>>945 慶応ボーイで線の細い「奥沢」の自供を得て、リンチ殺人が発覚した。私もそう思っていました。
「あさま山荘事件の時に既にリンチ殺人を知っていた」この出典は
朝日新聞社の若松さんの本によるもので、では具体的に証明して見てと言われればできません。
>>メンバーの中にスパイがいた。
以前にも書きましたが、私は植垣さんがそうかなと思っていましたが、あの軽さでは使えないでしょうね。
スパイはいなかったと思います。
「泳がせていた」あくまでも、推測に過ぎません。
ただ、わが大学での公安のエピソードは前にも書きましたが、これだけのメンバーが姿を消しているのに
警察は、その間、何をやっていたのかな?。この疑問が残るのです。
>>「あさま山荘事件の時に既にリンチ殺人を知っていた」この出典は
>>朝日新聞社の若松さんの本によるもので、
>>では具体的に証明して見てと言われればできません。
その類の話は、自分たちが失敗したのは敵があまりにも有能だった
からであり、決して無能な敵により無能な自分たちが負けたんじゃな
いんだよ〜という言い訳を成立させるための敵側の過剰評価に過ぎ
ないんでは。この論法は昔から使われていて、古くはナチスの
「ゲッベルスのプロパガンダにドイツ人はみんな騙された!」(本当は
ナチスが怪しいのに気づきながらも分け前が美味しいからついて
いったんだろうが!)とか「日本軍部の厳しい統制によってマスコミは
一切反戦の論調をとることができなかった!」(開戦論を煽っていた
のはマスコミ自身だろ!)とか、最近の例で言えば「我々はカルト教団に
マインドコントロールされていた!」(フツーの人間はあんな怪しい連中の
言うことなんか真に受けたりしねーよ!)など随所に見られる。
>>947 何だかよくわからないが、興味深い意見ですね。
>>古くはナチスの 「ゲッベルスのプロパガンダにドイツ人はみんな騙された!」(本当は
ナチスが怪しいのに気づきながらも分け前が美味しいからついて いったんだろうが!)とか
違いますよ。ドイツ国民はヒトラーが大好きで、選挙でナチスは第一党になったのです。
>>日本軍部の厳しい統制によってマスコミは 一切反戦の論調をとることができなかった!」(開戦論を煽っていた
のはマスコミ自身だろ!)とか
その通りです。
>>最近の例で言えば「我々はカルト教団に マインドコントロールされていた!」(フツーの人間はあんな怪しい連中の
言うことなんか真に受けたりしねーよ!)など随所に見られる
違いますよ。事件前のオウムは雑誌『ムー』に取り上げられるなど
ちょっと変わったヨガ教団と言ったイメージで、オウムの出版した本は普通の書店で売っていて、普通のサラリーマンが買っていました。
坂本弁護士事件の前までは、あの麻原の間抜け面を見て、まさかあんな恐ろしい団体とは思っていませんでした。
ちょっとスレ違いかもしれませんが…。
自分は「THE ALFEE」というバンドの曲が昔から好きでして、
中でも「Rockdom-風に吹かれて-」と「終わりなきメッセージ」という曲が特に好きなんですが、
これは両方共に学生運動のことを歌ったものだと少し前に知りました。
それから学生運動の時代や連合赤軍事件に興味を持ち始めました。
アルフィーのメンバー3人は明治学院大学出身ですが、1954〜55年生まれで、学生運動は直接は
