまぁ太く生きようよ
>心にやましいところがあるから小官の言葉を素直に受け取れないだけだろ。 小官を透明アボーンしてる僕も心のやましい人間ですか?
いや、賢い人間だよ。少なくとも自演だのなんだのと喚いてる奴等よりは。
>自演だのなんだのと 別にいいんじゃないの?2chに限らずとも自作自演認定はどこでも乱発されてる。 いまさらこのスレで啓蒙しようたってどうにもならない。こういうのは他人の自由を阻害しない程度に自由に振舞うべきなの。
小官さん、あなたが正しいことを言っているのかどうかは馬鹿の俺にはわからん。 ただどうもあなたがいるとこのスレが荒れる、というのは事実なんだ。 それがあなたが間違っているせいなのか住民の過敏反応なのかは分からない。 だが事実としてスレは荒れている以上あなたにはこのスレから身を引いて欲しい。 住民さん、荒らしについての議論はよそでやってほしい。 スレ違いと言う点では小官さんと何も変わらないのだから。 実際この50レス、小官さんの書き込みはないしSSも一つ投下されている、 ネット上で書き込む以上激しい感情の発露は止めて欲しい。 そしててさりすと氏GJあなたの久々のSS、続きを期待しております。 流れとしても新たな道を探るというのは良いことでは。
うるせーよ 小官の信者と俺たちのアンチが消えたらやめてやるよ
とりあえずage
え、小閑って萌え美少女じゃないの?
918 :
900 :2005/08/03(水) 14:17:50 ID:???
てさりすと氏復帰記念つーことで氏の「九州召還」をwikiに収録。 改行とかどうしたらいいのか全然わからんので読み易いよう修正できる方いたらお願いします。 しかし、まだ抽出途中なんですけど、過去ログ見てみるとてさりすと氏の更新頻度はハンパないですね。 尊敬します、いや、本当に。
>>916 父は陸将補で自衛隊高射ヲタのツンデレ美少女
荒らしモードの時はもちろんツン
>>907 小官にも当てはまるっつーか…差が無いよな。
わざと真似してるのかもしれんが。
>>908 >心にやましいところがあるから小官の言葉を素直に受け取れないだけだろ。
蟹さまやコテ諸氏の忠告や説得に噛み付いていた頃の小官に言ってやればよかったな、それ。
>>916 >>919 それだと爺がツンデレお嬢様の喧嘩友達、しかし実は片思いしていて
二人とも同じようなツンデレ性分なので素直になれないとかいうストーリーが
始まってしまうからヤメレ。
>920 激しくモエス
ここはひどいベトナムですね
>>918 氏、どうやればページ編集が出来るのか、お教えいただけないでしょうか?
自分もやろうとして訳が分からず放り出してしまったので…
改行は確か編集のボタンか何かで設定すれば出来たような。
924 :
900 :2005/08/04(木) 03:25:15 ID:???
925 :
900 :2005/08/04(木) 03:32:37 ID:???
後は、新しくできたページに 作:[[作者名]]氏 [[#ls]] [[#create]] ---- コメント: [[#rcomment]] って感じで書き込めば 新しいページの名前を入力してください。 作品名/[ ]新規作成 という風に表示されますのでそこに 新しいページの名前を入力してください。 作品名/[01 ]新規作成 とでも打ち込んで新規作成ボタンを押してやれば今度は 01へのリンクが表示されます。
926 :
900 :2005/08/04(木) 03:38:59 ID:???
後は、そのリンクをクリックすればまた同じように文章とコマンドを打ち込むページが表示されるので 作:[[作者名]]氏 前:[[作品名/01]] ←(01のページだとこの行はいらないと思います。 SSコピペ 次:[[作品名/02]] ---- コメント: [[#rcomment]] という風に打ち込んでやれば正しく反映されると思います。 後はこの繰り返しでしょうか。 私に分かるのはこのくらいです。
927 :
900 :2005/08/04(木) 04:07:22 ID:???
あ、↑のレスの訂正なんですけど、 作:[[作者名]]氏 前:[[作品名/01]] ←(01のページだとこの行はいらないと思います。 #>sysset autobr yes SSコピペ 次:[[作品名/02]] ---- コメント: [[#rcomment]] この、 #>sysset autobr yes つーコマンドが改行のコマンドみたいです。 こうしてやることで自動的に改行してくれるみたいですね。
保守
電車男見ようぜ
931 :
てさりすと :2005/08/05(金) 21:04:25 ID:???
