戦時国際法研究

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385名無し三等兵:2005/09/07(水) 12:08:31 ID:???
重慶爆撃って当時の国際法ではどういう扱いになるんでしょうか。


>「一つの証言」 町工場の親方
>「ええ文系ですので」そば一郎さん、の投稿より。   08月01日

>・・・・1940年6月上旬頃までの爆撃は、もっぱら飛行場と軍事施設に向けられていたが、重慶市街にも
>相当数の対空砲台があり、そのため見方の被害も増大する状況となったので、作戦指導部は遂に市街地域の
>徹底した爆撃を決意した。


>「アサピーアホですか」  飛龍さん、の投稿より。   08月01日

>・・・・あくまで軍事施設のみの攻撃であり、市街地住民を狙うほど国家予算・資源・航空機・兵器の余裕はない。
>無差別爆撃が出来るほどの余裕のあったのはアメリカのみ。


>山本七平著  「ある異常体験者の偏見」 《軍隊語で語る平和論》 の章より。

>・・・(日本軍) の欠陥兵器を次々にあげていけば際限ないが、あまり長くなるのでこの章の最初に述べたAさん、
>陸軍の重爆隊の生き残り、の言葉を収録し、それを敷衍してこの稿を終わろう。
>「新聞に出なかったけれどなぁ、重慶・昆明の爆撃はひどかったよ。日本の高射砲は絶対に当たらネーが、
>中国のは米国製でなぁ、よく当たりやがるんだ。一回行けば八機は落とされた。重爆ってのは九人乗ってたんだぜ、
>そのたびになぁ、8×9=72人 の遺骨無き部隊葬よ」


>「朝日新聞」 や本多勝一らは、旧日本軍を悪意の固まりのような人間集団、悪魔のように書きます。
>しかし日本軍は戦闘ですので、敵軍をやっつけるのは当然としても、戦っている相手の国の国民、庶民を
>見境無く殺すような意志はありませんでした。また、物質的にも到底余裕はなく、不可能でした。
>敵国々民に対する猛烈な敵意と悪意を持っていたのはアメリカでした。
>これが憎日、「朝日新聞」の考えと根底的に異なるところです。
386名無し三等兵:2005/09/07(水) 17:31:41 ID:iWQ8oGnM

脱亜入欧! 中韓悪友!名誉白人!  日露戦争は誰のおかげで勝ったんだ?
                            
   O ∧日 ∧ ∧ 日∧O                ∧米 ∧英∧
(( O (・ω・ # = ・ω・) O ))           (・∀・(    )
    Oヽ = ( =  ノO                ( つ (    )
     (__< < > >__)  ジタバタ        .    | |. | | |
      (_) 〈_)                     (__)(_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                             日中戦争をドロ沼化にしたのはおれたちだよ〜ん
                              白人に勝てると思っているのか、猿め。
     ∧日 ∧ ・・・                    ∧米∧   ∧英∧
     (#;・ω・)                    (・∀・ )  ( ・∀・)
     ( つ  つ                     ⊂    つ ⊂    つ
      .)  ) )                     人  Y    人  Y
     〈_)__)                      し(_)    し(_)



日本と中国側の資料に違いがありますが、空爆開始は1938年の2月から12月の間で
本格的な空爆は1939年の5月でしょう。(戦史叢書、陸海軍中央協定:引用)
当初は重慶には高射砲は無かったものと思われます。また日本陸軍の資料において
は住民を威圧せんがために公園などが爆撃ポイントとして設定されていた模様。
軍事目標が遷都した重慶にあったのか?ここにも疑問があります。
とりあえずは、始めのころの重慶爆撃は国際法違反と呼べると思います。
387名無し三等兵:2005/09/07(水) 18:48:00 ID:???
↑重慶爆撃は“重慶を爆撃した日本の市街地を爆撃しても可”という考えを、連合軍側に持たせてしまった時点で戦略的に大失敗。

同じ失敗をドイツもやっているが、市街地≒軍需工場な日本の場合には攻撃する側の歯止めが効かなくなってしまう事を、もっと考慮するべきだった。
388名無し三等兵:2005/09/07(水) 18:51:14 ID:???
>>387
あまり関係ないでしょ。何も関係なくてもシーレーンの破壊とかやってるし。

日本の市街地が狙われた理由は、下請け工場が多いことよりも、日本の家屋が
木造だったからということが大きいと思う。
そもそもルメイが日本の産業構造を理解していたとは少し考えにくい。
そのようなことに興味を持たなさそうな気がする(理解していたらマッターホルン作戦など
やるまい)。
389名無し三等兵:2005/09/07(水) 20:11:24 ID:???
↑人口密集地を爆撃≒殺傷されるべきでない一般人を殺傷 という負い目のある行為を、先に敵国が実践してくれたおかげで、米英は躊躇なく同じ行為に及ぶ事が出来た、という意味。

