1 :
ガバ:
2 :
ガバ:01/09/11 02:40 ID:OlhdwHfc
私はど素人なので出来ませんが、どなたか前スレ復旧できる方がいらっしゃいましたら
お願いします。
以下、復旧出来なかった時にこちらで話を進めるため、名無し軍曹さんの最後の3レスを
再掲しておきます。
523 名前:名無し軍曹 投稿日:01/09/09 13:49 ID:HmjGPy0Q
初速の均一化についての君の意見はわかった。
そういうことなら話はわかる、ただ「それ以外の要因」が何かがわからんわけだ
ね。
まぁそうだ、鉄砲というのはむずかしいもんだの〜〜
しかし君もそこまで突き詰めているのなら、射手の精神状態という要素も検討し
てみたらどうか?
私は、この問題はある程度のレベルまで行くとかなり大きな要因だと思う。
結論から言うと、根を詰めてグルーピングを取っていくとあるグラフが出来てく
る。
5発を1セットとすると、最初の3−5セットはグルーピングの向上が比較的急
な曲線を描く、それから5-7セットはほぼ並行または緩慢な上昇を見せる。
それ以後、急激に低下する。
最初の3-5セットは、身体をならすというか、そういった意味であり、次の5-7セ
ットがもっと安定してる、そして急激な低下点が精神力とか集中力の限界ではな
いかと思う(ただし私個人の)
長年、射撃(射撃というか私としては鉄砲の勉強だが)を続けてきて、射撃に対
しての精神集中力について、こういう結論に達した。
これに準じて、今回はこれを調べたい弾群を中間に持ってくるようにして理論的
な観察を加えると「なんだかわからん要因」がおぼろげながらわかってくる気が
した。(あくまで気だけかもしれないけどね)
射撃というのは強い振動を脳に受けるので、精神面の影響は大きいと思う。
それで、どうもその影響は体感的な疲労とは一致しないように思う。
そして精神疲労の回復にはかなりの時間とか睡眠を要するように感じた。
ただ、上に書いたのは、あくまで「私」の場合だ。
どうもこの射撃の反動に対する抗力というのは個人個人でだいぶ違うようだ。
しかし勉強とか研究ということを念頭においていると、もう少しと無理をして撃
つことになる。
その結果なにがなんだか、わからなくなるということも多いと思うよ。
よく熱心な射手が一日、射場でねばっているが、精神集中の限界ってことを勘案
すれば意味がないと思うんだけどね。
さらに外的要因も排除しなければならない。
君の言う、隣でドカンと、、なんてやられると狙いこんだスコープのレテクルが
ビビンと上下に動いたりする、話がそれるが、どうも隣の人が同じように依託し
てる場合や立射の場合より、プローンの方が影響が大きいようだね、わたしゃそ
んな気がする。
まぁこう言ったことだとか、人の撃った弾も自分の精神集中に影響を与えるし、
いろいろ調べるとなると必要以上に射線から前に出なければならない、、だから
人の居ないときに射撃場へ行くしかない。
わたしゃ一時期、某射場へ週に3回ぐらい夜明け前におきて通ったよ。
今は知らんが某射場は前日電話しておけば早朝から勝手に撃てた(前日連絡で勝
手に打てたのは2箇所あった)
夏場は夜明けが早い、4時ごろ現着して、撃つ。
上に書いたとおり自分の限界を勘案して撃つとなるとせいぜい2.3時間だ。
そうなりゃ料金を払ってから取って返して仕事に間に合う。
馬鹿馬鹿しいと思うかもしれんが、外的要因を排除できるなら割りに合うと思
う。
まぁ、それでだ、結論として以前書いたとおりだ。
鉄砲なんぞ100mで5Cm(10Cmでもいい)にまとまりゃ充分だ、と思うように
なった。こう悟ると、とっても幸せだよ〜〜〜〜
3 :
ガバ(名無し軍曹さんレス再録):01/09/11 02:42 ID:OlhdwHfc
524 名前:名無し軍曹 投稿日:01/09/09 13:51 ID:HmjGPy0Q
クラウンについてだけど。
物体が音速以上で飛び出すと、マッハ波を形成する。
これは速度が速くなるにしたがい、角度が狭まる。
昔はこの原理を利用して弾速を計った。
高速度写真を撮り、マッハアングルを計測して弾速を割り出した。
発射ガスの噴出も同じだ。
しかし、現在使用されている各種クラウン、ラウンド、ステップ、フラット、11度、どれも、このマッハ波には干渉しないようになっている(ラウンドだけ
は、ラウンドのR角によって可能性はあるが実際、かなりきついR角でないと干渉しないはずだ)
で、何が影響するか?というと、弾尾が銃口から離れる時、均一に離れるか?という問題だ。
均一に離れないと発射ガスの噴出が均等でなくなる。
たとえば、銃身を真横から見たとしよう。
上から下にかけて斜めになっていたとして、上が出っ張っていたとしよう。
上側からまだ弾尾が離れないうちに、下側は透間が開き、そこから発射ガスが噴出し弾丸を不均一に押す、ということになるんだ。
要する銃腔軸線に対してクラウンの角度が均一に仕上げられていれば、いいわけだ。
こう考えるとラウンド、ステップ、フラット、11度どれでも、均一に仕上げてあれば損得はない。
ただし次に機械工作的に、どれが均一に仕上げやすいか?という問題になってくると断然11度になる。
要するにより安直に均一に仕上げられるのが11度だ。
でも11度の角度はこだわらない、銃腔軸線に対し角度をつけるというのが、安直になるひとつの理由だ。
さらに銃身を取り付けるための加工には知ってのとおり、旋盤という機械を使う。
この機械の操作のし易さということになると、浅い角度、たとえば5-15度ぐらいが加工しやすい。
さらに、銃口より外周の方が、高い方が、銃腔端面の保護にもなる。
ラウンドやステッップも銃腔端面の保護の意味が大きい。
この辺が11度が普及した理由なんだが、なぜ11度と限定されたかはわからないな。
君は銃身交換を頼む時、加工に立ち会うかい?
立会いってなかったら、是非、立会いたまえ。
とても勉強になる。
何本も銃身交換させれば、ガンスミスと仲良くなれる、そうしたら、旋盤加工の能書きも教えてくれるかもしれないし、旋盤も試しに使わせてくれるようになる
かもしれない。
そうしたら別に銃身でなくてもいいだが、丸棒でも削って見たまえ。
さらに工業高校の機械科の教科書でも買って旋盤加工の概論を勉強したまえ。
知り合いに機械加工屋がいたら、遊びにいってもいい。
こういうことを繰り返すと、ガンスミスの腕(腕というより目的にそった機械工作の手順を理解しているかだな)と使っている旋盤の精度というものがわかる。
そうなるとこの親父は口は達者だが、この機械とこの知識でいい仕事ができるのかよ?というような疑問も湧いてくるだろう。
なに、旋盤自体はごく単純な機械だ、中卒でちゃんとた機械加工屋に勤めれば2.3年で覚えるものだ、仕事の良し悪しを見分けるぐらいなら大して時間はか
からない。
まぁ日本のガンスミスの一般論として、ちゃんとした機械工作の勉強をしていない、機械の整備、更新に投資しない、とうところだね。
私が見るところ、まともな銃身加工をするのは一箇所ぐらいだよ。
まぁまぁというのがもう一箇所かな
またヨタ話になってしまったが、クラウンの仕上げで、一番の注意点は、銃身軸線でなく「銃腔軸線に対して」ってことなんだよ。
これを理解して、どうしたらそうでききるか?を考え正しい加工手順を踏まないと、1.銃身の真ん中に銃腔があるが、クラウンがずれてるとか、
2・銃身の真ん中に銃腔があってクラウンも角度が出てるがライフリングがダメージを受けてるとか
3.全部がずれてる
という銃身が出来上がることになる。
同じことが薬室にも言える。
精密なリーマーで加工したのに薬室が大きい、銃腔軸線に対し薬室がずれてる、
薬室の形状が正しく切削されない、などなど
4 :
ガバ(名無し軍曹さんレス再録):01/09/11 02:43 ID:OlhdwHfc
525 名前:名無し軍曹 投稿日:01/09/09 13:52 ID:HmjGPy0Q
続いて銃身の音叉震動だが。
まずこれは振幅のピッチは、銃身の太さによるんだが通常の22-25インチの銃身
で5-6回程度のようだ。
それと与えられる力(打撃)の変化による振幅幅の変化は極めて小さいか、な
い。
と私は理解している。
これはもう20年以上前に見た資料なんだが、詳しく見ることができなかったし、
コピーも取れなかった。
記憶によると結論として、銃身長の決定に音叉震動を勘案するほどの意味はあま
りない、異なる力(実包ってことになると思う)による振幅幅の異差による命中
精度の違い、ほとんどない、とされていた。
ただし、これは極普通のスポーツ銃、狩猟ライフルの為の研究だった。
しかし打撃の変化による振幅幅の変化はたしかに少ないか、ないのではないかと
思う。
音叉だって、叩く力の加え方によって音の大小はあるが、振幅幅を変わらんもん
なぁ
振幅が変わるようじゃ音叉に意味がなくなる。
はたして実包の違いがどの程度、振幅幅に影響があるのだろう?
しかしボスはたしかに効果が認められる。
ボスの調整幅はせいぜい2.3Cmだと思う。
こんな小さい調整幅で振幅のピッチに合わせられるのだろうか?
あるいは重心の移動を変えて振幅ピッチ自体も変えているのだろうか?
それにしてもボスの重量は軽くないか、あれで効果ある?
などと考えているんだけどね、これについては、わからん。
5 :
ガバ(名無し軍曹さんレス再録):01/09/11 02:45 ID:OlhdwHfc
526 名前:名無し軍曹 投稿日:01/09/09 13:55 ID:HmjGPy0Q
ガバ氏へ
エンフィールド自体がレシーバーが強度があるかどうかはわからん。
パッと思い浮かべると特に強固とは思えないが。
.303ブリテッシュは軍用実包としては弱勢の部類だからね。
しかし一般論としてはリアロッキングは、レシーバーの強度を上げなければならない。
まぁ強度というか、どこで圧力を受け止めるか?による設計の差だね。
モーゼルなどフロントロッキングは、薬室のすぐ後ろで圧力を受け止める。
だからこの廻りだけ、強度があればいい(単純な理論的考察)しかしリアロッキングは、後方にあるラグの部分まで強度がなければまずい。
そうなると、薬室の廻りから、ロッキングの部分まで頑丈に作る必要がある。
事実、マンリカやREM788などは、排莢口を小さくして肉厚を稼いでいる
腰だめねぇ、、こりゃどうかと思うよ。
まず小銃はサブマシンガンなどと違って腰だめの射撃は想定していない。
それと、理論的に言えば確かにリアロッキングは、ロッキングラクの厚さの分だけ(10-15mmぐらい)ストロークを短く出来るが、銃の操作感というのは、こ
れだけでは決らない。
部品どうしの滑りはどうかなども影響する。
それにリーエンフィーフドは、38.99と同じコックオンクロージングだから、スムーズな操作がしにくいという点もある。
これらを勘案して、なおストロークの短さが生きてくるか?疑問だと思うね。
92と99、リムドとリムレスだけどね。
これは時代の趨勢や将来の自動小銃化をにらむと、やはりリムレスに改めざるを得なかったと思うよ。
ただ、時期が適当だったかどうか?という問題はあるね。
それと、そもそも92式実包を採用すべきだったかという問題も出る。
どちらかというと九二式実包の採用の方が不定見だったように思う。
まぁしかしその時の日本が置かれた状況を考えると致し方ないのかもしれない。
九二式も、すでに6.5mm三年式の不都合が露呈して、改善が急がれていた。
生産供給体制を考えればすでに採用していた89式実包を流用したのは致し方なかったかもしれない。
むしろ九九式が採用になった時点で九二式重機を九九式実包が使えるように改修すべきではなかったかと思う。
九二式重機は、一応九九式実包が使えることが出来たが、万全とはいえなかった。
ただ、これも日中戦争太平洋戦争に直面していた時代を考えると机上の空論なのかもしれない。
イタリアは一度採用した7.35mmを戦争の激化にともない、再び6.5mmの生産に振り替えた。
どちらが、効率がよかったか、むずかしいと思う。
威力の問題や将来の自動化を考えると、7.7mmクラスのリムレス実包は必要だっただろう。
薬勢ももちろんだが、実包の寸法は、銃器の設計に大きく影響を与える。
全長とリム径が大きくなると、各部品や機関部を大きくしなければならなくなり、重くなる。
まして形式が違うとなるとなおさらだ。
現在では、新たな素材、たとえばアルミ合金の使用などで緩和されるが、当時は鋼しかなかった。
小銃では重量の制限っていうのは大きな問題だ。
そういったことも考えてのことではないかと思う。
11年式軽機関銃がクリップ給弾にしたのは、箱型弾倉の消費による経費増加を考えてだ。
戦争になると弾倉は使い捨てになる。
そうなるともったいない。
もっとコストの安いクリップで給弾できないかという発想で作られた。
64式の減装弾については、命中精度の向上の為とされているが、よく読むとふたつの意味だあるようだ。
反動を軽減して連射の際の命中精度を向上させる。
定装の.308は当たらないで、薬量を減らし、命中を改善した。
以上は津野瀬光男氏の本に書いてあった。
私の推察だが、日本製の.308の装薬の性能という問題もあったのではないかと思う。
.308の装薬はダブルベースのボールパウダーで当時新式といえる火薬だった。
これと同一の性能をもつ火薬を日本が作れなかったのでは?と考えている。
モーゼルと九九式を分解してなにが気がついたかい?
九九式実包は全長、薬莢長とも.308より長いはずだよ。
6 :
名無し三等兵:01/09/11 03:01 ID:1ShM/PwE
ガン関係でここまで踏み込んだ書き込みは
全盛期のGUN誌実銃掲示板でも無かったと思う。
7 :
名無し三等兵:01/09/11 05:22 ID:F.jqfrsI
て優香、軍事板の住人やサーバーに多大な迷惑かかってるって気付いてる?
このスレが上がってくると板の表示がゲロ重いんですけど。
もちろんこのスレ(または前スレ)だけ表示しようとしても他スレよりも
すっごく時間がかかる(かかってた)。
レスを短く小分けにして書くという工夫だけで片付く問題なんだけどな。
1〜5を見る限り、なんで前スレがパァになったかまったく学んでないみたい
だね、ガバさんは。
8 :
ガバ:01/09/12 22:57 ID:derlkCXI
>7
スマソ。気にはしたのだが、そもそも承諾無しに他人様のレスを再録することに
ためらいがあり、更に加工まではどうも気が引けたので。
(かといって、元スレ見えないので、話の流れをこっちで示さないと、続編スレ立てた
意味無いし。)
今後注意するので、ご寛恕乞う。
さて、在米の8mmNambuさん、ご無事ですか?ちょっと心配なので、安否確認age。
ガバさん、お久しぶりです。
2ch閉鎖騒ぎ辺りから暫く出張が続き、前/本スレの拝読をしておりませんでしたが
軍曹殿や皆さんの知識は相変わらず驚嘆ものですね。勉強させてもらってます。
スレ立て、再掲もご苦労様でした。読み逃していたレスが多くてかなり残念。
今回のテロは出張先で知りました。米国内線が全て即日キャンセルになった為に、
右往左往した挙句1500キロをドライブし帰宅。疲れた。(x_x)
大統領が報復宣言をしたところでUS国内全てが臨戦体制に入った訳でもなく、
一般市民の生活にはなんら変化ありません。ネットで見る限り、すわ戦争か、と垂れ
流す日本のメディアは相変わらずの感があります。
10 :
ガバ:01/09/15 15:06 ID:c3rM0NaE
>> 8mmNambuさん、 ご無事で何よりです。NHKは今日15日も、ニュース以外の番組の時は、
画面を小さくして、ワクにテロップを流しつづけています。
おかげで私も今週は寝不足でした。
99式復活プロジェクトで、赤錆落としたら地金が出てしまったスチール部品にガンブルー塗ってる
最中に映像が飛び込んできて・・・。
ちなみにガンブルー後もすぐに錆が浮いてくるので、毎日オイルを塗りです。
錆止めの良い方法、ありませんかね。
さて読み逃したレスですが、かちゅーしゃなら読めるかもしれません(私は今でも読んでます。)
かちゅーしゃって何?から含めて、下記をご覧下さい。
ttp://members.jcom.home.ne.jp/katjusha/ また、2chの「ツール類」の「ツール案内」からも行けます。
新スレオメデトsage
12 :
ガバ:01/09/16 23:48 ID:3goGflB.
名無し軍曹殿捜索age
名スレ保全sage
14 :
ガバ:01/09/18 23:33 ID:7.a.UNl2
前スレ崩壊から10日・・・日々少なくなる可能性にめげず、名無し軍曹殿捜索age。
軍曹殿無しでこのスレは成り立たない・・・。
スレ違いだが、WTCで救助にあたる消防士他の方々に敬礼!!
15 :
8mm Nambu:01/09/19 01:06 ID:VydEuddc
名無し軍曹殿はどちらへ?このスレは軍曹殿の書込みがあってこそ成り立っていたので。画竜点睛。
時間稼ぎ、ではありませんが前スレで私自身の書込みについて一部補足と訂正をさせて下さい。
もう流通していないと思われた中国製6.5Arisaka実包ですが、先日とある州のローカルガンショーで
見かけました。ほんの僅かでしたがアモディーラーによっては在庫を抱えているようなので、『中国製
6.5Arisakaはもう流通していない』というのは誤り。軍曹殿&ALL、電波流してごめんなさい。(^^;
ちなみに$1/発でノルマの半額以下。旅先につき購入出来ませんでしたので性能のほどはわかりません。
ディーラー曰く、流通在庫のみで中国からの新規輸入は禁止されているとの事。銃の輸入OKでもアモ
は駄目、なんてへんな輸入規制です。あと7.7Arisakaは見つからず。
また『リロード事故は拳銃がほとんど』というのも言い過ぎでした。ネットで調べた所、AR15で
リロードアモを撃ち、フレーム右半分がバラバラに吹き飛んだ事故があったそうです。(恐〜
おや、パート2をガバ氏が1週間も前に立てられていたのですね。
前スレで名無し軍曹氏とライフルに関して長文レスを交わしていた者です。
前スレでの私の最後の書き込みに対しての名無し軍曹氏のレスは再録して頂いた
おかげでついさっき読めました。
10日近くも前の書き込みだったのですね…最後は「スレッドが大きすぎて…」の表示が
出てROMすら出来ていませんでした。
なるほど、レスを細かく分けて送信すれば良かったのですね…
ひとつの書き込みで長文を私と名無し軍曹氏とで連続で応酬した為に限度を越えてし
まった訳ですね。
取りあえず再録して頂いた書き込みへのレスは明日かあさってにでも書き込もうかと
思います。もちろん細かく分けて…
問題は名無し軍曹氏がこのスレッドを見つけてくれるかどうか…ですね。
私も今日あがっているのを偶然見つけなかったら、いまだに読んでいなかったでしょうから…
ちなみに前スレの私の書き込みは全てsageで書き込んでいました。今更言っても仕方ない
ですけど…
あと、ついでに、と言う訳でもないのですが、リアロッキングに関して横レスですが少し
書きますと、軍曹さんの言う通り、アクション自体の強度を充分に見込んでいないと
フロントロッキングに比べて問題が出る場合があると言えます。
そこでレミントンM788やSteyrSSGなどは肉厚のアクションで強度の高い設計と
なったが為に同時代のフロントロッキングのボルトアクションの中でもベディング剛性も
高く、即ち命中精度の点でも評価が高かったものでした。
これが現在ではベディング剛性の重要さを各メーカーも充分に認識して(まれに認識して
いないメーカーもありますが)アクションを設計しているので、大したメリットとは
なっていせんが、当時(30年くらい前)はベンチレスト用のカスタムアクションという物
も数が少なく、マスプロメーカーはベディングが悪ければ機関部が曲がって変形してしまう
ようなアクションが結構ありましたので、これらリアロッキングのライフル・アクション
は一部で人気があったのは事実です。
実際、レミントン788は同メーカー製のM722、M700、あとXP-100等と同様に
カスタムライフルのベースとして選ばれたアクションでもありました。
しかし当初の廉価版としてのイメージが良くなかったのか(実際安っぽかった)、生産が
とうの昔に中止されたのは残念な事です。
>>15 AR15でフレームがバラバラですか…リロードアモとの事ですが、一番可能性が高いのが
火薬の選定ミスでしょうか…
223ならIMR4198とかW-W748あたりが定番ですが、これとハンドガン用、あるいは
散弾銃用の火薬と間違えて詰めてしまったとかですね。
それとエアスペースも問題になります。ハンドガンカートリッジの場合はエアスペースが
あるのが当たり前の物が多いのですが、ライフルの場合は前スレでもあったように殆ど
ないのが普通なので火薬の詰めすぎよりも少な過ぎの為に事故が起きる場合もあります。
エアスペースが多すぎると異常燃焼が起こり、事故に繋がるケースです。
リロード用のデータブックに火薬量の上限が書いてありますが、同様に下限も示されて
いるのはこの為です。
19 :
ガバ:01/09/19 23:22 ID:VpWgcChg
祝・名無しさん復帰!今後もよろしくお願いします。
このスレに興味の無い軍板の皆様、くどくて申し訳なし。 されど、名無し軍曹殿捜索のためage。
また、軍曹殿捜索ため、昼間と20:00〜21:00代にageてくれる、このスレのファンのボランティア募集!!。
20 :
名無し軍曹:01/09/20 17:29 ID:69aStBGM
おお、ガバ氏が復活してくれたんだね。
しかしびっくりしたよ、投稿した直後に読めなくなったから。
まぁ俺が壊したんだと思ったけど、なるほど、一辺に投稿しちゃ駄目なわけね。
細かくして投稿すればいいんだ、なるほど。
ところで、なんの話から再開するかね。
とりあえず私のほうは、92式実包と99式実包についてのヒントとなりうる物を見
つけた。
まぁ旧軍にとって小銃、軽機関銃まで7.7mm99式にする合理性が疑問だったわ
けだが、92式、99式は弾丸はもちろん同じ、薬莢もリムのあるなしだけで、共通
である。
製造上、ある程度の共通性があるとは思うのだが、果たしてどの程度なのか?
既存の6.5mmについては、これは弾丸から薬莢まで、7.7mmとは全く別のもの
だ。
これとリムだけが違う99式と置き換える製造上のメリットということになる。
まぁヒントというのは先日、久々に鉄砲屋に行った。
そしたら、ロシア製カーボーイマークの.30-06が入荷していた。
95円だそうだ。
それで.308は140円だった記憶があるんで確認したら、いや85円だというんだ。
俺にも85円で売ったという・・・・・もう完全にボケ出してるね。
それはともかく、そのロシア製.30-06なんだが、非常に面白い。
140グレインFMJと164スピアポイント、薬莢は軟鉄製、ベルダン雷管。
FMJはAK用の弾丸の転用だね。
それでなにが面白いというと、ヘッドから5mmぐらいのところに、幅2mm程度
のラウンド型の溝がある。
こんな薬莢がなんで作られたか?と考えたのだが、.308の薬莢の製造ラインを流
用した結果、こうなったと考えるのが合理的だろう。
ロシアは古くから.308を製造していた。
それを輸出したわけだが、旧西側においてもっともメジャーな実包は、.30-06で
ある。
日本でもそうだが、アメリカなどでは圧倒的シァーだ。
いわゆる売れ線、それでロシアも.30-06を作ったんだろうね。
西側のメーカーだったら、妙なところに溝がある薬莢なんぞ抵抗あるが、ロシア
人はある面、合理的、ある面いい加減だから、こういう弾を売り出したんだろう
ね。
まぁこの弾が薬莢が、製造上の合理性についてひとつのヒントをくれたような気
がする。
21 :
名無し軍曹:01/09/20 19:08 ID:p6tFMqB6
それでなんでロシアで.308が普及してるかを説明しておこう。
まず、ロシアの狩猟事情に触れておくと。
ロシアという国は、狩猟という行為と密接に関わっている。
そもそも毛皮を求め、東へ東へと進むうちに日本海までたどり着き、一時はアラ
スカも含む広大な国になったわけだ。
そして、あらゆる鳥、動物がいる。
北半球に生息するほとんどの動物は、亜種も含め生息している。
小動物、ネズミのたぐいから、ミンク、テン、シープ類、猪類、狼、小型から大
型の鹿類、ムースや野牛、黒熊、ヒグマ、とひととりそろっている。
未開のシベリア、極東を開発するにあたって、食料の確保、農林業への被害防
止、人畜への危害防止、さらには産業としての毛皮や肉の確保、こう言った事に
狩猟という行為は付きまとうし、それに使う銃も無視はできない。
それで、旧ソ連が統制経済の元で、どんな銃や弾を作り、広めたかというと。
.22LR、5.6X39、7.62x39、7.62x54R、9X54R、そして.308だ。
その他に6.5X54R、8.2X54Rなどという口径があるが、前記がほとんどだ。
誠に見事で、合理的と言わざるを得ない。
以前のトピで触れたが、もう一度、私なりの分類と用途を説明すると
.22LR
近距離小動物や鳥類
5.6*39
西側でも一時、220ラシアンとしてベンチに普及しかけた口径であるが、弾道が
低伸して、遠距離の小動物に向く、西側でいえば223REMに相当する。
7.62X39
言わずと知れたSKS、AKの弾だ。
これは狩猟の為というより、大量に払い下げられたSKSに使われている。
狩猟にはやや使いづらいと思う。
用途としては近中距離での中型獣、猪鹿狼などに限定されるだろう。
30-30相当。
7.62X54R
モシンナガンの弾、大量に払い下げられた同銃に使われている。
西側の.30-06に相当する万能の弾だ。
9X54R
大型の動物、近中距離での危険な動物(熊、虎)に向く。
35ウエーレンから.338WINMAGに相当する。
22 :
名無し軍曹:01/09/20 19:10 ID:p6tFMqB6
こうやって見ると、たしかに北半球ではこれだけあれば、事は足りる。
西側では、大弾薬メーカーが製造してる実包だけで、おそらく数十種類、ワイル
ドキャットのちょっと普及したやつなぞ入れるといくつあるかわらない。
そして同じような実包がいくつもある。
243WINと244REM、280REMと270WIN、264MAGと7mmMAG、口径300の各種マグナム
などなど、例をあげれば、キリがない。
それぞれこちらの方がいいとメーカーやファンは主張するが、クラス別けすれば
大同小異だ。
ソ連は計画経済だからこそ必要かつ充分なものだけで、ラインナップそろえたん
だろ
う。
それでソ連製の.308がどこにはまるか?というと7.62X54Rの代替だ。
モシンナガンは1945年以降、生産が中止された。
そして狩猟用として民間に払い下げられたんだが、1960年代後半から1970年頃、
代替の銃が製造されるようになった。
これはまったくの狩猟用ライフルなんだが、これの口径に.308が選択された。
この辺がおもしろいところだね。
7.62*54Rは、以前のトピで書いたが、車でいえば一番使い勝手がいい2000CCクラ
スの乗用車ってところだ。
.30-06、8mmモーゼル、7.7mmアリサカなどもこのクラスにはいる。
この中で、いわば全くの白紙から選定するとなると普通は.30-06だろうね。
それをソ連は.308=7.62NATOを選定した。
民間用の為の実包と言っても、7.62NATOの製造ラインを持つことにはかわり
はない。
状況によってはいろんな使い道がある。
やはり軍事的な意図が働いていたとしかいえないだろう。
最近は日本のハンターもかなりロシアへ狩猟に訪れている。
.308を使うロシア人ハンターに「その弾はなんの弾が知っているか?」と聞いた
ら「世界規格の弾だ」と胸を張って答えたそうだ。
23 :
ガバ:01/09/21 00:35 ID:R.3gDEp6
おかえりなさいませ!軍曹殿!!
また軍曹殿のお話をうかがえるようになり、大変光栄に存じます。今後とも
よろしくご指導お願いいたします。
ところで、読めなくなった元スレですが、軍曹殿のお帰りを待っていたかのように
本日突然復旧しているようです。
不肖、私が緊急避難的にこの続編スレを立てたわけですが、元スレ復旧した今、
そちらへ戻るのが良いでしょうか?
それとも、いつまた同じ様な状況になるか分からないので、こちらで続けた方が良いでしょうか?
軍曹殿他の皆様のご意見を伺いたく。
なお、こちらのスレで進行する場合は、あの名スレたる元スレ保護のため、時々sageるなりageるなり
いたしましょう。
>軍曹殿
お帰りなさいませ。怒涛の書込みを待っておりました。
>18氏
前スレで貴兄と軍曹殿とのやりとりでは大いに勉強させて頂きました。
宜しければ引続きご教授をお願い申し上げます。
吹き飛んだARの写真を見ましたが正にバラバラでした。銃身部はチャンバー根元付近からバッキリ
折れてすっ飛び、アッパーフレーム右側はバラバラ、ボルト等の内部パーツも四散してます。
本来ならアドを載せて見て頂きたい所ですが先方に迷惑かかるといけませんので止めておきます。
以前別件でアド載せた時、アクセス過多で先方サーバーがダウンしたらしいので。恐るべし2ch。
さてこの様な大事故でも幸いに射手は怪我を負っていません。でもレフトハンダーだったら。。。
記事によると彼のリロード歴は長く、現時点でも事故原因がわからないとの事。本人はなんらかの
原因でロッキングラグがリリースされずにチャンバー圧異常が起きたのでは?と言ってます。
ホンマカイナ。。はるかに悪条件下で酷使する軍隊でもそうそう聞きませんので、やはりリロード
ミスが原因でしょう。
>ガバさん
こんばんは。99式復活プロジェクトはどうですか?
私自身はあんまり経験がありませんが、ガンブルーは脱脂が重要と聞いています。
スレをこのまま続けるか元スレに戻るかですが、このままPart2で進める、に一票です。
1000レスまで道半ばで終わってしまいますが、Part2でも「転進」ではないですからね。
関係ないですが、久しぶりに前スレの始めの辺りを読みました。
あの頃って軍曹殿もけっこうネタ入ってんですね。激しく笑いました。(爆
26 :
名無し軍曹:01/09/21 22:19 ID:zmPgJI.w
>>8mm Nambu 氏
そうですか、AR15がバラバラになりましたか。
前にガスエスケープをめぐって意見交換があったので、話をさせてもらうと、脱底(事故により遊底の閉鎖が外れてしまうこと)事故の時の安全性は自動銃の方が高い。
ただし誤解なきように申し添えると、異常腔圧に対する耐力はボルトの方が優れる。
これは構造を見たら一目瞭然なんだが、自動は、機械的にロッキングを解除するために、どうしてもロッキングの噛みあう(当たる)面積が狭い。
これはロータリーロッキング(AR15、AK47、M1ライフル、M1カービン)チルトブロック(64式、SKS、FAL)いずれの形式にしても、そうだ。
ほぼ同じような強度の鋼材で力を受け止めるので、面積の広いほうが耐力は増す。
さらには、機械的に解除するため、噛みあいが浅かったり、開放を容易にする為、噛みあいに角度がついている。
だから、一般論としては耐力的には自動銃の方が劣る。
ただし一度、脱底してしまうと、今度は自動銃の方が安全になる。
ボルトアクションは、遊底が剥き出しであり、脱底した場合、遊底自体と噴出したガスが射手の顔面を直接、襲う可能性が高い。
自動銃は機関部とか尾筒といわれるレシーバーに遊底が後退するスペースが設けられており、遊底全体を覆っており、密閉された空間になっていて必ず後方へ隔壁がある。
噴出したガスは機関部内で拡散してさらに隔壁で止められる可能性が高い。
遊底も同じである。
こう言った理由により自動銃の方が脱底やガスの噴出事故が起こった場合は安全である。
アッパーフレーム右側がバラバラというのは、右側は排莢口があり、その分だけ強度的に劣る。
さらにガスは軽いので、行きやすい方向へ進む、機関部内で、反射して排莢口から噴きぬけたんだね。
まぁそれとアルミレシーバーのせいもある。
アルミは、軽くて、肉厚を稼いだりすると鉄と近い強度になる。
ただし鉄に比べて鞭性や伸びに劣る。
鉄であれば歪んだり、膨らむだけで済む場合でも破片となって飛び散る。
こういう内圧が高まり構造体が破壊される事故では、破片が飛ぶことは非常に恐ろしい。
27 :
名無し軍曹:01/09/21 22:21 ID:zmPgJI.w
圧力容器、たとえばガスボンベや消化器など、事故の際、破片が飛ばない鋼材が選定される。
2.3日前、カセットコンロを炭起こしに使ってボンベが爆発という事故の報道があった。
消防署が再現実験をやっている映像が放映されていた。
すさまじい爆発だったが、やはりボンベは破裂して開きになっていたが、破片にはなっていなかった。
あれでボンベが破片になって飛んだら爆弾と同じですごいことになるぜ。
あ、そうそう話がさらに脱線するんだけど、この外側を覆うもの選定は、察しがつくと思うけど、爆弾の威力に非常に影響がある。
たとえば手榴弾など、破片を飛ばし、殺傷力を期待する人員殺傷用の手榴弾は、破片になりやすい鋼材を使う。
爆発の圧力を高め、その波動による破壊効果を狙う破壊用手榴弾は、内圧が高まる鋼材を使う。
終戦間際、物資に困った日本軍が、鋳物製の手榴弾を作ったんだけど全然威力がなかった。
鋳物は鍛造すれば非常に強固になるが、ただの鋳物では、低い圧力で簡単に割れ、割れたところからガスが逃げてしまい、破片になりにくい。
しかしチャンバー根元から折れ、っていうのは解せないな〜
レシーバーが割れて、銃身が外れたのでそう見えた。
あるいは、脱底の際のスピードが早かったんで、銃身側のロッキング部分が千切れた、のではないかと思うんだけど、、、、どうだろう?
薬室部分から折れると言われると薬室寸前で停弾、さらに異常異常腔圧としか考えられないと思うんだけど。
28 :
名無し軍曹:01/09/21 22:22 ID:zmPgJI.w
>>ガバ氏へ
ガンブルーで錆びるということだが、そうなると鉄の部分のことだね。
まず鉄用のガンブルーを使っているかい?
亜鉛鉛(ダイキャスト)用と鉄用はガンブルーが違うよ。
それから鉄の場合、おそらく小部品だと思うから、着色していい色が出たら、すぐに水洗または湯洗して、よく乾かしてから油をつけたらどうだろう?
29 :
名無し三等兵:01/09/21 22:42 ID:cHYsKJSs
たしかガンブルーって
表面を酸化させてるんじゃなかったっけ?
だから本当は、酸化(黒くした)させた後に表面を中和させないといけないので
錆が出やすい状態のままなのでは。
30 :
18:01/09/21 22:52 ID:1AFVp2A2
おっ、軍曹氏がこのスレッドを発見してくれたようですね!
しかし旧スレも何故か復帰出来ているようですね。話題の連続性としては既にこちらの
スレで流れが出来てきているようですから、コッチでやりましょうか?
最近2ちゃんもID制が導入されたと思ったら、すぐになくなって、また導入という感じで
よく分からないので、旧スレも気が付いたら再びブラウザでは読めなくなっているかも
しれませんので…
名無し軍曹氏もそうですが、私もかなりの長文を一度に書き込んでいましたので、今後は
細切れ投稿を心がける事が必要と判明しましたので、こちらのスレは大丈夫でしょう。
さて、前スレからの話題の続きですが、初速の均一化に関しての「それ以外の要因」と言う
のは純粋に銃器・弾薬などの機械的な要因と温度・湿度、気象条件などの外的要因が主で、
射手のメンタル、あるいは技術的な要因などは排除しています。
実際ある程度以上の初速の差は理論通り初速が速ければ上に行き、遅い場合は下に着弾
する…という現象になるのですが、前スレでも書いた通り、非常に微細な差となってくる
と、そうはならず、グルーピングとの相関関係も疑わしくなる訳です。
御指摘の最初の3〜5グループが向上し、そこから平行した後、急激に低下する…という
事ですが、理論的に言うならば銃身の加熱が起きていない冷えた状態からの最初のグルーピング
の方が銃・弾薬などの機械的な見地からは有利な筈です。
これが銃身内に前回クリーニングした時のオイル、ソルベントの類が僅かにでも残って
いたりすると、それを取り除く為に「クリーニングショット」あるいは「ウォーミングショット」
とでも言うべき発射をする必要もありますが…。
31 :
18:01/09/21 22:55 ID:ptaBk/JA
特に競技用のヘビーバレルならいざ知らず、狩猟用の軽量銃身ではまともに撃てるのは
せいぜい最初の20発、5発グループなら4セットぐらいでしょう。
それ以上はカゲロウ・バンド越しにでもスコープから覗いた像が歪んできて、扇風機でも
設置しなければ撃てない筈です。これは季節、時間帯にもよると思いますが…。
射手の集中力、技術的な部分、反動…などはもちろん影響しますが、立射で撃っている訳
ではありませんので、レストスタンドとサンドバッグに置いて撃つ分には、普通の能力を
持った射手なら308のライフルで重銃身と適性な実包の組み合わせで平均20mm/100m
は充分可能な線でしょう。
これがクリア出来ないとなると、肩付け、頬付け、照準の仕方(スコープがきちんと正確
に覗けているかどうか)、トリガーが正しく引けているか、撃発事にフリンチングしていないか…
等をチェックする必要があります。
射場でよく見かけるのですが、30口径クラスのボルトアクションを撃っていて、
100mで15〜20cmくらいにも広がっている人の場合、撃ち方に根本的な問題
がある場合が多いですね。
中には撃発の時に銃が反動でレストスタンドから跳ね上がっている人もいます。
反動は力で押さえ込まずに真っ直ぐ後ろに逃がして後退させてやれば良いのですが、これ
では当たらないだけではなく、肩が痛くてしようがないと思います。
グルーピングテストを早朝に行なうのは合理的ですね。上記の様々要因のうち、気象条件
の影響を最小にする事が出来ますから。
しかし、多くのライフル射場は県営ですので、おのずと営業時間が決まっていてそんなに
早朝からは撃てないと思います。一部の例外は別として…。
軍曹氏がどこでその早朝射撃を行なったのかは何とな〜く分かります(笑)。
32 :
18:01/09/21 22:57 ID:1AFVp2A2
クラウン、銃身加工について…
高速度写真から弾速の割り出しですか。すごい熱意と創意工夫ですね。
今は発射されたブレットを二点間で計測してその時間差から弾速を割り出す弾速計が
比較的安価に購入出来ますが、射場での設置がいまいち面倒のようですね。
11度の角度でクラウンを加工するのは確かに加工しやすいと言う事も大きいのかもしれ
ません。と言うか、恐らく過去様々な形状のクラウンが試された筈で、その結果残った
のが11度であるならば、決定的な根拠はなくとも少なくともマイナス面はないのでしょう。
それよりも加工精度…と言うか、表面が均一に歪みもなく仕上げられている事が重要なの
だと思います。銃腔軸線に対して斜めになっている…と言うのは論外でしょうね。
日本においては銃身加工をするのにも製造免許が必要なので、自分で加工しようと思った
事はありませんね。これがアメリカでなら銃本体の製造はさすがに資格を取らないとダメ
だそうですが、商売ではなく自分の所持している銃の銃身を加工する分には問題ないそう
なので(もちろん銃身長を違法な範囲にまで切り詰めるとかはダメですが)、多くの人は
やっているそうです。
銃身製作をするにあたって、ガンスミスの加工現場に立ち会った事はあります(日本で)。
しかし、加工する旋盤などはかなり大きいので、かりに技術があったとしても家には
とても置いておく場所はありませんですね。
さすがに商売道具を使わせてもらうと言うのはちょっと気が引けますね。
銃身の加工、交換自体はさほど難しい物ではなく、短期間で一通りはすぐに覚えられるそうです。
しかし、それはあくまで発射そのものに問題がないレベルであって、競技用の精度のスペック
をクリアするには結構ノウハウが必要らしいです。
この辺は銃を撃つのと同じような物でしょうね。ただ撃つだけで良いのなら誰でも撃てますから…
当てるのが難しいのであって、精度追求、スコアの向上、大会での成績、そういった物を
一切考えないで良いのなら、ライフル射撃なんて楽なものです(笑)。
33 :
18:01/09/21 23:00 ID:llDrQeC6
>日本のガンスミスの一般論として、ちゃんとした機械工作の勉強をしていない、
機械の整備、更新に投資しない、とうところだね。
う〜ん、この辺は何とも言えませんね。前スレで豊和工業が銃身加工の際、銃腔軸線に
対して斜めに薬室加工をしてしまい(折れ継ぎ)、結果大量の不良品の山が出来てしまい、
それを起綫部を浅めに加工してから捨て撃ちをする事でクリアした…という事を書きましたが、
こういう基本的なミスをするような人はいないと思いますが…。
もしいたとしたら、「あそこで加工した銃身じゃ当たらないぞ」と言う噂が射手間ですぐ
広まってしまうと思います。
特にグルーピングテストを行なって精度追求を行なっている射手、交換当初からリード
エリア(起綫部)の位置を計測して発射弾数毎の磨耗を記録していくような人にとっては
低い工作精度ではすぐにバレます。
逆にグルーピングが出ているのであれば、問題ないと言えます。
この辺はクラス毎のスペックを知っておく必要がありますが…。
以前にも触れましたが、口径308ウィン、スタンダード・サイズの薬室であれば、1/2MOA
の精度であれば、マァマァでしょう。しかし、222レミントン、6mmPPCクラスでその
程度であれば、話にならない(当たってない)と言う事になります。
逆に細身の銃身の自動銃で100mで1cmを切れないと怒鳴り込まれても、ガンスミスは
困ってしまうでしょう。それはクラスを超えた数値だからです。
34 :
18:01/09/21 23:02 ID:ptaBk/JA
それにしても軍曹殿は理論的な考察と実際の要求水準の差が著しいですね…。
100mで5cm、10cmでもOK、と言うのであれば、今まで展開してきたような話は
一切知らずとも可能ですよ。単に「銃砲店でレミントンのバーミントくれ、あとフェデラル
のファクトリー弾もつけてね。」そう言って、あとはスコープ装着して射場に行き、サイト
合わせすれば、2cm/100mは出ますよ。何にも考えなくて良い訳で…。
その後銃身交換する場合はシーレンなどの加工済み銃身を購入してフィッティングだけ
任せれば良い訳で、それさえまともに出来ないガンスミスなんていないでしょう(笑)。
この交換後は12mm/100mが期待出来ます。
以前から思っていますが、軍曹殿の御指摘の事は全て正しいのですが、現在ではライフル
の精度追求に関して様々なノウハウが広く知られて、銃メーカーだけではなく、バレル
メーカー、リローディング・ツール、その他の装備品が充実していますので、極端な精度
向上を望まない限り、誰でも上記のような数値はすぐに手に入れられます。
ちょうど、昔は自動車を運転する時はエンジンをかけるのにもコツがいり、ダブルクラッチ
なども習得しないと、まともに走行させる事も出来なかったのに対し、今ではセルモーターで
一発始動、オートマで誰でも簡単に走らせられるようになった…と言うのと同じですね。
ただ、それでは誰でもレーシングドライバーになれるかと言うと、それはそれで特殊技術
を訓練して習得しなければなりません。その点でも射撃と似ています。
35 :
18:01/09/21 23:06 ID:llDrQeC6
あと、銃身の振動についてですが…
実包の種類、あるいはリロード弾であればブレット、使用火薬の種別及びその量などに
よってグルーピングの大小が異なるのは常識ですが、この事が即ち「銃身の振動における
実包側の影響」であると思います。と言うか、そうでなかったら実包毎に結果が異なる事の
説明がつかないと思いますが…
銃身の振動はブレットの銃口離脱に先立ってブレットが起動した瞬間から発射ガスの銃身
に対する衝動により開始される、つまり火薬の種類(燃焼速度の違い)やその量によって
振動に影響を与える事は明白であるかと思います。
この手のテストをするのにはなるべく精度の高い銃を選択しないと結果が明白になりません。
最低限、肉厚のヘビーバレルを装着したライフルでないと、結果を検証するのは難しくなります。
何故、細身の銃身ではダメかと言うと、いくら高精度加工で作られた銃でも銃身の肉厚が
薄いと、発射毎の銃身の過熱が激しくなり、問題の銃身振動の振動節点とでも言えば
良いのでしょうか、それが過熱の為にズレてきて結果として集弾しなくなるからです。
しかし、肉厚の重銃身では重くなり、持ち歩きがしんどくなります。そこで細身の銃身
でもそこそこの精度向上を得る為に考え出されたのがBOSSではないか、と思います。
BOSS自体は120gの重量ですが、これを銃口部に装着する事によってウェイトの役割
を果たし、本来なら発射の度にズレていく振動節点の変化をある程度押さえているのでは
ないかと思います。
ともかくBOSSなしの同じ銃と比べて精度向上の効果がある事だけは確かのようですね。
ただ、既に述べた様にこれは細身のハンティングライフルとファクトリー弾の組み合わせ
での精度向上を狙った物で、本格的なグルーピング向上を目指すのであれば、ヘビーバレル
を装着してリロードのセッティングで対処する方が良いと思います。
36 :
18:01/09/21 23:09 ID:llDrQeC6
>>19>>24 ようやく名無し軍曹殿の捜索が成功しましたね。
こちらこそ宜しくお願いします。
確か、ガバ氏と8mm Nambu氏の書き込みは「最良の銃」スレから拝見させてもらって
いました。私も御二人と同年代かもしれません。「七番目の橋」ネタは共感出来ましたし…
ARバラバラ事件ですが、私はM1ガーランドがバラバラになったのを見た事があります。
これは写真ではなく、実際に現物を…。破壊された瞬間は見ていませんでしたが、直後の
現場は見ました。この時も幸い射手はかすり傷程度で済みました。
ロッキングラグがリリースされないと言うのは、ロックしたまま固定してしまったと言う
意味なのでしょうか? しかし、弾さえ飛び出てくれれば、そこまで破壊されるほどの
異常高圧にはならないと思うのですが…。
仮にボルトとボルトキャリアーのカムが固着?してしまったとしても、エジェクションポート右の
ガス抜き穴から抜ける筈ですので、そこまで見事に破壊されるのなら、やはり火薬の選定
ミスが一番考えられそうですね。
アメリカは日本と違ってライフルもいくらでも買えますから、使用火薬の幅も大きいです
ので、リロード歴が長い事が逆にウッカリして…という事になったのではないでしょうか?
あと、ごくまれに正常な火薬と量でも異常高圧はあり得るそうです。
これはよく撃つ人でも一生ない場合の方が多いそうなので、普通はまず考えられないのですが、
こればっかりは事前に防ぎ様がないのが恐いところです。
37 :
ガバ:01/09/22 00:25 ID:7pShfEQw
高尚なお話に挟まって、レベルが低い話で恐縮です。
モーゼルKar98kと99式短小銃復活プロジェクトはお陰様で無事終了しております。
ま、基本的に亜鉛ダイキャストのモデルガンですから、20年近く物置に放ってあっても、
錆が浮いたのはスチール製部品の、しかも外気に触れ続けていた部分に限られていました。
但し、錆びたところは赤錆で真っ赤っか。スチールウールで落として落として・・・地金が出て
しまって、ガンブルーとなりました。
使ったのはアメリカ製のリッチウッド社製の「Super Blue」という製品です。(蛇足ですが、
これは近所のモデルガン屋で買ったのですが、使い方を聞いたら、金属ハンドガンを黒く
染めるのに使うと思ったらしく、「違法なんで教えられません」だと。事情を説明しても、胡散
臭そうな目で見て、まともに使い方を教えて貰えませんでした。)
錆を落としたら、1.中性洗剤で洗う→2.サンポールに浸して、地金を出す→3.洗う→
4.有機溶剤で洗う→5.絵筆でガンブルーを塗る→6.水で洗う→7.軽くスチールウールで
磨いて、塗りむらを落とす→7.洗う・・・以下5に戻って、3〜5回繰り返し。
コツは意外なことですが、6の水洗いを氷水でやることでした。あるHPで見つけた方法ですが、
水道水より発色がきれいになりました。
困ったのは処理後、ミシン油を塗っておいても、翌日拭いてみるとウェスに錆が・・・。以降、毎日
拭いちゃオイル塗りの日々です。
38 :
ガバ:01/09/22 02:44 ID:zh4yac5U
今、部屋のテーブルの上に98kと99式に並んでもう1丁復活させた銃が並んでいます。
M98からKar98kの間に、銃身長の違いなど除いて部品構成など変わらないとすれば、
98kと99式は設計年次じゃ40年の差があると言って良いはずですが、両方見た印象は
モ級ライフルの本家と分家ですからほとんど変わりませんね。
しかしもう1丁は、99式とたった10年しか設計年次は違わないのに、まるで違った外観になっています。
この間の第二次大戦が銃の発達に与えた影響に、ただ嘆息あるのみです。
98kと99式を分解整備して気づくのは、98kの完成度の高さでしょうか。銃床から銃身/レシーバーを
取り外すのに99式は6本のネジを外さなければならないのに対し、98kはたった2本。部品の工作精度が
良いからでしょうか?ハンドガードを押さえているリングのあたりの差には唸りました。また、セイフティの出来は
明らかに本家の大勝と思われます。
ただ、部品形状から推察して、恐らく98kはほとんどの部品が削り出し加工で作成されていたと思われますが、
99式は、弾倉部やトリガーガードあたりは、恐らくプレス加工で作ったと思われ(モデルガンのパーツを見ての
推測なんで自信はありませんが・・・・)、生産性はこちらに軍配が上がりそうです
また、
>>26の高圧ガス・脱底対策は、元スレで軍曹殿が「アリサカはこの点で非常に優秀」とおっしゃっていたのを
じっくりと確認しました。99式の遊底後端の処理を見ると、98kの処理はチト怖い気がします。
ただ、コッキング状態が見て分かる点では98kも捨てがたいですね。
39 :
18:01/09/22 15:01 ID:Fljnt0/Q
>>38 Kar98kですが、初期は削り出し加工でしたが、途中(1942年頃)でトリガーガードや
フォロワー・プレート等はプレス加工となりました。
しかしトリガーガード周りは縁をロール状にクリンプして面取りの工夫を行なっています。
さすがドイツ?…芸が細かい。
それ以前にはストックもラミネートを使用、通常のウォールナット製よりもタフな物でしたが、
これも製造に手間がかかりすぎる事と重い事が理由となり、後には普通のウォールナット
となりました。生産性との兼ね合いで…
高圧ガス対策としては、三八式、九九式はガスをシールドする形となっているので、確かに
こちらの方が安心ですね。
しかし、98kはボルト後部、ボルトハンドル前方あたりにサード・ラグがあり、万一の
事故の際には例えフロントのラグが破壊されてもここでストップさせる様になっています。
これはいわゆるセフティ・ラグとでも言うべき物で、通常では機関部のリセスと噛み合って
いないようです(ボルトを外しても擦れ合った痕がない)。
実際のところ、このサードラグが役に立った例は聞いた事がありません。
と言うのも、モーゼルKar98kのロッキングが破壊されてボルトが後方にすっ飛んで来る
事態と言うのは相当の事だと思いますので…。
確かモデルガンの98kにはこのサードラグは再現されていなかったと思います。
あと、ボルト後部、コッキングピースの後端には凹みがありますが、これは不発の際に
カートリッジのリムをここに引っかけて後退させ、ボルト操作をする事なしにファイアリングピン
をコックさせる為の物です。
「どうせコックオン・オープニングなんだから素早くボルトを上下に操作するだけで
コック出来るじゃないか?」と思うでしょうが、そのボルトを操作してロックを解いた
瞬間に遅発が起きたとしたら、ロックされていないボルトが後方にすっ飛んでくる事に
なります。そこで、閉鎖したままでファイアリングピンをコックする工夫という訳ですが、
これはモデルガンにもあったと思います。
40 :
名無し軍曹:01/09/24 21:49 ID:QoyReg/I
18氏へ
最初の3〜5グループが向上し、そこから平行した後、急激に低下する…>>いやいや、これは銃身の熱歪みではないよ、ちゃんと除熱しながら撃っている。
軍曹氏がどこでその早朝射撃を行なったのかは何とな〜く分かります(笑)。>>わはは、わかる?関東に住んでる射手ならすぐわかるよね。
ところで、ちょっと遠いがもう一箇所あるんだよ。
これは、日曜日でもたいてい人がいない、やや使いにくいが強固な机がある、覆道式ではない、、ただし唯一最大の欠点は50mなんだ。
高速度写真から弾速の割り出しですか。すごい熱意と創意工夫ですね。>>いやいや、これは私がやったわけじゃない。
これは市居の民間人が手におえる計測方法じゃない。
製銃メーカーとか弾薬メーカー、各種の研究所がやる計測方法だよ。
昔は2点に銅線を張り、それを撃って電気が遮断される時間の差で弾速を計測した。
これはけっこう大掛かりだし、2点の銅線を撃つというのは大変だ。
それで高速度写真分析が考え出されたわけ。
最近は光センサーによる計測器が開発され我々民間人(おお、おりゃ軍曹、帝国軍人だったか!)でも簡単に弾速が知れるようになった、いい時代になったなぁ
競技用の精度のスペックをクリアするには結構ノウハウが必要らしいです。>>このノウハウがね、機械工作の精度を出す手法とほぼ同じなんだよ、ただいかに応用するかってことだと思う。
41 :
名無し軍曹:01/09/24 21:51 ID:QoyReg/I
加工済み銃身を購入してフィッティングだけ任せれば良い訳で、それさえまともに出来ないガンスミスなんていないでしょう(笑)。>>これはどうかと思う。
外形の切削がないから、ガンスミスも楽、射手も加工賃が安くすむというメリットがあるのだが、いわゆる「命中に関する細かい不確定要素」を、ひとつひとつ潰して行く、という観点に立つと、
私はバレルブランクからやったほうがいいと思う。
これは加工済みの銃身が精度が悪いってことではない。
他の場所で、削られてしまっているという点が工作上、不都合なんだ。
軍曹殿は理論的な考察と実際の要求水準の差が著しいですね…。>>私も昔は一穴をめざし精進していたのだが・・・・・・
最近は頭を切り替えてね。
300mで鹿に当たりゃ〜〜充分ということにした。
「銃身の振動における実包側の影響」
問題の銃身振動の振動節点とでも言えば良いのでしょうか、それが過熱の為にズレてきて>>温度変化による材料の脆化が影響あるというわけか・・・・これについては少し考えさせてくれ。
ないわけではないが、果たしてそこまでの影響があるだろうか?判断がつかない。
これは最近のベンチの理論で、唱えられているのだろうか?
もしもう少し詳しい話を知っているのなら教えてくれないか?
BOSS自体は120gの重量>>そうかそんなにあるんだ、なんとなくもっと軽いと思っていたが、、、それならかなり違ってくるなぁ
ところで君の言ってるグルーピングは、全弾包囲径(すべての弾が収まる外周で計る)じゃなくて芯間包囲径(弾のセンターが描く最大径)だよね?
全弾包囲径だったら、わたしゃ銃口をくわえなきゃならん!
42 :
名無し軍曹:01/09/24 21:53 ID:QoyReg/I
ガバ氏へ
九九式のトリガガード周りはプレスだよ。
これは、最初の標準型からプレスだ。
三八式は切削加工で削り出している。
まぁ時代の差だね。
三八式の頃はプレス加工が未発達だったから、そうしたわけだ。
そして18氏が書いている通り、モーゼルもプレスのハンドガードがある。
戦時省力型だ。
これは日本やドイツに限らず、アメリカやイギリスも、生産性を上げるために改修を行った。
アメリカのスプリングフィールド1903は「A3」というのが戦時省力型だ。
これなぞ、用心鉄はプレス加工でマガジンフォロワーは一体型で外せない。
そしてライフリングが二条だ。
イギリスのエンフィールドは、照尺を簡易の切り替えにして、床尾板をアルミの鋳物で作ったりした。
まぁみんな大変だったわけだね。
そして第二次世界頃から、金属加工の手法として、プレス加工と電気溶接が非常に進歩した。
各国ともこれらを多用して省力したわけ。
18氏が再コッキングの溝の話をしているが、その通り。
不発が起こった場合、再撃発するとかなりの確率で発火する。
そして遊低を開放してコックすると遅発の場合、危険だ。
ただ、この装置は、付いている小銃の方が多い。
スプリングフィールド(米)エンフィールド(英)モシンナガン(露)カルカノ(伊)Mie(仏)マンリカ(オーストリア)クラグヨルゲンセン(米、デンマークなど)
こうやって見るとほとんどすべてと言っていい。
遊底後端のコッキングピースを手で引っ張るだけで簡単にコックできる。
カルカノとMieはややコックしにくいが、手動で出来ないことはない。
モーゼルは器具(薬莢)がいる。
アリサカアクションは出来ない。
そして戦後のスポーツモデルは、全く付いていない。
なんでなんだろうね?
知りたいところだね、これも。
九九がネジ6本でモーゼルが2本?
これは両方とも2本だよ。
帯鉄のネジも数にいれたのだろうか?
43 :
名無し軍曹:01/09/24 21:57 ID:QoyReg/I
>>ガバ氏
しかしもう1丁は、99式とたった10年しか設計年次は違わないのに、まるで違った外観になっています。>>これはなんだ?
1950年ごろ?モデルガンであるとすると?
44 :
ガバ:01/09/25 22:21 ID:n01KGnCM
18さん、モデルガンにもお詳しいんですね。私の98kはCMC製で、元々は六研の六人部氏が
設計・発売する予定だったのが、何らかの都合で遅れに遅れ、CMCから発売になった物です。
そのせいか、床尾板には「ROCKEN」の打刻があります。
銃本体には「byf 1942」という打刻がありますので、1942年モーゼル社製造のものがモデルに
なっているようです。
モデルガンではマガジンもトリガーガードもワンピースになっており、この辺から削りだし加工と
推定したのですが、実銃ではどうなっているのでしょうか?
ちなみに99式ではトリガーガード、マガジンの本体というか側板、それにフレームと3ピース
構造になっています。
また、ご指摘のようにサードラグは再現されておりません。実銃の写真で確認しましたが、
モーゼルのそれは99式とは逆に、遊底閉鎖時に下に来るように出来ているようですね。
この位置なら、遊底は万一破断しても吹っ飛んでは来ないでしょう。
99式もこれが役に立つのは2つのラグが破損、更にフレームに噛み合っているボルト
ハンドルも吹っ飛んで、遊底が排莢口の長さ分後退した時で・・・目の玉の5,6cm手前で
停止するのですね。・・・そういう状況にはあまり遭遇したくありませんねぇ・・・。
コッキングピースの切り欠き、確かにあります。早速カートリッジを引っかけてみましたが、
確かにコック出来ます。アリサカでこの機構が無い理由は見当がつきませんが、自動銃では
こういうミス・ファイアはお手上げですから、これを免罪符に「オートがダメなら俺たちだって・・・」
と戦後のスポーツモデルはこの機構を省いたということは・・・無いでしょうねぇ・・・。(笑
猟用では重宝しそうな機構だと思うのですが。
45 :
ガバ:01/09/25 23:16 ID:SOQxXgNo
それから98kにあって99式に無いもの・・・。
98kの遊底には開放時に上になり、閉鎖時にはエキストラクターに重なる部分に、
長さ5,6cmで台形状の細長い凸部があります。
最初はこれがサードラグかと思いましたが、この位置では役に立たないのが明らか
なので・・・。99式には見あたりません。
名無し軍曹殿、ご指摘のとおり、99式のネジ6本には帯鉄(と銃剣留め)のネジまで
数えています。これを外さないと銃身/レシーバーと銃床を取り外せませんが、
モーゼルは鉄帯も銃剣留めもネジを使わないで取り付けてあります。私はこの辺に
ドイツらしい加工精度の高さを銃身内部を感じた次第です。
日常整備ではここまでバラさないと思われるので、ネジを使っていても問題ないの
かもしれませんが。
さて、そこで次の戦後生まれの1丁が登場します。正確には99式の8年前になりますか。
AK−47です。
自動銃のモデルガンでは、ガスオペレーション機構と閉鎖機構は全く再現されないのが通例
なので実銃との比較はボルトアクションのそれ以上に空しいものになります。
しかし機関部の機構などはよく再現されていると思われます。それで見る限り、AK−47の
メカはシンプルでよく出来ていますねぇ。部品点数少ないし、ハンマースプリングとトリガースプリングと
ディスコネクターのスプリングが同じというのはウーム・・・。
部品と部品の隙間も大きいから、厳しい環境下でも作動性は良さそうで、「泥水に浸けても」という
AK伝説も肯けますね。
AR−15も物置あるので、コイツも復活させて・・・と思いましたが、スレ違いなのでここまで。
おまえら、だからレス短く分けろって言ってんだろ〜が!
多少読みにくくなるが1レスに長文書かずに複数に分けろや
せっかくいい内容書いてんだからすべて無駄になるよ−な
書き込み方するなや!
47 :
名無し軍曹:01/09/26 17:29 ID:/KVIDLrc
>>46 まだ長い?何行ぐらいにすればいいんだ?
ガバ氏へ
98のトリガーガードは本物も一体だよ。
削り出しか?そう改めて言われるとどうか?
あれだけも物を削り出したら、非効率すぎる。
おそらく上下別々に削り出し、溶接または、蝋付け後、接合面を仕上げ。
あるいは鋳鍛造で大体の形を作り、切削ではないかと思う。
また98はいろんな会社でいろんな国で作られたから、こういったところの製造法
などは異差があると思う。
コッキングピース、これについては単純に考えれば不発に備えて、だろう。
アリカサがガスの対策を充分にしてあるのは、ガスの噴出が多いということにも考えられる。
そうなると日本製の実包は不発の確率は低いが、ガスの噴出の確率が高かったのか?諸外国は逆なのか?という疑問が出てくる。
しかし実際のところはわからないな。
48 :
名無し軍曹:01/09/26 17:30 ID:/KVIDLrc
しかし三八式の前身三十年式からの改良点として、ガスの遮断と安全装置の操作性があったのは確かだ。
世界中の軍隊の想定戦場を見ると、ロシアと日本がもっと極寒の地を想定戦場としていた。
北欧諸国などもあるが当時の一流国、英米独仏伊などは、そこまで極寒の地を想定戦場としていない。
今の気候で素手でで操作すれば、98の方がやりやすいだろう。
しかしかじかんだ手で手袋をして操作すれば三八の方がやりやすい。
三八は、指を使わないで操作が出来る。
安全装置を、手の平で押しひねることにより操作する。
モシンナガンは、コッキングピースを引っ張りひねることにより、操作するんだが、コッキングピース自体が非常に大きく作ってある。
49 :
名無し軍曹:01/09/26 17:32 ID:/KVIDLrc
小銃は各国の想定使用状況や、使用者の要求により、細部が違うが、コッキングピースの有無、コッコングインジケーターなどもそうであろう。
九九式は、コックオンクロージングを改めなかったのは、三八式を踏襲したのと、操作時に音が問題になったと伝聞いている。
モデルガンでもやってみるとわかるが(モデルガンの九九ってメカは再現してるのかな?)遊低を開放するとき、コックオンオープニングは、カムで撃針を起こすため、操作が重く力がいり、音が出やすい。
コックオンクロージングは、遊底を開放するのには力が要らない。
そうっと遊低を引き、戻して装填して閉める、
閉めるときは力がいるが閉め切った瞬間には撃発準備が完了している。
まぁ遊底覆いなど付いていてガチャガチャ音がするので多少眉唾だと思うが、それが理由とされている。
50 :
名無し軍曹:01/09/26 17:33 ID:/KVIDLrc
コッコオンクロージング自体は旧式は機構だ。
モーゼルは93.95までクロージングだったが、98からオープニングに改めた。
クロージングの欠点は、撃針が突き出すことができる状態で実包を押しながら、装填する。
不発が起きた時、撃針が突き出したまま、開放する。
オープニングは引っ張る時に力がいり、クロージングは押す時に力がいる。
だからスムーズな遊低操作という点では、オープニングの方が有利とされている。
自動銃では不発が出た場合、再コックが出来ない銃がほとんどなんだが、いくつか例外がある。
M1ライフルは、トリガガードを分解の手順で押し下げることによりコック出来る。
戦後のスポーツ銃はコッキングピースがついていないのがほとんどだ。
私なりに理由を推察すると、まず実包の質の向上が最大の理由だろう。
それから、コッキングピースは、当然撃針に連動している。
そうなると撃発事に動く重量が増し、命中精度に悪い方向の影響がある。
部品点数が多くなりコストがかかる。
さらにスポーツ銃は軍用銃ほど過酷な使用状況は想定しないし、確実性を重視しないということだと思う。
AK47かぁ。
そういえばAKのモデルガンが出ていたね。
いつのまにか見かけなくなってしまったが、売れなかったのだろうか。
51 :
18:01/09/26 21:17 ID:EOxhP.Vo
>>41 >私はバレルブランクからやったほうがいいと思う。
これは加工済みの銃身が精度が悪いってことではない。
他の場所で、削られてしまっているという点が工作上、不都合なんだ。
これも基本的には正しいと思いますが、要はコストパフォーマンスと言うか、費用対効果
の兼ね合いという事になるかと思います。
タイトネックのヘビーバレルにして命中精度を最優先する…という事なら、正解です。
しかし、銃身の外形サイズとして、フェザーウェイトとかの軽量銃身ですと加工済み銃身
と比べてさほどの差は出てこないと思います。
特にブランクから加工する場合、細い銃身ほど手間がかかりますので、加工賃としては
太めの競技用銃身にするよりも高めになるくらいです。
そして、そういった実用的な軽量銃身に交換する人と言うのは寿命が来たから仕方なく
交換するのであって、今まで1cmは出ていたから今度はそれを切れるようにしたい…なんて
考えている人はまずいません。そう言う人は最初からヘビーバレルにしているでしょう。
ですから、「命中に関する細かい不確定要素」を掘り下げて考えずとも良い訳です。
極端な話、元の工場製銃身の新品が半額で付けられるのであれば喜んでそうする、という
人も多いでしょう。
加工済み銃身で不都合な点が出てくる程の差を問題にする人、あるいはそのレベルにある
射手と言うのは全体の中で少数で、大多数はそんなに小さなグルーピングの差を問題と
していないと思います。
52 :
18:01/09/26 21:20 ID:EOxhP.Vo
そう言う私も今まで加工済み銃身にした事はありません。これには幾つかの理由があり
ますが、1つにはこの種の加工済み銃身はメジャーなメーカー製のライフルだけが対象
になっている事、自分の考えているバレル・デザインがオーダー・フォームの中にない場合、
その他色々細かい注文をつけたい時はブランクからの方が話が早い…などがあります。
>「銃身の振動における実包側の影響」
前にも書きましたが、発射時の銃身の振動は単に銃身の長さ、太さだけに留まらず、銃器
側で言えば、機関部への銃身の取りつけ(トレッドの長さ等)、機関部のデザイン、ベディング等も
影響します。
実包側としては、ブレットの種類、重量、火薬の燃焼速度、量…などが影響してきます。
これを総合すると「命中精度の良いライフル」の条件としては、ベディングエリアの大きい
機関部に太くて高精度の銃身をしっかりと取りつけ、ストックにも適性に装着し、その
銃身に合った弾頭と火薬の組み合わせを見つければ良い…という事になります。
そう言う銃では先述の「銃身振動の振動節点」は明確で、しかもそれを見つけやすく、
連続発射をしても、その維持も比較的容易となります。
しかし、普通のスポーツ銃、狩猟用ライフルと言うのは銃身の肉厚が細くて軽い為、銃身
振動その物が大きく、尚且つ振動節点を明確に見つける事が難しく、実包側での調整も
その効果を見つけにくくなります。
そして連続して撃つと、銃身の過熱の為にその曖昧な節点がさらにズレてきてしまい、
結果として良いグルーピングを得る事が出来なくなる…と言う訳です。
53 :
18:01/09/26 21:21 ID:EOxhP.Vo
あと、私が今までグルーピングと言ってきたものは、いわゆるCenter to center、軍曹氏の
仰る「芯間包囲径」です。
様々な口径が混在するセンターファイア・ライフルで「全弾包囲径」で話をしていたら、
小さい口径の方が有利な数値が出る事になってしまい、公平な比較が出来ません。
以前、SBのグルーピングの話で向こうの言っている数値が大きめだったので、よく聞いて
みたら口径も含めて全てが収まる外周の話だったので、やっと納得した…という事が
ありました。SBは22しかないので、全弾包囲径で話をしても問題ありませんが…
54 :
18:01/09/26 21:24 ID:EOxhP.Vo
>>44 どうも。私もモデルガン世代ですよ。バットプレートに「ROCKEN」の刻印があると言う
事はCMCが発売した直後、ごく初期の物ですね。お値打ち物ですよ。
「何らかの都合」と言うのは昭和52年規制でしょう。当時、六研がカスタム・モデルガン?
