アニメも終了して落ち着いてきましたし
このカップルも地味な需要があるかと思い立ててみます
ナンバー1風俗嬢の私が
>>2ゲットさせていただきますっ♪
__、-'''^~~~^`''ー、
_、'~-i/~^~^~^''ヽ:::ヽ、 >1 若い今だけが稼ぐチャンスよ?あ、もう手遅れか(プ
/''~"::i~~^^`''`:::、:;;;;ヽ、;ヽ. >3 ブサイクは塗装工のカノと乳繰り合ってれば?(ププ
i;;/;i''~'i、ヽ:ヽ;:::ヽ;ヽ:ヽ;ヽ;;ヽ >4 ゴメンねー。高校中退だけど年収2000万超えてます(はぁと
i:i:i::i: ヽ::ヽー、--、、;ヽ:ヽ;;;ヽ >5 レズの価値はパートナーにいくら貢がせたかよ。あ、ブスには酷ね(プッ
i;、;、i_、-‐ヽ`'^ '、_;`ヽ;;ヽ、;;;ー-‐'ノ >6 アンタだと無料の公衆便所がピッタリかなププッ
i;;;;ヽ i'`、; , ´ i;;:;`i''''ー''"´ >7 その顔じゃどこいっても地雷扱いねカワイソ(プププッ
i::;;;::ヽ." `__ i::;::/::|::|::|、 >8 いい加減そこらのDQN女なりで処女捨てれば?(キャハハハ
i:: ::: iヽヽ、_ ,/';/:;:;::i::;i::;、i、 >9 ブランドのバッグなんて1ヶ月ごとに買い換えてるけど、何?
,,i::;;::;;;:i i''ヽ;i~"´ ,/"/i;;:::;;:;iヽi、 >10 援交ひとつできないカマトトは女として失格ね(*゚ー゚)y-〜
/´~ i ヽ、|'i、 iヽ、 __、-~ヽ'、_//i: ヽ
i ;i ノ;; ;iヽ;ヽ i''ノ 、'~/; ~^'ー_ >11-1000 けっ、キモヲタ女共は萌え絵でオナってろよ!カス!
| /;i i、 ;;;i、ヽ,,、-''~´ i ; / `'ー、
| _/;;;-‐‐i:::i‐''~''`´ ::/" i´ ヽ
タイミングを間違えたか・・・
まあ乙
誰得…
良スレ発見
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/01(土) 08:41:24 ID:KBurq0iW
紬×梓もお願いします
>>7自分で立てろ最初ならテンプレもいらないだろw
即死コースだなこりゃ
いや、律ムギならわかるけどさ・・・
まあ唯スキーなんで
>>1乙
唯×紬の同人誌をなんとか一冊手に入れた
夏コミで増えないかなあ唯ムギ
ムギュィュィュィー
職人が来てくれることはさすがにないか…
最高
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/04(火) 16:16:29 ID:Q94Mm05E
コスプレイヤー、マニア、おたく、占い師 募集!
ライブチャット「マニアカデミー」
どっちがネコ?
唯×紬 律×澪 梓×憂
がベストカップル
和?さわ?シラネ
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 00:56:40 ID:gPMqpYOc
唯紬を前提に考えるとどうしてもメガネが余るwww
余んねーよ
どう考えても梓憂で和澪で律さわ になるだろう常考
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/05(水) 03:17:15 ID:VgkJRlAS
こうだろ。
唯×梓
澪×美穂子(+α)
紬×サヴァリスさん
律×枯葉
和×和
憂×ナミ(獅子堂)
集団
唯×春日×枯葉×魔王×苺×澪×美穂子×梓×紬×サヴァリスさん×律×和×和×咲さん×さわ子
こんな感じのSS書きたいと思っていますが。
意見お願いします。
ここで言うのもなんだが唯×紬スレが許されるなら
律×紬スレがあってもいいよな?
合宿の肝試しで唯とムギが組んでたけどそこもっと細かく映してほしかった
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/06(木) 01:55:44 ID:z/Y1CX9n
最終回は唯と紬の絡みが多くて良かった
紬⇔唯で、平和なのも良いけど
憂
↓ みたいなカンジのも俺的にはアリ
紬→唯←梓
↑
和
アニメ番外編で一家に一台欲しいすりすりが微妙に改変されてて悲しかった
唯ムギ最大の見せ場なのに
このCPは一番深いところでつながっている百合だと思う
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/09(日) 02:49:28 ID:y6DCIVhV
pixivにいい感じの唯紬がきてる
最初の頃はこなた自殺スレに絵を投下してたあの人とかか
あの人唯紬絵は最高だな
むぎ唯絵、pixiv全体で20枚くらいしか見当たらない・・。
唯は紬から離れられない
高級ケーキ依存症で
唯「ムギちゃぁん…ケーキ欲しいよ〜」
紬「あらあら子供みたいに甘えちゃって」
唯「だってケーキ食べたいんだもん」
紬「はいはい。じゃあ、いつものしてからね」
唯「え〜またぁ?」
紬「このケーキ私が食べようかしら」
唯「する!するら食べないで〜!!」
捕手
最近レスがないな
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/14(金) 08:23:50 ID:PvSKfHBk
保守
この過疎り方やばいな
誰かネタを
唯「本当にいいの」
紬「うん」
紬「本当にいいの」
唯「うん」
俺は前者のほうが萌える
天然攻めと誘い受けですねわかります。
コミケで唯紬の同人ってあった?
虎の通販でそれっぽいのが一冊あったから注文したけど
律が澪と昼休みに喧嘩して
その日の放課後休んで
次の日の昼休みも休んで、放課後にみんなで話し合いする
そのまた次の日に、澪が、律の家に行くわけだ
この間の唯と紬が気になります
?
11話の時
だって律と同じクラスだし
気まずくないのかとか気になる
自分だけかな
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/18(火) 15:52:19 ID:8BoDyVpz
なるほど
唯「あのねーりっちゃんね」
澪「いや私は別に律の様子を見に来た訳じゃ…」
紬「学校、休んでるの」
なんかこの時の2人が、好きだなぁ
>>54 てっきり
「それじゃありっちゃんの事は澪ちゃんに任せて、私たちは…ネ♪」
的なことをしてたんじゃないかと気になったのかと思った
唯「りっちゃん達…大丈夫かな」
紬「だ、大丈夫よ」
紬・唯「…」
紬「本当に…大丈夫かな」
唯「だ、大丈夫だよー」
紬・唯「…」
自分はこういう妄想だった。刺激が足りないな。
仄かな百合も、また良し
まだこのスレあったのか
またレスが減ってきてるな
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/21(金) 05:33:10 ID:3w1IY6O3
やっぱり唯ムギの同人は少ないな
3冊ほど持ってるけど
むぎちゃんはいっつも唯にギュッてされてる梓に少し嫉妬してると妄想
ほふ
翼をくださいを二人で練習してるの想像したらかわいい。
.
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/24(月) 12:31:51 ID:DhPiV4SF
>>71 へぇ、こんなのがあったんだな。
自分は非18禁派だけど。
下手な同人より神絵師の一枚絵の方が萌える
「まずは餌付けね」
「紬ちゃん何か言った?」
紬は夏でも熱い紅茶を飲みそう
p
>>72 エロだけど上二冊はけっこうオススメ
ムギが唯に惚れてる描写があるから
一番下はキャラが原作と比べて少し変なので注意
眉毛をカプッてして欲しかった
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/26(水) 14:41:24 ID:IQnhPEvV
新鮮さを求めて澪×紬を希望
澪は律とやってろ
スレタイが見えないのか
>>81 スレ立てたらいいじゃん
梓澪 唯憂 の方が先だろうけれど
何ですれ立てを躊躇すんの
高原のお嬢様
保守
どこかにサイトでもないものか
の
職人でも来てくれれば…
>>90 ここの唯ムギはいいよな!
というか定期的に唯ムギ描いてくれるのはこの人しか知らない
>>90 個人のブログを晒すのはどうかと思うよ
その人晒されるのをあまり好まないから
あまり騒いだら描かなくなるかもしれない
静かに楽しもうよ
この人に限らず、褒め言葉は本人に言ってあげればいいと思うんだが
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/02(水) 00:46:31 ID:wAYgwJYZ
いよいよ100か
すいません
今後は気をつけます
ムギちゃんの家でスィーツをご馳走になった後
スィーツとしておいしくいただかれてしまいました
くったくなく話す唯にどう突っ込んでいいか困っている憂
こういう妄想はこのスレ的にアウトですか
いやがらせ乙w
ん
おはようございます
ひそかに保守
…
この二人の場合
唯は手で触れたり抱きしめて密着して肌と肌をこすり合わせたりがメイン
紬はキスとか体を舐めて愛撫するのがメインな気がする
ふむ
107 :
1/2:2009/09/06(日) 02:17:09 ID:C0CAX2pr
唯「あれ、ムギちゃん一人?」
紬「ええ、皆まだみたい」
唯「そーなんだあ」
紬「そうだ唯ちゃん、ギター触らせてもらっていい?前々からどんな感じか確かめてみたかったの」
唯「え、ギー太?別にいいけど…ムギちゃん、ギターじゃなくてギー太だからね?」
紬「はい♪」
唯「よろしい!ではどうぞー」
紬「よいしょ…わ、意外に重いのね…いつも大変じゃない?」
唯「エヘン、もう慣れました!ところでムギちゃん、なにか弾ける?」
紬「ごめんなさい、あまり…」
唯「じゃあ教えてあげるね?まずは指をこう…」
紬「きゃっ…」ドキッ…
唯「あ、ごめんね?いきなり指触っちゃ嫌だったよね」
紬「そ、そんなこと…ないけど…」
108 :
2/2:2009/09/06(日) 02:19:35 ID:C0CAX2pr
紬(どうしたんだろ私…ちょっと触れただけなのに)ドキドキ
唯「じゃあ続きね?弦押さえる時は、こう指を寝かせないようにして、そんで…」
紬「う…うん…」
紬(唯ちゃんの手、あったかいな…って、なに考えてるの私!?)
