・スタッフ
監督・原案・脚本: 高畑勲 プロデューサー: 西村義明
原作: 「竹取物語」 製作: 氏家齊一郎
脚本: 坂口理子 美術: 男鹿和雄
人物造形・作画設計: 田辺修 作画監督: 小西賢一
作画: 橋本晋治 音楽: 久石譲
濱田高行 主題歌: 「いのちの記憶」
安藤雅司 二階堂和美
山口明子 劇中歌:「わらべ唄」「天女の歌」
他 高畑勲、坂口理子
・キャスト
かぐや姫: 朝倉あき 捨丸: 高良健吾
翁: 地井武男 媼・語り: 宮本信子
相模: 高畑淳子 女童: 田畑智子
斎部秋田 立川志の輔 石作皇子: 上川隆也
阿部右大臣: 伊集院光 大伴大納言: 宇崎竜童
御門: 中村七之助 車持皇子: 橋爪功
北の方: 朝丘夢路 炭焼きの老人: 仲代達矢
石上中納言: 古城環
・キャッチコピー
この地で、ひとりの女性が生きた。
笑い、泣き、喜び、怒り、その短い生の一瞬一瞬に
いのちの輝きを求めて。
数ある星の中から、彼女はなぜ地球を選んだのか。
この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか。
姫が犯した罪とは、そして罰とはいったい何だったのか――。
日本最古の物語文学「竹取物語」に隠された人間・かぐや姫の真実の物語。
姫の犯した罪と罰。
ジブリヒロイン史上、最高の”絶世の美女”が誕生。
Q.夢落ち2回って都合よすぎだろ?
A.あれは夢落ちではない
疾走シーンの後貝が割れていたことからもわかる
月はかぐや姫を監視していてどちらのシーンでも月が巨大化して激おこ状態になってる
姫が月に背き取り返しのつかない事態になったため飛天(クリオネ)の力で時間を操作し無理やり月のシナリオに連れ戻した
Q.回想シーンの月のおばさんと海辺の親子は誰?
A.静岡県にある三保の松原に伝わる羽衣伝説
海辺に松があり富士山が遠景に見えることから特定できる
羽衣を松にひっかけて帰れなくなった天女と人間の男が結ばれる物語
竹取物語の前日談としての羽衣伝説という位置付け
この天女が覚えていた地球の歌をかぐや姫が聞いてしまったのがすべての始まり
Q.あの小さくて可愛らしいお付きの者はなにもの?
A.女童(めのわらわ)
主人の身の回りのお世話をする侍女見習いの女の子
初期設定では名前はウメだった
お迎えのシーンでわらべ唄を歌っていたのは子供や動物には天人の音楽が効かないからか
Q.花見のシーンでかぐや姫がすぐ帰ってしまったのはなぜ?
A.子供とぶつかって里山のことを思い出してしまい、山の人間ではなく都で高貴の姫君として生きねばならない現実を思い知ったから
桜を見ることができても里山にはもう帰ることはできない、野山の風景を好きになるほどそこから引き離される寂しさに耐えきれなくなった
良レビュー
『かぐや姫の物語』の、女の物語
http://mamiamamiya.hatenablog.com/entry/2013/12/02/100005
月による強制リセットのシーンは、二回とも月がバーンと出てくるんだよな
見張ってるみたいに
女童、わらべ唄を歌うために山の子供達を連れてきたんだなあ
エレクトリカル仏パレード軍団に対する唯一の有効打だったのが胸熱
だーらそのテンプレのレビュー石作皇子のとこの解釈思いっきし間違ってるっつーの
それ以外はいいんだけど
>>9 うおすまん忘れてた
Q.石作皇子の求婚シーンでかぐや姫の代わりに座ってた女は誰?
A.石作皇子の妻である北の方。かぐや姫を嫁に迎えるつもりで屋敷から追い出された。
その腹いせにかぐや姫と入れ替わって石作皇子を驚かせた。
「『かぐや姫の物語』の、女の物語」の解釈は間違い。
こんなんでどう?
鈴木プロデューサーの趣味丸出しだよな
今井美樹
石田ゆり子
沢口靖子
田中裕子
山口智子
天海祐希
竹下景子
長澤まさみ
見てきたが女童かわいかったなw
この作品のマスコット的なやつかと思ったら後でパンフ見て案の定そんな感じのグッズあってわらたw
何か他の侍女と明らかに雰囲気違うし最後のシーンでも気を失わず歌ってたから実は妖怪的な何かだと思ってたが本当に子供なだけだったのかw
なあ、月に帰ったキャラって
世界にかぐや姫以外に居る?
もちろん作者の居る創作以外で
>>10 いいね
不細工だったから謝ったという解釈も面白いが
テンプレに入れてると誤解を招くからちゃんと書いておいたほうがいいな
>>14 最後の文の意味がよくわからないんだけど
御伽噺の類いでってこと?
>>008 仏「デカルチャー!」
そういやブリタイってパンチだったな。
>>16 神話や伝説や昔話
グリムはOKでアンデルセンはNGみたいな感じ
19 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/06(金) 22:42:24.50 ID:BPYuPOYH
>>14 ギリシャあたりの神話でかぐや姫と似た話があるって聞いたことあるけど
そういうのか?
WOWOWの前半オワタ
高畑さんから狂気のオーラが出てるのがよくわかった
あと西村Pすごすぎ
WOWOWドキュメンタリー高畑勲氏、狂気の現場見れて面白かった。来週も楽しみ
>>18 意味は理解した
けど、そもそも竹取物語って創作なんじゃ?
なら比べても仕方ない気がする…
因みに僕は、月と太陽になった兄妹のはなし
くらいしか思い浮かばなかったけど
これは全く類話じゃない
>>22 うん、面白かった
色から動きからシーンシーンの細かい演出が凄いね
25 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/06(金) 23:01:19.27 ID:sMmqQvwO
絵コンテ以外の作業をストップさせる発表後
西村Pの真横にしばらく無言で立つ高畑が怖すぎた
26 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/06(金) 23:03:11.69 ID:tsFN6T4A
WOWOW の前半終了。完成が絶望的すぎるw
この状況からどうやったら完成するんだよ。
前半の役者さんたちのうまさに感心してたのに、
その記憶が吹っ飛んだw
地井さんにこの映画は地球を肯定してるんだと語るシーンもあったな
WOWWOW羨まし過ぎるな
なんとかして無料で見れんもんかね
>>23 作者のいない創作同士で比べたかったんでは?
海外での上映(というか評価)の際にも、類和があるかないかは
少し気になるところだね。話の内容を理解される幅も変わってくるだろうし。
地井さんのひーめのアフレコシーンだけで
また泣きそうになったじゃまいか
いいなWOWOW組
ソフト化しねえかな。多少高くても買うんだが
>>28 15日間無料お試し
再放送がまだ2回ある
早く申し込むんだ
32 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/06(金) 23:10:17.30 ID:tsFN6T4A
姫が薄い布を羽織って駆け回り、立ち止まって
下女?たちにお辞儀したシーンは、映画観たときに
気にいってた。これが、修正によって生まれた演出
だったとは(つまり最初は姫にお辞儀させる予定
じゃなかった?)。
確かに姫の体が沈むタイミングが下女のお辞儀と
同時(修正前)ではお辞儀に見えない。後ろにずらすと
お辞儀に見える。
>>24 地井さんと監督のやりとりやプレスコ収録現場も良かった、
あと線画、水彩画の手間が半端ないな、まあ凄い現場なのがわかったわ
>>25 冒頭のめんどくさそうに寝転ぶ監督も怖かった
>>28 BS見れる環境あれば15日間無料体験に申し込みすればすぐ見られるよ
あと何回か再放送もあるし明日はホルスと山田くんが放送ある
35 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/06(金) 23:15:55.74 ID:tsFN6T4A
>>28 ここで教えてもらった15日間無料お試し組です。
録画もできてた。明日18:30からの
「太陽の王子ホルスの大冒険」も録画できそう。
いやーすごかったね高畑監督の狂気
>>32 修正した所を赤色表示してたがほんの一瞬だった、あのこだわりが凄いわ。
>>23 創作なら作者が居るはずだし
チベットにもかぐや姫そっくりの昔話が残っている
それで他に有ったのかなと疑問を感じた
つまり特殊性を認定可能かどうかだな
>>14 沖縄の民話で
悪い猿に殺されそうになった少年が
月にお願いして
月の世界に連れて行ってもらう話があります。
「月にのぼったアカナー」かな?
子供のころ余りの怖さにトラウマになった。
「ホルス」ってベトナム戦争の映画なんだってね。
テーマは「守るべき村」で北ベトナムの話だとか
全然お子様映画じゃねーw
>>38 あれは結局日本のが伝わったという結論だったはず
前スレの最後の方でようやくわかったこと。
古典を読んでない人あり、古典のどこがいいのか聞く人あり、
読んでも「『袖をとらえる』も後ろから抱きつくも一緒」
等表現を雑に捉える人あり、
冗談だと思ってたらほんとだったよう。
>981 :見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/06(金) 21:08:05.08 ID:tCnwCbwA
> 結局は「原作とかどうでもいい。原作の繊細な美しさ?どーでもいいわ」が本音でしょ。
> ここまで開き直って
> なんで公式は「日本最古の物語の真実」で売ろうとするんだか。
> 992 :見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/06(金) 21:38:58.59 ID:0dDqhqlx
> つまり作り手も信者も竹取物語を良いと思ってないってことか
> 話が噛み合わないわけだ
「さっさと描いた時の方が熱気がある、綺麗に仕上げると失われてしまう。」
絵を書かない監督ならではの発言に感心したわ
西村さんてすごいよね。尊敬する。
20代後半で高畑さんの担当になって
毎日毎日12時間も高畑さんにくっついてたんでしょう。
普通の人間だったら精神おかしくなると思う。
47 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/06(金) 23:49:35.52 ID:tsFN6T4A
自転車に乗りながら「完成しないんじゃないか」と
冷静に語る高畑監督。この映画大好きだけど、
工芸品を作るような制作過程を見せられた後だった
だけに、この監督殴ったろかと思ったw
後半予告(絶望から奇跡の完成になるの?)の
BGM「今のすべてはぁー♪」が妙に合ってたw
>>43 あんたそのレ981のレスで自演してね?IDかぶりとかだったらスマンが
>>43 >>43 竹取物語原文を読みました。
民話なので平易で分かりやすい文章だけど
繊細な美しさを感じるような
文章ではないと思いますよ。
多少の滑稽味はありますが。
青反吐って単語が出てきて笑いました。
帝との交流といっても
帝にかぐや姫がひかれているような描写はありませんよ。
どの下りの文章が
繊細で美しいと感じたか教えていただけますか?
>>44 パヤオの作品も、絵コンテの方が生き生きとしてる感じがするんだよな
西村さんが最初に高畑さんに会ったのが26歳で今35歳。
あはは。
もう何年も前に出来ていなきゃいけないんだよね。
この映画。
オレはナウシカのマンガに感動した
でも感動したのは千と千尋までだった
かぐや姫は感動した
高畑で感動したのはこれが初めてだったw
ID:tCnwCbwAってどこが繊細で美しいか答えないし、原作のダジャレ大会とか姫の性格が悪いとか都合の悪いことはスルーだよな
54 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/06(金) 23:57:06.75 ID:tsFN6T4A
>>44 絵ごころないけど宮崎駿監督の絵コンテがまさにそうだと思う。
ナウシカの漫画の絵は迫力あるけど、セルアニメになると
その迫力が失われてる、と思う。
ハイジでも今回のように語りながら宮崎駿に絵コンテ書かせて
たんだろうなぁ。
>>43 前スレ見直してみたら見間違いだった。すみません。
ただあんまり原作に拘っても仕方ないとは思うぞ、原典にあたるのは大事な事だとは思うが
結局目の前にあるかぐや姫って映画が全てであり、大方の観客はその作品を見たうえで
「原作」ではなくあくまでその目の前の映画を読み取ってるんだから
大事っつーか、いろいろ興味深い発見もあるだろう。
別に読む必要は一切ないけど。
>>53 ダジャレっていうか掛詞とか縁語ね。。
それも文化のひとつなんだよ。
ただ楽しいっていうのもあるし、
意味をふくらませたりイメージを重ねたりするんだよ。
そもそも義務教育で習うでしょ。。
何でも教えてちゃんじゃなくてある程度自分で勉強しようよ。。
とりあえず岩波文庫のすごく薄い本だから読んでみればいいと思う
どう考えても高畑かぐや姫が日本のかぐや姫の標準像になるだろ
>>56 どのあたりが繊細で美しいか
教えていただけますか?
>>59 呼び方が違うだけで同じやん
ダジャレはダジャレ
なんか呼び方でごまかそうとして卑怯だな
>>63 竹取物語の他に
面白いと思った文学作品を
教えていただけませんか?
>>61 うん、石上中納言の死でショックを受けるこの映画の姫の方がずっと人間的で魅力的
原作のはしょうもない
このアニメかぐや姫のファンがどんな人達か
よく分かって興味深い。
これが現代の現実なんだな。
宮崎は対抗して源氏物語やってくれないかな。
得意な表現の子供も出て来るし。で、それで儲けて
その金をまた高畑が使ってくれ
>>67 うん、石上中納言が死んでもシレっとしてる姫がすきなのが原作ファンていうのがわかったわ
お前、冷血人間だな
そもそもなんであんな難題出したかっていうね。
この映画のかぐや姫ってもっとストレートな人間っぽいのだが。
難題婿とか難題嫁って、神話とか昔話のひとつのパターンじゃないの?
72 :
57:2013/12/07(土) 00:21:25.15 ID:oPcc2Ey3
>>58 必要はないよな。映画は映画で十分作品内で完結してると思うし
原作はそうよ。
その原作を基にした姫の人物造型がそぐわないってことだね。
別に原作に捉われずにアレンジしちゃってもよかったと思うし、
改変しないなら人物像が一貫するようにオリジナル部分を創る必要があったと。
>>68 それは絶対無理だなw
風立ちぬであのザマだし、駿に大人の恋愛は無理
駿には鬼ノ城とか伊豆や沖縄の源為朝だな
>>74 ああつまり「そんなストレートな性格の姫ならわざわざ無理難題吹っかけなくとも
その場でスパッと断るだろう」とかそういうことか
確かにねえ・・・まあこれは俺の解釈だけど、翁媼の顔を潰さないためとか、
育ての親の翁媼の手前そこまで我儘は言えないだろうって自覚してたとか
で、無理難題吹っかけて勝手に引き下がるのを期待したとかその辺りかと
>>69 ううーん、なんかそういうんではなくて、古典のかぐや姫は神様に近い存在で、生も死も達観してるものだと、子供の頃から個人的に感じてたんですわ。
それが、かぐや姫があんなん感じてたと思い至ると、我々は千年もの間宴会でかぐや姫を化け物呼ばわりした貴族となんら変わらないって事に気付いて涙が止まらんのですよ。
「嫌です」→「わかりました」
ってなるか?普通w
そもそも拒否る前にベラベラ喋り出したから、それ利用しただけだろ
宝とはいえ物扱いされて腹が立ったから皮肉言ってやったんだろう
あと相模にも直前に「断ったらお父上がどんなに悲しまれることやら」って言われたから
はっきりとその場では明確には断れなかったろう
時代背景の紹介番組かなんかを見たときに
当時の女は位の高い男に誘われたら、殆ど断る事が不可能だったと聞いた。
この作品が出来た頃は断り続ける女というのが痛快だったんだろう。
そんな女は宇宙人じゃないと描けないのではないかな。
81 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 00:37:52.93 ID:PwELiLlW
かぐや姫に取って五人の求婚者はストーカーだしねえ
帝もストーカー
>>77 竹取物語自体、描写不足なんだ。
個々のイメージが違うんだから、そこは追求するなよ。不毛過ぎる
もう散々語られてるとは思うがかぐやが地球に降りてきたのはなんでかね?
月人は地球人を野蛮な奴らと見下してて、関心を持つことすら禁忌。ところがそれに憧れを持つ不届き者がいつも現れる。
お釈迦様(?)は不届き者の問答の挙げ句賭けを提案。
「それほど地球人の世界が素晴らしいというならば、そなた自ら向こうで暮らし証明してみよ。
ただし…一度でも嫌だと思ったら、即連れ戻す」
月側がいらんもん送らなけりゃかぐやの勝ちだったんだが。
>>76 田舎にいた頃と思考のタイプが別人に思えるというかね。
本好き、あるいはゲームとか、創意工夫が好きな人なら不思議はなかったが。
>>84 単なる罰だろ。
刑務所で刑期を務めるみたいなもん。
>>84 原作ならほぼ遭難
映画なら罪
都会で何不自由ない暮らししてたのに、田舎で農業したいと言った馬鹿
原作はほんと学校の古文でしか読んでない
冒頭の映画でも出てきた部分は暗記させられた
かぐや姫は偉そうだし何しに来たの?
この話は何が言いたいのかさっぱり
てのがかぐや姫の原作(絵本メインだけど)の感想だったから、余計に映画が面白くて凄く感動したんだけど、原作の方が好きな人もいるんだね
>>77 わりと初期の段階から天人としての自覚はあったように思えるね。
だからこそ、ああまで求婚を拒んだんだろうし。
90 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 00:45:46.77 ID:PwELiLlW
罰はまた別だと主けどな
映画では記憶を消して月に戻したのが罰だろ
>>84 当時の作者の意図としては実は単純なものだろうな。
こんなに不思議なSFの要素は今でこそ面白いのかも。
作者的には田舎から駆け上がる女で、超絶美しいという発想から
天から降ってきた程度の理由なんだろうな
92 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 00:48:34.85 ID:PwELiLlW
かぐや姫の原作は竹取物語なんだけど
なんというか
創作を超えてるんだよね
>>77 >古典のかぐや姫は神様に近い存在で、生も死も達観してるもの
それで合ってると思うよ。
古典だと家族も本人もずっと自覚してるし。
このアニメはそれを「現代の人間の女の子」にしてる。
>>90 地球暮らしが罰だろ
小説版だとモロに書いてあるからわかりやすい
>>91 作者ってのがどんなのを想像してるか知らんけど、
この形にまとめた人物は従前の説話を取り込んだだけだと思うぞ。
>>84 月王は初めから姫(月の住人)が嫌いそうな事を承知していたとかかも。なぜなら罰を与えようとしているんだから。
で、嫌にならなければ次第に酷い状況に。
高畑かぐや姫の場合、月から降ろされた理由は
映画に出てきたそのままの理由だよな。地球に憧れちゃったから罪で
実際に行ってみろよというのが罰。
例えば田舎に憧れる都会の女が、そんなに良いと言うなら田舎で暮らしてみろと
親が田舎の親戚の家へ送り出す罰みたいな。
おもひでぽろぽろ?
>>95 なるほど。説話をまとめてこの形になったのか。
普通に民間の寓話や信仰に天の女が居たのかもな。
ジャータカやら中国の月の話がもとでしょ。
不老不死の薬月で作ってるんだよ。
かぐや姫が庭で泣きじゃくるシーンはよかった
姫はわたしのせいでみんな不幸になったと言うが
おばあさんはあなたのせいじゃないと慰める
じゃあ誰のせいでこうなったと観客に考えさせておいて
不気味に光る月がでかでかと映し出される
月は死という運命の象徴だから誰しも死に見張られていていつ向こう側の人間になってもおかしくない
誰かのせいという話ではなく死は避けがたい宿命だということ
メメント・モリみたいな話だが演出だけでここまで表現できるのはすごい
>>1 >>6 その最後のレビューはテンプレに入れるなって前スレでケチついてたけど
それに関して何かしらのエクスキューズは無いわけ?
無視して入れ続けるんなら
>>1は狂信者のキチガイってことにしとくけど
>>102 ちなみに高畑は、帝から逃れようとするまでまったく自覚はなかった、と読んだ模様。
それをベースにこの映画の姫像が創られている。
>>104 それは映画の都合でそういうことにしたのでは
古典の高畑の解釈ではないだろ
>>97 月側がイヤらしいのは余計な援助物資が送られなければ、かぐやはあのまま田舎で暮らせたんだろうなぁという。
単に地球へ落とすだけじゃなく、失望させた挙げ句『こんな世界嫌だ』と言わせるたくてしょうがない。
「ほれみろ言ったとおりだろーwww」とドヤ顔したくて堪らんという。
>>105 本当の真意かは知らんけど、ビジュアルガイドで克明に「俺はこう読んだ」ってのを書いてるよ。
実際の映画と照らし合わせると、まあ説得力はある。
(高畑がそう読んだろう、ってことのね。高畑説自体の説得力はさておき)
語られながら形を変えるのが物語なんだから
今回のもバリエーションのひとつくらいでみたらいいんじゃない
ラストにUFOでてくる竹取物語もあったぐらいだし
>>103 ああすまん、そんなやり取りあったのか。見落としてたわ
それじゃレビューはテンプレから削除して、代わりに以下のQ&A入れる方向で
まあ文面考えたの俺だから手前味噌みたいで居心地悪いんだが・・・問題あったら
誰でも指摘してください
「Q.石作皇子の求婚シーンでかぐや姫の代わりに座ってた女は誰?
A.石作皇子の妻である北の方
かぐや姫を嫁に迎えるつもりで屋敷から追い出された
その腹いせにかぐや姫と入れ替わって石作皇子を驚かせた」
あと指摘してもらっといて何だが、「キチガイ」やら「狂信者」とかいう見る人間を集合的画一的に
一まとめにするフレーズは使わない方が良いぞ、発言の信憑性が激減するから
>>111 やり取りを無視してあえてやってると思ったから、
きつい言葉が出たんじゃないの。
>>107 そう!あの支援物資は何なんだよwww
かぐや姫的にマジ要らないしーと思うだろうな
>>10 作中で、北の方を追い出したといわれてるのは「石作りの御子」ではなく
大伴の大納言です
ノベライズでもそうですが
映画でも女童がはっきり「おおとものだいなごん」と明言してる
「さすがもののふ、おかくごがちがいます」とも
>>111 スレ立てる面倒な事やってるだけで
ありがてぇのだよ。火鼠の皮衣を作るくらいに面倒だ
ダイナゴンと書くと怪獣みたいだ
>>111 そのレビューは必要だろ
北の方の修正さえ入れれば今まででも一番よく書けてる
外したがるのは昨日から粘着してる
>>114の句読点さんぐらい
原作の大納言は船で竜の首の珠を探しに行ったけど
映画のダイナゴンは北の方を追い出して花を折ってきたの?
120 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 01:25:20.35 ID:D5wvVa4L
なんで富士山の話が出てこなかったんやろ。途中の富士山らしき描写のあった時にそこまであると期待したのに。
絵がすごいって前評判だったけど見てる間は絵の美しさとかあまり感じませんでした。なんか実写見てる感覚で、のどかな風景だなとか、荒れた土地だなとか、都広くて人多いな、とか。
逆にそれが凄いのかもと思ったり。
カードブックみたいなのの絵は綺麗で欲しかったです。
月のお迎えのパレードは見た瞬間、初めて那覇空港に降りた時の陽気すぎる感覚を思い出して笑ってしまいました。
>>112 そういうことならまあ分からんでもない
ただ2chに入り浸ってるくせに個人的にその二つのフレーズは未だに慣れないというか、
ぶっちゃけ大嫌いなもんでね
ちと過剰反応だったかもしれんね
>>115 マジか・・・それじゃこう書き直した方が無難かね
「Q.石作皇子の求婚シーンでかぐや姫の代わりに座ってた女は誰?
A.石作皇子の妻である北の方
かぐや姫と入れ替わって石作皇子を驚かせた」
>>116 まあ今回手際はちと悪かったけどねw精進しますわ
>>118 うん、よくできてる
そりゃ一回見ただけで作品を完璧に理解できるわけもあるまい
勘違いがひとつくらいあるのもやむなし
原本を読むと高畑監督が
かなり強引な読み換えをしているのが分かります。
年をとることもない 悩みもない月の世界だけど
年老いた父母の最後を見届けないままでは
帰れることも嬉しくないとかぐやは言っています。
つまり月は素敵なところで帰りたいけど
それ以上に翁と媼を愛しているという意味だととるのが
自然な解釈でしょう。
>111
外せって言ってるの一人だったしあの程度のやりとりに反応が無かったからって
いきなり狂信者のキチガイとか言い出す辺り気にしなくていいと思う
他の人も言ってるけど充分に参考になるレビューだと思う
>>121 あの月の一行の曲は笑ったなぁ。おまけにどう見てもお釈迦様だし。
月世界は極楽浄土という解釈なのかね。
それゆえに月側がスゴい嫌な奴らに見えたりするのは、俺がひねくれ者だからか。
理解も何も、竹取物語が理解出来ない不条理の物語なんだし
それを独自解釈したわけだし
理解できたと思うのは痛いやつ
>>118,
>>127 了解。それじゃあのレビューは引き続きテンプレに乗っけるってことで良いね
あと、北の方に関してのQ&Aをその後に加えれば良いかと
俺自身はあのレビューはすごくよく書けてると思ってるけど、
一個人のレビューをスレの総意みたいにテンプレ化するのはどうなんかな?とは思う
>>131 俺もそう思うなあ。
映画制作者とかのブログならともかく、単なる私人ではね。
それで原作の美しさは説明されたの?
