新世界より 神栖74町 [転載禁止]©2ch.net

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1名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止
「偽りの神に抗え」

舞台は未来。主人公は5人の少年少女たち。
物語は、彼らが“呪力”と呼ばれる念動力を学ぶ上級学校へと進む12歳の幼少期から始まる。
5人はそこで、人類の血塗られた歴史を知ると共に、命を賭けた壮絶な冒険へと駆り立てられることになる。
やがて14歳という青春時代を迎えた彼らには、より過酷な試練、胸を焦がす衝撃的な出来事が待ち受けている。
そして、26歳の夏。予想だにしなかった未曾有の惨劇が人類を襲い…!?
―――――注意事項――――
・法律に違反する画像及び投稿動画(公式配信を除く)に関する話題・URL貼りは厳禁
・sage進行推奨。E-mail欄(メール欄/メ欄)に半角小文字で「sage」と記入
・荒らし、煽りは徹底放置。荒らしに構う人も荒らしです
・ネタバレ厳禁。未放送の原作話はネタバレスレで
・次スレは>>950が宣言した上で立てること
―――――――――――――

◇関連サイト
・アニメ公式:http://www.tv-asahi.co.jp/shinsekaiyori/

◇前スレ
新世界より 神栖73町
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1402502824/
2名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/17(月) 22:30:16.90 ID:UgvNBX2s0
Q&Aその1
・守とマリアってどうやって死んだの?
 →原作でも不明 2人の骨が届けられたのは失踪から2、3年後という以上のことはわからない

・サイコバスターと一緒だった手紙の内容ってなに?
 →超能力者は悪魔だやつらをぶち殺す最高の兵器が我らが神のみわざにより完成したハレルヤ

・スクィーラはバケネズミがもとは人間だったって知ってたの?
→アニメ、原作共に明確な描写はない
原作には早季の疑問として下記のようにあるが、最終的な判断は読者に任されている
『彼は人間に対して激しい憎悪を抱いてたはずではなかったか。
それがなぜ自分たちを示して「人間」などと言ったのだろう』

・悪鬼が奇狼丸殺して愧死したけど、奇狼丸の部隊全滅させた時はなんで無事だったの?
 →悪鬼がやったのは武器を取り上げただけ。殺すのはスクィーラ配下の軍勢がやった。

・奇狼丸が最初から顔出し突撃していればもっと簡単にやれたんじゃね?
 →悪鬼単体で行動していた時ならやれたけど、バケネズミの護衛が側についてしまったらもう無理、
  丸腰の奇狼丸が射殺されるだけ
3名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/17(月) 22:33:22.10 ID:UgvNBX2s0
Q&Aその2
・奇狼丸に死んでくれという作戦をあっさり言う早季ってひどくね?
 →原作ではあそこに至るまで散々追い詰められて、起死回生の最後の策として思いついたもの。決してあっさりなんてもんじゃない。早季の策を奇狼丸も絶賛している

・悪鬼たちが早季を追ってくるの早すぎね?
 →そんなことはない。
 早季たちが寺へ逃げこんだのは午後、それから食事して手紙読んで乾さんや奇狼丸に会って準備して夜になってから出航してる。
 一方、早季の両親が不浄猫解放したのはまだ明るい時間帯、悪鬼が護摩で放心してたのも夕方前。そこから人間を拷問して寺の存在を知り襲撃した、という原作の流れからすると
 実は早季たちの出航はギリギリだった。
 あと少し遅かったら、出航前に悪鬼たちの襲撃を受けていた。

・なんで鏑木肆星氏はやられたの? 呪力の漏出とどう関係が?
 →呪力では、呪力で飛ばしてきたものは止められても、呪力そのものは防げないから。
 また、あの場面で呪力の漏出が起きていたわけではない。
 あの早季の台詞は、正確には「呪力の漏出・・・(それが起きた時には肆星氏ほどの術者でも逃げ出した、つまり呪力では呪力を防げないということ・・・)」という内容。

・奇狼丸の最期の言葉は何?
 →原作ではバケネズミ語で「Πγガ…▼Ё…凵c」それを聞いて悪鬼が言ったのが「ΠγガV▼Ё…◎凵v
悪鬼は鏡を見せられた時も「ΠγガV▼Ё◎凵vと言っている
なおバケネズミ語については夏季キャンプでは、スクィーラが「私どもβ★ё◎Å…バケネズミが」
「地下にいるβ★ё◎Å…私どもの同胞は」というシーンもある
4名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/19(水) 23:04:42.93 ID:aWy5JA4O0
前スレ
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1416230879/986 へのレス

アニメでは本物の悪鬼(Kという事例はあるが)が出てこないから、仕方がない
そのせいか、ここでは悪鬼が過小評価されてると思う

そもそも、なんで愧死機構なんて組み込んだのって考えなかった?
ゼロ年まで読むと、悪鬼の能力が凄まじいから、並みの人間じゃ倒せないから、そうせざるを得なかったと納得できる
内紛を避けるためとか、これ以上、暴君や略奪者を出さないためなら、教育と攻撃抑制だけで十分だったと思う

ゼロ年の東京を襲った悪鬼は、自衛隊の銃弾もトラップも受け付けないような奴だったが、
一言でやつの凄さを言うなら、「攻撃を察知すること自体が能力」みたいなこと言われてたな
ムンバイの悪鬼(おそらく、ラーマン)は東京の10倍の被害を出したというから、これでもまだ悪鬼としては小物
やつが能力を使いすぎて倒れる頃には、町は余裕で全滅してると思う
5名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/19(水) 23:44:44.22 ID:JDwXkWGOO
何でキシ機構組み込んだかって考えなかった人の方が少ないと思うよ
ていうかゼロ年とか悪鬼を過小評価とか関係なく原作読んでたら普通にわかるし
キシ機構があるから人を殺したら自分も死ぬ、みたいな点が共通認識になってる時点で組み込む意味は充分ある気がする
6名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/19(水) 23:51:29.07 ID:aWy5JA4O0
原作では、最後、早季が愧死機構を外すことを決意するわけだが(残念ながら、アニメではこの描写はない)、
その意味するところについては、なんら補足がない
早季なりの悪鬼対策の表明だったのかもしれないが、
最後まで読むと、
「1000年後にこの手記を手に取るのは、どちらだろう」 みたいな記述があって(手元に原作がないので、間違ってるかも)、
バケネズミ(人間)との覇権争いをやり直したい、とも受け取れる

愧死機構を外すんだから、外さなければ倒せない相手を想定してるんだと思うが、
それってバケネズミを人間に戻すってことなんだろうか
人間と超能力者の最初の出会いは、悪鬼が暴れまわったせいで、端から戦争になったわけだけど、
人間に戻して、共生するところからやり直す、その結果、こちらが駆逐されるかもしれないし、
今のように、人間を飼い慣らすことになるかもしれない、
あるいは、悪鬼が暴れまわってすべてが灰燼に帰すかも・・・

考え過ぎだろうか
7名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/20(木) 00:49:18.07 ID:JVyb5Rt90
もういっそ、人間の遺伝子にあんなことやこんなことして
サイヤ人なみの強靱な肉体に改造しちゃったらうどうだ?
呪力フルパワーで攻撃されても「いってえ〜」で済むぐらいにw
8名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/20(木) 01:40:56.73 ID:XJ5zlvKX0
>>1への乙が止まらないんだ…
9名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/20(木) 04:08:49.03 ID:V7FtTXs1O
>>1

組み込んだキシ機構をいつか外さなきゃって簡単に言うけど、そもそも外すことができるもんなのか
自分で付け外しできるなら意味ないから、多分かなりの熟練者じゃないとそうそう外すってできないよな
悪鬼は不浄猫で倒せない場合は仕方ないから寝るの待てばいいんじゃね
いくら興奮状態でも何日間も起きてるとかないだろうし、想像力も切れるだろう
悪鬼ちゃんの場合は護衛いたから無理だけど、本物の悪鬼は寝てる所に不浄猫けしかければいいよ
10名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/20(木) 16:47:44.06 ID:c9FhuaHU0
不浄猫万能説
11名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/20(木) 18:08:23.78 ID:5Vw+UBUe0
>>9
外すってのは研究者が遺伝子操作で貴志機構を組み込んだ事と逆の事をやるってことじゃん
12名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/20(木) 19:26:50.82 ID:xAxEuxVB0
ボノボで感染するレトロウイルスでもばら撒くんだろう
逆転写酵素でキシ機構遺伝子を改編して取り除くと
13名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/20(木) 22:41:19.69 ID:EFMMqeMl0
愧死機構の遺伝子欠陥を自動修復するウイルスをそこらじゅうにばらまくって方法もあるな
遍く感染させれば、悪鬼も出てこないだろう
14名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/21(金) 00:00:09.21 ID:aEvqAh/V0
悪鬼でないけど、そのかわり、普通に殺し合いして壊滅するんじゃね

愧死機構無い人類が残ってない時点で、そんな感じする

つうか、愧死機構無いってことは悪鬼とニアリーイコールか
15名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/21(金) 00:45:45.90 ID:Zga80Dqq0
Kが出現した時代はキシ機構なかったし…
16名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/21(金) 00:51:40.92 ID:1zUz4eX30
いや、Kのころにはあったよ
だから遺伝欠陥の疑いのある一族皆処分されたわけで
17名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/21(金) 01:46:50.75 ID:Zga80Dqq0
あ、そうか、じゃあ
少年Aの時代はキシ機構なかったし…
二アリーイコールはないよね
18名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/21(金) 08:57:15.32 ID:wxIIL4r00
悪鬼ちゃんが何でバケネズミの言う事聞いてるかってのが悪鬼ちゃん攻略の最大の鍵だったから
富子さんや上層部の人達が観察や考察できる時間があればわりとあっさり攻略できそうだったのが惜しいな
富子さんがせめて無傷で寺にいれば早季から話聞いた時にバケネズミの言う事聞くわけないじゃん!ってなりそうなのに
そしたら早季と奇狼丸の作戦みたくヒトモドキ操って人間に見せかけて殺すことも可能だったのに惜しい
悪鬼が出現すること自体が稀で本物悪鬼を見たことあるのが一人しかいなかったって点も痛かったよなぁ
たくさんいたら早季より早く気付く人もいただろうし、本当によく作りこまれてるわ

でも奇狼丸からスミフキみたいな外見の奴までいるバケネズミ殺したらすぐ愧死って悪鬼ちゃん生きにくいな
呪力使って殺す機会なんて反乱の時くらいしかないからいいんだろうけど
19名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/21(金) 08:59:28.72 ID:4YGMAqXf0
悪鬼ちゃん「初めてはバケネズミでした」
20名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/21(金) 09:18:34.06 ID:HbXDbC6S0
歴史を振り返れば
人間の本質は悪鬼とニアリーイコールとまではいかずとも
近いものになりがちではあるのかもしれんね
大きな力を持った時、持たないものや持ってても弱いものをどう扱うか
そうではない人間もいるだろうけどそうなってしまう人間の方が多いと
だから愧死機構に行きついたってことなんだろう
21名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/21(金) 10:00:43.31 ID:wxIIL4r00
まあ自分が呪力持ってて、呪力持ってない大嫌いな奴に嫌なことされたら殺すまではいかなくても傷付けてしまうかもしれんね
呪力持ちは現代人や呪力持ってない人より遥かにストレスに弱そうなイメージあるわ
特に愧死機構組み込む前まではイラッとしたら我慢せず呪力使ってた奴の方が多いんだろうし。法律で抑えつけられるとは思えん

>>19
反乱成功してたら悪鬼ちゃんもそういう目に…とか妄想したけど、そういやバケネズミって女王以外生殖能力なかったって気付いて落胆した
スクィーラはいずれは人間同士で赤ん坊作らせるつもりだったのかな
バケネズミは個体同士で生殖しないし、そこから悪鬼もどきに不信感抱かせる原因になるからやらないかな
22名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/21(金) 12:08:02.37 ID:bY5+2cI60
>>21
アナ雪のエルザなんかは能力を使えないストレスに耐えかねて業魔化しちゃったって感じだったな。

スクィーラたちは町を襲撃したときに産院から赤ん坊を強奪してたから
繁殖までは計画してなかったんじゃないかと思う。
バケネズミは脳外科手術ができるほど医学に長けているらしいので
いずれは赤ん坊たちをバケネズミそっくりに整形手術して…って可能性も。
23名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/21(金) 22:18:25.37 ID:aEvqAh/V0
>赤ん坊たちをバケネズミそっくりに整形手術

それで呪力ありバケネズミに奴隷化されるのか
24名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/21(金) 22:43:46.57 ID:Ue/BI2wQ0
今さら見た
めちゃめちゃ面白かったー…
リアタイで見たかった

何で見なかったのか思い出せないけど、多分キャラデザかな…絵柄からこんなガチなストーリーだとは想像できなかった
今はなかなか気に入ってる

一班の中では守とサキの距離感がリアルでよかったな
その分あの手紙の絵はクるものがあった

とりあえず原作ポチったよ
アニメよりエグいと聞いてちょっと怖いけど楽しみ
2522@転載は禁止:2014/11/21(金) 23:30:11.76 ID:bY5+2cI60
あー、人間の赤ん坊をバケネズミに整形手術しちゃったら人間側から仲間と見なされないから
愧死機構や攻撃を抑制利用できなくなっちゃってダメだね。
スレ汚し失礼。
26名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/22(土) 11:06:05.51 ID:D8DdBx430
>>24
しっかりした物を書く人気ホラー作家だからな。
クリムゾンの迷宮・天使の囀り・悪の教典もオススメ。
27名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/22(土) 13:38:48.48 ID:pdRHFnVE0
>>24
寡作だから全部読むことをお勧めする
つーか読みたくなるよたぶん
28名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/22(土) 15:42:18.40 ID:OGgfOJvs0
クリムゾンは結構面白かったけど悪の経典は個人的に微妙だった
29名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/22(土) 19:30:21.15 ID:xf8mrRd10
スレチは承知なんだけど
クリムゾンが面白かったって人は何をそんなに評価してるの?
個人的にはいまいちだったので参考までに聞きたい
30名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/22(土) 19:53:02.41 ID:D8DdBx430
>>29
超ヤバい奴らに遭遇しない様に逃げ回るハラハラ感かな。
31名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/22(土) 20:14:25.02 ID:OGgfOJvs0
食を選んだ人たちが何でやばいのかからのグールを人工的に作る過程とか
最後主人公がちゃんとした形で真相を知ることが出来ないまま終わったやるせない所が個人的に好き
ヒロインにはあんまり惹かれなかったけど
32名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/22(土) 23:46:08.68 ID:hFT5UyavO
グールとの対決よりグール製造過程から対峙までの方にゾワゾワきたな
終わり方に否定的な人多いけどあそこまで話大きくしたらあれがいい落とし所だと思う。ゲームブックと合わせた余韻が好きだわ
黒い家のババアといい悪鬼といいハラハラさせる展開は本当に上手い作家だよな
基本的に展開の面白さでグイグイ読ませるから、登場人物がすごい魅力的ってことはほとんどないけどな。ハスミンや奇狼丸くらいか
33名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/23(日) 08:29:36.64 ID:A80rVkEZ0
シセイさんといいクリムゾンのあの体格いい男といい
大将格の奴はわりとあっさりやられるよな
それくらい相手がヤバイってことはわかるから肩透かし感はそんなにないけど
34名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/25(火) 00:48:00.98 ID:FJbul9Lx0
>>33
黒い家のヤクザ紛いも次に出てきた時は膾になってるし、
悪の教典の空手家の体育教師も瞬殺に近かったっけか。
「こいつなら!!」みたいなのがあっという間にモノにされちまうのはお約束だなw
35名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/25(火) 00:57:45.68 ID:dw8FKARA0
体育教師にはボコボコに殴られて鼻折られてなかったか
36名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/25(火) 06:23:02.12 ID:fZelY1G9O
上巻では体育教師より釣井教諭の方がラスボス感あったんだよな
一撃で終わった上に上巻で退場したけど
37名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/26(水) 08:47:37.45 ID:DCx9TWPA0
何で早季の一班が実験に選ばれたんだっけ。ランダム?早季の人格指数高かったから?
実験やると処分の確率も高くなるんだろうし、他の3人はともかく次期肆星候補の瞬とかは外すわけにいかなかったのかな
38名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/26(水) 12:09:33.27 ID:MdQ81MAe0
最初はただの名前順だったけどたまたま優秀な子達が揃ったから早季も入れて実験しよう!って感じ
未来の町を担う人材に育てるつもりだったから瞬は外せんよ
多少のルール違反はともかくこんな大惨事になるとは予想できなかったんやろ
39名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/26(水) 23:44:18.94 ID:myyEHkiLO
スクィーラが悪鬼もどき作戦考え付いたの真理亜が妊娠してからなのか
早季が真理亜たち探してた時点で、偽物の骨を用意しますとか喜びながら言ってたから真理亜守失踪時点で企んでたのかと思った
40名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/27(木) 00:39:21.46 ID:i/7nOWnH0
二人の子供が将来自分たちを助けてくれるという確信があったんだろうな
メシアと呼んでいたが、その前に天啓があったんじゃないだろうか

真理亜たちに逃亡の手助けを持ちかけられた時
自分たちの身の安全を第一に考えるなら、直ちに断るのが道理
一旦引き受けたら、大人たちからの制裁を覚悟しなければならない

早季たちもスクィーラがやすやすと引き受ける理由がないってことに気がつくべきだったな
41名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/27(木) 03:05:21.39 ID:fZYtI0pc0
スクィーラのことだから、同族に対する攻撃抑制や愧死機構の知識を得たときから
悪鬼もどきを使うことを思いついていたんじゃないかな
あとは能力者の赤ん坊をどうやって手に入れるかの問題だったのが、
うまいこと男女一組の能力者が舞い込んできたと
42名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/27(木) 05:53:38.94 ID:gxPkx9PuO
>>41
偽骨発言もあるし自分もそう思ってたが原作者が否定してるからなぁ
悪鬼ちゃんできるまで二人をどうしようか対処に困ってたと聞いてあてが外れたわ
まあ呪力便利だし建物作る時に手伝ってもらったり、早季と覚使ってボクトウガ落とした時みたいに利用するつもりだったのかもしれないけど
43名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/27(木) 22:08:41.23 ID:i/7nOWnH0
>>42
早い時期から企んでたと考えればカッコいいが、案外そうじゃなかったのかもな
小狡いだけの小心者で、うっかりメシアなんて手に入れちゃったもんだから、身の丈に合わない夢見たのかも

アニメでは真理亜たちの逃亡を嬉々として引き受けたようにも見えたけど、本音はそうじゃなかったのかもな
スクィーラとしては、「厄介事に巻き込みやがって」って感じだったのかも
力の弱いものは、力の強いもの同志の対立に挟まれてどっちかにつかなきゃいけない時、
とりあえずどっちにもいい顔するんじゃないだろうか
二者の間に力の差がある場合は、どちらかを裏切ることになるが、当然、この場合は真理亜たちが裏切られるわけで・・・

相手が子供だから簡単に殺せるという打算もあったと思う
ところが、真理亜が思いの外手強くて、なかなかスキを見せない
そうこうするうちに子供が出来て、ようやくスキが出来て殺せるようになったが、
同時に天啓を受け、反逆のプランを思いついたってところか
44名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/27(木) 23:51:19.37 ID:gxPkx9PuO
>>43
そんな感じなんだろうな
偽骨についてはボクトウガ落としたばかりで機嫌良かったってこともあって
早季にいい顔する時に偽骨用意しますよ〜♪とサービス精神で言ったのかもしれん
疑われたからすぐ裏目に出たことに気付いたみたいだけど、この時は悪鬼作戦からの発言ではなかったんだろうな
45名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/29(土) 14:02:55.23 ID:4W5VNfeD0
将来的に同時期に悪鬼が複数誕生したらあの世界終わるな
46名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/29(土) 20:33:55.38 ID:BFfIWKo80
>>45
流石にそのレベルのレアケースは心配してもしょうがないだろ。
将来的に巨大隕石が落ちて来たらこの世界が終わる程度の問題でしかない。
47名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/29(土) 21:32:23.56 ID:/lbPXXQSO
>>45
早季が従来の方法の選別を変えなかったらとりあえず大丈夫じゃね
ただキシ機構いつか取らなきゃとか言ってたから、早季が富子を越す権力を得てそれを実行したら悪鬼複数出なくても世界は終わりだろうね

アニメ見返してみて思ったけど、そういえば外国にも呪力使い普通にいるんだよな
外国ではどういうことになってるのかちょっと気になるわ
悪鬼対策とか選別とか日本とそう変わらないんだろうけど
48名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/29(土) 21:49:43.73 ID:U5QaVBzy0
中東とか呪力で地下水とか汲み出してそう
49名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/29(土) 22:49:56.46 ID:qcyhMPqC0
>>42
原作者が言ってるならそれが正しいとしか言いようがないけど、
自分がスクィーラだったら、あの二人の扱いに困っていたならさっさと倫理委員会に報告するな。
もし匿っていることがバレたらコロニーごと全滅させられてもおかしくないんだし。
50名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/29(土) 23:47:05.45 ID:/lbPXXQSO
51名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/29(土) 23:52:53.24 ID:/lbPXXQSO
>>49
委員会に報告したらそっちで殺しといてって言われそうだな
下手すると真理亜たちにコロニー滅ぼされるし、殺す前に報告したら委員会にまだ殺してないのかって急かされそうだし、事後報告するつもりだったんじゃない
殺そうにも真理亜辺りがガード固かったとか
で、真理亜の妊娠は匿ってからわりとすぐだったんだろうし、隙を伺ってり間に作戦思いついたんだろう
52名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/30(日) 03:11:44.18 ID:lhtDCR5U0
そして真里亞達を殺した後にはコロニー消滅させられるコースだろうしな
53名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/30(日) 05:00:57.99 ID:9+gllshsO
悪鬼作戦なければ真理亜達殺してもコロニーは消滅させなかったんじゃね?
どうせ処分命令は全コロニーにもう行ってるだろうし、実際二人の骨届けてもスクィーラのコロニーは無事だったし

反乱の後に消滅免れたコロニーって全部雀蜂コロニー側だよな?
スクィーラに誘われたけど断ったってわけじゃなく単に作戦知らなかったんだろうけど
反乱後はめちゃくちゃ締め付けと監視きつくなりそうだし余計なことしやがってと思ってそうだなぁ
54名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/30(日) 10:08:18.23 ID:ucmwgxI60
まず人間側がやるべきことは
残っている女王の呪力除去・ミュータント生成能力の除去
女王以外の全バケネズミの処分による悪鬼利用法に関する情報・知識の完全抹消か
55名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/30(日) 10:13:12.68 ID:HfIV/A5v0
あの後生き残ったバケネズミ達はきついだろうな
別地域にも情報行くだろうし、ちょっとしたことですぐ殺されるようになりそう
スクィーラが反省する点は負けたことだけみたいなこと言ってたけど、本当にその通りだな
56名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/30(日) 11:14:07.71 ID:/n4JNUuF0
>>53
殺したことがわかったら、コロニー全部かどうかわからないが関係したバケネズミは処分されると思うよ
過去においては、人間の間引きに加担したバケネズミは例外なく殺されていた
だから、野垂れ死んた二人を発見したかのように装ったと思う
57名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/30(日) 12:55:46.36 ID:9+gllshsO
>>56
マジで?そうだっけ?
委員会が処分しろって命令してたとしても、命令に従って殺したバケネズミも処分されるの?
Kの事件後に悪鬼になる疑いのある人間をバケネズミに殺させたって富子さん言ってたけど、その時も命令遂行したバケネズミ殺したのか
酷い話だなぁ、そりゃスクィーラや奇狼丸も反乱企むわ
58名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/11/30(日) 14:10:51.53 ID:lhtDCR5U0
>>57
まあ町の人間達の視点で考えれば、闇討ちでこちらを殺せると知った下等生物を生かしておく理由が無いわけで
59名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/01(月) 09:52:13.94 ID:Cbuq96jE0
確かに富子さんがバケネズミに人間殺させたって言った時、バケネズミに闇討ちされる可能性浮上したんじゃって思ったな。実際成功してるわけだし
でも実行犯殺しても闇討ち作戦自体知られないってことはないだろうし、単なる見せしめのために殺したのかな?
お前らは闇討ちしたら何人かは人間殺せるけど、殺したらこうなるからな的な
どっちにしろ自分から命令しといて従順に聞いたらありがとう。じゃあ死ね!とかひでー話だけど
60名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/01(月) 11:30:34.35 ID:5hFY60Wz0
目的は言わずに黙って武器の扱いに優れた兵士を10人ほど拠出させて、
その兵士たちは帰らない代わりにコロニーをちょっと優遇したやったんだろう。
61名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/01(月) 12:08:00.34 ID:Ufw3TzBJ0
早季の父親と母親の苗字が違うのは何なの?
62名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/01(月) 12:30:27.03 ID:9QOXRqv60
結局1話のEDの山みたいなとこはなんだったの?
63名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/01(月) 15:04:17.63 ID:TvNRhDc1O
子供を不浄猫で殺したりするのは神栖66町以外の町でも同じ事やってるんだよな?
64名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/01(月) 18:42:31.37 ID:/DBi0p5/0
バケネズミ↑ッ↓
65名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/01(月) 20:11:16.60 ID:GJibtOHN0
>>61
そういう文化なんじゃね?
夫婦別姓とかの
66名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/02(火) 04:12:54.45 ID:xK+XtPZH0
さとると結婚したのに最後に渡辺さきって書いてたからね
67名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/02(火) 17:53:37.49 ID:QYO31siY0
>>61>>65
個人を尊重する風潮で夫婦別姓らしい
公式HPに書いてあったよたしか
68名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/02(火) 19:50:20.61 ID:uaxdMwlL0
公式HPには原作にない設定まで書いてあんのか
誰が決めたんだかしらんが、すげーな
69名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/02(火) 20:20:13.34 ID:QYO31siY0
>>68
貴志さんとはこうしてもいいかとかこれはどうだとか作品について色々意見交換してたらしいよ
で貴志さんは人間キャラよりバケネズミの方にこだわりがあったとか監督がインタで話してた
70名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/02(火) 23:29:25.15 ID:QOvFIHJd0
人間の脳細胞を持って賢くなった「半人間脳マウス」が誕生
ttp://gigazine.net/news/20141202-half-human-brain-mouse/

アカン・・・
71名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/02(火) 23:32:36.64 ID:cNUKLZbu0
久しぶりに観たけどやっぱいいね
いや手放しで絶賛出来るものじゃないけど思い出に残る良いアニメだった
あと音楽結構いいよね
特に第3部のテーマ曲はクライマックス感がヤバい、物語の盛り上がりにもマッチしてて凄くワクワクさせられた
72名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/02(火) 23:44:26.10 ID:B+IwPWL2O
>>70
未来のバケネズミ…と思ったけどどっちかっていうと猿の惑星の方か
73名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/03(水) 00:40:28.15 ID:N8APbBdD0
あーあああー あーあああー
74名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/03(水) 01:00:56.53 ID:zmU/hogL0
>>70
遺伝子操作じゃなくて単純な細胞の移植だから一代限りだろ。
75名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/03(水) 06:15:28.45 ID:LI+gCRnm0
ネズミの脳を移植された人間の方が怖いよな
76名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/03(水) 07:53:49.65 ID:uQkE3OQ/0
これだけ管理しまくってるのに
個人の尊重もへったくれもないような気もするがw
夫婦別姓とかで個人を尊重してることをアピることで
「子供は間引かれるけど個人尊重してくれるから良い社会だよね」
って納得してるんだろうか。

あと苗字変わったり戻ったりで別人のような名前になるより
夫婦別姓(子供の時から変わらない)方が代々管理するのは楽そうだね。
名前聞くだけで「あの母親、昔審議にかけられたことあるから子供に注目して」みたいな感じで。
77名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/03(水) 07:59:54.12 ID:HyMuuzHL0
早季は母親の姓を名乗ってるんだな
女は母親の、男は父親の姓を名乗るのかと思ったが
覚は富子様と同じ姓だからそれはないし
子供の姓はどうやって決めてるんだろう
78名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/03(水) 12:20:24.03 ID:Znp1Pn740
子供が複数生まれたら父親と母親の姓をまんべんなくつけるとかかな。
数百世帯程度の閉鎖社会だから、どちらか片方だけの姓をつけてたら
そのうち種類が少なくなってしまう。
79名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/04(木) 12:05:53.02 ID:e8833WRF0
>>71
少年の顔のラスト、瞬が振り向くところとか盛り上がっていいよね
80名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/04(木) 13:14:51.59 ID:jp5H3N8tO
新世界よりからさらに千年後とかも見たくなるな
今ゼロ年やってるけど、未来の話やアメリカとか別地域はどうなってるのかとか色々スピンオフして広げやすそうな世界設定だわ
81名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/04(木) 17:04:24.39 ID:AAiQrNOp0
アメリカはバケグリズリーだな。
そしてIntel製のアリゲーターモドキが徘徊する。
82名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/04(木) 17:56:20.97 ID:FVSSm1J+0
ワロタ
けどあいつらケモナーだし、グリズリーじゃカッコよすぎじゃないか
83名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/05(金) 03:44:53.65 ID:KwEGOISe0
あっちでハダカデバネズミっぽいと言えばプレーリードッグか。
あと神の御名において奇跡の力を授けて聖書の文言がマントラなのかなw
84名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/05(金) 06:22:05.17 ID:N3Y4/Bs0O
アメリカ舞台の新世界よりとかすげーハイテンションになりそう
悲劇性が薄れるな
85名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/05(金) 13:59:55.16 ID:faTFR9uX0
プレーリードッグはただ可愛いだけだし
86名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/06(土) 12:05:57.78 ID:6U8kyM4D0
可愛かったら意味ないしな
でもハダカデバネズミでもアメリカのアニメ・キムポッシブルじゃ
可愛いキャラにされてるが、あれも向こうじゃ可愛いと思われてるのか?
87名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/06(土) 12:09:50.73 ID:BtygwltQ0
88名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/06(土) 20:06:53.81 ID:ARXb4qnA0
ハダカデバやべえなw
89名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/07(日) 12:56:30.24 ID:huFv5iAf0
>>87
不気味なのは毛がないことよりも目が異様に小さいからな気がしてきた
90名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/07(日) 13:26:41.16 ID:StDK1y170
>>87
フサフサは正義って言いたいんだろ
性格悪いな
91名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/07(日) 14:14:12.43 ID:W1T5IxvZ0
一話見直したら冒頭で人殺してるの全員男の子なんだね
気づかなかった
92名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/07(日) 19:50:51.68 ID:1Sjjo5NAO
逆に二人しかいないっていう女悪鬼が気になるわ
93名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/08(月) 06:01:02.53 ID:euV34oE60
世界中に男の連続殺人鬼は何十人(何百人?)も確認されてるけど
女の連続殺人鬼はほとんどいないってことと同じじゃないかな
94名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/08(月) 10:12:41.18 ID:HGq85jiE0
久々に終盤を見直したけどやっぱ19話の悪鬼襲撃怖すぎやな…
そしてスクィーラの計画の全貌とバケネズミの正体が明かされるところは鳥肌立つ
95名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/08(月) 12:21:21.03 ID:xGRATxtp0
悪鬼ちゃん、無邪気な笑顔なのがゾッとした。
96名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/08(月) 13:08:49.42 ID:m6clyvIDO
>>95
土蜘蛛戦の覚と同じ状態なんだろうな
悪鬼ちゃんは声優がいい仕事してたわ
バケネズミ語をどう演じるのかなと思ったけど、バケネズミ語話さなくても充分だったな
97名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/08(月) 14:21:36.58 ID:euV34oE60
>>94
アニメ観た後で原作読んだけど、
あの恐怖感は映像じゃないと味わえないと思った……
本だと怖いと途中で読むのをやめられるけど映像だとそのまま恐怖の場所にベルトコンベアで
自動的に運ばれて行く感じだ
98名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/08(月) 23:00:44.21 ID:KRyl0L+30
スレ読んでたんだけどゼロ年ていう前日譚(?)出てるのか?
99名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/08(月) 23:05:40.56 ID:j65tw/XV0
小説現代で連載中
なお単行本化はいつになるか不明
100名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/09(火) 01:14:11.64 ID:isxQaCXx0
これよりおもしろいアニメって存在する?迫力あったり、カッコいいアニメはたくさんあるけど、新世界よりのクオリティのアニメって見たことないんだよなー。
小説なら好みの作品はたくさんあるけど、新世界よりのアニメみてアニメいいなって思って、以降アニメ探すようになったけど、どれも微妙。行き当たりばったりというか。
101名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/09(火) 01:33:12.10 ID:gk+7t00v0
>>99
サンクス、まだ連載中なのか
文庫化したら読んでみようかな
102名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/09(火) 05:39:55.15 ID:oWxLlHZd0
>>24
瞬とホモりたい癖にイキがるんじゃねェ
103名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/09(火) 11:57:22.95 ID:bddcOfvw0
>>100
これよりってんじゃないけど「屍鬼」なんかいいと思うぞ。
しっかりした原作、神BGM、後半の勢いなど共通点は多い。
104名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/09(火) 13:13:36.78 ID:1a8aUEUy0
屍鬼はロリババアと坊主が胸糞すぎて駄目だったなあ
105名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/09(火) 13:30:24.35 ID:gk+7t00v0
屍鬼は序盤は超タルかったけど終盤の怒涛の展開は確かにヤバかった
でもラストは>>104の言うとおり胸糞悪いな
106名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/09(火) 16:17:57.03 ID:PX6hlUi2O
凍った嘴読みたいな。新世界よりの原型なんだよね
一部のテレパシー能力持ちって感知系の早季っぽいけど、大筋は一緒だったのかな
107名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/09(火) 18:08:20.95 ID:/GhIpdas0
天使の囀りも映像化しないかな
クリムゾンに迷宮のほうがアニメ映えしそうだけどラストがすっきりしないからなあ

新世界よりはクオリティが安定してれば最高のアニメ化だったんだけどな
出来の良い回と悪い回の差が激しいのがなんとも惜しい
最終的にはまあ満足したけど
108名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/09(火) 20:30:27.57 ID:vbOXJbpp0
>>103
ああ、これかぁ。同じような流れで友達にオススメ聞いて1話だけみたな
紹介してもらったんで、ちょいとみてみるわ。
胸糞悪くても好きなものは好きだけど、胸糞の悪さの質って好み次第だよね
グロとか恐怖を押し付けがましいのは好きじゃないんだが、早季さんみたいにサラリと歪んでる感じが好きだわ
アニメのクオリティはよくわからんけど、絵柄が普通では見やすかったな。5話で急に絵柄が変わって14歳になった?と思ってしまったが、全体的によかった。詳しくないが、早季と真里亞と覚の声優がハマってたし

たぶん屍なんとかは絵柄が癖あるからやめたのかも。このまま疫病ミステリーならおもしろそうだが、ちゃうんやろな
109名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/09(火) 20:45:09.61 ID:/SSP7cIq0
天使の囀りは見たいな
110名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/09(火) 22:43:03.79 ID:v8gZtyq80
天使の囀りは好きだけど、映像化したものに耐えられる自信がない…
111名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/09(火) 23:44:05.52 ID:PX6hlUi2O
天使の囀りは映像化するには地味な気もするんだよな
112名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/10(水) 01:17:49.65 ID:tSwP7fZh0
新世界よりのアプリやろうぜ
113名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/10(水) 02:25:02.27 ID:ECejzC9s0
あのバケネズミ殺しゲーですか?
114名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/10(水) 08:40:00.34 ID:s/6B7N140
>>108
絵柄はコミカライズが「封神演義」を書いてた人だからな。
一部の特徴的な髪型も「あっ、この人看護師さんか」とか分かって良いw
115名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/10(水) 14:18:08.55 ID:iMA9NL8n0
フジリューいいよな
ゼロ年のコミカライズがあるとしたらフジリューが良い
116名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/10(水) 15:32:08.84 ID:TlgOvjZ00
だから薄いとかハゲとか言うなっつってんだろ!!
117名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/10(水) 19:40:52.35 ID:iMA9NL8n0
>>116
クスクス
118名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/10(水) 20:19:30.31 ID:c9d0iuzd0
>>107
トゥルーエンドの余韻は映像じゃ難しそうだなぁ…
119名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/10(水) 23:46:48.21 ID:0tFo/X4A0
クリムゾン最近読みなおしたけど確かに面白いんだが終盤が微妙っちゃ微妙なのよね
序盤から中盤ぐらいの不穏な空気はすごくいいんだが
120名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/11(木) 00:39:16.63 ID:UouPwbY+O
>>87
下の可愛すぎて頃したり奴隷にできねぇww
121名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/11(木) 04:30:52.83 ID:YqWVb0oQO
醜すぎるのは同族として認識できないからって理由以外に、躊躇いなく攻撃できるからってのもあったのかもな
あまり可愛いとちょっと贔屓したりしちゃいそうだし
122名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/11(木) 04:43:25.46 ID:zYe3slIF0
ムチムチに太って穴に詰まってしまったバカネズミ
https://www.youtube.com/watch?v=MkJpc_e6WpE
123名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/11(木) 10:52:01.17 ID:YLshEsHs0
アニメ(最終回)→原作→アニメ の順で見た
呪力とか言われてもパッと想像できんから、映像化されたおかげで色々と補完できたのはよかったな
ただ最初に見たのがアニメだったせいで、バケネズミ他様々な生物の不気味さが削がれちゃったかな
だってアニメのバケネズミ可愛いんだもん
124名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/11(木) 11:15:35.76 ID:XZJH57Sk0
今はもう見慣れたから可愛く見えるけど、初見の時はやっぱキモかったわ
でもスクォンクちゃんは可愛い
125名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/11(木) 19:16:29.94 ID:2/vRw25z0
俺は3週間くらい新世界よりだとは気がつかずに見てたなぁ。なんかどっかで似たような話見たとは思ってたけど
126名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/11(木) 19:29:39.52 ID:c5ckSTb50
>>122
プーさんかよワロタ
127名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/12(金) 03:07:23.73 ID:rU5+hIpLO
原作の帯にアニメのイラスト載ってた時は何か合ってないと思ったけど、アニメ見て動いてる所見たらすぐ慣れた
キャラデザは奇狼丸がイメージぴったりで感動した
128名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/12(金) 11:24:46.30 ID:2ZZafA9z0
原作者のイメージではマオリ族みたいに全身に刺青をした精悍な桂歌丸みたいなイメージだったのかも知れないけど
アニメ版はあれで良かったと思う。
129名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/12(金) 17:29:43.43 ID:8tEZG6Wy0
奇狼丸は声優誰だか覚えてないけど声も合ってたなあ
そして原作のやや冗長な説明的台詞が部分的にカットされていいとこ取りの台詞になってて
そのおかげで賢さや精悍さが増した印象になってた
あれはアニメ化の成功例だと思った
130名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/12(金) 17:43:06.91 ID:8g+NrnFo0
早季の悪そうな性格も隠蔽されたね
131名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/12(金) 17:51:00.89 ID:03XAM0lj0
>>129
奇狼丸よかったよね
平田広明だよ
ERのカーターやジャックスパロウ、ワンピのサンジの人
割と軽い演技ばかり耳にしてたから
奇狼丸でどんな演技をしてくれるんだ?とすごく楽しみだったな
132名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/12(金) 20:32:29.58 ID:hS6GrmTo0
早季の内面も要所要所にでてた気がするが、可愛さがそれを消し去ってたな。
可愛いは罪だ。

人類最強の男、肆星さんが真里亞のパンツみるシーンがなんとも滑稽でグッジョブだったな。あれ8話くらいだっけ。たぶん4〜7話くらいが微妙だったけど、あとはよかったなぁ。
パンツみる肆星さんは一般視聴者はどんな目で見てたのか…
133名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/12(金) 23:49:21.35 ID:rU5+hIpLO
>>132
小説だと早季の主観でパンツ見てる!って文章あったけど、アニメはそれがないから原作未読の人は何も感じなかったと思う
別にパンツ見てる演出もなかったし、早季面白くなさそうにしてるなくらいで
浮遊って多分難しい方なんだよな?りじんがやってた時も瞬関心してたし
134名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/13(土) 00:12:50.10 ID:3oGDFru80
アニメだと日野光風は何が凄かったのかよく分からん
ランク的には肆星さんに次ぐ実力者なんだよね?
135名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/13(土) 00:45:48.65 ID:1ba1jINd0
アニメの日野さんは何のために出てきたのって感じだったな
原作でもよく分からんキャラだったけど
136名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/13(土) 00:56:06.03 ID:yNlV9wyn0
あの○○さんが…!?みたいに人々の絶望をより畳み掛けるように煽る役目?
137名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/13(土) 05:18:04.73 ID:yyGLMHiwO
>>134
バケネズミ操れたりするのすごいらしいけど小説みたいに説明入るわけじゃないしな
最期に女のイメージ出したのも原作未読の視聴者ポカンだったろうな
ていうかシセイさん360度死角なしなら背後ちゃんと守ってあげてれば良かったのに
138名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/13(土) 07:26:40.07 ID:3oGDFru80
正面から撃たれてなかった?
人間に化けてたし物理的な死角というよりも認識の死角をつかれたんでしょ
139名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/13(土) 10:39:46.23 ID:alnewfpX0
   
   <◎◎>  <◎◎>


 
140名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/13(土) 10:45:19.83 ID:zb/jrBFj0
210年12月10日生まれって245年12月1日だと34歳じゃないの?って思ったんだが
遠藤綾の早季は36歳ってなっているのは何故?
141名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 12:59:28.03 ID:azQMOqb30
始めて見たけどこれいいアニメだなぁ…
消える前の瞬が特にかっこいい…
142名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 19:41:42.93 ID:B4aMK1wz0
>>139
最初肆星さん瞳が二つあるって聞いて「なにそれキモい…」って思ってたが
実際は見てみると肆星さんの目、結構カッコ良かった
本人もイケメンだしな
143名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 20:13:31.38 ID:SjGyCsX9O
瞬は何であんな仮面付けてたの?
144名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 20:26:13.47 ID:yyGLMHiwO
>>143
はっきりとした理由は原作でも書かれてないけど、多分顔が崩れて変形してきてる
バッドスピルの影響強すぎて本体にも影響出てきてるんじゃね
じゃないと早季に仮面外してって言われて強く嫌がる理由がない
145名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 20:32:27.93 ID:qtYyTHlj0
>>143
業魔化して顔がグロ化して見せられないようなこと仄めかせてなかったっけ?
なんかそう思ってた。
146名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 21:03:41.42 ID:NxHyJ89A0
違うと思う。
基本的にバッドスピルは外部に向けて発するものだし、自己を守ろうと無意識で呪力を発していたんだから、辻褄が合わないと思う。

少なくともアニメで写った顔は普通だったし
147名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 21:06:27.40 ID:yNlV9wyn0
>>146
映ったのは目だけだったような
148名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 21:23:43.90 ID:NxHyJ89A0
そんなことないよ。半分くらいは映ってる
少なくとも呪力の漏出が自分に行くってのは矛盾してる。周囲のものを異形化させるって書いてあるから文言通りならおかしい。
最初は俺も顔が変形してるんだろって思ったが、読み直して無意識下の呪力の漏出の話と矛盾してるわって思った
149名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 22:00:18.12 ID:khciqEc70
うーん
呪力で自分の体に影響を与えることは出来るから(愧死機構もそれが原理)
最初は周囲への影響でも暴走が行きつくところまで行けば自分自身にも影響出てきそうではあるけどね
150名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 22:12:16.79 ID:NxHyJ89A0
原理的に不可能とは言ってないよ。むしろそれ自体は可能だろう
ただ瞬の仮面のシーンと業魔は周囲のものに影響を与えるってのが同時にでてくるのに、
151名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 22:23:04.87 ID:NxHyJ89A0
原理的に不可能とは言ってないよ。むしろそれ自体は可能だろう
意識しての呪力は意識してやるものだから呪力は通じるし、愧死機構は無意識といっても遺伝子に組み込んで強制的に呪力を発動させるものだから、自分を殺したいって思うのとは全く違う

普通は自己防衛のためだったり、バッドスピルの影響から無意識に呪力が漏出するけど、自分には向かないってことでしょ。
自分に向けてたんだとしたら、薬を遺伝子レベルで分解したっていう話と矛盾するとも思う。

瞬の仮面のシーンと業魔は周囲のものに影響を与えるってのが同時にでてくるのに、明らかに矛盾してることになる。

極めつけは顔が若干見えたってことかなぁ。
まあ、顔が異形したって話は俺も考えたし、可能性なくはないけど、色々考えると辻褄あってないと思う
152名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 22:58:51.81 ID:pQpaBcfn0
闇の力と仮面がカッコよく感じるお年頃なんだよきっと
153名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 23:08:41.11 ID:khciqEc70
14歳というと本当に中二だしな
154名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 23:12:20.00 ID:DN4q/eT+0
仮面付けて視野狭めて呪力あんまり使えないようにしてるって過去スレで見てそれに納得した
155名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 23:28:03.85 ID:MZuXmsdV0
呪力が顔から放射されるから呪力トラップしてんのかと思ったが
自分への影響は全くないわけではないが、外部への影響に比べると極小だわな
無意識に自分への影響を回避してると思われる
156名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 23:36:19.11 ID:yNlV9wyn0
>>154
集中して何か対象に呪力を向け続けて無意識に周りに漏れる分を抑えてるって言ってたから
それはなんか違う気がするのだが
157名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/13(土) 23:52:01.55 ID:yyGLMHiwO
いや顔が変形しても命に別状あるわけじゃないし、自己防衛は働かないんじゃね
すばるとか奇形化しても元気じゃん
158名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/14(日) 00:08:53.81 ID:WKF19T5R0
どの道顔が変形してたような描写はないし、業魔が自分に呪力を漏出するなんて描写もないよね
業魔は無意識に周りに影響を与えるって明記してる以上、自分に与えるもんじゃないだろ
159名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/14(日) 00:27:17.08 ID:0Vq1uifX0
>>148
今見直してみたけど顔半分は言い過ぎじゃね?
左目と頬半分程度だったぞ

仮面で顔を隠してたのが自分に漏出した呪力が影響してる描写と解釈してもおかしくはないよ
無意識の暴走がどこまでいくかは人に寄るんじゃないか?
業魔の前例いずみちゃんは毒薬を変質させず毒のまま飲んで死んでるから
自分への悪影響をすべて回避してしまうわけでもないと思う
「周りに影響を与える」明記されてるってのは原作のことかな
それも結局早季の手記なわけでそこまで「周囲に」という言葉に囚われなくてもいいんじゃないだろうか
160名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/14(日) 00:41:46.24 ID:WKF19T5R0
結局変形してないやん。わかるのは変形してない部分だけ

早季の手帳が誤りだと言われるとなんともいえんなぁ 笑
手帳の表現が正確だという前提で話してるから。

憶測の域でなら、可能性の話ならなくはないけど、表現見るかぎり可能性は限りなく低いってこと

早季ちゃんがたまたまミスって業魔は周囲のものに影響を与えるって書いて、アニメで仮面の下から見えたのはたまたま顔が変形してない部分だけで、他人に害を与える無意識下の暴走がたまたま自分にも向けられて影響を与えたってことか。
161名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/14(日) 01:00:57.73 ID:WKF19T5R0
ちなみにいずみが毒を瞬みたく分解できなかったのは、瞬ほどの能力がなかったからだと思う。
薬を原子レベルで分解する能力なんて肆星さんや瞬みたいな素材じゃないと無理だろう。
あとは顔以外も変形したらしい感じはないし、なんともいえんなぁ。

まあそういう読み方が完全に間違いだとは思ってない。一度読んだときと、アニメで一度目見たときは深く考えずに顔がやばいことになってそうだとか思っていたからな。ははは

よくよく考えると違う意見もありうるということで。早季にも分からんだろうしな。おわり。
162名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/14(日) 01:14:54.90 ID:0Vq1uifX0
>瞬ほどの能力がなかったから
ああ、その解釈もそれはそれで納得いくな
なるほど

でも俺は仮面については呪力漏えいの影響が顔にも出てきたのを隠したとシンプルに考えておくわ
いろいろ考察できるのが面白いなこのアニメ
163名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/14(日) 01:37:39.01 ID:VPTEfcgU0
でも瞬は万策尽きて一人でバンガローに篭ってたわけで
ひとりで仮面してる必要あったかねえ
164名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/14(日) 01:40:31.95 ID:VPTEfcgU0
死に装束みたいな気分で付けてたんじゃないかなあとか思う
165名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/14(日) 01:47:35.86 ID:0Vq1uifX0
早季と最初に異形の森で会った?ときはまだなんか変な影みたいなので
ちゃんと姿を見せてなかったんだよね
仮面をしてたのは早季がいるとわかって姿を現してから
あの面はバンガローに籠る前に早季の母とかに会う時に付けてたのをそのまま持ってきたでどうだ

て書いてたら死に装束か
それもありそうだな
166名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/14(日) 04:17:37.29 ID:SlzAjd+uO
別に顔なんともなってないなら何で仮面外すの嫌がったんだろうってのが謎だわ。結構強めに拒否してた気がするが
周囲に影響与えるけど本体には影響なしって記述あったっけ?無意識にダダ漏れなら自分には影響ないようにとか無理な気がする
薬無効化みたいに命に関わることは回避しても、それとは関係ない奇形化はなってもおかしくないと思ってた
167名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/14(日) 16:03:17.46 ID:bZZm8FZ00
メタ目線ならXという顔は分からない少年として26歳編で出しやすいからじゃないの
というか前もこんな流れなかったっけ
168名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/14(日) 17:13:10.54 ID:Z23hcAmO0
原作でも仮面着けてるの?
169名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/14(日) 18:17:22.89 ID:WBcjTp4UO
>>137
>最期に女のイメージ出したのも原作未読の視聴者ポカンだったろうな


確かにポカンだった
あの巨乳の女、日野さんのなんだったの?
170名無しさん@そうだ選挙に行こう@転載は禁止:2014/12/14(日) 19:51:07.19 ID:SlzAjd+uO
>>167
記憶消されてるから早季の中で顔ぼやけてるだけで仮面関係なくないか
アニメではX状態の時には仮面なかった気がするし。原作ではどうだったか覚えてないけど

日野さんの最期に出した女は日野さんが想像する理想の女のイメージじゃなかったっけ
特に誰とかじゃなかった気がするけど、原作でもポカンとはなった
171名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/14(日) 20:05:46.98 ID:JCJynRHK0
原作では冒頭、追儺の儀で無垢の仮面を被った業魔(鬼)が登場する
無垢の仮面の下には苦悶の表情の仮面があり、それが早季の脳裏に刻まれていた
で、その仮面があの場面で登場するわけだ

仮面には業魔にはこれを被せるものという儀式的な側面と呪力のトラップという実益面があったと思われる
瞬の顔が苦悶に満ちていたかは原作でも確か描写がなかったはずなので知らぬ
172名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/14(日) 23:47:56.11 ID:SlzAjd+uO
キャンプ後に早季がお守りの中身見て、そこから溶けて変形した顔みたいなもん出てきて驚いて捨てる描写なかったっけ?
業魔となんら関係ないけどその印象が残ってて、なんとなく瞬に当てはめてしまった所はあるわ
ところであのお守りって結局なんのためのだ?伏線かと思ってたけど原作ではそれ以降出ないし、アニメでは省かれてたし
173名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/15(月) 01:36:28.25 ID:LQG4A72k0
あれは業魔化をいち早く察知するための試験紙みたいなもんじゃないの
174名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/15(月) 01:41:30.94 ID:KGFlHzjO0
あのお守りって呪力の異常漏洩に反応する、いわば業魔発見器のようなものかと思ってた。
175名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/15(月) 01:42:06.93 ID:KGFlHzjO0
かぶった・・・
176名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/15(月) 02:06:04.22 ID:rjwjpN9l0
>>171
原作読んでたらこれだって思うわ
177名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/15(月) 02:35:59.14 ID:PxEKQELT0
早い段階から業魔化の兆しが見えてるな
178名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/15(月) 03:13:13.60 ID:dUah+Du90
瞬はキャンプで業魔化始まったの?
それともキャンプの2年後に業魔化が始まったの?
もしキャンプの時なら業魔化って兆しがあってから数年もかけてなるもんなの?
10話でもまだ完全に業魔化してなかったらしいけど
179名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/15(月) 05:54:44.37 ID:Zr0dZT6tO
お守りの中身溶けてたの早季か覚じゃなかったっけ
瞬のだったか?ちょっとうろ覚えだわ
瞬のだとしたら業魔のチェックアイテムかなと思うけど
180名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/15(月) 15:22:58.78 ID:albZg1l2O
>>179
早季と覚両方だよ
瞬達のも後で調べて変形してるなら捨てさせようと言ってたけど瞬のお守りがどうだったかまでは書かれてない
業魔チェックアイテムなのは間違いないと思うけど

瞬がミノシロモドキの話で直ぐに業魔化始めたと仮定して
早季と覚はミノシロモドキと出会った後数時間で瞬とはぐれ
合流した後数時間もしない内にお守りが変形してることに気付く
そしたら短時間で他人のお守りも変形させる程度には漏出してたことになる
キャンプ後も普通に学校へ通うから一班以外の子のお守りにすぐ影響が出ないのはちょっと不自然な気もするんだよね…
お守りを探知機として持たせといて定期的なチェックはなかったのだろうか
まさか子供達が密かに処分してたとかありえないだろうし
早季も自分達のお守り捨てる時皆が皆いきなりお守りを捨てるのは不自然だと言ってた
(だから一班全員土蜘蛛に捕まったことにしてその時取り上げられたことにしようと考えた)
ちょっと不思議なとこある
181名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/15(月) 15:51:40.29 ID:albZg1l2O
>>178
完全な業魔とは橋本アッペルバウム症候群の重篤患者のことだよ
14歳編で課題やってた時瞬が立ち眩みしてたけどあれはパニック障害の初期症状にあるらしい
(業魔の脳はパニック障害の脳と近い働きをする)

