>>792 容量は512KBで、496KBを超えると警告が出ます。ただ500KBぐらいで
もう書けなくなることもあるような感じ。いずれにしてもあと2、3日は持つ
と思います。
マスードがハザラ人を殺したというのは、前にどこかのハザラ人のサイト
に引用してあって、その記憶ではアメリカ人かイギリス人の書いた本に出
てくる記述だったと思います。……が今探せません。これが一番もとなの
か?とその時思いました。
ドスタム、政治家に変身!?
http://www.afgha.com/article.php?sid=13857&mode=thread&order=0 前にも触れたように北部のメリディアンという村で全国に先駆けてロヤ・
ジルガの代表選定集会が行われるというので、ブラヒミとドスタムが立ち
会ったそうです。ドスタムは「グレーのスーツに白いシャツ、ネクタイ姿で、
軍閥から政治家になった」とか書かれています(w
メリディアンはトルクメン人の村で、北部は他の地域より平穏なのでロヤ・
ジルガの準備も早くできると書かれています。ここに16の村の長老が集
まって40名の代表(選挙人)を選んだとのことですが、あらかじめ各村で
寄り合いをして村代表を選んでいたようです。5月末にはマザリシャリフ
で地域集会があるとされているので、代表がそこに行って投票するので
しょう。
>796
何をしているのかと思えば、まぁ(笑)
それにしてもブラヒミと共に赴くと言うことは、結構ドスタムも外向きの
交渉ごとに絡んでいるということなんてしょかね〜
>791
カブール内外の不満分子もいぶりだして、これで一安心というところ
なのかもしれないですね。
後はうまくカンボディアモデルが軌道に乗って、かつてのアフガンが
取り戻せればよいですなぁ。
朝7時のNHKニュースで元国王が帰国後住む家がちょっと映りましたが、
宮殿ではないが立派な家という感じでした。きょう午後カブールに到着の
予定。
801 :
閑なので実況@CNN:02/04/18 16:13
今、飛行機の扉が開きました。
イタリア兵らしき赤ベレーの兵士が、扉の両サイドに立っています。
出迎えの列の中には女性もいます。ブルカは被っておりません。
今、出てきました。緑の伝統的なマントを着けています。
人垣に埋もれて良く見えませんが、カルザイ議長と会話を交わしている様子。
802 :
閑なので実況@CNN:02/04/18 16:18
ゆっくりと絨毯の上を進んでいます。
ロシア・スタイルの儀丈兵が、絨毯の両脇に立っています。
要人と挨拶を交わすため、度々立ち止まっています。
「儀丈兵のライフルは英国製」とCNN。
緑のマントはカルザイ議長のほうでした。
Zahir Shah元国王は、茶色い皮?ジャケットを着用。
リムジンに乗ろうとしています。
803 :
閑なので実況@CNN:02/04/18 16:21
リムジンは発進しました。
CNNは、暗殺の可能性についてしきりに述べています。
Zahir Shahの父親も暗殺されたことを持ち出しています。
リムジンはちょっと止まっています。
ここでいったんCMです。
なお、以上は自分の言葉であって、CNNアナの言葉ではありませんので念の為。
804 :
閑なので実況@CNN:02/04/18 16:24
マーケット市況コーナーかよ!
>>801-804 中継お疲れさまです。映像自体はこれから日本のニュースでもやるでし
ょうが、中継カキコはやっぱり臨場感がありますね。
Sアルジャジーラで、今夜午前3:35から、ビンラディンの新ビデオを独占放送するとのことですが、
ザヒル・シャー国王の帰国とも関係あるのかな?
どなたか、内容についてご存じですか?
