1 :
81式@VNMI ◆TYpE81IA :
軍隊の歴史は編成の歴史といっても過言ではないデス。
古代のレギオンやファランクス、近代の三兵戦術、徴兵制度等は
編成によって成立した概念デス。
今尚、3単位、4単位の違いや、師団麾下に旅団を置くか、連隊−
中隊か連隊−大隊かといった違いや、諸兵科連合部隊の問題、編
制、編合、編組の意味といった問題もあるデス。
このような問題を考えてみたいと思うデス。3
2、get!
3 :
3:02/08/05 01:02 ID:???
デスか?
>>1よ
君はもしやチェキチェキ言ってる娘に
萌えている人間かね.....?
3単位、4単位というけど、それぞれどんなメリット・デメリットがあるの?
米軍やロシア軍には連隊に3個の歩兵大隊があるよね
日本の自衛隊は連隊に4個の歩兵中隊・・・
旧日本軍も3単位にするか4単位にするかで揉めていた時期があったし・・・
どなたか教えて下さい。まず一般的なことと、それからできれば日本には
どちらが向いているかにについても
3単位編成は作戦的な機動力、4単位は戦術的な厚さになると考えるデス・・・
3コの部隊と4コの部隊、どちらが手持ちで良いかとすれば、4コが手持ちなら、作戦も
立てやすくなると考えるデス。だけど、3コなら、それだけ、部隊数は増えるデスから、
個々の局面における優越を図りやすくなると考えるデス。
それに、部隊はコンパクトであればあるほど、指揮は容易となるデス。
>だけど、3コなら、それだけ、部隊数は増えるデスから、
>個々の局面における優越を図りやすくなると考えるデス。
えっと、個々の局面における優越を図りたいのなら
3単位よりも4単位を採用すべきではないでしょうか?
個々の局面とはRCTなどの部隊が実際に敵と対峙する場であるから
部隊としてはより多くの部隊を保有していた方が有利に展開できる
つまりは4単位の方が優位なのではないでしょうか?
>>8 部隊数が増えれば、それだけ柔軟に戦闘力を集中出来るデスから、個々の局面で有
利になるとボクは考えるデス。
10 :
名無し三等兵:02/08/05 01:40 ID:n1CpQQKf
3単位がいいのか4単位がいいのかを検討するには、
まず総合戦闘力が同等である場合と、個々の単位の戦闘力が同等の場合に
分けて検討しなければならない
軍事板の定説
「古代から現代まで」「小銃から大陸間弾道弾まで」のように
大風呂敷を広げ過ぎたスレはネタが散漫になって長生きしない。
ふぉふぉふぉ
81式とあろう方が「編成」とは・・・・・
編成
編制
の違いを・・・・
極基本的な質問なのですが
3単位の場合と4単位の場合で各部隊の最小単位(分隊?)
の人数は一緒なのでしょうか?
分隊*3→小隊*3→中隊*3→大隊*3→連隊= 81個分隊
分隊*4→小隊*4→中隊*4→大隊*4→連隊=256個分隊
なので最小単位の人数が同じだと3倍以上の人数差になる、
逆に言えば同じ人数から3単位では3連隊、4単位では1連隊
しか造れないと考えて良いのでしょうか?
>>10 ボクは総合戦闘力は同じという風に考えているデス。
>>11 編制、編合、編組についてもそのうち書くデスよー
ヘンダテについてだと、範囲が狭すぎると思ってヘンナリにしたデス。
4単位ならば柔軟性を保持することが出来る反面、
一部の部隊が遊兵化する危険性があり、運用には熟練を要する
玄人好みの陸上自衛隊にぴったり
3単位の場合はややもすれば運用が硬直化する恐れがあるため、
3単位制を採用している軍隊は情報収集組織を強化する傾向にある
任務分担が明確化し指揮統制が容易になるため、
初心者向けで誰にでもやさしい
4単位だから分隊単位まで4単位だとするのは早計
最小単位は中隊級で考えるのが妥当
>>12 それが、
>>10たんの言った総合戦闘力か個々の単位の戦闘力かの問題デス。
総合戦闘力が同じなら、仰られるように、そのとおりデス。
17 :
10:02/08/05 01:51 ID:???
すまんが、○○たんと呼ばないでくれ
個人的な感覚なのだが、虫酸が走る
>>19 歩兵、砲兵、騎兵が連携し相互支援することにより
個々の欠点を補い、長所を助長することにより
総合的な戦力発揮を達成しようとするドクトリン
グスタフ・アドルフが発明したと言われているが
実際には彼を信奉する研究者たちが過剰な信仰の結果
生み出した信仰
>>17たん、貴様は一体何をしに2chくんだりまで来ているのかと小一時間(略
まあなんだ。挨拶だと思って多目に見てやれや。
3単位と4単位では、戦闘支援部隊(迫撃砲、工兵、偵察など)や
戦務支援部隊(補給、通信、衛生など)の手当は異なるんでしょうか?
23 :
名無し三等兵:02/08/05 11:14 ID:43iM8TFh
歴史上常に3単位と4単位が併存し、論議されてきましたからね。
一般論で恐縮ですが
部隊用途、性質に鑑み、演習を繰り返して最適な編成を探す、という古典的手段がやはり一番ではないでせうか。
24 :
名無し三等兵:02/08/05 11:16 ID:43iM8TFh
ところで空の
二機編成、三機編成、四機編成、二機×二機、
あるいは艦隊編成は含めないのですか?
それ以外もそうですけど。
海自の航空部隊の編制に詳しい方おられます?
歴史的推移に現代に於ける編成も拘束されているのではないか?
ということが仰られたいんですかね?
3単位編成部隊と4単位編成部隊が直接戦闘になった場合、個々の局面では3単位編成部隊が勝りますから4単位編成部隊を運用する方はその運用を以て対処しなければならないのでしょう。
しかし、任務によっては必ずしも「絶対数」が「絶対」(と愚考します)ではないものもあるでしょう。
妄想ですけど。
*ところで81式嬢は何故「81式」なんですか?もしよろしければお教え下さいませ。
陸上自衛隊では
連隊は大隊と同じく複数の中隊で編成される部隊単位で
つまりは大き目の大隊。
らしい
>27
そうなの?
てっきり、(大体)
二個分隊=一個小隊
三(四)個小隊=一個中隊
三(四)個中隊=一個大体
二個大隊=一個旅団
三(四)個大体=一個師団
二個師団=一個軍団
完全独立編成=軍
だと思ってたよ。実際には細かい違いが出るだろうし、括りの編成が優先されるだろうけど。
(歴史的に軍、軍団、旅団の編成、規模は上下するけど)
だれか詳しい人教えて!
1個を端から予備として考えた場合2:3か
3個編制の場合2と1に分けるしかないが
4個編制の場合分け方が複数有る
前者は比較的単純化できるか
後者は器用にやれば良いかもしれないが使い方を間違えると悲惨ぽい
30 :
名無し三等兵:02/08/05 11:56 ID:Z1wE81rt
陸自の特科群てナニ?
連隊と違うの?
>28
補足。
三(四)個大体=一個師団 →三(四)個大隊=一個連隊
追加
二個連隊=一個師団
32 :
名無し三等兵:02/08/05 12:04 ID:Tz9BzbKr
>>12 まあ、分隊そのものは、概ね10人くらいが目安…というくらいの押さえ方でいいと思う。
分隊長×1、支援火器操作1〜4名(擲弾筒、軽機関銃)、普通のライフル歩兵5〜8名。
分隊長は大抵、伍長相当の下士官がなる。
実際には、2〜3チームに分けて(伍長のすぐ下の上等兵なり一等兵がリーダー)、
相互の援護と機動を行うって感覚になると思う。
33 :
暴君:02/08/05 12:15 ID:???
>>12 陸自では、分隊じゃなく班って言ってるんじゃないかな。
それから、大隊は普通科には無かったと思います。
>>28 当然に異同はあるんだけど、やっぱ、陸軍は3単位が主流だと思う。
3単位が主流となって、ついで4単位、ついで2単位と幅があると思うよ。
連隊から上は、諸兵科連合をどの程度で行うかによって、
旅団=中核兵科連隊*1〜2+その他の兵科数大隊
師団=中核兵科連隊*2〜4+その他の兵科数連隊もしくは数大隊
もしくは
師団=中核兵科旅団*2〜3+その他の兵科数大隊
となるんではないか…というのが感覚的に思われるところ。
軍団以上は、完全に戦時では臨時編成単位。
軍団=2〜5個師団もしくは旅団+独立部隊
軍=2〜5軍団+独立部隊(広域の補給部隊等も含む)
軍集団=2〜5軍+独立部隊(広域の補給部隊や政治的な役割を負う部隊も含む)
てな感じで…。
しかも、上も必ずしも一定でなく、旧日本軍は軍団という単位を用いないことが多い
…というようなこともあったりする。
WW2の独軍は、「支隊」だとか、「集団」だとか、「戦隊」だとかの臨時編成部隊を
上から下まで、やたら使ってもいる。
ttp://isweb39.infoseek.co.jp/computer/zerohs/sub/gunji/hensei.htm >班:3〜4名で構成されている。
>分隊:8〜10名で構成されおり、主に班×2+指揮官で構成されている。
>小隊:3〜4個分隊で構成されている。兵数は10×4=40名
>中隊:3〜4個小隊で構成されている。兵数は40×4=160名
>大隊:4個中隊で構成されている。兵数は160×4=640名
>連隊:約3個大隊で構成されている。兵数は640×3=1920名
>旅団:2個連隊で構成されている。旅団から大隊クラスの各種支援部隊(火力、補給支援部隊等)が加えられている。兵数は2個連隊で1920×2=3840名
>師団:3個旅団で構成されている。師団では、連隊〜大隊クラスの各種支援部隊(火力、補給支援部隊等)が加えられている。兵数は、3個旅団だけで、3840×3=11520名
>軍団:2〜6個師団で構成されている。軍団では大隊クラスの予備部隊が配置されている。兵数は、6個師団として考えると、11520×6=69120名
>軍:2〜4個軍団で構成されている。兵数は、4個軍団で69120×4=276480名
>合計で、第一方面軍だけで最大3317760名で構成されている。現在の自衛隊(陸軍)では9個師団と6個旅団で構成されている。
>尚、第2次世界大戦での戦死、行方不明、傷病者数だけで約5600万人いた。
あってます?初心者スレより。
師団単位から旅団単位の運用へってのも興味がアルアルヨー
あと、下士官・尉官・佐官・将官の話とかもアルアルヨー
広すぎてどうしていいかわからないアル。導いて欲しいアルヨ。
>26-35
・・・頭痛くなってきた・・・
>34
>3単位が主流となって、ついで4単位、ついで2単位と幅があると思うよ
それでも違う編成を取っているところもあるんですね。
人員、部隊数確保、運用などの目的の違いから来るものという理解でよろしいですか?
38 :
暴君:02/08/05 12:28 ID:???
39 :
名無し三等兵:02/08/05 12:31 ID:lPexobHb
官僚的に言えば三単位にすると上級ポストが増えるのよね。
>12
<分隊の人数
機械化歩兵の場合
分隊の編成は、乗り物に制約されることもあると思います。
1個小隊で4両というのが凡そ共通していますが、後部兵員室に乗れる人数から
降車戦闘班の人数が決まるというように。
<3単位と4単位の話
歴史的には4単位が第1次世界大戦の頃までは主流だったのでは?
ナポレオンの時代では、連隊は半個旅団として扱われていたと思います。
>>26 個々の局面における絶対数では部隊数が多い分、3単位が有利デスよね。総合戦
闘力が同一である場合は。正確には、個々の局面を有利にしやすい、という事デス
か。
4単位なら、予備は多く持てるデスし、運用の柔軟性があるデスから、仮に、1コBnが
同じ兵力を抱えているとすると、3単位と4単位であれば4単位が強いという事になると
考えるデス。
1個1個の戦闘で言えば指揮が十分に出来るなら4単位有利デスけど、作戦を考えた
際に、適宜適正に集中しやすいのは部隊数が多く、指揮が軽快な3単位という事に
なるデスか。
あと、何で81式かは謎デス。
>>29 その通りだと考えるデス。
師団−旅団方式か師団−連隊方式か、あと、連隊−大隊方式か、連隊−中隊
方式かという問題もあると考えるデス。
44 :
名無し三等兵:02/08/05 12:44 ID:99qhvh3P
まじめに運用とか戦術とかだけで考えてないの。大隊をはずして4〜6個中隊で連隊にしたり旧軍の戦車騎兵工兵等。まずポストありきだよ。軍隊は所詮官僚。
師団−旅団方式か師団−連隊方式は単位がでかすぎるのでともかく、
連隊−大隊方式か、連隊−中隊方式に関しては
連隊−中隊の場合、運用が制限されすぎませんか?大隊の枠に捕らわれず運用できる代りに「大隊」という括りでの運用ができなくなるわけですから。
歴史上中隊が前線の基本単位で次に連隊、大隊とつづくと記憶しています。
現代戦で「大隊」規模の運用ってそんなに機会がないんですか?指揮下に統一できるならそれがいいですが逆に独立行動ができない分指揮下から外せないわけですし。
(ちなみ同じ理由?で旅団規模運用を基礎とするより連隊規模運用の方が歴史的には勝るのでは?とも思います)
非独立旅団がある国ってまだあるの?
仏軍も日本と同じで独立大隊(師団旅団直属)制てきいたけど。
>45
逆に「中隊が前線の基本単位」だから
連隊−中隊方式があるのでは?
>>37 そうだね…。
例えば、ドイツ軍の装甲師団は、当初…。
装甲2個連隊→装甲1個旅団(連隊以下は2単位編成中心)
+自動車科歩兵1個連隊(連隊以下は3単位編成中心)
+砲兵連隊+その他、大隊級諸兵科部隊数個と言う感じ。
ところが、対仏戦以降、独ソ戦の準備段階で、大きく編成替えする。
装甲1個連隊(連隊以下は2単位編成中心)
+自動車化歩兵2個連隊(連隊以下は2単位編成中心)
+砲兵連隊+その他、大隊級諸兵科部隊数個
となったわけだね。
これは装甲師団の個数確保が第1にあった。
それと、対仏戦までで、過度に戦車を集中し過ぎとちゃうんか、
という反省があって、編成替えが行われた。
で、現場では、多くは、装甲1個大隊+自動車化歩兵1個連隊を
「戦隊」で一体的に運用するという形態が主になっていった。
>大隊の枠に捕らわれず運用できる代りに「大隊」という括りで
>の運用ができなくなるわけですから
指揮官の脳内で大隊の括りを(W
議論も何も抽象的になりすぎるなぁ。
図上演習でもできりゃいいんだけど(苦笑
理論だけであーだこーだいうしかないってのもなぁ。
>50
図演は図演で、橙・青部隊指揮官の能力によって出力が異なってきてしまう罠(笑)
○と●で表現。
53 :
おた:02/08/05 12:57 ID:???
最近の(陸自の)傾向だと、3単位とかの編制は、補給整備組織維持のためで、
実戦だとそれを柔軟に組み合わせて戦闘団に編成してるって感じに
佐藤大輔くん(デンパ)のゲームだと読み取れる(信者)んだけど
その変、どうなんでしょ?
歴史的には、米軍の機甲師団が
CBA、CBB、CBC、CBR
だよね?
A戦闘団、B戦闘団、C戦闘団、予備戦闘団
って感じ。
4単位って、「予備」を強く意識した単位なのかな?
右、中、左、予備、って感じで。この板のように。冗談です。
オセロか?
▲と△でもよいぞ
■と□でもよいぞ
>>46 師団旅団直属制というのが分かりません。大隊が連隊に属さないということ
でしょうか?
それから、4単位師団から3単位師団への改編はどうやるんでしょうか?
ドイツの装甲師団の場合は、装甲連隊ごとに1個師団とするので分かりやすいんですが。
57 :
おた:02/08/05 13:03 ID:???
悲しい話しだが、金持ちは多淫じゃナカッタ、単位が多い、
貧乏人は単位が小さいんだよね。
わかりやすい例として、独機甲師団は、最初、単位が多い
戦車連隊2個、大隊がそれぞれ3個かなんか?とにかく多いって意味
から始まって、どんどん小さくなって、最後には2個大隊で1連隊のみ
とかになったと思う。
>>48に書いてあらあ。
そして、勝つのは金持ちの方。
58 :
名無し三等兵:02/08/05 13:06 ID:99qhvh3P
連隊長は親補だから。わしも連隊長になりたい。でも部下は4個中隊です。じゃあ大隊をやめて連隊と呼称しよう。事実ですが
59 :
おた:02/08/05 13:09 ID:???
>具体例
具体例で言うと、ヤン艦隊(第13艦隊)が「半個艦隊」と言うが、
そのへんがおかしなところだ。
WW2末期に、「独機甲旅団」とか編成されたが、
新型かかえて、出ちゃあやられ、花火のように散った
とのウワサを聞いたが?
強靭に補充される組織=大型の編制=4?もしくは
使い捨て組織=小型で数多い編制=3?もしくは
(「それはそれで立派な戦略だ。」っちゅーか、たいていの国にとっての現実唯一)
3とか4とか数字ではいちがいに言えない。
ローゼンリッター連隊(銀英伝の)はどう考えても小型にしか見えないが。
補充も少ないっぽいし、学校も無い。
60 :
名無し三等兵:02/08/05 13:11 ID:NMFzFxg4
57の言うとおり。国の事情により大隊だったり連隊だったりあいまいなんだ。その中に官僚的発想が多いのよね。議論するなら統一する何かほしいよね
61 :
:02/08/05 13:14 ID:???
>>60 81式タンの言いたいことをそんたくするに、
自衛隊の編成は、中隊4個で連隊以外のいい選択肢無いか?
ってことかしらん?
62 :
46:02/08/05 13:14 ID:???
>56
そうでつ。
だから陸自では連隊と同じく全軍通しで大隊番号がつくらしいでつ。
旧軍だとOO連隊第一第二第三大隊・・・・でつが。
大隊=ミニ連隊?
<半個艦隊
ナポレオン帝政期の仏では、連隊という単位が定まっておらず、
半個旅団として扱われており、改編を経て、連隊という呼称が定着したという話なので
それを踏まえての呼び方だと思います。
65 :
名無し三等兵:02/08/05 13:20 ID:p031BEOE
デミブリゲードを半旅団を訳すのは間違いじゃないの?
>>59 >WW2末期に、「独機甲旅団」とか編成されたが、
>新型かかえて、出ちゃあやられ、花火のように散った
>とのウワサを聞いたが?
末期では確かにそうだね。新編の師団は到底作れない。
師団の充足数も不足ではあるものの、
「組織された諸兵科連合部隊」の数をそろえないと、
戦線が保てない…
という具合に、1944年から、装甲大隊及び機械化歩兵大隊、数個を
基幹とする装甲旅団が作られた。
まあ、1部には、華々しく活躍した部隊もあったが、
概ねは、訓練不足の兵員を抱え、花火のように散っては、
残存部隊は、近辺の装甲師団に補充として合流…。
というような、使い捨ての運用で消えていったわけですね。
>64
なるほど、居住域(Region)メインの部隊編成だと連隊(Regiment)で、人間の集団(Brigade)
メインだと旅団(Brigade)になるのですね。
そういえば日本で、人間の集団のことを「軍団(石原軍団、たけし軍団etc.)」というけれど
外国では、それと同じ使い方で「旅団」をつかうのね。
「赤い旅団(ブリガーテロッサ)」も、日本では「赤い軍団」らしいし(笑)
69 :
名無し三等兵:02/08/05 13:23 ID:ADKVauix
思うに陸自で中隊単位までは米国と変わんないのよね、次に連隊というのは米国と共同の時指揮官の格とか棒給だとかそういう所にあるんじゃない?陸将補は准将あつかいなのかな?先任大佐扱いかな?
70 :
64:02/08/05 13:43 ID:???
>>65 検索して、手元の本を見てみたら、半旅団が正しかったです。
半個旅団→半旅団 と訂正します。
また、革命時代の第1次アマルガム法で編制を定めた際、決まった名称であり
後には連隊の呼称が復活したということです。
したがって、誤訳か否かは分からないのですが、用語としては存在していることが
確認できました。
地域との関連については、連隊区があり、地方連隊として同じ地域出身者から
固める方針があるかとか、さらにはイギリスなどのように連隊の歴史と伝統を
どう扱うかという問題があると思います。
3単位と4単位から離れて済みませんでした。
>>45 湾岸戦争とか、チェチェン紛争では、大隊戦闘群(BCG)が使われていたみたいデスし、
大隊という単位を入れれば、その分中間単位が増えるデスから、指揮は軽快になるデ
スし、兵員に比べて連隊の数が増やしやすくなるデスね。
>>46 米軍は師団隷下に旅団じゃなかったデスか?
>>53 戦闘団は編組するものデス〜
仰られるとおり、実際には、RCTを編組する場合が多いみたいデスねー
3単位でも予備は作る場合が多いと考えるデス。ここで、4単位なら、三角形に陣形を組
んでさらに予備を作れるデスが、3単位の場合、それが出来ないデスね。つまり、形式的
に単線防御になってしまうと考えるデス。しかし、その分、3単位は指揮は軽快デスし絶対
的部隊数は多いデスから・・・
>>61 いや、別に自衛隊だけに限った話じゃないデスよー
72 :
Lans:02/08/05 14:11 ID:LsB6NVnb
自衛隊の創設と方面隊中心から師団への変換のと、ちょうど米のペントミック編成が時期的に近いけど・・・
やっぱり、参考にされたんですかね?=ペントミック
あれは、核戦争化に重厚な指揮結節を保持するのは難しい、でそれに対応する為に、
大隊をなくし、1連隊=5個中隊にして軽快な行動を確保するという方向だったと思いましたが・・・
(または、指揮の分散を行って、核で一気に指揮組織が壊滅する危険を減らす為・・・という意味合いもあったような・・・)
73 :
おた:02/08/05 14:58 ID:???
ペントミック師団で大隊無しって、どーもイメージ悪いなあ。
戦闘団(CRTってーの?)が実質的には増強大隊だとしても。
広い地域をカバーするのに、連隊数と師団数増やしてる気もするし。
時間稼ぎの遅滞戦闘の局面(戦区)は別として、
重心的な逆襲と叩き落しが可能なのは、大型の編制のような気もするが。
75 :
Lans:02/08/05 15:09 ID:???
>73
だから、ペントミック編成では師団としての戦力が足りず、80年代にはROAD師団になったんじゃないですかぁ。
んで、もし自衛隊もペントミックを参考にしているならば、同様の問題を内包しているのではないか・・・と愚考いたしまする。
>重心的な逆襲と叩き落しが可能なのは、大型の編制のような気もするが。
自衛隊で、これに相当するのが第7師団ではないかと・・・
76 :
おた:02/08/05 15:56 ID:???
いろいろ考えると、狭あいな日本の地形、増強大隊戦闘団くらいが
動きやすいのかもしれない。
ならば?
連隊=大隊(大型大隊)
師団=旅団
だったりして、実は。えへへ
Lansくんの言うような危惧はありうる。
あまりにもペントミック師団に似てるわな。
第7はその通りだと思うが、
あれって本質は機甲旅団+砲兵旅団?
77 :
Lans:02/08/05 16:28 ID:LsB6NVnb
>76
>第7の本質は機甲旅団+砲兵旅団?
いや、十分に第7は機甲師団だと思います。
(こいつは戦車5個中隊の連隊を3個も持って、さらに普通化持ってるし)
(戦車を大隊に換算すると約4個大隊、米ROADの6個大隊に比べると少ないとは言え、米機械化の5個大隊と張れます)
(ちなみに米戦車中隊=14台、自衛戦車中隊=18台)
(で、米の機械化師団は他国に比べてみれば十分に機甲師団でしょう。あれは・・・)
ただし、第7は戦車に偏りすぎ、機械化(歩兵)の数が少ないような・・・
(なんか、初期の独機甲師団や英機甲師団を彷彿してしまいます・・・)
まあ、それをカバーするのが第2師団なのでしょうが・・・
だったら、第7と第2を混合させ、さらに2つに平均的に分割すれば・・・
現在の状況であれば、ちょうど良い規模の機甲師団が2個できそうな気もするのですが・・・
(ちょうどWW2中盤〜後半くらいの独機甲師団規模になりそうな予感)
(ただし、多少はIFVやらAPCを増強したいけどね(泣
第2はどうも中途半端で単独反撃は厳しそうだし、どうせいつも組むのなら、最初から組ませた方がいいんではないか?と
でも常に2個師団組だと、でかすぎて運用が厳しそうだから、バランスとって2分化
ってどうでしょうかね?
78 :
Lans:02/08/05 16:36 ID:???
>72
スマン、誤記だ!いまごろ気が付いたです。
×方面隊→○管区隊
逝って来ます(泣
79 :
おた:02/08/05 16:37 ID:???
>>77 ちょっとじっくり考えてみたい。宿題にさせて。
現代戦車小隊のもっとも効率良いのは3両、と言う研究結果があったが、
そこから積みたててみたい。
また、そんな資料をきぼう。
80 :
Lans:02/08/05 17:01 ID:LsB6NVnb
>79
ぜひ、戦闘による損耗に対する戦闘力の維持も考慮して下さいね(w
(確かに効率では3輌で十分なのかもしれませんが・・・)
(正直、3輌では、1輌の損耗で組織的戦闘力ががた落ちしそうで・・・)
(私は予備として、常に状況を見て対処可能な1輌が欲しいです。)
(全般を見渡し危機に対処する・・・で、それは多分、小隊長車かな?)
(という事で、私は最低4輌派です。これなら2x2の交互支援の行進も可能だし)
(なぜ、航空機が2機を最小単位として、4機が1小隊なのかと、ほぼ似たような考え方も混じっています。→相互支援、援護など)
露助の戦車連隊は1個小隊3両、戦車大隊/狙撃兵連隊は1個小隊4両。
そういうこった。
どっちが効率的だとかいう話じゃねーよ。
82 :
Lans:02/08/05 18:57 ID:LsB6NVnb
>81
ならアメ公の戦車大隊は1個小隊4輌。
この米ソの違いを
指揮運用の観点、戦力発揮の観点など多角的に見る必要があるんではないかい?
さらに師団規模では、組織方法が大幅に違う。
どちらが良いかは、さらに上のレベル(基本ドクトリン)での運用観点を含んで見なければいかんでしょう?
大まかにいえば
旧ソ連→細かい指揮を簡略化してでも多数の車両を投入し敵を圧倒し撃滅(ソ連戦車小隊は、基本的に中隊の命令をなにも考えずに実行するユニット的存在:ただし、最近は、この弱点を改革中)
アメ公→ソ連に比べ、数自体が少ないので、指揮を徹底し最大限の効率で敵を撃退
(ソ連は米軍の小隊感覚で中隊を投入する、だから怖いし強い)
(米軍の感覚ではソ連戦車中隊=米軍戦車小隊、数が少ないので戦車性能と指揮能力でカバー)
戦車小隊の数も基本的には、このあたりから出てきてるはず。
なので単純にソ連戦車師団と米軍機甲師団を比べても駄目。
総合的に投入される戦力規模から師団として期待され配分された戦力が、もともと違うから。
(これは、組織論が違う国の軍隊を見比べる時に必須の条項だと思います)
いきなり勘違いされちゃって戦略レベルでのお話をされても困っちゃう。
同じ軍隊の同じ兵科の部隊で、編制が異なることによって数が違う
理由をよーく考えてみよう。
>>83 まあ、恐らくは、スパン・オブ・コントロール(統制範囲)と他兵科との協調の問題、それと各国の戦術ドクトリンと、その辺が、どう組み合わさってくるかってことになるかと思うんだが…。
まあ、一般的に(経営組織なんかも含めて)、組織論的には、一人の人間のスパン・オブ・コントロールは3〜5単位の間と言われる。で、余裕を持って3ないし4単位っていうのが、編成の基礎になるだろうと。
これまでにガイシュツしているように、
4単位なら、2個を主副一組にして、事実上の2チーム編成が可能。
ということは、実際は2単位が戦闘時における最小構成となる。
で、これを戦車小隊に当てはめ直してみる。
4単位だと、2両チームの1つを援護、1つをその間に機動ということが可能になる。
援護火力は2両分だが、2両を機動に当てられるので、
小隊単位で一方が射撃・一方が機動を繰り返すことで、
柔軟な部隊行動が保証されると言うことになる。
一方、3単位では、ちょっとそれは難しい。
ということは、複数の小隊で、援護・機動のローテーションを作るということになるだろう。
中隊も3単位で構成されているならば、
2小隊が援護・1小隊が機動/1小隊が機動・2小隊が援護
の2通りのやり方が生ずるだろうか。
ともあれ、基礎的な行動が、恐らくは、中隊単位で形成されるということになる。
これだと、柔軟さには欠けてくるだろう。
ところが、大隊以上の部隊の行動の基本方針の大枠が決まっていれば、
より火力の集中されている/より効率的な部隊の移動を目指す、
ような行動が可能となるだろう。
んで、実際には、この基礎単位の行動の上に、戦術ドクトリンが被さってくる
と思うんだが、その辺は、事実に詳しい人に論じてもらいたいと思う(w
85 :
名無し三等兵:02/08/05 20:43 ID:CZ8IXbyS
ダニガン本に、戦闘経験から3両編成の小隊が最も効率的という記述がありますね
1両が先導、他の1・2両が側面・後方を援護する隊形をルースデュースに言及して説明しています。
但し話にオチがあって、現実には2両編成の小隊が普通であるとも言ってます(w
Lans氏の言うところの損害を考慮して4両が最適というのも納得できます。
ソ連の小隊の車両数が戦車師団と自動車化狙撃師団で違うのは何故なんですかね?
漏れは、自動車化狙撃師団における戦車の損害をより低く見積もっている、ぐらいしか
理由が推測できませんが。
どうあっても風呂敷を広げたいらしいが、
多分あんたの考えてるような高尚な理由じゃないな。
露助は機動打撃には3両編成、歩兵への火力支援には4両編成が便利だと
判断してるだけの話だ。
ま、機動打撃は中隊単位、火力支援は小隊単位で行うからそこら辺に
事情があるんだろうがな。
要は期待されてる任務によってどっちが有利かは異なるってこった。
87 :
PSY:02/08/05 20:46 ID:???
ロシアの3単位はOMGを前程にしてるからね。無停止攻撃だから一斉躍進しか考慮していないと思うる
>>85 すまんが微妙に勘違いしてる。
戦車連隊所属の戦車小隊が3両編成、狙撃兵連隊所属の戦車小隊が4両編成。
露助の狙撃兵連隊は隷下に固有の戦車大隊をぶら下げてる。
損害を考慮して4両とするのは多分違うな。
戦車小隊の戦車数の話なのに何故にOMGの話が?
3単位は軽快だから、戦車師団へ、4単位は重厚だから、歩兵師団で粘り強く戦うの
だと考えるデス。
91 :
名無し三等兵:02/08/05 20:56 ID:CZ8IXbyS
>88
ご指摘どうもです。
やっちゃいましたので、逝ってきます。
Lans氏の第7師団編成論へのご意見も期待しております。
機動打撃は中隊単位で行うから小隊間で相互支援しなきゃいけないから3両、
火力支援は各狙撃兵中隊に小隊単位で振り分けられることが多いから、
小隊内で相互支援しなきゃいけないから4両。
だと自分は思うがね。
西側に4両編成が多いのは、小隊長は戦闘行動よりも
指揮を優先しなきゃならんという欧米伝統の指向が根底に
あるのかも知れない。
94 :
Lans:02/08/05 21:07 ID:LsB6NVnb
>ソ連小隊の数の違い
>機動打撃は中隊単位、火力支援は小隊単位で行うからそこら辺に事情があるんだろうがな。
>要は期待されてる任務によってどっちが有利かは異なるってこった。
これには基本的に同意。
しかし、装備車両による影響も考慮する必要があるのではないでしょうか?
戦車師団では最優先に新鋭戦車が与えられますが、自動車化狙撃兵師団では2線落ちの戦車があてがわれる事も多いようです。
(80年代当時の例が比較的わかりやすいと思いますが、T-72が戦車師団、T-62が狙撃兵師団、BMPだって戦車師団優先で狙撃兵師団の大多数はBTRだし)
よって、旧式戦車の場合、性能の低さを数でカバーという方向もあると思います。
>87
>一斉躍進しか考慮していないと思う
と言うより、数があって、しかも、どうせ纏めて行動するので、
いっそのこと、中隊単位で躍進と援護になるんじゃないでしょうか?
その方が、ソ連軍らしいような気が(w
自衛隊の普通科連隊はナンバー中隊が1〜4、HM、本管と多数有り
RCTくんだ日にゃ統制取れなくなりそうだが。
どう解決しているんでしょ?
>94
狙撃兵師団にも機動打撃を主たる任務とする戦車連隊がいますが何か?
>95
何で統制とれないの?
98 :
PSY:02/08/05 21:28 ID:???
>>96 狙撃兵部隊の戦車は第2梯隊に入れられ攻撃時の戦果拡張、防御時の逆襲に当てられますからね
旧式戦車だから4両編成なら、新型に更新されたら3両編成になるの?
>>95 その為に、妙に指揮機能が強力デスS1〜S4まできちんといるデスしね
>だから、ペントミック編成では師団としての戦力が足りず、80年代にはROAD師団になったんじゃないですかぁ。
「60年代」だべ
結 局 、 L a n s は 何 が 言 い た か っ た ん だ ?
>ダニガン本
何ソレ?よみたひ
新・戦争のテクノロジー
著者 ジェイムズ・F・ダニガン 訳 岡 芳輝 河出書房新社
ISBN4-309-24135-2
以上の結果がHITしました。多少古めの本なので古本屋さんか図書館で探すと
いいと思います。
105 :
名無し三等兵:02/08/06 09:56 ID:RkBehkia
>94
1)装備の性能で編成を変えるなら、むしろ即応カテゴリー別に定数を変える方が自然のような…
2)確かソ連戦車師団の編成に自動車化狙撃部隊が加わったのは時期的にかなり遅く
それは自動車化狙撃師団の充足を優先したことと、戦車に追従できるBMPの開発時期が影響している
と読んだ記憶があるのですが、そう考えるとTKDとMIDにおけるBMPとBTRの装備状況の差異は
やはり任務の違いに起因すると考えた方がいいと思うのですが…
微妙な話ですが、ちょろっと気になったので
>>105 この辺、歴史的な経緯もないかな。
というのは、独ソ戦の開戦当初、ソ連の戦車部隊は大打撃を受けるわけだよね。
で、戦車兵力の再建は、師団ではなく、旅団を編成して行われたわけだ。
んで、この辺、ソ連の戦車部隊の改編の歴史に詳しい人がいたら、
教えて欲しいわけなんだけど…。
旅団の数は揃えなければならない…ということで、ベースとなる小隊は
3両編成で戦術上は充分と判断。
で、戦車2〜3大隊+機械化歩兵1大隊(機械化歩兵といっても戦車に乗っかることが多し)で、
生産した、あるいはレンドリースされた戦車を配備して、戦車旅団を大量編成していく。
そして、戦後は、この戦車旅団を膨張させて、もしくは、
戦車旅団2個以上で組織される戦車軍団を編成し直して、
戦車師団を形成していく…。
この辺の経緯も影響あるんではないかなぁ?
どうなんでしょう。
107 :
Lans:02/08/06 11:30 ID:c8UJjQL0
>101
確かに・・・(汗
(書ミスすました)
よって補足訂正します。
ペントミック師団→1958に一応のペントミック化完了
ROAD師団→1962年から編成
改編ROAD師団→1986年型とか言われるタイプ
さらにHTMDとか10K師団とかもテスト的に運用される。
その後、湾岸近辺で一部が改編され(航空旅団と機甲騎兵大隊が大きく改編)
今後は21型に移行が進行中
>94
>TKDとMIDにおけるBMPとBTRの装備状況の差異
そういえば、最近の狙撃兵師団は未だにBTRなのでしょうか?
それとも、BMP系統に移行しつつあるのでしょうか?
BTRの後継車種ってあまり聞かないのですが・・・
(最近のロシアの装備って、なんか細かい改修型ばっかで、ちょっと把握しきれてないんで)
このあたりの最新情報知ってる人いませんか?
>99
>旧式戦車だから4両編成なら、新型に更新されたら3両編成になるの?
狙撃兵師団に新型が回る頃には、戦車師団にはさらに新型、もしくは改修型になってると思われ。
108 :
Lans:02/08/06 12:54 ID:c8UJjQL0
>96
>狙撃兵師団にも機動打撃を主たる任務とする戦車連隊がいます
質問です。
狙撃兵師団の戦車連隊の存在は知っていますが、
こちらの小隊は何両編成でしょうか?
戦車師団の連隊同様に3輌?
それとも直援大隊式の4輌?
さらに装備車両も知りたいです。
新鋭かお下がりか?
誰か知りませんか?
>>108 自動車化狙撃兵師団に配置されている戦車の数は
戦車連隊
小隊:3両
中隊:3個小隊+1両=10両
大隊:3個中隊+1両=31両
連隊:3個大隊+2両=95両
独立戦車大隊
小隊:3両
中隊:3個小隊+1両=10両
大隊:5個中隊=50両
だそうです、江畑本より
狙撃兵師団の戦車連隊は(既出だけど)小隊4両編成だったのでは?
通常は小隊単位で歩兵を支援し
状況によって連隊単位で第二梯団に組み込まれて戦果拡張に従事する、だったかと
111 :
Lans:02/08/06 14:22 ID:c8UJjQL0
>109
その編成はいつごろのものだか判りませんか?
時期によっても違いがあるかも・・・
>110
4輌と指摘されたのは、狙撃師団の狙撃兵連隊内に直属される戦車大隊で、
師団に直属する戦車連隊とは別の存在であると認識したのですが?
ちがうのでしょうか?
???
数が混乱してきたぞ?真実はどれだ?
ps:「調査結果」
BMPとBTRの件ですが、
結局80年代後半から90年代初期あたりに狙撃兵師団も全BMP化されたようです。
よって、BMPとBTR装備部隊は任務の違いではなく、
単なる過渡期の入れ替わり過程であったようです。
(さて、今度はBTR時とBMP後の装備車両数でも調べてみます)
そういえば、最近のニュース映像でもBMPしか出てこないですな(w
112 :
おた:02/08/06 16:17 ID:???
シミュレーションとして、自衛隊の編制を考えるに、
4単位の強靭な重編制
大きな大隊(現在の連隊に相当?)
そのために上位の師団数等減っても許容する
現状のどっちつかずの(実質)軽師団はやめる
大きな連隊を増強or交換(歩兵中隊と戦車大隊を1つ取りかえる)&組み合わせる等
諸兵科混合のCRTを基本
もしくは、
CRTに変わるものとして、固定編制の重旅団を=戦闘団とし、
その上位に軍団司令部(方面隊とか管区隊とは違う)
を設ける
とか考えてみました♪
とりあえずおおざっぱに。
思索中。おもしろいテーマだ。
各国編制紹介の本をきぼん(ダニガン本にもあったか?どこ行ったか・・・)
113 :
おた:02/08/06 16:34 ID:???
すまんそ!かなり変だ。間違い。
>大きな連隊を増強or交換(歩兵中隊と戦車大隊を1つ取りかえる)&組み合わせる等
>諸兵科混合のCRTを基本
例としてあげる
戦車大隊(1中隊欠)+歩兵中隊2+支援諸兵科
のCRT戦闘団
等々。
ただ、どうなんだろう?
固定編制の機甲旅団・歩兵旅団のがいいかもしれないし。
現代の独軍ってそれだったような気もするし。
(歩兵旅団と機甲旅団にたいして差は無い現代かな?)
特殊な編制の例外がある軍隊より、均質化してた方が強いと言う
歴史的経験則もある。(異論もあるだろうが・・・)
だが、このテーマ、おもしろい。言いにくいけど。
WW2のフランス軍とドイツ軍の差は、編制(組織)の差と言い切れるし。
(フランス軍のが戦車総数も性能の平均値も高かった)
編制の差が出るのは、平時こそ、では無いだろうか?
戦時に組織(単位数)が数倍に増えたとしても、平時の編制を踏襲して
水増しするわけだし。
>112
>各国編制紹介の本をきぼん
少し古いですが・・・
・世界歩兵総覧(図書出版社)著者 田中賢一/森松俊夫(2人とも、元陸将補)
なんかが、WW2〜80年代までの歩兵部隊の変遷を総括して紹介してます。
ちょい資料としては古いですが、アジア各国の編成もあって珍しいです。
(シンガポールとかフィリピンの師団とか(w
後は、湾岸時の米軍編成が
湾岸戦争データファイル(アリアドネ企画)と
グランドパワーの湾岸戦争関連の別冊に編成を載せてるのがありました。
(名称、忘れた・・・自宅にあるんだが・・・スマソ)
(これはTOE-Jシリーズの解説としても吉)
ソ連関連は・・・80年代の防衛白書によく掲載されてました。
(私は、これの切り抜きを所有)
(一度HJ誌でもソ連師団の編成を自営業先生のイラストで掲載)
最新の編成に関しては・・・
数ヶ月前の「軍事研究」に各国の機甲部隊の編成が掲載されてたはず・・・
後は・・・学研のドイツ装甲部隊3巻に現代ドイツ装甲師団の編成(80年代と21世紀型)が掲載。
他には・・・PANZER誌のバックナンバーを調べると吉。
WW2時の主要国関連は学研の欧州戦史シリーズで十分と思われ。
ちなみに、オタさん・・・CRTじゃなくてRCTっす。
115 :
Lans:02/08/06 18:23 ID:c8UJjQL0
さて、そろそろ第2/第7師団再編案を(w
自衛隊編成案「L編成(甲)」
第2/第7機甲師団
機甲戦闘団司令部x2
・戦車連隊x2(各隊:戦車中隊x4)
・機械化連隊x2(各隊:IFV中隊x2、APC中隊x2)
機甲特化連隊x1
・105mm自走大隊x2
・155mm自走大隊x1
・MLRS中隊x1
・高射大隊x1
機甲偵察連隊x1
・戦車中隊x2
・普通化中隊x2(IFV中隊x1、APC中隊x1)
・自走迫撃砲小隊x1
・偵察小隊x2
施設大隊
他支援部隊各種
基本的に敵を叩き出す為に機動打撃部隊として運用。
戦車連隊x1、機械化大連隊x1、105mm自走中隊x1を機甲戦闘団とし分割。
(155mmとMLRSは全般支援。でもMLRSは方面隊直轄の方が良いかも知れない)
機甲偵察大隊は、攻撃時前には威力偵察、攻撃開始後は側面援護、防御時には機動予備という感じの便利な予備部隊とする。
(本当は米軍みたいに編成内に攻撃ヘリを持ちたいけど・・・無理っぽいよね(w
戦車は減ったけど、その分、普通科(機械化)を増強。さらに第7と第2の融合分離により2個師団に分割。この2個師団は機甲方面隊として一括運用が望ましい。また、削減した戦車の一部は一般師団の機甲偵察連隊を増強。
基本的に北部配置だけど・・・今後、方針が変更され、北部から新潟、九州方面に重点が移った場合、どちらかを移転させる事ができるなぁ・・・と妄想。
116 :
Lans:02/08/06 18:24 ID:c8UJjQL0
さらに(w
自衛隊編成案「L編成(乙)」
一般師団
普通科戦闘団司令部x3
・普通科連隊x3(各隊:普通科中隊x3、重迫撃砲中隊x1、対戦車中隊x1)
特化連隊x1
・105mm大隊x3
・155mm大隊x1
・高射大隊x1
戦車大隊x1(戦車中隊x3)
機甲偵察連隊x1
・戦車中隊x2
・普通科中隊x2(APC中隊x2)
・自走迫撃砲中隊x1
・偵察小隊x2
施設大隊
他支援部隊各種
運用としては、普通科連隊x1、戦車中隊x1、105mm大隊x1を普通科戦闘団として運用。
機甲偵察連隊は、偵察任務以外にも機動予備として活用する。
戦闘正面は2個普通科戦闘団とし2個普通化大隊を中心とし防衛戦闘、さらに機甲偵察大隊という強力な予備を持たせ、火消しとして持久します。
従来の師団編成に比べ、予備部隊に重点を置いた編成です。
どうせ、予算や人員が足りないのなら、せめて予備部隊を強力にして、それで危機に対処するしかないではないか?とか考えます。
117 :
おた:02/08/06 18:24 ID:???
ご教示ありがとござんす。
R連隊、Cコマンド?、Tなんでしょ?
118 :
Lans:02/08/06 18:34 ID:c8UJjQL0
でも、正直、現在の陸自の人員で、
仮想敵に対する十分な着上陸阻止戦闘は難しいんじゃないかと・・・
特に普通科人員が根本的に少ないのが厳しいと思います。
(陸自普通科のみなさん・・・がんばってくださいね(泣
ならば、せめて、なるべく初動で投入できる自前の機甲部隊(それもある程度使える規模の)をつけてあげたいな・・とか思ったのが上のL編成(乙)です。
でも、これはあくまでも反撃本体(第2/第7師団)の到着までの一時しのぎなのですが・・・
第2と第7の小型機甲師団も、基本的に共同行動を取れば、結局、反撃時に投入される戦力はあまり変わらないので、問題ないんじゃないかと・・・
それに小型化により、投入機会も上がるかな?とか・・・
(あぁ、妄想Lシリーズ第2弾です)
119 :
おた:02/08/06 18:42 ID:???
2、7はいい感じっすね。
師団が、ちょうど2つに割れ、固定に近い機甲旅団が2つって感じ。
俺的には、乙の絶対総数(師団数)を減らしても
甲の編成に近い戦闘団(旅団)を作ってみたい感じ。
均質化ですね。
2個の戦闘団(旅団)
均質であれば、戦車大隊を増強すれば、甲の戦闘団(旅団)に近いものが
できるのではないかと?
それを言う理由は、
乙師団が張り付け師団のようになってしまってる(それ以上の能力発揮ができるのか)
当然、薄くなるのだが、(師団数を減らすので)
どちらにしても、水際迎撃できるほど多くは無い、
いったん上陸してしまえば、正面は限定される(集中できる)
逆襲に重点を置いた考え方。
あと、汎用的(攻撃も可能)な編成として、将来の状況の変化に対応できる
プロトタイプとする。って意。
>117
レジメント・コンバット・チーム
(連隊・戦闘・団)
直訳そのまんまっす。
このスレも火葬戦記スレになるのか・・・・
■ロシア自動車化狙撃師団
師団本部(320名)
3x自動車化狙撃連隊(各 2,700名)
1x戦車連隊(1,101名, 自動車化狙撃大隊欠)
1x砲兵連隊(1,800名, 12x100mm砲, 24x122mmロケットランチャー, 12xAT-5 ATGM APCs,
4xSS-21ミサイルランチャー, 72x152mm自走砲)
1x対空連隊(302名, 20xSA-8B or 6xSA-6 SAM)
1x独立戦車大隊(241名, 51 tanks)
1x偵察大隊(300名, 28 APCs, 6 tanks)
1x工兵大隊(380名)
1x通信大隊(294名)
1x化学兵器防御大隊(150名)
1x支援整備大隊(294名)
1x医療大隊(158名)
1x輸送大隊(217名)
1x航空中隊(220名, 6xMi-2, 8xMi-8, 8xMi-24)
1x交通整理中隊(60名)
■ロシア戦車師団(自動車化狙撃師団に準ずる)
3x戦車連隊(各 1,580名, 94 tanks, 51 APCs, 4xZSU-23, 4xSA-13, 24x122mm自走砲,
6x自走架橋, 1x自動車化狙撃大隊)
1x自動車化狙撃連隊
欠 対戦車大隊
欠 独立戦車大隊
J.F.Dunnigan How to Make War 3rd ed.
123 :
名無し三等兵:02/08/06 19:04 ID:czskZVtM
で、戦車小隊は4両と3両とどっちがいいんだYO?
>119
>逆襲に重点を置いた考え方。
とは言いましても・・・日本は縦深が浅いので・・・
反撃の準備が整うまでに敵を阻止する部隊は必須だと思います。
しかし、阻止に特化して陣地に拠ったとしても・・・戦力が、どうあっても足りない・・・
そうなると、部分的にでも火消し部隊が必要。
でも、現在の一般師団は、それに使える機甲部隊がなーい。
(直援戦車大隊は、通常、分割され、それぞれ普通科の支援に手一杯)
(対戦車隊や偵察隊だけじゃ・・・戦力的に足りないし・・・)
そこで、少数でも精強でバランスの良い反撃用機甲部隊が欲しいなぁ・・・と
その機械化部隊は第2/第7の縮小平均化の際に引っ張ってくる・・・と
それに、この規模なら、限定的反撃や、本格的な威力偵察も出来ますから(w
ちなみに、元ネタは米軍師団の機甲騎兵大隊
でも、元ネタの方は戦闘ヘリとか小規模なヘリボーン部隊まで持ってるんですから。
凄いよなぁ・・・米軍・・・
(でも、今回はヘリをつけても、整備とか大問題なんで、パス)
(どうせヘリは第12旅団と空挺団に集中するから、回ってこないよな・・・)
(せめて偵察ヘリ小隊として、2〜3機でもOH-6が貰えれば、いいなだけどなぁ・・・TOW搭載にしてもらって(爆)
125 :
おた:02/08/06 19:11 ID:???
>で、戦車小隊は4両と3両とどっちがいいんだYO?
4両。
4進法。
>119
>俺的には、乙の絶対総数(師団数)を減らしても
これも・・・元々少ない戦車や装甲車・・・
乙を減らしても・・・対して増やせないと思われ(泣
それだけ、今の陸自は第7と第2に機械化が集中してます。
(特に、特化の自走砲は、いくら乙を解体しても出てきません(号泣)
>122
こうなると・・・現在は狙撃兵師団の戦車大隊も1小隊3輌なのかな?
という事は、任務で小隊定数が変わるってのは、現在はなしって事なのかな?
>小隊定数
私は最初から4輌派っす。
>121
どのような編成がいいとか考えるって、それすなわち「火葬」(w
大丈夫、今回は別に固執する気ないから。
言いたい事書いたし、そろそろ、待機モードっすよ。
(横から入り込んだスレだしね)
81式来なくなっちゃった…
>>123 漏れとしては戦車小隊を作戦単位として考えるならば3両、戦闘単位として考えるならば4両だと思う。
3両ならば指揮官車を予備とすることによって指揮への損害を回避できる。4両ならば指揮官車が
先頭に加入するため、指揮官の迅速な状況判断が可能。
130 :
暴君:02/08/06 19:28 ID:???
>>124 陸自の各師団は師団飛行隊(OH−6武装無しを数機)を持ってますよ。
指揮系統は方面航空隊の配下のようですが。
>130
それは承知です。UH-1も師団航空隊にいますよね。
(指揮系統が方面航空隊の下なのは、結局、整備や航空管制気象隊が師団側では持てないからだし・・・)
ですが、私は武装化されたOH-6を機甲偵察連隊に直轄させれたら、どれだけ便利かと思ったのです・・・
(指揮系統も従来だと、部隊間の連絡や偵察飛行が限度で戦闘加入は厳しいっす)
(さらに、たった数機のヘリの為に師団が整備、管制を保有するのは効率悪すぎて、稼働率も落ちそうですし・・・)
(やっぱ、戦闘使用は無理っぽいです。)
>>123 ガイシュツのソ連が3両小隊と4両小隊を使い分けてることから見ても、
状況や任務によってそれぞれ利点と欠点がある
どっちがいいなんて頭から決めつけるのはナンセンス
>>128 そりゃ機甲偵察連隊なんてトンデモ部隊を出されると
マジレス書き込む気が失せるわな・・・・
ボクは3単位編成が好きデスけどねー
戦車で考えれば、戦車を2両1セットで運用する事を考えると、これで2両、そしてこれに
予備をつけるとして3両が良いと考えるデス。基本はツーマンセルデス。
>>133 旧軍には斥候連隊だったかがあったはずデスし、敵の誘致導入、拘束、遅退といった
積極的な行動をとるのであれば連隊規模の偵察組織も考えられるデス。
502機動連隊のこと?
でもあれは偵察部隊じゃないか
>133
元ネタまで明かしてるんだけどなぁ。
もしかして、機甲偵察大隊、知らないですか?
(湾岸以降の比較的新しい改編ですしからね)
そうそう、湾岸では独立して連隊規模の機甲偵察連隊も参加してたよ。
>136
そりゃ、機甲騎兵だろ(w
確かに内容は、そうだけどもよ。
別に偵察連隊自体は否定しないが、それを一般師団の編制部隊にされるのはちょっとな
陸自で威力偵察部隊の整備が遅れたのは単なる保守頑迷からじゃないよん
>>138 難しいところだと思うデス。
仮に、Dの隷下に4コiRがあるとして、1コを機械化し戦車や偵察車をつけ偵察連隊を作る
事は十分に考えられると思うデス。でも・・・ それだと、単なる機械化連隊デスか・・・
機械化をすれば、積極的な行動に出やすいデスし、内線機動も行いやすくなるデスから、
あれば便利デスね。
140 :
PSY:02/08/06 21:02 ID:gn9oqWkT
本場の機甲騎兵より、単位が一つ大きいね。自衛隊のよりは2つ大きいか。
米軍の偵察連隊は中隊の独立行動能力が強すぎると思われ。偵察連隊の中隊に戦車小隊を配属しても使いに
くいだけ。
ヘンダテを小規模な状態で独立性を強くすると、大規模な戦闘、たとえば師団規模で機甲連隊に突破させ、歩兵
連隊に戦果を拡張みたいな使い方ができなくなる。師団規模の諸職種連合を基本のヘンダテとし、連隊戦闘団、
中隊戦闘群といった方法があらゆる脅威に対処できる。ただし、訓練が大変という諸刃の剣。訓練費が足りない
自衛隊にはお勧めできない。常にコンバインを前程とした訓練が必要なのだが・・・
第7師団の編成って、単純にソ連型の重師団とまともに殴り合える師団が1個ぐらいないと
お話にならないから、という理由かと思ってたんですが、違うんでしょうか?
偵察連隊なぞ不要
★ そ ん な こ と も あ ろ う か と ★
4個連隊もいるんだからさ
偵察連隊をでっち上げるために普通科や戦車を削るなど
★ 本 末 転 倒 ★ も甚だしい
143 :
名無し三等兵:02/08/06 21:47 ID:9xCk7Sc7
>第7師団の編成って、単純にソ連型の重師団とまともに殴り合える
>師団が1個ぐらいないと
無理。戦車の数だけは揃ってるけどね。第二師団とセットで使う
。つーか、第二師団が音威子府で全滅するのが先か、米空軍が来援
して第七師団の反撃が開始されるのが先かつー構想だろう。
冷戦末期の北方師団ってのはそれなりの水準だった。小銃班が192
個*11人って事は米軽歩兵の243個*9人と差は無いし、迫撃砲の支
援はより厚い。戦車大隊も100両規模だから二個大隊相当、砲兵は
中砲55門に多連装ロケット中隊。
問題は米式で編成したら12000は必要な戦力を、9000人で何とかしち
ゃってる所。大隊本部中隊を戦車と歩兵で6個省略した上に、5門の戦砲
隊一個(米式だと3門小隊*2)の砲兵中隊*2で「大隊」にして間の支援
部隊を抜いてる。
144 :
141:02/08/06 21:54 ID:???
>第二師団とセットで使う。
>つーか、第二師団が音威子府で全滅するのが先か、米空軍が来援して第七師団の反撃が
>開始されるのが先かつー構想だろう。
レスどうもです。
それだと元々Lans氏言うところの7・2師で戦力をならして、浮いた機甲戦力で偵察だか機械化
連隊をつくるなんて無理と言うことですか?
145 :
名無し三等兵:02/08/06 22:13 ID:9xCk7Sc7
>それだと元々Lans氏言うところの7・2師で戦力をならして、浮いた機甲戦力で偵察だか機械化
>連隊をつくるなんて
上に書いたのは冷戦時の構想だからね。師団の普通科連隊の一つを
機械化(or高機動車化or軽装甲化)ってのは既定の方針らしいから、
ソレに既存の戦車中隊を付けてRCTを組めばそういう事になるんじ
ゃないの。
米軍は五両編成ですが何か?
イタリアは弱兵ばかりなので何両編成でも撤退します
終 了
148 :
名無し三等兵:02/08/06 22:22 ID:9xCk7Sc7
>米軍は五両編成ですが何か?
今は4両。海兵隊は5両だったけどね。M1が来てから
4両にしたんじゃなかったっけ。
149 :
おた:02/08/07 10:03 ID:???
>戦車で考えれば、戦車を2両1セットで運用する事を考えると、これで2両、
>そしてこれに予備をつけるとして3両が良いと考えるデス。基本はツーマンセルデス。
歩兵部隊に支援に入るのに2両ごと、4両で半分づつ、って感じかな?
たとえば防御戦で。そんな局面もありうると考えるわけ。
実は、4ってーのは、半分に分けられるから、全部4でどうだ?
と言う単純な理由だったりする(笑)。ごめんちょ。なはは
もう、ロシアは取るに足らない能力しか無いと思う。もちろん北朝鮮も。
標準化して汎用的なプロトタイプを希望したいな。
もし自衛隊が無かったら?ってスレがあったけど、
もしアメリカが無かったら?
シーレーンを守り、台湾朝鮮の局地戦に介入し、砂漠に機甲旅団を
派遣しなければならないかもしれない。
冗談だが、アメリカとて永遠では無い。ダイヤモンドは永遠だとしても。
(ジョーク4級)
外交の決定的敗北(アメリカと対立)は気配もないし、
ならば属州として、補助軍団を出せるようにしておくべきだ。
2流の補助軍団はばかにされる。
同等クラスの補助軍団は尊敬される。それをやれるところまで来てる。
(質的な意味。量的な意味では無い)
150 :
おた:02/08/07 10:08 ID:???
ゆえに遠い未来に備えるプロトタイプ。
本格的で、規模は縮小で良い。
北海道も九州も、それぞれ
機甲旅団1+歩兵旅団1
あれば守れる。お話しにならないくらい相手が弱いことはみんな知ってるはずだ。
外交が敗北したら拡張に向えば良い。
必要なのは、本格的で重量編成、「金持ちの大隊」から構成される
旅団だ。そして軍団司令部と独立戦車大隊(歩兵旅団増強配属用)だ。
そして1個旅団を運べる揚陸作戦能力。
まあ、半分くらいタタキ台。
96式装輪APCって開発してたんだ。
あれを大量に配備し、4単位で、張り付け師団からの脱皮を希望。
最近、ひさびさに概観したら、ずいぶん自衛隊は進歩してる。
質的な意味でも、ね。
周辺地域に対しての優越は既に確保してる。
朝鮮半島は占領できないけど、って意味で。
戦略的にも相手はきびしいよ。
たとえば人口4700万の韓国が、しかも1人あたりのGDPも低いのに
日本に挑戦するのは狂気の沙汰だ。
経済が崩壊するだろう。
これは火葬戦記で無く、米国並の威力発揮の重量編成でいいのでわないか?
との意味。数は少なくても。張り付け師団の数を揃える意味への疑念。
大量のIFVより大量のAPCと(戦闘時は)歩く歩兵ってのが
効率はずっといいかもよ?戦車があれば。
だが、自衛隊はそおいう方向に来てるみたいだね。
けっこう優秀で、その優秀さが誇りを持てるかな?
IFVを実験と見切ったのは、たいした見識だ。
151 :
おた:02/08/07 10:15 ID:???
81式たんが、ずらずら自由に書くのをみたいな。
やっぱ、このイタの名物は、攻撃(能動的に)してる81式たんと
防御してる(つっこまれてる)某研さんだもんな。(実はえさをまいてる某研)
機甲旅団と歩兵旅団、オトコとオンナ、オスとメスみたいなもん。
これからは、自衛隊も、甲師団・乙師団じゃなく、
オス師団・メス師団と呼んでもらいたい。
(米の機甲師団と歩兵師団の性格の違いのごとし)
152 :
おた:02/08/07 10:19 ID:???
まちがえた。旅団だった。
>150
海外派兵が前提になると、想定戦場は中東が主ですか?
湾岸戦争時の米軍編成は参考になるのですかね
欧州正面用の重装備師団を無理矢理使った印象もありますが
広大な開豁地になると大型の3単位編成がいいような気がしますが、どうでしょうか?
戦車連隊x3、機械化連隊x3が基幹みたいな
154 :
名無し三等兵:02/08/07 10:59 ID:j0JP7PMl
>これからは、自衛隊も、甲師団・乙師団じゃなく、
>オス師団・メス師団と呼んでもらいたい。
>(米の機甲師団と歩兵師団の性格の違いのごとし)
アメリカにゃ軽師団と重師団の区別しかねーけど?
機甲とか歩兵ってのは名前だけ。
自衛隊の師団は極端に火力重視の重たい編制だと思
うけどね。砲兵中隊と重迫中隊の合計が、歩兵中隊の
数より多い「歩兵師団」ってのはちょっと異様。
155 :
名無し三等兵:02/08/07 11:01 ID:j0JP7PMl
>広大な開豁地になると大型の3単位編成がいいような気がしますが、どうでしょうか?
>戦車連隊x3、機械化連隊x3が基幹みたいな
なんでソレが三単位なんだ。
156 :
おた:02/08/07 11:02 ID:???
>湾岸戦争時の米軍編成は参考になるのですかね
>欧州正面用の重装備師団を無理矢理使った印象もありますが
俺も同意見。
実際、師団正面が狭くてえらい渋滞苦労したらしい。
157 :
おた:02/08/07 11:09 ID:???
>>155重師団、軽師団
そおいう意味で揶揄ってみた。
よく知らないけど、砲兵についても俺も同じ感想。
WW2の反省で火力重視(戦国への回帰)もいいんだが、
歩兵が薄い感じは否めない。
名無しくんの言う意味で、「重い」のは俺も好感あるんだが、
消耗するのは歩兵だ。
そして歩兵が消耗した時、砲兵のカバーと目は無くなる。
その意味で、薄く3単位より厚く4単位(4進法)って感じかな。
>砲兵中隊と重迫中隊の合計が、歩兵中隊の
>数より多い「歩兵師団」ってのはちょっと異様
張り付けならそれでいいんじゃないですか?
あるいは、前大戦で米軍火力にボコボコにされたトラウマが残ってるとか
159 :
Lans:02/08/07 11:37 ID:M1tGluGd
過去の話題に戻りますが、ちょいと修正
BTRとBMPのその後をもうちょい調べたところ・・・
70年代後半〜
・BMPが登場、しかし、全師団に一気に数を揃える事は無理なので、BMP1:BTR2の割合で配備
(ただし、戦車師団の狙撃兵連隊は優先的にBMPを全装備)
(それにしても師団多すぎだよな、とりあえずハイ&ローで行こう)
80年代後半〜
・BMPが上記の割合で普及を完了、さらに全BMP化を計画。(戦車師団から優先してBMPをさらに増加)
(よし、更に!更に!)
90年代〜
・ソ連崩壊により、全BMP化は夢と終わる(藁
(号泣)
という事で現在、BTR系統はBTR-80を主力とし、未だにがんばってました。
しかも、装輪の為、維持費の安さと昨今の緊急展開に便利という事で、以外と後方での部隊移動や警備活動において重宝されてるようです。
ただし、実際の戦闘域に派遣されるのは、大抵がBMP装備連隊で、矢張りBTRをチェチェンとかの最前線ってのは厳しいんでしょうね。
(よって、報道ではBMPばっかりが目立つ)
160 :
105:02/08/07 11:55 ID:???
>159
あ、どうもです。
111で全狙撃師団BMP化と聞いて、いくらなんでもそりゃ無理だろ〜と思いつつ
否定できる資料もなく悶々としてましたので感謝です(w
ハイ&ローと言ってしまえばそれまでですが、私の見た資料がふるかったのか
BMPに関してはBTRと相当違う運用を想定してるとの記述もあり、あのような見解を振ってみました。
ただ上レスにもありますが、BMP(IFV)には否定的な見方もあるようで
現在のロシア軍がBMPの今後をどう考えてるかは気になるところです
スレ違いすいませんでした
161 :
Lans:02/08/07 11:57 ID:M1tGluGd
>143
>第二師団が音威子府で全滅するのが先か
それを防ぐ為にも、第2師団の強化を
その強化の為には、第7から戦車を送るしかないようだし・・・
だったら、最初から第2師団の機甲化してもいいんでは?
>141
>第7師団の編成って、単純にソ連型の重師団と
>まともに殴り合える師団が1個ぐらいないと
>お話にならないから
90年代の英第1機甲師団の戦車数は143輌(湾岸参加時)
で、現状の第7師団は270輌ですが
「L編成(甲)」でも180輌なので、そんなに見劣りしないように思うんですが・・・
(ただし、機械化歩兵戦力では圧倒的に劣ってますが)
それに第2/第7の2個師団で殴り合えば、なんとかなるんではと思います。
というか、せっかく105mm排除してそろえたのに
復活させるのはないよな。
対装甲車両での155mmとの違いは大きいわけで。
>160
BTRに関しては、重火力と核影響下でも踏破可能を求められた冷戦当時と違い
159でも書きましたが、現在かなり見直されているようです。
装輪装甲車の復権は、冷戦終結後の小規模紛争対応や海外派遣協力を迫られた最近の各国軍隊に共通する傾向ですからね。
よって、現在では、完全にBMP、BTRそれぞれが用途を持って運用されてるようです。
(BTRは過去はBMPの代用になり下がった時期もありますが、今は違うって事ですね)
(いや、正確には、BTRはBMPの登場で役割を奪われ、BMP完全配備までのつなぎにされたが、今では、それなりの意味を見つけ出したって感じですか)
ps:
BTRがBMP拡大配備中にもBTR-70/80と進化していったのは、海軍歩兵の上陸用車両としての意味合いが大きかったようです。
浮航性はBMPもありますが、BTRの方が上のようですし、BTR系なら積載容量も大きいので物資輸送も可。
で、開発が続けられ、最終的に冷戦終結で再度、花が咲いたって感じですね。
(特にBTR-80はBTR-70に比べ、格段に燃費が良いそうです。貧乏軍隊には心底嬉しい事でしょう)
>162
105mm→155mm(75式)
155mm→155mm(99式)
でも、一向に構いません。
(というか、それの方がイイです。)
というか・・・
正直に言います。。。間違えました。。。ごめんなさい
(乙と甲をいじくってる間に間違えたです)
m(_ _)m
(実は、他にも書きミスあり・・・さて、いつ突っ込まれるか(オドド ビクビク)
>161
乱暴に言うと2師団他を犠牲にして時間を稼ぐ間に、第7師団をぶつけて反撃する考えのはずですので
そのための強大な打撃戦力としての7師団だと思います。
冷戦で状況が変わったのは確かですが、主敵はやはり(将来の)ロシア陸軍かと
166 :
Lans:02/08/07 12:45 ID:M1tGluGd
機甲偵察連隊の利点としては
1)師団の強力な予備部隊として活用
2)緊急展開部隊の小型パッケージとして便利なサイズ(派遣に便利)
3)有事に着上陸方面に対し、他の部隊が増援として送る時、全機械化されているので対応が早い。
(ますは、この連隊から増援派遣、派遣後の部隊も貼り付け警備の体制に大きな影響はでないし)
(送られた後も、当地の方面隊直属の予備部隊として便利に活用出来そう)
忙しそうだなぁ・・・こんな部隊に配属されたら・・・苦労しそうだ(w
>145
>師団の普通科連隊の一つを機械化(or高機動車化or軽装甲化)ってのは既定の方針らしいから、ソレに既存の戦車中隊を付けてRCTを組めばそういう事になるんじ
ゃないの。ソレに既存の戦車中隊を付けてRCTを組めばそういう事になるんじゃないの。
だから、どうせなら、最初から付けときましょうよ。と言う案です。
(一般(乙)案も第2/7師団案と同じで、最初から現実の運用に近づけて編成しとけばいいのに・・・てとこから妄想した案です)
どうせ、1個連隊の機械化も上記1)〜3)のような運用になるんでしょうから・・・
>166
すいません、素朴な疑問です
・特に「偵察」の名を冠する必要はないのではないでしょうか?
