共産主義者も反共主義者も本気で信じている奴の頭の馬鹿っぷりは似たり寄ったり。
らしい、ようだを疑いもせず鵜呑みにしている様はそいつらが馬鹿にしている土人そのもの。
ノンポリは何も生み出せず、何も成し遂げられない、他人を小馬鹿にするしか
能の無い糞製造機だというのは本当らしいね。流行に乗っかって批判しまくって、
その結果に一切責任を取らず、何事もなかったように180度転進して同じことを
繰り返す、役に立たないどころか社会の害にしかならない評論家と同じだな。
例えばゴー宣にのっかったりしてる連中とかな
>>880を見ていると汚物は消毒だ〜って虐殺やってるアフリカ土人の思考がよくわかるな。
>>879ならどうすりゃいいんだ?
民主主義と共産主義の関係は水と油だぞ。どうやれば両方信じられるようになるのか教えてくれ。
>883
考える頭がなければ大丈夫。
まぁ、アレだ、右も左もクソばっかって事だな。
>>883 民主主義の敵は共産主義って・・・どんなものを普段読んでいるんだ?
いや、馬鹿にしているんじゃなくて、どうしてそういう思考形態になったか、純粋に知りたいだけなんだ。
このスレのアフリカ事情を見る限り、ゾマホンは向こうでも異端なのかなあ
それとも彼のアフリカ愛もやはり、ベナン等自国・自部族周辺までのものなんだろうか
いや、日本人だって、アジア愛なんて持ってる奴はろくなもんじゃないよ(w
自民族といわずに、せめて自国への愛着が持てるようになれば・・・
最近は愛国心歌い上げながら
憂さ晴らしのネタ探して電網徘徊するだけの輩が多いのは嘆かわしいことだけどな
英首相、ダルフール和平推進でスーダン訪問
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041006-00000966-reu-int [ロンドン/ハルツーム(スーダン) 6日 ロイター] ブレア英首相は6日、
スーダン西部ダルフール問題について同国政府と協議するため、スーダンの
首都ハルツームに到着した。これまでにスーダンを訪れた西側要人としては、
最高レベルとなる。
首相のスポークスマンは、首相の出国に際し、「回避可能な、また回避すべき
多くの人道的苦しみがある」と語った。
ただブレア首相は、米国が使用した「民族大量虐殺(ジェノサイド)」という
言葉を使うことは控え、治安改善や、国際支援要員の救援活動の自由を求めると
ともに、一段の行動がなければ制裁を発動するとする国連決議を強調する見通し。
英国首相がスーダンを訪れるのは、1956年の独立以来。
>>888 まあその辺は、日本人が世界から見て異端なんだがな
刀狩だけで支配層に対する武装蜂起が激減した辺り、国民性も大きいんだろうが
アフリカみたいに先鋭化しなくてもいいから、もうちょっと国富国益に対して
敏感になってくれればそれでいい
>>889 歌い上げながら×→謳い上げながら○
>>889 888の自国への愛着ってのは、アフリカ諸国の人々がそれを持って、国民国家を成立して欲しいってことで。
>>892 同一国内でも、
国家>>>>>超えられないtribeを隔てる壁>>>>>部族
状態で、日常的に内戦やってるんだもんな
国外勢力にとっちゃ浸透が楽だろうなあ
>>886 今どき共産主義者と反共を同列にしてしまうのはアカとバカだけ。
もしも本気でスターリンと毛沢東と金正日とブッシュが似たような馬鹿だと
思ってるんなら、そいつは無知極まる人格異常者。
まあ部族単位で生活してる香具師は国家なんてどうでもいいでも中央政府は国家
として機能させた方が良いと考えるし自分の部族を優先する。
で内戦が発生し外国勢力が介入したりする。
ようするにもう部族社会に戻すには遅すぎて国家としては未熟。
まあ世界の底だからな。
国土愛
と称して、環境問題系の話題のように見せつつ愛国教育する
環境問題といえば、人道と言えば予算が出るのをいい事にあれやこれややってる連中がいたりしてもう何がなんだか
人道とか男女共同とか名付けてれば赤いゾンビから支援が得られるもんだから
既得権益を守るためになんでもかんでも人道だの男女共同だのと看板だけ掛け替えて
もう何がなんだか
