少なくともイランより持ってる可能性が高い。
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>ソースキボンヌさん
>ルソン
冷戦が終わって、やっと気がついたのだけれども、
戦後の大半の時期、わが国に本気で着上陸戦をしかけようとした国は無かったなあ。
もちろん、平和だったのではないし、軍事的脅威が全く無かったワケではない。
ただ、わが国は、ソ連から、というか世界から、ほとんど無視されていた。
政治的にソ連やそのほか諸外国を脅かすような
国家ではなかったからね、わが引き篭もり国家ニッポンは。
面倒な大規模着上陸侵攻を試みるほどの価値がない、と考えられていたようだ。
とはいえ、「第三次世界大戦」のような地球規模の通常戦争が起きた場合、
なんらかの侵攻はありえただろうね。
政治的には無価値にせよ、幸か不幸かわが国は、軍事的には重要な地理的位置にあったから。
例えば
―オホーツクの「要塞地帯」の周辺に、広い安全地帯を設けたい
―米軍後方地帯としての日本を、西側同盟から脱落させた
なんて誘惑がソ連にあったとしても、不思議ではなかろう。
それでも、ソ連は中ソ国境とNATO正面重視だから、大規模戦力は投入しにくい。
しかも太平洋戦域は、米国にとって有利な戦闘空間。
たぶんコマンドゥ的な攻撃に、限定されたのではなかろうか。
ただまあ、70年代から米海軍は太平洋戦域と大西洋・欧州戦域をリンクして考えはじめていたらしい。
NATO正面での防御と、北太平洋での攻勢を同時に行うというアイデア。
ペトロから千島までを、海軍・海兵隊で攻撃し、ソ連SSBN戦力を制圧すると。
もし、この太平洋戦域攻勢戦略が実現していれば、ソ連としても対日大規模侵攻どころの
ハナシではなかったと思う。
まあ、余程のコトがないかぎり、ーNATO正面で大敗するなり、大西洋への海軍力のスウィングがなり
が実現しないかぎり、
北海道大規模侵攻のシナリオは、ありえなかったと思うよ。
そのあたりは、当時の陸幕も十分に承知していたハズだ。
そう考えると、かつての自衛隊のサイズは、それなりにリーズナブルだった
といえるのかもしれない。
今にしてみれば「基盤的防衛力構想」は、なかなかの説得力がある。
ただし、この「基盤的防衛力構想」が強調していた「小規模直接侵略」について
自衛隊は十分な関心を払っていたかどうか?
ある時期にかぎっていえば、想像性をもって業務に取り組んでいたかどうか、かなり疑わしい。
そのツケを今、払わされているワケだからね。
た、確かに…
オホーツク海の聖域化が盛んに喧伝されていた記憶があるのですが、
あのへんの基地が、備蓄と、シベリア鉄道と、夏季の砕氷船によってかろうじて維持されていたあたりは、
その後の情報ちらほらみてやっと脳内で結合してきた話でした。
アメリカ(というか南側の海の支配者)から見たオホーツク海域の価値と、
シベリア側から見た価値とは、まったく違うわけで。
海という輸送路の巨大なキャパシティに対して、陸上輸送のハイコストと脆弱性は、明らかなわけで
特に、日本という出撃基地から、戦略級の爆撃機が運用できるなら。
それが、アメリカ海軍の礎だったのかな、などと思ったりして。
で、小規模直接侵攻でも、当時言われていたのは、青函トンネルを破壊して、大規模進行の一助にするのでは、とかだったかと。(レーダサイトへの、スペツナズ攻撃とか)
当時の日本担当情報官の回想など読むと、日本の公安警察のレベルの高さを、そうとう評価していたらしく、