>>131 じゃあ総意ではなく参考になるレビューという文言を入れておけばいい
高畑が言う思いやりという意味では映画制作者とかのレビューより真に迫ってるし
かぐや姫を見た人にはぜひ読んでほしいレビューだから
136 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 01:48:27.93 ID:PwELiLlW
月のしてることは西洋人からは悪魔的に見えると思うんだけど
絵は素晴らしいとして、話的にどういう評価になるんだろうな
こんな言い方はアレだけど、震災の年だったら相当入ってたと思う
141 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 01:58:14.66 ID:9dkG6d43
批判レスは批判スレにした方がいいと思うよ。
>>134 原作厨はケチを付けたいだけだから構わないほうがいいぞ
ちなみに原作で帝は逃げていくかぐや姫を追いかけて袖をつかまえてそばに引き寄せる
顔を隠すかぐや姫に「ゆるさんぞ」と凄み連れ去ろうとする
これをアニメ化すると家に忍び込み逃げる女性を追いかけて
服をつかんで脅すという非常にショッキングな映像になる
こういう都合の悪いところはスルーして原作は美しい、この映画はセクハラと一方的に決めつけてるのが句読点さん
ID:nCdf6Vf5
何に鼻息荒くしてるのかしらんが
テンプレに文句付けたこともないし
>>1には乙しただけなんだけど何が気にさわったの?
劇場で隣の人に気を使ったりするより、正直家でマッタリ見たい映画。
もう一度行くけど明日のレイトショー空いてりゃいいな
>>90 前にあったレスがわかりやすかった
ffZWLwL6
○ストーリー上の罪と罰
罪:汚い地上に憧れてしまった
罰:汚い地上に堕とされた
○姫が気づいた自分の罪と罰
罪:必死で生きようとせず否定ばかりして逃げていた
罰:愛する人達との永遠の別れ
重層的な作りを反映してのことと思う。テーマは後者なので前者だけは片手落ち。
そろそろ正月だけど
まごにお年玉あげるジジババはこれ見て反省しろ
>>145 後者の罪はこじつけにしか見えないが。
罪と罰なんて鈴木の考えたコピーに過ぎず、高畑のテーマじゃないだろ。
148 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 02:34:30.76 ID:PwELiLlW
まあ、罪と罰なんて
ヒトが考えた幻想だしな
>>145 キャッチコピーやストーリー上での「罪と罰」とは?という疑問に対しての答えは前者だけど、
作品で描かれてるのは後者だよね
原作より帝がひどく描かれているのは実際そうだけど
それは捨丸と姫の設定があるためにわかりやすくするにはそうせざるを得ないよね
捨丸好き、帝ともなごり惜しいではこの映画の姫らしくない
捨丸の職人設定はこの時代にほとんど描かれない下層の下層の庶民から
上は帝までその時代の日本社会に生きていた人間を描こうしたのかなと思った
高畑さんらしい仕事だと思う
あと、雑な映画と感じてる人が多いようで残念
職人や貴族の動作なんてよく調べてるし表現してるよ
時間の経過をあらわす演出がいたるところでされてたけど
あの白っぽいふわっとした絵でよくやってるなと思ったし。
読み解くだけの知識ないんじゃないか 仕方ないけど
10年は戻ってこない→3、4年後→俺たち今ここに戻ってきたとこなんだ
だけは擁護できない
「何か呼ばれてるような気がしたんだ」とか言ってたろ
人間界流刑って「雁の童子」もだよね
なにこのゴッドチャイルド
うちのチビも生まれる前からの友達の話や、いずれ行く場所の話をするんだけど、
このモチーフに懐かしさや寂しさを感じる人はいないかね?
ドストエフスキーの「罪と罰」という小説がある
ドストエフスキーはシェイクスピア、ゲーテ、トルストイなどに並ぶ文豪
文学部の高畑も当然知ってる
罪と罰と比べて感想言ってる人もいるから、この小説との関係もあるかもしれないし
ないかもしれない
>>150 けど5人のうちの1人が職人達を打ちすえたとこ省略だったな。
残酷でリアルでいいのに。
>>143 すまん
前スレの粘着句読点さんと間違えてた
あと写本にも文章の乱れがあって通俗版の底本は統一されてない
逃げるかぐや姫の袖をつかむ前に近くに引き寄せる動作が入ることもある
この場面に関しては高畑の描き方のほうがまだ穏当に思える
>>20 これタケノコと捨丸の事後のシーンじゃん
「何かを感じた妻」ってwwwwやっぱりwwww
あそこは、やっぱり一発やってるよね。
そんなシーン描写するわけにはいかないので、空とんでたけど
>152
十年w ってのは炭焼きのジジイの勝手な思い込み。
絵コンテ面白いな
はやく読みたい
前スレに奥さんの表情に気づいてた人がいたが鋭いな
そこまで見れてなかったわ
>>159 インタビューやノベライズによるとそうだとははっきりとは言えないけどね
そういう風にも解釈できるし性の描写は月の清浄な無情さとの対比が一番際立つからあれでよかったと思うけど
163 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 05:04:47.80 ID:G3RCYnFX
今日は映画館で迷って47RONINNの方を見た。面白かったぞ。
コミケで、捨てる丸とかぐやたんの一発漫画が腐るほど出てくるだろうね
>>147 いかにもあざとい鈴木の考え付きそうなコピー。
やっと地上波で特集やんじゃん!
やったー絶対みるぞー!
> 深夜2:28
ふざけんな!
>>132 昔の葬列はあんな感じだったらしい。
在中農家では、死者がある家へ菩提寺に行って読経をすませ次第、その家の前から嫡子は位牌を持ち、近親縁者の者まで仏具、仏器などの品々をもち、
女は棺前に先立ち、「縁の綱」という木綿を引き、これについて行列をする。村方はもちろん近村までうちより、老人は念仏を唱え、鉦、太鼓にて野辺の送りをする。(陸奥白川領)
アメリカのミシシッピーの黒人たちの壮烈もジャズ、なんていうのディキシーランドジャズっていうの?
で大盛り上がりで陽気パレードだよね。
特に黒人奴隷には
死は苦役からの解放
約束の地への旅立ちという死生観があったらしいです。
平安時代は死んだらごみみたいに捨てるのが一般的。
道長クラスの大貴族の墓でも埋めっぱなしで
十数年もすれば荒れ果てていたといいます。
現代の日本人よりも死に対しては即物的だったかも。
ほんと欲しいわ。
絶対出るだろうから、今年の冬は久しぶりに行くわ。
かぐや姫のコスプレにも期待してる。
今から見てくる
最近毎週かぐや姫だ
親兄弟にも宣伝したがみんな見てよかったと言ってくれる
派手な映画ではないが日本人の心に響く何かがあるらしい
世界名作劇場、復活してほしいよなあ。
ハイジ
赤毛のアン
トム・ソーヤーの冒険
ペリーヌ物語
数年前はBSnhkの昼零時頃に再放送枠がずっとあったんだけど、消えちゃったんだよなあ。
>>171 コスプレはえーと田舎時代か家出でボロボロのやつを。下から覗(ry
かぐやにとっての“罰”は地球に落とされた事より、むしろ月に強制送還される事じゃないの?
あのまま田舎に埋もれてれば竹取さん家のちょっと育ちの早いかわいいお転婆娘として生きられたと思う。
それが月からのいらん補給でトト様が変に考えちゃって環境が変わり、都に出てから人や社会の嫌な面も知るし、
お姫様教育で良くも悪くも知識や教養が身に付いていく。
自分が特異な存在なのをどんどん自覚させらていった挙げ句、チャラ帝の
「ユー僕んとこ来ちゃいなヨ」
の抱きつき事案ですわ。なんかすべてが月側の策略どうりな気がして。
先輩の羽衣さんが地球見ていつも泣いてたところからして地球の記憶が完璧に消去されるわけではなさそうだし。
>>174 いいね!
二階堂さんに葬式やってもらえる人はある意味、幸せだなぁ。
「お別れの時」はサンバで流石に葬式ではハードル高くて歌えないけど、
「いのちの記憶」は歌えると言ってたよ。実際に葬式で歌ったみたい。
178 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 09:21:09.20 ID:HWCaAxlK
昨夜のWOWOWドキュメントでの収穫。
かぐや姫は(表現としてだろうけど)17歳設定
だったこと。終盤?の衣纏って肘掛にもたれてる
設定絵に「17歳姫の髪型」と書いてあった。
なるほど。高校2年生か3年生くらい。
髪上げが13歳から16歳とすると思春期真っ只中。
朝倉は20歳の声か
名劇っぽいから面白いのか
ハイジからコゼットまで全部好きだわ
181 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 09:39:37.63 ID:HWCaAxlK
さっと描いた勢いのある絵を、って言ってる割に、動画1枚では
結局淡白な線画になってるなぁ、と思った。これまでも静止画で
みるとこの映画の絵は言うほど線は多くなく淡白な感じ。
しかし動かすと脳内でモーションブラー(残像効果)がかかって
元の絵の勢いがよみがえる。映画館で観たとき動き出すとなんか
すごいぞと思ったのはこの点。
結局、元絵が1瞬を捕らえた絵と言うより、複数の線を書いたり
歪ませたりと、動きも含めて1枚の絵にしたものだったからだ、
と勝手に納得。
ハリウッドは、もうすぐ実写のトム・ソーヤーを出してくる予定だったはず。
主役のトムは、スーパー8の母親を失った主人公の少年の子。
183 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 09:44:14.89 ID:HWCaAxlK
>>179 なるほどです。プレスコ収録時(2011年)20才ってわけですね。
絵柄のインパクトで言えば
マインドゲームやモノノ怪を始めてみたときのほうが感動したな
こういうタイプの絵柄の作品はかけた金や時間よりセンスの差が大きいんだろうな
>>169 道長はどこに埋葬されたか未だに分からない
当時の人にとっては死は穢れ
あれだけ権勢を誇っていた人でも死んだ瞬間に穢れになる
穢れだからさっさと埋めてしまおうとなる
イザナギイザナミの神話を読んでも、いかに死を恐れていたか分かる
>>157 お前こそ粘着だろ。感じ悪いわ。
>>184 最近のはあれだけど、見せるって意味では
宮崎はやおの方が上手いと思う。エンタメ要素を入れてくるというか。
>>151 部分的に丹念にやってても、他の部分もそれで統一されてなければ、
むしろ雑さが強調されるだけだろう。
雑な考え方だね。
レスを30も遡って戦おうとする戦闘民族が湧いてるなw
雑だとは思わんね
これが雑とか、ケチつけるのが趣味の性格なんだな
>>184 その辺は少人数でいろいろ作れてる分、まんが日本昔ばなしの方がずっと楽しめた感じ
宮崎も高畑も、「結局俺たちは手塚の絵柄の影響から抜け出せてない」というのを気にしてたからね
宮崎は絵柄まで捨ててしまうとアニメートができなくなるから捨てられなかったんだろうけど
高畑は自分が絵描きじゃない分、捨てられるわけだな。
でも、結局はジブリ的な絵柄がだいぶ残ってしまったと思う。やっぱり描いてる人がいつもの
ジブリアニメーターだから、そりゃしょうがないよね。絵柄という点でいうと、ぼくも「まんが日本昔ばなし」
のほうがよほど超然としたオリジナリティあふれる絵で作れていたと思う。
高畑はフレデリック・バックを目指していたというが、もちろんそっちにも全然届いていない。
最終的には、手塚の影響から抜け出せなかったということになると思う。
でも、総合的に見て非常に質が高いアニメ作画だったから良かったです、というところだけどね。
>>189 ぽんぽこでも使われてた。阿弥陀聖衆来迎図
あの時は無音だったっけ?
「まんが日本昔ばなしの絵柄は手塚治虫の影響を抜けだしている」ということ?
195 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 11:09:53.55 ID:juOFBg1s
まんが日本昔ばなしはすごかったなあww
「超然」そういう感じ。情緒あるし、けど時々斜め上をぶっとんでるw
高畑監督批判するつもりはないんだけど、
手塚を抜けたいと言ってるなら
ぽんぽこは手塚がすでにやったのをやっちゃってなかった?
宮崎監督のナウシカとかもののけは独創的だったと思う。
手塚の呪縛とかどんでもいい。いやクリエイターにはアイデンティティに関わる問題かもしれんが。
つうかんな事いったら俺らもその中にいるし。すべての影響から完全に独立した存在なんてあり得ないんだよ。
抜け出そうと足掻くのは自己の可能性を広げるために大事かもしれないけどね。
ご老体はもうちゃんと独自の世界作ってると思うがなぁ
ごめん、手塚がすでにやったというか、構想の枠が似てたってことかな。
>ぽんぽこは手塚がすでにやったのをやっちゃってなかった?
>手塚がすでにやったというか、構想の枠が似てたってことかな。
そうなの?
200 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 11:20:43.22 ID:ooyWG0wH
ジブリらしくない絵だから、コケると思ったが・・ここまで人が入らないと厳しい。
これじゃあ〜山田くんの再来じゃないか。
日本昔ばなしは新聞マンガか、大人のギャグマンガ風の絵になっていたけどね。
会社や友人で観に行ったのは俺以外誰もいない。
なぜだ!
地井さんがプレスコで全力を注いだ声の一部を、亡くなった後で差し替えていたとか
こういうやり方はイヤだな
8年かけた高畑監督の粘りと作品自体は素晴らしい、けど複雑な気持ち
風立ちぬのときも、おれとガチジブリオタの友人しかいなかったしそんなもんやで
多くの人は地上波放送とかで初めて観るんじゃね
後に名作と認知されるだろうから、リアルタイムで劇場で見たと自慢できるな。
207 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 11:36:34.44 ID:fk4ugmTe
12月27日に「風の谷のナウシカ」がTV放送。ナウシカは
「宮崎駿監督と高畑勲監督がタッグを組んだ不朽の名作」
です、と「かぐや姫の物語」のCMが入る。
ナウシカの音楽演出は高畑勲なんですよ、とだめ押しに
言い添えれば、ある程度の層は年末年始に映画館に観に
行きそう。
興行スレでは既に空気化。悲しきかな。
そもそも宮崎アニメというネームバリューが強くて、どうしても宮崎以外が期待されないという・・・
本来万人受けでないはずの風立ちぬが凄いことになってるし。
そのうえで評価されて賛否別れるという不遇さもあるが。
まぁ興行なんてどうでもいい
もう一回見に行って感情に浸るだけだ
>>204 あれは描写自体を変えたから声と合わなくなってやったと聞いたけど。
三宅祐司が代役でやった場面、結局分からなかったな。むしろそれで成功なわけだけど。
それにチイチイの熱演を貶めてる感じには思わない。良くも悪くも過剰過ぎる演技は十分伝わった。
210 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 11:41:21.34 ID:fk4ugmTe
>>208 確かに。満員だと泣くのこらえてる人が多い。すいてると女性は
後半ずっとすすり泣いてる。
すいてる映画館で観賞できるんだから贅沢かも。
山田くんの後でしかも14年ぶりのブランクが効いたのかな。
ちょっとスレチだけどハヤオってもう駄目だね
風立ちぬの主人公とカプローニとの会話で、人間の創造力?は10年だ、大事に生きたまえとかあるけど
まさにハヤオ自身だよな
わかってるんだよね、ハヤオも自分が最初の数作以外は糞映画だってこと
サバの骨の曲線をイメージしたゼロ戦(ハヤオの映画)の最初の勢いは、一瞬だったってことだね
>>209 見ていて気付かないし、作品の良し悪しが揺らぐものではないけどね
高畑監督がどう考えて代役の結論に至ったかは、いつか語ってほしい
地井さんが映画のテーマや翁の感情を真剣に考え抜いて出した芝居が差し替えられたと知ったら無念だろうなと思って
完成前に亡くなられたことがただただ残念
スタッフにも三宅さんにも非はない
なんにも残せない人のが多いんだから
一瞬でも十分だよ
顔は似てないのに声は似ているという「声」の世界の奥深さ。
219 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 12:27:42.57 ID:m6yo/FRT
>>214 ttp://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1312/06/news060.html > しかし制作後半の2013年夏、セリフの変更などにともないアフレコを
> することに。地井さんの過去の出演作から音声を抽出して組み合わせ
> る方法なども検討したそうですが、そんな中で高畑監督から三宅さん
> の名前があがり、依頼することになったそうです。
略
>「どこへ行ってしまったんだよー。おーい、姫よー」というセリフや、
> 姫が月へ帰ってしまい泣くシーンの息づかいなど、計6シーンを熱演し
> た三宅さん。その声を聞くや高畑監督は「誰が聞いても違和感がない。
> 地井さんそのものだ」と大満足したそうです。一発OKが相次ぎ、アフ
> レコはたった10分で終了したというから驚きです。
だそうです。
過去の出演作から音声を抽出して組み合わせるって可能なのかw
>>199 1971年〜1973年ぐらいにかかれた「マンションOBA」てのがある。
>>202 濃いわーw
この話の教訓はなんなんだろうなw
昔見てすごいなーと思ったのは「姥清水」。
「姉川と妹川」や「おさん狐」もよかった。
222 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 12:43:55.41 ID:PwELiLlW
>>219 違和感すごく有ったよ
残念だったところだな
223 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 12:44:47.21 ID:QDtbj6SW
ボカロで音程とかを確かめるってのは、なるほどと思ったわ
音楽業界ではもう常識なのか?
225 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 12:55:37.78 ID:QDtbj6SW
WOWOWのドキュメントでも、「個人だったらできますよ。
コンピューターがあれば、ああでもないこうでもないと」
と言ってたので、高畑監督はコンピューターにかなり詳しい。
78歳の衰えをコンピューター技術でカバーしてる印象を持った。
コンピューターおじいちゃん
>>216 地井武男の声を三宅裕司に当てはめると、合うってこと?
興行的にかなりヤバそうだな。
もうね。これは「ホルス」から高畑勲がブレていないことの証明。
ちゃんと10年後には名作として評価されてるさ。
「へー、三宅裕司です。へー、三宅裕司です」
「地井武男です」
全然ちがうじゃねえか!
>>208 ていうか吾郎で懲りた層も多そうだな
あれで70億だから、もうゴメンだどいう人間が70億円分居るんだよ。
「駿以外は糞」という警戒心を抱いても仕方ない。
70億だぜ。
昨日のドキュメントで1カット1カットみんなで議論しながら作るという現在の制作システムではなかなか見かけない光景があったけど
まさにホルスの時もああいうふうに仲間同士で話し合いながら作ってたんだろうなあ
自分達は約半世紀前に遡って姿を現すアニメーション界の生きる伝説を見ているんだという気がした
232 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 13:53:49.50 ID:ooyWG0wH
コクリコ坂からが40億ぐらいだろ、まさかパクさんがそれ以下はマズイだろ。
興行的には、赤字を埋めるということは決してないと思うけど
次第に客は増えてきてるよ
今はシネコンの予約座席を常に確認できるからそれがよくわかる
公開直後は本当にヤバいくらい客がいなかったけど
1日の映画の日にかなり埋まっていて、そのあたりから
口コミで広まってきて、今は次回の予約席が30〜40埋まっている
ことも少なくない
234 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 13:56:16.34 ID:ooyWG0wH
コクリコ坂からを調べたら、2011年度興行収入邦画第1位の44.6億円だったんだな。
>>219 ありがとう
高畑監督は、その人自身がどう考えて演じたか内面を重視する人だと思うから
故人の芝居を別人の声に差し替えなければならないと監督が決断した過程に関心があるんですよね
案外、映画のために必要だから冷徹に決めたのかもしれない
ぶっちゃけ帝とか捨丸の描写が波紋呼びそうだからあまり人入らんでいい
海外で絶賛されるのが理想
4回目見てきた
何度見ても心がざわめく
生きるということがこんなに痛々しいことだとは
男女の愛や親子の愛もあえて中途半端に描いてる
わかりやすいドラマや感動はさけて一人の人間の人生をそのまま呈示してる
かぐや姫の生き様や感情がカタルシスとして浄化されない分
心にくすぶりつづけてヒリヒリと胸を締め付ける
人の生き死にそのものが最大のドラマだということ
人間を描くという意味では頂点を極めた
>>236 そこのところはテレビ放送で嫌でも騒がれるだろ
見る人の数が桁違いだから
かぐや姫は風立ちぬと時期が被るから
持ち上げられ方が中途半端なんだよな
もっと大作感を押し出さないと
テレビ放送でも風立ちぬの後塵を排しそう。
海外で絶賛されるのが理想てw
海外で絶賛はないと思う。
そのままの方がオリエンタルでよかったのに、
女性の自立みたいな今時の話になってしまったから。
親が少女を利用するストーリーに、
欧米ではむしろ拒否感をもたれる可能性もある。
ゼロ・グラビティー来るから
興行的には来週までだと思う。
>>236 割り切れよ、という感じでまあ。
チャラ帝も呼び方が殿様、王様、皇帝ならあまり気にしなかったろうし。捨丸も記憶操作の線も…
わかった、かぐやには自分でも制御出来ない雄を惑わすチャームの強い魔力が
>>240 女性の自立なんてテーマは本作にはないぞ。
>>240 海外で絶賛されて欲しくない
興行的には来週までになって欲しい
まで読んだ。
捨丸が家庭を持っていた演出の意図はなに?
年齢的にそれが自然だから?
246 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 14:22:30.67 ID:ooyWG0wH
ゼロ・グラビティ面白そうだね、かぐや姫3回目観に行くよりそれ観たくなった。
>>241 歌がヘタな人が雰囲気伝えるのには使えそう
>>244 いや実際無理だろうと思ってるだけ。
なんでいちいち感情で反応すんの。
249 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 14:28:19.48 ID:ooyWG0wH
敗因はジブリっぽくない絵、山田くんから何も学ばなかった・・
いくら出来が良くてもね〜
>>248 お前の方が陰険な感情で書き込みしてるだろ
251 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 14:34:58.31 ID:FEq4hwem
あーあ。
ゼロ・グラビティは成功すると思うよ。
一部の批評家は評価してくれるかもしれないけど
興行的には海外は厳しいと思う。
トトロみたいに分かりやすくて子供も喜ぶか、
千と千尋みたいにオリエンタルなのだったらうけると思うけど。
なにしろ海外ではこの手のは日本以上に人が入らないと思うわ。
風立ちぬあんだけ客入ってて赤字なのか
アニメって制作費かかるのな
単純に駿と高畑が浪費家なだけかも知らんが
駿今漫画書いてるんだろどうせまた引退撤回すんじゃね
>>241 雰囲気は出てるけど無限ループ設定でiPhoneからだと終了出来ない。
>>245 姫の逃げ道を無くす為でしょ?
本人が望んでも、その選択肢はすでにないという状況を作るため。
捨て丸にとっては単なる少年の日の思い出に過ぎなかったという話。
自分の日常と思い出と、どっちを取るかなんて知れたこと。
>>245 そゆ感じじゃね?当時は寿命も短いしもう木地師としてみんなを引っ張っていく立場っぽかった。
それに捨丸やかぐやも最初から恋仲だったわけじゃないし。お互いがもう別の道を歩んでる象徴の一つともいえる。
王族や貴族と庶民の話
昔の庶民の親心として、欧米人にも理解できるだろ
欧米人舐めすぎ
>>245 地上に残れたとしても、もう捨丸と暮らすことは出来ない、
自分自身を殺して生きてきたと気付くのが遅過ぎた姫への追い打ち。
他にも重層的な意図がありそう。
メリケンには難しそうだ
ヨーロピアンならなんとか
現地での高畑作品人気高いし
258 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 14:40:17.52 ID:ooyWG0wH
風立ちぬよりは分かり易いんだから、子供連れて観に行ってくれよ〜
>>251 海外興行なんて期待してる人はこのスレにはいない
だいたい邦画の海外興行なんてどれも焼け石に水で考える必要がないレベル
期待すてるのは批評家受けと賞だろうね
あんたトンチンカンだな
まあディズニーがついてるから
宣伝にはお金かけるし、思ったより人入るかもね。
問題は遅延で結構お金使っちゃったことか。
>期待すてるのは批評家受けと賞
一般の人に見てもらいたいってことかと思ったもんで。
>>258 同感!
