自衛隊がファンタジー世界に召還されますた 第二章

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93910・13:03/01/04 05:38 ID:???
普通の粘土と違い、かなり固めになっている。色も淡い黄色だ。
「この月明かりじゃ良く分からんな。松明を貸せ」
「は、ここに」
手際良く兵卒長が松明を渡す。
それを掴み取ると、近衛隊長は手にした粘土状の物質に松明の火を近づけた。
「やたらと油臭いな。鼻を突くようだ」
「隊長殿。あまり火を近づけない方が良いのでは?」
兵卒長が不安に駆られた目で近衛隊長の手にある粘土を見た。
それは松明の熱に当てられてか、先程よりもギラギラと気味悪い光を放っている。
「なに、只の粘土だ…待て、何か書いてあるぞ…」


なんかもう、自衛隊の活躍が無くなって来てる今日この頃。

>>924
一等自営業氏の書くエルフ娘…
(´Д`;)ハア、ハア!?
940名無し三等兵:03/01/04 22:31 ID:???
意外とかわいそうなやつだな
>>山川
941 ◆SctAww7t7Y :03/01/04 23:17 ID:???
939 までの全レス整理完了
小窪3曹氏、 名無し三等兵さんたち (単品もの?) を追加
多少表示体裁を変えタンで、抜け落ちあるかもシレズ
http://shizuoka.cool.ne.jp/fantasure

改めて読み返すに
   職人様方 あ ん た ら す げ ー よ !
942青木原精神病院:03/01/05 01:33 ID:???
洩れも美女とタンデムしたひ・・・
もちろん陸自仕様のKLXで。
しかしバイクはあっても
乗ってくれる(夜には乗る)女がいない罠。
山川は軍法会議により、美女をノーヘルで
乗せた罪により銃殺刑に処すうわやめろきさまらなにをdtpmjgdg

PAM!PAM!PAM!
94310・13:03/01/05 02:28 ID:???
漏れも野郎しか乗せた事ないです。
しかも原付。カブ。農道。最悪…。
9441だおー:03/01/05 03:13 ID:???
>>941
まとめてみるともうちょっとした小説サイトになってますね。
しかも職人さんは何人もおられる、贅沢なサイトだ。
一つのスレの下に集った精鋭の今後に期待!

…とりあえず山川は防弾チョッキ越しとはいえ美女の柔肌の温もりを蹂躙したので外出許可取り消しヽ(`Д´)
945名無し三等兵:03/01/05 14:11 ID:???
作品にタイトルってつけないんすか?
946名無し三等兵:03/01/05 17:59 ID:???
もうすぐ次スレ
947名無し三等兵:03/01/05 18:22 ID:???
>>945
不必要かと
9481だおー:03/01/05 20:39 ID:???
職人さん方が望むのならつけてもいいですよ。
その方が分かりやすいでしょうし。
949名無し三等兵:03/01/05 22:27 ID:???
↓次スレよろ〜
9501だおー:03/01/05 22:44 ID:???
任せられい!
951名無し三等兵:03/01/06 01:19 ID:bez4D6Qj
あのー1だおーさん、次スレも軍事で立てるんですか?
952名無し三等兵:03/01/06 04:16 ID:KUW37yUC
953てさりすと:03/01/06 13:19 ID:???
続き>>929

