ビーマニ・長編物語スレ

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1ゲームセンター名無し
某スレの真似です。
2ゲームセンター名無し:2001/05/13(日) 03:40
<終了>
3ゲームセンター名無し:2001/05/13(日) 06:48
TAKA「漫才スレの方は、長編が駄目らしいからな」
TaQ「じゃあ、ここでやりますかね」
TAKA「そうだな、漫才と言うよりも物語の方が良いかも」
TaQ「どんな物語が、出てくるんでしょうね」
TAKA「まあ、これからに期待だな」
TaQ「そうですね」
4(・∀・)イイ!:2001/05/15(火) 13:25
>>1=3
必死になって盛り上げようとしている健気な姿が(・∀・)イイ!
5ゲームセンター名無し:2001/05/22(火) 03:46
     Λ_Λ
  ==/ ・∀・ \ワーイ
  ==(_____)
6ゲームセンター名無し:2001/05/23(水) 00:25
>>5
かわいい!!!!!
7ゲームセンター名無し:2001/05/23(水) 13:05
続かないの?
8ゲームセンター名無し:2001/05/23(水) 19:18
徹底さげ
9dj VAKA(本人です):2001/05/26(土) 23:55
徹底してあげ
10anuss:2001/05/27(日) 00:16
11ゲームセンター名無し:2001/06/04(月) 23:01
 イイ具合に下がっているんでイッチョ書いてみよっと。ま〜どうせ誰も見てないんだし
本気にする奴なんか居る訳無いからな。

 第1章

 nagureoは憔悴し切っていた。ようやく始まるIIDXの企画と軌道。しかし、ここ
最近の出来事はnagureoにとって正直言って気分の良くない事が頻発していた。
 1つにはまずe.o.s.の放逐。1stと3rdで曲を作っては貰ったが何処かずれたイメージ
ばかりで有った。スタッフの間でもe.o.s.の曲は何度も入れる入れないで揉めまくった
経緯が有る。上層部に「アイツはもういいから・・・・」と言うセリフを聞かされた時
nagureoの気分は重くなっていた。確かに勘違いな部分は有るとはいえアイツも1stの頃
苦楽を共にした仲間じゃないか・・・・そんな意識が何時の間にか芽生えていた。とは言え
会社企業は何よりも成績と実績が優遇される。何時までも使い物にならないと判断された
人間を置いておく訳にはいかない。
 e.o.s.はその後間もなく退社した。その後彼がどう言う風になっていったか知る者はいない。

 
12ゲームセンター名無し:2001/06/04(月) 23:32
 2つにはいきなりのMIZKING退社であった。これにはnagureoだけではなく会社の
ほとんどの人間が驚愕の出来事として受け止められていた。売れないゲームの責任を
取らされてならともかく、ビートマニアの企画による功績はMIZKINGによる部分が
かなり大きい。彼が辞める理由など普通思いつく訳が無い。そんなとき、nagureoは
ふと例の事を思い出した。

 数ヶ月前にビートマニアのアッパーバージョン(後のIIDX)の企画が立ち上がり
スタッフ全員が召集され会議を行なっていた時である。(そういえばMIZKINGはあの時
鍵盤を7つにする事にかなり強硬に反対していたよな・・・・)
尋常ではなかった。他のスタッフから「なにをそんなに感情的に・・・・」とやや
呆れ帰られた表情で見られた時も、MIZKINGは自説を強く熱弁していた。
「ビートマニアが7鍵になる事で広がりが来るのか?俺は必ずしもそうはならない
と思っている。第一今までやり続けていた客は5鍵の難しい曲でも苦労している。
そんな状況で鍵盤を増やしてついて来れると思うか?一般の客を置いて行く様な事は
なるべく避けるべきだ。ビートマニアは一般の客を相手にして売れたんじゃないのか?」
 激しい口調だった。だが声高になるほど周りはどんどん白けた雰囲気になってきている
のが恐ろしいほど感じてきたのである。
 最後の方の会議でMIZKINGは「これからの音楽の可能性を見るため7鍵にOKを出しました」
と言って7鍵で行く事が決まった。しかしその口調はどうでもいいと言いたげな、何か
投げやりな感じの言いまわしで有った。MIZKINGが会社を辞めたのはそれから間も無かった。
確かに驚きでは有ったが、その反面妙に冷めた感じの雰囲気が有った。
「しょうがないさ」「まぁ、そうだろうな」「アレなんだろ?アレ」
(よくそんな態度が取れるもんだよな・・・・)nagureoはそんな雰囲気に少し鬱的に
なっていた。 
13ゲームセンター名無し:2001/06/05(火) 00:13
 3つ目はnouvo nude大揉め事件だった。この事はnagureoにとって思い出したくも無い
事件だったと言える。少なくともnagureo自身はnouvo nudeのメンバーとは仲は良かった。
nagureoが曲の打ち合わせをする為にメンバーの家を訪れて、カレーを食べながら
これからの曲について仲良く談笑した過去があるだけに・・・・
 事は収録の時に起こった。nagureoは別用でその時には居なかった。nouvo nude
が収録の為にスタッフと一緒に居たが、そのスタッフがどうやら適当にやっつけ仕事的
にやっていた事にnouvoのメンバーが抗議したところ「生意気だ」との声が挙がった
のである。収録が終わった後事も有ろうにnagureoに向かって「なんであんな連中を
使うんだ」との理不尽な要求がやってきたのであった。事の顛末を聞いてみたが
非はどう考えても自分達の方に有る。しかし、スタッフの言動は「彼等を使うな」
の一点張りだった。「それは出来ない・・・・しかし仕方が無い。彼等には今回
限りだけと言う事で・・・・」nagureoにはそう言うのがやっとだった。nagureo
は根が優しくおとなしい性格では有ったが、それである為にこう言う強硬な要求に
逆らえない押しの弱さが有った・・・・。
「nouvo nudeのみんなには悪い事をした・・・・」nagureoは事ある度にそう思っていた。
SUPER MIXや4th MIXのサントラにnouvo nudeのロングバージョンを入れたのは
彼等に対するせめてものお詫びだったのかもしれない。
14ゲームセンター名無し:2001/06/05(火) 00:49
 ともかく過去を振り返ってばかりもいられない。IIDXという一大プロジェクトが
控えている。其の為にも色々なアーティスト達と交渉した。ビートマニア2ndから
協力してもらっているヒロシワタナベ、インディーから発掘したm-flo、それから
MONDAY満ちるや上野圭一などの有力アーティスト、そしてこれから先会社の専属
として働いてくれるSLAKEとTAKA・・・・
(彼等の協力でIIDXの成功と発展を成し遂げて行かなければな・・・・)
これから起こる事にはもっとポジティブに考えておこう・・・・nagureoはそう
自分に言い聞かせていた。
15ゲームセンター名無し:2001/06/05(火) 02:34
密かに(゚д゚)ウマー
16ゲームセンター名無し:2001/06/05(火) 21:16
うまいな。
17dj U-TA:2001/06/05(火) 21:37
(・∀・)イイ!
18ゲームセンター名無し:2001/06/05(火) 21:41
 あぁぁぁぁ・・・・好評なのはあり難いんだけど・・・・
第2章書こうと思ったら上がっちゃってるし・・・・。
まぁ、コレはアクまでも大フィクションで信憑性は100%無いから
間違っても絶対信じちゃダメだよ。まぁ、そんな人は居ないと思うけど・・・・
19:2001/06/05(火) 21:41
続きよろしく!!
20ゲームセンター名無し:2001/06/05(火) 23:50
 第2章

 IIDXと元祖の2つを並べる方面でスタートした体制。IIDXのサウンドプロデューサー
は勿論nagureoで決まっていた。そして5鍵の方面はSLAKEとTAKAの2人がプロデューサー
として、nagureoがアドバイザーとして企画は進める事になった。時々ポップンの方に
移籍したHIROやnagureoの盟友でも有るSIMONが裏方で手伝う事も有り、物事は順調に
進んでいた。・・・・いや、進んでいるハズだったと言うべきであろうか。
 激務に継ぐ激務でnagureoはやがて疲労が強くなっていた。作曲者との打ち合わせ、
自分の曲の編集、スタッフの会議、譜面制作・・・・そして迫り来る制作アップの日。
急がなければならない、しかし体が重い。早く終わって欲しい、しかし締切は来ないで欲しい
・・・・矛盾が頭の中を駆け巡り、やがて思考が停止してしまう事もたまに見うけられる
様になっていた。
 「どうしたんですか?nagureoさん」
 「あ、いや、ゴメン。ちょっと疲れててさぁ・・・・」
休む訳にはいかないのは分かってはいた。だが体と脳の方は徹夜に継ぐ徹夜で限界を
突破する寸前まで来ていた。
(このままでは本当にダメだ。もう顰蹙買うの覚悟で言うしかない・・・・)
 nagureoは数日間の休息を要求した。当然の事ながら帰ってきた返事は
「そんな事出来るわけ無いだろう。大体忙しく働いているのは君だけじゃないんだよ」
予想通りの答えであった。そもそも会社がそう簡単に休みをくれる訳が無い。確かに
会社の言い分も分かる。自分一人のワガママを聞ける訳は無い。しかし、コレ以上無理に
続けて何も出来なくなって良いものか。
 随分我慢を続けていたが、遂に耐え切れなくなった。nagureoは「勝手ながら数日休ませて
下さい」と上層部に話し、一時離れて行った。
21ゲームセンター名無し:2001/06/06(水) 00:14
 やがて、2〜3日休んで頭と体の整理をつけ会社に戻ったnagureo。
「どうも〜・・・・」
「あ、どーもッス」「チワ―ッス」
さぁ、これからまた仕事に専念しなければ・・・・nagureoは自分にそう言い聞かせて
溜まった仕事の整理と片付けを始めて行った。
 数時間仕事をしていて、何か雰囲気が微妙に変わっている事にnagureoは徐々に気付いて
いった。何時もと変わらない仕事にスタッフ、しかし何か違う・・・・
(まぁ、無理言って休んだからなぁ。そりゃ有る程度白い目で見られてもしょうがないか)
初めはそんなもんと思って割り切ってやっていたが、やがてその雰囲気の違いがそんな
生易しいものでは無い事が起こり始めていた。
「これとこれやってくれない?」「あー分かりましたー」
上司の要求に2つ返事で答えていたのはTAKAだった。(あぁ、俺の居ない間にやってくれたのか
悪いなぁ)そう感謝しつつTAKAの方に歩み寄って書類を見た時驚愕をしてしまった。
 それはIIDXのプロジェクトでプロデューサーの自分が色々手配しなければならない
項目の部分である。一応自分の許可を得てからやらなければならない部分を何時の間にか
TAKAがやっていたのである。一瞬硬直したnagureoに上層部の人間がぽつりと言った。
「IIDXはお前とTAKAが中心だ、あと元祖の方はお前がSLAKEをサポートな。分かってるだろう?」
分かってるだろうなどと言われても全然知らない話である。この会社の予定変更は良くある事
かもしれないが、それにしても自分の知らない所で話が勝手に進んで行く。自分の立場
は一体なんなんだ、そんな気分が渦巻いていた。
22ゲームセンター名無し:2001/06/06(水) 00:36
 TAKAは策士であった。nagureoが疲労していた状況を見てしっかり狙っていた。
(俺は上位機種の頭になる)勿論おべっかやお世辞で上にいける用なものではない。
実際にTAKAは実力が有った。それは彼の仕事振りや曲の素晴らしさにハッキリと現れている。
「彼は出来るな」「うん、有望だ」「若いのにしっかりしているな」
TAKAの株が上がって行く事は当然彼にとっても好都合だった。その時に起こった
nagureoの一時離脱。機を見るに敏なTAKAがこの好機を逃すわけがなかった。
「プロデューサーがいないって事でしょうが、どうします?やりますか?」
上層部の方からも実際に彼の仕事振りの良さは評判振りだった。
「よし、じゃ君もIIDXのプロデューサーとしてやってくれ給え」
「分かりました、有難う御座います」
この様な事はnagureoにも報告して然るべきだったが、彼には何の報告も無かった。
nagureoが戻って来た時は、TAKAがプロジェクトの中心を引き継ぐ感じで動き回っていた。
(幾ら自分が休んでいたからってせめて報告だけでも有って良いはずなのに・・・・)
一瞬ネガティブな思考がよぎったが
「nagureoナニやってるんだ?何時までも休みボケしてるなよ」
と言う上司の声で我に帰った。(そうだった、今はそんな事を考えている場合じゃない。
まず目先の仕事を片付けないと)すかさず仕事にnagureo。IIDXの発売はもうそこまで
来ている。それに自分の仕事はIIDXだけではない。元祖筐体の新シリーズ(後の4th)
にも出向かわなければならないのである。立ち止まっているヒマは全く無かった。
23ゲームセンター名無し:2001/06/06(水) 01:03
 5鍵の事務所にはTAKAが事実上抜けたあとSLAKEが忙しく働いていた。元DJらしく
音楽の選別にはソツなく動いている。nagureoはSLAKEと共同で働いていく内に
自然と仲良くなっていた。今までどちらかと言うと歌ものやポップ系な曲がやや多かった
が実際は結構コアな曲が好きなnagureoにとってSLAKEの地下系的な知識や音楽は
自分の気持ちを楽しい方へといざなってくれた。
 しかし、現実問題として締切はもうそこまで迫っている。SLAKEを初めとするスタッフ
一同は全力を挙げて完成にこぎつけ様としているが、なかなか間に合わない。nagureoも
何時までも感傷に浸ってはいられなかった。IIDXと元祖のプロジェクト、とにかく
急いでこぎつけなければ・・・・。
 やがて発売された完成品、元祖の4thとIIDX。(やっと一段落終わった・・・・)
安堵のため息が思わず漏れた。地獄の様な忙しさからやっと開放されたのだ。と
同じにいきなりやって来た極度の疲労感。(明日っから思いっきり寝るぞー)
とにかく一刻も早く休みたかった。今だけは何もしたくない・・・・今だけは
ゆっくりとしていたい・・・・そう、今だけは・・・・
 暗闇から光が差込みやがて快晴の様な気分になったnagureo。しかし、その青空に
暗雲がゆっくりとだが確実に忍び寄って来ているのをnagureoは全く気づく事が
出来てはいなかった。それが、ただの暗雲で済む物でない事も・・・・
                              
                                第2章終
24ゲームセンター名無し:2001/06/06(水) 01:10
 ねみーからもう寝る。まータンなる自己満足の駄文だし、見づらくて済まん。
取り合えず後で続けたら続き書こーっと。 んじゃ
25ゲームセンター名無し:2001/06/06(水) 13:47
今夜期待してまっす。
26ゲームセンター名無し:2001/06/06(水) 23:05
 まず訂正>>22誤:すかさず仕事にnagureo 正:すかさず仕事に戻るnagureo
他に文章のおかしい所はいっぱい有ると思うが許してくんれ。
27ゲームセンター名無し:2001/06/06(水) 23:42
 第3章

