【戦闘】イラク戦争総合スレッド Part42【復興】
1 :
名無し三等兵:
2 :
名無し三等兵:03/05/03 13:06 ID:FNVYw3Vk
糞スレ絶てるなよぉ
イラク復興人事で泥仕合、米国防総省と国務省
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20030503AT3K0301B03052003.html 【ワシントン2日共同】イラク復興を統括する「文民行政官」人事をめぐり、
国防総省と国務省の泥仕合が再燃している。外遊から帰国したラムズ
フェルド国防長官は2日、国務省主導で進んだ文民行政官の内定人事を
公然と批判する異例の声明を発表、政権内における強硬派と穏健派の
対立が表面化した。
国防長官がイラクなどを歴訪中、米主要メディアは、ブッシュ大統領が
国務省出身の元外交官、ポール・ブレマー氏をイラク復興事業を統括する
「文民行政官」に起用すると報道した。
もともと文民行政官の設置はパウエル国務長官が描いていた構想。
文民行政官は、復興人道援助室(ORHA)のガーナー室長とハリルザド
米大統領特使を従え、イラク政権発足まで、復興事業の現地責任者となる。
国防長官の声明は「ORHAのガーナー室長は素晴らしい仕事をしている。
これに反する提案は虚偽であり、ホワイトハウスは別の者の起用を発表
していない」として、ブレマー氏の人選に公然と反旗を翻した。 (12:14)
米TVが「フセイン氏演説」を放映
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030503AT3K0300R03052003.html 【バグダッド3日共同】2日のAP通信によると、イラクのフセイン大統領と
みられる人物が、政権が崩壊した4月9日、テレビ演説用に収録したと
されるビデオ映像をAPテレビが入手、米CNNなどが映像を放映した。
いつものオリーブ色の軍服に黒いベレー帽姿の「大統領」は映像の中で
「祖国で人々が自由に暮らしてきた期間に比べれば、侵略され、占領される
時間は例外的で短いだろう」と話すなど、敗戦を覚悟したくだりも。
ビデオは室内で撮影され「大統領」は睡眠不足のような疲れ切った表情。
話しぶりは異常にゆっくりで、原稿からほとんど目を離すことなく「時間が
かかろうと、忠誠心の厚い者が不信心者に勝利する」などと訴えたが、
同じ個所を二度読むなどの混乱もあった。
ビデオの終わりには「演説は全体的にどうだった?」と周囲に尋ねる場面
もあり、編集前の素材と見られる。 (13:00)
※この記事で「大統領」とカギカッコ付きなのは、現在は大統領の実権を
失ったという意味なのか、それとも影武者だと疑っているのだろうか。
仏独露は加えず、イラク国際治安部隊は10カ国程度に
2003.05.03
Web posted at: 15:56 JST
‐REUTERS
ワシントン/バグダッド(ロイター) 米政府高官は2日、米軍によるイラク
占領下で戦後の治安維持や行政の安定化などを図るため同国を3地域に
分割し、米英、ポーランド各国軍がそれぞれ主要責任を担うとの方針を
示した。分割の具体的な線引きは今後詰める。米軍の兵力は2万人前後
を想定している。
また、国際治安部隊は米英など少なくとも10カ国で構成、イラク戦争に
反対したフランス、ドイツ、ロシアは参加しないことになるだろうとも指摘した。
同3カ国は、4月30日にロンドンで開催された部隊創設に関する準備会合
にも招かれなかった。
イラク戦争の是非をめぐり国連で激しく対立した米英とフランス、ドイツ
などとの亀裂は復興段階でも依然修復されていないことを改めて浮き彫り
にしている。
警察業務などを担当する治安部隊には、中心となる米英、ポーランドの
ほか、ウクライナ、イタリア、スペイン、デンマーク、ブルガリア、オランダや
アルバニアが参加の意思を示している。
治安部隊は、対イラク戦争を統括した米中央軍のフランクス司令官が
指揮する。米政府高官は「出来るだけ早く発足させたい」としている。
http://www.cnn.co.jp/top/K2003050300383.html
8 :
名無し三等兵:03/05/03 19:19 ID:0/sI4gqb
>>7 大人げねぇ・・・(苦笑)
あと、ポーランドに任せちゃっていいのか?
>>8 ポーランドの派遣経費は全額米国持ちだって。(前スレの930)。
むしろアルバニアと聞いて驚いたが、あそこはイスラム国家だったっけ。
(社会主義時代は宗教廃止を宣言したとも言うが)
初の授業は「サダム外し」 イラクで学校再開
http://www.sankei.co.jp/news/030503/0503kok102.htm イラク戦争の開戦直前から閉鎖されていたバグダッド市内の小中学校
や大学の大部分が3日、一斉に再開した。略奪などで一時は廃虚のよう
になっていた学校にも、活気が戻ってきた。
市南西部のサラハディン小学校では、ネガン・サリハ校長が「よく帰って
きたね」と満面に笑みを浮かべ、生徒たちを迎えた。窓ガラスの割れた
教室で、校長が「あれを外しましょう」とフセイン大統領の写真を指さすと、
生徒が殺到、みるみるうちに引きちぎる場面も。
同校は全校生徒約600人中、70人が登校。校長は「治安面の不安から
子供を登校させなかった親も多いが、明日は全員そろいそう」と話した。
各学校では当面、大統領賛美の内容が含まれた教科書を使うしかない
が、その部分は教えないなど、試行錯誤の再スタートになりそうだ。
バグダッド大学も同日再開。入り口には米兵とともに小銃を持った学生
ボランティアが立ち、不審者をチェック。キャンパスでは大統領の肖像に
代わり、イスラム教組織からのメッセージや「祖国再建のために学問を」
などと書かれた張り紙があちこちに張られていた。(共同)
日本も、早めにつばつけなきゃいけないのに・・・
ポーランド以下かよ
12 :
俄将軍:03/05/03 21:55 ID:???
国際治安部隊が、イスラム圏で、どう評価されるかが問題ではなかろうか。
米国主導を嫌うイラク人の反感の盾ともいえるが、復興主導権争いによって
は、えらいことになりかねない。
大枚払ったであろう銃器などの回収問題もあるわけで。
シリア大統領に「過激派支援中止を」 米国務長官
http://www.asahi.com/international/update/0503/009.html パウエル米国務長官は3日、シリアの首都ダマスカスでアサド大統領
と会談した。イラク後の「次の標的」としてシリアの名が米政権内でささ
やかれる中、長官はアサド大統領に対し、米国がテロ組織と見る過激派
組織への支援をやめ、中東和平の実現に向けて劇的な方針の転換を
図るよう迫った模様だ。
会談に先立って長官は「私は両国による外交、政治行動を追求する
ために来たのであり、戦争をするつもりはない」と述べ、シリアに対する
軍事行動の可能性を否定した。しかし、長官は先月の記者会見で、
シリアの対応次第では「米国は外交、経済などあらゆる制裁を検討
する」と言及しており、ブッシュ政権の強硬姿勢を伝えたものとみられる。
長官は会談で、隣国レバノン南部で活動するイスラム教シーア派の
武装組織ヒズボラや、ダマスカスに拠点を置くパレスチナ過激派組織へ
の支援の停止を強く要請。シリア側は長官に過激派組織の事務所
(複数)を既に閉鎖したと伝えた。
現地からの情報では、長官は米国が中心になって進めるイスラエル
とパレスチナの新中東和平案「ロードマップ(行程表)」に対するシリア
の積極的な関与を求めた。
アサド大統領はイスラエルが占領を続けるゴラン高原の全面返還を
含む包括和平の実現をあらためて主張したが、行程表を作成した米国
の取り組みには理解を示し、中断しているイスラエルとの交渉再開に
応じる姿勢を示したという。
一方、イラクのフセイン政権幹部がシリアに逃れているとされる問題で、
長官はあらためてシリアが加担しないよう警告。さらに、イラクからシリア
に移され、隠されているとされる大量破壊兵器の問題や、シリアが独自に
開発、保有しているとされる化学兵器の廃棄も討議された。
シリアはこれまでフセイン政権幹部の受け入れや大量破壊兵器保有に
ついて否定している。
(05/03 23:12)
15 :
名無し三等兵:03/05/04 00:21 ID:wh7cnKrU
>10
教科書にスミ塗って青空教室でっか?(藁
>>11 どうやら治安部隊じゃなくてカンボジアみたく施設科中心らしい
http://journal.msn.co.jp/articles/nartist2.asp?w=287000 【ニュース・ウォッチ】女性と戦争−ジェシカ・リンチ救出劇にみる
女性兵 士への困惑と賞賛の渦
米国の軍隊では、禁止されている役務はあるとはいえ、ひと昔前に比べれば
女性兵士が 戦場に参加できる機会は大きく広がった。1991年の湾岸戦争の
時と比較しても、飛行戦や戦 艦などでの役務が許されるようになっている
(潜水艦での役務は禁止)。94年のクリントン 政権での決議で、ほぼ90%の
軍隊役務が女性に開放されることになったのである。20万人以 上の女性が
軍隊に属しており、称号を持つものはそのうちの15%。その中で約6%が
海兵隊 に、19%が空軍に属している。
女性兵士が捕虜になったのは今回が初めてではない。湾岸戦争では2人の
女性兵士が捕虜 となり、第2次世界大戦では80名もの軍隊看護婦が3年という
時間を捕虜として過ごしている 。女性兵士が捕虜になった時の性的虐待を
懸念する声は高く、また父親が戦争に取られるよ りも、母親が取られるほうが
家族のダメージは大きいという考え方もある。そのため、アメ リカ人の多くは、
女性が戦場に行くという事実を精神的に受け入れられないでいる。一方、
賛成派は、男女同権を掲げ、敵地の女性にさぐりを入れたりするのは女性兵士
のほうが適し ているとか、極端な意見では、敵も男性を撃つより女性を
殺すことのほうに躊躇(ちゅうち ょ)を感じるはずだから、それだけで
女性兵士は立派なシールドになり得るというものもあ る。湾岸戦争の時、
捕虜となり性的虐待を受けたルゥエンダ・コーナム大佐は、それでも賛 成派で、
女性は男性に劣らず立派な兵士になり得るし、他様々な拷問から見れば
強姦はもの の数に入らないと主張する。
男でも刑務所に入ればレイプされるでしょと言ってたな>>アメリカの女性兵士
昨日やってたのCBSの60minuites日本版ではアメリカでは女子生徒の方が圧倒的に男子生徒より
優秀になっているのだとか。男子生徒はスポーツ選手になれと言われるそうだが
そのうち女性はホワイトカラーになり、男性はブルーカラーになるのが多いということにw
>>他様々な拷問から見れば強姦はもの の数に入らないと主張する。
女性にとって強姦は精神的・肉体的ショックが強いとよくいわれるけど、
拷問されるよりは強姦のほうがマシということ?