「ここは大人しく降服されてはいかがでしょうか?」
静かにだが良く通る声で宣告した。
「私が・・・おとなしく応じるとでも思っているのか?」
「貴方がどう思っていようとも降服するしかないんじゃありませんか?」
そう言って弓兵を指差し
「これだけの弓から逃げられるとお思いですか?彼らの腕はいいですよ?
もちろん矢にはグリフォンでも数分で殺せる毒を塗ってあります。
貴方達が逃げ切れる確立は万に一つも無いです。」
将軍が近くにいる兵士達に目配せする。無言で彼らは頷く。
「本当に逃げれぬかどうか・・確かめやる!!行くぞ!!」
そう言って将軍が真っ先に飛び立つ。チェたちもそれに続く。
「雑魚にかまうな!!将軍だけを狙え!!」
リョウが叫ぶ。弓兵達が一斉に矢を放つ。その矢がグリフォンにいっせいに突き刺さった。
「くそ!!」
グリフォンが失速し地面に投げ出される。騎手も矢を受けたのか地面に転がったまま起き上がってこない。 
将軍の周りを先ほど一気に飛び立つ時飛び立てなかった兵士達が円陣で防御体制を組む。そこに第二射が放たれる。
次々と兵士が打ち倒され再び将軍を守るものは居なくなってしまった。
954てさりすと:03/01/06 13:20 ID:???
「将軍さま!!」グリフォンの背後に乗っていた魔術師が飛び降りる。
降下しながら 箒に魔力を込め急加速で将軍の下に向かう
弓兵たちがそれに気づいて照準を変える。
そこへ先ほど打ち落とされたグリフォンが激昂しながら襲い掛かった。
弓兵たちが慌てふためき逃げ出すが運の悪い兵士がつまづき
グリフォンに頭を食いちぎられてしまう。
その隙に魔術師がスキーで急ブレーキをかけるような形で将軍の前に着陸し叫ぶ。
「将軍さま!後ろに乗ってください!!」「わかった!」
将軍が抱きつくような形で後ろにまたがる。それを確認すると
再び魔力を込めVTOL機のようにゆっくりと高度を上げていく。
それを見ていたリョウが弓兵に怒鳴る。
「なにをしている!!早くうちおとさないか!!」
弓兵が思い出したかのように照準を合わせ矢が放たれた
矢が当たる直前 急加速し何とか回避してそのまま一気に仲間の所まで飛んでいってしまった。
「くそ!!・・・だがまあいい」
悔しそうにつぶやいて辺りを見渡す。大量の物資と捕虜といった戦利品が山となっていた。
「これだけあれば十分だ 撤収するぞ
戦利品は捕虜にもたせろ!陣地と必要の無いものは燃やし尽くせ!!」
そう言って自らも帰還の準備を進めた。
955てさりすと:03/01/06 13:20 ID:???
エルフィール市街地にて