いち作家の辞世の句みたいな風立ちぬより、
悩んでがんばって生きる人たちを励ますかぐや姫を見てほしい
262 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 14:52:59.96 ID:ooyWG0wH
パクさんの最高傑作だと思うわけよ〜俺は。
宮崎さんの傑作は初期作品に結集してるが、パクさんは今だ、映画館で観るべき。
海外の映画人に見せて絶賛の声を並べるくらいの宣伝してほしかった。
押井守の映画でさえJ.キャメロンの絶賛コメントが少しは効いただろうし
かぐや姫こそ、それをやる価値がある
今からでもやってくださいよジブリさん
語り口やテーマとしてはレ・ミゼラブルにも似てるな
おじいさんが不幸な女の子を拾って育てていく
お互い思いやりながらもすれ違ってしまう
パンを盗んで19年間罰を受けたジャンバルジャンと歌を聞いて不幸な人生を与えられたかぐや姫
罪を犯したのがかぐや姫かジャンバルジャンかの違いはあるけど
罪と罰というテーマやそれを超えた許しとして最後は人生を肯定して天に召されるという展開も同じだ
宗教や価値観の違いを超えた普遍的な物語だと思う
>>263 スピルバーグとか見せれば喜んでコメント出してくれそうだな
ラセターが疾走シーンのラッシュ見て絶賛してたって聞いた
>>266 そういう有名監督のコメントを並べるだけでも、
どこが見どころなの?ハテナ状態の観客には手がかりになると思うんですよね
>>192 同感です 高畑さんのレコメンドによりかつて見た
フレデリック・バックのロッキングチェアの話
躍動感がハンパないです それによる記憶への定着力も
あそこまでの自由度を長編で表現するのは難しいんですね
>>249 個人的には山田君の方が絵として行くべき方向性だったと思います
あれこそ早すぎた 興業は関係ないです
なんか今回は違うものになってしまった もうあれの延長にあるものじゃなくなった
269 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 15:20:32.48 ID:5VE+0geX
うり坊が可愛い杉る件
全編、あの疾走シーンのタッチだったら神。
それ以外は、手抜きのクソ映画。
>>270 他は手抜きのクソとは思わないけど
疾走シーンは神だったね
話が繋がってないからそこだけ習作なんじゃないかという
レスを見たことあるけど自分もそんな気がする
カンヌはもうもらったようなものだね
たぶん
>>192 クレジット見る限り現役ジブリメーターはほとんど参加してないけどな
ちなみに高畑は2003年の冬の日という短編集で絵巻物や屏風をそのまま動かすアニメをやってる
かぐや姫は日本のセルアニメと絵巻物の伝統にバックアニメを組み合わせたような感じ
宮崎アニメを模倣しても劣化版にしかならないしバックを模倣しても同じ
取捨選択しつつオリジナリティのある独自のスタイルを仕上げたのがかぐや姫のアニメとしての意義だと思う
>>262 結局ね、宮崎の場合は評価出来るのは過去の遺産を再利用していたトトロまで。
その後、自前の材料で作るようになってからは確実に劣化している。
あの人はアニメーターだからアクションとか見せ方を天才的だが、
物語を紡ぎ、人を表現出来る演出家ではなかった。
その点、高畑勲は純粋演出家だからねえ。
>>273 こうなったら鳥獣戯画をアニメ化して欲しいな。
>>275 それめっちゃみたいです
劇中かぐや姫が書いてた それっぽい落書き
こっちが動けば最高なのに と思ってました
>>196 もののけ姫は手塚の火の鳥太陽編にかなり影響受けてるな。ある意味そのまんま。
今日からサントラのレンタル開始してたから借りてきた
すげーいい
>>279 ドヤ顔するカエルの平清盛w
これなら人が人を殺すシーンもないしいいんじゃねーの。
宮崎アニメのヒロインの髪型は今までショートかテール系しかなかった
かぐや姫はロングヘアのヒロインを描いたからそれだけでも十分差別化されてる
さらに黒髪を一本一本描いてるから髪だけでもいろんな表情があって和風美人らしい艶やかさがある
これだけのものを見せて手抜きと言われたらアニメーターは形無しだろうな
WOWOWそろそろか
日本の現在の葬式は仏教の名を借りた儒教スタイル。位牌も本来儒教のもの。
仏教は霊魂の存在を認めないから、本当は葬儀は神道式でやるのがいいんだけどな
たまにあるけど
捨丸兄ちゃんの子孫が『南極料理人』の兄やんだったりして。
叶 精二 ?@seijikanoh
◆『かぐや姫の物語』ノート(64)◆「『かぐや姫の物語』公開記念!高畑勲の世界」本日7日 17:30?22:00 wowowで4時間半SP!
『ノンフィクションW』
『太陽の王子 ホルスの大冒険』
『ホーホケキョ となりの山田くん』
相模がたまにやる( ゚д゚)みたいな顔がツボだわw
姫に愛想つかして帰るって言い出したときは正直さみしくなったw
山田くんとかぐや姫、一体どこで差が付いたのか
ペコロスの森崎は86才だしハガキの新藤は98才だった
どちらも高評価されてるすばらしい作品
車椅子になっても映画は作れるというのは間違いないが
高畑の場合問題はパトロンが見つかるかどうかだなw
細野さんはいしいひさいち絵でヒット飛ばすことこそ
ジブリの鼻をあかすことが出来る。
この作品を興行的成功を収められる範囲の金額で制作出来なかったのだろうか。
といっても、売れ易い宮崎作品と同じ年に公開してるから問題ないか。税金対策か?
>>289 山田くんは面白いけど短編集だからテレビで毎週やるみたいなほうがよかったかも
サザエさんは視聴率高いけど劇場版サザエさんがヒットするかは微妙
山田くんもお茶の間でのんびり見たいタイプのアニメ
逆にかぐや姫は長編映画だから劇場でじっくり二時間集中して見たいアニメ
一つの作品に8年もかけちゃう完璧主義者が毎週の締め切りを乗り越えられるのかな。
つか、じゃりんこチエとかよく乗り切ったなこの監督
296 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 18:18:49.87 ID:XpQjKCv6
>>285 認めないんじゃなくて「無記」、修行の妨げになるのでお釈迦様が答えなかっただけ
唯一ついえることは死んだ人は呼吸しないってこと
死んだ人が呼吸するなら地球は二酸化炭素が増えて温暖化してしまうから
あれ?
>>296 輪廻転生と解脱しか教えがないのに、その他の状態があるとは思えないけど
>>293 高畑勲の作品がコケるのは「ホルス」からのデフォだからいいんだよ。
それよりも、コミュニストなんて理想主義者でさ、デビュー作の「ホルス」なんて、
みんなが正直者なら悪も倒しみんなが幸せになれるという理想主義的な作品だった。
そんな高畑勲がその後、豪華客船からエメラルド盗んだり、所沢の竹やぶでドタバタやったり、
アルゼンチンの移民や大阪の下町の日常を描いた先に、
世の中キレイな事も汚い事もすべて色々あって、全部受け入れて生きればいいんじゃね?
という現実全肯定まで到達した作家性の変化がとても興味深かったな。
300 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 18:47:02.21 ID:XpQjKCv6
>>298 輪廻転生は本来の仏教の教えではないが、霊魂の否定の文脈で出してくるのはどうかと思うぞ
じゃあ輪廻転生するのは何がするの?って話になる
解脱は生きてる時にするもので、死後の存在とは関わりが無い
要するに生きていくのに糞の役にも立たない死後の消息については、自分からは言及すらしていないし、
それについて質問した弟子を怒鳴りつけてもいる
五人の貴公子の
嫁を捨ててまで
代金未払い(貴公子の場合は権力でうやむや)
を捨丸にもやらせているようなもんだな。
海外で思い出したが英語に訳すときはかぐや姫の罪はsinにしたほうがいいな
crimeとしてしまうと法律上の犯罪になってしまう
姫の場合わらべ歌を聞いたという宗教的な罪だからsinじゃないとおかしい
そうすると大抵の人は原罪を思い浮かべるだろうから楽園を追放された姫の身の上にもしっくりくるだろう
ただ姫は原罪を肯定してしまったわけでアンチ・キリストのような存在になる
逆に日本語は罪概念の区別がないからcrimeのほうでとってたら殺人や姦通みたいなのを予想してしまう
姫の罪はそうじゃなくて業とか煩悩とかに近い
この辺のことにパッと気づくとすばらしく面白いプロットだとわかるんだが
>>302 誰もかぐや姫の犯罪とは思わないだろうさ。例え日本人でも見る前から。
>>300 何がするのって、死んだらすぐ生まれ変わる
何も言ってないということは輪廻だけで霊なんてないということだろ
素直に受け取れば
言い訳みたいなことを言っても仕方ない
お釈迦様が出て何ぞこれって思ったけど、月世界が仏教なのはオリジナル?
>>300 孔子も来世はあるのかと聞かれてあるといえば生きている人間が命を粗末にし、ないと言えば祖先を敬わなくなると言ってるな。
ワイルドな解釈をすると
おそらく生きたいように生きれなかった姫の物語で
あとは、まぁ、仏教とか輪廻転生とか、罪罰とか、不倫、自然、とか、
それっぽく深みを入れるためにちりばめただけだと思うぜ
罪=瓜泥棒
>>308 それっぽく深みをというか、原作準拠で入れただけじゃね。
俺は馴染んでないと思ったが。
311 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 20:00:00.35 ID:QDtbj6SW
WOWOWでホルス終わった。ヒルダ姫ええわぁw
心の葛藤を描いてるヒルダがこの映画の主人公だと思う。
ちびっこの描写がいい。とにかく、かわいい。
高畑勲さんは監督じゃなくて演出とあった。
事実上の監督?監督という肩書の人はいないみたい。
宮崎駿さんの名前もあったw
312 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 20:13:59.10 ID:IkDMzNxf
WOWOWみれてないし 昔かりて見た程度だけど
声は市川悦子さんでしたっけ?
敵役の子供という設定だったか それが物語に深み与えてたような
ヒルダの歌もいいですよね
今回の映画でいうと 天人の音楽に通じる役割を持たせてたような
>>311 演出=監督という解釈でオッケー。
会社と労組とのやりとりとかあって監督ではなく演出表記になったはずだよ。
ヒルダ「あいことばは 【のばら】です 。
よく おぼえておくのよ 。
今でもテレビドラマは監督は演出と表記されるね
現場では監督と呼ばれるのに
316 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 20:29:07.53 ID:QDtbj6SW
>>312 はい。市川悦子さんでした。ただ、若かったでしょうねw
ヒルダの歌いいです。美(歌)は時に人を駄目にすること
もあるというメッセージもあって「風立ちぬ」かいと思いま
した。
>>313 なるほどです。トトロの小トトロを子どもが追っかる場面に
に似たところとか、あちこちにジブリアニメで出てくる場面
に似た所があって面白かったです。
風立ちぬのPVが素晴らしすぎて、かぐやのPV作り、完全にやっちまった感が拭えない件。
いや、疾走PVはインパクト的にいいが、以降脈絡も無い映像垂れ流しPVはいかがされたし
318 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 20:35:02.46 ID:QDtbj6SW
山田君は録画中なので後でみます。
冒頭の哲学的な内容に大笑いしました。
これ子供はわからないだろうなぁ。
どんぐり共和国でグッズが増えてた
店頭でわらべうたとエンディングの2曲が延々流れてて鬱になった
風立ちぬ見に行ったとき
かぐや姫のPVをスクリーンで観て、映画館に観に行くこと決めたんだが・・
それもそのPVではじめてかぐや姫の存在を知ったわけなんだが・・
結果、自分の評価としては
かぐや姫>風立ちぬ
PVとしての出来はともかく、あのシーンは劇中で初めて見る方がずっといいんだけどなあ
322 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 20:45:48.50 ID:QDtbj6SW
>>315 監督という肩書きになると著作権が発生する
演出だとそういうのはもらえないということみたいだな
だいたい、映画のPVとかキャッチコピーとかは既に見る事を決めてる人にとっては碌でもない物になってしまう
コクリコもだけどコケたのは予告とCMによるのが大きいよね
マジでクビにしろよ担当 ずっと同じ奴だけど
海外で考えたら欧米にも
>>255みたいな有名な物語はなくて、
物語はやっぱり、シンデレラや古典の『竹取物語』のように
「親が隠してても貴人に見初められる」というストーリー。
普通の外人がこのアニメをどう見るか考えてみたんだけど、
育ての親が強引に都に引っ越すぐらい貴人との結婚に積極的、
かぐや姫は田舎に帰りたがってずっと暗い顔してる、
生理が来たら男達にお披露目されて、家出もするんだけど行き場がない。
天皇が夜這いしてくる。
日本最古の物語ってこんなんなんだ、可哀相な少女の人生なんだなと。
多分"sex slave"みたいに思われる。
でも、月に親がいるのに、月にも帰りたくないと泣きながら無理矢理連れ去られて行く。
感想は「なんかよく分からなかった。彼女は月でも親に愛されてないの?
・・・それとも月に行ったってのは自殺の暗喩?」
多分こんな感じ。
日本人の3倍ぐらい頭に??付いてると思う。
>>320 同じく風立ちぬで予告をみた口だが、本気でただのラッシュを見せてるのかと思った。
へぇーこれを清書したらどんな仕上がりなんだろ?みたいな。
そのあとこれが仕上がりだと知って、逆に
無性に見に行きたくなって
行ったら大正解。
今日、近所のジブリショップで主婦二人の会話聞いてたが、かぐや姫が
いつ公開かも知らないらしい。
でも知名度は抜群で、ただ映画館に行く気にはなれないから、とのことらしい…。
こういう客を如何に映画館に呼び寄せるかが、興収面での成功を左右すると思う。
一見シンプルに見えて実は深い話というスタンスだし
子どもや大味な脳みそのメリケンが見ても問題はないと思う
>>327 中世ヨーロッパでも、王族や貴族に嫁ぐのなんて、みんな周りのお膳立てだろうに
当然ストーリーだって理解できるわな
いやーやっぱ山田くんが一番好きだわ
面白かった!理解されなくとも良い!
でもどうなんだろうな。
向こうは「風立ちぬ」の前提の戦闘機開発という背景が、
例え劇中で正も誤も描かれてなくても先入観が出来てしまうし。
一方で日本では既知の物語を独自解釈のもと、お話として成立させてるが、
その知識が全くない向こうではどう映るのか・・・・全然想像つかん
理解するのと、共感したり面白がったりするのは別のことなわけで
山田くん最高
かぐやも見に行くわ
337 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 22:03:42.15 ID:9dkG6d43
着物の柄がよく動いてますよね。
これだけでも十分すごいんですよ。
338 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 22:06:32.23 ID:QDtbj6SW
「かぐや姫の物語」は観てしばらくたっても、なんかこう
ずっと残る。何なのかわからないんだけど。
人間だけでなく背景(というかアップも結構あった)で
描かれてる物言わぬ自然も登場人物?だったんじゃないか
なぁ、と思うようにしてる。わらべ唄に歌われてるように。
もう少し上映時間が長くても良かったw
339 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 22:10:46.14 ID:oeY6+xOH
なんか、かぐや姫絶賛派って、宮崎駿監督との比較でしか絶賛して
ないようだけど、なんで作品自体で語ろうとしないんだろ?
このアニメは評価してないけど、あの疾走シーンと、帝に抱きすくめられて、
自分が月人であることを悟る、能のような幽玄なシーンは絶品。
でも、だたそれだけ、全編にあのタッチでアニメ化出来なかったから、
作品としては、不完全品でしょ。
>>328 風立ちぬは3.5ですか
まあ、外国人は普通にかぐや姫の方を評価するよな
でも、風立ちぬもアメリカの批評家には評判いいとか
かぐや姫は楽しみですな
>>339 普段の描写との落差があるからこそ、非日常の描写がより浮き彫りにされてくるわけで。
タッチの違いも演出だろうに
344 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 22:18:58.90 ID:oeY6+xOH
>>342 自分基準じゃないなら、宮崎駿基準なわけ?
なんか、高畑さんカワイソす
シータとパズーを突き落とし、
ナウシカの演説ぶった斬り、
高畑さん、これは宮崎さんへのでっかいノーですか?
いやー、飛び始めた時はどうしようかと思ったw
友人からの情報。
大阪駅の劇場3時の回で
ほぼ満員だった模様。
ただ友人の感想は芳しくないw
>>339 効果としてはよく聞く手法だぞ。シーンに意外性を含ませるものは
バッドエンド慣れしてない外人にはどう映るか
最後の涙と赤子に希望を見出せるのか
>>328 その人日本御用達で別に辛口じゃないよ。
宣伝兼ねてて、ほとんどが粗筋紹介。
アメリカ人向けに捨て丸は純粋設定、天皇は最も傲慢、
読んだら大体あーこういう感じかって分かるよ。
"crime"使ってる。
>>346 満員かどうかは箱の大きさで意味が違ってくるのでは
351 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 22:24:47.34 ID:QDtbj6SW
>>339 そのタッチでは赤ん坊を描けないでしょ。
子育てしたらわかる表情やしぐさが多々あるんだよね。
媼の顔をめずらしそうに手でさわったりとかは、
親は誰でも経験あると思う。
冒頭15分をTVで流したら、子持ち層は絶賛すると思う。
けど映画で観て欲しいわけでw
詳しくないけどセルアニメの赤ん坊はなんかデフォルメ
しないと却って嘘くさい。3DのCGで描くと赤ん坊は気持
ち悪くなる。今回の絵柄が最も赤ん坊をリアリティを
持って描けたと思うんだ。
352 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 22:34:16.50 ID:oeY6+xOH
結局このスレの秘密って、日テレ必死ってことなんですかね?
結構な制作費ご苦労様でした。
>>346 大阪ステーションシティシネマの15時の回だと、180人規模の箱だね。
満員というのも重要で、映画館側は初週の客入りから一番入客ロスのないように
箱を割り当てて行くわけだから満席という時点で既に予想より売れている。
館側の予想よりいい動員推移を辿っているのは間違い無さそう。
>>348 2001年宇宙の旅が受け入れられるならば、これも受け入れられると思う。
終わり方のモヤモヤは一緒だろう
つられてやっか。俺は風立ちぬも好きだぜ。
同じスタジオ所属の監督どうしの作品だから比較自体はおかしくも何ともないけど、どちらが上とか下ってもんじゃねえなぁ。
あ、共通点一つある。
ジブリにしては珍しく、どちらのヒロインにも薄い本を見たくなるエロさがあったw
>>353 私が11月23日に同じ劇場にいったとき
30〜40人だったので驚きました。
ただ観客の反応はまちまちだった模様。
号泣する人もいれば
???な人もいたとか。
友人は???派でしたが
自然描写は絶賛していました。
>>353 いや他の作品との兼ね合いで決まる。
むろん満員に越したことはないが、他と比べないと期待度や成績は判断できない。
六本木とか扱いひどすぎて先週も今週も売り切れ続出だけど来週には改善されるかな
>>357 なるほど。
じゃあけっこう増えてるんだな。
何の効果なのか。
363 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 22:56:57.81 ID:7T5RXt0a
>>306 小学校の時のスクールバスの運転手さんに似ていた
パンチパーマだったし。たくさん乗せてると慎重にならざるをえない。
筋斗雲みたいのを操縦していたから無表情なんだと思う。
>>348 バッドエンドというか、解釈が難しいんだと思う。
>>328の人はある程度日本に通じてるんだろうけど、
全体を分かってない。
もしくはこれをアメリカ人に分からせようとするのは無理だろーと感じたらしく
「惜別の悲しみ、日本の文化、もののあはれである。」的に誤魔化してる。
で、これが高畑の最後だとしたら、とか微妙に失礼なこと書いてるw
一般の外国人には難しいというか退屈だと思うわ。
「ジブリが日本最古の物語を描いたというから見に行った」
(上映も大抵アート系の館)と言いたいスノッブな層とか
親日家は見に行くと思うけど。
まー、外国人がどう感じるかをあれこれ憶測しても仕方あるまい
×増えている ○落としていない
だな それもそれで大事だけど
>>360 >however, she returns to her home on the moon
いきなりラストのネタバレから入るのか
オーストラリアのオタクも不幸だな
369 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 23:21:45.40 ID:hmDChMhN
二回目見て来たが、一回目よりかなりよくわかった。
この作品はアニメーションの形式で作られた交響曲だね。
例えばベルリオーズの幻想交響曲はファウストという作品を土台として、
ベルリオーズの自由な想像力を加えて成立している。
この作品は制作手法も、鑑賞方法も交響曲と同類だと思う。
歴史に残る傑作だと確信した。
第一楽章 田園
第二楽章 都
第三楽章 5人の求婚者たち
第四楽章 帝と月への帰還
>>333 >一方で日本では既知の物語を独自解釈のもと、お話として成立させてるが、
>その知識が全くない向こうではどう映るのか・・・・全然想像つかん
>>327みたいな"sex slave"印象になる可能性が心配。
「これが日本最古の物語か」と思われたら
帝の印象も悪いし、日本の印象に影響しそう。
>>365 まして、当の外国人が90点/100点つけてるのになw
日本人が、「いや、わかるはずがない」とか力説する姿が滑稽すぎるんだが。
今村昌平の「楢山節考」も当年のカンヌ映画祭でパルム・ドール(グランプリ)だからな。
このスレは見た事無い人も多いかも知れないが、あれも乳母捨て山の話でとても外人が
理解して賞をあげてるとは思えんが。
ガイジン馬鹿にしすぎ
これが大昔の物語であることに気づかないようなバカがいるのかよ
そんな奴だったらそもそも見に来ないだろ
でも羽衣伝説のくだりとか説明欲しいかな
てか日本人でも気づけた奴少ないだろ
>>371 いや、誉めるにせよ、貶すにせよ、どっちについてもだよ。
そもそも外国人だって千差万別なわけで。
>>373 多少説話についての知識があれば、見ればわかるでしょ。
まああまり親切な出し方ではなかったが。
>>370 >>370 あなた映画のストーリーを
自分の妄想と混同して考えてませんか?
もう一度劇場にいって見直してみたら?
sex slaveどころか男を手玉に取ってますやん。
あとあなたにとって外国人って何人のこと?
>>370 5人の皇子に無理難題押し付けといて、奴隷の印象とかないわ。
高貴な家柄同士の結婚ってヨーロッパでもあんな感じだろう。
そもそも俺らも海外映画を楽しんでるじゃないかw
なんで同じことだと思えないのか
心配しなくてもちゃんと金配ってるだろうからそれなりの賞は取れるだろ
そのための50億なんだから
こんな事いうと狂信者がキレるかもしれんがリアル中坊でもないかぎり誰でもわかってる事だよ
アカも年取ると某カルト大先生みたいに勲章漁りしたくなるんだよ
>>371 前半と後半矛盾してない?
>>372 これを「日本最古の物語」として見るってこと。
一般の外人は原作なんか知らない。
>>379 名のある賞が金で買えると冗談でも思ってるようではお里が知れるな。
この純和風古典を、わざわざ”sex slave"などと嘯いてみたりするところをみると
意図的に貶めてるのはアチラの方々だったりしてな。
>>381 賞には大抵名前がついてるもんだが、まあそこそこの賞はとれるだろww
金配ってるからとか、僕は馬鹿ですと言っているようなものだぞ
ベネチアで風立ちぬがかすりもしなかったのを忘れたのかね
あれ、何か受賞してたら興収はかなり上積みできただろうに
金配るなら、あれでやるだろ
かぐや姫は海外の賞レースは興行が終わってるから尚更意味ないわな
賞を取ったら困るので、いまから馬鹿な予防線を張ってる、ゲスな心持ちが透けて見えるぞ
>>378 本国で大当たりでも日本ではダメ、あるいはその逆もある。
それと同じことじゃないの。
>>380 あなたの妄想ってこの映画より
原本の竹取物語にイメージが近いけど
つまり外国人には竹取物語を知られたくないってこと?
