96 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/11/05(土) 07:35:34 ID:z5vEAqWN BE:22900875-##
ゆとり教育に否定的だった中山成彬にかわり新文科相小坂 憲次の教育改革
現在の日本の教育は、知識優先教育、受験技術優先の弊害が出ています。
学歴偏重と拝金主義が進み、学生が勉強の意義を見失っています。自己中心的な人が増えて、家族意識、
互助精神、愛国心、倫理感、等が薄れ公徳心という言葉さえ聞かれなくなって、精神的荒廃が進んでいるように見えます。
私は日本の教育をもっと人間として大切なものを教える教育にすべきだと考えています。自立する強さと、
他人への思いやりあるやさしい心を持った、バランスの取れた人間教育を目標にして、
(1)独立心と自分の考えを他人に理解させる能力を育てる教育。
(2)個性を大事にして、創造性を豊かにする教育。
(3)家庭と地域(社会)と学校が協力して進める教育。に改めるべきだと思っています。
「中高一貫教育」や試験に通れば年齢に関係なく大学にでも行ける「飛び級制」の検討も進めてきましたが、
学歴偏重など現状に対する反省に立って、親も本人も選択の幅を広げられる環境を整備することが大切だと思います。
要約すれば、幾つかの道の中から、独自の勉強の仕方が選択できる方式を導入すべきだと考えています。
ttp://www.kenjikosaka.com/home/index.phtml?cont=policy/kyouiku 小坂憲次オフィシャルウェブサイト
ttp://www.kenjikosaka.com/
ゆとり教育でできたゆとりの使用法が、塾に行ったりする事に
使われるような体制のままじゃなぁ・・・。
受験重視の教育の弊害が云々を言いながら、
その受験重視の教育を行わなくては大学等に
入学できない現状は放置するんだから、
そもそもゆとり教育が成功するはずがなかった。
今度はどうなる事やら。
98 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/11/06(日) 04:13:16 ID:WJ1R00ie BE:26172285-##
>>97 >ゆとり教育でできたゆとりの使用法が、塾に行ったりする事に
>使われるような体制のままじゃなぁ・・・。
ゆとりと言っても時間のゆとりではなく心のゆとりなんで
塾に行っても別に構わないよ。
問題は勉強を楽しめるかどうか。
>>98 まさにそこが問題。
心のゆとりが生じていないんだよ。
100 :
えいいち ◆GRGSIBERIA :2005/11/06(日) 15:38:30 ID:57J8H8V2 BE:28518757-#
ゆとり教育は心にゆとりを持たせるというが、心のゆとりって何だ?
シンナーや麻薬を吸ってぶっ飛ぶのがゆとりなのか、
わははわはは楽しんでいるだけがゆとりなのか、
趣味を全うして楽しくやってるのがゆとりなのか、
脳みそを使う時間を減らすのがゆとりなのか、
それが現状ではわかってない。
で、ゆとりってなんだって話になる。
>>90 義務教育は最低限身に着けるべき知識をつけろってことで国民は教育を受けてる。
二桁の引き算で苦労する奴が役に立つと思うか?
学業煎じて技術になるんだから、無意味だと切り捨てるのはどうかと。
それ以前の問題に、君には読点と句読点の問題が挙がると思うのだが。
101 :
えいいち ◆GRGSIBERIA :2005/11/06(日) 18:49:12 ID:57J8H8V2 BE:11408227-#
暇だからレス。
>>90 一段
君には一分野といってもどれだけ膨大なものかわかってない。
その分野を切り開くだけでも疲労困憊するのに、いくつもの分野を学者らにやらせるのか?
とりあえず君は試しに、微積分学と電子工学、弾道力学を同時進行で勉強して、画期的な理論を提唱してくれたまえ。
二段
確かに嘘だらけだ。だが、小学生に中学生の理科を理解してもらえるか?
小学生に電池の仕組みをこと細かく教えることは例外を除いてほぼ不可能。
だから、段差をつけてゆっくりと理解させ、浸透させる。
三段
たとえばと言ってるが、全然関係ない。
できれば、前述の文章とその例え話の関連性を教えてくれ。
マダマダイクヨー
102 :
えいいち ◆GRGSIBERIA :2005/11/06(日) 19:09:38 ID:57J8H8V2 BE:8148252-#
>>91 一段
日本の義務教育はいろいろな分野に展開できるように組まれてる。
数学然り、理科然り、当然国語の漢文や因数分解も含まれる。
その分野に精通するならば知っておかなくてはならない常識が学べる。
嘘ばかりというが、その嘘は小学生までで、中学生にもなれば殆どが真実になる。
二段
じゃあその宗教から離れて独自で勉強すればいい話だ。
音楽界ではよくあることだぞ。
ちなみに、集団の宗教性は非難するべきではない。
集団があればそこに宗教ができるのは当たり前だからね。
三段
タリウム毒殺未遂事件の少女は学校側からかなりの注目を浴びていたが?
ここ最近の読売新聞を見ればそのソースはあるだろう。
で、その少年は知識に触れてもいないのにカミオカンデを考え付いたのだね?