 鳴り物入りで発表されたIIDX。しかし、その反応は思ったよりも鈍いものだった。
7つの鍵盤にはやはり「難しい」という抵抗感が有り、またプレイ値段が300円と
言うのは「高過ぎる」との不評を買っていた。プレイした人間の感想からはそれでも
「凄い」「面白い」「最高だ」との好反応も有り、決してネガティブな訳では無かった
のでは有るが・・・・
 「う〜ん、ちょっとアレだなぁ・・・・」
 上司の反応は自分達の予想より余り振るっていない事に不満気であった。一斉に群がる
様にプレイする事を期待していただけにやや当てが外れたと言うところであろうか・・・・
 「もっとさぁ、ほらバーッとやってもらわないとダメなんだよ。バーッとさぁ」
nagureoはそんな社内の上部の言動に少し苛立っていた。
(元祖の初代だって初めっからいきなりみんなやっていた訳じゃないんだ。時間を掛けて
徐々に広まって行ったんじゃないか。5日や10日位でそんなに簡単に結論を出すなよ)
「もうちょっと練りこんでやってればよかったんじゃないかなぁ・・・・」
そんな事を横で言っていたのはTAKAだった。例の件以来、TAKAとはよく仕事を共に
する様になっていた。仕事以外でもタマに会っては音楽や他愛の無い話などで時間を
費やしていた。だが、nagureoにとってTAKAは話をしていてどっか噛み合わない感じ
が有った。好き嫌いの話ではない、しかし何かが俺とは違う。そして、その違う部分は
自分とはどうも相容れない何かの様な・・・・いや、もしかしたらそれはただの思い違い
だろう。もっとちゃんとコミュニケーションをとれば良いのではないかもしれない。
「いずれもう少ししたら分かってくれるだろう・・・・」
nagureoはTAKAに言ったとも自分に言い聞かせるともはっきりしない様な口調で呟いた。
28ゲームセンター名無し:2001/06/07(木) 00:20
 それからしばらく経って当時大人気のD.D.R.とリンクすると言う話が挙がっていた。
「片方でD.D.R.をやって、もう片方でIIDXをやる。同時にプレイさせる事によって
インカム2倍を狙う事も出来るかもしれない」
そんな振れ込みで会議はD.D.R.の開発陣とも交えて始まった。nagureoは当然ながら
TAKA等IIDXとNAOKIを始めとするD.D.R.の両開発陣の会議は随分時間の掛かる白熱
した物となっていた。だが、そんな会議の中にあってnagureoは全く別な事を考えていた。
(あいつ、俺が逃げた様な事を書いていたよな・・・・いや、それは自分のせいも
あるけど、だけどその後の仕事をさも自分で成し遂げたような感じに書きやがって)
それはIIDXのサウンドトラック発売のTAKAの文の事だった。nagureoはあの文に対して
気に障っていた部分があった。もっとも自分が必要以上に過剰反応しているだけなのかも
しれないが、それにしても何時の間にリーダーみたいな立場になったんだと思い込んでいた。
何時の間にリーダーみたいになったんだ、いやソレ以前にそういう立場になったらなったで
俺に何か言えば良かったハズじゃないか「・・・reo」自分もアレな部分が有ったとは言え
「・・ureo」少し勝手過ぎるじゃないか、俺の立場はそんなに軽い
「nagureo!」「?!・・・・は、はい」「さっきからお前の意見を聞いているのに
何やっているんだ?ちゃんと人の話を聞いているのか!」
 迂闊だった。ここ最近の鬱屈した思いでについ囚われてしまって大事な会議の中身を
飛ばしていたのだった、これはもはや言い訳が出来ない。
「すいません、ウッカリしていました・・・・」全面的に否を認め謝罪するのが精一杯だった。
「すいません、俺の方から発言して良いですか?」少ししてからそのセリフが出て来たのは
TAKAだった。一瞬嫌な雰囲気が立ち込めていたが、TAKAのこの発言ですぐに戻る事が出来た。
その後会議はなんとか無事に終了出来たがnagureoにとっては後味の悪い感情を残す事になった。
29ゲームセンター名無し:2001/06/07(木) 01:05
 それからIIDXとD.D.R.が正式にリンクする企画が通り、全面的に開発に着手する事
となった。そしてそれと同時にIIDXの1.5タイプバージョン(後のsubstream)をも
開発する事になっていった。また忙しくなって行く開発陣・・・・しかし、日を追う事に
自分はその中には居ない様な感覚に包まれていた。いや、それは決して単なる気のせいでは
無かったかもしれない。あの会議以降、積極的にリーダーシップを摂っていたTAKAに
実際仕事や意見なんかが多く流れていったのである。気付けば前よりも自分の比重が軽くなって
来ていたのが分かる。
(俺は・・・・もうここには必要無いのかもしれない)
何時の間にか疎外感が感情を支配しはじめ仕事や作曲にも余り身が入らない状態が続いてきた。
事実、substreamに本来新曲を入れるはずだったのが全く出来ていなかった。追加の曲が
ままならない事体になっても頭の中が硬直したままで上手く動いてくれない・・・・
 結局、substreamに自分の新曲を入れる事は出来なかった。苦肉の策として元祖4thに
入れた曲を送りこむ事で精一杯だった。
(なんだ、出来ていなかったのかよ。だめだなぁ・・・・)
はっきり言われた訳では無いが、そんな感じが有ったのは十分察しがつく。nagureoは精神的
に相当磨り減っていた。
 やがて、D.D.R.とのリンクバージョン(club)やsubstreamが発売されIIDXの世界は
大分華やかになっていった。そんな華やかさの陰でnagureoは上層部に向かってぽつり
と言った。「俺5鍵に戻ります・・・・」上層部の人間はちょっとだけ間が有ったが
やがて「いいだろう」とだけ言った。その会話は恐ろしいほどに冷めきっていた。
30ゲームセンター名無し:2001/06/07(木) 01:23
 久し振りに5鍵の事務所に戻ってきた気がする・・・・いや実際にはたった数日だけ
のハズだが、ここしばらくの仕事に追われなおかつ様々な感情に振り回され疲労していた
せいなのか随分長く戻っていなかった感じがしていた。そこには正式に5鍵プロデューサー
になったSLAKEやポップンの仕事の合間を縫ってやって来たSIMON、そして5鍵専属で
働く事となったRAMとASLETICSの姿が有った。全員がそれぞれ各自の音楽論やら四方山話
で盛り上がっていた。
「随分疲れているみたいだな、まぁアレだけのプロジェクトならそうなって当然か」
SLAKEが話しかけてきた。「まぁね・・・・」ぽつりと一言だけ言った。
「とりあえずどっかに食いにでも行きますか、nagureoさんも来た事だし」
RAMがそう提案するとよし、そうするかと言う事でnagureoを含めて街中へと消えていった。
彼等と他愛の無い話をする中nagureoは「俺はやっぱりこっちの方が性に有ってるんだな」
とふと思っていた。
                                 第3章終
31ゲームセンター名無し:2001/06/07(木) 01:28
 あぁぁぁぁ今日こそは早く書くつもりだったのにまた遅くなっちゃったよ。
最近眠過ぎるー。実はまだ続きは有るけどどーっすかなー。書けるだけ書くか。
そんじゃ
32ゲームセンター名無し:2001/06/07(木) 20:40
期待してまっせー。
33ゲームセンター名無し:2001/06/07(木) 23:12
 いや〜済まないッス。色々と書きたいけどイマイチまとまりがつかないんで
もうちょっとチャンと整理してから書くッス。2〜3日位空いちゃうけど許して
下さい。
 こんな適当な駄文にイイって言ってくれて有難う、頑張りますデス。では
34ゲームセンター名無し:2001/06/08(金) 03:59
コノモノガタリイイ!!(・∀・)
35ゲームセンター名無し:2001/06/08(金) 11:00
当時の5鍵事務所がめっちゃ自宅付近だったので、
色々と感慨深いモノがあるよ…。

BMのスタッフと思われる方2人が、
DDRsoloBASS(当時未稼働)の筐体を運んでるのを見た時は
「ナゼッ!?」と思ったよ。(藁
36ゲームセンター名無し:2001/06/09(土) 01:44
 こっそりと書いとこう。そうそう、スタッフの口調は実は漫才スレを基準にして
います。これは、事実じゃないってのを強調するのと(実際はnagureoとSIMONは
タメ口だろうし)漫才スレやこのスレの1の方に対する一種のオマージュみたいな
モンです。訳分かんなくてすいません。
37ゲームセンター名無し:2001/06/09(土) 02:09
 第4章

 5鍵の方に戻ってSLAKE達と仕事をする様になってから少し経った在る日、nagureo
は上司に呼ばれた。(一体なんなんだろう、元祖のシリーズを終了させるとか?
ありえそうだよな、この会社ならそんな事は平気でやりそうだし)そんな事を考えながら
とぼとぼと歩いて行った。
コンコン「どうも・・・・」「来たか、まず入れ」「はい・・・・」
「実はなんだが・・・・ビートマニアのアッパーバージョンを開発をしようと思っている」
アッパーバージョン?IIDXの事じゃないのか?いや、どうも違う事を言っている感じだ。
「・・・・と言いますと」と言うnagureoに上司は5鍵もそろそろ交代時期だろうから
新基板を乗せた筐体を作り上げる、そしてそれを普及させた後元祖の筐体と緩やかに
チェンジするという構想を聞かされた。
「こう言う事はやはり、まずお前が先んじてやっていくのがいいと思ってな」
なるほど、5鍵の新バージョンと言う事か。しかし、それなら今元祖の方でSLAKE達が
頑張ってやっているアレはどうするのだろう?
「あぁ、アチラを直ぐ終わらす訳じゃない。お前は元祖とアッパーバージョンの方を
掛け持ちすれば良い事になっているからな。まぁ頑張る事だ」
 随分簡単に言ってくれるものである。1つのシリーズをやるのも大変なのに再び
掛け持ちか、在り難いやら無神経やら・・・・。しかし、決まったものはしょうがない。
(まずは頑張ってみるか・・・・それからだな)アッパーバージョン(後のIII)は
まだまだ始まりを告げたに過ぎないのであった。
38ゲームセンター名無し:2001/06/09(土) 02:44
 一方完全にTAKA体制になったIIDXはしっかりと次の構想を実行していた。それは
自分自身の周りを自分の仲間内で固め、上手く派閥を形成した後動かして行くという
ものであった。その為の動きは既に出来ている。前にD.D.R.とのリンク構想で、会議
を通じて親密になったNAOKIがまずTAKAに協力する事となった。そして、TAKA自身も
TaQやgood-coolと言った人材を掘り起こし自分達と共に作曲活動に携わらせた。
(よしいいぞ、このIIDXを俺の色に染め上げてやる)TAKAの野望は着々と実行に移された。
事実新たにやってきた人達は良くやってくれた。忙しいながらもみなやる気を出して
進んで行く。自然にIIDXの雰囲気は熱気を帯びた強烈なものへと昇華していった。
 やがて、元祖の5thとIIDXの2nd styleが発売された。その頃にはプレイヤーも
段々7鍵に慣れていった者が多く、特に更なる刺激を求めてやまない人達は一斉に
7鍵をやりだす様になっていった。7鍵に群がる人達も自然に多くなっていった。
もはやビートマニアは7鍵だ!そんな雰囲気が自然に沸き上がるのも別に不思議では
なくなっていったのである。TAKAの株が更に上がっていったのももはや当然であった。

「俺達ってやっぱ目立たないモンなんスかね」ぽつりとRAMが言った。
「始めっから目立ったりするもんじゃないさ。俺だって、元祖の初めの頃は全く知られて
無いようなもんだったし・・・・」nagureoはそう説いた。それはある意味自分にも
言い聞かせた感じでも有った。
「俺なりに少しポップな方面もやってみたんだがな。やっぱり地味過ぎたかな?」
そう苦笑交じりに言ったのはSLAKEだった。実際この頃の5thは後の好評判が考えられない程
低評ぎみだった。スタッフにもダメかな・・・・という雰囲気は少しは有る。
「5鍵は5鍵でしか出来ない事が有る。負け惜しみじゃない、俺はやっぱりこっちに
戻って来て良かった思うよ」nagureoは居並ぶスタッフ達にそう言って息をついていた。
39ゲームセンター名無し:2001/06/09(土) 03:21
 誠に申し訳無いが一旦ここで中断させて。
後で4章ちゃんと書き上げるんで・・・・スマンッス。
40ゲームセンター名無し:2001/06/09(土) 16:39
 やがて、並行していたプロジェクトの1つ目が出来あがった。いわゆるcomp2である。
早速発売されたが、その時の頃の評判は「難しすぎる」「ナメてんのか」「バカにするな」
と散々だった。特にアナザー方面に非難が集中していた。今回の為に7鍵系(TAKA派)から
TaQとgood-coolを借り受けてにも関らず・・・・
「やっぱりやり過ぎちゃいましたかねぇ・・・・みんな難しいの好きだろうと思ったんスけど」
非難のほとんどが自分の譜面関係だと言う事を知ってSIMONは困った様に苦笑いした。
「ただの総集編じゃ面白みが無いからなぁ、曲をリミックスして出す事自体は間違っては無いと思うんだが」
SLAKEは余り好ましくない現状に手を顎に添えてそう言っていた。そこにnagureoは居なかった。
 nagureoは新たなアッパーバージョン(後のIII)の開発の最終段階にかけて調整を行なっていた。
この時のnagureoは随分とやる気だった。comp1の時以来ポップンと交互で協力してもらっているYouhei、
元祖5鍵から一緒にやって来たRAM、別部署から派遣されて来たFinal Offset、そして7鍵からgood-cool、
他にも色々な外部アーティストにも楽曲を依頼し賑わっていた。
(ただ難しいだけではダメだ。譜面以外の楽しみも色々模索しないと)
フットペダルやエフェクター&ミキサー、自由な曲繋ぎモード、そして元祖の曲のほとんどの復活など
極限まで楽しめる様色々な方向性を考えてみた。その事を考えているnagureoは苦しいながらも
どこか楽しそうな感じもしてあった。実際nagureoはこの時に並々ならない程の曲を揚げていた。
「nagureoさん、凄い勢いですね」そう話しかけていたのはRAMだった。「あぁ、新基板だし色々好きな
事を出来る様にやってみたいからね」nagureoのせりふには自然と楽しそうな雰囲気が出ていた。
「俺、この新基板に立ち会って仕事が出来て良かったと思いますよ」RAMのその言葉にnagureoは良かった
と頷いていた。
 そんな話をしていた所上層部の方から新たな表が渡された。
どうやら3月に先行出荷で様子を見て5月に正式出荷と言う事で決まったらしい。
(そうと分かったら全力を上げて完成に漕ぎ着けるまでだ)nagureoは気合充満で机に向かって行った。
41ゲームセンター名無し:2001/06/10(日) 00:23
 しかし、その後に起こった出来事は惨憺たるものだった。まず、残りのプロジェクトを完遂
するべく動いていたSIMONが離脱してしまった。上司からの依頼で手伝いにきていたTAKAが
「なんだ、だらしねぇよ。なぁ」とnagureoに向かって話しかける。そのセリフはIIDXの頃に
一時離脱した行為を被らせる様な感じが有った。正直ムカついたが、反論出来るものではない。
「あぁ・・・・」と同意するだけなのがやっとであった。
 やがてなんとか出来上がったこのプロジェクトは、外伝扱いと言う事でclub mixと名付けられ
市場に出回った。がこのclub mixはかなりの低評を下される事となった。IIDX 3rd styleという
強力な相手も有り、なおかつ必要以上に難しいシステムが大幅に人を遠ざけてしまったのである。
 そして、その後にnagureoが上層部から聞かされた話は相当悲惨なものであった。
「それは一体どう言う事なんですか?!」nagureoにしてはやや語気の強い口調で問い掛ける。その
態度に上司は全く素っ気無かった。「ウチ等はね、企業なんだよ。だから売れなさそうな所に金を掛ける
訳には行かないんだな」どう言う事かと言うと、IIIの計画の大幅変更だった。単直に言うと売れなさそう
なので、IIIの出荷は3月の少数出荷で打ち切ると言う事だった。それは散々心血を注いでまで努力した
nagureoにとって、余りにも酷い話だった。
「・・・・じゃ、そういう事だから。あぁ、とりあえずちゃんと完成だけはしとけよ」
nagureoの気持ちなどどこ吹く風で上司はそう言い放つと、さっさと居なくなってしまった。後に残された
nagureoには怒り・嘆き・無気力・絶望といった感情が泥々と渦巻いていた。
(俺の努力は結局単なる無駄足か?何の為にここ迄俺はみんなとやってきたんだ)
許せるものだったらそこいらに有る物全てぶん投げてぶち壊したい・・・・そんな衝動を抑えるのがやっとだった。
 一方good-coolは5鍵の手伝いを終えた後、今までの経緯をTAKAに報告していた。話を一通り聞き終わった
TAKAは口元を少しだけ上げると自分だけに聞こえる様にそっと言った。

 「決まったな・・・・」
                                 第4章終
42ゲームセンター名無し:2001/06/10(日) 00:33
 書き上げた文を手違いで消したりしてあ〜ついてないや。皆さんすまんっす。
話はまだ続く・・・・かな?まぁいいや そんじゃまた
43ゲームセンター名無し:2001/06/10(日) 14:15
重々しくていいね。頑張って続き書いてちょうだい。

第1章:>>11-14
第2章:>>20-23
第3章:>>27-30
第4章:>>37-41
44ゲームセンター名無し:2001/06/10(日) 14:56
45ゲームセンター名無し:2001/06/11(月) 05:25
 少しの間だけ休みます。でも直ぐに書き上げるつもり。文章矛盾していてスマンです。
では
46ゲームセンター名無し:2001/06/11(月) 23:50
すげえ上手いです!!

続き楽しみにしてま―ス!
471:2001/06/12(火) 17:30
age
48ゲームセンター名無し:2001/06/12(火) 17:51
やべぇ、なんかマジでグッときてしまった。泣きそう。
このスレは永久保存するよ。

nagureoが現役の頃は面白かったよなぁ…。
今でも、いつまでも、20,Novemberが忘れられない…。
49ゲームセンター名無し:2001/06/12(火) 19:22
ところで例の物語の作者は5鍵ファンなのかね?
50ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 15:42
5鍵ファンというより殴れ夫のファンだと思う。
どっちでもいーけど。
51ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 20:28
 第5章(最終章)

 あれ以来nagureoは精神の空白状態が続いていた。手にする仕事もほとんど進まず
ただ周りの流れに身を任せるだけの日々・・・・(俺は別にどうだっていいんだよな。
所詮駄目な人間は何をやっても駄目なんだ。・・・・そうだよ、今までが運が良過ぎた
だけだ。たまたま恵まれていただけだったのさ・・・・)ネガティブな思想だけが
強烈に渦巻いて彼の脳裏からやる気を次々に削いでいった。他部署に出張で行く日々にも
心が入ってはいなかった。表向きは「あのdj nagureo他部署にも堂々曲提供!」と華々しく
飾られていたが、実質的には使い走り・・・・俗な言い方をすればパシリそのもの
であった。陰で「あいつももう終わったよな」「適当に廻しとけよ」そんな感じが薄々と
流れていたのはnagureo自身も分かってはいたが、(そうさ、俺は元々その程度だったんだ)
という自虐的な思考に強く陥って反発する気すら失せていた。
 clubの後に出たフューチャリング(DCTの事)の企画は完全にnagureoやSLAKEの
関りの無い所で行なわれた。形だけは一応nagureoも参加はしたが、実質的には彼には
何の意見も提案もされなかった。いや、しても仕方が無いと言うべきだろう。
巷にも(5鍵は捨てられた)(これからは7鍵が完全メインか)そんな意見で占められ
nagureo自体用済み的雰囲気が充満していた。
  
52ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 21:27
 一方完全に主役となりつつあった7鍵。もはやその座は揺るぎ無くない状態ともなり
完全に主流となったTAKAとその仲間達・・・・だが、これから起きた事柄がよもや頂点
に立った座を崩れ落す事とは誰も予想出来なかった。
 その発端の1つは一般公募の事件から起こった。一般から広く曲を集めTAKA等が審査
した後最優秀曲を載せる・・・・企画としてはこの上なく素晴らしいものであったがそこで
選ばれた人間がTAKAにとって爆弾となる人物であった。爆弾となった人物はkors kであった。
収録の時スタッフに相当傲慢な態度で接した彼は、その後事もあろうにネット上で見下す様な
発言を乱発、TAKAとは盟友だったTaQも流石に怒りkors kを厳しく糾弾する事件があった。
更にはkors kの当選曲が実は既にネット上で公開された物であり、規約に違反した事まで明るみ
になってしまった。スタッフからは当然削除を求めたが、それに対するTAKAの答えは「No」であった。
実際TAKAには過去に2nd styleの時にShakeを収録する時、アーティストに不幸があり一時収録を断念
したのを、後に強引に収録した過去があった。あの時は確かに結果的に成功した。
TAKAはnagureoとは違い決して押しに弱い方ではなかった。リーダーらしい決断力に溢れているタイプ
ではあった。だから7鍵のリーダーに相応しいと言っても良かったが、反面強引過ぎるきらいも
あった。(結果的には俺の判断が正しいハズだ。今までがそうだった、今回だってそうしてみせる!)
TAKAには自信が有った。その自信は確かに実力に裏付けされたものなのは言うまでもなかった。今回だってきっと・・・・
 結果的にこの判断は大失敗に終わった。kors kの産んだ問題は予想を遥かに越えて大きくなり過ぎたのだった。
と同時に今までかなり大きな権限を持っていたTAKAが周りの圧力も有ってかなり縮小されたのだった。
5th styleの公募と際に「当選した後でもこちらの判断により取り消す可能性も有る」と言った文を
付け加えられたのは、有る意味TAKAが絶賛してもこちらが駄目出ししたらそれまでだ、という裏のニュアンスが有った。
TAKAのkors kの曲に対するコメントは、kors kではなく自分を弁護している・・・・そんな雰囲気が
少なからず有った。
53ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 22:31
 そして、事件はそれだけではなかった。とある日いきなりドアが荒々しく叩き開かれるとそこには
鬼の様な形相をしていたnagureoが立っていた。「TAKAをだせ!」物凄い怒鳴り声が響く。
それは今までのnagureoを知っている人間からは想像も出来ない位怒気に満ちた表情をしていた。
やがて出て来たTAKAに掴みかからんばかりの勢いで捲くし立てる。
「お前、dong-tepoに何をした!」「あぁ、ただ旧曲を残すだけじゃ意味が無いからな、アナザーを付けといた」
「消せ!」「何を言ってるんだ?」「いいから消せ!」「何をわがままを言ってるんだ?」
「あの曲はあの頃の思い出の難しさを詰めた曲だ!それ以上でもそれ以下でもない!消せよ!」
「お前一人のわがままを聞いてられないだろう!駄目だ!」「いいから消せ!」
 最早議論などではなかった。お互いが感情的になって喧嘩しそうな勢いにまでなっていた。やっとの事で収まったが
二人の間に沸き上がった強烈な嫌悪感は最早どうしようもなかった。やがてTAKAが口を開いた。
「あぁ、そこまで言うなら消してやる。その代わり埋め合わせの曲をしっかり作ってこいよ!」
そのせりふが言い終わらない内にnagureoは背を向け荒々しくドアを閉めた。
(曲だと?あぁ作ってやるさ!俺の今までの思いを表した曲をな!)
 その曲は後にKAMIKAZEと付けた曲だった。いや、正直タイトルはどうでも良かった。
もっと顰蹙を買う様なタイトルでも構わなかった。むしろこの曲の中に有る、今までの盟友達の思いの方が大切だった。
TECHNOのジャンルはSLAKEの、ヴォコーダーのヴォイスはnouvo nudeの、最後のメロディーはヒロシワタナベの、そして
何よりもこの曲全体に今までの自分の歴史へのリスペクトが詰まっていた。曲を作り終えてnagureoは密かに思っていた。
(俺は・・・・もうここにはいる必要がない・・・・)
54ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 23:10
やべー、泣ける。
ドンテポの話とか、何かホントっぽいし。
55ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 23:15
その事を最初に告げたのはSLAKEであった。SLAKEは驚きの表情を見せた後にこう言った。
「本当に辞めてしまうのか?勿体無いな・・・・」言葉には明らかに残念そうな雰囲気が伝わってくる。
「あぁ、勝手なことを言って悪いな。だが、もう決めた事なんだ」nagureoはそう言った。
「そうか、それは残念だが仕方が無いな。そうだ、今回また5鍵で企画を立ち上げたが一緒にやってくれないか?」
「あぁ、勿論だ。俺の最後仕事だ。全力投球するさ」nagureoはSLAKEの要請に快く応じた。
(SLAKEは俺が不在の時に色々やってくれたよな、感謝しないと。そう言えば今回のあいつの企画は凄そうだよな)
nagureoはSLAKEに感謝しつつSLAKEの立案した企画に頷いていた。それは会議の時の話である。
「comp2ではリミックスがイマイチだった部分があるけど、これ自体は決して間違ってはいないと思う。そこで
今回初期のビートマニアの曲をリミックスという方向性に持って行きたいがどうだろう?」
この立案は思いの他上手く通ったので早速5鍵メンバーを中心にリミックスや新曲制作が開始された。
そんな中SLAKEはnagureoに最後だから好きに作ってみたらどうだ?と言われ、よし!やってやろうと一大奮起
したのがエイスワンダーの曲をリミックスしたStay with meだった。もとよりビッグビートが作りたくてしょうがなかった
nagureoにとって、このリミックスは会心の出来であった。
 やがて続々と出来上がる曲・・・・開発はほとんど終了し、後は発売を待つだけとなった。
そしてそれと同時にnagureoは会社に対して辞表を提出した。上層部の人間は特に反対する者も無く呆気なく受理された。

「nagureoさんが居なくなると寂しくなりますね」そう言ったのはRAMだった。
「まぁ・・・・でも俺が居なくても、もう大丈夫だよ。みんなよくやってくれたし」nagureoはそうそっと言った。
「俺nagureoさんと一緒にやれて良かったっすよ。これから俺達頑張ります」ASLETICSがそう言い放つとnagureoは頑張れよ頷いた。
「最後か・・・・そうだな、みんなでまた食いにでも行くか」SLAKEがそう言って誘うと全員で街中へと消えて行った。
56ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 23:24
>>11
 e.o.sは女性。
57ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 23:34
 やがてnagureo最後のこの作品はCORE REMIXと名付けられ市場へと出回った。
当初こそ静かであったが、やがてプレイし始める人が続々とあらわれて結果的
にこの作品は成功を収めた。そしてこれを境に5鍵と7鍵の逆転現象が起き始めた
のであった・・・・

「SLAKEさん、やりましたよ。COREの評判いいみたいっすよ」そう言ってきたのは
RAMだった。「俺達頑張ったかいが有りましたよね」ASLETICSがそう言ってくる。
「あぁ、色々紆余曲折は有ったが、俺達の活躍がやっと陽の目を見始めたな」
そう静かに言ったのはSLAKEだった。3人とも今回の成功に心の底から嬉しさを
表していた。
「・・・・そういえば、nagureoさんどうしているんでしょうね」RAMがふと
そんな事を言った。
「さぁな・・・・ただ、あいつの事だからその内必ず俺達の目の前で活躍してくれる
だろうよ」少し間を置いてSLAKEがそう答えた。

 あれから幾ら経っただろうか、もう自分は会社の人間ではない。安定した収入も無い。
何時消え去るとも分からない。そんな所に自分は居る。しかし、希望は消えていない。
何故か自分の先にはうっすらと光を感じる。もしかしたらそれは只の幻影かもしれない。
だけど、今は自分が見えている。先に向かって進んで行く自信が有る。
nagureoはフリーとなった今、新たな道に向かって自分を見つめながら進んで行った。
                                       第5章終
                 完
58ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 23:35
KAMIKAZEの曲のイメージが頭の中で>>53のイメージになりそうだ。
フィクション…だよね?
59ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 23:44
感動したぜ!
これで終わっちまうのか?他にも書いて欲しい。
60ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 23:48
おつかれさまでした。
最初から最後まで良すぎ…
61ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 23:48
う〜ん、TAKAがずいぶんな悪役ぶりを発揮てるねぇ。
脚色ウマイ。

でも、俺はnagureoが退社した理由は決してネガティブなものじゃないと思う。
nagureo退社はKonamiとの決別というより独立だと思ってたからね。

どうでもいいが、L.E.D. LIGHTが出てこなかったなぁ。
62ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 23:49
 作者です。すいません疲れました、あ〜文汚いし。
あ〜e.o.s.氏女性スか、すいません。んじゃそこ彼女って事にしてくださいッス。
っと勿論100%つうか1000%10000%フィクションです。当然ッス。
俺コナミの人間じゃないッスよ、勿論。つうか会社の人間だったら逆に書けないですって。
えっと実は俺特にnagureo氏のファンって訳では無いッスよ。まぁ、nagureo視点での
物書きになってしまいましたけど。あ、あとTAKAファンの皆さんゴメンナサイです。
あの〜なんか不愉快な書き方してすいませんです。
5鍵ファン・・・・なのかな〜?どっちもそこそこやってマスけど・・・・。
それにしても皆さん応援&歓声有難う御座います。こんなに反響が有るとは全然思って
無かったんで・・・・実は漫才スレ過去にも書いていたり・・・・
(R931のネタ知ってる人いるかな・・・・?)

         って事で・・・・
63ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 23:50
フィクションとは思えないリアルさにちょとドキドキでした。
お疲れさま、名作をありがとう。
64伝説の名馬サムソンビッグ:2001/06/14(木) 23:50
>>56
しょーもない揚げ足鳥
65CELICA馬鹿一代:2001/06/14(木) 23:56
マジ感動しましたよ。
先日ようやく穴神風をクリアした自分にとっては思い入れ倍増です。
66ゲームセンター名無し:2001/06/14(木) 23:57
 すいませんL.E.D.氏出したかったんですけど出せませんでした。
(家庭用系の人だったから)←いい訳

          んでは
6763:2001/06/14(木) 23:57
追伸。
TAKAファンだけど、よく出来た話だなあと思って感心して読んでました。
6843:2001/06/14(木) 23:58
>>62
マジで素晴らしかった。フィクションとは言え、ものすごくリアルな物語だったよ。
こうしてみると(別にしなくてもいいけれど)nagreoの存在の重さがわかるよ。
またアーケードで20,Novemberやりたくなってきた。

最後に、ところで、この一連の物語のタイトルはどうする?

・一から読んでみたい人へ
第1章:>>11-14
第2章:>>20-23
第3章:>>27-30
第4章:>>37-41
第5章:>>51-57
69ゲームセンター名無し:2001/06/15(金) 00:17
 タイトル・・・・あ・・・・誰も読まんと思ってたんで全然考えてなかったです。
で、皆さんおやすみです。
7043:2001/06/15(金) 00:33
じゃあこちらで命名してみる。センスのある人も協力よろしく。
最終的な決定権は作者殿という事で。(勝手に申し訳ない)

とりあえず候補その1
「beatmaniaの礎を築いた悩めるアーティスト DJ nagreoの軌跡」
71ゲームセンター名無し:2001/06/15(金) 00:35
結構良いとは思うが、nagreoじゃなくてnagureoだよ。
このミス2回目なので突っ込んでみた。
7243:2001/06/15(金) 00:39
>>71
指摘感謝。何故に間違えるのだろう……。これを機にちゃんと気をつけよう。
で、改めて訂正、候補その1
「beatmaniaの礎を築いた悩めるアーティスト DJ nagureoの軌跡」
73ゲームセンター名無し:2001/06/15(金) 00:56
感動。
ドンテポ→カミカゼのくだりが素晴らしい…。

漫才スレに引き続き、good-coolがパシリ扱い(TAKAに経緯を報告〜のあたり)なのはちょっとワラタ。
74ゲームセンター名無し:2001/06/15(金) 01:08
次回作は「dj TAKAの栄光と挫折」でも書いて下され。
やっぱり5章前後の構成でお願いいたしまする。
(もちろん他の作品でもおおいに感謝しまする)
7548:2001/06/15(金) 02:41
>>作者氏
本当に、ありがとう。
これ読んだあとに2ndmixのサントラで20,November聴いたら泣いてしまったよ。
nagureoの曲は、本当に良いものが多かった…。
これからは、11月20日を感慨深く迎えることになりそうだよ。
76ゲームセンター名無し:2001/06/15(金) 03:00
アンタ、最高だぜ・・。
自分もnagureoマンセーなもんで、むっちゃ燃えた。
77ゲームセンター名無し:2001/06/15(金) 09:02
良スレage
78ゲームセンター名無し:2001/06/15(金) 14:56
無茶苦茶感動しました。
他板で鬱な気分を吹き飛ばすほどに…ありがとう。
79ゲームセンター名無し:2001/06/15(金) 16:12
この物語は感動した。
KAMIKAZEはマジデいいです。あの曲はスルメですな。やればやるほど良くなっていく。
80FROM HONG KONG:2001/06/15(金) 17:05
>>作者氏
ホントにありがとうございます。
無茶苦茶感動しました。
ものすごくリアルな物語だったよ。
すごすぎ...
81名無しやん:2001/06/15(金) 17:24
なんてか、すげぇ・・・
すごい推理力と言うか想像力と言うか。
拍手喝采なり。
82ゲームセンター名無し:2001/06/15(金) 17:31
ドンテポ、入ってないのかな?5thに。
83CELICA馬鹿一代:2001/06/15(金) 22:04
Patsenerマンセーage
84ゲームセンター名無し:2001/06/15(金) 22:29
感動…漫才でバカ書いてる自分が情けない。ちょっと目が潤んでる…
近いうちに浜崎remix聴くよ。必ず。
85ゲームセンター名無し:2001/06/15(金) 23:09
俺、KAMIKAZEのエピソードはホントに目が潤んだよ…
ナグレオ…
素晴らしい話をありがとう…
86ゲームセンター名無し:2001/06/16(土) 01:22
みんなでKAMIKAZEをプラチナ入りさせよう!
87ゲームセンター名無し:2001/06/16(土) 07:25
 作者です、不定期ですいません。まさかここ迄反響が有るとは露にも思わず驚いています。
皆さん、どうも有難う御座いました。

>漫才スレに引き続き、good-coolがパシリ扱い(TAKAに経緯を報告〜のあたり)なのはちょっとワラタ。

 えぇ、前も書いたかとは思いますが、キャラは密かに漫才スレ設定だったりしています。実はそういう
辺りでちょっとしたひっそりギャグなんかも含んでいたり・・・・

 んで、don-tepo No.1からKAMIKAZEへのストーリーは実は一番書いてみたかった部分でもありました。
実を言うと、初めはKAMIKAZE嫌いだったんですよ。テクノというには随分もっさりして譜面も嫌だなと・・・・
ってのが最初の印象で。それで当時4thで曲解禁がまもなくだった頃 Dong-tepo No.1ライトやり終わった後
なぜかふとやってしまったんですよね。最初は「うわ〜カッコわるー」とか思いながら惰性っぽくやっていた
んですけど、終わった後何かが残った様な気がしてその後また選んだんですよね。それで何度も何度もやっていく
内に嫌いだったのが、逆に好きになってきたんですね〜。どこか哀愁の有るメロディーは何を伝えたかったのだろう
そんな事を考えるととにかくやらなきゃしょうがない気持ちになって・・・・まさにスルメの様な曲だっと・・・・
nagureo氏が曲コメントのコーナーで曲について一切触れず、ただビートマニアをこれからもよろしく・・・・と
言う文を見たとき、きっとnagureo氏の中で一区切りつけたんではないか・・・・そんな気がしていました。
 そのDong-tepo no.1も5thで消えちゃったからなぁ・・・・共演してみたかったんですけど。

 読みづらいぶんですいません、では。
88ゲームセンター名無し:2001/06/16(土) 14:06
>>87

俺もKAMIKAZE最初は嫌いだった。安っぽくて、手抜きみたいな感じだな、と。
でもプレイすればするほどその洗練された音に魅了されていった。
聴けば聴くほど味の出る、既出だけどスルメのような曲。
今にして思えば煌びやかで派手な曲が先行する今のIIDXへのアンチテーゼだった
のかもしれない。昔の渋くてアンダーグラウンド的なビートマニア曲への回帰。

加えて言うならpatsenerにもタイトルを含めそういう思惑があったのかも。
でも周りはこう言うだろう「ぱっとせんな〜」。ある意味自嘲的に名づけたのか。
8975:2001/06/16(土) 15:05
>>88
同意だ。俺も最初はチャチな曲だと思ったよ。
nagureoが作ったっていうんで期待も大きくて、その反動があったのかもしれない。

でも何回か聴いてたら、ある時あのピアノがとんでもなく魅力的に思えた。
それからはすぐにKAMIKAZEを構成する全てが好きになっていったよ。

そうして惚れたあと、改めて作曲者の欄を見ると
「dj nagureo」って書いてあって…なんか嬉しくなってしまった。

patもDong-tepoも最初は好きじゃなかったけど、今ではベタ惚れだ。
90ゲームセンター名無し:2001/06/16(土) 19:48
なんで5thstyleでRest my mind消えたのだろsage
91ゲームセンター名無し:2001/06/16(土) 21:30
KAMIKAZE、普通に好きだった。
何かもの悲しくて、聴いてて不思議に癒された感じで。
patsennerとかも好きだったな…何でこんな扱い悪いかな、と思いつつ…

読んでたらなんかゲセーン行ってやりたくなってきました…。
ていうかナグレオさん頑張って…と本気で思うよ…。
92ゲームセンター名無し :2001/06/16(土) 23:13
浜崎のリミックス聴いたりすると
やはりnagureo氏は自分のやりたいことやるために
会社やめたんだろうな、と思うよ。

子飼い状態にされてるTAKAやSLAKEは
今のnagureo氏を羨ましく思ってるかもね。
93ゲームセンター名無し:2001/06/16(土) 23:25
すっかりnagureoスレにしてしまった作者に拍手。
出来れば番外として「TigerYAMATO」についても書いて欲しいな。
94ゲームセンター名無し:2001/06/16(土) 23:52
ドンテポやりてー!!でも家庭用もってねー!!
95ゲームセンター名無し:2001/06/17(日) 00:29
>>作者

この作品をまとめてHTML化したんですけどアップしていいですか?

