アメリカ海軍最後の戦艦、アイオワ級は優秀だったか?を語るスレです。
ニダ
サンダ対ガイラ
4ならヨン様脂肪
5 :
名無し三等兵:04/09/17 18:55:31 ID:07zqtkpg
04
マジレスすると、速いだけ
7 :
名無し三等兵:04/09/17 18:56:52 ID:1X7SWW5V
ラジオ体操第二よーい!
改修されたアイオワは世界のどんな戦艦よりも強い。
遠藤愛タンが抜けたテレビ体操では抜けません。
あの伝説のスレが再来する悪寒・・・
>1
削除依頼ヨロ
戦後米海軍の足枷
遠藤愛さんがいなければ柏原芳恵とセックスするばいいじゃない。
>>6 機動部隊随伴戦艦としてはかなり強いよ。それにいざ大和と砲戦
しても、貧相に見えてやたらに打たれ強い新鋭米艦だから、一応対抗
できるのでは?
>>1 明日の朝6時半から一緒にオナニーしようね〜
ミサイル、最新レーダー装備の近代化改装で、湾岸でもイージス巡洋艦並に
結構使えたはずでは?
16 :
名無し三等兵:04/09/17 19:10:21 ID:1X7SWW5V
>12
勘弁してください。
おまえら!
1さんが必死に自作自演しているんだから邪魔するなよ!
_ /
/_) /| / ̄ / ̄) /| , l /
/_) / ̄| (_T (_/ / |// ・
:::::::;;;;;;
;; ;;;;; '''::::;;,,,
____ (ニ┌i――L二()┌,┐ ;; ;;;; :::;;
 ̄I.../  ̄ヽ| | i^ i (二二二(二(ニニニニニ;; ;;; :;;;;;;;
>>14 /  ̄ヽ _ lj ゚Д) | | i_i |二i)/; .| ;; ;; ;;;;;
レ"・ /  ̄ヽ=..○ |o| .| (ニ9 0 | . ;; ;;; ;;;;
( つレ"´Д`) J) ,)] | :; i ; : | ;;;;;;;;;;;;;;
/ / つニ∩> レし |_.|_______|
(_ 〉 〉_,\,,、、、、--┴===l┴--i=,i、、;;,,,,,,_,、_,,_
( [=]_}--―,{__T_}--└!==―――------{_「=]_
ミサイル積んだ時点でBBと認めない、只のミサイル艦
>ミサイル、最新レーダー装備の近代化改装で、湾岸でもイージス巡洋艦並に
>結構使えたはずでは?
イージスシステムどころかスタンダードも運用できなかった船だが?
現代の海戦においてはトマホークが撃てるスプルーアンス級以下の働きしか
期待できない。しかも乗組員10倍だし。
柏原芳恵様の良さが理解出来ない童貞のいるスレはこちらですね。
解体してDDでも造るべき
テレビ体操に話を戻そうぜ
柏原芳恵タンマンセー!
何処のスレか忘れたが、アメリカに行ってたまたま向こうの軍マニアによる議論に
入った人によると、大和vsアイオワ議論で「なんで防空特化のアイオワと、対艦特化
の大和を比べなきゃならないんだ!」と絶叫してたらしい。
あと向こうの軍マニアは単艦の強さに興味は無く「艦隊に対してどう効果有る船か?」
がもっぱら議論の対象になるらしい。もっともな意見である。
1さんの自作自演の邪魔する奴は帰れ!
戦艦の有用性なんて無いに等しいんだから
艦隊で議論するなら戦艦なんてどれも一緒
逆に仮定を定義。
日本の艦隊に大和型の替わりにアイオワ級が居たら、航空能力はマシになったか否か?
エンジン壊してると思う。
>>日本の艦隊に大和型の替わりにアイオワ級が居たら、航空能力はマシになったか否か?
米艦載機の損害が結構増大するかも。グラマン鉄工所の飛行機もヘルダイバーも
落ちるときは落ちますし。
なにせ、ハリネズミのような戦艦ですから。
例外もあるかな?
34 :
30:04/09/17 19:32:35 ID:???
スマン、航空→防空だ...
戦艦以外の全ての艦と航空機が敵と味方全て同じで
アイオワと大和なら、アイオワに分が有りそうだね
じゃあ、米海軍はアイオワ級の替わりに大和級を
艦隊としてどちらが勝つかと考えた場合
戦艦は空母の護衛になるわけだから
探知能力と防空能力でアイオワ
>>38 悲しいくらい使い道無いな。
対航空用の的くらいか。
41 :
名無し三等兵:04/09/17 19:40:46 ID:u4QPIzqs
継ぎ目の欠陥の大和型よりは優秀。
日本はアイオワを何隻建造出来るだろうか・・・。
レーダー等も作れるのだろうか・・・。
43 :
名無し三等兵:04/09/17 19:43:54 ID:bC4ySY+I
所詮量産艦
カッコよさでは大和の足元にも及ばんわ
>>42 機関部分が1隻分も作れない。
従ってゼロです。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: r=q_
iニ=ニj==jニ==ニ!
-{ェェェ}ェlコ=-+- /
{'''''''!"〈|',__|____/
rj v |rqLVヽ__/
_r=====コ=jj|,スュ_
| L| j_,rHiLrハニ=ニ! .||
| _Å三= ={ヨinl_ィ巡_ H
| _,,__,,,,_,'-'-'=fニl-iィ巡ィ巡イ巛_=_,,,,,,,l-l,,, __
| .尸コ 、ー - '- ̄ヽ二ニ===- -r。。。ュ====',_
| r=ニ、==ニニ===、,-'- '-゚- -'=ュロコ二二', ̄====コ__,n,.-‐‐''j'
:::::::::_:/|\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;尸_-'_`_、__/__/_゚__ヽ二ニ==== _,. -‐' "´ ノ:::::::
::rJ´*`てjー-、_ _ ,、_ _ _nュ_ _ _, , , r=q=,ニ、fEEjニj''''''===''''''==='''''''=----=-- _ , -−''''"´ ノ:::::::::
::冫、ニ ` = ``ア7ー −−−−−−−−−−−−−- - −− ' ' ' " " " _,. -‐''"´:::::::::
:::::`'ヽ, メ0j'" _,,..-‐''"´::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::\ _,,. -‐''""´:::::::::::::::::::::::::
>>30大和を舐めるな。射撃管制装置とレーダーが
甘いだけで投射弾量はさして変わらん。
アイオワの機関を作れる国力があれば、
アイオワを存分に動かすだけの燃料が手にはいるのであれば、
日本はあんな戦争をしとらんわい。
>>47アイオワ並みの機関を作れる国力はあったぞ。
単に戦艦用ディーゼル機関の開発に失敗したから
大和級は中速戦艦になった訳ですし。
てな事言っても、大和と同時期にあたる、ノース・カロライナ級とサウス・ダコタ級
の速度は、そう速いって訳じゃねーし。
現実的に大和がぶつかる相手としては、こっちの方が可能性が高かったと思われ。
でも、それだとスレ違いw
戦艦としてはサウスダコタ級のがちと脅威な様な気もするが、優秀な
ことに間違いはないと思うが。
アイオワはイザとなれば想定されてた大和級と殴り合いもできる
機動部隊随伴可能超高速戦艦ってとこに意味があるんだもんな。
ま、随伴するだけなら、27-8ノットも出れば十分なんだが、、、
そもそも大喰らいで高価な戦艦を何隻も防空艦に使うってのは
アメリカにしかできない芸当だよ。
51 :
sage:04/09/18 00:21:10 ID:o8V/a4sK
第二次世界大戦当時世界最強を誇ったアイオワ型戦艦が相手では、
日本の大和型戦艦は圧倒的に力不足である。なぜならアイオワ型戦艦と大和型戦艦
を比較すると・・・
1 速度:アイオワ>>>大和
2 装甲:アイオワ=大和(大和型戦艦の対46サンチ砲防御はほんの一部)
3 ダメージコントロール能力:アイオワ>>>>大和(大和型3番艦は魚雷僅か3発で沈没)
4 砲撃命中精度:アイオワ>>>∞>>>大和(大和型戦艦の命中精度0%はサマール沖で証明済み)
5 主砲の威力:アイオワ>大和(アイオワ型戦艦の40サンチ砲は長砲身。大和型戦艦の46サンチ徹甲弾は装甲に当たると砕けてしまう。)
6 乗組員の練度:アイオワ>>>大和(アメリカ人は機械操作が得意。慢性的燃料、弾薬不足の大和型戦艦の乗員はろくに訓練出来ていない。)
と言う事実が導き出されるからである。ではアイオワ型戦艦になんとか対抗可能な戦艦は枢軸側には無いのであろうか?
強いてあげれば設計図上で終わってしまったドイツのH型戦艦ぐらいしか思い浮かばないが如何であろう・・・
アイオワの成り立ちを見れば、乱暴な言い方をすればダコタを延ばして機関収めて・・
なので、極端な話ダコタに付与されてより優れる要素はあっても、劣る原因となる要素
は無いんじゃないかな
けど、ダコタで間に合う局面が多いんだよね
昔のシーパワー誌が、アメリカ人によるアイオワ評を紹介していたが、ダコタを超えて
はいても、それがコストに見合うだけの利点であったかは疑問とする論旨だったように
記憶している
艦隊決戦で航空兵力の介入なしで視界のよい晴天で訓練が良く施された状態の大和なら
砲戦でアイオワにも勝てるかと思うが、戦争と言う場面で現実的な運用を考えるとアイオワが
有利と言うのは当然か・・・。
>>51 装甲:アイオワ=大和
↑
自身の火力に対しての対応防御が追いつかないのは、アイオワの方がより深刻
そのアイオワが喰らうのは18インチ
大和が喰らうのは16インチ
信濃の沈没は、ちと評価の対象にするのは可哀想な・・・
レイテの武蔵の例もあるし。
>>53 「どっちが勝つか」なんて、極論すると実際にやって
みないとわからん要素が大杉。
実際の戦場は単艦同士で殴り合う訳じゃねーから。
>>54 だがその16inchはSHSで、帝国が想定する16inch弾とは桁違いの威力だ。
帝国の戦艦主砲弾は弾頭形状が適切でないため、貫通力がいまいちと言う説もあるしな。
いつも不思議なんだよな。
アイオワVS大和の議論。竣工で三年差があるんだよ。
兵器ってのは新しい方が優秀なのが基本だろ。よっぽどの事がないかぎり。条約明け、第一世代と第三世代を同列に考えてもな〜
船体の容積が違い過ぎる
もっとも、狭い全幅はそれ自体が必ず不利という訳でも無いが
ぶつけるならモンタナだろうし、アイオワが優れるといっても明らかに
同等以上の火力と、より防御上有利な体躯の大和を易々と圧倒出来ると
は思えない
護衛空母一隻沈められなかったからなー>大和
アイオワだって実際に殴り合いしてみないことにはわからんよ
>>59 当たった弾については諸説あるから、あまり荒れそうな
餌は撒かないようにw
>>57 時期的にはノースカロライナ型がぴったりだな。
んで大和竣工の3年差だとダンケルク型。
>>56せいぜい三割増しって所だろ。
それとも通常の三倍の性能でも叩き出せるとでも言いたいのか?
>>57 性能の飛躍著しい他の航空機や戦車ならともかく、戦時下の史実の戦艦
の3年は、前級の不具合改善か要求性能の追加くらいでしょ
攻防走のさらなる引き上げは、未成艦においてなされる筈だったが
>>59榴弾か三式弾を装填していれば粉砕できたと思うが
対戦艦用の弾を輸送艦ベースの護衛空母に当てても大穴が
開くだけで効率はよくないのは確かだ
>>62 想定威力の三割増しってだけでまともな計算が成り立たないだろうに。
装甲だって主砲威力を元に作られてるんだから。
アイオワは、戦艦にしては妙に細い艦だと思うんだが。
108フィートの制限からくるんだが、急回頭時の被弾
なんかの時の復元性に問題がありやなしや?
>>66 殊更に問題とはならないんじゃないかな
艦首の幅や乾舷により甲板が洗われがちなのが問題視される新戦艦は、グナイゼナウに
KGV、アイオワくらいだけど
SHS+長砲身、高初速かつ重量増加で近距離威力増大、
遠距離威力維持がその目的だが、アイオワのMk7じゃどうあがいても
大和との遠距離砲戦不利じゃないの?甲板抜けないよ。
大和は18inch防御を施してる。魚雷云々は水密検査の都合だが、
砲戦では取り合えずこちら側は水線下を考慮に入れる必要はない。
非装甲部分を叩いて叩いて、戦闘能力削ぐってんなら、別にアイオワでなくとも
14inch艦にだってできる。数さえ揃えれば。もっといえば優秀かつ大量生産の
重巡で十分だ。ソロモンみたいに。あまりに極論過ぎるがね。
>>67 世界の艦船の記事でアイオワ揺れるよれるってのは書いてあったような。
>グナイゼナウにKGV、アイオワくらいだけど
グナイゼナウは大改装、戦時計画艦バンガードじゃアトランティックバウになってたね。
>>大和との遠距離砲戦不利
どうせ当たらないから。
↓ビスとフッドを例に出すに1000猪口
>>68 大和の18インチ防御は自軍の弾の威力が基準になってる。
どうも水中弾を想定した弾は貫通力が劣るようだ、それを基準にした装甲が
16インチ重量弾に耐えるなんて断定できない。
地中海でヴィットリオ・ヴェネトと対戦した場合は?w
アメリカはMk-7をもって自身の16インチの能力のほぼ限界近くを引き出してるね
大和の46サンチはそこまで無理しなくてもその上をいくが、それゆえ差
は大きくない
逆にいえば、まだ改良出来る余地はあった
もっとも18インチともなると、改良といっても16インチのそれとは比較
にならない程大変だろうが
50口径15インチか(リットリオ級
やる気は兎も角、結構いけそう。
イタリア艦って、スペックだけなら結構逝けそうな感じはするんだよなw
>>69 グナイゼナウ級の場合、防御重量大のところへもってきて幅が狭く船体
が浅い為に、艦首の改正も抜本的な解決にはならなかった模様です
KGVはヴァンガード並みの大きなシアをつければ、いくらか改善され
たかも知れません
巨大な4連装の重量も負担になってますが、仰角0度での射界確保とい
う要求も、結果的に凌波性を阻害してますので
仰角0で、前方射界ってことは、極近距離の敵艦へ突撃してる状況か。
よほどの乱戦でないと発生せんだろな。衝角戦みたいだ。
まぁイケイケドンドンのロドネイとネルソンを造っちゃう
国ですからw
こんな糞戦艦作らずにモンタナ級作ってりゃ良かったのに。
81 :
名無し三等兵:04/09/18 13:43:21 ID:xs7Na/XU
大和級が最強
アイオワ級は強いぞ。
なんたって使徒を倒したんだからなw
アイオワ級って金剛級をボコるためだけに生まれた艦じゃ
ないのか?
>>83 確かにそうかもしれないけど、一応大和にもある程度対抗できると思うよ。
速度面では上だし、貧相ながらうたれ強いのが米艦ですから。
でも、総合的には大和なのかな。
米だってアイオワに本気の殴り合いは期待してないだろ(高いレベルで対応は出来るが)
その役目はモンタナでしょ。
で、モンタナ。機関配置はシフト配置ではなく、大和に似たような感じ。防御方法も間接防御ではなく外装直接防御と大和と同様。さらに速度は27ノットで充分とされた
つまり米も、本気で殴り合うためにはこうなると
大和の思想はそんな間違いじゃない。
大和の問題は思想自体が時代に合っていなかった
そして完成後の大和の運用が間違っていた
完成した時には役立たずになっているものなど珍しくもないけど、それをなんとか
工夫して役に立たせる或いは早々に廃止するのも知恵だと思う
日本人はどうしてもそれが苦手みたい
アメリカはそこらへんが上手いような
アイオワは好き。最初は主砲3基だけで副砲なしのスタイルに違和感あったけど、
いま主砲3基+あとは対空砲というスタイルはすっきりして戦艦らしいと思う
>>51 砲撃命中精度って、野分と二度も遭遇しておきながら、
結局命中弾を出せなかった戦艦が大和を笑えるんだろうか?
>>87 >最初は主砲3基だけで副砲なしのスタイルに違和感あったけど、
>いま主砲3基+あとは対空砲というスタイルはすっきりして戦艦らしいと思う
戦艦らしいも何も、副砲と高角砲を両用砲に統合しただけで、
スタイル的には主砲+副砲のみつうのはWW1以前に逆戻りよ。
対14インチ防御のN.カロライナと同じ防御重量で対16インチ防御を捻出
しているダコタを延ばしたのがアイオワではあるので、対応防御の見積
もりはやや甘いかも知れない
もっとも攻防走を高い次元で満足させるには、いずれかを妥協しなけれ
ば難しいという事を、アイオワは示してもいる
武装重量大で直接防御と間接防御を両立させて防御にも重量を割くなら
大和やモンタナのように相応の幅や深さを持つ船体が必要となる
間接防御に関しては注排水機能ぐらいしか見るべき点がないと思うが>大和
米重巡と同レベル予算ながら、KGVが巡洋艦では無く、一介の
戦艦であるという点は注目に値する
同予算で戦艦を作るとしたら、米がどういうのを出すのかは興味
のあるところ
逆にイギリスは、額面でKGVの3割増しのヴァンガードが史上
最も高価な戦艦なら、遥かに高額なアイオワ並みの予算を戦艦建
造につぎ込む事を、もはや議会が許さないかも知れないが
>>90魚雷10本に耐えたのは大したもんだと思うが?
アイオワなら航空魚雷8本も食らえば確実に逝くぞ
>>92 それも余剰浮力に頼ってのことだろう?
アイオワは実際に沈むところまで攻撃を受けたことがないから直接の比較は難しいが。
新戦艦といえど片舷3〜4本も受けた時点でかなり深
刻だよ
艦によってはそこからずるずると沈むのもだろうし
左右均等に受けるにせよ、浸水・注水後に受ける1本
は、最初に受ける1本とは訳が違うだろうね
何本まで受けられるかを考えるのは難しいと思う
既に沈みつつある船体が何本も被雷したといっても、
それが許容本数の参考にはならないだろうし
大和は6本目の魚雷でタンク注水の限界に来てるね(窯室、右舷機械室注水
片舷被雷6本で限界ってとこですか。
96 :
95:04/09/18 21:00:02 ID:???
つか、武蔵の耐被雷数は異常だと思うw
あれは米軍は10本だと主張してるね。
それも過小とは思うが、6回の攻撃でほぼ半数の爆弾・魚雷が
第6次攻撃に集中してるから、第6次に相当な誤報や誤認が発生してるはず。
98 :
97:04/09/18 21:07:37 ID:???
最大のミスは初期に3本の魚雷を同時に受けたとする説。
この時は傾斜がほぼ皆無だったりする。
99 :
sage:04/09/18 21:19:20 ID:o8V/a4sK
すれ違いだが大和型戦艦を世界最強のアイオワ型戦艦と対決させるのはあまりに酷なんで、皆が言うように、
大和型戦艦と同時期のノースカロライナ型戦艦と徹底比較してみよう。
1 速度:ノースカロライナ>大和(1ノットノースカロライナ型戦艦が優速)
2 装甲:ノースカロライナ<大和(大和型戦艦の対46サンチ砲防御はほんの一部だがノースカロライナ型戦艦は対36サンチ砲防御なのでわずかに大和型戦艦が有利か)
3 ダメージコントロール能力:ノースカロライナ>>>>大和(大和型3番艦は魚雷僅か3発で沈没。ノースカロライナ型戦艦はソロモン沖にて高いダメコン能力を遺憾なく発揮)
4 砲撃命中精度:ノースカロライナ>>>∞>>>大和(大和型戦艦の命中精度0%はサマール沖で証明済み。ノースカロライナ型戦艦はソロモン沖で金剛型戦艦をボコボコにした)
5 主砲の威力:大和>ノースカロライナ(ノースカロライナ型戦艦の40サンチ砲は普通のやつ。大和型戦艦の46サンチ徹甲弾は装甲に当たると砕けてしまうが僅かに大和の主砲が有利か。)
6 乗組員の練度:ノースカロライナ>>>大和(アメリカ人は機械操作が得意。慢性的燃料、弾薬不足の大和型戦艦の乗員はろくに訓練出来ていない。)
以上のことから大和型戦艦は排水量6万トン以上ありながら、同3万5千トンクラスのノースカロライナ型戦艦に対して決して圧倒的優位に立っているわけではないことが分かる。
いやむしろ大和型戦艦が放つ当たらない主砲弾が林立させる水柱の中から、ノースカロライナ型戦艦が着実に大和型戦艦に命中弾を与えていく展開が容易に導き出されるのである。
世界最強のアイオワ型戦艦が万一建造されなかったとしても、ノースカロライナ型戦艦さえあれば、例え艦隊決戦の火蓋が切って落とされたとしても、アメリカ艦隊の勝利はほぼ間違いない。
しばらく観察
>>87ええっとつまり思想にあってないと言うのは大和の代わりに
更に2隻正規空母を作った方がよかったと主張したい訳ですね?
戦艦としては後発のダコタになんら劣るフネではないですし
> 5 主砲の威力:大和>ノースカロライナ(ノースカロライナ型戦艦の40サンチ砲は普通のやつ。
大和型戦艦の46サンチ徹甲弾は装甲に当たると砕けてしまうが僅かに大和の主砲が有利か。)
続・海軍製鋼技術物語でも読むように
>大和型3番艦は魚雷僅か3発で沈没。
だから信濃を引き合いに出すなつーの・・・
>>98 1245左舷前部被雷1本の誤認でしょうね。
傾斜は1〜5度くらいですか
>>95は戦闘詳報からってことで。
信濃への命中は4本じゃないっけ?
ダメコン不足のほか、空母へ改装した際の内部区画の変更も災いしてる。
あと命中したのが潜水艦の魚雷ってのも加味してくれ。
>>86 機関配置は大和と全然違うぞ、ただ単に大和(縦4列配置)、モンタナ(3縦列区画)
という以外にもな
>>106 後期の米航空魚雷は15kg程度炸薬量で劣るだけ。
>>108 ありゃりゃ、こりゃ失敬。
15s程度つうと308-15で290s程度ですか…
ノース・カロライナ、サウス・ダコタ両級とも隣接する2機関室に浸水して
二軸を失う場合がある
アイオワ級ではこれを改善し、水中防御を強化した
それに末期の米軍魚雷は、炸薬が改善されて、かなり威力が大きいからなあ。
93式は93式で炸薬量780kgにまで増えてるし。
こいつら4本以上片舷に喰らって無事な戦艦って、ちょっと無さそうだ。
112 :
名無し三等兵:04/09/18 22:09:25 ID:nK5+CzRU
>>111 大和型の水中防御の装甲取りつけ方法を改善しても無理かな?
機関室天井の水平隔壁を斜めに舷側装甲の角度が変化するところにもってくる。
ついでにバルジを気持ち拡大する。
113 :
名無し三等兵:04/09/18 22:12:48 ID:nK5+CzRU
大和型は水密隔壁が極端に薄いところがあるのは本当ですか?
また前後の無防備の船体をもっと細分化できなかったのだろうか?
大和への攻撃に使った魚雷は600ポンドのトーペックス火薬を充填
>>113 細分化は無理でしょう、ただ設計にかかわった人は
幅を増す、前後にもっと重量をさき
重構造にすると良かったと言ってます
117 :
名無し三等兵:04/09/18 22:29:29 ID:nK5+CzRU
>>116 船体自体が弱いという意味でしょうか?
装甲厚減らしてもいいから、
隔壁自体を厚くしたり、
垂直装甲で単純な構造、
水線下は6層の多重防御、4重底。
これのほうが爆弾や魚雷には強いですね。
現代の船は強固な構造で防御ですか?
↑そういえば、あちこちのスレで見かけるな
3重底で十分
隔壁自体は厚くしたら良かった
船体自体は弱くない
119 :
名無し三等兵:04/09/18 22:40:40 ID:nK5+CzRU
隔壁厚くしたら重量オーバーであの大きさでは無理っぽい。
基準排水量を増やせばいいだけだろ
122 :
名無し三等兵:04/09/18 22:47:01 ID:nK5+CzRU
副砲廃止してアメリカの機関があればそれで解決。
大和をそのまま高温高圧に・・・
125 :
名無し三等兵:04/09/18 23:01:10 ID:nK5+CzRU
ガスタービン。
126 :
名無し三等兵:04/09/18 23:01:20 ID:xs7Na/XU
日本海軍は米の3倍の命中率だったことを忘れてはこまりますよ。
いつの話だ。大戦後半はアメの方が熟練抱えて数値は逆転する
大体ミッドウェー時点で米の急降下爆撃機の練度はたいしたもんだった
じゃないか。
>>127 「サマール沖」と定番のレスをプレゼント。
はっもしや米軍は3/0の命中率!!
片舷被雷6で限界
↑
戦艦としてすこぶる上出来
同等の海水を抱え込んで同じ状況でいられる戦艦があるとすれば、未
成艦くらいか
131 :
名無し三等兵:04/09/19 00:43:37 ID:2j3LDNNf
誰か50センチ砲搭載改大和型を設計してくれ。
排水量は大和型と同じ条件で大和型の戦訓を取り入れる。
チト厳しい条件かな。
でも機関はかなり向上したものが使えそうだと思うが?
燃料削るか、18ノット4000海里くらいに。
>>131島風用の高出力缶を搭載すれば速力低下は避けられるものの
どうやっても8万dを超えて18ノット4000海里くらいになるだろうな。
アイオワ級よりも真珠湾の被害後、近代化改装された旧式戦艦
の方が見た目カコイイと思うのは漏れだけでしょうか?
>>99 大和型の主砲塔要因に関しては、就役から実戦にかけて乗員は良く訓練
されており、KGVのそれとは対照的に、人為的な揚弾・装填不良は極
少であった旨の記述がある
(Batlleship刊)
向こうのは機構上のトラブルに加えて、操作ミスも少なくなかったよう
だね
136 :
135:04/09/19 02:49:34 ID:???