だったらただの妄想だ。技術にはそれ相応の知識が要るのだから。
四段
君は二桁の引き算すら満足にできない人間に学問を勧められるか?
どれが無駄かとか、選別してたら大変なことになるぞ。
必要じゃない学問に、必要な知識が隠れていることはしばしば。
小説なんてそうじゃないかな?
103 :
おじゃる:2005/11/21(月) 17:26:53 ID:trq3Un9T BE:58972223-
教育に携わるものとして一言。
>>80 >暗記主体の教育自体が間違いだね。
>理解して応用できるものこそ学問なんだ。
この考え方は、高校生以上で成り立つと思います。
小中学生相手には、理解は後回しにして暗記を強要すべきです。
以下は、初等教育における意見です。
ここ数年のトレンドなのかも知れませんが、実学志向は初等教育と
しては間違っています。最低限の知識を持たずに議論や応用なんて
できませんし、知識を植え付けつつ現実との接点を求め続けた結果、
「ゆとり教育」は事実上失敗しました。イオン化傾向を教えずに
レモン電池・フレミング左手や右ねじは中途半端でモーターの原理・
化学変化を教えずに中和・・・、これらは「原理」ではなく「現象」を
理解させることに主眼を置いた今の教育課程の問題点です。
「理解」「応用」「実学」など聞こえは良いですが、
「詰め込み教育」の方が生徒の創造力や理解力を伸ばせると思います。
104 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/11/21(月) 20:16:46 ID:5R1Sv3KW BE:7851762-##
詰め込み教育とは・・・・・・
一人の教師が30人近くの生徒に対して「さあ先生の言う事を覚えましょう」
って奴。
>>103 理系科目はわからないんで、歴史学から歴史教育を批判させてもらうと、
批判の方法論を身に着け、歴史とは何かを考える前に歴史叙述を教えるのは頂けない。
知識にはなれど、学問にはならない(=応用できない)から。
高校までの歴史教育ってのは、歴史学の研究対象の選択肢を増やしてくれはするけど、
歴史叙述の正当性を疑うことをしないし、その疑問を解決する方法も知らない。
歴史は構造じゃなくて叙述だってことを知らない。だから歴史教科書問題が起きる。
歴史教科書の内容を問題視してるのは、批判の方法論を身に着けた大人。
日韓両国の子供は、受験のためにただひたすら歴史を覚えてるだけ。
歴史批判や史料批判が教育に欠けていて、学者の趣味の世界になってるけど、
高等教育を受けないと批判方法を学べないってのは、現行教育の罠だと思う。
多様な分野を初等教育で詰め込む日本と、必要な分を高等教育で詰め込むアメリカ。
どっちがいいかは解らないけど、ただ、「心のゆとり」ってのは、
適切な批判の仕方を身につける事でうまれるものだと思うけどな。
PICK.DQNさんが言うとおり、詰め込み教育の何たるかがはなから誤解されてると思います。
私は小学校の頃から、徹底的に科学の本を読みまくっていましたし、
分からなくても何べんも読む、ということをしていました。
それがもの凄く楽しかった。
ガキが自ら「詰め込まれること」を望んでいることもあるのではないかと。
それに対して、熱意のない教師が、ものそのものを教えることなく、
言葉を丸暗記させる、というのがいわゆる「詰め込み教育」なわけです。
小学生の頃にレモン電池や左手の法則を現象として見ておくのは、とても大切なことです。
別にイオン化傾向なんて知らなくていい。
逆に、そもそもそういうものを見ていないと、イオン化傾向の何たるかもわからんでしょう。
それを見ているから、原理がスッと頭に入ってくるわけです。
文字列だけ憶えても、試験には対応できるかもしれないが、それだけのことです。
「いちたすいちは田んぼの田」というなぞなぞの答えを覚えるのと一緒。
私の言う、ガキが望むような「詰め込み」は実際を沢山見ることです。
先生方がご都合主義でやる「詰め込み」とは、
イオン化傾向の「かそうかなまああてにすんな…」という文字列だけ教えて、
それが現実においてどのように生かされるのかという「興味の対象」を与えない、
ということになるでしょう。
「ゆとり教育」というものが起こった挙句、極端な「詰め込み」と「ゆとり」の二極化が一層酷くなったのではないでしょうか。
塾では「答案をどう書くか」という丸暗記しかさせてもらえない。
かたや、学校では原理を教えてもらえない。
どっちかがちゃんと責任もって教えるべきだと思うんです。
107 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2005/11/22(火) 00:25:55 ID:Bf88m57h BE:12929142-#
108 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2005/11/22(火) 00:33:44 ID:hPerkSBG BE:19393834-#
109 :
おじゃる:2005/11/29(火) 00:38:27 ID:ZBAgyz3u BE:78629142-
>>104 そう、それw
