戦時国際法研究

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1名無し三等兵
このスレッドは、
平時に違法とされる行為を合法とする戦争におけるルールである戦時国際法について研究するスレッドです。
きちんと勉強して、もしものときに捕虜扱いされなかったり、国際刑事裁判所行きになったりしないようにしましょう。
また、国内外を問わず、対外戦争に関する憲法規定や国内法も議論の対象となります。
正戦論以来の国際法理論の発展などの歴史的分野ももちろん対象です。
現代の国際法に限らず、これからの国際法の展望などについても語りましょう。

参考URL
外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/
国際法学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsil/
世界法学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jawl/
国際法協会日本支部 http://wwwsoc.nii.ac.jp/ila/index.htm
「日本の国際法判例」研究会 http://www.asahi-net.or.jp/~dh6n-tnk/
NDL-OPAC(論文検索) http://opac.ndl.go.jp/index.html
google http://www.google.co.jp/
2某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/07/18 18:06 ID:???
2
3名無し三等兵:04/07/18 18:06 ID:3AbxilW3
とりあえずジューネーブ第三条約は知っておいたほうが良い?
4某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/07/18 18:08 ID:???
2get…!軍板でやっと2get!(ノД`)ウワァァァァァン!

>1
乙です
5名無し三等兵:04/07/18 18:13 ID:3AbxilW3
追加
防衛関係条約等
http://www.jda.go.jp/j/library/treaty/
6某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/07/18 18:16 ID:???
条約の条文は外務省に上がってたはずなのですが、どうも辿れません。

>1
こんなのもあるんですね。
ジュネーブ条約追加議定書 http://dic.yahoo.co.jp/tribute/2004/04/21/1.html
7名無し三等兵:04/07/18 18:25 ID:???
支援のため関連サイト追加

ジュネーブ条約(1949年)
tp://www.jda.go.jp/j/library/treaty/geneva/index.html

その他防衛関係条約
tp://www.jda.go.jp/j/library/treaty/index.html

1949年ジュネーブ条約追加議定書
第一 tp://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/treaty159_11.html
第二 tp://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/treaty159_12.html

国際刑事司法裁判所(ICC)
tp://www.icc-cpi.int/home.html

日本赤十字
tp://www.jrc.or.jp/index.html
tp://www.jrc.or.jp/about/humanity/index.html(国際人道法のコーナー)
tp://www.jrc.or.jp/link/world.html(世界の赤十字関連リンク集)
81:04/07/18 18:28 ID:???
>6-7
感謝です。
このスレのテーマは不人気なのかな(´・ω・`)
この板にとって極めて重要なテーマだと思うのに。
9名無し三等兵:04/07/18 18:42 ID:???
>>8
まずネタをふらないと…

夏だし下手なネタふりすりゃエライことになりそう
な気もするが…
10名無し三等兵:04/07/18 18:43 ID:???
11名無し三等兵:04/07/18 18:59 ID:68431BWD
とりあえず戦時中にこれだけはやっちゃいけないということを挙げていこう。

まず、文民に危害を加えるな。
捕虜を虐待するな。

文民とか捕虜とか虐待とかの定義をキボン
12某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/07/18 19:04 ID:???
>>8
ν速じゃあるまいし、1時間でこれだけレスがつけば上等かと思われ
13名無し三等兵:04/07/18 19:14 ID:???
戦争中に国際法を守ってくれるかどうかは
相手次第だよな。
14名無し三等兵:04/07/18 19:23 ID:???
>>13 守ってくれる相手なら初めから戦争等起こらない_| ̄|○
15名無し三等兵:04/07/18 19:36 ID:???
軍人が民間人と同じような格好をして攻撃してとらえられた場合,
捕虜扱いしてもらえるんでしょうか? 教えてエロい人.
16名無し三等兵:04/07/18 19:41 ID:???
契約上ノ債務回収ノ為ニスル兵力使用ノ制限ニ関スル条約
戦争ノ抛棄ニ関スル条約
侵略の定義に関する条約
侵略の定義に関する決議第29回国連総会決議第3314号
開戦ニ関スル条約
毒ガスの禁止に関するヘーグ宣言
毒ガス等の禁止に関する議定書
第三条約
第四条約
武力紛争の際の文化財の保護のための条約
第一議定書
第二議定書
セント・ピータースブルグ宣言
ダムダム弾の禁止に関するヘーグ宣言
陸戦ノ法規慣例ニ関スル条約
第一条約
パリ宣言
ロンドン宣言
商船ヲ軍艦ニ変更スルコトニ関スル条約
戦時海軍力ヲ以テスル砲撃ニ関スル条約
自動触発海底水雷ノ敷設ニ関スル条約
海戦ニ於ケル捕獲権行使ノ制限ニ関スル条約
潜水艦の戦闘行為に関する議定書
潜水艦及毒瓦斯ニ関スル五国条約
第二条約
空戦に関する規則
カイロ宣言
17名無し三等兵:04/07/18 19:50 ID:???
南北戦争の時の、戦時法の嚆矢ってなんて言ったっけ?
18名無し三等兵:04/07/18 19:52 ID:???
誤爆が免責される根拠って戦時海軍力を以ってする砲撃に
関する条約でいいよな。

>>11
千九百四十九年八月二日のジュネーブ諸条約に追加される
国際的武力戦争の犠牲者の保護に関する議定書 によると
戦闘員の定義は

第四十三条(軍隊)
1 紛争当事国の軍隊は、部下の行動について当該紛争国に対して責任を追う
司令部の下にある組織され、武装したすべての兵力、集団及び部隊から成る
(当該紛争当事国を代表する政府または当局が敵対する紛争当事国に承認
されているかどうかは問わない。)。軍隊は内部規律制度(特に武力紛争の際に
適用される国際法の諸規則の遵守を強制する内部規律制度)に従うものとする。
2 紛争当事国の軍隊の構成員(第三条第三十三条に定める衛生要員及び宗教
要員を除く。)は、戦闘員であり、敵性行為に直接参加する権利を有する。
3 紛争当事国は、順軍事的なまたは武装した法執行機関を自国の軍隊に編入
したときは、他の紛争当事国にその旨を通告する。
第四十四条(戦闘員及び捕虜)
1 前条に定める戦闘員で敵対する紛争当事国の権力内に陥った者は、捕虜とする。

文民の定義についてはこれの第50条に載ってると思います。
自分の本には削られてるとこあるんで不明瞭です。


19名無し三等兵:04/07/18 20:04 ID:???
>>17
自己レス、リーバー法典だった。
20名無し三等兵:04/07/18 20:04 ID:???
>>18
発効されて無いけど空戦に関する規則にも誤爆を容認(免責)する
条文があるね。(第4章敵対行為、24条、4
21名無し三等兵:04/07/18 20:23 ID:Ji8YEL1p
>>15
たぶんされない。
条文が思い出せないけど、文民との区別を怠った戦闘員は違法な戦闘員として処遇されて、
第一追加議定書75条に定められた権利しか保護されない。
と思う。
2221:04/07/18 20:25 ID:???
ついでに言うと捕虜になれる条件はジュネーブ第三条約4条ね。
23名無し三等兵:04/07/18 23:02 ID:1i0QKJLj
上官に命令されて部下が戦争犯罪を犯しても部下は罪に問われます。
上官命令抗弁の否認といわれる法理で、
通常、部下は上官の命令の可否を検討する義務はありませんが、
誰の目にも明らかにかに国際法違反である命令を受けたときにはこの信頼関係は失われ、
命令を受けた部下はその命令を拒否しなければなりません。
これは南北戦争のウィルツ事件や、第一次大戦後のランドベリー・カッスル号事件
で示されたもので、ニュルンベルク、東京の両裁判でも適用され、現在でも戦争犯罪審理の基本的考えです。
このあたりは藤田久一著『戦争犯罪とは何か』(岩波新書)の5章に詳しいのでご参照ください。

この法理を適用すれば、この間のイラク人捕虜虐待事件で起訴されている兵士は全員有罪です。
ただし、軍組織の命令系統の絶対性を考慮して情状を酌量される可能性は多分にあります。

同じ本にある上官責任も重要な法理です。山下大将の処刑理由はこれです。
興味があったら調べてまとめた上でここに貼ってみてください。
24名無し三等兵:04/07/18 23:04 ID:???
>貼ってみてください。
自分で調べて貼れ。

明確な答えはまだ無いと思ったが?
25名無し三等兵:04/07/18 23:09 ID:???
>>23
ttp://homepage1.nifty.com/SENSHI/data/syobatu.htm

こんなのもあるけどね。
26名無し三等兵:04/07/18 23:34 ID:???
>ただし、軍組織の命令系統の絶対性を考慮して情状を酌量される可能性は多分にあります。
これは戦勝国にしか適用されない事だよな。
自分の国の兵士を裁くのと、敵国の兵士を裁くのとでは
明らかに重さが違う。
27名無し三等兵:04/07/18 23:35 ID:???
>>24
>自分で調べて貼れ。
めんどくさいです。
それに1人でやったらただの独り善がりでスレに話題が提供できないじゃないですか。
ですから誰かにやってもらいたいのです。

>明確な答えはまだ無いと思ったが?
確かに議論はあるようですね。でも実際の裁判ではこの法理は適用されていますし、
私は通説と言っても差し支えないと思います。
まあ、私の先生が上官命令抗弁拒否の支持者ですから、私の考えはその影響を受けているのかもしれませんが。
それに国際法専攻じゃなく専門の1つの自由科目としてやっただけですから、そんなに知識も深くありませんし。

>>25
上記の藤田久一著『戦争犯罪とは何か』P174にも述べられていましたが、
旧日本軍では上官命令への絶対服従が最大の信条でしたからね。
部下の保護のためにこのような布告が出されるのは不思議ではないと思いますね。
この法理は違法命令に服従命令はないとする欧米で発達したものですし。
自衛隊にこのようなものを定めたものがあるかは存じ上げませんが、
現代日本では上官命令抗弁は認められないと思います。
28名無し三等兵:04/07/18 23:41 ID:???
>>26
確かに。ウィルツ事件の南軍大尉ウィルツは死刑になってますし、
ソンミ事件でも米軍中尉カリーは文民100名殺して、米軍軍事法廷で懲役20年の有罪判決のあとで恩赦されてますし。
29名無し三等兵:04/07/18 23:44 ID:???
>>27
保護されるのは、敵国の捕虜だと思うよ。

で、この手のは、慣習法だと思うんだが、大国であったところの日本がこういう態度で
望むとすると、果たして、どうなるんだろうか?
30名無し三等兵:04/07/19 00:10 ID:???
>>29
>保護されるのは、敵国の捕虜だと思うよ。
てっきり旧軍の内部軍規かと思いましたよ。
まあ、捕虜でも日本の考え方では上官命令に不服従なんて想定外だったでしょうから、
不思議ではない規定ですね。

捕虜を裁く国の方針に従うだけではないでしょうか。
日本で裁かれれば、上官命令抗弁は認められ、連合国に裁かれれば認められないということで。
まあ、このあたりは所詮門外漢の考えですが。
31名無し三等兵:04/07/19 03:07 ID:vel/N/2I
上官責任って止める権限がるのに部下の戦争犯罪を積極的に止めなかった行為を罪とするということだよね?
32名無し三等兵:04/07/19 18:31 ID:RqLYt9F1
ジュネーブ条約って内戦にも適用される?
33名無し三等兵:04/07/19 20:48 ID:???
>32
うん
34名無し三等兵:04/07/20 15:05 ID:???
でも捕虜の資格満たしてないと適用されないけど。
35名無し三等兵:04/07/20 15:19 ID:ZEm1/ff/
ゲリラするときは遠くからでも識別できる固着の特殊標章をつけとけよ。
あと武器も公然と携帯しろよ。

ちゃんとしておかないと((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
36名無し三等兵:04/07/20 17:29 ID:???
戦時国際法を読めば、確かハーグ陸戦条約だったと思ったが、そこにはROE(交戦規約・武器使用基準)の尊重が定められている。
しかし現在までのところ、日本の自衛隊のROEは正当防衛もしくは緊急避難の場合以外には認められていない。
これはけっこうやっかいだと思うよ。
しっかりしたROEを作りそれを相手国にもわかるように公示しておかないと、敵兵を撃ち殺した兵士が戦争犯罪者として逮捕される可能性だってあるわけだ。
この辺の見直しは急務として必要だろう
37名無し三等兵:04/07/21 14:27 ID:???
ちょっとスレ違いなんだが、日本国憲法9条はどう解釈するべきなのだろうか?
A:一項で侵略戦争を否定し、二項で自衛戦争を含むあらゆる戦争を否定。あらゆる戦力の不保持。
B:一項で侵略戦争を否定し、二項は侵略戦争防止のための規定。自衛のための実力は保持可能。

学説ではAが多数説。
二項に「前項の目的を達するため、」を加えた芦田修正はBを意図している。
また、政府はBの変則の正当防衛を主張して、戦力と自衛のための必要最小限の実力は違うと主張している。
38名無し三等兵:04/07/21 14:55 ID:???
>>37
憲法第九条は自衛権を否定している。
自衛権とは自然権であるので憲法九条は自然権違反であり
よって違憲である。
と言う意見がある。
他にも憲法第九条は憲法第11条と13条に相反しているのではないか
と言う意見もある。
39名無し三等兵:04/07/21 16:04 ID:???
>>37
通常、憲法ってのはその性質上、かなり抽象的に曖昧に書かれるものだ。
何せ全ての法律の規範だから、あまり細かく記すことは出来ない
しかし憲法九条の場合は、一切の戦力の保持を否定すると、かなり明確に記されている。
憲法をそのまま読むとAしかありえないな。

加えて憲法の英語の原文といまの公布された原文は、かなり食い違いがある。
もともとアメリカ軍の中堅幹部程度の人間が数日で書きとめたものだから、文章も高校生レベルの英文に過ぎない
それなのにこんな矛盾が出来るのは、当時の日本側の精一杯の抵抗だったのだろうよ。
受け入れにくいと思った部分を、意図的に拡大解釈できるように翻訳したのだよ。
しかしそのせいでけっこう矛盾点もあるようだ。

こんな憲法を永遠に伝える聖典のように思う左翼連中の考えは、正直言って理解できないな。
外国の憲法をいろいろと読んでみると不備も少なからずあるとのことだし
40名無し三等兵:04/07/21 17:14 ID:HwcKzeRB
>>38
>自衛権とは自然権であるので憲法九条は自然権違反であり
>よって違憲である

それは「違憲」ではなく,「憲法がそもそも法として無効である」という意味ですね.
4138:04/07/21 17:24 ID:???
>>40
それは憲法第九条が法として無効であるという意味だと思う。
42名無し三等兵:04/07/21 17:35 ID:???
>>41
国際法ではそれぞれの国に集団的自衛権が認められている
それを違法とした法律を押し付けたことはアメリカの国際法違反なのだけどね
43名無し三等兵:04/07/21 19:02 ID:???
以前から思ってたことなのだが.

 現存の交戦規定を守る限り,アメリカには絶対勝てないよね.
交戦規定(というかルールの定められた戦争)というのは,
その背後に軍事的に拮抗している複数の勢力/国の存在を,
暗黙の内に想定していると思うのだよ.
 交戦規定が最初に定められたのは1899年のハーグ条約だと思うが,
それ以降冷戦終了まで,その想定は正しかった.しかし,冷戦終了後
アメリカが唯一の軍事大国になってしまい,その想定は崩れてしまっている.
 アメリカは交戦規定を守る/守らせる限り,自分たちが必ず戦争に
勝つことができる(場合によっては外交上の無理難題を他国に押しつけること
さえできる)ので,「テロはいけない,交戦規定を守れ」と主張する.
しかし他の国,特にアメリカと国益が対立している国からすれば,
交戦規定を守って(=テロ行為は行わない)いたらアメリカには対抗
できないではないか,という話になる.
 もし,外交上の問題を解決するためには戦争が必要不可欠なシステムであると
いうのならば,そろそろ交戦規定(=戦争のルール)を一から作りなおすべきでは
ないだろうか.
44名無し三等兵:04/07/21 19:10 ID:???
>>43
ROEは相互の尊重が義務付けられているだけで、それを定める権限は当然のことながらその軍が所属する国にある。
そのことを忘れてないですか?

ROEというのは軍隊同士が安易な衝突が起きたり暴走しないように決められたものであって、別に国際的に統一sれたルールではない
45名無し三等兵:04/07/21 19:10 ID:???
そもそも戦時国際法違反が問題になるのは敗戦国が主なのでそのような想定自体理解できない
4643:04/07/21 19:24 ID:???
>>44
言いたいことはわかるが,それは結果としてテロ行為を正当化すること
につながるだけだと思う.

>>45
戦勝国でも本来問題になるはずのものであると思うが.

47名無し三等兵:04/07/21 19:25 ID:???
何はともわれ、自衛官の特権として文民虐殺しようと哀れな捕虜該当者を
虐待しようが殺そうが合法ってことだ。
日本はジュネーブ条約該当国ではないので…
(未だ国会承認されていない。国際公法は元首による批准調印によって
初めて効力を発揮する)
48名無し三等兵:04/07/21 19:26 ID:???
>>47
某知事さんと同種のデムパを飛ばすのはやめてくれません?
4943:04/07/21 19:30 ID:???
せっかくROEというたたき台があるのだから,うまいことこれを
改変していって,戦争を高度にルール化された一種のスポーツのように
変化させていけないものか,と考えているのだが.
ま,アメリカはいやがるだろうがね.
50名無し三等兵:04/07/21 19:40 ID:???
>戦勝国でも本来問題になるはずのものであると思うが.
ならないよ。ダナン虐殺が国際法廷でさばかれた、なんて話はない。一方ほぼ同時期発生したソンミの虐殺では
部隊指揮官は(一応)処罰を受けた。のち特赦されたが。
51名無し三等兵:04/07/21 19:42 ID:???
>>47
国際法規は通常どちらかの国が対象条約を批准しているならば、相手国にも適用される。
つまり日本がジュネーブ条約を批准していなくても交戦国が批准していればその制約から逃れられない。
52名無し三等兵:04/07/21 19:46 ID:???
>>51
逆だと思うが。
5343:04/07/21 19:56 ID:???
>>50
ホントに問題にならないなら,米軍もイラクでこんなに苦労しないと思うが.
民間人ごとゲリラとその予備軍を焼き払っちゃえばいいんだからね.
5443:04/07/21 20:07 ID:???
>>50
ダナン虐殺って韓国軍がやったヤツのことか?
55名無し三等兵:04/07/21 20:14 ID:???
>>52
ジュネーブにも総加入条項ってあったけ?
56名無し三等兵:04/07/21 20:19 ID:???
>>55
2条の第3項を読むよろし。
57名無し三等兵:04/07/21 20:25 ID:???
>>56
無かったよ。
58名無し三等兵:04/07/21 20:27 ID:???
>56
>3.紛争当事国の一がこの条約の締約国でない場合にも、締約国たる諸国は、その相互の関係においては、
>この条約によって拘束されるものとする。更に、それらの諸国は、締約国でない紛争当事国がこの条約の規
>定を受諾し、且つ、適用するときは、その国との関係においても、この条約によって拘束されるものとす
>る。

ようするに締約国でなければ守らなくてもいいということか.
59名無し三等兵:04/07/21 20:28 ID:???
>>57
第一条約の第2条3項
60名無し三等兵:04/07/21 20:29 ID:???
>>57
紛争当事国の一がこの条約の締約国でない場合にも、締約国たる諸国は、
その相互の関係においては、この条約によって拘束されるものとする。
更に、それらの諸国は、締約国でない紛争当事国がこの条約の規定を受諾し、
且つ、適用するときは、その国との関係においても、この条約によって拘束されるものとする。

これよ?
つまり、批准国同士は拘束されるが、そうでない国家とは、その国家が批准した時から拘束される。
6157:04/07/21 20:31 ID:???
ごめん
(総加入条項は)無かったよ。
言葉が足りなくて申し訳ない。
6260:04/07/21 20:31 ID:???
おぅ…

条約を批准してしまった。
6357:04/07/21 20:32 ID:???
でも良く見たらそうでもないんだね。前言撤回。
6443:04/07/21 20:37 ID:???
私の考えを逆に言うと,アメリカとROEを遵守する他国が戦闘を行う状況は
もはや存在しないのではないか,ということになります.また,アメリカに対する
テロ行為は,外交上の問題を解決する手段として正当な(保護される?)行為である
とみなすべきなのでは,ということです.


6538:04/07/21 20:40 ID:???
>>64
何でもありでもアメリカが勝ちそうだ。
66名無し三等兵:04/07/21 20:45 ID:???
>>64
ROEの使い方が変。
テロは問題解決にはならない、むしろ、政治的状況が不利になる。

むしろ、ガンジーのやった無抵抗方式の方が効果があるだろう。
一方的にアメリカに攻撃、虐殺される。
6743:04/07/21 20:55 ID:???
>>66
ROE→ジュネーブ条約等の戦時国際法
確かに変だ,スマソ.
6843:04/07/21 21:03 ID:???
>>66
>テロは問題解決にはならない、むしろ、政治的状況が不利になる。

そういう考え方もあるが(そしておそらく真実だが)
テロをやるヤツはいくらでもいる.
もし俺がパレスチナの住民だったら,テロに手を染める気がする.
他に抵抗手段なかったらやむを得ないと思うし.

>むしろ、ガンジーのやった無抵抗方式の方が効果があるだろう。
>一方的にアメリカに攻撃、虐殺される。

そんな状況はありえない.何もしないのに虐殺するわけない.
無抵抗主義なら,そもそも戦争になる前に外交上の問題は解決するハズ.
全面譲歩という形で.

69名無し三等兵:04/07/21 21:12 ID:???
無抵抗=不服従
70名無し三等兵:04/07/21 21:14 ID:???
>>68
無抵抗の前に不服従ってのが付く。

別に罠に掛けるのでも良いだろうし。
全く武装なりをしないで、検問、基地等で、挑発的な動きをして発砲を誘う
(女子供ならさらに効果的だろう)

結局は、メディアにどう載るかって所まで考えてやらなきゃダメだな。
7143:04/07/21 21:28 ID:???
>>69,70
 外交問題で未解決なものがある場合,無理に解決しないで放置しておくという手
もある.この場合不服従はそこそこ有効に機能する.
 ただし,世の中には放置しておけば放置するほど当事者の一方が得をする場合がある.
領土問題がその好例.このような場合は,不服従では何も解決せず,全面譲歩と同じ
ことになる.

