自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第12章
暫定ガイドライン
1.「自衛隊がファンタジー世界に」とあるように、あくまで「現代日本」が主に関わる話であること。
2.現代日本というからには、自衛隊の組織・装備はあくまで現用もしくは近未来的に配備が予想されるものに限る。
3.核兵器などの日本が配備するにはナンセンスなものは極力避ける。
4.あくまで「ファンタジー世界」の話であり、F世界側の設定は作者が勝手に決めることが出来る。
ただし、「超兵器・超魔法まんせー」な話にならぬよう気をつける。また、無敵キャラは作らないことが望ましい。
5.ファンタジー側の人間もきちんと描写する方が好ましい。自衛官主観という演出などであえて描写しないのはこの限りで無い。
6、戦術、戦略としてありえないものを避ける。たとえば人間の徒歩部隊が一日に100kmすすむとか
7.萌え・色気はあくまで表現手段であり、目的ではない。
安易に狙ったり、しつこく要求するのは本来板違いであり、自粛すべき。
8.嵐は徹底放置。嵐認定を受けた後に、かまった者も同罪とする。
9.SS作者は、抽出がしやすいようにトリップ装着を推奨。
10.感想書き込む人も節度や口調を考えるべし。作品が気に食わないなら透明あぼーん汁
2げっと
2げっと!> ∧二∧
_____/ (´∀` )
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()) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | 「」 |
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■今までこのスレで討議された議題
・ファンタジー世界の市場規模についての考察
・食料輸入を経たれた日本は自活できるか
・メイドさんの制服は黒と青のどちらが望ましいか
・麻薬による世界支配は許されるか
・江戸時代とファンタジー世界の類似性について
・中世城郭入門
・エルフの着衣はどこまで許されるか
・大陸国家VS海洋国家戦略、その長短について
・マッチとメラ、着火手段としてどちらが優れているか
・カレーとラーメン、究極の料理はどちらか
・生首砲台の効果的運用法
・F世界での日本経済再生と公益について
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ではAA荒らし>4を連行します。
\___ _______
__ |/ __ __
γ_MPヽ γ_MPヽ γ_MPヽ.
(,,゚Д゚(ヽ ( ,,゚Д) __ ( ,,゚Д)
/.ll`l'll ソ / l_ヽ _l__ヽ/ _lつ
〜ヽ[l==l] (,[l== ヽ,,)(゚Д゚. (,,[l==l]]
〈__,|、_〉 /__l、__〉ヽ //__l、__〉
(,,_/l,,_) .(,,_ノ(,, (⌒(⌒)ノ (,,_ノ(,,__)
>1
乙カレー
エフル特性のカレーを食べるがいい。
1さん、スレ立てお疲れ様です。
さて、トリップ付けたんだから今度こそ書きたいな、SS(笑
エフル特性というのが気にかかってしょうがないのだが。
記念真紀子
>>1 乙!
落ち着いたら投下します。
しつこい奴は嫌われんぞ〜〜〜。
エフルの話をキボン。
前スレの923の発言は、民俗学ヲタ出身の私への出馬要請?
今まで板違いだと思って控えていた民俗ネタを振ってもいいのですか?
_
/;;;;;;;\ (鈴木)
\(ぼるじょあ) 0⌒>;;;;;;;;;ヽ / (千葉総帥)
(ミノル) \ ∧_∧⊂ニニニ⊃ / %%%%%%%% ∩
(山崎渉)\ ( ・3・) |≡゚∀゚) /(坂田師匠)6|-○-○ | ( E)
.∧_∧ ∧_∧ ..\〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ /(ヨ ) ∧_∧ | > |丶 / /
(^・・^∩( ^^ ) \ ∧∧∧∧ / / | (▼_>▼)\∇ /,uu)/ /
(つ ノ (つ つ < . ア > \ (uu \ / ,l `γ l /
ヽ( ノ ( ヽノ < 同 ウ > \ ☆ ノ / |。 田/
(_し' し(_) < ト > | ∧ |。 /
───────────< 盟 ロ >──────────────
___(わむて) < . │ > (山口徹)/ ヽ. r― 、
<_葱看> < > / ,,,;;;::: .:::;;;,,,ヽ (^く二.ヽ
/ i レノノ))) \ / ∨∨∨∨\ l l T_,ヾユ }
人il.゚ ヮ゚ノ人 /| ━、_ _.━\ {ハll エPエl lエPエ |lハ} ) /
uiYi /|/ .,-ェュ ,-ェュ |.\ ヾ.l|  ̄r|__ト, ̄' |!ソ/ /
く_ :|〉 /(゙| ´ ̄ ,/ 、  ̄` |/,. \ '|ヽヽ====// |. /__/
し'ノ / | ( 、 ゙、__,-'' 、)ヽ__/ \ ヽ_,、`ニニ' , 、/レ####/
/ \ `こニニ'´ _..┘ \|:| |#\ー/ ヽヽ###/
/ /\___ _ ,∠(中山悟) \|##,#ヽ!##| |##ノ
21 :
エフル:04/01/29 22:39 ID:???
>>17 エフルの中の人はSS書いてて忙しいそうです。ごめんなさい。
|Д`) ダレモイナイ 投下スルナラ イマノウチ 4〜5コ
彼女の名は、ニーナ。
人種はエルフ…まぁ、ゲームでよくある存在と思って結構だろう。
彼女は道端で倒れている俺を拾い、この部屋で看病をしてくれた。
「本当に、すっごいケガだったんですよ?」
「はぁ…ほとんど痕は無いけど?…体は痛いけど…」
「魔法ですよ、私、治癒魔法が使えるんです」
「…マホー、ね…」
いまいち信じきれなかったが、言及はしなかった。
「貴方、名前は? 私だけ名乗るのは不公平」
「あぁ、忘れてた…俺の…名…前は…」
───?!
思い、出せない…?!
「どうしたの?」
「俺の…名前…」
「思い…出せないの?」
「…」
しまった。とてつもない忘れ物をしてしまった。
何も思い出せない。畜生、おかしな世界に迷い込んだ挙句、記憶まで忘れるとは!
背筋が凍る。一瞬にして、ありとあらゆる不安が俺を襲った。
名前は? …『知らない』。
家は? …もしもこの世界に家があってもそれを忘れた。
家族は? …思い出せない。
友達は? …思い浮かばない。
俺はどこから来た? …解らない。
…俺はこれからどこに帰れば?
「あぁ…そういえば、貴方首からこんなものを下げていたけど…」
見かねたニーナが、銀色のチョーカーを差し出してきた。 …ドッグタグだ。
不思議なものだ、記憶は無くてもモノの名前は解る。いや、解るというより、体が反応した…?
「タカヤ…?」
銀板に刻まれた字…そこには、俺の名前があった。
「陸上自衛隊西部方面隊…第8師団、第12普通科連隊所属…結城…タカヤ。タカヤ、だ」
いまいち、しっくりと来ない。俺が持っていたドッグタグなら、俺の名前なのは間違いないのだが。
「リクジョージエイタイ…? …タカヤね。うん、いい名前だ」
「…そうか?」
どこか三文小説のようなくだりに、思わず苦笑いをしてしまった。
しかしその文句にですら、俺は温かみを覚えた。
何も解らない世界で、自分のことすら解らない俺を癒すのには、十分すぎた…。
───自衛隊…そうだ、その名前には覚えがある。俺はそこに勤めていた。
覚えはある。だが、実感が無い。まるで、掴もうとすればどこまでも遠くへ消える、虹のように。
重火器の扱い方。戦法、身体の使い方。全ては体が覚えている。
確かに、自衛隊で習ったこと、日本での思い出…それは存在する。
しかし、どれもこれも、像が浮かばず…ただ、感覚としてのみ、残っていた。
俺の記憶は、全てが霧のようだった───
その後、実に3日。
俺は彼女の家で世話になっていた。
帰る家どころか自分の身元さえわからず─ドッグタグの刻印は、全て覚えが無いモノだった─、
何も解らないままなので、とりあえず彼女の言葉に甘えていた。
その間、ニーナの事や、この辺り周辺の知識など、色々なことを教えてもらった。
「後ですね、この街の外、夜怖ーい怪物が出るんで、絶対に一人歩きしないでくださいよ?」
「あぁ…わかった。約束する」
「…私ね、ここからずっと先のエルフの集落から、恋人と一緒に駆け落ちしてきたんです。
はは、タカヤにこんな事言ってどうするんでしょう」
もう別れましたけど、と付け加えるニーナ。その表情は、どこか憂いを帯びていた。
ふー、と彼女は一呼吸間を置いた。
この辺りは元々ファブールという国の領地だったが、隣国の侵攻にあい、
隣国の領土として属することになったという。
このあたりを統べている領主の街が、隣国によって占拠されたのだ。
もっとも、領土が異なっただけで、この街の市民の生活は特に変わった様子は無いようだが。
噂によると、元々国力が弱かった隣国が攻め入るほどの力を得たのは、
異世界からの召喚獣を使い、その圧倒的な力を駆使しているから、だそうだ。
「───」
その話に、どこか突っかかるものを覚えた。
その日は雨だった。
激しい雨音をぼんやりと聞きつつ、借りている部屋で外を見つめる。
「………」
まさか、ずっとニーナの世話になるワケにも行かないだろう。
こんこん、とドアが鳴った。
「タカヤ? 入るよ」
ニーナがそっと部屋に入ってくる。
「ん? どうした?」
「えっと…お客さん」
「…客?」
誰が? 俺に? この異世界で? …誰だ?
渋い顔をしながら、玄関へ向かった。
|ミサッ オワリ
なんかキレ悪いけどキニシナイ
主人公は銃を持ってないようだが、銃を持ってない自衛隊員なんて・・・
剣を扱えない、冒険者から就職した兵士じゃないか。
「りょ、領主様、大丈夫でございますか……?」
「よっ!はっ! ああ、なんとかね」
お世辞にも活気があるとはいえない大通りを異質な存在が通り過ぎていた。
ママチャリのペダルを息を切らしながらこぐ迷彩服姿の若者と、その後ろにおっかなびっくりと
乗っかっているメイド服の少女だ。
道行く少ない人々が、思わず目を丸くしてその二人が通り過ぎていくのを眺めていた。
まー、なんだ。
多少苦しくしても女の子に手を回されてくっつかれているのは悪いもんじゃないな。
キッ!
ようやく評議会議事堂に到着した。
街の中心付近にあるだけあって、かなりの距離を二人乗りしていたことになる。
見上げてみると議事堂は結構な建物で、維持費だけでも相当の費用がかかるように思われた。
議事堂前の広場には、数十人の男たちがざわめきながら集まっていた。
あれが例の自警団だろう。思い思いの武器や防具を身につけた年齢も着ているものの質もバラバラの
民兵というのもはばかられるようないでたちだ。
おそらく、シュレスヴァイラが命令にこないので身動きできないでいるのだろう。
あの女のことだ、勝手なことをしようものなら容赦ない懲罰を加えていたのだろう、
男たちの顔に自警団としての使命感や自覚は見受けられない。
ただ、不安そうにたむろしているだけだ。
「すんません。あなた方ひょっとして自警団の人?」
チャリをカラカラと押しながら、自分でも驚くほどすんなりと声をかけていた。
男たちが、一斉にこちらへ向かって奇異の視線を送ってくる。
む……なんだよその訝しむような目は。
「なんだ貴様。こっちは忙しいんだ。ん……?」
リーダー格とおもしき髭面の中年男が不機嫌そうな様子で僕を追っ払おうと口を開いたが、
途中で僕の後ろに控えているリオミアに気がついて表情が変わった。
「こ、これはリオミア様! シュレスヴァイラ様に代わってここへおいでくださったのですか?」
僕を完全にスルーして、男は安心したように声を上げた。
「……あの女は新しい領主様に対して反逆つかまつったので現在投獄されている」
リオミアは男の問いに完結かつ冷徹に答えた。
次の瞬間男たちが一斉に驚きの声をあげ、その場のざわめきが一層うるさくなった。
「お、おい……」
僕がいきなり話が飛躍しすぎだと抗議しようと思うと、
彼女はそっと目配せして僕の言葉を遮った。
つまり、ここは自分に任せて欲しいということだろうか。
僕はぐっと黙って彼女に軽く頷いて見せた。
「静まりなさい。新しき主の前で、不敬であろう」
射るような冷たい表情で動揺する男たちを睥睨し、リオミアは一瞬にしてそのざわめきを黙らせた。
「新しき、主ですと?」
あの男が周囲を慌てて見回す。
こいつ、わざとやってんじゃねえだろうな……?
「おほん…」
僕は意味ありげに咳払いして見せる。
男がまだいたのかと言わんばかりに僕を睨んだ。
「リオミア様、その領主様はいつここへいらっしゃるのですか?」
媚びたような笑顔をつくり、男はリオミアに詰め寄った。
「あなたの目の前におられますでしょう。まだ分からぬのか、無礼者」
しかしリオミアは微笑み返しもせず、まるで人形のような表情のまま突き放すように言い放った。
そして、僕に向かってうやうやしく一礼してみせる。
「申し訳ありません領主様。この者たちの躾、なっておりませぬゆえ平に御容赦願えますでしょうか?」
彼女はまるで忠犬のごとく振舞った。
朝見せた微笑など、今の彼女を見る限りではまったく想像すらできない。
僕はいつものように混乱するかと思ったが、予想に反して冷静だった。
こんなまねをしてみせるなど、彼女なりに何か理由があるのだろう。
僕はそのことについては後で問いただすとして、今は彼女の思惑に乗ってやろうと即決した。
「あ、ああそうだ。日本国陸上自衛隊よりここの領主として派遣された。辻原英気だ。階級は三等陸尉」
自衛隊の観閲式などで幹部がやっているような威厳に満ちた声で、そしてできるだけ偉そうにふんぞり返ってみる。
男たちを先刻よりも大きな衝撃が襲った。
悲鳴に近い声をあげ、次々と地面にひれ伏す男たち。
「ごっ…ご…御無礼をお許しくださいっ!」
今までの尊大な態度はどこへやら、蛇に睨まれたカエルのように顔面を強張らせて地面にひれ伏すおっさん。
僕はその異様な光景に驚きを通り越して呆れてしまった。
領主という肩書きの持つ威力というのは、なにもメイドに限ったことではなかったようだ。
「お優しいのは結構ですが、なめられてはいけませんので……」
リオミアが皆に聞こえないように耳打ちしてきた。
なるほどね。
僕という人間をよく見てらっしゃる。彼女の機転のお陰で、この連中の指揮権についての掌握はうまくいきそうだった。
その後、自警団の指揮権限を僕が持つことと、私刑行為の禁止や俸給の支給(士気低下を防ぐために)の約束などを言い渡した。
最初は人の上に立つことに不安や躊躇があった自分が、こんなにすらすらと領主の役を演じていることにいささか驚きもした。
リオミアのサポートがないとどうしようもないのは情けなかったが、大分らしくなってきたんじゃなかろうか。
そして尊大に振舞うことも、ここでは必要なことであると、知りもした。
…ママチャリ傍らにふんぞり返っては威厳もなにもあったもんじゃないけど。結果オーライ、かな?
「領主様、どうぞこちらへ」
ようやく議事堂に入った僕らは、文官に大会議室に案内された。
ドーム状のどこか大学の講義室を思わせる大会議室に入ると、集まっていたギルドマスターや街の有力者、
そして近隣の農村の村長たちが一斉に立ち上がって恭しく一礼する。その光景は、やはりどこか異様なものを感じる。
こういうのは上座というのだろうか。壇上に席を用意されている。
リオミアは座ることを拒み、僕の席の後ろにメイドのように…というかメイドなのだが…控えることにした。
「えー。お忙しい中、本日お集まりいただきありがとうございます」
僕は議事進行はいらないと文官に話し、無駄を省いた会議をしようと考えた。
開口一番の挨拶に戸惑いを覚えたように目を丸くする者が大勢いたが、構わずに続ける。
「今日はこの街の現状と議決が必要な事案を優先的に決定もしくは否決します。
議会役員そして各ギルド及び村々の方々は自分の質問に正確かつ隠匿なしにお答えください」
そんなに大きな声というわけでもないのに、この議事堂は音響まで考えて造られているのか、よく声が通る。
「ここまでで不都合あるいは質問は何かありませんか? 可能な限り答えますよ」
僕が一旦言葉を切ると、議事堂内は相変わらずのしんとした雰囲気だ。
ひょっとしたら、こういう会議形態は初めてなのだろうか。
まー、前の領主が領主だからなぁ。
そんなことを考えながら、僕はノートパソコンで打ち込んでプリントアウトしておいた諸々の書類をバックパックから取り出す。
「質問はないようなので、会議を始めます」
宣言し、僕は書類に視線を落とす。
「確認事項からいきます。徴税担当もしくは農業担当の方?」
突然指名されたことに驚いたのか、顔を見合わせながら二人の役員が起立した。
「お名前は?」
「アクル・イクナルスと申します」
「フォン・カタルアにございます」
「帝国の税体制が今まで維持されてきたわけですけど、その内容を詳しく教えてください」
二人の役員は自分に答えられる範囲の問いだったことに安堵の表情を浮かべ、
丁寧な口調で説明を始めた。
「はい。帝国は植民地に対しては一等、二等、三等の三つの身分を与え、その階級に応じて税を課しております。
ここエクトは二等階級に属しましたので、税は食料ならば収穫の四割、商工関係には総収入の同じく四割、そのほか、
鉄などの生産品徴収も場合によってはありました」
「ふーん……」
つまり十万円稼いだら四万円もってかれるのか、随分な重税だな。
今更だけど、ここって植民地だったんだよな。
いや、今だって彼らにしてみれば支配者が代わっただけで、植民地には違いないのだろう。
まあいいや、いちいち考えたところで何が変わるわけじゃないのはここへきて散々感じたことだろう。
必要なのは、変えるように行動することだ。
「農村の村長の方々、質問がありますが…」
前々から気になっていたことを確認すべく、僕は会議を進める。
「は、はい」
農民は下の存在として見られているのか、議事堂の後ろにひしめくように集まっていた村長らがざわめいた。
その中で、リーダーらしい長身の男が起立した。
「税で徴収される作物の量が四割とあったんですけど、それで一年間大丈夫なんですか?」
彼に向かって僕は質問を投げかける。
「それは……その」
男は僕の顔色を覗いながら言いよどんでいる。
「? なにか問題でも?」
「実際は領主の取り分もありますので、作物はどんなに寛容な年でも七割は取られてしまうのです……」
躊躇いながら、彼は答えた。
ええっと、つまり汗水流して作った作物の残りは事実上三割くらいだと。
おいおいおいおい。
「そ、それって越権行為じゃないんですか?」
思わず僕は感想を述べてしまう。
「本国へ必要な税を納めている限り、後は領主の自由でございますので……」
少しだけ忌々しげに村長は話した。
「もしかして、酷い年には餓死者が?」
初めてここへきたとき出会った少女のことをハッと思い出す。
「酷い年でなくとも毎年出ます。口減らしに子供を売ることも珍しいことではございません」
畜生……最悪だ。
今まで帝国に好感など持ったことはないが、少なくとも憎しみは持っていなかった。
だが、今はっきりと帝国を憎いと感じた。
「……じゃあ、いくつか聞いていいですか?」
だが僕がここで憤慨していても始まらない。
自らの無力さに苛立ってくるが、仕方がない。
僕は僕の仕事をするだけだ。
「はい。なんなりと……」
「一年に必要な食料はいったいどれくらいです? 全体の何割くらい?」
村長は少し考えこむように視線を天井へ向けた。
支援
支援。1だおー氏がんがれ!
「そう……ですな。五割…い、いえ四割あればなんとか」
「ではここの主食は? その他の作物の種類は?」
「大麦と小麦が主でございます。これが村にもよりますが全体の六割ほどにございます。
その他は、芋や人参、ジャガイモも多いです。畜産もある程度あります」
「ふーん……。総生産量の正確な、いやそうでなくていいからどれくらいの単位なのか分かればねぇ」
「袋に大の大人一人分の重さを詰めて馬車約一千台分ほどにございます」
村長が分からないのか焦燥の表情を浮かべているのを引き継いで、徴税担当の役員が答える。
つまりえーと……。
馬車に積める袋の数が百と仮定して、馬車一千台なら十万袋。
袋が大人一人分を六十キログラムとして約六千トンか。
農作物のほかに畜産とかも含めると結構豊かなはずだ。
三万人をまかなうには十分だが、これから税で七割ないし八割をひいた場合は……
たったの一千二百トン!
そりゃあ餓死者もでるわな。北○鮮並じゃないか。
現代日本人の僕にとって、食べ物というのはお店に行けば置いてあるものという感覚だった。
しかしこうして現実と直面してみると、食料不足とは人間の生死を分ける死活問題だということを痛感する。
「うーん。なあ、リオミア?」
「はっ? はい」
「ウチの館の一年の維持に必要な分はどれくらいか見当つくかい?」
リオミアは意外な問いに少し考え、正確な情報を説明した。
「そうですね。田園が多少あるとはいえ、自給自足するには遠く及びませんゆえ、かつては領主の徴収した一割でまかなっておりました」
「じゃあ、一割以下は暫定管理機構の維持費として必要だと仮定しようか」
「はぁ」
リオミアはよく分からないといった表情で首を傾げる。
「職員の俸給分、インフラ整備の資金充足、衛生環境も心配だし失業者も多そうな気がする。
それに加えてたぶん教育設備費も必要になってくるだろうから……」
僕は取り出した電卓でチャカチャカと計算をはじき出す。
ふふっ。これでも会計課志望だったのさ。
「まあ、無理ないところでざっと見積もって税は全体の二割五分ってところかな……?」
僕はこう言ったものの、実は現地での反乱を恐れた防衛庁と外務省が重税を原則禁止する規定を作っているので、
一般市民に対する三割を超える(しかも査察が入った際、状況が酷い場合によっては無課税もありうる)税徴収はできないのだ。
もう一つの理由としては、日本は農業作物による税徴収をしたところで金になどならない上、
ここのように遠い場所からそれらを輸送したのでは逆にコストがかかってしまう。
道は未整備で場所によっては崖崩れや土石流が起こりやすいし山賊まで出没するので陸路は危険。
空路といっても飛行場はないし作る余裕もない上、大型ヘリで輸送するにしても穀物十トンと一回分の燃料を比較すると圧倒的に燃料の方が高いしそれに加えて整備費もかかるのでやるだけ金の無駄だ。
よって、食料は専門の運送業者が中継基地を作って集めたものや港湾都市に集積されたものを輸入するようになっておいる。
ここエクトで徴収する税というのは手早く商人などに売っ払って金銭を確保する手段くらいにしか利用価値はない。
特別な鉱石を産出するといった様子もないし、まさに戦略上無価値な場所なのだ。
「そ、それは真にございますか!?」
村長たちが信じられないことを聞いたかのように問い詰めてくる。
議事堂内は自分の聞き間違いか僕が言い間違ったものではないかとざわめいている。
「詳細は村々を回って決めますけど、原則これで変更ありません」
他にどう答えろってんだ。
「で、では余った食料はどうすれば?」
「どうすればって……売るなり蓄えるなりすればいいんじゃないですか?」
「商工に関してはいかがでございますか!?」
「いやだから原則これですから……」
たじろぐ思いで僕は興奮する男たちへ答える。
すると議事堂内が騒然とした状況に変わっていく。
口々になにかを叫びあっている。
それは歓喜だった。
「おお偉大なるニホン帝国に栄光あれっ!」
「ニホン帝国万歳!」
聴きながら、僕はどうすることもできなかった。
僕は前の領主のような悪党ではないし、かといって全ての恵まれぬ人々を救いたいと動けるような聖人君子でもない。
つまり、ただの無力な一公務員だ。
何故だか歓喜に沸く議事堂の男たちの僕へ向ける尊敬の眼差しが、その時の僕には例えようもなく気持ち悪く感じられた。
僕がやったのは善政ではない。
ただ、悪政から元に戻しただけだというのに。
いや、「元」がそもそも悪政だったんだ。
日本はそれから開放してやったんだ。褒められることなんだ。
いくら自分をそうして納得させようとしても、どうにも納得できないのは、どうしてだろうか。
傍らのリオミアだけが、浮かない表情の僕を横目に、少しだけ心配そうな顔をみせていた。
新スレマンセー! 本日の更新分終了!
新スレマンセー! 本日の更新分乙彼!
元1だおー氏万歳!
乙!!
>「で、では余った食料はどうすれば?」
>「どうすればって……売るなり蓄えるなりすればいいんじゃないですか?」
この部分、自民党の官房長官を思い出したw
終わった模様?1さんオツエルフカレー
>>31 あぁうー。自分で冒頭で銃を担がせてるのに、
そのこと無視して話すすめちゃってるよ・・・_| ̄|○
後で補完します。
今回の更新分を読むと、主人公がこの地に派遣された理由が分かる気がする。
やっぱ、管理する立場の人間は会計技能は必須だな。こういう時にその場でだいたいの試算ができるのは心強い。
>>前スレラスト
ワロタ
元1だおーさんお疲れ様です。
>ええっと、つまり汗水流して作った作物の残りは事実上三割くらいだと
それにしても小麦や大麦が主力の農民で7公3民…日本でも8公2民という例
があったけど、効率の良い米だからできた芸当なんだろーか。
>>58 ネタスレと化した前スレを象徴するようなラストでした。
>59
旧領主は、そんなことお構いなしだったのでは?
「パンが無いなら、ケーキを食べれば良いではないか」
とか
「民衆なんて、いくらでも生まれてくるじゃないか。
ゴキブリより生命力あるんじゃないか?」
とか良いかねない。
>>60 俺は現実(?)のメイドについて語ってたのだが・・・
ああそうですか、それもネタでつか。_| ̄|○
>>61 反逆を防ぐためにメイド軍隊を用意、抑止力として街の警戒に…と妄想。
…うむ、性懲りも無く次スレを立てた貴兄達の厚顔無恥振りに憤りを通り越し、
感嘆の意を敬する小官である。然しながら、辛い。何が? 自衛隊のこの半長靴だ。
濡れると重いわ足を締め付けるは、防水素材で出来ていないわ、まるで最低の代物
である。足の底には薄い鋼板が仕込んでは有るが、甲側には防備は…? 安全靴の
方が安全だと、小官が下士官時代の時、古参隊員から聞いた話である。最も、中曽根
達の履く『軽装サンダル』よりはマシだが。…貶したからと言って脱ぐな、中曽根!
アルテイシア・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
日本の刑法を占領地に適用すると、やっぱり犯罪は増えるんでしょうか?
多分、現地人には、激甘に感じられるはずですよね?
全く…困った物だ…『官品』を亡失したと有っては、示しがつかぬ!
『官品』とは、国家から『貸与』された装具、装備を指す。『自分の物』では
無く、国民の血税で購ったモノで有るゆえ、下にも置かん扱いである。自衛隊の
季節タームは、『四半期』と言う単位で表わされる。三ヶ月が1四半期と覚えて
置くと良かろう。『第一』四半期が『4〜6月』、以後は三ヵ月ごと、区切る。
その一四半期中に、恐怖の『物品点検』が開始される。需品担当者の試験なら
まだ緩いが、駐屯地司令や大隊長がお出ましになる点検は一分の隙も許されない。
…笑えることに、訓練そっちのけで営内、事務室等の清掃をやる羽目になる。
尉官も曹士もこの時ばかりは一致団結する。美しい姿だ…。最も小官は中曽根の
おかげで、駐屯地を離れて居るゆえ、参加せずに済む! 感謝するぞ中曽根!
>66
そこで、シベリアン・コントロールですよ。
犯罪者はある意味、貴重な労働力です(w
>>67 へぇ・・・そういうのあるんだぁねぇ。なんか楽しそうだ・・・いや楽しくないだろうけどw
シベリア民統制
『法は三章で足る』とするか否かであろうな? 統治者の意向一つで決まる
だろう。小官の様に駐屯地の外を巡察し、護民官を兼ねておる様な地区ならば、
まず法規は口伝の『慣習法』が重要なファクターと為っておろう。
要は、住民の知的レベル、集落の文化度、住民種族の混成比率、種族共通語の
有無に因るだろうな。中曽根、何だ? 『責任取れ』? …そう言う…ものなのか?
>>68 北海道の開拓も、屯田兵と受刑者が両の車輪だったな。
…その場合、留意せねばならんのが、『農奴』達への過度の同情で有ろう。
歴史事実を語る時も同様だが、『現代日本の尺度』で物事を量ってはイカン。
もし境遇に同情して、『農奴』解放や待遇改善を求めたならば、内政干渉
と看做され、地域紛争勃発、拡大して国際問題化するのは避けられぬ。その
国家の基盤を揺るがしかねんのだ。特に若い隊員にその傾向が顕著だ。以後、
肝に銘じ、軽挙妄動は慎むべし! …って言ってる傍から中曽根! 子供を?
…いいか、小官は眼を閉じる。その隙にあの糞野郎に矢を放て。小官が、許す。
4回目の投稿
輸送戦記?
10
今日も座学と訓練。だけど今回は射撃訓練が組み込まれていた。
僕たちみたいな素人に銃はまずいのではないかと思ったが、渡されたのはショットガンだった。
ハート○ン軍曹な教官の説明によれば
「貴様らに小銃を渡しても当たらん。遠距離は弾の無駄。だが近距離でならなんとかなるかもしれな
い。できればラクで面制圧なものが望ましい。なので拳銃は無し。SMGも扱いが面倒。ショットガンな
ら比較的なんとかなる」
らしい。
それにこの手の教育に必ずある分解整備は「自衛隊員に任せる」事を前提にした簡易的なものだった。
それ以上教えたいが時間が足りない。人手が足りない。
とまあ説明はこのぐらいにして、どんな訓練だったかと言うと・・・
「どんな時でも銃口を味方に向けるな!このピーナッツ野郎!」
「ショットガンでチャンバラをやるな!このクソ野郎!」
「撃つ時はもっと腰を据えて撃て!」
「勝手に分解するな!」
「弾をバラすな!」
・・・出だしは激しく不安になる状況だったが、上記のように罵られた連中はもれなく腕立て伏せ500回
×3セットをプレゼントされたので他の連中は気をつけるようになった。最初より多少はマシ。
それに全員がこう思った
「銃取り扱いは慎重に」
少なくとも暴発事故は少なくなりそうだ。
11
射撃訓練の時に姉御ことルローネ先生&ミランタンことミラン先生が呼ばれて攻撃魔法を見せてくれた
が・・・全員が内心ビビったと書いておこう。正直、僕は腰が抜けかけた。こう書くと僕たちがかなり
のヘタレのよう(ヘタレかもしれないが)だが、姉御が使用した魔法は「自分が使える火系最強魔法
」だった。
姉御、教育目的としては最高だと思いますけど、標的を含めた半径10メートルをクレーターにしてし
まうのはやりすぎだと思います。
姉御も姉御だが、ミランタンもミランタンだった。
分かりやすいように火の精霊を呼んで火炎放射をやったのはいいが、「ちょっと」(本人談)やりす
ぎて火事を誘発しかけて皆で消火活動をする破目になった。
今回の教訓。科学があるからと言って魔法を舐めるのはやめましょう。
まあ、「協力しないと帝国領に逆戻りだぞ」と言えば、
いくらでも協力はえられそうですね。
非常に短いですが今回はこれだけです。ごめんなさい。
一定の学力がないと利用どころか理解も難しいのは、
魔法と科学の共通点ですな。
80 :
76:04/01/30 00:31 ID:???
>Call50氏
おつです。
流れを切ってしまったかと思って、ひやりとしました。
うーん、中々好調の出だし。職人さん、おつかれ。
『飛竜の家畜化に成功し、戦場での上空からの「神の目」を手に入れ、
版図急拡大中の軍事大国A。
歩兵3000(槍兵1000後方担当2000)+騎兵2000(重騎兵1000軽騎兵1000)
+飛兵100(重量の関係で、上から石を落とす程度のこともできない程度のスペック。偵察専用)
魔法の知識を元に、発展した経済大国B。
魔導師50(一見すると戦場では、まるで役にたたなそうな程度のスペック)
+常備兵150
+弓兵500(緊急に召集した農民。訓練期間は2ヶ月程でしかない)
自衛官の科学と軍事の知識を活用し、侵攻してくるA国軍を撃退する。』
というのを想定していたが、自分が投稿した文章に、
「魔法のスペックに関する設定ミス」+「伏線張り忘れ」
がいくつか見つかり、あえなく断念。後者はともかく前者が致命的。
初めてSSを書いてみたが、一度投稿してしまうと、
やり直しが効かないというのが非常に厳しい。
整合性を保ちながら、長く続けているSS書きの方々は賞賛に値すると実感した。
>>82 とりあえず、テキストデータうpキボンヌと言ってみるテスト。
フムン…小官はスルーと…。うむ、宜しい。好きにやらせて貰う! 専用ブラウザを
使用する者はアボーンを容易にする為、勿体無いがトリップ装備だ! 以後好きにせよ!
此処で問題にしたいのが、油脂の入手方法である。銃器の手入れの為に必要な油脂は、
可能な限り発火点の高いモノが望ましい。小官、射撃の際に火を噴かせてしまうほど付け
過ぎ、激しく叱責されてしまった。この世界では、獣脂が入手し易いであろうな…?
中曽根、だからと言ってこの世界の獣の解体法など小官は知り様も無いのだがな…?
スルーしてないよ。
大変為になってる。
ただ、こっちが反応してもあまり返答がないから、こっちがスルーされてると思っただけさね。
人間とはすれ違いを繰り返しながら、絆を深くしていくものさ・・・
日本が異世界に召喚されたら、こちら側の世界はどうなるんだろう。
取り敢えず大騒ぎにはなると思うんだが。
>>84の小官 ◆qG4oodN0QY閣下
Sir 機械用の油の代用として獣油を使って大丈夫なのかと素人は心配してしまいますが
どうなのでしょうか Sir
おお、それは失敬。時間差だろう。こっちはナローバンドなモノでな。丁寧な返答、痛み入る。
中曽根ともども、厄介になるぞ? 聞きたい事が有るなら、聞いてくれ。回線が遅い&途切れるので、
レスを返せぬかも知れぬがな? 固定回線は使用出来ぬ環境に有るのだ、小官は…。
発火点が低いので、代用品には為る。現に12.7mm、M2機関砲で小官は試した。
凍らず良好に作動! しかし…匂いが…な? ばれて酷い目に合ったのは言うまでも無い。
小官さんは歯に着せぬ発言がいいなあ。
ただ、19:00位に来る奴が嫌いそうだが。
小官殿! 質問があります!
自衛官の平均的な体力とはどれほどのものなのでしょうか?
香ばしい匂いをたてる火器ハァハァ。
ひったくりを「追いかけっこ」だけで捕まえた防大生の話は聞いたことあるが。
そもそも西洋系F世界に存在するか不安だが、
忍者暗兵工作員の類についての知識を思い付くままに書いてみようと思うがよろしいだろうか?
先に出た用兵についての知識にもかする部分があるので書いてみる気になった
板違いだというなら止めて置く
ここで言うところの忍者とはマンガ、小説等に出て来るような
巻物咥えて巨大ガマガエルを召喚したりする者ではない事を先に言っておく
(F世界ではそれも有りかも知れないが)
ピンキリだ…では答えに為らんな? 体力検定の合格基準が各年齢毎に設定されている。
まあ、通常人よりは『若干』持久力は高い。要求されるのは瞬発力では無いのだよ。
強いて言えば、小銃4キロ弱に背嚢15s程度を背負い、30kmを5行程で行軍した後、
戦闘訓練(新隊員前期の小銃突撃メニュー並み)を『難なく』こなせるレベルだ。
>>96 是非。
隠密系は必要と思われ。
自衛隊の最も恐れるべき兵科だと思うので、詳細な情報は有益だと。
投下希望。
>>75続編挙げ乙カレー
まあ実際イパーン人に銃持たせるとしたらショットガンあたりが無難なんでしょうね。
小銃やハンドガンの類はどんなにがんばっても十日、数百発ぐらい実弾訓練させんとイカンみたいですから。
>>97 つまるところ、
戦闘というのは、
「目的地に行っておうちに帰るまでが戦闘だ」ってことですか?