ただ、「先生の言う事を覚えましょう」よりも、
「教科書(参考書)に書いてあることを覚えましょう」の方が好ましいがw
>>105 >批判の方法論を身に着け、歴史とは何かを考える前に歴史叙述を教えるのは頂けない
良いと思いますよ。だって、歴史叙述という知識が無いのに、歴史とは何かなんて
答えられますか?歴史に対する正当な批判だって、知識無しには語れません。
>>106 >私の言う、ガキが望むような「詰め込み」は実際を沢山見ること
今の中学校の指導要綱は、そんな感じです。「なぜ、その現象が起こるのか」
という原理面での理解ではなく、「例えば違う物質に変えたらどうなるだろう?」
という現象面での理解に主眼が置かれています。
あなたの批判するやり方を、学校なりにやった結果が、ゆとり教育の失敗です。
学校に責任があるのではなく、問題は知識の軽視にあると思います。
>それを見ているから、原理がスッと頭に入ってくるわけです。
原理無しに現象を見せられたって、多くの人の記憶には残りません。
「不思議」なだけでは、「興味の対象」に成り得ません。
>イオン化傾向の「かそうかなまああてにすんな…」という文字列だけ教えて、
>それが現実においてどのように生かされるのかという「興味の対象」を与えない
今の公立中学校3年生は、後者を教わって前者は習いません。
>どっちかがちゃんと責任もって教えるべきだと
べき論は結構ですが、無理な発言だと思います。
塾には責任がありません。あくまでも、自主参加ですから。
塾が教える内容は、受験に受かるための方策です。
塾に対する消費者のニーズは、「本当の教育」ではありません。
で、どちらかと言えば、学校教育に問題があるんでしょう。
ただね・・・・、限られた時間内で実験をやりつつ原理面をフォローするのは
難しいことです。原理なんて多くの生徒は興味ありませんし、公教育のレベルが
平均ちょい下の連中相手である以上、実験の方が生徒は興味を持ちますしね。
偏差値重視・受験戦争の激化の反省と、少子高齢化や高度経済成長期の終焉と
いう時代背景を基にして、ゆとり教育が生まれました。序列化を止めて個性を
大切にする教育です。その結果、生徒達は「嫌な」勉強から開放されましたが、
基礎学力の低下は現実問題として起こっています。
幾人かの方々が自らの経験をもとに、「詰め込み教育」に反対し「実用的な教育」を
主張されていますが、現状を理解した上での発言なのでしょうか?
学問がどのように役立つかは、学校や塾の先生が教えるべき事柄ではなく、
自ら学びとるものだと思いませんか?
あと、誰もレスしないので、書きます。
>>94 中高一貫高が人気だったのは、「大学までエスカレーター」になっているのか、
高校受験をスルーすることで「大学受験に早くから取り組める」のどちらか。
6・3制自体に問題があったからではない。
4・3・2制は面白いし、スタンダードになって欲しいと思うが、どーだろーね?
小学校でイジメられた子が、そのままイジメられ続けたり、
教科担任の先生という人件費は今以上にかかる(若しくは先生の負担倍増)
とか色々問題点も出されているよ。
110 :
えいいち ◆GRGSIBERIA :2005/12/09(金) 20:48:31 ID:UbVVU6Lp BE:36666195-#
どんな教育を滅ぼすかといったら、教科書から教育まで全部政府が担当することかな。
で、逆の発想でどうやったら高度な教育を受けれるか検討してみないかということなのだが。
流れぶった切ってすまんな。
111 :
105:2005/12/13(火) 04:58:11 ID:jbzUhcCr BE:479618069-#
>>109 >歴史叙述という知識が無いのに、歴史とは何かなんて答えられますか?
その時点で答えられる必要はありませんが、それを考える機会や方法論は与えるべきです。
歴史叙述が常に真であると考えるのは、再考の必要があります。
例えば、数年前の縄文遺跡捏造問題なんかは、「事実」が覆った例です。
このように、今日の歴史叙述は、数多の批判の上に作られてきたものです。
だから、教育において、知識だけでなく批判の方法論も与えられるべきです。
この方法論は、歴史以外の学問においても普遍的に有効なものです。
例えば、国語の「○○の心情はどのようなものか」という問題では、
ある現象を批判・精査し、原理を探し出す力が要求されています。
知識のみを教えることに比べて能率は下がるでしょうが、
ある現象を見て、「何故?」と問う批判の方法論を用いて、
原理にまで辿り着くのも必要な技術ではないかと思います。
異なった知識同士の衝突において、所与の知識を絶対的解答とする現状では、
その知識が一種の信仰対象と化し、宗教対立になってしまうからです。
借り物の知識への絶対的帰依だけでは、正当な批判はできません。
「正しいったら正しいんだよ」みたいな論法になります。
そういう意味で、受験は、往々にして聖書や四書五経の暗記と変わらないのです。
あと一つ。
>幾人かの方々が自らの経験をもとに、「詰め込み教育」に反対し「実用的な教育」を
>主張されていますが、現状を理解した上での発言なのでしょうか?
失礼ですが、109氏の経験に基づく考えだけが「現状」なのでしょうか?