としてべらぼうな価格で販売していたのを規制に合致した形で、しかも安価に(それでも
当時の3万9千円は高価でしたが…)CMCから量産モデル?として出す事になったのです。
「byf 1942」の意味は仰る通りですね。1942年からトリガーガード周り、ハンドガードを
とめているバンド、フロントサイト・カバーもプレス加工に変更されたようですので、
モデルガンではモーゼル社製の削り出し加工の最後のモデルをモデルアップしたのかも
しれません。98kのプレス製トリガーガード&マガジンが一体なのか別体なのか、別に
作った後溶接してあるのか、レミントンのように手で外れる物なのかは分かりません。
ただ、その判別は分解しなくても容易に外観から分かります。
あと、モデルガンで少し違う箇所?と言うと、クリーニングロッドがえらく短いですが、
閉鎖された銃身に突っ込む事もないでしょうから、この辺は省略したのでしょう。
閉鎖された…と言えば、52年規制で長物でさえ銃身は完全に塞がる事になってしまいましたが、
火薬ガスの通り道として薬室の下辺りにバイパスが設けられ、いったん下を通ってから
銃口に抜けるようになっています。Kar98kで紙火薬を使って発火する人も少ないと思い
ますが、ブローバック・モデルなどは発火後しばらくしてから銃口から煙が出てきたものです(笑)。
55 :
18:01/09/26 21:26 ID:EOxhP.Vo
名無し軍曹氏の御指摘の通り、この当時はプレス加工と電気溶接が発達しましたが、特に
ドイツは他国に比べてもこの加工技術において優れていたと思います。
カラシニコフがAK47の設計にあたって、既に大戦中に存在していたドイツのMP44、
あるいはStg44を参考にしたと考えられますが、本来ならその生産手段までをも真似たい
所でした。
しかし、大戦後間もないソビエトにおいてドイツのプレス加工技術をそのまま模倣する程
の技術も設備もなかった…と言うのが本当のところでした。
そこで仕方なくAK47は従来の削り出し加工で生産する運びとなったのです。
その後プレス加工用鋼板の生産、工作機械などの設備などが整い、プレス加工でのAKMが
生まれる訳ですが、これは1960年代になってからの事でした。
それを考えると、大戦中の、しかも戦況が激化していた当時に全く新しいコンセプトの銃
(突撃銃)を考案して、最新の技術で大量生産を行なったドイツには全く舌を巻く思いが
します。
その後、Stg45の流れをくむセトメから発展させたG3は本来ならWW2から続くドイツの
アサルトライフルの総決算とでも言うべき物になる筈でしたが、7.62X51と言うアサルト
ライフル・カートリッジとはかけ離れた弾薬を強力に推し進めるアメリカの為に泣く泣く?
本来のコンセプトとは少し違った物となってしまいました。
56 :
18:01/09/26 21:36 ID:EOxhP.Vo
>>46 以前の旧スレでは送信出来るだけの量を書き込んでいましたが、このスレでは以前の
半分以下の量に押さえるようにしていますが、まだ多すぎるのでしょうか?
一度に書き込む量の目安は他のスレ等を見て、「省略されました…」のメッセージが出る
までの文章量を見て、その行数以下になるようにしています。
もし、このまま書き込みを続けて以前のような問題が起きるのであれば、そうならない位
の文章量(行数、文字数)の目安を教えて頂けないでしょうか?
57 :
ガバ:01/09/26 22:21 ID:SpfOjdhY
>>軍曹 殿
98kの製造法の件、私は金属加工に詳しくない上、鋳物のモデルガンを見ながらの
想像なので何とも・・・・ただ、98kは各部のパーツが全部99式より頑丈そうで、そのせいか
重量も99式よりかなり重いと想像しています。
手元資料では98k4,085g、99式3,730gだそうですが、もっと差がありそうな。仮にこの程度の
差だったら、強装の7.92×57の反動を受けたドイツ兵の肩はどうかならなかったのでしょうか?
99式のモデルガンもコックオンクロージングになっております。さすが中田・・・。
もう金属ガンの時代ではないので、メーカー(この場合メーカーはハドソンですが)も
常時製造していないようですが、時々ある程度の数量作っては販売しているようです。
そのため、流通在庫はあるようでAK47も恐らく入手可能です。M1ガーランドも同様な
ようで、先日来買おうか買うまいか迷っております。
58 :
ガバ:01/09/26 22:40 ID:SpfOjdhY
>>18さん
販売延期の原因は52年規制でしたか・・・。私が知る限りでは、当初六研自体が
販売する予定で、Gun誌に広告が出まして、私は早速大阪の某ショップに予約しました。
お代は29,800円で、当時のボルトアクションライフルのモデルガンは全てカスタムの
高級品ばかり(最安値の38式で50,000円)という中では、まさに激安!でした。
値段以外でも、当時の量販モデルガンでは、「ライフル」はウィンチェスターのレバー
アクションとM1カービン、M16しかありませんでしたので、ボルトアクションライフルの
発売は画期的だったのです。
ところが広告は出たものの、発売は延期に延期を重ね、ついに販売断念となった
しばらく後にCMCから発売という経緯を経ます。私はその発売直後に購入していますので、
「ROCKEN」の刻印のある床尾板を見て、上記経緯を思い出してはニヤニヤしたものです。
AKは製造方法こそ変わっていますが、メカニカルな部分は全く変わらず50年以上も
製造されており、更に体制を越えてイスラエル・韓国といった国小銃の設計に影響を
与えている点で、やっぱり傑作ですね。
書き込みの量についてだけど、ほかのスレと比べれば一目瞭然じゃないかな、
他だと平均してせいぜい3,4行くらいしかないけど、ここだと15〜20行くらいはある。
それだけでここは他と比べて5倍くらいの負荷をサーバーに対して掛けている。
たとえば極端な話100行の文章が有ったときに、1レスで書き込んでしまえば、
それは通常の30倍以上の負担を掛けるけど、10行x10レスに分ければ2,3倍
程度のしかならないのだから、スレがつぶれないぎりぎり限界の文字数で書くんじゃ
なくてサーバーへの負担をなるべく少なくするよう行数を抑えて複数のレスへ
分割したほうが良いのではないでしょうか。
60 :
名無し軍曹:01/09/27 23:17 ID:zE3Ril4o
18氏
そうかそうか、芯間包囲径か〜よかったよ、おじさんホッとしたよ。
ここ10年ぐらいのベンチの世界は進歩が著しいそうだ。
.308で全弾包囲径1/2MOA、あたりまえじゃ〜〜ん!といわれた日にゃ、私の青春
はなんだったんだ?という話になる、よかったよかった。
61 :
名無し軍曹:01/09/27 23:18 ID:zE3Ril4o
「熱による影響は銃身震動の変化」と考えているようだが、これは違うと思う。
君の言う、銃身震動の変化は、否定はしないし、私も少し考えてみたいと思う。
しかし、それより明らかに大きな弊害となって現れるのは、{熱歪みとか熱膨
張」だ。
鉄は温度が上がると、伸びる、膨らむ、、冷えると縮む。
これが命中に影響を与える。
発射の都度、熱を蓄熱していき勝手な方向へ曲ったり反ったりすることにより、
着弾点が一点ではなくなる。
なんでこうなるかというと。
まず材質的なムラ、素材が均一化していない。調質の段階で均等に調質できない。
されにこれらの結果、あるいは元から歪んだりしたり曲っていたのを矯正した。この結果、銃身が蓄熱すると、熱による膨張が均等でなく歪みとなってでたり、残有応力が開放されて、歪むんだ。
それでこれは残念ながら製銃メーカーやカスタムバレルメーカーはコントロールが出来ない。
彼らは調質された鋼材に穿孔する、あるいは鋼材を調質に出す、段階からしか関与できない。
62 :
名無し軍曹:01/09/27 23:21 ID:zE3Ril4o
加工済み銃身
これね、たしかに君の言うとおり、お手軽にそこそこの銃身に交換できるってのが使命だ。
ただね、射撃ばかりではなく狩猟に使う場合、軽くしてなおかつ精度を維持したいという欲求もある。
まぁしかしご本人がどうしても、さらに加工賃はケチらないって言ったらもう本人の勝手だからね。
たまにこういう御仁がいる。
しかし私はナンセンスだと思うよ、狩猟にそんな精度はいらない。
63 :
名無し軍曹:01/09/28 00:06 ID:E3g3ljLI
強装の7.92×57の反動を受けたドイツ兵の肩はどうかならなかったのでしょうか?>>痛かったと思うけど日本人ほど痛いと思ったかどうか〜
私もいくつか撃った銃もあるし、実包の薬勢と銃の重量から反動を推察すると
強い
スプりングフィールド(.30-06)
モーゼル98(7.92*57)
モシンナガン(7.62*54R)
中間
九九式(7.7アリサカ)
SMLE(.303ブリテッシュ)
Mle(7.5X54)仏
モーゼル93(7*57)スペインなど
シュミットルビン(7.5*55)スイス
弱い
三八式(6.5アリサカ)
カルカノ(6.5、7.65カルカノ)
モーゼル95(6.5x55)
64 :
名無し軍曹:01/09/28 00:07 ID:E3g3ljLI
個人差はあるが、一般的に体格の大きい方が、反動に対しての耐力があるとされている。
そういう観点に立てば白人の方が強い実包を撃っても痛みを感じず、疲労も軽いということになるんだろう。
さらに各国で一会戦や1日あたり、どの程度、撃つかという想定も違うだろうね。
まぁあまり理論的ではないが一つの実例を上げておくと、スエーデン軍は、m/40という小銃を採用していた。
これは、重機関銃側の兵士に配布するために、重機関銃と同一の弾を使うモーゼル98だ。
そしてm/40ライフルは世界中で制式採用されたボルトアクションの小銃の中で、唯一、銃口制退器(マズルブレーキー、反動軽減装置)がついている。
実包は8X63という実包だ。
この弾の性能は弾丸重量150グレイン、銃口初速3050、銃口エネルギー3100だ。
これを他の実包と比較すると
.30-06=3005、.300H&Hマグナム=3440に挟まれる。
こうなると白人でも.30-06あたりが限界ってことなんだろうね。
65 :
名無し軍曹:01/09/28 14:09 ID:xnep6hLU
ガバ氏へ
AK47は名銃だが、やはり実包抜きにしては語れない。
Ak系の7.62X39、7.62mmNATO,良くも悪くも先に弾ありきだ。
ただカラシニコフさんの方が運がよかったんだね。
7.62x39=M43実包はSKS小銃に使われた実包だ。
一般にはドイツ軍の突撃銃に触発されてとされているが、どうもソ連の短小弾を
使う自動小銃計画はそれ以前から進行してようだね。
ソ連は各国軍隊の中では、小銃の自動化に熱心で先行していたほうだ。
最終的には、米軍のみがwwU中に実現させたが、ソ連も1936年にはシモノフオートマチックライルル(SVS1936、AVS1936)、続いてトカレフオートマチック
ライフル(SVT1938、AKT1940)を採用している。
どちらも曲銃床の脱着式箱型弾倉10〜15発で7.62X54Rを使う。
そして(A)の文字が入っているモデルは全自動射撃が可能だ。
66 :
名無し軍曹:01/09/28 14:10 ID:xnep6hLU
ソ連軍はこれらの自動小銃を普通の歩兵に、従来のボルトアクションのモシンナ
ガンに混ぜて持たせる事により、火力の向上を図った。
アメリカが、より軽機関銃に近いBARで火力の増強を図り、ソ連が小銃に近い
シモノフ、トカレフの自動小銃で火力の増強を図る、となったわけだ。
シモノフ自動小銃はスペイン内乱で共和国側に貸与され、ドイツ軍が自動小銃に
目を向ける大きなきっかけとなった。
しかしシモノフ、トカレフとも銃器としての完成度が低かったこと、連射命中精
度が悪かったことなどが問題になったが、自動小銃の優位は充分に確認された。
それでソ連は実包の弱勢化を研究しはじめたわけ。
これがSKS+M43だ。
実際のところ、ドイツの突撃銃が登場し始めた頃には、ある程度、開発は進んで
いたようだ。
SKSは形態的にはなんら影響を受けていない。
しかしドイツの突撃銃の登場により、曲銃床、固定式10発弾倉のSKSは一挙に
旧態化してしまった。
それでAKが開発されたが、SKS用のM43実包はそのまま継承された。
67 :
名無し軍曹:01/09/28 14:10 ID:xnep6hLU
.308は、もともと.30-06の威力を極力弱めず、さらに実包全長を短縮して、自動
小銃に向くように開発された弾だ。
.30-06は実包全長が約85mmで各国軍用実包中、最長の長さである。
これを.308では約70mmとし、15mm程縮めた。
実包の全長短縮は銃器の設計に大きな影響がある。
特に遊底が前後し、そのスペースも機関部内に納める自動小銃では15mm短縮す
れば機関部を30mm短縮できる。
そして威力の方は球状火薬の採用などにより15%程度の弱勢化に留まった。
要するにM43も.308も自動小銃に向くように設計された実包だが、威力の低下を
容認するかしないか、が使う銃にとって大きな差になってしまったと思うね。
思うに銃器の性能は、威力、命中精度、重量などをいかにバランスさせるか、という点が重要なんだろう。
そしてそれらはユーザーである軍隊が決めるわけだ。
68 :
名無し軍曹:01/09/28 14:11 ID:xnep6hLU
突撃銃、アサルトラフルに要求されるコンセプトを整理してみると。
1.全自動/半自動射撃が出来ること
2.1である程度の命中精度を具備すること
3.旧来の小銃より大容量の弾倉を装着できること
4.歩兵が個人装備して、行動に支障がない重量、形態であること
こんなところじゃないかと思う。
そして、付帯条件として
:上記のコンセプト実現の為には、威力の低下は止むおえない。
ってとこだろう。
これらコンセプトを見事に調和させたAKも名銃だが、付帯条件を付けられないで(威力の低下を認められない)で、作った旧西側の製銃メーカーも立派なもんだ。
まぁこの付帯条件を付けるか付けないかってのは、ユーザー軍隊の定見という問題になるけど、それはとりあえず置いといて。
いわば旧来の軽機関銃とほぼ同等の性能を半分の重量で実現せよって要求をみたしたようなもんだからね(軽機関銃10〜15キロアサルトライフル4-5キロ)
あたしゃ立派なモンだと思うよ。
特に.308クラスアサルトライフル御三家(あたしが勝手に決めた)
FAL、64式、G3
この他+1としてSIG510だ。
西側で308アサルトライフルのコンセプトを実現させたのはこれだけだよ。
最近は、西側でも付帯条件が付けられたので(5.56になった)あらゆるメーカーがウノ目竹の芽のように5.56アサルトライフルを作り出した。
いい機会だから、アフガンにみんな持ってって試してもらいたいもんだね。
69 :
名無し軍曹:01/09/28 14:32 ID:gYhZ9bMk
とうわけで、AKが名銃たりえたのもM43のお陰だ。
スターリンが、これで作れ!と渡した実包がM43だったのがカラシニコフさんの幸運。
スターリンが、.308を渡したらどんな銃を作ったんだろうね。
聞いてみたい気がする。
あの人って、もう死んだんだっけ?
軍曹殿、お久しぶりです。
なかなか書き込むきっかけがありませんが、きちんとROMさせてもらってます。
カラシニコフ氏はご存命のはずです。最近は西側の兵器ショーとかに御呼ばれして
スピーチとかもしているようですね。
先日USヒストリーチャンネルでAK開発の歴史をやってまして、カラシニコフ氏
ご本人も出てました。
書き込み量の事ですが、個人的には気にせずどんどん書いて欲しい気もします。(^^;
ですが他スレに迷惑もかかるようですので、Email欄に sage と入れれば、本スレ
が上位に上がる事は無く、軍事板諸氏が重く感じる事も防げます。
ご存知であればご容赦下さい。では良い週末を。
>>70 だからぁ、大量に書き込むのは構わないが、
1レスあたりの行数を減らしてくれって言ってるんです。
72 :
18:01/09/28 20:19 ID:g54uyV32
>>60 あはは…、それは確かに言えてますね。
近年、ファクトリーライフル、工場製実包の性能は確かに向上していますが、それでも
5〜6mm/100mが当たり前になったら、ベンチレスト銃では本当にワンホール出す
しかなくなる訳で…。そこまではさすがに行ってません。
308ウィンで上記数値をアベレージで出すのはタイトネックのカスタム銃身を装着した
ライフルでもないと難しいでしょう。もちろんケースもネックターンが必要になります。
普通308でネックターンするのは珍しくて、ハンタークラスと言うベンチレストの種目
くらいじゃないでしょうか? 私の銃はカスタム・バレルに交換していますが、スタンダード
サイズの薬室です。その組み合わせで上記数値は今まで一度くらいしか出ていません。
たまたま出た最高数値は当てにはならず、あくまでアベレージ(平均数値)で見ないと
意味がないので、センター・トゥ・センターで12〜3mm/100mくらいですね。
73 :
18:01/09/28 20:20 ID:g54uyV32
>>61 私の書いた「過熱による銃身振動節点の変化」は銃身の曲がりとは別ものです。
よく弾道学の書籍で図が書いてありますが、銃身の図に合わせて振動の波形が幾つか
書いてあって、一番小さくなるポイントが何個か並んでいますが、この一番小さい所が
「振動節点」で、これが過熱によって変化していく…という事です。
詳しく書くと長文になるので割愛しますが、これは銃身がどんな加工(太さ、曲がりの
有無など)がされているかと無関係に大なり小なり起こり、細い銃身だとそれがより
顕著に現われる…と思います。
74 :
18:01/09/28 20:21 ID:g54uyV32
御指摘の銃身の曲がりは特に冷間鍛造で製造された銃身で特に多く見られるようです。
しかし、他の加工法で作られた銃身でもある程度の曲がりはあるようです。
この場合、曲がりを矯正せずにそのままにしておいた方が良いらしいです。
これをマシンで矯正すると、御指摘のごとく連続発射の過熱によって矯正された銃身が
元に戻ろうとして、着弾点の移動などに繋がりますね。これは実例をSteyrのボルト
アクションで見た事があります。
あと、話が少し違いますが、フルート加工などを行なった場合も同様の事が起きる様です。
75 :
18:01/09/28 20:23 ID:g54uyV32
Kar98kの反動についてですが、銃の重量と実包の威力を考え合わせて見ると、確かに
小さくはないものの、現在市販のマグナムを含めたライフルの中ではそんなにキツい…と
言う訳でもないようです。
しかし、98kのバットプレートを見ると、「これは痛そうだな〜」と思います。
308のライフルでプラスティックのバットプレートで撃っていた時は、薄着で100発
以上も撃つと、肩が少し痛くなってくる時がありました。
これを分厚いラバー・バットで撃つと、ウソのように楽に感じます。
基本的には反動エネルギーは変っていないのですが、射手本人の感じ方としてはこの辺も
影響して来るのではないか、と思います。
しかし、当時の軍用銃では白兵戦での銃剣術的な使い方も重要視されていた筈で、その
場合には鉄製のバットプレートは威力を発揮しそうな気がしますね。
76 :
18:01/09/28 20:24 ID:g54uyV32
あと、アサルトライフルの条件としては、概ね御指摘の通りですが、重要なポイントと
して、使用カートリッジを「アサルトライフル・カートリッジ(短小弾)を採用」と言う事
が付け加えられますね。
これは御指摘の「威力、命中精度、重量などをいかにバランスさせるか」という事に繋がっ
てきますが、7.62X51という実包は30-06から多少サイズダウンされたものの、実質は
従来のフルパワー・ライフル弾と言って良く、その反動もほぼ同じで、歩兵用小銃から
フルオートで制御する事は物理的に無理な話です。
77 :
18:01/09/28 20:25 ID:g54uyV32
ベトナム戦争時、M14がフルオートでは使い物にならず、急遽M16を採用したのは有名な
話ですが、これはM14が曲銃床で反動制御をしにくいデザインだった事も拍車をかけた事
も事実ですが、他の直銃床を取り入れた銃も実質は似たようなものでした。
事実FALはフルオートを備えられたのは分隊支援用としての重銃身付きのFALOもしくは
LAR・HBと呼ばれるモデルくらいで、歩兵用はセミオートが殆どです。
これらの7.62X51採用の銃は既に述べた様に厳密にはアサルトライフルのカテゴリーから
外れ、かと言って純然たるセミオートライフルとも異なるので、近年アメリカでは「バトル
ライフル」と呼んでいます。
78 :
18:01/09/28 20:27 ID:g54uyV32
この実包の威力から来た反動エネルギーと銃の重量の関係は作用、反作用から来る言わば
物理的な限界と言って良いもので、よほど画期的な反動軽減のシステムでもない限り
5kg程度の銃から308をフルで制御するのは一般兵士には無理な話です。
よくフルオート射撃のデモで、これら308をフルで撃っている映像がありますが、それ
はかなり訓練された射手だから出来る事です。
BARが8kg前後の重量があった事が何よりの証拠…直銃床デザイン、マズルブレーキ等が
付加されたと言っても上記の物理的な壁は破れません。
それを分かっていながら無理を押し通してしまったのがアメリカの7.62X51のNATO制式
化と言う訳です。G3もFALも開発当初はアサルトライフル・カートリッジを採用してい
たにも関らず、これに合わさざるを得なかったわけです。
もっとも、その後アメリカは自己の判断の誤りをベトナム戦争という実戦の中で痛い思い
をして学ぶ事になる訳ですが…
79 :
18:01/09/28 20:28 ID:g54uyV32
あと、冷戦構造下で自由主義国陣営の制式ライフルを二分したFAL、G3を64式に並べる
のは先の2丁に対して失礼と言うか、可哀想な気がしますが…
性能、信頼性において比較にもならず、そもそも実包の互換性がない訳ですから。
よく「64式は弱装実包だが、いざとなればフルパワーのNATO弾も使える」と言われていますが、
パワー云々ではなく、雷管を鈍感な物にしておかないと暴発してしまうとの事です。
つまり、よく言われる「フルオート時での制御は素晴らしい」云々以前に「戦う銃」としての
信頼性がない訳です。
80 :
18:01/09/28 20:29 ID:g54uyV32
その他、実際に使っている自衛隊員から聞いた話では、「照門がヘルメットに当たって倒れ
る」、「銃口制退器の締めつけ具合で命中に影響が出る」など、普通では考えられないレベル
での問題が多すぎます。
一言で言うと、使い物にならない、という事だと思います。
もちろん自国の制式銃に愛着を持ち、ひいきにする…と言うのは自然な感情で、また大切
な事でもあるかと思いますが、他方で客観的に判断する目も失わない事も重要です。
81 :
18:01/09/28 20:31 ID:g54uyV32
7.62X51採用のバトルライフルの中でトップ3を選ぶとしたら、FAL、G3に加えてAR10
を私なら選びます。前者2丁はバトルプルーフ済みですが、残念ながらAR10はごく少数
が使われただけで、さほどの使用実績はありません(それでもゼロの64式よりはありますが…)。
しかし、ほぼ同じデザインで小口径化されたM16が幾多の改良を経て現在にまで使用され
ている事を考えると、無視出来ない存在です。
ガスピストンのないリュングマン・システム採用の為にセミオート射撃時の命中精度が
良い事も利点に挙げられます。もっともこれは設計時点ではそこまで考えておらず、後で
分かった、と言うのが本当のところですが…。
82 :
名無し軍曹:01/09/28 23:08 ID:J6r.poSg
8mm Nambu氏
Email欄に sage と入れれば、>>そういうことだったのかぁぁぁぁ
知らなかった、ありがとう。
18氏
私の場合、平均というより、詰めた弾や銃や射座の状況が自分で納得いく状態
で、射撃中、あっ!しまったというの弾がない状態で、ほぼコンスタントに出せ
るのが弾丸直径+αというところだった。
30口径で10mm程度、243口径で8mm程度、6.5mm口径で9mm程度
芯間包囲径で言えば、弾丸の直径というのは関係ないはずなんだが、なぜか口径
というものが付きまとって離れなかった。
それと集弾しやすい口径とそうでない口径があった。
駄目なのが7mm口径だった。
反対にいいのが6.5mm口径だ。
実包の差や銃の差があるから本来は単純に比較できないはずなんだが、多弾数撃
ってるうちに、なぜか漠然と感じていた。
ただし今となっては6.5mm口径は機材が少なすぎる。
6mmか.30になってくるんだろうね。
83 :
名無し軍曹:01/09/28 23:10 ID:J6r.poSg
自分としては、弾丸直径以下のグルーピングをコンスタントに、を目標にしてい
たのだが到達できなかったね。
第一、10mmを切ってくると弾痕がグチャグチャで測りずらく明確にわからん。
日本の射撃場は的枠のベニアも弾痕だらけでささくれてるし。
自分で小さいベニアを張ったり標的の紙質を変えてみたりしたんだが、ベストと
はいかない。
アメリカのベンチシューターはどうしてるんだろうね?
君の言う振動接点の意味はわかったが,過熱によりそんなに変わるのだろうか?
長文になってもかまわないが、というかお手を煩わせて恐縮だが、教えていただ
けないだろうか?
84 :
名無し軍曹:01/09/28 23:12 ID:J6r.poSg
銃身素材での曲りと冷間鍛造での曲りはべつのものだよ。
ライフリング加工の冷間鍛造で曲りが発生するのは、加工の不手際だ。
冷間鍛造は、銃身素材に下孔にライフリングを刻んだ芯金を入れ、外側から一気
に締め付け、いわば押し型を付ける加工方法だ。
それでその芯金だが、銃身相当の長さがあるわけじゃない、せいぜい10Cm程度
だ。
これを順次送りながら加工していく。
この設定が不適切であると曲りや折れ継ぎが出来る。
冷間鍛造は、この機械操作の巧劣や、素材のスプリングバックの管理ノウハウによってかなり出来に差が出ると思う。
私は冷間鍛造で折れ継ぎの出来た銃身を使ったことがある。
銃腔をしげしげと見ていたら、かすかな折れ継ぎを発見したので、割ってみた。
こういうのは正確に計測できなのだが、何箇所も約0.05〜0.1mm、ずれていた。
ただし狩猟用として差し支えない程度の命中精度はあったよ。
それとこのメーカーは冷間鍛造というと一般的にすぐに頭に浮かぶ、豊和工業ではない。
フルート加工などを行なった場合も同様の事が起きる様です。>>そうだろうね。
フルート加工すると残有応力が開放される。
普通の円筒に切削した場合は、ほぼ均等に残有応力が開放されるが、ああいう溝を切った場合は不均衡に開放される。
銃身の曲りや銃腔の変形につながると思う。
85 :
名無し軍曹:01/09/28 23:13 ID:J6r.poSg
現在市販のマグナムを含めたライフルの中ではそんなにキツい…>>これは猟用の実包と比較してはいかんと思うよ。
まず想定される発射弾数が全然違う。
軍隊にとってのきついかきつくないかは=命中精度や事後の兵士に活動に影響するから、慎重に調べられる。
男子の平均体格や徴兵時の体格、さらに兵士を使っての実験を経て決められる。
だから、一般の射手が撃った感じでのきついきつくないとは違ってくるよ。
鉄製のバットプレートは威力を発揮しそうな気がしますね。>>バットプレートが鉄なのは単なる習慣だよ。
銃床後端は、地面にぶつけたりして欠け易い。
それを防止するために、てっとりばやい鉄を使った。
しかし銃剣術的には効果を発揮する。
しかし、現在の銃剣術で見られる一連の動作
@突く、A銃床をしゃくりあげアゴを下から叩くBAで振り上げた銃床をふりおろし頭を叩くC振り下ろす勢いを利用し、銃剣で切りつける
という一連の動作はアメリカ軍が考え出したもので、WWU頃、広まった。
それまでは日本も含め各国とも突く、引く、突くの繰り返しで銃床は使わない。
86 :
名無し軍曹:01/09/28 23:17 ID:J6r.poSg
バトルライフルっていうのか、なるほどね。
AR10か〜〜〜悪くはないがどうだろうか、あまりに情報が少なすぎ判断ができないね
いい点も悪い点もあるだろうが、おそらくリュングマンにつき物のガス残滓の蓄積って問題はあるだろうな。
AR10って本格的に戦争していたっけ?
南米だかアフリカでちょっと内戦に使われた程度じゃなかっだろうか
まぁ64もバトルプルフはされてないがタイムプルフはされていると考えて差し支えないのではなかろう。
初期、中期、後期型と別れ、中期以降は7.62mm定装弾に対応している。
私は5キロ程度の自動小銃でも設計により全自動射撃の制御は可能と思う。
それに全自動射撃での想定射程が軽機関銃より当然、短縮されている。
すなわち軽機関銃より散布界が広くても事足りるわけだ。
64式は全自動時の命中精度がいいといわれ、低い発射速などの理由が上げられるが、私は銃口制退器の効果を上げたいと思う。
64の銃口制退器は現在の進歩した制退器と比べるとたいした事はないが、同時代のモノと比べるとかなり効果があるほうだと思う。
G3やFALの制退器は制退器というより消焔器だ。
ただしFALは多孔式のもあり、こちらは効果がありそうだ。
87 :
名無し軍曹:01/09/28 23:19 ID:J6r.poSg
私は64式の制退器をコピーして使ったことがある。
ある銃の許可を得るとき銃身長が足らず継ぎ足したのだが、いたずらで64の制退器を作り取り付けてみた。
コピーする事自体は簡単で挽き物屋といわれえる切削業者に知り合いでもいれば1万円も出せば作ってくれる。
それより寸法を知る方が苦労した・・・・
まぁそれで使ってみたのだが意外に制退効果が大きいので驚いたことがある。
比較の為、スリット式の制退消焔器も取り付けてみたが、かなり違う。
またその頃、制退器の理論や情報も一般に知られるようになってきたので、そう言った目で見ると1960年代前半の他の銃と比べ64のは、出色の出来だと思うよ。
まぁそれでも君の言うとおり、起倒式のサイトなど、疑問点がないわけじゃないが。
他の銃だって欠点はある。
G3などは、レシーバー強度の問題、遊底閉鎖の問題などを抱えてる。
いずれにしても、私の御三家でも君の御三家でも、総合評価一番はFALだろうね。
ああああ、きょうは疲れた、もう寝よう〜
私もFAL派です。
G3(HK91)、FAL共に1000発ほど撃ちましたが、100-300Mアイアンでは命中率になんら
差がない割にFALの方が撃ち易いと感じています。これは作動方法だけでなく、全体の剛性や
射軸線、グリップアングル等の影響が大と思います。
あとHK91は故障に弱い気がしますね。知人のそれは修理の為にメーカー送りを繰返しています。
でもUS市場ではHK人気の方が高いかな? 94年の法改正以来HKライフルは高騰しており、
プレミアからくる人気でしょうか。中古HK91/93で$3000前後、FALなら新品(DSA社)で
その半額です。
>他の銃だって欠点はある。
FALはキャリングハンドルがエジェクションポートにかぶさり排夾の邪魔をする、という
トンデモデザインミスがあります。後期型ではハンドル自体が廃止された様ですね。
あとスコープが載せ難い欠点もありますが、軍用でアイアン使用前提ですから問題ありません。
>18氏
>308のライフルでプラスティックのバットプレートで撃っていた時は、薄着で100発
>以上も撃つと、肩が少し痛くなってくる時がありました。
18さん、凄いタフ。『肩が少し』ですかぁ?その条件でなら私は50発も撃てばお腹一杯です。(恥
ところで反動軽減にマーキュリーを使った事ありますか?金属チューブに水銀の入っているものです。
なかなかに効果があるので私は愛用しています。
余談ですが、資源節約の為に後期の九九式小銃バットプレートには木製が使われてます。
でも欠損防止用のストック下部ニ分割工程はその時点でも省かれてません。不思議。。
>>71氏
>>7、
>>46の書込みから『このスレが上がると軍事板メインの表示が重くなり皆困ってる』
というのが主旨だと思っていました。勘違いお詫びします。
長レスは、スレッドが上に上がらなくともサーバー負担が大きいという事でしょうか?
私が気にせずどんどん書いて欲しいと書いたのは、けっして1レス大量書込みの推奨では
なく、言葉に険のある注意や細かな制限が続いて諸兄の書込みが減るのを恐れたからです。
これだけの情報が得られる所も少ないですので、ご推察頂ければ助かります。
2チャンネルガイドに目を通しましたが、カキコ量の具体的規定は見つかりませんでした。
無論、ルールになくともカキコ量に関して暗黙の了解が存在するのであれば、本スレもそ
れに準ずるべきと思いますのでご教授下さい。
今のところ59氏より一回10行程度(?)という具体的数字を頂いています。
ともあれ一回の書込み量に関しては本スレ諸兄も既にご理解されていると思います。
もう以前のような激長文はないと思いますが、それでも情熱(爆)から勢い長くなってし
まう事もままあるでしょう。その辺りはどうぞご寛容下さい。
ご不満に思われていた方へお詫びのしるし。(爆
ttp://www.fieler.com/terror/ @写真右下のPLAYをクリック
A写真一番下、緑色の【MAJOR CARNAGE】をクリック
BPLAYをクリック
米人からメールで回ってきたビン・ラディンのシューティングゲームです。
ウイルス等わかりません。自己責任でどうぞ。既出&スレ違いご容赦。サイト自身が
宣伝してる様なのでOpenにしても問題ないでしょう。飛ばない様に皆さん優しくね。
92 :
18:01/09/29 21:34 ID:8U6DdE0s
>>82 >30口径で10mm程度、243口径で8mm程度、6.5mm口径で9mm程度
あらら…結構な数値が出ているじゃないですか。10cmでもOK、と言うのは三味線でしたか?(笑)
特に308で10mmと言うのは良い線ですね。恐らくカスタム銃身だと思いますが、
バレル、ライフリングツイスト、ブレット…などのデータを教えて頂きたいものです。
しかし、この位まで詰めておいてからロシア製85円弾で5cmそこらを撃つのは、いくら
それで実用上充分とは言っても、つらくないですか〜?
以前12インチ・ツイストのハートバレルを付けていた時に丁度100円弾を持参していたの
で撃ってみたら、リロード弾で6mm/5発を出した直後に5cm位しか出ませんでした。
あまりに当たらないので、その後300mも撃つつもりでしたが、止めました。
リロード弾での300mのグルーピングと同じ程度、あるいはそれ以下の数値しか出ない
のですから(100mで)、やる気がなくなった訳です。
93 :
18:01/09/29 21:37 ID:8U6DdE0s
6.5mmは使用した事がありませんが、知り合いで6.5mmアリサカ、6.5X55スウェーディッシュを
銃身交換で使っている人がいますが、なかなか難しいとの事です。
ライフリングツイストの許容範囲が308などに比べて狭く、使用出来る弾頭重量が決ま
ってしまうとの事でした。140grなら8〜9インチでないと途端に悪くなるようです。
243ウィンで8mmと言うのも良い方ですね。6mmPPCなら口径と同じ、それ以下の
数値も容易(でもないか?)に出ますよ。
60〜70grのブレットを発射するのに243ウィンはケース・キャパシティが大きす
ぎるのですが、6mmPPC、6mmBRは薬莢、リロード機材が一般的に入手しづらく、
222レミントン等は狩猟用では所持出来ず…で、精度追求をしたくても適したカートリ
ッジが使えないと言う状況が長く続いて来ました。
しかし、ここ数年でPPC、6mmBRの薬莢、リローディング・ツールがその辺の銃砲店で
も入手出来るようになりましたので、今まで使っていた308の銃の銃身だけを交換して
6mmBRにしただけで300mで1〜2cmのグルーピングを出して楽しんでいるような
人も増えてきています。
94 :
18:01/09/29 21:39 ID:8U6DdE0s
AR10は当初オランダ、オーストリアが採用を希望していましたが、量産に手間取りモタモタ
している間にキャンセルされてしまったようです。その後、ニカラグア、スーダン、ビルマ
などが購入、ポルトガルの発注数は1200丁ほど…と言ったところです。
アフリカの傭兵の間では好評だったとの事ですが、何と言っても生産数数千丁程度なので…
米軍もテストはしたらしいですが、その時すでにM14の採用がほぼ決定していた為に参考
程度のものだったようです。しかし、これが後のAR15開発に繋がりM16採用となった事
を考えると無駄ではなかったようです。
あと、最近新型狙撃銃として制式採用されたようです。40年以上も遅れての採用!?
その数はまだ少数のようですが、今後はその性能に関しての情報もボツボツ入ってくるでしょう。
95 :
18:01/09/29 21:41 ID:8U6DdE0s
64式の「NATO弾を使うと暴発する」と言うのは開発者が実際にテストされて確認した事で
すが、それによると「遊底を閉鎖した時に撃針が慣性で前進する事によって発生するので、
この銃としては設計上やむを得ない事である」との事です。
これを防ぐには事前に実包の雷管の性能をチェックするしかない…とありますが、この後
改良されたのでしょうか? 具体的に何処をどう手を加えて対処したのかを知りたい所です。
マズルブレーキに関しては、あまり効果が高いと伏射時にダストを舞い上げたり、隣の
兵士にマズル・ブラストの影響があったり…という問題も生じますね。
現在のアンチマテリアル・ライフルのそれはかなり効果が高いようですが、ダストの問題
はクリアしても、周囲への影響はあるようです。
これは歩兵小銃は訓練の際、横一列に並んで射撃しているのをよく見かけますが、50口径
クラスの狙撃銃はせいぜい観測手とペアで撃つくらいなので問題にならないのでしょう。
>ただしFALは多孔式のもあり、こちらは効果がありそうだ。
これは長めの方ではなく、少し短めのタイプで3つの穴が4列に並んでいる形の物ですか?
だとしたら今度試してみますかね。銃身長の変更届けをしなければならんので面倒ですけどね。
96 :
18:01/09/29 21:43 ID:8U6DdE0s
あと、様々な技術開発によって、7.62X51を歩兵小銃からフルオートで制御が可能に
なったとして、その事に意味があるか?…という問題がありますね。
つまり、いかに機械化を進めたとしても基本的には歩兵一人が携行出来る弾薬数が多いの
に越した事はない。ましてフルオートで撃つ事を前提にすれば尚更です。
5.56X45なら、同重量で7.62X51の倍の弾数を持てる。これも現代の小銃が小口径化され
た大きな理由の一つです。
20連のボックスマガジンからではフルで掃射するにしてもすぐに弾が尽きてしまうでしょう。
もっとも設定射程が長くなった場合には7.62X51クラスは頼もしい物になり得るでしょうね。
この辺は難しい所で、あらゆる状況に対応した小銃と言うのは始めから無理な話なのかもしれません。
何を優先するかの判断基準が重要ですね。
97 :
18:01/09/29 21:45 ID:8U6DdE0s
>>88>8mm Nambu氏
>あとHK91は故障に弱い気がしますね。知人のそれは修理の為にメーカー送りを繰返しています。
この辺は前スレで私が触れた、プレス加工の機関部による影響もあると思います。
変形防止の為にかなり複雑な形状をデザインしているのですが、所詮はプレス加工、
削り出しのFALに比べたら、この点は不利ですね。
DSA社製のFALは言ってみればイミテーションで、コレクション的な価値からすれば、
HK91と比べるならばFN製FALを持ってこないと公平な比較になりませんが…。
それにしても中古のHK91が3千ドル前後…と言うのには、ちょっとぶっ飛びました(笑)。
この手の銃の高騰は聞き及んでいましたが、それにしてもスゴイですね…。
10年くらい前に買い漁っておけば、一儲け出来ましたね。銀行に預金するよりも良い?
…あと、「法改正」と言ってはダメですよ(笑)。「改悪」と言うのが、あまりにヒネくれている
とお考えなら、せめて「改定」くらいにしないと…。
98 :
18:01/09/29 21:47 ID:8U6DdE0s
精度としてはHK91の方が良い筈です。これは個体差もあるとは思いますが…
正確なところとしてはスコープを装着しないとハッキリしないかもしれません。
FALベースのスナイパーライフルが殆どないのに対して、PSG-1を始め数多くの
バリエーションがありますからね。発射時にピストンが作動するFALに対してG3系は
銃身を完全にフローティングに出来るので、グルーピングという点では有利です。
実際にFALが5cm/100m位がせいぜいですが、HKはスタンダード・モデルでその
半分くらい、スナイパー・モデルならさらにその半分くらいの数値が出せる性能があります
99 :
18:01/09/29 21:48 ID:8U6DdE0s
FALのキャリングハンドルに関しては、回転させて好きな位置にしておけば良いのでは…?
大抵は右にたたんでエジェクションポートの下に固定させるみたいですが、こうすると
ハンドル部分が傷だらけになるので、左に回しておけば良いですよ。
ちょうど左目のフロントサイトにかかる辺りにハンドルが来るようにすれば、目隠し板代わりに
なるので、両眼照準がやりやすくなります。
スコープはダストカバーを外してアッパーレシーバーに指し込むタイプのマウントが販売
されていますよ(各メーカーで様々なタイプあり)。
まぁ、元が大した精度はないですから、気合を入れて装着する程の物でもないですが、
試しても損はない筈です。
100 :
18:01/09/29 21:50 ID:8U6DdE0s
>>89 私のはヘビーバレルに交換してあるので、スコープ込みでトータル6kgを超える重量です
ので、反動もかなり軽減されていると思います。
マーキュリーってのはストック内部に穴を開けて内蔵する物ですか?
そんな製品の広告を見た事ありますね…。私は使った事はありません。
と言うか、308ウィン程度だと、ヘビーバレルを装着しただけで反動を軽減させるデバイスの
必要を感じません。もっと反動の大きいカートリッジか、銃が軽量化された物だと必要
かもしれませんね。
自動だと、ボルトが後退する事によってショックアブソーバーじゃないですが、いくらか
の反動軽減効果があるようですね。
同じカートリッジを使っても、ボルトアクションに比べて楽に感じます。
>>97 >HK91と比べるならばFN製FALを持ってこないと公平な比較になりませんが…。
う゛っ、18さん鋭い。。
ご存知の通り海外製バトルライフル新規輸入/新規販売は1994/9以降(だっけかな)禁止され、もちろん
FN-FALもそれに含まれます。ですのでFNブランドであれば中古での入手となり、市場価格$2000-3000って
ところでしょうか。HK91よりちょい安程度ですね。たしかにDSAはレプリカですがその品質は高く必要充分、
$1500という安さも魅力です。更にその半額のセンチュリー製も有りますが、『似た形の銃が欲しい』とい
う人以外にはお勧めできません。
HKライフルレプリカはSW社が有名で一時期ハデに宣伝してました。HK94コピーが$1500で私も大いに
期待していたのですが実物を目にして激しく激しく萎え。ガラクタでした。あれなら中古のHK94に$4000を
払った方がずっと価値が有ります。
中古銃について。
アメリカ人は『中古』と言う言葉に対して日本人ほど悪いイメージはありません。日本人は常に新品を欲
しがりますが、アメリカ人はそうでもない、という事です。新品$100、中古$80で同製品があれば、中古を
選ぶアメリカ人は多いでしょう。中古でも動けば同じという合理性は我々日本人の感覚と異なりますね。
必然的にあらゆるジャンルで中古市場が活性化しており、ディーラーのみならず個人間売買も盛んです。
これらの特徴は中古と言えども安くない事。しかしこれは自分が売る時も高く売れる事を同時に意味します。
例えば5年落ちの2000ccセダン、日本なら下取り20万円とか、へたすりゃ価値有りません。ところがこちら
では5年落ちでも新車価格の60%はあります。例え走行距離20万キロであっても、なのです。
さて銃ですが、これも中古市場がしっかりしているのでほとんど値落ちしません。銃はもともと数千、数万
発の実射に耐えるよう作られていますが、多くの所持者は手放すまでに500か、1000か、まあせいぜいそんな
位しか撃たないでしょう。銃所持=ガンマニア ではありませんから。
ですので中古銃でも作動の問題はまず無く、現行生産中の銃なら中古で 新品x0.7〜0.9 という価格帯です。
『売る時でもさほど価値が下がらない』というのは精神安定上良いです。ついつい財布のヒモも緩みますね。
日本の中古銃市場はどんな感じですか?
>>97 >10年くらい前に買い漁っておけば、一儲け出来ましたね。
それを言っちゃいやぁん。(爆)
ところで高騰してるのは多弾数Magも同じです。これも94年以降、新規製造が禁止された為プレミアつきまくり。
以前$15のものが今$60位、モノによっては$100以上します。ただし在庫も多く、Beretta92/96、Glock、SIG-P
シリーズ、Ruger-Pシリーズ等、メジャーピストル用の多弾装ならまだゴロゴロありますので心配してません。
ディーラーは『もうすぐ無くなる!』を連発してますが、セールストークでしょう。。。たぶん。。(^^;
でも〜、個人的に多弾数MAGの必要性は感じません。10連が16連になったところで所持欲を満たす以上の対価
効果はないですね。サンデープリンカーには10発で充分です。グループも見易いし。
余談ですが、知人から送って貰った日本の某銃器誌に『10連Magは多弾装より装弾し難く、耐久性に劣る』と
あってえらくびっくり。これには激しく疑問。純正と3流Magメーカー製の比較でもない限り、装弾/耐久性
の優劣は無いはずです。
>>99 >FALのキャリングハンドルに関しては、回転させて好きな位置にしておけば良いのでは…?
もちろんその通りなのですが、軍用銃としての比較を18氏と軍曹殿がしておられましたので、欠点として挙げた
までなのです。一般人が週末パンパン遊ぶ分にはもちろん問題ありません。それなら64式もそうでしょうしね。
64式が売ってるなら私も欲しいですよ。一般市場を狙うなら7.62クラスオートですからAR10が市場ライバルで
しょうか。無名だから新品$1500以下でないと辛いかな? コレクター対象の極少量なら中古$3000もいける?
もちろん無理を承知の夢想です。(爆
FALにスコープが付けにくい、というのも軍用としての話の流れからです。アッパーレシーバーに付けるスコー
プマウントも存じておりますが、あのタイプを軍用として使うには大きすぎ、そして重すぎますしね。
全将兵の軍用ライフルにスコープマウントが必要か否か、私にはわかりません。でもアイアン300Mで人的に
命中するのだから、当時の設計思想でFALがスコープマウントを標準化しなかった事も頷けます。
>>98 >精度としてはHK91の方が良い筈です。
異論ありません。試してませんがスコープ使用の命中率比較ならHKに軍配が上がるでしょう。
アイアン使用の比較では大差ありませんでした。機構よりシューター要素が大きすぎますからね。
アイアン前提で考えると、HKはオーバーエンジニアリングと言えるかも。必要充分の命中率さえあれば、
後は耐久性や作動の確実性を進めた方が軍用銃としての正道かと思います。あ、と言ってもAKを崇拝している
訳でもないですよん。軍用で何か一丁と言われれば私はM16A2辺りでしょうか。。あら、これじゃ面白くも何
とも無いですね〜。ではスレ題にもどって九六/九九式軽機を推します。(^^;
>>100 マーキュリーレコイルレデューサーは、おっしゃる通りストック内部につけるものです。
でも18さんのライフルが6kg超なら、.308でも不要でしょうね。そういう事ならベンチライフルより
トラップ射撃に向いているかも〜。マーキュリーを付けてからトラップガン(32in,7-1/2,32g)で
200発撃ってもさほど疲れなくなりました。。つーても取り付けた事による気休め効果なのかも。(^^;
蛇足ながら3.6kgの九九式小銃(もちろん鉄製バットプレート)で7.7Japanese(180gr.Spitzer 2300fps)
を50発も撃つと、私はカナーリ疲れてお腹いっぱいになります。100発でへとへと。
年かな。。いや、基礎体力か。(爆
あー、軍曹殿と18さんに触発されて駄文を一杯書いてしまいました。疲労。ガバさん、交代。。。
18氏
.308のグルーピングは、12インチツイスト(笑っちゃうだろ)弾丸はシエラの
168グレインHPBTだ。
銃身は外径を削ったりクラウンを加工したりという点ではカスタムだが、一般の
概念でいうカスタムバレルではない、量産バレルだ。
変な話だと思うだろうが、量産メーカーの銃身ブランクからチョイスしたもの
だ。
詳しい話は勿体つけるわけではないんだが、それを書くと、見る人が見ると、私
が誰だかバレちまうので、かんべんしてくれ。
(見る人が見ると・・なんて見得を切るほど大物ってわけじゃないがね)
市販されているシーレンやハート、ダグラス(今もあるのか?)などのバレルも
使ったが、最終的には、この量産ブランクからチョイスしたほうが、はるかに性
能がよかったよ。
ただね、こういう事なんだ。
一般的に言えばカスタム銃身は量産銃身に勝る。
しかし平均的なカスタムブランクより量産ブランクから厳密にチョイスした方
が、性能がいいものが手に入る。
ただし、もちろんカスタムブランクからチョイスできれがその方が性能がいいだ
ろう。
12インチツイストの理由は、私がチョイスできるのは、.30口径では12イン
チツイストの中からに限定されていた。
他のツイストもチョイスできる立場にあれば、.30は150〜180グレインがいいグ
ルーピングを引き出せる領域だと思うから8〜10がいいんじゃないかと思うよ
市販されているシーレンやハート、ダグラス(今もあるのか?)などのバレルも
使ったが、最終的には、この量産ブランクからチョイスしたほうが、はるかに性
能がよかったよ。
ただね、こういう事なんだ。
一般的に言えばカスタム銃身は量産銃身に勝る。
しかし平均的なカスタムブランクより量産ブランクから厳密にチョイスした方
が、性能がいいものが手に入る。
ただし、もちろんカスタムブランクからチョイスできれがその方が性能がいいだ
ろう。
12インチツイストの理由は、私がチョイスできるのは、.30口径では12イン
チツイストの中からに限定されていた。
他のツイストもチョイスできる立場にあれば、.30は150〜180グレインがいいグ
ルーピングを引き出せる領域だと思うから8〜10がいいんじゃないかと思うよ
このチョイスという問題だが、一口で言えば150〜200本について1〜3本、もっと
厳密に言えば(150〜200)X約10につき1〜3本、素晴らしい素質を持つ銃身がで
きる。
これは調質の段階で決る。
調質の機械的、技術的理論で素質が決る。
150〜200というのが調質炉のキャパなんだ。
これはどこでも、ほとんどいっしょ。
さらに決るというか、調質することによって製鋼での不均一も露呈するんだ。
いくらそれで実用上充分とは言っても、つらくないですか〜?>>いやいや、な
んだかんだ言ったって私が述べたグルーピングを維持するのは大変だよ。
機材のメンテや入手、いろいろ気を配り、大変だ。
それを思えば、鉄砲なんざソコソコ当たれば事足りる、と悟ればホント楽。
君も早くゲダツしなさい。
6.5mmアリサカ、6.5X55スウェーディッシュ>>この辺はいい薬莢が手に入ら
ないだ。
6.5アリサカ、6.5X55、ともにいい口径なんだが。
特に6.5mmアリサカ、これの唯一といっていい薬莢=ノルマ製。
これは明らかにオリジナルの30年式実包、三八式実包の薬莢と違う。
オリジナルの薬莢と比べてみれば、もう一目瞭然だ。
8mm Nambu 氏は、中国製の6.5アリサカを手に入れそこなったようだが、惜しかった。
私も話しで知ってるだけで、実物を見た事はない。
是非、手にいれてノルマの薬莢と三八式の薬莢と比べてもらいたかった。
撃つということに関しては、もちろん三八式歩兵銃にノルマの薬莢を使うことは
なんの支障もないんだけどね。
それでね、それと同時に薬室リーマーやダイスの寸法も混乱しているようだ。
まぁリーマーやダイスも作ったり研磨してもいいんだけど、手間がねぇ〜
要するに私はノルマ製の薬莢はあまり精度が良くないと思う。
ただし昔はね、最近のは知らん。
基本的にあんまり変わってないと思うが。
この辺が私のいう機材が少ないというひとつの点なんだけどね。
6.5mm口径だったら、6.5mm08か6.5-06を薦める。
いい薬莢を選ぶこと(事後の管理のし易さにも影響がある)
それから元の薬莢はケチらずに7mm08や270WINを使う事
ようするに元の口径からネックダウンする寸法を出来るだけ少なくする。
さらに私はネックアップよりネックダンの方がいいものが出来ると考えてる。
6.5mm08や6.5-06は最近でも薬莢、売ってないよね?
243ウィンはケース・キャパシティが大きすぎるのですが>>そうなんだ、こ
の辺のバランスがある。
243WINは適当に作ってもかなり当たる。
ただしそれ以上に当てようとすると非常に神経質になり、面倒を見るのが大変
だ。
昔は6mmBRなぞなかった(当時の日本には)
こっちの方が楽だと思う。
あと、最近新型狙撃銃として制式採用されたようです>>これは、おそらく最近
のAR10だろ、オリジナルのAR10とは別ものだぜ。
オリジナルのAR10をわざわざ再生産すると思えんのだが?
具体的に何処をどう手を加えて対処したのかを知りたい所です。>>撃針形状と
取り付け方法、撃針の戻しスプリング。場合によっては撃針孔周りの寸法。
遊底閉鎖時の慣性力による暴発だったら、これで充分直る。
それよりもう一つの原因により起こる暴発の可能性のほうがはるかに重要だ。
君は津野瀬光男氏の本を元に話しているようだ、私も一通り読んだけど細かいと
ころまでは覚えてないんだが。
「遊底を閉鎖した時に撃針が慣性で前進する事によって発生するので、この銃としては設計上やむを得ない事である」との事です>>この辺のところは、ふたつのことを混同してないかい?
64式の最大の問題点は「遊底の後退余長の少なさ」だと思う。
これについて津野瀬氏もちょっと書いていた記憶があるが?
ちょっと話が飛ぶけど欠点というものについて考えてみよう。
君は起倒式照門やマズルブレーキのことを欠点として上げてるが、私は欠点とい
うほどの問題ではないと思う。
FALのハンドルにしてもそうだ。
私も確かに不都合だとは思うが、こんなものは簡単に直せる。
じゃなんで直さないんだ?と言われると、わからん。
一般隊員が口にし我々民間人まで伝聞してるくらいだから、防衛庁の装備担当部
局まで当然、聞こえてるだろう。
直す必要なしと判断してるのか、予算や計画の都合で直さないのか?
事によると、非常時緊急整備計画なんていうのを立案して対処してるかもしれん
ぞ。
1.目的
64式小銃について、戦闘時不都合を生じると思われる箇所を緊急改善する。
1.改善の箇所
照星および照門、銃口制退器の取り付け不良。
1.改善の方法
スポット溶接を施す。
1.実施の方法
○○駐屯地に所属の部隊は近隣の○○鉄工所に赴き実施の事。
○○駐屯地に所属の部隊は営内の自動車整備工場にあるスポット溶接機を使用の
事。
1.実施の時間
本命令受領後、速やかに行う。
1丁につき1分を目安として各部隊に配備されている実数をかけて算定する。
実施にあたっては溶接担当者の前に小銃を持った隊員を並ばせ順次効率よく実施
すること。
1.費用
民間に委託する場合のみT丁につき経費300円を計上す。
以上
こう計画しておけば必要なときに発令するだけで済む。
なんてね、冗談半分だが、これで充分だと思わないか?
まぁ防衛庁が豊和工業に固定式で衣服などに引っかかりにくい照星、照門、そし
て緩まない制退器を作って取り替えろといえば、あっと言う間にやってくれる
よ。
こういう風に必要ならすぐに簡単に改善できる点は、小銃を評価する上で欠点と
いうほどの不都合ではないと考えてる。
やはり基本的な性能とか、大きな改修を有するとか改修不能の問題点を内包して
いるか?じゃないかな。
G3は君の言うとおり、機関部の矯正問題、それから遊底作動の問題を抱えてい
る。
そうそう、全くの私の想像なんだけど、極寒冷地で戦うとG3ってけっこうひど
いことになるような気がするんだけど。
ドイツにもう一回、G3を持ってロシアに攻め込んで欲しいよね
それとFALや64式より集塵に弱いんじゃないかな?
G3は、中東で入り乱れて戦った。
評価を聞きたいところだね。
64式は遊底の後退余長の少なさが、大きな問題だね。
その点、FALはこれと言った欠点がない。
強いて言えば、やや水準を外れる命中精度、だろうか。
それで64式なんだけどね、この欠点の結果、発生するはずの暴発や装填不良の
問題が意外に聞こえてこない。
津野瀬氏は、どっかの本の中でちょっと触れていたと記憶しているが、その他で
はあまり見聞きしない。
心配するほどでもなく、表面に現れないのかと考えてる。
マズルブレーキに関しては、あまり効果が高いと伏射時にダストを舞い上げた
り、>>そのとおりだ、だからマズルブレーキの孔は通常、下方向にはあけない
のが当たり前なんだ。
地面に近い高さで使用する火器は、9時3時とか、8時半12時4時半とか7時
半10時半1時半4時半という風に真下(6時)近辺を避けて孔をあける
隣の兵士にマズル・ブラストの影響があったり…という問題も生じますね。>>
射撃場での訓練中は影響があるだろうが、戦闘中、マズルブラストの影響がある
ほど密集していたら、戦争にならないよ。
そんなまとまって兵隊がいたら、敵の思う壺、迫撃砲か手榴弾一発でカタがつ
く。
戦争映画でも「敵襲!散開せよ!」ってよく叫んでいるだろう?
最近の5.56クラスの小銃にはすごい制退器がついてるぞ。
制退器の理論が進歩したからなんだが、横方向への爆風はひどいと思う。
射撃場では並んで撃ちたくないね。
所詮はプレス加工、削り出しのFALに比べたら、この点は不利ですね。>>んん
ん、ちょっと違う。
同じ重量マスの中で収めるという前提だったら、G3は切削加工で作っても駄目
だと思う。
むしろ、プレス加工だったら徐々に変形で済むものが、割れや破壊につながる可
能性が出てくるんじゃないかと想像する。
要するに、過度のストレスを各部品に与える設計というか機構が問題なんだ。
97番の書き込みについては、いままで.308使用という条件でのアサルトライフル
について意見交換していたから、ちょっと話がずれちゃうと思う。
しかし、あらゆる状況に対応した小銃と言うのは始めから無理な話なのかもしれ
ません。何を優先するかの判断基準が重要ですね。>>これはそのとおりだ。
私のはヘビーバレルに交換してあるので、スコープ込みでトータル6kgを超える
重量ですので、反動もかなり軽減されていると思います。>>なるほど、それで
わかった。
以前、君がベンチの撃ち方で、反動を真後ろに流す、って言っていただろう?
ちょっと疑問に思っていたんだが、それだけの重量のある銃だったらそうだろ
う。
しかし、横で撃ってる4キロ程度のハンティングライフルの猟友会のおじさんに
それを言うのは酷だぜ。
軽い銃では、ある程度、抑えないと着弾が散ってしまう。
ところで君の「過熱による振動接点の変化」はどうなんだ?教えてくれよ
8mm Nambu 氏
リコイルデュレーサーは、日本でも売っているけど、あまり使う人はいない。
日本では価格が高かった(本体価格も、銃床への加工賃も)銃床が機構を理解せ
ずいい加減に取り付けたので、効果がない場合が多く評判が悪くなった、装置自
体が意外に重く、重量増になると嫌われたなどが理由だよ。
日本の中古銃市場はどんな感じですか?>>もうメタメタ(虐笑)
この不況と銃砲人口の減少で、ひどいもんだ。
日本の中古銃はアメリカへ輸出されてるんだ。
新品ではアメリカよりはるかに高いけど、中古は昔からアメリカより安い。
狩猟用の散弾銃とかね、日本じゃロングリコイルの自動銃なんぞ値がつかない。
あのブロのオート5なんかでもだよ。
それとアメリカで人気があるメーカーが日本では一番人気がなくて安かったりし
ていい商売になるようだよ。
64式が売ってるなら私も欲しいですよ>>そうだね、私も欲しいよ。
偉そうに能書きをこいてるくせに、当然撃ったことないんだからね。
やっぱり撃ってみたいと思う。
まぁ商売として多数輸出した場合は、君の言うとおり対した値段はつかないだろ
うが、偶々少数が日本から流れ出たらすごい値段がつくのでは?
君の友達の日本の軍用銃コレクターならいくらぐらい出しそう?
まぁ武器輸出三原則のお陰で、どんなすごいコレクターでも日本の軍用銃コレク
ターはコレクションを完結できないわけだ。
そう考えると胸のつかえが降りるね〜〜うらやましくて腹が立ってるから・・・
64式は私の知る限りでは2丁しか外国にないよ。
1丁はアメリカへ、もう一丁は英国だったかベルギーのはずだ、FALの資料と
交換された。
120 :
ガバ:01/09/30 22:10 ID:5AFeUpoA
そんな、8mmNambuさん、実銃3人衆での中に私が割って入ったって、他のROMさんから
お叱り頂くだけでしょう(^_^;)。
もし、私が「いやー私のAKじゃスムーズボアですから、50cm/100mも無理ですよ〜」とか
書き始めたらすぐ官憲が来てしまうでしょうし。(爆
軍曹殿、そうですか、露助も独自に実包作ってたんですか。ドイツが57mmを33mmまで
切りつめたのに、54mmを39mmで思い留まったのはイワンとしては慧眼だと思っていた
のですが。
121 :
ガバ:01/09/30 22:41 ID:5AFeUpoA
308クラスアサルトライフル御三家に64式ですか・・・。うーんモ級ライフル御三家に
99式入れるのは抵抗無いですが・・・。
(理 由)
1.あの時期なら.308はやめて.223でも良かったんでは?
2.弱装弾にするし・・・
3.2脚がなぁ・・・重くなり過ぎでは?
実戦経験もありますが、この辺が64式は疑問符ですねぇ。
やっぱり私なら、どーせ素人でまともにあたる訳無いのですから、命中精度
云々より、弾倉のキャパで「下手な鉄砲も・・・」と「とにかくぶっ放してりゃ相手も
死にたくなければ頭引っ込めているだろう」に期待して、AKかM16(但し射程の
長いA2に限る)を選びますが。
もし相手が軍曹殿や18さんや8mmNambuさんでしたら、無駄な抵抗を止めて
即刻投降いたします。
122 :
ガバ:01/09/30 22:54 ID:5AFeUpoA
それはそうと、また基本的な質問が・・・。
元スレで「99式軽機に銃剣付けると、ウェイトになって命中率が・・・」という
記述があったと思います。またちょい前の軍曹殿と18さんのレスでバランスウェイト?
の話があったと思うんですが、銃の重量バランスと命中率(命中精度?)の関係を
少々かみ砕いて教えて頂けないでしょうか?
これと関係あるかも疑問ですが、昔、チューブ式マガジンのレバーアクションライフル
が世界的に軍用ライフルとして短命に終わった理由に、「残弾数により銃の重心が
変わるので命中率が悪く・・・」という記述を読んだのですが、どういう原理で悪くなる
のかの説明が無いので、今一つ良くピンと来ないのです。
すいません。ROMさん。またレベルが低い質問して。
>他のROMさんからお叱り頂くだけでしょう(^_^;)。
ガバさん、スレ立て責任者(爆)として雑談による活性化もありかと。
1の母や家臣が出ないように頑張ってください〜。(マテ
ときにガバさん、実銃を所持されてみればいかがでしょう?
散弾から初めて、10年でライフルが持てますよ。
チューブラーマガジンが淘汰された理由がバランスによるものだと私は聞いた事は有りません。
18氏や軍曹殿ならご存知かな?
チューブラー式は安全上の大きな欠陥を抱えています。それは弾が一列に並んで入るが故、弾頭(この場合
軍曹殿が前スレで言われた正に先端を指す)が前弾のプライマを常に押している、と言うどえらい問題です。
プライマはそう簡単に発火するものでは有りませんが、マガジンに半分位残っているときに銃床を下にして
数メートル落下させると弾の自重による慣性でマガジンスプリングを押し下げ、そして反発し弾頭が前弾の
プライマにガッチ〜ンと当たる事になります。発火の可能性が無い訳では有りません。
ところがチューブ式レバーアクションライフルは今だに生産されております。どう安全対処しているのか。
まずウインチェスターに代表されるレバーアクションは基本的に拳銃弾。44-40、45Coltなどが主流ですね。
そして撃発事故を防ぐために弾頭の平らなフラットノーズや、丸いラウンドノーズが指定されています。
プライマより弾頭が大きければ平気だろ〜、という理論ですね。
しかし24インチ銃身から撃ち出した所で所詮拳銃弾、軍用ライフルアモとは威力で比較になりません。
また弾頭形状が指定され命中精度の向上も限界がある。リムファイヤにする方法もありますが、不発率が
高くなる。。。 結果、軍用となると利点よりも欠点が多く、淘汰されたのではないでしょうか?
因みに利点とは作動の確実性、軽便性、装弾数の多さ、害獣駆除に充分な射程と威力、といった所です。
8mm Nambuさん、日本での銃の中古市場?ですが、自分が売る時の値落ちは激しいと
思います。これは銃に限らず自動車も同じのような気がしますが…。
銃、特にライフルに関してはアメリカと大きく違うのは需要の部分、購入者が買いたくて
も、所持許可を得るのが面倒な事が多く、結果として人口が少ない、増えないと言う事も
大きな原因の1つかと思います。
例えば、自動車なら思い立って教習所に通い、免許を取って自動車を買うまでに一ヶ月も
あれば充分でしょう。これが20歳の人がライフルを所持しようと思い立って行動を起こ
したとしても、実際所持出来るのは急いでも30歳になってからです。
一応、それ以外の方法もあるのですが、基本的にはそんな所です。
この辺の法規制が変れば(緩めば)、市場の需要が一気に高まり、活性化にも繋がると
思いますが、現状では通常の市場原理が通用する状況が成り立ちにくい…と思います。
…と書いていたら、8mm Nambuさんが同様の書き込みをされていますね。
でもこれは昨日の段階で書いた物なので、せっかくですから?送ります。
二日がかりでWordファイルに書き溜めているのだ。何やってんだか…(笑)。
126 :
100:01/10/01 23:08 ID:lTMRStYs
>>103>ところで高騰してるのは多弾数Magも同じです。
なるほど、法規制が効力を発揮するまでに各メーカーは必死に多弾数マグを増産して
その後何年か分の在庫を作ったようですが、今でも大丈夫なんですね。
しかし数倍の価格上昇は気になる所ですね。日本では関係ないですが…
ハイ・キャパシティどころか、ハンドガン自体が所持出来ませんから(笑)。
>日本の某銃器誌に『10連Magは多弾装より装弾し難く、耐久性に劣る』と
あってえらくびっくり。これには激しく疑問。
そんな描写がありましたか。日本のトイガン雑誌には時々首を傾げるような事が書いて
ありますので、全てを鵜呑みにしない方がいいですね。
私が今まで見た中では「デザートイーグルがイスラエル軍用ピストルとして制式採用され
るところだった」なんてのがありましたね。
127 :
100:01/10/01 23:10 ID:lTMRStYs
>>107>名無し軍曹氏
量産メーカーのバレルですか…? それもブランク? 通常ブランクを入手するのは
カスタムメーカーよりも量産メーカーの方が大変だと思いますが(まず外部に出さないで
しょうから)、しかもそこからセレクトした訳ですか。
もちろんコールドハンマーなどではなく、ボタン・ライフリングによる製造だと思います
が(さすがにカットと言う事はないでしょうね)、カスタムよりも量産からのセレクトの方
が良いものが入手出来るとは、初耳ですね。
128 :
100:01/10/01 23:15 ID:lTMRStYs
と言うのも、選択しようにも、並んでいるブランクの中から「何を基準にして選ぶか?」と
言う事が明確になっていないと、セレクトしようがないと思いますが…。
ブランク、あるいは装着された銃身でも肉眼で覗いて見て「これは当たる」、「これはダメ」
と言うのが分かる、と言う事はまずないと思います。
銃身の曲がりとかは分かるでしょうが…これは加工の際に矯正しようとしなければ大した
問題にはならないので、問題はライフリング表面の傷などをチェックするとかでしょうが、
これは肉眼ではまず判別出来ないと思います(特に新品は)。
一応メーカーでもエアゲージなどでの検査をしているのですが、これでも本当に当たる
銃身の判別は難しいとの事です。
要するに「本当に当たるバレルは撃ってみなければ分からない」と言うのが定説です。
129 :
100:01/10/01 23:17 ID:lTMRStYs
>詳しい話は勿体つけるわけではないんだが、それを書くと、見る人が見ると、私
が誰だかバレちまうので、かんべんしてくれ。
分かりました(笑)。無用な詮索は止めておきましょう。
ツイストに関しては12インチとシェラ168grHPBTの組み合わせは標準的な選択で、
特に問題はないと思います。私もこの組み合わせはさんざん撃ちましたよ。
308なら150、155grで13〜14インチ、168grで12インチ、175〜180grで10インチ…と
言うのが大体標準的な選択でしょう。この辺はB.C.から来た弾頭形状から若干の誤差は
ありますが、マッチキングなどのBT形状のブレットも含めての話です。
8インチともなれば、250grあたりをマグナム・クラスのキャパシティを持つケース
から発射する場合のツイストでしょう。
130 :
100:01/10/01 23:19 ID:lTMRStYs
>>110 調質と言うのは熱処理、それによる銃身素材の金属の均一化…とかそう言った意味でしょうか?
問題はこれをどうやって検出するか、と言ったところですが…。
>それを思えば、鉄砲なんざソコソコ当たれば事足りる、と悟ればホント楽。
君も早くゲダツしなさい。
以前にも書きましたが、口径・カートリッジなどのクラス毎の標準スペック、あるいは
使用目的などに応じての目標数値という物を設定して、それをクリアするまでは割と
一生懸命にやりますが、納得出来る数値が確認出来たら、それ以上あがく?事は
最近はやっていませんね。
そう言う意味では解脱?済みとも言えます。ただ、ロシア製85円弾の5cmでは上記の
目標数値には程遠いので、これは撃つだけ弾代が無駄なのでボルトアクションからは撃ちません。
つまりソコソコのうちにも入らないと言う訳です。
自動はまた別ですが…。
131 :
100:01/10/01 23:21 ID:lTMRStYs
>>111 6.5mmアリサカについては他のカートリッジ同様、リロード・データにも薬莢の各部の
サイズが記されていますが、これと三八式実包とは違うのでしょうか?