え? バナナ?
>>97 持久力と言う事ですか小官さん。
たしかにTVでよく見る訓練風景って、マラソンとかクロカンとかが多いですな。
>47
一瞬「6トン積みの馬車?」とか思ってシマータ。
馬車に百枚積めるような袋って意味だぁね。
>持久力
「自衛官は体力無尽蔵」なんてのをよく聞いたな。
30kgの背嚢+小銃その他装備持って、房総半島を縦断できればレンジャー並みか。
レンジャーってスゲーー!!
まさに現代の忍者だな。
>>90に訂正。高い、だ。知的レベルが低くなる深夜ほど、大衆への演説に向いている、
と、かの『総統』も仰っておるが、小官も気を付けねばな…。毎朝、毎晩、強制的に走ら
されれば(最低5km、朝晩合計10km)、嫌でも持久力は付いて来る。新隊員教育課程はその
何倍も走らねば為らぬ。自衛官は走ることが、仕事だ。射撃・持続走・銃剣道。陸自では
この三種が重要視される。部隊の格付けか決まると言っても過言では無い。
中隊、カンパニーが部隊の最小構成単位だ。実は『班』がそうなのだが、2人でも『班』となるので
『敢えて』除外する。だから、良く、「わが社は」なんて言う幹部も居る。…偽自衛官呼ばわりしないでくれ。
むーん……なるほど。
小官殿の知識はためになりますなぁ。
嫌展スレに、食糧問題を一気に解決できるアイテムが登場してるw
●トロル芋
・引っこ抜くと悲鳴を上げる。もちろんそれを聞いた者は即死
・ものすごい再生力で切っても焼いても元通りに再生する。生で食った後でも無敵の再生能力で腹の中で芋の形に再生し続ける
・日光に当たると石化する
・非常に美味
利用法:
最初の一本は、ゴーレムなりサーヴァントなりに引き抜かせる。
そして、二本目は魔法で一本目のトロル芋を操り引き抜かせる。
それによって一本目のトロル芋は即死するので再生能力が無くなる。
また、一度引き抜いたトロル芋を即死させずに細かく千切るとそれぞれが再生するので数が増える。
そこで天然のトロル芋の周りに養殖トロル芋を並べ、そのうち一本を操って抜かせる事でそれらを即死させ再生能力を奪う。
ただし、再生能力を失ったトロル芋は不味くて食えなくなるとか。
>>108 >再生能力を失ったトロル芋は不味くて食えなくなるとか。
そこでカレー粉がPAM!!
なるものを図書館から借りて来た。
知りたい事があったら召還してくれ。載ってる範囲で書き込む。
職人さん達の役にたてればと思う。
魔法に関する考察をやっていいですか?
私が考えている魔法体系は二つ。
・現実に物理的な力を振るう科学技術の代用としての魔法。
・文化装置としての魔法。
どちらも物理法則に則ったものです、前者はブラックボックスを用意しますが。
国家経営の観点からすると、科学でも魔法でもどちらでもいいのです。
重要なのは「投入した資本に見合うサービスを提供できるかどうか」。
そのあたりの考察をやりたいのですが如何でしょうか?
>>108 読むからに…マンドラゴラの亜流で有ろう。つくづくあの…ゴホン! まあ、あれは高麗人参の
神秘性を高めるための捏造らしいが。テオフラスト(中略)ホーエンハイムこと、
パラ・ケルススの鉱物療法はあの当時、画期的だった。後支の衛生科の奮闘劇なんぞ、
面白いかもしれんな…?
獣脂の確保・・・前スレの捕鯨船団再編は必要性がありか?(w
>>113 やったモン勝ち。
というか、知識モノは結構重宝するのでやって欲しい。
前スレで足りなかったのってこの成分だろうし。
ああ、鯨油は戦略物質だ。なにせ、零下でも凍らないと来た。昔、大学時代の古書で見た。
あれは良い物だとな? (明治後期の文献)アメリカを始めとする西洋諸国は、もしや…?
なんて想像を、小官は妄想する事しきりである。
>>113 個人的には
F世界の魔法(呪文を唱えて以下略)に物理法則の枠を提供したり、
あまつさえ体系化したりできてたまるか!
って持論があったりする。
いや、それを押し付ける意図は無いけど。
第一章よりromらせていただいていましたが・・・・・・
SSというか、下手なモノ、投下していいですかね〜
>>118 なるほど・・・そう言う事ですか。
アラスカの鯨油を・・・
>>121 ( ゚Д゚)カマァアァァァァアァァァアンアンアンン!!!
チーズって、保存もしやすいし、長持ちしそうなんでパックに入れて兵士に持たせるのはどうなんでしょう
>>121 来るものは拒まず。
ただし、批判は恐れるな。
ビビったら死ぬぜ?ここは戦場だからな!!
126 :
113:04/01/30 01:38 ID:???
>>117 ありがd
今晩は遅いので、今日の昼以降になります。
>>120 う〜む、魔法が感覚的なモノなら貴兄の言う通りだ。しかし、一定のシステムや
儀式、呪言により励起される存在であれば、我等現代人による発展、カテゴライズは
可能ではないかな? まあ、貴兄の意見には小官、同意する事しきりではあるが。
んじゃお言葉に甘えて。。。。
空自浜松基地よりE-767が飛びだったのは昼頃の事だった。
通常の業務の一環としてだった。
それは今まで通りのフライトになる筈だった。
レーダーの画像が唐突に乱れ、オペレーターが緊急を告げる声で、
様子がおかしい事を機長に報告した。
だが、報告を受けるより先に、コクピットの窓の外がいきなり暗
転し、機長は仰天し、焦燥を含んだ声で基地への呼び出しを行っ
たが、無線からは空電音が流れるばかりだった。
事態の把握をしようにもなす術がない。
そして、機外が暗転したと思ったのもつかの間、今度は、中空に体
が投げ飛ばされるような感覚をE-767の乗員に与えた。
それは何時間も続いたようであり、そして一瞬のようでもあり、
気が付いた時には、視界が開けていた。
それに気づいた副操縦士が慌てて、気体のバランスを保ち、その事
に機長が短く礼を言う。
状況を把握すべく、基地を呼び出すと、今度は基地からの応答があ
り、胸をなで下ろした。
何が起こったのか、基地に問い合わせると、地上の方でも混乱起き
たらしく、正確な事が判らないらしく、ひとまず帰還するよう指示
されたのだった。
E-767で起こった事は日本各地でも起きた。
ある者は営業活動中に、ある者は書類整理中に、そしてある者は運転
中に。
そして、互いに顔を見合わせるだけしかできず、自然発生的にテレビ
やラジオをつけると、どの局でも、この日、唐突におきた出来事の臨
時ニュースでもちきりだった。しかしながら、ニュースでも何も判っ
ていない事しか流していなかった。
総理官邸に各省庁の次官や大臣が集まってきたのはこの出来事から一
時間ほど経つか経たないかだった。
通信インフラや電力などは幸いな事に、無事で会ったため、連絡をと
る事が可能だったのだ。
誰も彼も、とるものもとりあえず、駆けつけてきた。
餅搗き支援
魔法は芸術だ!
ペンと紙さえあれば誰でも出来る!!
が、しかしだ!!個人差というものがあるのだ!!
俺絵ぇへたっぴぃだぁ 俺絵かくの得意だぁ
まさにこれだ!!
だがしかし!!世にお絵かき通信教育や美大があるように!
才能の無いものでもある程度のレベルまでは達することができるだろう!!
しかしだ!!技術の壁を乗り越え、魔法の更なる高みを目指すならば、
生まれ持った天性はきわめて重要なファクターとなる!!
俺は賛成だ!! いや!パンツが見えるからじゃないです!!すいません間違いました。
職人がSSあげてる最中(もしくはあげた後)にその文を持ってくるとは・・・
君はおもしろい性格の持ち主だな。
133 :
113:04/01/30 01:48 ID:???
>>120 より正確に言うと私が考えているのは、
「魔法を使うのに必要なコストをF世界の生産力から割り出し、
魔法を前提とした社会制度を考察しよう」というものでつ。
超常現象にさらさら興味はありません。
「無から有を作り出すことは出来ない」
どんなフィクションもこれを無視すると萎えてしまう性質なので。
官邸の主である大迫総理は集まってきた顔を一通り、見渡すと状
況を知るべく、説明を求めた。
まず口を開いたのは、総務事務次官だった。
それによると、衛星回線が繋がらないらしい事と、海外との通信がで
きない事だった。
それに関連する形で防衛庁長官が、半島方面や大陸、さらにはロシア
沿海州などの電波が傍受出来なくなったと報告する。
続いて深刻そうな面持ちで経済産業相が、石油備蓄分が5か月分しかな
い事を告げる。
もし、石油が手に入らない状況が続くと、日常生活に支障が出るから
だった。
さらに、中東方面から日本に戻る筈のタンカーからの通信が途絶えてい
る事も事態を深刻にさせていた。
最悪、行方不明になったとみなす以外に何も出来ない。
食料についても、同様だった。
だが、食料の備蓄は石油以上に深刻だった。
まず穀物類だが、米の備蓄分はおよそ150万トン。それに対し、大豆は
20日分しかなく、食料用小麦についてもおよそ2.6ヶ月分しかないから
だった。
取りあえずここまでです。。。
明日は早いのでこれで(爆
136 :
131:04/01/30 01:51 ID:???
>>135 乱入、大変申し訳ござませんでした。
また、よろしくお願いします。
>>135 乙!!
これから展開されるであろう修羅場をどう描写するのか・・・
大変楽しみなところです。
深夜組はあたたかいなあ。
ホント居心地いいよ。
前スレの後半なんて、職人への中傷が酷かったもんなあ・・・
ふむ…では最後に駐屯地と基地との違いについて論及して、小官は眠る。
基地は主に空自が使う。陸自は駐屯地だ。「ベース」と「キャンプ」だな。
前者が固定されて移動不可に対し、後者は移動する事を『前提』として居る
のだ。まあ、宿舎やら隊舎やら敷地内にボコボコおっ建てては居るが、原則
そう言う物なのだ。だから、私物を営内に溜め込むと嫌味がたんまり待っている。
小官の下積み時代の同期に、同人誌やらフィギュアやら溜め込んで、半強制的に
捨てられた奴が居る。良いか? 自分より下が入ってくるまで、オタク趣味は慎め。
新隊員は自分の事の他にこまごました雑用を押し付けられる。自分の時間など無い。
プライバシーなど無い。一部屋をパーテーションで4つに区切って遣う部隊もあれば、
一個班全部仕切り無しと言うやり方の部隊もある。兵で入隊する者、覚悟せよ。
では、小官は就寝する。皆、良い夢を見るのだな? …中曽根、起こすなよ?
今がこのスレの中興期。
まちがいない。
>>141 まぁ、夕方から夜にかけてはハード?な論争、
深夜はまったり。ちょうどいいんでないかな?刺激もあって。
ハードな論争も結構楽しんで眺めてるけどね。楽しんで議論してる人もいるみたいだし。
殺伐として堪えられないとか言うやつはSSしか期待してないんじゃないか?
などと主観的な分析をしてみる。
このあたりはご存知かもしれませんが、まずは
忍者の仕事
まず思い付くのは諜報活動、情報伝達、暗殺あたりでしょうか
他にも土木関係の築城や測量などにも関わり、投毒や放火等の破壊工作、
撹乱や扇動などの情報工作、いざ戦争ともなれば兵士として行動する事もあります
その仕事内容は多岐に渡り、中には当時の武士が忌避する物も多く、戦場の何でも屋と言って良いでしょう
しかし忍者の多くは近隣の大名に雇われて行動するもので、
これらの仕事はあくまで臨時の物であると言えます
主を持って大名配下の小大名や野武士となることもありますが
実は忍者とは地域特産の労働力、商品の一種なのです
いつ有るか分らない有事にしか収入が入らないのでは明らかに非現実的です
では平時は何をしているのかといえば、流派ごとに集落を形成し平時は畑を耕している事が殆どです
もちろん各種技能の鍛錬は欠かせませんが、忍者だって人間、食ベ無ければ生きてはいけません
この辺りは普通の農民と大差は有りませんが、
その仕事の特性上、雇い主以外に忍者である事を隠す意味もあるのでしょう
忍者の知識と技能
諜報活動を例にとれば、
住人や見張りに見つからずに建物へ侵入するには、変装術、隠行術、体術
目的の書類の隠し場所を見つけるには、建築学、心理学
改ざんする場合には、語学、筆記、簡単な数学
もし見つかれば口封じのために、暗殺術、格闘術
など、忍者はざっと見ただけでもこれだけの物を習得している必要が有ります
他にも仕事内容によって投毒術、気象学、生物学、植物学、科学、地学などが要求される事もあるでしょう
複数人で分業する事もできますが、人数が増えれば発見される危険も増えます
流派ごと必要となる知識を抽出、編集した総合学問が忍術だ、とも言えるのです
今日はここまで
ツッコミ、補足はガンガンして下さい
どうせ反論が来ると思うが、SSはぶった切られて見難かったり、
論争の最中に長いSSが来ると論争が途切れたり、
興味の無いSSを流すのが面倒だったりするんで、
ここのSS専用スレの発足を提案してみるテスト。
>>145 SS発表だけなら、ラノベへGO!ってな具合になっちゃうんだよね。
確かに、SSの投下のタイミングが悪い人も居る(俺含む)。
ただ、「まだ」無理してわけるほどでも無いと思う。それなりに回ってるし。
以前オカルト板でゾンビを題にしたSSスレに参加してたけど、
荒らし・論議・SSのサイクルが上手く回らなくて、
とうとうしたらばにSS投下用スレを立てた。
俺は2つを行き来するのが面倒になったから参加やめたけど。
一応参考に。
>>144 ただひたすら生き残り敵を倒す事を前提とした傭兵と、
ただひたすら目標を達成することを前提とした忍者か。
うーん浪漫。
元1だおー氏のSS読んで思ったんだがインフラ整備、衛生環境の改善
食糧事情の改善だけでもファンタジー世界の都市や農村がかなり変わ
りそうだな。場合によっては農村や都市部で人口爆発を起こしそうだ。
自衛官3人に出来ることなんて限られてると思うが。
ところで領主館のトイレってどうなってるか言及されてたっけ。
中世だと「小さいほうは外で、大きいほうは容器に貯めたあと
窓から投げ捨てる」だったと思ったが、
1.容器に溜まった便をメイドが処理してる。
2.それはあまりにもあれなので、自衛官は演習場と同じように処理してる。
3.実はそれなりに高度なトイレが存在する。
4.日本から持ってきたバイオトイレを設置してる。
それはそうと、ヲタSEAL氏はまだ規制に引っかかってるのか?
おはようございます。皆さん。
さて、上のほうでSS(武装親衛隊ではない)と議論レスが重なって、
読みにくいと言う事態が発生しております。
これに対処する為に自分は、暫定ガイドラインに、
11、書き込む前にリロードを推奨する
を提案するデス。
別に、テンプレ化しなくても、慣習法として定着させた方がいいと自分は考えるデス。
作者氏の方も、書き込みを通知する書き込みの後、数分間時間を開けて、書き込むようにすれば、
双方共に書き込みに割り込まれること無く、効率よくSSと議論レスが共生できると考えるのデス。
・・・にしても自分も暇人だよなあ・・・幾ら単位取ってるからって・・
SS書く人にはコテハン&シリーズ名を入れていただければ、後々のまとめもしやすいかと。
wikiに苦戦中
変なとこあったらスマソ
兵士「Shit! あのイカレた生首バンカーを黙らせんことは、永遠に此処に釘付けだぜ。」
タイチョ「念話師、本陣に重法支援を要請しろっ。」
念話師「無理です!!敵が水晶箱からの念を妨害しています!!」
兵士「忌々しいダーグ(エルフ)め!!」
キヒィィィン〜 ギョエェェェ!!!
兵士「あっ!あの鳴き声はサラマンダーだ。味方だぜ。」
タイチョ「野郎こっちに向かってくるっ?火炎を吐き出すつもりだ!! 退避!!」
兵士「おい、チキン野郎!! 何ボサっとしてるんだ?下がれ!!伏せるんだ」
自衛官「ねぇ・・・此処はベトナムですか? アヒャ・・・ヒャ・・」
高度に発達した魔法は、科学と見分けがつかなくなる。
>>68 じゃあそういった方々には、鉱山にでも行ってもらいますかね?
機械よりコストが安くすみそうだし。
これから少し書き込みます。
ご迷惑をおかけしますが、ご協力お願いいたします。
判断、計画についての駄文 その1
さて、今回は指揮官、幕僚の思考方法を書き込んで見るデス。
・・・やっと本質的なところに足を踏み入れられたのデス・・・
とにかく、基本的に人間が行なっている思考方法と言うのは基本的に次の二つのどちらかデス。
『演繹法的思考過程』、『帰納的思考過程』この二つデス
前者は目的に対し『何をすべきか?』と言う考え方で、
WW1の頃のドイツ軍、フランス軍、米軍、日本軍がとっていた考え方デス。
「目的に寄与する為には、何をしなければならないか?」を考察し、
それを達成する方法を経験則に当てはめて実行要領を定め、
妨害する敵と戦い、戦闘環境を排除するという考え方デス。
後者は目標に対し『何ができるか?』と言う考え方で
イギリス軍が採用していた独特な考え方デス。
「遠くにある目的に向かって何ができるのか?」の選択肢をかき集めて、
最も容易な道を選択するという考えかたデス。
イギリスはゴルフ発祥地と言われているだけあって考えがゴルフ的デス。
ピンが立っている遠くのグリーンに近づくために、とりあえず最初の一打で、
どのクラブで何処を狙って打つのが合理的か、と言う風に考えるのデス。
『演繹法』で戦術を考えるには、数多くの戦史を学び、英雄や名将たちの経験則や
格言、名言、金言、及びその由来を勉強しておかなければならないデス。
逆に『帰納法』で考えるためには道具(部隊、兵器)について充分な知識を持っている事、
その使い方を習熟していなければならず、経験を積ませるのに時間が要るのデス。
判断、計画についての駄文 その2
そこで第二次世界大戦でインスタント将校の大量養成を迫られた米軍は、
上記二つの方法では即席将校の養成には向かないとして、
別な思考方法を考え出してマニュアル化したのデス。
この思考過程は最初に「何をすべきか?」と考えその後で「なにができるか?」を考える方法で、
・命題
・前提
・分析
・総合
・結論
と言う五段階に成っているのデス。
一般的には、『演繹的帰納法』と呼ばれる考えかたデス。
米軍の開発したこの思考過程の順序は、今日では科学的思考過程と評価されているデス。
自衛隊でも採用されているはずデス。
自分が81式氏や270式氏の発言を分析するに、確実にこの考え方をしている筈デス。
また、西側でアメリカと共同任務を行なう可能性のある国はほぼ確実にこの手順を採用しているデス。
というか、国際平和活動や多国籍軍など、連合作戦や共同作戦を行なう際に、
見方、考え方が違うと、作戦(行動)調整のしようがないデス。
この考え方は軍事だけでなく、政治、経済、対人関係、開発等にも使えるので覚えて損無しデス。
『演繹的帰納法』の思考過程について
うだうだ理屈をこねていても仕方が無いので、早速、思考手順を説明するデス
『1』任務
任務を分析して達成すべき目標とその目的を明らかにする。
『2』状況および行動方針
任務達成に影響を及ぼす全ての要因の特色を明らかにする。
「2a」状況
「ア」地域の特性
気象、地形、海象、そのほか敵味方以外の関係する状況などについて、
それらの特性と、任務の達成に影響する様相について考察するデス
[イ]敵情
敵に関する最新の情報に基づき、自軍に関係のある敵の能力と、
最近及び現在の顕著な傾向、特性及び弱点について考察するデス。
このさい、ABC、またはNBC兵器については特に注意するデス。
「ウ」自軍の状況
自分の部隊のほか、上下左右の力をあわせる事ができる部隊の現状を把握するデス。
「エ」相対的戦闘力
敵と味方の静的な戦闘力だけでなく、機動戦も視野に入れた戦力を比較するデス。
機動戦における戦闘能力とは、戦闘力=戦力×速度の2乗と考えるデス
「2b]敵の可能行動(複数)の考察、列挙
任務達成に影響する敵の可能行動全てを考察するデス。
そして整理して列挙する。明確な証拠があれば、採用の順位を付けるデス。
「2C」自軍の行動方針(複数)の列挙
『1』で見出した当面の目標を達成する行動方針を編み出すデス
この行動方針は、いつ(when)、どこで(where)、だれが(who)、
何のために(why)なにを(what)、どうする(how)を明記するデス。
判断、計画についての駄文 その4
『3』自軍行動方針の分析
「3a」敵の可能行動と我が行動方針をかみ合わせて戦闘シミュレーションを行なう(シュミレーションと書きかけた・・)
シミュレーションしてみて勝利の解答が出なければ、「2C」に立ち返り、行動方針の着想を立て直すデス。
「3b」シミュレーションの鍵となる比較の為の要因(複数)を抽出するデス。
『4』自軍の行動方針比較
「4a」比較要因の評価
シミュレーションの結果として抽出した比較要因(複数)に比較する為の重み付けをおこなうデス
「4b」比較要因を尺度として、我が行動方針を比較し、最良の行動方針を選択するデス。
『5』決定した行動方針に基づいた作戦計画の構想を作成する。
以上デス。
しかしながら、上のやり方にも多少の問題が含まれているデス。
が、それを追求し始めると、心理学やその他もろもろの学問に成って来るので、今回は追求しないデス。
誰かの作品の指揮官にこれを当てはめて考えてみると良いかも知れないデス。
また、自分の作品の中に出てくる指揮官の思考を私、志願兵が勝手に解析して良いと言う方、募集中デス。
別に作品をどうこうしろと言う訳ではないので宜しくお願いするデス。
かなり前に防衛庁職員が主役の話を書こうかなと書き込んだものです
ネタを少々もらいつつこんな感じで・・・
「じゃ長峰さん、上の方には宜しく言っといてくださいな」
前線に設けられた駐屯地にいる間、右も左もわからない僕を世話してくれた小山田二尉がそういって僕に手を振った。
僕も軽く頷くと答える。
「わかりました。補給の方は後方をせっつかせますよ。臨時補給廠の件はまかせてください」
そういうと僕は迎えのヘリの方に歩き出した。もちろんそのヘリは下っ端の僕だけを迎えにきたわけではないけれど
ここは帝国を急追する自衛隊の最前線だ。ヘリで運ばなければならない物資も多いんだろう。弾薬とかかな?
まぁいいや、そんな事を気にしてもしょうがない。僕はただの防衛庁職員だ。
僕がこんな最前線に送られたのは補給状態を調べなければならなかったからだ。
それも今日で終わり、今度はヘリで大陸沿岸の港町に帰って臨時補給廠の設営を行う仕事につく。
港町に帰れば今日一晩くらいはちゃんとしたベッドでゆっくり休めるだろうか?
まぁこの最前線で日夜戦う自衛官の人はそんな贅沢できないんだけれども・・・
ヘリが積んできた荷物を下ろす間、僕はだらだらとそんな事を考えていた。
ふと僕が目を上げると奇妙な集団が目に入った。正確に言えば奇妙な女の子と数人の自衛官。
女の子は多分僕よりも年下、20歳にもなっていない感じがする。しかし貫禄というのかな、周囲を圧する雰囲気を持っていた。
おそろしくサイズのあっていない作業服を着ているその女の子と一瞬目が合った。
怖いな、何で僕をそんなに睨みつけてくるんだ。周囲の自衛官も辟易した態度の様だが。
僕は近くにいた一士を捕まえて聞いた。
「なぁあの子どうしたの?現地の人みたいだけど」
「え?・・・ああ捕虜っすよ。たしか将軍様。このあいだの合戦で捕まったんだけどそれからが大変で」
どうやら奥さまモード全開の奴を捕まえてしまったらしい・・・
「尋問しようとする間も早く殺せだの自害させろってうるさくてうるさくて、それで面倒だから後方に送ることにしたんですよ。
長峰さんも大変っすね、しばらくお姫さんの相手をしなきゃならないんだから」
僕は大事なことを聞いたような気がして振りかえった。
「あれ、聞いてませんか。長峰さんの他に便乗者はあのお姫さんだけですよ。一応手錠とかかけるんでしょうけど」
「いや、そうじゃなくて・・・お姫様だって?」
「本人が言っていたんですよ。これでも私は王族の一員であるからして生き恥がどうとか」
これは帝国に対する人質になるのかな?見てるとヘリの乗員に手枷をされたそのお姫様を渡すと見張っていた隊員は帰ってしまった。
おいおい敵国のお姫様なんだろ誰か見張れよ・・・そう考えているとヘリの乗員の一人が近づいてきた。
「防衛庁の長嶺さんですね。すいませんけどあの捕虜の見張りをお願いしますね」
一瞬僕は何かを聞き間違えたのかと思った。僕が見張り?そう言うのは自衛官の仕事だろう。
「すいませんね、なにぶん人員不足なものでしてね。それとこれ渡しておきますから」
そう言うと僕は拳銃を渡された。もちろん9mmのSIG、P220。いや9mm自動拳銃だっけ?
困惑する僕に乗員は更に言った。
「当機はエンジントラブルでしばらく飛べませんから。ああ大丈夫です、すぐに直ります。その間機内で待機していてください」
あの子と二人っきりで?冗談・・・ではないらしい。まぁいいけどさ。毛むくじゃらのおっさんを相手にするよりもはましだろう。
その時はそう考えたんだけれどもね・・・
>>164 おもしろくなりそうな予感、続編に期待。
>>164 乙カレ〜
防衛庁の職員ですか・・・かなり新鮮な主人公選びデスね。
これがらも頑張ってくださいデス
>>161 乙!
面白かったっス!
>しかしながら、上のやり方にも多少の問題が含まれているデス。
>が、それを追求し始めると、心理学やその他もろもろの学問に成って来るので、今回は追求しないデス。
そんなこと言わずに語って欲しいっス!
板違いってんなら関連書籍のタイトルが知りたいっス!
>>163 >「尋問しようとする間も早く殺せだの自害させろってうるさくてうるさくて、それで面倒だから後方に送ることにしたんですよ。
確か、この世には自白剤という物があったような・・・。
>>170 >厨な意見ですまんが、日本ごと飛ばされたのなら憲法を停止して
>労働三権とかに制限かけるとかできないだろうか?
>プロ市民や捨民党は超法規的措置で(略
それやると法律を元に戻す時に 一苦労があるからお勧めできない
なしくずしが一番。
こちらは責任が取りにくい欠点があるけど。
>>40近辺
事実上五公五民の現代日本からしても夢のようだ。
>>167 いや・・板違いと言うわけではないデス。
見てくれる人がいるなら書き込むデス。
>>170氏
>>原始的なランチャー
蒸気砲(実在)デスかね?木製砲?
それとも手榴弾を砲弾にして迫の様に打ち出したデスか?
>>破片が飛び散る対人用炸裂弾
迫撃砲(中世にも存在)、葡萄弾、散弾(共に大砲版ショットガン),臼砲あたりデスか?
F世界の戦闘様式を考察して見るデス。
戦闘方式は、魔法の火力を程度の物と設定するかで変ってくると思われるのデス
以前、チャージ(突撃)に入った騎兵隊(小規模?)を一撃で無力化した魔法などが登場しましたが、
ああいう魔法がポンポン出てくる世界だと、戦闘は機関銃の無い普仏戦争あたりと殆んど変らないデス。
でもこの頃なら「まだ」、チャージの際などにある程度の密集隊形は形成されてたデスが、
「ある物」の登場が「密集隊形」に終止符を打ったデス。
「機関銃」と「重榴弾砲」デス
これはF世界に於ける「連続射撃魔法」、「遠距離制圧魔法」と定義できると思うのデス。
上の物がポンポン出てくるようだと飛行機無しのWW1に進化するデス。
そうなると、恐らくもはや『普通の』剣や槍の活躍する場所はめったに無いデス。
飛竜が連続射撃魔法使い出したらWW1その物デス。
戦場は北から南まで大陸や島を横断するかのように塹壕が掘られ、
双方の兵士が無駄死にとしか思えないような大隊規模や連隊規模での突撃を繰り返すと言うような感じデス。
ここまで来れば勘のいい人はお分かりになるでしょうが、次はと「アレ」と「アレ」が登場するデス。
そう「化学兵器、生物兵器」デス。
C兵器は「ガス、毒殺魔法」と定義できるでしょうし、B兵器は「アンデット魔法」と定義できると思うのデス。
戦場は地獄と化すデス。地獄の方が苦しくないだけ幸せかもしれ無いデス。
上のような兵器が使われるような悲惨な戦闘がしばらく続くと、
そのうち、連続射撃魔法や遠距離制圧魔法の二つに耐えられるような兵器や魔道具として
「ゴーレム」、「巨神兵」の様な物がでてくるはずデス。・・・・現実世界の戦車に当たる物デスね。
戦場が広くなるので「通信魔法」も進化するデス。
もはやWW2デス・・・そのうち「大量殺戮破壊魔法」・・・現実で言うところの「核」の登場・・
あまりの破壊力に、各国間で「大量殺戮魔法、ガス魔法、アンデット魔法」の研究開発保持が禁止されるデス。
その後「対物誘導魔法」での制空権制海権の取り合いや「隠密魔法」での奇襲能力の増加が計られ・・
誰かが以前言ってましたが、
「進みすぎた科学はもはや魔法」であり「進みすぎた魔法はもはや科学」なのデス。
とまあ、勝手な考察デスが、
別に作者氏に何かを強制している訳ではないので、気にしないで欲しいデス。
上記の考察は、進化が行く所まで行ってしまうとどうなるかを考察しただけデスので。
昨夜から投下させていただいているものです。
更新いきますです。
大迫総理はその他の状況の説明も聞いた後、しばし瞑目した。
先行きの見えない暗礁へと突き進んだかのようで、重苦しい空気が漂う。。
国の命運を背負うとは、これほどの重圧があるのか・・・・・・
これほどまでに重い責任は自分以外感じられないのではないのかとさえ、
大迫総理は思った。
だが、それも一瞬の事だった。
かぶりを振ると、当面の方針を指示する。
まず、日本周辺がどうなっているかを調べる事と、当面の間、航空機の飛
行を禁止する事であり、食糧確保の為、休耕田を復帰させると共に、二毛
作等を行う事。
大豆などに関しては代替品の開発による供給を早急に行うとした。
さらに、魚業に対し、資金を供給する事によって、増産を要請する事で穀
物類の不足分を補う事とした。
また、外食産業において24時間営業を行っている企業に対し、当面の24時
間営業を禁止する事だった。自粛を要請すると言ってもいい。
これには、コンビニも含まれた。
菓子類の販売も自粛するよう求めるべきでは。との意見も出たけれど、経済
産業次官が無意味であると意見を述べ、これに、総務相も同意。
娯楽については、禁止しない事とした。むしろ、この非常時だからこそ、必
要だとの判断からだった。
これらの方針はつまる所、この冬を乗り切り、今度の秋まで耐え抜く事を第一
の課題であるのが明白だった。
そして、石油の温存の為、緊急車両及び公共交通機関以外の運行停止、そ
れに伴い、自家用車への石油の供給の停止をすべく、その為の臨時立法の
成立を目指す事。
だが、そうまでしても、石油の在庫が1・2ヶ月伸びるぐらいの効果しかない
と思われたが・・・・
なお、報道各社に対し、現下の状況を説明し、理解を求める事としたのだ
った。
毅然とした指示を下す大迫総理に、閣僚や次官らは瞠目した。
普段、茫洋としていて、まるで陽だまりの中で眠る牛のような雰囲気を与え
ており、乱世に行動できる政治家であるとは誰もが思っていなかったからだ
った。
だが、大迫総理の示した態度はそうではない事を伝えていたのだった。
この人の下でなら、なんとかなるかもしれない。
そのような暗黙とも取れるような意識を閣僚らは持つのだった。
官邸からの情報は、国内に混乱と不安を巻き起こした。
よくもって今度の秋まで。と死刑宣告されたも同義だったからだ。
だが、それでも、暴動が起きなかったのは、奇跡と言っても過言ではなかっ
た。
かかる大事に自暴自棄になる事なく、粛々と事に当たろうではないか。
日本人はそれが可能であると、逆境を乗り切れるだけの力があると自分は
信じている。
大迫総理の演説を述べるまでもなく、それは日本人の本質なのかも知れなか
ったが。
あの淡路大震災ですら、秩序を保てたのだ。一縷の希望のみはあった。
取りあえず、ここまでです。
ようやく、出だしが終わった(w
>>174-175 現代戦闘とF世界戦闘の決定的な違いは、
「火力たる魔法を防御/無効化できる」
「魔法によって兵士を防御/強化できる」
という点ではないでしょうか。
攻撃魔法だけなら現代戦闘に酷似するでしょうが、
防御魔法や強化魔法が入ってくると話は変わります。
機関銃や火砲にあたる魔法を無効化し、
魔法で強化された兵士や武具で突撃する。
砲弾や爆弾が降り注ぐ現代の戦場を強行突破できる兵士はいませんが、
魔法の炎や矢が降り注ぐ中を強行突破できるF世界の騎士がいるなら、
状況は一変します。
もしそうなら「防御/強化魔法」がかけられているかどうかを
識別し、対応する必要があるということです。
見ただけで判断できないなら、専門の判別者が必要です。
「魔法強化されたパンツ一丁のエルフ戦士と、
フルプレートの重装騎士とが機動力も防御力も一緒
しかもエルフ戦士には矢がえしの魔法がかかってるから飛び道具無効」
とかになってくるわけです。
そうなれば戦場の風景はかなり異質なものになるでしょう。
なるほど・・正論デス。
自分も一応同じ事考えたのデスが
>「火力たる魔法を防御/無効化できる」
>「魔法によって兵士を防御/強化できる」
が暫定ガイドラインの
>>4.あくまで「ファンタジー世界」の話であり、F世界側の設定は作者が勝手に決めることが出来る。
>>ただし、「超兵器・超魔法まんせー」な話にならぬよう気をつける。また、無敵キャラは作らないことが望ましい。
の
>>無敵キャラは作らないことが望ましい。
に引っかかると思ったので中止したのデス。
>「魔法強化されたパンツ一丁のエルフ戦士と、
> フルプレートの重装騎士とが機動力も防御力も一緒
> しかもエルフ戦士には矢がえしの魔法がかかってるから飛び道具無効」
な世界では、魔法や特殊能力を使えない生物は戦力以前の問題デス・・・
もはや戦争は生起せず、英雄同士の戦いによって物事に決着を付けると言う世界になりそうデス・・・
これでは自衛隊の介入する余地が無いデス・・・
英雄の世界の戦争は「勇者様」に任せるデス・・・
>184
戦車や航空機だけでは戦争に勝てないし、歩兵だけでも砲爆撃の嵐には勝てないし
まあ、バランスの世界だからね。戦争って。
187 :
185:04/01/30 17:25 ID:???
