1940年夏、零式艦上戦闘機の登場によって、世界水準に達したと思われた
日本の航空技術だが、戦争が進むにつれ、外国機との性能差は広がる一方。
これは、技術水準がお粗末で、コピー以上の製品が造れなかった、
ただそれだけの理由によるものなのだろうか。
日本製軍用機の問題点を多角的に捉えて論じるスレッドである。
今だ2ゲットぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!
大戦末期において、唯一外国の戦闘機にひけをとらなかったとされる疾風。
しかし一部には、常に100パーセント近い稼働率を維持した部隊もあったわけで、
補給、整備等のインフラを整えれば、栄装備機並とはいかなくても、
稼働率向上の余地は十分あったと思われる。
パイロット不足、燃料が粗悪、材料不足、技術(主に電探)・・・
等、きりがないように思えるのだが・・・。
そういうのもインフラの問題に関わってくるわけね
大量生産できるだけの用意ができていたら・・・
ワイルドキャットなんかにゃ押されんかったろうに。
>5
ほぼ同じ考えですな。
疾風が実力を出し切ったとしても、最大速度650km/h程度がせいぜい。
戦争が長引けば、レシプロでも700km/hは当たり前の時代になる。
実験機でさえ700km/hに達してない日本の技術で、どう立ち向かう?
だめだ〜どうあがいても勝てないや〜
>>8 桜花、秋水、橘花があるでないの。
でも、少ない、用途が違う。
よって、押されるのは目に見えている。
航空技術っていうからいけないんだよ
主に機体設計技術、ついでに発動機設計技術は一応世界水準といっても差し支えないかと
しかし製造技術および量産技術が世界レベルから遙に下だったのでダメだったといえば
そうまちがってはないような・・・
そのうえ電探、補機等もよろしくなく
燃料や人員まで問題があれば取りえた戦術は少なく
そりゃ戦果は期待できないのは当然かと
>10
桜花と橘花は戦闘機じゃないし、秋水は迎撃にしか使えない・・・
>12
ええ。用途違いです。
15 :
名無し三等兵:02/01/02 02:22
南方の製油所の近くに飛行機工場とかアルミ精錬工場も造って、
自給自足のできる要塞都市みたいなのを建設したら、
本国が降伏しても抵抗を続けられたかも。
標準的なレベルのパイロットの量産
標準的なレベルの整備員の量産
標準的なレベルの工員の量産
標準的なレベルの設計技術者の量産
低い加工精度や劣悪な環境でも確実に作動し
生産工数も少なく
連合国のものより出力もさほど劣らない発動機
同じく高い加工精度を必要とせず
劣悪な環境でも生産が容易で
生産工数が少なく
性能も平均以上の機体
同じく平均以上の精度を誇り
劣悪な環境でも確実に作動する工作機械多数
日本の年間消費の2倍以上の大量の石油
JIS規格
これだけあれば問題はないが
これだけ揃えることができるくらいの国であったなら
おそらく戦争は起きなかっただろう
17 :
名無し三等兵:02/01/02 02:33
>>15 都市が完成する頃には
戦後復興した日本企業が進出してると思う(笑
18 :
名無し三等兵:02/01/02 02:53
>標準的なレベルのパイロットの量産
>標準的なレベルの整備員の量産
>標準的なレベルの工員の量産
>標準的なレベルの設計技術者の量産
人的資源から考えれば、これらの問題は、時間をかければ解決可能。
発動機も水冷以外は、さほど外国に劣っていたとは思えない。
機体設計はそのままでもいけると思うが、外国のものに劣ると思えば、
コピーするのは難しくない分野ではある。
>劣悪な環境でも確実に作動する工作機械多数
これは熟練工を徴兵したりせず、劣悪な生産環境にしないことが肝要。
>日本の年間消費の2倍以上の大量の石油
CAMシップみたいなタンカーって日本じゃ造れんかね。
>JIS規格
お上になんとかしてもらいましょう。
残る問題は電気系の部品か・・・
19 :
名無し三等兵:02/01/02 02:55
ゴム系も貧弱だね。
20 :
名無し三等兵:02/01/02 03:02
上海、台湾辺りに軍事産業を移転させれば、物資の輸送もかなり楽になったはず。
時期的にもなんとか間に合う・・・よね?
>>18 人的資源が一番金と時間がかかるんじゃないか?
結局これだけの物の人が揃えられる国っていうのは
それなりの経済基盤と技術の蓄積がある国だから
どうあがいても完全軍事優先だった大日本帝国では無理って言う意味だったんだけど
失礼、物と人ね
23 :
名無し三等兵:02/01/02 03:18
人口のわりに生産力が低いのは、やはり効率の悪い農業が根底にあるようだ。
戦車に改造可能なトラクターを開発し、大量生産しよう。
24 :
名無し三等兵:02/01/02 03:19
しこうきと関係ない話になってもうた
>>23 作ったところで買える百姓がどのくらいいることやら・・・
飛行機と関係ないのでsage
26 :
名無し三等兵:02/01/02 03:31
この際、農業だけは共産主義で行きましょう。
まあ、陸軍の技術者と海軍の技術者(技術者に限らずだが)
の仲が悪かったのも軍用機の発展の遅れだな。
あと、カタパルトにも問題があったか・・・
28 :
名無し三等兵:02/01/02 03:43
>>27 そうそう、なんで別々に開発してんだろーね。
>>28 意地・・・じゃないんですか?ただの・・・
30 :
名無し三等兵:02/01/02 09:38
手持ちの資材でなんとかするとしたら、エンジンは1800hpくらいが限度。
それ以上だとプロペラが追いつかない。
単発機は用途を対戦闘機に限定し、軽武装にする。
結果、4式戦+火星+VDMでどうだ。
大戦初期の零戦隊が片道1000`近い攻撃を繰り返したおかげで、
アメリカがその実体を掴みきれなかったのは有名な話、
そもそも輸送がしっかりしてないんだから、現地に要塞都市を築くに一票
そのかわりこれが完成する頃には敗戦期に突入してそう(藁)
32 :
名無し三等兵:02/01/02 10:42
日本の航空技術で最も遅れていた分野は「プロペラ開発」であったと
散見しますが具体的にはどのくらいの遅れであったのでしょう?
当方その辺りの事情に明るくなく当時の技術的な世界標準レベルがよく掴み
きれていません。
戦後米軍の技術調査班が、まだ日本軍機が「ハミルトン・スタンダード」の
ペラを使っているのに驚愕したって話は聞いた事があります。
33 :
名無し三等兵:02/01/02 10:49
34 :
名無し三等兵:02/01/02 11:08
設計者「速度は、どのくらいにしましょう?」
将校「速度はいらん、来たのを迎え撃つのだから、一瞬で倒せれば良い」
設計「ええっ?逃げる時に要りますよ。敵を追撃するのだって・・・」
将校「我々は敵に、後ろを見せん!逃げていくような敵は、腰抜けだ。
ほっておけば良い」
設計「じゃあ、格闘戦で有利になる航空機を、作ればいいんですね。
防御も必要なしで・・・・」
将校「そうだ」
こうして、「隼」は、誕生した。
35 :
名無し三等兵:02/01/02 11:41
>>34 で、その一瞬で敵を倒す事を目的とした戦闘機の武装は7.7ミリ×2だったと(w
終戦後、住友金属がライセンス生産していたハミルトン恒速プロペラのライセンス料を
昭和16年12月以来国交断絶で支払っていなかったので、戦後に分割払いを交渉するため
戦争中のプロペラ生産数と請求明細の問い合わせをハミルトン社に電報で伝えたところ
「合計1ドル支払え」
とか返事が来たというのは、本当でしょうか?
プロペラなら、ドイツも終戦までハミルトン系のを使ってたようだが。
38 :
名無し三等兵:02/01/02 18:25
>36
聞くほうも律儀すぎだが、その馬鹿正直な申し出に対して
粋な答えをしたハミルトン社もたいした物だ
もっとも戦敗国の金などいらんわいということだったなら萎え
誰も双発機に触れたがらないのは一式陸攻が恐いからなのか?
基本的に設計技術はほとんどの面で劣っていない。(電波系を除く)
ただし設計思想は極めて劣っていたと思う。
例えば誉。
本当にこのエンジンが量産出来るのか?
マスプロダクトの発想以前に、エンジン自体が量産に向いてないし
戦場で使用するには構造が華奢すぎる。
限界まで直径を小さくしようとした結果だけど、そこまで無理するより
多少デブでも余裕を持った設計にすべきだった。
もちろん設計陣の責任のみを追及するべきではないけど、
戦後米国の技術に触れた設計者達は自分の間違いに気がついただろうね。
41 :
加山(マジ):02/01/02 18:40
日本が軍事化という事をいっていますが
意外とその当時、戦前・・・昭和に入る前は軍人さんになろうという人は少ない。
しかもよく大戦成り金といわれるようなもんが出てくるほどそんなに景気は全体的に
よくはない。その時はほんとーに今の日本みたいに出口の見えない状態だった。
大正から昭和初期にアメリカが日本に戦争を吹っかけるしぐさがあり日本中が騒然と
なった。そのへんの話は意外と知られていない。
ここに海軍の軍縮だの拡大論争に解決の糸口がある。その当時は対艦巨砲主義
そして主力艦が制限されている状況。そこで巡洋艦の数、質が勝敗に影響を与える
と考えられていた。日本は強力な巡洋艦を建造しており、アメリカに戦争開始を
ためらわせることができた。
だが、巡洋艦の建造、艦隊の整備にかける金すら危うい状況に陥っていた時代の話。
たとえどのような対応策を今の時代からの視点で語っても架空戦記にあるような
事態の解消、解決は出来るはずがない・・・・。
42 :
某研究者 ◆TkxmpUgI :02/01/02 18:51
まあ只プロペラ位撃墜した米機の物等をコピー出来無かったのかと言う問題も有り
矢張り米軍機と同程度のエンジン直径なら同様の馬力が出せた訳だろうが
燃料の問題で同等の馬力を出すのは実際には無理だったと言う事なのか
後は零戦に排気タービンを装備すればB−29の巡航速度程度なら
全速を出せば追随可能だった可能性は有る訳なのか
43 :
某研究者 ◆TkxmpUgI :02/01/02 18:55
まあ只防弾完備の零戦52甲や疾風・紫電改
(後は飛燕や彗星の防弾はどうだったのか)
を撃墜するのは12.7mmが主兵装の米軍機では
相当程度の弾幕を張りエンジンやコックピットの防弾の無い部分に命中させるか
燃料の配管や操縦系統を破壊する位しか無かったと言う事なのか
(或いは同一個所付近に大量の銃弾を命中させ防漏タンクを破るか
機体構造其の物を破壊すると言う程度だろうか)
44 :
某研究者 ◆TkxmpUgI :02/01/02 18:57
まあ或いは20mm等の弾薬庫に命中させ誘爆させると言う方向も有るだろうが
弾薬庫が防弾されていた物も確か少数有った訳なのか
45 :
某研究者 ◆TkxmpUgI :02/01/02 19:04
しかし米軍機の弾庫は防弾されていた訳なのか
後は紫電改に装備されている消火装置が米英や独の爆撃機は兎も角戦闘機に装備されていたと言う話を聞かないが
燃料を捨てる事で延焼を防いでいた訳なのだろうか
(まあ米英機の場合は20mmの直撃で大穴が空けばどの道燃料の喪失は避けられないと見ての判断だろうが
12.7mmで攻撃される事が主体である独の場合はどうだった訳なのだろうか
防漏タンクが燃え続ける可能性は無い或いは燃え続ける様な穴が空けば燃料を結局
喪失するから燃料を投棄して済ますと言う方向な訳だろうか
或いは燃料を捨てる迄に相当程度延焼し機体構造の脆弱化を招き得るから
早目に消火した方が良いと言う事なのか)
47 :
某研究者 ◆TkxmpUgI :02/01/02 19:37
まあ後は独機の液冷のD9やBf109に比べれば日本機や米機は
エンジンが被弾した場合でも何とか成る場合も有った訳だろうが
(防弾の有るD9やBf109が米機に多数撃墜されたのは矢張りエンジンの
被弾に対する脆弱性が多きかった可能性も有る訳だろうが)
まあ只日本機の場合速度の問題で独機よりは被弾し易かったと言う事も有る訳だろうが
後は日本機は無線の問題で多数の機体の連携が困難であり
マリアナ沖の様に400機が連携して来る米軍機に対し数十機単位でしか連携出来無い
(しかもレーダー誘導も無い)日本機が当たる事と成り
各個に撃破された事が大きいのではないのか
(まあ只これは広大な索敵範囲と管制能力を持つ空母のレーダーに誘導された事が大きく
B−29の様な広範囲のレーダーや管制能力を持たない機体の
護衛の際は米軍機もこの様な連携は不可能だった訳だろうが)
48 :
某研究者 ◆TkxmpUgI :02/01/02 20:05
まあ故に地上の管制能力が高く索敵範囲の大きいレーダーでドイツ機が
誘導された場合はレーダーや通信が妨害出来無い状態なら
B−17や24の管制能力・索敵範囲の狭いレーダーで誘導された米軍機は
数の優位が無ければ相当程度の損害を蒙った可能性も有る訳だろうが
(まあ只夜間はウーフー(或いはチャフを無効化するレーダー連動の高射砲)配備前であれば損害は軽微だったろうが
基地に対しては昼間精密爆撃が必要である訳なら
昼間爆撃時は独の高射砲に加えレーダー誘導された独機の反撃を相当程度受けた訳だろうか
実際10000機ものB17・24を失ったのは主に其の様な理由でだろうか)
49 :
某研究者 ◆TkxmpUgI :02/01/02 20:13
まあ爆撃機側も昼間は中途迄低空進入すればレーダーは避けられる訳だろうが
矢張り索敵範囲は低空飛行でカバー可能でも
(まあ只目標付近で上昇しないと地上からの対空砲火を受け得る訳だろうが)
機上レーダーと地上のレーダーの管制能力の差で
爆撃機が迎撃される危険は有る訳だろうが
(しかし管制専用の機体を爆撃機編隊内に置けば
地上のレーダーとの管制能力の差は相当程度詰められた訳なのか)
>41
その、アメリカから戦争をふっかけていた時期って、
いったい何に関して何の事をいっている訳?
51 :
名無し三等兵:02/01/02 20:23
発想がビンボちゃんなんだよ。
二式水戦とか零観とか水上機が活躍してるのだって、
米帝みたいに速攻で空港整備確保できないビンボ日本が考えた
発想だろ?水上機なら空港はいらんし設備も掘っ立て小屋程度
で済むという。やれやれ。
52 :
名無し三等兵:02/01/02 20:24
>>50 推測するに満州事変の時「1931年の危機」の折りの事では?