>>918 氏
おお。わざわざ拙作をUPしてくれるとは・・感謝感激で言葉もありません
今見るとあれですねえ。
当時の知識の無さとかその他いろいろを思い出して木っ恥かしいばかりです
(今もだという突っ込みは無しでw)
内容も9割がたACE4のパクリですし。
信念とは? 節度とは? そして…義とは? 全て男を飾る無形の物である事は、言うまでも有りません。 萌え? 嘲り? そんなものは軍板には要りません。有るのは熱い『軍事』への探究心のみだと私は信じます。 男達の熱い魂を物語るために、今まで要らぬと信じた全てを注ぎ込みます。わだかまりを捨てて。 大事なのは、SSのテーマなのです。主張する背骨の無い文は…読んでいて空しく、哀しく為りませんか? 私の主張は変わりません。兵器と兵士達の優しさ、辛さ、遣る瀬無さです。それと…人間の素晴しさ。 馬鹿な事だと解って居ても、愚かな事だと解っていても、やらねば為らない事がある。誰の為でもなく… 己が己で有るために。戦い抜くために。 では、始めます。このスレ多数派への『阿り』を。
自給自足の生活には、限界が存在する。人恋しく為った時が、そうだ。物資が足りていて、満ち足りた気分に為る。 しかし、話し相手が居ない。そんな時…何時も自分で『もう一人』を作り、話し掛けていた。孤独には、慣れていた。 目に見えない『妖精さん』とでも話すかの様に、俺はずっと自分と話していた。…『ここ』で彼女を、知るまでは。 「お〜い、二ソ−さぁ〜ん! 居るんでしょ〜?! 」 森の入口に設営した、個人用の小銃掩体。そこが俺の唯一の居場所、『ファールヴァウト陸上自衛隊駐屯地』だ。 現地の言葉で、『忘れられた森』と云う。自衛隊が、いや、日本国が俺の目の前より去ってから…半年が過ぎた。 帰れるチャンスは幾らでも転がっていた。現に、転移兆候も、同期や上、民間人の知り合いからも仕入れてはいた。 しかし…日本国の存在は俺にとって…いや、孤独を愛する俺にとっては…お節介な奴の集りでしか無かった。 「…ここには来るなと言って有るだろうが、シーナ。老にまた、叱られるぞ」 人間は、一人では生きて行けない。それは、物資面に限っての事だ。他人の考える事なんぞ、ほぼ、予測可能だ。 そんなヒキコモリ同然の思想を持つ俺にとって、他人と巧くやらねば為らない陸自の生活は…簡単で、単調だった。 何せ、馬鹿のフリをするだけで良いのだから。言われた事さえ完璧にこなし、たまに冗談に反応し、笑えばいい。 酒に付き合い、愚痴を聞き、酔わずに情報を仕入れるだけ仕入れれば良い。たまにドジをやり、嘲笑されれば良い。 協調性の無い奴だと看做される要項を、消去していけば…典型的な陸上自衛官の出来上がりだ。そして、笑いを 取れるよう、冗談の一つでも言えれば人気者だ。こちらが腹の中ではどう思おうとも、完璧な偽善者は善人に見える。
「また、聞かせてよ! ニホンの話! コンビニの話! 」 「…まぁだ覚えてたのか…その前に、だ」 「苦労したんだよ? マーキーにひっかれれてさぁ…」 耳の先が長い事を除けば、この少女はさして、俺達人間族と変わらぬ容姿を持つだろう。最も、胸や尻が薄い事を 嘆く、成熟した女性を好む俺などには最早子供以下にしか見えんのだが、まあ、世の中が歪んだ少女趣味を肯定する、 日本国では、俺はただの思想的マイノリティに過ぎん。この世界でも人種的にマイノリティに成り下がってしまったのが、 救いだ。えもいわれぬ芳醇で豊かな香りが、少女に呉れてやった俺の予備の水筒から漂う。思わず唾が出てしまう。 「酒か! 猿酒だな! 木の虚から酌んできたのか、偉いぞシーナ! 」 「えへへ…もっと褒めてよぉ…」 俺は、日本国の話をする。少女は、食料等を俺に供給する。半年、繰り返したが、幸い俺のネタはまだ尽きない。 俺の話のネタが尽きた時、この奇妙な相互依存関係が終わる。この邪気と意味の無い戯れが、終わる時だ。 それは俺の肉体的な死を意味するだろう。何故なら…俺の心は既に、死んでいるからだ。何にも無い自分を、空虚な 自分を悟って、無力な自分を嫌い抜き、早く死にたいとすら思って居たのだ。…自衛隊に入ったのも…それが答えだ。 「…もう少し…生きてみるか…」 「ニソーさん? 」 最前線で戦った。小銃を撃った。銃剣突撃を敵の騎兵相手に仲間と行った。しかし…生き残るのは何時も俺だけだ。 死にたいと思う俺が、生きる。死にたくないと言って臓物を食み出させのたうち回る他人が、死ぬ。それを数多く看取った 俺が不条理さを感じたと言えば…嘘に為る。俺はただ、見ていただけだ。何も感じずに、仲間の手を握ってやるだけで。