つまる所、ファンタジー世界に於ける自衛隊とは、基本的には歩兵であっても、場合によってはP-SAMやLAW(現代戦遂行能力)で航空機・戦車(英雄・神・魔王)すらも撃退できる最強の歩兵なのかと考えています。
一つ一つ着実に努力と知恵を積み重ねなきゃならん、近道とワイルドカードのない世界だからなあ。<戦争
>>183氏
う〜ん。
あくまで漏れ個人の意見ではあるが、その辺は
「戦場の様相は変えるが本質までは影響しない程度の“新兵器”」
ちう感じで(少なからぬ数の尊い犠牲が出るかも知らんが)出くわした最初の衝撃さえや
り過ごし戦訓として蓄積、還元する事が出来ればカバーできる範囲内に収まると思われ。
そこで繰り広げられる風景が今の漏れらの視野から見てちと違う為違和感を抱くというく
らいで、本質的にはそう極端な差はないと思うよ。
まぁ、パンツ一丁のエルフが突っ込んでくるという光景は激しくデカルチャーな気がするが(w
むしろ直接打撃を与えるタイプの魔法よりそれらがもたらす心理的な影響の方がでかいかも知れん。
ちと思った与太な話だが。
ある程度“魔法”から神秘性が剥がされ“魔法使い”が一種の技術者として市民権を得て
おり、かつ初級の魔術師が扱い得る魔法(昔のT-RPGで言うエネルギー・ボルトとか)の
火力が燧発式の銃を超えていた場合でも、(史実のそれと異なり)ファンタジーで騎士の
時代が終わってしまう事はまず無い。
これは
>>183 氏が触れていたようにECM・ECCM宜しく対抗魔法で無力化したり各種の防御
魔法で強化出来たりするのと同時に、魔法そのものが「個人の技芸」に留まっており、
「魔法使い」達が組織的に運用される形になっていない場合が多いからとも言える。
漏れはこの辺どうなっているか、戯画的に言うならば
「“魔法使い”使いが居るか否か」
の方が影響が大きいものと思われ。
「魔法強化されたパンツ一丁のエルフ戦士と、
フルプレートの重装騎士とが機動力も防御力も一緒
しかもエルフ戦士には矢がえしの魔法がかかってるから飛び道具無効」
な、世界観で、
「フルプレートを着込んだ重装騎士に魔法強化と矢返しの魔法を掛けた生物」
に勝利する方法教えて欲しいデス。
同じ物以外で撃破出来るとは思えないデス
もちろん占領統治に関しては通常歩兵の活躍する場所もあるでしょうが、
決戦は
「魔法強化されたパンツ一丁のエルフ戦士と、
フルプレートの重装騎士とが機動力も防御力も一緒
しかもエルフ戦士には矢がえしの魔法がかかってるから飛び道具無効」
な連中によって行なわれるのデスよ?
戦車なら対戦車兵器で撃破できます、航空機ならAAやSAMで撃墜できます。
デスが、
「フルプレートを着込んだ重装騎士に魔法強化と矢返しの魔法を掛けた生物」
に勝つ方法なんて有るのデスか?
・・・思いつかないデス。
たとえ通常歩兵同士の戦争で勝てても、味方の英雄達が敗北したら、
一般兵にもはや勝ち目は無いデス。
>>184 魔法強化された槍を振るうナナハン騎兵とか。
というか、物理攻撃を防御する手段がなければ
間違いなく自衛隊が圧勝する以外にありえません。
単なる「中世軍vs現代軍」にしかならないですから。
呪文詠唱中に銃弾一発でうち倒せるなら
攻撃魔法はあってもなくても大差なしです。
F世界軍がクラスター爆弾に対抗するとしたら、
魔法の防御や強化しかないわけです。
魔法強化/防御抜きでF世界軍が自衛隊と戦うとすれば、
大規模戦闘はありえず、ゲリラ攻撃が主体とならざるを得ません。
精神操作系か、あるいは隠形の魔法で潜入して肉弾戦くらいでしょう。
まあ整然と行進する騎士団を機銃掃射でなぎはらいたいだけなら
それでもいいんですが。個人的にはそういうのは飽きたんで。
>>185 魔法や特殊能力を使える生物を量産するために、
今度は遺伝子工学と分子生物学が発達しそうな予感。
言ってみれば、ガイバーかARMSみたいな感じに。
>190
空間と人民の海こそが勝者。
レーザー光線も無効なのかな。
やっぱ、魔法の一種?
もしくは、強力なガンマ光線とか。
>>193 魔法っつーよりは、ESPの実在する世界っぽいな。
かみはばらばらになった・・・随分なつかしいネタやね君。
核は飛び道具に入るんですか?
>>190 >たとえ通常歩兵同士の戦争で勝てても、味方の英雄達が敗北したら、
>一般兵にもはや勝ち目は無いデス。
漏れが言いたいのもつまりそういうことです。
現代軍も戦車や航空機が敗北したら、
一般兵にもはや勝ち目はないわけです。
向こうの英雄が戦車や戦闘機に敗北するなら、
F世界軍にまず勝ち目はないということになります。
生物兵器なら対抗できそうだ。>>魔法強化騎士
>>191 >>呪文詠唱中に銃弾一発でうち倒せるなら
>>攻撃魔法はあってもなくても大差なしです。
自衛官も射撃準備や弾倉転換中に魔法食らったら死ぬデス。
>>F世界軍がクラスター爆弾に対抗するとしたら、
>>魔法の防御や強化しかないわけです。
敵が同じだけの火力を有していたら自衛隊も前進出来ないデス。
>まあ整然と行進する騎士団を機銃掃射でなぎはらいたいだけなら
>それでもいいんですが。個人的にはそういうのは飽きたんで。
同意デスが、既に射撃魔法が連射可能な程度まで発達していたら
互いにやることは同じデスよ。
>>190 マジレス
核爆弾。
或いは放射性物質の散布。
ネタ
そういうことを言ってしまうとガイドラインが有名無実となるので、
やけくそで”ピコピコハンマー”とか”電動消しゴム”なんかのアニメネタでも出すしかないですね。
>>200 俺が言おうとしていた事を!!
・・・ていうか、現代戦争は情報戦の時点で勝負が決まっちゃうからなあ。
根本的に価値観が違うんじゃないか?
205 :
113:04/01/30 17:43 ID:???
魔法の費用対効果とF世界の生産力について語らせていただきまつ。
これまで投下されたSSを読む限り魔法は工業製品の生産・運用と違い、
個人能力に依存して設備・資本・支援人員・社会インフラといった広範な
バックアップを必要としないという前提があるようでつ。
まずは時々出てくる
「戦場で近代軍と互角の殴り合いをやってる『近代兵器を魔法に置き換えた』F世界」
の考察から。
無から有が生じる道理は無いので「魔法使いはバカ食いして、そのカロリーで
魔法を使う」という設定に準拠しまつ。
『F世界と日本、どっちが強い?』
国富を決定するのは、その社会が使用するエネルギーの総量と効率でつ。
そのエネルギーの配分の内訳は2000年度の日本においては
産業 48.6%
運輸 26.0%
民生 25.4%
年ごとに多少の変動があるし計算もメンドイので2・1・1という比率で逝きまつ。
我々の社会はエネルギー総量の4/3を維持・管理に充てており、
それこそが上記で述べた「工業製品の生産・運用に必要なバックアップ」。
軍事に例えるなら民生が正面戦力、運輸・産業が後方支援にあたる。
魔法社会はこの4/3を必要としない。ということは関係各所への根回しも少なくて済み、
迅速な意思決定が可能であるに留まらず、魔道師団の動員には事前事後の物資の
集積も少なくて済み、近代軍には不可能な兵力の振り回しが出来る事を意味する。
結論、 正面戦力が互角ならF世界の方が強い。
英雄の数が少なければ、英雄だけで戦争に勝って領土をもぎ取っても実効支配出来ないし。
英雄の数が多いなら英雄=一般兵に。
207 :
113:04/01/30 17:44 ID:???
『軍の政治的信頼性』
近代軍
予算・装備・人的資源を外部に依存し、広範なバックアップを必要とする近代軍は
政府・国民の意向に逆らう事は出来ない。
F世界
魔法が個人能力に依存する以上、魔道師団は単体で完結しており独自の財政基盤を
持っていると判断せざるを得ない。
なんで王命に従ってんの?
結論、 ひょっとして魔道師団は貴族軍? 傭兵団?
208 :
113:04/01/30 17:45 ID:???
『魔法の産業利用』
以前「土系魔法で塹壕掘り」というネタがでましたが、そういう事が出来るなら
耕作・開墾作業もできまつ。
ファイアーボールのような火系魔法は鉄鋼生産に利用できまつ。
その他各種民生・産業分野に魔法は使え、とてつもない巨利を生みまつ。
そもそも工業製品によるサービスを手に入れる為に必要な手順として、
農業を興して余剰生産物から生まれた富で天然資源を採掘し、それを加工するのでつ。
でも、いきなり工業を興すことはできまつぇん。
その前段階の、農業によって生み出される微々たる富では1000年以上に渡る蓄積が
必要なのでつ。
鉄を手に入れるには人夫を集め、道具を持たせて山を掘り、採掘した鉄鉱石を砕いて
炉に放り込み、薪をくべて、フイゴを吹いて、ハンマーで叩く。
採掘夫の人件費、採掘ノウハウの費用、採掘具の費用、炉の建造費、燃料代、
たたら職人の人件費、
採掘夫の人件費には求人費・旅費・紹介費が含まれ、採掘ノウハウを持つ人間を
育てるには十年以上かかり、その間の生活費は持ち出し、燃料となる木炭も
切り出すまでに30年以上人手を掛けている。これだけの農業に関わらない人間を
養うだけの余剰生産力が必要なのでつ。更に言う、ここまでで手に入ったのは
「工業製品の材料」に過ぎない。工業製品によるサービスを手に入れる為には
更なる苦労が必要なのでつ。
これだけのプロセスを個人の内側で処理してしまう魔法使いはまさに
万能人型産業機械ともいうべき代物であり、反則級の代物でつ。
というかでつね、近代軍と互角の殴り合いが出来る魔道師団があるならその世界は
我々より遥かに豊かでつ、蟻が象に喧嘩売るようなものでつ。
209 :
113:04/01/30 17:46 ID:???
ここで終わったら「魔法使いイラナイ」って結論になってしまうので、
中世社会に魔法使いを登場させる方法を考えまつ。
その一例は「魔法は社会にサービスを提供できない理由がある」でつ。
どんな理由?
「魔法使いの絶対数が少なく、その能力は不安定である」でつ。
恒常的、定量的なサービスの供給が出来ない代物を社会システムに組み込むのは
自殺行為でつ。
これならF世界に魔法使いを登場させても矛盾しないと思うのでつが如何でしょうか?
厨な屁理屈と思われたらスルーしてくだつぁい。
「文化装置としての魔法」に関してはまた次回の講釈。
というか、これが不評ならやめまつ。
>「フルプレートを着込んだ重装騎士に魔法強化と矢返しの魔法を掛けた生物」
火炎放射器とかナパームとかで意外に倒せるかも。
あとは、死ぬ気でスタンガンとかウケ狙いで液体窒素とか。
耐属性魔法まで掛けられたら諦めるしかないが
RPGの定番的に複数同時には有効でないことが多いので、あとは祈る。
>>199 現実世界では、味方に戦車や航空機が無くても充分なATMやSAMが有るなら
敵が戦車や航空機を大量導入しても、地形次第では地帯行動や逆に撃破することができるデス。
が、
英雄達が無敵な世界では、こう言った真似すら出来ないのデス。
>>209 面白いデス。個人的には続けて欲しいデス。
まさに「目標:英雄」な演繹と帰納を見ているかのようだ。
英雄=無敵については、高価値目標ほどブッ飛ばしがいがあるって事で
>>212 というか、そう言う世界では、そうなって当たり前デス。
敵の英雄さえ倒せばあとは味方の英雄を使って敵を各個撃破するだけデス。
敵が決戦を挑んでくるようなら、味方の英雄とそれを援護する多少の部隊があれば、
負けるわけ無いデスから。
>>210 化学兵器や燃料気化爆弾を使ってみる。
魔法による防御で毒や熱による直接の被害がなくても、「酸欠」でヌッ頃せるかどうか?
216 :
215:04/01/30 18:01 ID:???
よく考えたら「液体窒素」でも酸欠を狙えるや。
そういう死亡事故の例があるし。
液体窒素爆弾って実用化の可能性は?(笑)
217 :
113:04/01/30 18:03 ID:???
私は「魔法使い=太平洋戦争における戦艦」を提唱しまつ。
数が少なく大喰らいで、
単艦レベルでは圧倒的な戦闘力を誇るも、
艦隊レベルでは意味が無く、
戦略レベルでは役立たず。
しかし心理的威圧感は大きく、奇天烈な運用で面白い効果を上げる事ができる。
如何?
218 :
185:04/01/30 18:04 ID:???
帝国の常勝将軍+親衛隊と、F世界的ドーピングを施した陸自装甲化普通科中隊の対決も妄想
先のカキコには用語に一貫性が無いな、スマソ。
>>174 名無し志願兵氏
ファンタジーの戦いの風景としてよく見る刀槍持ってド突き合いなんて、実際には珍しいようだし。
で、WW1におけるそのあたりを予感させる要素は大体日露戦争で出揃っているようだから、
こちらではパラダイム・シフトを起こす直前辺りの明治維新〜日清・日露戦争前後(一番
良さげなのは西南戦争かな)あたりを参考として見てみるのも意外と面白いのかも知れんね。
>>187 185氏
昔漏れが遊んでいたT-RPG(GURPSの未訳サプリ。ベトナムに出征していた兵士達が魔法あ
り英雄ありのファンタジー世界に飛ばされる奴)では、<矢避け><矢返し>とかいった
魔法で銃弾や弾片避ける際、技術レベルと運動エネルギーの差でどれくらい修正を受ける
か、つう換算表があったな(笑)
(ちなみに最強レベルの英雄達でも、LAW喰らったら完全に無傷ではいられない。
が、そんな瑣末な事よりむしろ地球側は知識の蓄積と応用力の差──相手が脅威と認識で
きない嵌め手──なんかで時間稼ぎ、野戦築城し衝撃力を削ぎ落とした後勝負していた印
象があったな)
>>209 続きを見たいです。
>>211 なるほど。
ただ、そうなるにはF世界の歩兵たち全員、あるいはかなり多くが
自動小銃や手榴弾クラスの魔法を使えないとならないのでは。
魔法がATMやSAMクラスの威力であった場合、
歩兵の差で負ける気がします。
あと、漏れが想定している魔法で防御力向上は、英雄ではなく歩兵や騎兵です。
1人がズバ抜けて能力が高いと神話世界に突入なので。
つまり、魔法を基本にしたF世界ではそれを倒すこともできるという状態です。
まあ、もしゲームの設定として使うなら、自動小銃の威力をかろうじて無効化できるが
砲弾は厳しい、あるいは弱点がある、というレベルにしておかねばなりませんが。
「勇者様」を大量にそろえた方が勝利すると。
さて、ということで、
目標
「勇者様」の大量生産
まず、何をすべきか?
「勇者様」の材料として、「勇者様」の資質を備えている可能性が高い人間(亜人)
を大量にそろえる。
では、材料を大量にそろえるためにはどうすればいいか。
「勇者様」の資質が血統による場合は簡単。
その家系の人間を片っ端からさらってきて
その遺伝子を持つ子供を大量に生産する。
「勇者様」の資質が血統によることがない場合
国内で地道に集めるしかない。
>>113 氏
>>205 >>207-209 や、御見事。正直感服した。
卵の殻がケツについたままの新前軍事趣味者(兼一介のゲーマー)として、個人的には続けて貰いたい所。
>>212 氏
ちと余談。
ヒストリカル風味が強いT-RPGデザイナーの間では、(いないと拙いがバランスの敵という意味で)
「英雄は数が限られているからこそ“英雄”と呼ばれるのだ」
ちう一見無敵なイメージと裏腹の希少性、育成時間に対するリターン、必ず弱みを持たせろetc...
を端的に言い表した格言みたいなものがありんす。
ま、{“英雄”なんてMBTではなく戦艦みたいなもんだ}と思えばいいと思われ。
ちと空気嫁的だがユルセ。
自分は「魔法使い=対戦車砲または機関銃一門」を提唱するデス。
要するに真っ先に狙われる火力ユニットですの死亡率も高く数の無限増加を抑えられるかと。
224 :
220:04/01/30 18:13 ID:???
訂正
>魔法がATMやSAMクラスの威力であった場合、
魔法がATMやSAMに準ずる弾数、利便性、
速射力、威力であった場合、です。
そろそろ、
>>180の続き行きますが・・・・・・
よろしいか?(ぉ
材料がそろったらどうすればいいか。次は当然完成品である「勇者様」を作る必要がある。
方法
養成のための機関を作り、赤ん坊のころから
10−20年くらいにわたって教育する(周囲から隔離)
教育の内容
1、国家への忠誠
2、戦闘訓練
その他必要と思われるもの
特に、
>「勇者様」の資質が血統による場合は簡単。
>その家系の人間を片っ端からさらってきて
>その遺伝子を持つ子供を大量に生産する。
の場合は、生まれてすぐに機関に送ることができるため、効率がいい。
全く古典的だが、魔法には多くの制限があるというのはどうか。
時刻とか月とか日とか。場所によって威力の増少があるとか。
普段は小銃、えらい調子が良いときは重機関銃、調子悪いときは煙もだせん。天中殺で総てが動く社会
と言うか書き込み宣言が出ているのだから、皆に書き込み停止を要求するデス。
>>209の
>魔法使いの絶対数が少なく、その能力は不安定である
ということか?
では
>>180の続き行かせてもらうデス。
半島があると思われる方面や、ロシア沿海州などの捜索の為に空自による航
空探索が行われると共に、海自及び海保もまた、周辺海域の探索にあたった。
探索一日目にして、半島や大陸があったと思われる方面には何もなく、ただ、
大海原が広がるのみだった。
ついで、八丈島、西表島などの安否は確認されたが、硫黄島との連絡は取れ
ずじまいだった。航空探索ですら確認はできなかったのだ。
ただ、北方領土のうち、北海道から一番近い国後島、歯舞群島および色丹島
の存在は確認されたが、択捉島についてはそっくり消えていた。
同様に台湾の確認は出来なかった。
日本周辺の状況が未だ掴めないままに、日にちだけが過ぎる日が続いたのだ。
探索にあたる人間の焦燥は日毎に募っていった。
そのような状態に、ついに変化が起きる日が到来した。
それは沖縄から東へ390海里近く━およそ722.3Km━ほどの海域、舞台は第11管
区海上保安本部所属巡視船「りゅうきゅう」レーダー室においてだった。
「船橋。こちらレーダー室。東南およそ50海里に人工物と思われるモノ、みと
む」
その報に船長と副長が互いの顔を見合すと、レーダー室に応じる。
「レーダー室。こちら船橋。それは確かか?」
「はい。レーダーに映っている限りでは、小さい反応ですが、動いている所から
人工物だと思われます」
「生き物という事は?」
「生き物だとすると、こうも直線的に移動はしません」
その声に、船長は沈思した。
一体、なんだというのだ?生き物ではなく、人工物だと?
日本が海外からまるで島流しにあったかのような事態が起きて以来、日本以外から
の反応はなかったのに。
そんな船長を副長が見つめる。
「船長。ここで留まっていても、何も判りません。この目で確認すべきかと思いま
すが?」
「・・・・・。そうだな、その通りだな、副長。・・・・・・・・ふむん。ならば、
人工物だとされるものが一体何なのか、確かめてみようじゃないか」
うなずき返すと、11管区本部に対し、人工物を発見した事と、これからその確認の為
に向かう事を報告するよう命じた。
「りゅうきゅう」から一機のスーパーピューイヘリが大きな爆音を発しつつ、飛び立
つ。先に人工物と思われる物に接触するためだ。
転変。
彼ら、もしくは彼女らが海上を漂流しているのには、大きな訳があった。
故郷である蒼碧の森を追い出されたのも同じ理由からだった。
大陸南部のちょっとした都市国家に過ぎなかった、「アムデス」が海上交易よりもた
される富は、「アムデス」をして周辺都市国家よりも強大たらしめた。
「アムデス」は周辺諸国の取り込みに10年近い歳月をかけた。そして、周辺諸国との合
邦による地域国家ができたのは、取り込みにかけた歳月よりも極端に短かった。
「アムデス」を盟主とする地域国家の誕生だった。
蓄えられた莫大な富を背景に「アムデス」が軍拡へと走り、西方に位置する隣国との間
に戦火が勃発したのも、「アムデス」を脅威と見做したからに他ならなかった。
隣国との戦争は、3年の月日がかかり、その間には、「アムデス」が危地に陥る局面もあ
ったけれども、最終的に「アムデス」は隣国を降し、併合した。
隣国との戦争を皮切りに、わずか数年で、「アムデス」は3つの地域国家を併呑し、4つの
都市国家を一種の自治国として吸収した。
その頃には軍事強国として「アムデス」の武威は遠く、大陸の西方まで鳴り響く。
さらに海軍を拡充するや、今度は南方海上に展開する島嶼国家のほぼすべてを軍門に降し
た。
強大な帝国の誕生だった。
帝国を律するはラズダラ法典。帝国の武威を支えるは、帝国8色。帝国をあまねく照らす
は聖教。
帝国に抗う者は全て殲滅され、帝国に従う者には安寧が与えられた。
そして、帝国は亜人に対し、苛烈だった。
エルフやドワーフを初めとする種族は、帝国に奴隷のように生かされるを良しとせず、毅然
と立ち向かい、そして片端から殲滅させられていった。
エルフの放つ、古エルフ魔法ですら、焼け石に水だった。
森の奥深く、地下の深き暗闇の中まで帝国は追撃した。
エルフと共に戦う国々もまた同様に同じ運命を辿った。
それが蒼碧の森から追い出された理由だった。
訂正。
>>234 >>今度は南方海上に展開する島嶼国家のほぼすべてを軍門に降し
今度は南方海上に存在する島嶼諸国のほぼすべてを軍門に降し
「ああ、ディーン。君も早く逃げないと。・・・・僕の事はいい。ディーン達が逃げ切れる
だけの時間は稼ぐつもりだから」
そう言って優しくディーンの顔を見つめると、続けて言った。
「僕だけじゃない。みんなもディーン達の為に戦うんだから。一人じゃない。・・・・だか
ら、必ず生きるんだ」
「・・・・でもっ!」
そう言うのが、ディーンには精一杯だった。
夜の帳が、蒼碧の森のエルフ達の集落を包み、淡い月の光が優しく照らす。
言葉にならず、目を逸らし、しばらくして顔を上げたディーンは、今度は彼の顔をじっと凝
視し、そして口に出した。
「そんな事したら、貴方は・・・・・」
「僕は君が生きていてくれさえすればそれでいい。ほかには何もいらない。・・・みんな、
そろそろこの森を出る為に集まる頃だ。ディーン、君ももう行くんだ」
そう言いつつ、そっとディーンを抱きしめ、そして優しくディーンを振りほどく。
「夜が開けきらないうちにこの森をでないと。・・・・・ここももうすぐ、戦場になるから。
でないと、君の身が危なくなる・・・・だから」
万感の思いが、彼をしてそれ以上、口に出す事を許さず、そして、ディーンは彼の意思が硬い事
を悟ると肩を落とし、そして、何度も振り向きつつ、森から逃げる仲間の元へと向かった。
森を抜け切ったのは翌昼の事で、それからディーン達一行はまず帝国の追っ手から逃れるように
北へと向かった。
そして、森という森にはエルフの集落だった焼け跡が残されるばかりだった。
とある集落の焼け跡でディーンは焼け残っていた、布の人形を拾い上げる。
ここにいた仲間達は一体どうしたのだろう。生き残った者はいるのだろうか。もしかしたら、いな
いのではないのか。そんな事さえ思われた。
だが、ディーン達には、ここに留まる事さえ許されなかった。
すぐ近くにまで帝国が迫っていたからだった。
帝国の脅威にさらされてはいるものの、なんとか持ち堪えている国についたのは、森から逃げ出して
3月ほどたった時の事だった。
この時には、森を出た仲間の半数は既にいない。
終わったかな?
えと、取りあえずここまでです(ぇ
実は、メモ帳に書き溜めているのがここまでというのは、内緒の方向d(ry
121氏、乙デス。
敵は両性国家デスか・・首相の外交手腕の見せ所デス。
頑張ってくださいデス。
>>220氏
>>224氏
いやいや、相手が「英雄=無敵な敵」ではそうなるデスが、
相手が「自衛隊=殺害、破壊可能な敵」なら、全体がそこまで強くなる必要は無いと思うデス。
過去ログにあった、てさりすと氏の作品の中の世界のような感じデス。
「科学に比べ軟弱だが、数を集めれば科学に対抗できない事は無い。」
が個人的な自衛隊の敵としての魔法デス。
馬鹿には出来ないが、かといって強すぎない。そう言う感じデス。
対抗馬、ライバルとしてはそのレベルが適当かと。
世界環境はF世界の味方ですし。
あと、この議論は作者の皆さんに「こうしなければならない!」と強制する物ではないので、
自由な発想で、自由にやっていただきたいデス。
|A`;)<…モレモトウカシテヨイ?
…イマツクッテルトチュウダケド…
大作CGてんこ盛り『ビジュアルファンタジー』RPGに毒された諸君、空気も読まずに
小官の推参である! 魔法使いが要らぬやら勇者が必要など…! 寝言を申すな!
『仁有る者は必ず勇有り』と言う言葉を知らんのかたわけ! 現状を憂いて立つ者
こそ勇者! 勇者の力は知恵と侠気に決まって居るわ! ブロイラーの様に養殖された
ひ弱な現代日本促成栽培の若…ごほん! 野菜の様な性根の者に世界を平定、鎮護する
と言う大任は過大である! 貴兄らに解かり易く言うなら『種』の失敗! 以上!
魔法使いの存在意義についてはまた小官が語る! 中曽根! …ゲームボーイはいじるな!
その両性国家がどうでるかが問題ですが、まあ、すぐに戦争になることはない・・・・・はず。
>>121氏
大陸が消えたとなると厄介だな。
日本の気候に大きな影響を与えているモンスーンが消滅したことになるので・・・
このケースでモデルになりそうな地形ってないかな?
ニュージーランドあたり?
246 :
113:04/01/30 18:46 ID:???
>>211>>220>>222前スレ660氏
ありがとうございまつ、でもここで流れを読まないネタを投下してしまいまつ。
続きはまた後ほど。
>>59 call50
>それにしても小麦や大麦が主力の農民で7公3民…日本でも8公2民という例
>があったけど、効率の良い米だからできた芸当なんだろーか。
8公2民というのは私田抜きの話でつ。
しかも吉宗の時代に「検見取法」から「定免法」に切り替わり、
収穫高に関わらず一定量を納めれば良くなり、生産量の増加とともに
農民の収入は増加したのでつ。
参考までに「4公6民」が建前だった天領の18世紀の税率は28.9%、しかも私田抜きの数字でつ。
家康が言った事にされている、有名な「百姓と胡麻油は絞れば絞るほど良く出る」という言葉は
江戸時代初期の下級旗本(名前は失念しますた)の言葉でつ。
その言葉も、農民の徴税逃れが常識だった戦国時代が終息してすぐという社会背景があるのでつ。
この人が酷吏だったのは事実なのでつが。
>> 240 名無し志願兵氏
>>この議論は作者の皆さんに「こうしなければならない!」と強制する物ではない
うん、そやね。この前提は忘れるとあかんね。
あ〜、あと漏れのは大部分与太だが、他の皆様の議論は軍板的な考察や考え方なんか以外
にも、作品に直接かなり有意義な内容含んでいるので、ネタ取りやちと不味そうなところ
の理屈付け、美味そうなところやら掬い取って頂ければ有り難いとおもうとでつ。>> 作者のなかの人たち
いちお〜漏れも精神的支援がてらネタ仕込んでいるので。
皆生活に差し障らん範囲でガンガレ。
>> 242 ('A`)氏
楽しみに待っとります、ガンガレ〜
>>247 五行目、「直接←直接関わらんように見えてもその実」としといてくれ……∧||∧
仕方無い…。批判ばかりと取られてもイカンからな? 小官も一つSSを物すとするか…。
中曽根! 笑うな! 小官は本気で有る! 何? 文字が下手? …巧い下手が解るのか…?
250 :
113:04/01/30 18:55 ID:???
>>246 >>59 call50
>それにしても小麦や大麦が主力の農民で7公3民…日本でも8公2民という例
>があったけど、効率の良い米だからできた芸当なんだろーか。
正しくは「call50氏」でした、
呼び捨てにして申し訳ありまつぇん。
>> 242 ('A`)氏
すみません、もし宜しかったら、
>>158の考察に
昔の城攻めの時の話を使わせていただきたいデス。
よろしく、お願いするデス。
>>245氏
>大陸が消えたとなると厄介だな。
>日本の気候に大きな影響を与えているモンスーンが消滅したことになるので・・・
はっ、モンスーン・・・・Σ(゜д゜)
まったく考えてなかったょ、ぁぅぁぅ
>246
六公四民以上の無茶な税率は建前だったと聞きます。
民草がお上の言う事を聞かない場合に、ぢゃ、税は規則通り
七公三民ね、といって脅す用でしょう。
元1だお〜さん こんにちは 久方ぶりに書きこみます。
さて、公平な税制が確立しそうですが、次は公平な裁判ですな。
(主人公が、車で領地視察の方が先かな)
続きを楽しみにしています。では
しかし、すげー盛況だなあ。
月曜日までには新スレに移行してるか。
・・・諦めて自分でSS書いて見るデス・・・・
設定には大陸海洋の世界観を借りるデス・・・・
>121氏
自転さえしてれば偏西風が吹きますよ
見ている人がいるのかいまいち不安ですが、忍者について第二回
のっけから前回
>>144についての補足です
忍者のできる事を挙げてみましたが、この全てが一人で習得する必要は有りません
その時々に必要な技能を持っていれば十分です
大人数にならない程度なら技能の分担も可能です
忍者の思考(思想)
これもご存知の事かもしれませんが、忍者の特徴として徹底した合理主義というものがあります
刀より飛び道具、一対一より多対一、正攻法より奇襲
目的を達するためには大抵の事はしますし、少数の犠牲で多数が助かるなら確実に犠牲を選ぶでしょう
これは卑怯と言い換えることもできます
そのため「便利な忌み物」として、重用はされても感謝されにくいという微妙な立場になります
その諜報力がいつ自分達に向けられるかという不安や裏切りの危険性から、切り捨てられることも珍しくないのです
それを防ぎ信用を得るためにも、あらゆる意味で情報の漏洩は避けなければなりません
敵側が情報が漏れていると知ればそれを逆手に取られるでしょうし、
自分達の流派の秘伝や連絡方が知られれば忍者は役に立たなくなります
厳しい掟や教育のほか、集落独特の宗教がその防波堤になったりもします
(これがまた迫害の原因になったりもするのですが)
忍者の成り立ち
なぜこんなややこしい職業が有るかという事になりますが、
これは需要が有って自分達の懐が寂しいからに他なりません
狭い山間部で農業収穫量が見込めない等の理由で外部に出稼ぎに行くしかないのですね
成立過程で孫子兵法や陰陽道を取り込んだ忍者は、存在そのものが異端だったのかも知れませんし
元々被差別民が作った集落なのかもしれません
とりあえずここまで
>>255 >次は公平な裁判ですな。
盗賊ギルドを何とかしてつぶさない限り、難しい予感。
被告が盗賊ギルド関係者であった場合など、圧力がかかるか
被告が暗殺されるか、まあ何にしろ妨害がありそうですし。
>公平な裁判
で、犯罪者の管理は
>>68か。
>>259 >偏西風
だと、やはりニュージーランドをモデルにするのが最適だな。
南北を反転する必要があるけど。
>>192 そりゃチェーンソーはあらゆる防御魔法・防御属性無視で即死攻撃だけどさ。
なにしろ世界を作った神ですら一撃でばらばらだけどさ。
チェーンソー片手の自衛隊員たちがF世界の軍勢を一方的に虐殺するSSなんか
誰が読みたがるんだ?(w
>230
こんな感じですか。
F世界に於いて、魔法自体は我々の世界での電気のようにありふれたものという感覚で用いられており、魔法によって多くの文明・国家群が栄えている。
しかし、全F世界では、に月の満ち欠けによって魔力の増減がある。新月の日は最大出力で、且つ高度な技が使えるが、満月の日には完全に魔力が消滅してしまう。
月齢に応じてF世界軍のとれる戦術が古代・中世の歴史的なものに近い奴から、現代・未来的なものまで流動的に変化してゆく。
我らが自衛隊は、満月の間隙を塞ぐために召喚された。 戦闘が長引くと・・・・
>>262 キャプテンスーパーマーケット……は
後半チェーンソー使ってなかったな。
チェーンソーでチャンバラしてほしかった。
「ロードローラー」を「飛び道具」として使った場合は、
やはり矢返しの魔法で撥ね返されてしまうのだろうか?
どうやって使うんですか?”飛び道具として”
ICBMに搭載して……
問題は誘導とロケット本体の調達ですかな。
DIO様みたいにつかうとか・・・ありゃ投げてる訳じゃないか
でもだったら素直に核弾頭とかプルトニウムとか詰めたほうがいいかと。
>>267 担いで跳んで相手に叩きつけるに決まってるだろ。
>>273 どっちも上空で放射性物質を撒き散らすためのものなので問題なし。
276 :
113:04/01/30 20:04 ID:???
>>263 私の想定は違いまつ。
魔法はあくまでも少数が使える特殊技能であり、しかもその能力は不安定。
安定供給不可なので社会インフラに組み込むことができず、
個人技能にとどまっているいう感じでつ。
なお、頭の悪い大国はハッタリとして魔法兵団を編成しているもののとてつもない金食い虫
な上、上記のような制約から運用ははなはだ固定的となり当たればでかいが実効性の薄い戦力。
イメージとしては戦象部隊や戦艦みたいな感じ。
もっとも私の本命は「文化装置としての魔法」なのでつが。
>>169 前線に何故か有る自白剤を使う自衛官いやん
ひょっとして私が知らないだけで使うのか?
SAGAでサ・ガ! あの世界観ごちゃ混ぜ観こそこのスレの混沌の住人に相応しかろう!
チェーンソーネタはGBプレイした20代後半以降の世代で無いと、完全に理解できぬわ! 喝!
…中曽根! 攻撃回数制限の無いエクスカリバーと正宗を使えとアレほど…!
貴様ァ〜! 小官でさえ勿体無くて使えなかった「かくばくだん」を…惜しげも無く!
武器の整備や耐用年数すら考えて居ないだろうな? 『賢明』たる貴兄等は?
in戦闘中?前スレ623の続き
('A`;)<…あー…生きてる?
⊂⌒~⊃。Д。)⊃<…な、何とか…か、回復魔法を…
|;゚ー゚)<………
(゚A゚;)<…?
( ・∀・)<…衛生を呼びましょうか?
ほっとくと死にますよ
/#⌒ ● ●、<ぞぬ!!
(・Д・; )<…な、何でもないです!…ダカラクワナイデ…
|;。。)<………………………
('ー` )<…衛生は必要無い
(;・д・)<…で、ですが…
('∀` )<…何となく、さ…
それより敵が突撃隊形に移った。そっちの方が大事だ
(・д・三;・Д・)て<…え?…ぁあーっ!!
('A`;)<…ミテナカッタノカヨ…
(;´・ω)<…そ、そんな事言ったって…ドラゴンニクワレソウニ…
('A`)<…ダカラセンカアゲレナイッテイウノモマンドクセ
(#・Д・)<今はその事言ってる場合じゃ…!!