(一方で、佐々氏は苦闘していた、と書いておられますが)
小規模行動であっても、その支援をするアセットの取得は困難だと見ていたのでは…(ノーソースですが)
三沢あたりの反戦活動家の手記を読むと、基地への道は、公式、非公式両方の監視があって、迂闊な行動はできなかったようです。
これはむしろ、成田のような激しい運動を事前に制圧するような、そう言う措置だったのでしょうが。
ソ連が、日本に、武力的なアセットを(彼らが十分とみなすほど)準備できなかった(らしい)ことは日本にとって本当に幸いだったわけで。
中欧、東欧だと、少なからずアセットをもっていたようですが。
日本とは比べ物にならない、高温の「冷戦」だったんですね。
で、今はというと、北朝鮮のアセットはどの程度、どのレベルあるのか、素人には想像もつかない。
長く税務調査さえ行われてこなかったらしいですし(北朝鮮関連に突いては、あまり知らないので言及したくないのですが 苦笑)
一説には、阪神大震災で倒壊したエアガン屋が、北朝鮮の武器保管庫と勘違いされた、とか(w
佐々氏の回想によれば、暗号無線で本国と連絡を取り合っていた工作員が摘発されると、
「違法行為はしていない!無線機は私物(つか、金日成閣下のものと開き直ったそうです)だから返却しろ!」とか。
当時は、公安警察の警察力で、アセットを監視していれば良かった、そういう「全体状況統制」下だったのでしょう。
北朝鮮の究極目的が、半島唯一の合法政府になることだったがために、日本でつまらないテロゲリコマ活動を引き起こす必要が、そもそも薄かったのかもしれませんが。
現在では、金王朝の生存がその究極目的と見られるようです。
同時に、金正日の為政者としての前歴が極めて悪い。
彼が手駒として、不合理なテロゲリコマ攻撃を行う可能性は、否定できない…
その場合、事件、事故との峻別と、被害拡張防止、摘発からその後の国内処理、国際情勢処理に至るまで…
統合対処が欠くべからざる、と…
まあ、最初の最初なので、このような認識から始まっています、と脳内自己紹介で。
というのが、昨今の情勢と認識していますが。
イスラム過激派テロリストについては、まだ公安警察の所掌の中で良いかもしれませんが。
そうだ。
治安部隊スレの
>>135もわたしです(ばれてた…
あれも北朝鮮関連のスレに粘着していた方が、「自衛隊が出動しても、警察官職務執行報に拘束されて、犯人射殺など出来るはずが無い」と延々主張していた流れを読んだもので。
実際のところ、自衛隊の治安出動では「準拠」と明記されていて、警官と同様に拘束はされていないようです。
逆にいうと、自衛隊でなければ、対応不能な治安情勢にある、と首相が判断し、
治安出動が命令されれば、自衛隊は準拠といった法的立場で、テロリスト制圧を行えるようです(内閣の法制局がどう認識しているのかは不明ですが)
(他にも、自衛隊が展開している領域の非テロリストの混乱情勢や、犯罪認知について、どう対応するかにも興味はありますが、まあ別論ですし)
準拠、という立場が法的にどれくらいの責任を、自衛官や指揮官に負わせるかは不明ですが、最終的には判断を下した総理の法的責任が最大のものになろう、と言うことで
わたしの脳内は了解されているのですが、
警官の場合、個々の状況、判断と行為にいたるまで、法律で規制されうる、ということで。
つまり、警察内規の発砲基準だけでなく、発砲の結果、致死に至った場合、この致死的制止が許容されるのかどうか、と。
(そこで警察官職務執行法が持ち出されるわけで、かの法律は、致死的制止は前提としていないようです)