撃つのに支障はないと言う事は、サイズ以外の要素ですかね?
>6.5mm08や6.5-06は最近でも薬莢、売ってないよね?
何年か前から260レミントンと言うカートリッジが出たので、流通していると思います。
国内では見た事ないですね。しかし入手は可能でしょう。
これが出る遥か前にワイルドキャットで自作していた人はいましたが。
243でもそうですが、ケース・ショルダーが20度なので、そこを修正したい所ですね。
PPCと同じ30度にしたい所です。
良い薬莢を選択するのは重要ですね。ノルマの薬莢は少なくとも最近のは問題ない品質だ
と思います。
132 :
100:01/10/01 23:24 ID:lTMRStYs
やはり、当たるという事では6mmPPC、6mmBRが最適ではないでしょうか。
何も考えずに作っても300mで3cm位は出ますね。少し工夫して1〜2cm。
1cmを切るには結構あがいて?努力しないと難しいみたいですが。
6mmBRは昔は308BRと言う、308ウィンそのままのプライマー・ポケットだけが
スモールになっている薬莢を買ってきてリサイジング、切断、焼きなましまで行なって
作っていたとの事です。
レミントン社が何故最初からBRの薬莢を作らずに、こんな面倒な作業をユーザーに強いた
かは分かりません。この作業のついでにネックターンまで行なうのは普通だったようです。
と言うか、6mmBRを当時撃っていた事自体が普通ではないのですけどね…(笑)。
PPCに関しては、これまたファクトリー・ケースなんて物は存在していなかったので、
220ラシアンからフォーミング、ネックターンという作業が必要でした。
そう考えると、今はかなり楽になったとも言えますね。PPC、BR共にこの数年さほど濃く
ない一般的射手にも使われるようになったのは既に書いた通りです。
133 :
100:01/10/01 23:26 ID:lTMRStYs
そういや、軍曹氏はネックターニングなどはやっていましたか?
この辺がいつ終わるとも知れない?精度追求の無限地獄(笑)と解脱の境地との境目という
感じがしますね。薬莢の熱処理、ネックターニング、各部の測定…etcその辺を始め出すと
終わりがないですからね。ただでさえ手間がかかるリローディングにさらに時間をかけ、
1000分の一ミリのマイクロメーターでチェックをしなければならないので、しまいに病気
の様になっちゃいますが…(笑)。
134 :
100:01/10/01 23:27 ID:lTMRStYs
>>112>これは、おそらく最近のAR10だろ、オリジナルのAR10とは別ものだぜ。
いくら何でも40年以上も前のAR10オリジナルを、そのまま現在の米軍が限られた数の
狙撃銃用とは言え採用する筈がない事くらいは明らかだと思いますが…
これが一回目の書き込みならまだしも、今までの私の書き込みを読んだ上での御指摘です
から、少し残念ですね。
もちろん、今回の新しい狙撃銃はキャリングハンドル内にコッキングハンドルがあった
オリジナルのAR10と違い、M16のようにチャージングハンドル・タイプで、アッパー
レシーバー上面はM4のようにスコープマウント・ベースとなり、ハンドガードもRIS
タイプでバイポッド、光学照準機器の装着に対応し、高精度のヘビーバレルをフローティング装着、
バックアップのアイアンサイト装備…と使用目的に応じた改良はされていますが、基本的
なメカニズムはAR10を踏襲しています。
135 :
100:01/10/01 23:29 ID:lTMRStYs
開発当初のAR15はその後制式採用されたM16、M16A1、A2と、格段に改良されていき
ましたが、それでも基本メカニズムは同一です。
軍曹氏のリュングマンによる発射ガスの影響、情報が少ない…との書き込みに対して、
オマケ情報として書き込んだだけの物でした。
「AR10をベースにしたとも言うべき基本メカニズムは同一の狙撃銃が新たに制式採用され
たので、今後は5.56X45よりも装薬量の大きい7.62X51でのガス、カーボンの蓄積の影響、
さらには実戦に投入された際のバトルプルーフなどの情報も今後は入ってくるのではない
でしょうか」
こんな風に書けば、誤解も生じなかったのでしょうが、長文制約の中で余談として書いた
文章にもここまで完璧に正確さを期さねばならない…と言うのはちょっと大変ですね。
136 :
100:01/10/01 23:31 ID:lTMRStYs
>>113 >「遊底を閉鎖した時に撃針が慣性で前進する事によって発生するので、この銃としては
設計上やむを得ない事である」との事です>>この辺のところは、ふたつのことを混同して
ないかい?
はァ、混同も何もこの部分は御指摘のように津野瀬氏の著書に書いてあるまんまですので。
「遊底の後退余長の少なさ」は同様に64式の問題点として並列してあげられていますね。
著書ではこの二つは並べて書かれているので、もし混同しているのだとしたら、著者
(津野瀬氏)に言ってもらわないと、私に言われても困るのですが…。
「遊底の後退余長の少なさ」と言うのはこれは銃の重さを何とか軽くしたいと考えて
尾筒の後端を1cm短縮した事が原因のようですね。
つまり後退した遊底と弾倉内の実包までの距離が6mmくらいの余裕しかない事に繋がり、
確実な作動の為に過剰な後退力を与える事となり、それが衝撃の増加となってしまったとの事。
これが暴発の原因になったと考えている訳でしょうか?
ついでに弾倉を使わずに薬室に実包を手で込めると暴発する危険がある、ともあります。
この辺はもしアメリカへ輸出した場合(まずあり得ませんが)には、事故が起きて訴えら
れないようにする必要がありますね。
137 :
100:01/10/01 23:34 ID:lTMRStYs
>撃針形状と取り付け方法、撃針の戻しスプリング。場合によっては撃針孔周りの寸法。
遊底閉鎖時の慣性力による暴発だったら、これで充分直る。
64式には撃針ばねはありません。M16にもありませんが、あちらは回転式ボルトですので、
同じティルト・ボルト形式のFALには当然あります。
それとも後期型にはスプリングが付加されたのでしょうか?
3種類のうち、どれもスプリングは付いていないそうで、これは本ではなく自衛隊員から
聞いた話です。
あと、64式の撃針は先端が別部品になっていて、ピアノ線が埋め込まれている構造に
なっているそうですが、これが折れるトラブルもあるそうです。
これは設計当初から頻発していたそうで、先端外径を太くすると、雷管を突き破り、径が
同じ時にはどのような対策をしても折れてしまったそうです。
これはその後の量産型でも改良されていないようです。…と言うのも、実際に扱っている
自衛隊員から折れたのを何回か見た、との話を聞きましたので。
これは通常の回転式ハンマーと異なり、64式独自のストック内の撃鉄なる部品が長い空間
を前進して撃針を叩く、という方式も影響しているのではないか…と思います。
138 :
100:01/10/01 23:37 ID:lTMRStYs
64式の問題点はこれだけに留まらず(安全装置とか)、全てを書いていたら、またまた長文
になるので省略しますが、これは他の同クラスのライフルに比べられるレベルではないで
すね。
FALのキャリングハンドルは何が問題なのか分かりませんが、ちょっとした欠点程度の話
ではなく、根本的に設計の段階で解決すべき問題が多すぎると思います。
つまり「基本的な性能とか、大きな改修を有するとか改修不能の問題点」ですね。
例えば、M16はベトナムでの実戦を通じてA1になりましたが、これが日常の訓練しか
やらなかったら、まず表面化しなかった事でしょう。
「バカモン、射撃後のクリーニングをちゃんとしろ!」で終わりでしょう。
それに比べて実際に扱っている自衛隊員からも上記の問題点は聞きますので、日常の訓練
でこれだけトラブルが起きるという事は実戦投入した際にはどんな事が起きるのか推して
知るべし、なんて気がしますが…
>以上
こう計画しておけば必要なときに発令するだけで済む。
なんてね、冗談半分だが、これで充分だと思わないか?
問題は今に至るまで実際に発令されていない(解決されていない)という事でしょうね。
139 :
100:01/10/01 23:39 ID:lTMRStYs
砂塵による影響はFALが一番弱いとの事です。これはパーツ間のクリアランスの関係で、
G3も同じような物だと思いますが、砂漠戦では一番先に問題が起きるのがFALだとの事。
G3はレシーバー内の異物混入を嫌ってホールドオープン・デバイスも省略した位なので、
いくらかマシなのかもしれない…?
少なくとも冷戦時代からFALについで世界中に広く採用された銃ですので(AKは除く)、
バトルプルーフ済みと言えるでしょう。通常の訓練程度では表面化しない(報告されな
い?)問題も実戦となればボロが出てくるでしょうから…。
あと加工法ですが、最初から削り出しとなれば全く異なる肉厚でレシーバーその他を設計
するでしょうから、問題ないと思います。
そもそもG3の元となったセトメは大戦後にスペインに逃れたモーゼル社の技術者が中心
になって開発した物ですが、そのベースとなったのが、大戦末のStG45、さらにそのプロト
であるゲレート06にまで遡れば、将来の量産化におけるプレス加工を想定しながら
削り出し加工で作られました。
つまり、G3の大元は最初削り出しで作られていた訳です。
140 :
100:01/10/01 23:41 ID:lTMRStYs
まぁ、そこまで考えずとも、加工法によって銃の設計、デザインが違ってくるのは
当たり前で、要は最初からそれに応じた設計をすれば良い訳で…。
バトルライフルの比較で、「FALは削り出しの機関部だから耐久性は高いけど、コストが
高くつくよね。それに対してG3は生産性は高いけど、いかんせんプレス加工だから耐久性
と外力による変形の問題も生じてくるよね。」…という話は全くズレていないと思うんですけど…??
むしろプレス加工で設計されたG3を切削加工で作ったら…という話の方が本題から
ズレていると思いますが、どうでしょう?
141 :
100:01/10/01 23:42 ID:lTMRStYs
あと、ベンチからの撃ち方ですが、私の銃はこれまで銃身交換をする度に徐々に太い物に
交換してきて、今では6kg…という事なので、最初からこの重さで撃っていた訳では
ありません。
最初のファクトリー・バレルが付いていた頃は4kg位でしたよ。その当時でも基本的に
撃ち方は変っていません。これは以前にベンチレストの撃ち方の例として「肩付け、頬付け
をせず、ただトリガーだけを引いて、反動は銃の重さとレストとの摩擦で吸収し、真っ直ぐ
後ろに後退させる」と言う方法を書いた事がありますが、これと混同されているのではない
でしょうか? この方法は主に22、6mmクラスくらいで、308では銃が重くとも
使用は躊躇われます。下手すると頭にゴチーン!ですからね。
これがスラッグで12ゲージともなると、ライフルの撃ち方では通用しない位の反動になる
そうですが、308ウィン程度では4kgも重量があれば十分ですよ。
銃がレストから跳ねあがっていると言うのはハンドガンならいざ知らず、普通のライフル
では考えられないでしょう。標的を見ても300mで黒点いっぱい、40〜50cm位の
グルーピング?ですからね。もっとも使用目的からすれば充分適った物なのでしょう。
142 :
100:01/10/01 23:45 ID:lTMRStYs
いつにも増しての書き込み量、そして細切れ投稿…今回は少し長くなったのもありますが、
文脈上途中で切れないのもありますので、御容赦。
「過熱による振動接点の変化」ですが、ご覧のような書き込み量で、しかもガバ氏や
8mm Nambu氏へのレスも書きたい所ですが、今日はこれが限界です。手が疲れた…
私は「当てる為の方法論」は好きですが、理論的な定義付けみたいな事は議論しても意味がないような気がしますが…。銃身が過熱してグルーピングが悪くなる事は確かですから、
その正しい理由付けをするよりも、その中で当たる手段を考える方が好きなもんで。
>軍曹殿
>鉄砲なんざソコソコ当たれば事足りる、と悟ればホント楽。
>君も早くゲダツしなさい。
深い。。長年猟をされて達観されるとそんな感じなのでしょうね。。
まあそうは申されても銃を趣味とする人のカテゴリーは余りに多く、例えば猟をされる方と
ベンチでワンホールを目指す方の方向性は異なる訳ですし、人それぞれと思います。
結局はお金と時間、そして情熱をどれだけ注ぎ込めるかによって変わってくるんでしょうねぇ。
18さんがワンホールを目指されているなら私は応援したいですし、軍曹殿の猟果もお祈りして
います。ガバさんのモデルガンコレクションだって実は羨ましいです。(ガランド買った?)
>8mm Nambu 氏は中国製の6.5アリサカを手に入れそこなったようだが、惜しかった。
げげっ、も、申し訳有りませんでした! 次ぎの機会には必ずや!∠(`Д´)
いや、あの後飛行機に乗らにゃ行けなかったもんで。。
ノルマ6.5Arisakaケースがオリジナルと違うとは知りませんでした。
>私はノルマ製の薬莢はあまり精度が良くないと思う。
自分はLapuaが好きですが、Normaでもさほど不満は有りませんね。偶にケースに凹み
があったりしますがバルク買いなので諦めてます。というか、軍曹殿の言われる通り、
38/99小銃にはNorma製しかチョイスがありませんからね。もしWinchesterやRemington
からでてればそっちを買います。旧式軍用銃で精度を追求しても限度有りますしね。
>日本の中古銃はアメリカへ輸出されてるんだ。
>新品ではアメリカよりはるかに高いけど、中古は昔からアメリカより安い。
すごい流通ですね、そりゃ。高く買っても安くしか売れない。辛い。。(^_^;
でも日本の中古銃がアメリカに渡っているんですか。。
確かにSKB等の中古散弾銃やHOWAボルトアクションはけっこう見かけますね。
輸入中古でなく元々こちらで売られていたものかもしれませんけど。
ときにHOWA製ボルトアクションライフルの精度はどんなものでしょう?
新銃にもかかわらず格安でよく見かけます。
>アメリカで人気があるメーカーが日本では一番人気がなくて安かったりし
Rugerでしょうか?
>君の友達の日本の軍用銃コレクターならいくらぐらい出しそう?
うう〜ん、セミオンリーで$4000位、フル機構が生きていれば$8000位って所でしょうか。
同世代海外製バトルライフルの市場価格を踏まえた数字ですが、もちろん勝手な想像です。
コレクターの絶対数が、LugerP08の様に山ほど居ませんからね。
菊の御紋章付きのP08は目の玉飛び出るほどプレミアがついてると聞きます。
>どんなすごいコレクターでも日本の軍用銃コレクターはコレクションを完結できないわけだ。
>そう考えると胸のつかえが降りるね〜〜うらやましくて腹が立ってるから・・・
爆笑。私自身は「海外に住めていいねぇ」と良く言われますが、私からみれば『食文化』が
激しく貧しいアメリカにず〜っといたいと思いません。やっぱりニポーンがイイ(・∀・)です。
>100さん
>二日がかりでWordファイルに書き溜めているのだ。何やってんだか…(笑)。
私も同じ(藁)。色々書いてたらスレの話題が遥か先に逝ってしまい没になった話は多々。
>こんな風に書けば、誤解も生じなかったのでしょうが、長文制約の中で余談として書いた
>文章にもここまで完璧に正確さを期さねばならない…と言うのはちょっと大変ですね。
また掲示板上ではなかなか書き切れない(伝えきれない)事もあると思いますのでマターリと
参りましょう。(^^)/
げ、2時だ! もう少しレス付けたい所ですがもう休まないと明日が辛いのでこれにて。
やっぱり平日の夜の2chは辛い。。(爆
148 :
ガバ:01/10/03 00:10 ID:IavSeIJA
8mm Nambuさん
実銃所持ですか・・・(遠い目)工房の時真剣に考えましたよ。
空気銃からスタートしてSBへ行って、大口径への道はあまりにも険しそうだったので、
猟銃経由ライフルを考えたのですが、狩猟には興味が無かったので・・・。
近くの銃砲店も覗いたことあります。M1917売ってて、ビックリしたなぁ・・・。
それに工房の時の10年ていうのは無限の彼方の気がしました。
ガランドですが、
よし買おう!→でも40近くになって、まだモデルガンか?→やっぱり欲しい。98k、99式と
合わせれば、コレクション完成だ!→しかし「チーン、カラカラ」が無いガランドに意味があるか?
→せっかく銃剣も弾帯も買ったし→だけど7,8万円は痛いぞ・・・→最初に戻る
無限ループにはまってます。(^_^;)
買うなら、ガンブルー仕上げとパーカーライジング仕上げ、どっちが良いですかね?(^_^;)
ガバ氏
まぁしかし7.92X33は7.62X39に最後の最後で影響を与えたと思うよ。
ドイツはリムレスの8mmモーゼルを短縮化すればよかったけど、ソ連は、リム
ドの弾だったからね、これを短縮するわけもいかずまったく新規開発だからね。
しかしソ連だって7.62X39のお陰で、小銃は良かったが機関銃では、かなり苦し
んでいる。
ソ連も小銃弾、機関銃弾の統合を目論んだんだけど、これは失敗した。
WWU末のソ連の機関銃は
DPM(7.62X54R円盤弾倉)
SG43(7.62X54Rベルト給弾、車輪つき銃架)
近代の多目的機関銃にあたる流れは
RP46(7.62X54Rベルト給弾)
RPD(7.62X39ベルト給弾)
RPK(7.62X39箱型弾倉、AKの軽機関銃化モデル)
PKM(7.62X54Rベルト給弾)
WWU後、これだけの機関銃を開発してる。
RP46は、それまでの軽、重の機関銃を7.62X54Rで統合したもんだが、小銃の
実包が7.62X39に変更されるとRPDに移行した。
ところが威力不足で苦しんで、、まぁ7.62X39は重い(小銃にくらべれば)機関
銃でベルト給弾で使うほど効力がないと判断したんだろうね。
思い切って小銃ベース(AKベース)のRPKを開発した。
でもやっぱりフルサイズ小銃実包の7.62X54Rに戻らざるを得なかった。
これに比べれば西側はM60、FNMAG、MG1、62式など1機種で用事が足
りてる。
その代わり小銃では強すぎるだの、銃が重くなるなど不満が出た。
それで5.56に行かざるを得なかった。
短機関銃、小銃、機関銃の統合編成ってことになると、まぁ東側西側とも、一方
立てれば、もう一方がたたずってことで引き分けじゃないかな。
両方とも5.56クラスの小銃に移行したが、.30クラスの機関銃は残ることになっ
た。
それにしても7.62X54Rはすごい弾だ。
1891年採用だぜ、運命もめぐり合わせとは言え、110年、三世紀に渡って使われ
るわけだ。
しかし小銃、機関銃を統合できる実包ってのはうまくいかんのかね〜
.308制定の時、300サベージって民間用の実包も検討されたそうだ。
こいつは発想的にも308のご先祖様なんだ。
サベ−ジって銃器メーカーが自社のレバーアクションライフルで使いやすいよう
に.30-06を短くして作った実包、薬莢の長さが47.5mm。
この辺あたりが、7.62NATOになっていたら、小銃、機関銃両方に都合いいこ
とになっていたか????
308クラスアサルトライフル御三家に64式ですか・・・。うーん>>これは
書いたとおり、わたしが勝手に決めた。
なぜなら?自分は帝国軍人であるっ!
まぁ多少身びいきってこともあるけどね。
それと知名度なども加味した。
帝国軍人には64式が馴染みがあるからなぁ
ドイツやアメリカの軍曹だったら、違う3つを選ぶかもしれない。
しかし.308クラスのアサルトライフルで多少なりとも使われた実績があるという
と、FAL、G3、セトメ、M14、BM59、64式、SIG510系、AR10とこれ
だけしかないんだよ。
この中でM14は完全に落第坊主だよ。
よほどの愛国者の海兵隊の軍曹でもなきゃ選ばん!
M14のコピーのBM59も同じだ。
AR10は悪くはないと思うが、本格的に制式採用した国はない。
誰もが漏らすことはないのはFALだろう。
そうなると64式と、残りローラーロッキング勢。
セトメはG3と双子のようなもんだ。
知名度と使用実績の多さでG3は外せないとすると残りは、SIG510系だ。
これと64式、どっちを選ぶ?
ローラーロッキングとしてはG3よりSIGの方が完成度が高いと思う。
ただし完成度を高めるために重くなってしまっている。
前期型では5キロを越えてしまっている。
1.あの時期なら.308はやめて.223でも良かったんでは?>>たしかに
AR15は1960年には使われている。
しかし米軍自体がベトナムという特殊戦場での、特殊小火器との位置付けだっ
た。
ちょっと違うがWWUのM1カービンみたいなもんだ。
メインの口径は.308という姿勢を崩していない。
そうなると日本としては.308を採用せざるを得ないと思う
2.弱装弾にするし・・・>>これはね、日本人の体格にあわせて、命中精度
が、という事になっているが、たしかにそこまでこだわるほどの必要があったか
は疑問に思う。
命中精度へのこだわりは旧軍以来の伝統だね。
ただね、G3なんかもひどいよ。
双子の兄のセトメがどういう変遷だったか知ってるかい?
そもそもG3の原型となった、というか初期のG3そのものと言っていい、セト
メ、これのモデルAとBまたの名をモデル58、これは.308を使っていた。
しかし〜〜しかしだよ、このスペイン軍の.308は減装弾なんだ。
そしてドイツのH&Kは、このモデロBのライセンスを買い、G3とした。
それで1960年代半ば、NATO加盟と同時にスペインは.308定装弾に改めた。
そしてそのために改修を施したのがモデロCだ。
もともと.308減装でスタートした(その前にもっと弱装弾を使っていた)セトメ
とG3は改修を重ねてるが問題点を残しているわけだ。
これは基本的にローラーロッキングが小銃という重量マスの中でどのくらいまで
使えるか?ということだと思うよ。
そのひとつの答えがSIG510の前期型の重量だと思う。
64式はガス圧利用だ。
ガス圧利用はガスの量を変えることにより遊底の後退力、スピードを変えること
が出来る、ただし問題は、後退余長の少なさ。
3.2脚がなぁ・・・重くなり過ぎでは?>>まず重量増かどうか。
64式=4.3〜4.5キロ、M14=4.6、AR10=3.4、G3=4.3〜4.4、FAL=4.3
〜4.5、SIG510前期型stgw57=5.7キロ(ぐぇ〜〜まぁ弾が7.62X55.5と
長いせいもあるが)510-1=5.7キロ(.308)、後期型510−4=4.8キロ
となる。
まぁ64は重くもなく軽くもなくだ。
むしろ二脚がついてこの重量なら、軽いほうじゃないかな。
それで二脚だけど、まず自衛隊は64式を開発するに当たって、全隊員に軽機関
銃に相当するものを持たせる、という指針があった。
それに日本軍伝統の命中精度へのこだわりもあったんだろう。
私はあって邪魔なものではないと思う。
軍隊の射撃ではできるだけ姿勢を低くして撃つことを教える。
立射より膝射、膝射より座射、座射より伏射、と言う風に
これは、姿勢を低く小さくすることにより、敵から発見されにくく、また敵の弾
にあたりにくくする。
そして命中を期待するためだ。
伏射の場合、二脚は非常にやくに立つと思う。
それにその後、二脚をつけた小銃も出てきたりしているところを見ると、間違い
ではないと思う。
「99式軽機に銃剣付けると、ウェイトになって命中率が・・・」>>これは簡
単だよ。
全自動射撃の命中精度は間違いなくよくなる。
銃の重量、とくに銃の前側が重くなり、反動による跳ね上がりが押さえられ安定
する。
とれから後述する定起角の面で重量、銃口付近の重量が増加するのは有利にな
る。
昔、チューブ式マガジンのレバーアクションライフル>>これはわけて考えよ
う。
ます軍用銃としてのレバーアクション、これはロシア軍にウインチスターM1895
というモデルが採用されたのしかない。
これは露土戦争で兵器不足を補う為、ロシアがアメリカから輸入して採用した。
口径7.62X54Rでウインチエスターに注文された。
しかしチューブマガジンではない。
機関部下部に固定式箱型弾倉だ。
よく西部劇に騎兵隊がレバーアクションをもって登場するがこれは真っ赤な嘘。
当時のアメリカの制式小銃はスプリングフィールド1873って単発ライフルだ。
あるいは、軽便で連射が出来るということで、今の短機関銃的感覚で使った場面
もあったかもしれないが、制式小銃ではない。
そしてレバーアクションが軍用銃としてあまり使われなかったのは、伏射の時、
操作が不便だから、というのが主な理由。
そしてチューブマガジンだけど。
廃れた理由は3つある。
1.装填に時間がかかる。
2.命中精度に悪影響がある。(銃身下にチューブマガジンがある場合)
3.安全性に問題がある。
1.については、チューブマガジンを使った小銃としては22年式村田銃、モーゼル
71/84、レベル1886(フランス)などがある。
みんな、一発一発、チューブマガジンに込めなければならない。
そしてこの頃、機関部下の固定弾倉にクリップでまとめた5発程度の実包を一気
に押し込む装填方法が開発された。
こちらの方が圧倒的に早い。
それで廃れてしまった。
これはなにもチューブマガジンに限らず、クラグヨルゲンセン(米など)の機関
部横の蓋をあけ、一発づつ押し込む方式も廃れた。
要するに再装填の時間と手間。
2.バランスと書いてあるが、確かに撃つ都度、前が軽くなりバランスが変わる。
バランスが変わることは、きょ銃の安定性にも影響があるが、それよりも、もっ
と影響があるのが、定起角だ。
定起角が変化して着弾点が変わる。
定起角とは、跳起角(自衛隊はこういうはずだ)とも言って、どういうことかと
いうと。
銃の反動は、一口に弾丸が銃口を離れる時に起こるとされているが、それ以前に
起こっている。
この弾丸が銃身内にあるうちに起こる反動によって撃発前の銃口軸線と、実際の
弾丸飛翔線とにずれが生じる。
この異差を角度で表し定起角という。
推進薬に点火され弾丸の前身が始まると、たとえば私と18氏が意見交換している
銃身の音叉振動や、弾丸の前に回りこんだ発射ガスの影響で微細な反動(弾丸が
出た後の本反動にくらべ)が起こり、銃口のぶれ、銃身の屈曲などが起こる。
こういったことが起こってから弾丸が銃口を飛び出すので、定起角の異差が出来
る。
それでこの定起角は、銃の保持方法、保持力、重量バランスや実包の強弱などに
よって変化する。
そして銃床や銃全体の設計、バランスなどにより異差が大きい銃と小さい銃があ
る。
単純に言えば重量が重くそれが銃口にバランスが行ってる、銃身外形が太い。
後方へ延長した銃口軸線と、肩付け位置(支持点)の寸法が小さい(ようするに
直銃床に近いほど)異差が出にくい。
話が長くなったが、銃身下に弾が並んでいるチューブマガジンは一発撃つ都度、
重量バランスが変わり、着弾点が変わってくる=命中精度が悪くなる。
ただね、前述したとおり銃によって変化の大小があるから、一概には命中精度が
劣るといえない。
3.これは8mm Nambu氏が言うとおりだ。安全性の問題だ。
以上三点のうち、軍用としてチューブマガジンが淘汰された理由は、私は1の装
填の時間が一番大きいと思う。
18改め100氏
そうだよ、量産のブランクだ、そして君が言う通り、一般人が手に入れるのは大
変だ。
その大変さをなんとかして、手に入れたから、詳しい話はできないわけなんだよ
〜〜
でもね、便宜を図ってもらったのであって非合法なことや会社のルールを逸脱す
ることをしたのではないよ。
ライフリング加工の方法は返事をしないことにする。
君はかなり勉強家だね、こう聞いてきたか。
これに答えるとバレる可能性が大きくなる。
ただ、君の推察してるところではない、今はなくなったところだ。
それで、「何を基準にして選ぶか?」だけど、外観だよ。
そしてどうやって選ぶかだけど、慣れれば目視で充分だ。
まぁノギスと常盤があればそれに越した事はない。
それで選ぶ理由だけど、素直な銃身素材ってことだ。
ブランクブランクと書いてしまったが選ぶ段階では単なる丸棒だよ。
私が思うに、銃身の熱歪みってのは命中に占める要素としては非常に大きいと思
う。
他のこと、ライフリングの加工精度や表面仕上がり、傷などが一定の水準に達し
ていれば、これが一番大きい要素じゃないかと思う。
だから量産メーカーのブランク(この後、ライフリング加工をされてブランクに
なるわけだが)でも充分なんだ。
でも、前にもいったとおりカスタムメーカーのをチョイスできればそのほうがい
いだろう
調質というのは君が言うとおり、材質を均一化するということだ。
調質というのは、いろんな意味があるんだけど、製鋼の段階で鉄はいろいろな不
均一な要素を内蔵してる、応力って言葉で代表されるのだが、これを一回解放し
て、自由にさせるとでもいったらいいのかな。
それで、その解放具合というかそれを比べていいのを選ぶ。
調質されることによって内部の応力が解放されて、熱処理の俗語で暴れるとか踊
るとかいうのだけど、これの少ないもの、要するにもともと均一で、調質してや
っても暴れたり踊ったりする必要がなかった素材を選ぶ。
それともう一点、均一に調質されたか、もポイントになる。
これは主に調質がうまく行ったか、炉のどの位置にあったかがポイントになる。
こういった素材を元に丁寧に加工してやれば、いい銃身ができる。
まぁ丁寧にというか、こういう素材を元に加工すれば事後の加工歪みや誤差も出
にくい。
こう言う素材を正に素直とか素地がいいというんだ。
これは加工の際に矯正しようとしなければ大した問題にはならないので>>君が
いうこういうのは、そもそも素材が素直ではない、良くないんだよ。
それで、素直な銃身になったとき、どういう風に反映されるかというと熱歪みが
素直に出てくる。
まぁ歪みが素直っていうのは変だが、片一方にだけ歪みが出たりしない、あるい
は熱による変形自体が少ないのかもしれない。
グルーピングを取る時は、当然、銃身温度を一定域にするようにインターバルを
あけたり徐熱しながら、撃っていると思うけど、温度変化に伴う変化、縮んで元
の形に戻る戻り方も素直だ。
鉄の熱膨張ってのは意外と大きい。
鉄道のレールなんて知っての通り、夏場暑い時は膨張して曲る。
本来、レールというのはレールとレールの継ぎ目を少し透間を開けて熱膨張に対
処してるのだが、その透間だけでは膨張量に対応できず当たって曲ってしまうん
だ。
鉄砲でこの熱歪みを確認するのは、そうだね、君や君の仲間の銃は、おそらくフ
ローテイングになっていると思う。
最近はハンテング用のスタンダードの銃身でもフルフローテイングやワンポント
プレッシャーになっている。
この銃身と銃床の透間、よく葉書を通して透間を確認したりするだろう?
君の銃なんかは、もっと透間を空けてあると思うが、撃って銃身温度をあげなが
ら、透間を確認してごらん。
片一方が狭まったり、はなはだしい場合は、銃身と銃床が熱膨張で接っしたりす
る。
それでこの素直な素材なんだが、私はこうしてチョイスしたんだが、これを工業
的に標準化した鋼材で、熱歪みや加工歪みがごく小さいマルエージング鋼という
のがある。
最近、日本のガンスミスがこれでレシーバーを作っているようだ。
ただね、これはレシーバーに使っても、それほど意味がないと思う(ぜんぜんで
はないけど)
これで銃身を作ったら、非常に面白いと思う。
ただし、このガンスミスは銃身は作っていないようだし、マルエージング鋼はラ
イフリング加工は非常に技術がいるのではないかと考えてる。
それと・・・・このガンスミスが仕事したものを見たが、ちょっとお粗末だね。
さらに欠点は高い、マルエーzング鋼は金属素材としては目の玉が飛び出るくら
い高いんだが、いくらそれを加工してもあんな値段は吹っ掛けすぎだよ。
まぁそんなわけで私は命中精度に占める要素の中で「熱による銃身の歪み」の比
重を高く考えている。
それでね、君の「温度による音叉振動の変化」ってものが非常に気になるんだ。
まぁ知ってる限り教えてくれ。
それで、教えて君ばっかりじゃ申し訳ないんで、私も自分なりに調べてみた。
調べてみたってほどではないが、友人の音響メーカーの友人に電話して、その会
社のエンジニアに聞いてもらった。
まず、与えられる打撃の強弱によって振幅は変わるか?だが。
変わらないそうだ、しかし、小さい打撃の方が大きい打撃より、振幅が始まり、
振幅が一定化するまで時間がかかるそうだ。
次に温度の変化により振幅が変わるか?
変わるが微細である、それより気圧の変化の方が影響がある。
こういう答えをもらった。
しかし、下の質問は、こちらの真意、鉄砲を前提として、というのから外れてい
るんじゃないかと思う。
気圧によって変わるのは音の伝達であって音叉そのものの振動ではないと思う。
友人を介したため、ちょっと真意が伝わり難かったのでは、と反省している。
どうも振動そのものではなく、振動によって起きる音の変化に答えてもらったよ
うな感じになってしまった。
>>129 これはすまないことを言った。
私の間違いだ。
君には何回も間違いを指摘されているが、ほんと自分でも記憶がどうかしてきたと思う。
実生活でも自分で電話かけといて、相手が出た瞬間、誰に電話したか忘れるなんてことがある、、、、もう退役するか・・・・・・
それで、どこをどう間違えたかというと。
まず私は.30-06のスタンダードツイストからしか、選択ができなかったという事を言いたかったんだ。
だから12じゃなくて.10を使ったのが正解だ。
それから、もうひとつ。
これは考えかたを逆に取り違えた。
同じ口径なら、重い弾はより多く廻す、軽い弾は少なくても弾軸が安定する。
これを逆に当てはめて数字を書いてしまった、すまん。
よって君の書いてあることが正しい。
私は、いろんな口径を使ったが、その口径のスタンダードツイストし使わなかった。
当時は、カスタムバレルもあったがスタンダードツイストしかなかった。
あるいは、あったのかも知れないが、ツイストがオーダーできるというのを知ったのは、ここ10年ほどだ。
君も知っての通りスタンダードツイストはその口径(使う実包)の最大重量の弾丸を、安定させられるという回転数を選んである。
それで、射撃に使うのは各口径で、最大重量の弾丸ではない。
だから、そこまで廻す必要がないという事をいいたかったんだ。
そうそう上の書き込みで補正させてもらうよ。
銃身と銃床の透間、これは君の銃が、という意味ではない。
君の銃はかなり当たるようだから計測あるいは目視できるほど、変わらないと思う。
>>136.137
そうだね、64式には撃針戻しスプリングはなかった、すまん。
ただ「遊底の慣性力による暴発」であれば、遊底が閉鎖された際、慣性力で撃針が前進し、雷管を叩き発火させる、というのが原理である。
自動装填式の火器というのは、どうしても慣性で撃針が前進して雷管を叩いてしまう。
君の自動銃を持っているようだから、見たことがあるかもしれないが、浅い打痕が付く。
これが強いと暴発につながるわけだ。
中には遊底が、閉まるまで撃針をロックして置く機構がついている銃もあるが、ほとんどはない。
それで、撃針廻りを修正して、慣性で撃針が前進して雷管を叩いても発火するに必要な打撃力が与えられないようにする。
それで具体的手法は、
撃針の先端形状の変更(鈍くする)撃針の重量を軽くする、撃針の突出量を調整する、撃針の戻しスプリングを強化する、などがある。
そういったことで、遊底の慣性力による暴発に対する修理方法を、64式の構造を頭に浮かべず書いてしまった。
それで、この遊底の慣性力による暴発を修理するって事は街中の鉄砲屋でもやっている、簡単な修理だ。
度々撃針が雷管を突破してしまい、その際のガスで先端が変形した。
使用頻度が高かったり、強い弾を多く撃ったので各部にガタがきたり、スプリングが弱くなって遊底のスピードが早まった。
など、自動式の散弾銃でめずらしくない現象だ。
散弾の装弾は、いろんな銘柄がある、毎年何種類か新規輸入されている。
この中で、使われる銃、装弾の強さと雷管感度、などの組み合わせで、遊底の慣性力による暴発が起こるのは、めずらしいことではない。
車でいえばバッテリーがあがったような程度で、直すのは簡単だ。
なぜ64式の構造が頭に浮かばなかったかというと、64式の暴発は遊底の慣性力による暴発ではないからだ。
これは原因が突き止められるまで時間がかかったから、その説が広まって今だにそう思っている人も多いが違うそうだ。
それで、64式の暴発と撃針の欠損であるが、これの原因は
1.製造初期での撃針熱処理の技術的未消化
これは確かにあったが早期に解決された。
2.撃針組み付け方法のの設計不良
これが問題だった。
これが問題だった。
遊底に開いた撃針が入る穴、それと撃針、遊底に撃針を止めておくピン、これの寸法関係が悪かった。
どう寸法関係が悪かったのか、具体的にはっきりとは知らんのだが、推察するに
撃針を打撃したときに、撃針止めピンに当たり変な振動が撃針に伝わるとか、変なトルクがかかり撃針の曲りにつながるとかいう事だろう。
それで、留めピンや撃針が変形を起こし、撃針の前後動がスムーズでなくなる、撃針が曲り動きを阻害する、トルクがかかった状態で打撃され撃針が曲ったり折れたりする、とい
う現象になったそうだ。
私がこの場でこんなことを言っても皆がどう受け止めるかは、わからんが。
いろんな事情を知る○○庁の元関係者に伺ったところでは、○○○氏の本は大体、正確な事情が書かれているそうだ。
しかし○○○氏は在職中から、人の手柄は自分がやったことにして、自分の失敗は隠すという傾向があったそうだ。
そして、本も、そういった方向で書かれてる為、捻じ曲げられたり、話の流れがおかしいところがある、とのことだった。
そして「そういう点に注意して読めば資料として信用してよい」と言われた
そしてこの方が言うのには「64式はベンツやキャデラックではない、よく出来たパブリカだ」だそうだ。
趣旨は「少ない予算で作った割りにはいい出来だ、豪華絢爛ですべてよしとはいかないが、他の小銃に比べ実用上満足がいく」との由。
キャゲラックとパブリカに60年代を感じるね〜〜
>>138 G3はコッキングハンドルを引き短機関銃のように溝に引っ掛けることによりオープンホールドが出来る。
しかし弾倉内の最終弾を撃つと、自動的に遊底が開放位置で止まる装置はない。
君のいうホールドオープン・デバイスはこちらのことことだと思う。
この装置がない理由は防塵の為だというのか?
う〜〜〜ん、まぁたしかに兵隊が開けっ放しにて振り回せば、そういう可能性もあるだろうが。
G3は、ダストカバーもないし(全モデルは未確認)、各部を見ても透間が多く、それはほど防塵に気を使っているとは思えんのだがなぁ。
私はむしろ、うまく作れないから、だと思うよ。
あれだけの動きをする遊底を止めようとしたらかなり面倒だ。
まぁなくてもどうしても困るってもんでもないからな、ドイツ軍がいいよ、っていえばいいわけだから〜
STG45とゲレート06の写真をあらためて見たが、これは切削加工ではないと思う。
これらの銃がプレスか切削か、あるいはどのような手法で作られたか記載して資料は見たことないが、私が写真で見る限り、簡易プレスと切削を溶接でまとめるという手法だと思う。
これはこういった試作によく使われる手法だよ。
プレスは量産するのに適した製造方法であるが、プレス型という大きな投資が必要であり、試作の段階でいきなり型を起こすわけにはいかない。
そしてこれらの銃を見ると形状が切削加工では大変だ。
できないことはないが、試作とはいえ、手間がかかる。
それで、汎用型や矢弦マゲといわれる手法、叩き出しなどのいわば簡易プレス的な手法と、切削で出来るところ作り、溶接でまとめてあると思う。
例えれば自動車のボディを試作する時、職人がいろんな形、大きさ、Rの型を当て叩いてるだろう?
ああいった手法だ。
まぁもちろん手で叩くわけじゃないがね。
>>140 了解した。
たしかに意思を文章だけで伝えるのはむずかしいね。
それから書き忘れたが、ネックターン、これはやったことはあるが、命中精度を上げる手法の中ではあまり研究しなかった(私はね)
多少、体験的にやったのと、ワイルドキャットの薬莢を作った時はやった。
ネックダウン、ショルダーダウンすると肉厚が厚くなってしますので、やった。
鉄砲スキスキ時代が終わる頃は、面倒なんでドリルでもんだ。
ドリルは0.1mm刻みであるので、これをボール盤で突っ込んで削った、わはははははは!
まぁ〜〜なんだね、それでもそこそこ当たるよ。
薬莢が手に入らない銃も使ったんで、どうしても必要な分、薬莢をホーミングする必要があったからね。
だんだん面倒になってきてね〜それである日、気が付いた!
こんなことしてるよりも、安い弾が撃ってる銃にすればいいって。
ちょうど円高で弾が下がりだした頃だったし、その後PMCだとか100円玉が入ってきた。
最初は弾丸だけFMJを抜いて入れ替えて使ったんだけど、段々面倒になって、FMJのまま、鹿も撃ってる。
自分の知ってるいろんな能書きとちがって、FMJでも立派に死んでくれる・・・
173 :
ガバ:01/10/04 01:40 ID:yWaPB3.c
軍曹殿、8mm Nambuさん
すいません。レバーアクションとチューブマガジンをゴッチャにしたような書き方でした。
軍曹殿の解説でスッキリしました。
そいうえばウェスタンのM73は.44−40でしたっけ?リムファイアでしたよね?
前スレでもちょい書きましたが、チューブマガジンの消滅時期と、小銃弾が円頭弾から尖頭弾に
チェンジしてくる時期が微妙にオーバーラップしている意識があったので、関連してると思ってたん
ですよ(安全性の面の話で)。それも軍曹殿に解説して頂きましたしたし。
ウィンチェスターのM1895ですかぁ・・・レバーアクションで7.62×54R撃つんですか?閉鎖機構は
問題なかったんですかねぇ〜。
そういえば、M98でしたっけ?レバーアクションライフル現在も生産されてませんでしたっけ?
308クラス御三家の件ですが、書いた手前、私なりのも考えたんですが、FAL、G3・・・残り1丁が
思い当たらない。ちょっと調べましたが、軍曹殿のFAL、G3、セトメ、M14、BM59、64式、SIG510系、
AR10以外ではマドセンGM/62なんて言う。超マイナー銃しか出てきませんでした。
うーん、2脚付きにしては軽いですか・・・でも、その前の制式銃M1ガランドと大差ないんですよね。
M1は日本人には重いって言われませんでしたっけ?
64式は確か軽量化のため尾筒切りつめたんだすよね。そこまでするなら2脚外してもよかったと
思ってしまうのです。
8mm Nambu氏へ
日本で人気がなくてアメリカで人気がある>>これはニッコーだよ。
ニッコーの兄弟会社オリン晃電社は長らくウインチェスターのOEMをやってい
た。
ニッコーの散弾銃は刻印をWINと打たれて輸出された。
アメリカではWINはすごく人気がある、、違うかい?
私もアメリカのガンショーへ行って、WINが人気ある(高い)で驚いた。
極端にいえばWINであれば、なんでもいい値がつく、という感じだった。
日本では、ミロク、SKB、ニッコーが国産銃の3大ブランドだが、ニッコーは特
に人気がない。
狩猟人口も減っておりニッコーの狩猟銃なんて言ったら猫またぎ状態だよ。
それでね、各メーカーともOEMで輸出したり独自ブランドで輸出している。
ミロク=ブローニング、SKB=イサカ、ウエザビー、ニッコー=ウインチエスタ
ー、レミントン、パーカーなど。
豊和=ウエザビー(今は中止)散弾はS&W
最近はミロクとSKB、また豊和も自社のグランドでも売っているようだ。
中古銃、これは在日米軍基地経由だ。
鉄砲屋から、中古銃を安く買い集め、米軍基地で売りさばく業者が数社ある。
それで米軍基地からアメリカへ流す人がいるようだ。
こう書くと怪しげだが、こりゃまったく合法だよ。
豊和は悪くないと思うよ、いやむしろ優秀なほうだ。
スタンダードなハンティングライフルとしてはかなりいいと思う。
それに非常に丁寧に作ってある。
ただね〜〜なんていうかダサいだよね。
デザインとか、仕上げとか・・・・・仕上げなんて丁寧なんだよ、でもダサい。
まぁなんというか「名古屋だぎゃ〜〜」って感じがする。
アメリカで叩き売られてるのもうなずける。
アメリカの飯、、、そんなまずいですか、ははは
私もまずいと思った。
旅行者だから、うまいとこへありつけないだけかと思ったけど、住んでても駄
目?
100氏へ
6.5mmアリサカの件
ノルマの薬莢、オリジナルの薬莢、各ローディングデーターブックの図面、これ
を比べた事はないんだが、パッとみたイメージでは、おそらくノルマが元になっ
ているだろう。
まぁノルマの薬莢とオリジナルの薬莢は、寸法を比べるまでもなく目視だけで一
目瞭然だよ。
ガバ氏
WINのレバーアクションは
66.73.76.86.92.94.95.88となる。
閉鎖機構は、76まではトグルで突っ張る形式、86からはブローニングが設計した
遊底後方で遊底とレシーバーの間に下から、カンヌキが差し込まれる形式になっ
た。
トグルに比べれば強いが、リシーバーの肉厚などが理由で万全とはいいがたい。
使用実包については、66は.44リムファイヤ〜、これは66がレシーバーを真鍮で
作ってあったので弱勢の弾しか使えなかった。
73はレシーバーを鉄に改めた。
しかし.44-40(センターファイヤだよ)クラスの拳銃弾クラスの弾しか使えなか
った。
76は、73に対する、もっと強装弾を使いたいというユーザーの要望にこたえたモ
デル。
45-75.45-60など当時の大口径ライフル実包が使えた。
ただし73を単純に大型化したモデルなので重く、また強度も万全とはいえず作動
もやや難があったようだ。
それで資料を見ていたら、これにはマスケットモデルという軍用仕様があるな。
しかし使用実績はわからない。
86は閉鎖機構が強固になり45-70などの当時の大口径ライフル実包が使える。
92は73のコンセプトを近代化したモデルだ。
44-40などの拳銃弾クラスの実包を使い軽便、そしてあわせて近代化した。
94は準近代的大口径ライフル実包を使える。
30-30に代表される中威力、当時の軍用実包に比べると、一回り弱勢の実包が使
える。
95は、大型化して近代的大口径ライフル実包が使えるモデルだ。
30-40.30-03.405など。
しかしガバ氏の心配どおり、万全とはいえなかったようだ。
88はロータリーロッキングの自動銃M100のレバーアクション化モデルだ。
.308.243を使うが、一連にWINレバーアクションとはちょっと系譜が違う。
現在、生産中のレバーアクションはWINでは、94のみ。
その他、ブローニングや南米イタリアあたりのメーカーが、66.73.92を復刻して
いる。
95も一時、復刻していたが今は姿を消したようだ。
その他では、マーリン、サベージ99、ブローニングBLR(ブローニング・レバ
ーアクション・ライフル)が生産されている(ひょっとするとサベージは中止し
たかもしれない)
マドセンGM/62>>よくそんなマイナーなモデルを知ってるな〜
これは、結局、試作生産で終わってしまった。
それであげなかったんだ、それに・・・・死ぬほど格好悪いと思わないかい?
M1ライフルとの重量比較>>M1は4.5キロだから64と変わらない。
しかし64に比べガスシリンダーが銃口直下まで延びており、先重のバランスにな
っている。
さらに銃身長が長いため、先重のバランス感を強く感じる。
ようするに絶対的な重量ではなく、構えた時の体感的な重さだよ。
そこまでするなら2脚外してもよかったと>>それを言っちゃーーー
ただね、ユーザーである自衛隊が二脚の装着を仕様に盛り込んだ可能性が強いん
じゃないかな。
180 :
ガバ:01/10/05 23:43 ID:GlezkSc.
あ、また電波流しちゃった<.44−40はリムファイア>(^_^;)すいません。皆さん。
WIN92はモデルガンがありまして。やっぱり拳銃弾用モデルですか。レシーバーが
ホントに華奢ですねぇ。
昔Gun誌で410番使用のM94モドキのレバーアクション猟銃の広告見ましたが、あれ
実際に使う人いたんですか?
レバーアクションは伏射に不利でも、右手にライフル、左手にSAAで、片手でクルクル
振り回してレバーを操作出来るのが利点・・・。(^_^;)
マドセン・・・確かにカッコ悪いですね。
181 :
ガバ:01/10/06 00:26 ID:TtCrig.o
ここのところFAL、G3、64式の弱点が話題になってますが、これら全て何かしらお手本になる
(出来る)銃があったんですよね。でも大なり小なり問題を抱えた。AKもしかり。
そこへいくと給弾方式に大問題があったものの、M1ガランドはそれ以外に悪い噂を聞かないですねぇ。
ガランドの前のオートマチックライフルを調べたんですが、また出てきました。マドセン・・・。
マドセンM1896、モンドラゴンM1908、フェデロアブトマットM1916、Mle1917、ZH29、
シモノフM1936、トカレフM1938。
この中でM1の採用前にある程度実戦で使われたのはMileとZH29とシモノフですかね。
で、Mile評価はボロクソだったようですし、ZHは日中戦争、シモノフはスペイン内戦で、
規模的には小さいですから、どの程度M1の参考になったのでしょう?
あいにく、これらの銃の作動方式や閉鎖方式について資料に記述が無いのでなんですが、
M1は完成度において、これら先達を完全に凌駕していると思うのです。
採用直後に実戦に放り込まれ、大きな改修無しで戦い抜いたガランドも名銃と思うんですが、
如何でしょう?
182 :
100:01/10/06 03:06 ID:bIHJZNdo
8mm Nambuさん>また掲示板上ではなかなか書き切れない(伝えきれない)事もあると
思いますのでマターリと参りましょう。(^^)/
お気遣い、どうもです。
これが軍曹氏のHPで、お話をたまわる…という主旨の掲示板なら最初から何も言わない
所ですが、一応誰でもルールさえ守れば書き込んで良いスタイルの掲示板の筈ですので、
おかしいな?…と思った所は遠慮なく指摘してかまわない…と判断しています。
ただ、その表現には充分配慮する必要はありますね。正直、一般?の掲示板でもこれ以上
の厳しい応酬はたびたび見うけられますし、他の荒れた板・スレを見ていると、この位は
問題ないだろう、という気持ちも正直ありました。
…とは言いつつも、何時「100の母です。このたびは…」とのコピぺが書き込まれるかも
しれませんので、基本的にはマターリといきたいですね。
何故か?このスレは旧スレ、新スレ共にほとんど荒されないので、私もなるべく雰囲気を
壊さない様に書き込んでいくつもりです。
183 :
100:01/10/06 03:08 ID:bIHJZNdo
アメリカで根強い人気があって、日本ではイマイチ、マイナーと言うメーカーはマーリン、
サベージと言ったところでしょうか?
マーリンはレバーアクションをたまに見かけますが、日本国内ではどうせ所持するなら、
ウィンチェスターのブランド名が欲しい…という人の方が多いかも?
30-30ウィンも話が出ていますが、フラットノーズ系しか使えないのがツラい所ですよね。
薬室に直接込める分にはスピッツアー・ポイント系も使えますが…。
ブローニングのレバーアクションはボックスマガジン、マルチロッキングのボルトを備え
られていて、308等のハイパワー・カートリッジも使えますが、これも不人気?で見か
ける事は少ないです。
184 :
100:01/10/06 03:10 ID:bIHJZNdo
例によって?これをファイルに書いた後に軍曹氏の書き込みを発見しましたが、サベージ
も昔308が撃てるレバーアクションを生産していたようですね。
確か、らせん状のマガジンを備えたかなり個性的な銃でした。
しかし、これもオールド・ウェスト?とはかけ離れたスタイルの為に日本では殆どないと
思います(少なくとも私は見た事がありません)。
この点、アメリカ人は実用を重んじて、一定の需要があるものと思えます(ただサベージ
のレバーアクションは生産中止になったようです)。
Rugerは結構見かけますね。フォーリングブロックのライフルは見た事ないのですが
(あれも結構面白そうですが)、M77などのボルトは射場でもよく見かけます。
鋳鉄製のボルトはハンドルと一体構造なので、頑丈そうなイメージが受けているのかも?
185 :
100:01/10/06 03:13 ID:bKGXyYDQ
>>160 >ライフリング加工の方法は返事をしないことにする。
>これに答えるとバレる可能性が大きくなる。
なるほど…これが分かると、かなり絞られると思いましたが、そういう事なら仕方ありま
せんね。私も銃器に関する情報、意見交換をしたいだけで、プライベートな事を詮索する
気はありませんので…。
それで、銃器の一般的な話ですが…
>それで、「何を基準にして選ぶか?」だけど、外観だよ。
>そしてどうやって選ぶかだけど、慣れれば目視で充分だ。
これだと、御指摘の銃身の曲がり、歪み…と言うのは分かると思いますが、肝心の銃腔内
のライフリングの加工具合などは判断出来ないと思いますが…
主にカスタムバレルと量産メーカー製バレルの違いはこの銃身内のライフリングの加工
精度、仕上がり具合…などで、そこに違いがなければ存在価値がないと思います。
カスタムバレルでも年間何千本と生産されている以上、そこに良し悪しが出るのは当然か
と思いますが、それでも一定の水準以上に工作、検査を経て出荷されている以上、その中
の一番出来の悪い物でも量産バレルに劣る事はないと思うのですが…?
186 :
100:01/10/06 03:14 ID:bKGXyYDQ
この辺は具体的に数値をあげて立証しろ,と言われても、どうにも出来ないのですが、実際
シーレンとかハートなどのカスタムメーカー製の銃身で量産銃身よりも悪いものがあった
ら、それこそ品質保証ではないですが、ユーザーからの信頼性がなくなってしまうと思います。
カスタムバレル・メーカーの製造現場は写真などで見た事がありますが、マスプロメーカーとの
違いは設備も小規模で手作業の部分が多い事です。最終仕上げのラッピングなども人の
手で一本一本作業が行なわれています。こんな事は量産メーカーでは無理でしょう。
言ってみれば、手打ち麺とインスタントの麺の違いみたいなもので…。
問題は軍曹氏の重視している調質、カスタムバレル・メーカーではストレス・リリースと
呼んでいる工程ですが、これも細心の注意を払って行なわれていると思います。
と言うか、各工程の検査の段階で水準に達していない物はリジェクト、はねられると思うんですけど…
187 :
100:01/10/06 03:16 ID:bKGXyYDQ
その辺がきちんとしているからカスタム銃身の意味があるのであって、歪みが出ている物
をそのまま出荷していたら、誰も買わなくなると思いますが…?
前回、調質の点から厳密にチョイス…という事を聞いた時、この選択の基準として何か
特別な方法があるのだと思っていました。
しかし、目視で外観から…という事ですので、軍曹氏が分かるのであれば、当然カスタム
バレル・メーカーの人間も出荷の前に分かる事になります。
それをそのまま出荷するとは思えないのです。
私の意見としては、カスタムバレル・メーカーは銃身素材、熱処理、素材の均一性も含めて
の品質を保証していると思います。そして、そうでなかったらカスタムバレルとしての
意味がないと思います
188 :
100:01/10/06 03:18 ID:bKGXyYDQ
銃身の熱による影響ですが、ストックとの隙間で確認出来るほどの歪みは出てないでしょうね。
グルーピングを見る時に同時に着弾の位置も注意していますが、狙点との関係が連続発射
によって徐々に偏移しているのが分かります。
通常は過熱していくと着弾が上に上昇していくものですが、今まで試した銃身の中で唯一
フルート加工された物だけは下に移動して行きます。もっともその差はごく僅かな物ですが。
>熱歪みや加工歪みがごく小さいマルエージング鋼というのがある。
こりゃ〜、「王様の工芸品」が有名ですね。潜水艇しんかい…でしたっけ?
機関部と銃身は硬度などが違うので、難しい点も多いのでしょうね。
銃身を一から作るガンスミスなんているんですか? ブランクを加工するのは当たり前で
すが、素材に穴あけからやるのなんて聞いた事ないですね。
仮にやっても商売としては元が取れないでしょうね。シーレンやハートのバレルブランク
の十倍の値段が付けられても誰も買わないでしょうから…
189 :
100:01/10/06 03:20 ID:bKGXyYDQ
「王様の工芸品」に関しては、実際にそこの銃を所持している人を何人か知っていますので、
色々情報が入ってきますが、あんまり書くと営業妨害?になるとアレですので…
ただ、あのアクションは大口径としては異例な位小さく出来ていて、使い方によっては
かなりメリットが大きいですね。
値段ですか… 確かに国産の高級自動車くらいは買えそうなのもありますね。
以前、これを取り上げたトイガン雑誌の記事を読んだ時には、思わず首をひねってしまいました。
確か、それを書いたライター氏は大口径ライフルを所持もしていなかった筈…
もっともその記事を読んだ読者は99%が疑問にも思わなかった事でしょう。
190 :
100:01/10/06 03:23 ID:bKGXyYDQ
「銃身の過熱による振動節点の変化」ですが…
なかなか熱心ですね。射場でも命中精度向上の為の手段、ノウハウに関してはよく話題に
なり、皆「どうやったら当たるか?」という事には関心があります。
しかし理論的な理由付けとなると、弾道学の研究をやっている訳ではないので正直「そんな
の、どうでもいい…」という人(射手)が殆どだと思います。
しかし、掲示板でのやり取りで、こういうネタで意見交換するのも悪くはないですね。
特に今回軍曹氏が音響関係の御知り合いに問い合わせてまで確認しようとされた事には
いたく心を動かされました(皮肉ではないんですよ、念の為)。
そこで、今まで話が長くなるのと、上記理由の方法論とはズレる事、何より「軍事板でいつ
まで関係ない事やっとんじゃ、ゴルァ!」という非難が寄せられる事を恐れて書きません
でしたが、長文になるのを避けずに書いてみます。
191 :
100:01/10/06 03:25 ID:bKGXyYDQ
まず、軍曹氏のお考えになっている「銃身の音叉振動」と私の考えている?物とは少し違います。
第一に、銃がブレットを発射する時に起きる、正確に言えば火薬が燃焼し、ブレットが
起動を開始した瞬間から発生する「銃身の振動」は、音叉を叩いて発生する振動と現象と
しては同じですが(大抵の弾道学の書籍にもそう説明されている)、銃の場合は単に銃身を
叩いて発生した振動を問題にしているのではなく、あくまで発射に関るプロセスで発生した物です。
つまり、銃身の太さ、長さ、外形だけではなく、それを装着している機関部の形状、銃身
の取りつけ方法(トレッドの長さ等)、ストックとのベディング状態…etcが関係してきます。
極端な話、銃身の取りつけにガタがあったりすると、それが影響するでしょうし、ベディング
が悪くても違ってくるでしょう。
192 :
100:01/10/06 03:27 ID:bKGXyYDQ
第二に、以上は銃器の側の問題ですが、さらにこれに実包の問題が加わってきます。
ブレットの重量、形状、火薬の燃焼速度、火薬量などが要因となります。
これは以前にBOSSの件で書きましたが…。グルーピングを良くする為に多くの射手が
リロードで様々な弾頭、火薬、その量、等の組み合わせを変えて試すのは、それによって
銃身の振動節点をコントロールして(節点の位置を変えて)一番振動の少ない点を探す為…という事です。
前回はこれに対して「叩く力を変えても振幅幅の変化は殆どない筈」との御返答だったので、
これ以上議論を続けても…??と思った訳です。
193 :
100:01/10/06 03:29 ID:bKGXyYDQ
つまり、銃の発射の際に生ずる振動は音叉の振動と異なり?、機械的な部分と実包の部分
がそれぞれ複雑に絡み合って影響し合い、単純な物ではないと思われるからです。
上記の「異なり?」と言うのは私自身、音叉の振動に関しての詳細は知りませんので、「?」と
しました。音叉とか弾性物体を叩いた時に発する振動もまた複雑な要因があるのかもしれません。
銃身の命中精度における銃身振動を考える場合は、振幅の幅や、振幅が一定化するまでの
時間よりも弾性物体がほとんど振動しない箇所(それが振動節点)が何処にあるのか、
そしてその位置がどう変るのかが問題だと思います。
そして、連続発射によって、銃身が過熱した時にはその「ほとんど振動しない箇所」がそれ
によって影響され、弾性物体(銃身)上におけるその位置が変ってくる…と思います。
軍曹氏が既に御指摘の様に、過熱によって銃身は歪みなどが多かれ少なかれ生じますが、
それとは別に上記の「振動節点」の銃身上の位置が変化するのは当たり前で、疑問に思った
事はありませんでした。
194 :
100:01/10/06 03:31 ID:bKGXyYDQ
軍曹氏がさかんに気にしておられる「銃身の熱歪み」による精度の悪化は、いわゆる加工時
に曲げを矯正された銃身が熱によって元の形状に戻ろうとし、それが着弾に影響する…と
いう事が一番大きく起因していると思います。
これと上記の「振動節点の位置の偏移」は実際には同時に発生している場合も多いと思います。
だから問題の切り分けが難しい訳です。以前、この手のテストにはなるべく肉厚の精度の
高いヘビーバレルでないとハッキリしない…と書いたのは、そういう意味もあります。
5mm平均の精度の銃が10mmを越えたら、何らかの原因があると考えますが、25mm
平均の銃が30mmでも「大して違わない」と判断される場合が多いのではないでしょうか。
あと、細くて長い銃身はそれだけで弾性物体としての剛性が弱く、発生する振動の一番
小さくなる箇所の位置が曖昧になる…という事もあると思います。
太くて短い銃身は打撃を加えられても安定していて、振動それ自体も常に同じ状態で発生
し、振動の小さい箇所(振動節点)も明確になっているのだと思います。
恐らくベンチレストライフルの銃身が他の銃よりも短い事の理由の一つがこれだと思いますが…
195 :
100:01/10/06 03:33 ID:bKGXyYDQ
>>170 G3のコッキングハンドルを溝に引っかけるやり方はSMGのMP40時代からの伝統?でしょうか?
御指摘のように、私の書いたホールドオープン・デバイスとはコレではなく、FALやM14
のように自動的に開放位置で止める装置の事です。
これは自動銃の機構としてはごく一般的な物で、技術的にも銃器メーカーの中で先端を行く
H&K社がこれを付けられない筈がなく、実際、後に開発されたG41は通常のボルト
ストップが備えられています。
付けようと思えば簡単に付けられるのに、G3であえてこの機構を排除した理由は、
泥沼、ジャングル、砂漠などが戦場だった場合、全弾撃ち終わった後のわずかな時間に
異物が混入して作動不良を起こす可能性があるとして、当時の西ドイツ国防軍が採用の際
に希望してきたとの事です。
G41はG3と基本的にほぼ同じメカですが、ホールドオープンは問題なく作動するでしょう。
当然ですが…
196 :
100:01/10/06 03:35 ID:Y4DZzWh2
>>171 私の書き方も悪かったのだと思いますが(なんせ、短時間で急いでタイピングしてるもん
で…今もそうですが)、StG45は既にプレス加工で作られていました。プロトが削り出し
加工で作られたのは初期のゲレート06です。
何故試作のゲレート06が削り出しで作られたかと言うと、そもそも開発元のモーゼル社
はKar98kなどのボルトアクション・ライフルをメインに生産していたものの、プレス加工
を主体として大量生産を容易にしたSMGなどに関しては経験が少なかった事があります。
もちろん98kのプレス製トリガーガード、マガジンフォロワーなどはありますが、機関部
全体をプレス加工で構成し、大幅に生産工程を省力化する精密プレス加工技術に関しては
ノウハウが完成されていなかった…。
そこで、最初のプロトは削り出し加工で作りつつ、当時ドイツ国内で精密プレス加工の
トップであるメルツェ社に打診し、ノウハウを入手、後の量産化の為に必要な技術を蓄え
てStG45の完成に向けての準備を進める事になった訳です。
197 :
100:01/10/06 03:37 ID:Y4DZzWh2
>>172 ネックターンは命中精度向上の為にはかなり重要ですよ。しかし、これも昔の、薬莢の
品質が良くなかった時代に考え出されたテクニック…という部分もあり、現在のネックの
肉厚が比較的均一に作られた薬莢だと、薬室の方をそれに合わせて作るだけで実質上は
同じ位の効果が出せるようです(と言うか、出せます)。
>ドリルは0.1mm刻みであるので、これをボール盤で突っ込んで削った
う〜ん、0.1mmですか… 私はネックターンは加工後の薬莢は1000分の一ミリのマイク
ロメーターで計測しながらやりましたよ。
おかげで薬室のネック部とのクリアランスは0.01mm前後、これだと発射後の薬莢は
ネックサイジングさえ必要なく、雷管だけを抜くだけでブレットをシート出来ます。
もっとも確かなネックテンションを得る為に、適性なブッシングを選択してネックサイジング
した方が良い事が分かって、この方法は既に使われていませんが…。
198 :
100:01/10/06 03:39 ID:Y4DZzWh2
あと、これはガバ氏へのレスだったので順序が後になりましたが…
小銃、機関銃と弾薬との関係は口径ではなく、用途別の分類で考えるのが良いのでは…?
つまり、西側の汎用マシンガンがM60、MAGで、SAW(分隊支援火器)がミニミで、
東側の汎用マシンガンがPK、SAWがRPDと分類すればスッキリすると思います。
西側がアサルトライフル・カートリッジの導入がアメリカによって停止されたのと
比べると、東側は最初からその分類が上手く出来ていました。RPDなどは銃身交換が
出来ないので、後発のミニミに比べるとつらい部分もありますが…。
RPKは西側のSA-80LSWとか、STEYRのAUG・HBあたりに相当しますか。
西側ではこの手のアサルトライフル・ベースのマシンガン化と言うのはさほど重要視され
ていないようで…?
199 :
100:01/10/06 03:41 ID:Y4DZzWh2
>>151 >しかし小銃、機関銃を統合できる実包ってのはうまくいかんのかね〜
>.308制定の時、300サベージって民間用の実包も検討されたそうだ。
308の薬莢長を1.5インチに短くしたワイルドキャット・カートリッジを308に代わる
制式実包としてアメリカ政府に働きかけた動きがかつてあったらしいです。
これは223レミントンの出現、M16制式化によって消えたそうですが…
300サベージと言えば、これをHK91で撃った時がありますよ。
もちろん知った上での事ではなく、海外にて射撃の折に渡された実包を疑問もなく、その
まま撃ったのですが…自分が撃った薬莢を拾って、なるほどコレがフルート付き薬室の痕
だな…などと観察していたら、ヘッドのスタンプが300サベージとある!
後で計測してみたら308よりも短い。互換性?があるんですかねェ??
コレほんとの話。
200 :
100:01/10/06 03:42 ID:Y4DZzWh2
上記の例をもって言う訳ではないでのすが、300サベージも実質上は308とあまり
変らないですよ。威力的にもそうですが、何より重量がほとんど変らない。
以前にも書きましたが、現代の小銃(アサルトライフル)の実包の条件は実包全体の重量
をなるべく軽量化する事ですよ。
軽ければ歩兵一人が数多く持てる。これがかなり重要です。
これに比べると、実包のサイズが小さくなる事で銃の小型化が図れると言うのはあくまで
副次的な事に過ぎないと思います。
201 :
100:01/10/06 03:45 ID:Y4DZzWh2
>>176 リローディング・データがノルマの薬莢を元にしている…と言うのは同意しますが、
オリジナルとどの位違うのか、分かりませんかね〜?
目視で一目瞭然に分かる位で、装填、発射に問題ない…という事はあり得ますかね?
よく銃身交換をして同じ口径の今まで使っていた薬莢をフルリサイジングをかけて
使おうとしても、薬室に入らないなんて話も聞きますので(私自身はそれはない)。
もっとも、上記の私のHK91の例もあるので、ある程度の対応は出来るのかもしれませんが…
202 :
100:01/10/06 03:47 ID:Y4DZzWh2
あと、M14は例の著者の津野瀬氏もさんざんこき下ろしていますが、フルオート射撃時の
性能だけが小銃の絶対条件である!!と言うのであれば、正解です。
しかし、実際何度も繰り返しますが、308じゃ例えフルオート射撃のコントロールが
良くても、歩兵一人の携行弾数からすれば、そうそうフルで掃射ばかりは出来ないと思います。
補給が無限に保証されていると言うのであれば、別ですが…。
ベトナムで海兵隊の連中がM16との更新を嫌がって、M14を使い続けた…と言うのは、
単に頭の固い身内びいきと言う訳ではなく、実戦での信頼性を感じたからではないでしょうか?
私は軍隊経験も実戦経験もありませんが、もし自分が戦場に行く時に「フルオートでの集弾
性能は良いか、何時壊れるか分からない銃」と「フルオートでのコントロール性は最低、
しかしセミオートでの性能は素晴らしい、さらに蹴飛ばそうが、ぶつけようが壊れない
回転不良なしの銃」と、どちらを持って行くか…?としたら、後者を選びたいですね。
203 :
100:01/10/06 03:51 ID:Y4DZzWh2
>>153 初期のセトメも308の減装弾を使っていたのですね? その前の「もっと弱装弾」と言うのは
7.92X40の事ですね。しかし、これの何処が「ひどい」のか、分からないのですが…?