53 :
名無し三等兵:02/01/02 20:25
偵察機だって600km/h台前半だしね。
54 :
名無し三等兵:02/01/02 20:26
>>51 99式襲撃機とか98式直協とかの評価が高いのもガタガタの空港でも離着陸できる頑丈さと滅多な事じゃ壊れないから。
55 :
名無し三等兵:02/01/02 20:44
>>54 整備や補給の滞りがちな前線では
その信頼性はとっても美点。
セットアップが神経質でバルブ周りの部品寿命に
気を使わねばならない誉系の機体は・・・
やっぱ遠くにゃ持っていけないわな。
>>55 単に熟練工が作ったエンジンを装備していただけ
インフラ整備に関しては、陸軍より海軍の方が進んでいた。
疾風でも海軍ならもっとうまく使いこなせたのではないか。
58 :
名無し三等兵:02/01/02 22:12
機体設計だけは一流だったというのも、開戦後しばらく経つと怪しくなってくる。
1944年にシンガポールで撃墜したモスキートを調査した際、ラダーに付いていた
スプリング・タブの必要性が分からなかった・・・
と戦後、調査を担当した技師が回想している。
日本単独の技術開発では、世界の先端レベルの進歩にはついて行けてなかった訳やね。
デザインでは震電いいよなぁ。
抜群よ!!!
60 :
名無し三等兵:02/01/02 22:36
日本の場合、運動性といえば低速での水平旋回しか頭にないのだから仕方あるまい。
日本機にしては珍しく補助翼の軽かった2式単戦の批評でも、
「切り返しのいいのは長所でも欠点でもある」なんてドキュソなコメントしてるし。
61 :
名無し三等兵:02/01/02 22:52
>51
あと上陸作戦に空母を投入できないという事情も
62 :
名無し三等兵:02/01/02 23:19
欧米の最新鋭機に技術的に及ばない点もあるが、大戦末期の日本製戦闘機は、
Bf109の末期的改良型などよりも優れていたと思われる。
63 :
名無し三等兵:02/01/02 23:25
>>62 体当たり自殺特攻機としてはね。1945年春時点での米軍に
取っての難敵ナンバーワンは明らかに「ドイツ軍の新兵器」
じゃなくて、神風特攻隊の体当たり自殺攻撃。
64 :
名無し三等兵:02/01/02 23:40
それと一口に「技術水準」と言っても、基準が国によってそれぞれ
だから何とも言いがたいと思う。ある国にとっての「新開発技術」が、
他の国では奇想天外としか見なされない場合もある。「技術的価値」
なんてものは「民主主義」と同じ主観的な問題にすぎないのかも。
>Bf109の末期的改良型などよりも優れていたと思われる。
Bf109のコックピットは零戦より狭いと言われるが
航続距離の問題で余り長時間飛ぶ事が無いから問題は無かったのか
(しかしFw190系統はどうだった訳なのか)
>>29 生さま
>意地・・・じゃないんですか?ただの・・・
こんな話があります。
ドイツとメッサーシュミットのエンジン(ダイムラーベンツ)のライセンス契約
をする時、陸軍・海軍別々に契約を結ぼうとしたので、ドイツ側が商売上の仁義
(?) からか、親切にも「日本政府として契約すれば半分で済む」と言ってくれた
のに当局同士で話し合いがつかず、陸軍海軍別々に時価数十億のライセンス料を払
う、とゆう とんでもない国費のムダ使いをした。
ヒトラーは「日本の陸軍と海軍は仇同士か」と大笑いした、らしい・・・。
ドキュン官僚の歴史は長い。
>
http://yasai.2ch.net/army/kako/970/970533362.html の14からコピペ
ってな具合で 『意地』 とか、なんとかではなく、陸海がただ単に仲が悪かっ
ただけだと思います。
67 :
名無し三等兵:02/01/03 01:11
技術水準の規定が曖昧だという意見について
コピーにしろ、オリジナルにしろ、戦局に応じて必要な機体を開発するに足る
技術水準ということではないだろうか。
排気タービンを例にすると、この技術で実用化の域に達したのはアメリカだけであったが、
ドイツ、イギリスでは機械式加給機の使用で、十分高高度で活動しうる機体の開発に成功している。
しかし日本では、どちらを使っても満足な高高度戦闘機は作り得なかった。
つまり技術水準が低かったのである。
>>66 >ドイツ側が商売上の仁義 (?) からか、親切にも
「日本政府として契約すれば半分で済む」と言ってくれた
一説によるとこれは単なる伝説で、実際はドイツ側は二重売りを
承知の上で、日本側から金を巻き上げるために敢えて黙ってた、ということらしい。
恐るべしドイツ人。(単に日本人がマヌケなだけ、ともいう)
ブローニングは無断でコピーしてるけど、後で文句は言われなかったのだろうか
71 :
名無し三等兵:02/01/03 10:52
そもそも、
日本の軍用装備、技術、兵器なんかで他国がライセンス生産とか
コピー生産してたのなんてあるの?
ない。
73 :
名無し三等兵:02/01/03 11:23
ソ連重視で、ソ連からの輸入を促進すべきだった。
ソ連の航空技術は、英独より確実に優れており、
米に対抗するにはこれしかなかった。
敵国の技術をコピーするなんてのは、常套手段だから、別にどうとも思わないが、
日本のようにコピーすら造れないというのは情けなさすぎる。
75 :
バプロフ上級中尉:02/01/03 11:32
>73
英独より優れているというのは疑問だが、ソビエト製軍用機には、
日本が学ぶべきものが多々あったのは事実。
76 :
名無し三等兵:02/01/03 11:31
>日本のようにコピーすら造れないというのは情けなさすぎる。
ほんじゃ中国なんてどうなるんだ!!
77 :
名無し三等兵:02/01/03 11:34
中国・・・(^^;
せめて列強のはしくれとして、中国などとは比較しないでほしいのですが
79 :
名無し三等兵:02/01/03 11:39
中国人を馬鹿にするな、中国人の世界四大発明を知らないのか!!
四大発明 文化大革命、先行者、大熊猫、纏足
81 :
名無し三等兵:02/01/03 11:44
違う
阿片、麻雀、纏足、先行者だよ
82 :
名無し三等兵:02/01/03 11:46
>日本の航空技術だが、戦争が進むにつれ、外国機との性能差は広がる一方。
>これは、技術水準がお粗末で、コピー以上の製品が造れなかった、
だったら日中戦争における<中国の技術水準>はどうだったんだ!
83 :
加山(マジ?):02/01/03 11:50
日本の技術が欧米より数年遅れているだけでなく・・・
戦闘経験、そこでの運用経験がなかったから 劣る部分が一杯あったんでは?
あと中国戦線でただ勝ちすぎたため、編隊空戦、機上無線の重要性が欠けてしもうた
と考えられる。
’
>>73さん
ソビエトの航空技術に関してはノモンハン後、回収したソ連製の戦闘機をみて
「このような粗末な作りの戦闘機なんぞ調べる価値もない」とか言われたそうな。
生産重視で戦闘機を・・航空機ですら消耗品としてみていたソ連にはアメリカのように
戦争を大量消費という視点で見ていたという事実のあらわれ。ちなみに、
ノモンハンに投入された陸軍航空隊は全体の7〜9割を投入している。
別の話、
>>48 さん
10000機の損失とかいうのは多分・・、損傷して整備不能と判断され廃棄された
機体も含むの?
、
生産された10000機の生産数のうちどれくらいが整備の為の
共食いに使われたのか・・・。
ドイツで目ッサー、フォッ毛、が総生産数何万機生産されても、それだけ
戦場に出回る訳でもなし・・、このへんを御教授されたし・・・。
84 :
名無し三等兵:02/01/03 11:52
>日本の技術が欧米より数年遅れているだけでなく・・・
米ソ独英では無く、★★中華民国★★に比べたらどうなんだ?
85 :
加山(マジ?):02/01/03 12:03
うーん・・
有色人種のなかで航空機を作り、少なくとも欧米勢力の航空機に
対抗できたもんが作れたので、少なくとも中華民国よりかはマシ。
WW2後ですら日本軍の遺棄、放棄された機体、米軍機などを
使って内戦を戦ったけどやっぱ貰い&拾いもので戦ったんで・・
またパイロットもろくにいないんでやっぱ中華民国よりかは
はるかに マシだったと考えます。
からやっぱ
86 :
名無し三等兵:02/01/03 12:02
朝鮮戦争時、国連軍の装備する米国製電子機器の修理の仕事を、
日本企業は完璧にこなせた。これは、戦前戦中、日本の電子工業が
十分な技術を蓄積していたということを証明している。資材の不足が、
このポテンシャルを発揮させなかったのだ。ライセンス生産というが、
同等の技術力がなければ、ライセンス生産すらできないというのが現実である。
今の韓国・北朝鮮はこの「猿真似」の重要性を理解していないだろう。
二言目には「ウリナラ・チャゴ」が飛び出すのは、その証拠である。
87 :
名無し三等兵:02/01/03 12:24
ステルス機の塗料は今は確かTDKが権利を持っていたと思うが、
もとは海軍の技術だったらしい。一部では突出していても、全体の
平均的技術が欧米より数年遅れだったのは致命的だった。
戦争って、10年もふつうはやらないからな。
88 :
加山(マジ):02/01/03 12:25
二言目には「ウリナラ・チャゴ」が飛び出すのは、その証拠である。
¥¥¥¥¥¥¥¥¥↑
¥¥¥¥¥¥¥¥¥なに?
日本が戦後にあれだけの発展を遂げることが出来たのも、前述の
>>86さん
の言うこともある。さらに復員してきた軍人さんたちは軍で技術を
身につけており、それらの技術が復興をささえる力の底上げ、促進を
おこなった。
それと イギリスで開発されたレーダーの大元は日本の八木アンテナという
説、つーかその人の理論を参考とか言う説があるけど・・・?
どーなんすか?
>>85 あんまり厨房的偏見発言を元に自分の意見を主張するのは
やめたほうがいいよ。
85はインドのマルートなどをご存知ないらしい。
アメリカも編隊空戦でまともに機能し始めたのは
昭和17年初頭のソロモン海域での2機編隊でやっとこさっとこ。
それまでは直ぐに格闘戦に陥っていたよ。
アメリカ軍の損失帰数 1万8千機
英軍の損失帰数 2万2千機
ドイツ軍の航空機損失 5万7405機
冒険の数字も曖昧すぎる。
捨てる隙の塗料 フェライト樹脂だろ ソニーじゃないの?
91 :
名無し三等兵:02/01/03 12:36
>イギリスで開発されたレーダーの大元は日本の八木アンテナ
技術水準と一口に言っても、評価の基準は国によってそれぞれ違う。日本
軍は電子機器の重要性を理解するのが米英独より遅れたとも言われるが、
レーダー装備がかなり厳重に為されていたはずの英海軍は、マレーでも
インド洋でも完敗してる。ソ連の場合はレーダーのれの字も無かった。
(但しソ連といえども戦後はレーダー部門にも力を入れている)
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/army/1006928222/79 それでもソ連の場合は別の技術でカバーしてたんだから、
西欧諸国の基準だけで「技術の優劣」なるものは語れない。
>>86 日本に基礎技術があったのは事実だが、基礎工業力
はなかった。基礎工業力は朝鮮戦争時の特需によって養われた
といっても過言ではない。
現代のJISの基準は朝鮮戦争時のアメリカ軍への納品基準が
元になっている。
それまでの1949年当時のJIS規格はアメリカ軍への納品規格
には程遠かった。このあたりは60歳位の会社役員に聞くと詳しく
教えてくれる社会を知らない厨房と断定できる。
>91 同意 レーダー全般技術は劣っていたが、マグネトロン技術
などは英米よりも多種あった。
システム工学が欠如してたのと、当時の軍部に理解がなかっただけ。
まともに伊藤中佐に研究させていたら、もっと早く実用化にこじつけて
いたよ。でもそのシステム工学やORなど運用面での欠如の差は
埋めがたいものがある。
94 :
名無し三等兵:02/01/03 12:54
>基礎工業力は朝鮮戦争時の特需によって養われた
戦争特需で基礎工業力が養われるんやったら、南ベトナムだって
そうなっていたはずだよ。戦前戦後の日本を「遅れた国」とみなし、
アメリカのおかげで日本は経済成長したと信じたアメリカ人も少なく
は無かったけども、同じ論理をベトナムに当てはめた結果はね(藁
>>94 ベトナムやフィリピンにもともと基礎技術力が
あったか?ヴァカか?
>>94 はぁ?
何をいってるのかさっぱり。
当時の南ベトナムには、日本のように各種兵器を自作
しえた地盤である「基礎技術力」は備わっていたといえるのかね?
それをこなしての話であると思うが。
とゆーか全然文脈を読んでないなこいつ・・・
97 :
名無し三等兵:02/01/03 13:09
あと、ソ連崩壊で共産主義やめたロシアはどうなるんだ?
>>97 前世紀の頭か?こいつ。今の政府が介入する資本主義経済は
共産主義のいいところを巧く取り入れている。
これは世界恐慌時、ロシア以外の各国が経済を縮小させた事から
の教訓だったりする。
今、社会主義を巧くやっている国は中国。
結局のところ、主義主張などはほとんど関係なく、指導者に
恵まれるかどうかというのを理解せんと・・・。
今時、共産主義、資本主義、右、左なんて主張するなんてねぇ。
99 :
加山(村雨):02/01/03 13:16
まーそういう 荒々しいことをいいなさんな・・
少なくとも日本は工業や産業が東南アジアよりか少しだけど成熟してた
と考えられる。それにアメリカが日本を手堅いアジアの中継基地と
してたから、あんだけそしていまに至るまでいろいろやってんでしょ?
それと
>>89さん大変ありがたくもあり申し訳ない。
インドのマルート・・?なんか誰かに少しおしえてもらったような・・?
よくわからんので 御教授を。そうそう、米軍が初期にゼロや隼にぼっこ
にされたのも格闘戦に入ってたからだよねー、うん。
>>91さん
貴重なご意見ありがとうございます。
ようは、大戦中の失敗などはまだレーダーが黎明期にみられる
運用実績、経験などの蓄積が不足しており
ソロモン海のように日本の見張りの視力がまだ上回っていたとか戦術の
善し悪しで勝敗が決まる。また戦術うんぬんより数とかですね。
まだまだ若輩なんでよろしく御教授のほどを・・・。
> 今、社会主義を巧くやっている国は中国。
社会主義市場経済万歳アルヨ!!