出先なもので、録画もできないし・・・・・・
あせっております
難民帰還ラッシュ
http://www.afgha.com/article.php?sid=13896&mode=thread&order=0 UNHCRのラバース高等弁務官いわく、アフガニスタンの治安はよくなっ
ており、3月1日からこれまでに26万7千人の難民がパキスタンから帰
還した。このぶんなら今年中にパキスタンとイランからの難民80万人と
国内難民40万人を故郷に帰らせることができるだろう。
しかし難民帰還が予想以上のハイペースのため予算を使い果たしてし
まったそうで、もし予算難からペースを落とさざるをえないことになれば
「恥辱」だと主張。
帰還する難民には当座のお金と毛布など生活物資を贈っているので、
かなりの費用が必要らしいです。
アフガン元国王:歓迎の一方、警戒する他民族も
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20020419k0000m030061000c.html 【カブール藤生竹志】アフガニスタンのザヒル・シャー元国王の帰国に、
首都カブールでは歓迎する市民が多い一方、名門ムサーヒバーン家出
身でパシュトゥン人のシャー元国王の帰還を警戒する他民族の声も多く
聞かれる。
カブール国際空港で元国王を出迎えた女子高教諭のナフェッサ・ネデ
ィさん(47)=女性、タジク人=は「20年以上に渡る戦乱の後、平和の
象徴の元国王を迎えられたことはうれしい。今日は私たちにとって新し
い時代の始まり」と話し「どの民族かは関係ない。私はアフガン人」と言
った。
空港近くに住むアラムディンさん(58)=パシュトゥン人=は、沿道に
出て国王の車列を見送った。「元国王の時代は覚えている。戦争がなく
平和だった。高齢の元国王が働けようが働けまいが関係ない。彼はす
べてのアフガン人の統合と平和の象徴なんだ」と強調した。
だが、王政復古を望む声は少数派だ。元国王が進めた「民族融合」
という政策の名の下に民族ごとに職業差別が歴然と行われた実態もあ
ったからだ。
少数民族のハザラ人のムラド・アリさん(60)は「元国王はハザラ人か
ら仕事を取り上げ、外国に出ることも認めなかった。平和の象徴という
存在は認めるが、彼が国王に復帰したらまた同じことが繰り返されるん
じゃないか」と心配する。さらに「国際治安支援部隊(ISAF)や各国の支
援組織がアフガンからいなくなったら、また混乱の時代が訪れるかも知
れない」と不安がった。
[毎日新聞4月18日] ( 2002-04-18-19:56 )
813 :
好きなほうを選べ:02/04/18 21:41
>>805 どうもです。
>>807 やっぱりあれはドスタムだったのか。
なんか似た奴がいるなと思ったんですが、背広姿なので今一つ確信が持てなかった(^^;
CNNアナ(しゃがれ声が不快だった)は「ドスタム」という単語は言わなかったように思うし。
だいたい、途中までは吹き替えがなかったので、何を喋っているか分からなかったし。
813=801-804でし。
816 :
名無し三等兵:02/04/18 23:34
今ニュースステーションでザヒル・シャー帰国映像見た。
ドスタムのスーツ姿も見た(笑)。
ザヒル・シャーよりも脇を固めるカルザイやドスタムらの方が明らかに
存在感があった。やはり歳を取り過ぎたな。
昨夜のアルジャジーラは533さんの
http://www.sankei.co.jp/news/020416/0416kok044.htm の全編放送だったそうです。
見た友人によると、依然のビデオではラディンは左手を負傷していて、動かせないのではないかと
言われていたそうですが、「左手、動かしとったで。」だそうです。
痩せ具合も。前回とそんなにかわないように見えたとのこと。
日本語訳つきだったそうで、後日録画VTRをもらえたら、またカキコしてみます。
しかし、即座にいくつも情報をかえしてくださる533さんは凄い・・・・・
なんで、この方が、アフガン関係の本を出されないのか不思議だ。
ところで、大枚はたいて、「マスード・ラ・アフガン」のビデオを買った。
ダビング屋で、ダビングしてもらうのに、また千円札がいくつか飛んでいった。
もちろんフランス語は、固有名詞ぐらいしかわからない。
画面がものすごい赤焼けしていて、(特にソ連時代)・・・・・
なんだか、とっても悲しい・・・・・・
これって、元の画質が悪いのか、ダビング屋のせいなのか。
誰か、ご覧になった方いらっしゃいますか?もともと、こんなに画質悪いのかなあ
うひゃー誤字だらけのカキコになってしまった・・・