アフリカのエリートにとっては、ヨーロッパに留学して、ユネスコなどの
国際機関に就職して、自分と家族はヨーロッパに住むというのが夢なんだってさ。
日本人が、
「故国に呼び戻されることはないのか」
ときいても、その質問の意味がわからない。
「帰るも帰らないも、奨学金をもらっているわけでもない今となっては、今後の
ことは自分が決めればいい。国があれこれいうことではない」
というのが答え。
そしてアフリカ諸国も、自分たちの国へ金を注ぎ込んでもらうために彼らの
「影響力」に、むしろ期待している。
明治の日本人みたいに、学位をなげうってでも、今の祖国に必要な学問を
学びとり持ち帰るという考えは無いんだよね。
貧しい故国から奨学金を得て学んだ知識を故国へ持ち帰らない。帰っても
直ちにそれを生かせる途があるわけではなく、帰国しても意味はない。
したがって国家が自立することもない。
ハハハハハ、こりゃアフリカの事を一番考えてるのはリビアのカダフィと世界中のNGOかもしれんな。
妙なのが来てるね。
>>863 オイルマネーか。
アサリ強いな。
>>900-901 TV出演で得た知名度を活かして祖国に教育施設とかきっちり還元してる
ゾマホンは、マジでアフリカ人としては異端なんだな
ベナンから国家表彰かなんか受けてた時、流石に大袈裟すぎると
思ったもんだがアレは適正な評価だったのか
実はこのスレに参加しているゾマホン
俺としてはムルアカの旦那に来てもらいたいぞ。
在りし日の香港映画から抜け出てきたような見た目とキャラだったなあ。
ttp://www.geocities.jp/chikyu_ko/abuja/kobanashi.htm ナイジェリアの小噺
あるイギリスの大学に、華僑とナイジェリア人の二人の若者が留学し、お互い
競い合いながら、熱心に勉強をしていました。長かった留学生活がいよいよ
終わり、二人がそれぞれの故郷に戻る時、二人は、自分の国で成功したら、
絶対に相手を招待することを約束して別れました。
それから十数年がたち、まず先に相手を招待したのは華僑でした。ナイジェリア人の
友人を、空港まで運転手つきの豪華リムジンで迎えにゆき、広大な庭付きの
豪邸でナイジェリア人の友人を大歓迎しました。
ナイジェリア人は華僑に、一体どうやって成功したのか訪ねました。華僑は
目の前のたくさんのクルマの走る高速道路を指差し、「政府が僕の土地に
有料道路を作ったんだ。黙っていても通行料の2割が僕の懐に入ってくるんだ。」
それから数年がたち、今度はナイジェリア人が華僑を招待しました。空港の側の
港からクルーザーに乗り、目の前の島にある彼の豪邸に招き、世界各地から
取り寄せた豪華な食事で華僑の友人を大歓迎しました。華僑は、「すごいじゃないか、
一体どうやってこんな金持ちになったんだ?」
ナイジェリア人は応えて曰く、「政府が本土とこの島の間に橋をかけたんだ。
日本の援助で。」
華僑は不思議に思い「橋なんかないじゃないか、だから船でこの島に来たじゃないか。」
ナイジェリア人は答えました。「そうだよ。全部僕の懐に入ったんだ。」
>>909 誰が考えたか知らんがヒデえ小噺集だな
地獄の国内電話思わずワロタw
911 :
名無し三等兵:04/10/06 21:56:35 ID:8zbeAbHx
ゾマホン以外のアフリカ人は死んでイイ
>>910 『地獄の電話』の話はソ連版やナチス版もあったなあ…
元はどこの国の話だったんだろう。
最近の若者は云々みたいに元をたどればエジプトの壁画までいけるかもな。
ご先祖に奉納した絵皿に書かれていた愚痴じゃなかったっけ?
まあ、どうで良いことだなスマソ。
なんていうか・・・なんとかならんのかねえ?種族単位、部落単位の集合体を纏め上げる
外敵でも作るしかないのかなあ。動物好きのおいらとしてはアフリカは魅力的な場所なんだが。
ttp://www.diplo.jp/articles03/0303-5.html 「真正トーゴ人」の根底には、「大統領の部族」たるカビエ族が「天上から」
移住してきたという言い伝えが据えられている。この建国神話によると、
カビエ族は天からやって来て国の北部に広がり、他の部族は「地上づたいに」