あと、>>55ですが
>そんな中SLAKEはnagureoに最後だから好きに作ってみたらどうだ?
これは、逆じゃないですか?
話の流れ的におかしいと思ったので
96ゲームセンター名無し:2001/06/17(日) 00:58
>>95
作者さんのオケーが出た暁には頼みますよ!>HTML化
漏れのビマーニmp3フォルダの中にひっそりと保存したい…
97ゲームセンター名無し:2001/06/17(日) 01:28
nagureoってことは浜崎REMIXについても語るのだろうかと期待age


 
98kors k(有):2001/06/17(日) 02:57
オレを悪役にするんじゃねぇ!!
そんなにひどいことやってねぇぞ!
99ゲームセンター名無し:2001/06/17(日) 09:43
>>95
ぉぉ、俺もHTML化してた。
同じ事考える人っているもんだね…
100ゲームセンター名無し:2001/06/17(日) 10:03
 すいません、作者です。HTML化ですが、どうぞご自由になさってください。
拒む理由は全くありません。こんな駄文で宜しければどうぞどうぞ。

>>そんな中SLAKEはnagureoに最後だから好きに作ってみたらどうだ?
>これは、逆じゃないですか?
>話の流れ的におかしいと思ったので

 すいません。いや、チラッと読めば至る所に矛盾や間違いが沢山有るので、申し訳無いデス。
勢いと感覚だけでロクな推敲もしなかったからなぁ・・・・
浜崎REMIXはまだ聞いて無いです・・・・
 失礼しました、では。 
101ゲームセンター名無し:2001/06/17(日) 16:59
nagureoって初期の頃は派手な曲作ってたのに突然ダーク系の曲しか作らなくなったんだよな・・・。
最後のStay with meの派手だったのは吹っ切れたからかな。

サントラ盤のKAMIKAZEも最高でした・・・。
102ゲームセンター名無し:2001/06/17(日) 22:39
スンマセン厨房の私にhtml化って何なのか教えて頂けますか?
或いはhtml化した方、うぷって下さいませんか?
103ゲームセンター名無し:2001/06/17(日) 22:49
サントラでKAMIKAZEをまたーり聴いてて余韻に浸ってたら
そのままGET ON BEAT (WILD STYLE)始まって鬱。
4th best作ろうかな。 コレだけ削って。(藁
104ゲームセンター名無し:2001/06/17(日) 22:50
>>103
うーむ、ゲットワイルドも好きだけどな。
10595:2001/06/17(日) 23:47
と、いう事でうぷしてみました

過去ログにあった>>11、さっき言った2ヶ所は修正してあります

意見いただければ変更デザインの変更します
10695:2001/06/17(日) 23:48
tp://cocofree.com/bemani/nagureo.html
↑です

URL忘れるなんて…欝山車脳
107103:2001/06/18(月) 00:18
>>104
とにかくボーカルが嫌いなんすよ。
げっげっげ、とか不自然にひしゃげた声とか。
ボーカル無ければもう少しは好きだったかも。
ちなみにGET WILDは好きです。
108104:2001/06/18(月) 00:32
>>107
>げっげっげ、とか不自然にひしゃげた声とか。
うーむ、俺はそれが好きなんだが(;´Д`)
しかし、自分の作った曲をここまで崩せるTAKAも凄いよな。
109ゲームセンター名無し:2001/06/18(月) 01:09
最近ワイルドスタイル賛成派。
微妙に良いノリ。

う〜、げろ〜ん。
110ゲームセンター名無し:2001/06/18(月) 14:12
さて、第二の英雄は現れるか……。
111ゲームセンター名無し:2001/06/18(月) 19:22
 たまに上げる
112ゲームセンター名無し:2001/06/19(火) 01:23
略してGet wildって呼んでる・・・。
113ゲームセンター名無し:2001/06/19(火) 04:17
 TMNかいな
114ゲームセンター名無し:2001/06/19(火) 09:58
>>106
どうせhtml化するんなら、もうちょっと誤字脱字を
修正しほしかったような気がしないでもない。
目指せ完成!
115ゲームセンター名無し:2001/06/19(火) 13:12
面白い。なんつーかアレだね。漢達の挽歌って感じだね。
キチンとカタルシスが得られる。素晴らしい。
116ゲームセンター名無し:2001/06/19(火) 13:44
いや〜ホント・・・すごいです・・・
授業ほったらかしにしてずっと読んでいました。

永久保存モノですね。
117ゲームセンター名無し:2001/06/19(火) 15:47
そういえばコアリミにTAKA曲が入る経緯みたいなのも欲しかったな。
最後に仲直り、みたいな。
118ゲームセンター名無し:2001/06/19(火) 16:59
マジですごすぎ。
119ゲームセンター名無し:2001/06/19(火) 17:05
nagureoも好きだけど、TAKAも好きなのでちょっと苦笑しちゃう…。
KAMIKAZEはホント(・∀・)イイ!!
個人的にはdeep in youが(・∀・)イイ!!
120ゲームセンター名無し:2001/06/19(火) 17:09
本当に感動しました。
これはイイ!
121ゲームセンター名無し:2001/06/19(火) 18:06
この物語の事を人に説明してたら、話してる間に感極まって泣いちまったよ。
恥ずかしかったが、こんな風に泣いたのは初めてだ。
122ゲームセンター名無し:2001/06/19(火) 18:09
この調子でTAKA編(外伝?)熱烈にキボン。
123ゲームセンター名無し:2001/06/20(水) 10:24
このスレが気に入った方は、定期的にdat防止カキコをお願いいたします。
124ゲームセンター名無し:2001/06/20(水) 10:28
>>122
マルチサイトっすね。いいかも。
125ゲームセンター名無し:2001/06/21(木) 00:07
TAKAさんはもっとマターリした人だと思ってました。
126ゲームセンター名無し:2001/06/21(木) 15:18
>>125
いやいや、だからね…
127ゲームセンター名無し:2001/06/22(金) 03:15
>>106
ここでかかるBGMって何の曲?ナグレオ系?
すんげぇ雰囲気出てて感動したよ。
128ゲームセンター名無し:2001/06/22(金) 03:18
BGMがKOUYOUとはセンス良いな。
129ゲームセンター名無し:2001/06/22(金) 03:21
余計なことかもしれないが、漫才スレ見て妙に気になったのでコピペしとく。


ポップン5開発時の頃の話。夕陽の差す屋上にて・・・

nagureo「わざわざ呼び出して悪かったな、sugi」
SIMON「話って何ですか、南雲さん?」
nagureo「おいおい・・・開発室じゃないんだから呼び方が違うだろ」
SIMON「あ・・・ど、どうしたんだいreo君?」
reo「sugi・・・俺、会社辞める事にしたんだ」
sugi「え?!それって・・・冗談、だよね?」
reo「もう決めたんだ、変えるつもりは無い」
sugi「どうして・・・!!『これからはポップンシリーズでsugi&reoの曲を
 世に送り出していこうな』って言ってたじゃないか!まだまだこれからって
 時なのに・・・そんなのって・・・!!」
reo「すまない・・・でも、もう俺の居場所はここには無いからな・・・
 これからはもっと広い世界で自分の力を試してみようと思ってる。
 余計なしがらみに捕われずに、自分の好きなように曲を作りたいんだ。」
sugi「reo君・・・もう決めた事なんだよね・・・だったら僕は止めないよ。
 君の信じる道を選ぶのなら・・・僕は・・・」
reo「ありがとう・・・今まで、世話になったな」

そして、静かに屋上を後にするnagureo。

たったひとり、金網に拳を叩きつけるsugi。
sugi「・・・ッ!!」
止めたかった。止められなかった。
一人の男が悩んだ末に出した結論に、水を差すような真似はしたくなかった。
それが、親友としての役目だと自分に言い聞かせて・・・

そして、sugiは悲しみを振り払うかのように1つの詩を書き上げた。
自分の信じる道を進んでいった、親友に捧げる詩を・・・

 そしてホームシック抱えながら人々は目指す
 行き先はそれぞれさ 皆、旅の途中なんだから

 行き先はスピードを上げて この先もまだ続くなら・・・

 (ソフトロック / Homesick Pt.2&3より抜粋)

sugi(reo君・・・僕らの旅は、これからも続くんだよね・・・)




漫才スレではこの後落ちがついていたが、長編スレなので感動モノ風に途中で止めた。
130ゲームセンター名無し:2001/06/22(金) 04:05
>>129
同人クサいけどなかなかいい話だ
131ゲームセンター名無し:2001/06/22(金) 09:48
スピードageて
132129作者:2001/06/22(金) 17:05
コピペされてるし(w
同人クサいっていうかギャルゲー二次創作っぽく書きました(藁

しょーもないオチが見たい方はこちらへどうぞ。
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=arc&key=981632952&st=849&to=851
133ゲームセンター名無し:2001/06/22(金) 23:56
nagureoはイイ人だが、YAMATOは怖い人ってことで(藁
134ゲームセンター名無し:2001/06/23(土) 01:09
R3のアナザーって、作ってる時に何があったんだろうと思わされる。
R5の17交互連打とか。
135ゲームセンター名無し:2001/06/23(土) 06:19
じゃ、「パラパラパラダイス」はYAMATOの恐怖政治によって
全面制作されたってことにするかね。

「おい!いつもの調子でどっかのレコード会社から曲使用権
安く奪い取ってこい!」と、NAOKIすら使い走りとして。
136ゲームセンター名無し:2001/06/24(日) 02:00
Chapter 1

 あれは確か晴れた日の昼下がりだった。reo君が疲れた声で僕に言った。
「なあsugi、最近のオレって…ずれてないか?」
「ああ、ツーデラのこと? 仕方ないよ。TAKAはまだ若いから…」
「そうだけど、さ」
 ツーデラックスのサウンドプロデューサーに若手のTAKAが抜擢されて、reo君がどこかヤキモキし
ているのには薄々と気付いていた。別にreo君は名声とか栄誉とかそういう類のものに拘泥しない性
格だから大したことじゃないと思っていた。でも目の前のreo君はどこか憔悴した面持ちで、長年の
相棒の僕さえも見たことない様子だった。
「あんまり重く考えない方がいいよ。reo君は5鍵盤に打ち込んで、TAKAにツーデラを任せといて…」
「そっか。そうだな」
「一緒にbeatmaniaを盛り上げていこうよ! SLAKEもいるし。ね!」
 ちっともアドバイスになってない僕の言葉にreo君は少し微笑んでくれた。いや、今振り返るとあ
れは自嘲の笑みだったのかもしれない。

 俺が音楽仲間のTAKAに呼ばれてbeatmaniaの音楽製作に携わってまだ日は浅いが、どうやらTAKAが
ツーデラックスという鍵盤が7つのbeatmaniaのお偉いさんになったらしい。TAKAは目を輝かせて
俺に言ったよ。
「こっからbeatmaniaの新しい歴史を俺は築きたいんだ!一緒に頑張ろうな!」
 コイツは昔から一途なところがあって、いわゆる熱血漢って奴だ。魂に火がつけばコイツはやれる
ところまで突っ走る。でも周りの連中に火傷を負わせてしまうのが玉に瑕だがな。コイツが撒き散ら
す火の粉が吉とでるか凶と出るか…その結果は随分と早々に現れることになりそうだ。

 僕は自分が情けなかった。上司の命令でポップンチームへの異動が決まってしまったのだ。
「仕方ないさsugi、上様に逆らっちゃ俺たちは飯も食えないんだ」
「でもreo君、一緒にbeatmaniaを…5鍵盤を盛り上げようって約束したのに」
「気にするなって。どうだ、今晩飲まないか?久しぶりに2人だけで」
「…ありがとう」
137ゲームセンター名無し:2001/06/24(日) 02:01
TAKAが妙にウキウキしていたから俺は聞いてみたよ。
「何だTAKA、随分と嬉しそうだな」
「ああ、reoさんが新しいbeatmaniaを作ってるって聞いてさ」
「へぇ」
「こうやってbeatmaniaが進化を遂げていく…それが俺の今の喜びだよ」
 俺は(自分でいうのも何だが)勉強家だからbeatmaniaについての知識はかなり身についていた。
南雲さんがやってる企画がIIIという事、そしてどうやら上層部がIIIに難色を示し始めている事…
「あ、reoさーん!」
 噂をすればなんとやらだ。南雲さんが部屋に入ってきた。
「新企画だって? 期待してるよ!」
「うん…」
 何だ? 俺は今のTAKAの言動が妙に感じられた。2nd styleが好調だからどこか調子に乗ってるよ
うな…。
「それに比べてsugiさん。なんなんすか抜けちゃって、だらしねぇよ。なぁ」
「あぁ…」
 南雲さんの表情が少し歪んだ。気まずさを感じてるのは俺だけか…?
「おいTAKA」
 南雲さんがいなくなって俺は耳打ちした。
「何ださっきの会話は? お前ちょっと調子に乗ってないか?」
「?」
「南雲さんはbeatmaniaの生みの親みたいなもんだ。もう少し敬意って言うかその」
「あ…そうだったか? またやっちゃったか、俺…」
 TAKAも自分の短所にようやく気付きだしたようだ。コイツの火の粉で今までに何度まわりが引っ
掻き回されたか…いや、もう昔の話だ。今はコイツの成長を喜ぶとするか。
138ゲームセンター名無し:2001/06/24(日) 02:02
「何なんだあいつは!! なんでアイツがsugiの事を「だらしねぇ」とか言えるんだ!?」
 行きつけの居酒屋。僕とreo君はカウンターに座っていた。久しぶりの2人酒。そしてreo君がこ
んなに荒れたのも(僕が知る限り)久しぶりだ。
「落ち着いてよreo君。僕が逃げる形になったのは事実だし」
「でもでもよう! あんな若造にsugiが小馬鹿にされてんのが耐えられない! ない!」
 reo君はもうかなり飲んでいた。カルピスサワーだけでこれだけ酔えるのはもう特殊能力だろう。
「あぁ…TAKAは俺の凋落をきっと嘲笑ってるんだ。いずれ奴がbeatmaniaの屋台骨に」
 そんなことない!と僕は否定できなかった。現にツーデラは相当なインカムを得ているらしい。
「うっ、うう…」
 reo君がついに泣き出してしまった。泣かないでよ…
「うっご…」
 !?? reo君がカバンから何か探っている…取り出したのはサングラス。!!!まさか
「reo君!」
 僕が叫んだときにはもうreo君はハンガーにかかった他人の黒い革ジャンをかっさらって店の外に
走り出した! 間違いない! まただ! 僕も店から出てreo君を追い…
「お客さん! お勘定済ませてからね…」
「うぅ…」
 それどころじゃないのに!

「お疲れっしたー」
「おーう」
 今日の残業も終わり、スタッフがぞろぞろと帰宅しだして、部屋には俺とTAKAだけが残った。
「さてと、俺たちも引き揚げようぜTAKA」
「おう」
 帰り支度をしていると、外でけたたましい車のエンジン音が響いた。
「うわ! うるせーの」
「近所迷惑だな」
 愚痴りながら支度を続けていると何やら階段を上る足音が聞こえ始めた。
「? 誰だ今頃」
「今の車の奴だったりしてな」
「アヒャヒャ!」
 その瞬間部屋のドアが開いた。そこに立っていたのは見知らぬごつい男だった。オールバックで
涙滴型のサングラスをかけ、黒い革ジャンを羽織った姿に俺たちは圧倒された。
139ゲームセンター名無し:2001/06/24(日) 02:02
さっさと勘定を払って革ジャンをパクられたお客さんに謝って(ビンタが痛かった)僕は店から
飛び出してreo君を追った。いやきっともうreo君じゃない。あの凶暴な勢い、間違いない。reo君の
もう一つの人格…ありふれた言い方ならもう一人のreo君が…

「ど、どちらさんですか?」
「成程。あんたがTAKAか」
「!!」
 どういう事だ? 何でこの男、TAKAを知っているんだ?
「随分と勢いづいているそうだな。良いことだ」
 その風貌に似通って、男の口調もごつい。
「とやかく言う前にまずそちらが名乗るのが礼儀では?」
「ははあ! 礼儀だ? 先人への敬意も払えないお前にそんな事を言う資格があるのか!」
 男が一喝した。部屋が震えている。そして男の名前に俺たちは戦慄したのだった。
「まあいい。名前ぐらいは知っているな? 俺は男気のトラッカー、tiger YAMATO…」


See you BEMANI DJs...
140ゲームセンター名無し:2001/06/24(日) 05:14
>「アヒャヒャ!」
夜中に笑いこらえるの必死だった(藁
141ゲームセンター名無し:2001/06/24(日) 11:16
「僕」=sugiで、
「俺」=誰?SLAKE?