むしろ、死んでいく奴等を羨んだ。早く楽に為れるのだ、喜ぶべきだ、と。浮世は憂き世だ。そして、穢れに満ちている。 出家遁世こそ、安寧に近いと俺は信じ、自衛隊の訓練、演習生活に満足感すら覚えていた。自分で無くとも良いのだ、 と心の何処かで思いながら、自分の『役割』を果たして来た。普通の人間ならばここで自衛隊に『帰属意識』が芽生えた だろうが…言うまでも無く俺は、全てを軽蔑し切っていた。それを軽蔑する自分自身でさえも。何も大切な物など無かった。 「シーナ…幸せか? 」 「? 」 今までは、だ。今ではこの少女と話す為だけに、世の中の偶然とやらを支配する者が俺をここまで生かしたのだろうと 勝手に俺は思っている。まあ、俺の中のその他大勢の俺は、ご都合主義だ、早く死にたいんだろう、と何時も囁くのだが。 「俺は…幸せでは無いが、不幸せでも無い」 「へんなの」 「変人呼ばわりは心外だな? これまで結構、巧く仮面を被って来たのに? 」 人に心など開いた例は無いが、開いた様に見せかける事は可能だ。そうして、今まで自分を『守って来た』。この仮面を かなぐり捨てる時は、その見せた相手を殺す時だけだ。それまでは完璧な『人間』を演じる。『人でなし』と云う生物は、多分 俺の事だろう。良心も持たず、憐れみも持たず、ただ、眺めるだけだ。他人の抱く感情をシチュエーション毎に学習してきた 俺にとって、この時には泣けば良い、この時には笑えば良い、とこれまでの人生で実行してきたに過ぎない。
なんかレス番がトンだな。何が起きてるんだ?
「む〜ん」 「痛でででででっ! シーナ! これは素顔だ! 素顔! 」 少女が俺の両頬を摘み、抓った。俺の、仮面だ、と云う言葉に反応したのだろう。…素直な娘だ。比喩など通じないのは むしろ俺にとっては痛快事だ。ひねくれ、捻くれた俺の荒んだ心の樹海を和ませてくれる、言ってみれば一陣の涼風だ。 「あれ、何だろ? 土煙…」 「…老に知らせろ、シーナ。また森を荒らしに人間達が、来たとな? 」 「ニソーさん、すっごーい! 当たり! 」 俺のやった双眼鏡で、少女が確認した。64式小銃の残弾ならば腐る程有る。撃ち殺す事も可能だ。俺は連隊でも、 5本の指に入る程の射手だった。無理矢理狙撃班に入れられそうに為った時は拒否した。わざと問題行動を起こして。 そうして中隊で、俺の株を上げたのだ。要らぬやっかみなど正直、御免だった。 「シーナ、その後、何時もの通り木の上で監的だ。行け! 」 元より捨てた命だ。好きに使うまでさ。己の、欲するがままに。やっと見つけた、居場所のために。 第一章 終わり
波形照合。EMP弾道弾の着弾を確認。 状況開始します。 あと真っ黒な乳首
>>937 乙です。
今度のは完成させて下さいよw
シーナと聞くと[鬼頭莫宏]の「なるたる」を思い出す あれの自衛隊にはA10サンダーボルトとかいたなあ
941 :
900 :2005/08/06(土) 04:16:59 ID:???
>てさりすと氏 九州召還は第5章が116レスでトんでるので、続きがあればupして欲しいな、 なんてお願いしてみたり。 後、新作のタイトルも教えて欲しいな、なんて。 お願いばっかで申し訳ないですけど、お願いします。
942 :
てさりすと :2005/08/06(土) 12:50:50 ID:???
>>小官殿
乙です 更新待ってます
大した中身も無い当方ですが、氏に負けないようがんばりたいです。
>>941 氏
わざわざこのような事までしていただいて・・身に余る光栄です
>>続き
うーん。実家に帰ってパソコン調べたらあるかも・・
あったらUPします
>>タイトル
うーんなんも考えてなかった。
という訳でスレ住民に募集してみたりしますw
応募が無かったら・・・そのときはそのときで考えます
943 :
てさりすと :2005/08/06(土) 13:02:54 ID:???