112 :
おじゃる:2005/12/13(火) 18:40:51 ID:G2KfWTIs BE:412801676-
103にも書きました通り、私の意見は初等教育に照準したものです。
「知識の詰め込み」の後に、「知識の理解・運用・評価」があると
私自身は考えています。何も、教師の側が「批判の方法論」を与えることを
否定しているわけではありません。ただ、そんなものは自ら学び取れとも
思っていますが。レスして下さる方は、その辺をご理解ください。
>>111 >歴史叙述が常に真であると考えるのは、再考の必要があります。
誰がそう言っているんですか?ただ、一定の留保はしつつも、
教育者としては、真であると仮定して教える必要があると思いますが。
>失礼ですが、109氏の経験に基づく考えだけが「現状」なのでしょうか?
失礼な発言ですねw。私は中・高教育に携わるものとして、自らの経験や
実体験を基にして「現状」を述べました。私とは違うあなたの現状認識を
示してください。
あなたの意見に反対するわけではありませんが、理想論が過ぎます。
具体的な方策(例えば、教師が教えるべき事柄は何?)を示してください。
113 :
111:2005/12/14(水) 08:38:51 ID:AOKJsjw8 BE:71054742-#
>>112 >そんなものは自ら学び取れとも思っていますが。
初等教育における基礎学力の不足を見れば、
>>112氏の言い分もわかります。
基礎学力も批判力も、「自ら学び取れ」る人はそれで良いんです。
それが難しいから、批判力が基礎学力に含まれていない現状に苦言を呈するのです。
基礎学力だけ先に与えられて、批判力の方は、受験でも必要なのに、
高等教育ではじめて批判力を叩き込まれるのが現状です。
「時間的ゆとり」への畏怖で、高能率な方法(知識の集積)が過剰なのでしょう。
でも、知識と批判力と理解力は相互に関連するので、同時習得が最終的には効率的かと。
>誰がそう言っているんですか?
多くの歴史学者、そして中高の歴史の先生。
>具体的な方策(例えば、教師が教えるべき事柄は何?)を示してください。
特定の現象や文章を見て5W1Hを考える事や、その思惟の内容を叙述する事です。
既述例で言えば、国語の「○○の心情はどのようなものか」に類似する問いに答える事。
論述が苦手な人って、単語知識をそのまま解答欄にリハースするのは得意でも、
文章を批判的に読んで、それへの自分の反応を適切な文章にするのが苦手な人が多い。
つまり、文章理解力が無いのが、そもそもの原因だと思うのです。
知識や批判力が足りず、読解できないから、暫定的に叙述を真として扱うしかない。
俺が、以前、外国語の文章を読んでいた時のようなものですw
「自ら学び取」る為には、文章を上手く読める知識と批判力が同時に必要なのです。
初等教育の歴史科目でも論述問題は作れるでしょうから、
時間の制約はあるでしょうが、是非この手間暇をかけてほしいです。
>あなたの現状認識を示してください。
偶然見逃されたのかもしれませんが、俺の現状認識は上や
>>105や
>>111に既述してます。
でも、>112氏に俺の経験に基づく現状認識を答えても、意味が乏しいかと。
>>113 >それが難しいから、批判力が基礎学力に含まれていない現状に苦言を呈するのです。
同意。しかし、
巷の「ボンクラ高校生→ボンクラ教育大→ボンクラ教員」と順当(!?)な進路
で教壇に立っているような「学問性の欠乏している者」が自らを差し置いて
「批判力」を教育することなど出来ないだろうから、その必要性はあれども
なかなか現実としては打開が難しかろうと思う。
また、具体的な方策は、いろいろ考えられるが「場の環境にもよる」としか
言えず、個々の状況に応じて取り計らうべきものだろう。
>知識や批判力が足りず、読解できないから、暫定的に叙述を真として扱うしかない。
これは言えてる。しかも、当然「自己批判」においても出来ないから、常に
自らを「真として扱う」ことになり「構造的な自己中心発想」に陥るという人
を生み出している。「たまたま自分はそう思った」という事実が、その内容
の正しさを推定する材料になってしまうという恐ろしい発想の人が世の中
には結構いるんですよね。
なんとか教育によって改善できれば好ましいが、現実の難しさを思うと…
115 :
おじゃる:2005/12/18(日) 08:41:22 ID:ohuWdzoQ BE:629030988-
>>113 114氏も書いているけど、教員の質は様々だと思います。
あなたの考えは基本的に正しいと思いますが、現実的な実効性を
考えると、賛同しかねます。あなたの意見は、教員の力量に依存しすぎで、
もっと言えば、現状下であなたの思うような教育ができる教員なんて極少数です。
さらに、その教育を理解する生徒も少数だと思います。
僕があなたに「現状認識を示して」って書いたのは、
今の生徒や教員の実態を踏まえていないと思ったから。