そもそもアサルトライフル・カートリッジでスタートしたセトメ=G3が途中から7.62X51
と言うフルパワー弾を押し付けられて変更を余儀なくされただけで、H&Kの技術陣からすれば、
アメリカのNATO弾制式決定の方がよほど「ひどい」と思えるのでは…?
そして、その途中改変にも関らず、G3は信頼性についても特に問題はなく、これをベース
に開発されたHK21シリーズでベルト給弾でのフルオート射撃までも可能にしたのですから、
問題点を残すどころか大成功の部類に入ると思いますが…
これは元々が308に対応する気はなく、開発当初から純然たるアサルトライフルを目
指していた事を考えると、1つのメカ、同じ操作方法で、ライフル、SMG、マシンガン、
スナイパーライフルまでもを網羅した火器体系を作り上げたのですから、その適応性は
注目すべき点だと思います。
204 :
100:01/10/06 03:53 ID:Y4DZzWh2
あぁ〜疲れた…。64式に関しても書きたい事がありますが、もう限界。
8mm Nambuさんじゃないですが、寝ずに書き込みしてなけりゃならん…
これでも2〜3日がかりで書いています。それも相当急いで…
ですから、細部のおかしな所は即行で突っ込まないで優しく指摘して下さい…?
書き込みを読みながら、長文レスを書いていると、時々前後関係が分からなくなりますよ。
話題が多岐に渡ってますしね。
ガバ氏
94の410番については、以前はソコソコ人気があった。
日本の場合、猟用ライフル所持まで10年かかるからね。
それでライフルを410番にして、雰囲気だけ味わうって人も少なくない。
94はやっぱり西部劇のイメージが強いんだろうね。
ただ最近は西部劇も人気がないし、昔ほど94-410を買う人はいない。
それで94は他のライフル改410番に比べるとひとつだけ、いい点があって連発が
出来いるんだ。
410のヘッド寸法が.30-30のヘッド寸法と似ていて、両方ともリムドだ。
それでわずかな改造で410番が連発できる。
威力的には使いづらいね。
410スラッグで猪一発!なんて広告をしてたが、基本的には日本の猪、鹿には威
力不足だろう。
散弾の場合、簡単にいうと命中確率や威力につながる散弾の装填量が14グラム
(マグナム19グラム)と少ない。(12番標準32グラム)
さらに装弾が輸入しかなく高い(スラッグは国産があるようだ)
というわけで、410を買ったほとんどの人が、射場か猟場で2.3回「イェ〜
ィ、ライフルマンっ!」と叫ぶだけでガンロッカーの肥やしになっている。
ただ、アメリカなんかでは根強い人気があるようで、410だけのクレー射撃もあ
るようだ。
実際アメリカではどんな使い方をしてるのだろう?
8mm Nambu氏に状況をお話ねがえればと思うね。
M1は確かに名銃だと思う。
しかし名銃たりえた一番の理由は全軍に自動小銃を装備できて、さらに増加する
弾薬の使用量に耐えうるアメリカの工業力と資金力だろうね。
軍隊の見る目と一民間人の見る目、さらには我々はどうしても現代の水準で見て
しまう。
こう言ったことを踏まえてあえて目につく点を指摘すると。
1.ガスポートの位置
M1はガスポートの位置が銃口直下にある。
ガスポートの廻りは損耗が早いんだが、それが銃口直下にある為、命中精度に非
常に影響ある銃口付近の銃身内の痛みが命中精度に影響を与える。
米軍のお古をもらい、長く使用した自衛隊や韓国軍ではこれによる命中不良は問
題になった。
2.8発クリップの装填形式
当時としても10発脱着弾倉が標準だと思う。
なぜ8発クリップにしたか?
射撃途中での実包補充が難、射撃中止に伴う抜弾に不便、撃ち終わるとクリップ
が飛び音がする、などが欠点として言われているが、米軍もガーランド氏もそれ
は承知のことだと思う。
それを上回る利点と考えた事があるはずなんだが、なんだろうと長年考えてい
る。
いままでに考えた事は
箱型弾倉使い捨ての経費節約
日本も11年式でこれをやったが、大金持ちアメリカがね?とも思う。
しかし小銃と機関銃では、配備する数や発射する機会の数が全然違う。
発射速度の向上
自動小銃は単位時間あたりの発射弾数を増やし、密な火線を構成するのが主とし
た目的だが、再装填の時間を考えると8発クリップの方が、有利というか、手間
が一つ減る(減る手間は撃ち終わった弾倉を外す動作)
。
上から装填するか下から装填するかの違い。
それまでの小銃は上から装填する。
これに対する習慣的なもの、または上からの方がやり易く早いと考えた???な
どと考えている
ガーランド氏を墓から起こして聞いてみたいもんだね〜〜
100氏
そうそうサベージは、いわゆるショートカートリッジの口径は一通り網羅してい
る。(.308、.243、300SAV,250-3000,257ロバーツ、22SAVなど)
いい銃だと思うんだけどね〜私も使ってみたい銃の一つだよ。
日本へも以前は入ったが君の言うとおり少数だ。
今ではほとんど見ないだろう。
それからね、量産バレルとカスタムバレルの話。
私も平均的量産と平均的カスタムでは、カスタムの方が上。
チョイスした量産とチョイスしたカスタムでは、カスタムの方が上。
さらに量産の品質の幅とカスタムの品質の幅では、カスタムの方が上。
こう考えている、これは理解して欲しい。
それでね、
私も当然、カスタムバレルメーカーと親しくお付き合いした事はないし、行った
こともない。
雑誌の記事で読むぐらいだ。
ただ、カスタムと銘打っている以上、品質が命、売りだからそれなりの厳格な基
準で製造し出荷をしてると思う。
たとえば「出来」を上中下をさらに上中下で分けると
調質後の銃身素材では量産メーカーでは上の上から下の上ぐらい使うかもしれな
い。
カスタムでは上の上から中の中までしか使わないかもしれない。
それに加工が加わりさらに銃身として出来た時
量産メーカでは、上の中から下の上、カスタムでは上の上から中の中ぐらいのレ
ベルで出来上がる、君の言うリジェクト(加工工程でも出荷前の選別でも)とい
う行為も含んでね。
このような製品として品質の幅の差になり、ユーザーの手に渡る、、、幅の表現
については意見があると思うが、原則こういう事だと思う。
「コストや技術との兼ね合いで出来る上限値がカスタムの方が上。」
「販売価格やメーカーとしての地位、ブランドの都合上、カスタムの方が下限が
高い」
こういう事は間違いない。
さらにね、このカスタムバレルメーカーが、上の上、あるいは上の中ぐらいまで
のブランクをどうするか?という問題がある。
銃器メーカーでは、射撃銃を作っているメーカーは、いい銃は、すんなり市場に
流さない。
取って置いて自国の有力選手やオリンピック、世界選手権上位クラスの選手に渡
す。
そして、その「取り置き」の銃も少なくも2段階、場合によっては3段階あるよ
うだ。
これは君もSB射撃をやっていれば知っているとは思うが、公然の秘密ってヤツ
だ。
猟銃を作っているメーカーは、雑誌レポーターに渡す(もちろん日本じゃない)
程度はしているそうだね。
カスタムバレルメーカーはどうするのか?知らないけど、すんなり市場に流すほ
ど馬鹿ではないだろう。
有力選手(ベンチ&ポジション)に渡す、あるいはそれらから注文があったとき
に出す。
有力ガンスミスなどに優先的に廻すなどしているのではないだろうか?
撃たないで命中精度がわかるか?という疑問があるが、いろんな推定方法やノウ
ハウがあると思うがある程度は予想できる。
熱歪みに対し私が偉そうに能書きを書いているが、カスタムバレルメーカーのオ
ヤジだってその程度は知ってるはずだ。
ただ、「それは重大な影響がある」とか「さほどの影響はない」とか「うちはそ
ういうのははじいてる」「一般ユーザーに余計なことをいうな」とかいろいろな
意見があるだろ。
さらに素材段階でのチョイスについては銃身になるまでの一連の工程の都合で、
カスタムバレルメーカーでも関与できるところと出来ないところがあるんじゃな
いかと推定している。
@製鋼、圧延(これは完全に製鉄会社の仕事だ)A調質B外径切削C穿孔Dライ
フリング加工E外径仕上げ、とこうなる。
上工程に行くほど大掛かりな工場設備がいる。
量産銃器メーカーでもバレルブランクを買って銃を作っているところもあるし、
カスタムバレルメーカーでも、ある程度の規模のところもあるだろう。
しかし一般論としては、量産メーカー=大〜中程度の企業、カスタム=中から小
程度の企業となると思う。
ABCのどの工程から入るかによって一時チョイスの可否がでるはずだ。
しかし、その後の工程で、どのようなモノはリジェクトするか、というノウハウ
や自社基準はあるはずだ。
振動接点の件ね。
私が一生懸命やっていたころは、これが動くって意見はなかった(と思う)
ただ、今回、友人を介して「打撃の強弱で振幅が安定するまでの時間差」って意見を始めて聞いたわけだが、これは確かに一理ある。
銃身内に弾丸がある時間は非常に短い、打撃(発射の振動)による振幅が安定する差が生じることはありうるね。
だから問題の切り分けが難しい訳です。>>そうなんだよね、鉄砲の命中ということはいろいろな要素が絡みあって、解きほぐすのが非常にむずかしい。
むずかしいどころか、金も時間も知識も限られてる民間人が出来うることではない。
そこまでは君も私もわかったわけだが、そこからまぁわからなくても当たればいい、と言う意見と、わかんないし適当に当たりゃいいや〜というのに分かれたわけだ。
恐らくベンチレストライフルの銃身が他の銃よりも短い事の理由>>現代のベンチレスト銃はだいたいどのぐらいの長さがなのだろうか?
それと長さを決定するのは、なにかの理由(たとえば音叉振動)などにより公式のようなものがあるのだろうか?
銃身が太い方がいいのは、いくつか理由があって。
発射弾数あたりの温度上昇率が低く、放熱効果もややいい(表面積が増える)
長さ対直径の比率が近いと音叉振動の振動幅が小さい。
重量が重いと反動が軽くなる。
重量が重いと定起角が小さくなる。
太くて剛性が増すと、発射時の銃身の屈曲が少なくなり定起角が小さくなる。
などがある。
>>170 溝に引っ掛けるというより、左にある方がドイツの伝統だろうね。
G41というG3のバージョンには付いているのか。
当時の西ドイツ国防軍が採用の際に希望してきたとの事です。>>そうなのか、でもそこだけこだわったのはなぜなんだろう?
G3は他の部分は防塵に気を使っているとは思えんのだが・・・・
>>197 0.1mmのドリル、まぁこりゃ、さすがにとりあえず薬莢をたくさん作るための手段だよ。
現在のネックの 肉厚が比較的均一に作られた薬莢だと、薬室の方をそれに合わせて作るだけで実質上は同じ位の効果が出せるようです(と言うか、出せます)。>>私もね、ネックを決めることによって、それを考えたんだ。
それでノルマの薬莢になるわけなんだが、昔のノルマの薬莢は、肉厚の均一度合いが悪かったと感じていた。
適性なブッシングを選択して>>これはリローディングダイスの中子を代えるのだろうか?それともなにか専用のブッシングがあるのかい?
308よりも短い。互換性?があるんですかねェ??>>互換性というか、撃てる可能性は多い。
.30-06、.308、300SAVは長さが違うだけでヘッドは同じだ。
薬莢長は63mm、51mm、47.5mmとなる。
.30-06を短縮することによって生まれた。
ただ、長さと生まれた順序が逆で、300SAVが先。
だから、308の薬室に300SAVは装填できる。
あとは撃発ができるかどうか、だけど、エキストラクターにひっかかれば、それに支えられて撃発できる。
日本では300SAVは、ほとんどないが、30-06に.308を入れて撃ってしまった、というのは何件か聞いたことがある。
君と話してると最新のベンチ事情がわかって勉強になるなぁ
308よりも短い。互換性?があるんですかねェ??>>互換性というか、撃て
る可能性は多い。
.30-06、.308、300SAVは長さが違うだけでヘッドは同じだ。
薬莢長は63mm、51mm、47.5mmとなる。
.30-06を短縮することによって生まれた。
ただ、長さと生まれた順序が逆で、300SAVが先。
だから、308の薬室に300SAVは装填できる。
あとは撃発ができるかどうか、だけど、エキストラクターにひっかかれば、それ
に支えられて撃発できる。
日本では300SAVは、ほとんどないが、30-06に.308を入れて撃ってしまった、と
いうのは何件か聞いたことがある。
>>201 目視による差はね、まずショルダの形状、オリジナルに比べノルマの方が角張っ
ている、さらにオリジナルの方がセミリムドの出っ張り方が大きく見える。
全体的にはオリジナルの方がほっそりしたイメージだ。
それでどうなるかというと。
まずオリジナルの三八式の薬室
クライマー(だったと思う)のリーマーで切った薬室のカスタムバレル。
RCBSのダイス
ノルマの薬莢、オリジナルの三八式の薬莢、東洋精機製の薬莢
東洋精機の薬莢は、東洋精器という今は旭精機に吸収された会社が、戦後ビルマ
軍向けに作ったものだ(その頃は武器輸出三原則ってのはなかった)それでボク
サータイプなのでリローデイングが出来る。
目視するとオリジナルと同じに見える。
これを組み合わせると、三八式の薬室にはすべての薬莢が入る。
カスタムバレルには、ノルマの薬莢はすんなりはいるが、オリジナルと東洋精機
製は、遊底の閉鎖が、かなり重くなる場合が多い。
ショルダーの角に当たった形跡が見受けられる。
東洋精機製の薬莢を発射しないでRCBS製のダイスに通すと、かなり重い。
こんなことから、わかった。
先にオリジナルの方がほっそりと書いたが、実際のところはノルマの方が小さい
とか、ショルダー位置がノルマの方が低いってことになるんだろう。
豊和で、もう25年ぐらいになるだろうか、6.5アリサカでホーワターゲットとい
う射撃銃を作ったんだが、これはノルマの薬莢に薬室を合わせたそうだよ。
目視で一目瞭然に分かる位で、装填、発射に問題ない…という事はあり得ますか
ね?>>これはあるある、私が生き証人だ、かなり乱暴な事をしたよ。
程度問題だけどかなりいけるよ。
一例をあげると.308から6.5X55を作った。
なぜか?というと昔はノルマの薬莢は高かったし、手に入らないこともあった。
輸入が途切れたり、それに6.5X55を使っているやつなんざ、民間でそうそういな
かっただろう(官では冬戦教が使っていた)
それで高かいし手に入らない時期もでてくる。
たぶん冬戦教がガバっと持っていくタイミングがあったんじゃないかな。
それで貴重な薬莢で狩猟に行くだろう、そうすると撃った瞬間、鹿ぁ〜倒れた
か!走った?や、薬莢はどこえ落ちたぁ〜なんて騒ぎをしなきゃなんない。
それでいろいろ寸法を比べて考えたんだ。
それと手間をどう省くか。
最初は.30-06から作った。
だが.30-06から作るとショルダーダウン、ネックダウンとニ工程になる(一工程
で済まそうとすると失敗の確率が高くなる)それから長さ切断、ネックターンで
完成となる。
それで.308から作る事にした。
これだとネックダウン一工程で済む。
それで.308から作る事にした。
これだとネックダウン一工程で済む。
.308のショルダー位置は6.5X55より低い、だから一工程で済む。
ただし出来上がった薬莢は、ショルダーがふたつあるような形になるのと、ネッ
クが異常に短くなる、短くなると言うよりほとんどない(薬莢長51VS55の差)で
もこのお陰でネックターンがいらない。
これでそのまま撃ってもよし、ファイアーホミングしてもよし。
ただしもうひとつ問題点は、.308(.30-06も)のヘッド、ヘッド周辺の胴径は6.5X55より一回
り小さい。(ただしエキストラクターが抱き落とすほどの差ではない)
だから撃つとここの部分に段差が出来る。
撃つ前はここから噴くのではないかと思ったが、膨らむだけで大丈夫だったし反
復使用にも耐える。
ただし、径の違いにつれて薬莢の内容積も違うから、5%ほど少ない薬量で圧力
がMAXとなる。
(良い子のみなさんはマネしないでね!)
まぁ薬室には良くはないが、ハンティングの精度は充分でる。
こんなのとか、いろいろやった生き証人に言わせていただくと、<いつものフレ
ーズ>鉄砲なんて、薬莢がちょいと違ったってソコソコ当たるよ。
セトメは最初、7.92X40、それから7.62X41、そして.308減装、308定装とある。
まぁひどい、というより不幸だったと言う方が適切か。
結局ローラーロッキングの上限を超える実包を使わされていろいろ苦しんで改修
したが、問題が残っているってことだね。
いやいや〜ほんと疲れる。
このレスを書くのに1日かかちまった。
ですから、細部のおかしな所は即行で突っ込まないで優しく指摘して下さい…?>>うむ、そうしよう、それがいい。
それとHK91で300SAVを撃った話だが。
弾が出たのにはそんなに驚かないんだが、回転不良がなかったかい?
.308で300SAVを撃つとなると、エアスペースの大きい減装弾を撃った事に近い。
さらに弾丸がライフリングに食い込むまで、相当のガスが逃げることになる。
それでも回転は問題なかった?
投稿し忘れ
「王様の工芸品」って潜水艇しんかいが、かい?それともアレがかい?
アレが王様の工芸品だったら、その王様は裸の王様ってヤツじゃないの?
まぁこれ以上は君が言うとおり、営業妨害になるから辞めておこう。
通常は過熱していくと着弾が上に上昇していくものですが、>>これは一概には言えないよ。
熱歪みだったら、上の方向へ出るとは限らない。
上下左右あらゆる方向、複合されて、着弾が円を描いて動く、なんてこともある。
いくつかの異なる銃身を使ってみて上へだけ動く、という傾向が見られるのであれば、熱歪み以外の原因だと思う。
私は
陽炎による光線の屈曲、スコープに対する目線の角度やアイリリーフの変化、姿勢の変化による定起角の変化を調べてみる。
銃身を一から作るガンスミスなんているんですか?>>ないない、少なくとも日本では。
たとえばの話。
222 :
ガバ:01/10/07 00:39 ID:4CskMRfQ
軍曹殿と100番さんには質量とも負けてますが・・・。
M1の給弾方式の件ですが、イタコさんにガーランド氏の霊をおろして
聞いてみたんですが、「実はオレ、Mleオタクだったんだ・・・」と言ってました。(^_^;)
あ、今気がついたけど、昨日のレスMileになってますが、スペルミスでした。鬱だ・・・。
ネタはそれくらいにして、真面目な話、BARの存在も影響したんではないでしょうか?
全自動まで視野において箱形弾倉で20発とかにすると、BARと役割的にダブってきますし、
重すぎるのが欠点だったBARと、重量的に差が無くなってしまうので敢えて・・・というのはどう
でしょう?
また、レシーバーから飛び出した着脱弾倉の耐久性が不安だったというのはどうでしょう?
銃が槍かこん棒の用途で使われるときには、薄い鉄板で出来たマグは邪魔だったとか。
410番の「イェ〜イ」のくだり、はげしく笑わせていただきました。
223 :
ROM専門:01/10/07 13:08 ID:2NcHQels
そろそろ倉庫行きそうなのでageときます。
中々内容の濃いスレですので毎日楽しみにさせていただいてます。
これからもよろしくお願いいたします。 でage
224 :
100:01/10/07 21:17 ID:qHiN4NS6
>>211 >銃器メーカーでは、射撃銃を作っているメーカーは、いい銃は、すんなり市場に
流さない。
これはよく言われますね。特にSBではトップメーカーがドイツに集中していますが、
まず自国のトップ選手へ、次にヨーロッパ圏内の選手、アジア圏に入ってくる銃はその辺
のふるいから外れた銃、従って日本に普通に入ってくるような銃は推して知るべし…と
言ったところですね。
これは弾薬も同じで、トップクラスの選手は異なるロットを工場で試射して選択して良質
のロットをまとめて入手するのが当たり前になっているようです。
225 :
100:01/10/07 21:19 ID:qHiN4NS6
ただ、日本国内で売っているSB銃ではまるで当たらないかと言うと、当然ながらSB競技
に使えるだけの品質は持っています。この辺の差を言えるのは相当の腕がないと難しいでしょうね。
世界選手権のファイナルに残るくらいじゃないと無理!?
ただ、SBという銃はセンターファイアと違い、理論的に解明されていない?部分が多く、
これが大口径なら別にメーカーで出荷された状態が不満なら、銃身交換なりベディング
なりで対処出来るのですが、SBの場合は下手に弄るよりもメーカーで量産された何千丁か
作られたうちの一番出来の良い銃を使う方が良い…という話もあります。
あと弾薬はSBの場合、センターファイアと違ってリロード出来ないので、最近は日本でも
メーカーに直接出向いて良いロットを選択する…という事をやっているようです。
その場合日本人だから拒絶される、なんて事はさすがにないそうです。
世界レベルを目指すのなら、この辺はやって当たり前で、むしろそういった事に気を使わ
ない方がおかしかったのですが…
226 :
100:01/10/07 21:20 ID:qHiN4NS6
ここまではSBでの話で、概ね正しいと思います。次にカスタムバレルでも同様の事があり、
良質なバレルブランクを優先的に有力選手に渡す…という軍曹氏の予想ですが、これは
残念ながら当たっていません。
これはバレルメーカーが前述のSBメーカーよりも公平さを重んじている、と言う訳では
なく、本当ならそうしたいのは山々でしょうが、メーカーでさえ「本当に当たる銃身」は
実際に撃ってみないと分からないと言うのが本音のようです。
と言うのも、エアーゲージで計測したり等のチェック方法はあるのですが、そう言った
事前のチェックで分かるようなレベルで製作していない…という事だと思います。
シーレンなどはグレード別に分けていますが、低いグレードの方でも量産バレルよりは
良いと思います。セレクト・マッチグレードの方は本当のベントレスト競技用…と言うか
最高品質を求めている射手用という意味合いですね。
その最高グレードの品質で生産されたカスタム・バレルの中でさらに選別するには、もう
実際に撃たなければ分からない…という事だと思います。
227 :
100:01/10/07 21:22 ID:qHiN4NS6
この辺はアメリカのカスタムバレル・メーカーと言うのは趣味が高じて本業になったと
言うケースが多く現役射手も兼ねてという人も多いので、射手と同じ視点と言うのか、
高精度への拘りを持っている為に、その品質も継続されているのだと思います。
トップメーカーの名にあぐらをかいて手抜きをしようものなら、たちまち使われなくなっ
てしまう…と言うのがアメリカの市場の厳しさだと言えるでしょう。
これはバレルに関らず、カスタムブレット、アクション等、殆どのメーカーに言える事ですが…
これがマスプロメーカーとなると、射手の側からすると「何考えとんじゃ!?」と思うよう
な事もたまにありますね。以前書いたレミントンの6mmBRケース作製の為の308BR
ケースは良い例で、レミントンなりの事情もあったのでしょうが、ユーザーこそいい迷惑
でした。
228 :
100:01/10/07 21:23 ID:qHiN4NS6
ベンチレスト・ライフルの銃身長ですが、概ね20〜22インチが一番多いと思います。
クラス別にライトバーミント、ヘビーバーミント等があり、昔はライトバーミントが上記
の数値で、ヘビーバーミントは26インチくらいが一般的でした。
その為、以前はベンチレスト用の銃の銃身長が短めなのは、ルール上の重量制限をクリア
するのが第一の理由で、銃身外径を細くする訳にはいかないので、やむなく長さの方を
カットしている…と思っていました。
しかし、最近ではヘビーバーミントでも20〜22インチの銃身でそのまま使っている
場合が多いようです。
229 :
100:01/10/07 21:27 ID:qHiN4NS6
この理由は色々あるようですが、ここでは銃器と精度の関係に絞って考えてみましょう。
銃身長が長い事のメリットは、まず同じ火薬量でも初速を速くする事が出来る、人間が保持して
撃つ分には前方へのバランスが増えて撃ちやすい、アイアンサイトを使う場合には照準線長が
長くとれて照準精度が上がる…などが挙げられます。
しかし、ベントレストでは人間が保持する必要はなく、レストスタンドの上に置いて撃ち
ますので、バランス云々は関係ありません。重量による反動の制御には影響すると思いますが。
それにスコープを使う関係で照準線長も意味を持ちません。
しかし、初速の向上は大きなメリットとなる筈です。
何故なら同じブレットを発射するにしても初速が速ければ速いほど、気象条件に対抗するのに有利に
なるからです(あと、弾道がフラットになり、異なる距離を撃つ際にサイトの移動量が少なくなる…と
いう点もありますが、距離が分かっている場合は殆ど関係ありません)。
薬莢の容積からして装填出来る火薬量には限界がありますので、初速が速い方が有利なら
銃身長が短い事はデメリットとなる筈ですが、それでも使われる銃身長は上記の通りです。
230 :
100:01/10/07 21:29 ID:qHiN4NS6
ここで銃身の長さと初速の関係を考えると、火薬の量を一定とした時、同じブレットを
発射する際に銃身を長くしていけば行くほどに初速は向上していきます。
しかし、その関係は無限に長くしていけば、どんどん向上していく訳ではなく、おのずと
限界があります。つまり火薬ガスの燃焼と共にブレットがライフリングに食い込み、摩擦
抵抗に打ち勝って加速する事は、銃身がある長さに来ると、その関係が逆転し、ガス圧に
よる加速よりも銃腔内の摩擦抵抗の方が大きくなり、かえって初速が低下し始めます。
この銃身長の限界とも言うべき長さを理論腔長と言いますが、センターファイア・ライフル
では普通は考えなくて良い程の長さとなります(SBでは通常使う長さでこの数値になってしまう)。
既に述べた初速が速い事の有利さを考えると、出来るだけ長くした方が良いではないか?
…と考えがちですが、命中精度を第一に考えた場合には別の要因を考える必要があります。
231 :
100:01/10/07 21:31 ID:qHiN4NS6
それが先の書き込みで述べた銃身の剛性の問題です。
銃身は薬室部での太さが最大径で、そこからテーパーをつけるなりして細くして軽量化し、
使用目的に応じた重さにする訳ですが、この基部の太さから理想的な剛性を求めた時に
この外形加工と多少関係してきますが、理想的な長さの限界が出てきます。
これは上記の理論腔長とは関係なく、あくまで銃身本体の剛性からです。
外径が細ければ、さらに短くする必要があります。逆に太い場合は長く出来ますが、どんなに
太くても薬室の基部以上には太く出来ませんので、現在のライフルのデザインからは自動
的に?決まってしまいます。
この事はライフルをベースにしたピストル(XP-100)がその短い銃身にも関らず(と言う
よりは短いからこそ…と言うべきか)、精度が意外にも良い事などから分かっていた事です
が、初速を稼ぎたい事との関係で昔はそれ程重要視されていなかったのが、明確になって
きた…という事でしょう。
232 :
100:01/10/07 21:32 ID:qHiN4NS6
この辺の銃身長の決定は公式のような物はないと思います。いや、やろうと思えば、材質
が決まれば、縦(薬室径)X横(銃身長)の比率、あと外形のテーパー形状などから算出は
出来るのでしょうが、概ね20〜23インチ位までが普通のデザインなら妥当な所と言う
のが今までの試行錯誤の結果分かってきた事なのでしょう。
あと、標準的なセンターファイア・ライフル・カートリッジでは上記数値で装薬の燃焼も
ほぼ終わり、それ以上の長さの銃身と比べても初速の向上は緩やかになっている…という
事もあります。
銃身の長さひとつ取っても、昔から様々な理由で試行錯誤が繰り返されてきた訳ですが、
近年は大体結論めいた物が見えてきた感があります。今後全く新しい物が出てこないとは
言えませんが…。
また上記の理論は銃の使用目的によっても変る(と言うか何を優先するか)事があります。
例えば、銃身の剛性よりもともかく初速を少しでも上げたい、照準線長を長くしたい、と
いう場合には30インチ位のロングバレルが必須となる場合もあります。
あくまでベンチからスコープ装着で集弾性能を最重要視した場合の話ですね。
233 :
100:01/10/07 21:34 ID:qHiN4NS6
>>214 当時の西ドイツ国防軍がそこまでホールドオープンの廃止に拘った理由は分かりません。
私も知りたい所です。
>これはリローディングダイスの中子を代えるのだろうか?それともなにか専用のブッシングがあるのかい?
簡易プレスで使うタイプのネックサイザー(いわゆるハンマーで叩いても使えるやつ)は
かなり以前からブッシングは交換式になっていますよ。昔は本体と一体型でしたが。
最近は通常のプレスにねじ込むタイプのネックサイザーもこのブッシングは交換方式と
なり、シートのマイクロ・アジャストも可能になった物が販売されています。
ちなみにこの2種のブッシングは互換性があると言う便利な物です。
と言うか、昔から使われていたブッシングを後になって流用している…と言うのが本当ですが。
これで調整しないと、薬室サイズと薬莢のネック厚との関係で、サイジング後もブレット
が保持されなかったり、逆にきつ過ぎてブレットのジャケットがネックで削れてしまった
りします。そこまで行かなくとも適切なネックの締め加減は精度上からも重要です。
234 :
100:01/10/07 21:36 ID:qHiN4NS6
>>216 >君と話してると最新のベンチ事情がわかって勉強になるなぁ
私自身はベンチレスト競技をやっている訳ではないんですよ。
ただ、ライフルにスコープを装着し、リロードのセッティングを変えてグルーピング・テスト
をしたり…という事は10年以上前からやっていますので、情報はなるべく入手しようと
してきました。つまり、理論的な知識面と実射における確認…を並行してやってきた訳ですね。
この辺の事を以前8mm Nambu氏へのレスで長文を書きましたが、個人的な事を書いてい
ても仕方ないと思い、結局送りませんでした。
何が言いたいかと言うと、私の書き込み内容は極力間違いのないように注意していますが、
必ずしも最新ではない…という事です。ただ、それが例え10年前のノウハウであっても、
1cmやそこらのグルーピングは出ますので、思いっきり的外れと言う事はない、と思います
(1cmと言うのは300mでの話です、念の為)。
235 :
100:01/10/07 21:38 ID:qHiN4NS6
三八式の薬莢サイズに関してはオリジナルが一番大きいと言う事ですね。
しかし、その逆では装填は難しいかもしれませんね。大きい薬室に小さめの薬莢なら、
セミリムドという事から発射は充分可能でしょうね。
ワイルドキャット・カートリッジ製作の際にマグナム・ベルトが付いた薬莢ですと、
比較的容易にファイアフォーム出来ると言うのはその辺が理由ですね。
>豊和で、もう25年ぐらいになるだろうか、6.5アリサカでホーワターゲットとい
>う射撃銃を作ったんだが、これはノルマの薬莢に薬室を合わせたそうだよ。
確か、ドルフ76とか言う銃でしたね。今でも持っている人はいますね。
オリジナルのストックはアレなので、アンシュッツ等のストックに交換しているケースが
多いので、すぐには気づかないのですが…。
銃その物の出来は悪くないようで、20年位前の全日本では結構使われていましたが、近年
は性能の高い大口径競技銃も色々出てきたので、比率は少なくなっているようです。
236 :
100:01/10/07 21:40 ID:qHiN4NS6
ローラーロッキングは308としては上限を超えているんですかね?
HK91系とは全く異なる純然たるハンティング・オートライフルを出していましたが
(HK770、SLシリーズ)、故障したと言う話は聞かないのですが…?
今はもう生産していませんが、上記の銃は所持している人が結構いて、たまに見かけます。
話を聞くと、回転不良なし、精度も下手なボルトよりも良いとの事です。ただ、火薬を
減らすと、回転不良が起きやすいそうですが、普通に撃っている分には問題ないとか。
30−06モデルもありましたし、最終的にはマグナムも出すとかという話でしたが…
ギリシャあたりのライセンス生産で作られた物の中に熱処理作業がまずくてローラーが
割れたりしたのが誇大に伝えられたとか、そういう事ではないですかね…?(この辺は全くの予想ですけど)
237 :
100:01/10/07 21:41 ID:qHiN4NS6
>>220 HK91と300サベージですが、セミオート射撃で何の問題もありませんでした。
ゆっくり狙い撃つのは問題ないとしても、海外での射撃でしたから、思いきりラピッド
ファイアも試しました。ほとんど狙ってないような撃ち方で速射しても作動不良はなし。
不思議な話ですが… 証拠品?として薬莢(フルートの痕がバッチリ付いている)も確認
しましたし…。元々ローラーロッキングは薬室側にガスが逃げる様になっているので、
問題ないのかも…?
でも、プレッシャーの低下には敏感な筈なんですが…??^^;
238 :
100:01/10/07 21:43 ID:qHiN4NS6
>>221 あれ、「王様の工芸品」で分かってもらえると思いましたが…
これはモロに出すとまずいので言い換えただけで、言葉通りに受け取られると…(笑)
例えば「ブッシュマスター」という名前をそのまま出したくない時は「藪の主」とか書くと
直接的な表現でなくなって宜しい?とか、そういう事なんですね。
しんかいにエルマージング鋼が使われているのがキャッチフレーズ?だったのです。
>アレが王様の工芸品だったら、その王様は裸の王様ってヤツじゃないの?
まァ、否定も肯定もしませんが… この世界はかなり狭いので…^^;
今までの書き込み内容で、私の事を「多分アイツだな」と見当をつけている人もいるでしょう。くわばら。
239 :
100:01/10/07 21:45 ID:qHiN4NS6
>>223 ず〜っとageないでおくと、やっぱり倉庫行きになっちゃうんですね。
書き込みさえしておけば、下がっても倉庫には行かないのかどうかを以前から疑問に
思っていましたが…
そうすると、たまにageる時の為にも細切れ投稿をしなければなりませんね…。
御気遣い、どうもです。
そういや、旧スレは定期的にagaってますが、なんででしょうね?
移動したのを知らない人がいるのかな…?
240 :
100:01/10/07 23:16 ID:zEIcF8m6
>>214>溝に引っ掛けるというより、左にある方がドイツの伝統だろうね。
これはトリガーを引く右手をグリップから離さずに左手で引ける様にとのデザインのようですね。
開発された時期からしても、かなり実戦的というか臨戦体勢という感じですね。
M1に関しては実用性はともかく、独特の給弾方式にハマってしまう人も多いようです。
例の最終弾発射と共にクリップが空中に飛んで、転がる様はなかなか…
ガスポートに関しては確かに銃口から離れた方が良い筈なのですが、M1ガーランドに関し
ては他のセミオート・ライフルに比べて精度的には決して劣っていませんね。
量産された標準の銃もそうですが、いわゆるナショナルマッチ用にアキュライズされた銃
はかなりのレベルに達していました。
向こうの書籍でもM1ライフルのチューンナップ法なんてのが結構多いんですよね。
日本でも所持している人は割と多いので、今後も末永く愛用されるのではないでしょうか。
ガバ氏
Mleね、ガーランドに似てるだろうか?
MT以前で仏に制式採用されたMleの自動小銃というと1917だ。
こういうWWT前後の自動小銃は、日本では資料が少ない。
構造などシカと把握できないのが残念だね。
この辺は、いつか自分の手にもってみたいものだ。
回転遊底で装填方法がMleもクリップ方式だったかな?
でもこれは珍しい形式とはいえないよ。
ここでまた弾頭、弾丸のように重箱の隅をつつくような話をしなければならないが、話の都合だ、我慢してくれ。
まず装填形式についてM1が8発クリップ=これは正解だが、三八式が5発クリップ=これは間違いだ。
M1のように弾と一緒に銃の中に入れてしまう形式、これはクリップ、日本語で装填子(装填夾だったか?)という。
三八式やモーゼル98のように弾を詰める時だけ使って、後は捨ててしまう形式、これはチャージャーまたはチャージングクリップ、日本語で挿弾子という。
今まで私も漫然とクリップクリップと書いていたが本当は区別しなければならない。
それでね、クリップ形式の小銃は、決して少なくない。
カルカノ、Mle1890〜1916、マンリカ、モーゼル88などがある。
チャージャー形式は、38.99、モーゼル98、エンフィールド、モシンナガン、スプリングフィールドなど、、、まぁたしかにこちらの方が多数派ではある。
たしかに自動小銃でクリップ形式はパッと考えても思いつかないが、小銃の装填形式としては珍しいというほどではないと思う。
着脱弾倉の耐久性が不安>>これはどうかな?M1の時点ではすでに弾倉についてのノウハウはかなり出来ていたし、自動小銃の10発程度、リムレス弾だったら、まず心配はないと思うよ。
BARね〜これは確かに当初、自動小銃(重自動小銃とでもいおうか)として出発したが、この頃は軽機関銃(軽軽機関銃とでもいうか)として確立していたと思う。
しかしMleとBARとが出てきたとなると、いつもの通り、能書きさせていただこう!
この両者はWWT、中期以降登場したね。
特にMleは、かなりの数がまとまって戦争に投入された世界最初の自動小銃だ。
やっぱりこの辺は、塹壕戦の打開、突撃時の火力増強って役目だろう。
軽機関銃はWWT初盤から中盤にかけて登場してる。
WWT緒戦から使われた重機関銃は威力絶大だが、迅速な陣地転換に向かない。
それで軽便な軽機関銃が登場した。
軽機関銃はある程度の軽便性があり、素早い陣地転換や軍事行動に対応できる。
しかし展開の速い接近戦闘に完全に対応できるほど、軽便ではない。
そこで、MleやBARが登場したんだろうね。
小規模単位の動きが早い戦闘にも追従できる軽便な火器。
まさに今でいう分隊支援火器だね。
BARが全自動射撃ができるとはいえ、完全な軽機関銃を志向していたのではないのは、登場時の姿、二脚がないことから推察できる。
Mleなどは今の目でみれば、なんてことはない半自動小銃だが、ボルトアクション主体の当時としては、火力のUPに貢献できる。
さらに仏軍は、軽機関銃に近いショーシャ1915なども採用している。
ドイツではこの任にMP18短機関銃を当てたのではないだろうか?
100氏が以前に言ったように近年.308クラス5.56クラスに重銃身二脚付き、あるいはミニミのように軽量の機関銃が分隊支援火器として登場している。
この辺と完全にダブるね。
しかしボルトアクション小銃と軽機関銃の狭間、軽機関銃に近い性能を持つアサルトライフルと汎用機関銃の狭間、このふたつの狭間の差はかなり大きいと思う。
現在においての分隊支援火器ってものの有効性、、、おじさんは、考え込んでしまうなぁ
それで軍事行動での負荷というか各兵器の重さ。
考えてみるとひとつの目安が出てくる。
WWT当時の兵士と現在の兵士、モ〜タリゼーションに馴染んだ現代人のほうが確かに平均体力は劣るかもしれないが、物凄い差があるとは思えない。
重量を比べてみると、
小銃=〜5キロ程度
軽機関銃、汎用機関銃=10キロ前後〜15キロ
分隊支援火器=5〜8キロ程度
乱暴に言えば、このような分類になるのではないかと思う。
ようするに普通の人間が振り回せる限界が分隊支援火器じゃないのかね。
それで、それでだ、なにが言いたいかというと・・・・・・・・
つまらんことなんだが、「コンバット」のカービー上等兵。
あの人はすごい怪力なんじゃないかと思う。
分隊支援火器として登場したBARは、その後、軽機関銃の方向へ進み、二脚をつけたりして10キロ弱まで重量が増加する。
これを軽がると振り回している。
大男のリトルジョンがM1を振り回すより軽がるとしていた。
発射音も、M1がパーンパーンだったのにカービーのBARはドドドドと重たげで頼もしかった、同じ.30-06なのにね〜
当時、私はBARっていいじゃん!と思っていた。
その後、自衛隊でBARを持って愕然とした。
あまりの重さと前重のバランス、、、これを軽がると振り回すカービーって・・・・
アメリカのことだ、撮影に使ったBARは本物だろう。
二脚もついたままだ。
となるとカービーを演じた役者って、、、超マッチョなのか???
これは、どんな重傷を負っても翌週には元気な笑顔を見せてくれるリトルジョン。
いつ尽きるとも果てぬサンダース軍曹のトンプソンの弾。
いつの間にか昇進したサンダース&ヘンリー(最初は伍長と曹長だった)
を越えるコンバットの謎だ!
ガバ氏
あれ?フランス語をしゃべってベレー帽をかぶっているのがカービーだっけ?
もうわからなくなってきたな。
ところで以前、君が1917を見たと言っていたが、これは米軍のエンフィールド1917ライフルかい?まさかMle1917?
エンフィールドだったら、さほどめずらしくない(それでも今となってはめずらしいか)が、Mleだったら、そりゃかなり珍しい。
昔、昔というよりもう昔々は日本でもかなりの種類のライフルを見れた。
1916は一度、見たが1917は見たことがない。
100氏
なるほどな〜
カスタムブレット>>この辺はどうなってんの?
昔はシェラ、ホナディ、スピアこのぐらいとようやくノスラーがあったぐらいだった。
撃ってみるとややシェラが精度がいいぐらいだったが、ある頃から劇的に変化した。
シェラだけど、ちょうど箱のデザインが変わったと同時ぐらいだったけど、全然命中精度が違ったと感じた覚えがある。
なんでそうななったのか、わからんが。
気が付いた事は、それ以前のシェラ、その他の弾丸に比べると色が赤銅色から、赤みが薄れたようだ。
被甲の材質を変更したのだろうか?
ただその後、除銅ってことがそれ以前にくらべ騒がれだし、除銅液や電気分解する装置が出始めたね。
技術の進歩ってこともあるんだろうが、銅着の具合が変わってきたんじゃないんだろうか?
ことによると被甲涙の対処として、材質を変え、それが銅着に結びついたとか?
実際、銅着は以前に比べるとひどいような気がするんだけど。
君が以前、シェラの弾丸重量の公差について書いただろう。
あれでわたしゃびっくりこいた。
あんな精度が出るわけないと思って家にあった.308/150を測ってみただが、たしかに君のいうとおり、公差範囲いっぱいに振れてはいたが入っていた。
あれは.224/50〜.375/300まで、保証しているのだろうか?
恐ろしい世の中になってきたもんだ。
SBの理論腔長は、実用銃の銃身長26-30インチ程度、より長いよ。
銃声がするだろう。
銃声がするって事は、銃腔内の圧力が外圧にくらべまだかなり高いってことだ。
ただし弾によって、エレーなどは、かなり小さな音で曇った音になってきてる。
限界が近いのは確かなんだろう。
しかし最近のSB弾はカン高い音がしてるね。
弾速をあげてるのだろうか?
5.6年前にアンシュッツが2013ってのを出したね。
バレルタイムを勘案して、銃身を短くし、スリ^ブをつけて、照準線長を確保するって発想だそうだが、どうなんだろう?
たしかに亜音速のSB弾ではバレルタイムの影響は出るのかもしれない。
しかし、あのスリーブはどうかと思う。
ルールで横にガスを出せないから、ってのはわかるが、いかにSBとはいえ、あの程度のスリーブの容積でガスを処理できないと思うだが。
まぁ天下のアンシュッツ様に私程度が楯突くのは恐れ多いが、うまくいっているのだろうか?
少なくとも弾は選ぶんじゃないかと思う。
1cmと言うのは300mでの話です、念の為>>おお、おお〜ぉ、いよいよわたしゃ退役せねばならん!
ローラーロッキングは308としては上限を超えているんですかね?>>わたしゃ、小銃という重量マスの中で、.308の薬勢を考えるとかなりきびしいと思う。
G3系は君も知っての通り、レシーバーの剛性不足って問題がある。
正確は数は忘れたが千発単位の前半(3000ぐらいではなかったかと記憶してる)撃つと、プレスでレシーバーを矯正しなければならない。
ドイツ軍はこういうことをしている。
プレスで矯正というと原則、野戦工廠ではできない。
この整備方法が、実際の戦争に差し障るか?私のような素人が軽軽に判断してはいけないだろうが、すくなくも「えぇ〜」と感じる。
ただH&Kもレシーバーの材質や硬化方法を改善してるようだ。
現在ではどのぐらいのレベルまで改善されたのか?
ただね、いずれにせよ、H&K自体が最近のラインナップを見るとローラーロッキングを捨てる方向だね。
HK770、SLシリーズ>>でもね、G3よりかなり強化してるよ。
レシーバー自体をうんと肉厚を厚くして削り出しけ焼結合金でつくり丈夫にしている。
持ってみると重心が手前にあるのがわかる、ようするにレシーバの強化にかなりの重量を割いているわけだ。
さらに重量が.308モデルで3.6程度、.30-06で4キロ程度ある。
これは、狩猟用の自動ライフルとすると重い部類にはいる。
軍用銃にくらべれば軽いがこれは、用途の差だ。
軍用は狩猟用にない機構や部品があるから、その分重量がかさむ。
さらに、射撃に対する耐久性だけでなく、乱暴に扱う事への配慮もしなければならないから、それに重量がかさむ。
、
王様の工芸品>>あ、あっなるほど、そういう事ね〜こりゃおじさんぬかった!
>>206 実際アメリカではどんな使い方をしてるのだろう?
いやあ、スレの流れが速い速い。軍曹殿、遅レスすいません。
.410はキジバト撃ちに使われてますね。軽さのメリットは大きいのですが、でもメジャー
じゃありません。どちらかと言えば猟に連れていく息子に持たせる銃、といった感じです。
また日本のようにライフルを改造してスラグを使う事も無いはずです。>用途が無い。
話は反れますがスラグなら前装銃がとても盛んで、これは鹿猟に使用する為。
一人のハンターがライフルで獲って良い鹿の数には上限がある(たしか2頭)のですが、
銃を前装銃に替えるともう2頭獲れます。
さらに欲しければ次ぎは弓矢になります。(アメリカはボウハント可)
因みにライフル/前装/弓矢の猟場はきちんと区分けされており、かち合う事は有りません。
.410onlyのクレー競技を私は知りませんが、でもきっとあるでしょうね。それでなくとも
ローカルルール、或いはその射場のみのルールも山と有りますから。
私の通うレンジでは、12→20→28→.410と4種の口径をゲーム毎に代えていき、4ゲーム
トータル点数を競うと言うものが有ります。
楽しいルールですが、ただ全ての口径を違う銃で揃えるのは買うのも持っていくのも大変
だし練習も4倍。替え銃身がベストですが4本揃い売りはいかなアメリカでも高級銃にし
かありません。そこで12番銃身に各口径スリーブを入れて口径を替えるのが一番手軽です。
余談ですがアメリカでもスキート&トラップは人口減少傾向ですね。いつもガラガラで
占有状態ですよ。反対にスポーティングクレー人気はとても高いです。
>100さん
M14は私も良い銃だと思います。Full射撃については論外ですけどね。
ガランドでは命中率を上げるのには限界があるんですが、M14(M1A)ならカスタム銃身も多く
愛用者は多いです。
もうだいぶ前ですが、つてあってナショナルサービスライフルマッチに参加したことが有ります。
文字通り軍用ライフルのみの競技で、地元の空軍基地内演習場で開催されました。
200ヤード:スタンディング 単発x20発
300ヤード:ニーリング 10発(速射)x2回
600ヤード:プロ−ン 単発x20発
の60発を競います。(記憶不確か。スマソ)
その時の参加者の半分はM1A、30%ほどがAR系、残りがHK91等のライフルでした。
600ヤードのアイアンサイトにもかかわらず、何人かのシューターは直径50cmほどのXリングに
バシバシ撃ちこんでてぶったまげ〜。
あ、私ですかぁ? 私は勿論九九式小銃で参加、、、する訳にもいかないのでAR15で挑戦し
ましたが結果は散々でした。(^_^;
>100さん
>個人的な事を書いていても仕方ないと思い、結局送りませんでした。
あら残念。皆さんが話題に乗れるような事ならばOKと思いますよ。九九式軽機の事だけでは
スレが伸びませんからね。
じゃ私から。
最近こちらではセトメが流通始めました。以前はあんまり見なかったんですが、昨日逝った地元
ガンショーでも結構な数量を見かけました。お値段たったの399ドル。とはいえどう見てもデッド
ストック品、クリアランスが広くて作動ががちゃがちゃ、買う気は起きませんでした。
昨日のガンショーでは大したものは見つからなかったんですが、一点だけそそられた出物が!
そいつは英軍御用達の中折れ式ウエブリーリボルバーで、とても程度の良い物でした。
カナーリ悩みましたが妻にまた馬鹿にされると思い断念。。で今凄〜く後悔しています。(-_-;
自分は出身がモデルガンマニアなもんで、実用的なモダンピストルやライフルにはもう興味が
沸かなくなり、どうもあっちの銃に目が逝ってしまいます。わはは。手にしたウエブリーの銃身
を折りながら、ついつい『アラビアのロレンス萌ぇ〜』とか思っちゃうんですよ。(自爆
もひとつ雑談で恐縮ですが、米軍の爆撃始まっちゃいましたね。
まもなく本土出張があるんですが報復テロがちょっと心配。どこも飛行機予約のキャンセル続出らしい。
本社会議、中止にならないかなぁ。鬱だ。もし死んだら軍曹殿に僕の南部十四年式をあげます。(爆
>軍曹殿
>あまりの重さと前重のバランス
BAR、あの重さは携帯火器としては限界かもしれません。本体約10キロの他に弾薬も有るわけですから、
いかに大柄なアメリカ兵でもきっと大変だったでしょう。個人的にはグリップがし辛い事ったらなかった
です。トリガーに無理に届かせようとするとグリップが甘くなりますし。。あのデザインはアメリカ人の
手が大きいから、とかそういう問題じゃ無い気がしますね。それに本体いくら重くとも30-06の連射では
銃が踊ってしまい、あまり集団性は良く無かったですね。支援火器としては失敗策?
その点九九軽機はピストルグリップで撃ち易く、連射時の安定性も集団性も明らかに上。ストック下部に
保持用の伸縮ロッドがあるのも○です。移動の際もキャリングハンドルが役立った事でしょうね。
手前味噌でなく、九九式かBARかなら迷わず九九式でしょう。問題は。。。補給でしょうか。(泣
先週末、友人の99軽機を分解するチャンスを得ました。銃身がなかなか抜けなくて一苦労。キャリハン
の後部を銃口方向にゴムハンマで叩き出して抜いたんですが、その他は工具を一切使用せずに通常分解出
来ました。友人の九九式は戦中戦後と何千何万発撃ったか知りませんが、目立った磨耗は見当たらず思わ
ずニンマリ。昭和19年製ですが、よく卑下して語られる粗悪な材質じゃ無かった訳です。
話によると、軽機支給時には替え銃身が1本付いていたそうです。『替え銃身』とは言ってもMG34の
様な放熱カバー&銃身、と言うデザインではもちろんなく、放熱フィンのついたあのでかい銃身部分全て
の交換ですから、資源の無い日本軍にしては太っ腹な設計。元ネタのブレンもそうだからしょうがないの
でしょうが、あのらせん状放熱用の溝、作るの手間かかったでしょうに。。
>ガバさん
今回銃身に着剣した場合とそうでない場合とで撃ち比べましたが、私には違いが全く判りませんでした。
設計した南部中佐に言わせれば意味あるんでしょうけれどね。ガーランド氏に引き続いて、南部中佐も
イタコさんに頼んで聞いてください。(爆
ああ疲れた。明日も居眠りだな、こりゃ。
軍曹殿、ベレーの兵士はケーリーですね。
259 :
ガバ:01/10/08 22:17 ID:K9CWzrFI
いやー最近このスレで入りしてる内に、20年振りくらいで、ガン・オタ趣味が
むくむくと・・・・。
お陰で今日は、「ガムズマーケット」なるイベントに顔を出してしまいました。
昔はこんなイベント、無かったなぁ・・・。
あちこちのブースを覗き込んでいる内に、ダミーカートを扱っている店をは
発見。軍曹殿・100さんのレスを理解する、わずかな助けになればと買い込んで
しまいました。
.223REM(ヘッド刻印は「.223REM R−P」)
6.5Japanese(ヘッド刻印は「6.5Jap norma」)
7.62×51(ヘッド刻印は7.62×51Mと判読不明のマーク)
7.7Japanese(ヘッド刻印は「7.7Jap norma」)
30−06(ヘッド刻印は「30−06SPRG R−P」)
弾丸は6.5Japaneseが弾尾側から被甲をして弾頭で絞った
もの(以前どなたかがFMJとラウンドノーズの違いを書いてらした
筈ですが、忘れてしまい・・・すんません。)で、弾尾は(正式な
呼称は知りません。どなたか補足を・・・)フラットです。それ以外
は全てFMJでボートテールです。
260 :
ガバ:01/10/09 00:38 ID:9mbDxE4w
そこで手持ちの7.92×57と比較しながら、気がついたことをつれづれと・・。
1.30-06・・・デカい。デカ過ぎる。今まで8mmモーゼルがでかいと思って
ましたが・・・。
2.7.7mmJapaneseも思ったより大きい。が、本来8mmモーゼルよりケース長が
1mm長いはずだが、ほぼ同寸だ。1mmも違わない。ショルダーの位置は
違うが、ノルマは8mmモーゼルのケース加工して、7.7mmJapanese作ったか?
3.あれ?99式実包って、弾尾がボートテールじゃないって聞いていたが?
(前スレで私が津野瀬氏著のGun誌記事引用をご参照)
4.おいおい、よく見れば30-06より7.7mmJapaneseの方が弾丸がでかい。
5.あれあれ、30-06と.308の弾丸、同じだよ(重さまで量ってませんが。)
6.軍曹殿や100さんがおっしゃっていた、.308から6.5mmJapaneseを作る
というのは、これは確かに出来そうだ。
しかし、軍曹殿がロシア製.308が1発100円て書いていらっしゃいましたが、
ダミーカートは400円でっせ!暴利・・・(ちなみにノルマは両方とも500円)
261 :
ガバ:01/10/09 00:40 ID:9mbDxE4w
>>軍曹殿
前スレで書いたMleですが、唯一の手元資料(床井雅美氏 著のお手軽本。)
によると、Mleは自動小銃たる1917の装填方式は不明ですが、遊底は回転式と
あります。
また、その前のモデルであるボルトアクションの1890〜1907/15は、クリップ
形式です。
こんなんだったので、ガーランド氏はMleマニアだったかと(^_^;)
昔(25年くらい前)銃砲店で見かけたのは、M1917はエンフィールド
(で良いんですか?)です。
ライフルbRMk1*てヤツですが、英軍用の.303か米軍用の30-06か分からず、
まぁ日本で売ってるぐらいだからと米軍用だろうと思い、M1917と書きました。
当時はてっきり実銃はスポータータイプしかないと思ったいたので、ビックリ
しました。
箱形着脱弾倉の信頼性云々ですが、多分軍曹殿のご指摘は送弾の信頼性
といった、弾倉の機能を念頭にされているのではないかと思いますが、
私が考えたのは白兵戦時などでぶつけたりした場合、弾倉が変形したり
脱落したりする事を念頭に置きました。
昔(M1に関する記事だったかどうか忘れましたが)そういう箱形弾倉
に関してそういう記述をどこか読んだ記憶があり、また、軍用ライフル設計
において、白兵戦に対する配慮を当時は現在より余分にしなければならなか
ったのでは?想像したのですが。(リー・エンフィールドbPなんか、ずい
ぶん以前から10連発マガジンなんでこの説は説得力無しですか・・・)
262 :
ガバ:01/10/09 00:42 ID:9mbDxE4w
BARですが、コンバットのカービーはスリングをかけて構えていた印象
が私は強いです。とんでなく重い銃だと聞いていましたが、やっぱり25年
以上前、アメ横の中田商店に無稼働のブローニングM1917機関銃の2脚・銃床
付きバージョン(A6?フォロー頼みます。)を見たことがあり、あれ持って
戦争するぐらいならBARは軽いもんだろうとも思い・・・。
また沖縄か硫黄島の戦いで、海兵隊員が2脚を取っ払ったBARを振り回して
いる有名な写真があったはずですが、30-06の20連発の火力はやっぱり頼もし
かったんでしょう。
コンバットの不思議・・・やっぱり米軍は鬼畜です。あの分隊員全員、全身
パープルハートだらけに出来る位の負傷回数があるのに、本国送還してやら
ないなんて・・・。
フランス語喋っているのはNambuさんのおっしゃるようにケーリーです。彼は
カナダ人という設定だったと思います。恐らくモントリオール地方の出身とかの
設定ではないかと想像します。
ただ、身分がよく分からないんですよね。作中カナダ兵といわれていたり、
義勇兵とも言われていたような?アメリカ陸軍の1分隊にカナダ兵というのも
おかしいと思われ(カナダ兵なら英軍装備の筈だし)ROMさんで史実に
詳しい方、フォローキボン。
263 :
ガバ:01/10/09 00:46 ID:9mbDxE4w
>>8mmNambuさん、100さん
これもスレ違いですが、Nambuさんのガンショーネタ関連ということで・・・。
ROMの皆様お許しを。
ダミーカートを買ったイベントというのは、ミリタリー関係であれば軍装も
あればモデルガン・ガスガン、模型、果てはフィギュアまでなんでもあり。
中には「ラット・パトロール」にも出演していたキューベルワーゲンが
レストアされて飾ってあったり。
そこで、見かけたモデルガン。
金属モデルガン FG42、Gew13。お値段はともに150K¥以上。
非売品ならMP44もあり。M14は80K¥。
驚いたのはガス(エア)ガン。なんとガーランドのガスガンが出るそうで。
ただし、遊底の後退量は実物の半分程度。当然クリップは飛びません。
お次はエンフィールドbSMk1も出ます。これは撃たせてもらいました。
ボルト操作でエアを圧縮しているそうで、メカはイマイチ(ボルトにロッキング
ラグが見あたらない・・・)ストック類は実物。これを出す店の次回作は38式
だそうで。
Kar98kも出るそうなので、エアガンでWW2コレクションが出来そうです。
ただお値段が全部150K¥円以上・・・高い・・・。
おまけ:ガスのSAAを使って、ファスト・ドローの体験コーナーがあり、
年甲斐もなく20年以上ぶりに抜き打ちにチャレンジしました。
ランプの点灯に会わせて1m先の風船を撃つというものでしたが、
タイムは0.562秒。
ジジイが突然やったにしてはまぁまぁでしょう?(^_^;)
264 :
ガバ:01/10/09 00:56 ID:9mbDxE4w
はぁ、皆さんの物量戦に対抗してしましました。連休も今日が最後で明日から
会社なのに。
8mmNambuさん、ウェーブリー・スコットの金属モデルガンありましたよね。
私、持ってたんですが、アッと言う間にシリンダ中央のエジェクターが壊れ
ました。(*_*)
ROMさん、おバカやってるのが私一人だけじゃ荷が重いので、92式重機・
99式軽機にこだわらず、ライフル・機関銃関係の話題があったら書き込んで
下さい。
皆の衆〜わたしゃここのところ仕事もヒマ、日中もPCで遊んでるんだ。
それで超長駄文を書いているんだが、気にせんでくれ。
8mm Nambu氏
410番、そうか子供の入門用ね、たしかに日本じゃない用途だね。
昔、ウインチェスターがユースと称する入門版というか青少年向けのモデルがあった。
口径を変えてクレーを撃つ競技はあるようだね。
昔、日本でもSKBが変え銃身(410.28.20.12)付きのを売っていたことがある。
これは日本でこ競技があるわけじゃなくて、対米輸出で余ったんで日本市場に流したって感じだった。
スポーテングクレーというのは実際、どういうのなんだろうか?
森の中を歩いてところどころで、クレーを撃つという解釈でいいのだろうか?
私はM1の方が好きだなぁ
M14よりだいぶ当たる感じがする。
M21(だっけ?ヘビーバレルの狙撃銃)を持ってベティングやらなにやら、やっていた人がいたが、どうも今1歩だった。
自分の銃ではないんでシカとはわからないんだけど、依託してそこそこ真面目にやって100m/5Cmって感じじゃなかろうか ?
まぁオートとしては悪くはないが、よくもない。
周りを見てると普通のM14はピープで100m/10〜15Cmぐらいだと思う。
M1は程度の普通のものであれば100m/5〜10Cmぐらいだった記憶がある。
サービスライフルってのはあったね。
昔、座間でもやっていた。
M1の2発クリップってのがあったんでなにかと思ったら8+2=10で、射撃終了時に弾倉内に弾を残さないようにって事だそうだ。
それとこの競技って、割と速射で、ボルトではちと苦しかったような気が・・・
ポジションシューテングとなると直銃床、ピストルグリップは姿勢的にやや苦しい、どうしても右ひじと首に無理がくる。
M1/14の方が有利だと思うんだ。
セトメが放出されたか、そんな程度が悪いんだ〜
ウエブリーはいいね、中折れのリボルバーはいい、私は好きだ。
死んだら南部14年式をくれるそうだが、26年式はないかね?
こちらの方がいい!
なんか日本軍の拳銃で一番、使えそうな気がする。
ついでに小泉くんに渡りをつけて所持許可証もつけてくれるとうれしんだけど。
機関銃は付属品が多いよ。
あらゆる予備部品、整備工具がついてくる。
銃身は、交換銃身というと取り替えたら捨ててしまうような気がするが、そうではなく、過熱したら交換して交代交代で使う。
ガバ氏
7.62X51、これはヨーロッパ系の薬莢だろうね。
R-Pこれは、レミントン、レミントンが昔々、ピータースって弾薬会社を買収して以来の刻印。
弾尾がすぱっと切り落としたようになっているのがフラットテール、平底弾。
1.軍用実包の中で.30-06が一番長い。
2.7.7アリサカと8mmモーゼルは、ほぼ同一、リーローデングダイスを通すだけで、使える。
3.7.7mmは平底弾だよ
4.米軍のM2ボールは150グレイン、九九式は175グレインだから、99式の方がでかい(重い)しかし、そのダミーカートは違う弾丸をつかっていると思う。
5.そう同じだよ、.30-06.308ともM2またはM59ボール=150グレイン。
米軍では弾丸のことをボールと言う。
6.いやいや.308から作ったのは6.5X55、6.5アリサカを作ろうとすると、大変。
6.5アリサカの方が.308より胴径がやや細い。
それで胴径をけずらなければならない。
昔はアメリカのダイスメーカーが、この削るダイスを売っていた。
1917は米軍の.30-06だろうね。
昔は、いわゆる戦後は、ライフルは軍用銃が多かった。
スポーツ用のライフルはすごく少なく、輸入も外貨割り当てがあったんで、高価であった。
だから軍用をスポーターに改造したもんだ。
米兵が、朝鮮動乱からベトナム戦中期頃まで、戦利品や放出品のラ軍用銃をかなり日本に持ち込んでスポータに改造した。
日本の安い工賃でスポーターに改造したり、彫刻彫金をしたりして飾る。
とくに彫金は当時の日本は安く、うまいと評判だった。
米兵の方が当時の日本人より金持ちだったけど、それでも昔は鉄砲って高かったんだろうね。
モシンナガンだとかモーゼル、スプリングフィールドなぞ、ごろごろしてた。
38.99もけっこうあったし、めずらしい軍用銃もあったね。
何箇所か進駐軍ご用達みたいな鉄砲屋があって繁盛していたよ。
こういうところへ買いにいったり、米兵にコネをつけたりして手に入れた。
どっかの大学の射撃部が文部省を通じて自衛隊だか米軍にM1の払い下げを請願したなんて話もあったね。
軍事教練に使うんじゃないよ〜射撃用の鉄砲がなかったんだ。
その後、昭和40年ごろまでかな、スポーツ用のライフルがけっこう輸入されるようになったり、弾がを使い切ったり(当時は弾付き、とか弾あります、なんて言って売っていた)、警察が軍用銃って言葉に敏感になったりして、姿を消して行ったね。
モデルガンもいろいろでるんだなぁ
しかしエンフィールドが出るようだともうネタ切れか?
ところで、コンバットのことなんだが・・・・
そうかフランス語をしゃべるのがケーリーだっけ。
あのベレー帽がカナダ兵ってこと?
鼻の大きい衛生兵はなんていったけ?
コンバットの人間関係なんだけど・・
最初、ノルマンディー上陸のところから始まって、ヘンリーが曹長、サンダースが伍長で、ともにM1を使っていた。
で、ヘンリーとサンダースはライバル。
ヘンリーは嫌味な上司(というより先輩って感じだっ)
サンダースは、かなりやんちゃな乱暴者って役どころだった。
それでお互い闘志剥き出しで、辛らつな言葉をなげあっていた。
それがさ〜〜いつのまにか、物分りのいい聡明な上司(少尉)経験豊富な物静かな部下(軍曹)で、フレンドリーな関係になっていた。
この辺が、いつ?なんで?変わったのかわからんのだが、だれか知ってる?
初めて書きこみさせていただきます。厨房的書きこみと感じられましたらご遠慮なく
ご指摘下さい。さて、沖縄戦では1個分隊に5丁の99式軽機が装備されたこと
もあったそうですが、その際の火力は通常の99式小銃で編成された場合と比較
するとどの程度と考えれば良いのでしょうか?分隊の人数が10人として、
10丁のボルトアクション小銃と、5丁の軽機関銃+弾薬手?(この分隊の総合
装備については不明なのです)との比較です。単純な火力の比較で考えるべきなのか
それともチームとして考えるべきなのか。。。当時の米軍の分隊編成だとBAR+
トンプソン+M1×8くらいでしょうか。そこらへんの火力の比較が可能であれば
よろしく御教授ください。いずれにしても軽機5丁で待ち伏せている相手に遭遇
したくはないですが。
271 :
100:01/10/09 22:46 ID:Hwsqfhzg
>カスタムブレット>>この辺はどうなってんの?
ベンチレスト用のカスタムブレットは比較的有名なところからごく小規模でやっている
(個人とか)所まで含めると、相当数のメーカーがありますね(数え切れないくらい)。
極端な話、自分で作る人もいるくらいで…。この辺はアクションやバレルと違って、道具
さえ揃えれば日本国内でも作れます(もちろん合法)。
比率からすれば、カスタムブレットを購入して使っている人の方が遥かに多いですね。
自分で作ってもカスタムブレットを上回る精度の物が出来るかは疑問ですし、弾頭重量の
僅かな差はもちろん、形状(ボートテール、フラットベース等)、オージアイの角度まで
選択出来るくらいですから、ほぼ自分の望むスペックが入手出来ると思います。
272 :
100:01/10/09 22:47 ID:Hwsqfhzg
スピアとかノズラーはハンティング用なのでは? あるいはマッチ用もあるかもしれませんが…
シェラの重量公差に関しては昔(12,3年前)の資料でも+−0.3grとなっていますね。
ちなみにジャケットの厚さに関してはマッチ用が0.0003”以下、ハンティング用が0.0006”
以下の公差の範囲で作られている…という事になっています。
この辺は重量と違って、確認するのは難しいのですが、一応そういう事になってます。
0.0005”以上あると精度に影響が出るらしいですが、これはワンホール出そうかと言う
レベルの話なので、ハンティング用なら問題ないと考えられます。
重量の公差に関しては一応全種類のブレット適用との事…。
273 :
100:01/10/09 22:48 ID:Hwsqfhzg
基本的にはブレットの生産工程はシェラなどの量産メーカーとカスタムブレット・メーカー
との間に大きな違いはないのですが、設備の規模が出来あがりに影響してきます。
つまり、シェラなどは生産量が多いので同じブレットであってもたくさんのダイで並行し
て作られます。それが混ざって箱に収まるので、多少の誤差が出てくる訳です。
そこへ行くと、カスタムブレットは個人が作るのと同様、プレスを使って手作業で作られ
ています。箱に収まっているのは1つのダイで作られた物だけになる訳です。
もちろんロットによっての違いは出てくるでしょうが、箱の中に異なるダイで作られた物
が混ざる事はありません。
と言いながら、シェラもシビアなベンチレスト競技用でなければ十分な精度は持っています。
シェラのマッチキングは通常のベンチレストではとうの昔に使われなくなりましたが、
1000ヤード・ベンチレストでは30口径の190gr、200gr、250grなどが数々の記録を
作ってきました。
274 :
100:01/10/09 22:50 ID:Hwsqfhzg
>恐ろしい世の中になってきたもんだ。
前にも少し触れましたが、昔(20年位前)は向こうの銃器雑誌を見ても、精度向上の記事
と言うのはあまり見かけませんでした。98kをスポーター仕様にするとか、キャスト・ブレット
(鉛弾頭)でエコノミーな射撃をライフルでも楽しむとか、そんなのが多かったです。
そして、市販されているライフルも木製ストックにガンブルーのアクションの組み合わせ
で、シビアなグルーピング性能がどうの…という要求も一般的には少なかったようです。
ところが、最近はグルーピング・テストの具体的な結果の比較記事、さらに通常のスポーター
ライフルでもファイバーグラス・ストックやアクションも精度を考えたデザイン(ベディング、
ロックタイムetc)の物が増えてきています。
275 :
100:01/10/09 22:51 ID:Hwsqfhzg
つまり、一般的な精度に関しての番付けがレベルアップしている訳です。
そして、昔ならガンスミスに頼むか、自作するしかなかった特殊なツール等も普通に市販
されていて、「箱出し状態」でも期待出来る精度が向上しているファクトリー・ライフルを
さらにアキュライズする事が可能です。
そして、もっと徹底的に精度を追求したい…という向きには専用のコンプリート・カスタム
とも言うべき銃が市販されていて、お金さえ支払えば誰でも入手出来ます。
そして精度向上の為のノウハウも広く知られるようになったので、自分の目指すレベルと
懐具合とを相談して、楽しむ事が出来るようになりました。
昔は軍曹氏が今まで書いてきたような事を個人で研究してゼロから構築しなければならなかった事
を今ではお膳立てが整っていて、ちょうどスーパーのお惣菜セットみたいに簡単に誰でも
料理…じゃない、高精度のライフルが入手出来ます。
以前にも書きましたが、ファクトリー実包の性能も向上しましたし、火薬・雷管も同様です。
昔は300mの10発グルーピングが90mmと言うのを見て、「スゲー!全弾10点じゃん!」
と思ったものですが、今なら「そんな銃身はすぐ捨てた方が良いね」てな事になります。
276 :
100:01/10/09 22:53 ID:Hwsqfhzg
>除銅ってことがそれ以前にくらべ騒がれだし、除銅液や電気分解する装置が出始めたね。
センターファイア・ライフルでは除銅は重要ですね。射撃後、これを充分にしないでおく
と、高精度の銃身をダメにしてしまう可能性があります。
ファールアウトは一時話題になりましたが、あまり効果は少なかったようですね。
やはり従来の化学的に除去する方法が生き残った感じです。十数年前くらいにシューター
ズ・チョイスが出て、その後RB17、ブッチと色々出ましたが…。
ジャケットの材質が変ったと言う話は聞きませんね…。ジャケットメーカーがほぼ一社独占
状態だったのが、最近では変ってきているようですが、材質が変ったと言うのはないと
思います。合金の比率とかは多少変るかもしれませんが…。
これは今も昔も除銅の必要性は変らなかったのに、昔は対処(除銅)をさほどしてこなかった
と言う事だと思います。この辺も最近の精度向上の周辺環境UPの1つと言えるかも…
昔は最初の状態での性能が低く、それを向上させる為のノウハウも一般に知られず道具も
なく、除銅剤さえ満足な物がなかった…という事でしょうね。
277 :
100:01/10/09 22:54 ID:Hwsqfhzg
>SBの理論腔長は、実用銃の銃身長26-30インチ程度、より長いよ。
あれ、そうですか? 60cmも行かないうちに初速は低下し始めると思いましたが。
実際、御指摘の2013ですが、これのショートバレル(20インチくらい)とロングバレル
(26インチくらい)とでは後者の方が初速が遅くなります。
ついでに2013の例のスリーブ付きショートバレル仕様ですが、結局ロングバレルが並売
されるに至って、せっかくのアンシュッツのアイデアも主流にはなれませんでした。
仰る通り、バレルタイムは短くなるし、ロングスリーブで望みの照準線長も得られるしで、
理論的にはバッチリの筈でしたが、第一線では使われなくなりましたね。
これの理由ですが、風に対する偏移量でロングバレルに劣るからとか。
同じブレットで初速が同じなら風に対する抵抗は同じ筈…?しかし銃身が長いと、ライフリング
に回転させられる量が多いので、それが影響するらしい…。ホンマかいな…
この辺もSBと言う銃の理論的によく分からないとこです。
278 :
100:01/10/09 22:56 ID:Hwsqfhzg
>しかし、あのスリーブはどうかと思う。
結局、通常の銃身にさらにスリーブ(ただし2013用のロングスリーブよりは短め)を装着
するのが主流ですかね… 何の事はない、結局2013が出る前に戻った事になる!?
