栄光の三八式歩兵銃

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15連発
たたえろ。ほめちぎれ。
2グッドマン:01/11/27 19:40
なんかしらんけど、2もらい。
3名無し三等兵:01/11/27 19:44
うおォぉぉぉー、まさに名銃ここに極まれりィィィぃー。
4名無し三等兵:01/11/27 19:51
我が帝国陸軍の正式歩兵銃であります!敵国の使っているガーランドに比べ若干の
重量がありますが、我が錬磨成る帝國歩兵が操ればまさに百発百中であります!
敵を屠るにただこの火器あり。
5名無し三等兵:01/11/27 20:12
たとえば
http://www.japaneseweapons.com/gunyojyu/sogu/
の写真に前盒が写ってますけど、それぞれの入れ物に弾が30発しか入れないのが不思議なんです。
あんなに大きい入れ物なのに装弾子でいうと6個ですよね?もっとたくさん入りそうな気がするのですけど。
6名無し三等兵:01/11/27 20:12
くそスレたてんな世!ゴルァ!!
7グッドマン:01/11/27 20:17
>5
兵站の行き届かない日本にあってはそれが限界と言うことなんじゃないでしょうか?
対独戦の時のソ連の一般兵卒よりはまだマシと言うことで・・・。
8 :01/11/27 20:17

激炉[新裏パパ]
http://lolicon-love.iscute.com
9名無し三等兵:01/11/27 20:19
おい7.そいつぁ歴史群像の巻末漫画のパクリだろ?あんなの本気に寸成って。
10名無し三等兵:01/11/27 20:21
>>8
おまえ、さっきからウザイ。
軍事板でやっても効果ないのに(そもそも2chでやるのも意味なし)何やってんだか。
11名無し三等兵:01/11/27 20:24
河童の「少年H」という駄本ではずいぶんひどい扱いされてる銃。
H曰く、一挺一挺に特徴がありある銃は上に曲がり、またある銃は
斜め下に曲がる銃。・・・んなわけねだろ!
河童は嘘つき赤かぶれ、っと。
12名無し三等兵:01/11/27 20:27
11。どうした、河童に尻こ玉でも抜かれたか?
曰く、「ちゅーりを食べるのです}
13名無し三等兵:01/11/27 20:29
撃ってよし。着剣してよし。そして何より壊れない。
14カリスト:01/11/27 20:32
定期的にこういう褒めちぎりスレが至る所で立つね。自衛隊版では自衛隊偉いとかいまだに
褒めちぎってるし。
15名無し三等兵:01/11/27 20:34
11と12は同一人物と予測。
1612:01/11/27 20:34
>15
ちげーよ馬鹿。
17名無し三等兵:01/11/27 20:35
狙撃銃として一流
18名無し三等兵:01/11/27 20:38
ハンドメイドとして一流
19名無し三等兵:01/11/27 20:38
>>11
実話だよ
サンパチには銃底に「正照準」「右照準」「上照準」「左照準」「下照準」などの表記の焼印があります。
余所での呼び方は知らんが岡山の師団では、「正照準」それ以外を「クセ銃」と呼称していました。
ちなみに狙撃兵には「正照準」が優先で与えられていました。
20名無し三等兵:01/11/27 20:38
突撃銃として三流
21名無し三等兵:01/11/27 20:40
なんだかんだいっても名銃だろ
22名無し三等兵:01/11/27 20:46
>ハンドメイドとして一流
同意。ただし工業製品としては三流。
23名無し三等兵:01/11/27 21:06
結局のところ、6.5mmっていう口径はどうだったんでしょうか。
最近のアサルトライフルの小口径化をみてると先見の明があった
という感じもしますが。

三十八式歩兵銃の命中率の高さが6.5mm弾によるところが
大きいというのは否定できないところでしょう
24名無し三等兵:01/11/27 21:43
先見の明ではないだろうけど、口径は6.5mmで十分。
6.5mmの38式実包でアサルトライフル造れば今でも通用しそうな気がする。

38式ってパーツの互換性がなかったらしいね。
それじゃ三流どころか近代工業製品たる資格すら問われるな。
25名無し:01/11/27 21:47
火縄銃のマイナーバージョンアップじゃないの?
26名無し三等兵:01/11/27 21:50
おーい!誰かいいかげんID復活させてくれ!
27名無し三等兵:01/11/27 21:52
>>24
記憶が確かなら、とあるロシアのおっさんが世界最初の突撃銃こしらえたとき、
使ったのは有坂の6.5ミリだったはず。

99式はアメリカで撃ったけれど、肩痛くなるよ、あれは。
28北海道フリーメーソン協会:01/11/27 21:54
遅滞作戦におけるスナイパーの待ち伏せ攻撃時に最大の威力を
発揮する、でよろしいでしょうか?
29只でさえ:01/11/27 22:13
体格の劣る日本人が白人と互角に白兵戦で渡り合うには
あの長さで正解。
九九式では一寸心配・・・
30名無し三等兵:01/11/27 22:15
>29
 それは小銃の使い方じゃねえーーー!
 長巻でも持って歩け!!
31名無し三等兵:01/11/27 22:25
>27
フェデロフ銃ね。
第一次大戦後のロシアに相当数の6.5mm弾を輸出したみたいだよ。
32名無し三等兵:01/11/27 22:26
職人芸だから日産1丁!
33只でさえ:01/11/27 22:26
>30
いーえ、長巻より自分は関羽公みたく
60斤の青龍堰月刀が欲しいでやんす。
そいつでもって敵の兜もろとも脳天を叩き割るのでやんす。
で、
平成の今、
米・英・仏・独・露・中そしてわが国・・・
銃剣って廃止されましたっけ?

そういや三八式は中国で評価が高く
何と、1974年版「軍事基本知識」
と言う民兵向けマニュアル本に
アメリカ供与のトミーガンM1と並んで取り扱い説明が載っていたぞ。
34名無し三等兵:01/11/27 22:30
>27
「フェデロフアブトマット・M1917」ですね。
着脱式の弾倉、ハンドガード下のハンドグリップなどは、
のちのシモノフSKSや、トカレフM1935などより先進的な設計で、
本格的に帝政ロシア軍がこれを量産、大量配備していれば、
その後の銃器史は塗り変わった可能性があります。
しかしながら、ロシア革命の折、設計者のフェデロフ造兵大佐ほか、
帝政ロシア軍の高級将校がパージされてしまったため、
ごく少数が制式化、赤軍に捕獲、使用されただけで、
「幻の自動小銃」と、なってしまいました。

フェデロフ自動小銃が何故、有坂6・5ミリを使ったかといいますと、
当時、相当数の三八式歩兵銃が北欧諸国に輸出されており、
サンプルとしてフェデロフが入手した6・5ミリ弾が、たまたま、
自分の設計していた自動小銃に弱装弾としてマッチしたからです。
35名無し三等兵:01/11/27 22:48
>33
銃それ自体の性能評価もさることながら、日中戦争の終戦時に、
武装解除された日本軍の三八式がまとまった数で捕獲され、
民兵用の第二戦兵器として備蓄されていた事情もあります。
人数が人数だけに、とにかく銃を行き渡らせるため、
人民解放軍、民兵の「物持ちのよさ」はただ事ではなく、
毛沢東死去直後、四人組逮捕直前、
上海の都市民兵に武器が配られ、蜂起寸前までいった折の記録写真では、
人民解放軍正規軍のお古、PPSH41やPPS43は言うに及ばず、
仰るトミーガンや、M3グリースガン、
国共内戦での国民党軍からの分捕り品さえ、登場しています。
36名無し三等兵:01/11/27 23:04
>>5

あの前盒は中が2つに分かれていて、それぞれに15発(装弾子3ヶ)づつ入るようになっている。
三八式実包と前盒の大きさから考えると、あの前盒に60発(装弾子6ヶ)という名は当然だと思うよ。

>>11
>河童は嘘つき赤かぶれ

赤かぶれかどうかはわからないけれど、嘘つきというのは同感。
「少年H」を読めばわかるけど、戦時中のH少年がノモンハンのことを知っていたり、開戦早々に
金属供与の話が出てきたりして、「なんじゃ、こりゃ?」の連続だった。
後日発売された「間違いだらけの少年H」を読んだところ、案の定上記の点にも触れられていた。
それまでは河童氏の作品のファンだっただけに、「少年H」は残念だった。

>H曰く、一挺一挺に特徴がありある銃は上に曲がり、またある銃は斜め下に曲がる銃。

>>19も書いていることだけど、これは事実だと思う。
実際、棟田博氏の著書にも「正照準」云々の話は出てくるし。
3736:01/11/27 23:06
誤:あの前盒に60発(装弾子6ヶ)
正:あの前盒に30発(装弾子6ヶ)
38名無し三等兵:01/11/27 23:08
三八式小銃が偉大なのは生産担当者に部品図面ではなく、銃が渡されて、これと同じ
モノを作る事という指示で生産された事…九九式で初めて図面がおこされた…

俺的には三〇式小銃の方が好きなのだが…
39名無し三等兵:01/11/27 23:10
意外と一発撃って次を装填・発射に時間がかからないんだな、と思った。
映画「戦争と人間」でメガネのノッポの兵が中国人のじーさんを命令で
否応なく数発連射したシーンを見ての感想。
40只でさえ33:01/11/27 23:17
>>35
でっすね。
中国製のパチもの三八もありました。「六五歩槍」です。
それと当時の話で言うと
民兵の訓練とかの写真で九二式重機も登場していましたね。
あの時、弾薬の補給は一体どうしてるのか疑問だったけど
時代は下ってアメリカにて判明。
6.5粍・7.7粍有坂弾として中国製が出回ってましたね。
41名無し三等兵:01/11/27 23:19
ぜひ!電動ガン化を!!
42名無し三等兵:01/11/27 23:19
日本軍の場合、15発(3装弾子)で紙で包まれ紐かけされている。
古参兵には24(120発)、新兵には18(90発)が支給される。
新兵は初弾装填は禁止。将校は出発時、支給弾薬数を指定の用紙に書
き込み上層部に報告する。戦闘後(演習後)、使用弾数・回収実包数
・回収薬莢数の報告義務がある。そのレポート用紙持っているが、薬
莢回収って現在も昔も変わらないんだなあと思った。
43名無し三等兵:01/11/27 23:23
マジレスすると、本当によく当たるよ。(実射経験あり)M16ほどではないが、製造された時代
を考えると十分な性能だったんじゃない?
ただ、長すぎるので兵隊さんは何かと扱い難いと思っていたかもね。
4436:01/11/27 23:25
>>41

どこをどう電動化するんだよ?
引金を引いてるあいだBB弾が出続ける三八式なんて、イヤだぞ。
45名無し三等兵:01/11/27 23:29
>>41
はぁ?、ボルトアクション式小銃の傑作、偉大な三八式歩兵銃様を事もあろうに
電動式にするとは何事か!!、この軟弱大バカ者がぁ!

1発ずつボルト引いて手でコッキングせんかい!、威力で劣るのは精神力でカバーじゃ!

罰としてその場で腕立て伏せ50回!
46北海道フリーメーソン協会:01/11/27 23:31
撃ったときの反動と薬莢排出のところが電動でよろしいんでは?
47名無し三等兵:01/11/27 23:32
第1次大戦の、ロシア軍の隠れた主力小銃だったてほんとうですか。
48 :01/11/27 23:33
肛門エンブレムの傑作銃です。
49名無し三等兵:01/11/27 23:34
>>41
その時は「三八式様申し訳ありません」と呼称しながら腕立て伏せして下さい
50名無し三等兵:01/11/27 23:34
>>45
>罰としてその場で腕立て伏せ50回!

いや、この場合は三八式歩兵銃殿を奉銃し、謝罪の口上を述べさせるべきではないでしょうか?
どうだ>>41、三八式歩兵銃殿は「許す」と申されたか?
51名無し三等兵:01/11/27 23:37
>>46
はぁ?、ボルト引いた時に飛び出す薬莢排出を電動にしたら
ボルトアクションになんの楽しみがあるんだい?

罰として>>46も腕立て伏せ256回!

(マジレスすると、ボルトアクションのエアガンで、電動なんて
 しなくても薬莢排出はちゃんと出来ます。現にあります)
52名無し三等兵:01/11/27 23:40
サバゲーマー達に日本の銃のすばらしさを知ってもらうには
電動化もやむ終えない?
基本的に玉が飛ぶおもちゃ銃は嫌い。
53名無し三等兵:01/11/27 23:42
軍曹殿!只今三八式歩兵銃殿が「許してやる」と申されました!
54名無し三等兵:01/11/27 23:45
>>52
だからどこをどう電動化するんだよ?
ボルトを引いて排莢、同時にポンプをコッキング…、電動化する余地が無いじゃないか。
罰として>>52も腕立て伏せ1024回!
55名無し三等兵:01/11/27 23:45
幻の自動小銃って本を読んだが印象深かった点
「弾の消費をあんたらは気にするが、38式は1分間に7〜8発。自動小銃は実質12発程度。
弾の消費量に極端な差はないんだ」
「じゃあ今のままでいいじゃないか」
「そうじゃない。戦闘では必要な瞬間に連射できることが重要なんだ」
56名無し三等兵:01/11/27 23:46
>>53
俺には聞こえんかったぞ!!(ビーーーーーーーー)<ビンタ
俺に聞こえるまで続けろ!!
57名無し三等兵:01/11/27 23:47
電動三八 「ヴィーン」
58名無し三等兵:01/11/27 23:47
>>53
そうか?
俺には聞こえなかったぞ。
もう一度、よく確認してみぃ。
59名無し三等兵:01/11/27 23:47
マジレスしていい?おまえらヴァカだな。おれは自動小銃がいいんだよ。
ボルトをガチャガチャして、その間に氏んどけ。
60名無し三等兵:01/11/27 23:48
矢張りボルトを引く時にモーターのアシストで楽に引けるようにすべきであろうか
あるいは電磁石で引いて音が出ないように工夫すべきであろうか
61名無し三等兵:01/11/27 23:51
今時代は小銃と言ったら「M16!」とか「MP5!!」
とか言ってるやつに腹たつんだよ!
日本人なら日本の銃を上げろってんだ!
鬼畜米英の糞オートマに対して
じいさん達はポルトアクションでがんばってたんだぞ!!
今こそ電動化の時期!!
62名無し三等兵:01/11/27 23:52
じゃあ二式か百式を電動化するということで
63名無し三等兵:01/11/27 23:53
38式の電動化?
んなもん、トリガーをエレクトリックトリガーにすればいいことじゃん。
64名無し三等兵:01/11/27 23:53
>>61
ポルトアクション・・・・ポル・ポトの親戚か何かか?
65名無し三等兵:01/11/27 23:55
ポワトリン
66名無し三等兵:01/11/27 23:55
三八銃のカッコした自動小銃?
どこに弾ぁ込めんじゃい?まだ22年式のほうが可能性あろ〜が?
67名無し三等兵:01/11/28 00:01
>>61
64式か64式か89式でもいいの?
68名無し三等兵:01/11/28 00:02
機関短銃もな・・・(ボソッ
69名無し三等兵:01/11/28 00:05
機関短銃はないべ
70名無し三等兵:01/11/28 00:19
鬼の56、仏の58
71名無し三等兵:01/11/28 00:24
「三八式歩兵銃殿申し訳ありませんでした!」
「三八式歩兵銃殿申し訳ありませんでした!」
「三八式歩兵銃殿申し訳ありませんでした!」
「三八式歩兵・・・・ゲホッ(喉から血を吹く)・・銃殿申し訳ありませんでした!」
72名無し三等兵:01/11/28 00:26
38作るから保証人になって
73名無し三等兵:01/11/28 00:47
電動>自動的にボルトが動く38式。オカルトミタイ
74朝は冷えますね:01/11/28 05:27
軍曹殿!一晩中三八式に謝り続けた>>53が暁に祈る姿勢で固まっております!
75三八式:01/11/28 06:01
しゃべれないデス(苦笑)
その仕置きは有名だね
76名無し三等兵:01/11/28 07:00
あからさまな煽りスレに書くのもなんだが、同時期のGew98とかモシン・ナガン
M1891と比べて特に劣っていない、というか実際に優れていると思うよ。
機関部が頑丈で命中精度も高いし、同時期の小銃に比べたら若干が小型軽量だし。

設計図無しで現物合わせなのは20世紀初頭はどこの国も一緒じゃなかった?
77名無し三等兵:01/11/28 10:00
>>(マジレスすると、ボルトアクションのエアガンで、電動なんて
 しなくても薬莢排出はちゃんと出来ます。現にあります)

悲しいかな?約20年前の遺物なので(例外として10年前が一つあるが
これ持ってたらブタ箱逝き)厨房達は知らないと思われ
78名無し三等兵:01/11/28 10:24
6.5mm口径にしたのは英断だったろ。日露から大東亜戦争まで、貧乏日本軍がなんとか弾薬不足を克服できたのは
この実包の御蔭と言っても過言ではなかろう。
6.5mm口径のまま自動小銃が出来ていれば萌えまくりだったんだがなあ・・・・・・。
米軍みたいにジープやトラックが腐るほどあれば・・・・・・>ムリだって
79名無し三等兵:01/11/28 11:08
80名無し三等兵:01/11/28 11:11
>>77
私は大昔にデパートの玩具売り場でアレを見て死ぬほど欲しかったのですが
(もう名前も忘れたな)
哀しいかな当時は小学生で財力がなかったのです。泣く泣く断念しました。
あと幼稚園時代にはM4シャーマンのプラモで砲身から銀弾を撃てるリモコン戦車
があって猛烈に欲しかったし・・・

ああ、学生時代に今ほどの財力があれば・・・・火薬でカートリッジを排出して
かつBB弾も撃てるモデルガン&エアガン複合型のM16も買ったのに。

(昔なんでメーカー名や名称は忘れました、ご容赦)
8180:01/11/28 11:19
>>79
ちょっと違う、こんなんじゃないだ。(カートリッジと弾丸は一体だよ)

(もう脳細胞がだいぶ死んでいるので、ちょっと記憶違いがあるかも)
箱弾倉式のライフル銃で、カートリッジの先端にプラスチックの弾丸を
はめこむ。で、それを弾倉に詰めてライフルに装填。
で、ボルト操作で薬室(空気室か)に弾を送り込んで(ついでに発射用
の空気圧縮)、撃った後にボルトを引くとカートリッジのお尻を爪で
引っかけて排莢する。この繰り返し。

・・・な奴です。
82名無し三等兵:01/11/28 11:26
>>80
コクサイでは?
8379 :01/11/28 11:37
このHPの写真はモデルガン用のダミーカートを写していると思われます
BB弾を撃つときに使うのは>81が言った通りのもの
84名無し三等兵:01/11/28 12:08
マルシンのモーゼル…元はとても古いよ…15年近く昔のモノ
それを10年位前にガス化した。但し冬場はまともに作動しな
い…エアコッキングの方は部品がポキポキ折れてまともに使え
ないクソ銃(カートも折れやすい…別名使い捨てカート)

>>81
それはタカトクトイス(倒産した)SS9000と思われ…
後にスーパー9としてBB弾仕様になる。若しくはSS5000
85名無し三等兵:01/11/28 12:29
ココはエアガンスレではないぞよ
86名無し三等兵:01/11/28 12:31
カートレスの三八式ならKTWからでるらしい・・・(コッキング式)
8779:01/11/28 12:32
ごめんなさい>85
88三装の丙:01/11/28 12:36
>>80
複合型のM16・・・
それは86年ごろに発売されたコクサイのスーパーウェポンシリーズ
だと思う
プラ製のブローバックモデルガンM16のチャージングハンドル内
にBB弾を詰めガスチューブをバレルとしてフロントサイトから発射
した物、それぞれ連動または個別に操作出来た
価格は当時12800円、画期的商品として発売されたが比較的短命に
終わった
話が横にそれてスマソ
89グッドマン:01/11/28 13:49
三八式は名銃なのに後継の九九式はどうしてああも体たらくなのか・・・。
小銃なのに対空サイト?なんじゃいそれは。
90ふぁらんくちゅ:01/11/28 14:00
>89
みんなで撃てばきっと当たる。そう信じて撃ちまくろう。
91名無し三等兵:01/11/28 14:03
>>89
対空機能付きサイト、当時は普通だが…
九九式初期は高性能です。大戦型が登場し、その後に決戦型が登場、
戦後には30−06仕様になったら超クソ銃になっただけ。三八式
は実戦経験がないから名銃に見えるだけです。
三〇式>九九式初期>三八式>>>>九九式後期
じゃないかな?三八式は中国兵を倒せない銃として有名だよ。だから
口径変えたんだし…
9280:01/11/28 14:08
>>79
なるほど。納得。

>>84,88
ありがとう、思い出したよ。

>>85
すんません m(_ _)mペコペコ
93名無し三等兵:01/11/28 14:10
>>91
>対空機能付きサイト、当時は普通だが…
歩兵銃で他にあったっけ?

>三八式は実戦経験がないから名銃に見えるだけです。
ここが?
94名無し三等兵:01/11/28 14:12
いまの556は敵を倒せるのに三八の65は敵を倒せないってのはどう言う魔法なんだろう・・・
投射弾量の差か?
95名無し三等兵:01/11/28 14:21
海外でモノホンもったとき、その低性能オーラに萎えた反面、なぜか体の中の血が騒いだよ。
96名無し三等兵:01/11/28 14:21
>>94
良く読め、誰も倒せないなどとは言ってない。
97名無し三等兵:01/11/28 14:25
>96
94ではないが返答。良くやんだが倒せないと言ってるようにしかみれない。
国語能力の無い私に是非説明もとむ。
9897:01/11/28 14:30
訂正
良くやんだ (失敗)
良く読んだ (正解)
99名無し三等兵:01/11/28 14:35
>>97
ゴメンよ、このスレの中じゃないな殺傷能力の話し。
とにかく一般的な小銃射撃距離で敵を倒せないなんて事はないよ。
10099:01/11/28 14:39
>>97
ただ人体に対する殺傷能力の大きさ(当然、7.92mmや7.62mmには劣る)以外で
遮蔽物に隠れた敵兵に対して貫通力が弱い、トラックのフロントグリルを撃ち
抜けないとか、貫通力に対する不満もあったそうな。
10197:01/11/28 14:39
了解。
102名無し三等兵:01/11/28 14:41
着剣したら氏ぬほどカッコイイ。
103名無し三等兵:01/11/28 14:49
>91
三十年式が三八式より上の評価になっている理由もお聞きしたい。
104名無し三等兵:01/11/28 15:04
>102
ワキザシみたいな刀身は確かにかっこいいよな
105名無し三等兵:01/11/28 15:18
>>103
三八式って三十年式をスッペクダウンした銃じゃん。現代調でいうなら
M16A1→M16
弾丸は同じだが、再装填機能やロックボルト等を廃止した。
106名無し三等兵:01/11/28 15:42
弾丸の威力といえば

 フィリピン攻略後負傷者の完治の統計を取ったら99式実包で3ヶ月
30年式実包で1ヶ月だったなんて話がありましたな。(うるおぼえなので
注意)
 >>91さん
確かに99式の後期型が糞というのは同意。しかし三十八年式が実戦を経てない
から名銃に見えるだけというのには激しく反対します。そもそも38年式は
基本的には30年式に防塵用覆い(満州の黄砂が入らないように)
を取り付けたというものですよ?30年式から38年式に改造されたものもありま
すよ?なんで三十年式に劣るのでしょうか第1次大戦にも参加してるし先の大戦
に満州事変も経験してますよ。第一次大戦では兵器の不足している英国の訓練用に
輸出された(信用できない話ですが一説によるとアラビア
のロレンスが愛用していたそうです)しタイやメキシコ、それにソ連の台頭を危惧
したフィンランド、リトアニア(エストニアかもしれない)が輸入したというあたりからも
それなりに評価されていたと考えますが?
 >三八式は中国兵を倒せない銃として有名だよ。だから口径変えたんだし…

 たしかに威力が劣っていたのは認めます。しかし、6.5ミリ弾が導入された
経緯をお忘れでは?戦闘力を奪うだけにとどめ負傷者の回収の為の人員を創出
せしめて前線から一人でも多くの兵員を離脱せしめることを目指していたのだから
それでいいのでは?7.7ミリ実包を採用したのは徹甲弾や曳光弾を用いてる為
引いてはソフトスキン車両対策と側聞してます。いま何も見ないで書いているの
でご容赦
 ネタですが
91様間違いがございましたら自分も三八年式歩兵銃殿に謝罪致します。
貴殿もよかったら付き合って下さい。
107名無し三等兵:01/11/28 15:42
>>105
君はボタンが沢山ついてれば高機能って思う人だね(w
108名無し三等兵:01/11/28 16:18
ノモンハンでの第7・第23師団はすべて
三八式を装備、何度もソ・蒙連合軍の攻撃を撥ね返した。
(最後には各個撃破で23師団は殆ど崩壊)
二桁師団に属して中国大陸から南方に送られた部隊は
三八式が多かった筈。
中国戦線では三八式メインで終戦の年まで押し通していた。
戦利品として彼らに接収された膨大な数の三八式がこれを
物語っている。
勿論、此れ等は1950年の朝鮮戦線にも登場している。
109名無し三等兵:01/11/28 16:19
>>107
んな、冷笑することもなかろ。
>>106
大体あってると思うよ。もっと詳しく知りたいのなら、「九二式重機と九九式軽機」スレを参照のこと。
110名無し三等兵:01/11/28 20:11
部品の相互互換性がないっていうのは工業製品的に×
仕上がりの美しさと一挺一挺の手作りはハンドメイド的に○
111名無し三等兵:01/11/28 20:18
今だ!111番ゲットォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´
     ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ

・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
     ∧∧        (´;;
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ (´⌒(´


ドッコイショと、・・・・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
     ∧∧
    (゚Д゚ ,)⌒ヽ
     U‐U^(,,⊃'〜... (´⌒;;

何見てんだゴルァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
  ポ  ∧∧  ポ
  ン  (゚Д゚ ,) . ン
   (´;) U,U )〜 (;;).
(´)〜(⌒;;UU (´ )...〜⌒(`)
112名無し三等兵:01/11/28 20:48
名無し軍曹殿に御降臨願いたい。
113ガバ:01/11/28 21:16
 軍曹殿ご降臨前の露払いに参じました。
>>109にご紹介頂いているスレですが、貴重な初代スレが倉庫逝きとなってしまって
おります。
 そこで、僭越でございますが、小生のログから軍曹殿の6.5mmと7.7mmに
関するお話をコピペいたします。
114ガバ:01/11/28 21:19
407 名前:名無し軍曹 投稿日:2001/08/20(月) 23:17
日本はなぜ6.5mmから7.7mmに転換したか?

どうもね、戦争を目前にして小火器の口径を転換するのが間違いとか、そもそも6.5mmを採用したのがいけない、、だから日本軍は駄目なんだ、、という意見が戦後多い、ほんとにそうなのか?検証してみよう。、

19世紀から20世紀になる頃、無煙火薬を使う近代的なボルトアクション小銃が各
国で続々開発採用された。
6.5mmの30年式実包もこの頃、採用されたのであるが、
小銃の口径を見てみると、6.5mmクラス、7mmクラス、7.62-8o(口径.30
)の3クラスに大別される。

第一次世界大戦前後においてクラス別に使用した国を列記してみると
6.5mm●日本、●イタリア、●スエーデン、ノルウェー、ルーマニア、ポル
トガル、●オランダ、ギリシャ
7mmクラス、●スペイン、メキシコ、ブラジル、チリ
7.62-8mmクラス
●アメリカ、●イギリス、●ドイツ、●フランス、●オーストリア、デンマー
ク、●チェコ、●ロシア、●ベルギー、●スイス、アルゼンチン、トルコ
国名の前の●は、ある程度の規模の軍事力を持ち、小火器の生産能力をもつ国とそれに順ずる国だ。(ご異存はあるかもしれないがとりあえず)

(つづく)
115ガバ:01/11/28 21:20
そしてさらに6.5mmクラスを分類する。
同じく第一次世界大戦前後、併用使用する機関銃も6.5mmクラスだった国
日本、イタリア、スエーデン、ノルウェー、オランダ(LMGのみHMGは8mm)
その他のルーマニア、ポルトガル、ギリシャは機関銃のみ7.62-8mmクラス

・・・・・・ここまで第一次世界大戦前後の状況・・・・・・・・・・・・・

そしてさらにその中から、第二次世界大戦前に機関銃を7.62-8mmクラスに変更した国
日本(7.7mm92式HMG.99式LMG)イタリア(HMGのみ8mmブレタ)スエーデン(HMGのみ8X63)ノルウエェ(HMGのみ7.9X61)

オランダのみは弾薬の共通性を重んじシュワルツローゼHMGを6.5mmに改修しようとした。


そしてさらに小銃も7.62-8mmクラスに変更した国
日本(7.7mm九九式)
イタリア(7.35mmカルカノ)
スエーデンは重機関銃を扱う兵士のみ弾薬補給を考え8mmの小銃を配布した。
ルーマニア(第一次大戦でボロボロになり兵器不足のため、ドイツフランスなどから7.62-8mmクラスの兵器を輸入した。
ポルトガルは隣国スペインと同じくドイツから軍事支援を仰いだため、小銃、機関銃とも7.92mmに転換した。

整理すると第一次世界大戦以後、オランダ以外の世界中は7.62-8mmクラスの重機関銃を装備しようとしたわけだ。
そして小銃も7.62-8mmクラスの方が望ましいとする国が多かったわけだ。

なぜ?
第一次世界大戦でなにが起こったの?
質問ばかりしないで、たまには自分で考えてみよう〜〜
116ガバ:01/11/28 21:23
424 名前:名無し軍曹 投稿日:2001/08/22(水) 20:40
(中略)
さて6.5mmが7.62-8mmクラスに大口径化された理由だが。
そのとおり、威力の問題である。
ただ直接的な威力の問題とその他の威力の問題がある。
まず運動エネルギーによる殺傷力の問題。
第一次世界大戦は人類史上初の総力戦で、4年の長きに渡った。
そこで得られた教訓としては、戦傷で一度戦場を離脱した将兵の治癒により戦場
への復帰、ということだ。
要するに6.5mmでは痛めつけ方が足りない。
完全に殺すか、手足をもぐぐらいしないと駄目だということだね。
さらに第一次世界大戦までは、皆が言うとおり、小火器の目標は人馬だけだった。
軟目標である人馬を殺傷できれば事足りた。
ところが、WWTでは、軽装甲の車両、飛行機などが出てきた。
通常のトラックのように装甲がなくても、破壊するには貫通力が必要である。
さらに燃料など可燃物に火をつけたい。
こういった要求にたいし、特殊弾丸といわれる各種の弾丸が使われる。
テッコウ弾、焼夷弾、曳光弾、テッコウ焼夷弾など。
これらは、小口径、小さい弾だと製造がむずかしい、コストがかかる。
さらに小口径であれば、焼夷剤などの充填量が少なくなり効果も少ない。
そしてこういった特殊弾丸をメインに使う銃機関銃から大口径化に踏み切ったわ
けだ。
最近でも、小銃が5.56mm化しても機関銃が同じにならなかったのは、5.56mm
での特殊弾丸のコストと効果の問題だ。
117ガバ:01/11/28 21:42
480 名前:名無し軍曹 投稿日:01/08/30 21:35 ID:WAhNrG1A
(中略)
本来、38.99のデーターをあげたいところなんだが、あいにく弾道計算ソフトがどっかに行ってしまったので、これで勘弁してくれ。
6.5*55と.30-06の各射程での残存エネルギーである。
6.5*55はスエーデェンにて開発され、1893年に採用された。
ノルウエーなどにも採用された優秀は実包である。
30年式実包よりやや強勢で、6.5mmクラスの最優秀実包とも言われる。

6.5*55 口径6.5mm弾丸重量140グレイン
銃口エネルギー:2021フィート/ポンド、
射程100ヤード:1720
200:1456
300:1224
400:1023
500:850

.30-06 口径7.62mm弾丸重量150グレイン
銃口エネルギー:2820
100:2281
200:1827
300:1445
400:1131
500:876

(注)100ヤードは91.4m

これで見てもらうと、銃口では約40%も.30-06の方が強力だったのが100ヤードで33%、200で25%、300で18%、400で11%、500で3%と差が縮まってきている。
どういうことか?というと、前に書いたSD値の違いである。
小口径でも、SD値(口径断面荷重)を高くすれば運動エネルギーが保存できて、ひいては存速が落ちないし、弾道も低伸する。
遠距離での威力が確保できて、有効射程が延びる。
こういったやりかたを「長重弾」というんだ。
(つづく)
118ガバ:01/11/28 21:42
最近では、従来の5.56mm実包(M193)の射程が短いことが疑問視され、この長重弾の手法を取り入れSS109という実包が開発された。
SS109は従来55グレンだった弾丸を71グレイン(だったか?)に変更して、SD値を上げた。
さて、それで日本の小銃に戻るが、三八式歩兵銃は、この長重弾の手法で遠距離での殺傷力を確保したのだ。
銃口のエネルギーが低いということは、これの反比例である反動も小になる。
日本人の体格は現在ではやや向上したとは言え、それでも欧米人に劣る。
まして、明治の日本人、昭和はじめの日本人はさらに劣る。
射手の体格が劣っても命中精度と威力を確保するためといえると思う。
そして日本軍の想定する戦場は広大な中国大陸だ。
さらに貧弱な財政、工業基盤の日本は、小銃の威力に少しでも期待をかけたい。
さらに小口径することにより火薬は弾丸に使われる材料を節約できる。
(セコい話と思うだろうが、莫大に消費される小銃弾薬の単価を節約することは、結果おおきな節約となる)
こういったことで明治の先人が知恵を絞ったのだろう。
結果はどうなったか?
119ガバ:01/11/28 21:43
481 名前:名無し軍曹 投稿日:01/08/30 21:35 ID:WAhNrG1A
その前に近代的な小銃の変遷について触れたい。
近代的小銃の条件しては。
無煙火薬、小口径高速弾化、連発式、頑丈な機関部、一動作で装填できるクリップ方式などであると思う。
この条件の中で特記すべきは、小口径高速弾化だろう。
1886年、フランスで無煙火薬が発明され、小銃の初速の大幅な向上が可能になり、小口径化された、冒頭にあげた(なにか画期的な新技術)とは、まさにこれだろうね。

そしてこの基準に見合う小銃が採用されたのが
日本:1997年、30年式歩兵銃
アメリカ:1903年、スプリングフィールド1903
ドイツ:1898年、98モーゼル(1888年のM88とするか、迷うなぁ)
フランス:1890年、MLe1890
イタリア:1891年、M1891カルカノ
イギリス:1889年 りー・メトフォード
ロシア:1891年、M1891モシン・ナガン
オーストリア:1895年、M95マンリカ

こうして前々世紀と前世紀をまたいで近代的な小銃が出揃ったわけだ。
戦艦でも企画的な英戦艦ドレットノードにちなんでド級戦艦という区分があるように、
こちらも近代ライフルの開祖モーゼルにちなんで「モ級小銃」とでもするか。
120ガバ:01/11/28 21:47
494 名前:名無し軍曹 投稿日:01/09/01 18:06 ID:qv2R/fk2
(中略)
それで「モ級小銃」だが。
確立以後、WWUまでの間にいくつかの点が直され、ほぼ同じような形態となった。
まずは銃身長だろう。
モ級小銃は、それ以前の小銃の習慣を引き継ぎ、2種類の長さがあった。
すわなち歩兵銃と騎兵銃。
歩兵銃はおおむね銃身長75-80p、
これは黒色火薬の時代、この程度の長さがないと火薬の圧を有効に使えなかったこと、白兵戦の際、銃剣をつけて戦うにの手頃な長さ(原則長いほうがいいが重
量や取り回しの問題から自然に定着した)として定着した。
そして騎兵銃は45-55cm
騎乗での操作性の問題、馬上から撃つことが滅多にないが、長いと騎乗中、邪魔になる。

この歩兵銃と騎兵銃が統合された。
理由は単一銃にしたほうが、生産性、保守、訓練などで便利だというのと、白兵戦という戦闘形態や戦闘兵科としての騎兵の存在がむずかしくなってきたからだ
ろう。
これはモ級小銃の基本的な性能に由縁すると思う。
早くなった連射速度(再装填の時間も含めて)と長くなった射程により、攻撃側にとって決戦の際、白兵戦に到るまでに、飛来する弾丸の数と、弾丸に身をさら
す時間が長くなった。
要するに生存確率が下がった。
例をあげて計算すると歩兵の進撃速度が時速10Km、騎兵が30Km(馬のスピードは想像がつかんがとりあえず)モ級小銃が射程1000mで連射速度が毎分7発
(再装填の時間もいれて、ある程度狙い込むという前提である、通常6〜7発が実用発射速度とされている)
単発元込めの小銃(黒色火薬使用)が射程500mで連射速度4発(これは私の推定)
これで計算するとひとりの兵士が敵一人当たりに浴びせられる弾丸はモ級小銃で歩兵に対し42発、騎兵に対し14発、射程を同じ500mでも21発と7発となる。
これに対して単身元込めで歩兵に対し12発、騎兵に対し4発。
(最近、数字にとんと自信がなくなった、誰か検算してくれ)

騎兵は進撃速度が速いので突撃の間に受ける弾丸の発数は少ないが、人馬合計で表面積が歩兵よりかなり大きい、さらに遮蔽物を利用できないので生存確率が低
い、しかし騎馬のまま切り込み敵を蹴散らすという効果は大きく、長い間、騎兵の突撃は効果的な戦闘手段とされていた。
これが白兵戦に持ち込むまでの生存確率が下がったことにより、騎兵が廃れ出した。
その後、機関銃により完全に決戦兵科としての役割を絶たれる。
モ級小銃の確立からWWTあるいはWWU前までの間、機動力を生かしての侵攻や偵察で余命を保ったが、自動車や兵器の進歩(騎兵は耐攻撃性に乏しい)のため、完全に消え去る。
日本でも昭和14年に騎兵科は廃止された。
騎兵が廃れりゃ騎兵銃も重要ではなくなる。
歩兵も白兵戦の機会がめっきり減った。
白兵戦になる前にケリがついてしまうようになった。
それで長い歩兵銃も要らなくなった。
長くなったが、こういった理由で、小銃の長さが各国で統一されだした。
大体50〜65Cmが標準の長さになった。
一番早いのは米英。
英は1902年にSMLEを、米は1903年にM1903(M1903の騎兵銃は研究されたが採用されなかった)
ドイツは1908年にM98の騎兵銃(ker98、騎兵銃といいながら騎歩兵共通使用された)を採用。
フランスは1934年にMle1907/34、続いてMle1936
日本は1939年に九九式短小銃。
ソ連は1930年、あまりに長すぎるモシンナガン歩兵銃を切り詰めるが、騎兵銃も並行採用、そして1944年に1944騎兵銃を全面採用
イタリアは複雑な動きになる、1938年に歩兵銃、騎兵銃を採用してイタリアのみ
が両建てであった
121ガバ:01/11/28 21:49
495 名前:名無し軍曹 投稿日:01/09/01 21:32 ID:nkeixu5w
(中略)
口径転換の主な理由は、こんな問題が考えられた。1.補給上の問題、2.殺傷
能力の増大、  3.反動軽減の問題、4.銃身命数の増大、5.特殊実包
政策の成否 などである。」

それでね、結局、WWTで、各国、特に日本軍が想定してような長射程による小銃
の撃ち合いを行う野外決戦っていう想定が崩れてしまったんだ。

WWTの結果や日露戦争、日中戦争で日本得た戦訓を私なりに整理すると、
6.5mm小口径長重弾の近距離での殺傷力不足
遠射程での殺傷力を保つより中近射程での絶対的殺傷力重視。
長射程で小銃を撃ちあう局面がなかった、すくなかった。
さらに、歩兵側の兵器の充実により今後もないと判断された。
長すぎる小銃の取りまわしの不便さ。
騎兵の衰退、白兵戦の機会減少
特殊実包の使用機会増加。
こんなところではないかと思う。
これらを組み合わせると2.3.5の答えは自然と出てくると思う。
特殊弾丸の製造を易くして、焼夷剤などの充填量を多くするにには口径を増加させえばいい。
殺傷力をあげるには運動エネルギーをあげればいいんだが、そうなると反動が増加してしまう。
さらに銃身を短くすれば、軽くなりマズルブラストも強くなり反動が増加してしまう。
対応としては、装薬量を軽くして、さらには弾量の軽めの弾を使うことによって遠射能力は下がっても中近距離の殺傷力を確保しつつ反動を軽減する。
ただ、ここでひとつ疑問があるんだが、小銃での特殊実包使用はそれほど機会があったのだろうか?というのがある。
その他の理由により、口径の拡大の方針が決っていたので、付け加えたのではないかと思うのだが。
実際、小銃での特殊実包の使用状況、必要性などを知りたいものだ。
4の銃身命数の増加であるが、これは圧開弾などの技術もそうだが、九九式で決定的なのは銃身内のハードクロームメッキだ。
以前に書いたので、再度詳しくは書かないが、ハードクロームメッキをすることによって銃身命数はのびるのだが、まぁ長持ちすれば長持ちするほどいいのは当たり前。
ただ旧来の小銃には銃身命数と尾筒(機関部)の命数が大幅に違い、不経済だった。
この差を近づけることも目標だったのではないだろうか?
122ガバ:01/11/28 21:51
以上 ご参考まで。失礼いたしました。
123名無し三等兵:01/11/29 09:50
勉強にはなりますが、もうちょっとサラッと書いてくださいよ〜。
124名無し三等兵:01/11/29 11:38
勉強になりました。ガバさんありがとうございます。
125名無し三等兵:01/11/29 16:32
ところで三八は他国の当時の小銃と比べて遜色は言われるほど無かったのですか?
(自動小銃とボルトアクションの小銃と同列に容易に比較できる物ではないと思いますが一応)
126官僚勤務〜〜月月ぶる〜:01/11/29 16:48
このスレッド非常に勉強になり何回も読み直しました。
さて,オシエテ君状態で申し訳ないのですが三八式騎銃
の評価はどうなのでしょうか?
長さからみてかなり取り扱いが向上しているように思う
のですがどうなのでしょう。
127名無し三等兵:01/11/29 16:49
今では38式は欧米ではプレミアもの。
GUNあたりに今でも猟銃として使っていると書いてあった。
性能は文句なしでしょう。職人が削って作っていたからね。
今で言えばカスタムとでもいえる手法で作っていた。
128名無し三等兵:01/11/29 16:50
当時っていつ?
129>>127:01/11/29 17:15
射撃本位で言えば評価は芳しく無い。
カバ氏も触れているが銃身が短い分、反動が大きくなり
(銃身長の口径比が小さくなるから、相対的に言えば
大口径の弾丸を短い銃身の銃から射撃している)
更に悪いことには着剣した時としない時で着弾点が変化すること。

とか・・・乗馬中に着剣しょうとして剣を取り落としたりすると一々下馬しなきゃ
ならんので明治44年に折りたたみ銃剣付き四四式騎兵銃が制定されたのは
御存知のとおり。

グアム島の横井軍曹が「三八式歩兵銃ドノ」とか言ってたガ
あの方は輜重兵なので本当は騎兵銃ドノです。
130名無し三等兵:01/11/29 17:46
>127殿でなく
>126殿へのレスでした・・・
スミマソン・・・これより敵陣に突入します
131名無し三等兵:01/11/29 17:48
>>129
でも44式ってあんまはやらんかったよね。個人的には好きなんだけど、(´−`).。oO(なんでだろ?)
132名無し三等兵:01/11/29 18:20
>131
騎兵という兵科そのものが、はやらなくなったからではないかと。
133ガバ:01/11/29 21:18
>>124,129
 わたくしごときに、こんな立派な知識はございません。全て軍曹殿の
レスのコピペでございます。

 DAT落ちで、本日11/29時点では残念ながら閲覧できませんが、
初代スレにはこの手の話がいっぱい出ています。おりを見てアクセスして
くださいませ。
 92式重機関銃と99式軽機関銃
 http://kaba.2ch.net/test/read.cgi?bbs=army&key=991347497
134名無し三等兵:01/11/30 00:01
フィンランドでは猟銃として今だ愛用されているそうですね。
実包も生産しているとかいう話も聞きますが…本当かなぁ。
135名無し三等兵:01/11/30 00:23
三八式歩兵銃や十一年式軽機関銃で使える実包は
今でも入手可能だという話は聞いたことがある。
誰か詳しい話知らない?
136ガバ:01/11/30 00:43
 ではまた、例の先代スレから。今度は在米の8mmNambuさんのレスを
ご紹介します。

371 名前:364 投稿日:2001/08/15(水) 07:39
名無し軍曹さん、レスどうも。このスレでは大変勉強させて貰ってます。
10数年前の話でしたか。残念ながら現時点において、中国製は全く流通していません。
現在、6.5と7.7はNorma社のみが生産、8mm南部弾のメジャーファクトリー生産は皆無、
零細カスタムアモメーカーがごく少量作ってます。
いずれにせよ非常に高価(南部弾は9パラの20倍以上)で、特別な理由が無くハンティ
ングやプリンキングにファクトリー製をバカスカ使う人はいないでしょう。
365さんの言う通り、九九式や十四年式を撃つにはリローディングをさけて通れません。

>>367
聞いた話ですが、アメリカには普通の日本軍銃器マニアがざっと一万人くらいいます。
その他に普通でないディープな日本軍銃器マニアが2000名ほど生息。
それらのマニアは、会報などで横のつながりが出来ているようですよ。
四四騎兵は人気高いですが、精度の人気もさることながら、独特なその形状と生産数から
くるレアさに人気の元があるんでしょう。知人のディープマニアが“新品”の四四騎兵銃
を五丁(!)も持っていて譲渡交渉しましたが、いくらでも売らねぇ、と即答されました。
137ガバ:01/11/30 00:56
次は実射レポートです。

417 名前:8mm Nambu 投稿日:2001/08/21(火) 14:50
(中略)
<小銃>
【三八式歩兵銃】
とても撃ち易いライフルで命中率も高い。100M先のA4紙に10発撃って全弾命中。(アイアン+レスト)
垂直のボルトは起こしやすいが衣服にも引っかかり易く一長一短、他国と比べて特筆すべきデザインではない。
セフティデザインが悪く使い辛い。クリップは保持力が弱い上にL寸ぎりぎりで、装填時に弾がよくこぼれた。
あとは全長がちょっと長すぎですね。南方ジャングルで戦った旧軍将兵のご苦労が偲ばれます。
38のショートカービンはバランスもよく、100Mの命中率はさほど変わらなかったですよ。(遠距離は不明です)
>引き金を優しく引きやすく、よく当たった。(>>406
反動が少ない分、落ちついてトリガーを引けるのは事実ですが、いかんせんトリガープル重すぎ。計測したら
5kg以上も有りました。現代のライトトリガーに慣れたシューターに撃たせて見た事がありますが、射撃姿勢
に入ったまま彼は一向に発射しない。理由を尋ねると、『トリガーセフティがかかってロックされている。
どうやって解除するんだい?』とそのアメちゃんに言われました。(爆)
US市場価格$100〜$300  価格は程度、菊の紋章の有無、ダストカバーの有無によって上下する。

(つづく)
138ガバ:01/11/30 00:56
【九九式歩兵銃】
命中率は充分だが反動も強い。38式同様、トリガープルが重くて精密射撃には不利。
75M先のボーリングピンに10発、全弾命中。150M先では10発中マグレの2発のみ。(共にアイアン+レスト)
>長すぎて実用性は?のモノポッド(>>413)
モノポッドはふにゃふにゃで殆ど意味無しです。その為か初期型以降は廃止された。因みに九九式は生産工廠
や年代ごとに細かな違いやマイナーチェンジがあり、生産終了までに実に35種以上の九九式が存在する。
もっともこの細かな違いがコレクター心をくすぐるので、旧軍マニアの中では九九式コレクターが一番多い。
セフティは38式と同様、使用に難あり。あれなら常時チャンバーを空にして携帯、射撃時にボルト操作した方
がよほど早いです。(マガジンに5発入れてもボルト閉鎖可能)
ダストカバーは操作のたびにカチャカチャ音がする。兵士が音を嫌って取り去ったのか、USで現存する九九式
でダストカバーが無くなっている銃はとても多い。
US市場価格$100〜$350  価格は38同様、程度により上下。

【その他小銃】
九九式狙撃銃 スコープの明るさは特筆に値します。あの明るさは当時の加工精度が充分に高かった事を証明
       しています。現代のニ流スコープメーカー製廉価版よりクリアと思う。戦後、これだけ年数が
経っているのにかかわらず曇など全く無し。びっくりしました。
       因みにスコープのコレクター価格$1000〜1500 (銃本体よりずっと高い)
四四式騎兵銃 銃身が短くてより反動が大きくなっている。
モ式(国産98K) 当たり前ですが欧州製となんら変わらず。口径8mm。
他にも伊式や三十年式、珍しい所で単発の13式村田銃などがありますが、僅かしか撃ってないので雑感省略。
139ガバ:01/11/30 01:01
433 名前:8mm Nambu 投稿日:2001/08/24(金) 10:00

(中略)

射撃した旧軍小火器のほとんどは米人コレクターの所有で残念ながら自分の所有では有
りません。運良く彼らのシューティング大会に混ぜて頂く機会があり、その際にお願い
して撃たせてもらいました。
彼らのコレクションは正に驚嘆すべきで、国産S&W No.1なぞ、どういう経緯でアメ
リカに渡ったのか非常に興味がありますね。その他の激レア品では百短の前期、後期、
国産ブローニング1919重機、さらには擲弾筒の数々。いやはや言葉無し。

質もさる事ながら量もすごい。とある小銃コレクターのお宅にお邪魔した際、彼のコ
レクションルームでみたものは旧軍小銃の山、山、山。唖然呆然、腰抜かしました。
その数なんと800丁。桁まちがっていません。三八と九九小銃だけで八百丁です。
その他に、パーツ取り用の小銃が百丁以上有りましたので、都合1000丁近くあった事
になります。これはもう一個人の所有数としては正に桁外れ、戦争始める気か〜?(爆)
まったく恐るべきアメリカ人マニア達でした。

アメリカはコレクター市場が確立し、銃の価値も安定してある為に、彼らが所有する
旧軍火器はきちんと次の世代へ引き継がれるでしょう。日本製でありながらそれらの
小火器は故国への里帰りはかないませんが、我々が地上から居なくなった100年後でも
きちんと太平洋戦争の歴史証人として保管されているに違い有りません。
それは本当に喜ばしい事と思います。

(ガバ注:大隊を編成できるほどの旧軍の小銃を持ってるアメちゃんコレクターって凄いですね)
140名無し三等兵:01/11/30 02:28
すげぇ
アメリカ人羨ますぃ〜
141官僚勤務〜月月ぶる〜〜:01/11/30 10:47
ありがとうございます。
三八式騎兵小銃は見た目は手頃で(上野のモデルガン屋さんで歩兵銃と騎兵銃を
銃架に並列陳列を二〇年前に−中学生の頃ですね−みて)持たされるなら?
騎兵小銃だなとつぶやいておりました。
アメリカいいですね。旧日本軍の軍用小銃射撃ツアーがあれば行きたいな
このスレと90: 92式重機関銃と99式軽機関銃は勉強になります。
皆さんの書き込み楽しみに読んでいます。
142名無し三等兵:01/11/30 11:13
>旧日本軍の軍用小銃射撃ツアーがあれば行きたいな

禿堂であります!
ほんっとアメリカ人羨ましい・・・
143106:01/11/30 14:49
>>131さん
>>でも44式ってあんまはやらんかったよね。個人的には好きなんだけど、
(´−`).。oO(なんでだろ?)

名無し軍曹さんには足下にもおよびませんが私の知識では以下のように
 折りたたみ銃剣機構の装着のため38式騎兵銃より命中率が悪く不評だったためめ
命中率向上のため改修が続いたためです。そして、改修が完了したときには最早
騎兵は下馬戦闘が主流となり着剣の必要な38式で事足りわざわざ製産に手間のか
かる44式を製産する意義がなくなりました。その後は取り回しが便利なので占領
した市街地の警備に用いられました。

>>126 私が知るかぎりでは(兵藤二十八氏の著作だと思いました)38式騎兵銃は
モーゼル98歩兵銃より銃身が短いのにも関わらずKar98より反動が少なく命中率が
良好と聞いてます。その本では具体的に命中率の数値があったと思うのですが只今
手元にないため証明出来ません。都合月曜まで書き込めないのでそれでも見たいと
希望していただければ探してみます。
144官僚勤務〜〜月月ぶる〜:01/11/30 17:29
106殿
ありがとうございます。
なるほど,そうすると38式カラビーナはモ式98カラビーナよりも
良いのですね。
かの?司馬遼太郎大尉殿は戦車に38式騎銃が車載されそれが非常に
良いという記載がありそれで愚問を発したわけです。
ああ,アメリカで歩兵銃と騎兵銃を撃ち比べてみたいな。
槓桿式小銃が好きなので一度撃ってみたいですね。
145官僚勤務〜〜月月ぶる〜:01/11/30 17:52
蛇足ですが44式は砲兵隊にも装備されていたと
読んだことがあるのですが…
146名無し三等兵:01/11/30 18:09
第一次世界大戦時にイギリス軍も日本から輸入した三八式歩兵銃を使っていたはずですが、インプレとかご存知の方は教えてください。
147129:01/11/30 18:51
WWUにおいては
荒っぽく言えば「歩兵科以外の兵科の兵が持つ銃」が騎兵銃の位置付けでありましょう。ただし露西亜は別です。
WWUにおいて騎兵が存在しましたし、歩兵も騎兵銃を使用しました。(モシンナガンM1944カービン)
因みにM1944に折り畳み銃剣が装備されている理由は同じ44は44でも我が四四式騎兵銃と違い、露西亜では真っ暗闇でも
確実に銃剣を装着できる、兵士が紛失する恐れが無い…
とかの事情であります。出典は十年ほど前の「G」雑誌です。
148ガバ:01/12/01 00:04
>官僚勤務〜月月ぶる〜〜さん
 それって、アメ横のマル○ー商会ですか?世代的にほぼ私や8mmNambuさんと
同世代ですなぁ・・・。確か38式が5万円で騎兵銃の方が高かった気がしますね。
149自宅の官僚勤務〜月月ぶる〜:01/12/02 00:41
ガバ殿
ええ,同じ世代ですね。値段までは覚えていないのですが
店先に?キャリパー50が鎮座していて濃い店でした。
(これは別の店かな?)
44式カービンは白兵戦のあと銃槍をどうやって手入れして
いたのか不思議だな。
38式などモ級小銃であれば銃剣を手入れすればすむので
簡単ではあるのですが,一体タイプはそのあたり面倒そう
ですね。
ではでは
150名無し海兵隊員:01/12/02 00:51
( ・∀・)
ここ6年半の月刊GUNで、三八式について記事がある号はどれかわかりますか?
できればカラー写真つきで。
ほか、日本軍の小火器について詳しい号があれば教えてください。
151名無し三等兵:01/12/02 01:08
国書刊行会の「日本の軍用銃と装具」
綺麗なカラー写真と子細な解説の日本銃器研究所としては最強
しかし定価が11000円もする危険も伴う両刃の剣、素人にはお奨めできない。
まあ兵藤二十八の本も一応参考にはなるんじゃないかってこった。
152名無し三等兵:01/12/02 12:31
>151
ほしいなそれ・・・、どっかの古本屋で売っとらんやろか?
153バウワー大尉:01/12/02 14:24
冬戦争では、フィンランド軍が多数の三八を狙撃銃として使用。イワン相手に猛威を振るう。
154名無し三等兵:01/12/02 14:27
>>146
ロシア軍でも使用されていたよ。日露戦争以来、騎兵には一目おくところがあったそうだ。

以前、ネタを盗まれたことがあるからあんまり詳しくは教えてやらん。
155名無し三等兵:01/12/02 14:34
>150
ソレってGUNのHPで聞いたほうが早くない?
156106:01/12/03 15:16
>官僚勤務さん

 申し訳ありません。38式とモーゼルの命中率のデータがあるといったのは
思い違いでした。読み返してわかったことは38年式歩兵銃と38年式騎兵銃
の精度の差です。反動はたったの5%増加で、500mまでは歩兵銃と一緒
1000mでもばらつきの差がたった15%大きいだけだそうです。実用の上では
歩兵銃と騎兵銃との差は問題にならないといえるかと。
また官僚勤務さんは勘違いしておられるようですが38年式騎兵銃はモーゼル98
の「歩兵銃」よりも精度が高いのです。あとご指摘の通り砲兵隊でも用いられて
いましたね。
 151さんが言及しておられますが国書刊行会の「日本の軍用銃と装具」はいい
です。村田銃から2式小銃までに弾丸(曳光弾や空砲といった特殊な玉まで)
軽機関銃に車載機銃、擲弾筒、小銃擲弾 手榴弾、通信機、軍服、鉄兜、防毒面、
など全部カラー写真。
 分隊レベルのことを知るのに極めて便利です。私も図書館でしかみたことない
ので欲しいです。
157151:01/12/03 17:22
漏れは有隣堂で取り寄せました。
高かったけど。
一応雑誌コードも付いている様なので取り寄せれば買えるんじゃないですか?
高いけど。
実射レポートみたいなのはやっぱりGun誌のほうがイイかも知れません。
安いし。
カタログ的にとりあえず装備していた銃の名前を知りたいなら兵藤二十八の
本のほうがイイかも知れません。
安いから。
しかしカラー写真と子細な解説で装具を調べている本をこれ以外に知りません。
高いけど。
158官僚勤務〜〜月月ぶる〜:01/12/04 12:53
あれ?sage進行なのですね。
106殿
ありがとうございます。
そうすると38式カビーンは相当良い小銃なんですね。
従軍する時に所望の銃は何がよいのだ?と聞かれたら
38式騎兵小銃をお願いいたしますと申告いたします。

ホントは箱形弾倉のモーゼル拳銃がいいのですが…

古書ですが皆さんご存じのこととおもいますが
http://www.murasakishikibu.co.jp/oldbook/sgenji.html
古書検索サーチエンジン スーパー源氏
ここでいろいろな稀覯本が検索&購入できます。
官僚勤務〜〜月月ぶる〜はここで本職のための本を
買ったりしています。

では
159106:01/12/05 14:56
官僚勤務さん ネット暦の短いわたしは知らなかったです。感謝します。
モーゼル拳銃がお好きとは渋いですね。中国の便衣兵は反動が激しくて
手に余り横倒しにしてぶっ放したそうですがぶっ放す機会があったら
有効だったのか実証して欲しいです。

>>153さん 38年式がフィンランドに渡ったことは知ってましたが、狙撃銃
になってたことは知りませんでした。12月3日に書き込んだときは流して読んだ
ので疑問感じませんでしたが。照準眼鏡は97式狙撃銃のものでも後から取り寄せたので
すか?そのへんの事情をご存じでしたら教えて下さい。
160名無し三等兵:01/12/05 19:01
あくまで推測ですが猟銃用スコープを後付けしたと思われ。
日本軍の狙撃銃も九七式と別に三八式に猟銃スコープのせたのが沢山あったらしいし。
161名無し海兵隊員:01/12/05 21:50
( ・∀・) マターリマターリ
日本軍の小火器について載ってるGUN誌は検索したらすぐ出たよ!
1995年7月号でTurk氏が実射レポートしてた!
大戦時やそれ以前の日本に猟銃のスコープってどのくらいあったのだろう?
当時の猟銃といえば安物がほとんどだったとも聞くよ!
162名無し三等兵:01/12/06 10:16
思い出したぞ!
数年前、無可動実銃業界で
「三八式砲兵銃」とか言うトンデモなアイテム
が有ったことを。
・・・それと、天狗の下駄の歯は何故一本なのか?
あれは平坦地を歩くためで無く
滑りやすい急斜面の昇り降りに威力を発揮すると言うことを。
163名無し三等兵:01/12/06 13:00
定期あげ
164名無し三等兵:01/12/06 13:04
マタギとかの漁師さん達のは、三十年式やそれより古い村田式の、民間向けスポーターだったそーだ
165名無し三等兵:01/12/06 14:14
>164
外国製猟銃も輸入されてはいましたが、旧軍払い下げの村田銃の方が圧倒的に安く、
兵役経験者も多かったため、扱い慣れていたことがあったそうです。
最も、現在はそうではありませんが・・・。
166:01/12/06 16:34
この銃で自決するのは大変だったんぞ〜
(あまりに長いため)
167☆☆:01/12/06 16:48
足の指で引き金を引いたんだろ!
168名無し三等兵:01/12/06 17:02
じゃー靴を履いたままでは大変だったろう。

その場合はな、小枝の切れ端、または銃剣を用心鉄のワッカに通して
足で踏むとかの方法があった(嗚呼…
169名無し三等兵:01/12/06 18:09
本土決戰では村田銃や日清戦争時の青銅製砲なんかもつかわれる計画だった聞いた事あるけどマジ?
170どっちやねん:01/12/06 19:35
>>162
歩兵銃を広告に掲載するときに担当者が聞き間違ったとゆうのが真相らしいが
、日暮里のショールームには銃身が騎兵銃より短いのと明らかに歩兵銃より長
い2種類があったぞ。(w
171162:01/12/07 00:27
>170
確か騎兵銃より短いのは戦後中国で改造したからだろう?
歩兵銃より永いのは何をタネ銃にしたのかな。
172名無し三等兵:01/12/07 01:04
銃の話ではないんだがな、おやじが中国で輸送部隊にいたとき
共産兵に襲われて、必死の攻防

それまで、10人ほどで応戦していて打ち合っていたところ
銃声を聞いて歩兵が二人駆けつけてきた

歩兵が打ち始めると、しばらくしたら共産軍は、
あわてて逃げていったんだと

狙いが正確なのもあるけど、一発撃つたびに、場所を変える
歩兵の撃ち方は、大人数の援軍が来たように見えたらしい

それに比べて輸送隊の撃ち方は手だけ出して、
ろくに狙わないで撃っていたそうだ

もっとも、2人で1丁の銃しかなかったらしいが
173名無し三等兵:01/12/07 02:40
>>172
いい話age
1748mm Nambu:01/12/07 16:10
↑でガバさんがコピペした136〜139の駄文を書いた人物でございます。元スレが倉庫入りしたの
でそのままぶっちぎろうかと思ってましたが、その後の4ヶ月で判明した事があるので内容の加
筆と訂正させて下さい。

>中国製6.5mmJapanese
若干ですが流通を確認しています。5発/$5也。品質等で悪い噂は聞きますが、見た目は悪くあり
ませんでした。入手の機会があれば実射して真偽を確かめてみます。

>国産S&WNo.1
興味在って辿って見たところ、国産ではなく明治政府がS&Wに発注したものと判明。
よってアメリカ製です。またモデルはNo.1でなく、通称No.1.5と呼ばれる銃です。
32口径、程度は悪くシリンダーがガタガタの状態ですが、実射は出来ました。チョットコワカッタ。。
バレルリブ上に『和歌山県』の刻印在り。
またシリアルナンバーが十干(じっかん)と漢数字で打たれており、古い時代を感じます。
1758mm Nambu:01/12/07 16:12
>個人で旧軍小銃800丁
私が見た時は他のマニアの持ち寄りもあったようなので、正確には彼個人で650丁程度との事。
常識外れの数量には違い在りませんが一応修正しておきます。因みに殆どが九九式小銃。
↑でヘタレ扱いの末期生産九九式小銃ですが、そんなに馬鹿にしたもんでもないですよ。
時々私も撃ちますが、命中率とか操作性に全く問題はありません。実射の安全性ですが、事故の
話は知る限りで無いです。粗悪なアモを使えばその限りでは有りませんが、粗悪アモならどんな
銃でも危険です。M16でもね。
又存在が希少なので、実は初期生産九九式よりコレクター価値が高いです。
末期生産九九式、仕上げが悪かったり色々省略されてて気に入らない部分があるのは事実です。
ですが、資源も無い敗戦間際の空襲下で銃工、女工の皆さんがあれだけのものを造りあげたという
視点も必要とかと思います。

38/99小銃の垂直ボルト形状ですが、あれは寒冷地で厚手手袋使用を考慮した故、という指摘を
名無し軍曹殿より頂いております。なるほど納得。極寒の中国に、熱帯の南方。すべてに満足い
くものは造れませんね。
ではでは。
176名無し三等兵:01/12/08 04:07
>161
ドイツ製のスコープを乗せた38式を本で見たことがあるよ。
無論全部がそんな高級品だったとは思えないけど、猟銃用スコープが
全く無かった訳じゃないんじゃないの?
177奈々資産トウヘイ:01/12/08 14:50
>176
その本見たい。
178名無し三等兵:01/12/08 22:17
6.5ミリ弾(三十年式小銃弾)は、明治時代に開発された銃弾だから騎兵の乗っている馬に対する殺傷力も考慮している筈。
だから実質的な火力に差は無いと思うよ。
179名無し三等兵:01/12/08 23:25
チョトがいしゅつだが、どうしても納得いかないのは
なぜ99式小銃は、38式と全く同じ(銃身が短く、背負革が移動した位)なのか。
飛行機や艦船はあれほど発達したというのに、歩兵が不憫でならない。
自動小銃だと、物資に余裕がない日本としては問題だったから?
180名無し三等兵:01/12/08 23:26
>176-177
ちょっと前のGunに乗ってた奴か?
あれで目覚めてこのスレで38式萌え〜が確定したよ(笑)
騎兵銃ベースの狙撃銃が欲しい。
181名無し三等兵:01/12/08 23:28
>>179
口径が違うということは決定的に違うとおもうが。(だからといって同じとは思えないが

あと、やはり帝国陸軍には一発必中精神があったのであろうか
182名無し三等兵:01/12/08 23:52
>179
狙撃萌え〜で一億総スナイパーにするためです(嘘)