こーしろ、あーしろって言うのは自由だけど、
高みからの発言ではなく、現実的実効性のある発言だと有意義なんですが。
>>論述問題
僕は、反対です。採点基準も明確にはできない(何が正しいのか不明)し、
あなたの言っているように生徒に批判力がないのだとすれば、より一層
教員の意見の押し付けになってしまいます。非国民の例のようにね。
教育問題についての意見を拝聴すると、何故か教員の能力不足に問題を転嫁する
傾向が強いと思います。僕は中高教育に携わる者ですが、個々の教員には
さほど期待しておらず、むしろシステムとしてなんらかの変革が必要だと
感じています。誰か、教員や生徒の能力に依存しない理想的な教育の在り様を
示して下さるとありがたいのですが・・・。
>>115 >誰か、教員や生徒の能力に依存しない理想的な教育の在り様を
>示して下さるとありがたいのですが・・・。
昔は「地域社会が皆で子供を育てた」などと言われるが、今なら
さしずめ「インターネット・コミュニティが皆で子供を育てる」
との気概を持てば、力強く教育を補助するものになりうると思う。
別スレで「インターネット・コミュニティ自体を教育する必要性」
があるのではないかという話題の中で書いた事があったので以下
に引用する。
----------------------------------------------------------------
127 名前:ちょっと待て名無しが今何か言った 投稿日:2005/06/06(月) 03:13:28 ID:00Gs0GEA ?#
ちょっと考えてみた。
文部科学省に対抗して「2ちゃんねる教育要領」を策定したり、
「2ちゃんねる教育要領スレ認定済み教科書サイト」を整備する
とか、ゆくゆくは教育・学術研究機関を代替し得る場となれば、
面白くなりそう。
----------------------------------------------------------------
2ちゃんねらーの質(レベル)を考える。
http://qa.2ch.net/test/read.cgi/argue/1108302739/127 より。
<つづく>(1/3)
ただ、「2ちゃんねる教科書」を作ろうとすると、激しいノイズ
が入り乱れる事も容易に想像できる。既に「歴史教科書問題」で
見られるような賛否の対立がより激しく繰り広げられるだろう。
それを、科学的・合理的な見地から収拾することが可能ならば、
集積される成果は非常に有意義なものになるはずだ。これが成功
した場合に、結局は現在の「文部省検定済み教科書」に近い水準
である程度は落ち着くことになると思うが「副教材」「関連項目」
「応用分野」などの層の厚みが現在より圧倒的に強化されること
で、巷の「○○なんて学んでも役に立たない」という意識を払拭
できるのではないかと期待する。その辺は、このスレよりも
本当に必要な学問とは何だ
http://qa.2ch.net/test/read.cgi/argue/1105502388/ の話題として適当かもしれない。
<つづく>(2/3)
このスレでの現在の話題としては「批判力を教育する必要性」と
実際は裏腹に「それを為す術に乏しい」という事であり、その点
では上記の提案も「何ら解決していない」訳だが、やや無責任な
発想ではあるが「皆で寄り集まって、より良い方法を考える」と
いう「体制」を機能的に構えることが出来れば後は時間の問題で
いずれ片付くのではないかという希望的観測をしているw
少なくとも「教育上の良書」がオープンソースソフトウェア同様
に「有志の手で洗練され、誰にでも公開される」ようになること
が、現在のテクノロジーに沿った「教育の合理化」ではないかと
考える。諸々の課題は多いだろうが最終的には成るべくして成る
と信じている。ならば出来るだけ早くなせれば良いと思ってる。
(3/3)
119 :
懐疑主義者 ◆tm1pVTQmqw :2005/12/19(月) 01:45:28 ID:GyC3T3v+ BE:43519436-
>>118 > 少なくとも「教育上の良書」がオープンソースソフトウェア同様
> に「有志の手で洗練され、誰にでも公開される」ようになること
つまり、ウィキが教科書になればいいのだw
近い将来かどうかはともかく、いずれはそんな方向性になる気がする。
課題としては
・良書とは何だ?
・有志が間違ったときどうしてくれるんだ?
というものがある。
オープンソースソフトウエアの理念としては「皆で発展しよう」ではあるが
「有志に責任は無い」という問題も同時に発生している。
趣味で利用する分にはいいが、無責任であるため、大きな組織は怖くて利用できない。
かといって、有志に責任を求める、というのも無茶な話だ。
が、責任が発生すれば独占的になる。
この矛盾をどう埋めるか。
>>119 >・良書とは何だ?
>・有志が間違ったときどうしてくれるんだ?