東京大空襲での焼夷弾攻撃のアイデアは、日本を良く知っていた蒋介石と宋美齢の発案だったようだが、実践したルメイの個人的趣味だった部分も大きい。
大量殺戮と燃え上がる街を見たいという欲望は、軍人の本能が持つ暗黒面だ。

ルメイ自身は航空自衛隊の育成で天皇に勲章をもらっているが、どんな気分だったのかな? “こいつ等も焼き殺せたのにw”と自分の甘さを笑ったのだろうか...
390名無し三等兵:2005/09/08(木) 01:27:20 ID:???
>>389

そのルメイへの叙勲を批判してるのが本多勝一なんだよな。
なんでサヨクが批判して、右翼の皆さんは黙ってるんだよ。
391名無し三等兵:2005/09/08(木) 03:05:08 ID:???
まぁ、ルメイの死体の前で“こいつは最も邪悪で狡猾なサルだ”とガブリエルが言ってただろう事は想像が付く(ディープすぎたかな?w)。
392名無し三等兵:2005/09/08(木) 20:03:47 ID:???
>389
> ルメイ自身は航空自衛隊の育成で天皇に勲章をもらっているが、どんな気分だったのかな? “こいつ等も焼き殺せたのにw”と自分の甘さを笑ったのだろうか...

香具師の、記憶違いかもしれないが「京都・奈良他日本の文化遺産的都市」を爆撃目標からはずした。が理由だったのでは?
選定理由の広報が、拾えないので自信ないが?

付け加えると、本人は「軍事力の生産に関係ない都市を爆撃するほどの予算を引っ張れなった。個人的に
軍内部で、忌避されていたから」と理解していたが?
393名無し三等兵:2005/09/08(木) 20:46:59 ID:???
>>392 個人的に軍内部で、忌避されていたから

その鬱憤を東京の下町を焼き払う事で晴らしていたと?w


ルメイ(当時の肩書きは米空軍参謀長)に授与されたのは、勲一等旭日大綬章。

1. 航空自衛隊の創設、育成に貢献
2. 源田実(当時参議院議員 自民党国防部会長)にアメリカ政府が叙勲したバランスを考慮して、ルメイにも勲章を授与した
3. 源田実がルメイ叙勲を強く推した

事で叙勲したようだが、ルメイはこれを良い思い出とは考えていなかったようだ...
394名無し三等兵:2005/09/09(金) 01:08:48 ID:???
最高の嫌味で皮肉だと受け取ったのかもな。
勲章を見るたびに思い浮かぶ、焼肉になった市民達。
395386:2005/09/09(金) 01:46:38 ID:/Zc2zHsd
ところで山本七平ですが彼は論語関連の本もたくさん執筆していますが、
その内容は下劣で虚偽に満ちています。どなたでも平易に分かりやすいようにと
本人は意図しているのかもしれませんが、その著作の内容は論語の真意ををねじ
曲げ、低劣なものとしています。論語を読んでも理解に及ばない人は言葉からそ
してその権威から何か崇高なものと感じ、「難しい、分かりがたい」と結論付け
ようとするものです。ところが山本七平は愚劣、愚者にも分かるようにと平易に
しようとしているのか、論語を醜悪なものへと組替えています。醜悪なものは愚
者にも分かるからです。論語の真意から離れたものは論語では有りません。
愚者は論語もどきを理解したと思うかもしれません。
そして誤ったことを他者に社会にしでかすかもしれません。
山本七平は日本を捏造の美化のために「イザヤ・ベンダサン」というペンネーム
を使う人間です。美化はいいのですが錯覚を持たされる人間は有害も持たされて
しまいます。
山本七平は危険な人物です。おれは彼を憎んでいます。
396名無し三等兵:2005/09/09(金) 02:39:22 ID:???
>>394
アメリカ人ってバーベキュー好きだけど、戦場でも焼き払うのが好きなようだw