唯「ムギちゃん、顔真っ赤だよ?どしたの?」
紬「な、なななんでもない!!」
唯「そう?じゃあ一回ジャーンって弾いてみて?」
紬「う、うん…」
ジャーン…
唯「おおー!きれいに音出てるよムギちゃん!ご褒美になでなでしてあげよう!」
紬「あ…ありがと…」
唯「ありゃ、また顔が赤く…」
紬「本当になんでもないの!!」
唯「そ、そう?ならいいけど」
紬(もう、唯ちゃんの意地悪…でもなんでだろ、すごくうれしいな…)
唯「じゃあ次はコード教えてあげるね!」
紬「…はい♪」
気が向いたから書いた、反省はしていない
特にオチもないです
だがGJ
むぎちゃん乙女だ・・・・
GJ!
ひ
113 :
その1:2009/09/08(火) 02:08:07 ID:J4q6KyjJ
二人きりの部室にて
唯「ムギちゃんはさ、今まで誰かと付き合ったことあるのー?」
紬「え!?な、ないけど…」
唯「えー?ムギちゃんかわいいのに…きっと周りの男の子は見る目なかったんだね!」
紬「そんな…私と付き合いたいだなんて人、いるわけないわ」
唯「えー?なんでー?」
紬「私、ドラマの話とか芸能人の話とかあまり知らないし…一緒にいたって楽しくないから」
唯「そんなことないよ!ムギちゃんはとってもかわいいし、一緒にいたら楽しいよ?」
紬「そ、そう…?」
唯「そうだよ!流行ってることなんて知らなくても、私は今のムギちゃんが大好き!」
紬「唯ちゃん…ありがと…」
紬(唯ちゃん、私のこと大好きだって…うれしいな…)
唯「あり?どったの?」
紬「な、なんでも!!」
紬(どうしよう、ドキドキしちゃって唯ちゃんの顔見られない…)
114 :
その2:2009/09/08(火) 02:10:55 ID:J4q6KyjJ
唯「ムギちゃーん、どうして顔そらすのー?ねーねー」
紬「え…ええと…」
唯「ムーギちゃーん…もしかして怒ってるの?あ、だったらこうしちゃえ!」
ギュッ
紬「きゃっ…ゆ、唯ちゃん?」
唯「えへへ〜…あずにゃんにしてるみたいにすればムギちゃんも機嫌直るかなって」
紬「ゆ、唯ちゃん…私、怒ってなんて…」
唯「え、そうなの?じゃあ離れなきゃね」
紬「ま、待って!」
唯「ふえ?」
紬「も…もう少しだけ…このままで…」
唯「もー、ムギちゃんたら、意外と甘えんぼさんなんだねえ?」
紬「そ、そうだね…唯ちゃん、好きって言ってくれてありがとう…私も唯ちゃんのこと大好き」
唯「うん!私も大好きだよ♪」
紬「あの…唯ちゃん?」
唯「んー…?」
紬「よ、よかったら、その…」
唯「うん…」
紬「わ、私と…つ…」
唯「ぐがー…」
紬「ゆ、唯ちゃん?ね、寝てる…」
紬(唯ちゃんたらもう…でもまあ、しばらくこのままでいても…いいわよね♪)
おわり
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/08(火) 02:15:42 ID:XCd8oUj2
>>114 あー!もう!GJだってば!!!
いつもニコニコしてるムギちゃんがあたふたするとクるもんがあるね…
>>115 無駄改行やめろ
それに次スレ立ってるじゃねーか
若干スレに活気が出てきたな
この調子でもっと盛り上がれればいいんだが
保守
人居ないな…
いるけど妄想をどう書いていいのか分からない…
>>124 プロットだけ晒して「こんな感じで書いて下さい」って誰かにお願いすれば?
>>125 紬はいつものように、律と澪のやりとりをムギフィルターで見てニコニコしてるんだ。
唯はそのことに勿論気付いていて、ある日2人っきりになったとき、紬を後ろから抱きしめる。
突然のことにビックリする紬。唯は紬の耳元で「ムギちゃんは女の子同士でもいいんだよね?」と呟く。
訳が分からなくて混乱する紬をよそに、ギュッと力強く抱きしめて、キスをする唯。
紬は百合を見ているのは好きなんだけど、自分をその渦中にして考えたことはなかったんだ。
だからもう、青天の霹靂。
戸惑っている間にそっと唯に押し倒される紬。
「紬ちゃん、大好きだよ……」
という妄想ばかりしているんだが……
どなたか気が向いたら書いてください、お願いします
過疎
ふーむ
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/13(日) 13:07:48 ID:annhc9/D
ほっす
130 :
1/2:2009/09/13(日) 13:54:55 ID:4tr7gLjF
紬「さあ唯ちゃん、皆先に行ったし、戸締まりして帰りましょうか」
唯「うん…ねえムギちゃん、ちょっといい?聞きたいことがあるの」
紬「なあに?」
唯「…ムギちゃんは、私みたいな子じゃなくて、澪ちゃんみたいな子の方がいいの?」
紬「え?」
唯「だから…私みたいな頭悪くてぼんやりした子より、
頭よくてかっこいい澪ちゃんみたいな子の方が、ムギちゃんは好き…なんだよね」
紬「えっと…どうしてそんなこと聞くの?」
唯「だってムギちゃん、澪ちゃんと話してる時楽しそうだもん」
紬「そんな…唯ちゃんとお話するのだって楽しいわよ」
唯「嘘だよ!私、澪ちゃんみたいに勉強や音楽の話よくわかんないもん!
だから私と話してもつまんないって思ってるんでしょ!」
紬「…ねぇ、唯ちゃん?」
ギュッ
唯「…!」
紬「私は、軽音部の皆とそれぞれ違うお話ができるのがすごく楽しいの。
唯ちゃんと勉強や音楽とは違うお話するのも楽しいのよ?」
唯「……」
紬「だから、私は唯ちゃんのことも、皆と同じように大好きよ?」
唯「…それじゃ、やだ」
紬「え?」
131 :
2/2:2009/09/13(日) 13:57:14 ID:4tr7gLjF
唯「私は…ムギちゃんに一番好きでいてもらいたいの…他の皆と同じだなんて、やだよ…」
紬「唯ちゃん…」
唯「…へ、変なこと言ってごめんね。じゃあ私帰るね、離してくれる?」
紬「だーめ」
唯「え?」
紬「私、なんだか唯ちゃんのこと離したくなくなっちゃった」
唯「ど、どうして?」
紬「だって唯ちゃん、泣きそうな顔してるから…だから、もう少しこのままでいましょう?」
唯「う…うん…ねぇムギちゃん
紬「なあに?」
唯「私、ずっと言おうと思ってたんだけどね?」
紬「うん」
唯「私、ムギちゃんのこと、大好き」
紬「私も…大好きよ」
唯「…澪ちゃんやりっちゃんやあずにゃんより?」
紬「もちろん3人のことも大好きだけど…唯ちゃんは特別かな」
唯「特別って?」
紬「こういうこと」
チュッ
唯「……!む…ムギ…ちゃん…」
紬「うふふ♪これでわかってくれた?」
唯「うん…あ、ありがと…」
紬「じゃあもう少し、このままでいましょうか」
唯「うん…ムギちゃん、もう一回好きって言って?」
紬「大好きよ、唯ちゃん」
唯「えへへ♪私も、大好き」
紬「うふふ♪うん♪」
甘い♪GJ
__________
<○√
‖
くく
しまった!この甘さは死人がでるぞ!
オレが止めているうちに他スレへ逃げろ!
早く!早く!オレに構わず逃げろ!
GJ
幸せ
>>133 __________
<○√ <○√ <お前だけにいい格好させるかよ!
‖ ‖
くく くく
_______________________________________
<○√<○√
‖ ‖
くく くく
L○√ <お前らだけじゃ糖尿病の危険がある。甘党の俺に任せな
‖
くく
_______________________________________
<○√<○√
‖ ‖
くく くく
L○√ L○√ <俺の故郷は最近まで糖尿病死亡率1位だったがそんなの関係ねぇ!