('∀` )ノシ<早くしないと置いてくぞ
(;・Д・)<ま、待ってください!
(;´д`)<…痛たた…
(  ̄+ー ̄)<うはwww気が付いたwwwおkwww
(;´∀`)<…お前が回復魔法を?…すまない、感謝する
(  ̄+ー ̄)<…鈍感www
(#´ー`)<…何だと?
(  ̄+ー ̄)σ<回復魔法は向こうwww
_, ,_ 俺、マナ回復中wwwカレー美味過ぎwww修正wさwれwるwねwwww
(;´д`)<…何だと?
|;゚ー゚)<……
(;´∀`)<…何故私に回復魔法をかけた?
それにダークエルフは魔法をほとんど使えないはずじゃ…
|;。。)<…魔法ならほとんど使えます…
けど、自然と生きていくには魔法を使うのはよくない事です
(;´д`)<……………
(#`Д´)<…ならば何故私を助けた!
お前の部族の仇であろうに!!
|;。。)<…それは…知ってます…
(;´д`)。o0(…知ってて…だと?
|;。。)<……………………
(#`Д´)<何故だ!?答えろ!!
|*゚ー゚)<…ダークとライト…肌の色は違いますが同じエルフだからです
(;´д`)<……………だからか?
|*゚ー゚)<はい、私は貴方を助けた事を後悔していません
(;´∀`)<…おかしな奴だな、お前は…
|*゚ー゚)<よく言われます
(゚Д゚; )<ンな所で遊んでないで手伝え!!
(; ̄∀ ̄)<うはwww一人だとピンチwwwおkwwww
(  ̄+ー ̄)<任せろwwwおなかいっぱいwww俺最強wwwww
( ´∀`)<…と、とにかく話は戦が終わってからだ…
|*゚ー゚)<はい
( ´ー`)<…何があっても死ぬなよ
|;゚ー゚)<…?
( ´∀`)<その代り生き残れたら今度こそ殺してやる
お前を殺すのは私の仕事だ
|;゚ー゚)<…え、えーと…
(  ̄∀ ̄)<うはwww激しく失言wwwおkwww
(#´∀`)<何だと?…って…
/ノ( ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ⌒ ● ●、< ・・・・・・・・・・・・・・・!!
|Y Y \ \
| | | ▼ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| \/ _人.| ∧_∧ ∧ ∧
| ___ノ (´Д`; ) ヒィ! (゚ー゚; )。o0(…コリナイトイウカナントイウカ…
\ ./ ( つ つ u u ヽノ
| | | 人 ヽノ (_(____つ
(__)_) (__(__)
(  ̄+ー ̄) ̄∀ ̄)<うはwww再び瀕死www ( ゚,_・・゚)゚,_・・゚)pppuwwwwwwww
|;゚ー゚)。o0(…ホオッテオコウカナ…
>>277 あ、だから後方へ送るのか。
だとすると、尋問の時間が楽しみですねぇ・・・・・・・。
元1だおー氏の小説を読むと「ナウシカ」の土鬼皇兄の
「若い頃の奴(皇弟)は本物の名君だったよ、土民の幸せを心底願っていた
だが奴はいつまでたっても愚かなままの土民を憎むようになった」
という台詞を思い出す・・・。
(;゚∀゚)<俺、戦闘中に弾薬運びするのには慣れたけど戦闘中にカレー運びは初めてだよ
ヽ(`Д´)ノ<カレークサイヨウワァアアアーン!!
(-_-)<…カレー運びだとメイドさん見れない…
ウツダシノウ
( ; ̄+ー ̄); ̄∀ ̄)<うはwwwマナ切れwwwカレー早くwwwww
(iДi;(゚д゚;(゚Д゚#)<魔法使いの援護マチクタビレター(AAry
(  ̄+ー ̄) ̄∀ ̄)<うはwwwここの兵士エルフ使い荒過ぎるwwww
しかもカレーライスじゃないwwwカレーライスジュースおkwwwwwww
(;゚∀゚)<…か、カレーじゃなくて…
ヽ(`Д´;)ノ<…カレーライスジュース…
(T_T)<…考えただけでも気持ち悪い…
ウツダシノウ
(  ̄3◇) ̄∀ ̄)ノ□ <一気飲みでマナ回復wwwおkwwww
(;゚∀゚)(`Д´;)(T_T)<…しかも美味そうに飲んでる…
(  ̄+ー ̄) ̄∀ ̄)<みwなwぎwっwてwきwたwぜwww合体魔法www
_, ,_ _, ,_ _, ,_ イーフリトとシルフの抱擁www火と風のコンチェルトwwwwwwww
(;゚∀゚)(`Д´;)(T_T)<…そして全裸魔法…
あらゆる意味で圧倒的破壊力を誇る魔法の比喩的表現
ブラーン / /. │ ヽ \
∧ ∧/ /. │ ヽ ∧\∧ キャッホー!!
( ゚∀゚∩ / │ ヽ ∩゚∀゚ )
(⊃ ノ / │ ヽ ヽ ⊂ノ
/ > / │ ヽ < \ ブラブラーン
ミ / │ ヽ
∧ /∧. │ ∧ヽ∧ 彡
∩゚∀゚ ) │ ( ゚∀゚∩ ヤホッーイ!!!
アッヒャ−! ヽ ⊂ノ ミ ∧│∧ 彡 (⊃ ノ
< \ ∩ ゚∀゚ ∩ / >
ヽ ∩ ノ
ウッヒョーイ!!/ ω \ ブラーン
(-_-)<…俺…もうカレー食べたくない…
(-_-)<…右に同じく…
(-_-)<…既にカレー=全裸エルフですがなにか?
(T_T)人(T_T)人(T_T)<…鬱だ死のう…
>>283 彼は本国から派遣されてきただけなので、
そうなったら首を挿げ替えればいいだけのことです。
>>285 中華キャノン実写版でも見たような顔をしてらっしゃいますね。皆さん。
>>286 その結果、日本という国家レベルでF世界への侮蔑が定着する予感。
(゚∀。)<とぅ〜るるとぅ〜るる
('д`;)<……………敵が退却したの…何時だっけ?
(;・∀・)<…お、思い出せません…
…異世界の踊りに気を取られてて…
('A`;)<…あー…負傷者は…
(;・д・)<…す、既に回復しました…
('A`;)<…壊れたのは気のせいか?
(゚∀。)<とぅ〜るるとぅ〜るる
(;・∀・)<…全裸で踊りまわられましたから…
…タブンイチジテキナモノダト…
('A`;)<…全裸マンドクセ
(;・∀・)<…ですね…
(゚∀。)<とぅ〜るるとぅ〜るる …アヒャヒャ…
(;・∀・)<…と、時に敵の指揮官を捕虜にしたらしいですが…
…尋問は…
('A`;)<…あそこ見てみ
(・∀・;)<…うあ
( ;■Д■)<…な、何でもするから助けてくれ!
(・∀・;)<…拷問…ですね…
('A`;)<…だな
( ;■Д■)<…よ、よせ、止めろ…止めてくれ〜!!
\_WWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ あっ!あっ!ぅああ〜!! ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
(  ̄+ー ̄) ̄∀ ̄)<うはwww見せびらかしwwwおkwwwww
('A`;)<…鼻先をかすめる恐怖…か…
(・∀・;)<…み、味方でよかったですね…
(;´∀`)<…頭が痛い…
|;゚ー゚)。o0(…同じ…エルフ…
>>286 短い期間で次々と担当を変えていけばいいんですよ。
>>266 それができるとなると、攻城戦用のカタパルトから放つ岩砲弾とか生物兵器代わりの死体とか
油を染みこませて火をつけた焼夷弾とかも矢返しの魔法で跳ね返せることになります。
ファンタジー世界の攻城戦はどうなってしまうのでしょうか。
というか矢返しの魔法って小銃弾だろうが砲弾だろうが跳ね返せるオールマイティーご都合主義
対飛び道具魔法と解釈されてる節がなきにしもあらず。(w
ちょっとした作品を書いてみました。
出してみて良いデスか?
文才が無いのでしょぼい作品デスが・・・
俺は構わん。
大きい物を動かすには大きい力が必要という大原則が無視されてる部分もあるからねー
>志願兵殿
出してください!さあ早く!
ズヴァッと!
自衛隊イリン島攻防記 その一
異世界に飛んできてから数ヶ月・・日本の環境は好転していなかった。
食糧問題は何とか解決の見込みこそ付いたものの、天候次第ではどうなるかわかった物ではなかった。
石油使用制限のため、公共交通機関と商店に物資を輸送するトラック以外の車両の姿は無く、
地方の農村では馬車や牛車が復活している地域すらあると言う有様だった。
だが、そんな中、ひとつの朗報が日本全土を包み込んだ。
『我、小規模ナガラ、石油ノ産出ヲ確認セリ!』
政府の命令で東南アジアと呼ばれていた地域に向かった防衛庁と文部科学省の合同調査隊の調査の結果、
元の世界ではフィリピンがあった地域にあったイリン島と言う島で石油を発見したと言う報告をしてきたのであった。
もちろん発見までの間に、調査隊は数々の犠牲を払わされていたが、国民や政府にとって知ったことではない。
また、この頃には大陸の明清帝国の脅威に晒されていた「東和」国と相互防衛協定を結ぶことに成功し、
元の世界では台湾があったあたりの島の西海岸に海軍基地と通商港を確保する事に成功していたために、
イリン島への進出自体は困難では有るものの、不可能では無かった。
『これで石油が確保できる!』
そう考えた日本政府は直ぐにイリン島進出の大義名分を探し始めるのだった。
自衛隊イリン島攻防記 その二
数日後、イリン東北部に「かつて」存在した、クワナ国から東和に亡命してきていた皇女シーラの存在を発見する。
大義名分を得た日本政府は直ぐに旧クワナ国をイリン島南部の帝国主義国ミント国から『解放』すると宣言。
大陸南部の国ミントに追われ、東和の王家に嫁いだ姉を頼って亡命してきていたシーラ皇女を錦の御旗に、
イリン島へ進攻を開始した。
まず第一空挺団の空挺降下で橋頭堡を確保した自衛隊はその橋頭堡から第十一師団と、東和義勇軍を『解放軍』として揚陸。
1週間の内に旧クワナ国領土の『解放』に成功し、ミント国に向かって一方的な「停戦」を宣言する。
が、ミント国の宗主国であり、数年前からイリン島周辺の海洋利権を独占していたチャンパーはその行為に憤激した。
チャンパーは最新式の各種武器と、各種魔法具をミント国に利益無視で販売して戦力を強化しただけでなく、
今まで迫害を続けて来たドワーフ族エルフ族などを奴隷身分から解放した上で市民権をも認めると決定。
その代償として、ドワーフ族エルフ族に日本に『侵略』されたミント国の救援を強制したのだった。
また同時期に大陸に置いても明清帝国が東和国に対し、なにやら怪しい動きを開始し始めていた・・・・
そういった緊張状況の中、本国防衛の為に撤退していく東和義勇軍と引き換えに、
新たに新たな陸上自衛隊の部隊が、イリン島へ上陸する。
総兵力3500、実質戦闘力2000の第3戦闘団、通称「村上支隊」である。
とりあえず今日はコレだけです。
世界設定は海洋大陸論のあの世界観で
台湾=東和
イリン島=フィリピン北部付近、台湾サイズの島
チャンパー=海南島が中心、大陸にも多少の勢力、フィリピンの大半の利権を制圧
て感じです。
>>296 文字通り「矢」しか跳ね返せない矢返しってのもありか。
ほかに「投石返し」「死体返し」などが存在したり。
しかも重ね掛け不可能とか。
新たに「銃弾返し」「砲弾返し」などの開発を急かされる魔術師たち。
>>302 乙
ミサイル返しとか爆弾返しとかモナー
「何でも返し」を開発したと豪語する魔術師。
早速発動させてみたところ、自分に向かってくる空気の分子さえもはね返してしまい、
窒息死する。
>>305 なんだか衝撃波みたいなカンジだけど、
全方向のモノを遮断するワケにもいくまいw
「返し」系の魔法では、反対方向に「返す」までに生じる運動エネルギーは術者の肉体に還元される。
乱射される銃弾を返したばっかりに全身複雑骨折になる魔法使い
砲弾を返したばっかりに、瞬時にぐしゃっとつぶれ(砲弾の運動エネルギー)、さらに大爆発して
周りを巻き込む(信管が作動して砲弾が爆発したエネルギー)魔法使い
>>307 このケースでは運動エネルギーより運動量を考えたほうがいいかも。
>>308 サー、イエスサー!距離は関係ないのでたしかに運動量であります!
>>307 というか、その設定でいいんでは?
使いどころを間違えなければいいわけだし。
例:城砦などにかける。(少なくとも
一点にエネルギーが集中することはなくなるので、破壊されにくくなる。)
(定期的なメンテナンス(魔法のかけなおし)が必要ではあろうが。)
>>308 力積とかいたほうが適当な気がしなくもない。
やっぱ弾性衝突としてモデル化されるのか。
弾の質量によっては自分が弾き飛ばされたりするんだな。
エネルギー保存則にも気を配るなら・・・
砲弾などが減速されてから再加速するまで、運動エネルギーは
弾と術をかけられた対象との間にばねの位置エネルギーのような感じで蓄えられる。
両者の相対速度が0になった瞬間に魔法が解除されたりしたら、
蓄えられたエネルギーが一気に開放されて(とりあえず熱エネルギーなどに変換されて)
爆発を起こしたりとかはないかな?誰か試算キボンヌ。
>>310 魔法をオーバーロードさせるために、ロシア人張りの短時間重砲火力集中が必要になるな。
>>314 思いつきだけど魔術師を雇って、その魔法を消してもらえば良いじゃん。
>>314 一応陸自もそのロシア人に数日は対抗できる筈なんでやれない事はないと思います。
>>313 相対速度がゼロになった瞬間に魔法が解除されたら、運動量は
そのまま運動量として作用する方がいいんじゃね?
279,280,281,284,285,290,291
帰ってきて今日のこれまでの分を読んでみたがあんな拷問されるのを想像してみたら一気に萎えた・・・・・・・・・。
欝だ死のう・・・_| ̄|●
>>313 どうでもいいのだが、
砲弾などを来た方向に跳ね返すといっても、空気抵抗があるから
跳ね返した砲弾が発射した地点に戻って来ることはないわけか。
さらに言うならミサイルなんかは跳ね返されても自爆かたいした距離を飛ばずに
燃料切れで墜落。
なんだ。遠距離攻撃ならたいした脅威にはならないな。
>>317 弾性衝突としてモデル化するなら、運動量は保存される。
ビキニアーマー等に関して少々考えるのですが、あれは肌荒れとかしないんでしょうか?
あと金属系の鎧を皮や布製の肌着というか下になるものを着ないで装着すると大変なことになるような気がするのですが
キャラクターコレクションかアイテムコレクションくらい手元にあれば良かったのだけれど
VT信管の155mm榴弾にも意味がなさそう>跳ね返し魔法
>>322 312の鎧に関してだが、
あの手の鎧ってマジックアイテムの類でなんらかの対処策はしてあるんでないかい?
シャトルループ式でなくて良かったな、としみじみ思う。
あの〜、自分のSS、自衛隊が出てくるのだいぶ先になるんですが、
つづけていいか不安になってきた・・・・(爆
飛んでくる玉なんかの勢いを殺さずにそのまま相手に返すやつか?
>>330 まあぶっちゃけていえば、指を使わない北斗神拳「二指真空把」なんだけどな。
>>302 チャンパーってのは漢字で「占城」もしくは「林邑」と書き、今の南ベトナムにあった国です、
もともとは1都市の名前でした、現在でいうところの・・・どこだったかな(汗
そのライバルとして、かつてインドシナ半島を統一したカンボジア帝国がおそらくモデルの
「アンコール」という国がでています。
とりあえずこれまで出た設定の内、覚えているものだけ書き出します、よかったら参考にして。
朝鮮半島は「和寧半島」
南シナ海は「南蛮海」
台湾は「フォルモサ」
フィリピンは「ルソン」
フィリピンを除くオセアニア諸島は「シュリービジュヤ諸島」
インドシナ半島は「シーサン・パンナ」(西双版納)もしくは「シップ・ソーン・パンナ」
このネーミングの元ネタはわかりません。
インドは「ヒンドゥースタン」か「ヒンドゥースターナ」
「スタン」というのはウルドゥー語だかサンスクリット語だかで「国」を意味する言葉です。
明清帝国は「ダサい」という香具師がいて、そいつが出したネタは「大夏」と「太華」
「華」も「夏」も「文明の中心」という意味があり、中国人は自らを「夏華」とも呼称しています。
中国の王朝名は太祖の封じられた一文字の国号からとっているので、オレ的には李自成が建てた
幻の王朝「順」を推したい。が、押し付けがましいと思ったらスルーして。
SSと一部違う名前もあるけど気にしない気にしない。
日本だって「ジャパン」「ジパング」「ヤ―パン」「ジップン」いろんな呼び名があるし。
「この表記を使え」って言ってる訳じゃないから、念の為。
書き漏らしがあったら補完よろ。
>>317 術をかけられた対象(A)と砲弾(B)を同じ質量mとする。
Aが始め静止しており、そこにBが速さvで向かってきたとする。
このとき、Bの運動量はmv、運動エネルギーは(1/2)mv^2
術がかけられている間、両者の間で
「適当な緩衝時間を置いた弾性衝突」
が起こるものとする。
両者の相対速度が0になった瞬間をTとする。
運動量が保存されたまま質量が倍になってるのと同じなので、
両者の速度は v/2 となる。
エネルギーは (1/2) * 2m * (v/2)^2 = (1/4)mv^2
で、半分が弾性による歪みのエネルギーとして魔法により蓄えられている。
このまま魔法が解除されなければ、Aは速さvで砲弾の飛んでいたのと同じ向きに
弾き飛ばされ、砲弾はその場に静止する。
もしTの瞬間に魔法が解除されると、両者は同じ速度(速さ:mv/2)で運動を続ける
ことになるが、エネルギー (1/4)mv^2 が魔法以外のエネルギー
(さしあたり熱エネルギー)に変換されなければならない。
>>312 エルフキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
フアンヲオボエツツ、トウカシタイト
オマイマツガ、チャクダンチテンのジョウホウモトム
訂正
誤:両者は同じ速度(速さ:mv/2)で
正:両者は同じ速度(速さ:v/2)で
自走砲とか迫撃砲等の場合、着弾のときは殆ど垂直に落ちてきそうな気がするんですが、
どうなんでしょうか?
>>302 ごめん、乙カレーの一言が抜けてた。ガンガレ。
>>312 ふんどし男エルフのお笑いの次はビキニ女エルフの萌えと癒しが来た感じ。
息抜きにはちょうどいいね。
>>336 是非とも投下してください、後は評価しだいですね。
全てはそれからです。
そりゃあ、垂直にはじき返されて、ぼよ〜ん、ぼよ〜ん・・・と、
空気抵抗でエネルギーがなくなるか、術の範囲から外れたところに向かうまで繰り返されるんだろ。
>>341 だとすると、結局目標から程近いところでドカンですな。
んじゃまあ、自衛隊が出てくるのがだいぶ先になる
SS投下します。
オクレ
>>334 話題になってるのは矢返しベースの砲弾返しの魔法だから、
魔法が効果を発揮したら砲弾が空中に静止するのでなく、
くるっと回って飛んでいかないとならないんでは?
考えれば考えるほどシュールになってきたな<返し魔法
それじゃ魔法側のほうが有利なのでは?
>>237の続き
その国に長く滞在する事はできなかった。
持ち堪えてはいるものの、伝わってくるのは、この国も長くは持ちはしない
と言う事だった。
ディーン達はその国の港町へと辿りつき、海路より脱出しようとした。
船を出してくれる船主を探す事となった。
だが、エルフに船を出してくれる者は中々現れず、逆になぜエルフが船に乗
らないといけないのかと奇異の目で見られる始末だった。
ディーン達は途方に暮れる。
そんな中、一人の黒髪と潮焼けした赤銅の肌の男に出会う。
「あんたらかね?船を捜しているエルフ達は?」
船を出してくれないかと、依頼するエルフらに、その男は値踏みするかのよ
うに、エルフらを見つめる。
「私たちは、帝国に故郷の森を追いだされ、ここまできました。ですが、こ
こも長くもたない気配です。あなた方、人間は大丈夫でしょう」
そこで一瞬言いよどみ、そして続ける。
「しかし、私たちは、帝国とは相容れぬ身。捕まれば、どんな事が待ち受け
ているか・・・・」
そして、男の顔を見据えた。
「確かに私たちは放浪の身ですが、船を出して頂けるだけのお金ならあります」
そこまで言うと、エルフの代表者は口を閉ざす。
シンと静まりかえる中、男とエルフらは互いの顔を見つづる。
どのくらいの時間が経っただろう。
ややあって、男が口を開く。
「・・・・行く宛は?」
その言葉に黙ってエルフらは一様に沈痛な表情をし、そして男は察した。
「なるほどな・・・・。ふむ」
そして、一人頷くと、エルフらを見渡した。
「いいだろう。船を出してやる。帝国からかなり離れた所でいいな?船を出すのは結
構高いがいいか?」
その言葉に、エルフらは喜んだ。
男は、船主であり、船長だった。
船に乗ってしばらくした後、男が語った所によると、南方海域の島嶼諸国の中の一国
の出で、故郷はエルフ同様、帝国の支配下になった。男はその国の水軍に属しており、
故郷が軍門に降る際のどさくさに紛れて、自分の部下と共に軍船で逃げたと言う事だ
った。
「俺の名はザイン・スクロードだ。しばらくの間よろしくな」
そう言ってから船の指揮をとり続けた。
海は、晴れていたと思えば、暴風が吹き荒れる事もある。
マストの上で当直をしていた目のいい見張りが、甲板に向かって、大声を出す。
嵐だ、嵐がくる!
その声に誰もが慌しくなる。
まず、帆をたたみ、甲板で作業を続ける者は命綱を付け、波に船体を正対させる。
それ以外の者は船室に閉じこもる以外になかった。
黒い雲は急速に視界を覆うまでに広がり、そして、大粒の雨が作業を続ける者の体を
ぬらす。
波は次第に大きくなり、木の葉のように船をもてあそぶ様になるまでにそれほど時間
はかからなかった。
初めて海に出たエルフ達には、まるで永遠に続くかのように思われ、そしてあまりの
揺れに吐き出す者が続出する。
ザインもまた船長として、木の葉のように揺さぶられる甲板にしがみ付きながら、船
の指揮を取り続けた。
波を読み、風をよみ、船が転覆しないように。
風の音にかき消されそうになりながら、大声を出し続けた。
連続で掛けるには周囲のマナが枯渇しないよう時間をおくか「カレー」等で補給が必要になるのでは?
体調や月齢なんかに影響ありそうですし。
単位時間あたり(短)では魔法有利
単位時間あたり(長)では科学有利
唐突に嵐は去り、空に太陽の光が輝く。それを見てほうと、ひとつ息を吐き出す。
ザインは甲板の状態を確認し、そしてしかめ面をした。
帆を畳むのに遅れた支柱が一本あったらしく、最低な事に3本ある柱のうち、もう一本
を巻き添えにしていた。
復旧しなければいけないが、今は嵐によって、皆が皆疲れきっていた。休まなければ、
何も出来ない。
ひどい揺れでぐったりとなっているディーンらに、帆が破れている事、2本の支柱が、
駄目になっている事、修理しなければどうしようもない事を告げたのは、翌日の事だ
った。
そして、それらに輪を掛けたかのような問題はあの嵐で水の入った樽のほぼ4分の3近
くが、駄目になったのだ。
支柱の修理はしたものの、沿岸にたどり着こうとする前に水がきれた。
一人また一人、倒れる者が続出し、やがて船は漂流し始めたのだった。
>>334 1、速度v、質量mの物体Aが、静止している質量mの物体Bと衝突
2、そのまま合体して飛び続ける
3、合体していた物体A、Bに分離、Aは速度vで飛び続け、
Bはその場に静止。
ということでいいんでしょうか?
転変。
巡視船「りゅうきゅう」から発した、スーパーピューイヘリが人工物と思われる物へと
接近するや、その姿にパイロットらはわが目を疑った。
面前に映し出されていたのは帆船そのものだったからだ。しかも、支柱が折れており、
しかも漂流していると思えた。
パイロットはただちに「りゅうきゅう」に連絡を取り、二人の隊員を状況調査の為、リ
ベリングにて甲板に下ろすと本船へと引き返す。
「りゅうきゅう」が到着するや、先に降下していた隊員らが投げられたロープを帆船の
適当な場所にくくりつけると、10人程度の隊員が乗り移ってきた。
乗り移ってきた彼らを指揮しているのは副長だった。
「状況は?」
開口一番、問いかける副長に隊員が即答する。
「はい。脱水症状を起こしていると思われる者が多数おります。意識のない者も見受け
られます。・・・・・あと」
言いよどんだ隊員に副長が先を促す。
「あと、われわれ同様、人間なのですが、その、耳が長い者も大勢います。わずかな男性
を除いてもその殆どが子供、もしくは女性らしいのです」
言いにくそうに答えた隊員に副長が眉をしかめた。
「耳が長い?」
「はい。実際に目で見た方が早いかと思います」
「それもそうだな・・・・」
そういうと傍らに立つ別の隊員に、本船に対し、要救助者発見により収容を求めるように
伝えると副長は、報告をした隊員と共に、船内へと入る。
本日分はここまででつ。
・・・・・自衛隊、まだか〜(自爆
砲弾を返すためには魔法力(?)がどれだけ必要なんだろう。
たとえば生贄一人分の魔法力で砲弾十発とか…なんかイヤ展になりそうなんでやめる。
これを突き進むとマヤ文明魔法最強説が(ry
生贄砲というのが「マップス」であったな・・・。
>>359 砲弾の重量[kg]
着弾時の速度[m/s]
丼飯1杯分のエネルギー[J]
これで出てきたりして。(w
3回目
ここまで忍者のシステム的なものばかりでスレ違いっぽかったのですが、ようやく関係有りそうな話題です
忍者の戦闘力
1回目でも出ましたが、忍び武者と称されることもあるように一般的な兵士程度の戦闘能力は十分にあります
また情報は鮮度が命、走力や体力も十分に備えている筈です
人によっては騎乗技能も持っています
火薬の知識も早い時期から持っていたので、火縄銃や大筒の使用も可能だと考えられます
忍者の本領が「相手の意表をつく」ことを考えれば、個人戦闘力はかなり高いといえるでしょう
しかし、こと自衛隊員相手となれば話は別
現代火器を出されたら相手にならないことは必死です
近接戦闘でもレンジャー隊員を相手にすると分が悪いかもしれません
やはり持ち前の隠遁技術をフルに使っての暗殺、奇襲が主になるでしょう
赤外線スコープを使われたら、それすら無効化されそうですが
忍者の戦力
ここまで忍者の有用性を語ってきたわけですが、軍事の主力にはなれませんでした
その最大の理由は数です
存在そのものに秘匿性が求められる以上、規模を一定以上大きくするは不可能です
それに一人前の忍者になるまでの修行は過酷を極め、死者が出ることも茶飯事
しかしそれでも人材の質を下げる事は任務の失敗を誘発する為できませんでした
忍者は少数精鋭の特殊技能集団という立場からは脱却できなかったのです
こう考えていくと忍者単体では自衛隊に被害を与える事はできても勝利する事は難しそうです
やはり彼らの知識を利用して兵を用い、意表をついた作戦で自衛隊を苦しめるといった状況が限界でしょう
続き
さて任務や修練で失った人員の補給はどうしていたのでしょうか
答は簡単、血縁による補充と外部からの補給、即ち人買いです
当時の食糧事情からすれば、一家で餓死するより子供を売れば家は助かる
売られた子供もどうにか生きていけるかもしれない、と考える一家も少なく有りませんでした
買われてきた子供の中には、戦で身寄りを無くした子供もいたと考えられます
そう行った子供達が教育を受け忍者になっていったのです
まとめ
忍者とはどんな物か
簡単言えば、忍者とは
生まれに関わらず高度な教育をうけ、内外の要請によってそれを行使する傭兵だと言えそうです
人材に対する需要と教育を受けさせる機関さえあれば、上流階級の子息でなくとも教育を受ける機会はあるのです
そう考えれば、領主等の為政者に付き従い、
あらゆる面でその助けとなることを旨とする秘書的な職があってもいいのではないでしょうか
このスレのSSに何度か出てきた、何でもできるメイドさんも存在できないと言うわけではなさそうです
市場さえあれば、誰かが商品を作るという事なのですから
とりあえず忍者に関する雑文はここまでです
お目汚し申し訳ありませんでした
>>361 米の食品としての1キロあたりの熱量は3400キロカロリーだ。
これで計算できないか?
魔法力補給にどんぶり飯が有効でも、消化速度ってものがある。
消化を早めるための胃腸薬は必須であろうか(w
>>346 矢の場合は人体よりも遥かに質量が小さいから返せるのでは?
>>355 以下の図が典型的な弾性衝突
A(質量m) B(質量m)
○ ←● (衝突前)
静止 速度v
←○←● (衝突中)
両方とも v/2
←○ ● (衝突後)
速度v 静止
質量が A > B の場合、Bをはじき返せる。
B < A の場合は、逆にはじき飛ばされる。
訂正 B < A → A < B
「ううう・・・」
「しっかりしろ!! これくらいがなんだ!! よく噛め!!」
「えーせーへー! えーせーへーー!! キャベジン!! キャベジンーー!!」
砲弾を急速に減速させたら、爆発しないかな?
>>368 食ったら、出す。
「第一班!三分以内に食え!あとが使えてるんだ早くしろ!」
「第二班!胃腸薬山盛りをとっとと飲め!お国のために早く消化しろ!」
「第三班!三分以内に出すものを出せ!出ない?おとついから便秘?
クソッタレ!クビ切り落として貴様の足下の天国に流し込むぞ! 早く出せ!」
「第四案!とっとと配置につけ!戦争の時間だ!急げ!急げ!急げ!」
>>364 跳ね返すのに必要な米の量(kg)?ただし、食品としての1キロあたりの熱量3400キロカロリーが
完全に使われた場合。
X=(mv^2)/14232570
374 :
373:04/01/30 23:33 ID:???
そういえばそうだった。
>>371 信長の三段撃ちならぬハートマンの四段撃ち(・∀・)イイ!!
>>373 必要なのは、遠く隔たった砲弾と自分を同じ系にするという魔法に要するエネルギーだな
謎の作用だから算出不能だが
>>371 弾薬の補給が大変だな。いっそミキサーで液体状にするか?
TV見てて思ったが、魔法って特許申請できんのかな。
>>371 変なな方向に目覚めなければいいが…
ハッ!つまりエルフはいつでも使用可能なのか!
アn(PAM!!
>>377 カロリーが高いからって菜種油を飲まされそう‥
しかしな。
だんだん魔法使いの職場条件がひどくなってきてないか?
デスマーチ状態のプログラマー並に悲惨な予感。
>>373の式は、魔法の攻撃力の換算にでも利用できそうだが。
問題は丼1杯どころか米袋1袋が基準ということだが。
青色ダイオードの中村みたいに、日本で広範囲農地開拓用の魔法を開発して、
開拓魔法によってもたらされるであろう利益に対する対価を、国に請求する大陸系魔法使いと日本人弁護士団。
超法規的処置の元、何でもかんでも法律を無視する国に強い反感を持っていた日本弁護士協会(名称シラン)。
全面協力を約束し、前代未聞の「魔法」という知的財産権のあり方に着いての論戦が始まる。
なんて事があるのかなあ。 でもスレ違い。
>>382 いや、糖分のほうが効率がいいということで、水あめ一気飲み。
甘いものが好きな方には天国ですな。イヤというほど甘いものが食えますから。
「ぉっぇぇ もう水あめいらねーー!!」
「しかたねぇだろ!! もうコレしかないんだ!!」
「七味!せめて七味くれ!!」
「おまふぇ!わまままいふんじゃねへ!!もっもとみぶあめのむぇ!!」←口の中水あめでいっぱい
糖尿の心配するのはガイシュツデスカ?
自衛隊イリン島攻防記 その3
6月23日 08:00時 快晴 村上一佐の場合
「よく来た一佐。イリン島にようこそ」
イリン島北部の大都市の11師団司令部に顔を出した瞬間、何処から現れたのか大山陸将が話し掛けてくる。
俺この人なれなれしくて苦手なんだよなあ・・・
「は、わざわざ陸将殿にお迎えいただき光栄です。」
「島について休む間もなく任務で悪いが、早速戦況を説明させてもらう。
まずは・・・そうだな、敵部隊の増強具合から説明させてもらう」
・・・ていうか、このノリは早速任務かよ。
おいおい・・私も部隊の連中も2日前に上陸して来たばかりだぞ・・・
まあ軍隊なんてこんな物かもしれないな・・・・そう思いつつ耳を傾ける事にした
「まず大まかな状況からだ。
数週間前に我々が同盟国軍と共にこの国をミント国から『解放』したのは知ってるな?」
「は。」
もちろん知ってますよ陸将殿。本当は「解放」が目当てじゃなく石油が目当てなんでしょ?
私は心の中でそう呟く。もちろん口に出すような馬鹿はしない。
「あの『解放』から1ヶ月経つが状況は悪化するばかりだ。
諜報部からの情報では、チャンパーから亜人の義勇軍がミント国側についた。
非常に残念な事に今回の『解放』が彼等の目には日本による侵略に映ったらしい」
まあ・・侵略と言えば言えないことも無いよな、うん。
というか、私がチャンパーの国王なら絶対そう判断する。
吸収する端から消費されますんで問題はないかと。
自衛隊イリン島攻防記 その4
「詳しい事は今のところわからないが、海自の潜水艦からの報告では、
すでに大型ガリオン船団30隻が往復20回に渡り、各種物資及び人員を揚陸させたようだ。
海上輸送専門の奴が算出した所、既に最低1万人以上の増援が上陸しているらしい。
これで敵性兵力はミント軍を入れると実質戦力で4万人を越える兵力になる。」
・・・4万というとかなりの兵力だ。
こっちは全部隊あわせても15000人に満たない。それに実質戦闘部隊となるのは7500人程度だ。
幾ら近代兵器のご加護があるからと言ってもこれは厳しい。
「しかもエルフの連中は森の中に要る限りほとんどエネルギーに困る事は無いそうだぞ。
ドワーフの連中は人間と同じように飯を食うらしいがね。」
エネルギーに困らない?食事の必要が無いということか?