皆さん、その辺でひっかかってると思うのですが…
・最初から小単位に戦車を張り付けると、逆襲時の打撃とか管理の面で
それはそれで不都合があると思うのですが…
168 :
Lans:02/08/07 13:05 ID:M1tGluGd
>165
それも判るのですが・・・
どうも、第2師団だけは、中途半端に機械化が進んでいるような・・・
時間稼ぎだけを目的とするならば、
あそこまで機械化しとかなくても良いように思えます。
(正直、勿体無いですよ)
だって、どう見ても機械化歩兵師団じゃないですか?第2師団
(そりゃ、米ソ独英からみれば、この程度で機械化?とか言われそうですが(泣
それに、もし第2が初動で敵に拘束され反撃が第7のみになっても
「L編成(乙)」の特徴である機甲偵察連隊
これを各地から呼び寄せ、第7の反撃に増援できれば
第7は旧来の戦力に近い形で反撃可能ではないかと思います。
(少なくとも、東北方面の師団、うまくいけば、関東周辺あたりから第7の反撃に機甲偵察連隊を集められそうに思っています)
(さらに、空挺団や第12旅団もあるし・・・あ、教導も大事っすね)
(こういう考えもあって「L編成(甲)&(乙)」です)
>167
機甲偵察の名前
こだわる必要はないです(w
ただ、元ネタが米の「機甲騎兵偵察大隊」だったので・・・
で、騎兵はヘリを持たないので削除して・・・
「機甲偵察連隊」って付けてみました(w
また、WW2の独装甲師団の装甲捜索大隊的な運用も想定し、威力偵察も結構行うかな?とか思ったので・・・
でも、もっと適切な名前があれば・・・
誰か、いい名前ないですか(爆
>最初から小単位に戦車を張り付けると
といっても連隊規模(実質は増強大隊ですが)ですし
現行の連隊戦闘団でも各1個戦車中隊が配属されますし・・・
機甲偵察連隊(乙)の内容は・・・
現行の連隊戦闘団の1個普通科中隊を1個戦車中隊と交換、そして普通化をAPC化させてるだけです(w
しかも、自走化出来そうにない、特科をなくして、せめて重迫撃砲程度は自走化。って感じの部隊です。
((甲)はIFV化も入れてますが)
実は、あんまり無茶な編成じゃないと思います。
(矢張り、名前が悪いのか(w)
170 :
167:02/08/07 13:38 ID:???
>169
すいません、少し勘違いしてたかも知れません。
てっきり戦車大隊の編成を廃止して連隊固有の戦車中隊のみにするのかと…
そういう意味ではないですよね
>170
再度掲載しときます(汗
自衛隊編成案「L編成(乙)」
一般師団
普通科戦闘団司令部x3
・普通科連隊x3(各隊:普通科中隊x3、重迫撃砲中隊x1、対戦車中隊x1)
特化連隊x1
・105mm大隊x3
・155mm大隊x1
・高射大隊x1
戦車大隊x1(戦車中隊x3)
機甲偵察連隊x1
・戦車中隊x2
・普通科中隊x2(APC中隊x2)
・自走迫撃砲中隊x1
・偵察小隊x2
施設大隊
他支援部隊各種
ほら、ちゃんと戦車大隊残ってるでしょ。
(3個中隊編成だけど・・・(にやり)
(で、空いた中隊と第2/7改編で空いた中隊を持ってきて機甲偵察連隊の戦車を充当)
(実は・・第2/7改編案で戦車連隊を5個中隊から4個中隊にしたりしてます)
(なるべく、人員や装備は現実に編成可能な範囲内で考えたつもりです)
(あくまでも、つもりなので・・・多分、詳細の数を検討したら・・・APCが足りないかも・・・)
(まあ、それは今後の96式に期待って事で(汗
172 :
167:02/08/07 14:16 ID:???
うーん 戦車大隊はそのままにして
必要に応じて偵察連隊に戦車中隊をくっつけるのでは駄目なんですかね
その方が柔軟そうですが…
>172
それも手ですが・・・
常時、緊急展開部隊としての機能も予め持たせて置きたいと考えたんんで・・・
最初からもっていれば、配属がどうのとか、普段の訓練や意思疎通がどうのと言わないで、
「お前ら、出番だ!さっさと急がんかい!」
で済むんで(w
それに偵察隊+戦車配属だと、今度は歩兵戦力や支援火力が足りないので、
じゃあ、それも加えよう・・・とかなってしまうなら
やっぱり、最初から集めとけって考えてしまうんですよ。私は。
逆に偵察隊+αで済むなら、それを機甲偵察連隊から派遣すればいいし。
そこで、増援が必要なら、他の戦闘団が準備している間に機甲偵察連隊の本体が即時増援に出れますし。
どうでしょう?便利っぽくないですか?(w
174 :
名無し三等兵:02/08/07 17:36 ID:j0JP7PMl
>最初からもっていれば、配属がどうのとか、普段の訓練や
>意思疎通がどうのと言わないで、
つか、現状でもRCTの編成って固定に近いしね。編制で「戦
車大隊」とか「特科連隊」に纏めてるのは管理の都合だったりす
る。実質RCTの組み方を変えてるだけちゃうの。
緊急展開とかてんこ盛り盛りなのはいいんだけどさ、
なんでその贅沢な5番目の普通科連隊を師団隷下に
しなけりゃいけないんだ?
176 :
Lans:02/08/07 18:56 ID:M1tGluGd
>174
そうです(w
出来る範囲内の再編成なんで、基本的には、入れ替えによって
もう少し効率的戦闘力を発揮出来ないか?という観点から考えた案ですから。
>175
理由はですね
現状の戦闘団方式では、師団長の手元に残る予備部隊つーたら、対戦車隊と偵察隊、それに陣地構築後に下がってきた施設隊くらいじゃないですか。
(施設隊も基本は戦闘団に派遣されちゃいますから、作業完了しても手元に帰ってく保証はないですし・・・)
(全般支援の砲兵もありますけど・・・)
「師団長、最後の手札」とか呼ばれてる対戦車隊ですが、これだけで火消しとか逆襲やれってのは、正直、厳しいと思うのです。
そうなると、他から増援を頼むしかないと思うのですが・・・
自衛隊の機械化の遅れでは、その他部隊からの急速な増援部隊の派遣は厳しいと思います。
よって、最初から、ある程度の威力を持った機動防御を前提にした機甲部隊を配備させてあれば、随分、状況は変わるのかな?と考えた次第です。
それに、周囲の師団にも、機甲偵察連隊があれば、互いの救援も迅速に行えるでしょうし。
ともかく、ただでさえ戦力の少ない(正確には足りない)自衛隊で、極力、戦力を有効に活用するなら、交互に支援に出せる部隊。つまり緊急展開の可能な軽機甲部隊に走り回ってもらうのが一番いいのかな?と考えた結果です。
その為の車両は第2/第7から奪ってくる訳ですが、これら機甲師団が反撃に出る時は、また各地から集めてやればいいかな?なんて考えてます。
(各地から集めるのも、もちろん、緊急展開部隊である機甲偵察連隊)
177 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/08/07 19:27 ID:GUWd1aO2
まず偵察部隊を強化したいというお話は大賛成です。それを踏まえて発言させてもらいます。
偵察および斥候の任務はいうまでもなく敵の動向把握と、将来の行動予測に資する情報を
収集して、司令部において良好な作戦を図画する一助であり、また、部隊にあっては敵の攻撃の
予知、情報の変化を逐一把握することで生存と好機を決定する重要な要素であります。
我にあっては師団に偵察隊、連隊・中隊・小隊などにあって情報小隊(班)などを有し、
偵察および斥候活動に能力を配分しておりますが、普通科連隊においては、その人員不足と
戦闘損耗による斥候班の壊滅なども可能性として問題点になりうると考えます。
師団の偵察部隊の規模を強化するなら「機甲偵察」に特化する必要はなく、装甲車などを
装備した、ある程度の威力下における強行偵察任務を達成できる中隊と機動斥候を迅速にこなす
中隊、そして装甲車に装備した電子偵察機器による偵察、把握行動をおこなう中隊が
現在より質量とも充実すればよく、火力部隊として偵察という任務に特化した能力を有する部隊を
運用するのはいかがなものかと思います。
偵察部隊というのは師団が壊滅するまでなければならない部隊である、ということをご認識ください。
思うのですけど
Lans氏の案は師団における打撃部隊の強化と偵察能力の強化が混同してるのではないでしょうか?
レスから判断するに「偵察」の名称にあまり重きはなく
要するに師団に1個小型の機甲部隊を持たせたいというだけのようですが
師団間で自在に融通したいというのであれば
>175のとおり、方面隊に機甲旅団でも新設する方が自然なような気もします
179 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/08/07 21:19 ID:NfcsPBBu
Lansさんのご意見というのはアメリカの機甲偵察部隊による、湾岸においての
電撃的任務達成の華々しさや、抵抗を排除しつつ任務を達成できる強靭な火力と
通信、そして支援を念頭においたものだとおもいますし、あれは羨ましい限りです。
そういう意見が出てくる気持ちもよくわかりますが、自衛隊では不可能です。
180 :
名無し三等兵:02/08/07 22:24 ID:CVRYEyfs
>>179 >自衛隊では不可能です。
理由を簡潔に。
一般論としては、何かとの比較であきらめざるを得ないことが多いわけだが。
>>180 しびれてるね。
兵站が保たないんだよ。
182 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/08/07 22:28 ID:4pGRJ2RW
>>180 兵站と機動の問題と人員の問題、装備の購入と開発の問題。
機甲偵察が前進するためには障害排除のための装甲化された戦闘施設部隊が
必要な問題…そのほかいろいろありますが、敵を利するのでこの程度で…。
183 :
名無し三等兵:02/08/07 22:37 ID:CVRYEyfs
>>182 それらを実現するためには、予算を増やすか、他を減らすしかない、と。
で、他を削るデメリットと機甲偵察部隊によって得られるメリットが引き合わない
と理解してよいでしょうか?
しかし一方で、自衛隊の偵察部隊がもう一つである・・・特に威力偵察の能力に疑問が残る・・・と云うのは事実では?
俺がそう思っているだけ?
それは変態
陸自の戦い方なら、レコンが何が何でも威力偵察しなきゃならん訳でもあるまいて
唯一可能性があるのは7Dのレコンは威力偵察できるし、連隊の戦力を削ってまで
これ以上強化する必要もなし
つーかおまいら威力偵察って言葉に酔っ払ってます
188 :
名無し三等兵:02/08/07 22:56 ID:CVRYEyfs
まぁ、敵の存在の予想される地域に対して攻撃前進するわけじゃないって話はあるわなぁ。
189 :
PSY:02/08/07 22:59 ID:???
しかし、進撃速度の速い相手は潜伏偵察より、機甲部隊が接触を断たずに後退行動をするほうが確実な
わけで・・・
>>189 あんたもしびれてるね。
そのために連隊戦闘団というものがありますが何か?
191 :
おた:02/08/08 09:42 ID:???
でわ一発、シロートっぽいネタを。(笑
Lansくんの言ってた一般旅団のかわりに。
まず、上位に「軍団」のあることを強調したい。
猟兵旅団(メス旅団)(あの歩兵の迷彩服の色彩はすばらしい。ので)
戦闘団司令部x2
・歩兵大隊x2(各隊:歩兵中隊x4、重迫撃砲中隊x1、対戦車中隊x1)
(装輪APC装備。あくまで輸送の手段。戦闘は下車歩兵)
(BMPは幻想が半分。との考え)
砲兵集団
・砲兵大隊x2(4進法で、個別の部隊は大きい?)
・高射中隊x2(4進法で、個別の部隊は大きい?)
戦車大隊x1(戦車中隊x4)
(通常は大隊戦闘団に2個中隊づつふりわけだが、
1大隊まるごと振り分ければ、オス旅団の機甲戦闘団レベルになる)
偵察集団(省略。まかせました。母体に戦車は無い。戦闘団では無い)
他支援部隊各種
LANS案に比べて、歩兵中隊、戦車中隊が1、節約されてるが、
編成が大きい(4進法)ので、歩兵は足りないくらいだろう。
節約分の戦車は軍団の独立(補強用)大隊へ。
おそらくは、新旅団の数は現師団より少ないかも?(当面の時代は)
192 :
おた:02/08/08 09:44 ID:???
軍団直属レベルで、前方機甲戦闘団
を編成できることに留意。当然軍団レベルでそれ用の戦闘団司令部を保持。
ちなみに戦車1中隊は4x4+2=18輌。
歩兵1分隊は、装輪APCx2(8x2=16人の歩兵+2x2=4人の乗員)
現在の歩兵は編制として乗員(補給その他の支援要員と考えても)
を食って無いとの利点もある。
塹壕で迎撃するなら、長所もある。輸送隊に輸送してもらえばいいのだから。
それをあえて脱皮しようという案。
なんちって
>191 改編の目的についてどーぞ
>しかし、進撃速度の速い相手は潜伏偵察より、機甲部隊が接触を断たずに後退行動
>をするほうが確実なわけで・・・
>そのために連隊戦闘団というものがありますが何か?
すいません、ここのやりとりの意味がわかりませんでした。
連隊戦闘団で遅滞や誘致も十分できるということなんでしょうか?
195 :
Lans:02/08/08 11:26 ID:m8fh6WGS
>177 270式氏
そうですね。
元々機動防御を念頭に置いた部隊が欲しかったので偵察を兼務させるってのは取り下げます。
でわ、修正を(w
自衛隊編成案「L編成(乙)」
一般師団
普通科戦闘団司令部x3
・普通科連隊x3
(各連隊:普通科中隊x3、重迫撃砲中隊x1、対戦車中隊x1、捜索小隊x1)
特化連隊x1
・105mm大隊x3
・155mm大隊x1
・射撃支援部隊各種
戦車大隊x1
・戦車中隊x3
機動連隊x1
・戦車中隊x2
・普通科中隊x2(APC装備)
・自走迫撃砲中隊x1
・軽装甲車小隊x1
偵察中隊x1
・重装甲車小隊x1(87式x3、96式x1)
・軽装甲車小隊x2(軽装甲車x4)
・捜索小隊x1(高機動車x2、バイクx8)
高射大隊x1
施設大隊x1
他支援部隊各種
偵察隊を分離し、機甲偵察連隊の名称を機動連隊に改称。
ただ、機動連隊の名前は、私自身は非常に気に入っていないので、誰か、いい名称があったら教えて欲しいっす。
196 :
Lans:02/08/08 11:40 ID:m8fh6WGS
>179 270式氏
米の機甲偵察にはヘリボーンや戦闘ヘリまで配属され、どーも偵察部隊というよりは、便利で強力な予備機動部隊としての性格が強く思えたのです。
で、L編成を考えてみた訳ですが、よくよく考えれば、この機動予備は、確かに自前の偵察能力も必要でしょうが、この部隊が師団偵察の全般を担う必要はない訳で・・・
でも、威力偵察くらいの出来る師団偵察隊は、とっても重要だと思いますし・・・
という事で分離!
(でも、考えれば米軍のは偵察任部部隊にヘリ隊があの規模で付くのはおかしいと思ったりしてます。実質、米軍も機甲偵察と言うのは名前だけで、偵察以上の事を、この部隊に期待しているように見えてならないんですが・・・うーん・・・)
>182
人員と装備は現行の範囲内で考えていました。
(その為に第2/7再編案も含ませたくらいなので・・・)
兵站と戦闘工兵、もとい戦闘施設は・・・現在では難しいのでしょうね(泣
(私の案だと、方面隊に機動連隊が派遣されてきた際の物資集積を、予め、ある程度やらせて置かないといけないでしょうし・・・で、派遣連隊がそれを食ってる間に、親師団から本来の集積物資を追送してもらう形になっちゃうんでしょうね)
(で、そんな余裕は方面隊にはないのかな?いや、こちらは一般人とはいえ、兵站関連は、これ以上の追求はやめときましょう。)
>178 名無し氏
>175のとおり、方面隊に機甲旅団でも新設する方が自然なような気もします。
ただでさえ基本である普通科が少ない、陸自師団。
せめて師団直属の手元に強力な予備隊を、って考えみたです。
この、正面の基本的持久力が少ないというのが悲しいです。
その為に・・・
方面隊から簡単に廻してもらえずに、やっときても間に合わなかった・・・
になりそう・・・とか思いましたんで・・・
(その間に、一体どれだけ損害が出てしまうのか・・・と考えたら鬱になるんですよ。私は・・・)
ps:質問
どなたか、最近、米軍が編成しようとしている、
(暫定)旅団戦闘団=BCTの編成を知ってる方いませんか?
いま、すげー気になってます(w
>195
特化と105は間違いだったというなら直せばいいと思うが。
第2師団は甲とやらだとすると、乙に5中隊の1個連隊相当量
配備する戦車をどこからはがしてくるつもりなのかも
聞きたいが。
198 :
Lans:02/08/08 11:48 ID:m8fh6WGS
改めて(甲)案も修正して再掲載
自衛隊編成案「L編成(甲)」
第2/第7機甲師団
機甲戦闘団司令部x2
・戦車連隊x2(各連隊:戦車中隊x4)
・機械化連隊x2(各連隊:IFV中隊x2、APC中隊x2、捜索小隊x1)
機甲特化連隊x1
・155mm自走大隊x2(75式155mm自走砲)
・155mm自走大隊x1(99式155mm自走砲)
・MLRS中隊x1(MLRSを方面隊直属にするなら74式ロケット中隊に変更(w
・射撃支援部隊各種
機動連隊x1
・戦車中隊x2
・普通科中隊x2(IFV装備x1、APC装備x1)
・自走迫撃砲中隊x1
・軽装甲車小隊x1
偵察中隊x1
・重装甲車小隊x1(87式x3、96式x1)
・軽装甲車小隊x2(軽装甲車x4)
・捜索小隊x1(高機動車x2、バイクx8)
高射大隊x1
施設大隊x1
他支援部隊各種
199 :
Lans:02/08/08 11:54 ID:m8fh6WGS
>197
あうあう、忘れてた。
FH-70、ごめんよー
自衛隊編成案「L編成(乙)」
一般師団
普通科戦闘団司令部x3
・普通科連隊x3
(各連隊:普通科中隊x3、重迫撃砲中隊x1、対戦車中隊x1、捜索小隊x1)
特化連隊x1
・155mm大隊x4(うち1中隊は全般支援として師団が確保)
・射撃支援部隊各種
戦車大隊x1
・戦車中隊x3
機動連隊x1
・戦車中隊x2
・普通科中隊x2(APC装備)
・自走迫撃砲中隊x1
・軽装甲車小隊x1
偵察中隊x1
・重装甲車小隊x1(87式x3、96式x1)
・軽装甲車小隊x2(軽装甲車x4)
・捜索小隊x1(高機動車x2、バイクx8)
高射大隊x1
施設大隊x1
他支援部隊各種
×特化>○特化
すまそ。書き間違えた。
×特化>○特科
機動連隊の名称問題に
戦闘団的な編成を連隊として持つことの問題が象徴されている気も
本当になんて付ければいいんだろ
乙型戦車連隊? 特型普通科連隊?
203 :
おた:02/08/08 12:06 ID:???
>改編の目的についてどーぞ
このスレで、前述してるので。もし良かったらどうぞ。(ぜんぜんまとまってないが)
取るに足らない揚陸展開能力しか持っていない敵に対する、
「大量の」(あえて言ってみまシタ)張り付け師団からの脱皮。
将来に対して、汎用的なプロトタイプ。
均質化。特にここを強調したい。
現在の「実状に合わせた多種多様な編制」は、実は将来の現実に対して
実状に合っていないかもしれない。
過去において、古代ローマ軍団(レギオン=旅団)は均質化した編制で、
多種多様な戦場で、多種多様な敵を打ち破った。時に量的に多い雑多な敵を。
ローマ軍団は精鋭部隊を作らなかった。
騎兵について、質的に敵よりも劣っていた場合もあった。
用兵者、指揮するものは万能では無い。
多用な種類の部隊を自在に用いるのは、容易では無い。ヤンウェンリーはともかく。
事前に想定されたような使い方はされないのが、軍隊の常。
204 :
おた:02/08/08 12:08 ID:???
WW2独軍は、
戦車軍団を機動防御で撃破した師団戦区(もちろん機甲師団)があった一方で、
一撃されただけで崩壊四散した師団戦区もあった。
(わかりやすいところでは、スターリングラード反攻時のルーマニア軍。
あまり知られていないが、クルスク以後のソ連軍反攻時には、名前のでかい
270歩兵師団とか・でそおいう部隊が多くあった。
ソ連軍の量的優勢は、強調されすぎてる)
ドイツ軍の崩壊は、良質の歩兵が消耗してしまったところから来てる。
不揃い(雑多)な編制はかくのごとく危うい。
不揃いが一部の崩壊を招き、崩壊は組織を滅尽させ、組織の欠落は、
精鋭の消耗を招く。
そして新編(名前だけ再編)された師団は、けっして代わりにはならず、
新たな損害を招く。
海上貿易国の陸上部隊は使い捨てにしていいような存在では無いと考察。
とまあ、こんなイメージだが、そんな自信無く、思索のタタキ台ね。
205 :
名無し三等兵:02/08/08 12:13 ID:JKtBBLsS
>すいません、ここのやりとりの意味がわかりませんでした。
>連隊戦闘団で遅滞や誘致も十分できるということなんでしょうか?
つか、Lans氏の主張は師団に五番目の連隊戦闘団を作るんだ
と言ってるだけ。
戦車大隊を5個中隊の「連隊」に直しても同じ事が出来る。
普通科連隊*2 (普通科中隊*4、重迫撃砲中隊*1、対戦車中隊*1)
普通科連隊*1 (普通科中隊*4、重迫撃砲中隊*1、対戦車中隊*1)
戦車連隊 戦車中隊*5
を
普通科連隊戦闘団*2(普通科中隊*4、戦車中隊*1、対戦車中隊*1、重迫中隊*1)
機械化連隊戦闘団*1(普通科中隊*2、戦車中隊*1、対戦車中隊*1、重迫中隊*1
戦車連隊戦闘団 (戦車連隊*2 普通科中隊*2)
に組み替えるんでも大差ない。重迫小隊も普通科中隊の数
だけあんだから、機械化連隊から2個小隊回してもらえば良い
しね。
>>196 call (center for Army lessons learned)にてIBCTと検索するとでてきます。
FMのほうは草稿段階で、錠前が掛かっています。装甲砲小隊とか面白そうです。
callの方ではこのように書かれています。
歩兵大隊3個 狙撃兵 装甲砲 迫撃砲 ストライカーFST 偵察を含む
RSTAスコードロン(3個偵察トループ 1個捜索トループ)
1個捜索トループ(1個UAV小隊 1個地上センサー小隊 1個NBC偵察小隊) 対戦車中隊 3個小隊
1個小隊(TOW2B搭載IAV 3両)
野砲大隊
工兵中隊
信号中隊
軍事情報中隊
旅団支援大隊
で色々統制範囲とかのことも書かれているんですが、よく分からないです。
>197
はがしてくる戦車中隊ですが・・・
第2/第7の戦車連隊を5個中隊から4個中隊に削減してます。
これで、4個中隊を確保。
(でも、これは機動中隊にもってきますから・・・)
あとは・・・
中隊定数を18輌から米軍相当の14輌に・・・
4輌x20中隊=80輌
80輌/14=5.7個中隊(少し教導から奪って6個中隊確保)
で、各師団の大隊から1中隊を機動連隊に持っていってるから・・・
で、足りない師団は・・・機動連隊(1戦車中隊欠)ていつもの感じで(w
あ、まって、第2戦車連隊は6個中隊だ、じゃあ、7個中隊ははがせるです。
ちなみに英軍も1中隊14輌でした。
(1小隊=3輌で4個小隊+本部2輌)
しかし、英軍は戦車を386輌までに削減しちゃうんですね。
これで陸自は戦車発明国の英国を抜く事になりますな(w
>206 こんな軽い部隊、何に使うの?
見にくかったので修正して、TOEの表を見て情報を追加
LAVは○○●で表していますね。最後の●は浮航性の意味合いだろうか?
本部及び本部中隊
信号中隊
軍事情報中隊
機械化歩兵大隊3個
1個機械化歩兵大隊は
本部及び本部中隊 この下に迫撃砲小隊1個と偵察小隊1個が付属
機械化歩兵中隊3個
1個機械化歩兵中隊は
機械化歩兵小隊3個
装甲砲小隊1個
迫撃砲班1個
RSTAスコードロン(3個偵察トループ 1個捜索トループ)
1個捜索トループ(1個UAV小隊 1個地上センサー小隊 1個NBC偵察小隊)
対戦車中隊 3個小隊
1個小隊(TOW2B搭載IAV 3両)
野砲大隊
工兵中隊
3個工兵小隊
1個ストライカー小隊
旅団支援大隊
>206
情報サンクスです。
装甲砲って、ストライカーに戦車砲のっけたアレかな?
ストライカーFSTてのが、通常の機関砲装備のストライカーかな?
ああ、UAVも持たせるんだ。
部隊規模にしては、偵察能力の凄い強力な部隊だなぁ。
さすが米軍。
マジで緊急展開に便利そうな編成や。
>205
そんな感じです。
でも、あえて連隊として固定化したのは
常時緊急展開に指定したかった為。それだけです。
(あ、それと、私が組みたいのは5個目じゃなくて、4個目っす)
(3個普通科戦闘団と1個機動連隊)
(うーん、機動戦闘団とでも呼んだ方がいいのかなぁ・・・)
(でも、規模的に他の連隊戦闘団より特科がない分、小ぶりだし・・・)
ps:
特科スマソ。各自脳内補正してください(鬱
>IBCT
だけど緊急展開用の部隊なんて既に山ほどあるし
こういう異常に偵察能力を強化した軽歩兵部隊で何するつもりだろ
長距離偵察なら特殊部隊を使うだろうし・・・
>212
軽歩兵部隊とは言っても、ストライカーやLAVで機械化歩兵化されてるみたいだし・・・
ストライカー装甲砲型もあるし・・・
(ストライカーFSTって工兵型なのか????)
(●○は武装の違い?装甲強化?浮航性?確かにわからん??)
「軍事研究」の記事によると・・・
なんか、従来の緊急展開用部隊でも大きすぎるとかなんとかで、
もっと気軽に派遣できる旅団規模のパッケージが欲しいとかなんとかいってるらしいっす。
(テロ拠点襲撃用の索敵攻撃部隊なんでしょ、これ多分)
しかも、6個旅団とか作るとかいきまいてるらしく・・・
だったら初期派遣は海兵隊に任せて、それで足りないなら空挺、
で、最後に21型出せばいーじゃん・・・とも思うのですが・・・
初期派遣を海兵隊に任せるのがイヤなのかなぁ?米陸軍は(w
(それとも、そんなにアチコチに派遣しまくりたいのか?)
(それか、既に、その予定が・・・ガクガク ブルブル)
>207
90式になっていない北海道の戦車中隊くらいしか
18両のはないはずだが。71,72戦車連隊は
もう90式そろったように記憶している。
900両体制では政経中枢師団やら北海道の2個師団の旅団化
等が既におり込み済みなわけで。
戦車連隊が多々あるような改変は無理だと思われ。
>214
あの計算の戦車20個中隊は第7と第2の戦車連隊の中隊数から
各連隊5個中隊x4個連隊で20個中隊と計算。
(第7師団3個連隊、第2師団1個連隊)
(後で、第2戦車連隊が6個中隊編成だったと気が付いて訂正あり(汗
ですので、他師団は14輌編成だから最初から計算に入れてなかったりします。
で、今後の改編が気に入ってないので提案しました(爆
(いやぁ、あれで納得してたら提案しませんて(w
(新改訂編成は、なんかバラバラすぎて好みじゃないんです)
(だからと言って2ちゃんで提案してなんになるかと言うと・・・なんにもならない(w
あ、軍縮バージョン「L編成」としては(乙)型の3個普通科戦闘団のうち1個を削除もしくはコア化で対応。
そういえば、コア化って、
実質的には、その部隊はなくなったものと考えたたい・・・とか
コア化部隊の車両って、実際は現存部隊の損害予備と部品取り用になるんじゃないのか?
とか言ってみるテスト
217 :
Lans:02/08/08 18:43 ID:m8fh6WGS
そろそろ単位の話に戻って・・・
単位としての私の好みは
最小単位の小隊を同種4単位(4輌/4機/4分隊/4班)
で、中隊以上は
・主兵科部隊x3
・支援部隊x1
という主兵科だけなら3単位、支援を入れて4単位がイイです。
基本的にな運用は支援部隊は分割して主兵部隊を直援させ、3個の戦闘部隊とします。
で、2個を前面に1個を予備。
堅実すぎて、あまり面白くないですが(w
218 :
おた:02/08/09 17:59 ID:???
なんかわからんが、
分隊:APCx2歩兵16+乗員4
小隊:分隊x2+小隊長班:APCx1、10人=計50人、5輌
中隊:小隊x4+本部分隊=計220人、22輌
猟兵大隊:中隊x4+本部小隊=計930人93輌
の標準共通編制。でかすぎ!
(基幹歩兵のみ、支援&他兵種含まず)
とりあえずネタ!
現普通科編制のバラエティー等含めご教示乞う!
219 :
名無し三等兵:02/08/11 14:38 ID:3cW33toq
本来なら名スレになりそうなのに…期待age
220 :
名無し三等兵:02/08/11 21:29 ID:Q6AqDWls
81式お嬢様、もう少し続けられるようなこといってたのになぁ・・・
いそがしいのかにゃぁ
伺える範囲での御高説お待ちしております。
(おたさんへのつっこみ誰か〜)
221 :
おた:02/08/12 12:02 ID:???
でわひとりツッコミ&ひとりネタで。
まあ、編成なんて、そんなもんでもあろうし。(まず絵:ネタとしては)
そのうち、ヒマできたら、81式たんもツッコんで来るでしょ。(笑
色々、考えたんだが、オスメス・ハイロー・機甲歩兵やめて、
ぜんぶ統一にした。
軍団
戦車大隊・猟兵(機械化歩兵)大隊・戦闘団司令部
:数はその軍団の任務による。通常各1個程度。
軍団直属戦闘団は、前方展開戦闘団・予備、その使い方は
通常は、旅団戦区に入れて、その戦区の予備となる。(防御時など)
(すなわち、旅団戦区には重点戦区と薄い戦区ができてしまうことになる。
戦区間の機動は可能とは言え)
戦闘団運用されずに、各旅団への補充的な小単位配属も
ありうる(実戦の消耗or強化等)ことに留意。
砲兵はこのレベル直属で強力な部隊だろうが詳細割愛。(任した)
ヘリ部隊はこのレベル。
その他もろもろ割愛。(以下同様)
指揮下の猟兵旅団(根幹な全軍統一編成)は、通常2-4個程度。
軍団と旅団が切り離されてる(軍団の任務に応じ、指揮下の旅団の
数、内容は変わって来る)
ことに留意。
>221
正直いいまして、割愛が多いので、非常に突っ込みずらいです。
それと・・・
軍団/旅団/大隊の規模というか、概念というか・・・
編成規模が既存の概念と大きくかけ離れている為に、非常に理解しずらいです。
(特に、上記状態で「砲兵やヘリはこのレベル」と言われても、そもそもの編成規模が把握できないので想定できません)
(さらに砲兵やヘリは特に国ごとに編成規模が大きく異なる部分ですので・・・)
通常は軍団といったら、2〜3個師団くらいの組織です。
さらに旅団は師団の1/2〜1/3くらいの規模です。
しかも、大隊は・・・旅団の1/2〜1/4規模・・・。
よって軍団と旅団、大隊が直接結びつくってのが・・・よく判りません。
通常、旅団/大隊が軍団の直轄に入るのは
軍団の下に師団が存在し、さらに状況によって軍団が動かせる予備部隊として
直轄大隊とかが、いくつか配備ってのが普通だと思うです。
(軍団下に師団なしで、直接4〜6個の旅団を配属という形なのですか?それとも大隊が10個とか16個とかのレベルで配属???)
という事で、面倒くさいでしょうが、従来の編成規模に照らし合わせた詳細編成案を順を追ってキボンヌ。
ちなみに218は大隊としてみれば、そんなに大きな編成とは思えませんが・・・
223 :
おた:02/08/12 16:08 ID:???
猟兵旅団(機械化歩兵旅団)(全自衛隊共通のプロトタイプ)
戦闘団司令部x2
・猟兵大隊x2(各大隊:歩兵中隊x4、重迫撃砲中隊x1、対戦車中隊x1)
分隊:APCx2歩兵16+乗員4
小隊:分隊x2+小隊長班:APCx1、10人=計50人、5輌
中隊:小隊x4+本部分隊=計220人、22輌(+迫撃砲小隊:迫撃砲4)
猟兵大隊:中隊x4+本部小隊=計930人93輌(+大隊直轄部隊)
重迫撃砲中隊(4x4小隊=16門)
対戦車中隊(考察中。理想は16輌の対戦車自走砲。60式後継)
2大隊8個中隊34個小隊計1860人(の歩兵を有す)
計32の迫撃砲、32の重迫、32の重対戦車セットを有す
砲兵集団
・砲兵大隊x1(4中隊(中隊16門x4)=64門)
・高射中隊x2(中隊セットx2)(知らんが言わんと話しが始まらんので)
戦車大隊x1(戦車中隊x4:4輌x4小隊+2=18輌:中隊)
(計18輌×4+本部小隊4輌=76輌)
(通常、戦闘団に中隊単位でふりわける。)
偵察集団
工兵集団
輸送集団
他支援部隊各種
等未定。ヘリは旅団レベルでは持たない。軍団直属。
224 :
おた:02/08/12 16:09 ID:???
少数のIFVは軍団直轄の猟兵大隊に配属、すべての旅団は装輪APC装備。
90式と74式の戦車の混在は頭の痛い問題だが、戦力差が大きいので
ばらつきを避けるため、あえて、90式1中隊、74式3中隊
などの混在方式を取る。
将来的には、90式2中隊、次代ステルスヘッツァー2中隊を目標。
4単位にこだわるのは、各兵種を諸兵科連合(もしくは支援)させる時、
歩兵2中隊を戦車1中隊に協同させ、迫撃1中隊に支援させる、等の
均質化をはかりたいから。
同じような管理部隊の大きさで、最大の4、と言う意味もある。
「均質化」が最大のテーマ。
今のまま(ふぞろいな連隊、ふぞろいな師団)だと、たとえば、防御戦の時、
特定の戦区から突破される、などが起こりやすいと考える。
攻撃でも同様。
1つあたり(たとえば1中隊あたり)の戦力(編制)は現在より大きくなっている
場合が多いと思う。
具体的に言えば、九州は、1つの軍団に指揮された2つの旅団、
そして軍団直属の戦闘団1つ、で守ることになる。
おのおのの旅団は、1860人の歩兵と、76輌の戦車を持つ。
それが2つづつの戦闘団に編成される。(内容は旅団長に権限がある)
有事には、その軍団の戦区に、(上陸前に)、1つ以上の旅団が
増援されていることを期待する。(政治と統帥の問題)
他のROM人員と自分自身の確認の為に現在の自衛隊用語に翻訳(w
一般師団(機械化)(全自衛隊共通のプロトタイプ)
連隊戦闘団司令部x2
・普通科連隊x2(各連隊:歩兵中隊x4、重迫撃砲中隊x1、対戦車中隊x1)
普通科中隊:小隊x4+本部分隊=計220人、APC22輌(+迫撃砲小隊:迫撃砲4)
重迫撃砲中隊(4x4小隊=16門)
対戦車中隊(考察中。理想は16輌の対戦車自走砲。60式後継)
・特科連隊
・特科大隊x1(4中隊(中隊16門x4)=64門)
・高射中隊x2(中隊セットx2)(知らんが言わんと話しが始まらんので)
・戦車大隊x1(戦車中隊x4:4輌x4小隊+2=18輌:中隊)
・偵察隊
・施設大隊
・輸送隊
・他支援部隊各種
(ヘリは旅団レベルでは持たない。方面隊直属)
1個普通科連隊を中核として、戦車1中隊、特科1中隊、特科2中隊、高射1中隊を配属し連隊戦闘団x2を編成し運用。
(すまん、特科の配属が書いてないので想像。)
(特科は4中隊、普通科は計2連隊なので、1連隊に2中隊。それとも、配属1中隊の全般支援2中隊か?)
で、軍団とは方面隊を指し、直轄でいくつかの普通科大隊(IFV化)を配属
これでイイのですかな?
なんでRCTを2個も作らなきゃならんのだ?
師団単位での戦闘を想定してないのか?
師団編制をとる意味があるのか?
では、翻訳もしたので、あらためて223に質問です。
1)この編成では、2個戦闘団を組んでしまうと旅団としての予備部隊は、ほとんど残りません。
せいぜいが偵察隊程度になります。いいんでしょうか?
私は、予備部隊重視派なので・・・敵に突破された時や反撃/逆襲を行いたいときなど、非常に厳しくなりそうに思えます。
すなわち、この編成では、前面は堅いが、ねばりが効かないように思えます。
(割れるともろい、卵のような前線を想像してしまいます)
2)>対戦車中隊(考察中。理想は16輌の対戦車自走砲。60式後継)
これは、現在の装備体系からATMを装備した軽車両になると思われますが・・・
よって、この部隊に直接戦闘支援はあまり期待しない方がいいと思います。
3)>90式1中隊、74式3中隊などの混在方式を取る。
戦力としての混在はかまわないと思いますが、普段の維持整備管理が大変そうです。
編成途上なら仕方ないですが、なるべくなら単一装備の方がいいと思います。
4)>次代ステルスヘッツァー・・・とは?
(名称から、予想は出来ますが一応確認を(w
>226
とにかく師団の数が欲しいってならいいんじゃない
独立行動できる単位を小さくするのは最近の趨勢だし
しかし管理部門が増えるだけという危険はある罠
>225
すまん、おたさん、224からの翻訳で、まちがえた部分を見つけた。
一般師団(機械化)(全自衛隊共通のプロトタイプ)
連隊戦闘団司令部x2
・普通科連隊x2(各連隊:歩兵中隊x4、重迫撃砲中隊x1、対戦車中隊x1)
普通科中隊:小隊x4+本部分隊=計220人、APC22輌(+迫撃砲小隊:迫撃砲4)
重迫撃砲中隊(4x4小隊=16門)
対戦車中隊(考察中。理想は16輌の対戦車自走砲。60式後継)
・特科連隊x1(4中隊(中隊16門x4)=64門)
・高射中隊x2(中隊セットx2)(知らんが言わんと話しが始まらんので)
・戦車大隊x1(戦車中隊x4:4輌x4小隊+2=18輌:中隊)
・偵察隊
・施設大隊
・輸送隊
・他支援部隊各種
(ヘリは旅団レベルでは持たない。方面隊直属)
1個普通科連隊を中核として、戦車2中隊、特科2中隊、高射1中隊を配属し連隊戦闘団x2を編成し運用。
(すまん、特科の配属が書いてないので想像。)
(特科は4中隊、普通科は計2連隊なので、1連隊に2中隊。それとも、配属1中隊の全般支援2中隊か?)
で、軍団とは方面隊を指し、直轄でいくつかの普通科連隊(IFV化)を配属
これでイイのですかな?
(前回の翻訳は、特科と戦車中隊配属の数を間違えました)
230 :
おた:02/08/12 17:12 ID:???
だめ。(笑
方面隊司令部が海外出張することは無いし、
普通科とか特科という兵種は存在せん。(半分だけ冗談)
あと、中隊で編制されるのは大隊で、大き目の大隊でも3個大隊程度の
戦力を師団とは呼ばん。
なんちって。まあ、なんでもいいけど、
要は均質化と4進法の「大きな大隊」
軍団の直轄普通科大隊のIFVは必要悪。わざわざIFV化する必要は無い。
軍団は通常、普通科大隊1、戦車大隊1、特科数個大隊を持つ。
戦闘団の内訳は、そんな感じだが、そのわりふりの権限は、旅団長が持つ。
極力戦車はわりふってしまい、予備部隊は、軍団直轄の戦闘団とすることを推奨。
>226
>なんでRCTを2個も作らなきゃならんのだ?
自衛隊は現在でも1個師団の中にRCTを3つ作ってますが?
おたさんの案は旅団とは名うってますが、実質は現在の陸自師団相当の部隊らしいので、問題はないんでは?
(私的には、逆に2個になったら予備を拘置できないのが不満。3個クレクレ(w
ps:
ちなみに>222は私です。
なんか鯖が重いですね?書き込もうと四苦八苦してる間に名前入力忘れますた(w
>230
>大き目の大隊でも3個大隊程度の戦力を師団とは呼ばん。
これには賛成
(ペントミックみたいに5個連隊もあれば別だけど・・・)
(ただし、それでも改編された罠)
でも、まあ、現在、その名で呼んでるしね。
意思疎通の意味では翻訳も必要かと(w
233 :
おた:02/08/12 17:29 ID:???
あえて、現在の用語で言うと、(&意見を入れて改変)
軍団=師団と方面隊の中間のような存在。しかし地域にしばられているわけでない。
旅団=連隊戦闘団みたいな存在。だけど大きくて独立行動が取れる。
(管理部隊のワナは指摘のとおり)
戦闘団=小さめな連隊戦闘団をイメージしといて。とりあえず。
2つあわさりゃ旅団単位の戦闘、担当戦区が広けりゃ戦闘団単位の行動、
正面がせまけりゃ、1が正面で1が予備。
予備が一般に薄くなるのは指摘のとおり。
その解答を軍団直轄の戦闘団とも考えたんだが、
よく考えてみれば、予備とは編制で生まれるものでなく、用兵で生まれるものじゃ?
(そこ考えて戦闘団司令部が2つでもあるんだが、まあ、いいかげんだわな。笑)
確かにWW2の独軍とか偵察大隊が師団長の予備だったりするんだが、
編制として、予備たる部隊とかは、ちょっと違うような気がする。
管理はありがちな問題だ。
その面は軽くして軍団に移したいが、机上の空論っぽい。(笑
226はRCTが何で2個だけ?と言う意味では?
でないと、後の行の意味がわからない(俺には)
233は納得してしまった
いっそ旅団の持つ戦闘団数は固定しないほうがいいんじゃない?
235 :
おた:02/08/12 17:45 ID:???
>>234 構想の途中では、旅団の戦区に入ってきた軍団直轄戦闘団は、
旅団の指揮下に入る、そんなイメージだった。
疎密は、できてしまう。(2戦闘団の旅団戦区と3の旅団と。)
用兵に任せる。
(むしろ疎密を利用して戦わせる。指揮の側には。
ギャンブルっぽいが、相手も読みにくい)
編制は共通で、用兵側の自由度は高い、ってとこ。
司令官がまずいと、破滅するかも?
>>231 >自衛隊は現在でも1個師団の中にRCTを3つ作ってますが?
基本的な事項を確認したいんだが
作戦行動中の師団隷下のiRは全てRCTを組むと思ってるのか?
>233
編成で与えられた部隊の用兵で予備を準備するのは判ります。
しかし、編制というのは、基本的な用兵(ドクトリン)を考慮した上で作るべきではないでしょうか?
その時点で運用を考慮する場合、予備兵力についても十分な考慮が必要だとか思ったりしますです。はい。
>その解答を軍団直轄の戦闘団とも考えたんだが
お小遣いが無くなっても、親は、そう簡単にお小遣いを追加してくれないっす。
それが出来る為には、親の方にも豊富な予備がなければならないっす。
そして、大概はお小遣いの追加は貰えずに、子供は普段からの貯金(自分が保有する予備)から持ち出す。
これが、一般的な世界共通の真理かと(w
で、貯金のない子供は・・・孤独感にさいなまれ、非行に走るのです。
(士気の喪失や、敵の攻撃を押さえられずに敗走)
親の緊急支援が間に合えばいいのですが・・・
必ずくれるとは限らないお小遣いを当てにして買い物計画は立てたくないですよ(泣
万が一、貰えなくなったら・・・悲惨っす。
>236
いんや、必ず組むとは思っていない。
しかし、戦闘団編成する場合は多いし、普段から計画はされている。
(必ず、その部隊で編成するという訳でもない事も承知)
(しかし、米軍の戦闘団方式よりは、組み方の想定が固定にちかい)
(米軍も基本的に編合戦闘団を想定していたのも承知=ロードや86、86改訂)
(現在は旅団を基本として、固定化に向いてるのも承知=21型)
(その固定化も場合によって部隊を融通して組み直すのも承知)
編制とは計画であって、実際の編成は異なる場合があるのは、とうに承知っす。
しかし、編制は、運用時の編成を考慮した上で立てなけりゃいかんでしょ。
その意味では陸自師団では3個戦闘団を編成することは考慮の上って事でしょ。
239 :
おた:02/08/12 18:52 ID:???
>>237 一理はあるな。言いたいこともよくわかる。
結局は、旅団長が、自己の裁量で、戦闘団配備の戦車中隊を1づつにとどめ、
戦車中隊2を予備にとどめる、なんてことはありそうだ。
だが、1っ個旅団まるまる予備になりやすいってこともあるかな?これだと。
現状では、師団がまるまるとは考えづらいけど。
編制として、第7機甲師団が上陸地点確定後は、まさにそれだけど。
まあ、それは言えるよ。
そこが4進法で来たのに、急に旅団で2になってしまう泣きどころなんだ。
じゃあ、なんで4の大型師団じゃ無いのか?ってーと、
師団じゃまるごと動きにくい、(たとえば関東から上陸近い九州にシフトとか)
サイズの問題ではあるんだ。
動かすための旅団ってとこかな?たぶん半分いんちきなんだろうけど。
>239
>1っ個旅団まるまる予備になりやすいってこともあるかな
これは、予備部隊として拘置する規模が前線の何%くらいが妥当かって話になりますね。
私としては50%(2個のうち1個)と言うのは、多すぎてもったいないように思えます。
で、編成からの抽出だけだと・・・10〜20%前後かな?。
今度は少なすぎのような・・・大規模な反撃は出来なそうに思えます。
私の理想だと、前線2:予備1 さらに機甲率も 普通2:機甲1
運用「防御時」
普通科2個が前線。機甲1個が予備(突破阻止や反撃/逆襲」に使用)
運用「攻勢時」
機甲1個が先鋒、普通1個が後続(掃討任務)。普通1個が予備(側面などの敵反撃に対する防御)
こう考えてみたりする。で3個の分割使用できると便利かな?と思う。
(ちなみにL編成(甲)は丸ごと反撃用の突破先鋒に特化された性格なので、汎用的じゃないのは承知(w
>サイズの問題ではあるんだ。動かすための旅団ってとこかな?
確かに、最近、移動しやすい旅団サイズが注目されてるのも事実ですし。
ある意味、増強旅団サイズの現自衛隊師団って、これからを考えるとイー感じのサイズなのかも?
(特に現行の乙師団・・・ただし、師団単位での輸送力を上げればの話)
241 :
名無し三等兵:02/08/13 10:03 ID:TA+TcnDX
やはり対抗部隊の戦力・行動や戦場の地勢が具体的にならないと
それぞれの編成案の得失が分かりづらいような・・・
おた氏とLans氏の案の違いは乱暴に纏めると
指揮系統の末端と中央に重点を置くか(おた氏の言う旅団と軍団)
中間に重点を置くか(Lans氏の言う予備部隊を強化した師団)
と言う考え方の違いだと思います
問題は強力な重装備の対抗部隊が着上陸してきた時に
どのような防御・反撃計画を想定するか、ということに関係すると思います。
その辺はどうなんでしょうか?
242 :
おた:02/08/13 12:40 ID:???
想定される未来として、
( )内は仮想敵
パターンの1:
アメリカと同盟だが、米の極東への力の照射は最低限、近隣諸国政治的変動
→数を頼んだ九州への侵攻作戦(コリア&中国)
→北海道への侵攻(ロシア)
パターンの2:
地域紛争への介入、増援戦力
→台湾へ増援(中国)
→朝鮮半島へ増援(中国&北朝鮮)
北朝鮮が韓国に勝つとか、統一朝鮮が日本侵攻するとか夢想に近いから、
想定はこんな感じになっちゃうな。個人的には。
パターンの3:資源確保の補助軍団(米軍の補助兵団)
→中東
→東南アジア
こっちのが、ありそうだったりして。(笑
いちばんきびしい状況は、
パターンの4:米国は派遣を行なわず自衛隊が中心となって介入
→中東等
だろう。
これは生き残りをかけた死線の戦いとなる。(国家にも軍にも)
可能性ゼロとは、とうてい言えない。(少し長いスパンでみれば。
また、米がロシア石油に切り替えた場合等、かつ節約された米戦略採用)
と仮想戦記は怒られそうなので、やめといて。(実は前提の想定なのだが。)
なんとはなしに九州の作戦とか夢想もしてた。
243 :
おた:02/08/13 13:01 ID:???
九州:軍団1、旅団3、軍団直轄戦闘団1
北海道:軍団1、旅団3、軍団直轄戦闘団2
その他は薄く。
予備(もしくは海外派遣用)として海港付近に厚く旅団群を配備。たぶん中央。
九州の想定:「沿岸から沿岸へ」タイプの数は多い・装備は軽い敵軍の侵攻。
航空機も数は多い、質は劣る、と想定。
戦略予備の旅団を、当然増派していたべきなのだが、
それができなかったと想定しよう。
常備の
九州:軍団1、旅団3、軍団直轄戦闘団1
のうち、
A旅団:博多湾
B旅団:日南等南九州
C旅団&直1:予備的色彩を持って拘置位置に
となる。
ほとんど北九州と限定しうるので、
博多湾にA旅団を縦深集中させて、長崎半島付近に独立戦闘団、
予備のCは接近し始めて良いかもしれない。敵空挺作戦にも留意。
「読まれない位置」からヒットするのが狙いだ。
司令官の判断によっては、Cの1戦闘団を前進させ、Aの戦区に入れてしまっても
いいかもしれない。
244 :
おた:02/08/13 13:01 ID:???
敵上陸地確定後は、
おそらく博多湾で数を頼みの航空優勢をかけて来てるだろうが、
上陸が始まったら、C旅団は防御戦を展開するA旅団の背後に移動だ。
どれくらい早く確定情報を得られるか?それが成否の分かれ目。
おそらく、空挺&小規模の陽動攻撃があるだろうが、
それへの対処のための長崎半島の独立戦闘団である。
可能な限り早期に、内陸に侵攻し始めた敵を一団となってたたき、
そのまま海岸橋頭堡までなだれこまねばならない。C旅団は。
そおいう作戦は1個旅団を用意しても、せいぜい1戦闘団(半分)ってとこかな?
けど、上陸直後の敵って弱い。
砲兵支援のシステムができあがってると考えずらい。
245 :
おた:02/08/13 13:15 ID:???
さて、めでたくそれらを片付けた(笑)大陸軍が、橋頭堡を確保したとしよう。
主上陸地確定次第、九州南のB旅団は、陣地を捨てて、
北部に移動し始めてかまわない。(Bが予備化するそして戦線に入る)
日本中央部からの増援旅団群が、それを埋める(予備に入り、そして戦線に入る)
わけですな。
後は、日本のけわしい地勢を利用した遅滞防御戦闘。
その頃には、消耗しきったA旅団と打撃をこうむったC旅団、そしてB旅団が
戦線を支えていることでしょう。
早くAを引き抜きたいところですな。
すべては、増援の旅団群の輸送集中の早さ、航空優勢の行く末次第。
海で勝負を賭けることもできる。
ここに至るまでに、2回の「ギャンブル」(よーするにギャンブル的な
用兵の自由度が高いやり方なのよ)
を行なっている。
対上陸戦闘
直後反撃
位置確定しづらい小単位の独立行動兵団=エアボーンとかぶつかりやすい
これは裏目にも出うる。
でわ、私も状況想定(嗚呼、結局、火葬になるのね(自爆)
状況1:北部方面隊の場合
基本部隊:第2機甲師団/第7機甲師団/第5旅団/第11旅団/方面隊直轄砲兵
敵部隊
第2師団戦区 :空挺師団x1(橋頭堡確保が任務)
自動車化狙撃兵師団x1(第2師団の拘束が任務)
第11旅団戦区:海兵師団x1(橋頭堡確保/本土海峡側から増援妨害が任務)
:戦車師団x1(札幌-苫小牧縦断/反撃の撃破)
敵第2波 :自動車化狙撃兵師団x2(状況に応じて2つの戦区に増援)
(正直、現在のロにこれだけの海を越えての海外派兵は無理っぽいと思いますが、想定としては厳しく設定したいと思います。)
初動の対応
・第11旅団:ひたすら持久
・第2機甲師団:機動連隊を予備とし2個戦車戦闘団を前面に防御
・第7機甲師団:機動連隊を第11旅団救援に派遣、本体は反撃の準備
・第5旅団:第7機甲師団の後詰として札幌地区へ移動
・本土部隊:第1/第6/第9師団は機動連隊戦闘団を派遣(物資は追送)
第12旅団/空挺団/教導隊も移動を開始
(これらは到着したら北部方面隊の予備として拘置)
他師団の機動連隊は別地域への牽制上陸を警戒し待機状態に入る。
全ての増援が到着すれば、2個機甲師団相当の戦力を北部方面隊は反撃の為に準備できます。さらに機動連隊戦闘団は機械化と独立性が高いので、各地から集めやすいし、パッケージ毎に投入可能で便利だと思います。
第2話「第11旅団の死闘」に続く(w
「第11旅団の死闘」(w
中盤
・第11旅団:戦車師団の攻撃をまともに受けて壊滅状態、しかし第7師団からの救援部隊(機動連隊)の援護のもと遅滞行動をとりつつ、なんとか後退(出来ればいいな)
・第2機甲師団:対戦車能力が高いので、敵の進撃はなんとか阻止。ただし、拘束され移動不能。相手は狙撃兵師団とはいえ、戦車戦力も我に優越しているので、予備の機動旅団も拘束される。
・第7師団/第5旅団:合流し、第11旅団と交代すべく移動。
・本土増援:津軽海峡横断組と苫小牧/室蘭上陸組に分かれて移動中
(第6/第9からの2個機動連隊は早期に到着が予定)
(この2個機動連隊は上陸が予測された時点で派遣され、すでに北海道にある可能性さえ、十分にあると考えます)
後半
・第11旅団:後退、再編成中(多分、作戦中に完全な復帰は無理)
・第2機甲師団:ひたすら持久中
・第7機甲師団/第5旅団:第5旅団が第11旅団に代わって防御正面に、第7師団は限定的反撃を実施(場合によっては東北からの1個機動連隊を増援配属)
・本土増援:そろそろ終結(2個機甲師団相当が集結)
・米軍:ちらちらと、その存在が見え隠れしはじめる。
敵増援:戦車師団は第7機甲師団の側面反撃と今までの突破で損害が累積、そこで自動車化2個師団が上陸。
次回、第3話「最後の反撃」に続く(w
第3話「最後の反撃」
最終局面
・第2機甲師団:空挺も加わった敵の総攻撃でボロボロになりつつも機動反撃で持久中
(最悪の場合は、第11旅団の残余を投入(苦
・第7機甲師団/第5旅団:敵戦車師団と交代した狙撃兵師団の攻撃を持久中
・本土増援:全力を挙げ敵側面に反撃。目標は海兵師団を撃破して海岸堡を奪取
・米軍 :そろそろ出てきてほしい・・・そして政治的圧力を!安全保障条約はどうした(w
ああ、結局、第7/第2機甲師団は防御で動けないかも(w
その代わり、パッケージ化され各地から増援される機動連隊戦闘団に期待。
まあ、こうはうまくいかないでしょうが、機動連隊の柔軟な運用で、かなりの規模で持久できると思います。
しかし、想定で敵6個師団はきびしいなぁ。味方は当初3個師団相当、増援で2個師団相当だもん。しかも、師団規模で劣ってるし・・・でも・・・相手が4個師団程度ならかなり抑えられそうに思います。
じゃ、次は新潟と九州の検証に(w
あ、言い忘れた。
自衛隊の旅団は1.5個連隊戦闘団程度と想定してます。
250 :
Lans:02/08/13 15:35 ID:OYTUr0Id
やっぱり汎用的な運用にします・・全部書くの大変そうなんで・・・(自爆
(はい、私は軟弱です)
L編成(乙)前面に戦車などを伴う重装備の敵が上陸したとします。
1)師団の偵察隊が前進し、敵主力の上陸地点を確認。
2)普通科連隊戦闘団が敵海岸堡を包囲する形で布陣。
3)味方部隊に増援を要請。この増援は周辺各師団の機動連隊が派遣されてくる予定。
4)敵の戦車を伴う突破行動が開始される。
5)各連隊戦闘団は持久に入る。
6-A)突破されそうな地点が出てきた場合、師団長は独自の権限で機動連隊を投入し敵の撃退を図れます。
6-B)初動の突破を普通科連隊が阻止できた場合、このチャンスに師団長は独自の権限で機動連隊を投入し、敵の混乱を図り、味方反撃までの時間を稼ぐ事が出来ます。
7)敵を阻止し時間を稼いでいる間に、増援の各機動連隊が方面隊で反撃部隊として組織され、大規模な反撃を実施します。
(6-Aと6-Bの選択が師団長の権限で行えるのは現代の進展の早い戦闘状況では、非常に重大な意味を持っていると思います。)
(また反撃部隊には、各師団から派遣された機動連隊以外にヘリ化されている第12旅団や空挺団、教導団、距離/時間的に可能であれば第7機甲師団などの自衛隊機械化部隊を集められるだけ集める。この時に小回りの効く独立性の高い機動連隊が重要になってきます)
新潟や九州の場合は、上記が基本になるとは思いますが・・・
ん、いかん、新潟の正面は第12旅団じゃないか(w
やっぱり書かなきゃ駄目?
整備・休養・訓練の都合上、師団内の特定部隊を常時即応体制に置くことは不可能。
82空挺・101強襲は師団全体が緊急展開部隊指定でも即出せるのは1個旅団=全力の1/3。
均質なRCTを複数作り、ローテーションで1RCTを即応体制に置く方がいいかと。
師団案。
・普通科連隊×4(各普通科中隊×4、重迫中隊×1、対戦車中隊×1、偵察小隊×1)
普通科中隊:小隊(50人・5輌)×4+迫撃砲小隊×1(中迫4門)+本部分隊
重迫中隊 :小隊(4門)×4
対戦車中隊:小隊(4輌)×4
偵察小隊※:偵察車班(2輌)×2、バイク班(8輌)×2
・戦車大隊×1(戦車中隊×4:各中隊4輌×4小隊+2=18輌)
・特科連隊×1(直接支援大隊×4+全般支援大隊×1:各大隊4門×4個中隊=16門)
・施設連隊×1(直接支援中隊×4+全般支援中隊×1)
直接支援中隊:施設作業車、AVLB、地雷原処理車等
全般支援中隊:自走架柱橋、浮橋、各種施設機材
・高射連隊×1(近SAM中隊×4+中SAM中隊×1)
・偵察大隊×1(機甲偵察中隊×2、偵察中隊×2)
機甲偵察中隊:戦車小隊(4輌)×2+装甲車小隊(4輌)×2+重迫小隊(4門)×1
偵察中隊 :偵察小隊(※と同じ)×4+電子偵察小隊×1
・後方支援連隊
重装師団はAPC・自走迫・自走砲、軽装師団は高機動車・牽引迫・牽引砲。
主要装備は戦車90輌、中迫64門、重迫72門、特科80門、対戦車64輌、普通科352輌。
1RCTは普通科連隊×1、戦車中隊×1、特科大隊×1、施設中隊×1、近SAM中隊×1。
4RCTを編成し、2個前線・2個予備または3個前線・1個予備。
師団長の手元に残る予備はRCT×1〜2、特科大隊×1、機甲偵察中隊×2。
機甲師団は戦車大隊×1を増強。2戦闘団体制。
1戦闘団は戦車大隊×1、普通科連隊×2、特科大隊×2、施設中隊×2、近SAM中隊×2。
あははーっ! 連日のお陽さまさんさん照り続けでお洗濯もはかどる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうかっ?
お久しぶりでございますっ、帰ってきた69式なのですよーっ?(壊
とゆーわけでですねっ、69式的に現代戦における編成の意味と可能性について、書き込みをさせていただくのですねーっ
それでですね、69式は基本的に「均衡編成戦闘団」の戦術上の有効性を信奉しておりますのでっ、それについても説明
させていただきますーっ(笑)
さてっ、最初は、編成の前提となる部隊運用の概要について簡単にまとめてみますーっ
陸上戦闘におけるいろんな様相は、けっきょく敵を直接視認している状況で交戦する直接戦闘とっ、味方の他の部隊か
らの情報により火力を投射する事によって交戦する間接戦闘の二つに大別できるわけですねーっ
つまりっ、兵隊さんが自分の目で直接敵を見て、照準して、引き金を引く、とゆう戦闘とっ、どこそこにお客がいるか
ら一発でっかいプレゼントをおみまいしてくれーっとゆ、最前線からのお願いで弾を発射する戦闘の二つに分けられる
のですねっ。
このときですね、味方の直接戦闘部隊は、敵の直接戦闘部隊による占領地積の拡大を阻止して、その進攻を妨害するこ
とを最大の目標とし、敵戦闘力の無力化を目的として、敵に対し戦闘を強制することができる能力を保有することが必
要とされるわけなのですよ。
陸戦においてはですねっ、結局はいかにして土地を確保し、それを排他的占有することで敵に自分の要求を呑ませるか、
とゆ政治上の目的を達成させるためにっ、いかに軍事面から協力するか、とゆ問題がとっても重要になってくるのです
ねーっ
ちょっと話は大きくなっちゃいますけどっ、国家を構成する三つの要素、すなわちっ、国土、国民、主権、の三つのう
ちのひとつ国土、場合によってはふたつ国土と国民に対して、自分の持っている軍事力で影響力を行使して政治的目的
を達成することが、戦争においては極めて重要な問題となるのですよ?(笑)
このため直接戦闘部隊はっ、直接交戦時における「攻撃」「防御」「対峙」の三つの交戦の様相において、敵に対し
優位にたつ形で戦闘を主導できる能力を保有しなくてはならないのですねーっ
「攻撃」とはっ、敵に対して、敵が保有している戦闘力を無力化することを目的として、戦闘を強要するとゆ戦闘
様式なのですよ。
このとき「攻撃」において重要とされる能力はですね、先制と集中なのですねーっ
これによって味方はですねっ、自分に有利な時期に、敵の戦闘力に対しこれを優越する戦力を集中して、敵が事前に
予期していた形での交戦を避けて、最小限の戦力と時間の損耗で敵の戦力を無力化することを目標として戦闘を強要
するのですーっ(笑)
「防御」とはですねっ、味方に対し戦闘を強要しようとやってくる敵を迎撃して、その目標達成を失敗させることを
目標とした戦闘様式なのですよ。
このとき「防御」において重要とされる能力はっ、味方戦力の秘匿と陣地構築なのですねーっ
防御において味方はですねっ、敵が攻撃をしかける上で戦力の集中を阻害する険要地形に布陣して、その地形を利用
して陣地構築を行うことで戦力の隠蔽と抗堪性向上をはかり、攻撃を行う敵に対して先制して火力投射を行い、その
意図を破砕することを目標とするのですーっ(笑)
「対峙」というのはですねっ、敵との決定的な戦闘を回避してっ、味方の戦力を保持し続けることを目標とした戦闘
様式なのですねーっ
つまりですねっ、いかに敵に味方の主力を捕捉させないように逃げまわりっ、こちらが有利な状況になるまで時間を
稼ぐか、とゆ目標を達成するための戦い方なのですよ。
ですからっ、「対峙」において重要とされる能力はですねっ、敵情の把握なのですねーっ
敵との積極的な交戦を行わずに、敵の活動を妨害することを目標とするためっ、味方は敵の戦力と意図を把握して、
敵の活動発起に先制して状況を変更させてですね、敵の活動の意味と意義を無力化させなければならないのですーっ(笑)
さてっ、上のような戦闘を遂行する直接戦闘部隊を構成する要素はですねっ、索敵力と火力と機動力にあるのですねーっ
敵と交戦する上で重要となるのはっ、なんといっても主導権の確保なのですねーっ
そのためにはっ、連続して敵状を確認し続け、その意図を把握しなければならないわけなのです。
よって、敵による直接的間接的な味方の策敵に対する妨害を無力化しなければなりませんしっ、敵より早期に敵状を
把握しその意図を確認することができる能力を保有することが重要となるのですーっ
交戦とはですねっ、敵の戦力を無力化することを目標とした行為であってですね、そのために敵の防御力を上回る火
力を集中してこれを撃破することができる能力を保有することが重要となるのですねーっ
そして、敵に対し主導権を発揮すると同時にっ、敵に対し優越する戦力を集中し、味方の損害を最小限にとどめるた
めにっ、敵の妨害を無力化しつつ敵に対して相対的に優越する機動力を保有することが重要となるのですよーっ(笑)
さてっ、お次は、陸戦での部隊運用の実際について説明しますーっ(笑)
直接戦闘部隊はですねっ、敵との交戦時にその指揮下の部隊をいくつかに分割し、相互に支援させつつ戦闘を行うの
ですっ。
このとき、二つの部隊を連携させて戦闘を行うのとっ、三つに分割された部隊を連携させて交戦するのとではっ、
前者のやり方のほうがより運用は簡単であり単純なのですねーっ
ですからっ、指揮官に対しより指揮能力の熟練を要求する三つの部隊を同時連携させる運用はですねっ、それよって
得られる効果よりも、指揮運用の複雑化による混乱の弊害の方が大きいと考えられるのですねーっ
三つの部隊を同時に展開させ連携させるよりはですねっ、二単位の部隊を二つ展開させることによって戦力の集中を
はかる方がですねっ、より効率的であるとも考えられるのですよ?