そう言う流れで、警察官職務執行法を持ち出したのです。
ちょうど、SATが射殺前提と語られていましたし。
保守
>>387 ソースキボンヌさん
なんだか、ムチャクチャ懐かしいハナシになってきなあ。
青函海峡の一時的な制圧とか、防空システムの制圧とか・・・どうもNATO北欧連合軍のようなノリ。
たぶんソ連としては、わがニッポン国自体はどうでもよくて、米海軍との対峙を念頭においていたみたいだね。
全面侵攻なり占領地管理のようなメンドなコトは、避けたかったのではないかなあ。
>アセットの取得は困難だと見ていたのでは…
おっしゃるとおりではないかな。
むしろ、左翼大衆運動の煽動に、力を注いだのではないかなあ。
ストライキ、街頭行動、道路封鎖などは、あんがい利いたのかもしれない。
コマンドゥ的な小規模攻撃もありえただろうけれど、現在とはちょっと比べ物にならないかな。
その規模は、今にも増して限定的だったと想像している。
やるとしたら、海を経由した固定施設に対する秘密作戦(clandestine operation)ぐらいかな。
空からの侵入とは異なって、コッチのほうは、かなり露見しにくく、しかも成功率が高い。
日本海沿いでの拉致工作もその一種。
おそらく旧ソ連も、水中武器の奪取に関連した作戦を、かつてやっていただろうなあ。
というか、あんがい西側もやっていたし、今もなお続けているのではなかろうか・・・・。
申し訳ない。
本題に入る前に時間切れだ・・・・。
>北朝鮮のアセットはどの程度
工作インフラの程度は、やはりよくわからない。
けれど、前にくらべれば、かなり縮小しているのではないかなあ。
総連の弱体化にともなって、工作インフラも弱体化していると、みるべきなのかもしれない。
ただし、非公然部門が、総連から分離して地下にもぐってしまったので、
なかなか判断がしにくい部分がある。
>日本でつまらないテロゲリコマ活動を引き起こす必要が、そもそも薄かったのかもしれませんが。
これまた、そのとおりだと思うよ。
非公然部分よりも、公然部分のほうが、少なくとも全面にでていた。
じっさい対日政策に限定すれば、街宣やシンパ集めなど公然的な活動のほうが、効果的。
ただ、朝鮮有事に備えて、特殊作戦も準備していた可能性はあるかな。
ところで、おそらくは、お気づきと思う。
冷戦という暴力平和の時期のわが国において、在来戦的な陸上戦力の必要性が、
さほど高くなかったことを。
むしろ、公安なり非在来的な戦力が求められていた。
結局のところ、「熱戦」に及ぶ以前の段階での局面が、権力闘争の焦点だったからね。
特に米海軍・空軍の機動打撃力が優越していた太平洋戦域では、そうだった。
70年代、80年代を通して、陸自は基本的に旧式歩兵陸軍のままであり続けた。
単能型ではあったにせよ海自・空自が、先進的な装備体系を擁していたのとは、大きく異なる。
が、これは何も偶然そうなったのではないなあ。
今にしてみれば、ほとんどありえなかった第三次世界大戦。
対日全面侵攻のシナリオは、そのありえない戦争のなかでも、とりわけ想定しにくいモノだったかなあ。
>当時は、公安警察の警察力で、アセットを監視していれば良かった、そういう「全体状況統制」下だったのでしょう。
たぶん、左翼系や総連系の活動家筋と外国人は、それなりに効果的な監視が行われていたのだと思う。
ただ、ひとつわからない部分がある。
というか、意見をうかがいたいハナシがある。
日本のインテリジェンス機関、とりわけ公安調査庁と警察庁は、どの程度浸透を受けていたのだろうか?