順次移住してきたという。この言い伝えは1974年以降、ザイールのモブツ政権
にならって導入された真正性政策(2)のおかげ(というか所為)で政治の言説に
持ち込まれるようになった。具体的には、ある特定の部族が歴史的に見て国の
主であり、要するに国を治める当然の(正統な)資格をもつとされる。
この部族の名はもちろん歌い継がれている。愚かしい官製神話が何十年にも
わたり、エヤデマは政権に就くべくして生まれたのだと吹聴してきた。
↑部族の利益のために、歴史や神話が捏造されているようです。
…もう大統領やめて国王にしろよ。
>>917 日本の天皇家が天照大神の子孫だとか、物部氏はニギハヤヒの尊から続いている
とかいうのと同じレベルだな。
北朝鮮や中国の場合、檀君や黄帝が民族全体の先祖になっているが。
ttp://homepage.mac.com/jakiswede/1congo/11congo_crisis/111rdc_hist.html さて、「コンゴ盆地」の北には、旧ザイールの故モブツ大統領の生地、コンゴ河
中流の「エクアテール州」リサラがある。この付近は世界でも最も深いジャングルの
ひとつで、「コンゴ(ブラザ)」や「ガボン」にかけての広い地域に、森の民
「ピグミー」が住んでいる。
「ザイール」というかつての国名は、「全てを飲み込む混沌とした河」というほどの
意味であり、これはエクアテール州地方の深いジャングルと湿地に由来するものである。これは草原地帯の「バ・コンゴ州」とは全く異なる自然環境であり、その音楽、文化、伝統も、いわゆる「コンゴ」とは一風趣を異にしている。
故モブツ大統領のザイール化政策やリンガラ語の普及は、当時は「真実への回帰」
といわれていたのだが、コンゴ側からみれば本当にそうだったのかどうかはわからない。
「ザイール」的なものとは、中国の歴史における北方民族のように、「コンゴ」
にとっては何か北方の高地、森の民、大河を活動の舞台にした交易の民としての、
異質な勢力のひとつと考えられる。
だって、開き直って皇帝名乗ったりすると援助切られちゃうし。
ボカサのとっつぁんはアレなんだから許してやってくれ。
>>916 外敵=白人やアラブ人
結果=伝統的部族対立につけこまれた
この辺はアメリカ先住民とかアジア諸国も一緒だけどね
>>917 やっと正当性を捏造するレベルまで進化したんだなw
924 :
名無し三等兵:04/10/07 10:19:56 ID:Y4Nx+2S+
アフリカで部族主義的な考え方が強いのは、都市があまり発達しなかったことと
関係があるんだろうか…
英語のcivilizationの語源は古代ローマの都市国家civitasなんだが。
>>924 フィンランドなんかは大都市を形成しなくても民族意識による独立運動が起きて、
国家としてまとまったから一概に言い切れないんじゃないかなあ。
まあ床屋政談は他でやればいいから軍事ネタに戻して、
エジプト海軍はノックス級対潜フリゲート、O・H・ペリー級ミサイルフリゲートを配備し、
海軍の母港を伝統あるアレキサンドリアに構え、アフリカ最強海軍を自負している。
エジプト海軍は兵力約2万。万単位で海軍兵力があるのってエジプトぐらい。
南アにMEKO A200なんて毛色の変わったのが来る予定だけど約4300じゃあねえ。
アメリカの対アルジェリア外交は懐が深い。ブッシュ大統領は就任いらい既に
二回もブーテフリカ大統領をホワイトハウスに迎え入れた。米海軍第六艦隊
(地中海)の最高司令官がアルジェを公式訪問している。一方で九〇年代には、
アルジェリアの非合法勢力FISとの接触も怠らなかった(FISの政権獲得を
想定し、備えたらしい)。
ブッシュ氏の対アルジェリア配慮は地元テキサス州の石油資本がアルジェリアの
油田に利権を持つことと無関係ではないようだ。
ナイジェリアがこうなったのは、シェルが英蘭に上納金ケチったから
ですかそうですか
930 :
名無し三等兵:04/10/07 23:03:56 ID:Y4Nx+2S+
アフリカ大陸の戦略的要衝というと、
スエズ運河、タンジール、セウタ、メリリャ、ジブチ(バーブ・アル・マンデブ
海峡をのぞむ)
あたり?
ケープタウンにサントメプリンシベもじゃないの?