さらに直接戦闘部隊はですねっ、最前線で敵と交戦する部隊の他に、状況の変化に応じて適時指揮官の判断によって
投入される予備部隊が必要となるのですねーっ
これはっ、部隊間の連接部分の警戒とかっ、味方の敵戦線突破後の戦果拡大とかっ、敵による味方戦線突破に対する
阻止とかっ、戦闘膠着時の状況打開とかっ、その他の諸々の任務にですね、必要に応じて適時戦力として効果を発揮
することができる規模の部隊を投入可能でなければならないためなのですーっ(笑)
三単位編成の直接戦闘部隊と、四単位編成の直接戦闘部隊とはっ、その戦力の継続発揮の能力の違いとして把握され
るべきではないかと69式は考えているのですよ?
すなわち三単位編成の部隊はっ、二単位の指揮下部隊をもって敵と直接前線で交戦し、これを一単位の部隊で支援す
る形で運用されるのですねーっ
これに対して四単位編成の部隊はっ、二単位の部隊に前線を担当させ、一単位の部隊をその支援に当て、一単位の部
隊を補充用として拘置する形で運用されるのですねーっ
指揮統制の複雑化を許容できるのならばっ、三単位の指揮下部隊を前線に展開させ一単位の部隊をその支援にあてる
という運用も考えられるのですけれどっ、結果として戦線全体の戦力密度の低下を招く可能性が高いと考えられるた
めにっ、その運用は例外的であると69式は考えるのですよ?
つまりですねっ、三単位の前線部隊と一単位の支援部隊という部隊展開よりはっ、二単位の前線部隊と一単位の支援
部隊を有する戦闘部隊二つを並列に投入してっ、さらにこの二つの戦闘部隊を支援する戦闘部隊を一つ後方に拘置す
る形で部隊を展開させることが可能となってしまうからなのですねーっ
こうした戦力縦深の違いがっ、交戦時の戦闘力の持続発揮の点で非常に大きな違いとなってあらわれると、69式は考
えているのですーっ(笑)
それでは上の要旨を踏まえた上で、戦力構成について考えてみますーっ(笑)
直接交戦部隊の戦闘単位はですねっ、分隊から大隊の規模の部隊が基本となると69式は考えるものなのですよ?
すなわち敵と直接交戦する状況においてはですねっ、過剰に大きな規模の部隊をその運用の単位とすることはっ、
戦力の効率的運用の阻害要因となるだけですしっ、彼我の相対的機動力の不利をまねく可能性が高いと考えられる
からなのですねーっ
投入される部隊の規模は、結局は敵との交戦が予想される地積によって変動しちゃうわけですし。
そのためっ、小規模な部隊であっても可能な限りあらゆる状況に対応可能な戦力構成がなされる必要が存在すると、
69式は考えるのですよーっ(笑)
現代戦においてはですねっ、策敵力と火力と機動力によって構成されることになる戦力はっ、動力機械化された装
備による支援によって、その要求される水準に達する能力を発揮することができるようになるのですねーっ
つまりはっ、元々これまでの歴史においては、戦力とは投入可能な兵員数のことであったのですけれども、内燃機
関と電動機械とコンピューターの開発と導入によってですねっ、戦力を構成する要素のうちの兵員数のかなりの部
分を代替する事が可能となったためなのですよ。
すなわちっ、敵に対してより優位にある性能を持っている装備を保有することはですねっ、より敵に対して優勢な
戦力の投入を可能とすることができるようになるのですねーっ
ですからっ、直接戦闘部隊にはですね、敵に対して性能で優れる装備を装備させなければならないと69式は考える
のですーっ
つまり、可能な限り部隊の機甲化が要求されることになっちゃうのですーっ(笑)
さてっ、機甲化された部隊の基幹となる戦力とはですねっ、戦車と、歩兵と、その支援機材となるのですねーっ
戦車とは、大出力の動力機械を搭載することによって、高いレベルでの策敵力と火力と機動力を発揮可能な兵器
なのですっ。
歩兵とは、その全地形への進入能力と、装備運用の柔軟性、個々の兵員の状況認識判断力、自立性によって、戦
場に偏在しあらゆる任務を遂行可能な兵器なのですねーっ
さらに、この二つの兵器を戦場で確実に運用可能とするためにはですねっ、直接、間接に支援を行う機材が必要
となっちゃうのです。
でから機甲化部隊はっ、その戦力の有効性を持続して発揮し続けるために、戦車と歩兵と支援機材をバランスよ
く配備して、自立して敵と交戦可能な戦力構成を行わなくてはならないのですねーっ
戦車と歩兵に対する支援機材はですねっ、敵との交戦を行う際に直接に支援を行う機材とっ、戦車と歩兵が継続
して戦力として運用可能な状態を維持せしめるための機材とに区別できるのですよ。
交戦時に直接支援を行う機材はっ、つまりは味方の火力発揮の効率を最大限に高めて、敵の火力発揮の効果を最
小限にとどめることを目標として運用されるものなのですね。
味方戦力が継続して戦闘力を発揮し続けられる状態を維持するための機材とはっ、兵器をその性能の最大限を発
揮可能な状態を維持し続けさせることを目標としたものなのですーっ
ですから戦車と歩兵はですねっ、各々の戦力としての弱体な部分を互いに補完しあうことによって、初めていか
なる状況にも対処可能な完成された戦力として運用が可能となると、69式は考えているのですーっ
そのため戦車と歩兵はっ、いかなる突発的状況の発生にも対応可能な状態を維持して、戦場において有機的に連
携し続けられる状態を維持するためにですね、可能な限り小さい戦力単位においても両者を混成させた編成にす
る必要があると69式は考えるものなのですよ?
そすることによってですねっ、ある状況下において一方が戦力として能力を発揮し得ない状態に置かれたとして
も、部隊としての戦力を発揮可能な状態を維持し続けることが初めて可能になるからなのですねーっ
そのためにはっ、戦車と歩兵のどちらかに偏った部隊編成ではなく、両者が均衡した部隊編成を行うことが最も
効率的であると69式は考えるのですよーっ(笑)
とゆわけで、均衡編成戦闘団についての説明なのですよ(笑)
直接戦闘部隊の戦力としての最小単位はですねっ、状況を判断し決断を下し得る一人の指揮官が掌握可能な規模
であると同時に、部隊が展開する地積と支援部隊の規模によって変動するのですねーっ
現代戦においてはっ、戦車と歩兵用兵器、その他の火器の火力は極めて強大であって、またその策敵力は非常に
広い範囲で正確な情報の収集が可能となっているのですねーっ
このためっ、最小単位としての戦闘部隊の規模は、戦車と歩兵の混成編成であっても戦力を発揮可能な最小規模
であると同時に、敵の策敵力に対する欺瞞を行い得る規模の部隊であることが望ましいと考えられるのですよ?
そして、現代の装甲化され動力機械化された戦車と歩兵はですねっ、その通信機能と火力投射の自動化によって、
極めて短時間に最大規模の効率的な火力投射が可能となっているのですね。
よって、戦車と歩兵を同数づつの戦闘単位を保有する最小規模の戦闘団は、指揮班+戦車x2以上+歩兵分隊x2
以上、できれば指揮班+戦車x3+歩兵分隊x3の小隊戦闘団と、69式は考えているのですーっ(笑)
均衡編成小隊戦闘団はっ、一人の指揮官の指揮の元、限定的な経空脅威を排除しつつ敵のあらゆる陸上戦部隊を
交戦可能でなければならないのですねーっ
そのためにはですねっ、より上位部隊の防空警戒網の情報を受け取ることができなくてはならないと同時に、そ
の情報に基づいて経空脅威に対抗することができる高射火力を保有する必要があるのですねーっ
また、小隊を構成する歩兵分隊はっ、敵の間接投射火器による部隊機動の妨害によってその機動力を喪失したり
しないように、装甲化されなければならないのですよ。
小隊の戦場機動力はっ、地形による阻害と敵による火制に対して、最も低い能力を持つ兵器によって規定されちゃ
うわけですから、可能な限り均質な機動力と装甲を保有させなければならないと69式は考えるものなのですよーっ
以上の問題を解決するためには、均衡編成小隊戦闘団の指揮官はですね、小隊の戦闘を継続して適切な位置から
指揮し続けることができる能力を保有することが必要となるのですねーっ
このため小隊指揮官はっ、必要十分な能力を持つ策敵装置と戦場機動力と装甲を有する指揮車に搭乗し、指揮を
行なわなければならないわけです。
そして小隊の歩兵はですね、戦車の戦場機動に追随可能な戦場機動力と装甲を保有した輸送車よって輸送される
必要があるのですねーっ
それはですね、歩兵が戦力として最大の効果を発揮可能な敵との距離まで、敵の火力投射によって無力化されな
いで移動可能だけの防御力と戦場機動力を持たせなくてはならないためなのですよ。
また小隊にはっ、敵の航空機、軽車両、陣地等に対して、効率的に火力投射を行い得る兵器が配備されねばなら
ないのですねーっ
こうした目標に対し、戦車の搭載する火砲よる火力投射は、決して効率的ではないと考えられるからなのです。
そのため、小隊を構成する戦車以外の装甲車両である指揮車と歩兵輸送車に、大口径高発射速度の機関砲とその
他の火器を搭載する必要があると、69式は考えるのですーっ
さて、均衡編成小隊戦闘団の部隊としての基本となるシステムはっ、小隊指揮車を中心に据えたネットワーク化された
部隊運用にあるのですねーっ
すなわち、小隊を構成する各車両が個々に収集した情報はっ、一度小隊指揮車に集積されて小隊長の判断の材料となり、
小隊運用の決心が下されることになるのですーっ。
そして、小隊長の下した戦術判断に基づいて、小隊を構成する戦車と歩兵戦闘車と歩兵分隊は、各々戦術行動を開始す
ることになるわけですっ
このとき、敵の主戦力がAFVであった場合、戦車が小隊の主戦力となって戦闘を行い、歩兵戦闘車や歩兵分隊は、戦車
の戦闘を補助することになるのですね。
これは、たとえば敵が防御陣地であった場合とか、攻撃ヘリであった場合とか、険要地形に依って浸透してくる徒歩歩
兵とかゆった場合でも、戦闘の主体が歩兵戦闘車や下車歩兵に変わるだけで、基本的なところは変わらないわけなので
すーっ
こゆ編成の部隊において、敵の最重要目標となるのはっ、システムの要の指揮車と指揮官なわけですーっ
とゆことはですね、小隊指揮車は、敵の戦車や攻撃ヘリ、各種誘導弾やその他の兵器に対して可能な限り抗堪しつつ指
揮を継続できる戦闘力を持たないとならないのですね。
つまり、敵の攻撃に対して可能な限り抗堪可能な防御力と、敵を排除できる火力を搭載する必要があるわけなのですーっ
よって、戦車と同等の防御力を持ち、敵の攻撃ヘリや航空機、AFVを排除できる火器を搭載し、かつこれらの敵を策敵
し、照準できる装備を搭載する必要があるとゆことになるのですね。
ですから小隊指揮車は、戦車とほぼ共通化された車体に、戦車と同等の装甲防御力を持つ砲塔を載せて、限定的な性能
でかまわないですけど対空対地共用のレーダーを主とした火器管制装置と、対空用でできれば対装甲車両兼用の誘導弾
、そして大口径で高発射速度で高精度の機関砲や対徒歩歩兵用の機関銃なり自動擲弾筒なりを搭載するとゆものである
必要があるわけですーっ(笑)
小隊を構成する戦車や歩兵戦闘車も、基本的な策敵能力は、指揮車と同等である必要があると考えられるのですねーっ
つまり、敵の予測される戦力が、各種AFVや航空機、そして徒歩歩兵とゆことになるわけですから、これらの敵に先制
され奇襲を受ける事が無いような策敵機器が搭載される必要があるわけなのですよ。
さらに、敵によるもろもろの攻撃に対して、全ての車両が同等の抗堪性を保有する必要性もあるわけなのですね。
つまり、敵の対戦車兵器による攻撃も、戦車にのみ集中するとゆことは小隊の編成や運用上ありえないわけですから、
歩兵戦闘車も戦車と同等の防御力を有しないとならないとゆことになるわけですーっ
さてっ、均衡編成小隊において、戦車と共に戦力の要となるのが、歩兵戦闘車によって輸送される徒歩歩兵分隊なので
すねーっ
つまりっ、敵の防御陣地の攻略や、緊要地形の占拠、険要地形に依っての徒歩による浸透突破、等々、徒歩歩兵でなく
てはできない任務が陸戦においては色々とあるのですよ。
徒歩歩兵分隊の編成はですね、基本的に分隊長の指揮する小火器班x2と重火器班x1で構成されるのです。
つまり、重火器班の支援の元、小火器班が交互に躍進しつつ敵に接近し、最後に敵の歩兵を銃剣と手榴弾で撃退すると
ゆのが昔からの今にいたるも変わらない歩兵の運用なのですーっ
各小火器班は、班長と分隊支援自動火器手と弾薬手の三人で編成されるのですね。
つまり、班長が指示する目標に向かって、分隊支援自動火器手が火制射撃を行い、弾薬手が火制を持続させるための弾
薬を補給しつづける、とゆことになるわけなのです。
重火器班も、班長と携行対戦車誘導弾手と弾薬手の三人で編成されるのです。
でも携行対戦車誘導弾とゆっても、敵の戦車だけを攻撃するのではなくてっ、敵の各種車両や防御陣地における特火点
の制圧にも使用されるとゆ、歩兵分隊の主力火砲なのですよ。
ただしっ、携行対戦車誘導弾では、榴弾や発煙弾や照明弾とゆった各種の支援用弾種の投射はコストパフォーマンスが
悪すぎますのでっ、そうした機能を小銃用擲弾などで代用する必要はあると69式は考えていますーっ
ちなみに、歩兵分隊の戦闘可能距離はだいたい500m以内とされていますからっ、この距離において火制の穴ができ
てはいけないのですねっ。
とゆわけで、各徒歩歩兵分隊はっ、下車し攻撃発起位置についてから、敵に接近して手榴弾と銃剣で決着をつける距離
に移動するまでの間、途切れない火制ができる兵器を装備しなくてはならないのですよ(笑)
あははーっ! とゆわけで、今日はここまでで、中隊以上の部隊に関しては、また後日UPさせていたくのですよーっ(謎)
次回はてきとーに改行プリイズ…
>262
とりあえず、69式さんのいう編成をとってる部隊をあげると
ロスケの偵察中隊、
もしくは
第7偵察隊の戦闘偵察小隊だな
鋭いと思うよ
しかし、81式小学4年生といい、なんでこんな人間が市井に埋もれてんだろ(^_^;
人材は有効活用しろよなぁ>防衛庁
266 :
おた:02/08/16 09:39 ID:???
旅団内同数の戦車&分隊
そして、各レベルで照合しあう戦闘団か。
強調されるのは、小隊戦闘団の指揮車。
容量を大きく取ったIFV、場合によってはメルカバ型か。(ただ重装甲って意味)
情報戦闘(「軍事革命」言うところの)と急所破壊の概念
も連動せざるをえないところだな。
それに対するタフさ、も上記(69式さん)の概念に入って来てるもんな。
すなわち、情報を得るのに偵察車と言う単純な問題で無く、
立体的に他兵科(たとえば空軍、もしくは情報大隊)
との連携を(少なくともセンスの意味で)考慮しうる編制ってとこか。
その意味でも「偶数」を推したいかな?個人的には。
そして、偵察部隊の下のレベルへの編成入れも必要なようだ。
問題になるのは、IFVの装備量(もしくは指揮IFV+一般APC)
戦闘力ある戦車の数量、そして指揮と情報のリンクの具合、ってとこか?
小隊戦闘団
指揮IFV1
戦車4
分隊4(4輌40人)
戦闘行動時に分割もしやすい。
(別個と言う意味で無く、片方が陣地に入って、片方が側面に、等)
267 :
おた:02/08/16 09:42 ID:???
ポイントは、指揮IFVだな。
相手型も同じシステムで来るなら、
これをつぶすのが、ポイントだ。
ただ、現実的には、指揮車は必要になってくる、そんな方向だ。
このレベルで、対空兵装を入れるのには俺は疑問がある。
相手方の軍に大量のヘリがあれば別かもしれないが。(良い射的が増える)
情報化と麻痺戦術(「軍事革命」)に進んだとしても、
「軽い」部隊になることは意味しないと思う。
むしろ小さくても(編成の下のレベルから)独立した戦闘力と
生存力(指揮の意味でのそれも含めて)が求められるのでないだろうか?
対潜臼砲も機甲騎兵(というより、管区隊偵察中隊)の信者だったりする
わけですが。
ただ限られたリソースで、地積保持能力を得るためには、小銃手10名程度で
構成される小銃班(分隊)が根幹となるのが妥当と思うんですよ。
>>262でいえば、小火器班には+1個の小銃チーム(少なくとも3名)を
付けないと、私は恐い(笑)敵の塹壕に飛び込んでしあえば、3人は
所詮3人、というのもありますし。
1挺のSAW頼りでは、防御の局面において対応出来る目標数が少なすぎるかな、と。
具体的には、敵小銃分隊の交互躍進を阻止し難い。(2手に分かれた相手の
一方をフリーにしてしまう)
遊撃戦において効果的でも、「退けない一線」のある防御戦闘(背後に空港、
DZ適地、政治的には人口密集地、そんなん)には困ることになりますね。
なーんて事、すでに折り込み済みなんでしょうが(笑)
・・・なんか読み落としてる気もするし( ̄− ̄;
情報連携のお話が出たので、一案を(笑)
情報連携のポイントは「伝達・処理」ですね。
・伝達
これは、収集された情報を「どうやって」伝えるか、ちうことです。
まあ、今更はとに手紙結わえて・・・なんてことはあまりないでしょうが、
戦場においては、常に複数の伝達手段を考慮しなくてはならないんですね。
1 無線
通常使用されている手段で、モールス・ボイス、最近はデータ通信なんか
もやってしまえるようになってますね。
しかし、無線には弱点もあります。
敵に妨害される以上に、地形及び周波数によっては電離層なんかの
自然障害に非常な影響を受けるんです。
(これが海空みたいな高度なデータリンク網が陸では育たなかった
一番の原因ですね・・・決して必要がなかったわけじゃぁないんですよ)
しかも、雑音に強い順番で言えば
モールス>ボイス>データ
なんですね。
と、いうことで「高品質・常続性」を備えた通信方式・・・
「衛星通信」が必要になるわけなんですが、これも衛星ばかすか打ち上げれ
ばいいかと申しますと、そうもいかない。
衛星の電波を捕まえるのがけっこう難しかったりするわけですねぇ。
(イリジュウム電話みたいな技術を導入・拡張できればいいんですが)
続きですぅ〜
2 有線
「いまどき戦場で有線など、笑止千万!」などと言う御仁もおられる
かもせんですが、一番理想の通信方式なんですな、これが。
携帯だけ持ってる御仁も、やがてNTTの有線電話が欲しくなる
でしょう?(笑)
それに、今はインターネットの普及のおかげでADSLっちうメタル
で大容量通信まで行える時代になりました。
メタル、これが重要!
なぜって、線が切れても誰でも結線できるでしょう?光LANだと
そう簡単には結線できませんからね(笑)
で、以外かもしれないですが、搬送通信も実は通信方式としては
「有線通信」の分類に入るんですよね。
NTTの有線電話も、市外通信の大部分は山の上に立ってる鉄塔に
くっついている「パラボラアンテナ」間のマイクロ波でやりとり
してる、あれと同じ運用体系なんですね。
ということで、実は搬送通信網を迅速に立てられれば、衛星通信よりも
高品質・常続性に優れた通信手段になりうるわけですね。
しかも、初期の自動車電話のように
無線機〜無線機−搬送無線機〜搬送無線機−電話
みたいなリレーが出来れば、無線の融通性と回線の安定性が保てる
わけです。
もちろん、端末無線機の電波を、端末のストレスなく拾えるように
多数の無線中継所を開設しなくてはならないのには変わりありませんが。
・処理
これがまたやっかいなもので・・・昔からいろいろと思考錯誤してきたもんですよね。
で、処理の特徴は・・・
詳細な情報が特定人物に集中する、なんですね。
で、それが人間の能力超えてしまうほど情報が入手できてしまう世の中
なので、問題が起きるわけです。
で、今の組織は(民間とおんなじでしょうが)専門分野に分けてある程度
処理する組織をとってますね。
情報は、詳細な生情報が欲しいときもあれば、ある程度フィルターを
通った(つまり余計な判断をしなくてもいいような)加工情報が欲しい
ときもありますよね。
ということで、後方に落ち着いて情報分析できる部門があって、必要に
より前線に警告を発することが出来る組織・手段と、前線が必要とする
情報をすばやく提供できることが重要になってきますね。
具体的一案としては・・・
1 戦域の生データがすべて入った巨大DBの構築・運営
2 前線指揮官が、必要な地域の情報を引き出せるSQL(笑)
3 情報分析官(仮称)から警告を発することが出来るシステム
といったところでしょう。
要するに、同じ質の情報を使って、それぞれが必要な現況図を作る
ことが出来ればいい、ということですねぇ。
・・・・何書いてるかわかんなくなってきたので、誰か突っ込んで!(笑)
272 :
669:02/08/16 12:45 ID:???
現場は味方及び敵の座標データとその種類が判れば
戦闘の様相はかなり変るね
緑さんは割と上級部隊指揮官的な見方をしてるけれど
個人的には現場の戦闘レベルの情報が欲しい
戦闘団レベルの大まかな流れは察しがつくように
今までの経験でプロットできるでしょ?
個々の戦闘の雌雄を決する情報は依然として
音声通信にたよってる、早いところその辺の改善を望む
地図持って、無線傍受しながらグリス鉛筆で一つずつプロットして
近くにいる奴orヤバそうな奴から順番につぶしていく作業
せめてプロットだけでも共有出来るようにしてくれると嬉しいが
現場の意見はなかなかうまく反映されmのよ
273 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/16 13:36 ID:TuQJ65KQ
>272
>地図持って、無線傍受しながらグリス鉛筆で一つずつプロットして
>近くにいる奴orヤバそうな奴から順番につぶしていく作業
それがまさしく現況図だよね(笑)
>せめてプロットだけでも共有出来るようにしてくれると嬉しいが
そうそう。それを携帯端末みたいなもんで出来れば楽だよねってこと。
まあ、FV指揮車(だけでは有効じゃぁないんだけど)あることだし、ノート
PCの画面に、部隊符号やら規模やら兵器の種類やらが書き出されれば、
いちいち現場で書き込まなくてもいいよねってことさ。
>現場の意見はなかなかうまく反映されmのよ
う〜ん、現場が何を欲してるかがようわからないんじゃないかな?(笑)
だって、エライ人って現場経験ほどほどにしとかないと上がれないからさ。
>深く考える間もなく演じて終わり(笑)
で、欲しい地域だけドラックすると、部隊符号やら情報やらが現れたり、
上級部隊の情報見積もりが見れたりすれば、現場は混乱しなくてすむよね。
>いらん情報は見なくていい
で、そのとき重要なのが情報の更新(笑)
で、巨大DBに戦域の生データってのが味噌になるわけよ。
つまり、上は陸幕長から下は小隊長(?)まで、見てる情報ソースはおんなじで
切り出し方が違うだけなのよ。
だから、最新情報の修正を1箇所すれば、それがすべてのレベルで更新される
ちうことさ。
「認識の錯誤」がなくなるわけだから、これは大きいと思うよぉ〜
>情報の共有
274 :
669:02/08/16 15:57 ID:???
編成装備という意味では、これからの技術開発によって
しばらくは通信関係の重要性が増す方向かな?
情報処理自体は後方で行ない、それを前線に伝える
最大の問題は指摘されてるとおり即時性の実現だろうね
フォーマット決めて、それを共有
命令までそれに含めるかどうかは秘匿の問題もあるからここでは語らないけれど
いかに総情報量を押さえることができるかが鍵だろうね
そして、通信出来なくなった時の予備手段
GPSや慣性航法装置なども欲しくなる
275 :
270式 ◆AigTgxYE :02/08/16 17:50 ID:41o7TK9w
順序としてはやはり自己位置評定の衛星GPSシステムが大事になってくるでしょう(戦闘部隊)
実はデータ通信の分野は師団-連隊や師団-航空、師団-特科といったHQやCPとのやりとりの
高速化がまず大事です。一例として攻撃ヘリコプターが要請に応じて出るための作業と業務は
その種類といい、内容といい、双方向性が非常に高い…これをデータ通信処理にした場合、総合で
数分という研究結果がでています。
どれだけ短縮されるのかは具体的にはいえませんが、現行に比較して目を見張る時間短縮です。
特科や機甲などもそういう時間の短縮がまず最初になると思います。
276 :
270式 ◆AigTgxYE :02/08/16 17:56 ID:41o7TK9w
末端までの各部隊へのデジタル無線機の装備はまだまだ紆余曲折あるでしょうね。
警察のデジタル無線が「飛ばない」ということで膨大な基地局を建設した経緯などもあるし、
32使っていても直面するバッテリー切れの問題や…けっこう補完するための問題も多そう
ですよね。車載は比較的容易だから指揮APCなどへは米軍を見習って装備するでしょうね。
277 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/16 18:32 ID:BUW+AJ9i
>274
命令は含めないほうがいいな。
>秘匿性というよりも、ごちゃごちゃになっちまう。
「現況図」と「作戦図」はきっちり分けて描かないとだめだよ。
情報共有を妨げてるもの、それは「地上通信」技術だよなぁ。
278 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/16 18:35 ID:BUW+AJ9i
>275
現在位置を正確に標定することは、非常に重要だよね。
もちろん、その技術の普及が一番最優先だと思うよ。
でも、日本も独自のナブスター衛星打ち上げないと、軍事利用は難しい
だろうねぇ。
>4〜5個打ち上げればいいんじゃないかな?国内限定なら。
279 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/16 18:40 ID:BUW+AJ9i
>276
デジタル無線が飛ばない、ちうのは雑音に弱いからだよね。
戦場上空に中継任務専用の無人中継機飛ばして、さらに輸送機改造
したような大型無線中継機なんかがその後方に控えれば、けっこう
いけると思うけどね。
>へり中継の威力見ればわかるよね?
情報の共有は、実はオーダーが早くできるとか命令伝達が早くできる
よりも、「認識の統一」が「齟齬なく」出来ることによって、より
早く「任務を理解して行動」できるところのほうが大きいと俺は思う
よ。
「現状の掌握」が一番の課題だろうて(笑)
>戦場では
280 :
669:02/08/16 19:46 ID:???
これからの現代戦のなかでは情報とその技術開発
及び末端への浸透が重要だということで決着を着けて
話が多少ズレてきた所で編制の話に行ってみない?
当初は主力及び予備の位置づけだよね
まずは7師団、現在の7師団の編制は何を目的に編制されて
これから望まれるであろう編制は何か
当初望まれたのは機動打撃
これから望まれるのも機動打撃でいいのでは?
運用の幅の話は有るけれどそのための戦車3個連隊だと考える
この中にすでに予備は数えてあると理解するがどうだろ
敵の本体を完膚なきまでにたたきのめすこれが師団の目的ね
偵察隊は敵とどこで当たるか解らない敵も偵察中隊程度は出してる
駆逐して敵の本体と接触する<敵情が解明される
そのために偵察は存在し、敵の本体までぶち当たり死ぬ<威力偵察
師団長は「7偵が全滅するようならそこは本体だろうと当たりをつける」
そして敵の擬偏行動に紛らわされることなく目的は達成される。
以上、機甲師団の役割はこんなもんです。
281 :
おた:02/08/17 10:07 ID:???
情報の共有:認識の共有
重大なポイントだと思う。
UAVっておもしろい。通信偵察共用ってとこか?
巨大DBってより、分散した共有書式かな?
UAVとセットになるのかな?
通信科ってより、情報科ってとこか。
情報の所在は「1っ個所」にこだわらなくても情報共有はできると思う。
すなわち、中隊現況図と連隊現況図が同一でなくてもいいような気がする。
もちろん、情報リンクと更新は随時行なわれるのだけど。
(分散と打撃と危機管理への対処ってとこ。連隊現況図は、あるインターバルで
中隊のコンピューターにコピーされるのだから)
かなり個々の指揮官の能力差が出そうだな。
とうぜん、支援要請も下のレベルからもひんぱんかつ大きな権限で
行なわれるようになるから、下のレベルの指揮官も、判断力や大局観も求められる。
小部隊戦術になってから、今までもそうだったかもしれないけど。
すなわち、最近の軍隊において、強い、ということはそおいうこと
(下のレベルに権限が委譲され、そこにおいて適切な判断がしうるほど精強)
だったのかもしれない。
言いかえれば、ベトコンや朝鮮戦争の中国軍はそうだったのかも?
(知らないが、あえて言ってみました)
その辺は隠れていてわかりにくいが、
頓挫して機能が落ちていた米軍から今の精兵に至るまでに、
そのような改変があったのかもしれない。
少なくとも、その延長線上にコトを進めようとしている。米軍は。
最初は「軽い部隊」でそれをやろうとしていたが、
今は「重い部隊」でそれをやろうとしているようにも見える。米軍は。
部隊編成を考える場合、前衛、主力、予備を考えなければならない。これに側衛を加えると
5個の部隊が必要になる。
自衛隊に直すと
1個情報小隊(3個班6両)高機動車化小隊(2個)、軽装甲小隊(軽戦車3、IFV2)
迫小隊、対戦車小隊
というのはどうだろう。
283 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/18 10:27 ID:b3xCEin2
>282
中隊に情報専門部隊を持たせる必要があるのかなぁ(笑)
俺は逆に中隊に情報収集任務負わせることは避けたほうがいいと思うが。
>本来任務に専念させるほうがいいと思うが?
中隊長の情報要求に、上級部隊が答えてやれりゃいいような気がするが・・・
>それは、細部火器の位置やら主射撃方向ちうもんまで含めて、ちう意味だが。
284 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/18 10:37 ID:b3xCEin2
>281
>情報の所在は「1っ個所」にこだわらなくても情報共有はできると思う。
物質的(?)に1箇所じゃぁまずいだろうな(笑)
もちろん複数サーバのミラーリングやら分散処理は必須だよ。
>すなわち、中隊現況図と連隊現況図が同一でなくてもいいような気がする。
>もちろん、情報リンクと更新は随時行なわれるのだけど。
それは情報の切り出し方の違いだけにしといたほうがいいと思うが。
元ネタはすべて同一、ちう意味で「同じ情報」という意味だよ。
>(分散と打撃と危機管理への対処ってとこ。連隊現況図は、あるインターバルで
>中隊のコンピューターにコピーされるのだから)
それはちと違うような気が・・・
てか、現状の連隊状況図は
・上級部隊からの情報
・隷下部隊からの情報
で成り立ってるんだよな。
で、時としてそれがタイムラグとして整合性がとれなくなることに
問題があるのと、連隊が情報「あっためる」ことに問題がある。
ちうわけで、情報はすべてのレベルで同一の質のもんが使えるように
するのが大切だって思うわけよ。
米軍は、全ての情報を上流に吸い上げてから、情報のdoubly等を排除するなどのS/N比向上処理を施して、下流に配信するという方法を採るようですね。
286 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/18 10:49 ID:b3xCEin2
>285
それが現在のところの原案だろうな。
情報の信頼性(更新ということ)が向上するからねぇ。
意外と地味でしょ?(笑)
でも、結局銀行のオンラインシステムなんかと考え方はなんも違わない
んだよね>情報の処理・共有ちうのは
287 :
おた:02/08/18 11:25 ID:???
>>284 なるほど。よくわかった。(すぐ忘れそうだが。がはは)
吸い上げてから配信(統一性と処理性?に優れる)
積み上げ方式(途中でカットされても齟齬を生じない。タイムラグ生じにくい。
同一対象に対するA中隊とB中隊の情報が整合しないとかはありえる)
って感じもイメージしてみた。
小隊戦闘団
指揮装輪APC1
戦車4
分隊4(4輌40人)
まあ、指揮車ってのは、FOであり、情報中隊とのリンク車だから。
軽装甲高機動車装備の中隊と、96式装輪装備の中隊ができちゃうのはしょうがないか。
(そして数少ないがIFV装備の)
74式と90式の大隊が混在するように。
火砲にせよ情報中隊にせよ、支援が随時、小隊にリンクしてくるのが重要で、
それは容易で無く(米軍などは早くからそれ研究しており進んでるんだろうが)
しかしやれることのメリットは大きく、
1+1小隊戦闘団で、旧来型大隊に痛撃を与えることも可能?ってとこかな?
戦闘力アップと言うより、適切・能率的な火力の発揮ってとこ?
防御戦においても、敵の中枢(司令部・情報ターミナル)の破壊を狙った
機動が必要ってとこか?
まあ、情報の収集と分析・処理を考える(もしくは差がある)なら、
動き回った方が有利だろう。中枢破壊を狙う、敵の火力を集中させない、側面攻撃
って意味では。
陣地と防御の多大な利点を捨てるわけだから、どんな場合でも組み合わせ
(陣地と機動)ってわけだが。
それをある編成のレベルで考えるなら、2手に分ける等になるわけだが。
分かれて行動できるってのは、優秀ってことだけど。
288 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/18 11:40 ID:b3xCEin2
>287
なるほど・・・なんとなく「小部隊でなんでもしたい」ちう方向性が
わかったよ(笑)
>戦闘力アップと言うより、適切・能率的な火力の発揮ってとこ?
戦闘力って何かな?
火力・機動力・防護力だよな。
で、火力は・・・
・集中発揮
・破壊力
ちうわけだ。
破壊力は、そら純然たる火砲の性能だよな。
>105mm戦車砲より120mm戦車砲のほうがよう壊せる
で、部隊の編成ちうのは集中発揮だわな。
集中発揮できるようにすれば、より少ない人員・火器で効果的に戦闘
力が発揮できるわけだ。
適切・能率的な火力の発揮が出来れば、今まで大隊クラスでやってた
ことが中隊でも可能、ちうことだよな。
289 :
おた:02/08/18 11:55 ID:???
ええと、直接戦闘力ってより、間接射撃・航空支援の適切・適時・精密・効果的
な誘導ってくらいの意味。
だけど、直接的な火力も情報と指揮と配置が効果的ならば、実質的にアップと同じ
それを発揮しやすくするための編成の妙、ってとこか。
集中発揮だな。
ご教示のとおり。
290 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/18 12:16 ID:b3xCEin2
>289
あとは、指揮官の能力の問題もあるな。
いろんな任務持たせる=中隊長の考慮事項が増える
わけだよな。
で、細かい考慮事項まで目が向かなくなっちまう(笑)
「なんでも出来る汎用部隊」=高い能力持った指揮官が必要
「単一任務の部隊」=普通の人でも指揮官できる
指揮は容易なほうがいいよな。
>指揮が容易=考慮事項が少なく、詳細なことまで指揮官が気回せるって
>ことね
あの弾幕による、マヒ攻撃ですな。
戦時にもありえそう。(w
Panzerの夏。アリアドネの夏。(どどーん)
。。。。しみじみ
>>283 中隊独自の情報収集能力は必要だと思います。中隊戦闘群として独立した円陣防御(定点防御)
、広範囲に分散した状態での戦闘、隘路による地帯に主眼をおきました。このばあい近接戦闘部
隊の集中は難しいのですが縦深の機動は結構簡単です。
294 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/08/18 17:30 ID:MLquBxD6
私は最近思うんですが、普通科連隊というのは今後いろいろな
専門部隊の集合体として成り立っていく部隊になるべきだと
おもうんですね。
そうすれば部隊規模や指揮中枢は必然的に大きくなるきらいは
あるのだけど…。
従来の普通科中隊が3コぐらいあり、火力を強化した機動力のある中隊が
あり、情報偵察の中隊があり、特殊戦の小隊があり…。
Gが比較的しっかりしてるので連隊幕僚機能の補完でそういう複合部隊の
運用能力は得られるとおもうんです。
(ただし通信の改善はこれには必然的に付き纏いますね、あと上記のように
人員と部隊規模が大きくなる。ある程度の独立した完結性が必要ですから)
295 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/08/18 17:38 ID:MLquBxD6
あるひとつの連隊で縦深と翼を確保して予備を配置するという従来の野戦配置の基準では
もう規模的にも穴が逆に大きくなる。むしろ急速なほか方面からの機動連隊により正面以外を
短時間に確保し、縦深確保と部隊の入れ替えなどの選択枝、翼の広がりと警戒の駒を得る
ほうが現実的だとおもうんです。
現状の規模の小さな連隊に任務の完結を求めるのは酷ですよね。
296 :
:02/08/18 17:54 ID:???
69式さんとか270式さんの言ってるのを聞くと、普通科=歩兵
ってーより、コンバインドアームズ(諸兵科連合)のHQ(指揮)は、
普通科側の司令部で、って感じだな。
俺もそれでいいと思う。シロート的なただの感覚だが、
やはり、戦車中隊の中隊長車が指揮したりとか無理っぽいし、
英軍あたりの戦車中隊は指揮APCに指揮されてたと思う。(最近は違うが)
それだったら、普通科の指揮車に連合戦闘団を指揮させればよく、
逆に言うと、単なる歩兵的な思考から脱皮しなければならないとも思う。
戦車は複雑な兵器で、その指揮官は、
それ以外のことを考えさせる余裕は無いだろうし。
(それこそ歩兵その他は単なる随伴になりやすいだろう)
よく戦車中隊の1個小隊と、機械化歩兵中隊の1個小隊を取り替えて
うんぬん言われて来たが、それよりもそれぞれ対照・連合させて、
普通科の指揮車に指揮させた方がすっきり行くような気がする。
297 :
:02/08/18 17:56 ID:???
失礼しますた
>英軍あたりの戦車中隊は指揮APCに指揮されてたと思う。(最近は違うが)
最近は知りませんが、の間違いデス。
打撃のための拳としての師団は必要だと思います。中隊の独立性を強くすると師団として集中運用するときに
連隊としての動きに無駄が出る。師団の偵察と連隊の情報小隊が同じことしていたり、中隊、連隊の同一の火
器が同じ陣地に密集したり。それだけ密度が高くなることは確かですが、なんとなく腑に落ちない・・・
299 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/08/18 22:13 ID:0i/5+x/+
>>298 いや、だからそれをおこさないために通信システムが根本から変わるのです。
300 :
:02/08/19 11:09 ID:???
非常にきびしい要求でもあるよね。
個々の兵士は単業だとしても、下のレベルの指揮官でも
より上のレベルの指揮を視野に入れなければならない。
(また、それだけの情報は提供されはするんだが・・・)
実戦でそれをやれと言われても、新兵はただやみくもに火器を撃つ、
そのような心理から考えると非常にむつかしい。
ただ、米軍はそのような方向に進もうとしている。
っちゅーか、兵士レベルでそれをやらす(FOで無く1兵士の判断で上位レベルの
支援:間接砲撃・航空支援を要請)
ことまで研究してるみたいだが・・・
(それはやりすぎだと思うが・・・)
301 :
:02/08/19 11:14 ID:???
歩兵が、火力を発揮するための皮膚と目(もしくは目のガード)
だとしたら、ひとりひとりが皮膚=目=火力・ってか?
要請の取捨選択こそが指揮だとも言えるんだろうが、
それをすっとばすことを主題に置いてる。
(分隊長が小隊長と中隊長すっとばして、
大隊火力を要請とか、航空支援を要請とか、わからんけどそんなイメージ)
それは通信のハードであると同時に、人間的な判断やキャンセルの
ソフト面のノウハウでもあるんだろう。しかし、そこは隠されてる。
ヒントはボードシミュレーションの中にある。(うそ)
302 :
:02/08/19 11:33 ID:???
逆側からも判断をする、
たとえば間接射撃側も支援射撃のネットを持っていて、重複はキャンセルする、
みたいな、
くらいしか考え付かない。
もちろん同一リンクデータを持っていて調整・キャンセルする
より上位の権限と言うのは存在するんだろうけど。
指揮=命令ってより、調整とキャンセルの権限の大小、って趣き。
まあ、極端を言って、実は適当なところに(そんな理論とおりでなく)
落ち付くってのがアメリカ流なんだろうが
オルタネーティブ(適正化?)って、実はいい加減だが妥当な実効ある判断を
下位レベルでやってしまい、(それぞれ)
あやふやなテーマを成立させてしまう、
これってアメリカ人の特技みたいなもん
俺のインターネットやった感想だ。
日本人がもっとも平均知能指数高いとか、疑念が出てきてるんだ。(笑
おばかなんでよーわからんが、
うまく処理してしまえば、情報と急所打撃、下位レベル権限
は戦力を倍増させる可能性あり。
肝心なとこ隠して(っちゅーか説明しようも無いんだろ)
テクノロジーだと売ってる可能性あり。
4日間の夏休みより帰還(戦線復帰)
>298
師団単位の行動だけでは、矢張り助長的な部分が出てかえって仔細な部分で無駄が増えていきそうに思えます。
とは言え、今までは、その助長的な部分が戦闘での許容性の高さにも通じていたので、良かったのですが、これからの軍縮方向による人数の削減傾向や装備の高騰化による装備数量の減少から考え、
その従来の助長性を保つのが難しくなっていくので、それを効率的な部隊運用でカバーする必要もあると思います。
米国では、海外派遣時などの緊急展開など、本来は助長性を持てる国でも、最小限の輸送量で最大限の戦力発揮を必要とされる場面が増えると言う前向きな理由もあるでしょうし・・・
(自衛隊の場合は、米軍などと比べ、どう考えても、削減されても従来以上の戦力発揮を求められるという、後ろ向きな理由が大きいとは思いますが・・・(苦
>299
しかし、現状、そこまで一気に通信システムの根本を変えるのは難しいとも思いますし・・・
私的には、まず師団と中隊の中間である連隊(実質の増強大隊ですが・・・)での融通性と汎用性を強化しつつ、
現状において物的に補いきれない完全機械化編制を、一部の機動連隊(&機甲師団の小型平均分化)に集中させ機動運用(270式さんの295発言)させて将来の完全高効率運用までのつなぎとするのが良いのではないか?と愚考。
(装備の機械化、装甲化の普及が進めば、いずれ中隊規模にするのも可能でしょうし)
(1個師団を実験的に先進的システムで固めるよりは、現状装備+αで現行の中心的な戦闘指揮組織を中心にした方が、安く、さらに全体的な規模での評価もし易いように思えますです。)
(つまり、現状の枠を大きく崩さない範囲で、なるべく混乱を起こさずに実験運用できるのでは?とか思います。)
(連隊規模なので、図演を中心に運用試験できるかな?とか(w
(で、ある程度、上の組織で運用実績とシステムを固めてから下位組織の改革に移行とか)
(実際やってみたら駄目だったり、世界がまた別の方向に向かうのなら、まだ実際の戦闘部隊がその装備体系に移りきってないので、変更もまだ可能でしょうし(w
(米軍だってペントミックとか10Kとかの失敗例、結構ありますしね)
>297
現在の英機甲連隊の連隊本部
・本部中隊
・指揮小隊
・偵察小隊
・自動車輸送小隊
・軽救急分遣隊本部
からなっており、連隊本部 直属のチャレンジャー2は2輌
各小隊の編制詳細が判らないのが残念ですが
指揮小隊が存在する為、情報管理はAPCで、
その支援を受け、直接の指揮は指揮官搭乗のチャレンジャー2でしょうか?
それとも、このチャレンジャー2、2輌は、いざっって時の直接指揮用の車両で、
普段はAPC主体の指揮小隊で全ての指揮をとるんでしょうかねぇ?
とりあえず、調査報告です。
上、追加
中隊本部はチャレンジャー2が2輌らしいです。
(どうやら中隊までは、完全戦車指揮らしいですね)
さらに詳細が判る方がいたら情報キボンヌ
情報化によって、正確かつ詳細な情報が全軍に渡って共有可能になるとすれば、
ジョミニの言うところの「輪が主力を決勝点に投入せよ」という言葉の通り、戦闘
力を適宜適正に投入できるようになるデスし、戦闘がモデル化できれば、効率的
な戦闘力の配分が可能になると考えるデス。つまり、RMAは要打撃、麻痺戦よ
り、もっとドラスティックに敵戦闘力を無力化せしめる為の方法が数理的にモデル
化されるのが極限だと考えるデス。
J3、ここで現実的に考ええると、実際的に完全な情報の共有は無理デスから、
それぞれの単位部隊に火力支援の機能が欲しく感じるデス。
そう言う意味で、3+1の従来の一般的な3単位編成は良く出来ていると感じる
デスね。
情報共有と有効活用の為に必要な機能は、
情報の収集、整理・統合、味方への配信(共有)の3つと思います。
問題はこの3つを、どの様に組織の中に織り込み、
どの様にその目的を達する組織を作るのか?だと思います。
情報管理専門の大組織創設〜既存の各組織に分担させる。
あるいは両方など、やり方は色々とあると思いますが。
(民間企業では、Cief Intelligence Officer(CIO)といって、
情報のフローの‘システム担当’のトップマネジメントをおいたりしています。
しかしそれでも、情報の重要性・価値・意味等を判断し、活用するのは、
CEOであり、経営者の大事な仕事であるようです)
ただ情報といっても、位置の情報、命令の情報、etcがあると思います。
何を誰にどうまとめて送ると、上手く動けるか?というがかなり難しいでしょう。
各指揮官に、情報分析専門のスタッフが要るようになるのかもしれません。
指揮官の能力の問題ですが、
戦車・歩兵等様々な兵科(?)があると思います。
それぞれが単独で戦闘を行う場合もあるのでしょうが、
たいてい、他の兵科との「協働が生む‘相乗効果’の強み」を
知っていると思います。
だから、他の兵科との連携が必要になったときは、
自発的に支援を求める様にすればよいのではないかと思います。
(混乱を避けるため、上級指揮官経由にするべきか、
即応性重視で、権限委譲して直接依頼出来る様にするべか、
という問題がありますが。)
つまり他の兵科の上手い指揮は出来なくても、大雑把な運用がわかっていれば、
何時、どう支援を求めれば、「その道のプロ」の支援を得られるのか?
くらいはわかるんではないかと思いますが、どうでしょう?
逆に、
「今は戦闘に参加してないけれど、他の戦闘中の味方の支援をしたほうがよさそうだ。」
と判断できれば、自発的に支援を提案するのも良いかもしれません。
直接の提案が無理なら、相手のひとつ上級の部隊の指揮官に提案するということも、
あって良いのではないでしょうか?
いずれにしても、自発的・積極的な思考と行動の存在が鍵でしょう。
全体的な傾向として、個人への知識集約と、情報処理能力向上が求められる傾向が
あると思いますが、これは困難なのでしょうか?
例えば、良い悪いの判断基準を「味方の被害を最小に、敵の被害を最大に」とすれば、
この方向で全体の行動・各個の思考に、ある程度の一貫性を持たせられ、
協働を容易に出来ると思うのですが。
モデル化という話が出ていましたが、
気をつけないと凄まじい量のモデルを暗記せねばならなくなります。
これ以外に、
「どういう場合に、協働(歩兵+戦車など)が生む‘相乗効果’が最大になるか?」
と「その根拠となる理論」を考えられる様にしたほうが良いと思います。
(「味方の被害〜、敵の被害〜」等を基準にして)
>307〜309
情報評価
前出の現在アメリカが編成しようとしている緊急展開用部隊の「(暫定)旅団戦闘団」にも「軍事情報中隊」というものが見受けられます。
編成表を見た限りでは本部とは別に存在してますので
これが
>各指揮官に、情報分析専門のスタッフが要るようになるのかもしれません。
にあたるのではないでしょうか?
自衛隊でもRCTレベルで情報担当将校が付いてますし
このあたりが、今後拡大される必要がでてくるのでは?
しかし・・・
自発的な上部組織への支援要請は現在でも十分行われている事ですし・・・
そのシステム自体よりも、その要請と他の状況を照らし合わせての評価判断の速度UPと正確度UPが必要なのだと思います。
(要請が上部に届き評価されるまえの速度向上も重要とは思いますが、評価判断が遅ければ、もしくは間違ってしまえば、全部無意味と化すと思います。)
(最悪は、要請が受理され支援が行われるころに部隊が全滅とか・・・)
(要請が古い情報を元に間違った状況判断されて、支援が却下・・・為に全滅ってのもあるのでシステムも大事でしょうけど・・・)
(過去の戦例では、これらは非常に多いと思います)
で、情報の共有と言うのは、
その評価判断速度と正確度UPに最も威力を発揮する部分と思います。
で、正確度と参照情報最新度のUPは通信情報機材の強化で可能と思いますが
それによる「判断」は人間の能力に依存する為、簡単には強化できないと思います。
そのあたりで専門スタッフ強化(人員教育育成を含む)施策が必須なのでしょう。
で、それが最大の問題で障害のような気が・・・
(ただでさえ難しい有能な参謀の大量養成が必要になってしまいます)
311 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/21 19:57 ID:nGZgHd/P
情報の共有・集約について、いろんな意見があるね。
まず、情報ちうもんだけど・・・
1 彼我の現況(位置・勢力)
2 企図
3 命令・要請
がごっちゃになってるねぇ。
で、この中で一番取得・整理困難なのが2番、1番そして3番なわけだよ。
>現状では
2番は「兆候上」と「戦術的妥当性」から判断しなくちゃならん部分があるから
これは「分析」ちうもんが必要になるよね。
だから、これを自動化するのは困難だし、「兆候上」を正確に取得したほうが
より正確に判断できるよね?
1番は、現状でも十分可能なわけだし、別に大規模な組織作らなくても出来る。
ただ、やっぱりより正確な状況踏まえた人間にする命令は、ようわかっとらん
人間にする命令より簡潔・短節にできるよね。
極端な話「行け!」だけで通じるかもせん(笑)
312 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/21 19:57 ID:nGZgHd/P
続きな。
情報収集の努力はそら必要だけど、これはようわかることだから黙ってても
力はいるんだよね。
ただ、それを「掌握」するのにえらい時間がかかるし、現職の軍人の練成
は「現況の掌握」にあると言っても過言じゃないくらい難しいんだよ。
だから、コンピュータ技術を使った「集めた情報(事実)の管理」と
「各級指揮官に必要な情報の切り出し」をする中央組織があればいいと
いうお話ね♪
・・・すまんね、編制の話とちと外れて・・・
情報化は重要デスけど・・・ ただ、緑たんの言う通りに現状の延長線上として、
情報そのものは考えるべきだと考えるデス。例えば、データウェアハウスとかあるデス
けど、情報の扱いそのものは変わらないと考えるのデス。
情報を収集し分析して配布するという流れは変わらないデスしね。
それを、効率化して、どう生かすかという話デスよね。
--
数理モデル化さえ出来ればカスパロフを破ったDeepBlueのように、計算機の力が
使えるようになると考えるデス。
314 :
270式 ◆AigTgxYE :02/08/21 21:32 ID:zZSdBS6S
大隊長がいない以上、必然的に中隊長のところに指揮通信機能の末端を設置
するほかはないとおもう。
小隊長からあがってくる情報(予兆)(斥候)(現況)などは中隊長指揮車への
伝達と同時に連隊-師団-方面まで短時間に上がるだろう。
いっぽう上からの情報の流れはクラスの分類で下に下がる都度減少されるシステムで
なければならない。
たとえば中隊長が知り得て役立つ情報の1つとしては自己の部隊と配属部隊その位置と
現況と、相対する敵の位置と現況なわけで、システム管理としてどこまでの情報を
誰に落とせばいいのか、というのを今やってる最中なわけです。
315 :
270式 ◆AigTgxYE :02/08/21 21:34 ID:zZSdBS6S
はっきりいって中隊長に落とす情報としては半端な部分も多いね。
大隊間接があれば流れもいいような気がするが、こういうところでも3単位の
ほうがスッキリしてる。
316 :
270式 ◆AigTgxYE :02/08/21 21:43 ID:zZSdBS6S
指揮通信車の配分というところから考えるとおもしろいかも。
たとえばうちなら4コの普通科中隊全部に指揮通信車置くの?システム考えれば
大きな通信車になるけど、130人に1台の通信車が妥当かな?
小型の情報装置で可能な部分も多いでしょう…
野戦で軍規模の行動の一部分を担うとある中隊が指揮通信車を持って優位に
状況を構築する、というのはわかるけど…
こういう面で考えても大隊あれば大隊本部に指揮通信持っていって、通常2中隊に
通信車を派遣してって図式も成り立ちますよね。
中隊と大隊もしくは連隊との時間的、空間的距離によりけりだと考えるデス・・・
本来のペントミック編成は中隊独自の作戦能力の向上を狙ったものデスから、
その考えにしたがえば指揮通信車を1台ずつあるべきとなると考えるデス・・・
でも、予算のかねあいもあるデスしね・・・
大隊麾下のというのを考えると、難しいデスよね・・・
318 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/22 19:01 ID:BwJGAFIh
>270式
中隊長に情報を「選択させる」ちう案はないの?(笑)
反対に上級指揮官にも同じことが言えると思うけどさ。
「座標00000000に小銃1丁、方位0000に向いている」
ちう情報があったとする。
一般的には、小銃の1丁がどっち向いてるかなんぞ、組長やせいぜい小隊長
レベルのもんだろうて。
でも、その地域に現れた情報がそれひとつしかなかったら、それをどう評価
するのかい?
情報の選択は「欲しい人」に選択できるようなほうがいいと思うがねぇ。
319 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/22 19:06 ID:BwJGAFIh
で、最終的に求める方向は
「彼我の現況図の完成」だな(笑)
我の現況図も完璧に出来上がって、敵のそれも完璧に出来上がれば
そら推測なんぞしなくても相手の手の内読めるわな(笑)
>普通の軍人だったら
現況図描くのに、2科と3科でもめることもなくなるし、1科4科の
情報もそれに含めれば、概要も一目でわかるし、何よりも現況図書いて
それを維持するだけのために人取られなくてすむし・・・
すごい地味だけど、すごい効果あると思うな。
戦場の情報は、生のままばびゅーんと中央まで上がっていくんじゃないで
しょうかね?
そして中央(といっても、一個所に固まって存在してるワケではないという、
日本語的にアレな「中央」ですが)で各段階で使い易いよう加工された
メニューが並ぶという。気象庁のシステムに近いのかな?
ともあれ、個々の小銃手ですら高度なセンサーを装備するようになっていく
でしょうし、それがデータリンクされていく方向は、すでに既定と考えます。
(それガ成功するか否かは措くとして)
中隊の独立戦闘能力なんですが、日本の地積というか、盆地という広さで
みていくと、数個中隊からなる戦闘団の単位が、やっぱり使い易いわけで。
現陸自のRCTは、その中で最大規模の戦闘能力を目指した単位なんだなぁ、
とか思います。
(特科に至ってはGS大隊から増派受けた場合、前方展開した普通科中隊を
特科中隊が支援するという濃ゆさ。ただ今は、DSもGSもありませんが>特科)
これが旅団以上の単位だと指揮範囲が山越えてしまうわけでして、そうなると
建制で保有すべき火器の性格も変ってきそうな気がしますね。
とすれば、見通し距離での戦闘を戦う単位として大隊(あるいは現行連隊)
規模で一括りしたほうが、好いように思います。
この大隊戦闘群(現RCT規模)を構成する中隊の数と職種を、フレキシブルな
物にする必要についても考えてはいるんですが。
321 :
厨佐:02/08/23 10:05 ID:???
厨隊を卒業、大腿に翔ぶの♪
もし、同レベルに近い軍隊との戦闘になると、
考えているよりも、はるかに、戦車、歩兵の消耗は大きいと思う。
今後進められる、普通科連隊の
完全編制3中隊+予備役1中隊
の4単位は、そこらへんよろしく、ってことなんだろう。
中隊に焦点が当たらざるをえん、ってとこ。
3単位のように運用されるが、スペア(予備)で1中隊必要ってとこか?
(戦術的な運用の予備と言うよりは、組織を維持するためのスペアの中隊?)
このプロトタイプの内容(編制)を希望。
各中隊は何個小隊か?各小隊の編制は?
中隊に対応して、支援する戦車が1小隊くらいって感じなのかな?
現実(戦闘時)の運用だと。
>321
>予備役1中隊=スペア(予備)
違いうと思いますよ。
単なる人員削減のあおりじゃないですか?
そもそも充足していない人員を、現状に合わせみて
どうしても、各連隊にかなりの欠員が「既にある」
で、その欠員の部分を「予備役」にしておこう。
と言う考え、実際に予備役が、現代の高度な実戦に
直ぐに対応できるかという部分にかなり問題を感じますので・・・
彼らは実際には、後方支援活動が主となると思います。
で、前線は、やはり現役の場所でしょう。
しかし戦車連隊のコア化って・・・
コア化連隊は有事の際に本当に戦力化できるのか?
私には、前にも書いたように、どうみても予備の稼働戦車&部品プールとしか思えない・・・
(戦車の場合は搭乗車が撃破されても、乗員が脱出できる場合も多いですし・・・)
(そこで生き残った現役の搭乗員に、すぐに車両を与えられれば、即に戦力化できますから)
(現実には、従来、予備の戦車など皆無に近かったですからねぇ)
(脱出した乗員は戦車が改修され修理されるかするまで放置・・・もしくは他戦車の負傷者/戦死者の補充)
(最近の戦車とかは車両が撃破されても乗員の生存性が上がってますから、予備の車両は便利て言えば便利かも)
323 :
厨佐:02/08/23 12:12 ID:???
>戦車連隊のコア化
それって、昔ソ連のカテゴリー2とか3みたいな連隊作るってこと?
>4番目の中隊
だとしたら、連隊ごとに予備役化(カテゴリー3)した方が良かったりしてね。
俺的には、4番目予備役中隊で均質化の方が好みだけど。
>323
どっちかてーと米軍の州兵の方が近いんじゃないでしょうか?
通常は1/3程度の現役兵だけで、有事には予備役(予備自衛官)を配属して部隊を充足させる。
でも・・・予備役は訓練未熟だし、召集されて、どれだけが本当に到着するか、
それもいつになるかの確証は持てないし・・・
で、普通科中隊も連隊自体をコア化だと・・・
自衛隊の場合は連隊戦闘団単位での行動が多く、
乙師団だと、もともと3個連隊しかないので、まさか1/3(師団の30%)をまるごと予備役は厳しいかな?と思います。
せめて20〜25%程度に押さえようというのが第4中隊のコア化って事だと私は認識してます。
325 :
厨佐:02/08/23 16:14 ID:???
>>324 なるほどねえ。勉強になる。(しなくていいよーな気もするが・・・)
俺も戦車連隊のコア化には反対だな。
そして予備役充足中隊は、補充兵中隊みたいになり、
実際には、3単位(3中隊)みたいな運用になってしまうのでないだろうか?
現実には、普通科連隊1に戦車中隊1が対象(割り当て)し、戦闘団となるんだろうな。
まあ、豪華な大隊みたいで、それもいいか。
名前を1列ずらすとしっくり行くかも?前に誰か言ってたが。
連隊→大隊
師団→旅団
方面隊→軍団
第4中隊のコア化って昔の話だろう。
>325
現状の通常での連隊戦闘団(RCT)の基本編成
・普通科連隊x1
・特科大隊x1
・戦車中隊x1
・施設中隊x1
・通信小隊x1
・高射小隊x1
・他支援部隊
>326
コア化はそんな昔じゃない、1995〜2000年にかけての決定
(もうコア化部隊の再編は完了したのかな?)
2005年には、さらに新大綱を策定するつもりらしい・・・
さて、どうなるんでしょうね。
(私は編制マニアなので・・・結構、楽しみだったりします)
328 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/08/23 21:22 ID:LlPHocm8
>>318 あっもちろん中隊長は上級指揮官ですから1〜4科に跨ぐ情報を
完全掌握して自部隊の判断と決心の質とすることがよいですよね。
防衛計画の与えられた責務(時間ほか…)が動かないなら
裁量は中隊指揮官がその範疇で得るべきだとおもいます。
即応予備役は質がよいので拡充できればコアの拡大もできるかもしれませんね
>>327 コア連隊ができたおかげで、他の連隊の4中隊は機動中隊になっていくのだ。
330 :
厨佐:02/08/24 11:04 ID:???
>即応予備役は質がよいので拡充できればコアの拡大もできるかもしれませんね
ふーん。
限り無く、米国の予備役に近いのかな?
貧乏国(カテゴリー3とか)ってより。
ただ、あまり予備役の手当てとか高くは無いんだよね。びっくりした。
なんであれ、予備役が召集されて実戦投入された時、悪く言ってはいけないね。
それは政治の問題であり、予備役自身は、すなおなボランタリティー(うそ英語)
の発露だね。あの手当ての値段は。
331 :
名無し三等兵:02/08/24 11:10 ID:KOr1uIhC
防衛費が切迫している現在においては陸自のリストラが最も効果的なわけですな。
だから使える・使えないはともかく即応・予備・予備補ってのをつくったわけでしょ。
現役の現員数を半分にしたらカナリ人糧費が落ちるから陸自もコピー用紙官ピンになるかも・・。
まあ陸幕が陸上戦力が昔ほどいらないことを一番分かってるから内局主導の統合にも積極的なわけだし。ポスト増えるからね。
正直言って空・海に貴重な資金を投資すべきなんだろうな。
332 :
厨佐:02/08/24 11:14 ID:???
特に北海道は必要無いもんな。
ほんとに妄想に近くなってしまう。
その代案(北海道編重の代案)として汎用機動化(将来の選択肢を増やす)
と考えるのだが・・・
北海道編重配備を続けてると、どこかでばれて、
反動で変なことになっちゃうぜ。
333 :
名無し三等兵:02/08/24 11:19 ID:KOr1uIhC
J板とかで海・空(特に海)が陸にちょっと文句いうと陸の人々が非常に感情的に反論してますな。
けっこう笑えるけど。
まあ今ほどいらんことは確かだね。やっぱり。
334 :
厨佐:02/08/24 11:31 ID:???
将来に向けての高機動化だと思う。
サイズ縮小して、将来の多用な選択に耐えうる編制と装備だ。
張り付け師団で満足してるのがおかしい。
実験部隊と言うよりは
(モデルとなる精鋭部隊と精鋭装備を、いざとなれば拡充する)
「謎の敵」にあい、対してるって感じ。
片腹痛いほど、弱体で見せかけだけで、国力も無いことを
(仮想敵:ロシアと北朝鮮)
知っているはずだ。
俺が司令官なら、北海道は1っ個旅団で守れる。
ならば、他の旅団は他の準備をするべきなんだ。(北海道に駐留してたとしても)
50年後に耐え切れぬほどの負荷がかかるかもしれないぜ。陸上部隊に。どこかで。
その時は、血でもってあがなってもらおう。
(って、それって徴兵なのよ。断じてゆるせん!怠慢に近いぜ。)
とは思って無いが、おかしいのは確かだ。
レーション食うより気合入れろや。
今更だけど、自衛隊の81mm迫撃砲小隊及び重迫撃砲小隊は
小隊(4門)×4
ではなく
小隊(3門)×4 ね。1個小隊内に3個分隊。
3門単位なのは、試射及び射向束点検がやりやすいため。
336 :
厨佐:02/08/24 11:48 ID:???
砲は3進法だろ?
経験から来てるんだから、それが正しいだろ?
>3門単位なのは、試射及び射向束点検がやりやすいため。
まともな教示を始めて受けたぜ。さんきゅ
一般人だって、そのくらいの知識は持ってるべきだ。
まして、「シビリアン・コントロール」とやらの文官ならな。
>>335 ???4門だろ?人がいないから2とか3で運用しているわけであって・・・
実際2門ずつ2目標にむけて撃つときあるから4門だよ
>>335 それに試射ってのは基準砲一門でやるんじゃない?
339 :
335:02/08/24 13:03 ID:???
>>335 いや、自衛隊では人がいようといまいと迫撃砲小隊は3門。
人員が不足している重迫撃砲中隊では小隊の数を減らして運用している。
>実際2門ずつ2目標にむけて撃つときあるから4門だよ
初耳。特科ならともかく、射撃指揮班が3名しかいない迫撃砲小隊では、
2個目標に対する同時射撃指揮はまず無理。
>>338 ちょっとまってね、これから説明文を作るから。
>>339 小隊4門で、陣地変換するときには2門だけ先行して、もう2門は射撃準備の態勢を取るこ
ともあるね。逐次躍進は砲においても言えること。
342 :
335:02/08/24 13:38 ID:???
