トンデモ本 男の世界を立ち読みしてきた。はっきり言って、立ち読みすら時間の無駄と思えるほどのクソな内容だった。 とりあえず結論部分から読もうと思って、〆の部分読んだけど、そこだけでもうだめぽな内容だった。 松村氏の「離島防衛を強化するとともに、いざというときの奪還能力も整備すべき(大意)」という主張に対して、自分の意見 も述べずに「この人が陸将補どまりで良かった」と茶化して、自分の方が優れているかのような振る舞いしてるし。はっきり 言って、トンデモ本系の一番駄目な部分が凝縮されていると思った。 で、我慢して一応内容に踏み込んだが、途中で断念した。 「軽歩兵と重歩兵に別れていた時期の方が長いなんて、この本を読んでいても全然説明がない」みたいに言っているが、 そもそも歩兵の歴史を語る本じゃないからそんなん当たり前だし、「現在の兵器をアレキサンダー大王の時代に当てはめる のは無理がある」とか言っているのには「じゃあお前がその後に語っている『チンギスハンの弓騎兵は、現代の砲兵じゃないんで すかぁ〜』って意見はどうなのよ?」とか突っ込みたくなる。 で、そのチンギスハンの弓騎兵云々は、機能を理解せずに弓というハードウェアだけで「砲兵」とか言っているし。 チンギスハンの弓騎兵(軽騎兵)はその機能上、火力戦闘部隊としての側面は薄く、むしろ捜索・警戒・前衛・側衛・後衛 といった機能が主である観点から、松村氏の「装輪装甲車」という評価の方がまだ妥当性がある。 さらに、信長の三段撃ちを評価していることに対して「現在では存在が否定されているんですけどねぇ」とか揚げ足取り しかできていないし。 あれが現在の軍事的視点から評価出来るのは、三段撃ちの存在が事実かどうかに関わらず、野戦陣地と組織化された火力 の連携という部分が革新的だって事を理解していない。 もうなんつうか、この辺まで読んだんだが、鼻についてしょうがなくて後は読まずに帰ってきた。 なんかもうあ〜あ、って感じだよ。
>626 ほかの部分ともかく、 >さらに、信長の三段撃ちを評価していることに対して「現在では存在が否定されているんですけどねぇ」とか揚げ足取り >しかできていないし。 >あれが現在の軍事的視点から評価出来るのは、三段撃ちの存在が事実かどうかに関わらず、野戦陣地と組織化された火力 >の連携という部分が革新的だって事を理解していない。 これは無理がないですか?「野戦陣地と組織化された火力の連携」的な話は、 銃を弓に置き換えれば、いくらでも前例があるし、当時の銃は弓に比べて決定 的な威力差はないというし。日本史的には重大な転換点の一つではあっても、 軍事的革新性という話ではない、という論に、私は与しますね。
>>627 野戦陣地に関して「敵火力からの防護」の効果しか認めていない人間にはそうだろうね。
あと、野戦陣地と永久陣地の違いが分からない人間にも。
野戦築城に関して、初心者スレとかで質問してみたら?
>>626 >自分の意見も述べずに「この人が陸将補どまりで良かった」と茶化して
2chの煽りレベルだな…。そいつ、この板でも同じことやってたりして。
631 :
627 :04/09/25 17:39:52 ID:???
>628 まあ、確かに違いがわかっていない人間だということは認めますよ。 ただ、戦いの前に、敵の攻撃を阻害するための柵や空堀を設けて云々という 話は、別に長篠に限った話でなく昔からあるし、そういう場合には当然弓兵等 が活躍している。 それらと長篠のどこがどう決定的に違うのかが、よくわからない、という事 です。
>>628 信長のやった事に革新性はないだろうよ。「野戦築城と火力の連携」
ならヨーロッパで皇帝軍がすでにやってるし。
「革新性」=「日本初」なら当てはまるかもしれないが・・・
別に道でもいいけどさぁ。。。くだんの本では野戦築城云々のレベルにすら 達してないんでしょ?それだけでもレベルの低さが分かるってもんでさ。 いい加減スレ違いになっているから、続けるなら余所に言ってくれ。 つうことで「自衛隊はどのようにして生まれたか」をゲット。
んー。スレ違い認定されたから語るのは気が引けるが、一言だけ。 近代的な野戦築城には、防護や障害、組織的な火力のみならず「火力の発揚を 容易にする」という機能も必要なんだよね。その部分からすると、信長以前のは 「野戦築城」と言いうるのかどうか疑問とも思う訳で。 などと話していたら、ブックサービスから電話が来た。「9番目の戦車」到着。
9番目の戦車 ときたひろし 著 PHP研究所 刊 まあ、なんつーか「絵本」だよなぁ。対象年齢幼稚園以下の子供を軍ヲタに 育て上げるには好著、と言うべきか? ま、絵本なんで大人の軍ヲタが内容をどうこうするレベルではないわな。 しかし、このフレーズ↓には。・゚・(ノД`)・゚・。 二番目がタンジ兄さん。三番目がタンザブロウ兄さん。 二台とも、とても強い戦車だったけれど、前の戦いで、おとりになったまま、帰ってこない。
話に乗り遅れちゃったけど一言だけ・・・・ 松村氏、政治と軍事の関係について論考はトンデモだと思う。 まるっきり質の悪い軍国主義者とかわらない主張平然としてるし。
>>636 具体的には?
こういう事を言う奴が時々出てくるけど、大概「文民統制」と「文官統制」の区別も付かない
奴なんだよなぁ。。。
>>637 それは言い過ぎじゃないか?
戦争学あたりを読んだ感じでは現代の民主政の持つ難しさに
理解が足りないかなって感想は俺も抱いたし。
クラウゼウィッツを誤読したWWIの各国将軍や指導者、誤読を元に非難の論陣を繰り広げたリデルハートタンみたいな人は 何時の時代もいますなぁ(微苦笑
>>639 そういう発言しちゃ、トンデモ本の人とかわらんだろ。
641 :
波江 :04/09/25 19:59:23 ID:???
日本で真性の軍国主義者(その定義もあやふやだが)の主張するならば 出版社を通じた出版自体不可能ですがね。 ”軍国主義者”という単語が、戦後一貫して進歩的と称する人々が、敵対者に付ける レッテルとして使われてきた歴史を考えると 簡単にそれを口にする人の人格をまず疑ってしまうことが習性になるのは 仕方がないことでは?
>>641 仕方ないのかもしれないけど、それが逆レッテル貼りになって
自らも思考停止してるようじゃ意味ないでしょ。
どうも最近の軍板では「サヨ」「工作員」認定による
異なった見解に対する知的寛容性が落ちてる気がするし。
643 :
波江 :04/09/25 20:11:53 ID:???
>>642 私が主張しているのは、”軍国主義者”などの分かり易いが内容の定義が不十分なレッテルを
張るべきではないという1点にすぎません。
要は、批判するならば具体的に! ってことなので。
>>643 となると、
>大概「文民統制」と「文官統制」の区別も付かない奴なんだよなぁ。。。
の発言も「分かり易いが内容の定義が不十分なレッテル」貼りだよね。
どちら側も建設的な批判を心掛けましょう。
>644 ???言いたい意味がわからんが。 その批判の場合、「文民統制」と「文官統制」の意味さえ理解出来れば、それほど 定義が不十分だとは思えないし、肝心の「文民統制」「文官統制」は、この板の住人 ならば内容の定義は明確だと思うんだが。
>>645 具体的には?
と、区別がつかいというレッテル貼りの飛躍が問題なんじゃない?
>>642 ならば、尚更安易に「軍国主義者」なんていうべきではないと思うよ。
そりゃ、「工作員」といった言葉を使う奴は「別の板の香具師だな、放置」
って感じの時代では無くなってるし、一部のスレは三馬鹿板臭がプンプンするし。
そういった状況は軍板住人として憂うけども。
>640みたいな感じで、松村氏だけでなく、この板の現職とかをも
批判する人が、時々出てくるけど、「解ってない」とか述べるだけで、
記述に対する具体的な指摘を見たことが無い。或いは上手く逃げる。
ではその人は、何をどうして「正しい」と思うのか。
その提示なしに、「異なった見解に寛容なれ」なんていわれても、ね。
それから>644、>637は波江さんじゃないよ。
×:>640 ○:>636
空気読まず遅レス
>614
収納スペース探しますわorz
>616
(・∀・)人(・∀・)
なるほど・・・。クリアケースなら親が余らせてたはずだからもらってくるか。
こんな趣味をよく親父と爺ちゃんから引き継いだもんだまったく・・。
遊びに行くどころか学校への交通費すらやばい状況まで切り詰めてよくやるな俺もorz
この前の水曜、東京の病院帰りにOAZOの本屋でゼロの設計図集があって買うかどうか悩んだ馬鹿だもんなアハハハ('A`)
>>635 (ノД`)
しかしまぁ、五式が五男だったり四男坊(四式)がしんがり受け持ったり、九五式が 末っ子だったりするのはどうなのかだろうし(苦笑 四式が松本零司の戦場まんがシリーズ並にM4をなぎ倒していくのは絵本の展開 にしてもやや納得いかないところではあるのかだろうか。
>650 松本零士ではなかったかと逝ってみるテスト。 Dave Grossman著 安原和見訳 「戦争における「人殺し」の心理学」(ちくま学芸文庫)をゲト。 1998年、原書房から出版されていた、「「人殺し」の心理学」の文庫版。 著者はウエストポイントで教鞭を執っていた心理学者、歴史学者で、陸軍中佐、レンジャー部隊 の資格を持っている。 実体験と、綿密な取材で、戦場心理を克明に解明したもので、陸軍士官学校、空軍士官学校の 教科書にもなっているもの。 読みでがあるけど、鬱になること請け合い。
松村のおっちゃんの新刊読んだ人いますか
>651 あ、それこないだ読了しました。 鬱になるというよりも「人間性」が、戦場ではどのように発露し、どのようにこの特殊な社会を形作って消えていくのか なかなか興味深かったですます。
>653 漏れ的にはこれのお陰で、久々にコリン・ウィルソンの初期の著作(オカルティズムの 前の)を紐解いて見ましたです。 後、Paul Fussellの「誰にも書けなかった戦争の現実」と併せて読んでも良いかも、と 思いますた。
>>651 ううう、それ欲しいと思ってずっと書店のちくまの棚監視してるんだけど
いっこうに入らないんだよね
もっと大きい書店に行くか古本屋当たらないとだめかのぅ