傭兵隊に雇われている流れの傭兵ミルスは占領した領主の館の前でうとうとしていた 仲間が屋敷の中で騒ぐ音を聞きながら、住民達がどのように過ごしているのかと考えていた もしかしたら、復讐のために此処を攻撃してくるかもしれないと考えていた 「俺だったら最初は弓で見張りを倒して出来るだけ気づかれないように敵に近づきたいもんだ」 そしてその通りになったのである 遠くで騒ぐ音が聞こえた。教会の方角か? 暫くして静かになる 暫く間を置いてなにやら女の悲鳴のようなものが聞こえた ミルスは出来るだけ不自然な動きをしないように同じく門番に立っていたクラリスに声をかけた 「馬車の見張りがどっかに押し入って女を馬車に引きずり込んだのよ」 彼の弟子であり共同事業者である彼女は寝ぼけ眼を擦りながらそう答えただけだった。 ミルスも案外そんな所ではないかと見当をつけていた だがどうにも寒気がする。これはよくない兆候だ 不安を拭い去れない彼の耳に、バキンという聞きなれた鉄バネの弾ける音が届く 一般人なら何の音か耳を顰めるだけだっただろう。 だが、戦場で敵が放つこの音を嫌と言うほど聞かされていた彼はその音の正体を一瞬で見破っていた 「弩だ!!」 彼は叫びながら未だ寝ぼけた顔で「なんですか・・・」と呟く弟子に飛び掛った 瞬間 30cm頭上を闇の中から現れた「それ」が通り過ぎて行く 玄関の大きな扉に命中 すぐに振り返って「それ」を確認。鉄の矢。間違いなく弩による攻撃である なにやら抗議しようとした戦友もそれを見て何が起こったのかを即座に認識し慌てて正門の柱の影に隠れた 「敵襲!!敵が来た!」 クラリスが叫ぶ。だが屋敷からは何の返答も無い。 柱の影から彼女は何度と無く叫びつづける。やっと誰かが気づいたようだ。 「1、2、3、4、5人」 柱の影から鏡のように磨き上げた短剣の腹を少しだけ出し 矢が飛んできた方向を見張っていたミルスはそこで数えるのを止めた その全員が自分達の方に向かって走ってくるのが見えたのだ
944 :
てさりすと :2005/08/06(土) 13:05:04 ID:???
続けて6人目が現れる。 なぜか一人だけ奇妙な弩を持っていなかったが、 そいつは引き抜いた刀の刃先をまっすぐに彼らの方に向けて何かを叫んだ まずい。敵のシェフ(隊長)だ! 「走れクラリス!」 屋敷の内側に注意を払っていたクラリスは咄嗟に動けない すでに走り出す準備を整えたミルスはもたつく彼女を確認すると もどかしげにその襟をつかみ引きずるようにして植生の方へ走り出した。 風切音・・そして轟音。閃光と共に正門が弾け飛びその木端がミルスの肩当を叩いた 彼はそのまま走り続けた。 いきなり街は活気という名の生命を取り戻した。 いたるところに悪魔のような影がうごめいている 二人は植生の間を潜り抜け屋敷の内部に居る仲間と連絡を取るために勝手口を目指した だがそこまでたどり着くことは出来なかった 奇妙な敵からの本格的な攻撃が始まったのである
945 :
てさりすと :2005/08/06(土) 13:11:48 ID:???
相沢2尉は舌打ちした
何故かは分からないが矢が放たれたと同時に敵は味方を庇う様にしてその身を伏せたのである
気づかれた 間違いなく そして即座に敵は警戒態勢を取るだろう
弾が勿体無いからと弩で代用したのがまずかったのか。
糞 全員着剣だ 強襲作戦に変更する 全員突撃
相沢の命で隊員たちが走り始める。荷を背負っていないために中々に軽快である
「行け行け行け行け!」
鹵獲した指揮刀を引き抜き、逆の手に拳銃を持った相沢は剣を振りかざして叫んだ
84mm無反動砲を構えた部下に目標を示す。目標 正面の扉 撃て!
警備兵がまたしても攻撃命中直前に走り出した
こちらの動きが分かるのか?