この辺はあえて言及しなかったが、まさにオープンソースソフトウェアと
同様に「伽藍とバザール」の是非が論じられる所だろう。或いは、成功
するには、LinuxにおけるLinus氏のような象徴的な人物の存在が不可欠
かもしれない。
>>118で「諸々の課題は多いだろう」と一言で済ませたが、
実際には一筋縄では行かないだろう。
例えば、誰かか利己的な動きを画策し始めると全体に歪みが生じて頓挫
しかねないし、競合関係にある者や愉快犯などに妨害されたり、他にも
いろいろな障害が考えられる。構造的に打たれ強い組織化を図らねば、
たちまち潰れる危険性がある。
>趣味で利用する分にはいいが、無責任であるため、大きな組織は怖くて利用できない。
これも、現在のLinuxの普及を参考にすれば、ある程度の実績が出来ると
「システム屋が責任を負う」「RedHat社がサポートする」などの選択も
あって企業にも採用されつつ、かたや無責任ではあっても決して遜色の
無いソフトウェアが公開されていて両立している。
「Wiki教科書」であれば、例えば「学習塾が責任を負って採択」するも
よし、かたや無責任な教科書を「自己責任で判断して独学」するもよし。
両社は矛盾する関係にはない。
121 :
113:2005/12/19(月) 10:35:17 ID:251hjgc/ BE:124345272-
>>115 >現状下であなたの思うような教育ができる教員なんて極少数です。
>さらに、その教育を理解する生徒も少数だと思います。
>高みからの発言ではなく、現実的実効性のある発言だと有意義なんですが。
マスコミ等の宣伝のお陰で、確かに問題のある生徒や教師は多いように思えます。
ただ、理想から妥協するのは普通ですが、現実から妥協してもいい結果は期待できません。
イギリスなんかでは、初等教育から批判力を育てる教育をしているようです。
>教育問題についての意見を拝聴すると、何故か教員の能力不足に問題を転嫁する
>傾向が強いと思います。
教員は指導要領に従っているのですから、問題は国や地方自治体の教育政策です。
予備校の方が詰め込み教育が得意という現実を見ると、学校教育は、
詰め込み・ゆとりの間で中途半端な状態になっているといえるのではないでしょうか。
>採点基準も明確にはできない(何が正しいのか不明)し、
>教員の意見の押し付けになってしまいます。
これは、生徒と教師のコミュニケーション(議論)不足が原因ではないかと。
例えば、国語の論述問題を教師の勝手な裁量だと思うこと、
これはまさに批判の仕方を間違っている典型的な例です。
この間違いを、生徒同士の陰口で終わらせるようでは、教育の失敗です。
122 :
113:2005/12/19(月) 10:42:30 ID:251hjgc/ BE:435208777-
>>120 >構造的に打たれ強い組織化を図らねば、たちまち潰れる危険性がある。
そうすると、おそらく教育は権力構造の中に置かれるようになって、
国が方針を決めている現状と大して変わらなくなるんじゃないかなと思う。
だからといって政治から切り離したら、次は経済的な問題に絡めとられる。
つまり、教育が非営利の学校法人ではなく、営利企業のものとなる可能性が。
そこでは、今あちこちの塾で行われている詰め込み教育が推進されるのではないかと。
結局、教育・勉強の最終目標が現行の入試だから、今の教育体制になるんじゃないかな。
123 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2006/02/28(火) 10:23:12 ID:8X8TRQVK BE:153317197-
日教組がある限りどんなに素晴らしい教育システムが構築されようと必ず失敗する
今の君達は底なし沼の上に木造建築の家を建てるか鉄筋コンクリートの家を建てるかを
論じているだけで足元を全く見ていない
どのような家を建てても底なし沼に沈む運命にあるとなぜ気が付かない?
なぜ君達は現実から目を逸らすのだ?
教育システムの良し悪しが日本を滅ぼすのではない
日教組が日本を滅ぼすんだお
124 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2006/03/01(水) 00:54:29 ID:eyY6B+LV BE:67876676-
日教組ってカルトだろ?
126 :
えいいち ◆GRGSIBERIA :2006/03/01(水) 22:24:11 ID:9BNquAZl BE:58666098-
簡単な話、詰め込み教育だとかそんなのは本人のやる気がなきゃ無駄。
やる気を出させれば後は勝手にやるもんだ。
だけど、その方法がわからないんだよね。困ったものだ。
感謝と礼儀、これに尽きますね
128 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2006/03/08(水) 04:16:22 ID:vxV2rndk BE:202483744-
>>13 >あきれ返ったのと通り越して怒りがこみ上げてきた
普通、こういう言い回しはしない。
>>23 >高校受験なんて子供にストレスをかけるだけで無駄。
今時の中学生の大半は高校受験でストレスなど感じない。むしろストレスをかけた方が良いという
>>25に賛成。
>>38は論外。学校設立の目的を全く分かっていない。
>>80 >暗記主体の教育自体が間違いだね。
理解して応用できるものこそ学問なんだ。
そんなことはない。暗記が出来ない者に創造は出来ない。暗記をさせないならどうするのか代案を言うべき。
>>97 >受験重視の教育の弊害が云々を言いながら、
その受験重視の教育を行わなくては大学等に
入学できない現状は放置するんだから、
そもそもゆとり教育が成功するはずがなかった。
こういう意見が出るのは現状認識を間違っている者が大勢いる証拠。受験重視の教育の弊害をきちんと説明出来ないだろうし、大半の大学はそれほど苦しい受験勉強をしなくても入れ、ほとんどの高校生が苦しんだ自覚もないまま大学生になってることを知らないのだろう。
>>103に賛成。但し私は高校生も暗記がほとんどで良いんじゃないかと思います。
>>105 >批判の方法論を身に着け、歴史とは何かを考える前に歴史叙述を教えるのは頂けない。 何て事を・・・・、唖然。こんなの99%の高校生には無理でしょう。
>>126 >やる気を出させれば後は勝手にやるもんだ。
だけど、その方法がわからないんだよね。困ったものだ。
現状、学力低下よりも意欲低下の方が問題が大きいでしょうね。
129 :
おじゃる:2006/03/08(水) 16:11:34 ID:Z3Qritoc BE:78629142-
>>えいいち氏
>簡単な話、詰め込み教育だとかそんなのは本人のやる気がなきゃ無駄。
僕とは違う意見ですね。
本人にやる気がないからこその詰め込み教育です。
本人にやる気があれば、学校や塾がどういう授業形態を採ろうが影響はありません。
詰め込み教育は、生徒のやる気や教員の力量に依存せずに社会に一定レベルの
人材を供給できるという点で優れたシステムです。
むしろ、本人のやる気に依存しているのは、生徒任せで教員の能力任せの
現教育だとは思いませんか?
