1 :
伊藤性位置:
漏れのおすすめは、佐藤和正の著書全般
一等自営業閣下にささげる2げt!!!
文庫なのに高いのがむかつく
他に出してるところがないからといって
足元を見てるな。
まあオタクは金惜しみしないんだけどね
足元見てるというより、経営が一杯一杯という切実な展開
買ったのにまだ読んでないのが8冊ある…。
7 :
名無し三等兵:05/02/28 17:50:29 ID:xB/iO4Rn
「浣腸たちの太平洋戦争」ってのが面白かったよ
結城彩雨著
>>7 漏れは「続・艦長たちの太平洋戦争」が一番好きだな。
インパール兵隊戦記
>>4 作者のじいさんたちはどんどん死んでしまう一方だから
その人たちに対する香典だと思えば
12 :
7:05/02/28 18:25:56 ID:xB/iO4Rn
>>9 両方とも面白いね
味方艦隊だと思って後ろにくっついたら、敵艦隊だったて話が一番印象に残ってるよ
「大空のサムライ」以外持ってない…
よもやま話系が好きだな。古参兵とかのしごきの話が面白いかな
山本五十六の最期はなかなか
絶版の朝日ソノラマ文庫や入手困難本など
今後文庫化して欲しいタイトルをあげましょう
とりあえず
伊澤保穂「陸攻と銀河」
↓
『海の狩人アトランティス』
遠藤昭著「高角砲と防空艦」
トマス・ジェファーソンの行くところ、どうしてああも紛争ばかろ起こるの
ですか。
>>20 イマイチ、こいつらは誰と戦ってるのか解らない。
コサックとかスティンガー持った中国兵とか。
いいんだよ、作者は無理矢理紛争起こしてトマス・ジェファーソンを適当に活躍させればいいと考えてる
23 :
名無し三等兵:05/03/01 15:22:47 ID:SIjRUrk7
「艦長たちの太平洋戦争」の前作、「艦と乗員たちの太平洋戦争」の文庫化まだ〜?
なんか日本人の著作ばっかりだけど、
海外作品も出して欲しいね。
小説はいらないけど。
>>24 そんなあなたには、「サボ島沖海戦」 R.F.ニューカムをお薦めする。
26 :
24:05/03/01 21:57:11 ID:???
佐貫亦男先生の一連の著作もお忘れなく。
>復刊希望
「出撃! 魔女飛行隊」ブルース・マイルズ。
「補給戦」M.V.クレヴェルト
「大東亜補給戦」中原茂敏 この辺は是非欲しい。
木俣滋郎さんの本なら、逃さず買うようにしている。
何だかんだ言って、あの講談調の文章は好きだな。
30 :
名無し三等兵:05/03/02 02:33:35 ID:K55cUXLL
>>17 >>24 P.クロステルマン『撃墜王』、『空戦』
多くの人に読みつがれて欲しい名作中の名作。
Me262対テンペストの空戦には萌えた。
J.E.ジョンソン『編隊飛行』
イギリスの最多撃墜記録を持つエースの回想記。
朝日ソノラマにはこのほかにタイフーンに乗ってたパイロットとか、
ごくふつーのスピットファイア乗りの話もあった。
あと、小説だし誤訳だらけだったが、ルフトヴァッフェの英雄がフランスで
バツイチのフランス年上女と恋に落ちて・・・ってのが面白かった。
まあ、二見文庫に慣れてれば、誤訳もそれほど気にならないわけで。
それはそうと、「ヒトラーの戦艦」ってのはなかなか読み応えあるよ。
ヒトラーが政権を取っていく過程から時系軸を追って書いてるのが萌え。
32 :
名無し三等兵:05/03/02 19:15:52 ID:j5iz/O7t
自分は
奇蹟の飛行艇
をお薦めします!!
「信濃!」
排水量だけは凄い未成欠陥装甲改装空母を沈めた
潜水艦長の物語。
夜間戦闘機、ドイツ夜間防空戦 渡辺洋二
36 :
25:05/03/02 20:56:05 ID:???
>>26 失礼いたしました。
同じ著者で「硫黄島 太平洋戦争死闘記」も出ていますが、未読です。
もしお読みでしたら感想をお聞かせください。
37 :
26:05/03/02 20:58:26 ID:???
38 :
1:05/03/02 22:01:18 ID:abEUPmm1
>>32 鈍重な飛行艇を駆って、グラマン戦闘機を撃墜したり、P-38を山肌に激突させたり、すごいよね
飛行時間7000時間とか神じゃね?
40 :
名無し三等兵:05/03/02 23:05:23 ID:f/RVSNKP
『命令一下基地出で立つは』
これはたしかハードカバーの時は別タイトルでしたか。
その著者の戦友が書いた『激闘艦爆隊』は、戦歴もさることながら
99式で始まって最後は流星に乗るという機種の変化が面白かった。
出版社が変わってでるたびにタイトルも変わって、よくなったと思う
のもあるし、なんだかなあと思うのもあるね。
『中攻』→『海軍陸上攻撃機』→『雷撃隊出撃せよ』
徳田八郎兵衛先生の「間に合った兵器」、「間に合わなかった兵器」
軍事ヲタでなくともいろいろ学ぶべきところが多い名著ですね
碇タン萌えですが、何か?
>>41 俺も好きな本だが、ただ無線の話はやや誤解を広めたな(アースの話)
あんまり技術的に細かいことには興味ないんだよね。
戦記・戦史とかの方が好き
相良俊輔著『流氷の海』
木村昌福の話かと思って買ったが、陸軍の樋口季一郎の話だった。
陸軍にも、こういう人がいたのかと感心した。
『ドイツの火砲』はおもろかったかなり詳しい
「○×入門」系が入門レベルを凌駕している件について
「輸送船入門」は超必読
タイトルをつけている香具師のセンスの悪さについて
潮出版/光人社はよくも悪くもアナクロなセンスだから、そこを攻めてはいかんと思う
中島親孝『連合艦隊作戦司令室から見た太平洋戦争』
開戦時2F→3F(機動部隊再編時)→GF(海軍乙事件後)の
各情報参謀を務めた海軍中佐の回想録。結構面白い。
高木惣吉『自伝的日本海軍始末記』も内容への賛否はともかく、
読んでおいた方がいいかも。
そうだ、森本忠夫の『貧国強兵』『魔性の歴史 マクロ経営学からみた太平洋戦争』もおもろ
『インパール兵隊戦記』はひたすら鬱になった記憶
装丁版や他社出版のものを文庫版にする時にタイトルを変えるんだが、
とりあえずゼロ戦がでてればゼロ戦何とかとするのはやめれと思うよ。
タイトルだけでは分かりにくいと部隊名とか兵器名を全面に押し出すし。
あとは安くあげるために元本にあった写真を無くし過ぎ。
手軽なのはいいんだけど、売らんかなが全面に出すぎなのがちょっとなあ・・・
54 :
名無し三等兵:05/03/04 03:16:22 ID:OgIIsx+f
朝日ソノラマの大空のエピソード、大空の戦士たち、大空の攻防戦の大空シリーズ三部作が好きだったなぁ
佐藤和正の著作はインタビューものの価値は認めるが、ほかのいわゆる
「戦記文学」はあまりにフィクションが入りすぎていると思う。あれ
では戦争を賛美していると受け取られても仕方がない。
56 :
名無し三等兵:05/03/04 04:25:48 ID:B8NPaN++
砲術艦長 黛治夫
57 :
名無し三等兵:05/03/04 08:19:54 ID:bElYIwH4
>>55 そんなこと言ったら、豊田穣なんかデータにフィクションを加えてるわけで。
まあ、わざとじゃないけど。
>>57 豊田穣。『漂流』という自伝的作品のなかで、南太平洋海戦
でホーネットに最後に爆弾命中させたのは自分だと言うこと
にしていた。実際は海兵の同期の人だったらしいが。
うろおぼえなのですまないが、インパールものの高木俊朗は
事実にこだわりすぎて、かえって想像力を駆使した作品が書
けなくなったと言うことだった。
そこまでやれとはいわんがね。
59 :
名無し三等兵:05/03/04 12:08:41 ID:/B0zx+2s
軍人の戦記モノってそんなもんじゃない?
早川だけど、「ポケット戦艦」(だっけ?アドミラルシェアの話)
当時のクランケ艦長が書いたんだけど、それもやっぱり艦長マンセーなところが
あったな。でもあの本は面白かった。あれで肉と卵が好物になった。
ポケット戦艦と聞くと身長150以下で
Dカップ、ケツも90近くあるような女の子を連想するスマソ
戦艦ってより、タンカーだな
「潜水艦攻撃」木俣滋郎
超おすすめ。
これで他の戦記などでたまに出てくる「潜水艦を撃沈した」という記事の裏を取れます。
「予科練一代記」
「空母艦爆隊」
とりあえず著者買いな本
渡辺洋二
木俣滋郎
>>52 森本先生を反日左翼評論家呼ばわりする奴見たときには腰が抜けた…冷戦戦後世代って奴は確かに存在する様で。
67 :
名無し三等兵:05/03/04 22:18:46 ID:bElYIwH4
碇さんもよろしく。
>>66 氏のガダルカナル関連の二冊文庫化早くされないかね
69 :
名無し三等兵:05/03/04 23:16:22 ID:EA8MmFLb
雪風沈まずですねぇ。
>>66 ウヨサヨ論議はおいといて、さすがに過去の本だろ。
ミッドウェーでベテランを大量に失ったとか、格闘戦にこだわった航空行政とか
機械化に無関心の陸軍なんてーのはなあ。
「軍用自動車入門」「工兵入門」
1000円程度の価格でこの充実した内容。
最初から文庫で刊行という点もすばらしい。
みんな騙されたと思って『リアル・グッド・ウォー』読んでくれ。NF文庫とはいえ
ノンフィクションじゃない小説だが。名作。
73 :
名無し三等兵:05/03/05 00:05:39 ID:iRrLqAg3
「艦長たちの太平洋戦争」ってみんな「俺が連合艦隊司令長官なら〜」みたいな
自慢話ばっかでツマラネ
74 :
名無し三等兵:05/03/05 00:13:48 ID:gvkX73eq
「本土防空戦」ってなかったっけか?
>71
すまん、軍事本で千円て安いの?
千円が高いと思うのは、おれがビンボー学生だから?
よくブックオフ行くし、定価で本買うことなんて滅多にないな……
文庫で千円は高いな
仕方ないのかもしれないが
とりあえずブッコフで100円だったら内容問わずに即買いだね
NF文庫は何冊になるんだろ?
目録で確認すると83冊はうちにあるんだけど。
>74
漏れも読んだ
最初九州に来た重爆の迎撃してる頃はまだよかったが、
45年になってB-29がくるようになったらもう悲壮の一言に尽きるな
日本側の公表してる数字が全部本当でも明らかに勝ち目ないし
>>72 たしかにあれはリアルな現場の兵士の声が伝わってきていいですね。
>>74 それは朝日ソノラマ文庫ですよね。
いま見たら、うちに両方で150冊くらいあるわ。
九州に来たのもB29だろうが。
けど俺もあの本で震天制空隊や47戦隊の小林戦隊長のことを知ったクチ。
樫出中尉の新装版が出ているけど、何が変わったんだろ。
陸軍47戦隊のホームべースは家の地元だ
84 :
QA:05/03/05 13:36:18 ID:???
村上兵衛「守城の人」
義和団事件で北京篭城戦を指揮した柴五郎大佐
稲垣武「沖縄 悲遇の作戦」
沖縄防衛戦での専守持久戦を主導した八原博通大佐
名前くらいしか知らなかった二人の生涯を教えてくれた
この2冊を推します。
85 :
名無し三等兵:05/03/05 14:40:10 ID:GfuLV0UF
かなり手広いよな?
WWU戦記(欧州も含)、人物評伝(日本以外あり)、兵器、よもやま話、現代戦、小説(お腹一杯)
ところでNFの意味はなに?
88 :
ZII ◆RPvijAGt7k :05/03/05 15:34:32 ID:ewkgYyGl
番号が付いてますから、それで管理すれば良いんじゃないんですか?
光人社に連絡すれば、全巻の在庫状況を記したペーパーを送ってくれます。
それを見て、FAXで40冊取り寄せました。ツタヤの店員の目が点になってましたよ(笑
>>84 「玉砕 ビアク島」を思いっきりお勧めしたい。講談社だが、「沖縄県民斯ク戦ヘリ」も。
NF文庫なら
「われレパルスに投弾命中せり-ある陸攻操縦員の生還」岩崎嘉秋
砲員として陸奥に勤務し、綺麗な作業服に憧れて飛行整備兵に転向、
パイロットがあまりにも地位が高いのに驚いて今度は航空兵を目指し、
その度に上司や同僚からどやされ脅されても、わがままを通し
たまたま出合った易者の予言で確信して(w)操縦員になった変り種。
美幌空に所属して重慶爆撃、マレー沖海戦、ラバウル七〇一空を
九六陸攻で転戦し、一〇〇一空・一〇二一空で輸送任務に従事し
硫黄島、那覇、フィリピン、大西長官機機長などとして激戦地を往来。
総飛行時間4139時間というバケモノクラスの大ベテラン。
これを読んでから著者がいう七色の虹の梯子を今日は落っこちた、
今日は一歩上がったなとか思うようになった。われながら単純だけど。
漏れもころころと仕事を変えているから。早く易者に会って確信したいよw
良スレage
貧乏学生に優しい
文庫で読める軍事本といえば他に
学研M文庫(パウル・カレルや「海上護衛戦」など良書復刊文庫化が多い)
ハヤカワNF文庫(レン・デイトン、アラン・ムーアヘッドなど翻訳もの多し)
文春文庫(渡辺洋二などちらほらと)
>>74 お、あれこの前買おうか迷って買わなかった。今度買おう。
光人者で言うと、R.F.ニューカムもいい。
インディアナポリスの「総員体感せよ」
一次ソロモン「サボ島沖海戦」
それと、「硫黄島」
>「総員体感せよ」
ザラザラ鮫肌プレイって感じね。
なんかフランス軍と戦った戦記ってなかったっけ?かなりきになるんだけど・・・
「秘めたる空戦」って光人社だったっけ?
>>96 だね、フィクションなのにノンフィクション文庫とはこれいかに?w
「最悪の戦場に奇跡はなかった」は?
陸戦ものはあまり読んだことないな。
>>52 続けて、亀井宏の「ガダルカナル戦記」を読むのだ。
しばらく立ち直れなくなること請け合い(w
ガダルカナルといえば一木支隊の全滅時の状況の生還者の詳しい証言は
新刊の「陸軍良識派の研究」ではじめて読んだ気がする。
朝日ソノラマだけど「伊17潜奮戦記」だっけ、乗り組みの一水兵だった人が
書いている体験記で、米本土砲撃や西岸での通称破壊戦など面白いエピソード
のなかに、航海中夢精してしまう話が出てきたのには驚いた。
慰安所での交流について触れた回想記や戦記は多いが、こんな話まで載せてい
るのは珍しいだろう。
633爆撃隊とジェファーソン珍道中は説明できなくなっちゃうけどね
「中国的天空」
文庫化復刊はげしく希望
時節柄「東京大空襲」E・バートレット・カー
M69の開発からアメリカの戦略爆撃の意識の変遷等、
日本側からの視点も盛り込みつつ公平に纏められていて勉強になりますた
焼夷弾の開発を石油会社が率先していたとは……アメリカらしいなor2
最も効果的な街の燃やし方を、「消防士」と「火災保険会社」をコンサルにして研究してるしねぇorz
(こっちは、「アメリカの日本空襲にモラルはあったか」より。単行本だが)
『ああ伊号潜水艦』だな。初っ端からクライマックス的展開!
『零戦撃墜王』もいいな。
潜水艦ものでは最近映画ローレライにパクラれた
横田寛『ああ回天特攻隊』
朝日ソノラマの神津直次『人間魚雷「回天」』とあわせてドゾー
いずれ劣らぬ名作。特攻を考える際に避けて通れぬ好著と思う。
この2人所属が同じでお互いの著書にも登場するが、
予科練出身と学徒出陣の予備士官の違いがわかって面白い。
参謀になってたキャプテン・イタクラも出てきましたっけ。
「潜水艦気質よもやま物語」
よもやま物語にしてはかなりクオリティが高い
二隻浮上航行してたソ連潜水艦中一隻を、最後の一本の不良魚雷で仕留める話なんかタマラン
しかも、物語中で出てきた戦果は、史実と比較しても結構正確
大じゃないほうの「東京空襲」という本がなかったか。
ドゥーリットル隊の初空襲に参加した人の手記だった。
>>112 手記つーか、新聞記者だか小説家だかがインタビューしたのを手記風に纏めた物。
朝日ソノラマの香具師ね。その辺の成立するまでの過程も後書きに書いてあった。
空襲じゃなくて東京奇襲だったかと。
訳者が野田昌広なのがちょっと興味深い
115 :
名無し三等兵:05/03/10 09:22:08 ID:BmdJ/YmY
しかしなんですねえ、20年後、カーチス・ルメイに立派な勲章贈ってしまう
日本って....
日本陸軍英傑伝
>>113 >>114 dクス。昔読んだんだけど忘れてしまってました。不時着後、日本軍の討伐隊に追いまくられながら
中国大陸を逃げるくだりが印象的だった。
>>115 受けた方も受けた方ですな。受勲の張本人は小泉首相の父だったとか。
源田実が向こうの勲章受けたからお返しにじゃなかったっけ
119 :
名無し三等兵:05/03/10 10:46:13 ID:ThioYJua
やっぱ『慰安婦たちの太平洋戦争』っすよ。娼婦盆栽。
この出版社のスタンスってよくわからん。。。
朝日ソノラマだけど、三野正洋の「戦車対戦車」は復刊してくれないのかな。
小学生のころ、これ読んで戦車に興味持った。
いまあらためて読むと、カタログデータに頼りすぎで、T62なんかを
ヨイショしてたりするのが笑えるんだけど。
入門としてはなかなかのものでは?
121 :
名無し三等兵:05/03/10 13:13:05 ID:R1Gqc/M/
「サイパンから来た列車」棟田博
これを読んで泣かないやつは日本人じゃない。
122 :
名無し三等兵:05/03/10 13:26:46 ID:5venyj8I
>>119同じ作家で妻たちの太平洋戦争ってのもあったっけ?
>>122 あれは佐藤和正氏のシリーズもの
慰安婦〜は山田盟子氏
こないだ歌舞伎町で拾った本売ってるオジサンの屋台で買った本土決戦もの。
上の方では降伏交渉してるのに何で今更、って聞いたら、まぁ形だけやっといてよ、みたいに諭されちゃう描写がワロタ。
125 :
名無し三等兵:05/03/10 22:52:44 ID:FVEDOtnD
既出だが「最悪の戦場に奇蹟は無かった」が良かった。
「地獄の戦場、泣き虫士官物語」もイラスト入りで面白かった。
普段は海軍ものしか読まないが、この2冊はお気に入り。
>>125 悲惨な戦場ばかりだと頭が固くなるから、
陸ものなら「Gパン主計ルソン戦記」を読んどけ。
128 :
名無し三等兵:05/03/11 02:19:07 ID:Bc4SS2TW
>>121 光人の「独ソ大戦車戦」や朝日ソノラマの「クルスク大戦車戦」は読んだ?
著者の加登川幸太郎ってひとは最初はえらく固い日本語書く人だと思ったが、
帝国陸軍で戦車学校教官などを務めた機甲畑のエキスパートだったとあとで
知ってびっくりした。大岡昇平「レイテ戦記」にも登場する、
「北欧空戦記」の復刊を希望!
>>132 梅本御大の本が補って余りあるので
買え。
134 :
名無し三等兵:05/03/11 23:19:30 ID:Ayr5me2q
数年前出た「金正日朝鮮統一の日」をここで語るのは禁じられているのでしょうか?
>>134 イタさ満載のトンデモ本として読むなら可。
小学館文庫「ドキュメント原潜爆沈」と並ぶ怪挙。
136 :
名無し三等兵:05/03/11 23:23:28 ID:Ayr5me2q
>>135 あれ読むと、どうせウソつくならどうどうとついた方が痛快だと思うように
なりました、(´・ω・`) ショボーン
>>133 「雪中の奇跡」「流血の夏」「フィンランド空軍戦闘機隊」
は読みました。他にフィンランド関連でお勧め有りますか?
ムーミン
タイトル忘れたが
「握り飯に血が付いていて食べる気をなくした」的な内容が書いてあった奴が好き。
らくだくんはどこまでが本当なのか判らんな
高崎伝さんの「最悪の戦場に奇跡はなかった」かな。
ガ島とインパールのWパンチはきつい。
142 :
23:05/03/17 14:23:07 ID:hd09a6BC
143 :
23:05/03/17 14:26:29 ID:4jrQbH9u
もしかして、もう発売されてるのか?
144 :
名無し三等兵:05/03/17 14:30:08 ID:b3jQ+t1r
井坂挺身隊、投降せずだったかな?
結構面白かった
>23
>「艦と乗員たちの太平洋戦争」の文庫化
文庫になってるってことじゃね?
「ローレライ」で潜水艦ブームがくるのかね。
『鉄の棺』ってのが面白かった。
序文が何故か幸田文。
戦艦「大和」レイテ沖の7日間 が好き
武蔵の艦長に「悲劇映画のヒロインの様な」とか例えをするあたり
ある意味斬新
最近装幀が戦記物に見えん
148 :
名無し三等兵:05/03/18 00:10:40 ID:+lNR1nFD
みやすのんきがポルシェかなんかの本出してなかったっけ
149 :
名無し三等兵:05/03/18 10:07:13 ID:8cDpKIE8
稲垣美春「フィンランド語は猫の言葉」
文句無しに面白い
講談社文庫は管轄外どす
>>137 「フィンランド上空の戦闘機」
オスプレイシリーズでも2冊ありますね。
>148
嗚呼!!ポルシェへの道
だな
第一次大戦海戦史
他にWW1ものってないの?
154 :
名無し三等兵:2005/03/21(月) 11:30:27 ID:FmiFw7VI
>>153 朝日ソノラマには軽巡エムデンやリヒトホーフェンの伝記があった。
朝日ソノラマ復刊きぼん
156 :
名無し三等兵:2005/03/23(水) 09:57:10 ID:Zw3WlbwB
久しぶりに「北欧空戦記」読み返してみたけど、やっぱおもろいわ。
「護衛空母入門」が出るらしい
早速注文した。
それっぽい本が本屋に置いてあった
光人社でもこんな光景が繰り広げられているのだろう。
「うー、チミたち。今月の売り上げは先月に続けて落ちていますネ。
原因は何ですか?営業部長?」
「購買層のシュミの多様化が考えられます。戦艦や空母よりもっと、
違う分野に興味を持つ、読者が増えたのでは?たとえば、補助艦艇などです。」
「そう言われて、『小艦艇入門』とか出したばっかりじゃありませんか。」
「社長、大丈夫です。今度の『護衛空母入門』は絶対売れます。」
....
光人社って購入層をどのあたりに設定しているのだろう。
戦争体験のある世代か、それとも若い軍ヲタか。
最後の頁にいつも結構なお題目が載せてあるけど、
最近とみに二兎を追いすぎのような。
「輸送船入門」で気になったの
p127,l3 不可能になった日本きち、
p258,l4 回避成功の確立
p259,l7 功撃隊を集中
p263,l9 明確な理由が合った
p273,l7 完成済まされる
p297,l9 犠牲者は全乗船者のわずか八パーセント強でしかなかった。
p306,l17
p307,l2,6,13
p308,l19 最後を遂げる
最期を遂げるってぐぐったら「最後」の方が多かったんだけどそっちが正しいの?
誤字脱字誤植くらい珍しくねーだろ
いちいち目くじらたてんなや
>161
>p297,l9 犠牲者は全乗船者のわずか八パーセント強でしかなかった。
^^^^^^ ^^^^^
自分もこの部分はちょっと表現に問題有りと感じた。
「犠牲者が全乗船者の8パーセント強だったのは不幸中の幸い」とか
の言い回しの方が良いと思う。
文脈的に繋がりにくいかも知れないが・・・
誤字脱字誤植について
しかしタマーに極端に誤字が多い物があるよね。
どれだったか忘れたが2000と20000を間違っていたのがあった。
大和か何かの手法の話だったと思うけど
こうなると話が全く見えなくなるのでね・・・・
校正の方も軍事が判る方でないと用語の誤植やスペックの話にな
ると対応できないので難しいのだとは思います。
#買った本に気がついたら校正をして返したくなるときもあります。
#同じ本を返してくれるならやるかも? < 迷惑だって!
誤植指摘したら怒ってる事にされちった
>>163 そうじゃなくて、生存者が8%なんだよね
↑怒ってる事にされたと思っちゃったw
>163
ていうか、光人社に電話掛けて文句言えばいいのでは?
感謝されるかもしれないぞ。
167 :
名無し三等兵 :2005/03/30(水) 22:57:12 ID:ZJwvGNBX
「炎の翼」「望郷の戦記」が最高!
168 :
名無し三等兵:2005/03/31(木) 13:44:00 ID:eZYctJ6y
インパール戦記ものって、「烈兵団インパール戦記」「弓兵団インパール戦記」「祭兵団インパール戦記」「インパール兵隊戦記」ってあるけど、どれが一番面白い?