SBのベンチレストと言うのがあり、アンシュッツでも専用のモデルを出していますが、
最初スコープ付きだからスリーブは要らないだろう、と思っていたら結局後になってから
スリーブを付ける事になったとか。これはサイト装着用のスリーブとは別の短いタイプ。
つまり、照準線長確保以外にもメリットがある、という事になる…?
最近はSBだけではなく、大口径でもスリーブ付きが多くなってきました。
以前は市販のパーツなり、ワンオフで作るなりして装着していたのが、市販の競技用ライフル
に最初から装着されている例が多く見られます(ターナー、ブレイザー等)。
279 :
100:01/10/09 22:57 ID:Hwsqfhzg
SBはともかく、センターファイアでこの手のスリーブはどう影響するのか…?
この辺は逆に私も情報を知りたいところです。ただ、世界のトップ選手が多く装着し、
メーカーも付けて市販しているとなると、メリットがあると考えるのが自然ですが…。
この辺は私も結論は保留です。と言うか、今は実地でテスト中です。
自分で試してみて、結論を得たいところです。
280 :
100:01/10/09 23:00 ID:Hwsqfhzg
>1cmと言うのは300mでの話です、念の為>>おお、おお〜ぉ、いよいよわたしゃ退役せねばならん!
以前にも書きましたが、6mmクラスはPPC、BRなどを試された方が良いですよ。
あの小さな薬莢でも65〜70grを3300fps位までは加速させられますから、243に
比べてもひけは取りません。これが95〜105gr辺りを使うとなると、ちょっとアレですが…
大体、精度の高いカートリッジの条件として「燃焼効率が高い」という事があげられます。
少ない容積の割には初速が出る…薬莢のデザインとして重要な事の1つです。
火薬をバカ食いして精度が高い、というのはあまり聞きませんから。
281 :
100:01/10/09 23:01 ID:Hwsqfhzg
以前はPPC、BRを試したくても薬莢は入手出来ないわ、リローディング・ツールは…と
いう事がネックだったのですが、最近は一般的になったという事は既に書きました。
今まで308のボルトを撃っていて、銃身だけ6mmBRに交換したと言う人が増えています。
特に専用の競技銃じゃなくても、300mで1〜2cm位を普通に出しているようです。
ハリスのバイポッドなんかを付けてでもそれだけの数値を出している…目の前で出して
いるんだから嘘じゃありません。
これも先に書いた「ライフルの一般的な精度UP」の要因の一つですね。
308のライフルを既に所持していれば、銃身交換だけで試せるので、経済的にもしんどくないです。
282 :
100:01/10/09 23:02 ID:Hwsqfhzg
G3の耐久性に関してはローラーロッキングの事ではなく、プレス製レシーバーの事だった
のですね? それなら分かります。
レシーバーを定期的に矯正する話は今まで何度か出ましたが、専用の治具があるそうです。
ただ三千発って事はなかったと思いましたが…
いずれにしてもこれは工場に戻さなければならないでしょうね。
H&Kのプレス加工でレシーバーを生産するアイデアは戦況が激化していた大戦中に生まれた
物なので、とにかく省力化、大量生産を第一に考えたものと思われます。
平時での耐久性云々はほとんど考慮していなかったと思われますね。つまり、戦時中なら
兵士が訓練を受けて前線に送られ、努めを終えて帰ってくるか、負傷して帰るか、あるい
は戦死するか…いずれの場合でも一つの小銃で3千発も撃たないでしょう。
兵士が死んだ後に小銃だけが生き残っていると言うのもブラックジョークみたいで…もちろん、
それを友軍の兵士が拾ってまた使いつづける場合もあるでしょうが…。
283 :
100:01/10/09 23:04 ID:Hwsqfhzg
ともかく、G3のプレス製レシーバーは銃器の長年の耐久性よりも次から次へと量産出来る
メリットを優先したと考えられます。
ただ、発射弾数だけではなく、外力(落としたり、ぶつけたり)でも変形する可能性は
あるので、何とも言えませんね。何度も言いますが、何を優先するか、何処で妥協するか…
ですね。とにかく一丁あたりのコストはFALより安かったのは事実です。
>いずれにせよ、H&K自体が最近のラインナップを見るとローラーロッキングを捨てる方向だね。
…という感じですね。これも時代の流れか、とやや寂しい気もしますが、仕方ない所です。
SMGもUMPシリーズが出てきましたし、G36はオーソドックスなガスオペレーションに
なり、さらにハンティング用セミオートも新しいモデルが出たので、完全に移行体勢が
完了した感じですね。マニアの側からすると、独創的なメカがあった方が楽しいのですが、
こればかりは企業としての死活問題、兵士の命に関ってくる事ですから仕方ありません…。
284 :
100:01/10/09 23:06 ID:Hwsqfhzg
>王様の工芸品>>あ、あっなるほど、そういう事ね〜こりゃおじさんぬかった!
こういうリアクションを前回のレスで期待していました…^^;
漫才のオチを自ら説明するみたいで、ちょっとアレでしたね…(^^ゞ
>>265,266
アキュライズされたM1Aなら、25〜35mm/100mは可能でしょう。
もっともAR系は最近では20mmを切っているらしい…ボルトと変らないですね。
ポジションに使うなら、AR系のピストルグリップの方がやりやすいですよ。
競技銃自体がピストルグリップですから…
AR15用のアジャスタブル・バットプレートなんて売っていますから、これで調整すれば
フリーライフルと殆ど変らない感じで据銃姿勢がとれます。
285 :
100:01/10/09 23:07 ID:Hwsqfhzg
>8mm Nambuさん
サービスライフルマッチですか…いいですね〜。日本でもおおっぴらに出来れば良いんで
すけどね…。細々とは(目立たずに?)やっているんですけどね。
M1Aが半分とは結構多いですね。最近はAR系が多くなってきたとの話を聞いていました。
308のAR10系もさる事ながら、AR15系の223も増えてきているそうで…。
もちろん通常の弾頭では600ヤードはきついので、75〜80gr位の重量(223と
しては)弾頭を使用…との事。これだと薬莢からブレットが飛び出してマガジンに入ら
ないので、薬室へ直接込めて単発で使うとか。600ヤードでは時間制限もそれ程厳しく
ないので、それでも充分間に合うらしい…。
この辺のシューティング関係のアクセサリーも山ほどあって、ちょうどバイクか車の
ドレスアップパーツのようですね。
286 :
100:01/10/09 23:09 ID:Hwsqfhzg
M1Aとガーランドの比較ですか…どうでしょうね〜。射撃用に使うのならM1Aの方が
色々と便利でしょうね。装弾数も5〜20と自由に選択出来ますし、上から指し込む
クリップ(チャージャーでしたか)も使えますしね。スコープの装着が普通に可能なのが
精度確認には便利ですね。M1ガーランドも出来ない事はないのですが、何ともやりにくい。
アイアンサイトで撃つのは目の悪い私には結構キツイです(笑)。
ポジションで使う専用メガネは姿勢別に持っていますが、この手の銃を撃つ時にそういう
のを付けるのは気分が盛り上がらないので…。
気分を重要視するなら、やはりガーランドのクリップ、チィーン!がいいですね(笑)。
287 :
100:01/10/09 23:11 ID:Hwsqfhzg
BARは重さもさる事ながら、グリップのあのデカさは何なのでしょうね? あれだとフルオート
時の制御もやりにくいでしょうね。いくらアメリカ人でも皆が皆、グローブみたいな手を
している訳ではないと思いますが…。輸出仕様ではピストル・グリップを付加したモデルも
あったようですので、やはり握りにくさが指摘されていたのかも?
信頼性は高かったとの評価がありますから、当時としては画期的な銃だったのは確かなの
でしょうけどね…。
288 :
100:01/10/09 23:14 ID:Hwsqfhzg
>ガバ氏
軍曹氏もコメントされていますが、308と6.5mmアリサカはヘッド径が違うので、
ネック&ショルダーの成形だけでは無理ですね。
308の銃を6.5mmアリサカの銃身に交換して撃つのはエキストラクターの噛みが甘く
なるのを覚悟すれば何とか撃てますが…。
その逆(アリサカのボルトヘッドで308を撃つ)は無理ですね。(308>アリサカ)
私や軍曹氏が言っていたのは、ヘッド(薬莢の底)径が同じ薬莢をボディやショルダー、
ネック径を変えて別の物に作り変える事で、これは比較的簡単に出来ます。
FG42やMP44のモデルガンと言うと、ショウエイでしたっけ?
8万くらいならともかく、15万以上は厳しいですね…^^; その価格だとレミントンM700
の実銃が買えますよ。でもMP44の実銃は無可動でもない限り、無理ですね。
白兵戦で弾倉が邪魔になる…と言うのは、そうかもしれませんね。
なるべく棒に近い形状が理想的でしょうね。昔「ワイルド7」という漫画でトンプソンに
銃剣を付けて戦うシーンがありましたが… SMGに銃剣つけて使うと言う感覚がなかった
ので、かなり新鮮な印象が残ったのを覚えています。
289 :
100:01/10/09 23:17 ID:Hwsqfhzg
>SAAのファストドロウ
昔、モデルガンでロード・エージェント・スピンとか練習してましたね。
これはやりすぎるとハンマーのスパーが折れてしまうと言う物でした。
前にレバーアクションの片手でレバー操作の話が出ていましたが、ジョン・ウェインなら
軽がるとやってしまえるのでしょうが、腕が長くないと、戻ってきた銃身の先が額に
ゴチーン!と当たってしまうんですよね。
これの練習用?に銃身とストックを短く切ったスティーブ・マックイーン・モデル?
(ランダル・カスタムとか言ってた)がありましたが、これだとターミネーター2じゃ
ないですが、軽がるやれそう!?
私自身は西部劇の影響を受けた世代よりは少し下で、その後のダーティーハリーとかの
マグナム世代?ですね。スタスキー&ハッチ、その後のマイアミ・バイスなど…
映画やTVの話をすると、年がバレる!?
290 :
100:01/10/09 23:20 ID:Hwsqfhzg
またも物量作戦?開始です…。軍曹殿は次々と毎日のペースで送ってこられますな。
今日の軍曹氏の書き込み内容と一部ダブっていますが(スポーター改)、例によって
昨日書いた物なので、偶然です。ホント…
何故書き溜めて一度に送るかと言うと…まとめてレスする方が好きなんですね。
8mm Nambu氏が以前せっかく書いたレスもタイミングを逃して送らなかった…という
事を書いておられましたが、遅れようが、ダブろうが、強制的に送ってしまおう、と言う訳…
291 :
ガバ:01/10/10 01:01 ID:XzQrevMw
>>軍曹殿、100さん
またやってしまいました!!。今日よくよく見てみると、.308と6.5mmJapanese
ではケースの径がが違う!
じゃなんで、昨日あんなデンパ飛ばしたのか?
念のため確認しますが、ヘッド径って薬莢の底面の直径ですよね?
昨日買ってきたNormaの6.5mmJapaneseを他のカートリッジと底面同士重ねて
みると、.308とも30−06とも7.7mmJapaneseとも同じみたいなんですが。
ノギスで正確に計測していませんが、目視する限り同じです。(リムレスとセミリムの
差はありますが)
コンバットネタですが、私のおぼろげな記憶では(念のため申し上げておきますが、
再放送です。(^_^;))ヘンリーは大学卒で、サンダースはアフリカ以来の古参兵だが
なんかやらかして降等され三等軍曹だったような・・・。
衛生兵はドク(ドック?)とカーターじゃありませんでしっけ?
で、サンダースは出身がイリノイだった筈です。作中、「出身はイリノイ、州都は
スプリングフィールド」というセリフがあった気がします。このお陰で私はスプリングフィールド
の場所を知った次第。
また、エンフィールドM1917を知ったのも確か「停車場の3日間」という作品だったと
思います。英軍とサンダース分隊が駅を守備するエピソードで、英軍の装備がエンフィールド
bSじゃなくて見慣れない小銃だったのが印象に残り、後日M1917だと分かった次第。
(ボルトハンドルの形状がやたら印象的だったので)
292 :
ガバ:01/10/10 01:36 ID:miXhvS7c
>>100さん
ランダル・カスタムは、スティーブ・マックイーン主演のTVシリーズ「拳銃無宿」
で主人公のジョシュ・ランダルが愛用していたんで、この名前が付いたはずです。
地方によっては今でも時々深夜に再放送してます。
私も世代的にはダーティー・ハリー〜スタハチあたりなんでそう年齢は変わらないと
思います(^_^;)ただ、消防からガンオタしてたんで、ウェスタンブームの残照やコンバット
の再放送を深夜帯じゃなくて見てるんです。
今じゃ某モデルガンメーカーの社長に納まっているK.M氏も、最初はアメリカの
ファストドローの大会で、優勝かなんかして有名になったような記憶があります。
>>軍曹殿
エンフィールドbSは20年ほど前に高級カスタムモデルガンとして発売されてます。
当時は70K¥弱だったかな?今度のエアガンが168K¥ですから、倍以上。
あん時買っときゃ良かった?
私の記憶にある限り、主立った銃でモデル(エア)ガン化されていないWW2以降の
の主要軍用ライフルは、スプリングフィールドM1903、モシン・ナガン他露助のライフル
(AK除く)、おフランスとイタ公のライフルも無いですねぇ。
あと、FALも出ていてもおかしくないのですが、見た記憶がありません。G3、64式、
M14はメジャーなんですけどね。何故でしょう?
293 :
ガバ:01/10/10 02:17 ID:miXhvS7c
さてあんまりモデルガンネタやってると板違い、スレ違いのお叱りを受けるので
軌道修正して・・・
>>8mmNambuさん
南部閣下においで頂いて、99式軽機への銃剣装着の件お尋ねしたところ、
「オレもホントは止めたかったんだが、現場の兵から『ゴボウ剣を携帯してないと
牛缶が開けられません』て、泣きつかれたんでやむなく・・・」とんことでした。
>>270さん
多分私のレスなど期待されていないと思いますが、手元の99式で速射して
タイムを計ってみました。
かなり照準をいい加減にやっても、5発発射・再装填ワンサイクルには
最低15秒はかかりました。
したがって、毎分15〜20発が99式小銃の限界でしょう。しかしこのペースで
ぶっ放し続けると、携行弾120発は6〜8分で尽きます。オマケに肩は腫れ上がる
でしょうね。
ということで火力は99式小銃10人いても、5丁の99式軽機にはかなわないと思います。
身軽さ(機動力)のマイナスも、火力が圧倒的で補って余りあると思います。
(小銃分隊は身動き取れないと思います。)
米軍の分隊との比較ですが、99式軽機が5丁、相互に連携して制圧射撃したら、
さしもの米軍の手も足も出ないでしょう。
ただし実戦ではそういう状況になったら米軍は戦車か砲兵か、空軍(もちろん艦載機の
場合もあります)に即連絡が行って・・・。
名無し四等兵氏
ボルトアクションの小銃(九九式小銃)
弾倉容量5発の場合の必要時間、装填(5発/10秒)ボルト操作(1発/3秒)照準と撃発(1発/5秒)
以上を勘案して実用発射速度6発/分
箱型30発の弾倉で給弾する機関銃(九九式軽機関銃)
弾倉交換および初弾の装填時間5秒、点射1弾倉あたり7秒
これらを勘案して、150発/分
*点射とは、3〜5発ずつ、区切って発射する射撃方法、弾薬の浪費を防ぎ、制圧時間を長くする射撃方法。
さらに自動火器の場合、持続発射速度というものがある。
上記の実用発射速度で射撃を続けると、銃身温度の異常上昇などの弊害を招く。
こういったことを勘案して持続発射ができるのは
冷却フィン付きで機関部容積が大きい機関銃60〜80発/分
半自動式小銃(M1ライフル)
弾倉交換および初弾装填時間5秒、照準と撃発(1発/2.5秒)ボルトと違い姿勢を崩さなくて発射できるので時間が短い。
以上を勘案して、実用発射速度20発/分
持続発射速度は、実用発射速度を上回る。
箱型20発で給弾する機関銃(BAR)
弾倉交換および初弾の装填時間5秒、点射1弾倉あたり5秒
120発/分
冷却フィン無しで機関部容積が小または中の機関銃
持続発射速度50-60発/分
短機関銃(トンプソン)
これについては資料がないんだが、実用発射速度については、それぞれの弾倉容量の機関銃に順じ、持続発射速度については、拳銃弾は発熱量が少ないから、やや緩和されると考えたらどうだろう。
と、こういう事になっている。
通常、考えるより発射速度が低いが、作動は確実に、そして丁寧に狙うという前提だ。
ただし、あくまで目安であり、実戦では、違ってくるだろう。
敵がくれば、持続射撃速度など考えていられないし、ボルトアクションだって、ろくろく狙わないでぶっ放せばもっと撃てる。
ごめん・・・・ボルトアクションの小銃(九九式小銃)弾倉容量5発の場合の必要時間、装填(5発/10秒)
これは、チャージングクリップを使わない場合だわ。
チャージングクリップ使用の場合は、装填および初弾の装填で5秒。
だから、実用発射速度が1発増えるね。
それから、この計算式には、命中ってものと各銃器の特性ってものが加味されている。
まず命中ってものの概念、ひつような効力を発揮するって前提に立つと一定距離で人的に命中させうるために照準に必要な時間ってものが入っている。
すなわち、支持架(二脚や三脚)なしの小銃、半自動小銃とニ脚付きの軽機関銃の違い。
さらに単射で命中を要求する小銃と、弾幕で命中、あるいは阻止を期待する機関銃との違いがある。
小銃でも弾幕阻止射撃を行う場合は多い。
その場合は、熟練した兵士って前提で、ボルトアクションで2倍程度、半自動銃で1.5倍程度まで実用発射速度があげられると推定する。
100氏
君と話してると、おじさん悲しくなっちゃうよ。
昔々、努力を重ね到達した地点が、スーパーのお惣菜セット、になっちゃったわけだね、おじさんは死にたい〜〜
60cmも行かないうちに初速は低下し始める>>これは、そうだろうか?実際に弾速を計ってのこと?
SBの装填長が10mm、まあ火薬粒の空間もあるから、大げさにこの半分として5mm、大雑把に最低限、火薬の科学変化による膨張が低めで3000倍、
そうすると理論腔長は1.5m(また重箱の隅を突付く様な話になるが、厳密な理論腔長とは、擦化抵抗とかは加味しない、しかし君が、加味した数字で話しているのは、わかるし、その方が現実的だ)
こうなると、ライフリングや銃腔径に鉛(軟らかい)が押し縮められる抵抗がそれほど過大とは思えんのだが・・・・・ライフリングは切開抵抗が一番でかい。
オージアイの角度まで>>こりゃなんだい?
大口径でもスリーブ付きが多くなってきました。>>これはなんなんだ?
照準線距離に関係なく、この延長(スリーブ=制退器じゃなく)が必要になってきたというのか?
なぜなんだ?教えてくれ!
ハリスのバイポッドなんかを付けてでもそれだけの数値を出している>>ほんとうか??!!
ハリスのバイポットは定起角の標準化ってことを考えれば、けっして優れた道具とはいえない。
あくまで狩猟や簡易依託射撃で便利ってことだ。
ハリスのバイポlットでその数字を出しているとしたら、銃のポテンシャルとしては恐ろしいことになる!
M1Aとガーランドの比較ですか…どうでしょうね〜>>まぁそうだね、最近はM14の方がいろいろパ^ツが出ている。
しかしM1は捨てがたい。
たしかにスコ^プの取り付けはむずかしい、というより、専用のスコ^プでないと不可能だ(スコープベースの問題ね、銃身を交換しなければならない)
ただね、昔は照星もピープに交換して射撃したんだよ。
いろいろ改造してね、その後ライマンあたりで、ベースから(蟻溝基部から上)交換できるピープサイトも出た。
それとクリップね、チィ〜ンと飛ばすと慌ててさがさなきゃならんので、中のスプリングだか、バーに加工して、跳ばんようにしたもんだ。
ガバ氏
.308リム径=.470、べース(最大胴径)=.466
.30-06リム=.473.、ベース=470
三八式リム=..471、ベース=.455
九九式リム=.474、ベース=.472
8mmモーゼルリム=.473、ベース=.470
単位はインチ、25.4mmをかければoになる。
一般論としては、.30-06、.308、7.7アリサカ、8mmモーゼルは共通といわれる。
>ガバさん
>8mmNambuさん、ウェーブリー・スコットの金属モデルガンありましたよね。
>私、持ってたんですが、アッと言う間にシリンダ中央のエジェクターが壊れました。(*_*)
ええっ!あれ持ってたんですか? 凄いなァ。六研98Kとか、すごいコレクションですね。
え?おみゃ〜は実銃があんだろって? いえいえ、モデルガンも立派な『銃』ですがな。
それに消防、厨房の頃握り締めていたモデルガンの方がず〜っときらめいていたはず。
今はただ、昔の夢を引きずっているようなもんだす。(遠い目。。)
三八式のエアガンでるの? 買おかな?(爆) マルイの電動MP40、カナーリ欲しかったん
ですが、こけたみたいですね。残念。 あ、マルイといえば以前旧軍オタのアメリカ人に
南部エアガンを土産であげたんですが、オオウケしましたよ。わはは。
『拳銃無宿』、あたしもテレビに張り付いてました。
セピアカラーの『アンタッチャブル』も大スキでした。かけだし役者のビックモローが
ギャングの殺し屋で出ててびっくり。あっさり殺されてましたけど〜。
>軍曹殿
>410番、そうか子供の入門用ね、たしかに日本じゃない用途だね。
あ、すいません。真面目に取り組んでいる人に怒られますので410が子供用という言い方は
撤回しておきます。USでは子供も大人も410を猟に使う、という事ですね。
子供と銃に関する事で、ちょっと笑った話。
練習用という意味合いで親が子供に22ショート、或いは22LRのピストルやライフルを与える
というのは良く聞く話。そこで会社の米人同僚曰く、子供が22口径なんかでパチパチ遊んで
いるから銃の使い方だけ覚えて銃の恐さが無くなり、ゲームや映画の影響もあいまってスク
ールシューティングが起こるんだ。6歳位から45口径で野ウサギの頭をふっ飛ばせば、
銃の恐さがわかるはずだ。。という持論を展開しております。(爆)
>スポーテングクレーというのは実際、どういうのなんだろうか?
>森の中を歩いてところどころで、クレーを撃つという解釈でいいのだろうか?
その通りです。でもほとんどのスポーティングクレー場では移動にゴルフカートを
使うので、自分で歩く射場はあんまり無いと思います。
基本的に50発でワンラウンド。各スタンドで2〜4枚のクレーが飛びます。
飛ぶ、とは言ってもスタンドによって様々。地面スレスレに飛んだり、やったら高く
上がったり、地面をはねながら転がるクレーもあります。また、一つのクレーに一発
のみで撃ち直しは出来ません。始めて行く射場だとクレーがどの方向からどう飛んで
くるか判らないのでその緊張感が楽しいですね。
>M1の2発クリップってのがあったんでなにかと思ったら8+2=10で、
サービスライフルマッチでのラピットファイヤは、今でも2+8です。
ARでもM14でもマガジンを2個使用し、最初に2発う撃ち、すかさずマグ
チェンジで8発撃ちます。実戦的なルールだなぁ、と思っていたんですが、
そうではなくてガランド使用の名残りだったのかも。
>死んだら南部14年式をくれるそうだが、26年式はないかね?
十四年式はホルスター付です。軍曹殿に託しますので、せめてホルスター
だけでも元の所持者の遺族を探して返してあげてください。(マテ
あ、26年式は持っていません。94式ではどうですか?(爆
名無し四等兵さん、こんにちは。
沖縄戦では米軍士官からも『今までになく強力に武装した日本軍と会敵中』という
戦場報告が出ています。台湾に虎の子連隊を引抜かれた見返りに自動火器の充足率
がとても高かったらしいですね。
さて火力の比較なんですが、ライフルIより軽機Dの方が圧倒的でしょう。
前スレでも書きましたが、運良く知人所有の九九軽機を撃たせて貰った事があります。
フルオート射撃はそりゃもう凄いもんでしたよ。70M位先の切り株を狙いましたが
あっと言う間にメタメタになりました。分隊程度の米兵がのほほ〜んと歩いてきたら
簡単に殲滅できると思います。軽機@=自動ライフルD 位の火力差は有るんじゃな
いですかね。もちろん個人的考えです。
でもね、やはりそこは戦場、相手がのほほ〜んと歩いてる訳無いし反撃もしてきます。
軽機で不意打ちしても、運が無ければ一人も倒せず自分がやられる事もあったかと。
全くの同条件で、よーいどん、で撃合ったとしても比較は難しいですね。。
米軍の強さは個人用火器の優秀さではなく、ガバさんの言われたようにその補給力や
野砲などの支援力が圧倒的だったからです。旧軍の弱さは正にその逆でしたね。(号泣
話が小銃の話になりますが、銃だけを比較をするならば、九九式小銃に対するM1ガ
ランドの優位性は巷で言われるほど大きくない、と私は思っています。
相手がM1ガランドでも九九式小銃でも、狙われているなら頭出せませんからね。
九九式小銃、とても威力ありますよ。それにボルトは結構早く操作できます。
補給の絶たれたハラペコ日本兵が残弾を気にしながら撃つ九九小銃と、アメリカ兵@
お腹一杯&弾一杯、との比較だからこそガランドライフルが圧倒的有利なのです。
>100さん
>もちろん通常の弾頭では600ヤードはきついので、75〜80gr位の重量
600ヤードだと自分は77grを使いました。もっとも100さんの様に多くの射撃経験
から作り出した弾という訳じゃなく、リロードブックデータの丸写しです。(滝汗
ご指摘の通りこれだと弾が長すぎてマガジンが使えない為、一発ごとにエジェク
ションポートからチャージします。
>細々とは(目立たずに?)やっているんですけどね。
日本でもサービスライフルマッチがあるんですね。どの位の射撃人口がいるので
しょう? こちらでもそうですが、600ヤードの練習場確保が大変そうですね。
>スタスキー&ハッチ、その後のマイアミ・バイスなど…
>映画やTVの話をすると、年がバレる!?
ご心配なく。もうばれてます。(爆
スタハチ、懐かしいですね。ゼブラシックス・・。
軍曹殿も見ていたコンバットですが、私も大ファンでしたよん。勿論(?)ドイツ
側の応援です。しかしまぁ気持ち良い位簡単にやられてましたよね、独逸軍。。
こっちに住み始めて知ったんですが、太平洋戦争ものの白黒テレビシリーズもあっ
たんですよ。もちろんトンプソンひとなぎで日本兵がバタバタ倒れるのはお約束。
ローカルで再放送してるんで、ふざけんなゴルア!と文句いいながら見てます。
日本兵があまりにドキュソに描かれているので、あれじゃぁ日本で放映しなかったの
もわかります。をっと、日本語話す役者さんは一人も出てきません。(藁
>戻ってきた銃身の先が額にゴチーン!と当たってしまうんですよね。
大爆笑。σ(^_^)おんなじ、おんなじ。歯型P38に継ぐトラウマ?!
ジョンウエインがやってた“ウインチェスター片手回し装弾”ですが、あのライフル
は前後を切り詰めて短くしてた様ですよ。ずるだ。私はそれを知らずにMGCので
挑戦、頭にぶつけましたよ。ちくしょー。
それにしても100さん、ベンチ関係の怒涛のカキコ、凄いですね。あんだけ書く
のはとても時間掛かるでしょうに。。掲示板って、読むのは30秒でも、下書き
にへたすりゃ一時間とかかかりますもんねぇ。。
ありがた〜くROMっております。m(_ _)m
おっとそろそろ寝なければ。
自分は内地に戻っている為、しばしカキコお休み致します。
軍曹殿、数日内に飛行機が落ちなければ南部はありませんぜ。
祈ってて下さい。(どっちを??)
久しぶりの内地帰還であります。たぶん浦島太郎状態になると思われ。
だんご三兄弟ってまだ流行ってるの? 浜崎あゆみってだれ?
モー娘って何の略? iモードってなにさ? 首都高ってまだ500円?
308 :
名無し三等兵:01/10/10 18:30 ID:nscGbaKM
このすれ(・∀・)イイ!!
ところで、軽機関銃手は白兵戦のさい着劍した景気でたたかったのですか?
重そう…。
さっそくのレスありがとうございます。私の父親が、空母飛龍に乗っており、
ミッドウエーで泳いだ後、ラバウルへ転進?したまま終戦を迎えたそうです。
整備兵をしていたそうですが、孤立した後には99式軽機関銃で戦闘訓練
をしていたそうです。海軍なので飛行機から外したルイスでも使っていたの
かと聞きましたところ、錨のマークが入った99式だと主張していました。本人
は20年ほど前に亡くなっておりますので確かめようもありませんが、海軍仕様
の99式とは存在するのでしょうか? 分隊の編成は38式歩兵銃が7,8名で
99式が1丁+弾薬手だったそうです。「口径が違って、弾薬に互換性がなかった」
とのことですが、今一つ納得できない部分があります。もっとも分隊によっては
飛行機から外した20mm機関砲を装備していたなどという話もしていますので
真偽のほどは何とも言えないのですが。
やはり軽機関銃というのは支援火器としては重要なものだったのですね。強装弾を
安定した状態でフルオート射撃する為には、二脚とある程度の重量+弾薬手が
必要不可欠ということでしょうか。火力の比較は非常によくわかりました。
ありがとうございます。
310 :
100:01/10/11 00:07 ID:7WyxkIA.
>>296 まぁお惣菜セットの例えはともかくとして、それだけ精密射撃に関しての研究が進んで、
ハードウェアに関しての技術が進歩し、それらが利益が回収出来るだけの市場が整った…
と言う事でしょうか。
これがユーザーの殆どが100mで5cmで充分だもんね、と言う考えなら、ライフルの
アキュライズに関するノウハウはごく一部のシューターだけに知られるだけで、その関係
製品も入手し難い状態になっていたでしょう(昔はそうだった)。
以前にも書きましたが、その規模は比較にならないものの、自動車の技術的進歩と市場に
似ています。今でも手回しでエンジンをかけて、ダブルクラッチを習得しないとシフト操作
もままならない…と言う状況が続いているなんて考えられないですよね?
それに比べたら、むしろライフル市場の進歩は遅いとも言えるくらいです。
ただ、今でも精度の頂点を目指す難しさは変らないので(と言うより底上げされている分、
より難しくなっている)、ベンチレスト競技において新たな到達地点を求める…と言うのも
一興かもしれません。その場合には300mで1〜2cm台程度では通用しないと思いますが…^^;
311 :
100:01/10/11 00:09 ID:7WyxkIA.
>これは、そうだろうか?実際に弾速を計ってのこと?
そうです。複数の弾速計測結果を見ても同様の結果が出ています。
装填長と膨張(3000倍)の関係の公式のような物があったのですね?
実測ではライフリングの加工具合にも影響されるとは思いますが、異なる複数の実射
テストで同様の結果が出ているので…。
>オージアイの角度まで>>こりゃなんだい?
ブレットの先端の傾斜角度…と言うか、とんがり具合ですね…。
以前、軍曹氏がSD、BCに関して言及されていたと思いましたが、ブレットの形状で弾道
性能を向上させようと思ったら、まずSDの増大が考えられますね。
しかし、口径に対しての弾頭重量は増やすにしても限界があるし、ツイストとの関係もあります。
そこでBCの改良を考える訳ですが、これはブレット低部をボートテール形状にする事で
大幅に改良される事は御存知の通りです。
それはそれとして、もっとBCを改良出来ないか?と考えた時にこのオージアイ、即ちブレット
先端の傾斜を鋭くする事で空気抵抗を減らそうと言う訳です。
312 :
100:01/10/11 00:12 ID:7WyxkIA.
しかし、これは闇雲に尖がらせれば良い…という単純な物ではなく、オージアイの形状が
鋭角になっていくと、グルーピングを出すのが難しくなってきます。
以前、ブレットをシートする深さを調整する時にライフリングのリードとブレットの
オージアイがギリギリ触れるかどうか…という位置が目安となる事は書きましたが、最近
開発されたオージアイが鋭角な(尖がった)ブレットはコレをより慎重にしないと、グルーピング
が悪くなってしまいます。
逆にブレット先端のシェイプがなだらかなタイプのブレットはリードエリア(起綫部)から
少々離れてジャンプしても、ある程度のグルーピングが出ます。
カスタムブレットで有名なバーガー社のMEFと呼ばれるタイプがこれで、マガジンからの
装填を前提としている場合にはこちらが有効です。その代わり、BC数値は低くなります。
逆にVLD、LDと呼ばれるタイプのブレットはBC数値は高くなり、弾道性能も高いのですが、
上記の事には注意していないと良いグルーピングが出なくなります。
313 :
100:01/10/11 00:13 ID:7WyxkIA.
あと、スリーブですが、大口径のスリーブは照準線長の増加が目的ですよ(多分)。
アイアンサイトがないのにスリーブが付いているのはSBのベンチレスト用モデルです。
SBのBRモデルにもスリーブが付いている理由は私も知りません。予測はつくのですが、
確信が持てないので…。
センターファイアにおけるスリーブのメリット、デメリットに関しても情報不足。
ただターナーとかブレイザー等は最近はメーカーで装着しているので、デメリットはない
のでは…?という気はします。
314 :
100:01/10/11 00:15 ID:7WyxkIA.
>ハリスのバイポットは定起角の標準化ってことを考えれば、けっして優れた道具とはいえない。
>あくまで狩猟や簡易依託射撃で便利ってことだ。
私もそう思います。実際、昔からグルーピング・テストにはレストスタンドとサンドバッグを
使ってやっていますから…。ただ、これをやっていた人もレストスタンド等の道具一式は
持っていて、色々試して結局そうなったのだとか…。
私もハリスのバイポッドは持っていて、試した事はありますが、発射の反動でポンポン
跳ねるので、グルーピングをまとめるのにはちょっと…と思いますね。
それでも、その方式でやっていた人は300mで1〜2cm台を実際に出していましたね。
バイポッドの固定にはちょっとした工夫がしてありましたが…。
銃も普通のハンティングライフルをBRの銃身に交換しただけの物です。
315 :
100:01/10/11 00:17 ID:7WyxkIA.
>銃のポテンシャルとしては恐ろしいことになる!
この要因は6mmBRへの銃身交換でしょうね。それもツイストは14インチを選択。
これが8インチ辺りでブレットも105grを使うと、こうは行かないです。
65〜70gr辺りのブレットを使って、リロードにもちょっと気をつければ、上記の
ポテンシャルは難しくないです。
あと、ベディングにも留意する必要はありますが、最近の銃で極端に悪い銃は少なくなっている
と思います。スクリュウを締め込むと機関部が曲がったり…なんてのも昔はあったようで
すが、最近はアフターパーツでファイバーグラス・ストック等がありますから、これに交換
するだけでも実用上は充分です。
もちろんこれでベントレスト競技では勝てないと思いますが、それでも通常のスポーターライフルで
1〜2cm/300mは不可能に近いですから、少ない出費と労力で精密射撃を楽しむ、と
言う点では悪くないと思います。
316 :
100:01/10/11 00:18 ID:7WyxkIA.
M1ガーランドですが、フロントサイトはリング・インサートに換えていたのですね。
AR15系でもパーツが売っていますね。これがポストサイトだと、黒点を撃つ場合には
「6時方向白一線」をする関係で余計にサイトを上げなければならないのがツラい所ですが、
リングタイプだと迷わなくて済みますね。
しかし、今度は迷彩ターゲット等を撃つ場合にはやりにくくなってしまいますが…。
クリップ、チィ〜ン!がなくなるとM1の楽しみが半減しますね〜…
私はこの手の銃を撃つ時は割りきって純粋に楽しんで撃つのが良いかな〜。
この種の競技が日本でも一般化されて大会が多く開催されれば別ですが…。
317 :
100:01/10/11 00:20 ID:7WyxkIA.
>8mm Nambuさん
>日本でもサービスライフルマッチがあるんですね。どの位の射撃人口がいるので
しょう? こちらでもそうですが、600ヤードの練習場確保が大変そうですね。
いえいえ…ちゃんと競技として存在する訳ではなく、それっぽい銃を所持している人が
集まって撃っているだけなんです。射撃人口なんて言う程ではないんですよ。
と言うのも、この手の銃は地域によっては所持許可が非常に難しく、中には事実上不可能
という所もあるからです。
あと、距離は射場設備としては300mが限界ですね。
だから、この手の趣味の面々が集まって、「どうだ、俺のガーランドは〜」、「いやいや、俺
のM1Aも…」、「待て待て、HK91も捨て難い」、「AR系もいいね〜」…などとマターリと
おしゃべりしながら、撃っては眺め…を繰り返したりしてるような感じですね。
もっとも中には競技でやっている集まりもあるかもしれませんが、公式に開催されている
訳ではないので(クレーとかポジションのように)…。
318 :
100:01/10/11 00:21 ID:7WyxkIA.
>大爆笑。σ(^_^)おんなじ、おんなじ。歯型P38に継ぐトラウマ?!
やはり似たような事をやっているモンですねェ…。ジョン・ウェイン用のも短かったんですか?
インチキだなぁ…^^; 上手くやっても頭のそばギリギリを通過していきますからね…
ファストドロウにしても金属製のヤツを足の上に落としたりすると悲惨ですからねェ。
でも壊れるよりは痛い方がマシだったと思ったりで…(笑)。
>子供が22口径なんかでパチパチ遊んでいるから銃の使い方だけ覚えて銃の恐さが無くなり、
ここまで読むと、その後に続くのは日本だと「子供に銃なんか撃たせるな!」…となる訳ですが、
逆に「45口径持たせろ」とは確かに爆笑ものですね。
日本だと大の大人が空気銃ひとつ持つのも大変だったりする訳で、環境がかなり違いますね〜。
名無し四等兵氏
九九式軽機は海軍も使っていたよ。
ただし海軍向けに、錨のマークが入っていたかはまでは、わからない。
その辺は、このトピの常連の8mm Nambu氏、この方が在米で、アメリカの日本軍研究家と親しいそうなんで、聞いてもらえばわかるかもしてない。
どこの国でもそうなんだが、海軍でも小火器を必要とする。
軍港や基地の警備、艦船が外国港に入港した場合の警備などの為に備え一定量の小火器を搭載している、これは自衛隊の艦船も同じ。
さらに陸戦も行う。
このための小火器も保有しており、これはたぶん一般に想像するより多い。
航空機がない昔は、武力が必要な事態が生じると、船ってものの中でも、速度が速い軍艦が先行して事態にあたる。
陸戦隊を編成し、とりあえずの戦力として揚陸し、事にあたる。
これで事足りればそれでよし、また本格的揚陸の準備ができれば、陸軍が乗り出してくる。
こういった仕組みを常設的に大規模にしたのはアメリカの海兵隊だ。
それで、ほとんどの海軍は自国の陸軍に準じた小火器を採用する。
これは、海軍にとって小火器は地位も数量も副次的な兵器であり、わざわざ開発製造するほどの重要性がないからだ。
いくつかの例外があるが日本海軍の小火器も日本陸軍に準じてる。
ご指摘の航空機搭載のルイス、
陸戦用兵器は、陸軍に準じていたが、航空機銃は早いうちから、陸海軍別々の道を歩む。
海軍航空機の旋回用機銃としては米英で使われたルイス機関銃が採用されていた
日中戦争当時、これに三脚架を取り付け陸戦用に転用したものが92式7粍7機銃という。
これや、まさに航空機から取り外されたものが使われても不思議はないが、父君が九九式軽機を使っていても不思議ではないよ。
飛行機から外した20mm機関砲を装備していたなどという話>>これについては30年程前に戦記雑誌だったか単行本で読んだことがある。
ラバウルにいた海軍の技術系士官の手記だったんだけど、ラバウルは、爆撃のみで終り、米軍に飛び石されてしまったんで、航空機を除く、
かなりの物資や兵器があったようだ。
それらを敵が上陸してきた時に備え、陸戦用に転用する作業に携わったそうだ。
内容は覚えてる部分を書くと
艦載砲の揚陸据付、航空爆弾や砲弾を地雷に転用するための改造また、これらから火薬を抜き出して急造手榴弾の製造、
航空機搭載の機銃を陸戦用に改造(20mmは反動が大きく安定した依託架を作るのが大変だったそうだ、最終的には木製で大掛かりものになったと書いてあったような記憶がある)
こんなことが書いてあった。
うちの叔父も陸軍の高射砲でラバウルに居たんだけど、米軍に飛び石されてからは、畑仕事ばっかだったそうだ、それでも青物が不足して、戦友はみんな脚気になったが、叔父はならなかった。
本人曰く、ガキの頃から野菜がきらいで食わなかったんで、野菜を食わなくてもいい体質だったからだ、ハッパなんぞ食うもんじゃねぇとのたまっていたよ。
安定した状態でフルオート射撃する為には、二脚とある程度の重量+弾薬手が
必要不可欠ということでしょうか>>そうだね、できるだけ安定した依託架があったほうがいい。
それと重量、これも反動の効力として非常に重要な要素だ。
重量があるほうが、反動が軽減される。
ただ、軽機関銃にたいする要求、ある程度の軽便性からおのずと重量の上限がでてくるけど。
それで、持続発射速度の項に機関部の大きさが分類してあったでしょう?
これも重要なんだよ、機関部が大きいって事は=重いってことなんだけど、もうひとつ機関部の内部空間が大きいと、そこの出入りする空気の量も大きく放熱に関係してくる。
一定容積の空間があったほうがいいとされている。
それもBARが本格的な軽機関銃とされないひとつの理由だ。
(その他、銃身交換ができない、全自動射撃に向いた銃床ではない、など)
それで九九式軽機関銃は11キロ、九九式小銃は3.8キロと倍以上の重量差がある。
さらに発射速度でわかるとおり、弾薬の使用量が圧倒的に多い。
やはり効果的は運用となると弾薬運搬要員(軽機関銃は、重機関銃と違い、射撃時に助手はいらない)が必要だろうね。
100氏
その弾速の違いってのは、文章を読み返してみたけどスリーブ付きの2013と他の普通の長さの.22を比べてという限定なのだろうか?
それだったら、可能性がないとは言えないが・・・・・
オージアイの形状が鋭角になっていくと、グルーピングを出すのが難しくなってきます。>>これはメーカー側の理由、真円錐に作るのがむずかしいという事?
射手側に理由、ハンドリングで痛めてしまうことが多い?
SBのBRモデルにもスリーブが付いている理由は私も知りません。予測はつくのですが、自信が持てないので…。>>これはなになに?教えておくれ。
2013のスリーブ付きが弾速が早くて、命中が実用域に達してるとしたら、相当素晴らしい整流性があるということになる。
一般論としては考えられないんだけど。
さらにスコ^プで撃つベンチにも付いているとは?
ターナーとかブレイザー等は最近はメーカーで装着しているので>>ターナーは射撃銃だから、照準線の延長って問題があるが、ブレイザーは狩猟銃だろう?
射撃銃も出したのかい?
うんんんんんん、明日、鉄砲屋に行ってこよう!
バイポッドの固定にはちょっとした工夫がしてありましたが…。>>これはどういう工夫なんだろう?
教えて教えて!
きょうは教えて君だ!
323 :
ガバ:01/10/13 00:50 ID:P50obnNk
>>8mmNambuさん
お気をつけていってらっしゃい、じゃなくて、お帰りなさい、かな?
>>100さん
みんなやってますねぇ〜、ウィン片手回し、やったんですか?
私は脳天直撃じゃなく、レバーとトリガーの間に指を挟んで
血豆作った記憶が・・・。(^_^;)
サービスライフルマッチのお話読んでて、「オレもやりたい
よぉ〜」。でも、そのため興味の薄い猟銃を10年も持つのも
なぁ・・・。
所持は出来なくて良いから、せめて射場で銃借りて撃つこと
ぐらい出来ませんかねぇ〜。
>>308さん(このスレにあった良い番号ですね)
さぁ、どうでしょう?
>>85で軍曹殿が紹介している現代的銃剣術は
着剣してフル・ロードの99式軽機・・・重量は12kg以上でしょうか・・・
は難しそうですね。突く・引くの古典的銃剣術ならまだしもですが。
99式軽機銃剣ネタは前スレ
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=army&key=991347497 でもちょっと話題になりました。188あたりから読んでみてください。
ただ、実際着剣していたかどうかの情報は今まで無いようですね。
ご存知の方、情報キボン。
>>323ガバ様
写真ではタラワだかマキンだったかで、玉砕した日本兵の傍にニ脚で立った
状態で着剣した状態の99式軽機を見たことがありますが・・・あれって
報道用のやらせなんでしょうか。?
それにしても10キロ強の本体を持った状態で、何個のマガジンを携帯できるん
でしょうか?確か99式小銃装備の場合、弾薬は40×2+60が基本だったような。
(間違っていたらごめんなさい)30連5個だと150発+マガジン5個ですから
かなりの重量になると思うのですが。発射速度を考えると、1会戦分にもなりません
よね?他の兵士が分担して持っていたのでしょうか?
100氏よ〜
いつのも事ながら訂正させてくれ。
また間違えた・・・・・もうボケー老人と呼んでいいよ。
理論腔長=切開抵抗などの阻害抗力、弾丸の重さなど加味される。
したがって口径や弾の重さですべて違う。
ついでに実用腔長=用途に応じ、重さや長さなど、人間が使いこなせる長さ。
火薬の科学変化による膨張が低めで3000倍=6000〜8000倍
以上、2点を間違えた、すまぬ!
ガバ氏&名無し四等兵氏
九九式軽機関銃の着剣装置は、実際に使うためにある。
ただし、ふたりが言うとおり、重量的に振り回せたかは、はなはだ疑問だ。
さらにもうひとつの疑問点。
十一年式では、銃身下につける皮だか石綿製のカバーが支給されていた。
これはキャリングハンドルがないため、銃身が熱い状態で持つためだ。
一般の写真では、まず付いていない。
戦闘中の写真では、大体付いている。
十一年式の写真をよく見ると、銃身の下、銃身基部からペロンとなにか垂れ下がっているのが見える。
これがそうだ、
垂れ下がっているのは、普段から密着させておくと、それも熱くなってしまうからだ。
下からこれを銃身を包むように握るわけだ。
そうすると、普通の小銃を持つように、持ち上げられる。
十一年式は着剣できないが、持ち上げるためにそうしてあった。
九六.九九には、これがない。
そうなると、銃身が熱い場合、キャリングハンドルを左手で持ち、グリップを右手で握り、振り回すことになる・・・・ますます大変だと思うんだけど。
まぁカービみたいにスリングで肩からかけるんだけど、振り回すのはね???
さらに96.99は、ガス筒の先端に銃身をつける。
銃身はそれよりだいぶ伸びており、覆炎器がついていると、刃先が少ししか、それより長くない。
こう言った実用性のなさ、それでも銃剣は、刺突の為にある。
おそらく戦闘単位も統一した戦闘行動の為なんだろう。
百式機関短銃にも付いてる。
それもご丁寧に、伸縮式になっていて、リーチをかせぐようにしてある(初期型)
やはり日本軍は銃剣による白兵戦にこだわりがあったとしか言えないだろうね。
軽機の弾は、必要な時は、他の兵隊に持ってもらった。
予想される戦闘状況で、軽機の実包使用量が多いときは、分担して持ったようだ。
兵隊も、軽機がいかに役に立つか知り尽くしているから、文句は言わなかったようだよ。
着剣した九六軽機の写真は私も見たことがある。
こちらは、ガダルカナル。
戦闘の翌日、兵器の調査にきた米軍の情報将校らしき人物と写っていた。
後ろに戦死した日本兵の死体があり、軽機には弾倉がついてなかった、銃剣だけつけて写す事はあまり考えられないから、おそらく、ころがっているのを拾い上げそのまま写したんだろう。
猟銃を10年も持つのもなぁ・・・。>>意外に早いもんだよ。
最近じゃ、なんていうんだコンバットショットガンかい?あんなの風のも売っているから、それでスラッグでも撃っていればすぐだよ。
それとライフル持ちたくて始めた人が、クレーにのめり込み、ライフルがどうでもよくなるっては結構あるよ。
328 :
100:01/10/14 21:52 ID:jndeHjnS
どうも、レスが遅くなりました。週末は射場に行っていたので…(^^ゞ
SBの初速ですが、2013との比較だけではなく、他に24インチ弱と27インチの銃身長と
の比較(共にスリーブなし)等です。
銃腔内径の違い等も考慮しなくてはなりませんが、これまでの比較結果から22LRでは
概ね60cmも行かない辺りから初速の低下が始まると考えられますね…。
おっと、その後に追加レスがあったようですね(何しろ、この辺の文を書いていたのは2〜3日前ですから)。
火薬の科学変化による膨張が低めで3000倍=6000〜8000倍…という事は、もっと長く
なるという事でしょうか? 一応、実射での比較実測では上記のような事なんですが…
329 :
100:01/10/14 21:54 ID:jndeHjnS
>SBのBRモデルにもスリーブが付いている理由は私も知りません。予測はつくのですが、自信が持てないので…。>>これはなになに?教えておくれ。
アンシュッツのBRモデルは2013よりも銃身長は長かったと思います。
スリーブも短めで、2013とは厳密にはセッティングが異なりますが…。
アイアンサイトがないにも関らずスリーブを付けた理由は確実な物ではなく、予測です
ので、返答は保留しておきます。
今まで私が書いてきた事は殆どが確定している事…と言うか、まず大きな間違いはないと
思います(自分ではそう思う…^^;)。ここであやふやな予想を書くのは本意ではないので…。
逆に「整流性」と言うのは何を指しているのか…をお尋ねしたい所です。
330 :
100:01/10/14 21:58 ID:jndeHjnS
>ブレイザーは狩猟銃だろう? 射撃銃も出したのかい?
これはチズム、UIT仕様が既に出ていますよ。これです↓
http://www.blaser.de/uit-e.htm 直リンはまずいのかな? 個人のではなくメーカーのHPだから問題ない?
この手の競技銃は普通の銃砲店では扱っていないでしょう。
あと、御存知と思いますが、普通の銃砲店で今まで書き込んできたようなライフルの精度
に関する情報を聞こうと思っても、無理でしょう。もちろん例外もありますが、大抵は
散弾銃やハンティングライフルに要求される基本的なリローディング位は当然知っていま
すが、精密射撃に関する知識は殆どない、と言って良いです。
競技銃に関しては、それを専門に扱っている店でないと、詳しい事は分からないと思います。
そう言った店でも突っ込んだ話になると分からない事が多いので、結局自分で調べていか
なければならない事が多いです。
331 :
100:01/10/14 22:00 ID:jndeHjnS
>バイポッドの固定にはちょっとした工夫がしてありましたが…。>>これはどういう工夫なんだろう?
これに関しては自分の事ではなく、他人の事なので、詳細は控えさせて頂きます。
別に大した事でなく、本当にちょっとした事なんですが、この人は他にも色々自分で工夫
をしてあって(もちろん合法内で)、それと合わせて書かないと意味がないので…。
そして、それらを書いていくと個人の特定が出来る人も出てくると思います。
他の掲示板でも、ハンドルで銃や射撃内容に関しての詳細を書いているのを見かけますが、
実名が出なくても「あぁ、○○の○○さんだな」と分かる事があります。
自分の事ならいくら書いても問題ないと思いますけどね…。
332 :
100:01/10/14 22:03 ID:jndeHjnS
オージアイの形状とグルーピングの関係ですが…
まず、ごく一般的な事ですが、基本的にブレットのセンターと銃身軸をなるべく一致させ
る事は精度向上の為に重要な事です。これは間違いない事です。
しかし、この事が大した影響を及ぼさないブレットと過敏なタイプのブレットがあります。
簡単に言うと、ハンドガン・カートリッジのようなSD値の低い丸っこいブレットは大した
影響を受けません。リボルバーなんて、シリンダーからフォーシングコーンまでかなりの
距離がありますから…。
それに比べてライフルのブレットは比較にならない程、SDが大きく、ライフリングツイスト
もそれに応じてきついピッチが選択されています。
簡単に言うと、「弾道性能の高いブレットほど、命中精度を上げるには条件がシビアになる」
と言う事だと思います。
そのライフル用ブレットの中でもSD,BC値の高い最近のマッチ・ブレットはさらに慎重に
銃身軸線にブレットの中心を一致させる必要がある訳ですが、その理由としては…
333 :
100:01/10/14 22:07 ID:jndeHjnS
ブレット先端を尖らせて、傾斜角度を鋭くすると、ライフリングと接する部分(円柱状の
部分)が短くなります。さらに重心が後方にいくようになります。
こういう形状のブレットは例えリードエリアまでの短い空間(スロート)でも、偏芯しや
すく、ライフリングに対して中心をずれた状態で食い込んでいく事になりやすいのです。
さらに発射された後の命中精度でも他のブレットに比べて銃身軸線からのズレの影響が
大きくなります。同じ初速で発射しても弾道がフラットで、風の影響も小さく、長距離を
飛行しても残速性が高いブレットはそれだけ安定して飛行させるのにより注意が必要に
なる…という事ですね。
あと、ブレットの製作上の問題ですが、ジャケットのカップを伸ばしてその中に鉛のコア
を入れた後に先端を絞る工程で、コアの鉛が変形してしまう事があるようです。
これらは全てを考慮して本来の性能が発揮出来る様にした場合には問題はなくなるのですが、
通常のブレットよりも扱いに考慮が必要になる訳です。
最近の105gr/6mmクラスのブレットで精度が出せないと言う声をよく聞くのですが、
この辺も原因ではないか…と思います。
334 :
100:01/10/14 22:09 ID:jndeHjnS
>ガバ氏
装薬銃のレンタルはちょっと無理ですかね…特に所持許可持ってない場合には…。
空気銃なら数は少ないですが、幾つかあります。
最近はエアガンの性能も上がったので、ありがたみも感じられないかも…?
精度的にはまるで次元の違うものですが(本物の空気銃の方が良い)、撃ち味と言うか
銃声と共に肩にくる反動…そう言う物はないですからね。
取りあえずライフルを手っ取り早く…という事なら10年も待たずに出来る方法もあるので
すが、それっぽいマニアックな銃?となると難しい所ですね。
あとは海外かな〜? これが一番早いかも!?
西部劇やコンバットは私も小学生の頃に土曜とか日曜の夕方と言うだるい時間帯に放送
していたような記憶がありますね。今から考えると、イーストウッドやリー・バン・クリ
ーフ、ジュリアーノ・ジェンマ辺りが出ていたのが多かったような気がします。
「アメリカのファストドロウの大会に出ていた某モデルガンメーカーの社長」と言うのは、
K.K氏じゃないですかね? 他に同じような経歴を持った人、いましたかね?
335 :
ガバ:01/10/15 00:38 ID:t5NjemQJ
またまた怒濤の進行にビックリ・・・。(^_^;)
今週末、実家の物置からコレクションを発掘してきました。
ブツは30年式銃剣とM1ガランド用の銃剣とM1カービン用の銃剣。全部
柄や鍔、鞘は実物で、刀身は一旦カットした上で、真鍮らしき素材で作った
刀身をついである模様。当然「刃」はありませんから、手や首に当てて引いても
跡もつきません(^_^;)。
最近この手のモデル銃剣は見かけませんが、20年ちょい前までは、アメ横の
中田商店の店頭に、箱にぶっこんで売っていてもので・・・。
30年式銃剣は鍔が曲がっている(銃口を通す反対側が)初期型でして、鞘の
上部に白ペンキで「衛 56」と書いてあります。
ちなみにモデルガンの99式短小銃にピッタリ装着できます。
ガランドの銃剣は鞘にやはり白ペンキで「SVC 16」とあり、また刀身の下部には
「U○S 1943」の刻印があります。
(○には正月に子供がする羽根つきの羽のようなマーク・・・不確かな記憶では
アメリカ陸軍のマークではなかったか?)
M1カービンの銃剣には鞘に白ペンキで「47/12」と書いた痕跡と、
「US M8 B M CC」という刻印、鍔にU.S.M4 UTICA」の刻印が有り
ます。
明日にでもメジャーで各部寸法測った上で能書きたれたいと思います。(^_^;)
>軍曹殿、100さん
昔、20年前、工房の頃、クレーも考えたんですが・・・当時クレーって1枚
50円とかしてませんでした?シェルは数百円。それ知って、「あ、学生には
無理だ」ってあきらめました・・・。
いつか海外で撃ってみたいものです。
336 :
ガバ:01/10/15 00:46 ID:t5NjemQJ
100さん
>「アメリカのファストドロウの大会に出ていた某モデルガンメーカーの社長」と言うのは、
>K.K氏じゃないですかね? 他に同じような経歴を持った人、いましたかね?
大当たり。この人がファストドローの後、コンバットシューティングを事実上紹介した
と思います。
日本に実家にある古いGun誌では、KK氏は台湾の警察学校でコンバットシューティング
をデモしており、そのレポートが載っております。
ちなみにそのレポート中、素手でガバに立ち向かう方法が出ているのですが、銃に詳しい
方なら分かりますよね?ROMの方々、たまにはレス下さい(^_^;)。
337 :
ガバ:01/10/15 00:49 ID:t5NjemQJ
訂正
上レスの一文を下記のとおり訂正します。
大当たり。この人がファストドローの後、日本にコンバットシューティングを事実上紹介した
と言えると思います。
発射ガスは銃口から弾が飛び出ると一緒に出てくる(その前に一部出ているが)
そして、拡散するんだが、拡散するまではある程度弾尾を押し続ける。
さらにガスの方が軽いので一部のガスは弾丸より先に進む。
こういった影響は銃口より3m(距離については諸説ある)程度、弾丸は受ける
とされており、命中精度にも影響がある。
銃口につける制退器、消炎器、覆炎器などは(スリーブも)、このガス影響力が
強いところにあるので、弾丸への影響を避けるように設計しなければならない。
ガスの流れの処理が悪いと、ガスが乱反射したりして、弾道に大きな影響がで
る。
それで制退器は隔壁にガスをぶつけ流れる角度を変える。
消炎器は、ガスを四方に拡散させ、負圧になった部分へ空気を吸い込みガスの燃
焼を促進する。
こういった銃口につける各種の装置は設計によっては、本来の効果がないばかりか、命中に悪影響を及ぼす。
それでスリーブなんだが、横方向へ、ガスを抜かないとすると、中でのガスの流れを、どう整流するのだろうか?悪影響を及ぼさないように、なんらかの対策をしているのだろうか?(2013はないようだった)
どう考えても、あの(2013やブレーザー)のチューブでは、ガスをうまく処理するのには、容積が足りないと思う
ガバ氏
20年ちょい前までは、アメ横の中田商店の店頭に、箱にぶっこんで売っていてもので・・・。>>あの頃、大量に放出品が出たんだよね。
中国が、退蔵していた日本軍の小銃を大量放出した、銃剣も大量に出たんだろう。
それを買い込んで、銃剣は刃を切り、小銃は溶接して輸入した。
あれがデコガンの走りだね。
M1ライフルやM1カービンは、韓国、台湾が放出した。
もはや一線級の小銃ではなくなり、自国での小銃供給体制が整いだしたからね。
これも日本で溶接されて売られたが、大部分はアメリカへ渡り、放出された。
これをいっぱい買ったのがスプリングフィールドアーモリで、消耗した部品は作って交換して、着色しなおし銃床を入れ替え、さも新品のようなフリをして売りまくった。
日本へ入ってきたM1もね〜そうだと思うよ。
当時クレーって1枚50円とかしてませんでした?シェルは数百円。>>クレーは30〜40円、装弾は昔から40円ぐらいだ。
今は500発/\15000〜\18000ぐらいだ。
装弾はそれこそ、40年ぐらい前から、40円ぐらいだ。
これはずっと変わらないな〜
まぁ40年前は装弾も40円だった代わりにラーメン1杯も40円ぐらいだった
関税が下がったり、国産装弾が出たり、また円高で安い輸入物が入ったりでね。
40年ぐらい前はクレー射撃をするってことは、「ヘイ」だの「ホォ〜」だの言いながら土手に向かって、銭をばら撒いてるようなもんだった。
だから、コストを下げるためみんな手詰めをしたものよ。
ウインチェスターの赤弾(ショットシェルが赤いことからこう呼ばれた)をバカバカ撃てるなんてぇのは、よほどの旦那衆だった。
今は、一日撃って1万円〜1万5千円ぐらいだろう。
安い遊びとは言えないが、高い遊びってほどでもない。
まぁ真面目にクレーを撃たなくても。
ライアット風のショットガンでスラッグでも撃っていれば。
そうそう、鉄砲屋に行ったらT○M銃砲が、ノリンコのウインチェスターM97のコピーを輸入したそうだ。
トレンチガンもあるそうだ。
しかし〜〜ひどい出来だ。
銃砲雑誌でノリンコの出来のひどさがよく書いてあるけど、あんなにひどいと思わなかった。
あれじゃパキスタンの鉄砲の町製の方がマシじゃないか??
341 :
名無し3等兵:01/10/18 20:49 ID:JuQarT5o
倉庫行き防御age
342 :
ガバ:01/10/19 00:11 ID:NQnQU96k
>>341 ageありがと。
>>軍曹殿
>40年ぐらい前はクレー射撃をするってことは、「ヘイ」だの「ホォ〜」だの
>言いながら土手に向かって、銭をばら撒いてるようなもんだった。
ホントはスキートやりたかったんですがねぇ・・・まさにクレーとシェルでお金が
空へ消えていく・・・。さすがに学生の小遣いじゃ無理だと実銃を諦めた昔・・・。
(遠い目)
銃剣の身体測定データは次回に。実測値と手元の99式軽機の写真から想像して、
軍曹殿が
>>326でおっしゃられるとおり、銃剣がフラッシュハイダーの先に出るのは
10cm強程度と思われます。これじゃ刺された方も死にきれなくて迷惑でしょうなぁ・・・。
343 :
名無し三等兵:01/10/19 20:31 ID:cOcSbtQg
銃剣は重量安定の為に着けていたそうだ。祖父が軽機射手だったんだけど、
銃剣はみんな持ってるから、わざわざコスト高に設計するより、銃剣の重さで
安定させるようにしたほうが手っ取り早くて良かったんでしょうね。ちなみに、
白兵戦のときは伏せ撃ちで掩護射撃をしていたそうです。あと、当時はナイフ
だけで戦う「短剣術」なるものがあって、祖父はそれが大得意だったらしい。
じっさいに敵兵に殴りかかったりきりつけたりする機会はなかったそうです。
サイパンで人事不肖のまま捕虜になり、ハワイかどっかで( ・∀・)マターリしていた
ようです。うらやますぃ・・・。
344 :
名無し三等兵:01/10/19 20:54 ID:FQO8eWY2
>銃剣は重量安定の為に着けていたそうだ。
うお、それ説としては聞いていたけど、実際にそうだったというケースを見たのは
初めてだよ!!
貴重なお話をありがとー。
345 :
名無し三等兵:01/10/19 22:12 ID:cOcSbtQg
>>344 祖父はひねくれ兵隊(本人談)だったらしく、「軽機関銃に銃剣着けて白兵戦?アホカ。」
と思っていたそうです。ただ、着劍して射撃した方がしっくりきたらしい。それより、
96〜99は弾奏が上部にあるので照準しにくかったとか。あと、小銃と軽機関銃のみ
を使った防空射撃訓練を結構やったらしいんだけど、未だに意味がわからんとか言ってた。
えらいひねくれ兵隊ですな。
346 :
ガバ:01/10/19 22:23 ID:WzlbnJyI
>>343
おお!ついに99式軽機の銃剣=バランスウェイト説の有力証言が。
うーん、でも、設計時点で銃剣をバランスウェイトとして使うのを前提に
するぐらいなら、最初から銃に手打っている気がするなぁ・・・。
設計意図はバランスウェイトじゃなくて、あくまで銃剣突撃用だったが、
実戦で使用されるうち、銃剣がバランスウェイトになることに現場の兵士が
気がついた、という線はいかがか?
ところで、また昨日の書き込みでやってしまいました。私が昔やりたかったのは
トラップです。
厨房のころ何故かトラップとスキートの競技内容を逆様に覚えてしまい、
何度か覚え直すうち、ぐちゃぐちゃに・・・。(藁
射座によって見越しが大きくなり、1発しか撃てないスキートでは弾とクレーの
無駄遣いと思い、トラップやろうと思ったのでした。
347 :
名無し三等兵:01/10/20 18:47 ID:fw41r2N+
>>346 その通りだろうが、コスト安にするためでもあったのでは?
銃剣突撃用だたかもしれないが、いかにも扱いづらそう。それに96,99
より軽快な11年式には着剣装置が付いていない。突撃には向いていたと思われるが。
348 :
100:01/10/21 19:58 ID:X2H62+BI
>ガバ氏
>大当たり。この人がファストドローの後、コンバットシューティングを事実上紹介した
と思います。
やっぱりKKさんでしたか。この当時は「コンバットシューティング」という言葉がブーム
のようになっていましたね。私もこの呼び方が好きで、その後のアクションシューティング
とか、スピード・シューティングと言う呼び方には多少の違和感があります。
>KK氏は台湾の警察学校でコンバットシューティング
それもうっすらと記憶にありますね…。当時、他にKK氏は海兵隊でのデモンストレーション
で、コルトSAAでの海兵隊員のM1カービンと対決!とか、面白い記事がありましたね。
マーク・リードと一緒に拳銃武者修業(笑)とか、カスタム・ガバメントでプレイリードッグ・ハンティング
とか色々ありましたね…。
その後、モデルガンメーカーを立ち上げ、GM系のモデルガンでコンバットカスタムとか
出したり、スーパーブラックホークの金属モデルガンとかも出したりしていたかな。
今ではガスガン・メーカーとなり、モデルガンは休業?状態のような感じですが…。
349 :
100:01/10/21 20:01 ID:X2H62+BI
>>338 発射ガスとこの手の銃口部に付けるデバイスとの関係に関しては既に旧スレで書きましたが、
下手な物を付けるよりはクラウンを適切に加工された銃口からそのまま空間に拡散させて
やる方が良い、と思います。
実際自分が撃っていても、あるいは他人が撃っているのを観察していても、銃口から数m
離れた地面から土煙が上がるのが見えますので、その影響は少なくないでしょう。
ただ、実際にこの手のスリーブがどの位実際の精度に影響を与えるかは既に書きました
通り、よく分かりません。この辺の比較テストはあるのかもしれませんが、見た事がない
ので、知りたいところです。
構造としては単に筒状になっているだけで、特別な構造をしている訳ではありません。
少なくともSBはそうです。大口径用はじっくり見ていませんが、恐らく同じではないか
と思います。
350 :
100:01/10/21 20:03 ID:X2H62+BI
それで具体的な影響ですが、もし致命的に影響がある(悪い方向に)のならば、メーカー
も装着して販売しないと思いますが…。BOSSにしても数万発のテストをした後に販売
に至ったそうですから。この辺は照準線長を長く出来るメリットとの兼ね合いで特に問題
ないと判断したのでしょう。
前にも書きましたが、私も実際の実射テストにてこの辺を確認している所です。
ついこの間もスリーブを装着してのグルーピングテストでは21mm/300mが出ましたので、
致命的に悪影響を与える訳ではないようです。
しかし、過去スリーブなしではもっと良い数値が出ましたし、スリーブなしの方が安定
しているような気がしないでもないです。
この辺はもっと弾数を重ねてテストを繰り返さないと何とも言えません。
351 :
100:01/10/21 20:07 ID:X2H62+BI
弾代の話題が出ていますが、ライフルだと口径にもよりますが6mmだと60〜70円位でしょうか(リロードで)。
これはブレットの選択や薬莢を何回まで使うかにもよりますが、大体こんなモンでしょう。
308だと、もうチョイ高くなります。だから6mmクラスは弾代でも精度上でも、撃ちやすさ(反動の少なさ)
からしてもメリットが大きいですね。
SBの25円(テネックス、R50クラス)と比べてもべら棒に高くはない…?