この点については、ほとんど情報がはいらないし、めだった議論も見当たらない。
ソースキボンヌさんのご意見を、是非とも拝聴させていただきたい。
あと、社会と暴力についても。
とりわけこの分野は、あなたからのご教示を頂きたいと思う。
>>389 「警職法で規制されているから、警察は文民統制より厳しく統制されている」
というのも、一つの見識だとは思う。
法に基づく暴力投下の判断が、警察官個々に任せられているからね。
常に個別的な警察行動であればこそ、暴力を適切に規制できるとういう発想も、それはそれで筋が通っている。
だからこそ、英米では、国家警察どころか、軍隊組織を模した常設威力警察までが、否定的に考えられているワケだなあ。
しかし、わが国の警察制度は…。
>「自衛隊が出動しても、警察官職務執行報に拘束されて、犯人射殺など出来るはずが無い」
警職法は、わりあい政策判断の余地が大きいのではないかな。
だからこそ、警察庁が全国一律の武器使用基準を定め、警察官の個別的判断の余地を乏しくしようと
試みているワケでね。
ところで、武器使用の基準について、SATだけ射殺前提の基準を採用した場合、
警察庁部内では、かなり波風が起きるだろうなあ。
射殺前提のSATの武器使用は、警職法の運用に幅はあることを、認めることだ。
なかでも、ほとんど武力行使に近いような政策運用の幅は、
警察庁にとって、できるかぎり認めたくないモノといえる。
警察中立の大前提は、武装のレベルと暴力行為が、ともに自制的であること。
これが崩れれば、警察庁の独立性は、自ずと崩れてしまいかねない。
くわえて、自衛隊の治安出動のハードルをも、下げてしまうだろう。
警職法下でSATが合法的にできることは、治安出動下の自衛隊にも出来ること。
警職法の運用幅の拡大、すなわち警察行動の範囲の拡大は、ともすれば自衛隊の活動分野の拡大だ。
警察行動が、より軍事行動に近くなればなるほどに、自衛隊の得意分野と重なっていく。
治安出動時における警察・自衛隊のバランスが、さらに変わってしまうだろう。
海上保安庁法の改正が、海自のナワバリを広げてしまった轍を、警察庁としては踏みたくない
のではなかろうか・・・・なんて言うと,怒られてしまうかな。
ついでに言うと、SAT固有の言うなれば「必殺」武器使用基準があるすれば、
一般警察の武器使用基準に影響することも、避けたいだろうなあ。
一度SATが、ゆるい基準で武器使用を行えば、一般の武器使用基準を緩和せよというハナシが
警察部内で確実に盛り上がってくるだろう。
少なくとも、複雑な状況に適合的な基準が、要求されるところとなろうね。
一般警察官をまるで信用していない警察にしてみれば、武器使用基準の多様化は、
治安出動と同じぐらい嫌避すべきコト。
まあSATによる武器使用は、そうオイソレとは実現しないではないかなあ。
もしあるとすれば、いわゆる米SWATチームにみるような、普通の警察特殊部隊として
運用されると思うなあ。
人質状況ないしは、それに準じた事態。
放置すれば、さらに被害が拡大するような事態に限って、投入されると思う。
武器を持って、ひとり引き篭もるような事態には、投入しにくいだろう。
そういう事態に投入されたとしても、射殺前提の行動はかなり制約的になるのだろうなあ。
ともあれ、警察庁も、防衛庁や都道府県警察との関係を考えながら、SATの武器使用を考えていると思うよ。
総じて言えば、警察の警職法解釈の幅によって、自衛隊の武器使用の幅は、かなり規定される。
SATが軍事化すれば、するほどに、治安出動時における自衛隊の武器使用の基準はゆるくなる。
ただし、外国軍事組織を相手にした自衛戦闘の場合は、治安出動下であっても
平時であっても、自衛隊は独自の基準を適用するだろうなあ。
自衛隊法95条の運用幅も、あんがい大きいかな。
まあ、役人たちの思惑に任せておくと、とんでもないコトになりそうな気がするなあ。
またまたハナシが脱線した。すまない。
>>393 わたしは一介のオタですが…(w
島袋氏だったか、80〜90年代ごろに公安警察の内情吐露みたいなことをしていた人の記述によれば