俺的には、
弓>烈=兵隊>>>祭
だな。
>>166 きちんと連絡すると誤字脱字は普通感謝される。
新聞なんかだとお礼に鉛筆とかもらえたな。
該当ページコピーして、赤ペンで直して送ってやると喜ばれると思われ。
>>168 インパール兵隊戦記しか読んでないが激しく鬱になった。
171 :
168:2005/03/31(木) 16:43:00 ID:z0smjKRw
>>170 インパールものは基本的に鬱になっちゃうね
弓はわりとスカッとするから読んでみ
>>171 だったらイメージぶち壊しの最近NFで文庫化された「ビルマ軍医戦記」
狼兵団に所属した見士の手記。当時の日記を読みやすいようにしたものらしく、
後知恵による上層部への非難や患者との美談や、文芸化した悲惨な描写はなく、
その日のできごとへのその時の心理状態を再現するように務めていて、
飢えや病や戦闘とは縁遠く、大好きな果物を捜し求め、昆虫採集に熱中し、
ビルマ女の様子を克明に記録したりとインパール作戦、イワラジ会戦などに
関わった割にはイメージとは程遠い戦場が描かれている。
あの靖国街道を、士官なので荷物を持たず、大荷物で苦労する部下の兵士を
遅いなあと思いながら鼻歌交じりに登ってゆく。
士官は物乞いや拾い食いはしないと当番兵にまかせっきりの食事でビルマの
米をみて何だかわからなかったり、判断ミスをして患者が死んだり、
傷病兵を足手まといと面倒に思い、面倒になって手榴弾を渡して置いていった
傷病兵が運良く追求してきた時に、渡した手榴弾を持っていないことに怒鳴り散らし、
部下の下士官を苛ついて無意味に叱責したりと戦友愛や医師としての仁愛のかけらもない。
どうも意図的にいわゆる戦記として劇的な情景を片っ端から省いて、
空虚で怠惰な日常やいやらしい人間の感情を余計な表現を削って、
別にそれを非難したり、反省したりするわけでもなく淡々と描いている。
戦記物を期待すると確実に面白くないだろうけど、非常に興味深い作品だった。
>>172 当時のインテリのエリートらしさが出てて良いね
174 :
名無し三等兵:2005/04/02(土) 13:58:01 ID:zpeDOCXM
つーかここまで「彗星夜襲隊」が出ていないことにびっくり。
タラワ TARAWA 米海兵隊と恐怖の島
も面白かった。面白かったというと語弊があるかも知れんが。
米海軍の強襲揚陸艦名になってるのは伊達じゃないという激戦。
抵抗の激しい日本軍陣地をブルドーザーで突撃して生き埋めにしてしまうという戦法がイヤ過ぎ。
「雷撃の翼」だっけな、読んだら独りよがりのクソ本だった。
>>177 君がそういうのであれば良い本ということだな。
「鉄の棺桶」の中途半端な終わり方が好きだ。
堀江芳孝 著「闘魂 硫黄島」ってどう?
>>174 「彗星夜襲隊」読んだけどつまんなかったぞ!
と思って本棚見たら「彗星爆撃隊」だった・・・orz
183 :
名無し三等兵:2005/04/02(土) 20:24:55 ID:U+AX3o6B
うちには「彗星夜戦隊」があるのだが。
空母艦爆隊なら
185 :
名無し三等兵:2005/04/02(土) 21:23:23 ID:5Hrt8uIk
ケンペーくんは最高だった。
彗星夜襲隊ってそんないい話かなあ。
当時の軍部は上も下も特攻でわきかえってた訳でしょ
そこを通常攻撃でがんばったというのは、後世の共感は得るのかもしれないが
やっぱ当時は一種の困ったちゃん扱いだったわけですよね
>>186 もう一回「彗星夜襲隊」読んでから来い。
それとも釣り?
引っかかったか!
>>187 お前が当時特攻を命じる立場だったとして
部下から「となりの部隊は通常攻撃だそうですが、自分たちは絶対に死ななければならないのですか」
と言われたらどう返す。
特攻拒否、精鋭部隊、秘密基地、夜襲、ロケット爆弾、電探欺瞞紙散布、
軍ヲタ初心者向けにアイテム満載の本だったな。
光人社では無いが、柳田邦夫著「零戦燃ゆ」はいい。
>>192 ゼロ戦マンセーの糞本の古典。
軍ヲタ初心者には電波に騙されて知ったような気にさせてくれる悪書。
>>193 別にマンセーではないと思うけど。当事者(搭乗員の)コメントが多くて良いと思う。
197 :
名無し三等兵:2005/04/02(土) 23:13:37 ID:MpA0BW1I
>>186 まともな思考で部隊維持をしていたら、当時はそう見られるかもね。
でも、芙蓉部隊の戦死率は、待機を含めた特攻部隊より高いのは意外に知られていない。
「蒼空の河」
200 :
名無し三等兵:2005/04/02(土) 23:27:51 ID:bQWUnDov
>>197 まあ戦争なんだから通常戦法で戦死できたのは
本望でしょう。なんか変なのは分かるが。
どれ買おうかと品定めしてたら、結局全部立ち読み読破してしまう俺は負け犬
当事者のコメントってのは客観視のかけらもない
一方的な思い込みだけな内容が多いので
>>196は褒め言葉にならない。
>>202 当事者のコメントって本人の主観だからこそ価値があるんじゃない?
当事者の現場でのコメントなら史料として価値はあるが、多くはあとになってからの回想なので
記憶違いや余分な粉飾や美化が行われていることが多い。この点注意すべき。
栗田中将の反転の理由説明(「疲れてたから」)がいい例。
オレは「紫電改の六機」と「硫黄島」がおすすめ。
>>205 どっちもいいかげんな取材と特定の思想で捻じ曲がった電波がつくったクソ本。
いちいち否定してるバカ死ねよ。
誰もてめーの意見なんか聞いてねーバカ死ね。
木俣滋郎の文章が肌に合わん。(稚拙というかなんというか・・・)
3冊ほど買ったが最後まで読めなかった。
逆に渡辺洋二は、引き込まれるように読んでしまうのだが・・・・
>>210 同意。
漏れの手元には、
「彗星夜襲隊」(光人社NF)
「死闘の本土上空」「遥かなる俊翼」(文春文庫)
「ドイツ夜間防空戦」(朝日ソノラマ)があったけど、
どれもこれも既に数十回は読んでいる。
特に「彗星夜襲隊」は最高。
(ま、実は「死闘の本土上空」に少しだけ芙蓉部隊の記述があったのに興味を持って、
検索かけまくって購入したんだけど)
をいをい、それもこれも数十回って、平均30回でも120回だぞ。
>>209 じじいの過去の出鱈目粉飾栄光が満載で自慢たらたらのクソ本。
>>211 国に寄生して年金で暮らすじじいから金をかすめとるために
意図的に都合の良い話だけまとめてさもすごい話のように作り上げた
ノンフィクションの名を騙った妄想よいしょのクソ本の山。
な〜んだ、キチガイか。
>>213 残念なことに、俺は、戦史ものを読む際は必ずクロスチェックする習慣があるからな。
そんなことより、お前のお勧めをさっさと書け。
>>216の追加。
>>212 うん、全部あわせると200回どころの騒ぎじゃないw
単車乗りとして参考になることが多いし、何よりも事実の紡ぎ方が良い。
218 :
211:2005/04/04(月) 00:30:46 ID:IXQifCpe
アホな
>>213にチャンスを与えてやろうか。
「彗星夜襲隊」(光人社NF)
「死闘の本土上空」「遥かなる俊翼」(文春文庫)
「ドイツ夜間防空戦」(朝日ソノラマ)
以上4作品のあらすじを書け。
渡辺洋二氏と言えば、サンケイ出版からでていた「ジェット戦闘機Me262 ドイツ空軍最後の輝き」は
厨房のころの愛読書だった。その後、朝日ソノラマ、光人社NFと再刊されているけど、
あの写真が豊富なサンケイのシリーズには代え難い魅力があった。
「彗星夜襲隊」
彗星搭乗員になった若い少尉とその許嫁の愛と別れの物語。
「死闘の本土上空」「遥かなる俊翼」(文春文庫)
不治の病に侵された妹と、防空隊隊員との心の交流を描く。
「ドイツ夜間防空戦」(朝日ソノラマ)
昼夜逆転の生活のため、家庭が崩壊したあるドイツ軍人の
一生。
>>211=
>>217 単車乗りにとって戦記が参考になるって例えばどんなところですか
よかったら教えてください。
222 :
211:2005/04/04(月) 23:54:34 ID:???
>>220 ネタだよな?
>>221 参考になるのは、特に夜間戦闘機に関する事項ですね。
以下、「彗星夜襲隊」と「ドイツ夜間防空戦」から思いつくままに拾います。
・夜間の視界確保の重要性として、整備員が磨き上げた風防を今一度搭乗員が磨き上げる。
(整備員などいないので、自分でやる)
・敵夜戦への対策としての電波兵器の採用。
(これはせいぜいカーロケ探知機能を付加したレーダー探知機だけど)
・同じく漫然と直線飛行しないこと。
(これは、頻繁な車線及び速度の変更)
・稼働率が低いはずの機材でも、整備能力次第で通常レベルを維持することは可能。
(私の愛車は、故障が多いと噂される某外車です・・・)
・搭乗員への十分な訓練の実施及び座学の重視
(免許を取って10年近くが経過するけど、未だに定期的に操縦訓練を受けている)
・2項目、3項目と関連する事項として見張りの重視
(バックミラーだけではなく、直接目視による後方確認を重視)
他にも色々ありますが、とりあえず今日はこの辺で。
生出寿ってどうですか?
ちょっと癖がありますが・・・
224 :
211:2005/04/05(火) 00:07:45 ID:???
>>223 他人に意味が伝わらない隠語は、ある意味暗号以上に難しいんですが。
>>224 どこが隠語なんだ?
あんたの文章の方が解読難しい
>>223 シナーかチョソの捏造トンデモ歴史書かなんか?
ドイツ夜間防空戦と言えば、スイス領空までB17を追撃して被弾、低空を避退中に
スイス軍の探照灯で目つぶしをくらわされて墜落しそうになるところがオモロかった。
>>227 ユリシーズでそれを故意にやってたな
探照灯で目眩ましって戦法としてあったのかな?
探照灯で目眩まして敵を撃墜するのは実際にイギリス軍がやってたらしいね。
テレビで見たのはスエズ運河だったかな?
ドイツの急降下爆撃機を目眩ましで墜落させてたらしいけど
詳しいことはいまだに機密になってるとか。
>>223 生出さんの著作は良くも悪くも海軍士官崩れ(というのは失礼だけど)の
思い出伝記程度としか思えない。
山本五十六あたりの評伝にしても、軍事的才能と女性問題を一緒くたにして
論じたり、どうにもアレな感がある(山本が名称かはともかく)
ゴシップ・裏話満載のところは個人的に嫌いではないのだけど。
つーか、誤字脱字なら伊藤正徳の「聯合艦隊の〜」「帝国陸軍の〜」(全5巻)がすごい。
その前にあった角川文庫版と比べるとちらほら目に付くどころの騒ぎではない。
ただ、文字の大きさは読みやすくなっているけどな。
232 :
211:2005/04/10(日) 22:31:39 ID:???
>>225 戦記ものの作者さんだったのね・・・
失礼しました。
>>227 ヨーネン機が追撃していたのはウェリントンか何かで、
B-17はスイスの空港にあった機体じゃなかった?
(本は職場にあるので、今すぐ確認することは出来ませんorz)
>>211=232
そうだった。よく考えりゃ夜にB17が飛んでるわけなかった。
昼間空襲のあとスイスに先に不時着してた連中ね。
むかし英軍の謀略で英本土に間違って不時着したというドイツ軍機の写真を見て
そんな間抜けなパイロットがいるのか、そんなことが可能なのかと驚いたものだが。
生出寿を何かの隠語と思ったり豊田穣と豊田副武混同してたり
どうなってるんだ最近の軍事板は
>>209そう言えば松永市郎さんはマレーの陸攻隊とか指揮した
松永貞市少将のご子息だったような・・・
237 :
名無し三等兵:2005/04/14(木) 22:23:17 ID:9gAgI6AB
>>236 戦争犯罪人・・・ねぇ・・・
お前はサンフランシスコ講和条約を否定したいのか。
じゃあ、元戦争犯罪人でいいや。
渡辺洋二は旧版・新版で図譜写真が違ってくるから困るよなw
研究者はああでなければならん
240 :
くら ◆mlSturmRPg :2005/04/16(土) 12:03:31 ID:leOjjRRp
吉田俊雄の指揮官たちの太平洋戦争と、豊田 穣の新蒼空の器あたりが好きかな。
俺は嫌いだな
>240
俺も吉田俊雄は好きなんだが、やはりフカシも相当入ってるんだろうか。
NF文庫は戦史として読むようなもんじゃないでしょ。誰が書き手だろうと小説なんだから。
たとえノンフィクションと銘打っても。
「桜と錨 わがネービー三代記」(高橋辰雄)文庫で出てくれないかなあ。
読み応えと無名軍人という点ではこれの右に出る本はないと思うんだが。
いかに粉飾が含まれているとはいえ当事者の貴重な体験談はほかにかけがえがない。
それを「何もかも小説」と切って捨ててしまうのはいかにも惜しい。
フィクションの部分とそうでない部分を識別判定しつつ読むのが軍オタの王道と言えよう。
>>245 その通り。日米双方の戦闘詳報と照合しながら読むのが常道。
そしてほとんどの著者がただのボケ老人であることに萎える。
247 :
名無し三等兵:2005/04/19(火) 10:29:23 ID:TZouuPmt
「入門」シリーズは、どれも勉強になるが、「輸送船入門」がよかった。
これと、学研M文庫の「海上護衛戦」を読んで、いかにロジスティックス
を軽視していたかが、よくわかった。
ああ、おれも輸送船入門、きのう買ったよ。
サイパンやグアム防衛で大本営が97式中戦車はじめ機甲兵団で
島嶼防衛に火力補強(まさか機動防御じゃないわなw)しようとして
かなりの数送ったけど、みな米潜水艦に沈められ、防衛作戦が根底から
覆されたとか「帝国陸軍の最期」読んで衝撃受けたんでな。
つまるところ太平洋戦争は「南方資源地帯の確保」とその「防衛哨戒線確保」で
のためアリューシャン作戦やら米豪遮断やらインド洋作戦とかいろいろやったけど。
きつい話だなぁ
比島沖海戦物が結構充実してると思うなぁ。
小柳富次の「栗田艦隊」は当事者の視点
佐藤和正の「レイテ沖海戦(上)(下)」は後世からの視点。
比較して読んでみるとおもしろい。
「栗田艦隊」で、小柳がサマール沖では状況が分からなくなったから追撃戦を打ち切った、て言う記述してるが、「レイテ沖海戦(下)」で佐藤に不徹底と批判されてたり。
「護衛空母入門」読みますた。
アメリカ型護衛空母と日本型護衛空母の違いを、運用・性能の面から
わかりやすく説明している。
お勧めです。
「日本軍の小失敗の研究」
名古屋・太田・姫路の航空機組立工場には隣接する飛行場がない。
完成した飛行機はいったん分解。
バラバラのまま数十キロ離れた飛行場まで輸送。
その運搬方法は主に牛のひく荷車。
未舗装の道をを機体に振動を与えぬようノロノロ進む。
飛行場にて再度組立・・。
そしてようやく試験飛行。
これには驚いた。
なんと人口密集地の名古屋では大型機の場合、街角の電柱や看板をはずして運搬作業もあった、と。
読んでいてやるせなくなったが、このような事実は残しておかねば。
ほかにも興味深い記述があります。
まあ失敗の列挙なのですが・・。
252 :
名無し三等兵:2005/04/21(木) 01:20:38 ID:BaCN3ypq
すでに古典の域ですが、板倉光馬氏の「ああ伊号潜水艦」は名著ですね。
253 :
名無し三等兵:2005/04/22(金) 00:45:19 ID:foa/Qe5i
>>ALL
時々でいいから、「関東軍特殊部隊」も思い出してあげてください。
>>251 零戦とか99艦爆も各務原まで運ばれたんだよな
>>251 海軍は三菱に散々、空港の問題で場所を変えるか、飛行場用地を買収するように言ったんだけどね。
>>250 「護衛空母入門」なんて出てたんだ・・・・今度買ってくる!(・∀・)ノ
最近のお気に入りは「撃墜王列伝」
WWT〜Uの有名なエース20人のエピソードがさらっと読める(w
森拾三の話も好き
「奇跡の飛行艇」
97大艇のファンになりますた。
入門シリーズは初心者向けに書いたものだろうけど、中級者以上でも楽しめるネタが盛り込まれているところがいいね。
260 :
名無し三等兵:2005/04/23(土) 21:38:03 ID:YeN755AM
というか、ウィークスなら初心者向けだろうけど、NFの入門シリーズ読んで理解できる入門者っているのか?
飛行機ものなら本文3〜4ページと図面で1機種をまとめている。
それで理解できなければ門前払いってことだろうな。
262 :
名無し三等兵:2005/04/24(日) 00:01:42 ID:60rd3OG9
写真太平洋戦争
263 :
名無し三等兵:2005/04/24(日) 00:43:33 ID:mzzk9dhu
特型駆逐艦「雷」海戦記
入門ではないとは思うけど、戦中の駆逐艦の情況が分りやすい。
戦記記述もさることながら、ユーモアな人間模様が興味をひきました。
な〜んて、ところはどうだろう。何故か読み返す回数が多い本ですね。
264 :
名無し三等兵:2005/04/24(日) 00:44:23 ID:mzzk9dhu
特型駆逐艦「雷」海戦記
入門ではないとは思うけど、戦中の駆逐艦の情況が分りやすい。
戦記記述もさることながら、ユーモアな人間模様が興味をひきました。
な〜んて、ところはどうだろう。何故か読み返す回数が多い本ですね。
ユーモラスな
266 :
名無し三等兵:2005/04/24(日) 01:07:56 ID:ndzMj5G8
「炎の翼」の最後のくだりが気になる。
著者は、当時の生き残りたちからそしりを受けていたのだろうか
佐山さんの著書はもはや入門などでは無い!上級だよ…
佐山さんの書き下ろし新刊が出ましたよ。
269 :
名無し三等兵:2005/04/24(日) 10:18:30 ID:p8evM2Jh
いやあ、佐山さんの大リーグものはおもしろいよねえ。
古本屋でしか買えないけどあんまりいいのがない。
みんないいのは売らないもん
「拝啓天皇陛下様」棟田博
知りたいのは兵器のスペックではなく、
時代の空気や生活感覚だから。
「陸軍よもやま物語」
「陸軍いちぜんめし物語」
棟田博
満州事変以前の、平和な時代の軍隊話が面白い。
美味い軍隊メシがあった!というのが一番の衝撃w
>美味い軍隊メシがあった!
それが軍隊に入るメリットだった時期もあるワケで(w;
ガダルカナル戦記 亀井宏
>>273 お前は知らないかもしれないが戦前の農民はほとんど奴隷のような生活
だったんだよ。地主の奴隷。娘が地主の馬鹿息子にレイプされるなんてのは
当たり前。
お前の祖父、祖母もそういう農奴の一人であった可能性は高い。
つまりお前はレイプの結果うまれた父や母の子供なのかも知れないんだよ。
ハイ(-Д-)ウソ〜
>>276 暖かくなってきたから、病気が再発したか?
「日露戦争の兵器」
戦争準備やら遂行の苦労が偲ばれる。
「うへぇこんな忙しい事まんどくせ。戦争なんてしなくていいにょ」と思えてくるような、一級の反戦書
280 :
名無し三等兵:2005/04/24(日) 18:08:57 ID:61Ei2vy1
以下の本をおもしろく読みました。
こんな本が読めるのも光人社文庫のおかげです。
『石油技術者たちの太平洋戦争』
『陸軍燃料廠』
いずれも石井正紀著、『陸軍燃料廠』はNF文庫書き下ろし
『海軍設営隊の太平洋戦争』
佐用泰司著
282 :
名無し三等兵:2005/04/25(月) 01:32:20 ID:4o2Egyhq
>>259 「工兵入門」が良かった。
あれ、実は工兵発展史だよ・・・
日本における航空、通信、化学とかは工兵からの枝分かれだったなんて。
283 :
273:2005/04/25(月) 06:34:00 ID:???
軍隊メシに、イカのぬたや風呂吹き大根が出たなんて!
まあメシのオカズとしてどうなのかという面はあるが
手間がかかってる事は間違いない。
「大砲入門」も、写真、図面が豊富でよかった。
>>279 >「日露戦争の兵器」
半分以上を占める、おまけのページの凄まじきよ(w;
食玩みたいだな
そういえば棟田博氏の「拝啓天皇陛下様」は
渥美清主演で映画化されたがDVD化されたのかなぁ
>>276,281
「ちゃんとお薬飲んで寝ようね!」
>>288 反証とか反論とかできなくなると最後はそれだな。告白乙。
ニューギニアの安達二十三の話を読んで感動した。
何の本だったかはわからないが。良い指揮官悪い指揮官?
>290
道で倒れている兵隊に軍医長に命じてキニーネを渡してあげた、なんてのを読んだ覚えがある。
292 :
名無し三等兵:2005/04/26(火) 23:16:37 ID:Nt4ICyMF
>290
>良い指揮官悪い指揮官?
第十八軍司令官安達二十三中将は戦後もラバウルに残って残存将兵の帰還と戦犯容疑者の救援に努めた後、47年9月戦死した部下の後を追って自決した。
その遺書の一節を引用する。
又作戦三載(三年のこと)の間、十万に及ぶ青春有為なる陛下の赤子を喪(うしな)い而(しこう)して其(その)大部は栄養失調に起因する戦病死なることに想到する時、御上(天皇陛下)に対し奉り何と御詫びの言葉もこれなく候。
小官は皇国興廃の関頭に立ちて皇国全般作戦寄与の為には何物をも犠牲として惜しまざるべきを常の道と信じ打続く作戦に疲憊(ひはい)の極に達せる将兵に対し更に人として堪え得る限度を遥かに超越せる克難敢闘を要求致し候。
之に対し黙々として之を遂行し力竭(つ)きて花吹雪の如く散り行く若き将兵を眺める時、君国の為とは申し乍ら其断腸の思は唯神のみぞ知ると存候。
当時小生の心中堅く誓いし処は、必ず之等若き将兵と運命を共にし南海の土となるべく、縦令(たとえ)凱陣(凱旋のこと)の場合と雖(いえど)も渝(かわ)らじとのことに有之候。
良い指揮官だったかどうかは知りませんが、立派な人ではあったようです。
293 :
290:2005/04/26(火) 23:35:09 ID:???
すみません。
安達二十三は日本のロンメルといわれるほど、現場主義で、部下思いで
出陣式の訓示で「これらの戦いは愛をもってあたれ!」とちょっと日本陸軍
高級将官とは思えないユニークかつ有能な方である事は存じ上げています。
ご最後も印象的です。
良い指揮官悪い指揮官?っていうのは本の題名で、安達二十三の逸話が載っていた
本だったかな?という意味で、安達二十三を非難している訳ではありません。
ごめんなさい。
児島襄『指揮官』(だったと思う)で昔読んだ>安達二十三
この本は東条英機すら賞賛しているんだが、素直に日本の将軍にもこんな偉い人がいたのかと思った。
補給絶え餓死者続出、腹背に敵を受ける苦戦難戦のニューギニア戦線での統帥もさることながら、
最後に自決したときも「これでやっと亡き部下たちのもとに行ける」と言って嬉々として腹を切ったとか。
敵の将校が賞賛を惜しまなかったというのも頷ける。
295 :
290:2005/04/27(水) 08:00:31 ID:???
本のタイトルは「良い指揮官悪い指揮官」ではなく「良い指揮官 良くない指揮官」で
した。しかも吉田俊雄の海軍本。 ...orz
私が昔読んだ、安達二十三の本はPHP文庫(これまた...orz)の『戦史に学ぶ「勝敗の原則」』
という本の一部わずか30ページ弱の部分でした。ガサガサと書棚を探しまわってやっと
見つけました。教えていただいた、児島襄の『指揮官』も書店で探してみます。
296 :
名無し三等兵:2005/04/27(水) 15:16:17 ID:QKB1lwUx
戦争反対!光人社つぶれろ!
戦争反対!光人社つぶれろ!
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戦争反対!光人社つぶれろ!
待て。朝日ソノラマの復刊をPHPと文春文庫に独占されるのはまずい
抑圧反対!朝日潰れろ!
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∧_∧
(∩・∀・) 電話したって〜 ♪
□……(つ )
φ(..;) 履歴書書いたって〜 ♪
(-_-)
(∩∩) 明日になっても〜 ま〜だ〜無職〜♪
なんで「おかあさんといっしょ」?