「・・ということはエルフは補給無しで戦えると?」
私はそう尋ねる。
もしそうなら大変な脅威だ。ゲリラになるには最高の体質じゃないか。
「いや、そこまで便利な身体ではないらしい。
森の中に要れば空腹を感じない程度で、魔法で交戦しようと思えば、
やはりそれなりの外部からのエネルギーを必要とするようだ。」
つまりは、森の中では魔法を使わない限り飢える事は無いということか。
やっぱゲリラ戦向きな連中じゃないか。
「とにかく、そういった連中が敵として参戦するんだ。
君も、未開人相手だと思って油断してたら酷い目に合うぞ。」
「解りました」
というか・・そんなの相手に私達は戦わないといけないのか・・・
蜂蜜とガムシロップのカクテルを一気のみするエルフか。
「我々は人間の20倍のカロリーが必要なのです。」
自衛隊イリン島攻防記 その5
「他にも海上自衛隊の潜水艦の報告では、
チャンパーに大規模な敵性戦力が上陸作戦の準備らしき集結をしているのが確認された。
相当数の船舶だ。下手をすると上陸してくるのは数万人規模かも知れん。」
そこまで言って読んでいた報告書を投げ渡してくる。
「で、今度は我々の側の兵力は・・・
かつてのクレオ国の兵士1万・・・自分が見たところ老兵が多く実質戦力は4000人辺りだろう。
魔法術師連盟は相当戦力になりそうだが実質戦力は500人程度。
合計4500人前後だな。
教育隊に再教育させているが、間に合うかどうか解らん」
・・・敵に比べると偉く貧弱だな、オイ。
「それと・・防衛協定を結んでる東和の義勇兵4000人程度が来ると言ってくれているが
まあ・・・無理だな。大陸の夏華帝国が怪しい動きをしている。
まあ有事の際は本国からさらに援軍が来る予定だが・・・
これも精々連隊規模の戦闘団がいくつか来れば良い所だろう。」
そう言いながら大山陸将は溜息をつく。
気持ちはよーーくわかりますよ。陸将殿
その援軍すら大陸有事の際は東和防衛に回されかねないですからね。
「まあここまで言えば解ってもらえると思うが、我々には余裕が無い。
国内の不平分子を説得して懐柔する暇など、無い。
各地で空挺団が反乱者の制圧無力化を行なっているが、手が足りん。
そこで君にも数日前にこの国の中央高地でミント側につくと宣言した町と村を制圧してもらう。」
そう言って陸将が航空写真を引き伸ばして作ったと思われる地図と命令書を私に手渡す。
自衛隊イリン島攻防記 その6
「この町とこの村だ。指導者はミント出身の貴族だそうだ。
敵総兵力は不明、が町と村の規模から1,000人を超えると言う事は有るまい。」
「了解しました。」
「いいか、周辺の状況が極めて酷い緊張状態にある事を忘れるな。
少なくとも一週間以内には片をつけてもらうぞ。一佐。
それ以上君の戦力を遊兵化しておけん」
「わかっています。」
「では任せたぞ。私はこれより本国と防衛計画の打ち合わせをせねばならんのでな」
敬礼する私に軽く敬礼を返して大山陸将は司令部の奥深くへ消えていった。
・・
・・・・て、おい。
道案内の部隊ぐらい付けてくれよ・・・
でも魔法で怖いのは正直インジビリティで
スリープとか、チャームの呪文とかの方が怖いね。
内部に浸透されたらだけど。
どんぶり飯派は、魔法のエネルギーを生体の生化学反応から支払うって方向だったから、
消化器や筋肉とか全身の細胞に負担はかかってるかも。(生体=魔法エンジン論?)
そう考えると内臓に負担がかかりそうだな。暴飲暴食のサンプルみたいなもんだし。
後の問題は熱だな。
>>391 カプサイシンを配合して代謝を活発化させるとモアベター。
どーも。前回の4回目投稿がヘタレだったので改訂版を投入します。
4回目の投稿改訂版
輸送戦記?
10
今日も座学と訓練。だけど今回は射撃訓練が組み込まれていた。
僕たちみたいな素人に銃はまずいのではないかと思ったが、渡されたのはショットガンだった。自衛用
らしい。
ハート○ン軍曹な教官の説明によれば
「貴様らに小銃を渡しても当たらん。遠距離は弾の無駄。だが近距離でならなんとかなるかもしれな
い。できればラクで面制圧なものが望ましい。なので拳銃は無し。SMGも扱いが面倒。ショットガンな
ら比較的なんとかなる」
らしい。
教官「お前らが乗り込む車両にはこいつが必ず1丁ある。そいつを扱えなければ死体袋行きだ。これか
らの説明を耳をかっぽじって聞け!」
僕たち「Sir Yes Sir!」
教わったのは装填や発砲などの銃使用方法と、普通のときの銃取り扱い方法の2つだけ。この手の教育
に必ずある分解整備は「自衛隊員に任せる」事を前提にした簡易的なものだった。
それ以上教えたいが時間が足りない人手が足りないらしい。
とまあ説明はこのぐらいにして、どんな訓練だったかと言うと・・・
カレーじゃダメなの?
11
「どんな時でも銃口を味方に向けるな!このピーナッツ野郎!」
「ショットガンでチャンバラをやるな!このクソ野郎!」
「勝手にウンチクをたれるな!しかも間違った奴を!」
「○ーミネーター2みたいに片手で排莢すんな!」
「撃つ時はもっと腰を据えて撃て!」
「銃口を覗くなこのオカマ野郎!」
「銃を粗末に扱うな!」
「勝手に弾をバラすな!」
「勝手に銃をバラすな!」
・・・教官の中の人も大変だな・・・
「素人に銃を渡すとこうなる」の見本みたいなものだった。
その中で僕は文句も言わず、余計なことをしなかった。それは賢明だった。
教官「俺に怒鳴られた奴。お前にお前に、そこのグループ全員。腕立て伏せ500回×3セット」
指名された面々「何だよそれぐらいで〜」
教官「何を言ってやがるこの豚娘ども!この研修期間中はお前らは俺の指揮下にある。つまりお前ら
の空気しか入っていない頭からケツの毛まで全て俺のもんだ!」
指名された面々「そ、それはつまり」
教官「弾除けに使おうが標的に使おうが俺の勝手だ!」
そのあまりの内容と迫力に全員圧倒されてしまった。
出だしは激しく不安になる状況だったが、罵られた連中はもれなく腕立て伏せ500回×3セットをプレ
ゼントされたので他の連中は気をつけるようになった。最初より多少はマシになった。
それに僕も含めた全員がこう思った
「銃取り扱いは慎重に」
暴発事故は少なくなりそうだ。
12
「喜べこのクソ共!ルローネ先生とミラン先生が魔法の恐ろしさを教えてくれるそうだ。全員傾注」
射撃訓練中に姉御ことルローネ先生&ミランタンことミラン先生が呼ばれて攻撃魔法を見せてくれる事
になった。服は2人とも迷彩服。うーん。姉御はやっぱりカッコイイな。ミランタンは・・・なんか中学生
が着ているみたいだが、あのだぶだぶ具合がカワイイな。
「お前らにこれから魔法の恐ろしさを『教育』してやる」
「ルローネ。あなたそのセリフを言いたくてうずうずしていたでしょ」
「・・・それでは全員あの標的に注目」
50m先の標的に向かって姉御が呪文の詠唱を始めた。
「天空に満ちる・・・1つになり・・・風を巻き込んで・・・渦巻くもの・・・」
なんだか長い。
「集まりしもの、汝を光と共に開放する!」
その瞬間、標的周辺がプラズマ化した。
・・・全員が内心ビビったと書いておこう。正直、僕は腰が抜けかけた。こう書くと僕たちがかなり
のヘタレのように見える(本当にそうかもしれないが)が、姉御が使用した魔法は「自分のレベルと
能力で使える火系最強魔法」を使用したのだった。
結果を言おう。姉御、教育目的としては最高だと思いますけど、標的を含めた半径10メートルをクレー
ターにしてしまうのはやりすぎだと思います。
>>401 いくらド素人とはいえ、銃口を除くのはいかがなものかとw
褌エルフではなくビキニアーマーエルフが出てくる話も誰か書いてくれるのを希望する。
せっかく
>>312のようないい題材となる絵も見つかったのだから。
ま た ビ キ ニ ア ー マ か ! ! !
13
姉御も姉御だが、ミランタンもミランタンだった。
「わたしは今から火の精霊さんを使います」
何か中学生の発表みたいだな〜と僕はその時までそう思っていた。
「ではいきまーす。サラマンダーちゃんお願い」
ミランタンがそう言った瞬間、僕たちの目の前を炎の川が流れた。
分かりやすいように火の精霊を呼んで火炎放射が行われたのだった。
そのド迫力にまた腰を抜かしかけたがふとつぶやいた。
僕「あれ、何か範囲が広すぎないか?」
砂川「そう思うか。やっぱり」
松下「お前もそう思うか」
松下たちも同じ想像をしたようだ。
結果を言おう。ミランタンは火炎放射の範囲を「ちょっと」(本人談)大きく取りすぎて火事を誘発しか
けてしまったのだ。当然と言うかなんというか皆で消火活動をする破目になったのは言うまでもない。
今回の教訓。科学があるからと言って魔法を舐めるのはやめましょう。
なお、姉御もミランタンもその後基地司令に怒られていた。
もっとも魔力の使いすぎでぼんやりしてしまい上の空だったようだが。
>>404 虹板でスレでもたてれば?
誘導してくれれば、とっておきのss投下してやるよ。
改訂版なのでここまでです。
やはりカレーも小説も一晩ねかせた方がうまいな。
>>396 旧来の魔法熱対策は、たらいに水を張ってそこに座り込むなど原始的であった。
強力魔法の使用による急速な温度向上の冷却措置としては水を浴びせ掛ける
などの方法があったが、しかしこれにより魔術師の集中がとぎれることがままあり、
魔法の暴走や暴発事故も耐えなかった。
しかし今日からは違う。我々にはニホン人が開発したこの新型冷却服があるのだ。
この彼ら独特のカガク魔術の産物は、体温を一定にたもつことを考えながら冷水を
循環させる。これにより魔法による熱を迅速かつ効率的に冷却するのである。
諸君、これによって我々はもはや魔法熱を恐れることはない!
>>372 別の考え方をしてみよう。
これまでのケースだと、砲弾返しで守りたい対象が砲弾よりも軽かった場合には意味をなさない。
そこで、砲弾を一旦停止させ、くるっと方向を変えてもと来たほうに押し返すとき、
精霊界から仮想的な質量(不可視、且つ重力相互作用を受けない)を呼び出して砲弾との
間に系を形成させ、その間で運動量を保存しつつ、目に見える結果を得るために
仮想質量に与えるべき速度と、それを得るために投入するエネルギーを計算してみてはどうか。
このケースだと、弾き飛ばされることなく従来の「矢返しの魔法」と同じ外見の効果が得られるはずだ。
まず、砲弾(B:質量mb)の向かってくる速度の大きさを vb はね返すときの速度の大きさを vb' と置く。
次に、精霊界から召喚するナニモノカ(C)の質量を mc 、系の運動量を保存するために必要な速度の大きさを vc とおく。
はじめ mb*vb の運動量を持つBは、はじき返したときには -mb*vb' の運動量を持つので、
その差分の大きさは mb*(vb+vb') となり、これが C の受けるべき運動量の変化分となる。
したがって、砲弾返しの魔法が成功した場合、Cの速度の大きさは vc = mb*(vb+vb')/mc となっている。
系の持つ運動エネルギーの変化分は (1/2)(mb*vb'^2 + mc*vc^2 - mb*vb^2) となり、これが投入すべき
エネルギーである。
ただ、これだと無限大の質量を召喚したら、となるので、召喚に必要なエネルギーは召喚する質量に比例する
(比例定数:k)とするのがいいだろう。
これで誰か検証キボンヌ。
考えればふんどしばっかの話ってのもいやだよな、その逆も然りだが。
自演乙。かえっていいよ。
>>409 強い魔法を使うと熱射病で倒れる魔法使い萌え
>>414 で、乗り込んで来た自衛隊に射殺ですね。確かに萌えます。
>>413 B
人 ←● (砲弾が向かってくる)
速度:vb、質量mb
C
○ 人 ←● (精霊界からCを召喚。)
仮想質量:mc
←○〜〜〜〜● (BとCの間で系を形成し、砲弾をはじき返す。)
←○ ●→ (運動量は保存されるが、エネルギーを投入する必要がある)
速度:vc 速度:vb'
人 ●→ (人は速度変化なし。Cは投入したエネルギーごと精霊界に帰る)
ウザイからいちいち突っ込むなっつーの。
>>418 それがこのスレの意義だろうが。
ビキニss投下されねえからって、そうイライラすんじゃねえよ。
だから、スルーされてんのわかんねえのか?
実は、医療用に一缶10000kcalくらいの病人食があるのだが・・・
知ってる限り、経口で一番エネルギー効率が良いのはこれ。
10000kcalくらいってどのくらいなので?
仮想質量を構築する段階で相当量のエネルギー損失が出ないか?
E=MC2とは言わないが(何せ仮想だから)
後で還元されるにしろ質量を持つエネルギー体を構築するだけのエネルギーは一人で補えるのか?
むしろ「矢返し」という名称でも矢をそらす程度のモノが主ではないのか?
その上で上位のスペルとして矢をそらし重力ターンみたいにして来た方向へ返すとか。
このスレの中でも一番出番少ないのって潜水艦だよなあ。
ファンタジー世界の海中は現実世界よりも数倍危険だからな。
リヴァイアサンやクラーケン等の、どう考えても太刀打ちできない生物が目白押し。
428 :
423:04/01/31 01:39 ID:???
>>410の式から、トータルで必要なエネルギー E は、
E = k*mc + (1/2)*mb*(vb'^2 - vb^2) + (1/2) * mb^2 * (vb+vb')^2 / mc
これをmcについて微分して
dE/dmc = k - (1/2) * mb^2 * (vb+vb')^2 / mc^2
この式の値が0のとき最小のEが得られるので
mc = mb * (vb+vb') * (2k)^(-1/2)
代入して最小のEを求めると
E = (1/2) * mb * { vb'^2 - vb^2 + 2 * (2k)^(1/2) * (vb+vb') }
ただ、これはあくまで必要な効果を得られる最小のエネルギーなので、
カスな魔術師だとエネルギーの無駄使いをしてしまうと思われ。
だれか検算よろ。
>>425 カロリーメイト・・・1本100ki
つまりカロリーメイト100本分
しかし一缶って何リットル?
人間が1日に必要なエネルギーって確か2000kcalだったよな。
その5倍か・・・。
人間の胃の容量はどのぐらい?
魔法使いが使える魔法の上限は「一度に摂取できるカロリーで出来る仕事」ってネタは既出?
1.5gぐらいだったとオモタ。
ちなみに、男性のほうが女性より容積は大きい。
大喰い競争には4〜5gくらい食う香具師が出てるな。
ところで自分、文系なんでおぼろげにしか解らんのだが、
「魔法使いは摂取したカロリーで魔法を使っている」
「魔法の仕事の反作用は術者にかかる」
こういう理解でいいの?
いいと思う。
むふー。
話のキモの自衛隊が召喚された時の扱いの表現がうまく行かぬ。
投下、も少し待ってクダシャイ
>>418 >>420 双方いい加減にすべし。
大体前者は自粛すべきであるし書き込むにしたってせめて対象を明らかにしておくこと。(全員に対してと誤認の恐れ)
後者は自作自演の完全な証拠もなしにそうやっていちいち相手の行動を煽るな、このまま行くと荒らし指定になるぞ。
そうなってしまった場合次スレでさらにガイドラインの制約が増える恐れがある。
今度から気をつけてほしい。
魔術師は普段から大食いのため
平和なときは丸々と太り、戦時にはみるみる痩せるということか……
「戦時は美人で求婚したが、平和になったらナンジャコリャーッ!」
113氏の
「魔法はすごい。でも魔法使いは不安定。だから社会システムに組み込まれる
ことはないし、産業が格段に進歩するというような反則級の大活躍もしない」
という説明に裏づけができた気がする…
どー考えても早死にするって。
つまり魔法使いの必須条件は魔術の才能と健康な消化器ですか・・・・
寿命短そうだな
日本製の生活習慣病対抗薬を安定供給すると言えばなだれをうって
寝返りそうだ。
ここに要る人の大半は、もはや小説などどうでも良いような予感。
SSが投下されてるときでも議論優先だし。
>>444 大事なのは「SSと議論、どっちが重要か?」ではない。
「面白いか面白くないか」だ
オレはツマランSSより面白い議論を歓迎するぞ。
無論、面白いSSは大歓迎だが。
つまり、444や漏れは議論よりSSの方が面白かった
とゆーわけか
賛同
ただ >面白いSSは大歓迎
おもしろいSSが 「続いて、ちゃんと完結してくれること」は大歓迎
448 :
433:04/01/31 11:10 ID:???
>>439 ども、しかし「なにか」を呼び出すエネルギーって
>>424氏が言ってるように、
とてつもないものになりそうなんですが・・・
これって要するに「空間を捻じ曲げる・穴を開ける」ってことじゃないんですか?
そんなことができるなら時間にも干渉できるような気が・・・。
「イゾルデ」でも出来ないことを人間一人のカロリーで出来ますか?
それともオレ勘違いしてる?
解りやすい解説おながいします・・・。
個人的には忍者や戦術、魔術の考察も好きだが、
SSが投下されるときぐらい黙って欲しい物だ。
間に議論が混じると、多少とは言え確実に萎えるし、
SSの作者氏も気分がいいことはあるまい。
住人がネタを出さず、クレクレ厨しかいない荒れたスレ・活気の無いスレに
いいSSは投下されない。
一握りのSS職人に依存することなく、
住人が積極的にスレを運営しているのは名スレの特徴。
いい傾向だと思うよ。
>>450 確かに管理自営できてるのは評価すべきだが、
主戦力をないがしろにするのもどうかと思うぞ。
前衛の偵察部隊が威力偵察で敵の主陣地に突撃をかける様な物だ。
いずれ主力はここに要る必要は無いと判断して転進してしまう可能性があるぞ。
作者方にも多少の自己顕示欲もあるでしょうし・・
もちろんこれはネタを提供する人にも言えることだが。
452 :
450:04/01/31 11:34 ID:???
>>451 おれの文章は>>444-
>>447の流れの続き、
投下した時は
>>449の文章がはいってなかった。
SS職人さんをナイガシロにするつもりはないよ。
昨日の続き
僕はP220と一緒に渡された書類を一瞥した。彼女に関しての尋問の結果ね・・・
お名前はユニア・フォン・・・・にわかには発音できないな。とりあえず偉そうな名字だ。
ちらりとユニア嬢の顔を見てから名前を見る。ユニアちゃんね、近くで見ると、いや遠くからでもいいけどこの子可愛いなぁ
と純粋培養の僕はその時考えてしまっていた。純粋培養って何かって?
僕のように中学を出てからずっと大学まで工学系の学部にいる男の人の蔑称。
ようするに青春を野郎ばかりの集団で過ごすと言うことだ。僕なんか七年間女の子がクラスメートになったことが無いぞ。
うん、これ以上は悲しくなるからやめよう。さらに書類を読み進めるが・・・すぐに止まった。
分かったのはこれだけ、一つ、彼女は帝国の同盟国いや属国かな、そこの王女だと言うこと。
二つ、嫌になってくるが彼女の世界では高貴な人が捕虜になるのは恥らしいと言うこと。
分からないでもないけどお嬢さん。捕虜になった以上は自衛隊じゃ殺さないと思うよ。
段々と頭が痛くなってきたぞ。ファンタジーな世界って面倒なんだな・・・
とりあえず僕はユニア嬢に声をかける。何事も最初はコミュニケーションを取りましょう。
「えーと、こんにちは。僕は防衛庁の長嶺士朗と言います。貴方の監視役を勤めますので宜しく」
出来うる限り友好的に見えるであろう笑顔をみせて僕は右手を差し出した。P220はベルトに挟んだ。
ああ、にもかかわらずユニア嬢は僕の右手を無視してくれたよ。純粋培養よありがとう。次に何をすればいいのかわからない。
「おぬしは誰じゃ」
暫し固まってしまった僕にかけられたのは、彼女の外見通りの可愛らしい声だった。いや、多少不信そうなものも入っていたけれどもね。
ユニアは無理やり着せられたのだろう作業服を掲げて見せた。もちろんまわりの自衛官も同じものを着ている。
そういえば僕が今きている服は周りから見れば奇妙かもしれない。
一応はこれも「作業服」だよ。高校のものだけれども。
僕に下された前線への派遣命令は急だった。それまでは僕は防衛庁でスーツ着て仕事していた。
さすがに前線にスーツ着ていくわけにも行かないし、ごたごたのお陰で正規の作業服は支給されないし・・・
そんなわけで僕は目立たない色だからいいだろうと自分を納得させて実習服を着たのでした。やっぱり変かな。
もちろんここまでの経緯を説明してもユニアが理解するとは思えない。
「えーと、僕は戦闘部隊じゃなくて補給って分かるかな?食料とか武器とかの貯蔵と運搬とかの係りだから制服違うの」
なんかデジャブだ。その時彼女が見せた侮蔑の目線・・・コミケ参加者を見る出社中のお姉さんの視線、あれは冷たかったなぁ
畜生、今彼女に軍隊と補給について小一時間説明したい。
「取り敢えずあれに乗って。貴方は港町まで移動します。そこで尋問をうけますから」
意外にも彼女は素直にヘリに乗った。興味津々といった顔で周囲を見渡す。
僕は少しばかり嫌な予感がしていた。まさか逃げ出すつもりじゃないだろうな・・・
まぁすぐに飛び出すだろうから脱出はすぐに死に繋がるが、うん?ユニアは死にたがっているのか?
それからしばらくの間、僕はいやがるユニアに無理やりシートベルトをつけさせたのだった。
頬の擦り傷は勲章だと思おう。そこ笑うな。いや
新満州の物流に、深刻な問題はないハズだっ
た。24万haの入植地は広大だが、約40km×約
60kmの長方形でしかない。列車や輸送車両で、
物資を数百km運搬しなければならないような事
態は当面は考えられていなかった。
約8300総トンのRORO船で本土から運ばれた
肥料、殺虫剤、種苗は新旅順港で揚陸され、隣
接する物流基地に集められる。そこで物資が仕
分けされ、開拓地に配布される。
内陸部で発見された油田を開発すると言うイレ
ギュラーさえなければ、物流に問題は無いはず
だった。
秋津二尉が発見した油田は、非常にのんびり
としたペースで開発が進んでいた。十分なイン
フラが存在すれば、急速な開発が行われただろ
う。だが、そんなモノは新満州の荒野には存在
しなかった。
油田の埋蔵量は非常に多い。順調に開発が
進めば、数十年間は発電用重油の不足を心配
する必要はなくなるらしい。冬場の暖房の為の
燃料確保にもなる。
しかし、諸般の事情から、開発は遅々として進
まなかった。
男達は黙々と木の苗を植えていた。
国内で植林していたNPOから巻き上げた苗
は少量で、極々僅かな面積にしか植樹出来な
かった。
しかし、数年後には先行植樹されたアキグミ
が小さな林を造り、ナラやブナなどの広葉樹が
植樹可能な土壌を作り出すだろう。
見渡す限りの荒野も、数十年後には豊かな
森林へと変貌している。男達はそう信じていて
疑わなかった。
>>457 乙かれー。
やっぱこういうSSはいいな。
「どれだけの資本・物資をどういう手順で投入するか」
これが書かれているかいないかで、説得力に天と地の差ができる。
ああ、美しき数字と論理の世界よ。
キター(AA略)
>>451 確かに過去ログ読み直したら、みんな議論に熱中してSSへの反応が薄いな。
オレ的には前スレの自衛官?がトイレごと召喚されたSSは地味ながら
読ませるモノがあり、期待している。
あとはcall50氏の「土木戦記」や上の「メイドさんの戦塵」も楽しんでいる。
ひとつエスエス職人さんたちへの感謝を込めて、なにか支援をしないか?
「あなたのSSが楽しみだ」の一言でも励みになると思うのだが。
俺は蹲り、震える『女』の長い髪を掴み、喉を露出させて、私物の『剣鉈』で一息に貫いた。
延髄を貫く固い手応えが、命の重さと尊さと儚さを俺に実感させる。…『女』が真っ当な人間で
は無い事が、俺にとっての唯一つの救いだった。痙攣を繰り返す肢体は、反射的なものだろう。
「…悪く思うな…。コイツは自衛のための『超法規的処置』だ…。生きてられちゃあ困るんだよ」
俺はRCN、レコン、いや、偵察大隊に所属する隊員だ。所属は…言えない。この世界の状況を探る
先遣隊として、活動していた。この深い森で消息を断つ偵察隊員が続出したため、遂に新米である
『俺』の番が廻って来たのだった。事の真相は…。俺はあちこちに転がる木乃伊化した死体を眺めた。
…見覚えの有る迷彩服姿だ。『女』はそう、俺達の世界で言う、『淫魔』だった。
大方、女に目が無い『先達』達は誘惑に負け、『精気』を搾り取られたのだろう。下半身丸出しの、
萎びたナニが露出した姿がその醜態を雄弁に語っていた。
「童貞で助かりましたよ、先輩方…。女だろうが何だろうが、敵の前で迷うよりはマシですよ。
御蔭で生きていられる。敵を前にして、気持ちイイだとか余計な事を考えずに済みますから…」
俺は『女』を蹴り飛ばし、剣鉈を喉から抜いた。笛の様な高い音が、『女』の裂けた気管から漏れた。
OD色一色に塗られた、自分の乗って来たオフロードバイクに向かって歩き出した。背負った無線機が重い。
無線は…この森では何故か使えなかった。何らかの妨害手段を、森が有しているのだろう。此処は異世界だ。
何が有ったって不思議では無いのだ。油断は即、自らの死に繋がる。背後の茂みが、突然、不自然に揺れた。
俺は肩に掛けていた、64式小銃を降ろし、茂みに向けた。…特科隷下なので、89式はまだ、回って来て
は居ないのだ。しかしこの場合はそれに感謝した。弱装弾だが、7.62o弾は弾頭重量で弾道を保ってくれる。
「出て来い…。この『女』の様には為りたく無いだろう? 」
「どうして…殺したの…? お母さんや私は…ただ此処で生きているだけなのに」
「俺を恨む位なら、浅ましい種族に生まれ付いた己自身を恨むんだな、淫魔」
そう、此処に棲んでいた淫魔は『母娘』だった。俺が『処理』したのは妖艶な『母』の
方だった。可憐で清楚な少女の外見を持つ『娘』は、俺が森に入った時に顔を合わせた。
…『母』が病気で苦しんでいる、と、この森の奥まで案内して来たのがこの『娘』だ。
「私たちは、何にも悪い事、していないのに! 忌み嫌うのはいつも…」
「黙れェェェェェェェっ!」
俺の腕の中の64式が、一声吠えた。…天に向かって。そうだ。この世の生けとし物は皆、
他者から命を奪い、生き延びる。俺達とこの淫魔に何の違いが有る? …大した差は、無い。
「…来い。『食事』に困らん所まで、俺が連れて行ってやる。『馬鹿な男達』が沢山
居る『街』までな…? この森は後発の部隊が通過する予定だからな」
俺は淫魔をバイクに跨らせ、その後ろに跨った。俺は『馬鹿な男』に為るまいと心に誓いながら。
キター(AA略)
まあそれはそれとしてだ、害獣は駆除すべきでは?
まあ、障害の一例ではあるな? 駆除はせねばならんと思うが…まあ言い方は悪いが、
別の用途に使える、害獣と言う事でな? 共生関係を結べるやもしれん。一体居れば現地
住民との無用な摩擦を避けられる場合がある。うむ。…中曽根、何故小官を白眼視する?
SS職人さん乙カレー
漏れも速く書こう…
あとで人権とかがややこしくなりそうだな。
「サキュバスの人権を勝ち取れ」という展開がまっていそうだ。。
それまでには人に安心なセックルを開発することが前提だが。
アホ人権派が青少年に与える害からサキュバス追放といっていたが
セーフセックルが見つかった途端、
サキュバスに人権を、といいそうで怖いが。
>>464 でもねえ、生物兵器というのは制御できないわけで、だとするとリスクが高すぎるんじゃないかと。
そう考えると絶滅させてしまった方が安全じゃないかと思うわけで。
研究用なら死体や肉片で十分だし。
>>465 そうなる前に絶滅させればモウマンタイです。
サッキュバスとインキュバスはリバーシブルだからな〜〜〜。
サッキュバス相手に「害獣駆除」なんて言ってる椰子は
「ウホッ、良いインキュバス」とか言ってそーだしな〜〜〜。
とにかく、非ヘテロは巣にカエレ!
>>466 なあに、制御出来なければ敵方にばら撒けば済む事よ。此方さえ対処方法を間違わなければな。
向こうの上層階級は対処方法を知っていても、兵士どもは民間伝承を知っているのが関の山だろうよ。
生物兵器と言う物は危険度が高いほど有効なのだよ。性病の蔓延なんぞもイイかも知れぬな?
>>468 ああ、それもいたな。そういえば。
とりあえず、そいつらも絶滅させる必要があるな。
>>468 そこで童貞や処女だけで結成された駆除部隊の編成が必要となるのだよ。
聖職者など、裏で何やってるか解らんからな? うむ。
サキュバスといえば初代スレにもネタがあったな。覚えてるか?
> 809 名前:名無し三等兵[] 投稿日:02/12/02 02:58 ID:w02iEY7N
> 飛んでくるのかよ。でも直接殺したりはしないんだよね?ならば・・・
> 司令・この部隊一のサルは誰だ?
> 幹部・みたむら士長でありマス!!
> 司令・よし!!今夜よりみたむら士長に増加食を支給しろ!!
> あかまむし五本だ!!
> 幹部・了解!!
>>469 まあ、
>生物兵器と言う物は危険度が高いほど有効なのだよ。
というのは同意しますが、問題は、やつらは高度な知能を持った害獣であるということでして。
高度な知能を持っているということは、決して一方的に利用できる相手ではないということです。
(下手するとこっちが利用されます。)
もう1つ言えば、連中は人間を捕食する生物であるので、害獣というより天敵といった方がいいかもしれません。
つまり、向こうにとってこちらは餌でしかないわけです。
結論:天敵とは共存できません。
>>468 対サッキュバス部隊
女性のみで構成
対インキュバス部隊
男性のみで構成
お、萌え要素を入れられた。
あんまり喜ばしくはないが。
>>472 小官、ギャグ風味は演りたく無かったのでな。何と言うかこの…殺伐さを感じさせたかったのだよ。
緊張感だな? まあ実体がどうあれ、軍組織である。その…。うむ、まあ、何だ、暴力装置であるから。
ほのぼのしたのは貴兄らに任せて、小官は突っ走るとしよう。激しく臭くてもな。
SS作者は多い方がいい。スレに活気がでるからだ。
>471
おいおい、それは椰子らの大好物ぢゃないか。>道程と処女
>473
天敵がいるから、個体数の調整が行われて自滅せずにすむ。
>>475殿の編成がベストだ。問題は捕獲か殲滅かだが…。多分ドラマも生まれることだろうよ。
481 :
473:04/01/31 16:50 ID:???
>>479 あ、それなんですが、人間限定の話なんです。
結論の部分を”人間の勢力圏を拡大するためには邪魔な存在である”に訂正しておきます。
482 :
475=473:04/01/31 16:51 ID:N43xzeVH
>>480 殲滅に決まっておるではありませんか。小官殿。
>475
だから〜〜〜、椰子等は表裏一体なの。
>対サッキュバス部隊
>女性のみで構成
サッキュバス(女性体)はインキュバス(男性体)に変化して、御馳走様ですた。
>対インキュバス部隊
>男性のみで構成
インキュバス(男性体)はサッキュバス(女性体)に変化して、御馳走様ですた。
とゆーふーになるんだってば。
sage忘れたすまん。
>>483 だとすると、ホモばっかり集めた部隊を作るしかないな。
無論性転換手術済みの。
あ、やっちまった・・・。
||
||
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ ノ
∪∪
人型をして居るので厄介なのだよ。小官の様な人でなしならともかくな?
色香に迷う隊員続出なのだ。特に自衛隊員の童貞率はその…非常に低い。
処女率もだ。致し方無い事では有るが、頭痛の種では有る。素人童貞率は高いが。
閉経後のばーさまと役立たずになったじーさまの軍団で充分だ。
色恋沙汰には程遠い少年少女に訓練を受けsPAM!!
>>485 ひっくるめて「夢魔」っていうくらいで、
対象が望む夢を見せながら(見せることで?)精を吸う、のが基本。
だからリビドーの存在する生き物なら性的志向がどうあろうと
襲えるのでないかと思う。そして戦闘意欲とリビドーは密接な相関がある、ともいう。
何が言いたいかというと…小官殿、期待しております。
>>487 生息してる地域を丸ごと焼き払うしかないか。
あるいは、例によって麻薬汚染作戦。
しかし、歩兵で殲滅となると、使えるのがいない。
ガイドラインがあるからサイボーグは禁止だし。
>>483 ふむ? 何を抜かすと思えば…どこで仕入れた知識だ? 大方同人誌か?
あやつ等は雌性体と雄性体に分かれて居るわい。魔女裁判文献や悪魔関係辞典を
目を皿の様に読むが良い。それは、人の欲望から生まれた者ならば正しいかも知れぬ。
しかし、人型と言う形態を取る複雑な生物体ならば…中性体は『奇形』なのだ。
その様なあやふやな物が、種族として存続出来ようはずも無かろう、喝!
と言って見たものの…。夢魔なのだよな。基本的にはだ。1950年代の出現例は、
エクトプラズム状で有ったしな。
>>483殿、脊髄反射レス、深く詫びよう。
>>489 大丈夫、目標に近づいたら遠隔操作で起爆させる。
♀なら孕まされてるのでヤヴァイかもだけど
♂なら精子くれてやるくらい良いんじゃ?
まあ、淫魔の事はまったく知らないわけだが
まあ、ガイドライン
>>2の
4.F世界側の設定は作者が勝手に決めることが出来る。
なわけだが。
>>498 ホントにそう思うか?
淫魔は男から奪った精子で女を孕ませるというぞ。
つまり、ある日突然、見知らぬ女の子から「パパー」って呼ばれるんだぞ!
>>500 ぬぉ、なるほど精神攻撃か_| ̄|○
かなりのダメージになるが、ヤツら(淫魔)は一体何がしたいんだ?
精液や愛液そのものが彼らの食料である場合と
性交によって得られる精神的なナニやらが欲しい場合があるのでは?
魔術とかでは命の素として扱われる事が有るし
>>502 実は、自衛隊を異世界に召喚した勢力の手先。
自衛隊がもとの世界に戻れないように縛り付けるのが目的。
>>504 細かいことはケンチャナヨということで、さっさと帰りそうだが。
>>503 かぁいいエルフ娘が回復魔法をかけると言うことで、
彼女の荷物の中からインクと筆を取り出して掌に魔法陣を描き始める。
インクの成分に人間の精液が混じってたりすると。
>505氏がどういう意味で疑問に思ってるのか分らんが、
精液は錬金術やらオカルトやらでホムンクルス(人造人間)の材料の一つだな
馬の血液(内臓?)と人間の精液と水銀と賢者の石を40日間煮込むんだったか
んなことしても生ゴミか産廃ができるだけだと思うが、F世界はあなどれないからなぁ
精液摂取しないと生きていけないホムンクルスなんて知らんぞ
>509
さすがに賢者の石は使わないはず。それを手に入れることが
錬金術の目的の一つだから、手に入ってる時点でもう錬金術の研究終わりだし。
ちょっと思ったんだが錬金術ってF世界的にはどうなんだろ。
魔法?科学?
現実世界の錬金術には哲学的側面があったらしいから、
魔法でいいんじゃない?
現実の錬金術は化学のゆりかごだったが、F世界では魔法でいいんじゃね?