だから個人的にはキャンプ後二年間静かにストレス蓄積
→14歳夏、早くて春から業魔化が始まったかなと思ってるけど
でもそれなら業魔チェックアイテムが変形してた理由は何なのか…となる
一応早季は瞬の業魔化の兆候は14歳の夏からあったと書いて
キャンプのお守りの事は兆候に入れてない
182名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/15(月) 18:51:53.45 ID:rjwjpN9l0
俺が完全に業魔化する前に早季にボノボしてほしいんだけど、どうかな?このままだと悪鬼にもなるかもしれん。
橋本アッペルバウム症候群とラーマン・クロギウス症候群が併発して、橋本・イン・ザ・マイハウスになりそうだ
183名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/15(月) 19:08:39.77 ID:hz3Di+oy0
光風さんがボノボってくれるってよ 良かったな
184名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/15(月) 19:54:44.85 ID:rjwjpN9l0
日野さんの真実に耐えられません(;_;)
185名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/16(火) 11:16:06.25 ID:zzdtcigw0
>>182
そのうち漏出するから大丈夫。
186名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/16(火) 15:59:47.62 ID:p6kXUCvwO
業魔の病名に橋本ってあるけど最初の完全体業魔は橋本さんって名前だったんかな
187名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/16(火) 16:16:11.12 ID:QquZ0cbW0
人の名前が付く場合って医師や研究者側の名前じゃないの。
橋本病とかさ。
188名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/16(火) 16:32:32.71 ID:z4Iwmae80
でもラーマン・クロギウス症候群の方は確か最初の発症者の名前から取ってるんじゃなかったっけ?
189名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/16(火) 16:55:03.29 ID:p6kXUCvwO
190名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/16(火) 16:57:10.99 ID:p6kXUCvwO
>>188
そうなのか
そっちは何故か発見者の名前かと思ってたわ
ていうか最初の発症者外国人なんだな。なんとなく日本より派手に殺しまくりそう
191名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/16(火) 17:32:45.05 ID:ncCXWMov0
病名の命名センスいいよね
ありそうな感じが
192名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/16(火) 19:26:48.87 ID:eM23ypc50
鶏小屋の狐wwwwwwwwwwww
193名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/17(水) 00:27:14.55 ID:edvSB4My0
>>182
橋本・イン・ザ・マイハウスってただの引きこもりやないか
194名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/17(水) 13:06:40.10 ID:cLuDybZZ0
橋本教授はゼロ年の方で業魔化した女の子を診療中(この描写がまた絶望的でえぐい)
アッペルバウム氏は論文の執筆者として名前が出てきたと思う
195名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/17(水) 22:25:59.94 ID:EzuMH2PD0
>>180
とんでもない話を聞いてしまって、1班全員の精神状態が不安定になって
各自の呪力が漏れまくってたんじゃないの
月日がたって気持ちが落ち着いたら、瞬以外は平常に戻ったけど
瞬は年月とともにストレスをため込んで業魔化
196名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/18(木) 01:53:38.50 ID:IFb6q7Mm0
>>195
メンタルケアと休養はキャンプ後すぐにやってるよ
その時早季が驚異の回復力をみせてる
そして他の子も回復次第日常生活に戻した
だから瞬だけ平常に戻らなかったなら日常に戻れてないと思う
197名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/18(木) 02:11:54.05 ID:vDBdC0Zh0
>>194
おお読みたい
ゼロ年ってどの雑誌で読めるんだ
198名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/18(木) 06:33:05.16 ID:2vZYJR5YO
>>197
小説現代じゃなかったか
読みたいけどもう30話くらい掲載されてるし、タイミング逃したわ
199名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/18(木) 07:02:13.95 ID:vDBdC0Zh0
>>198
ありがとう
単行本化を大人しく待つか・・・
200名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/18(木) 08:41:51.16 ID:RUUljkPt0
単行本一巻分くらいは書けてるみたいだけど先に一巻だけ出したりしないのかな
新世界よりは上中下まとめて出たのか?
まず完結させないと本として出してくれないんだろうか
201名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/19(金) 08:46:50.05 ID:OpRPIdyv0
金とかそういう概念がなくて人々の助け合いで成り立ってる世界って聞いて
へー呪力あるとはいえ助け合いで成り立つってすごいなと最初は思ったけど
きつい労働とか必要な食料とか全部バケネズミにさせてたんだろうな
奴隷扱いというほど表立ってバケネズミをこき使ってるシーンなかったから、最後に奇狼丸がぼやくまで気付かなかった
202名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/19(金) 10:29:04.54 ID:WVJu0Tzx0
早季視点の話だから寝耳に水みたいに感じるのは正しいと思う
それでも過去に出てきた悪鬼の親族皆殺しにするのに利用したバケネズミを後で殺したっては
かなり酷い話だったし反旗を翻すのもしょうがないなと思ったよ
203名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/19(金) 10:29:45.58 ID:6iDI6jzS0
少なくとも作中の時代で奴隷のような酷使をされていたということはないと思う
清掃みたいな底辺仕事に従事はしていたみたいだけど
スクィーラも人間の機嫌ひとつで種が滅びかねないという危機感からクーデターを起こしたのであって、決して人間に強い敵意があったわけではないからね
204名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/19(金) 12:38:12.72 ID:B+IE6fm0O
>>202
早季視点ってでかいよな
なんでバケネズミはこんなことを?って早季はずっと終盤に不思議がってたけど、読んでる自分もそう思ったし
格下扱いはされてるけど一揆起こすほどのことかみたいな。いや奇狼丸やスクィーラの言い分はわかるんだけどね
早季以外の視点だったらまた違う印象持つんだろうな
205名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/19(金) 22:33:10.43 ID:iaRzzvcv0
>>200
新書版は上下巻だったけどまとめて発売されたよ
206名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/20(土) 00:18:24.56 ID:XReWAm9z0
>>204
奇狼丸はともかく野狐丸には邪な野望があったんだろうなとは思ってたよ
まぁ、民族的な動機とはちょっと考えなかったがね
その奇狼丸でさえ、民族的な動機があったことを暴露したんだから、
神栖町の連中のアスペっぷりにはちょっと呆れた
町民がアスペなのはストーリー上仕方ないけど、勘のいいはずの早季には気がついてて欲しかったね
あ、気がついたら、業魔化しちゃう世界だから、スルーしたというべきか
207名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/20(土) 14:55:09.11 ID:yh/BQ+sV0
アスペの使い方おかしくないか?
208名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/20(土) 17:49:59.07 ID:hXtrpHXI0
ネット上じゃアスペって言葉がしょっちゅう使われてるけど、元の意味を知らない人は結構多そうだよな
209名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/20(土) 19:08:16.01 ID:zAlA8WOl0
>>206はネットで使われてるアスペの意味ともちょっと違う気がする
210名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/20(土) 21:24:11.68 ID:XReWAm9z0
>>206だが、そんなにおかしな表現だったかな
俺としては、単に「理解力のなさ」をアスペと書いたつもりだったんだが・・・
もちろん能力的に劣っているという意味ではなく、人間性が劣っているの意味ね
野狐丸の「奴隷よりもひどい・・・」は、彼らのそんな非人間性に対して投げられた一言だったと思う

>>209
ネットで時々みられる「空気よめない奴」の意味だったら違う
211名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 00:51:27.54 ID:JILb3PFW0
アスペは知らんが、冷静に物語を読み込むと中の人たちって脳みそ足りない人多いよね
212名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 01:03:39.75 ID:9sPzbVrz0
驕りとか傲慢さからくる破滅の話だしね
呪力という力が人間を盲目にさせてしまったのでは?
213名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 02:15:48.40 ID:5dMfi+OI0
受けて来た教育や環境、時代によって考え方価値観が全く異なるのだから、俺達からみたらKYに見えてもKYであると断定するのは何か違う気がする
214名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 03:38:54.94 ID:JILb3PFW0
>>212
恐怖症ってのが要因だったとは思うけど。本当に盲目だったわけじゃなく、何もできずにいた大人たちが結果的に早季にはそう見えたってことだろうな

早季視点だけど、序盤から節々にバケネズミの地位に疑問を抱かせるような描写はあったと思うけど。
やたらバケネズミの地位を認めてる、酷いことをしてないってのを強調してたから、野狐丸の発言でそりゃそうだろって思ったが
215名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 04:26:24.52 ID:efRgRuX30
今やってるクロスアンジュってアニメが新世界よりの設定パクって失敗したような設定になってる
超能力を使えるように改造された人間=普通の人間
その中から生まれて来てしまう超能力を使えない旧人類=化け物
って設定
それにいろんな要素を継ぎ足してグダグダになってる感じだわ
萌え要素が強いからそっちメインで設定の部分はあまり重要じゃないのかも知れないが……
216名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 07:10:40.62 ID:5dMfi+OI0
>>215
クロスアンジュ、色んなアニメの設定を切り貼りし過ぎてしかも下品だから苦手だわ
217名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 09:45:57.32 ID:JILb3PFW0
クロスアンジュ一話からノーマってのが業魔ぽいし、ドラゴンがどっからでてくんのか謎がありそうで見てたけど、まあ最近よくある話じゃない?
進撃の巨人とかもかなり同じ感じでしょ
218名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 10:47:30.73 ID:Y3rhVNtH0
クロスアンジュ知らんけど超能力持ちと持たない者みたいな構図は結構ありがちだよな
新世界よりはそれに愧死機構と悪鬼業魔って独自のシステムくっつけてるから他のより斬新で面白かったわ
あと近未来物なのに時代が逆行してるのも面白かった
メカメカしい車飛んでるような近未来SFじゃなく今より田舎っぽくなってるのがまた
そこら辺は超能力使えるから便利な機械とか発明する必要なくなって廃れたんだろうけど
219名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 10:47:44.25 ID:YESQ5bE50
ノーマはバケネズミちゃうの?
220名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 10:49:04.12 ID:YESQ5bE50
>>218
必要なくなって廃れたんじゃなくて社会を維持するために制限したんじゃないの?
221名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 10:51:37.83 ID:sVCOHn8z0
>>219
一話の時点でそう思ってただけだからな
バケネズミはドラゴンともいえるし
222名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 10:56:37.44 ID:yxY7Kleb0
スクイラーはニセミノシロモドキから自分たちの歴史を聞いて反乱を決断したの?
223名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 13:17:32.52 ID:9sPzbVrz0
>>222
そういうわけではなく、純粋に自分たちの種の安定した繁栄のため
人間を遺伝子操作してバケネズミにした経緯はトップシークレットだし、基本的にニセミノシロモドキは近代(奴隷王朝崩壊以降)の社会システムについての情報は持ち得ていない
バケネズミの遺伝子解析が厳禁なのも、先祖の科学者達が事実を隠蔽するため
恐らく作中の時代でバケネズミの真相に気付いているのは早季と覚だけ
224名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 14:52:08.31 ID:dsVyq171O
じゃあ最後にスクィーラが我々は人間だって言ったのは本来我々は人間と同等であるはずなんだって言いたかったのか
ミノシロモドキから聞いて自分たちも人間だって知ったのかと思ってた
225名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 14:52:54.10 ID:efRgRuX30
>>219
超能力を使えるように改良された人間から
突然変異で超能力を使えない個体が生まれて来るって言ってたから
どっちかというと悪鬼かも
226名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 16:21:53.69 ID:xNi/ejcp0
自分はスクィーラと瞬には可能性あると思ってるよ、特に瞬は
早季が覚から真相聞いた時、実はバケネズミが元人間であることを
「薄々そうではないかと思ってた…それはいつからだろう…」と振り返るシーンがある
そして瞬の「呪力持たない人はどこへ?」の言葉を思い出してあの時からだったとわかる
それに瞬はキャンプの時生死がかかった場面で「バケネズミは人間的だ。人間と同じ行動をとる」と作戦たててる
覚のように染色体調べて明確にしたわけではないけど察してた可能性はあるように描かれてると思う

というか瞬業魔化の話も最終的に「バケネズミ=元人間」のネタばらしに繋がるように構成されてると思ってた
早季があのシーンを思い出すことで瞬も当時同じように考えていた可能性を示唆してるというか
227名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 16:23:49.64 ID:7AuPopJT0
>>215
比較されまくってる辺り新世界よりも思った以上に知名度あったんだな
アニメ界ではもっとマイナー作品扱いされてると思ってたわ

クロスアンジュは他の元ネタになってそう?なSEED、ギアス、シンフォギアの要素を
新世界よりに組み込んで派手にしたような作品だと感じた
228名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 16:38:58.88 ID:xNi/ejcp0
あと>>196に回復したとあるがこれは本当で問題なく回復してメンタルクリアにされたと思う
だから富子様の「まさか瞬が業魔になると思わなかった」発言に繋がるんじゃないかと

恐らく回復後の行動が駄目だった
「この2年で千年間に作られた図鑑を全部読破した」
瞬がキャンプで見聞きしたことに思考を巡ら続けてたのを表してると思った
精神上かなり悪い事も知識欲と好奇心で1人深追いする姿はミノシロモドキのとこで描いてる
229名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 16:52:47.02 ID:9sPzbVrz0
知的好奇心とか冷静な判断力は瞬の生まれ持っての気質だったろうしな
優しい人間の方が業魔になりやすい的な発言もあったし、他者への思いやりが強い瞬だからこそ人間の業に耐えられなかったのかもね
230名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 17:05:14.66 ID:xNi/ejcp0
ミノシロモドキの時に守は泣いてたし覚は止めてくれと言ってたし
あの時1班は精神的ダメージ食らったから掘り返しても話せる相手いなくて溜まってったのもあると思う
それも早季のいう「瞬はだれよりも仲間思い」ってことかもな
231名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 17:42:10.64 ID:JILb3PFW0
>>227
だいぶ初期の頃に新世界よりと似てるよね、って発言しても何人か共感者いたからたしかに驚いたな。
たぶん新世界よりの影響受けてるっぽいと思った人で視聴してた人は結構いるんじゃないかな
先週くらいまでお風呂シーンとギャグだけの作品だっただけに見るのしんどかったわ。やっと本編になったって感じだ

しかし唐突にあの世界の説明をジルがしだしたのをみて、こいつミノシロモドキかよってちょっと笑えた
まあ世界設計だけじゃなく、新世界よりは雰囲気とかもいいなって比較して改めて思った
クロスアンジュのロボットとか露出とかレズとかマジいらねーっす
232名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 17:43:52.82 ID:JILb3PFW0
あ、レズは新世界もだな
233名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 17:44:51.46 ID:Pc/A+Wfo0
クロスアンジュはギャグテイスト強いから新世界よりと並べて比較するのはちょっと違う気がする
234名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 18:53:13.98 ID:pPjx3cg00
うん、世界観が違いすぎてここのレス見るまで意識したことなかったわ
どっちかっていうと、1話のサガフロ2みたい、という感想を引きずっていた
235名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/21(日) 21:23:16.70 ID:l9ad9rUB0
>>234
サガフロ2って意見は聞いたな
236名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/22(月) 05:46:55.50 ID:jHHCdph+0
クロスアンジュの方はCPにガンダムの人がいるのとサンライズだからか超能力の起源が
人工由来になってたな
新世界よりのESPは自然発生だった
237名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/22(月) 09:14:28.83 ID:zbtbL8Ws0
ヘルニアを治せる町の最高権力者は結局スクイーラの襲撃で死んじゃったの?
238名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/22(月) 09:47:23.41 ID:dVsVhlle0
悪鬼編見直したけどやっぱり奇襲受けて大人たちがゆっくり考える時間なかったのが最大の痛手だったよなぁ
富子さん辺りが悪鬼もどきを見破って日野辺りがそこら辺のバケネズミ操って悪鬼殺させれば解決だったろうに
あと最終回の早季と肉塊スクィーラのシーンすごいいいわ
漫画ではスクィーラが何かすぅっと出てきてたけど肉塊のまま何も話さないで死ぬのがいいんだよな
239名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/22(月) 09:52:35.22 ID:dz2VblyM0
痛覚神経への信号を遮断してやってから窒息させてるんだよな。
あと焼いたのは呪力で蘇生させられる事がない様にするため。
240名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/22(月) 09:59:17.61 ID:1GdSjbuX0
>>238
悪鬼(人間)を殺そうという意思を持っている以上はたとえ間接的であれ攻撃抑制が働いて呪力発動できないよ

肉塊のシーンはよかったね
早季の「もうだめだと思った時に日本語を話すあなたと出会った時に、私がどれほど安心したかあなたは知らないでしょう」的な言葉には思わず涙腺ががが

やっぱり早季って凄いわ
241名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/22(月) 11:33:11.21 ID:aCg7809LO
>>240
無理矢理操って奇狼丸みたいに悪鬼に殺させるのもキツいかな
早季は大丈夫だったけど奇狼丸と違って無理矢理だとキシ機構に抵触するかね
242名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/22(月) 11:37:45.25 ID:+/Ntp73p0
二人いれば一人が悪鬼にホロ被せてもう一人にホロを攻撃させる
できれば攻撃役には悪鬼が悪鬼であったことを知らせていないほうが良い
知っていれば洗脳して忘れさせる
243名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/22(月) 13:16:24.01 ID:IKSOUNy70
>>230
ミノシロモドキの所は男子3人は恐怖対処に個性でてたw
真実知った覚と比較して覚が知ったのは26歳の大人。元々バケネズミには強硬派だった。
瞬がもし知ってたなら12〜14歳の子供。早季がスクォンク助ける時甘さを見せてるから比較的穏健派だった可能性有。
こういう細かい違いも真実知った時に大きく反映されてる気がすると考えてて面白い。

>>239
あれだけじゃ呪力で蘇生させられる可能性があるかもってことがすごいよねw
244名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/22(月) 13:39:27.39 ID:xcW1Ok9x0
グリザイアでグール化した先生見てて『クリムゾンの迷宮』思い出した
245名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/22(月) 13:45:55.95 ID:xcW1Ok9x0
早季はクロスアンジュよりサイコパスの朱ちゃんだろう
246名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/22(月) 15:00:07.41 ID:Md85Ag8P0
>>242
犯罪と同じような枠組みでキシが発動するだろな

明らかに一方が利用したといえれば確実に発動するだろうし
本筋の早季も奇狼丸を教唆したって感じだからグレーゾーンだったろうな
自分が殺したっていう認識が必要だから人によって違いそうだが、早季は自分の命を賭けたんかな
247名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/22(月) 16:29:11.61 ID:wS3M5OcN0
>>245
ただしこの世界は霜月タイプの住民だらけのようだが・・・
248名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/22(月) 23:19:40.32 ID:VMcS3qwh0
新世界よりもクロスアンジュも、
超能力を持っている側のほうが持っていない側を恐れてるんだな…
249名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 00:29:50.76 ID:AjFA4ANxO
新世界よりはキシがあるからわかるけどクロスアンジュは何で超能力なしを恐れてるんだ
250名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 00:34:54.49 ID:ri+sgwIn0
その超能力を無効化しちゃうからかな
能力で壁とか作っても壊してたな
251名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 03:26:54.00 ID:+7ek2SpT0
愧死機構を能力者同士でのみ発動するようしとけば
バケネズミや悪鬼などの問題は無かっただろうに、
昔の人の間違った選択が子孫に迷惑かけるんやな
252名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 04:37:38.39 ID:YWesQbmv0
>>249
超能力を破壊するから
後クロスアンジュの超能力 マナはESPと違って物理的なものだけじゃなくてニュータイプとかの
精神感応的な効果もあるらしくそれのおかげで人類は平和で穏やかな種族になってる上、マナが
宗教的な意味合いを持ってる
だからその力を破壊してくる野蛮な種族扱いされてるのがノーマ
劇中でもマナの人物がノーマを野蛮って形容してるシーンが何度もあった

>>251
バケネズミを見る限り、人間は能力者、非能力者関係なしに愧死機構の
対象にされてしまうんじゃないの
253名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 04:55:30.85 ID:+7ek2SpT0
>>252
能力者同士でのみ愧死機構を発動するようにしてれば
非能力者をバケネズミに作り変えなくても命を奪うことが出来るでしょ
と思ったが人間の姿のままの非能力者を支配するのは抵抗があったのかな
254名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 05:16:54.84 ID:AjFA4ANxO
そこまで複雑なキシ機構を組み込むことは単純に難しかったんじゃないか
目の前の人物が超能力者かそうでないかなんてぱっと見だとわからないし

バケネズミもヒトモドキみたいな異形を生めるなら、もう何世代かしたら外見は人間そっくりのバケネズミとか生めるかもな
255名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 05:29:17.43 ID:YWesQbmv0
>>248
超能力者を恐れる非能力者ってのと同じで、超能力者側も迫害された記憶で非能力者を
恐れてるんだろう
有名なハリー・ポッターシリーズの魔法使いがマグルを蔑視してるのにも前近代の魔女狩りで
多数の犠牲者が出たのもその一因って設定だった
新世界よりの場合、実際核戦争レベルの戦争になったんだから
クロスアンジュの方は、マナの側が人為的産物でバケネズミに近い出自をもってるけど
256名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 15:39:42.60 ID:4+6gOBzA0
>>252
やっぱクロスアンジュって新世界よりを観て考えた出来が悪い設定アニメにしか見えないんだよな
新世界よりの原作では悪鬼は男の子ばかりっていう設定だったけど
これは現実的にアスペや殺人鬼化するサイコパスなんかが男が多いっていう裏付けに
照らし合わされて作られた設定だろうけど
クロスアンジュのノーマが女ばかりwってのは明らかに燃え狙ったバカ設定だし
最初にドラゴンと戦ってた時に「このドラゴンって元は人間だったんじゃねーの?」
って容易に推測出来たから、馬鹿が考えた「ぼくの考えた新世界より」って感じで
脚本とかクロスアンジュの企画考えた奴自体がすごく残念な人間なんだろうなあ
っていう印象だわ
257名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 16:12:10.53 ID:woBBs2CJ0
クロスアンジュは、新世界よりとは方向性がちがうように思う
新世界よりは超能力者が自然発生だけど、あれは能力者も無能力者も科学者が人為的に
世界ごと創り上げた結果とそのエラーって設定だし
そういや新世界ゼロ年ってどこまで行ったの?
コンビニ店員がなぶり殺しにされるところ以降事情があって読んでないんだよ…orz
258名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 16:55:42.55 ID:3l8eTmYa0
キシ機構だけ備えて攻撃抑制をなくせば悪鬼とかの対処も楽だろうにと思うんだけどな
そもそも他者を傷つけない事なんかは神栖町で行ってきた教育とかでなんとかなりそうだし
259名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 19:55:46.42 ID:AjFA4ANxO
>>258
大人はともかく子供が信用ならなかったんじゃないの
原作でもキシ機構知らないで攻撃する子供いたし、物心ついてから教えたとしても序盤の搬球の子供みたいにルールを破る奴も絶対出てくる
攻撃抑制あれば人死には出ないけどないなら二人死人が出る
ていうか原作の他人を攻撃するなって教育がうまくいってるのも実際に誰かを攻撃しようとしたら攻撃抑制働くからじゃないの
260名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 20:32:52.78 ID:3l8eTmYa0
>>259
まあ遺伝子レベルで改造されているから少なくとも作中時点でキシ機構と攻撃抑制をどうこうするってのは不可能なんだけどね
ただ悪鬼というイレギュラーに対してあまりにも脆弱だなあと思ってな
科学者の時代にもうちょい悪鬼の存在を意識している人がいれば、あそこまで歪な社会システムにならなかった気がする
261名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 21:15:30.00 ID:qAnvUwrW0
そういえば回想で早季が攻撃抑制の症状で苦しんでるシーンあったけど
あれってあの爺さんを攻撃しようとしたの?
262名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 21:46:37.24 ID:3LCxwax/0
多分、爺が自分で刺したんだけど「早季のせいでこうなってるんだ!」と言い張って
罪悪感を覚えた早季が貴志機構で苦しむかどうかを試したんじゃね?
263名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/23(火) 23:47:15.13 ID:3l8eTmYa0
>>262
変換ミスわろた
さてはお前貴志祐介ファンだな?
264名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/24(水) 00:11:29.92 ID:dqJELsKyO
悪鬼が周りのバケネズミ殺さないのはなんでかとか、赤ん坊持ってかれて悪鬼の倍々ゲームとか
原作読み終わった今なら明らかにおかしいのはわかるけど読んでる最中は全く気付かなかったな
よく考えたら悪鬼自体生まれるのは稀だから倍々ゲーム発言辺りでおかしいと思うべきなんだろうが、瞬が言いかけても気付かなかった
早季や町の人が気付かないのなんでだよって結構言われてるけど、息つく暇もないくらい色々起こるから仕方なかったんだろうな
265名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/24(水) 01:39:28.49 ID:LdGWgSD/0
アニメで悪鬼?を少女にしたのは個人的はいい改変だったと思う
登場した瞬間に真理亜の子どもだと察することが出来るくらいには面影あったしな
266名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/24(水) 02:04:23.13 ID:nQSbvGr+0
>>264
どっちかというと悪鬼モドキが出現してからは不自然に思わないけど
それまで10年以上この事態を想定しなかったのかって思う

むしろ悪鬼としてではなく、普通の呪力を持った人間として利用することが最も想定しやすかったはず。
次に悪鬼になる可能性がでてくるが、それはその通りおかしな話になる
267名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/24(水) 04:11:40.39 ID:dqJELsKyO
268名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/24(水) 04:18:07.59 ID:dqJELsKyO
ごめん途中送信した

>>266
確かにそれは思った
いなくなったのが男女だし子供ができる可能性考えなかったんだろうかと
いつ死体渡されたのか知らないけどあまりに早く渡されたからまさか子供できてるとは思わなかったのかな
まあ悪鬼単騎なら処分できてただろうし、バケネズミが裏切るとは町の人みんな思ってなかったんだろうな
269名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/24(水) 08:34:49.41 ID:nQSbvGr+0
悪鬼と業魔対策にはみんな慎重だったけど、バケネズミには全く関心がなかったってことかなぁ?
悪鬼が出現したっぽい雰囲気になってたから対策のずさんさに違和感あったけど、結果的に悪鬼の出現は防げていたわけだから委員的には対応できてたってことかな。
すると管理課の早季のミスなだけか
270名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/24(水) 08:38:08.22 ID:LdGWgSD/0
>>268
町が二人の捜索依頼出したのも、その二人が悪鬼や業魔となって直接町に災いをもたらすのではないかという恐怖感からだと思ってた
そもそも教育委員会は守が怖かったから処分決定を下したわけだし
そんな中で本人の骨が届けばやっぱり一安心してまうんじゃないかな
まさか二人が子ども作ってて、しかもその子どもがバケネズミに育てられているなんてどんな想像力はたらかせてもわからんと思う
271名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/24(水) 10:06:46.49 ID:IvZpbrRx0
バケネズミに育てられてるとまで想像するのは無理だろうけど子供の可能性くらいは考慮しててもよかった気がするけどな
気軽に性的接触する土壌はあったわけだし、一緒に逃げてるのもわかってるわけだし
それとも妊娠しても子供二人じゃとても出産育児はできないだろうと踏んでたのかな
ある意味町はバケネズミを信じてたんだろうし、やっぱりそこが致命的だったんだろうな
272名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/24(水) 10:26:15.22 ID:+ywEMT2X0
山中でその二人を発見したスクイーズがうまいこと言いくるめて囲ったんじゃね
273名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/25(木) 08:48:29.83 ID:Ps8mtS080
オラウータンの人権問題とバケネズミって似てるよね
274名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/25(木) 09:34:34.05 ID:SVl1avEl0
悪鬼ちゃんってベースはやっぱり真理亜だけどシーンによっては守にも似てるな
乾さんが悪鬼をかわした時のちょっと俯き気味の悪鬼ちゃんなんて完璧守だわ
奇狼丸と悪鬼のキャラデザは自分のイメージそのまんまで感動した
275名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/25(木) 23:31:36.68 ID:F3PNiO8j0
悪鬼ちゃんは新世界よりで1番美人に見える
くせっ毛の赤髪可愛すぎるわ
276名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/25(木) 23:38:38.71 ID:7roYnBvO0
俺はアニメを一気に消化したから違和感なかったけど、リアルタイムで視聴していた人はラストに麗子が出てきたときにその存在を忘れていたのではないだろうか
277名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/25(木) 23:44:19.07 ID:WQKaSALu0
いや忘れてなかったよ
麗子は一話でいなくなるからインパクトあったし不気味さ引きずって忘れられなかった
278名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/25(木) 23:48:11.89 ID:/yMgIjNs0
ここにいるような人は原作からの人も多いだろうし、だいたい覚えてそう。
279名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/25(木) 23:59:29.46 ID:7roYnBvO0
覚えてるもんなのね
確かに俺もいなくなったとわかったときにゾクゾクしたわ
280名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 00:02:40.44 ID:Ecp1fG5F0
俺は覚えてたけど、早季は瞬のことと一緒にちゃんと思い出したのか?
281名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 00:08:03.50 ID:2ciHV8+b0
良とかいうワキエン時代は一緒だったけど全人学級時代は組が違って瞬がいなくなって入ってきたやつのことは
アニメでは忘れ去られたっぽいな
282名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 00:44:58.92 ID:Wc498gxA0
和貴園を卒業できなかった子については、存在したことだけはぼんやり覚えていても
どんな子だったかまでは最後まで思い出せなかったみたいだね。
早季が全人学級に入った時点で既にその子は消されていたようだから、早季は本当にギリギリだったんだな。
283名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 01:16:29.06 ID:PJC/np600
早紀は一回不浄猫目撃してるしね
お母さんも取り乱してたしほんとにあとちょっとで殺されるとこまできてたのでは
284名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 08:22:06.92 ID:HdQ5P1tp0
良については早季の性格なら記憶の改竄とか関係なしに忘れてそうだ
285名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 12:07:11.89 ID:lf914rNc0
和露他
286名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 13:38:44.82 ID:nTD1clIZ0
アニメだと瞬とは淡い恋心みたいに描かれてるけど
漫画だと早希は瞬とも覚ともヤッてるんだよな
あの勢いだと良ともやってそう
287名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 14:09:16.31 ID:1nepSkVEO
>>286
漫画そうなんだ
原作でも設定的にボノボっててもおかしくないんだが、やっぱり瞬とはそういうのしてほしくないな、なんとなく
288名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 14:10:59.06 ID:1nepSkVEO
呪力発現が遅かったり発現しないと処分されるのはキシ機構が正常に働かない可能性あるからだっけ
289名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 14:18:52.03 ID:46CRZ0Jz0
イレギュラーを徹底排除したいから、普通の事が出来ない人間を処分しているという方が近いかな
作中で悪鬼や業魔発生のメカニズムはそこまで解明されていないからね
原作だと早季のねーちゃんは近視ってだけで処分されてる
アニメでも描かれていたかは覚えてないけど
290名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 14:35:44.92 ID:qmdiLeoQ0
>>286
漫画まじかよ・・・w
覚真理亜とやりまくりの早季が身体の関係描かれてない瞬を誰よりも愛してたと言うのが
ボノボ社会設定の中で良い味出してるのに
291名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 14:39:30.62 ID:EWTR0avZ0
>>287
瞬がいくら理性的な少年だといっても、性欲は本能なんだぞ

>>289
2014年の精神医学において、経頭蓋磁気刺激という方法を行えば
橋本・アッペルバウム症候群の難治癒患者の症状が数十%〜80%程度の割合で緩解することが示唆されている
この手法が千年後の未来に継承されなかったことは甚だ残念
292名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 15:03:20.57 ID:Ecp1fG5F0
漫画で瞬とボノボるようなシーンあったっけ?
293名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 15:43:15.31 ID:bjKy4TLy0
ここはアニメ板だし漫画の話は板とスレ違いだから漫画板でやってくれ
前に荒らしが来てうざかったから

【貴志祐介/及川徹】新世界より 神栖3町【別冊少年マガジン
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1391093201/
294名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 15:50:15.65 ID:7bsCQd090
多少ならいいだろ
嵐なんて黙ってNGぶちこめばよろし
295名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 16:03:13.73 ID:1nepSkVEO
まあ近視乱視は距離感つかめないし呪力使う時に近くの人巻き込むかもしれないから処分されるのはわかる
アニメでははっきり近視とは言われてなかったな
呪力下手って覚が言って早季が下手とは何か違う気がする…って原作の近視設定を匂わす発言しただけだった
296名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 18:11:16.79 ID:nTD1clIZ0
>>287
>>290
覚が「俺が一番気になるのは俺と瞬どっちが先だったか」って
早希とのベッドシーンの回想で覚の心のセリフがあった
瞬とのベッドシーン自体は描かれてないけどね
確か原作だと全人学級期間の挿入は禁止されてたはずなんだけど
漫画だとどうやら二人とも早希とやってることになってるんだよね
297名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 19:07:21.19 ID:Ecp1fG5F0
どっちが先って覚が先に瞬とボノボったろ
298名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 19:19:24.61 ID:qmdiLeoQ0
>>296
へー
原作は瞬の事は早季と同じ気持ちでだからこそお互いそこんとこ分かち合ってるように描かれてたが
これも良い味出してると思ってたとこだったw
でもまあ漫画は漫画だからいっか
299名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 19:50:26.43 ID:1nepSkVEO
漫画は最後にオリキャラが業魔になって悪鬼と戦うって聞いたからどういう完結の仕方したのかは気になってるわ
そういえば読もう読もうと思って読めてないな
300名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 21:01:41.45 ID:O8o/2BGc0
もはや新世界よりのタイトル借りた同人誌じゃねーか
301名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 22:22:48.23 ID:Wc498gxA0
>>288
それもあるだろうけど、バケネズミになめられないようにするためでもあるんじゃないかな。
呪力を使えない社会構成員がいたら「神の種族」としての権威が失墜しちゃうから。
302名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/26(金) 23:46:31.15 ID:1nepSkVEO
>>301
ああそうか、そういえば早季達が呪力使えない時にスクィーラがもう神様ではないのですか?って言ってたな
呪力なしなら人間よりバケネズミが強いだろうし
303名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 00:50:32.19 ID:aDXtjlgv0
>>300
あれは新世界より、ではないよ。
マジで同人誌。みてて不快なレベル
304名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 01:13:57.20 ID:hmfMBryR0
そうか?はじめはボノボるシーンやオリキャラが同人臭くて不快だっけどラスト付近はまあまあよく描けていたと思うけどな
寄生獣の糞アニメより遥かにマシ
305名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 01:15:04.34 ID:fbjKJ1U30
漫画はそこまで貶すほどの酷さではないと思うが…
アニメだって原作組からは文句出るとこあるし
306名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 01:26:35.03 ID:aDXtjlgv0
>ボノボるシーンやオリキャラが同人臭くて不快

ここに集約されてる
多少の改変ならいいけど、オリキャラが目立つのはあんま好きじゃない。
内容はそこまで悪くなかったのかもしれんが、もうボノボとオリキャラの記憶しかない
アニメは本筋が原作通りだから多少の不満あるとこあっても楽しめた。
307名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 04:01:42.57 ID:1+pVttMeO
レビュー見てもわりと漫画は評判いいんだよね。原作既読の人からの評価も意外に高い
読んでないから悪鬼vsオリキャラ業魔とかなんじゃそりゃって思ったけど意外に上手くまとめてるのかね
308名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 04:50:23.22 ID:2siEDvtd0
実際、漫画は新世界より原作から都合のいいところ借りてきて再構築した同人誌のようなものだから
ここはアニメスレであって原作原理主義がのさばるべきところでもないんだが
309名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 06:34:07.26 ID:EprrDEh40
だからこれ以上は専スレあるからそこでやれって
自分が気に入らなかった漫画版の愚痴をスレ違いのアニメ板でやるバカが出るんだ
荒らしだろ
310名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 09:51:39.23 ID:Fj7wwyLM0
逆に漫画版を褒め出すやつが荒らしにしかみえないんだが
311名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 10:54:53.30 ID:vXnk+2AM0
同意
312名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 10:56:32.97 ID:yReK31Kb0
漫画版は出来の良し悪しは置いといて
早季達キャラの性格も話も漫画家さんのオリジナル満載の同人誌みたいなものなので
「新世界より」として語るのには別物すぎて賛否両論になるのは仕方ない
これ以上ここで漫画家の新世界よりの話続けても変な言い争いになりそうだし
前も荒れたしそろそろこっちかもね↓

【貴志祐介/及川徹】新世界より 神栖3町【別冊少年マガジン
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1391093201/
313名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 15:07:48.69 ID:n59kTS9C0
新世界の漫画版ってとらぶるダークネスってイメージしかないわ
314名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 16:33:30.42 ID:TPsyR8wG0
バケネズミが反乱を起こした根本的な原因は町の支配体制にあるのに、早季は最後まで「反乱を起こしたバケネズミが悪い」だからな。

大体自分の姉妹や友人達だって町の制度の犠牲になったのに、町側の落ち度は
一切糾弾しないとかどんだけだよ。町に対するこれからも町によるバケネズミに対する圧政
は続くだろうし、そんな町の方針に従うだけとかここまで屑な奴っていなくね?
こんなのが町の長になる位だから、スクィーラも反乱起こしたくなるだろうな。
315名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 16:57:03.94 ID:8alolu2H0
それは作中の人間全体の業でしょ
反乱コロニー壊滅作戦に反対票を投じたのは早季だけだし、スクィーラを赦したのも早季だけ
むしろ作中唯一の良心だと思うわ
316名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 17:01:23.41 ID:TPsyR8wG0
町の長になったんならこれまでの町の過ちを糾弾、弾劾するなりしろよ。自分の肉親まで町に
消されてるんだぞ?バケネズミに対する扱いを改めさせるなりしたのか?
というかスクィーラを最後まで人間だと認めずに化け物扱いしてただろが。
所詮早季も町の人間だってことだ。
317名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 17:08:02.08 ID:aRxbO1Bp0
悪鬼の予感
318名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 17:10:39.75 ID:Zh5CsE690
構う前に数スレ遡ると良いかもね
319名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 17:19:45.28 ID:TPsyR8wG0
バケネズミを苦しめて、好き放題してる事実は変わらないし、それは十分に非難
されることだと思うよ。呪力者と非能力者の千年に渡る争いの末に導き出した答えが呪力者によるバケネズ
ミに改造された旧人類への支配だからな。

富子が未来云々を語ったところで、結局暗黒時代と変わらない支配方法で旧人類を
統治しているから救いようがないんだよ。実際にしてることは単なる弱い者イジメだからなw
呪力者同士はお互いに殺し合わないようにしているのに、バケネズミに改造
された旧人類は幾らでも呪力で殺すことが出来るって時点でね。

こんな解決方に改造前の旧人類が納得するとは思えないし、結局呪力者による
圧制を円滑にしているだけで、何一つ旧人類には明るい未来がない。
320名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 17:34:26.99 ID:aDXtjlgv0
>>316
お前ブタや牛にいままで食ってきてごめんなさいするのか。家畜を解放するのか?
生き残るためには何でもしなきゃならないって作中でも言ってるだろ。バケネズミは発展のための礎。人間じゃないし
321名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 17:35:27.58 ID:lEAClyjkO
早季は今の自分達には厳重な管理が必要だと思ってるからなぁ
それでも大人がマリア達にしたこと、瞬にしたことを許す気になれないと個人的な感情ははっきり持ってる
ボノボに対しては我々は巨大な力のせいで人間から猿になってるとか思ってて
呪力に対しても神聖視やめてて>>315含めると
確かに町の人間な部分はあるけど同列には出来ないなぁ
322名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 17:39:13.16 ID:EGuDzr9g0
>>318
しばらくするとオナニーSSの連投がはじまるパターンだよな
323名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 17:40:09.99 ID:TPsyR8wG0
>>320
現実世界にいる牛や豚と、新世界よりのバケネズミを同列に扱うなよ。

リアルの家畜がバケネズミみたいに家を建てたり武器作ったり言葉話したり文明築いたりしてんのか?
呪力持ってるなら、それを使うなりすればいいのに、何故わざわざバケネズミを隷属させてるわけ?
自分達の命を脅かす程の力のない存在をいたぶるとか最低のゲスの所業だろが。
人間と変わらない知能の生き物に対して圧政加えりゃ反発も反乱も起こすのは分かりきってるのに、
そんな自分達の落ち度も認めずに、一方的にバケネズミは悪だなんて言ってるんだぞ?


現実世界で自分のペットを虐待しながら「生き残るためには何でもしなければならない」って言った所で
通じると思うか?
324名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 17:50:48.92 ID:aDXtjlgv0
>>323
文明築いてようがいまいが、人間じゃないだろ。気持ち悪いし、共存なんて無理。生かされてるだけマシ。奇狼丸みたいな優秀なのはともかく言葉もまともに話せないやつには人間の法を教えるのもできないし、公平な法の適用は無理

旧人類のPK使えない奴らの子孫は気の毒だが、それも歴史。ああしなきゃ、処分されたのは呪力を使えた人間。もういまはバケネズミになった以上人間じゃない。

ペットは自分で飼っていたから問題なんだろ。保健所行けば毎日殺されてるぞ?
325名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 17:58:49.41 ID:TPsyR8wG0
>>324
バケネズミの立場にならなきゃ理解できないのか?
それを言うなら俺達だとて呪力の使えない旧人類、つまりバケネズミの先祖だろ。
自分達の子孫が姿形を醜い化け物同然に変えられ、新人類に隷属させられてる未来を受け入れられるか?
バケネズミが気持ち悪いだって?旧人類が呪力者に都合の良いように改造された姿だろが。
俺もお前もバケネズミと同じく呪力の使えない旧人類だってことを理解できないのか?

それと新人類は地球上の文明レベルをいたずらに退化させてる癌細胞だろ。
こいつらが原因で文明崩壊が起こったわけだし。
326名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 18:03:35.96 ID:8alolu2H0
>>318
俺このpartから始めてこのスレ来たけど、前にもこういう流れあったの?
327名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 18:07:37.80 ID:SpvxRSRm0
>>324
バケネズミが気持ち悪い?お前が気持ち悪い化け物扱いしてるバケネズミは旧人類の子孫、つまり俺達と同じ呪力の使えない人間だろ。
呪力者から見ればお前もバケネズミなんだよw
328名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 18:11:24.50 ID:aDXtjlgv0
>>325
何いってんだ?バケネズミの立場なら人間を滅ぼすために全力を尽くすだけだろ
スクィーラも言ってるだろ、負けたのが悪いって

ちなみにPK使えないかどうかはわからんので 笑 ちゃんと読め
329名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 18:14:44.39 ID:aDXtjlgv0
>>327
お前はバケネズミみたいなルックスだからそうかもしれんが。
俺はあんなではないんで、ごめんなさい
330名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 18:17:40.01 ID:c6ZIEFI00
神栖66町がバケネズミに敗れ去るSSなら投下してみるとする。俺が理想郷で投稿していたやつだけど。
クロスオーバーSSで、新世界よりと相州戦神館學園八命陣のクロス。

戦神館についての詳細は下記サイトで。
http://www.light.gr.jp/light/products/senshinkan/top.html
 いつから自分はここを漂っているのか、スクィーラには分からなかった。目に見えるのは赤色のようにも青色のようにも黒色のようにも見える。

 自分の目の前に広がる光景は果てしない空間だった。景色を見るスクィーラ自身の視界は朧気で、もやがかかっているような感覚だ。

 このぼやけた空間の中を何時からかは知らないがスクィーラは漂流していた。意味不明で、分けの分からない異世界に来たスクィーラ。

 どれ位の時間をここで過ごしたのだろうか? ついさっき来たような気もすし、百年、千年という年数が経ったようにも感じる。正確にどれ位の時間がここで流れているのか見当すらも付けられない。

 しかしこんな世界においても二つだけ分かっていることがあった。

 一つは気を抜けばこの空間の、奈落の如き深さと、果てが見えない程に広く広大な空間の一部になってしまうことだ。

 本能的にそう分かる、気を抜いた瞬間に自分の意識が周囲に吸い取られそうになったからだ。

 そもそも今の自分は肉体を持っているのかさえ分からない。精神、魂、意識のみの状態でこの世界を漂っているのだろうか? いや、自分の今の状態以上に、自分が見た最期の光景はハッキリと覚えている。

 二つめは自分が何者で、そして何を目的に生きていたか、だ。

 自分は神を称する者達に戦いを挑み、そして敗れた。自分達の種族の誇りを掛けて連中に反旗を翻したのだ。

 しかし結果は切り札であった救世主が、同じバケネズミである奇狼丸の策略に嵌り死亡。神栖66町に敗れた。

 裁判の時に連中に「我々は人間だ!!」と吐いたものの、今考えればそれは無理な話だろう。
ミノシロモドキに記録されていたバケネズミに関する歴史を見れば最初にバケネズミが造られた時から五百年もの月日が流れている。そんな月日が経った今日ではバケネズミを人間と思えなど到底無理な話だった。

 自分達バケネズミを人間と認めさせるのは不可能だろう。しかし人間に匹敵するだけの知力を持ち、意思疎通も可能な存在をこれまで虐げ、殺めてきたことに対する罪悪感が町の連中に芽生えることをスクィーラは期待した。力の差は只でさえ大きい。

 呪力使いである町の人間からすれば赤子にも劣る存在の筈だ。喜怒哀楽を始めとする感情も備わり、尚且つ人間に比肩しうるだけの知性を持つ存在バケネミ。自分達と姿形が違うから、呪力を持たない非力な者だから、そんな理由でバケ
ネズミは連中に都合の良い道具にされてきたのだろうか?

 ミノシロモドキの記録によれば自分達バケネズミは呪力を持たない旧人類の生き残り。先祖である旧人類と新人類である町の祖先が激しい戦いを繰り広げたことは知っている。今の自分達は先祖の犯した過ちのツケを払わさ
れているのは間違いではない。

 しかしもういいのではないだろうか? 旧人類を人間とはかけ離れた姿に変えそんな者達の支配者として君臨することが楽しいのだろうか? 先祖が敵対関係にあったのは知っている。しかしもう十分だろう? これ以上
旧人類の末裔であるバケネズミを苦しめたい理由は何なのだ?
 町の人間がバケネズミに対してしてきた冷酷な支配を見直してほしかった。呪力を持つ強大な存在である町の人間になぜ戦いを挑んだのか? 
戦いには敗北したものの、せめて町の人間にバケネズミに対する扱いが改めることを期待した。自分達がこれまでどんな思いで町の支配を受けていたか。
常に町の顔色を伺いながら暮らしていくことがどんなに苦しく、過酷なのか。バケネズミが受けてきた苦しみを、痛みを、怒りを知ってもらいたかった。

 だがそれも無駄なことだった。裁判の際の傍聴席にいた町民達、裁判長の自分に向けた嘲笑の声が今にも耳に焼き付いている。スクィーラの期待を無残にも
打ち砕いたのだ。そう、連中はバケネズミを苦しめてきたという罪悪感、後悔の念などなかったのだ。あくまでも自分達が被害者だと、自分達に落ち度はないと、
バケネズミをどう扱おうが知ったことではないと……。

 戦いに敗れたこと自体が悔しいのではない、町の人間達がバケネズミをゴミのように扱っておきながら、それを欠片も後悔することなく、
当然のことだと思い、自分達は何故バケネズミに攻撃され、反乱を起こされたのか理解しようとしないのが悔しいのだ。

 連中にとってはバケネズミの苦しみなど知ったことではないのだ。いつでも使ったり捨てたりできる便利な道具だと。バケネズミは感情を持たな
いロボットではない。町の人間とさして変わらぬ知能を持った生き物だ。そんな存在に対して自分達を都合のよい家畜に
しておいて、何の不満も怒りも抱かないと本気で思っていたのだろうか?
 「やりすぎた」、「厳しくし過ぎた」という考えにも至らないとは。スクィーラの精神は怒りに支配されていた。
町の町民に対する果てしない憤怒の炎を一層激しく燃え散らせる。

 そしてその「声」は、スクィーラが町への憎悪と怒りを燃やしている時に聞こ
えてきた。

 寒気が走る、怖気が走る、自分の耳に入ってくる声は否応なくスクィーラの神
経を掻き毟る。

 肉体はとうにない筈なのだが、正体不明の謎の声じゃ、精神だけの状態のスク
ィーラに確かな嫌悪感を抱かせていた。

 「いや、実に素晴らしい! 実に甘美で最高級の絶望だよォ。もしかしたら■■■■以上の絶望かもしれない!!」

 まるで何人もの人間が輪唱しているかのようなぶれた声だった。そしてその声
は嘘偽りのない確かな賛辞をスクィーラに送っていた。

 言葉や声自体は嫌悪感を催させる類のものではあったものの、口にした言葉の
は心の底からそう言っているかのようだった。
 そしてスクィーラの目の前に黒い霧のようなモノが集まり始める。それは寒天のように滑らかでありながら、著しい不潔さを感じさせる鬱気を滲み出させている。

 おそらくその内部には、ありとあらゆる汚物がはち切れんばかりに詰まっているからだろう。暗黒に染め抜かれた表面は一切の光沢を発していない。

 そしてそれは徐々に形を成してきた。ぞわぞわと歌うように微細な振動を繰り返しながら形づくられていくその様は、どこか耳元で飛び回る羽虫の不快さを連想させる。

 いや、これは実際に、極小の何かが寄り集まった群れだった。その何かを定義するなら昆虫に喩えるのがもっとも近い目に見えぬほど小さな蚊や蝿、蜂や百足、蜘蛛、
ゴキブリといった、生理的嫌悪感を催す諸々で編み上げられた黒い霧。その身を構成する粒子の一つ一つが汚らわしく、同じ世界に存在するのが誰であっても
許せなくなるような影であり、邪悪なエネルギーの集合体そのものだった。

 不快感と嫌悪感の奔流が精神だけの存在となったスクィーラを襲う。肉体がない分、ダイレクトにそれらの感情がスクィーラを支配し
ていた。こんな存在がいる世界ということはここは地獄なのだろうか?或いはもっとおぞましく、口にするのも憚られる世界なのか? 
目の前の存在を言葉で形容するのであれば「悪魔」としか呼べないだろう。

 そしてソレはついに形を成してスクィーラの前に現れたのだ。

 その面貌は煙状に揺らいでおり、身に纏う漆黒の僧衣もろとも闇一色に染まっている。故に容姿は分からない。無
貌と評すべき外見ながら、それでもその存在が笑っていることが分かるのは、爛れた光を放つ瞳が愉悦の色に濡れて
いるから。吊り上った口元が、すべてを嘲ってるのだと告げているから。
 「あぁんめい、いぇすぞまりぃあ」

 そしてソレは宗教の聖句のような言葉を口にする。

 スクィーラは内心思っていた。自分の目の前にいる存在は悪魔なのだと。塩屋虻コロニーが手に入れたミ
ノシロモドキは膨大なまでの宗教、科学、歴史、考古学、人類学という過去の人類の記録を全て網羅していた。
当然スクィーラもそれらを熱心に学んだ。自分の今目の前にいる存在は西洋社会のキリスト教における「悪魔」の類のものだろう。

 ミノシロモドキから得た知識を引き出すと悪魔に関することが思い浮かんでくる。

 目の前の混沌が悪魔であるとするならば今自分がいるこの世界は地獄なのだろ
うか?

 「Sancta Maria ora pro nobis
  さんたまりや うらうらのーべす

  Sancta Dei Genitrix ora pro nobis
  さんただーじんみびし うらうらのーべす 」

 悪魔は唄っていた。キリスト教における聖歌なのだろうが、この悪魔が歌が歌うと、禍々しいまでの呪詛の奔流となる。

 神聖なる歌が歌い手によって呪いと絶望と堕落を呼び起こさせるような呪歌へと変わるのだ。

 「Sancta Virgo virginum ora pro nobis
  さんたびりごびりぜん うらうらのーべす   

  Mater Christi ora pro nobis
  まいてろきりすて うらうらのーべす    

  Mater Divinae Gratiae ora pro nobis
  まいてろににめがらっさ うらうらのーべす」

 尚も悪魔は唄い続ける。そしてその歌はスクィーラ自身に向けられているのだ。

 「Mater purissima ora pro nobis
  まいてろぶりんしま うらうらのーべす   

  Mater castissima ora pro nobis
  まいてろかすてりんしま うらうらのーべす」


 するとようやく悪魔が歌を歌い終えた。そして愉悦に輝く双眸をスクィーラに向ける。

 「待っていたよスクィーラくん。我が主からの命令で君を迎えにきたんだ」
 「む、迎え……?」

 「そうだよ。君にはこれから行われる未来を掛けた戦いの先頭に立ってもらわなきゃならないのさ。分かる、
分かるよ君の気持ち。君がどんな思いで紛い物の神連中に反旗を翻したか。そして敗れた君がどんな気持ちで死ん
でいったか。所詮家畜と蔑まれ、好き勝手にこき使われて何も感じないなんておかしいのさ。君は機械じゃないだろう?
 ロボットの類じゃないだろう?」

 「元は人間なら、プライドと誇りがある。自分達の真実を知った上での君の動、君を見ていた我が
主が狂喜乱舞していたよ。いやぁ、あの喜ぶ様は滅多に見られるモンじゃなかったねえ。僕の主をあそこまで燃えさせる
なんて大したもんだよ。だからね、主は君に力を貸したいのさ。君の生きる世界、千年後の未来の世界はこれより変わる。我が
主が君を新たなる時代に輝ける星にしたいんだ」

 これは悪魔の誘いだった。しかし町の人間に破れ、絶望を味わった今のスクィーラにとっては悪魔の誘惑は救いの天使に見えた。

 「そうだよ、その意気だよスクィーラくん。君が味わった絶望、今度は連中に味合わせてやろうじゃない?」

 ウキウキしているかのような口調で語りかける悪魔。

 悪魔の魂胆などスクィーラには関係なかった。スクィーラにあるのは町の人間に対する憎悪、憤怒しかないのだ。

 「これから主の所に連れていくけど、そこには君に対してキツく当たる人もいるけど気にしないでね。ああ見えて
僕の友達なんだけどこれが素直じゃなくてさァ。君の生きる未来について主直々に説得されてやっと折れたってワケ。まぁ、神
祇省や辰宮のお嬢さんも渋々だけど協力はしてくれるみたいだし、これから主に合ってみればいいよ。君の生きる世界、僕等にとっちゃ
遥か未来の世界は主にとっては地獄なんだってさ。だからこそ君はあの方に目を掛けられたんだよねェ。それじゃぁしっかりと意識
を僕に集中しておいてね。気を抜くとこの無意識の海の一部になっちゃうからさ。それじゃいくよ、「限りなく盧生に近い者」さん」

 スクィーラは言われるがままに悪魔に意識を集中した。
338名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 18:32:10.86 ID:c6ZIEFI00
>>329
お前がそう思うんならそうなんだろう、「お前ん中」ではな。
339名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 18:34:20.78 ID:aDXtjlgv0
>>338
つーか、作中でも言ってるだろ。人間には見れないってちゃんと読め
340名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 19:00:21.47 ID:Zh5CsE690
>>326
ほんの2、3スレ前にね
だから知らずに労力費やす人がいたら気の毒だなと
341名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 19:05:25.85 ID:aRxbO1Bp0
やっぱり悪鬼が出たな
342名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 19:08:23.04 ID:bFDdcNYQ0
ラーマン型かな
343名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 19:14:17.53 ID:AF17ZOc90
速やかにNGに
344名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 19:40:46.40 ID:8alolu2H0
>>340
あざっす
345名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 20:21:55.95 ID:aDXtjlgv0
知らずに労力使った
346名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 20:28:40.35 ID:XF9/6SUu0
+また始まったんか・・・
このSS投稿の流れが…
347名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 21:18:27.42 ID:fbjKJ1U30
アニメ板にSS投稿とかただでさえヤバイのに前もあったのか…
348名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/27(土) 23:05:34.60 ID:uSMJlDSI0
ID:TPsyR8wG0 のような反のはむしろ作者が狙ったところだと思う
最後の倒錯があるから、この作品は面白い
349名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/28(日) 03:04:13.46 ID:9kk752Vb0
それよりもゼロ年単行本化を早くだな・・・
ところで、キャラデザの人って他の作品とか手がけてたりする?イラストかなり好みだから知りたいけど情報が少なすぎる
350名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/28(日) 05:45:55.56 ID:kSGF0LDA0
またセンズリ小僧がオナニーSSを投稿し始めたのか?
投稿前の荒れた流れも自作自演なんだろうな
351名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/28(日) 06:17:26.80 ID:ayagQKU90
>>339
ほら、やっぱりそうだろ。結局狂人早季も町の連中と同じ思考回路なんだよ。
悪いのは反乱を起こしたバケネズミであり、町には落ち度はないってさw
こんな連中が1000年後の未来に君臨とか馬鹿じゃね?こんなんならバケネズミに無様に
敗北してた方がよかったね。
352名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/28(日) 06:19:06.53 ID:ayagQKU90
 スクィーラは気がつくと見知らぬ場所にいた。よく見たら自分は無限地獄の刑を受ける直前の姿に戻っていた。

 元通り、欠片の傷跡すらもない完全なる五体満足。これも自分の目の前にいる悪魔の力によるものだろうか?