>>933 【貧すれば】アフリカの軍事情勢3【鈍器】の方が。まぁ主に鉈とかなんだろうけど。
アルジェリアでのテロは90年代に比べて沈静化の方向に向かっているが、テロが
完全に根絶されたわけではなく、GSPCのテロは断続的に発生している。
GSPCの資金源はきわめて多様で、自発的支援金・強奪・武器密輸などのほか、
土地や商店なども経営している。
また「密航組」と称し、欧州各地でGSPCのテロリストが潜伏している。
アフリカではカラシニコフのような小火器のほかに、対人地雷も大きな問題
なんだよね…
アフリカの多くの国は農業国で、対人地雷の設置によって著しく農業生産高が
低下している。
アンゴラではGDPの23%を占める換金作物農業部門は1991年以降、
8年間にわたり年平均6%の割合で生産高が減少している。
モザンビークでは、加工食品の輸出量が82〜92年の10年間で20%以上
減少した。
裏の畑でポチが鳴くー♪
正直爺さん、掘ったr「ドカーン」・・
938 :
タリバン警備隊:04/10/08 02:50:09 ID:etHipxF/
>>935 アルジェリアといえば原理主義以外にポリサリオ解放戦線のゲリラも
多数潜伏していると
何年も前から聞いているけど結局モロッコに実効支配されたまんまと
いうことかな
個人的には西サハラには独立してほしい(判官びいき)なので市民を
巻き込まないのなら過激原理主義のみなさんに活躍していただきたい
ものだ。
939 :
タリバン警備隊:04/10/08 02:52:42 ID:etHipxF/
活躍というか、バサエフみたいに過激原理主義のメンバーが合流すると
やはりテロるしか思いつかないんだろうか。
過激原理主義のれんちゅうって対サウジのような王制諸国打倒も
あげていた様におもうが
西サハラにはリン鉱石の鉱山があるのでここを確保すると美味しいし。
サウド王家は、まあ言ってみればガチの保守派。
それでも金があればアレほど腐敗した。
オマル師も実際には懐柔されていたわけで、
原理主義だろうが何だろうが、宗教でもクリーンな政治は維持できないんだとは思うが。
サウディアラビア批判は左系の人々もよくしている印象があるけど
イラン批判はシリア同様になぜかタブーな感じ。
ヤフーの夢の国イラントピックをみていると頭が痛くなってきた
あれワールドピース関連のヤシが書き込んでいるのだろうかとつっこみたく
なるレスが多数あっタ。
オマル氏といえばラディン同様に未だに身体を確保できませんな。
やはりパキスタンのトライブエリアに逼塞しているのかなー?
我輩も主を見失ってこまっているのは見かけたらご一報を。
ザイーフたんも消息不明のままだがどうしたんだろうか。
>>936 上の方で海の人も書いていたけど、対人地雷で貴重な農耕地を無駄にしている
訳か・・・しかし年平均6%って凄いな(汗
943 :
名無し三等兵:04/10/08 12:41:44 ID:2LtnMav4
>>940 サウジアラビアのような国は、よく「レンティア国家」(利益配分受給国家)と
呼ばれる。
レンティア国家では、天然資源の輸出によって得た富を国民にいきわたらせることを
通して、統治者は支配の正統性(レジティマシー)を獲得する。
さらに遊牧部族民を定住化させる政策、友好的な有力部族に対する下賜金給付と
婚姻、統治組織とエリート集団への取り込みを通した友好的な部族との関係強化
などを行う。
アフリカの悲劇は、このような「部族社会のもっている人々の集団としての
つながりをそのまま生かして、彼らの紐帯を統治に活用する」ことができなかった
ことにあるのかも。
埋め立てを待つスレを、漏れの日記帳として使ってみようかな。
一人の人間が生産できる富には物理的な限界がある。そして同時に、
生産できる能力にも大きな差が出る。例えばシナ大陸の奥地で、ほとんど
手作業で伝統的な農業を行う文盲の農民一人の生産力を1とすれば、北米大陸で
最新の理論と科学技術を活用し、大規模農業を行う農民一人の生産力は、
恐らく3000にも達しよう。これを貧富の差と言うのだろうか?恐らく違う。
北米大陸の農民は、3000の富を生産し、3000の富を消費もしくは所有できるの
だろうか?答えは出来ない。必要経費の話ではない。資本主義社会には、常に
資本家という搾取者が存在するからだ。資本家は、現在すでに所有している富を
労働者に使用させることによって、自分自身では何も生産せずとも、労働者
よりも多くの富を消費し、また新たな富を蓄積させることが可能である。
3000ほどの富を生産した農民は、300ほどの富を資本家に差し出すことになろう。
一人の資本家が100人の農民から搾取するならば、30000の富を入手可能である。
この搾取の量が労働者たちの我慢の限度を超えれば、暴動や紛争や戦争が
始まることになる。また、どれほど困難であっても、労働者が資本家に階層移動
するための道を造っておくことは、労働者の忍耐力を上げる役目を果たす。
つまり資本主義社会がうまく機能し、成長するためには、資本家による
搾取割合を、うまく調整してやる必要がある。現在の先進国においては、
その上限はどうやら5〜10%のようである。20%に及べば、労働者の勤労意欲は
損なわれがちである。