っとネットであるのかのぅあんちゃん
>>655 監視できるほどでかい本屋があってうらやましさ
学校帰りに立ち寄れる本屋には軍事系を仕入れてくれない(ノД`)唯一PHPとかNFとか文庫本だけ入荷する・・・
>655 ついこないだ、近所の小さい本屋で見かけて買いましたけど? (まあ、文系図書を多めに扱っている本屋の支店だが、小さい本屋には違いない。) とりよせるか、ネット書店で捜せばあるんじゃないですかね。
>>651 その本の筆者、アメリカのコンピュータゲーム史の本にも
ゲームの有害性を国に証言した人として登場していて驚いた
>655 ちなみに、今回はAmazonさんとこで買いますた。 同時に買ったのが、兵頭二十八/宗像和広著の「陸軍機械化兵器」だったり。
>>658 つか、ガンシューの有害性をこっちの本で力説してるぞ。無意識に、人に対して銃を撃つタブーを破壊するって。
…一方、Doomか何かを米軍が訓練に取り込んだのに、一枚噛んでそうだが。
>>660 うーん、ゲーム脳の学者と同じような臭いを感じ取ってしまうのだが・・・俺の妄想であってほしいorz
実験台がテトリスだけだもんなぁ、あの学者は( ;´Д`)しかもソ連の超能力者養成に使ったから殺人ゲームってヲイ
>>661 ちと長いが部分引用する。
いまアメリカが問うべきなのは、銃の出所ではない。銃は家庭にあったのであり、昔からずっと使おうと思えば使えたのだ。
(略)
85年から91年にかけて、15〜19歳の男子のうち殺人事件を起こしたものの割合は154%上昇した。
(略)
第二次大戦では、個々の兵士の発砲率は15〜20%だった。
それがベトナムでは、脱感作、条件付け、そして訓練の体系的プロセスによって、つねに95%もの高率を維持するまでになったのである。
(略。一章使って映画やTVの暴力性について極めて批判的に論じた上で)
テレビゲームはすべてよくないと言っているわけではない。テレビゲームは対話型の媒体だ。
試行錯誤や系統的な問題解決能力を養い、ものごとを計画し、位置関係を把握することを教え、満足は簡単に得られないことを教える。
(中略)
たいていのテレビ番組にくらべれば、テレビゲームのほうがはるかに好ましい。
しかし、テレビゲームはまた暴力を教える絶好の手段ともなりうる。
現代兵士の発砲率を四倍以上に高めたのと同じフォーマットで、暴力をパッケージすることができるのである。
(中略)
西部劇型のゲームがある。大きな画面の前に立ち、画面に登場する<無法者>の画像に向かってピストルを発砲するというものだ。
これはまさしく、発砲タイミング訓練プログラムそのものだ。FBIで設計され、警察が銃を発砲できる様に全国の警察で使われているプログラムである。
(中略)
警察のプログラムでは、不適切な状況で発砲すると厳しい罰則が科せられるからである。
つまり、これは警官の攻撃を促進するだけでなく、抑制するうえでも有効に働いた訳である。
しかし、ゲームセンターにある同種のゲームには、暴力を抑制する罰則など無い。ただひたすら促進するばかりなのである。
てな所。ゲーム脳と一緒にするのはいくらなんでも失礼だと思う。
>>662 おお、わざわざありがとう。
俺の妄想でよかったよ。
確かにそんなもんだろうなぁ。
かと言って全部ゲームのせいにする糞には本気でキレるが、ゲーマーの一人として。
要するに科学的方法論に則った研究をしているかだよな。 ゲーム脳に限らず、日本のマスコミや教育関係者はTVゲームを 否定的に評価する稚拙な研究にすぐ飛びつく癖があるから。 昔「ちゆ12歳」でそういう研究(てか卒論)を取り上げた新聞記事を揶揄してたな。
ゲームでの条件付けを考えると、ギャルゲー、エロゲーは日本政府の少子化対策
>>666 801やマリみては、反日活動なのですね?
668 :
636 :04/09/26 13:07:34 ID:???
レスが返ってくると思わなかったので寝てしまってました。
>>637 「海から見た日本の防衛」より引用
>この北朝鮮軍の奇襲を受けたトルーマン大統領は、
>「雑草は若芽のときに摘まないと、庭中にはびこって始末のつかないようになる」
>という歴史の教訓を考えて、韓国における米国の覇権を守る決意を固めた。
>しかし、政治家は米軍の行動を三八度線以南に限定したのだ。
>一方、マッカーサー元帥は、戦いの論理を貫いた。第五空軍に「北朝鮮の空軍基地を叩け!」
>と命令した。また、第七艦隊も注文津沖で北朝鮮の魚雷艇二隻を撃沈するとともに、平壌を空爆した。
>戦域は戦いの論理で定めるものであって、政治の論理で限定するものではない。
もっとやばいこと言ってる著書もあったと思うが、すいません今ちょっと見当たらない。
ただこの論理だとシュリーヘンプランあたりがまったく正しいものであったと取れるんですが
どうでしょうか。
669 :
名無し三等兵 :04/09/26 13:13:33 ID:F2Ou1kbI
>>668 戦域を決定するのは政治のレベル
しかし、両腕を縛っておいて「勝て」と命令するのは政治家の失敗
政治家は戦いの論理を理解しなければならないってことでは?
政治の論理だけでは、勝利を失うこともあるわけで。
>シュリーヘンプラン
あれは、戦いの論理だけで立てたプランだからなあ
批判されるのは当然。
>>669 戦いの論理で見ても、補給の観点から見れば無茶もあるしね。
まあ、その後のモルトケ案も作戦線が限られたりと欠陥があったりしたわけですが。
671 :
名無し三等兵 :04/09/26 13:22:54 ID:F2Ou1kbI
補足 戦域を選定するのは戦いの論理 そして決定するのは政治の論理。 両者は不可分に結びついているので、どちらかだけをデジタルに選択するのは無意味。
荒れそうだが、「男の世界」松村氏関連の感想。 陸主海従的な視点しかメインのシーパワー論とか(間違いってわけじゃないが、軍事学とか言ってる人が そういう視点”しか”持てないってのは問題だと思われ。) PHPの「海から見た日本の防衛」でもこの辺に違和感を覚えた気がする。 あとまあ、”問題提起は優れているものの、いかんせん癖が有り過ぎ”ってのも総評として同意。 いや、漏れ的にはそんなことは正直どうでもいいかもしんない。むしろ>567-569みたいな反応に危機感を感じる。 ”村松氏の著書への批判が出たらしい”っつーだけで内容以前にここまで反発が出るってのはさ、 松村氏の著作が「学問としての」戦争学の著書として読まれていないってことなんだよなあ・・・・
673 :
672 :04/09/26 15:44:08 ID:???
なんか上の一部で”松村氏”が”村松氏”に成ってることを深くお詫びいたしまつ。何故だ
具体例示さないで批判するのは厨 「違和感」「癖」ね・・ 批判の為に批判しているな
675 :
672 :04/09/26 15:51:13 ID:???
>674 >「違和感」 「戦争学」の主導者が「陸主海従的な視点メインのシーパワー論」しか書かないことへの”違和感”な。 >「癖」 ”総評として”と断ってるのに具体例を出せと言われてもなあ・・・・
>>672 >陸主海従的な視点しか
陸のスペシャリストゆえ、致し方ない面もあるかと。
まあ戦術物を書いてくれるのが、この人しかいないってのはある。
確かに戦術物でも、書くべき項目が抜けているように見える部分があるが。
各具体例で批判できないが、総評としてはできるって? はあ? 具体例で批判せい
678 :
名無し三等兵 :04/09/26 16:13:59 ID:F2Ou1kbI
>いや、漏れ的にはそんなことは正直どうでもいいかもしんない。むしろ>567-569みたいな反応に危機感を感じる。 エバタンが村松氏の著書への批判してるなら、とりあえず読んで判定しようとおもうけど と学会が批判しているんだろ? 当然の反応じゃあない?
679 :
636 :04/09/26 16:55:05 ID:???
>>669 >>671 >もっとやばいこと言ってる著書もあったと思うが、すいません今ちょっと見当たらない。
えーと松村氏、トルーマンのマッカーサー解任も批判してたんですよ。
それが非常にヤバめの論考だったのでそれを探してたんですがみつからない。
それをあわせて書いておけば誤解はなかったと思います。
どうも松村氏、戦争の勝利は軍人が決めるものだって考えてる節があって・・・
戦争の政治的抑制ってものをどうかんがえているのか。
松村的論考だとキューバ危機ではカーティス・ルメイの空爆論が正しくて
ケネディ政権の選択は間違っていたことになりそうな気が・・・
680 :
名無し三等兵 :04/09/26 17:07:16 ID:F2Ou1kbI
>>679 戦争と政治家と軍人の関係は微妙であり
松村氏も朝鮮戦争のマッカーサーとトルーマンや、ヴェトナム戦争時の政治家の介入のことも
知っているだろう。
その上で政治家の介入が戦争の勝利に与える弊害を指摘したとして、何か問題でも?
どうも貴方は自分の主観や感想と客観的な評価・批判の区別ができていないようだ、。
681 :
636 :04/09/26 17:49:59 ID:???
>>680 うーん、そのなんていうか・・・
>政治家の介入が戦争の勝利に与える弊害を指摘したとして、何か問題でも?
そうゆう話じゃないんですけど。
どうも一方の人は、読んで言ってる様にも思えないなぁ。 なんか、と学会に反応してるだけの様に思える。
683 :
名無し三等兵 :04/09/26 18:16:55 ID:F2Ou1kbI
>681 具体的に指摘できないなら、レスしない方がいいよ
どうでもいいから松村擁護も松村批判も死ね。スレ違いなんだよ。
このスレが荒れるとは思わなかった…
自分も
>>636 氏と同じ意見。
「戦争学」の最後の方で米軍の戦死者回避方針を批判していたけど、
純軍事的には正しいかもしれんが幾らなんでもアメリカの世論に対する考慮が欠けている。
軍事的に非合理的でも結局は民主政の枠内でやるしかない訳で。
見たかんじ、トンデモと言われてカチンときたみたいだな。
>>638 ぐらいの言いかたなら、フレームにならなかっただろう。
おまいらそこまでにしる
世艦別冊の英戦艦はまだか!