 この場所は恐らくミノシロモドキの記録に存在した「礼拝堂」という場所だろう。西洋社会とは切っても切り離せない思想、
キリスト教、その信者の為に存在するべき神聖なる場所。

 そして言葉では到底言い表せない荘厳さで溢れていた。確かに文字通りの神聖な場所だ。しかし余りにも神聖かつ荘厳過ぎて
スクィーラは恐怖さえ覚えた。

 何故か? 神聖さと同時に禍々しいまでの悪魔的な要素も混在しているからだ。

 敬虔な信徒の安息の場所である教会の礼拝堂である筈が、この場所は何か違和感があった。

 とりわけスクィーラの目を引いたのは教会のステンドグラスに巨大なまでに描かれた仏教の曼荼羅の如き絵だ。
見ているだけで精神に震えが来る。

 絵そのものは西欧的なのだが、その描かれ方はどことなく東洋の宗教である仏教を思わせた。

 そして礼拝堂の壇上にソレは立っていた。

 黒衣の装束を纏った男だ。ミノシロモドキに書かれていた記録をスクィーラは思い出す。

 男の着ているのは千年前の世界に存在した「軍隊」で支給されている「軍服」というものだろう。

 時代や国によって多少の違いは見られるものの、少なくとも今スクィーラが見ている男の纏う服は漆黒の軍服だ。

 そして。ソレを目にした瞬間スクィーラは自分の身体に強烈な圧力が掛かってくるのを感じた。
  「こ、これは!?」

 視界にその存在が入っただけでこれ程までのプレッシャーを感じるとは。恐ろしい、
たまらなく恐ろしい。生物の持つ根源的な感情である恐怖がスクィーラを支配していた。

 自分がこれまでに見てきた神栖66町の者達とは根本的に異なる怪物だ。

 「よくぞ来た。限りなく盧生に近き存在、スクィーラよ。俺の名は甘粕正彦。俺は
お前がここに来るのを待ち侘びていたぞ」

 無表情であった男は、狂気的とさえ呼べる程に禍々しい笑みを浮かべながらそう言った。

 「俺はお前の類まれなるカリスマ性、勇気、胆力、そして誇りを心から賞賛しよう。
1000年後の未来において、お前の姿は泥水の中でも輝きを失わない宝石のようだ。お前の持つ
突出した才能、力は盧生にも劣らんだろう」

 「それ故に惜しく思う。お前が盧生であるのならばどれ程素晴らしいだろうか。暗黒の時代
に生まれしスクィーラよ。俺はお前と共に未来を救いたい」

 「み、未来を救うとは……?」

 甘粕と名乗った男の口から自分に対する惜しみない賞賛、賛辞の言葉が出てきたことにスクィーラは内心驚いていた。

 そもそも何故この男は自分を知っているのだ? それにこの甘粕という男は本当に人間なのか?

 疑問と疑念がスクィーラの頭の中を錯綜する。そして甘粕はそんなスクィーラが頭で思ってい
ることが分かっているのかのように続けた。

 「そう恐れなくてもよい。俺はお前の生き様に深く共感している。そしてお前の存在している千年
後の未来は俺にとって極めて悪夢とさえ呼べる世界だからな」

 甘粕が言葉を一言一言発するだけでスクィーラの肉体と精神に圧力が掛かる。単に言葉を交じわして
いるだけだというのに、心拍数が上がり、汗も噴出してくる。単に甘粕は何気なく気軽に
話しかけているだけでここまでのプレッシャーを与えられるだけで甘粕が普通の存在ではないことが分かる。
  それもその筈、甘粕の横に控える先程の悪魔が「我が主」と言っていた。悪魔を従える存在など、
どう考えても普通ではない。

 「お前は美しいぞスクィーラ。自分達の種族の真実を知り、その残酷な真実にも屈せずに抗
うその勇気、是非お前には俺のぱらいぞに住んで欲しいと思っている」

 「ぱ、ぱらいぞ?」

 甘粕の目的は何なのか見当すら付かないが、少なくとも敵対的でないことは確かだ。甘粕自身は、あくまでも友
好的にスクィーラに接している。

 そもそも敵対すると言っても、この甘粕と対峙しているだけで心臓を握られている気分になってくる。殺そうと
思えば瞬きする間もなく自分の命を容赦なく刈り取ることが出来るだろう。

 この甘粕という男は魔人だ。それは決して比喩や誇張ではない。この男はそれだけの強さを間違いなく持っている。
相対しているだけでここまで隔絶した力の差を思い知らされているのだ。人間の身体に大自然のエネルギーを極
限までに凝縮しているような存在。しかもまだ力の一端すらも見せていない状態でこれだ。
この甘粕が自分の持つ力を振るえば……、どれだけの力が顕現するのか想像すらできない。正真正銘、
神に等しき力を持った魔人だ。

 「我が主よ、そろそろ本題に入りましょう。彼も少々混乱しているようですし」

 「ああ、そうだな神野。悪かったスクィーラよ。碌な説明もなしに話を進めてしまったようだ」

 甘粕は、スクィーラに謝罪すると、自分達が何者であるのか説明し始めた。

 甘粕と神野なる悪魔は、スクィーラのいた時代からおよそ千年以上も昔の時代から来た存在。
甘粕は邯鄲の夢という所の制覇者、盧生なのだ
 そして傍らにいる神野は人類の持つ普遍的無意識が生み出した存在だと言うのだ。そしてスクィーラが
神栖66町に対して起こした反乱の発端と顛末を甘粕と神野は見ていたのだ。スクィーラが無残にも破れ、
町側から無限地獄の刑を言い渡され、文字通りスクィーラは地獄の苦しみを味わい、渡辺早季という女に
よってその生涯に幕を閉じる所まで。

 
 「スクィーラよ、お前は心から神栖66町の者達の支配から脱しようとした。しかしその願いは適わなかった。
お前の無念は心中察するに余りあるぞ」

 「私は……、出来れば連中を排除してやりたかった。しかし敗れたのならばせめて町の人間達がバ
ケネズミに対して行ってきた仕打ちを知って欲しかった。我等は五百年苦しんだのです、その五百年にも
渡る辛酸の思いを彼等に知ってもらいたかった。人間と認めろとまではいきません、だがせめて私達が受けてきた
苦しみを知って欲しい! 消耗品のように扱われることがどんなに生きた心地がしないか! 明るい未来な
ど築けるわけがないことを知ってもらいたかったのです!」

 「追い討ちを掛けるようで悪いが……、お前が死んだ後の未来を見たが、お前が死ん
で十年後の未来に日本列島にバケネズミは存在しなくなった」

 「い、いまなんと……?」

 「駆除されたのだ。神栖66町の者達に一匹、いや一人残らずな」

 「そ、そんな馬鹿な……!?」

 「嘘は言っていない。神栖66町の新たなる長、渡辺早季と、その恋人である朝比奈覚
の命令でやったことだ」

 「あ、あぁ……、あ……」

 スクィーラは絶句した。二の句が継げない、何も言葉が紡ぎ出せない。

 「う、嘘だ……! 嘘だと言ってください!」
  「……残念だけど事実だよ」

 神野は無表情のままスクィーラにそう告げた。

 「う、うわぁぁぁああああああ!!!!!」

 スクィーラは絶叫した。町の人間の中では古い馴染みである渡辺早季と朝比奈覚。その二人だとて自分達バケ
ネズミに同情していたわけではない。現に牢に入れられた際にスクィーラに対して反乱を起こしたことを謝るように要求した。

 所詮はあの二人も呪力使い、町の人間だ。自分達のことなど理解してくれる筈がない、バケネズミの苦し
みなど分からない、姿形も違う存在に同情など抱かない……。

 だがこうして事実を突きつけられれば否応なく取り乱してしまう。

 自分の目から涙が溢れてくるのを感じた。

 「おのれ! おのれ! おのれぇぇぇぇええええええええ!!!!!!」

 ありったけの絶叫を礼拝堂内に響き渡らせるスクィーラ。野獣のような咆哮が自分から出たとい
うのが信じられない。

 地面に伏せ、涙を流すクィーラの背中を優しくさすった者がいた。

 「え……?」

 「だからこそそんな未来を変えるんじゃないか。君が立ち上がらないと何も始まらないよ?」

 それは悪魔とは思えない程に優しく、慈愛に溢れた神野の言葉だった。しかし悪魔という存在は人間
を堕落させる為に甘い誘惑を行うのだ。
 「姿形が変わろうと、人間が持てる素晴らしき輝きをお前は持っているのだスクィーラ。そのような姿になろうと自分達種族の為に町に反
旗を翻したのだろう? 家畜としての価値しか認められないという現実に立ち向かった。強大な呪力を持つ町の連中に対して知恵を絞って戦いを挑んだ。
戦いに敗北しても、バケネズミが受けてきた仕打ちをバネにして裁判で啖呵を切った」

 甘粕の賞賛の言葉がスクィーラの心に響いてくる。

 「あの神栖66町だけではない、あの世界に生きる全ての呪力者共に共通して言
えることだ。絶えず前に進み、絶えず研鑽し、絶えず努力するのが人間であろう? それでこそ人は輝けるのだ。問お
うスクィーラ。神栖66町は未来に向かって進んでいると言えるか? 自分達の持つ力に溺れずにいるか? 呪力と
いう力に誇りを持っているか?」

 「そ、それは……」


 「血の滲むような鍛錬、修練の果てに呪力を手にしたわけではあるまい。なん
の苦労も努力もなく生まれながらに力を持てばどうなるかという見本のような存在だ。
力を持って『当たり前』とタカをくくっている姿は滑稽とさえ思えるわ」

 甘粕は自分の神栖66町に対する見方に熱弁を振るう。この甘粕でさえ神栖66町の支配方針、思想には嫌悪感を持っているようだ。

 「お前達バケネズミが持つ不満や怒りをあの町の連中には永遠に理解できまい。知性ある生き物を
殺し続ければ恨みや憎しみを買うのは至極当然だ。そんな単純なことすらも連中は想像がつかんときた」
 「自らの持つ力に何の誇りも抱けない下衆には過ぎた能力よ。自分達より遥かに弱い存在を何の躊躇も戸惑いもなく
虐げ、蹂躙する輩のどこに誇りがあると言うのか? 挙句の果てにその弱者に反乱を起こされようが自分達のしてきたことを顧みる
ことすらもしないとは。このような輩が描く未来など想像するだけで虫唾が走る」

 「未来を考えるのならば弱者を労わり、自分達がしてきた過ちを猛省するのが道理であろうが。
呪力を持たない、姿形も違うケダモノのような存在ならば何をしてもよい。このような考えだからこそ反旗
を翻されたのではないか。しかも反乱を起こされても自分達のしてきたことを後悔すらもしていない。
ここまで救いようのない馬鹿共が千年後の未来に君臨しているだと? おぞまし過ぎて震えが来るわ」

 「ど〜〜せ連中はバケネズミの境遇に同情なんてできませんよ。長年田舎に引きこもってるせいで生まれつき
脳味噌にカビが生えているのがデフォの奴等ですから。大体呪力なんて力を持ってても文明レベル停滞
させすぎでしょ。発展なり進化なりすんのが普通なのにそれも出来ない時点で原始人以下の池沼の群れに過ぎませんよ」

 甘粕と神野が容赦なく神栖66町を断罪、糾弾する。二人の熱弁は聖堂を熱気に包ませる程にまでヒートアップしていた。
 「所詮連中は呪力という神の如き力を持って『酔いしれてる』だけに過ぎん。お前達バケネズミを存分に支配し、使役し、馬車馬のように働かせる。そして気分を損ねれば抹殺し、
蹂躙する。町の連中に輝きなど見当たらん。単に自分達の『保身』の為にしているだけよ。呪力という力に胡坐をかき、自分達を『神』と称して自分達よりも非力な存在に崇めさせる。
醜い以外の言葉が当て嵌まらんぞ」

 「神を気取っていてもその実、同胞の中から生まれる悪鬼や業魔なんて存在に怯えてる時点で草不可避だねぇ。おまけに薔薇や百合なんて年頃の
子供達に強制させて性的倒錯文化流行らせてんのがマジでキモイよねー。バケネズミに対して神様気取りで従わせてる時点で弱い者苛めしてるだけ
のいじめっ子と大差ないしー。こんな薄っぺらい連中が神様称してるなんてマジ信じらんなーい」

 
甘粕と神野はひたすら神栖66町をボロクソに貶している。自分の言わんとしていた不平不満を代弁してくれているような感覚だ、

 「わ、私に力を貸してくれるのですか?」

 「もっちろん。僕達と一緒に自分の世界を変えてみないかい?」

 スクィーラは目の前にいる存在は自分にとって、救世主となるか、破滅させられるのか分からなかった。しかし立ち止まってはいられない。未来を掛けた戦いは今ここに始まったのだ。

 床に座っていたスクィーラはゆっくりと立ち上がり、かつてなく凄絶に大地を強く踏みしめ、決意する。

 そう、必ず自分達の未来を勝ち取ると……。
 「本当に日本からバケネズミを一掃する気?」

 「ああ、もうこれ以上犠牲が出るのは沢山だ」

 スクィーラは甘粕の力で、自分の死後十年間の映像を見ていた。礼拝堂全体が映画館のようになり、上下左右どこを見ても映像が目に飛び込んでくる。

 これが甘粕という男の力だろうか? 甘粕の持つ超常の能力に驚嘆するスクィーラだったが、甘粕が見せている未来で起きた出来事を見たスクィーラは更に驚愕した。

 塩屋虻コロニーの残党勢力が神栖66町に対して十年の潜伏期間を経て蜂起したのだ。何故蜂起したのか?

 それは単純明快だった。大雀蜂コロニー傘下の勢力、その他独立系のコロニーに対する支配が更に凄惨且つ過酷なものだったからだ。

 確かに町の長となった早季は奇狼丸との約束を守り、大雀蜂傘下のコロニーを生き残らせることはできた。が、消えなかったことがイコール幸運
な結果になるとは限らない。そう、あくまでも「残させて」もらっただけで、バケネズミに対する待遇そのものは以前以上に苛烈を極めた。

 些細な失敗ミスをしただけでバケネズミは容赦なく呪力によって殺害された。数少ない独立系のコロニーも強制的に町に忠誠を誓わされ、過酷な徴収、労働、奉仕を強要された。

 幾ら早季が長になろうが、スクィーラの起こした反乱によってバケネズミに対する感情は確実に悪化しているのだ。自分達は元々バケネズミ達と「信頼関係」
で結ばれていたと心の底から思っていた町民だ。反抗イコール裏切りと見ているだろう。長とはいえ町の住民の感情全てを無視できる筈もなく、バケネズミに対する
無情な仕打ちを見て見ぬ振りをしていたのだ。

 生き残ったバケネズミ達は特に理由のないまま町民の呪力の餌食になっていった。大人の立会いの下、子供達の呪力の練習台にさせられる個体も
数多くいた。
  呪力によって飛ばされた石で全身の骨を砕かれた者。

 身体を火達磨にされ、焚き火代わりにされた者。

 手足を呪力で引き裂かれ、苦しむ様子を町の人間から嘲笑された者。

 呪力で操られ、同じバケネズミ同士で殺し合いをさせられた者。

 特に理由などない気軽さで町の住民のストレス発散道具にされた者。

 余りにも凄惨だった。余りにも無慈悲だった。余りにも残酷だった。こ
んな状況が十年も続いたある日、地下に潜った塩屋虻コロニーの生き残り達が、町の住民
の玩具にされ、苦しめられる大雀蜂コロニーを糾合し、町に反乱を仕掛けた。

 が、結果は無残なものだった。スクィーラがいたからこそ、あそこまで町に対して打撃を与えるこ
とができたのだ。それにメシアの存在があったことも大きい。しかし明晰な頭脳のスクィーラ、町民に
対抗できるメシアがいない弱体化した残党の塩屋虻の反乱はあっけなく鎮圧された。

 町の人間にも五十名程の被害が出たものの、この反乱によって日本全国に生息するバケネズミを一掃す
る声が町の上層部や町民から上がり始めた。
  「よく考えてくれ早季、良好な関係を二度も裏切られたんだぞ俺達は! この信頼を踏みにじった
バケネズミ共を生き残らせたらまた同じ悲劇が起こるかもしれない!」

 「わかった、そこまで覚が言うのなら。バケネズミは所詮私達とは違うケダモノ。醜い
存在に対して慈愛の心を見せた所で付け込まれるだけ。スクィーラは決して許されない
最悪の行いをした悪魔。今考えれば同情なんて無意味だったのかもしれない。何故バケ
ネズミという存在に姿を変えられたのか分かる気がするわ。信頼を裏切る存在に対して
掛ける情けなんてあるわけない」

 覚に押されて早季がバケネズミの殲滅に同意する姿を見てスクィーラは茫然自失としていた。
所詮は自分達を理解などしてくれる筈がないのだ。

 「渡辺早季……! 貴様は偽善者だ……!!!」

 唇を噛み締め、映像の中の早季、覚に対して怒りを露にするスクィーラ。
 「悔しいだろう? 悔しいよね? よくよく考えてみなよ。君達バケネズミの苦労なんかこの女はな〜〜〜んも分かっちゃいないっ。
呪力っていう力に溺れて、自分達とは違う存在を対等に見れないのさ。夏季キャンプの時に「本当の敵はあいつらじゃない」な〜〜んて台詞が
よく言えたもんだよ。結局自分は町の方針に逆らえず、妹や親友の死の原因を作った町に抗議の一つもあげやしない!! 町に対して「大嫌い」なんて
愚痴零すのが精々な偽善者、臆病者の典型だよ! 強いのはバケネズミみたいな自分より
も格下の存在に対してだけ! 涼しい顔して町の長になるって信じらんなーーーい!!」

 神野は軽いステップを踏みながらスクィーラの狂騒的なまでのテンションで周囲を回る。耳元まで裂けているかのような笑顔、ダラダラと口からは
涎を垂れ流しながら、一人で熱狂していた。

 「分かるだろう、スクィーラ。神を気取っていようが、その中身は全く伴ってない。常に自分達の同胞の中から誕生する
悪鬼、業魔の脅威に怯え続ている。その上自分達よりも遥かに非力な存在に対して、支配者を気取り、その命をゴミのように扱う。まぁ、同
じ呪力者の中から危険分子を出さない為に最善を尽くすのはよしとしよう、しかしお前達バケネズミに対して散々に扱っておきながら反乱を起
こされても何も学べない時点で愚か者でしかない。こんな薄っぺらい連中のどこが大それた存在だというのだ?」
  確かに甘粕と神野の言う通りだった。何故バケネズミのコロニーから反旗を翻されたのか。
自分達の支配体制に問題はなかったのか。この二つについて永遠に神栖66町は理解できないだろう。

 自分達が生き残る為には最善を尽くしていても、旧人類の末裔であるバケネズミは徹底して嫌悪し、
蔑視し、支配するのが当然だと思っているのだ。

 歩み寄ることも、同情することも、理解し合うことも、和解することも、助け合うことも、信頼し合うこともない。

 ただひたすらに一方的に支配する者とされる者の関係が五百年も続いた。だがもうよいのではないだろうか?
 そこまで力を持つのであれば、バケネズミを従える必要などどこにあるのか? バケネズミを支配させることで神の気分に浸りたいだけなのか?

 能力者と非能力者の戦いの歴史から何も変わっていない。非能力者を支配していた暗黒時代の奴隷王朝とどこに違いがあるのか。

 「欲しい、力が欲しい!! もっと強い力が……! あいつらに負けない力が、強さが欲しい!!!!」

 スクィーラは魂を込めた咆哮をした。

 「スクィーラ、お前の意思を確かに見たぞ。俺がお前に新たなる肉体を与える」

 甘粕がそう言うと、スクィーラの身体に異変が生じた。全身の骨が砕け、変形していくような激痛に襲われる。その痛み、苦しみは無限地獄の刑にも
匹敵しうるものだった。
 「ぐぁああ!? がぁ!?」

 これは単なる痛みではなく実際に自分の肉体が変異している。骨格、肌の色、体形のあらゆる面で別の存在に変化している。

 自分の目からは自分の手足が変貌を遂げていくのが分かる。どんな存在になるのか? という疑問がスクィーラの脳裏をよぎる。

 そしてようやく痛みが治まる。そして自分の身体を見たスクィーラは驚愕した。

 「こ! これは……! 人間……!?」

 間違いない、目の前にいる甘粕、神栖66町の人間達と変わらぬ人間の身体そのものだった。

 「これはお前にとっての試練だスクィーラ。真に人間であるという誇りを持つお前が憎む、神栖66町の者達と寸分違わぬ姿形を持
つことに耐えられるか? 誇りを持つのであれば、ありのままのバケネズミの姿の自分になるか? この状態からお前はいつでも自分の意
思でバケネズミに戻ることが出来るだろう。これから「出会う者達」に誇りを持ってお前の「真実の姿」を曝け出せるのか俺は見てみたい」
 確かに今のバケネズミである姿こそが自分にとっての普通だ。しかし本来の醜い姿をありのま
まに曝け出せば、当然普通の人間は自分を怪物の類として見るだろう。しかし人間の姿でい続ければ……、普通に接してもらえ
るのだろう。ケダモノと蔑まれなくなるのだろう。スクィーラは苦悩していた。信頼し合える仲間に出会えても自分の本来の姿を見れば対等な存在だ
と見做されないのでは? だがバケネズミの姿こそが自分の本来の姿なのだ。この姿だからこそ町の人間に対して立ち向かうことができた。
それはスクィーラにとっての誇りだ。自分が憎む連中の皮を被るなど耐えられないことだ。しかし力を手に入れる為に必要なことならば……。

 「いつもながら試練を与えるのが好きなお方だ。彼をどうするおつもりですか?」

 「決まっているだろう」

 スクィーラは自分の身に起きたことに思考が追いつかない状態だった。そんなスクィーラを尻目に甘粕と神野が会話を続ける。

 「まさか主よ……、彼を?」

 「そう、そのまさかだ。スクィーラには第四層ギルガルの戦真館に行って貰う。そこで邯鄲の夢を学ぶのだ」

 「あははっ、貴方のいつものやり方ですねっ! 彼には試練が、鍛錬が必要と?」
 「そうだ。スクィーラよ、戦真館に入るに当たってお前には新しい名を付けよう。『塩屋虻之』、お前の新し
い名だ。そしてお前はそこで仲間と出会うだろう。彼等が本当にお前にとって信頼のできる仲間であれば自分自身のあり
のままの姿を見せるのだ。本当に信頼で結ばれた仲間がお前を受け入れるのかが見て見たい! 醜い姿形をした存在でも絆と信頼で
結ばれるのかが俺は見たいのだ!! これはお前にとっての試練なのだ!! さぁスクィーラ! 私に絆の力を、人間の持つ愛の力を見せてくれ!!」

 甘粕はマントを翻しながら、咆哮する。そう、これはまごうことなき試練なのだ。

 スクィーラは力を欲していた。神栖66町の者達に負けない力を、強さを。そして自分を受け入れてくれる存在に出会ってみたかった。自
分の世界で、バケモノの蔑まれ、人間として見てもらえなかった。だが、自分を受け入れる存在がいるのであれば……。

 そんな者達がいるのならば是非会ってみたい、そして力と強さを手にしてみたい。そう、自分の未来を変える為に。
368名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/28(日) 11:23:43.12 ID:UxCTQr360
NG余裕でした
369名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/28(日) 11:57:22.28 ID:denwEoOU0
こんなオナニーSSに利用される正田崇作品って余程内容クソなんだろうなww
370名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/28(日) 13:09:10.54 ID:zKXbaJBs0
SSのタイトル統一してくれよ
371名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/28(日) 13:35:22.68 ID:VcaTm85U0
もうアホの駄文でしかスレを延ばす力がないのよ
372第3話 仲間という存在@転載は禁止:2014/12/28(日) 17:28:34.10 ID:nUNDlnOd0
 昨夜見た夢の続きを今夜見て、その続きを明晩見る。
 情景は鮮明。 それが夢であることを常に理解し、かつ起きた後も忘れない。
 つまり、連続した明晰夢。 たとえ身体は眠っていても、心は片時も止まっていない。

 幼い頃から毎夜そうした夢を見続けてきた 柊四四八は、通常なら人生の三分の一を要する休眠を、精神的な面ではしていないも同然だった。
 ゆえに心配される疲労も、不健康も、なぜか彼には一切無い。
 むしろ覚醒が途切れないことで気持ちは同世代の友人たちより数年先行しており、能力も高い秀才としてさえ通っていた。
 異常体質と言えば異常体質。
 だが実際に問題は起きていないので四四八はこれを己の長所と解釈しており、それ以外はごく普通の学生として日々の生活を送っていた。

 しかし、そうした自分と同じ特徴を持つ初めての相手――世良水希に出会ったことで四四八の人生は一変する。
 彼の友人たちも夢の世界に入ることが可能となり、当初は不思議に思いつつも楽しんでいた面々だったが、ある日を境に自分たちが巨大な
 歯車に絡め取られたのを自覚した。

 この夢は人を殺す。
 この夢は歴史を変える。
 この夢は、一度足を踏み入れた者を絶対に逃がさない。

 生涯不眠を貫くことなど不可能である以上、死の夢は夜毎 四四八たちを招き入れる。
 ゆえに、そこから脱する方法は二つだけ。
 今すぐ自ら命を絶つか、どこまでも突き進んで悪夢の謎を解き明かすか。
 否応のない二択であり、戦わなくてはならない動機もあった。 そして何より、四四八たちは皆が等しく思っていたのだ。
 これほど理不尽で不可解な状況なのに、なぜか巻き込まれたという気がまったく起きない。
 まるで、こうなることこそ皆の総意…… 自ら選んだ願いなのだというかのように。
373第3話 仲間という存在@転載は禁止:2014/12/28(日) 17:30:40.59 ID:nUNDlnOd0
  夢界における勢力の一つである貴族院辰宮の保護下に入った四四八達七人は第四層に存在する
戦真館に入学した。そこで夢界における戦い方を教わる為であった。

 夢界において生き残る為の最大の手段が「邯鄲の夢」だからだ。現実では有り得ない超常能力を発現させる力で
ある邯鄲の夢。現状において四四八達はその力を十分に鍛えておらず、夢界における戦いに生き延びるべく、身を粉に
して鍛錬に明け暮れていた。

 四四八達が戦真館に入学して一ヶ月程経った日、四四八達のクラスに転入生が来た。

 「今日から同じクラスになる塩屋虻之です。若輩の身ではありますが、誠心誠意向上に努めさせていただきます」

 端正な容貌に長身の塩屋はどこか心の篭っていない言葉でそう皆に告げる。

 そして塩屋は眉目秀麗な容姿に負けていない程の才覚を如何なく発揮していた。

 体力、実技、戦いにおける知識、戦術、戦略、兵法のどれをとっても抜きん出た才能を持っており、それこそ文武両道の四四八にさえ劣らない程だ。

 今や塩屋は四四八とクラスの首位を争うまでになる。

 そんな文武に秀でる塩屋ではあるが、どこかクラスの生徒とは壁を作っているような気が四四八を含む仲間達は感じていた。

 転校初日に四四八の幼馴染である歩美と栄光の二人が塩屋に声を掛けたのだ。すると塩屋の表情に若干の苛立ちが浮いて出
たのだ。対人関係を築くのは得意な方である歩美と栄光ではあるが、二人が塩屋の気に障ったような言葉は言った記憶がない。たまたま
その時の塩屋の虫の居所が悪かったのかもしれないが、その日の花恵教官の授業で「我も人、彼も人」という戦真館を代表する言葉を聞いた
塩屋の様子が明らかにおかしかったのだ。

 「……何が『我も人、彼も人』だ」

 塩屋の表情は憤怒に彩られており、それは暴発寸前の火山を思わせた。
374第3話 仲間という存在@転載は禁止:2014/12/28(日) 17:32:46.90 ID:nUNDlnOd0
 何か深い事情や過去を抱えているのだろうか? しかしそれだけが塩屋のおかしい所ではなかった。

 授業が終わった後も一人校庭で鍛錬を積んでいるのを水希が目撃していたのだ。このようなことは一
度や二度ではない。ほぼ毎日のように血の滲むような鍛錬を繰り返しているという。その時の塩屋の気迫は正に
鬼気迫る程で、気軽に話しかけられるような状態ではなかった。

 塩屋は誰とも深く交わろうとはしなかった。それどころか他の生徒との関係を拒絶しているようにも見える。そういっ
たことが続き、塩屋はクラスから孤立していく。人と人との繋がり、仲間との絆を誇りの一つとしている戦真館において決定
的に塩屋の存在は浮いていた。

 「ねぇ、敦。塩屋って以前のアンタとソックリじゃない? 何というか色々と似てるのよね」

 「一緒にすんな鈴子」

 鈴子が対人関係を築けないでいる塩屋を一匹狼で通っていた鳴滝と重ね合わせる。

 「ただ、アイツは何か尋常じゃないモン背負い込んでるみたいだがな。ああいった雰囲気の奴ってのはデカイものを
失ったことのある奴特有のもんだ」

 塩屋が四四八のクラスに転入してきて五ヶ月目。クラスから完全に浮き上がった存在となった塩屋を見かねた四四八はついに塩屋に声を掛けた。

 「塩屋、いい加減にお前もこの学校の信念を学んだらどうだ? 勉強して良い成績を残すことだけが学校の本分じゃないぞ」

 「柊さん。悪いですが後にしてもらえますか? 勉強に忙しいので」

 今日話四四八が塩屋に話しかけた理由は、塩屋がぶつかって尻餅をついた穂積百に謝罪もしないどころか悪態をついたのが原因だった。

 「穂積に謝れ。さっきのはどう見てもお前が悪いだろ」

 「自分が通ろうとした先に穂積さんがいたまででしょう。どくのを待つよりは押しのける方が早いんじゃないですか?」

 「お前……!」

 四四八は塩屋の態度に苛立ちを募らせる。最近の孤立している状況が続き、周囲の生徒を嘲笑し、冷笑するような態度を
取ることも珍しくなくなった。今や周囲から浮いているというより嫌われているという方が正しいだろう。
375第3話 仲間という存在@転載は禁止:2014/12/28(日) 17:35:32.18 ID:nUNDlnOd0
  「お前なぁ、捻くれてるのがカッコイイとでも思ってんのかよ? そんな厨二な性格設定、こ
こじゃ生かせないっつーの!」

 四四八の幼馴染である、晶が塩屋に喰って掛かる。

 「人と人との信頼関係が世の中じゃ一番大事なことだ。一匹狼を通しているだけじゃ人との繋
がりなんて出来るわけがない。なぜそこまで他の生徒を拒絶する?」

 四四八の仲間である鳴滝も以前は一匹狼で通っており、強面の風貌かららか他の生徒から怖
がられていた。しかし当の鳴滝はけっして噂のような野蛮で凶暴な男では
なく、芯はしっかりとした男だ。しかし似ているように見える塩屋と鳴滝は決定的に違っている所があった。

 塩屋は明らかに周囲の人間を嫌悪し、拒絶していた。人間嫌いという言葉が当て嵌まる。四四八の父であり、
夢界六勢力の一つ、逆十字の首魁である柊聖十郎も現実世界では天才学徒として名が通っていたが、極度の人嫌いで
あり、変人でも知られていた。

 だが聖十郎と同じ類の人間かと言えばそれとも違っていた。

 十日程前、放課後の誰もいない教室ですすり泣く塩屋の姿を四四八は見た。その時の塩屋は机に突っ伏しながら泣い
ていたのだ。その時の塩屋はこう呟いていた。

 「できない、できるわけがない……。自分の「本当の姿」を晒せば……。……絶対に拒絶される! 醜い
自分のことを仲間などと思う人間などいるはずがない……!」

 「何が……、何が仲間だ! 本当の自分を受け入れてくれる存在などいるわけが……!」

 他人を拒絶し、近づきがたい雰囲気を醸し出していた塩屋の悲痛な言葉と嗚咽が耳から離れなかった。

 「……塩屋。お前がどんな経緯でこの戦真館に入ったかは知らん。だがお前がどんな苦しい経験を、過
去を引きずっているのかは分かる」

 「何が言いたいんですか?」

 「お前の「本当の姿」とは何だ?」

 「そんなのは貴方には関係ない!!」

 そう叫ぶと、塩屋は教室を勢いよく飛び出した。
376第3話 仲間という存在@転載は禁止:2014/12/28(日) 17:40:17.01 ID:nUNDlnOd0
 深夜、戦真館の寮にある自分の部屋の全身鏡に塩屋は本当の「自分の姿」を映し出していた。

 醜い、の一言が集約された姿だった。顔も、肌も、目も、口も、身体も、足も、手も、何もかも
が普通の人間とはかけ離れたいる、違い過ぎる。

 神話に登場するモンスター、獣人の一種だと言えばそれだけで納得してもらえるだろう。

 唯一人間との共通点は、二足歩行すること、人間に比肩する知力、言葉を話すことだけ。

 人間などと認めてくれるのを期待などしていない。余りにも人間とは遠すぎる肉体に改造されたバケネズミを見て人
間と同胞だという方が無理な話だ。

 柊四四八を含む七人の生徒。あの七人はことに自分を気にかけてくれている存在だ。しかし心配をしてくれるのも、
気にかけてくれるのも自分が彼等と同じ人間の姿形をしているかだ。

 彼等が決して悪い人間でないことは分かる。しかし本来の自分の姿をあの七人に見せればどんな反
応をするだろうか? 掌を返した態度を取り、自分をバケモノと罵るだろう。

 本当の自分の姿をしながら、あの者達と信頼関係を築くなど土台無理な話だ。怪物のような姿形
の存在など所詮は怪物としか見られない。

 自分達をこんな姿に改造した者達もそれを見越した上でやったことだろう。

 「こんな姿で……、仲間など出来るものかぁ!!」

 叫んだ。ただそう叫びたかった。自分の目からは熱い液体が流れてくるのを感
じる。偽りの姿で信頼関係を築けてもそれを本当の信頼と呼べるだろうか?

 醜い本来の姿を見て、それでも信頼関係を結べるということが有り得るのだろうか……?

 「ありえない! 絶対にありえない! 私は……、私は所詮人間とは違うケダモだ! 
こんなケダモノを仲間として見てくれる存在がどこにいるのだ!?」

 スクィーラは自分の全身を映す鏡を拳で殴りつけて割った。
377第3話 仲間という存在@転載は禁止:2014/12/28(日) 17:43:29.04 ID:nUNDlnOd0
 「一皮剥けば彼等も同じだ! あの神栖66町の連中のように私をケダモノと見做すだろう!」

 毎夜、スクィーラは全身鏡に本当の自分の姿を映し、自分自身の本来の姿を見るのが日課
になっていた。自由に人間の姿とバケネズミの姿になれるが、人間の姿は偽りの姿に他ならなかった。

 人間と同等と見てくれることなど期待はしていなかった。本当の姿を曝け出せばどんな人間だとて眉を潜め、
自分をバケモノの類だと見做すだろう。

 人間の姿に戻ったスクィーラは戦真館の制服に着替えると、校庭に向かった。毎夜の自己鍛錬は
気分を紛らわせてくれるのだ。

 校庭に来たスクィーラはいつものように鍛錬を始めようとすると、不意に後ろから声が掛かった。

 「塩屋くん」

 後ろを振り向くと、そこには柊四四八の仲間である世良水希が立っていた。

 「世良さん……。何しに来たんですか?」

 「えっと……、塩屋くんのことが気になって」

 「放っておいて下さい……」

 気にかけてくれるのも、心配をしてくれるのも全ては偽りのこの肉体だからこそだ。本
来の自分の姿を晒せば反応は神栖66町の連中と変わらないだろう。

 「塩屋くん……、人間じゃないんだね」

 「え……?」
378名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/28(日) 18:23:01.06 ID:za4JJVmI0
またきたのかよこいつ
379名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/28(日) 20:14:06.07 ID:MLNG1Wyk0
スクイラ性奴隷化ss下さい
380名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/28(日) 21:20:33.27 ID:rG7oVvLD0
みんなに嫌われてNGされているのにそれには気付かずドヤ顔でSS(笑)を連投する悪鬼が出たぞー
リアルでも友達いないんだろうな、こいつw
381第4話 受け入れてくれる存在@転載は禁止:2014/12/30(火) 09:27:02.76 ID:EEt2pyJV0
 千年という月日は人間の文明を様変わりさせるには十分な程の時間だ。

 古くから人類は年月をかけて自分達の生活様式を試行錯誤を繰り返して発展させてきた。政治形態、
衣食住、移動手段の多岐に渡る分野の数々を刻をかけて磨き上げていったのだ。

 飽くなき人類の進化に対する執念。

 他の生物には絶対に持ち得ない頭脳は人類の人類たる所以であろう。人間は歩みを止めることをしない、立ち止まった
ままではいられない。

 進化、進歩、発展、発達、昇華、練磨……。

 人類の歴史は発展の歴史だ。誕生以来、万単位の年月をかけて「進んできた」のが人である。

 だがその人類の進化への歩みが「止まっている」。五百年、或いは千年という年数に渡って「停止」しているのだ。

 千年という年月もの間、人類は歩むことができなくなった。

 進化を、発展を止めざるを得ない程の異常事態。過去の歴史においてこれ程までの進歩の停滞は見られなかった。

 何故人類は進化という未来に向かう足を止めたのか? 千年という月日に渡って文明が停滞しているのは何故か?

 人類の歴史における最大最悪の不足事態。ソレは進化の歩みを止めざるを得ないレベルの「力」だった……。
382第4話 受け入れてくれる存在@転載は禁止:2014/12/30(火) 09:28:41.69 ID:EEt2pyJV0
 呪力。

 その力の誕生は人類の歴史を、文明を崩壊に導いた。そしてその力を持つ者達によって力
を持たない多くの人類が五百年に渡る苦難の道を歩むことになった……。

 力を持たない人間、いやバケネズミから見れば正しく神の如き力を行使できる神栖66町の者達。ミノシロモドキ
の記録には呪力、PK能力者達は生き残る為に「愧死機構」、「攻撃抑制」を作りだした。これ以上の殺し合いは人類を
滅ぼすという危機感からそれら二つを呪力者の遺伝子に埋め込んだのだ。

 そしてPKを持たない非能力者の人間達はバケネズミに改造された。相手を人間と認識すれば、遺伝子に刻まれた二
つの力が働き、能力者を死に至らしめる。人類を生き延びらせる為とはいえ、五百年という年月の間、呪力使いである町の
人間達はバケネズミを支配続けてきた。

 生き残る手段としては適切だったかもしれない。だが所詮は自分達よりも非力で脆い存在である非能力者を都合の良く合
理的に支配しているだけではないだろうか?

 お互いに歩み寄るでもなく、暗黒時代におけるサクラ王朝と本質的にどこが違うという
のだ? このまま非能力者が呪力使いに支配され続けるのが本当に正しいのか?

 これから先も、永久に町の者達に支配され続けて明るい未来など築けるのだろうか? 非能力者は、能
力者に抑圧されながら生きろというのか?

 知性がそこまで違わないのであれば、バケネズミがどんな思いをしながら町の人間を神と崇めているかは
分かる筈だ。呪力者だけが有利な条件で、今日まで生き残ってきたのだ。

 非能力者のとその子孫は未来永劫、醜い化け物同然の姿で呪力者に支配され続けろとでも言うのだろうか?

 他に方法はなかったのか? こんなやり方でしか生き残れなかったのか? 自分達の祖先の非能
力者達はバケネズミに改造されることに納得した上で今のような姿になったというのか?

 どれだけの数のバケネズミが五百年の間に呪力者に殺されただろうか? 
383第4話 受け入れてくれる存在@転載は禁止:2014/12/30(火) 09:29:20.04 ID:EEt2pyJV0
 確かにこの姿ならば同じ人間だとは思うまい。呪力者が生き残るには最適で合理的だろう。だが自分達のような、非能力者の子孫のバケネズミ
にとっては……。

 お互いに手を取り合うでもなく、単に能力者ばかり有利な手法を取ったに過ぎない。

 そのせいで五百年も呪力者に虐げられることになったのだ。非能力者を能力者が生き残る為の踏み台にしているだけではないか。これに納得する
など到底できない。

 非能力者の都合などハナから度外視していなければこんな方法をとるわけがない。非能力者は能力者の奴隷家畜でいろというのか。

 祖先をバケネズミに改造した科学技術の集団は能力者が一方的に有利な立場で生き残る方法を与えただけだ。

 何故ならば呪力者同士の殺し合いは避けられて、非能力者の子孫であるバケネズミは何人でも殺し放題。非能力者には余りに無慈悲かる冷酷な
仕打ちだ。

 こんな支配に納得できるわけがない。

 こんな立場に納得できるわけがない。

 こんな状況に納得できるわけがない。


 納得できない、納得できない、納得できない、納得できない、納得できない……。
384第4話 受け入れてくれる存在@転載は禁止:2014/12/30(火) 09:30:09.12 ID:EEt2pyJV0
 スクィーラの脳内はこの六文字で埋め尽くされていた。こんな醜い姿では同じ人間として見てもらうなど到底できるわけがない。
町の人間はバケネズミの立場など考慮に入れていないからこそ、あそこまでの非道をバケネズミに対してできるのだろう。

 神話に登場するモンスターのような自分のことなど、単に知恵のある化け物と見られるのが精々だ。知性が
人間と同じであるのなら人間と同じく喜怒哀楽も備わっている。

 町の人間の影に怯えながらコロニーを運営していくしかないのが千年後の旧人類の子孫であるバケネズミの役目。

 スクィーラはこの状況を変えたかった、自分達の立場を変えたかった、能力者が支配する世界を変えたかった……。

 こんな醜い自分を仲間だと認める人間がどこにいる? 苦しみを理解してくれる人間などどこにいる?

 世良の言葉にスクィーラは諦めにも似た感情が自分を支配していくのを感じた。

 「私が人間ではない、と。それで私に何が言いたいのです?」

 「え、えっと……。何でこの戦真館に入学したのかなー?って」

 世良は戸惑ったような顔をして答える。

 「ええ、確かに私は化け物ですよ。醜悪で、人間とは似ても似つかぬ土の中に生きる卑しい生命体だ!!!!」

 スクィーラは裁判の時以来の激情を世良に対して爆発させた。

 「それでこんな化け物の私に何か用ですか? 大した用事もないのに声を掛けないでくれませんか? どうせ化け物の事
情なんて分かるわけはないでしょうけど」

 「塩屋くん!!」

 怒気なのか、それとも悲しみなのか分からない怒号を世良が発した。
385第4話 受け入れてくれる存在@転載は禁止:2014/12/30(火) 09:31:31.16 ID:EEt2pyJV0
 「そんなこと言わないでよ……」

 世良の目には僅かに涙が浮かんでいた。

 なぜ涙など浮かべているのかスクィーラには理解できなかった。

 「何なんですか……?」

 「ご、ごめん。怒鳴ったりして……」

 そう言うと世良は足早にその場を去っていった。スクィーラは世良の背中を見送ると、いつもの日課である修練、鍛錬に打ち込み始めた。


 そして数時間後、鍛錬を終え、寮にある自分の部屋にたどり着いたスクィーラはそのままベッドに倒れこんだ。先ほどの世良とのやり取りを
忘れたいスクィーラは眠りに落ちていった。自分が人間ではないことがバレたこと自体は然程気にしていない。逃げようと思えばいつでも逃げられる。
五ヶ月にも渡る血の滲むような鍛錬を積み重ねたスクィーラは邯鄲の夢の破段にまで昇りつめていた。

 以前とは違う自分の力に達成感を感じたスクィーラにとっては自分の正体が露見するなど些細なことに過ぎなかった。
386第4話 受け入れてくれる存在@転載は禁止:2014/12/30(火) 09:39:19.54 ID:EEt2pyJV0
 『スクィーラ、お前自身望むことは一体何だ?』

 『これも我等バケネズミにとっては必要なことだったのです』

 『■■様、私はミノシロモドキを持って部下と共に明日、町へと赴こうと考えております』

 『何する気だ?』

 『決まっております。ミノシロモドキに記録された真実を町の人間達に伝えるのです。この事実を知れば町の人間達も我らのことを考えなおすやもしれません』

 誰かと会話している夢をスクィーラは見ていた。目の前にいる若い男の容貌はよく分からない。霞が掛かったようにボヤけている。

 そしてスクィーラはその男の名前を呼んだ瞬間に、雑音のような音が入ってきた。頭の中で考えても目の前の男の名前が言えない、いや、考えることが出来ないのだ。

 だが会話している目の前の男のことをスクィーラは知っている。この男に町を倒す為に助力を懇願したのだ。

 「そうだ……、私は町に行ったんだ……」

 スクーラは無意識下の海に来る前にこの男に出会っている。そして命を落としてあの無意識の空間に流れ着いたのだ。

 「この男は……、まさか……」

 スクィーラは力を込めて男の名前を叫ぼうとする。

 「■■■■!!」

 しかし発する言葉も、頭の中でも雑音、モヤがかかって結局男の正体と名前が思い出せなかった。

 スクィーラは男の名前を叫んだ瞬間、夢から覚醒する。
387第4話 受け入れてくれる存在@転載は禁止:2014/12/30(火) 09:50:43.35 ID:EEt2pyJV0
 「夢、か……」

 スクィーラは身支度を整えると、学校へと向かう。昨夜の世良がこの学校の生徒に自分の招待を触れ回っているかもしれない。

 その可能性を第一に考えるスクィーラは警戒心を最大限にして自分の教室に入る。

 「あ、塩屋くん」

 世良が、柊四四八ら七人と共にスクィーラに視線を浴びせかける。

 「おはようございます、世良さん、柊さん、そしてその他の皆さん」

 「ちょ、ちょっと! 何で水希と柊だけに挨拶して、私達はその他なのよ!」

 我堂鈴子が食って掛かるも、スクィーラは相手にしなかった。

 「塩屋……」

 柊四四八が何か言いたげな表情でスクィーラを見つめていた。

 「何ですか、柊さん」

 「放課後、俺達の所に来い。もし時間がないのなら無理にとは言わんが……」

 何の用かはスクィーラも気付いていた。。所詮は自分は人間にバケモノとしか見られない存在だ。そんなバケモノがこの学校にいることは迷惑なのだろう。

 「いえ、大丈夫ですよ。授業が終わったら直ぐに向かいますから」
388名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/31(水) 03:05:41.64 ID:p8C6sjVT0
馬鹿が連投したせいで書き込みがとまったじゃねえか
389名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/31(水) 08:34:46.29 ID:g5zGNvWj0
アニメ版みたけど、原作先に呼んでたから
やっぱダイジェスト感があったかな

映像になって分かりやすくなってる所もあったり
逆に分かり辛くなってるところもあったりで面白かったよ
鏑木無双の所もっと長く見たかったわ
390名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/31(水) 11:21:12.21 ID:hKukd/x50
キャラクターは印象がかなり変わったな
391名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/31(水) 12:46:42.53 ID:noQ2o4UQO
悪鬼襲来から寺のくだりはわかりにくいっていうか、原作読んでなかったら焚き火して悪鬼を沈静化させてるなんてわからないだろうな
まあそんな重要なとこでもないけど
392第5話 スクィーラの涙、戦いの時@転載は禁止:2014/12/31(水) 13:06:03.40 ID:We7erJ0c0
 放課後、夕日が差し込み、静寂に包まれた特科生の教室にはスクィーラ、柊四四八、世良水希、真奈瀬晶、
龍辺歩美、我堂鈴子、大杉栄光、鳴滝敦士の計八名。

 スクィーラは七人と対峙するような形で距離を置いた。重苦しい空気の中、教室に来て数分程は無言で見つめ合っていた。

 柊四四八を始めよする七人のスクィーラに向ける眼差しはどこかしら強い決意を秘めているようにも見えた。当然だろう。自
分のような普通の人間から見れば化け物としか思えない生物に対する感情などそんなものだ。

 スクィーラは四四八達の口から蔑みや罵倒の言葉が、表情には醜い怪物に対する嫌悪感と恐怖感が出る瞬間を待っていた。

 目の前の七人は千年後の未来に生きる神栖66町を始めとする呪力者ではない。だがそれが自分達バケネズミを受け入れるか否か、苦しみが
分かるか否かは別問題だ。

 姿形がここまで違えば例え町の住民でなくともモンスターの類と思われるだけに違いない。最初から期待などしてはいないのだ。

 自分を仲間だと思ってくれる人間に出会うなど……。

 「塩屋、お前の正体に最初に気が付いたのは一ヶ月前だ。栄光が解法(キャンセル)を使ってお前のレベルを計っている時にな。俺も見てみたが流石に
驚いたぞ。解法に長けた者が目を凝らさないと分からない程に巧妙に姿を隠蔽していたんだからな」

  ───解法。

 邯鄲の夢の持つ技術の一つであり、他者の力や感覚、場の状況等を解析・解体する夢だ。この夢の資質が高い者は敵の力量や技の正体を見抜くことさえ
可能だと言う。

 柊四四八の仲間の一人、大杉栄光は解法に長けているのは知っていたが、まさかこの偽りの肉体を見破る程だとは。いや、甘粕は最初からこの能力の
熟達者には見えるようにしたのかもしれないが。
393第5話 スクィーラの涙、戦いの時@転載は禁止:2014/12/31(水) 13:20:43.76 ID:We7erJ0c0
 しかしそんなことはどうでもよかった。怪物の類だと分かれば自分をこの学校から追い出すのか? それとも駆除するのか? スクィーラは
七人と戦う為に身構える。

 「それで? 貴方達が私の正体に気づいたから私に対して何をしようと? 追い出しますか? そうでしょうね、こんな醜い怪物がこの学校にいて良い
はずがない。殺しますか? それもそうですね。目の前にいるモンスターの類など人間にとっては脅威。さすれば殺すのが道理でしょう」

 スクィーラは目の前の七人に対しての嘲笑と蔑みの言葉を投げつける。

 「ったく! 流行の厨二病患者かお前は! 「俺に近づくな、近づけば不幸になる」、「俺に関わるな、死にたくないならな」なーんて考えに
酔ってるクチかよ。いいか! ヘソ曲がりなお前によ〜〜く聞かせてやるから耳かっぽじいて聞け!」

 真奈瀬晶が前に出てくるなり、スクィーラに対して渇でも入れるかのように吼える。

 「あたし等はお前を追い出すつもりも、駆除するつもりも毛頭ない! ただ、お前のことが知りたいんだよ!」

 「私のことを……?」

 「そーだよ! お前が人間じゃないことまでは分かった! けどな、お前は何をしにこの学校に来たわけだ? 人間に危害を加えるでもなく、あたし等の命
を狙うでもないんなら何が目的だ!?」

 「そ、それは……」

 スクィーラは言葉に詰まった。人間でないことが分かるのであれば、異分子は排除する筈だ。それをしないばかりか、自分に対して何をしにこの学校に
来たのかを問いているのだ。
394第5話 スクィーラの涙、戦いの時@転載は禁止:2014/12/31(水) 13:23:06.07 ID:We7erJ0c0
 「授業中はカッコ付けてる癖して、たま〜に放課後の教室や自分の部屋で泣いたりし
てるよな。お前、自分が人間じゃないことに負い目でもあんのか? だったら
気にすんなよ。意思疎通も不可能な化け物ってわけじゃないんだろ? あたし等人間と同
じ知能も感情も立派にあるだろ。自分を誤魔化すのはやめろよ、お前は俺達を皆殺しにしたり
危害を加える為にここに来たんじゃないんだろ? ならあたし等と仲良くしたって別にいいじゃんか」

 「私は……、私は……」

 スクィーラは動揺していた。本気なのだろうか? 本気で真奈瀬晶はこう思っているのだろうか? 言葉の
端々に嘘偽りなどは微塵も感じない。ただ、自分のことが知りたいのだ。

 「ああもう! 煮え切らないわね! 男だったら胸を張りなさいよ! 正体不明で、皆と溶け込めない孤
独なヒーロー気取ってないで自分の言葉をハッキリ言ったらどう?」

 我堂鈴子も真奈瀬に負けじとスクィーラに詰め寄ってくる。

 「もう五ヶ月も一緒にいるんだよ。だったら赤の他人ってわけじゃないんだし、私達に何か話しても良いでしょ?」

 我堂に続くように龍辺鮎美も同じくスクィーラに近寄ってくる。

 「ま、まあ! お前の正体には俺もちょっとばかしビビったんだよな……。けどよ、お前が俺達に何か危害や
攻撃の一度も加えたことがないのはハッキリしてるしな。敵対したくて来たんじゃねぇんなら俺達に何か話してくれよ!」

 大杉栄光も鮎美に遅れて近づいてくる。

 「お前の面は何かデカいモンを失ったことがあるって書いてんだよ。何の為に来たかはわかんねぇけどよ、相当な決意が
あるってことは毎日放課後に一人で鍛錬しまくってる光景で分かんだよ。お前をそこまで駆り立てるのは何なのかは分か
んねぇけど、ここらで一つ話してもいいんじゃねえか?」

 鳴滝は無愛想ながらも、スクィーラ自身の持つ強い意思と決意を察しているようだ。
395第5話 スクィーラの涙、戦いの時@転載は禁止:2014/12/31(水) 13:26:14.69 ID:We7erJ0c0
  「塩屋くん……。貴方の背中を見てると何だか悲しくなるんだ……。けど、この戦真
館に来た以上ここの教訓には従ってもらうから。正体が人間じゃないこと位私達は気にしてなんかい
ないよ。私達とこうしてコミュニケーションを取ってる存在を人間じゃないから邪険に扱うのはこの学校の理念に反するしね」

 世良は他の五人に遅れるようにして、スクィーラに近づいてくる。

 スクィーラは自分の瞳から熱い液体が流れ出してくるのを感じた。その液体は限りなく熱く、火傷をしてしま
いそうな程にまでに煮えたぎっているような気がした。

 「わ、私のような存在を……、た、対等に扱う……? う、嘘だ、嘘だと言って……言ってくれ……!」

 溢れ出してくる感情を抑えることがスクィーラにはできなかった。

 「だ、駄目だ……! 私の本当の姿を見れば……! 唯の醜い化け物としか映らない……!」

 そう、皆がこのような言葉を掛けるのは今の自分が偽りの姿だからだ……。一皮向けば醜悪なバケネズミとしての本来の姿がある。

 どんなに言葉で取り繕っても、本能が、理性が本当の自分を拒絶してしまう。所詮自分は人間とは違う姿なのだ。

 誰がこんな醜い自分を受け入れてくれよう? 怪物に改造された祖先が受けた罪人の烙印のようなものだ。この呪われた姿は
普通の人間からはかけ離れすぎている。

 「本当の……! 本当の姿など見せたくない! 貴方達も私を醜いケダモノとしか見ないだろう! この姿は偽りのものに
過ぎない! 私が真実を見せれば……!!」

 「塩屋……。誓うぞ、俺達はお前のどんな姿だろうが受け入れてやる!!」

 それは真摯で、勤勉で、文武両道、仁義八行を体現する柊四四八の嘘偽りのない力強い言葉だった。
396第5話 スクィーラの涙、戦いの時@転載は禁止:2014/12/31(水) 13:44:50.87 ID:We7erJ0c0
  「栄光がお前の正体に気づいてから一ヶ月間、お前の本当の姿を受け入れるかどうかを俺達は議論したんだ。
実を言えばお前の本当の姿については俺と栄光にはもう気付いてるんだ。だがお前が自分の意思で自分の本当の姿を見
せなければ何の意味もない」

 「夜中にこっそり寮にある塩屋くんの部屋に行った時に塩屋君が言っていた言葉だけどね、「自分は受け入れて貰えるわけがない」
って言っていたよ。立ち聞きは悪いんだけど、放課後の教室で一人で泣いてる塩屋くんが気になったんだ」

 そう、五ヶ月もの間を一緒に過ごせば自分の持つ秘密が漏れるのは当たり前だ。この七人はスクィーラの持つ苦しみ、孤独を共に生活し
てきた五ヶ月間の間に感じていたのだ。

 「塩屋、お前は胸を張って本当の姿を曝け出してみろ。姿形を云々言うのは俺達の、千信館(トラスト)の考えじゃない。お前は欲しか
ったんじゃないのか? 仲間を、自分を受け入れてくれる存在を」