まあいい。裏手に逃げてくれればこちらの物だ。小物は見逃すことにしよう
爆音と土煙、扉がぶっ飛んで突入口が瞬時に現れた
奥から鎧も着ていない剣を構えた男達が次々と現れる
一連射。二連射。
二つのMINIMIが短く弾をばら撒くたびに現れた男達はバタバタと倒れた
最初の集団は逃げ場も無く狭い通路のど真ん中を突き進む最中に
次の集団はそれを見て怖気つきドアからでて直ぐのところで立ち止まった所を
それ以後の集団は出てくることすらしなくなった
慌てて屋敷の奥に逃げて行くのを追って追い立てるように相沢たちは屋敷の中に突入していく
戦闘の興奮は隊員から恐怖を徐々に奪い去って行くらしい
真っ先にホールに飛び込んだのは攻撃開始前に相沢に向かって躊躇いの言葉をもらした士長だった
彼らはバディごとにドアを蹴り開きながら屋敷を制圧して行ったのだった
そして時間は(
>>696 )に戻る
946 :
てさりすと :2005/08/06(土) 13:13:07 ID:???
「どこの魔術士かは知らないが助かったよ」 開放された領主はほっとしたように解放者に話しかける 差し出された手には荒縄の後がまだくっきりと残っている まだどこと無く少年の面影を残した顔がうれしそうにほほを緩ませていた 「なに、困っているものを助けるのは人間としての義務です」 ・・・ふと先程まで部下達にこの村を略奪させようとしていたのは誰だったのだろうか 相沢は何事も無かったようにその手に応えるといけしゃしゃあと笑顔で答えた 街に略奪は行われなかった 教会の直ぐ傍の食料庫に向かい たまたま傭兵隊の馬車群を制圧することになった第一斑が 馬車に捕らわれていた亜人達から情報を聞き出して伝令を出したのだ 伝令は全力で正面通りを走り抜け屋敷にたどり着いた時、屋敷は陥落寸前だった 彼は警備兵と思われていた敵の正体が実は単なる同業者だったと告げた さらに二言一言続ける なんとすばらしい。 傭兵達は大量の物資を馬車に積み込んでいた。当然一斑長は即座にすべてを没収した 伝令は正確にその事を相沢に報告する 直ぐに相沢は略奪命令を撤回した。 傭兵の大半は馬鹿正直に裏手から逃げようとしたところを攻撃されていた 罠とは本来奇襲に驚いた敵が逃げ出す方向に仕掛けるものである 馬鹿正直に敵と反対側に逃げ出したがためにまともにKZに飛び込み 無数の銃口と弩に歓迎された傭兵達は一分を待たずに制圧されてしまっていた 後の話になるが、この攻撃から逃げのびたのはミルスとクラリスの二人だけだ 茂みの中に隠れ逃げ延びた彼らは脱出を果たすために敢て危険な手段を取った 真正面からの敵中突破である 屋敷を征圧し残党掃討を行う隊員が不用意に茂みから注意を逸らしたその瞬間に彼らは行動に出た 不意を倒れた隊員が弓に倒れそのバディが戦友を物陰に引きづり込む隙に堂々と正門から脱出したのである その他のものは残らず捕虜になるか、三途の川を渡河させられた
947 :
てさりすと :2005/08/06(土) 13:14:31 ID:???
小隊はいつになく活気に沸いていた 何しろこれで暫く生きていける事が約束されたのである たしかに負傷者が出た。それは悲しむべき事だった だが、自然と顔が緩むことは避けられなかった 何しろ略奪をしていた傭兵隊から略奪した物資が山と在る 抵抗した傭兵を無力化するのに120発もの弾丸を必要としたが 対価として全員が丸々2ヶ月は遊んで暮らせる物資を手に入れることができた 故郷に帰りがてらの略奪だったらしい。 桃のような果実に始まり、黒パンやチーズも山のように積み上げられていた おかげでわざわざ街から物資を奪い取る必要が無くなったのである 物資を手に入れるために犯罪行為に手を染める予定だったのに 街を開放した挙句に物資も大量に手に入れることが出来たのだ 喜びを隠す必要は無いのである それでも知る小隊本部通信手の織部士長はその領主の感謝の言葉に 傭兵達が行なったことを自分達が行おうとしていた事を思い出し 気まずくなって笑顔の領主から視線を逸らし小隊長の顔色を伺ってみた だが相沢に気まずそうな様子は無い。涼しい顔をして領主の応答に答えていた 運良く別の傭兵隊が居たから良いようなものの、 居なければ略奪に手を染めていたのは自分達の方であると言うのに 「それにしても・・・たった小半刻で43人もの傭兵を片付けるとは・・」 疑うことを知らない領主は繰り返し感謝と驚嘆の言葉を続けると 歓迎するから暫く滞在されてはいかがかとまで言う始末だった。 ただ飯にありつけるのならと相沢は首を縦に振った
948 :
てさりすと :2005/08/06(土) 13:17:30 ID:???
