まともなターボさえあれば・・・・・・・・・・・
つか、仮に砲弾型でなく普通の設計で逝ってたら性能的にはどうだった
んだろう。軽くなる分、その方が良かったような気がするんだが。形として
は雷電好きなのでそうなってたらいやんなのだが。
>>789 でもターボが必要なほどの高高度爆撃では効果が無いって判断され、
中盤以降は低高度爆撃に切り替わってるからなあ。
もう戦闘機一機種がどうとかそう言うレベルじゃないよな、身も蓋も無いけどね。
791 :
名無し三等兵:03/06/18 02:53 ID:8TvmapuZ
大馬力は七難隠す。ハ42ー11にすべきだった>789
軽量化は七難隠す。隼3型をうんと大量生産すべきだった。
隼は、重爆撃墜こそ苦手だが、対戦闘機戦なら世界のどの機種にも勝る。
>>791 発動機の生産がおっつかない、改設計が追いつかない・・・・・・・・・・
「隼3型」という、P-51の群れを返り討ちにした世界最強戦闘機。
機体の軽量化に成功した、日本航空技術の高さがよく表われている。
それで足りない分は四式戦でカバーすれば、大陸打通航空戦は完璧。
795 :
名無し三等兵:03/06/18 09:11 ID:btp+jGTA
>794
何をもって返り討ちとするのか・・・・(^-^;
>>762 マリアナ沖海戦の時に空母で運用した、って話を聞いたぞ?
空母の上に居る写真も見た事あるし。
・・・探してみるね。
>796
それは多分アメリカに運ぶ時のもの>空母の上に居る雷電
ハイオク使ってもこの程度のスピードかって言っているけど、そのイマイチの
スピードが出ていれば連合軍の損害は果たしてあの程度で済んだかな?
799 :
名無し三等兵:03/06/18 13:38 ID:ootEtGbM
飛燕もキーンという甲高い音だったとか。
雷電が太いというけど、グラマンF6Fも充分太いでんがな。
う〜ん
直径自体は、エンジンで決まってしまうからなあ。
機首を細らせたのは、プロペラ効率のためだったのでは?と新説をぶちあげてみる。
>800
別に新説というわけでもなく堀越自身が著作の中で自己弁護に使っておるわけだが
>>801 あ、そうだったの?
知らなくて済まない。なんていう本?ちょっと抜粋してくれるとうれしい。
803 :
800:03/06/18 13:49 ID:???
すまん、もう出なきゃならん。また今度。
>>798 この程度で・・・・確か速力は毎時671キロに達してるし、上昇力も格段に跳ね上がって、
「P-51に継ぐ最良の戦闘機」とか言う評価受けてなかったっけ?
まあ高オクタン価燃料が得られたら、と言うのであれば、そこまでの国力を持つ日本ならば、
多分機体設計の段階で、雷電よりも優秀な機体が出来上がってたんじゃないかな。
>>789 > まともなターボさえあれば・・・・・・・・・・・
でもターボなくても機械式加給機で2段とかにすれば大丈夫じゃないの?
Ta-152もターボ無しでしょ?