主砲塔要因→誤
主砲塔要員→正
スマソ
137 :
名無し三等兵:04/09/19 10:03:32 ID:9PTipPb3
>>131 >排水量は大和型と同じ条件で大和型の戦訓を取り入れる
という事で考えると、
50センチ連装砲は2700tほどと言われている。46センチ3連装は2510t
砲塔旋回部に1門あたり弾60発を搭載する機構なので、この180発分を含めると
2776tだそうな。
50センチ連装の機構の詳細や重量区分は不明だが、46センチ3連装より200t
重いとして考えてみよう。
主砲塔3基で600t増える事になるが、これを副砲の廃止と司令塔の軽装甲化で浮
かす。司令塔はWWTまでの12インチ級ならともかく、16インチ級以上の砲弾が
砲弾が命中した場合、装甲は弾をはじいても中の人が無事かどうか疑問。
側面、天蓋、防御甲板までつながってる通信筒とも100mm程度に減ずる。
機関は翔鶴や大鳳のをべースにすれば1500tほど、島風のを使うなら2000t
浮くだろう。この重量は船体構造の強化や板厚増加に使う。牧野氏の「日米戦艦比較
論」だと、これぐらいの重量でも結構改善できるらしい。
大和の弾薬庫の底の装甲や信濃以降の3重底化は、米軍が艦底起爆魚雷を使用する事
を想定してのもの。実際はこれが実用化される事は無かったので、これらは、やめる。
米海軍の実験では、2重底を3重にしても魚雷に対しては大同小異という結果が出て
いた。これでも重量は若干浮くと思われる。
以上の事をやると、缶が4基は減るので機関の配置を変え、機関区画の幅を減らして水中
防御のための奥行きを確保する。水中防御方式はモンタナの方式。
138 :
名無し三等兵:04/09/19 10:23:43 ID:9PTipPb3
続き
直接防御は基本的に大和と同じ装甲厚。重量に余裕が出来れば弾薬庫のみ410mm
舷側装甲の内側に、モンタナ方式の水中弾防御を中甲板あたりまで延長する感じで
100mmぐらいのを設ける。
船体の寸法、防御区画長さは変わらないとする。
あと、思いつく事をザッと書くと
・最初から搭載燃料を1000t減らしとく。これでも16ノットで1万海里。
19ノットで7300海里。(実測値を参考)
・空所に浮力材充填。
・32号電探装備。その他の電探も新型キボン。
・主砲弾定数が1門100発だと、46センチ弾薬900発と50センチ弾薬
600発では50センチのほうが150t軽くなる。
色々書いたけど・・対50cm防御にこだわらなければ以上のような感じに出来
ると思います。
139 :
137:04/09/19 10:28:22 ID:???
言い忘れましたが公試排水量6万9千t、50センチ砲6門、速力27ノット
艦です。
アイオワの対抗に大和ってのが微妙すぎ
ビスマルクにしようよ
>>137-138 主砲がたった6門じゃ威力不足だろ。小説「不沈戦艦紀伊」の紀伊型戦艦が理想だろうが、まぁ、あれは火葬なのでここでは論外として(w 、コーエーの「未完成艦隊」の近江型戦艦がいいな。大和型戦艦の艦体を25メートル以上延長して、51センチ砲を連装4基、8門搭載。
基準排水量は86730トン、機関出力20万馬力、速力30.5ノット、装甲は舷側420ミリ(20”)、甲板210ミリ。
>141
あのう・・もともと
>>131のお題によるものなんですが・・・
>137
大鳳、翔鶴の機関を使うのはともかく、島風の機関だと機関自体の数が
増える上に缶自体の耐久力が落ちるのではないか?
消耗品である駆逐艦ならいざ知らず、耐久消費財である戦艦に使うと
缶の寿命にいらん手間がかかる気がする。
>>大和に島風の高圧釜〜
釜が壊れると修理が厄介だから、大和型は機関の蒸気圧を下げて使用しているのを
知らんのかと小一時間(以下略
145 :
144:04/09/19 11:27:41 ID:???
かぶったかな?
146 :
名無し三等兵:04/09/19 11:33:33 ID:2j3LDNNf
>>139 よい案です。
砲弾の量を減らすのと司令塔の装甲を減らすのはよい案ですね。
予備操舵室も欲しい所です。
ところで発電機の防御はどうなってるのですか?
あの排水量で砲塔3基は必須だと思います。
水中防御と船体の強化はやはり重量増えます。
重油層を設けたらこれもまた重くなりそうだ。
46cm砲だってロクに使う機会が無かったのに50cm砲なんて載せてどうするんだ?
戦艦イラネ。
148 :
名無し三等兵:04/09/19 11:40:48 ID:2j3LDNNf
昭和20年頃だとさらに新型機関ができそうな感じもするが?
というか、うまく昭和19年頃アメリカと和平するとしても、
朝鮮、台湾、中国の撤退の条件だろうから、
アメリカの介入と民主化で軍備縮小ですな。
千島と樺太半分は残るだろうからそれだけでもいいが・・・
149 :
名無し三等兵:04/09/19 11:48:05 ID:+wiPEZp/
>>134 禿しく胴衣
特にスリガオ海峡戦時のオルデンドルフ艦隊渋すぎ
>>137
トップヘビーになりません?
命数が短縮しても長砲身の46cmで十分と思われ・・・って、
そんな事書いたデブがいたかw
>>97-98 >最大のミスは初期に3本の魚雷を同時に受けたとする説。
誰かの手帳にそう書いてあったらしいけど、武蔵の戦闘詳報や米軍の調査では否定されてたね。
>>144日本海軍はそこら辺が慎重過ぎ。
旧式駆逐艦用の枯れ果てた機関を新型戦艦に積んでどうする・・・・・
156 :
名無し三等兵:04/09/19 12:07:25 ID:2j3LDNNf
日進のディーゼル積んでたらどうなった?
それより大発のエンジンをダース単位で(ry
こうやって考えると、色々いわれることはあるが、
大和は堅実な技術と綿密な工程管理の元に完成したってのが分かるなあ。
最大の悲劇は、帝國海軍の戦艦として生まれたことか・・・・・
敗者に悲劇は付き物。
160 :
名無し三等兵:04/09/19 12:57:59 ID:+wiPEZp/
大和型の速力があと5ノット速かったら、随分違った使われ方だったかもね
>>160 つまり”アイオワが日本にあったら論”の一種だと思うけど。で、どう使うの?
>160
変わりは無かったと思うよ。むしろ旋回性が悪くなってガダルカナルへの突撃なんて余計に無謀になる。
結局大和なんか作って何かいいことあったのか?
金と資材の無駄使いだろ。
あんなものはアメリカにでも作らせておけばよい。
>金と資材の無駄使いだろ
これは言いすぎ。
当時は戦艦と言うのは現在のICBMにも相当する戦略兵器だった。
国家が必死になって揃えようとするのは当たり前。
>>163おまいさん米戦艦の計画建造数知らないだろ。
日本は4隻しか新造戦艦を作れないが米は・・・・・・・
>>160 大和の足が後5ノット速くても、
それを縦横に動かすだけの燃料が、帝國海軍にはない。
>>163 大和の設計コンセプトは、当時の状況を考えれば間違っていない。
大和を無用の長物にしたのは、帝國と帝國海軍だ。
艦隊決戦を主目的に建造された大和の27ノットの速力は決して間違ってはいない。
アイオワ級が30ノット出せるからといって、最大戦速で艦隊決戦を行う事はないし、
まず、最大戦速で主砲弾など中る物ではない。
と、いうか、当時の日本にアイオワ級があろうが、KGX級をたくさん保持してようが
アメリカ海軍相手に戦争してたら、どっちにしろああいう使われかたになっちゃってた
と思う・・
うーむ、
>アメリカ海軍相手に戦争してたら
というが、日本海軍は長年、近海での迎撃を目的に建設されていた。
だから、重武装で航続距離が短く、居住性が悪い。
真珠湾がなければ当初の予定通りマーシャル沖かマリアナ沖に侵攻してくる米艦隊を迎撃する、
という当初の目的に沿った使われ方をしたのではないだろうか。
>>160燃料は十分あったと思うが?
大和だけでもソロモン海戦に参加してればな
大和って居住性悪いのか?
>>165 米と戦艦の建造競争したらかなわない、だから戦艦では勝負しない。当然の帰結だろ?
>>166 >大和を無用の長物にしたのは、帝國と帝國海軍だ。
阿作ったのも使うのも帝国と帝国海軍だ。
役に立たないものを作って役に立たせなかった、弁護できねぇよ。
>>170 大和をトラックからガダルへ往復させ、なおかつ戦闘行動まで行わせた場合、
機動部隊の燃料さえ取り上げないと動けない。
駆逐艦に燃料を与えていたからという説もあるが、駆逐艦と戦艦じゃ必要な燃料が違う。
>>172 第二次倫敦条約を無視し、その上で質で対抗するという方策を採るなら、
大和以外の戦艦は作れなかっただろう。
そもそも、海軍自身が絶対に勝ち目がないと分かっていた戦争を、
本当に始めた段階で、戦艦がどうのという段階ではない。
>>172 付け加えさせて貰うならば、勝てないのは建艦競争だけではない。
全ての分野に於いて、だ。
別に優れた戦艦を作り、配備することは当時の常識からすれば、間違っていない。
絶対に勝てない相手に戦争を、それも必要性の低い戦争を仕掛けることが、最大の間違いだ。
ま、そろそろアイオワに話を戻して、
アイオワがキーロフあたりとガチンコしたらどうなる?
ソ連のミサイルはでかいから当たればアイオワでも一発撃沈かな
>>175 冷戦時代は対艦用トマホークなんてモノもあったし、
先に見つけて攻撃を仕掛けた方が勝ちだろうなあ。
どっちも対空火力はあてにならないし。
>>175 ガチンコ対決式の評価は意味が無いと思うがなあ。
上のほうでも語られているけど、改装後のアイオワは単艦での運用を考えられていたわけじゃ無いし、
キーロフも同様。
>>176 防空火力で言えば、キーロフの方が遥かに上。
>177
いや、確かにそうなんだけど、延々と大和のことを語られても・・・と思ってね
狂的信者がいないアイオワとキーロフなら、小ネタとして楽しめるかなと
ではアイオワ型船体に18インチを強引に搭載したらどないなってたのでしょう?
とネタを振ってみる。(ネタね。
>>179 砲配置を連装三基六門にして、戦闘速度を二五ノットくらいにすれば、
使えないことはない・・・・・かな?(w
一発撃つごとにキールが曲がっていき、最後にはまっすぐ走らない艦になりそうだ。
発砲時の揺れが凄そうだな。
特大バルジを追加するか?
>>171 他の艦に比べれば、居住性は悪くないと思われ。
水兵は全員ベットで寝てたようだし、冷房装置もついていたし。
冷房装置は砲弾冷却のおこぼれ
185 :
名無し三等兵:04/09/19 23:19:52 ID:2j3LDNNf
長門と区画の数が同じって?
そこからして失敗ですね。
186 :
名無し三等兵:04/09/20 01:43:42 ID:zzr9IAe+
>>143>>144 まあ、そうですね。翔鶴のが無難でしょうね。
>>146 発電機は防御区画内の適切な所に。
あと、溶接で船体をしっかり造れるようになれば、2千t程度軽くできるので
重量的に余裕が生じ、水密性も増す。
>>148 世艦の「日本戦艦史」によれば、大和設計後に次世代主力艦用に1基6万馬力
の機関製造の計画があったそうな。
>>150 そうなったら、50センチ砲塔の装甲を減らしましょう。漏れの案では対応防御
あきらめてるんで。
>>137での砲塔重量は装甲込みの重量で、装甲は前盾800mm、天蓋295mmと
いう説があります。
1割ぐらい削って大和と同等にすれば1基あたり約100t、合計300t軽く
なるでしょう。
187 :
137:04/09/20 01:45:47 ID:zzr9IAe+
上のレスは漏れです。
188 :
名無し三等兵:04/09/20 11:52:02 ID:NioyjnFs
大和型の戦訓は貴重なデータになったような?
完全間接防御にすると各隔壁で防御する形かな。
全部19ミリ多層防御で船体と作る。重要部分ほど多層になる
砲塔や舵室などスペースが無いところは別にする。
↑そうなると徹甲爆弾で爆沈だな
190 :
名無し三等兵:04/09/20 13:03:36 ID:NioyjnFs
>>189 太平洋戦争の後期では魚雷や500キロ爆弾の被害が大半ですから。
戦艦同士の一騎うちはまず無い。
大和の副砲も徹甲爆弾で爆沈だな。と言わないの?
191 :
裸足侍 ◆cljj.KUKAI :04/09/20 13:34:38 ID:XR2O1g3O
大和は電探射撃で回避運動をする鳥海を叩きのめしてるんだよ。
はっきり言ってアイオワ型戦艦より強いと断言できる。
192 :
名無し三等兵:04/09/20 13:52:59 ID:wzptF/TT
強い弱いもあるけれど、アイオワの燃費の良さも魅力的なんじゃないかな。
193 :
名無し三等兵:04/09/20 13:55:46 ID:5tbAXxJc
アイオワは機関はいいけど、スクリューや船体そのものはちょっと・・・
>>191 敵味方の区別もつかないような電探、当てにできません。
あれは護衛空母の5インチ砲らしい。
米戦艦の不等長推進軸、アレは振動問題には無関係なんだろうか
>>190 だけど、そんな薄弱な水平装甲だと、副砲以上に弾庫や機関室で
米軍が大和や武蔵への攻撃に多用した1000ポンド半徹甲爆弾・徹甲爆弾による
損害が心配なのですが、どうでしょうか
198 :
名無し三等兵:04/09/21 02:29:46 ID:V4+k9xZJ
>>188 それが有効なのは魚雷に対してだけ。爆弾、砲弾はもちろん、至近断の弾片
でもズタズタにされるだろう。
たとえば空母「隼鷹」は至近弾の弾片が船体や飛行甲板を突き抜けていって
鉄板がささくれ立ち、着艦不能となった事がある。
伊藤正徳の「大海軍を想う」には「武蔵」沈没時の、日本海軍による戦訓が詳
しく書いてあるが、その中でも至近弾の弾片に対する防御板の必要性に触れて
いる。読んでみるといい。
弾片防御は、30mmぐらいの厚さは必要で、大口径砲や大型爆弾の弾片に
万全を期すなら50mm必要になる。
間接防御主体の考えは否定しないけど、戦艦であるなら必要な部分は守るべき
かと・・・
「何事も過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉もある。
>>195 鳥海に命中したのは5インチ砲みたいだが、周囲に大水柱が乱立したそうだから、
多分大和は撃っている。
195=199
>>199 「大水柱」だけでは大和の砲弾であるなんの確証にもならないが?
例えば水柱の色はどうだったんだ?
>>210 カラーだったって。でもここはアイオワスレだぞ。スレチガイ。
>>202 だから「何色」なんだよ、そこが重要なんだよ、アホ
>>203 長門か大和か区別したいの? 米軍の5インチは無色だけど。
主張しかしないコテハンは放置に限る。
>>195 え!?
ということは重巡洋艦がたかが護衛空母に打ち負けたってことか・・・
護衛駆逐艦にも打ち合いで敗北してるし、日本の重巡洋艦ってホントに
ダメダメなんだな・・・
>>207 一喜一憂する奴だなあ。
その前に事実関係しらべろよ。
仮に5インチ砲弾としてもそれを数発食らって轟沈したわけでもないだろうが。
>ということは重巡洋艦がたかが護衛空母に打ち負けたってことか・・・
なんでいきなりそう思い込むわけ?
護衛空母にも大砲は積んでいますが、対艦戦闘用ではなく、護衛空母の大砲は
対空戦闘用ですから本格的な対艦戦闘用に作られた巡洋艦相手には打ち負けることすら
あり得んはずです。
スマンミスりました。打ち負けるじゃなくて、打ち負かすです。首つって
逝きます。
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1093016670/ 280 :名無し三等兵 :04/09/01 00:11 ID:???
>>272 着色水柱は誤射説の根拠にもなるんだが、米艦隊の砲火とする説にも根拠はあるんだ。
公刊戦史等によると鳥海は0859頃砲撃と空襲で落伍した。
米側記録ではCVEホワイトプレーンズが5in砲で反撃し、少なくとも6発が命中したとしている。
その他ファンショーベイ、カリニンベイ等他の護衛空母も重巡に砲撃している。
日本側でも0851「鳥海敵主力の集中砲火を受け右舷中部に被弾」と記録されている。右舷にいたのは敵艦隊である。
そしておよそ0848以降、第一戦隊、第三戦隊は重巡群の左舷後方にあった。
誤射だとすれば戦艦の遠距離砲撃。大落角で落下するとはいえ、せいぜい30〜40度の間。砲撃側の舷に命中する可能性が高い筈。
それが反対舷にしかも被弾が集中しだしたともいう。
この部分は米艦隊の砲撃という根拠になる。
但し致命傷はその後の空襲による被爆5発だというが。
着色水柱を観た人がいるということは、沈めたかどうかともかく、味方を狙って撃っていた疑惑は残るわけですね・・・・
214 :
名無し三等兵:04/09/21 19:29:17 ID:+2HsUaix
日本、大和太郎がいるね。
フーン氏かな。
それ以前に護衛空母には艦載機があるわけだが
一艦の搭載量は少なくても、数隻集まると結構な数
>>215 そんなこの板では至極当たり前の事をなんで急に書き込む気になったのかと小一時間・・・
>>210その頃は米駆逐艦も高角砲を積んどりますが?
護衛空母の場合は大砲ではなく装甲皆無な方が遥かに問題です
218 :
名無し三等兵:04/09/21 20:57:51 ID:7omRfNvk
217は最低でも半年ROMってから出直せ。
邪魔だ。
鳥海は右舷に被弾、左に旋回しながら落伍、そこを艦爆が集中爆撃。
前部機械室に被弾し速力が低下、被害がかさなり火災を起し航行不能。
砲撃で撃沈されたわけじゃないからな。
だから、撃った側が特定しにくいのだがw
大和厨(自虐)の諸氏
>>212のスレに移動しません?
220 :
名無し三等兵:04/09/21 21:57:18 ID:rpGl23dL
>>131 50センチ砲だと、6門しか積めず、
>>141の言うように命中率がずっと落ちるだろう。51センチ砲よりも、50口径46センチ砲9門のほうがずっと使い物になりそうだが…。
221 :
名無し三等兵:04/09/21 22:37:13 ID:+2HsUaix
日本の3連装は問題はないのだろうか?
原氏の大和の全貌だと(読んだばかり)追撃戦時大和の砲弾は無色だそうで
それより完全復刻した兵器学教科書九四式四十糎砲塔が何の話題にも
のぼってないなあ、アリアドネってだけで引いたのかな
秋の夜長はそれを解読(字が細か杉)
223 :
名無し三等兵:04/09/22 03:47:36 ID:EB6Jm9kY
>>220 砲の門数と命中率は必ずしも比例しない。たとえば20センチ砲10門の妙高
や高雄より6門の古鷹や青葉のほうが格段に命中率が良かった。
戦艦では、扶桑や伊勢より長門のほうが散布界が狭く、とくに遠距離での命中
率が良かった。
>>219 問題は重巡が瞬発弾の5インチ砲弾を喰らったぐらいで落伍するものなのか
という事だなあ。
それに5インチ砲弾のショボイ水柱を見て敵主力の攻撃と思うのかどうか。
>>220 いずれにせよ砲塔の重量増だろうね
45口径砲身の軽量化の方が良さそうな気も
>>223 扶桑・伊勢と長門の比較では、大口径化による砲能力の向上に負う
ところが大なのでは?
普通駆逐艦や護衛空母の5インチ砲は、瞬発型の砲弾を使ってるから命中したとしても
艦の表面で爆発するだけなんだが。
装甲を張ってある重巡の機関部に損傷が出ることは無いよ。
227 :
名無し三等兵:04/09/22 12:22:05 ID:b4vYcYQK
>>226 給気筒に当たれば缶室まで硝煙や火炎が、、、、
単艦性能にこだわってる。
しかも日本艦の単艦性能にまでこだわってるんじゃ、しょうがないな
>>226 米5インチ砲は貫通能力が高い。
その分、炸薬が非常に少ないが。
>220
50口径46糎は大和設計初期段階で検討され、一時有力視されたものの中距離
砲戦で甲板狙いを重視するコンセプトから45口径砲になっている。
ちなみに、推算性能では命中界等は若干50口径の方が上。ただし2万5千あ
たりでの水平装甲に対する貫通力では落角の大きい45口径の方が良い数字を
出しており、この辺が45口径が選択された理由かと。
>225
軽量砲身も同様に検討されているが、命中精度が落ちろことを嫌って採用さ
れなかった模様。もっとも実際の大和の砲身も鋼線砲としては相当に軽量化
されている。
>>231 50口径砲には重量過大の問題もあったらしい
砲身命数の問題は無かったっけ?
>>231 米Mk-6では最初からSHSを使用してたんで、50口径Mk-7ではより遠距離への
対応と、MK-6射程内での舷側打撃の向上&水平部への打撃力の落ち込みの最小
化を果たせた
ただ46サンチともなると、あれから更に弾量を増すとなると揚弾機構をはじめ
として強度確保の為の重量増は16インチの比ではないだろう
もっともSHS化せずとも、弾量ではおつりが来るけど
>>230 両用砲なんだから各種色々な砲弾があるよ。
心配するな。
>>235両用砲なんだから各種色々な砲弾があるよ。
そうなんすか、初めて知りました。自分はてっきり高角砲弾しか積んでいないと
思ってました。メモっとこ。
それにしても、スレ立てたらあっという間に200・・・・
2ちゃんはやっぱすげえ(汗
ちなみに、かなり関係ない話なんだけど、あちらこちらに自営業阻止(小林先生)
があるんだが、なぜに自営業阻止なんすか?
237 :
裸足侍 ◆cljj.KUKAI :04/09/22 17:40:06 ID:DYqQvVKS
しかし帝国海軍の軍艦ってカスだったんだな。
238 :
↑:04/09/22 17:55:27 ID:???
おまいより遥かに優秀(w
>>236 頼むから黙って半年ROMって雰囲気つかんでから書き込んでくれ。
んな事をいちいち説明すんの面倒だ。
240 :
名無し三等兵:04/09/22 20:40:56 ID:xT6zyXsH
>>235 でも徹甲弾はありません。
このクラスの小口径砲弾になると貫徹性能がてんでダメなんで、
瞬発信管にした方がまだしも敵艦にダメージを与えられるんです。
>241
下のほう
>Armor Penetration with 54 lbs. (24.5 kg) AP Shell
の項目の注釈に
>It should be noted that US ships did not carry AP ammunition
>for these guns during WWII as the AA Common projectiles were
>considered to be more useful against a greater variety of targets.
と有る罠。
素人は相手にすんな。
ろくに調べもせずに堂々とウソ書く輩はほっとけ。
>>240 あなたは駆逐艦は戦艦としか戦わないと思い込んでませんか?
5in砲はAPも採用されていたけど、実戦では使用されなかったようですね。
ですがCommon projectiles でも10,000ydで1.5in、6,000ydになると2in以上の貫通力を持ちます。
4〜5inNVNCの舷側最厚部を誇る鳥海も、舷側上部は1inDSに過ぎません。当れば場所によっては充分痛い筈です。しかも複数発の命中ですから。
駆逐艦の主砲は主に敵駆逐艦の撃破を目指せばいい。徹甲弾ではかえって突き抜けてしまう恐れもある。
なら短動信管の通常弾の方が有効だろう。通常弾でも限定的な貫通力はあるから、巡洋艦以上が相手でも非装甲部には打撃を与えられる。
結局、駆逐艦で巡洋艦や戦艦と1対1で撃ち合って勝ち目は薄いんだから通常弾主用は正解だろう。
舷側上部の1in部分に魚雷とか高角砲の砲側弾薬とかあるんだよね?結構危ないんじゃ…
あっそもそも砲塔も1inだから危ないとか考えちゃいかんのかもしれない。
248 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :04/09/23 00:12:06 ID:FnMK6eQ3
>>247 まあその辺は誘爆が致命傷にならないよう、爆風を逃がしたりで被害を局限する間接的な方策が主体になりますね。
1インチというのは即ち弾片防御ということで、それ以上を求めていないわけで。
そっ
ボカチンは食らわないだろうが、めちゃ痛い
ということにはなり得るわけね。
アイオワ等のMk12,砲塔はつくづくシンプルだな
量産数ナンバーワンなだけことはある
日本艦はこり過ぎ
251 :
名無し三等兵:04/09/23 03:07:55 ID:JrhzGX7f
>>250 パナマ運河通過可能な船体に0収めるためコンパクトに作ってあるとは言える
かも。
でも無理してると思える部分もある。装薬6パッグを3バッグずつ装填台に
乗せる機構とか。6バッグ一気に乗せるのなら発射速度の点でもっと有利だ
ろう。あと、弾と装薬を同じ装填機で装填してる。弾は導環をライフルに
食い込ませるため、かなり勢いよく押し込むが、装薬は安全のためゆっくり
やらなきゃいけない。
80年代のアイオワの砲塔爆発事故は、この操作ミスという説もある。
252 :
名無し三等兵:04/09/23 10:49:07 ID:CQ7SDoaV
>>214 つかフーン氏とかアルザス氏とか居なくなっちゃったね。
253 :
名無し三等兵:04/09/23 11:17:30 ID:qpw5GJKO
|
|
|((((〜〜、
|((((((_ ).
|\)/^~ヽ|
| 《 _ |
|)-(_//_)-|) < ・・・
|厶、 |
||||||||| /
|~~~_/
| )
|/
|
|
254 :
名無し三等兵:04/09/23 12:50:15 ID:ZpdIwYsq
フーン氏は名を消しただけ。
>>253 田代ネタを書き込まんでください。ここは軍事を語るスレです。
256 :
ビスナルク:04/09/23 14:31:52 ID:88tK3ICH
あーなんかココ見てたらバトルフリートがやりたくなってきた
でももう電池キレてるだろうな、、
あれはよかった・・・
まあ、世界最大最強の巡洋戦艦だな、アイオワ。
258 :
名無し三等兵:04/09/23 20:22:37 ID:LEstLchJ
アイオワが巡洋戦艦ならノースカロライナやサウスダコタはなに?