> reo君はもうかなり飲んでいた。カルピスサワーだけでこれだけ酔えるのはもう特殊能力だろう。
ワラタ。nagureoはカルピスサワー飲んでそうな感じするし。
142ゲームセンター名無し:2001/06/24(日) 13:14
二重人格ネタオモロイヨ。

ブギーポップ見たいな奴がでるともっと萌え。
143ゲームセンター名無し:2001/06/24(日) 20:21
なかなかいいねぇ。
最初はYAMATOに変貌したのが、シリアスでなくなったようで違和感あったけど、
これはこれでいいかも。
こういう意味でフィクション色が強いのも面白いね。

たぶん、俺=TaQでしょう。
144ゲームセンター名無し:2001/06/24(日) 21:07
(・∀・) イイ!
145ゲームセンター名無し:2001/06/24(日) 23:43
>むしろこの曲の中に有る、今までの盟友達の思いの方が大切だった。
>TECHNOのジャンルはSLAKEの、ヴォコーダーのヴォイスはnouvo nudeの、最後のメロディーはヒロシワタナベの、そして何よりもこの曲全体に今までの自分の歴史へのリスペクトが詰まっていた。

フィクションだと解ってても、この部分読んだらホントに泣けてくる。
古くからのbeatmaniaファンならそうだろ…?
146ゲームセンター名無し:2001/06/25(月) 00:12
この後TAKAがLion Musashiにチェンジして壮絶なバトルものになる予感。
147ゲームセンター名雲:2001/06/25(月) 01:08
>>145
同意。泣けた
148ゲームセンター名無し:2001/06/25(月) 12:05
PS2版kamikazeって酷いよなあ。曲ずれてるもんなあ。

でもTAKAを悪人にしすぎだと思うが。
14975=121:2001/06/25(月) 16:58
>>145
俺もそこが一番きた。
121でも書いたように、人に説明するために声に出してたら、
昔のこととか思い出してさらに切なくなった。

で、久々に「こらえきれずに泣く」経験をしたよ。
150ゲームセンター名無し:2001/06/25(月) 23:23
皆イイ奴らだなァ…
151ゲームセンター名無し:2001/06/25(月) 23:29
あげときますか
152ゲームセンター名無し:2001/06/26(火) 06:29
あげましょ
153ゲームセンター名無し:2001/06/26(火) 13:01
MOMENTのシングル発売は無かった事になってるの?
154ゲームセンター名無し:2001/06/26(火) 19:12
>>145 >>147 >>145
 実はそこが一番書きたかったとこです。古くからのビーマニファンの皆様(特に
5鍵版の方)なら俗に言う「殿堂メンバー」の方々の曲には格別の思い入れが有るのでは
ないでしょうか?ちなみに殿堂メンバーの方々の曲は皆好きです。

>>148
 やはり自分の技量と描写がかなり不足していたと反省しきりです。一応文章見れば
実際にはそれほどnagureo氏を美化せず、またTAKA氏をそんなに酷くは書かなかったつもり
ですが・・・・そう印象付けてしまったのは自分の責任です。申し訳御座いません。
155ゲームセンター名無し :2001/06/27(水) 01:10
>>154

ごめん、どう読んでも酷く書いてるように見える。
物語って誰かを立てるためには他の誰かを陥とさなきゃいかんのかなー、とか思っちゃって
その点ちょっと切なかったよ。
面白かったけどね。俺は別にTAKAに特別思い入れがあるわけでないし。
nagureoにもないけどな。
156ゲームセンター名無し:2001/06/27(水) 17:58
age
157ゲームセンター名無し:2001/06/27(水) 18:27
ポップンの公式ページ見てると
sugiの口調にもの凄い違和感が・・・
158ゲームセンター名無し:2001/06/27(水) 19:44
たくさんの興奮と感動を与えてくれる、いつもゆかいなIIDXチームに捧げます。(DJ SIMON)

このセリフ、なんか使えそう。
159ゲームセンター名無し:2001/06/27(水) 20:24
逝けてないよ>>158
160ゲームセンター名無し:2001/06/28(木) 00:10
>>158
UDXのコメントだっけ?
SIMONどうしたんだ?
なんか皮肉入ってる気が・・・。
161ゲームセンター名無し:2001/06/28(木) 00:11
 まさか漫才スレみたいな扱い・・・・んな訳ないよな・・・・。
162ゲームセンター名無し:2001/06/28(木) 03:19
>>132
オチでバカ受け。ステキです。
163ゲームセンター名無し:2001/06/28(木) 22:10
まさか、nagureoに続いてSIMONも退社するんじゃないだろうな。
164ゲームセンター名無し:2001/06/28(木) 22:41
>>160
正直、TAKAとかにムカついてんじゃない?
ポップンだってなんだかんだいってTAKAの曲人気あるしサ〜
165ゲームセンター名無し:2001/06/28(木) 23:11
そう言えば、例のnagureoストーリーの補完サイトに
KOUYOUのMIDIが流れているのね。
出来れば最終章にKAMIKAZEも希望。(無茶言ってすまん)
166ゲームセンター名無し:2001/06/28(木) 23:38
みんなこれを読め!
167ゲームセンター名無し:2001/06/28(木) 23:51
>>166
同意
最終章は泣かせるね。
168ゲームセンター名無し:2001/06/29(金) 02:27
KOUYOUって何に出てたっけ?ド忘れした。
169ゲームセンター名無し:2001/06/29(金) 02:31
>>168
コアリミ
170ゲームセンター名無し:2001/06/29(金) 13:14
>>168
ちなみに作者はYouhei Shimizu。

そういえばYouheiもBEMANIシリーズ初期からのスタッフなんだよなァ・・・
171ゲームセンター名無し:2001/06/29(金) 13:46
思い出した!コアリミ最近やってなくて・・・
Thanxです。
172補完サイト管理者:2001/06/29(金) 14:05
>>165
KAMIKAZEですか…
探したんですけどねぇ、無いんです

どこかにありませんかねぇ
ちなみに、KOUYOUは昔HP用に使ってたものです
173補完サイト管理者:2001/06/29(金) 14:38
と言ってみましたが
今日MIDI消します(ぉ

どうやら7月より有料になるっぽいので
174ゲームセンター名無し:2001/06/29(金) 23:23
>>173
何?何が有料になんの?
175ゲームセンター名無し:2001/06/30(土) 03:18
>>174
7月より、JASRACに登録されている曲のMIDIを自分のサイトに置くと、
たとえ非営利目的であってもJASRACに金を取られるようになります。
(10曲10000円)
ビーマニ曲はほとんで全部JASRAC登録済み……鬱だ。
176ゲームセンター名無し:2001/06/30(土) 06:49
>>175
HTML化したやつお気に入りにイレタヨ。
どこでJASRACで登録されてる曲が分かるの?
あといきなりとられちゃうの?

>>167
たしかにかなりよかったよね。最終章。

>>153

発売したの?モーメント。
177175(≠173):2001/06/30(土) 06:54
>>176
JASRACのHPで検索できた筈。
曲を公開するためには、あらかじめJASRACに金払って、
メールで送信されてきた許可証を自分のサイトに貼らなきゃならない。
178177:2001/06/30(土) 06:55
179177:2001/06/30(土) 06:56
180ゲームセンター名無し:2001/06/30(土) 07:42
>>177

サンキュー!!わかりました!
MIDIおいてるからいろいろ関係あってね…。
181ゲームセンター名無し:2001/06/30(土) 16:22
age
>>139
続ききぼんぬ。
182ゲームセンター名無し:2001/07/01(日) 01:14
KOUYOUとかって「無信託」になってるから流してても平気なのでは?
たぶん、、、だけど
183ゲームセンター名無し :2001/07/01(日) 01:27
JASRAC登録になってない曲は個人で権利を所有・管理してるってことだから
コナミに確認取らないといかんのでは?
184ゲームセンター名無し:2001/07/01(日) 15:25
ageとこ
185ゲームセンター名無し:2001/07/01(日) 22:47
dj nagureo Respects -"KAMIKAZE"-

#

era、Presto等の名曲を生み出した3rdstyleの人気を背負って、4thstyleが出荷された。
ナグレオは4thstyle用に三曲を書き下ろしたが、一番聴いて欲しかったのはdj nagureo名義で製作したKAMIKAZEだった。
ヒロシワタナベら、初期のころからbeatmaniaを支えてきたアーティスト。5鍵盤での製作チームの仲間達。
彼らへのリスペクトが、KAMIKAZEには詰まっていた。
ナグレオは自信があった。昔からbeatmaniaをやっていたファンには、この想いが通じるはずだと…

しかし。

KAMIKAZEはナグレオが思っていたよりもずっと、評判が悪かった。
隠し曲であることもあってか、もの珍しさに遊ぶプレイヤーはいたもののそれほど人気は無く、
「最近ナグレオパッとしないよな」
「7鍵の方ではイマイチだよな」
少しすると、KAMIKAZEを見るためにボーダーを狙う光景も見られなくなった。
わざわざボーダー狙って四曲目にやるまでもない曲だ、ということだった。
186ゲームセンター名無し:2001/07/01(日) 22:48
ナグレオはしばらく、曲の製作が進まなかった。
何故皆、俺の気持ちを解ってくれないんだ?皆の胸中には、”彼ら”の事は無いのか?
まだ先の見えないプロジェクトだったbeatmaniaを支えてくれた彼らを、忘れてしまったのか?
2ndMIXに多様なジャンルの曲を提供してくれた、ヒロシワタナベ…
彼の曲の絶大なカリスマ性、まさに彼無くして2ndの成功は有り得なかったはずだ。
3rdMIXで幅広い難易度の曲を提供してくれた、nouvo nude…
2ndの人気を引き継ぎ、beatmaniaの名声を不動のものとしたのは彼らのおかげだ。
…彼らは昔から、beatmaniaを支えてくれていた。製作サイドとして共に様々な苦労を分かち合った仲間だ。
俺の心からの敬意が、KAMIKAZEには詰まっている。
なのに、何故…

やがて隠し曲が解禁されると、KAMIKAZEはアナザーの難しさから、難易度至上主義のプレイヤーに遊ばれるようになった。
しかし相変わらず、曲についてはあまり触れられなかった。
ナグレオが耳にするのは「嫌いじゃないけど…」というユーザーの声ばかりだった。
187ゲームセンター名無し:2001/07/01(日) 22:48
ナグレオは旧メンバーへのリスペクトを自己満足で終わらせたくは無かった。
オフィシャルのコメントを頼まれた時、ナグレオはこう書いた。

隠しということで、楽曲を制作させていただきました。
初代ビートマニアから3年経ち(開発を含めると4年?)、当時高校に入学した人はもう卒業してしまうんですね。
音ゲーの定番化ということで、いろいろと発展していきましたが、これからもビーマニシリーズをよろしくお願いします。
( dj nagureo )

気づいて欲しかった。
KAMIKAZEに込められた本当の意味を。皆へのメッセージを。
188ゲームセンター名無し:2001/07/01(日) 22:48


やがて、恒例行事のサントラ製作。CD用に音の調整をするスタッフ達。
ナグレオは、CDでじっくり聴いてもらえばきっと皆に伝わる、そう思っていた。
しかし、ナグレオは信じられないことをTAKAから伝えられた。
「おいナグレオ、カミカゼの最後がCold Pulseに似てる、パクリかってメールがたくさん来ててな」

ナグレオはしばらく、思考回路がストップした。
口をぽかんとあけたまま、一言もしゃべることが出来なかった。
「だから、サントラ版ではあのフレーズは変えとけよ、いいな」
…そんな。
ビーマーの皆には、全く伝わっていなかった。
ヒロシワタナベへの俺なりのリスペクトは、彼らの目に「パクリ」として映っていたんだ。
ナグレオは、泣いていた。
自分の不甲斐なさ、そしてワタナベらへの申し訳無さが胸に込み上げてきた。

数日後、ナグレオはラストのフレーズに若干の変更を加え、全体的に手直しをしたKAMIKAZEをTAKAに手渡した。
その時、既にナグレオはコナミを辞めることを決心していた。
189ゲームセンター名無し:2001/07/01(日) 22:48


やがて、"STAY WITH ME"を最後にナグレオはコナミを去った。
SLAKEら、本当の意味で仲間と呼べるスタッフ達に後を全て託して。

ナグレオがコナミを去った後、KAMIKAZEに込められた真意、盟友達への挽歌、
そしてナグレオなりのリスペクトが多くのビーマーの共感を呼び、KAMIKAZEはナグレオの傑作として後々まで語り継がれることになった。

Fin
190ゲームセンター名無し:2001/07/01(日) 22:49
一番感動した、KAMIKAZEの部分をサイドストーリーと言う形で書いてみました。
191ゲームセンター名無し:2001/07/01(日) 23:44
192ゲームセンター名無し:2001/07/03(火) 11:53
あげ
193ゲームセンター名無し:2001/07/04(水) 12:55
ほぼ一日ぶり定期。(370台)
194ゲームセンター名無し:2001/07/04(水) 15:20
http://www.age.ne.jp/x/k-a/cgi-bin/image/195.jpg
こんなん見つけました。
195ゲームセンター名無し:2001/07/04(水) 20:12
>>194
でむぽ。
196ゲームセンター名無し:2001/07/04(水) 21:29
>>194
俺こいつに負けてるかも…鬱だ…
197ゲームセンター名無し:2001/07/04(水) 22:52
最後のところが良かった>KAMIKAZEサイドストーリー

俺も2nd、3rdmixの辺りがいちばん好きだからな。
198ゲームセンター名無し:2001/07/04(水) 23:33
リンチ
http://210.155.3.244/mov/gro/rinchi.mpg
首きり
http://www.wonderland.millionserve.co.uk/tqf7/clips/9193uohv/cap017a.mpg
銃殺(女)
http://village.infoweb.ne.jp/~angie/image/mist/movie/kill.mpeg
ボウガン
http://members.nbci.com/bb2gro/g271/fakesnuff.mpeg
オノ
http://210.155.3.244/mov/gro/knife.mpg
電車
http://210.155.3.244/mov/gro/densya.mpeg
ビルから落下
http://210.155.3.244/mov/gro/tobi.mpg

解説:「リンチ」は生きてる男の腕を両サイドから車で引っ張られて、腕が片方とれて
そのまま、車で引きずられます。

「首きり」は、おそらく今まで出てたシロクロのモノの最強バージョンでしょう。
カラー、音付き。

「銃殺(女)」は椅子にくくりつけられた生きてる女が頭を銃で打ち抜かれます。

「ボウガン」は木に縛られた女の腹にボウガンの矢が突き刺さります。

「オノ」は覆面が生きてる男の頭を丸太に乗せて、首を一刀両断します。

「電車」..........................。
199ゲームセンター名無し:2001/07/04(水) 23:45
       ∧ ∧  >>198     ご  ご
        (*゚ー゚)   ┌──┐ み  み
       ノ つξ  |ゴ.   |  箱  は
     〜  ノ     | ミ  ..|  に
      (/ J    |箱..,,,;;;| ♪
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
200ゲームセンター名無し:2001/07/04(水) 23:52
優良スレが台無しだよ・・・。
ていうか、>>198いろんなトコにあるし。荒らすな。逝って良シ。
201ゲームセンター名無し:2001/07/05(木) 13:11

202ゲームセンター名無し:2001/07/05(木) 23:25
漫才スレだけれど、何故かここのネタが使われている……。

漫才スレ 2ndmix
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=arc&key=994144873&ls=50
203ゲームセンター名無し:2001/07/06(金) 19:41
 
204ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 00:17
かなり感動した!特にKAMIKAZEのあたり。
TAKAファンだけど、nagureoも好き。そして昔のビーマニ大好き。
フィクションだろうけど、すっげえリアルだと思う。このまま終わらせるのも
ったいないくらい。
なんつうか、nagureoがいなかったら今の音ゲーはなかったって改めて感じさせ
られた。このスレ残しておくべきだよ。
205ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 18:14
「TAKA、これが約束の曲だ。お前好みの極悪アナザー譜面も付けておいた。
これで文句は無いだろう」
「あぁ、そこに置いておいてくれ。後で聞かせてもらう」
 と、その言葉が終わらないうちにnagureoは背を向け、
「じゃあな」
 とだけ言い残して、部屋を後にした。
「まったく、なにがそんなに気に入らなかったんだか…」
 去っていくnagureoを見届けたTAKAが一人ごちる。彼はまだ、nagureoの決意を知らなかった。

 翌日、TAKAはKAMIKAZEを聞いた。が、それほどいい印象を得たわけでは無かった。
(あれほどの言うから、期待して聞いてみれば…なんてことはない、ただの地味なテクノじゃないか)
 少なくともその時点では、TAKAはそう思っていた。

 後日、4th styleのテストプレイの際、TAKAはなんとなくKAMIKAZEを選曲していた。そ
して、筐体から出る音を聞いた時、彼は衝撃を受けた。TAKAはKAMIKAZEをプレイしながら
も、その目には別の曲が映っていたのだ。それはpatsennerであり、dong-tepo no.1であり、5.1.1.で
あった。それは、UDXにおけるnagureoの歴史そのものであった。
 TAKAはかつてを…これらの曲の作成当時を夢想し、nagureoの曲のある共通点に気が付いた。
「だから…だからあれほど反対したのか…?」
 そしてKAMIKAZEをプレイし終わり、選曲画面に戻る。
そこに映る「KAMIKAZE」の文字…
(KAMIKAZE…神風…特攻…片道覚悟……戻るつもりは無い…?まさか、nagureoは……)
 そんな懸念がTAKAの脳裏をよぎるが、彼はすぐさまその考えを打ち消した。
(nagureoはビートマニアを誇りに思っていたはずだ。それにコナミが彼を手放すはずは無い)
 そう、思い込むことにしたのだ。
206ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 18:18
 その知らせは突然だった。
「あ、TAKAさん。もう聞きました?」
「?何のことだ?ucchie」
「nagureoさんが、CORE REMIXを最後に…退社する話ですよ」
「…やっぱり、そうだったのか…」
「あ、やっぱりもう聞いてましたか。今考えたら、TAKAさんが聞いてないわけないですよね」
「ああ、まぁな」
 TAKAは直接聞いたわけではなかったが、説明するのも面倒なので適当に同意をした。
「ucchie、実は今日は用事があるんだ。すまないが、俺の代わりに仕事をしていてくれないか」
「はい、いいですよ。もう開発もほとんど終わってますしね」
「すまない…」
 そう言うとTAKAは踵を返し、CORE REMIXの開発室へと向かった

「SLAKEは居るか?」
「あれ?TAKAさん、今日は何の用ですか」
「CORE REMIXで20.novemberのリミックスをやりたいんだ。可能か?」
 一瞬考えた後、SLAKEはきっぱりと答えた。
「それは無理ですよ。もう、西脇辰也さんに発注しましたから」
「だったら、jam jam reggaeならどうだ」
「それは、僕が担当しているよ」
 そこで会話に割って入ってきたのはTAKAも良く知っている男…
「good-coolか!頼む、担当を変わってくれ!どうしてもやりたいんだ、頼む!」
「それは…できないよ」
 悲しそうな表情でgood-coolは答える。
「そこをなんとか、頼む!」
「TAKA、これだけは譲れないよ。僕がnagureoさんにしてあげられる、最後のことなんだから…」
「good-cool……」
(そういえば、good-coolは7鍵のメンバーの中では最もnagureoと親しい者だったな…)
 と、そんな時SLAKEが口を開いた。
「TAKAさん。僕が担当する予定でしたけど、まだ手をつけていないe-motionがありますけど…やりませ
んか?担当がどんな曲だろうと、nagureoさんはわかってくれますよ」
「…そうだな。nagureoの最後の作品を成功させる……俺はその手助けが出来れば十分だ」
「じゃあ…」
「あぁ、やろう」
207ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 18:18
 そして時は過ぎて、nagureoが退社する日。
「nagureoさん…行っちゃいましたね」
「ああ…」
 彼は本当に簡単に会社を去っていった。
「nagureoさんがいなくなって…これからビートマニアはどうなるんでしょうね」
「さあな。だが、彼が作り上げたモノ……それを簡単に潰してしまうようなことはしない。彼のあとは、
俺たちが引き継いでいかなきゃならないんだからな」
 そしてTAKAは、nagureoのあとを受け継ぐべく、奮起していくことになる。

 その結果は、我々が、自分の目で、確かめなければならない事だ。
208ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 18:21
TAKAの方の話をかいてみました。
稚拙な文章ですが、読んでいただければ幸いです。
209ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 18:37
↑まあまあまずまずいいのでageeee!