女性によって違うだろな。拷問にもよるだろし・・・
>他様々な拷問から見れば強姦はもの の数に入らないと主張する。
素晴らしいね。まさに鉄の女。
こういう女性が増えてくれば、本当に男女同権の時代がやってくるよ。
よくよく考えて見れば、レイプ事件なんて大した犯罪じゃないような気がするね。
24 :
JKC:03/05/04 08:47 ID:acKXVzTk
イラクで学校再開、「フセイン後」の教育に戸惑う教師 (読売新聞 5/3)
【バグダッド=相原清】イラク全土で3日、小、中、高校の大半が再開、校舎やグラウンドには、子供たちの歓声が戻った。
だが、フセイン独裁下で、“忠君愛国”教育を担わされてきた教師たちは、まるで日本の敗戦直後のように、突然迫られた価値観の転換に戸惑いを隠さなかった。
バグダッド中心部ニダル地区にあるアヘドアルジャディード小学校は、在校生500人の公立校。午前8時、1か月半ぶりに子供たちが明るい表情で登校。
4年生のヤーセル・カリーム君(10)は、「やっと友達と遊べてうれしい。英語を一生懸命勉強するよ」と、はち切れそうな笑顔で話す。
同校は、創立71年の名門校。ハイファ・アサハク校長(53)は1週間前、校長室の壁に飾っていたフセイン大統領の写真を自ら外した。
(続く)
25 :
JKC:03/05/04 08:49 ID:acKXVzTk
>>24の続き
「正直に言えば悲しい思い。大統領はずっとこの国を率いてきた英雄ですから」。
アサハク校長は目を伏せながら語る。 同校でも、戦前は1日の授業の初めに必ず、「親愛なるフセイン大統領。大統領と国民に栄光あれ」と全員が唱和した。
フセイン政権崩壊後、すべてが変わった。 4月30日、アサハク校長は、イラク教育省の監督官の訪問を受け、あらゆる教科書からフセイン大統領に関する記述を全部削除するように指示された。
アサハク校長は、「私も子供たちも大統領を心から敬愛してきた。体制が変わっても思いは同じです」と言う。
だが、その横で、4年生のクルド人、ムハンマド・ナウザーデ君(10)は、「フセインなんて支持しない。タラバニ(クルド愛国同盟議長)が僕らの大統領だ」と声を張り上げた。(後略)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030503i214.htm
>>25 >タラバニ(クルド愛国同盟議長)が僕らの大統領だ
バグダッドの小学校にもクルド人の多い学校もあるんですね。
米、イラク油田でロシアの利権容認も
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030504AT2M0300Q03052003.html 【ニューヨーク=朝田武蔵】米国のネグロポンテ国連大使は2日までに、
国連の安全保障理事会が対イラク経済制裁を即時解除することを条件に、
ロシアなどが旧フセイン政権と交わした油田契約などを認める新提案を
行う可能性があることを示唆した。
米国は国連が管理しているイラクの石油収入を復興資金に充てるため、
国連制裁を即時解除する決議案を提出する構え。ただロシアが強く反対し、
採択のメドが立っていない。新提案にはロシアとの妥協を図る狙いがあり、
同大使は同日、記者団に「具体策を速やかに提出したい。来週中にも何ら
かの提案をしたい」と語った。
人道物資の購入に限ってイラクに石油の輸出を認める「石油・食料交換
計画」に基づき、各国はイラク政府と油田採掘権などの契約を締結。契約
額は1996年以降、ロシア73億ドル、エジプト43億ドル、フランス37億ドルに
のぼる。ロシアはイラクの新政権発足まで、同計画を継続するよう求めて
いる。 (07:00)
>>17 ガーナーはイスラエル寄りだとされてアラブ世界の反感があるらしいので、
そこらへんにも一因があるのかも。
ガーナーにしてもチャラビにしても、組織を動かす能力は別として
イメージ的には
ガーナー=イスラエル支持
チャラビ=泥棒
となってしまっているのが国防総省のつらいところか(w
イラク駐留米軍3万人規模へ 米紙
http://www.sankei.co.jp/news/030504/0504kok001.htm 3日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、複数の米高官の話として、
ブッシュ政権がイラク駐留の米軍の規模を今秋までに現在の約13万
人から約3万人に大幅削減するなど、再配置を検討していると報じた。
現在の5個師団以上の規模を2個師団より少ない規模にすることで、
米軍によるイラク占領のイメージを薄める狙いや、米国内などの基地
に兵力を戻し、ほかの任務に対応させるためとみられる。(共同)
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イラクの核施設が略奪にあう(ワシントンポスト)
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A10888-2003May3.html イラク各地の放射性廃棄物貯蔵施設を調査していた国防総省の特別
チームが、バグダッド原子力研究所の施設がひどい略奪を受けており、
核物質が紛失したかどうかわからないと語る。
イラクの核開発プログラムに関連した施設は7か所あるが、無傷なのは
1つもない。
バグダッド原子力研究所の施設は周囲4マイル、高さ160フィートの土塁
に囲まれ、中にはイスラエルや米軍に攻撃された原子炉の残り、使用済み
核燃料、他の産業廃棄物が埋められていた。
またツワイサ(Tuwaitha)原子力研究センターは国連の査察団によれば
部分濃縮ウランや天然ウランが貯蔵されていたが、コンピュータや備品が
略奪された。核物質が略奪にあったかどうかは不明。
34 :
俄将軍:03/05/04 17:27 ID:???
大量破壊兵器が、もし発見されなくて、存在しないとしたなら、何故、フセイン
政権は、破棄したのかということを考えると、国際政治を考えてしまうわ
けなのだが、どうだろうか。
米軍は化学兵器が存在すると思っているようですね。
あると思っていれば捏造などもしないでしょう。
ただ米軍に捕らえられたイラクの科学者が、開戦直前に化学兵器は
破棄し、また90年代中頃から秘かにシリアに運び込んだと言っています。
これが正しいとすれば現時点ではイラク内にない可能性もあるか。
しかしシリアがなぜそんなものを引き受けたのかは謎。
イラクにしても、湾岸戦争中にイランに「退避」させた戦闘機が戻って
こなかったのを忘れたわけでもあるまいに。
米中央軍准将、イラク復興支援で自衛隊参加に期待表明
【ドーハ=竹田和弘】中東諸国を歴訪中の与党3党幹事長は2日夜(日本時間3日未明)、
ドーハ市内の日本大使公邸で、カタールに駐留する米中央軍の空輸担当のプチンスキー
空軍准将らと会談した。日本のイラク復興支援に関連し准将は「自衛隊には色々な
制約があるようだが、その役割に期待している」と述べ、自衛隊の参加に期待を示した。
また、3幹事長は3日昼(日本時間同日夕)、カタールの国家元首のハマド首長らと
会談した。イラク復興について、自民党の山崎幹事長が「国連安保理の機能回復の
ためにも、国際的枠組みで行うべきだ」と述べたのに対し、ハマド首長らは
「国連の関与は人道支援にとどめ、治安維持は米英軍が責任を持って行うのが適当だ」
と指摘した。
(2003/5/4/01:36 読売新聞 無断転載禁止)
「禁制」の衛星テレビアンテナ、バグダッドで人気
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030504i511.htm 【バグダッド=相原清】バグダッドで、これまで禁制品だった衛星テレビ
用アンテナが大人気だ。フセイン政権下の情報統制に縛られていた市民
らは、外国の放送を視聴できる「自由」をかみしめている。
20以上の電器店が軒を並べるバグダッド南部のカラーダハリジ通り。
それぞれの店先には、直径170センチほどの巨大な皿形の衛星放送
受信用アンテナがいくつも並ぶ。中国製や韓国製が多い。
そうした電器店の一つ「ナアーマ」でも、バグダッド陥落2週間後の4月
23日から、シリアやアラブ首長国連邦のドバイなどから輸入してアンテナ
の販売を始めた。値段は安いものでも350ドル(約4万2000円相当)。
今のイラクでは「超」がつくほど高額だが、レイス・ダンハ店長(35)に
よると、1日に5―10個が売れているという。
「市民はそれだけ、外国メディアからの自由な情報に飢えていたんです」
と、ダンハ店長。市民は、主に、カタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」
などアラブ諸国の放送を見ている。
フセイン政権下のイラクでは、一部のホテルや特権階級を除き、衛星放送
のアンテナの購入は厳禁。隠し持っているのが見つかると、6か月間の禁固
刑に加え、購入代金の3倍の罰金を払わねばならなかったという。バグダッド
では米軍指導のもと、公共のテレビ放送も今週中に再開する見通し。
>>9 アルバニアの部隊、民衆と一緒に略奪行為に走らなければいいのだが(w
(まだヨーロッパ最貧国のままだよねぇ?)
イラク・シーア派、フセイン政権崩壊で活発化
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030504id26.htm 【バグダッド=久保健一】サダム・フセイン政権下で長い弾圧下にあった
イラクのイスラム教シーア派勢力が、同政権崩壊後、政治活動を活発化
させている。
中核は、同国中部のシーア派聖地ナジャフを拠点に、イラン流のイスラム
法学者統治によるイスラム国家樹立を主張する一派だ。米国は、イラン・
イスラム革命の再来を恐れており、今後、こうした活動に介入する可能性
もある。
「住民のことを第一に考えて、生活基盤の復旧に全力を挙げてほしい」
約200万人のシーア派教徒が暮らすバグダッド北部のサドル・シティー
(旧サダム・シティー)地区最大のヘクマ・モスク(イスラム礼拝所)。今や
同地区の為政者的存在のムハンマド・ファルトゥーシ師(31)は1日、配下
の約100人のイスラム法学者を集め、約1時間にわたり訓示した。
同地区の名は、フセイン政権が99年に暗殺した故ムハンマド・サディク・
サドル師にちなむ。バグダッド陥落後すぐ、サダム・シティーから改名された。
シーア派貧困住民が大多数で、政府不在状態の中、自然発生的に法学者
による自治が始まった。
法学者らは、病院や警察・消防などの各機関に常駐。病院側に要請し
診察費を3分の1に値下げさせるなど、“手腕”を発揮。同モスクには連日、
同師に援助を求める住民が詰めかける。
「世俗主義のフセイン政権が国民に何をしたのか? イスラム国家が最善
だ」。ファルトゥーシ師は、本紙の取材に自信をみなぎらせた。
同師など、国内各地にいるシーア派“為政者”の多くを任命したのが、
ナジャフのサドル師信奉者組織「殉教者サドル事務所」。フセイン政権に
抵抗し続けた故サドル師を前面に出し、国内人口の60%を占めるシーア派
内の最大勢力に急成長した。
ナジャフを中心とした同国シーア派は、法学者の政治関与を積極肯定する
「発言主義派」と、政治不介入の立場を取る「静ひつ主義派」に大別される。
同事務所は、亡命シーア派組織「イラク・イスラム革命最高評議会」(SCIRI)
と並び発言主義派の中心的存在だ。
イランの「イスラム法学者による統治」(ベラヤティ・ファギー)の導入や米国
など外国勢力排斥を主張する一方、フセイン政権関係者を擁護したとして、
先月、静ひつ主義派の有力法学者、アブデルマジド・ホイ師を殺害したと
されるなど、過激さも伝えられる。
政治参画について、同事務所の精神的指導者的地位にいるシーア派最高
権威「大アヤトラ」のカーゼム・ハーエリ師が先月8日、「シーア派は可能な
限りの新政権の要職を占めるべきだ」とするファトワ(宗教見解)を出すなど、
野心を見せる。
治安当局、クラスター爆弾との見方 爆発事件でアラブ紙
http://www.asahi.com/international/update/0504/009.html 毎日新聞記者が持ち込んだ手荷物がアンマン国際空港で爆発した
事件で、4日付アラブ紙アッシャルクルアウサトは、爆発したのは
クラスター(集束)爆弾の一部(子爆弾)との見方をヨルダン治安当局
が示していると伝えた。
同紙によると、爆発事件の後、毎日記者がバグダッドで拾った「釣り
鐘状の金属製品」の2個のうち、1個を取材に同行したヨルダン人助手
に渡したと話したため、当局者が助手の自宅に駆け付け、押収した。
その後、この物体は爆破処理されたが、治安当局者は形状などから
クラスター爆弾の可能性が高いと判断しているという。
押収した際、この物体は助手の子どもたちの手に渡っており、おもちゃ
にして遊んでいたという。
(05/04 21:30)
※危うく子供を殺すところだった。
戦争を記事にするときに「子供達にも被害が及んでいる」と報道するのが常套
手段である新聞記者が子供に被害を及ぼしかけたというお粗末な一席。
43 :
JKC:03/05/05 01:58 ID:twIdaa0x
ジェシカたんって拘留中一体どんな目にあったのでせう・・・
リンチさんが記憶喪失 イラク戦争の米女性兵士
【ワシントン4日共同】米FOXテレビは4日、イラク戦争でイラク軍の捕虜となり、米特殊部隊に救出された米女性兵士、ジェシカ・リンチ上等兵(19)が記憶喪失の状態にあると報じた。米政府筋の話として伝えた。
リンチ上等兵は頭と脊髄(せきずい)を負傷し、精神的にも不安定な状態が続いている。
陸軍病院で治療中だが、3月23日にイラク軍に襲撃された以降のことについて記憶がなく、米軍当局の聴取に対しても具体的な証言が出来ないという。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030505-00000010-kyodo-int
きっとあんなことやこんなことや・・・・・
五味容疑者が持っていた爆発物の正式な写真は発表されてないんですか?