街の開放から二時間後。 小隊は警戒員を残し全員が酒場に集っていた 住民や人質からの感謝の嵐も一段落付いたころである あるものは果実酒片手に、あるものは強い地元酒を片手に 酒の飲めないものはつまみのチーズを齧りながら酒場に住み着いた精霊の歌うような声に耳を傾けていた かつて帝国が飼育していた情報共有の能力を持つ精霊である 帝国の日常的な情報などを各地で伝える傍ら、情報収集の役割も持っていた 衰退したとはいえ、帝国は未だかつての支配地にまで影響力を持ち続けている事の証とも言えた そして士気高揚のための曲を流すことも良く在る。それは辺境に残された数少ない娯楽の一つだった 『・・さて、本日の通信も恒例のあの曲で締めくくらせていただきます』 日付が変わるちょうど一時間と少し前、精霊はそう告げて最後の曲を奏で始めた いや、歌を歌っているのは精霊だからそれは間違いか まあどうでもいいことだった 『・・vor der kaserne vor dem goroben ben tor 〜♪』 今どれほどの人間がこの放送に耳を傾けているのだろうか この感傷的な兵士の曲を ともかく、この曲は異世界から来た彼らにも受け入れられていた 隊舎の前 正門の脇 街灯が在ったね 今でもそこにあるね そこでまた会おうよ 街灯の下で 昔みたいに 素朴な歌だった。 それゆえこの歌は戦いと死と向き合わせになっている兵士達に愛された もちろん帝国語をしらない隊員たちはこの歌が何を歌っているのかは彼らにはわからない だが、それでもこの歌は確実に家を、家族を、平和な故郷を、友人達を、そして恋人達のことを思い出させた 耳を傾ける少なくない隊員のほほを涙がぬらした この歌が彼らを支えていた 元の世界に返れる保証も無いこの世界で、それだけが唯一の支えだった 曲が終わった。精霊は挨拶の後に口をつぐんだ 「さあ、明日もがんばっていこう 解散」 最後の一杯を引っ掛け、声高らかに相沢は宣言した。歓声で返事が返って来る そうとも、なんとしてでも元の世界へ返ってやるさ。全員がその決意を新たにしながら。
949 :
てさりすと :2005/08/06(土) 13:26:28 ID:???
更新終了。 戦闘シーンは戦記風にしてみたり つたない文章力で普通にやるよりはなんとなく面白いかなとおもふ ラストのあの歌はまあ分かる人には確実に分かるあの曲です この板にもそれをネタにしたスレがあるので、興味のわいた方は探して見られてはいかがでしょう まあ、こんな曲を流すと第四帝国の正体も一発でばれかねませんがw 感想、意見があったりすると言って貰えるととても嬉しかったり
お疲れ様です。 あの歌は某サイトで聞きましたが、良い歌です。 荒んだ心に効きますね。 で、参考文献は(メール欄)と見ましたが。 アレは面白かったのですが、なにぶん読んだのが「輸送戦記」を書き終 わった後だったので、話には組み込めなかったので少しくやしかったり。。
うわ、まずい。950踏んじゃった。初めてスレを立てることになるとは。
見事に間が悪い二人(ww
人物紹介を少しいじるが良いかな? なんとなくあれはギスギスしているように思えたので。
せっかくだから在日米軍や暴力団や某国工作員などの自衛隊外戦力や 核兵器化学兵器などのあつかいについて、明確なガイドラインを作ってくれ
仮でこんなのはどうでしょう? ●在日米軍の扱い。 ・米軍はワイルドカードでもあるので取り扱いは慎重に。 ・基本的に陸海空軍に海兵隊で、武装はそれぞれが正式採用しているものを使 用する事。ただし、個人武装ではそれぞれの裁量で変更が効くのでちょっとし た範囲ならば変更は可能。 ・兵器については執筆時に現役のものが望ましい。だがそれぞれの趣味で退役 兵器や試作兵器を出したい場合は、それなりの理由をつける事。後は登場時期 があきらかにおかしいもの(2001年にF-22を出すとか)は不可。 ●暴力団 ・現実にある組を使うのはやめましょう。やばすぎます。 ・架空の名前ならばばOK。武装は刀剣類がメインであるが、まれに旧東側系統 拳銃が出る。ただし、基本的に銃刀法違反物品なのでおおっぴらには出さない 。と言うより上から出すなと言われているとか。 ●某国工作員 ・基本的に情報収集要員が多い ・破壊活動専門の工作員はいたとしてもテロがせいぜいの人数であり、都市ま るごと占拠ができる程はいない。 ・できるだけ現実の国家名を出すのは避け、ほのめかす程度にするか、慶祝ス レッド「魔法内親王伝もなこ」のようにNKとかCとかRといった風にするのも可
NK:北朝鮮 R:共和国 Cって何?