 四四八の言葉がスクィーラの胸に突き刺さる。

 「柊さん……」

 そしてスクィーラは意を決して偽りの肉体から、真実の肉体に切り替える。虚飾の殻に閉じこもっていては何も始まらないのだ。そんなこと
も気付けなかった自分が恨めしい。

 神栖66町の者達に面従腹背していた頃とは違う、本当に心からバケネズミを受け入れてくれる存在がいて欲しかったと願っていたのだ。
もう頭を下げるのには疲れた。もう恐怖で従わされるのにはウンザリだ……。
397第5話 スクィーラの涙、戦いの時@転載は禁止:2014/12/31(水) 13:49:08.36 ID:We7erJ0c0
 スクィーラは恐れていたのだ。この姿を何より恐れていたのは他ならない自分自身だったのだ。この自分の姿を何より恐怖し、嫌悪していた。

 どうせこの醜い姿を受け入れてくれる存在などいるわけがない。

 どうせこの化け物のような生き物は排除される。

 どうせ自分のような人間とはかけ離れた怪物は人間から嫌悪される。

 幾度となく自分自身の姿を呪ってきた。自分自身の姿を幾度となく嫌悪してきた。

 自分自身の真実の姿を何より憎んでいたのは自分なのだ……。

 そして余す所なく七人に自分自身の真実の身体を曝け出した。隠す必要もない、虚飾の肉体で偽る必要もない。目の前の七人は自分自身の本当の姿を受け入れると言ってくれた。

 それに応えなくてはならないのだ。嘘偽りの装飾品で塗装された姿は本当のモノではない。まず自分の本音を、真実を伝えないことには始めらない。

 本当に自分を受け入れてくれる仲間にようやく出会ったスクィーラ。目からは涙が止め処なく流れてくる。スクィーラの胸の中には炎は燃え盛っていた。

 熱いのは流れてくる涙だけではない。自分の身体全てが熱くなっている。これ以上ない程の解放感に満たされていた。そして自分の体の中には抑えきれぬ程の
炎が燃え盛っている……。

 「ようやく本当の自分を見せてくれたな」

 四四八の顔には嘘偽りのない笑みが浮かんでいる。世良に至っては目に涙を浮かべていた。

 「私の本当の名前はスクィーラ。塩屋虻之は偽りの名です」

 今、ここにスクィーラは本当の名前を七人の仲間達に告げた。そう、これから戦いが始まるのだ。人類の未来をかけた呪力者達との戦いが……。
398名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2014/12/31(水) 20:11:40.59 ID:YQdbNDdL0
早季さんが無能すぎて生きるのがつらい
399名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/02(金) 02:42:39.40 ID:Nqn5UwNX0
この文章は小説からとったの?
なんのやつ?
400名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/02(金) 03:27:52.99 ID:ChrlNior0
スクィーラを神格化しているヒトモドキの妄想だからNGしとけ
401名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/02(金) 05:00:46.25 ID:yDmOXxXzO
>>399
読んでないけど二次創作だろ

円盤のジャケ絵の悪鬼美人だな
真理亜は美人美人言われてるけど早季とそんな変わらなくね?と思ってたが悪鬼は美人と言われると納得だ
402第6話 蠢く闇、そして力@転載は禁止:2015/01/02(金) 16:45:17.10 ID:EXq1dVL50
 地脈、というものがある。

 それは近代において地層の連続面を指しての言葉であり。
 かつての東洋では、陰陽五行太極風水においていつパン的に用いられる。

 曰く、地を走る血管。

 曰く、力を司る経路。

 曰く、大龍の寝床。

 これらは地域や思想によって表現を微々に変えつつも、示している太源は何も変わって
いない。大地を流れる霊的な力の通り道、地球という巨大な生命体に張り巡らされた血流
のようなものだった。

 その解釈と表現は単なる荒唐無稽に留まらない。人間にも経路の集うツボがある。
神経が集中する箇所がある。

 神経・血管・筋走行上に位置した体性内臓反射など。それらを性格な知識のもと鍼や
灸など刺激するという医療は近代でも一般的なものだ。そこをうまく操作すれば対象を
健康にすることも、逆に病ませることも自由自在。

 要はそれと同じこと。星を生命と解釈するなら、人間のつぼに該当するものが大地にあるのも
当然だろう。

 森羅、あまねくものは「混ざってしまう」。純金や蒸留水など、純度の高いものはおしなべて
人工的だ。

 巣のままに生まれた天然物であるほどに、不純物となってしまうし単一では
いられない。だからこそ自然と陰陽  "吉"と"凶"が顕在化する。

 科学的に述べるなら、大陸間断層同士の干渉による地表の軋り……とでもいうべき
だろうか。天然から生まれた資源の宝庫を吉とするなら、煽りをうけて痩せた土壌を
凶とするというように。
403第6話 蠢く闇、そして力@転載は禁止:2015/01/02(金) 16:45:56.95 ID:EXq1dVL50
 だからこそ大地に張り付いて生きる人間にとって、健常な地脈にそって街を造るのは
非常に重要なこと。

 活力のある土地に住めば人の調子も良くなるが、病んだ土地に住めば不幸が起こる。破滅する。

 それは噴火などの災害であったり、それによって発生する陰鬱や怨恨という気質であったり、
現象は様々であるが、徹底して凶事だ。

 逆に言うなら、地から利を得て福寿と成すのが人の営み。都を繁栄させる要である。

 これは世の理であり、少なくとも古くからそう信じられてきた事実だった。黒船が
来航するより以前となれば語るまでもない常識であり、風水師とはすなわち方位と地脈に
相通じる専門の科学者でもある。

 星の動脈───東洋ではこの力を龍に喩えている。

 黄龍、または勾陳。大地を走る黄金の龍。
 五行説における黄は土行、方位として中央を指す吉兆そのもの。都を守る龍神である。

 だが今、それが病んでいる。近代化を遂げていく日本、いや世界全体で突如として起きた
不足事態、異常事態───。

 人の身でありながら、超越した力を生まれながらに持っている存在。

 呪力───。

 この力を持つ者と持たざる者との戦いの末に文明は滅びた。いや、正確に言えば「後退した」と言うべきだろう。
404第6話 蠢く闇、そして力@転載は禁止:2015/01/02(金) 16:47:16.65 ID:EXq1dVL50
 文明のレベルで言えば近代以前に逆行したと言っていい。文明の崩壊により、多くの命は死に絶えた。

 そして最初の文明の崩壊から五百年に達した時、人類の歴史において大きな転換点が訪れた。

 人の身にして神の如き超常の力を持つに至った呪力者は自らを「神」と称したのだ。

 その呪力使い達を神と崇めるは持たざる人間達───否、醜く、醜悪な生物に改造された者達だ。

 人間でありながら、同じ人間であった者達に対して「神」となった新人類、呪力者達。

 その思考は端的に言って傲慢でしかない。だが、その傲慢さも人類を生き延びらせる為にしたこと。

 傍目から見れば非道という言葉すらも生温い所業によって五百年に渡る新人類と旧人類の戦いに終止符を打ったのだ。

 人間であった時の誇りや尊厳を奪われ、力のある者に支配され、抑えつけられる旧人類。

 とはいえ、呪力者達は過去に存在した宗教、信仰を捨てているわけではなかった。

 信仰とは即ち神にとっての力の源。だが最大の問題はソコではないのだ。

 言うまでもなく呪力者よりも、旧人類、怪物に改造された者達の人口は比べるまでもないまでに大きい。

 信ずる者が多いに越したことはない。しかし、決定的な過ちを呪力者達は犯してしまったのだ。

 怪物に改造された旧人類の者達は当然のことながら自分達の出自など知る筈もない。呪力者達が真実の歴史
を隠蔽した為だ。文明崩壊以前の歴史など五百年の時を経た旧人類の子孫達が知る由もないのだ。

 当然のことながら、人口の多い旧人類の分だけ「信仰が減った」ことを意味する。
405第6話 蠢く闇、そして力@転載は禁止:2015/01/02(金) 16:48:26.72 ID:EXq1dVL50
 文明崩壊以前の宗教、神など知らない旧人類は、自分達を支配する呪力者達だけが神と信じる。

 旧人類が崇めて良いのは呪力者達だけ。

 人の身でありながら神を騙るその姿勢こそが黄龍を反転させることになったのだ。

 即ち狂える邪龍へと───。
 
 が、その龍は今は眠っているのだ。深く、深遠なる眠りについている。

 何かのきっかけで目覚めてしまうことは確実だ。

 そのきっかけが成された時───「前の時」とは比べようがないまでの暴威を顕現させるだろう。

 今この時点では本来の主の制御下には置かれていない。
 邪龍は何者かの手により変えられたのだ

 本来の主以上の力によって……。

 今、この瞬間に黒衣の影法師がゆらめき続けている。深い眠りにつく邪龍を愛でるかのように見守っているのだ。

 この存在こそが邪龍の主の計画を狂わせた張本人。

 黒衣の影は、霞掛かった唇を僅かに歪ませながら呟いた。

 「さあ、恐怖劇(グランギニョル)を始めよう───」

 影の言葉と同時に邪龍の胎動が大きくなってゆく。そう、時は近い。邪龍がその牙で偽りの神達に裁きを与えるその時が───。
406第6話 蠢く闇、そして力@転載は禁止:2015/01/02(金) 17:00:20.32 ID:EXq1dVL50
  「いよいよ納得できんなってきたのぉ……」

 壇狩摩は不機嫌そうに煙管を吹かせながらぼやく。

 「あの甘粕がこがぁなヘボイ試練を与えるとは到底思えんのぉ。お嬢、あんたもそう思うか?」

 狩摩はそう言うと傲岸さで光る蜥蜴のような細い目の中の瞳を椅子に座る宝石、芸術品と言っても比喩ではない程
の美しさで形成された少女に向けて告げた。

 辰宮百合香は狩摩の思う心中を察しているのか、

 「狩摩殿の不信感、このわたくしもよく分かります。大尉殿にしては聊か手温いとしか呼べない試練です」

 「おぅよ。そもそも甘粕ちゅう男は手加減、手心の類なんて持ち合わせとらんのじゃけ。あれは気に入った
輩にこそ洒落にならん真似をする男じゃ。試練、試練の釣瓶打ちよ」

 「甘粕殿が危惧しておられる未来……。あれはわたくし達にとっても由々しい事態なことは確かなのですがね。それにしても
五ヶ月もの間、あの廃神を戦真館に入らせ、柊四四八以下七名とお戯れを命じるなど不自然としか映りません。塩屋虻之、確か
その名前を使ってはおりますが、本来の名はスクィーラ。あの方には一度人間の皮を着た状態で会いましたが……。あの方には
私の「術」がどうしても通じませんでした」

 「ほう……」
407第6話 蠢く闇、そして力@転載は禁止:2015/01/02(金) 17:39:04.81 ID:EXq1dVL50
 辰宮百合香の持つ邯鄲の夢を知る狩摩は不自然がる。術のタネ(・・)を知る狩摩であるが、
スクィーラがあの術を逃れる条件に当て嵌まっているとは考えにくい。

 「あの廃神モドキがのぅ……。ちょっと待てや、それじゃひょっとするとあのネズミ……」

 狩摩は思いついたかのように考え込むと、直後に大笑いを上げた。

 「くはっ! かはははははははは!!! そうきたか! そう来るでか!? いよいよこの夢は退屈させんわ!!!」

 小首を傾げながら洪笑をあげる狩摩を不思議そうな目で見つめる百合香を尻目に、狩摩は愉快とばかりに笑い続けた。

 「となるとどの道、あの町の神様気取っちょる連中には灸を据えなきゃならんのぅ!!! 気になるんは甘粕から指揮権(・・・)
奪っちょる奴じゃけえ」
408名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/02(金) 23:19:02.00 ID:B6ql2urv0
>>286久しぶりに来たが大嘘書くんじゃねぇよ 瞬とはプラトニックなまま死に別れてるだろ
409名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/04(日) 01:58:33.29 ID:C4v/dCOK0
クラスメイトと全員ボノボっててもおかしくない世界観で
同じ班で一切なかったかは無理ないか
410名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/04(日) 02:02:47.76 ID:OZhzWXrg0
その理屈だと原作でもヤりたい放題じゃねーか
411名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/04(日) 03:14:40.20 ID:KQ3rzgTZ0
書いてないだけでそうなんじゃね
412名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/04(日) 03:16:51.93 ID:aKnMpL2gO
ボノボはしてたかもしれないけど挿入は禁止だろ?
ボノボもどうだっただろうな、真理亜や覚といつごろ付き合い始めたかにもよるな
同性愛に抵抗ない世界観ならそういう肉体接触って身近な同性との方がしやすそうだ
413名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/04(日) 11:14:22.86 ID:X9+eAG130
早季さん12歳の時点で覚とボノボるときいつものする?ぐらいのノリ

相当やってまっせあの女
414名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/04(日) 11:48:05.43 ID:KQ3rzgTZ0
初潮迎えると管理厳しくなるんだっけ?

まぁ核爆弾級兵器製造機だからな
415名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/04(日) 14:51:49.90 ID:5+zhBDM10
>>413
その辺読み返したが「覚とはそれまであんまボノボったことなかった」と書いてた
でも一発やっとこうノリだし男の扱いも知ってて慣れてるし他の男子とボノボ経験あった可能性の方が高いな
流れで「男女間の性行為(挿入)は禁止して厳しいが
同性愛や男女間でも一歩手前の行為(ボノボ)は寧ろ推奨してる」と説明もあるし

あとどうでもいいことかもしれんが
早季が真理亜とボノボってたのをスバル(犬)に見られてたことあると書いてる
これで瞬が早季みたいにボノボ盗み見したんじゃないかと自分の中に新たな疑惑がでてきた…
スバルがいる=近くに瞬がいる法則あるじゃんw
416第6話 蠢く闇、そして力@転載は禁止:2015/01/04(日) 19:24:57.87 ID:YP4X2z6G0
 そこは深海の底に沈んだような空間だった。

 重く、暗く、冷たく、静か。華やかさや温かみは徹底して存在せず、正常な世界から切り離された特殊な様相を呈している。

 一見すれば冥府や地下墓所、そのように表現するほうが正しいようにも思えるが、にも関わらず海の底を思わせるのには訳があった。

 ここには生ある者が存在する。よって死者の国では断じてなく、ある種の前向きな営みが行われているのは間違いない。

 ただし、それが常人のものとは趣をまったく異にするという事実があるから、ここは海の底なのだ。

 深海魚は異形である。

 日の光を浴びて生きる者には、その姿と習性が奇怪でグロテスクな異次元の仕様に見える。

 だが彼らにとっては至極真っ当で、自らの行き場に適応した美しくも無駄のないカタチなのだ。

 暗黒の闇に包まれる礼拝堂を、燭台に点った炎が不気味に照らしていた。

 そしてその蝋燭の放つ光を跨いで、対峙している二つの影がある。

 無貌、神野明影。

 盧生、甘粕正彦。
417第6話 蠢く闇、そして力@転載は禁止:2015/01/04(日) 19:25:55.96 ID:YP4X2z6G0
 この時点で数十分程の沈黙が両者の間に続いていたものの、この静寂を神野の振動する蝿声が破った。

 「主よ……、まさか空亡の主導権まで奪われてしまうとは予想外でしたね」

 普段は嗜虐と諧謔、冷笑、嘲笑の四拍子が合わさった笑みを常時浮かべる神野ではあるが、今この場に限っては
無表情だった。

 「全くだ。まさか盧生であるこの俺でさえも抗えない力があるとはな」

 「何せ全世界の盧生になりえる資格を持つ者が人質ですから。そして挙句には全ての人間は庇護されることだけを
求める輝きの欠片もない凡愚だけしか存在しなくなる、と。まぁ、つまり全ての人間が人質ってわけでしょう。
貴方にとっては地獄しかない未来が待っているだけ……。貴方にとっては自分が死ぬことなんて大して気にも留めない
でしょうけど、人間達がひたすらに堕落していき、盧生になりえる者は0人にされると言われちゃ貴方でも従わざるを
えませんよね。眼前には貴方の嫌悪する光景、未来が広がるだけ……」

 「認めたくはない世界だな。俺にとっては断じて受け入れたくはない地獄だ」

 「ひたすらに救いようのない愚図、凡愚、劣等だけが存在する世界……。しかもその中には盧生なんて一人もいない、
ぱらいぞなんて作りようがありませんねぇ、これじゃ」

 「盧生とて神ではない。だが神とはいってもピンからキリまでだがな。あの黒衣の男の目的が何なのかは分からん。
だが、千年後の世界は俺にとっても認められん世界であることには変わりはない。使い走りにされても、しようとしている
ことは少なくとも俺的に言わせれば悪くはないと思っている」

 「ま、それもそうでしょうね。きははっ、きはははあははははあ!!!!」

 神野は甘粕の言葉を受けて普段通りの嘲笑的な雰囲気を纏い、礼拝堂を哄笑で振るわせた。

 夢界の頂点を極めている筈の甘粕の絶対的支配権が、今この時限りは別の存在に握られている。

 そう、盧生以上の何かに……。
 四四八は夢を見ていた。夢を見る、それは四四八が十年以上も生きてきた中でごく普通の当たり前の光景である筈だった。

 明晰夢───。

 生まれた時から自分にはこの明晰夢を毎日のように見ている。人生の三分の一を睡眠に費やす普通の人間とは異なり、
片時も心が休まる暇などなかった。

 しかしその体質を四四八自身は自分の長所と見ていた。これがあるからこそ四四八は年齢以上に成熟した精神を持ちえたのだから。

 だが今四四八が見ている光景はそうしたこれまで自分が見てきた明晰夢とは決定的に異なっていたのだ。

 今まで見てきた夢の光景は世間一般の人間が見るぼやけたような視界ではなく、ハッキリとしたものであった。それこそ
現実と区別がつかない程にまでリアルな情景が広がっていたのだ。

 だが今自分の見ている夢もそうだが、その夢の内容に四四八自身は不快感を禁じ得なかった。

 怒り、嘲り、侮蔑、軽蔑、傲慢、卑下、罵倒、怒声───。

 ありとあらゆるマイナスの感情が奔流となって四四八に伝わってくる。

 視界は朧気ではあるものの、おおよその光景は分かっていた。

 これは裁判だ。

 そう、今四四八が見ている光景は法廷であり、罪人に対して有罪無罪を宣告する場所。四四八自身も法律家への道を志望している。

 だがこの裁判はどこかが歪んでいた。

 一介の犯罪者に対するようなものではない。これは四四八の直感が告げていた。

 「何なんだ、この裁判は……?」
 被告らしき人物は傍聴席、裁判官に向けて何か叫んでいる。その被告を傍聴席の者達、裁判官は嘲笑っているかのように見えた。

 そして今まで何を喋っているのか分からなかったが、ここに来てようやく被告人の声がハッキリと聞こえてきた。

 「私は野狐丸ではない!! スクィーラだ!!!」

 「スクィーラ!?」

 四四八は驚愕した。それと同時に朧気だった光景がハッキリとしたものに変わっていった。そう、これはスクィーラが何らかの裁判にかけられている光景だ。

 「ほう? 我等が与えた崇高な名をいらないと申すか!?」

 「死ね! バケネズミめ!」

 「町を裏切ったケダモノがぁ!!」

 「よくも俺たちの仲間を殺してくれたな!!」

 スクィーラが叫ぶと同時に傍聴席から怒声が飛んでくる。

 「町を裏切った? 反乱? どういうことだ……? まさか……?」

 四四八はスクィーラの過去の背景がようやく掴めてきた気がした。

 そう、スクィーラは傍聴席の者達に対して反乱を起こした罪で捕らえられ、裁判に掛けられているのだ。

 スクィーラの持っていた人間への不信感、自分の姿形それらの感情はここから来ていたのだろうか?

 しかし四四八が最も感じた感情は周囲の町の人間に対する不快感だった。
 悲痛な叫びを上げるスクィーラをケダモノか何かだとしか思っていない。

 スクィーラに向けられている怒りは同じ人間に対してのソレではなかった。

 ケダモノ───。

 確かに見た目から言えばそうだろう。姿形は人間とはかけ離れ、ネズミの怪物を思わせるものだ。

 だがスクィーラにも四四八達普通の人間とさして変わらぬ感情、知性を持ち合わせている。明らかにこのレベルの知能を
持っている時点で牛や馬とは違う筈だ。

 ここまでの知性を持つ存在であればこの町の人間達に対して何らかの不満を抱いていたのではないだろうか?

 反乱とは言っていたが、何が目的で反乱を起こしたのだろうか?

 町の人間達がスクィーラに向ける感情───。

 四四八自身が最も嫌悪する思想からくるものに近かった。そう、怒りながらも相手のことをまるで見てはいないのだ。スクィーラの発する怒号を
嘲笑し、見下し、ケダモノの戯言と切って捨てている。

 今までスクィーラがどのような思いをしてきたのか、四四八はようやく理解できた。

 スクィーラの抱いていた感情を理解すると、四四八は夢から覚醒し、こう呟いた。

 「スクィーラ……、お前は……」
421名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/04(日) 21:50:57.81 ID:H0LpScOX0
早季さん途中で中断してたけど
あれ普通に口でする勢いだったよな
 柊四四八達に自分の真実を見せてからはや一ヶ月が経った。

 にわかには信じられなかった。自分を、バケネズミを受け入れてくれる者がいるなど。

 これまで町の人間を神と畏れ、敬い従ってきた。ミノシロモドキの真実に触れなければ町の人間の道具にされている真実を知らない
一介のバケネズミとしての生を終えていただろう。

 町の人間達に勝利するには力が必要だった。自らのコロニーの女王であり生みの母に対して特殊な手術を施したりもした。

 子供を悪鬼し仕立て上げて町に対する攻撃に利用したりもした。全ては町の人間を排除する為だった。だがそれも失敗に終わった。

 同じバケネズミである奇狼丸が町の人間に味方したせいだ。同じバケネズミとして町の人間に不満を持っていたのは同じ筈だ。
 
 にも関わらずなぜ呪力者に従う道を選んだのだ。町の人間の庇護下、いや、圧制下でのコロニーの繁栄などいつ消されるかも分からない蝋燭の火と同じではないか。

 町の人間の気分次第でコロニーなど簡単に消される。そんな程度の存在としか思われていないのだ。

 こんな状況でコロニーの繁栄など出来るわけがない。道具のように扱われているだけの生に耐えられないからこそスクィーラは反旗を翻したのだ。

 しかし敗北し、挙句に十年後にはバケネズミという存在は日本から消えた……。

 新人類である呪力者は結局旧人類の命などどうでもよいのだ。

 争いの歴史に終止符を打つ方法が、旧人類に対して永劫の地獄の苦しみを味あわせることだとは。

 スクィーラの胸には怒りがこみ上げてくる。それこそ呪力者への、町の人間への果てしないまでの憤怒で……。

 「糞……! 糞……!」

 スクィーラは苛立ちの余り歯軋りする。
  「塩屋君……」

 世良が心配そうな顔をしてスクィーラの顔を覗き込む。

 今日はスクィーラ、柊、世良を含む八名が校庭に呼び出されていた。

 何かのテストをやるらしい。何をするのかはまだ聞かされてはいない。

 先日の貴族院辰宮の執事、幽雫宗冬との戦いを経て見事合格を勝ち取った。

 次は何をするというのだろうか? スクィーラがそう考えていると、柊四四八がスクィーラに声を掛ける。

 「塩屋。いや、スクィーラと呼ぶ方がよかったか? 昨夜お前の夢を───」

 その時だった。

 『機は熟した。これより戦争の開始だ』

 「え?」

 「な! 何だぁ!?」

 声が聞こえた。それも頭の中に直接響いてきたのだ。その声と同時に周囲が「変わり」始める。

 校庭は軋りを上げて歪み出し、空は褐色に染まってゆく。変わっていく、世界が変わってゆく。

 この異常を素早く察知したスクィーラは意図せずして柊と同時に声を上げていた。

 「気をつけろ! 皆!」

 「ちぃ! 敵か!?」
  「いきなりかよ!」

 鳴滝と大杉が叫ぶ。

 「こ、これは───」

 スクィーラは周囲で起きた変化を見逃さなかった。

 そう、歪んでいるのではない。「塗り替えられて」いるのだ。

 戦真館は何かの景色に塗り変わっていっているのだ。学校がみるみる内に何かの景色に変化していく。森の中?

 いや、違う。これはスクィーラがよく知っている場所だった。コンクリートで出来た建物が薄っすらと見える。
間違いない、ここは塩屋虻コロニーだ!!

 しかし次第にコロニーへと環境が変わっていくと同時に、コロニーで何が起きているのかもハッキリと分かった。

 「ま! まさか!?」

 目の前で広がっている光景にスクィーラは絶句した。

 殺戮、屠殺、蹂躙、暴虐───。

 当て嵌まるのならそれらの言葉しかありえない。そう、コロニーのバケネズミ達が町の監視員達によって殺されているのだ。

 景色がハッキリすると同時に同胞であるバケネズミ達の悲鳴が響き始め、むせ返るような血の匂いがしてくる。

 塩屋虻コロニーの地面にはバケネズミの血と臓物が無造作に散乱、鼻腔を突くような血の臭いが充満し、さながら地獄を思わせる惨状だった。

 逃げ纏うバケネズミの兵士達の悲鳴が辺りに響き渡り、町の人間達による虐殺(ホロコースト)の舞台と化している。

 逃げ回るバケネズミ達は一人、また一人と同胞達の肉体が破裂し、周囲を更に血で染める。

 もはやその光景は「戦い」にすらなっていなかった。圧倒的なまでの力、「呪力」を使い、バケネズミ達を虫ケラのように殺していく。

 やはりそうだ。町の人間達はバケネズミの命など家畜と同等程度としか思っていない。幾ら知能があろうが連中に
とってはそれは何の躊躇いの要素にもならない。

 自分達と違って醜い「化け物」の姿をした者達に何の情けをかける必要があるだろうか?
 所詮使い捨ての道具をいつ捨てようが構わないのではないか?

 「やめろ! やめてくれぇぇぇぇ!!!」

 自分の同胞達が殺されていく光景に気が動転したスクィーラは同胞を殺している目の先五十メートル程にいた監視員に猛然と駆け寄り、その男を突き飛ばす。

 「ぐぁ! な! 何だお前は!?」

 「黙れ!! 貴様等町の連中はどこまで我等バケネズミを殺せば気が済む!!」

 「何だと?」

 「俺の姿をよく見ろぉ!!」

 スクィーラは自分の本来の姿を監視員の目に晒した。

 「ほう! お前は野狐丸。貴様のコロニーで反乱の兆候があったのでな。知らないとは言わせんぞ!」

 「反乱だと? 当然だろう! 貴様等のような者達に隷属して繁栄など出来るものかぁ!!」

 「がぁ!?」

 スクィーラは邯鄲の夢の技の一つ、創法の形で槍を素早く作り上げ、監視員の頭を電光の速さで貫いた。

 「許さん! 許さんぞ神栖66町!!!」

 生まれて以来過去最高の憤怒の感情で支配されたスクィーラは、残りの監視員を抹殺するべくコロニー中を駆け回る。戟法の迅の数値が高いスクィーラは迅雷の速さで
コロニーを疾走した。
  「柊くん!」

 「分かってる世良!」

 四四八は、昨夜の夢を見たのが自分だけではないことを他の六人と今朝会って知った。そう、この世界はスクィーラが元々いた世界だ。

 この世界は第四層か? もしくは第五層なのか? それすらもハッキリとは分からない。だが目の前で繰り広げられるスクィーラと同じ姿形をした
異形の者達の悲痛な叫びを聞いた四四八は行動するのを躊躇わなかった。

 「四四八!」

 「四四八くん!」

 「柊!」

 「柊!」

 「四四八!」

 仲間達全員が目の前の虐殺を止めるという選択をした。詳しい事情は分からない。だが目の前にいる虐げられる者達を救うことを躊躇うのは四四八
の行動理念としている仁義八行に反する。

 「分かってる! いいかお前等! 殺されてるスクィーラに似た者達をあの黒いフードの連中から救え!! 力づくでも止めさせろ! やむを得なければ殺すのも
覚悟しろ!」

 「了解!」

 「行くぞお前等。腹を括れぇ!!」

 四四八達七人は全員で固まり、目の前の黒いフードの男達を止めにいった。

 「オラァ!!」

 鳴滝の豪腕が虐殺を続ける黒フードの男を吹き飛ばす! 妙な力で異形の者達を破裂させたり、火あぶりにしていた。その力に十分に警戒しなければならない。

 「ば! 馬鹿な!? 「また」人間だと!? こいつらまで「攻撃抑制」がないのか!?」
 黒フードの男の一人が叫ぶ。

 「はぁ!!」

 世良が電光の速さで叫んだ男を峰打ちする。すると力なく男は地面に崩れた。

 「ア、アリガトウござイまス」

 たどたどしい言葉で異形のネズミの一人が世良に礼を言う。

 「ど、どういたしまして……」

 戦っている仲間がいる一方、回復術に長けた晶は負傷した異形の者の治療をしていた。

 「イタい……! 血が止まらなイ……!」

 「しっかりしろよ! 死ぬんじゃねぇぞ!!」

 苦しむ異形の者を励ましつつ、晶は治療に専念する。

 周囲は以前として虐殺が続いていた。黒いフードの男達は四四八達の姿を見るやいなや攻撃を中止してこちらに向かってきた。

 「な! 何なんだ君達は!?」

 「お前達が今している虐殺を止めてもらおうか!」

 四四八は問いかけてきた黒フードの男にそう告げる。

 「しかしこのコロニーのバケネズミ共は抹殺せよとの町の命令だ。君達は何者だ? 他の町の者達か? それとも「連中」の仲間か?」

 「俺達は戦真館の学生だ。なぜこんな無抵抗の存在を大量に殺せる?」

 「バケネズミは我々町の人間に従わねばならない決まりだ。バケネズミと我等はそういう関係で成り立っている」
428名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 00:18:32.51 ID:9Md8XNo70
キチガイがスレを私物化してるな
429名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 00:51:49.91 ID:bqjrFBxz0
プラトニックな方が瞬と早季のきらきらした初恋っぽいからボノボしてないでほしいけど
まあ個人の好みだな
やったともやってないともしっかり描写されてないわけだし
430名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 08:55:53.51 ID:WKyph0Zq0
瞬と真理亜も普通にボノボってるし
瞬と早季なんてあえていう必要ないでしょ

そういう世界観だと思ってるけど
431名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 10:35:58.55 ID:8itQECAMO
ボノボって個体間のストレス高まった時にするんだっけ
そう考えるとやりまくりってほど頻繁にやってるイメージないんだけどな
思春期になると性に興味出てくるからやりまくるだろうけどその時には一応瞬も早季も付き合ってる相手いただろうし
瞬と早季がボノボしてたとしても回数的には少ないだろうな
432名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 12:20:08.57 ID:vm9QBz670
見た目が悪い人とボノボするのは生理的嫌悪感に晒されそうなものですが
そういうことはないんですか?
433名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 12:45:25.06 ID:8itQECAMO
あまりに不細工なのは生まれないようにしてるとかはないか
キモい奴いたら誰もボノボしたくないってなりそうだが、標準より醜い外見の子供とかどうしてるのかね
434名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 17:14:08.13 ID:GGi7fMIp0
昔も誰か話してたけど、モテないとカップル作戦のときにハブられるから早期退場の対象だと思う
このスレなんか全滅だな
435名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 17:56:27.24 ID:8itQECAMO
あー…カップル決める時にこれ絶対相手決まらないのいるだろと思ったけど間引き対象になってもおかしくないか
あんな感じで不細工遺伝子がどんどん淘汰されていって顔面偏差値高いのしか残らないのかな
436名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 19:39:42.62 ID:2ih0lYiw0
その時は不細工が直接の原因で猫呼ばれるんじゃなくて
ボノボれない、当番相手が決まらない状況のストレスで精神歪めて猫召喚だろうね
437名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 19:46:46.43 ID:GGi7fMIp0
顔面偏差値についてだけど
美人×美人から美人が生まれる可能性は絶対じゃないから
淘汰が進むと全員同じ顔になる
438名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 19:49:54.52 ID:WKyph0Zq0
愛の社会いいながら覚は瞬みたいな可愛い系がタイプとか言って
しっかり顔で選り好みしてたからな
439名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 19:50:55.90 ID:2ih0lYiw0
あと美形ばかりになってる原因として
バケネズミの女王が微力な呪力?で子供達の姿を自在に産み分けていることから
人間もある程度無意識のうちに美形な子を産む呪力を使っているんじゃという人がいて
なるほどと思った
 「あんたらの長と直接話しが出来るか? 直に会って話しがしたい」

 四四八は夢で見た光景、スクィーラの過去、バケネズミと呼ばれる虐殺されていた者達とこの黒フードの男達の関係。

 諸々の事情を飲み込まない限りは迂闊に動けない。

 「分かった。同じ人間を攻撃することは出来ないからな。付いてきなさい」

 「四四八……」

 「分かってる栄光。まずは事情と背景を知らないとどうにもならないんだ」

 四四八は他の六人を同意させると、黒フードの男達の後に付いていった。
441名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 20:30:09.11 ID:pGw/HObm0
>>438
物語の核である容姿の重要性を学校内でもひっそり描写してる感じ
みんな容姿は良いのかもしれないけど
不特定多数に真理亜と瞬がちやほやされるのはその中でも特に美形だからだろうし
 二日掛けて辿り着いた先には町があった。建物自体は昔ながらの家屋であり、四四八が在籍している戦真館のある第四層の時代と
然程違いは見られない。

 江戸時代、明治の初め頃の階層があるなど聞いていない。しかしこうして目の前に広がる光景は昔ながらの日本の物で間違いはないのだ。

 「四四八くん、昔の田舎町みたいなとこだね……」

 「あぁ、そうだな」

 「しっかしここが現代日本だったらあのバケネズミとかいう奴等は何なんだ? 時代が違うにしてもあんな連中、それこそ神話とか伝奇とかに
登場するもんだろ?」

 「栄光、お前の疑問も分かる。俺もこの目で彼等を……、バケネズミを見ているからな」

 「そういやスクィーラの奴はどこいったんだ? 一人で駆け出してそれっきりだぜ」

 鳴滝の言う通りスクィーラは一人で森の中を、コロニーと呼ばれる場所の中に消えたままだ。

 各々の疑問は栄光と同じだろう。この世界は違う歴史を歩んだ日本なのか? はては御伽話の世界なのか? いずれにせよこれから会う町の長と会えば全て分かるこ
とだ。

 そして到着した先には屋敷があった。そこいらにある家屋とは明らかに別格と呼べる豪邸。

 四四八達はそこに通され、待合室で町の長を待つことにした。

 そして戸が開き、現れたのは知的な雰囲気を備えた壮年の和服の女性だった。

 「始めまして。この町の長を務める朝比奈富子です」

 「戦真館特科生筆頭、柊四四八以下六名です」

 「礼儀正しい者達で助かったわ。「好戦的な者達」ばかりでなくて」
 朝比奈富子の言葉が僅かに引っ掛かった四四八だが、前置きなしの単刀直入に富子に疑問を
投げかける。

 「貴方方が大量に殺していた存在、あのバケネズミと貴方達が呼んでいる存在は何なのですか? そしてこの時代はいつなのでしょうか」

 礼節のある態度で質問する四四八

 そして富子の口から説明される背景に四四八は驚きを隠せなかった。

 今いるこの時代は四四八達が現実と呼ぶ世界の千年後の世界。そしてバケネズミと呼ばれる者達の真実だ。

 この時代からおよそ千年前にPK能力者という存在が生まれ、それが原因で文明が崩壊した。そして生き残ったPK能力者、
旧人類と呼ばれる非能力者との戦いが続いたが、ついにその戦いに終止符が打たれたのだ。

 そう、バケネズミと呼ばれる存在はかつての旧人類の末裔の成れの果てだったのだ。

 争いを生み出さないようにする為にとった手段としては余りにも冷酷で非道な手段だと四四八は思った。

 これ以上の殺し合いは避ける為に、これ以上の死を生み出さない為に。

 「この町の未来を、いえ人類を生き残らせる為には後継者が必要なの。この町の今の「手段」では未来は決して明るくはない」

 朝比奈富子の語る歴史の中には「悪鬼」、「業魔」という特殊な呪力使いを出さないように町では徹底してその芽となりうる子供
を「間引き」しているのだ。過去に神栖66町で起きた大量虐殺、異常現象などの原因は「悪鬼」、「業魔」が原因なのだ。

 それらが生まれる原因は様々ではあるが、町としては生き残る為にこの手段を取り続けているらしい。

 それこそ長年に渡る歳月を危険分子を排除することに費やしながら。
 「そうですか、町の未来を憂う気持ちは分かります。ですがかつての人間達であるバケネズミはどうなるのですか? あのような姿でも
元は人間。旧人類の末裔だからといってなぜあのような惨い仕打ちを?」

 四四八の問いかけに富子は僅かに微笑した後に言った。

 「それが今の社会を形成できているからよ」

 「今の社会?」

 「そう、今の社会は私達町の人間がバケネズミを支配下に置くことで成立してい
る。この支配体制こそが長年に渡る旧人類との戦いを終わらせたの。バケネズミ達
は今のこの時代において私達に従うべき存在、だから彼等に対する支配に文句を言
うのはお門違いよ」

 争いの歴史に終止符を打った、とはいえ今のバケネズミ達の境遇は悲惨そのもの
だ。それこそ暗黒時代の神聖サクラ王朝が非能力者達を支配している構図と何が
違うのだろうか?

 「ですが……、彼等バケネズミは苦しんでいます。彼等だとて元は人間なら、今の
支配体制に不満や怒りは抱くでしょう。支配下に置かれる彼等の苦しみや恐怖、怒り
を知って、もう少し配慮をしてやるべきなのでは?」
 自分達戦真館の掲げる「仁義八行」。この理念を考えればバケネズミの境遇は
悲惨そのものだ。醜い異形の姿に変えられて、町の支配を受け続ける。こんな状態が
五百年も続いていれば反乱が起きても当然だろう。寧ろよく今まで起きなかったのか
不思議な位だ。

 「けど、私達が彼等バケネズミを支配するのは当然の流れなのは先程の歴史の流れ
から分かる筈でしょう? この支配体制が旧人類、いやバケネズミとの争いを止めた
のです。そのことを考慮すればバケネズミにいちいち気を使っていられると思う
かしら?」

 四四八は驚愕した。町の未来、ひいては人類の未来を憂うように見えて、その実かつての人類である
バケネズミのことなど考えもしていない。

 「バケネズミは私達を神と敬っているけど、その神に歯向かえばどうなるかは彼等も知っているでしょう。これまでも
少しでも町に不満を持つコロニーは消してきたわ」

 「それが当たり前だと?」

 「そうよ、彼等に不満を持つ権利は少なくとも皆無。何度も言うけど今の支配
体制こそが平和を生み出した。そして旧人類をバケネズミに変えることで争いを
なくした。支配に置かれるのなら、私達の不満を買えば滅ぼされるという自覚は
持って欲しいわね」

 臆面もなくバケネズミの価値など道具程度としか認めていない朝比奈富子の態度に四四八は自
分の内側に怒りの炎が燃え上がるのを感じた。

 「けどさ! 元は人間だろ!? 知能だって人間と大差ないんだろ!? 何でそんな奴等をゴミみたいに扱うんだよ!!」

 「これも仕方のないことよ。彼等旧人類との戦いでどれだけの犠牲者が出たか。バ
ケネズミを支配しているのは確かにそうよ。けど今の社会ではこれは当たり前のこと
。バケネズミ達を支配している以上、彼等に対する生殺与奪は私達にあるから。そし
てバケネズミが反逆すれば、私たちが怒るのは当然じゃない?」

 富子の姿勢に怒りを感じたのか、晶が食って掛かるが、富子は涼しげにバケネ
ズミを虐げるのは当然のことだと言ってのけた。
  「呪力者と非呪力者はそもそも対等じゃないの。私は町の人達を殺したバケネ
ズミが許せない。第一、バケネズミ達は、反乱の際に数十名の町民を殺したわ。
彼等にも家族がいたのに、卑劣で下賎なバケネズミが彼等の未来を奪い取った」

 「……それは確かにそうでしょうが、貴方達だとて過去に幾度もバケネズミの
コロニーを潰し続けてきたのは事実だろう。彼等にだって未来はあった筈だと
思います」

 確かにバケネズミ達は反乱を起こし、その際に町民達を殺した。それに関して
は町側にも言い分があるだろう。だがバケネズミ達が反乱を起こした背景には町
側が彼等に対して行ってきた理不尽な仕打ちがある。いつ自分達は町の都合によ
って消されるのかという恐怖と常に隣り合わせの状況だったバケネズミ達を思え
ば四四八自身、一概にバケネズミの起こした反乱を責める気にはなれなかった。

 無論、罪もない町民達を殺したのは事実だが、かといって町側が「自分達に一
切の非などない」とこうも臆面もなく言ってのけるという傲慢さに四四八は内心
憤っていた。
  「そもそもバケネズミと私達町の人間が対等だということには無理があるでし
ょう。事実どれだけ彼等と私達が違うのかを理解できている筈よ。私達がこうし
て平和に暮らせるのはバケネズミのお陰なのは確かよ。でも、彼等の事情など一
々考慮なんてしていられないの。私達に従っている以上、関係は必然的に不平等
になるもの。それに文句を言うのはお門違いね」

 要するに自分達が被害を蒙るのは許せないが、他の連中がどれだけ被害を蒙
り、どれだけの数が死のうと構わないという考えなのだ。自分達がやられれば
怒り、相手方にどれだけ復讐し、反撃しようがそれは当然のことであり、相手
方には怒る権利も文句を言う権利もないというダブルスタンダード。そこに四
四八は致命的なズレを感じた。自分達の行ってきた落ち度、過ち、その他一切の
反省するべき点も省みずに、ただただ自分達は攻撃を受けた哀れな被害者だと言
いたいのか。

 町の人間を殺したバケネズミが許せない。醜く下等なケダモノのくせに、ケダモノのくせに、ケダモノのくせに、ケダモノのくせに。

 なぜバケネズミが神と敬う人間に対して反乱を起こしたのか、なぜ反乱しなければならないのか、そして自分達はなぜ
攻撃されたのか。そんなことなど完全に無視していた。少なくとも自分達に原因があるなどとは欠片も思ってはいない。
 「ふざけるな」

 自分達がバケネズミに対してしてきた仕打ちは棚上げして、自分達こそが被害者だと臆面もなく言う朝比奈富子を始めとする
町の連中を四四八は許せなかった。

 「何様だ、お前」

 神などという高尚な存在ではない。単に呪力という念動力があるだけで自分達を神と称し、自分達より非力で弱い存在
を道具のように扱うことに対して何とも思っていない。ひたすらに陳腐で幼稚で矮小な思考回路しか持っていなかった。バケ
ネズミ達が思うように自分達に従わなければコロニー丸ごと消し去るという暴挙を何の躊躇いもなくやってのける。それを
間違いなどとはこれっぽっちも思っていない。自分達は神などと誇ってはいるが、四四八からすれば選民思想に取り付かれた
最悪極まる下種でしかない。バケネズミ達がどんな思いをしながら五百年という月日を過ごしてきたのか。

 「俺が一番納得している戦の真を教えてやるよ」

 「我も人、彼も人」
 それを弁えた上で戦い、殺せ。所詮バケネズミを下等な種族と軽んじ、見下し、こき使うことに対して何の疑問も抱いていない癖に
バケネズミ達に反旗を翻されれば被害者面をしながらバケネズミ達に対して「信頼を裏切ったケダモノ」と吼える。どこが良好な関係
を築いてきたのだ。力関係は一方的で、バケネズミ達を無理矢理に服従、従属させて優越感に浸るだけの薄っぺらい考えしか持てない
など卑怯者以外の何者でもない。

 「そう教わったぞ。正直、身につまされたからしっかり胸に刻んでいる」

 「柊聖十郎が許せない。神野明影が許せない。そしてお前らが許せない」

 命があり、意思も疎通でき、知性も人間と対等の生き物を何の躊躇いもなく踏み潰せるような思考で被害者を騙る神栖66町。それの積み重ねで
町の人間は反乱を起こされたのだ。自分達の行いも省みることすらもせずに、未来を語る姿勢に四四八の怒りは頂点に達していた。

 今までに自分達がバケネズミに対してしてきたことがそのまま自分達に返って来ているだけに過ぎない。反乱を起こされて
もまだ自分達がしてきたことを見ようともせずに、未来がどうのと講釈を垂れ流す。怒りながらも相手を見ていないような輩の語る
未来など薄ら寒いだけの机上の空論だ。

 四四八は立ち上がり、富子に毅然とした態度で答える。

 「来い。俺達戦真館、今よりバケネズミの側に立つ!!」
450名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/05(月) 22:23:08.11 ID:WKyph0Zq0
瞬みたいな美少年が死ぬから悲劇であって
お前らが死んでも喜劇だもんな
451名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/06(火) 02:59:13.79 ID:Ka0zQHLJ0
>>439
アニメだとモブでもブスでも美形じゃんってのは珍しくないけど
新世界よりは世界観が世界観なだけに色々勘繰ってしまうな
容姿が劣ってても人柄良かったらカップル成立できるんだろうけど
同性愛を普通のことだと浸透させたように容姿の美醜も気にならなくなるよう教育できないのかね
と思ったけどバケネズミのことがあるからできるとしてもしないかな

にしても新世界よりみたいに物心つく前から同性愛当たり前の世界だと何の違和感も嫌悪感もなく同性といちゃつけるもんなのか
同性の体見ても何とも思わないし性接触すると考えると嫌悪感沸くから本能からくる感覚だと思ってたけどこれも現代の教育の結果だったりするのかな
452名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/06(火) 04:45:13.67 ID:YlvcNaNK0
>>430
瞬と真理亜は絡み少ないが実は全人学級に早くから行ってる2人で
夏季キャンプでは一緒にいたしでボノボ機会ありそうだなあ
深く考えず早季は瞬とボノボ無しと思い込んでたが今更ながら覆された
世界観や関係性を考えたらボノボしててもおかしくなかったわ
和貴園時代は瞬の家によく遊びに行ってたらしいから機会もなくはなかった

>>437>>439
なんか韓国のミスコンかなんかの写真思い出したわ
流行り人気顔に整形した子ずらーっと並んでて同じ顔の集団でおもしろかった
すごく気持ち悪い事だなとw
新世界は人気の子、好みのタイプ云々で外見に違いや個性はあるようだから
まだ同じ顔集団ではなさそうだけどw
453名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/06(火) 05:18:56.23 ID:yOZ4Pqm00
>>451
いきなり大人の同性を性的に思うのは現代の感覚じゃ難しいけど
子供の頃は同性か異性どうの考えなくてもくっついたり出来るし
その延長上にあるんだと思うよ
それで周りの大人も皆やってるし思春期はむしろ同性とで推奨されるし
異性に好きな相手いても世の中が同性同士を推奨するってのは
今の異性とが普通なのと逆な感じだと思う
454名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/06(火) 17:24:58.80 ID:Jq6j/RNi0
>>437
全員同じ顔に近付くのは遺伝子が濃すぎる場合と(これは韓国人みたいな感じになる)
多様な遺伝子を混ぜまくった場合
近い遺伝子を混ぜまくると不細工な特徴が強調されてブサイクで似た顔になるが
多様な遺伝子を混ぜまくると理想的な美形に近付く(理想的なバランスの顔は似て見える)

でも新世界の世界観から考えると
>>439が面白い考えだと思う

それにあの世界って極端にブサイクだったりすると思春期になるとコンプレックスが芽生えて
情緒不安定になったり周りから避けられて
(これは生物的な本能でよりよい子孫を残す為に劣等な個体を避ける行為なので仕方がない・みんな美男美女に魅かれてブサイクは避ける)
問題行動起こしそうだからなんだかんだで結局処分されてそう
455名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/06(火) 17:28:21.25 ID:Jq6j/RNi0
>>391
それはアニメはナレーションで説明してたはず
寺でゴマ炊いて動きを封じてたが長くは持たなかったようだとかなんとか
言ってた気がする
456第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 20:17:04.41 ID:RkZ0q3dK0
 例えば、己の一生がすべて定められていたとしたらどうだろう

 人生におけるあらゆる選択、些細なものから大事なものまで、選んでいるのではなく、選ばされているとしたらどうだろう。

 無限の可能性などというものは幻想であり人はどれだけ足掻こうとも、定められた道の上から降りられない。

 富める者は富めるように。貧しき者は飢えるように。善人は善人として、悪人は悪人として。

 美しき者醜き者、強き者弱き者、幸福な者不幸な者


 ――――そして、勝つ者負ける者。


 すべて初めからそうなるように……それ以外のモノにはなれぬように定められていたとしたらどうだろう。

 ならばどのような咎人にも罪はなく、聖人にも徳などない。

 何事も己の意思で決めたのではなく、そうさせられているのだとしたら?



 ただ流されているだけだとしたら?



 問うが、諸君らそれで良しとするのか?

 持てる者らは、ただ与えられただけにすぎない虚構の玉座に満足か?

 持たざる者らは、一片の罪咎なしに虐げられて許せるか?


 否、断じて否。
457第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 20:20:01.89 ID:RkZ0q3dK0
 それを知った上で笑えるものなど、生きるということの意味を忘れた劣等種。人とは呼べぬ奴隷だろう。

 気の抜けた勝利の酒ほど、興の削げるものはない。運命とやらに舐めさせられる敗北ほど、耐え難い苦汁はない。

 このような屈辱を、このような茶番劇を、ただ繰り返し続けるのが人生ならよろしい、私は足掻き抜こう。

 どこまでも、どこまでも、道が終わるまで歩き続ける。遥か果てに至った場所で、私は私だけのオペラを作る。ゆえに、諸君らの力を借りたい。

 虐げられ、踏み潰され、今まさに殺されんとしている君ら、一時同胞だった者たちよ。

 諸君らは敗北者として生まれ、敗北者として死に続ける。その運命を呪うのならば、私のもとに来るがいい。

 百度繰り返して勝てぬのならば、千度繰り返し戦えばよい。千度繰り返して勝てぬのならば、万度繰り返し戦えばよい。

 未来永劫、永遠に、勝つまで戦い続けることを誓えばよい。

 それが出来るというのならば、諸君らが"術"の一部となることを許可しよう。

 永劫に勝つために。獣のたてがみ――その一本一本が、諸君らの血肉で編まれることを祝福しよう。

 今はまだ私も君らも、そして彼も……忌々しい環の内ではあるものの。

 これから先、ここでの"選択"が真に意味あるものであったと思えるように

 いつかまたこの無限に続く環を壊せるように

 さあ、どうする。諸君ら、この時代の敗北者たちよ。私に答えを聞かせてくれ。







 戦うか、否か――。
458第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 20:21:42.04 ID:RkZ0q3dK0
  「た、戦う……! ……………………これ……は?」

 そう、この言葉は以前に聞いたことがある。思い出せはしないものの、確かにこの声をいつかどこかで確かに聞いた。

 それがいつかは分からないが、この言葉を聞いたスクィーラは即座に「戦う」という選択肢を選んだ。

 再びこの言葉を聞いた今この時も迷わず戦いを選んだ。

 しかしいつ自分はこの言葉を耳にしたのだろうか? つい数日前のような気もするし、気の遠くなる程の長い昔のようにも思える。

 「分からない、分からない……」

 スクィーラは今の自分の気持ちをつい言葉に出してしまう。そもそもこの場所は何なのか? 目の前には何かがぼんやりと映像のように
映し出されている。スクィーラは目を凝らしてそれを凝視する。


 
 「……何の用? 貴方に伝える言葉なんてあるわけないでしょ……」

 「貴方達が我等のことを「人間」と認めればそれでいいのです。認めさえすれば直ぐにでも貴方達二人を自由にしてさしあげるのに」

 「ふざけるな!! 罪もない町の人々を殺した癖に!! こんなことが出来るお前は最低のドブ鼠だ!! 人間などと認めるか!!」

 「ったく、町の連中は皆それを言うぜ。お前等もミノシロモドキの記録を聞いただろ? 誰が何と言おうとこいつらが
「人間」だったのは事実なんだからよ。いい加減認めたらどうだ?」

 
 「お前等がしたことは畜生にも劣る所業だ! 殺された人達に謝れ!!」

 「……るせぇよ」

 「え?」

 「ごちゃごちゃ五月蠅いんだよ糞餓鬼。こいつらバケネズミは人間様に服従するロボットだとでも思ってんのか? 
自分達の境遇がどんな悲惨なものだったかをこのスクィーラは知ったんだよ。なら聞くがお前等町の人間が今ままでこいつらを
ゴミのように殺してきた事実は嘘だってか?」

 「平然とコロニーごとバケネズミを消すってやり方してきた癖して自分達がやられればそれかよ。
消されたバケネズミ共の中に何人今のお前みたいな考えの奴がいただろうな。「今まで従ってきたのに
なぜ殺されなければならない?」って考える奴が一人もいないとでも思ってんのか?」


 

 この光景も見たことがある。牢屋に入っている、渡辺早季、朝比奈覚に対して啖呵を切る金髪の男。
459第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 20:23:39.40 ID:RkZ0q3dK0
  しかしこの男が誰なのかは思い出せない。過去に幾度か会い、そして共に戦ったという断片的な記憶しか分からない。

 自分の目の前に広がる光景にスクィーラは歯がゆい思いをしていた。

 「この光景は何なのだ……? そして私の隣にいるこの男は誰なのだ……!?」

 そして目の前の映像は次に切り替わる。

 

 「なんだそういうことか。いや、嫌いじゃねぇぜそういう賭け。最後に勝ちを狙うんならそれ位危険な綱渡りも必要だろ」

 「これも我等バケネズミにとっては必要なことだったのです」

 「スクィーラ、お前自身望むことは一体何だ?」

 「私は……我等の真実を町の人間達に伝えられれば……」

 「■■様、私はミノシロモドキを持って部下と共に明日、町へと赴こうと考えております」

 「何する気だ?」

 「決まっております。ミノシロモドキに記録された真実を町の人間達に伝えるのです。この事実を知れば町の人間達も我らのことを考えなおすやもしれません」




 謎の男との会話が続く。映像の中のスクィーラが男の名前を喋ると、雑音が入り、名前までは聞き取れない。

 そして次の映像が目に入る。

 金髪の男が、監視員に襲撃された塩屋虻コロニーを駆け回り、監視員達を排除しつつスクィーラに対して怒りにも似た怒号を発していた。


 「話し合おうとした結果がこれかよ!!」

 「お前は甘すぎんだよスクィーラ!!」



 自分は果たしてこんな真似をするような男だろうか? スクィーラの胸中にはこんな思いがあった。
460第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 20:28:28.46 ID:RkZ0q3dK0
 町に対しての直訴など馬鹿馬鹿しいだけの徒労だ。そんな真似をした所で町がバケネズミに対する支配
を見直すなど到底あり得ない。

 映像の中の自分の姿にスクィーラは驚きを禁じえなかった。そして次の映像が入ってくる。


 町の人間達が、柱に縛り付けたスクィーラを楽しげに拷問しているのだ。

 それこそ以前自分が受けた無限地獄の刑にも匹敵する程に凄惨極まっている。

 そして渡辺早季が、自分を火葬すると同時に、町の屋根から拷問の様子を見ていた金髪の男が、会戦の合図を外で待機しているバケネズミ達に
送る。

 自分の命と引き換えに、町を攻撃するという約束を金髪の男としていたのだ。

 考えてみれば自分はこのような自己犠牲をするような考えは持っていない。

 目の前で繰り広げられる光景の数々が低レベルな茶番の類としか思えなかった。

 スクィーラ自身、聖人の類でも、人格者でもない。卑劣で汚く、土の中に暮らす獣そのものの精神をしたバケネズミ。

 生きる為には手段を選ばず、平然と非道な真似が出来る。

 そして神を称す町の者達に頭を垂れ、傅き、地面の土を舐めながら服従していた神に仕えるバケネズミだった。

 自分のことは一番自分がよく分かっている。
461第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 20:33:36.08 ID:RkZ0q3dK0
 だが、そんな歪に捻じ曲げられた自分の姿を見たスクィーラはここに来てようやく確信を持てた。

 以前にこれらを「経験」した。目の前で繰り広げられた光景の中に間違いなく自分はいた。あの時、あの場所で
これらの「行動」をしたのだ。

 そして、これは都合「何度目(・・・)」だろうか……?