刑事警察には、共産党など公安の監視対象の影響を受けた人間がいたようです。
元の本を購入できず、図書館で見つけたものの一部コピーが手元にあるだけで…
「公安警察スパイ養成所、島袋修、宝島社」とメモには書いてあります。
これによれば、警察に対しての浸透についての情報は「容疑情報」と呼ばれ、
アセットからの情報や、一般人の投書で発見に努める、とあります。
「工作のかけられやすい条件にある者」としてあるので、警察内部に警官個々の情報を細部まで記述したファイルがあるということでしょう。
(逆にアセット取得には、事前調査を徹底しろ、と強調してありました)
さらに、共産党による工作を一括して「特別調査活動」と呼称し、これはまず党の細胞調査、
つづいてアセット取得を行う警官と見られる人間を調査する、と記述がありました。
さらに「警察官試験などを利用して、警察ないにスパイを侵入させようとする」と明記してありましたし、
対○(まる)班という単語もありますから、
警察側にも浸透工作に対して、機密体制を維持したまま、対抗調査、洗い出しをするチームが存在した、ということでしょう。
この辺になるともう、わたしのようなパンピーには、触れることが出来ない領域ですが。
アセット取得についても非常に詳しく記述されていました(そう言うわけでコピーしてでも保存しようと思ったわけで)
ただこれは、共産党に対する調査の一部を記述したもののようですし、他に類書もないので、確認しようもないのですが。
さらに言えば、高次の内通者が公安に浸透していれば…という話もありますが。
佐々氏の記述からの印象では、高次内通の不安を抱いていなかったようです。
(かの氏の上司は、かの後藤田氏だったと言うこともあるでしょうが)
工作員で内情を探ろう、などとするのは北朝鮮が好んでやることで、
中国はむしろ外交側政治側から日本のおおよその意図を探り出せばそれでいい、と要ったスタンスだと感触していたとか。
ソ連は、以前の海上自衛官による機密漏洩事件が、典型的な例のようですが。
公安警察任務では、刑事警察の情報を使うことが奨励されていたようです。
逆に、刑事警察に公安情報を渡すことはなかったようですから、刑事警察に浸透されていたとしても、
公安警察関連の情報がたやすく流れることは、ありづらいことだったのかもしれません。
県警本部に配置された公安専従班、各警察署の指定署班という言葉があります。
これは、班レベルの小人数の公安チームと読めるので、情報の出所事態が比較的明らかにしやすいのでしょう。
「木の物」とう隠語で役立たずを示し、また排斥する述調もありますし。
佐々氏は、そこまで生々しい記述はありませんが、情報を専従的に追跡して行く様子が描かれているので、
上に書いた小人数チームの印象は、さほど違っていないのではないか、と思っています。
(もっとも佐々氏は警視庁で、各県警とは状況が違うのでしょうが)
以前、FBI・HRU勤務をした著者の回想を読んだのですが題名失念、ただしFBI・HRUといった題名でした)
これによると、捜査官の選抜過程は志願者を一方的に呼び出して、調査し、面接し、さらに評価して行ったようです。
かの組織には防諜組織としての役割がありましたから(しかしスパイを洗い出せなかった苦い経験もありますが)
日本の公安警察にも、エリートイズムがあるようです。
このエリートイズムは、表向き刑事警察と一体になった警察、ということから来ているのかもしれませんが、
結果として、刑事警察と公安警察に明確な内部的溝を作り上げる意味があったのかもしれません。
公安調査庁についても、元職員の回想を読みました。
最大の情報活動は、浸透やアセット獲得ではなく、公開情報の収集だったようです。
新聞切り抜き、と自嘲していましたが、わたしのようなオタに言わせると、
ソースを切りぬいてファイルすることで手一杯になっているから(実際には官僚や政治家に報告するまで手一杯だったようですが)
笑い者になるだけで、ソ連の公開情報を1日中読みつづけて、正確に情勢判断した伝説の人物(お名前は失念しましたが、有名な研究者がアメリカ人でいるそうです)