邪悪なものを正義(と自分で思い込んでる)の炎で焼き尽くしたい つー歪んだ心理だ罠。
397名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 17:58:35 ID:???
ノルデン式照準機あればちゃんと軍事ポイントだけ焼き払えたんじゃないか、重慶
398名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:47:37 ID:???
いや、偵察の時点で対空砲陣地とか判明してないから。
399名無し三等兵:2005/09/13(火) 12:45:19 ID:???
ハーグ陸戦法規にある「無防備都市」云々の条文はやっぱり高射砲対空砲の有無に
左右されるんですか?
400名無し三等兵:2005/09/13(火) 13:19:46 ID:???
されるはず
詳しくはしらないけど
401名無し三等兵:2005/09/14(水) 01:24:21 ID:pzzHIemA
ハーグ陸戦規定の第二五条(防守せさる都市)はもともと一般民の被害を減らすことを
目的として挿入された、もとよりハーグ陸戦規定がそのような指名も負って創られたもの。
一般民を攻撃できなくなっても、戦果、戦況に影響が無いということで採択された。
ここから軍事目標主義が派生した。
では空爆で一般民の被害が増大したのはハーグ平和会議のひとつの趣旨に反するではないか?
軍事目標主義とドゥーエ理論が融合したのですね。狂気的な報復、戦時下の狂気も存在しますが。
402名無し三等兵:2005/09/14(水) 12:12:10 ID:???
東京を焼き払ったルメイは明らかに狂気に支配されていたなw
403名無し三等兵:2005/09/14(水) 13:06:56 ID:???
軍人としては正しい
404名無し三等兵:2005/09/14(水) 16:06:31 ID:???
正しかった? だろうか...
確かに 軍需工場の下請け工場を破壊し、その労働力を大量に殺す事は軍事的に正しかったかもしれないが、大日本帝國の軍事力を支える重工業地帯は既に破壊し尽くされていた。
その上で、更なる一般人の殺戮は必要でなかっただろう。
405名無し三等兵:2005/09/14(水) 21:27:24 ID:???
>404
正しいと考えたくないが。

>大日本帝國の軍事力を支える重工業地帯は既に破壊し尽くされていた。

にもかかわらず、戦争継続していたので「これでどうだ!!」は、うーん!ありか。
406名無し三等兵:2005/09/14(水) 23:36:47 ID:???
まぁ、日本からルメイの戦争犯罪行為を問う声は大きく出ていないし、日本政府も勲章やっちゃったし、で あんましメジャーな話にはならないがねw
407名無し三等兵:2005/09/15(木) 01:41:31 ID:???
ルメイって具体的にどの戦時国際法に違反しているの?
408名無し三等兵:2005/09/15(木) 01:48:13 ID:???
>>407
違反してないんじゃない?
409名無し三等兵:2005/09/15(木) 02:02:11 ID:???
人道に対するry
410名無し三等兵:2005/09/15(木) 02:36:34 ID:???
東京の下町を焼いたルメイは、南京やシンガポールでの日本軍ほど愚かではなく、合法的に人道にもとる行為をやったという事だ罠w
411名無し三等兵:2005/09/15(木) 07:25:38 ID:tCoXTIMt
横レス失礼します。
衛生兵は自衛以上の武装は禁止され、
自衛以上の積極的戦闘行為を行ってはならないと聞きますが、
戦地にある軍隊の傷者及び病者の状態の改善に関する千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ条約(第一条約)内において
それに該当する直接の記述を見つけられません。

別の条約内に記述されている事項なのでしょうか?
それとも、解釈的に通例として認識されている事実?
あるいは、衛生兵、衛生部隊といえど、軍事目標に対する攻撃によってその安全を危くされることのないような位置に置かれるのであれば直接戦闘が可能になる?
(存在が微妙かもしれませんが、アウトレンジ砲兵やコンバット・レスキューなら可? 攻撃対象になりそうですが)

尤も、現代の不正規戦が主な現代において条約の拘束力はあまり意味をもたないでしょうが。
412名無し三等兵:2005/09/15(木) 08:56:07 ID:???
>>410
日本軍って南京で何やらかしたんだ?
413名無し三等兵:2005/09/15(木) 16:04:48 ID:???
>412、一部隊員による不良行為、まあ枢軸国、連合国を問わずよくあることだな
414名無し三等兵:2005/09/15(木) 18:29:36 ID:???
将官まで隊員かよw 該当師団全体の非行/不法行為だったがな...
415名無し三等兵:2005/09/18(日) 11:38:46 ID:???
>410
深読みしすぎかもしれないが・・・・・

南京・シンガポールでの戦争犯罪を即効で認め、適当に指揮官を含めて処罰しておけば
ルメイの処罰も要求できた。

といいたいの。
416名無し三等兵:2005/09/21(水) 00:40:58 ID:???
南京での件では、師団長自らが更迭&予備役編入されてるけどね。
417名無し三等兵:2005/09/29(木) 10:38:45 ID:???
とりあえずageる
418名無し三等兵:2005/09/29(木) 13:25:19 ID:???
>>399

される、と思う。

防守都市の概念については「占領企図説」と「関係防守説」の二説が有力とされている(ジュ
ネーブ諸条約以前の話)。

このうち関係防守説では、「陸、海、空軍のそれぞれの攻撃者に対して防衛されている都市」
のことを防守都市であるとしている。
419名無し三等兵:2005/10/03(月) 21:10:48 ID:???
>416
じゃなくて、米国的に形ばかりの「軍法会議=裁判所」
で、審判→判決で処罰すれば?の仮定。
420名無し三等兵:2005/10/03(月) 21:58:04 ID:???
将官の場合、軍法会議に起訴するかどうかは司令部以上の決定になるから、自軍の場合ほとんどありえないだろう。