101 :
名無し三等兵:02/01/03 13:20
94式水偵はドイツかどっかからライセンス生産を頼まれた
って聞いたけどあれは本当?
102 :
名無し三等兵:02/01/03 13:22
ソ連は日本なんかより数倍は技術力高い。
不時着したB-29コピーできるくらいだし。
>>99 >少なくとも日本は工業や産業が東南アジアよりか少しだけど成熟してた
>と考えられる。それにアメリカが日本を手堅いアジアの中継基地と
>してたから、あんだけそしていまに至るまでいろいろやってんでしょ?
甘い技術大国日本神話は崩れ去っている。過去の功績に甘んじて
未来を甘くみるのは日本国民の考え方としては非常に危険。
↑出たなパブロフ
105 :
名無し三等兵:02/01/03 13:25
中国はもはや既存の○○主義とかの概念に当てはまらない気がする。
106 :
名無し三等兵:02/01/03 13:26
技術大国であることに間違いはないが、人件費が高いのと、
ビジネスが下手なせいで、危機的状況にあるのも事実
107 :
名無し三等兵:02/01/03 13:26
> 98
きみ、中国をいまどき社会主義と思ってるのかね。馬鹿じゃないの。
中国は議会制民主主義ではないけど、日本よりよほど立派な
資本主義国だよ。いまの日本より、社会主義的なのは北のあの
国だけだね。
もうすこし、勉強したら。
108 :
名無し三等兵:02/01/03 13:29
>>107 おいおい少なくとも中国は欧米の観点から見た資本主義国じゃ
ないぞ。中華型社会主義とも言われる中国だけに当てはまる
形態だよ。日本の資本主義はどっちかっつっと欧米寄りだろ。
>>102 いやだから、当時の日本で重工業が発展したのは
1925年以降、国内企業が技術を蓄積し始めたのは1930年半ば。
10数年での進捗ぶりは素晴らしいものがあるが、それまでの
トータルの工業力の蓄積とを比較するのは酷。
でもそれを見抜けなかった当時の日本の上層部って・・。
110 :
名無し三等兵:02/01/03 13:30
>北のあの国
あそこも社会主義とは違うような・・・
階層式共産主義とでも言うべきか
111 :
名無し三等兵:02/01/03 13:32
せめて軍用機を題材にした話しろよ貴様ら
>きみ、中国をいまどき社会主義と思ってるのかね。
>馬鹿じゃないの。
手前も文脈をよく読んでいないようよな。
御屠蘇の飲みすぎ?
あんたが手厳しく反論している98のレス。
最後に
>今時、共産主義、資本主義、右、左なんて主張するなんてねぇ。
って書いてあるじゃん。
単に自分の語りたい内容がたまたま持ち上がったんで持論をむりやり
展開すべくレスを強引につけた?(w
>>107 >中国は議会制民主主義ではないけど、日本よりよほど立派な
資本主義国だよ。
ハァ?! 意味不明
114 :
名無し三等兵:02/01/03 13:34
『社会主義』ってなんだ?
国家社会主義ドイツ労働者党か、ソビエト社会主義共和国連邦か?
『民主主義』ってなんだ?
朝鮮民主主義人民共和国のことか?
115 :
名無し三等兵:02/01/03 13:35
>>107 資本主義を本来の定義じゃなくて、もっと純粋な競争経済として捉えたら
日本なんかよりシビアで不健全で共産党支配の、そして、とても強い資本主義だね。
116 :
名無し三等兵:02/01/03 13:36
いや、米英との戦争はもっと早く終わらせるはずだったのよ。
世間知らずの陸軍だって、一式戦じゃ米英の一線級戦闘機には
歯が立たないのは承知してたんだから。
117 :
名無し三等兵:02/01/03 13:37
思想板でやれや
118 :
名無し三等兵:02/01/03 13:38
飛行機・・・
119 :
名無し三等兵:02/01/03 13:39
>>116 米英の一線級戦闘機に歯が立たないと思ってた理由が、
97式戦よりも劣る格闘性能だよ?旧軍。
あんま陸軍過大評価しない方が。
120 :
名無し三等兵:02/01/03 13:42
FW190が飛び、Bf109は20ミリを装備して600km出し、P-38やスピfトファイアが舞う1942年始めの時点での最新鋭主力
戦闘機が495km/hに7.7mm×2という事実を注視したまい。
してねー
122 :
名無し三等兵:02/01/03 13:44
しかも隼が不採用になって97戦が主力じゃなくて本当によかった。
あれじゃ当時の日本航空技術の後進性を示す例証にしかなら
なかったよな。
124 :
名無し三等兵:02/01/03 13:46
>>120 Me262が空を飛び、P-51が700km/hオーバー出してる45年に
登場した新鋭機が580km/hだし
>>120 あのさ 2式戦闘機 鍾馗って知っている?最高時速605`だけど
英米に総合的には対抗できないけど、結構いい線にはたどり着いている。
二式単戦までの潜望鏡照準モナー。
127 :
名無し三等兵:02/01/03 13:49
零戦を有してた海軍でも米英との長期戦に耐えられると思ってはなかっただろう。
重戦思想の戦闘機と軽戦思想の戦闘機を一緒に考えるのか。
MIG21とファントム2がどちらが優れているのと同じだな。
129 :
名無し三等兵:02/01/03 13:51
誉だってやれ燃料事情が悪かっただの部品精度が悪かっただの
言い訳してるけど、そんなのわかってた事だろ。
たとえてゆーなら、月収10万円のやつが、宝くじで1000
万当たったからといって1000万のフェラーリ買うか?
買わないだろ?なんでかっていうと、月収10万円じゃあ税金
や部品代やメンテ代が払えなくて結局使い物にならないのがわ
かるから。
こんなDQNでもわかる理屈がわからんかった日本はクソ。
高品質の燃料で高精度の部品でしか能力を発揮しないクソエン
ジンよりは、低品質の燃料で低精度の部品でも一定の能力を発
揮するエンジンを生産してた方がよかった。
よくわからんけど今は一式戦の話をしていて突然
あんたがシャシャリ出てきたのはわかるわ(w
確かに1942年の初頭に二式単戦は前線に出現しているけど
一式主力には変わりないというのもあらかじめ釘を刺しとく
>>125 あれだって旋回性能は悪い、視界は悪い、着陸速度が早すぎて
危ないのレッテル貼られて鬼子扱いされてるじゃん。
132 :
名無し三等兵:02/01/03 13:55
>>123 一式って開戦時には40機くらいしか揃ってなかったんじゃなかったっけ。だったら主力は九七式じゃん。充分後進性をアピールしてるよ(w
133 :
名無し三等兵:02/01/03 13:58
隼は、登場時期は遅いが、初飛行は零戦より早い。
よって1941年12月での陸軍最新鋭機は鍾馗と見る方が妥当。
問題は技術よりも用兵側にあった。
134 :
名無し三等兵:02/01/03 13:58
>>129 まあ理屈はわかるしある意味その通りだとも思うけど、
例えばパンターが整備性悪くて生産性もあまり良くなかったから、パンターを生産しないでIV号ばっかり生産してたとしても
ドイツはやっぱり負けただろう。
性能を追及する事も大事だと思うよ。
135 :
名無し三等兵:02/01/03 13:59
>>133 二式複戦と二式単戦ってどっちが時期的に早かったっけ?
136 :
名無し三等兵:02/01/03 14:01
>>133 同意。本来なら「九九式戦闘機」辺りが妥当だった>隼
137 :
名無し三等兵:02/01/03 14:02
紫電改のタカでもそうだが、日本のパイロットって
日本刀を操縦席に持ち込むそうだが、どこにしまっているのかな?
138 :
名無し三等兵:02/01/03 14:03
水偵除く偵察機はどうよ?
最高速の百式司偵3型でもコルセアより遥かに遅い。
彩雲なんて量産型だとF6F-5より遅いし。
>>129まぁまぁ戦時中に作られた金星も性能は落ちたらしいよ。
戦前の熟練工が作った金星が威力を発揮したという説があるっす。
俺はロシアマンセーじゃないけど、T34のエンジンなどの技術
は素晴らしいね。酷使することを前提に考えてある。
だからといって二単より隼のほうが断然生産量は多いし、国民の
知名度も抜群。開戦当時の主力戦闘機といって差し支えないでしょ。
50機程度しかなかったけど。
逆説的にいえば「99式戦闘機になりうる機体」だったらなら
それはそれで遅きに登場してきた機体ということだろう。
鍾馗といっても1941年12月に配備されてたのはT型で、
このタイプでは、まだ580km/hしか出せない。
大幅に性能向上したU型が登場するのは42年の末で、
この頃になると欧州ではFw190Aにスピット9、太平洋ではコルセアが登場していた。
やはり日本は、欧米の一歩後ろをついて歩くのが精一杯。
142 :
名無し三等兵:02/01/03 14:12
>>137 勘違いする人多いだけど、軍刀は航空兵の正規の装備じゃないんだよ。
だから普通は持ち込まない。精神高揚用として配給されてただけ。
持ち込み安い用に短くしてはあるんだけどね。
陸軍の航空士官とかは戦意高揚の為に持ち込む人もいたらしいけど、
海軍の航空兵は「あんなもん持ち込んだら計器が狂うだろ?アホか」と
馬鹿にしていたというエピソードを誰かの回想録で見た事がある。
ただ、特攻隊員は全員持っていたそーだ。
インターセプターである二式単戦を主力戦闘機なんて
とうの陸軍首脳でも思わなかったはず。
144 :
名無し三等兵:02/01/03 14:15
>>142 丸に載ってた三式戦のパイロットの談話でも「軍刀は特別な時以外は持って乗ったりしなかった」
って書いてあった。特別な時ってのが特攻なのか。
>138
そもそも偵察専用の機体を開発することが無駄。
146 :
名無し三等兵:02/01/03 14:17
偵察専用の機体を開発し続けたのってドイツと日本だけだっけ?
ドイツも初期のFw189とかBv141とかで懲りてるような。
主力戦闘機は一機種に限られるわけではないので、
隼と鍾馗の二本立てでもよかったはず。
全く無用なのは飛燕。川崎は鍾馗の生産をしてればよかった。
設計者の一人中島飛行機の内田政太郎技師の手記から当時の
比較試験を紹介しよう。・・・Bf 109機がパイロットとともに
我が国に来た機会に、各務ヶ原飛行場で川崎キ-61-1型(飛燕)
と「鍾馗」キ-44-1型との3機で各種の比較試験が行われた。
Bf109は翼面荷重約165kg/m2でダイムラーベンツ水冷発動機を
搭載したドイツ自慢の戦闘機、スロッテッドフラップに更に
自動的に作動する前縁スラットを装備している。川崎キ-61も
同様なダイムラーベンツのエンジンを搭載した水冷の傑作試作機
である。この3機が並んだところを見ると、水冷のスマートな
2機にくらべて、胴体だけで飛ぶような感じの鍾馗の姿が異様に
目立っていた。試験の結果は、速度では3機とも大差はなく、
上昇性能および出足の点ではキ-44鍾馗が最も良かったが、
着陸に関しては一番難しいということであった。
3機が並行に最大速度で飛んだとき、低速で待ち合わせて絞り弁を
開いたのでは鍾馗が飛び出してしまう。ちょうど100m競走で
フライングをしてしまうのと同じ感じであった。ドイツの
パイロットも、この飛行機が使いこなせたら大きな威力になる
だろうと話していた・・・
149 :
名無し三等兵:02/01/03 14:20
>>145 そうはいっても、最大速度遅くて余剰馬力も余剰スペースも無い日本の単座戦闘機や、最大速度遅くて
高空を飛べない陸軍の重爆なんかじゃ偵察機として使い物にならんでしょ。
150 :
名無し三等兵:02/01/03 14:22
着陸速度が二式単よりも早くて安定性悪いコルセアを、米軍は最終的には
強引に艦戦として使いこなしたんだから日本軍は贅沢言いすぎって気もする。
>>145 そもそも大量生産という概念が希薄だった日本に、それを言うのは酷。
はっきりいって水上戦闘機も無駄だよな。
たしかに当時の日本軍では基地設営能力がそれほどなかったのか
知れないが、戦争末期水上機から戦闘機搭乗員に転科した人が
多いのを考えるとさ。
153 :
名無し三等兵:02/01/03 14:24
>>152 まるっきり無駄な機種とは思わないが、
そもそも水戦なんかに頼らなければいけないくらい手を広げすぎた
日本軍が悪いって気も。
154 :
名無し三等兵:02/01/03 14:26
>>152 そんな事いったら重爆も無駄になっちゃう
155 :
名無し三等兵:02/01/03 14:26
大戦末期に隼は、長い航続距離を生かして武装偵察にけっこう活躍している。
海軍も艦上偵察機は、零戦の改造機でよかったのではないか。
そもそもなんで日本の偵察機は3人も乗ってるの?
156 :
名無し三等兵:02/01/03 14:30
>>155 通信偵察関係の機材がヘボいから人間が機械の代りをする
必要があったのです。
また末期になると航空兵の練度が落ちたんで、1人1役し
かしなくていい3人制(操縦、偵察、通信)が都合が良かっ
たのです。彩雲はその良い例。
ソノラマの"死闘の水偵隊"にそう書いてあったよ。
>155 自分を見失うから航法員は不可欠。陸軍機は地上を元に
航法できるから武装偵察なんてことができる。あと100式司偵は
連絡等にも使われたから一概に無駄というのはどうかな。
158 :
名無し三等兵:02/01/03 14:33
あと、目に頼ってた時代なんだから、搭乗員の数=偵察力ってのもある。
落とし物捜すのだって1人より3人で捜した方が見つけやすいし。
へ〜
米独英に日本ほどの規模の水戦搭乗員の枠ってそんなないでしょ?