690 :
ゆうか ◆9a1boPv5wk :04/09/27 23:25:12 ID:6D+K9+JC
10月中旬と今月号で告知されてます。 もう少しの辛抱ですよ・・・多分。
ここは書評のスレッドなんだから評論は具体的にやってください。 つーか軍事本でもないと学会ごときの本の話題はスレ違い。 コヴァ本について語るのと何も変わらん。 んで、PHP新書「海のテロリズム」「有事法制」ってどうなんですか? 現在あまり金が無いから即買いは控えたいので・・・
落日の剣 ローズマリー・サトクリフ作 アーサー王伝説のもととなったとされるウェールズのローマ人の末裔を 主人公とする歴史小説。戦闘の描写が迫真。アーサー伝説の人物の名前が 微妙に違うので登場するごとに素性を考えるのが楽しい。 例えば、アーサー⇒アルトゥス など。
>>691 「海のテロリズム」は買わないほうがいい。
だから、具体的に
「海のテロリズム」は書店でレジの店員に現金を支払ってまで買わないほうがいい。
Amazonで買うか
アーサー王伝説なら、バーナード・コーンウェルの一連の「小説アーサー王物語」シリーズがお勧めだったんだけど品切れ なのが残念。
>>691 海のテロリズムは「今マラッカ海峡周辺ではこんなことが起きとるんですよ」という感じの
本だったような。あまり戦略戦術を論じてはいなかった。
現代版の海賊について、とか各国の海上警察が今のところどんな感じなのかというのを
知るのにはある程度役に立ちそうだけど、刻一刻と変わる日本の防衛政策から見て
少々内容が古いように思えた。少なくとも自分は無理してまで買わなくてもいいやと思った。
>>698 マラッカ海峡の海賊などについてちょっと書きたいときに資料として使う、といった程度の本ってことですね。
あまり軍事とは関係なさそうなので見送ります・・・
え〜っと、すんまそん 陸奥宗光「けんけん録」(すんません、変換できなかった)の現代語訳って存在するんでしょうか? 学生の頃に必死になって読みまして、最近再読したいなあと思ってるんですが 当時の元気もないので… それにしても近衛とか松岡とか木戸とか、藻前らもうちっとご先祖様を見習えというか…
702 :
701 :04/09/29 00:21:04 ID:???
きゃ〜〜、最後の一行は無視してください〜〜
古本屋で「日本陸軍写真集@機械化部隊の主力戦車」グリーンアロー出版社を手に入れたが、 たまらんですな。当時のカラー写真のチハとか、ニヒルに微笑む戦車長とか、チハ車内の詳細な図解 とか、雑草の小山が動いてるようにしか見えないほど偽装した95式軽戦車とか、九〇式野砲に 砲弾を装填する直前とか、泥にはまった九七式軽装甲車とか、軽機しょったバイク兵とか、 もうハァハァしまくりで萌え死にしそうでした。
705 :
ダゴレッド4 ◆VQKJgiezS6 :04/09/30 21:59:13 ID:6j2gI/Yk
戦時喪失艦船史 一覧がずらりと 合掌 さすがに特設監視艇は載ってないな
706 :
701 :04/10/01 00:35:05 ID:???
>703 ども〜
本をこれから減らそうという時に、また増やしてどうするんだと小一時間(ry。 黒野耐著 「大日本帝国の生存戦略」(講談社選書メチエ) 筆者は、「帝国国防方針の研究」、「参謀本部と陸軍大学校」を著した元陸将補。 本書は主に日英同盟を軸に据え、清国との戦争を戦った日本が、如何に列強との同盟政策を考え、 英国との同盟を締結し、日露戦争の後、それが強化拡大され、日本がリージョナル・パワーとなるに 従い、最終的に新興のリージョナル・パワーとして亜細亜に進出してきた米国との関係で、日英同盟 が破綻に追い込まれる過程を追い、更に、孤立の果て、日独伊三国同盟を締結して、それが足かせ となっていく様を描写し、現在の日米同盟状態を如何に維持するかと言うのを結びに置いている。 廉価本ながら、国防、外交、国内情勢をほどよく絡めて、取っつきやすい印象を与える。 もう一つ。 David Fromkin著 "A Peace to End All Peace"(邦題:平和を破滅させた和平) 紀伊國屋書店刊 上下巻の大著で、筆者はBoston大学の歴史学教授。 副題に、中東問題の始まりとあるように、本書はオスマントルコ帝国が第一次大戦に引きずり込まれていく 過程から、中東での第一次大戦の推移、更にそれをきっかけとした中東の周辺各国の動き、そして、戦後の トルコ革命と干渉戦争の各国との戦闘、その収拾までを描いている。 中東の第一次大戦と言えば、アラビアのロレンスばかりが目立っているが、この地の外交の適当さが現在の 中東の混乱の引き金の大分を占めることを考えると、もう少し大局的なモノの見方をする本が欲しかったが、 この本は正にそういったニーズに応える本と言えよう。
朝鮮戦争(国際関係・主要な政治の動きなど。出来れば戦史も)に関しての 良質な資料を教えて下さい。
>708 児島襄の「朝鮮戦争1〜3」文春文庫かなぁ? 文庫だから一冊500円と安いし。 500×3で1500。それだけ払う価値はあるし、何より中古で結構な数が出回っているので、近くの古本屋をまず訪ねてみると良い。
>>708 政治的な視点でバランスのとれた基礎文献としては
神谷不二『朝鮮戦争 米中対決の原形』中公文庫も
原著が冷戦期発表なので東側の政策決定に関しては
今見ると誤っているところもあるが、国際関係史・冷戦史で朝鮮戦争が
どんな意味合いを持つのかという点ではいまだシャープな本。
児島氏の著作もよろしいですが、より純軍事的な視点だと
韓国国防軍史研究所『韓国戦争』(1-4巻、まだ続刊) かや書房も面白いかと
それから、手に入るなら「陸戦史集 朝鮮戦争(原書房)」もね
>>710 神谷センセは「第一撃は北」を述べて、左の人に散々攻撃されました。
隔世の感がありますです。
そういえば、今でも朝鮮戦争の原因が南の挑発だと信じている人は居るのだろうか・・・
>>713 そのような主張をしていた議員などには、問いただしてみて見識を問うのもよいかもしれません。
>>708 前線からの証言として、白善Y将軍の著書はどれも読み応えがある。おすすめ。
白将軍といえば、「対ゲリラ戦」も読んでおきたいところですな。 まあ自画自賛的記述もありますが… とりあえずCPAの連中は読んどけよとw
ボー・グエン・ザップでなんかおもろいのないかなあ などと徹夜明けの煮えた脳みそで聞いてみる
人民の戦争 人民の軍隊なら中公文庫で出てる筈だが。
国民保護法が施行されたので、 仕事の上で読む事になりましたので関連本を。 「有事から住民を守る自治体と国民保護法制」 国民保護法制運用研究会編著 東京法令出版 「国民保護法の読み方」 礒崎陽輔著 時事通信出版局 「武力攻撃事態対処法の読み方」 礒崎陽輔著 ぎょうせい 「武力攻撃事態対処法の解説Q&A」 武力攻撃事態対処法研究会 ぎょうせい 今の所はこれしか関連本が無いので、 仕方ありませんが、 もう少し噛み砕いた方が、 万人が読んだ方が良い本なので宜しいかと。
「軍曹!特殊部隊に入りたいッス」並木書房 グリンベレーでベトナム経験ありって、三島さん何歳? 写真みたらすげーじいさんだった。 グリーンベレー入隊訓練の章はおもしろいが 対談形式ってどうも読んだ気がせんな。 インタビュアーの小峯氏がバカっぽくてわろた
age
>>716 あの本、毛沢東・ゲバラとならんでゲリラ理論の必読文献にしたいと思うほど面白かった。
コヴァ厨脱却のためのいい軍事入門書みたいな本、ありませんか?
ありがとうございます。買って読んでみます。
ウェルキンゲトリクス(;゚∀゚)=3ムッハー アレシア攻略戦(;゚∀゚)=3ムッハー
>725 表現とか言い回し、文章がいくぶん堅めなんで苦労するかもしれませんが、コマンド&コントロール、部隊指揮における 部下指導、そして何よりも「戦争は戦闘だけではない」という点に注目されると、非常に多くのことを教えてくれる書物だと 思いますです。
あ、もちろん>726さんが言っているように、>727みたいに小難しいことを気にしなくても、全編、手に汗握る戦闘の連続で 「戦記」としても十分楽しめますので(笑)
書評まとめサイト落ちた? まあ、7月から放置されてたけど
パットンが残存ドイツ軍といっしょにソ連を攻めようと発言したことについて 詳しく書いてある書籍教えて下さい。
世艦の英戦艦出ました。なんか書店に山積み。 解説はまあアレですけど、写真がクリアなのはさすが。
日比野士朗の「呉淞クリーク」読んだ方いますか? 上海事変についての本が読みたいのですが どのような内容か知りたいです
735 :
730 :04/10/17 16:50:43 ID:???
>732 早速上の本を注文しました 紹介いただきありがとうございます
736 :
732 :04/10/17 21:27:26 ID:???
>>735 参考になってよかったです。私にとっては、ほんといい本です。
>>733 ネットで見ることがあるのも入ってるけど、本当イイ写真ですね。
欲を言えば、側面図だけでなく、上面図が欲しかった。
軍ヲタ拡散基地はここですか?
ちくま文庫『戦場における「人殺し」の心理学』 著者は元中佐。現役時はレンジャー部隊、落下傘降下資格者、 ウエストポイント心理学/軍事社会学教授、アーカンソー州立大軍事学教授 などを歴任というゴッツい経歴の持ち主。ピューリッツァー賞候補作。 戦場で”敵兵を殺すこと”が兵士たちに如何に大きな心理的抵抗を もたらすか、ということを古代から南北戦争・WW1・欧州諸国による植民地動乱・ WW2におけるマーシャル准将による発砲率調査などの具体例を挙げ、大多数の 兵士にとって例え敵兵であっても殺人に対する深い抵抗が有る事を示す。 そして戦場における殺人の心理解析や、米国が兵士たちの心理的抵抗を打ち消すために どのような訓練手法を用いてきたか、戦後の帰還兵への精神的アフターケアの 必要性などを具体的にかつ詳細に検証している。 この手のテーマに興味がある人なら取り合えず買いでしょう。良書 ただ、終盤での「犯罪発生率とメディア」に関する著者の主張については 正直なところビミョーなところだと思われ。米に限らず現代社会への危機感って意味では 激しく共感するんだが。
>734 だいぶ前に読んだ。一応小説の扱いだったかな? 最前線の状況がよくわかる。読んでおいて損はない。 ごめん。面白かったのは覚えてるんだけど、今手元に ないもんだから、詳しいことは書けないや。
740 :
名無し三等兵 :04/10/21 04:38:22 ID:9U+Tp1bJ
なるほどね。
今日買ってきた本。 光人社NF文庫3冊、新刊書1冊。 まずは、松本良男著 幾瀬勝彬編 「秘めたる空戦 三式戦飛燕の死闘」 平成元年に単行本として出版されたものの新装文庫本。 筆者は当時としては珍しく拓殖大学から陸軍の戦闘機パイロットとなった人で、 1943年から独立飛行第103中隊に配属され、南方戦線を転戦し、比島で敗戦を 迎えた。 ダンピールの悲劇から始まり、南方補給船団の護衛、比島特攻の直掩戦闘など、 日本陸軍の機体でも扱いが難しかった飛燕を優秀な整備員と共に手なづけ、戦果 を上げていった様が、彼の手記という形で著されている。 森田友幸著「25歳の艦長海戦記 駆逐艦「天津風」かく戦えり」 これも平成12年に単行本として出版されたものの文庫化。 筆者は1940年に海兵68期として卒業後、巡洋艦、駆逐艦に乗り組み、様々な海戦に参加、 1945年2月より、大破して応急修理を行ない、艦橋直前に応急艦首を取付けた天津風の 艦長に就任、このボロ船で、ヒ88J船団に参加し、唯一隻生き残る。 この状況で船団に参加するのは、海上護衛戦と言うよりは足手まといで、護衛すると言う感じ ではない。 輸送船を一隻も護衛できなくて、生き残っても意味がないように思える。 その後、中国での海防陣地での話もあり、それなりに参考になる記述もあるが、当時の商船 乗りから見たら、結構、「この野郎」状態ではなかろうか。 飯山幸伸著 「ドイツ戦闘機開発者の戦い メッサーシュミットとハインケル、タンクの航跡」 各章をメッサーシュミット、ハインケル、タンクに割いて、彼らの機体開発の航跡を描いたもの。 個人的には、ハインケルの自叙伝を文庫本化して欲しいなぁと思ったり。 今月は他に、小峯隆生著「拳銃王」も出てた。
>>741 「秘めたる空戦」って、明らかにフィクションですよね……
745 :
744 :04/10/24 04:33:37 ID:???