自国民を殺害したケースでは、1919年 インド帝国 アムリトサルでのダイアー将軍みたいのもいるけど、査問/解任で終わっている。

現代だとチリのピノチェトやユーゴのミロシェビッチのように、第三国で裁判にかけられるケースもあるからね。
421名無し三等兵:2005/10/10(月) 23:07:08 ID:???
フセインをどうやって裁くのだろうね?
どこのメディアもこの辺には一切触れない
422名無し三等兵:2005/10/11(火) 02:08:04 ID:???
フセインは国内法に則って裁かれているようだが、かなり無理があるな。
423名無し三等兵:2005/11/07(月) 22:12:01 ID:???
あげ
424名無し三等兵:2005/11/07(月) 22:17:27 ID:NhTKl3Yf
スレを全然読まないでカキコ

東京大空襲は国際法違反
あれは民間人を大量に焼き殺すことを主目的とした虐殺だ
425名無し三等兵:2005/11/07(月) 22:19:05 ID:???
>>424
はぁ?ちげーよ
軍事施設を攻撃したら偶然に非戦闘員が死者がでてしまった事故だ
426名無し三等兵:2005/11/08(火) 18:11:54 ID:???
>>425 ヴァカ?
東京下町の非戦闘員を、軍事施設で働いてると認定して“軍需工業労働力とその生活基盤を焼夷弾で焼き尽くす”というのが東京大空襲を立案したルメイの戦略目標。

関東大震災で壊滅した同地域に住んでるのは貧民ばかりだから、将来の日本占領時の負担軽減にもつながるとさえ考えていた...
427名無し三等兵:2005/11/09(水) 02:11:21 ID:???
とりあえずスレを読め。
428名無し三等兵:2005/11/16(水) 13:20:09 ID:???
>>424-426
なんかお前らのレス見てるとこのスレ本当に駄目だなって思う

なんつうか議論なんて無駄だよな、要は勝ったか負けたかってことだし
個々の事例が裁かれたとしても他人が二十年刑務所に行こうが死刑になろうが
ぶっちゃけ国にも個人にもどうでもいい話しだしな
429名無し三等兵:2005/11/21(月) 20:07:14 ID:???
「無防備地域」宣言 国防協力を拒否? 21自治体、条例化へ署名運動
http://www.sankei.co.jp/news/051121/morning/21iti002.htm
430名無し三等兵:2005/11/23(水) 22:09:43 ID:???
「無防備都市」を宣言する事は、避難不可能な都市住民を戦火から守るために有効な手段。

これを実行するためには、全ての防衛機能(文民警察力を除く)を除去する必要がある。
431名無し三等兵:2005/11/23(水) 22:26:55 ID:???
自治体職員が職務放棄して疎開してよいって言うだけだろ<無防備都市宣言
俺が地方公務員なら支持する
バックレたっていいんだからな

が、うちの自治体がやるといったら阻止する
432名無し三等兵:2005/11/23(水) 23:08:04 ID:???
“無防備都市”が住民を守れるであろう事の根拠は、下記のハーグ陸戦規定の一文。

25. 防衛設備のない現住している町、集落、建造物への砲撃または攻撃は禁止される。

自治体職員が疎開云々と言ったレベルの話ではない。
433名無し三等兵:2005/11/23(水) 23:11:00 ID:???
主権をもっている上部組織が宣言しないなら無意味
下部組織が勝手にやる>>431
434名無し三等兵:2005/11/23(水) 23:19:31 ID:???
“無防備都市”は国家の上部組織が宣言しても、地方自治体が宣言しても効果は同じ。

戦火が目前に迫った時点でも、敵軍へ連絡する手段を有していれば実行可能。
現代では各種通信手段が存在しているので、実効性はより高くなっている。
435名無し三等兵:2005/11/23(水) 23:23:11 ID:???
↑民間人を盾にしないという良識を持つ軍人なら、軍の部隊/施設を自ら人口密集地から離すのが通例なので“無防備都市”を宣言できるか否かは、その国の軍隊と住民の関係を端的に顕すとも言える。
436名無し三等兵:2005/11/23(水) 23:26:05 ID:???
宣言したから承認されるっつーもんじゃないだろ
承認されなきゃ無効
437名無し三等兵:2005/11/24(木) 08:47:26 ID:???
>>434
地方自治体には施設や土地を自衛隊に使用されないようにする権限がないから無理
438名無し三等兵:2005/11/24(木) 19:43:10 ID:???
>>436 宣言の後に、交戦国の軍隊にこれを告知しないといけないが、この告知(道路上の標識で明示したり、自治体職員の使者による告知でも可)が行われてさえいれば“無防備都市”への攻撃は戦争犯罪となる。