386 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/07(土) 23:50:46.67 ID:AqLtWXK6
近くの子供が中々笑ってたり喜んでたからこれだよ待ち望んでたジブリは
と思ってしまう
>>376-377 もともとの『竹取物語』なら手玉にとってることが分かるけど
(引っ越しもしないのに山まで貴人達がやってくる)、
このアニメでは籠の鳥設定でしょ。
しかもそれを全面に押し出してる。
ベタに籠の鳥逃がすし、
何度も家出するし、ずっと暗い顔してるし。
「高貴な姫君」として貴人と結婚することを押し付けられているという。
子供の性に関して、アメリカは
姫の幼児期の裸でさえどうだろうって国。
これが日本最古の物語に書かれていたように誤解されるのは不本意だ。
だいたい日本人なら冗談でも"sex slave"なんて言葉使いたくもないだろうに
わざわざ引っ張り出してくるところから見ても推して知るべしになってしまうな
そういう印象を否応なく付けたい心持ちでスケベ心が一杯になってないか?
欧米はアチラの国の喧伝なんて微塵も影響してないよ
アチラというか、アンタの国かも知れないが
中世のヨーロッパだって、貴族の結婚なんて親が決めただろうに
分からないアメリカ人がいたとしたら諦めれ
FEq4hwemってやっぱり粘着句読点さんだったんだな
ミカドガーとかゲンサクガーとか言ってることが昨日の奴とまるっきり同じじゃん
挙げ句の果てにsexslaveとか意味不明なこじつけをしだす
海外の評をどうこい言う以前にお前のほうがまるで理解できてないよ
>>389 冗談じゃなく使ってるんだけど。
なんでこんな展開にしたかなあと。
>>392 ID:FEq4hwemさんあてを間違えました。
申し訳ありません。
ごめんなさい。
>>393 なんでアニメ映画板でいきなりそんな言葉が出てくるの?
どこかの工作員?
さっき見た印象では最後にかぐや姫に羽衣をかける天女の声も朝倉あきに聞こえた。
>>395 いやsexslaveさんへのレスで間違ってないけど、
原作の方がそうだっていうのが大いに疑問だったんで。
この子の幸せの為に、とか
この子は田舎にいるべきじゃないとか
自分の欲望を子供の為、ってことにすり替えて
功名心を満たす道具にしてしまうっていう、もっと言うと父親が娘を商品として売り出してしまうっていう描写、それにたかる人達の描写を
しつこくしつこく繰り返した割には、翁がそれを悔いる描写は薄い
>>393 そんなに原作が好きなら自分で映画化して公開すればいいだろ
お前がやってる行為は他人の創作物に無茶苦茶な言いがかりをつけて弾圧するという恥さらしな反映画的行いにすぎん
まともな批判ならまだしもsexslaveやらなんやら意味不明なことばかりしつこいんだよ
古典の原作と寸分違わず、全く同じに作っていたとしたら、俺は超絶駄作と罵倒していただろうな
映画を映画としてでなくクールジャパン()の宣伝道具として批判してるやつはマジで消えてほしい
糞ウヨが海外の反応でオナニーしてる様はかぐや姫が庭でミニチュア作って現実逃避してるのと同じだよ
言ってもわかんねーだろうけどな
昨夜の原作ガーと同じ人だからスルー推奨
外国人でも少なくともシェイクスピアやアラビアンナイトを知ってる人なら
仏教哲学やアニミズムに造詣深くなくても理解できる内容だと思うよ
>>397 俺もそう思った
エコーがかかってたけど
同じ声だとしたらなんか意味があるんだろうか
天人は感情がないからみんな無個性で画一的なんだろうな
性的な描写がこのままでは海外に出せないってのが実際。
日本と海外は違うんだよ。
特にアメリカの子どもを持つまともな親は、
子どもの虐待と児童ポルノに敏感。
406 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 00:23:50.15 ID:jkoauaIH
三宅裕司は地井武男の声を補っていたんだ。
敏感すぎてちょっと海外の感覚は狂ってきてるけどね
>>405 かぐや姫は宇宙人だとしてもNGなのか?
ケモノロリは海外でもセーフだと聞いたが
>>407 ううん
そこは日本がおかしいと思う
どんどん狂ってるのは日本の方だよ
>>406 台詞のところ三宅裕司の声って意識して聞いててもわからないぐらい秀逸
>>398 >>327の指摘に関しては
この映画より原本の方が近いということを言っただけです。
私は原本のかぐや姫も映画のかぐや姫も
sexslaveのイメージはないと批判するつもりでした。
他に疑問があればお答えしますので
ご質問ください。
412 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 00:28:25.36 ID:NsL3ngab
姫が故郷に帰ってきて捨て丸と会う前に
コケシ?みたいの拾ってうふって懐かしむシーンあるんだけど
幼少期のシーンって何個かカットされてんのかな
>>409 性的な感覚を意識する方がおかしいのでは?
>>412 あれはおわんのつくりかけのやつで
幼少期におわん作って売って生活している描写はあったはず
>>413 ううん
あなたが狂ってるほうに慣れすぎてるから、おかしいって思うだけだよ
417 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 00:31:58.53 ID:jkoauaIH
>>414 嘘を吐け?
嘘をつけ、じゃないの?(*^^*)
正直、映画の序盤で捨て丸は確実にロリコンの役だなと思ってしまいました。
絵が綺麗って人はそれでいいと思う
暗喩と結末を考えるとすごく救いのない映画
>>408 NG
どっちがどうというより
日本は感覚がちょっとガラパゴス。
日本はある意味特殊なガラパゴスで、
日本以外の国の方が多いことを忘れてる。
この原作を変えたアニメで日本の印象を悪くする恐れがあるのは確か。
>>411 そうかな?
少なくとも>327の内容が原作の方に近いってことはないと思うんだが?
書いてることの妥当性はさておき、一応原作と映画の違いを踏まえていると感じたのだが、
例えばどの辺が原作の方が近いと思った?
まあ、もし当てこすりの意図で書いたってだけなら、別に無理に返事は要らないけど。
(本当にそう感じての意見だったのなら、興味はあるから聞きたい)
ID:vEQsCRAt = ”sexslave”発言者
日が変わったので一応補足。
>>419 よくみれば人形ではなく
おわんの形に荒削りした木材ってすぐわかる
>>416 あれを観て性的に興奮するもんなの?
理解のある日本人はそこまで思わない
ノベライズ版では人形って設定だったよそれ
木地師が子どものために作ったものだろうってかぐやが推測してる
428 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 00:37:03.42 ID:1A2KW0zF
かぐや姫の物語自体が交響曲だとすると、高畑の久石への指示が腑に落ちる。
せりふと人物の行動が主題、背景がコードに当たるので本当の音楽が入り込む余地がない。
映画の内容自体でわざと協和と不協和を何度も繰り返す。あたかも本当の交響曲のように。
だから高畑は久石に映画の内容に介入しない最低限の音楽を要求したんだろう。
>>414 本当だよ
つまらなそうだし、作る意味がない
原作を読んでればいいだろと
一般的に、かぐや姫で性的な物を感じるのかは同人の薄い本がどれだけ売られるかと言う事で判定できる。
>>420 救いがないとは思わないな。
もちろん悲しい話だけど、最終的にこの世は素晴らしい、で終わってると思うから。
かぐや姫の話を通じて
この地球は穢れてなくすばらしいって評価した
それだけ
あの、こういう流れになったから書くけと
今の日本の女の子達が晒されている悲惨な状況と、救われる為には拒絶して拒絶して、最終的には綺麗なままでいるには死ぬしかないみたいな、凄い悲観的な話に見えたんだけど。
あの、もっと言うと、ステージパパと娘の話に見えた
434 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 00:40:04.32 ID:aA47oab9
>>419 ビジュアルブック見て確認したが、
お椀にしては小さいのよ。
かぐや姫は、その物体を親指と人差し指で
挟んでいる。本当に何だろうか?
誰か教えて。
>>428 なるほどね。でもどうだろう
あの「映画の内容に介入しない」っていう指示も眉唾っぽいなーと思うよ。
2回目はその当たりも意識しながら見たんだけど、疾走シーンなんかピアノを
荒々しく弾き鳴らしていて、モロ感情を煽ってる風だったんだけど。
だから、あれはわざと監督がそう言ってるか、さもなくば久石が頷きながら
指示を無視したかどちらかじゃないかな、なんて思ったりw
>>429 じゃあ「原作まんまだった」とよく言われるこの映画版は、駄作って評価になるんじゃね?w
>>433 日本の女の子って、むしろ保護されてる方だと思うんだが。
少女が男子に比べて被害に遭いやすいってのはあろうけど。
>>436 それはアンチの常套句で、ちゃんと見てればその批評は一ミリも当たらないよ。
そのセリフで映画館から足が遠のく人間が少しでも増えればいいなー、とでも思ってるんだろうけど
あの竹取物語が原作まんまだったらひっくり返るわ。
>>431 いやいやいやいやw
あれはかぐや姫にそう叫ばせたのをあえてぶった切って見せる、羽衣かけられて強制終了っていう「うわぁ」っていうシーンだと思うけどね。
まぁ、それぞれの感じ方だから。
あれは同じ中身の問答をナウシカの漫画の方の後半でやってるんだけどなぁ。
で、ナウシカは叫び切って終わるんだけどなぁ
そのセリフのせいかはともかく、実際に客足遠のきまくってますけどね
>>433 かぐや姫はそういう意味では綺麗=善じゃないだろ
拒絶=我を張ってる過程で人死んじゃうし、自分は知らないっぽかったとはいえ妻子持ちの捨丸と
駆け落ち?しようとするし
力点があるのは「拒絶して純潔なまま死ね」ってことじゃなくて「良く無いこともしちゃうだろうけどそれも
人生だよ、自分のやりたいように生きようよ」っていう部分じゃないの、というか俺はそう思ったからこそ
この映画良いなって思ったんだが
>>438 スレを見てる限り、そんなことはないなあ。
アンチはむしろ「原作と違うからダメ」ってスタンスじゃないの?
なお俺も別に原作まんまとは全く思ってないが、
初見感想でそういう声が多いのは事実。
同じ奴が工作してるんでなければw
>>435 さっき注意して聞いてたんだが、確かにそういう点もあるが劇伴が入っている時間自体かなり少ない。音楽は極力控えている印象だった。その分姫の琴が引き立つ。
日本人は鈍感だけど、このアニメ、性的虐待が入ってる残酷な話だよ。
多分アメリカだと年齢制限つけるなり、事前に通知するなりしておかないと、
アニメだからって子どもを連れていった親から苦情が出る。
幼い子どもにこれを見せること自体が虐待になるからね。
勝手な思い込みで意味不明ないちゃもんをつけるのが粘着句読点の特徴
トトロはさつきのヌードがあるがレイティングはG
タエ子の入浴があるおもひでぽろぽろはPG
グロシーンや暴力シーンがあるホタルでさえPG
どちらも一般映画用の指標で規制されてない
かぐや姫は赤ちゃんだし水浴びシーンもさつきやタエ子レベルだから問題ない
虐待や性奴隷うんぬんはそもそもそんな描写は一切ないから論外
>>437 保護され過ぎてるってのが問題だろ。
どっちかといえば中高生のうちに好きな男とくっついちゃえっていう話だし。
>>437 あははは
こんな、ペド天国な国はありませんよ
全くといっていい程、保護されてません
日本っていう世の中がすごい容認、黙認をしているのと
暗喩、メタファーが溢れてる
男の子も女の子も、ズタズタです。
>>436 他の板でも、まんま竹取物語だったとか言う人がいて驚いたよ
どこがまんまなんだ、と
>>444 実際にアメリカで公開されてから君のレスを笑うことにするよ
>>440 >>353 >>357 >>362を見ても、遠のくどころか明らかに増えてるみたいだけどね。あなたの希望とは裏腹に。
>>442 アンチには両方あるんだよ。論理的に矛盾してるのになぜ両立するかというと、
両方ともこの映画を貶めるという目的には合致しているから。
要は貶められればなんでもいい。むしろ本当に見てるのかすら怪しい。
>>444 米国で、そういう扱いをされてから言ってくれ
今だと言ったもの勝ちになるから
>>441 って、肯定しようとしたら、ブッてスイッチ切られて月に強制連行されたんだけど・・・
それぞれの感じ方だけどw
453 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 00:54:21.47 ID:k+biSZMW
原作のまま、何のひねりも無いという輩は、
UFOとか宇宙人とかSFみたいなものを
期待してた連中。
この高畑版かぐや姫は、人間的な感情の表出を
描いている。
それを感じられるには、バーチャル世界に住む
ニートやヲタには、響かない。
生身の人間を愛した者。子育てを体験した者には
良く理解出来る映画なのです。
>>422 あくまで「かぐや姫の物語」と「竹取物語」の
比較してと受けっとっていただきたいのですが
原本のあらすじとこの映画のあらすじを
簡略化した場合
>327の内容は原本の方に近いと
そう指摘したかっただけです。
私は原本のかぐや姫については
「知恵」があり「親孝行」で「貞節」であるという印象を
持つのように描かれていると思っています。
もちろん不実な男をやりこめる「ユーモア」もあると思っています。
まだ不十分でしょうか?
どうも>327の人はあの手この手で
この映画は原本より圧倒的に劣っていると
みなに認めさせたいように感じましたので
つい反論の手段としてこのようなやり方をとりました。
なお、私は原本もこの映画も
どちらも好きです。
>>450 都合の悪いことは何でもアンチの仕業にするのは感心しないね。
sexslaveと何ら変わりない所業。
注意してみると細部の描写が凄いね。
タケノコが竹を降りて家に戻る描写も見事だった。姫が衣を燃やすように言う時に体が震えているのもよくわかる。
ID:vEQsCRAt=ID:k5xhfftu= sex slave野郎っぽいな
どっちがどっちだ。
それに、明らかにアンチの論旨を、外人が抱く”sex slave の印象”という言いがかりから
レーティングの話にすり替えて来やがったw
まぁそれすら言いがかりなのは、
>>445で既に暴露されてるがw
458 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 00:57:10.72 ID:A7wvN5OR
>>453 俺も事前情報無しの段階では、かぐや姫が宇宙服くらい着ちゃうんじゃないかと思ってた。
ちょっとSFを期待してたが実際は違った。でも、これは良かった。
>>453 他の映画の感想でもそうだけど、ストーリーしか追えない人っているよね。
>>453 申し訳ないが親に迷惑かけてる自覚あるニートの俺には響いてしまってバイトし出してしまった
子供たちが山でたけのこ取ってたけどあんな育ったの食べれるのかな?
>>454 別に批判するつもりも、どっちが上とか言う気もないんだけど、
君のその捉え方(それ自体は解る)だと、327とむしろ逆じゃない?という疑問で。
>>452 俺の場合「肯定しようとしたら」じゃなくて「肯定した途端スイッチ切られた」って感じなんだよな
しかも生半可な肯定じゃなくて、人間と言うか地球上の良いもの悪いもの全部含めた全肯定
月からのお迎えも「死」の一表象だろうけど、そういう表象も含める事によってそういう「死」さえ
映画は肯定してるようにも俺は見える
要するに人間生きて死ぬから人間なんだ、だから生きてるうちに思い切り生きようよっていう
まああなたの言うとおり感じ方は人それぞれなんだが
捨て丸のくだりも淡い夢やら期待もざっくり切り落としててすごいわ
飛び始めた時は、どうなるのこれって思ったけど、「そりゃそうですよね」っていう結末で。
あれはよくやったなと思う
「ヒメに人間の穢れを気付かせるため、
月の世界は翁にわざと高価な衣装や金を与えた」
という説があるがそれは違うと考える
最初に翁が姫に出会ったとき
姫は高貴な衣装を着て姫君の姿をしていた。
が、媼が姫を手にした瞬間、はだかの赤ん坊に変化する。
のみならず媼の身体からお乳も出てくるようになる。
次に姫の身体に密着したのは十三歳の捨丸で
これ以降ヒメは捨丸の成長に合わせて女の身体になっていく。
そして、ヒメを高貴な姫君として教育すべく雇われた相模
天衣無縫なヒメが、相模の教育を完璧に習得する。
最後にヒメを抱きすくめたのは帝だが
宮中に上がるのを断られたとき帝は素の表情で「面白い」とつぶやいている。
彼らの共通点は「ヒメの身体に触れたこと」
作中、捨丸の仲間や女童もヒメと触れ合うが
そこに変化がないことを考えると
姫を変化させる条件は
「身体に触れる」と「大人」ということになる。
彼らの望み(言いかえれば欲)は
竹取の翁は「身分の高い姫君」
子どものいない媼は「赤ん坊・育っていく子ども」
生活に追われる捨丸は「美しい妻」
教育係の相模は「知性と立ち居振る舞いの完璧な高貴の姫」
絶対権力者の帝には「自分の思い通りにならない女」であり
ヒメは彼らが望んでも手に入れられない、
あるいは手に入れられなかった存在に変化していき彼らの望みを叶えていく。
これと同じで
月は翁をリードしていたのではなく
単に翁の望むものを与えていただけだと考える
金も高価な衣装も望んだものを出しただけ。
そうやって望みを叶えていってもなお、悲しむ結果にしかならないから
「人間とは罪深い」なのでは?
わざわざ不幸になるように導いて「ほうらごらん」と言われても
観客はともかく、姫はとても納得できないだろうし
思うままにいかない悲しみ・苦しみ・業があっても
人の世を肯定するからこそ
そもそも彼女はこの地に下りてきたのではないか
466 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 01:01:52.93 ID:eJX6yoZA
467 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 01:03:11.73 ID:ppCm/WMK
>>460 申し訳ない。ごめんなさい。
でも、そんな影響をあなたに与える程、
この映画は素晴らしいという事かな。
バイト頑張って下さい。
青くて丸い地球は二回出てくるからこれ間違いなくわざとだな。
わらべうたは最初のがよな抜き歌謡風、後のが陰旋法風だと思うが前者を長調、後者を短調と誤解してた人がいたな。
470 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 01:05:20.80 ID:eJX6yoZA
>>462 ですから327さんが
映画を誹謗するつもりで語った思われる内容が
327さんがより優れていると信じている原本をも
誹謗してしまっていますが
そのことはどうなのかと
327さんに意見を伺いたかったということです。
>>465 なるほど、面白い見方だね。
大人の人間=穢れに触れると、みたいに考えることも可能かな。
>>461 そこ注意して見てたがちゃんと平安時代のタケノコ取りの描写になってた。
当時の竹は孟宗竹ではないのであれで正しい。
>>465 なかなか読ませる考察だけど、相模は姫の身体には触れてないよね。
(望みを叶える対象には入ってる割には)
月が翁をリードしていた訳ではないというのは、まぁ原作を読めばその通りなので
そこは当たってると思うけど。
>>457 粘着句読点はわざわざ複数IDで自演までしてるみたいだが
文体や発言の突飛さで明らかに同一人物とわかるなw
頭の悪い言いがかりしかできないから構っても無駄
即刻NGした
竹から出てきた段階でスタートレックみたいな服を着てたら…
>>454 >
>>327の内容は原本の方に近いと
>そう指摘したかっただけです。
原作読んだ?映画見た?
>>471 いや、だからw、君が書いた原作の姫像って327とは逆にしか思えないので、
それでは原作を誹謗することにはならんのではないかと。
「映画より原作の方が327に近い」という文言に疑問を覚えたんで、
どういう捉え方をしてるのかと思って聞いたんだけど、まあもういいすw
悪かったね。
粘着句読点とか言ってる人の方が粘着質でうざいわ
>>463 全く思いっきり生きれなかったかぐや姫でそれを伝えてるんだ・・・
んー、ごめんね、私にはよく理解できない解釈だけど、そういう捉え方もあるのかもね・・。
あー面白かったw
これ改めて予告編見ると、内容がかなり意図的に改竄されてるよね
宣伝とは言え、ここまで作品をいじられて高畑は怒らなかったのかね
一貫して頭が大きいのは似顔絵にしようとしたためなのかな。
これはちょっとひっかかった。
>>453 > 生身の人間を愛した者。子育てを体験した者には
そんな経験もないし、この先もないだろうが、充分響いたよ。
>>460 結構じゃないかwww
>「拒絶する女=浮舟の物語」だけは遂に書けて、しかしその作者には、遂に「走って行く女の物語」だけは書けなかった。
>その時代、少女はある瞬間だけ走ることを許されて、その後には絶対にそれが許されなくなってしまう。
> でも、もうその少女は、自由に走り回ることができるのです。
>紫式部が絶対に選ぶことが出来なかった物語の「その先」は、その時代が一千年経って、もういくらでもあるのです。
>「結局絶望がある」というのは、まだ様々な「仮の世」を経験する以前の、一千年の昔にやっと辿り着くことが出来た結論で、
>それから一千年経った現在には、また違った結論が用意されなければならないのです。
竹取物語の内容すっかり忘れてたせいか、見てて源氏物語ばかり思い出したわ
竹取も読み直しているけど、似たようなところも多いのかもなー
引用は源氏供養という本からだけど、まさにこれを映画化したような作品だった
音楽に詳しい人が見たらもっと楽しめるだろうな
聴音ができる人によると姫の琴と最後の天人の音楽は同じ旋律をつかってるらしい
貴族に聞かせた琴は明らかにケルトハープまで使ってたし楽器まで同じ
自分の意志では難題で貴族をあしらいつつも天人の琴で無意識に魅了してしまうという
月に課された残酷な宿命だ
私の知ってる人で17とか19でデキ婚した人は離婚してる
かぐや姫も都に行かずずっと村にいても別れは来るんだよ
>>482 宣伝の為に、同じシーンでもまるで違うセリフが当てられたりとか
映画ではよくあることだよね。(まぁ今回はセリフゼロな訳だけど)
問題は、興収に結びついていないところなんだよなぁ。改竄してまで
訴えたかった内容はつまり映画館で見てくれってことの筈なんだけどね。
まぁ伸びているという報告もチラホラ上がって来てるからこれからなんだろうけど。
490 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 01:21:11.97 ID:A7wvN5OR
月の奴らが金塊とか着物を仕送りしなければ幸せだったのに。
一人暮らししてる娘に良かれと思って親が大金を仕送りした結果
クラブ行って変な男に目を付けられたという流れだろこれ
西村Pが責任とって脱げ
相模の目を盗んでボーイズラブ絵巻を描くかぐや姫
>>490 村にいても捨丸は10年帰ってこないし
非定住民の集団について行っても村にいても、結局一緒じゃないかな
>>493 あの捨て丸なら竹取りに転職するだろう。
10年問題だけど、捨丸はかぐや姫の特殊能力によって呼び寄せられていたような気がした。
>>477 原本も読んでよく知っていますし
映画も見ていますよ。
昨日のID:Tu54FPNz です。
なにか行き違いがあったみたいで。
>>465 いやいやいやw
歌に憧れたら「んなら行ってこいや」って落とされて、初恋の人から引き離されるわ商売道具にされて酷いこと言われるわ、そういうのが嫌だと思って拒絶してたら自分のせいで人しんじゃってうわーってなるわ、最終的にはこっちに断る権利0な人から手篭めにされかけて
心の底で「もう嫌です」って言ったら「はいお疲れー」ってお迎えが来ることになり
初恋の人に会いに言ったら嫁も子もあるのに「逃げよう」とか言ってふわふわ飛ぶけど夢落ちで
いよいよ来たお迎えに「いや、ちょっとはいいところもあるけと」って言おうとしたら「はい強制終了ー」で、月に連行
なんか、すごい話だった、ってのが正直なところ
個人の感じ方なんでw
>>456 あの竹にぶら下がるアクションは躍動感があってよかったな
子供時代の体験や幸福感って一生忘れられないからな
あんな少女が窮屈な都や貴族生活を好きになれるわけがない
前半のタケノコの気持ちがある分普通の竹取物語とは全然違う印象だった
エピソードは同じでも違う文脈を与えるとこんなに話が見違えるのかと驚いたな
501 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 01:38:24.74 ID:A7wvN5OR
>>500 鈴木は余計な事を言い過ぎるな。
むしろ、千と千尋のエピソードが酷い。
>>495 あのシーンは捨丸にだけ歌が聞こえてたり不思議だったな
かぐや姫が月の時間操作の力を使って10年後帰ってきた捨丸に会いにいったとか
それだと最後のお迎えのシーンがおかしくなるけど
炭焼きのおじさんがわざわざ張ってくれた伏線は無視かw
タケノコは地中から掘り出すものであり、
地上に出てきた状態になれば食べられない。
10年経過させると女童が成長しちゃうから。
>>504 すぐ上に同じようなレスがあるんだから雑学披露する前に少しはレス検索ぐらいしたら?
>>496 >
>>327の内容は原本の方に近いと
>そう指摘したかっただけです。
原本読んで映画見て
>>327の内容が原本の方に近いというのは違和感がある。
明らかに映画の方に近いけど?
>>473 なるほど、うちらが今食べてるたけのこは平安時代には日本に無かった外来種なのか。
あのたけのこ、現代では食べられないのかね?