>>338 試射は確かに基準砲1門で行います。335で言いたかったのは射向束点検のことでして、
書き方が不適切でした、ごめんなさい。
砲が3門なのはそれ以外にも理由があります。攻撃目標が建物等の点目標であれば、
射撃諸元は基準砲にあわせてそれぞれ内側にツメれば
3門だろうが4門だろうが問題ありません。
射撃目標が陣地(正面幅50m×奥行50mと仮定)の場合、3門編成なら
基準砲を陣地の中心への射撃諸元にして、1番及び3番砲も同じ諸元で射撃すれば
砲の間隔どおりに弾着するので、手間はかかりません。(手間っていうのもアレだけど)
問題なのは4門の場合、基準砲(2番か3番?)を陣地の中心への射撃諸元にすると、
1番砲もしくは4番砲の弾着が目標からはみでてしまいます。
なので、射撃指揮班としてはその分を修正しなくてはいけないので、手間がかかります。
>>340 ぐはっ、うろ覚えスマソ
>>341 これは、、、初耳。2番砲だけ先行して1番及び3番を残すってのはよくやります。
まああったとしても通常の編成は1個小隊3門なのは間違いありません。
20分かけてこれぐらいしか書けないとは・・・説明不足ですみません。
>>342 実際は普通化中隊が4個小隊だから4門というどうしようもない理由だから
3門でもいいのだが、特殊な状況では増強小銃小隊に1問ずつ貼り付けて
砲列観測射撃なんてことがあるからな。
>>331-334 を読んで、思いっきり突っ込んでやろうかと思ったが、とりあえず戦争状況の想定すらろくにできない素人を吊るし上げるのも逆に愚かな厨房なのでやめておく(藁
というわけで、陸自不要論に対する反論だけ書きこまさせてもらうよ。
というわけで簡単に説明すると、ロシアがソ連に比べて弱体化したのは事実だが、だからといって仮想的としての脅威が減ったわけじゃない。
日本は政治的経済的にロシアが敵に回らないような努力をしていないし(日ソ間にはいまだに平和条約が締結されていないしロシア経済の日本への依存度は非常に低い)、戦略的な切り札となる核兵器はまだまだ十分な数が運用可能状態にある。
だから、ロシアが軍事的な威圧を背景にした強圧的外交に出ようなどと考えないように、対日戦は非常に困難であると思わせられるだけの戦備を北海道に用意しておく必要はあるわけだ。
北海道の部隊を減らしたかったら、さっさと平和条約を締結して、ウラル以東のロシア経済を日本とリンクさせて、ロシア政府が逆に開戦を躊躇する様な状況を整備するべきだね。
ちなみに、敵が大規模な機甲部隊だけで攻めてくるとか、少数の特殊部隊だけで攻めてくるとか、そういうことは当然無い。
民間船に偽装した輸送船舶で軽装歩兵を大量に送り込み、武装難民として暴れさせると言う手だってあるのだ。
軍人と民間人の区別は、ハーグ陸戦条約の条項の通り、極論だが制服を着ているかどうかでしかつけられない。
もしそれを逆手にとって大量の軽装歩兵を難民として送り込まれた場合、現状の日本の警察の体制ではとても対処しきれないわけだ。
そして、現在の陸自の戦力では、そうした同時多発的な攻撃を短期間に掃討できるだけの数がいない。
戦車や重砲はあるから、一つ一つの敵部隊は簡単に掃討し、殲滅できるだろう。
問題は、それらの重装の機動部隊の数が無いって事だ。
つまり、上陸してきた敵を順番に一つ一つ潰していくしかできないわけで、その間に上陸してきた敵は、体勢を整え場合によっては日本国内の反国家勢力の協力の元にさらなる被害を民間に与えることが可能であったりする。
まして、ここで敵に大規模港湾を占拠されて、敵の正規軍に上陸されたら目も当てられないことになるね。
何しろ、陸自は数が圧倒的に足りないから、上陸してきた軽装歩兵の大群と、敵の正規軍部隊の両方を同時には対処できないわけだからね。
陸自は、不必要などころか、むしろ急いで機械化や機甲化や空中機動化を進めないと、法的な意味での戦争ではない事変を仕掛けられた場合への対処ができないという事になるのだよ。
さて、これだけだと単なるスレ違いなので、こうした状況にいかに対処できる編成にするか考えてみる。
まず重要なのは、敵に上陸をしようなんて気を起こさせないことだが、まあ戦略核兵器を保有していない日本にそれは不可能なので、あきらめるとしよう。
次に考えられるのは、米軍の存在による抑止力だが、問題は日本がアメリカに対して誠実な同盟国ではない、という現状なわけだ。
同盟国か否かと言うのは、いかに締結された条約とその精神に対して誠実であるか、なのだが、何しろ日本は憲法第九条を盾に色々とごね倒してアメリカと一緒に戦おうとはしなかったわけだからね。
戦場で肩を並べて戦った記憶を共有していない以上、アメリカが日本に対して、核戦争を覚悟してまで共に戦ってくれるかどうかは、未知数としておくしかない。
これは愚痴だが、湾岸戦争い日本が参加していたら、アメリカは日本を「戦友」として扱っていてくれていただろうし、そうすれば中国や北朝鮮や韓国の脅威にここまでもめることは無かったろうね。
さて、少なくとも米軍の存在する地域、沖縄本島や首都圏は、敵の攻撃に対して安全であると考えてよいと思う。
アメリカは、自国の市民に対する武力行使を、黙って見過ごす様な日本のような国ではないからね。
そうすると重要なのは、政治的目標のための限定攻勢であると考えるべきだろう。
つまり、日本のある一定地域を占領して、それと引き換えに日本に政治的譲歩を強要すると言う昔懐かしい戦争なわけだ。
そして、そうした戦争の対象となる地域は、沖縄本島周辺を除く南西諸島、北九州と中国地方、若狭湾から能登半島にかけて、佐渡島とその周辺の日本海側沿岸、北海道、とここらへんになると思う。
上にあげた地域を勘案して、日本をいくつかの警備管区に分けてみよう。
この警備管区が、上で例の一つとしてあげた偽装武装難民や、ゲリコマによる着上陸侵攻に対処するための単位となるわけだ。
とりあえず、今の自衛隊の師団や旅団を基幹として考える。
道北、道東、道央、道南、東北北部、東北南部、関東、甲信越、東海、北陸、近畿、中国、四国、北九州、南九州、南西諸島、となる。
で、これらのうち、敵の正規軍の着上陸の脅威の最も高い地域が、道北、道東、中国、北九州の4箇所となる。
そして、この4箇所の地域の後背にあたり、反攻転移の為の機動部隊を配備しておくべき地域が、道央と南九州になるわけだ。
ということで、道北、道東、中国、四国の4箇所には、敵の内陸への侵攻を防ぎ、占領地積を拡大させないための歩兵主体の師団を配置する。
そして、道央と南九州に、反攻転移の為の機甲師団を配置すると、非常に重厚な防衛体制が構築できると思うわけだ。
ちなみに、甲信越や北陸への敵の上陸に対処し、これを当該地域の管区警備部隊と協同して無力化するために、東海に機甲師団を置く必要があると考えられる。
これは、北海道と九州に着上陸してきた敵の正規軍に対する反攻転移にも使えるわけだから、非常に美味しい位置に戦略予備が存在するという事にもなるわけだね。
ちなみに、名古屋港が大規模港湾としては非常に大きな能力を持っていることもあわせて指摘しても良いかと思う。
さて、4個の歩兵師団と3個の機甲師団以外の管区警備部隊は、基本的に旅団でかまわないと思う。
というより、師団編成にする人的余裕が無いと言うべきなんだが(藁
さて、敵の偽装武装難民の着上陸侵攻に対処するためには、とにかく重要なのが速度であることは、説明するまでも無いと思う。
なにしろ、各種重機材を揚陸して部隊を整える手間が無いのだから。
そうなると、上であげた地域に、即座に展開して敵を掃討できる空中機動部隊が欲しくなってくる。
今の陸自は、甲信越担当の12旅団にその任務を与えているけれど、佐渡島とその周辺の日本海沿岸地域をほっぽらかして部隊を他に転用するというのは、非常に危険であると思われるわけだ。
というわけで、北海道から南西諸島まで、まんべんなく行動半径に収めることができる地域は無いか、と考えてみる。
そうすると、南東北と四国がちょうど良い案配の場所となるわけだ。
ここに、空中機動旅団を置いて、佐渡、壱岐、対馬、五島列島、奄美大島以北への緊急投入に対応してもらおう。
空中機動旅団は、可能ならば一度に1個普通科連隊戦闘団を空輸できるだけの能力が欲しいのだけれども、さすがにヘリが足りないのでそれは諦めよう。
だが、最低でも1個中隊、可能ならば集成大隊戦闘団程度の部隊を空輸できるだけのヘリは持たせたいところなわけだ。
実は南西諸島担当の旅団も同じで、空中機動化させたいところなのだけれど、空中機動化は軽歩兵化と同義だから、反攻転移の為の機動部隊がいなくなってしまう。
というわけで、南西諸島の旅団は、一部を空中機動化させ、一部を機動部隊化させ、独力で完結した機能を保有させないといけなくなるだろう。
349 :
厨佐:02/08/24 16:47 ID:???
>民間船に軽装歩兵を積む作戦
見事な見識だ。っちゅーか、小説にもあったが、
役立たずの赤色空挺師団なり空中機動旅団(笑
を利用する数少ない作戦だろうよ。
けど、あんまたいした案じゃ無いね。
本職が考えたもんとは思えない。
学校からやりなおせ。
軽装歩兵の戦闘力の評価ができてない。
エアカバーの無い上陸作戦なんか何が怖い?
騒乱状態だったら、日本赤軍だって作れるだろうよ。
そおいう軽装歩兵を対敵とシミュレーションするに、
なぜ、機甲と歩兵に分ける?
要は機動力じゃないのか?
そのような想定は、機動力が増えるほど必要兵力は減るんじゃないのか?
トカレフ持った軽装歩兵なら小樽あたりに山ほど来ては、売って帰っていくぞ(w
だいたい、「戦友として肩を並べた」どうこうというエモーショナルな動機で米軍が
動くと思っているのは、ミリオタならではの戦争に抱くロマンチシズムだね。
>>349 GF活動による基地、レーダーサイトへの攻撃は十分に考えられるデス。つまり、エアカバー
の提供は可能デス。主導権は敵にあるのデスよ。さらに、FBによる攻撃や、弾道弾、巡航
ミサイルによる攻撃とかもあるデスね。
機動力が増えたところで策敵できなければ意味が無いデス。このような非対称的な攻撃の
場合は、山狩りのように包囲網を圧縮せねばならないデスから、機動力が大きく意味を果
たすとは考えがたいデス。
エア・カバーなんて、日本の空軍力程度では空間的にも時間的にも隙間だらけの
モノしか構築出来ないって問題はどうしましょう。
アルデンヌの戦いにおける独空軍の作戦を見ても分かるように、圧倒的劣勢下に
おいてさえも一時的な航空優勢は確保可能ですが。
地上部隊の過疎化(としか言いようのない状況)は、その小さな空隙を利して
彼に軍事目標を達成させる機会を増大させるんじゃないかと、危惧するんですがね。
いかに機動力を向上させようと、同じ部隊が2個所3個所に同時に存在できる
ワケでも無いですし、少数精鋭主義はチョーク・ポイントを生じ易い。
マップひろげてユニット置いてみると、現在の体制でも恐いっすよ。私は。
>>349 いやあ、全くもって見事な戦略眼、戦争の対極を見据えた素晴らしい見識、というのはつまらん返しだからそっちへ退けておくとしよう(藁
というか、エアカバーが具体的に何を意味し、何ができて何ができないか、と、軽装歩兵の持つ利点と欠点とについてわざわざ説明せにゃならんとは思わなかったよ。
さて、厨佐殿がエアカバーと言うときの具体的なイメージは、いったい何なのか具体的な指摘が一切無いのでそれを考えていくことから始めようか。
まず重要なのは、航空機が陸上部隊に対して持つ優位性の根本は何であり、劣位性の根本は何か、という事だ。
航空機は、地形に制約されずに目標地点(これは実は重要な点だ)に、相対的速度でより早く到達し、より高い位置から偵察と攻撃を行うことができる。
これが優位な点だね。
欠点として、時間軸で考えたとき、航空機はあくまである一定の時間のみある点に存在し得ない、という事がある。
さらに、きちんと機能する根拠地によって支援を受けないと、そもそも兵器として運用することができない、という点で、陸上部隊よりはるかに大きく後方基地に拘束されるという限界がある。
つまり、エアカバーを24時間四六時中被せ続けると言うことは、それこそ米軍でもない限り不可能なのであり、当然我等が祖国日本に、そんな能力はありはしないわけだ。
ちなみに湾岸戦争で米軍がイラク軍に対して行った様な攻撃は、サウジに十分な能力を持った後方支援基地があり、その基地機能が脅かされなかったからである、という事を、空軍万能論者は何故か無視するね。
国内に膨大な数の敵性国家の工作員が潜伏し、国民の一部に兵器で外患誘致をやりかねない連中が大手を振って歩いている日本で、それだけの基地機能をどこまで維持できるのか、それは真面目に考えてみると楽しいことになるぞ。
航空機が陸上部隊にできる支援ってのは、上空からの情報収集と、まあ通り雨みたいな爆撃くらいなもんなわけだ。
さて、北方に被せることのできる空自のエアカバーは、要撃戦闘機が2個飛行隊50機弱、支援戦闘機が2個飛行隊50機弱と見ていいだろう。
西方に被せられるのは、要撃戦闘機が60機強、支援戦闘機が20機弱、んなところかな?
確かに、F15JやF2といった、非常に有力な戦闘機を装備している点で大きなアドバンテージはあるが、問題は日本はあくまで専守防衛で敵の攻撃は第一撃を「絶対に」受けなきゃならない立場にいる、という事だ。
いくらF15JやF2だって、基地にいることを襲われればMig21やF5にだって破壊されちまうことだろうよ。
当然、敵の軽装歩兵の奇襲によって、航空基地の機能が失われるか、そうでないまでも一時停止する恐れは十分にあるのだよ。
ちなみに、第二次大戦の経験則から、基地機能が万全に機能したとしても一度に上げつづけられる航空機の数は、稼動機数の1/4がせいぜいだって言うのは当然知っているだろう?
稼動機数も、一応日本は航空機のライセンス生産を行っているから部品等の供給はできるわけだから、80%以上は確保できるだろうけど、で整備中の機体は絶対に出てくるわけだ。
つまり、常時上げておける数が最大でも20機弱でしかない戦闘機で、どうやって初動でエアカバーを確保し、他の方面から投入される増援が到着するまで制空権を維持すりゃいいのか、ぜひとも厨佐殿にご教授願いたいものではあるな(藁
それに対して敵は、自らの望む戦場に、手持ちの機体を好きな数だけ投入できるわけだぜ。
空自は、敵が一度に100機投入してきたから、こちらも80機全機投入、なんて真似は当然できないわけだ。
以後の航空戦闘に、必ず投入可能な機体を残しておかなきゃならないわけだからね。
もし一機残さず上げてしまって、そこに例え旧式機10機でも敵が突っ込んできたら、目も当てられないことになるんだからな。
つまり、一時的に空自が重要局面で陸自にエアカバーを被せることができない、と言うことも、当然出てくるわけなんだよ。
第4次中東戦争におけるシナイ半島でのエジプト軍とイスラエル軍の戦闘経過は、厨佐も当然知っているだろう?
ちなみに、日本はこの場合はイスラエル側に相当するんだぜ。
しかも、陸自の自前の高射火器の不足については、それこそアリアドネやPANZERまでもが指摘している常識中の常識なわけだったりする。
ただでさえ数が無いところに、最初の一撃は食らわなくちゃならん、というハンデがあるんだ。
他の方面から引っこ抜いてきた航空機が、戦力として計算できるようになるためには、まずきちんとした基地に展開させ、その基地で整備と補給を受けてから、方面の防空指揮をとっている司令部とちゃんと打ち合わせをしないとならんのだよ。
大戦略みたいに、向こうからぽんと駒の様に動かして、すぐ戦場に投入するなんて真似は、実際の戦場じゃまずできないことだって言うことは、戦争の常識中の常識だと思っていたんだけどね。
ちなみに戦力の逐次投入は、絶対にやっちゃいけない事なのも常識であり、ある方面の航空作戦機能が崩壊したら、すぐ他の方面から航空機を投入して航空優勢を奪回できる、なんてことぁ絶対に無いわけだ。
主導権を最初から敵に握らせるの事覚悟なのが専守防衛である以上、最前線の部隊は敵の第一撃で壊滅的打撃を食らう覚悟の上で防衛計画を立てなくちゃならないんだよ。
さて、軽装歩兵についてだが、どうも過大評価する奴と過小評価する奴が多いので、改めて説明するとしよう。
歩兵の最大の機能は、数が多いことと、人間が存在できる場所なら何処にでも入っていけるということだ。
つまり、いつでも、どこででも戦闘ができる、という偏在性なんだよ。
ちなみに、突撃銃と軽機と携行対戦車火器しか持っていない歩兵でも、警察では当然排除は不可能なわけだ。
そうなると、どうしたって陸自が出て行って駆除しなきゃならん。
ところがだ、それが一個分隊10人や、一個小隊40人とかだったら、普通科を一個中隊も送ってヘリと装甲車に支援させればあっという間だろう。
いや、本当は敵が市街地かなんかに篭られたら、掃討するのもえらい大変なんだけどな。
ところが、これが一個中隊100人とか、一個大隊500人とかの規模で上陸してきたら、えらいことになる。
一箇所に上陸してくれるならまだしも、複数箇所に分散して小隊や中隊規模で上陸して、あっちの山に篭ったり、こっちの村に篭ったり、そこの街に篭られたりした日には、たまらんことになるな。
まして、歩兵が肩に担いで運べる迫撃砲や工兵機材まで持ち込まれた日にゃ、対戦車ヘリや師団砲兵に支援させた普通科連隊戦闘団でも投入しないとえらいことになる。
普通科だけでも排除は可能だろうが、今度は時間と人員機材を損失する羽目になるからね。
だったら、戦車を前面に出して敵の攻撃を無力化しつつ、砲兵と迫で戦場機動を妨害し、少数づつ孤立させて潰していくのがベストという事になるんだよ。
別に敵と軽装歩兵のワールドカップをやるわけじゃないんだ、より短い時間とより少ない損害で、敵を殲滅するのが、陸自の仕事なんだよ。
ところでだ、軽装歩兵は運搬と展開が楽なのが、最大の武器なんだな。
こう言う連中が捨石になって、陸自のただでさえ少ない部隊を拘束したらどうなる?
適当に日本国内の道路や鉄道、電送線、水道、そうしたインフラを破壊しつつ、わしゃわしゃと少数の歩兵が国内を動き回る様なことが起これば、膨大な数の部隊がそいつらと追いかけっこになるわけだ。
しかも、そいつらに協力しようって、わけのわからん連中も、この国には山のようにいるわけだからね。
ちなみに、具体名をあげるのも名誉毀損云々で面倒なので、1951年に日本共産党が朝鮮戦争にあわせて蜂起した事件について調べてみるよう忠告だけしておくとしよう。
キーワードは、人民艦隊とか、トラック部隊とか、中核自衛隊とか、あと白鳥事件かな。
閑話休題。
とまあ、数人、十数人じゃなく、数百人、数千人の歩兵を上陸させ、民間を襲って食料や車両等を徴発しつつ破壊活動を続ける、なんてシナリオは、軽装歩兵じゃなきゃできない仕業なわけだ。
漁船だろうが、内航船だろうが、とにかく運んで揚げりゃいいんだから、これは軽装歩兵でしかできないことなのだぜ?
そして、これが重要なのだが、これでいったいどれだけの数の陸自部隊が、どれだけの時間、こいつらを駆逐するのに拘束されることになるのか、という事だ。
重要なのは、機動力と時間はトレードオフできることだが、しかしそれも数があってのことだってことさ。
358 :
厨隊:02/08/24 19:11 ID:???
細かいところはともかく、
すべてを守ろうとする者はすべてを失う
と言う言葉を贈るよ。
上陸して来た敵を打撃するんだ。
そのために戦域から戦域へ機動する能力。
南西諸島に初動できたってしょうがない。
それを再奪還する能力。
基本的な間違いがあるんじゃないのか?
たとえばノルマンディーで、連続した制空権が必要なのは「連合軍」側。
橋頭堡は守らなければならないもので、
そこからあふれ出て、北海道占領なりを成し遂げるには、ちゃんとした
補給と重装備の部隊が必要で、軽装の歩兵だけじゃ無理だぜ?
橋頭堡をつぶされれば1万人いたって終わりってことだよ。
ノルマンディーで101と82「のみ」で作戦した状況を考えてほしい。
みなさんの言ってるのは、それでも脅威だ、と言うことだ。
相対的には、もっと下だ。101と82より。
島のひとつやレーダーサイトのひとつがつぶされるのが「達成」ならば
それを守ることは放棄するよ。(笑
反撃する能力のが大事だ。
要は「相対的」なもので、フランスの面積と全陸上兵力の編制を考えてほしい。
ほんとにプロなのか?
反論するにしても、もっと違う切り口があるんじゃないのか?
俺は縮小しろって言ってるんじゃなくて、
これだけの経済力のある国なんだから、この程度の陸上兵力は当たり前だと思う。
ならば、なぜそれに見合った準備をしないのか?汎用的な能力を持たせないのか?
まぼろしの敵上陸戦へ対する「張り付け」をやめろって言ってるんだ。
359 :
厨隊:02/08/24 19:16 ID:???
読むのめんどくさいから読まないが、
エアカバーが無けりゃ
上陸部隊がたたかれる
ってことだよ。
現実に、そんな戦例は、あまり無い。
自分の身になって考えてみろ。
カリフォルニアに4個師団くらい、民間船で上陸してみろ。
対抗部隊はいずれも「上陸船団が揚陸を実施する間」に必要な
局所的エア・カバーを提供する能力を持っている、という話を
しているんです。
あ、「丙」は別として。
>>358-359 >細かいところはともかく、
>読むのめんどくさいから読まないが、
敗北宣言(藁
ガダルカナルの戦訓を、どう考えましょう?
航空部隊のカバーが不十分な状況は御互い様でしたね。
あの時、ガダルカナルを守るのに必要だったのは何だったでしょう?
もう一組の機動部隊?ブインに設営中だった飛行場の迅速な戦力化?
どちらも、当時の日本はが有していたリソースでは困難な事業だったんですが。
あの戦いには大きな過誤がありましたが、おそらく旅団規模の「貼付け部隊」が
あればその多くを救済したでしょう。
貼り付けを止めない、止められないのは、そこに、最も緊急かつ大規模な脅威が
存在するからです。
その存在が、対抗部隊に大規模上陸作戦を強いているんです。彼としては、
そのリスクとメリットを天秤にかけた結果、敷居の高さを思わざるを得ない。
だから大規模上陸作戦は幻なんですよ。
少なくとも、北海道に1個旅団しか居なかったら、北海道侵攻は「比較的御手軽な
選択肢のひとつ」として、彼の手持ちのカードに加わる事でしょう。
363 :
厨隊:02/08/24 20:34 ID:???
>鬼軍曹
その軽装歩兵師団の
補給
はどうする?
>81式たん
「山にたてこもる」わけ?
旧軍がフィリピンでやったように。補給無しで。
>対潜臼砲
ああ、もちろん1っ個旅団は比喩。
ただ、「今」だったら1っ個旅団でも守れる。
状況に応じて配置を変える。それに耐えうる均質なポテンシャル。
俺が言いたいのはそれだ。
4個師団で2個旅団急派なんてナンセンスだろ?
上が考えてるのは、海外急派だよ。
いいじゃないか。それで。
ひっそりと意識を変えれば。
364 :
厨隊:02/08/24 20:36 ID:Xbcj7BT2
>ガタルカナル
だから俺が言いたいのは、「ガタルカタナルを守らない」
けっこうずるい論点のすり替えだぜ。
あんたの言ってるのは、
劣勢になってからのポートモレスビー逆上陸だ。
一時的な航空優勢取れるし、旧軍は軽装歩兵だから、
案外成功するんじゃないのか?(笑
北朝鮮はするめ取らなくていいのか?
その軽装歩兵輸送で徴用された船団は。
ロシアは、極東でなけなしの船舶集めるわけね。
もちろん、「選択肢」の問題はわかる。
ってーか、それで論破してきたろ?戦車不要厨を。
けど、なんだか思考が硬直だよなあ。
相対的なことも考えないと。
F2にウラジオ爆撃されて、どうやって補給するんだ?
ウラジオ、国後、樺太、シベリア鉄道、
おいしい目標はいっぱいあるぜ。
言っとくが、戦車不要陸軍不要とか言ってるんじゃ無いぜ。
ほんとに本職か?
下士官ならいいけど、将校や軍事政策決めてるとしたら問題ありだぜ。
人間的には好きだけど♪
本職と議論(本職じゃ無いとしたら失礼!
始めから不必要だった。水に流してくれ。)は楽しいよ。
>>358-359 けけけっ♪ まあ厨佐の書き込みが、誰に向けてのものか一切明記されていないので、あえて横からしゃしゃり出てみよう(藁
というわけで、厨佐の書き込みにいちいち細かい突っ込みをいれてあげよう。
>細かいところはともかく、すべてを守ろうとする者はすべてを失うと言う言葉を贈るよ。
いつどこで誰が全てを守ろうなどと書き込んだのかな?
上ではそういうことを書き込んでいる人は一人もおらなんだ様だが。
民間も含めた最小限の被害で、敵を撃退しようと、そういう話をしているんだろう。
>上陸して来た敵を打撃するんだ。そのために戦域から戦域へ機動する能力。
>南西諸島に初動できたってしょうがない。それを再奪還する能力。
上陸作戦の経過について、時系列で把握する必要が厨佐にはあるね。
あと、日本が着上陸侵攻を受けそうな地域は、多数の民間人が居住しているのだが、それは全て見捨てる、と。
うん、素晴らしいね、まさしく共○党や社○党が昔から言いつづけてきた通りの自衛隊だ(笑)
自衛隊の任務は、国家の防衛であり、その構成要件である、主権、領土、国民の保護が任務だよ。
敵の占領地積拡大阻止も、重要な任務だね。
そして、そのために短時間で部隊を展開させる能力、つまり機動力の高い部隊が必要なわけだ。
>たとえばノルマンディーで、連続した制空権が必要なのは「連合軍」側。
>橋頭堡は守らなければならないもので、そこからあふれ出て、北海道占領なりを成し遂げるには、ちゃんとした
>補給と重装備の部隊が必要で、軽装の歩兵だけじゃ無理だぜ?
軍備は基本的に相対的なものなんだってばよ(苦笑)
例えばノルマンディーに後備兵師団が一個しかなければ、101と82で十分となるね。
当然、一個はその後備兵師団の拘束に当て、一個はシェルブールの占領に当てるわけだ。
制空権だって、ルフトヴァッフェがおらなんだら英空軍だけで制空権は確保できることになるね。
つまり、空自のみでは敵の初動の航空攻撃に抗堪し、敵の制空権確保を妨害することは非常に困難である、と、指摘しているわけだ。
>島のひとつやレーダーサイトのひとつがつぶされるのが「達成」ならば
>それを守ることは放棄するよ。(笑
>反撃する能力のが大事だ。
つまらん議論のすり替えをするねえ(苦笑
今話しているのは、敵の国家間紛争時の対日着上陸侵攻の話であって、君の言う島やレーダーサイトの話は、その状況下での一局面に過ぎんよ。
つまり、君は戦争状況の大局を理解する能力に欠けるか、自分ではカッコいいとおもって議論を茶化すかしているだけだね。
>要は「相対的」なもので、フランスの面積と全陸上兵力の編制を考えてほしい。
全くもってそのとおり。
それが何で上の様な厨な書き込みになるのか、それが不思議でならんけどね。
>エアカバーが無けりゃ
>上陸部隊がたたかれる
>ってことだよ。
ちゅうことで、エアカバーの具体的な内容を、きちんとこのスレに来ている人間にも判るように、具体的に、実際の状況も想定して、数値をあげて、説明してごらん。
>現実に、そんな戦例は、あまり無い。
>自分の身になって考えてみろ。
いや、面白いね、君は。
普通こう言う場合には、具体的な戦例名くらいはあげて説明するものだが、それをしないで抽象的に「戦例」とはね。
それこそ、若者を説教するオヤジの「常識」と、同じ程度の意味しかもたないね、ここでは。
>カリフォルニアに4個師団くらい、民間船で上陸してみろ。
上陸するだけならできるよ(笑)
で、上陸して何をするんだい?
日本とアメリカという、条件が全く違う国を、さも同じ条件のように提示して、議論を混乱させようとするなんざ、いっかいのドカチンの俺にはとてもできんわ(藁
>俺は縮小しろって言ってるんじゃなくて、
>これだけの経済力のある国なんだから、この程度の陸上兵力は当たり前だと思う。
>ならば、なぜそれに見合った準備をしないのか?汎用的な能力を持たせないのか?
>まぼろしの敵上陸戦へ対する「張り付け」をやめろって言ってるんだ。
君は根本的なところで常備軍の展開と言うものが判っちゃいないねえ。
軍隊っていうのは、想定状況にいかに対処できるようにするか、が編成動員の根拠になるんだよ。
だから、可能性を概算して、その脅威度の高い順番に対処できるように、戦備を整えるのさ。
お前さん、最初から敵の着上陸侵攻を許容して、敵に国土と国民を蹂躙するに任せろ、と、そう言っているんだぜ?
つまり、自衛隊に国民の信頼を裏切って、純粋軍事的な効率のためだけに戦争しろ、と言っているようなもんだ。
それこそ、司馬遼太郎のエッセイに出てきた参謀じゃないが、いざとなったら避難民は轢き殺していけ、ってのと理屈は同じだね。
>ほんとにプロなのか?
>反論するにしても、もっと違う切り口があるんじゃないのか?
これは不必要な書き込みだね。
つまり、君は「お前はプロなのに素人の俺に論破される様な糞な書き込みをしているチンカス野郎だ」と罵倒しているんだぜ。
はっきり言って、これは君の人格が下衆極まりないと、ROM人に宣言しちまったようなもんだ(苦笑
>読むのめんどくさいから読まないが、
ちうわけで、最初から議論するつもりも無いなら、こんなところに書き込むなや、豚娘(藁
自分の無知と無恥と無智を自覚して、腰を低くして本職に教えを乞うかしてきな(謎
このスレには、うまいこと本職の人間が来ているんだからよ。
>>363 >「山にたてこもる」わけ?
>旧軍がフィリピンでやったように。補給無しで。
軽装歩兵であれば、補給という点では可能デス。食料に関しては可能デスし、弾薬に関
しては逆に自衛隊から奪うという手があるデス。キューバ革命軍の方式デスね。
もし、補給を断つならば完全に包囲する必要が有るデスね。そうなると、大量の貼り付け
戦闘力が要るデス。
>ただ、「今」だったら1っ個旅団でも守れる。
MD相手にデスか?(笑)
>状況に応じて配置を変える。それに耐えうる均質なポテンシャル。
>俺が言いたいのはそれだ。
詳しく説明してくださいデス。
>>364 >だから俺が言いたいのは、「ガタルカタナルを守らない」
ガダルカナルを失っても大丈夫かもしれないデスが、九州や北海道を失ってもそれが言
えるデスか?
>その軽装歩兵輸送で徴用された船団は。
>ロシアは、極東でなけなしの船舶集めるわけね
ヨーロッパ方面からシフトする事も十分に考えられるデス。
>F2にウラジオ爆撃されて、どうやって補給するんだ?
>ウラジオ、国後、樺太、シベリア鉄道、
>おいしい目標はいっぱいあるぜ。
専守防衛デス。さらに、渡洋爆撃に向いた装備が無いデス。
向こうも、S-300やらゴーントリットで固めているデスよ。
>鬼軍曹
その軽装歩兵師団の補給はどうする?
鬼軍曹って誰や?(藁
>>にレス番号付けてから突っ込めや。
>ああ、もちろん1っ個旅団は比喩。
>ただ、「今」だったら1っ個旅団でも守れる。
やれるもんならやってみな(藁
そうしたら俺が北海道を「解放」してやるから。
というか、君は本当に北海道へのロシアの着上陸侵攻について、考察したことがあるのかい?
やっていないで大口叩くのは、仲間の厨房同士の間でやりな♪
>状況に応じて配置を変える。それに耐えうる均質なポテンシャル。
>俺が言いたいのはそれだ。
お題目だけなら立派だがね。
では具体的に、どういう平時配備を行い、どういう戦時動員編成計画を立て、どこにどこから部隊を送り込んで敵の各種侵攻に対処するのかね?
まずはそれを、きちんとこのスレに来ている人間にも判るように、具体的に、実際の状況も想定して、数値をあげて、説明してごらん♪
>4個師団で2個旅団急派なんてナンセンスだろ?
>上が考えてるのは、海外急派だよ。
>いいじゃないか。それで。
>ひっそりと意識を変えれば。
前提条件と、主語、述語、目的語があいまいな書き込みだから、どうとても取れるし、どうとでも言い逃れができてしまうねえ。
なんというか、すばらしい木っ端役人的レスだ。
では、その4個師団は誰のどういう書き込みで、それに対して、きちんとこのスレに来ている人間にも判るように、具体的に、実際の状況も想定して、数値をあげて、自分はこれこれこういうところが疑問だと書き込んでごらん(藁
ああ、いや。そう戦闘モードに入る事も無いじゃないですか。
どうか、RMAスレの>1、270式さんがスレ立てに際して述べられた御言葉を
想起して下さい。
なんかマトメに入ってきたようなんで、巻末のオマケみたく個別レス
つけようとしてたんですが、カキコ前にリロードしたら、そこは戦場だった
( ̄口 ̄;
で、つけようとしてたレス。
>劣勢になってからのポートモレスビー逆上陸だ。
モレスビーに「貼り付いてる陸上部隊」が不十分なら、案外成功すんじゃ
ないかなと。
「一時的航空優勢」の長さが充分かどうかが鍵ですが。
>船舶っていうか選択肢
私の、馬鹿の一つ覚えってヤツです。
つまり、馬鹿でも安心して寄かかれるドクトリンだって事で、案外これが重要。
ハズレが少ないですからね。
私は誰も論破した事は無い・・・はずです。
知ってる範囲でネタを提供してるだけで。
>F-2で空爆
三沢から出ても、1機あたりペイロードは3t弱。
制空、防空制圧の掩護機含めた投入可能機数、損害率を考えれば実効ある
攻撃は至難ですし、相手側領空ともなればGCIの支援を受けてます。
その状況では、MiG21ですら身重のF-2には難敵ですよ。
私は本職ではありませんが、水に流すのも勿体無い話です。
これも一つの縁というコトで、今後とも宜しくと(^^
>>364 >だから俺が言いたいのは、「ガタルカタナルを守らない」けっこうずるい論点のすり替えだぜ。
まあ、厨房が後知恵でできもしないこと好き放題言うのは、ここは2chだからしてしゃあないとして、
>あんたの言ってるのは、劣勢になってからのポートモレスビー逆上陸だ。
>一時的な航空優勢取れるし、旧軍は軽装歩兵だから、案外成功するんじゃないのか?(笑
こういうつまらん議論のすりかえは、面白くも何とも無いし、芸が無いからやめちまいな。
君は、この書き込みが「俺様ってウィットとユーモアに富んでいてカッコイイ〜」とか自画自賛で悦に入っているんだろうが、はっきり言ってつまんねえからよ(藁
>北朝鮮はするめ取らなくていいのか?
>その軽装歩兵輸送で徴用された船団は。
>ロシアは、極東でなけなしの船舶集めるわけね。
文意不明。
っていうか、>>でレス番くらいつけて、引用くらいしてから書き込めや。
単にお前さんの「ううっ、俺様さいこー 俺様むてきー」って小汚ねえオナーニ見せられても、ROMってる方としちゃ全然面白くもなんともないんだからさ。
>もちろん、「選択肢」の問題はわかる。ってーか、それで論破してきたろ?戦車不要厨を。
>けど、なんだか思考が硬直だよなあ。相対的なことも考えないと。
をひをひ、どこに相対的な思考があるんだ?
お前さんの書き込みに?
それこそ、適当にもっともらしい単語を並べ立てて、ああ言えばこう言い、こう言えばああ言い返すだけの、くそつまらねえ駄文が書き散らかしてあるだけじゃねえか(藁
相対的と言うのは、彼我の能力差を数値的に把握し、時系列に沿ってその活動可能性を考察して、初めて成立する概念だぜ?
つまり、適当なお題目だけ並べ立てることじゃない、って事だよ♪
>F2にウラジオ爆撃されて、どうやって補給するんだ?
>ウラジオ、国後、樺太、シベリア鉄道、
>おいしい目標はいっぱいあるぜ。
上であれほどでかい口で糞垂れ流していた香具師から、こういうせりふを聞くとはね(藁
お前さん、F2の能力と、そうした作戦に必要な機材や支援能力を判って書いているんだろうね?
いっとくが、実際の戦争は大戦略とは、全然違うんだぜ?
まず、敵地の目標を設定し、それを守っている敵の戦力を下算し、往きと帰りの航路を設定し、その途中で受ける敵の妨害を想定し、起こりうる事故について考察し、その上で戦果と損害を見積もって、初めて作戦ってのは成立するんだぜ。
ちなみに、当然そういう見積もりの上で空自に敵地侵攻対地攻撃能力があると、考えているだろ?
じゃあ、その根拠をきちんとこのスレに来ている人間にも判るように、具体的に、実際の状況も想定して、数値をあげて、自分はこれこれこういうところが疑問だと書き込んでごらん(藁
>言っとくが、戦車不要陸軍不要とか言ってるんじゃ無いぜ。
>ほんとに本職か?
>下士官ならいいけど、将校や軍事政策決めてるとしたら問題ありだぜ。
本当に、根性の腐った下衆野郎だね、お前さんは(藁
なにかい、お前さんの主語述語動詞のあいまいで、具体的な内容の一切無い書き込みは将校に相応しくて、そうでない書き込みは全て下士官以下の書き込みだと?
お前さん、そんなこと現職の曹幹部や一般隊員の目の前で言ったら、それこそ徒手格闘でぶちのめされてもしゃあないわな。
今自分がどれほど酷い侮辱を相手に与えたのか、それを胸に手を置いてとっくと考えてみな。
>人間的には好きだけど♪
>本職と議論(本職じゃ無いとしたら失礼!始めから不必要だった。水に流してくれ。)は楽しいよ。
しかし、本当に馬鹿野郎もいいところだね。
これだけ自衛官を「お前はプロなのに素人の俺に論破される様な糞な書き込みをしているチンカス野郎だ」罵倒し、侮辱しておいて、水に流してくれ、とはね(苦笑
お前さん、悪いことは言わないから、一度飯場で朝から晩まできっちり体使って働いてきな。
ろくに労働もせず、脳内デムパだけで駄文書き散らかしているから、こういうフザケタ書き込みをするようになるんだぜ?
一回、自分がどの程度の代物か、とっくと思い知らされてきな♪
375 :
名無し三等兵:02/08/24 22:18 ID:pnRQdbJR
ヘリ200機厨房に戦車不要厨房さらには1個旅団で守る厨房か・・・
みなボコボコされていく・・・
もうすぐ夏休みが終わる・・・
厨房age
376 :
270式 ◆AigTgxYE :02/08/24 22:32 ID:dusZBb9k
意見の方向と違いはともかくとして思考の奥行きとしてよい方向に進んでいますね。
戦争は戦車や戦闘機や軍艦がおこなうものではなく人がおこなうもの…。
その視点に根付いて議論が進んでいると読み取れます。
そこですこしばかり…
戦に望むにあたり行動と決心はあくまで敵が決める。敵の意思により土俵にあがる、
この時点で準備と心構え、軍事以外の態勢において大きなハンデを背負います。
だからといって高所得国家日本で周辺国に拮抗しうる防衛装備と人員を整えるのは
血の出るような苦痛を伴う。
そこで苦肉の策として早期警戒、遠距離対処能力、乗員が完全に充足していない状態で
あっても警備艦の運用(隻数の確保)全国に隈なく普通科連隊の配置などを実施して
きたわけです。
そしていま、武力をまだ交し合わない時間に高度の早期警戒能力による、
敵の予測行動と予測正面の断定、そして大規模急速機動と新通信による配置と態勢完結の
時間短縮、そして装備の大火力化による比較的内陸部に頼らない敵にたいする集中、圧倒的な
打撃力の編成というところに目が向け始められたわけです。
早期警戒-偵察能力-通信-機動力-見合った装備-部隊の編成-展開、補給能力
こういったところが連なって問題になっているというところでしょうか…
377 :
270式 ◆AigTgxYE :02/08/24 23:21 ID:dusZBb9k
機動の重要性については陸海空を問わず、ここで執筆されているすべての方が
理解したとおもいます。さてさて…機動に適した部隊とはなんぞや…
>この時点で準備と心構え、軍事以外の態勢において大きなハンデを背負います。
専守防衛を国防戦略の根幹に置いた時点で、敵の戦争意思がわが国の戦争加入問題を規定する、と言うご意見、完全に同意いたします。
すなわち我が国は、他の主権国家との関係を持つ際に、軍事力を直接間接に行使することによって関係を構築しないと憲法によって規定されています。
そうである以上、同時に他国の軍事力によっても関係を強制されない準備が必要である、という点について、考察が必要ではないかとも考えています。
それが、相手の軍事力による直接的間接的影響を排除し得る、他国との軍事同盟であり、国防のための戦備なのであると、自分は我が国の国防方針を理解しているものです。
>だからといって高所得国家日本で周辺国に拮抗しうる防衛装備と人員を整えるのは
>血の出るような苦痛を伴う。
仰る通りかと考えます。
昨今の低出生率とそれに伴う若年労働力者数の低下、さらに低経済成長態勢への国家システムの移行という問題への対処が優先される今、軍事力の直接的脅威が低い現時点では、大規模な国防への資本投下は決して国家方針としては優先順位は高くはならないでしょう。
それによって、新しいシステムの構築のために投下されるべき人員と資本が戦備構築の為に投下されるならば、それは逆に広義の意味での国防にはそぐわないことになるかと考えられます。
>そしていま、武力をまだ交し合わない時間に高度の早期警戒能力による、
>敵の予測行動と予測正面の断定、そして大規模急速機動と新通信による配置と態勢完結の
>時間短縮、そして装備の大火力化による比較的内陸部に頼らない敵にたいする集中、圧倒的な
>打撃力の編成というところに目が向け始められたわけです。
敵の意図を早期に把握し、それに対抗して国家が軍事力の行使も含めて弾力的に対処するならば、逆に敵は初期の見積もりが崩壊するわけですから、軍事力の行使に関していっそう慎重にならざるを得なくなりますね。
重要なのは、敵が軍事力の行使によって達成しようとしている目的を、その行使以前に達成不可能、乃至極めて困難な状況を作り出すことによって、敵の軍事力の行使を抑止する。
そして、それでもあえて敵が戦争を発動したとしても、敵の軍事目的と目標を早期に把握し、その意図を先回りして破砕する。
これは、究極の間接アプローチであり、そのためには、敵状の把握と同時に、敵についての情報、味方についての情報、状況情報、等を、国家意思決定者から、末端の小隊長までが早期に、高い頻度の更新で獲得できる必要があるわけです。
重要なのは、敵の戦争意思の破砕であり、そのために敵の目的と目標とするものを把握し、その達成を阻害する。
それを、戦争発動前に行使可能ならば、まさしく究極の国防といえるのではないかと考えるものです。
>>377 機動の敵は用意された火力。伏撃を含めた防御ですね。そのために強力な前衛をつける必要があります。
381 :
270式 ◆AigTgxYE :02/08/24 23:38 ID:dusZBb9k
正直いって私はかつての陸上自衛隊の師団や連隊の編成はあまりに見劣りしていて
重量級で殴り合う戦闘ではイーブンがいいところと思っていました。
しかし情報能力の向上と機動の向上、インフラ整備が進んで、全国各地から必要な中隊を
急速に機動して沿岸部で防衛している戦闘正面に増援する可能性が見えてきている。
平時の編成のままで防御にしても打撃逆襲にしても攻勢転移にしてもおこなう必要はなくなる
のではないかと思うのです。
平時の実務と庶務を重視した方面と師団、 旅団、団、連隊、大隊、それらは平時の配属であって
有事には担当正面師団を基幹として単位を増強した部隊にできる可能性もあるのです。
382 :
270式 ◆AigTgxYE :02/08/24 23:57 ID:dusZBb9k
偵察情報の不足によって聞き耳が利かないときの配備についている中隊
「いいか、見えないが俺たちの横にも後ろにも味方の部隊がいる、それらの部隊が
相互に支援して敵と戦う、俺たちだけじゃないんだ…俺たちが崩れたら横の部隊も
やられる。俺たちが頑張れば横の部隊も頑張れる」
こういって部隊の状況を保ち不確かな敵の動静による不安を払拭してきた時代と
大きく変わるのだとおもいます。
383 :
名無し三等兵:02/08/24 23:59 ID:pnRQdbJR
をををっ
やっと編成らしい話になった。
384 :
厨隊:02/08/25 09:14 ID:???
めんどくさいので拾い読み(ってーか読んで無いが)
>軍隊っていうのは、想定状況にいかに対処できるようにするか、が編成動員の根拠になるんだよ。
>だから、可能性を概算して、その脅威度の高い順番に対処できるように、戦備を整えるのさ。
だから、「無い」(想定の第1状況じゃない)んだよ。その可能性が。
朝鮮半島が敵対して、ロシアがそれに同盟して、
始めて九州、北海道同時作戦が可能になるとか、
向こう30年で10%もありゃしない。
ポンポン船の工作員は警察の問題。
ただ、あんたはいい下士官だ。
もし、着上陸が近づいたら、あんたの歩兵小隊をそこに贈るから。
(戦車ってより、歩兵向き)
大隊くらい撃破してくれるだろう。船酔いしてるポンポン船の海兵隊の(笑
もちろん、戦車分隊2両付けてあげる。
それと「一時的に」砲兵大隊の支援を送るから。
それ以外の状況(海外派遣)は、あるかもしれない。
その時、机上必要計算の2個旅団はぼろぼろになってしまい、後詰・交代用の
2個旅団が必要なのかもしれない。それぞれ適性な装備と編制の。
(軽装歩兵なんて言ってくれるな)
無ければ、ぼろぼろになってしまうだろう。
資源・装備と人命が消耗しきってしまうってことだ。
命で予算と交換(軽装歩兵)してるつもりなのかもしれんが、
消耗していいほど安くは無いんだ。先進国の歩兵は。組織も。
大砲の破片から守らねばならないし(装輪APC、軽装甲機動車)、
第13だけ貧乏くじ引かせて、第7は北海道で豪華なピクニックやってては困る。
その他の師団を消耗させていいって道理は無い。
てめえ自分とこだけ重くして、他の部隊に貧乏くじ引かせるつもりじゃ
ねえだろうな。がはは。第13は、不吉な数字ってか?7はラッキーナンバー・・・
385 :
厨隊:02/08/25 09:16 ID:LijsCNhq
>キューバ
論外。
民衆の支援が補給と補充なんだよ。
平時でさえ、ロシアと北朝鮮の軍隊がぼろぼろになってくさまを見よ。
失望した。
若手の勉強家の幹部候補とかだと思ってたんだが・・・
めんどくさいので、「想定される」反論に答えておく。(書いてあるかもしれないし)
>敵根拠地爆撃
政治的に問題あるなら、フネを重点的に狙う。
イワンロゴフは動くだろうか?動くんなら沈めたやつは勲章だ。
あわれな海軍歩兵・・・
ポンポン船は費用がもったいないので、T4の機銃掃射に任す。
演習にもなるし。
補足して、「(戦略的な意味で)攻撃に出たロシア軍は弱い」
ってことを言っておく。
本当は、上陸させてから降伏をさせてやるのが温情だが、
そんなあまっちょろいことやってやる必要は無いだろう。
その前に、自分で革命を起こせ。(w
270の言う通りだ。
さすが。
なんで無人偵察機とか高い金出して揃えるのか考えてほしい。
だが、下士官も必要だ。それはプロとして別の次元のハナシ。
ただ、そいつが司令したら終わりってこと。
価値の上下では無い。
強情な小隊は、海岸のたこつぼにたてこもり、
決定的な支援を誘導し、将軍以上の功績を上げるだろうよ。
新手の嵐か?
>だから、「無い」(想定の第1状況じゃない)んだよ。その可能性が。
>朝鮮半島が敵対して、ロシアがそれに同盟して、
>始めて九州、北海道同時作戦が可能になるとか、
>向こう30年で10%もありゃしない。
「無い」と断言しておきながら、自分で可能性書いてりゃ世話無いね
しかも現状では可能性薄くても、こちらの防備が手薄になれば、上が
っちゃうでしょ?
めんどくさいとか斜め読みとかコヴァの戦争論の参考文献一覧じゃあるまいし。
>>キューバ
>論外。
>民衆の支援が補給と補充なんだよ。
キューバ方式ってのは弾薬を敵から奪う事について言ってるんだろ。
民衆から補給されてたんならそれはキューバ革命軍的には正常な補給路だったんだよ。
今の話題と微妙に関係ない。
一方の食料補給については、場所にもよるが市街地と山林の接近してる所は日本でも
いまだに多いし、武装窃盗団として上手くたちまわれば余裕でいけるだろ。
>平時でさえ、ロシアと北朝鮮の軍隊がぼろぼろになってくさまを見よ。
そりゃ貧乏国だからだよ。今の話題と何の関係もない。
いくら連中でも平時に自国の民家に押し入ったりしないし、仮に押し入ったってその
2国の場合は食料があると限らん。軍隊の事情は国によってそれぞれだろ。
>失望した。
>若手の勉強家の幹部候補とかだと思ってたんだが・・・
こんなこと書いたって81式は手加減してくれんと思うぞ。
>ポンポン船は費用がもったいないので、T4の機銃掃射に任す。
このTは何の略なんだ?
そういう新兵器ありの想定なのか? 4式ターミネーター?
…練習機。
>>381 情報力によって適宜適正な戦闘力の集中が可能になるデスよね。
基本的には、現在の部隊と言うのは平時の管理目的の意味合いが強いように感
じるデス。実際、RCTのように編組された部隊を以って戦闘するのがあるわけデス
し・・・ 仰られるような、脅威に応じた弾力的な対処を言うならば、それは編組、編
合によって弾力的に編成を変える事によって可能になると考えるデス。
>>384 >めんどくさいので拾い読み(ってーか読んで無いが)
最低デスね(ボソ
>だから、「無い」(想定の第1状況じゃない)んだよ。その可能性が。
>朝鮮半島が敵対して、ロシアがそれに同盟して、
>始めて九州、北海道同時作戦が可能になるとか、
>向こう30年で10%もありゃしない。
根拠は何デスか?
少なくとも、ヨーロッパ方面からの戦力シフトで航空、海上戦力、野戦戦力は十分
に投入可能デス。極東地域だけで、600隻総トン数500万トンの商船があるデス。
敵は先制で主導権を握っている以上、有利な政治的状況で、自らの持てる力を
全力で投入できるデス。
>ポンポン船の工作員は警察の問題。
自動小銃や機関銃、迫撃砲に対戦車ロケットや無反動砲を装備し簡単な野戦
築城したGF相手に警察で対処できれば良いデスね。
>ただ、あんたはいい下士官だ。
>(略)
>それと「一時的に」砲兵大隊の支援を送るから。
最低デスね(ボソ
>それ以外の状況(海外派遣)は、あるかもしれない。
>その時、机上必要計算の2個旅団はぼろぼろになってしまい、後詰・交代用の
>2個旅団が必要なのかもしれない。それぞれ適性な装備と編制の。
>(軽装歩兵なんて言ってくれるな)
>無ければ、ぼろぼろになってしまうだろう。
主語を補完しながら読むデスけど。普通に予備は必要デスよ、何をもったいぶって
言っているのか理解できないデスけど。
>資源・装備と人命が消耗しきってしまうってことだ。
>命で予算と交換(軽装歩兵)してるつもりなのかもしれんが、
>消耗していいほど安くは無いんだ。先進国の歩兵は。組織も。
>大砲の破片から守らねばならないし(装輪APC、軽装甲機動車)、
>第13だけ貧乏くじ引かせて、第7は北海道で豪華なピクニックやってては困る。
>その他の師団を消耗させていいって道理は無い。
全て機械化できるほどの予算が付けば良いデスね。
限られた予算の中で、目的を達成しなければならないのデスから、予算が足りなけ
れば、それは損耗という形にならざるをえないデス。しかし、損耗は極限すべく、知
恵は振り絞るデスが。
7Dは攻勢転移後の基幹となる戦闘力デス。つまり、機甲化する必要があるわけデ
ス。7Dだけでは、iが足りないデスから、どこかからか編合する必要はあると考えるデ
スが。
>てめえ自分とこだけ重くして、他の部隊に貧乏くじ引かせるつもりじゃ
>ねえだろうな。がはは。第13は、不吉な数字ってか?7はラッキーナンバー・・・
最低デスね(ボソ
>>385 >>キューバ
>論外。
>民衆の支援が補給と補充なんだよ。
>>388でごっぐ氏の言う通りデス。ゲバラぐらい読んでないのデスか?
>平時でさえ、ロシアと北朝鮮の軍隊がぼろぼろになってくさまを見よ。
予算が付かないからそうなっているだけじゃないデスか・・・
>失望した。
>若手の勉強家の幹部候補とかだと思ってたんだが・・・
厨隊たんごときに言われる筋合いは無いデス。
>めんどくさいので、「想定される」反論に答えておく。(書いてあるかもしれないし)
最低デスね(ボソ
>>敵根拠地爆撃
>政治的に問題あるなら、フネを重点的に狙う。
>イワンロゴフは動くだろうか?動くんなら沈めたやつは勲章だ。
>あわれな海軍歩兵・・・
>ポンポン船は費用がもったいないので、T4の機銃掃射に任す。
>演習にもなるし。
敵のエアカバーや敵の防空コンプレックスがあるデス。さらに、我の基地やレーダーサ
イト等に打撃を食らっている可能性が極めて高いデス。こっちは、両手両足縛られ
ているのデスよ。さらに、おちおち出かけていって損耗しようものなら、後の攻勢転移
にも悪影響を及ぼすデスから、慎重にならざるを得ないデスしね。
>補足して、「(戦略的な意味で)攻撃に出たロシア軍は弱い」
>ってことを言っておく。
根拠は何デスか? 根拠が無ければ妄想デス。
>本当は、上陸させてから降伏をさせてやるのが温情だが、
>そんなあまっちょろいことやってやる必要は無いだろう。
>その前に、自分で革命を起こせ。(w
意味不明デス。
>270の言う通りだ。
>さすが。
何がどう、言う通りデスか? 理解しているのデスか?
>なんで無人偵察機とか高い金出して揃えるのか考えてほしい。
損耗の軽減もあるデスけど、偵察の緻密化もあるデスよ。RF-4を飛ばすより、小
型のUAVを飛ばした方がロジ的には楽デスからね。
>だが、下士官も必要だ。それはプロとして別の次元のハナシ。
>ただ、そいつが司令したら終わりってこと。
>価値の上下では無い。
>強情な小隊は、海岸のたこつぼにたてこもり、
>決定的な支援を誘導し、将軍以上の功績を上げるだろうよ。
意味不明デス。
395 :
厨隊:02/08/25 13:14 ID:LijsCNhq
81は連絡将校がいいだろう。
>396
エロゲヲタの81屍期は脳内陸自隊員です
戻って来たなら聞きたいが、T−4練習機で機銃掃射ってどうやったらできるんだ?
あれ機体は固定武装なしのはずだぞ。ガンポッドの設定なんてあったか?
何処の隊のT−4を何機、どういう根拠と指揮系統で対艦攻撃に振り向けるんだ?
人のことを直ぐ最低呼ばわり。これだから元慶祝スレ参加者は荒らし集団なんだ
399 :
名無し三等兵:02/08/25 13:23 ID:bKtlkh27
あ、アルザスも81式のお仲間か、だから厨房揃いなんだな(藁
語尾でキャラつくる厨房うっさい
後は『コテハン貴族』呼ばわりがまだ出てないな。
つか私怨厨うざい。せっかくの良スレを荒らすな。
コテハン叩きは最悪板でやれ。
81屍期=童貞
おい機銃掃射のオチはまだか。
404 :
厨隊:02/08/25 14:14 ID:LijsCNhq
>>403 ああ、ああ、あんたの勝ちだよ。俺の負け。
コテハン叩きしかできない厨が混じっているな。
じゃあ煽りは止めておとなしく議論してくれ。
しかし、某戦車スレみたくなってきたな(w
何かなつかしい
記念書きこ
>395-396 >398-400 >402 >404
せいぜいがむばってくれ。応援しとるぞ
#真面目に論戦、論破するのをな
#質問には答えてから批難しろよ
#相手の主張は読み通してから論評しろよ
>409
禿同
罵倒なら俺でも出来る。
議論と罵倒の違いがわからないなら実社会でもっと対人感受性を養え。
411 :
270式 ◆AigTgxYE :02/08/25 19:04 ID:RIxo9ub6
意見が違うことはぜんぜんかまわないし、それが必要だと思うけど、
誹謗中傷の応酬はやめましょう…。まじめに書いている文章は意見の
相違があっても考える糧になる…。
>>411 すいませんでした
以後気をつけます。。。
俺が司令官なら、北海道は1っ個旅団で守れるage
なんかすげーコテハン連中にマジレスつけて貰ってる幸せなヤシがいるな
言葉の語尾で伽羅作る厨房うるさい。そんな奴はageで充分にゃ
416 :
名無し三等兵:02/08/25 22:53 ID:DOo64hsi
すまん。陸にはタスク編成あるんか?戦闘団ってのがそうなのか?よそのとこは全然しらんのだ。おせーて。
ところで海のタスク編成について誰も語らんね。
限定的対中共戦時のタスク編成についての議論キボン。
俺的には2個ELと3個ED(O・M・K)を佐世保に編入、EF零下に1個ELで水上・対潜部隊、1個ELと1個ED(Y)を海上作戦輸送部隊ってのがいいんじゃないって思うんですけど。
稼働率は70%ぐらいね。
>>416 タスク編成がちょっとどういうものかわからないデスので・・・ 説明をお願いしたいデス。
戦闘団編組は普通科連隊に師団隷下の特科連隊や戦車大隊から抽出した特
科大隊、戦車中隊をくっつけた編組部隊デス。
--
情報力の増大によって、彼我の状況が明らかになれば、適宜適正な戦闘力の集中
が可能になるデスから、そこで機動力が重要になるのは最もだと思うデス。内線にしろ
外線にしろ、基本的な考えは戦闘力の集中にあるデスから・・・
そうなると、ここで理想的な編成はどうなるのか・・・ という事デスけど。
>>382 私に言われるまでも無いことかとは思いますが、
情報の共有が出来ても、おっしゃられるような「仲間を思う」心構えは必要と思います。
「さとりの化け物」的なやられ方、とでもいいましょうか、
全ての敵の位置を完全に把握できるのか?出来たとして、相手がこちらがモデル化した型どおりに動くか?
等が微妙と思うので、
見えている範囲からでは予想すら出来ないような事態が起こりえる、
その場合に、臨機応変に対応できる体制と、心構えは必要と思います。
それに、相手側の思考と行動の速度も相当早くなるでしょうが、
こちらも、意思決定の速度が相当早くなり、協調行動の「調整」に気を配ることが
多くなるので、「挑発」にイライラしてのってしまわずにいられるのか?
というのが難しいと思います。
大きな規模の行動の前兆とも取れる、小さい挑発を繰り返しやられる。
その度に、協働の調整やらで労力をとられる。
動員をする者は、味方に無駄な労力を使わせたくないだろうし、
下手すると「狼少年扱い」されかねないというプレッシャーも有る。
相当な心的負担ではないかと思います。
こういう状況では、仲間への意識・信頼は重要と思います。
当方、ド素人ですので想像で書いてますが、駄レスだったらすみません。
>>381-382 >正直いって私はかつての陸上自衛隊の師団や連隊の編成はあまりに見劣りしていて
>重量級で殴り合う戦闘ではイーブンがいいところと思っていました。
上の方のレスで、3単位編成部隊と4単位編成部隊の同一地積における縦深について、説明している方がいらっしゃいましたね。
確かに、例えば4単位編成の連隊が指揮下の4個の中隊のうち、3個を展開させ1個を拘置して展開した場合、敵が3単位編成の連隊であるならば、同一地積に4個の中隊を展開させ、2個の中隊を拘置し、さらなる後方に3個中隊編成の大隊一個を拘置可能なわけですね。
つまり4単位編成の連隊では、陣地防御に徹するか、よほどの火力支援を受けるのでも無い限り、早期に戦力としての能力を喪失しやすいと考えられるわけです。
4単位編成の連隊は、2個中隊を前線に出し、2個を拘置するという形で陣地防御に徹するならば、1945年沖縄戦における嘉数高地での戦闘のように極めて高い抗堪性を発揮すると考えられます。
つまり、あくまで敵の拘束と遅滞防御のための編成なのではないかと、考える次第です。
>しかし情報能力の向上と機動の向上、インフラ整備が進んで、全国各地から必要な中隊を
>急速に機動して沿岸部で防衛している戦闘正面に増援する可能性が見えてきている。
陸自では、他国の陸軍と違って戦闘中隊に多くの役割を担わせていますね。
本来中隊は、営内管理の最大単位であり、直接戦闘における最大の戦闘単位として運用されるものでしたね。
かつての欧州では、城持ち大貴族が自らの領地で募兵を行って連隊を編成し、その集団を複数の中隊に分割して戦場で戦闘指揮をしたものでした。
師団がある一定地域における戦闘指揮を担当し、連隊が作戦の単位となり、中隊が直接交戦の単位となる。
非常に判りやすい運用方針であると思います。
>平時の編成のままで防御にしても打撃逆襲にしても攻勢転移にしてもおこなう必要はなくなる
>のではないかと思うのです。
>平時の実務と庶務を重視した方面と師団、 旅団、団、連隊、大隊、それらは平時の配属であって
>有事には担当正面師団を基幹として単位を増強した部隊にできる可能性もあるのです。
そして、その直接交戦の単位となる中隊を、各連隊の担当する地理状況と敵状に基づいて配分し、適時適切な部隊規模の連隊で戦闘を行う。
これは、部隊間の連携が各級指揮官の連携であり、各級指揮官が相互に認識と理解を深める事によってのみ部隊としての指揮系統を有機的に連携させていたこれまでとは違い、
ある戦闘ドクトリンが各級指揮官の間で共有されているならば、連隊本部と適時適切な情報の共有が行われることで、相互に有機的に連携を取りつつ戦闘を行い得る可能性を示唆しているものと理解しています。
重要なのは、敵状の早期における把握と味方各級部隊への配布、そしてその情報に基づき行動する味方から上がってくる情報の再評価と再配布でしょうか。
この情報の循環が途切れず続いている限りにおいて、各中隊指揮官は、連隊から下される命令と共有している軍事ドクトリンに基づいて、隣接する各中隊と有機的に連携した戦闘を継続することが可能になると考えられるわけです。
問題は、連隊の指揮能力のキャパシティであり、場合によっては6〜7個中隊にものぼる戦闘中隊の指揮を取らねばならなくなるわけですから、今以上に連隊の指揮統制機能は強化されなければならなくなりますね。
場合によっては臨時に大隊戦闘団を編成し、逆襲に出ることも有り得るわけですから、連隊本部の規模はかなり大きくしないといけなくなるかと思います。
なるほど
なんで270や緑装薬が通信やら現況やら
といってたのかわかったよ。
通信や現況の把握がしっかりしてなかったら
各地から集めた部隊で急にきちんとした
部隊にできないもんな
それで食ってるといったら
それまでだけどさ、
やっぱりプロってのは違うんだね
なんか違うよやっぱり。
>>417 >情報力の増大によって、彼我の状況が明らかになれば、適宜適正な戦闘力の集中
>が可能になるデスから、そこで機動力が重要になるのは最もだと思うデス。
仰る事に完全に同意いたします。
純粋作戦的に重要なのは、まず敵に優越する戦力の集中であり、敵の作戦見積もりを破綻させることによっ
て作戦意図を崩壊させることであると考えるものです。
そして、これは戦略レベルでも同様であり、戦闘においても変わらないと思います。
戦闘で敵に損害を与えるのは、本質的には作戦目的の達成のための障害排除であるという面があるわけです
から。
ただこれは、戦略目的としての敵戦力の無力化とは意味が違い、敵主戦力の戦闘力を喪失させるための数々
の作戦行動の障害の排除、という意味でありますが。
この、「敵の戦闘力の無力化」と「敵戦闘部隊の撃破」は、極めて近似ではありますが、本質的には違うの
ではないかと考える次第です。
>内線にしろ外線にしろ、基本的な考えは戦闘力の集中にあるデスから・・・
>そうなると、ここで理想的な編成はどうなるのか・・・ という事デスけど。
戦場を日本本土に限定するならば、地積の問題から師団(戦略単位)―連隊(作戦単位)―中隊(戦闘単位)とい
うのは、非常にすっきりと判りやすい編成ではないかと考えます。
ただ、日本の一般的な平野、盆地は、実は我々が常識として感じているよりもはるかに広く、場合によって
は軍団規模の部隊を展開させて運用可能なわけです。
実際1945年の沖縄戦では、米軍は3単位編成の師団3個を並列させて首里城攻防戦を戦っています。
日露戦争後、陸軍の軍制改革の試案を児玉源太郎が出しているのですが、大陸での部隊運用を前提として軍団を編成の基幹とし、各軍団に兵站と火力、情報支援の機能を集中させることを提案しています。
つまり、師団を運用の中核に据え、そこに兵站と火力、情報支援機能を集中させ、上級司令部である軍によって指揮運用するという、これまでの本土防衛主体の軍制から、
2個の師団で軍団を編成し、軍団に兵站機能と火力、情報支援機能を集中させ、上級司令部である軍によって指揮運用するという、欧米諸国と同様の大陸軍型編制への移行でした。
結局、児玉源太郎が日露戦争後直ぐに死去し、この改変はうやむやとなってしまったのですが、ここで最大の焦点となったのが、師団の4単位制から3単位制への移行でした。
>>419でも書きましたが、3単位編成と4単位編成の違いは、攻勢時の機動力の発揮と、防衛時の抗堪性にあると考えられます。
すなわち陸上部隊は、基本的に道路、鉄道、水路等で戦場間を移動し、戦場に展開します。
この際、部隊が縦隊を組んで道路を移動し、迅速に戦場で横隊に展開できる適正規模というべきものがあるわけです。
ナポレオン戦争の頃までは、これが軍団の規模を決定し、分進合撃の根拠となりました。
現代戦でも部隊移動は、基本的に道路上での縦列移動が主であり、戦場での横方向への展開した上での戦線構築にかかる時間が重要な問題となっているわけです。
3単位編成の師団は、この戦場間移動と戦場展開にかかる時間において4単位編成師団に対して優越するわけであり、それが地積において余裕があり部隊移動に使用できる道路本数の多い大陸での戦闘においてより適切な編成であると判断されたわけです。
現代の日本に関して考察するならば、陸上自衛隊の基本任務は国土と国民の防衛となります。
すなわち、着上陸侵攻を企てる敵に対し、その意図を破砕し、上陸された場合にも占領地積を可能な限り少なくおさえ、最終的に敵を国土から駆逐することなわけです。
そうした任務から考えますと、まず敵の着上陸侵攻の阻止、これは海上自衛隊と航空自衛隊に任される任務となります。
ですが、上でも考察されているように、主導権が敵に存在し、攻撃発起時期と部隊投入規模を敵が決定できる以上、洋上での侵攻船団の阻止は極めて困難でしょう。
つまり、敵の着上陸侵攻部隊の上陸を前提としその橋頭堡確保を前提として、部隊編成を考えなくてはならないわけです。
そうしますと、まず敵の橋頭堡からの内陸侵攻を妨害し、占領地積の拡大を阻止することが必要になります。
このために、抗堪性の高い防御専門の部隊が必要となると考えられます。
次に、敵上陸部隊のの衝撃力を減殺し攻勢限界に至るまで防御部隊が防衛線を維持した後、敵を殲滅し国土より駆逐する為の反攻部隊が必要となります。
こうした基本戦略に基づいて自分が考えたのが、
>>347-348に書き込んだ編制試案でした。
すなわち、歩兵師団で敵の着上陸侵攻を迎撃しその内陸侵攻を妨害し、敵の衝撃力を失わせてから後背に待機していた機甲師団と海路移動してきた増援部隊で反攻に移るというのが、基本戦略なのです。
ここで考えるべきなのが、現代戦における相対的な戦場での時間の支配についてではないかと考えるものです。
すなわち、敵より早く情報を収集し活用できるなら、部隊を敵に先んじて運用し、先制して戦場を支配できるわけです。
また、敵より早く戦場に展開し、戦場間を移動できるなら、より有利な地形に部隊を展開させ、敵により多くの損害を強要できることになります。
東ローマ帝国のベリサリスは、こうした戦場における時間の支配において優越し、敵に先んじて戦場で有利な地勢を確保した上で攻勢戦闘を敵に強要させることで勝利を獲得しました。
ナポレオンは、敵の戦場間移動に先んじて部隊を移動させ、分散した敵に先制して多数の部隊を集結させて戦場で勝利しました。
現代においてこうした時間の支配を味方に有利にするためには、まずは情報の収集と分析、評価、配布、指揮官の決心と命令の伝達速度を向上させることではないかと考えられるわけです。
>416
陸にはタスク編成あるんか?というよりも、陸海空ともに殴り合いのときはタスク編成
ですがな(^_^;
428 :
厨佐:02/08/26 09:59 ID:???