勿論、交戦国軍隊は一切の防衛手段が撤去されている事を確認するための視察を行う権利があり、ここで偽装が発覚した場合にはまずい事になる。

そのため、良識ある軍人は人口密集地に自軍の施設を設ける事に慎重であり、自軍が劣勢である場合には進んで“無防備都市”の実現に努める。

自衛隊は民間人を巻き添えにしまくった旧軍と違って良識のある軍隊だから“無防備都市”宣言には充分な効力が期待できるし、自衛隊はこの動きを本土防衛戦に際して民間人を保護する際の選択肢として充分研究している。

わかってないのは、一部のバカとアカ新聞の連中だけだw
439名無し三等兵:2005/11/24(木) 22:25:11 ID:???
戦争においてルールが守られる保証は無いわけだが。
紳士的な近隣諸国軍隊の良心を信用するならこういったことも有りだろうな。
勿論、あらゆる戦争犯罪を裁く権利は勝者のみに帰属するというのが歴史によって証明されているが。
440名無し三等兵:2005/11/25(金) 12:37:58 ID:???
独逸はパリの無防備宣言を遵守したが、英国はドレスデンの無防備宣言を無視した。
441名無し三等兵:2005/11/25(金) 12:43:49 ID:d7kEVLiN
そもそも中国や北朝鮮はジュネーブ条約を批准していないから、無防備宣言を守る義務はないのでは。
442名無し三等兵:2005/11/25(金) 12:44:35 ID:???
日本政府公式見解

Q27 地方公共団体がジュネーヴ諸条約の第一追加議定書の「無防備地域」の宣言を行うことは可能ですか。

 ジュネーヴ諸条約の第一追加議定書においては、敵対する紛争当事国による占領のために開放し、特別な
保護を受ける地域として「無防備地域」の規定が置かれていますが、その宣言は、当該地域の防衛に責任を
有する当局、すなわち我が国においては、国において行われるべきものであり、地方公共団体がこの条約の
「無防備地域」の宣言を行うことはできません。
443名無し三等兵:2005/11/25(金) 12:53:11 ID:???
無防備地域宣言運動全国ネットワーク
http://peace.cside.to/
なお、毎日更新 まんが「無防備マンが行く!」は
無防備マンが武装闘争を開始したため休載中です。
444名無し三等兵:2005/11/26(土) 09:29:12 ID:???
>>442 “その宣言は、当該地域の防衛に責任を有する当局、すなわち我が国においては、国において行われるべきものであり”

この表現がウソ臭い&勝手に規定してるなw
ハーグ陸戦規定&ジュネーブ第三条約でも“無防備都市”を宣言する政体は限定されておらず、実効支配を及ぼしている政体ならどこでも構わない。

本土防衛戦においては、攻撃を受けている地点の防衛に責任を負いたくても物理的に不可能という状況におかれる。
また、交戦下において国家が完全な司法権を確立する事は往々にして不可能だ。

また、国家が地域の実効支配権を失いつつある局面において、地域住民を代表する地方自治体が住民の生命を守るために“無防備都市”を宣言する事は自発的生存権を追及する正当な行為である。

当然ながら、良識ある軍隊はこれを尊重するのが世界の通例であり、みだりに住民の生命を危険に晒す行為に対しては慎重である。

日本の場合には、狭隘な国土という制約はあるものの、人口密集地は偏在しており“無防備都市”を宣言する事が自衛隊の軍事活動への制約を与える要素は非常に少ない。
445名無し三等兵:2005/11/26(土) 09:38:44 ID:???
道路、鉄道、港湾建設するときは、そんな宣言をした都市は迂回しろっつーことですな
446名無し三等兵:2005/11/26(土) 10:23:30 ID:???
軍事専用の道路、鉄道、港湾建設をするのであれば、当然迂回せねばならなくなる。

自衛隊にそのような予算はないので、民生経済の需要に基づいて建設されたインフラを借用しているので、当然ながら自衛隊が迂回してゆかねばならない。
447名無し三等兵:2005/11/26(土) 12:57:23 ID:???
>>444もひとつの法解釈に過ぎないな。
慣例としてはどうなのよ?
448名無し三等兵:2005/11/26(土) 13:14:07 ID:???
WW1までは、攻撃に直面した都市の市長が使者を立て、自軍の許可を得てから前線を越えて敵軍の司令部に赴き、“無防備都市”を宣言した旨を通告するのが常だった。