米軍追加 ・米軍は全世界に展開しており、一部の地域に全空母集結といった事はありえ ない。ただし日本周辺で大規模紛争が発生直前・発生時にはこの制限は一部 解除される。
在日米軍はなあ・・・ 海上、航空戦力だけなら自衛隊全体ともため張れるんじゃないか? しかも核兵器を所持している可能性が高い。 ただ本国と切り離されているので補給等が出来ない問題があるな。
959 :
てさりすと :2005/08/06(土) 21:59:47 ID:???
>>950 氏
ありがとうございます。
仕事でデスマーチ状態だったときにあの歌を聞いたとき、ちょっと感動しちゃいましたね
あれはいい曲です。ちょっとセンチで辛気臭いけどw
>>参考文献
どっちかって言うと同じ作者の 英仏百年戦争 の方だったり
確かにかのシェフ殿は大好きですが、正ヒロインがちょっと嫌いなタイプだったのと
好きな準ヒロインが悲惨な死に方をしたりしたのでちょっと敬遠してたり・・
でもかの作者の書く作品は男性像は結構魅力的な人物が多いので参考にしてます
あとはオプスレイシリーズとか、何故かパウル・カレルとかw
人間の方のモデルはラ・イールとかナイツオブラウンドの関係者の面々とかですかね
>>958 日本周辺で大規模紛争が起きそうな場合は補給輸送部隊である
事前配備艦隊が派遣されてくる。 太平洋方面にも1個艦隊いるし。
確か装備弾薬の積み下ろしに1週間〜三日半かかる量を積載し、
これで補給を受けた海兵隊の1個師団(だったかな)は数ヶ月無補給で戦えるとか。
ポイントは陸軍の戦力は少なく、海兵隊と海空軍がメインである
海軍MSC(軍事海上輸送部隊) MPS−3(第3海上事前配備艦隊) ジョン・P・ボボ少尉級 T−AK3011ジャック・ルーマス中尉号 満載排水量 46111トン 全長 206m 出力 26400馬力 速力 17.7ノット 1000馬力バウスラスター ×3 2500kw発電機 かける3 1日18000ガロンの真水を製造する海水蒸留装置 ×2 自薦搭載燃料は一か月分 AAV発進可能 最後部ロールオン・オフランプ
>>960 事前配備艦隊まるまる1つで海兵隊1個師団が数ヶ月無補給でOK…
米軍はまさに化け物だ。
輸送戦記で「将軍様のヤンチャ」が原因で一触即発開戦5秒前として
いるから、米軍がさらに増強されてるなぁ。書き換えが要るな。
と思ったら大部分が半島に展開しているとしておけば問題ないか。
C:現時点で最大の人口を誇る紅い国
>>958 前も少し話題になったけど「補給が途絶えて、人員も限られた米軍」は、
その戦略の根本から覆されることになるため、ごく初期をのぞいて自衛隊に近い攻撃オプションになる可能性が高い。
また、補給の面から傭兵的な扱いになるか、自衛隊に組み込まれるような形になると思われ。
ルーマス中尉号の積載物資 M198 6門 牽引トラック 6両 155ミリ榴弾砲弾 1万8千発 AAV27両 LAV6両(推定) 25ミリ機関砲弾 1万2千発 M1A1戦車 6両(推定) 砲弾 700発 ハンヴィー TOW 18両 .50キャリバー 16両 ユーティリティ 117両 救急車 16両 CMD 16両 5トンカーゴトラック 93両 弾薬・医薬品・食料各種コンテナ 578個 事前配備艦隊はこのジョン・P・ボボ少尉級を4隻に加え、コンテナ船や燃料補給艦など多数で編成。 以上の積載物資リストは艦隊の物資全体量から割って推定したものであり、正確ではない。 が、艦隊全体の全体量は少なくともこの4倍強あると思われる。
>>964 日本政府が装備を買い上げ→そのかわり将兵は生活保障
ってのも有り得る話だよな
日本にとって、アメリカの軍事技術は喉から手が出るほど欲しい
アメリカ軍の将兵は当面自衛隊に運用方法を伝授、そのあとはなんか適当に
優遇されて暮らす、と言うのもありではないだろうか