>別に罠に掛けるのでも良いだろうし。
>全く武装なりをしないで、検問、基地等で、挑発的な動きをして発砲を誘う
>(女子供ならさらに効果的だろう)

>結局は、メディアにどう載るかって所まで考えてやらなきゃダメだな。

 戦略としては立派だが,そんなの実際に可能なのか? 誰がやるんだ?
 また,米軍がイラクで民間人に誤射したり誤爆したりするのは,武装勢力に
よる攻撃普段からを受けているからであって,武力抵抗の気配がない状況で
そんな簡単に挑発に乗るとも思えない.
72名無し三等兵:04/07/21 21:32 ID:???
>>71
まぁ、ガンジーが何をやったかを調べてみては如何?
7343:04/07/21 21:41 ID:???
>>72
何をやって何を言っているかはある程度は知っているが.
たとえば領土を一方的に占領された場合(フォークランドとか
チベットとかパレチスナの隔離壁とか),不服従無抵抗でどうするんだ.
戦争の原因に領土問題が絡む例は多いぞ.
74名無し三等兵:04/07/21 21:47 ID:???
>>73
パレスチナの壁なんて、かっこうの状況だと思うが。

不服従:イスラエルの押しつけた壁には強制されない(はしご掛けて越える、ハンマーで壊す)
無抵抗:結果、殺される、投獄される(その模様をメディアで世界に配信する準備をしておく)

これを、大規模に行う。かつ、テロをいっさい止める。

さて、どうなる?
7543:04/07/21 21:54 ID:???
>>74
どうなるか俺も興味があるが,その設定には重大なミスがある.
あの壁はテロを防ぐためにあるのだが.テロがなくなれば壁を
乗り越える人がいても放置すればいい.殺したり投獄する必要はない.
76名無し三等兵:04/07/21 21:55 ID:???
>>75
そりゃ良いじゃないか。

テロを止めれば、壁が無くなる。
7743:04/07/21 22:05 ID:???
>>76
確かに壁はなくなるな(w
73における書き方が悪かった.
パレチスナの隔離壁→テロの原因となった諸問題
だ.
ちなみにイスラエルの入植者による不法占拠?等は
広く世界に知られていたと思うが,ちっともなくならなかったぞ.
もっともパレスチナの人々が徹底した不服従無抵抗をしたわけでは
なかったが.
78名無し三等兵:04/07/21 22:14 ID:???
>>77
まぁ、いい加減スレ違いなんで、この辺で止めるけど、戦いってのは、2つのアプローチがあると思うのね。

1つは、自分のやりたい事をやる。
1つは、相手のいやがる事をやる。

テロは前者、無抵抗は後者。で、後者の方が有効だろうと思うわけさね。
7943:04/07/21 22:22 ID:???
>>78
なるほど.
場合によっては後者の方が有効ではないか,いうことについては,
まあ,同意.確かにスレ違いなのでsage
80名無し三等兵:04/07/21 23:01 ID:???
ジュネーブ条約でぐーぐるイメージ検索したんだよ.
そしたら・・・
81名無し三等兵:04/07/21 23:08 ID:???
なんじゃこりゃー!
8244:04/07/22 10:56 ID:???
>>46
何が言いたいかわからないが、テロ行為に関しては戦時国際法の上でも捕虜資格は認められていない
つまり裁判抜きで処刑しても文句は言われない。
まあ。実質的には世界的な人権思想の高まりもあり、安易にそんなことは出来ないわけだが、
この戦時国際法ではテロやゲリラ対策に協力を拒否した現地の統治機構もゲリラの協力者と見なされる
つまりテロリスト摘発に協力を拒否した都市に対しては、無差別攻撃を加えることも認められているわけだ。

現実にアメリカはイスラムゲリラ対策に幾つかのイラクの都市を空爆しているが、そのことに対してはほとんど批判はあがってないでしょう。
これは戦時国際法でも認められているからですよ。
ROEとは別の場所でテロ行為に対しては、非道なほどの権限が軍に与えられています
83名無し三等兵:04/07/22 11:03 ID:???
>>51
そうだっけ?
国際法規は国際慣習と世界的に定着した条約によって成り立つものだから。
ジュネーブ条約のように世界の大部分の国が批准したものでない限り、国際法として成り立たないはずだが
84名無し三等兵:04/07/22 11:04 ID:???
>>64
湾岸戦争でもイラク戦争でも、アメリカはROEに基づいて作戦を発動したはずだが
85名無し三等兵:04/07/22 11:07 ID:???
>>66
アメリカは南米でも無茶やっているよ。南米のアメリカが支援する国家の虐殺行為に対しては黙認したし
イスラエルのパレ難民虐殺に対してもアメリカは黙認した。
またインドのガンジーの無抵抗主義も独立に一役買ったがボーンなど武装闘争を繰り返した。
それを抜きにインド独立も語れない
無抵抗抵抗主義だけでは何も変えられない
86名無し三等兵:04/07/22 14:31 ID:???
>>51
国際法は両国間の取り決めでしかない。ジュネーヴ条約も同様で戦争当事者が
承認していなければ適用にはならない。
87名無し三等兵:04/07/22 18:53 ID:???
ところで、パリ不戦条約ってまだ有効なんですか?
88名無し三等兵:04/07/22 19:08 ID:???
>>82-83
全然ちがうだろ。
89名無し三等兵:04/07/22 19:34 ID:???
>>87
破棄されたとの記載はないから有効は有効かも知れないが、現実には形骸化している。
そもそも同条約発行のあくる年にはロシアは防衛のためで侵略ではないとして侵攻作戦が実施されているし。
侵略の定義は当事国が定めるものであり、当事国が侵略と認めない限り侵略ではない

>>88
どこが?
90名無し三等兵:04/07/22 20:19 ID:???
>>89

>>82
> つまり裁判抜きで処刑しても文句は言われない。

> この戦時国際法ではテロやゲリラ対策に協力を拒否した現地の統治機構もゲリラの協力者と見なされる

> つまりテロリスト摘発に協力を拒否した都市に対しては、無差別攻撃を加えることも認められているわけだ。

> 現実にアメリカはイスラムゲリラ対策に幾つかのイラクの都市を空爆しているが、そのことに対してはほとんど批判はあがってないでしょう。
> これは戦時国際法でも認められているからですよ。

> ROEとは別の場所でテロ行為に対しては、非道なほどの権限が軍に与えられています

この5項目と

>>83
> 国際法規は国際慣習と世界的に定着した条約によって成り立つものだから。

> ジュネーブ条約のように世界の大部分の国が批准したものでない限り、国際法として成り立たないはずだが

この2項目
91名無し三等兵:04/07/22 21:06 ID:???
>>90

具体的な条文示せ、とか言うと>>82は切れちゃうんじゃなかろか。

jus cogensなんて呪文を唱えてみますよ?
92名無し三等兵:04/07/22 22:58 ID:???
>>89
ソ連の東清鉄道の件はあれは自衛なんじゃない?
9343:04/07/23 00:27 ID:???
>>82
 そもそも,民間人を戦闘に巻き込んでむやみやたらと犠牲者を増やさないように
しようというのが,戦時国際法制定の重要な目的だと思うんだよ.
 正規戦より非正規戦争が多いという現在の状況は,結果として,
戦時国際法制定前に逆戻りしているんじゃないか,と言いたいわけです.

>まあ。実質的には世界的な人権思想の高まりもあり、安易にそんなことは出来ないわけだが、

まさにその通りだと思います.
戦時国際法違反かどうかということより,世論の反応が何より怖い.
逆に言うと,戦時国際法の存在意義が昔に比べてかなり薄くなっていると
思いませんか?
9438:04/07/23 06:11 ID:???
>>93
でも戦時国際法は文明国同士の戦争を想定したもので
植民地戦争や独立紛争は戦時国際法が適用されないと
考えられてたんだよなあ。
英軍は内乱鎮圧にはダムダム弾使ったって聞くし。
95名無し三等兵:04/07/23 08:21 ID:???
>>90
>>91
具体的な条文までは覚えてないが、例えばベトナム戦争におけるアメリカ軍が村を虐殺したケースなどがそれに対応します。
戦争って異常な状況下では、ゲリラとその協力者の区別も難しい
だから協力を拒否した都市に対しては無差別攻撃をも許されているのです。

それと国際法については、それが汎世界的に通用するものだと認められた場合に成立するものですから。
世界の大部分で通用する条約などは国際法となるわけですけど。
96名無し三等兵:04/07/23 08:25 ID:???
>>93
第二次大戦以前は戦時国際法では正規軍相手にしか通用しなかった。
ベトナム戦争あたりまではゲリラに対しては捕虜資格もなかったわけだ。
それでもイラク戦争での捕虜虐待の推移を見れば、ゲリラに対しても捕虜資格を認めているようだし
捕虜資格もかなり広範に適用されるようになっている。
しかしアフリカでの内戦など国連もほとんど無視な状態だし、かなり陰湿な、もっと言えば戦時国際法の存在などあってなきのようなものだ。
ケースバイケースでかなり違いますよ
97名無し三等兵:04/07/23 09:02 ID:???
>>95
どこでそんなでたらめ仕入れてきたの?

ソンミは、裁かれて有罪になっているよ。

国際法と、慣習法がごっちゃになってる様だが、
2国間の条約も国際法として機能するし、この条約も当たり前だが当然国際法だよ。
98名無し三等兵:04/07/23 09:12 ID:???
>>97
二国間の条約のようなローカルなものは、当事国間の条約であって汎世界で通用する国際法ではありません。
国際法と地域間の条約を一緒にしないで欲しい
それと国際法とは、国際的に自然と定着した慣習からなる国際慣習法と明文化された汎世界的な条約から成り立つものです。
慣習法も国際法ですよ
99名無し三等兵:04/07/23 09:49 ID:???
>>98
疲れる…

根本的な事がわかってないじゃん。
悪い事は言わない、そうだな”国際法とは”みたいな単語でググれ。
100名無し三等兵:04/07/23 10:07 ID:???
>>99
他人にそのような指摘を行う前にご自身がやれば良いでしょうが。
国際法に関しては興味があって調べたことがありますから、私が指摘した部分に関しては自信がありますよ。
複数の国際法に関する文献を呼んで、同様の記載があったのですから
101名無し三等兵:04/07/23 10:42 ID:???
>>100
>>82-83の中の人?
102名無し三等兵:04/07/23 10:44 ID:gf5jnvMy
>100
99じゃないけどその文献と頁を示してみてくれないか。
手元に無いならきちんと調べて示して欲しい。
>>99も意見を裏付ける文献と頁を示して欲しい。
WEBページよりはきちんとした学者の書いた本や論文が望ましい。

このままでは両方とも妄想としか言いようが無く、学術的論争とはいえない。
103名無し三等兵:04/07/23 10:52 ID:???
>>102
条約法条約に、条約は国際法の法源であると明記してある。
10438:04/07/23 11:02 ID:???
>>82>>95
都市の無差別攻撃は禁止されているぞ。

陸戦の法規慣例に関する規則
第26条
戦時海軍力を以てする砲撃に関する条約
第一条
空戦に関する規則案
第22条
第23条

ただし軍事目標に対する砲爆撃で民間に被害が出たとしても
軍に責任は無い。米軍はテロリストを軍事目標として扱っているのだろう。
ただテロリストに戦闘員たる資格があるかどうかは論外で即射殺か
裁かれて死刑が当然だろう。
105名無し三等兵:04/07/23 11:49 ID:???
>>96
ジュネーヴ条約ではゲリラは保護対象にはなりません。
ハーグ以来の交戦団体とは、記章若しくは何らかで遠方から敵である事を
明確にし、指揮官のいる国軍若しくは民兵である事を明示した者です。

テロリストやゲリラはこれには該当しません。それを根拠に米国は今回の
軍事行動を行っているのですが、アルカイダは常識範囲で言うと指揮官の
いる敵である事をはっきりとさせた戦闘民兵であり、また元イラク兵や反
米武装勢力も国際法上では交戦団体となります。それを投獄(国際法では
捕虜の理由なき投獄は禁止されています)し虐待したのだから国際法上で
は違反となります。
 更にですが、根拠なきイラク侵攻は侵略の基準を決めたウィーン条約に
抵触する場合があります。英米はこれに抵触する可能性があります。無論
そうなった場合は、フセイン氏は無罪になりますし、新イラクは不法成立
国家として承認は得られなくなります。
10638:04/07/23 11:58 ID:???
>>105
この連中は
c 公然と武器を携帯していること。
d 戦争と法規及び慣例に従って行動していること。
を満たしてないことが多い。
満たしている連中を米英軍が捕虜扱いしてないとなると問題だが
爆弾テロや誘拐を行う連中がcとdを満たしているとはとても思えない。
107名無し三等兵:04/07/23 12:10 ID:???
>>105
ゲリラってものが、判ってない気がする。

と言う事で、質問。ゲリラの定義とは?
テロリスト、ゲリラの違いは?
108名無し三等兵:04/07/23 12:29 ID:???
>>107
藤田久一の「国際人道法」だったかな。テロリストの定義はきわめて困難で、まだ見解の
一致が見られない、という記述があった気が。

>>105
捕虜になる資格を有するもの、はジュネーブ条約とその後の追加議定書で適宜アップデートが
はかられているので、古いハーグ条約の規定がそのまま通用すると思ってると、はまりますよ。
109名無し三等兵:04/07/23 12:41 ID:???
>>108
ゲリラってのは、小規模不正規戦、それを行う者と解釈している。
であるから、ジュネーブなりハーグなりに則って戦うなら、当然、捕虜たり得る。

一方、今で言うテロリストとは、自らの主張の為に”一般市民”をターゲットにする連中。
>>105では、恐ろしい事に、
> アルカイダは常識範囲で言うと指揮官のいる敵である事をはっきりとさせた戦闘民兵
であり、交戦団体だとしている。

が、国際法上でも国内法上でも、犯罪組織であり、殺人組織としか捉えられられない。

テロリストの定義が困難なのは、どこまでをテロリストとするか?の線引きであって、
アルカーイダをテロリストとする事に意義を唱える者はいないと思うが。
110名無し三等兵:04/07/23 12:43 ID:???
あ、間違った
意義→異議
111名無し三等兵:04/07/23 12:52 ID:???
>>109
あなたの定義を聞いているわけではないのですね。言いたいことはそれだけ。
112名無し三等兵:04/07/23 12:57 ID:???
>>111
何を言っているんだ?

>>105に対する質問の背景として説明してるだけだろ。
私はこう思っているが、>>105の言う、ゲリラの定義と、ゲリラとテロリストの違いは何か?

だいたいに於いて、ゲリラの定義を聞いているのに、テロリストの定義は明確では無い
って指摘がよくわからんぞ。
11338:04/07/23 13:12 ID:???
自分はゲリラを正規軍以外の
a 部下の行動について責任を負う一人が指揮していること
b 遠方から識別できる固着の特殊標章を有すること
c 公然と武器を携帯していること
d 戦争と法規及び慣例に従って行動していること
を満たして戦闘を行う民兵隊、義勇兵の構成員及び住民
と思っている。
テロリストはabcdを守らず戦闘を行う者及び犯罪者だと思っている。
(傭兵はここから除く)
114名無し三等兵:04/07/23 15:24 ID:???
>>102
本屋に行けば誰でも手に入るような書籍を見れば、わかることですよ。

>>103
ジュネーブ条約など国際的に定着した条約はともかく、二国間に適用される地域的な条約まで国際法と主張する方がいることに問題があるのでしょう。
国際法とは下のHPが簡単に書いているように
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%B3%95
まあ。上記のHPは私が以前調べたのとは食い違うとこもありますけど、国際的に定着した慣習とジュネーブ条約や国連憲章などの国際的に慣習化した条約で成り立つものだと私は認識しています
115名無し三等兵:04/07/23 15:27 ID:???
>>114
おまえ、そのwikiペディアすら読んでないだろ。
116名無し三等兵:04/07/23 15:28 ID:???
>>104
無力化した都市への攻撃はね。
しかし(具体的な条項までは忘れたが)戦略拠点への攻撃などは特に制限されていない
攻撃目標の都市が戦略拠点と認識された場合、もちろんその決定権は攻撃側が持っているけど
その場合は無差別攻撃も特に禁止されていない。
つまり条約の主旨から考えてやっても良いってことだよ
117名無し三等兵:04/07/23 15:30 ID:???
>>105
ジュネーブ条約では確かにそうですね。
しかし以前は民兵や義勇兵なども捕虜資格はなかったのだ。
その点を見ればかなりの進歩だ
118名無し三等兵:04/07/23 15:36 ID:???
>>116
どこの世界のハーグ陸戦規則の話だ?

非防守都市へは、いっさいの攻撃は出来ない。
防守都市への攻撃は、ハーグで定められた様にしかできない。
制限事項として、 第二款戦闘の第一章害敵手段、攻囲及砲撃の所にいろいろ書いてある。

特に
第二二条[害敵手段の制限]交戦者ハ、害敵手段ノ選択ニ付、無制限ノ権利ヲ有スルモノニ非ス。
として、無差別攻撃は禁止されている。

>>117
第一条[民兵と義勇兵]戦争ノ法規及権利義務ハ、単ニ之ヲ軍ニ適用スルノミナラス、左ノ条件ヲ具備スル民兵及義勇兵団ニモ亦之ヲ適用ス。

という形で、陸戦法規の義務を守れば、当然、民兵、義勇兵にも捕虜の権利がある。
119名無し三等兵:04/07/23 16:22 ID:???
>>114
多分、国際法と聞いて、広く世界中の国家が従うべき法律てな風に誤解されているんでしょうが、
国際法とは、主権たる国家間の法で、国家の枠を越えて効力を発揮するから国際法なのです。

当然ですが、慣習法の様に世界中の国家が則るものから、2国間の条約まで含みます。
120名無し三等兵:04/07/23 16:41 ID:???
>>118
いろいろではわかりませんよ
具体的に非防守都市とは何なのかその点を踏まえて指摘しなさい
>>119
いえ、それはあなたの間違いです
121118:04/07/23 17:52 ID:???
>>120
さすがに、つき合う気が起きないぞ。

非防守都市とは何なのかを知らない?
さらに、第二款戦闘に書いてある事を、ここに延々書き写せと?

22条だけでも、無差別攻撃なんて認められて無いって判りそうな物だが…
レヴェル低すぎ。
122名無し三等兵:04/07/23 18:18 ID:???
>>120
えーと、ご自身が引用されたwikiペディアをご覧になられてはいかがですか?

>成文化された国際法の例として条約がある。締結する国家や地域が、その内容に同意して採択し、
>また批准して効力を発揮する。これは、条約を締結した国家や地域のみについて有効な法律となる。
123名無し三等兵:04/07/23 18:37 ID:???
>>114
>本屋に行けば誰でも手に入るような書籍を見れば、わかることですよ。
だからその一例を示せと言っているのだが。有名な先生の本でも法律雑誌のトンデモ論文でも何でもいいよ。
レポートで参考文献を示さないといい評価をもらえないのと一緒だぞ。
12438:04/07/23 18:42 ID:???
>>121
自分は>>120に付き合います。
でもこれで駄目だったらそれ・・でも付き合います。

では
戦時海軍力を以てする砲撃に関する条約
第一条
防守せられさる港、都市、村落、住宅または建物は
海軍力を持って砲撃をすることを禁ず。

陸戦の法規に関する規約
第25条
攻守せさる都市、村落、住宅または建物は如何なる手段に依るも
芝を攻撃又は砲撃することを得す。

1949年ジュネーブ条約追加第一議定書
第51条
4 無差別攻撃は禁止する。無差別攻撃とは次の攻撃であって、それぞれの
場合に、軍事目標及び文民又は民用物に区別なしに打撃を与える性質を
有するものをいう。
a 特定の軍事目標を対象にしない攻撃
b 特定の軍事目標とすることのできない戦闘の方法及び手段を用いる攻撃
c この議定書に定める限度を超える影響を及ぼす戦闘の方法及び手段を用いる攻撃

疲れた。これで理解されると思いますが・・・
125名無し三等兵:04/07/23 21:48 ID:???
>>120
コテハンかトリップ付けてくださいな。NGワードに指定するから。
126名無し三等兵:04/07/23 22:54 ID:???
国際法はこれを反した行為をしても何も罰則なんて受けないよね?
大国がワリを食わないのなら放置で、好き勝手にやってるように見える。
イスラエルが他国の原子炉を破壊した事があるが
自国が危なくなっているのに国際法をまともに守るのかと
12743:04/07/23 22:54 ID:???
自分は120ではないですが,

>>124
戦時海軍力を以てする砲撃に関する条約
陸戦の法規に関する規約
ではテロリストがいる所は攻撃してもよい.
(敵対行為をしている連中が居るので)

1949年ジュネーブ条約追加第一議定書
ではテロリストがいてもは攻撃してはいけない.