>>128 やっと、同意見の人が出てきた。ありがとー。
>但し私は高校生も暗記がほとんどで良いんじゃないかと思います。
学校教育として暗記を強要するという趣旨であれば、
以下の2つの理由から反対です。
第一に、大学を目指すという前提でいえば、年齢的には勉強に対し自発性を
期待できると思います。二つ目は僕自身の経験からですが、生徒の能力より
低い教師(つまり、大学入試問題で生徒より点数が取れない教師)が
たくさんいるという現状です。
ある程度勉強に対しやる気があり、または点数が取れるための勉強法を自分なりに
確立している人間に対し、教師ができることは、知識の伝達ではありません。
たぶん、生徒のモチベーションを上げる授業か、理想的には生徒をインスパイア
でき得る授業が好ましいと思います。能力の無い教師が「下手な」知識を
暗記させるのは、生徒にとって害にすらなります。
まあ、勉強に興味が無い層に対し暗記を強要するのは反対ではありませんし
(だって、やる気がないんだから、強要しなきゃやんねーよ)、
個人的な勉強方法として暗記を推奨するという趣旨であれば、何ら反対する
理由はありませんが。
130 :
RICK.DQN:2006/03/08(水) 22:26:30 ID:d/Z/D6AH BE:19629465-
暗記は授業じゃなくて自宅でやれば良いんだよ。
131 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2006/03/09(木) 00:49:51 ID:hobks/4z BE:43635839-
>>131 >んんっ、笑えるっw、ある面言える。
そのコメントは、
>>123氏が「日教組が日本を滅ぼす」と発言したことに
対して、どのような意見表明をするものなのでしょうか?
ご自身の教育水準の低さを根拠にに同意をされているのでしょうか?w
それとも、あなたは「日本人は〜」というように他人事のように日本人を
あれこれ言うことがありますから、ご自身は外国人なのでしょうか?
そして、錯誤に基づいて「(外国人である)自身は優秀で日本人は馬鹿」
などという思い違いでもしているのでしょうか?
133 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2006/03/11(土) 00:50:07 ID:pBGJvQsk BE:16161252-
>>131 >んんっ、笑えるっw、ある面言える。
そのコメントは、
>>123氏が「日教組が日本を滅ぼす」と発言したことに
対して、どのような意見表明をするものなのでしょうか?
ご自身の教育水準の低さを根拠にに同意をされているのでしょうか?w
それとも、あなたは「日本人は〜」というように他人事のように日本人を
あれこれ言うことがありますから、ご自身は外国人なのでしょうか?
そして、錯誤に基づいて「(外国人である)自身は優秀で日本人は馬鹿」
などという思い違いでもしているのでしょうか?
134 :
128:2006/03/11(土) 01:26:40 ID:EHiV0/sQ BE:316380555-
おじゃる氏にほぼ同意
105=111氏には賛同しかねる内容が多い
>>111 これを義務教育の範囲でやれと?無理でしょう。必要もない。物事は全て優先順位が
あります。出来るものならやった方がいいとは思います。しかしそれ以前に、それ以外
にするべきことがあるのではないでしょうか。
例えば一例に過ぎませんが、現状レベルが下がっている読み書き計算のレベルをアジ
アナンバー1いや、世界トップレベルに戻すことが先決ではないかと思います。
書いてある事柄を正確に読みとることと批判力というのは別物なのではないでしょうか。
「何故?」という好奇心はまた。批判力と違う気がするのですが・・・。
宗教対立の論理は知識詰め込みが是か非かの論ではなく、如何にすれ
ば正しい知識のみを教科書や教育課程に盛り込めるか、また何を持って正しい知識とす
るか、という議論です。
聖書の暗記にかんしてはその通りです、それで良いと思います。
>>113 批判力は受験で必要でしょうか・・・。
いやー、批判力をたたき込まれているのはごく一部の学校でしかも実になっているの
はさらにごく一部だと思います。
ええ、同時習得は「最終的には」効率的だと思います。しかし義務教育では難しいの
ではいないでしょうか。
>>121 イギリスでの批判教育は英語という言語特有の現象だと思います。しかもおそらく、
私ももちろん分かりませんがそのイギリスの批判力教育の内容をほとんど理解していな
いのでは?おそらく私たちが今問題にしている「批判力」とは少し違うのではないかと
想像します。論理的な言語である英語でもって論理的な文章を書く、または話すことを
目的としたトレーニングなのではないかなぁ。
国語の論述問題の件はあなたの言う通りかもしれません。
おぉ、初めて105=111氏と意見が一致しました。
>>122 >結局、教育・勉強の最終目標が現行の入試だから、今の教育体制になるんじゃないか
な。
お、ここも同意。申し訳ない。訂正します。105=111氏に宣戦布告みたいな事言って
しまいましたが、賛意は賛意、反対意見は反対意見できちんとします。失礼致しました。
これは同意です。だから理想の教育やカリキュラムが決められるとしたならば、それ
に沿った形での大学入試を強制的にでも実施させる必要があると思います。英語教育が
良い例です。英語を学ぶ目的に即して目標設定をしたならば、それを達成する方法(こ
れまた別問題でやっかいなのですが)に即した入試をすれば良い。実行するのは難しそ
うですが・・・。
>>133 単なるコピーをして、何が言いたいのか?