amazonでの評価は高いみたいですけど、この人の スターリングラードは軍事史学で守屋純がボコボコに 叩いてたんで、どうしようかなあ・・・・と。
>>744 ライアンのはアイクとモンティーの諍いとドイツ一番乗りに燃えに燃えてる
ヘル・オン・ホイールやらの前線部隊の描写がいいんだけど
ビーヴァーのはソ連側に重点が移ってる。まあ、ベルリン戦争読んでたら
そんなに目新しくないかも。
>>742 渡辺洋二氏の「未知の剣」か何かの連載中に細かい解説載ってたね
>>744 漏れは面白かったな。表現力が確かにあって、「写真を読んでいる」
ような錯覚さえ起こす。
>>747 どんな風に解説してたのか詳細教えてー
漫画版の解説では「実際に飛んでた人の実体験を元に
ストーリーを再構築したんじゃないか」と推測してたけど
フィクションだろうがなんだろうが 素晴らしい空戦ものだと思う。 自伝でもどうせ作りが入るんだし。 小沢大尉万歳!独立103中隊万歳!永久カモ番万歳!
オスプレイ47 B−29対日本陸軍戦闘機。 B-29乗ってる人間は、欧州のB-17乗ってるより大分マシだろうなと思ってたけど、 必死で迎撃しても、突っ込んでくるんだから、めちゃくちゃ鬱。 戦闘機の護衛も無いしー。 ましてや、捕虜になったら、((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル。 彼我地獄の日々だっんだなあと思わせる良書でした。 恥ずかしながら、B−29撃墜撃破王 伊藤藤太郎大尉知らなかった。
>741 >森田友幸著「25歳の艦長海戦記 駆逐艦「天津風」かく戦えり」 この本は今読んでいるけれど、>741での意見はちょっと酷なような気がします。 元々の命令も、他艦は「護衛」なのに天津風は「内地環送物資を搭載し、ヒ八八 J船団に加入内地に回航すべし」とのことだし、前任者より18も若い大尉の艦長と いうのも、回航員の意味合いではないかと思われます。 いずれにせよ、「生き残った」と言っても、船体は最終的に放棄を余儀なくさ れた訳で、「辛うじて全員戦死は免れた」の方が正確なようですね。 無論、海軍の方針、「駄目もとでやってみよう」で、予測されたとおりの犠牲 を強いた指揮に対して >当時の商船乗りから見たら、結構、「この野郎」状態ではなかろうか。 というのは、当然の感想でしょうけど。
>>749 航空ファンの98年4、5月号見ると載ってるはず
図書館等で借りてみるといい
754 :
749 :04/10/26 01:09:33 ID:???
独立飛行第103中隊は、昭和17年の8月には第19飛行団司偵中隊改編されているので、 「秘めたる空戦」の舞台となっている昭和18年〜19年には、存在しません。 改編後の名前でも明らかなように、偵察部隊だし。
戦争における「人殺し」の心理学 デーヴ グロスマン 軍事革命とRMAの戦略史 ―軍事革命の史的変遷1300〜2050年 マクレガー ノックス の2冊を注文。
>>757 数学的理解が必要な理論を簡単に理解できます系の本は、眉に唾付けるのが…
囚人のジレンマみたいなのは、論理的思考さえできれば普通に理解できるとは思うが。 >日常生活、一般社会で起きる問題、未来予測に対して、的確にもっとも適切な結論 >に導いてくれる手法をゲーム理論を応用することで教えてくれる。 なんというか、全体的にレビューというより宣伝文だし、こんなことをさらっと断言してるのはどうかと 正直自腹で買うのはオススメできない。立ち読みでもしなさいな
>756 個人的には、第一次世界大戦を扱った第8章が印象深かった>軍事革命とRMAの戦略史
こちらなら内容構成も載ってますね。
ttp://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=31429128 >第1章 応用ゲーム理論への招待
> (米・ソ核戦略の歴史 我が国の国防政策について ほか)
>第2章 身近な事例問題について
> (日常生活における事例について 生命保険について ほか)
>第3章 国家と応用ゲーム理論
> (決断―なぜ日本は開戦したか? 60年安保騒動について ほか)
>第4章 日本の将来を見つめて
> (明治時代に応用ゲーム理論があったなら 憲法について ほか)
いきなり応用ゲーム理論から戦略論へ、というのには若干不安も感じたり
まずゲーム理論だけ把握するなら
中山幹夫『はじめてのゲーム理論』 有斐閣
あたりの方がいいような気もする。
762 :
738 :04/10/28 02:05:06 ID:???
>756を見て気づいたが、>738でビミョーにタイトルを間違ってた。
とりあえず本日の注文図書 明治・大正・昭和 軍隊マニュアル 一ノ瀬 俊也 花吹雪!まつりちゃん 荻野 真弓 前者は、入営前の若者に周囲の奴らが知恵を付けたりした内容やなんかを マニュアルっぽくまとめたものらしい。細部は入手後書き込む。
>>764 で、後者について内容を詳細に説明していただきたいのだが。
なんか軍事に関係がある書籍なんだろうか。
戦場でお勧めってことじゃない(笑)
「大砲の歴史」とゆう本を1500円で購入。アルバート・マヌシー著 もとは米国公園局が遺跡の展示物の理解を深めてもらうために出版しているもののようだ。 カタパルト、バリスタの時代から南北戦争期の大砲まで多数のイラストを使って解説されている。
>_哲 >軍事革命とRMAの戦略史 書評キボン 予約しちゃった・・・ 後、戦略の歴史 抹殺・征服技術の変遷 を買ったかたいらっしゃったら、書評お願いしたい
>>767 アルバート・マヌシーで検索しても引っかからない・・・
大砲の歴史で探しても見つからない・・・
各国陸軍の編制についてまとめた書籍でお勧めのもの、ありますか? 自分の捜索能力ではなかなか見つからなくって… どうぞ皆様ご教授下さい。
>771 全世界のものはミリタリーバランス辺りを入手された方が良いのではないですかね。 世界の各地域に於ける主要国の編制の中の基準配備数とか中の構成とかを知りたいので あれば、新紀元社の「Fighting Force 世界の陸軍軍事力データファイル」 (リチャード・ベネット著 岡崎宣彦訳)が参考になるかと思います。
神田で古本の祭りがあったので行ってみた。結論から言うと人が少ない分、いつもの方がマシかも知れない。 以前勧められていた バルバロッサ作戦 上・下 パウル・カレル著を二冊で3000エソで入手 高いのか安いのか判らないが、どうなんだろ?
2000年に出た学研M文庫で上中下計2300円(税込み)くらい>バルバロッサ
>>772 ありがとうございます。まさにFighting Forceのような書籍を求めていました。
明日にでも早速書店をめぐってみます。
>774 Σ(゚д゚lll)ガーン そっち買えば良かった…… まあいいさ。他に収穫あった。・゚・(ノД`)・゚・。
777 :
ダゴレッド4 ◆VQKJgiezS6 :04/11/03 01:50:19 ID:XTJDqTZF
飛燕戦闘機隊をゲト 飛行第244戦隊の写真史で横山宏センセのイラスト有り 宮崎駿監督もかつて絶賛した秘めたる空戦のNF文庫もゲト 長谷川の48飛燕の発表と飛燕づくしでつ
>>777 ページ数少ないけどどう?
WCCの飛燕からの俄かファンなんで。
↑今後も飛燕ファンをつづけたいなら買うとよかろう 趣味にいくらでもお金をかえてもいいなら買っとけ 機体の各部ディティール写真や全タイプが出ているわけじゃ無いから メカ派には薄いかも
>>773 付録の多さから言えば、フジ版が一番いいと思うよ。
ちょっと前だが横浜の古本市で「現代局地戦争論」と「防衛学概論」という 本を買った。著者は膨大の教授 服部実。もしかしたら膨大のテキストかも。 >773 神田古本市で「奮戦!第6戦車師団」を500円でGET 去年は小松製作所の社史500円なんて掘り出し物もあったが今年は不作だった。
「現代局地戦争論」、日本の古本屋で検索して注文した。 面白そうな本の紹介があったら、即座にあそこに行ってしまうウリは及んでいますか?
奮戦!第6戦車師団か懐かしい、当時定価で買ったよ 日本の古本屋に欲しい本がある、二マソするから、もうちょっと今月は待ち
古本市にて、「海戦フォークランド」と「防衛庁自衛隊」購入。どちらも500円。 後者は90年改訂版である為、最近の新設部署に言及されていないので不満はあるけど、 500円という価格から考えると我慢するしかなし。
爆薬の開発史なんかの本ってないですか?
たしか兵頭28の本で海軍の爆弾の本があったはず。 フォロー頼む。
788 :
名無し三等兵 :04/11/08 22:03:45 ID:eccEA8bw
質問スレから誘導されてきました。 本はよく読むんですがこの方面はリデル・ハートとか言う人の「WWT」と「WWU」 ぐらいしか読んでないので他にお勧めは無いですか? なるべく19〜20世紀あたりの戦いを扱っている本が読みたいのですが。
>>788 大井篤「海上護衛戦」(学研M文庫)は是非読んで欲しい。色々な意味で泣けてくる名著だ。
ソ連のOMGについて解説している和書って有りませんか? 「ソ連地上軍」(原書房)には悌隊攻撃しか載っていなかったもので。
千歳空港でかった。 第二次世界大戦 世界の戦闘機 松崎豊一 イカロス出版。 シビアで日本の戦闘機はこんなものだよという現実を見せられている感じで、 逆に面白かったね。 実戦の評価を考えたらこんな感じが現実なんだろうな。
「民営化される戦争」 本山美彦 ナカニシヤ出版 はどうでした? 新聞の書評欄で知って買おうかどうか悩んでる最中ですが。
>>792 結構よかったよ。
著者は反グローバリズム反米のスタンスの経済学者で、平気で「親米ポチ」という
表現が文中にあるあたりがすげーアレだが、現在の軍産複合体の状況、米軍の
兵站や現代の傭兵企業、各地の民族紛争の略史などがかいつまんで説明してある。
でも反米意識はすげー強いので、ある程度眉に唾をつけて読む必要はあるかな?