と解釈するのでしょうか.
なお,テロリストについては113での意見に従います.
12838:04/07/24 08:00 ID:???
>>127
難しいですね。1949年ジュネーブ条約追加第一議定書では
無差別攻撃は禁止されていますが、軍事目標を対象とした
攻撃は許されてます。
ですから自分はテロリストがいたら攻撃してもいいと考えてます。
129名無し三等兵:04/07/25 02:34 ID:AN1Mf4Cm
カロライン号事件を通して自衛権を語れ!
130名無し三等兵:04/07/25 08:51 ID:???
アルカイダはCIAに見捨てられるまではテロリストとは呼ばれずに
対ソ民兵組織って呼ばれていた。ソ連が無くなりイラクと戦争する事
になった時見捨てられ、反米闘争を行うようになった。そしたら米国
がテロリストと呼び出しただけのこと
13138:04/07/25 09:30 ID:???
>>130
それは違うと思う。
アルカイダは昔は純粋な民兵組織で法規を守って
ソ連と戦っていた。
ところがアメリカにテロ攻撃をするようになって
テロリストの集団と認定された。
要は戦闘員たる資格を得る最低条件すら守らず
テロ行為を行った時、アルカイダはテロ組織になったのさ。
132コヴァ:04/07/25 23:34 ID:47eaaHlG
>>131
ソ連と戦っていたのは、北部同盟軍の前身のムジャヒディン。
タリバンは、全然ソ連と戦っていない。
133名無し三等兵:04/07/25 23:45 ID:???
結局、九大事件はどうなったの?
134名無し三等兵:04/07/26 00:36 ID:???
>>133
捕虜の解剖を指揮した九大第一外科の石山福二郎教授は昭和21年7月18日自殺。他には西部軍司令部の16名と
九大医学部第一外科の14人がGHQによって逮捕、起訴された。うち軍関係者2人に絞首刑・2人に終身刑(他証拠
不十分で無罪)、大学関係者3人に絞首刑・2人に終身刑の判決が下された(昭和23年8月27日)
が、昭和25年10月、マッカーサー名で再審が行われ死刑判決は終身刑へ、終身刑は有期重労働へそれぞれ
減刑されており、この事件関係者で処刑されたものはいない。
13538:04/07/26 06:29 ID:???
>>132
ムジャヒディンはイスラムの為に戦う戦士の称号なのでは?
136名無し三等兵:04/07/26 13:05 ID:???
>>131の言う通りだ。
国際社会の守護者たる偉大なアメリカ合衆国が、>>130の言うような利
己的で独善的な立場を取ることなどあり得るわけが無い事など少し考
えれば判りそうなものだ。
137名無し三等兵:04/07/26 14:02 ID:eUHzj+dM
【社会】非戦うたう「無防備地域条例」求め直接請求へ…西宮市民ら
http://news13.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1090802611/

についてどう思う?
特に無防備地域を宣言できる当局について。
138名無し三等兵:04/07/26 15:49 ID:???
>>137
「無防備地域条例」ではなく「防衛放棄地域条例」だったら,
まだ話し合いの余地があると思います.
139名無し三等兵:04/07/26 16:27 ID:???
過去のオープン・シティ宣言を見ると、パリ(1940年)はフランス政府の決定だし、
マニラ(1941年)も米比軍司令官(マッカーサー)の指示だよね?
軍隊への指揮権がない当局が宣言なんてできるの?
ローマ(1943年)はどうだったっけ?
140名無し三等兵:04/07/26 16:31 ID:???
>>139
ローマは駐留ドイツ軍が宣言
141名無し三等兵:04/07/26 19:16 ID:???
>137の↓これって秀逸だな。ねこ大好き。

194 :名無しさん@5周年 :04/07/26 10:50 ID:sLVi/F2C
基本的にこの姿勢は悪くないと思う。
地方で声をあげるだけじゃ虚しいかもしれないけど、
外国ではよく見られることだからね。
集会にくる人たちから署名を集めるだけでなく、
団地や住宅地も積極的に回って運動を広げて欲しい。
14238:04/07/26 20:55 ID:???
>>137
非核都市宣言並みにだめだめだね。
そんなことよりNBC及び通常兵器を撃たれたときの備えを
しろよって感じだね。
しかし>>141はうまいな。
143名無し三等兵:04/07/27 05:28 ID:???
>>141
278 名前:名無しさん@5周年 本日のレス 投稿日:04/07/27 03:14 sZ1pFxmV
頭の悪い奴→→国家主義者の図式はここでも健在だな
たまには国から外へ目を向けて見るといい
わが国を売って追証を払わされるべきなのが誰なのかを!!
北欧等の外国は放縦な生き方ではあるが市民は実に活き活きしている
毎日毎日地下鉄に押し込まれて、何の夢もなく働く日々が満足か?
沖縄では基地にしいたげられ、独立国としての体すらなしていない
市民団体はむしろ新たな国家像を描いて活動してるだけ評価できる
非国民だ赤だとよばれようが、お前らよりずっとよく考えてるよ

これはどう?頑張って作ったみたいだけど夜中だから1人しか釣れなかったみたい。
144名無し三等兵:04/07/27 07:06 ID:???
>143
かなり手がこんでるからいわれなきゃ分からないと思われ>逆縦
145名無し三等兵:04/07/27 20:36 ID:???
>>143
言われるまでわかんねーyo!
5行を↑だな?
146名無し三等兵:04/07/27 22:06 ID:???
>>143
8文字を下だと思ってた.

これスゲー
147名無し三等兵:04/07/27 22:08 ID:???
ってか、オレの脳みそでは解読不可能だった。次はもうちょっとレベル低めで頼むよw
14838:04/07/28 16:45 ID:???
テロ行為の防止に関する条約なんてものができたら
どんなものになるのかな?
149名無し三等兵:04/07/28 16:59 ID:???
>>148
もうあるけど。
15038:04/07/28 17:19 ID:???
>>149
えっ、本当?
すまんが教えてくれない?
151名無し三等兵:04/07/28 17:27 ID:???
>>150
テロ資金規正条約、とか、爆弾テロ防止条約、とか。
15243:04/07/28 18:07 ID:???
テロする香具師って条約守らないんじゃない?
15338:04/07/30 12:56 ID:???
>>152
政府側のテロに対してどうするかという条約なので
テロする香具師が守るか守らないかの問題ではありません。
総合的な対テロ条約ができたらどんな物ができるんだろ?
154名無し三等兵:04/07/30 19:35 ID:???
ちと古いが。
>>1949年ジュネーブ条約追加第一議定書
ではテロリストがいてもは攻撃してはいけない.

んなわけねーだろ。仮にそいつらが文民であった場合でも、外国軍隊に
対して敵対行為を行えば、保護の利益を喪失=攻撃してもOKになる。
38が言ってるような無差別攻撃の禁止とかはここでは関係ない。
155名無し三等兵:04/08/03 15:54 ID:r5pAvp5/
米軍籍捕虜にゴボウを与えるのは虐待となるか?
156ZII ◆RPvijAGt7k :04/08/03 19:01 ID:fW9N4E1a
>>155
 半島人捕虜に生きた犬を与えるのは虐待どころか歓待のしるしですが何か?
15738:04/08/04 10:04 ID:???
>>155
ジュネーブ条約の食料に対する規定では食習慣の考慮をしなくては
ならないようだが良好な健康状態を維持し栄養不良や体重の減少を
防止する為に十分なものであればいいとしている。
虐待ではないんじゃない。
158名無し三等兵:04/08/04 11:25 ID:CfoDA1UE
>>157
東京裁判では虐待で有罪らしいが。
まあ、ほかの罪ともろもろあわせて死刑になったらしいけど。
159名無し三等兵:04/08/04 12:38 ID:???
>>148
一般的にいってテロ行為は国内法(刑法)の対象だから,
国際条約の対象ではないでしょ.

テロ資金規正条約とかは,テロリストに利用されやすいような国内法の
穴をそのままにしておくのはやめましょう,という条約であって
実際には国内法整備によって実効性が生まれている.
160名無し三等兵:04/08/08 22:25 ID:???
保守age
161名無し三等兵:04/08/15 08:28 ID:???
保守
162名無し三等兵:04/08/17 10:11 ID:/p6Gl0N4
163名無し三等兵:04/08/18 12:24 ID:kiSgP3dF

まず第一に、日本国と朝鮮民主主義共和国は工作船の領海内侵入
日本人同胞の拉致、殺害、麻薬を日本国に持ち込み不当に利益を得て、
その利益で日本を脅かす軍事力の増強など列挙すればきりがないのですが、
上記の事実だけでも日本国と朝鮮民主主義人民共和国は宣戦布告なき
交戦状態にあると考えます。

ゆえに日本に私服で潜入している北朝鮮の工作員はハーグ陸戦規則の
適用が可能ではないかと愚考いたします。日本はそういった意味で考えると
第一線の戦場であります。戦場では国内法もしくは戦時国際法というのはどちらが
優先されるのでしょうか?もし秩序維持を優先ということで戦時国際法が優先されるのであればハーグ陸戦規則に則って
北朝鮮工作員を適正に処理するべきであり、その姿勢は北朝鮮にとって日本侮りがたしという印象を与え拉致問題、核問題など国益に関わる事項に対して優位に日本に立つための手段の一つではないでしょうか。
皆様方の意見を拝聴できれば幸いです。
164名無し三等兵:04/08/18 12:51 ID:???
>>163
>ゆえに日本に私服で潜入している北朝鮮の工作員はハーグ陸戦規則の
>適用が可能ではないかと愚考いたします。

ハーグ陸戦法規の既定を満たしていないので、私服工作員は捕虜になる資格はありませんよ。
したがって、国内法によって処置できます。
165名無し三等兵:04/08/18 12:53 ID:kiSgP3dF
164さん ハーグ陸戦規則のどの部分を満たしていませんか?
166名無し三等兵:04/08/18 12:54 ID:???
自衛隊には捕虜の取り扱いの規定はあるのでしょうか?
また自衛官が捕虜になった場合
「姓名階級だけを述べる」
「常に脱走を企て敵の後方撹乱に努める」
等の規定はあるのでしょうか。
まさか生きて虜囚の(ry
167名無し三等兵:04/08/18 12:56 ID:kiSgP3dF
166さん 自衛隊にそこまで詳しい専門家がいるかどうか疑問ですね
168名無し三等兵:04/08/18 13:04 ID:???
>>165

そういう態度は感心しないので、自分で調べてください。ハーグ陸戦法規は結構ウェブ上に
全文転がってますから。

Laws and Customs of War on Landの第一条ね。

ジュネーブ条約とその追加議定書まで見なければ現行の国際法には対応できませんが、
いずれもウェブ上、もしくは安価な書籍で参照することが可能ですんで。
169名無し三等兵:04/08/18 13:08 ID:???
>>166
今度可決された有事法制でその辺の法が通されているはず。
ただ、自衛隊には軍法会議を開く権限がない
現状では憲法の問題もあり、そこまでは進んでないから捕虜を確保してもなかなか処罰などは難しいだろう
170名無し三等兵:04/08/18 13:17 ID:kiSgP3dF
168さん 了解しました しかし「ハーグ陸戦法規の既定を満たしていないので」
と仰るのであれば細かく言う義務があるのではないでしょうか?

あと工作船の工作員の武装、服装など指揮系統を見れば明らかにハーグ陸戦規則の適用は可能ではないでしょうか?
171名無し三等兵:04/08/18 13:46 ID:???
>>170
多分、>>168は同法規中の「制服を着用して指揮官の指揮下にある」
という部分に当てはまらないといいたいのではないかと思われ
172名無し三等兵:04/08/18 14:36 ID:???
>>171 違います。164も思いっきり勘違いしてる。

ハーグ陸戦規則には「総加入条項(第二条)」というものがある。
このため、ハーグ陸戦法規(Convention (IV) respecting the Laws
and Customs of War on Land and its annex)が適用されるためには
敵対当事国が一様にこの条約を批准していなければならない。
しかし北朝鮮も韓国も今日までこの条約を批准していない。

だから171の指摘するような制服の着用うんぬんではなく、そもそも
ハーグ規則上の要件を満たすか否かを論じることがお門違い。
また、仮に慣習法化の議論を持ち出したとしても、拉致云々だけでは
「兵力ニ訴フル」とは言えないので同じことだね。
173名無し三等兵:04/08/18 17:48 ID:???
>>172

>上記の事実だけでも日本国と朝鮮民主主義人民共和国は宣戦布告なき
>交戦状態にあると考えます。

>>163にはわざわざ書いてあるので
ユスインベロの適用可能性とか総加入条項はとりあえず無視して

>日本はそういった意味で考えると
>第一線の戦場であります。
この部分を前提にして相手にしてあげたら?そのほうが面白い。
174名無し三等兵:04/08/18 18:15 ID:???
日本と北朝鮮の関係はde facto warじゃないでしょ、いくらなんでも。

ハーグ陸戦規則には北朝鮮は加盟してないが(締結時国家がなかったんだから当然だが)、
捕虜資格がより拡大されているジュネーブ条約とその追加議定書には加入しているから、
国際人道法上の議論をその上で行うことは可能だね。
175名無し三等兵:04/08/18 18:44 ID:???
まぁ、でも民間機でビルに突っ込んだ行為をもって
アメリカの大統領がwarと定義する時代だから

国交もない、平和かどうかもわからない今の状態に
広い意味でのユスインベロを適用しても問題ないんじゃない?
わざわざ「国際人道法」なんて呼称を使っておきながら適用範囲を狭めなくてもいいだろう
ICC規程に定義される「人道に対する罪」が行われてる状態が回復されてないし。
176名無し三等兵:04/08/18 19:50 ID:wtYbk+cy
適用可能云々よりも 北朝鮮に対してどうすべきか 提起しているんじゃないのか?
177名無し三等兵:04/08/18 20:12 ID:???
>>177
そうなんだよ。>>163がせっかく北朝鮮相手に日本国内で
武力紛争法・国際人道法を適用して対応しようと提案してるのに
>>172とか>>174
現在の状態を人道法が適用される状態にないとか言って
議論そのものを入り口で終わらせようと企んでるようだ。
178名無し三等兵:04/08/18 21:16 ID:???
国際法のスレなんですけど…
17938:04/08/18 22:32 ID:???
北朝鮮こそ人道に対する罪が適用されると
思う人は手を挙げて!
ノシ
180172:04/08/18 23:39 ID:???
>>176
163の言ってる「適用が可能ではないかと愚考いたします。」つーことの
是非について164は「既定を満たしていないので」とレスしてるだろ
(171も同じね)。どうみても「適用可能云々」だと思うけどね。

>>177 だからさ、入り口にさえのらない議論に「戦時国際法研究」としての
価値は無いっていってるんだけど?「企んでる」ってなんですか(笑
181172:04/08/18 23:45 ID:???
>>173
>>日本はそういった意味で考えると第一線の戦場であります。
>この部分を前提にして相手にしてあげたら?そのほうが面白い。

面白いかもしれないが(ものすごく飛躍しているって言う意味で)
163のハーグ法の解釈はありえないでしょ。ハーグ・ジュネーヴ法の
適用の始期とは何ぞや?っていう議論なら意味もあるだろうけど。
182名無し三等兵:04/08/19 00:19 ID:wUX+HMkh
172さん 見解を拝聴しました 思った通りのことを言って貰って感謝します。
参考になるのが、第二次世界大戦中の東部戦線、ドイツ軍はジュネーブ条約の批准国でした
しかしソヴィエトロシアはジュネーブ条約に批准していませんでした。即ちここで参考になるのが
赤軍のドイツ兵捕虜の取り扱いに関することだと思います。ジュネーブ条約に批准していない赤軍は
ドイツ兵捕虜を捕虜の扱い規定であるジュネーブ条約を守る義務はなく、アウシュヴィッツ以上の環境で
強制労働、もしくは捕らえて即時処刑を行っています。逆説的に一方がジュネーブ条約に加盟していなければ
法的な拘束なく自由に北朝鮮工作員を扱うことができるのではということを訴えたかったのでは?
183名無し三等兵:04/08/19 01:35 ID:???
>>182はまずジュネーブ条約と言ったときにそれまでの人が書いてたのと
違うものについて話していることを認識しているのか?
一瞬「なんで1949年の条約がWW2に関係あるんだよ」とか考えちゃうじゃないか

で、戦時だからといって即時処刑なんてものが許されるのかどうか普通に考えてみてくれ
これは、純粋に適用法規の切り替えの問題で、>>163がせっかく面白いことを言ってるのに
「有り得ない」の一言で日朝間のユスインベロ適用について片付けるのはどうだろう

北の将軍様が拉致を国家の政策の一部として行い
日本の同盟国であるアメリカは「悪の枢軸」とか言って北を挑発している現代では
「これは戦争だ」とかいいつつタリバン兵に捕虜資格を認めないとか
そんな適当なユスインベロがまかり通ってるんだから、別に日朝間が戦争してたっていいじゃん。
184177:04/08/19 11:08 ID:???
>>181
なんか必死だなw
そんなに日本と北朝鮮の交戦状態を認めるのが嫌なのか?
だいたい戦時国際法が平時法の分野まで踏み込む形で勝手に発展しておきながら
都合が悪くなると伝統的な適用始期の議論に逃げ込むのか。都合のいい話だな。
>>183が言うように適用のスレは思いっきり下げてもいいのでは?

>>179ノシ
185名無し三等兵:04/08/19 12:28 ID:???
また、馬鹿が湧いてきたなぁ…
186172:04/08/19 18:08 ID:???
>>177
>戦時国際法が平時法の分野まで踏み込む形で勝手に発展しておきながら

この部分が意味不明。なんか177って思い込み激しいよ。猛暑でイッちゃって
ませんか?平時国際法の分野に踏み込むって、誰がそんな話してたの?

じゃあ聞くけど、何を根拠に「交戦状態」を認めるのか言ってみな?
言っとくけど一方的な拉致で交戦状態が発生してるって言うメチャクチャな
議論は無しね。
183も「適用の始期」って概念を知らないと恥かくよw 形式論に逃げてるんじゃ
なくてさー。平時に戦争法を適用しようとすることに固執する177の頭の構造が
こわいよ(プ 反論するならまず勉強汁。バカにされるだけだよ。
187名無し三等兵:04/08/19 18:50 ID:???
452 名前: 名無し三等兵 [hage] 投稿日: 04/08/15 02:16 ID:???
「石ころぼうし」をかぶった野戦重砲連隊を米本土に送り込み、基地、軍需工場、ホワイトハウスを破壊する
453 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 04/08/15 02:20 ID:???
>>452
ホワイトハウスはマズい・・・

文民は攻撃せぬが国際法上の原則
188名無し三等兵:04/08/19 19:01 ID:???
ホワイトハウスの中の人(制服組除く)は文民扱い?
大統領は最高司令官だけど。
189177:04/08/19 19:26 ID:???
日本と北朝鮮が戦争状態にあるこれだけの根拠!!

@日本の同盟国であるアメリカは「テロとの戦争」状態にあり、日本はそのアメリカを軍事的に
支援している
A拉致はテロであることは認められており、また北朝鮮は「悪の枢軸」にも認定されている。
さらにICC規程7条では文民に対する「広範なまたは組織的な攻撃の一部として・・・」
と人道に対する罪をこれまで言われていた交戦状態よりもはるかに低い基準において
問うことを規定しており、これらの現象はいずれもここ数年間でいわゆる「戦時法」の適用基準が
飛躍的に低くなったことを示すものである。その中には「強制失踪」「強制移送」などがあり、
少なくともいまだに囚われの身にある拉致被害者が当てはまる。
Bアメリカはテロとの「戦争」を宣言しておきながら戦時法の適用には消極的である。しかし、
そのような態度が正当性を持たないことは多言を要しないだろう。
Cジュネーブ4条約および追加議定書をはじめとする明文の規定ではたしかに戦時法の
適用は難しいだろう。しかし、マルテンス条項を前提に考えれば、慣習法上の戦時の概念は
ここ数年で大きく変化していると考えざるを得ない。
D大体において、現代は平時と戦時の2種類しか存在しない世界ではない。戦時法の適用には
グラデーションがあり、拷問禁止条約など平時戦時横断的に適用されるものもある。

以上のことから考えると、戦時法のすべてが日朝間に適用されるとまで言えるかどうかは不明だが
その一部を適用することすら不可能であると考え、入り口ですべてを切り捨てるような議論は
時代遅れといわざるを得ないだろう。
190名無し三等兵:04/08/19 19:37 ID:HrKbuzMn
186 お前馬鹿だな おめでたいぜ 交戦状態の理由 すでに工作船と海上保安庁の船が
海戦を展開し、北朝鮮工作船を自爆に追い込み撃沈している事実がありますが、これでも国際法上に於いて
日本と北朝鮮が交戦状態でないと言えるのか。馬鹿だよ お前は
191名無し三等兵:04/08/19 22:16 ID:MUCIAIi1
どうした186 反論ねえか
192名無し三等兵:04/08/19 23:22 ID:???
石ころぼうしの件だが、ホワイトハウスは軍事目標だから攻撃してもまったく問題ないだろうが
石ころぼうしをかぶること自体が戦闘員の格好をしてないのと一緒だから
あるいは背信行為になるかもしれない。偽装だから奇形になってOKかな?
193172:04/08/21 00:40 ID:???
@A・・・「テロとの戦争」っていうのが国際法的に正しいと思ってる?
議論があるところだけど、分かってて書いてるようには思わないね。
ま、仮に戦争としよう。しかし「テロとの戦争」に際してブッシュ政権が
具体的な武力の行使をしてるのは今のとこイラクだけ(朝鮮戦争などなど、
過去の話は持ち出さないでねw)。「枢軸」って言った以外にアメリカと
北朝鮮の間に何が起こってるの??ここの点書いてないけど何かある??
アメリカを持ち出して、論理的に失敗したな。

B・・全然消極的じゃないよ。少なくとも公式にはね。もしかしてDigest
よんだことないの?それか、1のリンクで見つかる文献読んだことある?

C・・マルテンス条項を持ち出すことで「拉致」の発生によりハーグ法(この際
ジュネーヴでも何でもいいけどね)が適用できるなんて電波なことが書いて
ある文献は?

D・・問題はハーグ法でしょ?論点をすりかえないでね。上にも書いたけどさ、
勉強してるやつにこういう意見ぶつけてみ?それか自分で人道法の本一冊読破して
から反論してほしいね。177には小学生が意固地になってるような幼稚性を感じる。
煽るのも結構だけどさ、論理的に行きましょうよw
194172:04/08/21 00:48 ID:???
あと、

>>北朝鮮工作船を自爆に追い込み撃沈している

追い込んで自爆させて「海戦」!アタマ大丈夫ですか?海戦法規論であつかう
事例知ってる?キミの論理でいくとtrafficが行われてるマラッカ海峡は
海戦の激戦地に(W

まずさ、考えられる反論を予想してから意見書きなよ・・・。もうちょっと
アタマいい人が出没するスレかと期待したんだけど。なんども言うけどもう少し
勉強して意見言わないとリアルの世界ではきついですよ。
195172:04/08/21 01:28 ID:???
・・・まだ時間があるので一言。

>>ICC規程7条では文民に対する「広範なまたは組織的な攻撃の一部として・・・」
と人道に対する罪をこれまで言われていた交戦状態よりもはるかに低い基準において
問うことを規定しており、

→そもそもハーグ法の適用を論じていたのになんで人道に対する罪が出てくるのか
まったく分からないね。「ICC規程7条では・・・」ってあるが、これはICCで
初めて出された要件じゃないけど?ICCはその成立経緯からも分かるように、ICTR、
ICTYの影響を強く受けている。そこで出た判例は確かに武力紛争との結びつきを
必然とはしていないが、「規模」の要件を厳しく解釈し、個々の被害者に対し
て向けられた散発的な行為は強制失踪だと認めていないんだよ。まず判例読め。
北朝鮮の拉致ってムスリムの強制移送みたいに一回数百人単位で行われてますか?