形としてはM80子爆弾が有力視されているようですが。
M77も似たような形だし。
エバたんはM77説だったね。
朝日朝刊の記事。
バグダッドに兵 アルバニア派遣 治安維持協力へ100人
【ブリュッセル=脇坂紀行】東欧の小国アルバニアがイラクでの米軍の
治安維持活動に協力するためバグダッドに4月中旬、兵士を派遣した。
パウエル米国務長官が2日同国を訪問した際、米政府筋が明らかにした。
現地からの報道では兵士は約100人。イスラム寺院の警備にあたっている
という。治安維持活動への諸外国の兵士派遣が明らかになったのは初めて
だ。
同じ紙面の記事。
米司令官が帰国
【ワシントン=石合力】イラク戦争を指揮したフランクス米中央軍司令官
は3日、戦闘が終結したことを受け、カタールの前線司令部からフロリダ州
タンパの中央軍司令部に戻った。
フランクス氏は今夏にも退役する予定だが、6月に退任予定のシンセキ
陸軍参謀総長の後任候補にも浮上している。後任には、アラブ系でアラビア
語に堪能なアビゼイ中央軍副司令官の名前が挙がっている。
50 :
JKC:03/05/05 18:42 ID:ZXZZu9yQ
「関係者はハラハラ」ブッシュの「艦上イベント」 (韓国・東亜日報 5/5)
ブッシュ米大統領が対潜哨戒機で空母エイブラハム・リンカーンに着艦する。
操縦士姿の大統領が、激しい戦闘を終えて帰ってきたばかりの勝者のように親指を上にあげると、軍関係者らの歓呼する声が広がる。そして、大統領のイラク戦の終戦宣言と続く。
共和党のある政治広告担当者は、ブッシュ大統領が演出した2日の終戦宣言の光景を「同氏の在任期間中の最高の一場面になるだろう」と評した。
イラク戦を強行したブッシュ政権に対する非難の声を高めてきた米ニューヨークタイムズ紙さえ、「どの大統領も夢見ることができなかったことだ」とし、この日のイベントがもたらす途方もなく大きい広報効果を認めた。
しかし、地元マスコミはこうした華麗な「演出」が成功するまで、数多くの関係者が苦しい思いをしながら緊迫した瞬間を過ごさなければならなかったとし、イベントと関連した様々な話題を競争して伝えた。
最も大きな苦労は、ブッシュ大統領が副操縦士席に搭乗した、対潜哨戒機のS−3Bバイキングが、鉄で作られた甲板ケーブルに、連結ホックを無事つなぎ、着艦に成功しなければならなかった点だ。
しかし、大統領が乗っていたバイキングは、四つのケーブルのうち、最後のケーブルを辛うじて引っ掛けることができた。もし、四つ目のケーブルにも引っ掛けることができなかったならば、哨戒機は再上昇しなければならなかった。
ことを誤って、海へ墜落することもありえた。このハラハラする着艦の過程を見守る警護担当者と海軍関係者は、極度に緊張しながら同過程を見ていた。 (後略)
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=060000&biid=2003050597558
51 :
名無し三等兵:03/05/05 18:59 ID:etlHwPzB
着艦に失敗してブッシュがいなくなれば、世界からサダムもブッシュも
両方ともいなくなってベストだったのに。
50年後、タイムスリップによって未来からきた日本人が友好国アメリカの空母リンカーンに乗り込み、
CIWSでバイキングを打ち落とすという漫画か疝気が出る悪寒
そりゃあ
何百人もの黒チンポ吸わされたなんて
証言できねえだろ
ブッシュ死ぬ>次のブッシュが出る
>51
ブッシュが死ぬと、強硬派と言われているチェイニー副大統領が昇格するわけで、
米国の対外政策は何ら変わらないと思うが
つか、辛うじて利いている「ブッシュ父→パウエル」のラインが効かなくなって
ラムちゃん大暴走かも(笑)
バグダッドで演劇再開
2003.05.05
Web posted at: 15:30 JST
- CNN
バグダッド(CNN) イラク戦争で砲撃されたバグダッドのラシード劇場で
4日、開戦以来初めての舞台が上演された。
劇団「アル・ナジーン(生存者たち)」は満員の客席の前で、戦争で激変
した生活を題材にした即興劇「彼らはここを通っていった」を上演した。
爆撃による煙の匂いがまだくすぶる劇場で、観客は何度も立ち上がり、
独裁や愛、許しと平和を描いた舞台に歓声を送った。
劇場は爆撃で激しい損傷を受けたが、俳優たちは略奪を防ぐため、劇場
内に寝泊まりしているという。
http://www.cnn.co.jp/showbiz/K2003050500157.html
58 :
JKC:03/05/06 00:16 ID:2vhpae7c
イラク:初の投票で北部モスルの市長選出 民主化モデルに (毎日新聞 5/6)
ロイター通信によると、イラク北部の中心都市モスルで5日、米軍の管理下で250人の地元有力者が24人の暫定評議会メンバーを選出、続いて同評議会が3人の候補者のうちから市長を選出した。
4月9日のフセイン政権崩壊後、投票による初の代表者選出。
米軍が監督する投票手続きを経て指導部が決まったのは初めてで、米軍は今回の投票を民主化のモデルとし、機能停止状態に陥っている地方行政を始動させたい考えだ。
モスルは多民族都市として知られる。米軍が「有権者」として事前に各部族や宗教組織から250人の代表者を指名したため、市民から批判も出たが、代表者による投票で、アラブ人13人、クルド人3人、アッシリア人3人など24人の評議会を選出した。
市長にはフセイン政権下で処刑された兄弟を持つ退役将軍ガナム・バソ氏が選ばれ、同氏は「これは民主主義への第一歩だ。住民にとって忠実な兵士となることを約束する」とあいさつした。
占領下のイラクでは、地方指導部は米軍が一方的に決めたり地元有力者が独自の話し合いで選んだりしており、混乱の一因となっている。(バグダッド共同)
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030506k0000m030083000c.html
イラクをハイテク国家に? IT業界に垂ぜんのチャンス
2003.05.06
Web posted at: 09:28 JST
- AP
(AP) 政権が崩壊し、電気や水の供給さえままならない戦後イラク。
だが欧米などの情報通信業界にとっては、まさにチャンスの宝庫だ。
ここには、電話通信網の復旧からインターネット、携帯電話の普及に
至るまで、総額数十億ドル規模の大事業が待ち構えている。各社が
競ってこうした事業に取り組めば、イラクをハイテク国家につくり変える
ことも不可能ではない。
イラク国民の大半は、これまでインターネットとは縁のない生活を
送ってきた。政府関係者らは検閲を受けながら低速のアクセスを利用
していたが、そのサービスさえ今は停止している。事実上ゼロからの
出発となるネット接続やインターネット・カフェ運営の事業に、関心を
寄せる企業は多い。
また電話通信網は、91年の湾岸戦争で破壊されたまま、ほぼ放置
されていた。国際電気通信連合(ITU)によれば、98年のイラクで電話
回線を持っていたのは人口100人当たりわずか3人。今回の米英軍
による空爆で、復旧の推定事業費はさらに膨れ上がっている。
イラクの電話通信網はもともと、フランスの通信大手アルカテルが
80年代に建設を請け負った。同社は今後のイラク復興事業への参入
にも意欲を示しているが、実現するかどうかは微妙だ。米国からは
ライバル社ルーセント・テクノロジーや、湾岸戦争後にクウェートの
電話交換システム復旧を担当したAT&Tが、虎視眈々(こしたんたん)
とチャンスを狙っている。
イラクの情報通信事業をめぐっては、さまざまな憶測が飛び交って
いる段階だ。だれが受注を獲得するのか。フセイン政権時代に結ばれ
た契約は守られるのか。軍事行動を率いた米英両国の企業は優先
されるのか。――いずれにしても、フセイン政権下で抑圧され、さらに
戦火の打撃を受けたイラクの通信システムが、今後爆発的な成長を
遂げることは間違いなさそうだ。
http://www.cnn.co.jp/top/K2003050600212.html
殺傷などの重罪で起訴へ ヨルダン検察当局
【アンマン6日共同】アンマンの国際空港で毎日新聞写真部記者、
五味宏基容疑者(36)の所持品が爆発、4人が死傷した事件で、
ヨルダンの検察当局は5日、五味容疑者の本格的な取り調べを行い、
(1)爆発物所持(2)意図を持った殺傷(3)器物損壊−の罪で起訴
する方針を固めた。
取り調べに当たったヒジャージ上席検察官が共同通信に明らかに
した。
司法筋によると、裁判所は「爆発物と認識していなかった」とする
五味容疑者の主張や状況を考慮し、最終的には、重罪となる爆発物
所持罪や、意図を持った殺傷罪を適用しない可能性がある。
一方、毎日新聞の伊藤芳明編集局次長は、アブドラ・ヨルダン国王
あての斎藤明社長の謝罪書簡を同日、ヨルダン政府に渡したことを
明らかにした。毎日新聞社は、爆発した拾得物はクラスター(集束)
爆弾の子爆弾とみているという。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=main&NWID=2003050601000065
>>59 これって「イラク化学兵器の母」とも呼ばれてた人だよね
今はアメリカで「ミセス」は使わない(=ミズ)ので、過去の呼び名
なのかな?
>イラクの生物兵器開発について新たな情報がもたらされる可
>能性もある
いつもコレだな・・・
65 :
JKC:03/05/06 11:43 ID:kKYsDGhh
66 :
JKC:03/05/06 11:55 ID:kKYsDGhh
米空母キティホーク、イラク戦から3か月半ぶり帰港 (読売新聞 5/6)
イラク戦争に参加した米空母「キティホーク」(満載排水量8万1123トン)が6日朝、神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地に約3か月半ぶりに帰港した。
キティホークは1月23日に出港、イージス艦など4隻と共にペルシャ湾に展開し、イラクへの空爆作戦で中心的な役割を果たした。 作戦中には艦載機2機が墜落し、パイロット2人が死亡した。
随伴艦2隻を含む三隻の乗組員計約6000人を迎えようと、岸壁には早朝から家族ら数100人が集まった。乗組員が姿を見せると、互いに抱き合うなどして久しぶりの再会を喜んだ。 (後略)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030506i403.htm
68 :
JKC:03/05/06 13:56 ID:9PR0bEZU
[イラク日々]プレスセンターも荒れ果て (毎日新聞 5/4)
フセイン政権崩壊後、初めて旧プレスセンターを訪ねた。情報省1階のセンターに入ると、壁や天井は焼け焦げ、すすのにおいが鼻をついた。
何度となく放火されているのだという。火災前に家具や電気製品類は略奪されたとみられ、床には焦げた書類や焼けた本棚が散乱しているだけだ。
プレセンはイラクで取材する外国人記者のたまり場だった。 私もこの8カ月間、ここに通いつめ、取材を規制しようとする情報省側と押し問答したり、時には、職員の優しい言葉に慰められた。
イラク取材は規制が厳しく、記者にとっては楽ではなかったが、その分、記者にとってここは悲喜こもごも思い出が詰まった場所だ。
私と同様、フセイン政権当時を懐かしむ記者は多いらしく、近くの路上で小さなたばこ屋をやっている男性によると毎日、十数人の記者がここを訪れるという。
中に入り、あたりを散策するだけで帰っていく。「日に3回も訪れる記者もいる」と、男性は話した。 (後略)
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200305/04m/124.html 案の定情報省の建物は米軍のピンポイント爆撃とバグダッド市民の略奪と放火で焼け野原になっていたようで。
それにしてもこの記者の連中は、なぜこんなロクでもない苦労ばかりだった場所を懐かしんでいるのでしょうか?。
善意で解釈すれば、「数ヶ月に渡って自分たちが活躍し、世界中から注目された場所である。」
と言う事なのかも知れませんが、少々意地悪く解釈すれば
「お前らイラク側に都合のいい報道をすればするほど、イラク当局から優遇されていい目にあったのが懐かしいのかね?」なんて思ったりします。
実際、イラク側が言うところの「米軍の誤爆現場」や「反米デモ」の取材であれば、イラク当局も最優先で現場に案内したでしょうし。
っていうか「懐かしんでる」ってのはこの記者個人のはなしでしょ。
まぁ、苦労した場所ほど懐かしく思い出されるというのはあるだろうが、
他の記者が「懐かしんでる」のか、どうなってるのか様子見にきてる
だけなのかはわからん。 やつらはいつもネタ探してるんだしな。
この記者がかってに自分の感傷を他の人にもあてはめてるだけじゃん。
へんに記者連中の感情を意地悪く「解釈」してみたりするまえに、
鵜呑みにせずちゃんと文章をヨメや。なんかやすっぽいエッセーストみ
たいな論理飛躍的解釈だぞ。
>>69 論理的飛躍というよりは、ニュー速あたりの連中がよくやる、妄想といった方が正しいかと。
71 :
JKC:03/05/06 14:27 ID:9PR0bEZU
>>69&
>>70 う〜ん、確かに「イラク側から優遇」云々は言い過ぎだったかも知れませんが、イラク戦争中にバグダッド市内で取材をしていたジャーナリスト達は一種の「ストックホルム症候群」的な状態にあった様に思えます。
今回のイラク戦争では、米軍は大勢のジャーナリストを従軍記者として同行させましたが、こういった従軍記者達は米軍と同じ飯を食い、危険を分かち合うに連れ、心情的に米軍の方に引きずられ言った・・
と言う事はよく言われました。
それと同様の事が、バグダッド市内でイラク側で取材をしていたジャーナリスト達にも起こったのでは無いでしょうか。