‖ ‖
くく くく
_______________________________________
<○√<○√
‖ ‖
くく くく
L○√ L○√
‖ ‖
くく くく
L○√ <甘党兼組み体操万年土台の俺にまかせろぉぉぉ!!
‖
くく
ちょw
カオス過ぎるww
. ´ ̄ ̄`
/ .: \
/)/ ,/l l、 ヽ \
///)/ 〃 | | ヽ ヽ
/,.=゙''"/ .′ 人> |∠ィ !l i
/ i f ,.r='"-‐'つ./ _ \ | ヽ | }
/ / _,.-‐'~ | ,x=z-ミ `≦z=x | | |
/ ,i ,二ニ⊃VY'辷う 辷う^ヘ/ |_ !
/ ノ il゙フ{ | ::} ::::: , ::::: { | } |
,イ「ト、 ,!,!|い| ::{ } |ノ!
/ iトヾヽ_/ィ" l! ::::、 H /: l:.. ヽ
. / / ,′:l: r>、 .ィ::; ! ̄ヽ
/ 丶 | :l:| { >、 ..__.. ィ::八l/ l ヽ
みんな私と唯ちゃんで甘々になっちゃいなさい!
_______________________________________
<○√<○√
‖ ‖
くく くく
L○√ L○√
‖ ‖
くく くく
L○√
‖
くく
L○√ 皆頑張ってる所悪いが俺は此処で死んだって構わない…………GJ。
‖
くく
_______________________________________
<(さわこ)√ <(律)√ <うぉぉ!
‖ ‖
くく くく
L(澪)√ L(梓)√ <ひぃぃ
‖ ‖
くく くく
L(唯)√ <まかせて!
‖
くく
L(紬)√ <どんとこいです
‖
くく
(和) (憂)
/ ‖\/‖\
<> <>
_______________________________________
<(さわこ)√ <(律)√ <うぉぉ!
‖ ‖
くく くく
L(澪)√ L(梓)√ <ひぃぃ
‖ ‖
くく くく
L(唯)√ <まかせて!
‖
くく
L(紬)√ <どんとこいです
‖
くく
…> (和) (憂) (純) <私の時代!
/ ‖\/‖\/‖\
<> <> <>
_______________________________________
<(さ)√ <(律)√ <うぉぉ!
‖ ‖
くく くく
L(澪)√ L(梓)√ <ひぃぃ
‖ ‖
くく くく
L(唯)√ <まかせて!
‖
くく
L(紬)√ <どんとこいです
‖
くく
(唯) (澪) (律) (紬) (梓) (憂) (和) (さ) (純)
/ ‖\/‖\/‖\/ ‖\/‖\/‖\/ ‖\/‖\/‖\
<> <> <> <> <> <> <> <> <>
___________________________________________________________________________________________
L(斎) < さて、皆様、どちらに向かいますかな?
‖>
??
斎藤さん流石です
何だこれ
さわ子「やべ、昨日買ったカルピスチューハイ、カバンに入れっぱだった…あ、会議いかなきゃ…
とりあえずここに置いとこ」
5分後
唯「おいーっす!…ありゃ、誰もいない?あ!カルピスがこんなとこに!」
唯「ムギちゃんが用意してくれたのかな?飲んじゃおっと!ゴクゴク…」
10分後
紬「こんにちはー♪あら、唯ちゃん一人?」
唯「ふにゃ…」
紬「唯ちゃん?」
唯「あ、ムギちゃんら…おーっす!」
紬「ゆ、唯ちゃん顔真っ赤よ?なにかあったの?」
唯「ふぇ?別になんにも?ひっく、それより…」
紬「な…なに…きゃあ!」
唯「ムギちゃんだいすきー!ぎゅー!」
紬「ちょ、苦し…」
唯「むむ、ムギちゃんおっぱいおっきくてずるいなぁ…そだ!もみもみしちゃえ!」
紬「きゃ、や、やめ…や…やん!あっ…ゆ、ゆいちゃ…はふぅ…」
ガチャ
律「おーっす!今日はなんか疲れたな、ムギお茶…た…の…」
紬「り、りっちゃ…たす…あぁっ…だめ、お、おかしくなっちゃうぅ…」
唯「ムギちゃんやわかい…えへへ〜」
律「私…帰りますね…それじゃ…ごゆっくり…」
紬「ちょ!りっちゃ…」
唯「ム〜ギ〜ちゃ〜ん♪」
紬「やああ
紬「やああ…」
バタン
律「……」
澪「どうした律、入らないのか?」
梓「先輩?」
律「親友って…なんなんだろうな…」
澪梓「は?」
律「空が…綺麗だな…」
完
ちょっと切れてすいません。たまにはこういうの書いてもいいよね!
とてもいいと思う!
たじろぐムギちゃんかわいい
なんかりっちゃん隊員の反応が
えっなんで!?
じゃなくて
ああ…ついに…
みたいな感じだなw想定の範囲内かw
軽音部は平和でいいな
それだけが取り柄です
このスレ見ても組み体操するくらい平和なのが見て取れる
平和が一番
ああん
ごめん避難所への誤爆
おい
163 :
1/4:2009/09/20(日) 03:19:30 ID:8RzmD/Bi
唯ちゃんのことが気になる。
それを自覚するようになったのはいつだろう、自分でもわからない。
ただ気付かないうちに、唯ちゃんのことを目で追ってしまうのだ。
唯「あずにゃ〜ん♪」
梓「は、離れてください!練習練習!」
いつも唯ちゃんに抱きつかれる梓ちゃん。
言葉とは裏腹に表情が緩みそうになるのを、必死にこらえている。
正直、うらやましかった。唯ちゃんが私にあんな風に抱きつくことなんてないから。
律「なんだ〜唯、また梓で遊んでんのか?今度は私が遊んでやるよ!」
唯「きゃ〜、やめてよりっちゃ〜ん♪」
律「うりうり〜♪」
りっちゃんはあんな風にためらいもなく抱きつける。そして澪ちゃんも…
澪「なにやってんだか…律、離してやれ!」ガツン!
律「あう…」
唯「わーん澪ちゃん、りっちゃんがいじめるの〜」
澪「あーもう、よしよし…」
唯ちゃんに抱きつかれても、自然な様子だ。仲がいい証拠だと思う。
…じゃあ、私は?
164 :
2/4:2009/09/20(日) 03:20:53 ID:8RzmD/Bi
唯「ふい〜…あ、ムギちゃん、お茶いれてくれる?喉乾いちゃった」
紬「あ…うん、ちょっと待ってて?」
私はこうしてお茶をいれて、唯ちゃんに微笑みかけるだけ。
そして唯ちゃんも無邪気な笑顔で笑い返すだけだ。ただ、それだけ。
自分を他の皆と比べて、なんとなく疎外感を感じたりしている私は、心が貧しいのだろうか。
唯「ムギちゃん?どしたの?」
紬「へ?あ、なんでも…」
唯「ふうん…」
唯ちゃんはそれ以上なにも聞くことはなく、澪ちゃんたちとのおしゃべりに花を咲かせ始めた。
…もっと、気にしてほしいのに。笑う唯ちゃんを見て、チクリとした痛みが胸を刺す。
もうやめよう。私はただこの4人のそばにいらればいい。友達として、仲間として。
今までだってそうだった。唯ちゃんにとっても私にとっても、現状のままが最良のはずだ。
165 :
3/4:2009/09/20(日) 03:22:42 ID:8RzmD/Bi
律「じゃあそろそろ解散!ムギ、悪いけど戸締まり頼むな」
紬「ええ、また明日…」
唯「ムギちゃん、またね!」
紬「…またね、唯ちゃん」
一緒に帰ろう、と言ってもらえるのではないかという淡い期待はあっさりと打ち破られる。
皆で連れ立って階段を降りていく唯ちゃんを見送って、私は音楽室の椅子に腰を下ろす。
どうして、こんな気持ちになるんだろう。どうして、こんなに胸が痛いんだろう。
その答えは分かっているはずなのに、私はそれを認めたくなかった。
認めたら、私は、私は…
紬「あ…」
気付くと、涙が頬を伝っていた。
こらえようと思っても、涙はとめどなく溢れ出て、止めることができなかった。
紬「私…私、は…」
伝わるはずなんてないのに、想いは口をついて飛び出す。
言葉にしなければ、私は耐えられなくなりそうだった。
紬「唯ちゃんのことが…好き…」
初めて口にした想い。でも、これは唯ちゃんに伝わることはない。
次の瞬間、私の体を温かい腕が包み込む。柔らかい胸が、私の顔に押し付けられる。
そして私にはそれが誰だか、顔を見なくても分かっていた。
166 :
4/4:2009/09/20(日) 03:25:11 ID:8RzmD/Bi
紬「唯…ちゃん?」
唯ちゃんは何も言わずに私の涙を拭うと、静かに唇を私の頬に重ねる。
あまりに唐突な出来事に、頭が真っ白になる。ただ認識できたのは、唯ちゃんの温かい唇だけだった。
紬「な…なん、で…」
唯「ムギちゃん、何だか寂しそうだったから戻ってきたの。そしたら…聞いちゃった」
紬「あ、あの、私…」
唯「大丈夫だよ?」
唯ちゃんは私を強く抱き締めると、ゆっくりと言った。
唯「私も、ムギちゃんのこと大好きだから…だから、泣かないで」
紬「唯…ちゃん…でも…」
唯「いいからいいから♪さ、一緒に帰ろう?皆も待ってるから」
紬「う、うん…」
私は馬鹿だ。唯ちゃんのことが好きだっていう気持ちを隠して苦しんで…
そんなことしなくても、最初から伝えればよかったのに。
紬「唯ちゃん…手、つないでいい?」
唯「うん、いいよ!」
唯ちゃんの手は、とても温かった。とても、幸せな温かさだった。
唯「じゃあ、行こっか♪」
紬「…うん!」
お互いに手を握りしめ、私たちは夕日に染まる音楽室を後にした。
終わりです
長くてスマソ
超GJ!
kitaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
百合成分補給完了
お肌つやつやになりますた
また過疎りだしたな…
景気づけに…
唯ムギデート
唯「ムギちゃんおまたせ!待った〜?」
紬「あ…今来たばかりよ!」
――今日、私と唯ちゃんは二人きりで出かけることになっている。いわゆるデートだ。
唯「さあムギちゃん、今日は私が案内してあげるよ!」
紬「はい♪」
というわけで、まず最初にやってきたのは映画館。
人がたくさんいて驚いたけれど、唯ちゃんが手を引いてくれていたので迷わずに済んだ。
心なしか、唯ちゃんの背中はいつもより大きく見えた。
そして唯ちゃんはどこからかポップコーンを買ってくると、にこにこと私に手渡した。
紬「ええと…これは?」
唯「ふふーん、映画館に来たらこれを食べなきゃ!必需品なんだよ?」
紬「そうなんだあ…!さすが唯ちゃん、何でも知ってるのね!」
唯「えへへ〜♪」
見た映画は恋愛映画だったけど、内容はあまり頭に入ってこなかった。
なぜかというと、眠ってしまった唯ちゃんが、私に寄りかかっていたからだ。
シャンプーのいい匂いが漂ってきてドキドキして…とても映画どころではなかった。
今まで経験したことのない、とても幸せな時間だった。
唯「ふわ〜あ、寝ちゃった…ムギちゃん、どうして起こしてくれなかったのー?」
紬「えっと…とっても気持ちよさそうに寝てたから」
唯「え、そうだった?まあいいや、次のとこ行こうか!」
紬「うん♪」
楽しい時間はあっという間に過ぎていった。
映画を見た後は洋服屋と雑貨屋に行き、お昼にはハンバーガーを食べた。
午後は本屋と楽器屋をのぞき、次に行ったゲームセンターを出る頃には、すっかり日が傾いていた。
唯「ありゃ、もうこんな時間かー…そろそろ帰らなきゃだね」
紬「うん…そうだね」
本当はまだまだ遊びたかったけど、仕方ない。唯ちゃんが遅くなると憂ちゃんが心配してしまう。
私はそう自分を納得させて、帰りの電車の時間を思い出していた。
そんな私を見てなにかを思いついたのか、唯ちゃんは一つ提案をした。
唯「…ムギちゃん、最後にもう一ヶ所行きたいとこがあるんだけどいい?」
紬「え?うん、いいわよ?」
唯ちゃんに連れられてやってきた場所は、梓ちゃんが入部した時にやってきたアイス屋だった。
唯「ムギちゃん、アイスおごってあげるよ!何でも好きなもの言って!」
紬「え、でも…」
唯「いいからいいから!」
紬「えっと…じゃあ、チョコレートのを…」
唯「おっけい!お姉さん、チョコレート二つ!」
唯ちゃんは、私に気を遣ってくれたのだろうか。
きっとさっきの私は、よほど情けない顔をしていたのだろう。
唯「はいムギちゃん、アイスだよ♪」
紬「ありがとう…でも唯ちゃん、おごってもらってよかったの?やっぱりお金…」
唯「いいんだって!私、ムギちゃんにいつもお世話になってるし、それに…」
紬「…それに?」
唯ちゃんはしばらく沈黙した後、アイスを一口なめてこう言った。
唯「…それに私、ムギちゃんのこと大好きだから!好きな人におごるのって結構嬉しいんだよ?」
紬「唯ちゃん…」
私を好きと言ってくれた唯ちゃんの笑顔に、私は釘付けになる。
アイスが溶けて垂れているのにも気付かず、私はひたすらに唯ちゃんを見つめていた。
唯「あ、ムギちゃんアイス垂れてるよ!早く食べなきゃ!」
紬「え?…あ!」
私はアイスをあわてて食べた。
唯ちゃんが買ってくれたアイスは、今までに食べたどんなアイスよりも甘くておいしかった。
唯「さて、じゃあ今度こそ帰ろっか!もう暗くなってきちゃったよ」
紬「あの…唯ちゃん?」
唯「ん?なあに?」
私は唯ちゃんに近づくと、思いきり抱き締めた。
少し照れくさかったけど、伝えたい気持ちが私を思いきった行動に駆り立てた。
唯「む、ムギちゃん?」
紬「今日はいろいろなところに連れていってくれてありがとう…私、すごく楽しかった」
唯「あ…うん、どういたしまして!私も楽しかったよ!」
紬「それと…」
唯「ん?なに?」
紬「…私も唯ちゃんのこと大好き。今度、アイスのお礼においしいお菓子持ってきてあげるわね」
唯「うん…ありがとうムギちゃん、お菓子、楽しみにしてるね」
私と唯ちゃんはしばらく見つめ合った後、そっとキスをした。
私のファーストキスは、ほんのりと甘い、チョコの味がした。
律「お!そのお菓子うまそうだなムギ!一つくれないか?」
紬「あ…ごめんなさい、これは唯ちゃんのだから」
律「えー?唯だけずりい〜」
澪「でも珍しいな、ムギが一人だけにお菓子持ってくるなんて」
梓「なにかあったんですか?」
紬「え!いや、これは…お礼だから」
律「お礼ってなんの?」
紬「えーっと…その…」
ガチャ
唯「みんなおっす!ムギちゃん、おっす♪」
紬「唯ちゃん…おっす♪お菓子とお茶、どうぞ!」
唯「わーい♪」
以上です
5レスも使ってすんません
>>171-175 なんてお菓子を持参してくれやがったんだ!
お礼にアイスを奢らせて下さい。
>>171-175 こんにゃろー……GJだ
こんな暖かいアイスよこしやがってー
何でも好きなアイス買ってやるぞー
私がとけました
〜
保守
>>182 そこ、違う記事見てたらガンダム(Z??)のロベルト中尉がムギちゃんにやられてたwwwwwシャアもむぎゅううう
(ガラガラガラ)
紬「あら?」
唯「すやすやすや」
紬「唯ちゃんたら…ふふ。こんなところで寝てると風邪ひくわよ(ゆさゆさ)」
唯「んー、あと五分…ふにゃ」
紬「か、可愛い…(ぱぁっ)」
唯「すやすやすや」
紬「ほ、ほっぺたつついてみたりして…つんつん」
唯「うぃっ」
この後、ムギちゃんがとった行動は?
プロのムギがここで安易に大胆な行動に出るとは考えにくい、
ビデオカメラを用意してじっくり攻めると思われ
紬「うふふふ(つんつんつん)」
唯「えぁっ!」
紬「うふふふ(つんつんつん)」
唯「あぅっ!」
紬「うふふ…はっ!?こ、これは私のここと…(揉み揉み)」
唯「すーすー」
紬「(つんつん)」
唯「おぅっ」
紬「(揉み揉み)」
唯「すーすー」
紬「(つんつん)」
唯「にゃっ!」
紬「(つんっ揉み)」
唯「ふゅっ!」
紬「や、やっぱり私の胸と唯ちゃんのほっぺた同じ柔らかさだわっ!!!」
>>126 だいぶ間が空いたが書いてみた
紬「ふんふふ〜ん♪」
唯「ムギちゃんご機嫌だねえ」
紬「え、うん…今日も澪ちゃんとりっちゃんが仲が良かったから…」
唯「そうなんだー…」
紬「でもいつ見てもいいわよねあの二人、やっぱり…」
唯「ねぇ、ムギちゃん」
紬「なあに?唯ちゃ…」
ギュッ
紬「ゆ、唯ちゃん…?」
唯「ムギちゃんは…女の子同士でもいいんだよね?」
紬「え?あ…ど、どうしたの唯ちゃん、なんかいつもと…」
チュッ…
紬「……!!」
唯「だから…こういうことしても嫌じゃないよね?」
紬「…あ…えっと…」
唯「ムギちゃん、大好きだよ…」
紬「ま、待ってよ唯ちゃん、私…」
唯「…ムギちゃんは見てるだけでいいの?」
紬「え?」
唯「私は嫌だよ?誰かが仲良くしてるの見てても自分が一人ぼっちじゃ寂しいよ」
紬「それは…」
唯「だからムギちゃんも、誰かを好きになっていいんだよ?」
紬「唯ちゃん…」
唯「そいで、それが私だったら嬉しいなぁ。なーんて」
紬「唯ちゃん…ありがとう。私も…大好きよ」
チュッ
唯「あ…えへへ、ありがとムギちゃん」
紬「うん♪」
>>188 キマシタワー
なんかこの二人の百合ってテンションがハイになると同時に癒されるんだよね
>>188 リクした者です!ああああありがとう!!!!