・・・とかいっても電波な反論しか帰ってこないんだけどね。「反論ねえか」って?w
196177:04/08/21 01:34 ID:???
まず、
>B・・全然消極的じゃないよ。少なくとも公式にはね。もしかしてDigest
>よんだことないの?それか、1のリンクで見つかる文献読んだことある?
これ書いて、自分がむしろ不利になることわかってる?
あっ、そうか、Digestとかいって自分が勉強してることをアピールしたいのかw

だからさ、ブッシュ大統領が「我々につくか、テロにつくかだ」みたいなことを言った時点で
日本を含む同盟国と北朝鮮を含む「テロ」は戦争状態にあるんだって。
マルテンス条項云々は、まぁ適当にかいてちょっと失敗したかな。
でも、まさか戦闘手段の規制にしか○条項がかからないなんて思ってないよね?

おまいはジュネーブ法とハーグ法をそこまできっちり分けたいのか。とすると適用始期も全然違うから
「ユスアドベルムは実をいうとユスコントラベルム」とか人道法の教科書にまで
書いてある時代にそれを言うと、ハーグ法なんか適用される事態はイラク戦争ぐらいしか有り得ないなw
自衛権の行使たる武力行使や国連の強制措置には適用される余地がないなプ。

良かったな。軍板のみんな。これからはハーグ法を気にすることなく戦争できるぞ。
戦争犯罪さえ気をつければ。
まぁ、自分がなぜ煽られているのかもそろそろわかるだろ。
197名無し三等兵:04/08/21 02:07 ID:???
そっか、2ちゃんに書き込むのにICTYのなが〜い判例を読み込まなきゃいけない時代なんだ。

自分の都合のいい「強制移送」のみに言及して「強制失踪」のほうはどうなるんだろう。
あ、そうか意図的に混同して議論を収束させようとしてるんだ
だいたいモスレム人の強制移送ってw
北朝鮮だって、状況として何百人も一気にさらってこれるならそうしてるだろ。
散発かもしれないけど、各回の人数が少ないのは外在的な要因だろ。
組織的に行われていて、規模だって、百人規模に上ると考えるのは常識。
それでもICC規程の求める規模にまではいかないんだ。そりゃ残念。
198kasako:04/08/21 11:16 ID:???
197 さん なんか議論に介入してしまうようですが、こないだ7月の
研究会で会った人の話し方にあまりにも似ていて、あのとき言えなか
ったことを一言いわせてください(違ってるとはおもうんですが、もし
かして会ってませんか)。
今の時点では、どうであろうと 拉致=テロ=ハーグ・人道に対する罪の
適用 っていう図式を主張する人は少数派です。中野先生みたいに、被
害者のことを考えてそう主張するなら、195みたいな考えの手の内を考え
るべきなんじゃないかな、と思うんです。197さんのいってることは
(人道に対する罪に関しては)一理あると思うし、法的に理論武装でき
れば意義のあることだとおもいます、その一方、197さんのレスを読
んでると確かに総加入条項で始まったのになんで人道に対する罪?って思いますし。
間違ってたらごめんなさい。ブッシュの言ってることって国際法的には
相当???なことが多いから引用するときには再検証しないとつっこまれ
るし。195さんのレスにも、口のききかたを含めて数点の疑問はありますが、
煽りに乗ってるのはむしろ197さんの方が強い気がします。誤解しないで
ほしいんですが、煽ってるつもりはないですし、やりこめようとも思っていま
せん。これまでの学説とぶつかるところとすり抜けられるところを見極めてほ
しいんです。こないだみたいにならないように。こないだって7月のことは知
りませんよね。ごめんなさい。僕の名前みて何にもきづかなければ人違いです。
199177:04/08/21 23:12 ID:???
まず、>>197は名前の入れ忘れ。

>>198残念ながら完全な人違いです。俺は窪塚じゃないからかなり大量の酒でも飲まない限り
何言ったかまったく覚えてないとかいうこともないしw

それはそうとあんまり書きすぎると誰が見てるかわかんないな。といういい教訓にはなりました。
カキコの口調とか、煽りのやり方とか、隠してるつもりでもやっぱり特徴でますからね。

しかし、2ちゃんの場で口のききかたを注意された172悲惨だなプ
でも、こういう人こそリアル世界ではとーってもいいひとで、人の悪口なんか絶対言いませんみたいな
ナイスガイだったりするんだろな。
周りのみなさん、葉月里緒菜がゾルゲにだまされてたみたいに172みたいな人にだまされないように。
200名無し三等兵:04/08/21 23:16 ID:06pyaasH
177さん 素朴な疑問なのですが、ベトナム戦争の時にベトナムの警察長官が私服の
北ベトナムの将校を頭を撃ち抜いて射殺していますが、これも戦時国際法の範囲でしょうか?
201名無し三等兵:04/08/21 23:18 ID:???
>>200
スパイは国際法の適用外
202名無し三等兵:04/08/21 23:23 ID:06pyaasH
201さん 国際法の適応外ということは好き勝手に処刑していいの?
203名無し三等兵:04/08/21 23:27 ID:???
国内法や軍刑法で裁くのが建前だが、守られていない事例もよく目にする
204名無し三等兵:04/08/21 23:27 ID:???
>>202
YES

表に出ない部分ですので。
205名無し三等兵:04/08/21 23:35 ID:06pyaasH
ということは在日チョン工作員も日本政府の断固たる意思があれば代々木競技場での
処刑も可能だな。
206名無し三等兵:04/08/22 00:09 ID:???
でもスパイに不必要に浣腸したら拷問禁止条約にひっかかるよ
207172:04/08/22 02:00 ID:???
>>177
>>自分の都合のいい「強制移送」のみに言及して「強制失踪」のほうはどうなるんだろう。

あのさー、こっちは「人道に対する罪」の成立には「規模」が要件になりますよ、って
言ってるんだけどね。長〜い判例を書くのが嫌いだからw、例示として強制
移送に関する部分の判例を出しただけで。強制失踪と強制移送って同じ「人道に
対する罪」じゃないの?規模性の要件が移送にだけ当てはまると思っていたら
驚き。日本語の解説すら読んでない証拠。判例の知識は学部生以下。

>>北朝鮮だって、状況として何百人も一気にさらってこれるならそうしてるだろ。
散発かもしれないけど、各回の人数が少ないのは外在的な要因だろ。

脳内補完ですか。苦しすぎます。仮定の話で「さらってこれるならそうしてる」
なら罪が成立するんですか?実際にはそうしてないのに?外在的な要因があれば
何でもアリですか♪

>>それでもICC規程の求める規模にまではいかないんだ。そりゃ残念。

そもそもICCって日本も北朝鮮も入ってませんが?これでどうして「はるかに低い」
基準を採用した規定が日本=北朝鮮の間に適用されるの??こういうのさー、
本当に恥ずかしいから調べてから書きなよ。こっちが聞いてなくても、まず
最初に説明するべきことじゃないのw なんか177の頭悪いレスしか返ってこないんで
飽きてきた。最初は楽しかったです。ちなみに俺はリアルでは品行方正ですが
177のように「悪口」と「議論」を混同するようなマネはしませんw
208ところで:04/08/22 02:03 ID:???

>>ナイスガイ  ←激ワロタ。177はいったい幾つですか?
209177:04/08/22 02:58 ID:???
ICC規程の実体規定→慣習法という建前
という所与の条件をこの期に及んで蒸し返すとは・・・

まぁ、いいや。はじめっからどう考えても負け戦だ。俺もちょっとこれには飽きてきた。
でも、これだけは覚えとけ、男には負けるとわかっていても(ry
これが「男の戦い」だ

あと、日本と北朝鮮は交戦状態にあるんだ。前にも書いたけど
ここ数年で劇的に適用基準がハーグ・ジュネーブ法ともに下がったんだ。
これを
国家実行という麺に法的確信その他というお湯を注いで3分待てば出来上がる
「カップラーメン慣習法」という。俺がさっき考えた。覚えておこう。

さらに、俺が幾つかは教えてやらないが、一週間後に誕生日だ。
プレゼントを贈りたければどうぞ。俺は男からでも受け付けるぞw

さて、オリンピックも終わったし、寝るか。
軍板に集う右翼のみなさん。またおかしな議論を提起してくれ。俺はいつでも味方するぞ。
210kasako:04/08/22 11:31 ID:???
177 さん。 人違いでしたか。すみません。でも、僕が人違いという可能
性を感じつつも177さんにレスをつけた理由を誤解されているようなのでこ
こに書きます。

僕は、177さんに「172悲惨だなプ」といってもらいたくてあのレスを
書いたのではありません。口の利き方であれば177さんも同じレベルだと
思っています。僕が言いたかったのは、177さんの言っていることは、
現時点ではかなり少数派であること。人を納得させるためには、法的な意味での
理論武装と、議論の明快な組み立て方を立てないと、異端として終わってしまう
と言うことです。しかし177さんのレスは、客観的に見て、とくに法的な理
論武装という要素が欠けているということです。交戦状態の概念しかり。マルテ
ンス条項の解釈しかり。方向そのものが悪いと言っているのではありません。し
かし一般的には、172さんの言っていることがメジャーなのだと僕も思います。
また、「国家実行」といいますが、日本・米国は交戦状態を認めていないのはな
ぜだとお考えですか?政治的な理由だけでしょうか?177さんは従来の解釈、と
いう壁を乗り越えようとしているのではなく、壁そのものを無視して突進している
印象があります。また上にも書いたように、人道に対する罪、という、戦争犯罪と
は異なる概念を突飛な文脈で出してきていて、議論の構成も一部混乱しています。
誤解しないでください。言い方がきつかったら申し訳ないのですが、煽っているの
ではありません。前回遠まわしに言いすぎたので伝わらなかったのかも知れません
が、177さんを煽る人も来ないみたいだし、来たとしてもあえて書きます。
211kasako:04/08/22 12:38 ID:???
僕が177さんに似た人に会ったのは、大学の勉強会です。会場は都内にある
うちの学校ですが、サラリーマンや知らない団体の人とかも来ることがあり、
年齢構成は割りと雑多です。そこで上にある177さんと非常に似通った議論
をする人がいて、もしかしてご本人かな、と思ったのです。ここの雰囲気とは
当然違いますけど、その人は結構叩かれてました。僕が一番悔しかったのは、
拉致被害者の救済のために、武力紛争との関連をもたない「人道に対する罪」
の適用を主張する某先生までもが悪く言われてたことです。そういう場を収束
できなかったのは僕の力量不足です。しかし、社会的な目的のために従来の
「壁」を乗り越えようとしている先生に比べて、177さんはあまりにも努力
不足ではないかと思います。プロとアマの違いを差し引いても。

例えば、「ICC規程の実体規定→慣習法という建前」ですが、これでは根拠になり
ません。非締約国である北朝鮮の行為をICCに引っ張り込むには手続規定が必要で
す。つまり、12条3の非締約国の受諾宣言がなされるか、13条事態で安保理が
出てくるか、という要件を満たさなければ、実体規定(7−9条)がいかに慣習法
化してようが「ICCに」あげることはできないんです。割り込んだ上勝手に答えて
しまいましたが。具体的に理解してほしかったので。
212kasako:04/08/22 12:42 ID:???
こんなことは条約集を見れば、簡単に書いてあります。僕がこんなことを書いて
いるのは、しつこく繰り返しになりますが、177さんをやりこめるためでは
なくて、基礎的な法的知識の不足という自分の欠点をきちんと見つめなおして、
前進してほしいからです。これが模擬裁判やゼミの場であれば「男の戦い」は
177さんの負けです。でもそれでいいのでしょうか?そもそもこんなバックス
テージでの幼稚な戦いに勝って意味があるんですか?僕は拉致に人道に対する罪を
適用しようとすることについては肯定しています。だからこそ、まっとうな議論
をしてほしいんです。若造が勝手なことを書きましたが、努力する先生方をおと
しめるようなゆるい議論はしてほしくなかったんです。
213177:04/08/22 21:15 ID:ebUSx97v
なんか、良心の呵責を覚えざるを得ないなw
当の>>172にはこんなことを説明する必要もないと思うが、一応マジレスしてあげよう

そもそも一連の>>172とのやりとりは、>>163に対する>>168以下の「172」のレスを
「なんかヴァカにマジレスしてるやつがいる」と、思ったところから始まっている。
だいたい、172とかは、おそらくここのスレタイからしてふざけてるとしか思えないだろう。
まー想像するにそれまでの議論を見てそろそろ我慢がならなかったんだろう。

で、俺は少しからかう意味で>>173を書いたわけだが、そこからの流れは
それこそ「何ゆえに総加入条項の話?」という疑問は残るにせよ一方的に>>172が正しいわけだ。
ジュネーブ法の話にまで踏み込んだのは>>174と172を一瞬同一人物だと誤解したから。

ところが、誰も>>172の書いてることを理解しないばかりか、俺が適当なことを書くと
それをサポートする椰子まで出てくる始末。異端とか理論武装とかのレベルじゃなくて
日朝間の交戦状態なんてどう考えても有り得ないだろ。

そんなのを肯定しようとすると、自ら循環論法を用いるほかないわけだ。
でも、>>172にはそんなの通じなくても、通じちゃってる奴が結構いるじゃん。おっかないよねー。
ジェノサイドを刑法上の犯罪として、扇動を罪として問えるようにする必要性を感じるね。
214177:04/08/22 21:21 ID:???
単純に「戦争してんだよ!」みたいな話だったころはまだ>>163
いかにギャグとして広がりをもつか追求できたけど、
徐々に技術的な話に傾くにつれて確かにつまんなくなった。>>207
「飽きてきた。最初は楽しかった」って言ってるのはそういうことだと思うよ。

現実に目の前に現れたとしたら、あの拉致に人道に対する罪を適用する
なんて議論は看過しがたいね。そんなの「人道に対する罪」「国際人道法」という
甘美な響きに過大な期待を寄せてるとしか思えない。

武力紛争と一体にならない人道に対する罪なんて、実際には・・・アパルトヘイトみたいな
UNC2−7の例外となる国内事態ぐらいのもんだろ。北朝鮮が行った拉致程度じゃ「広範な・・・」
っていう条件、あるいは規程上の犯罪の大前提である重力を満たさないでしょ。
あとは911みたいなテロが乱発するとか。そのくらいじゃないの?

ついでに>>211について触れると、刑事訴訟手続がどうあろうと国際法の違反は存在するわけだろ。
ICCで扱えなくても規程の実体規定の禁止が慣習法だとすることにそれほどの無理はない。
215177:04/08/22 21:23 ID:???
まぁ、というわけで、人前でおれはこんなことを言ったりしない。
叱咤激励はありがたいが何の意味もありません。

拉致に人道法を適用するとしたら、やっぱり「人道に対する罪」がICC規程で
武力紛争を前提にされなかったことを過大評価して、ローマ会議での諸国の賛成に法的確信を読み込み
さらに軽々しく政治的に「戦争」と発言するブッシュの発言と同盟国の支持をも国家実行とした上で
核実験事件とかグリーンランドよろしく禁反言に結び付けてでっかい武力紛争の存在を肯定し

さらに「情報通信がここまで発展した世界では武力紛争と呼べる事態は早い時期から始まっている」
「インターネットの現代では国家実行も光ケーブルのごときスピードで形成される」
とかそういう電波を確信的に飛ばしてそもそも伝統的な国際法がいかに時代遅れかをもっと激しく追及するかな。

そのくらいしないと、多分「広範で組織的な攻撃」の存在なんて導けないだろうな。
北朝鮮との武力紛争の存在を肯定するにしろしないにしろ。
もちろん、過激派の支持を当て込んでね(w

それにつけても最大の疑問は、>>163は一体ハーグ法を適用してどんないいことがあると思ったんだろう。
それだけは最後までさっぱりわからないままでした。誰か教えて。
216名無し三等兵:04/08/22 23:55 ID:???
>>215

あてずっぽで書くけど、ある種の倒逆を考えていたのではないだろうか。

つまり、普通は、戦争状態に対して国際人道法の適用がなされると考えるのが普通なんだろうけど、
彼は国際人道法の適用がなされているならそれは戦争状態である、従って、日朝間に国際人道法が
適用される→日朝間は戦争状態にある、やったぜ!、てな感じだったのではないかなあ、と。

# 漏れは>>168=>>174ですた。>>177以降は見てるだけで。
217名無し三等兵:04/08/25 14:45 ID:RWs3V8RF
突然ですが、基本的な質問で申し訳御座いません。

戦争(戦時)において、軍事上の理由から敵兵を殺傷することは合法ですね?
一方、当たり前のことですが普通の国内法では人を殺傷すると刑法犯罪です。

戦争上の敵兵殺傷は刑法上の犯罪の構成要件に該当する、とすると
戦争上の敵兵殺傷行為は違法性を阻却されていることになるわけですか?

細かいことをいえば、交戦資格者の敵兵殺傷行為に限定されますが。
218名無し三等兵:04/08/25 15:27 ID:???
>>271

それは多分国際法の問題ではなく国内法の問題で、日本だと刑法の第35条関係だと思います。

第35条 法令又は正当な業務による行為は、罰しない。

ttp://www.houko.com/00/01/M40/045.HTM

正当な業務というのは自衛隊の場合、自衛隊法の第七章に上げられている範囲ということになる
でしょう。

ttp://www.houko.com/00/01/S29/165.HTM

いずれにせよ、国際法とは関わりのない話題だと思います。
219名無し三等兵:04/08/25 19:10 ID:RWs3V8RF
戦時に交戦資格者が敵兵を殺傷するのは合法ですね。
一方、普通国内法(刑法)では人の殺傷は犯罪です。

すると、戦時の交戦資格者の敵兵殺傷行為は国内法・刑法上の違法性を阻却されている
ということになるのですか?
220名無し三等兵:04/08/25 19:12 ID:RWs3V8RF
↑すみません、>>217の前に書いたものを間違ってアップしてしまいました(>>219)。
221名無し三等兵:04/08/25 19:16 ID:???
>>218
> いずれにせよ、国際法とは関わりのない話題だと思います。

ご返答有り難うございます。

つまり、国際法と関係がないということは、交戦資格者の敵兵殺傷行為は、
刑法上の違法性阻却(刑法上に定めのある正当行為など)に該当するわけではなく
交戦権として認められたものであり、そもそも国内法が適用されない
ということになるのでしょうか?

(ageてばっかりでsage忘れてました)
222名無し三等兵:04/08/25 19:22 ID:???
ちなみに自衛隊というのはよく分かっておりません。

政府見解では自衛隊は交戦権を認められたものではない(憲法上交戦権は認められない)
となっていたと思います。ここでいう交戦権とは敵兵力の殺傷や破壊などの権利ですが。

でも、だとするなら捕虜にしてもらえるんでしょうか。とか色々疑問があります。
223名無し三等兵:04/08/25 19:54 ID:???
戦時国際法で隣の姉ちゃんを何とかできないでしょうか?
224名無し三等兵:04/08/25 21:13 ID:???
>>221
218の前半を読んでどうやったらそんな解釈になる?
国内刑法の問題だから国際法の問題ではないってことなのに

225名無し三等兵:04/08/25 21:15 ID:???
>>222
憲法上で交戦権を認めるかどうかは国に対してであって自衛隊という組織に対してではない
226218:04/08/25 23:26 ID:???
>>221

あなたが何を言っているか全く理解できないのですが、当方の主張は以下の通りです。

1. 国際法において、武力紛争時に交戦者資格を持つものが敵対勢力に属する戦闘員を殺傷すること自体を
禁じる明文もしくは慣習上の規定は存在しない。ただし、害敵手段及び戦闘から除外される者については、
明文で規定が行われている。

2. 従って、国際法上の規定を守って戦闘を行う限り、国際法の範囲で戦闘員が自らの害敵行為について責任を
問われることはない。つまり、規定が守られている限りは、害敵行為それ自体は国際法の掣肘を受けない。

3. 国際法の問題ではないのだから、害敵行為、すなわち殺人・傷害は国内法の適用を受けることになるが、
日本の場合刑法第35条で、法令による行為は罰しないとされており、自衛隊の場合、自衛隊法の第七章で
その「法令による行為」は具体的な内容を与えられている。

よその国のことは良く知りませんが、同様の規定が行われているはずです。
227名無し三等兵:04/08/26 00:14 ID:???
>>224
> >>221
> 218の前半を読んでどうやったらそんな解釈になる?
> 国内刑法の問題だから国際法の問題ではないってことなのに

誤読でしたか。
私の疑問の要点は、国際法と国内法の関係ということになるのでしょうかね。
よく分かってないんですけどね。

つまり、少なくとも第二次世界大戦までは、戦争犯罪というものは国内法で裁かれたのですね。
(戦争犯罪について)
#しかし、これらの行為者を捕えた側は、自国の軍事刑法や普通刑法に従い彼らを
#厳刑に処すことが国際法上認められている。戦時犯罪は、後述のようにそれを行っ
#た個人を捕えた交戦国が戦時(武力紛争)中に裁判にかけ処罰するもので、敵対
#行為終了後にはもはや処罰しえないものとみなされていた。これらの点に戦時犯
#罪の性格があらわれている。すなわち、戦時犯罪は、一般にそれを犯した者と捕
#えた国(当局)との関係で意味をもち(国家法益の侵害)、したがって戦時中に
#しかも自国の刑法に基づいて処罰しうるにすぎないものである。
藤田久一『新版 国際人道法』p197

ここだけを読むと、国内法上の関係のみにおいては、敵兵の殺傷行為は
刑法上の違法性を阻却されているから合法なのだと言えるように思われます。
戦時国際法違反も国内法に基づいて処罰されることから、
国内法の枠組みの中で合法だということではないかと判断されるからです。
しかしこの解釈だと、戦時国際法は各国国内法に敵兵の殺傷を合法化する
刑法上の殺傷行為の犯罪規定に関する違法性を阻却する法律上の義務を生じます。
法解釈ではそうなってしまうわけです。