角度を変えてみよう。現在の日米のような生活水準を、地球に住む全ての人間が
享受することは可能だろうか。日本人が戦争を望まないのは、宗教的なこだわりが
小さいことや、敗戦によって植えつけられた恐怖感よりも、現在の豊かさこそが
その主な理由ではないだろうか。全人類が日本人並みの豊かさを得られれば、
地球から戦争はなくなるだろうか。
一人あたりが利用できる資源の量の問題で、それは不可能だと言われている。
では、人口抑制に成功したならば、はたしてそれは可能になるのだろうか。
いつか戦争は過去の遺物となり、紛争は妄信的で熱狂的な一部の宗教者だけの
ものになるのだろうか。豊かで満ち足りた人間が、宗教に頼る必要性の低さを
考えるならば、豊かさが実現されればそれすら無くなるのかもしれない。
だが、そのような人口抑制が本当に可能だろうか?世界中の人々が、米国人並みの
生活をするならば、地球の定員はわずか25億人とも、12億人とも言われている。
各国とも例外なく、人口を1/5程度に減らさねばならない。問題は、世界中の人々が
理想に向かって努力できるか否かよりも、資本主義社会の構造そのものにある。
人口減は、そのまま自国の競争力低下に直結し、どこの国でも歓迎はされないのだ。
人口減は、達成すべき目標ではなく、克服するべき問題として見られる。
それでも、資本主義以外に、豊かさを維持できる体制はまだ発明されていない。
資本主義の競争原理に従う限り、世界から戦争や紛争を追放するのは不可能
なのだろうか。あるいは、SF小説のように、他星系に進出し、人口を増加させつつも
全人口の豊かな生活を賄うのに十分な資源が得られる日が来るまで、戦争によって
資源を奪い合い続けるしかないのだろうか。
だとすれば、軍板のアフリカスレに落書きしている人々は、アフリカの安定化と
発展が、何を意味するか正確に理解しているのだろうか。我々の今現在の豊かな
生活は、ほとんど国外の資源に依存している。他国に存在する資源を利用して、
他国よりも豊かな生活を送ることを保障しているものは、我々自身のもつ高い
生産性であり、また資本主義先進国の持つ武力である。そこで資源を提供している
国々が安定し発展するのならば、世界全体の安全性は高まるとしても、我々のような
先進国の持つ優位性は相対的に低くなり、そのしわ寄せは国民の生活水準の低下
として現れる。エンゲル係数は上がり、自動車や携帯電話は一人一台はなく、
一家に一台しか持てなくなるのである。それを理解し、覚悟した上で、人道的な
見地から、アフリカの現状を嘆き、現状の打破を模索しているのであろうか。
我々日本人にとって、その安全性を満足できるレベルまで引き上げようと思えば、
最も費用対効果が高い方法は、朝鮮半島や中国の富国化を認め、協力する事だろう。
彼らが豊かになり、生活水準が向上し、教育により正しい知識が行き渡るのならば、
日本に敵対する動機は、抑制可能な感情論に絞られるだろう。豊かになった中国が
向き合うのは米国であり、地政学的な見地からも、中国と日本という大国に挟まれ、
その草刈場となった朝鮮に対するように、日本に対しても飴と鞭を使用して懐柔政策を
進めることになろう。純粋に国際政治を考えるならば、豊かになり国内分裂の危険が
去った中国としては、米国と経済競争するために、日本と経済的及び軍事的に対立を
続けることは不利益しか産まないためである。そのように米中が健全に競い合うならば、
現在世界第2位の経済大国である日本の民族的な誇りは傷つくものの、経済的及び
軍事的に、米国以外に代替が存在しない現在よりは、様々な分野で両国と駆け引きを
行う場において、現在よりも日本に有利に働くかもしれない。なにより、中国と
本質的な友好関係が樹立できれば、日本の安全性は飛躍的に高まる。現状においては
無謀極まりない軍縮も、心配する必要がなくなるだろう。
だが、日本人として許容できるのはそこまでだろう。この上、アフリカ大陸までが
富国化すれば、建前を捨てて本気で資源の奪い合いのために戦争を行うか、あるいは
平和のために自国の生活水準の低下を受け入れるか、の二者択一になる。そして
資本主義社会の本能によって、戦争という選択が為されるだろう。安全で豊かな
日本社会の持続にとっては、アフリカの繁栄は有害なのである。
と、チラシの裏に落書きするのは今日はここまでにしておこう。また来週。
353 :世界@名無史さん :04/02/16 17:56
>>351 「白人進出前のアフリカについて語ろう」スレで、
白人がやってくる前のアフリカの諸王国には王国なりのマナーもルールも
当然あったんだが、ヨーロッパ人による植民地化で、それらがいったん全部
チャラになってしまい、その後も基本的にチャラになったまんまなんじゃ
ないかと指摘されていた。
で、民主主義とか人権とかの観点から、「悪い」奴隷制や宦官はそのまま
無くしといて、「良い」マナーやルールだけちゃんとしろ、と取捨選択
してんのが実は無理で、王国まるごと復活させなければ、王国のマナーも
ルールも帰ってこない。
355 :世界@名無史さん :04/02/16 23:38
>>352 157氏の
>時間をかければ、自由主義・民主主義・個人の確立といったものを
>根付かせるのは可能でしょうか?