戦争中、絶えずバグダッドを襲う空爆に晒され、毎日の様に起こる”誤爆”の現場を目にし、官製の”反米デモ”を取材し続けていれば、自然とイラク寄りの心情になりそうですし。
特にアジアプレスの綿井なんかは、元々左よりの記者だったのかも知れませんが、その報道は完全にイラク寄りでしたし。
国務省出身の文民行政官、来週イラク入り
2003.05.06
Web posted at: 11:24 JST
- CNN
ワシントン(CNN) イラク復興を統括する米復興人道援助室(ORHA)
のガーナー室長は5日、イラクにおける文民行政官として、米国務省
出身のポール・ブレマー氏が来週にもイラク入りする予定だと明らかに
した。文民行政官の人選については、国務省と国防総省が対立していた
とされる。
今後はブレマー氏が暫定政権づくりなど政治面を担当し、ガーナー室長
はその他のイラク復興事業全般を担当する。
ガーナー室長は、「(ブレマー氏が)政治的プロセスを担当する。今は私が
何もかもやっているが、ひとりで全てをやりたくない」と、ブレマー氏の就任
を歓迎すると述べた。
ブレマー氏は1966年に国務省入省。要職を歴任し、1983年には
オランダ大使に任命された。1999年には全米テロ対策委員会の委員長
を務め、昨年6月にはホワイトハウスの国土安全諮問委員会の委員長に
任命されるなど、テロ対策の専門家とされる。
ガーナー室長はさらに、フセイン政権下での迫害が最もひどかったとされる
イラク南東地域のORHA地域コーディネーターとして、デンマークのオルセン
駐シリア大使が指名されたと明らかにした。
http://www.cnn.co.jp/top/K2003050600634.html
暫定議会は380人規模 反フセイン主要5派決定
http://www.asahi.com/international/update/0506/009.html イラクの反フセイン政権政治組織の主要5派は6日までに、暫定統治
期間中の議会にあたる暫定国民議会について、計380人程度の代議員
を選出することを決めた。5派の一つのイラク・イスラム革命最高評議会
(SCIRI)筋が明らかにした。暫定議会は総選挙実施まで、主要5派を
中心とした暫定指導部とともに憲法起草などの重要な国政にあたるとされ、
国内の各勢力や米国などとの間で暫定政権発足に向けた動きが活発化
しそうだ。
主要5派の代表者らは第2回の暫定統治機構設立準備会合が終わった
4月末から、バグダッド市内で米国関係者を交えながら断続的に会合を
開いている。会合ではすでに米国や国内外の政治、宗教組織などと連絡
調整を行う事務局となる実務委員会を設置することが決まっている。
SCIRIから代表者会議に出席しているアブドルアジズ・ハキーム師の
側近によると、暫定議会について、5派は昨年12月にロンドンで開かれた
反体制組織会議で決まった暫定政権構想を尊重することで意見が一致。
代議員は選出母体に応じて、(1)フセイン政権時に国外で活動した政治
勢力65組織に国内の政治・宗教勢力、部族、職業などの各組織代表を
加え、計130〜150人(2)全国を16〜17地域に分け、各地域代表と
して計220〜230人の二つのグループから構成される。
地域代表の選出方法は決まっていないが、イラクの総人口約2300万人
に対し、平均10万人に1人の割合で選ぶという。 (05/06 12:31)
>71
ストックホルム症候群と言うよりは
「反米」を基調とする新聞社が派遣した記者だから、
最初から「その気」があったのは、戦争が始まる前から「反米」の記事だったことからも
わかる
>>71 >>危険を分かち合うに連れ、心情的に米軍の方に
これをストックホルムというにはちょっと。
本来職業的に中立にならなきゃいけないものが、ずっと片側についてたから
米軍よりになっちまったというだけのはなしだろう。 ストックホルム症候群と
いうよりゃ、いってみりゃ企業の購買担当者が下請け企業の担当者となかよく
なって情が移り、コストダウンを要求しづらくなったようなもんだw
イラク側にいた記者もしかり。
そもそもストックホルムのように一方的・暴力的に支配下におかれ孤立し
た危機的状況下、というわけけではない。 しょうじき、これらの話から
ストックホルム症候群に話がいっちまうのは、かなり飛躍してると思う...
76 :
JKC:03/05/06 19:34 ID:nrxfzmVD
>>75 >そもそもストックホルムのように一方的・暴力的に支配下におかれ孤立した危機的状況下、というわけけではない。
> しょうじき、これらの話からストックホルム症候群に話がいっちまうのは、かなり飛躍してると思う..
私は「これらの(米軍に同行した)ジャーナリスト達は一種のストックホルム症候群的な状況にあったように思えます」と言ったのであって、「ストックホルム症候群そのもの」とは言っていません。
それはさておき、彼らがイラク戦争で置かれた状況は、あなたの言っているような単なる「一般の仕事上の付き合いで情が移った」と言ったレベルでありません。
普通の取材活動と違って、”戦争”と言うある意味最も暴力的な環境のまっただ中にいるのですし、その報道も完全に米軍の検閲下にあります。
それにイラク軍の方も米軍に同行している以上、ジャーナリストだからと言って攻撃を手控えるわけではありませんし、実際何人ものジャーナリストが戦闘の巻き添えで死亡しています。
その様な危険極まりない環境では、ちょっとした油断や不運が死に繋がりますし、イラク兵の容赦の無い攻撃から記者達の身を守っているのは護衛の米兵なのですから、多少の個人差はあっても感情移入の度合いは日常生活での比では無いでしょう。
それに戦場の記者達は、機密の漏洩を防ぐ目的で米軍が外部との連絡を厳しく制限していたそうです。 これも広義での”孤立”に近い状況でしょう。
また、同行している米兵達も戦闘のストレスでピリピリしている者が多いでしょうし、あまりに米軍の意向に添わない報道を続ければ、その場で取材許可を取り消されて現場から追放される恐れもあります。
その様な状況が続けば、米軍に同行するジャーナリスト達も米兵達を不用意に怒らせる様な発言や取材はしなくなってしまうでしょうし、むしろ同行する米兵の歓心を買うためにあえて米軍寄りの報道を行った者もいると思われます。
本来のストックホルム症候群の事例に当てはまるような「立て籠もり事件の人質」とは立場は異なりますが、今回のイラク戦争で米軍に同行したジャーナリスト達は充分に
「一方的・暴力的に支配下におかれ孤立した危機的状況下」あったと言えるでしょう。
イラク:
大統領二男が10億ドル持ち出し 銀行から開戦直前
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030507k0000m030047000c.html 【ワシントン中島哲夫】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は5日、
イラク戦争の開戦直前にフセイン大統領の二男クサイ氏らがイラク中央
銀行から10億ドル近い現金を持ち出していたとバグダッド発で報じた。
米国とイラクの当局者らの証言を引用して伝えた。
同紙によると、開戦2日前にあたる3月18日午前4時ごろ、クサイ氏と
大統領の側近にあたる人物が中央銀行総裁、財政相らを伴って同銀行
を訪れ、大統領の署名がある命令書を示して現金を持ち出した。
カネは100米ドル札で約9億ドルと、約1億ドル相当のユーロで、中央
銀行の外貨準備の4分の1にあたる金額だった。分量が膨大なため、
作業員らが3台のトレーラートラックに積み込むのに2時間を要した。
フセイン大統領と二人の息子は所在不明のままで、この現金の行方も
分からない。怪しい一団のトラックがシリア入りしたとの情報もあるが、
積荷が確認されたわけではない。
反フセインのイラク国民会議(INC)メンバーらは、この巨額のカネが
フセイン大統領の復権戦略に使われるのではないかと恐れているという。
※これは海兵隊が民家の壁の穴か何かで見つけた(そして一部ネコババ
した)計7億ドルぐらいの金とはまた別のなんでしょうかね。あっちの方は
ヨルダンの銀行のスタンプのある帯がしてあったかな?
まあいくら金があってもフセインの復権はないと思うが、テロ組織にむしり
取られる恐れはあるかも。
>>76 >> それはさておき、彼らがイラク戦争で置かれた状況は、あなたの言っている
>>ような単なる「一般の仕事上の付き合いで情が移った」と言ったレベルでありません。
だからさぁ〜、米軍と一緒だった報道陣が米軍に感情移入して話題になるのは
職業的にそうなっちゃまずい(中立を要求される)からでしょう。 だから話題に
なるのさ。そうじゃなきゃ米軍と一緒に戦場にいて米軍に感情移入したって別に
いいんよ。つか普通そう。 だれも「普通の仕事と同レベル」なんていってないでしょ。
単に「職業的」な問題としての例さ。
それからストックホルム「的」というのはちょっと言いすぎだと思うのはかわらず。
だいたい記者なんて帰ろうとおもえば帰れたんだし(実際そういうのいるし)、無理
やり戦場につれていかれたわけでもない。 根本のことで事情が違うから「的」と
もいえないと思うね。
もひとつ、長文うざいっす。「普通の〜」以下の解説はいりませんがな。 そんなことは
誰でもしってます。
イラク公務員に賃金、米復興人道支援庁の活動加速
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030506i214.htm 【バグダッド=吉形祐司】イラク戦争後の国家再建の鍵を握る米国の
復興人道支援庁(ORHA)が活動を加速させている。
「イラク人による統治」を掲げるORHAが、まず取りかかったのは公務員
の賃金支払い。さらに、国民生活に直結する省庁を手始めに、イラク人
責任者を次々と指名している。中には旧支配政党のバース党員も含まれ
ているが、既存の官僚機構を活用し、行政機能の早期回復を図る方針だ。
ORHA広報官によると、職場復帰した公務員に支払っているのは一律
20ドルの「緊急手当」。米国が凍結した17億ドルのイラク資産のうち14億
ドルを主に給与関連支出に充てている。
また、省庁の再開では、石油省、工業鉱物資源省、保健省などのトップ
人事を優先し、各省庁運営委員会の責任者として前政権下の次官級イラク
人を指名。さらにORHAが選んだ米国人専門家を上級顧問として後見人に
据え、その補佐役に亡命イラク人専門家をあてている。
工業鉱物資源省の場合、実質的な大臣にあたる委員会の責任者(監督官)
には、前政権で次官を務めたアハメド・ガイラニ氏を指名。上級顧問に元駐
スーダン米大使のティム・カーニー氏、その補佐役に米国籍を持つ亡命イラク
人のラムセイ・ジッドゥー氏が就任するといった具合だ。
ガイラニ氏を含め、新任の省庁トップはいずれもバース党員。ORHAは人選
過程の詳細を明らかにしていないが、カーニー氏は「不適格者とは大量破壊
兵器の開発やテロ行為、著しい人権侵害に携わっていたかどうかで決まる」
と述べ、党員の無差別な排除はしなかったことを示唆した。
イラクは元来、教育・医療水準が高く、官僚機構も整っており、既存の人材
の再活用は合理的な手法だ。ORHAは行政機能が軌道に乗れば、暫定政府
に順次権限を移していく方針だ。 (後略)
81 :
JKC:03/05/06 21:37 ID:l3iswNCn
>>78 >単に「職業的」な問題としての例さ。
んー、「ジャーナリズムの中立性」などと言っても、実際には「ジャーナリストとしての心がけ(と言うより建前)」でしかない場合が殆どなのですが。
いくらジャーナリスト個人の見識で可能な限り中立な報道を心がけたとしても、それを受け取る側の立場が様々である以上、本質的に中立な報道などあり得ません。
それ以前に報道を行う媒体(新聞社やTV局など)そのものの立場が様々である以上、報道そのものもその立場に引きずられがちです(例えば朝日新聞が左寄りの報道をするように)。
ま、この手の話をし出すと切りがありませんから、この話は置いときましょう。
>だいたい記者なんて帰ろうとおもえば帰れたんだし(実際そういうのいるし)
仮に今度の戦争が誰も注目していそうにない辺境の小規模な武力紛争で、取材を行っている者がフリーランスのジャーナリストだった場合は、取材活動に嫌気が差した場合、
「もー止めた。 俺はこんな取材はとっとと止めて国に帰るぜ!」
と簡単にケツをまくって逃げ帰れたでしょう。
しかし、今度のイラク戦争で米軍に同行取材を行ったジャーナリストの多くが大手マスコミの記者でしたし、彼らも会社の仕事を背負っている以上、簡単に「やーめた、俺もう帰るわ。」
とは言えない立場にありました。
現場の記者がこれ以上取材活動が出来なくなるほど精神をひどく病んでしまったり、はたまた大怪我をするか、米軍の都合でこれ以上の同行取材を断られれば話は別ですが、そうで無い限りは可能な限り取材を続けねばならない立場でしたし。
仮に本国の上司に「俺もうこんな所イヤです。 今すぐ日本に帰らせて下さい(泣)」
と大した怪我もしていないのに電話で泣きを入れたところで、上司からは
「あ〜! ナニ泣き言言ってンだテメェは? 他の会社の奴が頑張って取材をしてんのに、オメェだけ帰りたいってか?。 甘ったれんな!」と言われるのがオチでしょう。
ま、ここまでは言われなくとも、彼らの多くが好き勝手に現場から抜けられる立場になかったのは確かだったでしょうし。
まあモチツケ藻前ら
プロジェクトXでハレー彗星観測の話(ロケットや地上の機器開発)やってるよ
>>81 >>んー、「ジャーナリズムの中立性」などと言っても、実際には「ジャーナリストとして
>>の心がけ(と言うより建前)」でしかない場合が殆どなのですが。
はぁ.... その「建前」があるから問題になるんでしょうに... そんなことは
当たり前の常識・前提として話してるんじゃないのか...