初心者HP見た香具師が!
>>258 ノースカロライナ:条約型戦艦
サウスダコタ:条約型戦艦改
261 :
名無し三等兵:04/09/23 20:34:48 ID:LEstLchJ
じゃ、
アーカンソー型
コロラド型
テネシー型
ペンシルベニア型
アイダホ型
ニューメキシコ型
は?
条約前戦艦
真に明快
ノースカロライナって魚雷一発で火薬庫まで浸水して
主砲が使用不能になるんだもんな
捜索レーダーも使用不能
モンタナはましそうだが
265 :
名無し三等兵:04/09/23 20:38:35 ID:LEstLchJ
コロラド型3隻って条約前だっけ?
40サンチ砲搭載艦なんだが
>>265 長門ショックで主砲を16インチにしたんじゃなかったか?
267 :
名無し三等兵:04/09/23 20:45:31 ID:LEstLchJ
268 :
ビスナルク:04/09/23 20:47:25 ID:nQYzLlkW
,,,,,iiiillll!!!!lllliiii,,,,,
llll゙゙゙゙゙ ゙゙゙゙゙lllll
| |
| |アイオワ級
| | ,─-、 ,-─-、____
| llニニニn---’二二二〈 | ( )
| | | イ ) ノ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | / /
| | | ∧_ / /
| ,,,,,iiiillll!!!!lllliiii,,,,, | | ( ・/ ノ
|lll゙゙゙゙゙ ゙゙゙゙゙llll| ヽ/⌒ /
゙!!!,,,,, ,,,,,!!!゙ ( _/ ノ
゙゙゙!!!lllliiiiiiillll!!!゙゙゙ | |
____/ |
┌' ̄ ̄ |
| !、
| ,---――、 ヽ
| / `\ \
_/ / \ ヽ
/ __ノ \ ヽ
`ー― ̄ l \
\ ヽ
\ ヽ
ヽ \
| \
巡洋戦艦なのに戦艦大和に余裕勝ちしてしまうアイオワ。欲張りすぎ!!
大和にもなんか華持たしてやりなよ。大日本帝國がせっかく必死になって作ったのに
可哀想だよ・・・
対応防御の不足で巡戦なら、同じく不足しているサウスダコタやノースカロライナは低速の巡戦とか言われてしまうんだろうか。
>>269 アイオワの仮想的は、当時のアメリカ人の脳内にこそ存在する
↓
恐らく4万ないし4万5千t、16インチ搭載(だといいな神様♪)
275 :
274:04/09/23 21:10:44 ID:???
スマン。
仮想的→誤
火葬敵→正
アイオワの想定している対抗艦は大和型。
結果論かもしれないが,米新戦艦はあれで正解だったのかも。
もし同じ35,000tや45,000tで常識的な対応防御を施した戦艦を建造しても対大和戦での勝率はかえって下がるだろう。
火力重視だからこそ、より大型の大和に対してもかなりのレベルで対抗が可能。
もちろんモンタナの方が正統派ではあるが、条約を守るつもりであれば間に合わないだろう。
>>198 断片防御用に50mmだと、長門あたりが該当だっけ?
↑それじゃ甲板防御と同じくらいだね
大和>ダコタ≧アイオワ>金剛
>>277 日本と違ってノースカロライナ型2隻、サウスダコタ4隻造ってアイオワ型だからな
大和型と違って損失したら後がない訳でもないよな。
うらやましい(ボソ
>>277 米国戦艦の対応防御は下記のような感じだから、十分常識的じゃないかなぁ。
Class 14"/50 1,500lb. 16"/45 2,240lb. 16"/45 2,700lb.
North Carolina 19,000-30,000 21,300-27,800 -------------
South Dakota ------------- 17,700-30,900 20,500-26,400
Iowa ------------- 17,600-31,200 20,400-26,700
Montana ------------- 16,500-34,500 18,000-31,000
(Battleships: United States Battleships, 1935-1992 より)
まずアイオワがダコタに負ける自体が
「勉強おしっ!」
スポーツになぞらえたくはないけど、足と目を軽視しすぎかもね。
最近の戦艦タイマン論
アイオワ型4隻って2004年現在どうなっているのでしょうか?
博物館になったり予備艦になったりわけわかめです…
>>283 自艦主砲弾に対し
サウスダコタで5900yd、約5400m
アイオワで6300yd、約5700m
一方
大和は10000m
長門は弾火薬庫8000m
だからアイオワやサウスダコタはやや安全距離が小さい。
もっとも長門の機関部が対36cm砲弾で5000mなのは内緒だ。
>>286 サウスダコタは、SHS換算だと少々かわいそうな気がする。
すげーぜ91式。
もっとすごいは長門の主砲
16inでもMK6やMK7の対水平威力は距離によっては日本の18in砲を上回っている可能性もあるからね。
>>285 全て退役し、予備役からも退きました。モスボール保管も行わないそうです。
アイオワ、ミズーリは記念艦に、ウィスコンシン、ニュージャージーは現在のところ
ノーフォークで埃を被っています。
全てはパナマ運河をあの幅に決めた奴が悪い(キッパリ)
もしパナマ運河の通行許容幅があと2mでも広かったらアメリカの戦艦史は変わっていたであろうて(偉そう)
>>290 ニュージャージを日本で買って「船の科学館」の横に飾ろう。
取り敢えず日章旗掲げて名前は戦艦「大和」で・・・
どうせ日本の総人口の99.9%は偽物なんて気付かないし。
( ゚д゚)
>>292 一応、第二運河だか通行可能サイズ拡張だかを考えておったろう。
Mk-6を9門搭載して、なおかつ16インチSHS対応防御を3万5千tの
快速戦艦でやるのは不可能
>>290 >>291 現在の所、ミズーリはハワイの真珠湾、ニュージャージャーはニュージャージャー州、ウィスコンシンはバージニア州のノフォークにて、それぞれ博物館・博物館船として保存中。
アイオワのみいまだクラスB予備役艦として海軍に在籍。
それじゃアイオワをもらおう。
>>293 モスクワに三笠を飾るくらい、屈辱的だな
301 :
名無し三等兵:04/09/24 23:34:03 ID:/I+bNnFL
星条旗を掲げた長門が爆芯海面へ曳かれていくのが日本にとって屈辱な
のと同様、連中にしてみれば我慢ならないだろうな
日本で買い取って戦争に使ってから飾れば良かろう。
三笠だってイギリス製だ。
桜花でアイオワ級をドカーンと撃破撃沈できますか?
>>304 自分が桜花に搭乗して実験してみましょう。
どうせ突っ込むなら天安門に突っ込みたい
遠慮するな
308 :
名無し三等兵:04/09/25 08:10:03 ID:JocE0eYU
>>295 パナマ運河は1940年に140フィートまで水門を拡張する計画があった。
もし実現したら幅42mぐらいまでのフネが通れるようになってた。
309 :
名無し三等兵:04/09/25 08:19:40 ID:IlwcOdrZ
アイオワは速力を生かして体当たりすれば大和を沈められるな。
ドリルがついていればね
311 :
名無し三等兵:04/09/25 08:45:49 ID:IlwcOdrZ
艦首に火薬をたらふく詰めて体当たりと共に爆破。
大和と共にあぼーん。
312 :
名無し三等兵:04/09/25 08:47:58 ID:JocE0eYU
>311
もともと艦首の浮力が不足気味なのに火薬なんか詰めたら速力が出ません
313 :
名無し三等兵:04/09/25 09:12:14 ID:A6oUndPc
戦艦って文句なしの威圧感があるよなぁ・・・
対空兵装・対艦兵装とも、小型艦で充分な現代であるが、
ただ存在しているだけで相手に与える脅威感は、小型艦には真似られない。
見てきた者の感想で種。
314 :
名無し三等兵:04/09/25 10:55:24 ID:11mhO8fk
戦前からハワイに停泊中の戦艦アリゾナも迫力ありまつか?
アイオワ級って台風で沈みそう
戦場で遭遇したくないのはアイオワだな。
足が速くなくて、視界不良時には精密射撃ができない大和の方が・・・。
レーダー射撃でも、初弾から必中なんて事はねーぞ。
特に大口径の想定してる砲戦距離だと。
だいたい視界不良時なんて、接近戦になやりすいから、
どっちが勝つかなんて、ほとんど時の運。
まぁ西村艦隊の悲劇はあるがw
レーダー無しで接近戦か、イタリア海軍は苦労したなぁ
>317
米側戦闘記録によると、スリガオでは一斉射目から命中だったらしぃ。
つか、んなことよか
>だいたい視界不良時なんて、接近戦になやりすいから、
>どっちが勝つかなんて、ほとんど時の運。
こういう不確定要素、戦場の霧を減少させるためのレーダーなんだがなあ・・・
もちろん、戦場の霧が完全に無くなる訳ではないが、夜間や視界不良時でも
プロット図を作ることで状況の把握は遥かに容易になる。
スリガオの山城は被弾数7〜8発、最上は5発程度、って
いつぞやどこかで聞いた気が。
正確な数の特定は不可能だろうが、当たったの意外に少なかったのでは?
DOYはシャルンホルストに対し、斉射弾の7割を夾叉させている
撃ち始めたのはかなり近いけどな
322 :
名無し三等兵:04/09/25 18:06:43 ID:IEPHK+fa
最強戦艦?
ずばりドレッドノートでしょう。
間違いない。
>>322 そういうこと言うと
三笠
って言っちゃうぞ!
最強戦艦?
ずばり長門でしょう。
別のものに例えるなら
手作りの風呂桶(大和)、ケロヨンの風呂桶(アイオワ)
じゃないの?用途も運用思想も違うわけだから、論点を絞った方がいいような。
シャルンホルストvsアラスカvs超甲巡(秩父級?)
なんて方が面白そうと思うのは、オレだけ?
>>313 観てきたのは、アイオワかミズーリ?
俺は空母のキティやインディを観ていて圧倒的な思いを受けた
空母は平たい部分が多いからか、正に動く島、飛行場、移動基地って感じだった
ま、一度はアイオワを生で見て見たいもんだ
イギリス最後の戦艦、ヴァンガードが忘れられているな・・・
イギリス最後の戦艦、ヴァンガード
↑
問題作揃いの英戦艦にあって、安物企画の発展にしてはよく出来ている佳作
ただし言われる程優秀な要素に乏しい
荒天での安定性はアイオワよりヴァンガードの方がよかったと
いう逸話があるが、真相の程は・・・?
というか艦その物の出来って、バランスからみるとアイオワより
アラスカなんかの方がよかったのかしらん?
アイオワより短く、同じ幅、似たような深さの船体に重くない武装
両艦が各々どのような積載状態だったかはわからないが、より短く
殊更に艦首を細くしていないヴァンガードの方が、縦動揺(ピッチ)
に翻弄されにくいだろうし、船体上の重量物がより少ない分、横方
向への動揺(ロール)に対しても余裕があったのかも知れない
因みにアイオワの上部構造物重量は大きくなく、S.ダコタと同じに
もかかわらず(上部艤装重量はヴァンガードの方が大きい可能性も
ある)荒天下でこうした難点が指摘されるのは、細い船体に重武装
と、同じく細長い艦首にこそ原因があるんだろうな
平甲板に連装4基の前後対称配置は、必ずしも安定を保証する条件
ではないけど、予期しない動揺を極力避けるには有効な選択だった
ともいえるんじゃないかな
ヴァンガードは良好なバランスを得る為の配置に目をつけた艦だと
思うな
もっとも、でかく重く足も水準並みなので、15インチクラスの中で
も平凡じゃないか
>>330 イギリスは荒れる海で活動する事が多いから、気にするんでしょ。
キングジョージX世級はクソですか?
WW1の改オライオン級かね?
凡作
偉大なる凡作
336 :
名無し三等兵:04/09/26 18:04:55 ID:Cb+kjMg0
オライオンで足りると言ってみるテスツ
337 :
名無し三等兵:04/09/26 19:32:19 ID:YTLz1y6E
実際に写真では大和は後部副砲付近に受けた爆弾で火災の煙がすごい。
あの火災はかなり防空戦闘に支障があり、後部主砲弾薬庫が温度上昇しそうだ。
最後の最後に弱点にビンゴするとは。
それに最初から指摘されていたのに放置したのはよくわからん。
いくら駆逐艦対策とはいえ、実際に致命的な被害があった事実から考えると、
撤去するのが正論だったわけだ。高角砲は4基は増設できたのに残念だ。
>>337 戦時中に貴重な大型艦用ドックを塞いだあげく、
得られるのは自己満足だけだ。
340 :
334:04/09/26 19:56:22 ID:???
>>339 その・・連装の背負い式のやつの方ですが・・。
WW1の、ええ。
>338
改装のときの話だろ。
あのときに副砲四基すべて撤去してしまえば良かったんでない?
載せる高角砲があったかどうかって方が疑問だが・・・
アイオワだったら生き残れたのに。
>>341 長10センチは不足。違う高角砲を混載するのかね?
>>341 積み替えても末路は変わらんだろ
菊水作戦なんて軍事的合理性をドブに捨てたような作戦だ
>343
大和は12.7cmですが?
まぁ、どちらにしろ大和に載せるより他に回した方が効果的だっただろうね。
そこで25o単装を山のように。
25oも不足しているがw
348 :
名無し三等兵:04/09/26 21:26:40 ID:YTLz1y6E
>>341
弾薬庫が爆発しなければ、
生存者はもっと多かったはず。
その末路が違ったのです。
>>341副砲跡を鉄板で塞いで伊勢に装備した噴進砲を積めばいい。
ないよかマシだ
>>346 大型艦艇防空用なら37〜40mm機関砲を積むべき。
20mm級は地上部隊の防空に使えても
より高い、遠い位置から投弾する航空機には効果が少ないかと。
351 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :04/09/26 23:24:51 ID:6S//PHbC
>>350 ちょっとちゃいます。
40mmクラスの大口径機銃は、僚艦の掩護にこそ必要なんです。
あるいは輪形陣を突破させないために。
自艦防御だけなら20mmクラスで十分とまでは言わないもののかなりのことがやれますし、
現に米軍の側では25mm機銃を相当に警戒しています。
対空砲火として必要な「敵機の爆撃・雷撃を妨害する」任務は十分に25mmで果たせているわけです。
96式25mm高角機銃150門以上搭載して戦果10機じゃ威力不足だろ。
12.7cm高角砲と25mm機銃との隙間が広すぎて間を埋めるものが無い。
全部40mm級にせよとは言わんが、25mm級と同数位は必要。
353 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :04/09/26 23:55:16 ID:6S//PHbC
いやだから、対空砲火に本当に必要なのは威力ではなく、有効射程なんです。
20mmクラスは自分自身を守るだけならその有効射程を確保できているんです。
40mmクラスが必要というのは同意ですが、その理由をお間違えにならぬよう。
>対空砲火として必要な「敵機の爆撃・雷撃を妨害する」任務は十分に25mmで果たせているわけです
実際損害甚大です。果たせてません。
対空火器の是非は知らないが、大和の沈没原因はそんなレベルを超えている。
13〜25mmクラスの機銃が、小型艦艇の自艦防御用に切望されたって話は、よく聞くけど。
356 :
名無し三等兵:04/09/27 00:35:19 ID:w+Do3sxs
15.5の砲弾の弾薬庫が火災起こしたら消えない?
注水しなかったのかな?
>>352 10機撃墜は優秀だぞ、エンガノ岬での小沢艦隊は、まがりなりにも上空直援付きで
同程度しか落とせていない。
伊勢が50機撃墜したなんて大嘘だよ・・・
>>357 小澤の持ってる上空直援機は30機程度だよ。
170機+36機+200機+85機の5時間近い攻撃じゃいないも同然。
>>353-354 阿賀野に積んだ76mm連装高角砲が欲しかったといってみるTEST
まあ、だいたい射撃指揮がうまく出来なかったからな
射撃指揮装置の能力か数か、全体の管制が統一できなかったのか、どうか?
射撃指揮のまともに出来るレーダーも無いし
あと3時間しか寝れん
>>348 人命というか末路気にするなら菊水作戦中止した方がナンボかマシだな。
天候もよいとは言えなかったし
一キロぐらい先から、高い高度から雷撃してるし
真相・戦艦大和の最期より
362 :
名無し三等兵:04/09/27 07:46:22 ID:tf0p6B9y
まともな捜索・照準レーダーが欲しかったね
363 :
名無し三等兵:04/09/27 08:22:59 ID:45jvFTok
>>360 かわりに、新潟、函館、豊原辺りにいたらソ連の日本侵攻を躊躇させたろうな。
>>364 まぁまぁ(w
新潟と函館ってのはアレだが、ソ連の日本侵攻自体は間違いじゃないし。
366 :
名無し三等兵:04/09/27 11:53:43 ID:w+Do3sxs
函館あたりに残存新型艦艇を配備してもよかったな。
>>366 酒匂とか松型とかか?
で、そんなもんでいったい何をするね。
>>363 豊原に浮き砲台はいいかも。南樺太も日本だったんだよね…
レイテ終わった時点で降伏する。
南樺太には米軍の基地を置くと。
大和は陸軍の連中への脅しに使う。これ最強。
南樺太へ大和置いとけば不法占領される事もなかったな。
ソ連陸海空軍相手にならんぞ。
>>357 そうでもない。伊勢は結構落としている。
大和の対空砲火が功を奏さなかったのは低い雲のせい。
晴天ならもう少しは沖縄に近づけているよ。
>>372 エンガノ岬での米軍機の撃墜は10機。対空砲だけなら6機とも。
因みに艦隊の直援は19機だった。
>>371ソ連水上艦隊と輸送船団を撃滅するだけなら長門一隻で十分。
対潜用の松級は最低2、3隻欲しいところだが。
376 :
名無し三等兵:04/09/28 00:52:45 ID:OSgyhzGp
戦艦が、何機落としたという世かな。
377 :
名無し三等兵:04/09/28 01:02:27 ID:yOkE85nz
菊水分と、北海道の備蓄燃料を使えばok。
もっとも南樺太守れても、北海道に上陸されそうな悪寒。
藻前ら樺太と北海道、どっち残す?
ていうか一本線やん。
戦艦スレに戦略はご法度となぜ気付かん。
長門一隻+松型駆逐艦3隻でソ連軍上陸阻止には十分だろうね。
終戦後だから仕方ないとはいえ悔しいな。
というか1945年8月頃のソ連海軍の兵力知らんかった
>>377特攻艇用の重油なら大和が出て行った後でも
1千t単位で残ってるから問題ありません。
仮想戦記の匂いがしてきたな…
戦艦に話を戻そうぜ
ガンクートvs大和
そもそもS.ダコタが優秀であるが故に、これより優れるアイオワもまた優秀。
そして大和の方がより撃たれ強く、火力はより強力。
日本がアイオワと同じ設計思想で造船したら、どんな船になるか?
388 :
名無し三等兵:04/09/28 11:49:12 ID:9DSawi/l
>>67 極端に細長い艦首は相対的に復元性能が悪く
アイオワがいったん艦首を突っ込むとなかなかもとの姿勢まで
戻らなかったはずでは?随伴専門高速船としてはさしたる欠点でも
ないだろうけど、砲撃プラットフォームとしての性能は二の次に
されてると思う。
>>387 藤本案の金剛級代艦。
もしくは高速戦艦版大和。
噴進砲って伊勢での使用実績は優秀だったらしいけど、撃墜はできたの?
それとも威嚇目的?
威嚇
>>373 大淀が一個小隊を瞬時に壊滅させたそうですが、それだけですか、そうですか。
>>392 大淀の話は聴いたことがあるが,自軍観測によるもので相手側データに比べると弱いね。
そりゃ水上機母艦に50機以上落とされましたなんて恥ずかしくて報告出来ないわな。
>>388 荒天下で一旦波に突っ込むと回復が遅れ・・とあるけど、どの艦であろ
うと大なり小なりこの傾向にあるんじゃないかな。
ただアイオワはこの傾向が強かったんだろうね。
細長く、重く、重武装な訳だから。
ただ戦艦程の重量ともなると、その傾向も致命的とならない程には安定
しているんじゃないかな。
かたや激しく波に突っ込んでいながら、かたや微動だにせず、というの
は同規模の艦種であれば有り得ないだろうし、安定している艦といえど
それよりマシとはいえ、やはりロールもすればピッチもするだろうね。
一方がそうなるほどの海面なら、もう一方もより穏や
かとはいえ揺られるだろう
もちろん安定した船体の方が、射撃にしても航洋性に
しても、より良好な状態を提供してくれるのは間違い
ないが
もっと安定した艦があるが、砲台としてのアイオワは
殊更に悪くもないんじゃないか
アイオワはケツが浮くらしいね
>>395 米英海軍の合同演習時に荒天に会ったとき、同一行動の英バンガードが13度のローリング対して
アイオワ型が26度の横揺れを記録したのは本型の船体の安定性を物語る有名な逸話。
>>398 それについて、米艦艇は必要なら燃料タンクに注水してバランスを保つことを前提にしているが,平時には掃除が大変なのであまり実施しない為という話も聞くぞ。
超弩級艦以降の戦艦で、台風に遭遇してスクリューが曲がっちゃった戦艦もアイオワだけ。
>>400 台風の強さも考えないと定量比較できないのですが。
その台風と、他の戦艦達が遭遇した台風の勢力を知りたいですね。台風自体というより、その戦艦がいた場所のです。
煽りではなく真面目な興味です。
402 :
名無し三等兵:04/09/28 22:46:47 ID:5mvYLnm3
なんかアイオワってひ弱・・・
やっぱビスマルクでしょう
>>399 それなら最初からバラスト積んでおけばと思うが。
友鶴事件以後、バラスト積んで復元性を改善した船も多い事だし。
運動性能は落ちてしまったみたいだが。
>>401 武蔵がほぼ同程度の台風に遭遇してますが、なんて事なく乗り切ってます。
ハルゼーが突入した奴は瞬間風速60mだったね。実測値だから、台風本体はもう少し大きかったかも。
>>400 アイオワ型は艦首が波浪に突っ込みがちなので、それで浮き上がった艦尾のスクリューが波浪に叩かれて曲がったそうな。
燃料の搭載量でいくらでも変わるからねえ。ハルゼーの駆逐艦もタンクが空(は少し大げさ)じゃなければ転覆しなかったというし。
そうか、アイオワの最大の敵は台風だったのかw
>>398 船体に対して武装が重くないので、安定はしているだろうね。
最良のプラットフォームとは言うが、船体が特に優れているというより
武装が軽い事に負う点が大じゃないかな。
同じ状況下での大和やビスマルクを比べられないのが残念だが。
また、比較的平穏な海でのV.ヴェネトも。
>>404 いあ、あんな「規格外」と較べるのは正直アイオワに気の毒だと思われ。
413 :
名無し三等兵:04/09/29 01:16:35 ID:u9FdHeee
やはり米戦艦はパナマ運河による幅の制限が大きいね。
ワシントンも、ちょっと横風があると横揺れが大きくなったと元乗員の手記に
あった。
>>390 噴射砲は再装填に時間が掛かるので、一撃目は良いですがそれをはずすと
もう後が続きません。
>>414 そのため、ある程度分割して発射できるようになっております。
ただし直進性最悪なので、撃墜はまぐれ当たり以外見込めません。
しかし見た目やたら派手なのと威力自体は大きいため、
攻撃を妨害する効果は高かったようです。
というかこの場合は直進性の悪さがかえって予測できない弾道を取るため、
うかつに回避行動取れなかったようです。
威力の大きさは有効半径の大きさでもあり、その辺も妨害効果の高さにつながっています。
>>416 実際に噴射砲攻撃を受けた米艦載機のパイロットは結構驚いたらしいですね。
噴射砲攻撃を受けたパイロットの証言を聞きたいな。
419 :
>>406:04/09/29 12:28:07 ID:5GZnua+G
特設監視艇隊の戦闘 >
http://www.iwojima.jp/data/kuroshio.html 26日未明、硫黄島へ向け南下していた第58機動部隊は一部の小型艦が波浪
で損傷するほどの荒天に見舞われた。午前3時頃、米艦隊はその巨大な波に隠
れるように船団の中に潜り込んでいる2隻の監視艇を発見した。直ちに米駆逐
艦から5インチ砲と40mm機関砲での攻撃が行われたが、2隻はさらに米艦に接
近して小口径砲で応戦した。1隻は駆逐艦ポーターフィールドの艦橋付近に1
発を命中させて3名を死傷させ、もう1隻は軽巡洋艦パサディナに13発を命
中させ2名を負傷させた。だが反撃もこれが限界であり、2隻は間もなく撃沈
された。生存者はなく、船名さえも不明である。
>>419 なんて勇敢な・・・・
勇戦敢闘した監視艇の乗員にg合掌w
すまん、ミスりました。
なので
カチャ
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
\/| |)
>>418 間違ってました。すいません(滝汗
ちなみに414とは別っす。
423 :
少佐:04/09/29 13:26:47 ID:9cutosKg
戦艦の性能は武器によって大きく変わる。
例えば戦艦大和でも高射砲と機関砲ばかりの船だったら、楽々沖縄まで
行けただろう。
でやがったな少佐。
だがそれでこそだ。
その電波ぶりこそ少佐の所以なり。
>>423 沖縄に着く前にアイオワ級や、旧式戦艦部隊に袋叩きにされると思われ
つうか少佐にマジレスは(ry
427 :
名無し三等兵:04/09/29 15:54:49 ID:zbPtczdM
>>423 ネタと尻つつ
沖縄ついても高射砲と機関砲で艦砲射撃は
厳しいのでは?何のためいくのかワカラン・・・
一億総特攻の魁になりに逝く。
一億総特攻・・・・・この言葉はいつ聞いても悲壮に満ちてる。
さて、話を元に戻しましょう。
特設監視艇の船名でいいから、全部分らんかな
>>427 きっと上陸船団と海岸の集積地を叩くんだよw
>>431 海軍だけで400隻近いぞ。
徴用された漁船が中心だからなぁ…
435 :
431:04/10/01 00:53:40 ID:???