について言えば、自由主義・民主主義については時間をかければ、ある程度可
能では。
阿部氏の議論では「個人の確立」=12世紀だとすると、これが西欧の伝統的社
会関係に属し、18〜19世紀の「自由主義・民主主義」は西欧近代(=資本制社
会)の所産ということになる。西欧の進出とは資本制社会の非西欧社会への押
し付けであり、この経済制度に適合的な政治制度が自由主義・民主主義だった
(だから伝統社会を有しない米国では、西欧以上に純粋な形態で発達した)。
強制された制度とはいえ、現在では世界大に拡大しある程度定着もしているわ
けだから、問題は制度よりもその内実を非西欧世界がどういう形態で満たして
いくかであり、結果的にはそれぞれの地域的特色をもった、多元的な自由民主
主義が形成されるのが望ましい(この点で、現代グローバリズム=米国型自由
民主主義の一元的強制は不適当)。
356 :世界@名無史さん :04/02/16 23:41
(355続き)
>>353 確かに、御都合主義的な取捨選択は不可能だろう。しかし19世紀〜20世紀の世
界の資本制化=伝統社会の破壊は不可逆的な歴史的事実。現代の非欧米世界は、
いずれも欧米的制度+伝統的社会関係の持続という相剋的状況を所与とせざる
おえない。
なお、日本近代はある程度の取捨選択(西欧技芸と東洋精神という採長補短主
義)に成功している。ただし、これは日本の古代律令制以来の異文化摂取のパ
ターンの問題で、別に日本の文化的先進性や優越性を示すものではない。
>>946とか
なんだかなあ。
人減らしやライフスタイル変化に伴って発生する強烈なデフレ下で
(資本主義だろうがそれ以外だろうが影響は変わらない)
有利になるのって資本家(正確にいえば今富を持っていて今後稼がない人。老人も含む)
だけで、ここで話題になってるアフリカ諸国の多くにとってはダメージになる。
たとえ北朝鮮のような統制国家ですらインフレ・デフレの影響は避けられない。
搾取とか資源収奪とか色々書いてるが、経済学の基礎も全く理解できてないと思われ。
発展途上国に好ましいシナリオというのは、このスレでも出た、
途上国が生産力(輸出入するための経済力)を上げること。
精神論だけでは物事は解決できないし、
古い○○主義を使ったって、その重大な欠点が覆い隠されるわけでもないのよ。
まあその、長文書きたい気持ちはよくわかるから、こまかいところは
きにせず生暖かくうほっ イイ異母イノシシ 枯れてないってイイコトだ
すでにここは優勝決定後のロッテ対日本ハム(東京ドーム時代)の消化試合のようなものだ。
流し素麺をやろうとカップルでいちゃつこうと、みのもんたが勝手にアフレコ付けようと自由だ。
部族主義がアフリカの発展を阻害しているというけど、
日本なら「ムラ社会」、中国・韓国なら「宗族」、インドなら「カースト」、
ヨーロッパなら「階級」…
いずれも克服すべき対象だな。
95 :世界@名無史さん :04/01/15 20:42
ルワンダ人ははアフリカ的優しさに(以下捏造続く)
 ̄ ̄ ̄↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧
(@∀@-)
._φ 朝⊂) アカアカ
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| |/
96 :世界@名無史さん :04/01/15 20:44
>>95 事実そうらしいぞ。
その変り権力に従属する傾向が強いらしいが。
ヨーロッパといっても、(昔の)階級があるとこって先進国ではイギリスくらいですか。
そこも人件費の上昇によって、城持ち貴族が自分で庭掃除をしなきゃならない状況ですし。
イギリスの階級をつくった原因は大別すれば教育と言葉(こちらも実は教育)ですが、
イギリスの大学も労働党政権下で色々変わっているようですし、
それに伴って下の学校がどう変わってくるかどうかですね。
象徴としての言葉の違いにしても、英国での新しい調査によれば、
女王も含めクイーンズイングリッシュを話すべき上流階級の人々が
訛り(日本で言えば江戸弁のようなもの)かかってきてるとのことで、
意外と長くないかもしれません。
中国と半島はまあ(ry
カーストの方は変わる気配なし。
下位カーストが集団改宗しても法で禁止されても経済的に下のままだと変わりませんし。
日本のムラ社会ってのは最近は減ってきてますね。
まあ残ってるとこは変わりませんが。
田舎の町内会レベルでも複数会計士を使って監査したり、
その他ごにょごにょ。
世代交代につれ、カネ周りもヒト周りも清潔志向になりつつあります。
>955の分析では物足りない自分がいることに気付く今日この頃。
>>958 視点によって変わることを理解していると思うからあえて言ってみるけど、
社会学では大正年間ぐらいから村社会が崩壊し、核家族化された社会が主流になっている
