1 :
◆JK..SbZxCE :
仮想国家をWWIIレベルの戦争に参加させてみないか?
東南アジアのどこかの国あたりが1900年代初頭に独立したとか、
そんな感じで。
もしくは完全に架空の陸地をでっち上げてもいいし、
世界自体架空でもOK。
ネタ、SS、いろいろ待ってまつ。
うんこ
あー
なんちゅうか、中学の頃妄想していたような設定だな
無責任艦長シリーズの某作家も、にたような真似していたようだが
4 :
◆JK..SbZxCE :03/09/12 16:21 ID:+UHGMTsi
スレッドローカルルール
※真面目に考えるのが基本だけど、多少DQNになっても叩かない。
※ひとつの設定につきひとつの流れに捕われない
>>3 もしかして同志?
漏れなんか艦隊の艦型まで考えてますた。
>>5 仮想国家ってのは難しいぞ、国家の要素を決めるパラメータとしてもっとも重要なのは
地理的な物だ。
ユーラシア大陸に無ければ、軍事力が発達せずあっけなく征服される
インディアンやアフリカの諸部族、オーストラリアや中南米が良い例だ。
次に歴史と文化がある、これは国民性を決める重要な要素だ
資源や気候、宗教も大切。
ある程度近代化に成功し、なおかつそれなりの大国であることもだ
WW2にルクセンブルクがもう一つあったとしても、何の変化も無いだろう。
>>6 タイあたりはどうだろう? 一応独立した政府はあったわけだし、
日本からの援助やWWI以降のドイツからの技術流入で潜在的な力を貯えて
いったってのは無理かな?
ブラジルやアルゼンチンが史実以上に強国で、WW2に枢軸側として積極的に動けば、
アメリカは三正面作戦を強いられるようになり面白くなるかもw
>>8 アルゼンチンかー。太平洋の東側ってのはあまり考えたことなかったなー。
ところでそろそろ名無しになっていい?
オーストラリアを丸ごと、別の大陸にして、
独自の文化と、欧米主要国並の国力を持った王制国家に・・・
ってのを火葬戦記花盛りな高校時代に妄想したなぁ(w
オーストラリアの内陸部が砂漠じゃなく、せめてステップ気候程度だったら
もっと多くの人口を養え国力もかなりの物だろうなぁ。
で、第二のアメリカとして覇権国家の一角に(w
>>11 アメリカだって内陸部はけっこう不毛地帯だぜ?
ロシアは言うに及ばず。
13 :
10:03/09/12 17:17 ID:???
当時の妄想でも、大陸の形状や地形を変えて、
オーストラリアより、気候を良しますた(地下資源はそのままw)
宗教は自然崇拝の発展系のようなもの。
で、日本の皇室と血縁関係を結んで、欧米列強に対抗するって方向だった。
昔、この手の妄想をした奴って意外に多いかも
漏れもこの手の妄想はよくしたよ・・・w
オーストラリアが肥沃な大地だったら、西洋人が来るもっと以前から多くの移民が入植してたかもね。
中華系、インド系、イスラム系、
あと、安土桃山・江戸初期に東南アジア各地に日本人村を作った日本人などが入植して、
東洋版アメリカみたいな人種の坩堝にw
日本よりデカい戦車作ったぐらいだから、早めに大英連邦離脱をやってれば
なんとかなるんじゃね?
確かに、南半球に強国があるのは面白いと思う。
んじゃ妄想叩き台
アトランティス大陸がアゾレス諸島あたりにあったとして
人口8000万、農業・工業生産力は米国の6割
民族はアングロ・サクソン系が主、文化的には英国+フランス風味
技術レベルは英国と同等、政治・外交関係はWW1中立、戦間期に共産主義革命が起こりかけて
その後反動としてファシズム台頭するも保守派との連合を組む
陸軍力は防衛用で2流、海軍力は1流で沿岸海軍指向、航空機技術も1流
WW2初頭中立、英国とドイツ、イタリア、東欧に兵器を売りさばいている状況
>>18 そこ、結構有名だよな
架空国家の国旗まであったりして
アメリカとは対立したいね。
22 :
10:03/09/12 17:48 ID:???
えっと、じゃあ不肖ながら自分も
国土 オーストラリア、ニュージンランドの位置にある架空大陸
民族 架空(スラブ系に近い外見w)
人口 8千万人〜1億人(人口の約30%が日本、中国、欧州などからの移民)
政治体制 英国型立憲君主制
国力 米国の6〜7割、技術レベルも欧米並み
同盟国 大日本帝国、タイ王国
植民地 なし
ってか、おまいら、なんで俺と似たような妄想しますか?
あと、列強よりは若干後進国扱いされていて、
そのおかげで軍縮条約で縛られていないので、
高速戦艦や24cm砲搭載巡洋艦を就役させて、列強をたまげさせるネタとか。
アフリカにも架空国つくれんかな?
>>19の案
陸軍は2流だけど、装備は日本よりいいって形でどうかなぁ。
技術力は、欧米からの移民国でなければ
欧米並みにはならない。
世界で唯一、白人でない国で欧米並の技術力を持った国が
日本だけだった現実がある。
それも、江戸時代からの高い識字率や、新規技術を好む性癖もあっての僥倖だ
なまじ大陸だと、ユーラシアの高い戦争技術の恩恵を受けられず
あっけなく17世紀あたりにイギリス人あたりに制服されるだろう。
>>25 技術レベルが英国と同等らしいから
どう考えても日本より良い装備だろうね。
後ひとつ考えたことがあるのが、「マリネラのWWII」。
分かる人にしか分からんネタでスマソ。
>>29 あの国、ダイヤモンド鉱脈発見以前にイギリスの植民地になりかけてたな。
…どこにある国か分からないが(地中海か大西洋にある島国?)
>>31 あれが技術レベルから言ってアメリカの独立戦争から南北戦争よりちょい前のあいだぐらいだろうから、
WWIIまでには列強にやや劣る程度の軍備を持っていたとしてもおかしくないと思うんだが。
学生の工作で原爆を保有していたり
B52Hや戦略原潜保有するあの国ですか…
たぶん最新鋭装備を少数保有しているだろう
地勢的に英国・米国系の装備かな。
空軍 1945
ミーティア×2
P59A×9
Ju52×3
バッファロー×4
こんな感じで
>>31 バミューダ・トライアングルの中間点だったはず。
>>30 無理でしょ
あれはプロテスタントの、清貧・労働・蓄財癖の賜物だし
>>35 日本人にも共通するものがあるあたり、
無理と切って捨てるのは早計じゃないか?
とりあえず、大航海時代にある程度の軍事力を有してないと植民地になる危険があるな。
>>33 確か、1980年代の空軍はソ連製じゃなかった?
>>36 戦争の世界史あたりを読むと面白いのだが
産業革命は、プロテスタントだからこそできた芸当で、あの時代・あの地勢、政治状況などなどが
あって出来たと思う。
日本人独自でも可能かも知れないが、まったく違う形態だろうね
日本の近代化は西洋という衝撃を受けて、我らの先人が西洋化に突進したから。
>>37 むしろ一度植民地になって、1850〜1900年代初頭に独立、ってのは?
>>39 成る程、
でも別の形態から始まる近代化ってのも妄想のし甲斐があるな。
WW2には少し離れるが
>>41 軍事力なら、16世紀のイスラム諸国
例えばオスマントルコは、西洋諸国を圧倒していた。
イランの遊牧帝國はそのトルコと良い勝負だったし、インドのムガル帝国も
イスラム系の軍事技術を保有し、かなりの物だった。
なぜ、イスラム諸帝国が西洋の軍事技術に差を付けられたかというと
スレッドが立てられるぐらいになるんだが。
産業革命以降の軍事格差は、絶望的な物になっている。
一口に言うと、ヨーロッパの技術の共用による進化
繰り返される戦争で、ハード・ソフトの技術が進化し、ヨーロッパでは
即座に模倣され洗練されていったからと言える。
43 :
10:03/09/12 18:43 ID:???
>>27 まあ、高校時代の妄想だから…華が欲しかったんだよ(w
>>42 そこら辺の問題を解決しないと、
欧州とは異なる文化圏の、歴史ある架空近代国家の成立は難しいって事だな。
44 :
10:03/09/12 18:44 ID:???
産業革命が19世紀中盤から末だから、それまで列強の保護国化されていて、
1900年頃に蜂起して独立する。
その後Naval Holidayの最中に列強を追い掛けて、1940年までに技術力でやや劣る、生産力で米国の5割以上、ってのは無理だろうか?
英語だが、ここ
http://www.gpfn.sk.ca/~geis/draka/history.htmlは面白いぞ。小説のファンサイト。
アメリカ独立戦争・フランス革命の王党派、ヘッセン傭兵、南部連邦、その他諸々の歴史のごみ箱逝きの連中が、南アフリカからアフリカ全土を征服して、超巨大奴隷制民主主義国家「ドミネーション・オブ・ドラカ」を築いちまうの。
世界のほか全部を奴隷化するか、世界中から最後の一人まで皆殺しにされるかしかない連中が、WW2を切っ掛けに最終的世界征服を始める。
S.M.スターリングって人の作品。日本ではターミネーターのスピンオフと、歌う船シリーズの海賊話の翻訳がある。
どっちも碌でなし、人でなしが敵だったが、その源流だな。
ところで航空用エンジンって液冷ばっかりつくっていて空冷つくれなくなることってあるかな?
軍事革命として
密集横隊による歩調を取った戦闘
大砲の小型化による、野戦への持ち込み
イタリア式築城術の発達
規格化、マニュアルの作成
国民国家の誕生と義勇兵の誕生
師団の誕生、現地調達のシステム化及び機動力の上昇
これ以外にも多数あるが、西洋式軍事革命を経た国と
それ以前の国では、軍事力に絶望的な差が開いていた
内燃動力船や医学の発達によって、アフリカや中国を守っていた風土病や
距離の壁も失われ、19世紀に帝国主義の時代が来るわけだ。
>>49 列強の植民地とか保護国だと
中米やカリブ海の諸国みたいに、モノプランテーション化されて
バランスの取れた国にはなれないだろう。
独立したとしても、国内は貧困層と富豪層にわかれ
南米みたいに国力はあるけど年中不安定な国になりそう
もちろん2流国家だな。
ある程度の軍事力と、求心力を持った統一政府が存在し、
欧米から技術や文化を積極的に取り入れられる国家。
位置としてはユーラシア周辺部でないとだめだろう
理由は、文明、戦争技術の問題。
ヨーロッパに近く、近代化の速度が同程度だったか
もしくは、日本のように近代化に突き進んだか。
日本が、列強に征服され、保護国化されなかったのは
中国大陸という獲物が先にあり
また、ロシア・フランス・イギリス同士の牽制もあった。
戦国時代前後の日本は軍事大国だったし、
明治維新の頃は清が弱体化していたもんな
アフリカ南部、東南アジア、オセアニア、南アメリカは無理か
>>54 東南アジアはやり様じゃない?
日本っつー無資源で技術持ってる国と取り引きすればいい。
宗教も仏教国ならなんとかなるだろ。
東南アジア、オセアニアは状況によっては大丈夫じゃない?
58 :
56:03/09/12 19:36 ID:???