おまえら、アタマだけ下げて、真剣に270のヒントを考えて無いだろ・・・
>機動に即した部隊とは・・・?
法制や憲法、一般人の軍事知識のナンセンス、
現場で政治判断を要求される中隊長、
それで足を引っ張られて、教育がスムースに行かない
それは置いといて、と。(それも機動力に影響するんだが、取りあえず置く)
ひたすらに実戦の準備だよ。(←心理カウンセリング中。カウンセリング段落。
カウンセリング料よこせ!笑)
270の域まで行けば、あとでわかる。
(実戦があれば、もっとわかるが無くていい。笑)
部隊の移動力は通信器の量で決まる
ってのは、ほぼ定説だと思う。(この中には通信器を使いこなす組織ってのが入る)
そこに、敵の意図が読み取れれば、実質的な移動力アップだ。
情報
でもあるが、それを生かし(分析し)決断するニンゲンだよ。
>81
情報と編成でなく、指揮官としてのあんたの能力なの。
編成は後から答えで出てくる。
多様な選択に答えうる能力を持った部隊。
女じゃだめかな?ニンゲン関係で選択(指揮)してしまいそうだ・・・
429 :
厨佐:02/08/26 10:01 ID:???
って、じょーだんじょーだん!がっはっは
俺のことを1っこ旅団厨佐と呼べ!
ただ、なにかヒントはあるな。
もっと具体的なシステマティックなもんでもあるんだろう。
彼自身も思索している。だから彼は偉いんだ。
おまえらその辺わかってんのか?
「機動力のある部隊とは?」
「機動的(汎用的)運用に耐えうる部隊とは?」
しばらくゆっくり考慮してみるから、81とか工兵とかもよろしくな。
他のシステム(空←→陸←→海)も考えてみろ。必須だ。
歩兵が工兵を使うのといっしょだ。
俺は宿題でいそがしいから。
ほら、そろそろ夏休みも終わりだろ?
>>423 >この、「敵の戦闘力の無力化」と「敵戦闘部隊の撃破」は、極めて近似ではありま
>すが、本質的には違うのではないかと考える次第です。
前者が目的、後者が手段だとボクは考えるデス。では、他に手段として何があるかと
いうと、それは敵戦闘力の源泉となる部分の破壊だと考えるデス。つまり、直接接近
と間接接近の違いデスね。
>戦場を日本本土に限定するならば、地積の問題から師団(戦略単位)―連隊(作
>戦単位)―中隊(戦闘単位)というのは、非常にすっきりと判りやすい編成ではないか
>と考えます。
ただ、そうなると、どうしても連隊、中隊に負担が大きくなるとは考えるデス。本来、火
力吻合といった戦術機能は中隊の機能ではないデスけど、実際、それを行わなけれ
ばならないデス。本来、中隊は戦闘を主宰する部隊として単一の戦術行動を行うデ
スけど、それ以外の戦術機能を負う事になると考えるデス。
中隊に異種火力が混在してしまう連隊−中隊編制では宿命になるデス。火力吻合
の問題は。
>ただ、日本の一般的な平野、盆地は、実は我々が常識として感じているよりもはる
>かに広く、場合によっては軍団規模の部隊を展開させて運用可能なわけです。
>実際1945年の沖縄戦では、米軍は3単位編成の師団3個を並列させて首里城
>攻防戦を戦っています。
同意するデス。そういう意味では、4単位の厚さは有効だと思うのデスけど・・・
>>430 >前者が目的、後者が手段だとボクは考えるデス。では、他に手段として何があるかというと、
>それは敵戦闘力の源泉となる部分の破壊だと考えるデス。つまり、直接接近と間接接近の違いデスね。
目的と手段については、完全におっしゃるとおりですね。
普仏戦争においてプロシア軍が、常に戦争目的としてのドイツ帝国の成立を視野に入れたビスマルクの指導の元、「目的はパリ、目標はフランス軍」という軍事戦略を貫徹したことによって勝利した故事は有名です。
ここで重要なのは、ドイツ帝国の成立を当時の欧州列強に認証させるために、利害において衝突するところの二大国オーストリアとフランスにその意思を強制する為の普墺戦争と普仏戦争であったわけです。
そのため、純粋軍事の勝利の追及ではなく、プロイセンに対し両国がその意思を強制させる為の力の根源である軍事力の無力化を目指したのがこの二つの戦争だったわけでした。
閑話休題
>ただ、そうなると、どうしても連隊、中隊に負担が大きくなるとは考えるデス。本来、
>火力吻合といった戦術機能は中隊の機能ではないデスけど、実際、それを行わなけれ
>ばならないデス。本来、中隊は戦闘を主宰する部隊として単一の戦術行動を行うデス
>けど、それ以外の戦術機能を負う事になると考えるデス。
>中隊に異種火力が混在してしまう連隊−中隊編制では宿命になるデス。火力吻合の問題は。
陸上自衛隊の「師団―連隊―中隊」という接合は、本来は作戦指揮を行う連隊の機能の一部を師団が肩代わりし、連隊にある一定の地積における作戦指揮を行わせしめると同時に、指揮下の中隊を戦術行動に専念させるための各種戦術支援も担当することになっているわけですね。
つまり、欧米型師団における、旅団と大隊の機能の大部分が連隊に集中していると言っても過言ではないわけです。
実際、RCTを編組した連隊は、欧米における旅団同様にある一定地域の作戦指揮を担当すると同時に、指揮下の直接戦闘中隊の戦闘を指導し支援するという大隊同様の任務も果たすことが求められているわけです。
これは、連隊の指揮統制機能が十分な能力を有しているならば、非常にきめの細かい作戦指揮が可能となるわけです。
ですが、その為には連隊本部の通信情報処理能力が極めて大である必要があるわけですね。
連隊本部は、旅団と同様に敵状の総合的情報収集と評価分析を行い、担当地域における敵の作戦行動について把握しつづけると同時に、各戦闘正面における敵の戦闘活動について情報を収集し、敵の作戦と戦闘の双方についての情報を処理しなくてはならないのですから。
欧米では、「旅団―大隊―中隊」接合とすることによって、この作戦指揮と戦闘指揮の処理に費やされる労力の低減をはかり、各々の部隊がその規模に見合った機能を発揮させる様にしています。
陸自においても欧米陸軍においても、戦闘単位となる各戦闘中隊の規模はそうは変わらないのであり、戦闘を主宰する最大単位であることに変わりは無いわけです。
そしてそうである以上、その各中隊に対する支援を一つの司令部に集中させるのか、それとも戦闘指揮と作戦指揮の二つに分割するのか、それは地積に関する問題以上に、その国の陸戦ドクトリンの方の問題が大きく関わってくるのではないでしょうか。
>そういう意味では、4単位の厚さは有効だと思うのデスけど・・・
4単位編制師団、それも「師団―旅団―大隊―中隊」の連接の4単位編制師団は、非常に重厚な防衛線を構築することが可能であり、高い抗堪性を発揮可能なわけです。
しかしその冗長性は、同時に部隊機動力を犠牲にすることで成り立っているのであり、あくまで防衛戦闘一本槍の編成であると考えられると思います。
87編制の米軍重師団が事実上の4単位編制師団であったのは、あくまでソ連軍の攻勢を受け止める事を前提とした編成であったからではないでしょうか。
陸上自衛隊の場合を考えるならば、可能ならば、敵の上陸第一波を受け止める貼り付け師団は4単位編制、反攻を担当する師団は3単位というのが良いのではないかと考えるものです。
もしくは、1945年の沖縄戦で嘉数高地で米軍の攻勢を阻止しつづけた62師団の様に、事実上の5単位編制の「師団―連隊―中隊」連接というのもありかもしれません。
すなわち、普通科中隊4個と戦車中隊1個を基幹とした普通科連隊戦闘団4個と、戦車中隊3個と機械化普通科中隊3個を基幹とした機甲連隊戦闘団1個で編成される師団です。
問題は、連隊の指揮統制通信機能に求められる能力が、極めて大になるということでしょうか。
434 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/26 20:23 ID:WJDPJ2xz
ちと横レスすまんが・・・
編成ちうのは、どんな戦い方をするかで決まるよね。
あと、平時の場合は教育訓練なんかも考慮しなくちゃならんしね。
で、編成の中に「情報」ちうもんが出てきたから・・・
1 「情報」って何?
2 どのレベルでどんな情報が必要なの?
3 どんな情報の流れが必要なの?
ちう観点からのスレ立ててみたらどうかな?
・・・おのずと実行部隊の編成が出てくるように思えるが。
435 :
416:02/08/26 20:41 ID:1/HzLiLj
>>427でも誰でもいいんだが
陸式の「編成論」ってのは我々がいうところのタイプ編成のことを論じてるンかな。具体的な状況下におけるタスク編成ってのは全然論じてないよな。
そもそも陸式にはSFに相当する総司令部がないわけだろ?1正面に各方面からの抽出兵力を指揮・維持できる体制が現在あるんかな?よくわからんから誰かにおせーてもらいたいんだが。
>>432 基本的に戦闘は、索敵し火力を投射するという事になるとボクは考えるデス。ここで、
索敵の機能、自ら見つける場合もあるデスし、他から情報として与えられる場合もあ
ると考えるデスけど、これ自体はどの部隊も基本的には変わらないと考えるデス。
しかし、中隊、大隊、連隊、師団で何が決定的に違うかというと、それは火力の投射
の部分だと考えるデス。そして、これは装備する火器により変わってくると考えるデス。
極力、中隊は戦闘に専念させるべきデスし、それには大隊という中間結節によって、
中隊に負担をかけないようにすべきと考えるデス。重迫、軽迫、無反動砲、対戦車ミ
サイルといった火器の配分と火力吻合デスね。
437 :
厨佐:02/08/27 09:49 ID:???
共有された現況図が可能なら、共有された命令図(or要請)も可能なのかもしれない。
1VS1のリレーで無く、一括して。
どの部隊が何をやってるか?も把握できる。
修正データ(気象等)等も共有できるだろうし。(情報の種類によっては参考程度としても)
「全火砲をまとめあげるひとつの」
交差点を阻止砲撃すると言うよりは、移動する敵部隊の縦隊を打撃することも
効果的にできるのかもしれない。
データをリンクすることは、破壊や妨害に対してぜい弱になるようにも思えるが、
それを解決するためのインターネット技術(米の軍が開発)なのだろう。
従来型の軍隊より、電磁・電子的妨害破壊に対して強靭かもしれない。
(豪州にミラーサーバー、シールドから機器を取り出して緊急アクセス)
部隊(連合された複数)の能力を
倍数的に飛躍させることも可能なのかもしれないが、
情報を分析、判断、決断することはむつかしくなるかもしれない。
(より創造的な選択肢:多様な選択としての組み合わせが可能)
438 :
厨佐:02/08/27 09:50 ID:???
可能性と現実は別で、混乱とパニックを引き起こすだけかもしれない。
またぞろ、軍はやっかいな問題を抱え込んだわけだ。
ただ、直感的に言わせてもらうと、
民間において、インターネット技術等は、生産力の増大をもたらしているとは言い難い。
(今のところは。社会全体としては。)
軍の方が先に実効化するかもな。
某研的じゃナカッタ、冒険的な施策と言うより、より適当なカタチで。
(米軍が開発したものだし。軍の技術を応用して民生、
なんて言う単純な問題じゃナカッタかも?)
>タスクフォース等
それが陸自で言う連隊戦闘団ってとこなのかな?
任務や状況によって戦車部隊を配属したり、必要な部隊を増強して
指揮下に置く。
大きく言えば、ちょっと前にやった演習で、
日本西部の旅団を北海道に持って来る、地域軍団の指揮下に
新たな任務群が編成されたわけだ。
自分は長文は面倒くさいから読まないくせに長々と書き込む厨佐どの萌え(藁
>>439 をらをらこの腐れマラ野郎が、人のハンドル騙って煽っているんじゃねえ。
厨佐と俺を食い合わせてスレを荒らそうってつもりか?
だったらもうちっと芸のある煽りをやりな。
ちゅうことで、非常に馬鹿がワゼーので、トリップをつけてみる。
>>436 >基本的に戦闘は、索敵し火力を投射するという事になるとボクは考えるデス。
敵を確認し、照準し、引き金を引く。
確かにおっしゃる通りです。
>ここで、索敵の機能、自ら見つける場合もあるデスし、他から情報として与えられる場合
>もあると考えるデスけど、これ自体はどの部隊も基本的には変わらないと考えるデス。
歩兵の他兵科に対する最大の優越点として、あらゆる状況に対応できる臨機応変さ、を挙げられる方もいます。
すなわち歩兵は、専門職種というよりは、直接敵の戦闘力を無力化するという任務を担うが故にあらゆる戦闘状況に柔軟に対処できるよう訓練されるからです。
そして、そうした柔軟な対応は、「専門家の目」というプリズムによって状況を改変して認識するのではなく、「いかに敵を叩くか」という一事のみによって認識されることから来るのではないかと考えるものです。
すなわち、あらゆる兵科から上がってくる「専門家の目」を通した情報を、いかに取捨選択統合して各級戦闘部隊指揮官が必要とする情報、すなわち「地理気象情報、敵と我の意図、敵と我の戦力、敵と我の配置」に集約させていくのか、これは非常に重要であると考えるものです。
>しかし、中隊、大隊、連隊、師団で何が決定的に違うかというと、それは火力の投射の
>部分だと考えるデス。そして、これは装備する火器により変わってくると考えるデス。
これもおっしゃる通りかと考えます。
そして、その火力投射の部分の違いは、担当する地理の状況の違いなのではないかと考えるものです。
1945年の沖縄の嘉数高地での戦闘は、日本側は一個大隊づつで緊要地形である高地を守備しました。
米軍は、連隊単位でこれらの各高地への攻撃を行っています。
ある一つの地形に関する戦闘は、戦闘部隊が主宰するものであり、これら複数の地形を含めたある一定地域全体の支配権に関する戦闘は、作戦部隊が担当するものであるわけですから。
そして、そうした立場の違いが、直接投射火器による支援主体の編成となるか、間接投射火器による支援主体の編成になるかなのでしょう。
もっとも、日本軍は各大隊ごとに間接投射火器である迫撃砲を直接支援に多用しましたし、米軍は日本軍陣地破壊のために十五榴による直接照準射撃をすら行っています。
戦闘を主宰する部隊の視線が、直接確認できる敵へと向かうのか、他の部隊から送られてくる情報に向かうのか、その違いはあると思いますが。
>極力、中隊は戦闘に専念させるべきデスし、それには大隊という中間結節によって、
>中隊に負担をかけないようにすべきと考えるデス。重迫、軽迫、無反動砲、対戦車
>ミサイルといった火器の配分と火力吻合デスね。
おっしゃる通りです。
つまり、陸上自衛隊の連隊は、欧米の旅団が担当する土地支配に関するかなりの部分を上級の師団に任せ、自らはある地域の支配権獲得という点に機能を集約させているのではないか、と、考えるものです。
すなわち、純粋に戦闘指揮に特化し、その観点から作戦を指揮し、戦闘を指導しているのではないでしょうか。
>>435 >陸式の「編成論」ってのは我々がいうところのタイプ編成のことを論じてるンかな。
>具体的な状況下におけるタスク編成ってのは全然論じてないよな。
明言されてはいらっしゃらないので、海上自衛隊の方という前提で話をさせていただきます。
海軍の運用は、基本的に、ある海面という一局面で敵の艦船を無力化するという非常に単純な戦闘様式の連続で成り立つわけです。
すなわち、いかに敵の艦船を発見するか、その発見した目標を攻撃可能な位置まで移動するか、そして我の被害を極言しつつ攻撃を行うか、です。
そうした意味では、攻撃対象の敵が、水上艦艇主体か、航空機主体か、潜水艦主体かによって、艦隊の編成が変わってくるというのは至極もっともなわけです。
陸軍の運用において具体的な状況を説明しようとしますと、まず重要なのが地理状況となります。
すなわち、1942年の北アフリカの様な戦場では、徒歩歩兵による戦闘は非常に作戦指導に困難が伴いますし、逆に1944年のレイテ島の様な戦場では、重装の機甲師団による戦闘は効率的ではないわけです。
こうした個々の地理状況と、敵状について考えなくてはならないために、陸軍の編成論は非常に観念的であいまいにならざるを得ないのです。
そしてあらゆる戦場において共通となる事項は、弾が、照準されたものであれ流れ弾であれ飛んでくるという事、そうした中で歩兵を前進させて土地を占領すること、でしかないわけです。
一例ですが、機械化と装甲化は実は本質的には違う編成思想なのではないかと、自分は考えています。
すなわち機械化にとって重要な問題は、部隊機動力の向上であり、戦場間機動と戦場機動の速度向上なのです。
そして装甲化とは、いつどこから飛んでくるか判らない弾によって、部隊機動を阻害されないための能力の向上なわけです。
海軍は、かつて直接視認し火力投射を行う戦闘様式のみを想定して戦争を戦ってきました。
第二次世界大戦に航空機と言う間接火力投射兵器が登場し、以後対艦誘導弾の実用化にともない、海軍の戦闘様式の主体は間接火力投射主体に移行しています。
また海軍においては、機動力、すなわち戦場から戦場へと移動し、戦場で敵に対して有利な攻撃を行える位置を占有するための能力は、
オールで機動するガレー船から、風をはらんで移動する帆走専門船、そして内燃動力機関によって気象条件に左右されずに移動できる様になった近代以降、と、三つの技術的ブレイクスルーがあったわけでした。
そして、それらの技術的ブレイクスルーがあって、初めて水中機動を可能とする潜水艦の登場を見たわけであり、機動に関する制約は陸上部隊に比較して非常に単純なわけなのです。
陸軍と海軍の任務別部隊編成に関する違いは、多分に海軍の方が思考せねばならない不確定要素が少ないためではないでしょうか。
>そもそも陸式にはSFに相当する総司令部がないわけだろ?
>1正面に各方面からの抽出兵力を指揮・維持できる体制が現在あるんかな?
>よくわからんから誰かにおせーてもらいたいんだが。
陸軍においては、ある方面の指揮を担当するのが方面軍ですね。
陸上自衛隊では方面隊と呼称しています。
ただし、場合によってはある一方面の作戦指導を軍団が指揮する場合にもありますし、いくつもの軍を指揮下に置く方面軍複数を編合した、総軍や戦略方面総軍等が編成されることもあります。
これは、部隊規模によって担当できる土地面積が違う為、地理的、地政学的に規定される戦略任務達成のために投入される部隊規模が変わってくるわけです。
そのため、海軍のように戦闘部隊を一つの部隊に集中させて管理を行うという手法を取る事が、非常に難しくなっています。
陸軍の編成においては、各方面から抽出された部隊を指揮下に編入して指揮運用することは、あらゆる段階の司令部において最初から想定された事態なのです。
ただし、やはり指揮官同士の相互理解の度合いが、部隊としての戦力発揮において重要な意味を持ちますから、できる限り建制の編成で戦闘をする様に上級司令部では作戦指導する様にしていますが。
よく集成なんとか部隊という存在が戦史では出てきますが、これなどある司令部に集められた雑多な編入部隊を一つの指揮単位として運用できる様にしたものですね。
極論ですが、各艦艇のある速力時のスクリューの回転数や戦速ごとの洋上速力の測定無しに戦隊を編成するのが困難である海軍に比較して、陸軍は非常に融通無碍に単位部隊をやり取りできる体勢になっているといえると思います。
陸軍部隊は、必要に応じてある編成単位の部隊が指揮下に配属されることがあります。
これは、海軍のように個々の艦艇が戦闘単位であり指揮せねばならない単位数が比較的少ないのと違い、地理的制約による諸々の問題を解決するために各種の兵科や編成が存在するためです。
そのため、各部隊は自前で自らの戦闘力を維持できる最低限の能力を持つ様に編成され、また配属される部隊の分も見越してある程度の後方支援機能の余裕を持つ様に編成されています。
当然、場合によっては指揮通信機能を上回る規模の部隊を指揮せねばならない場合も発生し、そうした場合には、指揮下の部隊をいくつか編合して臨時に戦闘団を編成し、その戦闘団を指揮することで指揮通信機能の回復をはかることになります。
そのため、最初からある程度の余裕をもって司令部機能は編成されるわけですが、上下の通信連絡が途絶えた場合、海軍と違って「旗艦の信号旗が見えなくなった場合には敵に向かって突撃せよ」では済まないのです。
陸戦においては、敵の指揮通信機能の麻痺を指向して作戦を立案することはままありますが、これは指揮するべき部隊数が非常に多く上下の連接が多いため、指揮通信機能が比較的脆弱であり、またその混乱のもたらす効果が致命的であるからです。
各部隊は、各々担当する任務に対して最適化する様に編成されているわけであり、各々の部隊が独自の判断でばらばらに任務を遂行する事は、全体としての作戦運用の破綻を招くことであり、敵にとっては非常に大きな利益なのです。
>>439 俺様の名前を騙るなら、これくらいの内容を、これくらいの量書けるようになってから書き込みやがれ腐れコンドーム(藁
名無し工事現場労働者氏は矢張り75式ドーザーハァハァなのだろうか
>448
厨房81式だろう
北富士で鳴らした俺たち陸自部隊は、憲法違反の濡れ衣を着せられ世間から蔑まれた。
そして営内を脱出し2chにもぐった。
しかし、地下でくすぶってるような俺たちじゃぁない。
筋さえ通れば金次第でなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし巨大な悪を粉砕する、
俺たち陸自野郎Aチーム
俺はリーダーの緑装薬4、通称パンピー
観測と戦闘の名人。俺のような根っからの野戦家がいなければ
百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらん。
俺は270式、通称サンボー
自慢の見積もりで敵はみんないちころさ。はったりかまして運用して
状況を逆転させてみせるぜ。
よおお待ちどう、俺様こそ81式、通称小学4年の軍オタ
戦術戦略学習は天下一品、若い、オタ?だからなに・・・・・・・。
ミリ屋哲、通称フーゾク
機甲の天才だ、M-1だろうがK-1だろうがぶん殴ってみせらぁ、でもATMだけはかんべんな。
俺達は、道理の通らぬ世の中にあえて挑戦する。頼りになる神出鬼没の、陸自野郎Aチーム!
助けを借りたいときは、いつでも言ってくれ。
451 :
厨佐:02/08/29 17:06 ID:???
では、ちょっとお題を。
戦後の「日本人の軍事評論」では、
WW2の独軍VSフランス軍を比較するに、
「戦車集中編成」した独軍
と言うのを強調しすぎた、と思ってる。
フランス軍にも機甲師団も機械化師団もあった。
そして独軍よりも、ひょっとするとスペックの高い、より以上の数の戦車が。
「戦車を集中使用したから」「フランス軍は分散したから」と言う
単純な問題で無いと思う。
やたらいいタイミング(当時としては!)で間接射撃、スツーカが爆撃して来る、
そこだと思う。
また、独軍の自動車化師団の戦車大隊やめたのは、はやまった、
との意見もあり、もし旧式戦車でも戦車大隊を配属していれば、
戦闘力はずっと高まったはずだ、との意見もある。(俺も同意見)
戦争後期の機甲師団は、100輌そこそこの戦車(編制の上で)
でも機能した、とも言える。
452 :
厨佐:02/08/29 17:07 ID:???
戦車の集中配備は効果的か?
ってだけのお題で、陸自でどっちがいいか、確証は持てないんだが・・・
ただ、全部で1000輌程度はあっていいんじゃないか?とは思うな。
それをどう振り分けるかという問題。
砲兵はけっこう厚いし、そんな旧式なのも無いよな。
ほんとは、数字に出ない機能上の差ってのも宣伝して、抑止力としても
いいんじゃないかとも思ったりする。
戦車の配備は、集中的にならざるを得ないかと思います。
戦車は戦略移動に手間がかかるシロモノで、一方、日本において
最も差し迫った脅威は、列島の北端と西端にあります。
予想される状況は、彼が主導権を持った状態で始まり、そして短期かつ激烈な
モノになるでしょう。
重装備の機甲予備を他方面からスイングしても、間に合うかどうかはギリギリの
状況になると考えます。
900輌の戦車を各60輌の15個大隊に編成するなら、現況では青函以北に9-10個、
関門以西に3-4個大隊を配備し、残り(1-3個大隊)を本州中央に機甲予備
(教導団込み)とするくらいでしょうか。
従って本州の部隊にこそ、MPMSと装輪式自走榴弾砲のような、戦略機動性の高い
装備を持つ軽装甲快速部隊が必要でしょう。
道北、道東、北九州。対抗部隊が、これらの地域以外に重装備を展開するには
準備も猶予も必要で、彼が所要する時間を削ぐ為にこそ軽快部隊を活用します。
北端と西端の機甲部隊をスイングするための時間も、そうして稼げる事を
期待したいものです。
このスレには御題を戴いて真面目に回答を練る生徒クラスの人は、私くらい
でしょうから、私が御答えさせていただきました。
さぞ御不満でしょうけれど。
・・・・・・なんて事を装輪車スレで書こうと思ったら、流れか変わって
しまってて、おさむちゃん残念。
ヒントとして「消防スクーター」を出したのも、良かったのか悪かったのか(笑)
454 :
416:02/08/29 21:10 ID:+HsarAY6
皆様長スレありがとう。
現在の陸式装備編成とはやはり2次大戦式の動員・準備期間がどうしても必要なことが前提なんですね。
海からするとやはり「机上の空論」「修行僧の問答」のような印象をどうしても受けてしまうんです。別にバカにしてるわけじゃないんですが・・。
我々にとっては目先の事態が最も重要なもので・・。自らの「あるべき姿」を落ち着いて考えられるということはある意味うらやましいですね。
>>416 416さん
海の方でしょうか?
海のタスク編成について質問があります
海のタスク編成は
>>416のように地方隊の隷下に他地方隊の護衛艦隊や
護衛隊群を編入するものなのでしょうか?
自分は地方隊戦力は各地方に貼り付け重要港湾・海峡の防衛に従事し、
自衛艦隊隷下の護衛隊群・航空集団等を機動的に運用するものと思っておりました
また佐世保に他地方隊からの増援や護衛隊群を派遣するという事は
自衛艦隊指揮下に各地方隊を編入するのでしょうか?
456 :
416:02/08/29 22:30 ID:+HsarAY6
>>455 タスク編成はまさに任務別編成です。状況いかんによって各司令部の下に編入される兵力はどこからもってきてもいいんです。
SFとRHは並列関係にはありません。タスク編成では基本的にSFが頂点に立ちます。
457 :
厨佐:02/08/30 10:00 ID:???
いや、ちょっと見てたら、
http://yasai.2ch.net/army/kako/985/985143816.html とかで、270が図演申し込んだりしてたんだなあ。
ああ、もったいない。
恥かいてもいいから、受けといたらいいのに。
小学校校庭と、となりの量販店駐車場に2個中隊降着とか、サイコー!
実に彼らは現実にあてはめるから、イメージが強いわけ。
そのうち、ヒマがあったらぜひ見たいなあ!
(比較的ヒマなのは何月とかあるんだろう。いちおう公務員だから。笑)
俺が81のアドバイザーに付くから。
あと工兵に先遣増強中隊指揮さしても面白い。
そしたら、270相手でも対抗できるんでわ?がはは
緑装薬4の砲兵隊に支援させてもいいだろう。
そしてら勝てる気がする。
シミュレーションのテーマとしては、「高機動旅団」が果たして高機動できるか?
机上のダイナミック砲兵支援(ダイヤゴナル型の要請経路)
は果たしてちゃんと稼動するか?
など。
渋滞して御陀仏、だったりして。(笑
このカキコ自体がネタだが、ぜひ見たいなあ!
問題は難民かなあ。
自家用車を押しのけて(言葉通り物理的に)進むべきなんだが。
輸送隊の先頭にはドーザーが必要か?(笑
458 :
厨佐:02/08/30 10:31 ID:???
最近2日前くらいに知った自衛隊米軍4000人くらい参加した
シミュレーション(図演)についてコメントをひとつ。
1:この想定は、中国と統一朝鮮が連合して北九州&山口に着上陸してくる
と言うシミュレーションだが、
そのような自体でも対処ができる(準備)
そのような作戦は失敗する(心理的けん制)
と推測する。
細かいところでは不満がある。
1:敵第2派増援は洋上までで、完全に潰滅してる。(その能力がある)
最悪の事態の想定として、第1派が奇襲上陸できた
(一時的な航空優勢があった)設定だが、いちばん肝心な
第1っ派を立体的に叩く研究が薄くなったのでは無いか?
2:上陸させて、かなり進撃してから叩いているが、
おそらく難民の渋滞を考慮していない。
選択肢として、予想侵攻地点に部隊を急派させて迎撃しても良いのではないか?
(そのような状況は多大のプレッシャーが部隊にかかり、
海空のシミュレーションとしても有意義な気がするのだが。)
情報収集や予測、決断と実際をシミュレーションしてもいいのでないか?
3:「米軍の支援を受けて撃退」とは実は、政治的なニュアンスも存在してる。
この図演に。
政治は経済や時として軍事の成果(戦争そのものとは限らない)を有効に
再展開するもののためで、
中国と統一朝鮮が連合
くらいの想定なら、「米軍のチカラの空白」があった場合でも、
独力で撃破できることを証明するのも一興かと。
逆に言えば、限界も見えて来るかもしれない。
459 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/30 12:43 ID:99Hg7HGF
>458
想定の内容はようわからんが、それってYSだな(笑)
報道陣の取材があると、状況図隠さなきゃならんような内容だからな・・・
まあ、一応具体的な目的ぼやかしてやっとるからねぇ。
460 :
厨佐:02/08/30 16:08 ID:???
http://yasai.2ch.net/army/kako/985/985143816.html 失礼!結局やってたんだね。270VS81の図演。
今、読んでるところ。
最高に面白い。某研とかうざったい。(笑
音威子府は難攻不落だよ。
「日本の地形は防御に適する」その通りだと思う。
一時期、けん要地形(トンネルとか隘路とか)の小部隊占拠、
強調された時期があったが
その通りだと思うが、実行は、81の考えるほど容易では無いと思う。
(米軍で無い限りは。笑)
佐藤大輔の北海道侵攻のシミュレーションゲームはなかなか面白いよ。
今だったら修正できるだろう。
あと、「ダイスをなぜふるか?」
不思議なハナシだが、ダイス(偶然)を入れた方がシミュレーションになる。
461 :
厨佐:02/08/30 16:12 ID:???
>その過去スレのケイ氏
あんたはなんてゲームがヘタなんだ!
特科が潰滅なんて!
>459
YSって、ヤマサクラのこと?
>>441 >歩兵の他兵科に対する最大の優越点として、あらゆる状況に対応できる臨機応
>変さ、を挙げられる方もいます。
>すなわち歩兵は、専門職種というよりは、直接敵の戦闘力を無力化するという任
>務を担うが故にあらゆる戦闘状況に柔軟に対処できるよう訓練されるからです。
その通りだと理解するデス。
>そして、そうした柔軟な対応は、「専門家の目」というプリズムによって状況を改変し
>て認識するのではなく、「いかに敵を叩くか」という一事のみによって認識されることか
>ら来るのではないかと考えるものです。
>すなわち、あらゆる兵科から上がってくる「専門家の目」を通した情報を、いかに取
>捨選択統合して各級戦闘部隊指揮官が必要とする情報、すなわち「地理気象
>情報、敵と我の意図、敵と我の戦力、敵と我の配置」に集約させていくのか、これ
>は非常に重要であると考えるものです。
よく理解できないデス。ただ、最終的な意味で情報は状況図になるのデスから、それ
自体は基本的には変わらないと考えるのデス。
>>442 引用すると長いので省略デス。
基本的に中隊が戦闘単位部隊、大隊が戦術単位部隊 、連隊が戦術単位部隊
とボクは認識しているデス。地理の状況の違いは部隊の規模や装備に跳ね返っ
てくるデスが部隊の結節を作っているのは機能面の問題だとボクは考えるデス。
直射火器、間接火器という問題というよりも、異種火力吻合に代表される他の戦闘機
能のインテグレートという問題デス。
異種火力の弾先吻合が大きいデスが、それ以外の障害の構築や踏破、といった歩
兵が直接殴り合う以上の戦闘機能を吻合するという部分が決定的に違うのだとボク
は考えるのデス。デスから、中隊は歩兵が殴りあうだけデスけど、大隊はそれに軽迫や
ミサイルを吻合し、障害を構築し、渡河や地雷原の啓開をしたりと言った他の機能
を、連隊になればさらにその機能は増えるわけデス。
中隊を完全に戦闘単位部隊として、単一の戦闘に任じさせるならば、軽迫を取り上
げ、施設作業もえんぴで出来るレベルしかさせないのが基本デス。しかし、それをやる
には大隊という中間結節がどうしても必要になると僕は考えるデス。
あ、ログイン忘れてたデス・・・
俺的には(上の方でも書かれていたが)大から小迄いろいろな隊・部隊って有るけど、
戦場において重要なのは以下の三つに集約されると思う。
そして其の名前(呼び名)は人数にあんまり関係無く、性格によって分類されると思う。
●師団
●連隊
●中隊
師団
自己完結しているモノ。物資や指揮・情報、偵察や工兵、輜重から衛生まで。
相手が在る事なので一概には言えないが独立して戦闘を継続できる存在。
勿論現在使われて居る意味での旅団ってのもこの範疇に入ると思う。
独立大隊ってのもあるが、場合によってはこの中に入るのかな?
間接射撃用の砲兵とキチンとした対空火力の傘の下で、指揮下の部隊を動かせる存在。
出来うるなら攻撃ヘリも保持して、帝国陸軍の戦車みたいな感じで派遣して使えるようにしたい。
海なら補給艦等を含み、空ならハンガーの在る飛行場と其の所属全部かな?
中隊
歩兵の場合、布陣した正面数百米〜位のみの戦闘にさえ集中していれば良い存在。
日露とか一次大戦の頃の吶喊は大隊(1000人位)単位だったし現在でも中国あたりは其の様だが、
最近は中隊単位で動く。将来はさらに減るとも思われる。
海なら一隻(若しくは駆逐隊等)、空や機甲なら行動を共にする或る程度まとまった数。
将棋なら、何らかの駒一個。
連隊
一応の諸兵科連合。偵察や工兵、衛生まで含む。情報に基いて各種持ち駒を投入する。
砲兵や対空火力は一応保持するもそれなりの威力の軽便なもの。
海なら主力艦や補給艦の居ない派遣小艦隊。空なら出張隊? 小型空母搭載機全機?(苦笑。
467 :
名無し三等兵:02/08/30 21:59 ID:yf8s7XGG
>>466 師団=自己完結っていわれてもわからん。
そもそも「基地」なくしていかに戦うのか?海・空にはちょっと理解できない。
そもそも海では補給艦なぞなくても艦は1隻で完結してるともいえるし、補給艦があっても脚がちょっと長くなるだけで、「基地」なくしては存在しえないことから完結しているともいいがたい。
結局陸戦での自己完結って何なの?基地業務は入るのか?
>>467 陸に基地は存在しないデス。存在するのは仮の住まいである駐屯地デス。
たとえば、中隊で車両が壊れれば、師団の整備部隊に後送され、そこで整備可能
なら整備され、修理不可能な部品等はさらに高段階の整備が可能な軍団や軍の
補給処に後送されるデス。そして、もっと基本的な部品は企業から購入するデス。
ここで、中隊から軍の補給処まで、基本的に野外に展開可能デス。たとえば、湾岸
戦争で米軍は補給処をヘリコプターであらかじめ前進させ機甲部隊のロジスティクス
を維持したわけデス。
ちなみに、自己完結部隊というのは、中隊、師団、軍デスね。これらは、独自の兵
站機能を有しているデス。
469 :
厨佐:02/08/30 22:13 ID:???
http://yasai.2ch.net/army/kako/987/987659570.html いや、プロの図演は、サイコ!
「単純で典型的なもの」だとしても。
赤面。ぽっ。いや、うそうそ。
まあ、見る前にからんどいて、よかった。
感想としては、
冷静な損害判定にしびれ!(ってそれじゃいかんのだが。
そこに錯覚があることはお互いわかってると思う。けどやっぱシビレ!)
あと、まったく妥当なのだが、
「突っ込まずに敵の火点を探り出す」
さりげない判断にしびれ!常識なんだろうけど。
だが、それができない軍隊は多いぜ。
その作戦を取っても、実際には見落としはたくさん出るだろう。
それが少ないのが精兵(米とか日本とか)だ。
迎撃のイメージがかなりコントロールの利いたものであるのに
びっくりした。
実戦ではそうは、いかないとしても、自信のほどはうかがえる。
裏付けの無いものでは無いと推測するな。
現実には、撃ってから陣地転換して、また撃つ、
むつかしいことだと推測する。
470 :
厨佐:02/08/30 22:16 ID:???
俺だったら、O3(全力迎撃で貴重な陣地をサラす)かもしれない。
そうすると次の攻撃に備えて、陣地を後退するか、(より不備な迎撃態勢)
見落としを期待して、(状況がそれを期待できるものなら:正確な判断はほぼ
不可能だが)、同じ位置でたてこもるか。むつかしい判断をせまられる。
まあ、結局、図演でもO3に近い線までやってしまったけど。
損害を増やしたく無いからね。
もうひとつ、タマをけちらずに集中砲火って手もあったな。
それだったら陣地位置の露呈を少なくできるはずだ。
基本的に、あと1っ回の赤旅団攻撃に耐えたら後退、って考え。
1っ回、会戦したら、警戒部隊程度で後退してしまっても、
敵は貴重なタマ(間接砲撃。たぶん激しい計画砲撃)を無駄使いするはずだ。
(言ってる意味はわかると思う。そんなに融通は効かない、との意味。)
逆に言えば、次回の青の主力攻撃は、計画砲撃の首尾次第だ。
空振りすれば勝てる。(はず・・・)
装備(通信・探索の機器も含めて)・技術が高度化するほど、
扱う人間と組織の差は大きくなる、
そんなこともイメージされたな。
ちなみに、英語で中隊長をやる陸の大尉と、海軍で艦長となる大佐は同じcaptainデ
ス。
陸戦における自己完結部隊とは独自の兵站能力を有し、ある一定の期間独力で活
動できる部隊を指すデス。基本的には中隊、師団、軍デスが、日本の旅団や、諸外
国での軍団は兵站機能を取り込んでいる場合があるデスね。
ボクは陸における中間結節はつまるところ機能の配分になると考えるデス。いかに、
効率良く機能を割り振ることができるかという事デス。
472 :
厨佐:02/08/30 22:20 ID:???
赤から言えば、事前に無人機などの偵察で築城を察知していれば
かなり有利になる。(そして偵察隊の戦闘中と)
青から言えば、もちろんこのシミュレーションでは想定外のことだが、
現れる前に叩ければ、損害の%以上の混乱と戦力低下があるだろう。
対空兵器で止められない、射程の伸びた砲兵隊は、
相対的な価値を増してるかもしれないな。実は。
あのまま続けたら、どこかで270は、少数のヘリ歩兵を後方の隘路へ
送り込んだと感じたな。
それをどのタイミングでやるのか?(激戦の混乱の中なのだろうか?
←それってシロートの空想なのだろうか?)
それに対してどんな判定をするのか?
興味は尽きない。面白かった。
ただ、シミュレーションには式崩壊じゃナカッタ、
「士気崩壊」のチェックを入れた方がいい。(爆)
>467
スマソ、可也荒っぽいですね。認めます。
自己完結ってのは言いかえると、物資が集積されているならば、
量的なものを無視すればあらゆる敵陸軍に対してどのような局面であっても対処出来ると云う意味で使いました。
具体的には対処する為の目(偵察)脳(司令部)動脈(輜重)手段(対空・対機甲・対陣地等の攻撃手段)を持っている筈だ・・・。
基地ってのも、自分で対処出来る・・・築城できる・・・から自己完結。
>81式氏
ちなみに、自己完結部隊というのは、中隊、師団、軍デスね。これらは、独自の兵
站機能を有しているデス。
そう云う意味でも有りましたね・・・・不用意に使用して惑わせました。スマソ。
大隊ですが・・・・
今となっては密集隊形、昔なら普通の戦闘隊形で、指揮官が把握して戦闘に集中出来る人数なのでは?
この人数は機関銃が普及するまでの千年位変わってなかったと思うのですが・・・。
勿論その下には各人員の顔や特性が判るレベル迄、寄り親寄り子組織が有ったとも思いますが。
で、戦闘隊形が散開して行くにつれて人数が減ってきた結果、単一戦闘レベルが人数的に中隊規模に成った・・と。
つまり中隊とは、機能的には100年前の大隊ではないでしょうか?
今でも大陸の平原で10万人単位の人間が小銃を主武器として殺し合いをするのであれば、大隊レベルの大きさの中隊の方が有効だと思います。
>中間結節・・・
中間間接としての意味は有ると思う。特に大兵力同士がぶつかる場合は。
でも管理・指揮での意味としてはあんまり重くないのでは?と思えるが。
特に大陸の陸軍国で無い場合は。
>>474 大きさそのものは意味はないと考えるのデスよー 確かに、管理面からの要請として
個人が認識できるといった問題とかはあると考えるデスが。戦闘単位として、単一の
戦闘に任じるのであれば、それは中隊と同じ意味合いなのだと考えるデス。昔は、
中隊の規模が大きかったデスし。
デスけど、実際、迫撃砲や対戦車ミサイルといった火力を吻合したり、地雷を敷設
したりするといった機能を中隊に要求するのは戦闘に専念させられなくなると考えるの
デス。
476 :
名無し三等兵:02/08/31 00:01 ID:vJWiibWx
>475
大隊の特徴おしえてクレクレ
比較して書いてくれるとうれしいモナ。
477 :
名無し三等兵:02/08/31 00:07 ID:vM15pW7m
陸戦における自己完結能力のうち、基地業務部門についてはどのように考えられるんでしょうか?
まだ理解できません。
給与支給は?糧食・特に生糧品等の調達については?航空機等高度な装備の検査・整備は?
これって「基地」機能だと思うんですが・・・。
それらが自体が「動く」のはやはり大陸での話ですよね。
狭い日本でもそのように考えなきゃならんのかな?
海の人間には本質的に理解できないもんで・・。誰かよろしくお願い。
>>475 連隊 戦術単位 火力を吻合したり、通信や対空情報といった様々な機能をインテグレートする単位デス
大隊 戦術単位 火力を吻合したり、中隊を指揮しやすいように取りまとめるデス
中隊 戦闘単位 一つの戦闘を主宰するデス
と、ボクは理解しているデス。
>>477 基地業務は普段は駐屯地業務隊が行うデス。飯、風呂、衛生とかデスね。最終的
には野外に展開するデス。調達についてはその場で役務契約を行うか、上級部隊か
ら補給されるかどちらかになるデス。あと、野外に展開した部隊は独自に給食をする
デス。中隊の本来の意味は同じ釜の飯を食う仲間デスから。これが、中隊の自己完
結性の最大の理由デス。
航空機や誘導弾、通信機といった高度な整備も、専用の設備をシェルタ等をトラック
に積載し野外に展開し整備するのが最終的な形態デス。
野戦戦力に基地という概念は存在しないのデス。最終的にはすべて野外に展開す
るのが野戦戦力デス。
しかし今では後方支援地域など夢のまた夢のまた夢だったりするのだった
480 :
477:02/08/31 01:33 ID:vM15pW7m
>>478 レスサンクス!!
でもやっぱり今の日本に適合した考え方じゃないような気がしてなりません。
だって陸自の「駐屯地」ってどう考えても「移動可能」にみえないですよね。確かに物品とか施設とかボロく見えますけどね。
何か欧米の陸軍国のマニュアル翻訳しただけの印象が強い。どうせ本土決戦しかしないんですから、もっと独自性があっても良いのでは・・。
縦深のない日本では基地帰投を固定化しても全くこまらないし、編成上それを認めることでより海・空のような効率的な後方態勢が構築出来るんじゃないでしょうか?
まあ海・空などマサに米軍コピーですが、そこには他国とある意味それほど変わらないとこがあるんですよね。
特に海は洋上に出ちゃえば誰にも見えないんで組織つくるときから陸よりあまり制約無かったんで・・。
>>480 確かに、陸幕や補給処といった機関は移動が困難だとは考えるデス。というか、事実
上無理だと考えるデス。ただ、一般部隊は野外に展開するデス。師団とかデスね。
しかし、駐屯地は有事でも使えるデスから、当然使うデス。帰投するとなると、策源に
縛られたナポレオン戦争以前の軍隊のようになるデスから帰投するというのはどうかと
思うデスが、兵站機能を駐屯地に持たせることは十分に考えられると思うデス。しかし、
それも敵の驚異下になる可能性はありえるデスけど・・・
たとえば、某師団が北海道から師団丸ごと九州に戦略機動するなんて事は当然考え
られるわけデスし。
ただ、それでも野戦軍は最終的に野外に展開することを基礎として考えなければなら
ないデスけど。
あと、海はあくまで攻撃しか存在しない(遭遇戦しか発生しない)、点対点の戦いな
のに対して、陸は面対面の戦いという大きな質的違いがあるデス。海にとって策源は
点、つまり港湾と基地というのに対し、陸にとっての策源とは後方地域という面になる
デス。同時に戦闘も戦線という線で展開されるデス。
マハンを引用するまでもなく、海上戦力の破壊は策源の破壊デスけど、これは、港湾
デス。港湾を占領する事が最終的な海上戦力の破壊デス。しかし、野戦軍は後方
地域が点でなく、後方地域デスから、これを完全に破壊する事は困難デス。間接ア
プローチ的手法を用いても、残った野戦軍を掃討しない限り最終的な勝利は得られ
ないわけデスから。
野戦において、戦線は一進一退を繰り広げるデス。ここで、策源を基地に限定すると
戦線という概念が成立しなくなるデス。戦線から離れた後方地域という概念が成立
しなくなるというのが正しいデスか?
野戦軍は野戦軍を養う後方地域を引きずりながら戦闘をする事になるデス。ここで、
基地機能に依存するのは野戦軍の特質である、どこにでも存在するという偏在性、
つまり面としての機能を放棄する事デスから、それは野戦軍としては成立しないと考
えるのデス。
483 :
477:02/08/31 02:20 ID:vM15pW7m
>>481>>482 レスサンクス!!
でも野戦軍が国内の戦場で対峙せざるを得ないような悪夢のような状況が現在の日本に生起し得るんでしょうか。
後方地域なんて日本の地理的国民的情勢下で確保できるんでしょうか?私には陸の「戦線」に該当するエリアが何マイル程度の面積の地域を指すのか、「後方地域」とは「戦線」から何マイル隔離されていればいいのか分からないのですが。
まあ我々にとって既に終戦である状況は本質的に理解できないんです。
大陸国家ならわかるんですけど・・。
要するに駐屯地の「何を移動し、何を置いておくか」ですね。
陸の場合、当初の奇襲は自明のこと。空自さんがそれを防げればラッキー。
固定的な後方支援組織なんか作ったら、確実に標的にされますね。
だから野戦で必要な補給整備業務は、とりあえず野外で行えるようにして
あるわけですよ。段列地域に防空の措置をしたりね。
この辺は海の方が「洋上に出れば」というのと似てますな。
まず第一に、「固定的な後方支援組織が使える地域」があります。
北海道に敵が上がってきたとして、東北まではこの状態ですね。
ここまでは駐屯地が兵站基盤として有効です。
しかし北海道ではこうした兵站基盤は攻撃されるのが当たり前。戦闘部隊は
展開し、後方支援部隊もそれに合わせて段列地域を確保、秘匿に努めつつ
支援します。
ここで「何マイル」という数字を出すわけにはいきませんが、まあ「上陸部隊の
砲撃が届かない辺り」としておきますね
486 :
477:02/08/31 02:38 ID:vM15pW7m
>>484 レスサンクス!!
あなたの意見はたしかに理解できます。
しかし、このような見方もできると思うんですが・・。
だいたい、海・空は基地能を固定化しているのに陸だけが基地機能を移動する意味があるんでしょうか?しかも実質的に重要な補給処等の移動は建前はともかく実際全機能を移動することは無理な訳でしょ。
陸の基地が固定化されていたところで、対象国にとって最重要目標は日本国内の陸上戦力の覆滅ではなく、まず航空優勢の確保、制海権の確保、国家継戦能力の破壊ですよね。
それならば第1目標は航空基地・艦艇基地・商業港湾・石油備蓄基地・発電所等であって、陸上部隊をねらうのはそれらを撃破した以降なんじゃないでしょうか?
海・空が基地化されているが故に可能な全国的補給オンラインシステムを陸が構築できないなど、実質を伴わない建前上の「移動」を前提としているためではないのですか?
ちょっと意地悪かもしれませんが、どのようにお考えですか?
487 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/31 02:38 ID:3YYcStWR
>477
まず最初に・・・
陸上部隊ちうのは、人と装備の集合体だってことね。
で、人とか装備とかがわらわら集まってる状態を指して「部隊」ていう
言葉として表現しとるだけのことだよ(笑)
>給与支給は?
会計隊自身が野外部隊なんだよ。
つまり「野外で会計業務」するわけだよ。
>糧食・特に生糧品等の調達については?
まあ、広く「補給」ということで言うとね、指揮系統に基づいてやって
来るわけだよ。
そもそも生鮮食料品なんていうことは、炊事可能な状態でなければ必要
ないだろう?
作戦行動中の部隊なら、防御で築城だとか、再編成中だとかでもない
限り炊事なんぞできんからね。
488 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/31 02:39 ID:3YYcStWR
続きな。
>航空機等高度な装備の検査・整備は?
整備区分ちうもんが存在するんだよ。
で、ある程度以上の整備は後送する。
>これって「基地」機能だと思うんですが・・・。
そうだね。陸上部隊も当然「基地」が存在するわけだよ。
#中央兵站基地ちうもんがね。
ただ、海や空よりは、その機能が分散されてできるだけ現場に近い
ところ=野外に動くような組織になっとる。
>それらが自体が「動く」のはやはり大陸での話ですよね。
>狭い日本でもそのように考えなきゃならんのかな?
海や空は「本土決戦前」の戦いを基本に考えるだろう?
でも、陸は「本土決戦」で考える(笑)
#そうでなければ「なんとなく専守防衛」じゃないだろう?
ちうことはさ、固定したもんは最小限しか利用できない、ちう
発想になるわけよ。
つかえればラッキー程度ね。
固定したもの使おうと思ったら、それを防御するための労力と
いったらねぇ・・・
というのは、陸上戦力は「国家を最後まで保持する責任」があるからですよ。
「港がやられれば終わり」「空港がやられれば終わり」な海空とは違うわけです。
一般的な航空優勢が敵の手に渡ろうが、一般的な海上優勢が敵の手に渡ろうが、
それでも敵が敵の意思を日本に強要しようとする(戦争目的の達成)のためには
地上軍を持って我が国家意思の覆滅=地上軍の殲滅を行わざるを得ない訳です。
(通常ならば)
沖縄戦の戦例を挙げましょうか。「もう海上部隊としての戦闘は不可能」と
した海軍は、菊水作戦で特攻しました。
「陸上部隊は時間を稼ぐことが、戦略目的への寄与だ」とする32軍は、(5月までは
持久戦に勤め、米軍の本土上陸を長引かせました。
今の人間なら「どうせ負けたんだから・・・」というかもしれませんが、陸海の意識の
違いを見るのには格好の例だ思います。
どんなもんでしょうね?「スマートに負ける」のと「泥臭く戦い続ける」のとどちらが
いいのかしらん
490 :
477:02/08/31 02:52 ID:vM15pW7m
>>485 レスサンクス!!
失礼ですが、15年前なら素直に北海道限定の話も聞けたんですが現状では・・。
九州・南西諸島・中国地方などにあなたの言われる理論は本当に適応できるんでしょうか?素人なので非常に疑問です。
>>緑史
15年前ならば素直に理解できたんですが・・。
西方連隊や新特殊部隊の創設、後方改編の動きがあるときいていたので陸幕も最近方向転換しようとしているのかなって隣から見ていると感じてるんですが、実際いかがなもんなんでしょうか。
>490
そうですか・・・
では、今それが適応できない根拠はどこにあるのでしょうか?
15年前と比べて何か決定的な違いがあるのなら、是非お教えください
492 :
477:02/08/31 03:09 ID:vM15pW7m
>>489 レスサンクス!!
私には2年の硫黄島勤務経験があります。国土防衛戦における将兵の困難さ悲惨さは理解しているつもりです。また、地上軍の地域支配機能についても理解しているつもりです。
しかし、我々のおかれている状況は世界でもかなり特異な海洋国家であるわけです。それも自給自足のできない。第2次大戦の集結についてはあなたも暗に認めておられるように本土侵攻前に手を挙げざるを得なかった特殊な国です。
現在の状況においては組織のあり方を大きく変える必要があるのではないでしょうか。
まあ我々も装備変更はしなければならないでしょうが、海上輸送路確保の国家的重要性自体については私個人的にもあまり変化していないと考えています。
493 :
477:02/08/31 03:12 ID:vM15pW7m
>>491 >>490については北海道以外の場合をききたかったのです。
都合良く北海道にだけ揚がってくるように思えないんで。
別に他意はありません。
自給自足の出来ない海洋国家といえば、第二次大戦時のイギリスもそうだったと
記憶してますが、それでも彼らは敵に屈服したのでしょうか?
組織のあり方を変えるとしたら、これは軍事板の範疇を超える可能性が
大きいですね。
どうせ「選挙区に金を落とす存在」でしかないでしょうし・・・
さて、北海道以外に敵が上がってくる事態ですが、九州北部が中心で一部
中国地方に上がってくる可能性を考えているのですが、不当でしょうか?
筑紫山地で敵を食い止め、久留米〜湯布院〜大分、広島〜米子が第1線、
後方支援地域は鹿児島と神戸辺りになるというシミュレーションはやばいでしょうか
(笑)
(海空はいいよな・・・「国民に負担をかける」防衛計画考えなくていいから)
>81式氏
大隊に固執しますね(笑。 若しかして連隊における歩兵(普通科)の比率を上げろと云う意味かな?
と思ったけどそうではないだろうし・・・。2単位にしろって云う事かな?(笑。
冗談はさておき、大隊級の部隊運用にて疑問が出てきました。
師団司令部が各連隊から中隊を抽出して臨時に大隊級部隊を作成して投入しようとする場合、
指揮はどう成るのでしょうかね?
例えば大き目の敵陣地への突入前に、迫撃砲を集めてきて大隊を作成して撃ちまくり、
普通科を集めてきて大隊を作成して突入させる・・・てな時。
先任中隊長が臨時大隊長に成った程度なら、師団司令部から参謀を借りてこなければいけなそうだし・・・。
>477氏
強いて基地ってのをあげると戦中の「連隊」みたいな、留守の駐屯地になりますが・・・
乱暴に言うと「兵隊製造工場」でしかありません。記録書類の保存とか。
例えば、北海道に上陸されて九州師団が一個出かけて行った後なんかは、そんな感じに成るのかな?
後、緑装薬4氏が
>>487 の冒頭で述べてられましたが、陸と海の感覚の違いについて
俺の理解を述べます。旧軍の感覚ですがそう遠くは無いでしょう。
海軍では船・・・人を入れる入れ物・・の数と種類で部隊を表現します。
だから若し入れ物が全部沈んでしまったら、其の艦隊は例え乗員が全員無傷で残っていても全滅・除籍です。
逆に乗員だけ全員上陸中にどっかに消えてしまった場合、艦隊は存続して人の補充だけが行われます。
陸の場合はこれが全く逆に成るのですね。若し全部の武器を無くして人員が裸で帰って来たとしても、
武器を補充して部隊は存続します。装備が総て倉庫に残っていたとしても、人員が居なくなれば
其の部隊は消失してしまい装備は他に回されます。
まあ最近は陸の表現も人員数と同時に「戦車○両、装甲車○両」とか表現されるのでそのまま
通用するとは思えませんが、基本は変わってないと思います。
496 :
厨佐:02/08/31 07:01 ID:???
陸の軍事力は、分散と存在だよね。
海空の場合、基地が破壊されたら、基地を変えて任務を
続行するわけだ。
陸の場合はそうはいかない。基本的に部隊に付いていくしか無いんだ。
固定基地を中心にしたら、その分の制約が多くなって、結果として
威力は下がってしまう。
固定基地を前提とした陸軍で強い軍隊は世界中どこにも無い。
もし、それができれば(固定基地で作戦)有利(セバストポリ要塞など)なのだが
現実はそうでは無い。歴史で言えばマジノ線など。
定置式は、ほとんど負けてるよ。
情報(&=遠隔打撃力=空とか砲とか威力発揮)を支配した側は
部隊も兵站も集中して攻撃に出れる。
イージス巡洋艦を2つにわけることはできない。
半分大破して、半分づつ、つなぎあわせて戦うことはできない。
より「細かいもの」の集積で、それをうまく合体できれば倍加的に
威力が増す。それが編成と言う話し。
497 :
厨佐:02/08/31 07:03 ID:???
サイズは火力に応じて変わって来た。
かんたんに言えば火力が増すほど分散することが必要で(小部隊戦術)
逆に通信の進歩ともあいまって、小さい部隊で大きな火力を誘導すること
も可能になってきた。小さな部隊の直接火力もおおいに増大した。
おそらく、81の言ってるのは、中隊以下は戦闘に専念させて、
中隊の戦区にFO(砲兵の観測点)を派遣するなり、他の観測手段で、
大隊に実際の間接火力等のまとめ合わせと割り振りと指揮をやらそう
ってことなんかと思う。
米軍は、より下のレベルまでそれをやらしてる(やらそうとしてる)
ようであり、いちがいにはどちらがいいとは言えない。
アバンギャルドで複雑な組織は混乱だけで終わる可能性もある。
通信と観測手段が進歩しているので、上位の司令部で現地を把握できるだろうし、
司令部自体も装甲化されてきているので、
焦点となる戦場に近接することもできる。
ただ、270の言ってるのを聞いてると、日本の錯綜した地形は、
増強した中隊くらいでしか、まとまって移動できない局面が多い
ようにも感じる。(この辺は関東平野とか石狩平野に住んでるとわからない。
石狩平野のが起伏がありそうだが)
俺的には、もっと下のレベルまで権限を下げて(火力の割り振りと支援の要請)
もいいような気がする。
そのうえで大隊だ。(直接戦闘する兵員が減る勘定になる)
イメージ的には、たぶん81ほどに下位部隊の直接火力を評価して無く、
間接支援火力を大きく見積もってる。(実際の威力発揮と言う意味で)
その位置に存在(残存)することが重要(間接火力を誘導できるから)
との考え。
ゆえに、機動力(部隊の移動スピードと言う意味での。戦場での速度では無い。
ROM組のため)
が重要との考え方。
逆に言えば、無人機とかの進歩した手段でも、遠隔情報で火力をまとめあげる
のは困難(完全に代替えにならない)との考え。
498 :
厨佐:02/08/31 07:05 ID:???
現場の指揮官の質(判断分析力発想のシャープさ)が要求され、
大隊長より中隊長のが優秀であることを要求されるかも?
(大隊長は幕僚が補佐してくれるだろう)
ってーか、急行した小隊に誘導させることをイメージしてるんだが・・・
制空権が取れそうなので、観測機を増強してもいいね。
まあ、結局、3進法ってところだろうが、
4番目の厨隊ってのもいい。(冗談デス・・・)
損害を受けた時、3っつで運用されるだろう。
大隊は必要だ。
なぜって?中隊4個で編制される連隊ってのは無いから。(爆
最悪の想定って言うと、中東の産油国に派遣されて
イスラエルと戦うってことかな?ありえないけど。
イスラエルの戦車の方がスペックは落ちても、たぶんイスラエルが勝つ。
イスラエルと敵対しない方がいいとわかりまシタね。
イスラエルの軍事力がモノを言ったわけだ。(経済は崩壊しそうだけど。爆
499 :
名無し三等兵:02/08/31 09:28 ID:ayR4gAa2
>>494その他皆様
昨晩つきあっていただきありがとうございます。
実は私は
>>494のような状況でどうなるか、国民はおろか、我々レベル(上級の人々なら違うかもしれませんが)でも全然分からないんでイメージがつかめないのです。
まあ、想定的には私は既に死んでいる状況なんでしょうが、家族に疎開の遺言しとかなきゃなんないし(笑)。
その西方想定についての意見を是非聞かせてください。
それと英国と日本は本質的に一緒ですよ。でも英国は海上交通を破壊されなかったので敗北しませんでしたが、我が国は海上交通路を破壊されたため国家継戦能力を失い敗北したと考えています。
それも我々の先人が誤った艦隊決戦式装備戦略をとりつづけたために。
だから我々にはその後遺症として海上交通路維持のための対潜戦1本になってしまってるんでしょう。
海洋においては米国に対抗できる国はこの先30年は出ないでしょうし、そういう状況ならば我々の装備体系自体はそれほど変化させる必要はないかと考えています。
まあ固定翼哨戒機など削減可能な戦力もありますが。
500 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/31 09:29 ID:3YYcStWR
>477
野戦軍に必要な要件は不変だと思うがな。
ゲリコマ対処なら、日本の一部地域のことだから当然他地域のインフラは
使えるちう発想にはなるだろうな。
#敵の脅威によっちゃ、地元の公民館で寝泊りしながら山狩りすること
#だって可能だろうしな(笑)
たださ、ゲリコマ対処は陸自の任務の一部にしか過ぎないわけだよ。
基本は大規模侵攻対処だろ。
不審船対策が必要!だからイージス艦なんぞ要らない、ちう論議と同じこと
だと思うがな(笑)
#そんなことないだろう?
501 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/31 09:36 ID:3YYcStWR
続きな。
たださ、477の言うようなもっと高度なシステム化は必要だと思うよ。
まあ、一応陸もシステム化しようとして努力はしとる。
陸のシステム化の問題点は・・・
1 野外で使用
2 常続性
3 単位が1車1人
ちうところなんだよね。
・・・部隊符号見すぎたエライ御仁が、部隊が人と装備の集合体だという
ことにやっと気が付き始めたところなんだよな。
#部隊符号で、人と装備の集合体を掌握するちうやり方は、その集合体を
#1隻の船みたいに見る整理した方法に過ぎないのにね(笑)
502 :
厨佐:02/08/31 09:36 ID:???
いちおうコンパクト化してるつもりなんだが、
そろそろ工兵の量を抜きそうだが、(量で勝負!)
赤軍の作戦として次のように考えてみた。
設定:統一された近海半島と東アジア大国が同盟。
近海半島には、東アジア大国の精鋭のすべてが駐留。これが赤軍。
北大国は中立。青帝国は別の理由により、青軍に対する大規模な支援無し。
赤軍の戦略:青軍のデフコン・レベルを上げることなく、常備兵力で奇襲。
奇襲後に上陸用の舟艇等を集結。(先にこれをやるとデフコンが上がる)
作戦の進展、もしくは展望が思わしく無い場合、目標が達成された場合、
どの時点でも「平和交渉」に入る。
平和と正義は我にあり!ウラー!
最終的(最大限)な目標は、日本制圧、我がブロックへの加盟。
第1次作戦:
大型偽装民間船(1-2万トンクラス以上)による、軽歩兵奇襲。
目標(着岸港)は、横浜(1個師団)・神戸(1個師団)・鹿児島(1個旅団)。
同時刻奇襲。着岸時間を同時と計画せよ。
同時航空攻撃(半島より可能な限りの航空攻撃。低空攻撃、地上航空機を第1目標)
と時刻を合わせる。
最悪の場合、臨検等で発覚しても作戦実行せよ!(他部隊の作戦)
敵手には法的制約等あり、すばやいリアクションは不可能、
天佑を信じ東京突入せよ!(京浜東北線で←冗談)
工兵くん!(←本気)
503 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/31 09:43 ID:3YYcStWR
>499
西方脅威は「島しょう」作戦だろ。
つまり、五島列島だとか対馬だとか取られたら、どうやって取り返す
か、ちうことだよね。
>西方普通科連隊の任務
いきなり香椎に大規模着上陸されたら・・・ちう話ではないな(笑)
>まあ、ないわけじゃないだろうけどさ。
504 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/31 09:49 ID:3YYcStWR
>502
乗ってるところ悪いんだけどさ、いきなり3個師団が本国から消えた
時点で大騒ぎだろうて(笑)
>その行方
陸続きの国に侵攻するなら、まあ部隊移動は演習ちうことでごまかでる
かもせんが、船に3個師団の装備と人積み込み始めれば、そら目だって
仕方ないぞ(笑)
>503
島嶼(とうしょ)ですぅ〜:-)
506 :
名無し三等兵:02/08/31 10:02 ID:t55jLlkk
>>458 >中国と統一朝鮮が連合して北九州&山口に着上陸してくる
面白いなぁ。やっぱり西方シフトって…。
507 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/31 10:32 ID:3YYcStWR
>505
そらすまん(恥)
さんきゅ!