関わっていないとのことです。
「Rockdom-風に吹かれて-」
♪When I was young 1969
風に吹かれていただけさ
ロック・アウトされたキャンパス やりきれないほどに
灰色の毎日だった
あいつが死んだ夜も 何も知らずに
俺達は抱き合ってた…
http://jp.youtube.com/watch?v=JdvaE9XucFI
「終わりなきメッセージ」
路上に燃えた黒い炎が すべての青い夢を打ち砕いた
君の手を離した8月 確かにあの日から一人になった
灰色に覆われた緑のキャンパス あきらめの青春 誰かが叫ぶ時
青空と白ヘルまぶしすぎ 俺は目をそむけ 過ごすしかなかった
転がる石のようにと 誰もが信じてた あの頃の夢を取り戻したい
二度とあきらめはしない
だから さよなら Loneliness 悲しみは昨日へ 微笑取り戻せ
誓いの鐘を鳴らせ 痛みを忘れるな 自由の歌を胸に
You can change your mind きっといつか何かが変わるだろう
あれから時は流れ 街も変わった 俺達は何を掴んだのだろう
祈りはいつでも届かず 時代は変わるのさ 風よ激しく 雨よ冷たく
怒りを忘れはしない
だから さよなら Loneliness 悲しみは昨日へ 微笑み取り戻せ
誓いの鐘を鳴らせ痛みを忘れるな 自由の歌を胸に
叩き壊せ!醒めた心を 憧れ取り戻して 独り誰にも言えず
何処にも行けず 臆病な涙を捨てて You can chang your mind
きっといつか何かが見つかるだろう
幻想の未来に向かって 彷徨いながら時代を突き抜けろ
あの闇の向こうに夢がきっと・・・あるはず・・・
さよなら Loneliness 悲しみは昨日へ 微笑取り戻せ
誓いのかねを鳴らせ 痛みを忘れるな 自由の歌を胸に
あかつき部隊は植垣さんのことをどう評価しているの?
>あさま山荘(篭城)は想定外だったと書いています
想定外で済むんだったら何でも有りだろw いい加減だなぁ。
大菩薩峠の福ちゃん荘で赤軍派が塩見ごと刈り取られた場合を考えても、
凶器を集めて集合しているポイントが判明した所で踏み込まれていると
考えるのが自然だと思うがね。
塩見の逮捕はよど号事件の直前だと思うのだけど福ちゃん荘事件の
時にも逮捕されたのですか? だとしたら直ぐに釈放されたことに
なるけどそれであってますか?
福ちゃん荘事件についてはフィクションだけど『警官の血』という
小説で取り上げられてる話が興味深いですね。
塩見が大菩薩峠で捕まったというのは誤りだな。
正確には「大菩薩峠事件関連の捜査の中で3月初旬に捕まった」というべき。
>>949.950
私の大学時代は、大学祭などで、アルフィーは「かまやつひろしさん」の前座をやってました。
坂崎さんは中学校の時には「大学へ行ったら学生運動をやろう!」って思っていたようですが
この「連合赤軍事件」で嫌気がさしたようですね。
彼は「へそ下三寸」と言うグループを組んでいた事もあるのですが、
そのメンバーの一人が「小林昌人さん」。ブントの活動家で、今は「マルクス研究家」です。
ご存知かも知れませんが、その辺りの事はこの本に書いてあります。
『坂崎幸之助のJ?POPスクール』岩波アクティブ新書 ISBN 4007000603
>>953 私は「(自分は)エエ加減な奴」とも書いてますが、何か?