ここで自軍の妨害を受けたり、市内に軍が居座ったりする事はあまり無く、自軍が劣勢である場合には“無防備都市”実現に積極的に協力していた。

WW2になると、敵国の生産力や労働力を直接攻撃する戦略爆撃が行われるようになり未曾有の非戦闘員殺傷が行われた。

WW2後はその反省に立ち、国際間紛争は国連の調停を経るようになり、大規模な侵略戦争は発生し難くなっている。
449名無し三等兵:2005/11/26(土) 19:16:50 ID:???
>>447

当初の案文では宣言の主体は「国家」となっていたが、これに国際赤十字が異を唱えて「紛争当事国の適当な当局」という
表現になったと聞く。ICRCは「当局」の中には国だけでなく、地方自治体も含まれる旨のコンメンタールを発表しているらしいが
私は未見。慣例になっていると言えるかどうかは、そのような実例が積み重ねられているかどうかという事にかかってくると
思うが、誰かそのような実例を挙げられる方、補足キボンヌ。
450名無し三等兵:2005/11/26(土) 22:10:48 ID:???
>>449
その国際赤十字のコメンタールはネットにあります。
以下、宣言の主体に関する部分(英語)

' Who must send the declaration? '

2283 In principle the declaration must be sent by the authority
capable of ensuring compliance with the terms of the
declaration. In general this will be the government itself, but it
may happen that in difficult circumstances the declaration could
come from a local military commander, or even from a local [p.704]
civil authority such as a mayor, burgomaster or prefect. Of course,
if the declaration comes from a local civil authority, it must be made
in full agreement with the military authorities who alone have the
means of ensuring that the terms of the declaration are complied with.
451名無し三等兵:2005/11/26(土) 23:13:30 ID:???
政府の解釈のほうが少なくともコメンタリーにそってるな。
452名無し三等兵:2005/11/26(土) 23:31:00 ID:???
中国・北朝鮮とも、今回「無防備地区運動」で問題になっている1977年のジュネーヴ条約の第1追加議定書に
加入してる(「無防備地区」について定めがあるのは、77年の第1追加議定書59条)
*加入(A):条約発効時に署名・批准を行わなかった国が、条約に拘束される(締約国になる)ために行う同意を加入という。

中国
1983年 9月14日

北朝鮮
1988年 3月9日

http://www.jrc.or.jp/about/humanity/join.html


日本は意外と遅くて2004年8月31日加入
453名無し三等兵:2005/11/27(日) 00:51:41 ID:???
“local civil authority, it must be made in full agreement with the military authorities who alone have the means of ensuring that the terms of the declaration are complied with”

政府見解には何故かこの部分への言及が無い。
地元の地方自治体と自衛隊の間で合意が出来れば「無防備地区」の設定が可能である。
454名無し三等兵:2005/11/27(日) 01:06:19 ID:???
なんで頭の中が帝国憲法なんだ?
自衛隊が独立して自治体とそんな合意出来るわけないだろ。
日本国憲法上、militaly authorityは内閣、政府しかありえない。
結局政府の見解がこのコメンタリーに合致する。
455名無し三等兵:2005/11/27(日) 07:58:13 ID:???
>>454 だから“with the military authorities who alone have the means of ensuring that the terms of the declaration are complied with”って部分まで貼ったんじゃないかw

現地を実効支配する軍(正規軍以外のゲリラや民兵であっても宜しい)が承認を与えれば、地方政体(都道府県市区町村)が特定地域を“無防備地区”として宣言出来るというありがたい内容だ。

1977年のジュネーヴ条約の第1追加議定書は“内戦”だった越南戦争で起きたような惨禍を防止しようとしている。
他にも、あいまいだった投降民兵や、軍装していない兵士にも明確な捕虜としての資格を与えたりと、全般的にゲリラ勢力に有利な内容となっているので“制圧”する側の米国が反対していて日本もそれに同調していた。
456名無し三等兵:2005/11/27(日) 09:22:19 ID:???
日本政府見解と言っても現在の官邸が勝手に言ってるだけみたいね。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/anpo/houan/buryoku/027.html
司法は明快な判断を下していないようだし、立法はジュネーヴ条約の第1追加議定書を追加批准してしまっている。
官邸の解釈だけが時代遅れという事じゃないかぇ?
457名無し三等兵:2005/11/27(日) 09:31:34 ID:???
>>456
三権分立はどこに行った。
458名無し三等兵:2005/11/27(日) 10:09:51 ID:???
三権分立で官邸が独自判断を下すのはいっこうに構わんと思っているなら、それこそ三権分立の否定だ。
立法/行政/司法は各々互いにチェックし合わなければ、単なる無責任体制になってしまう。
459名無し三等兵:2005/11/27(日) 10:40:04 ID:???
司法が判断するにしても、誰かが訴えなければならないわけで
460名無し三等兵:2005/11/27(日) 12:46:55 ID:???
>455
ってことは、やっぱり今は宣言出来ないんでしょ。
いずれにしても、自衛隊は独立する軍じゃなくて、上は文民の政府だから
自衛隊が独立して何かできるということはありえないんじゃないの?
461名無し三等兵:2005/11/27(日) 15:09:40 ID:???
勿論、自衛隊の合意を受けないといけないが、宣言自体は交戦状態になくても可能だよ。