↑調べたら100隻ぐらいは判ったんだけどねえ
437 :
431:04/10/02 01:12:37 ID:???
>436サンクス
438 :
名無し三等兵:04/10/02 14:02:39 ID:xcReLyKU
439 :
名無し三等兵:04/10/13 13:43:26 ID:sSYlt1f0
440 :
名無し三等兵:04/10/19 01:36:27 ID:RH8cVgdq
ミズーリってアイオワ級でしょ?
441 :
名無し三等兵:04/10/19 02:00:47 ID:fWs1y3nU
最大速力33ノット。40.?サンチ長砲身主砲、口径不明。重厚な対空火力に、英独には及ばないものの先進電子機器。
空母随伴の巡洋戦艦としては、最大にして最高であったはづ。
惜しむらくは、戦艦同士の撃ち合いを経験しなかった事だな。
重巡に負けた扶桑はともかく、同等の敵と当たってみなきゃ、優劣はわからない。
上段1行目と最下段
微妙に電波あげ
443 :
添削:04/10/19 09:54:17 ID:???
最大速力・33.0kt、50口径16inch3連装砲3基。
38口径5inch連装砲10基、56口径40mm4連装ボフォース機関砲15〜20基、
70口径20mm対空砲 49門 の重厚な対空火力に、最先端の艦載電子機器。
空母任務部隊、同行の戦艦としては最適だった筈。
惜しむらくは、戦艦同士の砲戦を経験できなかった事。
重巡により行動不能に陥った比叡(金剛型)に対しては優位だが、同級の
艦とは実際に砲火を交わさなかった以上、甲乙つけがたい。
※日本語は大切です。
444 :
名無し三等兵:04/10/19 21:32:51 ID:hjzzIRO0
>443詳細dクス。
ただし、扶桑が重巡に負けたのは事実です。
445 :
長門:04/10/19 21:53:47 ID:ahgm2zUq
口径410mmの主砲と500mm厚の砲楯を持つヲレの敵ではないなw
>>443
>445
まあ、漏れのマッチが最強というところであろうか。
(…比叡ならともかく、どこの脳内火葬戦記で扶桑が重巡に負けたんだろう…?)
へぼい日本戦艦なんて駆逐艦でも撃沈できるよ
スリガオの夜戦時に止めを刺したのって駆逐艦の雷撃だよな?
キーロフ級だな。単艦同士のガチンコなら。
…艦載機取っ払ってもクズネツォフ最強かもしれんが…。
452 :
名無し少尉:04/10/20 10:35:05 ID:FECKmY3q
コンピューターがMkー1だから大したことない。
主砲上面が平面なので、中央に砲弾が連続で当たると
耐えきれない。(マジらしい)
装甲が16インチ45口径砲弾までにしか対応できていない。
GFCSも水柱をどう処理して、敵艦を常時認識できるか
集中弾着すると難しいのではないか。
仮に日本戦艦と撃ちあって、3式弾で電子機器や光学照準まで使用不能に
されたら逃げるしかないな。
453 :
ピロ:04/10/20 10:36:56 ID:???
テスト
三式弾は魔法ではありません。
455 :
名無し三等兵:04/10/21 00:31:05 ID:ry9ev8YB
酸素魚雷は魔法です
海の人は?
>>456 自衛隊の製作した人工生命体の試作品です
>457
人民解放軍謹製の先行者とどちらが強いでつか?
459 :
名無し三等兵:04/10/23 00:39:04 ID:2NOBotLj
>>452対空ミサイル無いからグラニート落とせねえ
ゴールキーパーでは迎撃効果はたかが知れている
461 :
名無し三等兵:04/11/06 11:22:33 ID:9+DSDZoF
m9(^,_J^)ノ
保守します。これは公の正義です。
水物の突撃艦としては優秀だな。速力にモノを言わせて有効砲戦距離まで近接できるし
失敗も恐れず(本当はレキシントンで失敗済み)に作るなんていい根性してるな
463 :
名無し三等兵:04/11/07 14:22:27 ID:aYsLlWMj
アメ公は血気盛んですから。
464 :
名無し三等兵:04/11/07 18:26:13 ID:GtdEvlEn
大和型がアメリカにあったら・・・・・・・・・標的艦だなこりゃw
モンタナ級が完成してたら大和はいちころだっただろう。
466 :
名無し三等兵:04/11/08 01:43:27 ID:gsK3icvC
>465
モンタナが完成する頃には日本も32号電探か、その改良型を装備するだろう
から、一方的な展開にはならないだろう。
むしろ大和の有効射程が生かされて大和有利の予感。
大和は発電力が米戦艦の10分の1位だからなぁ・・・おれにはそんな夢は見れないよ。
>>467 そんなに差は無いよ。大和は主砲搭の動力が水圧だから、電動の米戦艦より
発電量が少ないのは当然。
大和の発電量は、自艦の必要量には十分で、被害も想定して余裕を持たせていた。
実際、21号2組、22号2組、13号2組という追加装備に対応できてるし。
>>467 アイオワに対しおおむね4分の1ですたい。
>>467 アイオワに対しおおむね4分の1ですたい。
>>468 多分充分じゃない。君が挙げてくれた大和搭載電探出力。
21号 5kw
22号 2kw
13号 10kw
32号 2kw
一方アイオワ搭載電探
MK13 50kw
MK27 50kw
MKr22 25-35kw
残念だけど出力段違い。この他SUやSCも搭載していたから…
俺も夢はみられない。
戦艦は戦艦をそう簡単には沈められない。。。
アイオワは格下の艦にはメッポウ強いが
かわいこちゃんには弱い。
>>471発電能力の劣る旧式艦でも使えるように作ってるから当然だろ。
それとも大和級専用の射撃レーダーを作れとでも言いたいのか?
レーダーの性能って消費電力に左右される面は大きいと思うぞ。
すくなくとも大体の目安にはなる。
476 :
名無し三等兵:04/11/08 23:35:18 ID:gsK3icvC
>>475 つうか、全体の発電量に比べれば、それぐらい差は僅かなものだろ。
釣りかな
477 :
476:04/11/08 23:36:56 ID:gsK3icvC
478 :
名無し三等兵:04/11/08 23:37:12 ID:pcxbS40j
,:::-、 __
,,r::::::::::::〈:::::::::) ィ::::::ヽ
〃::::::::::::;r‐''´:::::::::::::::::::::ヽ::ノ
,'::;'::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::::::::::::::l::::::::::●::::::::::::::●:::::ji
|::::::::::::::::::、::::::::::::::( _●_)::::::,j:l クマー!
}::::::::::::::::::::ゝ、::::::::::|∪|_ノ::;!
. {::::::::::::::::::::::::::::`='=::ヽノ:::::/
';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/
`ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ
【ラッキーレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ株は上がるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
>>476 そういう話じゃないと思うぞ。
実際に搭載する電探の出力が471の通りなんだから性能差が大きいと言う話。
出力もだが精度の差も大きい、アメリカのものは飛来する戦艦の砲弾をレーダー画面で捕らえる
ことが出来た。対して日本はレーダーより見張りが早く敵艦を発見してた。
日本のレーダー画面ってオシロスコープのように水平方向にスイープするので距離はわかっても
画面から方位は判らない。アメリカ製は現代のレーダー画面と基本的に同じで円形にスイープする
ので距離、方位が画面から読み取れる。
そこで提督の決断ですよ
>>474 専用のレーダーを装備しない限りは、でかい旧式艦でしか
ない。
大和の二二号電探でも1万5千先の水柱が見えたそうだが
軍板的には
米軍のレーダーは超優秀だった
それ単体でレーダー射撃もできたし相手の発砲位置も割り出せた
否定するやつは戦鳥の犬
ということで宜しいか?
↑
戦鳥で散々叩かれた負け犬厨房w
>>480ドイツ軍もオシロスコープ式でしたが何か?
実のところは技術力云々よりアイディアの問題だ。
一応日本軍も鹵獲品を参考に試作はしたんだがね
>486のカキコミは突っ込みどころが満載で
どこに突っ込むか迷うな
>>480 射撃レーダーは米軍もオシロスコープ見たいな奴を使うんだよ。「円形にスイープ」は捜索用の奴。
それと日本のレーダーでも砲弾くらい映るよ。ま、米軍の方が性能良いけどね。
489 :
sage:04/11/14 00:32:03 ID:ts8IR43L
,:::-、 __
,,r::::::::::::〈:::::::::) ィ::::::ヽ
〃::::::::::::;r‐''´:::::::::::::::::::::ヽ::ノ
,'::;'::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::::::::::::::l::::::::::●::::::::::::::●:::::ji
|::::::::::::::::::、::::::::::::::( _●_)::::::,j:l クマー!
}::::::::::::::::::::ゝ、::::::::::|∪|_ノ::;!
. {::::::::::::::::::::::::::::`='=::ヽノ:::::/
';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/
`ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ
490 :
だ:04/11/14 20:59:35 ID:???
アメリカのはレーダーで出した数値を伝えるのに
人の声で伝達したから入力間違いがよくあった
アイオワの主砲って、なんか海上の目標に一発でも
命中させたことってあるの?
↑サンベルナルジノ海峡で「野分」にアイオワとニュージャージーが発砲したが
1発も当たらなかった。既に「大和」は退去した後だった。その時の散布界は、
300〜350メートルだったそうな。一概にレーダー射撃といっても神格化
する程でもない。八八艦隊物語でも、ルイジアナ級が、最大射程で航空機の
気象観測があるといっても、命中弾は期待できない。
>>492 いきなり架空戦記のこと出されてもわからない人いるから、
八八以降の文章はいらないんじゃない。
>>492 射角と遠近はどのくらいずれてたの?
あと彼我の距離と速度差(追尾?
遠近散布界は不明だが、左右散布界300〜350メートルの3倍ぐらいが普通だろう。
射距離どんだけで何Ktてのも関係するし、前方を逃げる標的に当てるのは
一番難しい気が。
28Ktで3万m前方の相手に向けて撃つにしても、飛翔時間約1分の間に進
む約1000mを上乗せして測距するならそれだけ誤差も増すだろうし。
真面目に命中を期待するなら距離も距離なら、その速力もたいがいだと思
うが。
しかも相手は駆逐艦1隻。
その何日か前に大和は護衛空母に命中させたよね。スカッとさわやかに艦体を抜けて
しまったけど
大和のは当たっていないって話もあるがな
ガムビアベイの場合だと、日本重巡が近距離で撃ち込んだにもかかわらず、
なかなか命中弾を出せなかったって記述が「空母ガムビアベイ」に載ってる
499 :
名無し三等兵:04/11/15 14:19:53 ID:MENizX5m
>>494 参考までに、トラック沖のケースでは、アイオワとニュージャージーが「野分」
を31ノットで追い、約3万mから砲撃をはじめ、3万4千mに距離が開くまで
砲撃。
アイオワは53発発射して命中弾なし。ニュージャージーも命中を得られず。
ただ、射撃は正確で、初弾は「野分」乗員によれば右舷正横200mほどに
弾着したという。「野分」は、回避運動をしながら最大戦速で逃げきった。
アイオワが33ノットで追わなかった理由は不明だが、振動の問題があったのか
燃料搭載量が満載に近かったのか・・満載だと31ノット付近まで速力が落ちる。
約57000トンの状態の全力運転で30.8ノットという数字が残っているし。
>>492 そもそも全速で回避行動取りつつ逃げる駆逐艦クラスの艦に距離3万メートル
射撃して命中弾を出すのは至難の技。
公算射撃の原理と発砲から弾着までの時間を考えれば理解出来る筈
交叉させただけでも大したもんだ
「野分」を31ノットで追い
↑
当たる当たらんはともかく、この状況で16インチを撃てるのは後にも先にも
コイツだけ。
この速力では、ニュージャージーも普通だったら撃たんような動揺だったか
も知れんね。
悪魔のような艦だな。
設計と工作技術が高水準でないと、発射と同時に
揺動があらぬ方向に働いて砲塔回りが御釈迦に
なりそうだ。
実際当ってないから意味ないです。
大和のアウトレンジを当らんから無意味と評するのとまったく同じ、
31ノットで撃つ事は出来るでしょうが当てる事は出来ない、
アイオワ級の高速性能とやらの実情は、そんなものです。
戦後の解決だからね
アイオワ級の命中率改善は
>>503 意味あるんですよ。
>>499が言うように右舷200mに着弾しているとすれば戦艦の同航或いは反航砲戦なら命中の「可能性」がある精度ではある。
そして
>>499は触れていないが野分は至近弾によって軽微な損傷を受け死傷者を出している。
ところがサマールでの大和3万超砲撃では命中弾を出していない。よって残念ながら
>>497は間違い。
大和の砲撃開始は0659、0709には砲撃中止。この間米艦隊には1発の被弾も無いことは記録で明らかになっている。
更に0725主砲、副砲で敵巡洋艦を撃沈したと日本側記録にあるが、この時刻沈んだ米艦艇は無い。
日本艦隊にもっとも接近していた駆逐艦ジョンストン(羽黒から1万6千)がこの頃複数の日本艦から砲撃されて被弾しているから、この内1〜2発が大和副砲の可能性は有る。
米側記録には36cm、15cm砲の命中とされている。日本側でも羽黒が数発の命中弾を得たとしているから重巡群の戦果の可能性も否定できない。
だがこのジョンストンは応急修理によって再生しその後約2時間に渡って日本艦隊と戦いつづけた。
その後0754には有名な雷跡に挟まれて10分間北上してその後空母を確認できず、曖昧な電探射撃を行ったのみ。
この電探射撃が鳥海を誤射したとする説も有るが、別スレでほぼ否定された。
米護衛空母の最初の被弾は0750。当時重巡群が1万数千mから砲撃しており、一方大和は空母を確認できていない。
結論として、大和の主砲が敵空母に命中した可能性はほぼ皆無。副砲の駆逐艦命中の可能性は有る。
>>505 0750最初に損傷したのはCVEファンショベイですね。このとき大和は駆逐艦ホエールを砲撃していましたのでやはり除外されます。
ところでこのホエール、0835に沈没しますがこれに大和の副砲が加わっているかもしれません。
507 :
503:04/11/15 20:43:44 ID:OPd+OlJM
>>505 距離3万超でアイオワ級の主砲に至近弾が出ていては、分が悪い。
>503は、引っ込めます。
アイオワの高速での長距離射撃は、大和のアウトレンジより使える。と。
鳥海だかなんだかが全力だすと、宝刀まわらなくなるんだっけ
アイオワすげーなー
アイオワ対大和
大和が一発も当てられない内にアイオワがレーダーを利用した精密射撃で次々に命中弾を与えてアイオワの勝ち。
それは流石に厨房レベルなんじゃないか・・・
511 :
509:04/11/15 21:10:32 ID:???
>>510 某海外フォーラムのアメリカ人がそう言ってた。
アイオワ対大和
最大距離からの砲撃の為、一発も当たらず双方弾切れで引き分け
なんてのはどうです?
513 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :04/11/15 21:28:21 ID:U6EQ8cv9
>>512 まずもってありえません。
大和が想定している決戦距離は2〜3万メートルで、防御要綱もその距離に対応しています。
日本戦艦のアウトレンジは、
1.有効射程で数千メートルのアウトレンジを獲得する。
2.敵艦に一定の打撃を与えた後は突撃し、決戦距離でケリをつける。
の2段構えです。
というか連合艦隊の基本的戦法ですね。
水雷戦隊は1回目の魚雷発射を遠距離隠密発射で統制魚雷戦を仕掛け、
次発装填の後、突撃してトドメを刺します。
空母機動部隊は艦載機で打撃を与えた後、水上艦隊を突撃させてトドメを刺します。
全てに共通するのは、「先手を取ること」と、「突撃してトドメ」です。
一方のアメリカは、突撃しなければ後で降格、という見敵必戦を地でいく海軍です。
アメリカ艦隊が突撃してこないというのはよほど圧倒的な戦力差があってその必要がないとか
そういう場合に限られます。
見敵必「退」を心がけていたどこかの欧州海軍なんかとは違うんですよ(苦笑
(ま、彼らには彼らの事情がありますから責められることでもありませんが)
514 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :04/11/15 21:51:28 ID:U6EQ8cv9
ただ、この「先手」にこだわりすぎた結果、アッツ島沖海戦やスラバヤ沖海戦で
消極的な戦闘を展開してしまったのも事実。
原 勝洋氏の決戦戦艦大和の全貌(サマール島戦とかに絞った内容)
って本読むと、米空母は戦う気が全然無くて煙幕展開、回避運動しまくりだから
日本の砲火は当たらんわ
それで、やっぱりレーダー能力の貧弱さを実感
レーダーが問題になったところで、今度はECMだECCMだって
際限ない話になって、最後は「赤外線だ」なんて事にならんかね?
赤外線は有効範囲短すぎで使えない
518 :
名無し三等兵:04/11/15 22:25:35 ID:bcYauNtW
>>505 それ過去スレで概出だが、野分の横300m離れた所に弾着があったの。
修正無しだと戦艦でも命中しないよ。全長300mも有る艦は無いから。
やっぱ肉眼
>>518 野分が回避機動している事も忘れないでね。
戦艦に撃たれたら、回避するでしょうね。野分もサマールの米空母も。
>>521 でも本来の相手は戦艦だからねぇ
戦艦は回避運動してたら自身が撃つ大砲の弾も当たらないからねぇ
ホントに困ったもんだねぇ
524 :
名無し三等兵:04/11/15 22:35:43 ID:bcYauNtW
>>523 直進したら撃てるんだから、停車しないと狙い撃ちできない戦車よりマシじゃん。
此処は戦艦議論スレの後継艦になったのか?
>>525 WW2当時の戦車は砲安定装置が無いから、停車しないと正確に撃てないな。
528 :
505:04/11/15 23:30:22 ID:???
>>503>>507 いやそこまで引き下がる必要も無いと思う。
アイオワの射撃精度は俺たち日本オタが思うより良好だったと言うだけの話。
大和も命中弾こそ出していないが夾叉し得た能力は一定の評価ができる。
もちろんアイオワの相手が30ノット以上で逃走する駆逐艦であり、大和の相手が鈍重な護衛空母だったという違いはあるが。
>>518が言う「300mもある戦艦は無い」とはいえ、大和で263mアイオワで270mに達している。
その砲撃でも命中の可能性(大きいとは言わない)が有ると言えるし、次の修整でより高い可能性になる。
大体過去スレでも言われているが、300mも正確な数字ではない。250かもしれないし350かもしれない。
そして散布界は固定された数字ではなく毎回変わる。
しかも遠近なら同型艦でも扶桑が1000m超えたかと思うと山城が400mに収まったり。左右でも長門が150近くなったかと思えば陸奥は100程度だったり。
300m(仮に正確な値だとして)という至近弾(戦艦全長と誤差30〜40mでしかない)は散布界の大きさやばらつきの中では対した誤差ではない。
だからといってあのアイオワの砲撃が戦艦相手に必ず当ると言っているのではないが。
>>527 M4には限定的(縦方向だけだっけな)な安定装置は付いてたりもするんだがな
まあ見敵必殺と威勢のいい事言っても、実態は数を頼んでの攻勢か、レーダーや潜水艦を
使っての夜襲がせいぜいだったからな>欧州の斜陽海軍国。
ミズーリって何級?
アイオワ級?
逆立ちしても日本海軍には無理だな。
やっかんではいかんよ
ノース・カロライナ級
ノース・カロライナ、ワシントン
サウス・ダコタ級
サウス・ダコタ、インディアナ、マサチューセッツ、アラバマ
アイオワ級
アイオワ、ニュー・ジャージー、ミズーリ、ウィスコンシン
アイオワ級未完成
イリノイ、ケンタッキー
アラスカ級
アラスカ、グアム、ハワイ
アラスカ級キャンセル
フィリピン、プエルトリコ、サモア
>>533 なんかアレだな。
こいつらN.カロライナ2隻完成、残り全部アラスカでも戦争に勝ってるな恐らく。
腹立ってきた。
建艦ラッシュの片手間で、モンタナ級突っ込んできそうなくらいだしな。
モンタナ級(全艦計画中止)
モンタナ、オハイオ、メイン、ニュー・ハンプシャー、ルイジアナ
アラスカ12インチ・N.カロライナ16インチといい、改装艦・新戦艦の艤装要領といい、艦
載砲や建造艦要領のツボを、ある時期を境に掴んだ感があるね>アメリカ人の中の人。
何かあったの?
ベーブ・ルースが場外ホームラン打ったとか。
造機・造兵部門の発展による配置の合理化と抗堪性の両立。
がでかいのか?
ウィチタ、ベンソンあたりからかなりツボをついてはきてるね。
ノース・カロライナ級(1941年)以前
アーカンソー級(1912年、30.5cm)アーカンソー、ワイオミング(AG-17、練習艦)
テキサス級(1914年、35.6cm)テキサス、ニューヨーク
ペンシルバニア級(1916年、35.6cm)ペンシルバニア、アリゾナ
オクラホマ級(1916年、35.6cm)オクラホマ、ネバダ
ニュー・メキシコ級(1918年、35.6cm)ニュー・メキシコ、ミシシッピ、アイダホ
カリフォルニア級(1920年、35.6cm)カリフォルニア、テネシー
メリーランド級(1921年、40.6cm)メリーランド、ウエスト・ヴァージニア、コロラド
>>538 かといって、他では採用に二の足を踏むと思われる不等長シャフトを用いての
シフト配置や、傾斜装甲の広範囲採用(この為の装甲減厚も辞さない)、砲威
力増大と搭載重量を妥協させるにあたっての、恐らく周到な解析にもとずく要
目決定(個々の要素をみると傑出した数値がどこにも無く、目を引くのは砲身
重量の軽さと弾量の重さくらい)。
開発技術陣の、層の厚さを伺わせる内容だね。
従来の経験則にも、理論にも依存せず、ただ膨大な研究の成果のみを信頼して
いる。
クソつまらん米艦だけど、多くの示唆に富んでいると思う。
200〜300メートルの至近弾で野分に死傷者が出たの? スゴイ威力。
というか、スゴ過ぎてどういう事態があったのか想像できない。説明きぼん
>>541 弾片が艦上の兵員にあたった。
この程度って軍事マニアじゃなくても容易に想像付くことなんじゃない?
>>537 未来からタイムワープで軍ヲタがうわあなにおをするるうう
>533
おひおひ、アラスカ級はハワイも建造中止でそ
>>543 おれはヨークタウン級について、マジでそう思ったことが・・・
546 :
名無し三等兵:04/11/16 19:43:33 ID:BUkFn3s7
>>528 戦艦が砲撃して、何百メートルか離れたところに着弾して、、、って普通の砲撃結果だね。
なぜか誰も指摘しないが、44年2月17日 トラック諸島沖で
舞風、香取を沈めたときもアイオワは砲撃している。このときも一発も当てられなかった
という話がある。
それと「野分」って、アイオワに撃たれた直後の戦闘で沈没し、乗員は一人も助からなかった
ようだけど、上の乗員の“証言”はどういう経緯で後世に残っているのでしょうか?
549 :
名無し三等兵:04/11/16 22:57:57 ID:GWWevN4Q
全速で航行していても舵を切るだけで速度が低下するから、
野分の航路を先取りしようとこまめに舵を切ったら
アイオワが33kntだせないのは、陶然だろう。
550 :
名無し三等兵:04/11/16 23:20:23 ID:RABlTZAu
戦艦に詳しい方が多そうなので長年の疑問を教えて下さい。
戦艦の砲弾て、肉眼で飛んでいくのが見えるのでしょうか?
もちろん昼間に発射した直後は見えないでしょうが・・
@ 数十キロ飛んで着弾寸前の時などは見えるのでしょうか
A 夜間砲撃の時、えいこう弾のようにオレンジ色になって飛んでいくのが見えるのでしょうか
知っている方がいたら是非教えて下さい。
(ウィスコンシンのビデオで主砲射撃見たけど、当然砲弾なんで見えませんでした。)
551 :
come on:04/11/16 23:21:46 ID:dnkCjH3a
552 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :04/11/16 23:26:04 ID:fgDP25iH
>>550 とりあえずAはないですね。
その通り、曳光弾だからああいう光になって見えるわけで、そんな処理が施されていなければ当然見えません。
553 :
名無し三等兵:04/11/16 23:36:15 ID:RABlTZAu
>>552 サンクス。最近の本のイラストでサイパンかどこかに米戦艦群が夜間射撃しまくっている
イラストがあって、そこにビュンビュン飛んでいくオレンジ色の主砲弾が描いてあった
のですがあれはウソっぽいのですね。
アイオワはこまめに転舵しながらでも射撃を継続できるんだ。すごいなあ。
やっぱり演算機の性能故?
>>553 発射直後の赤熱しているときならあるかもしれぬ。
>>554 射撃だけならな。
命中させられるかはまったく別の問題。
>>548 アイオワは舞風、香取に砲撃していません。重巡2隻の戦果です。
このとき支援にでてきた特設駆潜艇にはニュージャージーが両用砲で砲撃、撃沈していますがこれは駆逐艦と共同でした。
また、野分について
>それと「野分」って、アイオワに撃たれた直後の戦闘で沈没し、乗員は一人も助からなかった
>ようだけど、上の乗員の“証言”はどういう経緯で後世に残っているのでしょうか?
これは完全に勘違いです。野分はこの2月17日の戦闘を生き延びています。
野分の損失は10月25〜26日のレイテ海戦最終期です。
この時もアイオワ等と遭遇しているようですが、戦艦が発砲しているかどうか確証は有りません。
被害半径は通常暴露した人馬に対する殺傷力を示す範囲です。14in零式通常弾で250m。
因みに2月の野分損傷時の死傷者は僅かに数名ですが、防弾板を貫通してきた破片による死者もでているので300mより近くに着弾している可能性があります。
558 :
名無し三等兵:04/11/17 00:12:21 ID:UKfT0TGI
>>548 舞風、香取の時は、副砲しか撃ってないはず。直後に
>>499 その後レイテで再び野分と出くわして他艦と共同で撃沈、だったと思う。
今、手元に資料がないんで記憶でスマンが
559 :
名無し三等兵:04/11/17 00:13:43 ID:TSx7im8Q
野分の防弾板って何処にあったのですか?