さてさて私も議論に参加させていただきます。 といっても個人的にはあんまりガイドラインの追加にはあまり賛成では無いです あんまり制限をつけすぎると新規作家様が現れたときに躊躇してしまうかもしれませんし いや、あんまりやりたい放題やって以前作品崩壊起こした自分が言えることじゃないんですけどね。 一つだけ訂正をお願いしたくあります。 7.政治・戦略・作戦・戦術・戦闘としてありえないものを避ける。たとえば人間の徒歩部隊が一日に100kmすすむとか 確か名無しで私自ら提案した物だと思われるのですが、とりあえず >>たとえば人間の徒歩部隊が一日に100kmすすむとか を >>現実的でない、または作中の設定で説明できない行動をとるとか に訂正してもらえたりすると嬉しいです 一日で150km前進した紀元前の共和国の実例もありますし 現実世界でも冷戦期なら神の使徒T-72神が赤い津波となって押し寄せたりしたら ザ・ソ連軍を読む限り下手をしたらスチームローラーは100kmぐらい前進しかねませんし。 (イラク戦争を見る限り兵站的にちょっと難しいが) >>兵站議論 んー。湾岸戦争についての事前集積船の正確な資料が以前ネットで流れてた気がするのですが 誰かアドレス覚えてませんかね? 蟹姉様が戦車不要論スレで教鞭を執っていたころ着上陸スレで見たような記憶があります
工作員(難民含む)について一言 武装敵性密入国民は一説には現時点で5000ほど居るなどと聞いたこともあります 積極的に動くのはその内100ユニット程では無いかとも聞きました 100ユニットもあれば同時多発的に複数の重要拠点に工作が可能でしょう これは短期的になら中規模な街なら占拠しうる戦力だと思います 全国的に広がって活動したならば、陸自のほぼ全力に等しい戦力を誘引することが可能かと もちろん純軍事的に考えれば 占拠=正規軍による捕捉(誘引されてるということでも在る)=撃滅 なので占領活動に出ることは無いと私は考えますが。
しょーがないので今回は多少の変更を加えたのみで立てます。 よってさっき書き込んだガイドラインは継続審議にしましょう。
ちょっと電波受信しちゃったw スレ埋めを兼ねて電波プロットを公開してみたり(パクリネタ含む) なんとか異世界での生存が可能となった日本に新たな試練 日本からさほど遠くないA国が近くの国Bと緊張状態に。 刻々と増加する冒険や公益目的の異世界船舶にまぎれて上陸するB国の兵士達 目的は本国の支作戦の一環として、日本が介入しない様にと破壊工作による部隊の貼り付け 戦車が足りない。歩兵も足りないで苦労する陸自 海岸線が長すぎて工作船を捕捉仕切れない海保と海自 内戦航路防衛が出来ないと切れる地方隊とシーレーン防衛を夢見る護衛艦隊 滑走路に穴が開いたりごみをばら撒かれたりで全力出撃できない空自 そんな世界での、各隊員達の戦いが始まる 具体的には600tコルベット大量生産計画とかDDG1DDH1『BB』1艦隊計画とかを ドサクサにまぎれて実行しようとする海自とか 元の世界に返れた時のためにと兵力26万人に増員して戦車1800台という ついでに赤軍並みの重迫撃砲部隊を整備などの大きな野望を実現しようとする陸自とか 時期主力機がライセンス生産不可能になって慌てる空自ネタとか すみません。吊って来ます
まあ破壊工作というが、地図すらないのに(略
地図何て何処でも手に入りますがな 軍用は無理だが
>>971 レーダーで船は判別つくのでは?近海で漁船と紛れるのなら識別信号でもつければOKですし、遠洋にて哨戒機で歩測すればOKです。
現実世界では半島と大陸から船が多くくるので判別がし辛いですが、F世界ではそんなに多くないのでは(ほぼ確実に渡航制限がかかる+貿易船が激減)
>955 宗教団体も考慮するべきですね。 創価学会はNGで、バチカンは何でもありという現状が不思議だ。
刑務所とかから脱走した人間とかはベタ過ぎるか
>975 層化は千年持たないから糞なので出してはいけません
978 :
名無し三等兵 :2005/08/09(火) 06:12:45 ID:xyf4rGgU
埋めなくちゃな・・・
保守
梅
うめ
うめ
うめ
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うめ
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