構成要件に該当する限り違法性が阻却されないと違法となってしまいます。
一方、適用外であるとするならば、そもそも違法ではありません。

法解釈上はどうなっているのか、そこのところがはっきりしないのですね。
228名無し三等兵:04/08/26 00:14 ID:???
>>225
> >>222
> 憲法上で交戦権を認めるかどうかは国に対してであって自衛隊という組織に対してではない

???自衛隊は日本国政府に属する機関ではないのですか?
229名無し三等兵:04/08/26 00:31 ID:???
>>226
> 3. 国際法の問題ではないのだから、害敵行為、すなわち殺人・傷害は国内法の適用を受けることになるが、
> 日本の場合刑法第35条で、法令による行為は罰しないとされており、自衛隊の場合、自衛隊法の第七章で
> その「法令による行為」は具体的な内容を与えられている。

つまり、私が問題としているのはつまるところ法理論上の話となるのでしょうか。

要するにこういう事です。

刑法上、犯罪の構成要件に該当すると、違法性が阻却されないと、違法である、
とされています。責任性もありますがこれは関係ないので無視します。
敵兵の殺傷行為も犯罪の構成要件に該当します。法理論上ではこの場合、
刑法上の犯罪となってしまいます。これが一応基本です。

自衛隊の武力行使は、自衛隊法における法第八十八条の武力行使規定により、
仰るように正当行為であり、違法性は阻却されると説明されます。

ところが、自衛隊は交戦権を認められたものではありません。周知の通り、
この交戦権には敵兵の殺傷行為の権利も含まれます。自衛権の場合これは微妙です。
そもそもこの微妙なところが憲法第九条を巡る問題でもあるわけで、
交戦権を否認しているのに、武力行使が可能というのは分かりづらいわけです。

穿った見方をすれば、交戦権を否認しているので、刑法の構成要件に該当してしまうため、
自衛隊法で法令行為として合法化した、と思えなくもありません。

> よその国のことは良く知りませんが、同様の規定が行われているはずです。

まさにそこが問題なのではないかとも思えます。よその国はどうなっているのでしょうかねぇ・・・
230名無し三等兵:04/08/26 00:35 ID:???
つまり、

法理論上、軍隊の武力行使(敵兵の殺傷など)が合法なのは、

(A)国際法上で権利を認められており、国内法の適用外であるから、刑法はそもそも
適用されない。(のだから刑法上の規定における違法性阻却ということもない)
(B)国内法上で違法性が阻却されるから合法である。

どっちなんだろう、と。あるいは他にあるのかも知れませんが。
231名無し三等兵:04/08/26 05:05 ID:???
>>222
政府見解だと
憲法9条2項の戦力保持、交戦権は「前項の目的を達するため」以外は容認する余地があるって解釈じゃなかったか
232226:04/08/26 11:28 ID:???
なんつーか、>>227-230の文が全く理解できないんですが、漏れは単純に考えすぎですか。
233226:04/08/26 11:30 ID:???
>>229
>刑法上、犯罪の構成要件に該当すると、違法性が阻却されないと、違法である、

だからね、刑法第35条がまさにその違法性阻却事由になってるでしょ。
234226:04/08/26 11:46 ID:???
>>227-230氏と同様の論旨の展開している文章をぐぐって見付けたので、やっと理解できた。

つまり、「交戦権」が日本国家の権利として認められないのであれば、どんな形態であれ武力紛争に
参加すること自体が問題であり、違法である。従ってその中で行われる行為の違法性は棄却されない。

ってことなのかな。

とすると、今度は交戦権の解釈になって、やっぱり国内法の問題のような気がするな。
235217:04/08/26 13:26 ID:???
↑コテハンにしました
>>231
> 政府見解だと
> 憲法9条2項の戦力保持、交戦権は「前項の目的を達するため」以外は容認する余地があるって解釈じゃなかったか

政府見解のわかりやすい資料はここにありました。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kenpou.nsf/html/kenpou/shukenshi033.pdf/$File/shukenshi033.pdf

#「交戦権」の意味について、政府は、「交戦国としての権利」との立場から、
#次のような見解を述べている(政府答弁書昭55.12.5)。
# 憲法第条第2 項の『交戦権』とは、戦いを交える権利という意味ではなく、交戦国が国際
#法上有する種々の権利の総称を意味するもので、このような意味の交戦権が同項によって
#否認されていると解している。
# 他方、我が国は、自衛権の行使に当たっては、我が国を防衛するため必要最小限度の
#武力を行使することが当然に認められているのであって、その行使は、交戦権の行使とは
#別物である。

自衛隊による「相手国兵力の殺傷等」は自衛権に基づくものであって、交戦権の行使ではない
のだそうです。

捕虜にしてもらえるのかどうかの議論も、防衛法案制定時の国会議論にもあったようです。
(国会のHPで戦後の議事録は全部検索出来ますが、何処にあるのかまでは分かりません)
国の答弁は確か、不正規兵でも捕虜にしてもらえるんだから問題ないだろう、みたいな答弁
だったと思います。しかし、ハーグ規則で認められる交戦者って交戦権を認められる者
なわけでして、その交戦権を否認しているのだからわけが分かりません。

そもそも憲法制定時には自衛隊だって持てないという解釈だったのですけどね。
236217:04/08/26 13:46 ID:???
>>233
すみません、分かりづらいようで。私自身もっと整理してから質問した方が良かったのかも
知れませんね。

> >刑法上、犯罪の構成要件に該当すると、違法性が阻却されないと、違法である、
> だからね、刑法第35条がまさにその違法性阻却事由になってるでしょ。

ええ、日本の自衛隊の場合はそうですね。正当行為のうちの法令行為になる、と。
私の問題としているのは、普通言う軍隊(陸戦規則ではっきり認められる交戦者)もそうか?
ということになるかと思います。

>>234
> >>227-230氏と同様の論旨の展開している文章をぐぐって見付けたので、やっと理解できた。
って何処でしょう?もしよろしければご教示下さい。

> つまり、「交戦権」が日本国家の権利として認められないのであれば、どんな形態であれ武力紛争に
> 参加すること自体が問題であり、違法である。従ってその中で行われる行為の違法性は棄却されない。
> ってことなのかな。

私は自衛隊を問題にしているのではありませんが、自衛隊が法的に非常にややこしいというのは
長年の議論の経緯等ありますから言うまでもないと思います。

> とすると、今度は交戦権の解釈になって、やっぱり国内法の問題のような気がするな。

ええ、自衛隊の場合は日本国国内法上の問題として、日本国自身はその殺傷行為等については
憲法解釈を別にすると、違法性を阻却されるとして問題はないように思います。

しかし軍隊とすると違うのではないか、そもそも国内法は適用されないのではないか、
とも思えるわけです。法理論上の問題として、交戦者の殺傷行為などは交戦権として
国際法上で認められているのであって、軍隊というのは一般に国内法の規制を受けない、
のではないか、ということです。
237名無し三等兵:04/08/26 15:31 ID:???
>235
ハーグでいう「交戦者ノ資格」、つまり
1.部下ノ為二責任ヲ負フ者其ノ頭二在ルコト
2.遠方ヨリ認議シ得ヘキ固著ノ特殊徽章ヲ有スルコト
3.公然兵器ヲ携帯スルコト
4.其ノ動作ニ付戦争ノ法規習慣ヲ遵守スルコト
がみたされているかどうか、つまり捕虜を受け入れる側の部隊が
その場で確認できる事項が大切であって、その場では確認できない事項、
例えば捕虜の側の国の国内法なんて知ったこっちゃねえと思うのだが。
確かに捕虜は、所持していた兵器などを除いては国内法の下に置かれると
定められているが、それは捕まえられた後にも捕虜の権利を保護するための
決まり(ハーグ)であって、捕虜の側の選択肢を狭めることを目的に
(ハーグで)定めているわけではないと思われるのだがどうよ。
話に出たが、捕虜には民兵だっているわけだし、いちいち敵の側の事情なんか
確認していられねぇ。

だから国内法で交戦権を認めるか否かというのとは全く別の問題かと思ったのだが。

法に疎い者の戯言ですた
238名無し三等兵:04/08/26 15:42 ID:???
237追記。捕虜は敵国の国内法に従う、か
239名無し三等兵:04/08/26 15:43 ID:???
じゃない、文が無茶だ無視してくれ
240217:04/08/26 16:12 ID:???
相変わらず自分で言っていることもよく分からないんですけども、この場を借りて
考察してみたいと思います。

戦時に交戦法規(国際法)で交戦者資格を認められた交戦者が、軍事上の理由から
敵兵を殺傷することは合法です(これが大前提です)。国際法上合法なんですね。
これを「違法性を阻却されている」として合法と見なす見解があります。
国際法上合法ということは違法性を阻却されているんだと。

ところが、国際法上合法なのに国内法で違法とされる場合があります。戦時国際法では
戦時叛逆と間諜は国際法上合法と説明されますが、国内法上は違法です。特に間諜は
陸戦規則で奇計として合法とはっきり認められている(ハーグ24条)一方で、
裁判により処罰して良いと解釈される他のない条文があります(ハーグ30条)。

ということは、必ずしも国際法上合法と言うことが違法性阻却事由になるということ
ではないことになります。すると、間諜(行為)と交戦資格者の(合法な敵対行為の)
法的な意味での違いは何かと言うことになりますが、交戦者資格があるかないかと
言うことになります。交戦者資格があれば違法性を阻却され、ない場合には違法性を
阻却されない、と。

しかしこの解釈には疑問の余地があります。例えば軍事上の理由もないのに不必要な
殺傷を交戦資格者が行うとこれは違法ですが、これは国際法違反(戦時犯罪)であると
言われることはあっても、刑法の殺人・傷害罪であるといわれることはないと思います。
(※微妙なケースはなくもないかも知れませんけど)例えば捕虜殺傷ならそう言われるわけです。

だとすると、やはり戦時に交戦法規(国際法)で交戦者資格を認められた交戦者が、
軍事上の理由から敵兵を殺傷することが合法なのは、法理論上は違法性を阻却されるからではなく、
そもそも国内法の適用外だから(外交官特権みたいなもの?)のように思えるのです。

こうした説明をした学者なりの説明は未だ知らないのですけど・・・・

241名無し三等兵:04/08/26 16:28 ID:???
>>236
交戦者の殺傷行為を国際法の交戦権として認めるかは
相手国が問題にするときであって
国内法が適用できるかどうかとは関係ないです
それとは別に自国の主権の及ぶ範囲であれば当然国内法の対象となるでしょう
242名無し三等兵:04/08/26 16:39 ID:???
>>240
>だとすると、やはり戦時に交戦法規(国際法)で交戦者資格を認められた交戦者が、
>軍事上の理由から敵兵を殺傷することが合法なのは、法理論上は違法性を阻却されるからではなく、
>そもそも国内法の適用外だから(外交官特権みたいなもの?)のように思えるのです。
あなたのは
「アメリカの法では合法だが日本の法では違法である」というような事例について
「そのとき誰が法の行使者か」という状況を無視して
「どっちの法が適用されるのか?」
を気にしているように見えますが
243217:04/08/27 00:42 ID:???
>>241
申し訳ありませんが、仰ることの意味が良く理解出来ません。

陸戦規則で認められた交戦資格者の殺傷行為は、これは国際法上、
交戦権の行使として認められており、合法です。
戦争状態になれば、自国内は元より相手国内であろうと、
合法です。

自衛隊の場合にややこしいのは、日本が憲法で交戦権を否認している
という一点につきます。そもそも軍とは各国が独自に定めるものです。
(軍以外の民衆軍・義勇兵等は除く)つまり、自衛隊は日本が独自に
交戦権を否認した上での兵力としているので、国際法上も交戦権の行使を
認められたものとしての軍ではないわけです。ですから、政府答弁においても、
不正規軍の扱いを受ける(不正規軍も捕虜扱いされるであろう)というような
答弁があるわけです。

もちろんこれは、ある意味「危険側」に振った解釈です。
実際にどうなるのかはよく分かりません。ただ、自衛権を行使することが
そのまま交戦権の行使(の合法性)を意味するというのが普通の解釈のようで、
自衛隊というのが実に奇妙な解釈を要求される存在であることは間違いないようです。

ところで私は自衛隊を問題にしているのではありません。やむを得ず
自衛隊について調べた上で論じているに過ぎません。
244217:04/08/27 00:49 ID:???
>>242
> あなたのは
> 「アメリカの法では合法だが日本の法では違法である」というような事例について
> 「そのとき誰が法の行使者か」という状況を無視して
> 「どっちの法が適用されるのか?」
> を気にしているように見えますが

いえいえ、国際法は二国間以上の多国間で適用されるものですので、
その比喩は当て嵌まらないと思われます。
245218:04/08/28 10:14 ID:???
>>240
>ところが、国際法上合法なのに国内法で違法とされる場合があります。戦時国際法では
>戦時叛逆と間諜は国際法上合法と説明されますが、国内法上は違法です。特に間諜は
>陸戦規則で奇計として合法とはっきり認められている(ハーグ24条)一方で、
>裁判により処罰して良いと解釈される他のない条文があります(ハーグ30条)。

間諜の定義は第二九条です。またこの条文は間諜を合法と認めたものではありません。条文を
読めば分かるように、

>交戦者ノ作戦地帯内ニ於テ、対手交戦者ニ通報スルノ意思ヲ以テ、隠密ニ又ハ虚偽ノ口実ノ下ニ
>行動シテ、情報ヲ蒐集シ又ハ蒐集セムトスル者

のみが、間諜とみなされハーグ陸戦規則の保護を受けない立場におかれるということを言っている
のです。その後段もきちんと読みましょう。

第二四条は交戦者資格を持っているものが行う行為に対する規定なので、間諜を持ち出すのは
そもそも筋違いです。

また、第三〇条はそう読んではダメです。この条文は、前条で間諜としてハーグ陸戦規則の保護を
受けないものにも一定の保護、すなわち間諜を逮捕した国家の国内法によって裁判されることが
なければ処罰を与えられることはない、つまり裁判を経ずに即決で処罰を受けることがないことを
規定したものですから、国際法では合法でも国内法では非合法という例には当てはまりません。

また、ハーグ陸戦規則には戦時反逆を合法と認めている条文はないと思います。

ということで、論の前提の部分に難があるように思います。

あと、議論が拡散している気がしますんで、もう少し立論の際に論点を整理してそこに集中した方が
いいように思います。
246217:04/08/28 13:46 ID:???
>>245
> 間諜の定義は第二九条です。またこの条文は間諜を合法と認めたものではありません。条文を
> 読めば分かるように、

いいえ違います。

#戦争中敵軍の動静及び敵の意思を知ることは、交戦上極めて有利であることはいふを
#俟たない。この目的のために間諜を用ひ、或ひは敵兵または敵の一般人民及び中立人
#を利用することは合法と認められてゐる。ハーグ陸戦法規第二四條は、この点に関す
#る慣習法を成文化したものである。同條は「奇計並ビニ敵情及ビ地形探知ノ為ニ必要
#ナル手段ノ行使ハ適法ト認ム」と規定してゐる。即ち、国際法は間諜行為或ひは戦時
#叛逆行為を利用することは合法と認めてゐるのであるが、・・(後略)
前原雄一,『戦争法』,ダイヤモンド社,1943,p171

> 第二四条は交戦者資格を持っているものが行う行為に対する規定なので、間諜を持ち出すのは
> そもそも筋違いです。

上の引用のように間諜を合法とする根拠は「戦争中敵軍の動静及び敵の意思を知ること」
であり、これは間諜の目的そのものです。交戦者資格云々は関係ありません。その目的のために
軍人であろうと民間人であろうと間諜に使用するのは国際法上合法だということです。
247217:04/08/28 13:48 ID:???
> また、第三〇条はそう読んではダメです。この条文は、前条で間諜としてハーグ陸戦規則の保護を
> 受けないものにも一定の保護、すなわち間諜を逮捕した国家の国内法によって裁判されることが
> なければ処罰を与えられることはない、つまり裁判を経ずに即決で処罰を受けることがないことを
> 規定したものですから、国際法では合法でも国内法では非合法という例には当てはまりません。

実際に間諜は国際法で合法であり、国内法で非合法となるわけで、また、三〇条は明確に処罰すること
を認めているのですから「例に当てはまらない」という指摘は当たりません。

> また、ハーグ陸戦規則には戦時反逆を合法と認めている条文はないと思います。

慣習法です。国際法の文献ではいくらでも戦時叛逆が国際法上合法であると記述しているものを
見つけることが出来ます。(上記引用例など)

> あと、議論が拡散している気がしますんで、もう少し立論の際に論点を整理してそこに集中した方が
> いいように思います。

それはそのとおりかも知れませんが、それがなかなか。。。すみません。
248名無し三等兵:04/08/29 21:53 ID:adHbgWnG
この分野の最高峰である信夫淳平『戦時国際法講義』、復刊投票にご協力下さい。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=8302
249名無し三等兵:04/08/30 00:03 ID:???
>>248

それ、すごく欲しいんだよなあ。四巻本だからそうそうコピーするわけにも
いかないし。
250名無し三等兵:04/08/30 04:12 ID:???
しのぶ先生本人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
251名無し三等兵:04/09/06 23:06 ID:???
ほしゅあげ
252名無し三等兵:04/09/11 23:17:23 ID:???
戦時国際法のしっかりした体系書・理論書の代表的なものは何でしょうか(英語
でも可)。 最近入門的な本はちらほら見るのですが,まとまったのがないので。
253名無し三等兵:04/09/13 22:55:57 ID:???
藤田人道法ではだめですか?
254名無し三等兵:04/09/15 18:09:56 ID:DEuoNb0D
あげ
255252:04/09/16 14:21:25 ID:YnI+IpLt
>>253
> 藤田人道法ではだめですか?

あ〜,ど忘れしてました(汗)。小池氏や井上氏の啓蒙書しか思いつかなかった
もので…

 そういえば,9月3日の官報に追加議定書が加入して公布されてましたね。

256名無し三等兵:04/09/17 23:29:33 ID:???
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0521542278/qid=1095431116/sr=1-5/ref=sr_1_8_5/249-6493770-1086742

あとは最近出たと思しきこれとか。
いや、読んだことないよ。どんな本か気になっただけw
257名無し三等兵:04/09/26 23:02:12 ID:fAHyr6Fb
age
258某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/10/03 12:22:57 ID:???
ほしゅ
259某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/10/08 00:56:26 ID:???
ほしゅ。
260某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/10/14 00:47:33 ID:???
保守
261某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/10/18 19:21:59 ID:5Aqw1wm7
あげ
262某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/10/20 02:35:23 ID:???
雑談スレより

163 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:04/10/19(火) 22:51:48 ID:???
NHKの人間講座、たまたまつけてたら面白い内容やってた。

ttp://www.nhk.or.jp/ningenkoza/200410/tue.html

今回は国際人道法の入門(教養の概説の一回目レベルくらいかな)ですた。
263コヴァ:04/10/20 23:22:11 ID:UCiVdGWj
>>253
藤田氏は、以前防大教授の元陸将補の著書を「学術的でない」と批判したが(分かりやすい本である)、ご当人の本を読むと、はっきり言って分かり難い。
小難しい本にこそ価値があるという、学者特有の思い込みのある人物である。一度見たが、悪い人ではなさそうだが。
264コヴァ:04/10/20 23:48:46 ID:UCiVdGWj
>>215-216
朝鮮戦争は、法的にはいまだ終結していない。ただの休戦。
ということは、十分戦争犯罪として成立する。そして、我が国は掃海隊を派遣した参戦国。十分処断する権利がある。
265名無し三等兵:04/10/21 19:42:23 ID:tzM5l3gB
お前面白い。マジで。
266某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/10/25 19:34:14 ID:???
ほしゅ
267某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/11/01 16:27:54 ID:rh9YzC9v
こうレスがないとネタ振りに困りますあげ
268名無し三等兵:04/11/01 23:22:04 ID:???
せめて自分で用意したネタ書き込んで保守しろ
需要の無いスレをエゴで保守るな
269某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/11/03 01:09:55 ID:???
>268
りょうかーい

アフリカ関係のどこかのスレでも書かれていましたが、傭兵の禁止について少々。

 あるサイトでは「傭兵は、ジュネーブ条約第47条で正式に禁止されている。」
と書いてありますが、ジュネーヴ諸条約第一追加議定書の第47条には
傭兵は捕虜として扱われない旨書かれている(拷問OK)のであって、
これが直接に傭兵を禁じているわけではありません。
 ちなみに仏外人部隊は議定書における傭兵の定義には当てはまりません。
傭兵は議定書に示されるすべての条件を満たしている者をいいます。

ジュネーヴ諸条約第一追加議定書
ttp://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/treaty159_11.html

a)武力紛争において戦うために現地または国外で特別に採用されていること。
b)実際に敵対行為に直接参加していること。
c)主として私的な利益を得たいとの願望により敵対行為に参加し、
並びに紛争当事者により又は紛争当事者の名において、
当該紛争当事者の軍隊において類似の階級に属し及び類似の任務を有する戦闘員に
対して約束され又は支払われる額を相当上回る物質的な報酬を実際に約束されていること。
d)紛争当事者の国民でなく、また、紛争当事者が支配している地域の居住者でないこと。
e)紛争当事者の軍隊の構成員でないこと。
f)紛争当事者でない国が自国の軍隊の構成員として公の任務で派遣した者でないこと。

現代、傭兵の禁止の根拠とされているものは
傭兵の募集、使用、資金供与及び訓練を禁止する条約
http://www.ndl.go.jp/horei_jp/Treaties/un/human_rights/human_rights17.htm
ですが、米国などは批准しておりません(最近のはちょっとわかりませんが)し、
第一未発効です。
270某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/11/03 01:23:41 ID:???
ただ、傭兵を止めることで平和等幸福を希求しようという
発想自体は早くからあるものです。
過去、国連安保理においても傭兵募集をやめる旨の決議がなされたこともあります。


271名無し三等兵:04/11/03 04:09:58 ID:???
根本的なことはさておき、基本的なことから突っ込んでやろう
(拷問OK)って何だよ。

武力紛争時に捕虜の資格を有さない傭兵には拷問という手段をもって
待遇してもいいということだよな。
拷問禁止条約もお前の有斐閣の条約集で2条2項を声に出して読んでから
出直して来い