大和もアイオワも税金の無駄遣いであることに異論はない
税金とは無駄使いするためにあるんです
当時の日本とアメリカでは戦時に使える予算は天地ほど違う気がする・・・
当時の日本とアメリカでは生産力が天地ほど違う
ミサイル発射台にしたり、地上部隊の支援砲撃したり、
大和級よりはずっと役に立ってるじゃないか!
他にやることねーんだもんw
>>557 死傷者を出した300mといわれる至近弾の外にも何回か至近弾や夾叉弾があったそうだ。
特に艦首横への至近弾は近かったらしい。被害はなかったが。
>>550 @ 見えるらしい(昼間なら)
海軍の技術将校だった方に、演習で轟音とともに頭上を通過していく戦艦の主砲弾が見えたと聞いたことがある。
569 :
名無し三等兵:04/11/17 08:37:12 ID:8yJlRhAr
>そうか、アイオワの最大の敵は台風だったのかw
そうだ、人間の造ったものではあの戦艦を破壊する事は不可能。
大自然の力をもってして初めて被害を与えられる。
>>568 まあ秒速何百メートル程度ですから、現代戦闘機と同じかやや遅いくらいです。
ちょっと離れたところからなら十分に見えるでしょう。
572 :
548:04/11/17 12:16:23 ID:???
>557
私の書き方がまずかったようですが>499>505で、レイテ戦で乗員の証言らしきものが出ている
ことに対する疑問です。
>409
>ただ、射撃は正確で、初弾は「野分」乗員によれば右舷正横200mほどに
>弾着したという。「野分」は、回避運動をしながら最大戦速で逃げきった。
>505
>そして
>>499は触れていないが野分は至近弾によって軽微な損傷を受け死傷者を出している。
野分会って生き残りもいなかった?
砲弾は見えるらしいね。
ハヤカワ書房の「巨大戦艦ビスマルク」に、
ロドニーの砲術長が飛翔して行く自艦の砲弾を見たそうだ。
で、それがビスマルクの艦橋構造物をグシャっと潰すのも見えたそうだ。
>>572 その「横200m」は書き写し間違いで、本当は「横300mに着弾」と記録されてる。この時の弾着が一番近くて
弾片で数人の死傷者を出した。これはアイオワ主砲弾の危害半径が14インチ弾より大きいせい。
野分に被害を出したのは、この砲弾だけで他に被害はなく、他の弾着はもっと離れていたらしい。
回避の成果だろう。
>>554 野分を追いかけて砲撃してた時は直進してたよ。
>>561 アイオワ級は空母の護衛やら陸上への艦砲射撃やらで元は取ったよ。
>>578 そうかな?
戦艦アイオワの単価 >>> アイオワの撃墜した日本機の単価 + 破壊した陸上兵器の単価
>>579 それはアメリカ製の兵器の大概にいえる事だろう。
日米の予算規模の差を考えれば、それで自軍の死者を減らせてるなら、
ある程度はペイできてるのではないかな。
>>579 その計算式そのものが見当違うだと思うのだけど。
むしろ守った空母や兵士の命の値段で考えたら?
自国民の命、Priceless
世論の支持は金では買えない。
>>582 日本じゃ熟練工や専門家でも赤紙一枚の値段です。
>>572殿
貴殿御指摘の
>>499>>505を見てみましたが、野分に関しては全て2月17日トラック沖のケースについて述べられています。
レイテ沖の野分について何等のデータも出ていませんが?
人口倍だし、一人あたりGDPだってケタ違うし、
街の寄付で正規空母建造する国だからなあ。
報国の艦攻とか鐘供出とかとはレベル違うよな。
確か、戦艦ワシントン7700万ドル、戦艦アイオワ一億ドル、大和1億四千万円
交換レートが1〜2円/$だっけ?
電気関係が高いんかな。
護衛艦もどんがら安くても装備が高い。
電子機器に金のかかる現用艦と一緒にするなよ
・
SCやらSKやら結構しただろう。
あと、機関回りもアイオワ級のが高い気がする。
攻防走を高い次元で妥協させた点で、中身の濃い戦艦だいね。
防御力に問題が有る。という意見もあるけど、全体的にみると大和を除く殆どの戦艦より重防御だよね。
たしかに自艦の砲に対する安全範囲が狭いけど、
めちゃめちゃ重量効率のいい砲を積んでるからだよな。
砲弾重量×門数×携行弾数+全主砲塔重量
アイオワ :(1.225× 9×130+5110)=6543t
ライオン :(1.080× 9×100+4800)=5772t
N.カロライナ:(1.225× 9×130+4243)=5676t
ロドネイ :(0.929× 9×105+4440)=5318t
N.カロライナのMk-6砲塔が軽いからこそ、Mk-7があの重量で済んでいるんだろうね。
なんにせよMk-6の時点で打撃力が大なのに加えて、より強力なMk-7を積む訳だから
対応防御の不備は、N.カロライナやS.ダコタよりアイオワにおいて大きいと言える。
もっともS.ダコタを殆どそのまま伸ばした船体に、より強力な主砲と機関を積む訳
だから、防御をより充実させるなら速力を犠牲にしなければならなかった筈。
モンタナ級はアイオワ級の拡大再生産型と認識してよいのだろうか。
>>597 外形は兎も角として、機関配置も装甲配置もまるきり違うので、
拡大再生産とは言えないと思う。
因みにモンタナの学研の断面図と機関配置図は学研の
「世界の戦艦」に載ってるから、興味があったら見てみるがよろし。
>>598 訂正。
誤:因みにモンタナの学研の断面図と機関配置図は
↓
正:因みにモンタナの断面図と機関配置図は
恥ずかしいので回線切って首吊って死んできまつ。
λ......
イキロ
||
∧||∧
( / ⌒ヽ
| | |
∪ / ノ
| ||
∪∪
:
-====-
||
∧/⌒ヽ. フワーリ
( / ヽ ノ ノ ノノ
| |-〈 〈 〈
∪ ∪∪
-====-
|| , ;''つ'つ
|| ./.// ノノ
∧/ ./
( / r" ネンショーケー♪
| |-、 | ネンショーケー♪
∪ ∪
しかし主砲搭4基の前後配置、2本煙突という豪勢な配置でありながら、こうも迫力と面
白味に欠ける艦影というのも他にないな>モンタナ
主砲はセコでも、ヴァンガードのがよっぽど小股が切れ上がっている。
もっともその実力は言われる程高くはないだろうがね>遅れてきた先兵
603 :
名無し三等兵:04/11/21 15:24:56 ID:HSRlZNkO
アイオワでどこまで引っ張るのかと
アイオワとジャン・バール。砲戦したら勝つのはどっち?
(ただしジャン・バールの砲弾は、単位時間当たりアイオワの二倍命中するものとする)
外出かもしれませんが、アイオワの陸上への艦砲射撃の映像とかはないのですか?
湾岸で、戦車が軽々と宙を舞ったというシーンを見て見たいです
>>604 倍当たる根拠も保証もないのでヴァンガードにしとくか。
>606
>倍当たる根拠
砲の精度が倍良いと、過去スレと英文ページに・・・
>>607 砲の精度が倍良いのと、命中率が倍の間には大きな溝があると思うが。
>608
測距儀もアイオワより大型だし・・・
>>609 レーダーがアイオワよりも優秀だとでも仰るのかな?。
>>606 カタログデータは優秀だが、肝心の砲が使用済み30年落ちで直接防御の
装甲厚とレーダー以外は平凡だから、平凡に撃って平凡に撃ち負ける可
能性あり。
>>607 アイオワの砲がことさらに精度悪く、リシュリューの砲の精度がその倍良いという論旨の
根拠に興味がある。
精度の問題を特に指摘されなかった主力艦の砲など、他にもざらにあると思うが。
長門、N.カロライナ、コロラドの16インチ、ビスマルク、ヴァンガードの15インチ、KG
Vの14インチ、ダンケルクの13インチ、シャルンホルストの11インチetc
というか戦艦という兵器が投入された局面が余り多くなかった、
投入された戦闘の過半が近接戦闘だった、
それ故に何か問題があったとしても、表面化しにくかった。
・・・というのは穿ち過ぎ?
アイオワと言えば、冷戦時代航空戦艦、果てはイージス搭載も検討されたらしいけど、
征途の「やまと」の原案ってこれかなあ。
穿ち過ぎでも何でも無く、新型砲ではそもそも打撃力が相対的に劣位にある英14インチに
対してさえ、喰らって無事に行動出来る艦は無いからね。
ちなみに長門の2万2千近辺までの打撃力って、他のビッグ7に比べてどうだったんだろ。
Mk-6のような出来杉はほっといて。
>>614 抽象的な言い方だけれど、平均値程度だったんじゃないだろうか。
長門型が他のビッグセブンに比して持つ長所とは、
火力、装甲、速力のバランスが良好だった所じゃないだろうか。
・・・・後はシルエットが美しかったこととか、これに異存は無いなキサマ?w
異存は、ない。
俺的には、陸奥>長門という点を除いて、ね。
617 :
名無し三等兵:04/11/22 02:48:13 ID:8LocjML0
>>604 どちらも、お互いの砲弾に対して2万から2万7千m程度の安全距離を有して
いるのが興味深い。
砲弾の炸薬量も大差無いから、やっぱり多く当てたほうが勝つ。
問題はフランスのFCSがどうかだが―
>>614 砲や砲弾のカタログデータでは、どれもそんなに差はないね。
長門の砲は命中精度は良かった。中の人の練度が高い場合の散布界は極めて優秀。
91式徹甲弾なら、その距離では水中弾(ry
>レーダーがアイオワよりも優秀だとでも仰るのかな?。
戦艦ジャンバールは確かフランス本国が降伏した後、アメリカで整備されたはず。
なら米国製のレーダーを搭載してるんじゃないの?
>>612 アイオワとリシュリューの砲の精度だけど、
>>522の過去スレの353. 375.とかに資料が出てる。
>>617 実戦で水中弾に拠るものとされた戦果ってあったっけ?
結局、絵に描いた餅だったんじゃない?
水中弾も、命中条件合わなかったからね。
九一式徹甲弾は水中弾効果を求めすぎた為、直接装甲板に当たると
弾のほうが砕けたとか・・・
あと、水中で外れる部分が飛行中に外れてしまい、弾道が変わる
とかいう話もあったな。
>>620 いくつか、ほぼ確実だろうという戦果あり。
サマール沖でも巡洋艦級の砲弾による戦果が1件あったらしい。
命中率は水物だからね。
水中弾確実なのはサヴォ島でのボイスですね。
サマールのガンビアベイは水中弾説もありますが、公式には至近弾の水中爆発とされています。
>>624 アイオワとジャンバールが同じ電探搭載してるなら、後は砲の精度で決まるね。
アイオワ>N.カロライナ、H39>ライオン、長門、改装コロラド>ロドネイ>竣工時コロラド
↑
打撃力て、ぶっちゃけこんなあんばい?
>>626 リシリューが1943年の損傷復旧・改装時に搭載した
射撃用レーダーは英国製の284型ですね。
これは1940年には実用化されていた古いレーダーで、
精度・探知距離ともMk8に劣ります。
英艦はこの頃改型の284M型を搭載するか、1943末-
1944年に新型の274型に換装してますが、リシリューは
原型の284型を終戦時まで搭載していたみたいです。
リシュリュー級の場合、4連装砲がまともに動くかという問題が…
命中率は変動するものだからね。
命中率優秀といわれる長門も昭和15年の演習だと30,856mで命中率3.9%。しかも自艦速度23ノット、標的速度12ノット。
これはアイオワの数値2.7%(標的速度、自艦速度不明)と大差無い。他の例ではコロラド級はほぼ同じ距離で30年代に約4〜8%。但し条件がアイオワと同じか不明。
同型艦陸奥はほぼ同条件で13.4%、伊勢は19.6%と優秀な値を出しているが、山城は0%、金剛4.3%、榛名5.1%。
日本側も別の例だと15年に
長門、陸奥、日向、伊勢、扶桑0%、金剛2.5%、榛名4.4%、霧島5.2%、比叡4.3%。
伊勢2回目9.8%、日向2回目1.7%、扶桑2回目1.8%。
演習のたびに、そして条件でも命中率は大きく変動するから精度を云々するには我々が入手しているデータは少なすぎると思う。
>>626 測距儀はどうした、測距儀は。
もっとも、こいつも大きさだけで性能が決まるもんではないがね。
命中率は砲の精度だけで決まるもんじゃないってことをいい加減覚えたら?。
632 :
名無し三等兵:04/11/23 10:40:01 ID:5969w9Ct
>629
初期故障は出る物の三月かそこらで収まる。英国製連装砲塔と互角の信頼性だよ
米国製は最大で7.2m、それに引き換えジャン・バールは13.5m(主砲用)
6m(副砲用)。
測距儀も大砲と似ていて基線長が長けりゃ七難隠すと言われるが、反面大型になればなるほど高い
技術力が要求される。
一応、リシュリューの為に副砲用測距儀を用意した米国は模倣に苦労した様子
。フランス独自の設計に加えて精度が今一でなかったらしい。に
確かに大型になって精度が増すほど、ちょっとした機械的誤差も
大きく増幅されるわな。
>水中弾確実なのはサヴォ島でのボイスですね。
完璧な火薬庫直撃だけど、瞬時に浸水して鎮火したのにワラタ。
>>633 アイオワの砲塔測距儀は基線長46ft(14.02m)ですが…。
637 :
名無し三等兵:04/11/23 13:12:54 ID:5969w9Ct
>636
艦橋にそれはついていたのか?ん?
方位盤上の測距儀の基線長は8m(26ft6in)だね。
>反面大型になればなるほど高い
>技術力が要求される。
とか書いてるから、米国に長基線長の測距儀が作る
技術が無い、とか言いたいのかと思ったのさ。
639 :
名無し三等兵:04/11/23 15:37:59 ID:E3ix3WhH
戦艦の主砲の散布界とか命中率の話が多いが、6000メートルの上空からB29が20機編隊で、1000ポンド爆弾(徹甲弾)を落としたときの散布界と命中率を知りたい。
>>628 >搭載していたみたいです。
正確なところが分からないらしいけど、そうだったら残念。
リシュリューの電探他FCSがアイオワと同等の性能だったら命中率が二倍になるけど、劣るなら、
その分、命中率を割り引いた方が良さそうだね。
>>640 あほですか?
どんな計算式で命中率2倍なんて解答が導き出されるのか是非ともうかがいたいところ。
>>641 だから「もしアイオワと同じFCSを持ってたら」の仮定の話だって。
仮定にムキにならないで。
Fcsだけで、命中率はでるものかな?
砲身とか船体とか、多数の要素をすり合わせてナンボだと思うけど
このまえハワイでミズーリ見てきたよ。
でかかった。
でも、なんか、悔しい思いがしたのは
なんでだろー?
>>643 ハードの要因の方は散布界が「答え」になるわけ。その散布界がリシュリューの場合、
アイオワの半分ほどの良好な数値だったらしい。(英文ページ)
それなら割り算で簡単に命中率の比率が求められるね。
その結果、FCS他が同等ならリシュリューはアイオワの二倍の命中率となるわけ。
>>645 それが正しければ、同級戦艦で散布界が違うなんてあり得ないはずだが
>646
製造誤差とか砲身が使い古しとか、交換したばかりの新品とか、要因は色々有るでしょ?
>>647 それらの要素が有ってもFCSが全て包括できると判断しているわけだろう?
でなければ、リシュリューにアイオワのFCS乗せれば、命中率倍なんて単純に言えない
>648
いやFCSをソフトと見て、砲や船体の方をハードと見て言っただけ。
それで、もしもソフト同等なら、ハードの格差で決まるわけ。命中率の格差が。
散布界だけで命中率語ってもなあ。
照準が合ってなければ、意味ないし。
>照準が合ってなければ
FCSが同等と言う仮定だから、照準も同じ条件と言うこと。
652 :
628:04/11/23 16:29:29 ID:???
世艦の「フランス戦艦史」を見てみましたが、掲載されている写真を
信用する限り、同艦が終戦後も暫くの間284型系列を搭載していた
ことは確かなようですね。
(写真ではDRBC10A装備と解説されてますが、同レーダー搭載時の
ジャンバールとGFCS装備のレーダーアンテナ形状が全然違いますし、
レーダーアンテナの形状が284搭載時のKGVと同様のものなので、
284系列のままと見て良いでしょう)。
…DRBC10Aって、アンテナ形状が274型に良く似てるなぁ。
274の亜流かライセンス生産型なのかな?
発射速度も重要だな、揚弾エレベータが間に合うかも
その海軍ごとの射撃思想も有るだろうし
発射速度はアイオワもジャンバールも30秒毎で同等らしいけど。
>>654 ビスみたいに角度が制限されるとか、出弾率が低いとかの引っかけは無し?
>>651 FCSだけで射撃諸元をだせるなら苦労はせんねえ。
カタログ上の発射速度も、砲の俯仰角で相当変わるから一概に言えないんじゃない?
砲戦距離が遠くなると発射速度も遅くなるわけで。
たいてい仰角何度での発射速度なのか判らないし、判らなければ実力も判らない。
測距だけで照準出来ると思ってるなら、何も申し上げる事はございません。
つうか、仰る所のFCSが最初から同等じゃ無い時点で、散布界の成績だけ持ってきて
単位時間当たりでアイオワの二倍命中すると仮定する根拠がないよなあ。
>測距だけで照準出来ると思ってるなら
誰もそんな事、言ってないと思うけど。
>FCSが最初から同等じゃ無い時点で
だから・・・
>>642
>>660 そんな逃げを初めから売っておいて、ifの話なんて潔くない
当日の気象条件も、砲戦を左右する。射撃速度が速くても、それが勝つための
要因に決定的になるとは言えない。射弾修正でも、砲術長の判断が素早くなくては
いけない。装填が終わっても、仰角を大きくするのか、下げるのか、旋回角は?
となる。GFCSが優秀なのも大切であるが、主砲・測距分隊のチームワーク
も大切。657で仰角で発射速度が変わるというのは、こういう事だろう、アイオワ級でも、撃った
後は自動的に仰角が5度まで下がるが、仰角が大きければ、下がる速度も大きくなると
いうことだろう。しかし、これは、かなり速く下がるため、砲戦に影響するかは
微妙である。あくまで発射速度は、その艦の目安である。敵艦が修正進路も取らず
、速度も変わらなければ、射弾修正の必要もいらなくなるのだから、発射速度が
速いほうが、有利となる。
>>662 射撃速度には、砲身を装填角度まで下ろし、装填して再び諸元の角度まで持ち上げる時間も含む。
大体砲身の俯仰速度は6〜8度/秒くらいなんだが、
簡単に言うと零距離射撃だと射撃速度は20秒なんて戦艦も珍しくないんだな。
大和でさえ零距離なら30秒切る。
あんまり発射速度が速いと揚弾エレベータが対応できません
その対策として、砲塔内部に即応弾薬おいとく方法もあるけど
被弾した場合大事になる。
>誰もそんな事、言ってないと思うけど。
じゃあ、なにが必要か自ずと分かるでしょ?
>>604で何の前提も無く、単位時間当たりの命中率を二倍と言い切り、
突っ込まれるたびに条件をかえて、仕舞にはFCSまるまる同等と完全に妄想の世界入りしてる段階で、
もはや現実のアイオワとジャンバールの命中率なんか関係なくなってるけどさ。
なに絡んでるの。 最初から
>>640 と書いてるでしょ?
練度も関係するでしょ。
同型艦でも個艦差は当然あるだろうし。
ただアイオワの集弾性がわざわざ指摘されるのは、大火力&長砲身の弊害が
この型に関しては顕在化してるって事か?
って言うか、世界の戦艦の平均集弾性が分からないから、特定の戦艦が良いかどうか分からない。
発射速度はあくまでも機構上の能力に過ぎないからね。
急げばそのカタログ値の再現は可能だけど、実戦ではそれが必要とされる事は
まず無い。
もっとも、信頼性が低かったり遅かったりすればその限りでは無いが。
実際は26〜7秒の発射が可能でも、実際は早くて40秒前後の間隔をおく。
そういえばヴァンガードって範囲制限付きの自由角装填のままだっけ?
>>667 アイオワが一番、各種資料が豊富な戦艦だからじゃないかい?
アイオワの集弾性は米戦艦の中では良い方だよ。アイオワが二位で、一位はコロラド級だった。
どっちにしてもレーダー射撃の出来る有効距離は2万ぐらいで
4万ぐらいの水平線に艦橋やマストのトップが出てる辺りは光学測距だよりでしょ
電波はマイクロ波でも、光より波長が長いので
水線下に隠れていても、光学測距で観測できなくてもレーダーなら観測できる部分があるぞ?
マイクロ波で1割程度屈曲するはず。
↑何のデムパ?
電離層での反射のことでは無いな…
回折とも思えんし…
>>671 コロラドの集弾性が良好なのは、弾量を増して以降の状態(Mk-5)かな?
Mk-1の957kgから1016kgへ弾量を増しながら、殆ど同じ仰角で同一の
射程を得ている。
これとは逆に英のネルソンからライオンでは、より大仰角を要している
が、米もまたコロラドからN.カロライナでは同様に、より大仰角の過程
を踏んで、アイオワでは再び低仰角・大射程(貫徹力大)となる。
段階を踏んで砲能力を上げ、改良の手が加えられている過程は興味深い。
>>672 チト違いますよ。MK8なら45kmから可能です。
2万mというのは、スリガオ海峡のような多島海で戦う場合、旧式のMK3では解像能力が低く島と艦艇の分離が困難な為です。
ただ理論的には45kmから可能なレーダーを持ち測距能力が高いとはいえ、そのような遠距離では命中はほとんど期待できません。(大体射程外でもある)
>4万ぐらいの水平線に艦橋やマストのトップが出てる辺りは光学測距だよりでしょ
は少し違います。光学であっても同じ事です。むしろ多くの場合光学の方が測距精度も劣ります。
そのような遠距離で当らないのは同じ事です。昼間視界が良く、日本側が光学で砲撃してくるのなら米側も撃ってくるでしょうが。
ただ夜戦では、命中率の著しく低い遠距離射撃をして相手を逃がす(或いは警戒させて戦闘体勢を整えさせる)より、命中率の高まる2万位まで近づいて砲撃を開始すると思います。
日本側は2万の夜戦では充分に力を発揮できませんから、遠距離で戦闘を開始するより米軍に分がいいのです。
>>673のいう話は本当で、理論上ならその電波の性質上(厳密に直進するのではない)光学より多少遠距離で測距は出来ます。
ですが、上で書いたようにそんな距離で測距できても実用上それほど大きなアドバンテージにはなりません。
>>676 >かな?
さあ? 理由は不明だが、米戦艦の集弾性は前からコロラド級が一番良かったらしい。
次がアイオワ・ダコダ等、その次がニューメキシコ他、悪いのがネバダ級とかテキサス。
む、ということは北岬沖で仮にシャルの代わりに大和が出撃していたらさらに悲惨なことになってた?
炸薬31.5kgて、何気にスゲーね>Mk-1搭載(弾量957kg)時のコロラド。
大和の94式(炸薬量33.85kg)と大して変わらん。
Mk-5の1016kg時には炸薬を半分に減らしてる。
>>604 アイオワとジャンバールの砲戦の話が少し続いてたけど、ジャンバールは1949年完成の世界最後の戦艦とか。
装備も新しいんだろうな。
◯ジャン・バール(1949)
開戦当時未完成だったジャンバールだが、戦争勃発にもかかわらずフランス的作
業能率のため工事の進捗ははかどらなかった。敗戦の報を受けた時の完成度は77
%。主砲は一基しか搭載していなかった。四軸のうち二本だけ装着されていた推
進軸に機関をつなぎ、対空用の機銃をのっけて急拠水路を浚渫して脱出。座礁し
たり味方飛行機を撃墜したりの大騒ぎを起こしつつサンナゼールからカサブラン
カへ移動。しかしここには艤装できる様な設備はなく乗員の努力でなんとか陸上
に三か所の射撃指揮所を建設。この状態で42年に北アフリカ上陸作戦で米軍の攻
撃を受ける。マサチューセッツとレンジャーに反撃するも大破着底。
以後ほったらかし。45年に浮揚。戦後の49年になってようやく完成。その為、世
界で最後に完成した戦艦という事になった。つまりフランスは最初の戦艦と最後
の戦艦を作った国という事になる。ちなみにCICを増築したため、排水量が1万
トン程増加しているが、機関出力を増大し、速力を32ノットに上げている。
ttp://www.st.rim.or.jp/~kishimot/french.txt
>>681 両者とも参考にはしたけど流用したわけでは無いんだけどなぁ。
特にマッケンゼンの艦内配置とシャルンホルストの艦内配置は
装甲配置からして違う完全な別物だもの。
>ドイツ戦艦は就航日は新しくても、実際にはWW1型の旧式艦らしい。
↑
機関効率や装甲重量配分の改善で、より効率化に成功してるねマッケンゼン→シャルンホルスト
但し防御総重量を喰うので、厳密にはシャルンホルストをもってしても艦型が小さ過ぎて凌波性
に於いて失敗、彼らの防御手段を満足させて攻走をも得るには、結果的にビスマルクの大きさを
必要とする点(艦型を小型化するには攻防走いずれかの妥協を迫られる)は、隻数確保やコスト
の点から批判さるべきだろうね。
「見た目は新しいが旧い建造技術」の英とは対照的で興味深い。
もっとも、隻数確保やコスト、多連装によるスペースの節約等の新技術の投入や、それを行なう
為のより効果的な船型の選定を行なうのに都合がいいのは、むしろこちらだが。
シャルもビスも、原案から若干の強化は為されているらしいが、基本的に
「第一次世界大戦型の防御様式からさほど進化しておらず」とか。
シャルの防御基準も「33cm砲弾に対し、距離15,000m〜20,000mで耐えうるもの」程度だし、
ビスマルクも20、000m以下だとか。遠距離砲戦を全然考慮してない古い設計のまま。
精密な射撃装置を搭載しているWW2の近代戦艦なら、戦闘安全距離も20000ヤード〜 を想定するのが当然だろう。
>ジャンバールの対マサチューセッツ戦闘安全距離は 20,500 to 26,400 yards。
>(アイオワの戦闘安全距離 20,400 yards to 26,700 yardsと、ほぼ同等)
>
>原文
> Remember the 16 inches of armor at the conning tower? Against an opponent with equally
>powerful guns, if Massachusetts was 20,500 yards away or more, incoming shells could not penetrate.