結果的に性能的にも敵の艦載機・陸上機にも全くといっていいほど
かなわない水戦のパイロットを練成するよりはじめから戦闘機の
搭乗員として回していた方がよかったのじゃないかと・・
まぁ爆撃機・攻撃機から戦闘機にパイロットを転科させるってのは
戦局が不利になった日独で一般的にみられる現象だね。
>>160 神風特攻隊の関行雄大尉は艦爆乗りからの転科であった。
単に載る飛行機が地上撃破されたりしたためとも言える。
162 :
名無し三等兵:02/01/03 14:43
>>160 日本海軍が水戦や二座水偵の空中戦能力を重視したのは、日華
事変時の、九五式水偵の活躍が原因。
二線級の中国空軍機を相手に九五式水偵がかなり活躍した為に、
水上戦闘機を作ったり、二座水偵に空中戦を学ばせたりする結
果になった。
二座水偵の任務は偵察の他に着弾観測もあって(どちらかとい
うとこっちがメイン)、観測に行く際、敵側から飛んでくる観
測機と空戦して撃墜する能力が求められていた。
だから前方機銃がついていたんだけど、それをいい事に、また
日華事変の九五式水偵の活躍で海軍が過剰に期待を抱きすぎた
ってのが真相。
関行雄大尉の乗るべき艦爆は全て地上撃破されちゃったのかい?
転科ってそうそう起こらない現象が二次大戦になぜ頻繁に
起こらざるを得なかったか深く考えるべきじゃないの(w
ひょっとして少佐?
164 :
名無し三等兵:02/01/03 14:50
水上機は何かと便利なんだよ。
飛行場はいらない、巡洋艦などからの空母以外の艦船でも運用できる、
偵察だけでなく、爆弾を積んで直協任務に使える、二座水偵だとある
程度の空戦能力はあるから防空任務にも使える等。
ただ地獄の激戦だったWWIIで偵察以外させるのは無謀もいいとこだっ
た。
165 :
名無し三等兵:02/01/03 14:53
必要なくなったから転課されるからね。
水上機の連中が転課されたのは砲撃による艦隊決戦が時代遅れ
になって、重巡以上の船があらから撃沈されて運用プラットホ
ームを失ったってのが大きい。
重爆は渡洋爆撃する程航続力は無い、戦略爆撃に使える程の爆
弾搭載力を持たない。つまり必要無い。
166 :
名無し三等兵:02/01/03 14:56
バーシー海峡とか南シナ海とか、異様に米潜水艦による被害が大きいよね?
フィリッピン沖海戦までは、東シナ海ーバーシー海峡ー南シナ海の制空権は
日本海軍のものだったんだし、島々の間の距離って単発飛行機で哨戒できる
ぐらいの間隔だったよね?
大西洋の海ほどではなくても主要な航路に水偵や飛行艇、爆装練習機を目視
哨戒させればアレほど大きな船舶被害はなかったように思えるけど、
93式中等練習機や90式機上作業練習機、96式艦攻で十分な任務だよね?
甘いかな?
そんな事実は戦史小説で腐るほど読んでるよ。
いかにもって感じの孫引きまがいはやめてくれよな(W
でさ、その結果認識の誤りから太平洋戦争中、水戦隊は
連合国の敵戦に苦戦し太刀打ちできないってことがわかって
水戦搭乗員はおおく転科したんだろう?
俺の行っていることに間違いがあるか?あん?
>>164 それだけ読んでいて戦備の考え方を理解していないとは・・
>>168 俺は164じゃないけどあなたのいう
「戦備の考え方」とは?
170 :
名無し三等兵:02/01/03 15:03
>まぁ爆撃機・攻撃機から戦闘機にパイロットを転科させるってのは
>戦局が不利になった日独で一般的にみられる現象だね。
米空母も大戦末期には爆撃機・攻撃機から戦闘機に転科させてますけど。
それはどういう理由で?>転科
>>171 爆撃機よりも戦闘機の方が爆撃命中率が高かった。
他、戦闘爆撃機として航空機が纏められつつあった。
ソードフィッシュのような未熟練者にも操縦が容易で製造にも高度な技術を必要としない
信頼性・整備性の高い汎用性のある機体として96式艦攻を昭和11年以降も製造するすべは
なかったのだろうか?
300機程度とは、いくら後継の97式艦攻が優秀だったとはいえ、もったいなかった。
二線級の機体で十分しのげる脅威度の低い地域での戦闘を考えていなかったわけか。
>>173 何か勘違いされているようだが、96式艦攻はMI作戦時
にも参加している。漂流中の飛龍の写真を撮ったのは96式艦攻
だったりする。
175 :
名無し三等兵:02/01/03 15:43
>174
MIのエピソードは知っているが、96式艦攻などジュラルミンをそれほど使用しない
鋼管溶接羽布貼りの機体を製造し続けて、占領地域・後方でのシーレーンの対潜哨戒などにもっと活用できなかったのか?
というのが疑問です。
176 :
名無し三等兵:02/01/03 15:53
>175
97艦攻と96艦攻の二つの生産ラインを維持する方がもったいないと
思う。用途も重なる部分があるし。
まあ、船舶被害が急上昇してジュラルミンの枯渇が目前に迫ってから、
松下電工の子会社に、新開発「全木製練習爆撃機明星」を作らせるくらいなら
開戦初期から対潜哨戒用に96式艦攻の生産再開をさせるべきだったように思う。
178 :
名無し三等兵:02/01/03 15:57
補足・海軍少尉の爺ちゃんね。
180 :
名無し三等兵:02/01/03 15:59
>178-179
もう少し細工しる。
つか、そのURLはすでにかなりの人間のブラウザでは赤い。
181 :
名無し三等兵:02/01/03 15:59
東海は無駄だろ、どう見ても。
182 :
名無し三等兵:02/01/03 16:00
14年式、89式艦攻の生産は三菱だったように聞いているから、
97式艦攻を生産する中島とはかち合わないし、全金属製飛行機と
違い「旧式設備」で間に合うから、「松下電器」でも渡辺鉄工所でも日本飛行機でも
日立でも、そのへんの町工場で作製できるがな>96式艦攻
日米英開戦の前の「大西洋の戦い」におけるソードフィッシュvsU-ボートの戦闘について
日本海軍関係者はなにも知らなかったのだろうか?
結果論だがそのとおり。新開発はやりすぎ、急場に間に合わない
米国のように既存のロッキードハドソン、ベンチュラなどチト贅沢な機体を
そのまま量産してすますのが賢い。>対潜哨戒機
日本は英国のように貧乏国なので同じ目的には和製ソードフィッシュの方が適している
185 :
名無し三等兵:02/01/03 16:08
専用機の東海や水上偵察機ですら敵制空下でまともに対潜哨戒出来なかったのに
いまさら布貼りの96式なんて生産して何の役にたつよ?
昭和17年中頃−19年10月までに南方地域〜日本近海までの
航路を対潜哨戒機で護衛する目的で、直ちに量産可能か、ジュラルミンや
第一線機用の資材に影響ない信頼性の高い操縦が容易な機体を議論しているの。
米海軍潜水艦の被害の様相について考えたことあるか?
187 :
名無し三等兵:02/01/03 16:15
零戦なんかが20mmを少数装備してて、やれ初速が遅いとか弾数が少ないとか
言われて、これなら弾道直進性のいい12.7ミリを多数積んだ方がよかったなん
て意見を聞いて、俺もそう思ってたが、
仮に日本にブローニングみたいな性能のいい12.7ミリがあったとしても、
よく考えてみると低馬力で機体強度も弱い日本軍機に12.7ミリを6門とか8門
とか積んだら飛行性能ガタガタだし、第一1機あたり千発以上もの弾薬を満足
に補給できる訳がない。
それなら一発の威力がでっかい大口径の機銃を少数積んで一発狙った方が日本
機としては正常だったのかとか思えてくる。
ついでにエリコン20mm機銃だけでもいいから、陸海軍共通制式兵器にして
陸軍工廠とも合わせて大生産して主要航空兵器に配備すべきだった。
しかし、海軍のパイロットの採用数がそもそも駄目駄目なんで
いくら機体があっても無駄な気がする>185
190 :
とある掲示板からコピペ:02/01/03 16:30
当否の判断は諸兄姉に委ねる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
> 陸軍に限らず日本機の搭載量って少ないですよね。やっぱ航続距離重視
> とか、機体の強度とかもあったのでしょうか?
「前者です。
搭載量をペイロードだけ見るのでなく、
利用可能重量(=ペイロード+燃料重量)が総重量に占める割合で見ると
むしろ日本機は機体スケールの割りに利用可能重量は大きく、
つまりは利用可能重量を航続力に大きく割り振っているのです」
……はい、嘘です。↑のように言いきることが出来れば良いのですが、
言えません。
利用可能重量そのものも、利用可能重量/総重量比で見ても、
日本機は搭載能力が低いものが殆どです。
そして「日本機といえば軽量化が徹底されている」とか
「馬力の少ないエンジンで高性能を〜」とか語られますが、
構造重量/自重比は決して軽い方ではありませんし、
パワー・ウェイトレシオでは世界的にもトップクラスです。
これらはつまり、「総重量がそもそも小さい」ことを意味します。
何故そうなるのかと言いますと、結局は国の力です。
滑走距離を調べてみると判りますが、欧米の機体を規準とすれば日本の機体
……特に戦闘機や陸軍の軽爆撃機は皆、STOLだと言って過言ではありません。
一方、搭載力が絶賛されるP−47などは「2000m級滑走路からの運用が
望ましい」とされる機体です。
日本では1式陸攻などでさえも1500m級の滑走路から運用していました。
これでは総重量を増すわけには行きませんし、翼面積を切り詰めて速度を高める
ことも出来ません。
同じ構図は空母艦上機にも言えます。
仮にスカイレイダー並みの機体を造っても日本の空母からは運用が困難です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>96式艦攻マンセー 後知恵。エンジンが無い。パイロットが居ない
もし日本海軍が真剣に護衛を考えているならば、96式艦攻を使わない
192 :
名無し三等兵:02/01/03 16:36
銀河は600m飛行場から離陸できるんだから、すごいというか。離陸距離や航続距離の要求を緩和して
もちと翼面荷重を増やして330−340ノット出せるようにすべきだったかも。
193 :
名無し三等兵:02/01/03 16:39
>192
当時の日本には600m以上の滑走路がある基地なんて、数えるほどしか
ないんだが…
194 :
96式艦攻マンセー:02/01/03 16:41
>191
「海上護衛戦」を読んだだけの厨房ですから(藁
でもエンジンの光なら対して生産は難しくないのでは?
金星40系に換装したときがネックでしょうが。
パイロットはしかたないですね。
単独飛行50時間で実戦に出すとか、航法は目視島づたいですます(藁
195 :
名無し三等兵:02/01/03 16:42
196 :
名無し三等兵:02/01/03 16:45
大戦末期には1式陸攻ですら、操縦士1名で飛んでいたから、
パイロットの補給は困難だろうな
197 :
名無し三等兵:02/01/03 16:46
東海<<一式双発高練マンセー
198 :
名無し三等兵:02/01/03 16:47
せめて航空用燃料タンカーだけは優先して
対潜哨戒機を張り付けるとか、必ず護衛艦を付けるとか
してもだめだったのかねぇ?
199 :
名無し三等兵:02/01/03 16:49
そうそう、CAMシップみたいなタンカーに零戦でものっけときゃーねー
200 :
名無し三等兵:02/01/03 16:50
あ、でもレーダーがないか。
夜襲われてあぼーんやね
201 :
名無し三等兵:02/01/03 16:51
202 :
名無し三等兵:02/01/03 16:54
97式艦攻もかなり操縦が簡単な部類だと思うし、むしろ94式水偵あたりを
もっと作るべきであった。後続距離もかなりあるし。
零式をもっと作れればよりいいが。
あと、カタリナに相当する双発飛行艇も必要であったと思う。
97式2式足しても300機位。少なすぎ。
204 :
名無し三等兵:02/01/03 16:56
>>196 そうなんですよね。マリアナ海戦の龍部隊でも5人編成でした。
205 :
名無し三等兵:02/01/03 16:58
日本軍軍用機を語る上で自分が注目したいのは風防。
視界確保という点でレーダーが無い当時非常に重要な部分であったと思うが、この時期の
日本軍軍用機は終戦まで例外無く障子のような桁を持つ風防を備える。
後期の米軍用機がP51 F4U P47のように、桁の少ないなめらかな曲線を有する風防を
装備できたのと比べると隔世の感がある。
SBD-5 F4F F6F P-38など米軍機も序盤では日本軍軍用機と大差ない風防であったことを
考えると、残念でならない。
桁の無い流滴風防を備える疾風や紫電改や銀河・・・
それが実現できなかった日本と欧米の工業技術力は、風防という外見上大きな差異に集約しそれを
代弁しているように思う。
唯一空技廠製の秋水練習機、「秋草」は日本機にしては珍しく比較的曲面の多い風防を持っていると思う。
206 :
名無し三等兵:02/01/03 17:00
飛燕の風防は日本軍機の中では枠が少ないね。
207 :
名無し三等兵:02/01/03 17:01
五式戦はどうだったっけ?
零戦のキャノピーは窓枠でやたら細かく区切ってあるね。
被弾して割れてもそこだけ代えりゃいいという発想の転換・・・のわけねーだろ
209 :
名無し三等兵:02/01/03 17:05
飛燕のキャノピーはスピットファイアを目指したようだが、
技術的に無理があり、Bf109のと足して2で割ったような形になってしまった。
210 :
名無し三等兵:02/01/03 17:06
太くて少ないより
多くて細いほうが
視界はいいよね。
211 :
名無し三等兵:02/01/03 17:08
雷電の視界不良は、マルコム風防のようにして座席を高くして
スライドする部分だけ膨らませばよかったのではなかろうか?
212 :
名無し三等兵:02/01/03 17:09
31か32型でそうしたけど、性能が低下した。
213 :
名無し三等兵:02/01/03 17:13
P-51Cなどかなり桁が多い機体だったのに、D型で突然桁無しに・・・
一体この間に米ガラス工業界に何があったのか。
214 :
名無し三等兵:02/01/03 17:14
機体の配備云々というより
そういった工業製品を構成する部品の規格化がおそまつだったそうな。
部品を造る工作機械そのものが足りなかったから仕方ないのかも知らんが
新型のエンジンなり機体なりを開発するのはいいけど、
そうしたらホントに基本的な部品からラインを組み直さないとならなかったらしい。
・・・もっともそうこうする内、工員まで不足して
ネジすら合わなくなるが。
風防前方の胴体上面の両側を削いだのがいけない。>33型
ガラスではなく、プラスチック業界だと思われ
217 :
名無し三等兵:02/01/03 17:17
パイロットが1銭5厘で補充できると思ったのが、そもそもの間違い。
米国の場合、R-1820なんか、主接合棒分割方式で強度的に不利なのはわかっていても
手慣れた方式だし、2線級の機体に装備するからいいやって、そのまま生産していたし、適材適所やね。
219 :
名無し三等兵:02/01/03 17:18
三式戦なら、スピットファイアっぽいというか、流滴型で桁数
の少ない風防を試作機で試してるよ。
結果は、高度数千まで上がって機動を繰り返した所でボシャ!