実質的に中立じゃないことは誰でもしっとるわな。 それでも「建前」が大きく
くずれることが問題になり話題になるだろ? 世の中そんなことばかりだろ?
>>彼らも会社の仕事を背負っている以上、簡単に「やーめた、俺もう帰るわ。」
>> とは言えない立場にありました
朝日の従軍記者が途中で帰ってるよ。 ま、そう多くない事例であったことは
たしかだとおもうけどね。 好き勝手に帰れなかっただろうことはまぁ確かだ
ろうけどね。でも捕らわれの身とは違うわな。
ま、おれがいいたいのは、記者が云々というはなしは記者だからこそクローズ
アップされた話題なのであって、ストックホルムが云々などという特殊なもの
じゃないだろう、ってことだ。
84 :
83:03/05/06 21:50 ID:???
っていうかJKC長文すぎ
>>81の文例: (これで十分)
報道たって中立じゃない。 たとえば朝日の左よりをみればわかるだろ?
まぁこれは話が違うんでおいとくとしてもだ.
フリーのジャーナリストならいざ知らず、会社の看板背負ってる記者は
そう簡単には帰れないだろう。 他社との競争もあるし、同行取材として
会社が米軍から許可とって行ってるんだ、そう簡単じゃない。 少なくとも
好き勝手は抜けられなかっただろう。
イラク:
米英軍が暫定支配を文書で宣言
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030507k0000m030117000c.html イラク駐留米英軍は6日「フランクス連合軍司令官」名で、米英軍による
暫定支配や、かつての支配政党バース党の解散、イラク軍の非武装化を
宣言する文書を首都バグダッドで配布した。
イラク国民に対し、米英軍の支配が文書で公式に伝えられたのは初め
てとみられ、軍政を既成事実化して国民に印象付ける狙いがある。
文書はアラビア語で「自由の書簡」と題されており、街頭で米兵が市民
に配った。序文で同司令官は米英軍による「暫定支配を打ち立てる」と
宣言。目的は「法の支配を尊重する政府をイラク人が樹立できるよう安定
を築くため」としている。
さらに(1)軍人と公的組織は武器を置き、最寄りの米英軍当局に従え
(2)バース党は解散。党の文書や財産は米英軍が引き継ぐべきだ(3)
フセイン政権の治安、情報機関は全権限を失う(4)暴力を扇動、実行し
ない限り、誰もが政治活動が可能―などの宣言が記されている。
(バグダッド共同)
[毎日新聞5月6日] ( 2003-05-06-22:19 )
1、毎日新聞に連載された韓国女性記者のルポを読む限り
大手マスコミの従軍記者にも途中で帰る例がまま見受けられたようです。
2、海兵隊と同行している場合、自分の寝る穴は自分で毎日掘らなければならず
洗濯もできないし、食事が1日MRE1回になることもあったそうです。
3、各紙の従軍記者のルポを見ていると作戦上の機密保持にしても
日にちが飛んでいる場合がありました。
これらを考えると記者が自発的に従軍を中止する例もあったと思いますが
いかがでしょうか。
>>87 従軍記者が途中で帰る場合
機密保持のための身柄一時拘束や
取材テープの没収などはあったのだろうか?
イラク中部、核施設と知らず略奪 住民被曝の可能性
http://www.asahi.com/international/update/0507/002.html イラク中部ザファラニヤにある「イラク原子力エネルギー委員会」の
原子力関連施設で、イラク戦争のさなかの4月上旬、「イエローケーキ」
と呼ばれる黄色い粉末状の精錬ウランの貯蔵庫が近隣住民の略奪を
受けたことが6日わかった。同委員会によると、住民はウラン容器の
ドラム缶を持ち出し、被曝(ひばく)した可能性が高い。当時、施設一帯
は米軍が制圧しており、略奪を許した米軍の管理責任も問われそうだ。
同委員会によると、施設は4月4日までイラク軍が戦車などで厳重に
警備していた。5日に米海兵隊が接近するとイラク軍兵士らは姿を消し、
施設は米軍管理下に置かれた。だが、米軍は貯蔵施設を特別に警備
せず、6日から7日にかけて近くのアルワルディエ村の住民が略奪を
行ったとみられる。
8日に同委員会が略奪に気付いた時点で約100本のウラン容器の
ドラム缶が持ち去られていた。同村は約60世帯の小さな村で水道が
ないため、貯水用にドラム缶を盗んだという。
住民は容器の中身が精錬ウランであることをまったく知らず、ドラム
缶を盗む際に貯蔵庫の床や外部の地面にまいたり、川や池に流し
たりした。
盗む際に、飛散した精錬ウランを大量に吸い込んだ住民がいるほか、
ウランを捨てた後のドラム缶を飲料水や食用油などの容器として数日
〜数週間にわたり家庭で使ううち放射性物質を吸収した住民も多いと
みられる。
同委員会の核科学者らは、潜伏期間を過ぎた後に被曝症状が現れる
住民が出るのは避けられないとしている。
イエローケーキはウラン鉱石を精錬して作られる化合物。ここからウラン
235を抽出すれば、原子炉の燃料棒や原爆の原料に加工することも
可能だ。
同委員会のシャキール・アルジョバ応用核物理部長によると、精錬ウラ
ンは、核開発を目指していたイラク政府が78年にナイジェリアとポルト
ガルから輸入したものなどから作ったもので、ドラム缶約300本分を貯蔵。
その後、20年以上も貯蔵庫に眠っていた。
今年1月と2月にも国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)と国際原子
力機関(IAEA)が査察に来たが、施設の安全性には問題はないと伝え
られていたという。
<イエローケーキ> 天然のウラン鉱石を精錬してつくる酸化ウランの
粉末。黄色い粉のため、こう呼ばれる。酸化ウランの純度を天然鉱石の
0.1〜0.5%から、40〜80%に高めてある。
酸化ウラン中の放射性物質ウラン235の割合は、天然ウランと同じ
0.7%程度。91年の湾岸戦争などで使用され、健康被害が懸念された
劣化ウラン弾は、この割合が0.2%程度で、イエローケーキの方が
放射能レベルは高い。
プルトニウムや高濃縮ウランのような厳しい管理体制は求められて
いないが、輸送や保管量などの記録が望ましいとされている。
(05/07 06:09)
イラク戦争:
国内基地使用拒否のトルコ批判 米国防副長官
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030507k0000e030107001c.html 【エルサレム樋口直樹】米国のウルフォウィッツ国防副長官は6日、
イラク戦争で国内基地の使用を拒否したトルコについて、「期待外れ
だった」などと厳しく批判した。同盟国であるトルコの拒否で軍事作戦の
変更を余儀なくされたことに怒った様子で、米国との関係修復は今後の
トルコの協力次第だとし、戦後イラクの再建などに協力するよう迫った。
ウルフォウィッツ国防副長官は同日、トルコで放映された「CNNトルコ」
のインタビューで、トルコの政策決定に大きな影響力を持つ軍部につい
て「どのような理由であれ、我々が期待したような強力な指導力を発揮
しなかった」と批判。トルコが基地使用の拒否と引き替えに、米国からの
総額60億ドルともいわれる無償支援を凍結されたことに触れ、「トルコは
我々の損失以上に大きなツケを払うことになった」と語った。(後略)
その無償支援をぜひ日本に!
あ〜あ、また余計なこといって。
トルコ人 嫌米度がかなりUPだな。
国連、イラクの穀物3割は「無傷」
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030507AT2M0702607052003.html 【ミラノ=小林明】国連食糧農業機関(FAO、本部ローマ)がまとめた
イラク国内の穀物生産調査によると、戦争の被害を免れた国産穀物は
年間生産量の30%にあたる50万トンにとどまる見通しだ。またヨルダン
やトルコなど周辺国経由の食糧支援が本格化したことも明らかにした。
同調査によると、イラク北部のアルビル、ダフーク、スライマニアなどの
大部分の農家が戦争の被害を受けずに数週間内に春物小麦などの
収穫を開始できると指摘。ただ交戦が激しかったイラク中・南部での収穫
予測は流動的で、170万トンの年間生産予測が大きく悪化する可能性が
ある。
特に中部、南部の穀物生産はかんがい施設に大きく依存しており、
ガソリンの価格が開戦前より50―75%上昇するなど状況は楽観できない
という。また国内の流通経路が戦争の影響で寸断されたままで、穀物
以外にも畜産物や野菜の値上がりが深刻化している。 (21:00)
96 :
俄将軍:03/05/07 22:10 ID:???
イラク統治は、最終的には、イスラエルパレスチナ問題を米国がどう扱うかに
かかっていると考えるわけだが、無茶な条約を一時的に結ばせても、ベル
サイユ体制のように破棄されてしまう以上に、反米感情を煽る原因に
なるのではないか。
将来的には、米国も、欧州のように、イスラムの影響が大きくなると思われる
が、イスラエルは、どこまで強硬路線を貫けるだろうか。
>>94 でも、トルコが協力的だったら戦後のクルド絡みの問題にも積極的に
関わろうとするかもしれなかった。今回アメリカから強烈に圧力かけら
れたことで、これ以上ご機嫌を損ねようとはしないだろうしアメリカ的に
はメリットもあると思う。
>>97 トルコ政府はともかく、民衆的に嫌米度が高まるのは確かだと思うぞ。
ブッシュ大統領のリンカーン艦上演説が火種に
2003.05.08
Web posted at: 06:47 JST
_CNN
ワシントン(CNN) ブッシュ大統領が1日に空母エイブラハム・リンカーン
艦上で行った「戦闘終結演説」が波紋を呼んでいる。民主党は、艦上に
米軍機で降り立った大統領の演出は、2004年の再選をにらんだキャン
ペーンにすぎないと批判を強めている。ホワイトハウスは火消しに躍起だ。
ホワイトハウスのフライシャー報道官は7日、定例の記者会見で「大統領
は自ら出かけていって、兵士たちに感謝を表明したかっただけだ」と釈明
した。
民主党議員らは大統領が米海軍機でリンカーン艦上に降り立ったことを
税金の無駄遣いだと批判。ホワイトハウスに対して、ヘリコプターで降り
立った場合との費用の差を計算するように求めた。政府高官はCNNに
対し「それほど費用の差はない」としている。また、小型ジェット機の使用
は、緊急脱出など安全を考慮した海軍の推薦によるものだと答えた。
民主党のワックスマン下院議員は「大統領は再選のための小道具として
軍を利用した。納税者に費用を返還すべきだ」と主張した。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200305080004.html
第4師団がトルコから侵入できなかったために、米軍は北部戦線に
おいてクルド人兵力に依存せざるをえなくなった。
当初予定通りならモスルもキルクークも米軍単独で楽に落としていた
だろう。
現在北部でクルド人とアラブ人の摩擦が生じているのはここに原因が
あると思う。(クルド人の立場の是非は別として)
トルコとしては自分が反対したためにクルド人が勢力を増す結果に
なって気が揉めているのではないか。
また当初からトルコ財界は米軍と協力すべしという立場だったようだし、
戦争がこういう結果に終わったことで、あのとき協力しておればと
悔やんでいる人も多いのではないか。
可動式の生物兵器工場発見か 米国防総省が発表
http://www.asahi.com/international/update/0508/003.html 米国防総省は7日、「イラク北部で生物兵器製造用らしきトラック1台
が見つかった」と発表した。これまでで最も重要な発見として、詳しく
分析しているという。だが、現時点では大量破壊兵器計画につながる
決定的な証拠とは言い難く、報道陣からは厳しい質問も相次いだ。
ラムズフェルド国防長官の側近のキャンボーン国防次官(情報担当)
がジャコビー国防情報局長とともに会見した。
同次官によると、問題のトラックには細菌培養用の機器類が積まれて
いた。「パウエル国務長官が国連で指摘した可動式の生物兵器工場と
酷似しており、他の用途は考えにくい」という。
報道陣からは「でっち上げだと非難される恐れは?」「どこの国の施設
で分析しているのか」との質問が飛んだ。キャンボーン次官は、まだ
決定的な証拠とは言えないことを認めた上で、「専門家の検証がすめば、
事実関係が明らかになるはずだ」と説明した。
一方、500〜700カ所の「疑惑施設」のうちの70カ所と、開戦後に
米軍が新たに見つけた40施設では、目ぼしい証拠が見つかっていない
という。今後2000人の専門家がイラク入りして残りの施設を調べる。
ある記者は「あなた方は『イラクには確実に大量破壊兵器がある』とか
『米軍に対して生物化学兵器が使われる』と述べてきた。あれはどう
なったのか」と質問。ジャコビー局長は「結論を出すのはまだ早い」と
述べて会見を打ち切った。 (05/08 10:09)
イラク文化財、数万点を発見
2003.05.08
Web posted at: 10:47 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 米関税当局は7日、イラク戦争で略奪されたイラクの
貴重な文化財について、約4万点を発見したと明らかにした。米関税職員
がバグダッドで国立博物館職員と共同で調査を進めていた。発見された
のは古文書約4万点と美術品約700点。行方不明のままの美術品は
数十点となった。
米国土安全省の入国関税局(ICE)によると、発見された文化財の多くは
イラク戦争前から安全のため博物館内の倉庫に保管されていたものという。
また、文化財を返せば罪を問わず報償金を払うと宣伝したため、無事回収
されたものもある。
ICE当局者によると、まだ紛失していると写真資料などで確認できている
文化財は38点になった。所蔵資料に記録されていない文化財の紛失に
ついては、推測の域を出ないと言明を避けている。
明らかに盗まれた文化財のほとんどは、価値の高い貴重品ばかりで、
米当局は、プロの美術盗グループが持ちだしたと見ている。
米軍のバグダッド侵攻に乗じた略奪行為で、メソポタミア文明などイラク史
の歴史的遺物の多くが失われたが、実際にどの財物が何点失われたのか
など、詳細については情報が錯綜していた。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200305080006.html ※この報道では略奪されたとされた品の多くは実際には盗まれていなかった
ように受け取れますが、一部報道では目録も失われたとも報じられていた
ので、安心するには早いかも。いずれにしても相当数が戻ってきて良かった。
>>102 もういい加減、「疑いのある・・・を発見した」って発表止められないのかな?