>>792 中身の半分くらいは軍事と関係がない本職の論文だが、残りはいま日本語で読める軍産複合体/傭兵企業の現状としては一番じゃないかな。
あ、その残り半分もものすごく怖いことが書いてあって読み応えがあるよ。
>>794 どうでもいいけど著者略歴によると、この人って京大経済学部の元学部長だってよ。
796 :
名無し三等兵 :04/11/09 21:42:49 ID:BCDNc3UU
>>793 うーむ…
俺は書店で手にとって読んでみたけど「まーたいつもの反米屑本かよ」と思って
本棚に戻してきたんだが買う価値ありそうだな。
マル経でコヴァなのか?
読んでないけど、反米だからといってコヴァとは限らんのでわ
いやでも「親米ポチ」って言ってるそうだし。
>>801 親米ポチって反米右翼だけでなく左翼も言うみたいよ。
803 :
793 :04/11/10 00:40:39 ID:???
「親米ポチ」ってのはアメリカの言いなりに自国に不利な経済政策を唯々諾々と とる小泉を弾劾するために言ってる言葉ですな。 この人は事実関係についてはちゃんとソースに当たって言ってるのでコヴァと 一緒にしちゃよくない。
京都大学経済学部はマル経がまだ多勢だからね。 >799-802 マルクス主義者が国粋主義者でもあるという例は結構多い。 日本共産党にしたって、領土問題に関して(特に千島列島)は千島全島が 日本領であると主張している。千島全島でなく、北方四島が日本領とした 自民党を日本民族に対する犯罪行為だと糾弾していた。
単にモスクワを頂点とする構造で中間管理職(支店長かな)でしか ないのがいやで、自分たちがお山の大将になりたかっただけにしか 思えない。
マルクス主義者とマルクス経済学学者は違う。
前田哲夫の「戦略爆撃の思想」って軍事的にはどうなんですか? 前田哲夫自身がアレなのは良く知ってますが、本の内容は余り知らないので・・・
俺が行く古本屋には必ずそれがあるよ。 戦略爆撃の思想、作者が江畑さんなら即中身を見るのだが 前田だと確認すらしない。 だから、10年近く表紙しか見てないな(笑)
戦略爆撃イクナイッ!それだけの本だったような・・・ (すまん立ち読みで済ませたもんで・・・)
>809 ああ、そういう内容の本なんだw 買わなくてよかった〜
811 :
785 :04/11/11 20:17:15 ID:???
>男対女 本文解説にもありますが、決闘裁判のケースですね。
文章からすると、これって女が男を引きずり出すか、男が女を引きずり込むかで決着?
蒋介石秘録をコンプするぞ〜
「滄海よ眠れ」って単行本と文庫とで冊数が随分違っていますが 文庫化にあたって削除された分等あるのでしょうか?
ちょっと前にここでFighting Forceが紹介されてましたが、陸自の一個師団あたりの 砲配備数を25門としていたりして、資料としての価値は薄い気がします。 保有総数自体はそう間違っていないようですが、編制を調べたい、という場合には 向いていないのではないでしょうか。
はっきり言ってしまえばそうだし、原著は三分の一の値段で買えるし。 つまるところ網羅した本ないの。 それにかなり公開されている米軍でさえ一部重要な偵察部隊関連のものは 本当の所不明だし。公開された編成表にその部分だけ載ってなかったり。 推測記事が一年に一回ほど何かの軍事雑誌にのるかな? やはりミリタリーバランスに見られる記述程度の編成あたりが標準。 それより深く知りたいなら雑誌の特集をこつこつ集めるしかない。 編成関連は本ではなくネットが主流だから本に当たるのは限界だと思う。
>軍事革命とRMAの戦略史 ぼちぼち読み始めたところなんだが・・・・ 正直、翻訳の質がかなり厳しくないか? 例えば、第一章で湾岸戦争での圧勝が米軍にもたらした否定的な結果について 述べている文章から引用 >第3に、技術による勝利は、ベトナムの水田とジャングルに没したかに見えた >大衆時代における戦略的自由性が有望視されるように見えた。 >最小限の流血でもって戦う「バーチャル戦争」は、表向きには不足がちの >補給に見える戦闘への大統領のリーダーシップ、軍事の政治家的手腕、 >大衆との係わり合いを不必要にした。 この文が何を言わんとしてるのかDQNな漏れにはマタークわからん。 他にも、P190での記述 >フィッシャー提督は、「運用将校(ライン)」と技術将校間の区分を実施して終了した >1899年のアメリカ海軍の改革を入念に検討した。 この部分が前後の文脈とマターク矛盾するので気になってamazon.comで書籍内検索をかけてみたところ >The admiral had followed closely the U.S. Navy reform of 1899 >that had ended the division between "line" and engineer officers." (漏れ訳)”フィッシャー提督は”「運用将校(ライン)」と技術将校間の区分を 廃 止 した1899年の米海軍の改革を入念に検討した。” ・・・・・・・・原文と訳文で意味が全く逆じゃ内科???? 正直、まともに読める部分の内容も疑いたくなってきた今日この頃。 原文と付き合わせる気力の無い香具師にはお勧め出来ないような気がする。
芙蓉書房じゃなくて不要書房と改めるべきか>軍事革命の出版社
P30 >ダプリン・ムーア、ハリドン・ヒル、スロイス、クレシー、 >ネヴィルズ・クロス、ポアティエ、ナジェラの各戦闘では、 >歴史上、数多く戦死した他のイギリスの君主たちの過去帳が >作成されている。 原文 >Dupplin Moor, Halidon Hill, Sluys, Crecy, Neville's Cross, >Poitiers, and Najera constitute a roll of honor equaled >by no other English monarch in history. (原文のウムラウトは削除) つーか、「歴史上、英国の君主で比肩する者が誰も居ない」って原文の どこをどー訳せば「歴史上、数多く戦死した他のイギリスの君主たちの」 になるんじゃ。意味が180度違っ来て、文脈との整合性が取れない。 "roll of honor"が何故か「過去帳」になってるし・・・ キリが無いんでこの辺で止めるけど、読んでて違和感を感じた部分は 殆ど誤訳っぽい。つか漏れ、第七章と1〜30pまでしか読んでないんだけど もう先を読む気力が失せそう。つか校正もっとしっかり汁。
>>821 その怒りをもって、amazomのほうの発注をポチと押し、
原著と訳文HP作ってくれたまへ。抄訳でよいよん。
>原著と訳文HP作ってくれたまへ。抄訳でよいよん タイトルはもちろん、"J'accuse"で。
>819,>821 おつかれさま。 >821の「歴史上、数多く戦死した他のイギリスの君主たち」とか、>819の「区分を実施して終了した」とかいう翻訳は機械翻訳に 特徴的なんで、おそらく、あまりできの良くない(数千円クラスの)機械翻訳にかけて、そのまま出版したのではないかと。 下訳で機械翻訳ソフトを使う人って多いんだけど、みみっちぃケチなやつが多くて、数万円クラスの、それなりの結果を出すソフト 使えといっても、裏で安物ソフト使って、最初の数ページだけきれいに校閲して持ってくるヴァカ翻訳者多いんだよね。 ゴースト使ってる翻訳者とか。 軍事書籍って、結局あまり数でないから翻訳者もきちんとした人間がつかなくて、辞書引けます程度のアマチュアが翻訳してたり するし(倉骨とか倉骨とか倉骨とか)
>>裏で安物ソフト使って、最初の数ページだけきれいに校閲して持ってくるヴァカ翻訳者多いんだよね。 工エエェェ(´д`)ェェエエ工 もちょっとプライド持ってくれよぅ まぁDQNを擁護する気はないが、それぐらいやらんと数が稼げんのかもしらんね。 で、悪い訳しか出さないからやはり安い仕事しか来ない悪循環?
翻訳者さんの話だと、逆で 原稿料をディスカウントしないと客がつかない ↓ 単価切り下げ、安いものは機械翻訳で仕上げて、ざっと読んで明らかに意味が通らないところだけ手直し ↓ 客も、そもそも英語の校閲なんかできないし、安かろう悪かろうが定着してる ということみたいで
なーる、さんくすです
>客も、そもそも英語の校閲なんかできないし はい、そのとおりです。 プロコピウスの「戦史」を英文版で買ったんだけど やっぱり書籍として読むのはキツい。 英訳のテキストを解いてるみたいで、全然頭に入らん。 フロンティヌスの「戦略書」はなんか単文ばっかりだったんで、 辞書首っ引きでもどうにかなったが、得られたものもその程度だった…。 むしろ一緒に収録されてる「ローマの水道」の方が含蓄ありそうだが、 チャレンジする気力が尽きた。 「補給戦」も英文版で買ってしまえば手間が掛からないのだけど、 読み終えるのに要する時間を考えると、 古本屋巡りでの万に一つの可能性にかけた方がよさそうな雰囲気(死 ちょこちょこ読むだけなら近くの図書館にあったしなぁ。
>829 あ、>827の「客」「クライアント」は出版社です、>830さんの言うとおり(^_^; 個人での依頼だと、客も腹をくくってるので、むしろ翻訳精度とか、微妙なニュアンス部分で最大限こき使われるみたいですよ(笑) 当然料金も結構な額になりますけど、そもそも個人で訳者に頼もうという時点で知り合いとか伝手とかで信頼のおける訳者を 頼んでるので、それなりのアウトプットを要求されることが多いみたいですから、客も納得済みということですね。 それから英文を読むときは「首っ引き」は効率悪いですよね〜 漏れも「海上権力史論」の英語版ならすぐにでも手にはいるのですが、日本語に翻訳されたものは全然手に入らなくてガクーリ
うむ、積ん読状態にしていた例のナニはそういう状態だったのか。。。 正直、軍事関係とかは「軍事的素養のある、翻訳に関してはド素人」が辞書調べて 翻訳する方が遙かに良かったりする。。。 以前、軍研に載っていたベトナム戦に関する米軍だったかの論文、記事読むより 陸自幹部(CGS選抜試験で英語の成績悪くて落ちた人)原文手に入れて自力で 翻訳したやつの方が遙かにマシだった。
古本屋に「日本戦史」復刻版の 柳ヶ瀬の戦いと山崎の戦いと朝鮮の役のかなり状態の良いのが あったが、迷った末に保護中止…
835 :
819 :04/11/17 02:45:01 ID:???