っと完全に潰れた(w
側方視界はなんとか確保できたんで命からがら下りてきたテス
トパイロットがマジギレして怒鳴りつけ、結局
>>209の言う通り
の風防になった模様。
>219 素材乱造
221 :
名無し三等兵:02/01/03 17:24
雷電の試作機は曲面ガラスでした。
しかし、視界が歪むとの文句が出て平面ガラスへ。
ある意味日本のパイロットは視界に関して相当うるさかった。
アメリカとかは与えられた機材で頑張るし、自分が乗った機材を
最高だと称えるし。
100式司令部偵察機の3型も曲面ガラスだが、武装型ではわざわざ
通常型に戻している。
222 :
名無し三等兵:02/01/03 17:28
一式戦2型になって、古くせえ望遠鏡式照準機からOPL照準機に変わった
時も、「望遠鏡の方がいい。また使うかもしれないから絶対捨てるなゴルァ!」
とパイロットが整備員に言ったって書いてあったな回想録で。
結局風防に穴が開けられないから駄目になったみたいだが(w
223 :
名無し三等兵:02/01/03 17:28
それぞれ国によって条件が違いすぎるので、単純な比較は無理。
例えばイギリスはアメリカのレンドリースが常に受けられるから、
孤立無援で戦った日本と比べてインパールが基礎工業力がどうの
こうのというのには甚だ疑念がある。ドイツやソ連は東欧からの
収奪を全て「戦利品」扱いにしてるからまた別の問題がある。
224 :
名無し三等兵:02/01/03 17:29
>>221 視界が歪まない曲面キャノピーが作れないだけだろ?
日本もそうだったからアメリカもそうだと思い込むとは…
225 :
名無し三等兵:02/01/03 17:31
でも仮にソ連からT−34やYak3とかをレンドリースして
もらっても結局米帝には負けたと思われ。
ソ連機は高空性能悪いからB−29落とせないし。
>>224 曲面キャノピーはどうやっても視界歪むんじゃないの?
F-14のキャノピー前面が平面ガラスなのはそのせいだと聞いてるけど・・・
227 :
名無し三等兵:02/01/03 17:35
>>222 陸軍の照準レティクルは、望遠鏡型の時はマムコマークだったんだよ。
ところが隼になって照準レティクルがI(・∀・)Iに。
どこで照準していいか解らないから極めて不評だったらしい。
そう笑心者スレに書いてあったから間違いないと思う。
ちなみに海軍はI (´Д`) Iだったそうだ。
229 :
名無し三等兵:02/01/03 17:41
>226
厚みが均一ならば視界は歪まない。
だから、F−16の風防は風圧をもろにうける正面と同じ厚みを
さほどの圧を受けない後方にまで与えてある^^;
一方、WW2頃の平板を曲げる手法だと必ず厚みにムラが生じて視界が歪む。
だから、元々の厚みが大きいほど、また単純な涙滴型に近づけるほど
「全体に歪が分散し」実用上の問題が減る。
230 :
名無し三等兵:02/01/03 17:45
我が皇軍の誇る銀翼、高性能最新鋭機・一式戦闘機”隼”は、
その類いまれなる大航続力と古今無双たる強力無比な武装により、昭和十六年十二月八日未明ハワイオワフ島に単機で奇襲攻撃を敢行し、
敵戦艦五隻を撃沈破、皇軍の進撃を容易ならしむと共に我が
大日本帝国の威光を天下に知らしめたのである。
231 :
名無し三等兵:02/01/03 17:47
パブロフっぽい。
日本のキャノピーはYakのより粗悪
234 :
名無し三等兵:02/01/03 19:37
太平洋戦争限定だと日中戦争やノモンハンは入らないんですよね?
Yak-9のキャノピーは窓枠少ないじゃん
236 :
名無し三等兵:02/01/03 20:30
当時の日本の技術力では、アクリル一体成形の風防はムリがあったようですね。
欧米との技術格差には大きな差があったようです。
現在の航空ショーなんかで零戦とP-51Dなんかが一緒に飛んでると、一目瞭然ですね。
多少の時代の差はありますけどやはり風防の差は目立ちます。
今の軍用機で言うならF-16やF-22のキャノピーは非常に美しいですね。
国産F-2のキャノピーが三分割になった時、がっかりしたのは自分だけではないはず。
バードストライクやコストの問題があるとはいえ、新世代の軍用機としてはF-22のような
キャノピーを備えてほしかった。
スレ違いですね。
238 :
名無し三等兵:02/01/03 22:10
鍾馗は昭和20年になっても眼鏡式照準器のものがつかわれていた。
光像式の機体が、すでに量産されているにもかかわらずである。
排気管も、他の空冷エンジン装備機が軒並み単排気管に改造されていく中で、
ひとり集合排気管のままであった。
この事実は何を意味するのであろう。
239 :
名無し三等兵:02/01/03 22:11
240 :
名無し三等兵:02/01/03 22:20
せめて損失率が低かったとか言ってよ
241 :
名無し三等兵:02/01/03 22:24
疾風が量産されるようになったら生産中止されたし、
陸軍的にはあくまでもマイナー機種
242 :
ベタ藤原 ◆94Ls6/3E :02/01/03 23:20
結局日本軍では「サッチ・ウイーブ」とか「ロッテ戦方」みたいな、統制のとれた
空中機動戦術の研究、実施はされていたんですかね?
単機による格闘戦闘のイメージが強いのですが……
243 :
名無し三等兵:02/01/03 23:23
無線がつかえないんじゃあねえ
244 :
名無し三等兵:02/01/03 23:24
>>242 無線機が駄目駄目なのに統制のとれた編隊空戦なんて無理
245 :
名無し三等兵:02/01/03 23:27
渡辺洋二氏の本では、機材の性能は向こうが上、数も向こうが上、
訓練度も向こうが上なのに、同じ戦法(編隊空戦)をとってたん
じゃ絶対負ける。
だから日本軍としては、向こうが比較的苦手な格闘戦法を集団で
挑んで行く方がまだよかったみたいな事書いてたな。
246 :
名無し三等兵:02/01/03 23:30
しかしその格闘戦法を逆手にとったのがサッチ・ウィーブだったのだが
247 :
名無し三等兵:02/01/03 23:34
「急降下一撃離脱で来られたら旋回性能でかわす。
で、相手のスキがあれば落とす。
落とされる事は無いが落とす自信はない。
運がよかったら落とせる」
日本軍のエースパイロットの戦争末期の空戦状況の談話
248 :
名無し三等兵:02/01/03 23:37
18年位までは無線がなくても技量で連携戦闘ができたが、
19年以降はある程度無線が使えるようになったが、技量は
駄目過ぎ。
343空が編隊戦闘を挑んできてアメリカ軍は驚いている。
ただ、343空にしろ、「紫電改の六機」を読んでて思ったが、
18後半から19年にかけて練習航空隊を卒業したパイロットが
主力、隊長にしても海兵69期で初めての配属が17年7月に
旧台南空に配属されている。
実戦で揉まれているのだろうが、開戦時のレベルから見ると
相当低い。
戦争後半になると、ちゃんとしっかり整備した機上無線は使えたみたいです。
>>245 さま
たしかにそうですね。
赤松中尉の話に、敵編隊を引っ掻き回して低空格闘戦に持ちこみ、雷電でムスタ
ングを墜した、ってのがありますから。
>>246 さま
サッチ・ウィーブが考案された頃は、パイロットの技量は断然日本軍が上、主力戦
闘機の機体性能もなんとなく日本軍の方が上だった時期なんで、245さんが言ってる
よ〜な機体性能も、数も、練度も、アメリカ軍の方が全部上と云う時期の話と一緒に
しては不味いと思いますよ。
250 :
名無し三等兵:02/01/03 23:51
>>229 光が屈折する以上、曲面キャノピーでは必ず視界は歪むんじゃないの?
厚みがなければ気にならないだろうけど、ピラー無しで強度を持たせる為には
厚くならざるを得ないし。
サッチ・ウィーブを考案したのはアメリカ海兵隊だから、技量は日本と互角くらいと見ていいと思う。
また、大戦末期の米海軍パイロットの平均的技量も、同時期の日本より断然上というわけでもないようにおもえるが。
252 :
名無し三等兵:02/01/03 23:56
>252
お前、海軍と海兵隊の区別ついてないだろ
晒しage
254 :
ベタ藤原 ◆94Ls6/3E :02/01/04 00:03
>>251 さま
え〜っと、サッチ・ウィーブを考案したのは『レキシントン』に配属されてた戦
闘機パイロット、ジョン・S・サッチ海軍大尉じゃなかったっすかね? ちなみに、
後に海軍大将になってます。
>米海軍パイロットの平均的技量も、同時期の日本より断然上というわけでもない
>ようにおもえるが。
日本側は、かなり訓練不足のパイロットが配属されていたみたいなんですが……
255 :
名無し三等兵:02/01/04 00:03
日本側は開戦時が10だとすると、昭和20年には3
アメリカは開戦時7だとすると、昭和20年でも6
という感じがする。
機体の性能も加えれば後半はアメリカ優位ですね。
256 :
名無し三等兵:02/01/04 00:05
めちゃくちゃいうなぁ・・・・246
俺もいいかげんだけど。
246はキチガイ
晒しage(藁
258 :
名無し三等兵:02/01/04 00:13
しかし、誤解を恐れずに言うが
岩本徹三の本を読んでると
特攻作戦もしかたなかった気がしてくるよ。
なんせ練度が低い。基地から基地までの移動がやっとなんて奴が何人もいる。
戦果を上げる前に100%やられるなら、いっそ爆弾抱いて空母に・・・
血も涙も無い鬼になるならそのほうが戦果にはつながったような気が。
259 :
名無し三等兵:02/01/04 00:15
俺もキチガイだな
晒してくれ・・・・・
260 :
名無し三等兵:02/01/04 00:20
>>258 それは本末転倒っつーもの。
やっとこさひととおり憶えたばっかの新米を生還不可能の
特攻なんかに出すから練度が低いの。
261 :
ベタ藤原 ◆94Ls6/3E :02/01/04 00:22
>>258 さま
でも、それをやっちゃうと、もっともっと練度が低下していきやすぜ……
爆弾抱いて空母に向かわせても、突入する前に落とされるんだから、こちらの戦
果は上がらないばっかりで、敵に戦果をあげるだけになっちゃいますぜ。
芙蓉隊みたいなのを目指さなきゃ……
262 :
名無し三等兵:02/01/04 00:25
>>258 十分な養成期間をおかずに実用機に乗せれば当然の結果です。
まして過速になりがちなダイブの最中に、浮き上がりがちな機体を
押さえ込みながら目標にまでコントロールするには技量が必要なあのです。
技量が無いから特攻とういう発想は本末転倒も良いところ。
263 :
名無し三等兵:02/01/04 00:26
>250
作図してみてください。
厚みがどれだけあろうと、曲面だろうと、厚み分布が均一であれば
ホイヘンスの原理どおりに光は直進します。
逆に平面ガラスであっても厚みが不均一ならば光は屈折します。
テキストではここまで。
264 :
名無し三等兵:02/01/04 00:28
でも夜間行動ができないし。
芙蓉隊もほんとの所の戦果はどうなんでしょう。
265 :
名無し三等兵:02/01/04 00:28
キャノピーの中に屈折率が同じ液体を満たしてしまえば屈折はしません。
266 :
名無し三等兵:02/01/04 00:30
エバじゃあるまいし。
267 :
名無し三等兵:02/01/04 00:31
夜間発進できるような技量が全員にあれば
昼間でもある程度は活躍できるような気もする
268 :
ベタ藤原 ◆94Ls6/3E :02/01/04 00:32
>>264 さま
>芙蓉隊もほんとの所の戦果はどうなんでしょう。
損害はわかるけど、戦果は良くわかんない(^^;
269 :
名無し三等兵:02/01/04 00:34
もちろんそうですが、そこまで訓練する時間がなかった。
時に爆弾の命中率とか悪くなっているし、特攻も仕方ない面も
確かにアル。
270 :
名無し三等兵:02/01/04 00:40
>夜間発進
ほとんど単排気管に改造してしまったし・・・
271 :
名無し三等兵:02/01/04 00:40
つーかそんな攻撃しか出来なくなった時点でとっとと諦めて降伏しろっつーの
272 :
名無し三等兵:02/01/04 00:41
芙蓉隊・・しらべてみた
131空 特攻を否定した夜間襲撃専門の飛行隊
やはりとことん生き残って練度を上げていくほうが正しいか・・・・
ドイツ軍戦記なんか読むと、いくら追い詰められても「特攻」という考え
にはならないしな。
やはり理性を失ってはいかんな。
258の俺みたいな考えで特攻を命じたんだろな当時の参謀は。
273 :
名無し三等兵:02/01/04 00:42
>>268 あの部隊は整備力があった。
彗星33型が量産されだし、余剰機の感もあった水冷エンジン機を
集めてきた。
終戦時零戦の次に残存していたのが、彗星。
確か400機弱。生産性が悪いとか言われながら、
結構戦争後半高ピッチで生産された。
274 :
名無し三等兵:02/01/04 01:02
>やはりとことん生き残って練度を上げていくほうが正しいか・・・・
たぶん、とことん生き残ることも無理だったから特攻に走ったんだと思うぞ。
275 :
名無し三等兵:02/01/04 01:06
そうだねぇ・・・一撃食らったらおしまいな飛行機ばっかだし
撃墜されても助けに来てくれることは期待できないしねぇ・・・
かといって特攻ってのも無茶な話だけど
>そうだねぇ・・・一撃食らったらおしまいな飛行機ばっかだし
>撃墜されても助けに来てくれることは期待できないしねぇ・・・
まあ只米機・爆撃機も日独機の主兵装である20mmを主用個所に受ければ戦闘継続は困難ではないのか
(防漏タンクは破れ続け防弾板は撃ち抜かれる)
米軍機のエンジン直径の大きさは被弾面積の増大を招き
対戦闘機戦では速度で銃撃は相当程度回避可能としても
対爆撃機戦ではエンジンの巨大さは問題と成る訳だろうか
無論12.7mmと20mmの命中率の差も有る訳だから
防漏タンクさえ無い零戦21・32系統・1式・2式戦闘機
雷電・一式陸攻は矢張り問題であるのではないのか
(只零戦52型や一式陸攻後期型は防漏タンクは有る訳だろうが)
まあ12.7mmでは一式陸攻は兎も角
防漏タンク・防弾板を装備する独の爆撃機を有効に撃墜出来たのかと言う
問題は有る訳だろうが
(現実に撃墜されている以上は矢張り防弾の無い場所や
エンジンが破壊されたと言う事だろうか)
280 :
名無し三等兵:02/01/04 03:34
まっすぐ飛ぶのがやっとのヒヨコを防弾装備もない機体に押し込むんだから、そりゃあ錬度も上がらんわな。
多少なりとも防弾装備を備えておけば生き残る確率は上がる、ヒヨコでも何度か生き残れば
それなりになる、生き残りさえすればまた飛べる。
激しくガイシュツの意見だが、基本はこれだな。
上まあ只日本の戦闘機の半数程度には
防弾板は兎も角防漏タンクは装備されていたのではないのか
(2式・52甲・飛燕・5式・疾風・紫電改には防弾板は有る筈だが
2式には防漏タンクは無かった様だが)
故に防漏タンク装備は半数程度・防弾板装備は1/4程度と言う事か
282 :
加山(さんくす):02/01/04 12:07
マルートに関してのご意見有りがとうございます。
タンク博士の最後の(?)戦闘機・・・。よーやく解りました。
日本の航空機の防弾性の無さは、回避力で勝負、そのために格闘戦。これ被弾率が
下がるとかいうのを聞いた。そんゼロ戦で一撃離脱のような戦術をとった人も
いたらしいが・・、誰だったかなー?結構有名な人で、かの撃墜王の坂井氏の
格闘戦術を耳にしていろいろと反論のような事を言いなさったらしいが・・。
追加
皆さん御尻だと・・・・
もとい、御知りだと思いますが・・、ゼロ戦の要求仕様、
1、航続力と速度を犠牲にしても究極の軽量格闘戦闘機=源田少佐(おそらく当時
2、速度と上昇力を重視し格闘戦は操縦者の腕で行う重戦闘機=柴田少佐技術畑
3、長距離戦闘機=堀越技師
これら格闘戦闘機、高速戦闘機、長距離戦闘機の三案が開発現場を混乱させ
それを審査、決定に影響を及ぼした。実際、現場指揮官と技術者でももめたそうな
この件について何かご意見を賜りたし。
参考文献、提督の決断U マスターブック P118より
283 :
名無し三等兵:02/01/04 12:26
風防ガラスの問題は、内面反射防止コーティングにあったように思えるが?