逆にショットシェルと大して変わらない22LRと言うのは高すぎる感もある。
ま、この辺は射撃人口の差、消費弾数が違うので何とも言えませんが…。
ショットシェルをリロードする人は今はほとんどいないでしょうね(スラッグは別)。
300mでライフルを撃った場合を考えると、標的代はほぼタダに近いので、クレーでの
一日撃って1万円〜1万5千円ぐらいと言うのと条件的にはほぼ同じになりますかね…。
これでも物価との相対的な値段としては、昔に比べたら安くなったとは言えるんでしょうね。
もっとも海外(特にアメリカ)との比較はしちゃいけません。やったら、ノイローゼになる事うけあい!?
352 :
ガバ:01/10/22 00:54 ID:jH1LwGlc
さてちょっとサボってしまいました。
各銃剣の身体測定おば・・・
30年式銃剣
全長:49.0cm 刃渡り:37.5cm、刃の幅:2.4cm
M1ガランド用銃剣
全長:37.6cm 刃渡り:26.0cm、刃の幅:2.6cm
M1カービン用銃剣
全長:27.7cm 刃渡り:15.0cm、刃の幅:2.2cm
まぁ所詮模造刀ですから、多少実物とは違うかもしれませんが、
まぁイメージ的にはOKでしょう。
で、何が言いたかったかというと、戦後の64式小銃の銃剣に
飛ぶんですが・・・。
353 :
ガバ:01/10/22 00:55 ID:jH1LwGlc
戦後のアサルトライフルの銃剣は、銃剣突撃と白兵戦の機会が
減ったためでしょう、短くなっています。きちんとした数字が無い
のですが、手元の本の写真から推定して、
FAL用:全長32〜33cm、AK用:全長30cm
M16用は写真もないのですが、かつてどこかで見た写真や、
アメ横で見かけた刀身カットモデルのイメージから、やっぱり
全長30cm前後かと思われます。
この流れを見れば、64式用銃剣は30年式やガランド用
より短くなる筈なのですが・・・。これも正確な資料がないので
手元資料から推定すると40cm前後はありそうです。30年式
よりは短くなりましたが、前の制式小銃たるM1ガランド用より
長い・・・。
354 :
ガバ:01/10/22 00:58 ID:jH1LwGlc
この件に関して、「ガランド用の銃剣は短くて、設営等の作業に
使いにくい」という声があったため長くした、という話を昔読んだ
ことがあります。
戦後しばらく自衛隊でも99式短小銃が制式小銃だった時の銃剣
がゴボウ剣だったという記述は、勉強不足のため見たことがない
のですが、まぁそう考えて間違いは無いと思われます。そうすると
上記の「ガランド用は短くて使いにくい」というのは、30年式
との比較から出てきたのでは?と想像してみたのですが。
そりゃ長い方が色々使い道があるかもしれませんが、上記の
とおり世界的な流れを見れば異端です。当時の自衛隊の小火器
開発者達が、旧軍時代の影響やというか、ノスルタルジーを感じ
ていたように私には思えます。
64式小銃そのものにしろ、62式機関銃にしろ、当時の世界の
流れから「?」の開発意図やそれに基づく機構等の部分は、残念
ながら成功したものは無い気がします。
355 :
ガバ:01/10/22 00:59 ID:jH1LwGlc
また、「ガランド用は短くて、作業に使いにくい」という逸話は、
銃剣の用途についても興味深いですね。「戦闘」じゃなくて「作業」
なんですから・・・。
英軍のエンフィールドNo.4の銃剣は、スパイク・タイプのため
兵士からは「缶詰も開けられない!」と不評だったそうで、それも
合わせて見ると、WW2の時点で銃剣は武器と言うより「道具」に
変わっていたようですね。
356 :
ガバ:01/10/22 01:13 ID:jH1LwGlc
>>347さん
コストダウンですか・・・。それも否定は出来ないのですが、
個人には、当時の陸軍にコストの概念はあったかなぁ・・・と。
特に直接武器の性能に関することに対し、コストをケチること
当時の軍では無かった(やろうとしたら、大問題?)気がします。
また、数年前のNHKの太平洋戦争特集番組内で、当時の陸軍
上層部の銃剣突撃に対する執着はものすごく、ガダルカナルを
視察したか調査した某参謀が、帰国後もなお夜間の銃剣突撃は
有効だと報告していた、というエピソードを見たのですが、
それも合わせてみると・・・。
11年式に無いのは、設計した時代がリベラルな大正時代
だったから?
日露・第一次大戦の戦勝で、旧軍は成功体験から離れられなく
なるわ、明治以来の制度が硬直化し、軍が官僚化してしまうわ、
更に国粋主義的思想が蔓延するわ・・・結局そういう旧軍の体質を
あの99式軽機の着剣装置に見てしまう私です。
357 :
ガバ:01/10/22 01:14 ID:jH1LwGlc
>>100さん
今や金属モデルガンメーカーは絶滅したといって良いでしょうね。
CMC既に亡く、ハドソンとマルシンが時々思い出したように旧作
を再生産したり、どこかのメーカーがCMCあたりの金型を元に
復刻版を生産したり。この辺はまぁなんとか手が届く値段で出て
来ますが(それでも高価)、限定生産として発売される10万円
以上のものは(ハンドガンで3万円以上?)は手が出ませんねぇ。
358 :
ガバ:01/10/22 01:15 ID:jH1LwGlc
>>軍曹殿
何となく読み飛ばしていたことですが、ふと気になりました。
ショットシェルを手詰めされてたそうですが、シェルは再利用ですか?
浅間山荘事件の頃のショットシェルは、ボール紙で出来ていた気が
するのですが、アレはいくらなんでも再利用できないですよね?
(それから、あの頃聞いた話で、ボール紙なので水に濡れるとダメに
なるから機動隊はガンガン放水した、というのはネタだったので
しょうか?)
うう・・・風邪を引いて辛い・・・・
きょうも早寝をしよう。
ひとつだけレスを返しておくと、ボール紙の薬莢。
これは、手詰めが出来る。
ただし反復する回数使用できる回数がプラより少ない。
少ないといっても2.3回ではない。
散弾装弾をリロードする場合の、最大の問題は、口の部分。
これを星型に絞る(スタークリンプ)あるいは蓋を置いて周りを巻き込んで閉める(ロールクリンプ)
これの意味は、散弾の場合、銃身での阻害抗力がない(要するにライフリングがないため)
火薬を密閉して適度な圧力まで上げるには、このクリンプの抜弾効力が重要。
口がヘロヘロになってくるとつかえない。
そして紙は、いわゆるボール紙だ。
そしてパラフィンやロウで防水してある。
しかし雨の中で、長時間行動したり、長期保存したりすると、吸湿して不発の原因になったり、ボール紙が膨れて薬室に入らなくなる。
そんなことで、プラに変わった。
機動隊はガンガン放水した>>これはネタだろう。あんときゃ.22のライフルが大活躍した。
警官が.22でふたり殺された。
少し元気が出た。
小銃による対空射撃。
これはWWUでは無意味になった。
理由は、飛行機の性能向上(高速化、防弾性能向上)
.30クラスでの地対空あるいは艦対空射撃は、WWUに入ると上の理由で、効果が薄くなった。
空対空射撃(いわゆる空中戦では、射程が近い場合が多いので、まだいくらか余命を保ったが、それもWWU中盤までじゃないかな。
まぁそれでも三八式で落とされた飛行機はいくらかあるそうだけどね。
ベトナム戦でも小銃でファントムを落としたと北ベトナムがプロパガンダした。
まぁそういうこともあるだろう。
じゃ、わたしゃ寝るから。
360 :
名無し三等兵:01/10/24 00:34 ID:R4/GaYEa
age
風邪がなかなか抜けんな〜
しかし軽機の銃剣の件が気になっていたので。
まず、銃剣をつけたら命中精度が向上するか?
これは間違いなくする。
8mmNAUNBU氏がとりあえずアメリカの友人ので試したが、確認ができなかったそうだが、いろんな方法でテストすれば、確認できるのではないかと思う。
あるいは、命中精度の向上は極小さいのかもしれない。
私も長年、鉄砲の本や戦争関係の本を読んでいるのだが、命中精度向上の為の銃剣、これはいままで書いてあったことがない。
ところが4.5年前、それについて触れた本があった。
須川薫雄氏の「日本の軍用銃」という本だ。
須川氏は大手広告会社の社員で、米国駐在、余暇を鉄砲の勉強にあて、その成果を本にまとめたのが「日本の軍用銃」だ。
この中で、アメリカ人の日本の軍用銃コレクターと各小火器を実射して、結論ずけている。
銃剣をつけて射撃したら、命中精度が向上した。
よって軽機への着剣は命中精度向上の為に違いない、との推察をしている。
だからあくまで、須川氏と友人の米コレクターの推察に過ぎない。
しかし、これが着剣説流布の発端のような気がしてならない。
それで343名無し三等兵氏から、実際の兵士だったおじいさんからの証言もあった。
旧軍の兵士も着剣の効用は知られていたわけだ。
しかしガバ氏の言うとおり、現場の兵士の体験による学習だろう。
用兵側から、軽機に着剣して命中精度を向上させる、という使用法が指示されたのではないと思う。
銃剣というものの旧軍での取り扱いを考えれば、それはありえない。
まず旧軍では銃剣を取り付けての射撃、これを諌めていた。
銃剣を取り付けて射撃すると銃と銃剣、両方に悪影響がある。
小銃では銃剣は銃身に取り付けるので、反動による銃身の屈曲などの悪影響、銃剣は、銃口直下の為、発射ガスにさらされ叩かれることになる。
軽機の場合は、銃身ではなくガス筒に取り付けてあるが、同じような影響が予想される。
こういった理由で諌めていた。
貧乏なので兵器を大切にする旧軍の体質もあるだろう。
この点、「突き撃ち」という銃剣術の技がある米軍(自衛隊も)とは違う。
しかし旧軍とて、諌めていただけで、きびしく禁じていたわけではない。
着剣したまま発砲というのは、それなりに致し方ない戦闘状況も予想できるからね。
さらに着剣という行為、これは兵士が自由に行うことはできない。
あくまで戦闘単位の指揮官からの下命による。
指揮官が戦闘状況により判断下命する。
まぁ戦闘が混沌とするとそうも言っていられないのだが、こういった事は意外と厳密なんだよ軍隊は。
事故を防ぐためなんだ。
軍隊で安全というと変だが、自軍の自傷事故は士気に著しく影響があるし、事故が多ければ戦闘能力にも影響がでる。
なぜかというと、軍隊はいろんな人間がいる。
100氏がバトルプルーフという言葉を使うが、これは実際の戦闘に使っても(開発段階で想定もしていなかった状況がありうる)もちゃんと作動した、壊れなかった、あるいはそれで発生した不都合を改修したって意味だ。
さらにタイムプルーフという言葉もある。
これは長期間つかっても、なんら不都合でなかった、あるいは出た不都合を改修したってことだ。
もうひとつ、フールプルーフ、これは馬鹿が使っても壊れなかったってことだ。
冒頭に書いたとおり軍隊ではいろんなレベルの人間がいる。
とくに徴兵制であれば、手足目玉がついてりゃ兵隊にされる。
志願制だってバブルの頃の自衛隊なんぞ、日本語しゃべれりゃ良しってぐらいだった。
こういった馬鹿はなにをしでかすかわからない。
こういう馬鹿が使っても壊れないとか事故がおきないってのは非常に重要なんだ。
とくに歩兵という軍隊で一番、頭使わないところだから、馬鹿が集まる(全部馬鹿って意味じゃないぜ)
そこで使う兵器ってのはフールプルーフが重要だ。
たとえば、馬鹿が間違って組み立てようとしても、組み立てられないとか、作動しないように設計する。
カナダ軍のロスステアって小銃は、遊底の組み付けを間違っても組み立てられる。
そして発砲すると遊底が後ろにすっ飛んでくる。
フールプルーフによりこの欠陥が発見されたので、カナダ軍はロスステアをすべて一線からはずした。
日本の十三年式村田銃は、遊底止めを逆さに組み付けられた。
装填しようして、遊底を引くと、そのまま遊底が抜けてくる。
日本軍は逆さに組みつけられないように改修をした。
まぁ要するに馬鹿はなにをするかわからん。
さらにフールって言葉には、もうひとつ戦闘中の異常な精神状態、興奮状態って意味もある。
正常な人間でもそうなるとなにをしでかすかわからん。
こういった状況でも間違いが起きないってことでもある。
どうだ、みんな?、君らの小学校や中学校の同窓生がそのまま、歩兵中隊となって戦闘に参加するとするだろう。
実際、徴兵制だったらそうなるわけだ。
同窓生の中に、ひとりやふたり、コイツだけは俺の後ろに鉄砲持っていて欲しくないって奴がいるだろう?
そういう奴が勝手に着剣してウロウロしたら、前の敵より後ろの味方の方があぶないぜ、オチオチ戦争できないだろうが。
ああ、それで、要するに着剣ってやつも指揮の元、付けるタイミングとかを律している。
そういう馬鹿も含めて統率して戦争せにゃならん。
馬鹿がいても安全?に戦争できるように統率するってことを考えると軽機に勝手に着剣を許す、という使用方を上から指示するって事は考えずらいんだ。
話は飛ぶけど、米軍は小銃の操作教範に漫画を使ってる。
これも、わかりすくていい、と見るより、漫画でなきゃわからん馬鹿も兵隊になるって思わなきゃいかんと思うよ。
軍曹殿、フールプルーフされたはずの1レス多行書き込みが復活しております。
ご注意を...
366 :
名無し軍曹:01/10/27 10:05 ID:pUfOAbDv
367 :
名無し三等兵:01/10/30 22:14 ID:vFbbZ6Dg
せっかくの良スレなのに倉庫に行きそうなので…age
368 :
ガバ:01/10/31 00:47 ID:GJwGWiqh
体調不良のため、ご無沙汰しております。
軍曹殿、お加減は如何ですか?
ネタ切れ気味なのにageて下さるROMさん、ありがとうございます。
浅間山荘事件ねぇ・・・猟銃やライフルは真岡の銃本店を襲ったんでしたっけ?
警官2名に野次馬1名が命を落としたと思いますが、.22LRでしたかぁ。てっきり
猟用のビックボアかショットガンだと思ってました。
別スレで銃の殺傷力を議論している、だいたい大口径至上主義の若者が読んだら
信じてくれますかねぇ・・・
それから、軍曹殿の
「同窓生の中に、ひとりやふたり、コイツだけは俺の後ろに鉄砲持っていて欲しくない
って奴がいるだろう?」
は大いに笑わせていただきました。徴兵制マンセーの若人の中に、これ読んで
宗旨替えする人いるのでは?
一方では学校でのいじめが無くなるかもしれませんね。徴兵後、弾が前から
じゃなくていつ後ろから飛んでくるのを心配したくないから・・・
369 :
ガバ:01/11/01 00:58 ID:xMcxf/eU
今日、『カラシニコフ』スレ読んで、考えてしまいました。最大射程と有効射程の
概念、特に後者を忘れてしまっている・・・。
最大射程は『仰角45度で撃ったときに、弾丸が到達する距離』か『その銃で
一番遠くまで弾を飛ばしたときの距離』とでも定義できますが、有効射程は・・・
確か、『命中した場合に人馬を殺傷可能な距離』で、確かその殺傷力に関して
明確な数字・・・パーセンテージだったかなぁ・・・が有った気がしたんですが、
忘れました。
軍曹殿、よろしくご教示下さい。
ついでに『カラシニコフ』にも行って、気合いを入れてきて下さい(^_^;)
370 :
名無し三等兵:01/11/03 12:36 ID:8BXuxNYp
age
371 :
名無し軍曹:01/11/05 17:19 ID:emEnPJU4
いや〜ご無沙汰。
北海道へ鹿撃ちに行ってきた。
あんまりよくなかったね〜
いないのとはずれたのと両方だ。
いないのはしょうがないが、はずれたのを自分なりに分析すると、スコ^プを変えたせいだね。
いままで2−7倍だったのを3-9倍にした。
バリアブルのスコ^プは便利で近いと、低く遠いと高くする。
遠距離の場合、2-7倍の7を使うんだが、ちょっと不足と思い3-9にした。
そしたら近いのをはずしまくってね。
わずか1倍の差だが、一瞬、スコープに入れるのが遅れる。
その間に鹿に飛ばれてしまう。
372 :
名無し軍曹:01/11/05 17:21 ID:emEnPJU4
初めてスコープを使う人は高倍率のモノを使いたがる傾向がある。
遠くのものが見えるからと。
しかしスコープに捉えるまでのわずかな時間。
手ぶれの問題、経験してみないとわからんね。
殺傷力も同じだ。
威力は大きい方がいいに決っている。
しかし威力が大きい=原則:反動が強い=命中率が悪くなる。
まぁ拳銃だったら、四四マグナムやライフルだったら、460マグナム。
威力は強いが反動も強い。
どんな弾でも10Cmはずれればなんの効果もないわけだ。
射撃を確実にコントロールできるってことは重要だね。
どうも初心者は、この辺が理解できないようだ。
まこと鉄砲とはむずかしいものよ。
373 :
名無し軍曹:01/11/05 17:22 ID:emEnPJU4
射程距離だが。
最大射程とか最大到達距離は、弾丸がもっとも遠くまで飛ぶ距離だ。
有効射程距離=『命中した場合に人馬を殺傷可能な距離』これはひとつの答えだが、すべてをこう理解してしまうと、混乱を起こす。
まずライフルの弾は、最大射程の、降弧角で殺傷力があると言われている。
有効射程距離とは「目的に対し効力を発揮する距離」だ。
現在の5.56クラスの小銃は概ね500mが実用有効射程といわれる。
しかし1000mでも充分な殺傷力がある。
三八式は照門が2400mまであるから2400が実用有効射程だ。
では三八式の方がすぐれているか?と言われれば、それは違う。
同じ小銃でも目的が違うからだ。
374 :
名無し軍曹:01/11/05 17:22 ID:emEnPJU4
5.56mmクラスの小銃の目的は「肉眼で狙って人間に命中させることができ、殺傷しうる」ということだ。
三八式の目的とは「弾幕射撃で概ねその地点に弾丸をばら撒けて人馬に対する殺傷力しうる」といことだ。
弾幕射撃とか弾幕阻止射撃とかいうものについは以前、説明をしたが、あらためて簡単に触れると、2400mの距離で個々の人馬を狙うのは不可能である。
人馬の集団の付近に着弾させる事は可能である。
味方の集団が一斉に発砲することにより、バラバラと2400m先の敵集団の付近に弾が降らせる、そして被害を与える、射すくめ、敵の前進などの意図をくじく、ってことだ。
5.56クラスの小銃だって2400とはいわんが1500ぐらいだったら、弾幕阻止射撃は可能だろう。
しかし、君らも重々承知のことだが現代戦で、そんな遠距離から過早発砲したら、砲爆撃でコナゴナにされるのが落ちだ。
だから小銃という威力の低い兵器には500mぐらいまでの効力で充分となったわけだ。
375 :
名無し軍曹:01/11/05 17:24 ID:emEnPJU4
だが、もし5.56クラスの小銃に「敵の戦車に弾が当たり、カチンと音がして中の戦車兵を驚かす」という目的を与えたら、人間より十数倍、大きい戦車だ。
肉眼でも1500mぐらい狙えるだろう。
そうなると1500でも命中が望め、カチンと音をさせる目的を達成させられる、ということになり、有効射程は1500mとなる。
もちろん、小銃にそんな目的を与える軍隊はないがね。
要するに、目的とそれに対し効力を発揮する、ってことが有効射程を決めるわけだ。
376 :
ガバ:01/11/05 22:54 ID:f1NrI2kw
軍曹殿、お帰りなさいませ。有効射程のお話、ありがとうございます。
「人馬殺傷云々」は、大昔にGun誌で読んだ記憶がありまして、・・・なにせ
「人」と「馬」というのがいかにも時代的で印象に残ってました。
そういえば、昔、真珠湾攻撃のエピソードで、ヒッカムかどこかの飛行場の
司令官が自宅か事務所で空襲に気がついた。慌てて外に飛び出し、飛行場
方面を眺めていると、一発の流れ弾がひょろひょろと飛んできて、司令官の
胸に当たってぽろりと落ちた。それで司令官一言。
「ああ、この弾丸がいっそ私を貫いていたらよかったのに・・・」
鹿狩りですかぁ・・・。遠距離というのは何メートル位なんですか?
早速モーゼル引っぱり出し、300m強400m未満のところにあるマンションの
窓を狙ってみましたが・・・。
肉眼では窓があることが分かる程度、スコープは4倍で、窓の向こうにある
障子の桟が判別できる程度になりますが、銃を依託し、椅子に腰掛けて照準しも、
手ブレを抑えるのはなかなか難しいです。恐らく窓の向こうに人的があったら、
頭とかピンポイントは無理、何とかシルエットに命中させられるかな?ってとこです。
立射や膝射じゃ絶対手ブレ抑えられません(^_^;)。
377 :
名無し海兵隊員:01/11/05 23:38 ID:eQXg/ixI
( ・∀・)
ストックつきの拳銃は実際にどのくらいの距離まで使われたんだろう?
378 :
名無し軍曹:01/11/06 20:16 ID:4TZ3hoHH
うん、人馬の馬をたおすって事は昔の戦争ではとても重要はことだ。
なにしろ、WWT初期までは、戦場には人と馬しかいない。
そして兵器は小銃と大砲ぐらい。
空を飛んでるのは伝書鳩だけだ。
なんとシンプルな戦場だろう。
そして馬は騎兵が乗れば、現代の戦車に相当する戦闘車両で、大砲を引っ張ったり、糧秣や弾薬を載せた馬車を引く輸送車両でもある。
こう考えれば、馬を倒すことがいかに重要かわかるだろう。
馬は人間の数倍〜10倍の体重で、耐弾性も人間よりはるかに強い。
もし、現代でも馬が戦場の主役だったら、5.56や7.62X39は主力になりえなかっただろうな〜
379 :
名無し軍曹:01/11/06 20:17 ID:4TZ3hoHH
鹿狩りの距離ってのはさまざま、それこそ数メートルから、3-500メートルまでだ。
それでね、遠距離射撃で重要なのは距離を読むってことと見つけるってことだ。
まず見つける、これは一般の人が考えるより大変だ。
牧草地にポツンと立ってるなんてこともあるが、藪に隠れていたり雑木林にまぎれているとなかなか遠距離では、発見ができない。
実際、視界がいい北海道の猟場でも、せいぜい300mぐらいしか、射撃の機会はない。
それ以上だとこんどは発見が困難になる。
狩猟では、鹿を確実に殺さなければならない。
弾が当たっても、びっこを引きながら逃げてしまうなどという事が間々ある。
鹿や猪など、人間より耐弾性の強い動物を獲るには急所に打ち込む必要がある。
戦争では、、人間は耐弾性が低い、また怪我をさせ戦闘能力をうしなわさせれば、効果があるわけだ。
だから、君が感じたとおり、人的(上半身大)に当たれば命中とされる。
380 :
名無し軍曹:01/11/06 20:21 ID:4TZ3hoHH
>>名無し海兵隊員氏
ストック付きの拳銃ね〜
大体、拳銃は多少の訓練を施した将兵が、人間に対し命中させられるのは、3〜40m以下とされている。
これをストックをつけることにより、命中させられる距離を伸ばそうってことだ。
ストック付きの拳銃の代表例をいくつかあげると。
モーゼル96、ルガーP08の砲兵モデル、スチュッキン、H&KのVP70などだろう。
前二者は、ストックをつけることにより射程距離の延伸、後二者は、フルオート射撃での制御ってことが目的だ。
そしてストック付きの拳銃は、軍隊では、小銃での戦闘を主任務にしていない兵科の自衛用小火器として、あるいは任務の都合上、小銃を持ち歩くのが不便な任務の兵士に支給された。
射程や威力より、軽便性が優先されたわけだね。
そして、有効射程だが、銃身が短く、照準線が短い、拳銃弾なので威力が弱い、という点で、ストックをつけても、人を狙って殺傷する=せいぜい100〜150mぐらいとされている。
弾幕射撃、、というより、敵に適当に打ち込んで威嚇する=3〜500m程度ではないかと考える。
381 :
ガバ:01/11/07 00:55 ID:m7F6803z
ストック付き拳銃、今日1日考えて、軍曹殿ご指摘の4丁の内、スチェッキン
(どんな銃でしたっけ?(^_^;))以外は思い出しました。
それ以外にブローニングHPにも有った気がします。
鹿狩りの場合、鹿を見つけて、射撃姿勢(やっぱり伏射ですか?)とって、
トリガー引くまでどれくらいの時間なんですか?(距離は100〜200m程度として)
しかしこのスレのお陰で、Gunキチしてたリアル厨房時代を思い出し、古い
Gun誌を引っぱり出し・・・。
その一方で、Gun誌休刊の噂スレが・・・何とも寂しく。
休刊前に、別冊Gunの1〜3あたり、再刊して貰えませんかねぇ・・・。
382 :
名無し軍曹:01/11/07 16:47 ID:rq/gb7SC
スチュッキンは1950年代短期間、ソ連軍が採用した軍用拳銃だ。
大きさ的には大型拳銃のオートマチック。
しかし弾は9*18(9mmマカロフ)だが20連発。
フルオートとセミオートの切り替えが出来る。
脱着式ストックとともに支給された。
短機関銃に代わり、戦車兵の自衛用や一部空挺兵の装備として支給されたが、や
はり中途半端な性能で、少数の配備で終わった。
脱着式ストックは、いろんな拳銃で試されているね。
ブロのHPもそうだし、南部式やガバやラチなど。
逆にいうと大型の軍用拳銃では一通り、試されていうのではないだろうか?
まぁなんとか小銃や短機関銃に近い性能を発揮させようとしたが、やはりうまく
はいかないってとこだろう。
威力的にも命中精度とも拳銃は拳銃、ストックをつけたところで、毛が生えた程
度ってことか。
383 :
名無し軍曹:01/11/07 16:48 ID:rq/gb7SC
モーゼルの96のカービンタイプは日本にも何丁かある。
着脱式のストック(ただしカービンのストックはグリップと一体なのではずす
と、撃てない)銃身はオリジナルは16インチだが、日本の銃刀法に合わせ、20イ
ンチ程度までスリーブをつけて延してある。
私の知り合いも持っているのだが、性能的にはイマイチだそうだ。
残念ながら撃っているところを見た事はないが、持ってる本人曰くは、威力的に
も命中精度的にも近距離での小型鹿用程度だそうだ。
しかしモーゼルの96、昔「殺しのライセンス」ってB級スパイ映画があってね。
主人公が背中のホルスターに96を吊っていて、かっこよかったなぁ
384 :
名無し軍曹:01/11/07 16:49 ID:rq/gb7SC
鹿撃ちの姿勢と照準時間、、これはむずかしいなぁ。
鹿撃ちといっても大雑把に二種類のやり方がある。
まぁ犬を使うか使わないかなんだが。
本州では犬を使う場合が多い。
この場合は、姿勢も照準時間もあったもんじゃない。
犬に追われてぶっとんで来る鹿めがけてスナップショットだ。
犬を使わない場合は、いわゆるストーキングや待ち伏せになる。
姿勢だが、これも地形や状況で千差万別。
しかし伏射の機会は意外と少ない。
なぜなら、日本の場合、北海道といえども、地面に草がはえてる。
伏射の姿勢をとると、視界を遮断される場合が多い。
さらに伏射の場合は、次弾の装填がやりにくい。
しかし姿勢を安定させるのが肝要だ。
立ち木や柵など依託させられるものを極力使う。
銃を持った手を木に寄せる程度でもかなり安定する。
385 :
名無し軍曹:01/11/07 16:49 ID:rq/gb7SC
照準の時間だが、これもむずかしいね。
のんびり草を食ってる鹿でも、次の瞬間、走り出すかもしてない。
このプレッシャってのは、なかなかのもんだよ。
多少射撃をやった人間なら、50や100mで鹿をはずすわけがないと思うのだが、
実際、鹿に相対すると、次の瞬間、鹿がどういう動きをするのかわからんとうい
プレッシャは大きい。
実際、あっという間に走り去ってしまうのもいる。
またそう思って焦るとはずす。
できるだけ素早く、正確に、が基本だ。
まぁ体験的な原則論としては近い鹿だと、1秒程度だろうか。
あまりのろのろやっていると走られてしまう。
遠い鹿で、こちらに気づく心配がないとけっこう余裕がる。
100〜200mというと中距離ってとこどだろうか。
要するに走り出す心配がないか(走り出す原因で一番、大きいのはコチラに気が
つくか、だ)これによって違ってくる。
止まっているのを撃つのと、走っているのを撃つのは全然、命中率がちがう。
鹿との出合いの状況だ。
鹿がこちらに気がついていれば、もうできるだけ素早く撃つしかない。
鹿がこちらに気がつかなければ、かなりの余裕がある。
場合によっては、散々鹿を眺めて、写真を撮ってから、ズドンなんて場合もあ
る。
386 :
ガバ:01/11/08 00:29 ID:qUoTlJZI
今、モーゼルでやってみました。この寒空に部屋の窓開けて、灯り消して。
(いい歳して、何やってる?>自分)
お誂え向きに、50〜100m離れたマンションの一室の窓際に、ミッキーマウス型
の風船が置いてあるのを発見、これをターゲットに実験・・・。
立射、左肘を依託で、構えてスコープ(×4)に風船を捉えてから、ブレが
大分納まりトリガーを引くまで3〜5秒ってとこですかねぇ。
300m強になると、止めていた息が苦しくて、一回仕切り直しもあり・・・。
軍曹殿は1秒ですか・・・やっぱり早いですねぇ〜。急所を狙われるとのこと
でしたが、頭や胸部(あばら三枚・・・って、クマでしたっけ?)を瞬間的に照準
する感じですか。
本日、ぶらっと入った古本屋に、別冊GunのPart4・5を発見。お値段は
新書と同じ。ちょっと購入に迷い・・・。代わりに床井氏の『最新軍用銃事典』を
購入。銃知識がWW2でほぼ止まっていて、最近の銃にはとんと疎い私には、
ピッタリの本でした。
387 :
名無し軍曹:01/11/08 12:41 ID:gQIaYf5C
実猟での射撃のコツはね、狙撃でもそうだが、いかに銃を安定させるかだよ。
その点はルールがある射撃とは違う。
獲物を見ながら、依託するものを探すとか、素早く安定した射撃姿勢を取るというのが重要だ。
だからね、ミッキーマウスを狙うなら、自室の窓枠に依託するとかしたほうがよい。
この辺も慣れだね。
普段、射撃をやっている人は、どうしてもそのまま撃とうとする傾向があるようだ。
3〜5秒かかるのであれば、素早い判断が出来れば、その間に依託して発砲できる。
そのほうが依託せずに慎重に狙うより、はるかに命中確率が高い。
狙う場所は、上半身だよ(鹿の場合は前半身か)
そして頭は狙わない。
頭は小さいのではずすことがある。
はずす理由は、照準がずれた場合と距離を読み違えた場合がある。
射撃場と違い、距離がわからない猟場では、弾道のドロップを読み違え、はずす場合がある。
だから大きい胴体を狙う。
もちろんネックシューティングとかヘッドシューティングとか言って、頭や首を狙うハンターもいる。
きれいに倒したいとか、むずかしい射撃にチャレンジってことだね。
お久しぶりです。
USに再入国してから風邪で体調を崩してしまい今だに本調子じゃありませんが
ぼちぼちと会話に混ぜて下さいませ。
>軍曹殿
日本でもモーゼルC96が所持できるんですね。拳銃弾なのでちょっとビツクリ。
弾の入手とかはどうしているんでしょうか。
9mm? もし7.63x25ならアメリカでも入手困難ですし、あっても高価です。
安い7.62x25トカレフ弾が共用可ですが、ブランドによっては(C96には)パワフル
すぎて破損の元。私はたかだか300発程でファイヤリングピンを2度交換してます。
あとC96は思っている程命中率が良くありませんね。『命中率が良い』というのは銃身長
からくる妄想なのかも。ホルスターストックはガタツキが大きく、またサイズ制限から
肩までの長さが充分になく頬付けが甘くなります。不注意でリアサイトに目が近くなると
ボルトの後退で大怪我しますし。。個人的には拳銃用ストックの実用性は低いと思います。
『銃にアクセサリを付ける』という行為には萌えますけどね。ははは。あくまで気分の問題。
モーゼルピストルはバカスカ撃たずに、その形と構造と、そして時代背景に思いを寄せて
楽しむが良しと思われます。
モンゴル馬賊萌え〜。消防時代に呼んだ横山光輝漫画の影響かな?(爆)
>銃砲雑誌でノリンコの出来のひどさがよく書いてあるけど、あんなにひどいと思わなかった。
遅レスですが、爆笑。ノリンコのコピーライフルやピストルにはひどい出来のが多いですねぇ。
正に安いだけがとりえなんですが、友人所有のそれを見ると激しく萎えて買う気は起きません。
前スレで「38式レプリカを中国が再販したら」のような話しが出ましたが、やっぱり品質は
推して知るべしなんでしょう。
上海とかでロレックス等の偽物腕時計を2〜3千円で売ってますが、あれって考え様によって
はもの凄く良く出来てますよね。あの売価で利益をどうやって出すのか不思議なくらい、手間
かけて似せてます。
あの努力をノリンコもしてくれれば、もっとUSマーケットでシェア獲得出来るのに。オイオイ。
>鉄砲屋に行ったらT○M銃砲が、
一応伏字になってるんですね。
>ガバさん
お久しぶりです。
ガン誌スレを読みましたが、休刊はネタでしょう。。そう信じたいです。
個人的には無くなると困りますねぇ。年間契約してるし。(爆
ガン誌の内容はこちらの銃器雑誌に劣らず豊富な情報量です。たまには
首を傾げる記事もありますが、トータルの出来は素晴らしいものですね。
友人に頼んで、本代込み一冊2000円も使ってこっちに送って貰ってます。
私にはそれ位価値がありますね。ずっと出版して欲しいです。いやホントに。
391 :
ガバ:01/11/08 23:43 ID:rBdEDX8c
8mm Nambuさん、お帰りなさい。久々の内地帰還は如何でしたか?
軍曹殿、「殺しのライセンス」、私もリアル消防の時TVで見てます。モーゼル96を
腰の後ろに横向きで吊ってましたね。
映画の96というと、邦画で「豹(ジャガー)は走った」ってーのがありまして。
加山雄三の刑事に故・田宮二郎の殺し屋(スナイパー)。田宮にしてやられた加山が、
「もっと強力な銃を!」と警察の武器係のところへ行って。それで、渡されるのが96なんですねぇ〜
で、武器係がタンジェントサイトを動かして、「これで1000mです」って・・・。
いやーこれも消防時代にテレビで見ましたが、大笑いしました。頼むから拳銃で1000m撃たないで
くれって。
本日の実験。スリングを使うとサイティングが早くならないか?昨日と同じミッキーを狙いました。
(スリングを首にかけ、左肘はテレビに依託)結果は確かに昨日より手ブレの収束がよかったです。
しかし、スリングを使うというのは、昔本で読んだだけで、キチンと勉強したのではないので我流です。
猟用ライフルにもスリングはあると思いますが、使いますか?正しい使い方は、どんなやり方ですか?
私のやり方は、首にかけて頭を少し反らせるようにしてテンションかけます。これで頬付けは甘くなりますが、
肩の保持はしっかりする気がします。
392 :
ガバ:01/11/09 00:05 ID:qWGtHhbP
いかん、sage忘れていた・・・。
>8mm Nambuさん
おっと、歯形付きワルサー、くるくるウィンチェスターに続いて、ブン投げモーゼル96
まで共通体験でしょうか!?
393 :
100:01/11/09 00:31 ID:8FwG2vqZ
メンツが段々揃ってきましたね。麻雀じゃないって…?(笑)
>ガバ氏
依託射撃のコツはなるべく柔らかい物に依託させる事ですかね。
窓枠に直接銃を乗っけるよりは間に左手を挟んだ方が良い場合もあります。
これは左肘を立てて銃を支えるのではなく、あくまで依託物の間のクッションとして
左手などを使おうという訳…。
しかしこれは左手から脈拍の鼓動等を拾ったりする場合もあるので、本当は柔らかいクッション等を
銃と依託物の間に挟む方が良いですね。厚手の手袋を付けるだけでもかなり違います。
依託させた物が固いと着弾に影響を与えるので、照準通りに行かない場合がある訳です。
米軍のM24はパイポッドが装備されていますが、海兵隊のM40などはバックパック等に
依託させて撃つようにしているのは理に適った事と言えます。
昔は木の枝を3本ヒモで括り付けて三脚状にした物に乗せて撃ったりしていましたが…
394 :
100:01/11/09 00:34 ID:8FwG2vqZ
映画かテレビドラマか忘れましたが、殺し屋がおもむろにライフルを窓から狙いをつける
のは良いとして、銃身を直接窓格子に乗っけていたシーンを見た事があります。
実際にこんな事をやったら保証付きで当たりません。
あと、運搬用に装着されている普通のスリングを仰るような保持に利用するやり方ですが、
右利きならば左腕の上腕部外側にスリングを巻くようにしてからグルッと左腕をスリング
に一巻きするようにしてやるのが一般的な方法ですね。
文章で表現するのは難しいのですが、写真などで確認されると一目瞭然だと思います。
米軍では兵士が射撃する際にこのスリングの使用を認めています。
実戦ではこんな事をしている暇はとてもないと思いますが、昔からの習慣のようです。
逆に自衛隊ではスリングの使用を認めていなかったと思います。銃の安全装置など実戦的
でない事が多いのですが、この点では実戦的?です。
395 :
100:01/11/09 02:56 ID:8FwG2vqZ
>>392 そういや、「ブン投げモーゼル96」って何の事かと思ったら、馬上で拳銃を上に向けて
下に振り下ろしながら撃つ射撃法の事でしょうか?
「狼の星座」でしたっけ? アレ、ホントかなぁ?^^;
>ガバさん
>久々の内地帰還は如何でしたか?
首都高が700円もしやがりました。ははは。
あと茶髪にしてる方が多くてびっくり。中にはスーツ姿の人も。
出張に同行した米人同僚に何故かと聞かれて答えに窮しました。(爆
でも考えてみれば在米のコレア、タイ、ラオス、といった人達も茶髪にしてますね。
アジア人のトレンドなのかな?
あと狂牛病騒ぎ、凄いですねぇ。
和牛よりアメリカ牛が喜ばれるなんてどうかしてます。
アメリカ産だって遺伝子組替えまくりの飼料で育てたり、加工時に放射線で滅菌して
たりとか、胸を張れるもんじゃないと思うんですよ。FDA(食品医薬品局)は平気
っつーてるけど。今の世の中、完全なものだけ食べるなんて不可能なんでしょね。
をっと雑談が長すぎますか。スマソ>ALL
>「ブン投げモーゼル96」ってなんだろ?
うーん私もわからない。日活映画はあんまり記憶にないんですよ。18歳未満だったし。
え、そっちの日活でない?(爆
>武器係がタンジェントサイトを動かして、「これで1000mです」って・・・。
あの手のタンジュントサイトって、弾の失速とかもちゃんと計算して作ってんですかねぇ。
それにしてもその武器係の言葉を加山刑事は鵜呑みにして実践したんでしょうか?
で当てちゃったり? 映画の影響力って大きいですから困ったもんです。
二人まとめて軍曹殿に小一時間も問い詰めてもらいたいですね。(w
>「狼の星座」でしたっけ?
うわ、すぐ題名が出てくるなんて凄い。100さん、お久しぶりです。
満州馬賊の馬上からの振り下ろしサイティング方法は当時ほほ〜っと感心したものです。
ターゲットを狙いながら馬を走らせるのは銃があっちこっちにぶれて不可能、だから
撃つときだけ振り下ろして銃を縦方向だけのブレに限定してしまえば、発射タイミング
の練習を積むだけで命中率があがる。。。こんな感じでしたっけ?
いずれにせよ馬賊は城内戦だったり村落襲撃だったりで至近距離の発射が多かったと
思うので、『サイトをこうすれば1000M』がほんとに可能な警視庁武器係ならば直ぐに
百人隊長に抜擢された事でしょう。
あの漫画懐かしいなぁ。主人公の少年は下っ端で銃が持てず、木で自作したおもちゃの
モーゼルで星を撃って練習するんですよね。。。
399 :
ガバ:01/11/10 01:03 ID:hUmYiQrW
大当たり〜 ブン投げモーゼル96。「狼の星座」ですが、やったの私だけ?
今日の実験:ブン投げ射撃法
ガン:モーゼルがないので、WAのガスガン・ガバ
射距離5m、ターゲット11cm四方のターゲット。発射10発中命中3発。
部屋の中BB弾だらけ。
今日は帰宅前に実家によって、MGCのモーゼル96見てきましたが、サイトは
500mまででした。うーん、あの映画では確かに「1000m」って言ってました。
映画の中でも、1000mじゃなかったと思いますが、サイト動かして遠距離で
命中させるシーンがあったと思います。
その後の映画でモーゼル96というと・・・リーサルウェポン2の悪徳外交官が
使ってましたねぇ〜。
400 :
100:01/11/10 03:56 ID:oQkGA03p
8mm Nambuさん、こちらこそどうもです。
「狼の星座」が連載されていたのは確か少年マガジンあたりで、昭和52年規制前後だった
と思います。昔の漫画雑誌の広告に黒塗り金属製モデルガンが載っていたのが記憶にあり
ますが、この時は既に金ピカになっていたかな。
当時は銃の知識もゼロに等しい頃でしたから、撃発時にボルトが後退してハンマーを
起こしている絵を見て、「そうか、こうなってるのか」なんて思ってましたね(笑)。
>満州馬賊の馬上からの振り下ろしサイティング方法
これは仰るような説明で合っていると思います。作中でも「ヨーロッパ式の射撃法はこう
だが、これでは揺れ動く馬上からでは当たらない」とか説明があった覚えがありますね。
ただ、これが横山光輝氏の創作なのか、本当にあったのかは分かりませんが…。
この撃ち方だとサイトのズレは関係ないですね。サイトを使わないのですから…
401 :
100:01/11/10 03:59 ID:C+Ja5UU7
>ガバさん
MGCのモーゼルは確か9mmパラべラムという設定だったと思いますよ。
だからサイトの目盛りは500mまでで正解です。グリップに大きく「9」と刻まれていた
でしょう? あれは間違えないようにオリジナルも同様になっていました。
何でも高速弾(拳銃弾としては)の7.63mmモーゼルよりも9mmパラの方は弾道が低伸
しないので、500mまでとされたとか…。どっちにしても無理な話ですが^^;
でもMGCのカートは30モーゼルっぽくボトルネック風だったような記憶がありますね。
クリップ・チャージャーで上からガチャガチャっと装填するのが楽しみでした。
402 :
名無し軍曹:01/11/10 13:11 ID:QgFe192i
おお、8mm Nambu さん、お久しぶり〜
96カービンは日本でも所持ができるよ。
ただし今はどうかな?
銃刀法では拳銃ベースのライフルや拳銃弾を使用するライフルの所持許可を禁止してはいない。
原則論では許可は下りるはずだが、拳銃って言葉に敏感になっている昨今、警察がいやがるだろう。
私が見たことがあるのは、7.63が2丁、9mmパラベラムが1丁だ。
弾も輸入はできる。
適合するライフルを持っているわけだから。
しかし個人で使う数百発では高くついてしょうがない。
ハンドロードしているそうだ。
403 :
名無し軍曹:01/11/10 13:12 ID:QgFe192i
ノリンコはほんとにひどい。
あれでは、仕上げなどこだわらないアメリカ人でもいやになるだろうね。
ツールマークバリバリ、バフダレでレロレロだ。
どうやったら、ああ酷く作れるのだろう?
そして、T○M銃砲の宣伝がすごい。
相変わらずだ。
ジャロに電話してやるか。
殺しのライセンスはよかったね〜〜〜〜横の敵を背広越しに撃ち、仰向けに倒れう後ろの敵を撃つ、、このシーンがよかったぁ
404 :
名無し軍曹:01/11/10 13:12 ID:QgFe192i
スリングの使い方だけどね。
ミリタリースリングの使い方は、まず右手で銃を持ち、スリングをダラっと垂らす。
左手を左側から、スリングの中にいれ、スリングの下からまた左へ戻す。
これで一回巻きついたわけだ。
そして、もう一回、左から左手をスリングの中へ入れながら銃床を握る。
一回目の巻き付きは肘より上にあること。
そしてスリングの張り方は、スリングの長さと巻きつける位置で調整する。
言葉で言うとむずかしいな〜〜スプリングフィールドアモーリのトレードマークがあるだろう?
M14を構えている兵士を前から見たデザイン。
あれの腕をよく見てごらん。
405 :
名無し軍曹:01/11/10 13:14 ID:QgFe192i
軍隊では米軍がスリングを腕に巻きつけるのを教えるね。
それからドイツの狙撃術もそうだ。
スリングを使わない理由は。
腕にスリングを巻きつけると射撃後、次の動作に支障が出る。
昔の長い歩兵銃は、銃身を長くしつつ、ある程度の重量に収めるため、比較的銃身が細い(特に薬室以降)さらに銃床との結合をがっちり止めてある(フローテングになっていない、たとえば旧軍で、フローティングされているのは44式騎兵銃だけ、
これは銃剣の起倒での影響を軽減するためフローティングした)
強くスリングを張ると、銃身が屈曲して祖点が変わってくる(M16でも同様の問題が起きた)
406 :
名無し軍曹:01/11/10 13:14 ID:QgFe192i
自衛隊はM1の頃は米軍に倣い、スリングを使った(というか射撃教範は米軍のフルコピー)64式では使わせない
これはスリングの取り付け位置が真下から横に変わったためだよ。
横にあるスリングを張るのはむずかしいし、かえって安定を欠く。
そうそういい忘れたが100氏が言うとおり、硬いものに銃を直接、依託しては駄目だよ。
なにか適度な硬さのものに依託する。
まぁそうは言ってもなかなかないから、銃を持った手を委託するようにする。
たとえば立ち木に委託する場合、銃を握った左手を木に押し付けるとか、立ち木に左手を付く、親指を横に広げ、その指のまたのところに銃を載せるなど。
407 :
ガバ:01/11/10 14:54 ID:0xrrJpfO
>>100さん
MGCのモーゼル、ご指摘のように元々はグリップに9の刻印があったのですが、
私が買った頃(SMマークが入るようになった頃)には、なぜか刻印が消えてるんです。
で、カートはやっぱりご指摘どおりボトルネックですから、改めてマズルにノギスを
当てて測ってみました。やはり9mmのようです。
軍曹殿、スリングの使い方ありがとうございます。今晩やってみます・・・って99式も
モーゼル98Kもスリングが横ですね。
ああ、首にかけてと言うのは完全な自己流でしたか。公の場で電波飛ばしてお恥ずかしく。
408 :
名無しサー:01/11/12 17:49 ID:O4AuiJcB
age
>軍曹殿
>私が見たことがあるのは、7.63が2丁、9mmパラベラムが1丁だ。
弾も合法的に入手できるとは驚きました。(@_@)遥かに威力のあるライフル弾が
普通に買えるので、弱い拳銃弾がご法度になる理由はないんでしょうけれども。。
拳銃弾がOKならば、44Magを使うWinレバーアクションやRugerから出ているセミオート
ライフルとかも許可になるんですかねぇ。(^^;
.30モーゼル弾はリロードされているんですか。猟だと薬莢の行方が気になって
しまいそうですね。(爆
( ・∀・) マターリマターリ
.44magnumは口径の制限に引っかかるよ!
411 :
ガバ:01/11/15 23:35 ID:WJ7afOPA
一瞬、自営隊の如き薬莢回収袋付き96を思い浮かべて、萎えてしまいました。
96の場合、エジェクトされた薬莢は真上というより斜め後ろ上方に飛ぶんですよね?
下手すると顔面かのーてん直撃・・・。P−08や14年式もそうかな?
>名無し海兵隊員さん
口径制限があるんですね。情報どうもです。
>ガバさん
C96や南部の薬莢はほぼ垂直に上がりますね。LugerP08は斜め後方。それぞれ弾頭重量やパウダー
によって方向も変わりますので、概ねその方向、です。頭に当たった事は記憶に無いですね。
9mmパラはリロードする方が高くつくので、私は撃ちっぱなしで捨てます。
ところが8mmNambu弾や7.63x25の場合は薬莢が一発1ドル以上もする貴重品(爆)ですので
回収するんですが、注意を払っていても結構無くしてしまい悲しい思いをします。結局射撃中
はターゲットより薬莢の行方ばかりが気になるという、まんまモデルガンの気分です。(^^;
遅レスですが96/99軽機の話も一つ。
>ガバ氏
>10キロ強の本体を持った状態で、何個のマガジンを携帯できるんでしょうか?
先日、九九式軽機のマグポーチをコレクターショーで見つけました。2本入れの布製で、
けっこうしっかりした作りです。製造日、製作所等の文字はにじんで読取出来ませんでした。
軽機の射手がこれを定数で何個持っていたかは知りませんが、バランスと重さから考えると
2個が限界ですかね?すると2x2+1で、5個のマガジンを携帯していたのかも。。
やはり弾薬手がたくさん弾倉を運んでサポートしなくてはろくに戦えなかったのではと思います。
414 :
名無し軍曹:01/11/17 00:55 ID:Xx7LBhVL
8mm Nambu氏
そうなんだよ、拳銃弾を使う銃は駄目とは書いていない。
最近では、ウインチェスター92のレプリカ、357MAGを使うヤツなんかも輸入されている。
たしかに貴重な薬莢を使うと獲物より薬莢の行方の方が気になるよね。
名無し海兵隊員氏が言うとおり、口径制限に引っかかる。
銃刀法では、5.9mm以上10.5mm以下となっている。
そしてこの口径は山径を指すので所持許可が得られるのは口径.416が最大ということになる。
まぁ法律的には、数字で規定しなけりゃしょうがないんで、こうなったんだろうが、44MAGのオートや444マーリンなぞ、使ってみたい口径ではあるね。
10.5mm以上の口径のライフルや12番以上10番以下の散弾銃は「もっぱらトド、ヒグマ用」として特例で許可される。
このトド、ヒグマ用ってヤツなんだが、最近、気がついたというか知ったんだが、長年、北海道で、職業猟師的なハンターのみの許可されると思い込んでいたんだが、法的にはそうではない。
本州在住の人間でも、もっぱらヒグマを狙うハンターであれば許可になるわけだ
実際、許可を得ている人のいるようだ。
トドは狩猟鳥獣ではなく、有害鳥獣として捕獲が許される。
そうなると、北海道在住の狩猟者でなければ許可がおりない。
しかしヒグマは、狩猟鳥獣であるから、もっぱらヒグマを狙うと主張すれば許可が下りるわけだ。
そして「もっぱら」の解釈なんだが、主としてヒグマを狙うがたまには、他の狩猟鳥獣にも使う、という解釈がなりたつのだろうか???
415 :
名無し三等兵:01/11/17 05:56 ID:IxUnxOUj
このスレ2ちゃんらしくなく、非常に面白いガンスレですね。
ageさせて頂きます。
>最近では、ウインチェスター92のレプリカ、357MAGを使うヤツなんかも輸入されている。
あー、そうなんですか。少なからず拳銃弾も流通している様ですね。357MAGだと狩猟対象
が限られてしまうかもしれませんが、ウインチェスター92に萌える人は多いのでは?
こちらでもレバーアクションは根強い人気があって、ローカルガンショーでは相当数見かけます。
中にはスコープ乗せてるのもありますよ。
散弾の10番は数発だけ撃った事有りますが、反動が凄くて12番の比じゃありませんでした。
トド用はスラグなんですか?
>もっぱらヒグマを狙うと主張すれば許可が下りるわけだ。
その流れで考えると、44MAGも許可になる?(爆
あっと、44MAGにこだわってる訳じゃ有りません。可能性の話で単なるネタです。
もっとも仮に許可になったところで日本では許可銃一人2〜3丁迄(?)という暗黙の了解が
あると聞きますので、その少ない銃の中に拳銃弾使用ライフルをわざわざ入れる人はいないかな。
銃刀法自体はしっかりと規定されていても、実際には許可が下りたり下りなかったりするのが
興味深いところです。大口径は特例との事なので同列に語るわけにはいきませんが、銃数の上限
が法的に禁止されていないのにかかわらず所轄の担当者によっては許可を出し渋る。。
アメちゃんならすぐ訴訟ものでしょう。(^^;
ネタついでにもういっちょ。
アメリカにおけるGun事情。(ATF調べ)
- 銃の総数 2億丁 内6500〜7000万丁がハンドガン
- 銃の所持者 6000〜6500万人 内3000〜3500万人がハンドガンオーナー
- 護身用に銃を使用した事がある 11%
- 犯罪に使われた銃 0.2%
だそーです。
護身用に使った11%というのは凄い。警察の銃とかも含むのでしょうかね?
419 :
8mm Nambu:01/11/20 04:50 ID:liDNaTrv
>415さん、age感謝です。
ここはマターリしちゃってますので、気が付くと随分下がっている事があります。
スレ題は92重機/99軽機なんですが、話が枝分かれして今や殆どが別件ですね。(爆
宜しければ雑談にもご参加下さいませ。
420 :
100:01/11/20 23:05 ID:wUYEtfUF
以前は名無し軍曹氏と議論、意見交換という感じでしたが、最近はマターリ雑談という雰囲気に
なってきましたね。良い傾向です。
357マグナムのレバーアクションなんて輸入されているんですね。そういや、銃砲店のブレットの
販売案内に357の125grJHPなんてあって、競技用CP用かな?それにしてもJHPってのは…
なんて思ってましたが、そういった長物用だったのかもしれません。
以前にも書きましたが、ウィンチェスター92系は西部劇の影響で萌える人向きでしょうかね?
と言うのも、あのスタイルでスコープを付けてもイマイチかっこ悪い?気がして…。
これがマーリンなどの現代風にアレンジ?したデザインだとスコープを付けてもさほどの違和感が
ない…あくまで私見ですが。
格好云々は別にして実用上から言うと、92系はエジェクションポートが真上にあり、スコープを
装着すると排莢に問題が出ます。そこでAE(アングル・エジェクト)というモデルを出して対応して
ましたね。これは薬莢が右横に出るようにしたタイプでスコープに当たらないようにしています。
421 :
100:01/11/20 23:08 ID:wUYEtfUF
357マグナム口径が所持出来るのなら、カスール・リボルバーに357マグナム口径のモデルが
ありますので、これにロングスリーブ、あるいは長銃身に交換、グリップをライフルタイプの
ストック・タイプに交換すれば、シリンダーもちょうど5連発なので所持出来るのではないか…なん
て思ってみたりします(^^ゞ
少なくとも法的には問題ない筈ですが、実際には許可下りっこないですね(笑)。
ミリっぽい銃ですら、何のかんのと難癖を付けてくるのが実際のようですから。
先の口径の話題ですが、416リグビーまでは通常の条件で許可が通った事を確認しています。
だから41マグナムまではOK!?^^;
デザートイーグルの41マグの14インチ銃身にスリーブを足してグリップ後部にストックを溶接でも
すれば良いのかな…(笑)。
T/Cコンテンダーと言う中折れ式の単発ピストルがありますが、これのライフル版は問題なく所持
出来るようです。どっかの銃砲店が入れたとか聞いた事があります。
これとは別にフォーリングブロックタイプの410番の銃は射場でも見た事があります。
422 :
100:01/11/20 23:12 ID:wUYEtfUF
>8mm Nambuさん
>日本では許可銃一人2〜3丁迄(?)という暗黙の了解
これなんですけど、日本国内でも一律ではなく地域差が大きいようなんですよ。
中には2〜3丁どころかライフル1丁を所持するにも地元猟友会の会長の推薦が必要(!)だとか
その地域内での丁数を勝手に決めておいて新たに欲しい人は既に持っている人に手放すように
頼まなければならない(!)とか、すごい話を聞きます。
その一方では一人で10丁、20丁も所持している人もいる訳で、この辺は何とも言えないのです。
>アメちゃんならすぐ訴訟ものでしょう。(^^;
まァ、訴訟以前にそういった苦情を言う事の出来る行政機関が存在していますが、日本では同様
の物があっても実質機能していないんですよね(苦笑)。
( ・∀・) マターリマターリ
1年か2年前にロングバレルのデザートイーグルにストックをつけたものが発表されてたよ!
全長の関係から法執行期間向けに限定されてたけど、バレルとストックを長くして
民間に売ったほうがいいのではないかと思ったね〜。持っていいのなら1丁欲しいよ!
アメリカで護身用に使われた銃が11%というのは意外と多いね!
警察官のも含まれてるのじゃないかな?腰に下げてるのは護身目的だしね。
ATFの発表ならちょっとは信用できそうだ!(アメリカの銃の統計データはあまり信用してないよ)
ストック付き拳銃と言えば、あの空気銃競技のHR(ハンド・ライフル)
という種目はまだあるのでしょうか?
法規上仕方がなかったとはいえ、肩付けもできないストックというのは
見ていて妙な感じがしたものです。
425 :
名無し軍曹:01/11/21 15:05 ID:0w+CS8Yv
8mm Nambu 氏
357の92レプリカは、西部劇マニア的嗜好の人が多いんだろうけどね。
357マグナムも馬鹿にしたもんでなく、ライフルから撃てばそこそこ使えるんじゃないかね。
日本の場合、猟場が特殊だから、威力を犠牲にしても、軽量、小型を優先して、っていう用途があるからね。
山が険しく、犬を使うと敏速に行動する必要がある大物猟師は、軽く小さいってのは、なににもましてありがたい場合がある。
ホーワの300カービンだって、如何にライフルがない時代とはいえ、そういう猟場の日本じゃなきゃあんなに売れなかっただろうな〜
リボルバーのカービン、これも法律的には許可になるだろうね。
全長、銃身長、口径なんぞをクリアしてればね。
しかし前に書いたけど、警察が「拳銃」って単語に敏感になっているからね。
100氏も言うとおり、まぁ揉めるとは思うよ。
426 :
名無し軍曹:01/11/21 15:06 ID:0w+CS8Yv
しかし拳銃ベースってことじゃなくても、確実に連発で弾がでるリボルバー形式、それで暴発しにくいダブルアクションっていうのは、大物の勢子なんかには、重宝すると思うね。
フレームはスイングアウトでなくてもいいから、丈夫なヤツがベース。
銃身は48.8Cmギリギリで、できるだけ全長を小型に。
口径は、そうだね、100氏が言うとおり.41マグがベストだが、その他.357マグナム(マキシマムというはどうだろう?).30カービン、.410番など
ハンマが衣服に引っかからないようにS&Wのボディガードのようにカバーをつけてね。
それから銃身とシリンダーのギャップから漏れるガス対策をどうするか?
カービンにする場合はこの辺、きちっとしてもらわんと使いづらいね。
ナガンみたいにするか?それとも覆いでもつけるか?
どっかの鉄砲屋が企画してくれないかね?
T○Mさん、あたりどうだろう?
427 :
名無し軍曹:01/11/21 15:06 ID:0w+CS8Yv
リボルバーで思い出したが、すごい珍銃奇銃を見たことがある。
12連だか16連発の鉄砲。
回転弾倉じゃなくて、まさに蓮根。
ぶっとくながい銃身(そう直径10Cmぐらいあったか)に12か16の孔が開いている。
口径.30ぐらいのリムドの拳銃弾みたいな弾を使う。
そして引き金を引くと、一斉に発射する。
要するに散弾のOOバック、これの代わりに使うわけだ。
OOバックじゃ威力もないし、命中精度も悪い。
その代わりに、拳銃弾程度を一斉にバラまいた方が威力があるって事だと思う。
それでね、その銃を見た時点では、その鉄砲は鉄砲屋の所有物になっていたが、以前は所持許可が下りていたそうだ。
法律的には、これは許可が下りるんだよ。
12-16発も撃てるのに?と思うだろう?
428 :
名無し軍曹:01/11/21 15:07 ID:0w+CS8Yv
法律を読むとだな、日本の銃刀法は、弾倉への装填可能弾数を制限しているだけで、何連発以下とか、まで、って制限はないんだ。
すなわち、散弾銃の場合、弾倉内2発、ライフル銃の場合5発だ。
だから多銃身式の連発銃は制限がないわけ。
この銃は一斉発射だったけど、一発づつの連発でも問題ないわけだ。
とはいえ、そんな多銃身式の銃はないわね、第一、重くてしょうがない。
この銃も、たしか10キロぐらいあったぞ。
まぁあるとすれば水平3連の散弾銃というのはあるね。
これも昔々見た記憶がある。
しかし3連じゃ面白くない。
イタリアあたりで、スクエア4連の散弾銃というのがあるらしい。
こんなの申請したら、警察はどんな顔をするかね??
メガフォース被害者の会氏
HR競技はまだあるよ。
あれは日本独特の競技だよ。
銃刀法の関係で致し方ない。
これもまさに空気拳銃を改造したもんだ。
429 :
100:01/11/21 23:20 ID:cAkYZQg2
リボルバー形式という事で言えば、散弾銃でストリートスウィーパーとか何とか言うのがありましたね。
構造的にはダブルアクション・リボルバーそのまま、ただしスウィングアウト方式ではなく、SAAの
様にエジェクション・ロッドで排莢する方式だったと思います。
見た目がハデなので映画にも使われたような気がします。ただし、装填数は12発なので銃刀法
には全く合致しませんが…(笑)。
それはそれとして、軍曹氏の御指摘の「リボルバー形式でダブルアクションの長物」というデザイン
は面白いかもしれませんね。
以前、空気銃で同形式の5連発の物を見た事があります。確か炭酸ガス式でシングル、ダブル
両方での射撃が可能です。もちろん日本で所持可能の物です。
430 :
100:01/11/21 23:22 ID:cAkYZQg2
散弾銃は国内では装填数からメリットがあるかは疑問ですが、ライフルなら悪くはないかもしれません。
その場合、確かにシリンダーギャップからのガス洩れが問題となりますね。
ナガン方式を取り入れると構造が若干複雑になるのが難点ですかね。
357マキシマムはナガン方式なら問題ありませんが、シリンダーギャップがあると、そこから洩れる
高圧ガスでフレームを切断して行くようになりますので、難しいところですね。
ルガーがせっかく開発して一時は販売にまで踏み切った357マキシマムをリコールで回収したの
はこれが原因でしたから…。
30カービン位がちょうど良いかもしれませんね。最初から遠射性能は度外視という事で…。
431 :
100:01/11/21 23:24 ID:cAkYZQg2
多銃身式にすれば何連発でもOK、と言うのは本当ですか〜!?^^;
いわゆるペッパーボックスみたいなモンですかね?
12〜16連発と言うのはサイズ、重量から言っても現実的ではないですが、スクエアの4連銃なんて
面白いですね。以前、護身用の小型ハンドガンでCOPという4連発のデリンジャー・タイプの銃が
ありましたが、正にこのスクウェア4連方式でした。
水平ニ連銃の銃身の上にライフル銃身が乗っているコンビネーション銃なんて言うのもありましたね。
先の回転式の話題と連動して他銃身を回転させて連射出来る方式ならシリンダーギャップの問題
もなくなるかな。手動バルカンか〜!?(笑)
頭をひねれば日本国内法に合致して面白いデザインの銃も出来そうな気もしますね。
問題は実際の申請における対応かな〜!?
432 :
100:01/11/21 23:26 ID:cAkYZQg2
ハンドライフルは正に世界一厳しい日本の銃刀法を体現している銃と言えますかね。
世界的に銃規制が進む現代においてもエアピストルを規制している国は珍しいようで、海外の
射撃関係者がこれを見ると目を丸くして驚くと言う…(笑)。
競技種目としては今でもある事はあるのですが、悪く言えば日陰者的存在と言うか、細々と続けら
れている、という感じですね。
あのストックは軍曹氏の言われる通り法律上仕方なく取り付けた物で、むしろ肩付け出来るように
作ってしまうと本来のピストル射撃(片手撃ち)の際に不都合が出てくるので、最近では板をオリジナルの
グリップに接着剤でくっ付けるようにしています。以前は木部全体を丸々作っていたので改造費も
高かったのですが、上記の方式だと安上がりで且つ軽量化されています。
据銃の際にこのストックを腕に当てるようにすると安定するので、ピストルより長い照準線長と
相俟って、ハンドライフルはピストルよりも高得点が出せるのだとか…。
しかし撃っているのを見ていると、確かに何か妙な感じがしますね。
433 :
ガバ:01/11/22 00:10 ID:LgIr9qoI
軍曹殿
>>427で書いてらっしゃる多銃身銃って、映画『アラモ』でリチャード・
ウィドマーク扮するボウイ大佐が持っていたヤツみたいなものでしょうか?
銃身は6本か7本で、時代的にフリントロックだと思いますが(時代的にはパーカッションの
可能性もあるかな)。
映像探したんですが、
ttp://homepage1.nifty.com/widewestweb/WstAlamo.htm の左下、大砲が火を吹いている写真の、一番左の人物が手にしているのが
そうです。
これ以下デンパの可能性が高いですが、この手の多銃身銃は、昔、
海軍が水兵の反乱対策だか、接舷して敵船に乗り込んで白兵戦する時用
の銃だって、Gun誌かなんかで読んだ記憶が・・・。
しっかし12発とか16発とか同時発射して、反動とかどうなるんでしょ?
(『アラモ』の映画の中では結構な反動でした。確か)
こんな時間に失礼します。
>>軍曹さん
リボルビング長物と言えば、割と最近ロシアで作られていたような覚えもあります。確かライフルではなく
散弾銃でしたが。家に帰ったら倉庫のGun誌ひっくり返して調べてみます。もし勘違いでしたらすみません。
>>100さん
なるほど。あのHRのストックは後付でもいいんですか。意外でした。文字通り法規制対策のアリバイ装備
だったんですね。でも、将来のAP射撃人口を少しでも増やすためには、少々の不条理はやむを得なかった
のでしょう。ARからいきなりAPへ昇進しても、しばらくは成績が伸びにくいでしょうし。
>>ガバさん
ダックフット・ガン(銃身が放射状に3〜4本付いた拳銃)が、海戦の際の斬り込みや暴動鎮圧に用いられた
ようです。実効はともかく、あれを構えて凄まれると、ハッタリ効果はありそうです。
435 :
名無し軍曹:01/11/23 21:54 ID:37hUWMBw
ガバ氏
ちょっと違う。
何が違うかってえと、性能的には似てるのだろうが、銃身を束ねた、というよりぶっとい丸棒にいっぱい銃腔が明いてるって感じだ。
どうやって孔を空けたのかね〜銃身を束ね、見場をよくする為に、隙間を埋めて仕上げたのだろうか?
この点は、もうちょっとよく見ておけばよかったと思う。
機構的には元折れというか、銃身が二連銃の元折れ部から外れて装填する機構だったと思う。
弾は見なかったが、薬室から察すると32S&W程度の弱威力の拳銃弾じゃないかと思う。
それでもライフリングをかませて飛ばせば、OOバックより強力でまっすぐ飛ぶだろう。
そういう狙いなんだろうね、この銃は。
436 :
名無し軍曹:01/11/23 21:55 ID:37hUWMBw
反動はどうなんだろうね?
とんと検討がつかない。
しかし重い銃だったからな、強力なライフル程度の反動で収まるんじゃなかろうか?