>832 つか訳者経歴を見ても「軍事的素養」については十分以上にある、いやむしろ 漏れなんかから見ると恐れ多いぐらい有んでつよ。 実際の訳文を見ても軍事的素養の不足が原因の誤訳や変な翻訳はほとんど見られない 気がするでつ。 ただ、所々・・・・・・例えば>819の下で挙げた誤訳を例に取ると、問題の文の 前後の文章は次のような流れになってるんでつが。 1.当時の英国では技術将校は兵科将校と比べて一格下の存在であると見られており フィッシャーはその傾向を是正しようとした。 2.フィッシャーは米海軍の改革について検討した 3.1.と同じ内容をより具体的に記述 4.ドイツでも技術将校の地位は低く、独海軍首脳部はこの傾向を是正しようとは しなかった。 訳文をそのまま受け取って「米海軍の改革=兵科将校・技術将校の区別」と読んでしまうと 前後のセンテンス・パラグラフの流れ、論理展開がおかしくなっちゃうんでつよ。 >821なんかもそうだし、今見つけたP16の”17世紀以降、〜”の文とか。安堵してどうする。 この手の誤訳の場合、論理の流れそのものが違和感のあるものになってしまうため 特に本書のような論文の翻訳としては結構イタイと思われ。 もう一つ、パラグラフの一部だけではなくパラグラフの流れ全体が誤訳されてしまう 可能性も有るわけで、そうなると原文とつき合わせながらチェックしていくしか無い気もするナリ。 最後に、全部読み通してない状態で散々書いたものの、そこまで手間をかけるに値する内容で あることは確かだと思われ。(今の漏れにはそんな余裕は無いんだが)
836 :
819 :04/11/17 04:17:37 ID:???
今思ったんだが、"followed closely the U.S. Navy reform "の訳として ”米海軍の改革について「検討」”でいいんだろーか。 改革の内容についての食い違いに気をとられて「検討」の語をそのまま使ったが 「後を追った」「(意訳して)取り入れた」あたりがてきとーなような気もするが、 これ以上細かいこと書いてもしょうがないし眠いし寝る。
838 :
名無し三等兵 :04/11/23 02:10:16 ID:76DPJxJq
ほす
>>790 殿
"入門編”レヴェルで宜しければ
ヴィクトル・スヴォーロフの「ザ・ソ連軍」等はいかがでしょうか?
840 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/11/24 18:53:45 ID:PeUL5kJo
「日露陸戦写真帳」(21,000円)が出てますね。 ふふふ、明後日捕獲予定です。
「近代戦争史概説」「現代戦争史概説」が、どちらも九千円で店頭にならんでいた。 中を覗くと某部隊の印があった。
842 :
名無し三等兵 :04/11/27 22:03:39 ID:dO0qnUI8
軍事史学の日露戦争はいつでるんじゃい!
普通の本屋さん(大型書店)でも買えるの?
神保町にて、 『攻撃かそれとも自衛か』 加藤健二郎 『教科書・日本の安全保障』 田村重信・杉之尾宣生 の2冊が出版から1年も経ってないのに一冊300円だったので保護。 『攻撃かそれとも自衛か』は軍事研究等に載ってたルポ等の再録で、 以前、このスレでも取り上げられていたので割愛。 『教科書・日本の安全保障』は防衛に関する基本的な政策・法規から 安全保障論まで幅広く扱っており、また出版が今年の3月であるから イラク戦争やMDに関する最新の事項を扱っているところが良い。 ただ、著者の1人は自民党の人間であるから、基本的に政府よりにバ イアスがかかっていることに注意。 しかし、この内容で一冊300円ってのはブクオフでも無いんじゃないか?
ヴォー・グエン・ザップ将軍の「人民の戦争・人民の軍隊」を読んでいます。 ゲリラ戦の戦術・戦略に触れられていて面白いんですが、それ以上にベトナム共産党マンセー な所が多すぎて読みにくいです…。植民地時代を生きたベトナム人の方々には感動的なんでしょう が…。
そんなこと言ってたら毛沢東選集も語録も、軍事6篇も読めんぞ・・・
848 :
名無し三等兵 :04/11/30 15:09:27 ID:r9fRPvfh
>>846 そこで、ベトナムの方々と同じ気持ちになってともに涙を流せない貴方は
まだまだ修行が足りません。思想再教育の必要ありです。
ところで、坂井三郎の「大空のサムライミ」って
講談社プラスアルファ文庫と光人社NF文庫から出ているようなんですが、
両者に違いはあるのでしょうか?
どちらがおすすめか教えていただけると幸いです。
我が闘争もよめないね
850 :
846 :04/11/30 21:06:31 ID:???
精進してきます。
852 :
名無し三等兵 :04/11/30 22:45:42 ID:DeAgSHr3
「第二次世界大戦通史全作戦図と戦況」ってどうですか?
853 :
名無し三等兵 :04/11/30 22:50:21 ID:HsUDP4We
>848 講談社は上下巻に分冊されている。 『大空のサムライ』はマストだぞ。
855 :
名無し三等兵 :04/12/01 11:11:47 ID:k4jYiNi/
856 :
848 :04/12/01 12:35:11 ID:???
>>851 ,853
ありがとうございます。
内容に違いはないようですね。本屋に置いてある方を買います。
>>854 素で打ち間違えました…「ミ」は余計でしたね。
軍事史学会「日露戦争」売ってないよ!ヽ(`Д´)ノウワァァァァン
児島襄の山下奉文の文庫版入手した
>846 同意。俺は諦めた。
完全白紙の初心者さんに、「機甲部隊」の基礎を知ってもらうためにいい本ありませんかね? 私の現構想としては「ミリタリーイラストレイテッド 世界の戦車」と「前進よーい、前へ」 を考えていますが、どうも偏っている気がしてなりません。 「Amazonでなら買える」という条件を考慮して、皆さんのお勧めを教えていただけませんか?
861 :
名無し三等兵 :04/12/03 22:02:10 ID:ygiNHmzp
n
パンツァータクティークでいいんじゃないの。
軍事的知識に乏しい(と言う自覚の無い)主計官に悩まされているんですが 国防が何たるかを理解して頂くためのいい本ありませんかね?
鉛玉を一発。
一冊で間に合わせたいという虫のいい考えかたしているのだったら、いいんじゃないですか。
>>866 初心者スレとか見てて思うんだけど、そういう”思い上がり”ってどっからくるんだろう?
ちょっとスレ違いだけど『対戦車戦1943 MG.DVDブック・シリーズ 1』って4000も払って見る価値あるかな? どんな感じだったか、誰か見た人いませんか?
古書の相場ってよく知らないんですけど、海軍砲術史で\20kというのは高いですか? 海軍水雷史なら沢山あるようで11k〜20k越えまでイロイロなようですが
>>873 ここに書き込むと恐ろしいことになりまっせ
お買い得ゆえ速攻で先に買われてしまうということ?
>>873 自分は6Kで買いましたが(箱無し)、内容が好きならよいのでは?
探せば10K前後であると思いますが、その手間を考えたらその値段でも良いと思います
(と、最近は思うようになりましたw)
学生さんなら、古本屋廻りをしたら良いと。
自分は、海軍燃料史の安いのが欲しい…
>海軍燃料史の安いの 安くないのは既に見つけている、と
878 :
波江 :04/12/07 21:12:06 ID:???
機密日露戦史買いマスタ 9000¥は痛い… 陸戦学会の本が欲しいが中隊長の許可が必要なのは厄介だ
>>878 買える可能性があるだけいいじゃん>陸戦学会
……陸戦学会の本を一般に売り出して、予算の足しにするという意見は内部に無いのだろうか。
陸戦学会は防衛庁とは直接関係のない「独立採算制特殊法人」みたいな ものなので、ここの本を一般に売っても本が安くなるだけで予算には関係 ありません。 本が安くなるのは嬉しい人が多いでしょうけどね〜(笑)
>>880 建て前では陸戦学会は私的サークルですが、
コミケで同人誌を売るサークルとは違うから。
>>882 自衛隊のサークルを検索して見ると民主党の議員が、
質問主意書をだして自衛隊のサークルを質問しているね、
その議員は他にも防衛庁関係の質問をしていて、
興味が引きます。
でも当該議員のHPには殆ど、
軍事関係の事が載っていない。
>>883 その議員さんに、お手紙出してみてはいかが?
885 :
名無し三等兵 :04/12/09 23:08:19 ID:WRQ7kQMk
素人の読書趣味上の質問です。 J.C.Wylieという人のMilitary Strategy:A General Theory of Power Control とか言う本を世紀の名著だという奴がいるけど、この本読んだ人感想教えて。 amazonでも手に入らないみたいで・・・
887 :
名無し三等兵 :04/12/09 23:18:21 ID:WRQ7kQMk
ごめん、69年版か89年版
888げっと
ゴメンネコ
クラウゼヴィッツの「戦争論」を読もうと思っているのですが レクラム版は省かれすぎているそうなので、岩波版がいいのでしょうか? 上中下の3巻に分かれているのがちょこーっと気になのですが(なくしそうで) 一冊だけのハードカバーのもので良いのもあるのでしょうか? それとも訳としては岩波版が軍板的に一番オススメなのでしょうか? 活字は多少慣れておりますので、多少訳が難解であっても平気なのですが…宜しくお願いします
>890 目的が良くわからないのですが「試しに読んで見る」のであれば、岩波版の上巻を購入すれば用は足りるかと。 書いた本人が言ってるとおり「第1編第1章」にすべての精髄が込められているので、とにかくちんぷんかんぷんに全部読むより 第1編を何度も読んだ方が得ることは多いと思いマスです。 ついでに、漏れがなんで「消防条例をはぶいた訳書は戦争論の意味がわかってない」というのか理解して頂ければ重畳(笑)
武経七書は何処が出してる奴がいい? 一応孫子は岩波、三略は中公ビブリオのやつ持ってるんだけど、呉子、尉繚子、六韜、 司馬法、李衛公問対はざっと調べた所新しくて訳もきちんとしてそうなのが無いんで、 昭和10年に出た兵法全集辺りを購入せざるを得ないかなあと思ってるんだが
893 :
890 :04/12/11 19:40:03 ID:TjXHi+BO
>891 すみません >ついでに、漏れがなんで「消防条例をはぶいた訳書は戦争論の意味がわかってない」というのか理解して頂ければ重畳(笑) という点がよく分からないのですが、レクラム版は省かれているということでしょうか? とりあえず、岩波版を買ってみるつもりですが…
>893 たいていの訳書では省かれてますね。
895 :
名無し三等兵 :04/12/11 20:01:46 ID:r35fLKlu
>890 軍版的にはどうか知りませんが、私も岩波で読みました。ただ、昔むかし 永井陽之助という人が『現代と戦略』という本で、戦争論の解説をしています が、この人は余り岩波版は評価していません。 私には趣味の世界の話なので、余り詳しくは知りませんが、本気でクラウゼヴィッ ツを読むのであれば、英語(ピーター・パレット、マイケル・ハワード、ハンデル、 グレイ)、フランス語(レイモン・アロン、ボーフル)、ドイツ語が必要となるという人の話の 受売りになりそうです。
消防条例??