初心者なんです。若葉マークなんです。
許してください・・・・
>>818 アフガンに行ったことがあるわけでなし、あっちこっちのサイトを見て回っ
てるだけですから、本など書けるわけありません(笑)。
重要なネタ元、アフガ・コムがなぜかForbiddenになっている(-_-) 。
朝日新聞(大阪版、19日朝刊)の記事。
部族長老と会談へ アフガン元国王 国民大会議へ協力要請
【カブール18日=竹内幸史】アフガニスタンに帰国したザヒル・シャー元
国王は、19日から全国の部族の長老や有力者をカブールに招き、カル
ザイ暫定政権と6月の緊急ロヤ・ジルガ(国民大会議)への協力を要請
する。元国王の義弟で、暫定政権のファルハング復興相が明らかにした。
元国王は、カブールではかつての宮殿である大統領府には泊まらず、
市内の息子名義の私邸に滞在。復興相によると「一市民」としての帰国
であることを示すためだ。
ここを拠点に、各地の有力者らの表敬を受ける。政治の安定にカギを
握る南部のパシュトゥン人勢力にも、暫定政権とロヤ・ジルガ開催への
協力を求める模様だ。
また、元国王自身、カンダハル、マザリシャリフなど各地の訪問を望ん
でおり、治安状況を見て検討する。元国王はイスラム教徒だがバーミヤ
ンも訪問し、大仏復興を訴えたい考えだという。
ロヤ・ジルガでは元国王は招集役をする予定だが、準備はすでに発足
した「招集委員会」に任せ、あくまで「国民統合と復興に向けた象徴的な
役割」(ファルハング復興相)を務めるという。元国王支持派の「ローマ・
グループ」には、大統領就任を望む声もあるが、ファルハング氏は「権力
欲はまったくない。指名されても、ほかの適格者に委ねる考えだ」と述べ
た。
822 :
名無し三等兵:02/04/19 19:16
以前NHK教育で見たマスードの番組ってなんだっけな?
海外の作品だったのか、NHK独自のものだったのか
日本人が出てきたような気もするが記憶は定かではない。
もう一度見たいね。
>823
あれですかねぇ政治力学というのには、さっぱり瞑いんですが、
現状まともな頭があればカルザイの存在価値は「超党派」という一点に
ある(換言すれば、それにしかない)わけですから、カルザイ本人が
どこかの派閥に属することで、それを自らぶちこわし、ひいては将来に
わたって「アフガン分裂の元凶」と言われるようなことを選択するわけも
なし、あるいは北部同盟の「WarLord」達にしたところで(ドスタムも例外
ではありませんが)自分が必ずどこかの民族や団体の代表であり
代弁者であることから、カルザイに置き換わろうとすれば必ずや
ソビエト撤退後の混乱の再来を招くこと、あるいはカルザイを軽く
扱うことがあれば暫定政権が、新たな政府に移り変わった後で
結局「非協力的であったための関与の薄さ」のせいで政府に喰い
こめないという、自ら墓穴を掘ることになる・・・というのがよく判って
いるのかもしれないですね。
>>824 一面では、カルザイはパシュトゥン人であるがゆえに、タジク人がカブー
ルを制圧したという状況下で国連から指導者に推された、というのも確
かに事実なわけですね。
しかし暫定政権の議長という立場からは特定民族の代表になるわけに
いかないのも、おっしゃるように間違いないことですね。ザヒル・シャーに
期待されているのもそういう超民族的な役割で、この2人は出身民族が
パシュトゥン人であることによってパシュトゥン人に誇りと満足を与えつつ、
政治的にはパシュトゥン人に偏らない、という微妙な役割を期待されてい
るというところでしょうか。
ところでドスタムの党ジュンビッシュのHPを見たら、早くも「元国王に付き
従うドスタム将軍」の写真がたくさん出ていました(w
http://www.angelfire.com/ny/Chapandaz/ この2番目の写真で、右側に立っているサングラス姿の人物は内務省の
ジュラト将軍だそうで、カヌニの代理でしょうか。この人はヘクマ派逮捕事
件のときにも報道発表をしていました(
>>686-687)。
HPの写真解説によると、「ドスタム将軍は元国王がC-130輸送機から降
りるのを助けた」とか「元国王の腕をとった」とか書かれているんですが、
写真でははっきりしません。
カルザイが元国王の右側、ドスタムは花束を持って左側を歩いていたよ
うですね。
ドスタムはファヒムが訪仏中(朝日の記事による)なので代理でもあった
でしょうが、HPの記載から考えても、元国王をちゃっかり?支持している
感じ(w
828 :
名無し三等兵:02/04/20 05:20
お早うございます。テレビ寺子屋で長倉洋海氏がアフガンのことを
話していますよ。・・・って起きてる人いる?