物理的な現象を起こせる魔法が実在するから、神秘学や神学なんかうっちゃって、
そっち方向へ発達すると思われる。
小説を書いたので投入します。
ほかの人の作品の様に、世界観の描写や萌えは無いデスが、
自分が提出した戦術の原理に従って、出来るだけリアルに、思考過程を書いたつもりデス。
形こそ違えど、ノリは出来る限り野号令・・の様な物に近づけて要るデス。
6月24日 10:00時 晴 戦闘団戦況
最初の目標の村、ウオッカの北方5キロに到達した第三戦闘団は
そこで20分間の小休止をとる事を決定、周囲に警戒部隊を配置した後、休息に移った。
その間に村上一佐は幕僚達をあつめ、部隊に配備されているOH-6が撮影した最新の偵察の写真などを参考に、
最終的な作戦の決定を行なうことにした。
目標の村は街道沿いの人口100人前後の村であり、周囲に畑と果樹園が広がっている以外に対した障害は無かったが、
問題はそこから7キロ先に行った町をどう攻略するかであった。
村の先三キロで山間が狭まり、隘路を形成している上に、その隘路の途中で道は二手に分かれている。
片方は河川が浅瀬になっており渡河可能なものの、道幅が狭く、大型車両通行の困難な山道が1つ、
もう1つは山道より距離は短いが、馬車レベルの重量しか耐えられない釣り橋が掛かった、幅10メートルの谷川を越えなくては成らない道である。
(『吊り橋』と『浅瀬』以外の場所の渡河は谷川である事を考えると非常に困難である。)
そのまま二手に分かれたまま突き進むと町の前2kの隘路で道は合流し、街道は山から抜け出す
あとは町に辿り着くまでの間、街道の周りに平凡な水田と林が広がっているだけ。
敵戦力の分布は今のところほとんど不明。少なくとも町と村の中に駐留しているのは間違いなかった。
が、家屋が三十軒に満たない村では、人口以上の兵力を常時駐留できる訳が無く、敵主力は町にある物と考察できた。
また、ジンの町を越えて10キロ先にある町、ベルモットの町も昨夜新たに敵国であるミント国側につくと宣言していた。
が、これは村上支隊の管轄ではなく空挺団の管轄である。
しかし、これにより村上支隊はベルモットの町側からの助攻をして貰えなくなったのは間違いない。
改めてその情報を受け取った村上は考える。
命題は既に決まっている。
『敵戦力の撃滅』。および『ジンの町ウオッカ村の占領』だ。
さて、次に何を考えるか、
1「主力の前進方法から考える」、2「戦術目標を考える」、3「当面の前進目標を考える」、などなど、
村上には考えなければ成らない事は山ほどある。
(図が無いので解り難いですが、適当な図を頭の中に描いてみて一緒に考えてみて欲しいデス。)
6月24日 10:05時 晴 戦闘団戦況
村上は第11師団長から与えられた命令を「任務分析」し、達成すべき目標として、
・最も望ましい展開は、村を即座に制圧し、隘路の先、二本の外線の合流地点より先で敵主力を補足撃滅し、町を占領する事。
・次に望ましい展開は、村を即座に制圧し、隘路の先の二本の通行可能地点を確保し、進撃を妨害する敵戦力を撃滅しつつ町へ進出する事
・3番目に望ましい展開は、村を即座に制圧し、隘路を占拠確保し、敵戦力を圧迫しつつ、一週間以内に町へ進出する事
・最小限の目標は、村の占拠を行い、隘路に置いて防御するであろう敵部隊を圧迫し、障害を超えて一週間以内に町へ進出する事
と判断した。さて、この中のどれを最初に考えるべきか。
便宜上、隘路から二本の線、2本の線の合流点の間を中央山地と呼ぶ。
敵の指揮官がまともであるのなら、村を攻撃された事を察知した時点で中央山地に兵を配置して、
我部隊の進撃を阻止してくるに違いない。
もしかしたら村を抜かれた時を考えて、既に少数の部隊を配置してあるかもしれない。
その場合、我が方が隘路や渡河点に到達する前に敵が隘路や渡河点に陣取るかもしれない。
つまり敵主力と山間部に置いて激突する事は間違いなくあると考えるべきである。
そこで村上一佐は、作戦の基調を決定するのが最優先と判断。
『普通科を主力とした機動戦により中央山地に侵入する敵の撃破を考え、戦う』事を前提として、2の「戦術目標の決定」を最初に行なった。
「攻撃だ!全てはそれからだ!」、ドイツ軍を最も恐れさせたアメリカの有名なメイ指揮官、パットンの言葉に村上は習ったのである。
次に、村上は地図を眺めながら緊要地形の再確認を行う事にした。
(緊要地形とは、味方が絶対に確保すべき地形の事デス。)
(この場合、ウオッカ村、ジンの町を除くと4個あるので次を読む前に考えてみて欲しいデス。)
前々スレあたりでサッキュバスハーフの娘の話がなかったか?
たしか、思春期を迎えて身体はフェロモンでまくりだが、性格は
真面目な学級委員長とかで
日本に被差別種族が難民としてやってきた次の世代で、尻尾や角が生えた
美少女、美少年が珍しくなくなった社会設定で
6月24日 10:10時 晴 戦闘団戦況
航空写真による地図を眺めると、緊要地は直ぐに見えてくる。
まずは「ウオッカ村」の先3キロの中央山地の入り口に当る『隘路』が1つ目、
車両の通行が困難とはいえ、歩兵ならば通れる『釣り橋』が2つ目、
車両ではそこに行くまでに困難が伴うが通行可能な『浅瀬』が3つ目、
そしてそれらの道が合流する『集合点(隘路)』が4つ目である。
つまり、ジンの町の手前の隘路は、最大限に効率よく戦闘するための目標となり、
ウオッカ村側の隘路は作戦遂行の際に発生する犠牲を最小限に抑える為にも、ぜひとも獲得したい重要地点である。
中央山地は、中央山地に流れる中央川が谷を形成し、二分している。
よって予想される戦場は『ウオッカ』側山地と『ジン』側山地の二つとなる。
この二つの予想戦場を連接するのが「浅瀬」と「吊り橋」であり、それぞれ予想戦場に置いて目標となる地形である。
また、今重要だと考えた地域を結ぶ接近経路も大事である。作戦線(背後連絡線)となる道であるからである。
続けて村上一佐は『敵の可能行動』を考える。
・中央川より『ウオッカ』側にて我に対し攻撃、もしくは遅滞を行なってくる。(ウオッカ側隘路を含む)
・中央川より『ジン』側にて攻撃、遅滞を行なう。
・中央川に置いて防御線を構築、防御、遅滞する
・ジン側の隘路に置いて防御、遅滞する。
・ジンの町に置いて防御する。
・ベルモットの町に後退、友軍と合流して防御する。
(あなたがジンの町側の指揮官になったつもりで、第3戦闘団に対抗する方法を考えて欲しいデス。)
(また、今回の話には関係ないデスが、敵が常にこちらが予想する敵の最大利益行為を行なうとは
限らないデス。必ずしも合理的に考える指揮官ばかりでは無いのデス。ので実際の戦術を考える際はその辺に注意デス)
6月24日 10:13時 晴 戦闘団戦況
敵にとって最も効率的な我に対する対処方法は
・中央川より『ウオッカ』側にて我に対し攻撃、もしくは遅滞を行なってくる。(ウオッカ側隘路を含む)
である。仮に我(村上支隊)が敵(ジン側)にウオッカ側隘路を抑えられたと仮定した場合、
隘路突破に置いて我は相当量の出血と作戦遅延を迫られるだけでなく、
その先に置いて、浅瀬側の道と、吊り橋側の道、両方から来る敵に対し、
内線作戦を強要され、更なる出血と作戦遅滞を強要される。
敵にとっては外線作戦となり、最も効率よく我と戦闘を行なうことが出来うると考えられる。
また、・中央川より『ジン』側にて攻撃、遅滞を行なう。 の場合、
ジン側山地において、外線状況を確立するにはどちらかの橋と隘路を確実に制圧しないとならない。
また、引き込んだ敵に万が一隘路を突破された場合(その場合相当の出血を要求できるが)、
橋を占拠していた部隊は包囲殲滅されてしまうことになる。
また、この場合ジン山地に側に引き込む部隊は、歩兵に限定させる為に、確保する橋は北側となる。
・中央川に置いて防御線を構築、防御、遅滞する
のも悪くないが、
・中央川より『ウオッカ』側にて我に対し攻撃、もしくは遅滞を行なってくる。(ウオッカ側隘路を含む)
とほぼ同じだけの仕事量が要求される事になる。それならばウオッカ側で戦闘したほうがマシであると考えられる。
・ジン側の隘路に置いて防御、遅滞する。の可能性もあるが、この場合敵は隘路とはいえ、
我に対し外線作戦を迫られる上に、ここを抜かれた場合我の機甲打撃戦力によって敵は大打撃を受けることになる。
・ジンの町に置いて防御する。
・ベルモットの町に後退、友軍と合流して防御する。
は総じて問題外である。仮にそんなふざけた手段をとったとしても、我の戦力の集中を招きタコ殴りに遭うだけである
よって村上一佐は、敵は、『中央川より『ウオッカ』側にて我に対し攻撃、もしくは遅滞を行なってくる。(ウオッカ側隘路を含む)』と判断した。
>>509 我々の世界では観測技術と情報伝達技術の未熟さゆえに、
種々の幻獣・伝説が生まれまちた。
そしてその「迷信」がどういうカタチをとるかは各民族の神話・宗教に基づきまつ。
F世界においてはその世界の客観的事実とは別に、その世界の住人の世界認識と
それをもたらした精神世界の考察が必要と考えまつ。
先の魔法の考察はその前フリなのでつ。
6月24日 10:15時 晴 戦闘団戦況
次に村上一佐は「命題」と「前提」を『分析』した
『命題』は
・『敵戦力の撃滅』。『ジンの町とウオッカ村の占領』
であり『前提』は、
・我は普通科を主力とした機動戦により中央山地に侵入する敵の撃破を行なう。
・「隘路」、「吊り橋」、「浅瀬」、「集合点(隘路)」の四つの緊要地形を確保する必要がある。
・吊り橋は歩兵限定、浅瀬側の道は大型車両の移動は困難ながら、渡河自体は可能。それ以外の地点の渡河は困難。
・主戦闘が予想される地点は、中央川を挟んで、ウオッカ側山地かジン側山地である。
・敵は、中央川より『ウオッカ』側にて我に対し攻撃、もしくは遅滞を行なってくる。(ウオッカ側隘路を含む)
である。
これに対し、村上一佐は(ウオッカ側)隘路突破後の戦術として三つの進撃方法を上げ、(隘路突破までは、同じ方法で戦う)
・遠回りになる浅瀬側に戦力を集中し、吊り橋側の戦力を少なめにする方法(施設科で車両用の道を開設し前進)
・一番近い釣り橋に戦力を集中し、浅瀬側に向かう戦力を少なめにする方法(施設科で架橋して前進)
・双方に向かう戦力を均等化する。(施設科も分散)
の戦法と分析した結果を見比べた上で、幕僚達それぞれの意見を聞く事にした。
一人目の幕僚は、敵に先んじて吊り橋に戦力を集中して付近を占拠し、戦車橋による渡河を行なうべきと進言する。
二人目の幕僚は、敵前で渡河準備をする危険を避ける為に、施設科で進撃路開設を行って浅瀬を渡河すべきと進言する
三人目の幕僚は、両方に均等に戦力を送り、確保できた方に施設科を回して効率よく渡河すべきと進言してきた。
(今回も宜しければ、貴方ならどれを選ぶか考えて欲しいデス)
(また、戦いの9原則の主導の原則を思い出して欲しいデス)
(一人目の幕僚は「先の先」を、二人目の幕僚は「後の先」を、三人目の幕僚は「互いの先」を狙っているデス)
以上で今回の攻勢に移る自衛隊側の更新終了デス。
「結論」は次回更新で出すデス。
好評だったら防御側の「命題」「前提」「分析」「総合」「結論」もさせてもらうデス。
名無し志願兵氏の更新終わったかな・・・・
・・・・きょろきょろ
投下していいかな?
・・・・こそこそ| 柱 |_-))))コソコソ
終わったようなので、投下いきまつ。
終わったデス。更新どぞ
>>357の続き
目的はそう、耳が長いという者たちである。
案内された先はいくつかある船室の一つだった。
ゆっくりと扉をあけると、確かにそこには耳が長い者がベッドにいたのだった。
あきらかにぐったりとしている。おそらくは脱水症状だろう。
「彼女ら以外にもいるのか?」
「はい」
そうかとだけ呟くと、その隊員にも救助活動に従事するように伝えた後、船長に報告するべ
く、帆船から戻った。
副長からの報告を聞くと船長は自分の耳が信じられなかった。
耳の長い人間など聞いた事もないからだった。
確かに、地球上には首長族と呼ばれるものはいたが。
「とにかく、かれらの意識が戻ってからだな」
「自分もそう思います」
「問題はだな、副長。ここが本当に我々の知っている地球なのかという事だよ。ましてや、私
が知っている限り、耳長族など聞いた事もない」
「そうですね。ただ、ここにも人間がいる事だけははっきりしていますが」
副長の言に船長は頷いた。
日本だけ放り出されたあの日以来、常識と呼べるものが破綻しかけている中で、それだけは確
かなようだった。
「本部に連絡しよう。これが何かの切っ掛けになるとよいが」
ディーンが目を覚ましたのは、「りゅうきゅう」に収容されて2日ばかり経った頃だった。
まず、目の前に飛び込んできたのは、白い天井だった。
ここはどこなのだろう。ゆっくりと頭がはっきりしてきたディーンの目の前に入ってきたのは、
銀色の金属の棒の先に液体のようなモノが入った袋から管がでており、その管が自分の腕へと
伸びているというものだった。
「な、何これ!?」
素っ頓狂な声を出したのだろう。その声につられるようにして、白衣の男が入ってきた。
「●%#*□&」
男が口を開いたものの、ディーンには男が何をしゃべっているのかすら判らなかった。
ディーンが、思わず自分の腕に伸びている管を引き剥がそうとつかむと、男が慌てた様子で、
ディーンを止めようとし、激しく、頭を横に振った。
それをみて、ディーンはそれを外してはいけないのだろうかと思ったが、言葉が通じないのは
もどかしい。
それでも男の口調な身振りから、外す事だけは思いとどまったのだった。
>>526の訂正
>銀色の金属の棒の先に液体のようなモノが入った袋から管がでており、その管が自分の腕へと
>伸びているというものだった。
銀色の金属の棒の先に、液体のようなモノが入った袋がぶら下がっており、その袋から伸びいてる管
が、自分の腕へと続いているというものだった。
那覇港へと着くまでに次々と仲間の意識が戻り互いの無事を喜び合った。
しかし、自分たちが今どうなっているのかそれだけは判らない。判っている事と言えば、揺れ
ている事からどうも船に乗っている事だった。
那覇港へと着いた彼らが驚かされたのは鉄の箱が馬も無しで、彼らの前まできた事だった。言葉
の通じない人間の身振りだと、どうもこれに乗れという事らしい。
誰もその場固まって動こうとしないのを見て取ったのか、付き添っていた白衣の男が率先して乗
り込むのを見て、ようやく恐る恐る足を踏み入れたのだった。
巡視船「りゅうきゅう」からおくられた情報はまず第11管区海上保安本部へと送られ、さらに
国土交通相によって大迫総理へと届けられた。
その報告に、大迫総理は閣僚を緊急招集する事を決めた。
日本を左右しかねない情報があると見なければいけないし、そして、救助した彼らの言葉が判らな
いのも問題だからだ。
連日の国会審議で、身の擦り減るような思いをする閣僚らではあったが、それでも大迫総理の召
集に応じた。
今回はここまででつ。
good jobです!
>>529 乙カレ〜
自分のと違って、キャラが生きてて面白いと思うデス。
GJ!
大迫首相のモデルは大平総理?
>>532氏
>大迫首相のモデルは大平総理?
実は、大迫総理の人物像は、あの「海軍大将」米内光政の人物評を自分なりにイメージしたものだった
り・・・・
>名無し志願兵殿
村落の名称から、敵は熊人間と推測される。
熊人間は勝てそうに無い相手には「焦土戦術」を取る。
よって、熊人間はウォッカ村とジンの村を焼き払い、近隣の森林に
逃げ込んで、ゲリラ戦を行うものと予想される。
…ネタ混じりでスマソ。
535 :
113:04/01/31 20:27 ID:???
>>513 こうか?
5km先が現在地
↑
。Vodka
|
(中略)
|
>|<隘路
| \
吊橋 | \浅瀬
――――-][-――――― Central riv.
| /
| /
>|<隘路
|
(中略)
|
×Gin
↓
Vermouth 10km先
>537
5km先が現在地
↑
。Vodka
|
(中略)
|
|
|
吊橋 | 浅瀬
――-][-―――||―― Central riv.
隘路1 | 隘路2
|
|
|
(中略)
|
×Gin
↓
Vermouth 10km先
ぢゃないのか?
>>519 敵にたいし、ジン側の隘路に置いて防御、遅滞する。ことを強いる事ができればいい
一人目の幕僚は、敵に先んじて吊り橋に戦力を集中して付近を占拠し、戦車橋による渡河を行なうべきと進言する。
がいいと思います。いざとなったらつり橋を落としてしまえば敵はむこうからしかこられませんし。
新満州方面隊は北部方面隊から転用された
二個師団を基幹に、各地の施設団から抽出さ
れた人員と機材、大量の予備自衛官補を混ぜ
合わせてでっち上げられた。
輸送と運用上の都合、特科も機甲科も存在
しないが、特に問題は無いと判断された。陸自
内部には反対の声もあったが、展開先の新満
州には小規模な馬賊しかいない。機甲科と特
科を運ぶ余裕はないと却下された。
本来の計画であれば、開拓地には十分な護
衛がつくハズであった。順調過ぎるほど順調な
開拓計画に、誰もが正気を失っていたのかもし
れない。
政府による開拓以外に、民間資本と兼業農家
を中核とした開拓団が小さくない規模で入植を始
めていた。それ自体は悪いことではない。国内
の失業率はやたらと高かったし、新満州に農作
業のノウハウを持つ人間は不足気味だった。
それは非常にシュールな光景だった。
カチューシャとエプロンドレスを身につけたメ
イドさん達による塹壕戦とである。
彼女達は来襲するオークから村を守る為に
塹壕に立て篭もり、9mm機関短銃で接近する
オーク達を追い払い、後方から81mm迫撃砲で
死をばら撒いた。
棍棒しかもたず、背後から奇襲する知恵もな
いオーク達に抵抗する術は無かった。
『ムキーーー。次こそは絶対、絶対に負けない
の事アルよ』
『セ、センザン様、その発言はヤヴァ過ぎです(汗)』
『次こそは大陸打通三千里アル! キンピラ
ゴロツキを一網打尽アル!』
『ああ…、もおダメだ…』
『早速、呪術師どもを呼ぶアル!』
『は…はあ? まさかとは思いますが(滝汗)』
『そのまさかアル! 呪術師どもをかき集めて
「猛き者」を召喚させるアル! これで我等の
勝利は間違いないアルの事よ、ポコペン!』
・・おお!反応を下さった方がいるデス!ありがとうございます!
>>537氏、
>>538氏
わざわざ図化してくださってありがとうございます。
ただ、自分がイメージしてたのは
>>537氏のほうデス。
>>538氏、わかりにくい説明で済まないデス・・・
>>539氏。
なるほど、納得できる意見デス。
確かに吊り橋を落としてしまえば、敵は渡河して来れないデスからね・・・
明日の朝になったら、全体的な考察をしてみるデスので、
そのとき自分なりの『結論』を言わせてもらうデス。
メイドさん達はいつもの様に、オークを待ち構
えていた。
その日、現れたのは翼を持つ巨人であった。
彼等は乱射される9mmパラベラム弾を嘲笑い
ながらこう言った。
『ウホッ、良い依代!!』
ぐふ・・・割り込んでしまったようデス・・
この責任は腹かっぱ裂いてとるデス。
ご免!・・・・・ぐふっ・・・
んじゃ、傷口に塩をなすりこもう・・・・・・(酷
え?その手に持っているものは何かって?
えぇ、なんでもないですとも、はい(にこ
>546
お気になさらずに、頑張ってください。
名無し志願兵さんのSSは非常に為になるので
楽しみにしてます。
…今回は「のらくろ風味」が強すぎたかも(汗)
その罪は、SSを書いて、書いて、書き続けることでしか償う事はできない
名無し志願兵殿…生きてください
10日ぶりに着てみて驚いた
スレが異常に早いw
>>551 >10日ぶりに着てみて驚いた
スレが面白くなり始めた頃にいなかったのか。
今晩はまだ遅いほう、先週の土日の流れの速さは異常だった。
1だおーさん、続きまだかな
あと、ヲタSEALはどうなった。せっかく隠れ惚れしたメイドさんと
にぶちん自衛官のラブ濃めに突入しつつあったのに
ああ、続きはまだか
投下準備完了、投下命令ヲ待ツ
SS書いて貼ってもよい?
友軍機ノ接近ヲ確認。
投下完了ヲ確認次第コチラモ投下スル。
二人まとめてキター(AA略)
了解、コレヨリ投下ニ移ル。
同日0921 魔法都市ネリュントス市内
射殺された帝国兵が転がる道を、うめき声を上げる負傷者たちを連れた一隊が移動している。
血走った目をした三人の一士を先頭とする彼らは、一刻も早く車両部隊が待機している場所へ到着しようと必死だった。
既に四回の攻撃を受け、弾薬は早くもその量が危うくなり始めている。
「車両部隊からの増援はまだか?」
重い無線機を担ぐ三曹に一尉が尋ねる。
「はい、敵軍の抵抗にあっているらしく、こちらへはまだ到着できないと」
「急がせろ。このままではヤバイぞ」
「はっ」
「クリア!」
路地裏を覗いていた一士が怒鳴る。
その言葉を聞くと、MINIMIや89式を構えた他の隊員たちがゆっくりと歩き出す。
先ほどの一士はすぐさま次の路地目指し、小走りで走り出す。
「もういないみたいだな」
同じく走りながら同僚が言う。
「だな、しかし油断するわけにはいかんだろう」
三人目の一士が会話を締めくくり、路地へ向けて銃を向ける。
油断なく周囲を窺いつつ、その中へと入っていく。
「クリ・・・ウワァァァッァ!!!」
PAPAPAN!!
「どうした!?」
他の二人が銃を構えつつそちらを向いた瞬間、先ほど叫んだ一士が通りへと飛び出してきた。
だが、その上半身と下半身は別々になっている。
「てっ、敵襲!!!」
同僚の仇をとるべく、怒りに燃える二人の一士は問題の路地へと突入しようとした。
しかし、後ろから凄まじい熱を感じ、振り向いた。
視界一杯に広がる赤。彼らが知覚できたのはそこまでだった。
二人を襲った火炎の温度は摂氏250度。
絶叫する間もなく全身を焼かれ、呼吸系を全滅させられ、二人の一士は弾薬をその熱量で暴発させながら地面へと吹き飛ばされた。
「な、なんだありゃあ」
呆然と呟く一尉。
その上空をなにやら怪しげな生き物が旋回している。
彼が気づいたときには手遅れだった。
生き物は上空からファイヤーボールのようなものを吐き出し、彼と通信士、その周囲にいた数名の負傷者とその搬送要員を焼き尽くした。
同日0930 魔法都市ネリュントス郊外 陸上自衛隊海外派兵団本部天幕
「通信が途絶えた?」
車両部隊からの報告を受けた通信士が不安そうな声を出す。
今まで悲しい知らせならば一生分は聞いたが、状況が不明になるという報告は初めてだったからだ。
<はい、現在救援に向かうために部隊を編成しておりますが、先発隊が未だに交戦を継続中であり、間に合うかどうか>
「ヘリを出そう」
不意に会話に割り込んだのは、ヘルメットを小脇に抱えたパイロットだった。
そう、陸上自衛隊の整備班は、危機的状況が多発している現状を見過ごす事を良しとせず、ヘリの部品をヘリで空輸する、それもバケツリレーのように基地から基地へ、と
いう方法で何とか二機のUH−60JAを用意できたのだ。
「許可する。二個小隊を連れて行ってくれ」
パイロットの後ろにいつの間にか現れた斉藤が告げる。
本部の警備についている中隊から二個小隊を供出するというのだ。
「い、いやしかし、それではここの警備が手薄になってしまいますが」
不安になったらしい幕僚の一人が口を挟む。
「ここには物資も車両もある。二個小隊もいればいいだろう?」
「で、ですが万が一を考えますと・・・」
なおも引かない幕僚。
本部はこの作戦の要である。
ここが落ちるようなことがあってはならない。
大体、ここが敵地である事を考えれば一個中隊ですら不安なのだ。
「89式戦闘装甲車や96式装輪装甲車が数台いるのは心強いです。しかしだからといって普通科を減らすのは不安です」
「君の考えはもっともだ。私も不安ではある。だが、今戦力を必要としているのは我々ではなく、あそこにいる彼らなのだ」
天幕から見えるネリュントスを眺めつつ斉藤。
「それにだ、後方の基地からの増援も要請する。どのみち減少した戦力のままでは撤退すら不安だからな」
「は、はあ」
納得しきれない表情は浮かべたものの、人としても自衛官としてもそれを拒否する事が許されない事を分かっている幕僚は納得した。
「と、いうわけだ」
くるりと向きかえると、斉藤は先にパイロットに敬礼した。
「直ぐに部下達を連れて現地へと向かってくれ」
「はっ!よし!お前ら行くぞ!!」
惚れ惚れするような見事な敬礼をすると、パイロットは直ぐに天幕の入り口に来ていた同僚を連れて仮設ヘリポートと駆け出していった。
第一次投下完了。
第二次投下ハ2330ヲ予定。
570 :
名無し三等兵:04/01/31 23:16 ID:gz3sPgDi
>568
乙です。
いい機会なので、ここにssを投下してくれるすべての職人さんに、捧げ銃!
571 :
570:04/01/31 23:20 ID:???
すいませんさげ忘れました…
止まっちゃったなあ。
乙でした
脱力物(サキュバス&全裸)の小ネタ行きます
in戦闘終了後の会議
>>291の続き
(゚∀。)<とぅ〜るるとぅ〜るる
('A`;)<…あー…
(・∀・;)。o0(…マダナオラナイノカヨ…
(;´∀`)。o0(…頭が…頭が痛い…
|;゚ー゚)。o0(…同じエルフ…
(゚∀。)<とぅ〜るるとぅ〜るる
( ; ̄+ー ̄); ̄∀ ̄)<う、うはwwwごめwww
(゚∀。)<アヒャヒャァ〜…
('A`;)<…とりあえず話、初めてよい?
(;´∀`)<…は、はい…
( ; ̄+ー ̄); ̄∀ ̄)<…ご、ごめ…
('A` )<いや、貴方達じゃないから
培;゚ー゚);´∀`); ̄+ー ̄); ̄∀ ̄)て<…じ、じゃあ…
('A`;)<…激しく言いにくいんだけど…
自衛隊がサキュバス殺して歩いてる…っての…聞いた?
|;゚ー゚);´∀`); ̄+ー ̄); ̄∀ ̄)<ええ、まあ…その、はい…
('д`;)<……………………
培;゚ー゚);´∀`); ̄+ー ̄); ̄∀ ̄)て
\_WWWWWWWWWWWWWWWWW/
≫ ≪
≫ ま さ か 私 達 も !? ≪
≫ ≪
/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
|;゚ー゚);´∀`)<…いや、全裸はそうかも
( ; ̄+ー ̄); ̄∀ ̄)て<うはwwwショボー(´・ω・)人(・ω・`)-ンwwww
('A`)<だから殺すならとっくに皆殺しにしてると言うのもマンドクセ
培;゚ー゚);´∀`); ̄+ー ̄); ̄∀ ̄);゚ω゚)て
('∀`)<信頼してないなら敵として見ているとゆー事ですが…何か?
言いかえれば信頼してるよ
(;´∀`)<…で、では…一体…
('A`)<…サキュバスも帝国に追われてやって来ますた
と言うか既に基地内に居ます
(  ̄+ー ̄) ̄∀ ̄)<うはwww汚名返上の機会wwwおkwww
_, ,_ ちょっと狩してきますwww
..('A`#)<…保護してるのに殺してどうするんだお前等は
培;゚ー゚);´∀`); ̄+ー ̄); ̄∀ ̄);゚ω゚)て
(;・∀・)<…そ、それって命令違反じゃ…
('A`)<はっきり言って命令違反
(;・∀・)<…す、すごく(・Α・)イクナイ!!予感が…
('A`;)<本人が言うまで区別つかなかったからマンドクサイ
(;・∀・)<…あ〜…
|;゚ー゚)<そ、それでどうするんですか?
('A`;)<とりあえずサキュバスの族長交えてお話します
そんな訳で入ってきて。ただし誘惑するなら覚悟してね
(;゚ω゚)<…さ、サキュバス怖いょぅ…
(;´・∀・)<…よ、よろしくお願いします…
((((;゚ω゚))))ブルブル
('A`)<…さて、と…
ドキドキ(;´∀`)ドキドキ
('A`)<…サキュバスって魔族関係…だったよね?…たしか…
(;´・∀・)<…は、はい…
('A`)<召還主との契約とかも存在する?
(;´・∀・)<…します…
('A`)<その契約を破ったりは?
(;´・∀・)<…い、一族の名誉にかけてありえないと誓います
('A`)<…………………………
(;゚ω゚)<…さ、サキュバス危険だょぅ…怖いょぅ…
(;´∀`)<…わ、私も同意見です…
('A`)<時に…ダークエルフ族長としての意見は?
|。。;)<…よ、よくわからないです…
…これまでは…これまでは狩られる立場でしたから…
(;´∀`)て
('A`)<…と、言うわけで保護は決定します
ただし条件付で
(;´・∀・)<…じ、条件って一体
('A`)<契約してそれに従うなら
(;´・∀・)<…わ、わかりました
('A`)<…で、その契約だけど…
一つ、
日本国及びその同盟国家全ての住人の生命を危険にさらしたり、下僕としない
一つ、
日本国及びその同盟国家を除いた、他の地域での行動に付いては一切制限を設けない
一つ、
人は汝に危害を加えない。前記二つが破られない限り
('A`)<…で、よい?
(;´・∀・)<…わ、わかり…
('A`)<貴方じゃなくそれ以外の人に聞いてます
|*゚ー゚)<…わ、私はいいです
(;´∀`)<…一族に危害が加えられないなら…
(;゚ω゚)<…ぃょぅはやっぱり怖いょぅ…
('A`)<…で、契約を交わしたわけだけど…
(;´∀`)。o0(…少し不安…
(;´・∀・)<…あ、あの
('A`)<?
( ´・∀・)<…いいんですか?こんなに簡単に契約して…
('A`)<?
( ´・∀・)<貴方達を虜にする事など一族の力を…
(;・∀・);゚ω゚)。o0(キタ━━━(゚Д゚;)━━━!!!!
('∀`)<してみれば?
構いませんよ?別に
(;´・∀・)<…そ、それはどう言う…
('∀`)<契約の三番目よく読んだ?
人は汝に危害を加えない。前記の二つを破られない限り…ってはっきり書いてるよ?
(;´・∀・)<……………………
('∀`)<死体と血で舗装された道を歩きたいならどうぞご自由に
止めませんよ
(;´・∀・)<…わ、わかりました…
我が名と我が一族の誇りにかけてこの契約を守る事を誓います…
('∀`)<ありがとね
ンで、ロサさん
(;´∀`)て<…は、はい…
('∀`)<ロサさんにも契約して欲しいんですが…
(;´∀`)て<…わ、わかりました…
('A`)<…で、その契約ですが…
こんな感じです
(;゚Д゚);゚Д゚);゚Д゚):゚Д゚);゚Д゚);゚Д゚)<…ポカーン…
('A`;)<…え、えーと…そんなに変な契約ですか?
|*゚ー゚)<…へ、変と言うかその…
(;T∀T)<…屈辱だ…こんな屈辱520年の人生の中で初めてだ…
(;´・∀・)。o0(…エルフでなくてよかった…
…神よ、生まれて初めて感謝します…
( ;T+ーT);T∀T)<うはwwwおkwwwww
(;゚ω゚)。o0(…何言ったらいいのかわかんないょぅ…
(゚∀。)<とぅ〜るるとぅ〜るる
一つ
エルフ一族は全裸及び下着姿で屋外をウロウロしない
一つ
特に全裸ではウロウロしない
一つ
全裸で歩く変態さんは通報します
('A`;)<…いや、嫌ならいいけどその…
(゚∀。)<とぅ〜るるとぅ〜るる
(;T∀T)<…契約自体は構わない…
私も全裸には反対していた
(・∀・ )<…なら契約…
(#T∀T)<我が名誉にかけて断る!!
('A`)。o0(…ヤパーリ…
…フウシュウモマンドクセ…
(#T∀T)<このような契約我が命にかけても…
仮に結ばなければ命が無いとわかっていても私には結べない!!
('A`;)<…や、やっぱり習慣…
(#T∀T)<習慣などではない!契約を結んだが最後、私の名前が刻まれるんだぞ永遠に!!
子供のしつけ以下の…裸で外を歩いちゃ駄目よ(はぁと♪という契約に!!
('A`;)<…あ…
(#T∀T)<もし結べと言うなら…結べと言うなら我が命を賭けた魔法で全て焼き払ってやる!!
(゚A゚;)<…ろ、ロサさん落ち付いて!!
( ; ̄+ー ̄); ̄∀ ̄)<…う、うはwww自爆魔法www
逃げるが勝ちwwwおkwwwww
(・Д・;)<…に、逃げないで呪文詠唱止めるの手伝ってー!!
(;´・∀・)<…わ、私も逃げさせてもらいます…
(゚A゚;)<…あっあっああー!!
落ち付いて〜!!
(・д・;三;・Д・)<誰か〜!誰かいないの〜!?
(=゚ω゚)が久しぶりに出てきた。
---後日談---
結果として契約は結ばれなかったものの全裸で…
また、下着一つで外をウロウロするエルフを見かける事はこれ以降無くなった
自衛隊員の安堵と憎悪…褌男エルフとランジェリー女エルフが見られなくなった事によるもの…
を少し残したまま、いかなる時でもマシな服を着るという習慣が根付く事になる
暴れるロサさんがブッ放した攻撃魔法でこんがり焦げた('A`)と(・∀・)の遺志を受け継いで…
('A`;)<死んでない死んでない
(・∀・;)。o0(…( ̄+ー ̄) ̄∀ ̄)の回復魔法が無ければ死んでたけどな…
(  ̄+ー ̄) ̄∀ ̄)<うはwww最後の全裸魔法は回w復w魔w法wwwおkwwwwwwww
('A`;)<…最後だからと見せびらかすの止めて…
…イヤホントオネガイシマス…
(・∀・;)<…………………………
(A`;)<??
(・∀・;)<…当りました…“ペトン”と…
('A`;)<…南無
(・∀。 )<…とぅ〜るるとぅ〜るる
おわり?