302 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/04/28(木) 19:59:52 ID:IuM+8NxB
>>287 売ってますよ、DVD。ただし!渥美清映画DVDBOX5巻組のうちの一つですが。
単品発売されると良いのですがね。
陸軍の将軍だと宮崎繁三郎も。
病床で意識が混濁しているなか、後方に残した部隊が無事に撤退できたかどうかを参謀に確認するうわ言を呟いたとか。
まあ、豊田氏の作品だから創作部分かもしれんが。
もちろん創作。
連休中だけは思う存分引き篭もって読書だ。
太田和達也「予科連一代 ある艦攻パイロットの悪戦苦闘記」
横須賀を振り出しに霞ヶ浦、館山(艦攻)で専修後、
蒼龍に配属されての日華事変、真珠湾、ミッドウェー、
準鷹での南太平洋海戦、横須賀に戻っての実験航空隊、
海上自衛隊、全日空、日本フライングサービスの飛行船の一代記。
艦攻乗りの詳細なディテールと第1線の生え抜き操縦士としての見聞に満足。
作中、ちらりと桜花を「発案したとされる太田整備兵曹長」も出てくる。
こいつは怪しい。「特攻を現場からの発案にしたい上層部の影武者」らしいのだが・・・・
306 :
名無し三等兵:2005/04/29(金) 18:52:04 ID:noY4WVxQ
まあ昔は古本屋で必死に探して入手していたからな。
文庫本で気軽に読める様になって、いい時代だ。
日本の空戦物って海外物と比べて訓練期間の話が随分長いと思わない?
海外のは翻訳段階で削ってるのかなあ。
それと何々の何期卒とか異常に拘るのはどうしてなんだろう。
日本だけの特殊事情なのかねえ?
308 :
名無し三等兵:2005/04/29(金) 20:58:03 ID:BUtdzUgm
訓練期間→異常なしごきなど実戦と同じくらいネタに困らない。
何期卒・甲種など→逆に言うと同期の絆が非常に強い。厳しいしごきを耐え忍んだ戦友。
いま、「日本海軍夜間邀撃千」 渡辺洋二 を読んでるが、>307に同感
>305
ネタばれやめれ
>>307 ア・ベ・ボロジェイキンの『ノモンハン空戦記』は、ばっさり切られてるそうな。
マル大部品(桜花の開発コード)は、第1081航空隊付太田正一少尉の持ち込み企画
(らしい)と元航空技術廠技術大尉・内藤初穂著『桜花』(文春)にある。
従来、405航空隊付太田光男大尉と多くの文献でされてきたけど、どうも別人らしい。
東京帝大航空研究所をまず1大尉の身分で訪れ、「人間ロケット爆弾の風洞データを作らせた上で」
横須賀海軍技術廠長・和田操中将のもとに「企画を持ち込み」、
当時、捷1号作戦準備で特攻作戦をいろいろ企画していた軍令部まで「話があがり」
源田稔中佐が、及川軍令部総長から開発許可をとりつけた。
ま、いろいろあらあな
>307
俺なんかは、実戦部分もさることながらそういう訓練部分も読んでいて楽しい。
初めて単独飛行を許された時のところとかやはり嬉々として書かれている感じだし。
しかし、飛行科に限らない話だが大抵の著者は激しい制裁を見た、受けたと書いておいて、
自分は決して無意味な制裁はしなかったと弁護しているよなぁ。
>>313 激しい無意味な制裁をやった側もさすがに自覚くらいはあるわけで、
そんな人は本を書き辛い。
そうでなければ、書かずに隠している。
自伝なんてのは都合の悪いことはすべて隠す。捏造、歪曲なんてざら。
「記憶にございません」ってやつかい?
故意かどうかはともかく、美化してしまう(あるいはその逆)ことは十分にあり得ると思う。
指揮官やってた人で「オレはこんな事やったうまくいった、こんな事もやったうまくいった」
ってばかり書いてる人、周りや部下からはどう思われてただろうね。
まったく正反対の評価になる人多いと思う・・・
逆に文からも謙虚さがにじみ出てくる人は実際にはもっと信頼されてたと思う。
部隊を指揮するって難しい。
>313
訓練部分が全くいらないとは言わないけどやってることも見るものもみんな一緒だから何冊か読むと飽きちゃうんだよね。
実施部隊での話はたとえ参加した会戦が一緒でも見たもの、体験したものが一人一人違っているし
任地による暮らし向きの違いなんかが垣間見えて面白いからできればそっちのほうに頁を割いて欲しいと思うな。
>318
あんまり都合の言い事ばかり書いてるとと戦友会とかで、散々言われてそうだな。
それとも生き残りがいない部分を書いているのか。
しかし、読んでいるとやはりインパール、ニューギニア、ソロモン諸島の陸軍の兵隊の話が一番苦労が伝わる。
まあ光人社NF文庫なんかで自伝のこす兵隊さんは、内務班や予科連で鉄拳制裁をくぐりぬけた
「兵隊は要領を持って本文とすべし」なんて人ばかりだから。回顧録も要領いいものになるんでしょ。
人肉くって反戦うなるブンガク系列は、ま、他社へ行くし。
微妙に「都合のいい回顧録」で思い出したが・・・。
元鹿屋航空隊1式陸攻乗りの須藤ノボル「マレー海戦」が作中で
「南雲艦隊、あれは作戦立案が源田実任せだから源田艦隊だ」
て一言、もらすの読んで、はっとしたね。
源田実、淵田美津雄、奥宮正武の航空参謀御三家の戦記で、
戦後、ミッドウェーや、真珠湾攻撃の不徹底など南雲忠一に微妙に
責任転換されてるけど・・・・うーん・・・・うーん・・・もしかして、こいつら
戦記ブームの頃に身分を詐称して戦記物を書いていたのがいたりするんだよねえ。
324 :
名無し三等兵:2005/05/01(日) 12:40:02 ID:iNuyFECa
役に立たなかった太平洋の防波堤
想定外のことは、想定してなかった。 それが、戦争か・・・
>>307 文春文庫なのだが、『硫黄島の星条旗』にもあっさりと且つ行間を読ませるかたちで、
海兵隊訓練期間(いわゆるキャンプ生活)の話が出てくる。
【戦記の真偽の見分け方】
爽やかなのは贋物
記述にウ◯コの臭いのするのが本物
ウ◯コ、ショ◯ベン、ゲ◯に膿血垢粘液その他
ありとあらゆる汚物塗れになって這いずり回るのが
戦争…だそうな
あと、実戦参加者の回想記に共通するのが、先に戦死した上官や戦友がものすごくいい香具師
だったとして描かれること。これは時代や洋の東西を問わないように思う。
これは「ひとりだけ生き残ってしまった自分」に対する後ろめたさ、親しい仲間に取り残され
た寂しさ、からくる万人に共通の情動だという、心理学的な説明をどこかで読んだ。
戦争だけでなく、天災や事故の場合の生存者にも見られる現象だそうだ。
奇跡の雷撃隊だったかな、その中で隊長機(当然、未帰還)が敵前で爆撃進入をやり直しちゃったおかげで
敵機にかぶられ編隊が全滅した、とそれとなく糾弾してる部分があったなあ。
よっぽど腹に据えかねたんだろうな。
著者はその日病気で出撃せず、
護衛すべき水平爆撃隊を全滅させてしまった直掩戦闘機隊の隊長が
帰投後の報告で言葉に詰まり「申し訳ありません!」と泣き出すシーンは
印象に残っているなあ。
このとき艦攻隊がもしやられていなければ南太平洋海戦の戦果ももっと増えていたかも。
しかし対空砲火に加えて迎撃戦闘機の多数配備された防備厳重なガ島上空に、少機数の攻撃隊、
しかも一番やられやすい水平爆撃隊を送り込んだ二航戦幹部の責任はどうなんの?
定番中の定番だけど、黒江保彦少佐の「あゝ隼戦闘隊」が一番好きだ。
P40に高位を取られて、ひたすら逃げまくる弱っちい隼の描写にショックを受けた当時中学生の俺。
米軍敗戦記ばかり書くアメリカの本多勝一RFニューカムってどうよ。
嘘。
「硫黄島」「サボ島沖海戦」「総員退艦せよ/重巡インディアナポリスの悲劇」
どれも好き。最期の奴もはやく光人社NF文庫で復刊してくれないか思ってたけど、
今見たら、ソニーマガジンズ文庫で出てるんだね。
あとはカルホーン「神風、米艦隊撃滅す」も早く復刊して欲しい
>>330ホーネットに800s爆弾命中させなかったら
あそこまで追い込めたかどうか怪しい
インパールもの、壮烈だの激烈だの立て続けに読んでいるけど、でもつらいよ。
もうどれがどれだか。
ニューギニア地獄戦線にルソン敗走記に名も知らぬソロモン守備隊戦記。
しばらく海戦、空戦、間に合わなかった秘密兵器に逃げたくなる
335 :
名無し三等兵:2005/05/03(火) 01:47:18 ID:USeJtnhp
>>334 「彗星夜襲隊」を何度読んでも、つらい気分になる。
詳しくは本編を参照。
>>335 戦争終わってから帰郷途中に事故死する人かわいそうだね
>336
小野田少尉は顕著な例だろうが、終戦を知らずに死んでいった人も多かっただろう。
"ガダルカナル戦記”で、舟艇機動中に故障で孤島に置き去りにされた兵士たち、
・・・勿論救援なし。
>335
渡辺洋二「彗星夜襲隊」買ってきた。これから読むところ。
世古孜「雷撃の翼」(光人社NF)
クリスチャンの海軍天山艦攻乗りの昭和19年10月12日〜11月1日の台湾沖航空戦
〜比島決戦の雷撃機。指揮命令系統、索敵と触接、攻撃方法、これらすべてが
「デタラメ」のまま、ともかく官僚的に数だけ揃えて航空決戦に裁可をだした軍令部が、
あっというまに900機をすりつぶした3週間を、かなり辛らつに、そのかわり
技術的ディテールはものすごく詳細に語った現場パイロットの著。
上記決戦指導の欠点を省みることなく、「んじゃ特攻でこんどは勝負だ」と
さしたる研究もなく体当たり戦術を採用した大西中将に対して筆者はかなり批判的。
「熟練パイロットが米空母に近づけないのは米軍の防空弾幕が密集してるからで、
これを避けるには弾速を読んで、低空侵入しなければ投弾もできない。
高空から21型零戦に250kg爆弾麻縄でしばりつけて突っ込ませても絶対に辿り着けない」
と、いろんな事例をあげて否定している。
史実でもカミカゼ成功率7%。いろんな記録フィルムであと一息で特攻機が米艦突入を失敗する
カットがあるけど、「あ、あれはこういうことか」と本書を読むと思い当たる事多し。
かなり、いい本だと思う。
「彗星夜襲隊 芙蓉隊」は、世古孜「雷撃の翼」のラストと同じ昭和19年11月の
比島ニコラス基地から始まるようで。たぶん、おなじ雰囲気なんだろな
「海軍伏龍特攻隊」、あとソノラマですまんけど「海軍落下傘部隊」は超おすすめ。
>340
うわっ。「海軍落下傘部隊」2、3日前、自宅から50kmはなれたBOOKOFFでみかけた。
買っておけば良かったな
"自宅から50kmはなれたBOOKOFF” (wwwwwwwwwwwwww..........Km)
田舎は自動車社会なんだ。半径100kmは営業圏内。
まあ、某大学の近くのBOOKOFFでな。学生軍ヲタが引越しの際、希少本
絶版本を放出するんで、目がはなせん。
ヤフオクは振込み手数料考えるとナ・・・
インパール作戦関連の本が何冊かでてますが、みなさんのおすすめは何ですか?
色々あるので、どれがいいかわかりません。
よかったら、教えて下さい。
コヒマ
光人社じゃないけど、NHK特集の文庫本でインパール作戦を題材にした本が
あって、ドキュメンタリー調で面白い。光人社のインパールものとあわせて
読むとよろしいかと。
>>346 正直、脚色が酷すぎだけどな。
まあNF文庫やNHK本も戦史じゃないからいいんだけど。
348 :
346:2005/05/04(水) 22:54:14 ID:???
>>347 うん。魚釣りの番組を作れば、必ず最終日に大物がつれるような
番組を作っている連中の書いた本なので、信憑性ははじめから疑って
読んでますよ。まあ、作品中のデータと証言の積み重ね、NF文庫や
ほかの文書から「大体こんな事だったんだなぁ。」という理解を
しています。
さすがにインパールモノで牟田口閣下万歳の作品には巡り会って
いませんが、まさかありませんよね?
それがねえ、無い事は無いんですよ。
英アーサー・バーカー中佐(※ バランタイン版第二次世界大戦BOOKSの真珠湾の著者)
「デリーへの進軍」(1962)『あと一息でコヒマは落ちた。ディマプールに攻め込まれたらまじやばかった』
って牟田口に本贈ったせいで、牟田口大ハッスルして自己正当のパンフレット
「おれは正しかった」と印刷しちゃった経緯があって・・・。
アーサー・スィンソン「コヒマ」(1966)もそうですが、英軍戦記においては
「勇猛果敢な東洋のスパルタ軍インペリアル・ジャパニーズ・アーミー」と
褒め称える傾向が強く、牟田口批判は少なく、逆に攻撃が遅延した柳田師団長など
敢闘精神に欠けるとかいわれちゃいます。
まじです。
>>348 イギリス公刊戦史でも作戦も含めて牟田口中将は高く評価されているよ。
イギリス側はビルマ攻略のための攻勢体制を敷いていた途中で攻め込まれたもんで、
あやうく崩壊しかかったし、ウィンゲート旅団なんかは失敗だったと考えているわけで。
インパール作戦のおかげでイギリスのビルマ攻略は大幅に延期する羽目になったんだから。
牟田口の噂とかインパール作戦が牟田口の面子でやったなんてのは戦史じゃなくて
悪く言えば証言を牽強付会して作り上げたもんなわけだし。
この手のものは童話や説話のように話を色々と組み合わせてアレンジした教訓話なんだから
その物語が受け手にとって役に立つかが重要なわけで、受けては戦史として読んではいかんし。
戦史を知りたきゃ戦史叢書なり陸戦史集や直接原本を読みゃいいわけだ。
こちらから見ると、英軍をあそこまで追い詰めたのは牟田口の作戦とういうより、帝国陸軍の歩兵の精強さ故になってるもんなぁ。
相手からすれば、それを含めて司令官の指揮も下で、ということになる訳か。
ただ英軍にとっても日本軍がインパールで疲弊しなければ、その後のビルマ攻略に手間取っていたはずなのにその辺はどう評価されてるんだろう。
>>352 アングロ・サクソンはねぇ・・・
「敵はすごい奴等だった。それを俺たちが打ち破った。もっとすごいだろ?」というやり方をよくするんだ(w
>>352 ビルマ方面軍はビルマ防衛のためにインパール作戦を発動している。
砲戦力・機械化部隊・航空戦力で差がつけられている状態なので
ビルマの平原地域での迎撃は困難として、牟田口中将は地形を利用しての
攻勢防御として相手の能力が封殺できる山岳地帯での作戦として立案している。
その後、平原地域で迎え撃ったイワラジ会戦などでは日本軍は
砲戦力・機械化部隊・航空戦力の差であっさりと蹂躙されていて、
日本軍の精強さなど発揮できるようなものでなかった。
部隊が無傷で存在していたとしても無駄だよ。
大空のサムライ
>その後、平原地域で迎え撃ったイワラジ会戦などでは日本軍は
>砲戦力・機械化部隊・航空戦力の差であっさりと蹂躙されていて、
>日本軍の精強さなど発揮できるようなものでなかった。
と
>部隊が無傷で存在していたとしても無駄だよ。
の結論につながりがないのがイイ!
>>354 イワラジ会戦なんかじゃ一歩間違えれば、牟田口中将と並んで評判の悪い丸山大佐が
独断で防衛戦を展開しなけりゃインパールなんか目じゃない玉砕戦だしねえ・・・
インパール作戦がなかったらもっと早く、もっと強大な兵力でビルマを攻略しただろうし。
>>356 意味がわからないなら、あっそとしか言えんよ。
ディマプールに突入させたとして、何がどう変わるのか。
インパールの英軍救出のため、空輸強化、
大突破作戦が行われるだけだと思うが
ビルマ戡定戦
361 :
352:2005/05/05(木) 08:20:37 ID:???
>354
なるほど、攻勢防御と考えれば確かにその通りですね。
そうすると牟田口がなんとなく名将のように感じられてきてしまう。
あれで指揮官先頭で一緒にジャングルに入っていたとか、終戦後部下を死なせた責任を取って自決してれば昭和の乃木将軍になれた?
牟田口の再評価が必要だな
抗命撤退もよく考えたらどんな理由であれ許されるべきじゃないし。
牟田口再評価→柳田批判
牟田口は運が悪かったってことだろ。
インパール作戦がなかったらビルマ失陥は逆に早まっていたかもしれんし。
誰がやっても補給が完全になることなどありえんし。
むしろよくやった方であるかもしれない。
>牟田口は運が悪かったってことだろ。
おいおい。こらこら
ミッドウェイの南雲などと違って、
インパールの牟田口とかレイテの栗田とか、
結局誰がやっても失敗しただろうから、
責めるのは酷な気もするな。
攻めて失敗したのと、逃げて失敗したのとは違うのでは
牟田口はまわりが兵站が続かぬからと止めるのを、15Aの参謀長を更迭してでも
発破かけて「ふ」号作戦(インパール侵攻)を発起させたような。
むろん東条ー大本営ービルマ方面軍司令官河辺正三で、
「ビルマ確保のためのは、攻勢防御もやむなし」
いう声があったのは事実だけど、参謀はどのレベルでも反対してたと思う。
ただここに陸軍官僚主義の腐敗があって、牟田口がやるやる頑張るので
「じゃ無理だと思うけど、ひとつやらせてみるか」という事で、
野辺に三万人が死する事となった。
栗田の場合は、元々第2艦隊そのものが「米軍揚陸後1週間(実際は5日)の浜辺を襲って揚陸物資を焼き払え」という
作戦構想(そうなんだよ、出撃前日10月21日の陸軍第14方面軍参謀と小柳第2参謀長の打合せでは)で、
レイテ泊地突入の成果に懐疑的だったし。
「揚陸船団をやっつける」という捷1号作戦の初期構想からさらにはずれた中での出撃だったわけで。
逆にマレー作戦の山下とか名将扱いだが誰がやっても成功していただろう
本当に真価を図れるのは逆境での働きによる。真の名将は宮崎繁三郎とか木村昌福とか
>>371 捷一号作戦は敵部隊を我が方の制空権下で敵を撃滅するのが目的。
栗田艦隊の目的は航空作戦によって打撃を受けた敵艦隊の掃討。
だからこそ空襲が止まないために栗田艦隊は制空権が失われ作戦は失敗したのではと
一反引き返したり、護衛空母部隊を敵主力と誤認したために敵に大きな損害を与えると
一応の作戦成功と見て自軍制空権下と栗田艦隊は考える北方へと退避していし、
海軍は戦後になるまで栗田艦隊は敵主力を撃破したと思い込んでいる。
揚陸物資をどうこうは作戦では枝葉の部分。
>372
世の中には誰がやっても成功しそうなことに失敗する人もいるんだけど
>>371 紋切り型のお話はどうでもいいからさ、インパール作戦の作戦名ぐらいちゃんと覚えておけよ。
インパールに風船飛ばしに出かけたのか?
>>369 ミッドウェーも15機程度の艦爆で三空母に合計10くらい当てたんだろ?
あのドーントレス隊の超人的命中率がなければ空母一隻沈没、空母一隻小破できれば上出来。
その後の反撃、相討ちで乗り切っただろうから南雲ばっか責めるのもどうかなと思ってる。
真の名将は万石ラーメン
>栗田艦隊の目的は航空作戦によって打撃を受けた敵艦隊の掃討。
はあ?
神参謀との打合せに無いぞ、レイテ泊地か艦隊決戦かで掃討戦なんざ、
ないぞ
牟田口と栗田同列に並べる奴があるかいw
>>379 太平洋戦域での戦艦部隊の役割と、作戦がどういった経緯で発生し、
レイテ地上軍がなんのためにあったかぐらい勉強してこいよ。
お前、太平洋での決戦はどういう構造かも知らないだろ。
>373のソースを見たいな
>>382 まあ一参謀がとか無能な提督がとかが作戦の蹉跌を招いたというお話の方が面白いからね。
揚陸部隊が目標に何故浮上してきたかの意味も分かっていないみたいだから、
作戦や運用なんか興味ないんでしょ。
どうせ栗田艦隊が凱旋報告をしたという話をしても、
面子にこだわって云々という反応しかしないだろうし
>>383 レイテ決戦が派生した経緯と目的なんてのは普通にどの本にも載っているよ。
>レイテ地上軍がなんのためにあったかぐらい
地上軍ってなんだ。 16Dのことか?
なんか微妙に勘違いしているような
>栗田艦隊の目的は航空作戦によって打撃を受けた敵艦隊の掃討。
捷号作戦の骨子は、敵が来寇すれば比島陸上基地から航空兵力で
敵空母および輸送船団を叩き、機動部隊本体で敵を北方に誘致し
第1遊撃部隊(栗田艦隊)は、敵上陸地点(レイテ湾)に突入して
これを叩き、陸上決戦を援助するって話では?
第2Fは当時、決戦主義だから小柳参謀が、神参謀から「艦隊決戦の機会あれば
そちらに攻撃正面をふりむけてよいか?」と言質をとったので、反転騒ぎで発展したけど。
>栗田艦隊の目的は航空作戦によって打撃を受けた敵艦隊の掃討。
これ海軍令か何かあるの?
ソース見せてよ
>>386 陸上決戦ねえ・・・
お前さんが捷号作戦における決戦の意味も分かっていないのがよくわけるよ。
捷号作戦航空作戦に関する陸海軍中央協定と11号戦備ぐらい調べてみな。
>これ海軍令か何かあるの?
>ソース見せてよ
栗田艦隊が作戦発動前にどのような行動を取ったか部分に書いてあるよ。
まともな本ならなね。
>よくわけるよ。
ま、おちついてw
11号作戦準備令しかみつからず、とりあえず
単語あれこれ並べて誤魔化そうとしてもね
なんだ。ヨタ話だったのか残敵掃討。
>>388 自分が知らないから単語が並べてごまかそうとしているか。
やれやれ、反論できないから人格攻撃かよ。
台湾沖航空戦
これで意味がわからないなら一生本を眺めていてくれや。
散々ヒントをやったのに全く調べていないから、まさに眺めているという表現がピッタリだなw
だから栗田は臆病だからとか馬鹿でも一発で分かる話を用意してやらないと駄目なわけか。
いや、きみが11号「準備令」だした時点で、思わせぶり以上の事が
出来ない事がわかった。
>台湾沖航空戦
それがどうした。きちんと最後まで説明してくれ。おれにはさっぱりだ。
T部隊の戦果を拡大しようと
10月14日1216追撃を命じられたのは第2遊撃部隊の志摩艦隊だが。
出てってすぐ引き返したがね
それと混同してるんだろうなとおれは思っている。
>栗田艦隊の目的は航空作戦によって打撃を受けた敵艦隊の掃討。
うん・・・何を誤解してるのか何となくわかってきたよw
>>392 捏造してまで自分が優位であると誇示しているあたりが必死なのがよくわかるなw
いやいや、きみが第1遊撃部隊と第2遊撃部隊を間違えてるだけだと思うよ、うんw
>>394 ここまで立派な馬鹿だったらむしろ貴重。
釣りでない事を祈るよ。
>栗田艦隊の目的は航空作戦によって打撃を受けた敵艦隊の掃討。
なんだ、こりゃ
10月16日連合艦隊司令長官発令
「敗走中の敵は全力を集中して損傷艦の擁護に努めつつあるものの如く
その一部は反撃に出る算あり
(イ)基地航空隊はこれを撃滅
(ロ)第2遊撃部隊(志摩部隊5艦隊)は航空攻撃に策応」
で、志摩中将は途中でハルゼーの哨戒機を発見し、敵の誘引作戦を疑い
17日1630奄美大島にいったん退避。
で連合艦隊司令部からの「第1YBに呼応してレイテ泊突入」命令を受電して
再出港したのは翌18日ね
まともな本とやらのタイトルを出さないのはなぜなんだろ
>捷一号作戦は敵部隊を我が方の制空権下で敵を撃滅するのが目的。
>栗田艦隊の目的は航空作戦によって打撃を受けた敵艦隊の掃討。
>だからこそ空襲が止まないために栗田艦隊は制空権が失われ作戦は失敗した
いや、判ってるんだか判ってないんだが微妙な文章書くな思ってたんだ(苦笑)
1行目3行目は合っているんだが、2行目でなぜレイテ泊地突入が抜けているのか
首をひねったんだw。
まあ、台湾沖航空戦の誤報がつづくから「残敵を掃討しつつレイテ湾突入」
と解釈してもいいんだが、レイテ湾のレの字も無いし、
>揚陸物資をどうこうは作戦では枝葉の部分。
となると、ちょっと・・・なw
もしかして台湾チャンネル復帰か?
志摩艦隊がどうしたといってる阿呆は台湾沖航空戦により生起した
両者が繋がった一連の航空決戦という認識が全く欠けているな。
レイテが目標に無いのも当然のことなのに。
>>403 きっと未来からイージス艦がやってきて台湾沖航空戦の戦果が誤報で、
レイテが主攻方面であることも教えてもらってる世界の話をしているんだよ。
もういいって。
>>405 知らない言葉が出てきて理解できないからって思考停止しなくていいよw
>台湾沖航空戦により生起した
> 両者が繋がった一連の航空決戦という認識が全く欠けているな。
>レイテが目標に無いのも当然のことなのに。
また訳のわからん文章を。
栗田艦隊の目標に上陸泊地襲撃がないなんて、捷1号作戦において
なぜそこまで電波を飛ばさなきゃならんのか?