> The deck armor is 5.5 inches thick. If the opponent was closer than 26,400 yards,
>the deck armor should hold from a plunging shot. Between these distances, from 20,500 to 26,400 yards,
>is the "immune zone." Within that belt, Massachusetts was in theory protected from hits to her vital areas.
ttp://www.polyticks.com/bbma/armor.htm
>遠距離砲戦を全然考慮してない古い設計のまま。
仮想敵である英が、その遠距離砲戦を実施できる程の火力も砲戦能力も持た
ないので、結局は固有の問題として顕在化しなかったな。
むしろ満足な防御方式を実現出来ないままに、自身の砲の技術的問題をも解
決出来ずに本末転倒に終わっている戦艦の方が評価が高いサイトもあるらし
いが。
要するにWW1の自国艦の防御様式に、大きな変更を加えざるを得ない問題を
抱えていたのは、特に英だろうね。
大体、米英ともWW1の独賠償艦から実験結果を得て、各々独自に防御の重点
化を模索して、結局は防御の拡大とその合理化を行なっている。
極端な集中防御はその重点をどこに置くかの結果であって防御比が向上して
いる訳ではない為、これのみが正しいとは言い切れない。
特に英の場合は防御に回せる重量自体が小さくならざるを得ない為、これ以
外に装甲厚を稼ぐ手段がなかった点は、どういう訳か批判されないらしいが。
>>684 いや、諸手をあげてイギリス戦艦を評価するのが
玄人の戦艦マニアの免罪符っぽくてね。
英戦艦の防御は充実してたよね。ネルソンもKGVも。
回せる防御重量を装甲厚の増大に充てるやり方が、最も必要とされたの
は英国だろうな。
速力を稼ぐ(馬力低いので、船体幅を狭く)
航洋性と居住性を犠牲にしない(喫水が深いので、船体の厚さを稼ぐ)
結局は重量がかさむ広範囲防御をやるには、攻撃力と速力を欲張らずに
船体の大きさが必要。
砲口径と排水量に制限を課せられ、防御を施して居住性も犠牲にせずに
機関は低出力。
ロドネイ以降、英戦艦の設計には必ず何らかの制約がついてまわった。
他動的な制約を受けずに設計された最後の戦艦が、QEだった。
他動的な制約を受けずに設計された最後の戦艦が、QEだった。
↑
他動的な制約を受けずに、最強力の砲を搭載して設計された最後の戦艦が、QEだった。
だね。
装甲の厚みで言えば、こうだからなー。重装甲の英戦艦。
英KGV級 > 米アイオワ=仏リシュリュー > 独ビスマルク
厚みだけでは語れない。貼り方でも防御効果がぜんぜん違う
長門・大和は?
>>694-695 だね。
その4艦の防御重量比では、こうなる。
独仏>米>英
もっとも単純化&増厚が抜きん出ているのが、英。
なのでもっと防御に回せる重量を捻出出来れば、文字通り効果的且つ重厚な
防御を実現出来た筈。
あいにく、英をはじめ何れの国も、この一歩手前で終わった。
戦艦の終焉と共に。
装甲の比較、一例として、
ビスマルク級戦艦
舷側12.5in
主砲塔前面14.25in、側面8.7in、背面12.6in、天蓋部5.1in
キング・ジョージ五世級戦艦
舷側15in
主砲塔前面13in、側面9in、背面7in、天蓋部6in
サウス・ダコタ級戦艦 (アイオワとほぼ同じ)
舷側12.2in(傾斜19° 垂直17.3in)
主砲塔前面18in、側面9.5in、背面12in、天蓋部7.25in
ttp://www.warbirds.jp/truth/bismarck.html こうしてみると、やっぱり
米アイオワ=仏リシュリュー > 英KGV級 > 独ビスマルク
>大和は?
横綱さんは別格だし〜
命中弾は装甲に必ず命中し、砲弾の貫徹力データーと装甲の耐弾データーが必ず額面通り
に作用するなら、英艦最強だな。
しかし戦艦先進国であった英国は他の国が研究していた時、何をしていたんだろうな
>>701 何もしてなかった、…というよりは何も出来なかったって感じ。
WW1での疲弊から「10年原則」を採用してたせいで、
海軍休日の間ずっと海軍予算がかなり削られていたから。
何気にヴィットリオ・ヴェネトも装甲厚みがすごいぞ
副砲塔で300mmという、対14インチ装甲を貼っている
>>682 なぜにフランス戦艦がアメリカ軍と交戦!?
そら好カードのひとつだからさ。
>>677 45キロ先の艦橋やマストのトップをレーダーで照準出来るとわ知らんかったわ
>>701 しかし戦車先進国であった英国は他の国が研究していた時、何をしていたんだろうなw
・
実際、それで戦中の協力者は、市中引き回しの刑や人間地雷処理機にされたりな・・・
ホント、分断は地獄だぜ!フゥーハハハァーハー
>>706 多分精度は落ちるだろうね。測距儀なんか特に投影面積の小さな目標だと誤差が大きくなるそうだし、レーダーもそうなんじゃないかな。
>>707 多分、ロケットで前進する車輪のようなものを研究してたんだよ
>>712 それ,戦車じゃないから.巨大ミシンの部(ry
ゴー
ヽ ) ノ ノ
============= ⌒ ◎ ノ
/. ( ヽ
大戦中の射撃用レーダーで40キロ先が判るわえねえだろp
716 :
名無し三等兵:04/11/26 09:59:05 ID:CMxlxbC6
>>715 Mark 13
.
War Status: Used by US Battleships and Cruisers
Installed: Mounted on Main Battery Directors
Purpose: Fire Control
Power: 50 KW
Wavelength: 3 cm
PRF: 1,800
Transmitter Dimensions: 8 x 2 feet (2.44 x 0.61 m)
Tracking Range: 40,000 yards (37,000 m) on Battleship sized target
Range Accuracy: 15 yards (5 m)
Bearing Accuracy: 2 mils
Resolution: 400 yards (370 m) and 10 degrees
Notes: This radar could discern individual shell splashes from 16-inch
(40.6 cm) projectiles out to over 42,000 yards (38,400 m).
38400で主砲弾の水柱が確認できるレベルみたいですね。
>>716 ただしそれはあくまでも「水柱が『ある』ことが『確認できる』」レベル。
確認と計測はまた別物ですね。
個々の水柱を識別できたんだからかなりのものでないか?
>>718 そんなこた
>>716には書いてない。
水柱と水柱の間にどの程度の間隔があれば分離識別できるのかはこの説明からは読み取れないよ。
つーか「3万7000mで、戦艦級(=全長200m超)の目標に対して測的可能」と書いてあるんだが。
>>719 辞書でIndividualの意味を引いたうえで、よく本文を読み返してみなさいな。
射程38000での散布界やテスト状況が分らんが。
集弾が良くて水柱を区別できれば大遠距離砲戦での優位は保てるなあ。
Mk7の最大射程でなかったっけ。38000って。
命中を見込める距離に接近するまでは、測距を確実に行なえる点で有利だね。
夜戦なら一方的に。
敵の数が自身より少ないか、敵が単艦なら、なおさら。
光学測距を行なえる視界での日中なら、そうも言ってられないだろうけど。
Individual←反語→total
CRTで個々の水柱を判別可能という事で、疑問が生まれる。
個々の砲弾の着弾状況を判別出来る事を指すのか、或いは個々の水柱を視認判別
出来るに過ぎないのか。
また散布界の良否によって、それはどうなのか。
最大射程での散布界など、アイオワに限らず期待出来ないだろうがね。
16inch砲弾の水柱なら高いだろうから、マストの先程度には
よく見えるのかも?着弾が相互に近ければ判別できないだろうねえ。
高速を活かしての嫌がらせだと無敵かも。
>高速を活かしての嫌がらせ
それを目指したのが金剛。
金剛をさらに凶悪にしたのがアイオワ。
>>725 大和の主砲弾で水柱の高さが200m強と聞いております。
16"でも百数十mは堅そうですね。
>>724 Mk.8は恐らく世界初の実用機械式フェーズドアレイレーダでして、ビームを左右15度
に常に振りながらコニカルスキャンを行っています。
距離分解能は370mですが、距離誤差が13.5mというところから見て信号を完全に分離
できないだけで、恐らくは数十m単位での判別は可能であったと思われます。目標が
散布界に入っているかどうかを見分けることは十分可能であったと思われます。
Mk.13はMk.8の改良型で波長をさらに短くしたものです。
>>724 簡単に言えばレーダーで水柱のエコーを判定してそのデータを射撃諸源の修正
データとして使えるって事です。
目視で水柱を観測して「近い」とか「遠い」とか判定するのと同じ事をレーダー
で出来るって事です。これは実際の運用で「可能である」とレポートされています。
OK?
730 :
724:04/11/26 17:16:25 ID:???
>>728-729 ありがとうございます。礼々謝。
>レーダーで水柱のエコーを判定してそのデータを射撃諸源の修正
>データとして使えるって事です。
機械光学式測距との併用から、能力的には管制・測距をそれだけで遜色なく
こなせる段階にあった訳だね。
仰角と方位という2つの数値(デジタル)を求める従来の手段(アナログ=光学)
から、数値化の手段も文字通りデジタルになりつつあったんだな。
で、実際に撃って当ててる。
それも夜間に。
>>730 加えてアイオワのMk.38GFCSは世界初の電気/機械式オンラインデータ受け渡し
システムを実装しています。ただし全て完成したのは1946年。
アイオワに限らずアメリカの新戦艦は主砲のAモータ(旋回用モータ)はオートモー
ドを備え、セルシンの人力操作を介さないことも可能でした(精度は知りませんが)。
ひょっとしたら、砲の完全追従も展望にあったかも知れないね。
そこから先は旋回・俯仰や、傾斜に対する緻密な動力制御や演算も必要になる
し、事実上は「緻密且つ精密な照準&精度は物理的要因任せの砲」という艦砲
射撃の能力的限界にまで行きつくのだろうけど。
けど、それらを実現する為に必要な要素のいくつかに、WW2新戦艦の何クラス
かは手を出していたね。
砲(独)や射撃レーダー(英)の範囲限定とはいえ動揺に対するスタビライズ
に、管制側による砲の俯仰旋回と発砲の遠隔操作(米英独)、上記アイオワら
米新戦艦の電気式追従。
改装戦艦群には無かったものだね。
734 :
参考:04/11/26 21:26:39 ID:???
> その分解能にしても、的艦と夾叉する弾着水柱を区別できた、なんて話もあったりするのですが
これにはどうもカラクリがあるような気がします。弾着水柱を区別するために
は、最低でも回転式レーダーが必要です。現代レーダーのデーターですが、上記
した比較例のレーダーは回転数が24回転標準です。(実際には20回転程度。
回転用モーター電源のケーブルを長く引くため、電圧が落ちる。)
これは、1回転2.2秒になります。
これを言い換えれば、ある特定方向の目標は2.2秒に一回しか見ていないと
いう事です。
実は76mm砲の実射でその着弾水柱を上記の市販レーダーで見たことがあり
ます。このときは、2発連続して発射、5浬先の仮想点に打ち込んだものですが、
肉眼では二つの水柱がはっきり確認できましたが、レーダーでは一つで、それも
2回転見えただけです。そして、このとき当時に稼動していた、対空、対水上
監視レーダーでは、この水柱は見えていません。
さて、往時のレーダーに話を戻すと、SGを例にすれば、回転数が19回転程度
ですから、約3.16秒に1回しか特定方向は見ません。SGの周波数は3GHzです
(2996MHz)ですから、十分水柱には反応しますが、なにせ、回転数が低い
ので、可能性としては、全ての着弾ではなく、散布界の中で、隣接するものでは
無く、二つの離れた水中を分離できた、といったところが本当なのではないで
しょうか?
735 :
参考:04/11/26 21:29:50 ID:???
> 遠距離において、初弾夾叉が難しい測距儀と、初弾夾叉も夢ではないかもしれない射撃レーダーを比べたら、少しはレーダー側を評価した方が宜しいかと
どうもそれが信じられないのです。現代のレーダーでも、10浬の距離で前出
の分解能です。対比している現代のレーダーは全てA/D変換を使った、画像デジタル
処理をしているものなのですが・・・・
もう少し突っ込んだ、専門的な話をしますと、往時のレーダーの測角は、俗に
シンクロといわれる、セルシンの一種で行われます。電気的に処理する場合は、
位相差比較によってアンテナの相対角度を知る事ができます。また、受信側と
して位相同期したセルシンを表示機側に置けば、アンテナ側のセルシンの回転に
同期して表示機側のセルシンも回転し、それによって機械的相対角度を知る事が
できます。(現代のレーダーはフォトインターラプターによる1回転360パルスの
方位角信号が主流です。)
このシンクロの回転には歯車が介在しており、このかみ合わせ誤差だけでも、
1982年製造のレーダーですら0.38度以下にはなりません。当時セルシンが使われて
いたのは周知の事実(艦載砲の照準で、砲塔内の指示器の指示針に追い針を合わせ
る、という表現がよくありますが、あの指示針を動かしているのがセルシンで
す。)ですから、その精度も同等以下と考える必要があると思います。
距離精度についても、パルス発振器の安定度で測距誤差が決まりますが、これ
は1マイクロ秒で36mです。たとえば、Mk8のPRF(パルス繰り返し周波数)は
1600Hz前後ですから、625マイクロ秒の周期になります。これが1マイクロ
秒狂えば36mの誤差という事です。周波数で表示すれば、2.56Hz狂えば
36m誤差が生ずることを意味します。当時の技術で真空管を使った低周波発振器
の周波数精度が、1600Hzで+−10Hzならかなり高度な技術だと思うのです
が?しかし、これでも144m程度の誤差は生じます。
736 :
参考:04/11/26 21:30:46 ID:???
もうひとつ、あえて言及していないことがあるのですが、射撃指揮に使われる
レーダーは多分ですが、回転式では無い事です。もちろん、そうもできるので
しょうが、現在でも射撃指揮レーダーの多くは、Aスコープ形式、つまり、縦軸
に反射信号強度、横軸に時間を表した形式です。測角はその向けられた方向に
なります。PPIで得られる目標方位に射撃レーダーを向け、測距をします。これに
はある程度ビーム幅の広いレーダーのほうが適しています。レーダー測距の原理
を理解頂ければ、ビーム幅による誤差は、無視できる程度、ということがお判り
いただけると思います。
しかし、測角はひどいことになります。普通レーダーアンテナのビーム幅は、
半値角といわれる、最大信号から6dB下がった点までを言います。これは左右
に現われますから、最大点をはさんでその両側の-6dB点がなす角度がビーム幅
になります。本来ならば受信電界強度が半分になるのですから、明確にわかる
と思われがちですが、受信機の直線性が問題となって、差がわからないことが
あります。往時の受信機では、多分、この周波数で直線性の良いものは作れない
と思います。
現代の(といっても82年ですが)技術で作られた、対空、対水上監視レーダー
では見えなかった水柱が往時のレーダーで見えた、というなら、往時のレーダー
のほうが性能が良かったという事になります。
もっとも、76mmと406mmという口径差がありますから、水柱の規模
も比較にはなりませんので、「見えた」のかも知れませんが、3万メートル
などという距離で分離が出来た、というのは信じがたいですね。
見えた見えないは分からないが、アメ公の軍艦は、戦艦も潜水艦も贅沢な良い装備持ってやがるなぁ。
何かホント、喧嘩する相手と時は選ぶべきだよな。正直羨ましいとしか言えん。
>>733-734 その議論を呼んで意地悪だなと思うのは、誰も「elebras」氏に
Mk.8が「機械式」フェーズドアレイだと指摘しないこと。おかげ
で氏は「電気式」に位相を変化させてると勘違いしてる。
Mk.8はあらかじめ同一方向に傾けて取り付けられたアンテナをベ
ルトでつなぎ、同調して回転させる事により位相を変化させると
いう「機械式」フェーズドアレイ。誰か書いてあげれば良いのに。
もしくは本当に誰も知らないのかな?
739 :
738:04/11/26 21:53:36 ID:???
ごめん、上勘違い。上はMk.13の話。
Mk.8はポリロッドアレイアンテナで、アレイ切り替えによる電気的
フェーズドアレイだった。失礼。
測距誤差に関しても、レーダーなら数十mとかは大げさらしいね。やっぱり100m単位で誤差がでるとか。
741 :
738:04/11/26 22:45:08 ID:???
>>740 >測位精度を距離分解能、角度分解能の面だけでいうならば、
>十分な精度であったと言えると思います。距離はパルス精度
>、角度はアンテナで決まるわけですが、少なくとも、現代の
>航海レーダーレベルの精度は持ち合わせているように思えま
>す。
>さらに精密な計測には等差感度法も使える事も合わせて考え
>れば、往時の計測レベルとしては十分だったのではないでし
>ょうか?少なくともMk8以降の射撃レーダーについては、と
>いう注釈を付けてですが。
上の議論でもこういう結論になってますが。少なくとも
>>716 の距離誤差15ydを否定する結論にはなっていないと思います。
発揮出来る火力やそれが示す防御の限度はともかく、ソフトも含めた艦のモノとしての出
来は、当時の日本の工業力の限界だった大和を凌いでいるね。
アイオワがダコタのストレッチに過ぎないという点を考えると、余計だ。
そのS.ダコタや元となったN.カロライナ自体が「よく出来た無印良品」ときている。
技術レベルや工業レベルが高いと、元々の要求性能自体が高くなくても、艦のデキと信頼
性がこれに応える。
基礎工業力が高くないと、軍需にリソース割いても限界があることがよく分かるな。
いや、大和は大和で良くできたフネだとは思うが。
これで続いてモンタナだのL47/18インチ砲搭載艦だの作られたら、たまったものじゃない。
世界の艦船「第二次大戦のアメリカ戦艦」でのダコタ(極端な集中防御)と
「アイオワ級戦艦」でのアイオワ(対応防御の不備)に対して、それぞれ辛
辣な論調があえて加えられているが、むしろそれぞれが集中防御と、それを
守りながらの高速化という点で、行きつくトコまでイッテいるという証左で
もある。
兵器の要目決定の多くは、多くの場合長短抱き合わせでもあるから、あの視
点もその意味では正しい。
しかしそれのみが正しいというのでは片手落ちでもある。
あのいずれをも、当時の日本では実現出来なかったからね。
>>740 > こちらの資料には、アンテナの写真がありますが、このアンテナでビーム幅が
>1度以下というのはありえません。
> 同様に、レゾリューション角度は10度となっています。これが分解能です。で
>すから、Mk8もMk3,4と同様の角度分解能しか無い、ということになります。
>これでは、レーダー測距による射撃照準が主砲散布界以下になるとは考えられません。
結論
> 結論としては、「レーダーによる正確な射撃」は正しかったわけです。ただし、一般に理解されているような、
>精密な測位が出来たから、ではなく、時点、時点での位置データーを蓄積することでより正確な未来位置予測を
>可能にした、という点で「正確な射撃」になりえた、と理解できます
>Re:太平洋戦争での米軍レーダー射撃への疑問。
>>741 >実はレーダーの測距誤差もそう小さくはありません。150t=最小距離分離能(m)、tは発射されるレーダー波のパルス幅で
>uSの単位です。単純に考えると、短いパルスを使えば限りなく精度が上がるように見えますが、困った事に短いパルスだと、
>エネルギー総量が小さいため、受信装置側での限界が先に来てしまいます。
>
>だいたい12海里(20Km強)で、現代のレーダーでも0.5uSくらいが限界です。多分ですが(詳しい資料がまだ見つからない・・・)、
>往時のレーダーの回路を考えますと、現代のレーダー受信回路との差が低く見て6dB以上はあると思います。
>当然その分長いパルスを使う事になるわけで、距離精度は低くなるわけです。これも多分ですが、
>20海里で300m程度の誤差(レーダー映像の幅)はあったと思われます。
> さらにこれにブラウン管の精度(蛍光粒子の大きさ)も加わりますので、実際には計算誤差より小さくなることはあまり考えられません。
>
>elebras
ttp://www.warbirds.jp/ansqn/ansq02.cgi
>>745-746 ですからそれは最大感度方式前提の話では。Mk.8はアレイレーダを使った
コニカルスキャンによる同感度方式なのですから、精度は大幅に向上して
しかるべきでしょう。
>747
WW2当時のアメリカのレーダーは現代の艦載レーダーより優秀なのか? ってのが主旨な訳で。
>>748 いやだから、方式が違うものを同列に論じても仕方がないという
話でして。
実際Mk.13以降、遠距離砲戦専用のコニカルスキャン式射撃レー
ダなんてものは作られていない訳ですから。
ちなみにアイオワは再就役後も引き続きこのMk.13を使用してお
りまうす。
752 :
738:04/11/28 13:10:51 ID:???
>>751 その通りです。Mk.8もMk.13もコニカルスキャンによる同感度方式です。具体的には
複数のアンテナを並列に配置し、電気的/機械的に一定角度(30度)をスイープする
ことにより目標探知を行います。
>>747>>749も私の書き込みです。
754 :
738:04/11/29 00:01:21 ID:m2uXCmlU
>>753 複数のアンテナで一つのビームを形成している訳ではなく、並列の
個々のアンテナのデータの平均値を取るシステムになっていますの
で、測角もさることながら測距も向上すると思われますが。
755 :
738:04/11/29 00:02:42 ID:???
間違えてあげちゃいました。すみません。
756 :
名無し三等兵:04/11/29 00:07:50 ID:zxet1O26
>1:アイオワ級戦艦は優秀艦か?
最近、退役するまで、戦後も長く使われたんだから、優秀なんじゃないの
アイオワ級戦艦なんか、スクラップにするだけでも金がかかりそうだから、
スクラップにせずに、モスボールしていたんだろ。
このHPに「等感度方式」の易しい解説があるよ。アニメーションで動く映像も有って分かりやすい。
海軍レーダー 徒然草 つれづれ追加編
http://www1.odn.ne.jp/~yaswara/index.html >☆等感度方式の理解
>
>等感度方式は測角精度が高いという。しかしこれは最大感度方式の測定中に手動で行っていたものを自動化したに過ぎない。
>熟練者とまで行かずとも初歩訓練を受けた者が最大感度点を探すとき、なだらかで頂上が見極めにくいので無意識に、
>左右にアンテナビームを振って感度の減り方の等しい幅の中点を読み取っている。
>即ち こうやったときの最大感度角は等感度方式で求めたものと言える。
>
>ただ目標の角度移動が速いものを捕捉する必要から「等感度方式」と称して自動化したのである。
759 :
738:04/11/29 21:37:43 ID:???
>>758 そのページでも触れられていますが、Mk.8こそまさに世界初のTWS
(追尾走査)レーダと言われています。42個のポリロッドアレイの
切り替えにより30度の空間スキャンを行い、正確な測角と測距を同
時に行います。おっしゃる通り等度感度方式は測角に適した方式で
すが、前述した通り素子数が多く多数のビームを形成できる分、平
均値が取れ誤差はより少なくなり測距も正確になります。
760 :
名無し三等兵:04/11/30 14:29:58 ID:UQ1CMJFv
しかし斉射ごとに船体がねじれるんじゃ命中は難しいな
戦艦史ではガングート級くらいしか無いし
大和の装甲主砲+アイオワの速度電子装備。
これが史上最強戦艦か?
実際に沖縄でアイオワVS大和が実現したらはっきりしたんだろうけど。
>>761 実現した場合、6対1くらいになったんじゃないか?
>>756廃艦寸前でもまだアイオワは一応予備役なのに。
てかアレを再び復帰させるような政治情勢なんて考えたくない。
764 :
名無し三等兵:04/11/30 22:15:53 ID:cJQQBlhn
>>763 >アレを再び復帰させるような政治情勢
俺がアメリカ大統領になればすぐにでも徹底大改装、
イージス戦艦アイオワとして復帰しますが何か?
765 :
a:04/11/30 22:28:32 ID:???
沖の鳥島はいりま〜す
>>764 さすがに船体そのものがもうガタガタじゃないか?
ところで俺にとって最も偉大なアメリカ大統領はレーガンなのだが、キミはどう思う?
>759
アイオワはレーダーを何基搭載してるの?
>>750 電探の距離分解能の理屈の解説。
光・電波は一秒間に約30万km進む。1us(100万分の1秒)では、30万km/100万=300m進む。
1usで往復150m。
この「150m」の電波が目標に当たり反射し、返ってきた電波を捉えるのがレーダーの仕組み。
従って二つの目標の間隔が150m以下の場合、反射波がつながってしまい一つの物体と認識されてしまう。
結果、最小の距離分解能は>750の式の通り。実際的には>746
ループやめて
やめてループ
Mk-8ってサウスダコタの上に乗ってる剣山レーダー?
あの針山一本からビームが一本出るんでしょうか。
770 :
738:04/12/01 09:45:23 ID:???