マジレスすると、やはり弾薬の消費量の増大と小銃その物の生産設備が
貧弱だったのが原因でしょう。
で、ダメ押しはドイツがKar98kを使い続けた事でしょう。
自動小銃の優位性は既に当時の日本でも知れ渡っていたので研究、試作は
なされていたのですが、「ドイツも(アメリカ以外は)ボルトアクション
ではないか」の一言で潰されたんじゃないでしょうか。

多分ドイツが歩兵の骨幹小銃として採用していたら日本も無理を押して
採用したと思うんですけどねぇ〜
(で、採用されたは良いが生産数過小で極々一部の部隊でしか使われ
ないと思います。)
183名無し三等兵:01/12/09 01:12
大昔の月刊「GUN」で、
三八式をスポーター・ライフルに改造したものを、日本国内で合法的に、
猟銃として登録、所持しておられる方のレポートがありましたが、
仮に猟銃の所持許可を持っていたとして、同様の銃の所持は今も可能でしょうか?
(フル・オリジナルは軍用銃とみなされ、不可と聞いております)
184じょばんに:01/12/09 01:35
三八式歩兵銃という呼称は陸軍のもので,海軍では三八式小銃と言った。
それはそれとして,撃たれる側からの感想。
サンケイ新聞社出版局第二次世界大戦ブックスの「拳銃・小銃・機関銃」(著者は撃たれる側の国の人)によれば,
南方のジャングル戦では,銃口炎や発射音が小さく,精密な射撃で,米英軍兵からいやがられたそうです。
もっと弾薬,食料,医薬品の補給がしっかりしてれば,かなり使える銃だったのか?
もっともお互いに相手の位置が分かる状態で打ち合えば,M1ガーランドとやりあうのはかなり辛い。
185名無し三等兵:01/12/10 21:08
>184
海軍には騎兵はなかったからだね。
186じょばんに:01/12/10 23:53
>186
なるほど,納得。
旧軍では,被甲−防毒面,高射砲−高角砲のように,同じ物を陸軍と海軍で別の呼称を付けたがる傾向は他にも見られます。
セクショナリズムと言えば言える。
この手の話は三八式歩兵銃を讃えることとは関係がなくなってしまうのでこの辺で。
187マジレスさん:01/12/11 02:05
ガダルカナル島で勝てなかったのはこの銃使ってたからでしょ?じゃ名銃じゃないよな
188名無し算:01/12/11 02:13
>>187
火縄銃でも使ってたんなら「この銃使ってたから勝てなかった」と言えるけど、
軍隊の戦力はトータルで考えないといかんでしょ。
189じょばんに:01/12/11 02:40
>179
ドイツ軍の場合は歩兵分隊の火力をMGに置き,小銃兵はそれを支援するものという考えなのでした。
仮にドイツがKar98kをつかいつづけなかったとしても,日本は銃剣突撃を重視していましたので採用しないと思われます。
なんせ短機関銃に着剣装置付けてしまう発想ですから。
採用されても一部にしか行き渡らないというのはそのとおりと思います。
>187
ガ島でかてなかったからといって,それが小銃のせいでしょうか?
むしろ制海権や制空権や補給といったことのほうが問題と思います。
負け戦を経験した銃は名銃にはなりえないとするのはいかがかと思います。
三八式の場合,採用当時は各国の銃と比較しても優秀な銃の部類にはいると思いますが,
それを1945年まで後生大事に使い続けたことのほうが問題でしょう。
というか御意見はネタですか?
190名無し三等兵:01/12/11 02:58
「革新的な小火器が戦況を左右した」例は、近代戦史にはないでしょう。
かのMP44でさえも。
普通に考えれば、ネタかと思いますが。
191名無し:01/12/11 03:05
ベトナム戦争で味方を殺しまくって
アメリカ軍の戦意をくじき戦況を左右した
M16などはいかが?(おい
192名無し三等兵:01/12/11 03:12
>>189
まあ、御意見には概ね賛同するけど、軽機や機関短銃に着剣装置着けた
のは、銃口が跳ね上がるのを防止する為で、アレで銃剣突撃する訳では
無いのだし。

尤も、俺も「軽機で銃剣突撃かー」と別の意味で感心したが、これは間違い。

因みに、ここのサイト色々参考に成ります。
みんな知ってるかな?
http://www.japaneseweapons.com/japanese_main.htm
193名無し三等兵:01/12/11 05:44
アメリカって民間に優秀な研究者がたくさんいるとこが強みだよね。
194182:01/12/11 08:44
>>189
「>179」とはなってますがどう読んでも私(182)の文へのレスですな。
まあ概ね納得な御意見ですが、短機関銃に着剣装置を付けた事を持ってして
日本軍が特に銃剣格闘に固執したと言うことには賛同しかねます。
戦後の外国製短機関銃でも着剣装置を有する物は多いですが、何故に
100式だけ特別扱いされるのか解りません。
195=☆=:01/12/11 08:45
>187
明治38年は西暦で1905年
最初にガダルに投入されたアメリカ海兵隊はこれより古い制式の
M1903ボルトアクション五連発銃だった。
(あとからやって来た陸軍はM1)
一木死体が突入失敗したのは、絶対的兵力差と支援火力の無かったことで
小銃のせいでは無い。(一木さんトコは九九式だったが)

其れと極論すればボルトアクション銃でも兵力が敵の数倍していれば
敵が自動装填銃をもっていても対抗可能。
朝鮮では中国志願軍は各種ボルトアクションライフルの装備で
M1ガーランドの米軍を各所で押しまくった。
(サブマシンガンも装備していたが)
196=☆=:01/12/11 08:49
いかにも・・・
イスラエルのウ-ジーも着剣可能だが
別にイスラエルが白兵戦至上主義とはオモエン。

俺は無言の威圧感がより増幅される点にあると思う。
197名無し三等兵:01/12/11 10:50
>>196殿

フランス外人部隊が湾岸戦争派遣時に、あの短小なFAMASで銃剣戦闘訓練をやっているテレビ映像がありましたね。
198名無し三等兵:01/12/11 11:24
どこで聞いたか忘れたけど、フランス外人部隊は自動小銃になる前は
日本軍の玉砕みたいな戦法をとっていて、接近戦では銃剣はかなり
役に立つと言う考えをもっているとか。
・・・柘植大先生の本かもしれない。今は銃剣使う前に戦闘が終わると思うけど
これってホント(トンデモ)かなぁ?
199名無し三等兵:01/12/11 12:11
シナ事変では銃剣戦闘になる前にだいたい、手榴弾でけりがついた。
とかいった話を聞いたことがある。
200リーサラウェポン:01/12/11 12:15
まあ、あって邪魔になるものでもありませんし、
閲兵の際などは見栄えが良いし、同様の理由から
歩哨などに着剣させておいても良いかもしれませ
んね。

200ゲット。。。かな?
201名無し三等兵:01/12/11 12:20
 激しくスレ違いネタ

 M−16初期型の銃口消炎器の形状は、白兵戦で敵兵を刺殺するためにあの形状になったのだと、消防時代に上級生の軍オタに言われたのを、しばらくの間信じていた。。。。。
202リーサラウェポン:01/12/11 12:22
木の枝がひっかかるとかで、えらく不評だったようですねww
203196:01/12/11 12:31
>>197
確かに仏蘭西は銃剣(bayonet)発祥の地だし
明治の陸軍に銃剣術(つーか陸の軍事全般)
教えたのも、かの国だし・・・何となく銃剣に関する
気合みたいなものを感じますね。
(その後銃剣術は仏蘭西式をやめて日本古来の
槍術からアレンジされたが)
それと、ステンマシンカービンの後期型も
着剣可能なのでサブマシンガンに銃剣は
かえって常識的な装備かとも思ったりして・・・
(PPsh・MP40・富井頑こそ異端とかの暴論)
204名無し三等兵:01/12/11 13:05
以前よく中国に行きましたが、
あの国では主要な施設・空港なんかで
公安がSKSカービンを着剣して立哨しています。
我が自営隊では弾倉も無く剣も有りません
これと比較すると迫力の差は歴然です。
(訳のわからん外国と言うせいもあるが)
205106:01/12/11 13:46
>>199さん

 私は違った話を聞いてます。またも兵藤二十八氏の本がもとねたで申し訳ないの
ですが(ただいま見ながら書いてませんので注意、兵藤信者逝ってよしという人は
無視してください。)
「日本兵器カタログ」という本においての説明によると日露以来射撃戦を重視
していたが日中戦争初期の中国軍は精鋭がいたため(ウースン、ゼクートラインの
苦戦を思い出してください。)砲銃撃では陣地から叩きだせず銃剣突撃を敢行
するまでは後退しなかったため「決めては銃剣」という戦訓ができたと記憶してます。
 よく三十八年式は白兵戦に備えて銃剣のリーチが長いという話を聞きますが、
同氏の著作「有坂銃」によると開発当時のロシアの主力銃(名前ど忘れ)は白兵
戦を重視してリーチは30年式よりも長く銃槍がねじ留めされていて外れにくく
なっていたのに対し30年式三十八年式は対抗措置をしていないし矢張り命中
精度を確保するために必要な長さと見るべきと書いていたと思います。

 じょばんに氏はやや三十八年式を使い続けたことに批判的のようですが私は
やむを得なかったと考えてます。そりゃ海軍の4式に準じた小銃を生産運用
できていたら素晴らしいことでしょうが日本の国力では自動銃を運用できたの
でしょうか?そもそも6.5ミリ自動銃が採用後一歩で没になった
のも弾丸を供給しきれないということが原因でした。あと九九式です後期生産型
は弾丸が満足にでないような劣悪ぶりからして工作に手間がかかる(と思う)
自動銃を安定した性能を確保しつつ生産し部品を供給するのはきびしかったのでは
ないかと。せめて戦線がせまかったならなんとかなったのかもしれませんが。
206名無し三等兵:01/12/11 14:09
ステンはプレスで作られてるんですよね?
それくらいなら日本でも作れそうな気も・・・
207106:01/12/11 14:14
 >>206さん

 短機関銃の普及率を高めるならなんとかなったかもしれませんね。
でも自動小銃は厳しいのでは。
208名無し三等兵:01/12/11 15:20
>>192
昔のアームズマガジンで、実際に日本軍の武器を撃つレポートがあったが、
やはり結論は、射撃時の安定のためだということになっていた。
209名無し三等兵:01/12/11 18:31
なんで自衛隊の劍はあんなに短いんだ?三〇年式復帰きぼんぬ。
210名無し三等兵:01/12/11 18:39
>209
六四式銃剣のことですよね?だとしたら、諸外国の銃剣と比べても長い方ですよ。
八九式では世界の流行?AKM銃剣モドキで、長い短いの話じゃなくなってますが。
211名無し三等兵:01/12/11 18:42
八九式にグレネードがつけられるって本当?
212名無し三等兵:01/12/11 18:47
>211
フラッシュ・ハイダーの外径がNATO標準サイズのため、
一応、NATO規格のライフル・グレネードを装着でき、
空包を装填すれば発射できます。
213名無し三等兵:01/12/11 18:49
30oぐらいのやつが検討中らしい
214 :01/12/11 18:57
三八式歩兵銃って、1938年製だとおとといまで(20年以上)思ってた。
215名無し三等兵:01/12/11 18:59
西暦じゃないからね
216名無し三等兵:01/12/11 19:51
>>214
( ´∀`)オレモナー。だって時代背景的にぴったりじゃん。
太平洋戦争が1941年だから。
明治時代の旧式銃だと「少年H」で知ったときは(゚ο゚)ビクーリシマシタ 。
217名無し三等兵:01/12/11 19:57
明治38年で38式だけど、99式は皇紀(西暦1939年)
明治のころはまだ皇紀は一般的じゃなかったってことでしょうか?
218名無し三等兵:01/12/11 20:03
>>217
明治時代は各新聞社が「20世紀とは1900年からか、1901年からか」という
論争を繰り広げていた。よって明治時代は和暦と西暦がメジャーであり、
皇紀なんて誰も使わなかったのでは?昭和にはいり、ナショナリズムの昂揚と
軍国主義、あるいは昭和15年の「皇紀2600年祭りワショーイ」によって皇紀はやっと
国民に知れ渡るようになったと考えられる。だから戦後、和暦は残ったが皇紀は
さっさと忘れられてしまったのだろう。
219名無し三等兵:01/12/11 20:10

 明治の時は明治XX年を、大正の時も大正XX年を、
という風に元号の年数を使っていた。

 しかし、大正が、15年しか続かずに昭和になり、
15年前の兵器と区別が付かなくなるため、皇紀を使用。
220名無し三等兵:01/12/11 20:17
>>216
日露戦争時代にプロトタイプが出来たボルトアクションライフルを
半世紀近く経ってもまだ使っていたことは、日本陸軍の後進性の
証明にはならないよ。
まあ軍板住人なら常識だろうけど、一応。
221名無し三等兵:01/12/11 20:26
>>220
そうだね。六四式だってもう40年近く使ってるし。小銃の寿命は長い。
しかし、38式はもとはといえば三〇年式でしょ?だから実質的には
明治30年から昭和20年まで大した改良もナイ小銃で闘ってたわけだよね。
銃剣もかわってないし。
222名無し三等兵:01/12/11 20:38
>>221
やはり、他の先進国(当時の言い方なら一等国か?)と違い、
第一次大戦で本格的近代戦を大規模に経験していないという
戦訓不足がおおきいのでしょうか?
223名無し三等兵:01/12/11 20:45
>>222
それもあるだろうけど、単純に国力が無かったというのが主因でしょ。
WW2時点で全歩兵を自動小銃化出来たのは米軍だけだもんね。
ドイツのはあくまで「突撃銃」や「機関短銃」だったわけだし。
でも、南方で戦った皇軍将兵には、自動小銃は無理でも
せめて短機関銃くらいは持たせてやりたかったね。
224名無し三等兵:01/12/11 20:50
>>223
 ただ、西部ヨーロッパの塹壕、経験していたら、
銃身は短くしていたんじゃないかな。(騎兵銃を歩兵が装備?)

しかし、有効射程の問題があるから、
99式相当の銃がもっと早くでてきたかも。
225名無し三等兵:01/12/11 20:54
>>224
でもやはり自動小銃を採用してても弾丸が追いつかないという
生産力の議論に行き着いてしまうよね。
弾丸を節約しろ!なんて言われたらねえ。
226帝国軍人は:01/12/11 20:55
陛下からお預かりした大切な銃であるから、性能の事など
口にしてはいかんのである。一発必中の精神であれば
自動小銃などなくても、充分英米と渡り合えるのである
玉がなくても、突撃は出来るのである
227名無し三等兵:01/12/11 21:02
一挺75円50銭だったそうですな>三八式
89式戦車が5万円くらいだったそうで。
228名無し算:01/12/11 21:12
津野瀬光男著「幻の自動小銃」(かや書房) 31頁より

「問題の製造費に関しては、三八式歩兵銃の納入価格が四十五円のとき、自
動銃の見積もり価格は六十八円であった。それを理由に、陸軍省は新型自動
銃の量産を断念してしまったのである。」

だそうです。昭和16年4月試作完了後の話。
229227:01/12/11 21:15
>>228
デマかいちゃいました、フォローありがとうです。
230名無し三等兵:01/12/11 21:15
>>227
三八式1000丁と戦車1台がだいだい等価か・・・・・・。
どうも前者の方が役立ちそうな気がする。
231名無し算:01/12/11 21:17
>>229
いや、お気になさらず。
こちらも陸軍省の文書を確認できわけじゃないので。(^-^;
232名無し三等兵:01/12/11 21:21
戦時中のインフレがあるので、兵器の価格は必ずしも一定じゃないって
どこかのスレで読んだことがあるよ。
233名無し三等兵:01/12/11 21:24
>>227
今のお金に換算すれば十万円くらいか?高くナイ?八九式小銃が30万でしょ?
234名無し三等兵:01/12/11 22:20
>三八式歩兵銃の納入価格が四十五円のとき、自
>動銃の見積もり価格は六十八円であった。
この程度なら自動の方にしとけば、今の一般の陸軍に対するイメージも良くなったのに
235名無し三等兵:01/12/11 22:29
>>234
弾丸代と、それを運ぶ輸送費の問題やね。
弾の消費量が何倍にも跳ね上がるのは自明の理だし、
その弾を運ぶトラックや馬匹も何倍にも増やさなきゃなんない。
この二つの問題を1940年代で同時に解決できたのは米国だけ。
236名無し三等兵:01/12/12 00:30
>>224
 99式の方が射程が長いという意味ですか?
 38式の方が、99式より射程は長いです。
 これについては、このスレの>>117>>121辺りを読んでみて下さい。
237=☆=:01/12/12 00:46
亀レススマソ
ドイツ Kar98・・・原型Gew98・・・1898年
米国 スプリングフィールドM1903・・・1903年
英国 リーエンフィールド No.1 ・・・・・1907年
露西亜 モシンナガン1891/30・・・原型・・・1891年
イタリア カルカノM1891・・・・1891年

上記は開戦当時の各国主要小銃
三八式(1905年)まったく古いとは思えない。
しかも米国以外は殆どこの体系
(イタリアも6.5と8mm混用)
238名無しさんSPL:01/12/12 00:49
>>51
お褒めに預かり光栄です
239マジレスさん:01/12/12 00:57
 あの当時において、陸軍の強さを構成する要素の中で、
兵が装備している火器の性能の占める割合は、非常に高いのだと考える。
 であるから帝国陸海軍は、国家の存亡を決める決戦兵器というくらいの気概で、
自動小銃を配備するべきであった。

 太平洋戦争でのガダルカナル作戦の失敗が、補給の断たれたことに起因することは
、よく承知している。
 戦略的判断に重大な間違いがあったことはその歴史が証明している。

 しかしこう考えることもできる。上陸部隊が装備していた銃が高性能の自動小銃
であったならば、ガ島における彼我の勢力図が圧倒的に傾く前に、醜敵勢力を
せん滅し得たのではないか。完全に制空権を奪われる前に、自動小銃を装備した部隊を
速やかに、大量に送ることができたならば、結果は変わったはずなのだ。

 或いはこの中には、配備することに無理があったのだから、その意見は
ナンセンスだという方もおられるかも知らない。しかしあの当時において、
信頼に値する性能を有していたと言えない兵器を、名銃とはいえない。
 「太平洋戦争時」だけでこの三八式ライフルについて語ることは、見るものによっては
公平さを欠如しているように思うかも知らない。
だが、兵器とは配備されていた時間のうち、実際に戦争で使用された時期の評価こそが重要なのだ。
 その視点で考察するならば、「三八ライフル装備の陸軍」=「敵国陸軍に勝てない戦闘力の陸軍」
となる。

 この通り、「勝てない原因となった銃を名銃と呼べない」という意見も、
その正当性を主張することはできるわけである。そして、この価値観が
普遍的であると言うつもりは毛頭無いことも付け加えておく。
240M1ガーランド:01/12/12 01:06
三八式は旧軍独自の波型線条(ライフリング)であったため現在の滑腔砲の如く
抵抗が少なくかつ丈夫であった。、戦後亜米利加でリチャンバーしモーゼルの
機関部を取付、銃身はそのままで7.62mm弾を撃ったアホが居たが、
銃身は無事だったそうだ。(当然ブレットはニューと伸びたが。)
241じょばんに:01/12/12 01:08
>197
>194
レスの番号間違えました,スマソ。
242234:01/12/12 01:30
どうせアメリカにこてんパンにやられて、玉砕した兵士たちのことを考えると
パン!ウァーダダダダダ!!
より
パパパパパン!ウァーダダダダダ!!
の方が浮かばれそうだ。激しくスレ違い失礼。
243ガバ:01/12/12 02:13
>>240
 38式で7.62mm撃ったアメちゃんの話は聞いたことがあるが、ライフリングが
奏功したのではないよ。
 38式/99式のアリサカアクションが当時の他国の小銃に比べて優れていた点に、
ガスエスケープの工夫がある。
 以下、『92式重機関銃と99式軽機関銃』スレからその辺のことをコピペしておく。


240 名前:名無し軍曹 投稿日:2001/06/11(月) 23:07
(中 略)
ライフリングはヘイキサゴンに似ているが正確には、メトフォード型という。
メトフォードはエンフィールドの前のイギリスの小銃だ。
現在、通常に見受けられるライフリングの形状はエンフィールドという。
メトフォードの能書きとしては異芯縁の組み合わせなので、エッジがなく、被甲(ジャケット=弾丸を被う銅)を
痛めないとされているが、実際、それほどの損得はなく廃れた。
ヘキサゴンも似たようなモンで能書きほどの効果はなく製造のみに手間がかかるので廃れた。
H&kも止めたようだね。
(続く) 
244ガバ:01/12/12 02:17
436 名前:名無し軍曹 投稿日:2001/08/24(金) 19:58
(注:38式で7.62mmを発射するような)事例が発生するとどうなるか?
異常腔圧という事態になる。
銃身内の圧力が異常に高まる。
銃身内に異物があって弾丸の前進に抵抗があった場合、装薬に異変があって正常
な燃焼をしなかった場合、などに起こる。
三八式で.30-06を、、、というのは6.5mmの穴に対し7.62mmの弾丸が無理無
理、通るわけだから、圧力が異常に高まる。
そうして銃に対してどういう不都合が起こるかと言うと、異常腔圧であるが、ま
だ程度が低い場合、脱管(雷管が薬莢から抜け落ちる)逆突破(雷管に付いた撃
針の突き跡を破りガスが噴出する)この辺までは一般のハンドローダーでも遭遇する。
よし!もう一押し!などと言って装薬を詰めすぎると、こうなる。
その場合は異常腔圧というよりは、高腔圧という方が妥当だろう。
さらに圧力が高まると、ヘッド(薬莢底部)の拡大や薬莢の破断が起きる、そしてさらに高いと、遊底頭部の損傷、銃身膨張や破壊、脱底(遊底がはずれ後ろへ飛ぶ)などが起こる。
その結果、銃が損傷するとか射手が怪我をする。
245ガバ:01/12/12 02:18
(続き)
その防止策として異常腔圧が起こった場合、圧力を早く下げてやる必要があるわ
けだ。
ガスエスケープは、その為にある。
ガスエスケープの位置や径により逃がすガスの量や方向が決る。
スポーツ用の銃など、外観を重視して不適切な位置に穴があるものもある。
さらに噴出したガスに対する防護策はどうか?
アリサカアクションは、こういった点で非常に優れている。
特に噴出したガスに対する防護策が優れているといわれてる。
薬莢を破壊したガスは、遊底と機関部の隙間や撃針孔から遊底内を通り射手の顔
面に吹き付ける。
高圧のガスは非常に危険だ。
気体や液体でも、高圧になると刃物と同じだ。
たとえば、石を切断する時、水(普通の水道水)を高圧で噴射して切断する装置
もある。
そういった高圧ガスが射手の顔面に吹き付けたら失明することもありうる。
そのためにガスを防がなければならない。
アリサカアクションは、遊底後端にある安全装置が大きな円形をしておりガスを
受け止め方向を変える。
246M1ガーランド:01/12/12 02:21
ポリゴナル廃止ですかい
247ガバ:01/12/12 02:33
補足

 38/99式のガスエスケープは菊のご紋章の辺りのレシーバーに、1ないし2の穴を
開けてガスを逃がす仕組み。
 これでも後ろに抜けてくる分を、遊底後端の安全装置がガードする。
248じょばんに:01/12/12 02:46
短機関銃に銃剣を付けるのはよく見られるという御意見は勉強になりました。
でも,短機関銃(機関拳銃)は接近戦用兵器というのが私の認識なのでした。
それに,銃剣付けるというのは,どうなのですかね。
拳銃に銃剣付ける?前装銃の時代なら当然付けるのですが。
本当に白兵戦になったら,銃剣で刺すより,銃床かスコップで殴れ!銃剣で刺して抜けなくなったらどうする?
次々と来る敵兵にやられるぞ。
ナイフ型銃剣は兵器としてより,道具の性格が強いと思うのですが。

短機関銃や銃口の跳ね上がりを押さえる目的という御意見については,そういう効果はあるでしょうが,
それは銃の設計の段階で銃の重量バランスを考えて設計すればよいことで,なにも着剣装置を付ける必要があるのか疑問です。
銃口の跳ね上がりは,百式短機関銃に特有のことではなく,短機関銃の射撃方法として,下から撃ち上げるという射法もあるわげす。
全自動火器に高精度を要求しすぎるのは,どうですかね?むしろ,適当に弾着が散らばったほうがよいのでは?
むしろ,着剣装置を省くことでより量産向きになるのでは?

>266
のような説教がのが,自動小銃の威力を目の当たりにしてぼやいている兵に,
下士官あたりからビンタと一緒にきていたというのは想像できますね。
>255
相手がM1ガーランドだと分かった時点で,それなりに対策をすべきだったとは思います。
補給の問題を指摘されるのは激しく同意。旧軍は陸軍と海軍,陸軍内ですら軽機と重機で弾薬の互換性が採れていない場合があり,
補給の問題を一層面倒にしておりました。生産力に余裕がないなら,九九式は余計であったと思います。
むしろ,M1ガーランドを相手にしない限り,三八式は日本人に合った良い銃であったというのが私の認識です。

>239
個々の兵士にとっては,銃の性能は重要ですが,軍全体としてはどうでしょうか?
他の方法でも補えなくはないと思います。たとえば分隊支援機関銃を強化するとかは1例ですが・・・。
仮に自動小銃を装備した部隊を大量に配備できたとして,その後の弾薬補給はもっと深刻になるのでは?
ガ島の負け戦の原因を三八式に求めるのは酷と思います。
御説における第二次大戦における名銃とはなんでしょうか?

>240
それは私も雑誌で読んだことがあります。三八萌え。
249名無し三等兵:01/12/12 03:47
自動小銃もってガダル奪還かあ・・いいかも
初期の海兵隊相手なら、自動小銃とある程度のまとまった戦力があれば取り返せたかも
ガダルを一旦奪還してしまえば、一定の制空権を確保することが可能なので、
補給の問題はOKなんじゃ?
だって、制空権が無い場所に補給しなきゃいけなかったから苦労したんだしょ
飛行機が飛ばない時間帯だけで行き帰りできるように、足が早い駆逐艦しか使えなかった
だから、補給量が限られてえらいことになった
つまり敵に飛行場さえなかったら、制空権もある程度とれたかもよ
五分五分とはいかなくてもそれなりにね
そしたら補給は大丈夫でしょ
250少佐:01/12/12 04:02
自動小銃があっても日本軍は弾が無いので連射しまくるような戦闘は
できない。
1、弾はいちはやく5ミリ弾を使用
2、どこの国の銃より長い射程距離
3、どこの国の銃より高い命中精度
これが必要だった銃だろう。
251名無し三等兵:01/12/12 04:04
当時の日本にそれをつくるだけの技術は無かったというわけでありますか?
少佐殿
252名無し三等兵:01/12/12 04:17
>連射しまくるような戦闘はできない。

それをもしもできたなら、歴史はかわっただろうね。
陸軍の戦争は勝ちだったろうし、ガ島がうまくいけば海軍の戦争もあそこまでは悪くなかったはずだね。
歩兵銃の性能も、飛行機の性能と同じくらいには重要だってことだね。
飛行機の性能のことはよくいわれるのに銃は何も言われないというのも変な話だね。
M1と三八式では、F6Fと零戦を比較するよりも大きな差があっただろうに。
253名無し三等兵:01/12/12 04:31
>飛行機の性能のことはよくいわれるのに銃は何も言われないというのも変な話だね。
>M1と三八式では、F6Fと零戦を比較するよりも大きな差があっただろうに。

銃は飛行機程に戦局には影響しないよ。
何度も言うけど、ガ島が取り返せなかったのは銃のせいじゃない。
飛行機のせいなので。
あ、それと食料のせいね。
254名無し三等兵:01/12/12 04:35
>>251
作る技術よりも十分に配備する金がなかったのではないかと・・・
255名無し三等兵:01/12/12 04:46
何かの本でガーラントぐらいの自動小銃は出来たけど
三八に決まったって話を見た。
いまいち信頼性がなかったのと
偉い人がオートの技術を嫌ったから
と書いてあった

本は失念、話半分に聞いてください
256名無し三等兵:01/12/12 04:57
三八じゃ自動小銃には勝てない。
だから無理してでも三八はやめて自動小銃にするほうがよかったんじゃないかな。
たたえたい人には悪いけど、こういう話の方向になるなら、そうおもうよ。
257名無し三等兵:01/12/12 05:20
日本軍だと自動小銃でも結局
一発必中やってそうだから命中率が良くて白兵戦向きの三八のほうがよかったりして(w
258名無し三等兵:01/12/12 05:33
>たたえたい人には悪いけど
どう見ても元は煽りスレだろ、ここは(苦笑)
92式スレから知識の深い人が来たので予想に反して
続いているけど・・・
>>248(じょばんに氏)
( ・∀・)もうちょっとマターリしようYO!

>短機関銃に銃剣を付けるのはよく見られるという御意見は勉強になりました。
>でも,短機関銃(機関拳銃)は接近戦用兵器というのが私の認識なのでした。
>それに,銃剣付けるというのは,どうなのですかね。
>拳銃に銃剣付ける?前装銃の時代なら当然付けるのですが。
>本当に白兵戦になったら,銃剣で刺すより,銃床かスコップで殴れ!銃剣で刺して抜けなくなったらどうする?
>次々と来る敵兵にやられるぞ。
>ナイフ型銃剣は兵器としてより,道具の性格が強いと思うのですが。

・・・えーっとサブマシンガンで格闘戦する事があると思っているのか
思っていないのかどっちなんですか?(笑)
前半と後半で違って思えるのですが、行を細かく区切って引用するのが
個人的に嫌いなので今回は段落ごとで引用レスをさせていただきます。

近接専用だからこそ着剣装置が必要なんだとボク思うなぁ。
近代戦では民間人を威圧するくらいしか出番はないでしょうが、それでも
現代のアサルトライフル(や一部のサブマシンガン)は着剣装置を有して
いるので別に全然変じゃない、というのが私の見解であります。

拳銃銃剣はイギリス軍がウェブリー拳銃に装着する銃剣を実際に作っていた筈
です、使ってどうだったかは知りませんが。(最悪だったと推定します)

たしかにMP18なんかは白兵戦じゃ銃剣付けるよりも鈍器として使う
ことを想定してるっぽいですね。
鈍器と短槍のどっちが有利かは武道板の方に聞きたい所ですが、私だったら
格闘戦が避けられない状況に陥ったら迷わず着剣します。
またウージー(ちなみに着剣装置有り)の様な短い銃と違って、100式や
ベルグマンは現代のアサルトライフルと同程度の全長(AKMと同程度)
なので現代アサルトライフルと同じ程度には銃剣格闘で使えると思いますよ。


(長いので分割します)
>>248(じょばんに氏)

>短機関銃や銃口の跳ね上がりを押さえる目的という御意見については,そういう効果はあるでしょうが,
>それは銃の設計の段階で銃の重量バランスを考えて設計すればよいことで,なにも着剣装置を付ける必要があるのか疑問です。
>銃口の跳ね上がりは,百式短機関銃に特有のことではなく,短機関銃の射撃方法として,下から撃ち上げるという射法もあるわげす。
>全自動火器に高精度を要求しすぎるのは,どうですかね?むしろ,適当に弾着が散らばったほうがよいのでは?
>むしろ,着剣装置を省くことでより量産向きになるのでは?

確かに銃剣を重りにするというのは珍妙奇天烈なアイデアではありますが、
銃を重たくするよりも何か他の機能を兼ねる部品を重りとして装着する
というのは結構合理的な発想だと思います。

また命中精度重視のサブマシンガンとしてずっと後に登場したMP5は
駄作だと思いますか?
根本的に精度の上がらないオープンボルトの100式に小細工をして
精度を出そうとしたのは結果としては失敗でしょうが、発想は間違いでは
無いと思います。


>>266
>のような説教がのが,自動小銃の威力を目の当たりにしてぼやいている兵に,
>下士官あたりからビンタと一緒にきていたというのは想像できますね。

 日本軍の命中精度重視は弾薬供給量の慢性的な不足と言う止むに止まれぬ
事情があったからで嘲笑的な”軍隊コント”で片づけるのには問題があるかと
ワタクシ思う次第であります。

>これ以後のレスに付いて
・・・は、「激しく同意!」と言うことで以上であります。
261名無し三等兵:01/12/12 11:05
WWUで…
自動装填小銃を実戦配備した国
米・独・露
機関短銃に銃剣はない。

槓桿(ボルトアクション)式小銃だけで戦った国
日・英・伊
機関短銃に銃剣が付く

なんで?
262名無し三等兵:01/12/12 11:42
>>248
>銃剣で刺して抜けなくなったらどうする?
その状態で1発発砲すれば抜けます。
これ、銃剣戦闘の基本の1つなんだが?
>>261
戦後の独米ソ・・・

ドイツ=MP2(ウージー)
 使ってるところを見たことがないが一応着剣装置有り。

米ソ=軍用SMGはアサルトライフルやそのショートモデルが代用。
 AKS-47は後から銃剣が復活、M16ショーティーは付いたり付かなかっ
たりするが最新のM4カービンには着剣装置あり。

 MP5やS&W M76(警察用?)に着剣装置が無いのは銃剣術に適さない
形状なので妥当な措置でしょう。
 ウージーやブルバップのアサルトライフルに銃剣つけて役に立つかは
甚だ疑問です。
264名無し三等兵:01/12/12 16:41
しかし、あんなに小さい百式や二式機関短銃にあんなにでかい三〇年式銃剣を着けるのは
(・∀・)イカガナモノカ。 重心がずれて扱いにくそう。
265少佐:01/12/12 16:55
自動小銃で突撃するくらいなら、迫撃砲で撃てばいいだろう。
266名無し三等兵:01/12/12 17:07
またーりしたいクリスマス。
267名無し三等兵:01/12/12 17:08
http://www.japaneseweapons.com/gunyojyu/jyuken/
>264
既出
専用の短い剣がある・・・通称「二式短剣」
二式とは別に100式銃剣なるダガー型の銃剣が存在すると
文庫の本で読んだんだが本当なんだろうか?
(タイトルは失念したがワールドフォトプレスの軍用銃何とかだったと思う)
本にはイラストしか無かったし、今に至るまで写真は見た
ことが無いので存在するか怪しいのだが。
269名無し三等兵:01/12/12 20:58
いつも少佐って何が言いたいのかさっぱりわからん。
もう来ないでね。(ハアト
270名無し三等兵:01/12/12 21:31
>>267

  \ | /
    六
= ( w ) =
     ̄
  / °\
  ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ・∀・)< そうだったノカー!!
 ( つ  つ  \___________
 〈 〈\ \
 (__)(__)
271名無し三等兵:01/12/12 21:36
鉄砲って、撃ったら、大きい音がするんだよ。
音を出したくないこともあるさ。
272名無し三等兵:01/12/12 21:49
>>268
ミリタリーイラストレイテッド14 世界の軍用銃だね。
確かに載ってるけど、どうなんだろうね?
ところでこの本に載ってる百式短機関銃の銃身の下についてるのはなんだろう?
着剣装置?まさか単脚?
273ガバ:01/12/12 22:01
>>少佐
 口径5mmで、当時の列国小銃の射程である2000mを越えさせるには
それなりの強装実包にしなければならず、そうすると反動が強くなって
命中精度が落ちると思う。

 それより何より、機関銃用の実包を別に持たなければならないから、結局
補給は楽にならないし。

>>261
 米・独・露:陸軍の機械化が進んでいた国
 日・英・伊:機械化が遅れていた国

 というのはどうかな?
 陸軍の機械化が、従来型の銃剣突撃の必要性を失わせていたというのは、どうかなぁ?
274ガバ:01/12/12 22:11
 アメリカのM1ガランドが最初に大量装備された自動小銃ではないよ。

 WW1でフランスがMle1917という自動小銃を採用し、9万丁ほど装備
したそうだ。
 しかしこれ、泥の塹壕戦では作動不良が続出したそうで。

 もしかすると、この銃の戦訓が旧日本軍の自動小銃開発に影を落としている
かもしれない。
 旧軍の小銃は、38式・99式ともども大陸での使用を前提に開発され、
そのため砂・泥対策に遊底蓋がついている。複雑な機構の自動小銃の作動に
信頼を置けなかったのではないだろうか?
275名無し三等兵:01/12/12 22:34
>>162
>「三八式砲兵銃」とか言うトンデモなアイテム

志茂田大先生の著書には「散発式歩兵銃」なるアイテムが登場してたぞ。
>>275さん
志茂田氏は口述筆記だから、テープ起こしの過程で
そういう間違いがたまに出るみたいです。
校正はしっかりと!
277じょばんに:01/12/13 00:12
>182殿

>・・・えーっとサブマシンガンで格闘戦する事があると思っているのか
>思っていないのかどっちなんですか?
実は書いていて私の書いたことは自分でも混乱した表現かとおもしました。(W
これは勝手な解釈かもしれませんが,自分の分類ではこうなります。
非接近戦用・・・小銃・軽機関銃等
接近戦用・・・拳銃・短機関銃・銃剣・手榴弾等
また,銃剣自体はマスケット銃兵の弾込めの間の防御用として生まれたと考えますので,
銃の速射性・連射性が上がれば必要性が少なくなるという考えで書かせていただきました。

>嘲笑的な”軍隊コント”で片づけるのには問題があるかとワタクシ思う次第であります。
御指摘のとおり,笑い事ではありませんね。ただ旧軍にそういう体質があったということは,
軍というものを考えるときに批判的に考慮しなければならないことと思います。
軍というものが上命下達の組織であって,
個々の兵士が命令に違反しそうになるのを実力で押さえつけなければ,
維持が困難な点がある点を認めるにしても。

私自身がどうしても第2次大戦関係はドイツに偏っているので,
御指摘のような批判を受ける考えを持ってしまうのです。

>268
私の元ネタは「西部戦線異状なし」なのでした。ネタが古くてスマソ。
撃てる状況なら刺すより先に撃つのでは?臆病な私ならそうしてしまうでしょう。(w
278じょばんに:01/12/13 00:20
↑「隊長殿,またやっちゃいました。」
277で私が書いた,「>268」は「>262」の間違いでした。
お詫びします。
279=☆=:01/12/13 00:22
>268
アメリカ人のジャンセンとか言うお人の
分厚い銃剣の、本ずばりタイトルは「BAYONETS」
に100式が紹介されている「special paratroop model」
として。刀身長7インチ3/4

此れとは別に従来の30年式を9インチに短縮したものが出ている
「1942 shortened rework」つまり短縮改造型昭和17年式
この本には2式なる短剣は登場しないので通称2式短剣
とは、これかも知れない?
280少佐:01/12/13 01:36
ガダルカナルの戦記を読むと、アメリカ陸軍は突撃しまくってきた
らしい。
ボルトアクションの銃でだ。
物量作戦で破れたというイメージが強いが、白兵戦でボロ負けしたという
戦闘も実際はかなりあったのではないか?
アメリカ陸軍の主力は鬼軍曹に鍛え上げられ、毎日肉をたっぷり食わされてる
黒人兵である。
こりゃ白兵戦でも日本は不利だろう。
281名無し三等兵:01/12/13 02:32
>>227
遅レスだけど昭和15年の時点での価格
三八式歩兵銃(銃剣込み)56円20銭
九七式中戦車1輌7万2千円
八九式中戦車1輌5万4千円
九五式軽戦車1輌1万9千円
九二式銃装甲車1輌1万8千円
>>272
うーん、ちょっと家の中が散らかってて行方不明なので確認がとれない
のですが、前期型の着剣装置じゃないでしょうか?
試作型の方だったらあの変なチューブ(着剣管)はテレスコーピック式に
伸びて銃剣術の時のリーチを稼ぐようになるというアホなギミックが
仕込まれています。
ちなみに試作型は立派な2脚つき、軽機関銃の代用もさせようと思っていた
模様ですな。
戦後のガリルARMやSG-550のようなヘビィアサルトライフルを求めていた
んでしょうかね、拳銃弾でやった辺りが大失敗ですが。

>279
実在したのですな、情報ありがとう!
>>277(じょばんに氏)
(本文長くなったので引用なっしんぐ)

 自動火器が普及した近代では野戦で銃剣格闘に至る可能性は極めて
少ない(まず無い)と言うのは納得の行く話です。
 で、それなのに現代のアサルトライフルやSMGに銃剣が付いている
事を偏見の目で見ると↓のようになるであろうか?(苦笑)

「Q.L85に銃剣付けてるイギリス軍は?
 A.エゲレス人は因循姑息のチョンマゲ頭だからです。

 Q.FA-MASに銃剣付けてるフランス軍は?
 A.銃剣が自国発祥だからってムキになってる石頭だからです。

 Q.ステアーAUGに銃剣付けたオーストリアは?
 A.中立国で戦争なんかしたこと無い田舎者だからです。

 Q.実は殆どのSMGに銃剣付けてるスイス軍は?
 A.同じく中立国の田舎者だからです。

 Q.F1SMGに銃剣付けてるオーストラリアは?
 A.農場で羊を追い回す以外に銃を使わないからです。

 Q.わざわざAKMになって着剣装置を復活させた旧ソ連は?
 A.銃を知らない田舎百姓を脅す時にアカが使うためです。

 Q.M4カービンに銃剣付けてるアメリカ軍は?
 A.アメ公はドツキ合いの好きな乱暴者ばかりだからです。

 Q.一〇〇式短機関銃に銃剣つけた旧日本軍は?
 A.日本人は人食い人種が銃を持っただけの野蛮人だからです。

 Q.ウージーに銃剣付けてるイスラエルは?
 A.ユダヤは劣等民族だからです。

 Q.ドイツが着剣装置付きのMP2を使っているのは?
 A.ドイツ共和国を名乗る売国奴がユダ公から無理やり買わされただけです。

 Q.じゃあG36にも銃剣がついているのは?
 A.・・・・えーと、ドイツの科学力は世界一ィィィィィ!           」

 ・・・と、言うことで旧軍の体質も確かに悪いですが、偏見も
良くないで臑毛。
(完)
284   :01/12/13 07:03
38の部品に相互互換性がなかった。
これは、日本軍の全ての装備に当てはまったことだが。
285名無し三等兵:01/12/13 10:24
日本軍は互換性のないものが結構多いように見受けられるが
小銃の弾薬ってどれくらいの頻度で補充されたんでしょうかね。
例えば、小銃とワンセットで弾を付けてその後補充なし
とすれば、種類が豊富なのも頷けるんですけどねぇ
286名無し三等兵:01/12/13 10:34
誰か知りませんか?
かなり昔の「GUN誌」に、乗っていたそうです。
太平洋戦争前に、熊野?とかゆう人が日本帝国陸軍に自分が開発した自動小銃
のデモを行っが、相手にされなかったそうです。
287名無し三等兵:01/12/13 11:51
>>1のスレタイトルにワラッタのであげ
288名無し三等兵:01/12/13 12:53

38式歩兵銃殿 申し訳なかったであります
38式歩兵銃殿 申し訳なかったであります
38式歩兵銃殿 申し訳なかったであります
38式歩兵銃殿 申し訳なかったであります
289名無し三等兵:01/12/13 14:54
38式歩兵銃>駆逐艦なのかーっ!
290106:01/12/13 16:15
 日本軍の小火器について詳しい方々が居着いたようなのでお伺いしたい
のですが38年式歩兵銃に取り付けて使われた100式擲弾について
の運用実績についてご存じの方はおられますか?市街戦やジャングルで
ゲリラ鎮圧に有効といった記述を目にしたことがあるのですが 実際使用
していた人の体験記を見たことがありません。情報をお待ちしてます。
291名無し三等兵:01/12/13 20:22
あげ
292名無し三等兵:01/12/13 21:21
>286
日野熊造の開発した「日野式自動拳銃」のことではないでしょうか。
月刊「GUN」誌には、グラビアも入れると3回ほど、取り上げられています。
ストレート・ブローフォワード、銃身前進式の自動拳銃ですが、
1、トリガー・ガードがない
2、発射前の装填動作で、銃の先端から突き出した銃身を引き出す作業が要り、
銃身の前に手が出ると、暴発時に手を撃ち抜く可能性がある
(実際、開発時にテスト・シューターが大怪我をしています)
また、トリガー・ガードがないために、この危険性が大きい
3、セフティがない
4、大柄な拳銃の割に、32ACPの弱装弾薬を使用するため、威力不足
(試験的に8ミリ南部弾を使用するように改造された、おそらく現存する唯一のものが、
アメリカのコレクターの手に渡り、GUN誌で紹介されています)

これでは、採用せよと言う方に無理がありますが、
GUN誌の記事では、空想の世界の銃として、日野式のメカを発展させた、
ブローフォワードのSMGを提案?していました。
293   :01/12/13 22:15
とにかく、同じ38銃の部品同士で互換性が無かったのだから。
規格化された工業製品とは思えない。
294じょばんに:01/12/13 22:54
>182殿
Q&A藁た。
御指摘肝に銘じます。
>>284>>293
あまりに煽り臭いのでレス返すのに気が引けますが一応(´Д`)
38式も公差を考えて無かっただけで現物合わせの擦り合わせ調整をすれば
部品を代えて組む事もできますよ。
現代の工業製品と比較すると確かに欠点ですが、外国でも例えばアメリカの
M1911(無印)が始めて公差を計算して図面引いた拳銃だって以前に本で読ん
だ事があります、昔は外国も同じ事だったんじゃないですか?
九九式の頃には日本軍も公差を考えた設計していました。(末期型は怪しいが)
296286:01/12/14 02:56
>>292
どうも自動ライフルのようです、38式よりコストがかからず、面破壊力があるのに
軍部は、皇軍にこのような安物を持たすことができないとか、のたまったとか?
297   :01/12/15 01:33
>295
無理だったと爺さんが言ってました。
それに重すぎたとも言っていたな。
>297
「無理だった」の一言だけじゃどんな状況かわかんないんですが(´Д`)
スリ合わせ調整は職人じゃないと出来なかったと聞いてますので、貴方の
お爺さんがそう言った専門職じゃなかっただけでは?
現代の視点から見るとたしかに欠点(しかも重大)ですが、18世紀の
小銃だったらどの国の製品だってアヤシイ。

あと独自の名称こそ与えられていないけど明治38年から昭和16年の
生産中止までの間にマイナーチェンジを数回しているのでそれも混乱の
原因だったんじゃないでしょうか?

>それに重すぎたとも言っていたな。

重量ならば明確な数値データを引用した方が良いですね。

三八式歩兵銃(4.03kg〜3.87kg←資料により食い違いがある。
「日本の軍用銃と装具」によると4.00kg)
スプリングフィールドM1903A3(4.05Kg)
モーゼルGew98(4.08kg)
モシン・ナガンM1891(4.35kg)
リー・メトフォードMk1(4.73kg)

ここまで読んで「同時期の外国製小銃より軽い」と結論を出すのは
まだ速い。

三八式騎兵銃(3.25kg)
九九式小銃(初期型の短小銃)(3.7kg)
モーゼルKar98k(4.08kg)←ストックが合板になったのでGew98より重いそうだ
M1ガーランド(4.37kg)

三八式騎兵銃と比較すると確かに重い、野外で持ち歩くのに約800gの差
はかなり大きい。
世界的に見ても群を抜いて軽い上に命中精度も実用射程じゃ大差がない
三八式騎兵銃を知っていれば誰だって騎兵銃の方がイイ!(・∀・)
歩兵銃(゚Д゚)オモー!となるのは当然の事ですな。
「18世紀」は19世紀末〜20世紀初頭の誤植です(´Д`;)
誠にスマソ
300名無し三等兵:01/12/21 14:58
300を得たり
あ、まだdat落ちしてないのね

>A.銃を知らない田舎百姓を脅す時にアカが使うためです

 日本人はRPG−7を知らなかった様です(ニガワラ
302名無し三等兵:01/12/25 21:10
と言うか俺名無しに戻るわ。
落とすのも惜しいので放置されてる質問にレスしときます。
92式重機関銃スレとかの詳しい人の書き込み読んだ後だと
恥ずかしいけどさ。

>290
漏れも聞いたことがありません(´Д`)
戦中の物資不足に加えて、類似用途の重擲弾筒で済ませられると思ったので
配備も乗り気なかったのではないでしょうか?
故に配備数は極小であったと思われ。

>286-296
GUNは小学生の時から毎月買ってますが読んだことありません(´Д`)
大昔からある本なので80年代以前のバックナンバーまで遡ると解りませんが。
ボルトアクションより安価な自動小銃ですか、実在したなら凄いですね。
303名無し三等兵:01/12/29 01:36
ボルトアクション軍用銃スレに合流と言うことでこのスレは沈むでしょう。
南無阿弥陀仏。
304名無し三等兵:02/01/12 09:56
age
良く見たらageてる人がいた。
しかし話題があるのか?
302と303も俺だし・・・
最近銃スレが乱立しまくる割にどれもコレも盛り上がりに欠けますな。
幾つも建ててるが>>1よ、君か?(藁
日本軍のコスプレでヒストリカルゲームに参加したい。
日本人が持って一番サマになるのは矢張り三八式であろうか。

讃えたぞ、煽られもせずに放置されて沈みそうだが。
タナカのKar98kが売れたら次は三八式だと噂が有るが本当なんだろうか?

九二式重機関銃スレで見て以来、三八式騎兵銃萌えなので是非とも
発売して欲しい所であります。

輜重兵のコスプレでもすれば騎兵銃でバッチリだ。
309当スレ106:02/01/22 13:25
一八二式歩兵銃(捨てハン) 氏が哀れになってきたので同じ38年式歩兵銃殿を
愛する(?)同好の士として僭越ながら返って参りました。全く助けにならない
とおもいますが。
 名無し軍曹さん並の知識があればなあ

 38式についていた30年式銃剣について読んでいて愕然としたのですが
中国戦線で使われた(たぶん独混向けだとおもいますが)ものの中には磨きすぎて
摩耗したものが多く軍服を刺し貫くことすらできなかったものが多かったとのこと。

>308さま コスプレもサバゲの趣味もないのですが銃剣つきですか?銃剣
のない銃など帝国には需要がありません!(笑)
 閑古鳥が威勢よく「泣いて」いる本スレの維持に執着されているのをみるとよほど
お好きで。当方は日本軍おたであり木製銃床のコウカン式銃に魅力を感じるもので。
 私は現代の銃に魅力を感じられません。自衛隊の儀丈隊がM1をもって訪日
してくる元首に「捧げつつ」をしているのを映像で見ることがありますが
あの木目の醸し出す気品には現代の銃はかなわんとおもいます。だがM1もサンパチには
かなわん!(笑)
38式はコウカンを動かすと証言者曰く「荘重な音」がしたそうです。儀丈隊で
復活したらなあ。ちなみに99式は「安っぽい」音がするそうです。
 
 38式の栄光を讃えるのが本スレ。あなたにも魅力を語っていただきたいです。
310名無し三等兵:02/01/22 14:19
航空戦艦あげ
311310:02/01/22 14:19
誤爆スマン
312名無し三等兵:02/01/22 14:31
菊の紋章がついてなくて、ただの道具としてならいい銃だったと思うな
菊の紋章なんてつけるから、取り扱いに余計な神経取られて、評価を落とした
313名無し三等兵:02/01/22 14:53
>>308
輸卒のコスするのか。感心…
輸卒が兵隊ならば、犬も兵隊の内と戦前は言われたそうだ…
(こんな考えだから戦争に負ける)
でも輸卒のコスは見たい…やってくれ赤ベタ
314名無し三等兵:02/01/22 15:18
>>313
うちに爺ちゃん、配属先の中隊長とお友達だったので、”おまえ、なにやりたい?”
と聞かれて、”訓練ないところがええ”と答え、ワザワザ輜重へ行ってでトラック
転がしてました。(w


315名無し三等兵:02/01/22 20:10
>>313
「輜重輸卒が兵隊ならば ちょうちょトンボも鳥の内」ではないかと。
>>309
哀れんでくれますか我が同胞よ。
くるしゅうない、一〇六式騎兵銃の名をこのスレでは使うがよい。(笑)
名無し軍曹殿には及ばずともがんばろうじゃないですか。

> 38式についていた30年式銃剣について読んでいて愕然としたのですが
>中国戦線で使われた(たぶん独混向けだとおもいますが)ものの中には磨きすぎて
>摩耗したものが多く軍服を刺し貫くことすらできなかったものが多かったとのこと。

 三十年式は短刀のようなスマートなスタイルが如何にも日本的で
優れたデザインの銃剣の一つだと思います。

 軍服を貫けなかったってのはにわかには信じがたい話ですが、極寒地帯
の防寒服は「疲れたら服に寄りかかって休める」とか「拳銃で撃たれたが
貫通しないどころか気が付きもしなかった」なんて凄まじい話がまことしやか
に伝えられてるくらいなので本当かも。

 でも磨きすぎ(研ぎすぎ?)が原因で刺せなくなったと言う点に
関しては刃物の常識からしてちょっと疑問な話です。
 刀身が身減りして変形するほど研いでもナイフってのは使い続け
られる代物ですぜ。
 研がなくてマルッパになっていたのならまだ解る話ですが。
>>308さま コスプレもサバゲの趣味もないのですが銃剣つきですか?銃剣
>のない銃など帝国には需要がありません!(笑)

うむ、308も拙者でゴザルよ候ぞよぞよ。
自分も着剣した軍用銃は好きです、といいうか現代アサルトライフル
でも着剣した方がカコイイ!(・∀・)なんて思ってしまうので、消防の頃から
LSのプラ銃剣をM16につけて遊んだりなんかしてました。
実は今もアリイのAK−74にダミー銃剣つけて傍らに置いてあったり
します(笑)
クラシックライフルは特に銃剣を付けるとキマりますな。
そう思っていたので既に厨房の頃には貯金をはたいて三十年式の真鍮の
ダミー刀身付きの奴を投資していたんですが、後に買ったタナカの九九式
(長)小銃には微妙に着剣ラグの幅が合わずに取り付けられませんでした(涙)

ついでに言えば振っただけでダミー刀身の継ぎ目から折れたので瞬間接着剤
(鉄と真鍮なんでいろいろ試したけど繋がらないのよ)で強引に固めて
あります(涙)

昔タナカから模造銃剣が出ていたような記憶があるのだけど、今検索したら
まるっきりひっかからないので幻覚だった模様。
>>313
「輜重輸卒が兵隊ならば蝶々蜻蛉も・・・・って>315に先を越されて
いた(笑)
 やってみたいけどフトコロ具合と中田商店の在庫次第です。
 あと足がデカイので軍靴をどうしようかと・・・

>314
 あんたの爺ちゃんかっこよすぎ!(笑)
 ますます輜重兵の軍装が欲しくなってきたYO!
319名無し三等兵:02/01/22 23:28
38式歩兵銃ってさ、詳細な設計図が無いっていうじゃん。
これって”大量消費”が前提の近代戦じゃぁ使えないわな。
大体からして”大量消費”って事は大量生産が前提な訳だが、
公式図面が一枚きりってんじゃ、大量生産に必要な各種金型・治工具が準備できないよ。
比較的平和な時期(日華事変以前?)なら職人の手作りって事で命中率なんかも
良かったらしいけれど、末期になると”粗製濫造”状態。。。。

端から機械での大量生産が前提で設計して、あの命中率だったら間違いなく
”名銃”と言いたいんだがなぁ・・・。
惜しいっ!!
320名無し三等兵:02/01/22 23:56
>319
設計図無し、のソース希望。
軍イタの皆さんおはようございます。

>319-320
このスレ設立以来もう否定派の錦の御旗となった感の強い「設計図無し」
の話ですがソースは漏れも良く知りません。
いやまー92式スレの博識ぶり見てると見栄張る気しないですわ(笑)

別に19世紀末〜20世紀初頭はどの国も似たり寄ったりなんで特に
取り上げて三八式だけが特殊だった訳じゃないと思ってますがね。

>比較的平和な時期(日華事変以前?)なら職人の手作りって事で命中率なんかも
>良かったらしいけれど、末期になると”粗製濫造”状態。。。。

 いやあ、おもいっきし否定できるツッコミ所を用意してくれて
ありがとう(笑)
 三八式の末期型は存在しません、言い切れます。
 日本の兵器産業が”末期型”態勢に入ったのは昭和18年から、
三八式はその頃はとっくに生産中止だったので末期型はありません。
 具体的に言えば九九式制定後に生産縮小され、昭和16年には
完全に生産中止です。
 ホレホレ、ソースだよ〜(笑)
ttp://www.japaneseweapons.com/gunyojyu/049.jpg

 同じく「日本の軍用銃と装具」によると昭和18年の九九式は
”中期型”でまだそれなりの品質です。
 昭和19年の”後期型”はおおよその体裁だけはまだ見れた物です。
 昭和20年の”末期型”になるとナンダコリャ銃ばかりになります。

>端から機械での大量生産が前提で設計して、あの命中率だったら間違いなく
>”名銃”と言いたいんだがなぁ・・・。

 九九式小銃は大量生産前提ですよ、前期型は命中精度も一級品だし。
 ただ三八式と比べると仕上げが一段劣る上に、厨房にM1ガーランドと
比較される危険性も伴う両刃の剣、素人には小一時間以下省略。
 三八式と比較すると新しいだけあって細部の機構に工夫が凝らされていて
なかなか好きな銃ですが。

 ちなみに前に別のスレでも書いた漏れが大枚はたいて買った九九式の
モデルガンは銃身がスッポ抜けるナンダコリャ銃です(号泣)
322106:02/01/24 15:10
一八二式歩兵銃(捨てハン) さま

名を賜りましたが失礼ながら遠慮いたします。

 銃剣の話の続きですが30年式銃剣デザインは好きですが最近イイ話が聴けず
寂しい限りで。摩耗したという点ですが1つは鉄不足で戦場から銃剣を敵味方から回収
(中国兵も38式をもっていたし不法コピーしてましたので30年式銃剣も有った)
し赤錆だらけのものを無理矢理磨き上げて装備させていたものもあるみたいです。
これが軍服を貫けないという信じがたい話をうんだ原因かも。
 あと平時は刃がついてないので突撃前に上半分を研いで刃をつけるそうですが
これを忘れた新兵さんだったのかも。結局よくわからないです。また44式騎兵銃の
スパイク銃剣も新品納入時は先端は丸みがあるそうです。
 よくいわれることとして30年式銃剣は長目なので折れやすいともきいてます。
私は最高の銃剣と思いこみたいくらいだから頼むから覆して欲しいです。
 私がここへ来たとき宣言したように>>106(誰も覚えていないだろうけど)
まちがっていたら三八年式歩兵銃殿に喜んで謝罪します。
しかたないなぁ、変ハンは一人で続ける事にします(笑)

>322
(引用省略)

 銃剣術のような武道絡みのお話となると最近不摂生極まりない
小生には少々キビシイお題です(笑)

 で、軍服を貫けなかった話ですが。

 長文を書いたけど読み返したら我ながらウザいのでボツにします。

 

 

 

・・・・って訳にもいかないので仕切り直しでシンプルに(笑)
 
 刺突するだけなら粗悪な鋼材を尖らせただけの物でも出来るので
やっぱり信じがたいデス。
 >>316でも書いたように寒冷地での話なんじゃないですか?
 ナイフ型銃剣じゃ貫けないような防寒服を着てるから中共の
AKやSKSのコピーはスパイクバヨネットを標準装備させた
って逸話は有名じゃないっスか。

 あと三十年式が長くて折れやすいってのは現代の短いナイフ銃剣と比較
しての話じゃないですか?
 同時期の諸外国の銃剣は同じかそれ以上の長さがあるし、その中で
取り立てて三十年式が折れやすいなんて話は漏れは聞いたことが有りま
せん。

 銃剣の鞘のほうは曲がりやすくて兵隊泣かせだったというのは良く
聞きますけど。
324106:02/01/25 12:33
回答どうも
>ナイフ型銃剣じゃ貫けないような防寒服を着てるから中共の
AKやSKSのコピーはスパイクバヨネットを標準装備させた
って逸話は有名じゃないっスか。

知らなかったです。ありがとうございます。うーんじゃ私の30年式銃剣の情報は
超アンチの論者の一部の事例をことさらにとりあげた産物だと解することといたします

30年式銃剣殿屁たれと思って済みません。

 銃剣の鞘の話もしらなんだ。ちょっとずれますが私の祖父が出征していたとき
回りには竹の鞘ばかりだったなんて行った話しはききましたが。
 じいさまは近衛連隊だったからチャンとしたものくれたそうですが。
私も取り立てて銃剣術についての知識はありません。
野暮なつっこみは心配せずにどうぞ。
 じいさんの話で少々。じいさんは38ではなく99式装備だったから、何度もい
われてることですが反動の大きいことをよく言っていたものです。やはり肩が痛く
なるらしいようで。乙種合格だからなおのこときつかったのでしょう。
「暗夜に霜が降りるがごとく」静かに静かに引き金をひけと教育されていた話とか
擲弾筒手でもあったので、有名な米軍伝説の「ニーモーター」の話しのようなことを
やると足を折るとかなんてよくきかされたものです。
 さてだいぶ新規の話題展開がくるしくなってきたぞ。
という次第なので
 >長文を書いたけど読み返したら我ながらウザいのでボツにします。

読んでやるから遠慮するなというずうずしい言葉を送りつつ退散いたします。 


 明日はV−MATに行ってみようと思ってますが、興味深い
話題が振られてしまったので夜更かししちゃいますYO!(笑)

>324
(引用省略)
 非常に興味深い話題なのは結構な事ですが、一応ここは三八式
専門スレらしいのでどうしたものか。
 個人的にはお爺さんから聞いた話をいろいろ書いて貰いたいんですがね。

 鞘が折れやすいと言う話は光人社のよもやま話のシリーズ・・・の
どれかで刀身が入っていない状態で強い衝撃が加わると曲がるので
演習の時には気を使ったという話があったのが元ネタです。
 実際に曲げて試すのはもったいないのでしませんが(笑)、細長くて
軽い作りなので言われてみれば曲がりやすそうに思えてきます。
 でもこれは同時期の他の国の銃剣も似たり寄ったりの形状や材質
なので取り立てて三十年式だけの問題ではないと思います。
 同時期の外国の銃剣は本やショーウィンドウ越しにしか見たことが
無いので断言しきれないですが。 

 あと強度は知りませんが中田で見た木鞘の三十年式銃剣はカコイイ!(・∀・)
と思っちゃいました(笑)

↓ついでに参考サイト紹介
ttp://www.japaneseweapons.com/gunyojyu/jyuken/index.htm
行ってきましたよV−MAT
今の話題の流れに関連した物だと四四式騎兵銃の無可動実銃とか
Kar98k用の銃剣とか・・・を買わなかったけど見てきました!
あとは日本軍の編上靴とかゲートルを購入、憧れの輜重兵コスに
一歩近づいた!(笑)
でも帰り際に小銭を落とした人が居たので拾ってあげたら変なオッサン
に盗むなとか言われて殴られました(苦笑)
いいさ、どうせ漏れの心の内なんか誰も証明できん(涙)
ちょっと凹んでますが銃剣の話題でも。

東ドイツのAKM銃剣はN田商店でたたき売りされてたのを持ってるん
ですが、これは刃物として実用にならないくらいに鈍い代なんですよね。
長い柄の付いた武器は遠心力で大きい力を得られる反面衝撃も強く加わる
ので鋭い刃で切り裂くような物は作れないんじゃないかと思うのです。
よって三十年式以外の銃剣も勢いに任せて刺突するだけの鈍い刃しか
ついていないのではないかと。

今回見てきた新同品のAK銃剣やモーゼル銃剣も予想通り指でグリグリ
できるほど鈍い刃しかついていませんでした。
(四四式の無可動実銃もモデルガンと同じく殆ど丸かったです)

多分106さんが見た元ネタの書籍(?)は銃剣の知識の無い人が三十年式
だけ特別に鈍い刃がついていると思った可能性もあるんじゃないかと。
軍服を貫けないという話は中共のスパイクバヨネットの話などで別にあるので
三十年式と結びつけちゃったんじゃないでしょうか?
106さんは少なくとも読んでくれる様なので漏れ自身の言葉で
三八式を讃えてみますか。
三八式の良いところはズバリ!


弾が確実に出て良く当たる事。


・・・うわ簡単ッ(笑)
 実際問題として他国の軍用ボルトアクションと比べて三八式の信頼性と
命中精度って劣ってますか?
漏れの手持ちの資料によると劣るどころか頭一つ抜き出て優れている
とする物ばかりです。

ずっと後の製品や銃種の違う物と比較してまで無理やりにも貶められるのは
>>312氏が言うように日本軍の物だからってだけなんじゃないかと思います。

漏れもコスプレはしてみたいですが、日本軍に入隊したくはありません(笑)
要領の悪い漏れは早々にドツキ回されて”事故死”させられそうだ(笑)

日本の銃や装備は外国の単純な模倣を嫌ったためか、独特のユニークな
物が多く(必ずしも優れていると言っている訳ではないです、念のため)、
軍事史や銃器開発史上の視点から調べるとこれより面白い素材は無いとも
言えます。
アンチの人も一歩下がって日本軍を研究すると面白いですぞ。
92式スレ3の>59から移動レス(>ガバ氏)
> 他スレでの話題ですが、38式のエアガン、KTWでしたっけ?この前エンフィールド
>出した会社。あそこから出るみたいですよ。

なんか向こうは実銃のハイレベルな話が続いているのでこちらで
レスさせて下さい。
KTWの三八式は良く見たらアームズにけっこう前から広告が出て
ましたね、見落としてました(;´Д`)
ただタナカのはパワーと精度で良い評判を聞いているペガサスシステム
の応用なので狙撃兵ゴッコをしたい漏れにはそっちの方が期待度大です。

ただサバゲでの実用性を考えたら三八式騎兵銃の方が欲しいんですけどね。

三八式騎兵銃って小口径だからか当時の他国の騎兵銃より一回り以上
短くて軽いので扱いやすそうでいいですね。
それでいて命中精度も歩兵銃と近距離じゃ殆ど変わらないとか。

欲しい!欲しいぞ三八式騎兵銃!
騎兵銃ベースの狙撃型も実在するから狙撃ゴッコもバッチリだ!