・・・・そこらの本に載っている、世界の常識だってレスしか返ってこないんだろうなぁ
わかった。ソースはジパングなんだ。
それで妙な具合に台湾沖航空戦とレイテ沖海戦における航空作戦が
連続してるとか、それらしい癖に中身のないこと言ってるんだな。
中途半端な知識の仕入れ方せず、ソース出せよ。
リンク貼れ、リンク
>>407 海軍がレイテを決戦場と決するまでの経緯ぐらい神参謀を連呼するぐらいだから当然知っているだろ。
佐藤和正ぐらいは知っているよな。
単語あれこれ並べて誤魔化そうとしないで海軍令なる謎の軍令のソースは?
ageてる池沼はジパングなみの認識と馬鹿にされているのがわかんないのかなあ?
それと403=404でわかりきった自演は恥ずかしいからやめれ
やれやれ、晒しあげられて逆上のあげく自演かよ。
はやくソースださんかね
自作自演する奴ってすぐ自作自演認定したがるよな
いや、実際に403=404でお手盛りで自演してるしw
さ、台湾沖航空戦と
栗田艦隊の 艦 隊 掃 討 作 戦
について判りやすいリンクを貼ってくれ。
有名なレイテ海戦だからな
どっかにあるだろ
>>415 航空作戦に関する陸海軍中央協定は見つかったかな?
もうとっくの昔に提示されていたよな。そこに何が書いてあるかなあ?
まっとうなレイテ沖海戦関連の書籍なら載っているよな。
それで台湾沖航空戦と捷一号作戦が関係ないという珍説のソースは?
自作自演とかいって連合艦隊司令部じゃあるまいし勝ったつもりになっていないでさ。
>>416 これのことでしょ。
捷号航空作戦に関する陸海軍中央協定
敵の渡洋進攻部隊に対する航空決戦要領
一部の奇襲兵力を以て敵空母の漸滅を図るとともに、敵をしてなし得る限りわが基地に近接せしめたる後、
陸海軍航空の全兵力を投入して・・・・・・攻撃を反復し、敵空母及び輸送船を併せ撃滅す
連合艦隊捷号作戦要領
一航艦及び二航艦の全力を比島に集中する。
このため、敵来攻前、二航艦は本土西部にあって比島に進出し得る態勢に置く。
三航艦及び十二航艦の兵力は、第二線兵力として内地に待機し、特令により比島に進出する。
第一遊撃部隊はリンガ泊地、第二遊撃部隊及び機動部隊本隊は内海西部に待機し、
敵の来攻を予測するに至ったら、第一遊撃部隊はブルネイ方面に、第二遊撃部隊は
内海西部又は南西諸島にそれぞれ待避する。
機動部隊本隊は内海西部において出撃準備を整え、特令により出撃する。
そして、敵が来攻すれば、比島に集中の基地航空兵力をもって、空母及び輸送船に集中攻撃を行い、
一方、第二遊撃部隊及び機動部隊本隊は敵を北方に牽制誘致する。
この場合、第一遊撃部隊の突入は敵の上陸開始後二日以内に実施するのを建前とし、
航空総攻撃は第一遊撃部隊突入期日の二日前から開始するものとする。
これを読んでもage厨は理解できないだろうけどね。
>航空総攻撃は第一遊撃部隊突入期日の二日前から開始するものとする。
ここを拡大解釈して制空権下の艦隊決戦とか言い出しそう・・
まさか、牟田口って実は再評価すべき?
というネタからここまで発展するとは。
さーて、そろそろ台湾沖航空戦と
栗田艦隊の★艦★隊★掃★討★作★戦 ★
の関係を聞こうか
栗田艦隊が残敵掃討をおこなえと417が自問自答している文章のどこにあるのかね?
それと
>それで台湾沖航空戦と捷一号作戦が関係ないという珍説のソースは?
これはどこの脳内人物と戦っている疑問形?
__
i<´ }\ , - 、
ヽ.._\./ .ンく r-兮、 __
∠`ヽ.! / ヾニEヲぐ ,ゝ-> さすが池沼だ、
/_`シ'K-───‐-、l∠ イ 自分で自分の恥を晒しageても
l´__,/l\、_ ̄0¨0)゙@Yヘ, -┤ 何ともないぜ
. l'___|⌒ヾ''ー==、ーr='イ i二|
/ .」 i /./7r‐く lー!
. f. ヽ‐i人.∠'< _i. l,.-ゝ.
トiヘヘ「ト〈 `X トレi7__|
〉ト:トハj`! i. / トー┤lルj,リ
/‐+----+‐l iー--i---ヾ'〃
. l_i____i__| |___i,__i_|
さーて、「連合艦隊捷号作戦要領 」のどこを読めば
栗田艦隊が艦隊掃討作戦をおこなえというのか、謎だな。
何か・・・一生懸命、誤魔化してないですかねw
艦隊掃討作戦、どこの艦隊を1YBは叩けというご構想でしょうか。
>2YBが北方に釣り上げる?
いつの発令文だよ・・・・。
時間軸適当に並べても、きみの脳内での比島決戦と台湾航空戦の結びつきは
佐藤和正の本の内容を誤読しているのが判る。
あるいは豊田譲の小説か、ジパングかいずれかだ。
連合艦隊司令部の「捷1号作戦」全般の基本命令である
10月20日0813発令「連合艦隊電令作363号」を参照のこと。
栗田艦隊が艦隊掃討をおこなえとはどこにも書いてない。
水上部隊を排除しつつレイテ湾に突入せよ。だ
AAはリかw。
厨房丸出しだな
10月12日1030発令「基地航空部隊捷1号および2号発動」
★★豊田連合艦隊司令長官による、T部隊の誤報に基づく残敵掃討司令
1014 1216H「敵損傷艦の補則撃滅」が2YB(志摩艦隊)にだされる。
1017 0630 スルアン島見張り所発「敵は上陸を開始せり」
1017 0732 「捷1号作戦発動」
★★豊田司令長官による決戦要領「第1YB(栗田)のタクロバン(レイテ湾内)突入。所在(湾内)の水上兵力を撃滅し、
ついで敵攻略部隊(上陸部隊)を殲滅すべし」
なるほど、ね
426 :
くら ◆mlSturmRPg :2005/05/07(土) 00:25:14 ID:LPhQDTfV
>>386 >これ海軍令か何かあるの?
海軍令ってなんだ?大海令のことか?
大海令のわけないやん。
海軍指令(海軍の作戦命令)か何かあるのと書いてるだけ。
>>422 原文はこうだけどな。
「第一遊撃部隊は二十五日黎明時、タクロバン方面に突入、
まず所在の敵海上兵力を撃滅し、ついで敵攻略部隊を殲滅すべし」
水上部隊を排除しつつレイテ湾に突入せよなんて書いてないけどな。
栗田艦隊が艦隊掃討をおこなえとはどこにも書いてないよなw
@第1YB(栗田)は
Aタクロバン(レイテ湾内)突入。
B所在(湾内)の水上兵力を撃滅し、
C敵攻略部隊(上陸部隊)を殲滅すべし
>捷一号作戦は敵部隊を我が方の制空権下で敵を撃滅するのが目的。
>栗田艦隊の目的は航空作戦によって打撃を受けた敵艦隊の掃討。
>だからこそ空襲が止まないために栗田艦隊は制空権が失われ作戦は失敗したのではと
>一反引き返したり、護衛空母部隊を敵主力と誤認したために敵に大きな損害を与えると
>一応の作戦成功と見て自軍制空権下と栗田艦隊は考える北方へと退避していし、
>海軍は戦後になるまで栗田艦隊は敵主力を撃破したと思い込んでいる。
>揚陸物資をどうこうは作戦では枝葉の部分。
>>428 >攻略部隊(上陸部隊)
はいはい。363号とか言ってる割には何も読んでいないねえ。
「敵空母ならびに攻略部隊をあわせて殲滅するとともに、陸軍と共同してすみやかに
海上機動反撃作戦を敢行、敵上陸部隊を殲滅すべし」
どうやって一度殲滅した部隊をもう一度殲滅するのかねえ。
謎だ・・・
>>栗田艦隊の目的は航空作戦によって打撃を受けた敵艦隊の掃討。
>だからこそ空襲が止まないために栗田艦隊は制空権が失われ作戦は失敗したのではと
>一反引き返した
8月の決戦要領打ち合わせと10月18日第1YB決戦要領を混同してるって。
タクロバン突入はどこいっちゃったんだ?
>>揚陸物資をどうこうは作戦では枝葉の部分。
エー・・・
>431
はいはい、さようしからばごもっとも。
んでは以下の1文を説明してくれ
>栗田艦隊の目的は航空作戦によって打撃を受けた敵艦隊の掃討。
>431
「第一遊撃部隊は二十五日黎明時、タクロバン方面に突入、
まず所在の敵海上兵力を撃滅し、ついで敵攻略部隊を殲滅すべし」
史実で
>>431を混乱させた豊田長官は謝罪すべきだな
それでage厨の妄想世界では栗田艦隊がやってくるまで
陸海軍航空隊は何をしているのかな?
24日の航空総攻撃とかいうのは遊覧飛行でもやるのかねえ。
連合艦隊司令部からの
「第二遊撃部隊は南西方面部隊指揮下において、海上機動反撃作戦を決行すべし」
との命令に対して三川長官は
「第二遊撃部隊指揮官は、第二十一戦隊と第一戦隊を率いて、第一遊撃部隊の作戦に策応、
レイテ湾に突入するを可と認む」と上申電を出している。これを受けて志摩長官は
「第二遊撃部隊は、二十一日〇七〇〇、馬公出撃、レイテ湾突入行動に入る」
と打電して作戦行動を開始しているが、これは連合艦隊の命令を無視した行為となっているが。
海上機動反撃作戦は陸上部隊を目標とするんでしょ。
上陸部隊と攻略部隊が一緒だったら何でこれが命令を無視した行為になるのかねえ。
>>栗田艦隊の目的は航空作戦によって打撃を受けた敵艦隊の掃討。
はいはい。くまくま
437は誰に何を尋ねたいのか1行でまとめてくれ。
>海上機動反撃作戦は陸上部隊を目標とするんでしょ。
いや・・・同意を求められても。
>上陸部隊と攻略部隊が一緒だったら何でこれが命令を無視した行為になるのかねえ。
誰と話してるのかな?
電波ゆんゆんだな
>>439 同意も何も
>>431に書いてあるものは南西方面艦隊長官の任務だが。
age厨はちゃんと読んでいるだろ。だったら分かるよな。
第一遊撃部隊の任務とは一言も書いてないが。
>>424でこんな妄想を書いていたよな
>ついで敵攻略部隊(上陸部隊)を殲滅すべし」
レイテ湾に突入を宣言した志摩艦隊が連合艦隊の海上機動反撃作戦を
無視したことになるのか説明できるかな?
上陸部隊が第一遊撃部隊の目標なら問題ないはずだけどねえ。
age厨は航空部隊は何をしていると思っているんだろうねえ・・・
「第一遊撃部隊は二十五日黎明時、タクロバン方面に突入、
まず所在の敵海上兵力を撃滅し、ついで敵攻略部隊を殲滅すべし」
可哀想に。史実からついに妄想として削除されたか。
>>442 妄想はいいから第二遊撃部隊が命令無視となる理由を説明してくれよ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★栗田艦隊の目的は航空作戦によって打撃を受けた敵艦隊の掃討★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
すまん、この1文だけ説明してくれないか?
求めるのはこれだけだ
440は誰と何を戦っているんだい?
>>440 妄想はいいから第二遊撃部隊が命令無視となる理由を説明してくれよ。
おいage厨、都合よく合いの手がでてきたぞ。
自作自演認定はしなくていいのかw
いや、孤独に戦う440を応援するのが精一杯です。
自演なんてとんでもない。電波の岸辺でバーベキューになりそうです。まる
ここは酷い自作自演ですね
>栗田艦隊の目的は航空作戦によって打撃を受けた敵艦隊の掃討
どうせ自演認定されだろうが、この謎の1文だけ
説明してくれよ、いい加減
>>450 捷号作戦は航空決戦と号して敵渡洋部隊の空母および輸送船を狙って陸海の全航空兵力投入し
反復攻撃により撃滅することが規定されている。
そして比島方面では第一遊撃部隊が突入する二日前から航空総攻撃を実行すると規定されている。
決戦要領で南西方面艦隊が指揮下の全航空兵力で空母および攻略部隊を攻撃、
上陸部隊に対する反撃は南西方面艦隊が担当であって第一遊撃部隊は担当に当てられていない。
第一遊撃部隊はまず所在の敵海上兵力を撃滅し、ついで敵攻略部隊を殲滅すとなっている。
実際に1日遅れで航空総攻撃が実施され、翌日第一遊撃部隊は敵上陸地点付近で
敵水上兵力と交戦を行っている。
そしてこの第一遊撃部隊の戦果は天皇に上奏され勝利報告が行われている。
どこが謎なんだ?
なんか光人社文庫からかけ離れてないか・・・;y=ー(゚д゚)・∵. ターン
>>452 だな。
>>451 何言っても聞く耳持たないし、突っ込まれてもスルーして勝利宣言するから無駄。
そもそもageる馬鹿を相手にするのも荒らしと一緒だ。もう終われ。
荒らしはスルーでネタ投下。
「九九双軽空戦記 ある軽爆隊長の手記」土井勤
双軽の名門75戦隊隊長として豪北・比島で陣頭に立って超低空進入や夜間ゲリラ戦を展開。
ポートダーウィン爆撃ではハリケーンやあのボーファイターが恐るべき敵として登場。
米軍から日本軍爆撃機で最弱と評された双軽だけあってさすがにつらい。
比島では崩壊する攻撃部隊の中で巧妙な戦いで唯一の組織力を持った部隊として奮戦。
と号機のキ102双襲6機が制号作戦時に参加していたとは。
そういえば奇蹟の飛行艇とかB29撃墜機の新装版が出てるけど何が変わったんだろ。
>上陸部隊に対する反撃は南西方面艦隊が担当であって第一遊撃部隊は担当に当てられていな
>い。
wwwww
>>451 二十一日発令の機密1YB第四号に以下のように書かれていますが。
二 軍隊区分
第一部隊(第一夜戦部隊) 指揮官:第二艦隊司令長官
第二部隊(第二夜戦部隊) 指揮官:第三戦隊司令官
第三部隊(第三夜戦部隊) 指揮官:第二戦隊司令官
第一、第二部隊の主要任務
(1)敵水上部隊撃滅 (2)敵船団及上陸軍撃滅
第三部隊の主要任務
(1)敵船団及上陸軍撃滅 (2)敵水上部隊牽制攻撃
三 作戦要領
第一遊撃部隊の主力は〜中略〜十月二十五日黎明「タクロバン」方面に突入し敵船団及上陸軍を覆滅す
第三部隊は〜中略〜十月二十五日黎明時主力に策応し「スリガオ」海峡より「タクロバン」方面に突入し
敵船団及上陸軍を撃滅す
輸送船団並びに上陸軍が第一遊撃部隊の担当でないのなら、どうして小柳参謀長が敵艦隊攻撃優先するとの一札を取り付け、
作戦開始前の現地軍と打ち合わせで、上陸部隊の攻撃は止めてくれという陸軍参謀の要請に対して、意外との感想を持ったんでしょうね?
>451
宛 艦隊掃討閣下
あのー佐藤和正「レイテ海戦」上巻(光人社Nf)では聯合艦隊司令部の作戦指導要領だけ記載で
それにもとづく第1遊撃部隊が作成・各艦幕僚に配布した決戦要領は省略されていますよ。
むろん1YBは
>>457記載内容にもとづき行動します。
志摩艦隊が海上機動反撃作戦担当(逆上陸部隊輸送)である筈なら
なぜ史実では西村艦隊のうしろで陸兵もつまずに突っ込んでいったか考えれば、
「ああ、最終的にそういう作戦に変更されたんだな」
と理解されればよいと思います。
佐藤和正本は上下巻と膨大なので、あまりあちこちクロスリファレンスするこなく
まず短い通史を読んで全体を把握されはいかがでしょうか?
「聯合艦隊の最後・レイテの章」とか「海戦小ハンドブック」のたぐいなど推薦します。
>>458 補足させて頂くなら、志摩艦隊の一部(警戒部隊=第16戦隊)はレイテへの輸送任務を命じられています。
本隊は志摩中将の意見具申を受けて、23日に出された南西方面艦隊電令作第687号によって、
第二遊撃艦隊本隊指揮官所定に依り行動 X日黎明「スリガオ」海峡突破「レイテ」湾突入 第一遊撃部隊に策応
同方面所在敵攻略部隊を撃滅すると共に間接に警戒部隊を援助すべし
と言うようなな感じで。
>>457 うーん。
戦史叢書の海軍捷号作戦1、2を見たけど作戦要領にはそのような内容は無いけどなあ。
転載元はなんなの?
レイテスレでage厨が927を名乗ってコピペして偽者になりすまして自作自演しているな。
464 :
427:2005/05/07(土) 22:08:51 ID:???
1YB命令作4号ね。あるね確かに。
465 :
462:2005/05/07(土) 22:09:29 ID:???
427じゃねえや462だ
今日は本屋に突撃して「彗星夜襲隊」渡辺洋二 と「ガダルカナル戦記」1巻 亀井宏
を買ってきますた。昨日読んだ「甘粕大尉」角田房子 より楽しめるかなあ・・・
「ガダルカナル戦記」1巻 亀井宏 はいいよ
フィクションとしては実によく書けているな
469 :
名無し三等兵:2005/05/10(火) 18:56:30 ID:LiA7z4LU
え?フィンション????
470 :
名無し三等兵:2005/05/10(火) 18:57:08 ID:LiA7z4LU
間違えた
え?フィクション????
戦史叢書しか認めません!
(´・ω・) カワイソス
結局戦史叢書しか出てこないのか。
考えてみれば日本にはマトモな体系的学術的な大東亜戦争の戦史研究が
戦後60年間というものほとんど試みられなかったってことだな。
おかげで参謀・高級将校連の粉飾だらけの自己弁護や、
生き残りの豪傑気取りの自慢だらけの自己美化がまかりとおって来たんだろう。
未検証のまま残っている神話や伝説も数知れない。今後の課題は大きいな。
戦史叢書100万円出して買えれば一番だけど、な。
ただしこれも戦闘後に参謀連に自己都合で記載される戦闘詳報に基づくから。
艦砲射撃の時刻とか、ちなみにどこで記録つけるのか?
戦闘指揮所か。それとも主砲なら砲塔ごとの帳簿によるものなのか?
いや、光人社NFも結構、いいの出しているんだが。
最近は公刊戦史と比較対照できる、平甲板員とか水偵搭乗員のインタビューとか
いろいろ出てるな。
電文も「起草時刻」と「発信時刻」がけっこうずれてるしね
「陸軍燃料廠」とか面白いですよ。
477 :
名無し三等兵:2005/05/12(木) 03:07:32 ID:2C6cZJx4
>>474 ずいぶん前、30年くらい前の中央公論だったか、図書館で見つけたら、
レイテ海戦時の最上の戦闘記録員の手記が載っていたよ。配置は戦闘艦橋。
片っ端からノートに起きたことを記録していく係で、それを戦闘後になって
から(上官が)ゆっくり浄書して戦闘詳報にするということだった。
筆者は航海科(見張)の少年水兵で、こんな人に記録を任せていたのかと思った。
内容はスリガオ海峡での敵駆逐艦、魚雷艇を高角砲や機銃で撃ちながらの暗夜の
進撃、そして敵戦艦によって大破させられる(本人も重傷)経過が生々しく描かれていた。
ほかに読んだなかでは主計科の庶務の学徒少尉が記録員やっているのがあった。
戦闘中の居場所はやはり戦闘艦橋だった。
>476
『英独航空決戦』悪くないと思う。
広田厚司『Uボート』(英独レーダー戦やエニグマとかこの人、よく調べていると思う)とか
高橋慶史クラスの市井の研究家が本を出してくれて嬉しい。
こういう無視の情熱は江戸時代の講(ターヘルアナトミアを翻訳したのも講)に連なるよい伝統だな。
佐山二郎『大砲入門―陸軍兵器徹底研究』とか、
石井正紀『陸軍燃料廠』とか、
企業の調査マンとかの本もいいな。
>>478 > こういう無視の情熱は江戸時代の講(ターヘルアナトミアを翻訳したのも講)に連なるよい伝統だな。
禿同。日本の大学では世界史でも日本史でも軍事史研究はいまだにイロモノ扱い。
おかげで世の中ではますます無知や誤解がまかり通っている。
とくに高橋氏はドイツにいただけあってドイツ語文献の調査が実に行き届いていて
感心させられる。ただし発音重視の珍妙なカタカナ表記は気に入らない。
スレ違いだけど
シュピールベルガーの翻訳してくれてるのもね>高橋さん
大日本絵画はコロミーエツの訳書にも感謝。
氏なんかの著作も多くは種本からの引用で構成されているだろうけど、
そういう一歩一歩が大事だと思う
・・・今、「艦長たちの太平洋戦争」(続編)を読んでる。
木村提督の作戦指導がなかなか興味深い・・・
>481
髭のショーフク、奇跡のキスカですな。
本日入手
福田烈「軍艦開発物語―造船官が語る秘められたプロセス」(光人社NF)
福田啓二 「軍艦開発物語〈2〉造船官が語る秘められたプロセス」(同上)
堀元美「造船士官の回想(下)」(朝日ソノラマ)
入手。
内容はどれもかつて昭和40年代「丸」とかに載っていて誰もがどこかで読んだ記事ばかりだけど、
やはり同時代の当事者の言葉ってのは何かがある。
最近、堀越二郎・奥宮正武「零戦」(PHP文庫)再読して、温故知新してこの手の再刊本好き
「護衛空母入門」読んでるんだけど・・・。
たしかに米の護衛空母は大活躍したし日本のは?だったけど、この本読むと米のは飛行甲板が狭いだけで
他は万能みたいな感じですな・・・(´・ω・`)
実際はアベンジャーみたいな重量のある機体を運用するとカタパルトの消耗が激しくて英のソードフィッシュを
欲しがった艦長がいたり(対潜攻撃ならアレで充分)、狭い甲板に無理やり着艦するからパンクがやたら多くて
飛行機はあるのにそれを飛ばせなくなる寸前までいったりと大変だったらしい。
それと随伴の駆逐艦に空母から燃料を補給したりする話も特殊な例のような感じでしか載ってない・・・orz
いくら日本の本だとはいえ、ほとんど活躍してない日本の空母にページを使いすぎな気がする・・・。
BOOKOFFとかに翌並んでいる、第14空母部隊ファイアバーンとかどうよ。
一杯並んでいるから、凄い人気の有る本だと思うけど
485 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/05/15(日) 19:19:54 ID:KZkWIOnp
それはフィクションですからねぇ。
一杯並んでいるってことは、誰も買わないってことなんじゃないんですか?
486 :
名無し三等兵:2005/05/15(日) 19:29:40 ID:CpYYLXhk
誤)第14空母部隊
正)第14空母戦闘群
>>484 F-14が活躍するためだけに作られた世界情勢に
興味があれば、あなたにぴったりな小説です。
どうせ、コロンビアの麻薬カルテルとかも戦闘しちゃうんだろ?
空母戦闘団が。
デビル500のグラフトン大尉シリーズは好きなんだけどな。ワシントンで
麻薬カルテルが銃撃戦しちゃう奴。
『英霊の絶叫−玉砕島アンガウル戦記』舩坂弘
悲惨な洞窟戦の惨状に胸が塞がる想いをしながら読んだ。著者本人の大活躍ぶりが
少し鼻に付いたが、一応戦史叢書にも載っているらしい。戦闘シーンも遺体処理の
シーンもかなり臨場感がある。
490 :
名無し三等兵:2005/05/16(月) 18:56:34 ID:IdmNGUci
みなさんは第一次世界大戦の戦史叢書はご興味ありますでしょうか?参謀本部第四部
戦史叢書第十五号 ロッヅ会戦 というのがありますが スキャナーで撮ってCDRで配布できれば
と思いますが。著作権には違反はしないでしょうけど。
491 :
名無し三等兵:2005/05/16(月) 19:42:19 ID:oN+fvc9B
>>477 は大和ミュージアムにあった、血がベッタリ付いてるがアレのことでしょうね。
一見の価値あります。
>「英霊の絶叫」
三島由紀夫が絶賛したあれでしたっけ?
493 :
名無し三等兵:2005/05/16(月) 20:21:07 ID:QWAb/cHz
中目黒のブックオフに行ったら、このシリーズは三冊しかなくて
ひとつは、
>>484の空母〜〜だった。
買わなくて良かった。
ちなみに、購入したのは、「雪風ハ沈マヌ」豊田穣著です。
いま、Cフレイムアウトを読みかけてる。 Dメイルストロームもある。
どちらも北欧での復活したソ連軍との現代戦
結構面白そうだが・・・ この手のものはしばらくぶり
>>494 その手の第3次世界大戦もので面白いものといったらほかにどんなのがある?