拷問禁止が慣習法ですらないと言うのならそれはそれでいいけど。
272名無し三等兵:04/11/03 16:01:57 ID:5UcZ2cvf
兵士としての保護はないけど、人間として最低限の扱いはしてもらえる。
ということか?
273某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M :04/11/03 20:53:38 ID:???
>271
流石にこのスレでは洒落にならんかった。スマソ。

一応URLはっときますね。

拷問禁止条約 発効は87年。正式名称と本文は↓の通り

拷問及び他の残虐な、非人道的な又は品位を傷つける取扱い又は刑罰に関する条約
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/gomon/zenbun.html

締約国は138ヶ国。以下の通り
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/gomon/ichiran.html


なお、これは戦時だけの話題ではなく、平時における刑務所での処遇なども含む。
むしろそっちがメイン。加えて、法自体が新しいこともあり、各国内での処遇のみならず
別の国に人を引き渡す際、拷問のおそれがある国には送らないよう明記しているのも特徴。
昔の条約はこういう所まで書いたものはなかったかと。
274名無し三等兵:04/11/03 21:04:25 ID:???
>>273
なるほどー、あなたのカキコにはネタが混じってるんですね
憶えておきます
275名無し三等兵:04/11/03 23:55:42 ID:???
>274
ハンドルからしてねつぞうデムパ
真面目なスレには名無しで出没するチキン。ここからは名無しに。

自分で勝手に行くようなのは別にしても、日本政府自身は、この条約を盾に
どこぞの国(のようなもの)へはいかなる人をも引き渡さなくて良いということになるか。
この条約が保護する対象は犯罪の容疑者に止まらず、
自国民を含む人間全体に及ぶわけだから。
276名無し三等兵:04/11/04 22:41:20 ID:???
てか、相手が北だと犯罪人引渡し条約とかがどうなんだろ
277名無し三等兵:04/11/06 22:18:36 ID:???
まあ、スイス政府によれば傭兵は人間の屑ですからね。
じゃあ自分も、侵略の定義について語ってみたいと思います。
侵略とは計画性がある先制攻撃である。
異議のあるひといる?
278名無し三等兵:04/11/08 21:03:55 ID:???
>>277
基本的に、同意する。
ただし、「計画性」の範囲を限定したい。
妄想に基ずく、「計画」も当然「可」ですね?。
279277:04/11/09 21:39:15 ID:???
>>278
計画とは作戦計画のことで動員して開進して攻勢作戦に移る計画の事を指します。
動員も開進も攻勢作戦も即興でできるものではありませんので計画を作成
しなければなりません。妄想に基づく計画とはなんだかよくわかりませんね。
280278:04/11/11 20:57:09 ID:???
>>279
例「八紘一宇」
 「世界を、民主主義に住みよい世界にする」
 「テロリスト(USAを標的に限定)を殲滅する」
 あとは、お好みでどうぞ・・・
281277:04/11/12 05:02:33 ID:???
>>280
テロ計画と作戦計画を一緒にしないでくださいよ。
それが本当ならロシアが総動員したらベルギーを通り道にして
フランスに攻め込む計画も妄想のうちに入るのでは?
282名無し三等兵:04/11/12 11:00:56 ID:???
侵略の条件に先制は必ずしも必要では無いと思う。
大抵の侵略戦争は正当防衛の名の下に始まるし、
挑発して先制させて大逆襲、というような例もありそうだし。
283277:04/11/12 16:01:30 ID:???
>>282
なにがあろうと計画的な先制攻撃をした方が
侵略者なのでは?
284名無し三等兵:04/11/12 18:32:58 ID:???
>>283
いやだからですな、
1.あらかじめ綿密に侵攻計画を練っておき、国境に部隊集結準備万端
2.適当に挑発なりなんなりして、向こうに先制させる
3.「反撃」開始、部隊は国境を越え侵攻成功
みたいな例だと、あなたの規定だと、先制云々の小細工だけで侵略にはならないことになる。
285名無し三等兵:04/11/13 02:20:04 ID:???
侵略の定義に関する決議
http://www1.umn.edu/humanrts/japanese/JGAres3314.html
286名無し三等兵:04/11/13 13:01:39 ID:???
>>285
国連総会決議は法源じゃない。未だに大国間での侵略(aggression)の定義は
「挑発がないのに計画的な第一撃を加えること」でしょ。
287名無し三等兵:04/11/13 13:03:52 ID:???
>284
そんなもん、プロが見ればどっちが作戦を発動させたのか
簡単にわかる。日華事変では蒋介石が上海爆撃を日本のせいにして
日本の侵略と偽装したけど、中央軍の動きで中国側がaggressorだと
ばれた。
288名無し三等兵:04/11/13 13:09:17 ID:???
>>287
そりゃ偽装であって、284の言う「挑発して先制させる」では無いですやん。

どっちにしろ、先制の有無で侵略か否かが決まるってのは定義としては
脆いと思う。
289277:04/11/13 13:57:39 ID:???
>>288
確かに国境がどこがどこだかわからない場所で
戦闘が始まったらわけがわからなくなります。
ですから計画的な先制攻撃が侵略とみなされるようになったのです。
計画というのは動員や集中、開進など近代軍を動かすために必要な
作業のことです。こんなものは挑発されたからって即興でやれるものではありません。
290名無し三等兵:04/11/13 14:53:35 ID:???
>>289
ん?なんか噛み合ってない気がするですよ。
先制攻撃の定義は?

言葉遊びが許されるなら、>>283の定義では
仮に攻め込まれる方が一発でも先に撃っていたら
攻め込んだ方は「侵略」では無くなるけれど。

だから、定義から先制は外して
他国領の占領を直接の目標とした攻撃、ではどうでしょう。
291277:04/11/13 17:07:48 ID:???
>>290
ややこしいことに合法に外国に駐屯した部隊がその外国軍に
攻撃される事態も時々発生するのですよ。
292名無し三等兵:04/11/13 18:06:22 ID:???
>>290
侵略の定義の迷走から見える事・・・

「侵略」戦争は、定義が困難(不可能とは断言しないが)。

となると、侵略戦争を「反省」することは、現時点で虚構!?
293名無し三等兵:04/11/13 19:45:27 ID:???
>>292
パリ不戦条約で明確に定義されてるぞ
侵略とは何度も言われているように「挑発によらず計画的に第一撃を加えること」
(unprovoked aggression)
aggressionとは本来先制攻撃というような意味で、侵略と訳したのがそもそも間違いだな。
294名無し三等兵:04/11/14 03:29:29 ID:???
で、ここで侵略の意味を議論することにどんな意味があるんですか?
295名無し三等兵:04/11/14 05:44:21 ID:???
>>293
んだね、「侵略」って日本語は、どうしても政治的に否定的な価値が入っちゃう。
第一撃、初撃、先制、先制攻撃・・・そんな用語法が価値中立でいいんだろうなあ。

>>294
意味などない。意味がないことを咎め立てようというのかな?
296名無し三等兵:04/11/14 11:40:03 ID:???
日華事変は蒋介石のaggressionです
297名無し三等兵:04/11/14 11:48:21 ID:evMHO0ys
大学で国際法を勉強した奴は手を挙げろ。
素人がどうこういって答えが出る学問ではないよ。
298名無し三等兵:04/11/14 13:01:55 ID:???
国際法の総論みたいなの取ったけど
結局「強い奴には何言っても無駄」という感想しかないわけで。
299名無し三等兵:04/11/14 13:36:58 ID:???
アナーキーで不平等な社会。それが国際社会。
300名無し三等兵:04/11/14 23:35:43 ID:RMWHBwao
なにしろ、国際法をちっとも守らない超大国などというものが、現実に存在するん
だからね。
301名無し三等兵:04/11/14 23:42:56 ID:???
ソ連や中国でつね
302名無し三等兵:04/11/14 23:45:02 ID:???
中国が超大国でつか?
303名無し三等兵:04/11/15 01:40:36 ID:???
>>301
ソ連が「現実に存在する」?
中国が「超大国」?
304名無し三等兵:04/11/15 07:28:28 ID:???
USAは国際法は守ってますが何か?
国連憲章は国際法ではありませんが何か?
305名無し三等兵:04/11/15 12:39:18 ID:???
国連憲章って条約じゃないの?
306名無し三等兵:04/11/15 17:02:25 ID:???
307名無し三等兵:04/11/15 18:01:04 ID:???
便衣には捕虜資格なし!
アメリカも日本と同罪だな(w
308名無し三等兵:04/11/15 18:56:41 ID:???
満州事変
無法国家中国に対する日本の違法な先制攻撃(パリ不戦条約違反)

イラク戦争
無法国家イラクに対するアメリカの違法な先制攻撃(パリ不戦条約、国連憲章違反)

まったく同じじゃん!
これでアメ公は満州事変を責められなくなったな。
309名無し三等兵:04/11/16 20:34:24 ID:???
元々今回イラク戦争を推進してるような保守派は
日本の満州事変を責めてないでしょ
310名無し三等兵:04/11/17 17:02:17 ID:???
アメリカ、またやっちゃった。
311名無し三等兵:04/11/18 23:21:02 ID:???
おんなじことの繰り返しよ
あの一発が余計やったな
312名無し三等兵:04/12/07 21:57:43 ID:pOwVNOTX
あげ
313名無し三等兵:04/12/07 23:07:19 ID:???
ホッブスは時代遅れ?
314名無し三等兵:04/12/18 07:15:56 ID:???
>>293
293様他、戦時国際法を履修した諸兄にご教授ねがいます。

兵頭 二十八氏の近著で、兵頭氏が

「大日本帝国」は、1928年のパリ不戦条約を正式に批准したのだから
1941年の開戦は、宣戦布告の有無(仮に対米通告が間に合ったとしても)
明白に国際法違反であり。日本人はこれを現在でも充分には理解していない。

と述べています。これは正統な解釈でしょうか?
315名無し三等兵:04/12/18 11:16:34 ID:???
というか、パリ不戦条約以降、開戦ニ関スル条約は有名無実だよ。
考えてみれば当たり前のことで、侵略戦争が禁止された以上、
誰だって侵略者(aggressor)と認定されたくないからね。
316314:04/12/18 22:34:40 ID:???
>>315
ありがとう御座います。
「明白な国際法違反」との解釈は正統との見解で宜しいですか?
317名無し三等兵:04/12/19 00:18:13 ID:???
>>316
YES。満州事変でさえaggressorとならないよう小細工をしたのに、
太平洋戦争開戦時はそれすらしていない。パリ不戦条約のこと
忘れていたとしか思えないね。

318名無し三等兵:04/12/19 16:20:45 ID:hZcTkhcw
もう死文化していると認識していたとか?
319名無し三等兵:04/12/19 17:36:42 ID:???
自衛権の行使として正当化するつもりだったのでは?
320名無し三等兵:04/12/19 17:37:31 ID:???
自衛権の行使として正当化するつもりだったのでは?
321名無し三等兵:04/12/20 22:00:08 ID:???
>>319-320
「自衛権の行使」?解からないな。
問題は

「挑発によらず計画的に第一撃を加えること」

の「挑発」(ただし、あくまで軍事的)をどう世界にアピールするか?だろ。
ハル・ノート他では、あくまで外交的挑発で、軍事力での「挑発」では
ないよな。

しいて、やるなら、「石油禁輸は、帝国に対する『軍事挑発』と看做す」
くらい宣言してからでないと、まずいと思うが。この例でも苦しいと
思うが、無いよりはまし。
322名無し三等兵:04/12/23 18:08:49 ID:???
>>321
日本としては、宣戦の詔書にあるように、米英は「帝国ノ周辺ニ於テ武備ヲ
増強シテ我ニ挑戦」しているという認識だったよ。そして米英の目的は平和の
攪乱者たる蒋介石政権の支援を通じた「東洋制覇」であって、日本は「自存
自衛」のために戦争に踏み切るんだ、と。

この主張の是非はともかく、これは自衛権の行使として正当化しようという
方向性だと思う。

パリ不戦条約のことを忘れていた、というのとはちょっと違う気がする。

宣戦の詔書 41年12月8日
http://www.chukai.ne.jp/~masago/kaisen.html
323名無し三等兵:04/12/23 22:18:45 ID:???
>>322
感謝感。

ですが、
> 米英両国ハ、残存政権ヲ支援シテ東亜ノ禍乱(からん)ヲ助長シ、平和ノ美>名ニ匿(かく)レテ東洋制覇ノ非望ヲ逞(たくまし)ウセムトス。

> 剰(あまつさ)ヘ与国ヲ誘(いざな)ヒ、帝国ノ周辺ニ於テ武備ヲ増強シテ我>ニ挑戦シ、更ニ帝国ノ平和的通商ニ有(あ)ラユル妨害ヲ与ヘ、遂ニ経済断交>ヲ敢(あえ)テシ、帝国ノ生存ニ重大ナル脅威ヲ加フ。

詔書の文中で、「武備を増強し」は事実無根でしょ?米・英・露は欧州で手
いっぱいで帝国向けは、おざなりかむしろ削減が現実。独はむしろ帝国の露
との開戦を希望していた。
「忘れていた」は、不可だが空き巣狙いは、確かでは?
(傍証だが、露に開戦しなかったのは、不可侵条約の有無のみでは
 なかったはず)

脱線だが、北半島が「経済制裁の発動は、宣戦布告と看做す」と宣伝する
のは、帝国の失敗を勉強したのかと邪推している。
返しは、「北の物理的反撃は、いかなる事象であろうと侵略行為と看做し
日本国は自衛戦争に入る」と宣言する事か。
「事象」には、反日電波放送を含む。

324名無し三等兵:05/01/11 03:20:17 ID:Z7b15nms
これも復旧
325名無し三等兵:05/02/11 16:54:03 ID:cLNHvAgI
上告
326名無し三等兵:05/02/23 22:23:19 ID:???
この分野の一般人向け入門書って
小池政行氏の「国際人道法―戦争にもルールがある」朝日選書
井上忠男氏の「戦争のルール」宝島社
…あたりでいいんでしょうか?
327名無し三等兵:05/03/03 09:45:17 ID:cFwy2czq
ageてみる
328名無し三等兵:05/03/10 20:07:07 ID:6ncFIKrN
このスレはもう見捨てられたのか…?
329名無し三等兵:05/03/11 00:33:20 ID:fkTk9bG5
このスレ的に最上敏樹はどうか?
330名無し三等兵:05/03/11 01:04:25 ID:???
無題 Name 名無し 05/03/10(木)21:45 No.493074
ハーグ陸戦協定って成立時期からして戦略爆撃は想定
してないんでねーの?
一応無防備都市への攻撃が原則として禁止されるとして、
・軍需物資の生産施設・工員が攻撃対象外になるか
・高射砲、防空戦闘機、探照灯等で防御された都市が「無防備都市」にあたるか
・軍事目標周辺に民間施設が存在し、兵器の精度上精密攻撃も不可能な際、攻撃自体許されるのか

…等に対する厳密な法解釈ってないんでねーの?
「日本軍も同様な攻撃を先にやった」「とにかく女子供が死んでるんだから違法」
みたいな多分に感情論を含んだ意見でなくてさ、厳密にコレコレの規定
があるから都市爆撃は合法/違法みたいな例挙げられる人いない?

第二次大戦中の都市無差別爆撃は適法なのか否か?
ドレスデン爆撃は本物の「無防備都市」を爆撃したわけだから、明らかに違法だと思う。
では、重慶爆撃や東京大空襲はどうなんですかね?
331名無し三等兵:2005/04/11(月) 19:07:16 ID:sLbmc7Y0
もう駄目だね、このスレ。
332系譜:2005/04/13(水) 16:58:31 ID:XwjyFwoL
横田喜三郎
  |
  |________________________
  |        |      |
  |        |      |
高野雄一     小田滋     石本泰雄
  |
  |______________
  |        |         
山本草二     岩沢雄司
  |        |
  |        |
  |        |

333名無し三等兵:2005/05/14(土) 11:00:42 ID:???
こういうスレは1つはないとね。
地味な専門スレなので保守です。
334名無し三等兵:2005/05/14(土) 23:12:52 ID:???
民間軍事会社の戦闘員ってハーグ陸戦法規に言う「傭兵」にあたるんでしょうか?
335名無し三等兵:2005/05/15(日) 12:21:18 ID:h3IDD31X
age
336名無し三等兵:2005/05/15(日) 12:22:59 ID:???
ピースサインはミランダ法戦闘一時中止ってホントですか?
337名無し三等兵:2005/05/16(月) 19:15:48 ID:???
ハーグ法に傭兵なんて概念ないだろ。
338名無し三等兵:2005/05/24(火) 16:08:08 ID:aflUWc6j
あげ
339名無し三等兵:2005/05/25(水) 21:48:54 ID:???
>336
あれは、英人の仏人に対する侮蔑のはずだが?
どこでそのネタ仕入れたの?
340名無し三等兵:2005/05/26(木) 21:05:26 ID:chSi3mGr
まあ傭兵じゃないの。ジュネーヴだっけ?
341名無し三等兵:2005/05/26(木) 21:23:05 ID:3VIkIVtQ
防衛大以外で戦時国際法おしえてるとこ、ある?
342名無し三等兵:2005/05/26(木) 23:03:24 ID:???
結構あるだろう。
俺は僻地の駅弁だが、武力紛争法という名前で戦時国際法とか国連憲章とか国際刑事裁判所とか安全保障とかをやったぞ。
343名無し三等兵:2005/05/30(月) 02:21:46 ID:???
>>339
すんません、タイムトルーパーです
取り返しのつかないことをした、今は反省している。
344名無し三等兵:2005/06/05(日) 11:49:25 ID:Hc6qpZLv
ホシュ!!
345名無し三等兵:2005/06/06(月) 00:06:13 ID:qDbXSP0m
>>342

島根大学?
346名無し三等兵:2005/06/06(月) 10:36:30 ID:???
>>345
そこまで地方じゃない。
347名無し三等兵:2005/06/28(火) 18:26:21 ID:tnqqSYhN
age
348名無し三等兵:2005/07/02(土) 00:45:04 ID:IRLOout5
ここまでの議論をまとめると
・交戦権は国際法上に定められた交戦団体の交戦者の権利なのに、日本の憲法学者のほとんどは「国が交戦する権利」だと思っているバカ。
・日中戦争は、中国による侵略戦争。
という国際法の常識が確認されたわけですな。
349名無し三等兵:2005/07/02(土) 00:55:22 ID:???
交戦権がないとなると、中立国の船の臨検もできないのか?
350名無し三等兵:2005/07/02(土) 23:07:18 ID:zL0gFgln
領海内は自衛権で可
351名無し三等兵:2005/07/04(月) 02:31:01 ID:???
領海内の船を臨海する権利は警察権とかじゃないのかなあ。
352名無し三等兵:2005/07/04(月) 11:54:03 ID:a39WsyO3
敵に捕まった自衛隊員のことで質問ですが
自衛隊は憲法には規定されていないし(違憲かも)、
過去に「自衛隊は軍隊ではない」との発言があったそうだから
自衛隊員には捕虜になる資格はないとの解釈も成り立つのでは
ないのでしょうか?どうなのでしょうか?
また自衛隊員ではなく警察官だったらどうなるのでしょうか?
法律に関しては素人ですので初歩的な質問になりますが
御回答いただけないでしょうか?
353名無し三等兵:2005/07/04(月) 14:53:08 ID:kMI6p+li
捕虜ではないという解釈になっても、基本的人権の尊重義務はあるので殺されはしない(はず・・・)
捕虜ではなく刑事犯扱いか?
354名無し三等兵:2005/07/06(水) 19:55:44 ID:IvUnsaq1
少しスレ違いかもしれませんが質問したいことがあります。
たとえばヒトラーやサダム・フセインや金正日のような人物が
スイス本国やスイス大使館などに逃げ込んだ場合に
彼らは敵国に処罰されるのでしょうか?

実際はヒトラーの場合はイスラエルがどう出るかわかりませんが。
355名無し三等兵:2005/07/06(水) 20:15:08 ID:???
>>354
まず第一義的には適用される法律は逃げ込んだ先の大使館(この場合はスイス)に
なるので、全てはスイスの法律とスイス政府の意向次第ということになります。
通常このような人物は敵国からスイス政府に対して身柄の引渡を要求されるのが
常ですのでスイスがそれに応じれば身柄は敵国に渡り、そこで然るべき刑などを
下されるでしょう。
その他、スイス政府自身が何らかの形で処罰する、あるいは処罰せずに匿う、
さらには当然大使館から追い出す(その場合はその大使館のある国が身柄を
扱う権限を持つようになります)等の選択肢がありますが、全ては当該国の主権の下で
当該国が主体的に対応を決定することができるという建前になっていますので、
逃げ込んだ先の大使館の政府の意向次第で何とも言えないということになります。

もちろんヒトラーであるならば、イスラエル等は合法的では無くても暗殺や拉致等の
手段に訴えることもあり得るとは思いますが、法的な建前で言えばこれは許される
ものではありません。ただししばしば国際政治は法的な建前とは別の次元で事件を
処理することがあるのも事実です。
356名無し三等兵:2005/07/06(水) 21:06:06 ID:???
フジモリ元大統領は?

つーか、日本国籍確認したから引き渡さないのなら、ペルー大使館での身分証の更新(だっけ?)
はなんでできるのか謎だし、わけわかめ
357名無し三等兵:2005/07/06(水) 22:50:44 ID:???
>>356
ペルーはフジモリ大統領の身柄引渡を要求しているが、日本政府は
フジモリ大統領が日本の国籍も保有していることを理由に拒否している。
358名無し三等兵:2005/07/06(水) 22:51:56 ID:???
もっとわけわかめなのが、そのフジモリ大統領が次のペルーの大統領選挙に
出馬しようとしているらしいという噂だけどね(笑)。国外で立候補するつもりらしい。
359名無し三等兵:2005/07/06(水) 23:53:51 ID:???
ちなみにペルー政府が「フジモリの犯罪」の証拠として送ってきたのが
現地の新聞記事の切り抜きのコピーで、日本政府を呆れさせたらしい。
引き渡すとかいう以前の問題。

わけわかめなのは人も国もってことか(苦笑
360名無し三等兵:2005/07/11(月) 22:55:48 ID:ZX3dG+ba
ちょっとお聞きしたいのですが、国連憲章及び安保理決議が国際法だとすると、
和戦の決定を国連安保理に預けていることになるのではないでしょうか?
つまり、安保理が膺懲戦を決定した場合、国連加盟国は自動参戦になるのかってことです。
361名無し三等兵:2005/07/13(水) 00:05:19 ID:???
ならない。国連は軍事同盟ではない。
362名無し三等兵:2005/07/13(水) 02:16:48 ID:???
国連は貧乏な新参者の声ばかり大きい町内会
363名無し三等兵:2005/07/13(水) 08:54:45 ID:???
戦時国際法に違反するとどうなるの??