・・・・・でもやっぱりトイガンだからなぁ(涙)
バイト先の上司がクレー射撃やってて、漏れも最近影響を受けてます。
もっとも許可貰えるか不安なんですが。
329106:02/01/28 13:34
一八二式歩兵銃(捨てハン) さん
2日ばかり当方の都合で離れてました。当方学生の身分ゆえ学校からの
アクセス権を利用している故週末は返答できず申し訳ないです。
dat落ちするまでまあ日本兵がごとく徹底抗戦致しましょう。

 さて うーん 軍装やモデルガンに対する興味が薄いので話題についていけない
のが哀しい。でもどんどん書いてください。
 
 >327発言について 
 命中率の高さ。立派ですよね。明治の人には頭が下がる。射撃精度と信頼性
に対する悪い評判は聞かないですよね。ただ重さに愚痴をこぼすのはよく眼に
しますな。矢張り38式騎兵銃マンセー(日本人なら万歳と叫べ馬鹿者)
と叫びたくなります。

爺さんの99式の話を少々持ち出しましたが一八二式歩兵銃さん
の周りで38式体験者はいらっしゃいますか?私の周辺では
いないようです。出征した周りの人はこれでもかとばかり99式
の部隊か戦死なんです。近所でそういう事を知ってる人もいない
し。(実家の連隊管区が歩兵2連隊ですから歩兵銃を持つような
人々は皆あの世 ペリリューで玉砕)

 
330106:02/01/28 13:54
 一八二式歩兵銃(捨てハン) さん
爺さんの話を個人的には聞きたいと仰せなので少々。

 実戦に参加していないのであまり銃をうっていないのです。毎日陣地構築の手伝い
や皇居の警備をしていたようです。ただ終戦前後の混乱(近衛第1師団玉音盤だ強奪
計画)に巻き込まれ訳の分からぬまま門に土嚢をつんで機銃を据え付け警備にあたっ
ていたようで。

ただそこはだたの1兵卒。よくわからないまま事も終わって
いったみたいです。一番危ない経験は終戦前後の折り警備していると誰かが拳銃
自決して頭を貫通した弾が勢いを失い切らずに飛び続け近くを跳弾していった事
(本当だろうか?)みたいです。
 自決するときは迷惑のかからぬようにしてもらいたいようですな。

 
>>329
 106殿はちゃんと勉強してるのか・・・
 朕はバイトも学業も怠惰だゾ。

>ただ重さに愚痴をこぼすのはよく眼にしますな。
>矢張り38式騎兵銃マンセー(日本人なら万歳と叫べ馬鹿者)
>と叫びたくなります。

 これは>>298でも書いたように、三八式騎兵銃と比較しての
意見だったのではないかと推測しています。
 歩兵銃の方も同時期の外国製と比べれば同じかむしろやや軽い。
 しかし騎兵銃の方は小口径のメリットを最大限に生かした短銃身で
見るからに軽快そう。
(実際他国のカービンと比較しても軽くて小さい)
 それで居て命中精度も威力も歩兵銃とほとんど変わらないとは92式
スレからの情報。
 大正か昭和初期に騎兵銃が歩兵の骨幹小銃に昇格していれば兵隊さんも
少しは楽が出来たでしょうね。
 三八式騎兵銃殿萌え〜(*´Д`)ハァハァ

>38式体験者はいらっしゃいますか?

 父方の祖父が戦前に兵役に行っていたので九九式以前なので三八式時代ですね。
 あと母方の大叔父も南方方面に従軍していたのですが・・・

 父方の祖父は漏れが聞く前に逝っちゃいました(T−T)
 母方の大叔父には生前に無理やり聞いてみましたが、全員に小銃が
行き渡らなかったような惨々たる配備状況で殆ど撃ったことが無い
らしいです。
 他の兵器は手榴弾を見たことが一回あるだけとか・・・

 生きている親戚だと父方の上の方の伯父は戦時中に軍事教練を受けた
事があるらしいですが、「初めて鉄砲撃っておどろいた」くらいしか
覚えてないみたいです。
>>330
 玉音盤事件は前にコンバットコミックでなんか漫画になって
ましたねぇ、近衛将校の軍服がかっこよく思えた作品でした。
 あの機銃座で九二式を構えてるのは106殿の爺ちゃんですか。

 兆弾の話は・・・弱装弱装と言われている8mm南部弾ですが、
最新SMG図鑑によると結構初速が速いんで頭貫通してどっかに
すっ飛んでく事もあるかもしれません。
「日本軍の輸出兵器スレ」と迷ったんですが、向こうだと既出なので
こっちに。

「日本の軍用銃と装具」による三八式の輸出状況

(1)イギリス
 1915〜17年に渡り日英同盟に基づきオリジナル状態の三八式が
30万〜50万挺が輸出され、海軍や本土予備隊、訓練用などに使用
された。
 12万8千挺はそのうちロシアに再輸出、不明だが多数がフィンランドに
再輸出された。
 アラビアのロレンス使用したとも言われているがあながち無根拠な
話では無い。

(2)中国の各地軍閥
 オリジナルの状態で推定約20万が商社を通じ輸出された模様。
 日中戦争中にも良く見かけたと言う。
 このスレでも既出ながら、中国製の独自のコピーモデルや戦後日本軍から
押収された物などが大量にあり、民兵の予備兵器としてつい最近まで
保存されていたとか。
(でも日本の某社がデコガンにするために買い上げちゃったらしい)

(3)メキシコ
 7mmモーゼル口径に改造され、菊の御紋の代わりにメキシコ国象が
刻印されたモデルが36万挺生産されたが、メキシコ政府が支払不能と
なったためにロシアに輸出されたという。

(4)タイ
 7.62mmモーゼル実包で銃身長も短くした物が「六十六年暹羅式歩兵銃」
として43100挺が輸出された。
ところで「暹羅式」って読めません(笑)

(5)白系ロシア軍
 推定60万挺が1914〜16年ごろにロシアに向け輸出され、
当時の写真を見ると良く三八式や三十年式を使っているという。
 日露以来の仇敵の様だけど、ロシアはその他にも日本製の旧式野砲
なども輸入しており、冬戦争なで使用されてフィンランドに展示されて
いる物が多数あると言う。

(6)フィンランド
 エストニア独立を支援するため、約10000挺を輸入し供与した
と見られている。
 またフィンランド軍自体も使用したことは有名。

(7)オーストリア
 使用した記録は残っているらしい。

(8)その他
 日本軍が引き上げる際に残していった武器はアジア各国で
独立戦争の際に使用された。
334106:02/01/29 13:23
:一八二式歩兵銃(捨てハン) さん
講義だけはさぼらずに出てますがバイトしてないので(倹約の義務は課してますが)
親に申し訳ない106です。
>「暹羅式」=モーゼルとよみます。モーゼルなら7.92系列では?
ごめんなさい333の発言のもとねた知ってます。というか106の発言で触れてます。
図書館でみました。
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/army/1011322607/の日本兵器の輸出
について論じるスレでも書いておりますので(正確ではないですが)
あと祖父は重機手じゃありません。擲弾筒手です。同僚と据え付けたということ
でしょう。

38式の実戦の声はないのですか。残念。 母方の大叔父さんは悲惨ですね。連隊
あるいは師団管区はどちら?私の祖父の妹の旦那さん(盆、正月に実家へ来るのですが)
が比島決戦に参加し(東京第1師団?で工兵)映画「聞け、わだつみの声」の
リメイク版を鼻で笑ってましたが勝るとも劣らない様な話ですな。
 


V-MAT行ったあとから妙に体調悪いと思ったら風邪ひいちまいましたよ(T−T)
夏軍服を真冬に買った呪いでしょうか?(笑)
バイトが夜勤シフトなので今頃起きだしたので医者にも行けませんわ(涙)

>>334
>>「暹羅式」=モーゼルとよみます。モーゼルなら7.92系列では?
>ごめんなさい333の発言のもとねた知ってます。というか106の発言で触れてます。
>図書館でみました。

 >>106で「かもしれない」とか書いてるのでネタ元から再引用しました(´Д`)
 当時のモーゼル実包なら7.92mmだとは漏れも思いますが、引用本の本
(日本の軍用銃と装具)によると「7.62mmのモーゼル実包」とあるのですよ。
 他のページにも同じ表記があるので大がかりな誤植でなければライフリングの
山を測ったとかの数値なんじゃないでしょうか?(´Д`)?
 「7.62mmモーゼル」で検索すると拳銃弾しか引っかかりませんね。
 まさか拳銃弾のモーゼル実包使う変な代物だったりはしないと思います。

 暹羅でモーゼルですか、暹羅暹羅暹羅暹羅暹羅暹羅暹羅(以下省略)

 単語登録で暹羅出し放題になりました、ありがとう。

 で、この六十六暹羅式小銃ですが、全長109センチ重量3.5キロと
九九式短小銃よりやや小さいんですね。(三八式騎兵銃よりはやや大きい)
 反動はデカそうですが、モーゼルは三八式以上に普及した銃なので弾薬の
補給に有利と考えれば隠れた名銃かもしれません。
 写真が掲載されている物も保存状態が良かったのか、非常に仕上げが
キレイな銃でちょっと欲しくなっちゃいます。

 着剣ラグと照尺とって.410散弾に改造した九九式なんてのは所持許可
下りるんですかね?
 モーゼルやナガンはそうした改造銃が売ってるとか聞いたんですが。
 暫くしたら92式スレで名無し軍曹殿に質問してみようかな。

>38式の実戦の声はないのですか。残念。 母方の大叔父さんは悲惨ですね。連隊
>あるいは師団管区はどちら?

 どこだったかな〜、割と細かく話してくれた気がするんですが
良く覚えてないです、すんまそん。
 どのスレか忘れたけど末期の日本軍の装備充足率は「小銃20%
銃剣40%」なんて書き込みがあったんですが、本当みたいですね(涙)
そんな事よりちょいと聞いておくれよ、三八式と関係あるからさ。
漏れが厨房だった頃那須の戦争博物館行ったんですよ、那須の戦争博物館。
そしたらなんか三八式歩兵銃の無可動実銃とか置いてあったんですよ。
固定して無かったので当然持って遊びました(爆)
もうね、アホかと、バカかと。誰がって漏れが。
後で聞いたらあの戦争博物館展示品の盗難が凄く多いとかでカナーリ反省
してます、ごめんなさい。

・・・と言うことで漏れの三八式体験は無可動実銃担いだだけですが、
なんか持ったときの一番最初の感覚は「軽くて頼りない」でした。
 九九式長小銃のモデルガンより正直軽いと思ったかも。
 無可動実銃なので内部メカがゴッソリ取り外されていた可能性も
ありますがね。
(弾倉バネとか機関部の見えない所がゴッソリ切り取ってあったと
して約3.5キロくらいか?長くて体積がでかく見えるから軽いと
思ったのかも)
337106:02/01/30 13:24
那須の戦争博物館ですか一度は行ってみたいな。

>三八式体験は無可動実銃担いだだけですが、
なんか持ったときの一番最初の感覚は「軽くて頼りない」でした。

そんなものですか。以外ですね。マラリアと赤痢で血の下痢を垂れ流
しながら餓えに苦しみ歩く兵隊にとってはそうはいえなかった
のかも。

すいません散弾銃の知識なくて410の意味わかりません。教授ねがいたいです。
散弾銃といえば中野学校の出身者がニューギニアの奥地の原住民の懐柔をはかるため
密林を探検するために(近接戦闘に備えて)民需品の散弾銃を携行していたようです。
92式のスレでも日本軍の散弾銃について触れてましたがなんの銃を使っていたのでしょう?
のちに100式短機関銃に置き換えられたようですが。

 ところでいろんな所で聞くロレンス38式愛用説の根拠とはいったい
どこからでたのでしょう。イギリスへの輸出実績があるのはお互い承知。
しかしどう考えてもあの砂漠(射界が広い)、補給の問題から考えて
英国製のエンフィールドのほうが適してると思うのですが?
 矢張り防塵除けのカバーによる信頼性をかっていたのでしょうか?
エンフィールドが中東で作動不良に苦しんだ話は聞かないし謎だ。

師団管区の話ですが戦場ぐらい分かりませんか?それが分かれば見当ぐらい
つくかも。
338一八二式歩兵銃:02/01/30 21:08
えーっと今からバイトが夜勤なので言ってきます。
風邪悪化しまくりで割とリアルな傷病兵感覚ですが代わりが居ないので
休めません。
レスは朝まで待ってて下さい。
339一八二式歩兵銃:02/01/31 07:19
今みたいな風邪引いてる時にモデルガンと装具一式付けて野山を
歩いてみようかと思いましたが色々な意味で危険を感じたので
控えることにしました。
戦地の兵隊さんごめんなさい(笑)

>そんなものですか。以外ですね。マラリアと赤痢で血の下痢を垂れ流
>しながら餓えに苦しみ歩く兵隊にとってはそうはいえなかった
>のかも。

 その考察はなかなか的を得ていると思います、重いとよく言われる
三八式歩兵銃ですが、他国のボルトアクションや現用アサルトライフルと
重量はほぼ同じくらいですからね。
 体力の有り余っている健康優良不良少年が銃だけ(さらに真銃よりも
軽い可能性がある)持ったのと、他の装具や弾薬と同時に持った上に
険しい山道を行軍するのではまったく違ってくると思います。

>すいません散弾銃の知識なくて410の意味わかりません。教授ねがいたいです。

 そのまんま口径の事です>.410
 散弾銃の口径表示の例外で0.インチ表示で、番径になおすと67番
くらいになるとか。
 .410口径にして日本の銃刀法に適合するように改造された軍用ライフル
のスポーターモデルが売られている・・・らしいです。
 Gun誌で広告とかは見たんですけどね。
 ↓.410散弾の関連情報は見つけられなかったので適当に探して下さい。
http://www.google.co.jp/search?num=100&hl=ja&as_qdr=all&q=.410+Shotgun%81@ammo&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&lr=

>92式のスレでも日本軍の散弾銃について触れてましたがなんの銃を使っていたのでしょう?

 戦前の猟師は村田銃か水平二連ばっかりだったようなイメージが
ありますが、正直良く知りません。
 92式スレによるとブローニングの自動銃とかもあったらしいですね。
 うーむ・・・、トレンチガンみたいなのを日本兵が使っていた可能性も
あるんですがどうも想像できない・・・。

> ところでいろんな所で聞くロレンス38式愛用説の根拠とはいったい
>どこからでたのでしょう。イギリスへの輸出実績があるのはお互い承知。
>しかしどう考えてもあの砂漠(射界が広い)、補給の問題から考えて
>英国製のエンフィールドのほうが適してると思うのですが?
> 矢張り防塵除けのカバーによる信頼性をかっていたのでしょうか?
>エンフィールドが中東で作動不良に苦しんだ話は聞かないし謎だ。

92式スレ(1)の480番のスウェーデン製の6.5mm弾と30_06の比較の
話があるのでまずは参考に、どうぞ。↓
http://yasai.2ch.net/army/kako/991/991347497.html

 小口径長重弾は以外と交戦距離が長い方が有利になるらしいです。
 あとは遊底覆いによる砂塵への強さ、また同時期の他国の騎兵銃と
比較しても一回り小さい小型軽量さをロレンスは知っていたからでは
無いでしょうか?
 確かに補給の面では不利なのは否めないですが、それでも選ぶだけの
メリットではないかと。
 とりあえずロレンスの銃の趣味が良い事は確実です(笑)

>師団管区の話ですが戦場ぐらい分かりませんか?それが分かれば見当ぐらい
つくかも。

 うーん・・・、バイト中ずっと思いだそうとしてコケそうになりましたが
思い出せませんでした。
 割と細かく聞いたんですけど何分昔の事でして。
340106:02/01/31 13:36
風邪を召しているようですが気を付けください。こちらもやっと風邪の峠を
越えたところです。しかし 完全に此のスレは我々の私物と化していますな。

拝見しました。6.5ミリ弾の交戦距離は意外に長いもんですね。2000mをこえる
照準尺というのも分かる気がしました。

もうちょっとロレンス ネタを展開してみましょう。そうなるとアラブ人の小銃
は何か?機銃はどうだったんだろう?という疑問が。いくらなんでも一人だけ
38式を使うというのはおかしいと思うのでそうすると38式が中東の主役だった
ということになるのでしょうか?中東でいまでも複製、保存され気を吐いている
ボルト式小銃というとエンフィールドですよね。そうなると痕跡ぐらいあるはずだあ
とおもうのですが。
さらには普通小銃と機銃の口径は統一することが多いわけですから3年式重機関銃
も持ち込んでいた?ということになるのでしょうか?
(もっとも毘式の水冷7.7ミリが砂漠にもちこめたとはおもえませんが。)

あらたな疑問がわくばかりですなあ。確固たる証拠は見付けられないのでしょうか。

>装具一式付けて野山を歩いてみようかと思いましたが
 鉄兜から背嚢、水筒、軍服までしっかり配備しとるんですか。是非暗夜に歩いて
「怪奇!日本兵の英霊が彷徨う呪いの町」伝説でも風邪が治ったら作っていただきたい
ものです(笑)戦地の兵隊さんごめんなさい。

 小学生の時かなりオカルトにはまっていたことがありまして。
(今は無論からきし信じてない。語弊がありますが宗教も冠婚葬祭の道具としか
おもってない)
341一八二式歩兵銃:02/02/01 19:37
なんか日増しに悪化してきてます(゚∀゚)アヒャーヒャーヒャーーーーー!

>もうちょっとロレンス ネタを展開してみましょう。
(引用後略)

 自分が知ったネタ元は「日本の陸軍歩兵兵器」や「日本の軍用銃と装具」
ですが、どちらも「有名なアラビアのロレンスも三八式を使用したという」
くらいの表記しかないですね。
 参考のためにビデオでも借りてこようかと思ったけどなんか体調がヤバ
いのでその辺はまた後ほど。

 映画”アラビアのロレンス”の舞台は1916-1918年頃ですが、
当時のアラブ軍に関する資料は余り見かけないですね。
(と言うか正直知らん(笑))
 イギリス向けの三八式輸出は1915-1917年にかけて、とあるので
まさに輸出真っ盛りです。
 イギリス軍は不埒にも三八式を予備隊などの二線級兵器として扱った
らしいので、援助物資として三八式をアラブへ供与した可能性も有るの
ではないでしょうか?
 数に関しては資料が無く、想像で「結構あったかも」と言うことしか
できないですが。
 またその時期(第一次大戦前後)のイギリス経由以外でアラブに輸出
された形跡は無いので、現在は殆ど残っていないんじゃないでしょうか。
 一方最近の報道映像でも見かけるエンフィールドは、第二次大戦後にも
持ち込まれている筈なので絶対数が多いのではないかと。

 三年式重機関銃は大正三年(1914年)の制式なので輸出されていた
可能性はあるかもしれませんね。
 ただSAWでなく重機関銃なので無理に小銃と口径を一致させる必要を
アラブ軍が感じたかはわかりません。

・・・・ところでさっき検索して見つけたサイトで、ロレンスは1922年に
空軍二等兵として再入隊しているそうです。
(大戦間に食うに困った将校が兵卒として再入隊する事は良くあったとも)

 空軍予備隊で兵卒として訓練を受けていた時に三八式を使っていた
なんて可能性もあるかもしれません(・∀・)
342一八二式歩兵銃:02/02/01 22:11
>鉄兜から背嚢、水筒、軍服までしっかり配備しとるんですか。

 ナニゲに酷い事言いますねアナタ(;_;)
 今のところ持ってるのは九八式の夏服上下と略帽と兵用革帯と
軍靴だけでつ。
 ゲートルは良く見たらヒモが詰めて有る戦後型で演習巻きが出来
無い奴でした。
 V-MATで布製の背嚢(いわゆるタコ足背嚢)の実物良品が1万円
でありましたが、天幕やら飯盒やら円匙やら背嚢の外に付ける
装備品を揃えるのが大変なので諦めました。
 軍服も本当は九八式じゃなくて昭5式が欲しかったですよ(;_;)
 水筒と雑嚢は中国人民解放軍のを改造して代用しようかと。
 鉄兜は今度中田で買って来ます(;_;)

 それはともかく一式揃ったら何人かで徒党を組んで深夜の巣鴨あたりを
行進してみたいですね、不謹慎かもしれませんが。
 ちなみに自分もオカルト系は嫌いじゃないです(笑)
 ムーに「ナチスドイツはUFOを作っていた!」なんて記事があれば
必ず立ち読みするくらいは好きです(笑)

 やっぱりネタ元がムーなんですが、ガダルカナル島で全滅した一木支隊
の霊が北海道で目撃された事件があったらしいですね。
343一八二式歩兵銃:02/02/02 03:25
そんな事よりちょいと聞いて遅れよ、三八式と関係あるからさ。

昔コンバットマガジン読んだんです、コンバットマガジン。
そしたらなんか「三八式は軍部の無理解により不自然に長い弾頭を
使用していたので横転弾が出やすかった」とか書いてあったんです。

でもなんか掲載号は見つけられなかったんで確認取れなかったんですが。
((;´Д`)イヤーソ)

確かに日本軍の6.5mm実包の写真を見ると妙に長い変な弾頭がついてます。
(戦後のノルマ社の実包にはフツーのホローポイントがついてました)

これが本当ならわざと横転させてストッピングパワーを上げる工夫だった
んじゃないかと思うのですが、どうか?

ネタ元の確認が取れなかったので間違ってたらスマソ、と先に謝っても
おきます。
344一八二式歩兵銃:02/02/04 09:09
妙な時間にコンニチワ
医者行ってみたら扁桃腺炎だって言われました。
日本軍マニアだとこんな時でも「うわーい傷病兵だー」とか言って
楽しめるのが良いですね。(嘘)

ヒマなので漏れの日本軍軍装品コレクションについて語ってみます。
番外編って事で一つ。
345一八二式歩兵銃:02/02/04 09:51
【三十年式銃剣】(本物)
・・・とは言え刀身は製造所マークの直上で切断されているので
2センチくらいしか残っていない合法品。
俗に九九式銃剣と呼ばれる後期型ですが、まだ鉄鞘に入っていた
時期の物です。
しかし残っている部分の仕上げは余り綺麗な物ではないんですわ。
仁川工廠のマークが入っていますが、朝鮮製は特に悪いとかあるんでしょうか?
良く見たらなんかODが退色したような塗装が残っているので、戦後に
韓国か自衛隊で使われた物なのかもしれません。

【兵用帯革・弾薬盒】(レプリカ)
 妙に固くて新品の状態からヒビ割れがあったりする余り良いとは
言えない素材で出来てますね。
 付属する油缶は実物を再仕上げした物らしいです。

【九八式軍衣袴(夏服)】(レプリカ)
 脇に通気穴があったり、左側に剣吊りを止めるループがあったりと
微妙に工夫が凝らされています。
 夏にならないと実力は解りませんが、通気性は良いですね。
 結構高い位置に剣吊りが有るんですが、それでも銃剣の先は膝まで
来ます。

【巻き脚絆】(実物?)
 戦後に民間向けに再生産された製品だと思います、名札が付いていないし
ヒモも詰められてるので。
 今度どっかに出かけるときにでも実際巻いて見ようかとおもいます、
疲労軽減にどんくらい効果があるんでしょうか?
346一八二式歩兵銃:02/02/04 10:10
【略帽(戦闘帽)】(レプリカ)
 仮止めしかされていない麻布の内張りとかからして忠実なレプリカだと
思います。
 タイトな作りで髪が伸びていると被りづらい上に、顔がデカく見える
デザインなのがなんともいえず・・・(涙)
 庇と顎紐が標準装備の略帽ってのは世界的に珍しいらしいですね。

【帽垂】(レプリカ)
 日本兵のイメージアイコンといえばこれ?
 夏場は割と涼しそうで良いです、デザイン的にはダサいかも
しれませんが。

【九九式小銃】(モデルガン)
 大口径ロングバレルの九九式長小銃最強!と厨房じみた発想で
大枚はたいて買っちゃいました。
 九九式短小銃の方がよかったかも(涙)
 出来は良いようでヌケてます、カネカエセコノヤロウ!

・短脚は殆ど役に立たない。
・対空照尺も殆ど役に立たない。
(対空射撃をするにしても人力で見越し照準した方が良いと思う)
・短小銃や騎兵銃の短さはありがたい。

 この辺の特徴は体感してわかります。

【編上靴】(レプリカ)
 サイズがあって見た目がなんとなく似てればあとはなんも
いいませんとも、10インチマンセー。
 鋲が打ってないので深夜に徘徊する英霊ゴッコには適してません。

【雑嚢】(中国人民解放軍)
 色がちょっと緑過ぎますが、デザイン的にはよく似てます。
 しかしルーズな金具で締め辛く外れやすい、外れなくてもなんか
荷物が落ちそう。
 水筒は買ったらタミヤカラーのカーキででも塗り直します。
 布部分はちょっと日焼けさせて退色させるとごまかせそう。

【九四式拳銃嚢】(レプリカ)
 末期の布製ですが、却って使いやすいかもしれません。
 中には中田のアルミ文鎮を入れてます。
 昔に買った物なんだけど、兵隊の服には合わせられないですね(涙)
347106:02/02/04 13:09
>ガダルカナル島で全滅した一木支隊の霊が北海道で目撃された事件
があったらしいですね。

 おお。オカルトに食いついてきたら
 今日のネタにしようと思ってのに。なんちゅうこった。
>ナニゲに酷い事言いますねアナタ(;_;)
少々失礼なこと書いてすみません。

>昔コンバットマガジン読んだんです、コンバットマガジン。
そしたらなんか「三八式は軍部の無理解により不自然に長い弾頭を
使用していたので横転弾が出やすかった」とか書いてあったんです

 初耳です。
>これが本当ならわざと横転させてストッピングパワーを上げる工夫だった
んじゃないかと思うのですが、どうか?

 しかしその解釈に同意いたしましょう。よく1発で戦闘力を奪えないと
言う批判がありましたしそういう工夫がなされていてもおかしくな
いと思います。

 >対空照尺も殆ど役に立たない。

 小銃の対空戦闘の話しを少々。2ちゃんねるで言うところの
ドキュンな中隊長について。ニューギニアの某地において99式に
対空照尺があるので対空戦闘能力があると考え対空戦闘を命じて
見事中隊全滅・・・・。信じたくない話しですが木俣滋郎氏の著書で
目撃しました。なお小銃での撃墜例は38式によるモノだとか。
トラックで走っているときP40に襲われ逃げるすべがなく軸線が
あったとき引き金を引いたら命中したとか。後少々ずれますがとんでもない
もので対空戦闘を行った話しとして18師団(菊兵団)が山砲の榴散弾
射撃であぼーんした話しを聞いてます。
348106:02/02/04 13:12
しばらく都合により書き込みできません。
スレが残っていたらまたは旧軍について熱い
スレに遭遇したらお会いしましょう。
349一八二式歩兵銃:02/02/07 10:10
>少々失礼なこと書いてすみません。
 いやん(;_;)
350一八二式歩兵銃:02/02/07 10:18
ネタの空振りカコワルイ(・∀・)

と言うことで一つ(笑)

> 小銃の対空戦闘の話しを少々。

 確立論の問題でヤケクソ射撃のマグレ当たりで撃墜もあれば
順当に全滅した例もあるでしょうな、貴重な実例をありがとう。
 漏れが知っている変わり種事例としては津野瀬光男氏の「火器開発
裏面史」にあった一式機動四七粍速射砲でグラマンを撃墜した
話でしょうか。
 ゴルゴ現象ってのも稀には起こるみたいです。
 
351一八二式歩兵銃:02/02/07 10:30
日本軍の実包に関しては悔しいことに未だ詳しい資料と出会えて居ませんが、
単に小口径だから弱装と言い切れない工夫の凝らされた弾薬・・・ではない
かと最近思ってます。

ネタ元が極めて妖しいですが、731部隊が銃創を調べるために人体実験を
していたらしいです。
しかしその技術は実際に小銃弾に反映されたんでしょうか?
(していたと言い切った設定で漫画作ったらハッタリ効いて良いぞ(笑))

アメリカに移住しても日本軍のオリジナル実包はもう経年変化でダメになってる
だろうから(日本軍のは特に寿命が短いらしい)、簡単に実証はできない
でしょうな、無念。

うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん・・・・・
移住する根性は無いが、グァムあたりで撃ってみたいぞ三八式。
店長バイト休ませてくださ〜い(涙)
352一八二式歩兵銃:02/02/07 12:47
と、言うことでまた暫く一人で三八式を讃えてみますか。

最近の似通ったデザインばかり・・・って程でもないけど現代アサルト
ライフルよりも昔のボルトアクションライフルってのはお国柄が顕れた
個性的なスタイリングで小生興味をそそられます。

ドイツのモーゼルKar98k
http://www.tokyo-model.com.hk/gun/KAR98K.jpg

イタリアのカルカノ
http://www.gunpartsandmilitaria.com/italvetcompcopy.jpg
イ式小銃?
http://www.gunpartsandmilitaria.com/type1comp.jpg

アメリカのスプリングフィールドM1903(たぶんA2)
http://www.gunsworld.com/m1m14/graphs/m1903a.jpg

ロシア(ソ連)のモシン・ナガン
http://www.rememuseum.org.uk/arms/rifles/armrjrc/arm118.jpg

イギリスのエンフィールド
http://www.wwiitechpubs.com/barrack/inf-uk/inf-uk-rfl-lee-enfield/images/inf-uk-rfl-lee-enfield-tp.jpg

フランスのMAS M36
http://www.gunsworld.com/french/mas/graphs/mas36.jpg

スイスのシュミット・ルビン
http://www.gunsworld.com/graphs/sr/car.jpg

日本の九九式短小銃
http://www.gunpartsandmilitaria.com/jap99.jpg

三八式歩兵銃と三八式騎兵銃
http://www.japaneseweapons.com/gunyojyu/shojyu/38siki.jpg


全部コレクションしたいナァ〜(ハァハァ)

あ、三八式スレでしたっけ?(笑)
えー、同じ時期のボルトアクションと並べてみるとサーベルと日本刀の様な
感じの渋い魅力を感じちゃいますね。
353106:02/02/07 16:50
何とか時間がつくれました。
でも当分は不定期になるかと。
>ネタ元が極めて妖しいですが、731部隊が銃創を調べるために人体実験を
していたらしいです。

うーん嘘臭い。基本的に人体実験(死刑囚をつかう)は生物、化学兵器優先でしょうし私は病死し
た馬の骨を打ったときいてます。馬をやることが出来れば人間もわけないないですし
あと記憶でかいてますが日本軍は松の板25cmを貫通できれば戦闘不能になる
と評価していたと思います。あと731は常に予算不足だったようで本来の任務
の防疫給水任務で手いっぱいだったとも。生物化学兵器は全体の2割以下で
開発は失敗したようです。(台湾の評論家 黄文雄氏の著作より)まあ複数
のソースに当たっていないので731の実態について明言できません。
そんな話もあるというぐらいで。

>単に小口径だから弱装と言い切れない工夫の凝らされた弾薬・・・ではない
かと最近思ってます。

激しく同意。106でもかきましたが威力を意図的に弱めた節は伺えます。
でも それを批判する人もいるので。



354一八二式歩兵銃:02/02/08 10:21
>うーん嘘臭い。

ハゲドゥー(w
いや、最初に振ったの漏れですが(藁
731部隊が明治まで遡って人体実験なんてしていたとは
どう考えても思えないし、昭和に入ってから新しい6.5mm実包が
制定されたなんて資料は全然見ていないですからね。

「731部隊の開発した○○・・・」って話は新作が出るたびに増殖する
「一年戦争末期に開発されていたジオンの試作モビルスーツ」と似たような
物だと(笑)
355一八二式歩兵銃:02/02/08 10:26
で、もう少しまともなネタ元からの考証をしてみますか。

仮に本当に弱装だったとしても「わざと負傷に留め搬送の手間を割く」
という説は現代の5.56mmNATO弾でも言われている説ですね。
>>106で述べられていた説もこれですよね)

仮に此の説が正しいとすれば日本軍の6.5mm弾も戦術的に先進性の
あった弾薬と言えますね。

現代の物もそうですが、ちょっと最近疑問に思える説ですが・・・
356一八二式歩兵銃:02/02/08 10:54
で、三八式の実包の威力を推測していこうと思うのですが・・・

弾頭重量に関する資料に信頼性のある物がいきなり見つかりませんでした(爆)
(或る書籍には2.1グラムとか書いて有ったが、これはG11の4.73mmよりも
軽い事になってしまう・・・)

漏れのバイブル「日本の軍用銃と装具」は射撃のデータに乏しく、弾頭重量
や銃口初速のデータは乗っていないのですよ(涙)

「日本の陸軍歩兵兵器」によると三八式の銃口初速は765m/s、英軍実測で
750m/sであったそうです。
弾頭の重量が書いてないので初活力の単純な比較も出来ませんが、初速だけ
ならば列国の小銃実包とドングリの背比べですね。

初速が同じなら小口径の三八式は当然弱装・・・と言い切れれば簡単なのです
が、日本軍の6.5mm実包は極端に細長い変な弾丸を使用していました。
そう極端に軽かったとも単純には言い切れないんですね、コレが。
357一八二式歩兵銃:02/02/08 11:12
良い資料が思いっ切り引用されているので再リンク。
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/army/1006857535/114-121

まったく、名無し軍曹殿の話は何度読み返しても勉強になりますな。
358一八二式歩兵銃:02/02/08 11:20
しかし読めば読むほど6.5mm(引用されているのはスウェーデンの弾だけど)
ってスゴイ弾に思えてくる・・・
正直、漏れも「負傷させて搬送に手間を割く」って思想でつくられてるの
だと軍曹殿の書き込み読むまで信じてましたから。

小口径=短射程低威力

ってのは迷信、と言うことですな。
接近戦用に九九式は大口径になったのか・・・
勉強し直さないとあかんわ(笑)
359一八二式歩兵銃:02/02/08 11:30
あと日本の6.5mmはわざと倒弾させてストッピングパワーを高めてるって
描写は「第七の空母」にもありましたわ(笑)


・・・・資料性はねェけどな(苦笑)


しかしあのやたらと細長い変な弾、倒弾したら殺傷力が高そうに思えます。
また騎兵がまだ有効だった時代の明治の陸軍は人間よりも銃創に鈍感な
馬匹に対する攻撃も想定しなければいけなかったので、徒に威力の低い
弾を採用したとは思えません。

三八式実は殺傷力高い説、あながち無根拠な想像ではないかも?
360名無し三等兵:02/02/08 13:11
38式はジャングルでは取り回しが大変そう・・・。(;´Д`)。
361名無し三等兵:02/02/08 13:24
<(・∀・)三八式歩兵銃殿にケイレーイ!!
362一八二式歩兵銃:02/02/08 15:50
>>360
良く来たな、まあ座れ。
茶でもどうだ?

>38式はジャングルでは取り回しが大変そう・・・。(;´Д`)。

 三八式が長いと言いたいのかな?
 よし、データを比較してみよう。

三八式歩兵銃 1250mm
M1911A1 219mm
ワルサーP38 216mm

 ウワァー三八式って長いナァ〜!!

 ・・・と書けば満足かな?

【同時期の歩兵銃との比較】
三八式歩兵銃 1250mm
モーゼルGew98 1250mm
モシン・ナガンM1891 1303mm
リー・メトフォードMk1 1266mm
スプリングフィールドM1903A1 1105mm

 まともに同時期の歩兵銃と比較すると、騎兵銃と兼用だったスプリング
フィールドを除いてはみんな三八式と同程度、さらに仮想敵国のロシアの
ナガンよりも短い事に注目。
 よく言われるように白兵戦のために特別長く作っているというのは間違いで
仮想敵国のロシアの銃より小さく(短く)作られているのが数値で解って
頂けると思う。

【同時期の騎兵銃等との比較】
三八式騎兵銃   965mm
九九式短小銃   1117mm
モーゼルKar98k  1105mm
ナガンM1938カービン  1020mm
リー・エンフィールドNo.5 1000mm
M1ガーランド    1100mm

 これが取り回しを重視する騎兵銃となると更に他国の騎兵銃より
更に一回り小型に設計されていたりする。
 ちなみに92式スレによると”三八式騎兵銃の命中精度はモーゼルの
歩兵銃より上”・・・だそうだ。
 三八式騎兵銃が歩兵の骨幹小銃に昇格しなかった事が惜しまれます。

【参考・代表的な現代銃】
ドラグノフ 1220mm
M16A2 1000mm
AK74  940mm
MP5A4 675mm(固定ストックモデル)
FN−P90500mm
ステアーAUG 797mm
FA-MASF1  760mm

流石にブルバップの現代銃と比較すると明らかに長いです。
363一八二式歩兵銃:02/02/08 16:01
あと前にも書いたけど重量ももう一度ね。

三八式歩兵銃 約4.0kg
三八式騎兵銃 約3.2kg
モーゼルKar98k約4.0kg

スリング等の付属装具や弾薬の有無によってか資料により食い違いが
激しいので大まかな数字で勘弁。
同時期の歩兵銃は4.0〜4.5kgの間くらいなので若干三八式歩兵銃は
軽い部類に入ります。(本当に若干)
三八式騎兵銃は他国の騎兵銃が3.5kg前後の物が殆どなので一回り
軽い部類に入ります。
364一八二式歩兵銃:02/02/08 16:30
>361
あ、無視した訳じゃないYO!
貴殿も茶でも飲め(笑)


えー、閑話休題と言うことで別な話題を。

つい今さっき漏れの所有する九九式小銃のストライカーが折れました(号泣)
365一八二式歩兵銃:02/02/08 16:41
えー、閑話休題と言うことで別の話題を。

三八式(九九式)独自の工夫として遊底覆と呼ばれる大がかりな
カバーが付属し、機関部への塵芥の侵入を防ぐ工夫が成されています。
これは「故障防止に非常に役に立った」とする説と「操作時に非常に
大きな音を立てるために実戦では使えた物ではない」とする全く
異なる意見が巷間で見受けられますがどうでしょうか?

アリサカアクションは他国のボルトアクションと比較してシンプルで
堅牢な構造なので別に無くても困らない様な気もします。

操作時の音については・・・モデルガンで試してみれば一発なんでしょうが
タナカのモデルガンには遊底覆は付属していないのですわ(涙)
故障したので部品を請求するときに一緒に注文してみるつもりです。

それ以前にゴビゴビに錆びて汚くなってるのをどうにかしろという
説も有りますが今回は気にしないで下さい。
つか銃身がネジ切って無くてスッポ抜けるのもどうにかして欲しいです。

実際問題手動で操作する物なのでそんなに大きい音なんかしないと思う
んですがねぇ・・・

ちなみにあるWebサイトで遊底覆を付けた状態と付けない状態で操作
した時の音声データがありましたが、正直どっちがうるさいって事は
ありませんでした。
366ガバ:02/02/08 19:15
>一八二式歩兵銃さん
 ちょっと出張してきました。
 遊底覆は音もさりながら、脱落しやすく、行軍中に紛失することが
多かったとか。
 タダでさえ菊のご紋章つけて、銃の管理・手入れにうるさかった旧陸軍
では、新兵泣かせだったらしいね。
ナニゲにトリップ付けてみました。
コテハン名乗る根性無いですが(笑)

>366
あー、たしかにネジ止めとかされてるわけじゃないので脱落する可能性は
ありそうですね。
今度注文して来たら試してみたいです。

って言うか錆と埃にまみれてヤヴァい状態なので直したいです。
つか漏れの九九式小銃の扱い方じゃ重営巣確定ですね(藁

でもネジ切って無くて銃身がスッポ抜けるのはなぁ(まだ言う)
368<(・∀・)ケイレーイ:02/02/10 00:22
>>364
(・∀・)お茶アリガトー
⊃旦⊂
369名無し三等兵:02/02/10 00:32
当時の日本人の体型からすれば、38式はちょっと大きかったのでは
なかったのか?
特に乙種合格者を多数動員した戦時中は。
370名無し三等兵:02/02/10 00:35
内戦で国民党を追い出したのも三八式だ。
>369
>当時の日本人の体型からすれば、38式はちょっと大きかったのでは
>なかったのか?

おいおい、過去ログ読んでくれよ(苦笑)
漠然と”長い””重い”と言われているが、サイズなんて
カタログスペックを並べて見れば一目瞭然。

       全長/重量(資料により食い違いがある)
三八式歩兵銃 1250mm/3.87〜4.02Kg
モシン・ナガンM1891 1303mm/4.35〜4.55Kg

同時期の仮想敵国(ロシア)の小銃よりも軽くて短くて小さい。
それとも著しく小さくて軽い代物でないと納得できないかな?
それならば列国の銃と比較してふたまわり程も小さくて軽い
三八式騎兵銃(全長965mm/重量3.25kg)はどうかな?

旧軍経験者から三八式歩兵銃が重い、長いと言われるのは、突出して短く軽い
三八式騎兵銃と比較しての意見なのではないかと自分は見ているよ。

歩兵銃と騎兵銃の威力や射程の差は実用上気にならない範囲であった
と聞いているし、資源も小型軽量な騎兵銃の方が節約できただろうから
騎兵銃が歩兵の骨幹小銃に昇格していれば良かったとは自分も思うよ。

>特に乙種合格者を多数動員した戦時中は。

 ”戦時中”は第二次大戦期を指しているのかな?
 第二次大戦中に制式だった九九式小銃が三八式と比較して銃床が
短くされているのは、体格の劣る者を兵にするためと言われているね。

 と、言うことで戦時中の銃は小さくされてます。

 ただし九九式は.30口径クラスの他国の銃と比較するとちょっと
軽いくらいで普通のサイズに留まり、三八式騎兵銃より長くて重い。
>370
あー、漏れは戦史面からのアプローチは専門外なのでノーコメントで一つ(笑)

373名無し三等兵:02/02/10 11:30
太平洋の陸戦は華々しい火力戦たる欧州とは全く違い、ひたすら忍耐。
日米両軍とも孤島でただ雨に打たれ風に吹かれている時間が長い。

三八式歩兵銃はそういう戦場には適した兵器だったと思う。
>373
えーっと、某有名コテハンの人と文体や論調が似てるんですが
どうなのでしょうか?(笑)
オシエテクダサイヨー
一応マジレスもしておきますか。

>373
三八式(というかアリサカアクション)はシンプルで堅牢なメカで
砂塵や泥濘に強いと言うのならば激しく同意、とう事で一つ。

その辺に遊底覆がどの程度の効力があったのかは書籍だと意見が
正反対なのですがどうでしょう。

>太平洋の陸戦は華々しい火力戦たる欧州とは全く違い、ひたすら忍耐。
>日米両軍とも孤島でただ雨に打たれ風に吹かれている時間が長い。

 ところで太平洋戦線に限らず、どの戦線でも交戦して発砲してる
時間よりも担いで歩いている時間の方が長いと思うのですが・・・
 やっぱり貴方は?!(笑)
太平洋戦争の時期の三八式についても少々・・・

まず真珠湾奇襲攻撃はご存じの様に1941年(昭和十六年)12月。

その頃は九九式小銃制定後でとっくに三八式は生産が終了していた。

第二次大戦型のボルトアクション小銃、例えばモーゼルKar98kと比較
すると日露戦争型の三八式はやっぱり長い銃な訳だが、ここは日本も
第二次大戦型の九九式小銃を比較に持ち出さないと不公平であると思う。

で、第二次大戦開戦時、日本陸軍の装備の大多数は三八式(というか
三十年式の一線部隊も残っていたらしい)を装備していた。

日本が特に貧乏で物持ちが良かった訳ではなく、米英ソなどもまだ開戦初期
はスプリングフィールドやエンフィールド、モシン・ナガンなどを使用して
いたので特に日本だけが取り立てて特別な装備をしていたわけではない。
で、実際太平洋戦線の日米両軍はどんな小銃だったのか?

【日本軍】
三八/九九式の混在・・・と言えれば簡単なのだが、末期になると
九九式の粗末な末期型でも良いほうで、より旧式の村田銃や民間の
猟銃をかき集めてきて装備した部隊すらあったという。
またフィリピンなどでは殆ど米軍から捕獲したスプリングフィールド
小銃を装備した部隊などもあったとか。
それでも最終的には小銃の充足率すら過半数を割ったらしい。

【米軍】
 思ったよりM1ガーランドの充足率は高かった訳ではなく、
ガダルカナル島の海兵隊などはまだ旧式のスプリングフィールド
だったという。
 ただ部隊全体で見るとBARやトンプソンの装備率が高かったので、
総合的な火力は日本軍を上回る。
戦術的にどうだったの?
・・・という話になると単純に小銃同士の撃ち合い、しかも相手が
スプリングフィールドだったとしてもやっぱり少し不利な気がします。
何回も引用するのも面倒なのですが、6.5mm弾は30_06と比較して
近距離では劣るが遠距離だと差が縮まる特性があったようで。

満州の広大な平野とちがってジャングルなど込み入った地形の多い
太平洋戦線ではで交戦距離はどうしても短くなります、スプリング
フィールドと撃ち合うならば九九式の7.7mm弾のほうが有利とも
考えられます。
(一〇〇式短機の方がずっと良いでしょうが)

ただ太平洋戦線に従軍した米兵の証言によると、密林の中から狙撃
を受けると発砲炎の見えない特殊な弾(軽機関銃用の弱装弾であっ
たと言われている)を使用していた三八式は発見が困難で嫌な相手
だったとか。
このスレは三八式専門スレなのでややスレ違いな気もしますが、
単純な小銃同士の撃ち合いでない部隊単位での戦いとなると?

軽機関銃や日本軍ならば擲弾筒の様な分隊支援火器が戦力の中心で
小銃はなんかわりとどうでもイイ存在だったみたいです(爆)

良く米軍の火力の優位性の一環として語られるセミオートマチックの
M1ガーランドですら「BARの支援射撃を待って一発も発砲しない兵
すら居た」とかなんとか。

結局実現しなかった日本軍の「全員軽機*1」の発想は現代の歩兵の骨幹銃
であるアサルトライフルの発想と割と近い所であると言えますね。

*1軽機関銃以上の性能を求められた試作SMGや軽機と平行して
数回行われた自動小銃の試作などから全員に小型な軽機関銃相当の
新銃を歩兵の骨幹装備にする計画があったと推理されているアレです。

6.5mm実包はアサルトライフルに適した特性(低反動、省資源)を備えて
いるので実現していたら銃開発史に大きな影響を与えた可能性もあります。
>>368
そのAAかわいいっスね(笑)
南部煎餅もどうぞ・・・って36時間かかって漏れはこんなAAかよ!(w
\                                         /
  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(\_/)
( ´∀`)
( つ式部南つ
| | |
(__)_)

マターリと世間話でも一つ。
漏れの住んでる神奈川県も今冬の初雪となりました、積もらないとは
思いますが。

雪と言えばアレです、三八式の想定戦場は開発時期を考えると満州の
荒野でしょう。
満州行進曲に「酷寒零下三十度」なんて歌詞が有るように満州は寒冷地
なのですな。
(なんか南方のジャングルばかり想定戦場として持ち出されてますが・・・)

操作性に難があると言われる三八式/九九式の独特の操作法の安全子ですが
これは寒冷地で当時の分厚い防寒手袋を装着した状態での操作を意識
しているらしいですが、どうでしょうか?

素手だと「なんか癖のある操作だな」くらいにしか思えませんが、厚い
手袋を装着した状態でも同じように扱えるので寒冷地用としてはなかなか
良いアイデアと言えるんじゃないかと小生思う次第であります。

でもAKの大きいレバーの方が扱いやすいと思いますがね(笑)

今回はモーゼルとかの他のボルトアクションのモデルガンは自前で持って
ないので自分で操作した比較は無しです。
あー、直接操作して確認した訳じゃないですが、モーゼルKar98kの
安全子の方が素手だったら操作しやすいと思ってますよ、と。

じゃ、また来週。
383ガバ:02/02/11 23:38
モーゼルの安全子は、真ん中で照準線をカット、ボルトは稼働するが
ファイリングピンは落ちない。
 右に倒すとボルトまでロック。
384106:02/02/12 13:54
おお カバ氏もこのスレを見捨ててなかったとは。うれしいかぎり。
一八二式歩兵銃 ◆182sstOk さん
>結局実現しなかった日本軍の「全員軽機*1」の発想は現代の歩兵の骨幹銃
であるアサルトライフルの発想と割と近い所であると言えますね。

知らないです。詳細をお願いします。これを聞いて思ったのですが戦後自衛隊
の小銃に軽機関銃のような二脚がついているのはこの名残と言う気がしてきた
のですがいかがなものでしょうか?

 >第二次大戦中に制式だった九九式小銃が三八式と比較して銃床が
短くされているのは、体格の劣る者を兵にするためと言われているね。

この話もよくきかれますが九九式と三八式のどちらが負担がすくないかと考えると
本当のところ三八式のほうがその点も優れていたのではないかと思います。
まえ182式歩兵銃さんに提示したように乙種合格の祖父が九九式の反動に参った
話をしました。また銃だけでなく120発(一会戦分)の弾を担いだときを考えると
総合的には38年式の方が地球に優しく(省資源)乙種に優しい銃だったと思います。l

>密林の中から狙撃を受けると発砲炎の見えない特殊な弾(軽機関銃用の弱装弾であっ
たと言われている)を使用していた三八式は発見が困難で嫌な相手
だったとか。

釈迦に説法な気がしますが九七式狙撃銃は軽機用の減速弾(G弾)を優先的に
もらったとか。

>これは寒冷地で当時の分厚い防寒手袋を装着した状態での操作を意識
しているらしいですが、どうでしょうか?

 安全子までは知りませんが引き金は手袋をしたときを考慮されていると聞きました。

>三八式実は殺傷力高い説、あながち無根拠な想像ではないかも?

実包の話で思い出したのですが初期の三八年式用の弾(30年式実包)
は丸っこい拳銃弾みたいな形をしていましたよね。有坂少将が負傷者を
以て手間を増やす構想が適用されていたのはこれで先鋭弾となった三八式
高威力を狙ったものと考えれば納得できますな。
また負傷云々の話は有坂氏自身が主張したと聞いてます。だから明治の人は
偉い。(ちゃんとしたソースなし)

>マターリと世間話でも一つ。
漏れの住んでる神奈川県も今冬の初雪となりました、積もらないとは
思いますが。

 前実家が歩兵二連の管区と書きましたが現在大学に通うため一応神奈川県民なの
です。もしかするとお近くかも。

書き込みテスト
いや失礼、ちょっとマシンの調子が悪いみたいでして(汗)
グァム行くの辞めて新しいマシン新調しようかなぁ・・・

>383
タナカのKar98kが出たら自費調達してガシガシ操作感を試してみますわ
モデルガンは亜鉛とかで強度がないので他人の物はビクビク触る以外に
出来ない気弱な漏れです(笑)

>384
なんかご近所さんの可能性もありますか・・・・
今後街中で水木しげるみたいな一等兵をみかけたら漏れだと
思って下さい(笑)

>「全員軽機(仮称)」について

 まず全員軽機なんて珍妙な名称は漏れが勝手につけた
仮称であることを最初に述べておかねばならないです。

 三八式歩兵銃殿、変な名前の後継を妄想して申し訳有りません。

 手元のすぐ見つかる書籍にある記述は兵藤二十八氏の「日本の陸軍
歩兵兵器」の九六式軽機の項ですので引用させていただきます。

「九六式の時だけでなく、なぜか九九式軽機制定の際にも7.7_自動
小銃の試作が行われているが、これは、もし自動小銃が制定された暁
には、軽機は廃しするとの含みもあったのかもしれない。」

 と、言うことで状況証拠しか残念ながら見つかっていません。

 他の状況証拠としては試作のSMGが軽機関銃以上の長大な射程を
要求され、二脚などが標準装備されたのも上げられるかと。

”日本軍は歩兵銃サイズの軽機関銃を骨幹装備としようと目論んでいた”
という推理は無根拠ではない程度に思って下さい。


>戦後自衛隊の小銃に軽機関銃のような二脚がついているのは
>この名残と言う気がしてきたのですがいかがなものでしょうか?

 同じく兵藤二十八氏の「日本の陸軍歩兵兵器」より引用・・・

「沖縄で、圧倒的な敵に対し軽機がいかに粘り強く抵抗できたかは、
若い歩兵将校の記憶に焼き付いた。
 それは戦後の自衛隊にも『軽機神話』となって語り継がれた。
 (中略)
 64式小銃はまさしく『軽機』の後継者として産み落とされた事を
物語っている。」

 
・・・えー、ココでちょっと脱線。
 便利なのでたびたび参考にはしてますが、兵藤二十八氏は偶に
的外れな事も言ったりするので漏れはそれほど信頼できる資料とは
思っていません(笑)
 「日本の陸軍歩兵兵器」でも十一年式軽機関銃に着剣できると
誤認しつづけたまま「静粛夜襲」論を繰り広げてたりしますので。


 で、それはさておき単に銃の性質だけを見ても、64式や89式
の様な二脚付きヘビィアサルトライフルは歩兵銃サイズに縮小された
軽機関銃(戦前の箱弾倉の物)まさしくその物に見えますね。
 日本軍が本当に”全員軽機(仮称)”の構想を持っていたとしたら、
当然戦後の豊和や某A庁にも影響を与えたと考えるのが自然でしょう。

 また64式や89式に二脚が付いている事はよく批判の対象とされ
ますが、漏れの好きなイスラエルのガリルARMやスイスのStg.90
(SIG/SG550の軍名称)も同じ特性を備えているので決して悪い発想
だとは思いませんね。
またちょいと脱線。

世界初の実用アサルトライフルとなったドイツのMP43/44は
"MP"の名称が示すようにマジックポイント、乃ち魔法の様に
敵を倒せるようにという願いが・・・・って嘘ですごめんなさい。

"MP"の名称が示すように憲兵用で(中略)ごめんなさい。
で、世界初の実用アサルトライフルとも言えるドイツのMP43/44は
”MP”の名称が示すように機関短銃(マシンピストル)の拡大版と
いった発想があったのではないでしょうか。

影響を受けたAK-47もサブマシンガンの発展型のような思想で運用
されているのではないかと。

一方M14はBAR(軽機関銃というか現代で言うSAW)を全員に持たせよう
という発想でセレクティブファイア化して作られたとか。
結局フルサイズの7.62NATOで作ったM14は大失敗に終わった訳ですが・・・

ガリルやSIGのような二脚付きのアサルトライフルは小口径化で実用化
した”全員で使うSAW"ではないかと。

よって・・・

  ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  (  ,,) < 二脚無しアサルトライフル=SMGの拡大
 /  |     |二脚付きアサルトライフル=LMGの縮小
@__ノ        \____________

  ∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  (,,゚Д゚) <  なんつったりして
 /  |     \____________
@__ノ

 ∧ ∧∧ ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (゚Д゚≡゚Д゚) < どう?どうよ、この意見!!?
   /  |     \____________
  @__ノ
関係ないが昔の話・・・
まだ当時は草の根BBSでパソコン通信の末期、漏れがパソコン少年
(真ガキ)だった頃の話です。

某BBSの軍ネタ掲示板で「BARはセミオート6連発」だと強硬に
主張する困った御仁がおりました。
(今から思えば猟銃のブローニングオートマチックライフルと勘違い
していたんじゃないかと思う)
ボクチャン論争嫌いなので「へぇ〜全然知りませんでしたよ〜(^^;;」
なんて言ってそのままそのBBSには行かなくなった微笑ましい思ひ出。

意見の正しさよりも声のでかさ(BBSなら言葉の汚さか)で
無理がまかり通る事もあるのですな(苦笑)

マターリいこうや!
>384への分割レス後半でございます。

>総合的には38年式の方が地球に優しく(省資源)
>乙種に優しい銃だったと思います。

 激しく同意というかなんというか。
 >371の最後の行も読んで欲しかったです。
 九九式は.30口径クラスの他国の銃と比較するとフツーのサイズ
で三八式騎兵銃より長くて重いのですな。
 他国の騎兵銃と比較して一まわり(同時期の他国の歩兵銃と
比較すると三まわり)も小型軽量な三八式騎兵銃こそが兵隊さん
に優しい銃であると小生思う次第であります。

 九九式小銃哀史についてはまた別な機会に。
 いろいろ工夫が凝らされて興味深い銃ですが、結果として
九九式は歴史上最も悲惨な小銃と言えるでしょう、南無。

>九七式狙撃銃は軽機用の減速弾(G弾)を優先的にもらったとか。

 漏れが信頼している書籍の「日本の軍用銃と装具」より引用___

「照尺が三八式歩兵銃と同じ高さでありながら、目盛りが
2200mまでしかない。
(注・三八式歩兵銃は2400メートルまで目盛りがある)
 これは九七式狙撃銃は命中率をさらに高めるために(G)
マークの弱装弾を使用していたからである」

 弱装弾による弾道の違いまでちゃんと計算して運用していた
模様です、恐るべし狙撃銃!

>安全子までは知りませんが引き金は手袋をしたときを考慮されていると聞きました。

 同時期の他国のボルトアクションと比較すると・・・・
 えーーーーーーーと、写真じゃ良く解らないや。
 九九式のモデルガンとXM-177E2のエアガンを比較すると・・・
ちょっと九九式のトリガーガードが大きいですね。
 ちなみに三八式/九九式の安全子は張り手するみたいに掌全体で
グリグリと押し回しする独特の方式です。


>実包の話で思い出したのですが初期の三八年式用の弾(30年式実包)
>は丸っこい拳銃弾みたいな形をしていましたよね。有坂少将が負傷者を
>以て手間を増やす構想が適用されていたのはこれで先鋭弾となった三八式
>高威力を狙ったものと考えれば納得できますな。
>また負傷云々の話は有坂氏自身が主張したと聞いてます。だから明治の人は
>偉い。(ちゃんとしたソースなし)

 ムムム・・・・・・・
 こっ、こりは鋭い御意見!!!
 思わず全文引用しちゃったYO!
 確かに三十年式は丸く三八式になると尖頭弾!!
 M16A1〜M16A2のような運用思想と殺傷力の変化が三十年式と三八式の
時期に起こった物的証拠と言えますね。

 有坂閣下が殺傷力をわざと落としたのも導入初期の5.56mmNATOで
言われた事なのでそれはそれで63年の先進性があったと言えますな。
えー、一応照尺の話も少し触れておきましょうか。

重機関銃の12.7mm弾を使う現代のバーレット対物ライフルでも狙撃の
有効射程は約1000メートルと言われていますな。
(今Web検索したら「最大射程:1800m」だそうで。)

「6.5mmで2400メートルの狙撃なんかデキネーヨヽ(`Д´)ノゴルァ!」

と思われる御仁もいらっしゃるかと。

昔のボルトアクション小銃に2000メートル越えの照尺が付いている
のは、ナポレオンとかの時代の遮蔽物を利用しないで大平原を馬に乗って
ポックリポックリ歩いてくるようなノンビリした時代の名残です。

2000メートルを超えた距離の戦闘は密集隊形をとった騎兵の集団に
こちらも隊列を組んで一斉射撃したら誰か落馬するかもしれないって
程度だったのではないかと思われ。
(現代では発達した火砲やそれより怖い爆撃機や戦闘ヘリがあるので
当然そんな戦い方はできませんな)

ただ基本的な事だけど、有効射程と弾丸が殺傷力を持って飛翔する距離は
当然違うので、有効射程の外でも運悪く直撃したら人馬を殺傷する事は
あり得たかもしれませぬ。

ちなみに日本軍の狙撃兵は必中を期せる400〜200以下の距離で
狙撃したらしいです。
(ソースは昔のアームズマガジンですが埋まってるので今確認は
出来ませんでした)
393名無し三等兵:02/02/13 09:33
スウェーデンの6.5mm弾といえば。
『ニルスの不思議な旅』の冒頭でニルス君が家から持ち出した猟銃が
スウェーデン軍の6.5mm弾ボルトアクションライフルですよ。
スウェーデン買った本の挿絵だとそうなってるよ。

ガキでも射ち易いほど反動が小さいんだろうか?>6.5mm弾
まだ居座ってる一八二式で〜す

>393
スウェーデンの6.5mmボルトアクションの猟銃・・・
えーっとコレでしょうか?(それとも軍用のオリジナル?)
http://www.geocities.com/Yosemite/Forest/6059/swedepics/swedepics.html

なんか渋い猟銃ですね。


>ガキでも射ち易いほど反動が小さいんだろうか?>6.5mm弾

銃の反動を明確に数値化する方法を知らないので、弾薬の初活力を
比較してみましょうか。

【各国の軍用弾の初活力(単位フィート/ポンド)】

6.5arisaka(日本) 2085
6.5swedish(瑞典) 2126
7.7arisaka(日本) 2237
303british(英国) 2310
30_06(アメリカ)  3005
8mmMauser(独逸) 2835

#ネタ元は92式重機関銃と99式軽機関銃スレ(初代)の
名無し軍曹殿の書き込みより。

 ちょっと馴染みのない単位ですが、反動のきついと言われる30_06等と
比較すると6.5mmが1000フィートポンドほど初活力では劣っているわけです。

 射手が体感する反動は口径や銃本体の重量やバランス、作動方式、
銃床の形状なども影響されるので厳密な比較にはならないですが、当時の
ボルトアクション小銃は銃床形状や全体の重量、銃身長はどこのも似たり
寄ったりなので、口径が小さく初活力が低い方が単純に反動は軽く感じる
のではないか、と推測します。

 スウェーデンのガキの体格は全然知らないので扱える(扱いやすい)
かは解りません。
395106:02/02/13 12:38
>二脚無しアサルトライフル=SMGの拡大
>二脚付きアサルトライフル=LMGの縮小

面白いですね。今まで自衛隊の小銃の脚はは99式の名残と考えていたので
これで納得出来た気が。

>で、世界初の実用アサルトライフルとも言えるドイツのMP43/44は
”MP”の名称が示すように機関短銃(マシンピストル)の拡大版と
いった発想があったのではないでしょうか。

で 上の仮説をふまえて上で、分隊の火力を軽機を軸としてして戦果を挙げてきた
独軍がSMGの延長に突撃銃があるというのもなんとも皮肉な気がします。

>同じく兵藤二十八氏の「日本の陸軍歩兵兵器」より引用・・・(略)
漠然と兵藤氏の主張と言う気がしましたが見事的中。いやその本
銀河出版が絶版にしてから知ったので手に入らなかったんです。
実は私かなり彼の著作を気に入ってます。(2chでは恥ずかしくて
堂々と言えようか)そりゃーいくらなんでもという主張もありますが
意外な点を指摘できる慧眼もあると思ってます。あ なお最新の著作で
11年式の件は誤りと書いていた気がします。昨日 本をめくってみると
64式の二脚の件を他の本でも触れてました。

>某BBSの軍ネタ掲示板で「BARはセミオート6連発」だと強硬に
主張する困った御仁がおりました。

どこでも困った方はいらっしゃる。2chにおいて知識不足をなじられることは
甘んじて受けますが間違いを認められぬ恥知らずとは罵られたくはないですな。
というわけで間違いの指摘は歓迎します

>九九式は.30口径クラスの他国の銃と比較するとフツーのサイズ
で三八式騎兵銃より長くて重いのですな。

ええ 了解してます。私もさんぱち騎兵銃万歳論者です。モーゼルに勝ち
そして軽い。これでなぜ主力にならないのか不思議な限り。ただあくまで
歩兵銃の比較をしただけです。

 >ちなみに日本軍の狙撃兵は必中を期せる400〜200以下の距離で
狙撃したらしいです。

凄い話を思い出しました。とある個人体験の戦記(だいぶ前図書館で見たので
細部はあやふや)のなかで3から400メートルの距離をスコープなしで将校がならん
で話している所をのどめがけて狙撃して2人を串刺しにうち倒した自慢話を見た記憶
があります。しかも重機手で普段鉄砲を担いでない人だったような。


 私の悪い癖で可能な限り図書館にたよるので「日本の軍用銃と装具」
の内容もそうですがいざと言うとき引用できないのです。
396393:02/02/13 13:51
>>394
そうそうその銃です(スコープはなかったけど)、コウ幹が湾曲してましたから。
397愚考:02/02/13 17:12
 横から失礼します。
まず、長めに引用させていただきます。

>>384 :106 殿
> おお カバ氏もこのスレを見捨ててなかったとは。うれしいかぎり。
> 一八二式歩兵銃 ◆182sstOk さん
> >結局実現しなかった日本軍の「全員軽機*1」の発想は現代の歩兵の骨幹銃
> であるアサルトライフルの発想と割と近い所であると言えますね。
>
> 知らないです。詳細をお願いします。これを聞いて思ったのですが戦後自衛隊
> の小銃に軽機関銃のような二脚がついているのはこの名残と言う気がしてきた
> のですがいかがなものでしょうか?