>>57とケコーン……
ガイシュツだけどタイなんかは政治基盤も一応あったわけだし、
1800年代に背中をひと突きされていれば、
準列強ぐらいにはなっているような気がするけど。
>>57 イスラム圏でなければ可能かも
コーランと近代化は水と油
オセアニアはたぶん無理、遠すぎる
>>59 あれだ、
遠い→高い航海技術必要→蒸気機関ウマー
という風に発展していくんだよ。
61 :
56:03/09/12 19:42 ID:???
>>59 イスラム圏と言っても、現状、東南アジアのイスラム国家はそれなりに近代化してるよな。
まぁ日本人中国人の例もあるしアジア系ってのは文化に大雑把なのかな。
>>60 航海技術が必要と言っても、木造帆船で世界を回れる以上
蒸気機関を必要とする要求は薄いぞ
蒸気機関作るためには、高度な冶金技術とボイラーが必要だし
それを作るための技術は・・・
と、考えていくとオセアニア独自の文明が蒸気機関作れるとは思えない
技術は、必要から生まれる
大抵の場合は、競争者の存在が必要の母となる
ヨーロッパの技術は、列強の争いから発達した。
古代ローマ帝国は、機械を作れる技術力を蓄積していたが、結局発達しなかった
なぜなら、安価で豊富な奴隷がいたからだ。
錬金術で科学が発達したように。
生活が安定した国家なら、富裕層の道楽で、
蒸気機関や航空技術が研究され発達した。
…強引かな?
東南アジアは石油が出るからなぁ
一度植民地化されたら、独立はWW2後になりそう
>>64 全域で出るわけではないよ。
タイは輸入の方が多いぐらいだし。
ってか俺、完全にタイ厨化してるなぁ。
WW2当時のタイの人口ってどれくらいだっけ?
わはははははは、現代で6200万人だよ。
やっぱ無理か。
>>67 いや、人口は近代化の時期によって変化するんじゃない?
現代で6200万人なら、頑張って3000万人程度の架空国家に・・・
まぁ確かに50年ありゃ20〜40%ぐらいは増やせるけど……
(注:典型例=日本)
WW2を架空国家として活躍させるなら、
陸軍国であれ海軍国であれ6000万人〜8000万人はホスイ
タイだと陸軍国になるか海軍国になるかは微妙だな。
当時は完全な列強の植民地と国境を接してるし、
かといって海防をおろそかにするには海岸線が長すぎるし。
(しかもアメリカやイギリスが有力な海軍力を配置してるし)
国境線の地形から考えると防御型陸軍+機動型海軍 だろうか。
逆だな……
平時は陸軍の方が優先されるだろう、けど、
WWIIが近付いてくると海軍が増強されるって感じだね。
(マレーシア、カンボジアに侵攻して石油を確保するため)
敵は英国東洋艦隊!
海軍主要艦艇
前ド級シルエットの32cm砲戦艦×2
超ド級戦艦×4
航空母艦 大型×4 軽空母×2
24cm砲搭載重巡×2
後具体的な数は考えてないけど、
20cm単装砲重巡
20cm連装(or3連装)砲重巡
前条約シルエットの14cm砲軽巡
14cm連装(or3連装)砲軽巡
重雷装大型駆逐艦
両用砲装備小型駆逐艦
なんて海軍を仮想国家に持たせて動かしてみたかったり。
>>73 東洋艦隊はシンガポールを水上艦で叩いてしまえば、
ドイツとの戦争で手一杯のイギリスはしばらく手出しできない。
もちろん、米英蘭の水上艦部隊とこちらからの油井地帯侵攻に備え、
水上主力部隊は陸上航空戦力とともに近海で活動させる。
東洋艦隊との戦いの最中に、米太平洋艦隊がしゃしゃり出て来ては鬱陶しい。
そこで「補助戦力」である空母機動部隊を使って、真珠湾基地を破壊する。
航空部隊が真珠湾に向かっていくと、
そこにはなぜか日の丸をつけた航空機が乱舞していて……
なんて話を妄想してますた。
漏れ的にはネタ元有りでも完全仮想国家がいいなぁ
ボーア戦争に勝利したオレンジ自由国とトランスバール皇国……もとい共和国。
両国はWW1を親同盟側中立でやり過ごした後、合邦して南ア連邦に。
しかし、すぐ隣のナミビア(旧独領南西アフリカ)を独から奪い取った英との間で国境紛争が頻発。
そしてWW2……
アフリカ戦線は砂漠だけじゃない!
タイ王国海軍第2任務部隊司令、タニット・ロンナポップ少将はこれか
ら起こりうるであろう開戦に高揚感と憔悴感を覚えていた。ゴクリ、と唾
液を嚥下する音がやたら大きく聞こえる。
旗艦、戦艦「トンプリー」と後方に続く「ウボン・ラチャターニ」は同
型艦。1909年の国王勅令以来の重工業化政策により準列強、とも言えるレ
ベルにまで達したタイ王国海軍が建造した超ド級戦艦。主砲塔は前部に3
連装2基、艦中央部と艦尾にそれぞれ連装1基ずつの40cm砲を搭載してい
る。ロンドン軍縮条約締結直後の1932年に竣工し、それまで対してタイ海
軍に注目していなかった列強各国を驚愕かせた。なにせ、イギリスが持つ
唯一の40cm砲戦艦、ネルソン級と同じ砲数を前部に搭載し、さらに後部に
砲塔を搭載しているのである。だが、日本とイタリアの反発を恐れた米英
は、ほぞを噛んでこのタイ海軍の増強を見ているしかできなかった。
だが……今や「トンプリー」型は条約時代の旧式艦になりつつある。北
上する先にいるイギリス東洋艦隊の旗艦、「プリンス・オブ・ウェールズ」
は条約明け竣工の最新鋭艦だ。強敵である。
同時期に建造された高速戦艦、「コンケン」型、主砲は40cm砲7門に過
ぎないが、30ノットの高速を持つ2隻もいれば心強かった。だが、こちら
は米アジア艦隊を牽制するためナツナ諸島北方沖に進出しているはずだ。
重巡は「チャンタブリ」「プラチュアプ・キリカン」「チュムポン」
「スラーターニー」の4隻。「チャタンプリ」型の2隻は1924年に竣工し
たが、20cm単装砲4基のみを搭載した既にロートルの部類に入る型だ。
「チュムポン」型2隻は、1934年竣工の比較的新しい艦だが、20cm砲搭載
の条約内重巡である。24cm搭載の超条約重巡は、タニット少将すらその目
標を知らされていない「極秘任務」中の空母機動部隊に随伴中だ。
軽巡「ナコンパノム」「ウドンタニ」の2隻。いずれも14cm単装砲3基、
連装砲2基搭載に加え魚雷発射管両舷合わせて8基搭載の最新鋭艦だ。
さらに駆逐艦ZII型、ZI型計8隻が続く。ZI型は12.7cm単装砲3基、
魚雷発射管4基搭載の大型駆逐艦で、ZII型はZI型の主砲を連装2基に
切り替えた改良型だ。
既にシンガポールを出航した英東洋艦隊はシャム湾を目指して北上中の
はずだ。湾内に入れるわけには行かない。なんとしても補足しなければ。
策敵に出していた水上偵察機から連絡が入る。ペッチャラーP.5水上偵
察機。今だ完全な航空自立を完成していなかった時期に、日本からライセ
ンス購入した九四式一号水上偵察機だが、戦艦の搭載偵察機としては必要
充分だ。
「予想位置よりやや北寄りの様ですね」
参謀が言う。タニット少将はすぐに下令した。
「艦長、変針だ。他の艦にも伝えろ」
「了解っ」
第2任務部隊は東洋艦隊を追って、東へと進路を向けた。
そして、4時間の時間が過ぎたころ。
「11時方向に艦影!」
双眼鏡片手に、見張り員が伝声管に叫ぶ。
「艦影はキング・ジョージV世級と判明……アッ、敵艦発砲!」
艦橋に衝撃が走った。
「イギリスの戦艦だ、既に射撃統制RDFを搭載しているな」
タニット少将は言いつつも、激しい憔悴感を隠せなかった。RDF(レ
ーダーの、当時のイギリスでの略称)の開発は彼の国でも進んでいたが、
対水上は特に難しい技術で、射撃統制をできる程の物は当分実用化できそ
うにない。
「応射準備ー!!」
敵の弾着があるより早く、艦長は戦闘を下令していた。
……だが、数十秒後、タニット提督以下の艦橋スタッフは呆気にとられ
る。おそらく、タイ海軍艦の要員の誰もがその状態だったろう。――「ウ
ェールズ」の砲弾は「トンプリー」の周囲には落ちたが、至近弾とは言い
にくいデタラメな照準だったのだ。
「RDFが故障しているのか?」
タニット少将は呆れたように呟いたが、すぐさま意識を引き締めた。
「各艦射撃自由だ、艦長、撃って撃ちまくれ!」
「了解です!」
実際には、ドイツ戦艦「ビスマルク」追撃戦で傷付いた「ウェールズ」
は、修理こそ終えたものの、その直後にイギリスのウィンストン・チャー
チル首相の訪米の際の乗艦にされ、ろくに訓練をしていなかった。修理後
の砲の散布界データが不十分だったのだ。
もちろんタニット少将はそんな事情など知らない。だが、この状況はタ
イ海軍にとって逸すべからざる物であることは即座に判断していた。
「トンプリー」の前部主砲が、轟音を上げて発射される。わずかに遅れ
て「ラチャターニ」も射撃した。
「トンプリー」の着弾は「ウェールズ」を教唆していた。水柱がウェー
ルズを包み込む。艦橋からオオーッと歓声があがった。だが、すぐにそれ
は悔しさの表情に変わる。
水煙の中で赤い光が瞬いた。遅れて着段した「ラチャターニ」の主砲弾
が命中したのだ。初弾命中は僥倖に近い。
「ウェールズ」も応射してくるが、相変わらず照準はいい加減なものだ
った。一方、随伴する「レパルス」の砲弾が「トンプリー」の第1主砲塔
を捉えた。
ズガガーン、激しい音がおこり、その場にいた誰もが最悪の事態を想像
した。だが、気を取り直してみれば、「トンプリー」の第1主砲塔は焦げ、
僅かに傷付いているだけで、機能に問題はないと言う報告も入った。
「どうやら、本艦の装甲も頼りにはなる様ですな!」
ますます自信が付いたのか、艦長が得意そうに言う。
しかし、タニット少将は表情を緩めることなく、声をあげる。
「撃ちまけるな、撃ちかえせ!」
その頃、戦艦同士の撃ち合いは不利と感じたのか、イギリス水雷戦隊が
突出して来た。しかしそれは僅か4隻に過ぎない。
「敵水雷戦隊は引き受けた、敵戦艦を襲撃してくれ!」
味方の水雷戦隊に向け、重巡戦隊の戦隊指揮官が無線で叫ぶ。
直後、先行する「チュムポン」「スラーターニー」の主砲が轟く。「ト
ンプリー」に肉迫しようとしていた英駆逐艦「エレクトラ」を水柱に包み
込み、揺さぶる。
一方、軽巡2隻に率いられた6隻の駆逐艦からなる水雷戦隊は、まず味