508 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/31 10:34 ID:3YYcStWR
>506
そら、統一朝鮮が出来てからじゃないとできんだろうて(笑)
>実際の西方シフト
今は、一応「韓国」が緩衝地域になってるんだからね。
>477さん
冷戦集結によって、その環境が最も変化したのは、海自だと思います。
かつて「シーレーン」と呼ばれた海上交通路は、今や国際的資産であり、
日本との海上交通路の途絶は重大な危機である、と捉える国家は多いのです。
貴重な外貨を使って購入した虎の子の新鋭潜水艦を、国際的/地域的孤立
覚悟で、しかも海自が最も得意とする外洋ASWのステージに投入しようとする
国家は存在しないでしょう。
莫大なリソースを投入して整備された護衛艦隊ですが、海自は、より地域防衛に
適した編成を考えるべき時期に来ていると考えています。
来るべき有事は、(しつこく繰り返してるんですが)短期的かつ激烈なものに
なると考えられます。
その“シーズン”を過ぎてなお、彼が、立ち上がった多国籍海軍による海上護衛
部隊に挑戦出来る余力を維持出来るとは思いません。
これは集団防衛権とは関係ありません。日本との海上交通路を維持したいと
思う国家なら、当然の如く参加するでしょう。(もちろん米国の主導下ですが)
もちろん、対抗部隊がASEAN諸国と連携して対日包囲を実施するとか、米海軍と
コトを構えるのだとかいうのなら、また別ですけれども。
>>495 いや、単純に軽迫や中MAT、施設作業とかを中隊にやらせるのは荷が重いというか、
中隊は戦闘を主宰することに専念させなきゃならないと考えるのデス。
511 :
厨佐:02/08/31 11:23 ID:???
>乗ってるところ悪いんだけどさ、いきなり3個師団が本国から消えた
>時点で大騒ぎだろうて(笑)
ぎくっ!
がはは、っちゅーか、俺もそれ考えた。やっぱそんなもんか。
(実は「設定」の中に「毎年、韓国への援軍急派の演習」
とか自体無理があるもんな。がはは)
っちゅーわけ。
>家族に疎開の遺言しとかなきゃなんないし(笑)
くらいのヒトが自衛隊なら、そんなことも起こらんでしょ?
世の中なんてそんなもん。
「ポテンシャル」の話しなんだ。
だが、ポテンシャルをばかにしちゃいかん。
それゆえに回避できる危機ってのもある。なんちって。
だがな、俺は、
軽装歩兵民間船師団に東京を九州じゃナカッタ、急襲させたいんだよぉー!
ぜがひでも!
>>508 現状、西方シフトは始まってると思いますが…。
おおっぴらにやるには、緩衝地帯もうるさいでしょうねぇ。
513 :
477:02/08/31 13:55 ID:ILtWxjoZ
>>509 貴兄の立場は我が国を非常に小さな存在として捉えられておられませんか。
経済が低迷している(多分これからずっとこのまま縮小するでしょうが)現状においても日本は経済的に大国であるでしょう。
身近に強力な対象国がなくなった分海の行動範囲はむしろ拡大されました。10年前には掃海部隊湾岸派遣があり、
昨年からインド洋での「作戦」行動が開始されました。我々にはその「能力」があります。外洋海上兵力は非常に展開・運用しやすい軍種であり、ここがまさに陸上兵力と異なる点なのです。
私自身は海上部隊の「地域防衛専属」的存在こそ縮小されるべきだと考えています。(現に地方隊所属艦艇は縮小されつつあります。)
冷戦期に構想された現在の兵力構成自体、状況の変化にあってもなお多様な任務に十分対処できていることから間違ってはいなかったのでしょう。
まあ私も入隊時にまさか海警行動やインド洋派遣が行われるなど全く考えてもいませんでしたが。
陸上兵力が急に海外展開など考えられないことは昨年の秋に勉強させていただきました。しかし隣でみていると正直もどかしいですね。
514 :
厨佐:02/08/31 14:25 ID:???
まあ、現在の88艦隊は、コンボイ護衛向きであるとともに、
(「シーレーン」と言ってたもんだが・・・)
「たまたま」地域の激戦にも良く機能しそうだね。
たとえば、赤軍の北九州上陸に対抗するに(爆笑!)
ハープーンとイージス艦の組み合わせは、
最強の打撃艦隊(なんつっても防空力がある)のようにも思える。
相手が軽艦隊で数が多いなら、76?とか128?の連発砲も最適だし。
なんでイージス艦?(対潜が主任務なのに)と思ってた俺だっただ、
その辺が「センス」ってとこなんだろう。
空母護衛以外でイージス艦付けてる艦隊は、あんま無いだろう。
だが、それは、アン外、面白い編成だったかもしれない。
新旧更新する時、廃艦にするので無く地域艦隊におろす、それでいいと思う。
たまたまなのかなあ?センスがあったのかなあ?
>>514 いや、イージス入れた時点で将来の軽空母導入を睨んでましたよ。
最終的には政治的な状況次第ですけど。
516 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/31 16:26 ID:jXgrlKGY
>477
専守防衛って言っても、まあいろいろあるわな。
確かにあんたの言うように「外で専守防衛」もありだと思うよ。
>軍事的にはね。
何も本土決戦だけが専守防衛じゃないからね(笑)
国民全体として、そこんとこのコンセンサスが、とれてるのかな?
もしとれてるなら、あんたの言うように陸上戦力なんぞいらんだろうな。
まあ、まったくとは言わないが警察が戦車持つ程度で十分だろうて。
ただ、現状では「なんとなく本土決戦」が専守防衛みたいだよね。
>国民の合意として
で、有事法制なんぞ持ち出して、はじめて「え!うちの近所で戦うの!?」
なんていいだしてるくらいだからなぁ・・・
国の守り方のオプションだと思うがな。
517 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/31 16:29 ID:jXgrlKGY
>512
充足率ちう意味では、西方重視だわな。
・・・編制からはずれてきて、すまんね(笑)
>81式
518 :
厨佐:02/08/31 17:30 ID:???
>>515 あっ!その通りだと思う。
年ってほんとにもうろくなんよ。(うそ)
>>513 >477さん
逆です。日本は大きいですね、という話です。
海外派遣任務での、海自の方々の活躍には敬意を惜しみませんが。
将来の海自については、不肖この私が艇長(生)をつとめております
「日本の次世代艦隊のあるべき姿 5番艦 」
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/army/1023840309/l50 で行っておりますので、宜しければ是非こちらで。
海自の地域防衛の役割については、揺るがせに出来ないものがあります。
一つは、もちろん対抗部隊上陸船団の洋上撃破。
もうひとつは陸自海上増援ルートの保持です。
後者において懸念されるのは、昨今高性能化著しい周辺諸国通常潜水艦による
機雷敷設です。
人工知能によって管制される自走水雷は極めて厄介なのですが、対抗部隊潜水艦は
開戦に先だって我が領海に侵入し、重要港湾封鎖などを狙うでしょう。
海底に沈座していれば掃海艇や海保巡視船の精査ソナーで捕捉可能ですが、
基本的にはこれは、地方隊護衛隊の任務だったはずです。有事平時の境目、
いわゆるグレイゾーンにおいてこれに対応し得るのは機動艦隊では無いでしょう。
これは、ほんの一例。
海自において、こうした能力が軽視され、寸刻を争う陸自増援部隊の移送に支障を
来す事を、対潜臼砲はつとに懸念しています。
「だって、揚がられたら戦争終りじゃん。さっさと手ぇ上げちゃえば?」
といった意識は、海自空自において根強いものを感じます。
520 :
477:02/08/31 20:02 ID:jBsUDn1h
>>519 失礼ながら貴兄は「海軍」の役割を学んだ経験はない方でしょう。それに現在の海洋戦というものも。
所謂「ブルーウォーター・ネイビー」は海上交通路を確保する機能です。そして敗戦以来海軍/海自が一貫して目指してきた姿です。
貴兄の目指す方向とは所謂「ブラウンウォーター・ネイビー」すなわち沿岸海軍の性格です。
現状における中共・南鮮・国府海軍の姿です。すなわち沿岸の限定的海域での行動しかできず、ASUW戦のみに特化した海軍です。
なお、現状では沿岸海域においてSSC、SSKを先制捕捉することは事実上不可能なことは常識です。
いずれの国もASUW戦以外考慮していない装備でしょ。
しかし、我が国がおかれた立場からするとそのような立場に特化することは不可能です。我が国は海上交通路確保がなされなければ崩壊する脆弱な国家ですから。
まあ近代化することにより、いずれの国の海軍も外洋海軍を指向しつつあることも時事です。近年の韓国海軍の近代化などその最たる例でしょう。(それでも水上艦の対潜能力は極めて貧弱ですが)
外洋海軍に可能であっても沿岸海軍にできないことは多々ありますが、逆は殆どありません。
海自が地方隊を縮小しつつある現状は、まさにこの流れにあるのです。
貴兄は海上作戦輸送を過剰に重視しているようですが、そもそも我が国(統幕)として戦闘地域への逆上陸はしないことになっています。陸自部隊輸送など随契の日本通運傭船輸送でよいわけです。
それでは以降は貴兄のスレに移ります。
よろしく御願いします。なにしろ不勉強な軍オタですので。
御教示下さる事に感謝いたしますと共に、大変楽しみにしております。
522 :
270式 ◇AigTgxYE:02/08/31 20:39 ID:c8TCWJWe
>>519 随契の日本通運さんや北日本フェリーさんに搭載して転進(策源に)するのでいっこうに
かまわないのですが、問題は裸の輸送船団に貴重な師団人員装備を搭載して運搬する
わけにはいかないというところです。
船団護衛による対潜および対空警戒は統幕了解事項のはず…。なにをいってるのか!
護衛の艦艇がつき、策源港湾の湾口などの安全確保も実施し、そこに転進部隊を陸揚げ
するというのは基本中の基本ではないのか?
日露の上村艦隊や太平洋戦争時の海没陸軍部隊将兵10万人という、たいへんお粗末な
海上護衛戦の意識を踏襲しているのかね?
523 :
477:02/08/31 20:54 ID:jBsUDn1h
>>522 当然SFで護衛やりますよ。我々は「護衛」専門ですから。
>>519殿がPG/DEを中心とした単能艦隊を夢想されていたのでLSTの過度の増強など不要という意味で書いたのです。
海自の編成みたことあります?
まあ艦隊編成モノについては
>>519殿のスレに移ります。
524 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/08/31 21:13 ID:MZ3759O/
>477
てか、民間フェリーとかが着上陸してくれるのかな?(笑)
まあ、薄情そうな民間パイロットよりは船乗り魂のほうが期待できるが
あくまでも民間だからね。
戦場地域での行動に関しては「NO」をいえることを忘れずに。
シーレーン防衛ちうのは、そら大切だし、常に確保するようにがんばってる
のはわかるけど、なんかあんたが言うのは陸が出てくる前の、経済封鎖
みたいな時点でのお話だよね。
シーレーンがなきゃ生きていけないし、戦えない。
米軍の増援だってこれないしね。
>>519-523 盛り上げっているところ申し訳ありませんが、
>>1や今までの流れからすると、
幾分かスレ違いのように思われます。海自の編成や、シーレーン関係でしたら、
日本の次世代艦隊のあるべき姿スレあたりでやるのが妥当ではないかと。
それと
>>522さん、その名前は本気ですか。
526 :
477:02/08/31 22:14 ID:jBsUDn1h
>>525 同意私はもとよりそのつもりですよ。
素人としてききたいんですが、海・空は○○事態対処っていう「目先の脅威」に対抗することを目的に毎年海演・総演やってますよね。
その中で一番重要な、つうか現実的になってきたんで現実的にとり得る最も現実的な対処を想定してここ数年演習してます。
そのためにTF編成の研究・検証がなされてます。
私は不勉強なのでわからんのですが、陸上についてはどうなんでしょうか。
よく兵士達のスレみてると「体力」的なきつさ(多分そう思いますが)ばかりが強調されているんですが、
部隊運用・展開の検証や編成へのフィードバックって行われてるんでしょうか。
例年やってる北方機動演習なんか我々も船団護衛訓練になるんでつきあってますが、
西方機動とか南西機動ってきかないですよね。なんか指揮所演習なんかも実働にいたる一番「美味しい」部分やらないで華やかな正面切っての激突という状況のようだし。(7・8年くらい前までウチも一緒でしたけど)
中央司令部が不在の陸自では全国規模演習ってやらないんですか?それとも陸幕が音頭とるのかな?
西方連隊を有する西方ぐらいは地域対処の実働演習やるんだろうか?誰か教えてください。
>>526 海と空は、その主要装備が【偏在しすぎているため】大規模な演習を行わざるを得ないのでわ?
例えば海なんか地方隊いらんだろ?戦力になんないしw
それなのに貼り付けてる理由は?雇用対策?
海だって結局、空と同じで戦力が偏在しすぎているのさ。
空と違って海に出れた場合、船ゆえの自己完結性にある程度優れているけど、それだって6000t以上の船に限るだろうがね。
もっとも、空は滑走路潰れたらもうお仕舞いだけどね(笑)
結局は編成の違い。
つまりは戦闘の考え方の違いがその辺の違和感に繋がるんでないのかね?(やっと本題)
528 :
477:02/08/31 22:53 ID:jBsUDn1h
>>527 貴兄はマニアか兵士の方かな?
抽象論以外の具体的な考えがないね。
「編成」論を語ることに抽象論しか語れないのは非常に危険ことでしょ。
「目先の脅威」に「現時点で可能な対処をいかにして効率的に行う」ことを計画・検討し、実働演習で検証し、装備・編成にフィードバックするのが最も現実的な方策だと思うんだが・・。
いくら陸の部隊移動に制約があったとしても、統一司令部不在の状況で、並列関係の方面間の兵力抽出要領とか演練されてるのかな?
「現実的な状況」を無視して「最終的な状況」のみを対象に計画・整備した装備・編成が有効に機能するのか検証してるんだろうか?
師団・旅団の編成、装備、配置とかってそうやって検討されてるんだろうか?その答え、または自分なりの考えってのに誰か具体的な答えをして欲しいんだよね。
>>528 普通に考えれば、方面隊を実動させて野外に展開して訓練することは無理デス・・・
デスから毎年、方面で日米共同CPXを行ったり、師団規模であれば検閲を行って
いるデス。
陸も海みたいに実際に戦場になりうる場所で演習が出来ればいいんデスけどね。
>「目先の脅威に対応」
まあ、ここが海と陸の一番違うところなのかもしれません。
海上戦力は平時から戦時に至るまでの間に、「親善訪問」から「艦隊派遣」まで
いろいろなレベルで対応行動がありますよね。
陸上戦力はそうはいきません。陸上戦力は「国家意思の発動」と密接に関連があり、
大規模な動きは直接隣国に対する脅威になりえます(例:関特演、823砲戦)。
下手するとそれが「予防攻撃」を招きますしね(例:6日間戦争)。
したがって「最悪の場合」を想定しても、実働演習は難しいわけです。1個方面隊が
動くとしたら、1万人以上の人間と膨大な数の車両が動きますよね。
NATOでは実際に民有地で演習もしていますが、日本では法整備上到底不可能。
演習場の規模もあり、大きくても連隊規模での演習が多いですが、上にも出ているように
指揮官の指揮所演習はします。また陸上戦闘は局地における独立性が比較的
強いので、それで最小限の訓練は出来ると言う見方もあります。
「目先の脅威」にかまけて「最悪の事態」に対応しきれなくなるのが、陸としては
一番怖いんですよ(笑)。全ての編成はそれが基本です。
「最悪の事態」に対応できる部隊なら、「目先の脅威」にもとりあえずのことは
できるでしょうし(もちろん専任の部隊を育成中)。
九州方面(に限らず)防衛計画は、やばいので書きませんよ〜。
ただ冷戦期の北海道に関しては「軍」単位のソ連編成重師団が上陸してくると
想定していた、とだけ書いておきます。すなわち「最悪の事態」ですね。
あと、もっと小さい規模なら学校で研究しているデスね。教導隊を実際に動かしてデス。
>>528 あくまでも憶測ですが、政治的配慮も行われているのではないでしょうか。
海や空に兵力を展開する場合、もともと無人の地域ですから、住人など
から文句をつけられる可能性は比較的少ないでしょう。
しかし、陸の場合、大規模な演習は、住人との摩擦を生じさせる可能性が
高いのではないでしょうか。道路を使用すれば渋滞を引き起こすかもしれ
ませんし、
>>530で書いておられるように、民有地を勝手に演習地にすることは
不可能です。自衛隊が保有している演習地の広さでは、方面隊単位の部隊の
実働演習は不可能でしょう。
かてて加えて、日本には口うるさい某新聞やら市民団体も存在していますし、
西転演習なぞやったら口うるさい隣国が何を言ってくるか分かりません。
というような理由があるのではないかな、と推測します。やれたらいいな、と
思っている自衛隊幹部の方は多いんでしょうけれど。
# 大規模な演習は、金もかかりますしね。
533 :
厨佐:02/09/01 10:05 ID:???
>スレ違い
いや、そんなことは無い。おおすみ(もしくは未来の揚陸艦)の積載能力に
合わせて(視野に入れて)
陸上部隊を編成しなければならないんだ。
海兵隊なんて言うと聞こえはいいが、実際にはうまく教育できないぜ。
現実の陸式のが強い。
スレのタイトルは、センスあったな。
>機雷と陸上部隊輸送護衛と損害減少
掃海部隊を充実させる必要もあるが、
究極的には、「敵の機雷敷設展開する能力」の撃破だと俺は思う。
そのくらい機雷には、やっかいなポテンシャルがあると俺は見るね。
根拠地、港湾、指揮通信系統の撃破
そして手段:機雷敷設可能艦、潜水艦の撃破
場合によっては生産施設の撃破
結局のところ、西海岸にもパナマ運河にもハワイにも前進根拠地にも
機雷敷設はできなかった。旧日本軍は。
その作戦(一般民間シーレーンの結果的な保全)と平行して、
陸上部隊輸送には、護衛が必要で、
その意味で、掃海部隊が一本化されたのは良しとする。
全部を守れないことに気づいてる可能性あり。
(陸には教えて無いんだな・・・がはは)
空と海も、もちょっと大物(将来の大物)も出張って来てよ(笑←得意の煽り
こっちは、「一般大出初の陸将(候補)」が出張ってんだからさあ。なんちって
冗談冗談
(にぎやかし。もちろん整備兵も書いてよ)
534 :
厨佐:02/09/01 11:19 ID:???
535 :
厨佐:02/09/01 11:26 ID:???
http://www.jda.go.jp/JMSDF/topics/tyuubou/index322.html これは心理的には積極性も持っている。
ヘリ3機の大型対潜護衛艦の後継。
これは独自性が強いものだね。軍事的にも。
ヘリの集中整備:対潜戦闘的な意味では
これだと、VTOL?(垂直離着陸戦闘爆撃機)
も積めてしまうと考えるのは俺だけだろうか?
もし、そおいう方向に進んだ場合、「必ず」
陸(所属は空自だとしても)支援のVTOLと海のVTOLは共同の機種に
しなければならない。
独自性の強い、今後を左右するプロジェクトだ。
現実には、そのVTOLは、陸が「指揮」する感覚に近くなるよ。
実際、策源(VTOLの基地)を陸が用意(協力)してやる
感じに近くなるし。
これはネタ。
だが、次期揚陸艦といい、海外展開といい、どうしても統合軍的な色彩は強くなる。
>535
>これだと、VTOL?(垂直離着陸戦闘爆撃機)
>も積めてしまうと考えるのは俺だけだろうか?
なんだ、何か考えがあって書いてるのかと思ったら、単なる空母クレクレ厨だったのね。
↑防大出の人はマジ考えてるみたいですね
幹部だけでがんばつてもらいませう(w
538 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/01 13:36 ID:pRA3Hj/1
>477
もう既に艦隊スレに行ってると思うけど、このスレで語ってる陸上部隊の編成の
お話は、あくまでも一般論がほとんどだよ。
つまり陸上自衛隊を念頭においてるわけじゃないってことね。
>「目先の脅威」に「現時点で可能な対処をいかにして効率的に行う」
>ことを計画・検討し、実働演習で検証し、装備・編成にフィードバック
>するのが最も現実的な方策だと思うんだが・・。
そうだね。それはちゃんとやってるでしょう?
#西方普通科連隊やら、空中機動旅団やら作ってるよね。
#これはゲリコマ対処に対応する目に見える部分だよね。
539 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/01 13:37 ID:pRA3Hj/1
続きね
実働検証やらは、これからだろうて。
部隊の錬度上げる過程で問題点やらが出てくるわけだよ。
それから、その問題点が、運用で回避できるのか、装備とかの更新が
必要なのか切り分けられて次期装備やら定数やらに反映されて
いくわけだ。
創隊時の編制は、あくまでも机上の計画にすぎんからね。
>いくら陸の部隊移動に制約があったとしても、統一司令部不在の状況で、
>並列関係の方面間の兵力抽出要領とか演練されてるのかな?
統一司令部はないけど、統一幕僚監部ならあるぞ(笑)
陸上の場合は、指揮系統が方面総監の上は防衛庁長官なんだよね。
だから、実際の細かい部隊配置は陸幕で考えて、防衛庁長官の決済で動く。
ちうことは、ちゃんと陸幕がそういったこと考えてるわけよね。
#指揮権がないだけで、お仕事は同じことしとるわけだ。
540 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/01 13:38 ID:pRA3Hj/1
続きな
>「現実的な状況」を無視して「最終的な状況」のみを対象に計画・整備した
>装備・編成が有効に機能するのか検証してるんだろうか?
ようわからんな・・・
>師団・旅団の編成、装備、配置とかってそうやって検討されてるんだろうか?
師団・旅団の編制は、どのような対処にもある程度応じられるような編制
になっとるよ。
編制スレの結論になりそうだけど「何かに特化した部隊」を作るか、
「組み合わせによって何でも対応できる部隊」を作るか、それしかない
んだよね(笑)
541 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/01 13:39 ID:pRA3Hj/1
ラスト
で、師団とか旅団は「師団(旅団)内の組み合わせ」によって対応できる
ように諸職種連合になってるわけだよ。
配置については、誰かも言っていたけど「政治的」なものと、あと現実的な
問題もある。
いきなり西方が脅威だ、ということになって北海道から2個師団ほど九州に
移駐したとして、どこで訓練するんだい?(笑)
陸の場合はそういった問題もあるんだよね。
>>541 >どこで訓練するんだい?
沖縄の訓練施設を返してもらおう。
543 :
厨佐:02/09/01 14:15 ID:???
まあ、とにかくだな。
やるやらないはともかく、ポテンシャルがあるからこそ危機は回避される、
機動旅団を遠隔地輸送するなら、その支援もやんなくちゃあまりにも
歩兵がかわいそう。
備えあれば有事無し
ほれほれ、来い来い
>>543 部隊だけ運べば建前上はその方面隊の直轄部隊の支援を求めることができる。方面輸送隊、方面の支
援隊なんかからね。まずは方面隊が複数の師団を養える台所を整えるほうが大切だな。
>>453 対潜臼砲殿
>戦車の配備は、集中的にならざるを得ないかと思います。
戦車の数が限られていて、少数づつまんべんなく配置して全国的に均質な戦車密度を達成するのか、
一部の部隊に集中配備し機甲打撃力として決勝点に投入するのか、これは国土地理の問題としか
言いようが無いやね。
つまり、敵と会敵する予定戦場に険要地形が多く、一度に大量の機甲部隊を投入する余地が少ない
とするならば、分散して配置し、地形を利用した遅滞防御で出血を強いるという手が使えるからね。
また国境線が長く、敵がどこから攻め込んでくるのかわからない様な場合は、後方にまとめて待機
させておいて敵の主攻軸が判明ししだいそちらに投入するというのが妥当な作戦だろう。
だから、予定戦場と仮想敵が判明しないと、単純な結論は出せないと思う。
例えば、機械化自動車化された歩兵と砲兵を十分な数用意できるというなら、戦車を分散配置して
複数悌団による異方向多方面同時浸透突破をはかる、というのも作戦としてはありだからね。
>戦車は戦略移動に手間がかかるシロモノで、一方、日本において
>最も差し迫った脅威は、列島の北端と西端にあります。
これに関しては、完全に同意。
正確には、国境地帯と評価するべきだと思う。
>予想される状況は、彼が主導権を持った状態で始まり、そして短期かつ激烈なモノになるでしょう。
>重装備の機甲予備を他方面からスイングしても、間に合うかどうかはギリギリの状況になると考えます。
そのための貼り付け師団だね。
極端なことを言えば、本土決戦の準備をする時間を稼ぐために1945年に沖縄で三二軍が90日間
に渡って米軍を拘束しつづけたのと同じ任務のための部隊が、この貼り付け師団という事になるんだ
ろう。
だから、反抗転移の為の部隊を戦場後方に展開させるのに必要な時間を稼ぎ出すのに必要な戦力は
どれくらいの規模となるのか、それを見積もって必要な規模の部隊を貼り付ける必要はあると思う。
間に合うかどうかじゃなく、到着するまで時間をどれだけ稼げばいいのか、という視点の方が大切
なんじゃないかな?
>900輌の戦車を各60輌の15個大隊に編成するなら、現況では青函以北に9-10個、関門以西に3-4個大隊を
>配備し、残り(1-3個大隊)を本州中央に機甲予備(教導団込み)とするくらいでしょうか。
北海道と津軽海峡に上陸してくる敵の見積もりから考えるなら、2師団正面に2個自動車化小銃兵師団、
5師団正面に1個自動車化小銃兵師団が第一波となるんじゃないかな?
三沢の飛行隊ががんばってくれたと仮定して20%の損害を敵に強要できたとして、2師団正面の敵の
戦車は400両、5師団正面の敵の戦車は200両前後という事になるね。
ここで、事前に野戦陣地を構築できていて、かつ険要地形を確保しつつ遅滞防御に徹るものと考える
ならば、せめて敵の1/3程度の数の戦車は欲しいということになる。
つまり、2師団で140両、5師団で70両というところか。
さらに、石狩湾に揚がってくる敵に対処する事を考えると、11旅団は敵の橋頭堡の地積拡大を阻止し、
7師団が橋頭堡に突入して敵の組織的戦闘力を無力化するとして、2〜3個MD対応とし考えるなら、
400〜600両の敵戦車に対抗で200〜300両は最低必要になるだろうね。
で、津軽海峡の防備を考えるなら、少なくとも揚がってこれるのはゲリコマが限界だろうから、これを
蹴散らかすための普通科連隊戦闘団に配属される分でいいことになると俺は思うよ。
そうそう、上でも書いたけど、やはり敵のゲリコマが上陸してくる可能性の高い地域の貼り付け部隊に、
戦車を全く配備しないと言うのも、それはそれで怖いよね。
やはり短時間で上陸した敵を殲滅するためには、大火力、重装甲、高機動力の戦車があると、より短い
時間で、より少ない損害で敵を殲滅できると思う。
そうなると、本州には、東北日本海沿岸、甲信越、北陸、中国の各地方に、最低でも大隊規模の戦車を
保有する管区警備部隊が欲しくなってくるね。
そして北九州地方に揚がってくる敵は、北九州に2〜3個歩兵師団、中国地方西部に1個歩兵師団が
第一波となる部隊を揚陸させてくると考えてよいかと思う。
つまり、北九州で100〜150両、中国地方で50両ぐらいじゃないだろうか。
そうなると、4師団に30〜50両、13旅団に20両も戦車がいれば大丈夫じゃないか、という話に
もなるんだが、実はそうは行かないんだな。
つまり、これらの地域は人口密集地体で、事前に土地を収用し険要地形に陣地構築を行えるだけの余裕
がない可能性が高いからだ。
そうなると、防御側が持つ有利な点を活かしつつ遅滞防御を行うとしても、やはり敵と同数の戦車が
欲しいという事になると思う。
すなわち、4師団に150両、13旅団に50両というところじゃないだろうか。
さらに、敵が筑紫山地を突破して一気に熊本方面まで突破をはかってきた場合、4師団はすでに戦力
としては限界まで消耗しきっている可能性が高い以上、南九州の8師団がこれを防がないといけない。
第二波の敵がどれだけの規模になるかは、これは第一波の上陸時にどれだけの船舶を消耗したかにかかっ
てくるとは思うが、少なくとも2〜3個の機械化師団である覚悟はしておかないといけないだろう。
すなわち、戦車300〜500両程度が上陸してきてそのうち200〜300両が南九州への突破をは
かってくるだろうから、8師団には100〜170両の戦車を配備して敵の南下を遅滞防御しなくちゃ
ならないことになるんじゃないかな。
つまり、敵の突破を防ぎ、他の方面から引き抜いた部隊で反抗転移に移るという想定であるからこそ、
戦車はある程度の分散配置にならざるを得ないと思うが、どうだろうね?
>従って本州の部隊にこそ、MPMSと装輪式自走榴弾砲のような、
>戦略機動性の高い装備を持つ軽装甲快速部隊が必要でしょう。
以上の想定から、軽装甲の快速部隊を保有していても、敵の戦車とのガチンコ勝負に投入せざるを
得なくなると考えられるね。
初期の遅滞防御の時期に、これらの軽装甲の快速部隊を投入しても、遅滞防御ではその快速性能は
どこまで通用するだろうか?
後期の反抗転移の時期に、防御体制をひき終っている敵に対して軽装甲の部隊を投入しても、敵に
どれほどの損害を食らわされることになるだろうか?
MPMSは、あくまで着上陸してくる敵の上陸用舟艇や中小の船舶を撃沈するための沿岸砲の一種
であると考えるべきだろうし、軽装甲の機械化部隊は所詮重装甲の機甲部隊の支援用兵器でしかな
いと考えるべきだと思うよ。
>道北、道東、北九州。対抗部隊が、これらの地域以外に重装備を展開するには
>準備も猶予も必要で、彼が所要する時間を削ぐ為にこそ軽快部隊を活用します。
>北端と西端の機甲部隊をスイングするための時間も、そうして稼げる事を
>期待したいものです。
長期間にわたって敵を拘束することが至上任務の部隊が、軽快部隊である必然性は無いのではないかな?
むしろ、敵の火力に抗堪してねちっこく防御戦闘を継続できるだけの耐久力こそ、必要になると考えら
れるんじゃないだろうか?
そして、それが出来るのは現代の陸軍部隊では、重装甲大火力の機甲化部隊だけなわけだな。
>>466 フェチ殿
>俺的には(上の方でも書かれていたが)大から小迄いろいろな隊・部隊って有るけど、戦場において
>重要なのは以下の三つに集約されると思う。そして其の名前(呼び名)は人数にあんまり関係無く、
>性格によって分類されると思う。
横レスで失礼。
ちょっといくつか思ったことがあるので、書かせてくれ、なんなら無視してレスはつけないでいてくれ
てもいいからさ(笑)
とりあえず、フェチ殿が言うところの「性格」を、多分上では皆「機能」と言っていると思うんだが、ど
うだろうか?
例えば、ナポレオン戦争くらいまでは、一個軍団の規模は、道路一本で戦場間機動を適時適切に行い得
ることが出来る規模が、その編成を決めていたわけだな。
そして、連隊はある地域での募兵可能壮丁数によって規定され、中隊は古参の士官が管理できる最大規
模の人間集団だったわけだ。
だから、かつては陸軍の編成というのは、募兵単位の連隊が基幹で、これを効率的に管理し運用するた
めに分割された単位が中隊であり、これを適時適切に駒として指揮するために集成したのが軍団だった
わけなのだよ。
ここでの機能は、つまりいかに兵隊の数を集め、その人間集団を戦闘部隊として効率的に管理するか、
という点にのみ集約されているわけだよね。
部隊が戦闘加入している時間と言うのは、部隊創設から解散までの長い時間の中では、そう大きな割合
じゃないわけなんだな。
つまり、個々の兵士の管理という視点も、部隊編成を語る上では入れたほうがいいんじゃないかと思っ
たわけなんだな、これがまた。
>>454 416殿
>現在の陸式装備編成とはやはり2次大戦式の動員・準備期間がどうしても必要なことが前提なんですね。
海軍だって、動員・準備期間は必要だよ(笑)
帝国海軍は、太平洋戦争の直前に、全艦隊や根拠地隊の定数を満たし全ての艦艇のオーバーホールを行い、
必要な装備の更新を行った上で作戦行動を開始したわけだが、この戦争準備を出師準備と言っていたね。
これは日露戦争も同じだし、英軍がフォークランド紛争に艦隊を派遣したときも同じ事をやっている。
陸海空軍問わず、戦争準備には時間がかかるし、それは平時の組織と人員装備の運用から、戦時の組織と
人員と装備の運用へと改変する必要があるからなんだな。
>海からするとやはり「机上の空論」「修行僧の問答」のような印象をどうしても受けてしまうんです。
>別にバカにしてるわけじゃないんですが・・。
海軍も、その戦争論の根底は「机上の空論」「修行僧の問答」だよ(笑)
今このスレには、海軍について詳しい人間が少ないから、そう言う話が出てこないだけでね。
例えば、太平洋戦争における米海軍の運用に関して、その思想から語れば、やはり「机上の空論」
「修行僧の問答」にならざるを得ないわけだ。
しかも、海軍の戦争は陸軍の戦争に比較して、兵器の相対的優位性に依存する面が大きいから、さらに
技術論も入っての禅問答となる。
この軍事板の第二次大戦の艦艇関係のスレが荒れまくるのも、そうした戦略論と組織論と技術論が混ぜん
としていて、無秩序な状態で互いに自分に都合の良い根拠を引っ張ってきて議論しているからだしね(苦笑)
>我々にとっては目先の事態が最も重要なもので・・。自らの「あるべき姿」を落ち着いて考えられる
>ということはある意味うらやましいですね。
416殿が、冷静に、きちんと論理だてて、無根拠なことを主張するのでなければ、その「あるべき姿」に
ついて俺が議論にお付き合いしても一向に構わないが?(笑)
このスレは基本的に陸軍関係に詳しい方が多いから、俺も陸軍がらみの書き込みがメインとなっているが、
俺は元々は帝国海軍系の軍ヲタでね、海軍の話ができるなら、それはそれで大歓迎だ(笑)
>>463 81式殿
>よく理解できないデス。ただ、最終的な意味で情報は状況図になるのデスから、それ
>自体は基本的には変わらないと考えるのデス。
上で緑装薬4氏も書き込まれていましたが、情報とは「地図」と「現況図」に集約されるわけです。
この「地図」と「現況図」は、技術的に中央で一括して管理し各級部隊に適時配布することは可能
でしょう。
しかし、その情報を分析し評価し、いかに部隊を運用するか決心し、命令を下すというプロセスは、
個々の指揮官と彼を補佐する幕僚によって行わなければならないわけです。
すなわち各級指揮官は、上級部隊から配布される「地図」と「現況図」と同時に、指揮下部隊から
の現況報告によって決心を下すわけです。
このとき、「現況図」は彼我の部隊配置と移動を表すだけの「事実」であり、それがいかなる「意味」
を持つのかは、分析と評価を経ないと判らないわけです。
そして、その「意味」を読み取るためには、やはり工兵なら工兵、砲兵なら砲兵、輜重兵なら輜重兵
という専門家による専門家の視点から分析評価するのと同時に、それらの兵科ごとの評価を統合して
「意味」を抽出することが必要になってくると自分は考えるものなのです。
>>464 >基本的に中隊が戦闘単位部隊、大隊が戦術単位部隊 、連隊が戦術単位部隊とボクは認識しているデス。
>地理の状況の違いは部隊の規模や装備に跳ね返ってくるデスが、部隊の結節を作っているのは機能面の
>問題だとボクは考えるデス。
部隊の結節が機能によって変わってくるというご意見に、自分も賛成するものです。
問題は、自分がその機能に「ある一定面積の土地の確保」という能力を含めていることではないかと
考えるものです。
>直射火器、間接火器という問題というよりも、異種火力吻合に
>代表される他の戦闘機能のインテグレートという問題デス。
野砲、迫撃砲、機関砲、各種誘導弾、さらには工兵その他の専門兵科による支援、そうした諸々の機能
の統合的運用という意味ですか、なるほど了解いたしました。
>異種火力の弾先吻合が大きいデスが、それ以外の障害の構築や踏破、といった歩兵が直接殴り合う以上の
>戦闘機能を吻合するという部分が決定的に違うのだとボクは考えるのデス。デスから、中隊は歩兵が殴り
>あうだけデスけど、大隊はそれに軽迫やミサイルを吻合し、障害を構築し、渡河や地雷原の啓開をしたり
>と言った他の機能を、連隊になればさらにその機能は増えるわけデス。
了解です。
ところで、直接敵と交戦する最大戦闘単位が中隊であることは、欧州の地方領主が領地で募兵を行い連隊
(レジメント)を編成し、その集団を指揮管理運用しやすいように分割したものが中隊(カンパニー)であっ
た頃から変わっていません。
かつては、装備している火器の射程と、動員兵員数、戦場機動力、そうした諸々の問題から、連隊が単一
兵科の最大単位であり、戦闘単位であったのでした。
これが変わったのは、内燃動力機械と自動火器が実用化された第一次大戦以降でした。
部隊あたりの投射火力の増大により、ある一定面積を火制し、必要な効果を獲得するために必要とされる
火力を発揮可能な部隊の規模が、徐々に縮小していったわけです。
かつては歩兵連隊ごとに1個中隊6門の75ミリ野砲しかなかった支援火器が、第二次大戦末期の米陸軍
歩兵連隊では、1個大隊18門の105ミリ榴弾砲と、57門もの60ミリや81ミリや107ミリの
迫撃砲、12門の57ミリ対戦車砲、16両もの12.7ミリから37ミリまでの自動高射火器、その他
にも各種の口径の無反動砲や機関銃や戦車といった膨大な数の兵器によって支援されるようなったのです。
このとき米軍の歩兵は、例えば小隊には支援用の機関銃分隊が配属されていましたし、中隊には60ミリ
の軽迫や無反動砲、口径12.7ミリの重機関銃を装備する支援火器小隊が配属されていました。
これは、敵との直接交戦を主宰する部隊であっても、常に部隊指揮官の自由にできる支援火器を編成に組
み入れておくことで、敵に対して火力で優位に立ちつつ歩兵戦闘を主導することを意図したためでしょう。
やはり重要なのは、敵との直接交戦を主宰する戦闘単位部隊としての中隊をいかに支援するか、という
運用上の問題と同時に、いかにある一定面積の土地を占領し、確保し、火制し続けられるか、という点か
らの部隊規模の考察ではないでしょうか?
>中隊を完全に戦闘単位部隊として、単一の戦闘に任じさせるならば、軽迫を取り上げ、施設作業もえんぴ
>で出来るレベルしかさせないのが基本デス。しかし、それをやるには大隊という中間結節がどうしても
>必要になると僕は考えるデス。
歩兵が最終的に銃剣と手榴弾で決着を付けるに至る瞬間まで、必要な支援火力の投射を行うため、通信
機能が比較的薄弱であった第二次大戦前後の歩兵は、その弱点を補うためにあらゆる単位の歩兵に支援
火器部隊を配属させました。
現代では、比較的通信機能が強化され、例えば大隊や連隊などで支援火器を一括して管理することも可能
になってきています。
通信機能の強化によって、部隊結節を減らし、最前線の戦闘部隊に対し、よりきめの細かい火力支援を
行い得る様になりつつあるのが、例えば陸自の次世代の部隊編成研究であり、米陸軍の中旅団構想なので
はないでしょうか?
>>467 >師団=自己完結っていわれてもわからん。
>そもそも「基地」なくしていかに戦うのか?海・空にはちょっと理解できない。
海軍の艦艇や空軍の航空機に限らないんだが、軍隊というものは極論を言うなら、一度戦闘に加入したら燃
料弾薬を補充し、機材の整備を行い、兵員の休養なり交代なりが必要なわけだ。
そして、その戦闘力の回復のためには、艦艇や航空機は、基地機能が必要になってくるわけなのだな。
ところがだ、陸軍の各部隊は、戦闘が終わったからといって基地に帰って戦闘力を回復させるわけにはいかないわけなのだよ。
つまり、陸軍の最大の特徴は、地面の上で戦うという機能であって、さらには土地を占領してそこから敵を叩き出すというのが、最も重要な目的の兵種なんだよ。
海軍も、空軍も、ある海域や空域に居座って占領するという事は無いだろう?
これが、海軍や空軍と、陸軍の最大の違いなんだよ。
だから海軍や空軍には、制海権や制空権という相対的状況変動についての用語が存在するけれど、陸軍にはそれに類する用語は存在しないわけだ。
土地を占領できたか出来ないか、完全にデジタルな世界だからね。
これは、居座れるか、居座れないか、という、機能の違いから来る相違なんだな。
だから、師団の自己完結性と言うのは、ある一定面積の土地に居座って、そこを確保し続けられる能力なんだと思ってくれていい。
>そもそも海では補給艦なぞなくても艦は1隻で完結してるともいえるし、補給艦があっても脚がちょっと長
>くなるだけで、「基地」なくしては存在しえないことから完結しているともいいがたい。
>結局陸戦での自己完結って何なの?基地業務は入るのか?
太平洋戦争末期に、米軍太平洋艦隊は、ウルシー環礁に根拠地を建設し、そこからフィリピン、硫黄島、沖縄戦を戦ったね。
太平洋艦隊の基地は、ハワイにあり、サンディエゴにあったわけだが、基地機能はウルシーに移されたわけなんだよ。
つまり陸軍というのは、この基地機能を自前で引っ担いで陸上を転戦しつづけるものなんだと、理解してくれていいと思うぞ。
>>480 477殿
>だって陸自の「駐屯地」ってどう考えても「移動可能」にみえないですよね。確かに物品とか施設とかボロく見えますけどね。
上の方で多くの人が書いているから、簡単にレスを付けさせて貰うよ。
陸軍における駐屯地と言うのは、とりあえず平時の管理業務が楽になるから、一時的にそこに部隊を置いておく場所、位に思っておいて貰っていい。
陸軍と言うのは、極論を言えばあらゆるものを自前で引っ担いで戦場まで出て行って居座るための兵種だ。
だから、燃料弾薬の補給が必要なかった中世以前は、自前で各種の職人を連れて行けば、現地調達で延々と戦争を継続できた、っていう事実を覚えておいて欲しい。
アレキサンダー大王が、ガンジス川まで遠征できたのは、各種物資の追送が必要なかったからなんだよ。
そして、それはモンゴル軍があれだけの機動力を発揮できた理由でもあるわけだ。
>何か欧米の陸軍国のマニュアル翻訳しただけの印象が強い。どうせ本土決戦しかしないんですから、もっと独自性があっても良いのでは・・。
もし、貴公が陸戦史を全く知らないでこれを書き込んだのなら、お願いだからせめて司馬遼太郎の「坂の上の雲」くらいは読んでおいて欲しい。
陸自は、戦国合戦史から始まる近世以降の陸戦史を元に、太平洋戦争の実体験を基盤において建設された戦闘集団だ。
戦国時代の合戦を現代の軍事学をベースに考察すれば、そこには極めて多くの点で現代戦に通用する戦訓が存在することが明らかになることに、貴公も驚くことになるだろう。
陸自は、本土決戦という政府によって規定された任務を完遂するために、きちんと給料分の仕事をしているよ(笑)
>縦深のない日本では基地帰投を固定化しても全くこまらないし、編成上それを認めることでより海・空のような効率的な後方態勢が構築出来るんじゃないでしょうか?
逆に、敵のゲリラやコマンド部隊によって、基地機能が麻痺されやすいと考えるのだよ、陸軍的な思考では。
国土に縦深が無いという事は、つまり敵が国境を越えて中枢部まで侵入しやすく、破壊工作によって大きな効果を得やすいということになる。
アメリカが本土に非常に大規模な陸軍基地を建設し、イスラエルが手持ちの現役部隊の大半を国境近くに貼り付けているのは、まさしくこの国土の縦深の問題なんだよ。
>>483 477殿
>でも野戦軍が国内の戦場で対峙せざるを得ないような悪夢のような状況が現在の日本に生起し得るんでしょうか。
専守防衛とは、つまりはそういう事なんだな。
敵が戦争準備をしている、だからこっちから出て行ってやられる前にやる、これがほとんどあらゆる国の基本国防戦略だったんだ。
これは島国であるイギリスでも変わらず、第一次大戦でフランスに大量の部隊を事前に送り出しているのは、ドイツ軍による欧州支配を妨害するためなんだよ。
ところが我等が祖国日本は、専守防衛ということで、敵の第一撃は甘受しよう、という戦略の元に国防を行うことになっている。
つまり敵がそのつもりになったら、いつでも最初の一撃は向こう側が、好きな時、好きな場所に、好きな規模で叩き込むことが出来るという事なんだ。
そして、国防とは、最悪の事態を想定して、敵に軍事力の行使を断念させることが一番重要な点であることは、理解してもらえると思う。
例えば、日本が非武装中立を本当にやったなら、沖縄本島はアメリカの植民地になったろうし、対馬は韓国の物になっているだろうね。
北海道も、今ごろは偉大なる同志指導者万歳を叫ぶ国民が一杯で、真っ赤な旗が立ちまくっていたことも保証したっていいくらいだ(笑)
そういう悲劇が発生しなかったのは、まさしく本土決戦覚悟で陸軍戦備を構築してきたからに他ならないんだな。
>後方地域なんて日本の地理的国民的情勢下で確保できるんでしょうか?
>私には陸の「戦線」に該当するエリアが何マイル程度の面積の地域を指すのか、「後方地域」とは「戦線」から何マイル隔離されていればいいのか分からないのですが。
後方地域が確保できるかどうかは、単純に兵器の射程によるわけだ。
つまり、100km彼方でも、そこに到達可能な兵器があるなら安全な後方域を確保できないわけだし、1km後ろの地域でも、そこに敵の弾が飛んでこなければ安全な後方域になるんだ。
ちなみに、中東戦争でイスラエルは、きちんと安全な後方域を構築して、戦争を戦い抜いている。
つまり、弾を飛ばさせない様にすることでも、安全な後方域を確保できる、という事実なのだよ。
>まあ我々にとって既に終戦である状況は本質的に理解できないんです。
>大陸国家ならわかるんですけど・・。
軍隊は何のために存在するのか、まずそれを勉強して欲しい。
簡単に言うなら、国家を成立させ、維持させるための権力の担保なんだよ。
国家とは、国民、領土、主権、この三つの要件で構成されている、人間世界では最大にして最高、至高の集団だ。
国家が黒を白と決定すれば、それは白なのであり、国家が馬を鹿と決定すれば、それは鹿になるんだ。
小説「1984年」で、指は何本見えると問い掛けて、4本立てた指を3本とか5本とか答えさせるシーンがある。
ちなみに、この一連のシーンの最大の肝は、「指が何本立っていようとそれは重要ではない。重要なのは国家が指が何本立っていると決定するのに無条件無批判に従うことなのだ」という点にある。
つまり国家権力は、事実とは全く違う真実を国民に強制できる力を持っているわけなのだよ。
そして、その力の源が、軍隊なんだ。
つまり戦争とは、軍隊の力で相手国に自分達の意志を強要し、操ることを目標として行われる政治行為なんだよ。
だから戦争は、兵器が破壊された、兵士が死んだ、では終わらないわけだ。
これ以上は戦いつづけられない、相手の言うことを聞くしかない、こうなってどちらかが白旗を振るまでは、戦争は続くのだよ。
そして、陸軍とは、敵の国家意思の決定者の喉下に銃剣を突きつけ、講和条約の条文に調印させるための道具なんだ。
つまり、陸軍の戦争は、どちらかの国家指導者が戦争継続を断念するまで続くのだよ。
>>486 477殿
>だいたい、海・空は基地能を固定化しているのに陸だけが基地機能を移動する意味があるんでしょうか?
>しかも実質的に重要な補給処等の移動は建前はともかく実際全機能を移動することは無理な訳でしょ。
逆だね、海軍と空軍は基地を固定化しなければならないから、なんとかして基地機能を維持するために四苦八苦しなくちゃならない、と考えるべきなんだよ。
戦争で重要なのは、敵の戦闘力の無力化であって、例えば無敵の超戦艦が100隻あったっとしても、燃料弾薬が補給されず艦の機能を維持するための整備修理が出来ないならば、それはただの鉄くずの塊に過ぎないんだな。
陸軍の基地機能は、極論を言うなら、兵站業務と言う形で分散して敵の攻撃に抗堪可能なように組織化されている。
どこか一箇所だけ攻撃しても、それはいつでも補修がきくものでしかないんだ。
日露戦争において、ロシア軍を例にあげてみよう。
旅順艦隊は、旅順と言う基地機能に拘束されていたから、旅順要塞と言う巨大な基地防衛機能を建設し、膨大な数の陸軍を配備して艦隊を護らなくてはならなかったわけだ。
またバルチック艦隊も、ウラジヴォストークにしか基地機能を獲得できないために、あれだけ苦労して対馬海峡を突破しようとしたわけなのだよ。
ところがロシア陸軍の満州軍は、シベリア鉄道という兵站連絡線一本しか持っていなかったのに、日本軍はこれを切断し無力化することは出来なかったね。
逆にロシア軍も、日本軍の後方兵站線を遮断することは出来なかったわけだ。
これは、陸軍には基地機能という戦闘力を維持するための拠点が必要ない、というただそれだけの意味でしかないんだよ。
どこか一ヶ所、兵站拠点を破壊したとしても、また別の場所に物資の集積所や機材の修理整備拠点を設定すればいいだけなんだな、陸軍は。
陸軍は、土地の上に居座る機能こそが最も重要な機能であり、基地機能というそのものが必要ない存在なのだよ。
>陸の基地が固定化されていたところで、対象国にとって最重要目標は日本国内の陸上戦力の覆滅ではなく、>まず航空優勢の確保、制海権の確保、国家継戦能力の破壊ですよね。
上でも書いたが、最重要目標は、日本の戦闘力の無力化であって、そのうちの一つが航空優勢の確保であり、制海権の確保であるわけだ。
だから、国家としての継戦能力の破壊は、制空権と制海権と比較することはやっちゃいけない。
制空権や制海権を失ったとしても、継戦能力を維持することは可能だし、維持している限りは敵は自分の意志を日本に強制することは出来ないんだからね。
上の書き込みは、「航空優勢の確保、制海権の確保、陸軍の無力化によって、国家継戦能力を破壊する」と書き込まれるべきなのだよ。
>それならば第1目標は航空基地・艦艇基地・商業港湾・石油備蓄基地・発電所等であって、
>陸上部隊をねらうのはそれらを撃破した以降なんじゃないでしょうか?
その通りだが、実はこれらの作戦行動は、あくまで陸軍によって、正確には歩兵によって、我の国家意思決定者の継戦意欲を破壊するための準備行動に過ぎないと言うことだ。
>海・空が基地化されているが故に可能な全国的補給オンラインシステムを陸が構築できないなど、
>実質を伴わない建前上の「移動」を前提としているためではないのですか?
>ちょっと意地悪かもしれませんが、どのようにお考えですか?
基地化されることによって、海軍と空軍は、実は継戦能力が非常に低くなると言う欠陥を持っている。
真珠湾攻撃で、石油タンクを破壊しなかった事を今でもifとして悔やむ仮想戦記はごろごろ転がっているね。
これこそ、一度の奇襲で丸々一個艦隊が無力化されかねない、という海軍の脆弱性を象徴している事件なのだよ。
逆に言うなら、陸軍に基地機能を無理やり付与するという事は、たった一度の奇襲である方面の陸軍部隊全てが無力化されかねない、という欠陥を付与するのと同義なのだよ。
さすがに疲れたぞ、続きは明日以降だ(自藁
>名無し土方殿
関門「地区」以西、青函「地区」以南と書くべきでした。(九州、北海道と
書かなかった由です)
本州中央というのは両端除いた現第3師団から第6師団の地域っす。
北海道に480-540輌、青森に60輌、富士に60輌、(甲信越、北陸の各60輌が
オプションだったわけです。私の腹案では第3師団、第12旅団で、ちょっと
違いますが)山口に60輌、九州に120-180輌。
軽快部隊の役割は普通科の迅速な展開で、遭遇戦やるわけじゃないです。
96式装輪装甲車でなくても高機動車で良い。
敵の展開地積が広がる前に可能な限り要衝を抑えるのが役目だと、
盆地おさむ(笑)も装輪スレで言ってたじゃないですか。
戦車が無いから特科(MPMS)だけでも付けてやらなくては。
だから高機動車に追従出来る特科が要るなと。(でもFH-77Bはカンベンだ)
弾片防御があれば理想的です。
この部隊に求められる持久期間は、上記の戦車の展開から御分かり頂けるかと。
>>551 なるほど了解したデス。分析は人の手じゃないとできないデスからね。
>>552 >問題は、自分がその機能に「ある一定面積の土地の確保」という能力を含めていることではないかと
>考えるものです。
ボクはこの土地の確保というのは野戦戦力の全てに言える問題だと考えるデス。特に歩兵デスね。
形而上は人が地面に生きる限り我が方の意思を強要せしめる事を妨げる敵戦闘力の源泉は、
地面にあり、それから生まれ、それを守る敵野戦軍にあるデス。ここで、野戦軍全ては地面に存在
するデスから土地の確保という機能は部隊のだい称に関らず、持っている物と考えるデス。違うとす
れば部隊の規模によって展開地積が変わる事による面積の増減デスね。
--
>やはり重要なのは、敵との直接交戦を主宰する戦闘単位部隊としての中隊をいかに支援するか、という
>運用上の問題と同時に、いかにある一定面積の土地を占領し、確保し、火制し続けられるか、という点か
>らの部隊規模の考察ではないでしょうか?
確かに直協という概念は重要だと考えるデス。しかし、異種戦闘力の吻合には膨大な調整と計画
が必要になるデス。これを、中隊でやらせるのはどうかとボクは考えるのデス。
最悪、部隊規模はフレキシブルに変更できるとボクは考えるデス。中隊が大きいようであれば縮小す
れば良いと考えるのデス。歩兵に配分される主な装備は小銃、擲弾、対戦車誘導弾/ロケット、軽
機関銃、重機関銃、無反動砲、機関砲、軽迫、重迫が火器のほとんどデス。ここで、これをインテ
グレートするにはインテグレート用の部隊が二つあれば良いとボクは考えたのデス。
実際、中隊で軽迫といった間接火力を構築し、適宜に射撃させ、さらに麾下の歩兵小隊を運用し
するのは非常に手間がかかるデス。
また、おっしゃる通り、情報力の高上により火力/索敵プラットフォームが分離されるという考えはRM
Aスレでも出た69式プランの通りだと考えるデス。その極限が戦場の数理モデル化、極限まで細分
化されたユニット、部隊の指揮でなく密度の指揮という概念デスね。
563 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/02 07:14 ID:FzBXGz7y
一定の地籍を獲得するということは純粋に戦闘能力がシビアに反映されるケースな
わけです。相対戦闘力の総合的な見積もり、判断の上にたって部隊の行動を決定する、
これを「作戦」というわけです。
この総合的な見積もりの中にはいろいろな要素が含まれます。
1 火力 2 補給能力 3 人員数 4 総合的な装備 5 通信偵察能力 6 補給 7 航空および海上支援
8 増援支援能力 9 士気練度 10 民生状況 11 気象月齢 12 指揮官の能力 13 幕僚の能力
14 政治的自由度 15 報道世論形成状況 16 地形 17 地誌把握度 18 機動能力 19 施設能力
などです。
海上渡洋時において損失を被り、部隊の編成においてなんらかの欠落を有したまま着上陸を実施する
敵部隊と交戦することを念頭においているからこそ、陸上自衛隊の部隊の形と装備は世代を超えて
旧式なわけです。
いままではそれでなんとかなった、しかし航空優勢と海上優勢の実質的能力格差の減少により、
その極端に欠損を有する敵着上陸部隊と戦闘するという前提を放棄、または縮小して考える岐路に
立たされている。
そしてじゃあ野戦の可能性の増大と敗北の可能性という前提に立って、部隊編成という側面から包括的に
能力の向上を考えましょうということですよね。
564 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/02 07:21 ID:FzBXGz7y
はっきりいうと中隊数を増やせない、中隊の人員を増やせない、となると手の打ちようが
ないのです…。
中隊火力を増大させようにも小銃班の規模は現時点において列強より人員で小さく、
これ以上小隊に火力の強化をおこなうと小銃手がますますいなくなるというジレンマが
あるのです。
編成で考えれば装甲化されていない普通科中隊の班は10人最低で必要という、そこから
考えないとうまくいかないと思います。
565 :
厨佐:02/09/02 11:09 ID:???
>その「意味」を読み取るためには、やはり工兵なら工兵、砲兵なら砲兵、輜重兵なら輜重兵
なにげに重要なことを言ってるな。
分析結果が一枚の現況図(生情報型と分析済型の2種になるだろうか?
メインは分析済型か)
に反映(フィードバック)か。
むつかしいが、機能すれば決め手になるだろう。
抽象的な事柄なので、こちらが誤解してる可能性あり。
>>544 ごめん・・・国外に展開した時の航空支援って意味での「遠隔地」って
言っちゃった。
>270
まったくのシロート考えなんですが、
やっぱ、分隊(班)の火器は増やしたいし増えるだろうし、
よく知らないんですが、軽機の分隊とカールグスタフの分隊、等々
分けるより大きな分隊にしてしまえば。
総論として、新編の師団なり旅団なりは、
1級国(米とは言わないが)の同規模部隊と殴り合える程度の戦力・機動力
2級国の1レベル上(軍団?)とやりあえる
重量のあるベーシックな機械化部隊でいいような気がするんです。
なぜなら、具体的な状況(実戦のシチュエーション)を想定しきれないから。
当然、全体の数は減り、日常展開も含めて戦略的な機動・配置転換も
必要になってくるかもしれない。(状況の変化に応じて)
566 :
厨佐:02/09/02 11:14 ID:???
数が減るってことは、動かなくちゃならない、ってことを
一般国民が理解して無いのは痛いっすね。
あと、先制攻撃の有利さも。
たまたまWW2では先制攻撃した側が敗北したけど、有利であることは
間違い無い。ポーランド、フランスを見れば、一目瞭然。
むしろ、確実に先制攻撃できるってのは、「誘惑」にもなりかねない。
まあ、それは置いといて。
実際には、たとえば、旅団には戦車中隊じゃ無く、戦車大隊が欲しいところ。
歩兵の編制は厚くすべきだ。
実は、旧ソ連軍の戦車師団は、戦闘力は強力だが、すぐに溶けてなくなる
ような編制だった。歩兵が少なく、薄いから。
そして日本の狭あいな地形と遠隔地輸送を考えると、俺的には旅団っすね。
567 :
厨佐:02/09/02 11:26 ID:???
市街化された北九州:新旅団vsK師団
台湾:新旅団vs大陸2個師団
中東砂漠:新旅団vs大統領親衛2個師団
中東砂漠:新旅団vsイスラエル旅団(能力判定)
の図演とか見てみたいなあ。(笑
能力を測るにはシミュレーション(実演だとしても)しか無く、
シミュレーションの手法と分析能力が高いモノは強い。(米とか独のこと)
実戦やってるモノはもっと強い。(イスラエル)
とは言えないかも・・・予算・技術制約の差ばかりじゃなく
戦闘部隊として米の効率性は高いものがある。
けど、実戦でも、ざんごう戦やってても何の足しにもならない。
(イラク。イランもそうでしょう。確実に。)
568 :
厨佐:02/09/02 11:31 ID:???
現実には、現況の自衛隊の歩兵自体の質は、かなり高い可能性が強い。
それを機械化していないために、せっかくの価値を生かし切れてない可能性あり。
もっとも陣地の方がIFVより強かったんだけどね。過去は。
今だってそうだけど、使われる状況が変わって来る可能性あり。
いかに早く動いて穴掘るかですな。(←本気)
ほんとのこと言いますと、精強な歩兵部隊に
適切な戦車の配備と装甲・機動化してない
ために、在来型昔型の師団に近くしてしまってるのでは無いか?との
疑念があるのです。
「猟兵旅団」とか言ってたのも、趣味ばかりでないのです。
他国と比べると、特殊技能者(レンジャー)の集まりみたいなものに近いんでわ?
569 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/02 14:03 ID:n6wobHLz
なんかすごい御仁が現れたな(笑)
>名無士かた氏
・・・まさか、リアル志方氏ではなかろうな(笑)
>81式
次は「一人が掌握できる最大人数」ちうもん考えてみようか(笑)
通常、一人が掌握できる人数ちゅうのは3〜5人が限度と言われてる。
それは、班長から陸幕長まで同じことだよね。
中隊長は、実は3〜5人程度の「小隊長」を掌握することによって戦闘指導
しとるよな。
まあ、重要正面の小隊や出来の悪い小隊長のいる小隊なら、直接班レベルまで
指導することもあろうが、それはかなり特異な例だよね。
>あまりそれをやりすぎると、中隊の別の側面がおろそかになってしまうから
>別の面は副中隊長に任せる、等の処置が必要になってくるがな。
570 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/02 14:11 ID:n6wobHLz
ということで、中隊を太らすちうことは、中隊長の掌握できる人数を
超えるということで、中隊規模で「幕僚」が必要になってくる。
それか、270式も書いているように、本来ある小隊を機能別小隊に
割り振ることになって、相対的に中隊の本来機能が低下してしまう
ことになる。
中隊に「幕僚」を配置するなら、それはもう「大隊」ちうことになるな。
であるならば、支援部隊をつけることによって、ある程度のことは支援
部隊に任せるちうほうが機能発揮できると思うがな。
>270式
書き込む端末変えたね(笑)
ばれないようにな・・・
572 :
厨佐:02/09/02 14:55 ID:???
具体的な数値をプロは書きづらい。(笑)
まあ、270VS81の図演が暗に示唆してるのは、
「編制」としての偵察部隊へ
MBT配備無し、偵察をメインに
それでいいと思う。
ただでさえ少ないMBTが分散されてしまうし、
たとえば、あの図演では、なまじMBTがあるがゆえに
同じ目的を達成するに、損害が多くなったとも考えうる。赤軍は。
目的に応じて、任務部隊の編成は変えうるし。(たとえば稀な例としての
偵察部隊へのMBT増強など)
俺が主張したいのは、各旅団への戦車「大隊」の配属。(今んところ。笑)
573 :
厨佐:02/09/02 14:57 ID:???
ほとんど電子欺瞞みたいな役割になってきたな。俺。(笑)
今のペントミックもどきは中隊を広域に分散するを着眼にしてます。この方向は陸自が縮小されていく
ことによって顕著になっていくでしょう。連隊長は特定の正面へ行くことは不可能になり、中隊戦闘群によって
独立的に行動するようになる。前方に出ない連隊長とシステム化による指揮効率の向上により、連隊の下に
9個中隊を直接置くということも可能だと思います。
歩兵主体ではなく、自衛隊のように火力特に砲迫と対戦車火力を主体にした戦闘にするならば、Co>Ptよ
りもトループ>スコードロンのような米騎兵のような編成も良いのではないでしょうか。
みなさんプロの自衛官ですか?
話の内容が最高です、痺れるような気分になってます。
もっとはやくここにくればよかった。
旧スレとかあるならそれも読みたいので教えてくれませんか、
あと、素朴な疑問ですが自衛隊は強いのですか?
勝てる軍隊なのですか?
失礼だとは思いますがおしえてください
576 :
厨佐:02/09/03 09:48 ID:???
>>574 問題提議は同感。薄くなって行く。
「米騎兵のような編成」ってのも研究の余地あるな。編成リンク希望。
>>575公式にノン、冗談です、そこがここの流儀です
ロールプレイングゲームみたいなもんで、そんなふりをするのがここの流儀
強いよ。
過去においては、極東軍が侵攻作戦不可能なくらい。
未来においては、介入すれば台湾の運命を引っくり返せるくらい。
なおかつ現状にあまんぜず、能力向上とわずかな可能性(危険性)に
悩み、憂うくらいに強い。
現在において、どのくらい強いかは、君への宿題とする。
それを分析すること、その能力は、プロアマを超えてこのジャンルの
急所でもあり、俺が現職を糾弾する理由でもある。
もちろんかけひきは必要だ。すべてのヒトを啓蒙する必要も無い。
だが、分析は過大でも過少でもいけない。
連隊についての一考察・・・@発生等に基くもの
かつての欧州では、城持ち貴族等がある地域(自領)で募兵を行って連隊を編成た。
だからかつての陸軍の編成というのは私兵の募兵単位の連隊が基幹であった。
ここで大事なのは「地域別で編成」と云う所である。
英王室を例に取ると、リズ自身は近衛グレナーディナー連隊と近衛コールドストリーム連隊
が私有連隊であり、エディンバラ公がスコットランド連隊を、チャールズ皇太子はウェルズ連隊
を私有している。まあ中共党に比ぶればささやかではあるが(笑)。
彼・彼女らは「名誉大佐」「名誉連隊長」であり、連隊旗を指揮権の象徴として連隊長に渡す。
日本でも徴兵区域を区分して○○(地名)連隊としてあった。連隊旗は天皇から渡される。
乃木さんみたいに連隊旗を西郷軍に奪われるスカタンも居たが、
別段、其れで乃木の連隊が西郷軍の指揮下に入った訳ではない(笑)。
ちなみにこの連隊旗は英語では「スタンダード」と言い、基準を意味する。
つまり指揮下の大隊以下はこの旗を見て位置合わせをするのだ。
つまり其の地域の戦闘は連隊長が指揮していた。
ここ迄の事を箇条書きにすると、発祥以来の連隊機能は以下に成ります。
1、地域別の編成である。
2、連隊旗と云う「忠誠の拠所」を保持している。
3、戦場においては単なる戦闘部隊ではなく、戦術級部隊である。
1について。
日本に住んでいると地方とか人種の軋轢なんてあんまり目にする事は無いですが、
偏見やいがみ合いに始まり生活習慣全般の問題は無い方が良いです。
何よりも言葉での問題が無い。まあ現代日本でも納豆とかの問題は有るが。
そして郷土意識による団結力。大都会でも県人会なんかが有りますね。
父親や祖父も所属していたっていうのも大きいと思います。
あと、用語・用法としてですが、
>68 なるほど、居住域(Region)メインの部隊編成だと連隊(Regiment)で、人間の集団(Brigade)
メインだと旅団(Brigade)になるのですね。
と云うのも残ってます。
2について。
兵隊に限らず人間誰しもですが、大きい事はなかなか見えないのです。自分を中心とした
狭い範囲でのみ思考する人が大多数では無いでしょうか?人の命は地球一個より重い・・とか(笑)。
どの軍隊でもそうですが、新兵が入隊してくると自分の部隊は最高である、其の部隊の一員である
お前も最高である、最高なのは過去の栄光でこんだけ血を流したから・・・と叩きこみ、部隊(軍旗)
への忠誠心を植付けます・・・年端も行かないガキに(笑)。で、思いあがって怖いものが何も無い位
にするのが丁度良いのかな?