どうせニッケルとか無くて耐熱合金作れないのだから、そのリソースを
加給機の高性能化に向ければよかったのでは、とも思ったり。
806 :
名無し三等兵:03/06/18 15:10 ID:8TvmapuZ
掘越技師の思い付きぢゃなくて、使用者である海軍技術部のあどばいすもあったし、
理論からも風胴実験からも適切な形状だと思われたし、1式陸攻も中央に
最大直径でうまくいっているし、とにかく大直径で低馬力の火星発動機しか無い条件で直線番長を狙うには、当時、誰が担当しても雷電の形になるしかないだろう。
>>805 ターボチャーヂャーだろうがスーパーチャーヂャーだろうが、結局過給圧上げたら異常燃焼起こして終わりだろ。
航続距離や前下方視界を犠牲にしつつ、デカいエンジンを低めの圧縮比で運用して、大馬力を得るしか無いのよ。
後は水メタノール噴射で少々緊急出力上げて。
どうでもいい話だけど、ターボ・チャージャはスーパー・チャージャの一種だよん。
日本(の車好き)では吸排気タービンでチャージするのをターボチャージャ、
ルーツ式などのエンジンの軸出力を使うコンプレッサをスーパー・チャージャって
言っちゃってるけどね。
>>809 ターボ・スーパー・チャージャーとメカニカル・スーパー・チャージャーだね。
>>806 FW190は火星より太くて重い発動機を使っているが…
小型高回転化に走って大失敗な代表がヘマレ発動機なのだが
雷電の視界は、木型審査のとき、担当の人がそういう仕事に慣れてなくて、
「こんなもんだろ。」としたら、j飛行機が出来上がってから大問題になった
けど、もう改修できなかった・・・というような話を読んだことがあるけど・・・。
ちなみにFw190も試作機は前が見えなくてトラクターに突っ込んでるよね。
雷電スレなのに、なんでみんな震動問題を取り上げないの?
あれさえ(わかってみれば大した問題じゃなかった)解決すれば、もっと早く
実用化できて、もっと活躍できた・・・かも?・・・しれないのに・・・。
813 :
なでるくん:03/06/18 20:48 ID:HURmnYzq
もっと早く整理対象機種に上がってたかな
>>812 雷電の震動問題の原因はつき詰めれば、基礎工業力の不足。
しかし、雷電程度の震動は外国機では普通にあった。
これ以上語ることが無いきがするが
>>812 振動問題は結局対策不可能じゃなかったんすか。
延長軸あきらめる設計ならもう少しましだったかなあ。
816 :
なでるくん:03/06/18 21:30 ID:HURmnYzq
プロペラ効率の低下を忍んでブレードの剛性を高めることで
振動問題は改善されたとの説もあるが
817 :
812:03/06/18 21:38 ID:???
あれの原因は結局プロペラだったと、覚えていますが?
1年ほど、ああでもないこうでもないといじくりまわした挙句、もっとも
シンプルな結末だったと・・・。
>>815 延長軸あきらめたら、雷電のデザインの個性が半分以上無くなって
こうして話題にもならなかったかも・・・(笑)。
エンジンの前列および後列の各主気筒の位置を変えることで振動は
なくせることが分かったけど終戦直前のことだったと本に書いてある。
P&Wのクランクケースにはカウンタバランサが入ってて
そりを見た日本人技術屋がたまげたと記憶にあるが
ま、通信機器の1点アースも知らなかったレベルだから
要するに延長軸とかゆーメンドクサイ部品を増やすことで
問題の発生要素を増やした訳だなジジイども
同時にコストアップにも寄与した訳だ
たいしたもんだ戦前の品質設計管理!もまいら使えねー
>>820の生産に当たっての品質管理は一体どうなってるんだ・・・・・。
>>819 通信機器の1点アースって当時の「ラジオ少年」でも知ってた
って話を何かで見たような気が・・・
>818
シリンダではなく、クランクシャフト前後位相とそれに伴うメインコンロッド位置の変更です。
実際に用いていた180度クランクでは捻り震動が最大になり、これが
プロペラの前後震動と共振していました。
捻り震動を最小にする360/14度クランクとすればプロペラとの共振は回避され、
効率優先の(当初用いていた)薄翼プロペラがつかえます。
ただし2次震動は最大となるので、エンジン技術者からは「別途2次震動対策しないと駄目」