がいない事のほうが問題で。
話を飛ばして申し訳ないのですが、外交官だった岡崎久彦氏によれば、
「現地を愛し、現地の情報を集め、現地の言葉を喋り、現地に骨をうずめたいとまで願う人間がいる
そう言った人間に、あまり報いない日本の態勢が残念だ。彼らは得がたい、日本の情報資産だ」
というようなことを書いていたことがあります。
要するに、そういう人間が公安調査庁にいなければ、今でも切りぬきと、説明会に汲々としつづけているのかもしれません。
今日、たまたま松村劭氏の本を読んでいて、びっくりした記述を見つけました。
名将たちの指揮と戦略(内容は名言集の松村解です)P133
抜粋すると「60年安保闘争以後十数年にわたって、訓練の多くが治安行動に割かれた
このころ育った自衛官には、部隊練成の能力に欠けていた」というようなことで。
陸自のジレンマ、着上陸の蓋然性、いずれにとっても興味深い発言です。
松村氏は34年生まれの防大卒だそうです(デュピィ戦略研究所東アジア代表としてサイトも開いていらっしゃいますが…
実は、掲示板は荒らされています 苦笑)
>>399はわたしです。
>>395 SATの武装使用要件なのですが、状況を包括的に捉えることでクリアしているんだろうと思います。
つまり、自衛隊の出動に要件があるように、
SATの出動事態にも、法律を意識して立案した内部要件をつけておき、
この内部要件と、指揮官の判断(いずれを重くするかは自明ですが)によって、SATは重武装を対象に向けるのでしょう。
具体的には、犯人の武装が強力で、一般の警官の持つ拳銃では制圧しきれない要件、とみなすかどうか、ということなんでしょうが。
これが「致死的抑制」が法的に認められた国であれば、「一般人射殺の蓋然性が高い、ないしは武装を維持したまま逃走の危険がある」ならば
死をもって行動を抑制することが、法的に認められるんですが…
日本の警察官職務執行法を読む限りでは、発砲そのものに制限を加え、致死はさらに別の責任を要求するようです。
SATがその重武装を発揮するには、発砲の要件をクリアした上で、致死以外に抑制の方法がなかったことを、法的に明らかにしなければならない。
SAT自身が、部隊としてこの判断に資する情報収拾と、(上位指揮官への)情報提供を行う機能を持っていなければならない、ということでもあるのかもしれません。
もっとも、SATの自慢のひとつが、先進的な偵察機材と技能なので、機能としては問題ないのかもしれませんが。
と、いうか脱線部分とおっしゃっているその部分、
自衛隊法95条のその運用の広さとの兼ね合いが、ひじょうに重大に思えます。
SATと警察が射殺を躊躇せざるを得ない個別状況があったとして、
もしその状況に、治安出動した自衛隊部隊が(あったとして)直面していたら、
射殺が許される可能性があるわけで
上記の「治安出動する自衛隊には、警察官職務執行法が『準拠』」される部分が、です。
警察官職務執行法が求めているのは、逮捕から始まる司法手続きに、死に至らしめることなく、身柄を乗せることですが、
治安出動した自衛隊には、警察官職務執行法に準拠して、治安を回復させることが役目なので(これが一般人対象の対応と、直面しているテロ対応とでは同列には語れないとして)
そういうわけで(?)、SATは展開、情報収拾の開始まではごくスムーズに対応するでしょうけれど、
その重武装を実際に使用するには、かなり高い敷居を跨がねばならないはずです。
客観的に、致死以外の抑止方法がないという認識でなければ、射殺前提の行動が、そもそも違法と問われかねないので(そういう事件もありましたね)
以前、団地の自宅で散弾銃男が立てこもって、SIT捜査官が打たれ、重傷を負った事件がありました。
散弾銃男は、後続する突入隊員に打たれて重傷を負ったのですが、死亡には至らなかった。
警官に発砲した犯人に対しても、致死的抑止が行われなかったことは、警察の態度について、かなり示唆的だと思ったものです。
402 :
俄将軍:05/01/21 22:05:49 ID:???