アフガン元国王、部族間対立解消へ活動開始
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20020419CF1I090919.html 【ニューデリー=吉野蔵一】亡命先のイタリアから18日、29年ぶりでアフ
ガニスタンに帰国したザヒル・シャー元国王が、厳重警戒の中で活動を
開始した。暫定行政機構内の有力者や部族有力者の旧友と会談。政治
復興の遅れにつながりかねない部族間の対立解消を働きかけているも
ようだ。
現地からの報道によると、元国王は首都カブール到着直後から19日ま
での間に、暫定行政機構のアブドラ外相、カヌニ内相ら主要閣僚と相次
いで協議。在位中に知己のあった部族代表らとも、6月開催の国民大会
議(ロヤ・ジルガ)を巡って意見交換した。
地方軍閥のリーダーで、傘下の部隊が北部の軍閥抗争に参加している
とされるドスタム国防次官とも、個別に会ったと伝えられる。地方の長老
や州知事らの間では元国王との意見交換を望む声が強く、87歳という高
齢と健康状態を見極めながら「時間をかけて日程を調整していく」(暫定
行政機構筋)という。
#ドスタムも早くも個別会談をやったようですね。ファヒムがいないんだか
ら自分が軍代表というわけでしょうか。
ザヒル・シャー「ドスタムとやら、武勇の噂は聞いておるぞ」
ドスタム「ははっ」
とか、まあ妄想はやめよう(w
アフガン元国王「君主制復活させない」
http://www.asahi.com/international/update/0420/005.html 29年ぶりの帰国を果たしたアフガニスタンのザヒル・シャー元国王(87)
は19日、国営ラジオを通じ、「君主制を復活させるために戻ってきたので
はない。再び国民のそばで、国民に仕えたい」との声明を発表した。
これに先立ち元国王は、同日午後、父親の故ナディル・シャー元国王の
墓前にお参りした。アフガン暫定行政機構のカルザイ議長に伴われ、カブ
ール市東部マランジャン丘にある墓陵に到着。ゆっくりだがしっかりとした
足取りで墓前に進み、感慨深げに墓碑に触れたあと、祈りをささげた。
ナディル・シャー国王は33年に暗殺され、当時19歳だったザヒル・シャー
皇太子が国王に即位した。墓陵は、内戦でひどい損傷を受け、荒れ果てた
姿のままになっている。管理人のファズル・アラさん(46)によると、元国王
の一族の依頼で、2カ月前からようやく補修を始めたという。(11:43)
ロヤ・ジルガに緊急無償 行政経費に初のODA
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=ASK&PG=STORY&NGID=AMAN&NWID=A0122000 政府は19日、カブールで6月に予定されている、アフガニスタン暫定政
権後の移行政権を決定する緊急ロヤ・ジルガ(国民大会議)の開催を支
援するため、政府開発援助(ODA)を使った財政支援を行う方針を決め
た。「緊急無償協力」として約270万ドル(約3億5000万円)を拠出する
見通し。治安状況が不透明で「ボン合意」で定められた政治プロセス実施
に懸念が出始める中、アフガン復興支援会議の主催国の立場もあり、ロ
ヤ・ジルガ成功が今後のアフガン復興と地域安定の成否を左右すると判
断。純然たる行政経費に対する初のODA拠出を「特例的」(政府筋)に認
めることにした。財政支援に当たっては、アフガン暫定政権に「民主化プ
ロセスの着実な履行」など厳しい条件を付ける方針。
(了)
833 :
491kb:02/04/20 16:12
834 :
491kb:02/04/20 16:17
失礼。上のスレの884だった。
北部アフガン人も元国王に期待(AP)
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A13073-2002Apr19.html バート・ハーマン AP通信ライター
2002年4月19日(金)2:38AM
アフガニスタン マザリシャリフ―アフガニスタンの元国王に対する熱狂
は、伝統的に独立心に富む北部の民族集団の間でも高まっている。た
とえ高齢のモハマド・ザヒル・シャーが憎むべきタリバンと関係あるライ
バルの集団に属していても。
ここ北部はかつてそれ自体がほとんど一つの国家をなしていたが、今日
ではその指導者たちは次第に新政権に統合されつつある。彼らはザヒル・
シャーの帰国は国民統合の鍵になるかもしれないと言う。
「国王はすべのアフガン人の父のような存在です」とワセクラ将軍は言っ