リアル系が多いようなので漏れは敢えてこの(↓)路線で。
>>139の続きれす。覚えてくれている人はいるのかしらん…?
210ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 18:37
Chapter2

「tiger YAMATOぉ!!??」
俺たちはその名に戦慄した。頭の中であの禍々しいレイヴ、「R3」が鳴り響いている!
「そうだ。beatmaniaには曲提供もした上にremixもしたな。知っているな」
「…あぁ」
TAKAが力なく答える。こいつもきっと初めて見たtigerの勇姿に驚いているのだろう。
「それで?どうしてあんたが俺たちの前に現れたんだ?」
「『俺たち』ではない。『俺』の前に現れたのだ」
「???」
俺に用はなくTAKAのために此処へ来たというのか、こいつは。
「おいTAKA!」
いきなり恫喝しやがる。族かコイツは。
「お前の心に歪みを感じた。だから俺は現れた」
歪み…南雲さんに対するアレか?それとも…
「俺の心はbeatmaniaで満たされている。歪んでなどいない」
お前もどうしてそこまで言い切れるんだTAKAよぅ…
「歪んだ心でbeatmaniaに携わってはbeatmaniaも歪む。違うか?」
「…五月蝿い」
「3rd style…第三の様式。成功させたいよな?最高責任者のお前の果たす役割は大きいだろう」
「………」
TAKAは黙り込んでしまった。少しは自分を省みるようになったかコイツも。
「お前の素直な心ゆえに周りを振り返る余裕を持てていない。それでは駄目だ!違うかTAKA!」
また恫喝だ。
「俺は、どう、すれば、いい」
「このtiger YAMATOに従え。いや下僕になれとは言わない。俺の言葉を心に刻むのだ。今はもう寝る」
はぁ?
「さあ帰れ、早く帰れ!!!」
恫喝。何を焦っているんだ?
「仕方ない、TAKA、帰るか…」
「俺は…どうすれば…」
そして俺たちはtiger YAMATOを後にして帰路についたのだ。
…結局、俺は全く構ってもらえなかった。まあいいが。
211ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 18:37
「…はぁ、はぁ」
reo君…いやもう違うんだ。また出てきたんだきっと…
「はぁはぁ…あ」
見覚えのある車。やっぱりそうだったんだ…
「おう、久しぶりだな。sugi」
「tiger YAMATOだね…何年ぶりかな。それに今の僕はsugiじゃない。DJ SIMONって呼んで欲しいな」
「そうだ。beatmaniaに曲を提供していたな、斬新な曲を」
これはソフトランディングを馬鹿にしてるのか素直に褒めてるのか…
「やれやれ人と触れたのは本当に久しぶりだ。幼い頃はしょっちゅう出てきたのだがな」
そう。僕が初めてtiger YAMATOに出会ったのは渋谷のライブハウスでのことだった。
僕とreo君で組んでた渋谷系を装ったバンドのライブで、たちの悪い客が汚い言葉と
卑怯な行為でブーイングを飛ばした時…その客をreo君が半殺しにした。でも違った。
それをやったのは今、目の前にいるtiger YAMATOだった。reo君が窮地に立ったときにreo君の
心の殻を破壊して出てくると教えてもらった。そしてreo君は彼の存在を知らない…
「一つ聞いてみたかったんだけど、LUVMEのdiscoやR3を作曲したのはやっぱり」
「そう俺だ。reoがスランプで発狂しかかってたから俺が取って代わってやった。
やはり作曲は良い。心地よかった」

「それで、今また君が出てきたってことはreo君が窮地に立っているってことかい?」
「ああ。原因は…言うまでもないな」
「TAKA…」
僕は何か呪われた名を口にした気分になった。そう感じた自分が嫌に思えた。
「奴は本当にbeatmaniaを愛している。それは判るな?」
「…うん。でも」
「奴には何かが欠けている。否、何か余計なものが備わっていると考える。俺は」
「余計なもの?」
「奴は…reoと同じだ。心に獣を飼っている」


See you BEMANI DJs...
212ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 18:49
e-motionってイーモーションって読むってホント?
ずっとエモーションだと思ってたんだけど。
213補完サイト管理者:2001/07/08(日) 19:44
過去揚がった、話をHTML化してみました
ちと、忙しかったんでテキトーです(w
暇になったら、再編集するんで待ってください
214ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 19:48
GOTTAのノンストップであの糞MCが「イ〜〜〜・モーション!」とかほざいてた
215ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 20:18
>>205-207

nagureo storyより個人的に泣けた。
もしかしてKAMIKAZEってホントにそう言う意味だったのかしらん。
e-motion ROMANTIC STYLEの作成理由とかも実にホントっぽいし。
そう言う風に考えるとCORE REMIXにgood-cool、dj TAKAの両名が
リミキサーとして参加してるのは結構興味深いかも。

>>210

某所スレではパクリネタ使ってしまって本当に申し訳ない
というかこういう話実はLuv。
続きもあるのかしらん。
216ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 20:21
>>210
>「3rd style…第三の様式。
お前はエキサイト翻訳マシーンかよ(爆笑
217ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 22:03
TAKA編&tiger YAMATO編も良かった!!
215も言ってるけど、CORE REMIXの話、何となく本当っぽいし。
続きあったら是非読みたいです。
218ゲームセンター名無し:2001/07/08(日) 22:57
このスレ面白い。マジで。
個人的にはこのままギャグ路線に行かないでほしい…
219ゲームセンター名無し:2001/07/09(月) 01:25
>>218
激しく同意
220ゲームセンター名無し:2001/07/09(月) 01:56
ギャグ路線は本家漫才スレに任せよう。
ココは感動を与えるスレであってほしいなぁ。
221ゲームセンター名無し:2001/07/10(火) 01:00
下がりすぎにつきage
222ゲームセンター名無し:2001/07/10(火) 01:06
私のtiger YAMATOネタをギャグと思われる方がいましたら
以降は自粛いたしますよ。
なるべくネタっぽさを装って感動っぽくしたいというのが野望ですが。
223215:2001/07/10(火) 06:52
>>222
その方向でファイト!
感動話にする事は十分可能だと思います、きっと!
224KEI:2001/07/10(火) 13:06
>>222
どうせなら漫才スレに書いてよ。あれはあれで面白い
225218:2001/07/10(火) 16:15
>>222
いや、tigerネタの事を言ったんじゃないです。
「このまま」って書いた通り、このスレにはギャグ路線のものはないと捉えてるんで。

続編、待ってますよ。
226ゲームセンター名無し:2001/07/11(水) 00:20
ポップン6でサイモンが作詞してる
エヴァーポップはnagureoに向けた
詩な気がする・・・。タイトルは
「2nd Adventure」、詩の中には
「さよならで始めれば答えはすぐ見つかるはず」
と・・・。
227ゲームセンター名無し:2001/07/11(水) 00:37
age
228ゲームセンター名無し:2001/07/11(水) 17:36
今思うと、BMIIICOREに"R5"が収録されたのは…
ナグレオへの、リスペクト…なのかも知れない。
うっ、なんか泣けてきた。やば
229ゲームセンター名無し:2001/07/11(水) 18:10
俺、R"3"がすっげー好き。
230ゲームセンター名無し:2001/07/11(水) 18:23
Rシリーズはだんだんnagureo色強くなってきてなぁ。。。
壱萬とかイマイチ
231ゲームセンター名無し:2001/07/11(水) 18:29
>>230
いや、壱萬はギャグだろ
232ゲームセンター名無し:2001/07/11(水) 21:09
そういえば結局、nagureo=tigerってなった決定的な証拠って何だったの?
昔nagureoコースにR3があったとか、車繋がりって事は知ってるけど…それだけだっけ?
233ゲームセンター名無し:2001/07/12(木) 09:51
>>232
PPPサントラの"Hold on me/tigerYAMATO(reo nagumo)"
234ゲームセンター名無し:2001/07/12(木) 17:10
>>210
(・∀・)イイ!
続きが気になるあげ
235ゲームセンター名無し:2001/07/12(木) 17:25
>>233
し、知らんかった・・・。パラパラに南雲さんが参加していたとは・・・。
不覚・・・!
236ゲームセンター名無し:2001/07/12(木) 18:04
>>235
南雲氏より村井聖夜氏が、関わっていた事の方が
ショックが大きいです。
237ゲームセンター名無し:2001/07/12(木) 21:59
聖夜ってビーマニ界ではどうなの??
ポップンとキーマニには、その世界観に
合った曲を提供してると思うんだけど・・・。
キャッチーな曲作らせたら右に出る者は
いないって感じ。
238ゲームセンター名無し:2001/07/13(金) 01:08
>>237
キャッチーというか…声優系の安ポップスだよな。
239ゲームセンター名無し:2001/07/13(金) 16:16
聖夜氏、ビーマニには曲提供してないんじゃない?
240ゲームセンター名無し:2001/07/13(金) 22:59
定期age。
241ゲームセンター名無し:2001/07/14(土) 00:25
聖夜氏はしてない。

ちなみにビーマニとキーマニとポップンの
プロデューサーはオカモト氏、
ギタフリとドラマニのプロデューサーはオオタ氏。
これ聞いて何か感じませんか?
242ゲームセンター名無し:2001/07/14(土) 00:51
>>241
マジレス。
EAST製作とWEST製作の違いじゃないの?
EAST:ビーマニ、ポップン、キーマニ、パラパラ
WEST:DDR、ギター、ドラム、DMX
だったと思われ。
243ゲームセンター名無し:2001/07/14(土) 19:58

           ____________
          ||                ||
          || 常時age推奨!      ||
          ||          。   ΛΛ
          ||          \ (゚Д゚ )
          ||________⊂ ι|
  ∧ ∧    ∧ ∧    ∧ ∧     |  |
  (  ∧ ∧ (   ∧ ∧ (  ∧ ∧    UU~
〜(_(  ∧ ∧ __(  ∧ ∧__(    ∧ ∧
  〜(_(  ∧ ∧_(  ∧ ∧_ (   ∧ ∧
    〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)
      〜(___ノ  〜(___ノ   〜(___ノ
244ゲームセンター名無し:2001/07/15(日) 04:46
感動age!
245たびと:2001/07/15(日) 09:17
記念書きこみ
246208:2001/07/15(日) 15:21
>>215
>>217
感想ありがとうございます。
実はあの後、

TAKAがnagureoの後を継ぐべく、様々なビーマニシリーズに曲を提供。

しかしそのため、古巣のUDXに力を注ぎ込めなくなる。

UDXピンチ!!

と書こうとしてたんですが、需要が無さそうなのでやめました(w
なんかこのスレではTAKAよりnagureoって雰囲気なんで。
247ゲームセンター名無し:2001/07/15(日) 22:28
age
248ゲームセンター名無し:2001/07/15(日) 22:41
どうすればTAKAたんとセクースできますか?
249ゲームセンター名無し:2001/07/15(日) 22:46
DJ.MARY
RiQa
250217:2001/07/15(日) 22:57
>>246
続き読んでみたい気もするけど、確かにnagureoな雰囲気だね。
LION MUSASHIとtiger YAMATOの話とか。
つうか、この先2DXマジどうなるんだろう・・・

マジ感動物語なのでage
251ゲームセンター名無し:2001/07/15(日) 22:59
                     ◯"
                ノハヽヽ   ノハヽヽ☆
         ノハヽヽ   ( ´D`)   ( ´D`) ヾ◯
  ノハヽヽ  ( ´D`)   ⊂  )⊃  (  ⊃   
  ( ´D`)  ( ⊃ )   ((__)     ((__)   
  ⊂  )   ((__)    〃             
 、((__)=@ ヽ〃
    B B B B4U !!
252ゲームセンター名無し:2001/07/16(月) 00:08
クラブ板にて此処のnagureo物語に感動した人が更にプチ感動しそうなレスをハッケソ。

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=dj&key=987951035&st=119&to=119&nofirst=true

これ↑で行けるかな? 自信なし。
まさか此処の人の自作自演じゃないよね(藁
253ゲームセンター名無し:2001/07/16(月) 00:08
行けたわ。一安心。
254ゲームセンター名無し:2001/07/16(月) 01:13
Chapter3

tiger YAMATOが俺たちの前に現れてどれほどの時が過ぎたろうか。
あれからTAKAの様子がどこかおかしい。
「おいTaQ、ちゃんと曲作ってんのか!?」
鳥肌もんのムンベをちゃんと作ってるっての!
「good-coolてめえ、音源チープだからって甘ったれんなよ!」
「上野さん…しっかりしてくださいね」
外見はスタッフに当り散らしているだけのようだが、TAKAの檄はそのbeatmania
に対する情熱ゆえにだろうと、作曲陣は皆、懸命に作曲を行っている。
しかし、これには参った。
「reoさん、そっちはダイジョーブなんですか?俺たちにメインの客層を
奪われたからって手ぇ抜いてません?」
これもまあ奴のbeatmaniaに対する情熱ゆえの言葉と受け取ることもできる。
しかし…いやもう一々言うまい。
「んん、別に…」
南雲さんも無気力に返答する。やはりTAKAにお株を奪われたのが堪えてるのか…
「もうdj nagureoはDis、だな」
奴が俺にこう言った。中途半端にクラブ用語を使ってるのが少しイタイか。
「今日のあの様子見たろ?あの人、もうビーマニへの情熱を失ってる」
俺はそうは思ってはいないので「んんん」と適当にはぐらかした。
「けど、前も言ったと思うがお前の態度」
「判ってる!判ってるんだよ!でもなあ、でも…」
その時だった。
255ゲームセンター名無し:2001/07/16(月) 01:13
「reo君…」
僕は完全にポップンに配属されて、すぐ近くの部屋のビーマニ部署へも中々
顔を出す暇もない状態だった。
「sugi。ポップンの調子はどうだ?」
「うんまあまあ」
本当は僕はreo君と一緒に仕事をしたかったけど言わなかった。
これ以上reo君が憔悴しきった姿を見たくない。
でないとまた…
「…なあsugi、久々にどうだ?」
「?」
「あの頃を偲んで2人で」
「…reo君」
reo君も僕が実は参ってる事を察知してくれたのかもしれない。
その日、仕事を早く上げた僕らは懐かしいスタジオに向かった。
「よっし、いくぞsugi」
「OKだよreo君」
楽しいセッションだった。あの頃のことが思い出されてきて色んな出来事、
色んな人のことが心に浮かんできて曲を作ることがこんなに素敵だってことを
「…こういうのも悪くないな、sugi」
「そうだね。何かいろいろ思い出しちゃった」
「…負けんなよ」
「ふふん、reo君もね!」
「うん」
スタジオ中がとても心地いい雰囲気に満たされて
とても心地いい気分になって僕らは
何にも縛られず、ただ泣いていた。


「reo君?」
気がつくとスタジオにreo君の姿が無かった。代わりに不吉そうな一枚のメモ。
   感動中に失礼だが行かねばならなくなった。佐羅馬!
                           虎大和
僕らの安穏の時間をも奪ってまで…彼はどこに行くっていうんだ…
256ゲームセンター名無し:2001/07/16(月) 01:13
荒れてるな。dj TAKA」
「tiger YAMATO…」
またアイツが俺たちの前に姿をあらわした。またあの格好で。
「第三様式の準備は捗ってるか。お前はリーダーたる行動をしているか」
「…」
TAKAは黙ったままだ。今、こいつは何を考えているのか…腐れ縁の俺も読めない。
「YAMATO…」
TAKAが重い口を開いた。
「俺はなにをすべきなんだ…」
コイツが今、信じられない言葉を吐いた。
コイツが他人に助言を求めたのはどれほどぶりだろうか。
コイツはそれほどtiger YAMATOの存在に衝撃を受けたというのか。
「呵呵大笑!良い傾向だ。己を省みることから進歩は生まれる」
俺はどうしてもこの胡散臭い風体に「引いて」しまうが。
「貴様は失せる」
突然、YAMATOが俺を指差して命令形でなく終止形で威圧した。
「貴様は失せるべきだ」
やれやれ、俺は顔が紅潮しているTAKAに一瞥をくれてその場を去った。
そして部屋の外から立ち聞きした。黙って退くほどヤワではない。
「TAKA、貴様の心は大いに不安定だ。俺には理由がわかる」
「別に不安定なんかではない」
「認めろ。己の負の精神を…目を逸らすな」
「…ああ、俺の心は不安定だ。大いに」
何やら自己啓発セミナーっぽい様相を呈し始めた。
「不安定な心…其処のみを見つめろ。逸らすな!」
瞑想?をしているのかTAKAは。
「あ、あが、ごあ」
!?? TAKAの様子が変だ。
「貴様は去れと言った!」
突然、部屋のドアをぶち破ってマウスが俺の顔面にあたった(のか?)。
ああ成る程、俺が立ち聞きしてるのをYAMATOに悟られててキレてマウスを
俺を狙って投擲したのか。すごい腕力だよね。いやそんなことよりTAKA…


俺が朦朧とした意識の中で見たものは、見慣れない男がシーケンサーを
邪険に扱って作曲に没頭している姿だった。まるで百獣の王のような
鬣をたくわえた雄雄しい男…お前が…まさか…TAKA…なのか…?
257ゲームセンター名無し:2001/07/16(月) 02:53
>>254-256
覚醒TAKAカコイイ! よってage。

>>呵呵大笑!
すげぇ笑い方だなオイ(藁
258ゲームセンター名無し:2001/07/16(月) 04:51
reo×sugiに見えてしょうがない
259ゲームセンター名無し:2001/07/16(月) 05:09
ラブコメ書いてくれ
260254とか書いた奴:2001/07/16(月) 08:47
>>258
しまった!! 不覚でした気をつけます。
261ゲームセンター名無し:2001/07/16(月) 19:30
>>257
激しく同意。YAMATOもいいけど覚醒TAKAカコイイ!
続編期待!
262ゲームセンター名無し:2001/07/16(月) 19:56
一人称はTaQか?
263ゲームセンター名無し:2001/07/16(月) 20:42
ポップンミュージック(5)をダンスしながらプレイしよう!

毎週の水曜の17時頃、土曜の19時頃に横浜の西口五番街(ゲーセン:フリーダム)ポップン野外設置台にて、今横浜ポッパー間で話題独占のアクションポッパー:神楽坂雅紀が実演中!