ひょっとして、やったもんがち??
勝てば官軍、負けたら戦犯??
364名無し三等兵:2005/07/13(水) 10:18:10 ID:???
>>363
次のどれかが起きます。
・神の雷が落ちて戦時国際法に違反した為政者死亡。
・審判の日が来た時に戦時国際法に違反した人は救いの手が伸びない。
・戦時国際法を違反しようとしたまさにその瞬間に大地震が発生して軍隊消滅。
・戦時国際法違反によって被害を受けそうになった人たちの前に突如救世主が
 現れ避難民を誘導。悪の軍隊に追いつかれそうになるがその時避難民の
 行く手の海が割れて大地が現れ無事に逃げることができる。軍が追撃しようとした
 その瞬間海が元に戻り部隊全滅。
だから戦時国際法は守らないといけませんよ。
365名無し三等兵:2005/07/14(木) 01:25:56 ID:???
なんか戦争より面白そう...
366名無し三等兵:2005/07/14(木) 19:36:41 ID:???
>>363
おそらく、やられた国が同じことをし返すしかないと思います。
つまり、同害報復ですね。
367名無し三等兵:2005/07/15(金) 12:45:32 ID:aDXoXC97
( ゚д゚)    ;y=ー( ゚д゚) ・∵;; . ターン 
(|  |\/   (|違反者|)
最悪こうなる
368名無し三等兵:2005/07/16(土) 04:03:09 ID:???
国連と言えば東大の最上敏樹教授だろう。
国連や法規範が国際政治に持つ影響力に興味がある人は読んでみるといいかも。間違っても猪口○子なんか読むなよw
369名無し三等兵:2005/07/21(木) 20:17:08 ID:???
軍板の人に聞きたいんだけど、
前にハングル板で植民地として併合と言う言葉はおかしい。
韓国併合は植民地じゃなくて併合とか言う人がいたんだけど、
併合は他国の領土の一部または全体を自国領とすることで、
統治方法を現した植民地とは別概念の言葉で、
植民地として併合って言葉はおかしくないですよね?
むしろ、植民地じゃなくて併合とか言う方が
日本語としておかしいと思う。併合と言う言葉は統治方法ではないのに、
まるで統治方法のように扱っているので、おかしいと思う。
国際法に詳しい軍板の人の意見を教えて欲しいです。
370名無し三等兵:2005/07/24(日) 02:17:47 ID:???
>>植民地として併合って言葉はおかしくないですよね?
おかしくない。
植民地化という言葉がどうしても嫌なら合邦という単語ならある。
371名無し三等兵:2005/08/11(木) 13:18:13 ID:qE6wEnDv
>>368
最上敏樹はもう東大じゃない。今はICUの教授
372名無し三等兵:2005/08/19(金) 22:32:24 ID:Y5pAdX2U

二二二二l ∧∧ 中国!同化!中国!同化!同化!中国!同化!中国!ニニ|    
 | |     /中 \         ∧南∧           ∧北∧        | | 
 | |    (`ハ´  )つ─◎    <`Д´  >つ─◎     <`Д´ >つ─◎   | | 
 | | /´ ̄し' ̄し' \ ///  /´ ̄し' ̄し' \ ///.     /´ ̄し' ̄し' \ ///  | | 
 ̄ ̄|  、_人_ /  彡 ◎  ̄ |  、_人_ /  彡 ◎ ̄ ̄ ̄|  、_人_ /  彡 ◎ ̄ ̄ ̄ ̄
    |  _)  ◎彡| | バン |  _)  ◎彡.| |   バン  |  _)  ◎彡.| |   パン
    |  ´`Y´   | | バン  |  ´`Y´   .| |  バン   | #`Y´   .| |  パン
    t______t,,ノ     t_______t,ノ       t_____#t,ノ


                     ∧日∧    ドウカカァ
                    (  ・ω・)
                    _| ⊃/(___
                  / └-(____/
                   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                           
                           中国に同化しようかな
                   <⌒/ヽ-、___
                 /<_/____/






>>352
捕虜特権は国の正規軍のみを補償対象としておらず、あくまで簡単に言えば
敵として判ればいい。自衛隊は制服があるので捕虜特権を有する。
警察の制服においても敵として判れば捕虜特権を有する。
馬鹿な国が「軍隊ではない」と言っても戦時法は動かせない。
373名無し三等兵:2005/08/25(木) 09:09:58 ID:???
良スレage
374名無し三等兵:2005/08/25(木) 09:58:26 ID:lsYN7ac1
しかしまあなんつうか、戦争に関係の有る国際法つうのは
存在自体矛盾してるよな。

世界大戦が起きたとしたら、要するに勝てばいいだけじゃん?
375名無し三等兵:2005/08/25(木) 10:51:32 ID:???
毒ガス使おうが核使おうが敵国の国民を絶滅させようが勝てば良い
376名無し三等兵:2005/08/25(木) 11:30:54 ID:m9cLgPGP
Michael Walzer, Just and Unjust Wars, 3d ed. (Basic Books, 2000).
戦時国際法と開戦についての国際法の背後にある理念を知るにはマジおすすめ。
377名無し三等兵:2005/08/28(日) 21:23:13 ID:bwRXzcGg
読みたい上げ
378名無し三等兵:2005/08/29(月) 10:24:48 ID:???
大口径ライフルで人間撃ってもいいのでしょうか?
379ゲリラ:2005/08/29(月) 15:11:31 ID:pF6mmVqV
じゃ 自衛隊が12.7ミリ機関銃で撃てなくなるじゃない コブラとか20ミリで掃射するよ アメリカ軍はイラクで30ミリで撃てたよ
380名無し三等兵:2005/08/29(月) 15:12:38 ID:???
30ミリで体を打ち抜かれた人がそのことを証言すればいいのです。
381名無し三等兵:2005/08/29(月) 18:01:40 ID:???
ハーグ陸戦規定について
http://ww1.m78.com/topix-2/hague.html

兵器に関して、ここで禁止されているのは
1.毒または毒入りの武器
2.不必要な傷害を与える性格をもつ武器、発射物、素材を用いること

30_で人間を撃つのは“不必要な傷害を与える”事かもしれないが、それ以下の威力の兵器を持っていなければ、仕方ないという事になる。
大体、そんな事を言い出したら、RPGを打ち込む事も、野砲で敵陣を砲撃する事も 出来なくなってしまう...
382名無し三等兵:2005/09/04(日) 22:06:13 ID:???
>>370
併合と合邦って国際法上別の意味なの?
それぞれ英語でなんていうのか誰か教えてください。
383名無し三等兵:2005/09/06(火) 21:44:44 ID:???
>381
問題は、2.ですね。
「不必要な傷害」

戦争とは、一般的な殺人でなく敵対する集団を「無力化」する行為のみを是認する闘争だと
仮定すれば。

特定個人(敵方最高責任者にして、後継者の用意のない人物)を30_だろうが、原爆だろうが
傷害(殺す)するのは、国際法的に可の可能性はあるんでは?

逆に、敵の無力化に関係ない(孤立し小銃くらいしか持っていない、戦術・戦略的に
無意味な位置に居る敵兵)には、罵声すら国際法的に不法では?
384名無し三等兵:2005/09/07(水) 00:24:47 ID:???
“敵の無力化に関係ない敵兵”であっても、戦闘継続の意思がある場合には攻撃しても構わない。

ただし、戦闘意欲を失って投降した兵を、いじめたり、罵声を浴びせたりするのは禁止されている。
(実際には守られないケースが多いが...)
385名無し三等兵:2005/09/07(水) 12:08:31 ID:???
重慶爆撃って当時の国際法ではどういう扱いになるんでしょうか。


>「一つの証言」 町工場の親方
>「ええ文系ですので」そば一郎さん、の投稿より。   08月01日

>・・・・1940年6月上旬頃までの爆撃は、もっぱら飛行場と軍事施設に向けられていたが、重慶市街にも
>相当数の対空砲台があり、そのため見方の被害も増大する状況となったので、作戦指導部は遂に市街地域の
>徹底した爆撃を決意した。


>「アサピーアホですか」  飛龍さん、の投稿より。   08月01日

>・・・・あくまで軍事施設のみの攻撃であり、市街地住民を狙うほど国家予算・資源・航空機・兵器の余裕はない。
>無差別爆撃が出来るほどの余裕のあったのはアメリカのみ。


>山本七平著  「ある異常体験者の偏見」 《軍隊語で語る平和論》 の章より。

>・・・(日本軍) の欠陥兵器を次々にあげていけば際限ないが、あまり長くなるのでこの章の最初に述べたAさん、
>陸軍の重爆隊の生き残り、の言葉を収録し、それを敷衍してこの稿を終わろう。
>「新聞に出なかったけれどなぁ、重慶・昆明の爆撃はひどかったよ。日本の高射砲は絶対に当たらネーが、
>中国のは米国製でなぁ、よく当たりやがるんだ。一回行けば八機は落とされた。重爆ってのは九人乗ってたんだぜ、
>そのたびになぁ、8×9=72人 の遺骨無き部隊葬よ」


>「朝日新聞」 や本多勝一らは、旧日本軍を悪意の固まりのような人間集団、悪魔のように書きます。
>しかし日本軍は戦闘ですので、敵軍をやっつけるのは当然としても、戦っている相手の国の国民、庶民を
>見境無く殺すような意志はありませんでした。また、物質的にも到底余裕はなく、不可能でした。
>敵国々民に対する猛烈な敵意と悪意を持っていたのはアメリカでした。
>これが憎日、「朝日新聞」の考えと根底的に異なるところです。
386名無し三等兵:2005/09/07(水) 17:31:41 ID:iWQ8oGnM

脱亜入欧! 中韓悪友!名誉白人!  日露戦争は誰のおかげで勝ったんだ?
                            
   O ∧日 ∧ ∧ 日∧O                ∧米 ∧英∧
(( O (・ω・ # = ・ω・) O ))           (・∀・(    )
    Oヽ = ( =  ノO                ( つ (    )
     (__< < > >__)  ジタバタ        .    | |. | | |
      (_) 〈_)                     (__)(_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                             日中戦争をドロ沼化にしたのはおれたちだよ〜ん
                              白人に勝てると思っているのか、猿め。
     ∧日 ∧ ・・・                    ∧米∧   ∧英∧
     (#;・ω・)                    (・∀・ )  ( ・∀・)
     ( つ  つ                     ⊂    つ ⊂    つ
      .)  ) )                     人  Y    人  Y
     〈_)__)                      し(_)    し(_)



日本と中国側の資料に違いがありますが、空爆開始は1938年の2月から12月の間で
本格的な空爆は1939年の5月でしょう。(戦史叢書、陸海軍中央協定:引用)
当初は重慶には高射砲は無かったものと思われます。また日本陸軍の資料において
は住民を威圧せんがために公園などが爆撃ポイントとして設定されていた模様。
軍事目標が遷都した重慶にあったのか?ここにも疑問があります。
とりあえずは、始めのころの重慶爆撃は国際法違反と呼べると思います。
387名無し三等兵:2005/09/07(水) 18:48:00 ID:???
↑重慶爆撃は“重慶を爆撃した日本の市街地を爆撃しても可”という考えを、連合軍側に持たせてしまった時点で戦略的に大失敗。

同じ失敗をドイツもやっているが、市街地≒軍需工場な日本の場合には攻撃する側の歯止めが効かなくなってしまう事を、もっと考慮するべきだった。
388名無し三等兵:2005/09/07(水) 18:51:14 ID:???
>>387
あまり関係ないでしょ。何も関係なくてもシーレーンの破壊とかやってるし。

日本の市街地が狙われた理由は、下請け工場が多いことよりも、日本の家屋が
木造だったからということが大きいと思う。
そもそもルメイが日本の産業構造を理解していたとは少し考えにくい。
そのようなことに興味を持たなさそうな気がする(理解していたらマッターホルン作戦など
やるまい)。
389名無し三等兵:2005/09/07(水) 20:11:24 ID:???
↑人口密集地を爆撃≒殺傷されるべきでない一般人を殺傷 という負い目のある行為を、先に敵国が実践してくれたおかげで、米英は躊躇なく同じ行為に及ぶ事が出来た、という意味。

東京大空襲での焼夷弾攻撃のアイデアは、日本を良く知っていた蒋介石と宋美齢の発案だったようだが、実践したルメイの個人的趣味だった部分も大きい。
大量殺戮と燃え上がる街を見たいという欲望は、軍人の本能が持つ暗黒面だ。

ルメイ自身は航空自衛隊の育成で天皇に勲章をもらっているが、どんな気分だったのかな? “こいつ等も焼き殺せたのにw”と自分の甘さを笑ったのだろうか...
390名無し三等兵:2005/09/08(木) 01:27:20 ID:???
>>389

そのルメイへの叙勲を批判してるのが本多勝一なんだよな。
なんでサヨクが批判して、右翼の皆さんは黙ってるんだよ。
391名無し三等兵:2005/09/08(木) 03:05:08 ID:???
まぁ、ルメイの死体の前で“こいつは最も邪悪で狡猾なサルだ”とガブリエルが言ってただろう事は想像が付く(ディープすぎたかな?w)。
392名無し三等兵:2005/09/08(木) 20:03:47 ID:???
>389
> ルメイ自身は航空自衛隊の育成で天皇に勲章をもらっているが、どんな気分だったのかな? “こいつ等も焼き殺せたのにw”と自分の甘さを笑ったのだろうか...

香具師の、記憶違いかもしれないが「京都・奈良他日本の文化遺産的都市」を爆撃目標からはずした。が理由だったのでは?
選定理由の広報が、拾えないので自信ないが?

付け加えると、本人は「軍事力の生産に関係ない都市を爆撃するほどの予算を引っ張れなった。個人的に
軍内部で、忌避されていたから」と理解していたが?
393名無し三等兵:2005/09/08(木) 20:46:59 ID:???
>>392 個人的に軍内部で、忌避されていたから

その鬱憤を東京の下町を焼き払う事で晴らしていたと?w


ルメイ(当時の肩書きは米空軍参謀長)に授与されたのは、勲一等旭日大綬章。

1. 航空自衛隊の創設、育成に貢献
2. 源田実(当時参議院議員 自民党国防部会長)にアメリカ政府が叙勲したバランスを考慮して、ルメイにも勲章を授与した
3. 源田実がルメイ叙勲を強く推した

事で叙勲したようだが、ルメイはこれを良い思い出とは考えていなかったようだ...
394名無し三等兵:2005/09/09(金) 01:08:48 ID:???
最高の嫌味で皮肉だと受け取ったのかもな。
勲章を見るたびに思い浮かぶ、焼肉になった市民達。
395386:2005/09/09(金) 01:46:38 ID:/Zc2zHsd
ところで山本七平ですが彼は論語関連の本もたくさん執筆していますが、
その内容は下劣で虚偽に満ちています。どなたでも平易に分かりやすいようにと
本人は意図しているのかもしれませんが、その著作の内容は論語の真意ををねじ
曲げ、低劣なものとしています。論語を読んでも理解に及ばない人は言葉からそ
してその権威から何か崇高なものと感じ、「難しい、分かりがたい」と結論付け
ようとするものです。ところが山本七平は愚劣、愚者にも分かるようにと平易に
しようとしているのか、論語を醜悪なものへと組替えています。醜悪なものは愚
者にも分かるからです。論語の真意から離れたものは論語では有りません。
愚者は論語もどきを理解したと思うかもしれません。
そして誤ったことを他者に社会にしでかすかもしれません。
山本七平は日本を捏造の美化のために「イザヤ・ベンダサン」というペンネーム
を使う人間です。美化はいいのですが錯覚を持たされる人間は有害も持たされて
しまいます。
山本七平は危険な人物です。おれは彼を憎んでいます。
396名無し三等兵:2005/09/09(金) 02:39:22 ID:???
>>394
アメリカ人ってバーベキュー好きだけど、戦場でも焼き払うのが好きなようだw

邪悪なものを正義(と自分で思い込んでる)の炎で焼き尽くしたい つー歪んだ心理だ罠。
397名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 17:58:35 ID:???
ノルデン式照準機あればちゃんと軍事ポイントだけ焼き払えたんじゃないか、重慶
398名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 15:47:37 ID:???
いや、偵察の時点で対空砲陣地とか判明してないから。
399名無し三等兵:2005/09/13(火) 12:45:19 ID:???
ハーグ陸戦法規にある「無防備都市」云々の条文はやっぱり高射砲対空砲の有無に
左右されるんですか?
400名無し三等兵:2005/09/13(火) 13:19:46 ID:???
されるはず
詳しくはしらないけど
401名無し三等兵:2005/09/14(水) 01:24:21 ID:pzzHIemA
ハーグ陸戦規定の第二五条(防守せさる都市)はもともと一般民の被害を減らすことを
目的として挿入された、もとよりハーグ陸戦規定がそのような指名も負って創られたもの。
一般民を攻撃できなくなっても、戦果、戦況に影響が無いということで採択された。
ここから軍事目標主義が派生した。
では空爆で一般民の被害が増大したのはハーグ平和会議のひとつの趣旨に反するではないか?
軍事目標主義とドゥーエ理論が融合したのですね。狂気的な報復、戦時下の狂気も存在しますが。
402名無し三等兵:2005/09/14(水) 12:12:10 ID:???
東京を焼き払ったルメイは明らかに狂気に支配されていたなw
403名無し三等兵:2005/09/14(水) 13:06:56 ID:???
軍人としては正しい
404名無し三等兵:2005/09/14(水) 16:06:31 ID:???
正しかった? だろうか...
確かに 軍需工場の下請け工場を破壊し、その労働力を大量に殺す事は軍事的に正しかったかもしれないが、大日本帝國の軍事力を支える重工業地帯は既に破壊し尽くされていた。
その上で、更なる一般人の殺戮は必要でなかっただろう。
405名無し三等兵:2005/09/14(水) 21:27:24 ID:???
>404
正しいと考えたくないが。

>大日本帝國の軍事力を支える重工業地帯は既に破壊し尽くされていた。

にもかかわらず、戦争継続していたので「これでどうだ!!」は、うーん!ありか。
406名無し三等兵:2005/09/14(水) 23:36:47 ID:???
まぁ、日本からルメイの戦争犯罪行為を問う声は大きく出ていないし、日本政府も勲章やっちゃったし、で あんましメジャーな話にはならないがねw
407名無し三等兵:2005/09/15(木) 01:41:31 ID:???
ルメイって具体的にどの戦時国際法に違反しているの?
408名無し三等兵:2005/09/15(木) 01:48:13 ID:???
>>407
違反してないんじゃない?
409名無し三等兵:2005/09/15(木) 02:02:11 ID:???
人道に対するry
410名無し三等兵:2005/09/15(木) 02:36:34 ID:???
東京の下町を焼いたルメイは、南京やシンガポールでの日本軍ほど愚かではなく、合法的に人道にもとる行為をやったという事だ罠w
411名無し三等兵:2005/09/15(木) 07:25:38 ID:tCoXTIMt
横レス失礼します。
衛生兵は自衛以上の武装は禁止され、
自衛以上の積極的戦闘行為を行ってはならないと聞きますが、
戦地にある軍隊の傷者及び病者の状態の改善に関する千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ条約(第一条約)内において
それに該当する直接の記述を見つけられません。

別の条約内に記述されている事項なのでしょうか?
それとも、解釈的に通例として認識されている事実?
あるいは、衛生兵、衛生部隊といえど、軍事目標に対する攻撃によってその安全を危くされることのないような位置に置かれるのであれば直接戦闘が可能になる?
(存在が微妙かもしれませんが、アウトレンジ砲兵やコンバット・レスキューなら可? 攻撃対象になりそうですが)

尤も、現代の不正規戦が主な現代において条約の拘束力はあまり意味をもたないでしょうが。
412名無し三等兵:2005/09/15(木) 08:56:07 ID:???
>>410
日本軍って南京で何やらかしたんだ?
413名無し三等兵:2005/09/15(木) 16:04:48 ID:???
>412、一部隊員による不良行為、まあ枢軸国、連合国を問わずよくあることだな
414名無し三等兵:2005/09/15(木) 18:29:36 ID:???
将官まで隊員かよw 該当師団全体の非行/不法行為だったがな...
415名無し三等兵:2005/09/18(日) 11:38:46 ID:???
>410
深読みしすぎかもしれないが・・・・・

南京・シンガポールでの戦争犯罪を即効で認め、適当に指揮官を含めて処罰しておけば
ルメイの処罰も要求できた。

といいたいの。
416名無し三等兵:2005/09/21(水) 00:40:58 ID:???
南京での件では、師団長自らが更迭&予備役編入されてるけどね。
417名無し三等兵:2005/09/29(木) 10:38:45 ID:???
とりあえずageる
418名無し三等兵:2005/09/29(木) 13:25:19 ID:???
>>399

される、と思う。

防守都市の概念については「占領企図説」と「関係防守説」の二説が有力とされている(ジュ
ネーブ諸条約以前の話)。

このうち関係防守説では、「陸、海、空軍のそれぞれの攻撃者に対して防衛されている都市」
のことを防守都市であるとしている。
419名無し三等兵:2005/10/03(月) 21:10:48 ID:???
>416
じゃなくて、米国的に形ばかりの「軍法会議=裁判所」
で、審判→判決で処罰すれば?の仮定。
420名無し三等兵:2005/10/03(月) 21:58:04 ID:???
将官の場合、軍法会議に起訴するかどうかは司令部以上の決定になるから、自軍の場合ほとんどありえないだろう。

自国民を殺害したケースでは、1919年 インド帝国 アムリトサルでのダイアー将軍みたいのもいるけど、査問/解任で終わっている。

現代だとチリのピノチェトやユーゴのミロシェビッチのように、第三国で裁判にかけられるケースもあるからね。
421名無し三等兵:2005/10/10(月) 23:07:08 ID:???
フセインをどうやって裁くのだろうね?
どこのメディアもこの辺には一切触れない
422名無し三等兵:2005/10/11(火) 02:08:04 ID:???
フセインは国内法に則って裁かれているようだが、かなり無理があるな。
423名無し三等兵:2005/11/07(月) 22:12:01 ID:???
あげ
424名無し三等兵:2005/11/07(月) 22:17:27 ID:NhTKl3Yf
スレを全然読まないでカキコ