二人共かわいいよ!!
>>189 凄く良くわかる
癒された
待機
唯「ム〜ギ〜ちゃん♪」
紬「なあに?」
唯「つーかまえた!」
紬「きゃあ!ゆ、唯ちゃん?」
唯「えへへ、ムギちゃんぎゅー♪」
紬「うう…唯ちゃん恥ずかしいよ、離して?」
唯「えー?ムギちゃん私のこと嫌いなの?」
紬「そんな、嫌いじゃないわ!」
唯「じゃーあ、大好きって言って?」
紬「は、恥ずかしいよ…」
唯「もう、ムギちゃんは恥ずかしがり屋さんなんだね♪だったら私が先に言うね?」
紬「う、うん…」
唯「私ね、ムギちゃんのこと…世界で一番、だぁいすきっ♪」
紬「……」カァァァ…
唯「さ、私言ったよ?ムギちゃんも言って?」
紬「私…唯ちゃんのこと、世界で…ううん、宇宙で一番、大好きよ」
唯「わぁ、宇宙で一番かぁ…うれしいなぁ〜♪」
紬「うん、私も…」
唯「あ、ねえムギちゃん、一つお願いがあるんだけど…」
紬「なあに?」
唯「あんまりりっちゃんたちと、こういう風にくっついたりしないでね?」
紬「どうして?」
唯「…私、焼きもち焼いちゃうかもしれないもん」
紬「うふふ、どうしようかなー?」
唯「もー、ムギちゃんの意地悪!」
紬「なんて、冗談♪だって私、唯ちゃんに抱きつかれるのが一番うれしいもの」
唯「そっかぁ、えへへ…ねぇムギちゃん、これからもずっと、ずーっと一緒にいようね?」
紬「うん、私唯ちゃんのこと絶対に離さないようにするわ」
唯「えへへへ…じゃあ私も離さない!ぎゅー♪」
紬「もう、唯ちゃんたら♪」
おしまい
気が向くままに書いてみましたぁ!
いちゃいちゃしやがって、今日はいい夢が見られそうだGJ
////| __ __
////| ´ `´ `丶、
////|/ /^ ⌒\ \
////| / / :/ ヽ \ \
////l// / / | 丶 \
////|/ / / | i | ヽ
////| 厶-- 、│ │ | i '
////l | /  ̄ ̄` | { :∧ | : | | |
////l | :/x≠=ミ. | 八 厶,! | | |
////| Y ん/ハ j/ ∨⌒| | : j / :!
////| リ 弋 .:ソ x=ミj∧ : / ,′
////| ,′ヽヽ ん/゚} }! . ://
////| ! ゝ.:ン |: / ,′ /
////|:│ ヽヽ / |/ / /
////|: |.\ ° ,イ ' / /
////|: |\_\___.. -<リ /i :∧
////|: | }v一'"´/ └{ :/: | }
////|: |/爪 / ヽ { | :∨
////l: :∨{}ハ. / \ ハ :レ{ 〈 {
////|ヽ {/|:::: ∨ /⌒〉 | 〉 \ i
////l 〉〉} |::::}:::} / / / ∧{ ∨
////| { | |:::ノ:ノ / / / ,.イ } ) :}
はっ!?ムギちゃんが見てる!?ムギちゃんが僕を見てるぞ!!!
| | _, -‐‐v‐‐ 、_
,. . : : : ´ ̄ ̄ ̄ ̄| |/ ヽ_. 」 _/ `>、
/: : : : . . . . . . 、: :| |ヽ/ -‐… ‐-``く 〉-、
/ : : : : : : : : : : : : : : : \| |//::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ 〉
/ : :ヽ、: : ト 、: : : : : : : : : : :| |/:::::/::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヾ゙´}
.: : : : : : >: :ヽ >ー-ミ_:_:__| | :::/::::: ィ:::::: ィ::::/!::|::::| :::::::V
i: ム─-/ \ヽ \,ィ=x. | |::::l:::::/ |:::/_,|::/ .l :!::::|::::::::::.
i: :|―-イ/ 丶、 {!___!} | |::::|-┘ !:」 j/ lメ!::/!::::l :::}
!: :lー--|  ̄ | |::::|圷ミx、 /://:::/::::,'
|: !ー-| \,ィ=x | |、::| 辷ソ 笊テァ>:/::::/
l: ::|ヽ: : ! {!___i} | |::l` :::::::: 弋ン, '.:/::::/
!.::|: :|\!  ̄ 厂 ̄ | |::ト _ ' :::::/::::jヽ/
l: :|: :|::::::} / | (\ \ `_,. ィ:::::::ハ
'、|.: :!::::ト、______,......ィl´ | (ヽ ヽ フ`乏ハ |::::/ )
|: :ヾ、!::::::::::::::( \:::/:lヽ、 | lヽ Vニム / |::::! 〈
'、: : : 辷ー‐‐-'′/:::::! `,| | { |三=Y |:::j ノ
ヽ、r'´ ,ハ:::::::! / | |ヽ/ |┴ v':::/ィ'T´
{::::::>:::::V.: :|
まあまあまあまあまあまあまあ
な、七回!
ww
205 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/30(水) 20:46:55 ID:paR5DN6z
age
207 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/01(木) 18:32:22 ID:PauVfXdu
唯ムギって実際どうなん?唯梓とかが主流じゃないの?
実際のところ主流とかどうでもいい
うん
二人がにゃんにゃんしてくれれば何でもいい
私は今、恋をしている。生まれて初めての恋。片想いだけど、私はその人のことが大好きだ。
その相手は――
紬「唯ちゃん?」
唯「うえぁっ!?」
ムギちゃんが、不意に私の顔を覗き込んだ。
突然目の前にムギちゃんの顔が現れて、私はドキドキしてしまう。
紬「どうしたの?戸締まりもしたし、帰ろう?」
唯「う、うん!帰ろうか!」
そう、私が好きなのは――ムギちゃんだ。
優しくしてくれたり、お菓子を持ってきてくれたり、好きなところはいろいろあるけど、
何よりも好きなのはその笑顔だ。
ムギちゃんが微笑みかけてくれるだけで、心がとてもあったかくなる。
紬「じゃあ、電気消すね?」
唯「うん…」
もし、私が好きって言ったら…ムギちゃんは受け入れてくれるだろうか。
…くれないだろうな。
ムギちゃんはもっと上品で美人な人の方がいいんだろうし、私なんかに振り向いてくれるはず、ないよね。
そうだ。私はただ、友達のままでいられれば、それでいいんだ…
紬「唯ちゃん、どうしたの?」
薄暗くなった部室で、ムギちゃんがまた私の顔を覗き込む。
そんなムギちゃんを見るのが苦しくて、恥ずかしくて、私は何も言えずに顔を背ける。
紬「具合悪いの?保健室行く?」
唯「なんでも…ない…」
苦しい。ムギちゃんのことが好きなのに、一緒にいるのが苦しい。
胸が張り裂けそうで、痛くて、悲しくて…私、私…
唯「う、うぅ…えぐ…」
紬「唯ちゃん?ど、どうしたの?」
唯「む、ムギぢゃ…ごべ、ごめん…私…」
なにやってるんだろう私。好きな人の前でいきなり泣き出すなんて…
とにかく、何か言わなきゃ。ムギちゃんを心配させちゃいけない。
唯「え…えっと…め、目にゴミが…」
紬「唯ちゃん」
ムギちゃんは私の名前を呼ぶと、突然私を抱きしめた。私は頭が真っ白になる。
唯「あ、あ、む、ムギ…」
紬「いつも唯ちゃん、梓ちゃんにこういう風にしてるから、落ち着くかなって…それで、どうしたの?」
私はムギちゃんに抱きしめられて、さっきまでの苦しい気持ちは消えていた。
今なら、言える。私はそう感じて、ムギちゃんの顔を見つめる。
唯「グス…あのね、ムギちゃん」
紬「うん?」
唯「私ね…ムギちゃんに恋してるの。本気で、大好きなの。」
紬「え…?」
唯「ただ…それだけなんだ。ごめんね、心配かけて」
ムギちゃんは驚いいたような顔で私を見つめていた。
もちろん受け入れてもらえないのはわかっている。
でも、自分の本当の気持ちを伝えられたし、後悔はなかった。
唯「返事とかはいいから…じゃあ私いくね、離して?」
でもムギちゃんは私を離さない。それどころかさらに強く抱きしめた。
唯「あの…ムギちゃん?」
紬「ごめんね」
唯「え?」
紬「泣くほど苦しかったんだね…私なんかのことで、そんな思いしてたんだね…」
唯「な、なんで謝るの?私…」
次の瞬間、ムギちゃんは私に唇を重ねた。私は今、何が起こっているのかよく分かからなかった。
紬「これが…私の返事。大好きよ、唯ちゃん」
唯「ムギちゃん…わ、私なんかで、いいの?」
紬「唯ちゃんじゃなきゃ、ダメなの」
唯「でも私、あまり美人じゃないよ?」
紬「唯ちゃんはとってもかわいいわ♪」
唯「でも、でも…」
紬「もう唯ちゃんたら、私のこと好きなんじゃなかったの?」
唯「す、好きだよ!」
紬「私は唯ちゃんのことが好きだからキスしたの。だから、それでいいでしょ?」
唯「う…うん」
なんだか夢みたいだ…本当にこれは現実なのだろうか。
紬「どうしたの?」
唯「な、なんだか夢みたいで…」
紬「じゃ、確かめてみよう?」
唯「え…んっ…!」
ムギちゃんは、再び私にキスをした。やっぱりこれは夢じゃない。
だってこんな柔らかくて甘い唇が、夢なはずない。
紬「どう?」
唯「うん…夢じゃないや」
紬「よかった♪」
唯「ねぇ、ムギちゃん?」
紬「なあに?」
唯「これからも、よろしくね」
紬「はい♪じゃあもう暗いし、一緒に帰ろう?」
唯「その前にもう一回だけ…いい?」
紬「もう、唯ちゃんたら欲張りなんだから」
唯「えへへ〜」
おわり
いくつもレス使ってすまん
>>214 内容が良ければ問題無し!