漏れ的には、
トム・クランシー「レッドストーム作戦発動」
デニス・ジョーンズ「バルバロッサ・レッド」
中村正軌「元首の謀叛」
てとこか。とくに最後のはおすすめ。ホーネッカーが善玉なとこが笑えるが。
>>496 エリック・ハリー@二見文庫を読んだ事がなければ是非読め。「最終戦争」「全面戦争」物凄く良く書けてる。
「米本土決戦」はトンデモなのか素なのかよく判らんが、アメリカ国内で戦争(戦場描写は精密)やらかすための意識的ト空だと俺は思う。
後はハロルド・コイル@新潮文庫。政治情勢は執筆時期を考えてもアレだが、湾岸に出征経験ありなだけあって戦場描写は凄い。
>>492 そうです。三島と友達みたいで、序文は三島が書いています。
ちなみに著者があげた日本刀で三島の介錯が行われたそうです。
499 :
名無し三等兵:2005/05/16(月) 23:16:39 ID:FRoHOLDE
昭和10年ですから 大丈夫でしょう
>>496 イントレピッド号強奪指令@新潮が悶絶お奨め。
て、すれ違い。
501 :
名無し三等兵:2005/05/17(火) 14:03:48 ID:dlr5ZRhG
>>475 陸軍燃料廠で面白いのはノーベル化学賞の京大工学部教授の福井謙一博士が
教授の紹介で陸軍に入るところですね。
陸軍技術中尉でありながら、毎週、京大に通って講師として教鞭をとり、
陸軍技術功労賞までとる活躍ぶり。
すげーぜ、
昔のベストセラー
アーロン集幼女・・・・最近どっかで。
あ、双葉か
>>497 >>500 ありがd こんど探してみます。
あとスレ違いなんですんませんが、最近の村上龍「半島を出よ」って
どうなんですかね。読んだ人いますか?
伊藤なんとかのALL光人社NFで
「日本軍閥興亡史」「大海軍を思う」「帝国海軍の栄光」「帝国陸軍の最期」
山のように買ってきた。
伊藤の前に伊藤無く伊藤の後に伊藤なしの大海軍記者の著作はいいな。
日本海軍にギボンありだぜ
508 :
名無し三等兵:2005/05/19(木) 12:57:05 ID:3S/XwWQz
>>505 前半は面白いと思うよ。
突っ込みどころは満載だけど。
後半はいまいち。
509 :
名無し三等兵:2005/05/19(木) 15:14:42 ID:h8LNHBfk
石橋孝夫「巨大戦艦ノート?」は火葬臭がいい味だしてたw
樫出勇氏の「B29撃墜記」
日本の空戦モノ読んでも厚木だの硫黄島だの書いてあっても土地勘が無いからあんましイメージがぴんと
こないけど、こいつは北九州上空の話なんで福岡在住の自分には距離感なんかがイメージしやすかった(^ ^;)
そこで渡辺洋二「本土防空戦」ですよ、巻頭昭和19年、北九州防空網に空襲警報発令
中支警報網をかいくぐってB29初侵攻ですよ。
・・・・あ、朝日ソノラマか。すまん。
ドイツ夜戦ものが一段落したんだから、本土防空戦がんがん再刊しろ
「本土防空戦」は愛読書だった。あのまとまりの良さは今読んでも魅力的だが、
やはり渡辺洋二氏の初期の作品ということで、いろいろ調べきれてないところがある。
氏のその後の著作を見るとそういうところはやはりこだわって書き足されており、
資料的には「日本海軍夜間邀撃戦」など近著の方が有益だと思う。
オットー・カリウスのティーガー戦車隊は文庫本にならんのかのう
高くて買えねえ
鈴木五郎「グラマン戦闘機」「ロッキード戦闘機」次はどのメーカーかな?
ブリュースター戦闘機・・・・・・・・(w
>>513 大日本絵画の本はみんな他社より高いんだよ。
まあその分誤字・脱字はまず見当たらないし、
原作で間違っている所があっても
訳者や監修者の注釈が付くという
とても贅沢な本になってはいますが。
「特攻 外道の統率と人間の条件」森本忠夫
には圧倒された。
生々しい人間的な証言もさることながら、
淡々と記録された数字の持つ重みに・・・
光人社NF文庫
ああ疾風戦闘隊 新藤常右衛門
奇跡の雷撃隊 森拾三
横須賀海軍航空隊始末記 神田恭一
光人社刊
伝承・戦艦大和 上 原勝洋 編 下巻も欲しい
朝日ソノラマ文庫版新戦史シリーズ
死闘の水偵隊 安永弘
新紀元社
連合艦隊艦船ガイド 篠原幸好
古本屋で回収。読むのが大変だ。
「横須賀海軍航空隊始末記」
最初はてっきり、名パイロット揃いの横空話かと思ったんだけどね。
女工さんの盲腸の手術が笑った。
>>517 著者の名前が祖父と同姓同名・・・・・・・・・・・・orz
>>518 >朝日ソノラマ文庫版新戦史シリーズ
>死闘の水偵隊 安永弘
これ、良いですね。
何回も読みました。
>>520 実はじいちゃんが書いたんじゃないんかい
>>521 禿同。「おい、護送船団だ」「安永少尉、手を離せ」
「闇夜に鵺の舞い降りるごとく」「あいつ、一人で死ね」
等々名台詞きわめて多し。
『悲劇の島−記者の見た玉砕島グアム』堀川潭
報道班員がグアムの玉砕戦に巻き込まれて、ジャングルを数ヶ月彷徨った後、
米軍の捕虜になるまでの話。最悪な状況に追い込まれてる割には、やたらと
女の話ばかり出てくる。米軍砲撃下でもオパーイに目をやったり、戦時下でも
米国女を口説こうとしたり、とんでもないドスケベ記者。
525 :
名無し三等兵:2005/05/24(火) 04:22:48 ID:udgOGK63
>>209 なんと、あの人も父親だったんだ。ご冥福をお祈りします。
526 :
名無し三等兵:2005/05/24(火) 04:36:14 ID:udgOGK63
青春雷撃隊、肥田大尉マンセー
>>524 戦記って、そういうエピソードはカットされる傾向があるから、いいと思う。
逆に、獅子奮迅の戦いみたいなのを強調する方がうさんくさい。
朝日ソノラマシリーズとよもやま再販しないかな
朝日ソノラマでは・・・
「北欧食う戦史」中山雅洋
「零戦特攻」角田和夫
この二著かな。
中山氏には是非とも「北欧空戦史」の改訂版を出して欲しい。
角田氏はお元気だろうか・・・
530 :
名無し三等兵:2005/05/27(金) 02:01:39 ID:xEkYe6m1
吉田俊雄さんの「指揮官達の太平洋戦争」は学生時代に何回も読み返していました
531 :
名無し三等兵:2005/05/28(土) 09:24:29 ID:iTl4XFJh
「彗星夜襲隊」
「B29撃墜」
今新刊で入手出来ますか?是非読んで見たいもので…。
自分が今まで読んで良かったのは
「雪風ハ沈マズ」
「艦長たちの太平洋戦争」
ですかね。
彗星はわからんけど店頭で見たような気がする、「B29撃墜」はついこの間新しく出たのを買いました。
「雪風ハ沈マズ」は自分もお気に入りです!
珊瑚礁にペラぶつけてから最高速出せなくなってたなんて、あれ読むまで知らなかった。
533 :
531:2005/05/28(土) 10:53:11 ID:???
>>532 ありがとうございます。早速書店に問い合わせてみます。
「B29撃墜」は過去ログ見て知ったもんで…。
北九州、樫出大尉と言う事は小月の四戦隊の戦記?ならば是非とも読まなくては!
>511
>ドイツ夜戦ものが一段落したんだから、本土防空戦がんがん再刊しろ
「本土防空戦」は改題の上文春文庫から再刊されてますね。変なタイトルになったのは、文春の担当者の
意向らしいですけど。
>534
ああ、「死闘の本土上空 B29対日本空軍」(文春文庫)て
「本土防空戦」(朝日ソノラマ)の再刊なんですか。情報ありがとうございます。
以下が揃ったので、5冊目じつは、あやうく本日、買うところでした。
「重い飛行機雲 日本軍秘話」(パイロット個人史)
「異端の空 日本軍用機秘録」(開発史)
「遥かなる俊翼 空戦記録」
「未知の剣 陸軍テストパイロットの戦場」
どれを読んでも思うのは、第58高速空母機動部隊は化け物かてなところですかね。
ほぼ出ずっぱりで、日本空軍を全滅させるのはすごい
536 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/05/28(土) 19:19:19 ID:rHgPjyjf
某所によれば、渡辺洋二氏は、再刊するたびに中身をごっそり改訂している
そうです。したがって、氏の著作は常に最新のものを持っていたほうが
良いようですよ。
水星夜襲隊は注文すればあるはず
538 :
534:2005/05/28(土) 23:45:44 ID:???
変なタイトルというのは、編集部の意向とは言えご本人の付けられたタイトルに対して失礼な
言い方ですね。言いすぎでした。
それはともかく…、同書のあとがきによると、
「…全文を読み直し、エピソードの追加のほか、漢字、数字の表記を自己流に変えるなどの手を
加えた。掲載写真の点数は各版のうちで最も多い。」
そうです。
>536にあるように、氏の著書は改訂の度に内容に手が入っていますね。本土防空戦も、朝日ソノ
ラマ文庫の最初の版、改訂版と買ったのに、結局文春文庫版も買ってしまいました。
【渡辺洋二の習性】(ワタナベヨウジノシュウセイ)-n.
>再刊するたびに中身をごっそり改訂。
なるほど。ハンス・ヨーネン本も結局、買いなおしましたしね。
機会あれば「死闘の本土上空」買いましょう。
閑話休題。光人社NF、1週間も古本屋めぐりをすると、美本が玉石混交で
やまのように入手。
お爺さんがかいた水彩画風の依光隆表紙絵か生頼範義表紙の壮烈さ(血相振り
乱した大和の前をアベンジャーが横切る類)の2種類しかないと思っていたのが、
最近は表紙もモダンになったなあ。
小峰タカオや木俣滋郎とか空母アーセナルとかだすなら「首都防衛302空」
とか海軍204空篇「ラバウル空戦記」とか、朝日ソノラマ版権も頑張って欲しいな
540 :
名無し三等兵:2005/05/29(日) 01:24:59 ID:F6kUqF8I
「関東軍特殊部隊」を読みつつカキコ。
旧陸軍の訓練シーンにここまで着目した本って、今までにあった?
祭兵団インパール戦記を読んだが自分の自慢話ばかりでつまらなかった。今日ブックオフに行って、売ってくる。
それくらい我の強い奴じゃないと生き残れないってことでは?
543 :
1:2005/05/29(日) 15:36:38 ID:rWX/4qO1
>>541 禿同!
烈、弓、兵隊は面白かったのにな…
>>540 それと対照的な所で、短いシーンだが、「Gパン主計ルソン戦記」の経理学校のくだりが面白い。
教官曰く
「主計がいいと、部隊も良くなる。主計がダメだと、部隊もダメになる。主計士官は兵科の三倍、頭が良くなくちゃ務まらないんだ」
『25歳の艦長海戦記』
駆逐艦天津風の元艦長。捷一号作戦に志摩艦隊「霞」の水雷長として参加。
スリガオ海峡の突入したところ、右前方から敵らしき艦が猛スピードで
接近してくる為、魚雷を発射しようとした直前、著者が味方識別の吹流しを
発見し、攻撃せずに済んだらしい。その船は「時雨」で、もし攻撃してたら、
西村艦隊は完全に全滅していた。
「ロッキード戦闘機」、中身の半分が輸送機や旅客機だぞ。
まあ、大型機中心のメーカーだから仕方がないけどさ。
>>546 この間、本屋で見たけど興味のある飛行機はP-38ぐらいしかなかったんで買わなかった。
「グラマン戦闘機」とか「ドイツ戦闘機開発者の戦い」は興味ある飛行機ばっかしだったんだけど・・・。
かわりに(?)「造艦テクノロジー開発物語」を買ってきた。
艦艇の電気関係のことなんて考えてみたこともなかった・・・けっこう面白いっす。
>>544 確かに会計職種はアフォでは勤まらん・・・
さて、「関東軍特殊部隊」の続き。
P219〜の「隠密挺進」より。
自衛隊レンジャー課程とほぼ変わらない(流石にヘリ絡みの訓練はなかったけど)教育内容を、
オリジナルで編み出していた旧陸軍の先見の明に、ちょっと感動。
>>548 それ以前に、兵科を問わずに集めた、将校と下士官「のみ」の挺進機動部隊ってコンセプトにUSSOGが見えるのは俺だけか?
門司親徳 「空と海の涯で 第一航空艦隊副官の回想」(光人社NF文庫)
瑞鶴を振り出しに、5航戦にくっついて真珠湾、珊瑚海と転戦。
大西中将の副官をつとめた筆者のI was thereに徹した淡々とした回想記。
第1章 空母「瑞鶴」に乗り組む
第2章 呉鎮守府第五特別陸戦隊の作戦
第3章 予科練の土浦航空隊へ
第4章 新設第五五一航空隊に移る
第5章 再建された第一航空艦隊司令部
第6章 終戦
・・・って内容はおいといて、どっかで読んだ内容だと思ったら
北杜夫「楡家の人々」の瑞鶴に乗り込んだ軍医の話とそっくり。
北杜夫がこの本からソースを取ったわけじゃなく、「瑞鶴の軍医」って
特定の個人史があるんだなと納得
551 :
名無し三等兵:2005/06/03(金) 21:50:13 ID:OBI4/YBm
最新刊の「特攻大和艦隊」は誤字とかが多い。
まだ最初の50ページくらいしか読んでいないが、5-6はある。
また朝霜が後落して消息を絶ったと書いたその数ページ後に、朝霜が通信を代行
することになった・・・等という記載も
このペースで行くとえらいことになりそうです ^^;
>>549 言われてみればそうだな。
>コンセプトにUSSOGが見える
ただ、機動第2連隊の時点ではそうだったけど、
旅団化(この場合、拡大という意味)された時点では編成に兵が入っているのも確か。
あくまで私見だけど、どちらかと言うと、USSOGと軽歩兵師団が融合した感じかね。
つーか、今に通用するコンセプトを60年前に具現化していた旧陸軍、侮るべからずってか・・・
よもやまスレが落ちたらこっちに編入させませんか?
サブタイによもやまも入れてさ
555 :
549:2005/06/04(土) 10:02:39 ID:???
>>553 最近はどうか知らんけど、発足当時のUSSOGはそれ単体として挺進偵察・破壊活動をやるだけでなく、
敵後方の反政府勢力を、統制が取れた正規部隊に育成する教導隊の機能も持ってた(から、隊員個人が各種スキルを過剰なまでに付けさせられた)
当初の想定戦場はポスト核戦争の東欧だったが、実際にヴェトナムでやってたし、アフガンの北部連合やらイラクのクルドもこれじゃないかな?
あと湾岸戦争の頃知ったんだが、SOGは編制のタテマエ上、A-teamで中隊、B-teamで大隊、C-teamが連隊扱いなのよ。機動第二連隊と同じく、兵は欠くけど。
だから場合によっては、自軍の未教育兵を短時間で錬成して、歩兵連隊として作戦する事も可能な訳で、こっちの機動旅団はこのフォームになったと言えない事もない。
これ、妥当に考えりゃインディアンスカウトやフィリピンスカウトの伝統なんだろうが、GHQが押さえた機動第二連隊の資料もUSSOG編成の参考になった…かも。
まぁスレ違いなんで、続けるなら適当な所に移動しよう。
>>548 もしかしたら、レンジャーって元関東軍の香具師等が考えたんじゃないかと思うよ。
>>556 たしかにゴレンジャーは元関東軍の少尉が考えたものだが…
>>556 ミサイルは桜花から発展した日本の発明ニダ、とか言い出さないでね。
ほら、右翼さん多いのよ。そもそも菊の御紋の一族からして半島からの侵略者だし。
559 :
名無し三等兵:2005/06/06(月) 21:00:27 ID:FXqmQo0d
>そもそも菊の御紋の一族からして半島からの侵略者だし。
そんなもんでは釣られないニダ
たしかにアラビア半島経由には違いない。
562 :
名無し三等兵:2005/06/07(火) 00:31:27 ID:phww1f+y
>>555 教導隊の機能という点では、旅団化される際の基幹要員を全て502部隊から差し出せた事実から見て、ます間違いないと思う。
なお、米軍のドクトリンに影響を及ぼしたという点においては、擲弾筒の存在も忘れるべからず。
なお、適当なスレを指定してくれれば、そこに移動する気は満々。
>>556 公式に残っているデータとしては、昭和30年代に陸上自衛官が米陸軍歩兵学校に入校して、
レンジャーのデータを取ったことになっているがね。
563 :
名無し三等兵:2005/06/07(火) 00:39:16 ID:phww1f+y
書き込んでから気づいたが。
>>558 心配するな。
朝鮮の連中とは違って、日本人は歴史を捏造することなどしない。
過去を反省して、未来に活かすだけ。
参考までに言っておくが、白将軍の思想の根幹を成すものは日本軍の思想だぞ。
>>563 君はもうこのスレに書き込まないでくれ
無用のいざこざを誘発しまくるタイプの人間だから
>>563 ゴッドハンド藤村は在日だったんですね!!11!!!11!11
藤代護「海軍下駄ばき空戦記―同期の桜たちの生と死」(光人社NF)
母艦搭乗員として零式観測機を、また、零式水偵を駆って水上機乗りひとすじ
に歩み、偵察に掩護に、そして爆撃に死闘をかさね、修羅場をくぐりぬけた不
屈の男の空戦記。
不況と貧困の時代に生をうけ、大空に己れのすべてを賭けざるを得なかった“
昭和の申し子”予科練の若者たちの生と死をえがいた感動の墓碑銘。
ひとつ言えるのは、予科練エリート教育しすぎ。胸板が1cm足りないからって入学させないのは
「平時の見栄えのよい軍隊」こさえるにはいいが、戦時下でまずいだろう。
たしか予科練操縦士1万人体制は昭和18年になってからスタートだっけ?
>そして爆撃に死闘をかさね、修羅場をくぐりぬけた不屈の男の空戦記。
零式水偵空戦記を読んだ後でこれ読むと楽してた部隊もあったんだな〜って思うんだけど。
>567
しーっ(笑)作者も結構、コンプレックス持ってるから。
真ん中5行は、出版社の紹介文ね。
>>569 了解しました。
こちらは再度読み込みをします。
そうか。5人の斥候兵(ゴレンジャー)か
>>489 先日それを読みました。
感動しました。
ただ、文章が、うますぎ。
まあぜいたくな、ぶつくさですが。
☆ゅ
新潮文庫だけど
「戦う操縦士」 by サン‐テグジュペリ
・・・・・と言ってみる。
hoooooooosyu
576 :
名無し三等兵:2005/07/02(土) 13:09:55 ID:KJD7gBPo
佐山二郎氏の本
「大西洋の脅威U99」
夜になるまで敵船団を追跡→船団のど真中に浮上→近距離から1発で仕留める→立て続けに何隻も撃沈( ゚д゚)
レーダーの無い大戦初期とはいえクレッチマー艦長すごすぎ!
578 :
名無し三等兵:2005/07/03(日) 15:40:22 ID:4RS2czli
ガダルカナル島攻防戦でヘンダーソン飛行場に突入、一角を確保しながら、撤退で
涙を飲んだ歩兵戦の神様と呼ばれた日本陸軍将校が、戦後、沖縄に駐屯する海兵隊の
訓練教官となり「兵力、火力に優越する敵戦闘部隊に対する近接戦闘」という
講義をした、というのは本当ですか?
ヘーイ、ジョージ聞いたことあるかい?
580 :
名無し三等兵:2005/07/03(日) 19:07:49 ID:0NpgSwBf
ここで面白いと評価されている「貧国強兵」を読んでみた。
余り内容的には良くなかった。日本は駄目、基礎工業力駄目、頭悪いから駄目、
特攻万歳だから駄目、何をやっても駄目、の結論が先にあるからだろうが、
例えば
日米の艦艇数比較でそれぞれ艦艇総数で比較していた。日本はいいとしても
アメリカは太平洋と大西洋に二分されているから単純比較でいいのかと思った。
機種ごとの生産数で昭和一八年以降、特に19年に練習機の数が増加している
のを、「赤トンボ特攻に使うためで、他の機種に比べて安いから」式の説明が
あった。予科練でも何万も取っているから単純に練習生の増加にあわせて練習機
が増加しているだけなのにと思った。
しかも陸軍の一個師団1万4千人あたりの小銃数が4500って何だと思った。
581 :
1:2005/07/03(日) 20:48:10 ID:QuNBZ+nU
>>578 本当です。第二師団歩兵第四連隊第二大隊の田村昌雄少佐です。
■■■■■■■■■■■■■■■■
■ ■ 違う板にコピペすると、四角の枠の中に
■ ■ メッセージとURLが現れる不思議な絵。
■ ■
■ ■ (その仕組みがリンク先に書いてある)
■ ■
■ ■ この原理を応用すると、まったく新しい
■ ■ コピペが作れる予感。
■■■■■■■■■■■■■■■■
>日米の艦艇数比較でそれぞれ艦艇総数で比較していた。日本はいいとしても
>アメリカは太平洋と大西洋に二分されているから単純比較でいいのかと思った。
いつも思うんだけど、その点を見逃して語っている書物が多いような…。
航空機生産だってそう。森本忠夫「特攻」はいい本だが、昭和19年生産機数
米側9万6千機に対して日本2万8千機、その比率が3.4倍で云々。実際は米軍機
の半分以上は欧州戦線に投入されてたんじゃなかったか?
584 :
名無し三等兵:2005/07/03(日) 21:22:57 ID:0NpgSwBf
>>583 そう、生産機数のうち太平洋方面への配備で戦力比較しないと意味無い。
森本氏は基礎的なことが欠けている。
戦術判断次第でいくらでも配置換えは出来る訳だが。
アメリカン・ボーイズが比較的安全に(ここ重要)戦える最小限の戦力を太平洋に配置しただけだろ。
多少スレ違いだが、日本軍相手にアメリカン・ボーイズ「以外」が戦うために必要な戦力はどんなもんかと
アメリカが評価していたのか知ると相当暗澹とする。米式中国軍の装備、ありゃなんだよ… 完璧にお古と余りもんじゃないか…
585 :名無し三等兵 :2005/07/03(日) 22:51:03 ID:???
>戦術判断次第でいくらでも配置換えは出来る訳だが。
>アメリカン・ボーイズが比較的安全に(ここ重要)戦える最小限の戦力を太平洋に配置しただけだろ。
将棋の駒じゃないんだから
太平洋⇔欧州は部隊ごとの移動になるだろうし、その前に議会の承認が必要だし、その前に指揮官
たちはどこ方面であっても自分ところの兵力削減には反対するだろう。
>580
小銃の数は問題ないジャマイカ?
588 :
名無し三等兵:2005/07/04(月) 23:32:14 ID:99H4C8HO
>>583 でもB29も一機だし、剣も一機だしな。生産数の比較はあまり意味ない。
>>587 ちょっと少ない気もするが、歩兵連隊の小銃の数と思えばそんなもの
かもしれん。日本陸軍師団も完全装備の師団だと結構、砲兵だか輜重だかの
人間も多いからね。
>生産数の比較はあまり意味ない。
予算配分からして、欧州戦線に生産数の6〜7割の機数が展開されているのに
対米比率3.4倍でパリティ比較がどうのこうのとか論旨を展開させるよりは
>>584のような考え方の方がよほどまともだと思われますが?
まぁ、米国⇔欧州よりはよっぽど近いけど日本も満州や中国にかなり戦力とられてるし。
しかし日本も前線指揮官に軍刀と拳銃でなく小銃を持たせたら・・・と妄想した時
小銃も弾も間に合わなくなる現実に泣けた。
591 :
名無し三等兵:2005/07/06(水) 19:23:36 ID:9hSfoO1O
小高氏の「青春零戦隊」を再度読んだ。
この人は射撃が上手いなと感心した。
最後に「ずっとお世話になった山中上飛曹の消息を知りたい」と
書いてあったが、分かったのだろうか。小高氏も現在故人だし、気になる。
内地で、教官として教えを受け、202空で一緒にオーストリアに侵攻し、
204空で、半年以上も共にラバウルの戦いで共に生き残る。
トラック大空襲でも共に生き残る。その後内地に帰還後、山中上飛曹は、
飛曹長へ進級し、離れ離れに。
なかなか凄い経歴です。特に、ラバウルに一緒に転勤して、二人とも
生き残る事は奇跡でしょうね。
でもこれほどのキャリアなら、昭和20年に、343空あたりで再会している
でしょうし、山中氏も戦死されたのでしょうね。
ヒトラーと一緒にオーストリア侵攻かよ。
世界史書き換えてるな。
諸君喜べ、AP通信記者ニューカム「サボ島沖海戦」(光人社NF文庫)入手。
これで硫黄島、インディアナポリス撃沈、とニューカム物邦訳3冊そろったぜ
おめでとう!?
