20mmバルカン砲弾の弾芯部分は、私が去年の夏、
1本1本手作業でタングステン粉末を型に詰めて作りますた。
(某電工昨年新入社員)
粉を型に詰めたあと、どうやって固めるの?
というか、あれ手作業で作ってるんですか?
秒間50発で消費されるのに(w
>>467 466ではないけど、「粉末冶金」でググってみ。
金型で押し固めてから電気炉で焼結という手法はタングステンの加工で普通に使われてるよ。
クソ硬いタングステンカーバイドなんか後で削る方がコストが掛かるんでね。
手作業ってのは流し込んだ後であふれた粉をすりこぎしたりプレス機にセットするまでの作業
のことじゃないかな。
469 :
466:03/03/04 12:00 ID:SulE/xLK
アルミ製の管(試験管の太いようなヤツ)にゴムチューブ(管とほぼ同サイズ)
入れてそのゴムチューブに粉末を詰めてゴム栓をして2tの水圧で固めます。(この状態だとかなりもろい)
んであとは468氏の通り炉で焼きます。その粉末を押し込める作業なんですが、
一応ジョウゴのような機械で入れるんですが、まず粉末の量を測る。これがデジタル計り
と睨めっこしながらスプーンで調整して小学校の給食のアルミ食器皿に入れる(当然手作業)
んで、粉をセットすると管に入ることは入ってくれるんですが、全然詰まってくれない
んで、その後1本ずつ丑の刻参りよろしく管を金属塊に叩きつけ押し込める(これが手ぇ痛いのよ)
んでゴム栓して輪ゴムで止める。これも当然手作業。さすがに水圧は機械がかけてくれますが・・・
こんなんだから、一日に詰めれる数は2〜300本(1本を半分に切って1発にする)
くらいだったかなぁ・・・焼結の前の旋盤の成形もすべて手作業(これは別の人)
当然ですが30年くらい遅れてる作業法だそうです(年1回あるかないかの注文だから上が予算くれないw)
470 :
468:03/03/04 23:42 ID:???
>>469 > 丑の刻参りよろしく管を金属塊に叩きつけ押し込める(これが手ぇ痛いのよ)
> 当然ですが30年くらい遅れてる作業法だそうです
。・゚・(ノД`)・゚・。マジで泣けてくるー ネタだと言ってよー
漏れはね、弾頭の形した精密金型で成型してるんだと思ってたよ。
筒状にしてから旋盤で削って焼結なんてそりゃ1発数万円にもなるわな。
頼むから単年度会計だけでも止めてくれよ>偉い人
ときに、そこまで内情を書いてしまうと弾薬補給能力がバレてしまうような気がするけど?
量産ラインが無いって事は増産に即応できないって事だよね。
金型の発注は下請けに無理言えば1週間以内でなんとかなったりするけど、それはそれで
下請けが可哀想じゃー
日本に弾薬の量産ラインがないのは有名つうか、常識じゃないの?
鉄砲の弾くらいならともかく。
誘導弾なんて、工芸品だとまで言われているのに…>作り方が
472 :
468:03/03/05 00:47 ID:???
いや、書き方がまずかった。
粉末冶金で金型を使わないなんて量産以前の問題なんでつよ。
>>466氏も書いてるようにいつの時代だよオイってな感じでしてね。
1品ものとかごく少量の生産なら有り得るけど、発注量が少ないとは言え一回でおそらく数千
発は下らないはずの弾頭を手作業でシコシコ作ってるなんて・・・あぁ手仕事にっぽん!