オーラン軍の爆撃や攻撃によって大きなダメージをうけた商店街の民間人を救出する為
エルフィールの兵士と隊員が協力して消火と救出作業をおこなっていた。
「そっちはどうでした?」付近を警戒していた渡辺陸士長が尋ねる。
いちおう戦闘が終結したとはいえ 残党が残っているとまずいので
小林一佐の指示で各班に一人づつ小銃を持って警戒に当たっていた。
「だめだ、全滅だ酷いもんだよ・・・そこらへんに炭化した死体が転がってた・・
一応瓦礫をどかして探してみるがおそらく誰も生きていないだろう・・
さっき一人うろついていたのを見つけたときは嬉しかったもんだが・・・」
水島三尉が悲しそうに首を振った。
「ああ さっき兵士に連行されていった奴ですね、確か火事場ドロボウしてた野郎ですね」
「まあ 逮捕されたからな。問題は無いんだが・・・」
そこで大きくため息をついて鬱そうに続ける。
「さて 任務に戻るとするか・・」「そうっすね」
そう言ってそれぞれの仕事に戻っていった。その数分後
「おーい いたぞ〜!!誰かタンカもってこい!!」水島が叫ぶ。
施設科のドーザがどけた瓦礫の下から住民の顔が見えたのだった。
すぐに兵士と隊員達によって瓦礫の下から気を失った住民が引き上げられ
衛生班が脈を確認した後 彼らが持ってきたタンカで運ばれていく。
その周りを家族だろうか 子供が心配そうに付きまとっていた。
タンカごと隊員がトラックに乗り込む。
「おい 少年!こいつの家族か?」関西出身の衛生班の隊員が話しかける。
すこしおびえたように少年がこくりと頷く。
「よし んじゃあ一緒に行くか。ほら、おいで」
956てさりすと:03/01/06 13:21 ID:???
「よし んじゃあ一緒に行くか。ほら、おいで」
そう言ってトラックに少年を担ぎ上げた。
「準備できました!出発してください」衛生班の班長が運転手に話しかける。
「了解!」隊員が気持ちよく返事して走り出した。
トラックには数人の兵士と隊員が乗り込んで怪我人達の治療に当たっていた。
衛生科の隊員が頭の出血を止めようとしてそれを嫌がる猫耳の生えた住民がもみあっていた。
「ほら!じっとして!血が止まらないでしょうが!!」半ば隊員は切れかけている。
「んに!私の耳を触るな」「さわらないと血が止められないんです!!」
「じゃあ止めなくてもいいもん!!」「そういうわけにはいかないでしょうが!!」
それを見かねた数人の兵士が彼女を取り押さえている間に隊員が無理やり包帯を巻きつけていく。
それでも頭を振って抵抗を続けている彼女を横目で見ながら関西出身の隊員が隣の子供に話しかける。
「なあ少年?腹減ってるか?」
子供が頷く。それを確認した衛生班の隊員がポケットから
もっていたチョコレートを取り出し銀色の包装を剥がして少年に握らせてやった。
「ほら 食い」
子供が不思議そうに手のひらにのせてもらったそれを見つめていた。
「おそわれる〜だれか〜たすけて〜〜〜〜」「いいかげんな事を言わないで下さい!!」
奥のほうで女性がまだ暴れているらしい。そろそろ隊員がぶち切れそうだ。
それを無視し関西弁の隊員が続ける。
「大丈夫やって ほら」そう言って自分も一かじりする。
それをみていた子供が手のひらにあるそれを強く握り締め思い切ったように口に放り込んだ。
しばらく沈黙がある
957てさりすと:03/01/06 13:23 ID:???
しばらく沈黙がある
「おいしい・・・」ぱあっと表情を変える
「なんや 喋れんのかい」
「もっと頂戴」そういって手を伸ばしてくる
「・・このばあいは先に ありがとう や」
「・・ありがとうございます・・」
「そうそう そんな感じ」隊員が満足げに頷く。
「もっと頂戴」また手を伸ばしてきた
「・・ええ根性してるな少年」苦笑してもう一つにぎらせてやる
今度は躊躇無く口にほりこむと笑顔になる。
「どうや 上手いか?」「うん」「よし」
そう言って頭をくしゃくしゃとなでてやっていた。
やたら豪華なサイが曳いている馬車を追い抜き
しばらくすると公園に仮設された救護所が見えてきた。


そのやたら豪華な馬車=王さまの馬車内部にて
「すみませんな 秋山殿。
戦闘に参加していただいただけでなく住民の救出にまで付き合ってもらえるとは・・」
そう言って王が頭をさげる。
「いえいえ 苦しんでいる者を助けるのは当然の事です。」
「しかし・・・数刻前の会談の時 
秋山殿の国では戦闘が禁じられていると聞いたが大丈夫なのかね?」
「・・まあ何とかなると思います。それよりも・・なぜオーランがこの国にせめて来るのでしょうか?」
王様がため息をはく
958てさりすと:03/01/06 13:30 ID:???
王様がため息をはく
「我が国の肥沃な土地を狙っているのでしょう。
オーランの大地はほとんどが砂漠で しかも北に行けば白銀の世界。
食料を確保する為には我が国か隣のエルフの森を越えてランド皇国に向かうしかないのです。
同情もしたくもなりますが・・
最初は我々がある程度食料支援をしてあげていたのですがだんだんと力をつけると調子に乗って
ポルコス地方を・・ああご存じないですな。我が国有数の穀倉地帯をよこせ。と言って来たのです。
我々も自分達の生活があります。もちろん断った所
「ならば 力ずくで頂く!!」といきなり奇襲をかけて来たのです。」
秋山は なるほど となっとくしたように首を縦に振ると
「失礼ながら支援をされていた・・と申しますとこの国のほうが経済力も軍事力も上だと思うのですが?」
「お恥ずかしい話ですが我々もあれだけ支援していた国からまさか攻められるとおもってなかったもので
北東にいた兵団は全滅。北方の兵団に至っては兵団ごと寝返る始末 なんとかボルコス地方は確保し続けておるがね」
ちょうどそのとき赤十字マークをつけたトラックが馬車を追い抜いていく。
「もちろん 約束していた食料はある。先刻いっておられた鉄や金もある程度までなら確保してある。
しかし『石油』?だったかな?残念ながらそれは用意できていない。
そう言っためずらしい物は後でボブ卿でも聞いていただきたい。」
「判りました そうさせていただきます」
「それとだ。我が国から二ホンに留学生を派遣したいのだが?」
「留学?ですか?」「うむ、貴国の技術を教えていただきたいのでな」
「わかりました。首相に報告しておきます。」
「うむ・・よろしく頼む」王様が満足げにうなずく
959てさりすと:03/01/06 13:41 ID:???
本日は以上です。
・・自衛隊ほとんどでてないし・・
・・続きもほとんどでてこないし・・
・・話も変だし・・
9601だおー:03/01/06 13:57 ID:???
ね、猫耳娘は!?
猫耳娘は今後また出てくるのですか!?