284 :
ベタ藤原 ◆94Ls6/3E :02/01/04 13:05
>>282 加山さま
>ゼロ戦で一撃離脱
日本のトップエース、岩本徹三中尉の事でしょう。
285 :
名無し三等兵:02/01/04 13:57
中島飛行機の青木というやつはドキュソだ。剣やキー87などセンスの無さがにじみ出ている。
しかも言い訳本まで出すアホだ
286 :
パブロフ二等兵:02/01/04 14:01
>ドイツ軍戦記なんか読むと、いくら追い詰められても
ドイツの場合は最後まで「ドイツ軍の優れた科学兵器」とやらをアテにして、
東部戦での敗北状況をなかなか認めず、そのため1945年冬以降も、
将軍たちは呑気なものだった。だから<ソヴィエト軍によるベルリン陥落>
がドイツ敗北に必要不可欠であったのだ。
冒険最近日本機の防弾性能に関してお熱だな (゚-゚)
288 :
加山(ありがとーぅ!1):02/01/04 15:22
>>284さま
そうそうがんちゃんだよ。おそらく生き残ったエースの中でもっとも撃墜したと
いわれる。岩本氏。このかたがそういわれたねー
敵が戦闘態勢に入る前にいきなり、奇襲!で撃墜してしまう。
エーリッヒ・ハルトマン氏となんとなくにてるねー。
そうそう撃墜数が個人202機、協同26、不確実22となっております。
そのほとんどがラバウルでの空戦らしいです。
289 :
飛行機素人:02/01/04 15:24
>>263 >作図してみてください。
>厚みがどれだけあろうと、曲面だろうと、厚み分布が均一であれば
>ホイヘンスの原理どおりに光は直進します。
おいおい、厚みが均一の曲面はメニスカスレンズというものになるんだよ。
平行光線で作図しれみれば?入る光線と出る光線が直線になるのは特定の条件のみ。
ただし、厚みが薄くて曲率が大きければければ気にならないと思われる。
戦闘機に乗ったことが無いので判らないが。
それはそうと空冷星型エンジンは空力特性上の限界があったのでは?
P51Dの出力で700km/h以上ってのは層流翼とV型エンジンのおかげなのではと思う。
クリーン状態で計測したのとマーリンが高性能2段過給機を付けていたので高空性能が良いのでそうみえるだけです。
ドイツ空軍が捕獲したP-51Dを戦闘重量で計測したところ5000mで630km/hr程度だったそうです。
291 :
名無し三等兵:02/01/04 15:49
マーリン1490馬力は離昇出力が低い(1490)ので
1500馬力クラスに見えるだけ。
実際低中高度の出力はBMW(1700)とほぼ同じで、金星(1500)より200馬力ほど高い。
>292
289の一番下の文に対してだろう
294 :
名無し三等兵:02/01/04 16:39
マーリンの排気量は27リットル、瑞星や栄と同程度
それで離昇1500馬力で運用できるなら優れたエンジンだよ
295 :
名無し三等兵:02/01/04 16:50
渡辺洋二氏は著書の中で
『「彩雲」に追いつく敵機あり』と小学生みたいなことを書いておられるが、
日本とアメリカのカタログデータというのは単純比較してよいものなのだろうか。
296 :
加山(先ほど停電):02/01/04 16:52
P51の設計がいいからだろうねー 馬力低くても速度でんの
ドイツが捕獲したP51が損傷していたとか、オクタン価が低いとか。
例として日本の戦闘機が戦後アメリカに捕獲され調査したところ
雷電671K/h、紫電670k/h、疾風684k/h
飛燕2型685k/hだったそうな・・・。
ちなみにアメリカが使っていたオクタン価は140ほど、
日本はよくて110あるかないか、終戦間近では80〜90ほど
日本の戦闘機にアメリカ並みのオクタン価の燃料があれば・・。
それと、雷電で不時着したB29から回収した燃料で飛んだ機体は
P51を圧倒しB公を翻弄したそうな。
というのも、米軍機のカタログデータは最高性能を書いているので
あって、日本軍機のはある程度戦備してあるとの話を聞いたのだ。
比較するときは、日本軍機は10%程度は割増して比較しないと
いけないような気がする。(それでも十分遅いが....)
また、栄エンジンは、性能低下率は10%ていどだが、
誉エンジンは20%おちていたと、堀越技師が書いておられた。
298 :
名無し三等兵:02/01/04 17:17
零戦52型(数種ありますが・・・)とF6Fって実際それほど
速度差がなかったのかな・・・
299 :
加山(停電注意報):02/01/04 17:25
けっこうあったんじゃないですか。30〜40Kぐらい?
運動性はこっちが有利。
でもウェーキ島、硫黄島などで惨敗を喫しているけど。
300 :
名無し三等兵:02/01/04 17:30
>297
日本機の場合、「実戦部隊の整備スタッフ&消耗品の品質」ってファクターを
入れないとアンフェアだろうよ。
301 :
加山(停電注意報):02/01/04 17:30
>>297さん。どうも。
日本のは試作品は性能がいいけど量産品となると品質ががくんと落ちる
という事ですが。
どーでしょ、あの銀河のように。
そもそも数が少ない上に数を揃えようとしない。
当初日本軍と零戦が破竹の進撃を続けていたのも、ある程度以上の
技量をもったパイロット&零戦を集中運用したから。
>>295 彩雲搭乗員の方の回想録にあるが、
彩雲が追いつかれたのは敵側の戦闘機の優速も確かにあるが、
一番の理由は彩雲に乗る側の技量低下と、レーダー等を使った
米軍の待ち伏せ戦法に食われたから。
米軍は当然高度をとって待ち伏せしている。彩雲がいくら早く
ても上からの敵には追いつかれて食われてしまう。
だからその彩雲乗りの人は、索敵に出発する時は素直に海に向
かっては飛ばず、まず内地の方に向かって(要するに逆方向に
)飛んで高度を稼いでから索敵に出たそうだ。
それを守っていたその彩雲乗りの人は、敵機に会う事は無かった
らしい。それをしなかった人の大半は食われたそうだ。
304 :
名無し三等兵:02/01/04 18:26
上から来られたら急降下で逃げればいいと思うがby素人
彩雲て急降下制限速度が低かったのだろうか。
>>304 敵が急降下してくるのを早めに発見できたらね。
巡航速度でとろとろ飛んでるところから、急降下開始してどれだけ速度が稼げるものか。
結局のところは相手をいかに早く見つけるかどうかにかかってると。
306 :
名無し三等兵:02/01/04 18:40
>素人 黙ってコンバットフライトシュミレーターやってみて、
逃げ切れるのであればあなたは大したものよ。
シュミレーターッて何
>>297>>301 なんせ精密機械工業が未熟なため、戦闘機用小型2000馬力級エンジンを
性能低下無しに量産するなんて芸当は逆立ちしても不可能でした。
たしか「零戦燃ゆ」では、量産型「誉」の実馬力は1300-1500馬力程度だと書いてましたね。
ただしこれは、堀越さんが「烈風」に搭載を主張していた「MK9A」でも同じ事。
最初からMK9Aを採用していたとしても、量産の暁には結局性能低下は免れず、
「紫電改」以下の凡作となる他はなかったろうと言われております。
・・・・・・って事実を始めて知った時は結構ショックだった(笑
309 :
加山(停電警報):02/01/04 20:20
誉の凄い所は2000馬力エンジンで世界最小。しかし整備に熟練をようする。
また、当時の日本の部品にバラツキが多すぎたということ。
ネジ一本に関しても規格がなかったからばらばら。
>>308さんの言うとうり実馬力はひくいだろうねー
300様,301様,303様レスありがとうございます。
地方では自動車すら満足に走っていない国の人が、飛行機整備をするのですから、
差し引いて考えなければならないでしょうね。
『実戦部隊の整備スタッフ&消耗品の品質』については、
稼動機数ぐらいにしか影響がないのでは...とおもいます。
ただ、エンジンのパッキンとか日本軍は単に厚紙を重ねたものだったらしく、
油漏れがひどかったというのはよく見かけますね。
銀河については、前方の20mmで一撃(一連射)したら、
風防が吹っ飛ぶだとか、さらにもう1連射で、機銃が故障だとか...
笑えない話が多いですが、自動操縦装置とかもあり、飛行機的には好きです。
問題なのは,米軍機と日本機の速度のデータは、
艦船で言えば基準排水量と公試排水量を比べているようなものなので、
性能を比較するには、戦後米軍がとったデータのほうがまだましなのではと
思う次第です。
それでも日本機は速いとはいえないですが.....
311 :
加山(停電警報):02/01/04 20:28
そうですね。
アメリカはモータリーゼーションが進んでたから戦車にしても
訓練および人員の確保が容易だったし
ガソリン等の燃料の精製技術が優れていた。
かくいう日本はようやく車が普及しだしたといったところだったから
ガソリンなどの燃料の精製技術が御粗末だったんだすねー
戦争には普段の生活に必要な技術も転用または下地があって
できるという例ですねー。アメリカはそういうところで正に正真正銘
先進国であり軍事大国であるんだすね。
312 :
名無し三等兵:02/01/04 20:43
設計はこれといって劣っているところが無かったが、もうインフラに尽きる。
313 :
名無し三等兵:02/01/04 21:43
シュミレーター・・・仕事ではなく、趣味でシミュレーターをやる人用にゲームに作り直したもの。
お前等!大型機についても語って下さい。
315 :
名無し三等兵:02/01/04 22:25
中国のインフラは,中国の工業力は,中国の技術力はどうだったんだ!
316 :
名無し三等兵:02/01/04 22:30
中国空軍の正体は在支米軍だったからね
大型機は単発機より悲惨ぞな
318 :
名無し三等兵:02/01/04 23:24
大型機って陸攻や重爆の事?
319 :
名無し三等兵:02/01/04 23:27
日本軍機も日本戦車も世界に誇れるようなもんは存在しません
320 :
名無し三等兵:02/01/04 23:30
飛行艇は4発なのになんで陸攻は2発どまりなのよ?
321 :
名無し三等兵:02/01/04 23:32
>>320 B-24並の図体した4発機が敵艦めがけて雷撃するシーンを想像できるか君は?
322 :
名無し三等兵:02/01/04 23:33
323 :
名無し三等兵:02/01/04 23:35
>>322 92式重爆が不評だったのと陸軍の用兵思想がDQNなせい。
まー考えてみれば基地設営能力、整備能力、量産能力、
どれとっても4発重爆の運用は日本には無理だったから
別にあれでいい。戦略爆撃する対象がねえし。
324 :
名無し三等兵:02/01/04 23:37
325 :
名無し三等兵:02/01/04 23:37
多発機の整備って難しいらしい。特にプロペラが
その辺がネックなのかな
326 :
名無し三等兵:02/01/04 23:39
ダクラスにしちゃ珍しい失敗作のDC−4を元にした重爆すら
満足に作れない日本なのに四発なんて一生無理
一式陸攻の設計者が「兵器としての防御力を考慮するなら次期
陸攻は四発が望ましい」とかいってるがそれは設計者の言い分
であって、アメリカやイギリスの四発重爆が成功してるからっ
て日本で成功するとは限らない。つっか無理。
一式や四式重爆が日本の作れてまともに運用できるせいいっぱい。
327 :
名無し三等兵:02/01/04 23:42
ショート社の四発飛行艇は見事にコピーしてるけどね
やはり陸上機より簡単なのか
328 :
名無し三等兵:02/01/05 00:07
>>326 同意、
つーか重爆自体が日本には必要ないだろ
開発費も単発機より遙にかかるし
数そろえんと意味ないし
いくら金がかかるかわかったもんじゃない
当時一番戦果があがった絨毯爆撃なんてやらせてくれんでしょうなぁ
すぐに弾薬庫が空っぽになりそう(笑
329 :
パブロフ二等兵:02/01/05 04:39
>いくら金がかかるかわかったもんじゃない
島国の日本軍隊にゃ神風特攻隊の体当たり自殺攻撃しか無いわよ。
>>329 犬畜生の言いぐさだな。今後貴君を「犬畜生」と呼称する。
331 :
加山(雪国):02/01/05 08:34
四発機は陸軍が1928年に開発着手し1931年に初飛行した九二式重爆撃機
があった総生産数6機ですけど・・・。
当時の航空本部総務部長小磯国少将の発議による。
台湾からフィリピンのコレヒドールを狙った重爆撃機をということだった。
性能は、
上昇限度4、700m、航続距離2、500km、乗員10名
最大速度200k/h、爆弾最大5、000kg、・・・・こんなかんじ。
あとは1936年九七式飛行艇、1938年深山、1942年二式大艇、
1944年連山
四発機はこんなんでしょーね。
332 :
名無し三等兵:02/01/05 09:59
俺が思うに脚の強度が確保できなかったんじゃないかと思う。
写真の足をみても、日本の連山は足が細い。工業力の
問題もあるのだろう・・必要性がなかったと言えばそれまでだが。
333 :
名無し三等兵:02/01/05 10:13
生産した航空機を近くの航空基地まで輸送するのに牛車で運んだという
状況の国では双発レベルが妥当。
(生産工場に滑走路が無い、そして道路が未舗装なので自動車で輸送すると
近くの航空基地まで輸送するまでに振動で機体にガタがくる。)
人間、しかも女をたくさん動員して引っ張っていくよりは(・∀・) イイ!