>>387 :一八二式歩兵銃 殿
>  同じく兵藤二十八氏の「日本の陸軍歩兵兵器」より引用・・・
>
> 「沖縄で、圧倒的な敵に対し軽機がいかに粘り強く抵抗できたかは、
> 若い歩兵将校の記憶に焼き付いた。
>  それは戦後の自衛隊にも『軽機神話』となって語り継がれた。
>  (中略)
>  64式小銃はまさしく『軽機』の後継者として産み落とされた事を
> 物語っている。」

以下、伝聞・記憶モードで失礼します。
 私、この、兵頭氏のいう『軽機神話』というやつらしきものを、
人づてに聞いたことがあります。
(続く)
398愚考:02/02/13 17:18
 自衛隊、初代の第一混成団長をした人(出身地も沖縄の方)の講演を
きいた人の話です。
この方、64式小銃に対する防衛庁からの要求に関係されていたそうで、
その講演では、沖縄戦の状況との関連で、
この64式小銃への要求の話が出てきたそうです。

 ご存じのように、米軍の圧倒的火力・航空支援のため、
日本軍は、反斜面陣地を構築、
洞窟・坑道等を利用して、その鉄の嵐をかわすことが必要でした。

特に、米軍が攻撃準備射撃・突撃支援射撃してくる際には、頭を上げること等
できない状況だったわけです。

で、その射程が延伸された時=米国歩兵が接近してきた時、
洞窟等から飛び出し、蛸壺や弾痕等の援護地形の陰に走り込み、
稜線を超えて日本軍側の斜面に突撃してくる米兵めがけて射撃するわけです。

この百〜数百メートル程度先の自動小銃を主に装備する敵兵に対する
低い姿勢(伏射、蛸壺内)からの射撃、
という状況で役に立ったのが軽機関銃だったそうです。
(続く)
399愚考:02/02/13 17:20
 64式小銃への要求は、この軽機の活躍が戦訓としてあり、
連射もできますという当時の他国の自動小銃と違って、
百〜数百メートル程度の近距離での連射時の命中精度を
もっとも重視したものだったそうです。

初代第一混成団長の話では、
予想される戦場が満州・大陸ではなく、錯雑した日本の国土地形であることも、
遠距離での命中精度の追求を捨てた理由だった、とか、
他にもいろいろあったそうですが、、、

 64式小銃が、連射時の命中精度を重視しているということは、
別スレッドでも紹介されていた本、
津野瀬光男氏の「幻の機関銃」、「幻の自動小銃」でも記述されていたはずです。

津野瀬氏は、小銃としての重量の問題から、
連射時の安定性を幾分犠牲にしているが、
銃身や装弾関係の部品の交換等により、
64式小銃は軽機としての再利用が十分可能な性能を持っている、
と書いていたと記憶します。

もし、第二次大戦の終結が、日本軍の無条件降伏、という形でなく
終わっていたなら(きわめて少ない可能性ですが)、
戦後の帝国陸軍は、7.62mmNATO弾を減装薬にして使う、
という苦し紛れの手を使う必要はないわけで、
6.5mm弾の復活による「軽機小銃」を工夫したかもしれませんね。
今だ!400番ゲットォォォォ!!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´
     ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ
401愚考:02/02/13 17:29
 もっとも、6.5mm弾使用なら、
7.62mmNATO弾を減装薬にするのと違い、
みなさんの記述によると、
近距離での威力はともかく、
遠距離での威力は悪くないものになったわけでしょうが、、、
>395-399
 えーっとワタクシ事で申し訳ないですが、今晩バイトが夜勤なので
寝ます、レスは必ずつけるので待ってて下さい。
403名無し三等兵:02/02/13 19:02
威力はどうかわからんが、俺の叔父は目標が人間なら300mくらい離れていても
絶対当たると言ってたよ。
使用銃は普通の三八式。死んだ歩兵のものを拾って使ったそうだ。
叔父はルソン島で実射していたから、結構信用できると思う。
404q:02/02/13 19:52
>>403

自分の中学の音楽教師もにたようなこといってたね。ライフルは
練習をちゃんとすればあたるようになる。そのかわり、ピストル
なんて滅多にあたらんからやめとけ。って、残念ながらそのアド
バイスを活用する機会はこれまで全然無いけど。
4055インチFD:02/02/13 20:57
日本兵ってみんな狙撃兵まがいの実力があったって話聞いたけど、
これも38式のなせるわざなのかなぁ?
406ガバ:02/02/14 01:06
 遅スレだが、尖頭弾と円頭弾の件、92式初代スレの420〜440に軍曹殿
他皆様のご意見ありです。
407名無し三等兵:02/02/14 13:56
>>405
それもあるが、重機景気の運用を見ても分かるように、日本軍はばらまきより狙撃を
重視せざるをえなかったから訓練には相当の力を入れていたのだろう。
408名無し三等兵:02/02/14 14:06
    /⌒\
   (    )
   |   |
   |# |
| ̄ ̄( >皿<) ̄|
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒\
|  \           \
\  |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
  \ |_______|

俺の○ン○から石が出た
ションベンに混じって3つ出た
腹の強烈な痛みで目が覚めた
409名無し三等兵:02/02/14 14:06
          ┌┬┬┬┐
    ―――┴┴┴┴┴―――――、
   /.  ̄ ̄ ̄//. ̄ ̄| || ̄ ̄ ̄||| ̄ ||     __________
  /.    ∧// ∧ ∧| ||      |||   ||  /
 [/____(゚_//[ ].゚Д゚,,) ||___|||   || <  お迎えにあがりました
 ||_. *  _|_| ̄ ̄ ∪|.|.       |ヽ. _||  \__________
 lO|o―o|O゜.|二二 東|.|京 尿道病院 ||
 | ∈口∋ ̄_l__l⌒l_|_____|_l⌒l_||
   ̄ ̄`ー' ̄   `ー'  `ー'   `ー'


すさまじい激痛 とにかく痛い痛い痛い
失神したほうがましなくらい 救急車呼んでくれよ
このまま冷たくなって死ぬのか?
410名無し三等兵:02/02/14 14:06
  /⌒\
 (    )
  |    |
  |;   .|
 (∩・∀・∩ア・・アレ?
 (ノ   ノ
 (__)_)

突然嘘のように激痛が引いてゆく
なんにも処置していない待合室で
その直後俺の○ン○から石が出た
411名無し三等兵:02/02/14 14:07
        ●
       /⌒\
      (    )
       |    |  ●
       |    |
 アワワワワ (;・∀・∩
     ((⊂    ,/))
    (( (  ,,_,,⊃))
        ヽ_),,        (( ●

俺の
○ン○から石が出た! ○ン○から石が出た!
○ン○から石が出た! ○ン○から石が出た!
○ン○石○ン○石○ン○!! ○ン○石○ン○石○ン○!!

○ン○から石が出た! ○ン○から石が出た!
○ン○から石が出た! ○ン○から石が出た!
○ン○石○ン○石○ン○!! ○ン○石○ン○石○ン○!!
>408-411

ぎゃはははははははははは!!!!
コピペ荒らしなんだろうが妙に笑えたぞ(笑)

いやー、日本軍&銃スレという最大に荒れる要因を備えたスレで
最近age進行だからいつか来るとは思っていたYO!
でもバレンタインで虚しくなってるのは君だけじゃないから
暴れるのはやめような。
貯まっているレスを付ける前に近況でも一つ。

来週の水曜日にバイト先の上司と一緒に射撃場を見に行ってきます。
最近いろいろと問題があって漏れが駄々こねそうなので先に機嫌を
取っておこうって算段なんでしょうが、結果としてラッキー(笑)

カタログデータや他人の証言を元に云々するよりも、自分で体験
したほうが速い事もいろいろあるでしょうな。
もう少ししたら漏れ自身も散弾銃の所持許可を申請してみるつもり
です。
少しは此のスレに有意義な話題を振れるようになるかもしれません。
>>396
 絵本とかの本来マニア向けでない物って適当にその辺の実物を
モデルにしてるので外国のだと日本人にとって超マニアックな
代物だったりするんですよね(笑)

 脱線しますが昔に家族旅行に行ったときにパーキングエリアの
玩具コーナーにナガンリボルバーがありました(笑)
 中国製の吸盤の矢を発射する玩具だったんですが、モデルの
あまりのマニアックさに驚愕しまくりっスよ。

 中国は昔にソ連から受けた武器援助やコピー生産でナガンも
もっていたので、適当にモデルになる銃を探してきたときに
手元にあったんでしょうな。

 漫画とかのいい加減な図の特徴から元の兵器を推理するのは
軍オタの特権です、楽しみましょう(笑)
>>395

引用を短くするために補足しておくと漏れの「軽機の縮小(ガリルARMなど)
と短機の拡大(MP44など)の二種類の進化系統が合わさった物が現代
アサルトライフルである」という仮説を踏まえた上でのレス。

・・・という事で宜しいですね?

>で 上の仮説をふまえて上で、分隊の火力を軽機を軸としてして戦果を挙げてきた
>独軍がSMGの延長に突撃銃があるというのもなんとも皮肉な気がします。

 ドイツ軍は優れた物なら伝統に固執せずに受け容れるようなイメージが
・・・って失礼、先入観だけで判断するのは良くないですな。

 軍隊は”伝統墨守・動脈硬化”(微妙にオリジナリティ〜(笑))
ではなく優れた物なら使用する合理性で運営されるべき組織なので
むしろ讃えるべきだと思いますよ。

 あと世界初(*1)のサブマシンガンを作ったのもドイツ軍じゃないですか。
 ドイツの伝統にも則ってる気がします。

*1#MP18よりピラールベロサやトンプソンの方が先だったような気が
しますが脱線が激しくなるので今回省略とさせて頂きます。
(兵頭二十八氏について・・・)
>引用省略

 兵頭二十八氏の意見、実は漏れが昔から漠然と思っていた意見と
かなーり近いところを突いてきたりします。
 きっと知り合いになれたら友達になれるでしょうね(笑)
 偶に変な意見(先に上げた十一年式軽機の着剣装置など)を
言う事があるのであまり評価していませんが、資料の収集能力と
先入観から偏見を持たないで分析する能力は素晴らしいと思います。

>あ なお最新の著作で11年式の件は誤りと書いていた気がします。

 と、間違いを素直に認めるあたりも評価するべきでしょうな。

 日本軍の話題は偏見で何でもかんでも「精神主義故の非合理」で
片付けたがる輩があまりに多く(真逆の誉め殺しも困るな)、
こういった公共の掲示板などで語ると荒れやすい話題です。
 九六/九九式軽機の着剣装置のような独特のユニークで優れた工夫は
そう言った偏見に満ちた研究者じゃ絶対に発見できないでしょうね。

 最近だとPANZERの鈴木二郎氏がそう言った偏見から誤認した記事を
掲載しています(苦笑)

 「日本の軍用銃と装具」の須川氏もなんかそう言った偏見に満ちた
意見に辟易してる節があってちょっと読んでいて苦笑する記述が
見られますね。
(狙撃銃に着剣しなかった事をわざわざ特筆してるあたり、偏見に
満ちた連中相手に苦労した形跡っぽいです(笑))

>どこでも困った方はいらっしゃる。
>2chにおいて知識不足をなじられることは甘んじて受けますが
>間違いを認められぬ恥知らずとは罵られたくはないですな。

 こりゃあっしにも耳が痛い忠言です。
 うーむ・・・・、人生を真剣に振り返っちゃいましたよ(汗)
 マターリしつつも意見は鋭く・・・・を今後の目標にします。
>ええ 了解してます。私もさんぱち騎兵銃万歳論者です。モーゼルに勝ち
>そして軽い。これでなぜ主力にならないのか不思議な限り。ただあくまで
>歩兵銃の比較をしただけです。

 いや、漏れの誤認レスでしたか・・・こりゃ申し訳ない。
 三八式歩兵銃と九九式短小銃を比較すると銃自体は長く重くても
小口径で反動が低く実包その物も軽い方が総合的な負担は軽い
と言う御意見ですな、こりゃごもっともです。

 三八式の小口径実包の先進性は現代は米ソ共に小口径弾を使用してる
事からも解るように明らかですね。

 九九式の7.7ミリ化は・・・・手持ち資料総動員して語りたいので
また後日改めてと言うことで一つヨロシク。

>凄い話を思い出しました。とある個人体験の戦記(以下略)

 えー、これも関連する他のレスと合わせて別項で語らせて頂きたく
存じ上げ候。


> 私の悪い癖で可能な限り図書館にたよるので「日本の軍用銃と装具」
>の内容もそうですがいざと言うとき引用できないのです。

 この一言は漏れの認識に大きな一石を投じましたよ!
 無理して買ってるから漏れは本を読み足りなくて欲求不満だったんだ!(笑)
 学校やら図書館の雰囲気は大嫌いだけど今度ヒマな時にでも
出かけて関連する資料を閲覧してこようかと思います。 
>>397-401

 愚考さん初めまして、重要な情報を丁寧に紹介して下さってありがとう。
 途中に漏れの変なAAが見事に割り込んで雰囲気をマヌケにした事は
我ながらなんというかその(笑)

 気を入れ直してレスと行きますか。

>397

 最初に気が付いたんですが、漏れのずっと間違っていた「兵藤」を
愚考さんが初めて正してますね。
 愚考さんの『兵頭二十八』の方が正しい表記です。
 ROMの皆さんと兵頭二十八本人さんごめんなさい。

>398
 兵頭氏の言う『軽機神話』の元ネタを紹介していただき
ありがとうございます。
 特に反論とかは必要ないですな、貴重な資料として拝見
させていただきました。
 兵頭氏の意見は元ネタが解らないと評価しづらいので(笑)
こういった情報は非常に為になります。
>399

> 64式小銃が、連射時の命中精度を重視しているということは、
>別スレッドでも紹介されていた本、
>津野瀬光男氏の「幻の機関銃」、「幻の自動小銃」でも記述されていたはずです。

 これと

>津野瀬氏は、小銃としての重量の問題から、
>連射時の安定性を幾分犠牲にしているが、
>銃身や装弾関係の部品の交換等により、
>64式小銃は軽機としての再利用が十分可能な性能を持っている、
>と書いていたと記憶します。

 これに関してズバリと申し上げましょう。



 愚考さんの言ってる事は正しいで〜〜〜〜す!!!!!!!!!!



 津野瀬氏の著作は結構持ってますんで、「幻の・・・」や「小火器読本」
は手元にあります。
確認したので、愚考さんの記憶は正しいです、と断言できます。

 また64式小銃が軽機関銃的であるかは兵頭二十八氏の「日本の陸軍
歩兵兵器」より引用させていただきます。

「続いて開発された64式小銃において、遂に理想的”軽機”が
具現化された。
 異常なまでに耐久力のある銃身、二脚、そして低い発射速度と
いった特徴は64式小銃がまさに”軽機”の正統な後継者として
産み落とされたことを物語っている。」

 この辺の記述は書籍などで見る64式小銃の特徴と一致しているので
兵頭氏の推察は正しいと漏れも思います。

(ちょっと長くなるので分割)
津野瀬氏の提案する”64式改軽機関銃”は氏の著作「小火器読本」に
氏自らのイラスト入りで掲載されていますね。
スキャナあったら無断でアップしちゃいたい所ですが、著作権法以前に
漏れがスキャナを持っていないので不可能です。

文字で64式小銃との違いを上げると・・・

(1)肉厚の重銃身(ヘビィバレル)に交換する。
(この改設計が容易である事も解説されている)

(2)被筒(ハンドガード)は取り外し握把(キャリングハンドル)を
追加する。

(3)弾倉を30連発の大型の物に取り替える。

 何のことはない、FALに対するLAR、AKに対するRPKのような
分隊支援型の64式小銃の提案でした。

 ・・・・うーん、こんなバリエーションモデルは寧ろ64式が
現役の間に出ていないとおかしいようなモデルですね。

 ただし今後も89式が充足しないため64式は混用されるので
89式導入で余剰となった64式を改造して分隊支援型にして
64式の部隊に再配備しても有効だとは思います。
(自衛隊じゃ絶対にやらないだろうけどね)

ただG3やFALのような同世代のバトルライフルと比べると
ノーマルの64式小銃でもそういった分隊支援銃的な能力は高い
ので敢えて区別化するほどの意義は・・・無いかも知れません。
ここでちょっと脱線、軽機関銃(LMG)と分隊支援機関銃(SAW)に
ついて。

分隊支援機関銃と言う名称の銃種は比較的新しい時代の物で、戦後に
なってから登場したと言ってもいいですね。
ただし名称が無かっただけで、BARやチェコ機銃、そして日本の
九六/九九式軽機などは実質現代のSAWとまったく同じ扱いを
されていた銃種です。

津野瀬氏が言う”軽機”もまさにSAWその物。
(ちょっと氏は戦後の新しい銃には疎い用に思います)

しかし漏れを初めとして市井の銃オタだとベルトリンク給弾の機関銃を
想像してしまう人が多いと思います。

これはMG34/42やM60、FN・MAGを二脚で運用している
状態を”軽機関銃”と真っ先に思ってしまうからではないでしょうか。

その辺の元祖であるMG34ですが、これが優れた所は歩兵銃のKar98k
とも同じ実包を使用することですね。
反動が三八式に比べて強くてもKar98kの方が軍隊全体でみれば優れた銃
とも言えるわけです。(この話題はもう一度改めて触れますぞ)

で、歩兵銃が強装だった時代は汎用機関銃を分隊支援の”軽機”で
問題なかったわけですが・・・

戦後の銃開発史では歩兵銃は小口径化する一方、汎用機関銃には.30
口径クラスの強力な物がベストとされていますね。

ここで使用弾薬の違いから汎用機関銃(軽機も兼ねた)と
分隊支援機関銃の分離が始まった事が解りますな。

現代の分隊支援機銃はRPKに代表されるアサルトライフルの大型版と
MINIMIやセトメ・アメリに代表されるベルトリンク給弾の汎用
マシンガンの小型化版の二種類が存在してます。

これも近い将来別の名称が与えられると思います。
>>399
>もし、第二次大戦の終結が、日本軍の無条件降伏、という形でなく
>終わっていたなら(きわめて少ない可能性ですが)、
>戦後の帝国陸軍は、7.62mmNATO弾を減装薬にして使う、
>という苦し紛れの手を使う必要はないわけで、
>6.5mm弾の復活による「軽機小銃」を工夫したかもしれませんね。

 激しく同意いたします!!

 戦前の独自の兵器開発の歴史は第二次大戦による極端な
物資不足で頓挫し、米軍の占領政策で完全に破壊されたと
漏れは思ってます。

 もし独自の進化を続けていたら・・・・?????

 米軍のM14の押しつけで旧西側陣営のアサルトライフルは
遅れに遅れたので、日本が作ったかもしれない『6.5mm軽機小銃』
は小口径アサルトライフルの元祖となった可能性がありますね。

 ところでここでお願いと提案があります。

【お願い】
漏れの言ってた「全員軽機」よりも愚考さんの「軽機小銃」の方が
かっこいい上に解りやすい名称なので今後も使わせてください。

【提案】
 今回の「6.5mm軽機小銃」のように架空の銃は実在の銃の
話題と区別するために括弧などで括るようにして区別しようと
思うのですがどうでしょうか?
 また「幻式6.5mm軽機小銃」みたいに架空の物と解りやすく
判別できる名称をつけようかとも思うのですが、どうか?
>>401
> もっとも、6.5mm弾使用なら、
>7.62mmNATO弾を減装薬にするのと違い、
>みなさんの記述によると、
>近距離での威力はともかく、
>遠距離での威力は悪くないものになったわけでしょうが、、、

 まず先に7.62×51mm弾の自衛隊の物とNATOの物を比較してみましょうか。

 床井正美「最新軍用ライフル図鑑」によると.308NATOの威力は
3265ジュールとなっています。
 自衛隊の物のデータは今回ないので単純に80%だとしてみますか。
(すみません、「幻の自動小銃」あたりに載ってそうなのですが今回
調べるのが間に合わないので・・・・、確か薬量は80%ですが威力
が単純に80%とは言い切れないです)

 ドンブリ勘定で申し訳ないですが2612ジュールとなりますね。

 旧ソ連の7.62×39mm(SKSやAK47の弾)の初活力は
2870ジュールとあります。

解りやすく並べてみましょうか。

米(M14?) 3265J
日(64式) 2612J(ドンブリ)
ソ(AK47) 2870J
旧(38式) 2827J(漏れが電卓片手にフィートポンドから換算)

 米軍と互換性がない事ばかり取り上げられて非難の対象となる
自衛隊のNATO減装弾ですが、「AK47とほぼ同じ威力」と言うと
急に優れたアサルトライフル実包に思えてくるから不思議ですね(笑)

 初活力は反動の大まかな目安となるので64式とAK47と
「幻式6.5mm軽機小銃」は同じ様な反動になると思われます。
 あとはAKMとAK74の比較の話でよく言われる事に
小口径の方が至近距離でのストッピングパワーが高いとする意見
もあります。
 一概にどっちが優れているかは現段階での漏れの知識では
断言するには至りません。

 また後日資料が見つかったらたのんます。
自己レスです

>小口径の方が至近距離でのストッピングパワーが高いとする意見
>もあります。

 ギャーーーーーーーー!大間違いじゃあ!ギギギギギギ・・・・

 正しくは「大口径のほうが至近距離でのストッピングパワーが」
の間違いです。

 AKMの7.62のほうが5.56や5.45の小口径弾よりも至近距離での
ストッピングパワーに優れるとした意見を見かけるので6.5mmよりも
7.62mm減装弾が優れている・・・・可能性も捨て切れません。

と言うことが言いたかったのです。
>>406

 雑談混じりの中で膨大な情報が行き来してる92式の中から
適切に関係のある箇所を引用・紹介してくれるガバさんに敬礼ッ!
 というかこのスレの初期の流れみてるとガバさんが引用して
から急に良スレ化したように思えます(笑)

 尖頭弾と丸頭弾の話についてはまた資料を仕入れてから改めて。

 あと>>403-407へのレスも午後まで待ってて下ちい。

 バイト先に今日は相談事で出かけなければ行けなかったのだが、
興味深い話題が振られていたのでつい時間を忘れてしまった・・・
レスする前に新造語を一つ提案させていただきます。

例1
 戦車に対しヤケクソで小銃による銃撃を加えたところ、
閉め忘れていたピストルポートから弾丸が侵入し、搭載
していた砲弾が誘爆し戦車が爆発炎上した。

例2
 戦闘機に対しヤケクソで小銃による銃撃を加えたところ
運悪く(?)操縦士に直撃し戦闘機を撃墜に至らしめた。

例3
 約2000メートル離れた所に隊列を組んでいた敵騎兵隊に
対し小銃で銃撃を加えたところ、一弾が運悪く(?)指揮官の
眉間を直撃し、これを殺害に至らしめた。

例4
 ジャングルで突然出会った敵兵に対し銃撃しようとした所
強い衝撃を感じ転倒したが無傷だった。
 後に調べた所、持っていた小銃の銃口から敵兵の撃った
弾丸が侵入した物とわかった。

 どうでしょう、似たような信じられないようなエピソードを
戦記(当然架空じゃない戦記)で見聞きした事があるんじゃ
ないでしょうか?
(今回の例はフィクションですが、似た実話はあります) 

 可能性としては極端に低いけどあり得ないとは断言できない
こういった超ラッキーヒット事例を【ゴノレゴ現象】と呼ぼうと
思うのですが、どうか?

 これもまだパソ通少年(真ガキ)時代にゴノレゴ現象を紹介したら
曲解されて揚げ足とられまくった苦い思いでが有りましてね・・・(苦笑)
あー、そう言えば似たような物で「マーフィーの法則」ってのが
昔ちょっと流行しましたよねぇ・・・

「パンのバターを塗った面が下になって落下する確立は絨毯の
価格に比例する」とか言う奴です。

 で、漏れの言う「ゴノレゴ現象」の場合はあまりに都合良く起こって
しまう本来なら可能性の少ない事例ですね。

 「そんなん無理」と言われりゃ「ゼロやマイナスじゃないのよ!」
と一昔前に流行った痛いアニメのセリフ(;_;)で反論できるけど、
「狙って出来るか?」と問われれば「これが可能なのはミスター
ゴノレゴ−Ξ、貴方しかいない!」としか言えない事例だと思って
下さい。
ゴノレゴ−Ξ(ごのれごまいなすくすぃー)

そ、それは連邦の新型モビルスーツか?!

・・・なんか自分で書いて自分で笑ってるのはヤヴァい兆候だ
銃の許可申請は医者の診断書が危なくなってきたぞ(笑)

では気を取り直してレスです。

間に長文が挟まってしまったのでここは愚考さんの手法を
真似て先に引用させていただきますか。

>凄い話を思い出しました。とある個人体験の戦記(だいぶ前図書館で
>見たので細部はあやふや)のなかで3から400メートルの距離を
>スコープなしで将校がならんで話している所をのどめがけて狙撃して
>2人を串刺しにうち倒した自慢話を見た記憶があります。
>しかも重機手で普段鉄砲を担いでない人だったような。

あと>>403-407も関連した話題ですね、引用して細かく返事を
書きたい所もありますのでそれは別項で。
大凡の内容は一緒なのでここで一緒に。

 一般論として肉眼で目視して人間大の目標を発見、照準できる距離は
300メートルと言われていますね。
 普通の小銃の有効射程が約300メートルと言われるのは照準機の
限界の距離なわけですな。
 銃の集弾率の視点からみれば、三八式の正確なデータは残念ながら
今手元に無いですが、現代の5.56mmクラスでもよっぽどのクソ銃でない
限り人間大の的を狙い撃ちできない距離ではありません。

 では人的要因となるとどうか?

 スコープ無しで3、400メートル・・・昔の目の良い人、
重機手ならば視力は普通かそれ以上だった筈なので、3、400
メートルで人間を狙い撃ちすることは可能だったと思います
 しかし将校と識別して喉笛を串刺しとなると・・・
 これはゴノレゴ現象と訓練を受けた常人が達成可能な範囲の
ギリギリの境界線と言えますね。
 適当に「体のどこかにあたるだろう」くらいで撃ったのがたまたま
喉笛を串刺しにして二名を殺傷したという話ならば充分ありえる話
だと思います。
>>403
>威力はどうかわからんが、俺の叔父は目標が人間なら300mくらい離れていても
>絶対当たると言ってたよ。
>使用銃は普通の三八式。死んだ歩兵のものを拾って使ったそうだ。
>叔父はルソン島で実射していたから、結構信用できると思う。

 威力に関しては>>117に良いデータがありまっせ!
 ガバさんが引用してくれた名無し軍曹殿のお話によると
400ヤード(365.76メートル)でのスウェーデン製6.5mmの
威力は1023フィートポンド。
 漏れ換算でジュールに直すと1387ジュール。
 やや三八式の6.5mmは弱装(軍曹殿の資料によると初速で
約200fps劣っている)なのでドンブリ勘定で1300ジュールだと
しましょうか。

床井正美「最新軍用ライフル図鑑」「最新ピストル図鑑Vol2」から
近いデータを探してくると・・・
(いずれも初活力、すなわち銃口からすぐの距離)
M1カービン 1173J
5.45*39mm 1316J
.44マグナム 1005J

400ヤードの距離での6.5mm弾は至近距離の.44マグナムを上回る
活力を持っていますので威力的にはまったく不思議はありません。

403氏の叔父様の話に関しては別の人へのレスで触れるので今回省略
させていただきます。
漏れもかなり信頼性の高い証言だと思ってますYO!
>>404
>自分の中学の音楽教師もにたようなこといってたね。ライフルは
>練習をちゃんとすればあたるようになる。そのかわり、ピストル
>なんて滅多にあたらんからやめとけ。って、残念ながらそのアド
>バイスを活用する機会はこれまで全然無いけど。

 >403氏は叔父が従軍経験者なのに貴殿からは中学なんて単語が!!
 なんか幅広い年齢層の方々に見られていると思うとなんか
こっぱずかしいです(笑)

 で、ピストルの話ですが、人的要因が関わってくるので一概には
言えませんが、一般的に拳銃は扱うのがもっとも難しいとされて
いますね。

 コンビニ強盗と店員がカウンター越しに(5メートルも無さそう)
十数発以上撃ち合って双方とも命中弾なし、なんて事例もあります。

 一方トイガンマニア風に言う”長物”は比較的訓練度の低い者
でも扱いやすいと言われていますね。

 海外射撃ツアーとかの参加者(練度ではまさしく最低クラス)の
の話だと反動が低く弾幕の張れるSMGは簡単に良く当てられて
楽しいそうです。

 つか漏れも射撃ツアー行きたいYO!

 店長〜!バイト休ませて下さ〜い!!!!!!!!!!!
>>405
>日本兵ってみんな狙撃兵まがいの実力があったって話聞いたけど、
>これも38式のなせるわざなのかなぁ?

単刀直入に言いましょう、

  \|/
  /⌒ヽ    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | ゜Θ゜) < そうでもないよ。
  | ∵ つ   \___________
  | ∵ |
  \_/

 以上。







しかしガルマ・ザビは氏んだ!(違)<fontッテタグツカエナイヨネ>何故だ!</font>

理由は簡単、銃器の様な原始的な兵器は人的要因が大きく関わって
くるからです。

と、言うことで他国と比較して日本兵の狙撃の腕が良かったとしたら
兵の訓練の差であると言った方が良いでしょう。

ただし他の銃と比較して三八式が狙撃銃として適しているかどうか?
と言う比較ならば可能。
その点で三八式はモーゼルなどの同時期の他のボルトアクション
軍用銃と比較して命中精度が優れていると言われるので(具体的な
数値データはちょっと今すぐに出てこない、スマン)狙撃銃向けの
特性を備えていると言えるね。


ちょっと脱線するがドーベルマン刑事という昔の漫画のセリフで
(ちなみに漏れはそんな歳じゃないぞ、ブクオフで立ち読みしたんだ(笑))

「俺の44マグナムにそんな38口径で勝ち目があると思ってるのか!?」

なんてセリフが有ったけど君はどう思うかい?

漏れはこのセリフは”良い銃を持てば誰でも強い”という意味に
取れてしまって思わず失笑してしまったよ。

ちょっと考えれば解ることだと思うけど、扱う人の腕前次第で
拳銃の威力の差なんてさして関係なくなってしまうので、銃の
性能の違いは戦力の決定的な差ではないのは解るよね?

よね?

ね?(三回目)

・・・・いや、なんか2ちゃんの銃スレみてるとネタか煽りか
ドーベルマン刑事みたいな事を書く人もいるからさ(苦笑)
>>407
>それもあるが、重機景気の運用を見ても分かるように、日本軍はばらまきより狙撃を
>重視せざるをえなかったから訓練には相当の力を入れていたのだろう。

 重機・軽機の運用に関してもちょっと語りたい所だけど疲れたので
今日は辞めておくよ(笑)
 407氏の言う兵の訓練の差の方が重要だったと言う所には
激しく同意するしね。

 で、日本兵の一般的な小銃射撃の水準はちょっと前のGun誌に
あった米軍の日本兵捕虜を調査した報告で・・・
「どの兵も小銃の扱いが上手く、正しい射撃姿勢の取れぬ者はいなかった」
(うろ覚えスマソ)とあったよ。

 これは日本軍は歩兵以外の兵科、砲兵や輜重兵なども小銃射撃の
基礎訓練をしっかりと受けていた物と判断してよいと思う。
 なんか歩兵では無かったような>>403氏の叔父でも訓練はしっかり
行き届いていた、と推測しても良いでしょう。
 具体的な訓練内容は次の書き込みで・・・

 しかし日本兵が射撃の訓練が行き届いていたというのは・・・

【驚愕】日本兵はみな文字が読める!【戦慄】
【怪奇】日本兵はみな足し算ができる!【衝撃】

・・・・ってのと同じレベルじゃないかと。

第二次世界大戦の前まではどの国もボルトアクション小銃を
使っていたわけですが、そんなんでバラ撒き射撃なんてやって
いた国があったんでしょうか・・・?

いや、キアイ入れてボルトを動かせばバラ撒けない事も無いかも
しれないですが(笑)
 では日本兵の射撃訓練の内容は具体的にどうだったか?

 「日本の軍用銃と装具」に詳しい記述がありましたYO!

 一般兵の三八式歩兵銃を用いた単独射撃での目標は

 200m 頭首のみを現したる兵
 300m 伏姿兵
 400m 膝姿兵
 500m 立姿兵または密集せる二人膝姿兵
 600m 密集せる二人立姿兵あるいは乗馬兵

・・・に対し約半数以上の命中弾を得ることが課題だった
そうです。

 具体的にどんな的を狙うのか?

 300m用の伏姿兵を模した標的は横60cm高さ45cmの
「凸」の字型の標的で、色も見辛い迷彩みたいな色で彩色
された物を使用したそうです。

 外国の軍隊だとスゥイッツランドのアーミーは300mで
1mの円形標的を狙ってプラクティコゥをするとかって
カーンバッ・マガズィーン別冊にイティーロウ・ナガータが
昔に書いていた様な・・・って疲れたよ。

 ちょっと日本軍の訓練目標は厳しかったと推測する次第です。

 戦場で敵から射撃を受けながら走り回って撃つとなると別でしょうが、
正規の訓練を受けた者ならば300mで立った人間大の目標を外さない
なんて言えるのももっともな話ですね。
434愚考:02/02/15 21:47
>>422 :一八二式歩兵銃 殿
 同意ありがとうございます。

> 【お願い】
使用については私、まったくかまいません。

ただ、よく考えると、「軽機小銃」より、

> 二脚無しアサルトライフル=SMGの拡大
 こちらの小銃を「短機式小銃」、

> 二脚付きアサルトライフル=LMGの縮小
 こちらの小銃を「軽機式小銃」、
といった形で呼ぶのも方法でしょう。

「式」でなく、「型」や「的」を使うのも良いかも知れません。


> 【提案】
「」の括弧は、引用を明示する際にも使うので、
架空であることを示すための括弧は、別の括弧がよいのではないでしょうか?
( 【】とか、〈〉とか、、、)

 名称に冠する言葉の方も、「幻式」以外に、
「仮想」とか「仮説」とか「想像」、「想定」、「架空」等、
いろいろ考えることができます。
(誤解の少ないものがいいでしょうか。))

>  戦前の独自の兵器開発の歴史は第二次大戦による極端な
> 物資不足で頓挫し、米軍の占領政策で完全に破壊されたと
> 漏れは思ってます。

海空はともかく、
(「宇宙開発万歳」の私としては、航空宇宙関連技術の断絶が、
あまりにも、痛いのですが、、、)
陸については、戦前からの系譜、ある程度残っているのではないでしょうか。

74式戦車までつづいた空冷ディーゼルエンジンへのこだわりとか、
ここで今話題にしている64式小銃とか、、、

(旧軍の「文化・風習」を最も残しているのは、三自衛隊の中では海、
しかし、韓国軍の方がもっと色濃く、、、なんて余談もありますが。)

 「高度経済成長」の入り口の頃の、
よくいえば「発展段階」の当時の技術で作った小銃として、
64式小銃は、当時の日本・自衛隊の想定しうる戦争のあり方に
即した小銃なのではないか、と私は思っています。

 逆に、62式機関銃のほうは、機関銃と呼ぶに値しない、とか、
肯定的な評価がほとんどないもののようですね。

 今日は風邪気味ですので、これで失礼します。
435名無し三等兵:02/02/15 22:03
>>430 拳銃は最も「武装しているしていない問わず犯罪者が怖がる道具」
1992年、米国法務省が行った犯罪関連レポートによると銃のディフェンス
使用(警察に認められたもの)は毎年80000件ー82000件あった。し
かしロサンゼルスタイムスなどその他15の組織や団体が行った調査によると
年間1500000ー1800000件に達することが分かった。司法省のレ
ポートは都市部を重点にしていたため過小報告に留まったようだ。ジェームズ
・D・ライト ピーターロッシは著書「武装と危険予知:犯罪者とその武器に
関する調査」で刑務所収監中の全米10州以上の凶悪犯罪者に調査を取ったと
ころ、56%が銃で武装している事がわかっている市民には絶対に攻撃を加え
ない、と答えた。
ほとんどが、(日本で言うDQN連中)挙動不審の人物などが接近してきた
りしたため、或は車のドアを抉じ開けようとして運転手や該当者が拳銃を取
り出して威嚇したら去っていったというもの。

 犯罪者も犯罪というリスクの上に銃で撃たれるなんつーリスクは
 絶対にイヤらしい(W。
436名無し三等兵:02/02/15 22:06
>>426
例4の話を聞いたことがあります。
ベトナム戦争中の米軍兵士がジャングルでM14ライフルを持っていたら
ベトコンが撃った弾丸がライフルの銃口に入って、ライフルは壊れたが
本人は無事だったとか。
>>428からの引きで三八式のサイト(オープンサイト)がどうだった
のかって点に付いて少し考察してみましょうか。

 ただサイトは前期中期後期の差が一番出ている部分で、三八式の
リアサイトは妙にバリエーションが豊富です。

 フロントサイトは時期によってガードが付いたり付かなかったり
しますが、楔型(∧な形)のサイトで一貫している様です。
 リアサイトはアバウトなVノッチの物や小さいvノッチの物、
後期のバージョンだとピープの物も混じっています。
 ピープサイトになった時期がいつ頃かはちょっと今回は
確認できませんでした。
 装着位置はクリップ給弾のボルトアクションでは一般的な
薬室の前で特に変わった物ではないですね。

 で、他のボルトアクションと比較・・・・Kar98kくらいしか
細部の写真が見つかりませんでした(T-T)

 タナカのKar98kは小さめのvノッチなのでピープの三八式後期型
の方が少し先進的な気もしますね。

 ただ、どっちにしろM16とかの現代銃の様な照準線を長くとった
ピープのリアサイトとポスト型のフロントサイトの方がやっぱり断然
見やすいです。

 あといわゆる”クセ銃”の話は弾が曲がって飛ぶんじゃなくてサイト
が固定だってだけの話ですな。
 三八式/九九式にはオープンサイトの微調整機能はついていません。
 モーゼルも昔のバージョンは微調整機能無しなので日本みたいに
狙点をずらしていたか、あるいは職人がサイトを付けなおして
いたんでしょうか?
(例によって資料は探すのが間に合いませんでした)


 他国のボルトアクションで変わった物だと、妙に後ろよりに付いている
スプリングフィールドM1903A3があります。
 恰好は悪いけどリアサイトは後ろよりに付いてる方が狙いやすいので
良いと思いマッスル。
M1903A1〜A3全体像
http://www.fas.org/man/dod-101/sys/land/m1903.jpg
M1903A3リアサイトアップ
http://www.scott-duff.com/R115_50.JPG
(A3が登場したのって1942年でM1ガーランドより後だったのね・・・、
さっき初めて知った・・・・)


朝の4時から俺一体何やってたんだろ(苦笑)
そろそろ寝ます、夜勤してっから生活リズム崩れまくりじゃ(苦笑)
つーかageられてる上にレス付いてるし(´Д`)

>434(愚考さん)
 愚考さんの御意見はなかなか参考になります。
 銃よりでっかい兵器はあんまり詳しい資料を持ってないので
カンベンしてください(笑)
 あとはまた後日改めてレスさせていただきます。

>435
 えーっと、漏れは拳銃は扱うのは難しいとは書いたけど
怖くないなんて一言も書いてないんですけど・・・・(苦笑)

 訓練を積んだ兵が扱えばかなり離れた距離まで狙えると
手元にある「テッドアライの拳銃護身術」(笑)にはありますね。

>436
436さんはなかなか鋭い!(笑)
それは多分漏れの話の元ネタです(笑)
確認できなかったのでフィクションとしておきました。

最後に自分の書き込みに自己レスで補足してから寝ます

>>432

 日本兵の識字率の高さ(100%)は外国の軍隊からすると
なんかマジで驚異的な事だったとかなんとかって話。
 いや、諸外国の識字率の具体的な数値は知らないけどさ。

>>438
まあそれはそれで>435の情報は有益といえば有益であろうか。
とりあえずありがとう、感謝の言葉。


つーこって寝ます、以後なんか書いても「ニャゲポッポ!」以外の
レスは漏れは返さないです。
つーか明日からこのスレの出入り自体減らそうかと。
疲れた。
440403:02/02/15 23:51
結構、レスついてたので叔父の与太話追加。
あんまり正確に狙わなくてもよいが、素早く射撃したいときは、銃剣で
的を突く感じで銃を突き出し、一杯に突いたところで射撃すると、結構当たるそうだ。
この方法、小銃では有効だったが、車両から脱出時に持って出た車載重機では重くて
できなかったから普通に腰だめで撃ったって。
ニャゲポッポ

>440

 叔父さまは戦車兵でしたか、戦車兵なら結構小銃の訓練も
行っていたと思われます。
 その突きながら撃つ射撃方はなんか別の拳銃射撃の本でも
みかけた方法ですね、物を指差すような行動は本能的にやって
いるので素早く照準出来るとか。
 ゲーセンのガンシューでは漏れも結構使った方法です(笑)

 車載重機だと九一式か九七式ですね。
 九七式ってなんかSFチックな外見でかっこいいですね↓
ttp://www.horae.dti.ne.jp/~fuwe1a/images/mg/97tkhmg01.JPG

 見た目はともかく、九七式車載重機関銃って九二式実包で九九式と
互換性ないのね・・・・
 一体日本軍の7.7ミリって何種類・・・・
442403:02/02/16 11:31
叔父は輜重兵だって。九七式軽装甲車の乗員。
軽装甲車はカテゴリー的に輜重兵の運用だったらしいよ。
三八式は良く当たる銃だったけど、ろくな物食べてない身には、
重くて重くて大変だったってさ。
あの銃に銃剣をつけるとすごく長いので、総攻撃の時、命拾いしたって。
どうでもいいが、この時初めて、恩賜のタバコを吸ったそうだ(一人半本宛)
スレとずれてるね。ごめん。
443名無し三等兵:02/02/16 20:08
age
444K:02/02/16 20:15
今到着。
445:02/02/16 20:17
38式?なにそれ、おれんちはガーランドフリークだからなぁ。
446:02/02/16 20:18
Kひさしぶり。
447名無し三等兵:02/02/16 20:21
>446
知人か?
448K:02/02/16 20:21
ガーランドか、そうか、そうなのか。
449名無し三等兵:02/02/16 20:23
結構前に見た映画で「最後の弾丸」っていうのがあったけど、あれってたしか
スナイパー合戦の話だった気がするけど、使ってるの38とガーランドだっけか?
450:02/02/16 20:24
>449
確かそうだよ。アメ公のは自信ないけどね。
451:02/02/16 20:27
>448
漏れとTはI県のK高校の同級生だったの。漏れはガンマニア、Tは
ミリオタ。
452K:02/02/16 20:28
私は見たことないので分かりません。私的にはスナイパー合戦と言えば「山猫は眠らない」なんですけど。
453名無し三等兵:02/02/16 20:30
            
            ∧_∧     フゥ
           ( ´_ゝ`)
       ___∬_(つ____と)___
      /\ 旦          \
     /+ \________ヽ
     〈\ + + +    + + `、
     \ \________________ヽ
      `、_____________〉

454名無し三等兵:02/02/16 20:32
>452
どんな話?つこてる銃は?
455:02/02/16 20:39
Kの母でございます。
 このたびは、息子が大変くだらないをことを連呼してしまい、
皆様には大変ご迷惑をおかけしております。深くお詫び申し上げます。
息子は幼い頃に父親を亡くし、そのショックで内気な子供になって
しまいました。そのせいか、小・中学校ではいじめにあっていたのです。
この年になるまで、恋人はおろか友達さえもいないようで、大変心配
いておりましたが、この2ちゃんねるというサイトを知って以来、息子も
少し明るくなったようです。「今日○○板でね、ドキュソがさあ…」
と、とても楽しそうに夕食の時に話してくれるのです。
どうぞ皆様、息子を暖かく迎えてやってくださいまし。本当は良い子なんです。
よろしくお願い申し上げます。
456名無し三等兵:02/02/16 20:42
>>456
友達をネタにすんなって。
457名無し三等兵:02/02/16 20:49
私が思うに三八式歩兵銃はアンティークとしては優れていると思う。でも、だからといって、
実戦で強いかというと疑問。WW2の時にはもう、とうに時代遅れになっていたしね。
内輪もめの最中に失礼。
458K:02/02/16 20:52
ヘッケラーアンドコックG3SG−1にPSG−1の調整可能ストックとグリップを取り付けたのと、レミントンのボルトアクションライフルを使用してましたね、確か。
459名無し三等兵:02/02/16 20:52
                         _ _ ◎      |
      _ュ                 // \\      |   う
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      `‐、`つ          /       //
        ~     λ    //        ̄       /\__/\
     ↑      JVl/l/ /                #        #
     T&K       >     /  n、_           ,,     -=・=- -=・=-
           /  ; ・  > >ヽ~ ヽ ,_  _   ;'´ ヽ、 {     __    }
         ∠_     y'    ̄ヽ、  y'´ `-'´    ‐-\  |┴┴|  /、
            )    |       `'ヽ-t                   ヽ
              ∨)_,-;γ       ‐-_`ヾ、                |
               |´        ‐-_  =_ ̄ ̄ヽ,             |
                    ─ _  ̄─── 三三二≡≡≡≡
                        =二二二二二三三≡≡≡≡
460K:02/02/16 20:53
また来ます。
461名無し三等兵:02/02/16 20:54
>>444-459
厨房はカエレ!(・∀・)
462名無し三等兵:02/02/16 20:58
>461
一足違いで帰ったようだね。K=Tかな。
463名無し三等兵:02/02/16 21:04
荒らしは孤独死するまで放置の方向で
464名無し三等兵:02/02/16 21:08
>463
禿同
465名無し三等兵:02/02/17 11:29
>>457
しかもあの長い銃をジャングルの中で
使うとは想定してなかったみたいだしな。
豪快に荒らされてるやんけ!(笑)
日本軍&銃スレはやっぱり2ちゃんでマターリするのは不可能だな(苦笑)

えー、403さんと愚考さん、レスは待って下さいね。
>最後の弾丸

 あれは九七式狙撃銃とM1ガーランド、さらに外人のほうは
米兵からM1を巻き上げたオーストラリア兵です。

>465
長いつってもM1ガーランドと150mm違いなんですが。

>457

オヌシ、過去ログ読んでないな・・・?(苦笑)

と、言いたい所だが実に典型的な意見で、レスする事に
よって今までの要点をまとめて紹介する事が可能だな。
よろしい、今まで判明している事を改めて書きましょう。
まず「アンティークとして優れている」

・・・という御意見は、三八式が同時期のボルトアクションと
比較してスタイル的にお気に召して頂いていると好意的に
判断しても宜しいか?

世界の軍用ボルトアクション小銃の中から漏れがチョイスした
代表的な物の写真を>>352で紹介しているので見比べて頂きたい。

見た目の好みは人それぞれなので「見た目だけならMAS最高ォ!」
なんて人も居るかも知れないし、それもまた良し!、である。
しかし自分は特に三八式や九九式のデザインが好きである。
(いや、出来ることなら全部コレクションしたいが(笑))


次に「実戦で強いか?」

これは何とどういう状況で比較しての話なのかが漠然と
しすぎた疑問でちょっと返事が書きづらい。

単純に小銃同士の性能比べで宜しいのか?

あるいは部隊単位での総兵力か?
(ならば小銃の性能を貶すのは不公正な話だ)

まさかFN-F2000やOICWと比較しての話か?(苦笑)
(矢張りレールガンとパワード(以下略)も語らねばいけないと
いうのであろうか?)


>457氏は
「WW2の時にはもう、とうに時代遅れになっていた」

と言っているので、第二次大戦期ごろまでの他国の小銃との
性能比べであると判断した上で次の書き込みから反論を
させて頂く。
【三八式は(第二次大戦時に)旧式か?】

 単に”古い”と言うだけならばまさしくその通り。
 1941年の開戦時、日本は九九式小銃(1939年制定)を
既に制定し、三八式は全て生産中止にされていた。

 九九式制定後も少数が平行生産されたらしいが、
それでも昭和16年には完全な生産中止が確認されている。
(情報源・日本の軍用銃と装具)

 ちなみに三八式は明治三十八年(1905年)に制定された、
日露戦争にギリギリ間に合わなかった銃である。
 日本の兵器は皇紀と年号と西暦が混在するためか、
偶に間違っている人を見かけるので、念のため。

 同時期の他国がどんな銃を使っていたのかは、
次項でリストアップしたので比較してみよう。
【では、第二次大戦時の列国の小銃はどうか?】

 骨幹装備としていた小銃をリストアップしてみた。

日本=三八式歩兵銃(1905年制定)・九九式小銃(1939年制定)併用

アメリカ=スプリングフィールドM1903
    (↑ちなみにモーゼルのコピーとして裁判を起こされた)
   M1ガーランド(1936年制定、量産開始1941年12月)併用

イタリア=カルカノM1891/M1938併用

ドイツ=モーゼルKar98k(1935年制定・原型1898年制定)

フランス=MAS Mle1936(原型1907年)

ソビエト連邦=モシン・ナガンM1891/30(1930年制定・原型1891年)

イギリス=リー・エンフィールドNo.4Mk1(原型1917年)


 制定年次を見ると一目瞭然であるが、三八式は古いわけではない。
 むしろ米軍の物(1903年)より新しい。
 三八式にハンデを与えて原型を三十年式歩兵銃(1897年制定)
として見ても、世界的にはそう古くはない。
 構造もガス圧式セミオートのM1ガーランドを除いては全てが
ボルトアクションである。

 子細は次項で述べるが、三八式/九九式はボルトアクション小銃
の中では、まさしく世界に誇れる傑作であると言える。



 「時代遅れ」は無根拠な中傷に過ぎないのだ!!
(あすかあきお風にババーン!と擬音つきで読んでネ)



 これが誉め殺しでない証拠に子細な性能比べを次項から
述べていく事にする。

#ちなみに米軍は開戦初期はほぼ全てがタライヘルメットに
M1903の旧式装備、攻勢に移った時期でもガダルカナル島の
海兵隊などは、まだM1ガーランドは持っていなかった。

また独ソなどが開発していたM1以外の自動小銃もあるが、
これらはどれも終戦までに標準装備には至っていないので
除外する。
基本装備になって無くても良いのならば、日本にも試作
自動小銃が何種類も存在する。
【三八式もし戦わば?!・対他国ボルトアクション式小銃編1】

 子細に項目事に比較して行くこととする。


(1)取り回し(大きさ)対決

三八式歩兵銃 1250mm(4.03kg〜3.87kg)
モーゼルGew98 1250mm(4.08kg)
モシン・ナガンM1891 1303mm(4.35kg〜4.55kg)
リー・メトフォードMk1 1266mm(4.73kg)
スプリングフィールドM1903 1105mm(4.05Kg)
(測定条件が違う為か、重量が食い違う資料があった)

 全長ではスプリングフィールドが一回り小さく、ここは
三八式歩兵銃に勝ると言える。
 これはスプリングフィールドが世界に先駆けて歩兵銃と
騎兵銃を統合した”短小銃”であったからである。

 しかし漠然と”重い”と言われる三八式歩兵銃の方が実は
軽い事にも注目していただきたい。
 軽量さの秘訣は6.5mm小口径弾の使用にある。

 また当時の仮想敵国、というか実際開発中は日露戦争の
真っ直中であったロシアのナガンと比較して短いことに注目
して頂きたい。

「槍とするため他国の銃より特別長く作られている」
などと言うのは真っ赤な大嘘であると言えるだろう。
 むしろ短くて軽いのだ。
 全長は恐らくモーゼルなど他国の歩兵銃の標準スペックを
そのまま踏襲して決定されたとするのが妥当である。


さらに取り回しを重視する騎兵銃を比較してみよう。

三八式騎兵銃 965mm(3.25kg)
九九式短小銃 1117mm(3.7kg)
(3.7kgは初期型のデータ、後期になるとさらに軽い)
モーゼルKar98k 1105mm(4.08kg)
(ストックが合板となったのでGew98よりも重いそうだ)
スプリングフィールドM1903 1105mm(4.05Kg)
M1ガーランド   1100mm(4.37kg)

 騎兵銃に至っては明らかに他国のカービン銃と
比較しても一回り短く軽い。



 三八式歩兵銃は当時の標準、三八式騎兵銃は明らかに
他国の物と比較して取り回しは良かったのだ!!
(岸和田博士風にドドーンと擬音付きで読んでネ!)



 具体的な数値を引用して比較してみた。
これで「取り回しが悪い」などと言う輩はもう居ないと思う。
【三八式もし戦わば?!・対他国ボルトアクション式小銃編2】

 小型軽量さの秘訣は6.5mm小口径弾の使用にあり!

 ・・・・しかし三八式の6.5mm×50SR弾はソ連のマンドリン銃
(PPSh41)の7.62×25弾よりも劣るとする中傷的意見すらある。

 弾薬の威力に関しては「92式重機関銃スレッド」で
名無し軍曹殿によって公開された子細な情報を入手している。
ここで改めて紹介させていただくとしよう。


(2)実包の威力対決・前編

実包名/弾丸重量(グレイン)/銃口初速(秒速フィート)/初活力(フィートポンド)
6.5arisaka(日本) 139gr/2433fps/2085f_p
6.5swedish(瑞典) 139gr/2625fps/2126f_p
30_06(アメリカ)  150gr/3000fps/3005f_p


 単位が一般的でないので今一ピンとこないかも知れないのと、
他の実包のデータはメートル法で記された床井正美氏の著作から
引用するために自分が電卓片手に換算しよう。


実包名/(弾重)グラム/(初速)秒速/(活力)ジュール
6.5arisaka(日本) 9/741.6/2827
6.5swedish(瑞典) 9/800/2882
30_06(アメリカ)  9.72/914/4074
7.92マウザー(ドイツ) 12.83/750/3600
7.62NATO(NATO)   7/838/3265
7.62*39(ソ連)   7.91/710/2870
5.45*39(ソ連)  3.4/880/1316
M193(アメリカ) 3.565/995/1765(M16/M16A1用5.56mm)
M855(アメリカ) 4/947.5/1796(M16A2用5.56mm)
(↓比較用拳銃弾)
.30マウザー(7.62*25) 5.6/440/539
.44マグナム   15.6/360/1005


 単純な初活力の比較をすると、AK47やAKMの7.62mm弾と
互角の威力である。
 誰だマンドリン銃より威力がないなんて言った奴は!

 ちなみに日本軍の発表による三八式歩兵銃の銃口初速は
765m/sであるので、表に挙げた物よりももう少し速い。
 恐らく表のデータは三八式騎兵銃での計測値ではなかろうか?



(分割します)
【三八式もし戦わば?!・対他国ボルトアクション式小銃編3】

(3)実包の威力対決・後半

 ガバさんの紹介で>>117にも有る情報であるが、実に興味深い
データであるため再紹介として再引用させて頂きます。
 名無し軍曹殿、そしてガバさんにはこの場を借りて改めて
お礼を申し上げます、ありがとう。


スウェーデンの6.5mmとアメリカの30_06の射程距離による
威力の変化のデータ。
(スウェーデンと日本の6.5mm弾の威力の差は約5〜10%
くらい日本の方が弱いので、その辺を間引きすれば三八式の
データの目安となる)

6.5swedish  /  30-06

距離(ヤード)/活力(フィートポンド)

初活力:2021/2820
  100:1720/2281
  200:1456/1827
  300:1224/1445
  400:1023/1131
  500:850/876

 銃口では約40%も.30-06の方が強力だったのが100ヤードで33%、
200ヤードで25%、300ヤードで18%、400ヤードで11%、そして
500ヤードではその差実に3%とどんどん差が縮まってくる。

 どう言うことか?

 これは口径断面荷重(SD値)の違い、ぶっちゃけて簡単な
言葉で言うと同じ重さでも長っ細いのと丸っこいのでは飛翔する
弾丸の威力が違ってくる、という事なのだ。

小口径でも重い弾は運動エネルギーが保存でき、は存速が落ちずに
、弾道も低伸する、そして遠距離での威力が確保できて、有効射程
は長くなる。

 この手法を「長重弾」と言う。

 この長重弾の手法はM16A1からM16A2の時期にも全く同じ事が
行われ、M16A2はA1より射程が伸びてドコゾのA級国際スナイパー
の神業も距離が伸びたのです。
(エラーになったので分割)

 また、これは未確認情報であるが、日本の6.5mm弾は命中時に
横転弾になりやすかったと言う情報がある。
 命中時に弾丸が横転すると、運動エネルギーが対象物に吸収
される率が高まり、殺傷力が極めて高くなる。

 厨房クンの大好きなFN−P90の5.7mm弾と同じ効果が
三八式で既に成されていた可能性すらあるのだ。

 日露戦争の頃の日本陸軍は満州でコサック騎兵に襲撃される
危険に常に晒されていた。
 馬匹は人間よりも断然銃創に対し強いので、三八式の実包に
殺傷力を高める独自の工夫が凝らされていた可能性は極めて
高いと言える。



 三八式は実は殺傷力が高い



・・・というのはまだ未確認なので仮説の段階である(笑)
 でもまぁ初活力でもAK47やAKMと互角で、決して弱くはない
と言う事が判明したと言える。
【三八式もし戦わば?!・対他国ボルトアクション式小銃編4】

(4)細かい比較6連発

 少し数値とマニアックな知識の羅列が続いたので
ちょっと息抜きとして簡単な比較をしてみよう。

 イ・槓桿(ボルトハンドル)

 大概他国のボルトアクションは、持ち運びの便やスコープの
装着を考えて湾曲したボルトハンドルである。
 三八式歩兵銃と九九式小銃はストレートハンドル、狙撃型の
九七式狙撃銃や九九式狙撃銃などは湾曲したハンドルである。
 三八式/九九式寒冷地分厚い手袋を考慮したと言われる。
 特に防寒材の進歩は戦後著しい分野なので、当時の物は
とんでもなく分厚かったと見るべきであろう。

 手袋をした状態で実際に操作してみたが、三八式のストレート
ハンドルは確かにやりやすい。
 しかし持ち運びの際に引っかける可能性もあるので一長一短
と言ったところか。


 ロ・安全子
 マニュアルセイフティであるが、レバーやボタン式でなく
大きなマッシュルーム型の部品をグリグリと掌全体で押し回し
する独自の物である。
 これも分厚い防寒手袋を填めた状態でも同じように操作できる
ので一概に悪いとは言えないが、素手で操作する分には独特の
操作法が馴染めないかもしれない。

 ハ・サイト
 フロントは楔形のピラミッドサイトでほぼ統一されているが、
リアサイトは三八式のバリエーション豊かな部分である。
 三八式後期型と九九式はピープサイト、モーゼル等のvノッチ
のリアサイトよりもやや狙いやすい。
 現代の様な照準線を長く取った物よりは劣るし、微調整機能も
当時の軍用銃の標準として保有していない点は欠点である。

(またエラーが出たので分割)
 ニ・安全性
 三八式はガスエスケープの設計が優れており、暴発した際の
安全性は世界最高と言われる。
 実際に戦後に米国で行われた破壊テストで一番最後まで残った
のは、日本の三八式と九九式であった。


 ホ・信頼性
 手動のボルトアクションは何処の国のも大概優れている、
故障が多かったなんて評判のあるエンフィールドが異常なのだ。
 三八式/九九式はシンプルな構造と遊底覆と呼ばれる独自の
大型ダストカバーによってその中でも一番故障が少ない。

 ヘ・生産性
 「手作りで部品の互換性もなかった」などと言われるが、
自動火器以外はどの国も工業化が遅かった。
 外国の事例はあまり資料が無いが、米国ではM1911短銃が
初めて工業化されて製作された軍用銃だそうだ。
 M1903も似たような手作り状態だった可能性が高い。
 同じ条件ならば三八式のシンプルな構造の方が当然生産性で
も勝っていると思われる。
 ちなみに日本も九九式小銃からは工業化されている。

【三八式もし戦わば?!・対他国ボルトアクション式小銃編5】


(5)命中精度対決

 これは同じ射手によって同じ距離で比較した集弾率の
データがあれば一発なのだが、具体的な数値データは
まだ入手していない。

 ただ銃自体の精度は三八式騎兵銃でもモーゼルの歩兵銃
(Gew98)を上回る、と言われている。

 現代でも狙撃銃として通用するなんて大袈裟な説も
あるが、あながち単なる余多話とは言い切れない。

 命中精度にどれほど影響を与えているかはちょっと
眉唾物だが、日本はメトフォード型と言われる独自の
ライフリング形式をとっていた。
 現代のポリゴナルバレルに似た、ライフリングの
谷が丸くなる方式である。

 イギリスのメトフォード歩兵銃で最初に使われた形式だが、
イギリスは手間が掛かる割に効果が少ないとして後に
一般化するエンフィールド型ライフリングに切り替えた。

 また人的要因に直結する問題として、6.5mm弾の使用に
よって反動が少なく、未熟な射手でも高い命中精度が得られた
という点も記しておく必要があるだろう。



 三八式は命中精度が高かった!



・・・・というのは流石に定説化してるので否定する者は
居ないと思う。
 口の悪い人に言わせれば命中精度が高いのも「貧乏性」と
なるのだけどね(苦笑)
【三八式もし戦わば?!・vsM1ガーランド南海死闘編】


 大日本帝国最後のライバル、銃として全くの次世代に
属するM1ガーランドと比較して見よう。

 三八式と比較してやたらと過大評価されるM1ガーランド
であるが、実はセミオートは戦力の決定的差ではない、
と言ったらどう思うだろうか?

しかしこれはネタでも煽りでもない。

熟練した射手による小銃(ボルトアクション/セミオート)の
実用発射速度は・・・(情報源/「幻の自動小銃」)

一分間に7発(ボルトアクション)

一分間に11〜12発(セミオート)


 セミオートではバラ撒くような射撃方が取れず、
一発事に構えて狙い直さなければいけない為に
実用発射速度となるとこんな物である。
 また三八式(5連発)もM1ガーランド(8連発)双方
共に装弾数は一分間の発射速度を下回っている。
 さらにはM1ガーランドの独自のクリップ給弾はあまり
即応性に優れているとは言い難い。

 M1の優位性は一分当たり三発だけ、と言っても良い
でしょう、これは決定的な小銃の能力の差と言えるだろうか?

 ただ手動で操作しなければいけないボルトアクションは
射手の右手疲労の為に長期戦になるとセミオートの方が
命中率が高くなり有利となることは当時の日本でも知られて
おり、自動小銃が何度も試作されたのである。
【三八式もし戦わば?!・vsM1ガーランド未来への遺産】


「セミオートでもラピットファイアすれば『ダダダダダダダー』
って撃てるだろ!」
(なんか某架空戦記作家みたいな変な擬音)

 とお思いの方、”速射のできるM1ガーランド”である
M14の評価を紹介しましょう。

「第二次大戦が終わっての新世代ライフルで最も駄作が
M14であるといえる。」
____床井正美、最新軍用銃辞典より。


 M14は好きな銃ですが、自分が使うとしたらセミオートで
ゆっくりじっくり狙い撃ちする事にしますよ。

 ましてやM1の30_06はM14の7.62NATOより強くて
反動の強い弾薬だしね。

 で、ここで再びスポットライトを当てたいのが三八式の6.5mm実包。

 初活力はAK47やAKMとほぼ同じ、初活力は反動の大まかな
目安となるので反動も似たような物と考えられます。

 そんな実包を自動火器に使用した場合はM1やM14より
反動が低く扱いやすくて速射しても良く当たる銃になる事は
明白と言えますね。

 もし三八式の独自の後継銃として同じ弾薬を使う自動火器が
登場していたら、これは戦後銃開発史に多大な影響を与える
傑作となっていたでしょう。
ちょっと補足

「マズルフラッシュの出ない特殊な弾(軽機関銃用の弱装弾であると
言われる)でジャングルの中から狙撃されると発見が困難で
嫌な相手であった」、と言うのが太平洋戦線に従軍した米兵の証言。

 九七式狙撃銃は弱装弾は合わせ照尺の目盛りが歩兵銃と比較すると
200メートル短くなっている事も、この特殊弾の使用を裏付け
ていると見て良いと思う。

 ちなみに九七式狙撃銃制定以前も三八式歩兵銃/騎兵銃の精度の
高い物にスコープを搭載した物が存在し「特別射撃手」の名称で
狙撃を日本軍は行っていた。
481補足:02/02/17 14:33
>>470
リー・エンフィールドは、原型が出来たのが1895年、改良型を1902年
に作って、それ以降はほとんど細部の変更しか行っていない。
38式より古いよ。性能や堅牢性も他と比べて、さほど優れていた訳でも
ない。でも致命的な欠点があったわけでもないけど。
フランスのMAS1936は新弾薬とセットで新規に開発されたが、考えよう
によっては最悪の小銃だった。安全装置が付いてないんだ。

38式や99式はそれほど見劣りのする物ではない、という説に同意する。

ソビエトやドイツは、いろんな自動小銃を作ってみたけど、全軍に配備は
出来なかった。理由は色々だっただろうけど、やっぱり工業力が決め手
だったのかな。

「そんなにスバラシイ三八式があったのになんで日本は負けたんだ?」
と嫌味タップリな疑問もあるかと思います(苦笑)

 答えとなる情報が「日本の陸軍歩兵兵器」にあるので引用しましょう。

「(前略)昭和十八年からは仕上げが目に見えて粗雑になった。
 この九九式小銃を『戦時小銃』と呼ぶ。
 さらに昭和十八年末になると、内地師団の中には南方へ送り出す
補充兵用に小銃を支給できないところすら出てきた。
 それらの兵は帯剣の他、『着剣金具』と呼ばれる、棒の先に銃剣
を継ぎ足せる器具だけを与えられた。
 その銃剣すらも昭和十九年後半には支給できなくなり、戸山学校は
『竹槍訓練の参考』という教範を配った。」

 結論、三八式が無くなったから日本は負けました。南無。
>481
間違いを正してくださってどうもありがとうございます!

>>468-483
を書くに当たって参考にしたスレッド、サイトのリンク。

92式重機関銃と99式軽機関銃
http://yasai.2ch.net/army/kako/991/991347497.html
92式重機関銃と99式軽機関銃2
http://yasai.2ch.net/army/kako/1000/10001/1000143158.html
92式重機関銃と99式軽機関銃3
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/army/1010918114/
ボルトアクション軍用小銃について語りましょう
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/army/1009468821/

JapaneseWeapons.Com(日本の軍用銃と装具)
ttp://www.japaneseweapons.com/japanese_main.htm
さ〜て来週の一八二式は?