実際に交戦時となったら、宣言の存在を自衛隊は遵守せざるを得なくなる。
462名無し三等兵:2005/11/27(日) 17:47:23 ID:???
463名無し三等兵:2005/11/27(日) 18:08:34 ID:???
↑ひどいですね、こんな綺麗な子をひどい目にあわせるなんて...
464名無し三等兵:2005/11/27(日) 22:39:49 ID:???
>461
>勿論、自衛隊の合意を受けないといけないが、宣言自体は交戦状態になくても可能だよ。

どうしたらそのように解釈できるのか僕にはわかりません。
"who alone have the means〜"とあるところからすると、実際に自衛隊がここでいう
militaly autohorityになるには、戦時であることが必要なんではないの?
あと、戦時でもなく、日本が破綻国家化もしてない段階で、
自衛隊が独立して自治体に許可を出せると考えられるのはなぜ?

そんなのありえないでしょ。だから日本ではその官邸HPの解釈が正しいとおもうけど。

大体、戦時にもなってないのにそんな宣言を自治体が行っても、
どこの敵対交戦者がそんなのをまともに信じるのかと。
465名無し三等兵:2005/11/27(日) 22:48:15 ID:???
↑“戦時にもなってないのにそんな宣言”

現代戦ではミサイルによる先制攻撃や宣戦布告なしのゲリコマ潜入がメインになるので、先回りして宣言しておけば攻撃する側に無差別攻撃を抑制させられるという利点がある。
466名無し三等兵:2005/11/27(日) 23:13:16 ID:???
>>465
いや、無差別攻撃ははじめから禁止されてるわけで…
467名無し三等兵:2005/11/27(日) 23:47:25 ID:???
>>449です。
>>464
横レススマンが、手元の有斐閣『国際条約集』2005年版から引用してみる(本当は条約正文があればいいんだろうが、
持ってないし、だいいち外国語は苦手なので)。まああなたも持ってるとは思うのだけど、一応書いておくと、
「第59条 2 紛争当事者の適当な当局は、軍隊が接触している地帯の付近又はその中にある居住地区で
敵対する紛争当事者による占領に対して開放されるものを無防備地区として宣言することができる(以下略」
だから、素直に読めば平時に宣言できるかどうかは???ということになるのか。

ただ、第一追加議定書は解放組織の不正規兵にも交戦者資格を認めるなど、国家の正規軍で無い集団にも
人道的保護を与えることを目的の一つにしているわけで、その中の条項が紛争当事者として国家のみを認める、
というのも若干疑問に感じるのだがどうだろう。例えば平時において「万一戦争になったら、○○市は無防備都市を
宣言する」という程度であれば止められないと思うが?まあいずれにしても国際法は専門じゃないので、この理解は
間違ってるかもしれんが。
468名無し三等兵:2005/11/28(月) 00:19:45 ID:???
(1)「非防守地区」の地位というのは、まず防守されていないこ
と、すなわち第一追加議定書59条2項の条件が存在していること
が前提で、宣言の通知やそれに対する相手方の同意はその条件が
満たされていることを確認する行為に過ぎない。
逆に言えば、59条2項の条件が順守されなければ、非防守地区宣言
など無意味どころか、下手すれば背信行為に当たる。

(2)ところで、59条2項の条件順守を保障しうるのは、軍隊(もしく
はその他の武装勢力)を指揮する権限を有するものしかあり得ない。
まぁ、日本の場合自衛隊の指揮権は「内閣を代表して」総理大臣が行
使するわけだから、指揮系統が崩壊しないかぎり、どの地区を非防守
として宣言するかは最終的には政府の同意が必要になる。
まぁ、したがって上記首相官邸の解釈は多少乱暴だが、別に間違って
いるわけではない。
469名無し三等兵:2005/11/28(月) 01:08:43 ID:???
そりゃ、宣言するのは自由だろうけど、武力紛争法上何らかの意味を持つかといわれると
なにもないんじゃない?
運動としては意味あるのかもしれないけど。追加議定書の解釈としてはそんなものが
有効かと言われると、無理だろ。

で、この59条はコメンタリーを読む限りでは、ハーグ規則以来の慣習法を
成文化したものなんだって。
自治体が勝手に白旗を上げるのを許すような規定が、国家間の法である
国際法によって許容されるとは、どう考えてもありえない。
敵軍が迫ってきたときならいいけど、平時にでしょ?