その「いい加減さ(ハンドルの遊び部分)」が森や永田に少しでもあれば、こんな陰惨な事件は起きなかったのにね。
「○○は○○でなければならない」とか「右翼は男らしく、左翼は確固たる思想を持つべき」
「100%の共産主義化」とか、そんな「型を大切にしすぎる姿勢」が、この事件を生んだと私は思っていますから。
人間なんて、いい加減なものですよ。
>>951 私は植垣さんのファンです。頭はいいし、面白いし、悪い人じゃないし、正義感も強くて、義理・人情もある。
人間的には好きな方です。ところがこの事件に対する姿勢には大きな疑問を感じています。
どれほど、後の世代に迷惑を掛けたか、その点を真剣に真面目に考えていただきたい。
もうひとつは革命左派の永田に対する姿勢です。かって痴漢した後ろめたさがあるかもしれないが
この永田の為に赤軍派の同志が、どれほど殺されたか、本当に真剣に考えているのか?と聞きたいですね。
>>954 他の方も指摘していますが、大菩薩峠事件では塩見さんは捕まっていませんよ。
この時に集められた兵士は、高校生など本当に寄せ集めで
中には「神奈川委員会のキャップ」のように「謎の逃亡」をした人物もいましたよね。
この男が、公安から投入(警察用語で組織に潜る事)されたスパイだったか、内通していたと見るのが自然でしょう。
彼の通報で踏み込まれたと思いますよ。
国家機関の中枢に突撃しようという人員に高校生を集めている
時点で、防諜の分野で公安に太刀打ちできるはずも……。
福ちゃん荘で検挙がされたのはスパイも何も、尾行チェックも
ロクにできない学生が山の奥まで公安捜査員をご案内したと
いうのが実情じゃないんですかねぇ。
>>962 ごもっともです。赤軍派というか塩見さんの魅力は「計算しないところ」らしいなんだけど
「とにかく山へ行って訓練して突撃すれば、後はなんとかなる」ではね。
中核派や革マル派などは、集会やデモを終わった後は、防衛隊が指導して、何回も何回も尾行をまいて帰宅するのに。
その点、革○派なんて凄いです。某アジトから押収されたブツは
多数の偽造警察手帳に偽造印鑑400本、合鍵14000本、ビデオ・カセットは無数。
自由に敵の自宅に出入りして、おまけに警察が絶対に完璧と誇っていたデジタル無線を自由に盗聴。
公安のトップクラスしか知らないはずの解読コードを、何故、解読できたか?
講談社の西岡研介の『マングローブ』を読むとわかる。
「光の雨」を久々に見直してみた。
事件の概要を知っている人が、劇中劇という手法に不満を感じるのは当然だと思う。
でもあの映画って事件を再現するという目的以上に
事件を知らない人に伝えるという事に重きを置いているから
そういう意味では有効だな、と。
そろそろどなたか新スレ立てて下さい。
自分はホスト規制されているので立てられません……。
967 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 08:22:30 ID:pucLl9Rh
大菩薩峠でも、「とにかく山へ・・・」でもいいんだけど、革命を唱えながら、それに至る道筋も、仮に成功した場合のビジョンも存在しなかったんだな。
「若者のエネルギーのはけ口」と言うと怒られるかもしれないけど、共産党が仕切らなかった(仕切れなかった?)段階で、活動のための活動でしかなくなっている。
新入生諸君、来たれ革命愛好会へ!
活動は週2回、1403教室にて。
夏と冬には山梨・群馬方面の山岳へ赴き、合宿訓練も行います。
満天の星空を見上げながら同士たちと共に営むキャンプは、一生ものの思い出になるでしょう!
…というノリかw
目玉は総括大会とか。
やってる内に本気になって、「総括援助する!」てな展開になったりして…
もうログも残り少ないので次スレの用意をお願いします。
自分ができればいいんですがスレ立て規制を食らっていて
立てることができません。
どうかよろしくお願いします。
971 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 14:39:05 ID:WTSd2HMm
>>1さん乙です。
前スレの
>>952さん
>>958さん
ありがとうございます。
アル中(アルフィー中毒者をこう呼ぶw)だった自分も知らないエピソードや
歌詞に込められた意味を教えていただき感謝します。
確かに歌は知っていても、「三里塚幻野祭」というのは初めて知りました。
さだましの「昔物語」という歌にも、
「安保の年は分からぬくせに 人並にデモったりして
催涙ガスと水でぐしょぐしょの顔で怒ったりもしていた」
なんて歌詞も出てきますが、何かしら影響を受けた世代なんでしょうね。
これも最近になって意味を知った次第です。
催涙ガスって何だよwて感じでしたけど、あまり気にせず聴いていましたね。
あと、連赤事件を扱った番組で流れた「友よ〜夜明けは近い」って歌も、
きっと当時の若者や学生運動のことを歌ったんだろうなと思って調べたら、
岡林信康とあって、さらに調べて気付きました。
兄貴が昔よく聴いてたテープに、「私達の望むものは〜」って曲がありました。
あの人の歌だったのかと。
学生運動を歌った曲で有名なのとかありますか?
学生運動に関わった(影響を受けた)ミュージシャンのエピソードとかありましたら教えて下さい。
↑
次スレに書き込もうと思って間違えました。
改めて書き込みます。
975 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/21(月) 17:13:22 ID:w8IG0NxY
1000なら永田に特赦!