「戦記以外の映画・漫画に登場する三八式(アリサカ銃)」
「幻の自動小銃・前編〜フェデロフM1916〜」
「幻の自動小銃・後編〜[幻式6.5mm機関小銃]〜」
「遅れてスマソ、403さん、愚考さん」

の4本を予定しております。

んっがっぐっぐ。

#今日の書き込みは誤植を修正して自分のHP(別の2ちゃんHNで
持ってる奴)にアップしようかと思います。
 来週は極めて忙しくなる予定・・・、逃げだしてェー・・・
486457:02/02/17 18:19
>>一八二式歩兵銃 ◆182sstOk さん
何気ないレスだったんですけどなんか親切丁寧に(精力的に)解説していただいて
どうもです。ご指摘の通り過去ログ呼んでませんでしたです。スマソでした。(笑
487愚考:02/02/17 18:56
「フェデロフM1916」、
この銃は、短機式小銃と見るのがよいのか、
軽機式小銃と見るのがよいのか、、、

定義次第で変わってくる話ですが。
488名無し三等兵:02/02/17 19:21
某HPで見たが、現在、三八式歩兵銃は9万円で買えるそうだ。

買おうかな?
489メガフォース被害者の会:02/02/18 00:51
>>487さん
フェデロフの分類はアブトマット(自動小銃)みたいなので、基幹小銃に準ずる
小銃と考えるのがよいかと。
ただし、92式スレのどこかに出ていましたが、ソ連の自動小銃は、限定的に配備
して分隊火力を強化という位置づけもあったようなので、仮に大量生産されても
即ナガンの代わりというわけでもなかった可能性もあります。

フェデロフ自体の性能ですが、ショート・リコイル方式という、長くて重い銃身を
持つライフルには少々不向きな作動方式なので、それほど良くなかったのでは、と
考えています(個人的に)
軍イタのみなさんおはようございます、風邪引きずってる一八二式です。

>489
(今回省略した項目も興味深い考察で是非ともレスしたいのですが、
体調が悪くてキビシイのでまた後日改めて)

>フェデロフ自体の性能ですが、ショート・リコイル方式という、長くて重い銃身を
>持つライフルには少々不向きな作動方式なので、それほど良くなかったのでは、と
>考えています(個人的に)

 結論としては漏れもそれほど良くなかった、という考察に同意します。

 ・・・・ですが、もっとバレル質量の大きいM2重機関銃もショート
リコイルでしたよね。
 ショートリコイルだから、というだけじゃちょっと判断材料と
して弱いんじゃないでしょうか。
 銃剣格闘には確実に向かないと思いますが。

 もっとも新しいジャンルの銃を(ライフルでは)珍しいメカで
作って、その上(政治的理由っぽいけど)普及しなかったんじゃ
良い物だと判断する材料がまったく無いというのが実状ですがね。
491名無し三等兵:02/02/19 08:17
>>490
機関銃がショート・リコイルでもちゃんと作動するのは、
銃本体が重いか、しっかりとした銃架に乗せてあるからだよ。
手で保持して撃てる重さで作ろうとすると、無理が出てくる。
>491
こりゃご丁寧にどうも

参考の為に他のショートリコイルのライフルの評価を探して・・・
みたんですが、変な自動銃の載ってるネタ本が行方不明なので
ジョンソンM1941の評価しか見つかりませんでした。

「構造的に複雑で耐久性が低く、M1ライフル(ガーランド)の
供給が順調になると交換された。」(最新軍用ライフル図鑑)
(あとこの銃弾倉のメカが致命的に使い辛そうなんですが)

 小銃サイズ(M1941は4.310kg)で高い評価のショートリコイルの
銃ってのは無いようでして。
 ちょっと違うメカでロシアのアバカンもロングリコイルですが、
評判はまだ聞きませんね。

 ただ後の物と比べて信頼性に劣る機関部だったとしても、世界に
先駆けて歩兵銃サイズのセレクティブファイア+小口径実包を
組み合わせを実現したフェデロフM1916は名作だと思います。
 後のSKSやM1なんかと比較しても反動制御が考慮された
銃床形状や現代的な着脱弾倉なども優れているかと。



うーむ・・・Webをいろいろ当たってみたがアバカンもジョンソンも
(フェデロフも)詳しい評論が書いて有るページは今回見つけられ
ませんでした。

時期を見て92式スレで質問してみるかな。
猟銃でショートリコイルやロングリコイルの自動銃もあった
気がするし。

いや、ムキになって評判のいいショートリコイル探そうって訳じゃ
ないですよ(笑)
仮に現代の猟銃で良い物があっても、古いフェデロフにそのまま
当てはまるとは全く思えないですし。

信頼性なら三八式/九九式のボルトアクションが最高です、いやマジで。
手動銃が自動銃より信頼性で上回るのは当然かもしれませんが、
ボルトアクションの中でも特にアリサカアクションは信頼性が高いと
思ってます。
494名無し三等兵:02/02/19 19:20
>>182式様。
「38式は1分間に7発」とおっしゃっていますが、其れは飽くまで熟練した射手による
数値だとおもう(光人社の文庫本で読んだんだけどね)。標準的な射手では4発くらいが
普通でしょう。新兵になると2,3発くらいかにゃ?これでM1は10〜15発も撃ってくるんだから
対抗するのは困難だったのでは?カービンならそれ以上の連発速度だろうから始末に負えない。
それでも引きこもっての塹壕戦や密林戦ならまだよかったかもしれませんが、目標が頻繁に動く
市街戦(フィリピソとか)での立ち打ちなんかでは差が出てしまうのでは?38(99)式では、いちいち
右手をはずし、装填をして照準しなければいけないから、てきがチョロチョロ動きまくってたらとても
追いつけない。対してM1ガランド及びカービンは軽便な上にいちいち引き金から手を離さずに済むから
日本兵がすばしっこく逃げてもバシバシ倒せたのではないでしょうかね。
ふとそう思ったので。どうでしょうか。しかも海軍陸戦隊はともかく、陸軍には(殆ど)機関短銃とか
装備されてないから、銃撃戦では絶対に勝てなさそう・・・。
495名無し三等兵:02/02/19 19:34
陸軍では機関短銃を配備するより軽機の充足率を高めようとしてた節が…
想定していた北方での戦いとなると見通しのよい平原が多いですから
射程の短い機関短銃より遠距離に適した軽機の方が使いやすいでしょう。
それに、分隊の弾薬を統一できるという無視できないメリットもありますし。

なにより、陸軍の拳銃は一応正式はあるものの自弁してたんで
弾薬の共通性がまるで無いというお寒い現実があります(w
496名無し三等兵:02/02/19 20:04
>>495
つまり帝國陸軍は大陸での平原戦ばかり考えて、市街戦や接近戦はあまり考えなかった
のでしょうかねぇ(;´−`)。 
497495:02/02/19 21:03
まあ、日露の戦に特化した軍隊ですからねぇ…
ああいった陣地戦・大規模野戦なら立派に通用するんですが。
「用意周到・動脈硬化」とはよく言ったもんです。
498名無し三等兵:02/02/19 21:20
>>497

それにもかかわらず、機動打撃戦力の開発と運用にみる
べきものがなかったのは。不思議だ。

499名無し三等兵:02/02/19 21:22
   
    .__
     /__|__
  | /__了 ゚Д゚)   <徴兵令發布!お國のために鬪ふのだ!
  〇 ―|c/ |ヽ ∧ ∧ 
  I  /| ヘ_| 〇( °Д°) <ゐてえよし
   ( U       /
   丶__________ノ                       
    U  U  U U
500(・∀・)イイ!:02/02/19 21:35

   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | >>499オマエモナー!
   \  ______________
     ∨
     _____
     /_ ☆|
   //T´∀`) ̄
  (つ¬≡∩二二≒===========ロ
  ∠/~回=〉           ━┣===========フ
/ / ゝ ゝ
(__)  \_)


500ゲット!!!!!!!!!!
501495:02/02/19 22:11
>498
いやー、あの当時で戦車の国産化と戦力化に成功してるだけで十分に先進国だと思いますよ。
少なくともカーデンロイドに毛の生えたような戦車しか作れない東欧諸国よりナンボもマシでしょう。
細かいところは別として技術的に目立って遅れたわけでもないですし。開戦前までは。
歩兵直協という思想も、陣地戦を主体に考えてた陸軍のドクトリンから外れているわけでもなし。

数の不足と相手が悪かった、結局はそういうことでしょう。
502愚考:02/02/19 22:41
とにかく、ひたすら金がなかった。

もっとも、あるところにはあるらしい今の日本の状況を見ると、
あっても、それをうまく使えるかは、疑問が残るけど。
>494
なんか区切り辛い文章なんで不本意だが要点のみを細切れで
引用させてもらうよ、申し訳ない。


>「38式は1分間に7発」とおっしゃっていますが、
まず漏れの意見は「三八式は」ではなく「ボルトアクションは」と
言うのに注意。
三八式だけがボルトアクションの中で速射性で特に優れているとか
劣っていると言った訳ではない。
(というかむしろコックオンクロージングの三八式は若干劣る可能性が
高い。速射性の高いと言う評判を聞いたことのあるエンフィールド
などと比べると不利な限りだ)


>標準的な射手では4発くらいが普通でしょう。
>新兵になると2,3発くらいかにゃ?

で、”実用発射速度”であるが貴殿は機構的な限界速度だと
勘違いしていないかな?
”実用発射速度”の内訳は構えて照準するのにかかる時間の事だよ。

君の言葉で言う

「いちいち右手をはずし、装填をして照準」
「いちいち引き金から手を離さずに照準」

・・・の差が前者約7発、後者約12発なわけだ。

 で、M1ガーランド、三八式の双方ともマガジンキャパシティは
それを下回っているので装弾数以上に差は開かないよ。

 ちなみに単にボルトを操作するだけならば、熟練していない者代表
の漏れが操作しても5発撃つのに1分掛からない。
#注・もちろんそれで確実に命中弾を得られるわけではないぞ(笑)

信じられなければ実際にコッキングのトイガンで試してみてくれ、
手動でも一分間2・3発なんて事はあり得ないから。
#注・あくまでもボルトを操作する時間が、の話だよ。

(エラーになったので分割)
(後半)

>これでM1は10〜15発も撃ってくるんだから対抗するのは困難だったのでは?

なぜかM1は上限値の10〜15発のままだがそれはどんな
熟練射手でも出すことは不可能な数値だよ。

理由は簡単、M1のマガジンキャパシティは8発だから。

単に速射するだけなら新兵でもコンマ何秒だろうが、命中弾を
得られる発射速度は熟練射手で一分10〜12発、装弾数が
8発なので実際は8発を上回ることはあり得ない。

 また新兵が射撃した場合は当然それを下回る数値になる事は
言わなくてもわかるね?

#ちなみに漏れでもトイガンならばセミオートでもっと高い速度で
狙い撃ちすることが出来ると思う。

 あと一応補足しておくけど、ボルトアクションとセミオートの差は
小さいと言っているだけであって、最終的にはセミオートの方が
圧倒的有利になると思っている事ももう一度念を押しておくよ。


>カービンならそれ以上の連発速度だろうから始末に負えない。

たしかにM1カービンの方が接近戦だけなら強いとは思う。
だがM1カービンは骨幹装備の小銃ではないし、弾薬も三八式の
6.5mmの半分以下(.30カービンは約1300JのMVしかない)の弾を
使うジャンルの違う銃なので、同列に比較するのは不公正だと
思うな(苦笑)

比較対称とすべき日本軍の接近戦用の銃は一〇〇式短機だが、
これと比較した場合M1カービンよりも一〇〇式の方がフルオート
でのコントロール性が高いので接近戦では有利だと思うよ。

ただし.30カービンと8mm南部の威力の差から一〇〇式よりM1カービン
の方が遠距離戦では有利になると思う。

>対してM1ガランド及びカービンは軽便な上に

 M1カービンはともかくガーランドは三八式歩兵銃よりも
重たいんだが・・・・(´Д`)

>しかも海軍陸戦隊はともかく、陸軍には(殆ど)機関短銃とか
>装備されてないから、銃撃戦では絶対に勝てなさそう・・・。

 部隊単位での戦力の比較ならば別のスレッドでやってクレヨン(´Д`)
 >>495-501モナー
 ↓こことかに詳しい人がいっぱいいるよ。
 http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/army/989154351/l50に

 漏れも単純な小銃同士の性能比べの範疇では三八式が優れると
言ってるけど、三八式がSMGより接近戦で強いとか日本軍が
短機関銃を大量に持っていたとは言ってないでしょ。
つーこってあっしは明日射撃場に行くので早寝するぞ。

三八式は他のボルトアクションと比べれば優れるが、携帯性では拳銃に劣るし
接近戦での速射じゃSMGに劣るし、破壊力じゃ対戦車ライフルに劣ると
漏れもヨォ〜ク認めている事を理解してくれ、頼む。
506貴殿を誤解していました。:02/02/20 00:22
38式歩兵銃殿 申し訳なかったであります
38式歩兵銃殿 申し訳なかったであります
38式歩兵銃殿 申し訳なかったであります
38式歩兵銃殿 申し訳なかったであります

507ガバ:02/02/20 01:28
一八二式歩兵銃さん
 M1ガランドとボルトアクションライフルの装填・発射時間ですが・・・

 92&99スレpart2の294-295で軍曹殿が
  M1ガランド:20発/分
  ボルト   : 7発/分
 私が手元のトイガンでやってみて・・・
 M1ガランドの再装填時間は3〜5秒、照準そこそこで速射すると、5〜6秒で
8発撃てそうなんで、後先考えなければ10秒強でワンサイクル。1分で40発
撃てる?
 ボルトは99式で同じくいい加減な照準で速射して、ワンサイクル最低でも
15秒。1分で15〜20発が限界。

 ということで、発射速度の差は2倍はあると思います。
>506
って漏れの事かい?
まあこれからも色々と努力はしていくよ(苦笑)

>507(ガバさん)
えー、”実用発射速度”は再装填時間も考慮した物であるとのご指摘で
しょうか、それならば忠言感謝いたしまする。

控えめな方の「幻の自動小銃」の津野瀬氏の数値でも約1.7〜8倍、
ガバさんの数値と近い所となりますね。

でもなんかさっきも書いたような気がするんですが、後先考えない
速射による発射速度と実用発射速度は分けて考えて頂きたく存じ上げる
次第でございます(´Д`)

セミオートは反動による射手の体勢の崩れだけが連射を妨げているので、
反動を無視or克服出来れば発射速度は天井知らずに増大する余地が
ありますからね。
反動を克服した場合はそのまんま実用発射速度の向上なので、その辺の
自動銃の長所は漏れも理解しています、一応念のため。
また反動による射手の体勢の崩れは個人差が大きい要素なので、
その為の誤差が軍曹殿と津野瀬氏の数値の差なんじゃないでしょうか。

ただM1ガーランドの場合はホットな30_06弾で特に反動が強い事と、
軍曹殿の計算では熟練者が扱う場合のみを想定して無視されている、
再装填の際に指を挟む可能性という要素も考慮して頂きたいです。
何かレスで忙しくなってまうのー、急いで発表せんとあかんかのう。
いや、掲示板としてはこの方が正しい運用なんだろうけどね。

で、前にも書いたように今日は射撃場に行ってきましたよ。
お供として(笑)

ライフルと散弾で全然違うのであんまりこのスレに役立ち
そうな発見はありませんでした、残念。

ボルトアクションを所持するには所持許可取って10年待って
さらに狩猟免許なので道は果てしなく長いな(涙)
補足してから寝て夜勤行ってくる。

>M1のクリップ
 92式スレ2での過去ログでのやり取りを拝見しましたが、具体的な
数値データは流石の軍曹殿も見つけられて無いみたいですね。
 M1を実際に扱った人の体験談で必ず見聞きするような話なんですが、
慣れれば全く?殆ど?起こさない可能性も否定できません。
 後継のM14で普通の箱弾倉になったので漏れはやっぱり・・・・

>ライフル所持

 10年待たなくても推薦があれば競技用のが所持できたような気が。
 でも漏れは狩猟の方が興味あるのう。
511ガバ:02/02/21 00:09
 リコイルスプリングの弱いトイガンでの話だけど・・・
 ガランドの装填、3〜40回やれば慣れて、指をはさむ心配は無くなる。
100回もやればブラインドでいける。そうなるとクリップを装填口に合わせて
置いてからは一瞬で完了だよ。
>511
なるほど・・・
M1のモデルガンも自前では持っていないので参考になります。

ただマーフィーの法則の如く可能性の有る物は発生する事があるか
とも小生思う次第でして・・・

漏れが過去発言でM1カービンを「接近戦では強い」とか「M14は好き」
とガーランドより高く評価している理由はこれらが一般的な着脱箱弾倉で
そう言った危険性が無い(そのため継続的な発射速度が向上する)ところを
加味したからです。

こう後から言い訳の如く発言するとカコワルイので本来なら数日前の
如くまとめ書き大量アップしたかったんですわ(涙)

あとM1カービンの場合は非常に弱装な.30カービン弾の低反動性も
プラス要素として評価してます。(ただし拳銃弾くらいの威力しか
無いので小銃と同列には比較しません。)
本来なら三八式の正統な後継者として誕生すべきだった6.5mm自動小銃
は、弾薬の特性という点では非常に優れていたと言えます。

独自の開発が継続していたらどんな物が出来てどう発展したのか、は
空想の世界となりますが、面白い話題だと思うので[6.5mm軽機小銃]
編としてまた後日改めて推理してみようかと思います。
513名無し三等兵:02/02/21 20:47
神サマと三八式


ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~t_miyama/38god.html

ユニークな考察
>>434(愚考さん)

>> 二脚無しアサルトライフル=SMGの拡大
> こちらの小銃を「短機式小銃」、
>> 二脚付きアサルトライフル=LMGの縮小
> こちらの小銃を「軽機式小銃」、
>といった形で呼ぶのも方法でしょう。
>「式」でなく、「型」や「的」を使うのも良いかも知れません。

 「的」の方がこの場合言語的に良さそうですね。
 「大雑把に見て似ている」くらいの理由で別ジャンルに
分類してみようって思いつきですから(笑)

 では、仮に我々の間でしか使わないとしても定義を話し
合っておかないと混乱するので少し考えて見ました。。

【[軽機的小銃]】

 事の発端がガリルARMやSG-550の様な二脚付きアサルトライフルを
独自の区分として分類してみようって事でしたね。

 RPKのようなアサルトライフル発展SAWよりは軽快で
骨幹装備とされることのある銃、乃ち二脚付きアサルトライフル
を指す・・・・と言うことで如何でしょうか?

 で、名称なんですが良く見るとしっかりARM、乃ち
「アサルトライフルマシンガン」、イスラエルは独自の分類を
既に成してるようです(笑)

 日本語に訳するなら「小銃軽機」「突撃軽機」あるいは
「機関小銃」が適切だと思います。
【短機関銃(サブマシンガン)】

 そもそもの短機関銃も先に定義しておかないと困りますね。

 ”拳銃弾を使用するフルオートの火器”が一応の定義ですが、
ビラールペロサみたいなショルダーウェポンで無い物も
同じジャンルにして言い物でしょうか?(´Д`)

 SMGを直訳すると「補助機関銃」「亜種機関銃」なんて
名称なので、開発当初のSMGは”軽機的小銃”として
考えられていた時期もあったんでしょうね。
(日本の一〇〇式試作型に二脚がついているのが良い例)

 一応現代ならば”射程は短いが小型軽快な全自動火器”の
方が良いんじゃないでしょうか?


【[短機的小銃]】

 ”射程は短いが小型軽快な全自動火器”と分類すると
ほぼ全てのアサルトライフルにも当てはまっちゃいますね。

 MP44にしろAK47にしろそう言うコンセプトで
作られた物だと思います。

 またXM-177E2なんかはっきりSMGに区分されることも
あるのでややこしいですね。

 特にアサルトライフルの中でもSMG的な物を
区別して扱う場合の呼称・・・で如何でしょうか?


【自動小銃】

 単に自動小銃と言えばセミオートでフルサイズのライフル弾を
使用する物で宜しいか?
>153
そこは漏れも既に見て知ってるよ(苦笑)

単に「『カミサマ』がめんどくさがったから」なんて理由が間違
いなのは、三八式と全く構造の違う一〇〇式短機がまがりなりに
も陸軍に正式採用されていた事だけでも反論として充分だろう。
 一〇〇式は全体の数こそ少ない(約20000〜26000挺)が
極一部の精鋭部隊では基本装備になった事もあるし。
(全体に行き渡ってないのは独ソの自動小銃だって同じだ)

 あとこのサイトで誤って語られている九九式と三八式の射程の話は
全く逆で、実は6.5mmの方が射程が長い事は過去ログに引用した
資料を見てくれ。

 あと米軍がM1を装備しだしたのは1942年以降で、それまでは
米軍はスプリングフィールドM1903なのももう一度言っておこう。
第二次大戦期でも三八式が特に古かった訳ではない。

 ただしっかりと他国のボルトアクションと比較した評価も書いて
いる事はこの文を書いた人を高く評価できる所であると言えるね。
すまん、「>153」は「>>513」の間違いだ
518名無し三等兵:02/02/21 21:58
38式とは関係ないんだけど、クラッグ・ヨルゲンセンM1889小銃について詳しい人います?
519愚考:02/02/21 22:27
> 開発当初のSMGは”軽機的小銃”として
> 考えられていた時期もあったんでしょうね。
 というか、戦間期、大抵の国の軍隊では、
自国軍の小火器の装備体系において、どのようにSMGを位置づけていいのか、
わからなかったように思えます。
ドイツのような、
至近距離の敵に対しては取り回しの困難な汎用機関銃の護衛用、
等といった明快な位置づけができた軍が例外でしょう。

> 単に自動小銃と言えばセミオートでフルサイズのライフル弾を
> 使用する物で宜しいか?
 「全自動火器」という表現・言葉もありますから、
セミオート火器は、「半自動」がいいのでは?

全自動の小銃が存在せず、半自動の小銃はある時代・国のことについて語る場合なら、
「自動小銃」と略して言っても、「半自動」のこととわかりますが、、、

*短機的と軽機的
 至近距離でない、
100mから400、500m程度の射距離での、
連射時の「能力・威力の発揮」を重視していれば、軽機的でしょう。

至近距離の敵に対して脅威となることを重視していれば、
短機的なんでしょうが、、、

しかし、 7.62mmNATO弾使用の小銃のほとんどは、
連射機能、明確に短機の代替と意識してつけたのではなく、
流行、というか、やむをえずというかで、
つけたものが多いような気が、、、
(弾のせいでしょうが)
こういうものは、「どちらかといえば短機」でしょうか?

英国のように、連射機能をあえてはずすのは、「小銃的小銃」? (^_^;
(7.62mmNATO弾をそのまま使う場合、
この割り切りは一つのポリシーとして評価に値すると思います。)
>518
http://www.google.co.jp/search?num=100&hl=ja&as_qdr=all&q=Krag+Jorgensen+1889&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&lr=

漏れは良く知らないが今さっき一応調べてきたYO!
偶にはこういった少し違う時代のも調べると頭の体操になって
良いですな。

どうも”モ級小銃”以前の過渡期のボルトアクションで装填方式が
現代の物と比べると即応性に劣った・・・らしい。
同じ年の二十二年式村田銃もチューブマガジン故に単発と大差ない
なんて言われてますね。

>519(愚考さん)

まだ>434へのレスも後半があったのに素早いですな(笑)
いや、漏れが遅いんだけど(涙)

> というか、戦間期、大抵の国の軍隊では、
>自国軍の小火器の装備体系において、どのようにSMGを位置づけていいのか、
>わからなかったように思えます。

 こりゃごもっとも!
 「最新SMG図鑑」で復習してみたところ、二脚付きやらなんやら
の変なSMG(?)が結構ありましたよ。
 こういった過渡期SMGは各国の試行錯誤が解って面白いですね。

 MP18スタイルのカービン銃床の第一世代SMGに落ち着いたのは
1930年代くらいからですね。

>「全自動火器」という表現・言葉もありますから、
>セミオート火器は、「半自動」がいいのでは?

 これもごもっともな御意見です、今後は混乱を避けるために
「半自動小銃」と改めましょう。

>*短機的と軽機的

 うーむ・・・M16A2(重銃身に長めの全長)あたりになると
どっちに分類していいのか迷いますねぇ・・・
 あんまり厳密な基準を設けず、
「○○と言う銃は●●機構があるのでどちらかと言えば◎距離重視」
とか
「○○という銃は開発史的には◎◎的小銃になるのでは?」

といった話でも良いのではないかと思います。

どっちの進化の系統樹も似たような物に進化するんじゃないかと
漏れは思うのでこれから資料集めしつつ語っていこうかと。

これはちょっと長めに引用。

>しかし、 7.62mmNATO弾使用の小銃のほとんどは、
>連射機能、明確に短機の代替と意識してつけたのではなく、
>流行、というか、やむをえずというかで、
>つけたものが多いような気が、、、

G3やFALの事ですな(笑)

こういった一応アサルトライフルのスタイルをしていてセレクティブファイア
ではあるものの、小銃バージョンではフルオート射撃は実用に耐えない
実質セミオートオンリーな曖昧な区分の銃・・・

もう既に普通の半自動銃(M1Aみたいな曲銃床の奴)とは区別され
”バトルライフル”なんて呼ばれているそうです。

我々が行おうとしている”○○的分類”ならまさに”小銃的小銃”
ですね(笑)
もっと細かく言うならば”旧世代小銃的新世代小銃”でしょうか?

”軽機的バトルライフル”と新分類を作ると64式やスイスのStg57
なんかの本質が見えてくると思います。

両者ともに機械的な信頼性が低いために注目される事は無いまま消え
つつありますけどね(涙)
>>434(愚考さん)の残りのレスです。

>架空であることを示すための括弧は、別の括弧がよいのではないでしょうか?

[]を一応使ってみましたがどうでしょうか?

> 名称に冠する言葉の方も、「幻式」以外に、
>「仮想」とか「仮説」とか「想像」、「想定」、「架空」等、
>いろいろ考えることができます。

 最初「モ式小銃」をパチった[妄式小銃]とか付けようと思っていた
んですよ(笑)
 いや、適度な間抜けさが必要だと思いまして。
 区別しやすいように架空の銃はそれぞれに解りやすい単語を頭に
つける、というネーミング方ではどうでしょう?

(この間にあった航空宇宙関連の話題は漏れが詳しくない為に割愛(T_T))

>よくいえば「発展段階」の当時の技術で作った小銃として、
>64式小銃は、当時の日本・自衛隊の想定しうる戦争のあり方に
>即した小銃なのではないか、と私は思っています。

 直前のレスで述べましたが、”○○的分類”で”軽機的バトルライフル”
と見ると64式の長所が見えてくると思いますがどうでしょう。
 残念ながら機構的な信頼性に劣るため他のバトルライフルの中に埋もれて
消えそうですけどね(涙)
 この辺同じ分類の銃(ボルトアクション)の中でも世界随一の信頼性を
実現した三八式は偉大ですね(涙)

> 逆に、62式機関銃のほうは、機関銃と呼ぶに値しない、とか、
>肯定的な評価がほとんどないもののようですね。

 これは機械的な信頼性が悪かった、というただ一点が原因でしょう(涙)
 MG34に始まった汎用機関銃というカテゴリ自体の優秀性は
誰も異論ないと思います、またそれを国産しようとした努力も評価する
べきだと思います。

 ただ故障を克服できないという一点が致命傷ですが(T_T)

 やっぱり同じジャンルの銃(ボルトアクション)の中で世界随一の
信頼性を得た三八式は偉大です(T_T)
523名無し三等兵:02/02/22 22:42
>515
短機関銃に対するアプローチ自体が
国によって微妙に違うのではないかと思ったりもする。
米語ではサブマシンガンと呼ぶが
独語だとマシーネンピストーレ、つまり機関拳銃と呼ぶのもその顕れではないか・・・などと思ってみたり。

自分的見解だと
米のサブマシンガンは軽機関銃の小型化したもの
独のマシーネンピストーレは拳銃を連射するもの
ではないかと思う。(あくまでアプローチとしてね。)

独にはMP18以前からスネイルマガジン付きルガーが有ったし
初期のMP18はルガー用スネイルマガジンを使用したりしてたし。
62式も64式も・・・・なんで自衛隊になってから日本製自動火器は
故障ばっかりするようになっちゃったんでしょうかね?(涙)

M16が出てもM14を好むベテランが多かったように、優れた
新世代兵器でも故障が多ければ素直に代替わりしませんわ(涙)

九六/九九式軽機は「チェコ機銃には劣る」とされつつもそれほど故障が
多かったとは聞きませんし、九二式重機に至っては他国の物より故障が
少なかったなんて評価です。

17年の空白期間と、その後戦争を体験していないのが原因なのかな・・・
>>523
 先を越されてしまってかなちーがその意見には止むを得ず同意
せざるを得ないというか何というか・・・えーーい、素直に同意!

 ドイツのSMG、いやマシンピストルはアプローチ的にはカービン
銃床に乗ったフルオート大型拳銃として見るのが自然でしょう。
 また現代のサブマシンガンのスタイル(接近戦での全自動火器)も
その延長線にあると思います。

 一方”サブマシンガン”と最初に呼ばれたトンプソンは、最初期の
バリエーション(1917年だそうだ)は、なんとベルト給弾の”補助機
関銃”or”亜種機関銃”だったそう。
 結局良く知られるM1A1じゃ”マシンピストル”と似たり寄ったりの
アサルトライフルの前段階みたいなスタイルに落ち着きましたが、あれは
開発史的には軽機関銃が縮んだ姿と解釈しても良いかもしれません。
 
今一般化してるがサブマシンガンって言葉は本来絶滅種を指していた説!
と、言ったところであっしは風邪が悪化しまくってるので寝ます。
今日歯医者行ったらあんまり顔色悪いので歯医者がビビってました。

内科の医者には未だかかって無い・・・
527名無し三等兵:02/02/23 14:00
軽機を個人装備化する過程として、小型化の為に拳銃弾を使用したのが
トンプソンであると見る事もできるわけだ。
直系ではないが、トンプソン→M1/M2カービンという
軽機的アプローチからの、突撃銃の流れとも言えるかもしれない。
52870型うぃん:02/02/23 16:53
連射速度の話がありましたから,私の経験も書いてみましょう.
30-06を5発装填するウィンチェスターM70を50m(近!)の的に立射状態から速射する.
8秒で終わります.全弾8cm以内に着弾しています.
コツは発射後跳ね上がる銃口と後ろに押される上半身の
動きに合わせてボルトを操作し(ケースをエジェクトする),上体を
その後的に向ける動きでボルトを閉鎖(装填)します.頬付けは
当然ストックからは離さずに動作を行います.
反動の少ない6oPPCあたりでしたら6秒でも可能です.
半自動のブローニングBAR(口径30-06)ですと,5発を同じように撃つに5秒で終わります.この銃の場合,弾倉を簡単に着脱できませんので再装填には大汗かきますが..
御参考まで
あたり,
529メガフォース被害者の会:02/02/23 18:38
>>一八二式歩兵銃さん
随分と亀レスで申し訳ないです。リコイル・オートは戦後しばらく、オートマチック・
ショットガンでは主流でした。ガス・オートでは装弾のバラツキに弱く、また手入れ
も大変であるということで敬遠されたようです。戦後になって装弾の品質が安定し、
ガス・オートが実現したようです。
一方軍用セミオート小銃ですが、初期の物はモーゼル・フリーガーカービンなども
反動利用式を採用しています。これもまた、あまり信頼性は芳しいものではなかった
ようですが、何事も試行錯誤の時代だったということで。

チューブ型弾倉の衰退に関してですが、最大の理由は一八二式歩兵銃さんが言うよう
に、弾倉への装填に手間取る即応性のなさでしょう。さらに、軍用小銃弾薬に尖頭弾
が普及しはじめ、弾倉の中で雷管が後ろに込められた銃弾の頭で突かれて、暴発する
可能性が高くなったことが挙げられます。リム・ファイア式の弾薬や、鉛むき出しの
弾頭を使っていた時代はあまり問題にならなかったのですが。
戦後作られたスターム・ルガーの357マグナム弾使用のオートマチック・カービンで、
チューブ型弾倉の中に込められた銃弾が暴発するという事故が起こり、これが原因か
どうかは分かりませんが、その後この銃は製造中止になったそうです。
530名無し三等兵:02/02/24 15:09
どなた様か、三八式騎銃の銃身長等が詳しく出ているサイトを教えてください。
風邪悪化しちまいましただ〜(ゲホゲホ)
来週の予告とか言ってたけどもう一寸待ってくれYO!

>527
まさしく漏れの言いたいところの核心です(笑)
軽機の縮小を説明する見本の例はまさにトンプソン〜M16ルートでしょう。
後日この辺はもう一度触れようかと。

>>528

ややッ!、貴方は射撃の選手かハンターですね?

マシンガンと同じく再装填時間を無視した理論発射速度に
すると・・・

M70(30_06)で40発/分
6mmPPCで50発/分
BAR(30_06)で60発/分

(三八式の6.5mmは30_06よりは反動が少ないが6mmPPC(英語サイト
によると約2100Jで弾丸重量は半分以下)よりは反動がきついので
ドンブリ勘定で中間値の45発/分くらいでしょうか?)

もっと現実的に一発当たりの時間にすると・・・

M70で1.5秒
6mmPPCで1.2秒
BARで1秒
(ドンブリ勘定の三八式で約1.34秒)

熟練者の扱うボルトアクションの発射速度とは予想以上の速度になりますな。
(実戦で動く目標を狙うと流石の70型うぃんさんでももっと低下するでしょうが)

セミオートも速いことは速いですが、反動のきつい弾で狙い撃ちすると
なると差は以外と小さいですね。


>529
最初期の時代の製品はちょっとオマケして評価してつかあさい(笑)

>530
過去ログの中で何度か紹介したサイトですが(´Д`)
http://www.google.co.jp/search?q=cache:x_0xfMtMrH4C:www.japaneseweapons.com/gunyojyu/shojyu/+%8EO%94%AA%8E%AE%8BR%95%BA%8Fe%81%40%8Fe%90g%92%B7&hl=ja

書籍の方から引用すると

三八式騎兵銃/歩兵銃
全長  965mm/1250mm
最大幅500mm/同左
重量 3250g/4000g
銃身長480mm/792mm
口径 6.5mm/同左
照尺 300〜2000m/300〜2400mm
腔綫 六条右回り/同左
槊杖長435mm/747mm
弾倉 5発/同左

(共に初期型の数値、別の資料ではやや異なる数値があるが測定条件や
製造時期の差であると思われる。)
532530:02/02/24 22:03
>>531
サンクス
533名無し三等兵:02/02/25 03:42
全然関係ないんですが、蒲田の「むげん」にまだタナカ三八式の
モデルガン(DX)売ってた。7万ナンボなんて値段だったんで、
とりあえず目の保養にさせて頂いたよ。
534名無し三等兵:02/02/25 05:52
 アメリカのライフルについてですが、アメリカ独自のジャンルとも言える
レバーアクションライフルの伝統があるのではないでしょうか?
 
 単に歩兵銃の短縮モデルとしての騎兵銃ではなくピストル弾薬、または
ライフル弾ではあっても(その構造の脆弱さもあって)フルパワーではない
名弾薬30-30に至るミドルパワー弾薬を用いる軽便な連発ライフル(カービン)
を使う経験が米陸軍にはありました。
 その流れで見るとM1カービン>M14>M16の位置付けは納得し易いかもしれませ
ん(308winは米としては軽便弾のつもりだったと…)。

 珍しく米以外この線上にのるライフルとしてソ連のSKSがあるのですが、帝政
ロシア時代にウインチェスターのレバーアクションライフルを制式としていた
のは話が出来過ぎでしょうか。

 因みに例のルガーの44magチューブマガジンのカービンですが、一時期は
mini14後に7.62×39(AK弾)使用のmini30がその変わりを勤めていましたが
現在はロータリーマガジン・mini14系のメカの44magカービンの新製品が
登場し、米の伝統民生道具系ライフルの座についています。
ラわ〜い、風邪で痩せたから昔買った東ドイツ軍服(サイズ合って
なかった(笑))が着れるようになったYO!

改造して支那軍モドキにしてKar98Kと合わせる。

と、言うことで暫くレス待って下ちい、コレでも一応気張ってレス
つけるようにしてますけん。

>534
ところで文体や内容が某コテハンの人に見えるのですが、どうか?
(いや、名乗りたくなければ黙っててもいいです)
ギャー!間違ってageてしもうた!ギギギギギ・・・・
537名無し三等兵:02/02/28 09:50
ボルトアクションと自動小銃の性能的な違いは>>55でほとんど結論がでていると思う。

>「弾の消費をあんたらは気にするが、38式は1分間に7〜8発。自動小銃は実質12発程度。
>弾の消費量に極端な差はないんだ」
>「じゃあ今のままでいいじゃないか」
>「そうじゃない。戦闘では必要な瞬間に連射できることが重要なんだ」
538534:02/03/01 04:54
>ところで文体や内容が某コテハンの人に見えるのですが、どうか?

 いえ、コテハンは使っていないです。
 この文体で警戒感を抱かれたとしたら申し訳ありません。

 で、ロシア制式のウインチェスターM1895ですが、フルパワーの7.62×54Rを
使用していたのでSKSにつなげるには無理のある説だったかも知れませんね。
 弾倉はチューブではなく、垂直五連発でクリップ装填式になっています。
539534:02/03/01 05:02
>ところで文体や内容が某コテハンの人に見えるのですが、どうか?

 いえ、コテハンは使っていないです。
 この文体で警戒感を抱かれたとしたら申し訳ありません。

 で、ロシア制式のウインチェスターM1895ですが、フルパワーの7.62×54Rを
使用していたのでSKSにつなげるには無理のある説だったかも知れませんね。
 弾倉はチューブではなく、垂直五連発でクリップ装填式になっています。

 なんかうまく書き込めなかったので、二重カキコになってたらご免なさい。
>>538-539
いや全く失礼仕り候。
番号では呼び辛いのでこのスレの中だけでも捨てハンを
名乗られるのは如何ですかな?


>アメリカのライフルについて
 レスが遅れたのは単純に体調が悪くて疲れてただけです(笑)

 直系の子孫はなんやかんやで軍用銃としては残らなかったM1
カービンですが、.45コルトのレバーアクションやなんか良く解らない
拳銃弾のカービンの系譜に乗るとはなかなか鋭いご考察。
 軍用以外の銃の知識が無いと気が付かない所ですな。

>ロシアのウインチェスターM1895

 「違う弾使う似たような銃」の情報は露助・・・ロシア人にも
知られていた筈なので影響を与えた可能性はあるかも知れません。
 中間の弾使う物を作ってみようって発想でSKSに進化した、と。


>>537
ちょっと待ってろ、いま長文レス書いてるから(笑)
>537

いやあ、何というか過去ログを読んでいただけるのは有り難いが、
漏れの過去発言ももう一度御覧になっていただきたい(苦笑)

ボルトアクションの方がまかり間違ってセミオートより速射性で
有利だとは一言も言ってないですのでもう一度念のため。

では「必要な瞬間の連射」ってのは具体的にどうなのか、って
話に漏れは展開して行きたい所なわけですよ、コレが。

「狙い撃ちしなきゃもっと速く撃てる」と>>537君は引用文を
解釈なされたのかな?

戦場で兵士が腰だめで自動小銃を乱射しながら走るとか言うのは
ランボーとs・・・・ゲッフゲッフゲフーン!・・・あ、いや何でもない
です(笑)

 M1やBAR(*1)の様な曲銃床と反動の強い弾薬でそんな事を
したらM14をフルオートで撃った時と同じく実用に耐えるとは
とても言い難い状況になる事は確実と見て良いでしょう。
(で、引用されたセリフの原典の「幻の自動小銃」ではその後の
項目で64式が如何にして連射時の実用性を確保したかが述べら
れていた。)

 もちろん反動の低い実包を使うとか、制御しやすい直銃床に
するなどの対策を施した自動小銃ならば「瞬間の連射」能力は
著しく向上するので、M1やBAR(注*1)みたいな曲銃床の半自
動銃だけ引き合いに出して”セミオート無用論”なんて不公正
な話をする気は毛頭ありません。
(M1ガーランドより後の時代の銃を三八式/九九式との比較
に担ぎ出すのもこれまた不公正な話です。)

 で、ココまで言えば鋭い人ならもう気付いてるでしょうが、
日本には創業明治三十年低反動本舗の6.5mm実包があるぢゃ
ないの、って所で次回に続く。

「九九式の7.7mm化」や「試作自動小銃不採用の原因」とかも
絡めて長々と行く予定ですけん(笑)

#注*1
軽機関銃のBAR↓ではなく
ttp://36thair3ad.homestead.com/files/BAR.jpg

↓こっちの猟銃のBARでいいんですよね?>70型うぃんさん
ttp://www.fareast-gun.co.jp/used_gun/20010923/01/zentai.jpg
【”幻の自動小銃”フェデロフM1916】

全長990mm
重量4.4kg
弾倉容量25発(着脱式ボックスマガジン)
発射速度400発/分
口径、6.5arisaka

画像
http://world.guns.ru/assault/fedorov_sm.jpg

 これは架空戦記の銃では無く、なんとMP18の登場よりも
前の1916年に帝政ロシアで作られたフェデロフ自動小銃のスペック。
 なんと1916年にしてセレクティブファイアの自動小銃が
作られていたと言うから驚くほか無い。
 そして使用された実包は低反動性が評価されたのか、
驚くべき事に日本の三八式用の6.5mm実包だった。
(ちなみにこのスレの>>30-40の辺りでとっくに既出)

 ずっと後のSKSカービン(1945)と比較しても反動制御を
考慮した銃床形状(まだ直銃床では無い)や、容量の大きい
着脱弾倉の採用などで先進性が感じらられます。
(で、このスレで既出だがフェデロフ大尉が赤色革命後に
パージされたのが直系の子孫が残らなかった理由)
 「じゃあ6.5mmが具体的にどの程度低反動なのかな?」

っつーと同じ実包を使う銃でも作動方式や銃身長、銃床や
マズルブレーキの有無などで射手の体感する反動は変わって
くるので具体的に数値化する方法を漏れは知りません。
 初活力(銃口を出た直後の運動エネルギー)が大まかな
目安となるので、比較用のデータを引っ張ってきた。

名称(国名) 弾丸重量/初速(m/s)/活力(J)
6.5arisaka(日本) 9/741.6/2827
7.62*39(ソ連)   7.91/710/2870
.30カービン(アメリカ) 7/579/1173
7.92*33(ドイツ) 8.2/715/1226
↓比較用強装弾↓
30_06(アメリカ)  9.72/914/4074
7.92マウザー(ドイツ) 12.83/750/3600
7.62NATO(NATO)   7/838/3265
↓比較用拳銃弾↓
.45ACP   15.16/250/474
9mmパラベラム 8/352/462
7.62*25  5.57/455/576
9mmマカロフ  6.1/310/288
8mmナンブ  6.5/310/285
.44マグナム 15.6/360/1005


#ちなみに他国の6.5mmと比較してやや弱装でさらに
薬莢が短い。>6.5arisaka
#8mm南部は戦後のアメリカ製実包のデータ、旧軍の物は
もう少し強装であった可能性が高い。
#またMP44やM1カービンの弾が”強力な拳銃弾”なのも
数値から推測できると思う。

 初活力はSKSやAK47の弾とほぼ同じ強さ、しかし口径が
小さい分だけ6.5mmの方が少し反動が軽いかも知れないです
が・・・、まあ同じくらいの反動になると思われます。

(続く)
【[6.5mm機関小銃]への道−日本SMG図鑑−】

 駆け足でまずは全部紹介。

・試製自動短銃(1930年(昭和五年)試作?)
ttp://su.valley.ne.jp/~guns/exSMG.htm
 国産SMGが試作されたのは実はかなり速い時期で、
トンプソンM1928A1と概ね同じ時期。
 全体のフォルムにもトンプソンの影響が見られる。
 2000メートルを越える射程が要求されたと言う。

・ベ式機関短銃(1920年代中?に輸入/若しくはライセンス生産)
輸入されたのはSIGでライセンス生産されたM1920(1927年生産中止)
らしいが、正式な輸入開始年ははっきりした資料が見つからなかった。
海軍陸戦隊によって大量使用されたのが昭和7年(1932年)の
上海事変なのでそれ以前であると思われる。

海軍陸戦隊の物は陸軍工廠によるライセンス生産品と言う情報があるが、
あまり信頼できる情報源でないので今回は紹介のみに留める。

また陸軍で使用されたベ式も以外とあったらしい。
(写真は見たことがある)

・ベ式短機関銃(輸入年不明)
 研究の為に当時最新型だったモデル不明(資料により異なった、
複数種類だったのかも)の物が数丁購入されたらしい。

・一〇〇式試作型(試作年不明)
ttp://www.horae.dti.ne.jp/~fuwe1a/images/kennjyuu/100gmg-2.jpg
この頃は”代用軽機”と考えられていた事が二脚などに顕れている。

・一〇〇式機関短銃(前期型)(1940年正式採用)
ttp://www.horae.dti.ne.jp/~fuwe1a/images/kennjyuu/100smg1.jpg
 詳しいスペックは次項

・一〇〇式テラ銃(前期型と同時期)
ttp://www.hx.sakura.ne.jp/~troll/jyukahou/gazou/gun_068.jpg
(写真中段)
前期型とストック以外の相違点も結構あったりする。。

・一〇〇式短機関銃改(後期型)(昭和18(1943)年頃)
ttp://www.japaneseweapons.com/kikanjyu/shurui/s_100siki.jpg
 単なる省力型でなく、部品の互換性も失っている(弾倉など)
ので実質上別物と言っても良い、実質”三式”機関短銃である。

・試製南部式機関短銃(登場年不明、実は一〇〇式との競合試作説がある)
ttp://su.valley.ne.jp/~guns/nambuSMG.htm
詳細不明

・試製二型(二式?)機関短銃(登場年不明、実は一〇〇式の競合試作説がある)
ttp://www.horae.dti.ne.jp/~fuwe1a/images/kennjyuu/na-smg01.jpg
ttp://www.horae.dti.ne.jp/~fuwe1a/images/kennjyuu/na-smg02.jpg
詳細不明

#勝手に引用させて頂いた写真の元サイトにありがとう
#紹介した個人サイトのイラストは、過去にアームズマガジンに
掲載されていた写真にほぼ忠実である事は自分が保証します。
【[6.5mm機関小銃]への道−日本SMG事情−】

 自動小銃の話なのになんで機関短銃なんてリストアップ
したのかってぇとアレだ、日本軍が新種の銃の導入に関して
決して怠慢では無かった事も解説する必要がある為です。

他国の代表的SMGの開発年もリストアップすると・・・

MP18(ドイツ) 1918年
トンプソン(アメリカ)1928年
PPD34/38(ソ連) 1934年
スオミSMG(フィンランド)1926年

ベ式の輸入年や国産の試作品まで遡れば日本軍が特に
SMGの導入が遅かった訳ではない、ソ連より速い
くらいだった。

 ちなみに他国のSMGと比較される事は何故か殆ど無いが、
やや弱装の8mm南部弾の採用や、マズルブレーキ*1や着剣装置*2
などで、一〇〇式機関短銃の命中精度、というかフルオートでの
コントロール性は同時期の他国のSMGと比較して確実に一段
優れていたと思われます。

 また日本軍の試作銃でもピストルグリップの物があった
のに、ベルグマンスタイルの曲銃床なのは、旧式銃に
馴れた兵の訓練短縮の為でしょう。
 ドイツもピストルグリップのMP40の後になって
わざわざ曲銃床のMP41を開発していたりする。

#*1一〇〇式にはM16A2のような下に穴のないバード
ゲージタイプのサプレッサーが装備されていた。
#*2日本の機関銃の着剣装置は実はマズルジャンプを押さ
える為の錘である。
↓初めて紹介した時散々ネタ扱いされたので情報源公開
ttp://www.japaneseweapons.com/kikanjyu/ex01/index.htm
牛丼食ってくるので続きは後です。

よーし一八二式たん得盛頼んじゃうぞー
547名無し三等兵:02/03/01 22:53
6.5mm弾の話が出ているようだが、何故にカルカノは無視されるんだろうか。

ケネディを撃った(ことになっている?)銃として、有名なのに。

セミオートとは言え、6.5mmカルカノ弾を使うブレダM1935という
自動小銃もあったのに。しかもけっこう良くできていたのに。

最大の欠点はイタリア製であることなのか。
548名無し三等兵:02/03/01 23:17
>>547
通販で買えたのがいけないのでは?
549547:02/03/01 23:35
む、悲嘆に暮れていてハタと気付いたのであるが、オズワルドが通販で
買ったのは7.35mmカルカノではなかったか。それにしてもあのダサい
スコープもまた、イタリー制式にして通販で買ったのだろうか。

スレ違いの上に、間違いまでやらかして寂しいことであるなぁ。

オズワルドが通販カタログで38式に目を付けていたとしたら。

歴史に「もし」は禁物だが、これはべつにどっちでもいい話であろう。
っつーか無視してるんじゃなくて漏れも資料集めながら同時進行で
書いてるので待ってクレヨン(´Д`)

ちなみにケネディを暗殺した(とされている)のは6.5mmじゃなくて
7.35mmのM1938です。

その物ズバリの6.5arisakaのカルカノも”イ式小銃”として日本に
1938〜1939年にかけて輸入されたこともありますが、
「数発も撃たない内に機関部が壊れた」
「海軍陸戦隊に採用された(押し付けたんちゃうんか?)
が実戦での使用例は1件しかない」
などと評判は散々です。
(ネタ元「日本の軍用銃と装具」)

イタリアの自動小銃はドイツ軍の本にちょこっと載ってた奴しか
知らないので漏れには評価できません。

他の諸外国の6.5mmクラスだとスウェーデンのは割と有名で英語の
ファンサイトを見たことがありますな。

>最大の欠点はイタリア製であることなのか。

 ハハハ・・・
  ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (;^∀^)< 言えてる
 ( つ ⊂ ) \_________
  .)  ) )
 (__)_)     (^∀^;)アハハ・・・

          |  サキニイワレテルシ・・・・
          |  
          |         
        :::, ―――、
       ::::/./^^^^^^'vl
     :::::::| | /  \ ||
      :::::::(sl rェ , rェ |')
      :::::゙ゝ、 -  ノ
     :::::/ l  ̄ ̄lヽ
     :::::|-|/l⌒l⌒l-|
     :::::\二、_)二ノ _____________
      :::::|||  |:|  |
      /`ー(⌒)(⌒)
     /;;;;;;;;;;;;;;;; ̄;;;;; ̄
   /
 /
552(-_-(-_-;):02/03/02 00:35
38式歩兵銃殿と呼ばなくても良いのだろうか????
*** 出てたらゴメンね ***
>>552
まず漢数字で書くことから始めてくれ。
>>549

つーか君の文は別板の某人物に見えてならんが、これは流石に
漏れの勘違いだと思う(笑)

>オズワルドが通販カタログで38式に目を付けていたとしたら。
>歴史に「もし」は禁物だが、これはべつにどっちでもいい話であろう。

 事件の方は検証してったらスレッドどころか映画が出来るくらい
なのでこの際まぁ余り深い考察は避けるが、カルカノだろうが三八式
だろうが単独犯であの犯行は不可能だと思うぞ。

 故に結果としてはどっちでも一緒(笑)

 最近のGun誌や別スレであったが、最初の第一報では
「ジャパニーズアーミーライフルで狙撃された」
・・・と報道されたらしい。
 三八式か九九式が使用された”ことになった”可能性もあるな。
”イ式”に付いて触れたので、今晩は帰る前に”モ式小銃”に
ついても少し触れてから寝ます、帰ります。

 俗に”モ式小銃”と言われる物は実は複数あり・・・

(1)中国軍、及び軍閥軍が装備していた輸入銃を鹵獲した物。
(山ほどあったらしい、推定20〜30万挺以上)

(2)満州国の奉天に於いて製造された製品。
(機関部がアリサカアクションで、非常に仕上げが良い物だったと言う)

(3)鹵獲した中国製”民国二十三年式小銃”

(4)ドイツ占領下のチェコで作られた物を海軍が輸入した”Vz24”

(5)タイへ輸出する為に日本で製造した”六十六年暹羅式小銃”
(九九式とほぼ同じサイズのアリサカアクションで、何故か妙に仕上げが良い)

 ・・・と、まぁ色々ありますが7.92mm口径の物は一括りに”モ式”
だったみたいです、アリサカアクションの物までモ式って言うのは
少々抵抗がありますがね。

 一応モーゼルアクションの物はGew98相当の長い物が殆どだった模様。

 さらにT型、U型、V型となんか分類されてた見たいですが、どれが
どれなのかはネタ本にもはっきりしたことは書いてありませんでした。

 イ式と違ってモ式は日本軍での評価も高かったらしく、陸海軍の
後方部隊の訓練用や、満州軍や日本側の中国軍閥などに広く使われた
そうです。

 一つ思ったんですが、中国戦線で使うなら九九式の7.7mmよりも
鹵獲した弾薬を使えるモ式や暹羅小銃の方が良いような気もします
ね(苦笑)

 ちなみに九八式航空旋回機銃用として7.92mm実包も国内で製造
していたりしました、日本軍の7.7mmクラスは複雑なのです(苦笑)
 
556534:02/03/02 07:29
>レスが遅れたのは単純に体調が悪くて疲れてただけです(笑)
 おやこれはお大事に。
 でも特盛りいけるくらいならもうだいじょうぶかな。

 .30カービン弾といえば戦後ドミニカ(ストレートブローバックだったはず)
とベレッタ(モロッコ軍採用)で作られた銃に採用されたくらいで、あとは
拳銃用に使われたくらいでしたが、Gun誌のミリポルの記事にイスラエルで
ガリルベースの.30カービンの銃が出ていましたね。
 今さらの感が強いのですがロシアの9mm×39辺りに対応するクラスのつもり
なのでしょうか。このへんのいまいちジャンルのはっきりしていない中口径
ミドルパワー弾とでも言うか?のクラスはまだ試行錯誤があるようで面白そう
ですね。357sigとか8mm南部のホットロードとか(冗談ですけど)9mmモーゼル
(9×25この弾、床井氏の図鑑に出てくるのですが採用している銃が判らない)
とかこのクラスにエントリー可能な弾もまだまだありそうで…。
 
 中国の新制式弾の5.8mm表記がスイスの5.6mmみたいに名目だけの別表記かと
思ったら本当に口径が上がっていたようで、ここ数十年のとにかく小口径化
という流れへの揺り戻しがあるとしたら6.5アリサカにも希望の光がさしている
のかもしれません。全長が長過ぎるきらいはありますが。

 レバーアクションのカービンはトルコの騎兵も使っていたようで(まだ
トグルロック、チューブマガジンのころのですが)自動拳銃が一般化する
までは東欧から西〜中央アジアの遊牧民系の騎兵にはポピュラーな銃だった
のかも知れません(憶測ばかりですいません)。
 またWin M1895も弾やマガジンからロシア向けに設計されたものであること
は確かなのでしょうが、騎兵用なのか歩兵用なのかも判りません。だれか御存
じの方がいれば教えてほしいです。(因みにスリングスイベルは側面ではなく
下面についています)
55770型ウィン:02/03/02 16:11
PCが不調で遅れました.ゴメンネ.
>>531殿
はい,僕はハンターです.発射サイクル分析アリガトウ
ただ,再装填時間を除いての発射速度,BARに関しては
もっと上ですよ.単発自動というか〜半自動であっても
慣れてくるとタタタン!と3発1,5秒くらいで撃てるものです.
(チャンと猪・しかを狙ってね)
引鉄の切れが良いクレー射撃用上下二連でも,タタッと
良く聞かないと一発に聞こえるくらいの速度で撃てます.
(これは面白い.クレーが粉になる!)
ボルトアクションは分析していただいた速度で撃てます.
(同じように狙って)
ペーパーターゲットを狙う際と,動く目標(イノシシなど)を
撃つ時は,アドレナリンの量(??)が変わるためなのか
反動を感じません.ガンガン撃てますよ.

そういえば,太平洋戦線の記録フィルムでM1ガーランドを
ワンクリップ2秒チョイで撃ち尽くす兵士の映像を見たことが
ありました.あれは可能です..

>>541殿
BARのフォルムはあれで正解です.
指切り発射での速射の際は,シューターが自分でタイミングを
計れるせいなのか,2,3発目から空を撃つ,なんてことは
なかなか無いですよ..
>557
えーと、とりあえず書いたの両方とも漏れです( ̄▽ ̄;)

あとせっかく教えていただいたところにこう返すのもなんですが、
その辺射手の個人差の範疇なんじゃないでしょうかねぇ・・・( ̄▽ ̄;)
(こういうの持ち出すと荒れそうで非常に心苦しいですが( ̄▽ ̄;))

自分の叔父もセミオートのショットガンをコンマ数秒で三発撃って
見せたので、70型ウィンさんの記録を疑うような事はしませんよ、
しかしそれが誰でも出せる数値かとなるとちょっと・・・( ̄▽ ̄;)
(おだてる訳じゃないですがハンターとなると射撃の練度は並みの兵隊
より断然上だと思います( ̄▽ ̄;))

射手の個人差とか扱い安さを数値化する方法を漏れは知りませんが、
同じセミオートでも直銃床で反動低い弾を使う物の方が確実に馴れて
いない者にも扱い安い・・・筈じゃないか、と漏れは主張したい訳
でして・・・( ̄▽ ̄;)
>>556

中口径のミドルパワー・・・・っつってもどの辺の威力の物を
指すのかでちょっと解釈が変わってきますね。

.357SIGや.40S&Wなんかはちょっと強力な拳銃弾で9パラより強力で
.357マグナムよりも扱いやすいって路線を狙ったように思えます。

.30カービンはヨーロッパでの試作アサルトライフルの弾薬としては
かなり早期から検討されてたらしいですね、アメリカの横槍で
.308Winを押し付けられて潰されたらしいですが。

ガリルで.30カービンが復活したのは・・・・小中型獣の狩猟用?( ̄▽ ̄;)
(すんません、まだそのGun誌まだ読んでないです)

あとロシアの9mm×39はサイレンサーアサルトライフル用に開発された
物らしいですな、初速を挙げられないので弾丸を重くした、と。

G11の4mm級まで小口径化は進んでますが、徒に小口径高速化しても
跳弾になりやすかったりする欠点もあるので単純に新しければ小口径化
するって流れでは無さそうです。

ただ何かの流れで「6.5mm級が最適!」なんてなっても現代では殆ど使われ
ていない6.5アリサカをわざわざ復活させるとは思えないです(T▽T)

既存の設備を使えないなら補給の面で有利にならないですからね。



>(9×25この弾、床井氏の図鑑に出てくるのですが採用している銃が判らない)

 えーっと、たしかモーゼルミリタリーピストルの輸出向けバージョンで
使われた口径の一つではないかと・・・

検索で引っかかるのはそれだけです(でも他の現代銃にもあるかも・・・)
http://www.google.co.jp/search?num=100&hl=ja&as_qdr=all&q=Mauser+9x25mm&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&lr=


>またWin M1895も(中略)御存じの方がいれば教えてほしいです。

 えーっと「M1895 Russia」だとナガンリボルバーしか引っかかりません
でした(T▽T)
 漏れの手持ち資料も独日に偏ってるので無理でつ

 δ          グァム行って三八式撃ちたいがバイト先の上司が
    ∧ ∧  δ   「そんな事で遊ぶよりクレー射撃やってみろ」
| ̄ ̄( ゚Д゚) ̄ ̄|    とか言って休みくれないぞゴルァ!
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒\      今後の人生設計まで含めて悩みまくりつつ寝るぞゴルァ!
|  \           \  
\  |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
  \ |________.|
56170型うぃん:02/03/03 14:02
一八二式歩兵銃殿!誠に失礼つかまつりましたm(_ _)m

射手の技量範疇,確かに言えます.
世の中にいろいろ喧伝されている銃のことって『?』というのも
ありますから..(例.散弾銃の片手撃ちなんて不可,とか)

叔父様,かなり達者な方ですね!うーむ,凄い!
すべてはその銃にどれだけ慣れているか,ということでしょうか.
G衛鯛の訓練よりも,射撃・猟で銃を扱う我々の方が桁違いの
消費弾数になるのはしょうがないですし.

おっしゃられたとうり,たしかにストレートストックに弱弾装の組み合わせ
のほうが,不慣れな射手には撃ちやすいでしょうね.当たるかどうかは?ですが.
アメリカ本土でM16民間バージョンをプリンキングした事は有ります.
反動は410番並ですね.ただ,予想していたよりも銃口のハネは
ありましたっけ.『映画の様にはイカないかな〜?』って漏れは
感じました.
かなり本来の話題からそれてしまいましたね.ごめんなさい.