ネコミミワショーイ!
961てさりすと:03/01/06 14:15 ID:???
>>猫耳
でてくる・・かな?わからないです。

関係ないけど
958のオーランのイメージは北朝鮮とか中国がモデルであります。
何の考えも無く支援をしてると図に乗ってくるって感じです
9621だおー:03/01/06 14:55 ID:???
>てさりすと氏

自衛隊が快進撃
  ↓
猫耳族が故郷を救ってくれと懇願
  ↓
自衛隊PKO派遣
  ↓
帝国軍あぼーん
  ↓
猫耳族「故郷に帰れるにゃぁー!」
  ↓
自衛隊に義勇軍として参加してくれる ウマー
963名無し三等兵:03/01/06 15:10 ID:???
キモヲタの>>1がいるスレはここですか?
964名無し三等兵:03/01/06 15:17 ID:???
うーむ、快進撃のためには石油の発掘が急務ですな。
民間への石油資源供給制限、あるいは停止が急がれるところです。
どうせ中国や東南アジアからの部品供給が無い以上は、本土(九州)での
生産活動もかなり落ち込んでいるでしょうから、石油供給停止、というより
石油買い上げは歓迎されるかと。
九州しか存在しないなら失業者も出るでしょうし。開拓団としてF世界に居着いたりして。
965名無し三等兵:03/01/06 17:09 ID:???
>>963
悪いな俺もだ。

ネコミミワショーイ!
966名無し三等兵:03/01/06 22:02 ID:???
>>963
     ネ コ ミ ミ ワ シ ョ ー イ で す が な に か ?
967名無し三等兵:03/01/06 22:58 ID:???
むしろ長耳ワショーイ
9681だおー:03/01/07 03:21 ID:???
物珍しそうに自衛官の食事を覗き込む猫耳娘。
「…欲しいのか?」
年配の陸曹がどこか気まずい表情を浮かべて尋ねた。
「にあ!」
ぶんぶんと首を縦に振る猫耳娘、彼女の視線の先には戦闘糧食「ますの野菜煮」がある。
「ほ、ほれ」
缶詰を差し出す若い陸士。
「ありがとにゃぁ!」
缶詰を手にとるなり、満面の笑みを浮かべて脱兎の如く走り去ってゆく。
「ご飯もらったにゃぁ!みんな出てくるにゃぁ!」
しばらくして茂みの向こうで彼女の声が聞こえてきた。
若い陸士が興味を覚えて茂みの中を覗き見てみる。
「え、ええー!?」
陸士は仰天した。
あのどうみても13〜4歳にしか見えなかった娘が、なんと三匹、いや三人の猫耳の子供をひざに載せもらった缶詰を与えているではないか。
「…子持ちやったとは」
陸士は驚きの表情を隠せないでいたが、あの陸曹はその光景を見るとどこか懐かしそうに目を細め、自分の背嚢から「とり飯」と描かれた大きめの缶詰を開け始めた…
9691だおー:03/01/07 03:24 ID:???
…ちょっとほのぼの路線な小(子)ネタですた(・ω・)
97010・13:03/01/07 04:07 ID:???
>>968
しょ、しょせんはどうぶtuakig