>>184-188 冷戦時、ソビエト、中国、北朝鮮を、仮想敵国とすれば、中ソ対立の恩恵によ
り、中国、北朝鮮を、ソビエトと、同時に、対処する必要は、なかったとい
うことだとしても、その代償として、中国、北朝鮮は、日本から、何を得
ていたのか。
現在、北朝鮮対策に追われているわけですが、冷戦時、ソビエトと、北朝鮮に、
同時に、対処するということは、考えられていなかったとしても、ソビエト
と、北朝鮮では、能力に、格段の差があったのか、攻撃の性格が異なるか
らなのか。
>>401 たぶん警察庁としては、特定の事態にあっては、法的判断よりも、政策判断を重視してくるはずだなあ。
で、今次警察法改正。
重大テロ事案に際して、警察庁長官が都道府県警察の指揮監督が、明確に規定されるようになった。
少なくとも、NBCやある種のテロは、警察庁の事務であると。
これは、SATなどによる武器使用における、警察庁の政策判断を予定したモノ
・・・・なんて言うと、イジワルすぎるかな。
でもまあ、平時と緊急事態とで、武器使用の基準を分けて考えているのではないかなあ、警察庁は。
むろん地方現業官庁たる都道府県警察は、そんな便利な使いワケは、頭にないだろう。
というか、地方現業官庁は、一般に政策判断の余地を、与えられていないなあ。
保守
保守
407 :
名無し三等兵:05/02/09 01:33:17 ID:D2rTKMo+
今日の夜決戦だな
408 :
もうすぐです:05/02/09 02:13:36 ID:GCyf8/P8
2005年2月9日 2:28〜3:23
極東の兵器 〜軍事から読み解く国の思惑〜
「核開発疑惑」「拉致問題」を抱え、米国から“悪の枢軸”と名指しで批判されている北朝鮮。
核問題について話し合う「6カ国協議」でも解決の糸口は見えず、
北朝鮮は、依然“極東アジアの脅威”であり続けている。
一方、米国は北朝鮮を取り囲むように軍隊の再編を大胆に推し進めている。
現実的に、北朝鮮の脅威はどれほどのものなのか?
米軍再編の狙いは「北朝鮮」だけなのか?
[番組ch(フジ)]NONFIX・極東の兵器
http://live8.2ch.net/test/read.cgi/livecx/1107873852/
つまり、日本は快傑ズバットであり
北朝鮮は怪傑のうてんきだな
411 :
名無し三等兵:05/02/10 21:43:48 ID:vzxN1NJn
なんとか勝ち点3ゲットしたな
一応、MK46氏待ち保守
413 :
名無し三等兵:2005/03/25(金) 04:02:14 ID:??? BE:71745247-#
このいたはさげだろ?
その理屈なら。
414 :
名無し三等兵:2005/03/25(金) 07:28:23 ID:tLfiIzwE
独島問題に微妙に関連 あげ
415 :
名無し三等兵:2005/04/24(日) 07:50:18 ID:8NcGug27
tes
こんなスレがあること自体が日本のお寒い防衛事情を物語ってますね
自衛隊が北の脅威に対抗できるかというのは重大な問題にしても、
アメリカとか国連が介入しないという非現実的な仮定はあまり意味がない。
漏れとしては日本人はそこまでヤワじゃないと思うし、北も一応統制がとれている以上
いきなり攻めてくることはないと思う。
もちろん備えは必要だけど。
417 :
名無し三等兵:2005/05/01(日) 21:29:05 ID:3Ol0HQoy
日本海に向けてミサイル発射!
>>401 >SATと警察が射殺を躊躇せざるを得ない個別状況があったとして、
>もしその状況に、治安出動した自衛隊部隊が(あったとして)直面していたら、
>射殺が許される可能性があるわけで
そもそも大前提として、
治安出動は警察力によって対処できる限界を超えない限り発動されないので、
法的にはSATが対処する事態と、
自衛隊が対処する事態が同じものであることはありえないです。
SATが対処できる限りは治安出動は下令されないし、
治安出動が下令されれば、
警察の能力を超える部分の鎮圧行動については自衛隊が担当する以上、
法的には整理がついているんじゃないでしょうか?