562名無し三等兵:02/03/03 17:31
>>558
>(おだてる訳じゃないですがハンターとなると射撃の練度は並みの兵隊
より断然上だと思います( ̄▽ ̄;))
年10000発くらい練習する人いるからね〜

563534:02/03/05 00:05
>>559

 中口径ミドルパワーってのは…まぁ9mmっていったらライフルでは大口径だし
パワーでは上にあげた弾薬は殆ど.223rem以下だし不正確極まりない表現ですが
ストッピングパワーも含めた感覚的な曖昧表現と言うことで御容赦ください。
 現用アサルトライフル弾薬も含めてミドルパワーで纏めた方が正確かもしれま
せんが、レバーアクションライフルに使われたリボルバー弾薬に近い関係を持つ
低威力ライフル弾薬の流れを説明する言葉として御理解いたたければよろしいか
と思います。

 9mm×25の件、了解しました。
 ドイツ軍用のモーゼル9×19モデルでは弾倉の長さが余ってもったいないです
からその長さに合わせたフルパワー弾薬として創ったのでしょう。
 スペック的には357sigとほぼ同じなのでその全長から現代の銃に今後流用さ
れることは無いでしょうが、 トカレフ系の銃にはほぼそのまま(口径変更する
だけで)使えそうなので、中国で今もいくつかある7.62×25SMGの9mm化には
使えそうです(素直に9×19でいいのでしょうが)。
 で、曖昧な記憶に頼るのなんなので改めて床井氏の図鑑(徳間文庫)を読み返
してみると、やはり弾薬だけを載せているわけは無く9×25使用銃が見つかりま
して、スイスのSIG M1933・ハンガリーのM39・M43で、それらのハンガリー人
設計者パル・キラリーがドミニカに亡命して設計したのが前出のクリストバルM2
カービン(.30カービン)でした。あとストレートブローバックではなく遅延
ブローバックでした。

       続く…

564534:02/03/05 00:07
>>559 続き

 9mm×39のサブソニックは260グレインくらいで45ACPと同等、貫徹力多め
の変わりに打倒力少なめ、素人には流通していない…ですが徹鋼弾もあって、
サプレッサー無しのコンパクトSMGバージョンは冷戦時代に工作員用に創られた
とされています。消音機無しフルサイズバージョンはロシアの警察で使っている
ようですし微妙な違いのあるモデルがたくさんあるようです。

 ロシアが素直に9mm×19を使わないのは西側カートリッジを使いたくないと
いうこともあるでしょうが、この手の(突入とか)用途では米軍が45強装弾とか
FBIが10mm等を使うように9mm×19では威力不足を感じるのでしょうか。
あるいは単純にショルダーウエポンだから拳銃弾より少し強力な弾薬が使える
から使う〜特種部隊専用の弾薬という優越感が使用者に安心感を与える〜だけの
理由なのかも知れません。

>ガリルで.30カービンが復活したのは・・・・小中型獣の狩猟用?( ̄▽ ̄;)
 いえ、サプレッサー装備のSMGで射撃対象は主に2足歩行の中型獣限定の
ようで…。
 前回のミリポルではそっくりなデザインの9×19バージョンが出品されている
ので、とりあえず造ってみて反応をみているのかも。
 警察用も含めてM1カービンを使用している国はたくさんあるし、そろそろガタ
が来てリプレイス用に、官用市場は妙に保守的なところもあるし今さらながらで
も.30カービン需要もあるかもといったところでしょうか。とても「保守的
カービンユーザー」向けのデザインには見えない代物なんですけどね。

>ただ何かの流れで「6.5mm級が最適!」なんてなっても(以下略)

 同意です。今なら.223remか7.62×39ベースのどちらかでしょう。
 それだけにフェドロフは惜しかったですね。シモノフはフェドロフの部下だった
ので、M1935で「革命的精神でリムドカートを廃して新小口径弾薬を!」とか
言って6.5アリサカを使っていたら…。カラシニコフはより7.92×33の影響を
強く受けたSMGに近い短小弾薬を採用していた…。
 風が吹けば桶屋が儲かる的妄想モードですね…。

565名無し三等兵:02/03/05 22:08
38式はボルトが白だと思ってたが
黒染めのを見た。
こんなの有ったの
教えをキボーンヌ
遅れてスマソ、今晩当たりにはレスつけます・・・
567534:02/03/08 06:12
>556
 自己レスですがウィンチェスターM1895について調べてみるといくつか
解った事があったので。
 元は民間向けの猟銃で復刻版が販売中らしくウィンチェスターのHPに
掲載されていますね。垂直五連弾倉で口径は.405win。無縁火薬の時代に
あわせてごついレシーバーで尖頭弾への対応にチューブ弾倉をやめたので
しょう。
 ロシアはこれを軍用に仕立てたもの(銃口付近までのフォアストック、
着剣ラグ、チャージクリップ用スロット等装着、7.62×54R化)をWW1
中(1915〜1916)革命前夜に30万丁弱輸入しています。
 時期的にフェドロアブトマットM1915と重なるので連発銃を欲してい
たのかとも思えますが、同時にこの時期はアメリカ製のモシンナガンを
160万丁ほど輸入していた時期ですので、ロシアとしてはとにかくライフ
ル不足で数さえ揃えば何でも良いから銃が欲しかったと考えるほうが自然
なのでしょうね。

 WW1では世界的に銃不足で三八式も西欧に輸出されていますね…と
スレタイトルに戻してみたり…。
書くだけ書いてみたり
と、言うことで日付変わりましたがレスです、遅れて誠にスマソです。

>561
 たしかに銃の俗説には疑問符乱舞な事って多いですよねぇ(苦笑)
 本なんかで見てると銃を扱う機会が多いはずのアメリカ人なんか
でも、映画の影響とか真に受けてる連中が居るみたいです。

 市井のガンオタの漏れが言えた義理じゃないですがね(苦笑)

 で、M16スポーターですが、ある程度は”扱いやすい”、とは
思いますが、やっぱり”誰でも簡単に扱えて命中弾を得られる”とは
流石に思い難いです(苦笑)

 こういう扱う人間に関わってくる要素は明確な数値化が不可能なので
誤った俗説が広まったり、マニア間の論争が荒れる一因になってるんじゃ
ないかと漏れは思います。

 当たり障りのない事で例えるなら「ボ●ル」と「リック●ム」では
どっちが強いと言い切れるけど、「ニュータイプの乗ったボー●」と
「ザコ新兵の乗ったリッ●ドム」だとどっちとも断言出来なくなる
ような物じゃないかと・・・

 こんな時ドラゴ●ボー●のスカウターが有れば扱う物の技量を
明確に数値化出来るんで話は簡単なんですがね。

>562
 年間消費弾数は訓練度の目安とする数値には丁度いいですね、
ただ数撃っても当たらない下手だっているので断言する材料には
ならないと思いますが・・・

 でも某国自衛隊の年間数十発とか百数発とか(職種によってはもっと
多いかも知れないけど)ってお寒い状況はなんとも(T-T)
>563-564-547

いやぁ、534さんなかなか力入ってますな(笑)
 ちょっと現代銃の話題に飛躍しすぎますが、ここは534さんの
熱意に敬意を示すためにレスしちゃいますYO!
(最後に三八式の話題にさりげに戻すあたりテクニシャンですね(笑))

要点のみ引用でレスさせて頂く也

>中口径ミドルパワー弾

 .30口径クラスの短小ライフル弾・・・・とちょっと強力な拳銃弾も
含めるって定義で宜しいですかな?
(ちょっと曖昧で範囲が広すぎる気もしますが)

 534さんが仰るように、此のクラスの弾は今現在注目されてて、
旧型実包の復活や新規開発が盛んな分野ですな。

 534さんも雑誌などで既知だと思いますが、「9mmパラでは
威力が低すぎ」、「5.56mmでは貫通力が高すぎる」と言うことで
この辺の中口径ミドルパワー弾が再び注目され始めてる理由だと
思います。

 殆ど野戦しかしない普通の軍隊と違って、警察や特殊部隊などでは
余計な被害を出さないために射程は短い物が要求される訳ですな。

 SMGとアサルトライフルの中間の銃はこれからもっと登場してくる
・・・・かも知れません。(外しても恨まないでネ)
>9mm×25の復活

 7.62mm×25の方が対防弾ベスト貫通力が高いので中共もロシアも
敢えて変更することはないかと・・・・
(ロシアもバイソンSMGにわざわざ7.62mmバージョン作ってるそうです)


>.30カービンのガリル
 話の流れからスポーターカービンだと思ってましたYO!(笑)

 Gun見ましたが、そのまんま”5.56mmより貫通力が低く”
”9mmパラより大威力”って特性のアサルトライフルとSMGの
中間を狙った製品ですね。
 さっき書いたようにこの用途はこれから需要が増えそうに思います。
 M1カービンみたいに曲銃床じゃないですが、普通のアサルト
ライフルスタイルはそう奇抜な訳でもないので割とスンナリと受け容れられる
んじゃないでしょうか?
(ちょっとプラスチック部品がカコワルイと思いますが(笑))


>9mm×39のサプレッサー無し版

 これも同じく短射程が逆に必要な警察や特殊部隊向けで間違いないかと。
 近い特性の既存の弾薬があるなら流用した方が合理的かと。
 9mmパラベラムで事が足りるなら9mmマカロフを使うと思います。

>ロシアの6.5mm弾

 なんか斬新な切り口で面白いですな(笑)
 ロシアは実は三八式輸入のお得意様だったので、6.5mmクラスの有効性に
気が付いていたらアリサカ弾を採用した可能性は少なからず有る
・・・と思います。

 >>333で三八式の輸出実績の資料を書いたので後で見てけさい。

#あとロシア(ソ連)軍は異様に小銃の国産能力が低かったみたいで
大量の輸入銃や外国で作らせたナガン小銃を輸入してたみたいですね。
理由は漏れには資料不足でよくわかんないです、すんまそん。

詳しい人の多そうなボルトアクションスレで聞いてみては?
>>565

漏れのバイブル「日本の軍用銃と装具」によると前期型と中期型は
全てが白磨きで仕上げられていたそうです。

で、後期型になるとどうも混在しているようですね、黒染めの物と
白磨きの物の双方の写真が掲載されてました。

九九式になると殆ど黒染めで統一されていたようです。
>533

タナカのモデルガン、見てくれはなかなかいいんだけど買うとなると
正直あんまりオススメ出来ないっス(笑)

漏れの買った物が銃身すっぽ抜けるナンダコリャ銃(平たく言うと不良品)
なのもありますがね。
不必要にバネが強くて、亜鉛合金が劣化してくると豪快にブッ壊れる
危険性を秘めてます。

漏れの九九式の撃茎もそうだし、照尺がすっ飛んでったなんて話も
聞いたことが・・・

あと実は三八式と九九式で共通の6.5mmと7.7mmの中間のオリジナルサイズ
のカートだとか(苦笑)

えーっっと、なんかレスつけ忘れてたけど無可動実銃買うって話してた
人も居ましたよね。
定価で買ったらどっちもさして変わらない値段なので飾って外観だけ
眺めるんなら無可動実銃の方が良いかもしれません。

今度出るって噂のガスガンの三八式は良い出来だと良いんですがね。
関係ないがハピバスディ俺。
誰も祝ってくれないので自分で祝う(T▽T)

タナカのKar98Kでも自分で自分にプレゼントするために買おうかと・・・
(でも高い上に正直出来が不安だ)
575534:02/03/10 16:19
>570-571

 遅ればせながら誕生日おめでとうございます。

 もともとは上の軽機的小銃・短機的小銃の話でM16はまた違った流れになる
のではないかと言う事を書くだけのつもりでしたが、いろいろ調べている内に
ついつい力が入って…と言うか蛇足ばかりが多くなってしまいましたね。

 M1カービンは多数が多くの人に使われている割に、軍用銃の体系の中で直
接の先祖や後継者を持たずに浮いた存在ですが、米の軽便銃の流れで見ると
そうでも無いなと、そう言えばM16が最初に制式化された米空軍ではM1
カービンのリプレイスだったし…くらいの軽い気持ちで書きはじめたのです。
 で、.30カービン弾使用銃をたどっていくとSMG黎明期のカービン風SMGに
辿り着き、そこから最近の拳銃弾+αのパワーの銃の話しへはちょっと飛びす
ぎでしたね。

 M1カービン以降の流れは他の銃種と合流して小口径アサルトライフルに
なっていると考えているので、最近少し違った用途で復活した拳銃+α弾を
小口径高速弾と対比して、また昔懐かしのアメリカンローパワーライフル
カートリッヂとの類似性の面白さから表現したのが「中口径ミドルパワー弾」
でジャンルとして分けられる程厳密な定義は無いですね。
 今後の小口径vs中(大?)口径の競争はどうなるのか興味深いですね。

 win M1895については「最後の軍用レバーアクションライフル」としての
朧げな記憶からとりあえず書いてはみましたが、調べてみるとSKSへの流れ
にはまず関係無さそうだと言う事が解ったので忘れて下さって結構です。

 M1カービンは最近流行りの言葉で言えばPDWとして開発された訳ですが、
三八式騎兵銃もPDWとして活躍し戦車兵だった司馬遼太郎氏も使い易かった
との感想を残していますが、短銃身での使い易さは小口径弾ならではなので
しょうね。
「忘れて下さって結構」とか言われた直後にこんな事言うのも
なんですが、「Winchester M1895」で検索したらいい資料になりそうな
サイトが見つかりました(笑)

・・・・でも先月からずっと引きずってる風邪がまた悪化したので
ちょっとレスは待って下さい(スンマソン)


577534:02/03/12 16:18
>579

>・・・・でも先月からずっと引きずってる風邪がまた悪化したので

 随分長引いているようで大変ですね。
 無理はなさらないようにお大事に。

 まぁ、「忘れて云々…」て言うのはローパワー系のカービンの流れには関係
なさそう故なので、興味自体は深々なので良い情報があればよろしく。
こういうとき旧軍マニアなら「わーいデング熱(orマラリヤ)だー」
とか逝って喜ぶのが通でしょうか?
熱発なら風土病っぽいけど、咳が止まらないのは徴兵検査で落とされ
そうでなんか雰囲気出ないですね。
残念(笑)

えー、今日はバイトを休んだのでタナカのkar98k買いに出かけてくる
予定です(笑)
タナカのKar98k買ってきました(笑)
ガスガンだけどストライカー廻りのメカがモデルガン的にリアルに
なるシステムなので、此のスレのネタにもなるしプリンキングも
出来るので一石二鳥かと。

ちょうど別スレでkar98kと三八式の比較の話が出ていたのが購入に
踏み切った理由の一つでもありますがね(笑)

結論、曲がったボルトハンドルや小さい安全子のモーゼルは使いにく
・・・・・・・いと言い切るのは九九式のモデルガンに馴れた漏れ
の評価なのでこの際やめときます(笑)

漏れの持ってる九九式は三八式歩兵銃と同じ長さの長小銃なので
九九式短小銃にほぼ等しい長さのKar98kはずいぶん短く感じます。

三八式騎兵銃はこれらより更にもう一回り短くて軽いんですけどね。

あと東京マルイのM1911A1も購入、散財したけどWW2祭りで幸せです(笑)
あ、>575でも触れられてますが、三八式騎兵銃は実は他国の.30クラスの
騎兵銃(Kar98kやM1903など)よりも二周り小さい、世界最小級の
騎兵銃だったんですな、前にも書いたけど全長約95cm、重量3.25kgと。

小さいだけでなくモーゼルの7.92mmやスプリングフィールドの30_06と
比較して6.5アリサカ弾は明らかに反動が小さいので格段に扱いやすい
と思われます。

それでいてモーゼルの歩兵銃より三八式騎兵銃のほうが命中精度は
高いとかって噂です。

M1895の事を調べていたら、kar98kの狙撃型と三八式スポーターの
集弾率のデータが見つかりました、後日このスレで報告しますね。

581534:02/03/18 03:58
 ボルトアクションの魅力はスムーズなボルトの金属慴動感だと思うので、
スプリングテンションがかからないガス式のボルトはよさそうですね。
 動きはどうでしょう?
 ただ木銃床のトイガンは値段が高いので売れない>バリエーションも続か
ないという予感はするのですが…。
 
 英のジャングルカービンなんてのもありましたが、三八騎兵銃なら南方で
も使い易かったでしょう。
 上の方だったか92式スレかでも出ていた話ですが重機の口径を増した
かったならモーゼル弾をそのまま導入して歩兵用は6.5のままにしとけば良
かったんでしょうねぇ。
ネタに詰まってるので保全sageしときます
>581
>(タナカKar98kについて)

モデルガンや実銃のボルトアクションに雰囲気的には近い
んじゃないでしょうかねぇ、バネが弱くて軽快なのは良いけど
ちょっと物足りない感じはしますが・・・
ガス代がもったいないのと即応性に欠けるので、漏れとしては
エアコキの方が良かったです。

撃ちたくなったらすぐ射的、これぞトイガンの特権にして真髄(笑)

ユニットは既存のペガサスシステムの流用で、外装もモデルガンの流用
らしいので、開発コストは結構低いんじゃないですかね。

厨房には人気のない木製曲銃床ですが、少し高い年齢層相手に
良く売れてる見たいです、漏れが買った店でも2回目入荷分を
予約してようやく買えたくらいでして。

モデルガンで既存の三八/四四/九七/九九/二式は全部外装
流用でモデルアップされる可能性が出てきました、旧軍ファン
は期待して待てッ!(笑)
ちなみに九九式(モデルガン)と比較すると断然使いづらいです(苦笑)>Kar98k

ストックやボルトハンドル形状の違いは馴れれば解決するだろうから
この際棚上げ、放置プレイと行きます・・・が、しかし!

リアサイトが九九式はピープでkar98kはvノッチ、しかも位置が遠い
ので、近視なのに眼鏡を普段付けて無い漏れにはかなり大きい差です。

ピープの九九式の方が断然狙いやすい。
(ちなみに三八式は後期型になると殆どピープ)

旧軍の小銃は命中精度重視だった証拠の一つなんですかね。

あとタナカのガスボルトアクションは弾倉が着脱式になってて
ガスボンベや発射ユニットの一部が仕込まれてます。

たしか実銃のモーゼルは固定で簡単に外せるような構造では
なかった筈。

三八式や九九式も同じく固定弾倉だけど、タナカのKar98kと同じく
用心金前部にあるボタンを操作すると弾倉の底が外れる(九九式は
ヒンジで開く)ようになっていて、安全に残弾を抜くことが出来る
ようになってます。

安全管理上便利だったと高く評価されてる部分ですね、エンフィー
ルドや現代銃のような着脱弾倉では必要の無くなった装備ですが。
で、エンフィールドNo.5、通称ジャングルカービンですな

↓子細に撮影した写真があるサイトを発見したので紹介
ttp://www.angelfire.com/vt/milsurp/no5.html

 銃床の形がチョトカコワルイ様な気がするけど全長1000mm、重量3.3Kgと
小型なので使いやすそうですね。

 ・・・・でも三八式騎兵銃より長くて重いんですが。
 あと明確に数値化できないけど、6.5mmの三八式騎兵銃の方が
反動感が少なく、断然扱いやすいと思います。


> 上の方だったか92式スレかでも出ていた話ですが重機の口径を増した
>かったならモーゼル弾をそのまま導入して歩兵用は6.5のままにしとけば良
>かったんでしょうねぇ。

 九九式の大口径化は・・・資料総動員して長々と語りたい所で
あります、目下資料収集中。

 兵頭二十八なども言ってましたが、日本の歩兵兵器の増口径化は
三年式重機関銃が低威力だった為に重機サイトから声が上がった
・・・らしいです。

 敵(支那軍)から鹵獲した弾薬を使えるモーゼルにしちゃっても
良いような気がしますが、九二式重機関銃は7.7mmリムド弾でしたね。

これは直接の先祖が八九式固定機銃(航空機用)と7.7mmリムドの
八九式実包だったからだそうです。

で、さらにその先祖はイギリスの.303ブレン。

 .303のほうが7.92より省資源(やや低反動)なので一概に手本にして
悪いとは言い切れませんが、九八式航空旋回機銃ではしっかり7.92mmを
使っていたようです(苦笑)

 第二次大戦期の日本軍7.7mmクラス実包はとにかく複雑で数が多く、
漏れも未だに覚えきれません(涙)

 FN-MAGの九九式実包版みたいな[妄式汎用機関銃]でも無い限り
歩兵銃の7.7mm化は無意味だったと言えますな。
587534:02/03/20 23:05
>一八二式歩兵銃 ◆182sstOk 様

 モデルガンの流用と言う事はCMCの金型でしょうね。
 モデルガンの時は設計年度の違いからか三八や九九の方が動作感は良かった
ということでしたが、当然メカ部分に手が入れられているので改善されている
と思いますが。
 日本軍ものの製品化が続くのは喜ばしい事ですが、元になるMGが無いそれ
意外の銃の商品化は難しそうですね。

 ジャングルカービンは騎兵用では無く南方用にわざわざ造られたと言う事に
まぁ意味があるかと…。ボルトアクションなのにあのラッパ状フラッシュハイ
ダーがついている事からみてもマズルフラッシュは相当なものと想像されます。
反動も凄そうですね。
 使い易さで言えばカルカノの6.5mmカービンは全長92cmで反動も三八と
大差無さそうです。 
 伊式は日本では評判悪かった様ですが具体的にはどんな不具合が生じたので
しょうね。
 7.35mmカルカノも弾頭が軽くMEも7.62×39に毛が生えた程度なので、
自動化しても使い易そうです。

 重機の話では92式スレで軍曹殿が言っていたスウェーデン軍の重機隊の
兵隊だけ8mmってのが合理的ですよね。他国に例は有るのでしょうかね?
ガスガンのkar98kにもなんかCMCのマークがどっかに残ってるって
サバゲ板でみましたがめんどくさいので探してないです。

モデルガンになっていない旧軍の長物だと・・・
三八式以前と試作銃、あとは軽機以上の大物と一〇〇式改ですか。

今のトイガン業界はお寒い状況なので、似たような人気モデル以外は
旧軍物に限らず新規設計は難しいでしょうね。

漏れの今の興味はボルトアクションなので、タナカの既作モデルガンが
欲しい銃とバッチリなので期待してます(笑)
(三十年式やナガン、エンフィールドも出て欲しいんですが)

カルカノは極々単純に機関部の信頼性が低く故障が多かったのが
絶不評の原因だそうで。

ボルトアクションの中でも特に堅牢で故障の少ない三八式や、
世界的に高評価の”モ式”小銃と比べられたらちょっと分が
悪いのも仕方ないでしょう。

重機隊だけ8mmってのは他の例はちょっと知らないです。

日本も薬莢のサイズだけでも互換にして統一した7.7mm実包が
あれば良かったんですけどね(苦笑)

っていうか本気で大戦期の7.7mm実包が何種類あるのかまったく
覚えられません。
(航空機の7.7mm機銃や車載重機入れたら何種類なんだ?)
589名無し三等兵:02/03/23 14:59
名スレにつきsage進行とさせていただきます
>589
ありがとう(笑)
エロ本でも買いに行こうかと思ったけど少し銃ネタを書くことにする(笑)
                      |\
    ┌───────────┘- \
    │                         \
    │  鍛え上げられた方々が     /
    └┬┬―──――――――┐- /
      ││   ( ´ー`) ノ , )    |/
     ││;⌒´‐ − ´`ゝソ
      ││ン、_ `{ __ /ゝノ
     (三0_´∧ミ キ )彡ノ
       ̄    ノ~ミ~~~~.|
         / ヽレ´   |
        /_  へ    \
        \ ̄ィ.  \  ).
          \    |, ̄/

         ⌒           - = ≡三                    . |\
      /(  ´ー)        - = ≡三  ┌──────────┘- \
       ‐ − ⌒ヽ..   ._= ≡三     │                     \
      (、ノ`{ ヽ  /(  )    ̄ = ≡三    │    いらっしゃいます       /
       ミ ノ  ノ ヽ`ヽ)    - = ≡三   └──────────┐- /
      ノ~~~~~~.|  人 )     .- = ≡三.                     |/
      / (´   ∧   ノノノ
     / , へ    \
【手動式連発銃の速射能力推察】

・・・と言うことで>>591は本日のサブタイトルです(笑)

手動式の機械となると、最終的に保持するのは個体差の激しい人間と
いうシロモノなので結局最後は「扱う者の個人差」となっちゃいます
からね。

と言うか自動小銃でも人間が手持ちするサイズの物なら結局最後は
扱う者の腕次第だと思うんですけどね。

と、言ったところで漏れ今から晩飯食ってきます(笑)
まずは手動式の連発銃をピックアップしてみましょうか。
(関係ないが昔銃に疎い友達に同じネタ説明した記憶が有る(笑))

・多銃身
 ttp://www6.big.or.jp/~g13olgo/gifs/sandan.gif
(写真は多分ミロクの上下2連だと思う)

 元を辿りまくればもうレオナルド・ダ・ビンチの時代にまで
遡れる物で、単純に複数の銃身(と撃発機構)を並べるだけの
代物。
 大昔には数十の銃身を並べた原始マシンガンまであり、瞬間の
発射速度となると0秒(全部同時)までと最も速い(?)。
 当然のことだけど銃身が多ければ多い程大きく、重くなるし
再装填の時間も長くなるのでせいぜい二連銃くらいしか残ってません。
(元折れ四連発の散弾銃やピストルも有ることはあるけど)

持続発射速度となるとこの手の二連銃で連射スピードを測る奴は
居ないのか記録を見たことはありません。

平均値はヘタクソが再装填して構え直しても一分掛かるとは
思えないので4発/分くらいでしょうか?

・瞬間最大発射速度 無限大(銃身の数だけ)×分
・持続発射速度 不明(4発/分?)
・ポンプアクション
http://www.google.co.jp/search?q=cache:nw3VTnwl8NgC:www.fareast-gun.co.jp/new_gun/co_browning.htm+%83%7C%83%93%83v%83A%83N%83V%83%87%83%93%81%40%83%89%83C%83t%83%8B&hl=ja&ie=Shift_JIS
(写真はブローニングポンプアクションライフル、猟銃です)

 「ライフルでポンプアクションってあるのかいな?」と思って検索
してみたら、ドコゾの安売り銃砲店が子細な解説をしていて助かり
ました。
 散弾銃では良くある方式なのに、ライフルだとこれ以外無いみたい
ですね、軍用銃としての採用も(散弾銃以外は)無い見たいです。

 大昔のコッキングガンしか無かった時代の速射性を挙げる定番
カスタムだった様に、射撃姿勢を崩さずに再装填が出来るので、
手動式連発銃としては最も速射性に優れた方式だと思われます。
 連射の妨げはセミオートと同じく反動制御の方が問題でしょうね。
(その点で先台が可動するのはちょっと不利?)

 BPRは半固定式の着脱弾倉という再装填が不便な構造なので、
持続発射速度となると極めて低いと思われます。

・瞬間最大発射速度 セミオート並なんて聞くけど具体的な数値は不明
・持続発射速度 再装填の容易な弾倉と組み合わせれば、それこそセミオートと
       同等だと思われます。
・レバーアクション
ttp://www.angelfire.com/realm/cruffler/M1895_1.jpg
(図版はロシア軍型のウィンチェスターM1895)

 534氏のネタフリに感謝します(笑)
 これもポンプアクションと同じく、射撃姿勢は殆ど崩さない
まま再装填が可能なので、ボルトアクションよりも断然速射性に
優れたデザインの筈です。
 が、近代に入ってから軍用には殆ど採用された例が無いのは、
見るからに部品点数が多い事でしょう。
 あと指の甲に力を込める動作はちょっと馴れないとやりづらい
ですね、先のコラムであったように薬莢の張り付きなんかには
弱いんじゃないでしょうか?
 ちょっと昔のGun誌のコラムによると、熟練者は一分間に
数十発平気で撃てたらしいです。

・瞬間最大発射速度 数十発?/一分
・持続発射速度 熟練者だとチューブマガジンに左手で給弾し続けながら
       撃ち続ける射方ができるらしい、片手で操作出来るレバー
       アクションならではの芸当。

#指の甲で操作する機械だと、バイクのシフトがありますな。
 漏れ原チャリ買ったとき掻き上げる動作がどうしても馴れなかった
ので、シーソーペダルのシフトの奴買いました。
・リボルバー
ttp://www.replica-guns.com/images/1850-colt-rifle.jpg
(画像はコルトM1850、別の物ばかり引っかかって探すの苦労したぞ(笑))

 西部劇に疎い者(漏れもだ(笑))には馴染みがないけど、髭ガソダム
に出てきたリボルバーのライフルって実在したりする。
 ただシリンダーギャップからガスが豪快に漏れるので、圧力の低い
拳銃弾ならともかく、高圧になる現代ライフル実包ではまず復活
しないでしょうがね。
 現代のリボルバー拳銃ならトリガーを引くだけのダブルアクション、
大昔のシングルアクションでもハンマーを起こすだけの小さい挙動で
次弾装填が可能なので、再装填を無視した発射速度はボルトアクションを
大きく上回ると思われます。

 西部劇の軽業も嘘ではないので、超達人ともなれば想像を絶する
ような早撃ちも可能でしょう。
 発射音が一つに聞こえる・・・なんて話が本当ならば、機関銃で
発射音が繋がって聞こえる1000発/分以上?!

 もっと現実的に、現代のスイングアウト式ダブルアクション
リボルバーにスピードローダーを組み合わせれば12発/分
くらいでしょうか?
(熟練者なら一分以内にもう一回再装填できるかも?)


・瞬間最大発射速度 1000発/分以上?
・持続発射速度 12発/分(スピードローダー使用) 
・直動式ボルトアクション
ttp://www.imt.net/~mele/images/blaser.jpg
(画像はブレイザーR93タクティカル)

 スイスのシュミット・ルビンに代表される直動ボルトアクションは
確実に速射性では三八式の様な通常ボルトアクションより勝る筈
なんですが、”シュミット・ルビン太郎”はこのスレには来ません
でしたね。
 あまり一般的な形式ではないからか、速射の記録も目にした事は
ありません。
 ただ右手を離すのは普通のボルトアクションと一緒なので、
ポンプアクションほど発射速度が向上するとは思えません。

 余談ですが、貰った銃砲店のカタログにこのR93タクティカルが
載っていて、目新しい構造も相まって激しく萌えてしまいました(笑)
 某安売り銃砲店のコラムによると、直動ボルトは薬莢の焼き付きに
弱いらしいですけどね。

・瞬間最大発射速度 不明、通常のボルトアクションより数割増すと思われる。
・持続発射速度 弾倉の形式次第だが、通常ボルトと殆ど変わらないのでは?
・リー・エンフィールド小銃
www.wwiitechpubs.com/barrack/inf-uk/inf-uk-rfl-lee-enfield/images/inf-uk-rfl-lee-enfield-tp.jpg

 別スレで質問したように、速射性に優れていると評判があるんですが
実際の所どうなんでしょうかね?
 92式スレの過去ログによると、ロッキングラグが後ろにあるために
ボルトのストロークがやや短く(1インチくらい?)ボルト操作が
少し軽くなるらしい。
 そのかわりボルトの微細な撓みが命中精度をやや落とすとか。

 ホンマに其れだけで目に見えるほど発射速度が向上するんかいな?
・・・と思ったので現在別スレで質問中。
 ただこの銃はマガジンキャパシティが10発と多く、リムド弾薬
に対処するために早々と着脱弾倉を導入しています。
 持続発射速度にしたら5連固定のモーゼルや三八式より向上して
いるでしょう。
 でも”エンフィールド太郎”もこのスレには来ませんでしたね。

・最大発射速度 不明(ファニング紛いでとんでも無く速かった?)
・持続発射速度 10発/分+熟練者なら弾倉交換の余裕あり?

#命中精度が低い他に、故障もやや多かったとの評判も聞いています。
・その他手動連発銃

ttp://members.aol.com/rllyvncnt/lm4.jpg

 アメリカンデリンジャー・セマリングとか言う手動スライドだか
タニオアクションの連発銃がなんかあるらしいです。
 別にどうでもいいや(嘘)

 過渡期のハンドレピーターは本が出せるほどユニークな物があるので
調べてみるのも銃オタ的には良いんじゃないでしょうか?
600ゲトー(ズザー)

とかキアイの抜けた事書いて寝ます。

何書こうとしてたんやろ?(笑)
601534:02/03/24 23:29
>一八二式歩兵銃 ◆182sstOk 様

【手動式連発銃の速射能力推察】へのレスってことで。

 まず中折れ2連銃の発射速度ですが一八二式歩兵銃さんも御存じのように
銃を開くと薬莢がポーンと飛び出しその穴に弾を入れるだけですから、立って
撃つ分には 4発/分 と言う事は無いでしょう。銃より弾を携帯場所から
取り出す時間によって発射速度は左右されると思います。
 ただし軍用ではプローンでの射撃が標準なのでそうなると中折れ式は絶望
的ですね。同じ理由でレバーアクションも敬遠されると聞きます。
 サイドスイング式の銃も有りますがほぼ珍銃の領域ですし、単発のトラップ
ドアの方が使い易いでしょうね。

 ポンプアクションライフルでは
http://www.remington.com/firearms/centerfire/7600syn.htm
 も有名ですね。
 また最近はアメリカの民間向け自動銃規制に対応するためM-16をポンプ
アクションに改造した物も出回っている様です。
 あとこのスレで挙げるには反則ですがリムファイアライフルでは割と一般
的ですね。
 ポンプアクションの欠点(?)として聞くのは散弾のスラッグ射撃での事
なので反動が非常に大きい影響もあるのですが、依託で射撃した時に無意識
の人為的な作用からかバレルに圧力が残っている内に遊底の解放がされて
自動排莢になってしまうトラブルがあります。
 このトラブル自体は防ぐ方法は有りそうですし直接軍用ライフルとしての
資質を左右する問題でも無いでしょうがフォアグリップを握って戦場を走り
回るような使い方には向いていないかも。

 レバーアクションは前述のプローン時の問題とレシーバーの強度の問題の
他に、レバー自体の強度〜なにかに引っ掛け易い事とレバーが開いた状態で
横から力がかかると簡単に曲ってしまいそう〜の問題が大きいでしょう。
 
 続く
602534:02/03/24 23:30
【手動式連発銃の速射能力推察】へのレス続き

 リボルバーライフルの新しいものではCM誌の永田氏のレポートでナイツ
アーマメントがスーパーレッドホークベースの消音ライフルを試作している
のを紹介していましたが詳細については不明で、特にシリンダーギャップの
シールについては(まぁ此所がこの製品の肝なのでしばらくは発表できない
のでしょうが)どのような処理がなされているのか大変興味深いです。
 しかしこの銃はどんな用途で用いられるのかちょっと不思議な気もします
が、オートの清音性では満足できないが即応性や連射性は必要、しかし6発
あれば十分という任務が有るのでしょう。

 ストレートプルはボルトアクションと微差なのでしょうが、バイアスロン
競技ではこれが主流なので僅かな差が問題となる実戦では効いてくるかも
しれません。バイアスロン用ではグリップを前後に動かすタイプの銃も有り
ます。

 ボルトアクションのロッキング角やロック位置の違いは速射性に関しては
さらに微差でしょうね。ロッキング角はスコープをつけた場合には差がより
はっきりするかも知れません。

 セマリングは本当にただスライドを手で(確か前方に)動かすだけの銃
です。

中折れ式で4発/分ってのはやっぱりちょっと低く見積もり
過ぎかもしれませんな(笑)

再装填は二連銃ならスピードローダーの様な物を使用しなくても
射撃ベストのポケットから引っぱり出すだけなのでさしてかからない
でしょうな、ただ射撃姿勢から体勢が大きく崩れるので、再照準
する時間でやや不利となりますな。

現代の中折れ式は散弾銃かグレネートランチャーなので多少狙いが
甘くても許されるので、ライフルよりもやや速くなるだろうから…

即応弾は十分な数が素早く取り出せるように携帯していたとして、
多少狙うのに時間を掛けても6〜8発くらいは撃てますかね。

えーーーーー、レスの続きはまた明日(笑)
少し間が空いたけどレスの続き。

ポンプアクションとレバーアクションは確かに伏射はやり辛い
デザインですな。
野戦での遠射重視の軍隊射撃には適さないデザインと言えますな。

ただ日本軍関連の銃スレで必ず出る意見によると、日本軍以外では遠距離
での命中精度なんかよりも接近戦での乱射重視だったらしいのですが(笑)

リボルバーのライフル・・・ってカンバッマガズィ〜ンのイティロー氏の
記事に出てる奴は.44マグナム口径に見えるんですがどうでしょう。
確かに用途は謎っちゃー謎です。
接近戦用の消音狙撃銃が欲しいなら、変な工夫したリボルバーよりも
ボルトアクションにしちゃった方が簡単に高い効果が得られると
思いまする。
実際に拳銃弾の消音狙撃銃ではイギリスのデ・リーズルカービン
(ボルトアクション)なんて前例もありますしね。


バイアスロンの競技銃・・・
ttp://members.jcom.home.ne.jp/0372984502/html/souvenir/1827f.htm
早速見つかりました、直動ボルトですな。


あとセマリングに関しては忝ない、あれも手動スライドだから
直動ボルトやポンプアクションの仲間ですな。

ttp://www.pmulcahy.com/special_purpose_handguns_files/Image1822.jpg
↑こっちのミニマックスピストルは多分指アクション連発銃で
間違いないと思います。
あと自動銃以外の連発銃となると、ガトリング砲やコーヒーミル
マシンガンみたいな手動マシンガンも入りますが、これはショルダー
ウェポンで無いので三八式との比較に持ち出すのはちょっと不公正
ですので省略します。

で、三八式と同じかそれ以前から大量に使われていた銃にも
こと発射速度、となると明らかに優れたメカの物が幾つも
有るんですがなんか比較対称に持ち出される事が少ないですな。

同じ時期の小銃なので”シュミットルビン太郎”や”エンフィールド
マンセー”の方、是非とも登場して素晴らしさを語って頂きたいです。

三八式の速射の記録は今のところ見つけられていませんが、
多分エンフィールドの方が速いですぞ。
で、ココで今まで出た各形式の発射速度をおさらい。

・ボルトアクション(エンフィールド)/30発/1分

 元スレの情報によると熟練兵による狙い撃ち、とあるので
少なくとも此の速度で固定標的に命中させたと思われる。
 弾倉交換も含めた時間ならば実に驚くべきスピード。

・その他手動式連発銃(不明)
 ポンプアクションはセミオート並みなんて聞きますが、
今のところ具体的な記録は見たことがありません。
 リボルバー拳銃の「発射音が一つに聞こえる」なんて例が
一番速そうです、数値は不明ながら。

・セミオート(M1ガーランド)/8発/約二秒

 70型うぃん氏による記録映像からの推測値、これをマシンガン式の
理論値に直すと240発/分となります。
 件の兵頭二十八氏の本によると「250発/分を下回るとセミオートの
ラピットファイアと変わらなくなる」なんてあったので熟練者ならば
十分可能な範囲の数値と思われます。

・発射速度の遅いフルオート銃/450発/分
 機械的に連射してるフルオート銃の場合はカタログスペックによる
理論値です。
 M3A1や九二式重機関銃のような発射速度の遅いとされる機関銃で
大体この辺の数値となります。
 普通のフルオート銃は500〜800発/分の間の物が多いですね。


・単一銃身の機関銃の限界値/約1400発/分
 理由はちょっと忘れた(爆)んですが、これ以上の発射速度を
求めるのならば、バルカン砲のような多銃身にした方が良いらしい
です。
ちなみにMG42やマイクロUZI(9mm機関けん銃)のような発射速度の
極めて高い機関銃で1200発/分、このくらいの発射速度になると
発射音が繋がって聞こえるらしい。

・バルカン砲
 ショルダーウェポンでないので省略。
ここで昔に荒れかけた話題蒸し返すのも何ですが”実用発射速度”の
問題となるとまた話は変わってくると思うのですよ・・・(´Д`;)

単に同じ目標へ撃ち込むスピードでなく、違う標的を次々と狙い撃って
いくような状況で測定しないと軍用銃としての”実用発射速度”とは
言えない様な気がするんですがどうでしょう?

前に「幻の自動小銃」より引用した妙に数の少ない実用発射速度の数値、
ボルトアクション7発、セミオート11〜12発はそう言った条件で
調べた数値なんじゃないでしょうか。
(この数字でセミオートが妙に控えめなのは確実に一発を当てるために
狙い撃ちしてるからでしょう)
(↑もう一つ補足しておくと、”アメリカの銃雑誌”からの情報で
日本軍が測定したデータではありません)

(続ける)
で、コレまた実用発射速度も”面制圧射撃”となるとやっぱり
違ってくる訳ですな。

そういう事でアンチ三八式の錦の御旗「命中精度が低い方が
良い」って要素が絡んだ話に発展してまいりました(笑)

ところで話を続ける前に一つ愚痴らせておくれよ、ROM一同よ。

短機関銃とかの明らかにジャンルの違う銃を比較に持ち出すのは
やめてオクレ。
ジャンルの違う物をそれぞれが得意/不得意とする分野で比較する
のは不公正だと思うんダーヨ。

漏れも”短機関銃より三八式の方が射程が長い”なんて詭弁は使わない
から。
で、三八式歩兵銃と同じ時期に使われていた”小銃”で
特に速射性に優れた物をピックアップしてみた


【三八式歩兵銃/騎兵銃】
年代・1904年制定〜1939年生産中止、1945年日本敗戦により使用中止
方式・通常ボルトアクション(コック・オン・クロージング)
弾倉容量・5連固定

【シュミット・ルビンM1889】
年代・1889年制定〜Stgw57制定まで?
形式・ストレートプルボルトアクション
弾倉容量・12連固定(?)

【リー・エンフィールドNo.1Mk4】
年代・1895年原型完成〜L1(FAL)制定(1950年代?)まで?
形式・ボルトアクション(リア・ロッキング)
弾倉容量・10連着脱式

【モーゼルKar98k】
年代・原型1898年、1936年制定〜1945年ドイツ敗戦まで。
形式・通常ボルトアクション
弾倉・5発固定

#ちょっと確認が間に合わなかったので自信のない部分があります(´Д`)
あ、忘れてた。

【M1ガーランド】
年代・1936年制定、1941年12月量産開始〜1957年M14制定まで?
形式・セミオートマチック(ガス圧式)
弾倉容量・8連固定

#世界的に見ると以前から採用されていた自動小銃は存在するが、
第二次大戦中に歩兵の骨幹装備の小銃まで昇格して成功を収めた
のはM1だけであるとして、今回比較対称から外します。
追加

【スプリングフィールドM1903】
年代・原型1903年制定、M1量産後も1942年にA3が制定
(M1との入れ替えが終わった時期は今回解らなかった)
形式・ボルトアクション(モーゼルのコピー)
弾倉容量・5連固定
と、言うことで速射性番付を仮決めして今日は終わりにしようかと
思います。

まず構造的に全く違うM1がトップなのは誰も異存ないと思います。
同じくシュミットルビンも構造が全く違うのでその次で間違い無い
でしょう。
で、速射性に定評のある上に弾倉容量の多いエンフィールドが三位


で、スプリングフィールドと参考用のモーゼル、と三八式となると
弾倉容量と給弾形式が同じなのですが・・・

三八式がコックオンクロージング(押し込みコッキング)で機械的
にはやや不利、しかし反動のきつい7.92mmや30_06と比較するとちょっと
迷ってきます。

自分としては反動が低い方が狙いやすいと思うんですがどうでしょうか?


と、言うことで仮番付


M1>シュミットルビン>エンフィールド>三八式>Kar98k=M1903



あ、カナダのロスライフルMk.3って直動ボルトもあったけど
忘れてました。

ttp://psmilitaria.50megs.com/images/456.jpg


なんでも第一次大戦で構造的な弱さが露呈したのでエンフィールド
Mk.3*(でいいのか?)に代えられちゃったらしいですがね、
速射性だけならそれ以上だったと思われます。
614ガバ:02/03/30 00:06
 速射で思い出しましたが、イタリー製のカルカノ・ライフルに、通販で買った
日本製の安物?の4倍くらいのスコープをつけ、ビルの5階くらいから、
100m以上?離れたところにいた、低速とはいえ動いている車に乗った
人間を目標にして、10秒足らずで3ないし4発発射し、最低3発は命中させて
即死させた元海兵隊員がおりましたな。
発射速度的には初弾0秒、再装填2秒として6秒あれば4発
撃てる計算になりますな。

調べて出てきたボルトアクションライフルの発射速度記録と
照らし合わすと熟練者なら発射速度には可能だと思います。

でもスコープ付きで狙いやすかった事を考慮しても動いてる
人間の頭部を狙撃しながらそんな速度出せるんかいな?(´Д`)?

あと検索かけた考察サイトによると、現場で最初に発見された銃は
モーゼル(モデル名不明)だったらしいです。

同社のセミオート猟銃だったりする可能性もあるっちゃーありますが、
それでも実銃なら反動があるので動いてる目標を狙撃するとなると
セミオートでも正直妖しいっス
狙い撃ちするとなると後はサイトの良し悪しが思いっ切り
発射速度に影響与えて来ますな。

チョイと実験してみようにも漏れのガスガンKar98kはスコープは
つけていないのでオープンサイトで狙うことになります。

・・・・激しく見辛いんだよコレが(涙)

モーゼルのvノッチよりも九九式や三八式後期型のピープの方が
漏れには有り難いです。
M16なんかの現代銃のような照準線が長い奴の方がもっと
使いやすいですが。
617別スレ268:02/03/30 23:59
>一八二式歩兵銃
どうも、別スレでエンフィールドの速射法についてカキコした者です。
 
一分間に三十発を狙い撃ちしたのは部隊が、です。
個人じゃない……と思います。
 
以上です。
618534:02/03/31 03:49
 デリーズルは最近復刻版が出てましたね。
 サイレンサー周りは新たに改良されている様なのに、ストックは懐かしの
エンフィールドのまんまと言うこれ又妙な物でしたが。
 ただ他にもシュミットルビン改造の催涙弾発射銃が造られ使われている例
も有るので欧州の人は物持ち良いんでしょうねぇ。

 消音リボルバーライフルはMP5SDでは満足できない顧客を満足させる
つもりなのですからよほどしっかりしたシールシステムを持っているので
無ければ意味は無いですよね。
 ボルトアクションは連射性で敬遠されているのでしょうが、それこそ
ポンプアクションなどよさそうな物です。薬莢を落としたく無いのかな?

 手動連発銃ではシリンダーが空になる迄はリボルバーが一番早いと
思います。
 20年以上前のG誌でイティローとWA社長KK氏のなにかと話題の
多い二人が「リボルバーvsオート対決」で2回リロード分(リボルバーは
M19で6発×3=18発、オートはGMで7×3+1=22発)を15ヤードだったか
でマンターゲット(8点以内には全弾入っていたと思う)に早撃ちして、
確か10秒台で撃ち終わっていた様な曖昧な記憶が有ります。
 最初の6発を2秒以内に発射する事は十分可能と思われます。しかし拳銃な
らともかく長物ではリロードは大変そうです。

 で、仮番付には概ね同意なのですが、グリップから右手を離して操作する
方式の場合は操作時間に大差は無く、マガジンの装弾数が主にものを言う
のではないかと思われます。
 
 バイアスロンではボルトの操作は殆どグリップから右手を離さず、人さし
指で解放し直後に親指で閉鎖する動作を瞬時に行いますが、軍用装弾の長さ
分をスライドさせねばならないシュミットルビンではどうだったのでしょう
ね?
>617
部隊・・・となると具体的に何名なのかが解らないけど、2人3人
なんて少人数じゃないですよね?

そうすっと今度は遅すぎるような気がするんですが( ̄▽ ̄;)

九九式小銃で普通に狙い撃ちして7発/分が”幻の自動小銃”や
92式スレ(の場合ではリロード時間込み)での説でしたよね。

エンフィールドの場合ボルト操作の時間は大差ない所か寧ろやや
速い上に、弾倉容量が九九式の倍の10発もあるので最低でも
10発/分は確保できる筈です。
(着脱弾倉なので弾倉交換も素早く出来る筈なので再装填の
余裕すらあるかもしれません)

遠距離の目標で狙撃していたのかな?
ここ数日珍銃の画像を求めてWeb上を右往左往してました(笑)

>>618

別に本命じゃなかったんですがデリーズルカービンは
妙にいっぱい見つかりました。

漏れの予想以上にメジャーだったらしいですな。

多分オリジナルデリーズルカービン
ttp://www.valkyriearms.com/images/delisle.jpg

デリーズルカービンと同折り畳みストックバージョン
ttp://axe.inion.ru/pics/delisle.gif

コレが現代版ですか?
.45ブルドッグ ターミネーター
ttp://www.gggaz.com/dvc/images/45Terminator.jpg

解説が英語なんでよくわかんないですが、単にエンフィールドが余って
たからか、或いは単発なら曲銃床の方が安定する見たので使い慣れた
エンフィールドそのまんまの銃床を採用したのか・・・

現代の高能率サイレンサーだと機関部の作動音の方がもう問題に
なるくらい発射音は小さく出来るらしいですな。

手動式連発銃がそう言ったジャンルで復活する可能性はこれから
増えてくるかもしれません。

現代リボルバーはダブルアクション、乃ち引き金を引くだけなので
リロード無視の発射速度じゃセミオートと全く引けを取らないので
一級射手なら2秒6発も別に不可能ではないでしょうな。
(漏れも反動のないトイガンならそのくらいの速度出せると思う)

拳銃の場合交戦距離が短いので狙う時間も短く出来るので
なんだかんだ言いつつも練度の高いお二方ならそのくらいの
速度は出せると思います。
で、今回画像探し失敗分です(T▽T)

シュミットルビンのボルトのストローク・・・・が、解る写真も
探せば出てきそうで出てきませんでした(涙)

ボルトのストロークはどんなに短くしても空薬莢の長さ+α以上には
短くならないので、.22LRのアンシュッツと比較したら断然長くなる
でしょうな。

結局なんだかんだ言いつつも一挙動少ない・・・とはいえ同じ様な
姿勢をとるので通常ボルトアクションに対しての明かな長所は
マガジンキャパシティの差だけ・・・ですかね。

そのマガジンキャパシティも20世紀に入ってからのシュミットルビン
は6連発のマンリッヒャー型クリップに改められたみたいです。

で、また画像探し失敗分です(T▽T)

モデルガンのタニオアクションのようなトリガーを引くだけの連発銃、
余り類がないので”指アクション”の仮名称で統一しますが、
それで多弾数に出来るボックスマガジンの物も何種類か有るはず
ですな。

えー・・・・・・拳銃以外の物だとグレネートランチャーで
有ったはずなんですが、写真は見つけられませんでした(涙)

小銃サイズでの前例は少なくとも知りませんが、仮に作ったら
発射速度の点じゃリボルバー並みにはなりそうですね。

ただ拳銃弾ならともかく、大きいグレネードや小銃弾を使うと
トリガートリップが長くて重い使いづらい物になる可能性が
ありますが。
他スレネタに使いたいのでM4サバイバルライフルと
ノームカービンの画像を持ってる人が居たら下さい(笑)

つーこってまた暫く珍銃の画像探しの旅に出ます。
画像探しはする前に諦めましたが、”M16&ストーナーズライフル”
に掲載されている試作ライフルにも一種のストレートプルボルト
アクションライフルがが掲載されてました。

M16そっくりで、コッキングエアガンみたいにハンドルを引っ張る
だけの銃みたいでした。

多少姿勢を崩さなくちゃイケナイだけポンプアクションには劣るかも知れ
ないけど、その気になれば左手でコッキング出来るので通常のボルト
アクションより発射速度は向上するっぽいですな。
625534:02/04/02 02:35
 画像検索御苦労様です。
 最近見たデルリーズレプリカはドイツのIWA2001に出展されていたイギリスの
ローエンフォースメントインターナショナル社(yahooには引っ掛からない)
のものですが、中古のエンピール銃にでかいサイレンサーくっつけてガバの
マガジン突っ込むだけで出来るので他にも沢山有るのですね。
 オリジナルでもストライカーの落ちる音が聞こえると言うデルリーズですが
あれだけのサイズで良ければ割と簡単に消音できそうですが。
 ボルトの作動音も考えれば昔の銃を改造するより、最近の樹脂レシーバーの
銃(レミントンM710とか)を使った方がよさそうです。

 で、タニオアクションですが、おっしゃるようにストロークとトリガープル
から余程短く、かつチャンバーに張り付かない弾薬でないと無理でしょう。

 確かにシュミットルビンのボルトを左手で操作すると言うのは裏技的で
面白いですね。考えてみると割といけそうです。
シュミットルビンはなんか親指と干渉しそうなんでどうでしょうかね。
ブレイザーR93はタクテティカルモデルならできそうですが。
で、この辺でちょっと本筋に軌道修正して三八式の話ですが、

作動音、と言う点では三八/九九式の遊底覆はとんでも無い
欠陥のように言われることがありますな。
(ってそんなに大きい音がするのか?)

モデルガンで試してみる・・・つっても柔らかい亜鉛合金の
モデルガンよりも鋼鉄(特に三八式や九九式初期型は高品質鋼で
固かった筈)の実銃の方が音が響くと思うので厳密な比較とは
言えない気がします。

別に手動銃だから必要ならばゆっくり操作すれば音は殆どしない
だろうし、戦地では初弾を装填したまま安全装置をかけて携帯
するので全然問題じゃないと思うんですがね。

っていうかサイレンサー銃じゃないので豪快に銃声が響きわたる
筈なんですが、遊底覆を付けるとそれよりもでかいような操作音が
したんでしょうか????????????????????????????
ずいぶん間が空いちゃってる”軽機的小銃”の話の下調べの
中間報告と単なる趣味で代表的バトルライフルの画像紹介。

64式小銃
ttp://www.ed.noda.sut.ac.jp/~j7598106/photo/64R.JPG

真っ当な後継といえばやっぱり64式・・・となるのだが、故障が
多く複雑な構造で洗練度が高いとはお世辞にも言い難いです。
見るからに歩兵銃(小銃)サイズの軽機関銃なのは別に此のスレの
過去ログを読んでなくても解るかと思います。

FN−FAL
ttp://www.remtek.com/arms/fn/fal/5000/00.gif

モデルによっては64式と同じ金属先台と二脚付きです。
プラスチック先台のバイポット付きが死ぬほどカッチョイイと
思うのですが、分隊支援タイプのカコワルイバイポット付きしか
写真が見つからなかったのでノーマルの画像を。
(しっかし山ほどバリエーションがあるな・・・)

SIG SG-510(Stgw.57)
ttp://world.guns.ru/assault/sig510-1.jpg
ttp://world.guns.ru/assault/sig510-4.jpg

スイスの一世代前の自動小銃ですが・・・
外観の洗練を欠いて64式よりもタチが悪そうに見えますな(苦笑)
銃は外装も機能部品の露出した塊なので、見た目が悪いってのは
単にカコワルイってだけの意味では無いです。

G3SG−1
ttp://www2t.biglobe.ne.jp/~ohige/tsuhan/marui/electric_gun/g3_sg1_01.jpg

 写真は思いっ切りマルイのエアガンです(笑)
 G3ってその物は思いっ切り影が薄いですな、旧西側陣営の.30クラス
バトルライフルではFALに継ぐヒット作なのに。

M14
ttp://ourworld.compuserve.com/homepages/DYaros/ma1.jpg

 写真はM1A(セミオートの猟銃型)っぽいですがこの際どうでもイイです。
 クラシカルな曲銃床はハッキリ言って良いです、好きです、萌えです、ラブラブです。
 でも単なるフルオート付きの”オートマチックライフル”で戦後型
軍用小銃としてみると旧態然とした失敗作なのは否めないです。
 有る意味”(半)自動小銃”の限界を示す物で開発史的には意義のある銃。

ドラグノフ狙撃銃
ttp://kalashnikov.guns.ru/manual/english/svd/fig1.jpg

 故・ソ連の場合骨幹小銃は早々と弱装弾にしちゃったので.30クラスの
自動小銃は狙撃銃だけですね。
 狙撃に特化した存在なので64式と比較するのはちょっと不公正かも
しれませんが、まあ参考までに。
(コレに着剣して何に使うんだ?)
此のスレの本題から行くと6.5mmクラスの物を引っ張ってくる
べきでしょうが、フェデロフM1916とスウェーデン版B.A.R.
くらいしか見つかりませんでした。
(と言うか前例あったら教えて下ちい)
630名無し三等兵:02/04/06 02:55
やあ何気に長続きしてるね。このスレ。
三八式の訓練銃を購入したので記念AGE。
晒しageされてるのかと思ってタイトルリスト見たときビビタYO!

と、言うことでスレ乗っ取り私物化犯の一八二式です(笑)

訓練用模擬銃とはこれまた珍品にして新しい視点ですな。
なんか日本とドイツ以外には殆ど例が無い物みたいです。

この辺で日本は貧乏性だったから・・・なんて意見が出てきそう
ですが、よく見ると教練銃もかなり凝った作りで真銃と値段も
あんまり変わらなそうに見えます、少なくとも九九式の後期型より
は確実に手が込んでるかと。

民間人に真銃持たせたく無くなったからなんでしょうかね?

一応、というか真銃による軍事教練の方が戦前はメインだった様です、
漏れの父方の伯父が三八式撃ったことが有るのも軍事教練のお陰(笑)

#あとドイツの場合は伝統的に室内射撃用の弱装弾を用いる銃を
つかって射撃パーティーをしていたらしいのでその引きでしょう。


某博物館に保存されている訓練銃
ttp://www.asahi-net.or.jp/~ku3n-kym/heiki7/meiho/meih04.jpg

教練銃(模擬銃)に関する超詳しい解説。
ttp://www.japaneseweapons.com/gunyojyu/kyoren/
っていうか>>1からして煽り口調のスレなので上がってると
荒らされそうでチョト不安です。
弱気なボク(w
633534:02/04/09 00:29
 三八式の遊底覆の問題とされる音は作動音では無く移動時にカタカタと鳴る
音が邪魔になったのだと思います。おそらく敵に聴かれると言う意味では無く
夜襲をかける時暗闇で神経を集中して耳をすましている時に、背中なり手元な
りで金属音がするのは気になったのでしょう。
 あとはやはりボルトによけいな物がついていると動作の邪魔になることもあ
るでしょうが、かといって陛下からお預かりした歩兵銃様のパーツを亡くして
しまうと大変な事になると言う事で、その大変な目にあった兵士からは評判が
悪いと言うのも無理もない事だと思います。
 「遊底覆があったおかげで動作不良が無くて助かった、無ければ動作不良を
起こしていたところだった。」と実感する事はなかなか無いですからね。遊底
覆の有効性云々ではなく、起きなかったトラブルは実感しないと言う意味で。

 6.5mmの自動銃ですがフルオートが無いのでなんですが、ドラグノフが出てい
るのでまぁ許されるかとゆーことで挙げさせていただくと、スウェーデンの
リュングマンに6.5×55のモデルが有りますね。7.92モデルとの関係は良く解ら
ないのですが。
素晴らしきネタフリでございます(笑)

ttp://www.geocities.com/Yosemite/Geyser/6125/AG42B.jpg
画像は簡単に見つかりました。

リュングマン式なんて言われるように直接ガス利用式の元祖(?)
みたいですね。
6.5mm版の評判は特に見つかりませんでした。
弾薬のスペック(初活力)と銃床形状から推測すると類似したSKS
と同じくらいには低反動で撃ちやすい物・・・・ではないかと
推測するんですが。
保全sage
636534:02/04/14 04:10
 リュングマンのレポートをgun誌でやっていたなぁと思いながら検索して
みると、2000年1月号と意外と最近の号だったのですぐ見つかりました。
 しかしgun誌のデータベースではヒットしないのは…。

 で、記事から内容を箇条書きすると

・「リュングマン」は原語では「ユングマン」米国では「ヤングマン」と
 発音するらしい事。
・ついでに関係ないが「デリーズル」は「デライル」と発音するそうな。
・AG42は1942年制式されたが生産数が足りず分隊に数丁の割合で配備。
・AG42Bは1953年の小改良型。AG42のほとんどが改造を受けBに。
・スウェーデン軍はBARやブローニングM1917(水冷)ばかりかFN-MAG
 までも6.5×55化して使っていた。
・6.5×55弾は米国では低反動で低伸な猟用弾として特に女性用として
 人気が有るらしい。
・しかもAG42にはマズルブレーキが有るのでガランドよりかなり撃ち易い。
・10連マガジンは脱着式とは言えマガジンキャッチが2箇所にあり、主に
 クリップで装填していたのではないか。

 との事でした。

 この口径でわざわざマズルブレーキを装備するからにはかなり速射能力
を期待していたのでしょう。

 しかしM1917が6.5mm化されていたとなると92式スレの7.92mm装備
の重機隊と言うのは??
637名無し三等兵:02/04/20 18:45
ほぜん
638106:02/04/21 21:05
182式歩兵銃殿おひさしぶりです。春休みを利用し労働にいそしんでおりました。
>>588いちいち蒸し返してすみません。
>上の方だったか92式スレかでも出ていた話ですが重機の口径を増した
>かったならモーゼル弾をそのまま導入して歩兵用は6.5のままにしとけば良
>かったんでしょうねぇ。


 低反動マンセー厨房の私としては聞き捨てなりませんなあ(苦笑)
鬼畜米英(笑)のハーフトラックぐらいをお釈迦にできるのは魅力
的ですが小口径の自動火器開発が不得意な日本としてはどうかと。
独製の固定式7.92ミリ航空機銃のコピーに失敗した実績もありますし。
(指摘の通り旋回機銃は成功。失敗の原因は適当な発条の作製に失敗)
 泥の中をかけずり回っても使えなくてはならない重機にはちょと無理かも。
92式がやや反動の弱い7.7ミリで負荷〔部品などへの)がやや軽かったのが
あの信頼性の第一歩だったのではないかとおもうのですが。批評をお願いします。

 余談ながら菊の紋章について。精神主義の象徴として悪名高い存在ですが
私はこのような話を聞いた(読んだ)記憶があります。
 陸軍が成立した当時はまだ藩への忠誠心の残滓があったため国軍としての
意識を植え付けるために付きことさら強調されたとのこと。もしかすると情報
の伝播のおそい地域では菊の紋が国家国民の意識を根付かせるのにもっとも効
果的な代物だったのかもしれません。あと 兵器を大事にするためや横流し
をさせないためという意味もあるとのこと。これまた訂正批評を乞いたく思います。
ただいま〜、残業でした〜・・・とか世間話初めてみたりみなかったり。

それはともかく106さんお久しぶり(笑)

興味深い話題だけどチョト疲れてるので暫く待ってくれ、スマヌ。
640名無し三等兵:02/04/23 03:36
38式マンセー
641あぼーん:あぼーん
あぼーん
642あぼーん:あぼーん
あぼーん
643あぼーん:あぼーん
あぼーん
644あぼーん:あぼーん
あぼーん
645あぼーん:あぼーん
あぼーん
646あぼーん:あぼーん
あぼーん
647あぼーん:あぼーん
あぼーん
648名無し三等兵:02/04/25 22:07
防腐剤投下
つーこって久しぶりにレスしますよ。

>>636

えーっと、イティー老のおかげで銃オタにはカタカナ英語に
うるさい人が多いですが、漏れは読みやすさと普及度重視
なのでG誌や床井氏の表記に準じて行くつもりです。

カンバッマガズィ〜ンの話題は別として(笑)

AG42が乗ってるGunは漏れも持ってる筈なのでちょっと
身の回りが落ち着いたら探してみます。

6.5mm級が何故第二次大戦後(少なくとも軍用銃の世界からは)
消えてしまったのかはスウェーデンを調べる他無い様で・・・
>>638

>(九二式実包とモーゼル実包について)

件の兵頭二十八氏の著に「九二式実包は当時として最も強装な
部類に入った」ってのがあったんですよ。

重機関銃専用の九二式実包は強装・強反動という仮説が>>588
発言の根底にあります。

で、ここで九二式実包と九九式実包と モーゼルの7.92mmの
データを比較してみれば良いのだけど、ちょっと信頼できる
纏まった資料が見つかりませんでした(涙)

複数資料からのツギハギですがまずはデータの比較を。

ネタ元(最新軍用ライフル図鑑)のはっきりしている比較用実包

.303ブレン(イギリス)
弾丸重量 11.27g
初速 731m/s
活力 3011j

7.92モーゼル(ドイツ)
弾丸重量 12.83g
初速 750m/s
初活力 3600j

30_06(アメリカ)
弾丸重量 9.85g
初速 837m/s
初活力 3450j

#軽装甲車や旧式戦車の装甲をも貫通するなんて言われてる
モーゼルは確かに強装といえば強装ですな。
 こんな強装弾でフルオートのFG42はさぞかし反動が強
かった事でしょう。


九二式実包(日本)

弾丸重量 200gr(約12.56g)

(ネタ元Web検索で出てきたサイト)
http://www.google.co.jp/search?q=cache:MVYrl-ewISkC:www.warbirds.nu/ansq/4/D2000844.html+%82X%82Q%8E%AE%8E%C0%95%EF&hl=ja

初速 730〜800m/s
(ネタ元、日本の陸軍歩兵兵器)

活力 不明
(弾丸重量、初速ともにモーゼルとほぼ同じくなので
恐らく3500jを割る事は無いでしょう。)

九九式実包
弾丸重量 約11.34g
初速 約732m/s
活力 約3033j
(ネタ元、92式スレ、単位換算、漏れが電卓)
と、言うことであまり信頼性が高いとは言えない数値で
申し訳ないけど、7.92モーゼルと九二式の強装弾は概ね
同じ威力なので反動も同程度と思われます。
(同程度の活力でも口径が大きい方が反動が増すらしい
のでモーゼルの方がそれでもやや大反動だと思われます)

 航空固定機銃のコピーに失敗したのは、高品質鋼を
要求する構造だったのをそのままコピーしたからじゃない
んでしょうか?

 しかし7.7mm級の日本軍機銃は何種類あるのかもう覚える気が
失せました(苦笑)

 統一実包が欲しいと思ったのは当時の軍部も同じくで、九九式
小銃/軽機の制定も口径の統一が最大の目的だったんじゃないで
しょうか、漏れはそう見ています。

#結果・・・・・、結局複雑な日本軍の弾薬系統をもう一種類
増やして更に混乱させただけだったけどね(苦笑)
>>638
(菊の紋章について。)

 漏れのバイブル「日本の軍用銃と装具」にも同じ事が
書いてあり、また違うことが書かれた別の資料も見たことが
無いので反論の余地はありません、むしろ激しく同意、と。

 漏れは旧軍オタですが、兵器が純粋にユニークなのでオタ
やってるんであって、体育会系ノリは大嫌いです(笑)
 体育会系小道具に使われた菊の御紋にはあんまり良い
イメージはないですね。

 六十六年式暹羅小銃なんかの対外輸出バージョンの
外国の国章が入った奴の方が素直にカコイイと思います。
そう言えば九二式重機関銃は連合軍将兵は現物を見るまで
13mm級だと信じていたほどの大威力だったなんて話も聞い
たんですが、どうか。

 歩兵が肩撃ちする銃と違い、重機関銃は三脚架・・・特に
九二式は三脚架の設計が優れていたらしい・・・に乗せて
撃つので、多少大反動でも構わないと思います。

 第二次大戦期には元祖汎用機銃MG34も有ったので九二式
みたいな単能重機は時代遅れっちゃあ時代遅れですが、ドイツ
以外はどこも装備していなかったので特に日本だけ非難する
のもどうかと。
654106:02/04/28 17:33
>>395
>凄い話を思い出しました。とある個人体験の戦記(だいぶ前図書館で見たので
細部はあやふや)のなかで3から400メートルの距離をスコープなしで将校がならん
で話している所をのどめがけて狙撃して2人を串刺しにうち倒した自慢話を見た記憶
があります。しかも重機手で普段鉄砲を担いでない人だったような。

まずは以前の発言にたいして訂正を。今日、何気なく立ち読みをしていると上記の
重機手の本とおぼしき物に再遭遇。でただしくは300mではなく50mです。
それ以外はだいたい上記の通りです。なんで勘違いしたかというと、筆者はその前
の文で普段300mぐらい簡単にあてられるというような意味のことを書いていたの
でこれを勘違いして記憶してたと思います。

>7.92モーゼルと九二式の強装弾は概ね同じ威力なので反動も同程度と思われます。
了解。私の間違いを認めます。

>統一実包が欲しいと思ったのは当時の軍部も同じくで、九九式
小銃/軽機の制定も口径の統一が最大の目的だったんじゃないで
しょうか、漏れはそう見ています。

そうでしょうね。大戦がなければ99式実包の1式重機が製造されていた
こともかんがえると、小火器の口径統一をめざしていたのは明かかと。 

>第二次大戦期には元祖汎用機銃MG34も有ったので九二式
みたいな単能重機は時代遅れっちゃあ時代遅れですが、ドイツ
以外はどこも装備していなかったので特に日本だけ非難する
のもどうかと。

同意いたしやす。でも日本軍も「小銃 拳銃 機関銃入門」
佐山二郎 光人社によると試製1式軽機というものがあり99式
実包で重機のような銃架をもち(勿論二脚で射撃している写真
ものってます。)弾倉式よりも持続性のある保弾板式装填とな
っている日本式の重機と軽機関銃の融合を目指していたようです。

まあそれはさておきMG34 42のような汎用機銃とM2のような中
口径の汎用機関銃があればと思いますね。



書き込みテスト
>654
そう言えば試製一式軽機は忘れてました(笑)

保弾板は装填手が付いていれば次々と連結していけるので
ベルトリンクよりも持続発射速度は高いらしいですな。

一方破損すると切片が機関部に侵入してタチが悪いとか。

 あと一式重機関銃は一応生産されてアッツ島の部隊などは
装備していたらしいです。
 豪快に九二式も閉口・・・いや平行生産していたらしいですが。

 つーかホントに何種類あるっちゅーねん(苦笑)
ずいぶん昔っから「覚える気失せました」連呼してますが、ちょっと
話の流れからして日本軍の7.7mm級の機関銃を調べる必要を感じて
来ました。

ちょっとリストを作りたいので協力して頂けないでしょうか?

