>>24 本当だよ。
3〜4年前のことだったと思うが、
英国防省は、Laser Dazzle System(まあレーザ幻惑システム)の
フォークランドにおける使用を、公式に認めたはずだ。
盲目化兵器・対人失明性レーザ兵器の存在は、
かつての大口径対物ライフル同様、どの国でも一種のタブーになっている。
目に見えて残酷だしなあ、国際赤十字やアチコチの人権団体も、
こうした兵器に批判的。
(米では確か禁止されているはずだ)
でもまあレーザの性質を考えれば、
レーザの盲目兵器への転用は、誰でも思いつくし、実際多くの国で
そうした目的でのレーザ使用は、研究されている。
それに対人使用はトモカクとしても、レーザによる対センサ攻撃も、
かなり昔から、注目されていたし、すでに実用化もされているはずだ。
今は、戦場監視への関心がかつてなく高まる時代、
対物ライフルならぬ対物レーザが、表舞台に堂々とでてくるのは、時間の問題かなあ。
ところで日本とロシアは平成5年に日露海上事故防止協定を締結した。
これは互いの領海外における両国航空機・艦艇の危険な威嚇行動を、禁止するものだが
昨年これに補足議定書が付け加えられた。
そのなかには
「艦舶又は航空機の乗員又は搭載装備を害するような方法でレーザーを使用すること」
を禁止する条項が、盛り込まれたぞね。