なにせそうじゃなきゃ実用にならんもん。
使い方は、お殿様(こういう鉄砲を使うのは、お殿様というのがふさわしい)一番タツ(獲物の通り道にある撃ち場ね)にデンと構えたお殿様の前に、勢子が大勢で獲物を追い込む。
それに向かってズドンと一発〜「苦しゅうない、余は満足じゃ〜」となる。
金がかかるだろうな、鉄砲も高いが勢子だなんだ猟場のしたくで金がかかるよ
437 :
名無し軍曹:01/11/23 21:56 ID:37hUWMBw
メガフォース被害者の会氏
ダックフット・ガンなんてよく知ってるな〜
極めてマイナ=だ。
弾がいっぱい飛び出て近距離で瞬間的に制圧するのに使うんだ。
なんで大口径の銃に散弾を一杯つめるんじゃなくて、放射線状に銃身を並べるかというと、弾が横へ広がる効果を狙う。
散弾銃は、丸い同心円状にパターンが広がる。
それだと左右に散らばった相手(人間相手はほとんど左右に広がる)では無駄が出る。
それで弾が左右に散るのが望ましい。
昔、といってもダックフットほど古くないけど、アメリカ軍と警察が、パターンが左右に広がる散弾銃を研究していた。
暴徒鎮圧や戦闘用だろう。
銃身の先に掃除機の吸い口みたいのをつけたりしていた。
その後、聞かないから、それっきりになったんだろうね。
438 :
名無し軍曹:01/11/23 21:57 ID:37hUWMBw
100氏
リボルバー式のライフルはいいね。
是非、欲しいもんだ。
昔、勢子ってヤツをやったが、乱暴に携帯しても安全で、すぐ撃てて軽い銃がいい。
安全ですぐ撃てるってのは、ダブルアクションのリボルバーがいいね。
動きが激しくて、乱暴に扱うから、普通の安全では不安になることがある。
ダブルアクションでもオートでは、しっかり片付けしないで撃つ場合もあるから、ジャムる可能性がある
ただ心配なのは、シリンダーのギャップから吹き出るガスだが、あれはどのぐらいの力があるのだろう?
ライフルだから、左手を前に出して撃つし、勢子は不自然な体勢で撃つ場合も多い。
もし、腕なんかが、あそこへ当たったまま撃った場合、どの程度のことになるのだろうか?
服を着てれば、なんともない程度で済むのだろうか?
439 :
名無し三等兵:01/11/24 09:01 ID:xW2q6gZy
>>437 散弾のパターンを横長に調整するアタッチメントは、少なくともスパス15用には生産されてます。
どの程度の効果で、どの程度一般的かは判りませんが。
>>438 普通のリボルバーですが、前述の357マキシマムの場合、ゴム引バスマットに2〜3発で穴をあける
威力があるそうで。
また、昔のコルトのリボルビング・ライフル(パーカッションの奴)では、厚手の服なら数発
耐えられ、普通は皮製の篭手みたいなものを使って射撃したとか。
……やっぱり、ナガン方式なり、新設計のガスガードをつけるなりの対策は必要なようで。
あと、某ヒゲガンダムの19世紀的な軍隊では、中折れ式の5連リボルバーライフルというとても
魅力的な代物が制式ライフルです。
軍曹殿、ぶっとい丸棒に穴が12個・・・・確かにレンコンですなぁ・・・。
最近話題がスレタイトルからガンガン逸れ、珍銃スレになったと思っていたのですが、
よく考えてみると、99式軽機のストックの取り付けは、ご親戚のブレンと比べて
かなり個性的ですし、92式重機は給弾機構や設計年次を考えると・・・広い意味で
珍銃に間違いないように思われ・・・
引き続きマターリと参りましょう。
十一年式軽機関銃は世界的に見てもかなりの珍銃かと思われ。
あの給弾機構は文字で説明されてもぜんぜんわからん。
視点を変えればモデルガン向けに最高の銃かもしれない。
442 :
Armando:01/11/26 12:36
昔の火縄銃の撃ち方を見ると、グリップの部分を頬に当てて固定して、反動を後ろに逃がして
腕のストロークで吸収する撃ち方をしている。どうしてああいう撃ち方になったのかというと、
当時の日本人にとってはかなり大ぶりで重く、12〜14mmぐらいの大型の弾丸を込めて撃ったので、
今のようにまともに肩当てで撃ったら反動がそのまま鎖骨に伝わって骨折の危険があったかららしい。
考えてみると、これはかなり合理的な撃ち方ではないだろうか。
こういう撃ち方を今でも使ったり、あるいはこれから復活する可能性ってあるんだろうか?
443 :
名無し軍曹:01/11/27 10:03
>>439 そうか〜やっぱりソコソコのガス圧って事だね。
昔の、黒色火薬のリボルバーは特に、はげしいんじゃないかと思う。
黒色火薬は、カーボンがすごいからね。
シリンダーのギャップを大目にとっていると思うんだ。
メーカーとしては、ここは詰めたほうがいいのは、わかっている。
しかし無煙火薬だって、黒色ほどではないが、カーボンの問題があるからね。
なにか覆いをつけるか、ナガンのようにするか?やっぱりナガン式がメカメカしくていいよね。
444 :
名無し軍曹:01/11/27 10:03
ガバ氏
日本の銃器は独特のデザインがあるね。
九九式の銃床もそうかもしれない。
94拳銃の握りや、11年式の銃床なんかもそうだ。
個人的には11年式はスキなんだよ〜
あの箱弾倉を節約しようというチープなところがいいね。
11年式は日本が誇る名銃だ。
まさに名前が売れてるから「名」銃。
機関銃の歴史や世界の機関銃を紹介するような本で、11年式は絶対に出てくる。
九二式や九九式が出てこなくても、その給弾機構のユニークさゆえ載せられてる。
445 :
名無し軍曹:01/11/27 10:04
Armando氏
火縄銃の銃床がないのは、甲冑を着て射撃するのに楽なようにだよ。
甲冑を着けて、肩に銃床を当てるのは苦しい。
西洋では甲冑の肩の部分を開けた。
中近東では、わきの下にはさみこんだ。
日本では、銃床を切り落としてしまった。
反動の為ではない。
戦国時代の日本人とさして体型が変わらない幕末の日本人は、洋式銃を銃床を切り落とすことなく撃ちこなした。
幕末の洋式銃は、フリントロックやパーカッション式発火になったり、元込めになったりして性能は向上したが、黒色火薬使用で反動の大きさは、火縄銃と変わらない。
普通の歩兵銃に相当する、足軽などが使う火縄銃では、鎖骨を痛めるほどの反動ではない。
腕のストロークで反動を吸収する撃ち方が有効なのは、大筒と言われる大口径の火縄銃だよ。
小型の砲というべき大筒が、人間の手から発射されるようになったのは、日本独自といっていいだろうね。
戦国末期の大名の火縄銃の装備数は、ヨーロッパの王侯の軍隊をしのいでいたといわれる。
ところが砲架上で運用される大砲の装備数は極小と言われている。
446 :
名無し軍曹:01/11/27 10:05
理由は、日本の地形や道路網の整備状況、輸送手段である馬、日本馬の貧弱さと数の少なさだろう。
日本の地形は山がちで山坂が多い、古くから道路網が整備されていたヨーロッパと違い、街道とはいえ、狭く、雨が降ればぬか道になる。
大砲の迅速な移動に適さない。
さらに牽引手段である馬、日本馬は体格が中近東〜ヨーロッパ産の馬に著しく劣り、侍衆が騎馬する習慣があったとはいえ、全体でみれば、馬を使う頻度は低く、よって馬の保有数も少ない。
こんな下地だったから、明治の陸軍も騎兵部隊の育成には非常に苦労した。
まぁそれで、人間がもって移動でき、手で持って発射できる銃の限界を追及した結果が大筒で、放し撃ちといわれる射撃方法ではないかな。
447 :
名無し軍曹:01/11/27 10:05
銃床のない火縄銃は、銃床付きの銃に比べると射撃の熟練が要求されると言われる。
肩付けがないから、安定しないのもさりながら、反動を手だけで受けなければならない。
銃把をぐっとにぎった右手を頬にグゥ〜〜と押し付けるんだが、これがむずかしい。
発射の瞬間、引き金を引いた右人差し指は、くの字に曲っている。
頬付けが甘いと、反動で後退する銃が頬から、ずれる。
そして銃とともにずれて後退した人差し指が射手の口をひっかけ、口を裂いてしまうという事故があるそうだ。
ほんとだよ〜火縄銃を構えたつもりで手を頬にあててごらん、わかるから。
銃床がついていれば、そこまでずれないが、火縄の場合は起こりうる。
昔の射撃術の本にもちゃんと書いてあるから
448 :
Armando:01/11/27 11:00
おお、詳細なレス、まことにありがとうございました。
>>441さん
私も改めて考えてみましたが、うーん、確かにあのラッパ状のところに
クリップ6つ放り込んで、どういうメカでカートをクリップから外して装填するか、
見当つきませんなぁ〜。
昔読んだ本(多分第二次大戦ブックス)で確かイタリアの重機だったと
思うのですが、ホチキス式の保弾板で給弾するメカなのですが、空薬莢を
吹っ飛ばさず、わざわざ保弾板に戻すのがあったそうで。
その本の著者が、「何故単純に排莢する事を考えず、こう複雑なこと考える
かなぁ〜」と書いていたのが・・・イタリアの小火器というのも、さすがにデザインは
素晴らしいと思うのですが、メカは我が国並みに、なんというか、ははははは・・・。
軍曹殿
>>人差し指が射手の口をひっかけ、口を裂いてしまうという・・・
リアルに想像してしまいました。痛すぎ・・・。
>447
>そして銃とともにずれて後退した人差し指が射手の口をひっかけ、口を裂いてしまうという事故があるそうだ
新兵さんの頃、頬付けのなんたるかが良く判って無くて、ただ単にM1の銃床を、がちがちに
顔にくっつけて撃っていて親指で同じ様なことをしてしまいました。
銃把を握ってた親指が射つ度に唇の右端に激突していたようで、射ってる間は集中して
いたので気がつかなかったのですが、緩射20発終わった後、口が血まみれ(笑)
軍曹殿
>>450さんの出張要請に、大変僭越ながら、小生露払いといたしまして、
初代スレでの軍曹殿の6.5mmと7.7mmに関する軍曹殿のレスを一部
編集してコピペしてまいりました。
残念ながら初代スレは倉庫落ち、html化待ちの為、現在読めません。
もし補足があればよろしくお願いいたします。
453 :
名無しサー:01/11/29 03:09
454 :
メガフォース被害者の会:01/11/29 18:52
こんにちは。年末進行の季節がやってまいりました。
>>軍曹さん
亀レスですみません。リボルビングショットガンなのですが、ロシアのKBP(旧ツーラ造兵工廠のグループ企業)
が販売しています。S&Wリボルバーの銃身を延ばし、先台とストックを付けたような形で、シリンダー周りには
目立った工夫は見られませんでした。古式銃にもお詳しいですね。大変勉強になります。
>>ガバさん
11年式軽機関銃、良いですね。小銃のクリップをそのまま装填するという機構は、小銃の弾倉をそのまま使える
現代のSAWにも通じる先駆的な発想だと思います。ご周知の通り、故障が多くて「言うこときかん(機関)銃」
というヒドい渾名を兵隊につけられてしまったそうです。あの給弾機構は、35mm高射機関砲L90に継承された、
とする説も目にしたことがあります。確かに、L90もクリップ連続装填ですね。
昔WWPのムック本で、11年式軽機関銃の機構を、高荷義之氏が詳細に解説した記事があったのですが、どなたか
持っていませんか?
>>453さん
いや、多分初出です。こりゃまたマニアックなサイトですね。
口裂けに続いて、射撃にまつわる痛い話思い出したので。
私の亡くなった祖父(旧陸軍 主計大尉)なのですが、訓練時に94式拳銃を
目の前で構えすぎて、遊底が目を直撃したことがあるそうで・・・。
これを消防の頃聞いて、「危ないことするじいさんだなぁ〜」と思っていた
私ですが、まさかその後自分自身がやるとは思いませんでした。
8年ほど前、初めてガス・ガンを見に行った時に、ブローバックなのを気がつかずに
スライドが目ン玉直撃。危なかった。
456 :
Armando:01/11/30 11:49
あ、このサイト見たことある。火縄銃の貫徹力の実験が実におもしろかった。
結論では、この実験で使った火縄銃と胴巻の組み合わせでは、甲冑の防護力は
無力だったそうな。かなり大型の弾薬を秒速430m(かなり速いんじゃないか?)で
発射するらしい。
以前角川かどこかでやった電波映画「戦国自衛隊」で自衛隊の一個小隊が川中島合戦の
時期にタイムスリップするとか言うのがあったけど、もし今の、5.56mm小口径弾で
撃ってみたらどうなるんだろ?今は、もっぱらケブラー製ボディアーマーのようなタイプへの
貫徹力重視の弾丸でも楽に打ち抜けるのでしょうか。むろん、今の歩兵同士の撃ち合いで、
分厚い鋼板を打ち抜くような威力はオーバースペックだとは思いますが。
>453さん
須藤氏のホムペなんてあったんですか。情報有難うございました。
須藤氏の事は九九式軽機の銃剣について↑の方で盛り上がっていた際、軍曹殿が少し触れ
られていましたね。
ホムペの内容は、94年頃(?)に氏がGun誌に寄稿された内容のアップデートでしょうか。
あのGun誌レポートも必見と思います。
須藤氏はこちらの旧軍コレクターの間でも有名で、時々お名前を聞きます。
私も1冊ですが氏の出版された写真集を持っており、大変資料性の高いものと思います。
たしか叔父にあたる須藤大尉が97式重爆のパイロットで、1944年中国で戦死されています。
違っていれば大変申し訳ない。須藤大尉は当時カメラを趣味とされたと聞きますので、
そのあたりの血筋があるのかもしれません。
>海の人さん
こんにちは。ひょっとして以前空想戦記小説スレで執筆されていた元海自の方でしょうか?
であれば一ファンです。σ(^_^) あのスレ見失って久しいですがまだあるんですか?
ガランドのリコイルで口から出血とは。私はクリップロード時に指挟んで血豆作りました。(恥
>メガフォース被害者の会さん
はじめまして。
11年軽機の作動ですが、私の読んだ米の銃器雑誌ではきちんとした6.5mmアモであればすこぶる
調子は良かったとの記述があります。戦中の日本製弾薬のクオリティがどれだけかは知らないん
ですが、銃の問題ばかりでは無い様ですね。もっとも、限度はあるにせよどんなアモでも調子良く
というのが軍用銃に求められている訳ですから、たしかに11年式の機構も問題なのでしょう。
私は残念ながら撃ったことは有りません。ケースをリフォームした6.5mmJapaneseのリロード弾
(35レミントンから作る事が一応出来ます)だと問題が多いので、日本軍製の純正ケースやNorma
ケースを使うと良い、とか聞きます。あ、日本軍純正とはいっても薬莢のみの話。戦中当時に
作られたアモはパウダーが劣化して危険とも言われています。場合によって強力になるとか。。
ホンマかいな。真偽の程はわかりませんので聞き捨てて下さい。
あのホッパーにはクリップ6つ入れられるとか。30連かぁ。萌えますね〜。
100さん、こんにちは。亀レススマソ。
確かに最近はマターリ雑談化してますよね。珍銃とかは最早スレ題とはかけ離れてしまってますが例の
指摘を頂いて以来は皆さんsage進行なので問題ないでしょう。旧軍や各国の大戦中小火器の話も
ちゃんと出てますしね。
個人的には100さんや軍曹殿の貴重なお話はsageだともったいない気もしますがぁ。
それにあんまりsage進行だと倉庫入りの危険も伴うという諸刃の剣。まあ1のガバさんには実銃所持
マニュアルでも読みながら頑張って欲しいものです。。。ってごめん。免許の決心ついたぁ?
スコープ付きウインチェスター92、私も激しく萎えです。フレーム横にスライド部品があるのがど〜
にもX。まあ映画がらみで萌える人より実用本位で買う人の方が多いでしょうから文句を言う筋合い
じゃないんですけどね。ははは。
そういえばかなり年代の古いレバーアクションで、バレル全長と同じ位ある長い細径スコープが載って
いるのを知ってます?中古市場でたまに見かけます。実際にワイルドウエストで使ったのかな?
スコープの先祖なんでしょうが、一体何倍なんでしょうね?こんど覗いて見ます。(@_−)ジローリ
T/Cコンテンダー、私は持ってませんが、ガンショーではいろんな口径の換え銃身を売ってたり
十数種のセット売りを見かけます。売れてるんかいな?どれだけ人気が有るか知らないんですが、
アフリカのビッグゲームに使っている人もいるみたい。
カスールやデザートイーグルのカービン化で許可申請、面白そうですね。
お巡りさんから『何に使うんだ、ゴルア! デザートイーグルって言いたいだけちゃうんか? 』と
言われる可能性大?違法性が無い事と使用目的をきちんと説明しきるのは大変そうでございます。
>新たに欲しい人は既に持っている人に手放すように頼まなければならない(!)
それ凄すぎ。。
猟友会で自主的に厳しい規制を設けて銃の安全な管理を行い、新たな法規制が入らなくても良い土壌を作る。
こういう事でしょうか?
安全管理には禿同意ですが、排他的ルールでは射撃人口減少を防げませんので難しい問題です。
実はアメリカも射撃人口が間違い無く減少しています。2億丁つーたら説得力ありませんけどね。(爆
でも射撃場でみかけるシューターの多くは40代以上、10〜20代の若い人はあんまりいません。
>以前、護身用の小型ハンドガンでCOPという4連発のデリンジャー・タイプの銃がありました
ブレードランナー萌えぇ〜。
>名無し海兵隊員さん
データは銃器雑誌からの転載(ソースはATF)なのですが、11%は私も多すぎの気がしてちょっと疑問。
その英文を直訳すると間違い無く『護身用に銃を使用した事がある人=11%』なのでそのまま書きました。
使用っつー事は、普通はぶっぱなした人の数を指すと思うのですが、でも『護身用途に銃をキャリーした
事がある』を『使った事がある』に含んだ表現と言えない事も無い。日本語同様、英語も曖昧表現ですね。
統計数字の説明は、自分側に都合の良い様にわざと曖昧にする可能性もありますから注意が必要かと。。
珍銃ネタに私も一つ。
機構や外観の珍銃ではありませんが井澤式小銃という珍しい銃をご存知でしょうか?
先日初めてお目にかかりました。軍曹殿ならご存知かな?
機構/外観は38式にそっくりなのですが、発射機能の無いトレーニング用小銃です。
通常なら『三八式』と刻印があるチャンバ上部に、しっかりと『井澤式』と打って有りました。
ブランク弾使用で、教材として国民学校などに置かれた様です。
井澤式はフルサイズですが、実射訓練用の小型ライフル(22リムファイヤ?)もありました。
ボルトアクションですが、こちらのスタイルはいまいち。
とはいえ、そんな教材が自分の消防、厨房時代にあったらどんなに真面目に勉強した事か。。(オイ
九九式軽機の着剣装置について以前話が出てましたが、コレクターショーで面白いもの発見。
なんと水平ニ連散弾銃用の銃剣。もちろん旧軍製。すご。銃側にフックがあるわけで無く、銃剣の底部
に大きなリングがついていて、ニ連銃身に被せる様に取り付けます。リング形状は水平ニ連の銃身その
ままで、銃剣だけを使う場合は使い辛かったのではと想像します。
形状はなんか笑えるんですが、実際には刑務所や収容所等で使われていたそうです。固定が甘く、ぶっ放
したら銃剣がすっ飛んで行きそうです(あくまで想像)が、着剣した看守が立っていれば威嚇にはなりますね。
アメリカ軍だとトレンチガンとかが有名ですが、旧軍もちょびっとは散弾銃を使ってたのかな〜?
>ガバさん
第二次大戦ブックス、なつかし〜。赤背のやつですね?『タラワ』や『アフリカ軍団』が私のバイブル
でした。厨房時代は新刊は高くて買えず、古本屋を自転車でまわったもんです。(大藁
薬莢を保弾板に戻すイタリア製マシンガン、知りませんでしたがとても面白そうな機構ですね。
資源貧乏日本としては、小倉工廠あたりできっと研究した事でしょう。
げ、もう1時だ。寝よ。ガバさん、交代〜。(爆
では皆さん良い週末を。
はい、交代で出てきました>8mm Nambuさん。
事後許可申請ですが、初代スレのNambuさんのレスを38式歩兵銃スレッド
の方へコピペさせて頂きました。拙かったら以後止めますのでご指摘下さい。
さて、なんとも、歯形P−38といい、くるくるウィンチェスターといい、同じ様な
ことをしている方が世の中いるものだ、と思っておりましたが、今回も。
第二次大戦ブックス、私も新刊は買えなくて、立ち読みしてました。今手元に
あるのは『ドイツ機甲師団』です。
『拳銃・小銃・機関銃』という書名でしたか、これは私にとってはバイブルでした。
惜しくもなくしてしまいましたが、当時は手軽に入手できる銃の本は少なかった
ですから、何度も何度も繰り返し読みましたねぇ・・・。
これ以前だと、消防時代に買った、秋田書店の『拳銃画報』。小山内 宏 著。
Nambuさん、100さんこれは読んでないですか?(^_^;)
この2冊にモデルガンのカタログ、Gun誌。20ウン年前の、手軽に手に入る
ガンオタ入門書でした。
実銃所持は、私、鬱でデンパなので、官憲に拒否されます(^_^;)。
それに、宮部みゆき氏の『スナーク狩り』を読んだところ、散弾銃買ったら、
移動に使う車は頑丈なベンツかボルボで、特注で頑丈な金属ケースを作って
ショットシェルを保管しないと、万一交通事故を起こすと暴発が発生、悲惨なこと
になるとのこと。
ワタシ、ベンツもボルボも買えません(^_^;)
(これってネタですよね?ま、文章はウマイし、ストーリーテラーとして優秀だと
思うのですが、女流作家ですから銃に関してはちょっと・・・・でも、ひょっとすると
マジですか????)
38式スレで歩兵銃と騎兵銃が話題になっておりますが・・・。
先日、未練タラタラ、ガランド探してアメ横の○ゴー商店覗いたのですが、
パーカライジング仕様のガランドと並んで、タンカースがおいてありました。
考えてみると、このタンカース、変わり者ですね。M1カービンが有るし、
戦争終盤にはM3グリースガンが普及していたはずで、戦車用にガランドの
短小銃を作る必要が有ったかどうか?
実用上も反動が強くて、良い評判も無かったと聞いておりますが。
こんにちは。幕張のelectraglide 2001行ってきました。全身筋肉痛で死にそうですが、遊んだ分を
取り返すために、土日も頑張って仕事してます。
>>8mm Nambuさん
こちらこそよろしく。確かに、11年式軽機関銃は、内地で訓練に使っているうちは、作動そのものに
関しては大きな問題は出ていなかったようです。光人社「小銃・拳銃・機関銃入門」によれば、安全
装置の不備で演習中に事故を起こしたことが取り上げられています。射撃停止時に突込や送弾不良を
起こしていることに気付かず銃に衝撃を与えると、安全装置をかけても暴発するとありますが、私は
まだ構造をよく理解しておらず、具体的な原因は分かりません。
旧満州など、この銃が使用された地域は、砂塵と極寒など自然条件が相当に厳しく、平時では予想し
得なかった不具合も生じたのでしょう。注油装置から供給される油に、砂塵が混ざって故障の原因に
なったとも言われますが、同じく注油装置を持つ92式重機関銃ではどうだったのでしょうか。
陸軍もあの給弾機構では問題だと解っていたようで、通常の箱形弾倉も試作していたようです。でも、
あの給弾機構がないと軍オタ的に11年式の魅力は半減しますね。
素晴らしいメカニズムの精緻、ぜひ一度は触ってみたいものです。
>>ガバさん
大昔は、「少年マガジン」とかでも「コルトとルガーのひみつ」のような特集が巻頭に
載っていたりしたもんでしたね。第二次世界大戦ブックスは、神保町の古本屋で大量に
揃えている店もあるようですので、首都圏在住でしたらいかがですか?ただ、平日しか
開いてなかったりするので、なかなか大変ですね。
8mm Nambuさん、ども。
私も旧スレに初めて書き込んだ頃(9月頃?)はせいぜい2〜3回のやり取りで終わるだろうと
思っていましたが、こんなに長いこと続けられるとは思っていませんでした(^^ゞ
旧スレが読み込めなくなる寸前あたりから私も軍曹氏までは行かないものの、長文を書きこむ様
になりましたが、それが表示出来なくなった原因にもなったので、良し悪しですね(^^ゞ
今まで銃身内弾道に関しては掘り下げた?ので、今後機会あれば腔外弾道に関してかな?
もういいって?(^^ゞ 一応、私は今後もsage進行で行きます。
カウボーイ・スタイルでウィンチェスターのレバーアクションにスコープが付いていると、「アレ?」
って感じがしますよね。バレルと同じ位の長さの細径スコープと言うのはチューブサイトの事じゃ
ないですかね? あるいはピープサイトのカバーかな?
アメリカでのレバーアクション使用者は仰る様に実用性からの選択も大きいかもしれませんね。
ボルトアクションは速射性の点で敬遠し、かと言って自動は作動不良の懸念がある…という向き
には、この手のマニュアル・レピーター(レバー、スライドアクションその他)が一定の需要が昔から
あるんでしょうね。薬室を空にして携帯、一挙動で装填が可能と言うのは利点ですね。
T/Cコンテンダーは面白そうな銃ですね。人気の少ない射場とか野原に適当に標的を立てたり、
空き缶でも置いてノンビリ撃っていたら楽しめそうですね(日本じゃ無理な楽しみ方ですが)。
ビッグゲームに使うには2発目が問題となりますかね? 昔ダブルライフル(水平ニ連のライフル
版みたいな物)がボルトアクションよりも好んで使われてたのは2発目が素早く確実に撃てるから
だとか? それくらい象だのケープバッファローだのを撃つのは危険が伴うと言う事のようですが…
そう言えば、ルガーのレッドホークをカスタムして、これでケープバッファローを倒したとか言う話が
以前ありました。ハンドガンでこの手のハンティングに挑戦する向きはアメリカ人位でしょうか…?
>お巡りさんから『何に使うんだ、ゴルア! デザートイーグルって言いたいだけちゃうんか? 』と
言われる可能性大?
爆笑^^; 「私がおすすめするのはワルサー・カンプピストル、ストック付き。これ最強。ただし、使用
実包が入手困難なので下手すると眠り銃になりかねないと言う危険も伴う諸刃の剣。
ま、おまえさん達はS&WのM37かP230でも撃っていなさいってこった。」なんて言ったら、
12月からは問答無用で撃たれたりして…(笑)。
アメリカで射撃人口が減少している、と言うのは意外ですね。
しかし、日本と違って射撃場で撃つという感覚の人が少ないのかもしれません。
海外で射撃を楽しむ日本人が近年多くなっているみたいですが、中にはここぞとばかり一日で
1000発近くも撃つ人もいるそうで…。下手すると普通の?アメリカ人の一生分を一回で撃って
しまう人もいるかも!?(この普通の…と言うのは銃マニアや射撃が趣味の人以外、という意味です)。
そういや、今日、本屋でトイガン雑誌を見たのですが、単発のAR15と言うのが載っていてビックリしました^^;
一瞬トリック写真かと思ったくらいで…。マガジンがなければCA州の法律もクリア?という事の
ようですが、見た目があまりにも異様です(マガジン・ハウジング部がザックリ無くなっている)。
アメリカも一部ではおかしな事になって来ていますね…。これじゃ6mmに変更しなければならない
とは言え、日本の方がマシじゃないか、なんて思ってみたり。
しかし、その写真を見て、ふと良からぬ事を考えてしまいました。日本国内でのみ有効な話ですけどね…
>ガバさん
>秋田書店の『拳銃画報』。小山内 宏 著。
>Nambuさん、100さんこれは読んでないですか?(^_^;)
これはまさに消防時代に読んでましたね。今でも探せばどっかにあるんじゃないのかな^^;
「ルガー・ハウキィ」なんて載っていて、マニアックとも言えた!?
もちろんホークアイの事で、これも珍銃のひとつに入る資格充分かも…。
資料写真には黒塗りの金属モデルガンが使われていたような記憶もあります。
交通事故で暴発の件はどうなんでしょうねぇ…。推進薬は爆薬と違い、衝撃を与えられた位では
発火する事はありませんが…。雷管も正確に撃針などで叩かれない限り、かなり安定した物ですし。
考えられるとすると自動車全体が炎上するような事態になったとしたら、危険な状態と言えますが、
その時点で運転者はそれどころじゃないでしょうね^^;
散弾銃所持者は高価な外車所有者が多いですけど、ライフルはそれほどでもないですね〜(例外
はありますが…)
日本人作家の小説では男女を問わず一部の例外を除いて銃器関係の描写はとんでもないのが多い
と思います^^;
>458
うはは、残念ながら、あの398さんとは別人ですね。
スレッドの方は落ちちゃったので、過去ログの方にあるかも:-)
そうそう、挿弾子を押し込むときにタイミング悪いと指挟むんですよね〜
あと、銃点検の時も薬室点検して「バチン」としめるところで指挟んだのがいました
本番で^_^;)
そのあと64式でも射撃したんですが、やっぱり曲線的なガーランドの方が腕に
なじんでよく当たったような気がします。
単に海の人の腕が悪いだけだろう、という気がしないでもないですが:-p
>ガバさん
>初代スレのNambuさんのレスを38式歩兵銃スレッドの方へコピペさせて
み、見てきました。あんな駄文コピペしちゃいやん。
実は前スレが倉庫入りしたのでそのままぶっちぎろうかと思ってましたが、
その後判明した事があるので後ほど一部訂正しときます。(^^;
さてガバさん、大戦ブックスは古本屋で立ち読みできる文量じゃないっす。(爆
とかいって私も古本屋のオヤジによく睨まれました。大戦ブックスは何十タイトルも
ありましたし少ない小遣いから選ぶのだからこちらも必死です。
とか言いつつ、横に積み上げられたビニ盆にどどうしても目が。。(・_・;
(おお、このネーチャンえろい。み、見たいし、欲しい。でも厨房だから学校に通報
されるかも。うーん、そうだ、この大戦ブックスと一緒に買うといいのでわ?)
す、すいません、これ。。。 (以下軍機)
100さんからレスついていますが、銃所持=高級車ではないと思いますよ。射撃場に
高級車が多くとまっている、と聞いた事は有りますけど、皆がそうじゃないでしょう。
高級車が多いのは、銃撃ちの平均年令などから考えれば不自然ではないと思います。
平日のテニスコートやゴルフ場の駐車場も同じようなものでは?
衝突時、ボルボやメルセデスの安全性が高いのは事実です。でもコンテナ内の散弾が
暴発するような火災ならどの車でも意味無しと思われ。
特注の頑丈な金属ケースで散弾を持ち運ぶ人も皆無と思います。私はプラ製の工具箱
を使用中。コンビニ袋に入れたままの時も有り。(あぶない?)
でもそれ以前に、散弾を火の中にくべて破裂させても、さして威力なし、と思います。
ごく狭い空間の銃身内で爆発的に加速されるから散弾に威力があるのであって、
広い空間で燃えても破裂音と数M飛び散る程度かと。
事実、私の通うクレー射撃場では射場で出たゴミをドラム缶で燃やしてますが、たま
にお客が捨てた散弾(不発弾等)が混ざってて、バホン!とはじけるそうですよ。
ドラム缶に首を突っ込まない限り、問題無いと聞きます。
>先日、未練タラタラ、ガランド探してアメ横の○ゴー商店覗いたのですが、
ガランドの夢覚めやらず、ですね。(^^
最近、スプリングフィールドアーモリーがM1ガランドの再販を始めました。
一万丁限定とか。台湾や日本からの里帰りリフィニッシュモデルではなく、完全な
再販らしい。コレクター価値はないですが、ちょっと気になります。
アメ横かぁ。メーカーの直販店が多く、モデルガンのメッカのようなところでしたね。
雑居ビル3階のMGC、消房の頃は『大人の行く店』のイメージがあって緊張したもの
です。異常に昇降の遅いエレベーターが印象的で、なぜか忘れられない。
>海の人さん
どもども。人違いでしたか。シツレイしました。
倉庫落ちですか。あのスレ好きだったんですけどね〜。
64式、撃ってみたいな〜。私は民間人ですので一生撃てそうに有りません。
あ、そういえば暫く前、演習でお偉いさんの友人(民間人)がコソーリと撃たせて
貰ってましたね。結局ばれてましたけど。(^^;
ガバ氏
ふむふむ「栄光の三八式歩兵」ね〜
三八式は、いろいろと評価が分かれるからな。
ある人は、あんな旧式な銃で戦ったから、負けたといい、またある人は小口径で
世界一、命中精度がいいと言う。
私にいわせれば「目的に対する達成率」が非常に高い、と言えると思う。
銃もそうだが、何事も目的ってもんとか要求ってもんを把握しなきゃいかんと思
うよ。
この辺を勘違いすると、AR15を狙撃用に選んでしまったゴルゴ13のようになって
しまう。
思うに我がゴルゴ君は仕事用の銃の選択を一生懸命考えた、そして世界の先端を
行く米軍の銃だから、きっといいんだ、という結論に達したに違いない。
これは大きな間違いであるには、このトピの常連のトピなら一目瞭然。
482 :
名無し軍曹:01/12/02 21:56
どこが間違いか?米軍は世界の最先端の兵器を開発採用している、という点か?
M16はいい銃、高性能って点か?
こう言えば、両方とも正解といえるだろう。
じゃ、どこを間違えたかといえば、米軍(軍用として)にとってのいい銃とはな
にか?という点だ。
ジープは悪路走行ではいい車だ、しかしサーキットへ持ち込めばどうだろう?
同じくフェラーリのスポーツカーを山道へ持ち込んだら?
両方もいい車だがTPOを間違えば、なんの役にも立たない。
ジープでサーキットに出てしまったゴルゴ君はどうなったのだろう?
最近、ゴルゴ13を読むこともないが、あいかわらずM16をカスタムしまくって長
距離射撃に励んでいるんだろうか?
483 :
名無し軍曹:01/12/02 21:57
アメリカじゃM16のカスタムパーツが各種販売されるらしいね。
しかし、レミントン700にでも買い換えた方が早いと思うのだが・・・・・
まぁそれで三八式に対する要求とか目的とは?また使用者である日本陸軍とは?
だが
まずどこで使うか?だが、満州いまの中国東北地方だね。
そしてかの地の当時の状況は、非常に見晴らしがよく接敵会敵距離が長い場合が
多くなる。
道路整備が遅れており、重量のある兵器の移送に適さない。
よって小銃にかかる比重が高くなる。
寒暖の差が激しい、季節により黄土が舞いほこりがすごい、とりあえずなどか
な?
484 :
名無し軍曹:01/12/02 21:59
そして使用者である日本軍は、
明治維新により文明国の仲間入りをしたが、まだまだ3流工業国である。
工業基盤が弱く生産能力開発能力に劣る。
欧米先進国にくらべ財政基盤が弱く、軍事予算も限られる。
当時の工業地帯である欧米から遠く離れ、、工業製品の輸入は割高につき輸送に
時間がかかる。
そして輸送経路は長く、政治的軍事的理由により途中で寸断される危険性は高
い。
兵器の自給が肝要だ。
こう言った背景、目的で作られたのが三八式だよ。
485 :
名無し軍曹:01/12/02 22:00
:8mm Nambu氏
井澤式小銃>>教練用の銃だね。
昔は、軍事教練があった、中学校以上になると必修科目なんだよ。
教練に使う銃は、本物の小銃を払いさげられたが、それだけでは数が足りず、また実弾を使う銃は安全の面や管理の面で問題になることもあるので、教練専用のいわばモデルガンが、使われた。
操作だけで発火しないもの、空砲を撃てるもの、狭窄実包で射撃練習が出来るもの、などがあった。
小銃と軽機関銃があった。
これらは民間の会社が作っており、井澤式というのは、その製造した会社とか業者の名前だろうね。
486 :
名無し軍曹:01/12/02 22:01
水平ニ連散弾銃用の銃剣。もちろん旧軍製。>>それはめづらしいと思う。
昔の日本の警察や刑務所が散弾銃をもっていたかと言われると、確証はないが、私は使っていなかったと思う。
警察や刑務所用なら着剣装置はいらないからね。
着剣できるって事は軍用だろうね。
日本軍が散弾銃を使ったのは、上海事変、現地の日本人自警団が使って、市街戦で便利と感じた海軍陸戦隊が、民間の銃砲店から買い上げ投入した。
第二次大戦中、小銃の不足に悩み、民間の銃砲を徴用して兵器化した。
陸軍技術研究本部が「猟銃の戦力化」という研究を行っている。
一部がサイパン戦に投入された。
旧軍は、対人戦には、アメリカなどの警察が使う00バックといわれる鹿撃ち用の6〜9粒の装弾より、効果があるとしてSSGという、もう少し弾が小さくたくさん入っている装弾を採用した。
そして国際法に触れないよう鉛ではなく鉄球を使った。
妙なところ、真面目だね。
そして、これらの散弾銃には白兵戦用に着剣装置を取り付けたんだ。
487 :
名無し軍曹:01/12/02 22:03
ところで、前々から気になっていたんだけど、
「歯形P−38」って、なあに?
楽しくROMしておりました。
銃刀法 第3条の3
何人も、次の各号のいずれかに該当する場合を除いては、実包のうちけん銃に
使用することができるものとして内閣府令で定めるもの(以下「けん銃実包」
という。)を所持してはならない。
内閣府令にどのような種類のカートリッジを指定しているかは確認しておりません
が拳銃実包は所持してならないことになっており、当然使用もできません。
モーゼルカービン、何かの間違いではないでしょうか?
489 :
30Gibbs:01/12/02 22:35
はじめまして。
ROMしておりましたが『拳銃弾使用のライフル銃』についてお聞きしたくて書き込みます。
銃刀法の3条に「何人も、次の各号のいずれかに該当する場合を除いては、実包のうちけん
銃に使用することができるものとして内閣府令で定めるもの(以下「けん銃実包」という。)
を所持してはならない。」と有りますが、前出のモーゼルカービンの使用実包は「けん銃実包」
に指定されていない種類のカートリッジなのでしょうか?
>メガフォース被害者の会
そうそう、時々巻頭グラビアで特集がありました。それと、望月三起也氏や
松本零士氏のマンガ、銃以外なら、プラモの組み立て図の解説でお勉強した
ものです。
実は勤めが最近神保町の近くになったので、フラフラ探しているのですが、
どこに行ったらその手の本があるのか分からず・・・。
1軒、白山通りから救世軍の角を曲がって少し九段方向に歩いた右側に
その手のホビー関係の本や雑誌を扱っている店は見つけたのですが。
今、Gun誌の別冊のpart1〜3をもう一度読みたくて探してます。第二次大戦
ブックスのにしても、扱っているお店ご存じでしたら教えて下さい。
>100さん
あ、やっぱり読んでました?『拳銃画報』(^_^;)。ナガンのリボルバーのメカが
解説してあったり、北欧のラチ(名前以外全然覚えていないのですが)とか、
かなりマニアックな銃まで出ていませんでしたか?
>8mmNambuさん
そー、第2次大戦ブックス、タイトル多かったですねぇ〜。でも、私の近所の
本屋ではあんまり揃っていなかったので、毎日通って読んだり、オイシイとこだけ
読んだり。隣に、ねーちゃんの本は残念ながらありませんでしたので、所謂「ダブル
立ち読み」にはなりませんでした(^_^;)
>軍曹殿
敗戦の責任を銃に押しつけちゃかわいそうですね。私は旧陸軍の敗因の
一つは、重火器日清・日露の戦争における銃剣突撃の成功体験から離れられず、
戦術的な発想転換の失敗と思います。
今日も、この「成功体験からの発想転換失敗」はいろいろな意味で本邦経済を
苦しめていますねぇ。
「歯形付きP−38」ですが、軍曹殿は『ルパン3世』をご存じでしょうか?
これが最初にアニメ化されたのが1971年〜72年頃でして、これが画期的
だったのは、それまでアニメの世界では、銃・ピストルが固有名詞で語られる
ことは無かったのです。
それが消防であった我々に与えた衝撃は凄まじく。ワルサーP−38は
一躍有名になりました。
さて歯形付きですが、その1エピソードで、手錠をはめられた主人公が
遊底をくわえてスライドさせるところが出てくるのです。
それでP−38のモデルガンを買った消防は、皆、スライドをくわえたのです(^_^;)。
手錠されててもスライド引くぐらい出来るとか、もうちょっとオトナになって、
DAだからスライド操作要らないんじゃないかとか、気がつく頃には、スライドには
見事な歯形が刻印されている次第で・・・(^_^;)
上のガバ氏の書き込みにさらに付け加えるとすると、その時のP38の射撃シーンではスライドが
後退して排莢されるだけではなく、銃身とスライドのロックが解除される様まで描写されていました。
当時、実写の映画でも邦画ではスライド固定の電気着火がメイン、オートピストルの作動を再現する
なんて概念もなかった時代でTVアニメでそこまで拘った、と言うのは画期的と言えない事もない?
ただ銃身とスライドのロック解除は撃発と同時に起こってしまっており、完全にリアルという訳では
ないのですが、今考えても「よくそこまでやるよ」という気はしますね…。
あとモーゼルカービンは私も過去、複数の掲示板で見た事があり、射場でも同様の話を聞いた
事がありますので、事実である事は確かだと思います。
ただ、私が聞いた話では、所持している方はかなりの高齢の方で所持したのもかなり昔の事で、
譲渡しない事を条件に許可を取り消す事はしない…という事になっていたと聞きました。
拳銃と互換性のある実包を使用するライフルで広範に使われている銃ではSBがありますが、
これは「22ロングライフル」という事でライフル実包という判断なのでしょうかね?
493 :
30Gibbs:01/12/03 00:42
>これは「22ロングライフル」という事でライフル実包という判断なのでしょうかね?
おー、これは気がつきませんでした。
100さん、モーゼルの件、悪意ではないので勘弁してください。
ミリタリー風猟銃、ハーフライフリング散弾銃についてもソーなんですが、銃刀法の
解釈においてのグレーゾーンがあります。
しかし、所持許可が1丁ずつ降ろされ、かつ銃を所持する権利は無い日本の銃刀法では
何らかのきっかけで、更新が許されない場合も出てきます。
たとえば『錯誤』。
いったん許可は出したものの、『許可自体が錯誤によるものだった』として更新が拒否
される場合です。
ですから、グレーゾーンに関してはオープンボードでは話題にしないのがお約束になっ
ているところもあります。ましてや、『○×市の△□氏が許可されているのにドーして俺
には許可が降りないんだー』的な言い回しは禁句と思われます。
日本国内で銃を持つことは、権利ではなく『例外的許可』で有ることをお忘れ無く・・
モーゼル所持の方の為にもマターリといきましょう。
>>491 >>DAだからスライド操作要らないんじゃないかとか
きっとチャンバーに弾が入ってなかったんだ
新参者には92式重機関銃と99式軽機関銃についてのスレとは
とても思えませんな
上のガバ氏の書きこみにさらに付け加えた100氏の書きこみに更に付け加えるとするなれば、
ルパン三世での銃の描写はかなりマニア向けでした。オープンボルトしたモーゼルピストル
にクリップで弾込め。アッパーフレームはちゃんとショートリコイル位置です。
S&WM19のシリンダーが5連発になっているなどのポカもありますが、女性がふとももに隠す
ブローニング380や悪役が撃ちまくるMP40など、将来の深い固定観念を植え付けて頂きました。
そしてメインキャラの一人である不二子のオパーイに魅せられた消防は推定600万人はいるでしょう。
日本の巨乳ブームの原点です。(爆
第1話の悪役がマジックハンドで彼女を弄ぶあたりなんざ、そりゃもう脳内エンドロフィンでまくり。
嗚呼『山あり谷あり』。ぶは!(鼻血)
ガバさん
>所謂「ダブル立ち読み」にはなりませんでした(^_^;)
美に盆の立ち読みで「ダブル立ち読み」。爆笑。
>実は勤めが最近神保町の近くになったので、フラフラ探しているのですが、
>どこに行ったらその手の本があるのか分からず・・・。
羽賀書店なら駅すぐ近くのはずですが何か? え、違う? こりゃまた失礼しました。
(怒られる前にエロネタはこの辺で止めときます。(自爆))
>494さん
>きっとチャンバーに弾が入ってなかったんだ
当時はダブルアクションとはいえ、チャンバーに入れて携帯はしなかったのかも。
『もしも暴発したら』のイメージが払拭されたのは以外と最近だったような気がします。
>30Gibbsさん
>モーゼル所持の方の為にもマターリといきましょう。
あまりこの話題で盛り上るとまずいかな、と途中から気にはしていたのですがやはりそういう事
でしたか。大変失礼致しました。所持される方には是非大事にして頂きたいものです。
30Gibbs氏
拳銃弾、この辺もあいまいなところだね。
特にこれとこれとこれ、という風には指定していないようだ。
.22LRのように拳銃ライフル共用の実包もあるし、ライフル弾を使用する拳銃も、その逆もある。
実際のところ、ライフルに使用すれば、適合するライフルを所持いていれば、ライフル実包ということになるのではないだろうか?
ご指摘の軍用銃もどきライフルも、そうだ。
なにを持って軍用銃とするか?
軍籍にあったものが軍用銃なのか?同じモデルが軍隊で採用されている場合、軍用銃なのか?どの程度、改造すれば軍用銃とみなされないのか?
この辺の目安は、その後、変わっていないとすれば(変わったと言う話は、私は聞いていない)長距離が撃てる照尺と着剣装置の除去だよね。
これは豊和がビルマ警察軍向けのM1カービンを国内で猟銃として売ろうとした時、警察からの行政指導として決められた。
そして、調整式のピープサイトを取りはずし谷型照門にして、着剣装置をはずした。
それからもうひとつ「簡単に分解できないこと」というのもあった。
M1カービンは銃床と機関部がネジ一本で結合されている。
そしてネジは薬莢のリムで廻せる。
それで豊和は、ああいった面倒な組み立て方にしたんだ。
しかし今では、いろんな自動小銃のスポーター化されたものが売られていて、そう単純な話でもなくなってきたね。
まぁしかし、最近の軍用スポーターを見ていると警察が持たせたくないのもわかるわね。
ハーフライフリング、なんでこんなものが認められるかというとね〜
ライフルとはなんぞや?と決める時、当然ライフリングがあるものということになったんだけど、ライフリングを施した散弾集いう一部例外があった。
これはパラドックス銃と言って、銃身の先端10Cmほどにライフリングが施されている。
狙いは、鳥獣両方に使えるように。
主としてイギリスの水平二連が有名なんだけど、これが散弾として許可がおろされていた。
これを救済というか継続して所持できるようにってことだ。
昨今、ライフルのライフリングを半分削り落とした銃が出回ったようだが、これなど、たしかに1/2ライフリングだろうが、法の趣旨ってことからは完全に外れるよね。
ところで.30ギップス、使ってるの?
薬莢、何回ぐらい持つ?
ガバ氏100氏
歯型P38ってそういうことか。
たしかにルパン三世は銃の描写が綿密だったね。
オープニングで、p38がショートリコイルしていたね。
しかし〜ダイキャストに歯型が付くほど噛んだら歯がいたんだろうて
>おー、これは気がつきませんでした。
>100さん、モーゼルの件、悪意ではないので勘弁してください。
30Gibbsさん、どうも。
もちろん悪意の突っ込みではない事は承知しています。私も単純に「こういう例がありますけど、
どうなんでしょうね?」という疑問を書き込んだだけですので他意はありません。
御指摘のグレーゾーンの件に関しては、色々な話を聞きますね。
私もその辺を突ついて蛇を出す気はなく、今までの話も冗談混じりのシャレみたいな感じでやって
いましたが、スレ違いの話題という事でもありますし、御懸念という事であれば控えておきます。
でもミリ風猟銃に関してはつい突っ込みたくなるんですよね〜(^^ゞ ウズウズと…(笑)。
しかし、「錯誤」という用語?がある位、この手の取り消し(更新拒否という体裁は取っていても)は
頻繁にあるんでしょうか? くわばら…って感じですね(苦笑)。
>、『○×市の△□氏が許可されているのにドーして俺には許可が降りないんだー』的な言い回しは禁句と思われます。
これは似たような実例を聞いていますが、最悪の事態となったようで、厳に慎むべきですね。
なるべくこのスレが長く続いて欲しいので、マターリ進行は大いに賛成です(^^)
触らぬ神にたたりなし…ってとこですね。
>>494さん
またやっちゃったかな(^_^;)。私はDAのオートというのは、装填したまま携帯して、
いざというとき初弾を迅速に撃てるのがメリットだと思っていますので、そのように
思った次第で・・・。
しかし、装填して携帯するのでなければ、DAのオートのメリットってナンなのかしらん?
不発時の再発射?
>>軍曹殿
リコイルスプリングが意外に強くて、しっかり噛まないとスライドできなかったんです〜。
もちろん歯も痛かったですし、くわえる位置が悪いと、セフティレバーが唇に当たって
痛かったです〜。
>>100さん
あの作品は銃だけでなく車も凝ってました。作画監督をした大塚康生氏は、米軍のジープや
軍用トラックのコレクターというかマニアとして有名です。また、演出かなにかで、今をときめく
宮崎 駿氏がからんでますね。
>>8mmNambuさん
ここに600万分の1が・・・・(^_^;)
今日、神保町で第二次大戦ブックスを探しましたが、残念ながらシリーズのうち10〜15冊
程度揃っているのがせいぜいでした。本屋曰く、このシリーズは大変人気があり、動きが早い
そうです。
古本屋街が分かってきたら、今度は初代スレで軍曹殿が紹介されていた本を探してみようかな?
(ただ、旧字・旧仮名遣いだと私、読めない・・・)
503 :
30Gibbs:01/12/04 00:25
マターリ、マターリとね〜
了解です!!
>ところで.30ギップス、使ってるの?
>薬莢、何回ぐらい持つ?
軍曹殿、フルチャージで3回、アキュラシーロードで7〜8回程度でっす。
この頃、ケースをラプアに変えたら、持ちが良いんですが、経済的には拾ってきた
NORMAケースには負けます。(笑)
180Gr.弾でフルチャージIMR4350 65.5 アキュラシーロード64Gr.です。
前者3100FPS,後者3000FPS程度です。
今年のホッカイドー用にはバーンズ130Gr.弾向けにチューンして、
ダグラス26インチ12インチツイスト、4グルーブ(安物)で向かいました。
結果は、武士の情けでお願いします。
去年はバーンズ180Gr.でやったのですが、獲物の損傷がひどすぎ、今年はぐっと下げて
130でやりました。(それでも、結構ひどい)
さすがバーンズ!!1500FPSでもパーテーションし4000FPSでも分解しない、という触れ込み
は本当ですね。(命中精度は今ひとつ)
それ以前はホナディー180Gr.でしたが、体内から摘出した弾頭が重量半分以下、もしくは
ジャケット、コアが分離、という状態が結構有ったので鉛弾規制とは別に銅弾に興味を抱いて
いた次第です。
おっと、スレ違い、長文になってしまいました。
あと、ノリンコ・カラニシコフ(結構仕上げよいです)、M1Aも持っていますから、許して
チョー。
これからも、よろしくです!!
30Gibbs氏
すごいね、300MAGとほぼ同じか、やや上だね。
ほんとにそんなに出るんだ。
以前300WBYMAGを使っていたけど、せいぜい180/3100だった。
ケースは同じく3.4回だったが。
HSどのぐらいにしてんの?
猟用だったら、やや大きめ?
バーンズか〜実は私はあまりいい印象がないんだ。
鉛弾規制の前は、おもしろそうだから使ってみようかと思ったんだけど、去年、北海道へ.338を持った奴といっしょに行ってね。
そいつのが抜けまくった。
ちょっと貫通力がつよすぎるんじゃないかなと感じた、
私はWINのフェールセーフを使っている。
.308/150を308WINで撃っているんだけど、いいよなかなか。
308WINでエゾシカやると、不自由はないんだけど、もう1歩、パワーがあったほうがいいかな?と感じる。
その感じがなくなるね。
それまではFMJ改のHPかFMJ、あるいはSPでやっていたんだけど、FMJだと貫通しすぎHPやSPだとエキスパンションが早すぎたんじゃないかと思う。
フェールセーフがちょうどいいのかと思っている。
505 :
30Gibbs:01/12/07 20:36
軍曹殿
>前者3100FPS,後者3000FPS程度です。
22インチバレルでの計測ですから、26インチバレルだと180Gr.で3100位行くと思います。
北海道用弾頭、フェールセーフも良いみたいですね。ただフェールセーフは思いの外
BCが悪いので遠距離射撃では速が落ち、パワーも落ちるかと思い使っていません。
560mがロンゲスト・ショットです。
>そいつのが抜けまくった。
バーンズは抜けるけど効きは良いように思います。(バックストップが無いと撃てない)
ハート&ラングス・エリアへの1発で2頭打ち抜きで獲ったこともあります。
精度はフエルセーフの方が良いですね。
386マークのノリンコは全然当たりませんが内地の猪猟、ジャングル戦に使っています。
セミオートで6発連射できるのが強みです。(腰だめで2秒6発、指切り発射)
ジャングル戦だと30m位の距離が多いですから・・
M1A(M21もどき)は命中精度もそこそこ・・
でも重いのが難点、格好で勝負ですね。
>HSどのぐらいにしてんの?
ランドタッチの方が精度はでますが、猟だと薬室から弾を抜き取る回数も多いし、
Gibbsはネックが短いので弾頭の置き忘れが怖く、ヘッドスペースは0.5mmで調整
しています。
506 :
名無し軍曹:01/12/08 00:07
30Gibbs氏
HS,ちょっと大きめだね。
フィールドでももうちょっと詰めても大丈夫だけど、まあ詰めてもケースの持ち
はたいして変わらんだろうから。
原則論としては、貫通するのは良くないんだよ。
弾丸の運動エネルギーを無駄にすることになる。
貫通していいことは、孔がふたつ開くだけだ。
血が流れる量が多くなる。
弓矢や極低威力の弾丸は貫通した場合のほうが致命傷になる場合があるんだけ
ど、大口径ライフルと名が付くものでは、貫通しないで盲通した方がよい。
ただし、弾丸の破壊が早期に起こり、体内の深部に達しないうちに止まってしま
うのもよくない。
硬皮動物(像やサイ、カバなど)の場合、起こりうる。
また脂肪の厚い動物でも起こる。
507 :
名無し軍曹:01/12/08 00:09
しかし威力ってのは、むずかしいよね。
当たった場所や脂肪の厚さ、骨に干渉したかなどで結果が違ってくる。
殺傷力のデーターは非常にむずかしい。
私がフェールセーフがいいと言っても去年、今年で5頭程度しか倒してない。
そう偉そうな事をいえるほどのデータではない。
心臓も状況により、即死しない。
心臓を撃てば、いずれは死ぬけど、かなり時間がかかる場合がある。
ハンターの場合、クリーンキルが望ましいし、獲物を回収することを考えたら、
その場に即倒してほしい。
数秒、生きてたら場合によっては、かなり走られるからな〜
508 :
名無し軍曹:01/12/08 00:11
しかし威力ってのは、むずかしいよね。
当たった場所や脂肪の厚さ、骨に干渉したかなどで結果が違ってくる。
殺傷力のデーターは非常にむずかしい。
私がフェールセーフがいいと言っても去年、今年で5頭程度しか倒してない。
そう偉そうな事をいえるほどのデータではない。
心臓も状況により、即死しない。
心臓を撃てば、いずれは死ぬけど、かなり時間がかかる場合がある。
ハンターの場合、クリーンキルが望ましいし、獲物を回収することを考えたら、
その場に即倒してほしい。
数秒、生きてたら場合によっては、かなり走られるからな〜
509 :
名無し軍曹:01/12/08 00:12
心臓はなぜ即死しないかというと。
心臓は丈夫な筋肉の塊りでそれが収縮して血液を送り出すポンプだ。
膨らんで血液を目一杯吸い込んだ状態と、目一杯、吐き出して縮んだ場合では着
弾の効果が全く違うそうだ。
血液を吸い込んだ状態で着弾すると中の血液(液体)により擬似爆発が起こり、
心臓自体が破壊され瞬時にポンプの役目をしなくなる。
吐き出した状態で、着弾すると、単なる筋肉(繊維質)の束になるので、穴が開
くだけだ。
そうなるとポンプとしての機能は完全には破壊されない。
もちろん心臓に孔が開けばそこから血液が漏れるので、いずれは死ぬが、孔の大
きさによりしばらくは活動できる。
その間に、かなりの距離、走られるしデンジャラスゲームなら反撃される危険が
ある。
510 :
名無し軍曹:01/12/08 00:13
8mm Nambu 氏
他の版で読んだけど、戦時型(末期型)の九九式は撃たない方がいいよ〜
戦時型は外見や仕上げが省略されてるのみならず、最大の相違点は「使用されて
る鋼材が違う」
本来の九九式は炭素鋼という一応特殊鋼(特殊鋼の中で一番安い)が使われてい
るが、戦時型は構造用鋼が使われている。
構造用鋼ってのはいわゆるナマクラ鉄だ。
本来、銃というのは1.5倍〜2倍の異常腔圧に耐えなければいけない。
メーカで完成テストとして、高圧弾という異常腔圧を発生させる弾を撃つ。
(最近はやらないメーカも多いが)
ところが構造用鋼は、強度の余力がほとんどないと言われてる。
正規腔圧で使用してる場合は、ほぼ問題ないが、腔圧が多少上昇すると、耐えら
れないことがある。
脱底(遊底がはずれ、飛んでくる)やHSが大きくなり薬莢切れ→ガス漏れを発
生する。
さらに悪いことに戦時型はガスエスケープが省略されている型もある。
事故にならないうちに辞めておいた方がいいと思うんだけど。
今日、神田の某書店で、須川某氏著の「日本の軍用銃」なる写真集風の
本の見かけた。
あいにく、レジのオヤジの、手元に置いてあって内容を見られなかったが、
安かったら買ってしまったかも(^_^;)。
いやーしかし、マニアな人って凄いですねぇ〜『輜重兵史』上下で、6万円以上
ポンと買っていったのにはビックリ。何より小さい店なのに店内お客で一杯。
軍曹殿、ご指摘有難うございました。
古い銃の射撃は好きですが、綱渡りする気はもちろん有りませんので注意致します。
因みに私の撃った九九式は名古屋製で44〜45年頃(?)のもの。おっと、撃ったと申して
もメインガンとして毎週ドカスカ撃ってる訳ではないです。かれこれ数百発程度。
戦中、どなたかが一生懸命作った銃ですので、壊すか自分が怪我する前にこれにて隠居
させようと思います。
あくまで手感的なものですが、素材そのものは他年度のものと変わらないような気が
します。週末会社にコソーリ持ち込んで硬度計で計ってみようかな。。(^^;
週末でないとなかなか書けず、遅レスになってすいません>ALL
>井澤式小銃>>教練用の銃だね。
なるほど。モデルガンという表現が可笑しいですが、的を得ていますね。
日本も有事に備え、ぜひ64式や89式のモデルガンを全厨学校に配備すべき?
井澤式は民間のいちメーカーなのですか。私の見た井澤式は仕上げも良く非常に良く出来ていました。
38式の生産ラインではなく、教練用のみを造る工場ならコストが高いでしょうね。
田中式や斉藤式みたいなのもあるのかな? 全部揃えるとコレクター価値も倍増したりして。(藁
>小銃の不足に悩み、民間の銃砲を徴用して兵器化した。
サイパンで使用ですか。射程が短いですが散弾銃なら旧軍得意の白兵戦には役立ったかも。
(得意つーか、前大戦の戦法を引きずってただけですけど。)
メガフォース被害者の会さん
>同じく注油装置を持つ92式重機関銃ではどうだったのでしょうか。
油を使う以上は砂塵の影響があったのではと思います。11年式にしろ、担当の兵隊さんは
メンテが大変だったでしょうね。旧軍のメンテに関するスレではこき下ろされていますが、
私は旧軍の兵隊さんはきちんと掃除/調整はしてたと思います。天皇陛下の預かり物、とか
そういう類の事ではなく、物を大切にする日本人の気質です。
さて92式重機の実射、私が撃たせて貰った時、持ち主の方ははさほど油を付けていません
でした。それが問題なのか15発に一発位は装填不良を起こしていました。ただ、これが
塗布量の問題なのか、薬莢の問題なのか、パウダーの問題なのかは言いきれませんのであ
くまで参考と言う事で。
>あの給弾機構がないと軍オタ的に11年式の魅力は半減しますね。
禿同。(^^) マガジン式の11年式なんて萎えます。
米兵個人が自国に持ち帰る戦利品、いわゆる『War Trophy』ですが、銃自体の持ち帰りは
許可されてもマガジンの持ち帰りは禁止されていたそうです。結果、百式機関短銃や九九
軽機のマガジンは探すのが一苦労、あっても高価です。その点、11年式はマガジンそのも
のが無いですからね〜。実射には困らないという現象は面白いです。
ところでマガジン持ち帰り禁止、の割には、独逸製のマグはそこらで簡単に見つかります。
製造量の違いなんでしょうね。
ウォートロフィーですが、米兵はかなり精力的に集めていた様ですね。
手ぶらで帰国じゃ、格好がつかないからでしょう。せっかく手に入れても戦友に盗まれたりも
した様で、硫黄島戦のフィルムで九九式小銃を背負ったまま戦闘中の米兵が映っています。(^^;
余裕があっていいですなぁ>海兵隊
ウォートロフィー、で思い出した面白い話を一つ。数年前にアメリカのとある旧軍兵器ボード
であったドキュソアメリカ人厨房とボード常連旧軍ヲタの会話。
厨房『お前ら、だれか漏れ様のもってるJAPの銃の価値を教えれ。漏れは良くしらねぇんだ』
ヲタ『それだけではわかりませんので、形状やスタンプ等を説明して下さい』
厨房『この銃は漏れのじいさんがJAPを撃ち殺して手に入れたんだ。奴はじいさんを狙ったが、
じいさんの方が早かった。わはは。えっと、連発のボルトアクションのライフルだ。
スタンプは読めねぇ。チャンバー上になんか削った跡があるな。』
ヲタ『・・・。日本軍のライフルなら38式か99式でしょう。チャンバ上にはMum(菊の紋章)が
あるはずです。しかしそれが削り取られているなら、残念ながらあなたの祖父が戦後入手
したものでしょう。コレクター価値としては$100〜$250です。』
2ch風にアレンジしましたが、この厨房はえらく横柄でしたので全体的にはこんな感じ。
どこにも厨房はいるようで。ちなみに指摘の後、彼の書きこみは有りません。(爆)
さて彼の話、じいさんの与太話なのか、この厨房の創作なのか。どっちなんでしょうね。(^o^;
100さん
>こんなに長いこと続けられるとは思っていませんでした(^^ゞ
そうですねぇ。まずもって軍曹殿がいなければ前スレ時、簡単にクソスレ&倉庫落ちしていた
と思います。煽りが無かった訳ではないですし、それでも様々な質問に軍曹殿が熱く答えてま
すからね。もちろんお一人では成り立ちませんので、100さんのベンチ知識等、諸兄の書き込み
があってこそ今まで成り立っていると思います。
便所の落書きと揶揄される2chです。否定はしませんが、同時に多くのスレで非常に意義のある
会話がなされているのも事実です。今後もどうぞ宜しく。>100さん&ALL
>今後機会あれば腔外弾道に関してかな?もういいって?(^^ゞ
お時間があれば是非。銃器雑誌等で銃身振動についての文献はそこそこ見ますが、その後が曖昧
だったりしてます。
たぶん長射程でのお話を考えられていると思うのですが、個人的にマズル付近も興味津々。
九九軽機着剣装置の意義について↑で皆さん語られてますが、以来、銃剣が命中率に影響をどの
程度与えているか気になっているのです。ここでの影響とは単なる重量増加による安定により
命中率が上がる、とかいった事ではなく、銃剣上を弾丸が通過する際の影響です。
どの文献か忘れましたが、とある軍用銃は着剣時にブレードが上向きになります。開発時に刃が
上向きになっている方が命中率が良かった為にそうした、とか。う〜ん。
大した事は出来ませんが、今度三十年式銃剣を買い求め、九九小銃で簡易試験してみます。
>細径スコープと言うのはチューブサイトの事じゃないですかね?
うっ! 覗いた事が無いのですが、もしかしたらご指摘の通りレンズ無しかも。(^^;
形状的には西部劇で出てくるスコープに似ていたので、それとの勘違いかもしれません。
確認しておきます。
>ハンドガンでこの手のハンティングに挑戦する向きはアメリカ人位でしょうか…?
一発で倒した象の前でT/Cコンテンダー片手ににんまり笑う社長(?)の写真が銃器誌によく出て
ますね。ところで象ハントって難しいんだろか〜。以前みたTVドキュメントでは、増えすぎて
原野を荒らす象の群れを数十頭単位で間引いてました。のそのそと歩く象に、現地人がFALの
銃口を引っ付くくらい近づいてズドン。倒れたところを頭にズドン。危険には見えませんでした。
>私がおすすめするのはワルサー・カンプピストル、ストック付き。これ最強。
激ワラタ。いや〜何度読んでも笑えます。是非文の頭から作り、吉野家スレで発表して下さい。(笑
対戦車にも使ったカンプピストルなら確かに最強です。異論有りません。(爆
ガバさん
精力的に書店めぐりですかー。(^^
そういった旧軍関係の本はほんとに高くて困りますね。個人レベルで研究されて
いる方が意外に多いんでしょう。私は『小倉工廠の研究』という二万円也の本
を買った事が有ります。今のところ人生最高額の本です。(藁
ここ数日のアメリカTV番組はパールハーバー関係が多くて鬱。
いかに卑怯なだまし討ちだったかを、毎年やるんだよなー。たまらんす。
ではでは。
521 :
名無し軍曹:01/12/10 21:12
8mm Nambu氏
教練用の銃としては、中央工業(今の新中央の前身、当時は南部式拳銃などを作っていた)兵林館(最近まで銃砲店として存在していた)金丸式(これも銃砲店)金山式(不明)、などがある。
メーカーはちょっとした大企業から町工場まで多岐にわたっていた。
これらが作っていたのは小銃を模したもの、機関銃を模したもので、作動のみのものと空砲を発火可能なもの(機関銃はブローバックする)である。
狭窄射撃用には、軍隊のお古が払い下げられた。
教練銃は、実包を発射するわけではないのでコスト的には安いよ。
昔の銃砲店のカタログを見るとこれらが販売されていた。
三八式など現用(当時の)の銃は民間には売られないから、単純比較はできないが、民間用の安物の散弾銃などに比べても安い。
またこれらの教練銃製造会社の中には戦争末期、本物の小銃製造を仰せつかったところもある。
522 :
名無し軍曹:01/12/10 21:13
それから、最初の書き込みで、.22の教練銃、と書いてあるが、これは間違いではないだろうか?
日本では教練や軍隊の初等教育に.22は使っていない。
.22の代わりに狭窄実包を使った。
なぜ、22を使わなかったか?というと。
.22は世界中で普及しており安い弾の代名詞だが、戦前の日本では普及しておらず、高価だった。
戦前には国産の.22実包はなく(戦後も作られた事はないんじゃないだろうか?>あやふや)すべて輸入品だった。
民間用の弾は、大部分輸入品で、とくにライフルは100%だった。
だから.22の弾はけっして安価とは言えず日本では狭窄実包を使った。
523 :
名無し軍曹:01/12/10 21:14
狭窄実包&射撃とは?
本来の実包の火薬をうんと少なくしたり、場合によっては雷管だけにして、弾丸も軽くする。
弾丸の素材もジャケットを被せず鉛むき出してにしたりて、初速が出ないようにする。
これで10〜25M程度の近距離で射撃をする。
意義としては、火薬が少なく弾丸も小さいので弾代が安くて済む。(一発あたりの金額はたいしたことなくても何万人という学生や新兵に射撃することを考えると、大きなコストダウンになる)
射撃場の費用が安く済む。(100〜300mの射撃場を、各所に設けるのは場所的にも費用的にも大変だ、さらに射撃場の設備、安全対策なども発射する実包の威力が低ければ、小規模で済む)
専用の銃(.22の教練銃)を用意しなくても、現用の小銃をそのまま使える。
などがある。
狭窄射撃は日本のみならず外国の軍隊でも行われている。
20年程前、射撃練習用の弾として、薬莢がアルミで弾丸がプラスチックの7.62NATOがドイツから輸入され民間に販売された。
これなど西ドイツ軍の狭窄実包だった。
ただ金があって国土が広い米軍は狭窄射撃はやらないようだ。
そしてその影響化にある自衛隊も狭窄射撃は行わない。
524 :
名無し軍曹:01/12/10 21:15
週末会社にコソーリ持ち込んで硬度計で計ってみようかな。>>いや〜そんなことしなくても簡単にわかるよ。
銃身かレシーバーの裏をヤスリで削ってみる。
軽く当てて擦ると、本来のはカラカラって感じでヤスリが滑るはずだ。
戦時型は、多少の力でゴリゴリ削れる。
ただし戦時型でも、作られた工廠や時期によって材質は違う。
本来の材質で作られたものもある。
しかし戦争末期の混乱期なので、それを判別する資料はないようだ。
手触感は変わらないよ。
戦時中は代用鋼とか代用材料と称し、鉄やその他の素材のグレードを用途によって、落とせるところまで落としたんだ。
それから「ヤスリ試験」の注意点。
自分の銃ではやらない事、他人の銃でやる場合は見つからないように厳重注意の事!