方戦艦に有効打を与えている「レパルス」に肉迫した。前方を行く「ウェ
ールズ」は、味方戦艦に次々と主砲弾を送り込まれその対応で手一杯だ。
「しかし、タフなフネだな。この海戦は長引きそうだぞ」
水雷戦隊長が呟いた通り、「ウェールズ」もやられっぱなしではなかっ
た。光学照準に切り替え、弾着修正で寄せてくる。
ガガーン! ついに「ウェールズ」の主砲弾が「トンプリー」を捉えた。
それは装甲を貫くことこそできなかったが、第2砲塔の旋回機構を破壊し、
使用不能にしてしまった。
「クッ、艦長、転舵だ、後部の砲塔も使って対抗するんだ!」
「了解です!」
最新鋭戦艦の主砲の威力に、さすがに憔悴感が走る。だが一方的に敗北
しかねないと言う当初の不安は沸き上がってはこなかった。まだ致命打を
受けたわけではないのだ。
「『ラチャターニ』はそのまま前進しろ、射撃諸元を狂わすな!」
だが、「ラチャターニ」も直後に「レパルス」の主砲弾を受ける。こち
らも致命打にはならなかったが、右舷前部の副砲塔付近で火災が発生し、
その消火に手間をとられる。
しかし、その「レパルス」に向かい、「ナコンパノム」と駆逐艦3隻が
雷撃体勢に入った。「レパルス」は慌てて副砲を向け発砲、ZI型駆逐艦
1隻が命中弾を受け炎上、致命打だった。だが、既に魚雷は「レパルス」
に向けて放たれていた。
一方、イギリス駆逐艦はタイ重巡洋艦の砲撃を受けて壊滅していた。す
でに「エレクトラ」「エキスプレス」は波間に没し、横転した「ヴァンパ
イア」はその船腹を不様に晒し、「テネドス」はかろうじて浮いてはいる
ものの、松明のように炎上していた。
「ラチャターニ」も転舵し後部砲塔を使おうとしたが、その最中に「レ
パルス」の主砲弾が命中。艦中央部の第3砲塔も使用不可能になり、機関
も一部損傷した。
しかしタイ戦艦も負けてはいない。「トンプリー」は「ウェールズ」に
既に4発の命中弾を送り込み、第2砲塔を使用不可能にしていた。「ウェ
ールズ」の第1砲塔は4連装だがその分発射速度が遅い。まだ五分以上の
勝負ができるはずだ。
直後、「レパルス」の右舷に3本の水柱が高くあがった。「ナコンパノ
ム」隊の魚雷が命中したのだ。「レパルス」は明らかに傾斜しはじめてい
た。
「よし、あとは『キング・ジョージV世』級だけだ、カタをつけるぞ!」
タニット少将はそう士気を鼓舞させたが、――しかし、それは無用に終
わることになる。
この海戦を聞き付けて、あらわれたのは、同盟国日本海軍の部隊……し
かし、それは水上艦艇ではなく、双発攻撃機による航空部隊だったのだ。
日本海軍機が雷撃体勢に入る。
「射撃一時中止! 友軍を射撃に巻き込むぞ、戦域離脱せよ!」
タニット少将は慌てて射撃中止を命令する。その間にも日本海軍機は、
双発機で見事な低空雷撃を実行してみせた。
「すごいな、日本人の雷撃機は」
タニット少将をはそう言って息を飲む。
十数分後、日本海軍機が去った後には、「レパルス」は既に海面下に没
し、「ウェールズ」ももはや断末魔の様相だった。
「日本軍にいいところを持っていかれてしまったな」
タニット少将はそう言って苦笑した。
「そうですね。まだまだ日本は我々より先進国です。特に海軍に関しては、
学ぶところが多いかも知れませんね」
艦長も制帽をただしつつ、そう言った。
「しかしこれでイギリス東洋艦隊は壊滅した、当分我が軍の作戦を疎外す
る存在はなくなった」
タニット少将はニヤリと笑ってみせた。
今頃、第3任務部隊がスマトラ島のメダンを攻撃しているはずだ。1926
年当時のタイ海軍が必死に自国建造した最初の戦艦、前ド級シルエットの
32cm砲艦「バンコク」「ハッジャイ」を中心とした部隊が艦砲射撃を行っ
た後、海軍陸戦隊と陸軍の合同上陸部隊が上陸するはずだ。既に開戦直後
から、メダン周辺には3発機のトンチャイT.3爆撃機による空襲が続いて
いるはずである。
「しかし、戦争はまだ始まったばかりだな」
タニット少将は制帽をただしながら、そう呟いた。
と言うわけで、蛇の足だらけの物を投下してしまいますた。
逝って来ます。
・・・欧米先進国レベルの仮想国家を妄想するのは難しいな。
ある程度、火葬に走らんと駄目か
漏れのリア工時代の妄想。
水野忠邦の改革がもっと長続きしたり、南北戦争がもっと早かったり、
集積された金融資本が雄藩と組んで産業革命を主導したりして、
なし崩しに江戸幕府がそのまま続いている日本。
国号は「大日本国連邦」、憲法は「大日本国御大典」
評定所への参政権を求める自由民権運動、
首班指名され組閣の大命を受ける執権。
プロイセンばりの高圧的な手法で各国を統合して行く雄藩出身官僚。
やがて統帥権を巡る確執から大政奉還、象徴将軍制へ・・・
天皇家は、昔から続く高貴な家系程度の認識であり
過去の祭司王でしかない、もしくは階位の名目上の発令者。
まあ、出雲の国造みたいに埋もれるだろうね。
>>87 最後の行に「大政奉還」てあるじゃん。
まあ >過去の祭司王でしかない、もしくは階位の名目上の発令者。
て事だろうけど
当初は各藩ばらばらに西洋軍制を取り入れようとしたのだが、
何度かの列強との小競り合いから「とても間に合わない」と危機感が共有される。
やがて、その危機感は陸・海それぞれで雄藩を中心に「唐風御陣立て」と
呼ばれる西洋軍制を取り入れさせる事となる。
強大な列強との相次ぐ紛争、重ねられる敗北。
そんな切迫した状況は、近代国家への脱皮の障害の一つ「軍権の集中」を
幕臣に決断させ、また諸藩に抵抗を諦めさせる契機となる。
まず、それは共同出兵した各藩の指揮権を雄藩出身の合同軍参謀に
集中させる所から始まった。
やがて「参勤交代」ならぬ「軍備常出」の定着によって、
初めて中央集権型の常備軍が誕生する。
この瞬間、何本もの可能性の糸の中から
近代国家 大日本国連邦に連なる1本の糸が引き当てられたのである。
「大日本合藩国」じゃないの?
いいんです。「国の連なるを以って連邦とす」て事で。
マゲ姿で江戸城の大広間に並んで座り、
「連邦の行く末を・・・でごさる」って
言ってる方が萌えるし。
WW2でマゲ姿なのは少し嫌だなぁ(w
>>87 自由民権運動があるってことは士農工商の身分制度は
崩壊してるってことでいいのかな?
崩壊せざるをえんでしょう。
これも、軍制改革が契機になったと想定します。
(現実に、雄藩においては奇兵隊などの例もあることで)
殖産興業の上でも必須ですし。
国民国家ってのが、なぜヨーロッパで流行したかというと
戦争で強いから。
国民とか国家という概念が、国家総力戦を可能にした。
ナポレオン戦争で、フランス革命軍が他の王国軍を圧倒理由は
低コストで高モラルな国民兵の大量投入にあった。
明治維新でも、すぐさま国民の創生を始めたのは周知の事実。
従来の身分制では国民国家を作ることは出来ない。
豪州架空国家案だが、
古代に農耕文明が発達させ、
1500年代のポルトガル人到達前に幾つかの国家がある状態にし、
国家間で戦争も経験させる。
(統一国家に成長出来ればベストか)
その後のキャプテン・クックの領有宣言を阻止出来れば…
日本と同程度に近代化出来んかな?
>>97 ただ日本がただちに「国民の創成」に入れたのは、
江戸時代から高い識字率を誇ったのも要因かと。
上も下も教育熱心でしたからな。
自助努力扱いでしたが。
江戸幕制存続のネタは、確か橋本純あたりが書いてなかったか?
個人的にはあんな火葬戦記より独立愚連隊ネタの「七航艦」の続きを書いて欲しいんだが。
> 江戸幕制存続のネタは、確か橋本純あたりが書いてなかったか?
しらなんだ。どんなの?
織田家存続ネタとか豊臣家、伊達家の連合王国化とか、
結構あるな。
104 :
名無し三等兵:03/09/15 01:39 ID:cGkAJBY7
>102 コズミックのタイムスリップ物。
幕府海軍の空母「天城」と帝国海軍戦艦「大和」がフィラデルフィア実験もどきで入れ替わる。
結構好きなんだが。まだ第一巻。
・・・青山智樹の陸上戦艦といい、ガンパレ以来増えたな、幕府存続もの。
はぁ〜10年前には「こんな恥ずかしぃ事思いつくの漏れだけだろーな」とか
思ってたけど、結構みんな同じ事考えてたのね。安心。
ゴールドラッシュが早くに起きてメキシコが金ゲトー
で、
いろいろあってハワイ王国真珠湾に墨西哥機動艦隊が奇襲。
米国南北戦争で南軍が勝利、独立して…
ってのは、某遅筆作家がやっていたな。
>>108 合衆国が南北に分裂した場合、日独はどっちと戦うの?
思想的には南部とナチスって理解し合えるような気がしますが、
でも実際はそのときの国際情勢次第でしょうね。
敵の敵は味方とかで。
イギリスが従来からの行きがかりで南部を支援しつづけていれば、独北同盟かもね。
日本の方は全然検討つきませーん。
日本は日本からの移民がいる関係で南部のさらに南、メキシコと同調してたりして
移民ってのは、移民先の国といろんな摩擦を引き起こすもんだぞ。
カリフォルニアの日系移民
マレー、インドネシアの華僑など
常に移民先の国と友好関係が築けるわけではない
努力が大事。
>>105 人口を増やして、国を安定させるには必須ですから、
(数学や天文学など文化面に与える影響大きいそうです)
位置的には米ですかねぇ
シンガポール、サイゴン、フィリピンで列強に後押しされての建艦競争ネタならある
南米のアルゼンチン・ブラジル・チリと同様に、小国同士の小競り合いが齎す局地的建艦競争
英国が巡洋戦艦をシンガポール投入した事に端を発し、タイが日本から大型海防戦艦を
購入(河内級)するはずが何故か改金剛級に。黄色人種に負けるものかとフィリピン、日蘭
に働きかけ。ドイツからの賠償艦「ヘルゴランド」級二隻を購入。
その代金でウマーなオランダ、巡洋戦艦を米国に注文。一方、タイが力をつける事を思わしくない
フランス、戦闘巡洋艦二隻を送り込む事に・・・・
そして・・・・
リア工房のときに歴史の授業中に考えた物なんで、激しい突っ込みは勘弁
120 :
115:03/09/15 19:41 ID:???