戦後の沖縄では時々其の弊害が出ますけど・・・アレは軍として優秀な証拠でもあると思います(泪)。
自分の郷土であると云う点は、「1」も関係して来ます。
3について。
歩兵連隊や騎兵連隊等いろいろありますが、援護する隊や戦闘を支援する隊も指揮下に置き
兵科の戦闘行動を支援させて戦術を組み上げると云う存在でした。
其の支援・援護は限界の低いものでありましたが、最近は其の幅が広がる傾向があると思います。
>>569-570 おっしゃる通り、中隊は3〜5コ小隊で構成するのが限界だと思うデス。
今の日本の中隊は大きいデスから、ここから軽迫や対戦車ミサイルを取りあげ大隊
に持たせ、小さな小銃小隊しか持たない中隊をもって大隊を編制するという風にボク
は考えるデス。そもそも、幕僚機構のない中隊に様々な機能のインテグレートをやら
せるのはどうかと思うデス。
>>579 それをやると、陸自の普通科連隊数を3分の2まで圧縮する必要があるような気がする。
現在の定数ではなく、せめて定数1200人で充足率8割はほしいだろうね。
いや、私はこう考える…
班は2コの分隊行動が可能であるべきならば、機械化されていない小銃班は
班長1人、小銃分隊2(6人)、MG2(2人)、対戦車火器2人(1丁、射手1人、2番射手兼弾薬手1人)の
11人、これが最少の効率的でしかも戦闘能力のバランスのとれた単位だと考える。
機械化されている班、または自動車化、軽装甲化されている班はそれぞれまた異なる。
何度もいうようにこの単位から考えていかないと通信結節や指揮も含め無意味なのだ。
ポンと中隊機能や大隊機能や指揮、補佐機能、本部機能があるわけではないのだからね。
582 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/03 22:57 ID:K5Z5a/r6
あと連隊長が指揮する機能として指揮下にもっと多くの中隊を置くことは可能。
連隊長は戦闘部隊、副長は支援部隊および通信を担任すればよく、幕僚機能を含め
可能。
もし可能でないというならば、日本の連隊指揮機能は列強の大隊指揮機能に毛の生えた程度の
能力しかないということになる。
連隊長および副長を介して2コ大隊相当の直接指揮機能を有する能力は有する。
なによりも普通科において大隊を作る可能性が皆無でありリアルに考察する対象として優先度が
下位であると思慮される。
583 :
お役立ちサイトです。:02/09/03 23:05 ID:DfH4i7TO
>>581 対戦車火器の2人減らして、小銃班にPF3持たせて9人で1個班作れないでしょうか?
もしくはMGを2個組作り、1個班で十字砲火を可能にするとか。
小銃班に高い対戦車火力を要求しても、それほど戦車に遭遇する可能性は高くないでしょう(班レベルでは)
585 :
名無し三等兵:02/09/03 23:10 ID:KriL9qof
>>581 2個のチームで前進しながら対戦車火器を引っ張っていく、
もしくは対戦車火器を中心に2個のMG(ASW)で破砕線をつくるですか。
1個班だけで運用できますね。
586 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/03 23:18 ID:o6OiT5Sg
>584
小銃手にPF持たせるのは、実は俺反対なんだな(笑)
>小銃手が小銃射撃に専念できなくなるんだよね・・・
てか、実はすんごい持ちづらくて疲れっちまう(笑)
実際、防御のときKPでも設けて射撃せんと使えんもんだろうからねぇ・・
270式の対戦車火器組は、カール君みたいな「多機能対戦車火器」だよね。
実際、84RRは使い方次第では小銃小隊の「神」だよ。
で、大隊作らないで現有連隊のみで中隊指揮・・・については、ちと疑問が
あるなぁ・・・
てのは、副指揮官ちうのはあくまでも指揮官不在時に指揮を執る立場の人
だからねぇ。
>いや、連隊の幕僚長ちう側面もあるけど・・・あんまりよくないと思うよ。
指揮官の「ダブル配置」ちうスタンスは崩さないほうがいいと思うがな。
587 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/04 00:15 ID:4hC/HgjG
>>585 ゲリコマから会戦までを念頭にいれたスタンダードなら2分隊行動が必要と思う
>>586 大隊3単位が理想であるのはもちろんなんですが、私の立場なら実質的な戦闘能力の
向上と、戦闘時における部隊の態勢保持期間(時間)の確保を重要視するんです。
つまり、班が強くなれば中隊は強くなる、結果縦深と予備の運用認識に変化をもたらせられる。
そこから拡充と夢物語の装備更新を伴わない強化を模索できる、というひねくれた考え
なんです(笑)
>581
分け方の基本は
1)班長+対戦車(全般支援)
2)小銃分隊+MG
3)小銃分隊+MG
みたいな感じでしょうか?
それとも、班長や対戦車もどちらかの小銃分隊に付くのでしょうか?
あくまでも2分割運用ならば、班長の他に、別働の分隊を指揮する副班長がいた方が良いと思うのですが・・・
(これだと、さらに人数が増え12人になってしまいますが・・・)
>>589 だいたい、そんな感じで良いんじゃないか?
このくらいの規模なら、別働と言っても、展開範囲は班長の声の届く範囲…、
それ以上だとしても、せいぜいで手信号のやり取りやアイコンタクトが効く範囲、
ということになるだろうし、副班長は不要じゃないかな?
班長が倒れた場合、代わりに班の指揮をとる者の序列さえ決めて置けば、
統制にも問題ないと考察するが。
でも、その編成だと、ホンチョさんがウォーキートーキー持ってるとして班長戦死
でウォーキートーキー回収できずに本体との連絡が途切れてしまうような気が。
(というか、その他大勢も無線持ってるのかなぁ)
592 :
厨佐:02/09/04 14:58 ID:???
おっ!いいねえ
>班は2コの分隊行動が可能であるべきならば、機械化されていない小銃班は
>班長1人、小銃分隊2(6人)、MG2(2人)、
>対戦車火器2人(1丁、射手1人、2番射手兼弾薬手1人)の
>11人、これが最少の効率的でしかも戦闘能力のバランスのとれた単位だと考える。
バランス取れてる。
そして、火器操作チームが2人ってのは、戦場での兵士心理を考慮に入れた
既に実績のある考え方だ。
「最低11人」に着目。
すなわち、車輌の搭載人数が・・・
正直に言うと、直感的には正解形のひとつじゃないかと感じた。11人班
(現実に戦闘見たわけじゃないが。がはは)
班か・・・世界的に言えば、班と分隊の言葉が逆だが・・・(笑
>汎用としてのカールグスタフ
俺も(好事家)としてそれに着目してた。
特に、あの図演で、印象に残った部分だしね。
パンツァーファウスト3は、通常は車輌に残しておき、
対戦車戦闘が予想される場合のみ陣地守備で配備ってとこでいかが?
緑装4の言うのに賛成だ。
593 :
厨佐:02/09/04 15:01 ID:???
問題は車輌で制限されてしまうハンパな人数、だと思う。
車載の火器は、火器チームとも考えうるが、完全に代替えできるもので無く、
意味が変質してしまう。(極論すれば、歩兵としての能力発揮と言うより、
装甲車輌+支援人員みたいな。戦車+歩兵と比べれば、その差は歴然だ。)
わからないが、タタキ台として、複数車輌の大きな班のがいいような?
っちゅーか、BMPの小人数分隊(日本だと「班」)
かっこ(高い)ばかりで機能は低いような気がしてたんだよね。ずっと。
ましてその分隊(班)に対空ミサイルとか・・・
人間、ひとりでは踏みとどまれない。
270と緑装4が2人操作チームにこだわってるのを着目してほしい。
ただ、俺も大隊派。歩兵3大隊で1連隊組めなくても、
歩兵2大隊(3中隊)&戦車1大隊(3中隊)&その他
で1旅団でもいいと思う。
けど、これは直感。
おそらくむつかしい面があるんだろう。軍事政治的な意味など。
間接火力の問題:中隊から引き上げて大隊レベルで統合発揮するか?
は面白いテーマで、プロ(のふりごっこ)どうしの議論等、今後の楽しみ。
直感的には、迫は、歩兵3小隊+迫1小隊ってのが好みだが、
俺のレベルを超える(当然だが。がはは)面白い議論(感覚のぶつけあい)
がありそうで楽しみ楽しみ。
>班長1人、小銃分隊2(6人)、MG2(2人)、
>対戦車火器2人(1丁、射手1人、2番射手兼弾薬手1人)の11人
が4っつで小隊ってところ?
小隊長と小隊レベルで追加される火器チーム、通信チームはどうなってんだろ?
594 :
厨佐:02/09/04 15:29 ID:???
勘違いしてた。アマ(ごっこ)の限界か?笑
ミニミ軽機なんで1人操作なのね。
分隊(班)長1
チームA:自動小銃3+MG1
チームB:自動小銃3+MG1
対戦車チーム:対戦車火器1(人員2)
実際には分隊(班)支援火器から火力は生まれる、それを守るのが小銃手、
3ってーのもMGが1だからってのもありそうで、(3のうちひとりはMGに密接?)
よくできてる。(実際には練度の高い軍隊で無いと無理っぽいが練度は高い)
十字砲火(MGだけど)。MGの射線だもんな。
MGってのは、「線」で制圧できるから画期的だったわけで。
バランスを考えるなら、対戦車火器は汎用の新型カールがいい。
でわ、打ちっぱなし対戦車ミサイル(目玉!)と携帯対空ミサイル(やっぱヘリ)
は?
別個の小隊長直属チームか、重火器班か?
ばらばらに班に配備すると、班自体の動き(選択)がそれで制限左右されて
しまう気がする。(ってーか金も無さそうな気が)
小隊長1
通信1(FOとか?笑)
班3
支援火器?新型ATM2?3?(←対戦車班?)
新型AAM1?(←とかするより、こっちは中隊レベルでまとめた方が?)
595 :
厨佐:02/09/04 16:37 ID:???
失礼。ひとりで調子っぱずれて踊っててもうしわけないが(笑)
まあ、ROM組のこともあるし、大目に見といてよ。
少しシロートなりにイメージできてきた。
分隊:小銃3+MG1
昔の小銃分隊、そして火点(支援)としてのMGってんでなく、
一体としてひとつの火点(動ける火点)か。
小銃はよりMG(機関銃)的(脚付)、MGはより小銃的(軽量)ってとこか。
世界的なすうせいもそうなのかもしれないけど、
自動小銃に脚標準装備なとことか、独自性があるのかな?
そんな感じでいいんでわ?
ちょっと面白い感じの制圧火線で、(メインのMGと補助の自動小銃からなる)
理にはかなってる。確かに人数は少ないが、昔の分隊のようには機能しそうだ。
>低いレベルの通信
米軍は、個人マイクとか考えかねない(笑)が、
まあ、サッカーの11人をイメージしてみては?
AA(対空)はより上位編制で運用、(賛成)、
カールは古く新型打ちっぱなしATMに更新、ここがちょい問題。
カールは対人、対陣地でも打てる、ってのもあるが他にも問題がある。
596 :
厨佐:02/09/04 16:39 ID:???
270型11人班は、分割行動が可能な高機能な班だが、
おそらく上の考えているイメージは違う。
一体で行動する小さい班で、その中に色んな能力を持たせようと言う。
まあ、それはそれで現実的ではあるんだが。
たとえば96APCの(けっこう豪華な)班
班長1
小銃5、MG1、新型ATM1
運転1、副=車載火器1
わからないのが、班長が車輌の方に付く2人の中に入るのか?
たぶん外だろう。(指揮できない)
カールの汎用能力の分が、車輌の40mmてき弾なのだろうが、疑念は残る。
士気の低い軍隊はAPCなりIFVが付けば戦闘能力は上がる。
しかし車輌が破壊されれば士気崩壊してしまうと言う諸刃の研。
シロートにはおすすめできない。
士気の高い(行動能力の高い)歩兵にとっては行動を制限されてしまう
ことにもつながりかねない。
乗り捨てて(移動用と考えて、もしくは下車して分離して)
使用することをおすすめする。
部隊によって小銃班の人数変わるの、好きではないんですよ(笑)
幸い(?)87式IFVも96式WAPCも高機動車も10人乗りですから、
必然的に10人が1単位になるでしょうか。
対戦車火器。
小銃班は84RRで、軽MATは小隊本部で2、3基管理しておく事にし、
適宜班に分配する形にようかと思ったりしてます。
RR射手はMATの操作も覚えなきゃで大変そうですが。
昨夜ロード連隊(笑)の話をしてた時に、部隊間インターフェイスの事が
話題になりましたね。「一枚の現況図」とか、訓練による擦り合わせとか。
そんな話の後で、余り人間関係の深まっていない指揮系統の中で使用する、
含意の少ない語彙というか、言語を創造していくも必要なのかと思いました。
そして、その標準化も。
「突撃」を意味する言葉が何種類もあるとか、そういう感じです。
・・・・・・変な話。
598 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/04 19:18 ID:NMTEe0+3
>597
>含意の少ない語彙というか、言語を創造していくも必要なのかと思いました。
>そして、その標準化も。
それは、どこの軍隊でもやってるよね。
>言葉と意味
自衛隊なんぞ最たるもんだが(笑)
>認識の統一に軍隊がこだわる本質的理由はそれなんだよね。
ただ、それが高じて「教範用語万能主義」に陥ってしまう弊害があるんだな。
意味がだんだんただの言葉になってしまって、全然違うもん指すことになったり
誰も説明できないで、なんとなく呪文のように唱えていればわかったような
気になったりね(笑)
かえって、完全なテンプレート式命令と統一現況図があれば、言葉の認識の
統一なんぞいらなくなるとは思うがなぁ・・・
>>598 >緑装薬4さん
意図はその、テンプレ式命令の整備という話の方になるんでしょうかね。
誰が聞いても同じ意味の命令、という事ですから。
うーん。意志伝達って、こうして遣り取りするだけでも難しいって
分かりますねぇ(笑)
だから訓練訓練なんですけど(軍事組織に限らないですね、これは。
システムの中に自分がどう組み込まれているかを理解していれば、
あやふやな命令でも意図を汲み取れるようになる・・・)
600 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/04 20:29 ID:/ofnjT4A
そうですねー意図したとおり班という最少単位のところからすでに通信コミュニケーションの
問題が発生してきました。いい感じです♪
601 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/04 20:49 ID:/ofnjT4A
なぜ班で2つの分隊行動が必要になるのか…
攻撃の場合、2つの班で分隊がいつも並列や廻り込みで攻撃をかけるとは限りません、
ひとつの分隊が攻撃しもうひとつが支援するとか、もうひとつは側面を防護するとか
(敵は複数の分隊行動をとってるわけですから)それに手当てできる分隊は必要だし、
負傷者の後送や弾薬の補充のため支援と平行して実施するには2分隊行動がよいです。
防御の場合、上でも記したように敵の分隊(班)が攻撃をかけてくる場合は複数の班(分隊)で
我の班に仕掛けてきます。正面からも出てくるでしょうし、側面や高度を意識した班(分隊)の
使い方をしてくるでしょう。有利に戦うには敵の複数のブロックにはこっちも複数のブロックで
対処したいところです。
機甲普通科などになると装甲戦闘車両の瞬発交戦火力が大ですからこの限りではないとも
おもいます。
>>586 小銃射撃なんてほとんど役に立たないですね。実際、小銃手の役目は警戒としての目の役割だと思う。
小銃が役に立つのは突撃以後、接近した状態です。突撃後の対側防火器、対戦車用としてはPf3も役立
つと思うのだが、やっぱりAT-4やRPG-18ぐらいのやつがほしいかな。
乗り物を使う場合って、運転手と助手は班に含まれるのかな?
2分隊8人+運転手・助手(機銃手)2人→96式又は高機動車
班長1人・対戦車火器1人+運転手・助手(機銃手)2人→軽装甲機動車
と想像したんだけど
604 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/04 21:28 ID:4hC/HgjG
>>602 小銃班分隊行動の話なのだから<小銃が役に立つのは突撃以後、接近した状態です。>
こんなことは当然なのではないか?君
火勢重点に話しているわけではないし、火勢による火制は行動の一部分に過ぎない。
605 :
焔:02/09/04 21:35 ID:ytYFdYbm
高機動車、10人乗せたら装備(重火器とその予備弾等)が乗らないと言う話が。
>>605 そのために1tトレーラを牽引するのだよ。
・・・・ちっとも高機動じゃない・・・。
軽機関銃の一人操作ってのはあくまで平時の編成であり、有事には適当な予備役を附けて
予備銃身と弾薬持ちに充てるのではないか・・・と俺は思っているのだが。
二次大戦の重機の話を読んでいると分隊の内で現役は銃側分だけで、ぞろぞろと付随している
弾薬手は適当な兄ちゃんやおっさんだったと思う。まあたまたま読んだ手記がそうだっただけ
かも判らないが・・・可能性として十分ありえそうだし、其の方が良いと思うし。
車載の部隊なら、一人でもなんとか行けそうですが。
↑
アパムではダメでしゅよ。
609 :
厨佐:02/09/05 11:38 ID:???
>不揃いな班人数
俺もやっぱりそれは気にかかるが・・・余分が出る分には(たとえば14人班など)
かまわないと思うが。
>軽装甲機動車4人乗り
たぶん、3台で1つの班。
まずはそんなところから実験中かな?(推測するに)
>運転手の問題
好事家にとっては、それは謎だ。(笑
プロどうしだと、きびしいねえ。なはは
エキサイティング。
参考資料として米軍の基本的な標準分隊編成を調べてみたので、上げて見ます。
(ROMの方の参考にでもなれば・・・とか思います)
分隊長1名
・火力班A(班長、MG手x1、擲弾手x1、小銃手x2)計5名
・火力班B(班長、NG手x1、擲弾手x1、小銃手x1、対戦車火器x1)計5名
合計11名
MGはMINIMI分隊支援火器
擲弾手はM-16にグレネードランチャーが外付けされたもの
対戦車火器はドラゴン
あとは、M-16を所持
(ちなみに、班長には最低でも伍長があたるのが基本のようです)
(注意点として270氏の編成案とは班と分隊の規模意味合いが違いますが、上記は米軍呼称を基本に書いてあります)
ps:
これと比べて考えるに270氏のいう小銃分隊(3名)には米軍でいう
班長が含まれているものと推測しますが・・・
270氏、この解釈で正しいでしょうか?
611 :
厨佐:02/09/05 12:11 ID:???
Lansくん、ごくろうさん!いいねえ。
カールのかわりに、グレネードランチャーとATMを「分けて」解決してる。
逆に言えば、金使って無いわりには、270型11人班は、
同じような効果を達成してるとも言えるぜ。
ATM無いのは見劣りするようだが、
(小隊でATM付くが。単価高いので結局高いが。w まあそれは別のハナシ)
利点(優っている点)もあるよな。
思想的には、カールは、WW2米軍のバズーカの後継だよな。
それより「相対的な意味で」対人(その他)能力は高い。
きょうあいな地形なら、対戦車能力だって、わからんよ。(砂漠はATMだけど)
まあ、精兵(練度士気の高い)向きだけど。
それでおおいに差が出ると思う。根性がいる。(だから2人)
それはほんとはATMだって同じ。撃ちっぱなしの利点は大きいと思うよ。
その米軍の11人を運んでる車輌はどんな組み合わせなんだろ?
小銃分隊を2分割するなら、2小銃分隊で1コ小隊を編制するという方式はどうデスか?
2コSqdで1コPt、3コPtで1コCo、3コCoで1コBnという編制デス・・・
従来の陸自の分隊(班)の機能を小隊に、小隊の機能を中隊に、中隊の機能を大
隊にするような考えデスけど・・・
613 :
厨佐:02/09/05 12:40 ID:???
ちょっと支援射撃♪
>小銃手とは「目」
その通りだと思う。
さらに進んで考えれば、戦車の目は、歩兵だ。
IFVの登場は数々の新たな問題を引き起こした。
俺が指揮官だったら、ATMに、まずIFVを狙わせる。(あとできたら戦車隊長車♪)
当たれば確実に食える。(車内は地獄だろう)
そうすると厄介な問題が大量に発生する。
ゆえにATMを制圧するために、IFVは機関砲を装備しているのだが・・・
旧ソ連型戦車師団は、編制の失敗であった可能性を疑ってるんだ。
旧自動車化歩兵師団の方が合理的だと。
車輌は別として、歩兵として、270型11人の方がATMを狩る能力が高いと推察。
そして、11の中にATMが入ると、行動が足を引っ張られる可能性がある。
(ATMを守る・機能させるための集団。欧州の戦車戦ならそれでもいいが。)
>611
カールグスタフの操作として
砲弾は後込めだったりしますし、円滑な装弾と
十分な弾薬を運ぶ為の第2射手(弾薬手)
という事をお忘れなく。
士気だけの為ではありません。
それでは、後で参考シリーズとして、ついでに調べた
WW2時代の分隊構成を随時あげてみます。
(過去と今を見比べるのは、それなりに意味はあると思いますので)
615 :
厨佐:02/09/05 12:59 ID:???
>>614 もちろんそれはわかってる。
ただ、戦場では、チームを組むから撃ち続けられる・ってことは大きな要因だから。
けど、それを過大には見てるかもね。俺はw
現代米軍の小隊編制なんぞ・・・(自分でやれってか?w←俺)
参考資料シリーズ1
「WW2 米軍歩兵分隊」
・分隊長
・副分隊長
・BAR射手
・狙撃手
・小銃手x8
合計12名
「WW2 米軍機関銃分隊」
・分隊長
・機銃手
・弾薬手x2
合計 4名
「WW2 英軍分隊」
・分隊長
・小銃手x6
・LMG班(副分隊長、ブレン機銃手、弾薬手)3名
合計 10名
「WW2 ソ連歩兵分隊」
・分隊長
・LMG射手
・小銃手x7
合計 9名
「WW2 ソ連タンクデサント(w)」
・分隊長
・LMG射手
・SMG手x7
合計10名(ただし定員充足した分隊なんて・・・)
617 :
厨佐:02/09/05 13:26 ID:???
シリーズ2
「WW2 ドイツ歩兵分隊」
・分隊長
・副分隊長
・機関銃班(MG手、弾薬手x2)3名
・小銃手x5
合計10名
「WW2 日本歩兵分隊」
・分隊長
・機関銃班(MG手、弾薬手x2)3名
・小銃手x6
合計12名
「WW2 日本擲弾筒分隊」
合計12名(擲弾筒x3、小銃x9)すまん、詳細構成は不明
「WW2 ソ連歩兵分隊(前出と別バージョン)」
・分隊長(SMG)
・LMG手
・小銃手x10
合計12名
WW2は時期により、装備、編成も変化してますので注意です。
上記は、ある一時期に存在した編成であり、この編成で
WW2を通していた訳ではない事を明記します。
あくまでも、標準的という参考と考えて置いてください。
(日本やソ連は正式には副分隊長を予め置かないで、必要時に伍長あたりを一時任命していたようです。)
シリーズ3
また、WW2米軍は分隊の基本的分割使用を
・指揮偵察班(分隊長、小銃手、狙撃手)3名
・射撃班(BAR射手、小銃手x3)4名
・突撃班(副分隊長、小銃手x4)5名
としていたようです。
また、英軍の分割バリエーションとして
・A班(分隊長、小銃手3)4名
・B班(副分隊長、小銃手3)4名
・軽機班(ブレン、弾薬手)2名
という運用も、よく行ったそうです。
以上、調査報告終わり
(>615 えー現代歩兵小隊ですか?探してみますが、あまり期待しないでね(w
追加
「米軍機甲歩兵分隊(乗車歩兵)」
・分隊長(M16)
・副分隊長(M203)
・擲弾手(M203)
・MG手(M60)
・SAW手(MINIMI)x2
・対戦車(ドラゴン)
・小銃手x2
合計9名+M2ブラッドレー1輌
「分割例」
指揮班(分隊長、対戦車、MG)3名
射撃班A(副分隊長、SAW、小銃手)3名
射撃班B(擲弾手=班長、SAW、小銃手)3名
車両班(M2ブラッドレー)1輌
(ただし、対戦車、NGは両射撃班に配属し、分隊長は車両、もしくはいずれかの射撃班に同行する分割運用も多用される)
上補足(機械化と通常の違い)
機銃などに弾薬手などがいないですが、
これは彼らが機甲歩兵の為、IFVがあるという事です。
予備の弾薬装備を全て車両で輸送できる点は非常に大きいと思います。
また、彼らの対戦車装備はドラゴンやLAWといった再装填の必要のない
「使い捨て兵器」という点にも注目できると思います。
(かさばるし、重量が大きくなりますが、それは車両が解決)
(この辺りが、米軍が使い捨て兵器を保有する理由の一端では?)
(重量増加よりも使い捨てによる少人数での操作を優先)
(で、少人数を優先するのは車載人数の制限の為では?)
(米軍の機械化率は・・・いまさら言うのも・・・ねぇ)
逆に上記理由により自衛隊の普通分隊の対戦車火器の主力をPF3にするのは・・・
ちょっと、要員の予備弾薬輸送が大変かなぁ・・・とか・・・
また、上記理由と同じく機械化された分隊になら、お勧めとも思います。
米機甲分隊
誤解を受ける前に追加記述
上記編成は車両から「全員」が降りた場合のものです。
車両操作に基本的に3名、乗車歩兵として6名がM2の乗車人員です。
で、乗車歩兵は射撃班A、Bであり、分隊長と後の2人は通常はM2要員と見ていいです。
>>620 ブラッドレーは1個分隊に2両だと思われ
624 :
厨佐:02/09/05 18:37 ID:???
すごいね・・・支援火器の巣窟みたいだ。そこにM2の火力が加わる・・・
さすがに、実際に近いところでは、プロの思策には追い付けないんだけど、
ネタとして、ちょい横やり・・・
>2コSqdで1コPt、3コPtで1コCo、3コCoで1コBnという編制デス・・・
Sqd長1
チームA:自動小銃3+MG1
チームB:自動小銃3+MG1
対戦車チーム:対戦車火器1(人員2)
Pt長1(と通信・副長)
Sqdx2
ATMチーム2
こんな感じっすかあ?具体的人員配置が見たい。
そろそろ他兵科とのからみも出てきそう。
11人Sqdx2=22
小隊指揮+直属チーム=7くらい?→30人くらいの小隊
625 :
厨佐:02/09/05 18:39 ID:???
基幹の歩兵の人数だけでカウントすると、30x3小隊x3中隊=270人(基幹歩兵)の大隊
限られた人数で、なんとか大隊を作る(中間節の必要性)苦心が見える。
それだけ、戦闘のイメージがあるんだろう。
火力の割り振り、まとめあげ等、
そして、現状の中隊で、うまく効力発揮できない部分として、
間接支援火力に関する何らかの問題があるのかな?
経験から来てるみたいだ。
81は連隊幕僚か?(ごっこ。と公式に。w)
大きい大隊にして、連隊のかわりに旅団で、色んな兵科を指揮するってのはどお?
連隊戦闘団で無く、既に編制として戦車部隊なども指揮下に入れてしまうと言う
ちょっとしたトリックっちゅーか、誤解を招く言動があったかもしれない。俺の。
旧ソ連型戦車師団の「第1」の問題点は、IFVを装備したことでなく、
歩兵が薄いこと。(全体に対する量的な意味で。)
少しの損害で組織全体が崩れてしまう怖れがあった。
>>625 せめてもう少し読みやすくしてくれ。某研なみだぞ
>625
>旧ソ連型戦車師団の「第1」の問題点は、IFVを装備したことでなく、
>歩兵が薄いこと。(全体に対する量的な意味で。)
いや、これはこれでいいんですよ。ソ連の場合
どうせ、第1悌団の突破で消耗瓦解するのは予定事項なんで(w
だから、第2悌団が待機してるんです。
(今度は歩兵の多い大量の自動車化狙撃兵師団が・・・いっぱい)
よって、どこまでも突破衝力を高める。
これがソ連戦車師団が求めた方向です。
また、第1悌団でも突破時の相棒としての
自動車化狙撃兵師団が大量にいますので・・・
旧ソ連は師団単体でみちゃ駄目ですって(w
(ps:小隊編成は家で探してみますね、だから明日以降ってことで・・・)
>Lans 氏
有難う。軽機は一人運用ってのが普通だと云う事を理解しました。
疑問が解決したところで、俺なりの分隊構想を。機械化されていない場合です。
機械化されている班は入れ物にもよるから別。
案A
・甲班(小銃手x5、MG手x1、擲弾手x1、)計7名・・・分隊長(班長兼務)を含むと8名。
・乙班(小銃手x4(班長含む)、MG手x1、擲弾手x1、対戦車火器x2)計8名
合計16名
分隊長(甲班長兼務)が指揮不能に成ったら、乙班長に指揮権委譲。
甲班は小銃主体で軽快に動き回れるように。
乙班の小銃手は、班長以外の三人は弾薬手も兼ねる存在。
この傾向を顕著にすると、案B
・丙班(小銃手x6、MG手x1)計7名・・・分隊長(班長兼務)を含むと8名。
・丁班(小銃手x4(班長含む)、MG手x1、擲弾手x1、対戦車火器x2)計8名
合計16名
なんか分隊長と副分隊長を入れかえると、81式氏の感覚に近いかな?
縮小して、案C
・丙班(小銃手x4、MG手x1)計5名・・・分隊長(班長兼務)を含むと6名。
・丁班(班長、MG手x1、擲弾手x1、対戦車火器x2)計5名
合計11名 これでは、分隊を別けて運用はできないとは思うが。
どうしても、機関銃と擲弾筒を活用するためにライフルマンが警備している状態と、
ライフルマンが進むのを、他が援護するって云うイメージばっかり湧く。
D案。B案を元にして、小隊規模迄枠を広げて見る。81式氏に感化されたかな?
・戊分隊(分隊長、MG手x1、小銃手x10)計12人。
・己分隊(分隊長、NG手x2、擲弾手x2、小銃手x6、対戦車火器x2x二人)計15人。
戊班x2個、己班x1個にて小隊を形成。小隊を2個に別け易くしてみました。
さて、小隊規模にして、火力を計算してみると、
A案 MGx6、擲弾x6、対戦車火器x3x二人、小銃27人 計48人(分隊長x3含む)
B案 MGx6、擲弾x3、対戦車火器x3x二人 小銃33 計48人(分隊長x3含む)
C案 MGx6、擲弾x3、対戦車火器x3x二人 小銃12 計33人(分隊長x3、班長x3含む)
4個分隊なら、
C案 MGx8、擲弾x4、対戦車火器x4x二人 小銃16 計44人(分隊長x4、班長x4含む)
D案 MGx4、擲弾x4、対戦車火器x2x二人、小銃x26 計39人(分隊長x3含む)
以上、小隊長を除く。
考えて見ると、いろんな可能性があるんだなあと思う。
>628
>軽機は一人運用ってのが普通だと云う事を理解しました。
「WW2では軽機は2人以上で運用が基本的に正しいです。」
(つまりWW2という事ではフェチさんの認識はあってると思います)
ただ、現代のMINIMIに代表される分隊支援火器は
1人で十分に運用できるように出来てますから
(というか、わざわざ、そういうコンセプトによって開発されたLMGといえると思います。)
多分(というか確実に)270式氏のいうMGは従来のLMGではなく、
分隊支援火器(SAW)の事を示していると思います。
で、日本のSAWとは・・・自衛隊のHPでも見てあげて下さい(w
ね、ちゃんと買ってるんですよ(w
MINIMI
>630
っつうか、見事に620と621の間の時間帯に読んでしまい、検索に走ったと云う次第(苦笑)
即応な米軍が一人なら、一人で十分なんだろうと信じた(苦笑)
633 :
焔:02/09/05 22:59 ID:42J5N/oe
班長、小銃3、SAW1、対戦2を装備もろとも高機動車に積み込み×4
小隊本部に軽装甲機動車1(小隊長、運転手、軽迫2)で計32名
こんなのはどうでしょう。
車両を統一する必要がなければ、上の班に新73式(副班長、小銃2、SAW1)を足して
11×4+4で48名も。これなら負傷兵を後送するときに戦力低下を最小限に出来るかと。
二人出たら同じですが。(副班は予備自でもいいかも)
634 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/06 05:43 ID:HRa8ZKHM
>>630 そうですMGとはSAW(分隊支援火器)のひとつです。ただ我々はむしろ火器そのものを
特定するためにMG(分隊軽機関銃)と話します。
部隊として考えれば私は11人(将来対戦車火器が1人になれば10人)の班3つで小隊基幹。
それに小隊長、通信伝令、狙撃銃手で36人(33人)の小隊、その小隊3つで中隊基幹、という
漠然とした考えをもっています。
厨佐さんが懸念されているように1小銃分隊基幹の7人班がありますが「運用が芳しくありません」
1人、2人の負傷など離脱とその支援で1コ班が死ぬからです。
635 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/06 05:50 ID:HRa8ZKHM
侵攻対処当初において敵のほうが火力の集中と量と指向を優位に進められるのなら、
それに対処する沿岸貼り付け師団の班や小隊の編成は「戦闘損害下における最大限の抗湛性」に
重きをおくべきです。
火力比や機動能力の比率や戦力は敵が徐々に低下し我が徐々に上昇するわけでして、それを
見越して当初に対処する防備師団は懐が広いものにしておく必要があるからこそ、2Dや4Dは
日本の師団としては比較的手当てを厚くしてあるのです。
636 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/06 05:58 ID:HRa8ZKHM
実際に敵と戦うのは中隊以下の部隊なのだから、そこがもっともよいように組織はつくらなければ
いけない。司令部は上級意思ではあるけれど同時に戦闘部隊の効率的で安全を考慮した運用を
促進する支援機関でもあるわけです。
そこを忘れている人が最近多いのは嘆かわしい…。
637 :
厨佐:02/09/06 10:49 ID:???
>ソ連戦車師団は突破のみが任務
いや、いい指摘だ。
それはそうだと、アタマではわかったつもりになっていても、実際には抜けてた。
前線組織が瓦解したら、西側の軍では大事な砲兵や支援部隊が破壊されてしまう
(再建不可能になる)
のだが、ソ連には後発の師団がある。
ボロボロの戦車師団は再建可能と言うこと。(時間と資源の範囲において)
ソ連の思い切った発想の組み立ては、一種のすごみがある。
そして、西側の軍である自衛隊は、ソ連型で無く、強靭な編成とすべきで
あることも見えて来る。(使い捨ての多数のイラク旅団VS重編成米師団のように)
ありうるのは、多数の使い捨て師団を相手にした戦闘だろう。
ここに謎がある。
貧乏国が多数の装備と多数の部隊を用意できるわけが。Lansはいいこと言った。
貧乏国は、目に見えない部分をけちっていたのである。
支援、整備、補給、目に見えないが、ようけ金のかかる部分を。
少数の強靭で金のかかった大型の大隊が、
多数の貧乏国部隊を撃破することは可能なのである。
と言うか、それしか道は無い。
そのように基本が設計されてしまっている。
>270氏
しかし、実態は、全体的な軍縮思想のなか、
さらに各所の削減が進む可能性さえありますので・・・
分隊、中隊が厚くなっても・・・全体の配置数が減ってしまえば・・・
それはそれで、前線の圧力が増加してしまう訳で・・・(泣
私などは、早急に増援できる体制を・・・とか考えると
機動力の強化を思ってしまうのです。
厚く出来ないのなら、せめて、一刻も早い増援の投入を・・・
と、いいつつ、増援投入まで耐える為にも、分隊の厚みは、私も賛成派です。
さて、資料補足です。
調べたら、多少、現用米軍の変化が見つかりましたので、再度。
(どこが変化したのか?も、こういう考察には重要かと・・・)
「現用 米歩兵分隊」
A班
・分隊長(M16)
・擲弾手(N203)
・SAW(MINIMI)
・小銃手(M16+LAW)
・狙撃手(M16)=場合によって通信手
B班
・副分隊長(M16)
・擲弾手(M203)
・SAW(MINIMI)
・小銃手(M16+LAW)
・対戦車(ドラゴンまたはAT4)
合計10名
「米軍歩兵小隊」
指揮班(小隊長、小隊軍曹、通信兵・・・+衛生兵=中隊から派遣)
歩兵小隊x3
以上、小隊火力が増えたので、最近では重火器小隊はないそうです。
「米軍歩兵中隊」
・歩兵小隊x3
・軽迫撃砲班x1(60mm迫撃砲x3)
・対戦車班x1(TOWx4)
資料補足2
「米軍 機甲歩兵分隊」
乗車班(M2ブラッドレー 1輌)
・副分隊長
・砲手
・操縦手
小計3名
下車班
・分隊長(M16)
・MG(M60)
・SAW(MINIMI)
・擲弾手(M203)
・対戦車(ドラゴン/AT4)
・通信兵(M16)
小計6名
分隊合計 9名+車両1
「米軍機甲歩兵小隊」
・M2ブラッドレーx4輌
やはり、M2は1輌で1分隊です。
ただし、車両行動は基本的に2台でチームを組んで行動しますので、車両単位で2台で1チームという見方もあるとは思います。
うーん。。。機甲歩兵は、あくまでも乗車と下車で2分割運用。米機甲歩兵では、下車歩兵だけでの2分割運用はあまり考えていないようです。
ただし、MGがM60とSAWの2丁ありますので、
火力班(分隊長、MG、通信兵)
機動班(擲弾手、SAW、対戦車)
とかで分けるんですかね?・・・謎多し・・・
補足資料3
「現用 英歩兵分隊」
・分隊長
・MG手
・対戦車
・小銃手x5
合計 8名
ついでに見つけたので・・・資料には行軍フォーメーションは載ってたんですが
分割運用に関しては記述されてませんでした。
まあ、MGと対戦車を分けて2分割か、
分隊長+MG+対戦車の火力班と小銃手x5の機動班かのどちらかではないか?と推察しますが・・・
それにしても、意外と小編成・・・
コレだと、2人も負傷したら、後送などで分隊の戦闘力がほとんどなくなるんじゃ・・・
それか、小隊や中隊から衛生兵が常時配属されるのでしょうかね?
補足資料3
非常に重厚な分隊編成を見つけました。
「米海兵隊」です。
彼らの任務からして抗湛性の高さは必須であると思われます。
「米海兵隊ライフル分隊」
・分隊長
・射撃班4名(班長、小銃手、擲弾手、SAW)x3
合計 13名
・・・SAWが3丁ですぜ、270氏の旦那。うらやましいんじゃないですか(w
しかし、こう各国の分隊を見ていると、矢張り4〜5名で1班てのが便利っぽいのかな?
補足資料
「米海兵隊 中隊編成」
・ライフル小隊x3(1小隊=ライフル分隊x3)
・火器小隊x1
「海兵隊 火器小隊」
・機関銃分隊x3
・軽迫撃砲分隊x1
・強襲分隊x1
「機関銃分隊」
・分隊長
・MG班x3(班長、M270、弾薬手)
合計7名
「軽迫撃砲分隊」
・分隊長
・軽迫撃砲班x3(60mm迫撃砲x1 操作員3名)
合計10名
「強襲分隊」
・分隊長
・強襲班x6(SMAW、弾薬手)
合計13名
※M270はM60の後継機銃です。
※SMAWはカール君のような小型無反動砲です。
(ロケットかも?・・・ともかく榴弾などもあって汎用使用可)
火器小隊の機銃班や強襲班は分割されて各小隊に配属される場合が多いです。
海兵隊の分隊では、対戦車火力が低いですが・・・
この強襲班の配属と、海兵隊の任務性格からくる各種支援の充実によって賄われているものと推測します。
海兵隊の任務性格
・第1波としての派兵が多い。
・その際の、いきなり敵地への直接投入の可能性
(敵地への上陸作戦などが良い例)
・投入後、敵の反撃から耐え抜く必要がある。
(海岸堡の確保、派遣先戦区の確保)
そもそも、緊急展開や上陸第1波が主なお仕事ですから、
初期段階では増援体制が不十分になってしまう可能性も高いはずです。
それが、この分隊13名に見えるような気がします。
対戦車能力が低いのが、矢張り気になりますが・・・
派遣ユニットに「必ず」攻撃ヘリなどの協力な支援兵力が
最小単位のパッケージでも保持されてるので・・・
すごいなぁ・・・
645 :
厨佐:02/09/06 18:55 ID:???
米海兵隊:非常に経験の多い、任務性格が陸自に近い、鍛えられた部隊。
歩兵VS歩兵なら最強の部隊。(のひとつ)
旧日本軍でも硫黄島の部隊は、最高に強かったのかもね。
むしろ、米国の方が、硫黄島の激戦を深く研究しているかもしれない。
対戦車戦闘の研究を沖縄戦に求めるのは、どうかなあ?
地形的には、いいんだろうけど。
空自や海自ばかりで無く、陸自も米本国に演習部隊送りたいところっすね。
特殊部隊とかじゃ無く、一般的、標準的な部隊を。
分析と評価、シミュレーション、検証ができる。
最強の「対抗部隊」(演習用の対抗専門部隊)も存在するし。
金持ち国は対抗専門部隊を作るようなことまでやってしまう。
第一線に並ぶ兵器は少ないが、結果として強い。
>645
厨佐、厨佐、微妙に違いますって(w
(いや、決定的に違うか?)
海兵隊
・第1波としての派兵が多い。
・その際の、いきなり敵地への直接投入の可能性
・投入後、敵の反撃から耐え抜く必要がある。
ですが
自衛隊
・第1撃を受ける側
・第1撃を耐え抜くきながら、事前準備された増援を受ける。
ですから、
海兵隊は「第1撃を与える側、その後の増強までの確保防備・増援体制は未完」
自衛隊は「第1撃を受ける側、その後の増援までの確保防備・増援体制は完備」
与える側と受ける側では、決定的に事前準備も含め差がありますって。
なんてったって奇襲できる側と奇襲される側なんですから・・・
ただし増援は、全部揚陸しなきゃならん海兵隊に比べ、自衛隊は事前集積が可能です。
でも、どちらもある段階で耐久力を求められる部分は、近いものがあると思います。
(損耗した方と言って早期の部隊交代や増援ができない場合が想定されやすい)
さて、今週はこれまで・・・また来週お会いしましょう(w
最後に一言
たとえ自衛隊も海兵隊のように性格が違っていても、
「防衛任務」がある部隊に抗湛性の高さは重要ではないでしょうか?
648 :
厨佐:02/09/07 06:47 ID:???
いや、すまん。海兵隊と同じようなことを要求される未来がありうると思って。
海外派遣の中隊長は、
・第1波としての派兵が多い。(不十分な戦闘支援のもとに)
・その際の、いきなり敵地への直接投入の可能性
・投入後、敵の反撃から耐え抜く必要がある。
こんなことがアタマをよぎったかもしれない。
未来における最悪の想定かもしれないが。
だが、最悪の想定は、国内での基本的な任務から要求される部隊能力と同じ。
Lansくんの言うとおり。
・第1撃を受ける側。(事前機動して急展開)
・第1撃を耐え抜き、第2の部隊で反撃。(必要とあらば。
洋上と水際で撃滅できることもありうる)
こちらの方がだいぶ条件はいいと思う。
砲兵隊の射程は伸びてるし、手厚い支援があるだろう。
空も海もだまっていないだろうし。
実際には着上陸の瞬間までに勝負は決まる。
YSも、全体演習とは別に、着上陸前の色々なパターンの研究が
別個にあるかもしれない。
まあ、こっちはこっちで最悪の想定が必要だから、YS全体演習。
>648
派遣っすか?
しかし、自衛隊の派遣の場合だと・・・将来的に見ても
第1陣としての敵前上陸に近い形は少ないのではないでしょうか?
せめて、他国からの要請に従って、勢力内に上陸後、進出みたいなのは可能性としてあると思いますが・・・
あ、例外的に島嶼侵攻に対する逆上陸の可能性なら十分にあると思います。
しかし、この場合は、敵側の増援を絶った後の事でしょうし・・・
逆に味方の増援体制が、これも時間が経つごとに整って行くでしょうし・・・
(ちなみに、味方の増援体制が整わない状態での逆上陸はないと思います。)
(というか・・・絶対にやっては逝けない事でしょう・・・ガ島はね・・・)
(ここのみなさんは、こんな事は承知でしょうが・・・板初心者のROM人の為に言及しときます。)
考えて見れば、ほんとに海上侵攻というのは不利な状態から始まる事を痛感します。
だから、陸上の防備は侵攻側にとって、たとえ小さくとも非常に邪魔であると・・・。
故に、現状の日本でも、陸上貼り付け部隊は必須と思います。
さらに、日本は海岸部の都市が集中するので縦深が極端に少ないと思いますしので、
余計に重点への貼り付けは欲しいです。
後は、重点が初撃を、いかに耐えて、かつ、
その後の増援をいかに円滑に送りこめるか?
にかかってくると・・・
大陸のように縦深があるのなら、第1線は警報部隊で良いのかも知れませんが・・・
650 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/09 21:02 ID:c7Og5Wvc
>649
「地面を犠牲にする」か「出血する」かのどちらかしかないんだわな。
>防御は
まあ、一般的にはノルマンディ上陸みたいな侵攻を想像すると思うが、
実際の着上陸は、いろんな方法があるよね。
特に日本みたいに防衛に対して無防備な国なら(笑)
ちうことは、砂浜で後背地域があるようなところだけじゃないんだな、これが。
>上陸適地
くわばらくわばら(笑)
>>650 やっぱり、隘路とか地形を活用して疑似的に縦深を造るしかないのデスかねー
戦略的な意味では張り付け師団が有効だと思うデスが、それは必ずしも沿岸配備であ
るとは考えないデス。つまり、張り付け師団による縦深における遅退といった感じデスか。
沿岸に配備すれば、それだけ海上からたたかれる危険性も出るデスし、自由に地形を
選ぶ利も、相対的な兵力の優越を期する事も困難になるデス。デスから、そういった戦
術的な意味からすれば、沿岸でなく縦深を用いるべきだと考えるデス。障害を克服した
直後の準備未完な状態を叩く事が一番効果的であるのデスから。
652 :
厨佐:02/09/10 10:01 ID:???
同感。スペースを渡すか出血するしか無い。
沿岸築城すれば最初にたたかれる。沖縄で奥に引っ込んでた理由。
それは、話しながらずっと気にはなってた。
ただ、制空権がある場合もあるかも?
と言うか、敵側の不充分な上陸支援火力のケースも。
空の陣地を叩かせたら最高だろうが、いつもそうとは限らない。
あくまで損害を減らすことが西側軍隊の常道で、その上で、
上陸地を火線におさめるチャンスもあるかもね?
赤軍の黒海上陸作戦はめちゃくちゃに失敗した。
ついでに言えば、ドニエプル川橋頭堡エアボーンも。
戦術的基本構想で言うと、81の言うようなイメージでいいんじゃないかなあ?
隘路、地形を利用して引っ込んでて、機を見て、そこから叩きに出る、と言う。
その縦深って考えるよりも深いかもよ?
ひとつひとつの隘路がひとつひとつの関門になってしまう。
要は部隊組織を維持できれば。
張り付け師団問題に関しては、事前戦略機動で対応したい俺だが、(笑)
法制的、政治的意味ばかりで無く、
現実的な関門も多そうだな。
直感的には、平均的に機動化することだとは思うんだが。
653 :
厨佐:02/09/10 10:02 ID:???
>適地
それって、港湾?
現実的には、薄い分散と戦略機動部隊ってとこかな?
薄くなってしまう分、機動打撃部隊は強力で無いと。
コンパクトである必要もあるかもしれない。
その薄い部分を装備をけちるか?ってことだけど、
どんなに薄くなっても、集合すれば機械化打撃部隊が分散してる、
って形式を取りたいところだなあ。
やはり、1級部隊と2級部隊と編成を分けたところは、総体として
強くなかったような気がする。歴史を見ると。
かんたんに言えば、
総量を犠牲にして、汎用的で強靭な質を確保せよ
ってとこかな?
654 :
厨佐:02/09/10 10:23 ID:???
縦深ってことで思ったんだけど、
地方地方における急所みたいな地形はあるよね?
北海道だったら石狩湾。ダイレクトにこちらの要所を打撃できる。
九州だったらやっぱり博多湾かなあ?
道北に上陸して道央めざすのってはるかな道のりだと思う。(笑
戦略的に優勢を取ってる側は、それでもいいんだけど、
無ければ、色々とたいへんだと思う。
>653
大きな港湾以外でも漁港、ちょっとした沿岸付近の空き地など
どこでも
空き地があれば、ヘリで小規模なコマンド部隊を送るくらい簡単ですし・・・
小さな砂浜でも、十分に小部隊の浸透は可能でしょう。
実際、非合法組織が簡単に海外労働力の密入国やってるじゃないですか・・・
(かなり昔になりますが、デート中にとある海岸付近で海岸に止まった車が海上に向けて、不自然なライトの明滅をしてたのを見たことあります(汗)
(それは・・・日本海側ではなく、太平洋側でした・・・沖あいにはいつもかなりの数の船舶が航行してます。)
(今、思い出してみれば・・・密入国のボートに対する上陸地点を示す合図だったのかも・・・(大汗)
戦術的な意味で言えば、攻撃若しくは防御と遅退は決定的に意味合いが違うデスからね。
ここで、張付部隊の基本は遅退になるとボクは考えるデス。こういった、キャンペーンにおける
問題は決戦を主軸に考えなければならないデス。
貼り付け師団の遅滞行動賛成です。
固定防衛は陣地構築による恩得はあるものの
いずれは迂回なりなんなりされてしまうでしょうから・・・
(陣地が発見されれば、戦力や火力の過剰集中による強襲を喰らい、これが続ければ損害も累積しますしね。)
粘り強く伏撃を重ねつつ、数次にわたる抵抗を・・・
でも、地積がないのは辛いですぅ(泣)
どうしても限界が出てしまうです。
当然の事ですが、
限界に達する前になんとしても反撃なり増援なりが・・・
ps:
655は私です。名前入れそこないました。
658 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/11 12:14 ID:jiX8/sT1
いやーだから…違うんだな…。根本的に戦争がわかってない。
海岸などに敵が着上陸してくる、そして沿岸部防備師団(そこの担任師団)は
敵部隊の順当な上陸阻止と妨害に努める。
それはけしてベタな意味で海岸線に陣地を構築して砂浜で戦うという話ではなく、
担任師団が従来から持ちうる奥行きというものがあるわけだ。
しかし遅退してれば敵を減損させ、かつ時間も確保できるというものでもない。
当然海岸の敵橋頭堡にたいする攻撃は実施しないわけにいかないんだな…。
その場合、遠距離支援火力の投射を中心とした攻撃の可能性はもちろん誰もが
認識するだろうが、その武器を使うには良好な高地を占領し観測点を確保しなければ
ならず、敵は当然観測点の奪取を初期の任務にすえるわけだ。
観測点に対する強圧な攻撃を遅退では阻止できないんだよ。
そしてここは戦闘のかなりの期間において占領していることが望まれる場所であり、
こういう場所を失うことが軍規模の戦線を崩壊させうる起爆剤になりうるケースを
我々は勉強してきているはずなんだな…。
遅退行動も陣地をもってして戦うんですよ。遅退であれば陣地を数倍構築するわけで
一概に簡単な話ではないですよ。1師団の区域内でも遅退の地域もあれば、それが
許されない地域もある。それが戦争ですよ。
なぜ沿岸張り付け師団を大きく作らなければならないかというと、あとね、機械化されれば
日本の場合、戦場への増援部隊の前進が遅くなるだろうと懸念されるからです。
森野陸将も書いていたけれど、軍事用に絶対的に交通路が開放される可能性が未知数な
状態なら、機械化装備とその補給の到達は計算の遡上にあげられないと懸念すべき
なんだな…。
沿岸張り付けで防衛をおこなう部隊は計画より多くの日数を防衛できる部隊でなければ
それこそ賭けになるということなんですよ。
659 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/11 12:18 ID:jiX8/sT1
我々の立場では「賭けで戦争やるわけにはいかない」んですよ。
確実に戦闘部隊と補給をどうやって前に持っていけるか、なんですね。
とくに海上と航空の状況が混沌としている初期だからこそ、この傾向は顕著だと
考えられますね。
いや、お忙しい方だからcopy&pasteされただけでしたか。失礼
>658/659
・どうしても敵に渡せない地点はあるものだ。
全て遅滞すれば良いわけではない。
・増援部隊は機械化されたからといって相応性が高まったとは限らない。
現状では未知数の要素が多すぎる。(有事の交通状況など)
・自衛隊は「賭け」を行えない。基本は確実性でいくべき。
の3点に対する注意と受け取りますた。
この解釈あってますでしょうか?
>611
(確かに、私も、どこかで以前見た文章のような気がします(汗)
でも忘れちゃいけない重要な事ですよね。
確実性とか・・・
確かに、交通事情だって・・・有事の際にどうなるっているか・・・
この車社会の日本。
普段だって、直ぐに道路渋滞で交通マヒしますし(w
こうなると、極力、事前に察知して、始まる前に配備を進めておかないと・・・
あ、この部分においては、機械化は、大きな意味ありそうですね。
来る前の先回りにおいては。
663 :
厨佐:02/09/11 18:26 ID:???
ホンモノ。
そして、このスレに対してカキコまれたもの。
ありがとうございます♪
交通の問題については懸念事項の同意です。
国民的合意や一般的軍事理解レベルも、戦略的ポテンシャルの一部かあ・・・
まあ、仕方無いか。
やっぱ、ノルマンディーの第21機甲師団みたいな配備方式しか
無いみたいっすね。
だとしたら逆に、
浸透方式の侵攻に対しては、狩って歩くとして、
(戦例:ノルマンディーの21、赤軍空挺を狩った偵察大隊)
初動の打撃戦力は重視したいところかな。
砲兵の射程も伸びてることだし。
張り付けだが、急行して、敵のいちばん弱い瞬間を急襲できる
機動力、装甲、打撃力が必要ってところか?
今日の反撃に1っ個戦車小隊と1っ個砲兵大隊が付いてれば掃討できるものが、
48時間後には、1個戦車連隊と1個砲兵大隊でも無理かもしれない。
現実的にも、統合情報システムと
それに従って用意されるだろう、情報評価、標的振り分けのシステムは、
初動重視にマッチすると思う。
それこそ陸自も対艦装備まで持っているのだから。
664 :
厨佐:02/09/11 18:29 ID:???
とか考えたけど、さすがにむつかしくなって来た。
いや、砂浜に築城するので無いこと、
FOの観測点を確保すること、常にアタマの済には合ったんですが、
そおいうことはわかるんですが、(観念的には)
わからない点が多々出てきている。
サッカーだったら上から観客も見れるが、これはそおいうわけにはいかないし
充分すぎるほど複雑で分析・評価しきれない。
プロだってそおだと思う。(違う意味で)
あと実際に戦闘を構成できるのはプロだけなんですよね。
ジューコフやマンシュタインと佐藤御大でさえ決定的に違うってのは
わかります。分析・企画・構成と命令は決定的に違うってこと。
実は誰にでも命令は出せてしまう。アマにでも。
(81の最新カキコを考察しててわかった。彼もプロだから。)
けど、
どんどんやってください。
まあ、ネタとして今後も俺も書きますんで、場合によっては無視して
進めてください。
編制って意味でもむつかしい。
未来をどお読むか?
現在に特化するか?汎用性を持たせるか?
665 :
厨佐:02/09/11 18:31 ID:???
ネタ1っ発め。
汎用共通編制機動化旅団
戦車大隊1、厚い歩兵編制、充分な砲兵火力、機動化
で、九州だったら、
北九州1、長崎−佐賀1、東−南九州1、熊本平野1(予備)
戦車大隊2個の予備ってのをやめるわけですね。
実質的に九州は増強です。
そうすると、山口付近1個、中国残り1個、北海道4個(削減。露の評価)
残り5個と空挺旅団、空中機動旅団、戦車教導団だけになってしまう罠。
まっ、いいか。総張り付けで、着上陸後の他地域が予備部隊だ。
占守防衛張り付けシステムとしては過去の陸自は良くできてた。
装備とかも含めて。実は。
この局面はむつかしい。
>665
厨佐、厨佐
全部貼り付けで厚い編制、さらに他戦区移動の機動性を求めるって・・・
「全部くれ」って言ってるのと同じような・・・
貼り付け指定規模だと、旅団としての機動が厳しくなりませんか?
輸送力とか・・・
歩兵は厚い編制で、とか言ってますし・・・
でも・・・増やす部分として・・・
部隊内の輸送力とSAWの増量が欲しくなってきますねぇ。
270式氏案ではMGx2でしょ。
でも実際ではMGx1なんですから・・・
増やせるんでしょうか・・・(汗
(平時は訓練だけしといて、有事に米軍がプレゼントしてくれたり・・・)
(これは・・・都合良すぎですね(w
さらにトラック等の輸送力も方面隊などから補強されないと現状師団は機動しきれないし・・・
でも、日本は鉄道も道路も発達してるから、戦闘開始前なら、かなり運べるとは思いますが・・・
(まあ、列車、船舶は当然として・・・戦時徴用で民間バスやらトラックやらも、いう手もない訳ではないでしょうが・・・)
最大の問題は、現在の世界的軍縮傾向と日本もその例外ではない
という事ではないでしょうか?
あくまでも、いまあるものの範囲内+α程度で考えた方がいいような気もします。
(さらに削減もある程度見込んだ上で・・・)
(難しいけど・・・)
>663
>今日の反撃に1っ個戦車小隊と1っ個砲兵大隊が付いてれば掃討できるものが、
>48時間後には、1個戦車連隊と1個砲兵大隊でも無理かもしれない。
こんなようなセリフ・・・
メレンティン元中佐の著作で読んだ覚えがあるような、ないような(w
(私は無粋なネタバレ野郎♪)
は!・・・だから厨佐殿なのですか?(w
668 :
厨佐:02/09/12 09:23 ID:???
>>666 師団→旅団ってことで、まあ、模索中。
集計は、あとで厳密(いい加減)にやろう。その時は集計してもらうから。
MG×2はゆずれないね。次のテーマの片方の柱はそれ。
>今日の反撃に1っ個戦車小隊と1っ個砲兵大隊が付いてれば掃討できるものが、
>48時間後には、1個戦車連隊と1個砲兵大隊でも無理かもしれない。
何を言うかじゃ無くて、何を引き出しから持って来るか?だから。
その意味で、プロをあなどってはいけない。
俺も誰だか覚えて無い。むしろ、ドニエプル川橋頭堡をつぶせきれなかった
指揮官か著者のコトバかな?
と言うか、東部戦線ドイツ軍指揮官一般ではやったコトバかもね?
戦例としてガリポリとアンツィオを引く。
橋頭堡拡大を最小に抑えた場合、(たいていは高地FOを確保→間接射撃の火線下
に橋頭堡を置いてしまう)
上陸作戦が失敗するパターンだ。
今後のティータイム・ネタとして、
独機甲師団(ハイ&ローの現実と必然性)
等を予定。
>東部戦線ドイツ軍指揮官一般ではやったコトバかもね?
流行った言葉というよりも当時の事実から出た言葉でしょう。
ソ連の築城技術は上手かったようですから。
(損害を恐れない橋頭堡への無理やりな増援も含めて)
(ただの散兵線が翌日には十分な塹壕線に、さらに翌日には要塞に・・・って感じで)
(だから、潰す為には散兵線程度のうちに潰さないと、潰せなくなるという・・・)
(あの本では、繰り返し、できるかぎり早期の逆襲を強調してましたね)
(それも、逆襲戦力の整備に時間をかけるよりも、その場で投入できる全てで即時反撃を強調)
(ある意味、極端なほどに・・・)
(でも日本の場合は、常に奇襲を受ける側ですから、初動である程度の橋頭堡を作られるのは確実として、戦力を集めた調整された大規模逆襲の方が適してるとは思いますけど)
(しかし、小部隊の浸透に関しては即時逆襲は非常に効果的であると考えます。)
あと、667は厨佐をからかう言葉ではなく、厨佐というHNの語源を推測したにすぎませんので・・・念のため・・・
(いやぁ。メレンティン元中佐のファンなのかと・・・)
(ちなみに、私はファンですが(w)
>>658 たしかに、その通りデスね・・・
FOとかのために防御も考えられるデスし、奥行きが無ければそこに居座るしかないデス。
しかしながら、防御は攻撃と同じ決戦を望む行動デスから。後が来ないうちには、遅退
によるのが良いと考えるデス。
あと、遅退を防御行動と後退行動の組み合わせと考えるならAPCは欲しいところデスね。
671 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/12 17:25 ID:grWhK+1J
うん?「制高点」と「緊要地形」と「防御の核心」がごっちゃになっとるぞ(笑)
「制高点」は大切だけど、FOだって潜伏すっからねぇ。
「緊要地形」は、目標に至る経路上にある緊要な地形だよね。
>要は敵に取られると前進のじゃまになるから排除しようってところね。
「緊要地形」と「防御の核心」は、部隊規模によってそれぞれ違うよね。
連隊の緊要地形=中隊の攻撃目標
みたいにね。
緊要地形選定時の利点に「かん制が利く」ちうのがあるけどさ、それのみでは
全然意味ないから、気をつけて(笑)
672 :
厨佐:02/09/12 19:19 ID:???
ROM組のために案内すると(していいんかよ?笑)
どちらに重心置くかってことで、
戦闘計画(デザイン)みたいなものに入ってきてるから。
(違うかもしれんが)
多少の行き違いにとらわれず、ツッこんだところを希望。
多少規模を広げた、(抽象的な概念の入った)、図演なんぞが見てみたいところ。
ある面、前提条件のイメージが食い違ったとしても、
戦闘のデザイン(イメージと実行)みたいなところは
ゆずれないところだと思う。実は。個々に。
それができるのは、(再度言うが)、プロだけだから、ね。
漫然とした行き当たりばったりの指揮は悲惨を招く、
歴史の教えるところだからね。
(さすがにちょっとおこがましいよーな気がしてきたぜ。がはは)
673 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/12 19:39 ID:0xWkVTC0
そう、先制第一撃を受けることが前提で、なおかつ敵に有利な集中と計画的な火力の投射を
もろに受ける最初に敵とあたる部隊が爾後の機動だ転用だ、の話しより遥かに大事なんだ。
これが侵攻対処計画のタイムスケジュールを順調に消化できなければ、ほかの方面からの
増援も米国の対日増援もすべての計画が無効になってしまう。
なにか話の組立が機動前進の増援ばかりに夢中になって、もっとも重要な初期対処がすっぽり
抜け落ちている印象です。
機動増援するくらいなら最初から侵攻予想地域の防備師団を大型強火力にしておいたほうが
よろしい、という話しなんです。日本で3単位を採用する可能性があるとすれば、この防備師団
になるでしょう。それが軍事の合理性に合致した思考方法です。
674 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/12 19:51 ID:0xWkVTC0
ははは、緑さん、たしかに…FOは正直なんとか代替が考えられますね。
「一発殴っては引っ込み」「それを繰り返し」「充分にカッカさせて」「誘致したら」「大きく殴る」
が理想なんですがね。その理想を図面以外でなかなかできないと思うんですね。
図でやってればズルズル下がりながらあっというまに東海道の西から東までいっちゃい
ますが(笑)岡崎要地で相当がんばって、じゃあ後退、浜松でちょっと集中して火力投射して、
はい、後退。
でも…実際は各種要因からできないとおもいます。やはり最初に叩き合っているところで
優位に転換を図らなければいま計画していることはできないと思います。
675 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/12 19:59 ID:0xWkVTC0
でもそのまえに…戦車大隊丸まる1ヶ月、停弾堤造りや掩砲所造りに駆り出して
戦闘訓練ができない状況改善するほうが先か(TT)演習弾のおかげで昔よりは
楽になったとはいえ…
676 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/12 20:09 ID:grWhK+1J
>674
ほかで対処可能なら、O/C決定の決定的要因にはならないってことだよ(笑)
確かに、機動のみに固執するのはよろしくないよな。
沿岸防御部隊が時間稼いでいる間に、敵の主正面見極めて、一撃の機動打撃与える
のが理想だし(笑)
てか、そんないっつもかっつも遭遇戦ばかりしとったら、主動性の発揮でけん
だろうて。
防御も「戦場を我が決定」できるから、よっぽど遭遇戦なんかより有利に
ことが運ぶしね。
677 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/12 20:20 ID:0xWkVTC0
インターミッション(笑)
よく戦車の橋梁通過の際の橋梁重量耐性が話題になりますが、実は問題は橋脚の
耐性より橋面の床板の打ち抜きなんですね〜。
その対処は簡単、床に厚さ●0センチ程度の木材を敷き詰めれば90式だろうとOKです。
ただし作業時間●人●Hを要します(施設および撤去)
以上、ワンポイント雑学のコーナーでした。
678 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/12 20:23 ID:grWhK+1J
>677
通行等級「D判定」ですな(笑)
連続通過はアレだけど、1等橋ならソレですしねぇ・・・(謎)
679 :
名無し三等兵:02/09/12 20:23 ID:15n4l5HU
>>677 あれ?重量オーバーの超重量級機材運搬時は橋に鉄板引いて対応するのかと思ったんだけど、
さすがに戦時にはそんな悠長な事してられないか…
680 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/12 20:26 ID:0xWkVTC0
>>676 (笑)緑さんのいってることはまったくその通りなんですよー。まさに明瞭なる考察の基本です。
元来私は壊し屋なので、もちろんO/Cの件も諒解ですが、ここは一丁がんじがらめに増援が
こない機動打撃が期待できない防備師団の心情から、それでも負けられないんだよ、という
ところで編成なるものを考えたらどんな結果がでてくる?というのを「誘致」してるわけでして(笑)
681 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/12 20:28 ID:0xWkVTC0
>>679 鉄板可と不可がありんす。振動速度、腫れ物に触るように…
682 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/12 20:30 ID:grWhK+1J
>680
そらすまん(笑)
邪魔しちまったね・・・
683 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/12 20:30 ID:0xWkVTC0
>>678 うっ耐性判定になるとさすがにここでは^^;
684 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/12 20:33 ID:0xWkVTC0
>>682 いや、先輩にはもっと突っ込んでもらってそろそろ私の代わりを勤めていただければ
幸いと存じます。
なんか最近飽きてきちゃって…(TT)
685 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/12 20:37 ID:grWhK+1J
>683
そんなにびびるこたぁないよ(笑)
>耐性判定
曲げモーメントと衝撃荷重の計算が出来る御仁が、橋の下にメジャー
持って潜れば計算できるんだからね(笑)
>どの橋がどうだっちう一覧公開せん限りね。
飽きたっちうよりも「やばくなった」じゃぁ?(笑)
これからもご指導よろしくね♪
>>685 ときにむちゃくちゃなことをいって発煙車で走りまわってるようなもんですから、
「あぁぁまたバカが余計なことをいって、しかし体系づけてはいないから興味本意でみるかな」
程度で収まってれば幸いなんですがね〜。
ということでsageて
687 :
名無し三等兵:02/09/12 21:44 ID:4nas+rsM
陸戦の話って苦行僧が夢の中で必死に敵と戦っているようにしか聞こえないのはナゼだろう。
>>670 防御が攻撃より強い要因の一つに機動している部隊は弱いという部分が上げられると思います。
陣地で待ち構えてきを誘致して機動させ、弱い部分に打撃予備で攻撃する。が防御の王道では
ないのでしょうか。
>>688 その通りだと思うデス。しかし、攻撃には場所を選ぶ以外の主導権があるデスが。
防御と攻撃は、実は近い概念なんデスよ、決戦を主軸に考えるとデス。
--
思うに、270たんの考え方は外線的デスよね。敵のぜい弱な点に求心的に運動する
ように見えるデス。ボクは内線的デスね。
ボクがなんで遅退を考えるかといえば、それは防御によって壊滅する事をおそれている
からデス。デスから内線的に考えるのデスね。ここで、どこか拘束する正面が打ち破ら
れたらと思うとぞっとするデス。
>>689 士気や知っている地形で戦う安心感、敵の突進力を勢いづかせてしまうかも知れないという
目に見えない部分を考えていないようにおもえるのだが・・・
>>690 もちろん、防御のそういう利点はわかるデスよ、しかし防御は消極的デスが決戦を考える
戦い方デス。そこで、捕捉撃滅されては意味がないとボクは考えるのデス。
つまり、防御の利を含めて敵に優越できるか攻撃によって形勢が逆転できるとかの理由
が無ければ防御より遅退が望ましいと考えるのデス。
692 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/12 23:42 ID:k3Jak9iP
>>689 うん、その通りなんだ、ひじょうに反感を買うかもしれないが正直言って「この線から絶対に
下がるな、全滅しても下がるな」という選択をしなければならない。
増援部隊の機動経路や国民、補給、日本の国土地形だと遅滞を繰り返してあまり深く誘致すると
後ろの部隊が前に出れなくなる。
よく「肉を切らせて骨を断つ」と我が社では使うがこれのことなんだな…。だからこそ最初に敵と
ぶつかる磨り潰していく部隊はせめて互角以上に殴り合える部隊にしたいという考えなんだ。
もちろん俺もそういう部隊にいればおのずと全滅覚悟で玉砕する、ということさ。
693 :
270式 ◆ppPq3YvU :02/09/12 23:54 ID:k3Jak9iP
だからこそ指揮官はでたらめな偽装をしてる奴なんかを見たら、その場で
厳しく補備修整を命じたり、うるさく築城の状況を確認したりするのさ。
すこしでも全滅するのが遅れるように。
694 :
厨佐:02/09/13 09:02 ID:???