525 :
名無し軍曹:01/12/10 21:18
ここ数日のアメリカTV番組はパールハーバー関係が多くて鬱。>>う〜む、アメリカじゃまだやってるの?
日本じゃ最近はやらんな〜
昔は12月8日といえば、テレビで真珠湾モノをやっていて、海軍だったオヤジなど盛り上がっていたものだが・・・
14日の忠臣蔵はまだやってるねぇ
526 :
名無し軍曹:01/12/10 21:21
小銃の代用鋼だけど、陸軍地金規格のSS鋼(だったか?)で
今のJISだったらSS400、ASTAMだったらA36ぐらいのはずだよ。
527 :
名無し軍曹:01/12/10 21:33
そうそう、
究極の教練銃がある。
昭和天皇がご幼少の頃、造兵工廠が実物の2/3の三八式歩兵銃を作り献上したそうだ。
これなんか、今持っているコレクターがいたらすごいだろうな〜
実物の縮尺モデルは、外国の王室でも例があるようだ。
ドイツのウイルヘルム皇帝もご幼少の事、体格に合わせた小銃が作られたそうだ。
ロシアのアレクセイ皇太子も縮尺モデルのナガンで遊んでる写真が残されている(これはちょっとチャチな出来に見える)
皆さんこんばんは。年の瀬を控え、随分と冬らしく寒くなってまいりました。
いつもいつも亀レスすみません。
>>8mm Nambuさん
>私は旧軍の兵隊さんはきちんと掃除/調整はしてたと思います。天皇陛下の預かり物、とか
>そういう類の事ではなく、物を大切にする日本人の気質です。
そもそも、注油装置をわざわざ付ける、ということからして、精密機械を見ると油を差さずに
いられない、機械愛護の精神を感じさせますよね。私、オートバイの修理が大好きなせいか、
気持ちだけはもの何だかすごくよく分かるのです。
>とある軍用銃は着剣時にブレードが上向きになります。開発時に刃が
>上向きになっている方が命中率が良かった為にそうした、とか。
確か、チェコのVz23、Vz24小銃が銃剣を上下逆さまに付けていましたね。
>>軍曹さん
教練機関銃を見ることの出来る映画があります。1940年の東宝映画「エノケンの孫悟空」です。
エノケン扮する孫悟空が、如意棒を機関銃に変え、バリバリと乱射するのです。
この映画、ギャグの切れやオペレッタシーンの楽しさもさることながら、妖怪がテレビモニタで
ロボットを操縦したり、記憶喪失光線を発射したり、とても日米開戦時に作られたとは思えない
スーパーSF映画です。機会があれば是非どうぞ。
スレ違いの話題ですみません。ボルトアクション軍用銃スレ立てたい・・・。
529 :
名無し三等兵:01/12/11 09:27
ところでいつになったら92重機と99軽機の話に戻るわけ?
>>とある軍用銃は着剣時にブレードが上向きになります。開発時に刃が
>>上向きになっている方が命中率が良かった為にそうした、とか。
>確か、チェコのVz23、Vz24小銃が銃剣を上下逆さまに付けていましたね。
そんなマニアックなのだけじゃなくて有名なAKM&AK−74も上下逆だYO!
533 :
名無し軍曹:01/12/13 23:53
銃剣のことが色々話題になっているから考えたんだけど。
銃剣を付けると命中精度がよくなるか?
まず以前にも書いたが定起角ってものについて説明をして置こう。
銃腔の延長線が理論上の弾道だ。
しかし実際の弾道はこれからずれが生じる。
このずれを定起角という。
なぜ、ずれるか?だけど。
実包に点火され銃腔内を前進しだすといろいろな現象が起こりだす。
まず反動が発生しだす。
反動は弾丸が銃口を飛び出す瞬間、おこるとされているが、微細な反動が弾丸が
前進しだすとともに起こりだす。
これで、銃口が上を向き理論弾道線とずれが生じるわけだ。
さらに反動で銃が跳ね上がると、銃身が屈曲する。
今度は反対に銃口が下向きになる。
細い銃身だったら屈曲はより大きくなる。
534 :
名無し軍曹:01/12/13 23:54
この二点が定起角を決定する大きな要素なんだけど、
反動(弾丸が銃口を飛び出す前の)が大きければ大きいほど、定起角(理論弾道
線と実際の弾道点のずれ)は大きくなる。
定起角というと、その角度は一定なように聞こえるが、そうではない。
この定起角は他の要素で変化する。
一番、大きいのは、依託の方法や構え方だ。
ただ、もともとの誤差、定起角が小さい方が、その中で起こる変化も小さくな
る。
だから定起角が小さいほど命中精度がいいというか、集弾させやすい銃というこ
とになる。
銃身が短く太目の軽機関銃は、銃口の跳ね上がりが小さくなり、命中精度が向上
するのではないかと予想する。
銃身が長く細い歩兵銃は、銃口の跳ね上がりは小さくなるが銃身の屈曲が大きく
なり命中精度が悪化するでは?と予想する。
535 :
名無し軍曹:01/12/13 23:55
さらに銃口の前に飛び出した「刃」が銃口から飛び出した発射ガスに影響をあた
えるか?だ。
弾丸と一緒に銃口を飛び出した発射ガスは、質量が軽いので、弾丸より先に進
む。
むろん質量が軽いゆえ、すぐに勢いを無くし、拡散してしまう。
発射ガスが拡散するのは、銃口から3mぐらいと言われている。
刃はそれより手前にあるから、当然、発射ガスが当たる。
そして反射して、弾丸の周りの気流を乱す。
そうなると弾道が乱れる。
これについては銃口直下に着剣する歩兵銃は不利、ガス筒に着剣するので、銃口
から離れる軽機関銃はやや有利と考える。
それから考えなければいけないのは、銃身に銃剣を取り付けた場合の「ガタ」
だ。
ある程度、密着しておればいいが、ガタが大きいと、これも発ごとの定起角を変
化させるおおいな要因になるではないかと思う。
536 :
名無し軍曹:01/12/13 23:56
それで、銃剣を付けるとどうなるか?を予想すると
ガタが定起角に影響しない程度という前提で、軽機関銃は命中精度向上、歩兵銃
は、悪化の方向に向かうのでは?と思う。
だだね、軍隊が想定する着剣した状態での発砲というと、当然、近距離だ。
多少の命中精度の変化は影響がない。
おそらく着剣した状態での命中精度という問題は、あまり研究されていなと思
う。
それから、もし旧軍が命中精度向上の為、銃剣をつけると考えていたとしたら、
問題点が持ち上がる。
着剣しないのとしたのでは、いずれにせよ定起角が変わるのは間違いない。
そうなると仮に命中精度は向上したとしても、今度は着弾点の変化という問題が
持ち上がる。
そうなると照尺は、当てに出来なくなる。
どちらかにあわせて、射手に変化量を教育するか(教育がけっこう大変だと思
う)
照尺をふたつつけるしかなくなるね。
>ボルトアクション軍用銃スレ立てたい・・・。
いいねいいね、このスレでやってもいいんじゃない?
537 :
名無し三等兵:01/12/14 00:15
おお、その定起角と照尺の問題、今週末にでもお尋ねしようと思っていたのですが、
軍曹殿、ありがとうございます。
ところで、またまた低レベルな質問です。(ROMさんの溜息と罵倒が聞こえる・・・)
ボーナスでDVDプレーヤー買ったもので、『プライベート ライアン』なんぞ買って
見ております。
この映画というと有名なのはM1919機関銃について、『頭上の空間に注意しろ』という
迷翻訳が・・・。
それでなんですが、実銃ではどうやってヘッドスペースを調整するのでしょう?
こればっかは、モデルガンでは分からないもので。
はぁ、『ライアン』見ていて、またぞろガランド欲しい症候群再発。
明日取りに行きます。パーカライジング仕様。買ってきてバラして
カンドーしたら報告します。
はぁ、モーゼル98kのエアガン出てました。38式騎兵銃も見かけました。
M14も見かけました。アサルトライフルとしたら大失敗作と思いますが、
あの形、私、好きです。スコープ、サイドマウントしないでも載せられますか?
買ってきました。M1ガランド。20年越しの大恋愛の上、やっと結ばれました。
思い返せば、御子柴アームズが日本初のガランドのモデルガンを出して、
ハドソンが金型買ったのかな?
取り説読むといきなり『この銃は強度不足のところがありますので、空作動
させないで下さい』だと・・・。
オペレーティングロッドを引いて、ボルトを固定。デカイ30−06のカート
ギリギリの機関部に8発クリップ載せて、親指で押し込みながら、小指で
レバーを後ろに。
クリップが固定されたクリック音がしたら、レバーを1〜2cm前身させ、
噛み合ったところで手を離して装填。
うーん、噂通り装填が大変な銃ですね。慣れないと力がいる。慣れてくると
タイミングを計るので、力はそんなにいらなくなる。
さて、さてお楽しみの『チーン』ですが、結構大きな音がします。閑静な
住宅街だったら100m離れてても聞こえるかもしれない。
眠いので分解編はまた後ほど。
バラしてみて感じたこと・・・。
1.別スレでAKの原型はMP44だとする意見と。ガランドだとする意見が対立していましたが、
ガランドのハンマー、シア(ディスコネクタ)のメカは、とても良く似ています。
2.
>>50で軍曹殿が触れていらっしゃいましたが、トリガーガードを上げ下げする事でリコック
出来るのは、実物操作して初めて納得。ガランドはレバーアクションだった?
3.分解に道具がほとんど要らないというのは、美点。
4.しかし、「すき間」の多い銃ですなぁ〜。それでハンマーやシアは部品も小さく、結構
作動が神経質なのでは?と予想されます。
機関部はむき出しで、すき間も多いですから、ホコリや泥が機関部に入り易そうな気が
しますが、その割に作動不良が多かったとは聞かないのは何故?
それから、スレ違いになりますので気が引けますが・・・・。
モデルガンのガランド、冒頭に書いたとおり、「強度が足らない」と注意書きがあります・・・。
まず、買ったときからセフティーがバカになっていて、レバーを引いてあっても
トリガーを引くとハンマーが落ちる!
また、ディスコネクターが死んでる。バラして原因を探りましたが、ハンマーと
シアの形状に問題があって、トリガーを緩め、シアが一旦ハンマーをリリースした時、
二番目のシアのフックにハンマーが引っかからず落ちてしまう。
(ガランドのメカを見たことがない人には分かりにくいと思います。スマソ。
それから、部品名も間違っていたらスマソ)
これが実銃だったらM1ガランド フルオートマチック・ライフルになってしまう。
デカイ30−06を8連発フルオート・・・どこへ飛んで行くんでしょ?
ま、この手の銃は作動させて遊ぶんじゃなくて、飾っておくモノと思わなければ・・・。
しかし昔からハド○ンのモデルガンは故障しやすかった気がする・・・。
543 :
名無し三等兵:01/12/17 01:01
age
544 :
名無し軍曹:01/12/17 13:01
ガバ氏
>>実銃ではどうやってヘッドスペースを調整するのでしょう?
ヘッドスペースは、ユーザーは調節しないんだよ。
製造されるときに調整される。
またユーザーが銃身交換をした場合は、ガンスミスが調整する。
ガンスミスは概ね、客の話を聞きながら、この客はハードな狩猟をしそうだか
ら、あまりタイトだとまずいな、とか、これは射撃の精度追求の客だから。。。
なとど判断して調節する(まともなガンスミスはね、昨今の日本のガンスミスは
やたらタイトならいいと思っているようだが)
もちろん、ユーザーがHSは+いくつで、とかタイトめに、なんて注文する場合も
あるだろう。
545 :
名無し軍曹:01/12/17 13:01
唯一、HSをユーザーが調整するのが機関銃だ。
機関銃は頻繁に銃身交換を行う。
機関銃は、連続発射を続けると蓄熱され銃身がどんどん熱くなる。
銃身が熱くなると、どういう不都合が起きるか?
銃身素材の鋼は温度が上昇しある温度以降は、高温脆化が始まり、ライフリング
の損耗が激しくなる。
熱により銃身が膨張して屈曲して、着弾点が変化する、また銃身が屈曲すること
により、作動不良も考えられる。
火薬は180度程度で自発火するので、薬室に弾が入った瞬間、暴発する。
多くの機関銃はこれを防ぐため、オ^プンホールドといって、遊底が開いた状態
から撃発が始まるが、それでも遊底の閉鎖が完全に終わらないうちに暴発するな
どの事故が起こりうる。
546 :
名無し軍曹:01/12/17 13:02
ほとんどの機関銃が銃身を簡単に交換できるように工夫されている。
機関銃には予備部品として替銃身も付属している。
射手は射撃中、銃身温度が上がってきたと思ったら、素早く交換する。
ただ射撃中、銃身交換してHSを合わせるのは大変だ。
九九式軽機関銃は、HS調整用のワッシャーが支給されていて、それをはめ込み、
あらかじめ予備銃身のHSを調整しておく。
そうすれば、いざという時、素早く銃身交換できる。
1919やM2CAL.50は、機関部に隙間ゲージ(HSゲージではない)がチェーンでくく
りつけてある。
この替銃身は、何番の隙間ゲージと事前に測って置き、それを当てながら銃身を
はめ込む。
547 :
名無し軍曹:01/12/17 13:02
>>M14のスコープマウント
M21(M14ベースの狙撃銃)用のマウントがあるよ。
機関部左側のネジ、排莢口後端のクリップガイドをはずし、薬室の上と三点でホ
ールドするものがある。
しかし、、、、、こりゃ日本で買うと馬鹿高いと思うよ。
M1ライフルのモデルガン
まぁやっぱり、素材自体の強度が違うし、本物同様の作動は無理なんだろうね。
M1は装填方法がめずらしい。
というか装填方法、クリップ(射撃中、銃の中にある)形式は珍しくないが、自
動銃との組み合わせというのがめずらしい。
.しかし、「すき間」の多い銃ですなぁ〜。その割に作動不良が多かったとは聞
かないのは何故?>>それは、それなりに考えてあるんだよ。
世界で主幹小銃として最初に大量生産された銃だ。
米軍も作動不良の連続じゃ困ってしまう。
いろいろ工夫をした。
一番の工夫はガスポートの位置だろう。
M1はガスポートが銃口直前にある。
こんな前にガスポートがある銃は他のないよ。
銃口付近でガスを大量に取り入れて、ガスのスピードより量で、確実にピストン
を押そうということだろう。
ただし、この方法は銃口部の銃腔の損耗が激しい。
M1はリード(薬室側ライフリングの切り始め)より銃口部の損耗で命中不良→
廃銃または廃銃身となるほうが多い。
中古のM1を買うことがあったら、銃口に気をつけよう!
548 :
名無し軍曹:01/12/17 13:07
別スレでAKの原型はMP44だとする意見と。ガランドだとする意見が対立し
ていましたが、>>このスレはちらっと見たが面白かったね。
みんなMP44の外観に惑わされたんだろうね。
そして全然、形の違うM1を参考にしたというから益々混乱したんだろうな。
まぁコンセプトはMP44が原型、機構的には、カラシニコフ本人が言ってる位だろうから、M1が参考なんだろう。
AK47自体、あるいはMP44も機構的に見た場合、別に目新しいところがあるわけじゃない。
チルトロックとロータリーロック両方とも30連のマガジンだってセミ/フル切り替えだって、みんな別に画期的機構ではない。
みんな以前からあった技術だ。
ただ、それらを使い、突撃銃という新しい軍隊の主幹小銃を作り上げたところが偉大なところだと思う。
ドイツは敗戦により最終形を完結できなかったが、ソ連がAKで後を引き継いだわけだ。
だからコンセプト、思想、概念においてはMP44が原型であり、機構や技術においてはM1やその他なんだろう。
そしてこの場合は、突撃銃が新世代の主幹小銃であるということを確立したということ、、この方がはるかに重要だろうね。
軍曹殿、HSとAKに関するレス、ありがとうございます。
また、スレ違いですが、Myガランドのセフティー効かない件、ちょっとおもしろい
展開となりました。
最初は所詮オモチャだから仕方ないとも思いましたが、やっぱり新品時点で
故障しているのはあんまりと思い、ダメもとでメーカーにTELしてみました。
結果、とりあえず症状書いたメモ付けて送れとのこと。費用はタダになるか
微妙ですがとりあえず直そうかと。
それで、メーカーに「送るのは機関部だけで良いですね?」と念を押したんですが、
返ってきたのは「いや、銃全部送って下さい」
「なんで?」と尋ねると、「機関部だけ直しても、銃に組み込んで動くかどうか
分からない。全部調整して出荷しているので・・・。」とのお答え。
皇軍の小銃製造の職人技は、モデルガンメーカーに継承されておりました。
38式ガランドと改名しよう・・・(泣
しかし世の中、実際使ってみないと分からないことというのはあるモノですね。
ガランドの装填方法ですが、伏射の場合、そのままの姿勢では絶対に片手では
装填できませんね。両手でやると銃の保持が難しいし。
手元に銃を引き寄せると、必然的に頭が上がり、実戦では的になってしまうでしょうね。
姿勢を高くせずに装填するには、仰向けになって銃を胸元に持ってくるしか無い気がします。
それから、よく言われる装填時にボルトで手を挟む件ですが、装弾される1発目に押し上げ
られるので、意外に挟みにくそうです。むしろ、左手の指の方が、オペレーティングロッドに
挟まれそうな気がします。
コツは親指の力でクリップを押し込むのではなく、手全体で押すことだと気がつきました。
これが分かるとスムーズに装填できます。
551 :
名無し軍曹:01/12/18 21:36
ガーランドの装填方法
オペレーティングハンドルを普通に引くのではなく、右手の腹(小指の下側)で押し下げる。
親指でクリップを押し込む。
そのまま、手全体を勢いよく上へ挙げる。
伏せているときは、左手で銃の先の方を握り左肘をつくような体勢になり装填口を腰のあたりまで下げる。
そして装填の作動を行う。
この場合、目視しづらいので、手だけて装填できるように訓練すべし!
552 :
名無し軍曹:01/12/18 21:38
手を挙げるとき、手首を勢いよく振り上げ、親指が先に銃から離れるようにしないと、指を挟むよ。
553 :
名無し軍曹:01/12/18 21:40
ガーランドは慣れれば、チャージャ使用のボルトアクションの半分以下の時間で再装填できるはずだよ。
米軍の資料では、1903と比べて、そう書いてある。
554 :
名無し軍曹:01/12/18 21:43
551訂正
オペハンドルを引ききった後も、右手の腹で押さえてなきゃ駄目だよ。
555 :
名無し軍曹:01/12/18 21:48
訂正、訂正
オペハンを引く時(最初のクリップを装填するとき)は、普通に引く。
それから右手の腹で押さえる。
二回目のクリップから(遊底は開いている)は右手の腹で押さえる動作になる。
酔っ払ってるから間違いだらけだ〜〜〜
ハイ!軍曹殿、訓練に励みます!!
って、20年越しの大恋愛だったのに・・・・ガランドは体調を崩して
実家に帰ってしまいました。(号泣
557 :
名無し三等兵:01/12/19 20:32
他でも書いたんですが、M1ガーランドをファクトリーロードで
撃つとイヤになるくらいの反動を味わえますね。
200発以上撃ったら、右肩が筋肉痛でガタガタになっちゃいました。
まだ8ミリマウザーは撃ったことがないのですが、想像すると恐ろしい
ですね。
昔の兵隊さんは大変だったね〜。(藁
>ガバさん
ガランド購入、おめでとー。
指はさみは私は一回やっています。ボルトかレバーかどっちに挟んだかは忘れました。
ハドソンガランドは触った事ありませんが、実物だとメインスプリングがずっと強い
と思います。慣れもあるんでしょうが、装填はコツがいりますよね。しかし慣れても
1903の倍になるかなぁ?
>軍曹殿
>M1はリード(薬室側ライフリングの切り始め)より銃口部の損耗で命中不良→
>廃銃または廃銃身となるほうが多い。
ガランドが欲しくて一時期熱心に程度の良い中古を探してた事があります。
機関部チェックだけでなく銃口部のチェックは必須でしたね。火薬とプライマ無しの
3006を一発作ってポケットに入れておき、ディーラーの隙を見て銃口に差し込み確認。
ネック部まですっぽりと入ってしまう銃も結構ありました。
559 :
名無し軍曹:01/12/20 22:56
8mm Nambu 氏
3006を一発作ってポケットに入れておき>>そうなんだよ、弾丸がスッポリ入ってしまう銃も少なくない。
さすがはアメリカ、よく知っているなぁ。
TOMが.308ガーランドを入れるまでは日本じゃ貴重品だったからね(そのまた昔はたくさんあったが)廃銃身のガーランドが高値で取引されていたんだ。
T○Mのは銃身は新品だが、その他は放出品の寄せ集めだから、これはこれでまた問題があるけどね。
1903の倍になるかなぁ?>>動作の動作数で考えても半分以下だよ。
遊底が開いた状態から始めよう。
1903
@チャージャを差し込む→A手を持ち替える→A実包を上から押し込む(やや慎重に押し込まないとスムーズに入らない)→Bさらに手を持ち帰る→C遊底を閉鎖する。
M1
@クリップを押し込む→A手を離すと同時に遊底が自動的に閉鎖する。
まぁ遊底を押さえるのに力がいったり、コツがいるが、動作数的に見てもけっこう差がある。
560 :
名無し軍曹:01/12/20 23:07
559訂正
M1
@クリップを装填口に差し込む→A手を持ち替える→Bクリップを押し込む→C手を離すと同時に遊底が自動的に閉鎖する。
動作数比較1903=5、M1=3だ。
特に差が出るには、1903のBの実包装填の動作だ。
これは、単列で並んでる実包が弾倉の中に押し込まれる際、複列になる。
この作動を確認するというか確実に押し込むには、ちょっとコツがいる。
ガバっと一気に押し込めない。
その点、M1は8発まとまったクリップを一気に押し込めばいいだけだから、楽だ。
(ただ、親指を挙げ、手を離すのに、決心がいる←私の場合)
561 :
名無し軍曹:01/12/20 23:16
きょうも酔っ払っているから、度々の投稿になるけど。
まぁ米軍の資料では装填時間半分以下となっているが、個人的には疑問のところもあるんだけどね。
手を離す動作にどのぐらいの熟練がいるかという点だよね。
けっこう慣れるまで指をつぶすと思う。
どのぐらいやれば慣れるのか?
M1を使っていた当時の米軍救護室の指つぶし患者の数は??などと考える。
そうだ!此度、めでたくM1を入手したガバ氏に研究していただこう。
なにモデルガンでスプリングが弱いから痛くないっ!
研究したいのは山々ですが、愛しのガランドは修理のため実家(メーカー)に
帰ってしまっており、戻るのは年明けの見込みです。(泣
ご指摘のとおり、モデルガンのガランドは実銃よりリコイルスプリングは
弱くしてあると説明書き(A4裏表一枚切り!)に明記してあります。
理由は実銃との材質の強度の違いを補うためだそうで。
短いつきあいですが、ガランドの装填、30〜40回位やりましたか。
それぐらいやると慣れてきます。
ボルトアクションのチャージャーの場合
1.チャージャーを差し込む
2.持ち替える。この時親指が一番上のカートリッジを押さえ、残りの指は
弾倉底板。
3.親指の力でカートを押し込む
とやっていましたので、ガランドでも同じように親指の力でクリップを押し込もう
としてしまったのですが・・・。
こうすると、レバーを押し下げる力が上手くかけられず、またクリップも固定する
まで押し下げられなくて、もたつきました。
>>559 ありり? 装填の手順ですけど、1903、ガーランド共に「手を持ち替える」というのがありますが、
これは具体的にどちらの手でしょうか?
右利きが操作するとして、左手でフォアストックを保持して右手でクリップなりチャージャーなりを
差し込んだ後はそのまま右手で上から押し込む…という手順で、「持ち替える」動作はないような
気がしますが…?
M1の手を離すと自動的に装填される事が時間的にメリットと言うのは確かですね。
ボルトアクションだと、そこから手動でボルトを前進させなければならないので若干時間が
かかりますね。
あと、ボルトの場合は御指摘のようにM1の一まとめになったクリップを押し込むのと違って、実包
を最後まで押し込むのにややコツと言うか慣れが必要ですね。
Kar98kあたりは最後のひと押しをするのに親指が入るカットが機関部に切られていたりしますが
クリップ・チャージャー装填はこの辺が多少手間がいる所ですね。
自動ライフルは大抵がボックス・マガジンですから、この辺のコツは大して必要ないのですが、
SKSカービンという銃がありまして、これは上記のボルトアクションとガーランドの中間?みたいな
形式で、クリップ・チャージャーで上から押し込んだ後、クリップを手で取ってホールド・オープンに
なった状態からレバーを少し引いてから離すと、ボルトが前進して装填されると言うもの。
ガーランドと違って、自動的にボルトが前進しないので手間が増える分、手を挟まれる危険は
少なくなるでしょう。いずれにしてもボックス・マガジンが主流となった今では気にする必要もない事ですが…
そこで
1.クリップを置く
2.親指を最上部の弾に当て、押し込む。この時、指の力ではなくて、
手首から先全体で下に押す感じ。
3.クリップが1/2以上入ると、レバーを薬指の付け根より下で押せる
ようになるので、レバーを下げる(それより前だと、小指の先の方で
レバーを押すので、力が掛かりにくく、無理する小指がかなり痛い)
4.レバーの後退しろは非常に少ない。弱いリコイルスプリングでもきついが、
薬指の付け根付近で後ろに押し、ボルトストップで止まっているボルトを
目一杯後退させ、同時に残り1/2クリップを再び手首全体で、カチッと
音がして固定されるまで押し込む。
5.親指を上げ、手全体を前方に抜き上げるようにして、遊底を閉鎖する。
これが現時点での一番スムーズな装填法です。ポイントは、クリップを押し込む
タイミングと、小指側(薬指)でボルトを後ろ押すタイミング、最後にクリップを一押しして
クリップをロックさせるタイミング・・・これを全部合わせることだと思います。
スピードは今のところ、ボルトアクションのチャージャーと大差有りませんが、
もう少し慣れ、銃の強度に自信が持てたらもう少し早くなると思います。
ただ、前レスに書いたとおり、伏撃で、伸ばした手先に機関部があるのを
ブラインドで装填するというのは、ボルトでは何の問題はないでしょうが、
ガランドでは不可能。胸元まで銃を引きつけ、手指に力をかけられるように
しないと出来ません。
しかしなんでガランドは尾筒が短いのでしょう?あと5mmかそこら長ければ
遊底の下がりしろに余裕が出て、かなり装弾が楽な気がするのですが。
ところで、明日から3連休、冬期雪上訓練に行って参りますので、しばらく
書き込みが出来ません。
それでは皆様、良いクリスマスを。
( ・∀・) またねー。
568 :
名無し軍曹:01/12/22 23:05
100氏
右手、まぁ持ち替えるというほどではないが、M1、ボルトとも手で持ってきたク
リップorチャージャーをはめ込み、手を離して、押し込みやすいように手を持
っていくということだよ。
ガバ氏
M1のクリップもボルトのチャジャーに並んだ弾もなるべく後側に押す力をかけ
るのがひとつのコツだよ。
569 :
名無し軍曹:01/12/22 23:06
一番いいのはね、クリップと遊底の連結を断ってしまうことだ。
どこかは覚えてないが、弾倉周りの連結バーを切断してしまう。
そうするとクリップを押し込んでも遊底が前進せず、ちょっと後ろに引くか、機
関部左側面の四角いボタンを押すと前進するようになるはずだ。
最終弾発射後もクリップが飛ばなくなる。
同じくボタンを押すとあがってくるようになる。
昔のハンターはそうしてる人が多かった。
指はさむし、クリップ飛んでなくなっちゃ大変だし(M1の5発クリップは貴重品
だった)
ん!それじゃM1の醍醐味がなくなるって?
わたしゃ痛いの嫌いだから、指はさむよりいいんだが・・・・・
570 :
名無し軍曹:01/12/22 23:07
しかしなんでガランドは尾筒が短いのでしょう?>>おお、よく気がついたね。
前々から感じていたがガバ氏は観察がするどい!
そうM1は尾筒が短いのよ。
なぜ短いか?
これは従来のボルト式の踏襲とか整合性とかを考えた一端だろう。
遊底が前後する形式の自動銃はボルトの小銃に比べ、単純比較で実包長分、全長
が長くなる。
遊底の後退スペースがいるからだ。
571 :
名無し軍曹:01/12/22 23:08
ボルト式では遊底の後退スペースはグリップの上、撃発事には引き金を引く右手
がある部分になる。
ただ、当然装填事には右手で操作しているわけだから、この場所に遊底が後退し
てきてもかまわない。
しかし右手を握ったまま、自動装填される自動銃は別個に遊底後退のスペースを
確保する必要がある。
簡単にいうと自動とボルトを同じ銃身長で、おなじ実包を使うように作ると、自
動の方が遊底後退スペース分(実包全長と約イコール)だけ長くなる。
この差を出来るだけ縮めるために尾筒をコンパクトに作ったのだろう。
さらにコンパクトにすることにより、重量の軽減になる。
ボルトにくらべ部品点数が多く、尾筒が遊底を覆う形式の自動は、どうしても重
くなる、以下を比較してくれ。
M1903=全長1097銃身長610重量4054g
M1 =全長1100銃身長600重量4370g
M1が全長が3o長く銃身長は10mm長い、重量はM1の方が思い。
572 :
名無し軍曹:01/12/22 23:10
自動銃の黎明期、ピターゼンなどの、いくつかのトグル式の自動銃が研究された
のは、尾筒を短くしたいというのがひとつの理由だ。
トグル式は遊底が折りたたまれるので、後退スペースが短くて済む。
しかし尾筒(ようするに遊底後退長)を長く取ったほうが、自動銃の設計は楽に
なるというのは原理原則
確実な回転と射手の安全、銃の寿命を長くするには(過度のストレスを与えない
と言う事)いくつかのポイントがある。
573 :
名無し軍曹:01/12/22 23:11
遊底後退開始のタイミング、同じく後退スピード、後退の力(抽筒力=撃ち終わ
った薬莢を引き抜く力)、後退停止の状況などだ。
銃口から弾丸が飛び出て銃腔内の圧力が充分に下がってから後退がはじまり、そ
のスピードは緩やかでありながら充分な慣性力をもつ、さらに下がりきった遊底
は、圧縮されたスプリングの反発力や効果的なバッファなどで停止して、前進を
始める。
これが理想なんだけどね。
574 :
名無し軍曹:01/12/22 23:12
銃腔内の圧力が下がらんうちに、あるいは下がる直前に後退を始めると、はなは
だしい場合は、射手の顔面にガスが吹き付ける、本来、ガスピストンが受けたガ
スの力だけで後退する遊底が、薬莢からも後退する力も合成され、後退速度が速
まる。
後退速度が速すぎると、引き抜かれる薬莢がスピードに追従できず、リムの千切
れや鼓体の破断が起きる。
後退の力量のうち速度と後退する遊底関連部品の重量の比率が速度に偏っている
と、わずかな抵抗、薬莢の張り付きなどで後退を阻害される。
遊底が過大な速度で尾筒に激突すると尾筒が痛む、などの問題が生じる。
これをクリアするためにM1は銃口直前でガスを取り込んでるんだ。
(その他に、実包の圧力に対する許容限度拡大ってもの理由だけど)
ほぼ同じ尾筒のM14はガスカット式で対応してる。
個人的にはM1のガスシステムの方が好きだな〜
冬期雪上訓練の予定が、腰痛で温泉三昧して帰って参りました。
軍曹殿にお褒め頂いたようですが、実銃経験無しの上、図面を読みとる
能力も有りませんので、ひたすらモデルガンを見ながら文献と照応させて
理解するのが精一杯なので、細々としたところに目がいくものと思います。
ただモデルガンで限界があるのは、ガスピストン関係と閉鎖機構関係は
再現されていないことが多いので分からないことが多いのです。
ので、M1ガランドのガスポートの位置については、私は単に弾丸が銃身から
出て、ガス圧が下がる直前で取り込むことで、後方へのガス漏れを防ぐことに
主眼が置かれていると思っていました。
そんなんで、他のガスオペレーションの自動銃でも、ガスポートの位置はこれを
基準に決められているんじゃないかと思ったりしておりました。
そういうレベルですので、ガスカット式というのが分かりません。ご教示お願いいたしたく。
眠くて文章が支離滅裂なんで、保存上げして寝ます。
577 :
名無し軍曹:01/12/26 08:53
ガスカット式
M14のガスシステムは、ガス筒内にガスが流入してピストンが動き出すとガスの流れが遮断され、それ以上流入しないようになっている。
後退する遊底に過度の慣性力を与えないようにだ。
私見だがM1、M14の尾筒は、ガバ氏が言うとおり隙間だらけ、切り欠きが多くさらに第一世代の自動銃に多い構造だが、下部が開放されており、決して剛性が高いとは思えない。
それでもM1系の尾筒命数は長いと言われる。
やはり随所にストレスを与えない工夫がされているね。
遊底も小さく軽い方だが、オペレーテッドハンドルを合成した後座重量はかなりの重さになる。
.30-06クラスの実包を使うドイツのG43やソ連のシモノフやトカレフが発射のストレスによる不都合、部品の欠損や尾筒のクラックなどが伝聞されているのと比べると優秀だね。
予想外のことでM1ガランドが新品になって戻ってきました。
モデルガン・ガスガンマニアならご存じと思いますが、アメ横のガード下の
オモチャのM、素晴らしいお店です。値段も安くしてくれるし、お勧めします。
ところが、問題のセフティですが、前のよりまともですが、かけてあっても
強くトリガーを引くとハンマーが落ちます。
シア(ディスコネクタ)も、メーカーから「材質的に強度が低いので、敢えて
効かなくしている」とのこと。まぁ、所詮オモチャなんですね。
ということで、宿題のボルトアクションと比較した装填時間の件。
結論としては、確かにガランドの方が早いです。但し、スムーズに操作できれば。
あわてた操作をして、クリップの押し込みが十分ではなかったりすると、
送弾不良になります。
しかしつくづく眺めて、すき間だらけでゴミに弱そうだし、強装実包なのに
尾筒が短いし、実戦で不具合が出まくってもおかしくない気がするのに、
軍曹殿が
>>547でおっしゃっている、ガスポートの位置の工夫が効いている
のですかね?
モデルガンでは強度の足りないハンマー、シア回りは、実銃でも問題に
なりそうな気がするし。
それでも南太平洋のジャングル、北アフリカの砂漠、厳寒の朝鮮半島で
使用され、装填方法関係以外のネガティブな評価を聞かないのは、
銃トータルとして設計が良かったんでしょうねぇ。
今日(もう昨日)は、もう1つ良いことが。
探していた別冊Gunの1と2を購入できました。20年振りくらいに読み直して
いますが、やっぱり良くできた本です。
このスレ見てる若い人、銃に詳しくなりたいならお勧めです。神田の古本屋で
2〜3ヶ月に1回くらいで出回るようですので、是非。値段は3〜4千円です。
580 :
名無し軍曹:01/12/28 21:08
ガバ氏
ガスポートの位置の工夫が効いているのですかね?>>そうだね、それと遊底が軽いが、コッキングハンドルなどとの合成後退重量はかなり重い。
この重さが後退速度を遅くしながらも充分な慣性力を与えることになる。
M1は、大きな欠点がないがいくつか指摘されていることがある。
まずこのコッキングハンドルの形状と組み付け。
コッキングハンドルは細長い棒状になっており、尾筒のレールにはめ込まれ結合されている。
コッキングハンドルをある程度、後退させレールに切られた溝に突起をはめ込み結合する。
この突起と溝の結合が浅く、コッキングハンドルが細長い為、はずれたり曲ったりすることがある。
581 :
名無し軍曹:01/12/28 21:09
銃身尾筒アッセンブリーと銃床の結合および銃床の強度
機関部と銃床は、引き金アッセンブリーのを使って組みつけられており、用心鉄を使ってロックされている。
これが、はずれやすい。
とくに省力型のプレスの用心鉄で起こりやすいといわれる。
582 :
名無し軍曹:01/12/28 21:10
それで結合自体は、引き金アッセンブリーが押さえているので、ここのところに力が加わると、銃床の開口部が大きく木部が薄いためグリップから折れることがある。
M1は木部の開口部(掘り込み)が大きく、さらに長く重い機関部アッセンブリーを、引き金アッセンブリーで結合してるので、この部分に力が集中しやすい。
このグリップの部分は、他の銃でも弱い部分であるが、たとえば、九九式小銃などは、用心鉄後端を延し補強してあるが、M1は分解式であるゆえ、それが出来ない。
心持グリップを太くしてあるが万全ではない。
九九式、モーゼル、M1のグリップ部をよく比べてみてくれ。
モデルガンが忠実につくれていれば、九九式は補強してあり、M1のグリップは太く感じるはずだ。これは米人の手が大きいだけの理由ではないんだ。
583 :
名無し軍曹:01/12/28 21:11
軍隊では、立った姿勢あるいは走ってきて、伏せたり匍匐前進に入る場合、ドッコイショなどど、ゆっくり伏せたりしない。
そのまま前のめりに飛び込む。
その時、体への衝撃を和らげるため、銃床の後端を先に着地させてから、右肘左肘を着地させる。
これをやるとM1は衝撃でグリップから折れることが多いので、米軍は先に肘を着地させるように訓練した。
自衛隊ではM1を供与された当初、旧軍のまま、銃床から飛び込んでいたが、やはり
欠損事故が多発したので、改めた。
わしゃ明日から猟に行く。
皆の衆、よいお正月を!
いってらっしゃいませ〜軍曹殿
モデルガン確認しました。グリップの太さは
M1>モーゼルkar98k>99式
です。99式は用心鉄後部が延長されております。
私は手が小さいので、M1のグリップは少しばかり握りにくいです。
軍曹殿にお尋ねし損ねたんで、どなたかご存じの方がいれば教えて
いただきたいのですが・・・。
M1ガランドにはスウィベルリングが3つ有りますが、この一番銃口寄りのに
スリングかけているのって見たこと無いんですが。
形状も完全なリングじゃなくて、一部欠けているし、大きさもやや小ぶり。
何か特別な意図があったんでしょうか?
しかし軍曹殿はモテモテですなぁ〜。アサルトライフル スレやボルトアクション
スレからも招聘されていらっしゃいますなぁ。
>585
あれはスリングスイベルじゃなくて叉銃金具じゃないんですか?
ボルトアクションスレは厨房が跋扈して荒れそうですね・・・
587 :
名無し三等兵:01/12/29 09:54
>>586 スリング用とは書いていないのですが、パーツリスト上ではフロント・スウィベル
って書いてあるんです(アメリカの実銃サイトをいくつか見ましたが、同じ)
叉銃用でしすか・・・どうやって使うのか、ご存知でしたら教えてください。
それでは皆様よいお年をお迎えください。来年もマターリとよろしくお願い
申し上げます。
589 :
名無し三等兵:01/12/31 18:26
えーっと、叉銃って言うのはご存じですよね?(念のため)
M1ガーランドの叉銃鉤の引っかけ方はコンバットハイパー実戦講座
(コンバットコミック廃刊号掲載)に図解で掲載されています。
ワタクシめの国語力では文章で説明すると「お互い引っかけあって
叉銃する」・・・としか言いようが無いです。
当方自衛隊に在籍した事もなければ同じ型のトイガンを三丁保有した
事もないので実際に叉銃したことは有りません(笑)
しかしガバさん色々なモデルガンを所有しているようで羨ましいです。
ボルトアクションが大好きなんですが、神聖厨房時代にお年玉をかき
集めて買った九九式長小銃が不良品(バレルが固定されずに差し込んで
あるだけ)だった経験から高級モデルガンの購入にはちょっと抵抗が。
でもハドソンのM14とタナカのKar98kが欲しくてずっと迷ってる
んですよね(笑)
トイガンの話は板違いですが、向こうの厨にはクラシカルな銃は人気が
ないのでガバさんの話を参考にして買ったつもり貯金を続けてます。
皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
>589-590さん
どもども。互いに引っ掛けあうんですか・・・。なんか、知恵の輪になりそう^^;)。
是非是非コテハンでどうぞ。
昔、同じくらいの長さの長モノ3丁合わせて叉銃したことあります。ある種の
バランスが保てれば、異なる銃でも出来た記憶がありますね。
但しバランス崩すと3丁の銃がいきなりひっくり返って、大音響をたて、エライ目に
遭いました。
モデルガンの所有と言っても、今回のガランド除けば全部20年がた前の、
リアル厨・工房時代に買ったもので、ついこの前までは実家の物置で埃かぶって
たのを、このスレ見てるうちにムラムラしてきて、復活させただけで、99式以外は
全部当時の普及品ばかりです。
M1ガランドも、当時はミコ・アームズが限定生産したのが14万くらいしたのが、
20年の時を経て、大方半分の値段になってますので、まぁ普及品でしょう。
最近、ガスガンでエンフィールド、ガランド、38式と次々クラシカルな銃が
発売されていますが、お値段高すぎて私も手が出せません・・・。
しまった。ageてしまった。
規制のおかげで金属モデルガンの命脈がたたれ、ガスガンに移行していくのと同時に、
人気のある銃がクラシカルなものからH&Kを主としたモダンに変わっていった気がします。
私はそれがなじめずにGUNオタ止めた気がします。
でも、このスレでまた火がついてしまいました・・・(^^;
kar98kのエアガンが出ましたが、安くて出来はよさそうみたいですよ。
(と、さりげなくガンオタ地獄に誘い込む・・・)
>589-590です、38式スレの182でもあります、別板でコテハンも
一応名乗ってますがココみたいに硬派で深いスレだとやっぱり畏れ多い
ので名無しで行きます。
今さっき無理やりFA-MASとXM-177E2とAKS-47で叉銃してみました。
というか立てかけただけなのでいつ倒れるか心配です(w
制式に叉銃鉤使ってどんくらい違うのか試したいですね。
タナカのKar98kは58000円、木製銃床のトイガンとしては安い部類ですが
当方の様な弱輩がオイソレと買える値段では・・・(TДT)
皆さん、明けましておめでとうございます。とはいえ昨日は仕事始めで、正月気分
は吹き飛んでしまいました。
叉銃は、敵襲を受けた際に素早く銃を取れないという理由で、実戦では次第に行われ
なくなったようです。また、64式小銃やFA-MASのように二脚を装備した銃は、原則
的に二脚を立てて休ませるのではないかと思います。
皆さん、ボルトアクションスレにも遊びに来ていただけると光栄です。
今日、ブラックホールへ行ってきました。
ガランドのクリップ&ダミーカート8発:1,900円
ガランド用革製スリング(表面に1944の刻印があるけど、完全に
新品同様。60年前のものとは思えない。バッタ物か?):7,800円
(他の出店ではずっと程度が悪い物が1万円以上)
先程まで、『プライベート・ライアン』をコマ送りしながらスリングの装着法
を確認。とりあえずつけたけど、自信なし。どなたか、ご存じでしたら教えて
下さい。(文章での説明が困難だと思うので、判る画像なんかがあるサイト
でも・・・)
ちなみに『ライアン』を見ていたら、M1903のスナイパーにも叉銃用のスウィベル
付いてるのを発見。あんな銃まで叉銃したんですかね?
ブラックホール(ガン&ミリタリーのイベント)、この手のイベントを覗いたのは
2度目でしたが・・・。
驚いたのは、ホント不可動銃って、凄い種類が入ってきてるんですね。
WW2ならMG34、MG42、Cal.50M2、モシンナガン、チェコ版のモーゼル?
VZ27(?)もありました。MP40、PPSH41,PPS43、トミーガン、M3SMG等々。
戦後は当然M16にAK。FAL(ご丁寧にL1A1もあり)、G3。
見ていて飽きませんでしたが、お値段がお値段ですから、不可動で事実上
文鎮か漬け物石にしかつかえない代物に、大枚払える人って・・・。
軍曹殿が以前買いてらした、64式のモデルガンが六研のブースにありましたな。
お値段15万円。
やはり高級品の金属モデルガン(ハンドガン)をたくさん展示している店もあり、
そこに94式拳銃が有りました。初めてでしたので、手にとってしげしげと見ましたが、
グリップが異常に小さい!
私の手は平均より小さいのですが、小指が完全に遊んでしまいます。
フィンガーレスト付きのマガジンが欲しくなります。
597 :
名無し軍曹:02/01/06 21:31
皆の衆、あけましておめでとうございます。
今年もよろしく。
ガバ氏へ
そう586氏が言うとおり、叉銃の為の金具だよ。
やり方は三丁の銃でやる。
たしかに589氏が言うとおり、口でいうのはむずかしい。
あえて言うと、まず最初の銃の金具に次の銃の金具を半分突っ込む、そして次の銃の金具にその次の銃の金具を半分突っ込む、そしてその次の銃の金具に最初の銃の金具を突っ込む・・・・・こうとしか書けん、ごめん
三八や九九、モーゼルなどは、サクジョウ(変換が出来ん、クリーニングロッドね)を利用して、サクジョウと銃身の隙間にからみ合わせ叉銃する
叉銃は野営や休止の時に行う。
理由は、銃を地面に置くとホコリや泥がついてしまうから、他の兵士がふんずけたりするから、だ。
そしてメガフォース被害者の会氏が言うとおり、急な敵襲などに対応ができないので、最近の軍隊はやらないようだ。
なにせ3人が一斉に銃をとらないと倒れてしまうからね。
軽機関銃などはニ脚を立てて地面に置く。
94式拳銃のグリップね〜たしかに変な形をしている。
理由はね、94式拳銃は、そもそも14年式の不満点を解消すべく開発された。
14年式は重く大きかったので、その点、不評だった。
それで全長の短縮、小型化が要求された。
小型化の為には装填弾数が減ってもいいとされたが、14年式と共通の8mm南部弾を使うことが要求された。
それで、あんなにグリップが短いんだよ。
さらに94式はハンマーレス式といってハンマーが内蔵されているタイプなんだが、そのハンマースプリングを、あまり人間工学を考えずに収めたので、上の方が膨らみ、下がつぼんだ形になった。
598 :
30Gibbs:02/01/06 22:30
皆さん、明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
先日、M14モデルガン用のスットックを購入しました。
ってもって、M21もどきM1A(実銃)に装着したところ、なんとピッタリ・フィット!
木は安っぽいラッカー仕上げ(ラワン?)だが、実銃の物と比べると300cも軽い!
別に走って匍匐に突っ込むわけでもないし、銃床で頭蓋骨を叩き割るわけでもないので、
猟用には軽い方がよい。バットストックの金物も要らないんで外し、ラッカー剥がしてオイル仕上
げでもしようかな〜。
モンテカルロチークピースにしようかとも考えたが、やっぱ格好悪いのでヤメ!
しかしモデルガン用、といっても良くできてますなー
びっくりしました。
>軍曹殿
こちらこそよろしくお願いいたします。猟の方はいかがでしたか?
94式は我が爺ちゃんが大元帥閣下よりお預かりしていた銃なので(実家に
ホルスター・・・旧軍用語で何と言ったか???があります)興味は有ったのですが、
この度初めて手に取ることが出来ました(モデルガンですが)。
ただ、値段が高すぎて(確か20万以上でした)、展示品も怖くて遊底引けません
でした。従ってメカは全く判らなかったのですが、14年式のようなストライカー式じゃ
ないんですね。
スーサイド・ピストルと呼ばれた原因に、撃発機構?の一部が露出していると聞いて
いたおり、モデルガンでもそれらしい部品が見られたので、てっきりストライカー式かと。
600 :
名無し三等兵:02/01/10 08:03
下がりすぎage
601 :
名無し軍曹:02/01/10 13:33
30Gibbs氏
おお、こりゃお久しぶり。
最近のモデルガンはよく出来ているからね。
実物に取り付けられるのもあるだろうね。
昔々は、そういう自主規制なのか、出来が悪かったのかわからんが、モデルガン
の部品はつけられなかったよね〜
銃床は、まぁ強度さえ気にならなかったら、充分だね。
ただ気をつけないといけないのは、塩分だね。
いわゆる「枯らし」の工程をどうしてやった木材か、だね。
木を切り出した後、しばらく水に漬け、木が持っている内部の応力を開放してや
る。
これをしないで加工すると、モノができあがってから応力が出て、寸法が狂った
り割れたりひびがいったりする。
日本では木場などに代表されるように海水や淡水と海水が入り混じった水面でや
る。
そうなると塩分がしみ込むわけだ。
昔々、木場からいいクルミを安く買ってきて銃床を作った人がいた。
いや〜安く出来たと喜んでいたのだが、しばらくして銃床をはずしたら(普通は
銃床なんで滅多にはずさないから、けっこう間があったんだと思う)銃の下半分
が真っ赤(というかボロボロ)になっていた。
銃床用の木材は、こういうことが起きないように別の流通なんだよ。
枯らしの工程は製材後、空気中に放置してやる。
水中と違い、時間がかかる。
だから、銃床用の木材は高いんだ(まぁ業者が儲けるってのもあるが)
木材は安価で加工性のよい素材であり、また、弾力に富み銃の反動を軽減しする
一助になっている。さらに工芸品的高級銃では、美しい木目を見せてくれる。
しかしWWU以降、軍用銃の銃床素材としては廃れてしまった。
これはWWUによる大量消費で不足をきたした事、木材の一大欠点が出てしまっ
たんだね。
再生産に時間がかかること、なにせ植えてから何十年もたたんと大きくならない
からなぁ
さらに銃床のように比較的大きなモノでも樹脂や金属で射出成型が出来るように
なってきたからね。
しかし、モデルガンに使うような木材なら、スカスカな代わりに狂いもあまり出
ない南洋材だろう。
いざとなれば使い捨てと思えば、充分だよね
602 :
名無し軍曹:02/01/10 13:33
ガバ氏
猟の方はまぁまぁ鹿4頭
ホルスターね、なんていったか?銃嚢?拳銃嚢?だったか?
大元帥閣下よりお預かりした銃というと、ガバ氏のお爺さんは戦車兵とか憲兵、
航空兵だったのだろうか?
日本では職務上必要な兵科の兵下士官には支給されたが、将校は自弁だった。
旧軍の将校は装備一式、拳銃、軍刀、軍服など自費で買うこととなっていた。
そもそも94式拳銃は、将校の自弁用を前提として開発されたんだ。
別名94式将校拳銃ともいう。
そもそも将校に任官すると偕行社(陸軍将校の親睦クラブ、軍装品の販売やホテ
ル業務、食堂宴会などもやっていた)や民間の銃砲店で拳銃を買い求めた。
大正末頃までは民間人も自由に買えた拳銃も、その後は、軍人と海外渡航者の自
衛用のみの販売と規制が設けられたようだ。
拳銃類はほとんど輸入品で各種輸入されていた。
金のある将校はコルトやブロニングなどが好まれたようだが、貧乏将校はスペイ
ン製あたりの安物で我慢せざるを得なかったようだ。
そして日中戦争が泥沼化して不況が進み、日本が世界から孤立していく中、為替
はどんどん円安となり外国製品が値上がりする。
さらに拳銃なんて武器はいつ相手国が輸出禁止にするかわからん。
さらに弾丸補給の問題。
滅多に使うことがない拳銃とはいえ、補給はせにゃならん。
将校がそれぞれ別々の口径の拳銃だったら、大変だ。
それに、弾丸も輸入品だ。
それで、将校に安価な拳銃を供給する。
さらに弾丸補給の問題に対処するため8mm南部弾を使用する。
将校なんぞ滅多に拳銃を使わないから、なるべく負担を軽減すべく軽量小型にす
る、っていうコンセプトで開発されたのが94式拳銃なんだ。
スーサイドピストル、これは逆鉤が露出しており、ここを強く押すと暴発すると
いうことなんだが。
しかしこれが実用上支障がある大きな欠点とは言えないんじゃないかと思う。
もちろん大きな設計の不具合ではあるが、実際、かなり強く押さないと暴発しな
いし、暴発しない銃もあるそうだ。
実際、携帯している最中、凹んだ部分に納められた逆鉤が強く押される可能性
は?という問題もある。
さらに終戦まで使われて(戦後も使われていた)、日本側ではその点が問題にな
った節もない。
米軍の調査の結果洗い出されたと考えている。
でもまぁいずれにしても優れた拳銃というのには程遠いね。
603 :
30Gibbs:02/01/10 22:03
軍曹殿、いつも思っておりますが、ホントに博学ですね。
ストックを含めた銃器一般の知識が、単なるガンオタでは無いことを証明しております。
きっと名のあるお方なのでしょう。一度お会いしてみたいものです。
ストック、ボイル油でオイル仕上げをしてみました。結構色が付きましたのでラワンではないようです。
私の方の猟は初戦の北海道単独猟で3つ、本州でのグループ猟は猪2、鹿4です。
去年は熊も2つ取ったのですが、今年はなぜか見ませんねー。
また宜しくお願いいたします。
う、また、デンパを流してしまったか?
将校は拳銃自腹ですか?我が爺ちゃんは主計で有りまして、最終的に
は大尉であったそうです。
戦前ありがちな農家の三男か四男坊だったので、食うために職業軍人に
なったクチだそうで、北樺太に進駐したり、一時は近衛にもいたそうですが、
戦前に一度除隊したのが、戦争中に再度召集されてフィリピンへ。
幸運にも米軍の上陸する少し前に転属で内地へ帰還しており、東京の造兵廠
辺りに勤務して、終戦前に歳が歳だったせいか、除隊になっていたようです。
そういう兵科・経歴ですので、銃関連のエピソードを話してもらったことはほとんど
ありません。以前書き込んだ、射撃訓練中、目の前で構えすぎて、遊底が眼球直撃
した話くらいです。
そういえば、戦争中に再招集されたとき、それまでは安物の軍刀を使っていたのを、
今度ばかりは・・・ということで、高価な軍刀を買っていったとか。
・・・ついでに拳銃も良いの買っていきゃ良かったのに・・・爺ちゃん・・・・。
94式=スーサイドピストル説ですが、複数の書籍で読みました。決定版は
サンケイの第二次大戦ブックス「拳銃・小銃・機関銃」でしたか、撃発機構が
露出していて危険と言う記述があった気がします。
ただ、それを読んだ時、反射的にルガーP−08もトリガーとストライカーの
リンケージが露出していた筈なので、ちょっと疑問を感じたのですが。
米軍の調査ですか・・・うーん、アメちゃんのデカイ手だと、あのグリップでは
小さすぎて、余計なところに力が入ってしまったのかな?
ルガーと言えば、インドネシア辺りで捕獲したモノに、菊のご紋章入れて
旧陸軍が使っていたと記憶しますが、これってアメリカ辺りじゃ良い値段
付いてるんでしょうね〜>8mmNambuさん
銃床の塩抜きの話、初耳でおもしろく読ませて頂きました。戦後、木製銃床が
消えていったのが、資源問題というのも今回初めて知りました。
私は現代の軽金属とプラスチックで出来た銃は、銃と言うより『弾丸ばらまき機械』
に見えて、あまり萌えません(w。
やっぱり銃は鋼鉄と木に限ります(個人的にはウォルナット材が好きです)。
606 :
名無し軍曹:02/01/11 19:23
30Gibbs氏
おお、かなりの戦果をあげてますな〜ご立派!
熊を2頭とは、素晴らしい。
何県で獲ったのだろう?
私の方は本州では獲物がないね。
どうも巻猟は寒いタツで、待っているのが嫌だし、鳥は犬が駄目になっちまっ
た。
しかし北海道でだが、鹿の親子連れのおっかさんを撃ったら子は逃げなかった
ね。
ああ、どうしよう〜どうしよう〜おかあさん〜っ!と言う感じで逃げずにおっか
さんの周りをグルグル走り回ったり、一端、走り去っても様子を見に戻ってきた
りしていた。
いや〜長年、殺生をしてきた私も、その姿に涙を禁じえなかった。
あんまり可哀想なんで、おっかさんのいる天国に送ってやったよ〜〜〜わはは
は、これだからハンターは世間から嫌われるんだなぁ〜
607 :
名無し軍曹:02/01/11 19:23
ガバ氏
お爺さんは主計将校でしたか。
まぁ無事終戦を迎えられたとは運がよろしかったですね。
うちのオヤジは海軍大尉でした。
南部式自動拳銃(14年式ではない)のどうも乙を持っていたようだ。
復員してきてから、捨ててしまったそうだが、もったいない。
甲ほどではないが乙も貴重だ。
とっておいてくれたらよかったのにぃ・・・・ん!とって置いたら警察につかま
っちまうか!
うちのオヤジは、航空隊だったので自衛用として持っていたが、海軍の他の兵科
は持つ義務があったのだろうか?
陸軍将校は拳銃を(軍刀も)持つ義務があった。
また他の国はどうなのだろうか?
将校の装備は自弁なんだろうか?
アメリカはどうも違うような気がする。
ドイツは?旧陸軍はドイツ陸軍の制度を模倣したのだからドイツは自弁か?
フランスは?イギリスは?
知ってる方がいたら教えていただきたい。
608 :
名無し軍曹:02/01/11 19:24
軍刀もね、日中戦争ごろから不足をきたしたようだ。
大動員となったからね。
日本刀の相場が急上昇したようだよ。
それで昭和新刀というのを大増産したそうだ。
私は刀は詳しくないのだが、旧来の伝統的な作り方で造兵廠管理下で造ったもの
と、鍛造しないで、造ったものがあるそうだよ。
94式は、なんというかその部分の造りがチャチなんだ。
逆鉤を安全装置が押さえて安全を働かすのだが、
私はどちらかというと、押すと暴発するより、この工作精度が悪かったりガタが
出ると、安全が効かなくなる可能性の方が高いんじゃないかと思う。
木銃床はWWUの大量消費についていけなかった部分があるね。
ドイツでも不足をきたし、アルミの銃床や合板の銃床が使われた。
日本でも桜やクルミが不足して代用材が使われた。
日本の小銃は、銃床にある工夫がされていて、肩付け部の下側半分ぐらいが別になっていた。
アリ溝で勘合されていた。
本物の写真を見ると勘合の線が横に入っているのがわかるよ。
これは、銃床を作る際の歩留まりを上げる為(銃床を一本モノの木材から作ろうとすると細長い三角形の大きな原木材がいる、下の部分を別にすれば、だいぶ小さい木材で足りる)
それから、別に作り組み合わせることにより経年で反りや曲がりがでるのを防ごうとしたんだ。
これはどうも、村田銃の教訓であるようだ。
明治初期、村田銃を量産して武装を統一しようとした時、銃床材の確保に難儀したそうだ。
日本は森林の国だが、銃床に適した木材は少ない。
さらに高温多湿で木材が狂いやすい。
それでこういう工夫が編み出されたようだ。
609 :
名無し軍曹:02/01/11 19:52
30Gibbs氏
しかしオイル仕上げの銃床は大変だよね。
きれいに仕上げるのも大変だが、後々の手入れも大変だ。
雨の中、猟をするとオイルが飛んじまうことがある。
まぁそれでも銃床はオイル仕上げがいいよね。
どうもウレタンは好かん。
軍用の場合、日本のは職人が丁寧に擦り込む。
アマニ油を布につけ銃床を一生懸命擦る。
そうすると摩擦熱で、しみ込んだアマニ油が乾燥して膜を作る。
これを繰り返し丹念にやると、木材にしみ込んだ状態で硬化する。
高級散弾銃の丁寧に仕上げられた銃床など、ウレタン仕上げかと見誤るぐらいツルツルテカテカだ。
もちろん軍用銃はそこまでやらんけど。
米軍の場合は、アマニ油を充たしたタンクに銃床を漬け込んでしまう。
この場合、木材が吸い込みやすいようにアマニ油をテレピンなどの溶剤で薄めておく。
そして吸い込ませるだけ吸い込ませたら、引き上げて乾燥する。
一昔前、アメ横あたりで、M1なんかの銃床だけ売っていたことがあるだろう?
なんか油がベトベト染み付いた感じで汚らしいヤツ。
あれは銃本体のグリスがついたのもあるけど、染み込ませたアマニ油が染み出してきて固まったりゴミと混ざってベトベトになったんだ。
日本は高温多湿だからね、とくに染み出しやすい。
昔は、民間で市居の鉄砲屋や銃床屋が作って仕上げた頃は、悪知恵を働かすやつがいて、機械油をしみ込ませて仕上げた。
安い機械油の方が染み込みやすく、色が濃く出る。
ただし鉱物性の油を染み込ませると木はもろくなってしまうんだ。
>これってアメリカ辺りじゃ良い値段付いてるんでしょうね〜>8mmNambuさん
あっと、話を振られた。(^^;
どもども。最近はROM専になりつつありますが、ちゃんと見てますよ、ここ。
ネタないし、ROMって楽チンだし。。ねぇ、100さん?(と私も振ってみる)
でもぼちぼちと書いていきますんで今年も宜しく〜。
さて、菊の御紋章付きP08ですか。噂には聞きますが、コレクターショーでもネット
オークションでも見たこと無いですねぇ。きっと高いと思いますよ。
P08はGunコレクションの中でも別格と言えるほど人気が有ります。Gunコレクターは
たくさんいますが、中でもP08コレクターは一番多いのではないですかね。
コレクター人口が多い故、すこしレアなだけでも結構な値段がつきます。他の銃で
同程度の珍しさなら『ハァ?それが何か?』で終わるんですけどね。
有名なのは、米軍次期サイドアームトライアルに参加した45口径のP08でしょう。
数丁しか現存しないらしく、一億円の価値があるとか。Guns&Ammo誌や日本のGun誌
にも小記事があったので御記憶かと思います。
デモ、ホントカナー? ちょっと信じがたいですね。
見事なエングレーブのイタリア製水平ニ連の古銃が一千万円するのはまだ理解できます。
あちらは職人芸を尽くした美術品ですからね。でも45口径P08はただ珍しいだけ。
付加価値があるにせよ激しく桁違いで、市場を無視してます。
『それいくらで売る?』『やだね、一億円でも売らない』程度の話だと私は思ってます。
南方で鹵獲したP08に菊の紋章を刻印、の話は知りませんでした。どのくらいの量がある
んでしょうね? 敵方にもそんなにP08が有るわけじゃないでしょうし、また組織的に
鹵獲/回収をやったわけではないでしょうから、きっと少ないんでしょう。
ところで、焼き入れ済の銃身にスタンプって難しそう。上手く出来るのかなぁ。
ふと思ったんですが、日本軍は兵士個人のウオートロフィーを認めてたのかな?
だとすれば旧軍拳銃/小銃以外で、旧家の蔵に眠ってる銃がどこかにあるかもしれませんね。
激レア銃がひょっこり出てきて銃ヲタ大騒ぎ。
花の子ルンルンのグラマンは無理でも、拳銃位だったらなんとか?(爆
激レアといえば、7〜8年位前に10数丁まとめて発見された日野式拳銃、こっちでさばい
たら一財産出来たでしょうね。と無粋な事を考えてみる。。(-_-)
鹵獲でなく、ちゃんと生産された御紋章付きP08はあるんですよ。
生産はドイツではなく、イギリスのビッカース社が日本向けに作っています。
数量は手元に資料が無くてわかりませんが、1920年前後に作られたと思います。
ビッカース社は日本のほかにもインドなど諸外国にもP08を納品しています。
そういった各国の特徴有るスタンプが、コレクター心をくすぐるんでしょうねぇ。
かくいう私ももちろん大好きですよ、P08。さすがのルパンも、このトグルは咥えられない
でしょうから、不二子に妖しく使って頂きたい。(^^
P08は書籍も多く、スタンプだけで何冊も写真集やらが出ています。日本でも渋谷アルバン
とかで買えるんじゃないでしょうか。
話のオマケに実射関連を。
P08などの古いヨーロッパ9mmオートはホットなAmmoを使うと調子が良いです。
当時の(今もその傾向あり)9mmパラはUSで流通するものより少しホットであり、
その弾を基準にスプリング回りの設定をしている為です。
例えばWinの115grとかではジャムしまくり。逆に欧州輸入物はだいたい調子が良いです。
もちろん作動がきちんとしている銃で有る事が前提で、発射に危険を伴うガタガタに
なった銃ではありません。そんな銃でホットアモなんか使ったら大変ですー。
では皆様、良い週末を。
615 :
名無し軍曹:02/01/12 22:18
やあ8mm Nambu氏、久しぶり。
ROMってないで書き込んでくださいよ。
やはり米在住のマニアの体験は貴重ですよ。
前に○○県と刻印されたS&Wのこと書いていたでしょう。
あれしばらくたってから思い出したんだが、それは、郵便配達員が持っていたんじゃないかと思う。
明治初期は郵便配達員が護身用に拳銃を持っていたんだよね。
現金為替と狙っての強盗事件が多かったようだ。
それで、拳銃を持たせたんだ。
軍用に順じS&W、No3、これが支給された。
これがたしか内務省から、県庁、そして各県の郵便局へ貸与だったと思う。
あるいは内務省から各地の郵便局だったか。
S&W、No3は敗戦まで、警察用の拳銃として相当残っていた。
戦前の警官は普段は携行していなかったが、凶悪事件の場合などは署に備え付けの拳銃があった。
特に日本国内より騒乱騒動が予想される植民地、台湾朝鮮などの警察は、多く装備していたはずた。
これにはどんな刻印がされていたかわからない。
616 :
名無し軍曹:02/01/12 22:19
それで菊ルガーの件だけど、これは日本軍がインドネシアで鹵獲したものだよ。
そしてビッカースが作ったというより、ビッカースが作ったことにした、というほうが正解だろう。
オランダはWWT以後、それまでのナガンリボルバー(ロシアのナガンとはちょっと違う)とブローニング1903に代わって(代わってというか追加して)ルガーを採用した。
ところが、ベルサイユ条約下のドイツは口径.30以上の拳銃の製造を禁止されていた。
しかし戦後の不況にあえぐDWMにこんなおいしい話はない。
それで、渡りをつけてビッカースが作ったことにして輸出した。
これは諸説あり、丸々DWMが作りそのままオランダへ輸出したという説と仕上げやアッセンブリーだけは、ビッカスがやったという説がある、どっちが本当かわからん。
それが廻りまわってインドシナで鹵獲された。
たしか3000丁といわれていたはずだ。
これに菊のご紋章を刻印して再利用した。
これがいわゆる菊ルガーだね。
捕獲した他の銃などに菊の紋章を施したって話は聞かないんだが、なぜこのルガーだけ菊の紋章をつけたのかわからん。
617 :
名無し軍曹:02/01/12 22:19
そしてこの菊ルガーが、いろいろな想像や幻を生んだようだ。
まことしやかに囁かれる話。
宮内省がある程度の数のルガーを輸入して、菊の紋章を打ったり、「恩賜」と刻んだルガーを武勲のあった軍人に下賜したということを言う人がいる。
これは違うと思う。
天皇から軍人に下賜されるモノ、代表的なものは恩賜のタバコだけど、その他、軍刀、拳銃、銀時計などもある。
これらは武勲のあった軍人、ただし相当高位の軍人に限られる、その他、陸士海兵首席、陸大海大首席に下賜された。
拳銃は南部式小型、時計はロンジン(だったはず(あやふや)いずれにせよセイコーなどの日本製ではない、また注釈:終戦間際はわからん)
もしインドネシアで鹵獲された菊ルガー以外の菊ルガーが外国のコレクターの手にあるとすれば、骨董品屋がでっち上げた偽物だと思うんだけどね。
ルガーという神秘性を感じさせる拳銃、日本とドイツは同盟国、天皇の下賜、などが組み合わされた作り話だと思う。
この手の話は多い。
日本刀や火縄銃なんかお土産物として外国に相当流れた。
終戦時以前にも、明治維新となり廃刀令で刀が廃れ、刀や火縄銃を日本を訪れる外人に相当数が売られた。
そしてこれらは、外人好みがするように金銀で飾られたり家紋を刻んで○○家のお殿様が所蔵されていたもの、徳川将軍の愛用品などとされて売られたようだ。
私はこの手の類の話だと思っているよ。
皆さん、いつも役に立つ書き込みありがとうございます。
菊ルガーの歴史、伝説の似合うルガーならではの話ですね。ただ、菊の御紋は小銃だけに入れられた
ような気もするのですが。そう言えば、キリル文字やペルシャ文字の刻印が入ったルガーの写真も見
たことがあります。こっちはあまり値打ちがないかな?
郵便局員にまで拳銃が支給されていたとは・・・。秩父事件の記録を読むと、困民党員・自由党員が
拳銃を使用したという記述もいくつか見られます。明治時代は、民間にもけっこう大っぴらに拳銃が
出回っていたのでしょうか。
「恩賜の銀時計」ですが
http://www.seiko.co.jp/nihongo/press_releases/2001/01/2001_01_10_01.html によれば、セイコー製だそうです。もっとも、東大と陸士では違うものかもしれません。
また容量制限の警告出てますYO!
だれか速いところ移転スレを立ててクレヨン
620 :
名無し軍曹:02/01/13 19:37
621 :
名無し軍曹:02/01/13 19:38
( ;・∀・)!!
最後に笑かせて頂きました(笑)
と言うことで
−−−−−−−−−−移転して続行−−−−−−−−−−
625 :
名無し三等兵:02/01/16 23:55
保存age
626 :
名無し三等兵:02/01/22 21:26
age
( ・∀・)
ageなくても倉庫逝きにはならないよ!
ログはどっかにアップしておこうか?
part3軌道に乗ってきたから、そろそろ倉庫に落としても良いかな?
最近、他スレで紹介されること多いので、迷うところだ。