代わりにおじさんのタケノコを食べさせてあげよう・・・
ホラ、あーんしてごらん?
WOWOWでとなりの山田くん観たけど、なるほどかぐや姫に繋がる共通のテーマと実験的な作画に挑んでるね。
しかし、これ制作費80億だろう?かぐやも50億と言われる。
金かけすぎてるから評価されないんだと思うよ。
山田くんなら3分100万でまったく同じ絵を作るプロダクションはいくらでもありそう。
それも全てアナログ手塗りの彩色で。それでも4億。
カリオストロが4ヶ月の制作期間で5億だろう?純制作費は1億もかかってないと思うけど。
制作費の50億がかぐやの評価の足をひっぱってると思うよ。
そこも魅力じゃないかな
そもそもこれ商業アニメじゃないもん
>>510 その80億円がどこから出てきた情報なのか分からないけど
Wikipediaによると山田くんの制作費用は、およそ20億円と書いてあるね
でも確かに製作期間8年!制作費50億!の宣伝は逆効果な気がする
いらんハードル上げてるとしか考えられない
>>510 金は別にいいや、制作費出すのはスポンサーだし
ましてや今回は最高のパトロンがいるし。
問題は時間だろ。8年は流石に長すぎ。
氏家さんや地井さん死んでるし
年齢でいえば高畑も月からお迎え来てもおかしくない
プレスコ当時、地井(武男)さんは台本を読んですぐに高畑監督に質問した。「高畑監督、これは地球を否定する映画なんですか?」
すかさず高畑監督は「まったく逆です。これは地球を肯定する映画なんです」と応じた。
その後、その答えに安心してか、70歳近い声優初心者は楽しそうにプレスコを続けたという。
この監督の意図すごいわかりやすかったけど
救いの無い話とか言ってる人読解力無さ過ぎじゃね
あと死んだ人はとりあえず誉めとけみたいな日本の風潮なんなの
地井さんの演技は良かったと思うけど亡くなってなかったらここまで絶賛されてないでしょ
>>514 それユリイカだっけ?
故人とはいえ「これは地球を否定する映画なんですか?」はあまりにひどいよな
>>512 直接制作費で23億6千万円とあるね。80億はガセかも失礼。
>>514 そのシーン、WOWOWのドキュメント前編にそのまま出てくるよ。
>>514 遺作なんだし地井さんに好意的な意見があるのは普通だと思うけどな
それに別に日本だけの風潮じゃなくね?
マイケルやカートコバーンみてみろよ
>>518 確かに海外の風潮は知らないのに書きました…
520 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 03:25:36.43 ID:Gm99sf6x
>>508 >
>>473 > なるほど、うちらが今食べてるたけのこは平安時代には日本に無かった外来種なのか。
> あのたけのこ、現代では食べられないのかね?
マダケとかハチクで検索すると、通販サイトもヒットするのでお試しを
外来種かどうかという観点でいえばタケ類はほぼ中国大陸原産で時期の違いはあれども
帰化植物いうことになる
マダケに関しては日本原産種という説もあるけどね
>>513 氏家さんには死ぬ前に制作途中のものでもちゃんと観せてあげたのだろうか。
仮に年収600万程度の人100人を8年間雇い続けたらそりゃ50億になるな。
宮崎さんの作り方もそうだけど、なんで絵コンテあがらぬうちから制作に入るのかね?
8年あるなら6年コンテに費やしてもあと2年で十分完成できたろうに。
制作費1/4になった。
>>515 言葉通りの喧嘩腰で言ったわけじゃなく、話しながら監督の意図を聞いて確かめただけだと思うけどね。
テーマの描き方が重層的で、
単純に「現世を肯定する映画」なのかどうか、
観客の間でも感想が分かれてるくらいだし、
台本しかない段階ではもっと微妙だったかも知れないし。
地井さんは「地球=現世を肯定する映画」だと監督の真意を確認して安心したんでしょう。
>>522 ドキュメントでもそんな感じだった。
質問を受けた高畑監督も穏やかに笑いながら受け答えをしていた。
むしろ録音日でもない日に役作りのために地井さんがスタジオまで出向いて
監督の意見を伺う真摯な姿勢に感銘を受けていたような感じ。
私はとにかく力強い生命賛歌だと感じて、しびれた。泣いた。
この世に生まれて来た理由は、主体的に生きるため。
これ以上ないほど「生きる」ことを讃えた素晴らしい映画だった。
もう一度見たいな。
ちいちいのイメージからあの一文が喧嘩腰とは夢にも思わなかったな
>力強い生命賛歌
野生児たけのこの魅力ですね
526 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 04:25:34.50 ID:/8OefaxZ
ノンフィクションwの録画見たけど、本読みの時、
ちいちいに「喋り方が時代劇っぽい」と高畑監督がダメ出ししてる場面
観てるこっちがヒヤヒヤした
>>500 「姫の犯した罪と罰」の方が間違いなく興味を引くよ。
「清く、凛々しく、美しく」はないわ。
優等生アニメのイメージのまんますぎてダメでしょ。
タイトルは「たけのこ姫」でも良かったかもね。
みんなかぐや姫だとわかってるんだし。
「の」が入ってるしw
あ、「の物語」にも入ってるか。
とにかく配給会社はクソ宣伝しかできない感じ
なんでも興味を引いて客が来ればよくて
来た客がブーイングしても関係ない
>>527 俺もそう思う
糸井ならどんなの考えたんだろうな
このコピーも、ジブリ史上最高傑作のコピーだろ
なにもわかってないな、おまえらは。
アニメしかみてないからじゃね?
無い頭で考えると
「こんにちは、さようなら、ありがとう」
って感じか。
もう「この世は生きるに値する」でいいよ。
夜中の9時からNHKFMで二階堂僧侶の番組やるな。
最近特集が固まってるな。
同じジブリ作品ということで、
アニメーションに関心がない人からは、
ジブリの「風立ちぬ」が完成してからの数ヶ月で大急ぎで作った作品かと勘違いされてないだろうか?
それはないでしょ。
昨日のレイトショーで観てきた。
見終わった時は正直ポカーンだったな。
映像に関してはとても素晴らしく美しかったけど、
二度の夢落ち現象や、姫の突然の月世界人覚醒がワケワカメだったり、
姫の苦悩が理解は出来ても共感は出来なかったり(これは私が男だからなのかな)、
ストーリー面に関してはあまり感銘を受けられなかった。
ワケワカメ部分についてはパンフで補完出来たけど、そこは劇中で分かるようにしておいて欲しかったなと。
もともとわけわからん話だからしょうがない
539 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 07:43:38.46 ID:z73UO1Zt
>>521 氏家さんには脚本(プレスコだから完成してるはず)と
それまでに完成した分の絵コンテを見せたそうですよ。
パンフレットに書いてある。
WOWOWのドキュメントで脚本の実物が映ってたけど、
プレスコ用脚本って演劇での脚本相当(役者さんが
読んで演技する)なので完成してなきゃ困るものだ
と思う。ノベライズ本がすぐに出版できるのもその
せいかと。
舞台も観てみたいなぁ。その際は自然の美しさを舞台で
直接表現するのは無理なので、演技が舞台用に映画より
大げさになってもかまわない。ドキュメントでの
地井さんの最初の演技は、舞台だとああなんだろうと
思った。
>>507 307氏の主張では
この映画を見た外国人には
かぐや姫がsex slaveに見えるのではないか
そのために原本までも
そのような物語とされるのを危惧するということでしたよね。
それに対して307氏のような恣意的な見方で
あらすじを組んでいけば
むしろ原本の方がsex slaveと誤解させやすいですよと
指摘するつもりでした。
映画の場合は様々なエピソードが盛り込まれ
かぐや姫の性格や生い立ちも
翁や媼・友達との交流も
丁寧に描かれていますよね?
野山を駆け回り、自分の意見も主張しています。
対して原本のほうは
短いダイジェストのような体裁で
姫の生活や本音の描写はほとんどされません。
その上、幼い時は駕籠の中で育てた
可愛がって外に出さなかった
月からの迎えの時も
何重にも囲って隔離するなど
自由を制約されるイメージは盛りだくさんです。
どちらのほうが「奴隷」という印象を
持ちやすいと思いますか?
>>540 ごめん、その比較なら前者だわ
奴隷ってのはね、金で売り買いされるんだよ
>>541 あなたが原本と映画を両方知っていて
そのように判断されたのなら
理由をお聞かせください。
>>544 アンチ相手しても仕方ないよ
非論理的なんだから
>>541の受け答えが典型的なんだけど、
どこに映画中にかぐや姫の嫁入りに金銭のやり取りが描写されてたんだって話だろ?
もはや意味が分からない。これがアンチなんだよ。
548 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 08:29:18.02 ID:z73UO1Zt
この映画の月の世界って階級制社会(少なくとも役職wは決まってる)
なんだろうけど、子育てに相当すること(今回罰で地上に行かせた
こと)をやらないといけない程度には人間界に似てるんでしょうね。
その辺がもう少し映画だけでわかると、羽衣伝説と絡めて罪と罰を
姫自身が語るシーンが理解しやすかったかも。
ノベライズ本だと序章で自然にそう思える。
映画でカットしたシーンにありそうw
映画を観た後、ノベライズ本の序章と終章も読むとエピローグを観た
ような感動がある。
ただ鬱展開(ネット用語?)が嫌いっていう若者は読まない方がいいw
>>537 >姫の苦悩が理解は出来ても共感は出来なかったり(これは私が男だからなのかな)、
まぁ分かるけど、苦悩し過ぎじゃね?て感じ?
やっぱ猛ダッシュの場面と御門の場面かしら
>>500 関心を持たせるには「罪と罰」の方がセンセーショナルで優れてると思うが、
それがこの映画に最初から暗い印象を与えてるとも思う。
「清く、凛々しく、美しく」だったら、見た人の印象もけっこう変わってたんじゃないかな。
もちろん影響されない人もいたろうけど。
最後のシーンで罰の結果を見るか、凛々しさ美しさを感じるか、みたいなイメージの違いとか。
かぐやはとかくネガティヴなイメージが付きまとうから
明るいイメージのコピーも面白いね
全然清くないが。
ネガティヴな印象は原作のかぐやのことね
>>537 見終わった時にポカーンした、という感想がなかなか面白いね。
実はのんびりしてるように見えて、なかなかジェットコースターのような展開だからね
この映画は。
置いてきぼりを食らう人が出るのも仕方ない。
夢落ちに関しては、いちいち目くじら立ててるのも面白いね。
何かのマンガの影響なのか、とてもいけない事のような先入観を
持ってるひとが多いけど、あれは本編そのものが夢落ちであることは避けるべきという
ドラマ作りの基本を示してるのであって
劇中の数分程度のエピソードがそうだからと言って文句言うようなもんじゃないのに
むしろ夢落ちの方が余計な尺が要らない分スピーディ。どちらとも、別に夢落ちでなくても進行出来るし
夢落ちは2回繰り返してるから、まあなんらかの超常的な力が働いたと見るべきところなんだろう。
天人の介入操作なのか、姫の自己防衛超能力の発動なのか、まあそんな感じで。
>>507 引っ張っても迷惑でしょうから
これで最後にしますが
>>327の内容が原本の方に近い
この書き方があいまいで
混乱させたかもしれませんが
327氏の書いた映画の「あらすじ」が
原本のあらすじに近いといいたかったのではなく
原本「竹取物語」は外国人にはシンデレラストーリーとして
受け止められるだろうが
映画「かぐや姫の物語」は外国人には
sex slaveの話に見えるだろうっていう
レス全体の内容に対して
意義を唱えたかったということです。
恣意的にそれらしい所を抜き出して
あらすじを作っていいのであれば
むしろ原本のほうがsex slaveの話のように
見せやすい内容ですよと。
>>540 うーん、悪いけど、やっぱり説得力を感じないな。
元の人の発言は恣意的ではあってもまだ方向性としては合ってたと思うけど、
原作をしてそう主張するのはもはや捏造、詐欺レベルかと。
天人の介入だろうね
途中で姫が会話してるから
>>524 すさまじいまでの生命賛歌、人生賛歌の話だよね
この世で生きることは残酷だし穢れてるししんどいことも多いけど、それすらも愛おしい
姫が演説を羽衣で遮られても、ほほを流れる涙がなお地球を肯定していることを端的に表現している
>>555 終盤の展開の早さもだけど、え?これで終わり?と言う思いの方が強かったかな。
夢落ちについては、目くじら立ててるとかそういうつもりではなくて、
何で時間が巻き戻ったのか、映画を見てるだけでは理解出来なかったので、
もうちょっと説明が欲しかったなと。
>>559 私が
>>385で「妄想」といった部分は
そこに書かれていた映画のあらすじに対してではなく
外国人がこの映画を見たらsex slaveにみえるのではないかという
307氏の主張に対してです。
たいしてあなたは「あらすじ」にたいして
私が「妄想」としてきしたと勘違いされたのでは?
ここからのかけちがいではないでしょうか
564 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 09:07:18.14 ID:eJX6yoZA
>>561 人生に対しては、賛歌より哀歌、応援歌と言った方がぴったりくる
>>563 いやそれはどっちでもいいのだけど、
元発言氏と同じ程度の操作で原作をそのように妄想させる素材に出来るならともかく、
より悪質な操作を行わないとそうは出来ないっぽいのはちょっとなー、ということで。
「悪意をもってすれば、原本だって同じように思わせることは出来ますよ」程度なら、
別に反論もしなかったんだけど。
出かけてるので、この件はこれにて。
関係ないが今日のプリキュアはかぐや姫展開だった
貝を割って外に飛び出して都の大路を疾走する姫
巨大な月が登場
荒野を走ってる時もずっと月が
雪原で倒れるとバックに大きな月が
そして月の小さな天女が迎えにやってくる
宴会場に戻ると貝が割れている
ここまでしつこくやってるのに夢オチと思う人がいるんだな
もう、月の王が出てきて、うむ、これは駄目だ、元に戻そう、と言うとか、
そこまでダサい演出にしないとダメなのかね
罰を与えるために穢れた地上の世界に下ろされたけど
天人たちはひどくかぐやの事を常にみており心配していたわけだよね
・竹の金塊
・竹の綺麗な布
・呼び戻すほどの問題でなければ手助け(2回の夢オチみたいなところ)
最後に姫が「もうここにいたくない!」って叫んだところで緊急SOSと判断して15日にお迎え
>>565 ですからこれは307氏に対してのレスであったと断ったのを
あなたが意見を聞いてきたからお答えしてきたんです。
私が原本に操作を加えた書き込みもないのに
なぜそのような批判を受けるのかさっぱりわかりません。
むしろ意図的な印象操作をの不毛性を指摘して
批判しているんですけども。
570 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 09:42:02.11 ID:z73UO1Zt
>>567 若い人に限定して話します。仕事柄若い人と話す機会が多いので
すが、「ダサい演出」にしないとわからない人は多いと思います。
実はトトロが原因である可能性もあります。トトロではトトロが
見えている。トトロのように絵で実体が見えていないと理解の
範囲に入らないようです。まあ、大人であるお父さんには見えな
い(自分たちもいつかはみえなくなるはず)とちゃんとあるので
すが。
トトロばかり見せていると得意げに語る母親に、トトロばかり
見せるな、アニメは1年1回でいいから本を読ませろ、と
宮崎駿本人はたしなめてます。トトロを見せとけば子供は黙る
ので親たちは何回も見せてしまった。その結果ではないかと。
>>567 月の王 「うむ、これは駄目だ、元に戻そう」
アンチ「夢オチだーw」
2回ともかぐやと捨丸にわざわざ「夢?」と言わせてる時点で反語的にそうじゃないと気づくべきなんだよな
空飛ぶシーンの方は直後に帰りの牛車の描写もあるのに
最後の飛翔シーンでもかぐや姫がしつこく月にもう少し待ってと懇願するので夢でないとわかる。
人生賛歌だ泣いた泣いたって言ってる人は
Angel Beats!みたいなもんでも泣けるのかな?
圧倒的芸術作品ってのは
見る側にもある程度素養を必要とするっていうそれだけのこと
かぐや姫見てつまんないって子は本当にそういう才能無いから
別にそれを卑下することもないんだけど
そんなご大層なもんちゃうやろ
>>567 正直、読み解く力に乏しい人が多いのは感じる
むしろなんで夢オチと思えるのかが理解できない
>>570 パヤオがトトロラピュタみたいな話をつくらなくなったのは
そういう親が増えたからなんだろうか
>>568 ID変わってるけど返信。簡単に。
開かれた会議室だから、横槍が入るのは仕方ない。
実際に内容をどう作り変えるかは書いてないが、主張を敷衍すればそうならざるを得ない。
実際書かせてみたらそうだったし。竹の籠とか。
レス相手をどう攻撃してもまあ勝手だけど、原作を捏造して誹謗するのはやめろと。
パヤオがそのトトロ見せまくる親に関して言ってたのは確か
VHS版の【ジブリがいっぱいコレクション】発売に際してだったんじゃないか?
商品化されて安価な作品が大量に出回ることに対する危惧として言ってたんだろ
月が生地を与えるのは心配というよりも
地上で抑圧を与えるための罰ともとれる
脱出しようと着物を脱いでも巻き戻されるから逃れられない
581 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 09:56:27.42 ID:eJX6yoZA
>>574 なぜそこでABが出て来る?あれは最後の最後で、それまでの流れをぶち壊した駄作だろうが
>>575 所謂名作と呼ばれるものの多くはそうだッたりする。
だからこそ、あれだけの名作でありながら大衆娯楽作品でもある
ナウシカやジブリ作品の超常性が賞賛される訳だが
かぐや姫は大傑作だが、さすがにナウシカを超えたとは思わないものなぁ
あの頃の駿は本当に神がかっていた
地味だが名探偵ホームズの映画版も全盛期の宮崎が監督した。テレビ一回分の30分の尺だが名作中の名作だ。
疾走シーンの最後もわざわざかぐやが眠った後に引きの構図で天女映してるのに
まあ現実であったことを、月の大嘘憑き(オールフィクション)の力で夢オチの状態に変えられたから
夢オチという言い回しでも合ってるかもなのでそこは言葉の綾だな
それこそトトロのセリフを借りれば「夢だけど夢じゃなかった」ってこと
いや逆か 「夢じゃないけど夢だった」
紙芝居de選民思想
夢オチってのはあくまで姫主体、捨丸主体での認識のハナシだろ?
映画全体を通して見た上で設定としてあれが完全に夢だったって人はさすがにいないんじゃないか?
夢オチにしたいその根拠が「超常現象が起こりえない世界」であるとするのなら
竹から人間が出てくること、金や着物が出てくること、月から変な連中が雲に乗っかって来ること
なんかと全く整合性がとれねーじゃん
ドキュメンタリー面白かった
寝てるところ何度かあったけど、78歳とは思えない元気さだけど
さすがに体力は衰えているんだろうと思った
全てにおいて新しい試みをするには長編ではいけなかったのかもしれない
短編から作らせるとか出来なかったのだろうか
>>568 ・竹の金塊
・竹の綺麗な布
これは罰を与える為の月からの導き。
最初に姫が月に居たときから望んでいた、野や山を経験させておいて、
都へ導き人の穢れにうんざりさせるのが月からの罰。
だね。
いちいち説明しなきゃいけないか、と。
590 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 10:18:20.08 ID:z73UO1Zt
>>577 確かにそういう親が増えたからかもしれない。
この「かぐや姫の物語」自体がジブリアニメを自己批判する
暗喩になっていると感じた映画評論家もいました。
辛口らしいその方のこの映画の評価は満点。
過去スレのどっかでサイトが引用されてました。
サイトに行けば、この映画だけ長いレビューが別途書かれて
ます。PDF file 版なんですが、背景絵があるため文字が読み
にくいけど(コピペでMSワードで読んでw)感銘しました。
>>574 むしろONEの方がテーマが似てるかもな。
現生の記憶が薄れてしまうあたりが。
単純に大衆はアニメに頭使わないことを要求している。
他人の解説が必要なマニア向けだと当然見る人も少ない。
ウケの良い看板キャラクターと分かりやすく共感できるストーリーがあって初めて面白いになる。
594 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 10:51:44.32 ID:eJX6yoZA
>>582 本作を生命賛歌と言う人はいても、人生賛歌と言い切ってる人はそう多くはないと思う
それ以前に、ABがそもそも人生賛歌なのかどうかという問題もあるが、
脚本に不備のある作品と同列視するが如き態度は、為にする議論と言わざるを得ない
女とはこうあるべきものだという考えかたがあって
それを当然のこととして周囲は自分を扱う
それが嫌で、嫌だから拒絶して、けれどもその先をどうするかは考えられない
乱暴に拒絶したから周囲の人間は傷ついたりもする
そこまでが原作の竹取物語で
それをかぐや姫が悔いるところからが現代の人のための竹取物語だよね
自分の欲望にきちんと向き合って行動に移せばめんどくさいことも多い
好きな男には妻子がいるかもしれないし、親父の出世の道は立たれるかもしれない
生活は貧しくなるかもしれないし、取り返しのつかない過ちのせいでそもそもその欲望は実現できないかもしれない
けれども、きっと私たちは幸せになれたという台詞と、生き生きと空を翔け野を翔ける男女を見たらやっぱり思うでしょ
ああ、駄々こねてるだけじゃダメなのかもなって。自分のやりたいことってそうだったよなって。
マジで面白かったわ
ヒキニートの俺のために作られたのかと思った
危うくハロワ行きかけるとこだった
相模、女童、翁のキャラが味があって面白かったな
相模のねっとりとした喋り方が好き
相模のねっとりフェラが好きに見間違えた
女童の頬をペチペチびんたしたい……
女童の頬をちんぽビンタしたいに見えてしまった・・・嗚呼
人生賛歌と書いたものだけど、ABやONEという作品は見たことないので感想は述べられない
人生賛歌と感じた理由は
>>595さんのレスのようなことを根拠としている
地球での人生のままならなさと悔いを描写することで、逆説的に人生の素晴らしさを説いていると判断した
というか個人的な感想だし、人生賛歌という言葉にくってかかられるとは思わなかった
何が言いたいかというと
>>595が働かないのはもったいないのでハロワ行くべき
かぐや姫グッズいっぱいあるんだな
女童のがま口欲しかった(´・ω・`)
>>601 http://ja.m.wikipedia.org/wiki/ONE_〜輝く季節へ〜
永遠の世界は、
死後の世界と同類または類似した世界である。
誰もが「永遠の世界」に行くことができる(戻ることは難しい)。
「永遠の世界」は現実世界でのよりどころを無くしたときに行くことができる。
「永遠の世界」は主人公だけのものではなく共通領域(パブリックスペース)である。
「永遠の世界」はその案内役と盟約を結ぶことにより猶予期間が与えられる。
猶予期間内に現世で拠りどころ(絆)ができれば、「永遠の世界」からおよそ1年で帰還できる。
「永遠の世界」行きは阻止することができない。
「永遠の世界」行きとなる人間のことは、およそ1週間前から忘れられ始める。そして、帰還した途端に思い出す。忘れるまでの日数は、どれだけその人を思っていたかによって異なるらしい。
>>540 前者だね
てかほんとに原作読んで言ってるの?
原作の翁はかぐや姫すごく尊重してるぞ。
アニメ全体と比較しても原作の翁とかぐや姫の会話の方が多いぐらい。
結婚させるために嫌がるのを無理矢理引っ越しとか、
悩んでるのを見ても見ぬふりという設定にしたのはアニメの方。
>むしろ意図的な印象操作をの不毛性を指摘して
>批判しているんですけども。
>>540みたいなやり方でそれを言っても全く説得力がない。
原作では月に帰らせまいと何重にも囲んだから原作の方が
かぐや姫を束縛してるって。
>>552 原作のかぐやは月の人としてとにかく明るく輝いているイメージ。それが名前の由来。
アニメの方が断然暗い。中途半端に人間設定にしちゃったから。
古典でも五人の貴公子や帝の求婚に翁は喜んでるし、官位を貰えると言って喜んでるし
アニメを貶したい人は何が何でも原作の方が良いと見たいんだろうな
ID:b1y2xUea
期末テストに集中しなさい
あと帝に姫を見せるというのに翁は原作でも協力してるよな
あれで、悩んでるのを見て、しっかり翻意してるのか?