595 :
名無し三等兵:2005/07/07(木) 01:07:22 ID:Id+ws28t
>>590 将校が小銃を持たないのは別に問題じゃないと思うよ。拳銃は持っている
わけだし。三野洋平も将校が銃を持たないのは戦闘力の放棄だ。カービンくらい
持たせろみたいなことを書いていたけど、将校は部隊を指揮するのが大事な
わけだから。
それに自身が銃を持っていると小銃射撃に熱中してしまって全体を見通すの
に邪魔になりかねない。分隊長を通してとはいえ数十人の部下を指揮するのに
専念するなら別に小銃が無くても指揮に役立つ刀を持っていればいいでしょう
戦車長も主砲はもってないが・・・
でも軍刀を持っている。
もうね、バカかと。
598 :
名無し三等兵:2005/07/07(木) 23:24:42 ID:q9inNfpF
士官のサーベル、軍刀は言うことをきかないものは切るということで
威圧するのにはいいだろう。英軍の場合は「勇気を示せ」ということでサーベル
だけを持たせたこともあったわけだから。
拳銃も持っているのだからアペンディクスとしては刀はいいんじゃないかな
拳銃は気休め程度。自動小銃が欲しい。と戦車長が言ってたな。
600 :
名無し三等兵:2005/07/08(金) 14:35:41 ID:dnUYbiV0
' 「 ´ {ハi′ } l ルキノ・ヴィスコンティ・ディ・モドローネが600getだ
| | | |
| ! | | >>岡田真澄 ウホッ!いい男…
| │ 〈 ! .>>ビヨルン・アンドレセン やらないか?
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ .>>アラン・ドロン うれしいこと言ってくれるじゃないの
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! >>ヘルムート・バーガー とことんよろこばせてやるからな
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l | >>バート・ランカスター いいこと思いついた
| | /ヽ! | |ヽ i ! . お前、オレのケツの中でションベンしろ
ヽ { | ! |ノ / >>ダーク・ボガード ああ・・・次はションベンだ
ヽ | _ ,、 ! , >>ベルナルド・ベルトルッチ 俺はノンケだって
\ ! '-゙ ‐ ゙ レ'′ かまわないで食っちまう人間なんだぜ
`! / >>ジャン・ルノワール ルノワール殿愛しておりました…
ヽ ゙  ̄  ̄ ` / |
|\ ー ─‐ , ′ !
601 :
名無し三等兵:2005/07/08(金) 20:08:31 ID:AAS/oyXk
鍾馗や疾風のパイロットが書いた本ってありますか?
隼や飛燕の本は何冊か見たけど。
602 :
くじら:2005/07/08(金) 21:10:55 ID:???
やはり漏れはペリリュー島玉砕戦〜(以下省略)かな?
604 :
くじら:2005/07/08(金) 21:16:38 ID:???
う〜ん・・・・敷島隊死への五日間も捨てがたいとおもた。
605 :
名無し三等兵:2005/07/08(金) 23:26:25 ID:3NIhXqAl
文春文庫 恒例の、夏の戦記@1冊だけは、雷電by渡辺洋二らしい。
何か、増補改訂版を、何回も、買ったような気がする。
つぎは、大日本絵画あたりから出す予感。
>>601 鍾馗は黒江保彦さんの「あゝ隼戦闘機隊」にちょっとだけ出てきます。
ご存知と思いますが、黒江さんは最初に鍾馗を実戦で使ったパイロットの一人です。
607 :
名無し三等兵:2005/07/09(土) 11:28:30 ID:INkUY1nS
中学2年生の時に「新兵さんよもやま物語」を買った。3日で読んだ。
余りにも面白くて、戦争と軍隊が嫌いクリスチャンの母親に
「少しでいいから読んでみて」と言って見せた。笑いながら一晩で全部
読んでいた。
学校で休み時間に読んでいたら同級生が「少し貸して」と言ってきたので
貸したら、少しどころか2日貸した。
多分、一番面白いのは「新兵さんよもやま物語」だろう
文春の「雷電」買っちゃった。渡辺氏によるとこれが最後の増補改定版だとのこと
>>608 渡辺氏の事だから、こっそりと改訂をしてくるかも・・・
頭が下がるなあ。
610 :
ZII ◆RPvijAGt7k :2005/07/12(火) 18:46:01 ID:f7iNV8x/
今回は元就出版社の本が文庫化されましたね。
他にも文庫化すべき本は多々あるだろうに、何でよりによって…
611 :
名無し三等兵:2005/07/12(火) 19:42:22 ID:7Ln/Zsgw
>>568 同意。本当に厳しかったのは、フィリピン戦以降だよね。
でも16年10月に実施部隊に配属されて著者が、昭和18年後半には、
先任下士官になっているよね。如何に消耗が激しかったかだね。
最近「激闘ラバウル高射砲隊」と「最後の関東軍」を読んだけど、
激闘〜の玉砕した部隊の生き残りの話と、最後〜の最後の一行は悲しすぎるな。
激闘〜のほうは怒りすら覚えるよ。
>>607 それ探してるんだけど、見つからないんだよなぁ。
他のよもやま物語は見つかるんだけど。
故・富沢繁氏の新兵さんよもやま話さいきんよく本屋で見かけます。
おなじく兵隊さんよもやま話しというのも出てました。
614 :
612:2005/07/20(水) 23:56:51 ID:???
>>613 紀伊国屋の在庫検索したら出てきました。
この前まで検索しても無かったんですけどね・・・
このスレを見て増刷した・・・・・・・・・・・・・・・・わけないかw
616 :
名無し三等兵:2005/07/21(木) 14:48:45 ID:OoK88oqK
新潮ですが、A・J・クィネル氏の冥福を心よりお祈り申し上げます。
617 :
名無し三等兵:2005/07/21(木) 15:32:16 ID:opxdb5ND
>>616 禿同!
(おまいのID、88o砲みたいだな。うらやましい。)
海軍よもやま物語って面白いかな?
グラマン戦闘機が面白いのであっという間に読み終わりそう、次何読もうかなぁ。
グラマン戦闘機、立ち読みしてて失礼ながら資料や視点がちょっと古いかな〜
と感じてしまった。著者は結構なお歳で
グラマン鉄工所か
621 :
名無し三等兵:2005/07/22(金) 13:21:44 ID:oPbWsjEN
学研「疾風」を読んで。
F6F-5って疾風より、速度も上昇力も旋回性能も火力も防弾力も通信機能もパイロットの技量も上だったのか!
orz
>>621 いくらなんでもそりゃぁねぇ・・・。
グラマン戦闘機読み終わり、読みやすかったなぁ。
面白さは後半はちょっとな感じでしたが、日本軍機とのパイロットの交戦手記みたいなの
欲しかったな。やっぱり渡辺洋二が書いてくれれば、と。
潜水艦気質よもやま物語を読み始めました、感想はまた。
「中立国の戦い」読み終えた。
中後半にかけては面白かったけど、少し文が硬めで
朝の通学電車の中で読むと眠気が襲ってきたよ。
飯山幸信って玄人好みのマイナーな題材ばかり出しているよな。
今までは洋書買い漁らなければならなかったものが文庫で読めるのはうれしい。
中立国の次は連合・枢軸両陣営のマイナー国かな。東欧諸国、ブラジル、アルゼンチンとか。
ブラジル始め中南米の戦史は冗談抜きで読みたい…
アフリカ方面の紛争を詳しく書いた戦史物を見たいな
詳しく書いた物を見掛けないし
無いかなぁ
627 :
625:2005/08/01(月) 23:51:01 ID:???
>>626 現代戦なら片山正人がやってる。
ソノラマ戦記文庫の「コンゴ傭兵作戦」「アフリカ傭兵作戦」
叢文社のハードカバー「南アフリカ独立戦争史」「現代アフリカの悲劇」
どれも内容は素晴らしいが…ソノラマ時代はそもそも文章が日本語になってない。
叢文社で書くようになってからは壮絶な悪文に進歩した。何とか日本語として読めないことはない。
そろそろきちんとした日本語で、初期の著作の書き直しか、アフリカ大戦、ウガンダ・タンザニア戦争あたりやってくれんかな。、
628 :
名無し三等兵:2005/08/06(土) 18:50:19 ID:Tlyta+wi
三野正洋著「国共内戦」マーダ?
でも、出るとすれば、あの、ハードカバーのシリーズかな。
そういえば、あのシリーズも最近、新刊」を、見ませんね。
「奇跡の雷撃隊」半分ぐらい読んだ。
空戦記録とかほどほどで、艦隊勤務や基地航空隊での
日常のエピソードが中心でおもしろい。
>>628 その本って出る予定があるの?
どこで知ったの?
631 :
628:2005/08/06(土) 21:35:41 ID:Tlyta+wi
>630
単なる予想&願望でつ。
ついでに、名前は忘れたけど「陸軍重爆隊」&{陸攻陸爆」氏による「大艇・水上機」もきぼんぬ
なんてね。
632 :
631:2005/08/06(土) 21:38:28 ID:Tlyta+wi
失礼 ,伊澤保穂「陸攻と銀河」 でした。
>>619 つーか、これ元本はサンケイの赤本シリーズだし。
戦闘機ものなら、義足のエースこと檜與平氏の「つばさの血戦」かなぁ。
635 :
名無し三等兵:2005/08/11(木) 14:54:41 ID:F6JezJzC
あげ
ちでに潜水艦気質よもやま物語おもしろす
636 :
名無し三等兵:2005/08/17(水) 22:10:24 ID:feofQwwH
日本軍の小失敗アゲ
>631
>伊澤保穂「陸攻と銀河」
ありゃあ凄い本です。どっかの病院の院長さんだかが、暇に任せて
陸攻と銀河のほぼ全部隊のデータを収集して網羅した百科全書みたいな分厚い本です。
さあ?
木俣滋郎とかドイツ軍小失敗の研究とか「手軽な読み物」とか小説の好きな人には
無味乾燥なデータブックにしかならんからねぇ
飯山幸信氏、今度は一つ「イタリア航空戦」をお願いします…。
イタリアが降伏して2つに分裂したあとの戦記を読みたいですね。
飯山さん、最初は面白いんだけど、後半飽きてくるんだよなぁ。
渡邊洋二でイタリア空軍エースの戦記がいいな。
ひこうぐもってどうなの?厚いけど
「北欧空戦史」「中国的天空」
是非ともNF文庫で改訂して欲しい。
>>643 書評スレより。
366 名前:眠い人 ◆gQikaJHtf2 投稿日:2005/08/24(水) 22:01:44 ID:??? ?#
「ひこうぐも」読了。
序文が大勲位なのはご愛敬。
本自体は、1970年出版の古典だけど、何気ない生活の中にパイロットの緊張や嘆き、
一人の人間臭さなんかがごっちゃまぜになって、なかなか読み応えがあった。
しかし、朝、普通に「行ってきます」と言って出かけた人が、夕方にはお亡くなりになって
いると言うのも辛いだろうし、残された家族は如何ばかりかと思う。
本書は、1957年6月4日、唐突にこの世を去った、B29撃墜王小林照彦陸軍少佐の奥様
の手記です。
その小林少佐との出会い、襲撃機パイロット時代、戦闘機パイロット時代、戦後の混乱期、
空自に入隊してからの時代、様々な人との出会いや別れを情味たっぷりに書いています。
折々に、小林少佐の日記からの引用もあり、草創期の空自についての話とか、隊内生活
についてとか、余り男が顧みない部分も、女性らしく細やかに描いています。
最後のくだりはちょっと泣けます。
646 :
くら ◆mlSturmRPg :2005/09/11(日) 21:27:21 ID:ASErk5ay
読み終わったんだ速攻で友達に貸したけど、並木さんの訳したU99の本は
良かった。クレッチマーの魅力が随所に鏤められてて、あっという間に読み終わった。
同じNFのUボート入門で辟易としていたのであまり期待していなかっただけに、
クレッチマーの生き様に感動した。ルーデルなんかと違って爽やかさがあるよね。
書名忘れた。
647 :
名無し三等兵:2005/09/17(土) 11:24:27 ID:U1r2+Owx
>>646 「大西洋の脅威U99」だな。話がポンポン進んで面白かった。
Uボートだけじゃなくて脱走の話もよかったな。
648 :
名無し三等兵:2005/09/26(月) 23:51:00 ID:dkFXh1xA
>>643 昨日読み終わりました。
戦記物ではないので空戦や飛燕等の飛行機に関する詳しい内容はかなり少なかった。
244戦隊の小林戦隊長の奥さんが書かれた物なので当たり前なのですが。
軍人の妻としてのあるべき姿と心の中の不安との葛藤
夫、子供達への愛情や廻りの人達とのつながり
そして戦後の混乱から空自入隊へ
女性の目線で全てが語られています。
普段派手な空戦物ばかり読んでいる自分にはとても新鮮でした。
ちょっと途中だれる所もありましたが・・・
何よりもあの時代を生きた女性の純粋さや奥ゆかしさが印象に残りました。
大和撫子ってこういうことなのかな?
「本田稔 空戦記」著者:岡野充俊
零戦〜紫電改(343空)の空戦や人々が描かれてる。
*本田稔さんって、盆の頃にやってたNHKの零戦の番組で話をしてくださっていた方ですよね?
これを読んだ後、「たしか343空最後の大村基地の紫電改の写真が世傑の「強風・紫電・紫電改」にあったな」と
思い出しマジマジと写真を眺めた。
・・・写真の中のどれかが「お前も元気でな」と本田さんが別れを告げた愛機だったんだろうか・・・?
650 :
名無し三等兵:2005/10/11(火) 19:31:41 ID:Z4FEaePU
>>649 343空にい行った坂井氏があんなことしてたなんて初めて知りましたよ。
大空のサムライではその辺の所がほとんど書かれてなかったから。
輸送船3部作、良かったです。
652 :
名無し三等兵:2005/10/19(水) 13:58:08 ID:l1vNWIma
age
最後の関東軍ってどうですか
656 :
名無し三等兵:2005/10/24(月) 02:19:46 ID:DuOyPXW2
>>650 坂井氏は紫電改はあまり好きじゃなかったみたいだからと言うか
司令が源田実だったからとと言うのもあるのか?
異形機入門
ってどういうのが載っていますか?
ホルテン?
658 :
名無し三等兵:2005/10/24(月) 10:00:11 ID:0Ov4D2rR
「軍用機開発物語1,2」読んだ人いますか?
著者は、土井武夫、久保富夫、本庄季、曽根嘉年など、名機設計者のオンパレード。
絶版らしく、店頭では見つけられないのが残念。
>>657 XB-19、P-82、Bf109Z、He111Z、XP-56、,P-79、V-173(XF5U)、XP-55、震電、S.A.I SS4、Ba349、景雲、桜花
Bv141、J21、Triebflugel、XB-42、Me163、Do335、He177、Ju187、Go229(Ho9)、Ju287・・・etc(順不同)
他にも山ほど紹介してある。
「何考えて作ったんだろう?」みたいな変なのもけっこうあって面白かった。
>>658 実際に設計された方々の手記が並んでいるので
お勧めです。
>>656 源田どうこう関係なしに、
実際に操縦しにくいと感じたからマニュアルを作ったんだと思われ。
今月の文庫は何?
>>661 紫電改の燃料系統切替えなんて、飛行艇の集合タンク方式みたいだから、
零戦のつもりで操作していると、うっかり燃料切れなんてこともあったらしい。
取扱説明書はメーカーがきちんと作るべきだけど、坂井氏は文才もあったから。
東京の本屋でNF文庫の在庫が一番多いのはどこでしょうか?
板倉艦長の伊号潜水艦シリーズを探しているんだけど、地元
にゃないんですよね。
書泉グランデとか多いよ。
神保町の。
新宿のジュンク堂も多いよ〜
>662
潮書房のHPに出てるぞ
新宿もだよ
670 :
名無し三等兵:2005/10/25(火) 14:24:46 ID:K0RsIgjq
光人文庫NFの「伊号潜水艦潜航記」だったかに、
「潜水艦未帰還により○×士官と死に別れた貞子さんは、後に再婚して
後にかの有名な国連高等難民弁務官の緒方貞子として知られるようになった」
という記事がありました。
真偽のほどは?
「憲兵物語」 森本賢吉/著 縦襟軍装の朴訥な農民顔の著者が表紙になっているが、
文体もそのまんま「おじいちゃんの昔語り」みたいで読みやすい。中国大陸での憲兵の
活動に対する見方が良い方に変わった。
>>664 私も少佐のシリーズ探してて神保町の十字屋で
あぁ伊号、続あぁ、不滅のネイビーを定価購入しましたが、
どれも最後の一冊でした。どん亀艦長青春記だけは
他の神保の古書店で千円でした。
十字屋、なんか変わっちゃったね。
この間、行ってビックリしたよ。
「桜と錨 わがネービー三代記」(高橋辰雄)って文庫化してくれないのかなぁ。
祖父−海軍主計士官。日清戦争時の軍費調達に奔走し早世
父−海軍機関将校。機関学校卒業後すぐに日露戦争に従軍。軍縮でリストラ
息子−海軍主計少尉。昭和17年経理学校入校。終戦後東大文学部に進み脚本家に
せっかく光人社で出てるんだから文庫にしてくれ頼むから。
675 :
名無し三等兵:2005/10/30(日) 01:12:44 ID:qJXIuKno
「戦場の勝器 木村昌福」
これを買ってきて読んでいるが、読み応え抜群だ。
キスカ島撤退作戦についてここまで語られた書物など、そうはあるまい・・・
>>675 兵学校時代の悲惨な成績についても書いてある?
それよりも81号作戦だ
高崎伝の「最悪の戦場に奇蹟はなかった」がよかった。
ガ島・インパールの悲惨な戦場の話は悲しかったけど十一対三百の戦いで勝った話に出てくる鈴木少佐とか。
工藤曹長の暴れん坊ぶりといった個性派の活躍も面白かった。
679 :
名無し三等兵:2005/11/03(木) 12:21:28 ID:C09LmC9E
>>676 書いてあったよ。
むしろ、兵学校の下級生に「貴様、俺」などと言うことを許す木村提督に感動したが。
>>677 それも記述されていた。
つーか、キスカにおける作戦指導の根源じゃん。
ヒゲの笑福
>>679 よし、今週末にでも買ってくる>「戦場の勝器 木村昌福」
682 :
名無し三等兵:2005/11/05(土) 01:01:56 ID:ecX9ErnR
>>681 ごめん、誤字があった。
勝器・・・誤
将器・・・正
>>679 俺も買ってみることにするよ。
母方の祖父がキスカからの撤退でお世話になったので・・・
嗚呼大発特攻隊
ちくま文庫から出た「与太郎戦記」(春風亭柳昇)読んでるんだが、NFで出してほしかったな。
解説を書いてるのが鶴見俊輔みたいな左巻きDQNだと特に。
最晩年まで自衛隊駐屯地慰問を欠かさなかった人なんだから、せめて「陸軍落語兵」はNFで出してほしい。
>>685 それってよもやまシリーズの元になったやつだっけ?
この人も二年前に亡くなられてしまいましたね。
雷撃のつばさって、内容がかなりデタラメだって聞いたんだが詳しい人居る?
>>687 戦後40年経って書いた本らしく全体的なトーンは批判的で
あの時代のやる気のない態度は笑えるけど華々しい空戦は無し。
パイロットかと思い読んでいたら後半に偵察員だと判明
>>688 サンクス
話の種に読んでみる
ところで、がっかりしたとか期待はずれだった本も教えて欲しい
「空母入門」が出てるけど、これは新装版かな?
内容の増補・追加とかあるのでしょうか??
新装版です。 内容は特に変わらないかと。
新装版出すより朝日ソノラマとかの絶版本再販してほすい
>>691 ありがとー。
>>692 個人的には「降下目標、シシリー」とか「マルタ島攻防戦」とかを希望。
空母入門は日本空母がレーダーを装備された時期とか、米空母の搭載機の変貌の様とか
その辺の事情の記述ありますか?
>694
レーダーに関しては特に深く書いてなかったかと。
搭載機に関しても特に深くは書いてないです。。。
防火対策とか日本空母の艦種別の構造面の記述が多かったです。
>>694 「護衛空母入門」には搭載機の変遷が書いてあったような。
入門なのに全然入門じゃない件について
「一度入ったら引き返せない門」なんだよ、きっと・・・
699 :
694:2005/11/17(木) 21:34:07 ID:???
>>695 >>696 レーダー、搭載機共になしですか。
参考になります。
護衛空母入門は購入してみます。
「護衛空母入門」は良いけど
「輸送船三部作」は三作続けて読まないで間隔を置いて読むことをオススメする。
同じような話題が何回か出てくるのでループします。
大空のサムライもループしてそうなんだが、どれを買えば事足りるのだろうか
704 :
700:2005/11/20(日) 17:23:26 ID:???
>701
説明不足失礼w
ランカストリアとか多少同じ船の話が何度か出てくるのがちょっとね・・・
二冊分の内容で三冊出せる魔法文庫だよな、NFって。
「雪風は沈まず」読了
うんにょー!!
707 :
名無し三等兵:2005/11/23(水) 21:52:27 ID:uEjVuVeE
保守
708 :
名無し三等兵:2005/11/23(水) 21:54:28 ID:8QHGUnKZ
「シンガポール総攻撃」は、イケイケの時だったから悲壮感が無く、
そういうのを読みたいヒトにお勧め。
異形機入門と内容違うの今月の新刊?
作者が同じだから内容は似てるだろうが、恐らく別物じゃなかろうか
異形機入門は去年出たんだし、全く同じ内容とは思えない
ページは世界の仰天機の方が20ページ弱多い
光人社は焼き直しというか、二番煎じが多いのが惜しい。
712 :
名無し三等兵:2005/12/15(木) 19:35:47 ID:v5hLhyYO
>703
全部買うな
714 :
名無し三等兵:2005/12/15(木) 23:05:11 ID:jPbm28gS
プロペラ技師としてドイツに渡り
戦中はベルリンに在住
'43年にシベリアを通過して帰国した佐貫亦男氏の本が何故出てこない
>>714 「ヒコーキの心」とか「飛べヒコーキ」のシリーズは何回も読み返してる・・・(・∀・)オモシロイ
軍ネタはほとんど無かったけど、「ドイツ道具の旅」も忘れてはいけない。
昔のライカの話とか、WWII時期のスイスにいった時の話とか。
年を取っても文章が非常に明晰だったのが非常に印象的。
高崎伝さん。あんたよく生還できたね。
もう気の毒としか言えないよ。
ペリリュー島玉砕戦の表紙はご飯が何杯でも食べられる
中身も見てきたような表現満載でサイコ〜w
>>717 あの人には南支・太平洋戦争緒戦のことも書いてほしかった。
何で書かなかったんかな。
>>717 高崎伝さんは中国・フィリピン戦を書いてるよ。
丸には掲載されたけど何故か単行本にはならなかった。
>>720 それはあれかな。
まずい表現が満載だったのかな?
722 :
721:2006/01/11(水) 15:10:18 ID:???
連レススマソそれって何年前くらいのに載ってましたか?
720はレス番間違えた719へのレスね。
>>721 実家に帰れば本が有るからわかるんだけど、
掲載は餓島戦が最初で次にインパールの話が2回、その前後に餓島戦後比島での療養中の話が載って、
その1〜2年後位に中国・フィリピン戦は丸に掲載されたと思うから30年位前かな。
うろ覚えでスマン。
724 :
721:2006/01/12(木) 03:26:30 ID:???
>>723 ありがとうございました。30年前というとちょうど最悪の戦場に奇跡はなかったが出た頃ですね。
工藤軍曹の話が好きなんですが工藤軍曹も出てきましたか?
>>721 工藤軍曹出てきましたよ。
高崎伝さんが初年兵の頃からラバウルに向かうまでの事が書かれていたと思います。
>まずい表現が満載だったのかな?
そんな事はありませんでしたよ、チャンコロ等の蔑称や捕虜を斬首した話はありましたけどね。
上陸作戦前に軍袴に切れ目を入れて水が溜まらないにし水中でも歩きやすくしたとか、
古兵は鉄帽や防毒面が重いからと作戦前に捨てていたが、
軍装検査の時には全て揃っていた等おもしろい話満載でした。
最悪の戦場に奇跡はなかったが出る以前に掲載されてました。
奇跡はなかったを読んだときに、なぜ南支・太平洋戦争緒戦の話が載ってないのと思いましたから。
>>725 南支・太平洋戦争緒戦は「最悪」ではなまったからとか、
あとはページ数
727 :
721:2006/01/13(金) 01:43:46 ID:???
いろいろな情報ありがとうございます。
高崎さんって二枚目ですよね?
入隊前は結構モテてたんじゃないかと思います。
>>725 >最悪の戦場に奇跡はなかったが出る以前に掲載されてました。
ということは70年代前半の丸に載っているんですね。
今度古本屋に行って探してきます。
>>726 確かに緒戦は最悪ではないですね。
文庫版ですら400ページはあるからもし追加するとなるとさらに200ページは増えるかな?
南支・太平洋戦争緒戦だけでも文庫で出してほしいなあ。
第三次ソロモン海戦が良い感じで載ってるのってどれですか?