これで今日も一日頑張れるわGJ
_
´ ` ヽ
ヾ ;,
ハ ハ , ,:
. /彡 、 ..|ミ、 i
/ vへ | ヽィ ノ
' == ミ i ノ
ヽ:::::: :::::: { j キマシタワーーー!!
" ワ ノ \
" ー― ":: ミ ハ
、 i rへ 「⌒Y / 丿
ハ j i j 〉¨¨´i /
|/ /¨¨' i l |"
落ちないように注意
前回はこれで梓澪スレ落ちた
11分後に書き込まれているスレが生き残りラインだった
945 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/30(水) 02:35:01 ID:VJRqqcRL
2:15ごろ圧縮4時間半
dat落ち
【けいおん!】梓×澪スレ
88 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/29(火) 21:39:29 ID:jEtnA9oe
ぎりぎりセーフ
【ひぐらし】園崎魅音アンチスレ8【無力】
179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/29(火) 21:50:58 ID:yWnK/xW6
うんたん
ぺろ
紬「これはウソをついてる味ね!」
唯「きゃっ♪」
唯攻めなのか紬攻めなのかでマジ悩む
どっちも違う魅力があるよな
リバでいいじゃん
本編中に唯ムギと取れる模写ってなんかあったっけ?
描写は少ないが癒し系カプなので無問題
そういうこと
>>228はヒナユキウサと桜沢いづみの合同本「♪」の桜沢さんのほう
今日は豊作だな
二人が恋人だったら
紬「ねぇ唯ちゃん…今二人きりだし…いい?」
唯「もう、せっかちだなぁムギちゃんは…うん、いいよ」
紬「ありがと…唯ちゃん、好きよ」
チュッ
唯「…えへへ、なんだかんだで毎日チューしてるよね」
紬「うん…だって唯ちゃんとキスしないと落ち着かないだもん」
唯「わー、ムギちゃんのえっちー」
紬「そ、そんなことないわ!唯ちゃんだっていつも嬉しそうにしてるじゃない!」
唯「もー、ムキにならないでよー」
紬「…唯ちゃんのいじわる」
唯「ごめんね?おわびに…」
チュッ
紬「唯ちゃん…」
唯「ね、これで許して?」
紬「…うん♪」
以上です
夜分遅くに失礼しました
>>232 >こちらの本、委託はしないのですが
オーマイガッ!!!
>>234 甘ーい!!!もっとやれ!!!
.. -‐ '´  ̄ ̄ ̄ ̄ ` 、
.. -‐ '′ \.
/ \
/ \
/ | \
.′ ! \ ヽ
/ /、 .∧ ヾ: '.
′ /\ Xノ ! !: ト、 ヽ i:: '. '.
| / / / . ⌒Y \ ヽ|⌒ . i::: | |
@ :! iヘ, /´ '、 ヘ. | \! | |
. i :! ト z - 、\! \ v ...-__\ ! | ト
j .::! ::| | ,ィ三ミ、 \Xテ≡ミハ | |!:: | |
/ ::::! ::| | 〃 ノ:ヽ r ノヽヾ. | ∧1: :: |ハ
, イ:::::! :::ヘ |V 代:::::ハ 代:::::j:! 》V!: / イ :::: |
. ::|::::::! :::::ヘ| 込z少 弋z:少 |/ | !:: |
!::::::::::: :::::: ト , , , , , , , ィ::: | !:: |
V::::::::::: :::::人 ハ:: リ:: j
|::::::i::::: ::::弋_j 、 , /ィ::: :::::::::ヽ
i::::∧:::: :::::ゝ. . ::/ ::::::ト、::i |
i:/ '.::: ヽ:::::> . イ::::/ / .::::::ノ jノ |
ヽ:: \::::::i ` .. __ .ィヒ::: |::/ ,. /::/ |,. -r‐一 、
\ ト Vヘ. | 八:/ イ ::/ | ,ィ ハ
> ノ ` ノ .'イ | :/ _ |ィ=ト、|=、 | ! /
く⌒i >y<、 V::イ f:.:.:! |ィァ rァハノ ノ -
r ´: : : :.!: ヘ /=YY=ハ ト:.ト __ |:.:.:| | _ 从イ `
,.-‐Y⌒ヾ: : : : : !:. . ヘ /:/11:| ヽヽ. ∧ |: : : : 下 ト、 ,ハ_ノ |ヘ - ィ:::ノ:: |
/ |: :八: : : : : V: : : ヽ. /:/ |:|::| !:::\∧∨: : : : :.ト| ヽ / / レハくノ:小:从
! レ: : : :'.: : : : : :V: : : :〈:〈__ノ |::ト ノ::::::人 V: : : : :..:ノ`| | .′ r‐、 |介::j/:厂j:}) )
! |: : : :|: : : : : : :V: : : : \イ:i:::!`Yーイヘ :/: : : : : . !: : ノ | / | ノヽ |/|V::/ 人ノ
じー
/ / / \
./ / . :/ / イ `、
′ / : :/ / / | :.
:l / : :/ : ,′ / │ ::,
l :/ : :/ : ,′ / ̄¨`フ | : :} i
:l :/ : :/ : ,゙ / ̄ ̄~´ | :{ : ∧ i
l __ / : ,゙ / |ハ : :},ハ l i
:l / ./ j/ z=≠=ミ、 :|l '. : 八 ヽ| } :
j / / : レ゙/,.:'し心ヾ :|: '. / \| ,' j
. / /{ (/ : ト( ん::::.:,。j ', /_ | ,′ ,′
/: . /八 / | 弋:::.:.;,ン ∨ぅv、 リ :/ / ┏┓ ┏┓ ? ?
: : : / : : / | `¨~ ,:'し心 ':} ,′/ ' ┏━━━┓┏┛┗┓ ┏━┛┗━┓? ?
: : : :/ . : ./ | 、、、 !;.:.::::メ 丿// // ┗━━┓┗╋┓┏┛┏╋━┓┏━┛
: : :/ : : ,゙ | ヾン ゙/ l// ┗┓┣┛┃ ┃┣━┛┗━┓
: :/ . : : ! | ' 、、 / // ┏┛┃┃┃┏╋╋┳┓┏━┛
: { :| | / ' /. ┏━┛┏┻┓┗┛┃┃┗┻┻━┓
八 :| \ c ′,′ / ┣┳━┛ ┗━━╋╋━━━━╋┓
_ノ\ |: . l \ _, イ / / ┏┛┗━┓┏┓┏┓┃┃ ┃┃
 ̄ ̄\ |: : | 、__,. -‐ァ''7´ : i: / /. ┗┓┏━╋┛┗┛┗┫┗━┓ ┃┃
|: : : . | /: : : :丿 : ,′′ : i ′ / ┃┗━╋┓┏┓┃┃┏┓┃ ┃┃
|: : : : | /`ー<___i ; : i ′ ┗━┓┃┃┃┣┛┃┃┃┃┏┓┗┛
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─-ミ |: : : : . ト 、 \ i : | | ┗━━┛┗┛ ┗┛┗━━┛┗┛
マジ過疎
唯「ムギちゃん、私思ったんだけど!」
紬「なに?」
唯「私、ムギちゃんの名前ちゃんと呼んだことないよね」
紬「うん…でも紬よりムギの方が呼びやすいでしょ?」
唯「ううん、たまにはちゃんと名前呼んであげなきゃダメだよ!