>>584 終わりです
はっきり終わりと書かなかった&つまらなくてごめんなさい。・゚・(ノД`)・゚・。
>585
お疲れ様でした。
面白かったですよ。
次回を楽しみにしています。
「どういうことだ佐久間三等陸曹っ!」
叫ぶと同時に僕は勢いよく領主の机を拳で叩いた。
「……事後承諾になったのは遺憾であります」
言葉こそ丁寧だが、目の前の下士官はどこか無表情だった。
今日、会議を終えて館へ戻ると、血相を変えた前島が走り寄ってきた。
理由を尋ねると、佐久間が武器庫から拳銃を持ち出して街へ出て行ったというのだ。
いったい何を考えて彼がそんな行動へ出たのか最初は理解できなかった。
が、ややあって僕はあることに思い至った。
彼は、佐久間はあのネリェントス市街戦の生き残りなのだ。
そして、街の教会には帝国寄りの思想を持つシュレスヴァイラが療養中だ。
僕は彼が常軌を逸した復讐に出たのだと思い、返す刀に自転車で街へ戻ろうとした。
しかし、そのとき石畳の道をとぼとぼと歩いてくる人影が見えた。
一人は迷彩服、もう一人はメイド姿だった。
佐久間は何があったのか聞くこともできずに呆然とする僕に腰から拳銃を取り出して差し出し、
申し訳ありませんでした、と一言だけ喋った。
そして、夕刻になろうかという今、この領主の部屋で事情を聴取しているのだ。
「事後承諾だって? あんなものを持ち出して彼女にいったい何をした!?」
僕は語気も荒々しく詰問する。
佐久間と共に戻ってきたメイド、シュレスヴァイラは、暗い表情で俯き、半ば放心状態だった。
いくら声をかけても何も喋らず、彼が彼女にいったい何をしたのか見当もつかない。
「彼女には気の毒なことをしました……」
「だから何をしたのか聞いてる!」
「自分が正気かどうかの、判断材料にしたんです」
「判断……材料?」
自分が責任を追及されていることを自覚していないかのように淡々と答える彼に、
どこか背筋の寒いものを感じながら、僕は聞き返す。
「はい。理屈で説明するのは難しいかもしれませんが……
あの魔法都市で……自分は『正気』なんてものをどこかへ置き忘れてきてしまった。
それを、もしかしたら取り戻せるかと思ったんです」
「ワケが分からない。そんなことで復讐なんかを」
「復讐じゃありません。そんな気持ちは彼女へ抱いていません」
「じゃあなんで!?」
佐久間の考えていることが全くみえてこない。
僕は半ば苛立ち机を叩く。
「似てた……」
「……え?」
佐久間はまるで今気付いたかのような微かな呟きを漏らした。
そしてゆっくり、回想するように話し始める。
「あの夜、狂った彼女の姿が、自分と……いやあの街で見た味方も敵も……あんな狂った姿をしていた」
悪夢を思い出すように、苦りきった表情だ。
彼はあの戦場で、いったい何を見、何を感じたのか。そんなことは、僕には分からない。
しかし、彼の人生そのものを変えてしまうほどの強烈な体験だったことは確かだ。
彼は意味不明の苦笑をしながら僕を見つめた。
「彼女……気がついてからは死を望んでいたのは御存知ですよね?」
「あ、ああ」
「それが、自分と重なったんです……。戦友をおいて、自分だけ生き残った。そのことに押しつぶされて、
死を望んでいたあの頃の自分と」
「もしかして……お前彼女を救おうと?」
「いえ……三尉のように自分はそこまで優しくないです」
自嘲的な笑みを浮かべ、彼は頭を横に振った。
「ただ試しただけです。かつての自分のように。
望んでいたはずの本物の『死』を目前に、逃げ出すならば『死』を……
逃げ出さないなら、絶対に安楽としての『死』など与えない」
佐久間は今まで見せたことのない厳しい表情を垣間見せる。
「それが、自ら生きるという選択です」
彼は、断固とした意思を持って断言した。
「自分が狂っているとお思いなら更迭でもなんでも処分をしてください。
判断は、三尉にお任せします」
彼は話し終えると観念したかのように頭を垂れた。
僕はここまで聞いて、いや途中からだった。
あることを思案していた。
ここにくる前までの僕には到底考えつかないような、
半ば大胆、半ば無謀な考えだ。
「佐久間。お前は今日から……」
僕のためらいがちな言葉に佐久間がわずかに反応する。
「お前は今日から、彼女についていてやれ」
僕の命令に、彼は首をかしげた。
「彼女?」
「いや、彼女たち、というべきかな」
佐久間が目を見張る。
まさか、自分にそんな役目を与えるとは予想していなかったに違いない。
「……いいんですか?」
「彼女達の暗部まで理解してやれるのは、甘ちゃんの俺じゃない。お前だけだ」
僕はぶっきらぼうにそう答える。
この野郎、余計な心配かけさせやがって。これくらい働いてくれなきゃ困るぜ。
佐久間は、椅子から立ち上がると、陸曹らしい決まった敬礼をかざした。
「了解しました。三尉」
こうして純潔の猟犬のメンバーは、『エクト暫定管理機構特別警務部隊』として新たな任務につくこととなった。
そして、数日後、佐久間の後ろには、いつの間にかあのシュレスヴァイラの姿があった。
あの狂気じみた高飛車な態度はなりをひそめ、今は寡黙な淑女といった雰囲気だ。
いったい何が彼女をそうさせたのかは、佐久間と彼女だけにしか分からないのだろう。
佐久間が彼女に、ぎこちない笑みを見せると、彼女もほんの少しだけ、柔らかな微笑を返していた。
これでよかったのかは分からない。
ただ、僕一人で全てがうまくはいかないという、痛烈な事件として、このことは締めくくりたい。
今日はここまで。今回の話はいくつか書いたけれど、無意味に長いので
思い切ってハショりました。
>>元1だおー
ウホッ! いい仕事……
やっぱりこれ、マジで一冊書けるんじゃないか?
はしょった部分はtxtかなんかにしてどっかにupして欲しいぞ!
シュレスヴァイラタン/;=゚ω゚)=3ムハァ
/⌒ヽ
ヒタヒタ / =゚ω゚)=3 ムッハー!
/ ∪ /
( ヽノ
ノ>ノ ヒタヒタ
三 しU
>594
お疲れ様です。
今回はシュレスヴァイラタンがイイ!!
続きを早めにおながいします。
元1だおーさん乙!
す、すごいですね。それに比べて私は・・・「シャンディのパラドックス」化
が進みつつあって、輸送戦記と書いておきながらまだトラックも出ていない
体たらく。
早く進めるように努力します。
とゆー事で5回目の投稿を開始します。
>>貼り貼りさん
乙〜
かなり好きですw
次回を楽しみにしています
14
5回目の投稿
輸送戦記?
草木も眠る丑三つ時。つまりは午前2時。僕は全然眠れなかった。
同室の連中がたてる鼾が「急に」大きくなってしまえば眠れるものも眠れなくなってしまう。
大気汚染や人工の光がないから星の光で真昼とまではいかないが、夜なのにとても「明るい」。今日
は新月だから月が見えない。月が出ていたらもっと明るく見えるだろう。
そんな美しい夜に僕は宿舎を出て、基地内を気晴らしの散歩をしていた。
それにしても急に明るくなったな。こんなに明るかったっけ?まあいいや。
ぐるっと一周してからまた戻ろう。
と散歩を始めて当直詰め所のそばを通り過ぎたらいきなり捕まった。すぐに放してくれたけど。まー
真夜中にうろうろしていれば「ばんかけ」を食らう事が日本ではあるし。顔見知りの隊員がいたので
説教代わりに荷物の運搬を手伝う事になった。
隊員「A-10の倉庫まで持っていくのを手伝ってくれ。俺も手伝う」
丁度いい人間が現れた・・・ってところか。
2人で世間話(ハート○ン軍曹みたいな教官は実はかなりの恐妻家だとか、姉御とミランタンのファン
クラブが結成されたとか)をしながら歩いている
うちに気がついた。
僕「あれ?夜間訓練か何かですか?」
隊員「いや。そんな予定はねーぞ」
僕「だって、グラウンドのずっと向こうに黒装束な人が5人ぐらい見えますけど」
隊員がマジな顔になってよく目を凝らす。
隊員「・・・よく見えたな。俺だとぼんやりとしか見えんぞ。でも誰かが動いているように見えるな・・・」
なんだかやばい事になりそうだ。
15
隊員が無線で会話中
隊員「当直07より当直室へ。現在G-5地点。第1グラウンド付近で侵入者を5名発見。送レ」
当直室「当直室より07。触接は可能か。送レ」
隊員「07より当直室へ。同行中の草壁なら見える。だが暗視装置が必要と認む。送レ」
当直室「当直室より07。暗視装置は無い。非常呼集をダマテンでかけ、今から増援を送る。それまで触
接を続けろ。送レ」
隊員「07より当直室へ。了解。触接を継続する。」
隊員「聞いたな。それじゃあ早速後をつけるぞ」
私「訓練未了。しかも民間人を使いますか、ふつー」
隊員「100回の訓練よりも1回の実戦と良く聞くぜ」
私「訓練100回の方が損害無しで錬度が上がって良いと聞きましたけど」
隊員「・・・しょうがないだろう。使えるものは親でも上司でも使えさ。悲しいけどこれって戦争なのよ
ね〜』」
私「そんな事言う人嫌いです」
隊員「んな事を言ってないで行くぞ」
私「休日が欲しい」
隊員「知らないのか?休日は非常事態のベルで取り消しになると相場が決まっているもんだ」
16
増援が15人+2人
15人は「ハートマ○軍曹みたいな」教官直率の陸自隊員。残りの2人は姉御とミランタン。
問題は姉御とミランタンの格好だったりする。
僕「あの〜姉御たちのその服は・・・」
姉御「寝ていた所を叩き起こされたんだからしょうがないでしょ」
確かにそうだが・・・背が高くて、セクシーダイナマイツッッッ(死語)なダークエルフのお姉さんが
『とんでもなくフリフリなパジャマ』の上に軽い上着を着ているだけというのは衝撃的です。これで
クマのぬいぐるみを抱えていたら立派な少女趣味です。・・・部屋でやってそうだな。
ミランタンはかなり透ける素材のネグリジェに黒のランジェリー! 雪のように白いエルフに黒は美し
すぎます。しかもあのランジェリーとかは全部絹だぞ。高級品なのは間違いない。光沢が違う・・・
と下着談義はこのへんにする。
侵入者は10人。それ以外は見つからなかった。教官の意見ではどう見てもプロで、動きが違うらしい。
まープロなら動きが読みやすいようだが。
僕がこっそりと侵入者を監視しているうちに、教官が当直司令と作戦についての打ち合わせがおわっ
たらしい。どうやら姉御たちの支援(照明)を受けた待ち伏せのようだ。・・・ならば交戦までの部隊
の眼は僕かよ。畜生。責任重大じゃないか。
今回はこれで終了。
相変わらずペースが遅いなぁ。
乙かれ〜
ガンバテーネー
/⌒ヽ
/ *=゚ω゚) ムッハー
/⌒ヽ| つ⌒ヽO
/*=゚ω/ / *=゚ω゚) ムッハー
| つ⌒ヽ| つ⌒ヽO
/ /*=゚ω゚) / *=゚ω゚) ムッハー
/⌒ つ⌒ヽO つ⌒ヽO
/*=゚/*=゚ω゚) / *=゚ω゚) ムッハー
| つ| つ,/ノ| つ⌒ヽO
と_と_) ∪,と_) *´_ゝ`)すいません ミランタンに萌えようとしたら姉さん萌えなヒタヒタに取り押さえられましたよ
例の大魔法でクレーター作ってヌッ頃すのが早いと思うんだが、どうか?
乙〜
けど、早い、早いよ、○○○さんw
でもスレの伸びがこのところ早いね^
>>607 誰がどんな目的で進入させたか知りたいと思わないか?
それはさて置き、漏れはミランタンの下着ドロに1フセイン
パラライズとかチャームとか使えないの?
クレーター作るよりは遥かに小さいエネルギーで出来そうなものだけど。
>603
お疲れ様でし。
ミランタンの下着と続きを早急な投下を激しくキボンヌ。
>607
確かに殲滅するならそれが早いんですけど、アレは1回撃ったら
丸一日は魔法が使えない&同じく体力を消耗してしまうぐらい魔
力と体力を馬鹿食いする代物なのでめったに使えない設定にし
てあります。だから13で姉御たちは怒られている時に上の空だった
のです。
あと、侵入者を捕まえて「どこの所属」「誰に頼まれて」「何のために」
や錬度を測るためにいきなり殲滅はちょっと。
死体になってしまっては裏切りとかそういった工作がかけられません。
まー死体は死体で調べればいろいろ分かるとか。医学の進歩って
すごいな〜
カレーといえば、姉御とミランタンのフンド(PAM! PAM! PAM!)
おう、色々考えてるうちにこんなに進んでいるとは……
流れを遮ってスマソ
>544 名無し志願兵殿
地形に関する情報はわかったが、敵味方の戦力に関する情報/分析が欠けている
特に航空戦力。OH-6がある事はわかったが、ヘリボーンが可能ならば状況はかなり変わる
敵側については数と武装、それに魔法の有無/威力の設定が重要であろうか
特にこちらが戦車を持っているとして、敵側にその装甲を破る火力があるか否か
あと、双方が、互いの相手の戦力をどの程度把握しているか、というのも大事
(味方の魔法に対する知識、敵側は自衛隊が相手だと言う事を知っているのか、等)
狭隘な地形を利用した防衛戦術としては、敵を引きずり込んだうえで退路を塞ぎ、
山腹に埋伏させた歩兵でもって伸びた隊列を側面から攻撃するというのは定石
アフガンでもソ連軍がこの戦法でさんざんヤられていうたと思う
山地の植生について触れられていないが、ベトナムのような密林の場合は更に危険
また山道を破壊して通行を物理的に困難にする事も考えられる
(大きな岩を落としたり土砂崩れで隘路を塞ぐとかね)
(続く)
(>615の続き)
一応、こちらが火力と機動力において優り、正面決戦では余裕で敵を撃破できるものと仮定して、
味方側の取るべき戦術は、機動力をいかして山地を最小の損害で抜け、ジンの町を落とす事
山地に残った敵勢力の撃滅は、既に敵の補給を断っているのであとで良い
1.浅瀬側の道を通過可能な車両だけで戦力を構成した場合、それだけでジンの町を落とすに
足りると判断できるならば、これが正解
2.足りないと予想されるなら吊り橋ルートを進んで架橋するべし(というか、他に手はない)
四つの緊要地については、味方が通過する時だけ安全が確保できれば当面は良い
というか点だけ確保しても無意味であり、敵がゲリラ戦術を取る場合には線の確保は難しいので
あまりこだわるべきではない
ま、こんなところでいかがでしょう
しかし
カレー =エルフ
ラーメンー=ドワーフ
と言う設定は最高だな
これだとコネタがたくさんできるし応用もききそうだし
OH-6って、自衛隊にあったんですか?
HPには無かったような?
間違ってたらすみません。
>615-616
植生は
>>302を見る限り、フィリピンのルソン島をモデルにするとよいと思われる。
あと、
>>390を見ると、森の中でほぼ無補給で戦える種族が存在するらしい。
ただ、F世界なので、妖魔(ゴブリンなど)の類が森の中を縄張りにしていて、
人間がゲリラ活動するのは危険という設定も可能と思われる。
今日の深夜進行は意外に伸びてないな。
ここ2日は議論中心で小ネタのssも少ないし悲しい限りだ。
まあ、うんちく眺めるのも楽しいっちゃあ楽しいが、あまり長い長文は・・・・・・
軍板知識のない軍事初心者ROMがいる事も留意して、全てに置いてもうちょっと噛み砕いた説明をキボン。
なんだかんだで、このスレが軍板住人への登竜門になりつつあるのは嬉しい。
基本的な事はこのスレ見てれば、ほとんど出てくるし。(レスの伸びは軍事板内でも1、2位を争うんじゃないか?)
ダレモイナイ・・・。トウカスルナライマノウチ・・・。
キニイラナイカタハスルーシテクダサイ。
「本土で流行しているおやつです」
謎の坊主はそう言って、メイドさんにビニール
袋を手渡した。袋の中には大きなサツマイモが
六個入っていた。
「早速焼いてきますね〜〜。あ、お茶も入れなきゃ」
心底嬉しそうに、メイドさんはサツマイモを焼き
に行く。
「お座り下さい」
「では、遠慮無く」
「本土の食糧事情は良くないようですね」
「間食が取れるのです。良くないと言えば罰が
あたりますよ」
「それはそうですけど…」
「あなたは自衛隊が積極的に攻勢に出るとした
ら、何時頃になると思いますか?」
ん?おわり?
「資源の調査に五年。開発に十年。兵器の整
備と兵士の訓練に五年。どう急いだとしても二
十年以上は先になるでしょう」
「この世界にとっても二十年は短くはない時間
です。自動小銃は無理でも、火縄銃のような銃
器を開発しているでしょう。下手をすれば日華
事変のやり直しです」
「僕のような娑婆っ気満々な奴に言っても仕方
がないと思いますけど」
「娑婆っ気が抜けている方はやる気マソマソでして
な。この腐れ坊主の戯言に、耳を貸して下さる方
はいらっしゃらいません」
「そう言われてもなあ…」
オシマイデス。
>おつです。
ああ、間違った。
>625
お疲れ様です。
>>620 前の土日も議論中心だと思ったが、気のせいかな?
>>628 それには俺も参加してた。
で、しばらく小ネタ(カレー、エルフetc)が平日を占めて、木金あたりから議論が再燃して来て今に至る。
このローテが順調に機能してくれば、このスレが廃れる事はないだろうな・・・
最近、荒らしの粘着でレス刻んでるスレは多けれど、スレにそった純粋な話題でレスを大量に刻んでるスレは珍しい。
このスレは本当に居心地がいい。軍板の寛容さがよくわかるスレだ。
さあ、何回スレを言ったでしょう。
Sir!4回であります! Sir!
不正解。修行が足りん。
投下遅レ申シ訳ナイ。
コレヨリ近接航空支援ヲ開始スル。
このスレでの議論の流れの一側面
各種資料
↓
魔法の産業的・軍事的価値
↓
勇者様が存在する世界での戦争
↓
矢返しの魔法の原理と消費エネルギー
↓
サッキュバス・インキュバスの生態
>>630 5回?
最後の1行を入れると6回、
メール欄も含めると7回?
対魔法護衛艦とか開発されませんかね?
DDM「あべのせいめい」「えんのおづぬ」とか。
同日1022 魔法都市ネリュントス市内
銃声が鳴り響き、神話に出てきそうな形をした魔物が息絶える。
と、凄まじい火炎がバリケード代わりの建物へ向けて発せられる。
「うわちっ!!」
隙間から漏れ出してきた炎で火傷をしたらしい一士が叫ぶ。
しかし、火炎が収まった事を確認すると、焦げている窓枠から身を乗り出し、小銃を乱射する。
PAPAPAN!!
「撃てぇ!!怯むなぁ!!」
陸曹が怒鳴り声を発し、銃声が一斉に鳴り響く。
魔物たちは次々に肉体の各所を撃ち砕かれ、路肩へとその残骸を横たえる。
「伏せろっ!」
号令と共に銃声が止み、隊員達はバリケードに引っ込む。
そこへ襲い掛かる火炎。
しかし、炎を吐けるとはいえ所詮は獣。
窓枠から室内を狙おうとは考え付かないらしい。
火炎は外壁で食い止められ、屋内には被害は生じない。
?終わり?
「糞、もう弾薬も残り少ない。どうすればいいんだ」
決死の戦闘を続ける部下達を見つつ、生存者の中で最高位の一曹は呟いた。
通りを見れば、化け物の死体に混ざり、一尉殿たちの遺体が転がっているのが見える。
まさか上空からあのような攻撃を受けるとは思わなかった。
お陰で一尉殿と一緒に通信士も殉職してしまった。
彼の持つ通信機がなければ、後方や先を行く部隊に救援を求める事ができない。
「一曹殿!弾薬がありません!」「俺もだ畜生!!」
口々に喚きながら一士たちがこちらへとやってくる。
あの混乱の中でなんとか引っ張ってこれた弾薬箱を蹴飛ばす。
「そいつを使え!最後の一箱だ、大事に使えよ」
「了解」
落ち着いたな顔つきをした三曹が答える。
どうやらこいつは既に腹をくくっているみたいだな。
糞、俺は嫌だぞ。諦めてこんなところで死ぬのは。
絶対に嫌だ。生きて帰ってやるんだ。
「一曹殿!!!」
「今度は何だ!」
咄嗟に怒鳴り返してしまう。
いかん、相当参っているようだ。
「み、味方です!味方が来てくれましたぁ!!」
「な、何だと!?」
慌てて窓から外を見る。
上空を旋回する二機のヘリコプターが見える。
ガンナーが重機関銃を構えている姿が見える。
DODODODODODODODODON!!!
ヘリの通過に伴い、突風と弾着が駆け抜け、化け物どもが悲鳴を上げて逃げ惑い、しかし銃弾に倒れていく。
「ははは、いいぞ、素晴らしい!!」
一曹が歓声を上げているうちに、ヘリの一機が高度を下げる。
ロープを垂らし、そこから隊員が路上へと降下する。
すぐさま建物から飛び出した隊員たちが周囲を取り囲み、そこを確保する。
降下した隊員がロープから離れると、次々と隊員がロープを伝って降りてくる。
「よく来てくれた!!」
口々に叫びつつ地上で戦っていた部隊の隊員が降下したばかりの隊員たちの肩を叩く。
降下した隊員達は、それに笑顔で答えつつもヘリから降りてくる隊員達のために場所を開け、周囲に殺到してくる化け物相手に銃撃を食らわす。
「一小隊降下完了!」
およそ二個分隊が降りたところで陸曹が叫ぶ。
この街に着くまで連戦連勝の自衛隊ではあったが、精神病を患うものや負傷するものは後を絶たず、充足率などという言葉はもはや問題ではなかった。
そのため、二個分隊の小隊など別に珍しくはなかった。
しかし、援護される側の地上部隊としては微妙であった。
なぜなら、正規の規模だと一個小隊の増援というのは確かにうれしいが、彼らが今欲しているのは増援よりも補給物資だからである。
ヘリは次々と隊員を降下させる。
降下した隊員は直ぐに周囲へ弾幕を張り巡らし、殺到しようとしていた化け物たちを蜂の巣へと変えていた。
やがて全員を下ろしたらしいヘリは、周辺警戒をしていた別の機と交代し、今度は二機目が隊員を降下し始めた。
だが、四人を下ろしたところでストップがかかった。
一個小隊もつれて来れなかったのか。地上部隊が見守る中、いくつもの見覚えのある木箱が下ろされ始めた。
弾薬箱。
小銃の弾薬を入れるための箱である。
「おいおい、大盤振る舞いじゃないか!!!」
嬉しそうに叫ぶ一曹。
司令部は、末端の部隊が弾薬不足に陥るであろう事まで計算してヘリにこれを載せてきたのだ。
つまり、司令部ではこちらの状況を予測とはいえかなり正確に近い形で把握しているという事である。
と、言う事は、兵員よりも弾薬で乗り切れれば良い=友軍が近くまで来ているということになる。
やがて、ヘリは歓声を上げる地上部隊を残して上昇し、周辺の掃射へとその行動を切り替えた。
同日1136 魔法都市ネリュントス上空
轟音を立て、二機のUH−60JA、コールサイン”オタスケマン01””オタスケマン02”は戦場を支配していた。
力強いローターとエンジンが発する轟音は敵兵を恐慌状態に陥らせ、そして恐怖に震えていたはずの友軍を、いつも通りの無敵の軍団へと戻していた。
DODODODODODODODODODODODODOM!!!
機体に据え付けられた重機関銃は、重い発射音を立てつつ逃げ惑う敵兵たちを遮蔽物ごと粉々に撃ち砕いている。
「いいぞー!!」「もっとブッ殺せぇ!!!」
歓声を上げつつも射撃を継続する地上部隊を眺めつつ、ガンナーは射撃を継続した。
知らず知らずのうちに、彼の口元には奇妙にゆがんだ笑みが浮かんでいた。
神基暦2129年5月22日 魔法都市ネリュントス市内 魔導士協会臨時駐屯所
殺戮の音色は未だ続いていた。
土煙が時折落ちてくる室内は、血の匂いに満ちている。
「やはりこの小娘が?」
返り血に塗れた魔導士が言う。
名前はなんといったか?まあいい。
さきほど、この水兵のような格好をした少女が変な物を取り出したので殺したが、おそらくアレは仲間を呼ぶための魔導具だったのだろう。
その証拠に、一度は通過したこの建物の周りに敵兵が大量に現れ、おまけに空飛ぶ怪鳥すら現れた。
だが、今に見ていろ。私の持つ最大級のあの魔法さえ決まれば。
・・・・・・血が止まらない。
もうだめなのね私。
あの広場で友達が皆殺しにされたとき、私は奴らに連れられてここへと連れてこられた時。助かったと思った。
みんなが私を呼ぶ声が忘れられない。助けて。助けて。私も連れて行って。
振り向かなかった。振り向けなかった!!怖かった。怖かったのよ。
ここへ来てすぐに後悔した。
あいつらは、私を何度も何度も犯した。何度も何度も。
服を投げ与えられたとき、ポケットに入っていた携帯を手に取ったのは何故なんだろう。ここが圏外だなんて分かりきっていたのに。
でも、あいつらは携帯を見て目の色を変えた。
いきなり襲い掛かり、携帯を奪い取ると踏み潰した。
あーあ、パぱ、かなしんでるだろうな。
でも、じえいたいはもうすぐここへきてくれる。
じえいたいが、たすけてくr・・・・・・・
「今です!屋上はなんとか安全です!!」
階段から様子を窺っていた下級兵士が叫ぶ。
名前など知る必要もないが、こいつは連中が襲ってきたときからずっと生き残り、私の役に立っている。
ふむ、下級兵士にしては十分すぎる貢献だな。生き残ったら私の専属兵にしてやろう。
「ごくろう。邪魔をしないようにな」
いいつつ屋上へと出る。
奴らとの戦闘の後に必ずする、なんともいえない匂いが充満している。
屋上の中心へと立ち、詠唱を始める。
「・・・・・・qkazhhhj・・・・・・aiooqqpdldlslk・・・・・・」
魔力が溢れ出すのが分かる。
怪鳥はまだ私には気づいていていないらしい。
いいぞ、もう呪文は完成する。
「・・・・・・古の盟約により、我にその力を与えたまえ!!!!!」
GYAGIGIGIGIIIIII
突然凄まじい轟音が生じ、ヘリが大きく揺さぶられる。
先ほどまで力強い音を立てていたエンジン音がおかしくなり、ローター音もなにやら怪しくなってくる。
「油圧低下!」「畜生テールをやられた!!」
警報音と明らかにおかしいエンジン音で埋め尽くされたコックピットで、パイロットたちは懸命に機体の制御を取り戻そうとしていた。
しかし、攻撃を受けたヘリは言う事を聞かず、どんどん先ほどの場所からずれていく。
PiPiPiPiPiPiPiPi!!
BeeeP!BeeeP!BeeeP!
警報音は止まらない。
全ての警告ランプが点灯し、機体は緩やかな回転を始めている。
みるみるうちに高度が落ち、地面が見えてくる。
「墜落する!こちらオタスケマン02!畜生!墜落する!こちらオタスケマン02!!畜生!ちくs・・」
今回分ノ投下ハ以上。
オ待タセシタ友軍各隊ニ深ク陳謝ス。
乙
(>615-616の続き)敵側の考察
また敵側が、自分達が優勢であると確信している場合(自衛の火力を過小評価してる場合も含む)、
ジン側の隘路を抜けた平野部に陣地を構え、隘路を抜けてくる自衛隊を迎撃する作戦が最有力。
敵側にしてみれば確実に待ち伏せでき、数的優勢をいかせる地形であり(隘路では展開が難しい)、
補給も楽。また自衛隊側は補給の困難を抱え、いざと言う時には山道を退却しなければならない
ので、結構やっかい
もっともこの場合でも、村から町までがたった7kmという事なので、自衛隊側にしてみれば、
山の手前から迫撃砲か155榴で敵陣を砲撃すればいいだけの事だと思うが
隘路にあらかじめ砦が構えてあれば、そこに拠って守りを固める事もあるであろうが、それは
防ぎきる/反攻して勝利する自信がある事を意味している。つまり遅滞を目的に篭城するならば、
それは主力が別にあるか、援軍が送られつつあると言うことだ。まあ、ジンの町の民が避難する
ための時間稼ぎという事も考えられるが
>619
>390のように森の中で無補給で活動できる相手や、ゴブリンの様な妖魔に絶えず補給線を脅かさ
れる様な状況だと、これはまた面倒だね
忘れられないように、こっそりと投下。
玄関に、まだ雨で濡れている男が立っていた。
「よう。俺は高木、高木恵一。お前と同じ、この世界に呼び出され、逃げ出した自衛隊員だ。
まったく、探すの苦労したぜ? 名前は?」
角刈りの頭に、無精ひげを生やしたガタイの良い男がニカっと笑った。
───自衛隊。俺が、所属していたはずの集団。
彼は言った、お前と同じ自衛隊員だと。彼は、俺が何者か知っている?
「タカヤ…。アンタ…俺が何者か、知っているのか?」
この男…タカギから、俺が何者か、聞きださねばなるまい。
「…? まぁ、そこら辺は後で話す。タカヤ。ちょいと付き合ってくれないか?」
後ろでニーナが心配そうな顔をする。
「タカヤ…」
「大丈夫だ、ニーナ。すぐ帰るよ」
「姉ちゃん、ちょっとコイツを預かるぜ。悪いようにはしないって」
男に道を示してもらうように、雨の中俺は進んでいった。
タカギの後をついて行く。
人はほとんど居なかった。雨の中、二人の男は小さな木造の倉庫へたどり着く。
場所は、この街の北と行ったところか。ニーナの家は南なので正反対である。
「ここだ」
音を立てず、中へ入る。
中には、8人の男が居た。
「紹介しよう。君と同じ、日本から召喚された、隊員達だ。
右から、池田、山本、島田、木村、谷、坂本、山岡、幹谷。そして俺、高木」
よろしく、と順に敬礼をしてゆく男達。
思わず…体が勝手に、敬礼をする俺。
「とある人物からの情報でな。タカヤ、君が『逃げ出した』との伝えを聞いて、君を探した。
彼等も同じような方法で、私が集めた」
「…俺は…なぜこの世界に? この世界は一体? 何が起こったんだ?」
今まで誰にも質問できなかったことを聞く。何かを…少なくとも俺よりは何かを知っている彼に問い詰める。
「まあ、落ち着け、ひとつずつ説明する。
まず…この世界は、俺達自衛隊がいた世界とは別の世界…ということはイヤでもわかるな。
俺達は、元の世界…日本からこの世界へ召喚された」
日本…ああ、覚えが…体が覚えている。俺が属していた自衛隊が守らなければならない国。
「まぁ…なぜ自衛隊が選ばれたか、その理由は知る由も無いがな」
タカギは続ける。自衛隊がこの世界に召喚されたその理由を。
この大陸─俺達がいる街が存在する大陸だ─は2つの大きな国家が存在する。
ファブール王国と、ビジィ国。そしてこの国家は近年、争いを起こす。
ビジィ国がファブールの広大な領土を我が物にせんと、宣戦布告をする。
元は軍事力が低いはずであったビジィ。実際、戦争序盤はファブールに押されていた。
しかしある日を境に、ビジィがファブールの軍勢を払いのけ、更には領土を広げつつある。
この街は元々ファブールの領地だったのだが、そんなビジィの勢いに押され、ついにはビジィの領土となった。
ビジィの猛攻の原因には様々な理由があったのだが、その中の最も重大な要素として、自衛隊が召喚されたことがあった。
「つまり自衛隊はその国の戦争兵器として召喚された、というわけか…」
なんだか夢物語みたいだな、と俺は付け足す。
「ああ。…だが、重要なのはその先、召喚術がどのようなモノなのか、だ」
タカギが険しい顔を、さらに歪めた。
オワリ…_| ̄|○ミジケェ
どうも、この先の話がうまくまとまらなーい…
素人なりにがんばってみよう…
658 :
倉庫番:04/02/01 06:47 ID:???
>>595 Wikiは基本的に誰でも編集できるんで、端折った部分を公開する手段となり得ます。
1だおー氏の気分次第で、本人に「メイド/20(完全版)」を投稿してもらうことは可能です。
あくまで本人次第ですが。
(発表された段階で削除された文章が、現在になって本編といっしょに掲載されている例として
フョードル・M・ドストエフスキー氏の『悪霊(新潮文庫)』なんかが挙げられるので、
当初予定されていた『完全版』が本編と矛盾することがあっても問題ないと思われます。)
膠着状態の続いていた戦線に動きがでたのは、僕が赴任してから十七日目のことだった。
これまで塹壕の中で、ひたすら警戒と待機を続けていた僕達にとって、その動きは歓迎
すべきものだった。
例えそれが自分の死を持って終えるとしても。
弾薬の備蓄を完了した特科の連中は、それまでの鬱憤を晴らすかのように、盛大な
弾幕を張っている。
弾着地点から数千メートルは離れているはずの、この塹壕まで崩れるのではないかと
いうほどの激しい砲撃。弾幕のむこうでは鉄火の嵐が吹き荒れていることだろう。それは
多分、この世に現出した地獄だ。
敵最前列にはは、甚大な被害が上がってるはずだ。
しかし、それと前後して始っていた帝国軍の魔法使いによる攻撃魔法が、こちらを
襲っていた。
特科の砲撃とは比較にならない間遠な間隔で炸裂する魔法は、その効果に置いては
二十榴に引けを取らない凄惨な地獄を、こちらにも創り出していた。
前ぶれもなく突如として立ち上る火柱。衝撃と熱風。量産される挽き肉と消し炭。
少なくとも命中率では、魔法に軍配が上がる。
「一分後に総員突撃だ」
班長が命令を伝えてくる。
初弾は装填済み。銃剣はこの戦線に赴任してきた時以来付けっぱなし。いつでも行ける。
僕は突撃の結果死ぬかもしれないことよりも、この塹壕から出られることの方が嬉し
かった。ここは余りに湿っていたし、寒かったんだ。
時間きっかりに友軍の魔法使いによる支援攻撃が始った。敵の魔法使いがいると思しき地点に幾つもの雷が落ち、特科の砲撃も激しさを増す。砲弾には煙幕が混じっていた。
「突撃!」
鬼のような曹長に追い立てられるように、僕達は塹壕を飛び出す。
「うらぁー」
おもいおもいの訳のわからない雄叫びをあげながら、僕達は敵の戦線に向かって
駆けていく。
先頭を駆けていく曹長が敵の矢を受けて倒れたのは、塹壕を出て1キロほども
進出した時だった。
「タンク!」
誰かが叫ぶ。
煙幕の向うから十数騎の弓騎兵が現れていた。曹長を撃ったのはこいつらだ。
その姿を見ると同時に、僕は引き金を引いていた。
弾幕の中をほぼ無傷で潜り抜けてくるヤツらを、僕達は“タンク”と呼んでいた。
“タンク”は今出てきたヤツらのように騎兵が大半だったが、ただの歩兵の群の
こともあったし、本物の竜に乗った竜騎兵の場合もあった。
ただ例外無く、ヤツらはしぶとかった。
とりあえずえずここまで。
続きは忘れられない内になんとか。
乙津カレー
ヒエタニラチャノメ
(・∀・)っ旦
厨設定になりがちなのは承知の上ですが。
懐かしのタイムスリップ大戦争よろしく、F世界への召喚を
政府要人が予見していたというのはどうでしょう?
>665
近い将来の台湾や尖閣での戦争に備えて、政府が食糧
と資源、弾薬を溜め込んでおいたとか。
むしろ、現在蓄えられている資源や食糧が尽きないうちに戦争を終わらせる方法を考えたほうが現実的では?
ここはいっそ近未来にパレスチナ限定核戦争でも起こしておいて
太陽=水素エネルギーへの転換を進め(PAM! PAM! PAM!)
・真珠の涙を流す人魚
その体液は真珠貝のものと同じである。
目に入ったゴミなどを芯にして、
真珠が目の中でだんだん大きく成長してゆくのだ。
大きなものでは1cmを超えるものも!
・宝石の涙を流すエルフ
何とエルフの体内は地球深部と同等の圧力と熱があるのだ!