729 :
名無し三等兵:2006/01/19(木) 16:53:47 ID:FNQ5PcP3
>>716 最初読んだ時は( ´_ゝ`)フーンって感じだったけど
一度ドイツを旅行してから読み返すたびに(・∀・)ニヤニヤしてます
よっぽどドイツが大好きだったんだね<佐貫氏
>728
良い感じかどうか分かりませんが、「戦艦入門」の比叡・霧島の
くだりは結構好きです。
もっとも負け戦ですからすっきりはしませんが。
ワシントンのわずか3斉射で霧島が致命傷を負うシーンなどもう涙。
ご存知でしたら失礼。
731 :
名無し三等兵:2006/01/23(月) 23:33:00 ID:tCtcdf5R
欧州海戦記って面白い?
>>731 日米みたいな機動部隊の激突は無いけど船好きなら面白いと思う。
『日本人とドイツ人』
734 :
名無し三等兵:2006/01/26(木) 01:10:14 ID:/rZeVUSK
巡洋艦入門かな。特に妙高型かっこよすぎ。
既出だったらすまんが、「兵隊やくざ」
映画の有田上等兵のイメージが崩れた。大宮以上のタラシに思える。
でも、萌え。
巡洋艦入門の新装版が出ないのはなんでろ。
戦艦入門とか潜水艦入門は出たのに・・・。
>736
空母入門・潜水艦入門・戦艦入門
と、来たので次に出るかと。
小失敗の研究シリーズってどうなの?
厨房のときこれ読んでから軍ヲタになったんだが。
739 :
名無し三等兵:2006/01/27(金) 21:45:19 ID:1TIYJggY
最近、近所のBOOK OFFにない。
740 :
名無し三等兵:2006/01/28(土) 17:30:14 ID:s81mBrDg
俺が買い占めた
741 :
名無し三等兵:2006/01/28(土) 17:36:40 ID:z+yoLz80
つか、月刊○の発売日はいつなん?
昨日なかった…25日じゃないの?
743 :
731:2006/01/30(月) 11:32:32 ID:sfQ4jzUU
744 :
名無し三等兵:2006/02/02(木) 00:14:14 ID:07x0abtK
スレ違いかも知れませんが、NF文庫の店頭在庫、
神保町の書泉グランデ、アキバの書泉ブックタワーや
梅田の旭屋本店より多い店なんてありますでしょうか。
鉄道書籍目当てで行くが、同じ階に置いてあるから興味を持ち始めたもので。
最近ちょっと減っちゃったけど、池袋のジュンク堂とか。
新宿三越の7F。
747 :
744:2006/02/02(木) 00:38:01 ID:???
よもやまスレが落ちたので引っ越してきますた。
じゃ、単行本と丸も合同ということで。
比留間さんはよもやまでしか書いてないんですか?
別の出版社で本を出したとか丸で連載持ってたとかないんですかね。
欧州ものをもっと読みたいのは私だけか?
但し、従軍記や回想録は除外
和物はどっちかってーとスルー気味。
今ドイツ本土戦略爆撃読んでる。
(´ω`)板倉艦長が大好きです
755 :
二等兵:2006/02/14(火) 23:08:01 ID:9I74P1Pf
フィンランドか
渋い題材だね。
興味深いけど、はたして商業ベースにのるかな?
敵は米英でないとね
学徒兵らくだ君面白かった。
757 :
名無し三等兵:2006/02/16(木) 00:43:30 ID:b247Krok
俺は
日本軍の小失敗の研究 と その続編がおもしろかった
758 :
:2006/02/16(木) 22:34:04 ID:1pjRucmV
ゴ・サンニュ。
>>757 着眼点は面白いが、肝心の考証や論旨がデタラメだな。勿体ない。
今月はNF文庫の新刊でないのかな。
大本営報道部 / 平櫛 孝 著
みんな文庫本って図書館で借りてる? 買ってるなら中古?
ほとんど本屋で新品買ってる。
電車の中なんかで読むのが楽しい(´ー`)y-~~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・電車降りた直後は乱視でよくまわりが見えんけど・・・orz
>762 は文庫じやないんだが
最近は、話半分のつもりで読む本は図書館の文庫
記録的価値がある場合は買うが、結局チャリティバザーに出すのがその半分位
「彗星夜襲隊」読み終りました。
芙蓉部隊の取った戦法・使用された特殊爆弾・対敵夜戦・指揮官美濃部少佐の人柄
等々とても面白かった。まだ、読んでいない方が居たら読んでみてはいかがでしょうか
「流血の夏」を読んで「雪中の奇跡」を買おうとして神田まで
行ったけど売ってなかった。文庫化されてたっけ?
どっちも文庫になってないよ。
>>767 つうかアレは大日本絵画でしょ。
版元が違うしw
770 :
名無し三等兵:2006/02/24(金) 02:41:36 ID:9p0cUueO
大本営報道部面白そうだな
伊号潜水艦訪欧記も面白そうだけど、誰も買ってないか?
772 :
名無し三等兵:2006/03/04(土) 18:56:41 ID:j8wvg8sE
>>771 いま読んでるけど、マジおすすめ。
訪独時の写真がいっぱい。
773 :
名無し三等兵:2006/03/04(土) 19:35:42 ID:ahNVLpn+
>>771 戦時下のドイツ生活が面白い
体験者の回顧談は何にしても面白いね
>>772,773
感想トン
ドイツ生活に興味あるので読んでみるよ
この会社の本って偏向してないからいいね。
心弱きときの活性の糧
>>776 飢餓戦記を読んでしまい、ますます_| ̄|○ 鬱
しかし偏向ってほどじゃないが陸士出の将校や生え抜きの下士官連中の書いた戦記と学校出の将校・下士官や招集された兵隊の書いた戦記を読んでるとかなり温度差を感じることがある。
前者は根っからの軍人なのか戦争はこんなもんだろ?って感じで結構ケロっとしてるけど後者は戦争に巻き込まれたという被害者意識が強いような感じがする。
私はどちらの戦記も好きですけどね。
学校出でも仕方ないから戦争を楽しんでやろうってノリもたまにあるけどな。
金井英一郎とか…つーか、どこのハーレム系ラブ米だよ、あれ。
あと(NF文庫じゃないし、そもそも時代小説だが)隆慶一郎の小説、満州に出征して敗戦時には九州で本土決戦準備中って履歴頭において読むと、また違った読みが出来るな。
日本軍の侵攻喰らった朝鮮の(極めて珍しい事に、まともで職務熱心な)武将が、自国の朝廷だの上官だのを「言わんこっちゃない…お前たちはとうとうこの国を滅ぼしてしまった!」って呪うあたり、どう見ても著者の魂の叫びだろう。対パルチザン戦のどうにもならなさとか。
俺が尊敬する人の一人が最悪の戦場に奇跡はなかったに出てくる工藤軍曹です。
781 :
名無し三等兵:2006/03/15(水) 08:23:34 ID:WUL7Ncji
「私は魔境に生きた」が一番面白い。
782 :
名無し三等兵:2006/03/15(水) 08:31:48 ID:U2bntOOx
艦長たちの太平洋戦争
とくに潜水艦長や駆逐艦長の話
783 :
名無し二等兵:2006/03/15(水) 10:15:26 ID:2Xh9FM/l
「陸軍軍曹らくだ君」(だったかな?)
784 :
名無し二等兵:2006/03/15(水) 10:20:38 ID:IfFdwWEr
沖縄 日米最後の戦闘 米国陸軍省編 はどうかな?
「学徒兵らくだ君」だね
786 :
名無し三等兵:2006/03/15(水) 10:54:24 ID:y5B0sCDg
「機密兵器の全貌」復刊しないですかねぇ。
小田敦巳の「ビルマ最前線」を読んだんだけど終戦後にメークテーラーの収容所に移されたとあるのを読んで、
これって高崎伝さんの本に出てきた収容所じゃないのかなと思って読み続けるとあの大演芸会のことも書かれてた。
さらに緑川大尉についての記述も両方に載ってたからどうやら同じ船かもしくは同じルートで復員した模様です。
ある戦記を読んでて別の戦記との接点を発見したときはうれしくなる。
森拾三と世古孜、小瀬本國雄と山川新作とかな。
飛行気乗りの場合は生き残った部隊と人員が限られるから結構リンクするよな。
今月こそ巡洋艦入門が出ますように。
790 :
名無し三等兵:2006/03/21(火) 23:04:59 ID:q/64wgNM
age
791 :
名無し三等兵:2006/03/23(木) 10:17:20 ID:Ji0prKD5
>>782 同感です。
あとは
「ああ隼戦闘隊」黒江保彦 「加藤隼戦闘隊の最期」宮辺英夫
792 :
名無し三等兵:2006/03/24(金) 14:36:29 ID:e5mx7vBJ
age
異形機入門
還ってきた紫電改
奇蹟の飛行艇
伊号艦長潜行記
アマゾンで一気に四冊も注文しちゃった。
楽しみだお(^ω^)
個人的には戦闘機入門がお勧め。
碇氏自ら描いた挿し絵は酷いけど('A`)
リヒトホーヘンVSギンヌメールの話が燃えた。
age
795 :
名無し三等兵:2006/04/03(月) 02:22:22 ID:QJ1iC1Ys
ここの校正ってどうなってるんだろう?
「幻の巨大軍艦」ていうの買ってきたがかなりおかしい。
しかも内容が、とかじゃなく平面図、と書いてあるのに側面図だったり
同じ文章が並んでいたり、かなり初歩的なミスが目立つ。校正ってやってないのかな?
「硫黄島」が面白いね
当時の状況をよく説明しているし、あの狭い島で行われたとは思えないほど
壮絶な話ばかりだし
>>793 奇蹟の飛行艇
伊号艦長潜行記
この2つ持ってる。
奇蹟の飛行艇おもしろいよ!
97式大艇でF6F撃墜してるし。
>796
激しく同意!
日米両方が平等に書かれていて(でもアメの上層部への批判はちょっとある)、
非常に読みやすかった。
799 :
793だよ:2006/04/03(月) 19:15:56 ID:???
>>797 紫電改と伊号読み終わって、
さっきから飛行艇読み始めたよ。
しょっぱなから荒っぽいエピソード満載で面白い(^ω^)
著者の北出さんナイス!
丸に載ってる伊藤圭一ってもう80超えてるよね?
まだ執筆してるなんてすごく元気だよな。
>>799 靴を盗んだ初年兵殴るエピソードは胸にぐっとくるね。
巡洋艦入門新装版の予感
トリープフリューゲルage
804 :
名無し三等兵:2006/04/11(火) 05:01:06 ID:d1UuBJQu
>797
奇跡の飛行艇って「きたいでだいた」←漢字忘れました…orz
って人の作品ですか?
もしそうだとしたら、20年程前に叔父に借りて読んだ、かな〜り古い新書サイズで結構ボロボロだった本なのですが、もしかして初版とかでしょうか…?
裏に書いていた値段も100円前後だったような…。
805 :
名無し三等兵:2006/04/11(火) 05:11:09 ID:d1UuBJQu
804です
799を読んだら「北出さん」とありましたね。つい昔の記憶がよみがえり少し興奮して書き込んでしまいました。
追伸、奇跡の飛行艇と同じ経路で、駆逐艦「野分?」の乗員で後に「秋月型」に乗る人の話と、陸軍航空隊で隼パイロットの話、などを読んだ記憶があります。
小失敗シリーズ、何と言うかもう買って損した
807 :
名無し三等兵:2006/04/11(火) 11:03:11 ID:4X/722lu
「奇蹟の飛行艇」はいい!
北出さん、文章もうまいしね。水上機部隊ってあんなに活躍していたとは知らなかったYO!
海軍が島嶼作戦用に水上機部隊に力入れて運用開発していたってのは、知識としては知っていたが
実際はああいう感じだったんだね。勉強になった。
基地もこじんまりしていて、家庭的でいい雰囲気だよね。いや、そりゃ戦況は苦しいだろうけれど。
タイトル忘れたけど、とある戦闘機乗りの戦記でラバウルで空襲の最中に
「搭乗員用」の避難壕に飛び込んできた、整備兵に対してひどい言葉を投げつけた
パイロットの話あったけど、昔の軍隊の大きな基地など官僚的かつ非人道的な香具師いるから
嫌な感じだったろうなと思う。リンチとかいじめとか凄いもんね・・・
北出さんも述べてるけど、
>>801のエピソードとかね。
>>807 >>タイトル忘れたけど、とある戦闘機乗りの戦記でラバウルで空襲の最中に
〜略〜
羽切松雄さんの「大空の決戦」文春文庫に出てくる。
手近な壕に飛び込んだ。少しすると壕の暗闇の中から
「この中に整備員が迷い込んだようだ・・・」と吐き捨てるような声。
「俺はブインの羽切だが、今のは貴様かッ!」
退避壕から出たあとのエピソードが泣ける
(ネタバレでスマヌが整備員は後日戦死してしまい、彼から手紙が羽切さんに届く・・・涙)。
ああ飛燕戦闘隊の記述の中では、搭乗員も機付き整備員も仲良くやっていた。
ニューギニア戦線の陸軍における航空消耗戦の戦記だが、読んで気持ちのよかった本。
海軍に比べると、陸軍の飛行隊の戦記って少ないね。
810 :
名無し三等兵:2006/04/11(火) 17:10:46 ID:QBL+TcrP
>>808 それだそれ
私は土が好きだ
土も私が好きだ
だっけ・・・泣けるよなあ。家で泣いてしまった。
羽切さんのも名著だね。このエピソードが一番心に残った。
>>809 あの本、下っ端がかわいがられながらよくがんばってて素晴らしいんだが、
なぜかいい所で突然話が終わるんだよな。どうやって内地に帰還できたのかさっぱりわかんね
812 :
807:2006/04/11(火) 17:26:31 ID:QBL+TcrP
99双軽の戦記でも仲良くやってたな
(すまん・・・またタイトル忘れた・・・)
あれも結構オモロいね
整備員含めて、頑張って内地に運んでた
>>812 でも戦隊長様が理由付けて真っ先に台湾に帰って結局部下が何人か取り残されて地上戦闘で戦死されました・・・
ほとんど全員帰還できたししょうがないような気もするけどね。
814 :
名無し三等兵:2006/04/11(火) 17:59:38 ID:QBL+TcrP
>>812 ん〜まあ何というか、本人の書いた戦記だからね
その辺はなんとも・・・
でも5・6人でしょ?頑張って交渉して運んだからこそ
それだけで(って言うのもなんだが)済んだ。
後ろ暗いことあったら、堂々と書き残したりしないでしょ。
本人も相当心痛だったみたいだし
>>814 現場の苦労は凄かっただろうから責められないけど、いよいよ味方飛行場に敵戦車が来るって事で
台湾から最後の救援の飛行機を出す時、やっぱり戦隊長みずから乗り込めばよかったね。
そしたら台湾海峡で引き返す事はなく、フィリピンまで迎えにいけたと思う。
でもそれをしなかった、できなかった事もきちんと書いてある。自分の恥を自分の著書に書ける立派な人だと思う。
「九九双軽空戦記」、読んでない人は1度読んで見て下さい( ゚∀゚)つ
>815
紹介サンクスこ。
伊藤著『陸軍』5巻を読み終わったら読んでみまつ。
>>804-805 >>799です。
私の読んだのは文庫版で、古くはないです。
著者は北出大太さんですね。
新品でしたのでたしか700〜800円したと思います。
表紙写真は被弾して墜落しつつある97式飛行艇で、
北出少尉の乗機を除けば南方戦線唯一の可動飛行艇だったとのことです。
818 :
808:2006/04/11(火) 19:27:55 ID:???
「奇蹟の飛行艇」の前書きは藤山一郎さんが書いているんだけど、慰問団として参加して
いたのね。
「私はラバウルの撃墜王だった」(たぶんそんなタイトル)の中には森光子さんが慰問団
として南方巡業にやってくる話しが少しだけ出てくる。
それを読んでから、ただの婆さまだと思っていたのが急に重みのある女優さんに格付け
がアップした。
戦後、インドネシア空軍が使用した97大艇は間違いなく北井さんたちが乗っていた機体だろうね。
>>812 随分前に読んだが、
あの隊長さんは世渡りが上手い人だなと思った。
821 :
816:2006/04/13(木) 13:24:26 ID:???
九九双軽空戦記を読んでみた。
九九双軽と九七重爆の両方買って、
重爆の方を先に読んだのだが、
重爆の戦記の方が心に染みた。
>>821 九九双軽の人は途中から地上指揮が多くなっちゃったもんね。
823 :
名無し三等兵:2006/04/14(金) 16:39:23 ID:jIbzeF6u
キース・ダグラス作品って終わっちゃったんですか?
流氷の海だっけ?樋口季一郎の本
最近読んだが中々良かった。
昨日、東京駅名店街の店(さくらや裏の栄○堂、鉄道誌とか入荷早い)に行ったら、新刊並んでいた。
空母隼鷹の軍医物?、従軍慰安婦(この2冊は買った)
あとは巡洋艦入門改訂版と、もう一冊銃かなんかの香具師。違っていたらスマヌ。
従軍慰安婦読んだけど、日本軍の大陸での残虐行為とか書いてあって、気分悪くなった。
以前出ていた「慰安婦たちの〜」と同じ著者だったような。
隼鷹の方はまだ読む暇なし。
>921
九七式重爆のニューギニア戦線は鬼気迫るものがある。
操縦桿を握った指をはがすのにも大変だったとか。
着陸直前(後?)に衰弱死とか、
なんで、そんな状態になってしまったんだよ。
なんで、そこまでがんばれるるんだよ。と切なくなった。ウワーン。
921でなく821でつ。
829 :
名無し三等兵:2006/04/25(火) 13:49:46 ID:1dZLLgLt
あるていどはフィクションでかまわないからもっと読みやすくて面白い話をだせ
830 :
名無し三等兵:2006/04/25(火) 18:40:42 ID:IbBm2unu
ノンフィクションきぼんぬ
>829
ノンフィクションなら、司馬本とかいろいろあるだろう。
>830
はげどう。
832 :
831:2006/04/25(火) 18:44:56 ID:???
>829
ノンフィクション×
フィクション○
陸軍大学校よもやま物語ってのはありますか?
834 :
名無し三等兵:2006/04/25(火) 22:18:40 ID:WcMGcIzZ
「金正日朝鮮統一の日」は天下の奇書だったな。
>>833 それはないが、NF文庫に陸大卒の人物伝みたいな奴があったはず。
マイナーからメジャー、ウホッな話(誇張)から奇人変人DQN、モノホンの害基地に至るまで、
陸大卒の人物にスポットを当てたやつ。
ただし、資料的価値はない、というかそういうための本ではない。
陸大物語だったかな。天保銭が表紙のやつ。
やっと、北出さんの本を読んだ。
南方最後の飛行艇ってことで、『奇蹟の飛行艇』の名前の通りだった。
NF文庫って、どうも本の名前と内容が・・・な事がたまにあるんだよなぁ〜。
従軍慰安婦
今さらながらサムライ戦車隊長を。
.__
/__|__
∩( ・ω・)∩ チハタンばんじゃーい
─┬=====┬─┬─┬
ヽ┴-----┴ 、/_ /
==||:|: :|: 「r-┴──o
____________ |:|:__ :|: ||--┬┘ ̄
|ミ/// / ~~|ミ|丘百~((==___
└┼-┴─┴───┴──┐~~'''''-ゝ-┤
((◎)~~~O~~~~~O~~(◎))三)──)三)
ゝ(◎)(◎)(◎)(◎) (◎)ノ三ノ──ノ三ノ
>>834 豪徳寺のブックオフにあったからつい買っちまった
こんなのを98年に単行本として出した光人社、名に考えてたんだ?
光人社の兵隊戦記読んでるとみんな大変な時代でも必死になって生きてたんだなというのがよく分かる。
必死になっても生きていられなかった人たちは、死んだのさ・・・
山本七平の本で、戦場経験者が集まって「今あのときくらい必死になれれば社会的に成功するのに」と
語り合ったという話がある。
その必死さは単に環境に流されただけとも言える
まあ木の根っこ掘って煮てかじるような必死さを平時に発揮できたらそれはそれで異常だ。
そこらへんの話はアーロン収容所に出てくるな
出版社違うけど
必死。それは必ず死ぬこと。
朝日ソノラマで出ていた「零戦特攻」角田和夫著を
NFで再版して欲しいなあ・・・
850>>
朝日ソノラマの新戦史や航空戦史シリーズは結構良いのがあったね
角田和男「修羅の翼」で光人社単行本で再販されてるよ。
>「零戦特攻」
元が「修羅の翼」で、「零戦特攻」として朝日ソノラマ入りしたのだったかな。
文庫でも再版してほしい。
保守
軍事板書籍・書評スレ7より転載
182 :名無し三等兵 :2006/05/27(土) 08:44:49 ID:???
本当の潜水艦の戦い方 中村秀樹 光人社NF文庫
著者は海上自衛隊で潜水艦長や幹部学校教官などを勤めた人物。
第一章では潜水艦とはいかなる軍艦なのかをその強みと弱点などを解説している
第二章では潜水艦作戦の条件を解説、第三章では日本海軍の潜水艦作戦の実態を説明、
第四章ではその失敗の原因を追究している。
が、本書でもっとも重要なのは海上自衛隊の潜水艦運用を批判した第五章だろう。
人事、訓練、作戦といった重要な分野で潜水艦が軽視されている現状を厳しく批判している。
作戦面での、本来なら三海峡での敵潜水艦通峡阻止任務あたる潜水艦が護衛艦隊との共同訓練
の必要から、通峡する潜水艦役ばかりで阻止訓練は極めて少ないなどの実情は確かに問題が
大きいだろう。
また冷戦後想定される戦場が東シナ海など、浅く、音響条件がよくない海域での作戦が想定
されるのに、いまだに大出力の低周波ソナーなどの冷戦時の兵器システムのままで、
それをさらに高価な新型に更新しているのは理解に苦しむという。
実戦を想定しない行政組織に堕ちているおり、情勢と任務に合致しない最新装備を
多額の予算を使って漫然と整備し、米海軍におだてられて妙な自信だけをつけた海上自衛隊
が日本海軍以上の誤りを犯す可能性を著者は懸念している。
age
保守
しかしこのスレも長命だな
NF文庫共々末永く続いていってほしい。よってage
そんなことしないで
もう楽にしてあげようよ・・・
貴様それでも帝国軍人かーww√レー!!!!!
「囚人部隊」ってフィクションですよね……?
863 :
名無し三等兵:2006/06/19(月) 23:43:10 ID:USmkzow7
キース・ダグラスの新作
デスゾーンが売っていて
思わず買ってしまう自分がなんかいやだった
864 :
班長:2006/06/20(火) 03:10:39 ID:JogKbcUd
まぁ好みはありますナ。オレは基本的に搭乗員ものを良く読む。零戦撃墜王。あゝ青春零戦隊etc・・・。最近ではサムライの翼、あゝ厚木航空隊なんか良かった。ところで。兵隊ヤクザや拝啓天皇陛下様とかは映画化したけど、面白い?
865 :
名無し三等兵:2006/06/20(火) 08:09:33 ID:eMZ3p4Ko
あゝ青春零戦隊
いいね。
866 :
いいよね、トッカン兵曹!:2006/06/22(木) 03:24:05 ID:XtbrFQfp
サムライの翼の著者、鈴木氏(英)は記者として従軍。64戦隊長の加藤中佐と出会い取材の約束をするも、氏は熱発に倒れ寝込む。その間に戦隊長は戦死。果たせなかった約束を悔やむ
867 :
班長:2006/06/22(木) 03:29:29 ID:XtbrFQfp
又、同戦隊長戦死の状況も書かれ、興味深い。戦隊長戦死の状況は滝沢氏の漫画でしか知らなかったが、そぉゆう事だったか…と思った。この他にも全編を通して読み応えあり。
868 :
班長:2006/06/22(木) 03:37:24 ID:XtbrFQfp
因みに同じく報道員として従軍した吉田一氏著、サムライ零戦記者も読んだが読み応えあったのは(英)の方。ま、ピンさんが持つのはアイモで、(英)が持つのはペン…致し方ありません。が、コレはコレで読み応えはあったかな
869 :
名無し三等兵:2006/06/22(木) 06:02:44 ID:ayEcIb0+
「英霊達の絶叫・アンガウル戦記」
面白いかどうか知らんが一番闘魂が湧く!
870 :
名無し三等兵:2006/06/23(金) 07:24:05 ID:FJhjgsOH
朝日ソノラマのあの表紙の画像データ販売してくれないかな
「聯合艦隊作戦室から見た太平洋戦争」を読んだ
面白いな
確かサムライの翼の中で、黒江さんが
加藤隼戦闘隊の歌は俺が作った
と言っていたと思ったけど、事実はどうなんだろう?