と指摘されたとその本には書いてあったはず。
ただし、同じくプロペラ翼を厚くして振動を回避した『彩雲』において
360/18度クランク(誉は18気筒なのでこうなる)に置き換え、「振動が出て使えない」
とされていた当初の薄翼プロペラを付けて飛行試験してみたら一挙に15ノットの
最高速度改善がなされ、200時間(だったと思う)の耐久運転後に分解してみたら
とくにエンジン損傷はなかったともその記事にはありました。
>819
> P&Wのクランクケースにはカウンタバランサが入ってて
360/18度クランクを用いて、クランクの倍の回転数で逆回転するバランサを付けていた
って記事ですね。同じく『零戦』(奥宮正武・堀越次郎共著)の巻末付録に載ってましたっけ。
ただ、リノ・エアレースに出場していた『レア・ベア』のライト・デュプレックスサイクロンの
分解写真を見ると180度クランクを用いて、逆回転バランサもありません。
カーチスライトでは上記対策をしなかったと言うことなのか、それとも
レースでは薄翼プロペラ+バランサ付きエンジンを使うよりもシンプルにして軽量化したほうが
有利なのかは私には判りません。
>>823 モデルアート別冊で、パイロット(名前失念)にインタビューした記事があった。
文意を読めば、ようするに本土あたりでは、アースに問題があることがわかって、改善され、九州の通信が横須賀で聞こえたことも合ったらしい。
コールサインも、ムサシなど使ったのだそうな。
826 :
名無し三等兵:03/06/19 12:57 ID:hpslz9hw
火星13型でハミルトン恒速3羽プロペラを付けた14試局戦は
振動問題も無くそのまま生産しておけばよかったような気がする。
視界だけとにかく改善すればね。
828 :
名無し三等兵:03/06/19 13:05 ID:hpslz9hw
>>828 まあ、日本軍の目視迎撃ならねえ。
無線誘導されれば別だろうけれど。
しかし、試作モデルでも、空中視界がそんなに悪いとも思えないが(まあ、正面があれだと、像が歪むかもしれないが)
830 :
名無し三等兵:03/06/19 13:19 ID:UUkIxD3x
アメリカ軍の雷電テストフライトの結果は総じて良かったね。
人気は疾風に次ぐだろう。一般人は疾風や雷電知らない人が多いので零戦
だろうが。テストパイロットが気になると注文をつけたのが、キャノピー。
それも窓枠が多いこと。視界云々はなかったような。
日本軍は隼や零戦のような軽戦が多かったので、高馬力の雷電はアメリカ受け
するのかと。広い操縦席回り。これは一番の雷電の長所でしょ。
操縦席回りが広い=無駄な抵抗が大きい
>>831 幅は、エンジン直径でケテーイされております。操縦室は、それに合わせただけでつ。
逆に、高さを縮めたキャノピーは、空気抵抗を減らしますが?
極東の蛮族共の、それもたかが雑兵如きに、これ以上何を与えろと?
いかずちの罰。
>>808 加給圧を上げたらまずいんじゃなくて、加給機が1段2速とかなもんだから
高高度でブーストがあがらんのじゃなかったっけ?
F4Fでも2段2速使ってたぐらいだし。
>>809 > ルーツ式などのエンジンの軸出力を使うコンプレッサをスーパー・チャージャって
ルーツ式はブロアー。シリョルムならコンプレッサー。
良くあるルーツだと高回転時に頭打ちになるみたい(教えて! 偉い人)
どっかのショップがターボのタービンを外し(?)てコンプレッサー部分のみを
機械駆動させてた。高回転まで追随出来る、との事だったけど。
っていうか、当時の加給機はたいていこの形式だったように思うけど、
837 :
名無し三等兵:03/06/19 17:45 ID:hpslz9hw
>>823 火星の直径は1340mmで、胴体最大幅は1500mm
発動機の後ろで160mmも胴体幅を拡大する必要なんぞ無い。
5式戦みたいにカウリング後部で単排気管を並べてそれより
後ろの胴体幅を絞って欲しかったよ。
>>835 ふられた話題に回答してるだけ。
元の話題は何が駄目か考えてるんじゃ無く、改善案。
それに対して「それでは改善できない」と言う回答をしている。
知ってる話をしたいだけの馬鹿では無いので会話の流れを無視した回答はしてないつもりだが。