先制攻撃の抑止にはならないんじゃないの?
「敵対する紛争当事者」にとって、無防備地区は、占領に抵抗しないと言う意味を持つんだから。
特にミサイルが飛んでくるどうこうというのは、関係ないじゃん。
戦略的に無意味にはなるかもしれないけど。でも、まずそこを拠点にして日本侵略を開始しようということも
できることになるんじゃないの?
自分たちはいいかもしれないけど、隣町が次に攻撃されちゃうのでは?
そしたら、そんな読み方のできる条文が国際法の規定にあるとは到底考えられない。

あと、解放闘争については、そうなりうるものが日本には想定しがたいからここでは全然関係ない。
470名無し三等兵:2005/11/29(火) 05:17:00 ID:???
>>469 “自治体が勝手に白旗を上げるのを許すような規定が、国家間の法である国際法によって許容されるとは、どう考えてもありえない”

それは民主主義や地方分権といった考えのなかったハーグ陸戦規定の頃までの考え方であって、越南戦争の頃から住民=国家という絶対軸が揺らぎ始めたから、実際の戦闘で一般住民に多大の被害が出るようになった。
77年のジュネーブ追加議定書はこうした地域住民の保護に国際法がアプローチしようと考えたものだから“戦時国際法=国家間の戦闘を規定したもの”という定義の範疇には既に収まらない。

このため日本の参加は大幅に遅れた訳だが...
なにしろ、対人地雷禁止条約のように戦争=国家間闘争だった時代には考えられなかったような国際法が出現する時代だからねw
471名無し三等兵:2005/12/05(月) 14:19:50 ID:???
おめえらいろいろ言ってるけどね
中国と北がルール守る国だとでも思ってんのw
472名無し三等兵:2005/12/05(月) 20:13:25 ID:???
>>471
少なくとも我が国はルールを守る国です。
473名無し三等兵:2005/12/06(火) 22:31:52 ID:???
“おめえらいろいろ言ってるけど”

このスレは戦時国際法について、あれこれ言うスレですのでw
474名無し三等兵:2005/12/12(月) 23:06:45 ID:???
空襲については前にちらっと出ましたが、原爆についてはどうですか?
あれはハーグ規定違反になりますか?
475名無し三等兵:2005/12/12(月) 23:18:49 ID:???
広島/長崎ともに無防備都市ではなかったので、残念ながら国際法違反にはならない。
476名無し三等兵:2005/12/13(火) 23:51:14 ID:???
>>474-475
藤田久一が言うような、核兵器の「使用の合法性について見解は統一されていない」ぐらいの言い方のほうが
適切じゃないか?
477名無し三等兵:2005/12/14(水) 00:33:05 ID:???
不必要な苦痛を与える兵器云々のあたりはどうなるの?
478名無し三等兵:2005/12/14(水) 07:10:10 ID:???
法律というのは、事象が起きた後でないと制定されない。

世界で最初に使用された核兵器について、当時の国際法で裁くことはできないんだな。
何故って、当時の国際法には核兵器に関する規定なんて全く無いから。

あれだ。第一次世界大戦の時に戦車も禁止しちゃえば良かったんだよ。
479名無し三等兵:2005/12/14(水) 07:32:08 ID:???
罪刑法定主義とか刑罰不遡及とかってのは近代刑法(国内法)では常識だが
国際法に自動的に援用されるもんじゃないし、適用すべきか否かさえ
意見の分かれるところだろ。
480名無し三等兵:2005/12/14(水) 07:39:00 ID:???
>>479
国際法で刑法が遡及した例を3つ以上挙げよ。
481名無し三等兵:2005/12/14(水) 07:54:54 ID:???
判例が無い≠国際慣習法として広く支持されている
482名無し三等兵:2005/12/14(水) 11:56:57 ID:???
>>480
2次大戦後の軍事裁判くらいじゃね?
483げ ◆bSByH9NZAY :2005/12/20(火) 23:11:34 ID:???
>>474
無防備とかの論理は少し疑問だからどうかと思うけど
1907ハーグ条約マルテンス条項、サンクトペテルブルグ宣言及び空戦条規の成立過程をみてもこれは国際慣習法だといえ
人体に不必要な苦痛を与える兵器は国際慣習法、禁止されていたと言える というのが国内法判例(原爆訴訟)
これはそこそこ支持されている論理

使用についてはICJの勧告的意見で国家の存亡に関わる自衛以外は核兵器による行使、威嚇は認められていないとしている。
けども使用の合法性について見解は統一されていないと言うのが正しいだろうな。
>>479
条約法条約によると特段の遡及規定を明確に記載している時のみ遡及効は認められる
484名無し三等兵
国際慣習法上 だな