それはそうと牛車とはいえ道は舗装した方がいいと思うが、、、当時そこまで基礎工業力(違?
低かったのか、、、
335 :
名無し三等兵:02/01/05 14:10
それじゃああんな軍隊に大陸打通されちまった中国の基礎工業力ってどうよ?
336 :
名無し三等兵:02/01/05 14:22
基礎もなにも、工業自体が存在しませんがな
337 :
名無し三等兵:02/01/05 14:24
国内は牛車があったが、比島では人が155mmを引いていた。
338 :
加山(雪国):02/01/05 14:25
中国軍つーても、国民党軍と共産軍は協力しているようでしてないから
実際、国民党軍がもっぱら日本と正面衝突してたからねー。
それに、中国は広い!!とにかく広い!!地図で見ても広い!!
戦場はとにかく広い!!
いくら米英軍支援下の中国とはいえ・・、ねー。
基礎工業力っつーても太平洋戦争に突入したときだと
あれだけあっちこっち戦場になると基礎もなにもないような・・・・。
すくなくとも陸さんの軍主力は中国大陸にあったわけだから、
練度の点といきなりの全軍攻撃だったからだと愚考します。自分は。
339 :
名無し三等兵:02/01/05 15:14
当時の中国って軍需産業あったのか?
全部輸入物だとオモテタ・・・
340 :
名無し三等兵:02/01/05 15:15
火縄銃を作ってたんじゃない?
341 :
加山(修正):02/01/05 18:15
<練度の点といきなりの総力攻撃だったから成功した>に修正してください。
>>333 田舎道を牛車に牽かれる航空機。。。
そこだけ切り取って想像するとメチャのどかだね。
343 :
名無し三等兵:02/01/05 19:44
フランスを占領したドイツは、占領下のフランスで、自軍の兵器を造らせていたが、
日本は中国を占領しても何も得られなかった。
日本は占領政策が下手だ。
344 :
名無し三等兵:02/01/05 20:11
中国に兵器工廠があったとか、チェコやフランスの会社が
ドイツ軍に売り込みに来ていたのを知らなさそうな発言
345 :
名無し三等兵:02/01/06 06:49
日本は中国と戦争をしているわけではなく、
単なる事件が拡大していることになっていたのでは?(宣戦布告していない)
よって、占拠しても占領ではないので、工場など建てられないのだろうかと。
朝鮮には港湾設備などの投資をおこなっていた。
もちろん占領政策については、もう少し改善の余地はあったとは思う。
占領地の人民を敵に回してはいけないのは占領政策の基本だから。
>>345 >占拠しても占領ではないので、工場など建てられないのだろうかと
ものすごく説得力ないんですけど。
建前というか言い訳を逆に現実の説明をしようするよーな。
占領が下手というのも別に恥かしいことじゃないと思うが。
あ、でも逆に略奪は遠慮しないからだめか。
>>345 国家的意思ではなかったのは認める。
陸軍のアホが(以下略)。
349 :
名無し三等兵:02/01/06 17:44
タイに工場を造れば、物資の輸送も容易だし、現地人にも好意的に受け入れられたのではないか。
中国は無理だな。そもそも抗日運動が押さえきれなくなったから
事変に拡大して、それを武力で鎮圧しきれなかったから周辺を
安定させるために戦線を拡大し続けたのだから。兵器の製造に携
わらせるなんて出来るはずがない。
351 :
名無し三等兵:02/01/06 18:19
フランスの場合、元からあった工場を利用したわけで、
中国のように利用できそうな施設が殆どない場合とはちとちがう。
日本軍機一覧表希望。
あと工場なら満州希望!!
>>352さん。
帝国陸海軍軍用機ガイド 新紀元社
をお勧めする。
ただし「完全」網羅とまではいかない。紫電改があっても紫電がない。
1910〜1945年までの航空機がのっている。また計画機もしょうしょう
あるよー。
>346,347
日本は、意外と国際法の遵守には律儀な面があるのです。
たとえば、サイパンにしても、要塞を構築しませんでした。
占領もしくは国有化しているところには、それなりにやっているのですが
中国のように、いずれ返還しなければならないようなところに、工場をたてるよりは、
国内に建てたほうがよいとおもわれます。
355 :
345(追記):02/01/06 22:09
346様
竹島に缶詰工場建てるようなものです。(少し狭いか...)
日本の領土と国際的に認められていないところに工場を
建てるのはその行為自体が.....わかるでしょ?
356 :
名無し三等兵:02/01/07 00:12
工場作る資金と時間、労働者の教育等
操業始めるまでにどれだけ投資が必要なのか考えてますか?
それに対する十分なメリットがなければやる意味が無いですよ
現地に元からある設備と労働者を利用するのならともかく・・・
357 :
名無し三等兵:02/01/07 02:56
このスレ、かなり水準低い。
358 :
名無し三等兵:02/01/08 19:35
だから同盟国のタイがいいってば。
戦争終わっても日本機の生産を続けるタイ・・・萌えるぜ
359 :
名無し三等兵:02/01/08 19:59
例え、日本が米軍機並みの性能を持った機材を揃えたとしても、
戦局が逆転することはない。終わり。
360 :
ジョニー=六d:02/01/08 20:16
日本機の中ではキ64ってすごい好みなんだけどな。
子供心に二重反転プロペラって言葉に惹かれましたねぇ〜
でも最高速は最低でも700kmは行って欲しかったな。
実戦配備されなかったのが、つくづく残念。
361 :
名無し三等兵:02/01/08 20:17
マリアナ沖海戦のころはまだ制空隊の零戦(52型)はF6Fより強かったらしいけど。
362 :
名無し三等兵:02/01/08 20:20
キ-64って串型エンジンだっけ。
串型は彩雲でも最初計画されたけど、結局中止になってます。
日本の技術じゃやらない方が賢明かと存じます。
363 :
名無し三等兵:02/01/08 20:22
串型にするメリットは、正面面積がそのままで、出力が二倍になるってこと。
だから水冷でやってもあまり意味がないかも。
364 :
名無し三等兵:02/01/08 22:49
Do335をコピーすべきだった
「鍾軌」って支那の神様(?)の名前なのに
なぜ帝國陸軍の戦闘機名に採用されたのだろう?
そのまえになぜ漢字は敵性用語にならないだろう、、ないと困るけどね。
そういえば戦艦の金剛もそうだが。
367 :
名無し三等兵:02/01/09 02:59
キ83は完成したら戦力になったのでしょうか?
いつものことだが、材料と資源かかりすぎるので戦力になりません、はい。
突き詰めると貧乏がいけないということになる、はい。
369 :
名無し三等兵:02/01/09 06:51
>>367 エンジンが烈風と同系列だったからね、生産が間に合わないだろうね。
確か三菱の工場の有った名古屋方面は地震の影響もあって、
軍需生産が完全に停滞した時期もあったしね。
>>368 そうそう、だって貧乏じゃなけりゃ
和製F4Fや和製F6F大量生産で互角の物量・・・
貧困こそ諸悪の根源ですな(w
貧困こそが戦争の原因じゃなくて・・・、
まーそういうのは最近の戦争だけど
>>371 貧困の意味が違う。
厨房は引っ込んでろ。
日本軍機なんて屑ばっか(ゲラ
このスレ読んでわかったけど日本機はカッコ悪いだけじゃなく性能も最悪なのね(ゲラゲラ
技術、資源、人材、生産能力、どれをとっても三流以下の最低国家。
最低の民族が起こした最悪の戦争で周辺国に迷惑かけて、
現在でもまともに謝罪すら出来ないんだから日本人は恥ずかしいねぇ。
あんねー、技術でもないかもしれんが
増槽(使い捨て(?)燃料タンク)のことね
あれを一番世界ではやく実現した国は日本なんだぞ!?
それに最低の民族が有色人種のなかでいち早く自国で飛行機設計して飛ばした国は
日本だぞ。
それにおまえさん、も、日本人じゃん。
そうじゃなくても、そういうこといいなさんな
>加山=某
煽りにスレつけんな。
あと的外れなことばかり言ってんじゃねえ。
いい加減気づけ厨房。
スマソ。きーつけるっす。
377 :
名無し三等兵:02/01/09 20:18
どんな航空機を開発しようと、VT信管の対抗策を考えんことには、
台湾沖航空戦の轍を踏むことになろうぞ。
特攻がある程度有効だったらしいが・・・
378 :
名無し三等兵:02/01/09 20:25
イギリスが使用して成果をあげたロケット弾なんて、
日本でもコピーできそうなもんだけどね。
あれだったら、対空砲の射程外から打ち込むことが可能でしょうか。
379 :
名無し三等兵:02/01/09 20:27
>>377 んー、多くても10機程度の小編隊が(それもアウトレンジフライトを強いられて疲れきった)
五月雨式に攻撃したマリアナ沖海戦でも、単機でばらばらに(それも熟練度の極めて低い
操縦者が大半)攻撃した沖縄沖特攻でも攻撃は結構成功している。
台湾沖に関して言えば、そもそも艦隊捕捉さえロクに成功してないわけで
対空火器を突破できるかどうか以前の問題。
つか、VT信管の登場によってようやく艦載対空砲の命中率は陸上対空砲の
レベルになるわけで、それで攻撃できないなんつーたら列国および日本の
陸軍航空隊に笑われますがな。
「ちゃんと攻撃目標を捕捉する」
「編隊を維持して攻撃開始」
この2点を満たすかどうか、でしょ問題は。
380 :
名無し三等兵:02/01/09 20:39
命中率を比較しただけで、対地攻撃と対艦攻撃のリスクを一緒にするというのも・・・
船は動き回るけど、高射砲は動けないし、
陸上の目標は、外れた爆弾の破片とかでも傷つけられるけど、
海に落ちた爆弾は、よっぽど至近弾じゃない限り安全だし、
その他、条件が違いすぎると思うのですが。
381 :
U-七試さん ◆aDZignNE :02/01/09 20:49
>378
キングジョージV世級に装備されていた対空ロケットなら効果が少ないと
判定されてポンポン砲に換装されていますが?
それと、日本でも対空ロケットは実用化されていますが?
382 :
名無し三等兵:02/01/09 20:58
>>380 まさか貴君も佐藤大輔を真に受けているノカ?
艦艇の移動による対空陣形組替えなんてギャグにもならんよ。
>>381 378は航空機搭載の対艦ロケットのことを言っているのだと思われ。
384 :
U-七試さん ◆aDZignNE :02/01/09 21:27
>383
おっしゃるとおり。>378スマソ。
キ83のカタログデータって実測ですか?日本側データで。
あるHPで写真見たらぱっと見F7Fに見えたりしますよね?
かなりスマートですね。
ゲームでは結構使えたな、、>太平洋戦記
キー83はたしか19年より試作機4機完成。
戦後の米軍のテストで760k/hを記録してます。
F7Fと似てるつーても陸軍機・・・
あっそうか・・・F7Fも海兵隊で運用されたんだから陸も海もないか・・スマソ
388 :
防弾ゼロ戦:02/01/10 18:12
日本軍機の防弾鋼板は薄いような気がする。
ゼロ戦52型でパイロットのうしろに8mm厚。 一式陸上攻撃なんか20o機関砲の弾倉のみしか防弾鋼板がない。
戦闘機は防弾がなくても逃げれるけど特に日本海軍の艦上攻撃機、艦爆はまったく防弾はなかった。(空冷彗星のみセルフシーリング燃料タンク、8mm防弾鋼板)
以外にも防弾にかんしては陸軍機の方が充実していた。
隼2型で13o厚。 鐘軌で13o厚。 飛燕で13o厚。
>艦艇の移動による対空陣形組替え
なんじゃそりゃ
私が言いたかったのは、爆弾を回避したりする運動のことだが
陣形の話なら、敵機と太陽の方角をずらすくらいの運動は可能ですかね。
陸上目標と海上目標の耐爆性能の圧倒的な違いを考慮に入れれば、
そんなもん誤差の範囲だよ>回避運動と、無力化に要するまでの所要攻撃数
艦艇に250kg爆弾を二桁放り込んだ場合と、飛行場なり高射砲塔なりに
同じ攻撃を行った場合を比較してみれば良い。
391 :
名無し三等兵:02/01/11 01:22
99式襲撃機は胴体下面に6ミリの装甲板を張っていた。
392 :
防弾ゼロ戦:02/01/11 15:19
99式襲撃機は確か日本陸軍機だよね。海軍の99式艦爆はは何も防弾なし。
海軍の方が陸軍よりも科学的だったけど陸軍は軍用機生産に関しては民間
にやらせていろいろな注文つけなかったから陸軍機は防弾が充実していた。
393 :
名無し三等兵:02/01/11 15:51
>>392 海軍の航空機要求仕様のどの辺が陸軍に比して科学的・合理的なのか
小1時間ほど(略)
395 :
名無し三等兵:02/01/11 16:27
震電搭載予定の30ミリ機関砲って
ちゃんと当たるんですかね?
40ミリじゃなかった?
実際、雷電に30ミリは載せています。
ただ2種類有るはずです。その1つに5式30ミリ?とか言うのがあり
これが載る筈でした。日本で設計から全てを行ったらしい。
普通に当たると思います。かなり設計自体は優れていたらしいので。
設計段階から失敗するものもそれほど多くないと思うが。
作れないもの設計しても意味ない。
399 :
へまむし入道:02/01/11 17:26
自分のコピベ
イギリスみたいに、零戦に7.7mm機銃ばかり8〜12門ぐらい搭載していたら
どうなっただろう?