返答を求む。
136 :
◆et.2EXOue. :2006/03/11(土) 13:55:13 ID:/z9I7Z/a BE:86191542-
物覚えがよいことは学習の基本です
137 :
かめ:2006/03/11(土) 16:17:57 ID:3igfmcM7 BE:294870555-
僕は詰め込み教育に賛成です
曰
| | ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ__丶(〃´Д`)_ < うぃ〜、ひっく
||日||/ .| ¢、 \______
_ ||本||| | .  ̄丶.)
\ ||酒||L二⊃ . ̄ ̄\
||\`~~´ (<二:彡) \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
. || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
ドラゴン桜みたいにすればいい。
東大理科Tに池!
139 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2006/03/13(月) 02:12:49 ID:ipzPnTKd BE:24242235-
>>139 >ホィきたw、答えだw
>>133の内容に対する返答を求めているのですよ。
あなたは、そんなこともわからないような馬鹿ではないでしょうから
ふざけるのは止めて、
>>133への返答を書き込んでください。
141 :
黄昏ruby ◆7CUALruby. :2006/03/17(金) 12:10:08 ID:KS/nVN9b BE:680643296-
>>138 定員があるから、すべての人が東大に行けるわけじゃないよ。
それに、あのやり方ですべての人が、学力を挙げられるわけでもない。
>>138 あのやり方は、一見凄い簡単そうに見えるけど、
「あのやり方をできる根性」があったら、実はあのやり方に
こだわらなくても東大とかに行けるだけの学力が付く可能性はある。
それに、あのやり方で何より大事なのは「あのやり方を理解し、実践できる教師がいる事」だから。
そういう教師にめぐり合える可能性というのは、万に一つと言っていい。
っていうかあんなやり方実際にやる奴ぁいねぇw
残念だけどな。
>>140 だまってそいつが貼ってるURLを、専用ブラウザでNGワード登録した方がいい。
世の中には本当の意味で「話にならない馬鹿」もいるんだよ。
143 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2006/03/24(金) 01:49:50 ID:JKcbOWzU BE:460923449-
丸暗記教育って、食事で言う『ビタミンC』、みたいなものだとおもう。
生きていく上で『ビタミンC』は必須だが、朝昼晩『ビタミンCの錠剤only』
食っていれば健康かと言うと別の話だ。
丸暗記は、非常に短い視野で見れば最高の効率を出すときもあるが、
一番の問題は、丸暗記onlyで教えられたことは、応用がきかないということだ。
144 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2006/03/24(金) 01:51:30 ID:JKcbOWzU BE:806614979-
「ご冗談でしょう、ファインマンさん?」P37 より引用。
----------------------------------------
そこで僕は一枚の偏光板から偏光の絶対方向を知るには、どうす
ればよいかと質問してみた。
ところが学生たちはポカンとしている。
この質問に答えるには、ちょっと頭を働かせなくてはならない。
だから僕はヒントを与えるつもりで、「湾から反射する光を見てご
らん」と言った。
それでも一同シーンとしている。
そこで僕はとうとう「君たちブルースターの角度ということを聞
いたことがあるかね?」とたずねてみた。
「はい、もちろんです。ブルースターの角度とは、屈折率をもつ
媒質から反射する光が完全に偏光している時の角度のことです。」
「それでは光が反射しているときは、どっちの方向に偏光してい
るのかね?」
「光は反射面に直角に偏光するものです。」
いまだに僕はこのことを思ってみずにいられない。彼らの答えは
一分の隙もない正確な答えだ。おまけにその角度のタンジェントは
屈折率と等しいということまで知っていた!
「じゃあ、さっきの質問はどうだ?」
だがそれでもまだ答えはない。この同じ学生たちは、たった今、
屈折率を持つ媒質??例えば窓の外の湾みたいな??から反射する
光は偏光するものだと僕に答え、ついでにどっちの方向に偏光して
いるかまで言ったばかりではないか。
そこで僕は「偏光板ごしに湾を見てごらん。それから偏光板を回
すんだ」と言った。
「うわあ、偏光している!」と学生たちは叫んだ。
さんざん研究したあげく僕は、この学生たちが何もかも丸暗記は
しているのに、その内容はさっぱり理解していないのだということ
に思い当たった。
145 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:
別のスレで「美術」なんていらない。
というのをみかけたが、この考えこそが一番の間違いだと思う。
人間の脳は多様な刺激でこそ、正常に成長するからだ。