 「覚えている……、覚えているぞ。ようやく思い出した……」

 そしてスクィーラが自分がこの不可思議な空間に来る前に、塩屋虻コロニーに来襲した町の監視員達を殺し回っている最中に
ソレ(・・)と目が合ってしまったのだ。あれは間違える筈もなく、自分自身(・・・・)だった。
なぜ自分はそもそもあそこにいたのか? 自分はそもそも本物のスクィーラなのか? 兎にも角にも、もう一人の自分と目が合った直後にこの
摩訶不思議な空間を漂っていたのだ。この空間は、神野に拾われた時に漂っていた空間に酷似している。

 そう思っている時に不意に後ろから声が聞こえてきた。

 この声は聞き覚えがある。

 ただ発せられただけで、自分の精神を蛇にでも舐められているような感覚に陥る。

 「おめでとうスクィーラ。随分と遠回りをさせて非礼を詫びよう」

 スクィーラは声のする方に顔を向けると、黒い影法師が茫洋な気配を纏いながらそこにいた。

 「貴方は……、確か最初の時の……?」

 「そう、黄金の獣の隣にいた私が、最初に君の魂を拾ったのさ」
462第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 20:47:38.40 ID:RkZ0q3dK0
 最初にスクィーラは眩いばかりの玉座の間で目覚めたのを思い出す。思えばあれが最初に目覚めた時だった。

 「これもこの時代、この次元の因果律の歪みを矯正する為にしたことだよ。少々回りくどい方法だったがね」

 「映像の中の私は……、あれは私本来の姿ではない」

 「当然さ。私が色々と小細工をしておいた。ツァラトゥストラの友人、遊佐司狼に関しても、手を少し加えてある。彼の本来の精神(・・・・・)
を考慮すれば、何も手を加えていない状態では、君らバケネズミに助力などしないだろうからね」

 黒衣の男は淡々と、スクィーラに真実を聞かせた。この男の本当の目的は分からないが、自分がしなければならない使命は胸に刻まれているのは
理解できた。

 「これから君が歩むのは『本当の歴史の時間』だ。自分自身の本当の使命を今こそ果たす時が来た。スクィーラよ、千年後の世界に
戻るがいい。そして町の者達に分からせてやりなさい。本当の神(・・・・・)が誰なのかを」

 スクィーラは、黒衣の男の言う言葉に深く頷いた。今更疑問など感じている時間はない。自分のやるべきことがやっと分かったのだから。

 「さぁ、戦真館の子らと共に戦うのだ」

 影法師の言葉と共に、自分の身体が光に包まれていく。

 そう、自分の本当の戦い、役割はこれから果たされるのだ。今までのは予行演習。これからが本当の戦いの始まりなのだ……。
463第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 20:49:23.05 ID:RkZ0q3dK0
  神栖66町に宣戦布告をした四四八達は、スクィーラを主とする塩屋虻コロニーに来ていた。

 町の長である朝比奈富子に対して啖呵を切った四四八は、これから本格的な戦いに備えて、コロニーのバケネズミ達に指示を出していた。

 町に対して戦うことを宣言した四四八達を朝比奈富子は部下に手を出さないように命令し、四四八達は戦うことなく無事に神栖66町を
出られた。しかし戦うことを堂々と相手に伝えた以上、戦いは嫌が応でも避けられないだろう。自分達の意思で旧人類であるバケネズミの
側に立ったのだ。それ相応の覚悟をしなければならない。


 コロニーのバケネズミ達は暖かく四四八達を迎え入れた。つい先日町の監視員達から助けられた恩を返したいと言って来たのだ。見た目こそ、
モンスターのそれであるバケネズミ達ではあるが、精一杯の感謝の気持ちを示され、四四八を含む、他のメンバーの顔にみ笑顔が浮かぶ。

 バケネズミ達の話によれば、町の人間はこの世界で暮らすバケネズミにとって恐怖の対象でしかなく、不可解な理由でバケネズミのコロニーが
消されることも決して珍しいことではないという。

 「私たチ……、ズっと怯えテ暮らしてイる……。カミサマ達の怒リに震エル毎日もう嫌ダ……! ずっと怖がっテ生きてイルのハ嫌ダ……!」

 たどたどしい人間の言葉で、町に対する恐怖と怒りを吐露するスクィーラの兵士に、四四八は同情を禁じ得なかった。

 町の人間達はバケネズミを何でも言うことを聞く家畜だとでも思っているのだろうか? いや、家畜どころか圧倒的に立場が上の町の人間の命令に
何の疑問も抱かないロボットだとしか思ってはいないだろう。自分達よりも遥かに非力な存在をどうしてこうまで苦しめられるのだろうか?
464第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 21:01:24.97 ID:RkZ0q3dK0
  歴史の流れについては町で、朝比奈富子に聞いた通りであるが、だからといってこんな支配体制を許容しろと言うのは余りにも傲慢だろう。

 新人類、PK能力者の子孫である神栖66町の連中のしていることは暗黒王朝時代に非能力者を奴隷にしていたサクラ王朝と大差がない。

 しかも旧人類の子孫であるバケネズミ達は、祖先を醜い姿に変えられ、今日まで辛酸を舐める日々を送っている。

 新人類と旧人類の争いを止める方法はこれしかなかったのか? もっと何か他に方法はなかったのか?

 こんな支配体制が長きに渡る戦いの歴史に終止符を打ったというのか?

 戦いを止めることができていたとしても、五百年に渡る月日を新人類への服従に費やしてきたバケネズミ達がどんな思いをしているのか町の連中は少しでも考えた
のだろうか? 若しくはバケネズミの立場に同情する人間が一人もいないのだろうか? 同情こそされはするだろうが、それは対等の存在に向けられるものではない。
所詮はか弱い動物、醜く、卑しく、土の中に暮らす動物に対しての見下した思考回路で、だ。


 所詮偽善には違いないが、元の四四八達の世界では一般的な「動物愛護」的な考え方すらも連中は持っていないだろう。いや、そもそもそんな偽善すらも連中は作り出すことが
できないのだ。そうでもしなければ五百年もの間バケネズミを支配などできまい。

 「人類の未来がどうとか、過去が悲惨だったとか、生き残る為の道についての講釈を垂れ流しておきながら、中身は安っぽい選民思想に毒されてるだけの勘違いした
馬鹿共だな」

 四四八は町の人間に対しての感想を仲間達の前で述べる。
465第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 21:12:40.38 ID:RkZ0q3dK0
  「まったくだぜ。今流行りの俺TUEEEEEEEってやつか? 神様気取っといてやってることは底の浅い糞餓鬼共と一緒じゃねーか」

 鳴滝は露骨に町の人間達に対して嫌悪感を露にしている。現実の世界で四四八達が通う高校、千信館では不良と恐れられる鳴滝ではあるが、
芯は中々にしっかりとした男だ。

 
 「……柊」

 「ああ……」

 四四八は、鳴滝と共に塩屋虻コロニーに対して視線を送る気配を察知した。

 夢の中で使う「邯鄲の夢」「五常顕象」が、この世界でも普通に使えることに少々驚いたものの、塩屋虻コロニーの外にいる存在を素早く察知できたのだ。

 四四八は鳴滝と共に、テントを離れ、気配のする方向に足を運んだ。

 二人で森の中に入っていくと、そこには二人の男女が立っていた。

 「あんた達は?」

 鳴滝が二人に対して尋ねる。服装からして町の人間だろうか。共に二十代半ば程の年齢だ。

 「私は渡辺早季」

 「俺は朝比奈覚」

 男の方は町の長である朝比奈富子と同じ苗字だが親類だろうか?

 「貴方達は何故バケネズミに味方をするの?」

 「決まっているだろう。町が彼等に対して何をしてきたと思う?」

 渡辺早季と名乗った女が、心配そうな表情で四四八達に言葉を投げかける。
466名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/06(火) 21:12:50.06 ID:nCSRJt6E0
最近天使の囀り読んだら主人公の声がアニメ早季(26)で脳内再生されるようになった
467名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/06(火) 21:17:35.66 ID:fDEVCnP/0
そういえば全人学校にいた巨乳の子はなんだったの?
大人になるまで生き残ったのだろうか?
468第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 21:21:50.72 ID:RkZ0q3dK0
  「今までの良好な関係を破壊したのはバケネズミだ。そんな奴等を生かしておく道理はない」

 「彼等が町との関係を良好だと本気で思っているのか? 彼等がどんな思いをしながら町の支配を受けてるのかあんた等は考えたのか?」

 少々苛立った様子の朝比奈覚が、反乱を起こし、町を裏切ったバケネズミが全面的に悪いかのように言う。それを聞いた四四八は
町の人間達に対する悪感情がより一層強まった。

 「奴等と町とで今までは良好な関係を築いてきたんだ。それを塩屋虻の連中が滅茶苦茶にした! 罪もない町の人達を平気で殺し回ったケダモノ共に
何故味方する!?」

 「いい加減にしろ! 彼等を家畜か何かだとしか思えないのか!?」

 「当たり前だろう! 連中の価値など、それ以上でもそれ以下でもない」

 バケネズミが全面的に悪いかのような覚の言葉に四四八は激高する。

 「あいつらは俺達を神だと敬っているが、それはそうさ。俺達とバケネズミとの関係は今の社会構造の一部なんだよ。そんなことも理解できない奴が
俺達を非難する資格はない!! ここまでの歴史の流れを見れば、バケネズミ共は支配されるべき存在だってことが理解できるだろう。醜いあの連中に
同情なんかするとでも思うか? あのケダモノ共は俺達に従って始めて価値があるんだよ! お前達が思っているのは大方俺達を極悪な支配者だとでも
思ってるんだろうが、お目出度いことこの上ないな!」

 「覚の言う通り。例え私達の支配を受け入れないバケネズミがいたとしても、それは社会構造を受け入れられないだけの落伍者だと思う。外来種のバケネズミ
なんかがそうね。私達町と、バケネズミの関係を単純に善と悪なんてきって捨てるなんてお門違いよ」

 覚、早季はバケネズミに対して町が行う支配に疑問など抱いていない、バケネズミを支配するのが「当然」のことであり、今の社会構造の一部だと言っている。

 「確かにコロニーを勝手に消すことはあるけど、そんなことをされるコロニーは単に俺達に従わなかっただけの話だ。今もこれからもこの社会構造は続いていく」

 「貴様等……!」
469第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 21:23:16.91 ID:RkZ0q3dK0
 二人の言葉をずっと聞いていた四四八であったが、我慢の臨界点に達していた。これ以上この二人がバケネズミに対する支配を正当化する言葉を紡ぎ出せば、
自分の得物である旋棍を創形し、目の前の二人の頭を粉々にしている所だ。

 「オ! お待チ下さいカミさま!!」

 すると草むらから一匹のバケネズミが飛び出してきた。そして覚と、早季の前に立つと、深々と頭を垂れ、跪いた。

 「カミサマ! 私達は苦しんデいます!! カミサマ方の力を敬イながら生きテ参りましたが、カミサマ方は、私達ノコロニーを破壊する行イを何度もしてイます!
私達は使い捨テニされる立場にズット苦しんデきました……! 私達は弱イ……! 弱イからカミサマ方が恐ろしいノです……! こんな私達でも恐怖ハ感ジルことを
分かってくださイ……!」

 涙ながらに覚達町の者達の支配に恐怖していることを訴えるバケネズミ。

 鬼気迫る勢いでバケネズミの苦悩を理解して欲しいと懇願するバケネズミを覚はただ冷徹に見下ろしていた。

 「……そうか。お前は反乱を起こした塩屋虻コロニーのバケネズミだな?」

 「ソ、ソウデすが?」

 「死ね」

 その瞬間、二人の前に土下座していたバケネズミの身体が勢いよく燃え出した。

 「ギャァァァァァァアアアア!!!!?? ガミザマ!? カミサマァァァァァアアアア!!!」

 激しい炎で燃える中、バケネズミは絶叫すると、その場に倒れ、絶命した。

 「反乱を起こしたお前達なら、自分が何をされるか分かっているな? 恐怖を感じる? なら結構だ。自分のしでかした過ちを……」
470名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/06(火) 21:23:59.46 ID:Y1BIfNUZ0
速やかにNGへ
471第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 21:28:34.75 ID:RkZ0q3dK0
 「おい」

 「な、何をする!?」

 覚が次の言葉を言おうとした瞬間、鳴滝が覚の目の前に立ち、覚の胸倉を掴んでいた。

 「は、離せ!」

 「……」

 「おい! 離せよ!!」

 「……かましい」

 「何?」

 「べらべらと喧しいんだよ!! 神気取りの糞餓鬼があ!!!!!」

 「がべぇ!?」

 鳴滝の豪拳が、覚の顔面を思い切り抉り、覚は後方十メートルまで身体が吹き飛んだ。

 「さ、覚!?」

 「が、がべ……、ぎべ……」

 地面に倒れ、顔面を陥没させた覚が呻き声を上げている。

 「柊、このコロニーに来てんのはこの二人だけじゃないみてぇだ」

 「ああ」

 幾らなんでもこの二人だけでこの塩屋虻コロニーを襲うわけがないと思っていた四四八は、森の周囲に複数の人間が潜んでいることを察知する。

 「よし……、戦いの開始だ」

 四四八は、鳴滝と共に足早にコロニーに戻っていった。
472第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 21:29:07.83 ID:RkZ0q3dK0
 四四八は鳴滝と共に大急ぎで塩屋虻コロニーに急行する。

 「柊、あれを見ろ!」

 「もう始まってるのか……!」

 森から僅かに見える塩屋虻コロニーの家屋から火の手が上がっている。

 「くそ……!」

 悪い予感は見事なまでに的中した。幾らなんでも先程の二人だけでコロニーに来るなどありえるわけがない。

 正々堂々と町に宣戦布告したのだ。いつ来てもおかしい状況ではなかった。

 コロニー中の家屋が炎上し、バケネズミ達は悲鳴を上げながら逃げまとう。姿形こそ人間とは遠くかけ離れてはいる
ものの、呪力者、ひいては町の人間達に対するこの上ない程の恐怖の感情が四四八にも痛い程に伝わってくる。

 数百年もの間このような仕打ちを受け続けていたのか。こんな行いを続けていれば反乱が起こるなど馬鹿でも分かるはずだ。
それに対して町の長である朝比奈富子は「恨まれる筋合いなどない」と吐き捨てた。

 「笑わせるなよ……!」

 僅かに歯軋りをしながら、神栖66町の者達に対する怒りを露にする四四八。

 「行くぞ鳴滝!!」

 「応!!」

 鳴滝が返事をするのと同時に四四八は大地を穿つ勢いで地面を蹴り、迅雷の速度でバケネズミ達を焼き殺し回る監視員の背後に迫る。
戟法の迅により、通常の何倍ものスピードで間合いを詰めて肉薄する。そして自身の得物である旋棍を創形すると、素早く監視員の
背中目掛けて渾身の一撃を叩き込んだ。

 「ぎばぁ!?」
473第8話 真実@転載は禁止:2015/01/06(火) 21:36:31.39 ID:RkZ0q3dK0
 トンファーの一撃は、監視員の脊髄を粉々に砕くと同時に、その身体を炎上する家屋の中に入る形で吹き飛す。

 電光石火の迅さで監視員一人を仕留めた四四八。以前と比較すれば確実に力が上がっている。

 「これも戦真館で学んだ成果か……」

 四四八は自分の成長を確認すると、監視員を殲滅すべくコロニー中を駆け回る。

 他の仲間達も恐らく監視員達と戦闘を繰り広げている筈だ。

 監視員数人が四四八に気づいたようだ。

 「やれ、あいつだ!」

 その声と同時に、崩れ落ちたコロニーの建物の瓦礫を浮かせたかと思うと、それらはミサイルの如き速さで四四八目掛けて飛来してきた。

 「ちぃ!」

 四四八は創法の形を使い、素早く自身の眼前に透明な壁を作り出す。

 そして間髪入れずに横に飛ぶと、監視員達目掛けて肉薄する。

 「させるか!」

 監視員の一人が叫ぶと、四四八の身体に謎の衝撃が走る。

 「ぐ!?」

 体勢が崩れ、地面に転倒するも直ぐに身体を立て直すと、咒法の散と、戟法の剛を複合させた、旋棍の一撃を監視員達に放つ。

 「がぁぁ!!??」
474第9話 呉越同舟@転載は禁止:2015/01/06(火) 21:37:13.15 ID:RkZ0q3dK0
 マズルフラッシュを光らせた衝撃波により、監視員達は勢いよく吹き飛んだ。

 「これが呪力か……」

 町長である朝比奈富子や塩屋虻コロニーのバケネズミ達から聞いた呪力。一種の念動力にも見えるが、物体を燃やしたり、バケネズミの身体を破裂させたり、
地形を容易に変えたりと、幅広い応用が利く力のようだ。

 
 ここに来るまでの過程で地面には呪力によって身体が破裂し、至る所に内臓を散乱させたバケネズミの死体が大量にあった。確かに何の能力も持たないバケネズミ
から見れば正しく神のような力だ。

 「どんなに凄まじい力だとしても、使い手がロクデナシだとどうしようもないないな……」

 そう、如何に神の如き強大無比の能力でも、使い方次第で最悪の怪物を生み出しかねない。

 人間にホイホイと強力な力を与えれば碌な結果にならないことなど目に見えている。

 「そうだ、他の皆を探さないと」

 呪力を使用し、その力でバケネズミに神を崇めさせる町の者達の未熟さに呆れつつ、四四八は仲間を探しにコロニーを奔走する。

 足を進めると、コロニーの会議場に辿り着く。

 「いたぞ! あそこだ!」

 会議場の下には十名近い監視員達が待ち構えていた。

 「ちっ! 流石にまずいか!?」

 只でさえ強力な呪力使いが十名近くもいるのだ、四四八はすかさず右横の家屋に身を隠す。
475第9話 呉越同舟@転載は禁止:2015/01/06(火) 21:41:05.45 ID:RkZ0q3dK0
  と、その瞬間身を隠していた家屋が崩れ落ち、その瓦礫が空中に舞い上がった。

 「喰らえ!」

 大量の木と石で構成されたミサイルが恐るべきスピードで四四八に降り注ぐ。

 四四八も戟法の迅を応用し、素早くかわし続ける。

 休む間もなくそれは続き、振ってくる木材やコンクリートはさながら絨毯爆撃を思わせた。

 「ぐ!?」

 振ってくる落下物を避け続ける四四八の身体に衝撃が走る。先程受けたモノと同じ攻撃だろう。文字通り全身がハンマーで殴られたような衝撃に襲われ、必然的に動きが鈍り、止まる。

 「動け! 俺の身体!!」

 四四八は自身に活をを入れると、間髪入れずに降り注ぐ攻撃を紙一重でよける。

 空をよく見ると、空中に舞い上がっている木や石、コンクリートの量が数倍になっているではないか。

 複数人の呪力者がいるのだ。飛び道具を増やすこと位はするだろう。

 飛び道具だけでなく、身体に受ける謎の衝撃という波状攻撃に晒される四四八。

 「近づこうにも、この状況では……!」

 四四八が、改めて呪力の強大さを認識すると同時に、数名の監視員の脳天が破裂する。

 「ぐばぁ!?」

 「な! 何だ!?」

 監視員達も突然のことに気が動転し、一瞬の隙が生まれる。
476第9話 呉越同舟@転載は禁止:2015/01/07(水) 00:38:15.66 ID:SBD9WNFv0
 「喰らえ!!」

 四四八は右手を突き出し、咒法の射を使ったエネルギー弾を数十発放った。

 「がぁぁぁ!!!???」

 放ったエネルギー弾は、監視員達の身体を穿ち、コロニーの会議場の壁を穴だらけにする。

 エネルギー弾をまともに受けた監視員達は、バラバラの肉塊となり、惨殺されたような無惨な死骸になっていた。

 ようやく監視員全員を倒すことに成功した。監視員達の呪力によって舞い上げられた多数の瓦礫が、術者が死んだ影響からか、
地上に落下してくる。

 「今の攻撃は……」

 「あたしだよ! 四四八くん!」

 「歩美!」

 歩美だけではなかった。世良、栄光、我堂、鳴滝、晶も全員一緒だ。

 「お前達、無事だったか!」

 「うん、とりあえず生き残ったバケネズミさん達は一通り避難させておいたから」

 「とうとう始まっちゃったね四四八くん……」

 「ああ、だがこれは俺達全員が望んだ戦いだ」

 呪力という力は実に強大かつ、変幻自在、千変万化だ。一言で呪力といってもその奥深さと応用の広さは正しく驚異としか言い様がない。単なる
力押し一辺倒の超能力とはワケが違う。そしてそれ故に惜しかった。如何に本当の神の如き力だとしても、町の連中は非力なバケネズミ達を支配する
目的で使っていることに。崇高な理念や目的、信念で使っているのではない。ただひたすらに自分達が支配する側でいたいのだ。呪力は自分達が神
でいる為の力だと言わんばかりに。
477第9話 呉越同舟@転載は禁止:2015/01/07(水) 00:38:41.94 ID:SBD9WNFv0
  「結局あいつらのしてることは弱いもの苛めじゃない。こんな低レベルのことしててプライドはあるのかしら」

 「想像力の足りない人間が、強い力を持てばどうなるかという見本だな……」

 巨大過ぎる力は人間の思考を狂わせる。千年前に人間の中に生まれた呪力によって全てが狂いだしたのだ。生まれながらに大きな力を持って生まれて
くるのは、メリットばかりではない。それ相応にデメリットも付いてまわる。人間が手にするには余りに強すぎる呪力という病に冒されている神栖66町。
彼等は決して旧人類であるバケネズミとは交わらないだろう。

 「貴方達、自分達が何をしているのか理解してるの……!?」

 「誰だ!?」

 四四八が、声の方向に目を向けると、森から出てきた二人の男女がいた。先程の渡辺早季と、朝比奈覚だ。

 「今の社会が平和なのは私達呪力者がバケネズミを管理してるからよ! その平和な社会を壊そうとするなんて気は確か!?」

 「そうだ! お前達はケダモノの肩を持つのか!?」

 バケネズミの味方をした四四八達に対して罵声を浴びせる二人。

 「お前らなぁ! バケネズミが何で反乱起こしたのか知っているのかよ!!」

 晶が二人に喰って掛かる。

 「まさかお前達、バケネズミを人間と同じだとでも思ってるのか? あんな醜いケダモノが俺達と同じに見えるとでも?」

 「人間とは程遠くても、感情や理性があんだよ! お前達に支配されてるのが、どんだけあいつらを苦しませてるのか理解してんのか!?」

 「先に良好な関係を裏切った連中だ。反乱で町の人達が死んでいるんだぞ!! こんなことをしておいて被害者面だと? いい加減にしろ!!」

 晶と覚はお互いに頭に血が昇った状態だ。
478第9話 呉越同舟@転載は禁止:2015/01/07(水) 00:46:56.19 ID:SBD9WNFv0
  「何を言おうと先に反乱を起こしたのはバケネズミだろうが!! こいつらのせいで死んだ町の人達に謝れ!!」

 「そうよ、どんな理由であれ、バケネズミが反乱を起こしたことによって町の人達が死んだことに変わりない。あんなことをしておいて
バケネズミに正義があるとでも?」

 喚き散らす覚と、反乱を起こしたバケネズミを一方的に悪だと糾弾する早季。

 「いい加減にしろよお前等……!」

 晶が二人に近づき、覚の胸倉を掴む。

 「いい加減にするのはお前達だ! まだ俺の言うことが理解できないのか!?」

 「……晶、よせ。こいつらに何を言っても無駄だ」

 「けど四四八!!」

 四四八はこうもバケネズミ側の事情など一切合切無視し、一方的に自分達が被害者だと言ってのける町の人間達の救いのなさに
内心甚だ憤っていた。爆発寸前のマグマが自分の体内で燻っているような感覚になる。

 朝比奈富子から聞いた千年にもわたる争いの歴史は終わり、スクィーラの生きる時代は平和なのだが、その平和の裏ではバケネズミ達が
理不尽な仕打ちを受けながら暮らしているのだ。所詮呪力を持つ者と、持たない者との差と言ってしまえばそれまでだが、歩み寄る人間の
一人や二人すらもいないとは救いようがなかった。

 これも一つの社会の形なのだろう。しかし四四八自身、目の前で苦しむバケネズミ達を「社会の形」という一言で見殺しにするなど、自分の
理念、ひいては千信館の理念に反する行いだ。「仁義八行」、この四文字は四四八自身のポリシーであり、誇りとしている考えだ。四四八から
見れば町の行う支配体制は到底見過ごすことのできないものだった。
479第9話 呉越同舟@転載は禁止:2015/01/07(水) 01:00:46.32 ID:SBD9WNFv0
  四四八は、晶を下がらせ、覚と早季の二人に近づく。

 「もう一度問おう、本当にバケネズミと歩み寄る気はないんだな? 今回の反乱はバケネズミだけに責任があると?」

 「当たり前だ! 連中が行った非道は許せない!! 信頼を裏切ったケダモノ共!!」

 「そうよ、私達は平和に暮らしていたのに、それをバケネズミが!」

 「……もういい、黙れ」

 四四八は最早この二人の言葉は一言として聞きたくなかった。

 「何か言ったか!?」

 「何よ?」

 「黙れよ貴様等ァ!!!!!!!!!!」

 怒髪天を突いた四四八は、二人の顔面に鉄拳を叩き込む!

 「ぐべぇ!?」

 「ぎゃ!?」

 二人は、四四八の拳をモロに受け、口から折れた歯を吐き出しながら、森の木に叩きつけられた。

 「もういい、分かった。お前達に期待した俺が愚かだったみたいだ。そこまで言うのならお前達の町と戦ってやる!!!!」

 そう四四八が言うと同時に「ソレ」は聞こえてきた。
480名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/07(水) 01:09:39.26 ID:gydD027+0
なんぞこれ
481名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/07(水) 01:15:00.20 ID:uC9dQoqs0
>>480
NGして無視してください
482名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/07(水) 01:58:14.77 ID:kLiNarJS0
なんでこいつ
誰も読まない糞ゴミ文章貼り付け続けるんだろう
迷惑行為だからやめて欲しい
中二病の書いたゴミ作文なんて絶対に読む訳ないだろ
483名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/07(水) 05:30:46.93 ID:tJwU5i1mO
人がいない時は書き込まないで人が戻ってきた時に連投するんだから迷惑極まりないな
Pixivにでも投稿してろよ
484名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/07(水) 06:42:32.72 ID:6Z1avha00
こんな下手くそなSS(笑)をpixivに投稿したらブクマ数や点数といった目に見える形でボロクソに評価されるからそれが怖いんだろw
でも一丁前に自己顕示欲は満たしたいから構ってもらうためにここに書き込んでいるんだろうな
485名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/07(水) 07:40:06.17 ID:GjM1ZtSp0
稚拙な小説だなおい。俺の中学時代を思い出すわwww
こりゃ将来黒歴史決定だな
486名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/07(水) 10:22:04.06 ID:rC+B7M+j0
前回連続投稿した時一端の作家気取りで感想を求めてたな
487名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/07(水) 12:26:34.45 ID:U34lRD/B0
「喰らえ!」
488名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/07(水) 18:10:42.35 ID:kLiNarJS0
>>483
>>439の話とか面白そうだと思ったのに
この糞ゴミがウンコ文章貼り付けたせいで話が途切れたよな
せっかく話が盛り上がってるとこにウンコ垂れ流して行く糞中二作文ゴミ虫は死ねよ
489:第9話 呉越同舟@転載は禁止:2015/01/07(水) 20:28:32.19 ID:SBD9WNFv0
  「ふっ、どうやら案の定、お前達も連中と戦うことになったようだ」

 「あぁ……、こういうのを呉越同舟って言うんだっけセージ? 敵対していた者達が共通の敵の為に団結するって、使い古されたパターンだけど、
こういうのは所謂王道って言うんだろうねぇ……」

 聞き覚えがある、忘れはしない、忘れるわけがない。地の底から響き渡る幽鬼を思わせるこの声を、この世の不協和音を全て合わせたかのような
耳障りなこの声を。

 およそ血の通った人間には到底出せないであろうこの声の主を四四八、並びに他の仲間達もよく知っているであろう声だ。

 そう、第四層起きたあの出来事を生み出した張本人、そして四四八の母である恵理子をその手で殺した男……。

 「柊聖十郎……!!」

 「久しぶりだな、四四八……」

 目の前にその男が現れた。自分の妻であり、四四八の母恵理子を何の躊躇もなく虫でも潰すかのような気軽さで、その命を奪い取った男。

 それと同時に現実の世界では天才学徒として世に知られた存在でもあるこの男こそ、夢界六勢力の一角、逆十字の首領柊聖十郎だ。

 「何をしにきた貴様……!」

 四四八は、燃え盛る憎悪と憤怒に満ちているであろう眼差しを、柊聖十郎に向けていた。
490第10話 いざ、戦いの時@転載は禁止:2015/01/07(水) 20:29:20.22 ID:SBD9WNFv0
  「やあ、水希。君と肩を並べて戦えるなんて僕は何て幸せ者なんだろうか。これは何よりも『彼』が望んでいたことなんだよ?」

 「神野ぉ……!」

 世良も四四八と同じく今この瞬間にも暴発しそうな勢いで神野明影を憤怒に彩られた双眸で睨んでいる。

 四四八等、戦真館のメンバーにとっては正真正銘不倶戴天の敵である柊聖十郎と神野明影。この二人が四四八達に持ちかけてきたのは
『共闘』だった。

 「僕等にとっての共通の敵、即ち神栖66町を夢界にいる全勢力で叩き潰すのが僕の主のお望みさ。町の連中を潰さないと色々と面倒な
ことになるからねぇ。神栖66町、ひいてはこの時代に存在する呪力者の存在は絶対に無視できないんだよ。僕とセージだけじゃなくて、
君達にとっても最悪の事態を招きかねないんだ」

 神野明影は以前のような嘲笑的な道化師の雰囲気を控えめにして、四四八達に今回の事態の説明をした。

 「だからといってお前達と組めと言うのか……?」

 「言ってるじゃないか。肩組んで団結しなきゃ勝てる相手じゃないって」

 逆十字、べんぼうの両勢力と同盟をするということは今までにされてきたことを一時的であるが、水に流すという意味でもあった。

 簡単に同盟とは言うが、そう易々と受け入れることのできる四四八達ではなかった。確かに町の連中の行ってきた非道の数々を目の当たり
にしたのは事実だ。確かに町は強大な呪力者の集まりではあるものの、それでも戦真館メンバーだけで立ち向かうのは不可能ではないと四四八
は思っていた。

 「そう簡単に納得できるかよ!」

 晶が神野に食って掛かる。

 「それは俺も同じことだ。お前等のような凡愚共と同盟を組まされる身にもなってみろ。だが俺の道具として利用してやる分には
それもいいと思っている。精々俺の役に立ってみるがいい」

 「セージ、今回は戦いに来たんじゃないよ。彼等を煽るような真似は逆効果だと思うけどねぇ」
491第10話 いざ、戦いの時@転載は禁止:2015/01/07(水) 20:29:48.29 ID:SBD9WNFv0
  「やあ、水希。君と肩を並べて戦えるなんて僕は何て幸せ者なんだろうか。これは何よりも『彼』が望んでいたことなんだよ?」

 「神野ぉ……!」

 世良も四四八と同じく今この瞬間にも暴発しそうな勢いで神野明影を憤怒に彩られた双眸で睨んでいる。

 四四八等、戦真館のメンバーにとっては正真正銘不倶戴天の敵である柊聖十郎と神野明影。この二人が四四八達に持ちかけてきたのは
『共闘』だった。

 「僕等にとっての共通の敵、即ち神栖66町を夢界にいる全勢力で叩き潰すのが僕の主のお望みさ。町の連中を潰さないと色々と面倒な
ことになるからねぇ。神栖66町、ひいてはこの時代に存在する呪力者の存在は絶対に無視できないんだよ。僕とセージだけじゃなくて、
君達にとっても最悪の事態を招きかねないんだ」

 神野明影は以前のような嘲笑的な道化師の雰囲気を控えめにして、四四八達に今回の事態の説明をした。

 「だからといってお前達と組めと言うのか……?」

 「言ってるじゃないか。肩組んで団結しなきゃ勝てる相手じゃないって」

 逆十字、べんぼうの両勢力と同盟をするということは今までにされてきたことを一時的であるが、水に流すという意味でもあった。

 簡単に同盟とは言うが、そう易々と受け入れることのできる四四八達ではなかった。確かに町の連中の行ってきた非道の数々を目の当たり
にしたのは事実だ。確かに町は強大な呪力者の集まりではあるものの、それでも戦真館メンバーだけで立ち向かうのは不可能ではないと四四八
は思っていた。

 「そう簡単に納得できるかよ!」

 晶が神野に食って掛かる。

 「それは俺も同じことだ。お前等のような凡愚共と同盟を組まされる身にもなってみろ。だが俺の道具として利用してやる分には
それもいいと思っている。精々俺の役に立ってみるがいい」

 「セージ、今回は戦いに来たんじゃないよ。彼等を煽るような真似は逆効果だと思うけどねぇ」
492第10話 いざ、戦いの時@転載は禁止:2015/01/07(水) 20:58:44.17 ID:SBD9WNFv0
 スクィーラは、気がつくと自身のコロニーである塩屋虻の入り口に立っていた。あの影法師の言っていたスクィーラに課せられた使命。

 それを果たさなければならない時が来たのだ。そう、今度こそ本当の最後の戦いになるだろう。スクィーラは塩屋虻コロニーの中に入って
いった。

 コロニーの中に入ったスクィーラの目には建物は破壊され、地面にはコロニーに住むバケネズミ達の姿が飛び込んでくる。

 反乱を起こした代償、今の目の前の惨状はこの一言が全てを現していた。初めてミノシロモドキから真実を聞かされた時の衝撃は今でも
覚えている。あの時は数日間も放心状態に陥ってしまった。そして次の一ヶ月の間は自分の今の姿と祖先達のこと、今の社会構造についての疑問
と、自分達の現在の立場について大いに苦悩した。

 放心、苦悩、疑問、憤り、憎悪、やるせなさ、その他諸々のマイナス感情に支配されてしまったのだ。自分の配下のバケネズミ達も似たような
心境だっただろう。

 今のバケネズミ達の立場を考えてみれば、ミノシロモドキに記録されていた残酷な真実は到底受け入れ難いものだったのは確かだ。

 しかしやがてその真実をスクィーラは受け入れた。幾ら悩んだ所で、悲しんだ所で今の自分達の立場がひっくり返るわけではない。
この真実を町に伝えた所で分かってもらえるのだろうか? 今思えば四回目で町に直訴に行くなど自分からすれば考えられないことだった。
自分の性格を考えれば自己犠牲などするわけがない。

 スクィーラは自分の汚さを十分に理解していた。コロニーを生き残らせ、発展させる為であればそれこそどんな汚い手段も取ってきた。
利用できるものはとことん利用する。ミノシロモドキの真実を知った後も更に非道とも呼べる行いに手を染める。

 自分を産んだ母の脳を手術し、生ける屍に変えたこと。町の人間達に立ち向かう為に救世主、悪鬼の子供を育て上げたりもした。数千の部下達を
使い捨てにした。町から赤子を攫い、第二第三の悪鬼にしようとした。今更後悔などはしない、するわけがない。

 全ては自分達の立場を変える為に行ったことだ。こうでもしなければ町の連中に勝利することなど到底不可能だったから。

 しかしそのような汚い手段を用いても、結果は町に敗れた。敗れたスクィーラは裁判にかけられ、傍聴席の町民達の嘲笑と罵倒を一身に受け、
無限地獄の刑にかけられた。
493第10話 いざ、戦いの時@転載は禁止:2015/01/07(水) 21:22:20.69 ID:SBD9WNFv0
 自分のことを理解しているように見えた渡辺早季だとて、大雀蜂の傘下のコロニーを生き残らせたものの、町の人間達が行うバケネズミに対する
非道な仕打ちの数々を見てみぬふりを続け、塩屋虻の生き残りが反乱をすれば、日本中のバケネズミのコロニーを殲滅しろという町民の声を
受け入れ、それを実行した。

 渡辺早季という女は偽善者そのものだ。反乱を起こさざるをえなかったバケネズミの立場を都合よく無視して町の人間を攻撃した行為だけを
責め続けたのだから。自分の住んでいる町がバケネズミに対してどのような仕打ちや支配を行ってきたのかをまるで見ていない。

 そうでなければ檻の中にいたスクィーラに謝罪を要求などできまい。バケネズミ達の受ける苦しみなど結局の所どうでもいいのだ。

 それはそうだろう、余りにも人間とはかけ離れすぎた自分達バケネズミなど家畜程度の見方しかしていまい。

 共存? 和解? 歩み寄る? そんなことなど絶対に不可能だ。

 旧人類はバケネズミに改造され、新人類が支配者となったことは大いに疑問が残る。そもそも旧人類が新人類を終始苦しめ、支配していたのとは
違う筈だ。暗黒時代の神聖サクラ王朝は呪力者が非能力者を支配する国であったし、呪力を使って略奪や虐殺を行う輩も多数存在していた。

 にも関わらず、新人類同士は「攻撃抑制」と「愧死機構」により殺し合いはできないのに、旧人類はバケネズミという人間とはかけ離れた姿に
変えられ、新人類は改造された旧人類を一方的に殺せるということ自体がおかしい。

 傍から見ても余りに新人類側に有利な計画だ。

 過ぎたことを悔やんでも仕方のないことだが、旧人類をバケネズミに改造した科学技術集団を見つけたら、肉片も残さずにこの世から消し去りたい
気分になる。
 
 「覚悟しろ神栖66町……。これが、これが最後の戦いだ……!」
494第10話 いざ、戦いの時@転載は禁止:2015/01/07(水) 22:11:49.46 ID:SBD9WNFv0
 スクィーラは破壊された町の中を歩みながら改めて固く決意する。

 「待っていたぞスクィーラ、盧生に近い者よ」

 聞き覚えのある声がした。スクィーラは声の方角に向けて歩みを速めると、そこには見知った顔がいた。

 「貴方は……」

 「久しぶりだな。こうしてまた会えるのは嬉しいぞ」

 スクィーラを待っていた人間は甘粕だけではなかった。戦真館の面々、神野明影、柊聖十郎、神祇省の壇狩摩、貴族院辰宮の辰宮百合香までいた。

 「久しぶりじゃのう、スクィーラ。この戦いにはわしも参加させてもらうでよ」

 壇狩摩が蜥蜴のような目を細めながら言う。

 戦真館に入学して以降、数回程顔を合わせたことがある。その時に狩摩の配下である鬼面衆と手合わせして勝利を収めた。

 「貴方も変わりなようですね狩摩様」

 「お前、随分と様変わりしたのぉ。最初にお前の姿を見た時にはてっきり廃神(タタリ)の類かと思ったわ」

 壇狩摩と顔を合わせた時には人間の姿だったので、今のこの姿に驚かれるのは無理もないだろう。

 「お久しぶりですね、塩屋……いえ、スクィーラ殿」

 「相変わらずのようですね。辰宮様も」
495名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/07(水) 23:25:04.35 ID:POb3k11i0
クロスアンジュでエンブリオがドヴォルザークの家路を鼻歌で歌ってた
496第10話 いざ、戦いの時@転載は禁止:2015/01/07(水) 23:34:02.84 ID:SBD9WNFv0
 貴族院辰宮家の令嬢、辰宮百合香が、スクィーラに笑顔を向けて軽く会釈をする。

 百合香と、その執事である幽雫宗冬には初めて顔を合わせた際に本当の姿を見せている。

 「スクィーラ! 無事だったのか!?」

 「塩屋くん!」

 「塩屋!」

 戦真館のメンバーがスクィーラに駆け寄る。

 「皆さん……、急にいなくなって申し訳ありません」

 「気にするな、お前にはお前の事情があるんだろう」

 「柊様……」

 スクィーラは、自分の瞳を真っ直ぐと見据える四四八の眼差しは、スクィーラを家畜の類として見下している神栖66町の者達とは明らかに
違うものだった。対等な存在に向ける視線であり、しっかりと相手を見ている目だ。

 町の人間達の中に四四八達戦真館のメンバーのような者がせめて一人でもいてくれたら……。
497第10話 いざ、戦いの時@転載は禁止:2015/01/07(水) 23:39:50.77 ID:SBD9WNFv0
  「スクィーラよ、これより我等の世界の命運を掛けた決戦を行う。遠慮は無用だ、町の連中に情けは無用だ。生き残る為に知恵を絞っていても、自分達が支配者で
あるという愉悦に浸りたいのだ。自分達の祖先と同じ過ちを繰り返していることに気付かないとは救いようがない」

 「連中が自分達の過去の行いに真摯に向き合えると思うか? そんなことなど不可能だろう。連中はひたすらに自分達こそが神という崇高な存在
だと思い込んでいるだけよ。呪力という力に「胡坐をかき」、呪力を振りかざして思う存分にバケネズミを支配し、蹂躙する。こんなことを
していて町の未来や日本の未来など語る資格などあると思うか?」

 「未来を語るならば自分達の過去の行いを振り返り、自分達の落ち度を反省してその上で未来に繋げるべきだろう。所詮は支配することでしかバケネズミと
の関係を持てない分際で未来を容易く語るとは片腹痛いわ。自分達のしてきたツケがそのまま返ってきている至極単純な道理も解せない阿呆共が君臨する未来な
ど微塵の価値すらもない」

 甘粕は熱の篭った弁舌を振るう。神栖66町はバケネズミの受ける苦しみも、反乱をするまでに彼等を追い込んでしまったという事実もまるで理解していないのだ。

 そう、ここからが本当の戦い、スクィーラにとっての最後の戦いが始まるのだ……。
498名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/08(木) 03:21:56.56 ID:RcGXwBRU0
まーた頭の悪いゴミクズが糞みたいな低学歴が書いたゴミ文章貼り付けてやがる
ゴミを貼り付けるな
誰も読まねえよ
死ね
499名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/08(木) 20:35:59.40 ID:P0n18luS0
今更だけど見た
面白かったね
何か久しぶりにこういうアニメを見た気がする
まあ原作が原作だからあれだが
子供が管理された世界や大人を相手に戦ったり真実を追い求める話かと思ってた
二周目が楽しめる作品て感じがした
500名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/08(木) 22:34:14.56 ID:LL/noikK0
今夜のABCビーバップハイヒールは「サル学」ボノボのコミニュケーション等を紹介
501名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/08(木) 22:50:09.31 ID:sqyhyc6A0
>>495
今までも新世界よりと似た設定が出てきたが、
わざわざあの回で唐突に「家路」を出してきた辺り本当に新世界よりオマージュなんだと思った
502名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/09(金) 01:32:34.60 ID:WvMc9HF30
>>500
ボノボの交尾映像すごかったなw
早季と真理亜はホカホカだったのか
503名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/09(金) 01:55:49.50 ID:A7mtpHmR0
>>500
見逃したわ
再放送あるかな
504名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/10(土) 10:56:41.11 ID:Kit+GndO0
早季と真理亜のボノボ←きれい
瞬と覚のボノボ←きたない

なぜなのか
505名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 01:03:57.36 ID:+nesVj0+0
>>504
おぬしが男だからじゃ
506名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 01:07:53.58 ID:bbBsjsvH0
>>504
何を見てたんだ
めちゃくちゃ綺麗だったろ
507第10話 いざ、戦いの時@転載は禁止:2015/01/11(日) 01:10:53.72 ID:hZpdzw6w0
 それは異様な光景だった。暗く、冷たく、およそあらゆる温かみという要素を全部纏めて取り払ったこの室内では、一人の少女の絶叫が響き渡っていた。しかしその程度で
あれば異様という言葉で表現するには足りないような気もするが、叫び声を上げる少女の姿は最早少女などというカテゴリーに当て嵌まらないものだった。

 雪を思わせる白く美しい肌だった肢体には、グロテスクな膿だらけになり、しかもその膿からは蛆を思わせるおぞましい生物がポトポトと生み出されていた。

 いや、それだけではない。少女の肢体中に広がる膿は、生きているかのように律動を繰り返し、膿の幅が広がったり狭まったりしていて安定していなかった。

 そもそも膿自体は生き物ではない。ましてや膿から蛆が生まれるなど普通では考えられないことだ。

 しかし膿が生きているかのように動くだけであれば、まだ救いがあった。

 少女の両手両足の骨は粉レベルまで砕かれており、手足を軟体動物のようにくねらせる。口からは血とも反吐ともつかない液体が絶えずはきだしていた。

 しかしそれらの事象ですらも、少女が苦しんでいる原因に比較すればどうということはない。

 何らかの生き物の赤子を思わせる生物が十匹以上も床を這いずり回っている。その生物はどこから来たのか?

 答えは明確だった。少女が自分の股から、この生物を産まされて(・・・・・)いるのだ。

 床を這いずり回る生物は、イザナギとイザナミとの間に生まれた蛭子。いや、それ以上におぞましく、異次元に棲む生命体を思わせた。

 このような生き物が自分の腹から生まれてくるという事実に耐えられる人間の女など存在しないだろう。

 更に言えばこの生き物を産む時に伴う激痛は人間のそれを軽く凌駕していた。出産に伴う激痛や苦しみなど、これに比べれば針が刺さった程度なのだから。

 そんな出産を十回以上繰り返しても尚、自分をこんな目に遭わせている存在に対する怒りの感情が消えないのは正しく驚嘆に値する精神力だった。
508第10話 いざ、戦いの時@転載は禁止:2015/01/11(日) 01:17:13.65 ID:hZpdzw6w0
 苦しむ自分の姿を見ながら、あざ笑う者達に憤怒の炎が燃え盛る眼光を向けるこの少女こそが、夢界六勢力の一角、鋼牙の首魁であるキーラ・ゲオルギエヴナ・グルジェワなのだ。

 自分の率いる部下達と、バケネズミ達を連れて、神栖66町に最初に殴りこんだキーラであったが、町が誇る最強の呪力者鏑木肆星と、最高の呪力者日野光風の二人によってあえなく敗れた。

 そして囚われたキーラは、呪力による拷問を受け続けていたのだ。
 
 「貴様等ァァァ!! 許さんぞぉ!!!!」

 「ほう、まだそんな口が聞けるのか」

 神栖66町の拷問官は、憤怒の形相で吼えるキーラを見ながら口元を歪める。

 「バケネズミに組し、町を攻撃した不届き者が! 町民を殺した貴様にはまだまだ地獄をその身で味あわせてやるぞ」

 「ギャァァァァアアア!!!!????」

 拷問官がそう言うと、キーラの身体が大きく歪み始める。さながら水飴か粘土の如く形状は目まぐるしく変わっていく。しかしこんなことをされても尚死ぬことのない
キーラの生命力は文字通り脅威的でもある。

 しかし持ち前の生命力がかえって苦しみを長引かせているという皮肉な結果となってしまった。

 「穢れたバケネズミなど我等の道具、家畜に過ぎん! 何なら貴様もバケネズミと同じにしてやろうか!!」

 「ぐぁぁぁ!!!?? ギャアアアア!!!!???」

 拷問されるキーラの様子を、町の長の朝比奈富子、渡辺早季、朝比奈覚が見守っていた。

 早季と覚は、四四八に殴り飛ばされて気絶していたが、目を覚ますと、スクィーラ達に気付かれないようにその場を離れたのだ。
509第10話 いざ、戦いの時@転載は禁止:2015/01/11(日) 01:20:47.30 ID:hZpdzw6w0
 あれから丸五日。戦真館の面々の宣戦布告を受けた神栖66町は戦いの準備に余念がなかった。拷問を受けるキーラは、十日前にバケネズミと連合を組んで
町に戦いを挑んできたのだ。五十名の町民が犠牲になったものの、戦いの末にキーラ率いる軍と、バケネズミは破れ、敗軍の将であるキーラは囚われの身となったのだ。

 「貴方がバケネズミと一緒に戦いを仕掛けてきたせいで町の人達が死んだ! 今謝ればこの拷問から解放してあげるのに……」

 「卑劣なバケネズミ達に組して、町の人達が死んだんだぞ! 自分が何をしたか分かっているのか!」

 早季と覚はバケネズミ達がどのような経緯で反乱を起こしたのかなど眼中にない。町の人間達が反乱によって死亡したことにだけ執着していた。

 主従関係になったバケネズミの裏切りが許せないのだろう。少なくともバケネズミ達がどのような心境で町の人間達に従っていたのかなど興味はない。

 バケネズミとの関係はすべからく「良好」であるから。その信頼関係を踏み躙ったバケネズミ達の言い分など一切聞く気などなかった。ただひたす
らに町を攻撃したバケネズミに対する怒りの感情しかなかったのだ。

 これが神栖66町に生きる呪力者として常識の考えなのだ。自分達の気分を損ねただけで、意に沿わなかっただけで平然とコロニーごとバケ
ネズミ達を抹殺する。まるで虫でも踏み潰すかのような気軽さで。最初からバケネズミがどんな気持ちで支配を受けているのかなどどうでもいい。
自分達呪力者を敬い、従うことが「普通」であり「常識」。

 「家畜」「道具」が主人に逆らうようなことなど認めるわけがないから。「家畜」「道具」の都合など知る由もないから。
「家畜」「道具」は主に従うことが普通だから。

 町民はまさしく神であり、バケネズミ達はそれを敬う卑しい存在。千年後の未来においてはこの思想は常識的なものだから。

 が、そんな町民をあざけ嗤う来訪者が今、この尋問室に来たのだ。

 部屋の片隅から糞尿があふれ出して来る。比喩や誇張などではない、正真正銘本物の糞尿だ。
510第10話 いざ、戦いの時@転載は禁止:2015/01/11(日) 01:25:51.30 ID:hZpdzw6w0
  「何? この臭いは……?」

 鼻腔を突くような臭気を持つ糞尿の存在に最初に気付いたのは朝比奈富子だった。

 目の前で行われているキーラの拷問に気を取られ、数分程気付くのが遅れた。

 富子に続いて覚、早季、拷問官もこの部屋全体に漂う臭気に気付き、事態の異常さを察知した。

 そして糞尿は天井、壁からも湧き水のように溢れ出してくる。

 「Sancta Maria ora pro nobis
 さんたまりや うらうらのーべす

 Sancta Dei Genitrix ora pro nobis
 さんただーじんみびし うらうらのーべす 」

 そして部屋全体に祈祷聞こえてくる。まるで何人もの人間が輪唱しているかのようなぶれた声で。

 寒々しく、温かみの欠片もない無機質な拷問室が瞬く間にこの世のありとあらゆる穢れの数々が充満する便房と化した。

 溢れ出してくるのは糞尿だけではない、ヘドロ、蝿、蛆、蜘蛛等々およそ人間からは忌み嫌われる要素のある代物がこの部屋全体を塗り替えていく。

 どこか虚無的とさえ言える冷徹な空間は、この世の汚物穢れの類を凝縮した不浄の異界へと様変わりした。もはや一種の芸術とさえ呼べる程の冒涜的な
穢れをこの部屋に呼び出した存在、曰くタタリ、神野明影である。
511名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 01:58:41.34 ID:TpZWA0sA0
2ch落ちてた?
512第10話 いざ、戦いの時@転載は禁止:2015/01/11(日) 02:04:10.05 ID:hZpdzw6w0
  「誰!? 貴方は!?」

 「どうも、神野明影と申します。この度は反乱軍の使者として参上しました」

 「貴方のような存在を招待した覚えはないけど?」

 朝比奈富子が、悪魔の化身である神野に堂々とした態度で言い放つ。

 「貴方もバケネズミに味方するの!?」

 「ああ……、君は確か渡辺早季だったね。バケネズミの立場なんてどーでもいい癖して、無理してバケネズミのことを理解した気になってるだけの偽善者だろ?
いーよいーよ、無理してバケネズミのことを分かった気にならなくてもさ。バケネズミくん達が反乱しなくちゃならなかった経緯もぜーんぶ丸ごと見て見ぬフリして
町のしてきた行いは知らん振り。で、反乱起こしたスクィーラ君に謝罪要求してる糞ビッチじゃーーーん!! こういう形だけ理解者みたいなフリしてる人間
って恥も感じないんだろうねー」

 「バケネズミとの関係は今の社会に必要なことだからよ!」

 「あいつ等と人間が対等に見えるのか!?」

 神野明影はいつも通りの狂騒的な表情を浮かべつつ、早季に対して煽りを入れる。

 「ま、この世界に生きて呪力って力に胡坐かいてる連中に何言っても通用しないだろうけどねー。それはそうと、
もう君達の町を僕達の軍が包囲している頃なんじゃないかな?」

 「何ですって!?」

 驚嘆する早季、覚、富子、拷問官の四人だったが、神野の言葉は直ぐに現実のものであると思い知らされることとなる。

 「富子様!! 町の外が奴等に包囲されています!!」

 委員会の女が血相を変えて拷問室に飛び込んできたのは、神野の言葉から十秒足らずのことであった。
513名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 07:41:30.01 ID:C8/zVLHO0
>>511
ここ3日ほど昼前から深夜くらいまで攻撃されてる
2ちゃんが狙いか、同じサーバーの他サイトが狙いで2ちゃんは巻き添えかは分からないらしい
でも同じ時にN速+も荒らされたからやっぱ2ちゃん狙いかな
514名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 07:49:01.62 ID:SjDbcUue0
>>506
ノンケかと思ってた奴が突然ホモだったとあかされる
生理的嫌悪感はなかなかキツイよ
515名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 07:51:48.07 ID:7zbB2ew2O
あの世界はノンケこそ異端だから
ていうかそれ言うなら真理亜早季だって同じなのにそっちは綺麗って感想なら単純にホモ嫌なだけじゃないか
516名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 11:57:14.21 ID:RDCe0Ix10
ホモっちゅうかみんなバイだがな
517名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 15:25:54.14 ID:TpZWA0sA0
>>513
やっぱそうか、ありがと
アメリカとか海外の呪力持ちもキシ機構持っているのかな
518名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 19:42:18.79 ID:zHTSroJr0
ノンケとかホモとかじゃなく、男女関係なく性的行為が挨拶代わりな世界なんだよ
それをやらない守は社交性のない変人であって、誰とでもやるのが普通w
519名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 19:46:24.03 ID:QIYS4Njo0
パグするみたいな感覚だろうな
520名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 21:06:29.44 ID:bbBsjsvH0
パグ可愛いよな
521名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 21:32:31.99 ID:Qs40OBuA0
今やってるクロスアンジュってアニメの展開が
どんどん「新世界より」っぽくなってる
522名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 22:13:46.33 ID:VaQbVHtd0
>>521
このスレでも何度かその話題出てるよ
俺は見てないから話に入れなかったけど
似た要素あるなら比べるために見とけばよかったな
523名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/11(日) 22:19:08.50 ID:bbBsjsvH0
自立型アーカイブが出てきたなw
524名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/12(月) 22:22:36.79 ID:jdJL0+Bo0
 スクィーラは塩屋虻コロニーの生き残ったバケネズミ達を招集し、四四八達戦真館や、甘粕率いる夢界六勢力の面々と共に神栖66町を包囲していた。