「狼が来た」にしか聞こえん
>104
発表しないと、「情報を隠匿している!」っていわれるし・・・・
106 :
JKC:03/05/08 18:22 ID:EE8TfaYQ
>>85 >っていうかJKC長文すぎ
>>81の文例: (これで十分) 〜
う〜む、確かに・・・。
どうも私はエキサイトすると、”文がくどくなる”と言う悪い癖が出てしまうんですよね。
107 :
JKC:03/05/08 18:27 ID:EE8TfaYQ
イラクのスポーツ大臣でドラ息子のウダイが、国際試合で負けた選手を虐待している・・
と言うのは割と有名な話でしたが、勝った監督まで虐待していたそうで。
こういう奴を「性根の腐った根っからのサディスト」と言うんでしょう。
監督や選手を投獄、拷問 サッカー・イラク代表に (共同通信 5/8)
「勝っても投獄され、自宅にミサイルを撃ち込まれる。ウダイから受けた仕打ちを話せば千年あっても足りない」。
「ドーハの悲劇」で知られる1993年のサッカーのワールドカップ(W杯)アジア地区最終予選で、日本戦などを指揮した元イラク代表監督、エマヌエル・ババ氏(69)は7日までに、
フセイン大統領の長男ウダイ氏から自分や選手らが受けた残酷な仕打ちについて共同通信の取材に対し証言した。
ウダイ氏が同国サッカー連盟会長などに就任しスポーツ界を牛耳ったのは84年以降。チームが敗退すれば選手に暴行を加えたことは亡命選手の証言で知られているが、ババ氏によると暴行は敗戦時にとどまらなかった。
「(ウダイ氏は)試合に勝っても私を投獄し、殴り、何日間も食事を与えなかった。選手を1メートル四方の真っ暗な独房やライオンのおりに閉じ込めたり、コンクリートの球で練習させたこともある」。(後略)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030508-00000031-kyodo-int
>107
勝ってもとは酷すぎる・・・
109 :
JKC:03/05/09 02:04 ID:7J61VqUI
>>109 穴掘るのめんどうだったんとちゃうか?
ってか榴弾系ならあれだが、徹甲系ならそんなきけんじゃないんと
ちゃうか
穴放り込んでまとめてぼ〜んだと破壊されないのが一定数出るだろうしなぁ..
113 :
俄将軍:03/05/09 02:31 ID:???
米国は、中東の産油国世論と、イスラエルのどちらを優先するのか。
石油がユーロでも売買されるようになれば、為替相場や、国際資本移動
に大きな影響を与え、米経済にとってはよろしくない事態である。
大量破壊兵器破棄という、国連の錦の旗をいまさら降ろすわけにもいか
ないだろうし、少なくともイスラムの世論を変える為には、イスラ
エルにどう対応するかという、米国内の政治問題とも絡むので、
米国は大変苦しく状況が続いていることには変わりがない
のではないか。
114 :
名無し三等兵:03/05/09 03:07 ID:8jVIZ1Cy
117 :
JKC:03/05/09 12:04 ID:RDxAl+XU
イラク集団指導部にイスラム2派が参加
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030509AT2M0900609052003.html 【バグダッド=岐部秀光】イラクの有力反フセイン勢力5派の代表で
構成する「指導評議会」は8日、バグダッドで会合を開き、新たにイスラム
教シーア派系組織アッダワ党の代表と、スンニ派代表のナシフ・チャデル
チ氏を同評議会に加えることで合意した。この7人が今月下旬にも発足
するイラク暫定政権の母体になるとみられる。
同評議会メンバーであるクルド愛国同盟のタラバーニ議長が会合後に
明らかにした。復興人道支援室(ORHA)のガーナー室長は指導評議会
の5人に、イラク国内のスンニ派代表などを加えた集団指導部が暫定
政権の核になると述べていた。
タラバーニ議長はまた、アッダワ党やイラク・イスラム党、共産党、アラブ
社会主義運動の四派が暫定議会発足に備えた協議に参加することで
合意したと述べた。イラク各派は今月下旬にフセイン政権崩壊後3回目
となる会合を開き、暫定政権を選出する予定。指導評議会と米軍がここ
数日、集中的に会合を開いている。 (14:00)
119 :
:03/05/10 00:23 ID:???
今もどこかでイラク少女を強姦したり「ママサン、ダイジョーブ」とかいいながら意味も無く
住人殺してるんだろうなあ。
121 :
JKC:03/05/10 01:09 ID:sftPSYyt
遅れるインフラ復旧 イラク首都陥落から1カ月 (共同通信 5/9)
【バグダッド9日共同】フセイン政権崩壊から9日で1カ月を迎えたイラクの首都バグダッドでは、戦争で破壊されたインフラ復旧が遅れ、電気や水道の復旧が依然、市民の最大の関心事だ。
治安状況はやや改善されたが、くすぶる反米感情を背景に、米兵が射殺される事件も相次いでいる。
イラクの復興を統括する米国の復興人道援助室(ORHA)のガーナー室長らは8日記者会見し、治安やインフラは「毎日、少しずつよくなっている」
と話したが、水道、電気の復旧状況は依然6割程度で、先月26日のORHAの記者会見時とほぼ同じ水準だ。
治安面では、警察官約1万人以上が仕事に戻り、米軍と共同でパトロールを実施。略奪された武器を売る市場の摘発なども進め、略奪や放火は目に見えて減少した。
(後略)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030509-00000231-kyodo-int
122 :
JKC:03/05/10 01:12 ID:sftPSYyt
イラクへの支援米1万トン載せ出港 (産経新聞 5/9)
イラクへの人道支援として、日本政府が世界食糧計画(WFP)を通じて援助するコメ1万トンを積んだ船が9日、名古屋港を出港した。到着は5月末の予定で、WFPがイラク国内で配給する。
コメは政府備蓄米で、タイ米が7600トン、国産米が2400トン。4月25日から始まった積み込み作業を終え、午後5時半ごろ、名古屋港を後にした。
農水省によると、イラクでの主食はパンだが、コメも国民1人当たりの年間消費量は約35キロで、日本人の半分程度という。
WFP日本事務所によると、現在20カ国がイラクに食料支援をしているが、全土約2700万人に行き渡るためには、まだ不足しているという。担当者は「一日でも早くコメが到着し、安定供給ができるようにしたい」と話している。
http://www.sankei.co.jp/news/030509/0509sha120.htm しかしインディカ米であるタイ米はともかく、ジャポニカ米である日本の米なんかイラクに援助食料として持っていっても、現地の人々の口に合うのでしょうか?。
123 :
俄将軍:03/05/10 02:32 ID:???