「同型艦を二隻ずつにするべき」だと、工房の時に製図技術の教師に教わったので、
基本的に同型艦が二隻ずつの編成です。
オランダも無理に2隻注文してるので世界最小の『超』弩級戦艦に・・・・(火力は負けていない
以外に妄想の幅が広いなぁ
タイが日本から 建造中の八八艦隊を丸ごと半分くらい購入
いっそ、架空日本、架空タイ、架空豪州で太平洋同盟をキボン
>>122 ……タイ海軍に売り飛ばす名目なら建艦中止しなくていいのか。。
>119
>世界最小の『超』弩級戦艦
米国がオランダに売りつけた代物が気になるのでつが
126 :
115:03/09/15 22:32 ID:???
>125さん
戦艦乞食さんのHPのサラミス・ヴァリアントと似ていたので内心ビクーリです
排水量:20500トン
速力:27ノット
主砲:14インチ連装二基+三連装一基
すごい面白いです。
誰か朝鮮半島の事も考えてください。
日露戦争でいろいろあって朝鮮半島を領有することになったロシア
本土以上にインフラ整備をかますニコライ
そして革命
何とか脱出したアナスタシアが帝国領朝鮮に亡命
日本、その他の支援により正統露西亜帝国政府成立が平壌にて宣言される。
>>129 いろいろあったって日露戦争で日本が負けたのか?
朝鮮売って賠償金もらったとかw
地球創生期の悪戯で、ハワイが比較的小振りな諸島ではなく、
数千万人もの大人口を養える平野部を持ち、豊富な鉄鉱石など
工業原料を算出する山岳部を有する小大陸だったら…
とりあえず国名は「ムー」だな。
じゃあアゾレス諸島でアトランティス、
マダガスカルでレムリアですね。
>>114 しかし、上手くしないと中国みたいな状態にならないか?
鄭氏台湾がそのまま独立を保っていたら、
設立の経緯からいっつて海軍国になるのでは?
規模はともかく経験豊富な上に日本より精強そう。
海軍は自国の航路を守るものだってちゃんと理解してそうだし。
基本的にこの手の話は好きだが、
あまり派手にやるとホームラン級のアレが「次はお馴染みの…」としたり顔で出てくるヨカーン。
よってsage推奨にておながいします。
>>136 > ホームラン級のアレが「次はお馴染みの…」
ってなに?
ああ…噂の糞猫島海軍糞ry
猫と言う文字を見て伊吹秀明のアレを思い出してしまったぞ。
猫耳戦車隊…よし架空民族はネコミミだ。
水瀬名雪入国禁止。
長森瑞佳は可。
仮想国家の兵器を考えるところで、複葉引込脚の雷撃機って可能でしょうか?
>>146 イタリア空軍ならありえるかもw
パイロット達は複葉機の旋回性能に拘ってたみたいだし、
複葉機で可能な限り高性能を目指すなら・・・
アニメで「王立宇宙軍」の超高性能レシプロ機ってのもあったな。
初期ジェットより強いんだってくらいのやつ(w
もっとも、あれは仮想国家どころか仮想惑星の話だったが・・・
水軍はジェット戦闘機なのに、空軍はレシプロ機だったな。
戦車は航空機より発達してない感じだった
>>150 そうかあ?
俺には時代的に進んでいる方だとは思ったけどね。
152 :
149:03/09/18 01:54 ID:???
戦車はあんまりよく覚えてないなぁ。
でも、あのネタにレスがつくとは正直思わなかったよ。
調子に乗って・・・
映画「ワイルド・ワイルド・ウェスト」の合衆国分割計画が成功した世界とか。
欧州列強とメキシコが主要地帯を押えちゃう。
その後色々あって各植民地は別々に独立して、WW1と同時に北米でも第一次統一戦争(でも統一されない)。
で、また色々あってWW2と同時に第二次統一戦争・・・
うーん・・・国が増えただけで「ディキシー」の焼き直しか?
五胡十六国の分裂のまま統一しなかった中国。
モンゴルの侵略とかいろいろあったけど、
今でも10カ国ぐらいに分裂したままってのはどうでしょう。
近くに同レベルの敵がいる方が文明は発達しそうな気がするのですが。
当然日本も危なくって鎖国なんかしてたれない。
少なくとも国家戦略を持った国なるのでは?
複葉引込脚の雷撃機を使って米軍に
「東洋のソードフィッシュ」と呼ばれたかったのです。失礼しますた。
>>152 >欧州列強とメキシコが主要地帯を押えちゃう。
>その後色々あって各植民地は別々に独立して、WW1と同時に北米でも第一次統一戦争(でも統一されない)。
>で、また色々あってWW2と同時に第二次統一戦争・・・
>うーん・・・国が増えただけで「ディキシー」の焼き直しか?
なんか懐かしいなあ、おい。
アメリカがアメリカでありえない状況って、向こうの仮想戦記みたいなものだからね。
ひょっとして、ノートン1世陛下の出番?
結局ネコミミ島は?
織田大日本万歳!
>153 青木基行「龍騎兵」
学研のノベルス(絶版)は十六世紀の話だが、同人(ほぼ入手不可能)は現代の話だった。
カルタゴが滅びなかったら?
ヴァイキングの後続部隊がアメリカ大陸に陸続と上陸し、国家建設。
プレスター・ジョンが本当にいた。
インカ帝国スペイン人の情報を素早く入手、うまく立ち回って独立を維持。
オスマントルコ近代化に成功。
とりあえずこんなとこ。
エチオピアが近代化した強国なら…
ここって仮想国家に持たせる兵器の話題しても大丈夫ですよね?
>>161 イタリアがボコられて枢軸側には参加せずってこと?
>>162 いいんじゃない。
それが生み出された背景に触れるとグットではなかろうか。
日本は液冷苦手だったが、
液冷エンジンばっかりつくり過ぎて、空冷つくれなくなるってことあるんだろうか?
>>163 それそれ(w
アフリカにそれなりの軍事力をもった近代国家があればと思って
「エンジンはミッドシップ配置、プロペラ軸内機関砲装備の戦闘機ばかり作ってる」
って方向で妄想してます。
>>166 なんで俺と同じ考えの香具師がここにはいっぱいいまつか?
オランダのデ・ロイヤルが日本相手に大暴れする話
基準排水量:19000トン
速力:32ノット
主砲:11インチ連装三基+6インチ単装砲一基
経済自立化政策以前にタイ国内にて、イギリス人の手によって創業した
エリア金属会社は政策後もバンコクを本拠地に活動し、経営多角化によっ
て生き残り、重工業化の一翼を担った。
その最も重要なファクターが航空用エンジンで、エリア社はアメリカの
アリソン社と提携し、技術の会得やサンプルの輸入等を行った結果、1930
年代中ごろには「圧縮比は低いが、安定して回るエンジン」の開発に成功
した。これがTV1として実用化されて以降、「出力を強引に伸ばすよりも、
液冷で安定性の高いエンジン」がタイ王国陸海軍の航空機の標準的なエン
ジンとなっていく。鍛造クランクシャフトをいち早く採用した事もその要
因となった。
一方、空冷エンジンはシリンダーの大きい単列エンジンは実用化に至っ
たが、複列星形になると圧縮比の調律がうまく行かず、加えて冷却構造の
ノウハウがないため実用に足るものを完成させる事ができず、ウィナイ社
の試作雷撃機XTB-3雷撃機がWS1エンジンの火災によって喪失した後、太平
洋戦争中は単列のS2エンジンのみが使用されたにとどまった。
なんてところでどうだろうか?
>>165 こんなのかな
若き日のハイラ・セラシェ公がイギリスの視察から戻り次第、側近を集めてこう言い放った。
「わが国も欧州の工業を取入れるべし」
各部族の代表や大臣達はこぞって反対したが、セラシェ公の決意は高かった。
彼の脳裏には、いつの日にか欧州の近代化された軍隊が押し寄せることが確実と思えたからだ。
そして、国民に語りかけた。
「彼らの近代工業国家を支えるには、植民地が必要になる。その際に標的になるのはアフリカの大地だ。
我々は飢えたライオンの前で、裸で竦んでいるに等しい」
やがて、この「飢えたライオン」演説は、国家の基本政策のスローガンとなり、国是ともなった。
(中略)
だが、近代工業技術の習得はなまなかの事では進まなかった。
留学生を受け入れてくれる国を探すだけでも非常な苦労を重ね、
また彼らが帰国するまでの数年間の旅費と滞在費すら馬鹿にならなかったからだ。
そしてそれだけで近代化が達成できる訳でもない。
すべきことは多岐に渡り、また果てしなく続くかに思えた。
(中略)
非常な苦労の末、ンゴロモベ族とタチ族の代表を長とした二個戦車旅団が発足した。
とは言っても、ガーデンロイドタイプの軽装甲車が主な装備で、
それに少数のビッカースC型があるだけだった。
だが、それを整備維持できるまでには、成長を果たしていた。
観閲式当日、セラシェ公とヌンディ陸軍大臣は行進する車列を見て、この十年近くの苦労を思い出していた。
妄想スマソ
軍縮条約下、欧米の帝国主義と仮想敵状態にある日本帝国は、我がタイ
王国の軍備技術向上に努めてくれた。それは軍艦の建造技術だけではなく、
陸軍兵器、特に装甲車両についてはあるいは軍艦以上のノウハウを得る事
ができた。日本帝国の開発したTK形装軌装甲車に使用されている圧縮コ
イルリンクアーム式の物が、軽量かつ性能のバランスも優れているとして
その後の主力戦車自力開発に大いに役立った。エンジンも本来なら空冷デ
ィーゼルがベストだとの教えを得たが、航空エンジン同様、空冷の国産エ
ンジンはてんであてにならず、やむを得ず水冷式の物が用意されていた。
しかし、いざ英国との戦争が始まると、タイの装甲車両開発関係者は一
様にがく然とし、落胆した。いや、自国の戦車開発はむしろ大成功と言え
た。問題は、日本帝国の戦車が、TK形を輸入した1936年代から全く進歩
していなかった事である。
英領マレー侵攻部隊指揮官インティラー少将は、実用化されたばかりの
国産「ナンプー」中戦車、そしてチェコスロバキアから輸入したT-38戦車
を、物珍し気に見つめている“友軍”兵を見て、先行きに不安を感じざる
を得なかった。
174 :
165:03/09/20 17:54 ID:???
>>172 いや、漏れはそこまで考えてなかったから、
正直脱帽…。
>>173 まあ、確かに不安を感じるよな(w
それにしても、液冷ディーゼル装備の戦車か、末が恐ろしい国だ。
大戦終盤になるとMBTの元祖みたいな戦車を作りそう。
各国の事情氏の仏印が隣にあったら軽くつぶされそうだ
アドリア海での覇権を考える旧ハンガリー領王国の話を考えていました
4連装砲塔2基を前部に集中したフランスっぽい高速戦艦が主力の国なんてのがいい。
なんかイヤな日米戦
ノートン一世vs葦原将軍
180 :
119:03/09/21 21:17 ID:???
>178
仏印が主人公の国で考えていました。
屈辱的な敗戦後、ある指導者の下で政教統一を成し、
高度経済成長期を経て軍事大国と化した日本。
空母と潜水艦をメインとした艦隊は、ついに世界統一
のための聖戦を開始した!
『公明の艦隊』
志茂田過激・著
タイ厨ぶりを発揮しつつも、ネコミミ亜大陸も真剣に妄想してしまう漏れ。
「猫耳の艦隊」とでも名付けるか……
ところで、陸戦兵器考えていると必ず38t戦車が出てくるのは病んでる?