 反乱軍のリーダーはスクィーラ。ようやくこれが本当に最後の戦いとなるだろう。都合五回のループを経験したスクィーラにとっての最後の戦い。

 影法師の言葉通りであればこの決戦で未来が決まると言っても過言ではないから。

 「いよいよだな、スクィーラ」

 「ええ、柊様」

 自分を受け入れてくれた戦真館の面々にスクィーラは言葉にできない程の感謝を捧げていた。意地汚く、曲がりきった性根のスクィーラではあるが、本当の自分を
受け入れてくれた四四八達に対しては掛け値なしの感謝の念があった。そして自分を拾い上げた甘粕正彦という存在に対しても。

 耳障りな蝿声が聞こえたと思えば、神野が甘粕の横に立っていた。

 「神野よ、首尾は?」

 「ええ、万事滞りはありません我が主よ。連中も本気のようです。本腰を入れての決戦となりましょう」

 ついに、ついに町との決戦となる。

 町の入り口には数十名の町民が陣取っていた。数十名とはいえ、一人一人が強力無比の呪力使いだ。油断は禁物なのはスクィーラ自身も承知している。

 「あれを見て!」

 世良が叫ぶ方角を見ると、町の長である朝比奈富子が姿を現した。そしてこちらの方に数名の従者を連れて近づいてくる。

 そしてスクィーラの軍の位置から数十メートルの位置まで来た。

 「スクィーラ、町を裏切ったケダモノが懲りずにまた反乱ですか? 我々も軽く見られたものですね」
525名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/13(火) 00:31:06.77 ID:zT36/uKd0
「喰らえ!」
526名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/13(火) 05:44:38.05 ID:C+2Tqr440
すみません質問させてください

町の裏ボス的存在でDNA修復が特技の見た目若いBBAの人、
CVは 榊原良子 であってますか?
527名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/13(火) 10:27:02.55 ID:KCz07qf00
合ってるよ
528名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/13(火) 15:30:16.29 ID:C+2Tqr440
ありがとうございました
529ガオモン 忍法帖【Lv=0,xxxP】(2+0:5) ◆IAb6ao8JIc @転載は禁止:2015/01/13(火) 18:50:35.54 ID:hYAnnWQt0 BE:272564363-2BP(0)

僕も真面目に本気で回答するよ
私も真面目に本気で回答するよ
俺様も真面目に本気で回答するよ
我も真面目に本気で回答するよ
530第11話 決戦!神栖66町@転載は禁止:2015/01/13(火) 23:35:24.55 ID:YEaANsjg0
 「ケダモノだとてプライドや感情がある。文句の一つも言わない家畜が欲しいのならロボットでも作ればいいものを」

 スクィーラは睨み据える朝比奈富子の眼光を睨み返す勢いで言い放つ。

 「笑わせないでくれるかしら。今の貴方達バケネズミが今日まで生きてこられたのは私達があってこそなのよ。自らの祖先の受けた罪の烙印
を受け入れなさい」

 「どこまでも想像力の足りない連中だ。自分達より遥かに非力な存在の上に立ち、意思も自由も尊厳も踏みにじるのがお前らのやり方か。神を名乗っていてもや
ってることは頭の悪い独裁者のそれだな」

 四四八も富子の発言に黙っていられなかったのか、喰って掛かる。

 「貴方も人間なら、なぜバケネズミなどの味方をするの?」

 「人間だからこそ、だ。強大な力に溺れ、人間の持つ道徳心や倫理観も失ったお前等が自分達は人間だとでも?」

 「ただの人間ではありません、呪力という力を持つ神です」

 「へっ、自分で神とか名乗るのかよ」

 鳴滝は嘆息をしつつ、自分の口で神と称す富子の言葉に呆れ返っている。

 「一つ教えといてやるぜ、俺達の世界じゃ、お前等みたいな神様面した馬鹿共のことを単に痛い奴って言うんだよ」
531第11話 決戦!神栖66町@転載は禁止:2015/01/13(火) 23:39:34.44 ID:YEaANsjg0
  鳴滝の言葉に頭に来たのか、富子は僅かに歯軋りをしている。

 「つまらん、まったくつまらんぞお前達。どんな苦労をして呪力を手に入れた? 何の鍛錬も修練も試練も乗り越えずに力を得てしまえば怪物が生まれるだけよ。
自分達の力に誇りもプライドも持てないから平然と非力な存在を虐げるのだ」

 甘粕も富子を始めとする町の人間の思想に辟易している様子だった。

 そして甘粕の言葉が決定打となり、富子は言い放った。

 「もうこれ以上話し合いをしても埒があきません。いいでしょう、私達の力を存分に見せてあげます。貴方達が人間の姿形をしているからこそ、ここまで話し合いに
乗ってあげたのですが、それももう終わりです」

 「ふっ、相手がバケネズミだと交渉も話し合いもしない癖に、相手が同じ人間なら平和的な解決方法ときたか。呆れ返る程にお粗末な思考回路だ。お前等のような
小物にはバケネズミの苦しみなど未来永劫理解できまい」

 「何とでも言いなさい。貴方達は自分の犯した過ちを後悔するでしょう」

 四四八の煽りに苛立った様子の富子は足早に町の中へと戻っていった。

 「これで開戦ですね」

 「ああ、いくぞお前等ァ! 腹を括れぇ!!」

 「応!!!!!!!」

 四四八の掛け声と共に、開戦の火蓋が切って落とされた。
532第11話 決戦!神栖66町@転載は禁止:2015/01/13(火) 23:48:12.64 ID:YEaANsjg0
 まず最初の反乱軍側の第一波である塩屋虻コロニーのバケネズミ兵士達の突撃は、町民の呪力によって阻まれた。バケネズミの
兵士達は、身体を爆竹のように破裂させられ、地面に内臓をぶち撒けた。やはり強大な呪力者とバケネズミ達との力の差は隔絶したものだった。

 が、そんな戦況はすぐに覆されることとなる。

 貴族院辰宮の筆頭執事である幽雫宗冬がバケネズミ達の指揮を取るやいなや、状況が一変したのだ。幽雫は呪力者達との距離を信じられない
速度で詰め、町民達が反応しきれないままに、得物のサーベルで十名前後の町民達を悲鳴を上げさせる暇もなく斬り捨てた。その余りの鮮
やかな戦いぶりは一種の芸術とも呼べる程に完璧なものだった。一切の無駄のない洗練された太刀捌き、足運び、反応速度、戦法の数々を前に、戦争
慣れしていない町の人間達は手も足も出なかったのだ。

 邯鄲の夢を持つ者は呪力者の使うPK能力に対して耐性があると、甘粕から聞かされている。勢いにのるバケネズミ達の
軍を率先して先導したのは幽雫だけではなかった。

 四四八達、戦真館の面々は勿論のこと、スクィーラ自身もまさしく戦場を駆ける鬼神の如き勇猛さで町民達を蹴散らしていった。

 五常楽のうち、破段に達しているスクィーラは、自身の適正の中で特に高い戟法の迅、創法の形を最大限に活用し、
迅雷の如き素早さで町中を駆け回る。

 そして創形した槍で片っ端から町民達を突き殺していく。

 時折身体に掛かる衝撃は、恐らく呪力による攻撃だろう。耐性はあるといっても痛みはあるのだ。全身の骨が軋んでいく感覚に陥る。

 しかし町に対する怒りの炎を燃やすスクィーラは、そんな痛みなど意に介さず、町民達を見つけ次第殺していった。

 「私は新たな力を得た!! 貴様等を殺す為の力をなぁ!!!」

 咆哮するスクィーラ。スクィーラは全身を支配する町に対しての憤怒と憎悪を加速させつつ、町民達を虐殺していく。

 勢いづく反乱軍に押された形の町民達は、町の大広場まで後退する。そしてスクィーラ、幽雫、戦真館のメンバー率いる反乱軍は、大広場に雪崩れ込み、
大広場は反乱軍と町民との戦場と化した。
533第11話 決戦!神栖66町@転載は禁止:2015/01/13(火) 23:55:33.72 ID:YEaANsjg0
 そしてその様子を町の上空から甘粕は見下ろしていた。まさしく、人同士の戦いを愉悦の表
情で見物して楽しむ魔王のように。

 「さぁ、神栖66町の町民共よ!! 自らを神と称するのならばお前等の持つ力、輝きを俺に見
せてみろ!!! 神であるならばこの試練、乗り越えてみるがいい!!!!
さぁ、人の身でありながら神と名乗るその言葉、嘘偽りがないか証明してみるがいい!!!!! 
俺がお前達に対して抱いた失望感を覆してみろ!!!!」

 黒いマントを翻し、神栖66町の町民達に対して叫ぶ。人の持つ輝きを何よりも愛する甘粕は、神を称
する町の人間達が、試練を乗り越えられるのかどうかを見定めようとしていた。
534第11話 決戦!神栖66町@転載は禁止:2015/01/14(水) 00:03:24.10 ID:eadlzM2Y0
  「ほう、ほう。なんともこりゃしっちゃかめっちゃかなザマじゃのう」

 町の大広場での戦闘を見下ろしつつ、壇狩摩は嘆息するかのようにぼやいていた。

 「神栖の連中が小物か。そりゃ確かにそうじゃろうの」

 狩摩は、四四八が朝比奈富子に言い放った言葉を思い出す。

 夢界六勢力の面々だとて大人物とはいい難い。

 心は汚く、利己的で、王道を嗤い、捻じ曲がっている。

 町の長たる朝比奈富子でさえ、町の未来を憂いているように見えて、実際は支配され続けるバケネズミという旧人類の末裔
を気に掛けることすらしない。思慮深く、平和的な考えのような言動を取っていてもその実、自分達より下等な存在である
バケネズミ達の上に立ち、道具のように扱うことに対して欠片の抵抗感すら抱かない。

 バケネズミの反乱を「信頼に対する裏切り」と臆面もなく言ってのける浅はかさ。

 「所詮は物を動かす程度の力で神仏気取って悦に浸るだけの俗物共よ。そがぁな奴等に未来が築ける筈がなかろうが。甘粕
の言う通り、こりゃ聞きしに勝る馬鹿共よ」

 「どれ、馬鹿共の相手をわしもしちゃるか。鬼面共ォ! お前等も混ざれや!!」

 狩摩の言葉と同時に、狩摩の頭上に三つの鬼面が浮かび上がる。

 「町の連中を全員血祭りに上げたれや」

 怪士、夜叉、泥面の三鬼面が主である狩摩の号令と同時に人型を形成し、町の大広間に突撃していく。

 まず最初に町民に対する攻撃を仕掛けたのは夜叉だった。
535第11話 決戦!神栖66町@転載は禁止:2015/01/14(水) 00:08:28.08 ID:eadlzM2Y0
  何も無い空間から無数の刀剣を創法の形で具現化させるやいなや、数十名の町民目掛けて豪雨の如く降り注がせる。

 「ぐぎゃ!?」

 「が!?」

 「くそ!? 剣だと!?」

 不意打ち、騙し打ちを得意とする神祇省の戦法は、強大無比な力を持っているものの肉体そのものは生身の人間であり、意識外からの不意打ちには
脆い町の呪力者相手に如何なく発揮された。

 何人かの町民は咄嗟に呪力で作った障壁によって難を逃れたものの、突然の攻撃に対処しきれなかった多くの町民は、夜叉の放った刀剣により串刺しにされた。

「糞! 新手か!?」

 数名の町民が、屋根の上にいる狩摩と鬼面衆に気付き、攻撃に転じようとしたその時、目に見えない一迅の疾風が町民達の間を駆け抜ける。

 「な?」

 「がぁ!?」

 何が起きたのかも分からないという風に、町民達の身体はズタズタの細切れになり、調理されたように刻まれた肉塊が多量の血液と共に地面にぶちまけられる。

 そう、鬼面衆の中でも隠形に特化した暗殺者の一人、泥眼だ。零の奔流と化した泥眼は文字通りの無の風となって標的に対して不意打ちを仕掛けた。

 呪力を使うにはまず対象を目視しなければならない。呪力使いにとって目は命であり神栖66町の町民達は総じて視力が良いのだ。しかし相手を見ることを前提としている
ならば、見ることも感じることもできない存在による攻撃は正しく呪力使いにとっての鬼門であり、天敵であろう。

 常道を逸した戦い方を得意とする神祇省の戦法はまさしく呪力者を殺す為に存在していると言っても過言ではない。

 狩摩は口元を歪めて不適に嗤うと、重い腰を上げ、屋根から飛び降りて自らも大広場に降り立つ。

 「俺も遊ばせてもらうでよ」
536第11話 決戦!神栖66町@転載は禁止:2015/01/14(水) 00:16:24.99 ID:eadlzM2Y0
 「やぁぁぁぁああ!!!」

 スクィーラは、町が誇る二大巨頭、鏑木肆星と、最高の呪力者日野光風に戦いを挑んでいた。

 流石は神栖66町の中でも最強と最高の二人を同時に相手にするのはスクィーラといえど苦戦していた。

 地球すらも破壊できる程の力を有してはいるものの、肉体は常人に変わりないので、致命傷を与えてやればそれでお陀仏になる。
問題は鏑木自身の動体視力の異常性だ。通常の人間の範疇を超えるレベルの反射神経、360度全方位を見渡せ、遮蔽物すらも見通す視力。

 邯鄲の夢で強化されたとはいえ、鏑木の持つ常軌を逸した魔眼に手を焼く。

 二人は先程からスクィーラの身体を破裂させる為に呪力による攻撃を仕掛けてきているが、それと同時にスクィーラの身体の自由を奪おう
と金縛りのような技まで仕掛けてきた。しかしスクィーラはは力づくで呪力による拘束を振りほどく。呪力に対する耐性があるとはいえ、こう何
度もも攻撃を受け続ける内にダメージは蓄積してく。しかし問題は拘束時速数百kmの速さで二人の周りを駆け抜けているにも関わらず捉えられていると
いうことは恐らく鏑木がやっているのだろう。これ程の速さを易々と捉えるとは脅威の動体視力と言える。

 大量の木と石で構成されたミサイルが恐るべきスピードでスクィーラに襲い掛かる。休む間もなくそれは続き、スクィー
ラの足場である家屋が無残に粉砕されていく。呪力を応用した絨毯爆撃とも呼ぶべきか。

 家屋から家屋に飛び移りつつ、二人に向けて槍を投擲する。一つだけではない、素早く新たな槍を数本創形し、
間髪入れずに二人目掛けて勢いよく投げつけた。しかしどれもが呪力の盾で悉くが防がれてしまう。

 状況を不利と悟ったスクィーラは一旦広場に戻り、二人がいる建物の屋根に向かって一直線で向かっていく。

 「はぁぁぁぁあああああああ!!!!!」

 自分の眼前に百本近い槍を創形し、それを一斉に二人目掛けて浴びせかける。
537第11話 決戦!神栖66町@転載は禁止:2015/01/14(水) 00:37:52.43 ID:eadlzM2Y0
 しかしそんな槍の暴雨も、呪力の盾によって防がれる。

 そして次の瞬間、巨大なハンマーで殴られたのかと思う程の衝撃がスクィーラの右から襲いかかった。

 「ぐぁ!?」

 唐突な衝撃に一瞬気が動転したスクィーラだったが、すぐに状況を理解できた。

 直径数メートルはあろうかという巨大な岩が自分の真横から襲ってきたのだ。今思えば呪力同士は干渉する。先ほど二人が周囲にある材木やら石やらを呪力で持ち上げた
かに見えたが、実際に呪力を使用していたのは日野か鏑木のどちらか一人だけで、その一人が周りの物体を動かしていたのだろう。それ程の衝撃を受けても尚、吹き飛ばされずに
その場に踏みとどまるスクィーラ。循法の堅の値がそれなりにあるので、どうにか耐えられた。

 このまま戦いが長引けば、攻撃を受け続けている自分が不利になる。いくら素早く移動できるとはいえ、相手の動体視力がこちらの動きを容易く捉えてしまう。

 「あの二人ですらも反応できない程にまで速く動ければ……」

 スクィーラは願った。相手が反応できない程にまで速く動ければ、こちらを意識できない程にまで速くなれれば。
538第11話 決戦!神栖66町@転載は禁止:2015/01/14(水) 00:46:27.82 ID:eadlzM2Y0
  ──────より速く


 ──────より早く


 ──────より迅く


 「破段───顕象」

 スクィーラは、自らの破段を出し、日野と鏑木と交差する形で彼らの後ろに着地する。

 「な、何をしたバケネズミめ……? わ、我等にな……何を……?」

 「か、身体が動かん……、スクィーラ、何を、何をしたぁ!?」

 余りの速さ故に自分達が「攻撃された」ということにすらも気付いていないのだ。スクィーラは二人に百人分を殺せる程の猛攻撃を叩き込んだのだ。二人が
喋れる状態ではないのが普通ではあるが、スクィーラの破段の影響により、効果が現れるまでに「時間差」があるのだ。

 「ぐぶ!?」

 「がへぇ!??」

 ようやく最初の一撃の影響が二人の身体に出たようだ。二人の脇腹を槍で一突きしたのが最初の攻撃だ。

 そして二人が口から血を吐き出したのを皮切りに、二人の身体にスクィーラの繰り出した攻撃の影響が現れ始める。

 「が……体が崩れるぅうううう!!!??? か、神である我らがぁぁ!!!」
539第11話 決戦!神栖66町@転載は禁止:2015/01/14(水) 02:54:22.86 ID:eadlzM2Y0
  「ぐべ!? がばぁ!!??」

 耳が削げ、手足が第一関節からポトポトと屋根を転がり、地面に落ちていく光景を見て二人は思考が追いついていないようだ。

 「わ、わだじの……腕が、耳がぁああ……!! 血、血が止まらない!! だ、誰が……、だ、だずげ……で……!!」

 「ば、バゲネズミ如ぎにぃぃぃ……!」

 最後の言葉を口にすると二人の身体は細切れになり、完全に地面に崩れ落ちた。

 「貴様等には似合いの末路だ……!」

 スクィーラは、残った二人の肉塊に唾を吐き捨てる。
540最終話 邯鄲の世界より@転載は禁止:2015/01/16(金) 23:27:10.01 ID:7AHaZryp0
 鏑木肆星、日野光風という二人の実力者を失った町は総崩れとなり、町民達は我先にと逃亡を始める。

 その様子を屋根の上から見守るスクィーラ。

 「これでやっと終わりか……」

 終わってみればあっけないものだった。あれ程までに強大な力を振るい、自分達を神と称していた町の人間達は形勢不利と
見るや一目散に逃げ出しているではないか。町民達への憎悪に取り付かれていたスクィーラも、逃げ纏う町民達の姿を哀れだと思い始めていた。

 「連中は何も超越した神のような存在ではなかった……。一皮剥けば我等と大して変わらない」

 これ以上痛めつけた所で何が変わるというのだろうか? スクィーラはこの辺りが潮時だと思い、戦いを終わらせる決意をする。

 スクィーラは、屋根から下りて、四四八達の元に向かおうとしたその時、自分の前方に二つの人影が見えた。

 「あれは……」

 そう、自分にとって忘れようにも忘れられない存在の二人、渡辺早季、朝比奈覚。

 「渡辺様……、もはや戦いは終わりです。諦めて降伏しなさい」

 スクィーラは心の底では期待していたのだ。早季と覚の二人は自分達バケネズミのことを僅かでも理解してくれると。そして苦し
められてきたバケネズミ達の痛みや恐怖を分かってくれると。

 そんな淡い期待を寄せていたのだ。

 「断るわ、スクィーラ。私達はあなた達バケネズミに降伏なんてしない!」

 「もうこれ以上の戦いは無意味ではありませんか? 貴方達だとて我等バケネズミがどれだけ追い詰められたのか理解できた筈です」

 昔からの腐れ縁とも言える関係であるこの二人にだけはバケネズミの受けてきた苦しみを理解して欲しいとスクィーラは願う。

 「私達は人間と然程変わらない知能を持っています。そんな生き物が、町の人間達の顔色を伺いながら暮らしてい
くという意味が分かりますか? いつ用済みになって消されるかも分からない恐怖と戦う日々が想像できますか? 私
達は苦痛も悲しみも怒りも感じない機械人形ではありません! 私達は人間と変わらない知能や感情を持つ生き物なのです。
どうか我等の痛みと悲しみを理解してください……!」
541最終話 邯鄲の世界より@転載は禁止:2015/01/16(金) 23:34:07.45 ID:7AHaZryp0
  「例え貴方達が苦しんでいるのだとしても、それが今の社会を構築しているのよ。貴方はそれを受け入れられずに、
  独りよがりな考えで反乱を起こして、その結果大勢の町の人達を殺した!!
  感情? 恐怖? 支配を受けているのなら、なぜそれを受け入れようとしないの?」

 「なら不満も憤りも感じるなということですか!?」

 「当たり前だ!!」

 スクィーラの悲痛な言葉を遮るようにして覚が怒鳴った。

 「そういう関係だということは最初から分かっていた筈だ!! 支配する者とされる者の関係などそれが普通なんだよ!! 
自分勝手な欲望で反乱を起こしておいて! その他大勢のバケネズミは俺達の支配を受け入れている。そういう社会だと
いうことを受け入れているんだよ! お前はそれを受け入れようとせず、俺達町の人間を裏切ったんだろうが!!!!」

 「スクィーラ、貴方の気持ちは分かる。だけど今のこの社会は私達町の人間とバケネズミとの共存で成り立っているの。私は
町の委員会に姉妹と友達の命を奪われたけど、それも今の社会を維持する上では
仕方のないことなの。嫌でも自分の立場を受け入れないといけないのよ」

 二人の口から出てくる言葉は絶望だった。スクィーラの淡い期待を踏み躙るには十分過ぎる程の冷酷無比とも言える言葉だった。
 
 今の社会を維持していくのに必要だから、この言葉で二人はスクィーラ達バケネズミの抱いていた感情を全否定したのだ。

 確かに社会を維持していく上では必要なことなのかもしれない。だが所詮二人の言うことは、呪力という力を持ってバケ
ネズミの上に立つ人間による自分達に都合の良い理論に過ぎないだろう。

 自分達の支配体制を維持していく上で、最もらしい言葉を吐いて無理矢理納得させる。

 自分達バケネズミを人間だと認めてくれることなど最初から期待などしてはいないが、バケネズミ達が五百年近くも受けてきた屈辱
と苦しみ、地獄のような日々の一切を考慮すらもせず、「今の社会には必要なこと」という一言で全否定ときた。

 下らない期待などするべきではなかったのだ。所詮呪力者とバケネズミとでは違い過ぎる。
542最終話 邯鄲の世界より@転載は禁止:2015/01/16(金) 23:35:07.79 ID:7AHaZryp0
  「もう一度聞こう、渡辺早季。バケネズミと歩み寄るつもりはないんだな?」

 自分でも驚く程に乾いた言葉で早季に尋ねる。次に早季からバケネズミに対する否定の言葉が出れば自分の中で何かが弾けてしまうかもしれない。

 今の自分は自分ではないような気がしてきた。スクィーラの抱いた絶望という感情。町の人間に対する救い難い程の失望。これ
らの要素が合わさった今、自分の中にいる「何か」を呼び起こしてしまう……。

 ──────目覚める


 ──────目覚めてしまう


 ──────おぞましい何かが


 ──────自分の「中」から


 ──────何が生まれてくる?


 ──────自分ではなくなってしまう


 ──────何が生まれる?


 ──────何が?


 ──────何が?


 ──────何……が……?


 「何度でも言うわよスクィーラ。貴方達バケネズミは町の人間に従うのが社会の構造なのよ! 身勝手な理由で反乱を起
こしてよく被害者面ができるわね!!!!」



 ──────ここに、「協力強制」が実現した……。
543最終話 邯鄲の世界より@転載は禁止:2015/01/16(金) 23:39:16.58 ID:7AHaZryp0
 ああ、人の子よ、忠の心を忘れたか。そして自らを神と称するのか。ならば今一度知らしめよう。そして再び見せるがいい、清々しい息吹によって
一切成就祓と成れや。

 神栖66町を中心とした全方角20kmから無限に湧き出す凶将陣・百鬼夜行
 
 津波となって木々という木々を薙ぎ倒し、森を瞬く間に埋め尽くしていく無数の廃神が、町を目指し我先に遁走する。眼前の悉くを潰しながら。

 文字通りそこに逃げ場など存在せず、神を騙る者達の全てを根絶やしにするまでこの凶将の進撃は止まることはない。

 龍は祀り、鎮めるもの。拝跪し、畏れ、敬うもの。

 だが今、千年の時を経た龍は狂っている。黄金の身体は爛れて腐り、万象灰燼と帰す魔性の震と化している。

 ついに真価を見せる魔震の咆哮。大地の神威。

 今こそ人の身でありながら神となろうとした者達への鉄槌を、制裁を、怒りを叩き込む。
 
 「オン・コロコロ・センダリマトワギソワカ───」

 「六算祓エヤ滅・滅・滅・滅」

 「亡・亡・亡」

 黄龍の化身は膿み爛れて邪龍と化し、神を称する者達の町へと怒涛の進撃を続ける。

 人の身で神となることへの怒り。

 本来敬うべく対象を蔑ろにしたことへの怒り。

 忠の心を忘れし呪力者に対する憎悪憤怒に支配された裏勾陳首領、百鬼空亡が天地を震撼させる。
544最終話 邯鄲の世界より@転載は禁止:2015/01/16(金) 23:42:01.30 ID:7AHaZryp0
 そしてついに町にたどり着いた。空亡から逃げ纏う凶将達は、激流となり町の家屋、逃げ纏う人々を全て纏めて蹂躙していく。

 どんな火砕流や洪水よりもこの凶将百鬼陣の奔流は危険かつ破壊的だ。

 ムカデ、犬、鬼、髑髏等の雑多な廃神の恐怖に駆られた突撃は、大陸そのものが向かってくるに等しい。

 町に入った空亡は、逃げ纏う町民はおろか、配下である凶将達をも片っ端からとらえて無数の手を使いバラバラに解体していく。

 「痛い? 痛いィ? 苦しい? 悲しいィ?」

 「愛しい? 憎いィ?」

 「辛い? 悔しいィ?」

 「痛い痛い痛い痛いィーーーーキャァァァァァ、ぎゃぎゃぎゃはァーーー!」

 空亡に殺された町民達の悲鳴、絶叫が周囲に響き渡る。しかし当の空亡はそんなことは意に介していない。

 ただひたすらに暴虐、残虐、蹂躙、非道の限りを尽くしているのだ。

 自分の中に戻っていく感覚に酔いしれながら、殺戮を続ける。

 こうすることにに戻るのだ。

 空亡は一人の女を見つける。

 「早季!! 逃げろ!!!」

 空亡が見下ろす先に一組の男と女がいた。
545最終話 邯鄲の世界より@転載は禁止:2015/01/16(金) 23:57:47.11 ID:7AHaZryp0
 空亡はこの二人に特別に興味を抱き、逃げようとする二人を巨大な手を使い、摘み上げた。

 「離せ!! 化け物ォォォ!!!」

 「いや! 離して!!!!」

 空亡はまず最初に男の方から「壊して」みた。

 まずは男の両手両足を無造作に折り曲げた

 「ぎゃぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!!!!?????」

 次に男の下をくり貫いた。

 「ゲボォォォ!!??」

 肋骨を砕いた、鎖骨を砕いた、髪の毛を頭皮ごと引きちぎり、喉を潰し、背骨を折り曲げ、内臓を抉り出し、脳味噌を掻き毟った。

 男は呆気なく死んだ。

 「嫌!! 覚ぅぅうううううう!!!!!!」

 男の死に女は悲鳴を上げる。男の死体を放り投げると、女の方を見る。

 「この化け物!! よくも覚を!!!」

 女は叫ぶものの、顔は恐怖に引き攣っていた。

 「女、女だ」

 「乳をくれ、尻をくれ」

 「旨そげない腹をくれろ」

 「その指わいにくりゃしぇんせ」

 「わいに血をくれええええぇぇぇッ!」

 空亡の無数の手が女の身体に殺到する。女の衣服を引き裂くと、女の身体を蹂躙し始めた。

 「ギャァァァァァアアアア!!!!???」
546最終話 邯鄲の世界より@転載は禁止:2015/01/17(土) 00:38:35.19 ID:YzIogoWX0
  腕をもぎ千切る、両目を潰して抉り取る。舌を引き抜き鼻を削ぎ、乳房を握り潰して喰らいはじめる

 「痛い? 痛いィ? 苦しい? 悲しいィ?」

 「愛しい? 憎いィ?」

 「辛い? 悔しいィ?」

 「痛い痛い痛い痛いィーーーーキャァァァァァ、ぎゃぎゃぎゃはァーーー!」

 空亡は女を喰らい尽くすと、他の逃げ纏う町民達を手当たり次第に喰らい始める。

 空亡の暴威暴虐暴食は止まらない。止められる者など存在しない。本当の自分く(・・・・・)に戻る為、
本来の姿に戻る為、それまでは決して行動を止めることはない。

 そう、その時が来るまでは……。
547最終話 邯鄲の世界より@転載は禁止:2015/01/17(土) 00:49:38.19 ID:YzIogoWX0
  「ま、町が……、神栖66町が壊れていく……」

 町の長である朝比奈富子はその場にへたりこみながら、町を蹂躙する空亡を茫然と眺めていた。

 四四八は、突如として現れた正体不明の強大な存在に自分の目を疑った。他のメンバーも似たような心境なのだろうが、
町を蹂躙していく怪物の群れはどういうわけか自分達戦真館のメンバーはおろか、他の六勢力には目もくれずひたすら神栖66町の人間達を
殺戮し、むさぼり尽くしている。

 「一体あれは……」

 目の前で暴威を振るう天災じみたモンスターが如何に自分達の手におえる相手ではないという事実肌で感じ取る。

 最早アレは人の力でどうこう出来る類のモノではない。

 「が!? は、離せ!?」

 怪物の手が、目の前でへたりこむ朝比奈富子を掴みあげると、無数の手で富子の身体を解体し始めた。

 「ぎゃ!? ギャァァァァァッァアアア!!!??」

 町の長である朝比奈富子の断末魔が大広場に響き渡った。地面には富子の身体の肉片が落ちてくる。思わず吐き気を催す程におぞましい光景だ。

 「痛い? 痛いィ? 苦しい? 悲しいィ?」

 「愛しい? 憎いィ?」

 「辛い? 悔しいィ?」

 「痛い痛い痛い痛いィーーーーキャァァァァァ、ぎゃぎゃぎゃはァーーー!」

 この怪物がいつ自分達を標的にするか分からない状況だ。四四八は、後ろに控えるメンバーにいつでも戦闘ができるように呼びかける。
548最終話 邯鄲の世界より@転載は禁止:2015/01/17(土) 00:50:49.49 ID:YzIogoWX0
 その時、怪物の身に異変が起きた。

 「忠なるや……?」

 「汝、忠なるや……?」

 怪物の身体が眩いばかりの光に包まれ始めたのだ。次から次に起きる事態の数々に四四八は状況が上手く飲み込めないでいた。

 「今度は何だ?」

 四四八が呟くと、隣に立っていた甘粕がゆっくりと口を開いた。

 「どうやら、「元」に戻ったようだな……」
 
 「どういうことだ?」

 甘粕の言葉の意図が分からない四四八。

 「見ての通りだ。スクィーラ……、いや百鬼空亡という目の前の怪物は元に戻ろうとしているだけだ(・・・・・・・・・・・・・)」

 「だから、その言葉の意味は何だ?」

 「町の連中は元々空亡の『一部』だからだ」

 「何だって?」

 甘粕の言葉を聞き、驚嘆する四四八。今目の前で光を出して輝いている百鬼空亡という名の怪物の正体はスクィーラだというのだ。しかも町の人間達は空亡の一部なのだという。

 「詳しく聞かせてもらおうか、甘粕」

 「よかろう、お前達には真実を知る権利がある」

 甘粕の口から衝撃とも言える真実が語られた。
549最終話 邯鄲の世界より@転載は禁止:2015/01/17(土) 00:52:29.44 ID:YzIogoWX0
 今この夢界で暴威を振るう六勢力の一角、裏勾陳首領である百鬼空亡は、スクィーラの生きる世界の千年前に、ここ夢界とは違う形で忠の心を忘却した人類に対して牙を剥いたのだ。

 呪力、所謂PK能力と呼ばれる力を先天的に生まれ持った者達、後の呪力者の祖先である彼等に呪力という力を分け与えた存在こそが空亡だった。人類の文明は呪力の誕生をきっかけ
として崩壊した。更に暗黒時代における呪力者による非能力者支配を経て、現在の呪力者とバケネズミ達との関係に辿り着く。

 「五百年にも渡るバケネズミ……いや、旧人類に対する支配でようやく「溜飲を下げた」ようだ」

 現在の日本に存在する呪力者達は空亡の力を分け与えられた存在、呪力そのものが空亡の力の一部なのだ。

 空亡が呪力者である町の人間を殺し、喰らうことで自分の元に還しているのだ。自分自身の欠片(ピース)を集め、再び完全なる姿を取り戻す為に。

 神に対する忠義、忠心、忠誠を忘れ去った人類に対する怒りがここ夢界とは違った形で具現化したのだ。普遍的無意識の海を漂っていたスクィーラの魂と融合した空亡

 間接的とはいえ、自分に対する忠誠の心を数百年に渡って見届けてきた。空亡自身の怒りは長きに渡る月日を経てようやく沈静化した。

 空亡が暴れた理由は、自分の完全な力を取り戻す為。その為に町の人間達を残らず平らげた。

 「見て、四四八くん! 空亡の様子が!!」

 歩美が指差す方向を見ると、空亡の輝きが更に眩いものとなっていた。
550最終話 邯鄲の世界より@転載は禁止:2015/01/17(土) 01:03:23.80 ID:YzIogoWX0
 「高天原に坐し坐して、天と地に御働きを現し給う龍王は」


 「大宇宙根元の御祖の御使いにして一切を産み、一切を育て、万物を御支配あらせ給う王神なれば」


 「一、二、三、四、五、六、七、八、九、十の十種の御寶を己がすがたと変じ給いて、自在自由に天界地界人界を治め給う」


 「龍王神なるを尊み敬いて、真の六根一筋に御仕え申すことの由を受け引き給いて 」


 「愚かなる心の数々を戒め給いて、一切衆生の罪穢の衣を脱ぎさらしめ給いて、万物の病災をも立所に祓い清め給い」


 「万世界も御親のもとに治めしせめ給へと、祈願奉ることの由を聞こし食して、六根の内に念じ申す大願を成就なさしめ給へと」


 ────恐み恐み白す



 空亡が光に包まれ、天に昇っていく。 

 天に昇っていく空亡……否、スクィーラを食い入るように見つめる四四八。

 「スクィーラ……、お前は……」
551最終話 邯鄲の世界より@転載は禁止:2015/01/17(土) 01:41:18.79 ID:YzIogoWX0
 その影法師はいつからそこにいたのか。何もない虚無の暗黒空間に朧気に漂いながら、一つの神が浄化されていく様子を見ていた。

 そう、自分の役目を果たしておく必要があるのだ。最後の仕上げ、最後の仕事、この瞬間に自分の果たすべき役割があるのだから。


 「武器も言葉も(人を)傷つける
 Et arma et verba vulnerant Et arma

 順境は友を与え、欠乏は友を試す
 Fortuna amicos conciliat inopia amicos probat Exempla

 運命は、軽薄である 運命は、与えたものをすぐに返すよう求める
 Levis est fortuna id cito reposcit quod dedit

 運命は、それ自身が盲目であるだけでなく、常に助ける者たちを盲目にする
 Non solum fortuna ipsa est caeca sed etiam eos caecos facit quos semper adiuvat

 僅かの愚かさを思慮に混ぜよ、時に理性を失うことも好ましい
 Misce stultitiam consiliis brevem dulce est desipere in loc

 食べろ、飲め、遊べ、死後に快楽はなし
 Ede bibe lude post mortem nulla voluptas

 未知の結末を見る
 Acta est fabula 」


 そして、全てが巻き戻っていく、あの頃の、あの時の、あの瞬間まで……。
552最終話 邯鄲の世界より@転載は禁止:2015/01/17(土) 01:42:39.96 ID:YzIogoWX0
 ────2011年日本 東京 AM8:00


その日はいつもの平常運転を続けていた。いつも通りのルーチンを繰り返す日々をこうして消化していく。

 「ちぇっ……、いくら超能力なんて夢想したって現実じゃ空しいだけか〜」

 通学路を歩く一人の高校生が現実世界の退屈さを嘆く。所詮は夢、妄想、空想の考えや概念など現実の世界には入ってこない。

 ひとたび現実の世界にそれらの要素を入れれば、取り返しの付かない事態を起こしてしまう故に……。

 「ま、こういうのは子供のうちだけの特権だよな。早いとこ大人になって分別を付けるか」

 平穏で繰り返される退屈な毎日。しかしそういった毎日を送れるのは幸福なことでもある。

 この時、この瞬間こそが『分岐点』だった。しかし、多くの血が流れる未来はこうして回避された。

 歴史の大きな歪は正されたのだ。目の前に広がるのは、いつも通りの世界、社会。

 世界線を変え、多くの命は救われる。世界が真の平和と平穏を得たことを喜ぶ人間は、まだこの時点ではいない。
553作者@転載は禁止:2015/01/17(土) 01:45:11.66 ID:YzIogoWX0
以上で終わりです。応援して下さった方々に感謝。
554名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/17(土) 11:30:44.25 ID:LDlMMcuG0
555名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/17(土) 14:57:25.60 ID:pANXJ2KR0
応援してた人なんていないだろw
556名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/17(土) 21:49:56.23 ID:oV654CAT0
NG捗り過ぎ
557名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/17(土) 23:48:43.53 ID:UrndaCEVO
スクィーラの反乱が成功してもなんだか長続きしなさそうな世界だな
ミノシロモドキは早季たちの時代の知識はあまりないんだっけ?
なら無意識に漏れる呪力を東京に飛ばすように暗示してるとかそういう人間の教育についてバケネズミはほぼ知識ないだろうし、あっという間に全国東京みたいな感じになりそう
人間奴隷にしたがってるなら人間にストレスかかることになるし、その内本物の悪鬼業魔も大量に出てきそうだ
悪鬼一人二人ならともかく最低1コロニー並みの人間奴隷にするならさすがのスクィーラでも上手く統治できるとは思えん
558名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/18(日) 01:36:09.15 ID:cA+Xf0zs0
無意識の呪力が生態系破壊してるなんて
瞬が禁書や図鑑読んで仮説たてたもんだろ?
それまでは新たな種が千年間に生まれた説が主流だっけ?
26の覚も早季が口走った瞬の説を知らなかったし
36の早季が近年やっと瞬の説の調査が始まった言ってたからな
瞬がリークしてない限りスクィーラが知るわけない
559名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/18(日) 04:17:51.28 ID:CGp3q0oo0
>>521
最新話今見たが、今まで敵として主人公達にハンティングされてた連中がバケネズミみたいな
設定だったよ
560名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/18(日) 12:42:45.12 ID:stDbccYh0
>>558
子供に教えてないだけで常識だったりするかもしれんぞ
561名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/18(日) 14:22:36.21 ID:cA+Xf0zs0
>>560
いや常識じゃないと思うよ
36歳の早季が近年「新たに」提唱された説(瞬の説)が徐々に主流になりつつあるって言ってる
それまでは違う説が主流だった
(瞬にも一応誰も調べたことのないことだからわからないとも言わせてる)
原作に書いてあるよ

一応知識豊富な方である26歳覚が知らないのは確定してるから大人は知らない
もし町の主要メンバーの常識だったなら36歳早季がわざわざ近年新たに〜とは書かないと思う
仮に常識だったとしたら議長就任後も早季が常識だったことを知らないことになり
町の重要文書を読み切れてないとか情報引き継がなかったということになる
そしてその可能性はなくはないが低いはず…
562名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/18(日) 19:34:32.04 ID:Sv5hI/MW0
ぶっちゃけ猿の手だよね、呪力
それに振り回されてあの世界の人類は衰退しまくってるし
里の人間は呪力を神の力だと驕り自分を神様だと勘違いしたまま、不自由で残酷な社会に疑問を持たない
万事こんな感じだからやっぱバケネズミ側に感情移入してしまうわ
563名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/18(日) 20:34:15.80 ID:1kJnUpYR0
>>558
図鑑みてれば、どの生物の超進化も悪意に満ちたものがわかると思う
そしてそれを具現化させたのは、人間の無意識の呪力である
すなわち、人の思いの本質とは、悪意・・・こうして、瞬が業魔になったというのは納得できるな

ところで、バケネズミも女王に限れば呪力を操って生物の超進化をやっている
そして、生み出されるものはやっぱり悪意に満ちている
スクィーラもこの辺を察して、業魔並に人の本質=悪意という結論を得ていた可能性はある
やつには呪力はないので、業魔にはならないわけだけど
564名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/18(日) 22:27:38.39 ID:UIMHpe9M0
バケネズミ側に勝利して欲しい自分としては、上に投稿されてる小説の内容で町に勝利してもらいたい
と思っている。>>562も言っている通り、いたずらに地球上の文明を衰退させている
元凶はやっぱ呪力者だと思う。無自覚なんだろうけど、彼等呪力者が
いなかったらここまで文明が後退しなかったわけで。

バケネズミの境遇は旧人類との争い云々を差し引いても同情したくなるし、彼等の勝利を望む
のも自然だと思う。
565名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/18(日) 22:42:07.46 ID:BlS6EzTt0
いくらなんでも自演臭すぎ
566名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/18(日) 23:05:52.99 ID:XhcNLUTU0
ここまであからさまな自演ww
いくらなんでももうちょっと考えてやれよw
567名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/18(日) 23:19:29.72 ID:1kJnUpYR0
バケネズミが呪力によって人を変成したのか遺伝子工学によって受精卵レベルで合成したのか気になる
前者が可能なら悪鬼をバケネズミに変成することも可能なのかも
殺せるようにするだけで殺すわけじゃないからね
568名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/18(日) 23:52:18.93 ID:rw8KvtjSO
>>567
呪力使えて人を殺せるバケネズミが誕生するわけか
バケネズミに変えられたことを知らない人間なら相手できそうだが、悪鬼バケネズミも呪力使ってくる時点でびっくりするんじゃないか
そもそも悪鬼相手にバケネズミに変える呪力使ってる暇なさそうだが
そんなことしてる間に普通に瞬殺だろう
569名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 04:46:03.32 ID:DzxcWfT80
>>563
瞬が無意識の呪力の漏れ云々知ったのは
自分の身にそれが起きてから、早季の母から業魔についての禁書借りてからとか業魔化後じゃないか?
だから漏れが原因の生態系破壊の仮説はバンガローで考えたんだろう
あの仮説思いつくにはさすがに「無意識の呪力の漏れ」無しでは無理かなと
そしてそれを自分が業魔化する前の脳機能正常モード時に気付けるか?と思って
バケネズミの事みたいに察してそうと臭わせる描写あれば可能性も0じゃないが無意識の事はなかったはず
図鑑に関しては千年間に作られた全てものを見た程だから
キャンプで見た生き物達に何か思うところがあったのは間違いないと思うけど
570名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 06:49:44.52 ID:4ZZ66g6KO
なんか、ちょっと見ない間に自演扱いされてる…
いや、人間側は典型的なディストピアだし想像力の欠如した傲慢な人間として描かれてるし感情移入難しくね?
一度全部のエピソードを見た上で見直したらバケネズミ側に感情移入してしまうのってそんなにおかしい?
571名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 09:41:27.72 ID:6vmdcsHc0
>>570
バケネズミ側に感情移入する人は多いし俺もスクィーラ派だけど、
スレ汚しのクソ迷惑なオナニー小説なんぞ即刻NGで死んでも読まねえって事だな
572名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 10:51:28.06 ID:YzI0zxwtO
奇狼丸に感情移はしたけどスクィーラは別に
全く感情移入しないわけじゃないが人間側が負けるべきと思うほどじゃないし、何回原作アニメ見返しても人間側を応援してるな。そういう作りになってるし
そもそもスクィーラに感情移入したって書いたから自演扱いされてるわけじゃないしバカか
573名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 11:56:51.12 ID:4ZZ66g6K0
>>572
別に人間側に感情移入する奴はアホだとか言ってるわけでもないのに勝手に自演を疑って
人をサノス扱いするなんてこっちがバカじゃねーのと言いたいんだが
愚にもつかない駄文はNG?それは俺もだよ、何がかなしゅうて人間側はアレで無自覚な悪意丸出しだし呪力は猿の手だよね
という作中で明確に暗示されてることを言っただけでサノスみたいなキチガイと同一視されにゃならんのよ?
574名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 12:23:24.96 ID:4ZZ66g6KO
ちなみに愚にもつかない駄文とはサノスのssのことなんで
575名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 12:48:08.91 ID:yxLGZYvu0
ん?
>>562と今日の>>570>>573>>574は同じ人?
今自演認定されてるのは>>564で、
>>564=長文小説連投の人と思われてるんだと思うよ
576名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 13:01:35.52 ID:5B14Jgrl0
要するにアニメ板でSS投稿するようなカスの話をするなということだ
577名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 20:07:46.38 ID:eFkKxaxz0
全員があぼーんしてるルール違反の屑のレスなどを引用する奴のレスなど更に見るに値しないわ
578名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 23:28:42.91 ID:6stE2dp90
>>572

>全く感情移入しないわけじゃないが人間側が負けるべきと思うほどじゃないし

この時点でバケネズミに感情移入なんてしてねーだろw サノスの駄文は確かに害
ではあるが、だからといって町の連中が応援されるような善側だなんて到底思えないんだが。
けど二次創作でバケネズミ側が勝利するSSとかはサノス以外にも作られていいと思うんだけどな。
579名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 23:32:54.71 ID:zuxm2m1f0
駄文駄文うるせーよ
馬脚あらわしすぎ
もうレスすんな
580名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 23:34:16.96 ID:6stE2dp90
バケネズミに感情移入する人間は全員サノスとかwwwww

精々レッテル貼りでもしてろカス
581名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 23:36:12.55 ID:zuxm2m1f0
レスすんなっていってんのに・・・
なぜ切れる?そりゃこの流れで切れるべきやつは一人しかいない
まぁ、相手にせんがね
582名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/19(月) 23:39:41.92 ID:6stE2dp90
>>581
いっそのこと書き込み禁止にでもしろよ。バケネズミに同情してる奴は全員アイツの自演
にされるってのは馬鹿馬鹿し過ぎてもうね
583名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 00:54:07.14 ID:6g8R/hvU0
>>582
一々バケネズミ擁護絡みに誘導しようとするな
お前がボコボコに叩かれているのは>>564で持論を述べる時にクソ迷惑なオナニー小説を持ち出したという一点のみだ
まあこのスレであれがどれだけ嫌悪されてるかよく分かったろ
584名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 01:05:37.00 ID:XBHJ+VV/0
まーた馬鹿の一つ覚えのレッテル貼りか。ま、そういうことしか出来ない程度の知知性
しかないんだろうが。バケネズミに感情移入、同情する人間は全員アイツの自演だと決め付けている
時点で知能レベルはお察し
585名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 01:29:10.10 ID:2K+O465D0
少なくとも人の話を全く聞かないあたり、SS投稿の奴と同レベルなのは確かのようだ
586名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 01:50:12.09 ID:QXuVG6Dr0
あれ
結局>>564>>570>>573>>574=ID:6stE2dp90なの?
そうなら二次創作への感想や希望の話ならもっと他の相応しい所でやって下さい
ここはあくまでアニメ本編のスレですので

>>567
呪力+遺伝子工学かなあと思ってる
妙法農場でそんなようなことしてたよね
日野さんの得意分野だっけか
ただすごく高等な技術+知識+呪力が必要そうだし
やっぱり間に合わなそうではあるけれど
対悪鬼攻略としてはなかなか斬新なアイデアだね
587名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 02:17:15.35 ID:QHL1aIEr0
この中卒が書いたラノベみたいなゴミ文章を読まずに透明あぼーんする作業結構めんどいんだよ

ゴミ糞みたいな文書いてるゴミクズは永遠にスレに戻ってくるな
消えろ、死ね
588名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 02:35:57.77 ID:XBHJ+VV/0
>>587
それには同意だけど、作中でのバケネズミの境遇に同情する人間までゴミ文章書いてる奴の
自演扱いとか流石に馬鹿じゃねぇか?

理屈なんてどうでもよくて、ただひたすらにバケネズミのシンパはあいつの自演って決め付けるクズは消えろ
589名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 02:52:04.90 ID:2K+O465D0
>>588
10回くらい>>583に書いてあることを読んで意味を咀嚼しろ
それでも分からんようなら何を言おうと四面楚歌のまま
590名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 02:59:29.36 ID:XBHJ+VV/0
>>589
お前は1000回位>>573に書いてあることを声に出して読め。自分の無知を他人にさらけ出している
ことに気づかないの?
591名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 03:22:45.42 ID:sV0YAqea0
>自分の無知を他人にさらけ出していることに気づかないの?

これは酷い…
自分がズレてることを全く理解していないぞコイツ
592名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 03:26:08.44 ID:XBHJ+VV/0
少なくともバケネズミの境遇に同情したりするだけでアイツの自演扱いするのは
短絡、無知以外の何だと言うの?何でバケネズミを可哀想だとか思うだけで自演扱いにするの?
バケネズミを擁護するだけでSS投下してる奴呼ばわりするのが正しいと?