PAM!PAM!PAM!
971てさりすと:03/01/07 09:32 ID:???
うむ・・確かに猫ぽいからそんな感じかも・・・


はっ!! もしかすると長寿のエルフは子供に見えて実は300歳とか!!
こっ こわひ!!
972てさりすと:03/01/07 21:26 ID:???
続きいきます。
とりあえず僕こっちのスレ埋め立てますね。

しばらくすると自衛隊の仮説本部《劇場》にたどりついた。
「到着いたしました。」執事らしき人がドアを開ける。
「どうもわざわざお見送りいただき ありがとうございました。」
馬車から降りて王様に向き直り軽く頭をさげる。
「なに こっちが勝手に呼び出したんだ。これぐらいはさせて欲しい。それでは、いい報告を待っているよ。」
「分かりました。」
執事が一礼をしたあとドアを閉め馬車の前の自分の席に戻って行く。
しばらくその場で馬車を見送ってそろそろ室内に入ろうと思った頃に最上陸将補がやってきた。
「官房長官殿!!こちらに来てください。面白いものが見れますよ。」
興奮した声で秋山に語りかける。
「おいおい 落ち着けって。何があったんだい?」
「ボブ船長の船の船医のシーラって人が魔法の実演をしてるんですよ。ほらあそこ!!」
最上が隊員で出来た人だかりを指差す。
「ふむ・・私も見てみたいな。よし行ってみよう」
ちょうどそのときどよめきが起きた。なにか起きたらしい
一番後ろにいた隊員達が秋山と最上に気づいて敬礼をしながら道を開ける。
秋山がそれに軽く敬礼で返し空いた隙間からその《魔法》を覗き込んだ。
隊員が持っている狙撃仕様のスコープに
研究者のような白い服を着た女性が手をむけてなにやら歌のように口ずさむ。
しばらくすると手の先にだんだんと白い塊が出来 真ん中のほうにぼんやりと人型の何かが見えてくる。
一同が おおっ!! とどよめいたと思うと急に光の塊がPON!と軽い音を立てて爆発する。
さすがに隊員たちが少し腰を引く。だれでも始めてみる物は怖がるものだ。
銃の上に思いっきりデフォルメされた旧軍の野戦指揮官の格好をした人形が現れる。
「上官殿に敬礼!!」そう叫ぶなりその外見からはかけ離れたようなピシッ!!と下格好で敬礼をする。
咄嗟に秋山と最上もピシっと敬礼を返す。
「・・これが俺の銃についてる精霊ってやつですか?」持ち主の隊員が尋ねる。
「き〜さま〜 この私に向かって『コレ』だと!!歯を食いしばれ!!」
そう言って何処からかミニマムの木の棒を取り出し(よく読むと精神注入棒と書いてあった)隊員を殴った。
973てさりすと:03/01/07 21:27 ID:???
「どうです?面白いですか?」
何時の間にか背後に来ていたボブ船長が話しかける。
「おおボブ殿 魔法というものは凄いですな。」
「いえいえ あれは魔法じゃなくて法術という魔術です。」
「砲術?」「そう法術です」微妙にかみ合っていない
「どちらにしても凄い技術ですなあ」最上が心底感動したと言う風に感想を言う。
「いやいや それよりもあなた方の医療技術のほうが素晴らしいですよ。」
戦車乗りの隊員が今度は90式戦車にも今の魔法をかけてくれと頼んでいる。
「出血した怪我人に血をあたえて治療する技術など神の業にひとしい」
「いやいや 先ほど見せていただきましたが法術というものの方が凄いじゃないですか。」
奥のほうでシーラが「これで最後ですよ?」と言いながらも再び歌うように呪文を唱える。
先ほどよりも大きな球体が現れる。また人型の影が見えてくる。
「そうそう 秋山殿。王から貴方の質問に答えるようにと要請がありまして・・」
「ああ 石油のことです。黒くて変な臭いがして粘粘している・・
そんな液体をご存知かどうかを聞こうと思っておりました。」
ボブ船長が首を捻って考える。
「うーむ・・・・おもいだせんなあ・・・そういえば・・エルフの森の近くにあるハーフエルフの集落に
重い黒い水から燃える聖水を作っているところがあると聞いたが・・・
あそこは・・我が国と仲が悪くてなあ・・」
「それです!!ボブ殿!!多分それに間違いないです!!」
秋山が興奮していった。しかしボブ船長が顔を渋る。
「実を言うと・・・前の王のときに・・30年ぐらい前でしたかな。ともかく我が国から攻め込みましてな・・・
それ以来 我々がちかずくと魔法を何処からか打ち込まれて近づけないです」
「なるほど・・・」
ちょうどそのとき戦車の方でPAN!というよりはDON!!というような爆発が起きる。
今度は戦車の上に眼帯をつけたナチの将校みたいなのがあらわれている。
誰かが「どうして女性形の精霊じゃないんだ〜〜!!」と叫んでいる。
「そりゃあ どうしても持ち主とか作った国の特徴が現れたりしますよ」とシーラが返している。
眼帯をつけた精霊が鬱陶しそうに向こうを向く。
それを横目で見ながら秋山は今まであった事をどう説明するか考えていた。
974てさりすと:03/01/07 22:07 ID:???
本日の交信終了!!
つづきは2日後ぐらいにまとめて
9751だおー:03/01/07 22:47 ID:???
今度は偵察隊をエルフ庄に派遣でしょうか?