東京大空襲は国際法違反
あれは民間人を大量に焼き殺すことを主目的とした虐殺だ
425名無し三等兵:2005/11/07(月) 22:19:05 ID:???
>>424
はぁ?ちげーよ
軍事施設を攻撃したら偶然に非戦闘員が死者がでてしまった事故だ
426名無し三等兵:2005/11/08(火) 18:11:54 ID:???
>>425 ヴァカ?
東京下町の非戦闘員を、軍事施設で働いてると認定して“軍需工業労働力とその生活基盤を焼夷弾で焼き尽くす”というのが東京大空襲を立案したルメイの戦略目標。

関東大震災で壊滅した同地域に住んでるのは貧民ばかりだから、将来の日本占領時の負担軽減にもつながるとさえ考えていた...
427名無し三等兵:2005/11/09(水) 02:11:21 ID:???
とりあえずスレを読め。
428名無し三等兵:2005/11/16(水) 13:20:09 ID:???
>>424-426
なんかお前らのレス見てるとこのスレ本当に駄目だなって思う

なんつうか議論なんて無駄だよな、要は勝ったか負けたかってことだし
個々の事例が裁かれたとしても他人が二十年刑務所に行こうが死刑になろうが
ぶっちゃけ国にも個人にもどうでもいい話しだしな
429名無し三等兵:2005/11/21(月) 20:07:14 ID:???
「無防備地域」宣言 国防協力を拒否? 21自治体、条例化へ署名運動
http://www.sankei.co.jp/news/051121/morning/21iti002.htm
430名無し三等兵:2005/11/23(水) 22:09:43 ID:???
「無防備都市」を宣言する事は、避難不可能な都市住民を戦火から守るために有効な手段。

これを実行するためには、全ての防衛機能(文民警察力を除く)を除去する必要がある。
431名無し三等兵:2005/11/23(水) 22:26:55 ID:???
自治体職員が職務放棄して疎開してよいって言うだけだろ<無防備都市宣言
俺が地方公務員なら支持する
バックレたっていいんだからな

が、うちの自治体がやるといったら阻止する
432名無し三等兵:2005/11/23(水) 23:08:04 ID:???
“無防備都市”が住民を守れるであろう事の根拠は、下記のハーグ陸戦規定の一文。

25. 防衛設備のない現住している町、集落、建造物への砲撃または攻撃は禁止される。

自治体職員が疎開云々と言ったレベルの話ではない。
433名無し三等兵:2005/11/23(水) 23:11:00 ID:???
主権をもっている上部組織が宣言しないなら無意味
下部組織が勝手にやる>>431
434名無し三等兵:2005/11/23(水) 23:19:31 ID:???
“無防備都市”は国家の上部組織が宣言しても、地方自治体が宣言しても効果は同じ。

戦火が目前に迫った時点でも、敵軍へ連絡する手段を有していれば実行可能。
現代では各種通信手段が存在しているので、実効性はより高くなっている。
435名無し三等兵:2005/11/23(水) 23:23:11 ID:???
↑民間人を盾にしないという良識を持つ軍人なら、軍の部隊/施設を自ら人口密集地から離すのが通例なので“無防備都市”を宣言できるか否かは、その国の軍隊と住民の関係を端的に顕すとも言える。
436名無し三等兵:2005/11/23(水) 23:26:05 ID:???
宣言したから承認されるっつーもんじゃないだろ
承認されなきゃ無効
437名無し三等兵:2005/11/24(木) 08:47:26 ID:???
>>434
地方自治体には施設や土地を自衛隊に使用されないようにする権限がないから無理
438名無し三等兵:2005/11/24(木) 19:43:10 ID:???
>>436 宣言の後に、交戦国の軍隊にこれを告知しないといけないが、この告知(道路上の標識で明示したり、自治体職員の使者による告知でも可)が行われてさえいれば“無防備都市”への攻撃は戦争犯罪となる。

勿論、交戦国軍隊は一切の防衛手段が撤去されている事を確認するための視察を行う権利があり、ここで偽装が発覚した場合にはまずい事になる。

そのため、良識ある軍人は人口密集地に自軍の施設を設ける事に慎重であり、自軍が劣勢である場合には進んで“無防備都市”の実現に努める。

自衛隊は民間人を巻き添えにしまくった旧軍と違って良識のある軍隊だから“無防備都市”宣言には充分な効力が期待できるし、自衛隊はこの動きを本土防衛戦に際して民間人を保護する際の選択肢として充分研究している。

わかってないのは、一部のバカとアカ新聞の連中だけだw
439名無し三等兵:2005/11/24(木) 22:25:11 ID:???
戦争においてルールが守られる保証は無いわけだが。
紳士的な近隣諸国軍隊の良心を信用するならこういったことも有りだろうな。
勿論、あらゆる戦争犯罪を裁く権利は勝者のみに帰属するというのが歴史によって証明されているが。
440名無し三等兵:2005/11/25(金) 12:37:58 ID:???
独逸はパリの無防備宣言を遵守したが、英国はドレスデンの無防備宣言を無視した。
441名無し三等兵:2005/11/25(金) 12:43:49 ID:d7kEVLiN
そもそも中国や北朝鮮はジュネーブ条約を批准していないから、無防備宣言を守る義務はないのでは。
442名無し三等兵:2005/11/25(金) 12:44:35 ID:???
日本政府公式見解

Q27 地方公共団体がジュネーヴ諸条約の第一追加議定書の「無防備地域」の宣言を行うことは可能ですか。

 ジュネーヴ諸条約の第一追加議定書においては、敵対する紛争当事国による占領のために開放し、特別な
保護を受ける地域として「無防備地域」の規定が置かれていますが、その宣言は、当該地域の防衛に責任を
有する当局、すなわち我が国においては、国において行われるべきものであり、地方公共団体がこの条約の
「無防備地域」の宣言を行うことはできません。
443名無し三等兵:2005/11/25(金) 12:53:11 ID:???
無防備地域宣言運動全国ネットワーク
http://peace.cside.to/
なお、毎日更新 まんが「無防備マンが行く!」は
無防備マンが武装闘争を開始したため休載中です。
444名無し三等兵:2005/11/26(土) 09:29:12 ID:???
>>442 “その宣言は、当該地域の防衛に責任を有する当局、すなわち我が国においては、国において行われるべきものであり”

この表現がウソ臭い&勝手に規定してるなw
ハーグ陸戦規定&ジュネーブ第三条約でも“無防備都市”を宣言する政体は限定されておらず、実効支配を及ぼしている政体ならどこでも構わない。

本土防衛戦においては、攻撃を受けている地点の防衛に責任を負いたくても物理的に不可能という状況におかれる。
また、交戦下において国家が完全な司法権を確立する事は往々にして不可能だ。

また、国家が地域の実効支配権を失いつつある局面において、地域住民を代表する地方自治体が住民の生命を守るために“無防備都市”を宣言する事は自発的生存権を追及する正当な行為である。

当然ながら、良識ある軍隊はこれを尊重するのが世界の通例であり、みだりに住民の生命を危険に晒す行為に対しては慎重である。

日本の場合には、狭隘な国土という制約はあるものの、人口密集地は偏在しており“無防備都市”を宣言する事が自衛隊の軍事活動への制約を与える要素は非常に少ない。
445名無し三等兵:2005/11/26(土) 09:38:44 ID:???
道路、鉄道、港湾建設するときは、そんな宣言をした都市は迂回しろっつーことですな
446名無し三等兵:2005/11/26(土) 10:23:30 ID:???
軍事専用の道路、鉄道、港湾建設をするのであれば、当然迂回せねばならなくなる。

自衛隊にそのような予算はないので、民生経済の需要に基づいて建設されたインフラを借用しているので、当然ながら自衛隊が迂回してゆかねばならない。
447名無し三等兵:2005/11/26(土) 12:57:23 ID:???
>>444もひとつの法解釈に過ぎないな。
慣例としてはどうなのよ?
448名無し三等兵:2005/11/26(土) 13:14:07 ID:???
WW1までは、攻撃に直面した都市の市長が使者を立て、自軍の許可を得てから前線を越えて敵軍の司令部に赴き、“無防備都市”を宣言した旨を通告するのが常だった。

ここで自軍の妨害を受けたり、市内に軍が居座ったりする事はあまり無く、自軍が劣勢である場合には“無防備都市”実現に積極的に協力していた。

WW2になると、敵国の生産力や労働力を直接攻撃する戦略爆撃が行われるようになり未曾有の非戦闘員殺傷が行われた。

WW2後はその反省に立ち、国際間紛争は国連の調停を経るようになり、大規模な侵略戦争は発生し難くなっている。
449名無し三等兵:2005/11/26(土) 19:16:50 ID:???
>>447

当初の案文では宣言の主体は「国家」となっていたが、これに国際赤十字が異を唱えて「紛争当事国の適当な当局」という
表現になったと聞く。ICRCは「当局」の中には国だけでなく、地方自治体も含まれる旨のコンメンタールを発表しているらしいが
私は未見。慣例になっていると言えるかどうかは、そのような実例が積み重ねられているかどうかという事にかかってくると
思うが、誰かそのような実例を挙げられる方、補足キボンヌ。
450名無し三等兵:2005/11/26(土) 22:10:48 ID:???
>>449
その国際赤十字のコメンタールはネットにあります。
以下、宣言の主体に関する部分(英語)

' Who must send the declaration? '

2283 In principle the declaration must be sent by the authority
capable of ensuring compliance with the terms of the
declaration. In general this will be the government itself, but it
may happen that in difficult circumstances the declaration could
come from a local military commander, or even from a local [p.704]
civil authority such as a mayor, burgomaster or prefect. Of course,
if the declaration comes from a local civil authority, it must be made
in full agreement with the military authorities who alone have the
means of ensuring that the terms of the declaration are complied with.
451名無し三等兵:2005/11/26(土) 23:13:30 ID:???
政府の解釈のほうが少なくともコメンタリーにそってるな。
452名無し三等兵:2005/11/26(土) 23:31:00 ID:???
中国・北朝鮮とも、今回「無防備地区運動」で問題になっている1977年のジュネーヴ条約の第1追加議定書に
加入してる(「無防備地区」について定めがあるのは、77年の第1追加議定書59条)
*加入(A):条約発効時に署名・批准を行わなかった国が、条約に拘束される(締約国になる)ために行う同意を加入という。

中国
1983年 9月14日

北朝鮮
1988年 3月9日

http://www.jrc.or.jp/about/humanity/join.html


日本は意外と遅くて2004年8月31日加入
453名無し三等兵:2005/11/27(日) 00:51:41 ID:???
“local civil authority, it must be made in full agreement with the military authorities who alone have the means of ensuring that the terms of the declaration are complied with”

政府見解には何故かこの部分への言及が無い。
地元の地方自治体と自衛隊の間で合意が出来れば「無防備地区」の設定が可能である。
454名無し三等兵:2005/11/27(日) 01:06:19 ID:???
なんで頭の中が帝国憲法なんだ?
自衛隊が独立して自治体とそんな合意出来るわけないだろ。
日本国憲法上、militaly authorityは内閣、政府しかありえない。
結局政府の見解がこのコメンタリーに合致する。
455名無し三等兵:2005/11/27(日) 07:58:13 ID:???
>>454 だから“with the military authorities who alone have the means of ensuring that the terms of the declaration are complied with”って部分まで貼ったんじゃないかw

現地を実効支配する軍(正規軍以外のゲリラや民兵であっても宜しい)が承認を与えれば、地方政体(都道府県市区町村)が特定地域を“無防備地区”として宣言出来るというありがたい内容だ。

1977年のジュネーヴ条約の第1追加議定書は“内戦”だった越南戦争で起きたような惨禍を防止しようとしている。
他にも、あいまいだった投降民兵や、軍装していない兵士にも明確な捕虜としての資格を与えたりと、全般的にゲリラ勢力に有利な内容となっているので“制圧”する側の米国が反対していて日本もそれに同調していた。
456名無し三等兵:2005/11/27(日) 09:22:19 ID:???
日本政府見解と言っても現在の官邸が勝手に言ってるだけみたいね。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/anpo/houan/buryoku/027.html
司法は明快な判断を下していないようだし、立法はジュネーヴ条約の第1追加議定書を追加批准してしまっている。
官邸の解釈だけが時代遅れという事じゃないかぇ?
457名無し三等兵:2005/11/27(日) 09:31:34 ID:???
>>456
三権分立はどこに行った。
458名無し三等兵:2005/11/27(日) 10:09:51 ID:???
三権分立で官邸が独自判断を下すのはいっこうに構わんと思っているなら、それこそ三権分立の否定だ。
立法/行政/司法は各々互いにチェックし合わなければ、単なる無責任体制になってしまう。
459名無し三等兵:2005/11/27(日) 10:40:04 ID:???
司法が判断するにしても、誰かが訴えなければならないわけで
460名無し三等兵:2005/11/27(日) 12:46:55 ID:???
>455
ってことは、やっぱり今は宣言出来ないんでしょ。
いずれにしても、自衛隊は独立する軍じゃなくて、上は文民の政府だから
自衛隊が独立して何かできるということはありえないんじゃないの?
461名無し三等兵:2005/11/27(日) 15:09:40 ID:???
勿論、自衛隊の合意を受けないといけないが、宣言自体は交戦状態になくても可能だよ。

実際に交戦時となったら、宣言の存在を自衛隊は遵守せざるを得なくなる。
462名無し三等兵:2005/11/27(日) 17:47:23 ID:???
463名無し三等兵:2005/11/27(日) 18:08:34 ID:???
↑ひどいですね、こんな綺麗な子をひどい目にあわせるなんて...
464名無し三等兵:2005/11/27(日) 22:39:49 ID:???
>461
>勿論、自衛隊の合意を受けないといけないが、宣言自体は交戦状態になくても可能だよ。

どうしたらそのように解釈できるのか僕にはわかりません。
"who alone have the means〜"とあるところからすると、実際に自衛隊がここでいう
militaly autohorityになるには、戦時であることが必要なんではないの?
あと、戦時でもなく、日本が破綻国家化もしてない段階で、
自衛隊が独立して自治体に許可を出せると考えられるのはなぜ?

そんなのありえないでしょ。だから日本ではその官邸HPの解釈が正しいとおもうけど。

大体、戦時にもなってないのにそんな宣言を自治体が行っても、
どこの敵対交戦者がそんなのをまともに信じるのかと。
465名無し三等兵:2005/11/27(日) 22:48:15 ID:???
↑“戦時にもなってないのにそんな宣言”

現代戦ではミサイルによる先制攻撃や宣戦布告なしのゲリコマ潜入がメインになるので、先回りして宣言しておけば攻撃する側に無差別攻撃を抑制させられるという利点がある。
466名無し三等兵:2005/11/27(日) 23:13:16 ID:???
>>465
いや、無差別攻撃ははじめから禁止されてるわけで…
467名無し三等兵:2005/11/27(日) 23:47:25 ID:???
>>449です。
>>464
横レススマンが、手元の有斐閣『国際条約集』2005年版から引用してみる(本当は条約正文があればいいんだろうが、
持ってないし、だいいち外国語は苦手なので)。まああなたも持ってるとは思うのだけど、一応書いておくと、
「第59条 2 紛争当事者の適当な当局は、軍隊が接触している地帯の付近又はその中にある居住地区で
敵対する紛争当事者による占領に対して開放されるものを無防備地区として宣言することができる(以下略」
だから、素直に読めば平時に宣言できるかどうかは???ということになるのか。

ただ、第一追加議定書は解放組織の不正規兵にも交戦者資格を認めるなど、国家の正規軍で無い集団にも
人道的保護を与えることを目的の一つにしているわけで、その中の条項が紛争当事者として国家のみを認める、
というのも若干疑問に感じるのだがどうだろう。例えば平時において「万一戦争になったら、○○市は無防備都市を
宣言する」という程度であれば止められないと思うが?まあいずれにしても国際法は専門じゃないので、この理解は
間違ってるかもしれんが。
468名無し三等兵:2005/11/28(月) 00:19:45 ID:???
(1)「非防守地区」の地位というのは、まず防守されていないこ
と、すなわち第一追加議定書59条2項の条件が存在していること
が前提で、宣言の通知やそれに対する相手方の同意はその条件が
満たされていることを確認する行為に過ぎない。
逆に言えば、59条2項の条件が順守されなければ、非防守地区宣言
など無意味どころか、下手すれば背信行為に当たる。

(2)ところで、59条2項の条件順守を保障しうるのは、軍隊(もしく
はその他の武装勢力)を指揮する権限を有するものしかあり得ない。
まぁ、日本の場合自衛隊の指揮権は「内閣を代表して」総理大臣が行
使するわけだから、指揮系統が崩壊しないかぎり、どの地区を非防守
として宣言するかは最終的には政府の同意が必要になる。
まぁ、したがって上記首相官邸の解釈は多少乱暴だが、別に間違って
いるわけではない。
469名無し三等兵:2005/11/28(月) 01:08:43 ID:???
そりゃ、宣言するのは自由だろうけど、武力紛争法上何らかの意味を持つかといわれると
なにもないんじゃない?
運動としては意味あるのかもしれないけど。追加議定書の解釈としてはそんなものが
有効かと言われると、無理だろ。

で、この59条はコメンタリーを読む限りでは、ハーグ規則以来の慣習法を
成文化したものなんだって。
自治体が勝手に白旗を上げるのを許すような規定が、国家間の法である
国際法によって許容されるとは、どう考えてもありえない。
敵軍が迫ってきたときならいいけど、平時にでしょ?

先制攻撃の抑止にはならないんじゃないの?
「敵対する紛争当事者」にとって、無防備地区は、占領に抵抗しないと言う意味を持つんだから。
特にミサイルが飛んでくるどうこうというのは、関係ないじゃん。
戦略的に無意味にはなるかもしれないけど。でも、まずそこを拠点にして日本侵略を開始しようということも
できることになるんじゃないの?
自分たちはいいかもしれないけど、隣町が次に攻撃されちゃうのでは?
そしたら、そんな読み方のできる条文が国際法の規定にあるとは到底考えられない。

あと、解放闘争については、そうなりうるものが日本には想定しがたいからここでは全然関係ない。
470名無し三等兵:2005/11/29(火) 05:17:00 ID:???
>>469 “自治体が勝手に白旗を上げるのを許すような規定が、国家間の法である国際法によって許容されるとは、どう考えてもありえない”

それは民主主義や地方分権といった考えのなかったハーグ陸戦規定の頃までの考え方であって、越南戦争の頃から住民=国家という絶対軸が揺らぎ始めたから、実際の戦闘で一般住民に多大の被害が出るようになった。
77年のジュネーブ追加議定書はこうした地域住民の保護に国際法がアプローチしようと考えたものだから“戦時国際法=国家間の戦闘を規定したもの”という定義の範疇には既に収まらない。

このため日本の参加は大幅に遅れた訳だが...
なにしろ、対人地雷禁止条約のように戦争=国家間闘争だった時代には考えられなかったような国際法が出現する時代だからねw
471名無し三等兵:2005/12/05(月) 14:19:50 ID:???
おめえらいろいろ言ってるけどね
中国と北がルール守る国だとでも思ってんのw
472名無し三等兵:2005/12/05(月) 20:13:25 ID:???
>>471
少なくとも我が国はルールを守る国です。
473名無し三等兵:2005/12/06(火) 22:31:52 ID:???
“おめえらいろいろ言ってるけど”

このスレは戦時国際法について、あれこれ言うスレですのでw
474名無し三等兵:2005/12/12(月) 23:06:45 ID:???
空襲については前にちらっと出ましたが、原爆についてはどうですか?
あれはハーグ規定違反になりますか?
475名無し三等兵:2005/12/12(月) 23:18:49 ID:???
広島/長崎ともに無防備都市ではなかったので、残念ながら国際法違反にはならない。
476名無し三等兵:2005/12/13(火) 23:51:14 ID:???
>>474-475
藤田久一が言うような、核兵器の「使用の合法性について見解は統一されていない」ぐらいの言い方のほうが
適切じゃないか?
477名無し三等兵:2005/12/14(水) 00:33:05 ID:???
不必要な苦痛を与える兵器云々のあたりはどうなるの?
478名無し三等兵:2005/12/14(水) 07:10:10 ID:???
法律というのは、事象が起きた後でないと制定されない。

世界で最初に使用された核兵器について、当時の国際法で裁くことはできないんだな。
何故って、当時の国際法には核兵器に関する規定なんて全く無いから。

あれだ。第一次世界大戦の時に戦車も禁止しちゃえば良かったんだよ。
479名無し三等兵:2005/12/14(水) 07:32:08 ID:???
罪刑法定主義とか刑罰不遡及とかってのは近代刑法(国内法)では常識だが
国際法に自動的に援用されるもんじゃないし、適用すべきか否かさえ
意見の分かれるところだろ。
480名無し三等兵:2005/12/14(水) 07:39:00 ID:???
>>479
国際法で刑法が遡及した例を3つ以上挙げよ。
481名無し三等兵:2005/12/14(水) 07:54:54 ID:???
判例が無い≠国際慣習法として広く支持されている
482名無し三等兵:2005/12/14(水) 11:56:57 ID:???
>>480
2次大戦後の軍事裁判くらいじゃね?
483げ ◆bSByH9NZAY :2005/12/20(火) 23:11:34 ID:???
>>474
無防備とかの論理は少し疑問だからどうかと思うけど
1907ハーグ条約マルテンス条項、サンクトペテルブルグ宣言及び空戦条規の成立過程をみてもこれは国際慣習法だといえ
人体に不必要な苦痛を与える兵器は国際慣習法、禁止されていたと言える というのが国内法判例(原爆訴訟)
これはそこそこ支持されている論理

使用についてはICJの勧告的意見で国家の存亡に関わる自衛以外は核兵器による行使、威嚇は認められていないとしている。
けども使用の合法性について見解は統一されていないと言うのが正しいだろうな。
>>479
条約法条約によると特段の遡及規定を明確に記載している時のみ遡及効は認められる
484名無し三等兵
国際慣習法上 だな