というわけで、紬ちゃんて呼ぶ!いや、いっそ紬、でいっかー」
紬「つ、紬…そんな、いいわよいつも通りで…」
唯「ダメダメ、紬も私のこと唯って呼んで?」
紬「でも…」
唯「私たち仲良しなんだからいいでしょー?ほらほら、呼んで?」
紬「う、うん…ゆ…唯…」
唯「わ、なんだか新鮮だね紬!」
紬「うん…なんだかこ、恋人さんみたいだね」
唯「あ、そうかも!えへへ、いっそ恋人になっちゃおうか!なーんて」
紬「私は本気なんだけどな…」
唯「え?なに?ていうか紬、顔真っ赤だよ?」
紬「な、なんでもない!唯、お菓子食べよっか!」
唯「うん!」
以上です
気の向くままに書いてみました
GJ
いいよいいよ
もっとSS投下してくれ!
○
O
o
。
. --/´ ̄` 一‐- .
/ ,.イ 、 ヽ. \ ミ 、
/ イ | | ヽ. ヽ ヽ \
,ィ/ / ! 、{ \ ト、 ヽヽ
/ / / , |--、ヽ `>.{‐ミ、i ' '.
/ | , /斗―` ´⌒`ヽi ト. }.ハ
′ :| |′ { 、 ` ´、 ソ ! : !
i . l ,.ィ三ミ ム三ミ、 } ′ | と思う紬であった
| !∧. | '´/i/i/ ' /i/i/ `| /:.:i |
| ヽ { ノィ.:.:. |||
|| :.:.ト /´ } .:.: |||
i | .:.:i `  ̄ `´ 从:.: ! ||
} ! .:ハ /|.:.:.:. | | {
|i| :|ヽ イ:.:|:.:.:.: l 从
}ハ| :| :.:i\ . イ:. |:.:.!.:.:.:.:..小.{
〃 .| :| :.:|:.:.:l > -- ´ |:.|:.: |:/| .:.:.:.:ハ ヽ.
/′ j! { :.:|:.:.:| l:ノ:.:./:.:|:.:.:.:.:. } }i
紬「唯ちゃん唯ちゃん(にこにこ)」
唯「なあにムギちゃん?(フンス/鼻息)」
紬「Googleで、私たちの名前を入れて検索する…と。ぽちっとな」
唯「…ん?おおおおぉお〜!」
紬「ね?」
唯「どっちがお姉ちゃんなんだろ〜」
紬「つむぎちゃんがお姉ちゃんて書いてあるわね」
唯「ムギちゃんがお姉ちゃんかぁ」
紬「も、もう一回言ってみて…」
唯「え?ムギちゃんがお姉ちゃん」
紬「も、もう一声…」
唯「ムギお姉ちゃん」
紬「きゅんきゅんっ♪」
_
´ ` ヽ
ヾ ;,
ハ ハ , ,:
. /彡 、 ..|ミ、 i
/ vへ | ヽィ ノ
' == ミ i ノ
ヽ:::::: :::::: { j キマシタワーーー!!
" ワ ノ \
" ー― ":: ミ ハ
、 i rへ 「⌒Y / 丿
ハ j i j 〉¨¨´i /
|/ /¨¨' i l |"
ちなみに、二人の名前(名字でなく)をひらながで検索ですのよ
ひらながって何…orz
それらしいのがヒットせんけど
つむぎ ゆい
だな。一番上に出てくる…って、携帯とPCじゃ違うのかな
まあ、三次元だからなぁ…
あんまり名前が同じってだけでリアル女の子を晒すもんじゃないと思うけどねぇ
カメラ屋のブログとは言えども
255 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/13(火) 08:20:47 ID:fKUnh9HY
保守
この二人はケンカしそうにないな
>>256 唯「私、ムギちゃんのこと好きなんだ〜」
紬「私も唯ちゃんのこと好きよ」
唯「私の方が大好きだもん」
紬「あら、私の方が大好きよ」
唯「私の方が大大、だーい好きだもん!」
紬「私の方が大大大、だーい好きなのっ!」
唯・紬「「むーっ!!」」
こんな感じでケンカをします
わかります
唯「ムギちゃん、私たちが結婚したらどっちがお嫁さんかな?」
紬「それはもちろん唯ちゃんよ!」
唯「なんでー?」
紬「だって…花嫁衣装の唯ちゃん、とってもかわいいと思うから!」
唯「ムギちゃんだって似合うよ!」
紬「じゃあ、二人ともお嫁さんでいいかしら♪」
唯「うん!ムギ、幸せにしてね♪」
紬「当たり前よ唯♪」
もともと澪×律が前提でメイン余りもの同士ってことでくっつけてみせたカップルだったんだ。
気がついたら前提そっちのけで好きになってた。
>>263 ムギちゃんはお金持ちだから唯は一生安泰だな
このカップリング好きだけどさ、
それだけに、原作の方でも、早いとこムギが貸した20万の問題を解決させて欲しいんだよね
いくら仲良いか知らんけど20万も有耶無耶にさせて付き合っていくってのはムギ的にもかなりキツイだろうし
まさか唯は「ありがとう」の一言だけでこの問題が解決されたって思ってるわけじゃないよな…?
毎週末ムギ邸にてお支払い
「さぁ唯ちゃんこちらへ…」
>>266 もうその馬鹿な話聞くたびに不愉快なんだが、
原作はムギが唯に20万円貸した話になってるのか?
アニメだと店が5万円で売ると言ったのを5万円で買って、
支払う必要がまるでないのに差額の20万円をムギに払うと言う唯が気前良い展開ですが。
アニメと同じ状況で20万円貸しただの言ってるなら馬鹿馬鹿しいにもほどがある。
値引き値下げ販売してる店から買った客は借金してるのかい。
いい加減にしろと言いたい。
ムギの家の系列のお店って設定知らないの?
それなら借金があるのは唯じゃなくてムギじゃないの?
系列他社に20万円の損金発生させてるわけだし。
店は5万円で売ります、って言って、お客が5万円払ったら過不足は発生してない。
その程度の初歩的な問題も理解できない人間だとさすがに俺もお手上げだな。
>支払う必要がまるでないのに差額の20万円をムギに払うと言う唯が気前良い展開ですが。
これはさすがに言い過ぎだろwムギがまけるのが当たり前みたいな言い方だな
ムギの家のお店で、ムギが半ば無理矢理唯のためにまけてあげたわけで、損は全てムギのお店が引き受けてるんだから
まして唯が気前良いとか有り得ない
でもまぁ、ムギは善意から勝手にやったことだし、何より軽音部のためでもあったわけだし
唯もちゃんと感謝してるんだからから良いと思うよ。
そんなにイチャモンつける場面ではないと思う。
>>270 ムギにその借金を負わせたのは唯じゃないの?
間接的にしろ。
いや、一つだけ指摘しておくと、
あそこムギの家のお店じゃないぞ…
「系列」というのは琴吹家以外の他人がオーナーで、そのオーナーがお金出して経営してるお店。
だからムギがやったことはかなりマズい。
悪く言えば、他人の店でフランチャイジーの権力振りかざして損金発生させてしまった。
ムギは、というか琴吹家は損金返還するべきだろう。
>>272 負けさせたのはムギが勝手にやったと思うけど。
唯が負けてくれと言った場面を具体的に挙げてくれまいか?
あるいはムギは損金発生させた上に唯に貸付詐欺までやったのか?
酷い話だなおいw
>>274 原作読んだ?
ムギが負けてくれたことを唯は知ってた上で「ありがとう」だけで済ませてるってことに意見してるんだけど
このスレが過疎るのも分かるな
唯紬は唯梓や唯憂と違って繋がりが希薄なんだよ
結局お金でつなぎ止めてるという話にしかならないし
原作ではどういうことになってんの?
借りてることになってんの?
>>275 ムギには「お店に負けるように働きかけてくれてありがとう」で済む話じゃないの?
仮に差額を支払うなら、その相手はムギなんかじゃなくお店ですわな。
ムギはただお店に損金発生させただけだ。
そもそも唯はお金返すねって言ったけど期限の定めしてないから所謂出世払いでもいいし年老いてからでもいい
まぁ、唯紬で一番話題になるのが金銭貸借問題というのが二人の関係の希薄さを象徴してると思う
ここも終わったな
>>276 ムギは登場人物全員と距離置いてるように見えるがな。
関係が希薄というより距離がある。
あのシーンやたら叩かれるな。
お蔭で唯スキーの俺としてはあのシーンは大嫌いなシーンのトップになっている。
大きく言えばアニメの2話は11話より嫌い。2回くらいしか見てないな。
ん?なんの問題もないと思うが。五万という値段したから、あのギターのあの店での値段は五万なの。ただそれだけのことだよ♪
>>282 す、すごいIDだな…
>>281 紬「律ちゃんの代わりはいませんっ!!」
あの、普段ぽわぽわふわふわしてるムギちゃんが…このシーンを見てもそんなこと言えるのかな?
距離置いてるっていう印象は分かる
量子力学の観測者状態?
珍しくレスが伸びていると思ったらお前ら…
おっと、ここは癒しの空間だったな!ごめんよ…
つか軽音部のみんなの距離感て、絶妙な距離感だと思う
>>287 >つか軽音部のみんなの距離感て、絶妙な距離感だと思う
成程。攻めて良し!守って良し!と言う、何ともバランスの取れた感じだという事だな!