た。彼はタジク人で北部同盟司令官だが、ちょうどアフガン新国軍の1つ
星の将軍に任命されたところである。ワセクラは元国王がパシュトゥン人
であることは自分にとっては問題ではないと言った。パシュトゥン人はア
フガニスタン最大の民族集団で、タリバンのほとんどはその出身である。
「彼はアフガニスタンの全土、全都市、すべての問題を知っています」
元国王はアフガン政府で主要な役割を果たすことは期待されていないが、
6月に新政府を選ぶためのロヤ・ジルガつまり国民大会議を招集するだ
ろう。しかし彼の帰国はより平和な時代を待ち望むアフガン人にとって非
常に象徴的な意味を持っている。
ワセクラのように主としてタジク人とウズベク人からなる北部アフガニスタ
ンの指導者や機関―それらは中央政府の紙幣とならんでいまだに独自
の紙幣を使っている―は次第にハミド・カルザイの暫定政権に同化され
つつある。
マザリシャリフにある外務省の地方事務所の中庭には黒・赤・緑の新し
いアフガン国旗が掲揚されている。ここの高官の一人アユブ・サベリは、
彼が何かを話すときは、それは「わが国民全体」を代表しているのであっ
て、「特定の党派などだけを代表しているのではない」と強調した。
ザヒル・シャーがカブールで飛行機のステップを降りたとき、彼を迎えた
指導者の一人はウズベク人の元軍閥で、北部アフガニスタンの中心的
指導者であるアブドゥル・ラシッド・ドスタム将軍であった。
新しいアフガン政府について合意したドイツのボンでの会議を最初ドス
タムは批判していたが、のちに国防次官のポストを与えられ、つい先月
にはカルザイから北部における彼の主要な代理人に指名された。
北部出身のハザラ人指導者ムハマド・モハキクは政府の計画相を務め
ているが、元国王を連れて帰るためにカルザイといっしょにイタリアに旅
した。北部の3人目の軍事指導者でワセクラのボスであるアタ・モハメド
将軍は今月はじめに新国軍から任命された、4つ星の肩章つきの新しい
軍服をまとっている。
1998年にタリバンが街を占領するまでは、ドスタムの写真が町中の店に
飾られていたものだ。タリバン崩壊後、もっともよく見かける写真は殺さ
れた北部同盟指導者アーマド・シャー・マスードのになった。
いまでは元国王の写真も次第に増えてきている。
文房具屋のワシダン・ワイスは店の倉庫の品物を掘り返して、元国王が
軍服を着ている30年前の完全な保存状態の写真をやっとみつけだした
という。
ここ2、3日、ザヒル・シャーの帰還に熱狂した20歳の彼はその写真をた
だで人々にくれてやっている。
「人々はやがて30年前の平和だった時代のようになるだろうと思ってい
ます」
マザリシャリフにあるバルフ大学のホールで、政治学を学んでいる22歳
の学生マイワンド・ラーヤブは、元国王は人々を互いに結びつけるシン
ボルになるだろう、しかし「何が起きるかは誰にもわかりません」と言った。
マザリシャリフ中心部のブルーモスクから礼拝を終えて出てきた24歳の
店主ジャウィドはもっと懐疑的である。
「彼は年寄りだから、国民の面倒を見ることはできない」とジャウィドは言
った。
しかしまだザヒル・シャーの治世を覚えている年長世代にとっては、元国
王の帰還は23年にわたる内戦ののちに物事がよりよくなる徴候である。
モスクのムラーで70歳のカリ・ムハマド・カシルはザヒル・シャーの飛行
機が無事カブールに着陸したというニュースを心配しながら待っていた。
「国王だった40年の間は、平和を乱す者もなく、治安はしっかりしていま
した。私たちは国王を長老として受け入れます」とカシルは述べた。
#北部でも元国王は人気が高いようですね。そういえば、前に紹介した
マザリシャリフの絨毯屋の記事でも、国王時代が一番よかったと言って
いる店主がいましたが。
北部が次第に中央政府に統合されつつある、という観察が正しければ
結構なことです。ドスタムは地元の空気には敏感だから、彼がカルザイ
や元国王と緊密な協力関係にある、ということを積極的にアピールする
のはそういう空気を読んでその波に乗ろうとしているのかも。
その他この記事で面白かったこと。
・1つ星とか4つ星とか、新国軍には階級章があるようです。
・ドスタムは「元軍閥」と言われています。背広を着た効果で、軍閥から政
治家にしてもらったようです(w
・ハザラ人の態度については報道があまりなかったのですが、モハキクが
国王の迎えに随行していたとは知りませんでした。
496KB超の警告が出ました。
そろそろ新スレ建てておきます。