最初の方で出ていたオーストラリアの強化ってのはいいね。
いっそ住んでるのも人類ではなくてカンガルーの進化した有袋人でどうだ。
頭部と眼球がでかくて耳も上についている。そして日本と同盟を結ぶ。
豊田有恒「カンガルー作戦」(徳間)
で人類と有袋人のタイムパトロールの戦闘があります。
同「ダイノサウルス作戦」
は人類と恐竜人のタイムパトロールの戦闘。
多分絶版だけどね。
仮想国家を置くとすると結構太平洋って狭いなぁ。
南部にはオセアニアがあるし。
インド洋に置くとPWには直接触らなそうだしなぁ。
ボルネオ島辺りを占拠してしまうのも手だろうか?
>>188 自分は妄想の為に豪州大陸を消滅させ、違う形状の大陸を置いてます。
マターリしているアボリジニーでは、植民地化を阻止出来そうにないので・・・
地形そのものは今のままでもいいが……
>>188 確かに…
問題は地形より火葬戦記に参加出来る程度の国力をどうやって持たすか、
でしょうね。
ジャワへ遠征したモンゴル軍が間違えてオーストラリアを発見!
遊牧最大の適地に大挙入植。アボリジニを同化しつつ、元朝の崩壊に伴い「南元」樹立!
16世紀、日本国内の戦乱終結により織田信長が南海進出、南洋航路を開拓する一方南元を打倒して新王朝樹立。
東アジア中のあぶれ者が入植してくる。
農業生産力に乏しい大陸の特性上早くから鉱工業が発展し、日本からの独立戦争に勝利。
18世紀には産業革命の先陣を切るも、日系・真織系連合の白雲州(マオリ語版国名「アオテアロア」の日訳)が分離独立戦争を起こし、独立。
これにより大陸はかえって多民族国家としての紐帯が強まり、二十世紀を迎える
・・・てな話を考えてまつ。
ま、ポール・アンダーソンと小松左京と御大のパクリっちゃパクリですが。
戦車はクリスティー快速戦車系列がいいな。
直接クリスティー技師を招くなんてどうだろう。
>185
オーストラリアの設定をいじるっての、結構みんなやってたのね。
俺は、同時期に本州の面積が現実の5倍、ただし増えたのは山ばかり、
な状況での日本の歴史をおもに妄想してたから、詳しい設定は考えてなかったけど。
>>195 しかし行き着く先がT-34にしかなりそうにないなぁ。
>>198 キワモノ戦車を運用して得るものがあるならいいけどね(w
>>198 えっと…そこを直リンするのはいかがなものかと…
注意書きを無視してますがな。
>>199 確かに主力車両にはならないだろうけど、装甲偵察車両としてはいけるんじゃないのか?
ポルシェ・ティーガーよりは役に立つと思う。
とりあえず、少数部隊でも第一次大戦(欧州戦線)参加してないとな
>>204 後遺症の残らない程度に近代戦の怖さを身を持って知るのは必要だと思う。
>>205 イギリスの植民地政策に反発し、
WWIではドイツに応援部隊を派遣していたと言うのはどうだろうか?
>>204 自分の妄想では、
・18世紀にイギリスとの紛争で奪われた領土の返還
・当時結ばれた、不平等条約の撤廃
等を条件に連合国として、第一次大戦に参戦。
史実と同じ時ように主力部隊を参加させたガリポリ上陸作戦で派遣軍は大損害を受ける。
ついでに対英感情も悪化して、アジアに同盟国を求める。
…なんて事を考えてます。
自分が最近考えているは、
ボルネオ島に住む架空民族が、島南部で1865年に蜂起、
1870年までにオランダ領部分を制圧、しかし、英国海軍は強大なため、そこで線引きとなってしまう。
だが、本来その民族の「聖地」とも言える部分が英領なので、火種として残る。
国名は「南サラワク共和国」。
WWIには正式には参戦せず。しかし、英国との反目から、ドイツに義勇兵を派遣。
(装備はドイツ式)
英国はこの事実を知るが、本国防衛で手一杯のため敢えてアジアでの作戦行動は控える。
WWI後は近代軍備に必要な重工業化政策を押し進める。
戦争でそれ程疲弊せず、資源国として潤っていたため、
ソビエトからBT-2や、チェコスロバキアやスウェーデンの、
“当時としては”比較的強力な戦車を買ったりしていた。
一方、海軍力はアメリカの三年計画に対抗して建艦競争に突入するが、
列強間でワシントン条約が締結されたため、主力戦艦の建造は一呼吸おき、
補助艦艇を充実していく。
しかし、この結果対英関係は悪化、そのため近隣国であるタイと密接になる。
という具合ですた。
>ついでに対英感情も悪化して、アジアに同盟国を求める。
結局日本とタイだろうなぁ。
>結局日本とタイだろうなぁ。
それはもう(w
太平洋地域の覇権を賭けた米国対アジア諸国の戦争を妄想してますから
>>209 ドイツ、イタリアとは必ずしも仲が良いわけじゃないって雰囲気を、
自分は持ってます。。
>>210 自分の妄想でもそうですね。
工房当時の妄想では日独伊三国同盟は成立してませんし、
複雑怪奇な欧州情勢には不干渉を貫きたい所・・・
ぶっちゃけ日独伊三国同盟はいらない。
というかイタリアいらない。
イタリアがいないことでドイツは日本に援助を求めるだろうし、逆に日本の援助も増えるだろう。
・・・ドイツ海軍はきついけどね。
エチオピアの妄想にもあったけど、
多くの人材を欧米の大学に留学させるのは必要だろうな。
>>212 イタリアがドイツ並に強い火葬国家にしよう。
世界最強戦略空軍保有国とか
ウクライナがロシアとでなく、ポーランドと統一国家を形成。
更に同君連合のリトアニアとも平和裏に融合合併。
こうなればロシアなんぞは辺境ですよ、ど辺境。
>>215 で、チェンバレン・イギリスとナチス・ドイツが連合組んで対抗ってのはどうか?
北海道の某所で種芋持った農業学者が1500年前にタイムスリップ。
食料状態改善により人口増加、北海道、樺太、千島にアイヌ民族統一国家誕生ってのを考えた事があります。
ソ連とは樺太油田と亡命ロマノフ王朝のため対立、日本とも旧幕府軍残党を受け入れてるためややギクシャク、
しかし石油を買ったくれるため経済的には協調、アメリカは工業品の輸出先だが、
移民排斥と対日禁輸政策に協力しろとの圧力をかけてきているので反米気運が高まっているて感じで。
>>218 アメリカに工業製品を輸出出来る程の工業力はどうゆう経緯で発達したの?
220 :
218:03/09/28 00:04 ID:???
>219
ああ、軽工業製品です。ロシアに近くてその脅威が身近な分、
富国強兵政策を始めるのも早いかなと考えたんで、
今考えると、日本の発展を激しく阻害しそうな・・・・
北方の仮想国といえば
>>18のがあるな。
えらくスケールがデカイけど。
しかし、色々ネタがあるもんだな。
ネタ話だけでもワクワクします。
>215 ランダル・ギャレットのダーシー卿シリーズみたいだな。
>223
おぉぉ!懐かしきプランタジネット朝英仏帝国!
ハヤカワは短編集2冊目を出せ!
デンマークが海防戦艦を繰り出しての通商破壊でドイツを苦しめる
「南サラワク共和国陸軍・開戦時の主力戦闘車」
T2 重戦車
正面最大装甲 80mm
35口径75mm砲×1 20mmMG×1 7.7mmMG×2
T1(BT-2のライセンス生産)に続いて純国産設計(ただしエンジンは
フランス製)となった重戦車。板ばねボギーのスポーク式転輪が旧態依
然として見えるが、ともかく使える戦車にはなっていた。ただし、整地
で最大速度18km/hという低速である。開戦時には既に生産終了していた
が、まだ多くが第一線で使用されていた。
HT1 重戦車
正面最大装甲 110mm
65口径75mm砲×1 7.7mmMG×2 14mmMG×1
1941年に実用化されたばかりの重戦車で、ドイツのVI号ティーガーに
も匹敵する性能を持つ。しかも、圧縮コイルリンクアーム式のサスペン
ションを装備し、信頼性ではティーガーを上回った。320hpの水冷ディ
ーゼルエンジン2基を搭載し、整地路面を40km/hで走行する。
MT1 中戦車
正面最大装甲 60mm
38口径75mm砲×1 7.7mmMG×1 14mmMG×1
1940年に採用された中戦車。ドイツのIV号戦車の影響を多分に受けて
設計されている。圧縮コイルリンクアーム式のサスペンションと320hp
のディーゼルエンジンにより整地路面の最大速度は55km/hで、40km/hで
巡行しても壊れなかった。
LT3 軽戦車
正面最大装甲 26mm
48口径47mm砲×1 7.7mmMG×1 14mmMG×1
T1として国産化されたBT-1の後継として、LT2の名称で開発が進
んでいたものが、主砲の性能向上の為砲塔を大幅改設計されたもの。BT
譲りのクリスティー式サスペンションを持つが、装輪走行能力は開戦前
の第1ロットのみで早々と打ち切られてしまっている。
RT2 輪装軌軽装甲偵察車
正面最大装甲24mm
48口径47mm砲×1 7.7mmMG×2
スウェーデンのランツウェルグL30装輪装軌軽戦車を購入したが、本
家が試作のみで生産中止となったため、急遽拡大版デッドコピーの開発
に走った。結果のシロモノ。キャタピラとタイヤの両方を装備し切り替
えて走行できると言う色物兵器だが、完成度が高く、高速偵察車として
は使い物になると踏んだ陸軍上層部がつくらせた。期待を裏切らない性
能を発揮したが、水冷ディーゼルエンジン搭載の為出っ張った車体後部
によりランツヴェルグ流の均整のとれたスタイルはぶちこわしとなった。
また、装軌時の不整地走破能力はLT3に劣った。
>>226 重戦車が開発されそうな場所じゃないけど基本的に外征軍なの?
>>228 WWIに義勇兵を送り、悲惨な末期の防衛戦に参加した結果、
「近代戦に必要なのは装甲と機動性である」と判断してしまった結果でつ。
それとボルネオ北部の英領と国境を接してしいるのも一因。
自分もネタに相乗りして(w
架空豪州大陸の主力戦車(1941年時)
「25トン戦車 トーア」
乗員 4名(車長、砲手、装填手、運転手)
エンジン V型12気筒液冷ディーゼル(出力450hp)
路上最高速度 43km/h
航続距離 300km
武装 50口径57mm戦車砲 1門
7.7mm機銃 1丁(戦車砲同軸機関銃)
最大装甲厚 50mm
1940年に制式化された太平洋戦争序盤の主力戦車。
同戦車より、それまでのリベット止め方式を廃し、鋳造砲塔、溶接式車体を採用した。
>>230 主砲は日本から輸入ですか?