>>971さん乙!
とうとう山岳ベースがサブタイトルですか。
次スレはサブタイトルをメインに語り合いたいですね。
>>975 > 1000なら永田に特赦! ありえへん、死者への冒涜になるんちゃうか。
遠山、寺岡、金子、小島、加藤、大槻、早岐、向山が浮かばれんやろ。
ベースの話ね。
関連書籍読んでていつも思うのだけど、ベースって良く出来てるよね。
あと、ベースを何度か移動してるけど、その都度荷物やら総括中のメンバーやらを運ぶの、
冬山で大変だったろうなあと思う。レンタカーとか使ったらしいとはいえ。
真っ先に殺された向山には同情する部分もある。
殺された順序で言えば早岐が一番先だったし、誰も殺さず死んだ加藤(向山と早岐の殺人にも反対していた)、小島(事情を知らずに向山らの殺人の際運転役を務めたが、それが元で情緒不安定になり、永田に目を付けられていた)も同情すべき余地はある。
遠山にしても、進藤を殴ったのは半強制、死への恐怖に駆られた側面がある。
金子も尾崎殺人の際の批判的な発言を評価したい。
寺岡は自業自得、大槻は寺岡死刑の際積極的な役回りを演じたので余り同情出来ない。
殺された順番では早岐が一番早いが、離脱したのは
向山だからそこに加点してやってほしい。しかし奪った
銃を抱えて北海道まで行ったりしていたから彼もまた
紛れもない犯罪者なのだが……。
自分も山岳ベースに集結してしまったメンバーの一人に
なったら、きっと向山みたいに脱走するだろうな。
(×)離脱したのは向山
(○)真っ先に離脱したのは向山
俺が連赤にいたら、逃げ出すのは@尾崎殴打の後かな。
少なくともA尾崎死亡で限界に達し、トンズラしていたと思う。
@加藤の次は尾崎か、もしかしたら次は俺かもしれない。よし!逃げるぞ!
A尾崎が死んだ…マジ洒落にならん。
命あってのモノダネだ、こんな所で死んでたまるか!って感じかな。
985 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 05:37:09 ID:qF6rN2KS
まあ俺が連合赤軍にいたなら、加藤も進藤も尾崎も小嶋も抑えて、
ぶっちぎりの速さで敗北死していたに違いないわけだがw
「だからおまえはダメなんだ」って罵声が余裕で聞こえてくるぜ!
オレなんか向山や早岐より早く、土の中埋められてたぜwww
やられる前に森永田の寝込みを襲う猛者はおらんのか。
そこが、ほとんどのメンバーがなんとか革命を貫徹しようと
いう意志に囚われていたための弊害なんだよな。
自分の命だけ大切だと思っていれば生き残るチャンスは
いくらでもあったのに、革命成就という足枷があったために
命を落とした人間は数多い。
ただ自分だけ生き残ろうと思えば、夜中連中が寝ている
ところにパイプ爆弾でも数発放り込めばいい。
990 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/22(火) 21:59:49 ID:rIdSQp4a
>>985 俺はお前への殴打がはじまる前に、永田と森を優しく諭すぜ。
こんなことしても意味無いぜってな。
991 :
対馬(長崎)まで韓国領土?:2008/07/22(火) 23:25:47 ID:BRvlS6zT
死をも恐れない革命兵士として共産主義化を勝ち取ろうとしている局面で
ブルジョア的ヒューマニズムを持ち込む
>>990に総括を要求する!
ってならなきゃいいけど。
993 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/23(水) 02:34:40 ID:uGVCY9nb
985「CCを支持したい。990! おまえ、革命を何だと思ってるんだ!」
>>993 > 985「CCを支持したい。990! おまえ、革命を何だと思ってるんだ!」
↑いかにもありそうな展開だな、そして歴史は繰り返される…
俺らは結末を知ってるからな。
アホが歴史を繰り返してる〜と第三者的目線で見れるけど
現在進行形の当事者だったらCC支持が自然な展開なのだろう。