897 :
名無し三等兵 :04/12/11 20:31:47 ID:r35fLKlu
>890 で、訳語の問題より、読み方の問題となりそうで、であれば、 ハワードの入門書(108P 読了済みなら失礼)なんかに挑戦 されるのもよいと思います。そんなに難しくないらしいし。 消防条例の話は、私は知りません。
消防条例ちうのは戦争論の冒頭で、やたらめったら難しい書き方をしている けど中身はしごく当たり前のことを書いているだけっていう例として 当時のドイツの法令が出てくるんです。んで、それを戒めとしている。 でも大抵の人にはhouseっていう人のcombined armsとかDVDで バンドオブブラザーズとかのほうがいいと思う。クラウゼヴィッツは 後になって孫子あたりを読んだあとで進むのがいいと思う。
最近出た、中公のは、どうなんじゃ?
消防条例というのは隣で火事が起きたら、それが右の隣の家だったら 自分の家の左側の壁が危険だよ、という当たり前のことを長ったらしくかいたの?
>>899 中公版にはちゃんと消防条例の話出てるよ。
クラウゼヴィッツはレクラム版の方が読みやすいのは確かです。 また、軍人の政治への関与に関する改竄が行われる前の版を底本にしている というところを売りにしていますが、まあ専門に研究している人以外にはあまり 差はないかと。 武経七書については、プレジデント社の「全訳武経七書」はどうでしょうか。 「問対」以外は明治書院の「新釈漢文大系」シリーズや明徳出版の「中国古典 新書」シリーズでも読めますが。
Sun-tzeもそうだけど、いわゆる中国の系統の軍略って、あんまり戦争理解には役に立たないと思うなぁ。 あれらは為政者がどう戦争をとらえて遂行するかという「お話」であって、戦争論のような純水論理に基づく哲学書とは 全く位相も次元も異なる文書であって、正直「戦争理解」に置いてはミスリードの元になるのでわ。 当然の結末として、政治を志すなら、あっちの方がお勧め・・・というか、そもそも戦争論は読まない方がよい・・・と思うけど。
中国の所謂「兵法」は、政治家と将軍が(ある程度の職域の差こそあれ) 未分化だった時代のものなので、「戦争にかかわることの多い政治家」が 学ぶべき「政治における軍事の位置づけ」が中心になるのは当然ですね。 現代日本に置き換えるなら、「防衛族議員」が読むべき本といった感じです。 クラウゼヴィッツになると「軍事官僚としての軍人」が「政治」から分化した 時代の産物なので、現代の軍事問題・政軍関係を考える上ではこちらの 方が向いているでしょう。 もっとも、お互いの「考え方」を理解するために両方読んでおいた方が有益 ではあります。自分の立場を明確に理解した上での話ですが。
905 :
名無し三等兵 :04/12/12 17:44:00 ID:h7N6gdc9
軍板を詳しく見ていなかったけど、スレ違いではありますが軍事板常見問題(FAQ)の総記にある 軍事学の学び方って宝庫ですね。
>904 そうなんですよねぇ、漏れが一番気になるのが、いわゆる「兵法」は、「戦争」を、まるで自然災害か何かのように受け身であり すぎるのがどうにもこうにもというか。 「我」があって「彼」があり、その両者の厳然たる力比べが戦の野原でおこなわれるものこそが「戦争」である、という厳密な 定義を行って、それに立脚する戦争論と比較すると、兵法的なものを戦争エンジニアたる軍人が読むのは、よほど気をつけて 読まないととんでもない結果を招きかねないようにも思えマスです。 逆に、戦の野原に立ったことがない純粋な政治家が戦争論を読むのは、これまたよほど気をつけないと、世に有名な警句に 目を奪われて、きわめて衒学的な理解しかできないというか。 コリン・パウエルとかジョン・マケイン、ブッシュ父みたいな連中が読むのと、ラムズフェルドやマクナマラ、ブッシュJr.みたいな 連中が読むのとでは、全く出目が反対に出てしまうという気がします。 それと同じことを第1次世界大戦の諸将帥方はやらかしてしまったわけですが(苦笑
907 :
名無し三等兵 :04/12/12 18:04:32 ID:h7N6gdc9
割り込むつもりもありませんが、私らの如き趣味の市民は何を読めと? バーナード・クリックの現代政治学入門(講談社学術文庫)P41あたりで も読んどけばいいですか?
WW1後期にドイツ皇帝が孫子を読んで、もっと早く読めばよかったと後悔したという話も伝わってますな。
>>902 ありがとう。明治書院、明徳出版は知らなかったんでそっち見てみます。
問対はどうにかして探してみよう…
>906 そうですね。「兵法」と「戦争論」のそれぞれの立脚点を明確に理解しないままであると、 いずれも不幸な読み方になってしまうでしょう。 もう一つ気になるところとしては、「兵法」の方は特にトンデモな読み方が許されるような あいまいな書き方がなされているところでしょうか。 一歩間違うと自分の主張を正当化するための権威付けの材料以上にはなりえないという 不幸な書物になってしまうだけに、読み方には注意したいところです。
>910 ええ、そんなこんなで「消防条例を収録してない抄訳は『戦争論』を理解してない」という認識につながってるのでありました。
制服の帝国―アルゲマイネSS写真集 山下 英一郎 (著) 買った人いますか? どうですか?
写真は洋書等でさんざん既出で新味がない。 かつ、全般的な構成が雑で、「百科全書」的に全兵科を語るにせよ 治安関係機関のみに特化するにせよ 「資料」や「説明材料」に用いるには足りない。 加えて文章は良く言えば韜晦、 悪く言えば装飾過多なだけの意味の通じない悪文 よってわざわざ金を出す価値はないと思われ。
内田百閧フ本もなかなかいい 自身が関東大震災前の陸軍士官学校・海軍機関学校教官だっただけあって 当時の両学校の様子が、文官教官の目といった新鮮な視点で読める 代表作の一つの「旅順入城式」も軍事と関係ある また、東京空襲下の様子を書いた「東京焼尽」や 戦後GHQから呼び出されて爆撃の怖さを聞かれた「戦略爆撃調査団」なども 全体的に、百闢ニ特の軽妙な文章で楽しく読める ちくま文庫と新潮文庫 中公文庫や岩波文庫から著作が出てる
>消防条例を収録してない抄訳は『戦争論』を理解してない 書籍は非常に多くの示唆を与えてくれますが、極一部のものを抜き出して 語っても、それはその著者が知りうる範囲に関する事だけであって、全体ではなく、 そして全体を見て如何だったのかを把握するのは後世の我々でも容易い事では ありません。簡単に「である」と断定する事は出来ないのです。
>914 え、小説だと思って無視してた。 今度見てくる。
>>917 無論小説も多いけどね
ただこの人の小説は夢幻な様子を描いたものだから、一発で見分けはつくと思う
消防条例云々は別に反対しないけど「〜読む価値ありますか?」って質問でもないのに 参考にならんとか役に立たんとか出鼻挫いて読む気萎えさせるようなレスするのは 正直どうかと思う
そういや、岡本綺堂(半七捕物帳)が日露で従軍記者してて、 そのルポみたいな作品読んだけど、中国の武人を蔑む有様 がよく見えて面白かった。(ネットの青空文庫で読める)
921 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/12/17 20:52:13 ID:hoFBlF4U
光人社の「決定版日本軍用機写真集」を買いました。 前に似たようなのが同社から出てましたが、前のは佐貫亦男氏が監修、 今回は野原茂氏が監修ですので、たぶんテイストも違うのではないかと。
補給戦を偶然にもネットの古本屋で入手した。 おそらくネットに掲載された瞬間に買い注文だしたのだと思う。 1500円ぐらいで入手した。 補給戦だけど翻訳された日本語版には参考文献が掲載されていない。 だからもし復刊するならば参考文献の掲載を希望する。 参考文献の掲載についても意見を上げるといいと思う。
海軍水雷史げと 射撃指揮装置の項が10ページもなくてちょっと(´・ω・`)ショボーン
今日古本屋で「戦略論」(800円)と「海軍戦略」(2500円)をゲットしたぜ! でも、帰りに若者の乗る自転車が突っ込んできて痛い思いをした
926 :
名無し三等兵 :04/12/19 01:18:18 ID:nkFWHFV2
上の方で戦争論の邦訳本についてレスが交わされてるけど 岩波も中公も誤訳がひどいそうで、ドイツ語から日本語に翻訳するのは そんなに難しいのかと、購入を悩んでしまう 結局どれがいいんだよう…890さんは岩波の買ったんだろうか?
>>921 未発表写真とか新解釈ってありましたか?
>>926 誤訳がひどいという場合には結局二つの選択肢しかありません。
1. 原語を勉強して自分で読む
2. ひどいのを我慢して読む
1.,2.の合わせわざとして、ある程度原語を勉強した後で(大学の教養レベルで
十分です)、原書を手に入れ(最近はネット書店たとえばamazon.deなどで簡単に
手に入る)、原書とつき合わせながら読むという手があります。あからさまな構文の
取り間違いなどは、これで結構明らかになります。
第三の選択として、英語やフランス語に訳されたもの(多分penguinには入ってる
んじゃないかと)を手に入れて読むという手もあります。英訳の際に誤訳が行われて
いたらそこでおしまいですが。
米やドイツのアマゾンで注文して着払いできるの?
930 :
名無し三等兵 :04/12/19 12:35:50 ID:8RpOp/CR
>929 日本への着払いは無理じゃないか? よく知らんけど 今適当なのカートに放り込んで買おうとしたら支払い方法の選択出ないで いきなり決定画面が出た 俺はカード登録して買ってる 一度そうして買っちゃえば、あとはカートに放り込んで決定するだけで 商品届いて勝手に引き落とされるから 米、英、仏、独などのAmazonはアカウント共有だったはずで、どこかで登録すれば、 どこでもカートに放り込むだけで買えるようになる
Amazonのヘルプに書いてある。 支払い情報 クレジットカードを使用して、世界のAmazonサイトでお買い物ができます。 価格は各国の通貨でWebサイトに表示されます。 お客様がご利用のクレジット会社からは、購入金額が換算された請求書が送付されます。
934 :
932 :04/12/19 13:21:55 ID:???
あらら・・・リンク失敗している。 アマゾンの洋書のブラウズからclausewitzで検索してください。
935 :
名無し三等兵 :04/12/19 14:01:03 ID:8RpOp/CR
原文なら、↑のclausewitz.comで公開してるよ、英訳もあったなぁ(読んでないけど)
戦争論は日本のAmazonで英、独、買えるけど、 他の本とかで、日本のAmazonだと注文不可(カートに入れられない)な本が、 海外のAmazonだと普通に買えたりする だから海外Amazonやめられないんだよね
938 :
929 :04/12/19 17:58:54 ID:???