生命賛歌「だから」良いってのはかぐや姫の感想なのか?って話
>>605>>607 それは原作「でも」であって、アニメはそれ以上だろ。
帝に姫を見せるのは最後の最後で、段階を踏んでるよ。
相当断って、後付かもしれないけど使いのものにも叱責されたりしてる。
そもそも帝に呼ばれる時点で、手続き上、官位は必要。
かぐや姫も同じく。
まあ、何が何でもアニメをけなしたい人と話しても話は平行線で無駄だな
原作をそのまんま作ってたらとしたら、何が面白いの?
育てた娘と別れて悲しいってだけの話では
>>575 観る側の素養ってのは風立ちぬの時にも言われてた話だな
夢オチと言うと身も蓋もないけど
姫の心理の揺れを表す映像的表現と考えればいいし
普段から超能力だのメイドさんだの有り得ない話を見てるのに非現実的だから夢オチは無いな
性奴隷というのもどうよ?
古今東西を問わず高貴な姫の政略結婚とかあるのにいきなり性奴隷とは思わないでしょ
普通なら玉の輿なのに木っ端微塵に砕いてるし
614 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 12:40:05.92 ID:nwwr9K3A
この内容で上映長さを一時間30分にしてくれたら間違いなく傑作だったに
事実を検証してるだけでは。
540より327の方が正確なことを言ってる。
そもそも「欧米」をひとくくりにして欲しくない
米国のリベラルファシストはともかくとして
欧州の良識ある人間は伝統に対する敬意くらい持っとるわ
>>6のレビュー酷すぎだろ
男女関係なく共感できる部分でも「女にとって女にとって」って
要するに女の自分が共感できる話だから女の物語だって言ってるだけじゃねーか
こんな阿呆なのが良レビューとか作品バカにしてるわ
>>604 いちいち反論するのもばからしいですが。。。
〉結婚させるために嫌がるのを無理矢理引っ越しとか、
結婚さえるために引っ越したというより
竹から出てきた衣に天意を慮った翁が
衣を着せるにふさわしい日根様に育て上げるべしと
都に屋敷を見つけてきて引っ越したんではなかったですか?
〉悩んでるのを見ても見ぬふりという設定
原本では空気だった媼がかばってます。
私はあなたのように話の一部を都合のいいように切り取って
印象操作しようとするのはやめてほしいと言っているだけです。
高畑さんはどっちかというと左翼だから、
それはこのアニメにも影響してるよ。
>>618 ジブリか高畑さん自身が「女性の物語」って言ってるんじゃなかった?
構成と細部を注意して見たけど、細部も凝っていて構成も緻密で1回見てもよくわからないのに見るたびに面白いという作品。
まさにクラシック音楽の名作に近い。わからない人にはわからないところも含めて。
>>620 答えは知らんが
まず解答の導き方が間違ってるって話だ
>>608 >生命賛歌「だから」良いってのはかぐや姫の感想なのか?って話
意味が分からない
何が言いたいの?
かぐや姫が自分が酷いことを言っているとわかって言っているシーンで体が震えている描写が二箇所あるよね。
こういう演出は高畑らしいと思った。
このスレでいいのか分からんけど、
携帯のジブリ公式サイトのかぐや姫制作日誌が、
まだ2011年のパイロットフィルムの段階で止まってるんだが、
あれもう終わったの?
627 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 13:01:09.97 ID:z73UO1Zt
この映画の題名は「竹取物語」ではなくて「かぐや姫の物語」。
欧米だとタイトルを重要視するので、タイトルが違うと
まずは別物と扱うはずです。学校教育を受けていればですが。
「竹取物語」:The Tale of the Bamboo Cutter
「かぐや姫の物語」:The Tale of The Princess Kaguya
となってます。
焦点が当たっているのは、この映画ではかぐや姫です。
>>619 最初から結婚を視野に入れてたよ。
で、高貴な姫君にするためにあれこれ奔走。原作ではそんなのない。
「キジ鍋が・・・」とか言うのを「置いていきなさい!!」と怒鳴りつけての
強引な引っ越し。
翁のために都にいるだけで、本音ではずっと帰りたがって何度も家出してるけど
それでもアニメの方が自由?
>>608 そういう意味では
すでに教条的な映画に陥ってるきらいはありますよね
魅力がないのは読解力が足りないからだというような
もっと単純に絵としてお話として抗いようなく惹き付けられた
若かりし頃の作品群がいかに優れていたのかが逆に偲ばれます
これは本来子供向けであるべきはずの文化が
大人の批評対象になった趨勢によるジレンマでもあるんですかね
>>627 ストーリー的に「たけのこ姫」の方がよかったと思うんだけどどう?
語感が「もののけ姫」に近すぎるかな
>>624 かぐや姫に限らず生命賛歌のある作品は好きなのか?ってことだろ
エロゲ原作のアニメに限らず、EARTHみたいなBBCのドキュメンタリでも感動できるんじゃね?って
ID:pv1FmEVgはNG推薦
こつは相手にしてもキリがないよ
私怨だから
監督が竹取じゃなくてかぐや姫にタイトルした理由はパンフに書いてあるね。
>>622 まあ感想だから。
かぐや姫が女だからってそういう感情移入して泣く女性がたくさんいるんじゃないの。
よく分からんけど。
でも、かぐや姫、春休みまでやるかもよw
若かりしころの作品群はパヤオちゃんの力が大きいですね。
日アがあとから作った劇場版の三千里はお話にもならない出来だったです。
>>631 生命賛歌「だから」良い
↓
かぐや姫に限らず生命賛歌の生命賛歌のある作品は何でも好きなの?
なら分かる
そしてそんなのは人の勝手
>
>>624 >かぐや姫に限らず生命賛歌のある作品は好きなのか?ってことだろ
>エロゲ原作のアニメに限らず、EARTHみたいなBBCのドキュメンタリでも感動できるんじゃね?って
>>634 何だ感想だったのか
良レビューって書いてあるからてっきりレビューかと思ったぜ
でもスレ見たら
>>103で指摘あって
その後よく書けてるとかなんか書いてあるけど・・・
途中で書き込んじゃった
>生命賛歌「だから」良いってのはかぐや姫の感想では無い→意味が分からない
>>628 きりがないので・・・
私は原本も好きだし
この映画も好きです。
ですがだれかこの映画が嫌いな人がいたとしたら
好きなだけ嫌いだとわめき続けるのは
その人の自由だと思っています。
だけどあなたように映画を否定するために
原本まで持ち出してきて
双方の内容の一部を
自分の都合のいいように切り出して
印象をミスリードするのはやめてほしいんです。
ところで私は原本のかぐや姫は
親孝行で貞節で賢くてユーモラスに描かれていると思うと
以前のレスで書いてます。
翁媼と原本かぐや姫の絆の強さについても
>>125のように思っています。
sex slaveのようだとは全く思っていませんし
そのように書いたこともありません。
643 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 13:39:22.54 ID:z73UO1Zt
こまけぇこたぁいいんだよ!
細かいことと言えば、パンフでキャラと声優の顔写真が並んでて、
帝のアゴの理由が分かって吹いたw
風立ちぬが荒井由実だったので中島みゆきの時代をエンディングにしないか危惧した
くまの子見ていたかくれんぼ〜
って流れないか危惧した
いいないいな にんげんっていいな
>>637 ハイジ、三千里、アンは間違いなく高畑監督演出の賜物でしょう
どうしても宮崎駿さんの功績も湛えたいならば
脚本、美術、キャラデザ、そしてレイアウト&画面構成みんなの功績と言わねば
ちなみにムック本によれば、コナンで監督を経験した宮崎さんがアンで再びレイアウトマンとなってくれたことに驚き、感謝したそうですよ
しかし宮崎さんにとってアンは好みの少女ではなく、「ハイジのようにしたら?」と提案したものの
高畑監督は受け入れることは無かったそうです
物語の演出やキャラクターの性格付けなどに高畑監督が当時一レイアウトマンの宮崎さんの意見など
どれほど取り入れたでしょうかね・・・
>>648 せんせんせんぐり蘇ってばいばいばい(><)
>>638 リメイク版であるMARCOが散々な出来だったのは同感ですが、高畑さんは関わっていませんね
もちろん宮崎さんのレイアウトが素晴らしいのは間違いないと思います
私は高畑監督の作品では三千里が一番の傑作だと思っていますが
特に序盤のジェノバの街並みは凄いですね
脚本した深沢さんも宮崎さんの設定画からイメージが膨らんでいった趣旨の発言をされています
同時に宮崎さんのレイアウトを見事に再現した美術梶尾さんの手腕も讃えないといけませんが
>>595 高畑は精一杯生きろみたいなマッチョ的説教をしてるわけじゃないから
周りにニートと呼ばれても死なずに生きてるだけでとりあえずは十分
問題は自分が死ぬときに生きたことを肯定できるかどうか
かぐや姫はずっと苦しい人生を送ってきたけど
月のお迎えに対して自分の意志で生きることを全肯定した
これができるかどうかが一番重要なんだろうな
俺も他人事じゃないから偉そうなことは言えないが
ありがたや、ありがたや
>>640 女の物語を観て感情移入した女が書いた感想なんだからしゃーない
「性別問わず分かる!」って根拠もなく力説されるよりずっといい
映画観て自分なりに色々考察して…って人にとっては言いたいことあるだろうけど
訳が分からん、って人には参考になるし、あれ読んでから観るとまた違った物語にみえると思う
ハイジ、三千里、アンは富野?とかいう人のコンテ回が大変素晴らしい
よく知らないけど大変な演出の才能があると思う
ハイジ、三千里、アンは宮崎氏のレイアウトと富野氏の演出が素晴らしかっただけでしょう
657 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 15:23:20.24 ID:QYWClm55
>>628 あれ原作でことある事に結婚しろって言ってたんじゃなかったけ?
>>657 違う。
「あなたがこの世の方でいらっしゃらないのは分かっておりますけれども、
私ももう70を過ぎています。明日をもしれません。この世のならいでは〜」
て感じで話す。双方敬語。
>>655 ですね
自分はどうしても男なんで
パズーが惚れた女の子助けるために
(実際には必ずしも対象が女の子である必要もないのかも)
ありえない傾斜の坂よじ登ったり
空から降ってきた女の子落ちないように抱え止めたり
カン太がチャリ三角乗りで姉妹を手助けしたり
子供心には作品のテーマなんて二の次で
ああいうシーンの動きそのものに強烈に感化されていた気がする
これがまさに男性性による狩り的本能なんだとしても
そういう理想像を今さら否定する気にはなりませんよね
だからこの映画のフェミニズム的な要素も安易に
分かった振りすることはできないですね
660 :
659:2013/12/08(日) 15:43:58.73 ID:Ys/mYHsr
いまみたいに金さえあれば女一人で生きられる時代じゃないからね。
>>142 >双方の内容の一部を
>自分の都合のいいように切り出して
>印象をミスリードするのはやめてほしいんです。
単純に、
「映画より原典の方がかぐや姫が束縛されている」っていう
根拠が分からんのよ。
>>540こそ恣意的だと思うわ。映画の冒頭しか書いてない。
大半があの生活に戻りたいって苦しむストーリーだったのに無視してる。
664 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 16:40:09.04 ID:Ds1Snx17
>>656 冨野氏はガンダム他で一世を風靡した、こっちも巨匠ですね。
戦争中に幼児だった彼らが
日本アニメの世界を広げたという。
キネ旬のかぐや姫増刊に80年代の高畑×富野対談が再録されてるね
富野「赤毛のアンの時、僕は高畑さんに嫌われてた」
高畑「そんなことはないですよw」
とか
高畑から「ガンダムにはなぜ黒人が出てないんですか?」と突っ込まれて
富野「出したかったけどテレビコードとかいろいろあって・・・」
高畑「でも009には出てるでしょ」
富野「テレビ局が全部悪いんですっ」
とか面白い
宮崎駿と富野の対談ってあったっけ?
二回観た自分がこの作品にコピー付けるとしたら、
「かぐや姫の気持ち。」かな。
竹取物語は誰でも知ってるから客足が少ない気がするので、
気をてらって罪と罰とかよりも、かぐや姫自身にスポットを当てたことをアピールしてほしかった。
御簾の奥で手を震わせていたかぐや姫の事を。
宮崎氏の描く少女は人形的ではなくマッチョでもなく
もっとも正統派の エロ少女 という感じの風合いでしたね。
あまりどぎつくなく、清純のうえにエロも被さっているという。
男だし独身だし、甥も姪もいないけど
母親がお見合いで主婦だから
ひょっとしたら俺の母親も本当は別の生き方をしたかったんじゃないだろうか
と思ってたら、なんか子供の時代を全否定されたような気分になった
671 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 17:57:40.54 ID:PjpXGp0g
蓬莱の玉の枝の車持皇子(声:橋爪功)がとても楽しかったな。
独特のゆったりした間のとり方で、物語に溶け込みながら、
ユーモラスでうそ臭い、痛快な演技をしていた。
映像もこの名優の演技を絶妙にサポートしていたように感じた。
こういうところは、やはり俳優が自由に演じられるプレスコの方法の良さなのではないかと思った
脳内快感物質が大量に出た場面だった。
672 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 18:00:17.58 ID:z73UO1Zt
今更だけどテンプレ
>>6の羽衣伝説のあらすじってそれで合ってるの?
まあいろんなバリエーションがあるのだろうけど
天女の帰れなくなった理由の一番スタンダードなものって、一目惚れした男(後に夫となる)に羽衣隠されたから
ってのだから
>>670 俺の女友達はお見合い結婚をしたいと言ってるぞ
そういう人もいるから心配するな
>>671 同感。
蓬莱の天女の下りは名演だった。
>>667 逆シャア関連本(完全に同人本)に富野と庵野の対談はあったみたいだが。
当時の公開作品の「紅の豚」について、庵野は富野に「宮さんはかっこつけてる」って苦言してたな。
>>670 考えすぎだw
世の中恋愛>見合いな風潮があるけど、実際のところは恋愛結婚でもわからないよ?
お互いが相手を好きでたまらなくて結婚するカップルなんてそうそういない
>>676 これ自作?
ミクの声あってるよ
ニコに上げたら映画の宣伝になるよ
イケメン王子が野に咲く花のように〜って口説いてたのかぐや姫は本気にしてたんかね?
元の奥さんが来なかったらそのまま合ってたのかな
声優といえばかぐや姫の幼女時代をやってるのは何という子役?
>>666 その対談は富野が高畑のツッコミでしどろもどろになってて面白い
ちょうどガンダム劇場版の頃だから30年も前の対談なんだよな
>>671 あのシーンはかぐや姫の後ろ姿の演技や御簾ごしのカメラワークもよかった
とくに御簾は全編にわたってかぐや姫の心理的な断絶感を象徴してたな
>>681 あれちょっとぐらっと来たんじゃない?
恋愛は押せ押せがいいんだって思って捨丸にも試してたし
>>671 橋爪さんといえば車に乗って急いでるシーンの声が二又一成の声に似てた気がする
お釈迦様?
強かったな。かなう気がしなかった。
>>676 そういえばニコやyoutubeにミクにわらべ唄歌わせてみた動画がいまだにないな
誰かがすぐ作りそうだと思ったのに
宮中にある屏風に父母不愛不孝之子とあった
正倉院にある屏風らしいが示唆的だな
かぐや姫の生き方とのコントラストが際立つ
>679
自作
ニコニコにアカないので製作元がクレーム言ってこない限り転載自由です
>>685 かなりぐらっときてたでしょ。
巧言令色なんとかってのは知らんかったらしい。
高畑の「アニメーション、折にふれて」に企画書の一部が収録されていた。
製作意図がいろいろ書いてある。やはりかぐや姫は「ひきこもり少女」のイメージだそうだ。おいおい最先端じゃないかよ。
ひきこもり女子に萌える! その魅力とは?
http://news.ameba.jp/20131130-100/ まずは、ひきこもって自室でジオラマを作り、聖地巡礼気分を味わっている『花屋敷澄花の聖地巡礼』の花屋敷澄花から。
また、『引きこもりたちに俺の青春が翻弄されている』では、小学生の頃、いじめられっ子だった主人公の蒼衣春哉を救った恩人・瑞鳥紫羽が、ひきこもりになってしまっている。
かつては「凶鳥」と呼ばれて恐れられていた彼女だったが、6年後に再会すると超ネガティブな女の子に変わってしまっていた。
そして、『ひきこもりの彼女は神なのです。』では、冥界の神様である氷室亜夜花まで引きこもっている。しかし、新しく寮に入った主人公・名塚天人の部屋を確保するため、彼女には別の部屋に移ってもらわなければならなくなる。
>>692 あいつには旨い食い物出して値段当てさせれば良かったんだ。
先にじじい二人がやらかしてたから、あの囁きは10代の少女にはさぞや甘美に聞こえたろう。
でもおばあちゃんは分かってたな。
>>689 その屏風は今年の正倉院展に出てたよ
偶然だろうけどおもしろいね
>>694 生きたいように生きられない挫折した人間への応援歌と感じたな
そういう苦しんでる人間こそ生まれた意味を思い出せる
>>672 原文読みました
やはり劇場で見た印象のままアンチ・カタルシスを意識した演出は
監督の意図によるものだったんですね
でもであるならばなおさら
もう物語をアニメで表現する意味とはという大命題につきあたる気もします
どんなにウソを排するといっても
それこそ人物造形から背景に至るまでアニメはデフォルメの所産なわけで
究極、誇張による人・物の動きのダイナミズムにひたれる愉悦すら不必要なら
もう表現としてある種のドツボに入っているということなのではないでしょうか
それならいっそアニメは意味を完全に排したような
ライアン・ラーキン的なものだけでいいのかも
と思ってしまいましたね
>>695 >あいつには旨い食い物出して値段当てさせれば良かったんだ。
ワロタ。
あの口説き文句、だいたいでも覚えている人いる?
けっこう的確にかぐやの心情言い当てて、そこを突いてきてたように思うんだけど
「ここではない、どこかへ。ふたりだけで」しか覚えてない
>>695 >あいつには旨い食い物出して値段当てさせれば良かったんだ。
今このネタの意味が解ったわw
正月恒例だな
あ、あれ元奥さんなのか
>>656 これネタじゃなくてマジレスだったとしたら面白いw
706 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 21:40:21.28 ID:z73UO1Zt
>>694 ありがとう。高畑監督の「アニメーション、折にふれて」早速発注
しました。
かぐや姫のこっちが取りつく島もない横顔。実際にそういう少女で
良く見るんだよなぁ。
映画観たときにすぐそう思ったけど、仕事が仕事だから気のせいかと
思ってた。
なんかこの映画のことを調べるのが仕事の延長になりそう。まいった。
実際、そういう娘に勧めるかどうしようか迷ってたので。
ちなみに悲劇で泣くっていいことだと思います。特にみんなと観て
一緒に泣くのは。一方、宮崎駿さんのヒーロー・ヒロイン像は、ある
種の子どもに自己嫌悪を引き起こす場合があります。
かなわない理想像だと気づかないんですよ。子供のころから観てるから。
。
>>706 そういう娘=虫めずる姫君タイプだとしたらむしろ怒りそうだぞ。
Yahooに激おこぷんぷん丸がいるw
>>706 該当部分の引用。
アニメーション、折にふれて p328
(窮屈な生活を押し付けられることで)それを家出など、さまざまな「わがまま」によって
押し返したり、また押さえ込まれたりするたびに、自分がこの世の者ではなく、どこか
異世界からきた者であることを自覚するようになるのではないか。
何かのきっかけで、天真爛漫だった子どもの心が完全に冷え、心を閉ざして内に籠もり、しかも
ひどく攻撃的になることなど、現代の子どもの心理にいくらでも例を見出すことができる。
かぐや姫もまた、そんな子どもの一人だった可能性はないだろうか(注)。
(注)かぐや姫の物語、とくに少女の非情さに関しては、「受け入れる性」「生む性」たる母性と
対極にある、「拒む性」たる処女性の特質としてアテーナーとともに論じられることがある
(本田和子「少女浮遊」)。ユング派心理学的アプローチにもまた、この物語との重ね合わせが
見出せる(岩宮恵子「生きにくい子どもたち」)。太宰治の短編「カチカチ山」(「御伽草子」)
の兎は、その点での典型例だろう。
高畑アニメは宮崎アニメとは全然違うからな
宮崎アニメは絶大な人気があってその影響力は計り知れない
庵野にせよ細田にせよ新海にせよ日本の長編アニメはほとんど宮崎アニメの影響下にあると言っても過言ではない
高畑は宮崎の一番近くにいた存在だが方向性はまったく違う
その意味でかぐや姫は孤高の異端アニメと言える
暗い兄と明るい弟
この表現が一番しっくりくる
某作家さんの受け売りだけど
>>707 ついにキチガイアンチがYahooでも自演しだしたか
言ってることがお前と同じだし過去の投稿はない単発レビュー
挙げ句
>>701で自分でリンクまで貼ってる
他人に文句言う前にお前の根性がもっとも醜いことに気づけ
>>706 もしかして香山リカさんですか?(冗談)
高畑さんがかつて取り上げた赤毛のアンの
作者もうつで自死なさってますよね
自他問わずどのような理想がどのような結果をもたらすかなど
その恐れがあるからといって忌むべきものなのでしょうか?
二階堂さんのラジオ聞いてたが、
やっぱりあのラストは高畑自身もバッドエンドだと重々承知してたんだなw
主題歌は慰めも込めて作ってくれと言われたらしい
しかしまさか出産一ヶ月前の今年3月にレコーディングとは・・・
高畑監督の企画書が読みたいのなら
角川書店の「かぐや姫の物語ビジュアルガイド」に全文掲載されてるよ
>>708 やっぱりかぐや姫はどんどん自分が人間ではないと自覚していったんだな
そのテーマだとやっぱりハイジとは対照的だ
疎外感という意味ではかなり現代的な問題だ
円盤が出たら借りる事にした。
>>709 まさか。日本のアニメ関係者の多くがハイジに影響されている。
ハイジはあえて言えば5割高畑3割小田部2割宮崎の功績だろう。
718 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 22:56:20.97 ID:z73UO1Zt
>>708 ありがとう。水曜日には本が届くようなのでじっくり読んでみます。
職場で議論になりそうです。
>>707 そうですね。私見ですが、熱中できる趣味等(対象に実体がある
場合や実際の人間と直接会う必要がある趣味など。ネットゲーム
のみは駄目)がある子は引きこもりにならないか、もしなっても
それを続けてれば大丈夫なんですよ。
大学時代「虫めずる姫君」の本物と同じサークルでした。
気持ち悪い虫を素手でつかんで愛おしんでました。大学に入る前に
既にその方面(学会)では有名な娘だったようです。
確かに化粧はほとんどしてませんでしたが、美しい娘だと思いまし
たよ。
>>713 あれでハッピーエンドだと思うのは、ものすごく宗教な人だけだろw
>>716 ナウシカを今から当時の劇場にタイムスリップして、皆と一緒に見れたら
なかなか素敵な体験だと思わないか?