ばねの生産段階で不良品続出、だろうな…。
401 :
名無し三等兵:02/01/11 17:46
>>399 主翼の剛性が足りないのでまともに当たりません。
402 :
名無し三等兵:02/01/11 18:00
>399
日本海軍は大口径が好きですね>やっぱり巨砲主義
Bー29迎撃だから大口径っていう発想は正しいのかな・・・
403 :
名無し三等兵:02/01/11 20:09
零戦52型丙のように、7.7mm、13mm、20mmと口径が三種類もあると、補給が大変だったらしい。
404 :
名無し三等兵:02/01/11 23:15
アメリカは13ミリで統一。
わりきってるねえ。
20ミリで落ちない米軍機はあったが 13ミリで落ちない日本軍機は無かった・・・。
406 :
パブロフ犬:02/01/11 23:18
しかし、12.7mmはミグ15には有効でなかった。
やはり、時代は大口径化への道を歩んでいたのだろう。
407 :
名無し三等兵:02/01/11 23:23
変な話ですが墜落した機体の機関銃って回収してたんでしょうか?
ちょっと改修して歩兵に持たせたらと思ったので。
408 :
名無し三等兵:02/01/11 23:23
>406 朝鮮戦争でセイバーはどうやってMIGを落したのかね?
自軍の機関銃なら回収して再使用ということになるでしょうが、
敵機のは同口径でも弾が合わないので無理でしょう。
ホ103はブローニングのコピーだけど、弾は融通できるのだろうか
410 :
名無し三等兵:02/01/11 23:41
>>398 素晴らしく同意
出来ないものを設計するなど所詮技術者のオナニーにすぎない
しかしそうでもして質の優位を取らねばならなかったのは日本の貧しさが・・・(鬱
411 :
名無し三等兵:02/01/11 23:48
エンジン出力が低く、言われてるほど出力比機体重量が軽い訳
でもなく、弾薬の補給も激しく怪しい日本軍機が、大口径機銃
のを少数門装備するのはそれなりに理にかなったことだったと、
渡辺洋二氏が本で書いてた。
412 :
名無し三等兵:02/01/11 23:58
そのわりには陸軍と海軍で弾を共用できないDQN帝国・・・
413 :
名無し三等兵:02/01/12 00:01
ホントにDQNだ・・・
機の性能以前の問題だな。
414 :
名無し三等兵:02/01/12 00:12
ガキの頃見たNHKドラマのワンシーン。
主人公の陸軍の一兵卒が自分の打った弾の
薬莢を拾ってこなかったことで上官に死ぬほどぶん殴られてた。
戦闘の終わった戦地に戻って泣きながら探してたけど、
ホントにそんなことあったの?
そういえば、昔は散弾銃の空薬莢がそこらへんに転がってたっけ・・・
416 :
名無し三等兵:02/01/12 01:32
信頼性の高い大馬力のエンジン作れなかったのも痛いよね
417 :
名無し三等兵:02/01/12 01:37
>>416 誉があるじゃん。
あれってエンジン自体は言われる程複雑なエンジンじゃない。
あの程度のエンジンをまともに量産できなかった工業力の低さと
工業力を無視してああいうエンジンを設計した設計人がDQN
418 :
名無し三等兵:02/01/12 01:38
現実を省みない、設計マンせー状態なんだろうね。
映画にたとえれば、優秀なシナリオはいくらでも書けるけど
フィルムがねーぞ、まともな監督死んじまったよーって感じだな。
419 :
名無し三等兵:02/01/12 01:44
>417実際には離しょう出力1200から1300馬力に落ちていたらしい
終戦近くなので材料、燃料、整備などの質の低下のせいでね
420 :
名無し三等兵:02/01/12 01:59
補給ラインを攻撃しても
手柄にならず・・・(戦艦沈めろやゴルア!)
熟練工を戦地であぼーんさせて
厨房、おばちゃんを工場に動員・・・
美学に酔うDQN帝国沈むべくして沈む・・・
421 :
名無し三等兵:02/01/12 02:20
>>420 うむ、同意
例え設計者が生産性や整備性にすぐれ
劣悪な環境でも堪えうる頑丈な航空機を設計しても
用兵側から性能が悪い!であぼーんでしょうな
422 :
パブロフ犬:02/01/12 02:21
アメリカ空軍が海軍に比べて機銃の大口径化が遅れていたのは
紛れも無い事実。「クリムゾンスカイ」等読んでみるとよい。
ホ103は弾薬の長さが本家とは違うから共用はできない。
424 :
パブロフ犬:02/01/12 02:34
確かにMIG15は対爆撃機用の迎撃機という性格が強いが、
F86への火力のアドバンテージは疑う余地はない。
F86 12.7mm効かん砲x6
MG15 37mm機関砲X1、23mm機関砲X2
>生産性や整備性にすぐれ劣悪な環境でも堪えうる頑丈な航空機
そういったものを犠牲にしても欧米の戦闘機に敵わないのだから情けない・・・
426 :
名無し三等兵:02/01/12 16:57
>>425 滑走路短いんだからしゃーあんめえ。
陸軍機も含めて大半が、空母(カタパルト無し)艦載機並みのSTOLばっかしだ。
CTOLにケンカ売るのが間違い。
427 :
名無し三等兵:02/01/12 17:01
スピットファイアMk.9は50m程度の滑走で離陸できたとさ。
428 :
名無し三等兵:02/01/12 17:13
http://www.belbel.or.jp/users/takatsukasa/air/reppu_2.htm 烈風に当初与えられたエンジンはベンチテストの結果、
1300馬力(高度6000メートル)しか出ていませんでした。
しかし、同じエンジンで川西の紫電改はより優れたデータを残しています。
中島の疾風に至っては、600km/h以上を発揮しています。
オクタン価の考察で少し述べましたが、疾風の最高速データである
624km/hはせいぜい1300馬力〜1400馬力(高度6000m)
でマークしたものと考えるより無く、このエンジンを与えられて零戦と
同等程度では話になりません。
なんか最近、愚痴をこぼすスレになってるような・・・
>428
当時の出力測定器もかなりいい加減。
陣風マンセー
陣痛なんて完成してないし
433 :
名無し三等兵:02/01/12 19:44
陣風は陣痛で終わった……(w
434 :
名無し三等兵:02/01/12 19:48
航続距離を要求されない局地戦闘機なら、Yakのような小型で高翼面荷重の設計でもよさそうなものだが
435 :
名無し三等兵:02/01/12 19:58
>434
巴戦ふうの格闘戦から抜け切れない頭にはそういう発想はない。
436 :
名無し三等兵:02/01/12 20:05
「もし」、強風から紫電に作り替えるとき、発動機を
火星13を火星24に変更するだけですませていたら
もうすこし使えた局地戦闘機になっていたんではなかろうか?
伸縮式主脚が少々不具合であろうとも、火星の信頼性と軽さで
妥協できる性能を発揮し、昭和18年中盤から戦力化できていたんでは?
437 :
名無し三等兵:02/01/12 23:20
それなら雷電+鍾馗の方がずっといい。
438 :
名無し三等兵:02/01/12 23:26
>427
RCのことでっか?
439 :
名無し三等兵:02/01/13 00:18
もう遅いけど、
>>406 賞金をかけていた。
「こちらにミグごと逃亡してきた人に10万ドル(?)とアメリカの
永住権をやる」という。
441 :
名無し三等兵:02/01/13 00:21
新司偵がもっともあたらいただろ?
443 :
名無し三等兵:02/01/13 00:46
嘘っていうより、事実誤認だねぇ。
444 :
名無し三等兵:02/01/13 00:47
444ゲット!ズサー
まあ火龍はMe262を上回る要求性能であり図面も完成していたと聞いたが
設計図通りに作成しておればMe262を上回る性能は出せた訳なのだろうか
(橘花でさえ飛行は可能だった訳だしあれを迎撃機に転用すれば燃料不足と
高空性能は補完出来た訳なのか)
或いはHe280が早期に実戦配備されておれば其のコピーも(無論同等性能とは限らぬだろうが)
設計図さえ有れば日本は作れなくはなかったと言う事なのか
446 :
名無し三等兵:02/01/13 02:17
447 :
名無し三等兵:02/01/13 02:29
橘花の最大速度628km/h、武装はなし。
二回目のテスト飛行で離陸に失敗。理由は諸説あるが、おそらくエンジンが
たった一回の飛行でオシャカになったものと思われる。実用化は到底無理。
しかも草地の飛行場で運用しようなんて、馬鹿も休み休み言え。
448 :
名無し三等兵:02/01/13 02:32
ジェット戦闘機といっても、当時の機体はエンジンの耐用時間から言って
半ば一回限りの消耗品的なところがありますから(多少誇張した言い方ですが)、
戦場においてタフに繰り返し使えるFW190と比べると、戦力単位として
見劣りしてしまうような気がします。
確かにあれだけの飛行性能は魅力ではあるのですが。
>橘花の最大速度628km/h、武装はなし。
まあしかし橘花と火龍のエンジンは別物の様だが
エンジンの設計図も完成していた訳なのだろうか
まあジェット機1機が確実に1回の戦闘で爆撃機何機か確実に落とせるのであれば
迎撃には3機のFW190より有効かも知れぬ訳だろうし
寿命の短いと言われるエンジンも全ての部品を交換する必要は無いのではないのか
451 :
名無し三等兵:02/01/13 10:54
>>447 橘花の最高速628km/hというのは500kg爆弾を吊った状態での推算値。
あと、「諸説あるが」ってクダラン創作をするな。
実用化できっこないという結論だけは同意する。
452 :
>451:02/01/13 11:14
へーそれでは橘花は一度も全開飛行をせずに逝っちまったわけですな。
こりゃ、ますますあかんね。
453 :
名無し三等兵:02/01/13 11:25
連休だ……連休中だ……しかし季節厨もマメだね。
454 :
名無し三等兵:02/01/13 11:29
>450 あのさ、Me262が離着陸するのにどの位の戦闘機の
護衛が必要かご存知かいな?
完成できていたとしても、特攻機。
ミサイル代わりにしかならんよ。
456 :
名無し三等兵:02/01/13 11:43
硫黄島が落ちてからのことをあれこれ考えても無駄と思われ
457 :
名無し三等兵:02/01/13 12:51
>454
ヨーロッパみたいにいつだって敵戦闘機がウロウロしてるってことはそうなかろう。
458 :
名無し三等兵:02/01/13 13:35
橘花のタービンブレードは何と溶接で固定されていたのだった。従って、熱応力で亀裂が入り
30時間しか持たなかった。ブレードはT溝クサビ止めで熱膨張を逃がすという常識を知らなかった
らしい。想像力も貧困だったのかね。
459 :
名無し三等兵:02/01/13 15:27
>>458 「T溝クサビ止め」だぁ?!
クリスマスツリー方式っつーんだよこのマヌケ。
あと、「熱応力で亀裂が入り」ってのはネ12までの話。
ネ20ではそのトラブルは解決してるよ。
ジェットエンジン自体珍しかった時代にそんなノウハウの話を常識の一言で片付けられてもなあ。
最先端の技術の話は今みたいに外国から入ってきやすかった訳でも無いし。
排気タービンが造れないのに、ジェットに手を出すってのも・・・
462 :
名無し三等兵:02/01/14 13:47
>>461 ガソリンエンジン用の排気タービンの方が熱的には厳しい。
ま、無謀なのは確かだけど。
>ネ20ではそのトラブルは解決してるよ。
解決してないよ、溶接部を厚く先端を削っただけ。
耐用時間30時間也。特攻兵器で問題無しとそのままゴー
ちなみに英は最初っからクリスマスツリー方式で耐用時間数百時間・・・。
×溶接部を厚く先端を削った
○溶接部を厚くして先端を削った
ですね。
ちなみにネ12は耐用時間30分〜1時間・・・・。
結局技術の積み重ねだからねぇ・・・
他所から成功したもんだけ持ってきたって
そこに至るまでの経験値が入るわけじゃないから
そうそう簡単に応用力はつかんわな
467 :
名無し三等兵:02/01/16 11:51
排気タービンよりやりやすいのでは小型化しなくていいぶん
それにソ連で作ったレシプロエンジンとジェットエンジンを
つないだ機体なら雷電あたりを改造すればできたんじゃねえか。
468 :
ジョニー=六d:02/01/16 12:50
WW2のソ連のように、「できないものはできない」と見切りをつけ、
丈夫で確実に動くものを量産して前線に送り出すのが正解だった
のでしょうね。
その意味でいうと、五式戦レベルなら43年くらいに実戦配備
できたのではないでしょうか?
469 :
名無し三等兵:02/01/16 14:38
>>468 それをしなかったのは
物量対物量の消耗戦では日本に勝ち目はないことくらいは分かってたからでしょうな
確認したいんですが
よく戦中の写真で不自然に色がついてるのがありますよね
あれって後から色をつけたってことで良いんですかね?
あと、日本の戦中の写真で本当のカラー写真ってのを見たことがないんですが
まだその頃には日本にはカラー写真や撮影機は入ってこなかったんでしょうか?
すれ違いですいません
472 :
名無し三等兵:02/01/16 15:37
>471
あー、「不自然な色」のほとんどはフィルムの経年変化が原因です
適当な補正手段をとればいいんですが、元の色がはっきりわからない場合
全体が狂うことがあるので、そのまま載せます
フィルムが低温低湿の環境で保存されていたケースでは、半世紀経っても
ほぼ正確な色が再現できます
日本でも戦中からカラー写真は実用化されていました
といっても、ドイツかアメリカからの輸入モノですが…
ごくマレに、雑誌に掲載されることがあります
最近では2年ほど前の航空ファンに載ったことがあったと記憶しております
473 :
名無し三等兵:02/01/17 01:44
戦後すぐの写真とか、占領された日本軍基地の写真とかあります。
いずれにせよ、日本機モノは極めて少ないのが現実。
474 :
名無し三等兵:02/01/17 10:45
>471
不自然な色、というと一色だけとか2,3色だけ着色されているとか?
それだったら、手彩色のケースだと思うよ。
白黒の動画に手で色をつけたケースが多いかな?
475 :
名無し三等兵:
「二十九人の不幸をお返しします。
これは不幸のレスといって、
エロゲ板から順々に
私の所に来た死に神です。
あなたの所でとめますと、
必ず不幸がおとずれます。
箱というラウンジの古参有名固定がとめたため、
年内に死にました。
今年中に、文章を変えず
必ず二十九個のスレに書き込んでください。」