という説もあるよ。
まあうちの田舎のように市長様は元貴族の血筋が代々継いでなんちゅー無茶なところもあるからね。
貴族様と血縁のうちの一族は公共事業の利鞘と農業支援のおかげで働かなくても金が入ってくるし。
インドのカースト制度は、職業の選択の自由を規制し、徹底した世襲制度でもある。
その社会に留まっていさえすれば職業と父祖たちが営んできたと同じレベルの
生活が保証されるシステムである。
ある意味、社会主義的な制度。
少なくとも20世紀半ばまでのカースト制は、上位カーストの権益を保証しただけでなく、
下位カーストとその下のアウトカーストに対しても最低限の生活を保証する側面を
持っていた。
アフリカやインドや中国では、グローバリゼーションも、国民一人一人にとって
いい時代になるのではなく、「特定の階層にとってのみいい時代になる」という
結果になっているね。
例えば、中国の農村の教育システムは崩壊過程に入っている。市場原理が容赦なく
農村を貫徹すると、教育が最初の犠牲となる。農村の文盲が再び増え始めている。
農民の半数は文盲から半文盲である。質の良い教育が、沿海地域のナンバー・スクール
に集中し始めたため、農村の生徒、学生は良質の教育を受ける機会の均等をさらに
奪われつつある。いい大学に子どもをやろうとすれば、親は年間一万元の授業料を
覚悟しなければならない。これは、普通の労働者の八、九カ月分の給料に当たる。
アンゴラの首都ルアンダの目抜き通りの名は「レーニン通り」だが、皮肉なことに
その両側を埋めるのは、西側先進国の大企業の事務所w)
美辞麗句に彩られたアフリカの未来像を描いたNGO系の著作より
下品だが直接現地に行ったものでないとわからん不肖・宮嶋の
国境なき取材団のレポがなんともいえずいい味出してる。
>>962 そういやメキシコのサパティスタ解放戦線も武装蜂起した時に
メキシコ政府に対する要求の1つとしてNAFTA撤廃を要求していたな。
チアバス州をはじめとする先住民の農村社会がグローバリゼーションの
進捗にしたがって破壊され階層分化がさらに進捗する恐れがあると
いうのが彼らの主張だった。
知恵をつけているのは左翼白人インテリくずれだったマルコス氏だったが
批准されて久しいしますます富める者とまずしき者の階層分化が進捗
していくんだろうか。
>959
土地(小作)や水利、法とのかかわり、人間の流動性、家族構成など、
どこに力点をおくのか「ムラ社会」の定義次第でいくらでも変わってしまうかも。
核家族と並んで問題とされている少子化にしても
戦前からの傾向ですしね。
>964
不肖・宮嶋史上最低の作戦
モザンビークPKOに突撃!より
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知れば知るほどこの国はとことん、腐りきっていた。(略)
この国はブスで禁治産者のくせに文句だけ多い女のようなのだ。
西元統幕議長が国防大臣を訪問した時も、二十分も待たせた上に
感謝の言葉があるわけでもない。終始、アレをくれコレをくれとタカるばかり。(略)
すぐ隣の南アフリカのアパルトヘイトの名残があるらしく、
我々を指さして、「シノ、シノ(中国人)」とからかう。(略)
来る前、私は野生の王国のような場所を想像していた。
(略)そんなものは一匹もいないのである。
(略)動物がいないというのも、どうやら食いつくしてしまったためのようなのだ。
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NGOはアカの手先とかって言って意見が合わない奴は全て敵と見るような奴もいるけどさ、
地道な活動が砂漠に水をまくような行為だとしても、動乱で儲ける連中よりは俺は指示するけどね。
NGOに胡散臭い組織が多いなんていうけど、会計報告出さない団体が信用できないなんて
どんな国でも社会でも一緒でしょ。
物書きの文章はエンターテイメントとしては面白いんだけど、
国境なき医師団の活動実態の方がよっぽど危険な事をしていると思うけどね。
>965
人的資源や産業などに地力がない状態で
むやみに貿易範囲を広くすると競争自体が成り立たなくなって
市場経済が成立しなくなってしまいますし、
かといって外国出て行けでも国をだめにしてしまう。難しいですね。
サハラが緑化するとアマゾンが砂漠化するそうだ。
サハラの砂がアマゾンまで飛んでいって、養分になっているらしい。
世の中は一筋縄ではいかないようだ。
上のほうのチラシの裏の落書きではないが、アフリカが富むと
アジアが飢えるということも十分あり得るのだ。
>>966 宮嶋氏がとったか確認していないけど
モザンビークPKOの写真でフライデーに掲載された写真で
国内の廃ホテルがあってそこのホールのところに山のような排泄物が
つみあげられてその周辺に人々がカメラの方に空ろなまなざしを向けている