今まさに、同じようなチャンスが目の前に転がってるよ。
ハッピーエンドじゃないよな。
誰も幸せになってない。
722 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 23:11:49.95 ID:z73UO1Zt
ID:pv1FmEVg
NG推薦
726 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/08(日) 23:34:10.19 ID:z73UO1Zt
>>712 私に答えることなどできませんw
私見ですが、意識的に理想を持っている場合は、いずれ
相克が必ず生じますからある意味大丈夫と思います。
問題なのは無意識だったり親の期待等の外から与えられ
た理想像によって体が動かなくなる場合です。
自殺という極端な場面は単に一つ要因だけで起きること
は少ないと思います。つらいことが重ならないように
意図的にずらす。これは社会人なら誰でも持っている知恵
だと思います。
なんにしろ気軽に専門家(ちゃんとした資格を持っている
方)に相談できる環境を作っておくことが大事と思います。
まあ企画意図からも「かぐや姫」を装った「メンヘラ少女が自殺する話」なので
メンタルの悪い人が見ると良い方向に行く可能性も悪いほうに行く可能性もある
だろうね。
>>720 上手い例えだね
思えばナウシカも公開当時は賛否両論真っ二つだったような
皆で語り合える映画は劇場で見るに限る
あと、「アニメーション、折にふれて」の「あとがきにかえて」に、
「チラシやポスターの「姫の犯した罪と罰」というセンセーショナルな惹句が私にはつらくて」
とあり、よほどこのコピーが嫌だということがわかる。
叶 精二 @seijikanoh
◆『かぐや姫の物語』ノート(66)◆
先程、大塚康生さんに『かぐや姫の物語』の御感想を伺いました。
「芝居も作画もとても面白かった。すごいねぇパクさんは!」と作画行程の話をひとしきり。
第7スタジオの皆さんの今後を心配されていらっしゃいました。
短いお言葉でしたが最高の評価ではないかと。
>>730 しかし「清く、凛々しく、美しく」では人は入らんだろうな
>>732 観客を騙して劇場に来させるだけなら、かぐや姫が美人に描かれている
琴を弾くシーンとか、飛翔シーンとかをCMで使って「ふつーのジブリアニメ」
のふりをすれば良かった。
pv1FmEVgってこのスレだけじゃなくヤフーでも複雑アカウントで自演アンチしてたんだな
ここ数日のレビューで1点付けてる奴を見たらほとんど同じ内容の単発レビュー
自然賛美批判に原作にない思想がどうこうとまったく同じことの繰り返し
よほど暇なんだろうが人間ここまで醜くなれるものかと心底ゾッとした
735 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/09(月) 00:11:08.57 ID:iXkkzFw5
アニメーターは頑張ってるのか知らんが3D映画と同じですぐに目が慣れちゃうのよね
物語的な驚きとか構図的な面白さがないからなんか平らな道をてくてく歩かされてるような感じ
劇伴も遠慮しすぎててビクビクした音の付け方
とても退屈でした正直
自分のことをここ(都)にいるべきではないにせもの(の貴族)、だと思っていたら
本当にここ(地球)にいるべきではないにせもの(の人間)で
「もといた所(里のつもり)に帰りたい」と思ったら本当にもといた所(月)に帰ることになっちゃうって
壮絶だよなあ
>>735 それが高畑の戦略。わざとやっている。
主人公に同化させない。劇伴も極力つけない。
たしか、主人公の心情を表すような音楽は付けるなと指示してるんだよな
>>737 高畑さんには高邁な論理があるのか知りませんがとにかく退屈です
理論家が理論に溺れてるようにしか思えない
子供はおろか普通の人間をも楽しませようと言う発想すら感じられない
でも俺は楽しめたけどな
三回目も観に行くつもり
>>739 二回行ったけど行くたびに面白さが増した。
クラシックの名演奏とか古典落語の名演のような作品。
宝物のくだりが原作で一番アニメ的に盛り上げられるとこだと思うけどただ単にキャラに顛末を説明させるだけとか
呆れましたね正直
映画として余りに枯れすぎというか
あれもわざと盛り上げなかったんだよと言われたらはぁそーなんですかとしか言いようがないですが
>>736 企画書読んだらそういう風に解釈できるな
成人の儀でお化けと言われたのも自分の存在についての疑問という潜在意識を刺激してしまったんだろうな
そうこうするうちに自分はどんどん世界に疎まれているという恐れがつのっていく
しかしその否定的感情が限界に達したときにようやく生まれてきた意味を思い出す
だからこそ最後は天地よ私を受け入れてと叫んだ
ずっと疎外されてたからこそ言える言葉だ
>>742 クセのあるキャラにそれぞれ演じさせて面白い変奏の部分だよ。
>>731 他にもいろんなテレビアニメの監督が自費で観にいって絶賛の声をツイートしてたな
いちいち貼ったりはしないけども
舞台のように登場人物に能動的に思いやることを求めてる映画だから
受動的に楽しませてもらおうとするだけの観客は突き放されるだろうな
あえてそういう映画作りを目指してるからあうあわないがあるのは仕方ない
>>732 確かにそのキャッチコピーもなんか違うよな
客に興味を持たせる意味でやっぱり鈴木のが正解
だったら「メンヘラ姫は死を選んだ」でいいんじゃね?
わかりやすいアクションとかラブシーンとかはないしな
盛り上がりに欠けて退屈って言う人の気持ちは充分わかる
ただ、まあなんつーか好きなんだよな、こういう雰囲気が
公式サイトのイントロダクションの文章はすごくいいのに予告では一切使われないという
宝物を説明するシーンはプレスコでしかできない語り方でアニメ的に素晴らしかったと思った
パタリロで、スピンオフ作品一本作れるだろ?
造れや
>>747「清く」は「罪と罰」の為に作られたコピーらしい
鈴木はキャッチコピーを担当すべきではない
23 名前:名無しさん名無しさん [sage] :2013/12/02(月) 15:39:22.54
ジブリの新作『かぐや姫の物語』のキャッチコピー「姫の犯した罪と罰」に監督の高畑勲氏は当初、反対していたという。このコピーを考えたのは鈴木敏夫プロデューサーだが、彼はどうやって高畑監督を納得させたのか。
キャッチコピー「姫の犯した罪と罰」は本作に絵本などで描かれる“かぐや姫”からは想像がつかないドラマが隠れていることを伝えようとしている。
11月26日に放送された番組『100秒博士アカデミー』に出演したスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーがこのコピーを提案すると高畑監督から「気品がない!」と一蹴されたことを明かした。
しかし、鈴木氏は「姫の犯した罪と罰」にこだわった。なんとか監督を説得しようと考えた彼は、まず「清く、凛々しく、美しく」という高畑監督が気に入りそうなコピーを作った。監督に見せると「これなら問題ない」と納得した。
そこで、今度は周囲の人々に2つのコピーを見せて意見を聞いたところ「姫の犯した罪と罰」が好評だったのだ。それには監督も意見を押し通すわけにいかなかったようで「勝手にやってください!」と不本意ながら承諾したのである。
鈴木氏が考えた「姫の犯した罪と罰」とは何を意味するのか。『かぐや姫の物語』は「単なるかぐや姫でない。それを一言で言いたかった」とキャッチコピーの意図を明かしている。
『かぐや姫』の予告編を作ったヤツの罪と罰
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/iga/1385307162/
ジブリ関係スレって必死に鈴木叩く人が必ず出てくるよね
アルプスの少女ハイジを思い出した。教育担当の人は
ロッテンマイヤーさんだよね。
「今の自分は本当の自分じゃない!」と思ってしまうのはまさに現代人そのものだな
そして取り返しのつかない歳になってから「あの頃〜していればあんな生き方も夢じゃなかったかもしれない」と激しく後悔する
まさにこの映画のかぐや姫がやっていることがこれなんだよな
ハイジは山育ちで都会ではつらい思いをしたけど山に帰って幸せになれたし
アンは都会に適応できた少女だった
逆にかぐや姫は天真爛漫だけど都で心を閉ざしてしまったタイプなんだよな
ハイジは服を脱いで自由になれたがかぐや姫のオマージュシーンは自由になれない絶望しかない
帰るところもないし過酷な現実にも耐えられない
そんな自分のわがままが他人まで傷つけてしまう
それでも死にたいと思ってしまったギリギリのときにやっと生きる意味に気づけた
なにもかも遅すぎたとしても生きないよりは生きたほうがいい
最後に一瞬でも生きる喜びを感じることができれば死を前にしても生を肯定できる
故郷を喪失して自分の殻に閉じこもってしまった希望のない現代人のための映画だ
>>756 レッテルも何も君の発言を見るとそういう気が満々だろう
>>755 映画を見に行く際にはできるだけ事前情報をいれないで行くんだけど
今回も地井さんと伊集院以外は全くキャストを知らないで行ったので
完全にロッテンマイヤーさんの麻生美代子さんの声に聞こえた
麻生美代子さんではないのは分かっていたけど、そうとしか聞こえなかったな
イントロダクションの「姫はなぜ地球に来て、なぜ月へと去ったか」
が一番惹かれるフレーズだと思うの
ファミリー層逃す心配もないし
まあコピーより何より予告が…長いの3パターンどれもダメ
俺は、風立ちぬとかいうクソ映画観にいったせいで、その予告で姫爆走シーンをみちゃったんだよなあ
あれが、映画中での初見だったらうちふるえたろうな、さらに。
精神分析では思春期の急激な環境の変化に心がついていけなくなることを破瓜型神経症と言う
かぐや姫の場合貝が割れるシーンが一番象徴的だったな
都での暮らしに我慢ができなくなり心が割れてしまった
あれ以来人が変わったように大人しくなったり本当に心情の変化を見事に描いてる
破瓜型は神経症のなかでも特に苦しみが大きいからかぐや姫も相当つらかっただろう
ちょっとした言葉や出来事にも心が締め付けられて涙が止まらなくなる
破瓜型の場合立ち直るためには現実を押しつけるより失われた過去と和解するのが一番重要
かぐや姫も天女の歌を思い出して故郷に帰ることが自分の本当の望みだと気づく事ができた
神経症患者は心の傷が治癒した時には決まって空を飛ぶ夢を見るという
かぐや姫も飛翔することでずっと拒絶されていた世界に受け入れられた
一人の少女の心の葛藤と成長を描くという意味ではこれほど精巧な映画は珍しい
結局自殺するんだけどなw
心理学的考察って一番楽だよな
それってかぐや姫でなくてもよかったよな
失われた過去との和解というのが気になるな。
かぐやの場合は田舎での暮らしということなんだろうけど、
失われたというのが思い残しに当たるなら、あの翌日のキジ鍋にあたるんだよなぁ
劇中では、キジ鍋に執着する描写は無いけど。
>>764 そして物を壊すことをはかい(破貝)と言うようになりました。
ひきこもりは彼氏や彼女ができれば治るという俗説の危険さも感じるね。
>>768 抑圧されてた思いを探り当てるという意味では
天女の歌を思い出したことが重要な転機になってる
里山やキジ鍋への思いは表層的なものだから今まで通り意識に抑圧されてしまう
そうではなく帰りたくなる根源的な理由に気づくことができたことが重要
否定しがたい自分の正体を受け入れたということ
普通に引きこもりで作ったらよかったんじゃ。
元気な異星人わざわざ持って来てあれこれして病気にして治す必要性が分からん。
>>767 むしろかぐや姫だからこそできた
3ヶ月で急に大きくなったり突然性の対象にされるという環境の変化や
求婚を難題をつけて拒絶し突然帰りたくないと泣き出すいう反応に統合失調的な特徴が現れてる
高畑もそれについて企画書やインタビューで指摘してる
この映画は本当におもしろいですね。
絵は平面的ですが
ストーリーの構成は重層的で
立体的に作ってあります。
心理学的に分析されている方がいたので
少し考えてみたのですが
自我という概念が近代に生まれたものだとして
かぐや姫=近代・翁=前近代人
という断絶からドラマをみることもできそうです。
だからそれは原作にないのにわざわざ病気にしたんだろ。
成長速度普通なのに適応できず引きこもりになってる方が
現実的だろうに。
776 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/09(月) 08:26:42.87 ID:QhM8VdiP
>>731 7スタの皆さんの今後の心配ってどういう事だろう。今回のやり方に染まって、普通に作れなくなるって事だろうか?
>>776 そういうのあるだろうね
異常なまでのこだわりで作画をするのに何年も慣らされたら
普通のアニメで仕事できなくなりかねない
アニメーターはサッサと描きあげていかないと
もうからない仕事だからね
原作でも、婚姻に難癖をつけて拒絶した上で、月へ帰るのも嬉しくない、悲しいと言ってるわけだけど。
「どうにもできない、どうにもならない、それでもいいんだよ」
「お前は何様だよ」
>>778 難癖じゃなくて、
この世にないものは得られないって悟らせようとしてんだよ。
たとえ結婚断ってても心理的に病んでるわけじゃないだろ。
育ての親との別れが悲しいのなんて当たり前。
今日のNGIDはID:kZLgAOpiか
騙し絵みたいな作品だよな。
一見ただのかぐや姫に見えるが緻密な構成で別物に仕立てている。
その、なんでもかんでも精神疾患に結び付ける風潮
どうにかならんものかね?
精神分析で人をカテゴライズして、他人を理解したつもりになるって
すごく短絡的で危険なことだと思うけど
>>776 7スタは解散したからね
フリーアニメーターがほとんどだから仕事があるかどうか心配という意味では
ID:S9zDSo3d
この人の説を批判するとすぐNGIDされることだけは分かった。
25過ぎて結婚しない女は精神疾患
>>776 単純に今後の生活ってことだと思う。
赤字出しちゃってるし雇えない。(8年分の人件費確保したのは偉いと思う。)
みんなで見られるヒット作作ってほしいなあ。
そういうのいま少ないから。
将来のアニメ界の為にも作ればいいのに。
>>783 高畑の企画書を読んでこの映画を解釈するためのひとつのアプローチになるのではと思っただけ
別にこういう捉え方がすべてというわけではない
個人的には精神的に葛藤してる人は病的なんじゃなく特別真面目に生きてる人だと思ってる
だからかぐや姫の生き方は猛烈に胸に刺さった
この感動をなんとか言葉にしたくなってしまう
しかし言葉にしてしまうと一方で違和感が残るのもたしか
それがこの映画のすごさだろう
たらたら農民やってれば精神病まないのにみんな大学行けとかいうからおかしくなるんだろ
「ここではないどこかへ」にころっと騙されるのがこの姫を象徴してるな。
どこで何をやろうが、常に不満ばっかり抱えて生きてるんだろう。
いるいるそういう人。
とりあえず竹取の翁がテンション高すぎて吹いたわw
>>787 フリーランス入れてから確かに3年で完成だから
8年間同じじゃないよ
793 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/09(月) 10:23:23.77 ID:nBiDAEOF
>>788 よく知りもしないで精神病がどうとか書かない方がいいよ
差別の起点はそういうものから始まるんだから
>>792 確かに。3年でもましではあるよねきっと orz
かぐや姫をメンヘラにしたのは確かに違和感あった。
人間にしたのもちょいちょいトラウマ埋め込んだのも、メンヘラにしたかったからなんだろうなと。
性格悪い。
けど観客は泣いて喜ぶというちょいグロ。
おまえらが一体何の話をしてるのかわからない
観てきた
・ジジィ誘惑に負けるなよ
・女童カワイイ
・捨て丸それ不倫や
・かぐやがかなりメンヘラ
以上おわり
デートムービーとして観に行こうと思ってるのだけど、どうですか?
彼女の方はジブリといえばトトロラピュタ程度の認識しかないため、先日のパヤオ御大の「風立ちぬ」で微妙な空気になったので^^;
まだ見て無いけど姫の犯した罪って結局なんだったの?
かぐや姫にしときな
姫を精神疾患扱いしてるのはマザコンかロリコンなんだろうな
優しくて何でも許してくれて従順でと、女はみんなそうじゃないと駄目なんだろうな
嫌なものは嫌、と言った瞬間に、精神疾患だー、とか思いそう
メンヘラだの精神疾患だの、
あの時代の人間の心情がわからないのに、やたらと異常者として見たがる奴多いな。
そしてそれを言った奴にレッテル貼付けて語る奴も大概だ
>>797 またジブリで気まずくなったら
彼女としてはジブリオタの趣味に付き合わされた、ぐらいの印象にしかならん。
ゼログラビティにしとけ
>>801-802 かぐや姫はもともと凛としてる。
それをわざわざ、人間にして嫌がらせ入れて病む展開にしてるのが違和感あった。
こういうのが最近の流行りなんだろうけど性格悪いなあと思った。
もとのかぐや姫のイメージなんて、ほとんど個人解釈だろ。なに言ってんだよ
竹取物語だと◯◯言った。◯◯が起こったぐらいしか書かれてないのに
805 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/09(月) 11:49:38.72 ID:uTkBc68g
(ネタのつもりでゼログラビティって書いてオエーオエー吐くというつもりだったのに・・・・)
>>797 風立ちぬよりは女が観る分には良いと思うよ
男は好みだな
マザコンかロリコンの人は、嫌なものは嫌という態度の姫を気に入らないだろうね
>>804 原作読んでみ。
アニメは高畑監督が大分変えてるから。
原作ではかぐや姫と翁の立場は同等か、かぐや姫の方が上。
>>808 立場とかじゃなくてだな・・・
ただでさえ曖昧な描写が多い中で、かぐや姫のイメージを個人が解釈して「これは違う!」って馬鹿だろ
>>810 少なくとも田舎に帰りたいって家出したり
夜中暴走したり
不倫したりはしてない。
これは違う。
原作はつまらないけどな
千年前だから当たり前だが
ここで原作読めって言ってる人は
もちろん現代語訳ではなく
原文で読んでるんでしょうね?
現代語訳は翻訳者の解釈や癖が入っていて
厳密には原作とは言い難い。
>>812 肉付けだろ。
それに文句言うなら、竹取物語そのまんまのアニメ想像してみろよ。
それがイイって言うなら、もう竹取物語だけを読んどけとしか言いようがない。
>>811 原作を失われた最古本に限定する立場ならこのアニメも成立しないよ。
自分は原作が
>>803のように改変されてることに違和感があったんだけど、
>>812書いたら
「原作通りじゃ面白くないだろ!」っていう、まさにそこを問題にしてる。
原作が
>>803のように変えられてることは認めての感情論?
>>814 その原作さんはずっと粘着してる人だから構わないほうがいいよ
高畑は一番古い今昔物語集の竹取物語も参考にしてるのに近世の通俗版がすべてだと思ってる
知識もないし聞く耳もないからなに言っても無駄
>>819 どうもです。
今朝の分析はとても勉強になりました。
ありがとう。
>>819 ええと
最初にかぐや姫は統合失調だとか分析始めたのはお前だった気がするけど
批判がそれて大喜び?
>>818 だから結局、
あんたは「かぐや姫=凜としている」という個人解釈が譲れないってだけだろ
竹取物語のかぐや姫が人によって冷血に見えたり矛盾して見えたりする時点で
個人解釈のイメージに縛られてるのは間違ってんだよ
>>822 いや、凛としてる・冷徹・頑固・わがまま、どれでもいいけど
そうした個人解釈の域を越えて大きく改変されたのが高畑バージョンだと言ってる。
>>823 もはや意地だなw
監督自身もキャラクターの性格を割り出すために、まず設定の辻妻合わせから入っていったらしいし、
まさに「おまえが言うんならそうなんだろう。おまえの中ではな」
小難しいこと並べ立てなくても普通の女の子じゃん
ただ月から来たってだけで
まあこういうの見たら誰でも一言居士になっちゃうんだよな
一言じゃすまないのがあれなんだけど
かぐや姫にも原作厨がいるんだな・・・
ステ丸には怒らないんだろうかw
>>820>>821はバレバレの自演
こういう卑怯なことをする相当アレなやつがかぐや姫をメンヘラだとはよく言えたもんだ
かぐや姫の特徴については
>>708で高畑自身が精神分析的アプローチをしてるだろ
高畑はお前みたいに一方的にかぐや姫を貶めるんじゃなく
ちゃんとその心理を理解しようとしてる
現代日本のラーメン食って「これは中国起源の麺料理とは違う!全然だめだ!」って言ったって
目の前の料理がもはや「中国の麺料理を参考にしている」といううっすい繋がりしか持たない
「現代日本のラーメン」という独自の料理であり、起源の料理を絶対視して否定しようとしても
誰からも相手にされない。なぜならそこで否定しようとしている人間は「現代日本のラーメン」を
味わおうとしていないから
批判するにしてもとりあえず目の前の料理を「独立した一つの料理」として受け入れたうえで
その料理の味という基準内で「これは日本のラーメンとして成り立っているか」という同じ土俵に立ってから
批判するならともかく、「中国の起源の料理はこんな材料使わないこんな味付けはしない」とか言ったところで
それじゃ日本のラーメン食べずに黙って「起源の料理」だけ食ってたらとしか言いようがない
>>824 むしろこっちのセリフだわ。実は原作読んでないだろ…。
>>825 そう、アニメでは現代の少女にしたらしい。
それに関して
>>803を書いた。
>>830 自演だそうなので自分叩きします。
あなたこそ原文よんで語ってるんですか?
>>827 お前昨日も夜中3時まで貼り付いて
朝は8時から、
んでずっと他人を自演だの粘着だのと…。
まず自分の精神分析したらどうだ。
>>831 読んでるけど?
遊んでたのに無理矢理引っ越しさせられたとか
化粧を強いられて泣いたとか
籠の鳥を逃がす描写とか
幼なじみが盗みして目の前で殴られたとかで病んだ
って書いてある本があるなら教えて下さい。
ま、かぐや姫は現代におけるフツーの少年少女であって、個人の心の持ちようもあるがそれでもひきこもりになるのは社会にも多大な問題があると高畑は言ってると思うよ。
>>832 そうだねえ
映画のかぐや姫を「気伏せの病」とするなら
あなたは「物狂い」かき「狐憑き」だと思いますよ。
高畑の主張
>>708 >何かのきっかけで、天真爛漫だった子どもの心が完全に冷え、心を閉ざして内に籠もり、しかも
>ひどく攻撃的になることなど、現代の子どもの心理にいくらでも例を見出すことができる。
>かぐや姫もまた、そんな子どもの一人だった可能性はないだろうか。
>>831 すまん
レス番を間違えた
1WWuWcvDは原作厨の自演アンチ
ここ一週間ぐらい粘着してて本当にしつこい
昨日は自分で書いたヤフーレビューにリンクまで貼って自演してたし
かぐや姫は自分の力で立ち直ったがこいつはもう手遅れかもしれない
本当に一日中アンチ活動ばかりしてて何が楽しいんだろう
そんな時間があるなら自分の人生を見つめ直したほうがいいよ
>>833 >>835 そう、
高畑監督は原作のかぐや姫を現代の少女にして、
引きこもりや攻撃性とそこからの脱出を描こうとしたってこと。
その為に原作まで色々変えてて、自分は違和感を感じたなと
>>803に書いた。
>>834 論理的な話はできないんですね。分かりました。
*メンヘラ改善推奨アニメ
スレ見て納得、処方が必要な人が多そうだ
>>837 帝と結婚するけど失踪する異本や
国司と結婚するがプッツンして
富士の故郷に帰ってしまう異本もありますよ。
これらのケシカラン作者も懲らしめるべきでしょう。
自分の好きな作品について語りたいのは当然だろ
自分が嫌いな作品を貶めるために自演までして毎日めちゃくちゃな言いがかりをしてるやつの心理は到底理解できない
これから講義があるし大学の学生新聞がかぐや姫の特集をやってるので読んでくる
面白いことが書いてあったら帰ってから内容を報告する
懲らしめるとかじゃないだろう…
感情的な絡みばっかり。
ほんと、病んでる人が信者になるんだな。よく分かった。
そういえば当時の女は相手から結婚したいと言われたら
ほぼ拒めなかったので、竹取物語でかぐや姫が貴族らを拒むところが
爽快で支持されたとも言われてるみたいだな
親が定めた結婚がイヤで男と逐電なんて
昔からある話だしな
傍から見るとID:S9zDSo3dもID:1WWuWcvDも不快だわ
同じ二人でここ数日ずっと煽りあってるよね?
交換日記でもやってろと
明日からジブリ美術館の1月分チケット販売なので
かぐや姫関係の展示見たい人は最後のチャンスですよ
一応アンチスレあるしそっち行きゃあええねん
>>844 この数日とか知らんわ。
あっちが朝夕誰にでも絡んでるだけだろ。馬鹿馬鹿しい。
普通に感想読みたくて来たのにスレ私物化して喧嘩放題か…どっちもうぜえ
アニメ板のスレだからねw
程度低いよ。
考察を読むまで、竹取物語のまんまかよ、としか読み取れなくてやや不満だった
でも退屈はせず、何度も観たくなる中毒性は感じた
猛ダッシュの場面はネタバレ見なくてラッキーだった
知人に受け売りばっかの感想を喋ってる自分が恥ずかしいw
>>847 このスレ見てる人達ははあなた方のことをもっと馬鹿馬鹿しいと思ってますよ
自分の主張を言い争ってる人達ってまさに相手のことを考えない五人の求婚者と同じだな
傍目には滑稽でしかないのに
五人の求婚者も国の重責を担っているのに
宝探しに翻弄され仕事する暇がない。
仕事しながらだからみんな3年もかかったんじゃないの
五人の求婚者たちは幸せなのかな?
昔は娯楽なんて女くらいだろ
つぼにあたまからつっこんで死んだ童貞臭いやつだけは、不幸だろ?
わたしのかんがえたさいこうのたけとりものがたり
とか言ってる割には、崇拝してる竹取物語は室町時代のものしか残っておらず、改変されたものの可能性。
この悲しい現実を抱えつつも、かぐや姫は生きたかった。それでいいじゃないか
858 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/09(月) 17:15:46.64 ID:YizDDNaF
客足はどうなの?