詳しくは彼のオフィシャルHP
http://www1.odn.ne.jp/~cah45800/
http://www1.odn.ne.jp/~cah45800/oto.popn(アクションポッパーテクニック集)
をご参照下さい。
264ゲームセンター名無し:2001/07/18(水) 03:18
reo×sugiのエロ小説書いたら、reo×sugiのエロ画像あぷしてやるよ
265ゲームセンター名無し:2001/07/18(水) 05:13
reo「す・・すぎィ・・ハァハァ」
sugi「れ・・・れお君・・ハァハァ」
>>264
よっしゃ、画像あぷすれや。
266ゲームセンター名無し:2001/07/18(水) 15:38
ホモネタは禁止じゃないのか?
267ゲームセンター名無し:2001/07/18(水) 18:40
ホモネタは漫才でさえも禁止だからこっちでなんざ以ての外。
268ゲームセンター名無し:2001/07/18(水) 19:41
>>267
(´_ゝ`)ふーん
269ゲームセンター名無し:2001/07/18(水) 19:43
荒れるのでやめたほうがいいとおもいます。
270ゲームセンター名無し:2001/07/19(木) 08:36
あげ
271ゲームセンター名無し:2001/07/19(木) 10:55
あげないねかやたなら
272ゲームセンター名無し:2001/07/20(金) 03:11
「今更…戻れる訳無いだろ…」
「そんな事無い!みんな…reo君が戻ってくるのを待ってるんだよッ!!」
いつの間にか僕は…泣いていた。


俺達の前にそびえ立つ巨大な影。それは紛れも無くあの…
「あ、アンタは…!!」
「久しぶりだな。俺は男気のトラッカー、tiger YAMATO…」


背を向けて去っていくTaQ。それを毅然と見送るTAKA。
「止めなくていいんですか?!」
「好きにさせておけ。アイツは…TaQは必ず帰ってくる」


そして再び、時代…eraは動き始める。
beatmaniaIIDX 6th Style ロケテスト開始。
273ゲームセンター名無し:2001/07/20(金) 03:16
なんか壮大なドラマの序曲を感じさせるな(w
274272:2001/07/20(金) 03:20
予告編っぽく。ていうか誰か本編書いて下さい(他力本願

ロケテの段階でTaQが居ないってのが長編スレとしては美味しいですな(w
275ゲームセンター名無し:2001/07/20(金) 13:23
>>254-256
MUSASHIがイカス!
これのTAKAの話も書きたくなってきたよ(またTAKAかよ)

あ、もし書いても、ここには書き込まないので安心してください。
276ゲームセンター名無し:2001/07/20(金) 23:15
↑そんなこと言わないで書き込んでおくれよ!!
277ゲームセンター名無し:2001/07/20(金) 23:15
↑そんなこと言わないで書き込んでおくれよ!!
278ゲームセンター名無し:2001/07/21(土) 00:26
↑2度も書き込むなよ!!

でも同意。
279ゲームセンター名無し:2001/07/21(土) 06:03
おお予告編が。激しく期待。

しかし、マジでnagureoには戻ってきて欲しいな。
6thにY31入ってるけど。
280ゲームセンター名無し:2001/07/21(土) 15:04
TAQはどうでもいいがnagureoは戻ってきて欲しい!
281ゲームセンター名無し:2001/07/21(土) 16:36
>>280
禿同
282ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 04:10
>>280
俺は逆だなぁ…とまではいかないかもしれんが
TaQ氏がやめるとなると、TaQマンセーな
俺としては、大幅に楽しみがなくなるもんで…ハァ…
283ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 10:06
TaQはいないわけではないらしい。
どうやらgood-cool/TAKAと一緒になんかの曲のリミックスやってるとの話。
284ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 10:58
 それはある日の深夜、1人の男との出会いで始まった。
 あれは3rd styleの開発が始まった直後だっただろうか、あの男…tiger YAMATOに出会ったのは…。

 その日も俺たちはUDXの開発に心血を注いでいた。前作2nd styleの好評に応えるためか、次の作品
3rd styleに対する開発スタッフ達の意気込みは半端ではなかった。
「さてと、俺たちも引き揚げようぜTAKA」
「おう」
 残業時間も終わり、今ここに残っているのは俺とTaQの二人だけだ。
「ところでTAKA、例の修さんの件だけど」
「ああ、アポは取っておいた。なんとか一曲くらいは…」
 とその刹那、俺の言葉をさえぎるようにけたたましいエンジン音が響き渡る。
「うわ!うるせーの」
「近所迷惑だな」
 そのエンジン音が止まったかと思うと、今度は階段を上る音が聞こえてきた。
「? 誰だ今頃」
「今の車の奴だったりしてな」
「アヒャヒャ!」
 その瞬間、乱暴に開かれる扉……そしてそこに立つ男…。ごつい体にオールバック、サングラス、
黒い革ジャン……こいつは暴走族か?
「ど、どちらさんですか?」
 恐々ながらも聞いてみる。
「成程。あんたがTAKAか」
 俺を知っている!?誰なんだコイツは……見たところビーマニをやるようには見えないので、俺の
ファンだとかじゃ無いだろうが。
「随分と勢いづいているそうだな。良いことだ」
「とやかく言う前にまずそちらが名乗るのが礼儀では?」
 クソ!なんだってんだ!いきなり出てきて偉そうな口を利きやがって。
「ははあ! 礼儀だ? 先人への敬意も払えないお前にそんな事を言う資格があるのか!」
 男の一喝。隣ではTaQが、俺と同様に震え上がっている。
「まあいい。名前ぐらいは知っているな? 俺は男気のトラッカー、tiger YAMATO…」
285ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 10:59
「tiger YAMATOぉ!!??」
 それは俺たちも聞いたことがある名だった。かつて、初代UDXに曲を提供してくれた男の名だ。
「そうだ。beatmaniaには曲提供もした上にremixもしたな。知っているな」
「…あぁ」
 なんだ?クソ、目眩がする。どうもコイツと話してると調子が狂う。
「………を振り返る余裕を持てていない。それでは駄目だ!違うかTAKA!」
 どうやらほんの数瞬気を失っていたらしい。気が付くとtiger YAMATOが何か言っていたが、俺には
どうでもいい。ただ、早くコイツと別れたい。俺が思うのはそれだけだった。
 刹那、tiger YAMATOではない、別の誰かの声が響き渡る。
(そんなだからダメなんだよお前は)
 何だと…?
(今のお前がビーマニに参加していても、百害あって一利なしだ)
 今の俺じゃダメだってのか?
「俺は、どう、すれば、いい」
 やっとのことで重い口を開く。一体誰に向かって吐いたのか分からない質問…あるいは自問だった
のかもしれない。
「このtiger YAMATOに従え。いや下僕になれとは言わない。俺の言葉を心に刻むのだ。今はもう寝る」
 それは一回目の邂逅。以外にあっけなくtiger YAMATOとは別れたが、俺の心の中ではあの言葉が、
いつまでも繰り返され続けていた。

(そんなだからダメなんだよお前は)
(今のお前がビーマニに参加していても、百害あって一利なしだ)
286ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 11:00
 あれから俺は体調が悪くなった。毎夜夢に出てくるtiger YAMATO、そして繰り返されるあの言葉。
限界に近かった。ただミュージックプロデューサーとしての責任感だけが体を動かしていた。
 ふと、隣から声が聞こえてくる。
「ですからねgood-coolさん、なんてゆうのかな、もっとこうギョピギョピさせるんですよ。あと、
ギュイーンって感じで……」
 この声はGOLIだ。相変わらず無茶苦茶言ってるが、まぁ相手が俺じゃなきゃどうでもいい。
 そんな日常の一コマが、本当に大切に思われる。やっぱり俺の居場所は此処なんだと…そう心から
思っていた。
287ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 11:00
 そして、二度目の邂逅も唐突に訪れる。
「荒れてるな。dj TAKA」
 忘れようとしても、忘れることのできないこの声、そして体躯。tiger YAMATO……今の俺の異常は
コイツから始まっている。恐らくは解決の鍵になるのも……。
「第三様式の準備は捗ってるか。お前はリーダーたる行動をしているか」
 わからない……。俺は精一杯やってるつもりだ。だが…。また、あの言葉が心に響く。
(今のお前がビーマニに参加していても、百害あって一利なしだ)
「YAMATO……俺はなにをすべきなんだ…」
 俺はYAMATOに助けを求めた。それにYAMATOは気を良くしたらしく、TaQを追い払って2人で話をする
ことになった。
「TAKA、貴様の心は大いに不安定だ。俺には理由がわかる」
「別に不安定なんかではない」
「認めろ。己の負の精神を…目を逸らすな」
 コイツは一体何を知っているんだ?どうも、YESと答えるしかなさそうだ。
「…ああ、俺の心は不安定だ。大いに」
(そうだな。とても不安定だ……今にも壊れてしまいそうなほど…)
 !?あの声だ。一体この声はどこから?
(どうでもいいじゃないか。 そんなことは)
 俺の心が読めるのか!?何処にいるんだ?姿を見せろよ!
(そんなに俺に会いたいのか…)
 ふと、その声は耳から入ってくるものじゃないと、自分の内から湧き上がってくるものだと気づく。
そして、最後の言葉の後に湧き上がってきたものは……怒り、悲しみ、破壊衝動…それは、かつて自分
が、生きていく上で、音楽を作り続ける中で捨ててきた感情。
 体が動かない。まるで、自分の体ではなくなったかのように。そして、途端の咆哮。これは、この獣
のような咆哮は、俺の体から出たものなのか……俺は、そこで意識を閉じた。
288ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 11:00
 あの後TaQに俺がどうなったのかを聞いた。アイツはなかなか話したがらなかったが…。
それを聞いたとき、俺は驚愕した。俺の中のもう一人の自分、俺が作り出した第二の人格。
信じたくはなかった……が、目の前にある一枚のMOが何よりの証拠だった。
 その中に入っていた、名前も無い曲。それは荒々しくも力強い、自分には到底作ることのできない曲
だった。結局、俺にはその曲に名前を付けることはできず、VJ GYOに名付けてもらった。

「TAKA…」
「ん?なんだTaQ?」
「なんか、変わったよな。お前」
 ……そうかもしれない。俺の中にいる、もう一人の自分。(あの後、tiger YAMATOからLion Musashi
という名だと聞いた。それが真実かどうかは判らないが)それを、俺はポジティブに受け入れられるよ
うになっていた。
 俺は思う。もし、今度彼が出てきたら……そのときは、二人で曲を作ろう、と。
289ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 11:09
>>276
書き込んでみたけど……ヘッポコだよ?
あと、これはtiger YAMATO編のAnotherみたいなもんで、向こうとは多分繋がりません
なので、向こうのファンの人は読まない方がいいヨ。YAMATO編の作者の方も無理にこっち
と繋げる必要はないんで、頑張って続きを書いて下さい。

なんかまたTAKAの話書いちゃったなぁ。俺はTAKA屋か?
290=276:2001/07/22(日) 12:32
全然ヘッポコじゃないって!!良かったよー! 是非TAKA屋続けてください。
291ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 13:12
>>289
虎大和ネタを書いてる奴です。

とっても……………イイイイイイイイイイイイ!!(°∀°;)
自分はnagureoとTAKAの視点では書かないつもりだったのでまさにANOTHERって感じで。
いわゆるインタラクティブストーリーって奴ですね。なんだかカコイイ…

>無理にこっちと繋げる必要はないんで
いや折角なんで繋げさせて頂きたいれす。ネタ的にも参考になって有難いので(藁
292ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 13:39
>>274
>「今更…戻れる訳無いだろ…」
>「そんな事無い!みんな…reo君が戻ってくるのを待ってるんだよッ!!」
>いつの間にか僕は…泣いていた。
この続きをnagureo話を書いた人に
>俺達の前にそびえ立つ巨大な影。それは紛れも無くあの…
>「あ、アンタは…!!」
>「久しぶりだな。俺は男気のトラッカー、tiger YAMATO…」
これを虎大和ネタ書いてる人に
>背を向けて去っていくTaQ。それを毅然と見送るTAKA。
>「止めなくていいんですか?!」
>「好きにさせておけ。アイツは…TaQは必ず帰ってくる」
これをTAKA屋に書いてもらうとか(藁
つーか、ここは何人書き手がいるんだ?
293ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 16:27
↑いいね、この案!!個人的にすごく賛成。
294ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 16:28
ザッピングシナリオシステムか、すげ(w
295ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 19:02
 お久し振りデス。一番最初のnagureo story書いた者ですが
5鍵版6th mixも出た事なんでそろそろ書こうかと思ってましたが、今tiger YAMATO
storyが調度いいとこなんで、邪魔になるのも悪いと思いしばらく静観してました。
 実は今度は違う人で書こうと思ったりして・・・・
296ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 21:04
>>295
神降臨!!(笑)
スンマセン自分、でしゃばってしまって。
こっちの事など気にせずにまた一発お願いします〜。
で、さっさと終わらせようということで虎大和の続きをもうすぐ…
何かストーリーが破綻しそうなんですが…大丈夫か…?
297ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 21:35
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       | お、今ビリーが走ったYO!
       \_  _________
          ∨
         ∧_∧
        (´∀` )
      __○_○__
      | .___ ..|  |
      | .| i.| i.| i.|  |  |
   ∧ ∧ .| i.| i.| i.|  |  |
    (  ,,) .| i.| i.| i.|  |  |
   /  つ ̄ ̄ ̄  | ..::|
 〜(__). °°° | ::::|
   |__|  ̄ ̄ ̄ ̄ |..::::::|
    ||          .|::::::::|
    ||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ̄ ̄  |\
     / ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     | 黙って見てろよ。
     \___________
298ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 22:30
>>297
どんちゃん2??
299ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 22:36
>>292
その3人とKAMIKAZEのanother書いた人の4人かね?
another書いた方々はどうも話が弱い気がするが。
>>296
九分九厘あのanotherのせいですな(w
300ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 22:45
Chapter 4

3rd styleは鬼のような難易度でありながらなかなかの盛況ぶりを誇った。
「ちょっと今回、難易度上げすぎちったかな…」
TAKAはその人気とは裏腹にどこか困惑の表情をうかべていた。
「仕方ないさ。それを求めるプレイヤーが多いんだからな」
「でも俺は未だに信じられない。Lion Musashi…」
「…」
俺もまた困惑した。実際をコイツに話してしまったのは正解だったのか…?
「お前が奴…いや俺から曲を受け取ったんだろ? どんな感じだった?」
「どんな感じ…」
どんな感じだったか…

意識を失いかけた俺の頭が何かで小突かれた。
「痛つっ…」
「…起きな」
目をあけると真ん前に見慣れたようで初めて見たような奴が立っていた。
「TAKAか?」
おぼろげな意識を必死に保ちつつ俺はその名を発してみた。
しかしその容貌、着ているシャツは無残に裂けて、髪がまるで鬣のように…
「鷹?はは何言ってる。そんなことより曲を作った。受け取っとけ」
そいつは乱暴に1枚のMOを俺の前に落とした。
「誰だ、お前は」
「俺。俺は百獣をも統べ得るトラッカー、Lion Musashi」
ライオンムサシ。漢字にすると獅子武蔵。
その名にインスパイアされて浮かんだもう一つの名は…虎大和。
漸く俺は気づいた。TAKAはあのtiger YAMATOによってLion Musashiになった。
TAKAは二重人格者ってやつだったのか? いやむしろ、何者だ、tiger YAMATO…
「確かに曲は渡した。去るぞ」
「待て!お前は…お前は何のためにこの曲を作った?」
この武蔵がなぜbeatmaniaに曲を提供するっていうんだ?
「何のため…?……アグゥアっ!」
突然、武蔵が倒れた。そして俺の意識もまた…

こんな感じだったな。
「どんな感じ…そうだな、鬣を生やしたゴツイ男だったな。シャツも破れて」
「なんだそりゃ」
TAKAがへにゃっと笑いやがった。否、その笑いは偽りだ。
俺がコイツに事実を打ち明けた時、コイツは明らかに取り乱していたからな。
そして、休む間もなく上から続編製作の命が下った。4th style…
301ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 22:46
その話を聞いて僕は特に何も思わなかったと言ったら嘘になる。
僕は敵陣視察ということでIIDXの第3弾をプレイしてみた時、ある
コンポーザーの名義がすぐさま心に直撃した。Lion Musashi。
この名を見て思い浮かばない筈が無い。tiger YAMATO。
此処に僕は今ごろtiger YAMATOが現れた理由を見た気がした。
慌てて僕はIIDXのロン毛の人にLion Musashiのことを尋ねた。
「ああ、それね、TAKA君のニックネームらしいね」
ニックネーム?そこに違和感を覚えた僕はロン毛の人を追及した。
「…参ったね。あの曲にはね。僕のピアノとは異なる種のパッションが溢れている」
そんなことを聞きたいんじゃないのに…
「あれをTAKA君が作ったとは思えないね。
 明らかに彼の作曲のベクトルと方向を異にしているからね」
「でも…TAKAが作ったんでしょう?」
「だからね、つまり、アレだよね。二重人格」
どこか投げやりにロン毛の人は答えた。
僕は…激しく揺すぶられた。DOCTOR-Sなんて名で馬鹿なremixをやってる自分が
情けなく、憎らしくさえ思えた。YAMATOが、さらに二重人格者を生み出した。
しかも、ターゲットはあのdj TAKA。…波乱の、予感がする。
「で、それで」
僕は気を何とか持ち直して再びロン毛の人に聞いてみた。
「TAKAは、その事を…」
「ウン、知ってるみたいだね。盟友が直接、説明したらしいね」
…僕は、事実をreo君に伝える勇気は無い。その盟友って人は偉いなと思った。
いよいよ、話す時が来たのだろうか。
302ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 22:46
「やれやれ、貧乏暇無しか」
TAKAがうんざりそうに(まあ社交辞令みたいなものだ)ボヤいた。
4th styleに取り掛かり始めてまた地獄のスケジュールが幕を開いたのだ。
「で、今回もアレか、高難易度主義ってのに走るか?」
俺はちょっと示唆を含ませた感じでTAKAに聞いてみた。
「そういうのを願うメールが殺到だからな。原因はやっぱり」
言うまでもない。俺の曲のANOTHER、虎大和のANOTHER、そして、
「THE SAFARI…」
この曲…本当に恐ろしい。
…まさか、また曲を作りに現れるのか? 奴、獅子武蔵は…
「フフ」
TAKAがイキナリ微笑んだ。何だ気持ち悪い。
「最近、おれのもう一つの人格を見つめられるようになってきてな」
「…そうか」
「今度出てくるときは、俺とMusashiのコラボレーションとかだったりな」
「はは」
切ないジョークについ笑ってしまった。その時!
「巫山戯るな!甘ったれるな!ぬるい!ぬるすぎる!」
誰の声かと思ったが考えるまでも無い。この口調、このドス声。
「YAMATOさん…」
とうとう「さん」付けかよ!
「……」
YAMATOは黙って俺を凝視している。
「ハイハイ、分かっていますよ…去れって言うんですよね」
そしてその瞬間、YAMATOの凄まじい蹴りが俺の腹に食い込んだ。
成る程、俺がまた去る振りして立ち聞きするって事は悟ったって訳か。
でも意識を失いながら俺がポケットのレコーダーのRECボタンを押すことまでは
さすがに予見できないようだな。運良く2人の前に倒れたままにな、り、そぅ…
303ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 22:47
その時に録れたのはこんな会話だった。
「YAMATOさん。あなたのおかげで僕は完全に二重人格者になったようで」
「ふふはは」
「でも、わからないんすよ。僕がその…ライオンになっている間の意識とか」
「無理も無い。お前より武蔵の精神力が圧倒的に強い」
「でもでも、日常で奴は常に俺に語りかけるんです。ネガティブな言葉を吐いて」
「ネガ…そうか…奴の目的は判断した」
「目的?」
「武蔵はお前の心の不安定に付け込んで肉体を完全に我が物にしようと」
「あひゃひゃひゃひゃ!」
「ど…どうした?」
「ひゃひゃ…い、いや。あまりになんかジュニアノベルスみたいな話で」
「逸らすな」
「…俺、色々考えて…もう一人の俺って奴を前向きに…受け入れようかっ…うぅっ」
「泣くな阿呆」
「でも…結局Musashiと俺は…相反する者同士なんっすね…うぐっ」
「そして、俺がお前の前に現れた目的もこれで判断した」
「それは…つまり」
「そうだ。武蔵を消す」
「…」
「怖いか」
「いや、でも…方法を」
「それは、…此れを止めてからな」
ゴソゴソ…ガシャブっ!