ってか、エンジン以外一式チヘ車そのもののような気がするのは漏れだけ?(汗
>>231 どっちかと言うと、豪州生まれの6ポンド砲って感じです。
なるほど。
双発艦上爆撃機というのも考えたことがある。
「ブランコ式は命中率の低下になる、急降下爆撃に邪魔なら、プロペラの
方を機首から退かせばいい。急降下爆撃機として考えればプッシャー式が
理想だが、艦上機として完成させるのは難しい。ならば、双発にすれば機
首からプロペラは無くなる」
という設計者の考えから双発艦上機として完成、ところが、ドイツから
輸入したHe118と比較したが命中精度はあまり変わらず。
しかし、最高速度515km/hの高速、搭載力1トン(ただし投下装置の強度
からに急降下時は500kg以下2発)という“高性能”が買われ、制式化。
1000hp級液冷発動機×2。航続距離1200km(正規・内翼増槽有で1800km)。
>>235 当時大流行の多発戦闘機並みの機動性も要求してるんで「向き・不向き」から言えば「不向き」だけど、「可能・不可能」から言えば「可能」だと思います。
複葉機使ってる雷撃機海苔はギャーギャー言うだろうけど。
でもバラクーダよりは安定してそうだなぁ。
双発艦上機+滑空魚雷なんて萌えるなぁ
239 :
238:03/10/04 10:24 ID:???
スレタイ見落としてたよ。吊ってくる……
ほしゅ
ムー大陸(太平洋上)が存在する世界の架空戦記……。
この大陸は、かつては巨大文明が存在していたらしいが、
なぜか原始的な生活を営む原住民しか住んでいない。
日本は、鎌倉幕府の頃から牟(ムー)と友誼を結んで
いたが、大航海時代を迎えて欧州列強が植民地化を図る。
やがて20世紀――。
マニフェスト・デスティニーの延長線で牟大陸に進出
するアメリカと、徳川幕府が存続(黒船の来航はない)
する日本が、太平洋上の大陸で激突する!
太平洋に展開する、史上最大規模の“陸戦”!!
日本は海洋国家ではなく、陸軍国としてドイツ戦車の
ノウハウを取り入れた重戦車を大量に運用している。
アメリカは物量作戦で対抗するが、日本も大陸の膨大
な資源と燃料を使って、これに対抗する……。
つーか、日本陸軍が主役の仮装戦記も読んでみたいよ。
陸軍が主役・・・北海道が千島列島に沿って地続きな世界なんてどうよ
243 :
名無し三等兵:03/10/06 20:35 ID:rsG+bG+/
とうの昔にロシアに取られてるよ
>241 陸軍ものね・・・
まず絶版だが「大反撃一式砲戦車隊」(陰山琢磨 飛天ノベルス)読め。
・・・一式砲っても史実のじゃないぞ・・・
飛天だと、「大日本帝国欧州電撃作戦」もいい。マーケット・ガーデンで孤立した空挺隊を・・・宮崎繁三郎が助けに征く。
後、谷甲州「覇者の戦塵」(中公ノベルス)の陸戦もの。とりあへず「殲滅 ノモンハン機動戦」は無条件お勧め。
探せばあるもんだよ。
>>241 この世界の日本とムー大陸の設定を見てみたい脳
昔、イタリアの位置に日本を持ってきたらどうなるか、
妄想するスレがあったな。
英国がタラント空襲を行おうとするその時!突如日本とイタリアの地形が入れ替わり。
一晩で地中海艦隊が壊滅する話とかあったな
>246
5スレッドまで伸びたが「大隊指揮官」「葛城」「みなぎ」を名乗るコテハンにあらされて
結局、新しく中型戦艦スレッドにエピソードだけが残ったんだっけな
1940年の段階でターボ付き艦戦は無理かな?
>>249 米英独以上の技術大国じゃないと難しいんじゃない?
1940年に戦力化されてるんなら
>>241 ムー大陸には、日本製の鉄道が走っていた。
海峡を進むアメリカ艦隊に対して、数十両の列車砲が火を噴く!
事前の偵察で、沿岸砲の類がないと思っていたアメリカ艦隊は
油断しきっていた!
>>252 1940年初飛行なら、ターボ付き艦戦もあり得そうだけど、
史実で「ターボ付き艦戦」ってあんまり聞かないよなぁ
>253
何故か知らないけどターボつき戦艦ってよめて、
物凄い唸りを立てながらキール軍港を出港していく独逸戦艦を想像してしまったよ。
ときに、エンジン関係だとやはり数が出ないと信頼性が上がらないと思います。
航空機や戦車を活躍させる以上、どこかに大きな市場を設定しないと……。
……なんだかんだでフォード倒産、五大湖周辺壊滅?
スラスター全開で魚雷を次々と回避する戦艦が頭に浮かんだが・・・
何のこたぁない新日本武尊じゃねえか_| ̄|○
緊急事態になったら艦尾に跳ね上げてある発動機を海につっこみ、
すごい勢いで加速する武装ボートのような戦艦を思いついてしまいますた。
最高速を出したら艦種が海から飛び出てるの。
ターボはターボでもターボプロップだったら…
三千馬力級の圧倒的パワーでF6FやF4Uを手玉にとる陣風…
火葬のせかいだ…
>>256 そういや、旭日艦隊には
艦尾にジェットエンジンらしきものが付いた素敵駆逐艦がいたな
>>254 五大湖周辺の工業地帯が天変地異で壊滅すると、
仮想国家の主要な敵たるアメリカ合衆国が弱体化しそう。
ぐはぁっ、大失敗。
>>259はスルーお願いしまつ。
アメリカは少し弱体化させないとつらいと思います。
でも、弱体化の方法を少し捻るだけで結構面白いかも……例えば、
世界で最初の有人動力飛行を日本人が掻っ攫う。
↓
ライト兄弟敗退、アメリカの開発者達、航空機に対する情熱を失う。
↓
アメリカ航空業界、史実ほど発展せず。資金力、開発力も落ちる。
↓
大馬力エンジン&多発機技術開発できなかった為、長距離双発機どまり……。
呂宋に流された高山右近が病死せずにそのまま呂宋日本人街の重鎮として君臨。
その後シャムの権力闘争から逃れた山田長政と、大坂の陣の後姿をくらませた明石掃部が合流。
彼等を慕って配下の者や迫害されたキリシタンが呂宋日本人街に集結。
ここからが枝分かれ。
(1)
大坂の陣後、薩摩に落ち延びた秀頼を盟主に、九週に逆上陸をし八丈島に流された宇喜多秀家を奪還し西国にキリスト教系日本を作る。
300年前の分断国家が、世界史にどのような影響を及ぼすのだろうか?
(2)
呂宋でそのまま日本人主導のキリスト教系国家が形成される。
彼らは日本人で有ると言う認識を持ったまま現実の厳しさをヨクヨク認識していた為、極めてドライな価値観を形成していた。
そして彼らをキーパーソンに太平洋の覇権を求めて日米の戦いの火蓋が切って落された…
等と妄想シテマスタ。
やっぱり相手はアングロサクソン?
264 :
名無し三等兵:03/10/12 23:50 ID:hJkxIq0V
>262 バンクーバー〜カリフォルニアへ大挙移民、アメリカ大陸の覇権を賭けての陸戦が良いな。
1943年制式化のターボプロップはもっと無理あるよな?
ヘルゴラント級二隻が金剛級四隻を沈める話
>>256 艦首部のモーメントでキールが折れると思う……
269 :
名無し三等兵:03/10/13 11:14 ID:0ujlfjVL
>>268 カーボン・ナノチューブでキールが出来てるから大丈夫。
>>262 米軍の爆撃機が一式陸攻並みの機体ばかりとか、
そのかわり、資金力、開発力が陸軍、海軍に回って、
10万トン級戦艦とか50トン級の重戦車がわんさかと(w
>272
機械力の導入が遅れ、歩兵主体の米軍……。
失業対策で規模ばっかり大きくなったんで重装備がちっとも整ってない米軍……。
一日何キロでも歩いて行軍していく米軍……。
萌える……。
でも正直、ドイツの電撃戦ショックがなかったらアメリカ陸軍の機甲化は遅れていただろうな。
>>274 ポニアトフスキ元帥の武勲を讃えるポーランド騎兵師団マンセー
はさておいて、実際面白そうだな。やっぱりアメリカ軍が主力戦闘戦車、完全機械化に
走ったのも、ドイツ・ショックがあればこそだし。
それを経験しないままに巨大化したアメリカ陸軍と、ムーという巨大大陸の存在により
太平洋を陸戦で精する必要に駆られた日本陸軍の潰しあい。
まあ、そういうのならむしろ「逆転信長軍記」みたいに戦国末期の統一政府の外征、のほうが好きだったりするな。
ふと思ったんだが、ムーという「巨大大陸」がある世界の「太平洋」というのは矛盾があるのでは。東ムー海、西ムー海かな?
よーしパパ「マゼラン海」って命名しちゃうぞー!
>>275 ネタにマジレススルのもなんだが正直デンゲキセンのショックでも相変わらず馬匹軍な国が有った事も事実デアルガ
>>279 ドイツのこと言っているのか?
機甲部隊でブリッツクリーク実践しながら、相変わらず補給は馬に頼っていた事実。
>>280 あれは好きでやってたワケじゃないし…
国力の問題ですがな
>>281 279がネタにマジレス言うから、ちょっとからかったのさ。
分かっていたけど、好きでやっていなかったのがドイツ擁護としての発言なら、
それだったら日本も同じだけどね。
日本だって金あれば、機甲部隊を整備して戦場を蹂躪したいさ。
大馬鹿な軍高官の台詞ばかりが大きくとりあげられるけど、
金があったら、なんで小銃も満足に揃えられない軍隊にしておくものか。
日本のように戦国時代を経験した大国であれば欧州に負けない強国になり得るかも。
日本のケースはまさに奇跡的なタイミングで戦乱が終結し、欧州の進出に対抗できたんだけどね。
というか欧州が接触してきたタイミングも良かった。
戦乱だったから積極的に技術を導入したし、それが一気に普及した。
しかも欧州諸国はまだ本格介入できるほどアジアに勢力を伸ばしてなかった。
そして介入できるほどに地場を固めたとき、日本もまた欧州に対抗できるだけの軍事力を蓄えていたんだよね。
>>283 長期間海外遠征出来る常備軍を当時の国力で維持できるかな?
285 :
218:03/10/21 00:37 ID:???
>>284 それができるように、歴史を改変して・・ってどう変えればいいんだ?
半農半武…だっけ?
を早期にだっしないとな
しかし織田軍でも完全に傭兵、という軍は少なくなりつつあったし
他の大名家は完全に民兵に頼ってる。
当時の生産高からしても、余剰労働力を外征に投じる余裕はないはず。
江戸時代の方がまだしも外征可能なんだよな。
兵農分離で常に即応可能な常備軍を、少数ながら各大名家がもてたわけで。
あと、植民地を経営し利益を本国に吸い上げるのに、
優秀な官僚機構も必要だな。
そもそも、当時の国内で意識的にも経済的にも完結していた日本で、
下手に植民地なんて作ると命取りになりかねない、というのはある。
当時の日本は確固とした産業基盤を持たない(金銀などはあくまで基盤産業になりえる規模ではない)
からね。
>>288-289 いや、近現代的な意味での資本主義国家が、
植民地を獲得して、現地にモノカルチャーを押し付けて、
商品市場兼労働市場にしてしまう…っていうと、ちと現実的ではない。
しかし、未開地に開拓民を入植させて、
農耕させ、都市も建設させるという古代・中世的な意味での植民地なら、
ある程度まで現実感があるような気がする。
戦国が終わったあたりで食い詰めた連中を、送り込めばいいんだからな。
291 :
218:03/10/22 20:13 ID:???