>>937 自分はPanzer Truppen2が日アマゾンでなかったのでどうしていいか解らなかった。
海外アマゾンで購入している人達はどうやっているのでしょうか?
教えてください。
1.やはりカードが必要
2.住所などの表記の仕方。
3.普通に注文するだけなら登録とボタンを押すだけで可能
4.トラブルの際は(注文した本が違う、落丁本)は語学力必要
自分はドイツアマゾン、フランスアマゾンでの購入をやりたいとも思っています。
理由はドイツ語の原著と米語版との違いがあるからです。
ドイツアマゾン、フランスアマゾンを利用したことがある人どんな感じだったか
教えてください。
939 :
929 :04/12/19 17:59:26 ID:???
>>937 自分はPanzer Truppen2が日アマゾンでなかったのでどうしていいか解らなかった。
海外アマゾンで購入している人達はどうやっているのでしょうか?
教えてください。
1.やはりカードが必要
2.住所などの表記の仕方。
3.普通に注文するだけなら登録とボタンを押すだけで可能
4.トラブルの際は(注文した本が違う、落丁本)は語学力必要
自分はドイツアマゾン、フランスアマゾンでの購入をやりたいとも思っています。
理由はドイツ語の原著と米語版との違いがあるからです。
ドイツアマゾン、フランスアマゾンを利用したことがある人どんな感じだったか
教えてください。
940 :
929 :04/12/19 18:07:28 ID:???
ごめん二重投稿しちゃった。
942 :
929 :04/12/19 18:24:24 ID:???
どうもです。
第2次大戦でのイギリス軍揚陸専用艦艇について詳しい本ってありますか?
揚陸専用 → 揚陸戦用
ここみてるとコミケで軍事本翻訳して出したらそこそこ需要ありそうに思えてきた。 学生で暇のあるミリオタが数人いれば、半年で一冊くらい出せるんじゃなかろうか。
権利関係が・・・・・
学生が暇なのは生産的な活動に背を向けているから。 ありえない情景を夢想するのは2chだけに留めて置くように
便上して聞いておくけどコミケでの軍事関連はどんな感じなの? 自分はコミケ会場に行ったことがない。 軍事系のウェブページなんかで発売していることはしってる。 ファミコン関係のハードに関しての本を通販で購入したことがあるけど かなり詳しい情報得たと評価している。関係者が書いたのだと思う。 だから、なんとなく権利関係が怪しく、アンダーグランド色が強い。 そんなわけで、軍事関係の同人誌の有益度が知りたい。 私的翻訳などもあるの?費用対効果のほうも。(若干割高?)
面白いものもあるけど、基本的に兵器マンせーか、ギャルゲーの キャラを使った戦争物とかが多い気が。
昔は大学の軍事系サークルとかも出てたなあ。
必ず買うのは「羅針盤儀」と「京都聯隊区司令部」くらい。 後は実際に見てその場で決める。
南北戦争研究室の本が出てるなんて最近知ったよ(´д⊂ 初期本はもう手に入らないんだろうなぁ
ディアゴスティーニとかが週刊軍事研究みたいな企画、かましてくれんかなぁ。 できれば大戦後の現代ネタで。
>953 創刊号はダマンスキー島事件とか?
>ディアゴスティーニとか この時点で内容きたいデキネ
957 :
赤星な爆撃機 :04/12/26 01:11:13 ID:zhHozxbB
"Midland Publishing"の試作機本"Secret Projects"の新刊は、同シリーズで初めて
の旧ソ連機本です。
【タイトル】Soviet Secret Projects Volume 1
【サ ブ】Bombers Since 1945
【シリーズ】(Secret Projects Series)
【著 者】Yefim Gordon (著), Tony Buttler (著)
【発 行】Midland Publishing, Ltd.
【発行年月】(2004/11/30)
【ページ数】192頁
【版 型】Hardcover 29x22cm
【定 価】¥5,288
http://www.amazon.co.jp/ 【ISBN】1857801946
【種 別】写真・記事・図面
【分 野】ソ連試作機
【内 容】開発史、実機写真、図面
【コメント】
著者は"British Secret Projects"でお馴染みのTony Buttler氏と、多くの旧ソ連
機本でお馴染みのYefim Gordon氏なので今日の最強タッグです。
サブタイトル"Bombers Since 1945"の通り第二次大戦後に旧ソ連で開発された爆撃
機の本で、第二次大戦中にソ連領内の不時着したB-29をコピー・アンド・ペースト
して開発したツポレフTu-4から現用のブラックジャックに至る迄の大型爆撃機の他
地上攻撃を主任務とする機種として、攻撃機、戦闘爆撃機等、各章でカテゴリー毎
に年代順で紹介しています。爆撃機以外の大型機として、哨戒機、飛行艇も載って
います。各設計局の概念設計や初期案等は始めて見る図版や模型写真が掲載され、
殆ど60年代の特撮物に出てくるメカの様なスタイルです。 表紙のカナード付き
デルタ翼機は、XB-70バルキリーのソ連版スホーイT-4の原案です。
本書の共著者Yefim Gordon氏が書いた旧ソ連試作機の定番資料"Soviet X-Planes"と
似た様な個所も有りますが、"Soviet Secret Projects"は戦後のソ連爆撃機だけに
絞っているので、既に"Soviet X-Planes"をお持ちの方にもお勧めです。
958 :
ホタルイカ <二:彡 @光学迷彩 ◆Optic4oz5g :04/12/26 01:46:53 ID:jMKGRhNP
「(日本には無限にお金があるから)国防は完璧だ!」 と中国の潜水艦を馬鹿にしている軍オタは嘘つきだ。 日本の借金は700兆円だ。 隠れ借金を含めると1100兆円だ。 年収は40兆円で支出は70兆円だ。 差し引き30兆円の借金を新たに作っている。 在日米軍撤退の外交カードをちらつかされ、 もう日本は米国との通商戦争に負けたんだ。 5兆円の国防費なんてもう出せない。 2兆円ぐらいで日本を守る方法を考えろ。 超々激安の核武装するなら外務省と手を組んで 国連安保理の常任理事国の拒否権を獲得する準備に協力しろ。 「拒否権がないと日本を守れない、核武装に失敗する。」 と国防部門から政府に圧力をかけろ。 外務省の力ではラチがあかない。
オスプレイのシリーズ本やウォーバードテックなんかは アマゾンだと妙に安いのでいつも買ってる。軍事洋書店の半額〜6割くらいの値段。 スコードロン/シグナル系はほとんど同じ値段だけど。ハセガワが噛んでるからか。
西○洋書等で実物を確認 ↓ アマゾンに注文 ヤスー
西洋(もしくは東洋・日本)騎兵について俯瞰出来る本をご存知ないですか?
>>961 日本騎兵史という本が原書房から出ていました
日本騎兵史って二冊セットの? わりと良く見かけるかもしれない。もってないけど
965 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/12/29 15:11:13 ID:pqfS4E0t
芙蓉書房の本が、今月発売の光人社NF文庫で出ましたね。初めてじゃないですか? 芙蓉書房の本は文庫化されないと信じていたから高い単行本も我慢して 買っていたのですが、こうなると迷います。
966 :
名無し三等兵 :04/12/29 15:12:32 ID:Q933Jhjx
967 :
ZII ◆RPvijAGt7k :04/12/29 15:16:15 ID:pqfS4E0t
「海軍病院船はなぜ沈められたか」 です。もとの本はそんなに古くありません。
>>967 ありがとう御座います。
評伝シリーズかと思った。「秘録○○○○」みたいな。
面白い本が出てたので軽くレビューでも。 「自衛隊の誕生-日本の再軍備とアメリカ-」(増田弘著: 中公新書 ISBN4-12-101775-7 本書は、表題の通り、自衛隊の誕生の経緯を、最近公開が始まったアメリカ政府公文書の 内容を参照にしながら明らかにした書である(というか、アメリカ政府の自衛隊創設への 関与を記録した公文書を編纂して出版したのがこの本の著者)。陸海空各自衛隊の誕生 の経緯に見られる相違点が、公開された資料にもとづく最新の知見に基づいて述べられており、 なかなか興味深い。 個人的に興味をひかれたのは、自衛隊の法的地位の曖昧さは、自衛隊が朝鮮戦争時に いわば泥縄式に創設されたことに由来するの「ではない」という言及と、日本政府、とくに 吉田茂が非常にタフに、対米交渉を行っていたという事実である。 本書はいわば入門書であり、さらに先に進みたいものにとっては巻末の参考文献が役立つ だろう。というか、もうちょい詳しい研究キボンヌ。 人によっては、「おわりに」の最初の部分に引っかかるかもね。
渡辺洋二の日本海軍夜間迎撃戦 未発表写真ものった大作 夜間戦闘機月光だった奴だけど、加筆されてるし
971 :
名無し三等兵 :05/01/01 10:21:12 ID:KU0+QarM
正月っぽい軍事本を紹介してください
未来への希望が持てそうなところで、講談社現代新書の「武装解除」なんてどうだ。物凄くおもろいよ。
『流言・投書の太平洋戦争』講談社学術文庫 民衆の流言蜚語や不穏投書を克明に記録した『特高月報』や市井の人達の日記を 元に戦時下の民衆が軍や政府に対しどんな事を考えていたかを探った一冊です。 ドーリットルの東京初空襲が、新聞記者や市井の人から「戦意を引き締める為に 行われた陸軍の陰謀ではないか?」という流言が飛び交っていた、という話があり、 当時の陸軍がいかに信用されてなかったかを伺いしる事が出来たりと、この手の銃 後の話が好きな人にはお勧めな一冊かと思います。
974 :
名無し三等兵 :05/01/01 17:12:19 ID:/c13bIh1
ちょっとこのスレの本来の趣旨とは違うので、恐縮ですが... 小学生の頃集めていた 丸スペシャル 創刊号〜48号 丸スペシャル臨時増刊1号、2号 持っています。せっかくの連番なので、まとめて処分したいのですが この手の本を、関東で高く買ってくれる古本屋を教えて頂けませんか。 YAHOOなんかで売った方が良いのかなあ?
関東なら文華堂書店で決定でしょ。
976 :
名無し三等兵 :05/01/02 05:07:38 ID:LLpHYqDH
今更だけど 「ビルマ航空戦」 いいね。他に対日英国空軍の戦い を扱った本で良いのありますか?
1000まで書き込むまで保存しないからね。 俺ぴっちり1000までいってからじゃないと気が済まない。
980 :
名無し三等兵 :
05/01/06 22:27:31 ID:/s9SU0g/ 最後に何かこそスレッドの総評などを書いてくれ。