>>767 終戦時
対空捜索 SK-2、SC-2
水上捜索 SG、SU
射撃 Mk 4、Mk 8、Mk 12、 Mk 13、Mk 22、Mk 27、Mk 35
>>769 >あの針山一本からビームが一本出るんでしょうか
その通りです。あの42本の針(ポリロッドアンテナ)全てから1本ずつビームが出ています。
Ans.Q 2990
ttp://www.warbirds.jp/ansqn/ansq02.cgi >レーダーによる位置計測は、単純にアンテナ半値角とレーダーパルス長で規定されます。
>これは物理精度で、これをはるかに超える精度は物理的に不可能という事です。
>
>現在までに判っている限り、Mk−8のアンテナ半値角は2度、パルス長は最短0.4μ秒です。
>しかし、MICと呼ばれる集積型マイクロ波フロントエンド、もちろん高周波増幅付きですが、
>これを使った現代のレーダーでも、12浬以上のレンジでは0.5μ秒以下のパルス長は使われません。
>
>往事のレーダーの受信回路が現代のものよりも優れていたというのは、仮定としても受け入れられません。
> ただし、レーダーパルス長は探知距離が短くなれば、もっと短くできますので、30ydsの分離が2000ydsで、
>というならば肯定できます。
>
>しかし20000yds(10海里)でなら今でも無理です。
誤差はあるのは間違いないとして、次はシステムとして誤差を小さくする運用について語るので?
・・・て、言うか難解!!
776 :
738:04/12/01 12:10:04 ID:???
>>771-772 だからそれは最大感度方式前提の話ではないでしょうか。
>>773 これも最大感度方式前提の話のような気がしますが。左右の端のアレイ同士では有意な
角度は得られない、ということでしょうか。
778 :
739:04/12/01 12:21:05 ID:???
もっとも自分も十分な知識がないんでこれ以上この問題を論じる資格が無いとも
思いますが。
Mk.8の場合それ自体が多数のレーダー装置の複合装置なので、どこまでが機械
誤差の限界でどこまでがシステム誤差の限界なのかを論じるのもちと難しい気も
しますが。
航海用のレーダーとFCSの上に乗ってる射撃用レーダーは別物だよねえ。
ってそういう意味じゃないって?システム単位で考えるとやっぱり別物なのではとも。
システムって・・・航海用レーダーにFCSは関係ないね。確かに。
レーダーは同等品でも。
Mk.13がくるくる回るとは思えないけど…
ビームを振るのが機械式って、作動中はずっと左右に首振ってたりするの?
>>781 >The Mk 13 “radar” is a very early fire control radar. It is actually closer to a search radar that
>of a modern fire control radar. It has the same banana shaped antenna of a search radar except
>instead of rotating completely around, it vibrates back and forth over a small arc. The antenna is
>belt driven and the thing sounds like an off balance washing machine when it’s running, but it works!
なんで機械式にアンテナが前後し位相を変化させているが正解なのかな。
>>768と言う意見がある一方、
スリガオ海峡では水上索敵用(42年頃には射撃管制にも限定的に使用していた)SG
レーダーを搭載した駆逐艦(つまり出力が低く性能が充分発揮できない)が30km以上
で日本艦隊を発見、戦艦搭載のSGに至っては25km以上で日本艦隊各艦艇を分解像
として捉えていた。
射撃管制に特化し分解像能力が高いMK8が縦方向の解像度で距離の0.1%というの
も頷けるのではないだろうか。(3万mで30m)実際、3万8千m以上で16in弾の水柱を
観測出来るというのだから、明確に否定する資料が無いうちは認める他は無い。
少なくとも「ある程度」の観測修整が行えるとは言えるだろう。
当然その発展型のMK13(出力波長共に強化)が、それ以上の能力を発揮するのは
想像に難くない。
また最大距離について、MK8で45kmという値も理論値としてはそう的外れではない。
帝国海軍が自身の水上射撃用電探に要求した最大測的距離は50km、誤差100m以内
というものであり、帝国海軍がこれを達成できなかったとはいえ要求性能としていた以上
45kmという値は決して理論的には非現実的な数字ではないのだろう。
但し誤差15yd(5m)については理論上の値である可能性は存在している。
>>741の引用にある「ブラウン管の粒子」の問題もある筈で実際には誤差は拡大する
可能性が少なくないだろう。
しかし引用元のe氏は専門家であることは確かであるがMK13或いはMK8について
資料が不足している点を認め「多分」と断りを入れた推定の上にもう一度「多分」の
推定を上乗せしている。これは遠距離砲戦用レーダーが実際上アイオワ級以外には
現在不要な為e氏の責任ではない。氏は水上捜索用レーダーについて見識がより
深いものと思われる。
以上e氏の見識を持ってもMK8、MK13の性能を否定する根拠として充分ではない点は
踏まえた上で、敢えて氏の距離20浬(約3万7千m)での推定誤差300m強を採用した場合
どうなるのか。
帝国海軍の10m測距儀は理論上2万mで誤差285mとなっており、e氏説を全面的に採用
した場合でもレーダーの精度の高さを示している。
更にこの長門の10m測距儀であれば3万2千mまでの測距は一応信頼出来るとされつつも
この距離で水柱の観測は不可能といい、日向も3万mでは近弾以外の観測は出来ないと
いう。実戦でも金剛の所見では測距儀による有効な砲戦指揮は24km程度としていることも
これを裏付けよう。
より高精度の15.5m測距儀ならもう少し良い結果を出すだろうが基本的には分が悪いとは
言えそうだ。後期米新戦艦の場合射撃用レーダーを2基装備している上、限定的に射撃
指揮に使用出来るSGレーダーをも装備(SGでは夜でないとそれほどアドバンテージに
ならないだろうが)。更に9m級の測距儀(14m級の砲塔測距儀は別として)を装備している。
経戦能力が高そうに思える。一度に壊されたら別だが。
視界が悪い場合以外にもレーダーは概ね測距儀だけの場合より使い道がありそうだ。
>>783-784 実際レーダーの誤差15ヤードは凄いけど、誤差の小ささより天候に左右されにくくコンスタントに測距できる能力を持つ利点のほうが大きい。
凄く優秀な測距儀があってレーダーと同等の精度と測的距離があったとする。
でもその測距儀が能力を発揮するには視界が良好な昼間じゃなくてはいけない。対してレーダーは天候に左右されにくいから。
あと15ヤードは13.6m位じゃないかな。
全天候(大雨は無理)の意味が
戦闘機ではエポックともいわれているのに、
戦艦では反則みたいにいわれる傾向にあるのはなんでだろ?
788 :
名無し三等兵:04/12/02 00:48:40 ID:u+hPCADe
アイオワの艦橋とオランダ軽巡洋艦の艦橋って似てるよね
>>787 多分それには議論の経緯というか歴史があると思いますよ。
レーダーやCICを駆使出来る米戦艦の有効性は否定できません。
全天候といっていいかどうかわかりませんが、日本戦艦に比べて全力を発揮できる機会は遥かに大きいでしょう。
つまり多くの戦場で勝利に近いのは残念ながら米戦艦です。
識者と言われる人達はここまでは共通認識としてとっくに持っていると思います。
特に米戦艦は戦前から煙幕使用砲戦を基本戦術の一つとしてかなり重視していますから、レーダー時代には更に危険な存在になったかもしれません。
レーダー射撃への疑問を提示されているelebras 氏の説が仮に正しかったとしてもレーダーの精度は大抵の測距儀より高いものですし、しかも天候の影響がより少ない。
しかも複数装備していて、通常の測距儀も持っている。
しかしそれではいきなり「米戦艦最強議論終了」になってしまいます。リングの違いで3回に1回勝てる選手より3回に2回勝てる選手が普通は評価されます。
そこで、日本を含めた他国戦艦がその全力を発揮し易い昼間視界良好という条件に緩和し、米戦艦のアドバンテージを意図的に限定した上で比較するという知的な遊びに進んだと言えるでしょう。
この比較方法でなら大和は最強の最有力候補ですし、改装後長門も新戦艦に混じって上位入賞の期待もあります。
ただこの経緯を飲み込まないで議論に参加すると何と無くこの「昼間視界良好」下での最強戦艦こそ真の最強なんだと誤解してしまう方が時々いるだけでしょう。
多くの方は大体わかった上で楽しんでいると思っていますが。
>>789 というか、仰る事の前提は単艦同士の対戦でレーダー以外の要素が同等ならなんだな。
それ以外の要素をどう判断するかで結果が変ってくるわけで。
米戦艦といってもテキサスからアイオワまで20隻近い幅があるし、対戦する日本戦艦も同様。
レーダーが優秀だからって「米戦艦最強」と結論を出すのは、それこそ早計ってもんだよ。
>>790 まっ普通は同世代か同クラスで比較するでしょ。
全部で比較しても最強候補は大和、アイオワ、サウスダコタ当りを筆頭に数クラスに限定される。
実際大和対アーカンソーでも無ければ当れば大損害だからレーダーの有効性は大きいよ。
視界良好なら大和は多分最強だが、視界が悪かったら大和は有効な砲撃が出来ないのに対して相手は撃ってくる。
大和はそうそう沈みはしないが、当らない砲弾は効かないし、当る砲弾は確実に被害を与える。
バイタルパートを抜かれなくても一方的に5〜10発も食らえば退却を選択するけど。自分なら。(ヘタレかな?)
目の悪い最強対目の良いランキング2位の戦いかな。<悪天候下
>>791 それは逆もしかり。
レーダーを持っていたって、まぐれ当たりで戦闘不能に為りかねないのはサウスダコダが身をもって証明してるでしょ。
そしてレーダーで捕捉出来ても命中率は砲の性能や射法にも左右されるから、
レーダー装備の優位はあくまで先手を取りやすいということくらい。
射撃を開始したら嫌でも見付かってしまうわけだし、
大和にまともに打撃を与えられる距離まで接近していれば、
米戦艦は一発でも命中すれば何処に当たっても貫通されかねないわけで。
優位な面があるのは否定はしないけど、あくまでそれは限定的な要素のひとつよ。
>>793 敵を発見するのと有効な射撃を送り込む為の諸元を得る事には天地ほどの差が有ると思うのだが・・・
それに非装甲部に与えるダメージはほとんど距離に影響されないと思うのだが?
船体の復元性が最悪に加えて無理やり長砲身砲を
積んだフネが距離三万で有効打を出せると思うか?
>>783 >戦艦搭載のSGに至っては25km以上で日本艦隊各艦艇を分解像 として捉えていた
それは当然。ここで語られていたのは、「米戦艦のレーダーの誤差は300m位か?」であって、
ずっと大きな間隔を開けて航行している「日本艦隊各艦艇を分解像 として捉えていた」のは当たり前の話。
>30km以上で日本艦隊を発見
またレーダーの最大探知距離を語っていた訳でもない。問題は誤差。
>16in弾の水柱を 観測出来るというのだから、
水柱を観測できるのは事実。そもそも水平線上に浮かぶ小さな艦橋やマストや、空中の砲弾が
観測できるのだから当然の話。誤差がどの程度か? が問題。
>MK13或いはMK8について 資料が不足している点
だが資料が無くとも理論的に不可能な場合は、「有り得ない」と断定できるもの。現代の射撃レーダーを
上回る超高性能レーダーが大昔の戦艦に搭載されていたと言うのは、少々考えにくいのも事実。
護衛艦の5インチ砲でも2万3千メートル程の射程を持つし、もっと射程の長い艦砲も有る。
また艦砲以外にも各種用途が有るし、高性能レーダーが現代は要らないと言う事は無論ない。
>>784 当然レーダーが有った方が良いし、それに反対する者はいない。どれ程の性能が有ったかを追求してるだけ。
アイオワのレーダー分解能30ヤードだが、これは近距離での計測値では無いだろうか?
遠距離で30ヤードは現代の技術でも不可能らしいが、近距離なら有り得るとか。
>>771 > ただし、レーダーパルス長は探知距離が短くなれば、もっと短くできますので、30ydsの分離が(距離)2000ydsで、
>というならば肯定できます。
>
>しかし20000yds(10海里)でなら今でも無理です。
>>716 >Mark 13
>
>Resolution: 400 yards (370 m) and 10 degrees
訳
距離分解能 400ヤード(370メートル) 方向誤差 10度
>>795 それも定番の反論だけど、なんらデータが伴ってないね。
よく揶揄される野分砲撃時の至近弾の出かたからすれば、
戦艦クラスの標的が直線運動してれば、普通に命中弾が発生しそうなものだけど。
>799
その反論も何かのデーターが伴ってる訳じゃなし。大砲撃てば至近弾くらい出る。
何かの根拠になるモノじゃない。
>>800 アイオワの散布界に関するデータはこのスレでも出ていたが、
さして悪いものでもなかったと思うが?
>アイオワの散布界
これだね?
>>495 散布界とは関係なく、目標から数百メートル離れたところに砲弾が落ちた、なんて事は普通の話だよ。
着弾が数千メートルも離れてたら相当悪いけど。
普通の出来事を、さも特別な事のように語るのもおかしな話。
アイオワの砲口出力と船体規模の比率を見た場合、平均的なラインはクリアしてる。
船型との兼ね合いなんてのは、それこそ見た目だけで判断できる事ではないし、
特に散布界が悪いとするデータも残ってない。
なのにアイオワの散布界は悪いはずだと主張する奴が定期的に現れるのは何でなんだろうな。
アイオワの散布界は他の米戦艦と比べて特に悪い訳じゃないけど、イメージかな? 悪いのは。
悪いことにしとかないと日本に勝ち目が(ry
悪くしたって勝ち目なんか無いさ。
戦争はスポーツや決闘とは違うんだから。
>>796 何度も語られているが、レーダーはマイクロ波の性質上、肉眼(光学)的には水平線上の目標に対しても、実際は水平線下の船体部分も捉えることができる。
滅多やたらに遠くまで出来る訳ではないが、40〜45kmなら可能。
同じ距離でも、マイクロ波は2〜3割遠くまで見通し距離があるんだ。それが帝国海軍の要求測的距離50kmとか、MK8の45kmが可能な理由。
数百mにもパターンは広がっているわけなので
充分な能力はあるってことていいんでは?
水柱を観測できるなら、
目標との相対的な位置関係も確認できるわけだし。
サウスダコタは戦闘能力を失っていないと思ったが。しかも多数から滅多打ち。
一対一を考察する話題ではないぞ。レーダーというか電源も数分で復帰したが。
>>796 >だが資料が無くとも理論的に不可能な場合は、「有り得ない」と断定できるもの。現代の射撃レーダーを
>上回る超高性能レーダーが大昔の戦艦に搭載されていたと言うのは、少々考えにくいのも事実。
何度も出てるけど、同じ方式でないものを同列に比較すること自体にも問題があるのでは。
最大感度方式と等感度方式の差異を無視して同列に論じても仕方が無いと思いますが。
またMk.8のスイープ角度30度に比べ、そのインジケータは左右70Mil程度しか無く、これは
等感度方式を測角よりも測距重視で使用していた証左とは考えられないでしょうか。
>もっと射程の長い艦砲も有る
>高性能レーダーが現代は要らないと言う事は無論ない
具体的にどのようなレーダを想定してますか?
>>807 日本海軍の実験も大和に搭載した電探が、標的戦艦を距離四万数千メートルで探知に成功してるんだから問題ないね。
>>811 等感度方式とは測角精度を向上させる一般的な手段で、測距精度の向上とは別問題。当たり前だけど、等感度方式と言った
基本的技術は旧日本海軍でもやってること。何処でもやってることで、特別でも何でもない。
>>808 いやアイオワのレーダーの、距離の分解能と方向誤差の資料。
だから、某S氏のいう、誤差をレーダーそのものの物より
大幅に小さくすることをアイオワが可能だったかを
語れば良いんじゃないか?
>>812 >測距精度の向上とは別問題
こう言い切れる根拠は何でしょう?測角が正確ならその左右のアンテナビームの角度差に
より測距も向上しませんか?
>何処でもやってることで、特別でも何でもない
原理が同じでもやっている事は大分違うと思いますが。Mk.8はTWSに近いですし。
>814
でも、原理的に不可能だし、現代でも不可能なのにWW2当時に可能のはずがないし。
MK8の分解能はカタログ上、370m程らしいね。
>815
言い切れる根拠と言われても、原理がそうだからとしか言えないし、「角度差により測距も」は
光学測距儀の話だし。
>>816 >でも、原理的に不可能だし、現代でも不可能なのにWW2当時に可能のはずがないし
でも上の方の議論では機械の誤差は運用方法で実質的に低減できる、って結論になってるのでは。
また距離分解能と誤差は別でしょ。
>原理がそうだからとしか言えないし、
だからそれは単一ビームのレーダーの場合の話では。タイトな並列複数ビームのレーダーの場合の
話ではないんでは。
>「角度差により測距も」は 光学測距儀の話だし。
電波による三角測量は不可能、というご意見と理解してよろしいんでしょうか。それは新説だと思いま
すが。
>817
>電波による三角測量は
測れないことも無いけど精度が悪いよ。今では光波測距儀などの高精度な機器が有って正確に計れるけど。
>でも上の方の議論では機械の誤差は運用方法で実質的に低減できる、って結論になってるのでは。
その機械の誤差を語ってるんだけど?
戦鳥の奴をこんな所に持ち込むなよ
また豚が湧いたらどうする
ここはレーダースレじゃなくてアイオワ級のスレだから、
全体としてどうかを話してるんじゃないのか?
>820
アイオワのレーダーを語ってるわけか。
電探の測定データを累積していけば誤差が一定でも正確な変化率が得られるから、その意味で精度向上はあるね。
的の位置の変化
・
・
・
・
・
>>818 >>814は「某S氏のいう、誤差をレーダーそのものの物より大幅に小さくすることをアイオワが可能だったか」
と書いているんだから、運用で機械誤差は低減できるって話してるんじゃないの。
それに対して「でも、原理的に不可能だし」というレスがついたんで、
「でも上の方の議論では機械の誤差は運用方法で実質的に低減できる、って結論になってるのでは」って
レスをかえしただけ。何かおかしい?
>823
その答えが>822か。
>>818 >測れないことも無いけど精度が悪いよ。
でも三角測量で無い電波測量の場合に比べると精度は向上しますよね。
>825
え? 船に乗るような小さなモノじゃ全然実用にならないよ。電波による三角測量ってのは
もっと大がかりな話のこと。
電波兵器議論禁止
これ以上やるならスレ立ててそっちでやれ
レーダーそのものの話って、なんかもっと適当な板もありそうな?
思うんだけど、正確な距離も正確な角度も求める必要は無いんじゃないの?
水柱と目標の間の相対的な位置関係がわかればそれでいいんだし
数百メートルはある相手に数百メートルはある散布界をぶつければいいという話なんだから
そんなに細かい精度も要らないじゃないの?
(というか、それ以上細かくしても、結果はほとんど変わらんでしょ)
>>829 たしかに仮に誤差1mで測定しても、公算射撃じゃ無意味だわな。
だが最低、遠近挟叉が判定できなきゃ使い物にならない。
もちろんできたからレーダー射撃が成立したのだが。
そうか?
スガリオじゃできてなかったみたいだけど
米軍は
とにかく怪しい位置に大量投射
しばらく撃ったらまた諸元をとってやり直し
って撃ち方だぞ
日本側も「初弾こそ正確だが次第に照準が甘くなっていく」って認識してるし
>>833 これこれ。スリガオではやっていましたよ。<MK8搭載艦
Mk3搭載艦は良く分からないのであまり撃てなかった、とか大昔の戦艦スレでやってたっけ。
836 :
名無し三等兵:04/12/05 16:44:50 ID:Z577H7dd
精度の話も良いんだが、振動、衝撃に対する
耐久性はどうよ?武蔵の測距儀の故障の件で
猪口浣腸の報告が無かったっけ?ワシントン級も
衝撃で発電機が止まったりしたことが有るが、ガチンコ
殴り合いで大和型はどこまで機能を維持できるのか。
巨砲よ、皮肉の嘆をかこつこと無かれなんて気合入れても
目が故障してたんじゃあな・・・
それはあらゆる戦艦に言える事だろうね。
筋肉に対して目の脆弱なのはほとんど戦艦に共通の問題だから。
今日ならNikonは頑丈てイメージはあるけどね
敵の砲撃を食らうと電子装備はスタ−トレックみたいに火を噴くのか?
ガラスの割れる音がするんだよ・・・
>>836 測距儀じゃなくて主方位盤だったかと。
電路の切断って話もあるようですが…
>>836 そうだ!!方位盤だたよ!!ショボーン・・・
アイアンボトム海峡にて自沈してきます・・・
速効で故障して仕事無くなった武蔵の方位盤手は
あの後沈没まで何をしてすごしたんだろう。
本来の任務の重さと現実のギャップがすごかっただろうね・・
射撃時に砲の引き金を引く立場の人間は高揚感から射精する
事も有るらしいけど、46サンチ9門斉射したら凄そうだな。
843 :
名無し三等兵:04/12/06 23:56:04 ID:pz2TdG3h
age
レーダー話、続けようか?
レーダーと光学が使える方と
光学しか使えない方では、いくら頑張っても差がでるんだよな
レーダーの探知能力なんだが距離分解能の基本は
>>768で出てるが、距離測定精度も同じ式で表される。パルス幅がいわばメモリの最小単位。
距離測定精度 R = ct/2
c:光速 300000km/秒 t:パルス幅
「電波情報工学」 電気電子情報系5 共立出版
現代のレーダーでも20浬以上では、パルス幅が0.5usが限界だと言うし、アイオワの当時搭載されていたレーダーのパルス幅が、
それ以下とは考えられない。実際 MK-13 の距離分解能は 370m と記載されている。遠距離では結構大雑把。
>>716 >Mark 13
>
>Resolution: 400 yards (370 m) and 10 degrees
で、それで「現代なら容易」な運用による精度向上をアイオワ級が行(ry
誰かアイオワ級の射撃指揮装置を見てきて下さい。ついでに動かして。
370mは左右方向の分解能だよ。
MK8の縦方向の解像度(Range Accuracy)は探知距離の0.1%とのことです。GJ誌No.11
「米戦艦に搭載されていたMk-8射撃指揮レーダーの判別能力は非常に高かった。
縦の判別能力は30ヤードであり、横解像度1400ヤード以内に大和と長門が
居たとしてもこの両艦を判別することは容易であった。またMk-8は弾着を
観測できる高い能力があり、現に私は暗黒の夜に80斉射を日本艦に浴びせて
延々と炎上させた事がある。 上記の点から、もしアイオワが大和と対戦したのであれば、
アイオワは距離40000ヤードの第一斉射で大和を直径300ヤードの主砲砲弾の散布界
に収め、これにより大和は避退行動に移らざるを得ず、このため大和の主砲の命中率は
格段に低下する一方、米側は前述のMk-8の能力により目標が頻繁にコースを
変更しても依然として高い命中率を持続するので日米の勝敗はおのずから
明白である。」
世界の艦船1984年10月号
お手盛な話だが、40000ydでのカタログ上のデータでならそういうことらしい。
実戦で発揮できるかどうかは別の話だが。
36000の距離で初弾から夾叉できるだけの自信か。
大戦中でも散布界は300ヤードだったのだろうか?
>現に私は…は相手も距離も速度も不明だが、80斉射なら30秒間隔でも
40分。。昼間の大和以下との艦隊戦なら、突っ込んでくるぞ。
日本人は水上戦闘で突っ込んでこない・・・と言うイメージがあるんジャマイカ?
実際評価としては「チキン」だったらしいし
スラバヤ沖とか
日本陸軍とは大違いだな
>>850 それは 戦鳥の Ans.Q 2990 とかに引用されてるマスティン中将の投稿だね。
ttp://www.warbirds.jp/ansqn/ansq02.cgi >計測精度の問題:
>前にも書きましたように、レーダーによる位置計測は、単純にアンテナ半値角とレーダーパルス長で規定されます。
>これは物理精度で、これをはるかに超える精度は物理的に不可能という事です。
>
>現在までに判っている限り、Mk−8のアンテナ半値角は2度、パルス長は最短0.4μ秒です。
>しかし、MICと呼ばれる集積型マイクロ波フロントエンド、もちろん高周波増幅付きですが、これを使った現代のレーダーでも、
>12浬以上のレンジでは0.5μ秒以下のパルス長は使われません。往事のレーダーの受信回路が現代のものよりも
>優れていたというのは、仮定としても受け入れられません。
>
> ただし、レーダーパルス長は探知距離が短くなれば、もっと短くできますので、30ydsの分離が2000ydsで、
>というならば肯定できます。しかし20000yds(10海里)でなら今でも無理です。
>ちなみに30ydsの分離を実現するためには0.1μ秒以下のパルス長が必要です。
>>850 >着弾水柱の観測:
> これも書いた通りで、距離および方位分離能以上離れた水柱ならば観測可能でしょう。事実、私自身が、5浬の
>距離で76mm砲による射撃の着弾水柱を観測しております。
>しかし、ここで問題なのは、それによって照準修正が可能であったか、という事です。
>前出の推測も含めた数字をここで用いれば、300m x 646mの範囲ではどんな目標でも一つの反射点に見えるレーダーで、
>それが可能だったか、という事です。
>
>もう一点、往事の表示方式の問題もあります。Mk−8はAスコープ/Bスコープ両用ですが、Aスコープの場合、一つの指向軸に
>帯する反射を時間の関数として表示します。ですから、着弾水柱が見えるとしても、
>その指向された軸上の着弾したものについては観測が可能ですが、それ以外の水柱は見えません。
>逆に言えば、水柱が観測できた、ということは、前記の精度推測が妥当だった事を意味します。(左右の広がりが無ければ見えない。)
>
>Bスコープでならば、左右の観測も可能ですが、Bスコープは左右へのアンテナの動き(方位角の変化)を必要とします。
>Mk−8の場合位相制御により左右30度程度のビーム偏向が可能だったようですので、それができないわけでは無かったとは
>思いますが、Bスコープを使った場合、Aスコープによる精密な距離測定は不可能になります。
>
>砲撃戦のさなかに、的艦の連続計測を中止して、着弾観測をするのでしょうか?