…しかし90式戦車の精霊がナチとは(レオパルド2に似てるからか)
976名無し三等兵:03/01/07 23:20 ID:???
90式の主砲はラインメタル社製です。
ってことは主砲とか車体それぞれでは違う精霊が出るのだろうか。
977Д:03/01/07 23:37 ID:???
>>976
90式戦車の主砲はライセンス生産だから主砲も(一応は)日本製ですよ。
978てさりすと:03/01/07 23:43 ID:???
はっ!!
そうだライセンスだったんだ。忘れてた・・
ラインメタル製だからドイツっぽいキャラクターでも出そうと思って考えたのに・・・
979名無し三等兵:03/01/08 01:51 ID:???
開発国の設計思想とかで精霊が決まるのはどうでせうか。
これならライセンス生産でもばっちりドイツ人やスウェーデン人が出てきまつ。

しかし空自に日本系がいなくなるという罠
980名無し三等兵:03/01/08 01:53 ID:???
>>978
ライセンス生産ってことは設計等はドイツのラインメタル社でしょう
ならば精神的なものはドイツでOKということで
でもそうなると、車体の方にはべつの精霊が...
(90式の車体って三菱でしたっけ?)
9811だおー:03/01/08 02:51 ID:???
ドイツ人だが生まれは日本。
よって中身は日本人!…はいかがなものか?
982名無し三等兵:03/01/08 03:34 ID:???
>自動車学校教官の如くバカモンと怒鳴る眼帯精霊
 車長の特徴が現れているってのは如何でしょう。と逝ってみるテスト(爆)
983名無し三等兵:03/01/08 19:24 ID:???
>>979
エンジンまで純国産のT-4中等練習機がありまつ。
984名無し三等兵:03/01/09 00:58 ID:???
連載は950ぐらいまでがいいんじゃないか?
だれかに埋められるとしばらく読めなくなるんで。
985名無し三等兵:03/01/09 16:55 ID:???
保管庫があるから大丈夫と思われ

>>979
>>980
>>981
ドイツで生まれ育った大和撫子でファイナルアンサー

わかる奴が何人いるか・・・
986 ◆SctAww7t7Y :03/01/09 17:16 ID:???
>>985
いつ落ちるかとドキドキしながら チェック&更新シトリマツ
980以降ない とか事前にわかってると安心できますが
987名無し三等兵:03/01/09 22:37 ID:???
>シーラの法術
戦車、航空機、艦船等の故障探求に便利そう・・・
精霊呼び出して、ここの調子が悪いの、どうのこうとと言って貰えると
作業効率アップかな? 元々F-15Jとかには自己診断機能ついてる
からあんま変わらんかもしれない・・・


988名無し三等兵
>>985
12人行きますかw