873 :
1水戦:2006/06/25(日) 23:21:31 ID:cEyeHg/T
>>872 自分で言ったというのは聞いたことはないが、あヽ隼戦闘隊の巻頭を書いた
高木 俊朗さんが、戦隊の操縦者から聞いたと書いているね。
作曲は慰問で立ち寄った軍楽隊の人に歌詞を渡して作ってもらったそうだ。
歴史群像のインタビューで触れられていた。
875 :
班長:2006/06/26(月) 16:10:42 ID:/D0DiTiw
↑NF読み返したら確かにそう書いてあった。同じ隊の者が言うのだから間違いないであろうと思われる。
876 :
はんちょ:2006/06/26(月) 17:35:12 ID:/D0DiTiw
因みにウィキペディアによると、作詞:田中准尉、作曲:原田・岡野の両軍曹が4番の旋律のみ(JASRAC)となってた
他に作詞:黒江大尉、作曲:陸軍々楽隊と言うのも。
877 :
班長:2006/06/26(月) 17:41:49 ID:/D0DiTiw
初めは作曲が黒江大尉と思った(作曲原田・岡野の両軍曹が4番の旋律のみ/JASRACとなってるから。イコールじゃあそれ以外は黒江大尉作曲か?と言うのと、高木氏が『専門家が作ったと感じるほど優れていた』と回想してるから。
878 :
はんちょ:2006/06/26(月) 17:42:41 ID:/D0DiTiw
しかしこれは、詞・曲、または全てが優れているかには触れてないので判らない。あと、同じ隊の者が『うちの戦隊歌だよ。黒江大尉がつくったんだ』(原文抜粋)とあるが、詞・曲、又は全てを大尉が作ったかまでには触れていないので判らない。)が、
879 :
はんちょ:2006/06/26(月) 17:44:58 ID:/D0DiTiw
874を見ると原案は黒江大尉(か?)。当時は部隊歌を作るにあたり隊員から募ったりしてた所もあった様だから、原案に田中准尉が加筆等を加えた。そして完成に際し、作曲は軍楽隊で。作詞は黒江大尉と田中准尉の連名も有りだった筈だが、大尉が部下に功を譲った…と思われる。
どう?
880 :
872:2006/06/26(月) 18:55:45 ID:???
御免なさい。。
今、「あヽ隼戦闘隊」と「サムライの翼」をちょっと読んでみたのですが
黒江さんが「俺が作った」とは、一言もいってなかった・・orz
881 :
はんちょ:2006/06/26(月) 23:52:44 ID:/D0DiTiw
どう?と聞いたのは、誰かを特定して聞いた訳ではないので…別に謝る事はないですヨ。オレも問い方が悪かった(^^;
882 :
四番:2006/06/27(火) 02:12:57 ID:UhAihFx+
干戈交じゆる幾星霜
七度重なる感状の
勲の陰に涙あり
あゝ今は亡き武士の
笑って散った、その心
泣
歴史群像による元軍楽隊西村初夫氏へのインタビューによると
原田曹長と岡野軍曹が長調の部分と短調の部分をそれぞれ作曲して
それをひとつの曲にまとめあげて加藤少佐に渡したと証言している。
吹奏楽用に編曲もしたそうだが、これも文脈から軍楽隊の仕事だと推測される。
ちなみに加藤隊に軍歌指導もしたとか。
>>882 そのサビ?の部分が難しいんだよな。
いきつけのスナックで練習してたら、軍歌禁止になっちった…
右翼と間違えられるから止めてってさ。
おねいさんが厳しい事言うねん
だから未だにへたくそなままさ。
885 :
はんちょ:2006/06/27(火) 03:39:49 ID:UhAihFx+
883
さん、貴重な意見を(_ _)しかし黒江氏の名前が無い…。詳しい方、まとめて下さい。作詞作曲誰?黒江大尉はどの程度関わった?
軍歌はBOXで練習しましょう。オレは昔BOXで歌ったまだ通信の『つ』の字もない頃で、勿論LD。白黒の実写に泣けた
886 :
884:2006/06/27(火) 08:51:22 ID:???
>>885 でもね皇軍を、こうぐんと読むか、すめらぎっと言うかバトルがあったんだ。
相手は女性だからさ、そんなのはお嬢さんのおっしゃる通りです。
って言ってやったんだけど、正解ってあるのかな。
エンジンなんて陸軍の最も嫌う敵性語だし
発動機って言えばってな気分だな。わからんな。
加藤隼戦闘隊、の隼は一式戦じゃなくて九七戦の事を言ってると聞いたことがある。
その後、偶然キ43が隼という愛称になった、と。
888 :
はんちょ:2006/06/27(火) 12:43:21 ID:UhAihFx+
笑↑そんなお上品な言葉、使った事ない(^^;
正解は「すめらぎ」でしょ!?
それは戦隊歌が出来たのが97戦の頃(らしい)だからでしょう。だから飛行第64戦隊歌とか加藤部隊歌と明記してある物があるんでしょうね。ちなみに自分の中で正しいのは『すめらぎ』であり『飛行第64戦隊歌』です
889 :
884:2006/06/27(火) 19:21:15 ID:???
発動ぉ〜機のお〜とぉ〜、ごぉ〜ご、おおとぉ〜
97戦は行〜くぅ〜、雲ぉのぉう〜え〜、…負けるはずだ。
へたくそですまん。
890 :
872:2006/06/27(火) 19:54:38 ID:???
変な事ばかり言って、すみません。。
田中林平さんの著書「翼よ雲よ戦友よ」に、部隊歌の話があったので紹介します。
昭和15年2月「南寧作戦」の頃、部隊の士気が低下していたため田中准尉が
「部隊歌を隊内から募集し、最優秀作を採用して部隊歌とし、団結と志気高揚を図るべき」
と、丸田部隊長に進言したそうです。
この案は採用されて、最優秀作として決定されたのが、提案者の田中准尉の作品でした
田中さんは作詞には自信が無かったが当時、南寧に来ていた同盟通信の藤本有典記者に
教えを受けたり、同僚達の助言も入れて完成させたそうです。
レコードに吹き込まれる時に、感状授与の回数ほか1,2箇所、字句の訂正があったそうです。
また、1,2,3、5番はハ長調明るい調子なのに4番だけハ短調になったのは
部隊の犠牲者を偲ぶ丸田部隊長の意見で、南支派遣軍軍楽隊の岡野軍曹が作曲しました。
当初は「丸田部隊歌」とよばれていたそうです。
黒江さんが64戦隊に着任したのは、17年からなのに、何故、黒江さんの名前が出たのか
不思議です。。。
891 :
884:2006/06/28(水) 03:38:29 ID:???
>>890 そうだったのか、丸田さんか…
その部分さえなければ、も少し上手く唄えるのに…
戦友を偲ぶ部分なら文句も言えないな。
カラオケで、飛行第64戦隊歌っていれたらでてくるのかな?
エンジンのぉ、おおとぉ〜
我ら〜は、すめらぎ〜
せ〜ん〜と〜ぉお、たい〜
敬礼!
892 :
班長:2006/06/29(木) 00:09:26 ID:gUDRG1/A
確かに、言われてみればそぉですナ。しかし既出の高木氏も証言してるし…
やはり黒江大尉が着任後、某かの手を加えた。でなければ大尉の名前が出る訳が無い。又は高木氏の思い違いの、どちらかでしょうナ
893 :
はんちょ:2006/06/29(木) 00:22:01 ID:gUDRG1/A
もう一つ
エンジンの音〜♪←確かにおかしい。陸さんは終戦まで徹底して敵性語排除だった筈。なのにナゼ?…
それにしても、よく軍部が使用を許しましたナ。
894 :
名無し三等兵:2006/06/29(木) 00:27:46 ID:DOgr3jU+
飛行機用語を全部日本語にしてたの?
プロペラとかフラップとか水メタノールとか
895 :
名無し三等兵 :2006/06/29(木) 22:00:15 ID:BRwSf2vs
896 :
名無し三等兵:2006/06/29(木) 22:10:53 ID:0vVbIJdW
↑漏れも見た。なんだか悲しくなった。
旧軍AFV厨の漏れの愛書は「激闘戦車戦」と「戦車戦入門」、これに尽きる。
前者は実際の戦闘の描写が多く、「日本陸軍機甲部隊の栄光」を知りたい
人間にはお勧め。(モチベーションた高めて積みキットに突貫)
後者は開発の経緯にもページが割かれてあって、前者とは違った楽しみ方ができて
良い。上田信氏によるカバー絵が最高。
>> 872
それは多分、「印度航空作戦の歌」の勘違いと思う。
♪れきしをひらくれいめいの〜、せーいきりんたるまーすらおが〜
ってやつ。ビルマに攻め込んでから作られてるよ。
898 :
884:2006/06/30(金) 01:05:32 ID:???
>>897 スナックの軍歌禁止令が解けたら、その唄も練習してみょうかな。
カラオケしょぼいから無いかもしれないな。
というか店自体が末期の日本軍みたいで降伏寸前だし。
敗戦の責任を問われそうだ。
899 :
名無し三等兵:2006/06/30(金) 13:24:52 ID:w37kyF8C
「日中戦争一兵士の証言 生存率3/1000からの生還」
を読んだ人いる?面白い?
前にこのスレに出てた「奇蹟の飛行艇」を読みました。
内容は戦闘機乗りの空戦記ほどハデじゃないけど、すごいっす!( ゚д゚)
敵地の目の前の味方を救出に行ったり、戦闘機やB24と渡り合ったり・・・etc
>内容は戦闘機乗りの空戦記ほどハデじゃないけど、
「望郷の戦記」もいいですよ。
902 :
884:2006/07/02(日) 23:11:23 ID:???
NF文庫なのだろうけど絶対にフィクションだとおもうが。(本当なら怖い)
アルファーストライク、も良いよ、現代戦に興味のない人には薦められないが。
私が読んだのは、第14空母戦闘群Gだけど、訳者(栗山洋児)がよかったのか面白かった
映画トップガンを思い浮かべながら読了してしまった。
バットマンとトムボーイがいいかんじ。
903 :
はんちょ:2006/07/02(日) 23:57:31 ID:KL/ehDZl
重箱の隅を突くなよ。〜だったハズって書いてあるだろが。それは○○だったと訂正等をするならともかく…
ちったあテメェで調べろ
904 :
884:2006/07/03(月) 00:16:03 ID:???
>>903 ?私のことですか???
直前にいますが…すみません。
905 :
はんちょ:2006/07/03(月) 00:45:09 ID:eOupL4lK
894。お前だ。
906 :
884:2006/07/03(月) 04:13:48 ID:???
すみませんNF文庫ではないのですが…
新潮文庫、「魚雷艇学生」、島尾敏雄著
勇ましい話はありませんが戦中の予備学生の思いが伝わります。
そして現在とくらべて、美文だ。文章をたどるだけで感じいる。
ネタばれなるので洋隊なんて言えません。
>900
水上機や飛行艇乗りの手記は撃墜沈のような数になる戦果がない分、日常描写が充実してていいよね。
908 :
名無し三等兵:2006/07/04(火) 21:20:33 ID:qb/p9uR0
>>908 日常描写は著者の人柄を表して重要だと思う
>>908 あなたは、ちょっとそそっかしいとこがあるけど
良い人そうですね。
910 :
908:2006/07/05(水) 21:56:14 ID:???
レスナンバーまちがえ、下げ忘れと、ダメダメす..恥ずかし
>>909 テへ、それ程でも...
911 :
宜候:2006/07/06(木) 00:33:58 ID:nrSL9xNT
NF以外なら学研文庫の
白浜芳次朗氏著、最後の零戦がお薦め。
ところで、誰か赤松貞明氏が書いた本について詳しく知ってる人います?もぉ古本以外は手に入らないかなぁ
>>911 赤松さんの書いた今日の話題社の「わが無敵空中戦法・日本撃墜王」をもってるよ。
ただしこの本は、赤松さんが一人で書いているわけじゃ無く「トラトラトラ」というタイトルの
短編集で、他にも羽切さんや、艦爆の山川新作さん等が書いている。
赤松さんはこの他では、大昔に「丸」で「じゃじゃ馬雷電」という手記があったぐらいかな?
913 :
ヨーソロー:2006/07/06(木) 23:19:30 ID:nrSL9xNT
早速どもです(_ _)
それって土曜通信社今日の教養文庫太平洋戦争実戦記ってやつですか?
>>913 亀レスだけど・・
俺が持ってる本には発行所が今日の話題社で、タイトルが
太平洋戦争ドキュメンタリー第1巻と書いてある
全12巻で、定価が490円・・・
(因みにこれ以前のシリーズは、一人の話を一冊(20ページ位)ずつにして出していた。)
赤松さんの手記の話の内容ですが
真面目な人にはどうかと思う・・・ジョークを真に受ける人には
余り、お薦め出来ません。
初めの辺りをちょっと紹介してみます。
わが無敵空中戦法 厚木三○二部隊
元海軍中尉 赤松貞明
『敵機撃墜350機の世界記録はいかにして達しられたか』
つづき
「あなたは戦争中凡そ何機ぐらい撃墜しましたか、とよく人に聞かれます。
はっきりした数字はいま覚えていませんが、記録に残っている筈です。
凡そ350機ぐらいのものだろうと思います。
そのうち支那事変中の撃墜数が確か242機か3機であったと思います。
太平洋戦争になってからは、支那事変のときほどの戦果は上がらず、撃墜数
凡そ100何十機というところでしょう。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「350機というは撃墜数は、数の点だけから言いますと世界記録であろうと思います。
世界の戦闘機乗りで、いくら数を落としたといっても、私のこの数には及びもつかないでしょう。
かの有名なドイツの戦闘機乗りリヒトホーヘンにしても、その撃墜数は80何機であります。
まア数の点では、私ほど落としているものは世界に一人もないということは言えましょう。」
最初のほうは「赤松節」が炸裂する。
これを読んで「赤松は嘘つきのとんでもない男だ」と思うか
「しょうがねーオッサンだなwwww」と笑うか・・・・
中のほうを読むと、以外にも控えめで正直な人じゃないか?と、思った。
豊田譲の小説に、モデルは赤松さんと思われる人物が登場する。
その人物は「撃墜350機なんてマスコミが勝手に作ったものですよ」
といっていた。
まあ、何にしても赤松さんは自?他共に認める超一流の戦闘機乗りで
坂井三郎もいっていたように、海軍航空隊を代表する
名パイロットであるのは間違い無いと思う。
916 :
ヨーソロ:2006/07/09(日) 22:30:38 ID:3+082EYg
ありがとうございました。赤松氏、気になる人です。買う時の参考にします。
917 :
名無し三等兵:2006/07/10(月) 18:29:38 ID:iwGnRDrb
赤松氏の公式記録は、30機無いと思ったが。
大戦中は、案外内地での教官暮らしが多かったし。
南太平洋海戦を描いてる本でオススメは何でしょうか?
>>918 空母艦爆隊 山川新作
機動部隊の栄光―
艦隊司令部信号員の太平洋海戦記 橋本 広
赤松の撃墜数は、赤松の死後、奥様が生前の日誌を発表した。
本人が覚えている限り、撃墜数は全部で27機。
撃墜350機云々は、赤松のギャグだと思う。
酔っ払って岩井勉の結婚式で、裸で暴れたり
ヤクザ者に喧嘩を吹っかけたり、上級者にも遠慮なく、馬鹿にしたようなことを言ったり
なにか、全盛期のビートたけしの様で、面白いおじさんだと思う。
大戦初期は3空に所属して、フィリピン、ジャワ、初期のダーウィン空襲などに参加した。
921 :
一水戦:2006/07/12(水) 00:19:46 ID:???
>>920 3空と言うことは西澤広義飛曹長と一緒だったのですか。ラバウルで泣き別れのときに、
帰ってきた口ですかね。
>919
ありがとううございました。早速読んでみることにします。
駆逐艦入門出ましたね。
あとは小艦艇入門だけか。
923 :
一水戦:2006/07/14(金) 23:16:12 ID:T6SomjAT
>>922 >駆逐艦入門出ましたね。
へい、オラも読んでます。332ページと366ページは泣ける!
924 :
名無し三等兵:2006/07/14(金) 23:58:08 ID:6Bo+IY8J
>>924 ちょっと待て。
その事件は武士の面子を潰されて〜という話だから
土佐藩士ならでは、というのではないのでは?
土佐っぽは客に吐くまで酒を飲ますという。
客が吐いたのをみて初めていい持て成しができた、と喜ぶそうだ。
>925
一般的に土佐っぽは、日本には珍しく組織帰属型人間が少なく、金や名誉や権力に無頓着な自由人タイプが多いのよ。
そして大体が反骨精神旺盛で、負けず嫌いで意地っ張り、且つひたすら一途に酒と自由と議論を愛す偏屈威豪相なんよ。
なかにはジェニーいとうみたいな変り種もいるようだが、まああれはなんかの反動だろうねW
因みに、光人社関連では、インパール兵隊戦記、空母艦爆隊の両著者が土佐の高知の人だったと思う。
>>926 スレ、いや板違いになるのでアレだが
上士と郷士の違いなんかも関係ある?
まあ上士の乾や後藤をみてると関係ないか・・・
928 :
ヨーソロ:2006/07/16(日) 23:04:03 ID:JKmWjqUC
皆さん、赤松氏情報ありがとうございます(_ _)
>南太平洋海戦
滝沢聖峰氏著、空母艦攻隊(漫)
929 :
名無し三等兵:2006/07/20(木) 23:30:18 ID:SAXDeRtA
陸軍佐々木伍長の情報ください
二回級特進二回?
>>929 陸軍特攻隊の万朶隊の佐々木伍長のこと?
「砲術艦長 黛治夫」ってどう?
932 :
名無し三等兵:2006/07/31(月) 03:03:21 ID:LQU/Yhjy
あげ
933 :
名無し三等兵:2006/08/01(火) 01:42:44 ID:PDwtbLcN
パールハーバーやシンガポール等の初戦の勝ち戦より、
ミッドウェイ海戦や餓島戦あたりからの負け戦記本に興味か引かれるな。
特に飢餓や傷病に苦しみながら生き抜く兵士達に。
だから、米国で出版された勝ち戦記本を読んでも参考程度にしかならない。
ノンフィクションじゃないですけど、
第14空母戦闘群って面白いんですか?
>>934 俺は面白いと思う。
値段が高くて手にとる人の少ないNF文庫なんぞで出版されたことは
悲劇と言っていいだろうな。
936 :
902:2006/08/05(土) 19:20:05 ID:???
>>934 902見てね。僕は面白かったよ。全部読んだわけじゃないけど。
いまヒトラーの戦艦読んでるんだけどなかなか面白いね。
ラングスドルフ提督に敬礼!(><)ゞ
「学徒兵らくだ君」
軍人精神が全く入っていないダメ兵隊の物語。
当時に自分だったらこんなかも。
「軍用輸送機の戦い」読んでる最中なんだけど・・・
開発の流れだけじゃなくて、エピソードなんかをもっと入れて欲しかったなぁ・・・(´・ω・`)
>>934 既発売作品は全部読んだ漏れが言う。
やめとけw
但し、三度の飯よりドラ猫が好きというなら
今直ぐ全艦嫁
木俣滋郎は、ものすごく手広く、マイナーな話までやっていたけれど、
いったいどういう情報収集法があったんだろう。
データ的には怪しい部分が多いし、文章も重複が多かったりするわけですが、
あの時代に、あれだけマイナーな国やマイナーな部隊をあつかったのは凄いと思う。
どこまでも優しげな文章が好きです。
おすすめは「欧州海戦記1、2」
ソノラマで出た「撃沈戦記1〜4」の再編版。
スペイン巡洋艦、イラン砲艦、フィンランド海防戦艦、タイ海防艦とか。
三野正洋の欧州海軍ものは、これの焼き直しが多い。
>>942 勝手に殺すなよw
木俣さんは現役だぞ。
光人社NF文庫でまだ書き下ろし出してる。
944 :
名無し三等兵:2006/08/17(木) 04:07:36 ID:t0rzumu6
朝日文庫だけど、『巡洋艦インディアナポリス号の惨劇』は良かった。
軍ヲタじゃないんで、この話知らなかった。
ニューカムの本は買ったけどまだ読んでない。
まる4日海に浮かんでいる間に、生存者がサメに食われたり、水分欠乏で発狂したりと。
すげぇ有名な話だと思うが>インディで鮫
ジョーズの第一作目にインディアナポリスの生存者で漂流中に鮫に襲われたという人物が出てくるん
だっけか。
947 :
名無し三等兵:2006/08/18(金) 03:28:06 ID:+VLFM1wG
>>945 >>946 レス、ありがd。
この本読むまで知らんかったのよ。『ジョーズ』も見たことないし。orz
若いジャーナリストがインディの生き残りに丹念に取材して書いたもので、作品として秀逸に仕上がっていると思った。
サメの話は別にしても、沈没後3〜4日くらい経つとライフジャケットもかなり浮力が無くなってきて顔を上に向けてアップアップの状態だったとか、やっぱり海水を飲む奴が出てきてその末路とか、印象に残る話が多い。
>>900 いや、アレは戦闘機乗りの空戦記よりかハデやと思われ。
似たようなので二式大艇空戦記もよかったな。
とくに地獄のメレヨン島の話なんて泣けるぜ。味方に騙されたんだもの。(つ∀`)
>948
まあ、「われメレヨン」の怪電に関しては、事前に準備をしていなかった以上
致し方ないように思えますけどね、傍目には。(無論、そもそも↑が論外、と
いうのはあるけど。)あれがなければ、配備されていない潜水艦の応答を空し
く待ち続けることになったでしょうし。
多分今後第三次世界大戦なんて起きないだろうし、
起きてもハイテク化されて戦記として読んでも面白くないものだろう
そういう意味では、悲惨な負けを喫したとはいえ、最後の大戦争に
参加出来て良かったかもしれない
不謹慎だけど
>>950 >そういう意味では、悲惨な負けを喫したとはいえ、最後の大戦争に
>参加出来て良かったかもしれない
良いわけないでしょ?戦没した先人に失礼にもほどがあるよ。
952 :
99艦爆:2006/08/21(月) 10:01:57 ID:QkA0cEso
やっぱり「商船戦記」{大内 健二}と「命令一下基地出で立つは」が良い
と思うんですがどうでしょうか?
954 :
名無し三等兵:2006/08/21(月) 19:51:45 ID:D3amS6GX
946演じるはロバートショウ007ロシアより愛をこめて。の殺し屋バルジ大作戦のヘスラー大佐。空軍大戦略の英空軍戦闘機隊の飛行隊長etc今は亡き名優デス。
「極北の海戦」著者:木俣滋郎・・・今読んでる最中。
援ソ船団の流れとエピソードを上手く融合してあって、かなり面白い読み物になってる。
英独の艦船や航空機を知ってれば面白さ倍増であります・・・∠(・∀・)
おー店頭に置いてあるので確保しようか迷っているところです。
なんせ戦う民間船すらまだ買っても読んでいないので。
是非読み終わりましたら簡単なレビューを宜しく
対空砲艦とか、CAM船とか、そういう特殊戦闘艦の話が結構出てた気がする。
スレ違いかもしれんが。
大内建二の『戦う民間船』を買ったものの、しばらく放っておいたのだが、
この木曜に出張があったから電車の中で一気に読んださ。
そのなかで、p339に筆者と西伊豆のスカンジナヴィアが写っている写真があって、
「オイオイ、おまいの旅行の写真なんぞ載せてんじゃねーよ」と思ったんだな。そのときは。
が今日、そのスカンジナヴィアが曳航中に沈没したってニュースを聞いて、
なーんか自分の中でタイムリーすぎて驚いた。
戦闘機入門と駆逐艦入門は読破して現在は小艦艇入門を読んでる
あと控えとして潜水艦入門がある
それ読んだら新しく「○○入門」を読むつもり
入門入門
>960
(・∀・)っ「巡洋艦入門」「戦艦入門」「空母入門」「輸送艦入門」「偵察機入門」
ほかなんかあったっけ
(・∀・)っ「大砲入門」「戦車戦入門」「軍用自動車入門」
(・∀・)っ「Uボート入門」異形機入門」「工兵入門」
(・∀・)っ「護衛空母入門」
966 :
960:2006/09/08(金) 18:58:22 ID:???
入門シリーズってそんなにあるのか…
全部読破するのに一体何ヶ月かかるのだろう…
(・∀・)っ「ジェット戦闘機入門」「小艦艇入門」「艦艇学入門」「機甲入門」「最強兵器入門」
入門シリーズって、入門って名前の割には結構凝った内容のもの多いよね。
全部読んだ人はいないと思う(笑)
微妙にスレ違いだが、単行本で『爆撃機入門』『スナイパー入門』
わすれてた!
ヽ(´ー`)っ「 戦闘機入門」
これだけあっても、「回転翼機入門」が無いのか……。
地味だけど「艦艇学入門」おすすめ
18インチ砲搭載モニターテラモエス
戦車戦入門は日本篇と世界篇があって最強兵器入門には続がある。
とういか今から全部そろえるだけでもそこそこ大変そうだ。
光人社は兵器関連にはとりあえず「入門」とつければ売れると気づいてるのは間違いない。
973 :
960:2006/09/09(土) 06:59:51 ID:???
>>972 その商法に見事に引っ掛かってしまいましたw
974 :
名無し三等兵:2006/09/09(土) 10:40:24 ID:l8bJ/j5C
「陸軍軍装入門」希望
憲兵入門てのもないなあ
せっかく入門があるのだから、中堅とか皆伝とかも出せばうよろしい
ゼネラル入門キボン!
978 :
名無し三等兵:
餓鬼戦記では
「神を見た兵隊」牛尾節夫(ガタルカナル)
「ラエの石」 佐藤弘正(ニューギニア)
が、お腹イッパイになりました。