>>677 ふふ。実は少しわかる。鉄板では無い。木材だろう。
緊急時と平時の強度基準は違う。
(難民のクルマをドーザーで押しのけようと言う俺だから。笑)
1両づつ通れば、**トン制限の橋だって、かまわない。
作戦続行可能。
695 :
厨佐:02/09/13 09:13 ID:???
>陸戦の話って苦行僧が夢の中で必死に敵と戦っているようにしか
>聞こえないのはナゼ
ははは〜ん。
それでいいんだよ。
わらわらと集まったものだから、(陸上部隊が)、標的をすかっと
撃破するようにはいかないんだ。
たとえ、防御の重点を設定し、そこで決戦を誘致するとしても、
翼側からの反撃を決戦とするも(日本の錯綜地形ではけっこうむつかしい)
わらわらしてるので、可変で対象の無いような物体だから。
そして相手の出方と条件によって作戦は変わる。
けど、敵も味方もわらわらだからね。
なんかあまりにナマナマしくて
悲しい話になってきてませんか?
軍オタ向きの話じゃないです。
697 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/13 09:55 ID:mkj1/R6Q
>696
すまんね(笑)
勇ましい武勇伝やら、かっこいい戦車のスペックオタクンにはどうでもいい
お話だからねぇ・・・
まあ、このスレ見たくなければかちゅーしゃとやら使えば、見なくても済む
らしいからさ、それで対処してね♪
698 :
厨佐:02/09/13 10:06 ID:???
情報分析と評価によって、柔軟に作戦を選択することも必要だけど、
戦闘計画を企画・構成・実行することは大事だ。意思と技術は必要なんだ。
もちろんその土台には、現況分析と評価がある。
カタログと理論通りに機能するはずが「無い」んだ。
彼らの思考の根本にはそれがある。(あるから優秀なんだけど)
ROM組のために言うと。強調したい。
第3者的に言わせてもらうと、
前方:損害は敵味方とも小(うまく行けば):利点・民間の損害小
遅退&後方:利点・敵国の軍事力のだいぶを破壊できる可能性がある
→根本的な継戦意思の破砕
せっかく270と81が戦闘計画出してんだから、俺も厨佐と呼ばれたからには、
小さな国に押し込めて、経費敵持ち捕虜収容所で毎日砲弾のおしおき
と言う戦闘計画を出したい。(冗談です・・・)
同時侵攻の橋頭堡のだいぶをつぶすことが条件となるが・・・
そうなったならば、砲弾は安いものに差し替えたい。
雲仙普賢岳みたいなもんか。
699 :
厨佐:02/09/13 10:08 ID:???
>>696 そうか?
そんなことないぞ。
これは気合も道徳も必要な趣味なんだぜ?
まずは、「宇宙の戦士」と「戦争のテクノロジー」を読んで来てね。
700 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/13 10:09 ID:mkj1/R6Q
>81式
防御陣地が突破される危険性があるなら、遅滞のほうがいいんじゃないか、
ちう考え方はよくわかるよ。
まあ、よく考えてみてよ。
遅滞も防御も、「防御の核心」=絶対確保したい地域
があるんだよね。
つまり、1個の拠点(陣地)で敵を拘束する時間の違いに過ぎない
わけだ>遅滞と防御の違いは
防御も、狭い地域の中で主戦闘地域で予備陣地を作って、そこに部隊を
下げて戦うよね?
で、要点確保されそうになったら、当然逆襲して敵の拠点確保を阻止
するわけだ。
縦深防御と遅滞行動って、実は目的から見ればあまり変わりはないん
だな、これが(笑)
701 :
厨佐:02/09/13 10:30 ID:???
暴れん某しょーぐん。とりゃー!!!
がはは。
まあ、実戦経験の無い軍隊が効果的な遅滞戦闘できんのか?
っていう危惧はわからんでもない。
81の言ってるのは、(突破)、
実は、具体的な地形と侵攻のイメージがある感じだよね。
まあ、結局は81も270も、主防御地点(決戦)は設定されるわけだから、
基本的には、1944フランスの機甲部隊配置論争に似ていなくもない。
条件が違う分、(制空権と戦略的優位)、YS型の後方打撃は機能しうる。
前方防御は、シンプルな戦闘プラン、民間の損害、って点で利はある。
どおやら、後者が主要動機のようだが・・・
だが、俺も指摘させてもらう。
進歩した立体迎撃システムが整備されれば、
後手のようでも水上と海浜、そしてそのすぐ後で、
撃破できる可能性があるぜ。
なんと言っても、上陸作戦ってのは、ハンデではある。
っちゅー話しだと、まあ、分厚い歩兵編成なんてのはいいんだが、
編成配置一般だと、海空もからまって来ちゃうんだよね。ひじょーに。
別に汎用型編成って話しはできるが。
相手側は第1撃はできるかもしれない。
だが、どこかで出港しなければならない。
立体迎撃情報統合システムが整備されれば、だいぶ展開は変わるはず。
へたにやると破滅。
702 :
名無し三等兵:02/09/13 11:18 ID:LRP4+vdY
>>701 >フランス44
しかし、あれは時間も資源もない状態での議論でないかい?
前線に陣地を置いて、破らせて叩くことができれば、そのほうが良いわけだから。
相手の攻撃に使えるリソースを、全面的に消耗させつつ、突破を強要して(そういう任務を阻止陣地に与えて)、突破しても機動部隊が叩くっつーの。
概念ばかりで、実現性については語ってないな、漏れは。
しかし、現実問題として、前線部隊は前線部隊のリソースしか使えないけれど、後方が広く開いていれば、防空にしろ、軍団砲兵にしろ、戦域ミサイルにしろ、もちろん機動的な補給網にしろ、余裕が違うと思う。
と、ネタフリみたいなことをしてしまいました。
横から失礼。議論をお続けください。
703 :
厨佐:02/09/13 11:35 ID:???
>>702 ああ、条件はぜんぜん違うよ。
ただ、44の基本コンセプトは、
機甲師団前方配置の場合:可能な限り速やかに機甲師団攻撃で橋頭堡を破砕
(それを防ぐための米英空挺作戦)
機甲師団前方配置の場合:敵の上陸を見極め、強力大型の打撃戦力で反撃、
橋頭堡粉砕。
結局、米英の航空戦力が強すぎて、後方の空間は意味の無いもの、
どころか距離にしかならなかったのだけど。
それを事前に評価でき、作戦構想に組み入れることのできたアイゼンハワー
は優秀だと思うよ。
パットンだったら、突破のための直協のみに航空戦力を振り分けたかもしれない。
(これは言ってみまシタ、って程度)
突破されてそれを叩く独機甲師団みたいなイメージがあるけど、
基本的に突破される=破滅、だからね。
大西洋要塞ってのは、それこそ水際で撃滅・断念させる、って言うコンセプトだから。
その寸前まで行った地点もある。
704 :
702:02/09/13 11:44 ID:LRP4+vdY
>>703 そうですな。
議論の方向が、十分な抗堪性を持つ、沿岸陣地の方向にあったので、それを最大限に後方レベルで生かせないかな、と思いますた。
沿岸陣地部隊の実力だけで、突破側を打倒するのは、きついだろう、とも思いましたわ。
戦闘部隊の崩壊は、指揮系統の崩壊から始まることを、重く見て、それを導くような作戦指導を提唱したかったのです。
したがって、突破=破滅とならないような後方構成(そんな言葉はないと思うけど)を、少し考えたかったのです。
反撃なくして、撃破なし、をとりあえず教条的に振り回してみます。
まさしくネタフリみたくなってしまいました。すんまそん。
米陸軍の騎兵連隊(へリ部隊)にあるTROOPって、日本語だと何に相当?
706 :
厨佐:02/09/13 11:56 ID:???
>>704 いや、そんなもんでしょ?
特に、沿岸地帯に防御の重心を置くなら、潰しきれない上陸地点はともかく、
つぶせるものは潰さないと。
とにかくどんどん集まるってコンセプトだね。損害は増えるかもしれない。
それができない場合、後方に下がって戦線を整理する(重点形成する)
決断がせまられてくる。(突破じゅうりんを防ぐため)
(相手が複数橋頭堡の場合、つながってしまう。)
>機甲師団「後方」配置の場合:敵の上陸を見極め、強力大型の打撃戦力で反撃、
橋頭堡粉砕。
これ、書き間違いね。ご明察。わかってたみたいね。
707 :
厨佐:02/09/13 11:57 ID:???
知らんけど、
TROOPってーと「降下」くらい?
>>707 いや、部隊なんですよ。第○○騎兵連隊 第3スコードロン D TROOPみたいな感じ。
709 :
厨佐:02/09/13 12:09 ID:???
横文字は苦手だからなあ。(笑
URL教えてくれれば、段列の具合で想像できそうだけど。
あとでLANSくんあたりが教えてくれるんじゃないの?
ふつうで言うと、
ディビジョンが師団、
リジメントが連隊、バッテリオンが大隊、カンパニーが厨隊(うそ。中隊)
プラトーンが小隊、スクォードが分隊、班はなんだっけ?
(発音間違ってる可能性多し)
>709
たぶん、班は「ちーむ」ではないかと。
というか、騎兵だと小隊は「トルーパー」じゃありませんでした?
別に死んでまで守る価値のある
国でもないでしょう。
適当に戦ってかなわないなら降伏した
ほうがいいっすよ。
712 :
厨佐:02/09/13 13:11 ID:???
>>711 はは。
そんなことは無いよ。
アメリカの州だったらいいけど、韓国、中国、ロシア、
どこの属国でも、悲惨な生活と動乱の可能性が待っている。
貧乏ってのは悲しいもんだよ。
あまり、あまく見ない方がいいぜ。
713 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/13 14:31 ID:P7eFFSJ9
>711
俺は、角のコンビニで肉まん買える世の中の維持のためには、死ねるよ(笑)
俺のささやかな幸せは、守る価値があると思っとるがな。
・・・てか、あんたは大好きな戦車がどうして存在してるか、もう一度よう
考えたほうがいいと思うがな(笑)
TROOPは中隊だと思います。
ただ、ここいらの呼称は騎兵起源なので従来は歩兵とは違う編成を意味していた
かもしれないです。そこいらは不明です。
適当に戦う
↓
死者多数
↓
降伏
↓
(0д0)<俺達は何のために死んだんだ
>708
>第○○騎兵連隊 第3スコードロン D TROOPみたいな感じ。
スコードロンは、昔は騎兵部隊の編成単位でしたが
最近では航空部隊の編制単位としての方が通りはいいですよね(w
スコードロン=飛行隊
規模としては中隊規模です。
空軍編成の基本、3〜4個小隊
つまり12〜16機に隊長機、副隊長機が追加。
全機、同一機種で編成される。
ただし、爆撃機の場合、2個小隊程度
よく戦闘機中隊とか爆撃機中隊と訳される事多いです。
(ファイタースコードロン。ボンバースコードロン)
(補足:スターウォーズのローグ中隊もスコードロンでっせ(w
で固定翼機の場合は
小隊(フライト)=2個エレメント
編隊(エレメント)=2機
となる場合が多いですが、
陸軍所属の騎兵部隊の場合は騎兵の伝統から
トループ(小隊)を使うのではないかと思います。
(トルーパーになると・・・確か「騎兵隊」だと思いました。)
(微妙!難しい!)
(でも、英軍はもっと部隊名が難解(w・・・名誉称号の山だから)
なる〜複数形でTroopersなのね(笑)
>>711 例えば貴方が難民になったらと想像しましょう。
日本は移民を制限してますからアルバイトでも国際的基準でみて
豊かな生活ができますが、他国に移ればやっと言葉を覚えても、
余程の技能でもない限りマイノリティの低層労働者か失業者。
日本語は一世の代を過ぎれば自然消滅し、漫画もアニメも文学も
治安も社会基盤も地域社会も全て失って、
他人からの施しを求め、途上国の困窮移民と
食い扶持の奪い合いをする生活が待ってますよ。
それ以前に徴兵されるか巻き添えで戦死する危険だけじゃなく、
島国は逃げだすだけで一苦労ですし。
健康と祖国は無くしてから有り難味が分かるもの。
ユダヤ人やクルド人に殴られそうだなぁ
トループ・・・うーん・・・
私も英語はそんなに得意じゃないですから(w
米編制表(フォース21)日本語訳から推測
航空旅団
・本部中隊
・攻撃ヘリ大隊x1
攻撃ヘリ中隊x3(各AH64x8)
・戦闘支援航空大隊x1
航空指揮中隊x1(各UH60x8、EH60x4)
汎用ヘリ中隊x3(各UH60x16)
・機甲騎兵大隊x1
機甲騎兵中隊x3(各M1x9、M3x13)
偵察ヘリ中隊x2(各OH58x8)
NBC偵察中隊x1(N93NBC偵察車x6)
ヘリは元々陸軍航空隊扱いですから、
航空隊の伝統として中隊規模でスコードロンではないかと思います。
で、下位がトループなので、小隊もしくは分隊と考えてよいのでは?
・・・そういえばいつのまにかに
機甲騎兵中隊が湾岸時より戦車が増えてる・・・
さらに自走迫撃砲と機械化歩兵班がなくなってますねぇ・・・
この規模では機械化歩兵班と自走迫撃砲は使い道がなかったのかなぁ?
確かに湾岸のような砂漠では不要だったと思いますが、
錯綜地であれば必要とも思うんですが・・・
でも、湾岸時の中隊にM2、120自走迫が各1輌・・・
そんなたった1輌づつでなにやるっちゅーねん・・・て感じもしないでもないですが(w
>>718について誤解の無い様に中学生並みの蛇足。
残るとしても
例えアメリカでも国際感情を無視した上で暴力で、服従させた相手に遠慮は
無用、まさになすがまま。土地や人を丸抱えする事になる併合の望みはない。
(抵抗を見せなければ交渉の余地すらない)
スマソ
上訂正
×120自走迫→○107自走迫=M106A1
私も本土決戦をしてない日本人だから、つい硫黄島や沖縄
見たいに少しぐらい縦深が無くても誘引しちゃえって思ってました。
外地作戦と違って、土地は時間と気軽に交換できるものじゃないんですね。
おっしゃられてる事を自分なりに纏めてみると
「遅滞」は只、損害を押さえながら退けばいい物ではない。
戦略規模において、敵側に向こう見ずな攻勢を頓挫させ、
あるいは逆襲を実施できる実力を保持していいる、と認識させ続けなければ
陣地と心中して時間を稼ぐ捨て駒か、殲滅される子羊でしかなく
機動力を生かした侵攻を妨げる事が出来ない。
よって遅滞担当部隊に求められる物は、重要地点を確保し続ける戦力や
抵抗力を失わない為の縦深陣地である。
それは主導権を握られ限られた選択肢の中で完結する必要がある。
といった感じでよろしいですか?
磔師団(うわぁ、いやな当て字・・・)
に関しては、私もこの連休であらためて考察してみます。
でもL編制乙なんか、戦車増強で露骨に強化してるから・・・
機甲部隊を内包してるくらいなので、結構、貼り付けに似合いそうなんだけど・・・
もうちょい掘り下げてみます。
多分、現行師団をベースにしてるから、抵抗の主兵である普通科が薄いんです。
でも、ここを増やすには、列島全域から再考しないと、大軍拡になってまいますんで(汗)
現状〜近未来の自衛隊規模からみてバランスよく考えないと・・・
(いやー、増やすを前提にしてしまえば、簡単なんですけどねぇ(w
最小限の装備増加だけで行政から要求されそうな一層のスリム化も視野に入れて・・・
その上での張り付け防御部隊・・・ある意味、不可能っす(泣)
(でも、だからこそ、それを考えるのが好きなLansです)
(なんか、枢軸勝利のL計画の時と同じ泥沼に向かって歩んでいるような・・・)
後でもいいのですが、どこかで
戦力の量を確保する為の徴兵動員システムに触れてませんか?
予備自衛官/自衛官補の補充システムや
ww2独軍が戦いながら補充兵の訓練をする為に専門の部隊を特設したような
変則的方法等。
さらに、現代戦でも徴兵経験の無い市民の戦力化、
若しくは戦闘部隊の負担を軽減する為に組織化する事は出来るのか?というような。
*迷惑な行動してたら最悪板当たりでしかってください。ハッキリ言ってくれた
方が助かりますし。
725 :
厨佐:02/09/13 18:25 ID:???
でわネタ一発。
班:11人
班長
汎用対戦車チーム:カール(orカール改)1:2人
Aチーム:小銃3+MG1
Bチーム:小銃3+MG1
(車輌がある場合:PF3のストック2:状況に応じ小銃手が装備)
(軽装甲機動車なら3輌、高機動車なら2輌)
小隊:42人
小隊長、副小隊長(伝令)、通信FO(軽装甲機動車なら1輌)
対戦車Mチーム:軽MAT(or中MAT)3:各2人(補助兼小銃1付)×3=計6
(軽装甲機動車なら2輌、高機動車なら1輌)
班11人×3
イメージ的には、米海兵隊の襲撃RRチームが各班固有で対戦車能力と供に持ってるって感じ。
ATMは、各班に対応して1づつ付けることも違う運用も可。
錯綜した地形では、RR等が威力発揮すること、汎用性を重く見てみた。
カール改良型を開発することも考慮。(軽量化、ゴムクッション、弾威力改良等)
通信FOは、次代対応の目玉。副小隊長付けたのは、新通信の関係もある。
優秀な小隊があれば、十全に威力発揮の設計。(のつもり)
この土台あってこその90、砲兵威力発揮との思想。
ちょー豪華。
ちゃんと陸自総数ではなんとかつじつま合わす(減らす)から。(笑
むしろ、おおまかな概念で無く、細かいとこはおかしいとこありうると自覚。
ほんとは装輪APCがいいんだが・・・(そのタイプもネタ考察厨)
>724
動員システムは、増援問題以上に難しそうですね。
特に、平和日本でわ
私だって、いきなり徴兵されたら困りますモン。
日本の場合は、動員した瞬間に経済的に破滅する恐れさえありのではないかと・・・
第4次中東戦争でイスラエルがエジプトの欺瞞に引っかかり無駄な動員を行ってしまった時、国会から経済的に大損害が発生したとして大批判を受け、結局、実際の攻撃に対し動員が遅れましたよね。
(まあ、5回も引っかかれば、そりゃあ損害もデカイでしょう)
(ん、まてよ、これの繰り返しで無血の内に国力を破壊できるかも・・・)
ま、防衛意識の低い日本では、こうなるのは確実かな?とか思うので・・・
まあ、私も困るとは行っても、実際は、国がなくなれば、経済や家庭も同時に崩壊すると私は認識してますから行くと思いますが・・・
普通の一般人がそのように認識してるとは、とても、とても・・・
その辺りで私は思うに・・・
前から書いてますが増援以上にあてに出来ないと思ってるんです。
さらに、現状の予備自衛官の素質を疑う訳ではないですが、常備自衛官と比べれば、はっきりとした差はある筈なので・・・
最前線での任務にどこまで・・・
また、質以前によほど事前に動員が出されて準備できなければ、出頭しようにも、その場所にいけない可能性も・・・
規定ではxx時間以内に出頭せよとか決めても、実際にxx時間で、その場所に何人が集まれるんだと、小一時間・・・
(常備部隊の増援でさえ、不確実という話の最中ですから(w
少なくとも貼り付け師団および反撃用機動打撃部隊は常任で揃えたいなぁ・・・
(ああ、どんどんリソースが減っていく・・・)
(いったい貼り付け師団、何個組めるんだろう(汗
727 :
厨佐:02/09/13 18:38 ID:???
コア中隊でばんばんばんってとこですな。
まあ、機甲自転車は、陸自野郎Aチームに回答もらいたいんじゃねーの?(笑
確かに、防御と遅退は近いデスよね。
ただ、後退を前提とするか、そうじゃないかといった違いデスか? 目的としては防御が敵を
撃破する為で、遅退が時間を稼ぐためといったところデスね。
もし、後方打撃を企図するなら、時間を稼ぐ遅退をすべきだと考えるデス。しかし、もし防
御しきれる、つまり逆襲込みで敵の攻撃を撃破しうるならそれが一番良いとは考えるデス。
見積もりの問題デスね。
逆襲を込みで考えなければならないデスね・・・
729 :
名無し三等兵:02/09/14 10:38 ID:zyXbwTV8
劣勢であっても、主体的な戦闘を行うために防御するのだ、という勇ましい説もありますぜ。
と、なると逆襲こそ、防御の最終目的でしょう。
遅滞は、次の情勢を作り出すための、最大の努力、と漏れは捉えています。
つまり、防御的行動であることは、両者ともに認めつつ、防御さえある種の決戦だ、と。
遅滞は、決戦を導くための行動のひとつだ、と。
730 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 10:42 ID:KGAjI0dx
>>728 ん〜だからな〜、見積もりの問題というより「動」という問題なんだよ。
侵攻対処は応急計画で実施するだろう。急迫に発生しうる侵略行為に対処するわけだから。
じゃあ、応急ってなんだ。
部隊っていうのは「人とモノの集合体」だろ、応急に際してそれはまずどうする。
書けることだけ書くよ。
ある初動対処する師団の戦車大隊と仮定しよう。
応急出動命令が出たら弾薬支処から応急用弾薬全量を受領する、ゆうに100トン超えるよな。
それを運んできて戦車に全量登載するわけだ。それと前後して燃料を満タンにしてかつ、ドラム缶を
背中に積むよな。これで100キロは前進できるな。100キロ進んだらそこで燃料補給だ。
その次に営内の部隊員は私物をすべて整理するよな、実家などに送れるものは送る。破棄するものは
そうする。下宿もしかり。
つまり自分のものはなにもない状態にして駐屯地空けなきゃならないわけだよ。
本部は必要な書類、文書など携行するものと基地業務隊に管理移管するもの、焼却などの破棄するもの
を分けて処置するよな、備品もしかり。
この大隊は出るまでにこれだけのことを済ませるわけだ。
そしていよいよ前進だな。
車両間距離100メートル、中隊間時差15分を設定して前進すると、部隊全長は15キロぐらいか…。
夜間になるだろうな、対空警戒、GF警戒、経路障害偵察を実施しながら前進していくわけだ。
そして上で書いたが100キロいけば燃料の補給だ。自走だから具合がわるい車も出てくるだろう。
そしていよいよ部隊集成して戦闘をもくろむ地域を占領するわけだよ。
沿岸で防備して対抗する師団でもこうなんだよ。
731 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 10:42 ID:KGAjI0dx
その最初に敵とあたる部隊が遅退を繰り返せる余裕が発生するとほんとに思うかね。教科書じゃなくね。
この応急で遅退を実施するとしたら朝鮮戦争初期の、避難民が橋を渡っているのに爆砕する、または避難民が
通行している道路に障害を施設する。場合によっては避難民の後方に下がって遅退陣地を築城するなどの
おおよそ実施不可能な計画を見積もることになるぞ。
最初に出て行く部隊というのは敵を止めていなければならない。
考えたくないことを考えないでいいのならそんなものは最初から見積もりにならない。
見積もりの相違ではなく、君には見積もる基本認識がない、最低限の陸上自衛隊の思想がない。
81式君
>>728の文章は0点だ。
我々が存在する意味から考えよ。これがすべての我々の行動の原点だよ。
732 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 10:44 ID:KGAjI0dx
>>729 そんなことはとうにわかってるんだよ。こっちは人に教えるぐらいなんだから…
そんな杓子定規な作文の世界じゃないんだよ。
733 :
名無し三等兵:02/09/14 10:47 ID:tyVRBa/8
結局海上と航空しか実働できる体制にはないってことね。
陸上の人間はなんかカワイソウだね。でも生活ラクなんだからしょうがないよね。
734 :
729:02/09/14 10:48 ID:zyXbwTV8
すんませんね。素人意識丸出しで。
んなら、教えるレベルの添削やってくれるのかと期待しちゃったよ、とか思ってみた。
735 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 10:52 ID:KGAjI0dx
>>733 海上と航空で実働できる艦船と航空機がどれだけあるんだよ。定員もいないじゃないか。
あとね世界中陸軍の応急の最短はこれぐらいですよ。応急実施では米軍より陸自のほうが
早いぐらいですよ。まぁ理解できないだろうけど。
736 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 10:55 ID:KGAjI0dx
>>734 いいですよ、暇だし添削しましょうか。
なんで陣地防御ではなく遅退陣地を複数縦深に築城して対処するのは
>次の情勢を作り出すための、最大の努力 なんですか?
その差はどこにありますか?
737 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 10:58 ID:KGAjI0dx
なお遅退遅退と簡単にいってますが、正式にうちでは●日間防御を実施して次どうするという
話なんですよ。じゃあその●日間それは陣地防御なんですよ。いろいろありますよ。
反射面、逆八…もろもろ
738 :
名無し三等兵:02/09/14 11:01 ID:tyVRBa/8
>>735 定員充足率は陸自の方がはるかに低いんですが、何か?
陸サンは毎日家かえってたまに2・3日山で修行しているだけでいいなんてとってもうらやましいです。
739 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:01 ID:KGAjI0dx
私が読んでイライラしてるのはね、旧来からの軍事思想史や軍事学の作文をやりたいのか、
それとも実際に現代に動く陸軍を現状と鑑みながら、現状に即してやりたいのか、
それがむちゃくちゃだからだよ。
740 :
729:02/09/14 11:02 ID:zyXbwTV8
陣地の形態についての添削ですか。
わたしは、司令官の決心のつもりで記入しましたが。伝わらなかったことは、失礼。
現代において、陸戦の前線レベルにおいての打撃力の中心は、戦車であると考えています。
現在、歩兵の火器で有効に戦車の突破衝力を喪失させるには、縦深を保って火力を集中なり、継続的に浴びせなければならない、と理解しています。
よって、遅滞を決意しようが、劣勢下で主導性を保つために防御地域を選択しようが、縦深陣地の構築は、おそらく基本的なことになるでしょう。
もっとも、陣地に直接寄らない、援護部隊による遅滞というのもありえますが。
それから、添削と再質問とを同じにしないでください。わたし729の発言ならびに、その元になっている考え方に問題があれば、それを直接指摘してくださると、幸いです。
よろしくお願いします。
741 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:05 ID:KGAjI0dx
>>738 陸自は定員15.5万になって、うち即応1万によりほぼ戦闘部隊100%充足ですよ。なにいってんですか?
護衛艦、定員半分いない艦が何隻ある。
おまえね、たぶん俺より遥かに階級下だろうから統合運用関係の文書は見れないだろうが、
現実をみたほうがいいよ。それか素人か?素人なら大好きな海や空の自衛官にも笑われるから
書くのやめときな。
恥ずかしいから。
742 :
名無し三等兵:02/09/14 11:14 ID:tyVRBa/8
陸上って階級ひけらかすね。カスですな。
743 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:17 ID:KGAjI0dx
>>740 再質問しなきゃあれで君の意思を確認することは不可能でしょう。
で、この文章だがね、そのとおりなんだよ。しかるに君は>遅滞は、決戦を導くための行動のひとつだ、と。
断定してるよね。
>>729の文章だがね。
あの文章は遅退行動と一般でいわれるものと陣地防御を区分した上での発言だろう?
私がいってるのはこのスレの初期からの流れで、諸職種が連合された戦闘団の防御行動を話しているわけだ。
戦闘団というのは大きいんだよ。ひじょうに大きい。
>現在、歩兵の火器で有効に戦車の突破衝力を喪失させるには、縦深を保って火力を集中なり、
継続的に浴びせなければならない、と理解しています。
遅退で火力は集中できない。
陣地防御の実施部隊とその後方に縦深を設けなければならない。
その部隊は当初対処部隊の同一行動でなければ不可能だよ。前に俺いってるんだが、
防御の総体として考えなきゃいかんのだよ。
遅退が縦深を確保できるなんて、そこの戦闘地域の地図をみなきゃ判断できることじゃないんだよ。
敵を遅退の繰り返しで深く入れることは一方では縦深の喪失と放棄なんだよ。
罵り合いはsageでやって下さい
見苦しい
745 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:19 ID:KGAjI0dx
>>742 海上の幹部嫌われてるよな、階級で幹部は神のように振舞うから。
海上の友人がいってたよ。
746 :
名無し三等兵:02/09/14 11:20 ID:tyVRBa/8
>>741 YSの想定が本当にある得ると心から信じてやってるんですか?
なぜ目黒で模型であそんでるんですか?海の見たことないんですか?
統合って内局にこびて自分たちの権限を拡大しようとしている陰謀のことですか?
コピー用紙自腹って本当ですか?
護衛艦の定員半分なんて今どこにもないですけど、何か?
最後にホントはインド洋逝きたいんでしょ?
747 :
729:02/09/14 11:21 ID:zyXbwTV8
>>739 いらいらされる気持ちはわかりますが、ここに書き込む人間の知識レベルや教養、人生経験は千差万別ですよ。
読む側の人間を、選べません。
選べるとすれば、あなたが所属されている専門家集団か、それともわたし729のような素人か、ということです。
わたし知る、某元自の松村劭氏は、●日遅滞、●日防御などと命令するのは、日本だけ、と申されています。
防御は、達成しうる限りせよ、と「戦術と指揮」なる著書にありました。
同書は、素人には衝撃的な内容でした。なにしろ、雑誌の切り張りしか、包括的な戦術思想を知るすべのなかった素人に、その概要について触れさせてくれたからです。
この板に、どれくらいの知識レベルの人があられるのかは、知りませんが、わたし729はその程度です。
よろしく、ご配慮願えれば幸いです。
748 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:25 ID:KGAjI0dx
>>746 悪い俺目黒にいないんだけどさ、昔いたけど。
まぁそうカッカするなよ、艦でママレモン入りの飯食わされないように注意して、
君が幹部なら曹士を大切にな。
居室に火をつけられたりしないように、また、防火斧を居室ドアに突き刺されていたり
しないようにな。
海は、ほら、密室になるから…夜の海は真っ暗だし。
戦闘行動中は事故のひとつぐらいあってもおかしくないだろう?
ということで君との会話は終了。ご苦労さん。下がってよし。
749 :
名無し三等兵:02/09/14 11:27 ID:tyVRBa/8
>>748 都合悪くなったら逃げるんですね。陸式っていいですね。
750 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:28 ID:KGAjI0dx
>>747 たしかにカッカしてもしょうがないですね。うん、どうも最近、よくないね。
村松さん、ある意味ではいいこといっていますな。どうしようもないことも言う人なんですが(笑)
751 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:30 ID:KGAjI0dx
>>749 というか、君の話には内容がないんだよ。君煽ってるだけで軍事についての話は
なにもしてないだろう。
そうそう、海サンならマハンの海上権力史論を俺にレクチャーしてくださりませんか?
それなら意味がある。
752 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:32 ID:KGAjI0dx
あとね…学校はもっと意地悪く絞るよ。考えさせなきゃいけないからね。
でも悪者も飽きたので、明日からは普段の270式ちゃんに戻ります。
失礼深く謝罪いたします、閲覧者のみなさん。
小隊って何人くらい?米軍の。
754 :
名無し三等兵:02/09/14 11:35 ID:tyVRBa/8
>>751 私に答えてからにしてくてください。
YSについては個人的な興味なんですが、「本当にあると心の底から信じている」のか、
「本当は作戦行動してみたい」かどうか、で結構です。
まじめに答えてくれたら、私もまじめになります。
>>731 応急に行うとすれば、確かにそこで防御せねばならないデスね。
民間人は避難済みという理想的な状況で考えていたことは否定しないデス。
でも、その防御によって我が捕捉撃滅されかねないという危険がボクは非常に感じるのデ
ス。そうすれば、遅退によって失われる地積よりさらに失われる危険があるじゃないデスか。
どうしてもボクはそこが納得いかないのデス。
もちろん、部隊を失っても沿岸で撃破できれば万歳三唱デス。でも、それが出来なく、後
続の部隊も無いとすればそれは逆襲の機会を失う事にもならないデスか?
編成と編制とどっちだ
757 :
729:02/09/14 11:36 ID:zyXbwTV8
>>743 >>現在、歩兵の火器で有効に戦車の突破衝力を喪失させるには、縦深を保って火力を集中なり、
継続的に浴びせなければならない、と理解しています。
>遅退で火力は集中できない。
浅はかながら、承知していたつもりです。
ゆえに、わたし729は、遅滞と防御を分けましたが。
防御においても、縦深陣地が使われる、その理由として記したまでです。蛇足となったら、失礼。
>>遅退陣地を複数縦深に築城して対処するのは
と、あなたは736で記されているので、その前提で議論の俎上に載せました。
むしろ、遅滞と複数縦深の関連について、そちらから解説あってしかるべきかと、ここで申させてください。
>陣地防御の実施部隊とその後方に縦深を設けなければならない。
承知のつもりです。後方部隊の活動が、一定レベルをきると、戦闘部隊は著しくその能力を劣化させると思われます。
その実態について、定量的、定性的に議論する資料は持ち合わせていませんが。
>その部隊は当初対処部隊の同一行動でなければ不可能だよ。前に俺いってるんだが、
>防御の総体として考えなきゃいかんのだよ。
もちろんです。
防御指揮官の決意は、総体的認識と、敵行動に対する洞察無しには、ありえません。
たとえ、決定的に劣勢でもでしょう。たとえ戦闘団レベルでしかない単位であってもです。
同意します。
しかし、時系列的には、その目的に対する、現実行動のアプローチの具体的なあり方は変わるでしょう。
たとえば、増援がどれくらい期待できるか、国家としての反撃体制はいつごろ期待できるか、それまでに何を、どう守るべきか。
遅滞と防御を別けたのは、その違いを提示してみたかったからです。
758 :
729:02/09/14 11:37 ID:zyXbwTV8
続き
>遅退が縦深を確保できるなんて、そこの戦闘地域の地図をみなきゃ判断できることじゃないんだよ。
>敵を遅退の繰り返しで深く入れることは一方では縦深の喪失と放棄なんだよ。
同意です。
だからこそ、戦前から演習をするのでしょう。
地帯の繰り返しで深く入れることに、何かの意図を持たせることを、「ファビアス戦術」と聞いたことがあります。
もちろん、絶対劣勢でも、そうすることの何か引き換えを、敵に要求するのが防御指揮官ではないでしょうか。
損耗か、時間か、それとも継戦決意への疑問か。
作文でない添削をお願いします。
>>754 あるデス。絶対にあるデス。
>>756 編組とか編合についても考えなきゃならないデスからねー 編制だけじゃないと思うデスよ。
760 :
754:02/09/14 11:41 ID:tyVRBa/8
>>759 本当にまじめに答えてる?本当に当事者としての恐怖をもって真剣にあると思ってる?
761 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:41 ID:KGAjI0dx
>>754 わかりました。まず海上打撃にはたいへん期待しています。
海上で所定の撃破をしていただかないと陸はきわめて劣勢になります。
で、YSについてですが戦略様相における全般情勢を軍事的に我に当て嵌めて
能力を考察する、または対処の実際を考察する上からきわめて重要だと認識しています。
脅威の顕在化を抑止するためにも対処計画に基づく訓練は重要です。
実際は実働で私有地公有地、もしくは各法規を超越したところで検証されなければならない。
ほんとうにあるかないかはわかりません、可能性が0でもないし100でもない。
完全にゼロではない選択肢なら、その場合を考えるのが任務であるとおもいます。
762 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:43 ID:KGAjI0dx
>>755 お〜81ちゃん帰ってきたね。いやーもう叩かれて叩かれて、おじさん泣きだよ…
763 :
729:02/09/14 11:45 ID:zyXbwTV8
>>762 たたいてないですよ〜270式さん〜。
でも、自衛隊の幹部の方に、逆質問ではぐらかされた経験と、負けずに突っ込んで、ちょっと誉められた経験があるんで、知りたいことには突っ込むことにしてるんですよ。
気分を悪くされたら、すいません。
でも、あなたの部下に対処するようにされると、こっちもちょとカチンだったりします。
764 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:45 ID:KGAjI0dx
>>760 突然、今年の暮れや来年に戦争があって戦死するかもしれないとはいつも考えてますね。
765 :
754:02/09/14 11:48 ID:tyVRBa/8
>>761 私ね、ここ1年ほどで本当に「恐怖」をもって真剣に考えることがあるんですよ。
>>761殿がまじめに答えていただけたのでまじめになりますけど、
実際、本当に「恐怖」をともなうぐらい真剣に考えることが自分たちにもできなかった訳で、陸上サンはそういう点でもっと大変だと思ってるンすよ。
MIG事件の本とか見てね。実際どのように思われてるんですか?
それとまじめにシー・パワー論やるんでしたら、やりますよ。自分の勉強にもなるし、まあ他スレの方がいいかな?
すんません、「編成スレ」で邪魔になるとおもうので消えますんで先の質問答えてちょ。
766 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:48 ID:KGAjI0dx
>>763 たしかに言葉悪いんですよ僕、口悪いですから〜。あなたの書いたことへはきちんと回答したいと思います。
いってることは間違ってないんですよ。729さんももちろん81ちゃんも。
今度回答書いておきます。
767 :
厨佐:02/09/14 11:49 ID:???
いや、興味深い示唆はたくさんあるぜ。
本気で考えるなら、自分をコントロールして、何言ってるか考えてみな。
いばってるわけでは無いよ。ちょっと変わった説明だ。
説明しづらいから。
全部を説明しきれるわけが無いし、万能では無いのだから、
展開して自分の疑問を考えないと。
俺も陸の演習とかは見たこと無いが、だいぶイメージできてきたぜ。
過去の名将の
遅滞→防御→逆襲
ってのもだいぶわかって来たぜ。
ほとんどの場合、「後退」だったな。極力の組織の維持をはかりながらの。
「名将」の前任者が突破されてる後を引き継いでいる場合が多い。
作戦上のイデア(空想として存在する理想)に近いのかもしれん。
イスラエル軍・独軍の実施できた(と考えられている)遅滞は、
機動防御(撃って新しい陣地に下がって撃つ)と言った方がいいかもな。
それ自体が目的。
それが出来たのは独機甲師団だけ。他の師団はじゅうりんされ、ばらばらに
なった。
練度と経験がある場合だけ。
避難民と混乱の拡大(敵の行動として)は、小さく見積もると危険かもな。
そして、専守防衛とは、なんと時間の少ないことよ。
だが、ゼロでは無い。
その間隙を縫って、打撃する方策を考えるべきだな。海だったら。
768 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:51 ID:KGAjI0dx
>>765 海上さんも同じでしょうがMIGのような場合やその他の緊急事態が発生したら
やはりやるしかないんですよ。詰め腹切らされるのを逃げて、やらないのがいちばん悪い。
後世の判断で名誉を回復してもらうしかない…それが自衛官のトラウマだと認識しています。
769 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:53 ID:KGAjI0dx
>>765 僕も怖いです…ほんとうに怖い。特に10年後を考えると怖い…、現実に今の無防備な空間も怖い。
770 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:56 ID:KGAjI0dx
>>755 失われる危険がある、そうなんだよ。だから急速に後ろに機動部隊を充当する必要があるし、
防備師団にも増援部隊を送る必要が発生する。そしてそれによって3単位の運用を実施できる
ことが模索できるよね。
771 :
765:02/09/14 11:57 ID:tyVRBa/8
みんなそうなのね。ありがとう。
私も秋からインド洋逝ってきます。
772 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 11:59 ID:KGAjI0dx
あと、同じ自衛隊同士で喧嘩してるのはいいんですよ。陸海空同士で(笑)
それぞれ自分のところを愛してるんだから。
羨ましいですよ…ほんとは海上、航空さん。もう世界有数の優れた部隊ですね。
ほんとに羨ましいし、ちょっと嫉妬してはすに構えたりもする(笑)
773 :
厨佐:02/09/14 12:00 ID:???
>>754 一気にはできないが、おいおい説明できると思う。
彼の人格は俺が保証するから、君はそんな心配をしないで、
ゆっくり合間に説明していこう。
その疑問の答えは、そんな単純なことでは無いよ。
宇宙の戦士のスレと、このスレと、自衛隊板の防衛大のスレと、
「宇宙の戦士」と「戦争のテクノロジー」と
あと君の好きそうなのもあったな「戦争回避のテクノロジー」
なんか読んでみたら、核心に迫れると思う。
それをゆううつと考えるか、ヒロイックな感情なのか、
そうでは無い。
774 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 12:01 ID:KGAjI0dx
>>771 インド洋にいくのですか、先ほどは失礼しました。
とにかく絶対に事故のないように…あなたご自身も、あなたの部下たちも。
全員が元気に任務を達成されて帰還されることをお祈りします。
なんか当たり前の文章ですが絶対に帰還されてください。
このスレッドウザイネ。
776 :
729:02/09/14 12:35 ID:???
佐々木春隆という方、陸軍から陸自陸将補まで言った人、いわく、
とにかく、突破を押しとどめるように兵力を送らなければ、後が続かない、と朝鮮戦争議場府の不可解な戦力逐次投入について、弁護しておられました。
当時、韓国軍の司令部はパニックに陥っていたので、結果として無駄になってしまいましたが。
防御戦は、非常に困難な戦いだと思います。
陸自で作戦なり担当していた人たちは、確実に部下がばたばた芯で行くことを覚悟させられていただろうし、またそうやって死なせておいて自分だけが生き残ることもできないと思っていたんじゃないでしょうか。
ま、ようするにずっとここで言われている「厚い貼り付け部隊」を支持するようなことですが。
777 :
厨佐:02/09/14 13:17 ID:???
もちろん、どこに防御を設定するか?
それが指揮官の任務だ。
敵と味方の能力をはかる(想像する)きわどい瞬間だ。
柔軟な作戦は取りたい、しかし、その能力が「初戦」の指揮下部隊、
混乱した状況の中であるのか?と言う問題だ。
従って、沿岸防御部隊を切り捨てて、
次の防御を後方に用意する、と言うことはありうる。
その過程の全体の中で、その方が全体の損害(これも多重に意味がある・・・)
が少なくなると言うこともありうる。
それを行き当たりばったりでやるので無く、
全体の状況の推移の中で意識しなければならない。
けど、指揮官自身も含めて、能力には限界があり、
また、成功した作戦は、実は、錯綜した自体を単純化した(そのように誘導した)
ものでもある。
現実的には、3軍連携の洋上〜沿岸地帯までの撃破を狙う
でいいのだろう。
だが、首尾良く運ばなかった場合の切り替えは、すぱっと行なうべきだ。
後方集結重点形成と言う選択肢の。
それでもなおかつ、沿岸守備の部隊の切り捨ては、ありうる。
(「困難な任務の割り振り」と言った方がいいだろうか・・・)
練度があれば、遅滞後退ができる、「かも」しれない。
778 :
厨佐:02/09/14 13:27 ID:???
だが、正直に言ってしまうと、打撃され混乱された状況の中で運ばれてくる
敵の実際を考えると、沿岸防御、どんどん増援送り込め方式
で成立してしまうケースのが、ずっと多いような気がする。俺は。
相手が米軍で無い限り。(すなわち米軍は論外)
韓国の北朝鮮突破戦とは状況が違う。
なんだかんだいって、一度上陸してしまえば、正面は限定されたものだし、
単一民族国家である日本は、朝鮮戦争のような軍の心理的混乱拡大などはむつかしい。
志願兵だし。
悲観的に言ってるだけで、充分やれるぜ。
データリンクがカギだな。
データリンク統合迎撃態勢が整えば、自信を持って沿岸迎撃できるはずだぜ。
法制や専守のハンデ以上の問題かもしれんぜ。
確かに、向こう300年無いとしても、それはそれで結構なことで、
(そおいう回避誘導のアイテムとしても自衛隊は存在してるのだが)
だが、歴史をみる限り、いつかはある。(と考えるのが普通)
こんな好条件で敗北してしまっては、子孫に対して申し開きができない。
(回避=勝利と言う方程式でも良い。どこぞのマイノリティー団体(複)には
無理だが。)
779 :
270式 ◇AigTgxYE:02/09/14 14:25 ID:XUi7yZlC
大暴れの酔っ払いみたいに私騒いでいたんですが、まず基本前提として
絶対に譲れないものは初期に対処する部隊は国民の後ろに陣を張るわけには
いかないということなんです。
そこでざっと侵攻が予想されうる土地2箇所で時間のプロットを考えてみれば、
陣地防御をもってして出来うるだけ初期の火力を増強して、少なくとも数日は
沿岸部にたいへん近い場所で阻止を実施する以外考えられないのですね。
その土地の枠内なら遅退もよいだろうけど、繰り返して誘致するだけの広大な地積を
考慮すると、事実上突破されるのと変わらない物質的および精神的打撃を被ると考えます。
軍事として正しい道が評価されるとは限らない。
優秀な隊員で構成されている防衛部隊であるからこそ「道理」を考えなきゃ戦争への国民支援など
得られないですよ。
780 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/14 14:30 ID:KGCgUUf0
「遅滞」「後退」「防御」って言葉の意味だよね。
>てか、実際どうするの?ちう意味だけど・・・
ここは馬鹿CGSじゃないから、教範用語なんてどうでもいいわけ。
実相を想像できて理解できればね(笑)
>まあ、意思の疎通に言葉の認識の統一は必要だけどねぇ・・
あんまり書けないけど、一般に中隊以下の部隊規模では「行進・宿営・攻撃
防御」しか行動区分がないんだな、実は(笑)
なぜかっていうと、やってる内容に大差がないからね。
要するに、中隊にとっては
「コンビニの台を1時間確保しろ。じご10km後方の学校の台で1時間確保しろ」
ちう命令と
「コンビニの台を1日間確保しろ。じご500m後方のコンビニ駐車場の台を1日確保せよ」
に時間的要素以外行動に違いがないわけだな。
前者は「遅滞」後者は「防御」なんだけどね(笑)
>連隊以上から見れば
で、遅滞と防御はどちらも「機動打撃」や「逆襲」、そして「主力の攻勢」が
伴わないと、沖縄戦みたいな「戦術的無駄」に終わってしまうわけだ。
781 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/14 14:32 ID:KGCgUUf0
おおぅ!270式大先生だぁ〜♪
782 :
厨佐:02/09/14 14:38 ID:???
>国民の後ろに陣を張るわけにはいかないということなんです。
それを選択するに充分なだけの軍事的可能性と
その作戦自体の合理性も存在してると思う。
まあ、避難は徒歩、これは強制ですな。憲兵隊も序列に必要。
憲兵隊が機動力を上げるのだから、軍事って奥が深いよ。
あと、士気ってのも見逃せない部分だ。
逆に、相手にとっても。
火線下の海岸(港湾でもいいが)、しかも「他国」に上陸して
まともな精神状態でいられると思えない。
すべては軍事的合理性が裏側にあるのだけれども、ね。
無ければ、作り上げれば良い。
その辺の見積りは可変数が多く、センスくらいの次元でもあるのだけれども。
ただ、どんな場合でも、ある経済的に安い戦略(編成)選択を取るってのも
ありうる。
だが、それは、実は、北朝鮮とか、韓国が、
「一刻も早く」やらなきゃならない方策なんだ。
こちらでは無い。
裏側にある計算の根拠は、すべては相互条件の関係であり可変だ。
論理的組み立ての答えゆえ、では無い。
783 :
厨佐:02/09/14 14:47 ID:???
装輪ファミリーの装備が本気で予定されたようだが、
これは、とにかく早く行け!ってことで、
本格反攻の打撃戦力では無い。
まさに「猟兵」ってとこでいいだろう。
分散混乱上陸(侵攻)地点には、攻撃あるのみ!早期攻撃!反射攻撃!
それでもメイン上陸地点はひとつかふたつ必ず残るだろうけどね。
錯綜した状況を把握した方(そしてコミュニケーション取れた方)が勝つ!
ってところだろう。
相手は混乱を増大する手に出るだろうが、(分散浸透)
それを情報把握し、まとめあげ
連携させる能力は、そんなに高く無いかもしれない。
読めない状況で無謀な攻撃(揚陸後の第2次攻撃)に出てくる、なども
充分ありうる。
>>781 って…最近あまりに私がむちゃくちゃ言ってるので馬鹿にしてるでしょう(TT)
いいんです…もう(笑)
785 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/14 16:03 ID:KGCgUUf0
>784
いや、俺CGS出てないし(笑)
いろいろと教えてください。
786 :
厨佐:02/09/14 16:08 ID:???
CGSは出て無いが、CGIなら組めるぞ。(うそ)
BCGは接種済みだ。(ほんと)
>>785 緑さん頭よすぎて見ている人の大半は理解できないと思います。壮大な考え
>>786 私もBCGとツベルクリンと破傷風打ちましたー
最近GSサウンドの亜麻色の髪の乙女が大ヒットしましたねー
CSデジタル放送はあまり流行らないですねー
>787
ただのあほだよ(笑)
>緑は
789 :
厨佐:02/09/14 18:04 ID:???
ぎょっ!
>>787 いやあ、若いっすね。キモチが。
俺の方は、ちょい後の洋モノが好きっす。ロック系。(笑
緑装4は変幻自在の黒幕だからなあ・・・その構想は俺にも読めない
(あたりまえか。笑)
でわネタ2発め
>>725小隊で、
中隊:基幹149人
司令部:中隊長、副、通信FO、補助・乗員等:6人(指揮通信車1)
小隊×3:計126人
迫小隊:81mm迫3:人数不明・仮に17人(修正希望)
(装輪APC装備中隊の場合の装輪自走化?)
おかしいとこ、足りないものの補足希望。
小隊長、分隊長とかどおぞ。
790 :
厨佐:02/09/14 18:07 ID:???
やっぱヘリ大隊(ヘリ歩兵&戦闘ヘリ:あえて対戦車と言わない)は、
軍団直轄かな?単なるひとつの手段。
急行して狩る、or占位するのが目的。
RMAと在来の二本建てでは無く、さかい目は無いと見る。
対上陸戦などでは、RMA的な急所打撃は洋上や通信ポイントで実施され、
それこそ縦深の無い敵橋頭堡(戦いの初期段階)では2次元的な意味では
RMA的用兵発揮の余地は無いだろう。
装備としてRMA軍と在来軍がある、と言うわけでは無い、と見る。
81の言うように、火力のまとめあげ、敵司令部の選別狙撃、違う軸としては
存在しているのだろうが。
すなわち、ゴルゴ13こそがRMA兵器。うそ。
(冗談です!わかってるとは思いますが、念のため断言しときます!)
ただいま、のんびりたまに合間でRMAスレ読書厨。w
791 :
729:02/09/15 10:34 ID:PkADnml+
>>789 対戦車火器は?
小隊レベルにも、対戦車班、あったほうがいいと思う。
防空担当のミサイル班と、どっちがプライオリティ評価されるだろう?
迫の装輪化というのは、自動車化でなく、装甲を持つピラーニャみたいなヤシ?(フランス軍の装輪車群みたいな)。
でも、貼り付け考えるなら、生存性を一義にして、APCであるべきだと思う。
読んでてワラタ
同じ自衛隊同士で喧嘩してやんの プププ
日本はどうしていつもこうなんだ?
陸軍と海軍もそう、いまもそう。
こんなじゃ外国に勝てるわけないじゃん。
日本国民はいつの時代もこんな軍隊しか持てなくて
ほんとかわいそうだ。
793 :
厨佐:02/09/15 11:49 ID:???
>>729 >小隊レベルにも、対戦車班
中隊レベルね?たぶん
>>725小隊でATMx3+84RRx3+オプションPF3、かなりパンチある。
大隊レベルで対戦車中隊が入るから、中隊レベルではパスかな?
>防空担当のミサイル班
これは悩ましいところで、携帯AAMがいかほどのものか読めない。
ヘリとの関係もあるし。
ならば、集約的に強力なAA兵器で対空戦闘をまとめる、と言う考え方もできる。
上のレベルに入るわけ。
部隊で無く、地域(ゾーン)として対空戦闘(要撃機でもいい)をすると言う考え方。
(に少し重心を置く)→空陸データリンク戦闘
ただ、コンパクトな大隊戦闘団と言うのを予定しているので、
そのレベルで、随伴する対空部隊は必要かも。
>迫の生存性
一理ある。よーわからんが。とりあえず装輪取り下げ。
中隊:基幹145人
司令部:中隊長、副、通信FO、補助・乗員等:6人(指揮通信車1)
小隊×3:計126人
迫小隊:81mm迫3:人数不明・仮に13人(修正希望)
小隊と大隊に重心があるって感じかな?
794 :
厨佐:02/09/15 11:55 ID:???
>>792 そんなことは無いよ。
この場合は、有益なけんかってとこで、単純な縄張り争い以上の
ベクトルを含んでるよ。
もちょっとお高くとまったけんかもできるだろうが、
お互いのコミュニケーションをはかりやすいように、わざとレベル落としてるよ。
おっかないのは、お高くとまったセクト主義で、
おそらく、民間の企業どころじゃ無いんだ。戦闘とは。
平時に兵器を並べて置くことは簡単だけどね。
充分すぎるほど複雑でハイテクになってしまっており、
笑う根拠は無いよ。理解が不足なだけ。
言ってる意味が、だんだんわかるようになることを祈るよ。
それはオトナになるとかそーいう意味で無く、軍事を理解するって意味だ。
795 :
厨佐:02/09/15 11:59 ID:???
俺の見たところ、旧軍より強い。
同じ装備で戦えば、勝つのは自衛隊の方。
旧軍平時練成パイロットは脅威かな?(笑
陸は、かなり強いね。悪いけど。
まあ、志願兵ってのが反則なんだけど。(笑
796 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/15 12:00 ID:cwRocrGT
>792
「国防」って何?(笑)
国民の間でもようわからんで統制もせんと、全部自衛隊に任せとるから
認識がずれてくるんだよ。
陸=なんとなく本土決戦
海=外洋軍・・・なんとなく覇権主義
空=航空警察・・・有事に存在するわけないだろ!
てな考え方なんだよね。
270式は、そこに怒りを覚えてるわけなんだよねぇ。
で、大好きな戦車や戦闘機がなんのために存在するかもようわからん、マニアクン
の国防に関する見解は?
まあ、旧軍の戦記物にデフォルトで書かれてるようなお話しか出来ないんだろう
けどねぇ(笑)
>陸と海の仲たがい、なんてね・・・
797 :
729:02/09/15 12:06 ID:???
>>793 しまった。訂正感謝。
小隊の対戦車火器の主体は、APCかIFVのATMなわけね。
しかし、貼り付けすると、中隊長に与えられる支援は限られたものになる。
歩兵レベルの対戦車火器がちょっと必要かな、と思った。
中隊レベルの、防空ミサイル班うんぬんも、それ。
ハインドが迫ってくる妄想を描いてしまった。
アフガンのソ連戦術を参考にすると、機甲の援護のために、ヘリボーンを用いて、通路両側面の高地はぼこぼこに制圧されるから。
そういうところに貼り付けられる部隊が、小隊で耐えられるか?と突っ込み。
同じく大隊レベル火器で支援しきれるものか?とも付記。
自衛隊の前の編成の、中隊ー連隊はそれなり評価できるような気がする。
それを凌駕しないと。
小隊レベルだと、警備にしろ何にしろ、最初の立ち上がりは分隊に頼ることになる。
本部機能も不充分。
しかも守りきれずに後退するときが、かなり不安だが。
798 :
厨佐:02/09/15 12:23 ID:???
ただ、俺はこんなことも考える。
国民の意識の集積としては、無意識の心理戦なんじゃないかって?
すなわち、
本当に実戦が近づけば、現実的な多くの制約は有名無実になると見るな。
心理的カードとしての「侵略戦争はしない」程度になってしまうのでは?
まあ、そんなあいまいじゃ、また方針が無いんじゃ、
現場も困るし、苦痛も増大するだろうけど。
このまんまじゃ、現場で政治的判断までするようなハメになってしまう。
また逆に、適当な用意が為されないので(方針やコンセンサスが無いので)
急に能力を超えたような要求が政治的に命令されてしまう可能性が大きい。
799 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/15 12:28 ID:cwRocrGT
>798
>能力を超えたような要求が政治的に命令されてしまう可能性が大きい。
ふだんやってないことは、いざというときにはできんよな。
まあ、一か八かでいいならやれるけど、継続性は保証できんな。
800 :
729:02/09/15 12:30 ID:???
>>798 岡崎久彦氏は、デモクラッツ・ファイツ・イン・アングリーと申しておった。
デモクラシーは、さまざまな要求が噴出する政体だから、軍事は焦眉之急になるまで、国民的関心事とはなりづらい。
だからこそ、逆に、高度な常備軍を配備する理由にもなるのだが、と思う。
いちおう、職業選択の自由はあるから、捨石になれない人間は、志願軍から抜けてもかまわないと思う。
軍人の精鋭化した現場認識と、後方の有権者とのギャップは、あるところやむを得ない。
ただし、こんな寝言がいえるのは、ファイツする、デモクラッツの構成員だけだ、という自分突っ込み。
801 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/15 12:30 ID:cwRocrGT
で、陸と海が仲わるい、なんていう戦記物のデフォルトしか口にできん、
大好きな戦車や戦闘機が何のために存在しとるかもようわからんマニアクン
はいずこへ?(笑)
スペックマニアくんの「国防」についての見解聞きたいな♪
802 :
厨佐:02/09/15 12:31 ID:???
>小隊の対戦車火器の主体は、APCかIFVのATMなわけね
いや、
>>725の対戦車火器はすべて歩兵携帯の兵器。
だんだん意味がわかるよ。
わらわらと集まる。手段はとても多い。それをまとめあげる。カタログ通りには
いかない。そんなとこかな?
プロの下級指揮官、下士官クラス、ツッコンで来ないかな?
なんだかんだ言って、こっちはシロートだからな。
803 :
名無し三等兵:02/09/15 12:31 ID:aKBxs6b3
>>798 既に海自がそうされとるよ。
>>799 能力越えてても立派にやってる海って立派なんじゃないか?
持つかどうかはわからんけど。
804 :
729:02/09/15 12:33 ID:???
制圧砲火の下で、わらわら集まる手段?
そのヒントじゃ、よくわからんっす。
805 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/15 12:33 ID:cwRocrGT
あ、ごめん。
大好きな戦車や戦闘機は「模型化」されたり「展示」されるために存在
しとるんだったね(笑)
>マニアクン
「俺がプラモデル作ってはあはあするために、パパの払う税金で買う」
もんなんだよねぇ〜♪
>マニアクン
806 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/15 12:36 ID:cwRocrGT
>803
うん?能力超えるようなこと海自しとるの?
まさか、護衛艦で山登ってるとか?(笑)
別にインド洋で洋上コンビニ開くくらいで「能力超えてる」なんて
泣き言言ってるのかい?
>常に実戦しとると豪語しとる海自さんが?(笑)
807 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/15 12:40 ID:cwRocrGT
まあ、「家持ってれば転勤免除だよな」なんてぬけぬけと言うような
海自の海曹がまかり通るくらいのアマちゃん集団みたいだからな(笑)
「インド洋でアメちゃんに洋上補給してるんだぞ!すごいだろ〜」
みたいなレベルなんだろうけどね♪
>海自は
808 :
名無し三等兵:02/09/15 12:41 ID:aKBxs6b3
>>806 お前は兵站の意味ぐらいちょっとは知ってると思ってたが。
かんがえてもみい。外洋思考してたが、兵站含めて米軍のシステムに乗っかってた海がだぞ。
よりにもよって一番弱い兵站補給を独自ルートで米軍に供給させられとるんだ。
海は海でも海後方の努力と能力をウチの連中に見習わせたいとおもわんか?
809 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/15 12:42 ID:cwRocrGT
あ、アイフルのおねいちゃんに聞けば答えてくれるかもよ(笑)
>マニアクン
「国防」ってなんですかってね♪
きっと・・・
「マニアクンが見てはあはあするために戦車や飛行機そろえること」
ってやさしく答えてくれるよぉ〜♪
で、まだなの?
>スペックマニアクンの「国防」観は
もしかして緑装薬は729と792の見分けがついてないんじゃないか?
811 :
729:02/09/15 12:43 ID:???
漏れは、792は書いてませんぜ、旦那。
812 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/15 12:46 ID:cwRocrGT
>808
まあ、本土の基地がやられたら降伏する、程度の日本海軍さんにとっちゃ
そら大事だろうな(笑)
>海自の洋上補給能力のほとんど持っていかれてる
どうせ普段は遊んどる装備なんだろう?
>補給艦なんぞ
それで困るのは、余計な補給品そろえてるデポのアマちゃん海曹と
毎晩家で家族と過ごしてた「サラリーマン海上要員」補給艦乗組員
ぐらいだろうて。
あほですか?>海自
813 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/15 12:50 ID:cwRocrGT
>810
うん?
俺は792に対して書いてるんだよ(笑)
てか、知ったふうなふざけたマニアクンに質問しとるんだけどね。
>陸と海が仲が悪い、なんて戦記物のデフォルト見解しかでけん御仁にね。
814 :
厨佐:02/09/15 12:50 ID:???
>>803 圧倒的優勢な海軍タスクフォースの護衛
ってよりもっと血なまぐさいもの想定してるからだよ。
おおすみとかで投入された時は、そうなってしまう可能性が大きい。
>継続性は保証できんな
これは、実に、補充って意味も含んでると見たな。
大量に死人が出てるってことだ。
適当な装備、準備が無く、計算されてない投入をされるとそうなってしまう。
むしろ、湾岸の米軍などは例外。
産油国:米・英・ロ・アラブ
消費国:欧州・日本・その他
815 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :02/09/15 12:54 ID:cwRocrGT
何で海と陸で意見が衝突するか考えたことがあるかい?
>スペックマニアクン
「俺の大好きな飛行機がそばで見たいから、戦車減らして飛行機買え」
なんぞ言う御仁のなんと多いことか・・・
あほですか?もしかして。
スペックマニアクンは、おとなしくスペック表見てはあはあしてなさいって
こったな(笑)
816 :
通りすがりの海:02/09/15 12:54 ID:aKBxs6b3
>>812 お前何もしらんくせに関係ないことこのスレにかくなや。
見るに耐えれん。
一応いっくけど海の後方は陸と違って全然ヒマな配置じゃないぞ。1人あたりの経費執行額20倍だし。
補給艦なんざ枠の関係で保有数制限されてりから出港ばっかりだし。
海で一番ラクなのは正面の航空部隊、次が正面の地方隊艦艇だからな。
それとさ、自衛隊スレでお前のくだらんレス見たけど陸だって北海道・九州の兵隊が強いとか都会が弱いとかあるんだろ?横須賀限定の話で全部判断するなや。自分の無知ひけらかすだけだぞ。
そもそもここって陸の「編成」のスレじゃねーのか。
>>813 いや、729がののしられてるようにも見えたんで。皆さん失礼しました。
んで陸の人が海をボロクソに言ってる
>>812はなに?
自分たちはもっと大変だってこと?
818 :
729:02/09/15 12:58 ID:???
ありがとうっす、ごっぐ殿。
819 :
緑装薬4 ◆Yz.bHmT2 :
>816
ほう。
あんたの「お仲間」がこのスレに書いたこと、読んでみいや(笑)
>自称硫黄島勤務経験ある海自幹部さんのレスをね♪
あんたの書いてることなんざ、朝飯前らしいからね(笑)
それからレスせいや。
>817
陸と海の任務の違いちうことが言いたいんだわ。
何かっていうと「常に警戒活動しとる海自は偉い、訓練しかしとらん
陸はお遊びだ」て言われればねぇ・・・
しかも陸の本土決戦に付き合う気はない、ちうのが海自の裏公式見解
だしさ。
そんな違いもわからんで「海と陸は・・」うんぬんするスペックマニア
クンにお話が聞きたいのと、そんなに「警戒行動が有事行動のすべて」
なんて豪語しとる海よ御仁に見解聞きたいわけよね。
別に自分の組織だけが偉いなんぞ、海の御仁みたいなことぁ言わないよ(笑)