江戸時代にいた本多利明って学者が、
「カムチャッカ半島の緯度はイギリスと同じ、
だからカムチャッカ半島には人が住める筈。」
と言う超理論を元に、北方開拓と移民を主張していたが、
この理論が正しい世界ってのも結構面白いかも。
日本近辺の気候と地形が全部変わってしまうが、
この人の理論結構うなずけるところも多いんだけど
(大型船作って海外貿易拡大とか、江戸の大火を防ぐために石で家を作れとか)。
292 :
名無し三等兵:03/10/24 13:25 ID:9d/KGznI
>>290 戦国末期の時点で既に蝦夷を開拓し、屯田兵団でも作る?
幕府北方管領とか言って。規模に比べて石高は微々たるものだろうが。
そこからアジアに進出、という話でもいいんだが、そうすると今度は勃興途上の清(後金)帝国と
鉢合わせる。
>>218 つまり、極言すれば日本近海に北大西洋海流に近い海流があった場合、ってことか?
突如、太平洋上に好物・古代文明の遺跡を含む火山島ができて、列強が奪いに来る話
>>293 飯島裕輔が似たようなの書いてた。
確か列強の超ド級戦艦が上陸を目指すも
海底が隆起して陸地に乗り上げ観光名所になるというヤツ。
兵器の話がすっかり出来なくなってシマタ。
いや、寂れるよりはいいんだろうけど。
>>296 別に叩かれてるワケじゃなし、
そう悲観的になる事もなかろう。
>>293 巨神ゴーグ?マクロスゼロ?アニメとかラノベだとその手の話はいろいろ
ありそうな。
>295
ピンポン
個人的には小説形式の続きが読みたいなぁ
「大驀進!! ターボ戦艦『ビスマルク』大西洋撃滅作戦」
どっかに、人口が3000万人くらいの国家が出来るだけ
の隙間が空いてない?
やっぱり豪新を日本が開拓するしかなかろうよ。ニュージーランドなら上手くいけば自前で3000万人は喰える。
後は・・・オーストラリア工業化かなあ。
食料がえらく不足しそうだが、「日系」国家なら漁業で結構食えそうだし、ヴェトナムの米を大々的に生産すれば何とか・・・
独領ニューギニアをWW1に占領して、信託統治領としてゲト。
人口1000万人突破は無理だろうなあ・・・。
現地の方と日本からの移民で、5〜600万人。
海軍の護衛部隊強化のネタにはちょうどいいか。
>>300 ネコミミ艦隊をここで展開してもイイでつか?(何)
>>302 そんな貴方に架空大陸をお勧めしたい(w
架空大陸ができると海流の流れとかが変わってしまって、
寒冷化した欧州が居住困難になったりとか、
日本が亜熱帯化するとかしませんか?
それはそれでおもしろいですが。
アリューシャン列島ではなく、アリューシャン地峡ならばどうだろう?
ユーラシアと北アメリカによって北極海と太平洋が分断されるなら
黒潮等の暖流がより強まるのではないだろうか?
その世界では
>>291の話が常識になってるかも…
>>302 地上に隙間が無いなら地下だな。
地下空洞の天井に特殊な光ごけが繁殖して太陽の替わりに・・
石投げられる前に帰ります。
310 :
名無し三等兵:03/11/08 23:40 ID:pktCB40n
>>309 サブマリン707だったかな ムウ帝国が海底の空洞に存在している
ことになり アメリカ海軍の元潜水艦艦長が潜水艦隊を編成して
世界征服の野望をもっていた話があった。
>>309 3つのギヤマンの鐘を集めて人工太陽を造れば(ry
>>308 モンゴルがアメリカ大陸を蹂躙するぞ・・・それ。
インカやアステカも早くから天然痘その他の疫病に慣れるから、史実みたいにはあっさり倒れない・・・
面白そうだな、それ。インカ帝国海軍対大英帝国海軍萌え。
それと、新大陸へと早いうちに馬などの家畜、そして車輪の技術が
入っていればだいぶ違うと思う。
314 :
名無し三等兵:03/11/09 00:23 ID:GvGOvKB6
ハワイが日本と同じ面積ぐらいの島国で工業化が進み人口が4000万人ほどあり
海軍の規模がイタリアぐらいあり、日本と同盟関係があり ハワイの真珠湾に
ハワイ、日本艦隊が常駐でなおかつ1000キロほど西にあり国内にそこそこ
使える油田があれば アメリカと同等に戦えるかな?
315 :
名無し三等兵:03/11/09 00:47 ID:wilyg341
仮装国家とは違うけど、中華帝国の覚醒と解放っのは?
清朝に天才的啓蒙専制君主が現れて近代化、欧米勢力を駆逐し
周辺諸国を併呑していく。
儒教と中華思想を何とかしないとダメだと思われ。
317 :
拾い物:03/11/09 15:06 ID:???
478 :名無し三等兵 :03/11/07 19:08 ID:???
【日本再興編】
『不来神風』
西暦1281年。2度目の元寇において、神風が吹かなかった。
列島は元軍に蹂躙され、日本人は民族をあげての逃避行を行う。
蝦夷、樺太、そしてベーリング海峡を越え、新大陸へと到達する。
『覇王信長』
西暦1580年。旧日本列島はコロンブス3世総督率いるスペイン極東植民地となっていた。
一方そのころ、新大陸到達後、長らく続いた戦国時代は信長の手によって収束する。
その原動力は、鉄砲をはじめとする欧州列強よりの新技術であった。
その後、クーデターによって信長は倒れ家康が政権を握るが、新技術を恐れ鎖国を行う。
318 :
拾い物:03/11/09 15:07 ID:???
『独立戦争』
西暦1775年。所有者がスペインからイギリスへと変わった極東植民地は、「代表なくして課税なし」を合言葉に独立戦争を始める。
その中には、新大陸へ退避しなかった日本人の末裔の姿も。
独立戦争に打ち勝った極東植民地は、初代皇帝の名を取り「アメリカ」と名乗る。
その直後、革命が起こり帝政から共和制へ移行。初代大統領にワシントンが就任する。
『明治維新』
西暦1853年。カリフォルニアにペリーが来航。開国を要求する。
アメリカは太平洋と中国大陸の貿易利権を持つ大国となっていた。
日本は開国要求を受け入れ、その後の混乱の中、帝政へと政体が移行する。
『列強介入』
広大な国土と膨大な資源を持つものの、遅れた技術力しか持たない日本は、欧米列強に追いつこうと必死の努力を重ねる。
ベーリング海峡でロシア艦隊を撃破するなどするものの、新興国の悲しさか、勝ち取った利権は列強に介入され手放さざるを得なくなる。
そして、アメリカによる経済的締め付けは、さらに増すばかりだった。
479 :名無し三等兵 :03/11/07 19:09 ID:???
【太平洋戦争編】
『真珠湾奇襲作戦』
「満州を手放せ」。アラスカに建てた傀儡国の利権を奪われては、日本は立ち行かなくなる。
最後通牒であるハルノートを突きつけられた日本は、対米開戦を決意する。
カリフォルニアより出港する連合艦隊は、一路、ハワイを目指す。
……といった具合に、日本とアメリカの位置が逆になった仮想戦記。
そういや、
「アメリカは太古、日本だった!」(うろおぼえ)
みたいなタイトルのトンデモ本があったな。
このネタ、吉田新司あたりならおもしろく書いてくれそうだw
「オハイロ」→「おはよう」
「ワイオミング」→「ワイを見る」
「アパッチ」→「あ〜バッチシ」
だね(w
「ニューヨーク」→「入浴」
「フロリダ」→「風呂りだ」
「イロコイ」→「色恋」
かよ(w
安芸
テキサス 敵刺す
「オタワ」→「おったわ」
中国が4〜5国に分裂してたら、日本の大陸進出はどうなってたかな?
分裂した時代によりけり。始皇帝の統一がなければアジア史ぜんぶ全然
違ってくる。あおき某の龍騎兵の設定とか。
20世紀になってからとなると、清のあと孫文が中華民国をまとめられ
なかったケースが考えられるが、これなら史実と大差ない。孫文のあとは
各地の軍閥やら共産党やらで実質四分五裂してたわけだから。
>>326 明の崩壊後に清に統一されなかったぐらいが妄想しやすいかな?
明の末期あたりからだと、まずこんな選択肢が考えられる。
1秀吉にポルトガルかスペインが協力→文禄の役に限定勝利。
a)豊臣政権が生き残って17世紀に大陸進出。
b)徳川政権は大陸から撤退。
c)徳川政権も引き続き大陸進出。
2日本の状況は史実のまま。ヌルハチはサルフで敗れ、後金国が
満州に成立するも、明は存続→その後数カ国に分裂、内乱状態。
1-a、1-cは火葬戦記ってよりは戦国もののバリエーションになりそう
だから省略。1-bだと日本の状況は史実と同様で、大陸については
2の状況を想定する。
まず、17〜18世紀のモンゴル、チベット、台湾の併合がなくなる。
台湾はオランダに支配されたままのインドネシアと同様の状態。
モンゴルは史実以上にロシアの影響を強く受け、ロシアの半属国。
後金国(満州)もキャフタ条約相当においてロシア領の半属国化。
チベットは独立勢力として存続。
アヘン戦争よりも1世紀早く、18世紀半ばまでにロシア、スペイン、
ポルトガル、オランダの各勢力が中国に食い込み、分裂状態の
中国大陸はヨーロッパの代理戦争状態になると思われ。
日本もいやおうなく巻き込まれるだろうから、開国が100〜150年は
早くなる。鎖国の期間が短く、欧州の産業革命もまだの時期なので、
早々に軍事技術のキャッチアップは可能と思われるが、あえて欧州列強が
参戦した混乱の中国に単独では進出しようとはしないだろう。
国防のための自国戦力は増強するものの、中立の立場から武器や軽工業製品を
売りまくる道を選びそうな気がする。
欧州列強のどこかが日本と手を組むとなると、相手しだいでまた可能性が
増えるけど。
徳川幕府八代将軍が尾張の継友なって9代が弟の友春(史実の宗春)、
9代の放漫経営のせいで11代くらいで幕府がぽしゃってなし崩しで開国。
まともな統一政府がないから列強の草刈場になりかかる。
>>331 いちばん早くから日本に接触してたのはロシアだから、そうなると
蝦夷地は当然ロシア領、日本もロシアの属国みたいな感じになるのかな。
イギリスが進出してくるタイミング次第では、クリミア戦争の頃に日本で
南北戦争になったりして。
>145
すまない
フジの偽戦争映画ローレライはダメという結論で〆る
フセインのタイーホ後、米の思惑通り?クルド自治区含む3国に分割された旧イラクの
その後とかは?
実はあれもやっぱり影武者で、本物は新たな戦いを目論むのだった・・・
という火葬戦記がいっぱい出そうな予感。
霧○那○あたりが書きそうで鬱だなw
やっぱ地球空洞説で、ペルシダーとか。
戦闘妖精雪風やリフトウォー・サーガ(て解る人いるんだろか?)