国会答弁を見る限りそんな感じだけどなあ。
>>403 武器使用の根拠が警職法である以上、
法的には警察法が改正されようがなんであろうが、
今までと変わりはないと思うけどなあ。
>平時と緊急事態とで、武器使用の基準を分けて考えている
それは当たり前ではないかな。
緊急事態ってのは、
類型的に武器使用が強く要請される事態であることが多いのは事実だし、
それが個々人によって大きく判断がぶれるということは考えにくいのが
実際と考えられるんじゃないの。
別に警職法の要件緩和をしているわけでも、
政策判断の余地を入れているわけでもなく、
法的には十分説明可能だと思うけど。
421 :
名無し三等兵:2005/05/18(水) 18:19:18 ID:GS59SHW/
文明人→日本 野蛮人→朝鮮
北朝鮮のGDPは鳥取県とほぼ同じ。従って鳥取県立軍と比較する方が
意味があると思います。
423 :
自衛官:2005/05/21(土) 10:22:44 ID:1sPATkW+
はじめまして。
僕は金沢駐屯地に勤務しています。
最近武道の訓練が大幅に増えました。
教官殿の話では北朝鮮に白兵戦でも勝てるようにと
でもそのおかげで疲れますよ。
でも日本国民の皆様を裏切らないためにも訓練に訓練を重ねております。
もし北が日本に乗り込んできて来た場合、特攻をしてでも日本を守ります!
ご安心を!
424 :
名無し三等兵:2005/05/21(土) 10:25:07 ID:zmJHBx9Z
朝日は中立的な新聞だと思う。イデオロギーや政治に左右されない信念がある。
その点、読売や産経等は政府に媚びたり、戦争を肯定するような記事が目立つでは
無いか、日本人を右翼化しているとしか思えない内容の記事も目立つ、これらの
新聞を読んでいると善良な市民が戦争を肯定しかねないのでは?
朝日を読んでいる国民に戦争を肯定するような人は一人も居ないと断言できる。
425 :
名無し三等兵:2005/05/21(土) 12:43:27 ID:XdFVDBf5
読売や産経等は右翼的な新聞だと思う。在日や左翼に左右されない信念がある。
その点、朝日は中国に媚びたり、反日や拉致事件を肯定するような記事が目立つでは
無いか、日本人を左翼化しているとしか思えない内容の記事も目立つ、これらの
新聞を読んでいると善良な市民が北朝鮮を肯定しかねないのでは?
朝日を読んでいる国民に自衛隊を肯定するような人は一人も居ないと断言できる。
427 :
名無し三等兵:2005/05/27(金) 18:20:25 ID:i39k9sHQ
>>424 北朝鮮のような市民の一割を殺す社会を賞賛した朝日が中立というのは
ポルポト下のカンボジアの新聞が中立というようなものだな
428 :
名無し三等兵:2005/06/26(日) 16:09:34 ID:f1ygpNfL
◆本日午後4時からテレビ東京で『ワシントン・リポート』放送!!
▼米軍が北朝鮮を空爆!!▼
1000 :名無し三等兵 :2005/06/26(日) 16:06:30 ID:mT4uQFJx
1000ならピョン( ゚д゚)ヤン爆撃開始
米国元CIA長官 ジェームス・ウールジー(テレ東・日高義樹ワシントンレポートより)
・話し合いで北朝鮮の核問題を解決しようという試みは失敗した
・中国は北朝鮮の核兵器問題を解決する気を急速になくしている
・中国の軍首脳は、北朝鮮と緊密な関係にあり北朝鮮政府を現状のままにしておきたいと考えている
・アメリカは軍事行動を起こす計画を真剣に考え同盟国と早急に話し合う必要がある
・爆撃は金正日を含めて北朝鮮の全ての統治命令系統を対象としなければならない
・爆撃は核施設周辺だけでなく北朝鮮のあらゆる軍事施設と基地を目標とし、
北朝鮮が外に攻撃を仕掛けることが出来ないようにする必要がある
・北朝鮮のミサイルに対しては、実験中であってもミサイル防衛システムを配備しなければならない
・時間はあまりない。月単位か年単位かは分からないが長くは待てない
・北朝鮮が核実験をする、しないにかかわらず爆撃すべきである
・アメリカ海軍の6、ないし7隻の空母の艦載機と戦略爆撃機B52、B1、B2による総攻撃が行われる