イラク国内の政治情勢だが、米国が既成事実を作る以上に、シーア派が
その力を伸ばしているように思えるが、どうか。
米国の後押しする派閥勢力は、国外報道はともかく、イラク国内では、力
をもつとは思えず、選挙までに、イラク国内の報道機関による宣伝を
行っても、難しいのではないだろうか。
>>123 >>39-40などを見ても、SCIRIや「殉教者サドル事務所」が勢力を広げて
いるようですね。
しかしこの記事によるとシーア派聖職者は「発言主義」と「静謐主義」に
大別され、活動しているのは政治化した発言主義の団体です。
静謐主義は政治不介入なので、もし数が多かったとしても反体制派と
して活動しないため勢力がわからないわけですが、イラク人の60%を
占めるシーア派市民がみな発言主義に組織されているとも思えません。
この点は結局のところ、選挙を行った場合の投票行動という形で明らか
になるでしょう。もっとも静謐主義は政党を作らないだろうから、それらの
票を集められる国民政党が登場するかどうかにかかってきますが。
>>122 料理するとグチャっと鍋にくっついて極めて不評ではないか(笑)<日本米
イラク:
フセイン政権崩壊1カ月 火種くすぶる「新政権」
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030509k0000m030107000c.html 【バグダッド小倉孝保、竹之内満】イラクのフセイン政権が崩壊してから
9日で1カ月。毎日新聞はサダム後の新政権樹立への主な課題について
有力9政党に聞き取り調査をした。各政党は「連邦共和制」「民主憲法」と
いう大枠でほぼ一致しているものの、暫定政権の代表選出や米英軍の
駐留期間など具体的な問題で意見が対立。米国主導で暫定政権ができ
たとしても、内部紛争の火種が当面、残りそうな情勢を浮き彫りにした。
調査は9政党を対象に今月5〜7日実施、「共和制」や「イスラム憲法」
の是非など5項目について質問した。
大統領を元首とする、新国家の「共和制」維持については、「長年の共和
制を変える必要はない」(クルド民主党・KDP)との意見が大勢だった。
ただし、有力な元首候補者が存在しないのは事実で、米国が暫定政権の
指導者候補に想定するイラク国民会議(INC)のチャラビ代表について、
「チャラビ氏の就任には断固反対」(イスラム和解運動スポークスマン)など、
「拒否」を明言する政党が複数に上った。代表選出をめぐる波乱は必至
のようだ。
また、「連邦制」の導入については、県など行政区で分けるか、民族別と
するかなど、枠組みの問題を巡り温度差があるうえ、「イスラム和解運動」
などは「権力分散は望ましくない」と消極姿勢だった。ただ、フセイン政権
下で自治を確保してきたクルド人勢力の間では権利保障を主張する意見
が強く、連邦制が支持される可能性は強い。
憲法に関しては、当初、イスラム法による憲法制定を主張していたイス
ラム教シーア派の「イスラム革命最高評議会」(SCIRI)が、先月28日の
政権協議に復帰。新憲法を「国民投票で決めるのが最適」とし、態度を
軟化させている。背景には、党として政権作りに関与したいとの思惑が
あるとみられ、「民主主義」「信教の自由」を核にした新憲法の制定に
障害は少ないと見られる。
一方、イスラエルとの関係正常化では、クルド愛国同盟(PUK)が「パレ
スチナ問題が解決すれば平和条約締結」と前向きな意見がある半面、
イスラム和解運動は「まったく考えられない」と反対した。米国主導の政権
協議を拒否しているイスラム教シーア派政党「アッダワ党」(IDP)は「ユダ
ヤ主義国家との関係は拒否」とするなどイスラム政党を中心に反対が
根強い。
また、米軍の駐留期間を巡っては、「2年程度」(INC)、「イラク軍による
国防体制の確立後」(INA)、「数カ月以内」(アッシリア民主化運動・ADM)
など意見はバラバラで、暫定政権発足後の対立の火種となりそうな問題
であることが分かった。
先月28日の反フセイン派会議は「4週間以内に暫定政権発足のため
の全国会議を開くことために全力を挙げる」ことで合意した。一部政党
幹部によれば、国家体制や新憲法の問題について、現在、INC、KDP、
PUK、SCIRI、INA(イラク国民合意)の反フセイン主要5党が、専門家を
交え事務レベルで協議中という。
全国会議は、政党代表に元官僚や亡命知識人、部族長らも加えた
400人規模で開催され、その場で代表を選出、主要閣僚を指名し正式
に暫定政権が発足する予定だ。
[毎日新聞5月10日] ( 2003-05-10-03:00 )
■イラク バース党員の処遇課題に
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030510k0000m030122000c.html バグダッドなどイラクの主要都市では、官公庁で復職希望者の登録が
始まり、警察官が街頭の交通整理に戻るなど、行政機能は徐々に回復に
向かっている。その一方で、旧政権政党・バース党員の処遇や公営企業
の統廃合など、新生イラクが抱える難題も明確になりつつある。
「フセイン体制への逆戻りは許さない」。7日、バグダッド市内のホテル
前に、医師数十人が集まった。バース党員の保健省元幹部が同省に
復帰することに抗議するデモで、医師数人が同ホテルで作業する米復興
人道支援室(ORHA)の担当者と元幹部に詰め寄った。元幹部は終始、
押し黙ったままだった。
復興作業を取り仕切る同支援室は、電気、水道などライフラインの復旧、
治安確保を当面の最優先課題とする。各省庁に管理委員会を設置、米英
関係者をアドバイザーに据えている。復職希望者は面接後、職員登録を
行い、元幹部クラスを委員会責任者に登用するケースもある。この際、
かつて諜報ちようほう活動に関与していなかったことを確認するとされる
が、関係筋は「復帰する職員が増えれば増えるほど、選別は難しくなる」
と話す。
保健省と同様の現象が起きているのが鉱工業省だ。同省は化学薬品や
食品、機械など計52の国営企業を抱えるが、複数の国営工場で工場長の
復帰に反対するデモや集会が発生。同省管理委員会のモハメド・アルガイ
リナイ氏は4日の会見で「バース党員だからといって元幹部を排除すれば、
管理能力を持つ者が皆無になってしまう」と苦しげな表情を浮かべた。
自由主義経済への転換も高いハードルだ。多くの工場は従来、採算や
住み分けを無視して操業してきたが、今後は統廃合、民営化が必要になる。
鉱工業省に関係する労働者は約10万人。アルガイリナイ氏は「大幅な
職員整理が必要。外資導入で新たな産業を興してから吸収したい」と語る。
同支援室の作業計画には、国防省や内務省、情報省の復興は当面、
想定されていない。関係筋は「警察官も全員の復帰は無理」と見る。軍人
も含めた失業者問題は今後の大きな不安定要因の一つになっている。
ただ、同筋は「フセイン政権崩壊後、発電所や水道局などでは直ちに職員
が職場に戻って来るなど、イラク人の職業意識の高さを感じる。行政機能が
軌道に乗るまで時間はかかるまい」と述べ、前途を悲観視していないことを
強調している。
【バグダッド小倉孝保、竹之内満】
イラク人捕虜約7000人を釈放 下級軍人ら
2003.05.09
Web posted at: 17:39 JST
- AP
ワシントン(AP) 米国防総省は8日、対イラク軍事攻撃で拘束したイラク
人捕虜のうち約7000人をイラク南部ウンムカスルの収容施設から釈放
したと述べた。うち約半数は、イラク軍の下級兵士や戦場周辺で拘束され
た民間人となっている。
同施設に残る捕虜はこれで約2000人で、釈放の是非などを引き続き
調査している。しかし、うち約500人はイラク軍幹部、フセイン政権の民兵
組織「フェダイン・サダム」構成員などで尋問のために拘束を続ける方針。
戦乱に乗じて銀行強盗や略奪を働いた犯罪人も含まれている。
また、米国が最重要人物として指名手配したフセイン政権要人55人の
リストに基づき、これまで拘束された約20人については、バグダッド市内
の施設で厳重な警戒下で拘置していることを明らかにした。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200305090019.html
131 :
JKC:03/05/10 11:40 ID:3OPYtzd7
朝日新聞・イラク戦争特集/復興編
(1)国務省対国防総省で混乱
1枚の組織図が焦点となった。
4月29日。パウエル米国務長官の出席を求めた上院外交委員会公聴会。民主党議員が、イラクの再建を取り仕切る国防総省のイラク復興人道支援室(ORHA)の組織図をかざして迫った。
「国家建設の分野は(室長の)ガーナー退役中将から国防長官まで一直線、国務省は、はずされている。やりすぎではないか」
パウエル長官は、ほほ笑みながら答えた。
「その図は、最新でも正確でもありません。もう数日すれば、さらに不正確になるでしょう」
(後略)
http://www2.asahi.com/special/iraqattack/revival/030507.html
132 :
JKC:03/05/10 11:42 ID:3OPYtzd7
朝日新聞・イラク戦争特集/復興編
(2)モスクに略奪返還品の山
高熱を出した乳児を抱き、ガラスの破片が散乱するバグダッド下町の通りを走る母親。
「薬を下さい」
叫びながら駆け込んだのは、イスラム教シーア派のモスクだ。
礼拝所横の小部屋では、薬待ちの100人近い列を宗教指導者のアキール・アルカテブ(39)がさばいていた。
「病院は重傷者で満員だ。ここが診療所がわりで、比較的軽い病気やけがの面倒を見ている」
かたわらの薬剤師にてきぱきと指示をする。「熱さましを2日分」「子供用の下痢止めを」
診療代、薬代はすべて無料だ。50種類以上の薬が積み上げられている。略奪の返還品だという。薬だけではない。モスクの倉庫は略奪品の山だ。机、毛布、エンジン、テレビ、パソコン、砂糖、米、タイヤ……。
(後略)
http://www2.asahi.com/special/iraqattack/revival/030508.html
133 :
JKC:03/05/10 11:43 ID:3OPYtzd7
朝日新聞・イラク戦争特集/復興編
(3)首都制圧時、政治犯1300人暴動
バグダッドから北東に約80キロのディヤラ刑務所で暴動が起きたのは4月9日、米軍のバグダッド制圧とほぼ同時だった。
刑務所の電気技師サファルディン・マフムード(35)は「あっという間のできごとだった」と振り返る。
政治犯約1300人が収容されていた。午後2時ごろ、服役囚たちが監房のドアを壊して構内にあふれ出た。看守と撃ち合いが始まった。建物は放火され、12人が塀を乗り越えて逃げた。逃げ遅れた1人が射殺された。
暴動は一晩中続いた。看守や職員は「バグダッド陥落」の報を聞いて次々に逃げだし、翌10日午前10時ごろにはだれもいなくなった。
上司の指示でいったん外に逃げていたマフムードは「政治犯たちを助けなければ」と思い直し、この地域の有力部族長に立ち会ってもらい、刑務所の門を開けた。「あなたたちを自由にする」。服役囚たち全員が雪崩を打って脱走した。
(後略)
http://www2.asahi.com/special/iraqattack/revival/030509.html
対イラク制裁解除決議案を提出 米英スペイン3カ国
http://www.sankei.co.jp/news/030510/0510kok041.htm 国連安全保障理事会は9日午前(日本時間同日深夜)、対イラク制裁
解除問題を話し合うための非公開協議を開催し、米英スペイン3カ国が
制裁解除決議案を提出した。これに対しフランス、ドイツは一定の柔軟
姿勢を示した。
(中略)
米国が中心になってまとめた決議案は、対イラク経済制裁をすべて解除
することに加え、石油売却代金を管理する「イラク支援基金」を創設する
ものの、支出は事実上、米英両国の裁量に任せることを規定。制裁下の
対イラク人道支援策である「石油・食料交換計画」は4カ月間で段階的に
廃止するとしている。
フランスのドラサブリエール国連大使は決議案について同計画の段階的
廃止方法などで「技術的な問題」があるとしながらも、人道・経済面で「前
向きな要素」があると一定程度評価する立場を示し、数週間以内に合意を
得たいとの希望を表明した。
ドイツのプロイガー国連大使も、イラクの大量破壊兵器の存在を確認せず
に制裁解除することについて、フセイン政権崩壊で「新たな状況」が生じた
ことを安保理は認識していると述べ、問題にしない考えを示した。
また、ポーランドで会談したフランスのシラク大統領とドイツのシュレーダー
首相も同日、決議案に建設的に対応する用意を表明した。
一方で、ロシアのラブロフ国連大使は協議前「多くの疑問点」があると
述べるにとどまった。(後略)
イラク国内のイラン反体制派が武装解除
http://www.sankei.co.jp/news/030511/0511kok039.htm AP通信によると、イラクの米軍当局者は10日、イラク国内で活動して
きたイランの反体制武装組織ムジャヒディン・ハルク(イスラム人民戦士
機構)が米軍への武器引き渡しに同意したと述べた。
同組織はフセイン政権の支援を得て、イランに対して武装闘争を続けて
きた。イラク戦争で米軍は親フセイン勢力とみて対峙(たいじ)した後、
停戦で合意していた。
米国内の対イラン強硬派からは、イランに圧力をかけるため同組織を
温存すべきだとの意見も出たが、米軍はイラク国内の武装勢力解体を
目指す立場から武装解除を求めていた。
同組織は今後、武器を携行しないことを条件に制服着用は認められる
という。(共同)
シーア派組織指導者のハキム師、23年ぶりイラク帰国
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030510id26.htm 【バグダッド=相原清】イラクのイスラム教シーア派最大組織「イラク・
イスラム革命最高評議会」(SCIRI)の最高指導者で、フセイン政権下
での弾圧を逃れイランで亡命生活を送っていたムハンマド・バキル・
ハキム師が10日、23年ぶりにイラクに帰国した。
イラク南部バスラに近い国境には約2000人の支持者が集まり、
「我々の血をハキムにささげる」などと叫びながら、同師を熱狂的に
出迎えた。ハキム師はイラク中部のシーア派聖地ナジャフに移り、
宗教、政治活動を開始する見通し。反フセイン派のSCIRIはイラクの
将来像としてイスラム国家建設を志向。軍事部門を擁し、イランとも
つながりがあることから、米国には警戒感が根強い。 (後略)
イラクで新聞創刊ラッシュ 過去よりも「今」伝えたい
http://www.sankei.co.jp/news/030511/0511kok063.htm フセイン政権崩壊後のイラクで、新聞の創刊ラッシュが続いている。
各紙とも暫定政権づくりの見通しや治安の悪化、電力不足などの問題が
1面を飾っているが、フセイン政権が行ったとされる“犯罪”を掘り起こす
ような記事は意外に少ない。
「過去よりも今の問題を報じる」姿勢が目立つ背景には、国民の最大の
関心事がインフラの復旧や治安の回復にあることや、一部の新聞では
フセイン政権の中枢にいた人物が後ろ盾になっていることなどがありそう
だ。
(中略)
政権中枢近くにいた人物が深く関与する新聞もある。「イラク統一国民
運動」が週2回発行し、約2万の部数を誇る「アッサーア」は、フセイン
大統領の長男ウダイ氏の報道担当秘書が実権を握るが、紙面に名前を
出していない。
この人物はフセイン政権の“犯罪”について「(報道する)予定はない」
と説明。一方で「大統領の女性問題では国民が驚くような話はある」とも
述べた。
米国の平和団体の支援で近く創刊される週刊紙「ムアジャハ」のサラム・
タレブ記者(28)は「フセインの犯罪は、全国民が目撃して知っている。
それより、なぜガソリンがないのかといった問題を伝えたい」と話し、フセ
イン政権とは関係の薄い若い編集者も現状の問題を重視している。(共同)
※ウダイの秘書なんかは「捕まる予定」はないのか(w
138 :
名無し三等兵:03/05/11 19:24 ID:slNmMfzn
それにしても、我々は一つの国家の完全滅亡・速やかなる再建という
偉大なる過程の観察者なんだね・・・
先日発売された「軍事研究」読んだけど、加藤さん、やっぱバクダット入りしてから。
しかし「人間の盾」に紛れ込むとは、あの兄ちゃん。
ガーナー室長ら解任へ、復興チーム刷新・米紙報道
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030511AT3K1101111052003.html 【ワシントン11日共同】11日付の米紙ワシントン・ポストは、米政府が
イラクの暫定行政に当たる復興人道援助室(ORHA)のガーナー室長
らの解任を含む、イラク復興チームの人事刷新に着手したと報じた。
ブッシュ米大統領は6日、イラク復興を統括する「文民行政官」に国務
省出身のブレマー氏を正式に指名。軍事色の強かったこれまでの復興
チームを一新し、イラク国民や周辺国を含む国際社会の協力を得る
狙いとみられる。
同紙によると、ORHAのボーディン中央地域・バグダッド担当調整官が
11日、国務省に復帰するためイラクからワシントンに向け出発する。また
米政府高官の話としてガーナー室長らも今後1、2週間以内にイラクから
離れるとの見通しを同紙は示した。 (18:00)
141 :
名無し三等兵:03/05/11 22:50 ID:EXYipUnn
>>140 いいのか、ラミー?