>106さんに534さん、その他ROMってる名無し一同様、どうか
ここは一つ協力お願いしまする。


九九式実包
「九九式短/長小銃」
「二式テラ銃」
「九九式軽機関銃」
「一式重機関銃」
「試製一式軽機関銃」

九二式実包
「九二式重機関銃」
「九七式車載重機関銃」
「九八式水冷重機関銃」

九八式実包(7.92モーゼル)
「ZB26及び民国二十六年式機関銃」(鹵獲品)
「六十六年式暹羅小銃」
「満州国製モ式小銃」
「九八式航空旋回機銃」


八九式実包(って.303ブレンのコピーでいいのか?)
「八九式固定機銃」


毘式や留式や航空機銃は本気で曖昧にしか覚えてない・・・

基本的には.303ブレンと7.92モーゼルの二つの系統で良かった
様な気がするんだけど。
658106:02/04/29 19:35
 >あと一式重機関銃は一応生産されてアッツ島の部隊などは装備していたらしいです。
そうでしたね。そういや船舶工兵隊が魚雷艇を撃退するために大発の前部に1式
重機を中央に94式速射砲、後部に99式軽機をつけた武装艇をもって対抗した
話を思い出しました。

>ちょっとリストを作りたいので協力して頂けないでしょうか?
了解 えーと留式と海軍の九二式航空機銃と八九式固定機銃は同じ
もので303でいいとおもいます。

あと漏れているものとしては
九九式実包の試製三式軽機 九八式実包ではZB24(チェコから輸入)ぐらい
しか思いつきません。

ちょっと蒸し返しの話題
>民間人に真銃持たせたく無くなったからなんでしょうかね?
 これは間違いかと。戦前は銃規制が殆どないようでしたし
大正十四年の陸軍と文部省のとりきめでも三十年式より新しい
銃の普及の平均化を目指すとあります。したがって模擬銃は
ただの物不足かと。ちなみに大正十四年の朝鮮の警察官は
(当時満州からの越境馬賊がたびたび来襲、38騎兵銃や自動拳銃
中には山砲や迫撃砲を持っていた)武装が強化されていたのにも
かかわらず26式拳銃や村田銃にスナイドル銃に三十年式歩兵銃だった
(みかねて地元の有志がモーゼル拳銃を寄付する始末)
と考えると三十年式の普及を目指していたことからもそんな考えが
なかったと思います。
659名無し三等兵:02/04/30 22:15
疑問に思ったのだけど

なんでスレタイトルが“栄光の三八式歩兵銃様”じゃないの?
非常に失礼な気がするんだけど気のせいかな・・・。

660名無し三等兵:02/04/30 22:30
>659
>>1は煽りで立てたからでしょ
661名無し三等兵:02/04/30 23:04
>>552でガイシュツ(藁)

21点
軍板の皆さんおはようございます。
世の中休みらしいですが、漏れはバイトが休めません(涙)

>>658(106さん)
>(7.7mm機銃について)

 試製三式と直輸入チェコ機銃ですね、情報ありがとうございます。
 あとは航空機用の固定・旋回機銃にちょっといくつか解らない
物があるのと(航空機銃を調べると13mmや20mmも出てくるけど
これまた陸海軍で互換性が無くて嫌になる・・・)、イ式重爆に
オマケで付いてきたブレダ機銃は8mm級のこれまた互換性のない
実包だったような気がします。

引き続き皆様の情報提供をお待ちしております(笑)

>(教練銃について)
 いつ書いたんだか思い出せないなぁ(笑)
 ところで部屋の片付けをしていたら見つけたGunのバックナンバー
で見たのですが、教練銃は鋳鉄製で狭窄実包が使用可能な物はライフ
リングも斬っていないような節約型だったそうで。
 たしか其れを書いた頃は真銃と作る手間の変わらないような精密
な物と思っていたような気がします(笑)
 仰るとおり節約説で間違いは無いでしょうね。

>>659
ソウデスカ(´Å`)

>>660
似たような煽り口調の銃スレが今もって乱立してる所を
見ると>>1さんまだまだご健在のようでして(苦笑)

まあネタフリ方に関しちゃ漏れも言えた義理じゃないです
けどね。
廃スレの乗っ取りに成功したのも>>1のお陰だし(笑)

>>661
ノリノリで書いた直後に思いっ切り過去ログなんて読んでない
とか言われてあの時はチョト悲しかったさ(笑)

三八式は特に精神主義の象徴としてまともな考察がなされず、
無根拠な嘲笑の対象になりがちだけど、現代のアサルトライフル
実包の先がけとして銃器史的に非常に面白い研究対象だと
思います。
663ターナー:02/05/02 14:05
6.5arisakaについてはMr.一八二式歩兵銃がおっしゃるように「現代のアサルトライフル
実包の先がけ」であったようです。64式小銃の後継機種の弾薬として、
確かに6.5arisakaもしくはノルマの6.5×55が検討されていました。
結局補給の関係で米軍の222になったようです。もう皆さんが語りつくされて
いますが、6.5×55は極めて弾道性能の良い実包です。初速でありますとか、
エネルギー等の他に極めて優れているのが、横風に強い点です。ライフル射撃
では二十年以上も日本の選手が6.5×55を使用していました。ある世界選手権
に出場したこの銃は他国の選手が風旗が真横でだれも撃っていない中(要するに
風が吹いている間は誰も撃たないんですが)唯一打ち続け10点を連射しまし
た(単に風を読む技量が無かっただけなんですが)。私も300メートルの射撃用
としてこの実包を数千発以上撃っています。反動少なく、横風に強い優秀な
実包です。ただ、弾頭のバリエーションが少ないので軍用としては特殊な実包は
は難しいでしょう。
664名無し三等兵:02/05/02 16:51
良レスの予感!(・∀・)
あがってるので黄金房に晒しageられたのかと思ったさ(笑)

ターナーさん良い意見と体験談をありがとうございます!

もう!マークオマケしちゃいます!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

こういった重大だけど競技の選手でないと気が付かない点を
ご教示して頂けるのは非常にためになるですよ。
666ターナー:02/05/03 13:31
Mr.一八二式歩兵銃ありがとうございます。(おだてられて、木にのぼってし
まいました)
ご承知のように実際に射撃競技に使用しているライフルは三八式歩兵銃では
ありません。ただ300メートルの競技でハンティング銃だけの部門があって、
三八式歩兵銃をみたことがあります。現在の6.5×55のノルマの実包は
使っていないようですね。その時に思ったんですが実に長い。今までのスレで
それほど当時の他の国の軍用ライフルと比較しても長いわけではないということは
わかっていますが。問題は当時の日本人の平均身長です。おそらく165センチも
なかったんじゃないでしょうか。当時の写真を見ますと、着剣した状態で
身長をはるかに越える例をよく見ます。取り回しにはだいぶ苦労したのでは
ないかと思います。他の国ライフルと長さが違わなければ身長を考慮すれば
かなり長い銃になったでしょうね。宝蔵院流の槍術が帝国陸軍の銃剣術の
基本になっていると聞いていますが、宝蔵院の槍って長いんですよ。
宝蔵院流槍術とはこれまた高度な単語が(笑)

って言うか武道方面からのアプローチは漏れは見た目と違って
(ゴツくて怖いとか言われます(涙))疎いので有り難いです。

三八式(それ以前の三十年式や村田銃も)全長は約120糎、
銃剣込みだと160aを越える長大な物です。

が、これは当時の外国製歩兵銃の前例踏襲だったと自分は
見ています。
(無煙火薬の近代銃には初速や命中精度の面で見ても不必要な
長さの様です、騎兵銃が殆ど性能低下しなかった話も納得が
行く話。)

仰るように銃剣術(槍術)を本当に重要視していたのならば、
当時の外国製歩兵銃を上回るもっと長大な物になっていなければ
おかしいんじゃないかと。

(続く)
(続き)

で、外国での小銃は第一次大戦頃を境に騎兵銃と歩兵銃を
統一した”短小銃”化が進み、第二次大戦型ボルトアクション
ライフルは110〜100p級にまで短くなってきてる訳
ですな。

(以後元ネタは兵頭二十八氏の”日本の陸軍歩兵兵器”)
 第一次大戦の泥沼の塹壕戦を直接経験していたら、日本軍も
三八式騎兵銃(外国の騎兵銃よりも更に短い)を”短小銃”に
昇格させていた可能性が高い(・・・と、某氏は考察していた)

結局第二次大戦の直前の1930年代末、日本軍も九九式小銃の
開発に着手した訳だけど・・・

このとき初めて銃剣術に不利だから却下なんて意見が陸軍戸山学校
(白兵戦の権威)から出たので九九式”長”小銃が試作された
そうです。
(諄いけどネタ元兵頭二十八氏の”日本の陸軍歩兵兵器”(笑))

”大口径ロングバレルの九九式長小銃最強!”なんて思って
モデルガン買った漏れが厨房だった様ですな(笑)

ちなみに三八式騎兵銃と同じ長さで作られた試製7.7mm小銃は
発砲焔と反動が強くなりすぎたので中間の長さの九九式短小銃の
長さで落ち着いたみたいです。
(その為九九式は.30級外国小銃と比較して長くも短くも無い
なんともツマラナ〜イ全長)
ゴールデンウィークの真っ最中なので予想されるレスに先手を
打っておきます、過去ログで既出の話題ばっかですが。

Q.三八式は銃剣術の為に全長が長い。

A.嘘です。
 当時の仮想敵国(というか三八式の開発中は日露戦争の真っ最中)
のロシアのモシン・ナガン小銃より短くて軽いです。
 三十年式やその前の村田銃も似たような全長ですが、これは外国製
歩兵銃の前例踏襲でしょう。(モーゼルGew98等もほぼ同じ全長)

Q.三八式は重い。

A.嘘です。
 当時の外国製歩兵銃は4.5kg以上、騎兵銃でも4.0kgくらい
ありますが、三八式歩兵銃は3.85〜4.05kgで軽いです。
(資料により食い違いがあった、測定条件の差だと思われる)

 ただ三八式騎兵銃は3.25kgしかない世界的に見て軽量な
銃だったので、それと比較しての話なら確かに重い。

Q.三八式は銃ごとに右や左に逸れて飛ぶ。

A.単にサイトが固定式(当時はどの国も同じ)だっただけです。

Q.三八式は銃ごとに部品の互換性が無かった。

A.工業化されたのは日本の場合九九式からだったそうなので、
  あながち嘘では無いです。
  ただアメリカだとM1911短銃(無印)が一番最初に工業化
 されて製造された銃だったそうなので、外国でもM190Xや
 M18XXなんて代物は全て同じでしょう。
 「オラの工場じゃ1800年代からNC旋盤で精密加工しとるだ〜」
 って例があったら教えて下さい。
 三八式は特に部品精度が高い為に同時期の外国銃よりも特に
 スリ合わせがきつかった為に生じた噂だそうです。

Q.三八式は命中精度が高い

A.本当ですが、何か?
 潰れた海外サイトだとKar98kの狙撃仕様の半分以下でした。
 「散らばった方が面の制圧が出来る」なんてのは却下。
Q.三八式は時代遅れ

A.第二次大戦まで(というか1950年代まで例がある)アメリカ以外
 全部ボルトアクション使ってましたが、何か?
 しかも米軍もM1ガーランド量産(1941年12月)以後にM1903A3
 を追加採用したくらいでガーランドはそれほど普及してません。
(ちなみにM1903A3は戦時急造型で、狙撃仕様はM1903A4)
 ついでに三八式(明治三十八年、1905年)よりM1903の方が古い。

Q.●●軍はサブマシンガンや機関銃が多かったから・・・

A.銃の性能比べなら一〇〇式短機と、装備率の話なら余所の
 スレで行って下ちい(笑)
 違うジャンルの銃を違う土俵で比べても詭弁にしかならない
 ので漏れも”SMGより射程が長い”なんて詭弁は使いません。

Q.三八式は殺傷力が低い。

A.低くて良いんじゃネーノ?
 現代じゃみんな5.56mm、戦死者よりも負傷者を出した方が
軍隊では有利という発想が定説化してますな。
 もっともP90と同じ様に命中すると横転して殺傷力を高める
工夫が成されていたという未確認情報もある。
(騎兵と戦う為らしい)
 九九式の7.7mm化は無駄な遠回りです、重機関銃との互換性を
持たせようとして大失敗した結果です、昭和陸軍銃器史における
最大の失敗です、そんな事やったから負けました。

Q.三八式は末期には酷い製品ばかりになった。

A.嘘です。
  なぜなら九九式小銃制定後に三八式は製造されて居ない
 からです。(一時平行生産された時期はあったらしい)
  九九式も昭和18年以前はかなり良質(しかし三八式初期型
 には劣る)な水準を保ってました。

Q.っていうかお前騎兵銃の方が好きだろ?

A.そんな本当のこと言わないで下さい。
671ターナー:02/05/04 10:49
Mr.一八二式歩兵銃。私が言っているのは既出でもありますが、
当時の兵隊さんには着剣小銃は長くて取り回しが不便であったろうな、
ということです。
うちの父も昭和21年に復員するまで、南方にいましたが、身長162センチ
ぐらいのもんで(当時としてもちいさかったか?)あのおやじが着剣した
三八式歩兵銃を持ったらさぞや「たいへんだろうなーーー」と思ったまでのことです。
はい。
672名無し三等兵:02/05/04 11:07
A.低くて良いんじゃネーノ?
 現代じゃみんな5.56mm、戦死者よりも負傷者を出した方が
軍隊では有利という発想が定説化してますな。

ボルトアクション小銃と自動小銃一緒にすんな
いくらなんでも強弁すぎる。
673名無し三等兵:02/05/04 11:12
それから誰もボルトアクション小銃としての性能はとやかくいわんだろうが
日本人の体格は劣っているから大きすぎると言っているんだよ>元兵士達

他国と遜色ありませんで終わってもらったら困るね。
674名無し三等兵:02/05/04 11:34
うちの祖父は後方任務だったので
三八式歩兵銃より銃身の短い三八式小銃を使っていたと言ってたんですが
短銃身の三八式小銃なんてあるんですか?
それとも祖父の思い違いですか?
教えてくださいお願いします
675名無し三等兵:02/05/04 11:35
それ騎兵銃だよ
676Mr.ダイオキシン ◆kmNaURZ6 :02/05/04 11:42
>672
日本が小口径の弾丸を採用したのは、ムダに人を殺す必要はないだろう、
という判断からだとか。
あくまで目的は、相手を殺すのではなくて戦闘不能にすることだから。
677名無し三等兵:02/05/04 11:48
そういう馬鹿話多いよなー>無駄に人殺す必要無い

酷いのになると参謀肩章吊った奴が米の自動火器に対して
「三八式は一発撃つごとに排莢操作をすて心を静めて撃つ事が出来る
だから有利である」

とかいう無茶苦茶な講話したりな。
でもそういうのは後付けの理由だよ。
腐る程弾があって銃もある以上これ使わないとどうしょうもないってだけで
678名無し三等兵:02/05/04 11:52
案の定荒れたね!(・∀・)
ご愁傷様
679名無し三等兵:02/05/04 11:55
この程度で荒れたってどういうスレだよ(w
680名無し三等兵:02/05/04 12:24
>酷いのになると参謀肩章吊った奴が米の自動火器に対して
>「三八式は一発撃つごとに排莢操作をすて心を静めて撃つ事が出来る
>だから有利である」
>
>とかいう無茶苦茶な講話したりな。

話はぐらかし過ぎ。
681名無し三等兵:02/05/04 12:25
http://www.fareast-gun.co.jp/co_auto.htm#ルガーミニ30

実を言いますと、このカートリッジ人間に使っても半矢になる場合が多いのです。
むしろそれを意図として作られているのです。
戦場で戦士が戦死すれば、当然にして見捨てられます、ところが半矢の場合、
つまり貫通銃創だだけで死に至らない場合は当然救護しなければなりません、
そのため相手を戦士させた場合、戦列から離脱するのは戦士1名ですが、戦士が
負傷した場合、その介護と搬送のため戦列から離脱するのは4名という数字が
出ているのです、当然実戦では戦士させるよりも、半矢の方が戦略的には効果が
大きいのです。
682名無し三等兵:02/05/04 15:46
無茶苦茶なコジツケだよそりゃ

ボルトアクション小銃だぞ?傷与える前に弾丸の発射量が少なすぎるじゃないかよ
じゃ口径もっと小さくしたらどうかねって事?反動少ないし
こんな理屈かよ。

戦場じゃ遮蔽物に隠れて撃ち合ってるんだぞ
貫通力が少ないから良いなんて理屈通用しませんぜ
683名無し三等兵:02/05/04 15:47
アメリカのサイトでこんなのを見つけた。
http://www.peleliu.net/JapWeapons/Japweaps.htm

38式歩兵銃って、海外では「アリサカライフル」と呼ばれてるらしい。
684名無し三等兵:02/05/04 15:52
スマン上げちまったが

何度も言ってるが自動小銃と一緒にすんなって>三八式を
しかもあんたの提示してんのはSMGもどきじゃん。軍用とはまた用途が違う
んじゃないの?
どっちが話はぐらかしてるんだよ。
いやぁ、なんか議論が熱くなってるようですな。

>672ほかの人、とりあえず今後レスのやり取りを続けるに
あたって識別出来た方が便利なので出来れば捨てハンか
番号ハンを名乗っていただきたいです。

一つずつ反論していきますかね。

>ボルトアクション小銃と自動小銃一緒にすんな
>いくらなんでも強弁すぎる。

 「強弁すぎる」はそのまま貴方にもお返ししたい。

 弱装弾のメリットの方をまず先にあげると・・・

・反動が低くなり射撃しやすくなる

・銃自体を小型軽量化できる。

・実包自体の重量が軽くなり、携行できる数が増える。

・実包の製作に必要な資源が節約できる。

 このメリットはボルトアクション小銃でも充分に生かせる
事だと思う次第です。
 散々繰り返してる「自動小銃と一緒にすんな」に関しては
コレで納得頂けましたかな?
(ただ威力に関しては漏れも同じく疑問視しているので別項に続く)

>それから誰もボルトアクション小銃としての性能はとやかくいわんだろうが

 中国軍のモーゼル小銃と比較してもとやかく言われることが
結構あるんですが(´Д`)

>日本人の体格は劣っているから大きすぎると言っているんだよ>元兵士達
>他国と遜色ありませんで終わってもらったら困るね。

 自分は「遜色有りません」ではなく「他国の物より軽い」と
しか言ったんですが?

 Gew98やモシン・ナガンより三八式歩兵銃は軽いです。

 他国の物より著しく軽い物でないと納得できないと言うのならば
三八式騎兵銃は3.25kgで著しく軽量です。

 騎兵銃の方が優れていることは漏れも認めます。

 使用する兵士の側からはコレが何キロでも満足させる事は
不可能でしょうがね。
では、三八式の威力について。

>>681氏が引用した説、これはアサルトライフルが小口径化した
頃から散々言われてきた説ですが、ちょっと漏れは疑問に思って
ます。(有名な説なので一応紹介しましたけど。)

AK74やM16の高速弾は命中すると不規則に動いて銃創を大きくする
なんて説も見聞きしますので。

672氏が言う前に先に行っておくと5.45mmや5.56mmとまた6.5mm弾
は特性が違う物です、過去ログからスペックを再引用しましょう。

6.5arisaka(日本) 9/741.6/2827
6.5swedish(瑞典) 9/800/2882
30_06(アメリカ)  9.72/914/4074
(やけに強装だが原典のデータを尊重した、狩猟用の強装弾なのかも)
7.92マウザー(ドイツ) 12.83/750/3600
M855(アメリカ) 4/947.5/1796(M16A2用5.56mm)

M16なんかの小径高速弾と違ってむしろ初速では遅い部類だったり
します。

(長くなるので分割)
「6.5mm弾って軽くて遅いだけの弱い弾」と結論を出すのはまだ
早い、口径は小さいが弾丸重量は妙に重い事に注目。
(実際妙に細長い変な弾丸がついている)

 スウェーデンの6.5mm(数%強装なのでその分を割り引くと日本の
6.5mm弾の数値に近くなる)と、アメリカの30_06弾の距離による
威力の比較のデータが有るので見ていただきたい。

6.5swedish  /  30-06

距離(ヤード)/活力(フィートポンド)

初活力:2021/2820
  100:1720/2281
  200:1456/1827
  300:1224/1445
  400:1023/1131
  500:850/876

 銃口では約40%も.30-06の方が強力だったのが100ヤードで33%、
200ヤードで25%、300ヤードで18%、400ヤードで11%、そして
500ヤードではその差実に3%とどんどん差が縮まってくる。

 なぜこんな事が起こるのか?

 これは口径断面荷重(SD値)が違うためである。

 小口径でも重い弾は運動エネルギーが保存でき、存速が落ちずに、
弾道が低伸する、そして遠距離での威力が確保できて、有効射程
は長くなる。

 こういう弾丸を「長重弾」と言う。

M16A1からM16A2になって有効射程が伸びたとされるのは、弾丸が
こういった長重弾に改定されたためです。
 活力をジュールに直すと三八式の6.5arisakaは約2850J、
九九式やイギリスの.303が約3000Jなのであまり低威力とは
言い難い実包なので、自分で紹介しておいてなんですが、負傷に
留める事を目標としたならちょっと三八式の弾じゃ威力が
強すぎる気がします(´Д`)

あと細長い変な弾丸が命中すると横転して殺傷力を高めるという説
(未確認)もありますので。

 ただ初活力は大まかな反動の目安となるので30_06や7.92モーゼル
と比較して圧倒的に反動が少ない事があるでしょう。

 反動が大きい銃では発射の際に反動に怯えて無駄に力んでしまい
狙いを逸らしてしまう事、フリンチングを起こしやすくなります。
 フリンチングを起こし辛い低反動実包の方が命中精度が高くなる
わけですな。

 発射弾数の少ないボルトアクションでも、というか発射弾数が
少ないボルトアクションだからこそ、低反動なのは重要なポイント
だと思う次第です。(´Д`)
えーと連書きの後ですが他の人へのレスも(´Д`)

>>671(ターナーさん)
この後に
>他の国ライフルと長さが違わなければ身長を考慮すれば
>かなり長い銃になったでしょうね。

こう来たので
>宝蔵院流の槍術が帝国陸軍の銃剣術の基本になっていると
>聞いていますが、宝蔵院の槍って長いんですよ。

 他国のライフルを気にしなければもっと長くなったって
意味だと思ってました(笑)

 いやまったく、失礼仕るり候。

>>674-675

 675氏が言う騎兵銃説がもっとも有力だと思うけど、実は
騎兵銃と歩兵銃の中間の長さの「三八式短小銃」ってのが
実在するらしい。
 ただ製造数や実戦で使われたかは資料が見つかりません
でした。
(”日本の軍用銃と装具”にも写真がないので、試作止まり
だった可能性が高いですが)

>>683
これは中西立太の絵ぢゃないですか(笑)
多分「図解・日本陸軍」のパクリかと。
でも他の写真なんかはオリジナルっぽいですな。

ちなみに海外でarisakaと呼ばれるのは三十年式の開発者
有坂成章大佐からだそうで。

もっとも以後の開発の有坂大佐は関わっておらず、三八式は
南部麒次郎(当時少佐)が設計したそうなので、四四式や九九式
もarisakaと言うのは厳密には間違いです。
忘れてた

>>677
>腐る程弾があって銃もある以上これ使わないとどうしょうもないってだけで

三八式以前の十三年式と十八年式は口径11mm、二十二年式は8mmで、
在庫があった銃も弾薬も6.5mmではありませんです。(´Д`)
691名無し三等兵:02/05/04 23:44
>>686
高速の小口径弾は、人体組織の抵抗の少ない部分をたどる様にして通過してゆく、
振る舞いを見せるそうです。
ただし、ワルシャワパクトの銃弾は、ジャケットの中のコア部分にスペースが儲けられていて、
命中後に変形する可能性を、設計段階から計画しています。
ジュネーブ条約に違反すると言う声は当然あがったが、なぜか今日にいたっています。
このあたりの政治的な部分が、いかなる決着に至ったかは、判りません。
692ターナー:02/05/05 00:16
断面荷重の大きな弾は横風にもまた強いのです。
これは近代射撃の常識で、
現在でも各国正式小銃とは異なった弾薬の狙撃銃が存在する
理由のようです。
オリジナルの6.5×50Arisakaは
1.当時のどの6.5mm口径の実包よりもケースが短い
2.当時のどの6.5mm口径の実包よりも火薬容量が少ない
という特徴があります。ついでに他のいかなる6.5mmの軍用銃よりも
強いアクションという定評があります。
さて、オリジナルの弾頭は139gn.ですが、現在射撃競技で「ばかすか」
撃たれている6.5mmArisakaも139gn.です。現在160gn.まで弾頭はあります。
火薬の種類にもよりますが、銃口速度は共に同じです。いわゆる命中率は
火薬の種類や、銃身のツイスト、銃身長など、様々な要因によって左右さ
れますが、断面荷重からのみいえば、オリジナルの実包の設計は極めて
優秀と思います。いくら金をかけても勝てばよい現在の競技射撃でも139gn.
が使われているところからも、オリジナル6.5×50Arisaka の弾道性能の
優秀性がうかがわれます。
えー、軍板のみなさんおはようございます。

>>686の表、単位が豪快に抜けてるけど
右から「(名称)/弾丸重量(グラム)/初速(秒速)/活力(ジュール)」
です、原典ではフィートポンド法だったのを漏れが電卓片手に換算したので
ちょっと誤差が有る可能性がありますが。(´Д`)

もうちょっと補足したい所や他の誤字脱字も発見しましたが、ここは
見る人の良識に期待して今回は省略と言うことで一つ。

>691-692にも後で必ずレスつけるので待っててください。
694名無し三等兵:02/05/05 12:17
>690
 30年式は?
軍板の皆さんおはようございます。

>694
後から見つけたけど訂正を省略した箇所その1はソレだ(笑)
予想通りツッコミ入れられちまいましたな、失敬失敬。

まあ矢張り>690で言いたかった事は6.5mm弾が沸いて出た物では
無いと言うことなので一つ妥協して頂きたいであろうか。

余談というか追加情報として、三十年式歩兵銃や三十五年式海軍銃の
6.5mmは三八式と違い蚤型(ラウンドノーズ)の丸い弾頭だった。

射程、貫通力(二人を貫通して倒す事もあったらしい)は三十年式でも
満足がいく物だったらしいが、ストッピングパワーではやはり不足と
されたらしい。

三八式になって同じ6.5mmだが尖頭弾に実包が改定された訳だが、
この時に命中時に横転して殺傷力を高める事も考慮されたと言う話
を聞いている、ちょっと妖しいネタ元なので断言するには抵抗が
有るんだけどね。

特に日露戦争当時はまだ騎兵突撃が有効な戦法とされていた時代であり、
人間よりも銃創に鈍感な騎馬を打倒する事は明治陸軍にとって必務
だったので、徒に殺傷力を落としていたとは考え辛いので、可能性と
しては結構ありえるんじゃないかと思うんだが・・・
あと三八式歩兵銃のサイズに付いて具体的な数値を過去ログから
再引用しておくよ、自分の過去カキコからなんだけど過去ログに
埋もれて読まれない可能性があるから・・・。


(資料により多少数値が異なった、測定条件かバージョンの違いと思われる)
名称/全長/重量

三八式歩兵銃 1250mm(4.03kg〜3.87kg)
モーゼルGew98 1250mm(4.08kg)
モシン・ナガンM1891 1303mm(4.35kg〜4.55kg)
リー・メトフォードMk1 1266mm(4.73kg)
スプリングフィールドM1903 1105mm(4.05Kg)

スプリングフィールドは騎兵銃と統合した”短小銃”であるため
当時の歩兵銃の中では一番短い、ただし重量は三八式歩兵銃より
も重たい。
というか三八式歩兵銃は列強の歩兵銃の中で一番軽い。


しかしここで騎兵銃のデータを比較してみると・・・

三八式騎兵銃 965mm(3.25kg)
九九式短小銃 1117mm(3.7kg)
(最初期型のデータ、後期になると短脚などが省略されたのでもっと軽い)
モーゼルKar98k 1105mm(4.08kg)
(ストックが合板となったのでGew98よりも重いそうだ)

他国のカービンで一部情報不足な物があるので、世界最軽量とは
断言できないが、三八式騎兵銃は世界的に見ても群を抜いて軽い
事は断言出来る。

また小型化しているので木材と鋼材が僅かだが節約出来る上に、性能の
低下も殆ど無かったそうだ。
(500mを越えると少し精度が落ちたらしい、また反動もやや増した筈)

後知恵ではあるが、日本陸軍は要らぬ小銃の7.7mm化などせずに騎兵銃を
短小銃に格上げするべきであったとここで改めて提案したい。
>>691
>このあたりの政治的な部分が、いかなる決着に至ったかは、判りません。

これは鉛のコアが露出しなければ良いとか破片が飛び散らなければ良い
・・・と当時のソ連が押し切ったかららしいです。

 銃の殺傷力ってのは簡単に数値化出来る物じゃないので難しい
課題ですな、究極的には生きた人体を射撃してみないと実証でき
ない訳だし・・・(´Д`)

 旧ソ連の5.45mmはジュールにすると1316Jしか無くて1800J近く
ある西側の5.56mmNATO弾よりも威力は小さい筈・・・なんですが、
殺傷力の評判は5.45mmの方が上とされてる事が多いですな。

>>692
射撃選手らしい視点からの御意見有り難いです、銃オタ2ちゃんねらー
一同を代表してありがとう、と。

省資源、低反動、短薬莢と言う特徴は自動小銃だと最大限に生かされた
筈なんでちょっと惜しい所です(´Д`)
あと”日本の軍用銃と装具”のWebサイトがあぼーんされた
模様です、グーグルのキャッシュに残っているので是非とも今の
うちに読んで置いて頂きたい。

http://www.google.co.jp/search?q=cache:kuXpUuGd6d4C:www.japaneseweapons.com/kikanjyu/ex01/+%8B%E3%98Z%8E%AE%8Cy%8B%40%8A%D6%8Fe%81%40%8E%CB%8C%82&hl=ja

再開してくれると良いんだが・・・
699名無し三等兵:02/05/06 08:33
>>674 >>689
旧制中学生用の教練銃と同じものかも知れない。
子供の頃に我が家に何故か実銃があったのだが、銃身の先の方の上半分に
木製の覆いが無い部分の長さが半分程度だった。
700名無し三等兵:02/05/06 10:37
     |  い、今だ!700番・・・ゲ、ゲ
     \___  ________/  
           \|

             ∧ ∧ =-
            (゚Д゚;) ≡=-            ("⌒
        グラグラ⊂┯⊂)  ≡=-       ("⌒  (⌒
             ((ヽ\ ヽ )) ≡=-       ('⌒(⌒
          ガクガク し\J   =-     ("⌒
               (( ̄(◎) ≡=-  ('⌒    ("⌒
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


         ┯  ≡=-                ('⌒
            \  ≡=-     ミ    ズルッ・・・   ("⌒
              \  =-    ミ  -=∧ ∧    (⌒
          (( ̄(◎)≡=-   -=⊂(iДi⊂ ̄⌒つ('⌒  ('⌒
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
軍板の皆さんおはようございます。
漏れは世間とズレてバイトが休みになりました(涙)

>699
また渋い視点からの御意見ですな。

件のGun誌バックナンバーによると、少年用に7/8サイズ
くらいに縮小された教練銃も存在したそうです。

ただ教練銃は種類が多々あれど、実包による射撃は出来ない物
ばかりらしいので、後方勤務とはいえ実戦部隊だったと思われる
>674氏の祖父様が使用していたかはちょっと疑問です。
(着剣金具や竹槍の方が軽いだけ教練銃より良いかと(笑))
 ↑って村田銃や散弾銃が使用された例があるので狭窄実包の
使用できるタイプの教練銃は実戦に持ち出された可能性も有ります。

 ところで海外サイトを探してみたら”三八式短小銃”と思われる
画像を発見しましたです。

三八式短小銃?
ttp://oldrifles.com/t38-cav_70.jpg

「Arasaka Type 38 cavalry carbine. 6.5 mm」とキャプションが
あるので、恐らく6.5mm実包の実銃だと思われます。
 中期型っぽい特徴と仕上げが妙に良好な所から推測して戦後に
アメリカで改造された代物だったりはしないでしょう。
 ”アラサカ”は誤植というか毛唐語訛かと。

比較用に三八式騎兵銃(多分初期型)
ttp://oldrifles.com/jap4.jpg

比較用に九七式狙撃銃(三八式後期型ベースの狙撃銃)
ttp://oldrifles.com/type-97_70.jpg

>700
おめでとう(笑)
っていうかオイ、元サイトよく見たら7/8教練銃もあったYO!!

http://oldrifles.com/childs_70.jpg

A child's or youth training rifle that fired blanks.
It's a 7/8 scale Type 38 rifle.
Complete with it's own style bayonet
(which costs more than the little rifle!)

「これは少年や成年用の空砲を使用する訓練用小銃、
 三八式ライフルの7/8スケールです。
 自らのスタイル(?)の銃剣を完備しています?
(小さなライフル銃を越えるものを要する!)」

(誤訳:漏れ)

703名無し三等兵:02/05/11 06:46
保全sage
704名無し三等兵:02/05/14 22:38
保全sage

でももうネタ切れかな。
>>703-704
保全どうも。

漏れとしちゃもうちょっと書きたいネタがあるんですがね・・・
ちょっと来週から暫くネットが出来ない状況になりそうです。

今週末までに少し書きますか。
今までは小銃同士の性能比べの範疇でしか語ってなかった訳だけど、
第一次大戦以後、軽機関銃が歩兵分隊に配備されるような時代になって
からは、歩兵分隊の火力の中心は軽機関銃(SAWの前段階と言える)が
中心であったと見て間違いないでしょう。
(日本軍もこれは同じ事、戦記を読んでみると軽機が戦力の中核だった
事が見て取れる)

そこで小銃(ボルトアクション)が陸戦戦力の中核だった時代に遡ってみると・・・

初めて日本軍が近代的ボルトアクションライフルと対峙したのは日清戦争
(1894年(明治二十七年)〜)の際に清国が少数装備していたモーゼルM88
だった。

モーゼルM88(Gew88)の画像
ttp://www.gibbsrifle.com/images/MauserM88.gif
(五連発だがクリップ給弾(Gew98と違いマンリッヒャー式)で
再装填が素早くできた。)

一方当時の日本軍は単発ボルトアクションの十三年/十八年式
村田銃と弾倉に欠陥があり実質単発銃として運用されていた
二十二年式村田銃しかまだ保有していなかった。

二十二年式村田小銃
ttp://www.militaryrifles.com/Japan/Type22-01.jpg
(一応連発だがチューブマガジンだった、今回弾倉方式については略)

小銃しか無かった時代にこの差は歴然たる物があった筈だが、日本軍に
とっては幸いだった事に、清国はモーゼル小銃を殆ど保有しておらず、
半分以上が前時代的な槍や刀の部隊だったのでどうにか勝利にこぎ
着けられた、と言っても良いと思う。

日清戦争後の明治三十年(1897年)、近代的で再装填の素早くできる
ストリッパークリップ給弾の三十年式歩兵銃が開発された。

ここで注目して貰いたいのは、十三年/十八年式村田銃は11mm、二十二
年式は8mmで他国の物よりむしろ大口径だった実包が三十年式では6.5mm
と小口径化された点。

同じ手動銃なので目立たない差かもしれないが、連発銃になれば
弾薬の消費量は確実に増大した筈。

実包自体が小型軽量で携行数を増やせる6.5mm実包を制定したのは
やはり先見の明であったと言っても宜しいかと、ハイ。
707名無し三等兵:02/05/17 18:58
>>706
「イッテイ」にも、ふれてほしいもな。
>707
この本の事かな?

ttp://www3.tky.3web.ne.jp/~isstsygy/kindai.html

申し訳ないけど買いそびれてまだ読んでいないのでネタにする事は
できんのですよ。

日清戦争以前の日本銃器史について、と言うのならば「日本の軍用銃と
装具」にちょっと資料があるので少しならば・・・
709707:02/05/18 00:39
>>708
ざっつ・らいと。
「軍銃一定(いってい)」については、兵頭氏は他の本でもふれていますが。
「日本史上の意義」だけでなく、
欧米の軍が、アフリカ・アジアでなぜ猛威をふるったのか、という
世界史上の問題にもつながる内容です。
>709
村田銃の時代は小銃の陸戦兵力に於ける重要性が現代とは比較に
ならないほど高かった時代であり、銃器が金属加工技術の最先端
であった時代なので、小銃の国産化ってのはたしかに重要な事
だったと言えるでしょうな。

というか村田銃の前は戦国時代からの火縄銃で止まっていたので、
そりゃあもうもの凄い出来事だったと言えるかもしれません。
(実に300年以上の空白期間を一挙に埋めた訳ですからな)

兵頭二十八氏って偶にアレな発言もありますが、あまり他の奴が
注目しない切り口からの意見を出すので侮りがたい物があるかと。

気が変わったら買おうと思っているのでリンク張っておきます(笑)
http://www.esbooks.co.jp/bks.svl?start&CID=BKS503&shop_cd=1&qty=1&product_cd=30463413&pg_from=srh
711名無し三等兵:02/05/19 14:59
712名無し三等兵:02/05/19 22:04
↑アニメーションの予告編映像みたいです。MPEGでした。
板違いですね。誤爆かな?

>711
何かと思ったらガングリフォンのOPムービーぢゃなひですか。
漏れも当時はよく遊んだ物です(´Д`)

>712
恐らくきっとそうでしょう(笑)
えーと、最後になるのでちょっと駆け足でですが少しネタでも。

『一斉射撃の銃先に・・・』

で、軍歌の”日本陸軍”の歩兵の項は始まってますな。

ボルトアクションが歩兵の骨幹装備だった時代はバラバラに
狙撃していた訳ではなく、隊列を組んで一斉射撃するのが
常套手段だったわけです。

で、三八式を初めとして昔の銃には2000メートルを超えるような
長大な距離を示す照尺がついていますが、これはそう言った一斉射撃
で敵兵の集団を狙うような戦術の為のもので、現代の対物ライフル
みたいに1000メートル越えの狙撃ができた訳ではありません。

ナポレオンやアメリカ南北戦争なんかの時代の昔の戦場では、地形を
利用して隠れるような事はあまり行われず、また軍服も迷彩性を欠く
・・・というか寧ろ昔の軍服は目立つための服だったので可能だった
戦術ですな。

現代では・・・というか砲兵の火砲が発達してきた時期にはもう既に
無駄に目立つだけで意味がなさそうな戦術ですな。

ちなみに日本軍(元ネタにいつ頃か書いてなかったけど大正以降だと思う)
ではある程度命中が期待できる4.500メートルくらいの距離から発砲
するようにしていたそうです。
で、第二次大戦の頃はっていうと、これは前もちょっと書いたように
軽機が歩兵分隊の火力の中心で小銃の重要度は下がっていた訳ですな。

小銃同士の性能比べならばボルトアクションと比較して有利な
M1ガーランドのような自動小銃(第一世代型の自動小銃)でも
これは同じ事で、BARの補助の脇役に過ぎなかったようで・・・

漏れが第二次大戦の頃の自動小銃はボルトアクションと比較して
決定的な差ではないと言ったのはその点が根拠でもあります(´Д`)
(第一世代型の自動小銃を採用せずに、1950年代にFALやG3
が出るまでボルトアクションで通した国も結構あったりする)

一応フォローしておくと、第一世代型の自動小銃でもボルトアクションの
1.8〜2倍くらいの発射速度で、右手の疲労が無いだけ長期戦の命中
精度でも有利になります。
また自動小銃の方がボルトアクションよりも反動感もマイルドになるそう。

____自動小銃の方が有利です。ってのは明記しておきますよ。


で、三八式の話題に戻しますが、諸外国の6.5mmと比較しても抵反動で
省資源と言う特徴のある実包を使用していた訳ですな。
銃オタ的には6.5mmの自動小銃が出てくれたらと夢想せずにはいられ
ない所です。

で、最近割と有名ですが帝政ロシアのフェデロフは1916年に三八式の
6.5mm弾を使うセレクティブファイアの自動小銃を開発していたり
しました。

当の日本軍も数種類の6.5mm自動小銃(ピーダーセンのコピー以外
にも数種類あったらしい)を研究していたそうなのでまるっきりの
ヨタって訳でもないです。
で、当時の軍用ボルトアクションライフルとしては間違いなく一級品で
あると言い切っても良いでしょうかね?(´Д`)

中国軍のモーゼルと比較して弾の威力で割と否定的な意見を良く聞き
ますが、その点は前に引用した資料で納得いただけるかと。

あとは妙に名前が古くさいイメージなのが最大の欠点だと思います(苦笑)

と、言うことで三八式のイメージアップの為にチョト登場する漫画とか
調べてみました。

・書名
 (解説)


・虹色のトロツキー
 軍オタ的には7.8巻のノモンハン事変が見所です、安彦良和の
絵でBT−7や八九式みたいな珍しい戦車の絵が見れます。
 主人公のウムボルトは四四式騎兵銃をノモンハン事変の前後では
使用しています。
 時代設定がそんな年代なので三八式歩兵銃や騎兵銃も多数登場。

・チャイカの帰還/カチューシャ東へ(MGコミック独立戦隊黄泉に収録)
 主役格のペッカのおやっさん(フィンランド人)が三八式歩兵銃を
ずっと持ってますが発砲シーン無いです(笑)
 敵の赤軍兵がフェデロフM1916を使ってたりもします。

・青龍 ブルードラゴン
 1巻じゃ主人公の青柳龍兵は関東軍の二等卒なので三八式
歩兵銃を使ってます、原作者の趣味か以後はコルト(M1911A1)
がメインですが。
 準ヒロインの慧生も三八式歩兵銃で狙撃したりしてます。
 あと最初の頃はモーゼル混在だったザコ敵馬賊の銃は三八式
騎兵銃ばっかりになってる不思議さ。
ところで>705で触れたように、来週からネットにアクセス出来ない環境に
なるので多分今夜が最後の書き込みになります。

放置されてたスレを乗っ取ってから数百近く続けてきた訳ですが、
まだまだ調べたり無い事、語り足りない事が沢山あります。

多分dat落ちするだろうから次の機会は無いでしょうが、何か
クラシックライフルを語る様なことがあったら「あんな奴も居たな」
と思い出して下さい。

運が良ければまた会いましょう、運が悪けりゃ漏れは物理的に逝ってます。

↓誰か終了のでっかい奴張ってくれ(笑)
719名無し三等兵:02/05/21 00:45
お気をつけて。
720名無し三等兵:02/05/22 20:47
あげ
721名無し三等兵:02/05/24 23:26
保守
722Mr.ダイオキシン ◆kmNaURZ6 :02/05/29 21:25
K.T.Wの三十八年式はカ−ト式じゃないからいやだ。
723ばるばろ:02/05/29 21:30
今度三八式のエアガンがでますけど、購入を考えている人とかいますか?
(確か10万以内で買えると思ったが)
724保全:02/06/06 14:58
725名無し三等兵:02/06/06 15:22
・・・・約一万人ものパルチザンを率いるのはソヴィエト・ロシア人
中尉マクロソフであった。彼は革命期から、そしてスペイン市民戦争
のときから定評のあるパルチザン指導者であった。その装備は、
「ほとんどが日本製の小銃、軽機関銃、重機関銃、重軽両方の迎撃砲、
大砲、そして対戦車砲」であった。日本製の武器とは驚嘆すべき事実
ではないか。ここに示された武器体系から考えて、ソ連軍がノモンハン
で日本軍を撃滅した際に捕獲した大量の武器であろう。

独ソ戦とホロコースト / 永岑三千輝/著
726名無し三等兵:02/06/08 12:17
保全age
727名無し三等兵:02/06/08 12:49
>>725
小銃、火砲については、第一次大戦時、友軍のロシア帝国軍に輸出しているし、
シベリア出兵時に捕獲されたものや、
白系ロシア人の部隊に援助したものもあろう。
(第二次大戦時、フィンランド軍が使った日本製火砲は、
これが更に流れたものとか。)

機関銃や火砲については、「日中戦争」の前に、
チャイナの軍閥に販売したもので、
中共経由で流れたものや、
ソ連まで転売されたものがある、ときく。
引退宣言紛いの事を書いた後に戻ってくるのもこっ恥ずかしい物が
ありますが・・・・、スレを保全してくれた有志の為にも一時復帰
させて頂きますか。

ちょっと軍事とは関係ないことで入院しとりましてね、退院する頃
にはこのスレもdat落ちしてるだろうから2ちゃんねるから足を洗っ
てカタギになろうと思ってましたよ(笑)


>>719
恥ずかしながら帰って参りました

>>720
晒しですか?(藁

>>721-724-726
保守して頂いてどうも。
>>722
こういう古いモデルのトイガンは雰囲気を楽しむ事も重要だと
思うけど、それだったらモデルガンの方が良いかと思いまする。
三八式(九七式狙撃銃キンボヌ)を使ってサバゲが出来る時代が
来てもええじゃないですか。

>>723
KTWの奴なら買う気ありません(笑)
タナカのガスボルトアクションシリーズで旧軍シリーズが
モデルアップされるらしいのでそっち待ちですね。

三八式騎兵銃のあまりの小型軽量っぷりを知ってしまった今では
騎兵銃の出る可能性のあるタナカ一択ですな(笑)
>>725
こりゃまた珍しい情報をありがとうございます。

あんまり知られてない事ですが、戦前は兵器輸出も日本の貴重な
外貨獲得手段だったようで様々な兵器が輸出されたそうですね。
なんか輸出兵器カタログみたいな本を見かけたんですが、買い
逃してしまったのであんまり詳しい事は書けないのですが。

>>727氏の書き込みと被りますが、「日本の軍用銃と装具」によりますと、
実は帝政ロシアと中国軍閥は日本の兵器輸出の最大のお得意様だったそう
なので、鹵獲兵器だけでは無い可能性が非常に高いと思われます。

そう言えば某PANZER誌で「輸出していないのにロシア兵が三十年式を
使っている写真がある」なんて書いてあったような記憶が・・・( ̄▽ ̄;)

(「日本の軍用銃と装具」によると中古の三十年式も輸出されていた
らしいです。)
えーと別のスレにも書いたけど、まだ体がキビシイ状況なので
まだ来月くらいまで2ちゃんは休もうと思ってます( ̄▽ ̄;)

えー・・・なんて挨拶したらいいか迷いますが・・・

dat落ちしてたらさようなら、と言うことで一つ。
732名無し三等兵:02/06/18 06:52
保全age
733名無し三等兵:02/06/24 21:49
保全age
734名無し三等兵:02/07/02 15:32 ID:???
保全sage
735一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/02 20:50 ID:???
ををッ!?Σ(´∀`;)

こないだ久しぶりにアクセスしたら鯖ごとすっ飛んでいたので
ちょっとガカーリしたり安心していたのに復活してるじゃありませんか。

>>732-734さん
晒s・・・いや、保全どうもですよ。
736一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/02 23:15 ID:???
ではさっそく三八式の関連情報を・・・・

以下、「幻の自動小銃」より引用。

(前略)昭和十八年に退職し、ワシノに入社するまで三十数年にわたって
千種製作所で兵器の製造に従事し、わが国造兵界に大きな功績を残した。
とくに米国から帰朝してレイアウトした三八式歩兵銃の製造設備には、
見るべきものがあったようだ。
「小銃生産能力月産一万挺の単能機械による一巻作業設備を開発し、
兵器製造の流れ作業に先鞭をつけた」と、記録にも残されている。

(以上、引用終わり)

 アンチ三八の錦の御旗である「ハンドメイドで工業生産品ではない」
と言うのと反する情報ですな。

 これを検証するには三八式歩兵銃の生産数の記録を見てみると良いと
思います。


日本軍の小銃生産数の記録(ネタ元は「日本の軍用銃と装具)

#以前まで日本の軍用銃と装具のウェブサイトが存在し、生産年表の
画像も掲載されていたのだが、サイトが現在行方不明(閉鎖?)の為
漏れが文字で書き写した読み辛い物で今回ご容赦願う。

日露戦争終結後(三八式制定)〜関東大震災まで
年間平均12万挺、(計、229万)

関東大震災〜支那事変以前
年間平均4500挺、(計、5.4万)

支那事変勃発〜九九式制定まで

1939年に年産25万挺、1940年には年産44万挺に達している。
(計、116万)

(長くなったので分割します)
737一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/02 23:27 ID:???
と、言うことで先程引用した(読み辛くてスマソ)生産数の資料によると、
大東亜戦争前夜に三八式の生産数がケタ違いに跳ねあがっています。

これと先の情報を組み合わせると、製造設備の工業化がその時期になされて
生産数の飛躍的な増大が見られたのではないでしょうか?

ちなみにこの時期は”末期型”体勢にはなっておらず、この時期に製造
された三八式後期型、九九式初期型は非常に(というか不必要な迄に)
仕上げの良好な製品ですので念のため。

ちなみに九九式制定の後も一部三八式(と言うより6.5mmの九九式?)が
製造され、九九式や九七式狙撃銃と同じような短脚が装備されている三八
式歩兵銃がこの時期の生産分だと見られています。

ついでに明治に遡れば三八式も、そして恐らくは諸外国の小銃もハンドメイド
だったでしょうね。
738一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/03 00:59 ID:???
っていうかゴメン、間違いがありました。

(誤)1939年に年産25万挺、1940年には年産44万挺に達している。

(正)1938年に年産25万挺、1939年には年産44万挺に達している。

 年表をどうもズレて読んだようでして・・・(恥)

 えーと・・・、またズレて読んでないか心配ですが、同じ年表によると、
1939年(皇紀2599年)に制定された九九式小銃が量産開始されたのが
1940年から、同年の小銃生産数は合計48万挺、うち25万挺のところ
まで三八式(6.5mm系)と表記されています。
739一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/04 00:49 ID:???
書き込みテストです。
740一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/04 02:27 ID:???
えー本日のお代は6.5mm弾の特性について語ろうと思います。
しかし過去ログでも同時代の銃と比較しての6.5mmの優位性は既にいくつか
語ってきていますので、要点を纏めてみます。

6.5mm実包のメリット

・実包その物が諸外国の.30級と比較して軽量で携帯できる弾薬の数が増える。
・同じ数を携帯するのならば重量が軽減され兵士の負担が減る。
・反動が小さいため兵士への負担が少なく、訓練度の低い兵でも命中させやすい。
・火薬、金属ともに節約できるため補給の負担が軽減される。

また中国軍のモーゼルや九九式等の.30級ボルトアクションと比較して、
否定的な意見を良く聞くポイントです、良くある例に対し予め反論して
おきます。
(エラーになったので分割)
741一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/04 02:28 ID:???
・『射程が短い』

これは間違いです、三八式実包は口径こそ小さい物の弾丸重量が妙に重たい、
細長い変な弾頭が付いている事に注目。
口径断面過重(SD値)を高める事により、運動エネルギーを遠距離まで
保つ工夫がなされていたため射程は他国の.30級の強装弾と互角です。
比較数値データは過去ログに。

九九式の7.7mm改定はむしろ接近戦用であったという説がある。
(数値で見ると口径の大きいほうが至近距離での威力で勝っている)

・『貫通力がない』
 三十年式は複数の兵を貫通して倒すこともあったそうなので、さらに
初速の向上している三八式で貫通力が低下したとは思えません。

・『横風等の影響で遠距離での命中精度は落ちる』
 この点は自分も長らく疑問に思っていた事なのですが、SD数値が
高い弾丸は横風にも強いそうです。
 口径が違う弾丸は全て同じ比率で縮小拡大してる訳じゃないですからね。
 イギリス軍が比較した九九式(7.7mm)と三八式(6.5mm)の命中精度
比較テストでは三八式が勝ったというのも事実でしょう。
(九九式が末期型だったからではなさそうです)
 情報を提供してくれたターナー氏にこの場を借りて御礼申し上げます。

・『殺傷力が低い』
 殺傷力に関しては定評のあるAK47の7.62mmと6.5mmArisakaは
活力で比較するとどちらも約2800ジュールで決して低いとは思えません。
 またイギリスのブレン.303や九九式実包は約3000ジュールでそれと
比較しても殆ど差はありません。
 また信憑性の低い情報ではあるが、P90と同じように命中時に横転する
研究が成されていたという説があります、参考までに。


 で、今まで資料不足により語りませんでしたが、まだ6.5mm弾には
メリットがあります。
(続く)

742一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/04 03:05 ID:???
【低伸弾道6.5!】

・・・っていきなり最初に謝りたいのですが、別に新しい資料が見つかった
訳じゃないので子細な比較データは持ってこれませんす(涙)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・欝。


気を取り直して行ってみますか。
ご存じのように銃弾がいくら速い速度で発射されると言っても、普通の銃弾
には推進装置は付いていないので、弾道は放物線を描きながら落下しつづけ
ています。

弾道が低伸する、とはこの放物線がより緩やかで長い距離を飛翔すると言う
事ですな。

では低伸する事によりメリットとは?

低伸すると距離によって照準点を変更する量が少なくなり、遠距離を狙う際の
射手の負担が減り、結果的に命中精度が上がる、と言えます。

また弾道の放物線の頂点が立った歩兵の身長以下で飛翔する距離が長ければ、
距離を見誤っても敵兵を殺傷する可能性があるというメリットもあります。

 ここで.30_06や7.92モーゼルなどの.30級強装弾と6.5mmの後落具合の
比較したデータが欲しい所なのですが、未だ発見には至っていません。

 過去ログにあるデータで比較してみると、6.5mm弾(日本のもスウェー
デンのも五十歩百歩)は30_06や7.92モーゼルのような.30級強装弾と比較
して初速で勝っている訳ではありません。
 しかし口径断面過重(SD値)の違いにより確実に低伸性は良かった筈です。
 過去ログにある距離別の活力の比較データから推測して恐らく間違いはない
かと思われます。
743一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/04 03:08 ID:???
調子に乗って次回予告じゃよ〜ギギギ・・・

次回は三八式の友、三十年式銃剣の紹介と他国の銃剣コレクション
を予定しております。

んがぐぐ。
744一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/05 23:20 ID:???
予告通り今回は銃剣の画像をいろいろ集めてきました。

先におことわりしておくと、小生銃剣術に関しては書籍での
知識しかございませぬ、格闘術に関しての話題、質問は武道板
あたりでお願いいたしマッスル( ̄▽ ̄;)

まあ銃剣図鑑とでも思って御覧になっていただければ幸いです。

(長文なので分割しまくります)
745一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/05 23:22 ID:???
【日本の銃剣1】

三十年式銃剣
http://www.quanonline.com/military/military_reference/japanese/photos/arisaka_bayo_full.bmp
(比較的程度の良い部類の前期型)

明治三十年に制定された銃剣で、名称から解るように当初は三十年式
歩兵銃用として開発されたものであります。
後継の三八式歩兵銃/騎兵銃に採用されたほか、て昭和20年まで
日本軍の標準銃剣として使用され続けました。

戦後も自衛隊で使用された他、旧軍が置いていった物を使用した例や
一部ではコピーの製造も行われた模様です。
あと意外な所では豊田商事事件の際に使用されたとか。

現在中田商店で安価な刀身切断実物が売られていますが、自衛隊塗装
の痕跡らしき物が残る物が多いのがちょっと謎です。
自衛隊では九九式改悪小銃とのペア以外でも三十年式銃剣を使用した
んでしょうか?

#旧軍では小銃を持たぬ兵科(戦車兵など)の兵にも支給され、
広く使用されていたそうです。

小太刀の様な如何にも日本的なスタイルであるが、どうもイギリス
の銃剣のコピーという説がある、関連銃剣は後ほど。
スッパリザックリショッキリと良く切れそうに見えるが、刺突専用
で本来は刃がつけられていない、ただし戦時には前半分を研いで刃
をつける規定になっていたと言う。

長い間使用されていただけあって、バリエーションは実に豊富で、
彫溝が無い物や切っ先に背刃の付いている物、鞘や柄の素材が異なる
物など実に多彩です。
大きい変化としては支那事変の頃から刀身が白磨きから黒錆染めに
変更された他、九九式小銃制定の頃に叉銃鉤が廃止されました。
また叉銃鉤の無い物を俗に”九九式銃剣”等と言い大別する場合がある。

偶に差銃鉤を格闘用の鈎とする解説を見るが、戦国時代の鈎槍のように
使う技が日本軍の銃剣術にあったとは聞かない。
また銃剣道の木銃にも鈎はついていない。
(戦前から無かった筈なので、スポーツ化したので廃止されたという
事も無いと思われます)
746一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/05 23:25 ID:???
【日本の銃剣2】
(模造刀身の”九九式”銃剣)
http://www2.sala.or.jp/~titose/knife/KNIFEORIJINARU/99SIKIL.jpg

 自分のコレクションにあるのとほぼ同じ物です。
 オリジナルの刀身を根本で切断した後に、クロームメッキ仕上げの
真鍮製刀身が装着されているのですが、継ぎ目が猛烈に弱く、すぐに
折れてしまう事確実なのであまりオススメしません(苦笑)
 モデルガンに真剣を装着する必要は無いので、こういう銃剣こそ
模造刀を販売して欲しいですね。
 某ショップの広告に模造刀の製作予定が掲載されていたので
期待しています。


十三年式、十八年式銃剣
(画像は今回発見できませんでした)

 二十二年式を長くしたような形状の銃剣で、銃の側面に
装着する形式になっていたのが特徴です。


二十二年式銃剣
http://www.bayonetsonline.com/RonPhotos9/japmur22e.jpg

二十二年式村田銃から一般的な下に着剣する形式になりました。
三十年式と違い剣型の両刃作りなのが特長ですね。
747一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/05 23:25 ID:???
【日本の銃剣3】
四四式騎兵銃/同付属銃剣
http://oldrifles.com/jap1.jpg
(起剣状態の写真は今回発見できませんでした)
稀に世界初の一体銃剣なんて話しがありますが、コレは大嘘で
マスケット銃の時代から一体銃剣の例はあります。
騎兵はサーベルを持つので銃剣をさらに持つのは煩わしいと
一体式銃剣が採用されたそうです。
起剣状態にすると命中精度が低下する欠陥があったため、全体の
生産数は少ないのに数種類の改良バリエーションが存在します。

二式銃剣(二式短剣)/一〇〇式銃剣
(今回画像は発見できませんでした。

まず二式短剣のほうは二式テラ銃用の筈なんですが、一〇〇式短機
用に開発されたなんて説も偶に見聞きしますね。
一〇〇式には別に一〇〇式銃剣という代物があったという説もある
(写真は見たことがないが実在はするらしい、過去ログ参照)ので
この辺は今後調査が必要だと思います。

二式は基本的に三十年式の短縮版なのですが、当初から刃が付けられ
格闘用ナイフとしても優れた性能を発揮したらしいです。
一〇〇式はダガータイプの物のイラストを見ただけです。

ヤタガン式銃剣
(画像は発見できませんでした)
あるウェブサイトで見慣れない単語が紹介されていたので調べて
見たところ、”ヤタガン”とはトルコの曲刀の意味だそう。
(ククリの様に先が曲がっている刀剣だった)
銃口から刀身を離すためにヤタガンの様に湾曲した刀身を持つ銃剣
を指した物らしい。
日本軍で使用された例を調べたら・・・「日本の軍用銃と装具」に
幕末〜明治初期に使用した先込式改造エンピール銃様の銃剣として
そういった湾曲タイプの銃剣の画像が掲載されていました。
748一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/05 23:32 ID:???
【同時期の他国の銃剣】
モシン・ナガン用銃剣(帝政ロシア/ソビエト連邦)
http://www.buymilitaria.com/mn_images/M91BAYO2.jpg
現代では余り見られない刺突専用のスパイクバヨネットで、四四式や
中国製AK等とは違い別体型です。
ソケット式装着も現代では殆ど見られない形式ですね。
御覧の通り全長は非常に長く、モシン・ナガン小銃自体の全長も
長いので着剣時の全長は三八式歩兵銃+三十年式銃剣を上回ります。
巷間でよく言われるように三八式が本当に銃剣術を重視していたなら
仮想敵国(というか開発中は日露戦争真っ最中)の小銃より短い物を
制定なんてするでしょうか?
また取り付けがネジ止めで三十年式より強度があり銃剣格闘向けだった
とは件の兵頭二十八氏の説。




・・・でも三十年式の着剣装置が弱かったとは全然聞かないので、単に
ナガン銃剣の設計が古かっただけという気がします(´Д`)

M1907銃剣(イギリス)
http://www.antiqueswords.com/images/bq453-1.jpg

三十年式はコレのコピーという説を見たのですが、制式年次を見ると
明治30年(1897)より全然後の制定で、気になるというか逆に
日本の銃剣のコピーなんじゃないかとしか思えないんですが・・・

今回調査不足につき判断保留という事で一つ・・・。

この銃剣も三十年式のような叉銃鉤があったのですが、1913年に
イギリスでは廃止されたそうです。
749一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/05 23:35 ID:???
【同時期の他国の銃剣2】

M1905銃剣(アメリカ合衆国)
http://www.firedept.net/groberts/bay/M1905C.jpg

長ッ!(笑)
シンプルな銃剣です、それ以上コメントに困ります。

スプリングフィールドM1903の他初期のM1ガーランドにも使われた
らしいです。


モーゼルKar98k用銃剣
http://www3.50megs.com/bayonets/images/k98wbay.jpg

こういうダガー型の両刃の剣もなかなか魅力的なデザインですね。
モ式銃剣の名称で日本でも使用されたそうです(コピーか輸入かは不明)
中国の軍閥軍が三八式歩兵銃にモ式銃剣を装着しているという
キャプションがある写真を見たことがあるんですが、モーゼルと
三八式じゃ着剣装置の構造が違う筈「?」です。

この辺も調査続行という事で一つ。


モーゼル(Gew98?)用銃剣
http://www.antiques-online.uk.com/01033.jpg

”WW1 German 'Butcher' Bayonet”とオソロシゲなキャプション入りで
説明されてました。
背の鋸歯は現代のサバイバルナイフと違って木材や軽金属の切断用
ではなく、格闘戦用だったそうです。

なんかこの鋸歯が極悪そうでかっこいいですね。
750一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/05 23:37 ID:???
【自衛隊の銃剣】
M1ガーランドやM1カービンは米軍と共通タイプなので
解説も画像も省略します。

64式用銃剣
http://ikariya.com/shop/images/a0347l.jpg
(画像は米軍のM7銃剣)
米軍のM7銃剣の刀身長を延長したコピーモデルだそうです。
自衛隊オリジナル品の画像は見つけられなかったのでM7銃剣で一つ。
某A庁では長くなったのは銃剣格闘用ではなく塹壕掘り用だとの
説明があるとか。

89式用銃剣
(画像は発見できませんでした)
AKやM9のようにワイヤーカッターにも出来るナイフ
タイプの銃剣のようです。
副次的要素を重視したのかM9よりも多機能な様です。
751一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/05 23:42 ID:???
【世界の変わり種銃剣コレクション】
M84銃剣(アメリカ)
http://www.trapdoorcollector.com/pics_html/m84.jpg

クリーニングロッドの尖端をとがらせ銃剣の代用にした変わり種。
スプリングフィールドM1903の初期型もこの銃剣だったような
記憶があるんですが、今回確認できませんでした。


マチェット銃剣(オーストラリア)
http://www.bayonetsonline.com/RonPhotos8/ausmch19.jpg

銃剣としては珍しい形状でマチェット(鉈)として普段使用できる
用に設計されています。
銃剣は一般的に重厚だけど鋭くは無いので鉈を模すのも合理的な
気がします。

AR−10用銃剣(アメリカ)
http://bayonets.com/R142.jpg
見た目は何の変哲もないタダの銃剣ですが・・・
(っていうか妙にチャバネチックな色合いが嫌)

http://bayonets.com/R144.jpg
折り畳み式ツールがグリップの中に収納されているという変わり種(?)
銃剣本体と別に軽快に使うことも出来るので合理的な気もしますね。


AK74用銃剣(画像は旧東ドイツ製)
http://www.mallkun.com/mall/Images/pxhouse/imageEASTGEAMak47byonet.jpg

鞘と組み合わせてワイヤーカッターとして使用できます。
アメリカのM9や日本の89式もパクった用に今じゃ一般的なアイデア
ですが、出た当初は変わり種銃剣の一種だったんじゃ無いでしょうか。

東ドイツ製の中古が中田商店で安価で売られているので気が向いたら
購入して見て下さい。(というか中田で買って持ってます(笑))
Mig29と並んで統一ドイツでも継続して採用(G36の制式銃剣)された
共産圏生まれの優れ物(?)

ところで自分が持ってるのは中古品なので実用されてた筈なんですが、
見た目と違ってとんでもなく鈍い刃しかついてません。
銃の先につけて刺突するだけならこんなんでもいいのか?