自分の馬鹿さ加減に気づいていないってホント怖いな
593名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 03:26:45.41 ID:2K+O465D0
こんなキチどもが湧いてスレを荒らすから
子供を間引く倫理委員会が必要なんだな
594名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 03:53:12.54 ID:g2k+mznjO
そういえば大人の悪鬼や業魔ってのはないのか?
寺テストがあるから悪鬼はまず大人まで生き延びれないとしても業魔くらいは何人かいないかな
595名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 03:53:21.81 ID:hA17JnTuO
違うよ
俺のレスは>>564>>570>>573>>574だけ
596名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 03:55:57.11 ID:hA17JnTuO
失礼>>564じゃない、>>562>>570>>573>>574
まぁ今の状況でバケネズミ云々した俺が軽率でした
597名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 06:27:18.31 ID:Md4O7cGM0
やっぱり全く理解してないわ、駄目だこりゃ
もうあぼーんだらけ
598名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 07:06:01.89 ID:S4iPivNb0
別にどっちにも感情移入しないで物語として見てるけどな
バケネズミにされた人類だって、散々争ったあげく収集つかない状態にまでなってたわけだし
ある意味自業自得で、先祖の悪行の報いみたいなもんだよ
呪力者だって最初は弾圧される気の毒な側だったけど、逆転勝利してからは悪行三昧
自分の首を絞める状態で数を減らして、あの閉鎖社会になったんだし
遠からず滅びちゃうんじゃないの
その後はバケネズミの天下かもしれないけど、また内戦しまくってで滅びそう
599名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 07:48:58.64 ID:QXuVG6Dr0
>>596
あ、やっぱり>>575で正解なんだな
変に引き合いに出されて乙

>>594
大人の業魔は可能性としてはあるんだろうが
大人になってから業魔になるような大きなストレスを感じる機会があるのかどうかだよね
あの世界で大人になれるならその後も業魔になるようなことないのかも
600名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 07:53:30.95 ID:Yw+x/R9Q0
バケネズミの境遇に同情するのは分からんでもないが
神栖町の人も昔の人もバケネズミも結局やってること同じだからな
601名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 10:36:56.06 ID:cFWoTGdA0
スクィーラの時代のバケネズミは祖先のしでかした悪行なんて知らないし、そもそも祖先達は科学技術の
集団に無理矢理改造されたんだろう。大体旧人類が改造された時点で新人類側だって
被害者じゃなくなってるわけだし(サクラ王朝、PKを使う略奪者とか)、余りにも新人類の支配に
都合が良い体制としか思えないんだわ。こんなやり方に旧人類全員が合意したとは到底思えない。
新人類同士は殺し合いをさせなくしてるのに、バケネズミに改造された旧人類に関しては呪力
で殺し放題って時点でね。祖先のしでかした罪をバケネズミにちゃんと掲示して、その上で従わせる
のならともかく、真実を伏せて自分達に都合のよい支配体制を築いている時点で町の連中を擁護できない。

現在進行形でバケネズミを苦しめてる町側に悪感情を抱くのがそんなに不思議か?
602名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 11:00:47.88 ID:MEbM3mQz0
別にみんなバケネズミに感情移入することに文句を言っているわけじゃないんで
603名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 12:22:49.78 ID:Sszzf14I0
誰のどのレス見たらバケネズミに感情移入する奴はおかしいみたいなことになるんだよ
今までだってスクィーラや奇狼丸に共感するレスたくさんあったじゃん
604名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 13:43:35.55 ID:NL5jc2PH0
問題はそこじゃなくて、バケネズミに共感したり感情移入したりしただけで小説投稿の奴の自演に
されるのはおかしいいって言ってるだけなんだが。バケネズミに同情する人間は全員奴の自演とかどんだけ頭悪いんだか
605名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 13:46:48.39 ID:g2k+mznjO
>>599
そっか、そういえばあの世界は金や格差で悩む社会じゃなかったな
唯一強いストレスがかかるとしたら子供が間引きされた時くらいだろうけどそこら辺は暗示ばっちりだったしな
606名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 13:58:10.70 ID:MEbM3mQz0
>>604
その考えもズレてる
>>564がSSカスの自演扱いされてる理由は
「バケネズミに共感した」からではなく
「迷惑極まりないクソSSの内容を引用した」からだ

いい加減理解しろよアスペ
607名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 14:15:53.91 ID:NL5jc2PH0
>>606
SSの内容を引用しただけで自演扱い?馬鹿か。>>564が言ってる文明の衰退云々に
ついても事実を言ってるまでだろ。原作内でスクィーラ達が生きる時代の文明が後退してる理由も
知らないんだろうな。

最もお前みたいな池沼に理解を求めても無駄だが
608名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 14:37:40.47 ID:sV0YAqea0
自分がどんだけズレた勘違いでわけ分からんことを喚き散らしていたのかようやく理解してくれたようでお兄さん嬉しいよ

もっともSS野郎本人じゃなかったとしたって、お前が読解能力のないアスペで
SS野郎と同じくらい迷惑な奴だということが証明されただけだが
609名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 14:41:29.39 ID:+zKCi9Pb0
ま、お前がそう思うんならそうなんだろう。「お前ん中」ではな。

SS投稿の馬鹿を憎むあまり、バケネズミに共感するその他の人まで奴の自演にしか
見られないんだね・・・ww

憎悪を拗らせると周囲が見えなくなる人間って見ていて憐れだわ
610名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 14:45:46.60 ID:MEbM3mQz0
(おっ、さっそく自演かな?)
611名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 14:49:05.86 ID:S4iPivNb0
バケネズミに共感する自分をバカにされたって感じたのかもしれないけど
放送終了当初はそういうレスも多くあったんだよ
でもあのSSの連続投稿の鬱陶しさで、そういう過剰な肩入れに引いたって言うかw
612名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 14:52:15.59 ID:+zKCi9Pb0
>>611

>放送終了当初はそういうレスも多くあったんだよ

証拠はあるの?バケネズミに同情してる人間はSS投稿の馬鹿だけなんじゃない?
613名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 15:57:41.87 ID:oZVc0tZQ0
お前らいい加減に学べよ
またSS連投始まるぞ
614名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 17:43:15.14 ID:tFiGvKuv0
ここまで全部悪鬼の自演
615名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 19:19:01.56 ID:QeU5PTMl0
ちょっとでも否定されたと感じたら即同じような口調で反論レスするからモロバレというね
はいはいやめやめ
616名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 20:02:16.17 ID:D1tybSPa0
証拠も糞も、そもそもが「偽りの神に抗え」っていうサブタイトルがダブルミーニングだったり原作者がスクィーラに思い入れがあるとのコメントが出てたりと、どちらが善でどちらが悪なのかも考えさせるような物語なんだよ
散々既出
人の話が理解出来ないようだからもう2度と書き込むな
617名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 20:31:28.99 ID:XBHJ+VV/0
単にSSの内容を引用した程度でSS投稿のガキの自演扱いされてる身にもなってみろよ。

呪力使いは猿の手にしても劇中で描写されている事実を出しているに過ぎない。
だからそういうのを口にしただけで奴の自演扱いしている人間の知能レベルがカスってだけの話。それ位理解しろや
618名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 21:32:28.01 ID:MEbM3mQz0
ルールも守れないカスの駄文なんて即NGだしそんな奴の話すらされたくないわ
さらに言えば読んでる奴がいるとカスに教えてしまった点も罪深い

挙げ句のはてに自演認定された理由すら勘違いして延々とファビョってた奴がdisられるのは至極当然
619名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 22:01:34.52 ID:XBHJ+VV/0
勝手にSS投稿してるカスの自演呼ばわりされれば怒るのは当たり前のことだ。
こうして話をしてもひたすら奴の自演だと決め付けている時点でまともな話合いすらもできていない。

そんな奴の言うことを聞く必要など微塵もない
620名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 22:24:35.00 ID:sV0YAqea0
>こうして話をしてもひたすら奴の自演だと決め付けている時点で

この認識ということは本当に人の話がちゃんと理解できていないんだな…
やはり真正のアスペだったようだ
621名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 22:31:02.60 ID:H0lLiC2/0
やっぱり、呪力持ちと持たない人
町の人とバケネズミ
分かりあえる訳ないわ…
622名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 22:33:31.02 ID:Q4OrxISE0
ID:NL5jc2PH0
ID:XBHJ+VV/0 
ID:cFWoTGdA0
ID:XBHJ+VV/0

wwww
623名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 22:54:39.00 ID:XBHJ+VV/0
>>620

>この認識ということは本当に人の話がちゃんと理解できていないんだな…
やはり真正のアスペだったようだ

悉く自分にブーメランとして返ってきてることも知らないなんてな・・・。
やっぱ頭の残念な人間って見ていて苦しいよ。
624名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 23:50:02.01 ID:MEbM3mQz0
>悉く自分にブーメランとして返ってきてることも知らないなんてな・・・。
>やっぱ頭の残念な人間って見ていて苦しいよ。

渾身のギャグだなwwwww
625名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/20(火) 23:58:25.83 ID:sV0YAqea0
彼にもう少し理解力があればこんな四面楚歌になることもなかっただろうに…
626名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/21(水) 00:06:28.04 ID:NKa2fSiy0
友達の作り方が分からない不器用な子なんだよきっと
暖かい目で見守ってあげよう
…新世界よりでは処分対象だろうけど
627名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/21(水) 00:19:01.33 ID:rPmI8tNA0
そもそもこの手の奴は2ch向いてないよ
628名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/21(水) 00:58:20.35 ID:nHYn0axz0
>>624

>渾身のギャグだなwwwww

自分で道化をしてる自覚はあるんだwwwww
629名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/21(水) 01:32:40.90 ID:dSf1x5C40
>>619
怒る前にまず自分のレスが自演臭かった事を反省しろよ
630名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/21(水) 02:20:15.99 ID:rPmI8tNA0
もう触るのやめよう

それよりもキャラデザの人の今の状況知っている人いない?サイト見ても更新していないみたいなんだが
631名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/21(水) 06:05:40.11 ID:yq411syJO
pixivに登録してるのは見かけたけど精力的に動いてるわけではなさそうだったな
ジャケット綺麗だったし他にも仕事してるならと思って軽く探したがわからなかった
依りじゃないけど探した時に公式の節分仕様悪鬼ちゃん見つけて和んだ
あのイラストかわいいな
632名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/21(水) 06:22:42.65 ID:778Ixk7/0
そもそもサノスなんて名前を出すのは自演してる本人しか居ないのは
前回のSS投稿時に分かってる事なんだから今さら他人のフリをしても無駄だよ
633名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/21(水) 09:42:39.41 ID:hRNBja060
確かにサノスってなに?と思ったわ
最初新世界よりの用語かなんかかと思った
634名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/21(水) 10:48:32.60 ID:hRNBja060
人間がバケネズミに加担してるかもって話になった時に真理亜か守が脳手術されて…とか思ったな
遺体がどうの言われるまで何故か二人の子供かもって発想にならなかった
脳手術された二人が出てくるより鬱じゃないし燃える展開だからいいけども
635名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/22(木) 14:53:20.67 ID:TvhuV+so0
>>632
単純にArcadiaで同じ駄文を投稿してるのを知ってただけなんだけどな
んでそこのハンドルネームがサノスだった
ちなみに俺は>>562>>570>>573>>574
それ以降は投稿してないけどなんか荒らしの自演扱いされてるんで
念のために違うと言っておく
636名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/22(木) 15:40:37.76 ID:peHz+Fve0
     _人人人人人人人人人人人人人人人_
     >     わりとどうでもいい      <
      ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^ ̄

               ヘ(^o^)ヘ 
                  |∧   
                 /
637名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/22(木) 20:58:37.95 ID:1HoWLty1O
どうでもいいって人を自演扱いしといてそりゃないだろ

それはそうとして、呪力もちは無自覚に周りの生態系を悪意的に改変してるわけだが
これは呪力もちの無自覚な悪意のなせる業ということでいいのよね?
で、瞬はそこらへんの町の暗部、及び人間の悪意のなんたるかに気づいて精神バランス崩れて業魔化
638名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/22(木) 21:25:54.38 ID:htjR9iMq0
俺もどうでもいいわ

「偽りの神に抗え」というテーマで描くにはスクイーラはミスキャストだと思ってるし
少なくとも若いころ主人公たちに本当の意味で恩を売る好青年に描かないと成り立たないテーマだったと思う
あんなお為ごかしじゃなく

ネタばらしされてもスクイーラーの反乱動機が超能力者への怒りより自身の支配欲にあったのではないかという
疑念が拭えんわ
639名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/22(木) 22:04:45.74 ID:/wVjQoXOO
真理亜たちを匿ったのが奇狼丸でもスクィーラと同じ作戦立てたかな
真理亜たちに会ってすぐ同じ作戦思いついたとして
やっぱりそのまま処分するだろうか
640名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/22(木) 23:01:34.38 ID:9LOge7T00
>>638
好青年が支配者への怒りを原動力に立ち向かう…
そんなテンプレアニメ見たいなら掃いて捨てるほどありまんがな
641名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/22(木) 23:27:33.47 ID:WKzwgKA40
>>638
俺は全ての同胞のためという動機は本心からだったと思うけどな
犠牲に見合うだけの戦果と、それを成し遂げる明確なビジョンがスクィーラにはあったから
それに賛同し、自爆特攻や捨て駒を引き受けたバケネズミが大勢いたんだし

まあ本人の言う通り、負けたせいで英雄からA級戦犯になってしまったわけだけど
642名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/22(木) 23:49:06.57 ID:/wVjQoXOO
あの後のバケネズミの待遇クソ悪くなりそうだしな
他の地域にもバケネズミが裏切った話はいくだろうし更に生きにくい世界になるだろう
643名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 00:49:44.33 ID:NWknLYND0
小説ではバケネズミが元人間と気づいてそうな発言もあったようで
瞬は暗示を緩めて思考の自由を与えてはいけない子供だったな
でも大人は子供がまさか大人以上の思考でそんなこと考えてるとは思わないよなー

>>641
作者的にはキロウマルとスクィーラは英雄としてかいたようだから
動機は本心からと解釈した
644名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 08:26:55.11 ID:1m9P/q/J0
野心があろうがなかろうが同胞の未来のためという動機は本心からだと思ってる
645名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 12:34:35.38 ID:6xiohBxq0
奇狼丸とスクィーラに関しては両者共あの場面で嘘つく理由がないし本音だろうな
新世界よりは設定が凝ってるからゼロ年だけじゃなく色々な年代を貴志に書いてほしいわ
外国の人間の様子も知りたいし早季たちの時代からさらに千年後とかも見てみたい
646名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 13:32:06.47 ID:racwj3q60
>>621
ハリポタとか呪力持ち同士ドンパチやりあってるんですが…
647名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 13:51:01.31 ID:A5E/wAEe0
>>559
kwskあのドラゴン人間なのは知ってたけど、奴隷だったのか?

>>642
そういや外国人ベースのバケネズミは人間に服従してなかったようだが、その理由って
小説では説明されてるのか?
俺は反乱に成功したか悪鬼が出現したせいで人間が全滅した連中とか妄想してたんだけど
648名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 13:56:37.47 ID:vGgdKfwS0
>>646
そういうことを言ってるんじゃないだろ
だいたいハリポタだって純血主義者はマグルを見下してんだし
649名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 14:45:02.37 ID:8MdR2kF/O
>>647
土蜘蛛みたいな外来種のこと?
あれなら単純に人間と会ったことなかったから呪力知らなかったんじゃないか
650名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 15:06:17.18 ID:VhriXkZQ0
>>646
(特別な能力有ったり無かったりするわけでなく
見た目に大きな違いがあるわけでもなく
同じ時代同じ日本に住んで同じアニメ見たのに
それでも認識違ってて言い合いになる)
やっぱり、呪力持ちと持たない人
町の人とバケネズミ
分かりあえる訳ないわ…
651名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 18:10:15.65 ID:Y07D4oMR0
バケネズミの勝利を願う人間が二次創作としてバケネズミ勝利SSを書いてもいいと思うんだけど。
あの終わりじゃモヤモヤが残るだけだし、バケネズミ達にとって更に過酷な未来が
待っているんだからさ。早季や覚も所詮は町の人間だからバケネズミの反乱を招いた町に対して
落ち度を糾弾したりもしないんだから主人公の器じゃない。

特に早季は肉親や親友を委員会のせいで失っているわけだし、バケネズミの境遇に同情すんなら町のしてきた
行いを少しは非難できねーのかと。
652名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 18:14:22.78 ID:f9dMaYZC0
>>651
書くのも作るのも勝手だがここに投稿するのはやめろと言われているのがまだ分からんのか
pixivやブログでやれって話だよ
653名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 18:16:10.24 ID:vGgdKfwS0
>>651
そりゃピクシブなり、自分でSSスレ建ててそこで書くならかまわんさ
アニメ板なんかに投下したら総叩きくらうに決まってんだろ
654名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 18:17:24.17 ID:Y07D4oMR0
そうやってサ○スの自演扱いしてるけど、早季が町側の支配体制やその他一切の過ちを非難も弾劾もしなかったのは事実だぞ?
俺、間違ったこと言ってるか?

本気でバケネズミを可哀想と思わないんなら何で町の落ち度はスルーなのよ?
バケネズミ勝利を望む奴は全員アイツの自演ってことにしたいみたいだけど、そんなにバケネズミ勝利ENDにするのが嫌いなのか?
それともバケネズミに同情する奴は全部アイツ一人だけって言いたいのか?
655名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 18:28:46.98 ID:5RJCFwXW0
あの結末見ればバケネズミに勝利して欲しいと思う声もあると思うし、そんな声を挙げた
だけでサノス本人扱いってのはちょっとどうかと思うわ。
656名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 18:39:40.71 ID:f9dMaYZC0
だから何十回同じやりとりさせる気だよ
町の人間にもバケネズミにもそれぞれ落ち度と自分達の正義があった、って散々結論出されているだろ

ss連投馬鹿と間違えられたからって理由だけで何回も絡んでいるやり方や口調がss連投馬鹿と同じ粘着ぶりだってみんな気付いているんだからそろそろやめれば?
657名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 18:41:51.36 ID:6k89mvRa0
バケネズミも新世界よりの内容も関係なく、2chのルールが守れてないというだけの話
もうマジモンのキチガイなのかキチガイを装ってるのか分からんけど
>>654>>655ということは分かったのでみんなもNGNG
658名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 18:45:03.22 ID:5RJCFwXW0
すぐにそうやって自演扱いとかどんだけ思考停止してんの?
サノスの基地外を嫌うあまりサノスの考えるバケネズミ勝利に共感する人間まで基地外扱いか?
659名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 18:49:02.20 ID:WahLx3iTO
>>658
ID変え忘れてますよww
660名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 18:49:43.04 ID:NgSDiWFz0
>>649
バケネズミは呪力持ち人間が作ったのに
呪力を知らない「外来種」ってのはどういう経緯で発生したんだろうな
作られて早々逃げ出したのが野生化したとか?
661名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 18:52:13.90 ID:5RJCFwXW0
>>659
何で変える必要があるの?自演認定に必死だねww
662名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 18:57:08.34 ID:WahLx3iTO
>>661
「そうやって自演扱い」
文末に疑問符で喧嘩口調
自分に都合の悪いレス(妄想投稿がスレ違いであること)には一切スルーしてひたすら主人公sage
自分を批判してきた相手の口調を改変してのレス

バレバレなんだよ
663名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 19:01:35.03 ID:5RJCFwXW0
>>662
あっそ。バレバレだからなに?

主人公sageって言うけど自分の肉親や友人が町の制度の犠牲になり、挙句に
バケネズミの反乱まで招く支配体制を敷く町に対して何の批判もしない
のはおかしいっていう>>651の言ってることが理解できてないだろ。もしくは原作もアニメも見ていないかだな。
664名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 19:14:07.91 ID:f9dMaYZC0
こんな所でさえ人間同士でどうでもいい言い合いが起こるんだから
見た目も能力も違う生き物同士じゃそりゃ争いも起こるってもんよ
665名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 19:32:58.51 ID:W5WbnNNp0
自演バレ開き直りww
ほんとこいつSS投稿の奴よりもたち悪いクズだわw
666名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 19:33:48.19 ID:5RJCFwXW0
>>665
問答無用でレッテル貼りしかできないガキよりかはマシだろwww
馬鹿じゃねーの?wwwww
667名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 19:39:57.08 ID:cMjut4Bn0
こいつ散々語られてきたことも人の意見も全て無視して、やっぱり自分が書かなくては駄目だと妄想使命感で駄文を投下するといういつもの流れに持っていこうとしているだけだよ

原作の結末がどうしても我慢ならないとか物語に入り込み過ぎてるし、多分現実と妄想の区別がつき辛くなってしまう類の病ではないかな

罵られようが相手すると喜ぶだけだし無視するしかない
668名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 19:48:35.50 ID:8MdR2kF/O
>>660
バケネズミにされて何百年も経ってるんだろうし、その間に世代交代が何回もあって元人間ってことを知ってる奴がいなくなったんだろう
人間は人間でキシ機構組み込んで間もなくならまず人間の管理優先でバケネズミなんて二の次だろうし、その時に逃げたり管理しきれなくて漏れたのが外来種の祖先なんじゃないか
669名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 20:55:10.43 ID:NgSDiWFz0
>>668
初代バケネズミも元人間だって知らないんじゃないか?
俺のイメージとしては呪力+遺伝子工学なんだけど
それだとしたら最初からバケネズミとして生まれたやつは元人間だとか知りようがないから
670名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 22:08:10.50 ID:88Dx2GKx0
歴史を伝える手段もつい最近まで持たなかったのではないか
671名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 22:12:25.82 ID:f9dMaYZC0
むしろ歴史を積極的に抹消しようとしただろうしな、科学者達は
672名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 22:22:54.46 ID:VhriXkZQ0
いくら見た目違っても元人間と知っていたら愧死機構発動する可能性有るから、二世代目(呪力持ち、バケネズミ共)にはすでに知られてなかった可能性高いね
673名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 23:20:00.30 ID:J5g6WjQJ0
バケネズミが勝利した所で図書館からいらん知識仕入れて呪力持ちが発生するだろうな
好戦的で技術が無い分人間より酷いことになりそう
674名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/23(金) 23:50:06.35 ID:UqX6+5m20
>>641
もともと小物だった男が分不相応な力を得て思い上がった支配欲に駆られたというのが一番しっくり来るんだがな
いつから英雄になったんだろう
ちょっとあの場面は納得がいかんわ
675名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/24(土) 00:58:59.78 ID:MD1rqKuK0
>>674
もとから将棋が強いほど賢い頭脳はあったらしいから、じわじわのし上がっていったんじゃないかな
676名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/24(土) 08:04:03.22 ID:+3tJixS20
>>674
元々女王の権力を廃して幾つものコロニーを束ねるだけの器はあったけど
英雄になったのは悪鬼を上手く調教して人間に抗し得る事を示してからだろうな
677名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/24(土) 09:53:54.43 ID:MDkwJ1fA0
器で束ねたのか?
悪鬼を利用するのが英雄か?

大義名分すらうまく利用する口舌の徒という感想しかないな
678名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/24(土) 10:05:55.82 ID:MQ+w1Yzx0
英雄を英雄視し過ぎではないか?
そんな大人物はこの物語にはそぐわないと思う
そんな醜く狡猾な面も含めて人間らしいリーダーを描いたのではないかな
679名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/24(土) 10:09:27.23 ID:uQht93BN0
だってバケネズミがスクィーラのことを英雄って言ってるんだしそこに疑問を挟む余地はないんじゃないの
680名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/24(土) 10:26:24.06 ID:KODqMJeA0
言うほど奴隷みたいな扱いはされてなかったから単にヒエラルキーの一番上に立ちたかったんだろうな
命が常に握られてる状態が嫌で安心したかったんだろう
昔の一揆みたいなもんだし強力な武器=悪鬼を手に入れて尚且つ作戦立てられるリーダーは仲間内からは英雄と呼ばれるだろう
悪鬼ちゃんはメシア様って言われてたけどバケネズミ達に本当に救世主扱いされてたのかね
だとしたら早季が思ったみたいな酷い扱いはとりあえずされてなかったんだろうな
681名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/24(土) 12:56:43.77 ID:eTDjZknY0
もしスクィーラが支配欲に駆られるだけの小物ならば裁判の時に「この反乱は部下に脅されてやったこと」だとか
あることないこと理由を付けて言い逃れしまくるだろ・・・。
そもそもスクィーラがそんな程度の奴ならバケネズミの兵士達がすすんで捨て駒になる筈がない。
裁判での啖呵は本心じゃなくて建前だとでも言いたいの?そもそもそこまで小物ならば
女王を権力の座から引きずり落として幾つものコロニーを束ねるなんて真似は到底できないと思うけどね。
それに大人しく従うバケネズミも存在したのかな?それに常に命を握られている状態ならば
スクィーラでなくとも反乱を起こすよ。現に奇狼丸だって人間に忠実な筈なのに、人間による支配体制を決して快く
思っていなかったわけだし、勝機があるなら反乱を起こすつもりだったと本人が言ってる。
まともに見える奇狼丸でさえこれだから人間による支配体制に根本の問題があったとしか言いようがない
682名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/24(土) 15:12:26.47 ID:TgErZYaFO
まあ人間目線で然程酷使してない問題なかったという話だからな・・・
やはり奇狼丸も動いていたというのは大きいな
バケネズミが言うには神様の機嫌が悪いと命が奪われてしまうこともある
「お前達が『悪鬼』だ」だからな
バケネズミの人間のような発展を気味悪がってコロニー潰そうかという思考にいく場面もあった
バケネズミに発展、進化の可能性があっても人間がいる限り抑えられる
まあやり方で保守派と対立してたがw
バケネズミ目線では話が大分違うだろうな
書いてほしい
683名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/24(土) 19:18:10.83 ID:eiP27YN10
神栖って茨城のだよね
巡礼場所ってどこだろ?
遠くから来る人いるんかねえ…
684名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/24(土) 21:13:08.49 ID:MD1rqKuK0
聖地巡礼やってみたいな
作品内で特定出来る場所っていくつあるのかな
685名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/25(日) 10:22:59.47 ID:4Qm977Ix0
>>680
悪鬼ちゃんはコロニー内ではどのバケネズミよりも大切に扱われていたと思うぞ
もちろん躾はされただろうけど、健康状態は常に最高に保たれていただろうし
仲間意識を育もうとしたら虐待なんて出来ないだろう
人間からすればバケネズミ生活自体が酷い扱いになるんだろうけど
686名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/25(日) 11:38:30.42 ID:p0fGxRpb0
メシアからバケネズミに攻撃はできないけどその逆はできるから
あの子はバケネズミの奴隷になっていた…というのはサキの勝手な想像だしな
687名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/25(日) 12:55:13.09 ID:PnSkkPXgO
あの時は悪鬼一人しかいないし死んだら即計画頓挫だから大事にされてたろうね
メシア様って普段から呼ばれてたとしたら仲間というよりお姫様扱いだったかもしれん
悪鬼もどきが複数完成したら待遇悪くなるのかもしれないけどな
アニメでは笑顔のまま殺してたけど原作では結構怒ったりしてる描写あったから、仲間のバケネズミが殺されてるの見てブチ切れてたのかなと思った
688名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/25(日) 20:05:27.31 ID:GMXnMLwi0
病院で仲間が殺されて人質が奪われた時は激怒して
町で人間を駆逐してる時は満面の笑顔だったな
689名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/26(月) 08:01:00.87 ID:XbzAwGHX0
赤ん坊の頃から育ててるから結構可愛がられてたかもなw
バケネズミに母性父性は無いだろうけど他は人間と変わらないし
690名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/26(月) 12:50:23.20 ID:dszHXC4k0
おてぃんてぃん??????
691名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/01/31(土) 07:14:30.60 ID:xxRZ1sOb0
>>684
なんか神栖じゃないけど元になった廃墟とかまとめてたブログ見たことあるような
692名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/01(日) 02:44:48.46 ID:TGeZlSgV0
>>691
まじで?気になるわ
693名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/01(日) 08:36:51.24 ID:t9McoGzf0
神栖市観光協会HPみてみたら息栖神社というのがあるんだな
東国三社とか設定の参考にしてそうなスポットがあるね
694名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/02(月) 02:47:59.88 ID:qI3nWCrW0
締め縄をくぐりながら「あーあーあーあーあ」って言える場所ほしい
695名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/02(月) 04:22:16.44 ID:IakUP0CI0
アニメ見返してて思い出したけどしせいさん死後に八丁締に晒されてたんだったな
何気に一番きついわ
しせいさんの子供とかはいたのかなー
696名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/05(木) 16:40:48.32 ID:aYMcHmaG0
今日アニメ見終わったんだけど、なんか色々考えさせられるな
真理亜は生きてると信じてたのに、死んだと知った時の虚無感…

最後のとこだけど、まさかバケネズミがオリーブの木から作られてるとは思わなかった
697名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/05(木) 17:57:05.57 ID:160EI7Jd0
698名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/06(金) 01:37:05.36 ID:mk0pRZag0
わざとだろうけど思わず噴いたわ
699名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/06(金) 16:02:08.68 ID:DSy42Gfm0
うん、きっとワザとだよね・・・
700名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/06(金) 19:37:23.23 ID:2oKSTiaG0
野暮なことは
701名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/06(金) 20:50:17.76 ID:XCMrsCf10
>>696だけど、なんか申し訳ないことした気分だ…
最後はワザとです…

でもそれ以外はほんとだよ!
702名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/06(金) 20:58:37.87 ID:1Rdxf3gr0
ピクリとも笑えんかったんでスルーしてました
あと本人の解説は蛇足
703名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/06(金) 21:13:04.45 ID:XCMrsCf10
すまん本人じゃないんだ
704名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/06(金) 21:20:50.31 ID:mk0pRZag0
心に余裕を持たないと業魔になるぞ
705名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/07(土) 06:08:10.23 ID:C6L0Mzh4O
「新世界より」石濱監督が新作http://twtr.jp/yuu74u/status/563750748551249921?guid=ON

新世界よりを踏み台にされるとちと寂しい
706名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/07(土) 08:25:27.88 ID:v2VIWFiy0
なんでそこで踏み台とかいう発想になるのかがわからん
707名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/07(土) 08:34:55.64 ID:+YG+7bcn0
むしろ新世界よりに宣伝効果あると思われてるってことだしいいんじゃないの
708名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/07(土) 10:09:53.71 ID:mOxbrWLX0
自分もそれ新世界よりが代表作としてあげられるんだなって感心したよ
それを見て>>705この作品にもちょっと興味わいてるし
誰にだって過去の代表作があるんだしそれが新世界よりって嬉しいと思うけどな
709名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/07(土) 10:34:53.16 ID:R7nuPU5z0
原作の珍奇な改変作が少なからずある中で新世界よりはかなり良作だと思うよ
構成も間の持たせ方も上手いし、キャラデザはいまでもあまり好きになれないが大作をよくぞここまでまとめたと思う
710名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/07(土) 12:22:36.80 ID:8Fzce7qG0
悪鬼編は秀逸だったな
711名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/07(土) 12:50:36.15 ID:+YG+7bcn0
悪鬼編のクオリティで全部作ってくれてたらな
一話目の雰囲気は良かったんだが
712705@転載は禁止:2015/02/07(土) 19:34:00.95 ID:C6L0Mzh4O
おしかりいただきました。

うん、おれも原作読んで、CS朝日はいってまでリアルタイムでアニメみてたよ。

今でもBlu-ray買うか迷ってる。

新世界より、はもっと知られるべき。
713名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/07(土) 20:21:24.17 ID:v4yLn2B40
買ってないんかいww
714名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/07(土) 20:27:33.96 ID:I1Q8h0uV0
まあでもテレ朝チャンネルにまで加入した思いは汲んでやろうよw
見ようと思えば無料でネットでも見れたんだから
715名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/09(月) 02:20:50.94 ID:OelksH4XO
>>714
種田さんのコスプレ目当てもなくはなかった、>CS

キャッチコピーからよかったよなー

やっぱりこれからBlu-rayそろえようかな
716名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/09(月) 02:44:00.83 ID:wp4MP4DD0
今見終わった。すごい面白くて寝れんかったわ…

ただ、最後にサキがスクィーラに話しかけてるシーンの、「奇郎丸に追われながら一緒に夜道を逃げたこともあった」ってセリフあるけど、そんなシーンあったっけ?奇郎丸は初めから人間に忠実だったろ?
717名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/09(月) 03:14:03.33 ID:tq2xN2HC0
>>716
同じ人間でも町の大人達とサキ達子供は命の価値が違っただろ
キロウマルは大人達に従ってサキ達を追っていた

というかそんなことも分からないのにこのアニメ理解出来たのか・・・?
718名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/09(月) 05:44:30.07 ID:KXd2UzWH0
>>716
そこは比較的わかりやすい部分だったと思うよ
奇狼丸は人間に忠実だけど人間が好きなわけじゃないから処分命令出れば処分するよ。子供より大人の方が脅威だし
ただあの時は奇狼丸の命を早季達が先に救ってたから助かったんだろうね
最初は設定わからないから色々見逃すけど二回目改めて見たら新しい発見あって面白いよ

そういえば処分したら処分したバケネズミも殺されるんだっけ?間引きの時は別か?
そのことをバケネズミ側も知ってたなら奇狼丸もスクィーラも処分躊躇う理由になるな
719名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/09(月) 08:40:32.56 ID:NquLQJcQ0
某クイズゲーより
http://i.imgur.com/rQabQt6.jpg
720名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/09(月) 13:46:24.13 ID:wp4MP4DD0
>>717
>>718
ああ、キャンプの一番最後の脱出時か。ありがとう完全に記憶から飛んでたわ…

ところで「家路」はただタイトルが同じなだけで、歌詞と内容に関連がある、とかはないのかな
721名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 00:37:00.55 ID:v/a46Hw70
呪力で土かなんか固めて囲っておけば悪鬼無力化できない?

悪鬼ても呪力の強さは普通だろうし直接見られなければ殺されない
市政さんが押さえ込めば被害は…
722名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 01:09:52.64 ID:YpvQXPYY0
>>721
土で囲っても悪鬼も壊せるだろうしなぁ
仮に囲えても事情知らない攻撃役連れてくる前に全員殺される気がする
囲われたままでも視認しない状態で無茶苦茶に呪力使えば大半は殺せるだろうし
キシ機構攻撃抑制が無効な悪鬼には仲間がいるかもしれないからちゃんと見て殺さないと!とはならんだろうし囲っても意味ないかも
悪鬼もどきなら有効かもしれないけどね
723名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 01:17:30.33 ID:TAA+2RnJ0
>>719
作品の名前知らなくても並べられる気がする・・・
724名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 01:23:34.52 ID:xarc1qo00
というか悪鬼って、一人を犠牲にすれば倒せるんじゃないの?キシ機構によって死ぬのは殺人を犯してからなんだから、どうせ奇郎丸が死ぬならシセイさんが道連れに殺せばよかったんじよ
725名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 02:01:00.19 ID:YpvQXPYY0
>>724
原作もアニメもどっちもちゃんと見てないってことがすぐわかる書き込みだ
726名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 07:14:27.69 ID:73JnWYvq0
悪鬼を倒すためという名目を伝えずに目隠しさせてスイカ割り的な感じで呪力使わせて悪鬼倒す
倒したら死体は見せずに処理してしまえば犠牲0になったりする?
727名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 07:54:20.36 ID:1WLh0Z5F0
攻撃抑制、愧死機構は働かないはずだけど
目視しないと使えないという暗示に近い教育受けてるから無理
できる可能性のある子は危険だから処分されて居ない
728名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 09:36:17.21 ID:v/a46Hw70
マジかよつまりどうやっても真理亜ちゃんは救えないって事ですか
729名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 10:19:23.45 ID:YpvQXPYY0
ヒトモドキと間違えて同士討ちした人やバケネズミと間違えて早季殺そうとした人もいたから
キツい暗示かかってる状態でも対象確認せず殺すこと自体は可能なんだろうな
目隠しして故意に殺させるのは無理だろうから、バケネズミと思ったら悪鬼でした!っていう幸運を狙うしかない
730名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 10:30:13.42 ID:73JnWYvq0
そんだけきつい暗示をかけれるなら「悪鬼や業魔と化した人間はもはや人間ではなく、バケネズミのそれと等しい」と小さい頃から教育すればいいではないでしょうか
731名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 11:50:02.77 ID:xarc1qo00
>>725
なんでだよ。眩暈や動機が激しくなるってのは耐えることができるんだろ?だから医者はキシ機構が発動する前に悪鬼を殺せたんでしょ?
732名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 11:57:37.29 ID:73JnWYvq0
>>731
………釣りかな?
733名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 12:13:32.81 ID:xarc1qo00
>>732
マジだよ。富子さんも、医者はキシ機構が発動する前にKに殺されたけど、殺されなかったらキシ機構で死んでただろう、って言ってたし、つまりキシ機構発動のタイムラグ内に殺すことはできるんじゃないの?
単純に攻撃抑制があるからできないって言われたらそれまでだけど
734名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 12:36:46.50 ID:73JnWYvq0
>>733
注射するのが直接的に人を殺すという意識から遠い行為だったから攻撃抑制とキシキコウがあまり働かなかった
Kに殺されなかったら死んでたっていうのら自分が注射したKが実際に死ぬのをみたら当然強烈なキシキコウに襲われて死ぬということ
735名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 12:38:12.37 ID:FuNHGehq0
動悸目眩はこれ以上やったら死ぬって警告だからこの時点でもう苦しくて攻撃出来ないんでしょ
医者が悪鬼を殺せたのは鬼手仏心で自分を誤魔化してたからじゃね?
736名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 12:51:11.67 ID:xarc1qo00
なるほど鬼手仏心か。タイムラグよりも、あくまで医療行為として誤魔化したからか…でも毒注入してんだよなぁ…
呪力で人を殺そうとして場合の眩暈動悸は、耐えられないほどのモノだからゴリ押しの相打ちもできないってことか
737名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 14:48:23.65 ID:NCqPSdQa0
早季が寺で攻撃抑制もしくはキシ機構の警告発作出てた時の症状見てみ
呪力使える状態じゃないしまともに行動もできてなかったじゃん
タイムラグって言うけどその間に何かできたら意味ないんだから耐えられるものなわけない
早季がサイコバスター燃やして悪鬼傷付けた時とだいたい似たことが医者の時に起こったんじゃないの
あの時に悪鬼をそのまま焼き殺してたら早季も多分キシ機構で死んだろうし
738名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 15:10:43.32 ID:FYkqWm/X0
注射したのが青酸カリとかより毒感の薄い
塩化カリウムだったのもうまく行った要素のひとつかも
正しく使えば薬にもなるやつだから
739名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 15:11:38.65 ID:ecN8frVQ0
あと、Kの時代はまだ寺でのテストも教育による強化も行われていない
740名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 17:52:15.29 ID:W2vXNevE0
教育と間引きだけでは社会維持に不十分、そこで攻撃抑制・貴志機構なのです
ってミノシロ言ってたから順番おかしくね?
741名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 19:03:03.47 ID:wkB2l9OQ0
愧死機構、攻撃抑制は認識の問題も大きいから、教育等で作用の強化できる
742名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 21:03:33.14 ID:YpvQXPYY0
>>740
さらに教育暗示を強化したってことかも
Kの場合はヤバイってわかってたのに親が庇ったから大惨事になったわけで今度は庇う気が起きないようにしたのかもな
743名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 22:12:28.68 ID:TW1IHO5v0
>>740
Kのところみればわかるよ
確かに最初の段階で教育面を改革したけどKの事件後学校と教育制度を更に見直した
教育委員会の独立した大きな権力、17歳まで人権を与えないルール、全人学級、不浄猫が誕生したのがこの時
744名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 23:25:59.07 ID:QPZln7VH0
>>734
医者は毒と思って注射してないので攻撃抑制やら愧死機構やらの束縛は受けてないと読んだ
トミ子さんの説明は額面通り受け取ってはいけない
毒を盛ったのは明らかにトミ子さん
Kが死んだ後愧死機構の発作に襲われたと思うが、悪鬼殺した時のサキと同じように自分に暗示をかけて回避したんだろう
745名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/10(火) 23:30:04.08 ID:QPZln7VH0
サキはトミ子さんの話から対悪鬼のエッセンスを汲み取って実際に悪鬼と向き合わなければならなくなったとき
トミ子さんのやり方をマネていたように思う
鏡とかとくに
746名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 01:53:13.60 ID:inbBT6um0
毒を盛ったのが富子さん?
富子さん悪鬼殺す時に医者に遠ざけられてなかった?
毒を盛ったとしても注射するかどうかもわからないのにどうやって盛ったの?
早季に話したのは嘘で富子さんが医者に悪鬼殺させたとしたらさすがに愧死機構働くんじゃないのか。奇狼丸と違って医者は人間なんだから
747名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 09:51:45.88 ID:8Cih910s0
それでOKならもうとっくにやってるだろ
それに後継者として目を付けている早季にそんな大事なことで嘘はつかないんじゃないか
物語の進め方としても種明かしせず嘘だけつくような描き方はしないと思う
748名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 10:46:53.35 ID:luR3i8Gi0
>>747
この物語に関しては登場人物が言いたくても言えないことがあり、そこは読者が補っていく必要がある
バケネズミの出自を隠匿する理由はその最たるもの
すべて愧死機構がいけないんだけどね
749名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 12:19:43.63 ID:8Cih910s0
>>748
バケネズミの出自なら最終的にはちゃんと物語内で語られてたよ
真理亜の最後とか視聴者や読者の想像にゆだねられてるところもあるけど
基本的に登場人物が語った事はその通りに受け止めればいいんじゃないのか
嘘だったとしたら、最後にはちゃんと嘘だったとわかるようにするだろう
そういう変に捻った話の作り方する作者じゃないよ
750名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 12:53:47.96 ID:inbBT6um0
バケネズミの出自も結局明かされたしうっすらとでも明示されてないことを想像するのはさすがに飛躍かな
富子さんが嘘ついてたなら嘘ついてるっぽい描写は必要だし物語として嘘をついてたことが明らかになる必要はあるだろ
悪鬼と愧死機構なんて核の部分だしそこを跡継ぎの早季に誤魔化して伝えると悪鬼対策に支障が出るぞ
まあ富子さんが間接的に毒盛れて生き残れるなら悪鬼殺すの簡単になるからそこは違うと思うけど
751名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 13:05:05.46 ID:luR3i8Gi0
>>749
こんなの捻ったうちにはいらんよ
この作者はもっとひどいミスリードを他の作品でやってる
読者をスッキリさせるミスリードなら大歓迎だが失望させるミスリードをね
だいいち、アニメ版はミスリードにもなっていない・・・
見たまんまだと思う
752名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 14:30:34.63 ID:8Cih910s0
なんかすまん
俺が言いたいのは「富子様が毒を盛ったということを隠すために嘘をついている」
という解釈に対して反論してるのでミスリードとかを主に語るつもりはないよ
てっきり>>744>>748と思ったから>>749のレスしたんで
捻ってない、ミスリード誘ってるんでもない、見たまんまと>>751が言うなら
それはその通り、俺は「富子様は嘘をついておらず、毒は盛っていない」と思うので同じ意見ですよ

一応補足すると原作者がミスリードをしないとは言ったつもりもないよ
貴志祐介は出来不出来はともかくミスリードを割とよくやる方だと思うけど
「ミスリード」と言うからにはちゃんと読者にわかるようにしてあるよね
753名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 21:00:52.44 ID:/EsLkbkf0
また一話から観直した
何度観ても面白い…
近年稀にみる名作だわ
754名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 21:08:00.74 ID:cOoYDMTF0
この物語は早季の手記だから早季がわからんことはわからんのよね
755名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 21:32:51.86 ID:LZkpMfe60
奇狼丸ってなんで狼なのかって原作とかでわかるの?
756名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 21:52:40.89 ID:inbBT6um0
何で名前に狼って入ってるかってこと?
出てないけど命名した町の人が狼っぽいなと思ったからじゃね
まさか奇狼丸を狼だと思ってるってわけじゃないよね
757名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 22:09:02.60 ID:LYHRo5uf0
ハダカデバネズミの形質は全く発現してないよね
見た目に関しては
758名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 22:31:58.11 ID:SHrq+il70
てか奇郎丸は別に全然醜くもないよね
759名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 22:56:30.27 ID:HKT7Es3h0
特別にカッコよくしてある
毛を無くしてノコギリ歯をネズミ前歯にして刺青すれば原作のイメージに近いんだろうな
760名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 23:19:12.97 ID:Bj+MPzp30
既婚者だけど
そういや12歳とか14歳とかって男のかっこいい友達とかに
淡いあこがれや恋みたいな感情を持ったことを思い出した
761名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/11(水) 23:43:40.55 ID:LZkpMfe60
じゃあ奇狼丸の外見は突然変異とかじゃなくて個人の顔や身長の違いの延長ってことなのか

顔の骨格から違ったからどうも疑問で
762名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 00:27:35.99 ID:ZXOiKp/Z0
>>761
「女王と変異個体を除いてこんなに大きいの見たことなくて見るからに非凡な雰囲気を漂わせてた」らしい
だから奇狼丸は変異個体ではないと思うよ

名前の通り長い顔、吊り上った目は狼を連想させたとか早季が言ってたから
>>756の見た目狼っぽいから狼つけたってのが濃厚かもw
763名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 00:52:07.80 ID:Dd80H1ZZ0
突然変異まではいかなくても、女王が後々のコロニーの指導者とするべく
ちょっと気合を入れて産んだとかローヤル母乳で育てたくらいはあるかもな
764名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 05:16:29.77 ID:aHH+WJ/i0
犬でもドーベルマンからパグまで同じ種でも見た目は幅広いからね

俺も見た目で名前付けてるんだろうと思ってたんで
スクイーラ(野狐丸)はもっと狐っぽいのイメージしてたな
だからアニメのキャラデに最初は違和感あった
765名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 12:48:11.59 ID:YSGFL0cI0
刀剣乱舞の三日月宗近が瞬に見えてつらい
766名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 15:28:13.41 ID:hfuAioZQO
想像力は全てを変える、なんて標語を書きながら結局最後まで誰もバケネズミを人間扱いしなかったよね?
作中登場人物のほぼ全てが自分の世界から一歩踏みでて相手と対話する想像力を持ってないという悲劇
差別心をなくせでもなく相手の身になるという当たり前の想像力すら働かないんやな
767名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 17:27:17.75 ID:fq/yPoid0
あの標語は別にバケネズミの立場になって想像してみようとかそういう意図で書かれたと決まってるわけじゃないし…
ていうか相手の立場になって考えるって言うほど簡単じゃないぞ
相手が自分と同じ人間ならともかくネズミだぞネズミ
ゴキブリが元は同じ人間ですよって言われてもはあってなるわ。今は違うじゃんと思ってしまうかもしれない
そこを考えるとスクィーラ殺して愧死しなかったものの共存を考え出した早季はすごいし十分進歩だと思うわ
768名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:00:03.75 ID:np1u8IJM0
アニメしか見てないけどスクィーラが悪鬼ちゃん手に入れられたのって
真理亜達をつけてて子供を生んだところを狙って殺した可能性高い?
769名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:10:25.01 ID:7jYKVRFy0
>>767
人間とはかけ離れた価値観や思考回路、文化を持ってるわけじゃなくて、人間と
大差のない知性のある生き物だろ。感情表現だって人間と同じだし、恐怖や怒りを
感じるのも人間と同じ。

そんな生き物と、昆虫であるゴキブリを同列に語るのはナンセンスだろ。
で、そういった生き物を迫害していたという自覚もなしに、自分達町の人間は
バケネズミに裏切られたと被害者面してるのが神栖66町の連中。
知性が同じでも姿形が違うのならいくらでも迫害していいって理論だろそれは。
早季の言う想像力云々も所詮は大言壮語。早季はバケネズミの立場になって
物事を考えようともせずに知識人ぶってるだけだっつーの。
770名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:18:57.08 ID:7jYKVRFy0
>>766
同意。それを言った早季からしてバケネズミを一切認めていないわけだし、
町の支配を続けていこうとしてるからな。牛や馬と対話しろなんて無茶な話でも
ないのに、最後までバケネズミの立場に理解を示さなかった分際で
町の長になってる位だしwスクィーラや他のバケネズミの言い分も一切無視して町に
よる支配の方を優先してる典型的な神様気取りの呪力者だよ。
自分達と異なる存在への理解や交流も拒絶している癖に想像力は全てを変えるなんてよくほざけるな
771名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:19:11.94 ID:SbAHgKAq0
饒舌に話せるのは少なそうだけどな
なんかギャウギャウとバケネズミ語喋ってて犬猫に近い感じのが普通なのでは
772名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:28:44.76 ID:7jYKVRFy0
>>771
人間と同じ言葉で対話できるって時点で犬猫等のペットや牛馬などの家畜とは
明らかに異なる存在だよね。

現実世界のチンパンジーやゴリラだって人間と同じ言葉で話せないわけだし、
こんな知性のあるバケネズミを迫害していれば反発されるし恨み怒りも
買うのは当たり前だわな。こういうことを考えられない癖に
被害者面してる早季が想像力とか抜かしてもまるで説得力がないわけで
773名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:31:34.00 ID:SbAHgKAq0
チンパンジーは訓練したら人と手話で話せて感情を表現したりするぞ
774名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:34:25.41 ID:7jYKVRFy0
>>773
チンパンジーは訓練すれば武器を作ったりコンクリートの家々を建てたり
服を作って着込んだりできるの?
775名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:37:45.00 ID:np1u8IJM0
漫画版は覚が天狼丸達のこと仲間とか言ってなかったっけ
776名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:40:14.61 ID:7jYKVRFy0
>>775
あれは原作とアニメを知ってる身からすれば違和感バリバリ過ぎた。
本来の覚なら敗れたバケネズミを罵倒しまくりながら呪力で焼き殺すのに。
絶対にバケネズミを認めないのが神栖66町の連中であって、漫画版は
原作レイプでしかない
777名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:41:42.01 ID:Ir+hDgoe0
>>774
覚が言うように彼らはもう人間じゃないんだよ
あらゆる意味で対等にはなれない

そもそも早季がいなけりゃ戦争に負けた時点でバケネズミは皆殺しだったんだぞ
歩み寄るにしたってバケネズミへの憎しみが植え付けられた早季の代じゃどう考えても無理
なんか早季に対して勝手に変な期待し過ぎだろ
778名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:45:14.27 ID:7jYKVRFy0
>>777
そもそも俺は早季に期待なんかしちゃいない。呪力者が残らずバケネズミに殺されれば
よかったと思ってるだけ。呪力者がいるから人類文明が停滞してるんであって、
停滞の元凶である呪力者そのものを根絶しない限り文明は復興できないんだから。
バケネズミを認めていない癖にバケネズミのことを理解した気になってる早季が
町の長になった所で人類の未来は暗いだけだし、バケネズミ勝利にして欲しかったと
思ってるんだよ。
779名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:45:28.13 ID:np1u8IJM0
>>776 スマン言ってたの覚じゃなくて翔だったわw

でも最終的に奇狼丸のこと信じてたしお前の中の覚の設定どうなってるの
もしかして7jYKVRFy0の正体ってハゲネズミじゃね
780名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:51:11.74 ID:Ir+hDgoe0
>>778
なんかよく分かんないんだけど、「人類」ってのは
呪力を持たない者=バケネズミのという意味で使ってるのか?
781名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:51:19.19 ID:7jYKVRFy0
>>779
俺はサノス信者だけど何か?サノスの投稿した小説の展開みたく早季と覚はギッタギタに
殺されて欲しかったわ。アニメ最終回でスクィーラを嘲笑う町民共に本気で殺意が沸いたな。
アニメキャラにあそこまで怒りを覚えるのなんて生まれて始めてだぞ?
782名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:54:40.42 ID:7jYKVRFy0
>>780
そうだよ。如何に呪力を持ち、姿形は人間だとしても、強大な力を操れてもその精神性は醜く歪み、
自分達より弱い存在を虐げることに疑問を持たない怪物そのもの。

逆にバケネズミは、醜い姿をしているが、精神性は人間と変わりなく、最後には
旧人間の誇りを掛けて呪力者に戦いを挑んだ。よくも悪くも人間臭い連中
783名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:56:19.00 ID:np1u8IJM0
さのなんたらが何か知らんが自ら信者って名乗る奴にロクなのはいないから大人しく巣穴に帰れ(ネズミだけに)
信者って言葉に変なプライドとか持ってんだよなこいつら
784名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:58:27.00 ID:Ir+hDgoe0
人間臭さで言えば、むしろ差別意識が消えない能力者の方がよっぽど人間らしいと思うけどな
785名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/12(木) 23:59:49.46 ID:4aA/4XE/0
正体バラしたwwww
途端に真面目に相手したくなくなるなww
786名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 00:03:31.06 ID:wMvfzypA0
肝心の町民も自分達の使う呪力を持て余してるけどなw

悪鬼やら業魔やらの出現におびえているわけだし、それを恐れる余り間引きなりしてる
わけで。文明の復興が進まないのって呪力者の存在があるからじゃね?
787名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 00:36:45.46 ID:3o7zYkIa0
サノスちゃんの新作SSまだ?
いつも覚が殺されるところを楽しみに読んでるよ!
次作は覚を殺す時もっと残虐にして殺してね!いつも殺し方がぬるくて物足りなくてつまらんから
788名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 00:41:56.72 ID:7kc/1XSZ0
あー何かこの異常なバケネズミ崇拝あいつっぽいなと思ったらあいつかよ
絡んでマジレスして損したわ
789名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 00:44:23.80 ID:wMvfzypA0
>>788
つ信者

本人じゃないこと位分かるだろ
790名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 00:49:16.17 ID:7kc/1XSZ0
>>789
わかんねーよ
どこで判断してるんだよキチガイが一人いるようにしか見えねーよ
791名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 00:52:25.14 ID:wMvfzypA0
>>790
本人がサノス信者だって言ってるやん
792名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 01:19:40.14 ID:fuPuQ4WU0
昨日のID:7jYKVRFy0はサノスじゃないよ、サノスは俺だからな
793名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 04:37:28.83 ID:im5bdm5B0
キチガイSS連投魔本人の自演にしろ信者()にしろ承認欲求高過ぎて気持ち悪い
794名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 11:28:45.88 ID:IWn6J7+W0
明らかに本人が信者()自称してるだけだろwwww
795名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 12:46:14.85 ID:XxJUpeGa0
こんな気持ち悪い奴がこのスレ二人以上いるなんて考えられん
796サノス@転載は禁止:2015/02/13(金) 16:50:17.13 ID:GPXJR2de0
盛り上がってるみたいだけど、新世界よりと神座シリーズとのクロスSSの復刻版として
作品を投下したい。まずはこの作品から
797スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 16:51:35.96 ID:GPXJR2de0
 今日もまた苦痛と回復のサイクルが繰り返される。無限地獄の刑を言い渡されたスクィーラは自分の身体に襲い掛かる想像を絶するレベルの激痛と苦痛に苛まれていた。

 バケネズミの隠されてきた真実を知り、神の名を騙って自分達を虐げる町の人間達に戦いを挑んだ。

 が、結果は敗れた。切り札であった少年の愧死機構は自分達バケネズミに大して働き、それを察知され、奇狼丸の捨て身の作戦により少年は命を落とした。

 裁判の傍聴席の人間達の自分を嘲笑う声が頭から離れない、自分達バケネズミに対する人間達の蔑みの視線が目に焼きついている。

 スクィーラの抱く無念、悔しさ、怒り、憎悪が呪力によって蝕まれ、破壊されていく過程で受け続ける苦しみと痛みを幾らか和らげていた。

 最後まで自分達バケネズミをケダモノとしか見れない渡辺早季、朝比奈覚。

 特にこの二人に対する怒りは日に日に激しさを増していく。

 この刑を受けて数日の間はただひたすらに襲いかかる苦痛の嵐に叫び声を上げ、涙を流していたスクィーラ。

 だが日が経つにつれて自分の中に宿る人間達に対する憎悪、憤怒が受ける苦痛を少しづつではあるが上回りはじめたのだ。

 呪力により受け続ける苦しみと激痛を町の連中に対する怨念に変換している。

 自分の全細胞、全神経を呪力によって蹂躙され続けるスクィーラの精神は憎しみと怒りによって保たれている。

 並みのバケネズミであればとうの昔に発狂して精神が崩壊しているに違いない。

 「この世のいかなる生物も味わったことのない苦痛と恐怖の刑」とはよく言ったものだ。

 スクィーラは心の中で、町の人間達に対して嘲笑していた。

 スクィーラにとって、町の人間達が自分に与えるのは「この世のいかなる生物も味わったことのない苦痛と恐怖の刑」などという大それた刑罰などではない。

 現に今のスクィーラの精神は崩壊してもいないし、発狂もしていない。

 スクィーラに呪力を送り続けている拷問官はスクィーラの目が死んでいない、恐怖に怯えていないことが腹立たしいのか、呪力を強め、スクィーラの身体中の細胞を暴走させる。

 自分の身体がグロテスクに変形していく過程での激痛と苦しみは今までよりも一層激しくなる。

 しかしそれと同時に人間達に対する怨念、怨嗟、憤り、憎しみは増していく。

 例え自分が今とは違う生物にされようと、どんなに拷問しようと、絶対に自分は折れたりはしない。

 スクィーラ胸には神栖66町の者達に対する地獄の業火の如く燃え広がる赫怒の念が確かにあった。

 休む間もなく続けられる拷問であるが、スクィーラは自分の身体に奏でられる蹂躙と激痛の協奏曲が暴
走している時に不可思議な言葉が聞こえてきた。
798スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 16:52:35.21 ID:GPXJR2de0
 それはここ数日の間に続けられている言葉だった。

 最初は何を言っているのかが聞こえなかったが、今はハッキリを何を
話しているのかが分かった、そしてこの言葉は自分に語りかけていることも知った。
799スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 16:54:34.30 ID:GPXJR2de0
 例えば、己の一生がすべて定められていたとしたらどうだろう

 人生におけるあらゆる選択、些細なものから大事なものまで、選んでいるのではなく、選ばされているとしたらどうだろう。

 無限の可能性などというものは幻想であり人はどれだけ足掻こうとも、定められた道の上から降りられない。

 富める者は富めるように。貧しき者は飢えるように。善人は善人として、悪人は悪人として。

 美しき者醜き者、強き者弱き者、幸福な者不幸な者


 ――――そして、勝つ者負ける者。
800名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 16:55:45.94 ID:6uZQTIE+0
>>772だけどなしてこんなに荒れてるの…
念のため言っておくけど俺のレスは>>772だけなのを明記しておく
間違ってもサノスとか言う荒らしじゃないからな

というか、相手に対する侮蔑や想像力の欠如からくる差別は恐ろしいよね
って書いただけでなんでこうなるのよ…
人間と容姿が違うから相手は虫けら扱いしていいと言うなら
同じ理由で人間を差別していいことになるんじゃないかな?
それって恐ろしいことだと思うわけよ
801スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 16:57:08.56 ID:GPXJR2de0
 すべて初めからそうなるように……それ以外のモノにはなれぬように定められていたとしたらどうだろう。

 ならばどのような咎人にも罪はなく、聖人にも徳などない。

 何事も己の意思で決めたのではなく、そうさせられているのだとしたら?



 ただ流されているだけだとしたら?



 問うが、諸君らそれで良しとするのか?

 持てる者らは、ただ与えられただけにすぎない虚構の玉座に満足か?

 持たざる者らは、一片の罪咎なしに虐げられて許せるか?


 否、断じて否。


 それを知った上で笑えるものなど、生きるということの意味を忘れた劣等種。人とは呼べぬ奴隷だろう。

 気の抜けた勝利の酒ほど、興の削げるものはない。運命とやらに舐めさせられる敗北ほど、耐え難い苦汁はない。

 このような屈辱を、このような茶番劇を、ただ繰り返し続けるのが人生ならよろしい、私は足掻き抜こう。

 どこまでも、どこまでも、道が終わるまで歩き続ける。遥か果てに至った場所で、私は私だけのオペラを作る。ゆえに、諸君らの力を借りたい。

 虐げられ、踏み潰され、今まさに殺されんとしている君ら、一時同胞だった者たちよ。

 諸君らは敗北者として生まれ、敗北者として死に続ける。その運命を呪うのならば、私のもとに来るがいい。

 百度繰り返して勝てぬのならば、千度繰り返し戦えばよい。千度繰り返して勝てぬのならば、万度繰り返し戦えばよい。

 未来永劫、永遠に、勝つまで戦い続けることを誓えばよい。

 それが出来るというのならば、諸君らが"術"の一部となることを許可しよう。

 永劫に勝つために。獣のたてがみ――その一本一本が、諸君らの血肉で編まれることを祝福しよう。

 今はまだ私も君らも、そして彼も……忌々しい環の内ではあるものの。

 これから先、ここでの"選択"が真に意味あるものであったと思えるように

 いつかまたこの無限に続く環を壊せるように

 さあ、どうする。諸君ら、この時代の敗北者たちよ。私に答えを聞かせてくれ。


 戦うか、否か――。
802名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 19:40:32.20 ID:g4DyA6pG0
もはや現実と妄想の境が曖昧になってきてるんだろうな
こいつが物語の世界に異常なほど不満を募らせて妄想を膨らませていく様は極めて病的でうすら寒くなる
803名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 19:42:28.60 ID:NUgqx9lQ0
>>802
哲学的だな
804名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 19:46:00.21 ID:LS6DiFo+0
バケネズミは自然発生したものでなく
人間が呪力によってハダカデバネズミを進化させた存在だから
言葉は話せないけど、大型化して頭よくした不浄猫と変わらん

知恵を持ち、話せるという理由でバケネズミが人だとすれば
自立進化し、自己防衛機構を持ち、言葉を発し、現代人より遥かに知識を持ったAIであるミノシロモドキはどうなのか
805名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 20:46:52.32 ID:8BAyF2pq0
それはハダカデバネズミの進化とは言えない
バケネズミはただ人間ベースにハダカデバネズミかけあわせて作ったもんだ…
進化と思われてた八丁標付近の生物も進化ではなく
呪力によって奇形生物化してたという落ちだしな

人間ベースで作った生物だから染色体の配列が人と同じだった
その上で知能も人間に次いで2番目に高い存在だった
バケネズミが人間と全く同じ種であるとは思わんが
さすがに図書館ミノシロモドキ持ち出すのは少しズレてる
それに不浄猫とも全然違う
バケネズミは基本二足歩行で火を扱い武器を持つ
14歳編であったコロニー内の発展を見れば不浄猫とは違うとわかるはず
806名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 20:58:50.57 ID:8BAyF2pq0
>>805配列じゃなくて数だった
807名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 21:01:09.11 ID:LS6DiFo+0
それはそうなんだけど
メタ的なものでなく、神栖町の人にとっての話
808名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 22:19:44.29 ID:8okS/Kkm0
バケネズミが知識を手に入れたのってミノシロモドキからだよね

奇狼丸が4匹持ってるとかあったけど割とどこにでもいるのかなミノシロは
809スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 22:24:26.42 ID:JbNgQw7b0
「た、戦う……!」

 スクィーラは自分に語りかけてくる何者かの問いかけにそう答えた。

 今の自分……いや、バケネズミ達はこのまま人間に蹂躙される側で終わるのか?