どうでもいいよ
姫の雪山疾走シーンって
今のくっきりと輪郭を描いた、枠に収めたヒロイン像の、萌豚専用の女性から
逃げ出そうとするシーンでもあったんだな
ここのシーンだけ他と比べようもないくらい力入れてるけど
なるほど、宣伝用だけじゃなかったんだな
力を入れたいシーンだよなアニメ作ってる奴らにとっては
>>844 ここ数日やたらスレ伸びると思ったら、いつもこの同じ二人が長文で意味不明な喧嘩してるな
必要以上に深読みしてトンデモ解釈するあたり子供なんだろうなと思ったが学生って時点で察した
若い子は難しい言い回しに憧れて乱用したがる
>>861 深いですね感銘しました
両親を映画に連れて行こうかと思ってたけど、どうしようか迷ってきた
感情を線で表そうとすると荒々しい線になるというね
線画としては当たり前の表現が商業アニメではスポイルされてしまう
クレしんとかドラえもんでも一部やってたけど今回はじめて正しい使われ方をしたな
>>861 いいな
イデオロギー臭い
>>6のレビューがテンプレ化されるスレに新たな光がw
感想
眠たかった…客は俺一人の貸切
メンズデーで1000円なのに
今でも週末3位なのに、どんな田舎だよw
京都大学新聞『かぐや姫の物語』作品評(要約)
T女性映画としての『かぐや姫』
『風立ちぬ』が一種の男性映画であるとすれば『かぐや姫の物語』は明らかに女性映画だといっていい。
本作は男性の欲望を醜く、女性が持つ自由への意思を美しく描いた女性映画なのだ。
U「共感」を拒絶する彼女
かぐや姫が我々観客の共感を拒むキャラクターであるからといって、彼女の魅力はいささかも損なわれていない。
むしろ逆で、彼女はその共感不可能性ゆえに魅力的なのだ。
V彼女の疾走を目撃せよ
「共感などできない。だが凄い」
一人己の「生」を疾走する孤高のヒロインを、私はただ固唾をのんで見守ることしかできなかった。
それが正直な感想だ。
まだ観てない人は今すぐ観るべきだ。
以上抜粋
先月の高畑特集はよく書けてたが残念ながら全体的に面白くない批評だった
女性映画と断定してるわりには女性の視点が欠如してる
むしろ男が無理に女性映画として観ようとすると共感できないんじゃないかな
生まれ育った里山や地球の美しさは月との対比でよく描けてたと思うけどその点については書かれてない
この記者が相当打ちのめされたということだけはよく伝わった
馬鹿の壁だな
女性ばかりの職場で働けば少しはわかるのかな
女は共感が優先するのはわかるが
映画は共感が全てではない
PVのあのシーンは夢オチなのもうネタばれしてますか?
男がマジで醜い描かれ方してる点は腑に落ちないのはわかるが、
だからと言ってそれでも残りたかった姫がいるわけで・・・・
なんとも断言しにくいのは確かだ
>>869 つまり「かぐや姫萌え」ってことだな
特集どころか3行の価値もない
権利を主張すればわがままだといわれるのがデフォの社会
貴族社会を拒否するかぐや姫がそのままわがまま娘に映るのだろうな
そういうのは社畜となじられて激高するタイプと裏表だろう
実際ブスが疾走してもギャグにしかならんからなあ
かわいいは正義
若い女とみると萌えかゴミにしか見えないバイアスを試されてんだよ
だから馬鹿の壁だ
女性映画に限定する意味がわからん。
リア充とはこうあるべき、コミュニケーションとはこうあるべき、男女関係とはこうあるべき
そういった様々な慣習や常識に対して、個々人が何か違うんじゃないのかなとか、嫌だなぁとか思ってて
けれども慣習や常識といったものはとても大切らしいから、渋々従うしかなくて
死ぬほどつらい思いしながら従ってたり、従うことができないから何もしなくなっちゃったり
そういう人が草食だとか絶食だとかひきこもりだとか自殺しちゃったりするんじゃない? というか俺がそうだ。
ただ、どう生きるかなんてことは本来個人の自由であって、自分が何か違うんじゃないかと思ってることは
案外誰かも同じように思ってたりするんだろうし(同じ人間だしね)、それを声に出してみたり行動に移してみたりしたら
たぶんきっと今より楽しくなるよって。大変なことも多いだろうけどねって。そういう誰でも共感できる映画じゃねーの?
女性かぐやから男性へは罰 男性からみれば罪という意味なのか・・
海外だとイスラム女性に重ねて見られそうな気がする
日本最古の文学がわがままな女の人生を描いた物語だという解釈は痛快だな
高畑は100年は日本のサブカルに呪いをかけたかもしれん
大丈夫。
題材にした竹取物語のほうは自ら宝持ってこいって言うぐらいわがままだから
わがままかね?
花見のところは確かに嫗と女童が気の毒だったけど。
わがまま言わんと宝持って来たやつと結婚しろと?
いや高畑自身がわがままな主人公って言ってるしそこは否定できない
俺はわがままというか精神年齢が幼い、体の成長に追いついてないと思った
そういう意味では文字通りの意味でアダルトチルドレンなんだよな
強くてニューゲーム状態なのもあって知能は高かったが
翁も寛容だよなー
別にわがまま=悪というニュアンスでは無いと思う
まあなんというか
この映画を女性映画にしてしまう視点の厭らしさというのは
それ自体は決して「女性の厭らしさ」というわけではなくて
あくまで現代人たる自分の「現代的な傲慢さ」が発する厭らしさのような気もする
言うならばある事象について、他人が解った上で我慢している事柄さえも
「自分は解っている。だから我慢できないんだ」と言い切ってしまう傲慢さだ
女らしくあること、それに対するの自分自身の葛藤をそのまま社会に丸投げしてしまうこと
これ自体がまず「狂気である」ということを前提として認識できるかどうか?に差があり、この隔たりは大きい
陳腐な言い回しではあるが、
「社会は進化するもの」を前提する故に、現代的な価値観を優れたもの、過去の価値観を劣ったものと看做し
己が実存を肯定する為だけに、古の世に生きる人間の営みや歴史の積み重ねをも蔑ろにする
そんな現代人の傲慢さを隠すことなく披露してしまうことに厭らしさを感じずにはいられないのであるw
なぜ物語はバッドエンドのほうが面白いんだろう
監督自らがそう言ってんならそう思って描いてるんだろうけど、
顔も見たことない男と寝るとか、時代的に考えれば“わがまま”なんだろうけど、
現代人からしてみれば「そりゃそうだ」だろ?
冗談半分で言った求婚断り文句も、子供っぽい感じで言ったようなもんだし、
それに後々罪悪感感じるのもわかるし。
ぶっちゃけ、「わがまま」という性格よりも大人の世界に馴染めなかった子供という印象が先行してるわ
その辺りは個人の感覚じゃないかなあ
それに、もし観客からそう見えたとしても
劇中でわがまま娘(と見られてる)ってだけで結構新鮮だと思う
>>842 通い婚だから拒む権利は女にあるよ
もちろん拒んだ結果は自己責任
ハイジがフランクフルトの街で夢遊病になっちゃう件と
お話としては全く同じだよね。
現在では男女関係なく、
一般社会や所謂男社会、競争社会が苦手な若い子って多そうだから
姫に共感しちゃう子は多いんじゃないかな〜。
この世なんてクソったれでさっさと死んでしまいたいと思うけど
いざ死ぬと決まったら、もっとこうしたらよかったんじゃないかと後悔する
そういうお話だったな(うろ覚え
なんでこの話題ループしてんの?
>>803で書いたら絡まれたけど
このアニメはわざと姫をああいう苦悩に追い込んでるんでしょ?
>>895 あながち間違ってはいないんだが、非が非として確立されていないから、
どうしても姫に同情して、ただひたすらに悲惨な話ってだけになるってのがな・・・
かか様が言ってたように「あなたのせいじゃない」と同じ。
ホントマジで主題歌無いと後味悪いというか胸糞悪いというか
898 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/09(月) 21:36:16.14 ID:7DEt51kF
>>890 なぜコーヒーはブラックの方がうまいんだろう、と似てる?
パンフレットより
氏家「わしはわがままな女が好きじゃ」
高畑「ニヤリ」
初音ミクも高畑さんがやったような使い方は最近は目立たなく
萌えアニメとかぶる面ばかり強調されていたからなあ。
>>888 体の成長が早過ぎて心の成長が追いついてないとは思ったけど、わがままとは感じなかった
周囲の価値観と自分の価値観が全く違っていて、自分の価値観を譲れなかった
これをわがままと形容するのに自分が抵抗を感じるだけで、他の人も感じてるのは同じようなもん、てことなのかな
>>894 あれは田舎育ちの子が都会の堅苦しい生活に慣れず、という話だったね。
かぐや姫も似ているけれど、こちらはより複雑な教育やしきたりが強調
されていた。
平安時代の女性としてみたら
かぐや姫はとんでもない我儘女だろう
50年前の日本では、女性は中卒か高卒が当たり前だった。10代のうちには将来の
夫と出会って、20代前半には結婚・出産していた。
しかし今では当たり前のように大学に行かなければならないと信じこまされ
ている。これでは処女をこじらせても仕方がない。
俺のカーチャンが学歴厨こじらせてるのも分かるは
河合隼雄がかぐや姫は人間に陵辱された仙女の仇討ちのために地球に降り立って
男どもにみっちり復讐して大勝利して帰っていったと解釈してて吹いた
羽衣伝説と絡めた高畑も似たような解釈だがより上品でロマンチック
竹取物語はいろんな解釈ができて楽しい
>>906 その解釈はたしかに吹く。わけわからん解釈ばかりする人だった気がするが
>>898 コーヒーはミルクと砂糖入れよう
この映画、
おもひでぽろぽろとか、ハイジのフランクフルト編あたりと比較すると
良く分かるような気がする
>>816 そもそも明確な「最初の一冊」が存在したかどうかも怪しい。
原作が失われてるとか書いてる馬鹿は、古典の知識がないにも程があるw
今日の朝日夕刊に高畑のインタビューが載ってた。以下概要。
ハイジは大人の願望通りにふるまういい子なので、その後は描いていない。
子どもは「私はあんな風になれない・・」とつらいんじゃないかとね。
マルコは自分の無力さにいらだつ少年です。かわいげのない生意気な子と映るだろうけど
それでいい。
観客が見たくないつらい映像をなぜ見せるかというと、そういうことは現実で
しょっちゅうだからです。つらい映画は何人かで見て話し合って欲しい。そうすると
人生も分かるし、自分自身もそれなりに強くなる。「かぐや姫の物語」も
そうですが、見た後で「話の肴」になる映画を作りたいと常に思っています。
>>819 全然古くないぞw
源氏物語の引用を知らんのか?
>>901 同感
高畑監督のインタビューでの「わがまま」はそれが悪いとは言ってない気がしたな
私もかぐや姫がわがままって言われるのは違和感ある
そしてこの手の馬鹿は、今昔物語集が最初に書かれた状態のまま伝わってるとでも思ってるというねw
>>910 高畑監督が今だにマルコのことを語ってくれたのが嬉しい
どうもハイジやアンに比べて言及されることが少ない気がして
915 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/09(月) 22:51:43.70 ID:IXyTlZ1O
>>904 2005年ですら中卒・高卒が半分。女子短大という親にとっては便利な
もの(結婚適齢期に卒業)の方が、1995年までは大学進学より多かった。
貴族の数はもともと3人だったことが実証されてる
源氏物語の要約では5人版を元にしてる
今昔物語の竹取物語は貴族が3人だからより古い形態を保持してる
これが古典学者の結論
>>914 靴が壊れ、生爪がはがれるといった、目を背けたくなるエピソードもあえて入れたとか。
「願望を満たすだけの映画は話の肴になりませんか」と聞かれて
「泣けた、良かった、でおしまい。自室にこもってDVDを見ていると、
そういう映画ばかり求めてしまう。だからダメなんです。」だと。
>>910 ハイジがいい子すぎたという反省はいろんなところで語ってるな
展開が辛すぎると誰かと話し合いたくなるというのはたしかにある
カタルシスを感じてしまうとそれで終わりだからな
>>917 ありがとう
その点ではかぐや姫の物語ってハイジやアンよりも三千里に近いのかも
三千里のマルコは清太の走りだって語ってるし
920 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/09(月) 23:02:57.63 ID:IXyTlZ1O
>>910 このインタビューに今回の映画の位置づけの全てが尽くされてる気がする。
三千里はカメラが常にマルコを追っていて例えば故郷で待つ父兄などは一切描かなかった
かぐや姫の物語も常にカメラは姫を追っていたのかな
とすると最期に翁媼の後日談も描かれるはずはないよな、姫の物語は消され無になったんだから
映画館で見たときは個人的に後日談を描かずに想像に任せる演出が好きだから満足だったけれど
かぐや姫という看板と美しい映像にくるんで人間共通の苦悩を見せつけて人生を考えさせる作品か。
結局5人にして
しかもかぐや姫を人間にしてるならもう
どっちが古いとかほとんど意味ない。
不人気な捨丸クンに関して。
盗むことは悪いことですが
当時は自力救済の色濃い社会のようですし
特に流動民であった捨丸グループにとっては
現在人の数百分の一の罪の意識だったのでなないでしょうか。
それどころかいつ食い詰めるかわからないグループのために
盗んででも食いぶちを確保する
頼もしい男とも捉えることもできます。
女が子供の父親を指名できたらしい当時において
捨丸が子を持っていたことは
生活力があるということの裏付けともとれます。
もしも捨丸が三船敏郎のようにマッチョキャラで
グループの生活の貧しさをほんの少しでも
哀れっぽく描き出せば
観客の中には捨丸に好意的な印象を持つ人も
多かったのではないかと思います。
なのに捨丸を中肉中背の普通ぽい青年にしたところに
監督の何らかの意図を「勘ぐって」しまいました。
人間共通の苦悩とか言っちゃうのが気持ち悪いんだよな
どうしてキ印の苦悩ってことに出来ないのか
個へのシンパシーが裏返っただけの全体主義には一旦懲りてるはずなんだぜ
926 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/09(月) 23:44:34.11 ID:+ZT9KSdN
んー、かぐや姫は人間じゃないんだけど・・・
>>925 >個へのシンパシーが裏返っただけの全体主義
軍国主義のことですねわかります
かぐや姫はハイジになれなかった女の子なんだよな
火垂るの墓も上映から25年経った今でもおばさんが悪いとか清太が悪いとか時代が悪いとか言う人は後を絶たず
巡洋艦艦長の息子ならあんな状況になるわけがないなんて言い出す人もいたり
かぐや姫もまた今を生きる人みんなに関係することだ
清太の節子の父親はともかく艦長じゃねーよ大尉だし
ヒラコーとかいう駄デブが間違ったツイートしてて広まったけど
>かぐや姫もまた今を生きる人みんなに関係することだ
かぐや姫がすっかり人間って感じだなあ。
もう妖精や妖怪の住む場所が完全に奪われそうだ。
絵の綺麗さ、歌の綺麗さ、日本語の綺麗さ
日本の良さがとても出てる映画だったけど
本当に長い長い
30分くらいでまとめたら凄くいい映画だったのに
自分は日本昔ばなしくらいがお似合いだ
ゼロダークサーティに慣れていた俺に死角はなかった
>>927 三人目の紹介の前に「いま一人には(あと一人は)」とありもともと三人目が最後だったとわかる
さらに文体と内容の違いも指摘されている
最初の三人には人物紹介があるがあとの二人にはない
しかもその二人は偽物すらもってこないただのお笑い話
竹取物語全体が三という数字で構成されていることも証左になる
よって最後の二人は後から付け足されたと考えるのが古典研究者の定説
今昔物語は貴族が三人だから現存する竹取物語では最古の形態だと言われてる
このあたりは大抵の解説書に書いてあるから常識だと思うけど
高畑は今昔版を高く評価してる。
古典板でやれば?
あるのか知らないけど
>>934 それが「実証」なのか?w
ある種の説の一つにしか思えないがねえ。
見たことないが、「大抵の解説書」の三〜四冊くらい紹介して欲しい。
その常識では、新しい時代の今昔物語集になんでそんなのが載ってるのか、
その辺りはどう理解してんだ?
大学の教養がなくなるって怖いな。
源氏とか今昔の写本なんて大量にあるのも知らなさそうだ。
古典の基礎も知らず
『竹取物語』を読むこともなく
このアニメを受け入れていく日本人が将来的に大量発生していくな
疾走シーンの顔、朝青龍じゃね?
>>910 正直今回の映画つくりに反感持ってましたが
このスレの流れからも
それすらまんまと狙いに嵌ってたんですね
マルコと似た可愛げのなさというのも腑に落ちました
しかしより没個性的に感じたのは現代の引き写しですかね
ともかく高畑さん恐るべし
でも受け手には議論を望むけど
当の本人は取り付く島もない作家性に見えるんだよなぁガチガチで
神視点が行き過ぎてる
プログラムに載ってる疾走のシーン
頭のあたりが緑色だけどあれは本編でもあったシーン?
カエルに見えたけどカエルでもなさそうだ
>>351 姫赤子時描写は、今まで観たアニメで最高
だと思った。
5人の前が3人だったって話?そうだよ。
名簿から作ったって言われてる。
でもそんなの高畑には関係ねえ。
5人にしちゃったし歌に合わせて設定も変えちゃったしw
生命賛歌だとか手書きが良い云々はピクサーのWALL・E観てから言ってんだろうな?
興収的には「あの竹取物語」というのが足を引っ張ってるよな
実際は竹取物語の仮面を被った別物だが
一般には、最後に月に帰っておじいさんとおばあさんが哀しむ話だろとしか思われていない
今更観に行くまでもないと
桃太郎や浦島太郎を千円以上払って観たくないのと同じ感覚
月に帰りたい……
ハッピーエンド好きの人間は他人を楽しませることができないサイコパス
はっきりわかんだよね
どうしてもここで「講義」をしたいニワカ学者がいるなあ
ググれば出てくる孫引きの話を声高に…
そういう知識はさらっと出しときゃスマートなのに
953 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/10(火) 07:38:03.90 ID:offazP3d
>>907 ミルクぐらいは入ってた気がする。アニメはカフェオレしかないと思って
る人が観ると、なんでコーヒーのブラックが出てくるんだよ、とこの映画を
観て不満を持つ。
映画ってそもそもブラックだろ、と思ってる人は、ミルクもほど良く入って
たし、素材を生かした味わいがいいねと感心する映画。
某アニメでは「大人っぽくなりたい」と言っていた中学2年生女子がコーヒー
に砂糖をたっぷり入れたのに対し、クラッシック音楽が好きな小学5年生女子
はブラックを希望してましたw
実際の映画館でも実年齢はあんまり関係ないかも。
ようやく見てきた。
すごく良い出来だった。
ハッキリ言って作品としての完成度で見ると、パヤオの「風立ちぬ」などその足下にも及ばないくらいの名作では?
公開時期がずれてしまってラッキーだったな。パヤオは(笑)
孫引きであろうとニワカであろうと
新たに知識を得て自分のものにしようととする姿勢が大事じゃないかな?
ネットでつまみ食いした半端な知識で知ったつもりになるよりは
どんな場所であろうと意見を披露して
補い合うことは良いことだと思いますけど。
最後無感情のまま終わればシュールでおもろかったのに
振りかえって残念だった
確かに、最後振りかえったのは厳しいと言われる高畑演出にしてはちょっと甘いかな
958 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/10(火) 08:06:02.51 ID:8TcIA7uj
>>954 監督が高畑勲さん、絵コンテが宮崎駿さんで、もう1作だけ作ってくれ
ないかなぁ。
プレスコだから脚本は完成する。で、宮崎駿さんが原作無視で良い意味
無茶苦茶にする。高畑監督と大喧嘩したうえで、アフレコをもう一回w
確か、ジブリの鈴木プロデューサーが後1回なら2人でやれるがそれを
やると喧嘩別れするのでやれないと言ってた。宮崎駿さんは監督として
は引退宣言したんだから、その1回をやる時ではw
老い先短い老人が生をテーマに描けばラストはそうなるんじゃないかな。
千と千尋の最後のヘアバンドと同じだよ
どんなに力で抑えられても本当に大切な事は忘れられないって事さ
961 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/10(火) 08:25:43.59 ID:wTkls8iq
1.この映画は、感受性と想像力と多少の知識が無いと、楽しめません。
2.この映画は「竹取物語」そのままでは、ありません。
962 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/10(火) 08:33:49.69 ID:4F2mtPzu
>>960 理想の教育とは、どの先生から教わったのか思い出せないけど
それが身についている事。
無意識と呼ばれる領域を改善することかもしれない。
パヤオの作品で言うともののけ姫くらいの力作ではあるな
78でキャリアハイを超えてくる作品をつくれるのは奇跡に近い
創作の空白期間が良い方に転がったな
そ、創造的人生の持ち時間は10年だ(震え声
債務が残っておるぞ
>>954 いや総合的には風立ちぬのほうが普通にすごいよ
パヤオは歴史に残る芸術家だから勝てるはずもない
だからなんでお前らは風立ちぬ派とかぐや姫派の二極に別れるんだよ
両方良かっただろうが
二作とも後半で失速している
脚本がダメだ
やはり二人で作らないと
風立ちぬが良かったw
ご冗談をww
いままで観て来た洋画、邦画、アニメ映画の中でトップ1のクソ映画だったわ
>>970 マジかよ
かぐや姫と並んで大好きなんだが
とりあえずろくに映画観てないことだけはわかった
風立ちぬは声と音で損してると感じる
かぐや姫はその部分の演出が非常によかった
風立ちぬが一番だめだったのは、監督の演出ならびにストーリーテリングの能力だよ。
くその垂れ流しのなんの演出もないあらすじをだらだら言ってるだけのアニメでした。
エンタメ性は風のがいいけどそれ以外はかぐやのが好き
風立ちぬはかぐや姫と違って馬鹿には理解できない作り
他作品を引き合いに出して、その作品をけなすのは、
どうしようもない、糞以外の何物でも無い貴重な映画だけにしてください
トミノさんの遺作はないの。
980 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/10(火) 14:49:11.54 ID:bYj8J7Rk
高畑作品もう一本くらい作ってほしいな
今回でノウハウはある程度蓄積されたろうから
ここまで時間はかかんねーだろ
最後のかぐや姫を迎えに来るシーンが
凄い怖かった
兄ちゃんがたけのこのおっぱいの感触を反芻してるシーンがよかった
>>981 皆知ってるオチなのに、異様な鮮烈さだったね
ヒーッってなったよ
ユリイカ読んできたけど批評というよりかぐや姫に関して周辺テーマを掘り下げていく感じだった
映画そのものを解釈することよりいろんな学者が持論を展開する感じ
インタビューは面白かったけど聞き手が喋りすぎの感もあったな
もともとこういう雑誌なのかもしれんが
まあ参考にはなったから読めてよかった
今見てきた。
話題になってた作画だが、正直キャラクターがセルアニメっぽくて合わなかった。
フレデリックバック見たときの衝撃には及ばなかった。
もっと突き抜けたキャラデザだったら良かったのに。
音楽は良かった。同じ久石譲なのに『風立ちぬ』と『かぐや姫』でこうも違うのかと。
凄い面白かった!
ただ原作は中学以来触れてないからこのスレは楽しめなさそw
>>981 何かあのシーンのディテールだけ異様なんだよなあw
月星人たちは全員能面だし、攻撃しようが建物に隠れようが全くおかまいなしだし
何というか、地球とは違う次元で成り立ってる連中というのが絵で伝わってくる
>>987 音楽もCDとかで聞いたらいい曲なんだろうけど、映画館であのシーンを見ながら聞いたら凄い怖く感じるよなぁ
あの絶対に勝てない感じが伝わってくる
二回目見て来たわけだが、
やっぱり見終わった直後より後から何か込み上げてくる映画だな。
MGS3のザボスの流れを思い出したわ。
んで改めて捨丸のことだけど、
都でのタケノコとの出会いで半ばやさぐれてたのかもな捨丸。
タケノコ好きだったのに都にいたもんだからファッキンってなって諦めて結婚したみたいな。
そしてやっぱりスッキリしない捨丸が妻子持ちという設定。
月が言う汚れを体言した1つととっていいものかどうか・・・
991 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/10(火) 17:12:33.54 ID:A5ohqwNQ
月の使者はデイダラボッチにも似てるけど
ボッチは銃で大ダメージだったし朝日で死んでしまったからな
月の連中は余裕すぎてまったく勝てる気がしなかった
>>990 同感。都でタケノコを見て諦めたんだよな。
>>993 あのボコボコにされるシーンは決定的だよな
タケノコはお姫様になってるし自分は盗みをしてフルボッコ
自分が捨丸だったら強い距離感と現実の惨めさに心がズタズタになるだろうな
自分にとって、高畑勲の作品(ジブリ限定)の中では『かぐや姫の物語』が一番よかった。
いやもう捨丸は深く考えちゃダメか。
愛のドラマということで
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。