写真があったな。
そのレポでも現地のレイヨウやインパラなど当の昔に食い尽くしてしまって
大地が荒廃するまま無残な光景が広がっているとレポートされていた。
・・・・もっともモザンビークはかつてはポルトガル支配の植民地であり
かのベルギーのコンゴ支配ほどに無いにせよなんらインフラを設けて
来なかったアフリカでもひどい方であったという事は割り引いて考える
べきかもしれないがそれにしてもアフリカの年以来すでに40年以上
経過しているのである。
ポルドガルの老独裁者サラザール氏も逝去して幾草月である。
インフラの創設や教育の敷衍というものは100年単位で考えるべきだが
エイズの蔓延で南部アフリカの大半の国々が国家消滅の危機を今世紀
中に迎えるだろうと予測される中、なんらかの政治的統合の動きが
出るんであろうか?とてもじゃないがモザンビーク単独での回復は
ありえないであろう。いずれにせよ統合に至る過程で部族抗争が頻発し
ルワンダ虐殺が序の口なんじゃないかいうような歴史的事件が続発する
悪寒
>>969 難しい事はよくわからんが、ローマ帝国全盛の頃はまだサハラあるいは
サヘルは一大穀倉地帯だったんよ
古のカルダゴいやローマ滅亡後のヴァンダル王国の頃ですら
今のチュニジアの地中海性気候の穏やかな気候がチュニジアの国土の
何倍分も残っていたんよ。
もっともサハラの砂漠化自体は現地の部族の伝説を鑑みると
2千年以上前ーつまりローマやカルダゴ時代から徐々にはじまったようなんだけど
根。
>>967 そうだね。国境無き医師団の中の人らは凄いと思うよ。
活動内容もさることながら明朗会計しているから誰も
非難できない
NGOの活動している人らは活動自体は素晴らしいし
それで助かっている人らもいるのは事実。
ただ、それにともなって不正や不透明な流れがともすれば
ある事や国境なき医師団を批判する一部NGOが存在する
への批判はあってしかるべきだと思うんだ。
慈善事業をしているから無批判で済ませましょうという事が
通るならさ、マフィアや過激原理主義者の隠れ蓑や贖罪行為
になっているから彼らを免罪しましょうという事にもなるし
本当にそういう事をいっている人もいる。
それはおかしいと思うな。
まあ軍事情勢とは関係ない話なんで1人1人意見がちがうと
いうことでいいんじゃないんかな。
日本のNGOは、会計がしばしばいい加減になり勝ちらしいね。
欧米のNGO組織だと、寄付を寄せた人向けに会計報告するそうだし。
>>968 難しいね。ただチアバス州の場合武装蜂起するしか
あの時点では自分らの主義主張をとおせんかったと
いうのはあるんじゃないかな。
正しいというんじゃなくて、唯々諾々と従っても
座して死ぬだけだろうし、極端なテロ活動やって
いなければ合法政党化する道とか(中南米多いなこういうケース)
一定の議席配分をゲットするとか得られないしね。
>>972 不肖宮嶋でも触れているけど欧米のNGOはNGOで難民キャンプに
いくと目立つ所にテントがでかでかと張られていて競っているそうで
それはそれで議論の種になっているみたいよ。
具体的にふれていないけど利権があるとも書いていたな。
※国境無き取材団のゴマ難民キャンプ取材編参照
米国などの場合、寄付する側にも税法上の恩恵がありますから、
寄付を受ける側であるNGOも、会計報告を疎かにできないでしょうね。
>>970 >国内の廃ホテルがあってそこのホールのところに山のような排泄物が
>つみあげられてその周辺に人々がカメラの方に空ろなまなざしを向けている
>写真があったな。
マーク・ボウデンの『ブラックホーク・ダウン』(ハヤカワ文庫)に、
アメリカ人のレインジャーが、
「ここの人々はなにもせず、ぶらぶらしながら、ぼろきれで覆った丸い小屋や
トタン板の掘っ立て小屋から外の世界を眺めて過ごしているように思えた」
「食料配布所には、数千どころか数万人の大群衆が押し寄せ、配られるのを
待っていた。飢えているような人間には見えない」
「みんな子供たちのことは気の毒に思っている。おとなには軽蔑しか感じない」
などと書かれていた。
しかしまあ、タリ警は同一人物とは思えないくらい変わったねえ。
>>945-948 人口増加の問題を取り上げ、世界が先進国並みの生活水準になるには12億程度の
世界人口しか許容できないと言っておきながら、中国の富国化を認めるのは矛盾してないか
未来の話ではなく、原油価格高騰など中国経済の発展による影響が出始めている
日本が現在の生活水準を捨てられない以上は、中国の発展はマイナス要因になる
短期的な利益の追求だけで、中国をこれ以上発展させることは危険だと思われ
さっさと人民元の切り下げをして、中国経済を破綻させてしまったほうがいい
978 :
名無し三等兵:
>>945-
>>948氏 面白い(興味深い)っすね、コテハン付けて下さいよ。