 他のバケネズミ達は自分達が人間であったことを知らずに一生人間達に酷使されるのか?

 自らの人生に希望も未来も持てず、人間達に生殺与奪権を握られたままでいいのか?

 自分達のコロニーは神である人間達の好きなようにさせていいのか?

 否、断じて否。

 そんな未来は認めない、そんな一生は認めない、そんな結末は決して認めない。

 スクィーラは謎の言葉を聞き、益々人間達への怒りを募らせていった。

 ミノシロモドキに記録されていた自分達の真実に気がつかなければ自分は一生町の人間達を神を崇め、種族の未来など考えられなかっただろう。

 念入りに計画し、人間達に反旗を翻したはいいものの、人間達に最終的には敗れた。

 こんな結末は受け入れたくない、こんな結果は認めたくない。だが今の自分の状況を変えるのは不可能だろう。

 スクィーラは呪力によって弄ばれ続ける自分に対しても怒りと悔しさを滲ませる。

 拷問を受け続ける日々が更に一ヶ月程続く。自分の身体は最早バケネズミの原型を留めてはいない身体になっているだろう。
810スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 22:28:16.01 ID:JbNgQw7b0
 自分が何者なのか、それすらも分からなくなる程思考回路が鈍っていた。

 しかしそんな中でハッキリと分かることがあった。

 町の人間に対する途方もない憎しみ、怨念、爆発しそうな程の怒りは確かに自分の身体に刻まれていた。

 何の生き物になったのかは自分でも分からない、町の人間達から見ればおぞましき「何か」に映ることは確かだろう。

 しかしそんな姿になっても町の人間達に対する感情は聊かも揺らいでいなかった。

 例え違う生き物になってしまおうと、脳をいじられようが、細胞をいじられようが人間達に対する怨嗟の念は確かに存在していた。

 生きているのか死んでいるのかも実感が沸かない、自分の手足が存在しているのかも、周りの景色が何なのかも分からない。

 しかしそんな状況の中でさえ「憎しみ」は死んではいなかった。

 今の自分に残っている思考はただそれだけなのだが。

 どう足掻こうと今の自分に何かできる筈もない、呪力がある人間達と自分達バケネズミとの差は歴然としている。

 本物の、正真正銘の「神」でもない限りこの状況は覆せまい。

 そんな絶望的な状況の中でも「怒り」、「憎しみ」は決して絶やさなかった。
811スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 22:29:16.64 ID:JbNgQw7b0
 自分が何者なのか、それすらも分からなくなる程思考回路が鈍っていた。

 しかしそんな中でハッキリと分かることがあった。

 町の人間に対する途方もない憎しみ、怨念、爆発しそうな程の怒りは確かに自分の身体に刻まれていた。

 何の生き物になったのかは自分でも分からない、町の人間達から見ればおぞましき「何か」に映ることは確かだろう。

 しかしそんな姿になっても町の人間達に対する感情は聊かも揺らいでいなかった。

 例え違う生き物になってしまおうと、脳をいじられようが、細胞をいじられようが人間達に対する怨嗟の念は確かに存在していた。

 生きているのか死んでいるのかも実感が沸かない、自分の手足が存在しているのかも、周りの景色が何なのかも分からない。

 しかしそんな状況の中でさえ「憎しみ」は死んではいなかった。

 今の自分に残っている思考はただそれだけなのだが。

 どう足掻こうと今の自分に何かできる筈もない、呪力がある人間達と自分達バケネズミとの差は歴然としている。

 本物の、正真正銘の「神」でもない限りこの状況は覆せまい。

 そんな絶望的な状況の中でも「怒り」、「憎しみ」は決して絶やさなかった。
812スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 22:29:46.62 ID:JbNgQw7b0
 それがなくなれば「負け」となるだろう。苦痛からの解放という名目で「死を望む」など絶対にしない。

 自分の存在意義、それは町の人間達に対する純粋なまでの殺意の塊となることだった。

 そんな中自分の意思に語りかけてくる声が聞こえた。今までの声とは違う、もっと優し気な……、自分を労わるような……哀れむような声だ。

 この声は聞き覚えがあった。そう、自分もよく知っている古い馴染みの声にそっくりだった。

 そしていい終えると、スクィーラは自分の「意思」が消えていくのを感じた。
813スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 22:31:50.30 ID:JbNgQw7b0
 気がつけばスクィーラは見知らぬ場所に蹲っていた。どこかは知らない、だが周囲を見渡してみればどこかの玉座らしき場所だった。

 それにしてもなんと荘厳な場所だろうか。この場所にいるだけで押しつぶされる程の圧迫感だ。

 自分のような者には不釣合いな場所だと言える。

 赤いカーペットのような絨毯が玉座の場所にまで伸びている。どこかの宮殿だろうか?

 だがそもそも自分は確かに消えた筈だ、なぜこのような場所にるのだろうか?

 自分は二足歩行で立ち、服も着ている。

 バケネズミ以外の生き物に姿を変えられたと思っていたが、今の自分は拷問を受ける以前のままの五体満足の姿だ。

 解放されたのか? それはありえない。自分は町の人間達を大勢殺した。そんな重罪人である自分が釈放などされようか?

 だとすればここは「死後の世界」というものだろうか? スクィーラがそう考えていると、玉座から声が響いてきた。

 「成程……卿がスクィーラか?」

 それは何と重く、何と神々しき響きだろうか。言葉の重みそのものが町の人間達とは比べ物にならない。

 言葉一つだけでも押しつぶされてしまいそうな感覚だ。
814スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 22:33:57.20 ID:JbNgQw7b0
 スクィーラは玉座の方角に目を向ける。玉座に「ソレ」は確かに座っていた。

 単なる人間が玉座に座っているなどという次元ではない、威厳、佇まいの何もかもが凡百の人間とは一線を画している。

 長く伸ばされた金色の髪の毛は眩いばかりの輝きを放っていた。見慣れない服を着ているものの、そんなことなどスクィーラにとってはどうでもよかった。

 「こちらへ参れ」

 その一言だけで玉座の方まで歩いてきた。戸惑うことなく、躊躇いもなくスクィーラは玉座の男の言葉に従った。

 この男は一体何者なのだろうか? 単に玉座に座しているだけにも関わらず、自分の命が握られているような感覚だった。

 町の人間達にこれ程の存在の者はいなかった。いや、そもそも金色の髪の男が「人間」であるかどうかすら怪しい。

 この男を「人間」などとういうカテゴリーに置けるのかどうかすら分からない。

 だとすればこの男は……。

 「貴方様は……、「神」でございましょうか……?」
815スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 22:35:29.57 ID:JbNgQw7b0
 町の人間達に対する憎しみも、怒りも忘れ去ってしまう程に玉座の男の放つ圧倒的なまでの存在感。自分に掛かる重力が何倍にもなったかのような感覚。

 間違いなく今の自分は玉座の男を恐れている。自分の体に存在する全細胞が目の前の男には逆らうなという警告を発していた。

 この男が「神」というのならばスクィーラ自身も納得がいく。

 無意識の内に玉座の男に向けて深々と頭を垂れるスクィーラ。

 違う、余りにも違う。この男は自分とは何もかもが違いすぎる。

 「ふっ……、そう見ても構わぬが。卿の魂、中々に面白いのでな。カールが拾ってきてくれたそうだ」

 「魂……?」

 男の言葉にスクィーラは自分が本当に死んだのではないだろうか?という疑念が生まれる。

 この玉座の間にいること、自分が五体満足であることなど、捕らえられて拷問を受けていた状況から考えれば説明が付かない。

 「卿は「戦い」を望むか?」

 「……はい」

 玉座の男の言葉に、スクィーラは答える。

 自分が拷問を受けている時に語りかけて来た言葉はこういう意味だったのだろうか? スクィーラ人間達の勝利に終わるという「結末」を認めなかった。
816スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 22:47:12.71 ID:JbNgQw7b0
 語りかけてきた言葉の中の問いかけにスクィーラは「戦う」ことを望むと答えた。

 「卿は「人間」として認めて貰いたかったのだろう?」

 「ええ、私達バケネズミの現状を打破する為に町の人間達に戦いを挑みました……、しかし結果は敗れました! 私は悔しい! 我等バケネズミはこのまま永遠に人間達に酷使されることを! 我等は同じ人間である筈なのに!!」

 スクィーラの中に溜まっていた町の人間達に対する嫌悪、憎悪、憤怒の感情と戦いに敗れた後悔の念と合わさり、一気に爆発する。

 「私は総てを愛している。無論卿もだ、スクィーラ。我が愛は破壊の慕情、そこに例外などない。卿も我が総軍の一つとなるがいい、卿の部下達の魂も全て回収済みだ」

 スクィーラは玉座の男の言葉に胸を打った。この男の言葉に嘘などないとスクィーラは確信した。根拠至々の話ではない、真実玉座の男は心からそう言っているのだと直感で理解できたからだ。

 「戦わせて下さい……! 我等の……我等バケネズミの誇りを守るために……!」

 玉座の男は町の人間達のような「偽りの神」ではなかった。神として敬うならば、従うならばこの男を迷わず選ぶ。

 男が自分を見つめる眼は町の人間達のように蔑みの目ではなかった。

 「いいだろうスクィーラ。グラズヘイムは間もなく卿のいた町に顕現する。卿も我が総軍の一つ、獅子の鬣の一本となりて戦いに参ぜよ」

 「喜んで……!」

 自分達の未来が変わるのなら……、例え悪魔にだろうが魂を売る。自分達は「人間」なのだ。ただ、その思いを胸に戦うとスクィーラは誓った
817スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 22:56:40.79 ID:JbNgQw7b0
 スクィーラは上空千メートルに浮かぶグラズヘイムから、地上にある神栖66町を睥睨していた。

 自身が神と呼ぶに相応しき存在から授かった「力」を存分に発揮したく、胸が躍っていた。

 そう、自分達バケネズミを存分に虐げ、搾取し、恐怖と絶望と死の象徴であった町の人間達に思い知らせてやらねばならないのだ。

 スクィーラはそんな神を称する存在に戦いを挑み、そして敗れた。

 敗れたスクィーラは裁判にかけられ、延々と続く呪力による無限地獄の刑を受けることになったのだ。

 その時のスクィーラの無念たるや到底言葉などで表現しきれるものではなかった。

 五百年にも渡る自分達種族の苦しみの歴史を捕らえたミノシロモドキを通じて知った時の衝撃は今でも忘れられない。

 自分達は非能力者の人間の子孫であり、五百年前に科学技術を持つ集団によりその姿形を醜いバケモノに変えられた。

 これまでの自分達の生は一体何だったのだろうか?

 ミノシロモドキに記された真実を知るまではひたすらに神に忠誠を誓い、神の為に働くことこそが自分達の役割だと信じていた。

 しかし真実はどうだ? 自分達は元は人間であり、先祖の犯した罪でこうして醜いケモノに作り変えられ、今日に至るまで延々と抑圧され続けてきた。

 呪力を持たないから、それだけの理由でこんな姿になったというのか?

 スクィーラは自分達がこのまま紛い物の神達に踊らされたまま終わるということを当然良しとはしなかった。

 当然だろう、こんな真実を知れば町の人間達を心の底から神などと敬うことが出来るだろうか?

 断じて自分達は消耗品の家畜などではない。
818名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 23:04:10.21 ID:6uZQTIE+0
>>802>>803
だから人のことを根拠なく荒らしと同一視するのやめてくれよ…
いまSSを貼ってる人と俺は別人なんだから
819名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 23:06:00.98 ID:p+KQqPHh0
いやそっくりの類友だからどっちも消えて欲しいって意味で同じだよ
820名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 23:15:36.16 ID:6uZQTIE+0
>>819
なんで類友なのよ?
そっくりなんて荒らしと同一視されるような書き込みした覚えはないんだけど
差別恐いダメ絶対、相手に対する無理解から傲慢になるのは世の常だけどよくないね
って意見はそんなに否定されるようなことか?
821スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 23:24:24.26 ID:JbNgQw7b0
 スクィーラが町の人間に反旗を翻す決意をしたのはミノシロモドキの真実を知ってから数十分後のことだった。

 そして悪鬼の少年、メシアを用意し、緻密かつ用意周到な計画を十年以上にも渡って練ってきた。

 全ては自分達の未来の為、偽りの神に抗う為にだ。

 が、同じバケネズミである奇狼丸の裏切りとも呼べる行いにより、スクィーラは敗れることとなった。

 長年に掛けて作り上げた計画が奇狼丸一人によって脆くも崩れることとなってしまった。

 全てが終わったと思った

 自分達バケネズミの未来はそこで潰えたかに思えた。

 が、思わぬ助けの手がスクィーラに差し伸べられることになる。

 そう、町の人間と比較することすらおこがましいと思える程の隔絶した『存在』に。

 黄金の化身を思わせる金色に輝く髪の毛、その場にいるだけでその男の周囲の全てが陳腐な装飾品とすら思えてくる存在感、
言動の端々から感じる重厚感、彼が目の前に存在しているだけで自然と地べたに額を擦り付けてひれ伏したくなる。

 何もかもが違いすぎるのだ。例えばこの男が自分に「死ね」と言えば何の躊躇もなく即座に命を捨てているだろう。

 本物の、正真正銘神の化身としか思えない玉座に座る黄金の男に救われたスクィーラ。

 そしてその男から『力』を授けられたスクィーラ。
822名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 23:25:27.03 ID:7kc/1XSZ0
この流れとやり取り前と同じじゃねーか
823名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 23:26:52.56 ID:p+KQqPHh0
>>820
ほらそっくり
まるで同一人物そのものだ
分かったら消えてくれ
824名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 23:29:15.30 ID:QhITjg470
またこのSS投稿野郎かよ…
いい加減にしろっつうの

迷 惑 だ よ
825名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/13(金) 23:44:56.35 ID:XxJUpeGa0
毎度毎度コイツのキモさには鳥肌が立つ
826スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 23:45:02.90 ID:JbNgQw7b0
 そう、その力を使って自分達の未来を切り開かねばならないのだ。

 この力は正確に言えば玉座の男の隣に佇む黒衣の影法師から贈られた物であるのだが。

 「スクィーラよ、私は卿がこの世界を作り変える光景が見たいのだ。わかり易く言えば卿の世界は牢獄のようなものだろう。
私は卿を見込んで、この世界に終止符を打つ大役を任せたいのだ。出来るか?」

 「元よりそのつもりです。貴方達から贈られたこの力、存分に使わせていただきます」

 下界に広がる神栖66町を見据えながら背後にいる黄金の男に言うスクィーラ。

 「獣殿、彼をこのグラズヘイムの一員としてお迎えにならないのですか?」

 「ああ、カール。私はこの者が歪んだ世界を壊す瞬間が見たくてな。我等がこれからしようとしていることと何の差がある? 我等と同じく牢獄に囚われている
者こそ、我等の持つ苦しみも理解できているというもの。この者がこの世界でシャンバラを築く姿も、目的を果たした我等の姿と重なるとは思わんか?」

 「その通り。真に惜しい人材ではありますが、獣殿がそう言うのであれば」

 「それでは行って参ります」

 「健闘を祈るぞスクィーラ」

 後方の神に別れを告げたスクィーラはグラズヘイムから飛び降りる。そしてそのまま町目掛けて凄まじいスピードで急降下していく。

 「町の人間共よ!! 我等バケネズミを苦しめてきた償いをしてもらうぞぉ!!!!」

 地上の町目掛けて落下しながら咆哮するスクィーラ。

 それは巨大な猛獣の轟吼を思わせる程の響きであり、確実に下の町にまで届いているに違いない。
827スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 23:47:25.95 ID:JbNgQw7b0
 自分達に従っていた家畜に手を噛まれたのだ。

 「お久しぶりです町の神様方。いや、最早貴方達は神などではない、神になった気でいるだけの無力な人間様ですね」

 スクィーラは周囲の人間達を見回しながらゆっくりと近づく。

 「バ! バケネズミめ!! 死ね!」

 案の定、恐怖に駆られた町の人間の一人がスクィーラを呪力で殺そうとしてくる。スクィーラも自分に呪力が降りかかってくるのを感じた。

 が、呪力でスクィーラを拘束することはできず、スクィーラは容易く呪力による『縛り』を引きちぎる。

 「そ! そんな馬鹿な!?」

 「ありえない! 呪力を振りほどくなんて!!」

 町の人間達の間で動揺が広がっている。

 無理もないだろう、呪力が通用しないバケネズミの相手などしたことはないのだから。

 「それでは私の番ですね」

 そう、町の人間達に絶対的かつ絶望的なまでの力の差を思い知らせる為にわざと呪力を受けたのだ。

 そして神より授かった力をスクィーラは解放する。

 スクィーラの口から呪いの響きを思わせる程のおぞましく、聞く者に恐怖を与える歌声が紡がれていく。
828スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/13(金) 23:56:30.36 ID:JbNgQw7b0
  『かつて何処かで そしてこれほど幸福だったことがあるだろうか
  Wo war ich schon einmal und war so selig

  あなたは素晴らしい 掛け値なしに素晴らしい しかしそれは誰も知らず また誰も気付かない
  Wie du warst! Wie du bist! Das weis niemand, das ahnt keiner!

  幼い私は まだあなたを知らなかった
  Ich war ein Bub', da hab' ich die noch nicht gekannt.

  いったい私は誰なのだろう いったいどうして 私はあなたの許に来たのだろう
  Wer bin denn ich? Wie komm'denn ich zu ihr? Wie kommt denn sie zu mir?

  もし私が騎士にあるまじき者ならば、このまま死んでしまいたい
  War' ich kein Mann, die Sinne mochten mir vergeh'n.

  何よりも幸福なこの瞬間――私は死しても 決して忘れはしないだろうから
  Das ist ein seliger Augenblick, den will ich nie vergessen bis an meinen Tod.

  ゆえに恋人よ 枯れ落ちろ
  Sophie, Welken Sie

  死骸を晒せ
  Show a Corpse

  何かが訪れ 何かが起こった 私はあなたに問いを投げたい
  Es ist was kommen und ist was g'schehn, Ich mocht Sie fragen

  本当にこれでよいのか 私は何か過ちを犯していないか
  Darf's denn sein? Ich mocht' sie fragen: warum zittert was in mir?

  恋人よ 私はあなただけを見 あなただけを感じよう
  Sophie, und seh' nur dich und spur' nur dich

  私の愛で朽ちるあなたを 私だけが知っているから
  Sophie, und weis von nichts als nur: dich hab' ich lieb

  ゆえに恋人よ 枯れ落ちろ
  Sophie, Welken Sie

  創造
  Briah―

  死森の薔薇騎士
  Der Rosenkavalier Schwarzwald』
829名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 00:38:53.85 ID:ZrFoTc0A0
>>822>>823
他人の発言に責任なんぞもてねーよ
このSS書いてる奴は大概頭おかしいけど
なんで俺がそんなのと一緒にされなきゃならないんだ
ていうか、俺が現在進行形でSS貼ってるならこんな発言する必要ないでしょ
ちょっとは頭働かせろよ
そもそも俺はバケネズミが全面的に正しいなんて書いてない
想像力の欠如に由来する傲慢さとそれが生み出す差別や排他の醜さは
作品のキャラ全体に言えることだろ
830名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 00:41:56.81 ID:KdevUOXH0
サノスちゃん
覚が殺されるシーンまだかよ早く張れよ
831名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 00:59:28.12 ID:sRF4Ct3x0
Twitterでやれ
832スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/14(土) 01:00:56.10 ID:CCpP+qLx0
スクィーラが呪歌を終えると、神栖66町は闇に飲まれた。

 深く、暗く、闇く、底なし沼の中を思わせる暗黒が町全体を覆い尽くした。

 中に存在する生きとし生ける存在の全ての精気生命を搾取し、略奪する黒き魔界。

 そんな闇一色の空間の上には血の色を思わせる朱色の満月が不気味に輝いていた。

 あたかも人間の持つ血を全て絞り尽くし、それをエネルギーにしているかのように

 「がぁ!?」

 「ち、力が……! 抜けていく……」

 スクィーラの創造した空間の中にいる町民達は地面に次々と倒れていく。

 「どうしたのですか? 『神様』方? まだこんなものは私の力の一端に過ぎないのですがねぇ」

 思わずスクィーラは自分の口元を歪める。

 散々自分達バケネズミを弄び、搾取し、気にらなければ皆殺しにしていた町の人間達が地べたに這い蹲りもがいている。

 それがたまらなく爽快だった。

 「貴方達には学んでもらいましょうか……。我等バケネズミの五百年にも渡る苦渋の歴史というやつをね……」

 スクィーラは自分の身体の至る所から魔界の木々を思わせる杭を発射する。

 「グベェ!?」

 「ぎゃぁぁぁ!!??」
833スクィーラの復讐@転載は禁止:2015/02/14(土) 01:14:52.53 ID:CCpP+qLx0
 その杭は周囲の町民の悉くを打ち抜いていった。

 「ハハハハハハハ!!!!!!」

 死森の薔薇騎士の創造を解除したスクィーラは猛獣の咆哮を思わせる哄笑を上げた。

 そしてスクィーラは凄まじいスピードで町内を駆け回る。

 一年前のバケネズミの反乱の際に生き残った人間は意外に多かった。

 そしてその悉くを屠り、殺してくスクィーラ。

 前方に二十名前後の町民が必死に逃げている。

 「逃げられると思いか?」

 そしてまたスクィーラの口から呪いの歌が紡がれた。

 
 『ものみな眠るさ夜中に
  In der Nacht, wo alles schlaft

  水底を離るることぞうれしけれ。
  Wie schon, den Meeresboden zu verlassen.

  水のおもてを頭もて、
  Ich hebe den Kopf uber das Wasser,

  波立て遊ぶぞたのしけれ。
  Welch Freude, das Spiel der Wasserwellen

  澄める大気をふるわせて、互に高く呼びかわし
  Durch die nun zerbrochene Stille, Rufen wir unsere Namen

  緑なす濡れ髪うちふるい
  Pechschwarzes Haar wirbelt im Wind

  乾かし遊ぶぞたのしけれ!
  Welch Freude, sie trocknen zu sehen.

  創造
  Briah―

  拷問城の食人影
  Csejte Ungarn Nachatzehrer』
834名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 03:06:29.49 ID:tzRDDOFi0
私自身はこの作品が好きでBD買ったのだけど世間的にはマイナーよね
そんな作品の、立場的に支持も得られにくい見た目の醜いバケネズミに傾倒する彼はなんなんだろう?
本人を投影しているのかな?バケネズミに・・・
835名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 12:46:42.37 ID:WStVksGM0
アニメとしてはマイナーだけど原作の小説はかなり有名な部類だと思うよ
それはともかくバケネズミに感情移入すること自体はおかしくないがここまでくると現実でバケネズミみたいに虐げられてるのかと思うレベル
虐められっ子の復讐してやった妄想聞かされてるみたいだわ
836名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 13:08:20.26 ID:6tc0+83e0
言ってやるな…
837名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 13:16:13.85 ID:ZrFoTc0A0
原作小説から入った身なんだけど、原作から入ったのとアニメから入ったのとでは
また見え方が違うんだろうか?
838名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 15:37:02.80 ID:MY3b6yUZ0
>>837
アニメから入って原作読んだら、台詞が声優さんの声で脳内再生余裕だった
839名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 16:01:40.50 ID:WStVksGM0
漫画の方ならともかくアニメはかなり原作に沿って作られてるから
どっちから入ってもそんなにイメージ変わることはないと思うが…
840名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 16:10:13.14 ID:ZrFoTc0A0
小説の方が登場人物がよりエゴく感じるんだよな
アニメはある意味綺麗
841名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 16:53:11.81 ID:KdevUOXH0
>>840
覚がギッタギタに殺されて欲しかったのと
スクィーラを嘲笑う町民共に本気で殺意が沸いたのは小説もアニメも変わらないなぁw
842名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 18:35:12.61 ID:GjcY2U4Z0
てか真理亜の出生に関する早紀のミスリードが本気で意味わからん

地の文ならともかく手記の形であれは作者のミスか疑うレベル
843名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 18:41:01.30 ID:WStVksGM0
>>842
なんかあったっけ?
未熟児の辺り?
844名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 20:01:05.66 ID:CwyhbNjB0
真理亜の出生?

なんかあったっけ?
845名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 21:49:58.64 ID:GjcY2U4Z0
言い方微妙だったかな

序盤の真理亜が生まれなければたくさんの人の命が失われることは無かったみたいな奴
846名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/14(土) 22:27:59.80 ID:FueGa+IG0
バケネズミの反乱で神栖66町の町民達は最終的にどれ位死んだの?
悪鬼の少年の大量虐殺よりも確実に死者は多いと思うんだが
847名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/15(日) 01:15:25.82 ID:0sgfMiRH0
>>845
ミスリードではあるだろうけど作者のミス疑うほどではないんじゃないか
実際に真理亜いなきゃあんなことは起きなかったんだし
848名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/15(日) 09:17:45.81 ID:FRS2vrFj0
逆に何故意味が分からないのかが分からないよwww
849名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/15(日) 09:19:43.48 ID:7mDIKccv0
生んだ子供がネズミに洗脳されて人殺しさせられて一番辛いのは真理亜だろうに早紀のあの言い方は酷いだろって話

真理亜がいなきゃっていうけど他にも原因なんて沢山あるでしょ多分
850名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/15(日) 09:31:51.28 ID:UcVOyaN70
真実を知っている大人たちと戦う子供たちの物語だと思ってたら違った
でもおもしろかった
851名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/15(日) 09:44:44.28 ID:iHG4ZRck0
>>849
あれは別に真理亜を責めてるって感じでもなかったと思う
まあ要因の一つに過ぎないってのは同意だけど
852名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/15(日) 10:17:06.43 ID:0sgfMiRH0
手記を書いてる早季はもう大人だからな。町のやり方がおかしいと頭から反発してた子供じゃないから
もしもあの時って言葉は真理亜抜きにしてもたくさん出てくる
まあ可能性として生まれてなければどうなったろうと考えただけで生まれてこなければ良かったと本気で考えてるわけじゃないだろ
853名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/15(日) 20:59:21.33 ID:ZV/PhI1iO
マリアの話がミスリードってまじで言ってるのかギャグなのか悩む。国語苦手すぎだろ。
854名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/15(日) 22:39:07.51 ID:7mDIKccv0
>>853
ミスリード云々じゃなくてなんで早紀が真理亜だけを悪鬼の原因みたいに手記に書いてるのかが疑問なんだけど
855名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/15(日) 22:59:37.82 ID:0sgfMiRH0
もしもああならって文はたくさんあるから惨事の回避じゃなく悪鬼誕生の要因としてなんで守のこととかは言わないんだってことかな
守は早季にとって影薄いんじゃね。頭爆発してるくらいしか目立った描写ないし
まあミスリードだよな。真理亜と守両方にこの二人がいなければって文章入れると早い段階で悪鬼の正体がわかるし
856名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/15(日) 23:01:39.34 ID:ul6sKV690
そこ忘れてるから分からんけど
真理亜は一時恋人だったから身内みたいな感覚もあったとか?
857名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/15(日) 23:28:06.14 ID:7mDIKccv0
うーん、どうも自分には腑に落ちないなぁ
まぁ仕方ないか
858名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/16(月) 01:03:49.03 ID:b0v0s0Kn0
結局酷かったのは>>849の解釈の仕方だったな
859名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/16(月) 11:41:57.74 ID:IuFWnuVR0
そのようですね

そんなことよりニセミノシロモドキたんかぁいい
860名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/16(月) 12:51:09.91 ID:Tm56UF260
東芝のイメージアップに助力
861名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/16(月) 17:15:04.59 ID:DpTVz8bq0
真理亜と早季は同じ病院で生まれて、早季が生まれた時のトラブル対処が
結果として次に生れた真理亜の命を救う経験になったって流れで
早季はそれを知った時に、自分が間接的に真理亜の命を救ったって喜んでたんだよ
でも真理亜がその時に無事に生まれたことで、あの惨劇に繋がっていくわけで
何が幸運で不運になるかわからないって感じで、真理亜を責めてるわけじゃないと思う
862名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/16(月) 19:11:25.52 ID:Tm56UF260
正解らしいの来た!
863名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/16(月) 23:17:10.82 ID:5SdXT4E60
>>861
結局、アニメでその描写がまるっと省かれてたのが問題なのかねぇ…
864名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/17(火) 00:00:04.60 ID:YutaYIv80
>>863
あれ、アニメでも言ってたと思うけど
俺の記憶違い?
865名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/17(火) 00:12:19.79 ID:FkLa8uCE0
未熟児だったとは言ってたけど861ほど細かくは語ってなかった気がする
866名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/17(火) 06:04:22.11 ID:RQpfHVkf0
あーあーあーあー
867名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/17(火) 08:43:36.17 ID:FoG7RHrS0
あーあーあーあーあー
868名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/17(火) 08:45:29.10 ID:mc0+YvLd0
あーあーあああああああああー
869名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/17(火) 08:49:41.12 ID:rQlkDSN/0
870名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/18(水) 16:56:22.10 ID:4qQAFz8Z0
富子さんが二人が戻ってきたら処分されないようにするって言ってたから
そのことを真理亜達が知ってればあんなことには…と思ったけど
真理亜からの手紙見る限り知ってたとしても戻らなそうだな
その場では処分免れても一回ダメ認定されたら結局守は処分されたんだろうなと思って読み返し鬱になった
871名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/19(木) 21:25:34.48 ID:X/GjB30M0
新世界より BGMと内容が俺好みすぎて泣いた
872名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/19(木) 22:10:14.39 ID:wqCtqAnh0
でも真理亜巻き込んだせいで悪鬼ちゃんが生まれたんだよなぁ

一緒にいるって言われて嬉しかったんだろうけど真理亜も一緒に帰すべきだった
んで一人で死んでくれ
873名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/20(金) 00:02:24.40 ID:aGs48Fi60
守が避妊しなかったのが悪い
874名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/20(金) 01:13:58.70 ID:CrWiUniV0
避妊具なんてあの世界にあるのかね
875名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/20(金) 05:27:34.11 ID:DS+n+NB80
能力持ちの人間は教育受けさせなくても自然に呪力が身に付くんだろうか
876名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/20(金) 12:34:15.39 ID:T8O9Y4C/0
繊細な作業は訓練がいるみたいだけど
物を破壊するとか弾くとかの大雑把なことは自然にできるようになるみたいな感じだね
877名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/20(金) 14:49:44.58 ID:xF4ibOvz0
放送してる時はあんまりだったけど、世界観とかビジュアルがやっぱ唯一無二だね
ネットとかなかった時代ならみんな世評に流されず好きになれた人もいると思う

文明が一度滅びた後の世界の表現って昔から結構色んな漫画やアニメであったけど、世界観とビジュアルはこの作品でしかあり得ないくらい独創的
小説のストーリーがしっかりしてて揺るぎないから、世界観作りが伸び伸びと出来たんだろうなって思う

なんか今更、ひっそりとハマってBD揃えてしまったよ。まあ絵はもうちょっと、このBDの表紙みたいに深みある感じだったらなとは思ったけど、そこは表紙で満足かな
878名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/21(土) 13:14:18.71 ID:WzV+pIhN0
>>842の書き方に、なんか真理亜の出生に秘密があったんかと勘違いしただけだよ

あの文でミスリードなんか露ほども感じなかったし
879名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/21(土) 13:18:52.64 ID:WzV+pIhN0
>>875

最初のほうは教育無しで発言しただろうし
手で物がつかめる程度には教育不要なんだろう
箸で物を挟むとか、彫刻等で工芸品作る程度のことは訓練が居るんだろうけど

教育の一番の目的は、寺での暗示も含めて、能力の抑止なんじゃないかな
880名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/21(土) 13:19:18.25 ID:WzV+pIhN0
発言→発現
881名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/21(土) 13:38:50.39 ID:zZcgOz/h0
自分で浮くのはかなり難しい、他人を浮かせる方が簡単、とかの設定面白い
882名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/21(土) 13:58:38.02 ID:GYv0gfPr0
愧死機構を考えると死なせる危険性のある他人の方が難しそうな気がするんだが
なんで自分浮かす方が難しいんだ?
883名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/21(土) 14:54:20.39 ID:tcynB4P90
>>882
攻撃の意思無ければ物を動かすのと変わりないから
自分を座標軸として対象を動かす方が想像しやすい

あと、呪力ないとできないことの方が難しいみたいね
物を動かしたり壊すのは簡単
自身を浮かしたり、花瓶修復したり、電気流したりは難しい
884名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/21(土) 15:53:12.33 ID:QcnOe/YK0
浮遊得意だった真理亜ってかなり優秀だったんだな
1班は優秀な子供を集めた的なことは言ってたけど
885名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/21(土) 16:19:41.34 ID:aaDGWl7g0
>>884
早季以外は単純に名前順
886名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/21(土) 16:20:17.78 ID:WzV+pIhN0
能力で最初から期待されてたのって舜ぐらいじゃ?
早季の長命種の可能性なんて後になってからで、最初は落ちこぼれて猫行きになりかけたし
守といい麗子といい、エリート集団な雰囲気はないんだが

ああ、能力的に優秀じゃなくて、個性的というか集団に流されない資質とかなんかの
心理適正で集められてたんだっけ?
887名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/21(土) 16:34:53.95 ID:QcnOe/YK0
>>885
あれそうだっけ
じゃあ偶然優秀なのが集まったか、もしくは瞬や早季を除いて真理亜や覚くらいのレベルなら他の班にもゴロゴロいるのか
888名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/21(土) 16:37:52.46 ID:WzV+pIhN0
確かに


あおぬま
あきづき
あさひな
あまの
いとう

早季は出遅れの転入だからか
889名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/21(土) 20:47:01.74 ID:ixkXTvFr0
この世界の学校は四月始まりみたいだけど、
四月生まれと三月生まれじゃ祝霊の時期もかなり違いそうなのに、
一学期の半ばぐらいで締め切っちゃうんだな。
890名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/21(土) 21:40:28.05 ID:zZcgOz/h0
早生まれは損に思えるねえ
891名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 01:19:22.29 ID:2LAqmOkD0
>>887-888
瞬真里亜覚って注目株が集まってたから、
もう一人の遅れてきた注目株もぶっこんだんじゃなかったっけ。
もちろん、注目株と同じ言葉で括っても瞬>越えられない壁>真里亜>覚=サキ位の
差はあったけど。
892名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 02:02:12.52 ID:8eOUhwTR0
覚は学年2位の成績で卒業してるしかなりエリートだと思うが
893名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 08:40:22.60 ID:XahtsEjr0
富子様
「覚に関して言えば苗字が偶々五十音順で先頭の方だった」(班は五十音順で作られているという事)
「でも一班には特別な資質を持った子供が集まってた」(瞬は天才で鏑木の後継者、真理亜は難易度高い浮遊能力に長けたレア、覚は成績上位陣の秀才)
「そこに早季を入れて管理しやすくなるはずだった」(個性的で優秀な子達と自分の後継者早季の育成)※個性的なのは暗示緩くして思考の自由を与えてるから
「でも結果は次々と起こる不測の事態。残念だったのは最も嘱望された子を・・・」(反省)

瞬>真理亜>覚=早季(>捨て駒守)はリジンの判断だな
鏑木さんは瞬>後継者の壁>覚>成績上位の壁>真理亜>美少女のパンツの壁>早季
富子様は早季>絶対に越えられない後継者の壁>瞬>大日如来様の壁>覚=真理亜
または早季>>絶対に越えられない後継者の壁>>その他1班メンバー
894名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 13:32:00.02 ID:Q5Ijcl7Z0
つまり偶然の班編成に異物放り込んで
統制緩めたら、バケネズミに偽悪鬼与えることになるカップルと
業魔が生まれちゃいました、テヘってことか
895名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 13:39:52.16 ID:4vyPZq6L0
元はと言えば勝手に洗脳緩めた教育委員会と倫理委員会のせいじゃないですかーやだー
896名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 13:45:40.76 ID:Q5Ijcl7Z0
指導者の育成には思考の自由が必要→町が壊滅
897名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 14:00:26.56 ID:RPeihqls0
まあ試験的に暗示緩めたって言ってたしな
完全に暗示解いてるわけじゃないのに緩めてこの結果なんだから暗示かけてなかった時なんて本当に酷かったろう
早季が後継者選ぶ時に富子さんと同じ方法取るかは少し気になるが
898名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 17:26:14.42 ID:uCOQU+Ao0
>>896
何か得たものがあったはずや!
899名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 18:16:30.42 ID:Q5Ijcl7Z0
>>898
ええと、早季の未来への子供たちへの手紙かな

あれ読む人類って居るのかな。居たとしてヒト型なんだろうか
900名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 18:28:22.11 ID:MIaz+IYo0
お互いのペニスを突き立てあって・・・

こんなシーン映像ではできないか
901名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 20:08:04.49 ID:9c6wy/if0
>>892
覚は早季が瞬と比べて貶すから低く思えがちだけど
学力、呪力ともに優秀っぽいよな
天才の瞬と秀才の覚、抜群の容姿でレア能力の真理亜だから
幼馴染4人じゃ早季だけ見劣りがw
902名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 20:11:24.79 ID:uCOQU+Ao0
早季ちゃんの髪の毛ゴワゴワとか言うなよ!
903名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 21:10:39.26 ID:s4O9Ypjs0
覚は大人になってから見違えるように頼もしくなったな
904名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 21:26:21.50 ID:/qs02Jq60
大人覚はまじかっこいいな
瞬がいたら多少は霞むだろうけど2人とも有能な良い大人になっただろう
真理亜もすごい美人になっただろうなあ
それでもやっぱり守とラブラブ夫婦で不思議がられたり
905名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 22:05:42.56 ID:46aWuWcC0
班は五十音順の6人編成なのに早季が入学するまで1班が5人しかいなかったってことは
ア行の姓を持つ子が一人ネコに殺されたのかな…
906名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 23:14:58.84 ID:cV+KMS1d0
麗子…
907名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/22(日) 23:30:27.97 ID:n/5AnKm20
さすがに酷いと思うの
908名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 00:11:36.53 ID:D9k6BO7o0
これ本格派の作品?
909名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 01:00:19.03 ID:ZMYlXwtq0
>>908
原作は有名なミステリーホラー作家
ラストまで観れば納得いくと思う
910名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 04:21:57.23 ID:y20OXBmQ0
>>909
サンクス
見てみる
なんか絵見ていまいちな気がしたけどやっぱり見るわ
911名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 07:32:16.74 ID:FtJa2ObH0
>>910
気になるとすれば年少編の途中で突然作画が変わるのと
ティーン編で人によってはやや不快な同性のイチャイチャシーンがある事だけど
成人編は怒涛の展開で心に残る一作になると思うぞ
BGMもすごくいい
912名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 10:07:20.92 ID:AxXtgz1yO
一班のメンバーが全員生き残ってたら
みんな町の幹部クラスの役職に就いてたんだろうな
守だって一班のコネ使えば大丈夫だろう
サキ達が何とかしてくれる
913名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 12:16:03.78 ID:f3Cq4FyV0
麗子…
914名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 12:24:34.92 ID:queAJwNE0
精神的に少し弱いだけで、別に呪力の扱い下手なわけではないし
一番洗脳の効いてないのも守みたいだから、町人とも早季とも違った視点で物事見られる可能性はある
915名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 12:48:45.39 ID:Sl5oE955O
今月の小説現代は、新世界ゼロ年クライマックスへ重要な話。
超能力の根幹にもかかわるのかも
916名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 14:50:40.60 ID:pKTJtFf40
>>842
あれはわざとやってるんじゃん
実際真里亜が生まれなければ悪鬼ちゃん生まなかった訳だし
悪鬼ちゃんが初めて現れた時に「真里亜!?」って勘違いしたときのワクワク感がヤバかった
917名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 14:54:30.78 ID:pKTJtFf40
>>910
やっぱこの作品って作画と絵柄で損してるよな
全部観終わったらあの絵柄だからいいんじゃないか、って言う人多いと思うけど
やっぱ初見だと絵だけで無理って見るの辞める層多いと思うからもったいない
せめて影ぐらいはちゃんと突いてる作画が良かった
演出とか構図とか構成とかが飛び抜けて良かったから尚更もったいない
918名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 15:37:52.92 ID:adzwVvYf0
音楽もね
919名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 15:45:01.15 ID:KGFj1v+X0
DNA検査したと言われてもやっぱり悪鬼出た時に真理亜か!?と一瞬思っちゃうんだよな
悪鬼=二人の子供ってすぐわかりそうなもんだけど話に夢中で考察する余裕なくて子供だと言われるまで気付かなかったわ
920名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 17:50:04.84 ID:f+C94p7z0
見慣れてないからってのとスタッフが描き慣れてないから?最初は微妙かなーと思ってたけど、後半作画良くなったよね
病院の回辺りはすごい良かった
921名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 19:04:39.24 ID:pKTJtFf40
>>918
確かに音楽もすごくいいな
922名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/24(火) 20:24:23.75 ID:QozYG31Z0
リンゴはCD買ったわ
ジャケ裏とディスクの絵の使い方上手かった
923名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/25(水) 01:22:28.60 ID:kUkrYp1x0
海外だと絵の評判もいいんだけどね
目が大きいって言うのは日本人のコンプレックスでは?ってのみて、ああなるほどなぁと思ったわ
924名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/25(水) 02:21:30.62 ID:daXGjINy0
目がでかいと表情に乏しくなるし少女漫画っぽさが見慣れないだけだと思う

見続ければ違和感消えるけどその前に来るホモキッスで離れた人多いんだろうなぁ
925名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/25(水) 03:01:47.60 ID:CJdu5t060
ホモより5話で離れた人多そうだなと思った
原作読んでても早季達が何してるか理解するのに苦労したから未読だったらわけわからなかったろうなと
926名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/25(水) 03:26:04.71 ID:gyOoijF00
4話、5話で完全にはまったけどな
まあ人それぞれ
927名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/25(水) 06:24:13.08 ID:QE4gQMbAO
1〜4話まではマジでよく出来たアニメだったと思う
やっぱり5話がそれまでのペースをガッツリ崩して
スタッフのやる気が無くなったんだろうな
928名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/25(水) 07:00:10.38 ID:CJdu5t060
ミノシロ出てきてちょうど世界観に興味持ち始めるところであの5話だったから惜しいなと思ったよ
導入部を崩さないで世界観をしっかり理解させてからなら多少荒れても問題ないんだけどな
929名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/25(水) 07:37:33.76 ID:qTtp1DlR0
5話の時はスレも荒れたよね
物語が動き始める回だからあの辺でハマるのも分かるし、作画がなんか変だったから文句が出るのも分かる
円盤では多少は修整されてるんだっけ?
930名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/25(水) 08:22:07.46 ID:TP7Q/IXp0
こんな動画あったんだな
早希とスクィーラ可愛いw

『新世界より』超スッキリ講座
https://www.youtube.com/watch?v=RhdP0acmm-k
931名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/25(水) 13:13:31.74 ID:2vHn957h0
>>923
深夜アニメとしては標準だと思うが…目の大きさ
932名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/25(水) 14:36:25.72 ID:CVuVLo1f0
>>931
いや、あの少女漫画的な縦長の大きすぎる目って
深夜アニメの目というよりも低年齢層向け少女漫画をアニメ化した
例えば「夢色パティシエール」とかあれに近い不自然さだと思う
933名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/25(水) 15:36:32.32 ID:CJdu5t060
よく目がでかすぎるって言われるが気にしたことなかったな
アニメよく見るからかもしれないけどクラナドくらいだ気になったの
934名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/25(水) 17:36:53.06 ID:2vHn957h0
第一部のキャラ絵は確かにかなり大きいな
三つの年代に分かれてて年齢差を表現するために分かりやすく幼い顔になったんだろな
935名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/25(水) 20:36:09.17 ID:hyNBEO8d0
墨絵?みたいな絵じゃなくてハッキリした絵なら良かったな
936名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/27(金) 04:25:19.36 ID:oGotyyLe0
>>923
海外産MADとか見てると下手なメジャーアニメより再生数多くて人気あるんだよね
なんか不思議でしゃーない。
937名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 02:40:14.33 ID:00VW+aQ90
海外勢で日本のアニメに興味を持つ層はSFや濃い内容のストーリーを好むからな
938名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 04:12:10.65 ID:gk1Gncuq0
内容が難しい→サイトや小説見て保管しろ→活字アレルギーが漫画読む→エロに釣られた底辺がアニメを叩く
この流れがものすごく残念過ぎた
939名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 04:21:54.59 ID:Ay2Slmtm0
サイト見なくても小説見なくてもわかるように作ってあったけど
別に難しい内容じゃなかったろ
アニメだけ見てほぼ理解出来たし
940名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 08:15:35.47 ID:gk1Gncuq0
>>939
日常アニメしか見てないと難しいって感じるのが多いよ
941名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 09:33:40.91 ID:x4oSSvW60
>>938
アニメは漫画のキャラデザにしろって奴多かったな
漫画最初だけ読んで改めて思ったけどアニメのエロ量はちょうどいいわ
ボノボは異常な世界観と悪鬼の伏線が伝われば充分だからな
まあアニメ見て深読みすることができない人は辛いかもしれん
942名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 09:58:45.58 ID:Cku5nEKe0
ぶっちゃけこのアニメは話全体としては好きな部類に入るがラストだけは大嫌いだ
943名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 11:01:51.56 ID:cPkrZIrV0
スルー検定
944名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 11:24:45.68 ID:XV7TZCiG0
漫画とCD見ると早紀真理亜派になる


ついでに瞬覚派にもなる
945名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 12:48:59.23 ID:hL/FHvfN0
>>943
気づくの早いな
946名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 12:57:05.16 ID:1Wn6WVNlO
第1話で呪力を一度捨ててまた再度授けるという過程に何の意味があったの?
947名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 13:07:12.04 ID:x4oSSvW60
暗示が有効かどうかの確認とか?
封印できなかったら暗示かかりにくいタイプってことで処分されたりするのかね
948名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 13:12:40.50 ID:hL/FHvfN0
悪い子は晩飯ヌキだ!的なのかと
949名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 13:19:10.20 ID:iqoMUQ4X0
あれで本来は思考と直結している呪力をマントラ唱えないと使えないように暗示かけてる
再度催眠状態にしなくてもマントラを取り上げることで呪力を使えなくなるという効果もある
950名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/02/28(土) 23:53:30.07 ID:IeXRFM410
>>946
暗示で呪力の制御ができるかどうかの確認
951名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 00:11:40.98 ID:5Y3hcX/r0
じゃあやっぱり瞬が業魔化したのは早季が原因じゃなかったのか
悪鬼ちゃんもマントラ知らないはずだからマントラ唱えなくていい分普通の人より早く呪力使えるんだろうな
ハガレンの魔方陣省略みたいなもんか
952名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 02:18:25.21 ID:lZDBLfwa0
>>951
そもそもあの班は全員リジンに凍結されたのを覚のはサキが覚えていて、瞬は自力で思い出してキャンプ中に復活。
サキ真里亜守もそれぞれ忘れた時の為に書き残してあったのを、戻ったあとで其々教え合って復活させてるからね。
953名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 02:41:53.68 ID:afaGSeT20
原作では業魔はパニック障害に近い病気と瞬が説明してる
早季が私のせいで…と思ったのは呪力を封印する施術に関して

意識的に使う呪力を封印することで心理的枷をつけ
無意識の漏出を抑えようとしたが意識的に使う呪力が封印出来なかった
夏季キャンプで強引な方法で呪力を復活させ呪力の蓋が壊れていたせい
それで早季があの時自分がやったせいで(瞬の蓋壊して施術出来なくした)…と思った
それを瞬は早季のせいじゃない、どうせ(封印出来ても無意識には)効果なかったと否定した流れ
954名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 03:03:15.89 ID:5Y3hcX/r0
>>953
なるほど
じゃあ瞬の意識的な呪力を封じることは早季が蓋壊したせいでもうできないのか
業魔にならなかったとしても処分対象になったかもしれないな
つか真理亜と守ももしかして蓋壊れてるのかね。覚だけだよな正しい方法で呪力取り戻したの
955名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 03:49:18.09 ID:afaGSeT20
>>954
恐らく早季真理亜守も各自真言書いたメモを探し自分で確認してて
瞬と同じ意識ある状態で強引に復活させてる可能性の方が高い
だから壊れてるかもな
それも瞬で発覚したから大人は把握してたと思う
でも1班は呪力封印出来ないだけでは処分対象にはならないだろう
暗示緩くした実験中なので本来処分対象になることも特別に許されてた
956名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 04:16:27.46 ID:9DLpBayW0
でもやっぱ早希みたいな子がいたのは奇跡だよね
一番有力視されてた瞬も頭が良すぎて考え過ぎて壊れてしまった
天パは弱すぎて処分対象に決定されたし真里亜は優しすぎて天パを放って置けなかった
早希だけが真面目で悪に染まらず弱過ぎずストレスにも強い子だった
現実でもどんな環境でもストレスに負けずに折れても立ち上がれる強い子っているよな
957名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 08:36:24.40 ID:gKXM0add0
>>941
漫画のキャラデザなら独創性もない量産アニメになってただろうな
本当アニメスタッフに感謝
958名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 15:58:03.79 ID:fo/xAa5c0
PSYCHO-PASS見て思ったんだけど、
バケネズミ問題を解決したければ、科学技術を発達させて、
ドローンに労働をまかせればいいんじゃね?
戦闘用ドローンも作れれば、悪鬼や業魔対策にもなるし
(ボタン押すだけで始動するようなタイプ)

何百年もかかりそうだけど、攻撃抑制と貴志機構を
なくすシステムなんて思いつかないから、こっちのほうがよくね?
959名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 16:56:02.05 ID:5Y3hcX/r0
サイコパス見てないからドローンがどんなのか知らないけどロボットみたいなものか?
悪鬼の呪力攻撃より早く悪鬼を殺せて業魔の奇形化を無効にできるくらい優れたものなら有効だろうね
完全体業魔になる前に殺すなら猫で事足りてるが

バケネズミに関しては別に奴隷みたいな酷い扱いしてないのにああなったからなー
労働云々じゃなく呪力でいつでも殺されるって状況が嫌なんだから人間が呪力を失う以外に解決策はないだろう
人間もバケネズミもヒエラルキーの一番上に立って安心したいんであって労働がきつくて嫌って話じゃないと思う
960名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 17:42:35.00 ID:g+z+Fq8t0
高性能なロボを作ってウン百年後…
ターミネーター状態に
961名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 17:57:21.20 ID:5Y3hcX/r0
ロボットで色々考えたけどロボットが有効なら早季達の時代に残ってたような気がするわ
ていうか悪鬼業魔を難なく倒せるレベルならそれはそれで脅威にならないか
ロボットはプログラム次第で悪鬼業魔以外も殺すだろうしそのロボット使う奴が独裁することもできるぞ
そんなものがバケネズミの手に渡ったら悪鬼ちゃんの時以上にどうにもならなくなる
962名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 19:22:48.96 ID:fo/xAa5c0
>>959
サイコパスの世界では第一次産業は完全ロボット化で賄われてる
バケネズミが人間と同等の知能を持つ以上、絶対に対立意識は生まれるだろうから
ロボットで代用できるなら、バケネズミは完全駆除しちゃったほうがいいと思う、可哀想だけど

悪鬼・業魔対策だけど、戦闘用ロボが
フラッシュグレネードの連発で視覚・聴覚を麻痺させつつ
遠方からの狙撃・爆撃なんてどうだろう
毒ガスなんかも有効かも
ただ、完全体業魔は厳しいね…無意識の呪力の暴走だから、
どれだけ攻撃してもエヴァの使徒みたいに無効化されそうだ

>>961
ロボット化が成り立ってるならその時点でバケネズミは消されちゃってると思う
野生種が残ってようが、セキュリティがしっかりしてれば大丈夫じゃない?
指紋認証とかで少数の人間しか操作できないようにするとかさ
963名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 20:43:36.96 ID:uBsqIpGj0
あの世界は機械に頼るより人間同士助け合うみたいな人との繋がりを大事にする社会なんだと思う

ボノボ式もそんな感じで
964名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 21:11:54.30 ID:fo/xAa5c0
>>963
人との繋がりを重視する教育方針はそのままでいいと思う
ただ、人間の労働人口の8割も教育関連に費やさなければならない以上、
食料生産やインフラの整備などはどうしてもバケネズミを使役するしかなくなるので
そこをそっくりロボットで代用できないものかなといいたいだけ
ロボットも進化させすぎちゃうとターミネーターみたいに反逆されちゃうかもだけど
965名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 22:21:32.20 ID:5Y3hcX/r0
呪力で大抵のことはできるからロボットみたいな複雑な物を作るより呪力でやった方が早いじゃんって皆が思って文明が退化したのかな
悪鬼業魔対策に関しては正直微妙だと思うが労働に関してはまあロボットで担うのもありだよな
その場合は人間に呪力がある以上は管理しきれなくなるバケネズミは全滅されることになるけど
ただバケネズミ並みに柔軟な労働を機械にさせるってかなり大変だし戦争で人口かなり減ったあの世界にそこまでの科学力はなかったろうね
966名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/01(日) 22:40:50.07 ID:g+z+Fq8t0
今のやり方で社会を維持するために文明を捨てたんじゃなかったか?
967名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/02(月) 01:24:29.34 ID:hAcrN3Xo0
あの人口じゃ機械文明を維持出来ないだろうし増えたら管理しきれないだろう
町の電気でも凄い制限してたから文明を危険視してるんだろう
968名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止:2015/03/02(月) 02:33:54.48 ID:TN2w9kTy0
自身が超技術の塊であるミノシロモドキの知識を開放して全力なら数十年で作れるかも知れないな
でもCPUなんかは2cm四方の中のnmサイズの数十億個のトランジスタの配列を正確に認識するなんて
肆星さんでも無理だろうから、設備も原始的な物からじわじわ積み重ねていかなければならないな
969名無しさん@お腹いっぱい。@転載は禁止
サイコパスのドローンは電脳コイルのパクリ