M9銃剣
http://www.izu.co.jp/~fal/cg/knife/m9.jpg

LSとか書いて有るのは気にしないように(藁
これもAKに倣ってワイヤーカッター機能付きですね。

旧LSのプラモナイフシリーズの中でAK用とM9は特に
良い設計なのでオススメします。
752ガバ:02/07/07 23:26 ID:???
 >モーゼル用鋸歯銃剣

 レマルクの『西部戦線異常なし』の中で、古参兵が新兵の装備をチェックし、
この手の銃剣を持ってると取り上げてたなぁ。
 曰く、「この銃剣持って捕虜になったら、鼻を削がれ、耳を落とされ・・・」
753一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/09 20:30 ID:???
>>752
まー映画の中のセリフですし(´Д`)
・・・とはいえ当時の兵士達の間での噂話としては実在した話かもしれません。

でも曲がりなりにも実在する制式兵器だった鋸歯銃剣が実戦で使われていない
って事はないと思います。

手元の資料だと正式名称はM1898/05となっているんですが、今さっき調べてみた
ところ、鋸歯付きに独立して与えられた名称ではなく普通の銃剣と同じ名称だ
そうです。

”German M1898/05 Bayonet, 1st Pattern”(独逸、M1898/05銃剣1型)
http://www.antiqueswords.com/images/gb2-1.JPG

フツーの長い銃剣でちょっとコメントに苦労します(笑)
同時期の三十年式を比較してみると、特にどっちが長いとか言うことは無い
という事はわかると思います。
754一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/09 20:43 ID:???
チョト脱線します。
鋸歯銃剣もそうだけど第一次大戦で使われたとされる写真で良く出てくる
クギバットとかトレンチナイフってなんか見た目の極悪度は普通の銃なんか
よりよっぽど上に思えまする。
なんか武器っていうより拷問器具みたいな感じで・・・( ̄Д ̄;)

そう言う意味だと竹槍もなんか普通の槍や刀と違って鋭くないだけに刺され
たら死ぬまでに苦しみそうで嫌な武器ですな。

更に脱線すると釘バットで何故かVガ○ダムのカテ○ナさんを思い出します。


・・・・で、話題を少し戻す為に今から日本軍の銃剣でいっちょ書いて
きます(笑)

お代は「四四式騎兵銃と九七式狙撃銃、一〇〇式短機と九六式軽機」の予定。
755一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/09 21:14 ID:???
というか調べていたら画像が見つかったので銃剣図鑑に追加です。

【日本の銃剣4】

・フクロナガサ
ttp://www.yamatokikaku.co.jp/sz-14b.jpg

猟師の使うナイフらしいんですが、柄が筒状になっていて火縄銃の
先に装着して槍のように使えた・・・らしいです。
本当なら日本の銃剣の歴史は江戸時代(と言っても長いがいつ頃だろう)
に遡る事になりますね。
でも後世の創作説も聞いたことがあります。

これを火縄銃に装着して猪や熊と格闘するのは漏れは嫌でつ(苦笑)

・三十五年式銃剣
http://www.bayonetsonline.com/RonPhotos3/jap35i.jpg

三十五年式海軍銃(*1注)の専用銃剣らしいですが、三十年式の初期型
とドコが違うのかちょっとわかりません(笑)
着剣装置の規格が違ったとするなら嫌な話しですが、後の海軍陸戦隊も
三八式歩兵銃を採用していたので、昭和期の様に無意味に反発して規格
の変更を行ったとも思えません。

#*1、区別しやすく便利なので良く使ってますが、「○○式海軍銃」ではなく
「○○式小銃」が海軍での正式名称です。
 また海軍での三八式歩兵銃は「三八式小銃」の名称だが、これは騎兵銃を
海軍で採用しなかったからの模様。

・ヤタガン式銃剣
ttp://arms2armor.com/Books/japbayo.jpg

小さく写っている物がそれだと思います。

・二式銃剣/一〇〇式銃剣
http://www.gunsandbayonets.00me.com/images/type_100.jpg

「Type100」とキャプションがあったが、”二式”とされている物の
画像である。
 一〇〇式銃剣に関する資料をご存じの方がいたら教えて下さい。

756一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/09 22:14 ID:???
今日は都内のミリタリーショップ行ってきて疲れたのでやっぱ寝ます。
また明日!
757ガバ:02/07/10 00:08 ID:???
>753
 映画じゃないよー、有名な小説だよー(映画化はされているけど)
758一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/12 13:45 ID:???
>>757
アラヤダ(゜Д゜
小説版の方は未見でしたスンマソン
まあ小説も映画も同じくフィクションだからって事で一つ。
759一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/12 13:47 ID:???
【1・四四式騎兵銃と九七式狙撃銃】

 ご存じのように日本の銃刀法では銃剣(着剣装置を有する刃物)は
禁止です、昔の刃渡りの長い物だけでなく、現代のナイフ銃剣でも。
(猟銃のほうも着剣装置を有する物は禁止と明記してある)
刃渡りがよっぽどあるポン刀やマグロ包丁や剣鉈の方が殺傷力が
ありそうな物ですが銃剣の方は禁止です。
 でも考えてみれば真銃に着剣して行う銃剣術はスポーツ化して
おらず、民間人がやることは出来ませんし、銃剣で狩猟をしよう
なんて思う奴も居ないだろうから当然なのかもしれません。
 着剣した状態での射撃を体験した人は、軍隊関係者の一部のみ
でしょうね。

 では「着剣状態で射撃するとどうなるの?」という疑問について
今回は考察していきますか・・・。

 先に結果を発表してしまうと、普通の銃は着剣すると命中精度が
低下してしまいます。

 単純な理由としては銃剣術に使用する事によって、銃口付近(特
に銃口付近の損傷は命中精度に大きな影響をあたえる)傷が付いて
しまうという事もありますがそれだけではありません。

 先の銃剣紹介の項で四四式騎兵銃(初期型)の命中精度低下問題
について触れましたが、これは初期型の着剣装置の基部が銃身に
大きく干渉していたために発生した問題だそうです。
(ちなみに通常の三八式歩兵銃や騎兵銃は金具を銃床に仕込んで
干渉を減らす工夫がなされていたそう)

(エラーになったので分割)
760一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/12 13:49 ID:???
では「なぜ、銃身に干渉する部品があると命中精度が低下するのか?」

 これは現代のボルトアクション銃の大半はその対極、銃身基部のみ
で固定され、余計な干渉物の無い”フルフローティングバレル”を
採用し、高い命中精度を得ている事で理解できると思います。

↓解りやすいフルフローティングバレルの現代銃の例
ブレイザーR93タクティカル
http://www.imt.net/~mele/images/blaser.jpg

「フローティングバレルが何故命中精度が良いか?」という点は
先程Web検索して見たところ、不正な振動が抑えられるからだそうで。

 ”普通の銃”である三八式歩兵銃/騎兵銃の着剣装置も銃身に
過重が掛かる方式なので矢張り命中精度は着剣すると低下したと
みてまちがいないでしょう。
 狙撃型の九七式狙撃銃も三八式の部品を流用しているので着剣装置
は残されていますが、「日本の軍用銃と装具」によると現存する狙撃
銃には着剣された痕跡の有る物は殆どないそうです。

761一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/12 13:49 ID:???
(付録画像)
四四式騎兵銃各形式の拡大図は今回見つかりませんでした。

三八式歩兵銃の銃口付近拡大図(槊杖は紛失している)
http://www.fortunecity.com/meltingpot/lodge/616/type38nose.jpg

#こういう形式のストックの場合木部全体を銃床と言い、この部分↓
を区別する場合は床尾と言うそうな。
http://www.fortunecity.com/meltingpot/lodge/616/type38butt.jpg

↑三八式に限らずこの時代の銃(モーゼルGew98など)の着剣装置は
銃床に過重がある程度分散するように思えます。

↓しかし現代銃の着剣装置はモロに銃身だけで過重を支えているので
さらに悪影響がありそうですね。
もっとも狙撃銃でなければ気にしなくても良い範囲なんでしょうが。

ソケット式銃剣を装着したFN-FAL、ナイフ銃剣もFALには存在するが
着剣位置は概ね同じ。
http://remtek.com/arms/fn/falmap1.jpg

M14解説図、「BAYONET STUD」が着剣基部である。
http://www.olive-drab.com/images/firearms_rifle_m14.jpg


オマケ
バイポット付きFAL
http://www.fnfal.com/falfiles/images/stg58logo.jpg
バイポット付きM1A(M14スポーター)
http://guns.moral-flexibility.net/spot/m14_a01.jpg

↑すみません、個人的な趣味です(笑)
なんかバイポット付きのアサルトライフルに萌える物があります故。
762一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/12 13:53 ID:???
【後編・九六/九九式軽機関銃と一〇〇式短機関銃】

 で、前編を読んだ人の中には日本軍の機関銃の着剣装置に
ついて再び疑問を持った人も多いでしょう。
 矛盾するようだけど日本軍の軽機関銃に着剣すると命中精度
が上がるという説も事実であると小生考える次第であります。
 では、その理由をば、画像を交えて解説していきましょう。

#92式スレの常連様は否定的だったので真っ向勝負じゃよ〜(ドキドキ

まずは日本軍の軽機関銃の画像を御覧頂きたい。

九六式軽機関銃(着剣ラグの位置に注目)
http://www.rt66.com/~korteng/SmallArms/images/japlight.jpg
九九式軽機関銃(ラッパ型消炎器が装着された事に注目)
http://member.nifty.ne.jp/takixxx/99LMG.JPG

#着剣した状態での写真は今回ネット上では発見できなかった。

 御覧のように着剣装置はガス管の方に装着され、銃身とは
一切干渉しない設計とされている。
 このため着剣位置が著しく後方となり、刃渡りの半分くらいしか
銃口の先に出ていない。
 ましてや消炎器が装着されるようになった九九式に至っては
切っ先の数センチしか銃口の前に出ない。

 銃剣術に使用する事が目的ならば、命中精度を矯めてでも銃身に
着剣装置を付けるべきではなかったか?

(再びエラーになったので分割)
763一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/12 13:57 ID:???
(続き)

 また当時の軽機はボックスマガジン給弾で如何にも軽快そうに
見えるが重量は10キロ近くあり非常に重たい。
 その上、九六/九九式軽機は立撃を考慮した構造ではないため
二脚を使用しない場合はキャリングハンドルを持たねば保持できない。
(キャリングハンドルを保持した立撃は行なわれていたようである)
 ガス管や銃身は射撃後には加熱するので持つことは不可能である。

 よって実戦で銃剣格闘の姿勢を取ることは不可能である。

 立撃や銃剣術の姿勢を取る事が可能な軽機の前例としてはアメリカのB.A.R.
があり、先台を付属させ通常の立射姿勢(や銃剣術の姿勢)が取れる物はあっ
たのに模していない事も補足しておく。

M1918A2 B.A.R.(これはショルダーウェポンとして考えられており先台を
保持しての立撃が可能である。)
http://www.kmike.com/KWjpg/1918a2.jpg

#B.A.R.は軽機関銃として見るとやや不完全な代物で、名称からして
「ブローニングオートマチックライフル」であるが、自動小銃という
よりヘビーアサルトライフル型SAWの御先祖としたほうが適切に
思います、よって軽機の仲間として今回は扱います。
764一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/12 13:57 ID:???
(続き)

 また軽機兵の一般作業用(副次的要素)用に銃剣を支給するため
着剣装置をつけた、という説も否定せざるを得ない。
 旧軍では小銃を持たぬ兵にも銃剣は支給されていた。
 銃自体を重くして別に作業用ナイフを携帯するより、作業ナイフ
を兼用した銃剣をバラストウェイトとして装着する方が装備全体の
重量が軽減でき、合理的である。

 以上の理由から九六/九九式軽機の着剣装置は命中精度向上目的
説をワタクシは支持致します。


(参考画像)
現代の軽機である分隊支援機関銃(SAW)には大別してベルトリンク
給弾のミニマシンガン型(セトメ・アメリやRPDなど)とボックス
マガジン(ドラム含む)給弾の重アサルトライフル型(RPKなど)
の二種類がありますが、後者の方には着剣装置を有する物が多数存在
します。

L2A1(FALの分隊支援型)
http://gunthings.com/L2A1.jpg

ウルティマックス100LMG(シンガポール製)
http://www.probertencyclopaedia.com/j/Ultimax.jpg

もっとも現代のSAWは第二次大戦中の軽機より軽量(6キロ前後)
なので弾が無くなったときは銃剣格闘にも使えるかもしれません。
765一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/12 14:01 ID:???
【分割しすぎて番号無意味・一〇〇式短機関銃】

「一〇〇式短機は銃剣術に使用できるので銃剣術目的だ!」
・・・と思った方も居ると思う。
 諸外国の機関短銃にも山ほど着剣装置の例はあり、第二次
大戦後に軍用機関短銃の地位を奪ったアサルトライフル(と、
そのショートモデル)にも着剣装置を有する物は多いので
銃剣格闘目的だったとしても何の非合理性もないと思う。

では一〇〇式の場合副次的効果として着剣時の命中精度向上が
見込めたかどうかについて考察してみようと思う。


一〇〇式機関短銃(試作型)
http://www.horae.dti.ne.jp/~fuwe1a/images/kennjyuu/100gmg-2.jpg

↑バレルの下についている管は着剣管と言い、テレスコーピック式に
伸縮し、銃剣術の際の間合いを稼ぐための物・・・だったそうだ。


一〇〇式機関短銃(前期型・・・の様に見えるがキャプションによると
これも試作段階の物らしい)
http://www.horae.dti.ne.jp/~fuwe1a/images/kennjyuu/100smg1.jpg

↑これも試作型とキャプションがあったが、前期型の外観上の特長を
備えているので前期型として解説します。
量産された前期型は着剣管は残されたが、伸縮機能は失っている。
以前の”ベ式”や後の”一〇〇式改”は着剣装置が直接銃身覆に
装着されているので、命中精度向上を狙って非伸縮の着剣管に
装着したのではないだろうか?


一〇〇式改機関短銃(一〇〇式後期型)・・・のミニチュアモデル、
なかなか凝ってるので実物写真の代わりに紹介。
http://users2.ev1.net/~jimbobwan/rb17.htm

↑後期型になると御覧のように普通に消炎器に装着するようになる。
単に末期体勢になって手抜きをされたと言うこともあるだろうが、
フルオートマチック射撃時のコントロール性が確保できれば精度
その物は余り高くなくても良いと気付いたからではなかろうか?
766一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/12 23:25 ID:???
ギャー!次回予告じゃあ!ギギギ・・・

都合良く(?)檄ヤセしてるので夏になったら中田に防暑衣でも
買いに行こうかと思ってまする。

ドコゾでヒストリカルゲームの予定があったら誘って下たい。

と、言うことで次回は軍装品店レポートを予定しております。

脱線するようだけど軍用銃と装具は対なので避けて通るわけにも
いかんと思うのじゃよ〜ララララララ・・・
767名無し三等兵:02/07/16 20:28 ID:NgoOOVeJ
age
768一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/17 00:38 ID:???
ギャー!晒しageじゃあ(?)ギギギ・・・

今からなんか書きますけん堪忍してつかあさい。
769一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/17 02:47 ID:???
暫く前からヒマを見つけちゃ都内のミリタリーグッズ取扱店を
見に行ってたので、番外編と言うことでで情報でも書いてみようかと。

銃の装具、銃剣やスリングに始まってマガジンポウチあたりまでは
個人的には銃の付属部品の一部みたいに思う事があります。
そう言った装具(レプリカ品含む)を仕入れる時の参考にでも
して下ちい。

・中田商店
 上野アメ横ガード下にある聖地です(笑)
 上野店も御徒町店もJR御徒町駅で下車したほうが近い
ので、そっちで下りた方が良いです。
 実物の扱いも有る上にレプリカ品の豊富さは世界一だと
思います。
旧軍ファンはレプリカ軍服と帯皮と弾薬盒と(中略)を購入しる!

・松崎商店
 上野のちょっと商店街から外れた場所(まんがの森上野店
から歩道橋を渡った反対側)で初めて行ったときちょっと
迷いました。
 米軍や警察自衛隊旧国鉄なんかの払い下げ品や旧軍の
実物やレプリカ(?)が沢山あります。
 ここの旧軍略帽はなかなか出来が良くオススメ。
 旧軍ファンは購入してから帽垂が取り付けられない事に驚愕しる!
770一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/17 02:47 ID:???
・Fきや
 浅草花やしき遊園地の真っ正面なので解りやすいです。
 当日まで予定が無かったので漏れは迷いましたが(涙)
 旧軍の軍服や小物はなんか充実してる見たいです。
 直接行ったのに”みたいです”なんて言い方なのは、


 商売する気あんのかおやっさん!?


 の一言を持って解答とさせて頂きます。
 旧軍ファンは買う以前に売って貰えるかどうかで苦労しる!

・MASH
 代官山からカンバッマバズィーンの広告の地図を見て歩いてく
のがいいと思います、渋谷からはチョト解りづらい。
 大戦やベト戦の米軍物が豊富です、特に小物が充実。
 その他各国軍もありますが旧軍物は見た限りありませんでした。
 でも店員が親切で良かった、また行きたい。
 旧軍ファンは鹵獲品と言い張って米軍の小物を使用しる!

・ファントム
 昔は相模原にも支店があったのに、潰れちゃいますた。
 駅からちょっと距離があって解りづらいので、適当に雑誌の
広告の地図とか見て行って下ちい(汗)
 ベト戦や現用の米軍、バイオハザードグッズ、オリジナル
カジュアルウェアなどが豊富です。
 旧軍ファンは行ってみて旧軍物が無い事に憤慨しる!
771一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/17 02:48 ID:???
・サムズミリタリヤ
 池袋駅で下車して豊島区役所を目指しましょう、役所のすぐ
裏です、旧軍グッズも偶に有るらしいです。
 ベト戦米軍、大戦独軍を中心にその他各国軍の製品も
取り扱いがあります。
 ここのM1ヘルメットレプリカ(プラ製で軽量)はなかなか
宜しいかと、旧軍ファンは鹵獲品と言い張って(以下省略)

・フロンティア
 JR赤羽駅下車、ちょっと説明に困るので雑誌の広告見て
行って下ちい(汗)
 トイガンが豊富で安いでつ、軍装品というより迷彩服や
タクティカルベストやマガジンポウチばっかりでサバゲ用品
と言った方がしっくり来る品揃え。
 自衛隊新型迷彩レプリカに興味を引かれましたが、サバゲ用
迷彩はスモーキーブランチパターンと決めているので買いません
ですた。
旧軍ファンはココで買ったタナカのモ式小銃でサバゲしる!
(もちろんタナカが三八式を出したら購入しる!)
772一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/17 02:49 ID:???
・山海堂
 鎌倉の大仏の直ぐ前なので迷わないと思います。
 道が狭い上に観光地で大渋滞するのでバイクや車で行くのは
控えた方が良いと思います。
 ttp://www.kamakuranet.ne.jp/~sankaido/dntgt.htm
 ↑の将校軍刀の模造刀がチョト欲しいでつが、将校服はなんか
威張ってるみたいでイベントとかでも着用し辛いでつね(笑)
 他にも模造刀や居合い刀、外国刀剣や防具のレプリカ、妖しい
武道具、和装小物、観光土産品が豊富です。
旧軍ファンは模造刀装備で巡査抜刀隊ゴッコや困民党ゴッコをしる!

・大和にあるよくわからん店(CAMPって名前らしい・・・)
 相模鉄道or小田急大和駅下車、ブックオフ駅前店の隣です。
 各国軍の・・・って何がなんやらぜんぜんワカラヌ(汗)
 一部置いて有る自衛隊グッズはあまり店頭で見かけないので
貴重かもしれません。
 中田の軍服本や自衛隊の缶詰を安くゲッチュしますた、ゴッツァン。
 旧軍ファンは・・・
773一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/17 02:51 ID:???
明日むっちゃ忙しいのに何やってんだろ俺・・・

次回は中田のレプリカ装具についてレポートしようと思います。
弾薬盒やスリングは銃と切り離しては考えられない物だと思います故。
774一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/18 20:11 ID:???
日本軍の装具について掘り下げて見たかったけど、ちょっと今日は別スレに
書きたい事が出てきたので延期しまする、誰も楽しみにしちゃいないだろうけど。
代わりに忙しくなった原因の都内での買い物をチョト書くさ。

・日の丸国旗
 通ってる病院が都内某所で近いので靖国神社に行ってわざわざ購入、
1200円でした。
 物としちゃ東急ハンズとかDIY店で売ってるのと全く同じ代物
なんだけど、買った場所が場所なので気持ち的には価値があります(笑)

・陸軍略帽
 中田商店御徒町店で木綿製の安い略帽を購入、汗っかきなので1万円
近いウール製はもったいないので・・・。
 でもこの略帽(サイズは58らしい)、以前は小さくて被れなかった。
 髪の毛を今短く刈り込んでるのもあるが・・・

775一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/18 20:11 ID:???
・陸軍兵用防暑衣
 例によって中田商店御徒町店にて購入・・・・・しようと試着まで
させてもらったんだけど(涙)
 大号と中号があるんだけど中号でもブカブカなので諦めました。
 防暑衣で元々大きい作りなのもあるだろうけど、こないだ入院して
以来凄く痩せてきてるのでそっちの影響の方が大きいと思います。
 実は普段着も今までのが大きくなりすぎて困ってます(涙)

 でもガリガリの方が日本兵らしくていいか?
(デブはデブで将校服着てると似合うと思うが(笑))

・ロイド眼鏡
 レンズをちょっとイイ奴入れたら4万円超えちゃいますた。
 戦中の記録写真を見ていると、セルロイドの丸眼鏡が多かった
ようだけど、セルロイドの眼鏡は今はほとんど売ってないで臑。
 クラシカルな雰囲気のデザインのメタルフレームなので割と
気に入りました。
でもドコで着るんだろう?(笑)
イベントの類は殆ど行かないし、ヒス戦は友人のコネがあるが
体調戻るまで参加出来ないな(涙)
776一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/20 17:33 ID:???
よく見たら92式スレがDat落ちしてる・・・・


う、欝だ・・・・


777一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/20 17:34 ID:???
よく見たら書き込み番号が777だ・・・・


い、今だ777getズザー・・・・・
778一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/20 22:34 ID:???
そう言えば今日から世間一般の学生は夏休みで臑。
煽る訳じゃないが現実問題として、夏休み中って雰囲気が変わるからなぁ・・・

はぁ・・・
779銃剣すき:02/07/21 00:27 ID:Mvzm8ScC
>755
二式短剣と百式銃剣は同じもののことでは?
一式試製と書かれたものもありますが、そもそも正式装備なんでしょうかね?
それとも一八二式さんが区別しようとしているのは、二式(百式)短剣を改造したナイフ状のもののことかな・・・
780一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/21 07:27 ID:???
ギャー!晒以下省略。

>779

まず、第一の疑問「二式短剣と百式銃剣は同じもののことでは?」

これに関してはまず過去ログ(>>268-279)のやり取りを御覧に
なっていただきたい。

ワールドフォトプレスの文庫本(ミリタリーイラストレイテッド世界の
軍用銃)に「一〇〇式銃剣」なる名称のダガー型の刀身を持つ”二式短剣”
とは全く異なる銃剣(のイラスト)が紹介されています。

と、言うことで「同じ物か否か?」に関してははっきりと否であります。

この全く二式と異なる「一〇〇式銃剣」が実在するかどうかは、あんまり
アテにならない(正直スマンカッタ)本にイラストしか掲載されていない
ので、実在しないか挿し絵の間違いなんじゃないかとも思っていたのです。

が、>>279氏の情報によると洋書に写真が掲載されている様なのでのでどうも
実在はするらしいです。

(分割)
781一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/21 07:48 ID:???
で、第二の疑問。

>一式試製と書かれたものもありますが、そもそも正式装備なんでしょうかね?

まず「一式試製」に関しては漏れのバイブル「日本の軍用銃と装具」に詳しい
記述がありますた。

(以下引用)

短剣

三十年式銃剣を短くした短剣が、空挺目的のために作られたが、
工廠データから解明するそれらの製作数は、

昭和16年(1941)名古屋工廠で「一式短剣」5000振
昭和18年(1943)名古屋・豊田で「二式短剣」25000振
昭和19年(1944)奉天工廠で「四式短剣」16200振となっている。

(二式短剣のスペック紹介なので引用中略)
一式と呼ばれる物がナイフ状の短い物かも知れない。
四式短剣は柄がアルミ製のものであると言われている。

(以上、引用終わり)

782一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/21 07:52 ID:???
(エラーになったので分割すますた)
またまた「四式」なる謎の代物が登場しちゃって困ります(笑)

まず「試製一式と書かれた物」という貴殿の情報からして、一式は
二式と同じ三十年式の短縮型のバージョン違いと見て間違いない
のではないでしょうか。

四式も本の記述だけ見ると同じく三十年式を短縮したような形状?で
柄がアルミ製の物・・・・と推測します。

「日本の軍用銃と装具」短い銃剣の現物写真が他に何枚か掲載されていますが、
キャプションはいずれも「二式短剣」です。

正式化されないまま量産されたという情報は今のところ見ていないのと、
「二式」の正式名称があるので正式採用された事は間違いないと思います。


>二式(百式)短剣を改造したナイフ状のもののことかな・・・

 申し訳ないでつがどんな代物か良く解りません(汗)
783一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/21 08:16 ID:???
日本陸軍のナイフの画像を刃物繋がりで紹介しておきます。
戦闘ナイフじゃなくてツールナイフなんですがね。

(個人サイトからの無断紹介なのでコソーリと見に行って下さい)

収納状態
ttp://www.saturn.sannet.ne.jp/milch/ja_toolknife1.jpg

刃を出した状態
ttp://www.saturn.sannet.ne.jp/milch/ja_toolknife2.jpg

缶切りを起こした状態(錆が下にだけ浮いてしまっている)
ttp://www.saturn.sannet.ne.jp/milch/ja_toolknife3.jpg


運営者の方のコレクションのようで実に羨ましい!
が、実用性という面からすると摩擦力のみで刃を保持する危なっかしい
作りで使い勝手はあまり良くなさそうです。
肥後の守と同じようにチキリをつけりゃ似たような作りでもより使いやすい
ナイフになったと思うんですが。
缶切りも何時動かしてしまうか解らないランヤードリンクで押さえているだけ
なので携帯には気を使いそうです。

何回も引き合いに出して申し訳ないが「日本の軍用銃と装具」には、これと
同じ形式の微妙なバージョン違いや、ハンドルが木製の物が掲載されて
いました。

あと有名なビクトリノックスのソルジャーは1891年にスイス軍に採用に
なったそうなので、それと比べるとちょっと見劣りするのは否めないです。
ttp://www.shuei.co.jp/shopping/victorinox/jpg/knife1891.jpg
784名無し三等兵:02/07/21 15:46 ID:???
私の考えとしては、百も一も二も実は同じもののことでないかということです。
いろいろな出版物で呼び方が異なっているだけで・・・
また、三十年式銃剣を短縮したようなものに、正式名が与えられるはずもありません。
この剣(件)でもっとも詳しい本は ラーリイ・ジョンソン著「Japanese Bayonets」でまちがい無いと思います。またこの本には二式を改造してナイフ(ダガー)状の(Special Purpose Bayonet)なるものの写真もあります。
写真だけなら有名な「MIRITARY RIFLES OF JAPAN」にも両方ありますよ。
須川さんの本の件ですが、戦時下に戦闘機じゃあるまいし正式名称が異なる銃剣がいくつも採用されたか疑問に思いませんか?
785一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/21 19:42 ID:???
まず一つ疑問に対する解答が出てますね。

ナイフ状ってのはダブルエッジのダガー状の形状の物で、実在する物
(『世界の軍用銃』に一〇〇式として掲載されていた物)は二式を後から
改造した物、と言うことで宜しいんでしょうか?

>また、三十年式銃剣を短縮したようなものに、正式名が与えられるはずもありません。
>戦時下に戦闘機じゃあるまいし正式名称が異なる銃剣がいくつも採用されたか疑問に思いませんか?

「三十年式銃剣を短縮したようなもの」とは形状の説明を端折る為に
漏れが説明に使った単語ですが、三十年式を改造した物ではなく、最初から
短く製造された物であるし、銃剣の全長が異なると使用に大きな差異が生ずる
ので三十年式から独立した独自の正式名称が与えられた可能性は高いと考えます。

 しかし俗称”九九式銃剣”のようにかなり異なった形状でも正式名は三十年式
のままなので、「一〇〇式」「一式」「二式」「四式」の全ての”短剣”が
全部独立した正式名が与えられた物と言うのは少し不自然な考えかもしれません。
786一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/21 19:56 ID:???
(分割しますた)

 しかし戦時下に小物でも改定するときは改定して個別の名称を与えて
いるし、工廠の製造記録に残っている名称のようなのでまるっきり
存在を否定することもできんと思うのですよ(´Д`)

 「一式」、「二式」、「四式」は工廠の記録に残っているようなので
少なくとも「試製○式」のような仮名称は与えられたと思われます。

 ”一〇〇式銃剣”は”九九式銃剣”のように外観が異なるバリエーション
モデルに(戦後に?)付けられた俗称、という説を提案します。
787名無し三等兵:02/07/21 21:32 ID:???
ダガー状のナイフですが、これはシリアルナンバーからも間違いなく二式短剣を改造したものです。現物も自ら確認してます。ただしダブルエッヂではありません、片刃なのです。
ラーリイ・ジョンソン氏の考えでは「二式短剣を支給したものの、長い銃剣に慣れた兵士達に受け入れられずお蔵入りになってしまった。しかしドイツの空挺ナイフをまねて同じようなナイフに改造して再支給したのでは」
とのことです。私もこの想定が事実ではないかと思います。ちなみに改造といっても工廠でプロの手で行われたものと思われます。それだけ質が高いのです、戦後の作ではまずないでしょう。
さて、いずれにしても極珍しいアイテムです。私は厨房のころから二式短剣が欲しくて仕方ありませんでしたが、牛蒡剣と異なり全く噂にも辿り着けませんでした。少なくとも1万挺は作られたはずなのに・・・
788一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/21 22:25 ID:???
>戦後の作ではまずないでしょう。

>>786文中の「(戦後に?)」は「”俗称が”戦後に付けられた物」では
ないかという意味で、戦後に改造銃剣が製造されたという意味ではないです。

「一〇〇式」の名称は件の文庫本と海外のWebサイト以外で見聞きしたこと
は無く、恐らくは日本側の記録には残されていない名称だと思います。
よって正式名称ではなく俗称ではないか、と小生推測する次第であります。
また俗称だとしても戦後のコレクターが付けた俗称ではないか、とも。
789名無し三等兵:02/07/21 23:00 ID:???
>788
そのとおりだとおもいます。
二式はともかく、三八銃と三十年式銃剣の組み合わせこそ旧軍の象徴に思えるのは私だけでないと思います。
ある意味、日本陸軍の主力兵器じゃないでしょうか。何百万の日本人がこれを吊っていたのに、最も詳しいのがアメリカ人の本とは・・・
三八銃の魅力のひとつはその造りの良さ、凡そ兵器に似合わないほどの過剰な仕上げじゃないでしょうか。銃剣も当初のものは(鍔の曲がってる、グリップねじ留め)とても出来がよいです。末期の銃剣は屑ですが、二式短剣は帝国最後の気合の入った銃剣でしょう。
790一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/21 23:13 ID:???
ダブルエッジ云々に関しては自分はイラストでしか見たことがない故に
発した誤認です、また刃物用語に関しても間違ってたり解らなかったり
する所があまりに多く申し訳ない。
鋭い刃が付けられていなくても(逆に付いてると普通の作業に使い辛く
なる)ダガー状の方が刺突力が強くなるそうなので、それを狙って
改造したんでしょうかね?

日本刀モドキの形状をした”タントー”なるナイフも最近刺突力が強いと
言う触れ込みで出回ってるので二式もそんなに悪かったとは思えませんが。

日本刀を強く意識させるスタイルの三十年式や、短くてより近代的な
二式は最高に好きな銃剣の一つです。
グルカ兵のククリみたいに自衛隊も伝統を受け継いだ銃剣を採用して
欲しいんだけど、絶対無理でしょう(涙)

自分はモデルガンに着剣して飾っておきたいので、出来の良い模造刀が
欲しいです、二式の模造刀は昔あったような記憶があるんですが・・・。
791一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/21 23:31 ID:???
>>789
反応速いっスね、>790を書いてる間に書かれてしまた・・・。

銃剣は小銃を持たない兵にも支給されたので数的な主力なのは間違い
無いでしょうね。
形状も日本刀を強く意識させる物で、日本軍人が腰に下げる物として
イメージ的にもピッタリだと思います。
グルカ兵のシンボルがククリなら日本兵のシンボルは三十年式でしょう。

末期型の銃剣は写真で見るからに剣の形に削った鉄板にしか見えない
ような代物ばっかりで、帝国の落日を感じさせる代物でなんか歴史を感じ
させられます。
792一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/21 23:46 ID:???

あとこの間中田商店に行ったとき三十年式銃剣(刀身切断実物)を
買いたかったのでつよ。

”九九式”は既に持ってるので鈎の曲がった奴が欲しかったんですが
店員に聞いてみたところ「みんな鈎の曲がった奴ばかり買っていくので
もう売り切れちゃったんですよ」との事。

(´・ω・`)ショボーン

(´・ω・`)ショボーン

(´・ω・`)ショショショショショボーン



ちなみに残っている代物、鈎が真っ直ぐな物ばかりなので後期〜末期型が
ベースなのは間違いないと思いますが、その中でもバリエーションが妙に
多彩ですた。

細長い物や太くてやや短めな物、二式のように殆ど無い物が鈎のバリエー
ションだけでもありますた。
あと柄が初期型のように握りやすくするための膨らみが付いている物と
ストレートで生産性が良さそうな物にも大別できますね。

どう見ても自衛隊ODと思われる塗装が鞘に上から塗られていた痕跡が
残っている物ばかりなので、戦後自衛隊で使われた物だと思います。
793名無し三等兵:02/07/22 00:22 ID:???
>790
>>ダガー状の方が刺突力が強くなるそうなので、それを狙って
改造したんでしょうかね?
そうではないです。武器にするには短か過ぎます。ただのナイフでしょう、落下傘の索でも切るための。
百式短機関銃のモデルガン用に二式短剣のモデルが売られてましたが、ひどいものでした。
794名無し三等兵:02/07/22 00:38 ID:???
昨年だったか、浜松町のブラックホールの個人ブースで例のダガー状二式のレプリカが売られてました。出来が悪かったのと一万円以上してたので買ってあげませんでした。
でもそんなマイナーなもの造る奴がいてとても、とっても嬉しかったです。値段も本物三十年式銃剣とその鞘の改造品だからそれくらい仕方ないのだろうけどね。
またやってくれねーかな、そしたら私の秘蔵コレクションを参考品で見せてあげるのに!
795一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/24 06:41 ID:???
軍イタの皆さんおはようございます。
小生今週はチト忙しく、色々と欝であります。

>>793
俗称”一〇〇式銃剣”って二式よりもそんなに短くなってるんですか?
ノーマルの二式が刃渡り19.8センチだそうですので、削って短く
なったとしてもM4銃剣(17.2センチ)と互角レベルだと思うん
ですが・・・・。
もしかして着剣装置が無くなってるとか?

>>794
次のブラックホールは8月3/4日なのでもうすぐですな。
レプリカ銃剣の方が出場するかはわかりませんが、また物欲の虫が
騒ぎ出したので見に行ってこようと思います。
796名無し三等兵:02/07/24 22:19 ID:???
>>795
 刃渡りは13.6サンチであります。
従いまして私はこれを銃剣とは思っておりません。ナイフです。
ただし、着剣装置はそのままです。三八銃に着けてみたことがありますが、短くて滑稽ですらありました。
それ故に「一〇〇式銃剣」の名称はそぐわないと考えるのです。あえて言うならば、二式改でしょう(あるいは一〇〇式改)
 
797一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/25 06:56 ID:???
13.6aっていうと・・・現代銃剣の中でも特に短いAK銃剣より
さらに短いですな、単なるナイフ説も納得。

日本の書籍で自分が直接見た唯一の資料(例のミリタリーイラストレイテッド)
にあるので「一〇〇式銃剣」の名称を今まで使ってきたけど、二式改に
これから改めます。
仰るとおりそっちの方が適切ですな。
798名無し三等兵:02/07/25 20:30 ID:???
日本の出版物で二式改が出ていたのは、PXマガジンの軍用ナイフ特集号しか知りません。
これに小さい写真が出てましたね。まー物凄くマイナーなモノなので、名称なんかどーでもいいかもね。

ところで、三八も生産最末期のものは銃身内にクローム鍍金されてたんですか?
799一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/27 09:04 ID:???
>>798
いや、「○○って本に出てたなんかこうとんがった銃剣」とかじゃ
なんか質問するとき恥ずかしいのでなんか適当な仮名称が有った方が
よろしいかと。
特に”二式改”は外観が大きく異なるバリエーションですので。

>ところで、三八も生産最末期のものは銃身内にクローム鍍金されてたんですか?

 脚つき歩兵銃の事でしょうか?
 今までの知識から申し上げますと「クロームメッキは九九式から」と
答えたい所なんですが、三八式(6.5mm小銃)にもクロームメッキ銃身の
物が存在するとする資料も数回見たことがあります。
 特に脚つき歩兵銃は藤田兵器研究所くらいしか資料が無いので非常に
迷う所です(;´Д`)

 九七狙は脚は付いてますがクロームメッキはどうもされていなかった
模様なので恐らくはされていなかったんじゃないか、と思われます。
800一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/27 09:22 ID:???
    イマダー、800ゲットォォ!!
   ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ・──────(´⌒(´⌒;;────




・・・・と、言うことでこのスレはあと200ですか。
あと100くらいはレプリカ装具のレビューとかで潰せると思います。
900越えたら総集編と言うことで過去ログの既出ネタを手直し
して再うp(国語的なミスが多いのと、あとから気が付いた内容の
ミスや新事実も結構ありますんで。)して埋め立てようかと画策
しておりますですよ。

で、1000逝ったら漏れの今の名前は「このスレの>>182番」と言う
意味なので消えるか改名します。

なんかマヌケで笑える名前を思いついたらすぐにでも改名しちまおうかな(笑
801名無し三等兵:02/07/27 10:08 ID:???
銃腔内鍍金についてですが、確か九六式軽機はしてあったはずだけど年次からすると九七狙も鍍金してても良さそうな気もしますね。
まあ、機関銃と小銃はちがうのかな?
802一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/29 23:23 ID:???
ちょっと前に弾薬盒の事書くとか言いましたが持病の慢性ホシーホシー病が
発症して危篤状態なので暫く延期すます、ギギギギ・・・・。

ブラックホールに行く予定なので即断は避けよう・・・


>>801
「軽機と小銃じゃ別なんでしょうねえ」と、言い切ってしまえれば話は
簡単なんですが、個別の名称が与えられなくても以外とマイナーチェンジ
や改良が行われているのが日本の兵器。
ガセや後加工でなくメッキ銃身の6.5mmが存在する可能性もまだ
完全否定はできないと思います。

特に最初期型の九九式小銃と平行生産されたと言う説のある三八式最後期型
(脚つき歩兵銃)はぁゃιぃと見ています。
803名無し三等兵:02/07/30 00:53 ID:???
銃剣の好きな人はもういないの?
804一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/30 22:20 ID:???
>>803
彼もこのスレに即レス体勢で張り付いてくれてる訳じゃないので数日
単位で待ってあげて下さい。
質問があるなら書いて置いたら如何ですか?
805一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/07/30 22:29 ID:???
慢性ホシーホシー病が悪化したのとここ数日の銃剣話の影響で
M8スキャバード(特価500円)を今日は買ってきちまいましたよ。
肝心の銃剣は買ってないけど(笑)

似たような価格帯の激安ミリタリーグッズの中でも中共の装備は
日本軍の代用品になる物が多くて便利で臑。
性能は似たような価格帯の旧東独の方が上なんだけどね。

と、言うことでまた明日あたり。
806名無し三等兵:02/07/31 14:19 ID:???
age
807名無し三等兵:02/07/31 23:14 ID:???
あげー!
808名無し三等兵:02/07/31 23:27 ID:X09xR/nQ
>805
ケーバーのUSマリンコを無理矢理押し込む。
809一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/01 06:45 ID:???
今週末はブラックホールなので逝くですよ皆様!
会場で見かけたら声でもかけて下さい。
どうやって見分けるか知らないけど。

>>806
小生思うところありまして暫くの期間sage進行を提案致します。

>>807
妙に短い間隔で予想外ですた。

>>808
そっ、その一言は慢性ホシーホシー病患者の漏れとって非常に危険な・・・ッ!

810名無し三等兵:02/08/01 14:10 ID:???
age
811一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/01 20:15 ID:???
>>810
そこまでしてageたいならもう止めないが(´Д`)
812名無し三等兵:02/08/02 15:06 ID:???
んじゃageる
813一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/03 00:45 ID:???
おこんばんわでございますですよ軍イタの皆様。
今日は別板のちょっとした祭りに参加してて夜更かししちゃいますた、
明日はブラックホールに初参加するんで早寝したかったのに・・・
関係なくもないけどホシーホシー病の発作が出たのかM14のモデルガン
が猛烈にホスィです、誰か買って下さい。

>>812
「age」と漏れの雑談を交互に繰り返したまま900まで逝ったら
有る意味凄いで臑。
814名無し三等兵:02/08/03 14:35 ID:???
ご要望にお答えしよう
815一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/03 22:52 ID:???
軍板の!
皆様!
こんばん!
わ!

小生本日はブラックホールに参加して参りました、疲れたであります。
当初の目的は中田の防暑衣袴だったのですが、店頭価格と同じだったので
本日の購入は見送り、明日の値下げを期待するであります。
なぜか大戦米軍とベトナム米軍の装備を数万円分購入、何考えてるんだ
俺わ・・・・な一日でありますた。

あとこのスレ向きの情報としてはKTWの三八式歩兵銃の試射を
してきたであります。
子細は省きますがなかなか撃ちやすい代物ですた、でも騎兵銃の方が
小生欲しいであります。


>>814
ギャフン!
816一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/04 00:07 ID:???
書き忘れてますた。
三〇年式銃剣を探したけれど、某ショップが予約票のみの出展
(刀身そんままみたいだった・・・)と、鞘と柄だけ固定の
”九九式銃剣”がいくつかあっただけですた。

曲がり鈎の三十年式なら日露戦争から大戦末期まで対応できて
便利なんだけど・・・
817名無し三等兵:02/08/04 14:08 ID:???
>一八二式歩兵銃さん。
あなた、もしかして良い人かも。
818一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/04 18:53 ID:???
じーごくーをみれーばー
こーころーがかわーくー
そぉとーしておいてくーれー





ゴメン、昨日の晩なぜか別板の関係者と徹夜チャットしてて寝不足でして。



で、本日のブラックホールでは念願の防暑衣を購入、11000円まで
値切りますた、中田商店ありがとう。

あとこのスレの関連グッズとしては中田商店が雑嚢を販売開始しますた。
中国人民解放軍の物と比べて色合いが中田レプリカにマッチしている
のと、金具(ヒモ)が中共の物よりもしっかり止まるのでオススメです。
ブラックホール特価で1300円で価格が安いのでサバゲ等で使い潰せる
のも良いかと。

>>817
オウヨ、俺よりイイ奴ぁそうそういねぇぜよ。
819一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/04 19:01 ID:???
あと銃剣情報、件の予約受付のみだった業者に聞いてみたら
作り起こしの模造刀だそうです。
初期型の物をモデルにしているそうなのでちょっと期待、再現度
が高ければ嬉しいのですが。

ついでに刀身切断実物の三十年式銃剣初期型も購入(値切って3800円)、
これで日露戦争から大戦末期まで帯革の心配は無くなった(笑)

あとゲートル(民生品)が500円、襟布レプリカ800円とコスプレ
計画に一歩前進すますた。

ちなみに今回のブラックホールで一番大きな買い物はマルイM16A1
ベトナム+サンプロM203(三万円)。

あ、アホカリプスの参加を目指そう・・・・ヾ(;´ー`)ノ
820名無し三等兵:02/08/04 23:40 ID:???
>818
ホントに〜?
821一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/05 21:01 ID:???
黒穴で出会った某氏の影響で一人ベト戦祭りに突入したため本日の旧軍
関連情報はお休みです。
月月火水木金金は海軍だけだからいいんです。

しかし楽しかったが漏れの知識の偏り(銃器偏重)が改めて解って
部分的に欝です。
米軍軍装スレにベト戦装備の質問をしにいくにももうちょと基礎知識
をつけなくては。

脱線ついでにファントムのWeb通販だとM1961フィールドパックが
安いですが、店頭で見たところ状態が物によっては激しく悪いので
値段が倍以上しても店頭で購入しました。
あと中共のAK弾帯が800円で中田よりも大幅に安いです、AK
装備のサバゲーマーは買うべし。




>>820
ホントだとも!ホントだろう!多分ホントだと思う。ま、チョト覚悟はしておけ。
822一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/06 21:31 ID:???
本日はこの間買った銃剣の情報を少し。

昔に中田で大量放出されたときに購入した一品だそうで、昔に中田で
バケツに入っていた頃も見ていたのを思い出します。
店員曰く旧軍のオリジナル塗装のままだそうで、これは自衛隊で
使用されていた物ではないみたいです。

ちなみに剣吊りは無し、中田の帯革に付属している物には上手く
入らない場合があるので剣吊りだけ別に準備した方が良いかも
しれません。

刀身は汚いグリースでベトベトしてますが、元の黒染めの程度の
良さがわかります、切断しなければイケナイのが惜しいです。
基部には小倉・光精機の刻印が残されています。

ちなみにタナカの九九式長小銃のモデルガンには着剣ラグの幅が
会わず装着できませんでした。

二振りが二振りとも着剣出来ないので、これはモデルガンの方に
問題があると思われます。

どうせ刀身は切断されていて鞘から出せないので些細な問題だと
思いますが。
823名無し三等兵:02/08/06 22:50 ID:???
>>821
誰の影響? ねぇ誰に出会ったの?(わくわく)
824一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/09 21:26 ID:???
前に弾薬盒の話やりますなんて書いたのがもう最新50で表示
されなくなってますた(´Д`)
明日にでも中田逝って買わない奴も比較対象として調べてくるので
待っててくれや。
待ってる人が居たらの話。

>>823
名刺を頂いたので記憶力の悪い漏れでも流石に覚えてるが、業界内で有名な
人かは知らないし、個人名晒したら削除対象なのでヤメときます。

漏れにとってはベト戦に詳しい面白い人でしかないので「ベト戦先生」の
コードネームで充分かと(笑)

ところでM56かM61のキャンティーンカバーが欲しいけどなんか
見つからないです、カナスィです。
ついでにミッチェルパターンのヘルメットカバーもいいのが無いでつ、
ウトゥです。
825一八二式歩兵銃 ◆FNGcrvdc :02/08/10 22:08 ID:???
一人ベト戦祭りが終わるまで新しいトリップにしてみたりすます。

今日はちょっと何時も行かない所に遠征して日暮里と鶯谷の間くらい
にある笠俊商店に遠征、米軍の中古実物が殆どでした。
(自衛隊新迷彩はこの店のオリジナルらしいが)

年代が新しい物が殆ど(探せば古いのもあるかも)なのでベト戦装備
くらいまでしか古いのは無さそうです。

M1961キャンティーンカバーとアルミカップを購入、チョト高かった
けどおやっさんが愛想良かったので許す。

あと帰りに中田商店にもよってきました。
日本軍の雑嚢は海軍タイプの名称でベルト止めの雑嚢も新発売、価格は
1300円でした。

あと九八式がなんか8000円って値札付いてました・・・、定価で
買ったので凄くカナスィ・・・

あとカタログ落ちしてるようだけど日本軍の兵用水筒ヒモのレプリカ
があります。
水筒本体のレプリカや代用品が無いので買わなかったけど・・・
826一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/10 23:44 ID:???
追加情報っつーかなんつーか、
中田上野店の店頭にずっと晒し物になっていた800円の大戦米軍
サビ付きレプリカ(メイドインコリア)がピストルベルト数本
残して売り切れてますた。

望月三起也の二世部隊マンガの影響で米軍欧州戦線装備も集めてる
のに非常に残念。

M1/1903用のはサムズミリタリ屋でちょっと高いけど別なレプリカが
購入できるのでまだ諦めもつくけど、BAR用のマガジンポウチは他で
見ないので更に残念。

あと関内の古本屋でモデルガンチャレンジャーのバックナンバーを数冊
入手、84年の号だそうで・・・。

中年オヤヂ(当時)イティ老がロス疑惑を調査していたりして時代を
感じさせてくれます。

このスレの関連としてはタナカの二式テラ銃が新製品で四四式騎兵銃が
次期予定として掲載されてますた。

そういえばその古本屋と一緒に入ってる模型店でJACが倒産間際に発表
してたBARのガスガンをちょっと前に見かけた事が。

米軍ハンドクレネードのレプリカが400円で安かったです。
827823:02/08/11 03:30 ID:???
>>824
うひゃあ、御丁寧にどうもです。
アンタやっぱええ人や・・・
828一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/12 02:21 ID:???
しまぶーが中学生を買春してタイーホされたので久しぶりにジャンプ
買ってきますた!

それはともかくちょいと言わせておくれよ秋本治よ、元ファンだった
一人としてさ。
萌えない萌えキャラで老醜さらすのはこの際我慢するが着剣した三八式
歩兵銃が2メートルとか大嘘つくのはやめてくれ。

歩兵銃に三十年式銃剣を着剣した状態で1650mmだ(苦笑)

恣意的な数値の切り上げ切り捨て四捨五入はいい加減辟易しとるので
やめてけれ(苦笑)
嘘ではないが真実とはほど遠いぞ(苦笑)
軍オタ以外が見る一般誌だけにそう言う改竄情報が流布するのは頭が痛い(苦笑)

ちなみにロシアのモシン・ナガンは銃の全長で10センチ、銃剣の全長で
5センチ三八式+三十年式を上回っている(着剣装置の構造が違うので
着剣時の全長はもうちょっと違ってくると思う)

三八式が銃剣術重視で全長を決めたなら日露戦争真っ最中の開発なので
ロシアのモシン・ナガンに対し全長で上回っていなければ絶対にイケナイ。
特に当時の銃剣術は突き重視だったので全長の差がモロに現れる技ばっかり
だったから重要なポイントでR。

依って三八式は銃剣術重視の銃ではない、と改めて断言する、既出だけど。

>>827
まあこのスレは乗っ取り私物化してるのでなるべく全レスしてみようかと。
マターリする分には脱線もまた良し(?)

829一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/12 03:50 ID:???
では、予告通り日本軍の弾薬盒(レプリカ品)のレビューでも。

ところで自分はガンマニアが高じて軍事オタ(というか兵器オタ?)
をやっているので、スリングや銃剣などと同じく、弾入れや迷彩服
(野戦服)は銃器の付属品の様に思うことがあります。

っていうか歩兵装備の付属品として銃器があると改めるべき?

まあ漏れの認識は追々改めていくとして、「軍用銃と装具」は対として
考えるべき代物であるのは間違いないではないと思う也。
見てるか知らないが>>1よ、スレ違いの話題ではないぞ。

 当然比較対称として同時期の他国軍の装備も付け焼き刃ですが
調べてきております。。

と言うことで今回のサブタイトルは【徹底比較?日本の軍用銃より装具】
で一つ。
830一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/12 03:52 ID:???
【徹底比較?日本の軍用銃より装具1】
・三十年式弾薬盒(兵用帯革)

 自分が持っているのは中田商店で「三八式用弾薬盒」として
販売されていたレプリカ品、画像は今回探して来ていないが、
写真はコンバットマガジンの広告で、現物は中田商店の店頭で
見ることが可能である。
 ちなみに「三八式」商品名はあるが、実際は三十年式歩兵銃と共に
制定された物である。
 レプリカとしての出来は資料で見る限り実物にほぼ忠実である
ように見える。
 ただし細部の寸法では違っている様なのでご用心。

 小銃兵の基本装備は本体の皮ベルトと前盒×2、後盒、剣吊の
5つの部品に大別する事が出来る。
 当然兵科や任務によっては違った装備を装着する。
831一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/12 03:55 ID:???
【徹底比較?日本の軍用銃より装具2.1】
・三十年式弾薬盒(日本軍兵用帯革2)

・本体
 これと言って特長のない単なる皮のベルトである、強いて言えば
少し太いくらいが普通の衣料ベルトとの相違点か。
 米軍のピストルベルトと違いそのつど締め直さなければ
いけないが、シンプルで誰にでも扱える。
 サスペンダーは日本軍の物には付いていないが、日本軍の
装備は直接ベルトに吊さない物が多いので充分だったのだろう。
 軍服の方にボタン留めのベルトループが一ヶ所あるが、重量
の分散と言う点には効果は無いと思われる。

・剣吊
 三十年式銃剣を装着する皮の装具で、ベルトループの部分が
二股(これまたバリエーションが豊富で異なる形状の物も数多い)
になっており、軍服の剣吊りを通して止めるようになっている。
 剣吊の位置は妙に高くて後ろよりに思えるが、実物も似たような
物なので自分の体格が変だとか中田のレプリカが間違ってるとか
言うわけではなさそうだ。
 ちなみに中田で購入した帯革セットに付属していた物は少し
小さく、剣吊りに通らなかったり銃剣を差し込むのがかなりきつい
代物でした。
 模造刀身の銃剣の方に剣吊りは付属してきたので困らなかったけど。

832一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/12 04:00 ID:???
【徹底比較?日本の軍用銃より装具2.2】
・三十年式弾薬盒(日本軍兵用帯革3)

・前盒
 普通のベルトループが裏についた革製の四角いハコである。
 単なるベルトループなので着脱が面倒ではあるが、戦闘中に
弾薬盒だけ取り外すような事はそうそう無いので大した問題では
ないだろう。
 戦後の米軍のスライドキーパーは体にあたってゴツゴツする
事があるが、単純なベルトループ式だとそう言った問題は発生
し難い、一長一短である。
 諸外国の弾薬盒と違い日本軍の物は蓋が外側に開くようになって
おり、止め忘れても中身の不意な脱落は起こり辛くなっている。
 蓋の固定は皮バンドを蓋の上面のループを通して弾薬盒の左右で止める
方式である、片側だけ外せば開けられるので左右両用の便利な作りである。

 旧軍では小銃の実包はクリップに入った状態で紙箱に包装されて供給され、
紙箱のまま弾薬盒に収納する事になっていたそうだ。
 5連クリップが三つで一箱を成しており、前盒一つに2箱収納する事が
出来る。
 即応弾は5×3×2=60発と平均的な数値である。

 ちなみに中田商店で「九九式弾薬盒」の名称で売られている物も
あるが、実際は7.7mm実包の制定後も弾薬盒は改定なされていない
とする資料もある。
 ちなみに6.5mm用の弾薬盒にも紙箱から出して押し込めば7.7mm
実包の収容は可能であるそうだ、九九式コレクターも安心。
833一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/12 04:09 ID:???

・後盒
 前盒よりやや大きく、こちらは一般的な内開の蓋がついている。
 5連クリップが12個、合計60発の実包が収納可能である。

 その他の特長としては底部に水抜き(?)の穴が開けられている
事と、右側に銃器の手入れ油を入れる油缶を装着するためのバントが
ついている。
 現在の中田レプリカは油缶が標準装備であるが、初期の製品は
寸法が小さすぎ油缶が収容できない事があるらしいと噂で聞いた。
 背中側に回しているので素早く取り出すことは無理であるが、単なる
ベルトループ止めであるので軽装であればそのまま強引に回して後盒に
収納した弾薬を使用することも不可能ではない。

 前後合計の弾薬収納量は120発とやや諸外国軍を上回る。
 諸外国の.30級強装弾よりも小型軽量な6.5mm実包の長所が発揮
された結果なのであろうが、長所よりも日本軍の補給能力の低さの証明と
喧伝される事が多い(苦笑)

・油缶
 キの字型の革紐・・・日本軍や中国人民解放軍の旧型水筒のストラップ
を想像して頂けば良いだろうか?・・・によって後盒の横に装着が可能で
ある。
 中田商店で購入したが再生実物なのかレプリカなのか説明は無かった。
 本体は小型の水筒の様な金属製、蓋は真鍮製で上に固定バンドを止める
為のホックが、内側には油を垂らす為の棒が入っている。
834一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/12 04:19 ID:???
【徹底比較?日本の軍用銃より装具3】
・その他日本軍兵用装備


・騎兵弾薬盒
 歩兵用の物と違い内側へ開く一般的な蓋がついている。
 また固定も前面のフラップ一ヶ所のみとなっている。
 歩兵用の弾薬盒の蓋より使い辛そうでなんでイマイチわからない。
 騎兵以外の兵科でも稀に使用していたり、騎兵でも歩兵用の弾薬盒
を使っている事があったりする。

・擲弾筒用弾薬嚢
 重擲弾筒の擲弾を3個収納可能な物を左右に装着していた
ようである、日本軍の擲弾筒手はその上騎兵銃でなく歩兵銃を持たされた
そうなのでさぞかし大変だったと思われる。

・更にその他
 軽機関銃やその他兵科では当然のように専用の属品嚢を装着して
必要な機材を携行した。

・戦時代用品
 木綿やステーブルファイバーにゴム引きした物や、鮫やヌートリア
等の代用皮革を使用した末期型も存在する。

・空挺部隊用
 一式と二式弾帯が存在するが詳細は良く解らない、中共のSKS弾帯と
米軍の弾帯の特長を混ぜたような代物で中田商店でレプリカも
販売されている。
835一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/12 04:27 ID:???
【徹底比較?日本の軍用銃より装具4】
・米軍M1910(M1936?)装備(スプリングフィールド及びM1ガーランド用)

正式年次を見ると第一次大戦前後の物であるらしい、それ以前の
装備に関しては資料不足である。
ちなみにM14の制定まで使用され続けた。

構造は”リフト・ザ・ドット”式のボタン留めのポケットが連結され
ベルト状を成す”バンダリア”の様な作りで、ピストルベルトと同じく
予め長さを調整しておいてワンタッチ金具で止める事が可能である。
またサスペンダーや水筒、銃剣等を装着する為のハトメ穴がポケットの
下部についている、素材は厚いコットン製。

ポケットの総数は左右五個ずつの合計十個で、ポケット一つにうM1903
の5連クリップ、またはM1の8連クリップを一つずつ納める事が可能で
ある。
(サイズからして一つずつと判断したが、5連クリップなら複数個
入る可能性もある、情報求む)

総数は5(or8)×10=50(or80)発となる。
836一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/12 04:28 ID:???
【徹底比較?日本の軍用銃より装具5】

・ドイツ軍Kar98用弾薬盒
ttp://www.interq.or.jp/tokyo/steiner/u-34-03.JPG

残念ながら所持していないので子細な使い勝手は不明である。
悪い評判は聞いたことがない、モーゼル小銃と同じく弾薬盒も
モーゼルが第二次大戦以前型の標準モデルであるとして良いだろう。
一つのポケットに5連クリップが2個ずつ、ポケットが三つ
の左右一組なので5×2×3×2=60発となる。
大口径な7.92モーゼル実包なのでサイズはやや日本軍の物を上回る。

・イギリス軍弾薬盒
よく解らない、追加調査の要あり。

・フランス軍弾薬盒
不明、追加調査の要あり。

・ロシア(ソ連)軍弾薬盒
不明、中田で売っている「ロシア軍用」という詳細不明の
代物はなんなんだろう?SKSのクリップ用か?

ロシア(ソ連)軍は弾薬盒ではなくマキシム銃機関銃のベルトを
携帯する事を好んだようだ、第二次大戦でも一部の部隊で見られる。
見た目は最高にカッコイイが、クリップ給弾の利点が生かせず
実用上は大きな問題がある。

・・・と、言うことで英仏露に関しては詳しい資料を入手していない
ので今回は省略させて頂く、申し訳ない。
以後レプリカ品や書籍資料を入手した際にこのスレが継続して
いたならば情報を掲示する。
837一八二式歩兵銃 ◆FNGcrvdc :02/08/12 04:41 ID:???
【徹底比較?日本の軍用銃より装具5】
・米軍M1956装備

 ベトナム戦争初期〜中期ごろの装備で三十年式と同年代に
使われたことは一切無い代物であるが、現在一人ベト戦祭りの
真っ最中なので紹介します(笑)
 M14の採用の頃に大幅に刷新された米軍の装備で漏れには
一番軍隊らしく見える装備に思える。
 もうちょっと下の世代だと湾岸戦争以後の新式装備がそう
思えるんだろうか?
(言っておくが漏れもベト戦終結後の生まれだぞ)
 分厚いパットでいい具合に重量が分散されるH型のサスペンダー
に第二次大戦型と違い両側で調整できるようになったピストルベルト
が本体とし、様々な任務に応じて各種装備を装着する方式である。
(第二次大戦中でもM1カービンやトンプソンは専用弾帯でなく
ピストルベルトにポウチ装着式だった)
 分厚いパットでいい具合に重量が分散されるH型のサスペンダー
に第二次大戦型と違い両側で調整できるようになったピストルベルト
が本体とし、様々な任務や兵科に応じて各種装備を装着する
作りである。
 自分のコレクションではユニバーサルポウチ(M14やBARの
弾倉なら2本ずつ収納できる)を前部に2個、水筒付きのM1961
フィールドパックを背部に、左後ろにM8スキャバード(中身無し(笑))
サスペンダーにM56コンパスポウチと言った具合。
銃どころか荷物も入ってないのにハッキリ言って重い(笑)
装着感はそう悪くないのでそう捨てた物でもない。
 弾薬収納量は80発と言うとM1時代と一緒なのだが、20連×4と
言うと少なく思えてくる。
 別途バンダリアにクリップに装着したバラ弾を携行した。
838一八二式歩兵銃 ◆FNGcrvdc :02/08/12 04:50 ID:???
【徹底比較?日本の軍用銃より装具7】
・中国人民解放軍SKS用バンダリア&AKチェストリグ

 これも旧軍の装備とは時代が違うが参考までに。
 SKS用は大戦中の国民党や八路軍が好んでいた連続ポケットの
弾帯の発展型に見える。

 大戦以前の物は中田商店で以前レプリカ軍服とセットで売られて
いたが、現在は入手不可能である、再版をキボンヌする。

 ドングリ型の木を布のループに通す独特の留め具を使用しているが、
中華街で買ったカンフー服を見て、コレは中国伝統の布ボタンを踏襲した物
だと解った。
 普通のボタンと同じ(か馴れれば速い)様に扱える上に熱帯では腐食に
強く、寒冷地では割れに強い長所がある。

 そしてAK用のチェストリグであるが、AK47(五六型自動歩槍)
の大きな弾倉を納めるために独自の面白カッチョイイ形状に進化した。
形は変だがかなり使いやすい装備で、重たいAKの鉄弾倉を収納しても
重量がいい具合に分散するので携帯しやすい。
さらにバラ弾や手榴弾を収納するポケットに小物を収納しても便利。

安価で性能の良いオススメ装備、どんな装備に合わせてもゲリラか
正体不明の傭兵みたいでカッコイくなる優れ物。
839一八二式歩兵銃 ◆FNGcrvdc :02/08/12 04:55 ID:???
わはは、容量規制で赤警告がついたな(笑)
また別の廃スレを乗っ取るにしてもこのHNは使えないので
新しいHNを緊急募集!

コンバット越前やキャプテンサワダに対抗出来るようなイカスHNを
キボンヌするぜ!
840一八二式歩兵銃 ◆FNGcrvdc :02/08/12 05:28 ID:???
【徹底比較?日本の軍用銃とテッパチ】

・九〇式鉄帽
・M1スチールヘルメット
・ヨクワカラン軍スチールヘルメット(ドイツ軍代用品)
・ヨクワカラン軍スチールヘルメット(イギリス軍代用品)
・東ドイツ軍陣笠ヘルメット
・中国人民解放軍80式Aヘルメット
・工事用ドカヘル(M1代用?)

 実は妙に長々と書いていたのですが容量不足により割愛
します(笑)
 次回は夏休み特別企画、「納涼@日本の軍用銃と怪談」を
予定しちゃったりなんかして。

 総集編はまだ900越えてないのでちょっと速いで臑。
841一八二式歩兵銃 ◆FNGcrvdc :02/08/12 06:47 ID:???
【納涼@嘘、日本の軍用銃と怪談】

 というか次回予告してからすぐ書き始めてるのでもうウpして
みたりなんかしちゃったりして。
 で、日本軍の怪談ですが・・
 槊杖柳や飯盒井戸、白い日本兵あたりはもう古い!
(いや、昔の軍隊の話なんだから古いのは最初からなんだけど)

お前ら皆で日本軍のコスプレをして生きた怪談になりやがれ下さい!


・・・と、言うことで安く上げる日本軍コスプレ大特集です、
なんか次のミリタリー関連イベントが有ったら皆で大挙して
日本軍コスプレで押しかけようじゃないか。
もちろん比較対称として他国軍隊の安く上げるモドキ装備、
いわば”なんちゃって○○軍”装備も調べますた。
842一八二式歩兵銃 ◆182sstOk :02/08/12 06:49 ID:???
・日本軍最安コース

木綿略帽=2900円
九八式軍衣袴=8000
民生品ゲートル=500円(イベント買いなので参考価格)
地下足袋=2900円前後(その辺のホームセンター)

小計一四三〇〇円(+帯革のみも中田であったと思うが値段不明)

今回銃は省略、イベントによっては持ち込み不可なので。
次に最も高価なのは弾薬盒なのであるが、ベルトだけ適当に
衣料用を流用したって多分バレ無い、兵器平気。
イベント買いや一品特価も入っているがその辺は勘弁なされよ。
出来れば帽垂(1200円)をつけたいが、これは防暑衣(13000円)
と合わせたいので九八式には不適か?

靴が安価な物で代用できるので全体としてはかなり安価に仕上がる。
タナカの三八式が発売になったら皆でコスプレしよう!





というか日本軍コスプレで徒党を組んで深夜徘徊して本気で怪談話の
一つでも捏造してみたい野望。
843一八二式歩兵銃 ◆FNGcrvdc
・なんちゃってベト戦米軍

ODバンダナ=500円くらい
ジャングルファティーグ=上下6500円(S&Graf)
ジャングルブーツ=2900円(中田商店)
ピストルベルト=1500円程度(パチモノ)
サスペンダー=1500円程度(パチモノ)
M16用20連ポウチ×2=2000円×2くらい(中田商店)
コンパスポウチ=500円くらい
U.S.ARMYと適当な部隊章=200円×2(中田商店)

小計一万七千七百円也!

 米軍のベト戦〜現用は人気が高く最も入手しやすい代物なので
代用品が探しやすくすぐモドキになることが可能である。
 装備をパチモノナイロン装備でごまかせば安上がり、レプリカ
やデッドストック実物もちょっと足が出る程度で揃う。。
 サスペンダーとコンパスポウチと20連×2くらいに押さえた
方がボロが出なくて良いかと思う。