なんか、パウエルに負けてないか?
しかし、パウエルも古巣のペンタゴンの顔に泥を塗るような事を
しているけど、大丈夫なのかな?
142 :
俄将軍:03/05/12 01:40 ID:???
>>124 国民政党がすぐにできるとは思えず、投票による選択の余地も、現段階で
は少なそうであり、連立政権ができたとしても、反米色が強い政権が
できる可能性も高いのではと思われる。
党は解散、イラク軍は再建 米中央軍司令官が声明
http://www.sankei.co.jp/news/030512/0512kok001.htm イラクを統治する軍政の最高責任者、フランクス米中央軍司令官は
11日、米英軍のラジオ放送を通じ、フセイン政権時代の支配政党
バース党の解散や、イラク軍再建に関する声明を発表した。
バース党解散についての同司令官声明文は、既に首都バグダッドで
6日に配布されている。省庁の再開が進み「党員が旧ポストに戻りつつ
ある」との指摘も出ていることから、党には何の権限もないことを放送で
あらためて周知徹底した形だ。
フランクス司令官はまた、軍の再建に伴い「共和国防衛隊の居場所は
ない」と強調。新イラク軍は、規模はフセイン政権下の軍より縮小される
が「イラク防衛には十分な能力を持つ」と述べた。
総兵力など詳細は明らかにしていない。(共同)
>>141 ブレマーはネオコンらしい。
>>142 政権が何をすれば「反米」とみなされるのかが明確でないと意味のない
議論ではないか。
米国務省と国防総省、イラク統治巡り対立激化
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030512AT2M1100111052003.html 【ワシントン=森安健】米政府内で国務省と国防総省の対立が激化して
きた。11日付の米紙は、イラクの復興人道支援室(ORHA)のガーナー代表
が近く解任されると報道。国防総省による外交政策への介入に国務省が
反発し、軍人出身者の更迭につながったとの見方が強い。両省のつばぜり
合いはイラクの統治体制を揺るがし、欧州各国との関係修復や中東和平を
目指す米国の外交政策の行方を不透明にしている。
先週、ポトマック川に近いワシントンの国務省ビルで職員が一斉にテレビ
画面に顔を向ける場面があった。国務省の“天敵”とされるウルフォウィッツ
国防副長官が、CNNトルコのインタビューに答える映像が流れた瞬間だった。
(07:00)
※このウルフォウィッツのインタビューは
>>92のことか。
146 :
名無し三等兵:03/05/12 19:10 ID:KZG6Eye4
「バグダッドWeb日記」というのがあるんですね。
詳しくは下の記事を(日本語)。元サイトへのリンクがあります。
英語の日記は詳しく読んでいませんが、バグダッド住民が3月まで
発信していた日記で、その後中絶したため死亡説も流れたとのこと。
実は停電による接続不能で、現在も困難な状況が続いているようです。
>バグダッドWeb日記と次世代Windows
>先週の出来事の中では、「Longhorn」より「バグダッドWeb日記の復活」
>の方が大きかった。昨今のWebログブームは、地球規模の情報配信に
>おいて、もはや独占的支配勢力が存在し得ないことを物語っている
http://www.zdnet.co.jp/news/0305/12/cead_cooper.html
147 :
俄将軍:03/05/12 23:11 ID:???
>>144 >政権が何をすれば「反米」とみなされるのかが明確でないと意味のない
>議論ではないか。
連立政権が合意できる政策が、「反米」という可能性が高いだけで、何をどう
するということまで、合意できるのやらできないのやら。
反米政策の内容については、なんともいえない。
148 :
名無し三等兵:03/05/13 00:49 ID:lff1b6Rz
141です
>>144 >ブレマーはネオコンらしい。
ふーん。 それにしても、今回のやり口は、ラミーとガーナー退役中将の
面子を潰しまくりだろう。
ガーナー氏は退役している以上パウエルと同じようにシビリアンな訳だしね。
この状況を、パウエル派(?)のシンセキ将軍やフランクス将軍は
どう見ているのやら。
しっかしまあえらくゴタゴタしてるね。
日本の占領のときは、ここまで混乱してなかったんじゃないのか?
150 :
俄将軍:03/05/13 01:53 ID:???
そもそも、「親米」を公約に選挙に出る政党があるのかという話になる
わけであるが。
米国が容認できる反米にとどまるのか、米国国内政治上のみならず、
国際政治上問題になるのか、それ以上に、イラクで、反米闘争
がおこらないという保証もなく、イスラエルパレスチナ問
題も解決されていないわけで。
151 :
名無し三等兵:03/05/13 02:44 ID:e0wGFozU
米文民行政官・統参本部議長がイラク入り
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030512AT2M1201612052003.html 【カイロ=松尾博文】イラク復興を統括する米国のポール・ブレマー
文民行政官が12日、クウェートからイラク南部の都市バスラ経由で
バグダッドに到着した。マイヤーズ米統合参謀本部議長と復興人道
支援室(ORHA)のガーナー代表も同行、ブレマー氏はバスラで「横暴
な政権から国を取り戻したイラクの人々を助けるのはすばらしい挑戦
だ」と述べた。
ガーナー代表はイラク復興の遅れから近く解任されるとの見通しが
強まっている。ブレマー氏は「成果を上げるために数週間はともに働く」
と強調。同席したガーナー代表も「我々は一つのチームだ」と語り、早期
にイラクを離れるとの情報を否定した。 (22:19)
154 :
153:03/05/13 07:14 ID:???
タハ氏は55人のリストに載っていなかった。タハ氏の夫は4・28に拘束されたラシド石油相代理。
日本語変だったので訂正(´・ω・`)
155 :
K-219:03/05/13 07:58 ID:Qy8AZ7LG
≫122
タイ米って10年程前の米不足で緊急輸入したやつかな!(藁)
フセイン氏の娘が保護要請
http://www.sankei.co.jp/news/030513/0513kok161.htm 13日付のイラクのクルド愛国同盟(PUK)機関紙イッティハドは、
フセイン大統領の娘が第三者を通じてタラバニPUK議長に、米英軍
への投降を前提とした保護を求めていると伝えた。
PUK筋によると、タラバニ議長は娘の身柄を引き受ける意思を示し
ているという。
PUKはイラク北部が拠点。これまで(1)フセイン氏の家族が北部の
部族長の下にかくまわれている(2)フセイン氏が家族の保護を求める
手紙をタラバニ議長に送った−などの報道があった。(共同)
茂木副大臣の後ろの通訳が気になります。
158 :
JKC:03/05/14 09:05 ID:FeRj0UcU
>>155 >タイ米って10年程前の米不足で緊急輸入したやつかな!(藁)
いいえ、そんな古い米はもう残っていないはずです。
現在、日本はミニマムアクセスなどによって、米の輸入の完全自由化や関税の完全撤廃を行わない代償として一定量の外国産米の輸入を毎年義務づけられています。
その為、毎年一定量のタイ米も輸入しないといけないのですが、元々日本人の口に合わないタイ米の在庫は積み上がる一方です。
そこに振って湧いたイラク戦争と、それに伴うイラク国内の食糧不足に食糧庁は目を付けました。
イラク人の口にはジャポニカ米よりインディカ米の方が口に合いますし、何より不良在庫化したタイ米を合法的に処分し、即効性のある対外援助&国際貢献として名聞も立ちます。
>>158 インディカ米、きちんとした調理をすれば、美味いんだけどなあ…。
まあ、不良在庫化しちまったのはともかくとして。
エスニック料理屋で食わせてもらったのが良かったので、調理法を聞いたら、
鍋で、がんがん煮て、ぬめり気は吹きこぼしてしまうので飛ばしてしまう。
するってーと、さらっとした、それでいて旨味のちゃんとのこった飯になる。
これ、かけ物(エスニック風のカレーなど)と合わせて食うとウマー。
いっぺん自分ちでも土鍋でやってみたことがある。
吹きこぼれで、ガスレンジはガビガビの悲惨な状況になったが、
やっぱりウマーだった。
漏れもインディカ米好き。カレーとかチャーハンとかに最適。
あれ、輸入されてるタイ米とかってジャポニカじゃなかったけ?
ジャポニカってカリフォルニアとかタイとかでは作ってたような。
まぁ、インディカもジャポニカもそれにあった料理ならうまいのは当然やな。
インディカ米は炊きたてをチャーハンにしても鍋にくっついたりしないで、
1粒1粒がはじけた感じでいいね。
日本米でも水を減らして炊けば若干近い感じにはなるか。
しかしそもそもがコシヒカリみたいな柔らかい米全盛だからなあ。
イラク暫定統治機構の発足、6月中旬以降か
http://www.asahi.com/international/update/0514/013.html 5月下旬に予定されていたイラクの暫定統治機構の発足が、準備の
遅れから、6月中旬以降にずれ込む見通しが強まっている。米復興人道
支援室(ORHA)の人事の混乱や地元勢力の乱立のため、統治機構の
青写真が煮詰まらない模様で、復興への影響を懸念する声も出ている。
4月末にバグダッドで開かれた米国と旧反体制5派の準備会合では
暫定政権を「4週間以内」に設立するとの声明を採択。各派は5月末の
設立を目指し、バグダッドで話し合いを続けてきた。
だが、13日に茂木外務副大臣と会ったブレマー文民行政官は「設立
まで1〜2カ月かかるだろう」と発言。またORHAのクロス次長も茂木氏
に対し、「数週間先だ」と述べた。同次長は「4〜6週間程度」を指す英語
を使ったという。
米軍と各派との調整はガーナー室長の所管だった。ガーナー室長は
過去に仕事の経験があるクルド2政党や国防総省と親しいイラク国民
会議(INC)を重視し、月内発足を主導してきた。
だがトップがブレマー氏に代わり、ORHAの方針も調整が不可避に
なるとの見方が強い。
ORHAの関係者によると、ORHA内部では「早期設立がイラク人の
政府を求める民心の安定につながる」とするグループと、「復興には
省庁の実務的な再開の方が大事で、あわてて発足させる必要はない」
とするグループの間で意見が分かれているという。
一方、旧反体制派の主要5派は暫定政権の事務局となる実務委員会
を発足させたが、足並みがそろったとは言い難い。INCは13日、「閣僚を
今週中に指名するべきだ」との声明を出した。早期設立を焦っての単独
行動と見られ、クルド民主党(KDP)の幹部は「まったく聞いていない」と
不快感を示した。
5派以外から政権参加を求めている共産党やイスラム政党、旧バース
党のメンバーがいる政党などの扱いでも、各派の間で意見の食い違いを
見せている模様だ。 (05/14 19:44)
イラクで戦後初のTV放送 ニュース生放送は延期
http://www.sankei.co.jp/news/030514/0514kok037.htm ロイター通信によると、イラクの首都バグダッドで13日夜、フセイン政権
崩壊後初めてテレビ放送が再開された。しかし、米軍政当局の検閲に
対する制作者側の反発などからニュースの生放送は先送りされた。
放送は米復興人道援助室(ORHA)の監督下で行われ、古い音楽ショー
や医薬品不足を嘆く住民のインタビューなどが約2時間放映された。
番組制作の顧問役であるカナダ人制作者によると、制作者側は30分間
のニュースの生放送を計画していた。しかし、ORHAは内容をフセイン政権
後の有力組織、クルド愛国同盟(PUK)のタラバニ議長の関係者に事前に
見せることを要請。制作者側がこれを拒否し、ニュースは1週間先送りされた
という。
ORHAのガーナー室長はタラバニ氏らクルド人指導者と親しいことで知ら
れる。(共同)
※ガーナー室長はもともとクルド人支援で活躍した人だが、ニュースをまず
タラバニの関係者に見せろとは? 「1週間先送り」できるとするとクルド人
問題を扱ったニュース特集みたいなものだったのでしょうかね。
166 :
JKC:03/05/15 15:38 ID:0QzMHY3V