みたいに異世界と繋がってしまったてのはスレ違いだろうか?
クルド独立戦争→トルコ他周辺諸国鎮圧に乗り出す→(次を埋めて下さい)
ギリシャVSトルコ戦争
日清戦争後、一時期だが台湾民主国というのが存在した。
清からの独立を目指すものだったから、日本の指導者が「みんな征服ダ!」
と史実のように考えず、仲良くして同盟国にしたら1941年には
翔鶴級2隻、飛龍級2隻を中心とする海軍が出来ていた可能性がある。
>>338 1945年、原爆を搭載したB-29が、北極へと向かっていた。
目標はベルリンでもモスクワでもトーキョーでもなく、
地球内部に巨大文明を築き、人類の文明に介入している
「異邦人」、失われた十氏族の末裔たちの首都だった!
十氏族の末裔たち
略してジュウシマツ
大西洋のど真ん中のアトランティスが急遽浮上。
共産主義に加担する国家(ソ連、中共、イギリス、アメリカ等)全てに宣戦布告する、って話はどうよ?。
〜あらすじ〜
アメリカが大苦戦して対ドイツ戦に回す兵力がなくなり、ドイツがソ連の急所を完全始末。
日本は、イギリスの弱体化で大陸打通作戦が成功。ドイツとの通商ルートの完全確保、てな感じはどうか?。
それはそうと、このスレと趣旨が似たスレに、こういうスレもある。是非、見てくれ。
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1073115934/
ネタが尽きちまったか?
沖縄本島がもう少しでかかったら独立を維持できてただろうか?
WWU直前に、中世のペスト並みの疫病の大流行で欧州壊滅とか、米全土で大地震
が発生して大都市全滅とか、日本以外のスパーパワーが無力化する、なんてのは?
>米本土大地震
三木原がやってたぞ。
マリネラが枢軸参戦!
カリブ海開戦勃発、高速戦艦「パタリロVII世」咆哮す!
なんつって。
世界中の諜報機関本部の清掃員として潜入、諜報活動するマリネラ情報部の存在の方が心強い(w
>>348 中世のペスト並なら、欧州壊滅は無いと思う・・・
>>351 結果、ミッドウェイの待ち伏せ作戦が日本にだだ漏れとか?
伊勢なみの排水量(水中)を誇る潜水艦。30センチ砲搭載で晴嵐かフロート付きの零戦
5機搭載。320メートル潜れる。10隻造る。主に空母や艦隊を狙う。
火葬戦記?
357 :
名無し三等兵:04/03/03 09:34 ID:HGa5vkUO
近代アジアに日本にとって五分のライバルになれる国を
創りたいなあ。
朝鮮や中国だとアレなので
アイヌ帝国とか。
>>357 アイヌ帝国つーと、ちと厳しくないかい。人口規模がつらい。
東南アジアかねえ。
あのあたりならば、産業革命と「国民国家」の形成をが進んでいたら、
というような妄想ができれば面白い気がする。
宗主国に留学したエリートが早期に植民地解放運動をやって、
日本のようなキャッチアップ型の産業革命をやり、
なおかつ、少数民族の紛争に悩まされない…というような、非常に気の遠くなるような、
歴史転換を図らなきゃならんが(w
タイ、マレー、インドシナ3国に跨る大陸型の地域覇権国家とか、
フィリピンあるいはインドネシアが、海洋型の地域覇権国家になっていたらとか。
>>358 東南アジアの植民地化の過程を見ると、小国家の乱立とか王家の内紛に
つけこまれて各個撃破ってパターンが多いから独立運動があっという間に足の
ひっぱりあいに。
ナポレオン後にイギリスが植民地返還政策をとらずに、ラッフルズによる
インドネシア統治が継続していて、マレー・インドネシアひっくるめて一つの
国家としてイギリスから独立・・・規模はすごいけど、独立したとたん分裂しそう。
架空の独立の英雄に強烈なカリスマを持たせるとか・・・
>>360 やっぱ大アジア主義的願望からか同盟国にしちゃうんだよねえ。
独仏みたいに仇敵としていがみ合ってほしいなあ。
それなら日本が鎖国しないで南進する一方、李氏朝鮮さっさと潰したはいいがよりナショナリスティックな国が成立、でいいじゃん。
>>362 >李氏朝鮮さっさと潰したはいいがよりナショナリスティックな国
市民革命?
朝鮮を強大化すると
ハン厨がウルさいからな、中国のほうがいいだろう。
>>364 「大中国」にしちゃった方が良いね。
いっそ沿海州も奪う勢いで。
つか、元々中国領なのをロシアが分捕ったんだが、沿海州。
368 :
名無し三等兵:04/03/19 19:46 ID:H2GnCLY2
日本が朝鮮じゃなく呂宋を攻め東南アジアに拡大して時間を食ってる
最中に後金が台頭し、途中から日本が介入して南明と清朝が大陸を二分
したら?
その仮定で清が朝鮮半島を占拠して第二の元寇を起こすのを防ぐべく
朝鮮に介入し朝鮮を股にかけた日清戦争を起こす。
結局史実の朝鮮出兵の惨敗と日清戦争の大勝利のどちらでもない痛みわけで
朝鮮は中立化、元号・文字等の独自化、儒教に変わるイデオロギーとして
耶蘇教の伝来で中華文明の束縛から離れ緩衝地帯になる。
南明は外部に拡大する力を持たず沿岸は日本やイスラムなどの外国資本が
闊歩して国内は軍閥が割拠するも、逆に明に利権を持った日本などが梃入れして
清の南下を防いでる。
清朝はシベリアとか中央アジアに進出しロシアやオスマン帝国と覇を競い
史実の帝政ロシアみたいな富国強兵、啓蒙政策を続けてく。
東南アジア諸国は個人か日本人町単位で帰化した日本人の土着化して
梃入れする中、史実の鎖国日本での外様大名ように本国から自立すべく
強国化を進める。
鄭成功の家系が高砂総督として常駐し日本と明の狭間で半独立国化
した台湾も加えて・・・
産業革命とか軍事技術の進歩した西欧列強に出遅れたアジアでは
日本の明治維新と前後してこれらの日系や混乱する明を避けた華僑
が底上げした東南アジア諸国、そして混迷の明に見切りをつけた台湾
とか独自路線突っ走る朝鮮が相次いで西欧文明の独自吸収、近代化
を成し遂げていく。
明治・近代日本のようなのが5〜6個一斉に誕生し
戦乱と競合を繰り広げる19〜20世紀の訪れってのは?
勝手に保守。
>>364 ただ、中国を強くし過ぎると逆に日本が飲み込まれかねない罠。
ヨーロッパみたく分裂させるか?
春秋戦国あたりの国境線で近現代まで引っ張るとか。
・・・最早世界史向けだが
>>370 青木基行「龍騎兵」だな… 売れなかったけど…
勝手に保守。
オーストラリアで先住民族が台頭
第三勢力に・・・。
なんてどうですか?
第三勢力って?
ぼちぼちageとこう。
>376
第三勢力主要艦艇
汎用コルベット:グッドホープ
重巡:テラ、ソラーシステム、ケントォウリオ
弩級戦艦:スターダストU世
巡洋戦艦:ガニメデ(?)うろ覚え
超弩級戦艦:タイタン
25巻まではここの世界観に空気が合っていた様で好きだったが…
戊辰戦争で東北以北が独立して〜ってのは仮想国家に入るかな?
入ると思うが、日本内戦ものにならんか?
381 :
379:04/05/16 03:08 ID:???
確かにそうかも知れん。
独立ってよりも内戦が続いている状況、で止まっちゃいそうだなあorz
正直、かじりたての素人が意見出してスマンカッタ。
382 :
名無し三等兵:04/05/17 19:46 ID:EGHVtRe9
ナポレオンが没落せずに、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ポーランドなどの地域を
支配する、ボナパルト朝大欧州帝国が成立していたら、ってのはどうかな?
室町時代に日本人倭寇が豪州大陸を発見。
ニュージーランドも日本が発見して入植
キャプテンクックが来た時には豪州方面を制圧してて
日本本土は徳川が鎖国
豪州方面はイギリスとの戦いに勝って南海新州として独立
日本本土が開国したとき南海新州と同盟マターリと移民やなんか入って
大日本帝國として統一。
いかん、日清・日露戦争やる暇が日本になくなってしまった(w
中国大陸に押し出さなくても豪州大陸開発で手一杯だ(w
第二次大戦も参加する暇なくなった(w
それは考えた事がある。
俺のほうだと日本が徳川幕府>豊臣太閤府で二分、征夷大将軍府が北方進出、征南鎮守府が東南アジア・オーストラリア方面を掌握。
1770年代に豪州、ニュージーランドが日本から独立、インド・アフリカ相手の貿易で工業化。
征夷大将軍府から発達した開陽公国とアメリカ合衆国の領土紛争を機に、日系世界と合衆国はじめ西欧世界とが対立…てな感じで。
(゚д゚三;゚д゚)このスレにまだ本官の居場所はありますか?
>>386 いね、わや方言やの。わかる人どんくらいおるんやろ。
388 :
名無し三等兵:04/05/23 18:41 ID:nQhaIH97
「いね」は普通に知っているだろな。
子供はどうだが知らないが、時代劇、歴史小説ではおなじみだからね。
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ ノ
∪∪
>>35-36 そこで百姓が持ちたる近代国家、南洋一向宗共和国ですよ
先鋭化して迫害されてる創価学会信者は奥地に植民、塩の湖のほとりに独自社会を建設しています
391 :
名無し三等兵:04/05/27 00:26 ID:s45XNvck
>>383 全世界シムEU2をまったく同じ発想でプレイしたことがある。
こんな感じでした↓
1419ゲーム開始 南海大制覇、日本=オーストラリア帝国実現を天に誓う
15世紀前半 官僚機構整備と反乱鎮圧に明け暮れる
15世紀後半 同上。中国と仲良くして天竺までの地図をもらう。シルクロード経由なのが泣ける
16世紀前半 内乱につぐ内乱。いかにも戦国時代っぽい設定になんだか嬉しくなる
16世紀後半 内乱につぐ内乱。つくづく戦国時代が嫌いになる。朝鮮出兵もパス マンドクセ
17世紀前半 支倉常長(みたいなの)をむりやり南海に派遣、香料諸島まで到達。台湾に植民。
17世紀後半 地味に香料諸島を植民地化。誰もこない公園の花壇を整備しているような、淋しい気分
18世紀前半 豪州到達するもあまりの不毛さに凹み、放置。オランダが香料諸島に出てくる
18世紀後半 地味に植民地を拡張。
1819ゲーム終了 ナポレオン戦争に参加、ベンガル湾でフランス海軍と砲戦をして独りほくそ笑む
正直、オーストラリアのヤバさを再確認する結果となってしまいました。
392 :
386:04/05/27 00:53 ID:???
このスレ終わったかな……
意外と落ちないものだね。
赤城毅著「虹のつばさ」はどーよ。
とネタを投下してみるテスト。
ウルジャンで「皇国の守護者」のマンガがハジマタ。
新城がちとカコイイ