>
> 以上から、マスティン中将の発言には何らかの錯誤があると考えられます。
すれば精度が上がるんならするんじゃないの?どうせ自艦がいつ射撃して、
いつ弾着するかは分かってるんだし。射撃レーダーも主砲用は二つあるし。
敵がいるブロックと、着弾のブロックを重ねればいいだけだから、それで十分だな
それ以上精度を上げたって無意味だし
↓ページの最後の方にあるFigure 20G17. と Figure 20G18. に 砲撃状況とレーダースクリーン映像(Bスコープ)の図がでてる。
ttp://www.eugeneleeslover.com/USNAVY/CHAPTER-20-G.html 見るとスクリーン上の方向範囲が±50ミル、左右幅100ミルとなってる(Figure 20G18)。
これはBスコープの表示幅が、距離2万メートルで幅2千メートル、距離3万メートルで幅3千メートル表示となり、
相当大雑把な表示であることが分かる。
表示されている画像を見れば、仮に距離2万メートルだったとしても標的の長さが1km近い大きさに見える。
距離の表示はもう少し正確で、遠近散布界800ヤード程の弾着なら前後の水柱と標的を分離できる。
上ページから、アイオワ搭載のMk-13レーダーのビーム幅は1度だから、理論上の方向精度の上限は
距離2万mの方向精度 sin(1度) × 20000m = 349m
距離3万mの方向精度 sin(1度) × 30000m = 523m
実際は機材他各種誤差で、方向誤差はもっと大きいだろう。
でも「思われる」で、当時実際に携わっていた専門家の証言を否定し切れんよなあ。
カタログ値の話だから実戦では必ずしも発揮できるとは限らないというのなら確かだが。
「"Spotting both 5-inch and 16-inch splashes, HC or AP, with the Mark 13 radar is
comparable to deliberately drawing a picture of the splashes on paper and looking
at it. At all ranges fired during this period, the most inexperienced officer, given a
brief explanation of what to expect, can spot splashes accurately to within 100
yards, and to within 50 yards with some experience."」
「Illustrations from Mk 8 radar scopes reproduced in the Bulletin of Ordnance
Information No.3, 1945, show that although individual splashes tended to blend
together, the general position and size of the pattern was perfectly clear.
If the target was small, however, it was sometimes easy to confuse shell
splashes and targets. Comparing the radar screen to a "picture" is, frankly,
stretching things a bit. 」
つまり、某所の疑問に関らず、MK13は実際に50〜100yd(恐らくは遠近だろう)の着弾を
観測する能力がある。
しかしMK8について言えば常に着弾を1発ごとに観測出来たわけではなく、ある程度混合
して捉える「傾向」があった。
艦艇との区別はついているので砲術的にはそれで観測は充分だった筈だが、目標艦が
小さい場合には観測が混乱することがあったということだろう。
某所の議論を解く鍵がここにあるかもしれない。
e氏は理論上正確に分離できないと考えておりそれはある程度正しいが、砲術的には
正確に1発ずつの弾着を分離する必要性は必ずしも無い。
公算射撃の性格上、弾着距離と散布界の中心、そして敵艦が確認できればそれ以上は
あまり関係ないのではないか。
光学観測において30,000m超の射撃では観測は困難とされているし、苗頭が切れると
観測困難だった。確かにレーダーの精度は当時優秀だったのだろう。
ここで2つの可能性が生じている。
50〜100ydを観測できるにも関らず、着弾は混合して捉える傾向があったということから
1,この差はMK8とMK13の性能差を表している。
2,遠近方向と左右方向の分解能の違いを表している。
どちらかというと「2」が怪しいと思うが。
遠近が正確だから距離精度が高いが、左右がやや大雑把だから横方向では混合して
スクリーンに捉えられる傾向があるのではないか。
一般にレーダーは測距は正確だが、測角はそれ程ではないという。
日本側の所見でも測距精度は良好だが、左右の方向精度は我が方と大差無しと観測されていた筈。
ところで散布界の問題も800mと決めてかかるのはどうかと思う。
日本戦艦の斉発散布界も同型艦でも、また同じ艦でもかなり変動するからね。
斉発で扶桑なんか27,000mで957m、日向が33,000mで414mかと思えば伊勢は28,000mで393m。
交互だと扶桑は31,000mで337m、伊勢が32,000mで100m、日向は30,000mで300m。
別な値だと斉発時陸奥が31,000mで479m、伊勢は27,000mで293m。
開戦直前の米戦艦(恐らく旧戦艦)が遠近360〜540m、左右100mとの資料や、平均的数値と断った上
で270〜460mとの話もあるそうだ。
(満足出来るレベルとのことたが、距離不明故に最大射程付近とは限らないだろう。)
アイオワの800m、270mとか大和の1000m、800m、300mとかもその時々の状況によるんだろう。
当たり前だが。
弾着制度って、結構水ものなんだね・・・・・。
>861
文書をコピーする際は、きちんと出典を明記するように。
散布界の資料なら↓に色々出てるけど。時代によって変化が見られるね。
>【最強】戦艦 2
>
ttp://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1080264184/l50 >373 名前:名無し三等兵 投稿日:04/04/03 13:32 ID:???
>(学研)歴史群像 2001年10月号の記事から、米戦艦の散布界コピペ。この数値は1930年代のもの。
>
>40cmL45砲 射距離 17700m 遠近散布界 630m ;コロラド型
>36cmL50砲 射距離 17600m 遠近散布界 660m ;カルフォルニア型
>36cmL45砲 射距離 17300m 遠近散布界 800m ;アリゾナ型
>36cmL45砲 射距離 17300m 遠近散布界 830m ;ネバダ型
>36cmL45砲 射距離 11600m 遠近散布界 525m ;テキサス型
>
>米戦艦の精度は相当に悪いが、1936年発行の「ジュットランド海戦」
>(ホローウェイ・H・フロスト海軍中佐著)によると
>アメリカ戦艦の散布界・命中率は、第一次世界大戦のドイツ戦艦以下だったとの
>指摘もある。(注 実戦時での独戦艦の命中率に、演習での米戦艦の命中率が劣る)
>375 名前:名無し三等兵 投稿日:04/04/03 13:33 ID:???
>その後の米戦艦の散布界の期待値・理想値。工事中なのか今は読めないが。
>
ttp://www.warships1.com/W-INRO/INRO_BB-Gunnery_p1.htm >
>距離17500mの(理想の)散布界。
>40L50砲 1.9% 遠近散布界/射距離 = 332/17500 ;アイオワ
>40L45砲 1.9% 遠近散布界/射距離 = 332/17500 ;サウスダコダ
>40L45砲 1.8% 遠近散布界/射距離 = 315/17500 ;コロラド
>36L50砲 2.4% 遠近散布界/射距離 = 420/17500 ;ニューメキシコ
>36L45砲 2.4% 遠近散布界/射距離 = 420/17500 ;ペンシルバニア
>36L45砲 3.4% 遠近散布界/射距離 = 598/17500 ;ネバダ
>
>原文
>These were ideal figures; in practice the old 16-inch guns gave a seven-gun pattern
>size of about 2.2% of range during their last firings in 1941.
>The dispersion of the 16"/45 and 16"/50 guns, incidentally, was essentially identical;
>訳
>これらは理想的な散布界の数値;
>実射により(コロラド級)旧16インチ砲で(開戦直前の)1941年に、2.2%の弾着パターンが得られた。
>(新型戦艦の)16インチ/45及び16インチ/50砲の弾着パターンは本質的に同一。
>
>開戦直前には米戦艦でも相当の性能向上が認められる。最も優秀なコロラドで射距離17700m * 2.2% = 遠近散布界389m。
>射距離25000mなら遠近散布界550m、射距離30000mなら遠近散布界660m。アイオワの砲撃精度を幾分上回る。
ところでこの掲示板では有名な米戦艦斉発散布界データがある。
アイオワ、サウスダコタ 1.9%
コロラド 1.8%
ニューメキシコ、ペンシルバニア 2.4%
ネバダ 3.4%
同クラスを全て一緒にしている上、複数のクラスで同じ値が多いことから、この数値は
ある1回の実戦や演習を指したものではなく、多くの或いは複数回のデータを積み上げた
期待値であることが容易に推定される。当然演習でも実戦でもこれより良かったり悪かった
りする筈。散布界は毎回変わるからだ。
とはいえ、変動する散布界にも傾向があるのを示している。
試みに幾つかの日本戦艦の斉発散布界を%表記に改めてみよう。
扶桑 3.5%
山城 1.4%
日向 1.3%
伊勢 1.4%
長門 1.2%
陸奥 1.6%
この値はただ1回の砲撃データを使用している為、単純に米戦艦の期待値と比較する
のは適当ではないだろう。より悪いデータや良いデータもある筈である。
もっと多くのデータを集めてみなくては。
興味深いことに散布界の優秀な長門より、あまり良くなかった陸奥の方が命中率が遥かに
高い。
当然考えられることは、陸奥の方が測距或いは修整が上手だったのだろう。
>>861 MK-13の場合で、距離100ヤードの間隔で二つの対象の分離ができると有るね。(経験で50ヤード)
でもパルス長から見て、それは相当の近距離でのレーダー観測数値だろう。
>>854
>867
日本戦艦はスレ違いだが コピペ
>日本戦艦の砲撃精度。昭和15年度記録 平均値
>40cmL45砲 射距離 30800m 遠近散布界 383m 左右散布界 144m ;長門
>40cmL45砲 射距離 30840m 遠近散布界 413m 左右散布界 093m ;陸奥
>36cmL45砲 射距離 27070m 遠近散布界 293m 左右散布界 090m ;伊勢
>36cmL45砲 射距離 27380m 遠近散布界 392m 左右散布界 128m ;山城
>36cmL45砲 射距離 31070m 遠近散布界 266m 左右散布界 059m ;金剛
>36cmL45砲 射距離 31330m 遠近散布界 305m 左右散布界 074m ;榛名
>>868 in comparison with the Mark 8 mod 0 fire control radar could spot 16-inch splashes
out to about 20,000 yards and the improved Mark 8 mod 3 could reliably spot 14-inch
and 16-inch fire out to at least 35,000.30 The Mark 13 radar was even better yet.
Officers testing the equipment aboard USS Iowa in 1945 would write:
>870
遠距離で水柱は観測できると有るね。それは当然だが、問題なのは近距離と遠距離での精度の変化。
>>854
>>868 分離の程度じゃない?公算射撃に必要な程度の分離が出来ればOKだし。
>872
散布界800m程になる遠距離射撃でなら、少々大雑把なレーダー精度でも標的と水柱との分離は可能だったと思うよ。
>895に図入りで分かり易く説明されている。
近距離なら散布界も小さくなるけど、同時にレーダーの解像度も上げることができるから、それで対処できるんだろう。
訂正 >859のページ参照
>861
>でも「思われる」で、当時実際に携わっていた専門家の証言を否定し切れんよなあ。
と言うか、「WW2当時マッハで飛ぶプロペラ機は無いと思われます」と言ってるだけだろう。
>>854は。
そのサイトにも遠近100ydがあれば分離できるとしているね。
但し左右方向については同じ範囲であってもビーム幅に依存するとある。
やはり遠近分離は100yd。ビーム幅が問題になるのはやはり左右方向の分離能だよ。
マスティンの言にある「縦の判別能力は30ヤードであり、横解像度1400ヤード」
はそう的外れじゃないね。
左右方向=横方向の解像度はビーム幅に依存され高いとはいえない。
反面遠近方向=縦の解像度は未経験者100yd、経験者50ydでマスティンの30ydは経験者の値と判断できる。
多少色つけているけど嘘でもない。
夾叉したところで命中するとは限らんけどね。
夾叉するにも横方向を合わせにゃならんし。
でも光学だと3万2千超えると有効な修整できないというしなあ…
>「縦の判別能力は30ヤードであり、横解像度1400ヤード」
それは近距離での観測値だろう。遠距離で縦30ヤードの判別は現代でも不可能なのだから、
近距離では砲塔測距儀も併用するのと同じように、二基使って精度向上とかは出来ないん?
複数のデーターを合わせても、誤差収斂は起きないって。
>>773
というか
>>859のページを見ると色々わかるじゃない。
フェーズドアレイの1種であること。
MK13は3つのモード、メイン、ノーマル、ロングレンジがあること。
モードにより探知距離や精度が変化すること。
ノーマルでの精度は15yd+距離の0.1%。
ロングレンジの精度は距離の1%。
例として距離30,000ydの場合、測距誤差はノーマル45yd、ロングレンジ300ydとある。
MK13Mod0のビームは1°、パルスは0.3microseconds
>>846氏紹介の公式は距離測定精度 R = ct/2
問題の分解能については遠近100yd。
>This echo length on Radar Equipment Mark 13 Mod 0 is about 100 yards for a target
>of negligible range depth.
左右は距離により変化する。
>Resolution of two targets at the same range but different bearings depends upon
> the beam width.
>>860氏の試算によれば
距離2万mの方向精度 sin(1度) × 20000m = 349m
距離3万mの方向精度 sin(1度) × 30000m = 523m
とのことである。
ここまでは一応確かなところだろう。
測距誤差及び遠近分解能は理論値であることを差し引きしてもかなり優秀である。
問題は左右分解能がどれ位評価できるのか。
スリガオでは米艦隊の戦艦、巡洋艦の単縦陣の間隔はおよそ500yd。
第三次ソロモンでの日本艦隊は霧島、重巡2隻の単縦陣間隔1,000m。
シブヤンでの輪形陣で大和、武蔵の間隔2,000m。
アッツでの米艦隊巡洋艦2隻の間隔は2,000〜3,000yd。
対ビスマルク戦でのフッドとPOWの単縦陣間隔は730m。
陣形と角度次第だが、同航或いは反航戦闘の場合、大型艦で左右分解能が致命的問題になる条件は多くは無さそうだ。
300〜500mというのは大型艦にとってかなりの密集陣形らしい。
それはそれとして、視界が通る場合は光学も併用されるからね。
まあ公算射撃を行うには充分な精度ではあるな。むしろ公算射撃だからレーダーの精度を生かしきれないという言い方も出来るかもしれない。
電波兵器の話はそろそろ終わりでいいんじゃないか?
アイオワ級は90年代においても実戦で使える事を証明したイイ船だとは思うが
大口径主砲の製造技術が絶え果ててたから有効性が揺るぎ無い事を証明されても
今更どうにもならん罠。
16インチ砲やトマホークのプラットフォームとしてはそれなりに有効だけど
90年代の兵器としては、明らかにコストパフォーマンスが釣り合わない
コストパフォーマンス以前に砲弾さえ在庫消化だし
現物作ってなきゃ採算性を語れる余地などありはしない。
っ『人件費』
現代に置いても有効つーても、かなり限定された状況だしな。
●
上陸戦の際の、艦隊護衛&沿岸地域の「地ならし」くらい・・
そもそも今時、そんな戦はアメリカくらいしかやらん罠
890 :
>:05/01/03 14:55:02 ID:NpQHEUn4
age
KGV級がコマンスト面において最強
KGVが舷側装甲を傾斜させずに垂直装甲にしたのはコスト対策?
耐弾効果と、装甲帯の上下幅確保を両立させたかったんじゃない?
傾斜させてなおかつ高さ方向の寸法も維持して内蔵式だと、重量と工数(コスト)
も喰うし、ついでに修繕も手間なんじゃないか?
あと、KGVは狭い艦幅に対して機関区が広いから、容積を単純且つ合理的に稼ぎ
たかったのかも。
傾斜装甲は同じ重量で狭い上下幅しか守れないしね。
容積の面も考慮すれば、垂直装甲を選択するのも不合理なわけでもない。
>>893 字が読めねえクセに
オメエ
学があるな
>>894 実は舷側装甲で充分なものに出来たのは、英戦艦ではKGVが初で、続くヴァンガード
を含む2クラスだけだったりするけど、より薄く、テーパーさせながら艦底にまで達す
る方式(米戦艦)の方が、同じバイタル長であれば、より重量を喰う筈。
なので耐弾効果を犠牲にせず、重量も大きくしたくないという思惑が働くのは、他の要
素が介在しているともいえる。
要するに機関区が長いんだけど、これはシフト配置で機関の抗甚性を図ろうとしている
為で問題ではないと思う。(むしろ性能の低い機関こそ問題だが)
なので、装甲以外の要素で重量が増しがちな英戦艦では、あの方式はベストだと思う。
逆にネルソンの装甲重量はQEと同じでしかないから、あの装甲厚ではあの狭い範囲を防
御するのが精一杯で、低速と引き換えに短縮した機関区をもってしてもかなり苦しい設
計といえるだろうね。
額面性能では他の15インチ新型艦(こいつらは排水量制限無視だから)に見劣りするK
GVだけど、やはり他の国と同様WW1以来戦艦の能力向上に腐心し苦労してきた英国に
してみれば、KGVは画期的な存在だと思う。
攻防走の兼備に成功した、初の英戦艦だからね。
>>895 いや、学はないよ悪いけど。
厨だかんね。
>896
レスが長いんだよ、厨
超大型護衛艦「やまと」が最強に決まっとろうが!
イージスだぞ。VLS244セルだぞ。
火葬厨が寄ってくるからヤメレw
ア、ア、ア ソンナ ダメ... ハァハァ
901 :
名無し三等兵:05/02/06 20:08:28 ID:UOw3+/qt
続く
902 :
名無し三等兵:05/03/05 02:38:09 ID:zf+A1G4e
保守 しとくか。 現存の世界最大戦艦のスレ
アイオワ級の戦艦、現存していたっけ?
ハワイにニュージャージーがいるだけでなかったかな?
ハワイで記念艦になってるのは、ミズーリですよ。
ニュージャージーは名の通りの地で佇んでるよ。
アイオワ級で現在記念艦になってないのは、アイオワのみ。
#B級退役艦扱い
サフランシスコが誘致してるらしいが・・・
じきに40cm砲を製造するノウハウは失われてしまうのだな・・
>>905 いやとうに失われてる。
一応、製造施設は残されているが、技術的にはすでに断絶しており、
製造再開には技術の「復活」が必要になっている。
大した事ないんじゃないの?
結局、ノウハウの大部分は精密な構造強度計算だけでしょ?
明日作れといわれても困るだろうけど、年のスパンで考えりゃ
当時をはるかに凌ぐものができるんじゃないの?
大砲だけ造れても、今度は要員の習熟とパラメターの蓄積
という大問題に突き当たる。
所詮大戦艦は国家事業になるから、そんな金はない。
(´ー`).。oO○(なんで金の話になるの・・・)
金がなきゃなんもできんわw
出来る/出来ないだけなら、人類はとうに火星に立ってる罠。
もし、唐突にアメリカが大予算投じて主砲の製造と
フネの運用再開した日にゃ・・
「身の覚え」のある海沿いの国々は動揺するだろな。
912 :
名無し三等兵:05/03/08 02:39:30 ID:t3CT//Sr
>>911 あたりまえだがどうなろうとアメリカに勝負ふっかける国はない・・・
・・・え?中国?
平気でテポドン撃ってくる奴もいるしw
まー相手見てやったんだろけど
914 :
名無し三等兵:2005/04/10(日) 17:56:15 ID:3HOvtWNy
hoshu
>>907 戦後の日本が15センチ砲を作るのにどれだけ年数が必要だったか知ってるか?
>>915 現在配備中の15糎自走砲?あれ砲も国産だったの!?
アイオワは、心霊戦艦だったね。
アイオワカコイイ
>>915 そりゃ製造体制が資金人材ともに不足していたからで、本気モードでかかれば
(つまり国防予算比率が戦前なみ)ちゃんと作れるんじゃないのか?
ぶっちゃけた話、セガール1人いればアイオワだろうがニミッツだろうが乗っ取れる
さすがに一人じゃ運用できんやん。
ストリッパーがいればなんとか。
ケーキの中に入れておくんだな。
>>919 数十年にわたる職人さんの錬成がいるよ、
それも大和に携わったのは国宝級の名人ばかりだったわけでかなり大変
手間暇かければいつかできるとは思うけど
べつに大和の砲身を忠実に復元する必要はなく、
要は直径46cm以上の砲弾を40km以上先まで
射出できる装置が実現されれば良い話なんだが、
それは現代の技術では実現不可能なんだろうか?
必要が無いのと実現不可能なのとは別という認識で。
別にT型フォードが当時の姿で完全に復元できなくても、
普通に現代の自動車で事足りる訳だし。
なんていうか、当時の実物を忠実に再現しようなんて、
あまり意味が無いような希ガス。
別にそれなら対艦ミサイルでいいじゃん・・・。
>>929 おいおい、あのアメリカですら1980年代のアイオワ再就役時、設計図と設備が残っているのに
16in砲Mark.7の交換用砲身の再製造が出来なくなってかなりの問題となっていたぞ。
これは8in級の艦砲、Mark.71開発以後大口径砲開発に必要な人材の教育が為されず技術が断絶したせい。
御陰で今じゃ6in級以上の艦砲の開発・製造するにも再度ノウハウの蓄積と発掘とが必要だと言われてる。
実際、155mm AGSの開発が遅延しているのもその辺の影響がかなり大きいらしいな。
その意味では、
>>924はそれほど間違えた事を言っている訳じゃない。
書き方が神格化してるように見えるのは確かだがナーw
931 :
930:2005/04/15(金) 17:22:03 ID:???
>>930 設計図〜製造設備が完全に残されていたとしたら、具体的にはどういう点で
製造ができなかったんだろう。それこそ国宝級職人じゃないんだから、操作手順
からタイミングに至るまでマニュアル化されていたんじゃないのかなあ?
80年代なら40年代に現物を作ってた工員がかなり存命だっただろうし。
もしかして原材料となる特殊鋼が手に入らないとか、そんなんじゃないだろうか
などとも思ったりする。
933 :
930:2005/04/15(金) 20:40:00 ID:???
>>932 いや……実はそれ、漏れもおかしいなと思い気になったんで、昔ちょっと調べた事があるのよ。
で、記憶モードでスマソが、確か米の雑誌だかで与太話として載っていた奴を端折って書くと、
当時の一般的な水準の砲製造専門の熟練工に合わせたマニュアルを作成、編集していた為
容易に再製造できると思われていた。
↓
ところがいざ実際にやろうとしたところ、マニュアル通り製造しようにも、素材に対する
温度管理や砲身材料への細かい圧力の掛け方の調整とか、当時は当たり前過ぎて改めて
マニュアルに書くまでもないと思われていたごくありふれたノウハウが、実は工員間の
口伝レベルで伝わっていた為、肝心要の部分が丸ごと失われていて再現できなかった、
↓
昔のひとは凄かったんだね〜──って、マテゃ( ゚Д゚)ゴルァ!
みたいな感じだったらしい。
考えるに、どうも
「当時ありふれた水準の砲製造専門の工員は、実は国宝級職人とさほど変わりない腕の連中ばかりがゴロゴロしていた」
事が後になって判り、わかった時にはもう既に後継者の養成すら出来ない状態に陥っていた、
(まともに育て上げコツを掴むまで、その道一筋で15〜30年は掛かるらしい)
という笑うに笑えん話みたいだ……orz
まぁ、漏れ個人は似たようなこと経験した事あるし、製造業の現場だと今でも有る類の話なんで
ある程度納得出来たのだが、
「マニュアルと設備、素材があるだけでは再度製造出来ない事もある」
なんて、普通のひとが聞いたら結構な割合で信じられないだろうな。
漏れァ、昔探した時はちゃんとした資料見つけられなかったが、今探し直すと信頼出来る筋から
ソース付きでその辺の資料が公開されているかもしれない。
まぁ、見つけたらいずれどこかで出すわ。期待しないで待ってみてくれ。
それは本当のことでね。
「当たり前のことは記録されない」ってのは歴史の法則でもある。
だから、考古学でも「一般民衆の生活習慣」てのは最も調べがつかない難物として有名。
例えば、「トイレ」のことがわからなかったりする。
935 :
930:2005/04/15(金) 20:46:51 ID:???
で、上に関する余談。
当時実際に製造していたひとを講師に呼んだところ、あまりの腕の落差に
「オマエラ何でこんな基礎中の基礎すら出来ないんだ!」と激しくお冠だったらしい。
よく判らんが、同じ砲身の製造でも大口径砲に関する製造上のノウハウは
他のものに比べかなりレベルが違うもののようだな。
他に転用が利かない特化した技術は、一度喪われたらこれだけ大変だから
ノウハウの継承は大事なんだよ、と纏めるしかない話なのかね……
936 :
930:2005/04/15(金) 20:50:55 ID:???
>> 「当たり前のことは記録されない」ってのは歴史の法則でもある。
なるほどね、その例えが漏れ的に一番しっくり来るな。
何故なのか不思議に思ってたことがやっと納得出来たわ。dクス ノシ
>>934
それにしても、その当時の最高峰の科学と技術を注ぎ込んだ最強兵器が、
50年も経つと陳腐化して消えてゆくってのは、なんとも虚しい気がするな。
っていうか、人類って凄まじい勢いで進化してるんだな。
ライオンだの鮫だのなんて、太古の昔から、”強力な肉食獣”で通ってる。
ライオン誕生から100年も経たずに、更なる進化を遂げた肉食獣が現われ、
ライオンが陳腐化して食物連鎖の最下層に転落し、自然界から消えていく
ような世界なんて、ちょっと想像できない。
でも、人間界ではそれがデフォなんだなあ・・・
>>931 何気に俺が知りたかった事だよthx。
やはりアメリカにも、現場に名人芸を誇る職人どもが
ゴロゴロしていたのだね。
それだけにちっぽけな島国が18in砲を積んだ堂々たる大戦艦を建造したことが
信じられなかったり悔しかったりする連中もいたんだろうな
アメリカでいっぺん試作してあきらめたものをひょいと実現してたんだから
俄には信じ難がっただろうなあ
リソース配分の優先度がもう少したかけりゃ、アメリカもきっと18in実現してただろうけどね
終戦後、信濃に搭載予定だった主砲塔の正面装甲を持ち帰って、
テストした際には、16インチ砲改造してまで、ムキになって「貫通」
させてたよな。
そりゃ、アメリカに無数といるガン職人、ナイフ職人を見れば一目瞭然
名人、職人は日本の専売特許ではない
つうか、裾野のレベルが広く高いから目立たないだけだろうな。
>>936 >> 「当たり前のことは記録されない」ってのは歴史の法則でもある。
歴史物を読んでるとすごく納得
昔は日本では女は後継者になれないのが当たり前だから、記録に残ってないことが多い
男はどんな子供やヘタレでも記録に残るのにね
当たり前と思っていることは、実は一歩違う分野にいったり、時代が変わると、当たり前でなくなる
でも、当たり前のことだから記録に残してない
こうやって技術や文化の欠落、断絶が起きるんだろうね