このため摂取した鉱物成分や目に入った砂などが熱と圧力を受け、
長い寿命の果てに結晶化して宝石となるのだ。
ちなみに排泄物が石油である事はあまり知られていない。
資源に関しては何とかなりそうだ。
670 :
エフル:04/02/01 10:00 ID:???
隊員B「なぁ、なんかヘンな臭いしないか?」
隊員C「あー…なんだこりゃ?」
隊員D「これは石油だな、しかも純度が極めて高い」
隊員B「へー…ってお前よくわかるな」
エフル「へるぷみーへるぷみー、そこのお兄さん方、トイレット紙をくださいませんか」
隊員D「紙? ほらよ…って石油くせーー?!」
エフル「いやぁベリーベリーありがとう! 少々お腹がブレイクDADADAなのです。
これで心置きなくPUTOUTできます」
隊員B「もしかして…この臭いは…!?」
隊員C「おいお前! ちょっと舐めてみろ!」
隊員D「はぁあ?! お前等正気か?! なんで俺がウンコ舐めなきゃなんないんだよ!!」
隊員B「Dよ。 今この地に、石油を味で判断できる人間は君しかいないんだ」
隊員C「君の体験が、我が自衛隊を救うことになる。これがもし石油ならば…!」
隊員D「うわちょとまって! やめて! エフル! 嬉しそうに尻差し出さないで!!」
エフル「さあ、召し上がれ!」
隊員D「亜s;ぢcjはりゃm49?! 亜kg;あj;う6g;lm、vb!!!!」
隊員B「だめだ、こいつ起きやしねぇ」
隊員C「まったく、鍛えが足りないな」
隊員A「…というか石油を流し込んじゃって、大丈夫なのか?」
>>670 なんか燃えるお兄さんのポキール星人思い出した。地球の生物の排泄物を食べて黄金を排泄する宇宙人。
植物を食ってトイレットペーパー(二枚重ねミシン目入り)を排泄する手乗り白熊…
673 :
エフル:04/02/01 10:13 ID:???
>>673 嫌なものを思い出させないで下さい・・・
>>615>>616 確かに、その通りデス。
自分が考えている編成は、以下の通りデス
基本的にこの部隊は第7師団を元に編成された戦闘団デス
自分、自衛隊の編成について相当怪しいのデスが、再編成ということで見逃して欲しいデス
偵察中隊。 兵力145名(三個偵察小隊)
87式偵察警戒車 10両(日本中からかき集めたデス)・・・50人
89式装甲戦闘車 4両・・・40人
74式戦車 6両・・・24
96式自走120mm迫撃砲 3門・・・15
81式短距離地対空誘導弾 2門・・10
軽装甲機動車+軽対戦車誘導弾 1門・・・5
各偵察小隊兵力 42名
87式偵察警戒車 3両・・・15
89式装甲戦闘車 1両・・・10
74式戦車 2両・・8
自走重迫撃砲 1門・・5
上記誘導弾のどちらか 1門・・・5
増強1個装甲車化普通科連隊・・・7個中隊 兵力約1500
2個中隊で1個大隊を編成するため(石油見つかるまでの半年ぐらいの間の時間で再編成やって来たデス。)
三個大隊+戦闘団長直轄中隊1+迫撃砲中隊
各普通科大隊 兵力400人
82式指揮通信車2両・・・16人(一個中隊に一両)
96式装輪装甲車12両・・・120人(全国から集めたデス。
89式装甲装甲車6両・・・60人
高機動車15両・・・・150人
軽装甲機動車14両・・54人・余り2人
戦闘団長直轄中隊 216人
82式指揮通信車2両・・・16人(片方予備)
89式FV12両・・・・120人
73式装甲車10・・・80人
重迫撃砲中隊 96式自走迫撃砲8門、高機動車+120mm4門(三個小隊)80人
一個機甲大隊 3個戦車中隊 33両・・125人
74式戦車24両 96人
90式戦車9両 27人
戦闘団火力
一個自走砲大隊
99式自走榴弾砲6門
75式自走榴弾砲12門
一個多連装ロケット中隊(配属予定)
MLRS×6門(現在揚陸されておりません)
一個混成ヘリ部隊
OH-6・・・2機
AH-1・・・3機
UH-1・・・4機
以上、戦闘部隊およそ2000人
その他後方支援部隊(輸送衛生補給施設通信および行政)1500人
合計3500名
戦闘団利点
圧倒的な火力部隊を有する。遠距離砲戦なら一方的な勝利が見込める
相当の機動打撃力を持つ。
戦闘団欠点
火力が強すぎる為に弾薬の消耗が激しすぎて単独の補給部隊では補給が間に合わない
装甲化され過ぎているので、燃料の消費が洒落にならないので補給を圧迫する。
普通科は団長直轄中隊を除き、悪路に於ける機動力の低下が深刻と思われる。
・・・て所デスかね。
一個機甲大隊 3個戦車中隊 33両・・125人
74式戦車24両 96人
90式戦車9両 27人
戦闘団火力
一個自走砲大隊
99式自走榴弾砲6門
75式自走榴弾砲12門
一個多連装ロケット中隊(配属予定)
MLRS×6門(現在揚陸されておりません)
一個混成ヘリ部隊
OH-6・・・2機
AH-1・・・3機
UH-1・・・4機
以上、戦闘部隊およそ2000人
その他後方支援部隊(輸送衛生補給施設通信および行政)1500人
合計3500名
戦闘団利点
圧倒的な火力部隊を有する。遠距離砲戦なら一方的な勝利が見込める
相当の機動打撃力を持つ。
戦闘団欠点
火力が強すぎる為に弾薬の消耗が激しすぎて単独の補給部隊では補給が間に合わない
装甲化され過ぎているので、燃料の消費が洒落にならないので補給を圧迫する。
普通科は団長直轄中隊を除き、悪路に於ける機動力の低下が深刻と思われる。
・・・て所デスかね。
ぐふ・・二重コピペやってしまった・・・
謝罪。
>>615氏へ
この戦闘団は敵火力がどの程度なのか知らないデス。
逆に敵は一度第11師団に味方が駆逐されているのを見ているため、
こちらの戦力を知っているデス。
>>618氏
OH-6は配備されてるデス。
防衛庁のホームページは少し古くなったポンコツは乗せてもらえないデス。
それと皆様、会話を遮って済まないデス。
それとこの編成は結構適当なので、編成の勉強にはならないデス。
余り信用しないで欲しいデス。
んで、村上一佐の『結論』は12時ごろに提出する予定デス。
会話中の皆様、おさがわせしました。
682 :
539:04/02/01 11:04 ID:???
つり橋は確保だけしといて(落としてもよし。)主力は浅瀬から行ったほうがいいような気がしてきた。
>>681 >防衛庁のホームページは少し古くなったポンコツは乗せてもらえないデス。
ガァアアァァァン
>名無し志願兵氏
>OH-6は配備されてるデス。
>防衛庁のホームページは少し古くなったポンコツは乗せてもらえないデス。
なるほど、そうだったんですか。
ありがとうございます。
魔法のある海戦って、どんな感じになるんでしょうね?
潜水艦
「魚雷1番から4番注水! 1番、2番発射!!」
「了解。1番、2番発射!!」
魔導師搭載艦
「魔導師1番から4番詠唱用意!1番、2番撃て!」
「「ファイヤーボール!」」
という感じ?
「
さて、村上一佐の「決断」を書く前に、
>>539氏の書き込みを検討させてもらうデス。
・一人目の幕僚は、敵に先んじて吊り橋に戦力を集中して付近を占拠し、戦車橋による渡河を行なうべきと進言する。
もし敵が北の浅瀬側を通過しようと目論んだ場合、敵の背後連絡線を遮断できるなどの大きな効果も見込めるデス。
しかし、敵の先の先をねらうこの案、前提はいいのデスが、この案は根本的な問題を抱えているデス。
この場所が『空白地帯』(敵味方部隊が存在しない場所)なら、それを狙ってみる価値もあるデスが、
(と言っても敵が我より先に展開する可能性も有るので自分なら狙わないデス)
どう考えても手前のウオッカ村が敵地である以上、中央山地も敵地と判断すべきデス。
敵主力到達までに橋を確保する為には、味方歩兵主力が突進しないとならないデス。
待ち伏せ、または敵主力との遭遇戦を演じた場合、味方歩兵の損害は計り知れない物となるデス
(もちろん遭遇戦の場合、敵損害は恐ろしい事になるでしょうが・・・)
仮に敵の反撃を押し切って橋を確保したとしても、こちら側の装甲力は橋を通過出来ないデス。
よって自分が敵なら橋を落とさず、自衛隊の歩兵が橋を渡ってきた所を打撃するデス。待機させる兵も少数で済むデス。
また、どの場合にも言える事ですが、
自衛隊側がこの橋を通行不可能にして主力を浅瀬に向けた場合、ジン側主力も浅瀬側に増援を遅れるデス。
すると自衛隊側は浅瀬を基点とした内線作戦を行う事になり、ジン側兵力は浅瀬に向かっての外線作戦を展開できるデス。
つまり
>>517の
・中央川より『ジン』側にて攻撃、遅滞を行なう。
の状況で説明した状況になるのデス。
よってこの「吊り橋」は、「敵を分散させる」という意味に置いても切断できない物なのデス。
(内線作戦とは、緊要地などを中心に広がっていく戦い方で、外線作戦は緊要地に向かって包囲するように狭めていく戦いデス)
(一般的に内線作戦が不利になる場合が多いデス)
訂正デス
>もし敵が北の浅瀬側を通過しようと目論んだ場合、敵の背後連絡線を遮断できるなどの大きな効果も見込めるデス
を
>もし敵主力が北の浅瀬側を通過しようと目論んだ場合、敵の背後連絡線を遮断できるなどの大きな効果も見込めるデス
に訂正。
それと、書き忘れましたが、ジン側兵力は、橋を落とすという選択も可能デス。
強制的に外線作戦に持ち込むわけデス。
がそうすると敵火砲が浅瀬側に集中する事になるので難しい所デス。
>>651氏の
>>ジン側の隘路を抜けた平野部に陣地を構え、隘路を抜けてくる自衛隊を迎撃する作戦が最有力
確かにその通りデス。この点は考えて無かったデス。
デスがこの選択は
・中央川より『ウオッカ』側にて我に対し攻撃、もしくは遅滞を行なってくる。(ウオッカ側隘路を含む)
・中央川より『ジン』側にて攻撃、遅滞を行なう。
・中央川に置いて防御線を構築、防御、遅滞する
・ジン側の隘路に置いて防御、遅滞する。
のあとでも取れる選択肢なので、
自分の優性を信じている場合でも、いきなりこれを選択する事は無いと思うデス。
まあ仮に敵がこの選択肢を選んでくれた場合、大変やりやすくて良いデスがw
・・・と続きを書き込みたいのデスが、
身内がフェィトとか言うゲームをするのでパソコン貸せと脅迫してくるので、
書き込みは身内がそのフェイトとかいうゲームに飽きるまで停止デス。
6時になったら強制的にPCの支配圏を奪い返すデスが・・・
それまで書き込み中止デス。ご迷惑おかけします。
>>685 ただ単に大砲が魔導師になっただけのような気がする。
TYPE-MOONか?
F世界と現実世界、一般人の身体能力をほぼ同じと仮定した場合
TRPGでおなじみの『冒険者』と呼ばれる人々の身体能力ってどんなもんなんだろう?
現実世界と同レベルの成長度だとした場合
ドラゴンでも所詮野生動物レベルの強さになっちゃうだろうし
逆にドラゴンをイメージ通りの化物と設定したら
それとタイマン(?)張れる超人と自衛隊はどう対峙するんだろう?
>>685 頭のまわりに水晶玉浮かべた魔術師が、指揮官の命令を各部隊に伝達。
「ディープワンは銛を投じて旋回舵に投げ入れよ
クラーケンは絡め取り、相手の殻が割れるまで沈降せよ」
魔道師搭載艦
旗を振る海賊風の下っ端風の男
長い滑走路の端には空飛ぶ絨毯に座ったビンラディン風の男。
甲板に書き込まれた風の呪紋が追い風となって絨毯を加速、
高速で空飛ぶ絨毯を投射する。
海面スレスレを巡航する空飛ぶ絨毯は隠形の呪文でステルス化、
馬が一日で駆ける距離を千数えるうちに飛翔して敵船団へ到達。
いかずちを含んだ猛烈なたつまきを召喚してイージス艦攻撃。
692 :
685:04/02/01 15:27 ID:???
>>691 そうか、魔導師を飛ばすという手もありましたね。
その気になれば、ただの帆船が航空戦力をもてるのか・・・
693 :
名無し三等兵:04/02/01 15:41 ID:mLgBzQKQ
佐藤大輔の「皇国の守護者」世界に近くなってきたな
魔道士官が索敵と通信を担当し、翼竜が航空兵力になっている。
まだ読んでない人にはお勧めです。現在七巻まで刊行中。
皇国の守護者って
F-15キラーのレッド・ラディンとかが空中戦するような話なの?
「気をつけろ! 紅い絨毯が来…うわあああ!」
みたいな。
だったら読みたいが……
>>690 ドラゴンが強いぶんには、話は作りやすそうなんだよな。ビジュアル的に面白い。
人間と相容れない異質なもので、圧倒的な強さがあって…と、
自衛隊に「戦う理由」を与えるだけの明確な敵になりうる。
F世界らしいし、人間相手じゃないから戦略も違ってくるだろう。
(補給線はどう確保するか?有利な地形は存在するのか?)
でもこれが「冒険者」になると実に微妙。戦争ってヒューマニズムの世界と言うか、
個人のレベルでは優劣がないことを前提にしないとなにも話せないから。
そこで『冒険者の強さは知識やノウハウによるもの』説を提唱してみる。
つまり彼らは魔物その他の「対モンスター」戦闘の専門家なのだ。
人間の兵士と戦ってもそれなりに活躍はするだろうが、しかし
撃たれたり感染症になったりすれば普通に死ぬ、と。
>>692だけを読んで「らいむいろ戦記譚」を思い出した俺はもうだめぽ?
>『冒険者の強さは知識やノウハウによるもの』説
確かに街で生活している一般人よりも外にいる時間が長い分、野生動物との付き合い方も分かっているんだろう。
つまり冒険者たちがモンスターと戦えるのは、ムツゴロウさんが動物に何度噛まれても不屈の精神で接していられるのと同じ原理なのか。
>>694 AWACSがいるとすれば、
そうはならずにミサイルでたこ殴りですけどね。
>>695 人間を相手にすると思うからいかんのです。
ドラゴンを相手にするつもりで戦えばいいのです。
>>698 隠形の魔法でレーダーにうつらないとか。
レッド・ラディンも相手のおおざっぱな位置しか分からないので
おたがい有視界戦闘のみという……
>>635 問題はどうやってECM、ECCMの魔法版をやるかですが。
名称は、
MCM(Magic Counter Measures)
MCCM(Magic Counter Counter Measures)
とでもしますか。
あとは、本土防衛用に魔法に対する防御を行うシステムが必要ですかね?
名前がそのまんまMDになりそうですが。
>>701 光が当たらないから見えないというなら、確かにレーダーでも見えませんね。
>>691 空飛ぶ絨毯って垂直離陸できるんじゃ?
>>700 なんか個人の技量に左右されそうなイメージ。
ヘタレは100kmも飛べずに墜落、すごい魔術師なら世界を何周もできるぐらいの航続距離とかでしょうかね?
>>705 そ、そうか!
いや、船の術者の力を借りて、風の加護を増やして航続距離増加とか……
あと、隠形の魔法を使うと、本人の視界がぼやけるとか。
百メートル単位だとややぼやけ、キロ単位だとほとんど見えない。
しかし相手の位置を教えてくれる魔法も、高空ゆえに10キロメッシュの精度しか
ないという……
空戦やるなら空域に来たらまず姿を現して相手を確認しなきゃならない、と。
>>707 問題にしてるのはDDMに搭載するシステムなんですが。
UAV代わりに妖精を大量に放すというのはどうでしょう?
むしろコーストウォッチャーの方が近いかも。
妖精さんなら燃料に角砂糖混ぜることもできるしな。
>>712 ちょうど脳波と同じくらいの周波数の電磁波を放出して阻止。
要するに脳にジャミングをかける。
「防護結界はあと何分持つ? …核攻撃からの防御だが…当てにして良いのか? 」
「…術者の命が続く限りだ。高位魔導士はこの私も含め4人。一人1日の計算だ。
満足か? そなたは? 同胞同士殺し合って? 同じ理を信ずる人間であろうに」
最悪のシナリオだった。在日米軍の蜂起。この世界との融和を目指す我々『日本国』の
意向に真向から対立した彼等『空軍』と『海兵隊』は、一方的にこの世界の国々に対し、
『宣戦布告』を行った。子供染みた価値観しか持たぬあの国で育った『在日米軍』首脳陣
が、己の持つ力に『舞い上がった』挙句の所業である。日本政府は追従の姿勢を取ったが
防衛庁は秘密裏に、『外交チャンネル』を維持するためだけに俺達『脱走者』を送り込ん
だ。勿論、表向きの話だ。実質『軍事顧問団』だ。飽くまでこの世界の『やり方』で米軍
を止めねば為らないのが、俺達に課せられた任務だった。…奴等が東京に『秘匿していた』
戦略核を落とすまでは。京都に立ち上げられた臨時政府は、即座にこの世界と同盟を組んだ。
京都を守るため、俺達『自衛隊』は『現代兵器』と『魔法』の力を融合させ、活用する。
例え、理屈がどう有ろうと、神の教え諭す人道に背こうとも。国民の命と財産を守るために。
…END?
>>715 キキキキキター
ところで、海軍はどうなってるんですか? 小官殿。
>>710 以前でてきたこれをCIWSと艦砲の代わりに搭載する。
生首砲台を改良した「生首砲台・改」
,,,,,,,,,,,,,,,v,,,,,,,○,,,,,,,,v,,,,,,,,,,,,
\/|\/
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このように、両手も地面に出すことで、使える魔法のバリエーションをアップさせた。
しかし、やはり機動力を殺すことになるため、実戦での活用法はいまだ研究中である。
で、これ
「大きな厚紙に魔方陣を印刷して中央に穴をあけ、砲台設置のときは首にすっぽりとはめる」
の代わりに魔方陣をエンボスで書いた金属板をふた代わりにはめる。
で、マナの代わりに電流を流してエネルギー補給。
海軍は…良識派の巣でな? 空軍は嫌いだしマリンコの跳ね返りどもは聞かんから無視。
比較的仲の良い『海自』と敵対するのも嫌なので、交渉の余地を保つため『中立』。
これより、
>>529の前方にてSSによる制圧砲撃を
行わんと欲す。
>>718 わかりやすく言うと、海軍は機を伺ってると。
キター
>>529の続き
「諸君、集まってもらったのは他でもない、第11管区海上保安本部より漂流していた要救助者を
収容したと連絡を受けた」
大迫総理の言に、文部科学相が首を傾げつつ問いかける。
「それがどうしたのと言うのです?漂流など珍しくはないと思いますが?」
文部科学相の疑問に何人かの閣僚が同意した。
「君たちの疑問ももっともだ。だが、救助した者の言葉が判らないと言うと、どう思うかね?
しかもだ、そのうちの幾人かは耳が長いとの報告を受けたのだ」
一瞬、誰もがわが耳を疑う。
耳が長い?
どう言えばいいのか反応に困っているうちに、、大迫総理が続ける。
「言葉通りに、耳が長いのだよ。いや、むしろとがっているのかな?それはまあ、いいが。救助
された中に少なくはない数でいるのだ。」
そこで一旦、話を止め、傍らのコップの水を口につける。
「そしてだ、彼らが話している言葉が一切通じないらしい。既知の言語ではないという事だ」
「既知の言語ではない?すると、英語でもなければ、タイ語でも中国語でも、はたまた、ロシア語
でもないと?」
財務相の言葉に、大迫総理は軽く頷いてみせる。
「まず、彼らの言語を理解する必要がある。でなければ、情報すら聞きだせんのだ」
「すると言語学者に解析を要請しなければなりませんね」
財務相に、防衛庁長官が応じる。
「ならば、数学者も動員した方がいいと思います。ある程度の文明に達しているのなら、数学かそ
れに近い物が発達していると何かの本にありましたから。・・・・・その判定には素数がいいとも
ありました」
ほうと、感心した風に総務相が息をはく。
「コンピュータも使うべきかと。彼らの単語を翻訳したモノをデータベース化し、片言レベルでも
いいから、速やかに話せる事の出来る人間を養成した方がいいでしょう」
再び、財務相の言に大迫総理が頷いた。
「その線でよろしく頼む。我々には時間がない。その事を肝に銘じてほしい」
そして、またコップの水を口に含むと軽く咳払いする。
「でだ、人間がいるという事は、当然の如く、陸地があると見なければならないだろう」
その言葉に、皆、頷く。
それはそうだろう、人間がいるからには生活する大地が必要であるからで、そして、魚だけを食べて
いるなどという事はないからだ。
「ならば、海自と空自に対し、彼らが漂流していた地点を基点として、さらに探索範囲を広げさせま
しょう。もしかしたら、近くに陸地があるのかも」
「海保も、自衛隊と協力して探索を進めさせます。・・・・陸地がどのようになっているかの見当も
つかないが」
大迫総理は、防衛庁長官と国交相に頷いてみせる。
「連日の審議で、疲れているとは思うが、これは転機だ。万事、怠ることなく、事にあたって欲しい」
その日を境に、那覇市内の海保の建物に、日本中から、かき集められた、数学者や言語学者、それに
混じってコンピュータと共にプログラマーが集合し、エルフやエルフと共にいた人間の言葉の翻訳に
奔走した。
数学者が素数━━1、2、3、5、7━━を理解できるかどうか試したところ、理解する事が確認され、
そして、素数を皮切りに翻訳が始まった。
翻訳が進むにつれ、言語学者は翻訳を進めるグループと文法の構成を調べるグループに別れ、プロ
グラマーが逐一、それをデータベース化するという、面倒ではあるけれども、着実な方法で翻訳は
続けられた。
そして、ある程度の成果が得られたのは冬が去って、春の声を聞こうとする頃だった。
春先とはいえ、少しばかり肌寒さが残っている。
耳の長い者たち━━彼らをエルフというらしい━━や船員と思われる者たちの言語を翻訳し、速成教育
でもって、エルフ語━━後で判った事だが、大陸南方語から派生した言語らしい。もっともそれは人間
との意思疎通に必要であったからで、彼ら独自の言語もあるらしかったが━━を片言ながら習得させ、
そしてエルフらにも日本語を教えた。
そして、互いに片言ながら、会話できるようになったのが、この頃だった。
支援
そして、会話による意思疎通ができるようになって、エルフや船乗りらからの情報が、ようやく政府に
届き始める。
こうした翻訳作業とは別に陸地の探索も進められ、島とはいえ、陸地が発見されたのも大きかった。
がしかし、大陸が見付かるものとばかり思っていた政府の思惑が、完全に外れてしまい、大迫総理らは、
少しばかり意気阻喪したが、それでも大きな陸地があるはずだとして、さらなる探索を行わせたのだっ
た。
このような状況を俯瞰して、改めて記者会見を行い、今までに判った事などを国民に対し、公開したの
だった。
今回はここまででつ。
今日、もう一度投下できるかもでつ。
>>724 これをみてふと思ったのだが、もしも周囲がすべて水だったらどうなるだろう
原住民は人魚とか
>>731 海だけだったら、知的生命体そのものが存在しない可能性が高いのでは?
F世界的には人魚でいいのでは?
下半身がイカであいさつが脚を使った抱擁とかの種族は、
ちょっと嫌だ。
上半身が魚で下半身が人とかも嫌だ。
>>734 それで思いっきり日本語喋ったらもっと嫌だ。
上半身が魚で下半身がイカだったらさらに嫌だ
水中種族だから衣服は着ない。
けど、公の場は水中でも邪魔にならない程度の服を着用。
すなわち、ふ(ry
それを着用できると言うことは、やはり上半身が魚で(ry
>>739 まあいいんじゃないですか?
強烈なのになると素体がゴキブリってのもありますし。
ごき娘っていうと、真鍋譲治の「ジャンク・パーティー」か。
確か、黒人種差別とかで潰されたんだっけ。
ヲタ&板違いでスマソ(´・ω・`)
742 :
739:04/02/01 21:20 ID:???
直リンスマソ
半魚人と言葉が通じるなら海戦でも役に立ちそうだな
人魚と違って陸上もOKだし
あいつ等の呼吸器系ってどうなってんだろうな。
鰓と肺のハイブリッド?
心臓は両生類と同じ1心房2心室だったりするのかな?
肺は有るが、わき腹か首筋に開閉可能な鰓があるってのが多いかな?
魔法について少しまとめてみたんだがうpしてOK?
>>744 やったもん勝ち。
纏めて見るとき楽なんで、トリップ付けてくれるとありがたい。
746 :
740:04/02/01 21:43 ID:???
トリップの付け方が分らない…
とりあえずコテハン使用しときます
魔法の分類とそれぞれの問題点
魔法は大別すると2種ある
1) 術者が術によって何かを起こす
2) 術者以外の存在に何かを起こしてもらう
簡単に言えば1) は「自分で火を点ける」、2) は「火を点けられる人に頼む」ということになる
1) はその世界の法則に従い、魔力というエネルギーを使って発火や冷却といった効果を直接起こすもので、
使用したエネルギーと効果がほぼ比例関係にあり、一定の効果を得られる利点が有る。
しかし術者の能力以上の効果は得られないという欠点がある。
しかし物理や化学に沿った手順を踏む事で、消費魔力の軽減や威力を上昇させる事が可能になる。
・単純に火を点けるより、大気から可燃性ガスを合成→点火とした方が効果は広がる
・微少量の物質を一方通行に空間転移させると原子の重複が起こり、核融合反応が起こる
等等
この方法だと、連続して魔法を使うたびにカレーをモリモリ喰わなければならない事態に陥る危険がある
対して2) は神や悪魔、精霊等に術者が頼んで望んだ効果を得る方法で、
生贄や貴金属など依頼対象の求める対価を支払う必要が有る。
頼み方によっては術者の力量以上の効果が得られ、
術者の魔力消費を抑えられる。この方法は更にいくつかに分類できる。
一つは依頼するタイミング
a) その場で頼む
b) 事前に頼んでおく
a)は支払方法に違いは有るが、対価が即座に求められる点は1)と変わらない。
問題点はその場で依頼対象とコンタクトを取らなければならず、それが不可能だと無力化されてしまう。
特に精霊などは周囲の地形に影響されやすい
乾燥した砂漠で水の精霊は使えず、湿気の多い密林で火の精霊は使いにくくなるだろう。
当然、逆もありえる。
b)は要事の前に対象と契約を交わしておき、術者の要請ですぐに魔法を使えるように準備しておく方法である。
これによってa)の問題は解決できるが、契約していない相手の力は借りる事ができないという問題がある。
水の精霊と契約して、火をつけてくれと言っても無駄になるだろう。
契約対象を増やせば対応できる局面は増えるが、対価が莫大になる危険性もある。
契約の対価が入手しやすいものである場合は良いが、高価な物だったり入手が困難な物だった場合、
契約者は金策に四苦八苦する事になるだろう。
国家に雇われている場合はその限りではないが何事も限界はある。
>>747 水あめでも可。
あと、トリップは名前欄に#●●●●●●●●●(●は任意の文字)
と入れる。
タイミングとは別に、依頼する相手と術者の立場によっても分けられるが、
利点と問題点は普通の人間関係と基本的に同じである。
具体的には以下の通り
い) 相手が上
ろ) 対等
は) 相手が下
い)は、相手が神とほぼ同義である。
相手の言う事を遵守せねばならないが、基本的に強力な存在であるので扱える力も強い。
権力を持った宗教の場合は税を納めていれば個人で対価の支払う必要がない場合もある。
この手の存在は信仰者の数が力を決める事が多い。
信者が多ければ生贄等の得られる対価が増えるからなのか、信仰心そのものが対価なのかは不明。
高位の竜など、神ではないが気位は高い相手の場合、
相手に認められるだけの対価以外の何かを見せ付ける必要が有る事もある。
は)は、相手が強大な存在でも、弱点を抑えておけばこの立場で使役する事も可能である。
いくらでも対象をこき使えるが、弱みを見せると逆襲される危険がある。
立場に関わらず、相手と良好な関係(友人や信頼できる上司部下)を築く事ができれば、
対価をおまけしてくれるだろう
が、それ以前に対価の払いが滞ったり、対価以上に酷使したりするとそっぽを向かれる事になるだろう。
知恵のある相手なら契約内容の隙を突いて難癖をつけられる事もある。
悪魔がその良い例だ
オマケ
魔法を使うときの補助として事前に御符や魔法陣を作っておくことで、消耗や威力を改善する事も可能
特に御符は呪文の詠唱を短縮したりできるので利用価値は高いと思われる
築城や街造りに魔方陣を取り入れれば防御結界を形成しやすくなる事うけあい
とりあえずまとめたのは以上です
そういや前々スレあたりに、魔法の設定するときのテンプレがなかったかな?
787 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:04/01/25 19:11 ID:???
>>782 以下を適当に組み合わせる。
I.魔法はどのようなものか
a.呪文を唱えれば誰でも使える。知力ベース。
b.身体的(遺伝的)素質による。ESPなど。精神力ベース。
c.精霊など上位種族との契約による。社交性と狡猾さベース。
II.魔法を使える人口は?
a.要求される知識により、多い/少ないが決定する。
b.魔法を使える血を持つものが多い/少ない。
c.契約できる精霊の絶対数が多い/少ない。
III.魔法の仕組み
i.魔法を使えるための物理体系が存在する。魔法⊂物理
ii.物理法則を物理法則たらしめる低レベルの層に干渉できる能力。スピノザの神にお願い。魔法⊃物理
IV.体系化可能か?
1.数学、論理学などを道具として体系化可能。
2.呪詛的なもので、体系化不可能。
>>753 選ぶにつれて選択肢が狭まっていくな。
例:
I.−aを選ぶとII.−bは選択できなくなる
>>754 選択肢の番号付けがIとIIで両方ともabcなのは、その辺を意図したんじゃ無いのか?
なるほど。
既出でしたか…
573の方が良くまとまってるし…_| ̄|○
未来日記の始まりです。
573さんは頑張ってください。
ミライニッキッテナニ?
本日、SSによる第2次制圧砲撃を行わんと欲す。
精確な座標、求む。
>762
>764以降に連続射を行え。
>>763 了解。
これより制圧砲撃に移る。
各員、退避を要請す。
>>728の続き
しかしながら、さらなる探索を行う前に、やらなければならない事があった。
それは新たに見つかった島の拠点化だった。
新たに見つかった島を拠点化するべく、陸自の小さな部隊が編成され、そして施設科と共に送り込まれ、
飛行場の設営や港湾設備の造営を初めとする地上設備の建設に当たったのだった。
飛行場が出来るまでの間、海自第一輸送隊によるピストン輸送でもって、資材が搬入され、施設科の手
によって、飛行場と港湾設備が急速に形を整え始めた。
そして、飛行場ができるやいなや、今度は空自航空支援集団から選抜編成された、特別輸送航空隊が海
自第一輸送隊に続いて物資搬入を行う。
この頃になると、政府は正式に、この島を日本領とする事を国民に宣言し、「新島」と名付けたのだった。
大型機の運用が可能になるように飛行場をさらに拡充し、そして飛行場の拡充に続く形で、港湾設備も第一
期分が完成した。
港湾設備が完全に使えるようになるまでには、二期及び三期分の工事が完成しなければいけなかったが、
それでも使えるようになった事の意義は大きい。
今度は、民間から雇った貨物船が資材を搬入するようになると、さらに加速度的に、建設が進められた。
やがて、空自から新たに編成された「新島」特別航空集団が常駐するようになると共に、先に編成された
特別輸送航空隊もまた、「新島」輸送航空隊として特別航空集団に属する事となった。
海自からも大湊地方隊より第27護衛隊が分派され、「新島」の警備にあたる。
この「新島」を拠点化すると共に、空自RF-4Eを初めとする航空機がさらなる陸地を探して、飛び回る事と
なったのだった。
春が過ぎ、初夏の訪れを感じるようになった頃、ディーンもまた、今では日本語が使えるようになって
いた。
最初の頃こそ、見るもの聞くもの、全てが珍しく、そして不可解だった。
まず、日本人が彼らの部屋に持ち込んだのは、テレビと言う、小さな人間がまるで中に入って動いているか
のような箱だった。
誰もが、目を丸くした。
説明を聞くと、魔法などではなく、遠くにあるものを、まるでその場にいるかのように見る事ができるらし
いが、ディーンらにとってすれば、魔法以外の何者でもなかった。
しかし、どうやって動いているのかその原理はさっぱり判らなかったけれど、操作法を教えてもらうと、
日本語が理解できるようになった事も手伝って、エルフやエルフと共に収容された人間らの娯楽となった
やがて、彼らがいる建物がある施設内でなら、動けると言う事もあり、ディーンが気分転換に外に出ると、
見知った顔があった。
彼女らが乗っていた船の船長、ザイン・スクロードだった。
「おや、お嬢さんか。君も気分転換かな?」
片目を細めて、軽く笑うザインに、軽く頭をさげ、ザインの座っている椅子の横に腰掛けた。
「・・・あなたも?」
「ああ、そうだ。ここはなんというか、今まで俺たちがいた所とは大違いだ」
ディーンもそれに同意した。
「私たち、エルフを知らないものね。誰もが、私たちの耳をじろじろ見て、困るわ」
そう言って、息を1つつくと、ザインが苦笑する。
「違いない。どうも日本人とやらの土地には、エルフがいないみたいだ」
そう言うと、ザインはあたりを見回す。
周囲には海保の職員が、あちらこちらを動き回っている姿が見受けられた。
ディーンも、職員の姿を見つめる。
「私たち、これからどうなるのかしら・・・・。彼らは確かに私たちをじろじろ見るけど、それ以外、何もし
ようとしないし。かと言って、「アムデス」のように弾圧しようとする気配をまったく感じないし」
「いいんじゃないのか?少なくとも命の心配をしなくても済む」
「私たち、日本人から今後の身の振り方について、どうするか聞かれたわ」
「ほう?」
「私ね、故郷の蒼碧の森がどうなったのか知りたい。せめて、彼がどうなったのかを知りたい。・・・・す
ると軍と行動する以外にないと思うの」
「・・・・そうか」
ザインは、そう呟くと、ディーンの静かな決意を湛えた瞳を凝視する。
「危険だぞ?」
「判ってるわ。・・・・こう見えても私は、古エルフ魔法を使えるのよ?・・・・ただ、昔のエルフみたい
に強力なのは使えないけど」
そう言って軽く笑む。
「上手くいくといいな」
「・・・ええ」
ザインは静かに目を閉じた。
本日分はここまででつ。
各員の健闘を祈りまつ。
キター
乙。
所でぼちぼち573な訳だが。
乙
かなり期待作
次回待つ
>>753の(a)〜(c)は複数個組み合わせることができるな。
例1:
(b)先天的素質を持つものが、(a)呪文を唱えることにより、(c)契約した精霊を使役して、
力を行使する。
当然、魔法使いの人口はIIの(a)〜(c)すべての制約を受けることになる。
例2:
(a)呪文を唱えれば誰でも使うことが出来るが、(b)才能によりある程度、適不適がある。
または、(c)契約した精霊の種類によって活躍の場が制限される。
(努力により覆すことの出来る可能性が残ってたり)
ふと思ったんだが、異世界人は食生活も中世レベルだとしたら、体格とかも現代の平均より低い数値になりそうだな。
下手すれば、日本人の体格より貧弱な気もする。