そこで録音は終わった。結局これも気付かれたのか。
途中の男泣きでは竹馬の友を自負する俺は涙ぐんでしまう。どうでもいいが。
しかし収穫だ。少しずつ不透明が透明になりつつある。
4th style…それはTAKAにとって2つの戦場になるに違いない。
Resident DJとしての…そして、己に打ち克つための…。
304ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 22:47
「ぅぅ嘘だぁ!」
僕は回りも気にせずテーブルをドン!と叩いてしまった。酔ってもいないのに。
「そんなの嘘だろreo君…beatmaniaの礎を築いたのは、君じゃないか」
狼狽する僕を居酒屋の客はニヤニヤしながら注目していた。どうでもいい。
「落ち着けよsugi…」
「でも…」
落ち着いた。
「急すぎるよ、突然辞めるなんて言われても…」
「…」
reo君がKONAMIを辞めるなんて想像だにしていなかった。だから…
「どうしてさ!」
沈黙。
「そうだな、お前には話さないとなsugi…実は…」
reo君は有りのままの事実を話した。僕は
「そう、なん…だ」
何も考えられない。だってreo君の夢を知っているから。夢に近づくチャンスだから。
「俺って、裏切り者かな?」
どこか自嘲的にreo君が聞いてきた。返事をできない自分がとても嫌だった。
「それに、ハハッ、最近の俺って不安定、だろ?」
それってまさか。
「気付いて…いたの?」
tiger YAMATOの存在に…
「大和が出てる間に何をしてるのかは知らない。でも、もう一つの心が俺にある
 ってことは、気付いていたさ、ずっと」
「tiger YAMATOは、何をしようとしているの?」
なんだか物凄く愚かな質問の気がした。
「分からないさ。大和は、おれの中では無口で何も話さない…」
tiger YAMATOはreo君が危機に瀕したときに現れる。
「たださ。大和が去って俺が目を覚ますと、大体いるんだよ。IIDXの開発室に」
ピンぼけしたヴィジョンだけど、何かが見えた。きっと其処にはTAKAがいるんだ。
波乱の予感を僕は痛々しいほどに感じ出した。


See you BEMANI DJs...
305ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 22:52
と、上げてみましたが…
何か早く終わらせようとしたためかどこか端折った感アリですね。
実は私のが最も長編? 内容が追いついてませんが(藁

>>299
んなこたないです。すべて自己責任。
…ですがさっきちょちょっとこの後のストーリー展開を忘れぬうちに(藁
メモ帳に書き出してみると何とか結末に持っていけそうです。
つまらないですが(藁
306ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 22:55
えーと、その「IIDXのロン毛の人」は
小波社員じゃないし、いつも世界中を飛び回ってるそうだから
そう簡単に捕まらないとは思うんだけど?(w
307ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 22:57
>>296
みんなが好きなように話を作れば良いかと。
あまり周りを気にすると自分の書きたいことがかけなくなるのでは?
308ゲームセンター名無し:2001/07/22(日) 23:03
>>306
うう…鋭い指摘サンクスコ。
じゃあ

Osamu「おーいTAKAー!」
TAKA「おお修か(国際電話うぜぇ)。お前がくれた曲、大人気だぜ」
Osamu「そうなんだね。じゃあちょっと視察なんかしちゃっていいかな」
TAKA「勿論ぜ!旅費はKONAMI払いで!(面倒だな)」

…こういう裏事情で(汗)
あっレイアウトが漫才スレの時の名残だ!
309ゲームセンター名無し:2001/07/23(月) 02:08
not golden age
310ゲームセンター名無し:2001/07/23(月) 15:57
ヤバイ、みんなすごく面白い。
いっそのこと全部html化してくれる猛者は居ないかと思ってしまった…
応援してます、皆様頑張れ。
311ゲームセンター名無し:2001/07/23(月) 22:21
>>284-288
ヤバすぎ。こういうのめちゃめちゃ俺好みだ。
この話って明言はされてねぇけど、Lion MusashiはTAKAが捨てた感情から生まれた人格で
それを受け入れる、つまり捨てた感情を取り戻そうとする話だよな。
skyscraperネタも上手く使ってるし、短いわりにgood!次回作が楽しみだな。
312ゲームセンター名無し:2001/07/24(火) 00:28
age
313ゲームセンター名無し:2001/07/24(火) 03:46
>>308
勿論ぜ!age

いや、実際楽しませてもらってるんですけどね。
314ゲームセンター名無し:2001/07/24(火) 18:37
今日、千葉のゲーセンで

5.1.1.→KAMIKAZE→R5→THE SAFARI

という選曲でやってる人みたんですけど、
このスレに影響受けたのか?
315ゲームセンター名無し:2001/07/24(火) 19:15
このスレ見てたら急に話を書きたくなってしまった・・・
NAOKIの話とか書いてみたいんですが・・・書かせて頂いて良いですかね?
316ゲームセンター名無し:2001/07/24(火) 19:26
>>315
 じゃんじゃんどーぞー
317ゲームセンター名無し:2001/07/24(火) 19:45
誰かkors kの話を書いてくれる人はいないのか…?
318ゲームセンター名無し:2001/07/24(火) 22:11
>>317
彼の日記をベースにして頑張って書いてください。
319ゲームセンター名無し:2001/07/24(火) 22:54
>>314
 凄い選曲だな。つうか5.1.1.からいきなりKAMIKAZEかい。
320千葉在住:2001/07/24(火) 23:57
>>314
正直、それは多分俺かも。
321ゲームセンター名無し:2001/07/25(水) 16:39
げっとおんわいるどのお話はないのか!?
322補完サイト管理者:2001/07/25(水) 22:28
>>314
すまん、俺よくやるんだが…(汗

Be in my paradiseとかG.M.Dとか5.1.1とか…
そのせいかどうか分からんが、ランキングブロンズに5.1.1.が(汗

京都でそんな選曲をしてたら俺かもしれません
323ゲームセンター名無し :2001/07/25(水) 22:41
>>322
 おー管理人のお方、その節にはどーもお世話になりました。
あとtiger YAMATO小説の方、催促するような事かいてスマンでした。

 最近自分は「BI(Q)←コレポイント BEAT COURSE」と称して
Electro tuned→Schlagwerk→Voltage→Radical faith
とかやってたりして・・・・
324ゲームセンター名無し:2001/07/26(木) 03:15
>>322
5.1.1.がブロンズに?しかも京都?
どこの店? すっげ気になる。
325ゲームセンター名無し:2001/07/26(木) 13:43
315ですが、ちょっとB4U誕生についての話を書いてみたんですが、
公開に足る出来になっているかどうかが怪しい・・・
サビ(?)の一部分を貼ってみますので、軽く意見など頂けると嬉しいです。


そして、それらの曲とサンプリング音が鳴り止み、
直後聞こえてきた曲に、開発チーム全員が手を止め、息を飲んだ。

190やNo,9、RE-VENGEなどとして培ってきたスピード感、
NAOKI自身が生み出してきたEuroの独特のリズムを強襲しつつも、
時としてNMと名義打って作り出してきたものと同じく、
Euroとは何処か違った感覚を抱かせる瞬間もあった。

そして、それらの要素は複雑に絡み合い、全く新しい世界を織り成していた。

キーを回した時の高揚感、アクセルを踏み、スピードと共に上がる心音、
カーブを抜ける度に上がるテンション・・・全員が同じ光景をイメージさせられた。
それは疾走という言葉そのものだった。
326補完サイト管理者:2001/07/26(木) 13:54
>>324
ラウンド1だよ
三条河原町から南へ5分ぐらい歩いたところにある
昔一曲目5.1.1.5曲目サファリって言う笑えるブロンズだった…
一時期18位まで上がってた
327ゲームセンター名無し:2001/07/26(木) 17:46
>>325
んー、判断に困るな。まだなんとも言えない。
でもいいんじゃないっすか。
ちなみにDE-SIREは…?
>>326
なるほど。ラウンド1か。納得。
一般客も5.1.1.やるだろうしブロンズくらいには入るか。
サンクス。
328ゲームセンター名無し:2001/07/26(木) 18:23
>このことはご内密に・・・ 投稿者:榊 邦宏  投稿日: 7月26日(木)16時09分09秒

>ここなら言っていいかな、でもtaqさんとかには多分内緒にしといて下さい。
>一回本気でビビリましたが、2chの人が考えたネタらしいです。安心。
>しかし、このレポートで初代ビーマニやってます。いいねぇ。

>http://cocofree.com/bemani/nagureo.html


>あと、kors K氏が違反してたって・・・知りませんでした。
>HPも閉まってる・・・
>すみませんが、彼の曲を持っている人いませんか?
>持っている人、メール下さい。
>clioneは良い曲だった・・・

OSAMUちゃんのBBSでやらかしちゃった奴がいるぞ。
ちと、こういうネタを本人に伝えられちゃうってのが
ネットの怖いとこだな。
329ゲームセンター名無し:2001/07/26(木) 18:32
あらら、やっちゃいましたね。
330ゲームセンター名無し:2001/07/26(木) 19:26
>>328
メアド出してるなら誰かそのバカに削除するようにメルだせや。
331ゲームセンター名無し:2001/07/26(木) 23:37
>>328
あらら・・・
まぁ本人が見てる可能性があるってのは仕方ないとして
(TaQも「またーりいこうよ」なんて言葉知ってるんだしな)、
それをわざわざ掲示版に書くのは愚行だねぇ。

と思ったらもう本人から削除希望出てるね。<osamu板
332ゲームセンター名無し:2001/07/27(金) 10:29
>>331
2ch嫌いのたんばりんが余計な事してるね(藁
ほっとけばいいのに・・・
333ゲームセンター名無し:2001/07/27(金) 15:52
あげるよ〜♪
334ゲームセンター名無し:2001/07/29(日) 03:26
あげますです♪
335ゲームセンター名無し:2001/07/30(月) 02:12
2dx6thのロケテスト版で
「Y31 Tyger Yamato」って曲が入ってるんですけど・・・(汗
この辺の裏事情をみんなで妄想しない?
336ゲームセンター名無し:2001/07/30(月) 16:26
Tyger...
337ゲームセンター名無し:2001/07/30(月) 21:36
>>272は結局企画倒れですか?(w
338ゲームセンター名無し:2001/07/30(月) 22:26
TaQ話プリーズ!
339ゲームセンター名無し:2001/07/30(月) 22:33
>>337
 う〜ん・・・・まだ6th styleが出てない状況でどう書けばイイかってのがなぁ・・・・
340ゲームセンター名無し :2001/07/31(火) 00:43
>>335

ほとぼりが冷めたので外注として発注しました(完)
341ゲームセンター名無し:2001/07/31(火) 07:20
>>335
反応が遅い!!オレモナー
342ゲームセンター名無し:2001/08/01(水) 18:24
age
343ゲームセンター名無し:2001/08/01(水) 22:08
344ゲームセンター名無し:2001/08/02(木) 01:43
dj TAKA が あらわれた!

*どうする?
345ゲームセンター名無し:2001/08/02(木) 01:54
>>343
これってマジモン!?
小学校でプログラミングって、尋常じゃねぇな
346ゲームセンター名無し:2001/08/02(木) 03:35
>>343
南雲さんはすごい!
347ゲームセンター名無し:2001/08/02(木) 04:57
野球少年がプロ野球選手になるのと似たようなもんでしょ(社会人野球、といったほうが良いか)。
アマチュア精神に感動。
348ゲームセンター名無し:2001/08/02(木) 13:56
顔も初めて見れたし、面白かった。
サンクス>>343
349ゲームセンター名無し:2001/08/04(土) 08:25
下がりすぎ・・・
350ゲームセンター名無し:2001/08/05(日) 06:39
あげとくよ。
351ゲームセンター名無し:2001/08/05(日) 10:18
dj nagureo(reo nagumo、tiger YAMATO)の曲

20,november
Do you love me?
BoaBoaLady
Deep in you
Peace out
LINN1999
WHACHINGOUT
Moment(Come and get it日本語バージョン)
5.1.1.
patsenner
Luv to me
R3
R5
R10k
KAMIKAZE
Y31

まだあった気が・・・誰か教えて。
352351:2001/08/05(日) 10:25
あ、あと
dong-tepo no.1

パラパラの曲もあったけど、曲名わからん。
353ゲームセンター名無し:2001/08/05(日) 10:57
>>351
Hold on meだよ。
354ゲームセンター名無し:2001/08/05(日) 11:39
jam jam reggae
Qingdao
Devoted To You
my chelie amour
Stay with me

U gotta grooveは違ったかな…?

nagureo単独でないのはbelieve againとか。
あとはポップンのsugi、reoのコンビの曲。
具体的にはネオアコとかその辺。詳しい人ヨロシク。
355ゲームセンター名無し:2001/08/05(日) 12:25
POP’N5の「In a Grow」はreo&福島紀子(MOMENTのボーカル)
356ゲームセンター名無し:2001/08/05(日) 12:54
ポップンのnagureo曲

POPS/I really want hurt you〜僕らは完璧さ〜(SUGI&REO)
RAP/YOUNG DREAM
REGGAE/Boby, I'm yours
DISCO QUEEN/what i want
TECHNO POP/Electronic Fill
NEO ACO/(fly higher than)the stars(SUGI&REO)
LATIN POP/In a Grow
MONDO POP/BICYCLE(SUGI&REO)

結構不確かなところもあるが…
357ゲームセンター名無し:2001/08/05(日) 12:58
ポップンの「I really want to hurt you 〜僕らは完璧さ〜」(ポップス)が作詞がSUGIで作曲がREOだよ。「(fly higher than)the stars」(ネオアコ)は二人で歌っているけれど、作詞、作曲ともに杉本さんみたいです。ひょっとしたらラウンジもそうかも?ちょっと調べてみます。
358ゲームセンター名無し:2001/08/05(日) 14:23
>>357
ラウンジは作曲が藤後浩之で編曲が竹安弘だって。
ネオアコ、reoはため息だけ担当ってどっかで見たけどマジ?
359357:2001/08/05(日) 16:26
↑そうなの?知らなかった…reo★kunが担当してたから南雲さんか杉本さんが作曲したとばかり思ってました。わざわざありがとう。
360自信なし:2001/08/05(日) 20:31
補足

〔初代beatmania〕
dj battle
u gotta groove

〔beatmania III〕
Keep On Liftin'
Rest my mind

〔Remix〕
STAY WITH ME (BIGBEAT MIX)
VIVA2000-27MIX
Believe again HYPER MEGA MIX/english
LUV TO ME (disco mix)/(ucchies' edition)/(english)

※20,november
single/radio/kidding style/hard/comp2 another/DDRver./Final Edit
361ゲームセンター名無し:2001/08/05(日) 21:51
20,novemberのsingle、radio、kidding、hardを作ったのは南雲氏。
コンプ2穴譜面を作ったのはその前身であるサブスト穴譜面を作った石川氏。
さらに6thstyleノベンバ譜面も石川氏(もしかしたら内田氏)。
DDRver.のリミックスをしたのは前田氏。
Final EDITは西脇氏。
つーことは石川氏は譜面をいじったりはしたけど、リミックスは一切してないこととなりますな。
362360:2001/08/05(日) 23:57
>>361
なるほどー。ありがとうございます。

ところで、jammaster'73の、「'73」ってnagureoの生まれた年?
それだったら今年で28歳、MSX発売時(1983年)で10歳・・・。
363ゲームセンター名無し:2001/08/06(月) 01:04
南雲さんについて詳しくないから厨房な質問でアレなんですが、
11月20日(20,november)って南雲さんの誕生日なの?
364ゲームセンター名無し:2001/08/06(月) 01:34
そのとおり。
365ゲームセンター名無し
完全に南雲スレになってるな。
いいことなのかわるいことなのか。
まあ次の長編が出るまではこれでもいいのかもね。