海自空母を妄想する夕べ (株)第八どつく

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>>204氏 >>207 Sageごん氏
POPUPについて
最近の対艦ミサイルはARHの場合POPUPとそうでない飛行パターンが選べる
奴が多い様です。急激な横滑り程度の回避機動をやる香具師も研究されてるとか。
ご存知の通りARH対艦ミサイルを遠距離から目標艦に向けて発射する場合、
目標艦は動くので、そのまま低空を飛んでるとARHミサイルの狭いレーダー視野
の外側に目標艦が出てしまって、当りません。
なので、目標から40kmくらいでPOPUPして対艦ミサイルの狭い視野で見える
範囲を広げ、目標艦をミサイルのレーダーシーカーでロックして修正目標位置に
突進します。この機能がない時代はミサイルを発射したあとも、ミサイル自身の
ARHシーカーが目標を捉えるまで母機が中間誘導せねばならなかったのでFIRE&FORGET
でなくて母機が危険でした。POPUPでミサイルARHシーカーの探知範囲は広がって
母機はかなり遠方で離脱できるようになった訳ですが、ミサイル自身にとっては
海面すれすれから上に上がると撃墜される確率が増すので、対艦ミサイルの1/10
以下の価格の赤外線SAMや速射砲弾にCHEAPKILLされないよう、25-40kmでPOPUP
するケースが多い様です。