せ、責め手よしだなんて…そ、そんな…
ピンポーン…
唯「はーい!」
インターホンを鳴らすとほぼ同時に、唯ちゃんが勢いよく飛び出してきた。まるで、扉の前にずっといたかのように。
紬「唯ちゃんこんにちは、今日はお邪魔します」
唯「うん!入って入って!」
私は今日、唯ちゃんの家に遊びにきた。それも一人で…
少し緊張するけど、憂ちゃんもいるし二人きりにはならないよね。ホッとするような残念なような…
唯「憂はあずにゃんとお出かけでいないから、気を使わないでいいよ!」
紬「えぇっ!?」
唯「どしたの?あ、お茶持ってくから部屋で待ってて?」
紬「お、御気遣いなく…」
私と唯ちゃんがこの家で二人きり…!?ど、どうしよう…嬉しいような恥ずかしいような…
唯「ムギちゃん?どうかした?」
悶々としていると、お盆を持った唯ちゃんがきょとんとした表情で私を見ていた。
いけない、せっかく唯ちゃんの家に来てるんだもの、失礼のないようにしなくちゃ!
紬「な、なんでもない!ところでこれ、素敵なぬいぐるみね!」
唯「かわいいでしょー!あ、お茶持ってきたよ!あとケーキも!」
紬「あ、ありがとう!すごくおいしそうね!いただきます!」
唯「ねぇねぇムギちゃん♪」
紬「な、なに?」
唯「ケーキ、食べさせてー?」
紬「た…食べ…ええ?」
唯「はーやーくー、あーん」
断るわけにもいかず、私はおずおずと唯ちゃんの口にケーキを一口差し出す。
うう、たったこれだけのことなのに、なんでこんなにどぎまぎしてるんだろ私!?
唯「モグモグ…うん、おいしー♪」
紬「そ、そう…」
唯「じゃあ今度はムギちゃんね!あーんして♪」
紬「わ、私はいいわ!自分で食べられ…ん、むぐ…」
唯ちゃんは無理矢理私の口にケーキを押し込んだ。く、苦しい…
でも、そのケーキは今まで食べたどんなものよりも甘く感じられた。
唯「どう?おいしい?」
紬「う、うん…おいしいわ」
唯「よかったぁ!そうだムギちゃん、もう一つお願いごとがあるんだー」
紬「お願いごと?なあに?」
唯「膝まくら、してほしいの!」
紬「ひ、膝まくら?な、なんでそんな…」
唯「やっぱり、ダメ?」
紬「う…い、いいけど…」
唯「やったー♪じゃあ早速…」
どうしよう、私さっきからされるがままになってる…ていうか今日の唯ちゃん、なんかいつもより大胆なのは気のせい!?
などと考えているうちに、唯ちゃんは私の太ももの上に頭を乗せる。
唯「やっぱりムギちゃんの膝まくら、すごく柔らかくて気持ちいいやー♪」
紬「もう、唯ちゃんたら…」
唯「えへへー♪」
私は優しく唯ちゃんの髪を撫でながら、幸せな気分で心が満たされていくのを感じていた。
唯ちゃんて、すごくいい匂いがして、柔らかいんだな…どうして今まで気付かなかったんだろう。
紬「今日の唯ちゃん、なんだかいつもより甘えんぼさんね」
唯「だって、二人きりじゃないとムギちゃんに甘えらんないんだもん」
紬「それじゃあ、私も甘えていいかしら?」
唯「えー、どうしようっかなー?あ、喉乾いちった」
私はお茶を飲もうと起き上がった唯ちゃんの体を、そっと抱き締める。
その体は、力を入れたら壊れてしまうのではないかというくらいに柔らかった。
唯「きゃ、ムギちゃ…やめてよー♪」
紬「だーめ、私だって唯ちゃんに甘えたいんだから」
唯「もー…ムギちゃんだって甘えんぼじゃんか!」
紬「うふふ、いいでしょー♪私、唯ちゃんのこと大好きなんだもん」
唯「ムギちゃん…えへへ、私も大好きだよ♪」
紬「うん…ありがと♪」
唯「こちらこそ♪」
終わり
夜中ながら久々に投下してみました
複数レス使ってしまってすいません
唯「じゃあ私、お茶のおかわりいれてくるね!」
紬「うん、いってらっしゃい」
一人になって何気なく部屋を見渡すと、唯ちゃんのベッドが目に入る。そうだ、寝たふりして驚かせちゃおう…
ベッドに横になり目を瞑ってしばらくすると、唯ちゃんが部屋に入ってきた。
唯「お待たせー♪あれ…?」
紬「……」
唯「ムギちゃん、寝ちゃったの?」
紬「……」
唯「うー…」
薄目を開けて様子を伺うと、困った表情の唯ちゃんが私を見つめていた。ふふ、かわいいなぁ…
唯「あ、そうだ!寝てるなら…うひひ」
紬「……?」
何をするんだろうと不思議に思っていると、唯ちゃんは携帯を取り出して写真をカシャリと撮った。
もう、無防備な寝顔を撮るなんて…そういえば、いつぞやのりっちゃんも同じことしてたんだっけ。後で二人に同じことしてあげなきゃな。
唯「うーん、でも退屈だなぁ…起こしたら悪いし、一人じゃすることないや…」
紬「……」
唯ちゃんも退屈してるし、そろそろ起きて驚かせちゃおう。そう思って起き上がろうとすると――
唯「ムギちゃん、一緒に寝てもいいよね!」
紬「……!?」
そう言うと唯ちゃんは、ベッドに上がって後ろから私に抱きついた。
それだけではない。さらに足を絡ませたり、顔を押し付けたり…とにかく背中に唯ちゃんが密着しているのだ。
なぜか、さっき抱きつかれた時よりも敏感に唯ちゃんの感触が感じられて、寝たふりどころではない。
唯「んー、ムギちゃーん…」
紬「ゆ…ゆゆ、唯ちゃん?」
唯「ありゃ、起こしちゃった?ごめんねー」
紬「そ、それはいいんだけど、その…」
唯「あ、私ばっかり抱きついたら悪いよね!ごめんごめん」
そうじゃなくて…と言う間もなく、唯ちゃんは私の正面に移動した。
吐息がかかる距離に唯ちゃんの顔が現れただけでも驚いてしまうのに、さらに抱きつかれて、いっそう鼓動が高まってしまう。
紬「ゆ…ゆい…ちゃ…」
唯「ムギちゃんあったかいなぁ♪それじゃあ二人でお昼寝しよっか」
紬「う…うん…」
唯「ほら、もっとギューッてしていいよ?」
紬「こ、こう?」
唯「うく…ちょっと苦しい…」
紬「ご、ごめんなさい!大丈夫?」
唯「うん、大丈夫!ムギちゃんてホントに柔らかくてあったかいね♪」
紬「そうかな?唯ちゃんもあったかいわよ?」
唯「えへへ…じゃあ、おやすみムギちゃん♪」
紬「おやすみなさい、唯ちゃん♪」
ずっとドキドキしていて、眠れるわけないと思ったけど…唯ちゃんの匂いを嗅いでいると、とても穏やかな気持ちになって、
夕方帰ってきた憂ちゃんが起こしにくるまで、すっかり熟睡してしまいました。
もっとお話とかしたかったけど…幸せな時間だったし、まあ、いっか♪
終わり
続き書いてみました
一人で長々とすいませんでした
youもっと書いちゃいなyo!
300超えたか
304 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 00:54:45 ID:KdHLV8G7
保守
唯憂 唯梓 唯和 唯紬 唯澪唯関連多すぎ
「よいしょっと」
「軽々持ち上げられてるよ、私」
筋力的に違和感のないお姫様抱っこが出来るのは紬唯だけ!
どちらかというとムギの方が抱っこされるほうなんだけど唯の力じゃ無理っぽい
唯「ムギちゃん重いよぅ…」
紬「(ビキィビキィ…)」
体重気にしてる=太ってるってわけじゃねーだろw
身長はあんまかわらないしまぁ胸とかあるけど
そうだね
唯「20k以上はとても重くて持てません」
保守
唯「ムギちゃん、このケーキおいしいねー」
紬「それはよかったわ♪でも、唯ちゃんはもっとおいしそうよ?」
唯「え?ど、どういう意味?」
紬「こういう意味よ♪」
ギュッ
唯「きゃっ…ムギちゃん…?」
紬「唯ちゃん、とっても甘い匂いがするなぁー♪」
唯「そ、そう…?」
紬「ほっぺはプリンみたいにぷにぷにだし、唇は桃みたいな色でおいしそう♪」
唯「あ…うぅ…」
紬「あら唯ちゃん、照れてるの?いつもの元気はどうしたのかしら?」
唯「だ、だってぇ…」
紬「うふふ、かわいい♪じゃあ…いただきます♪チュッ…」
唯「……!」
紬「ごちそうさま♪」
唯「ムギちゃんと…ちゅー、しちゃった…」
紬「唯ちゃん、私の唇はどうだった?」
唯「お、おいしかった…かも」
紬「かもじゃわからないなぁー」
唯「おいしかった!」
紬「じゃあ、おかわりはいかが?」
唯「…いただきます!」
おわり
抑えきれない想いを形にしたらこうなった
○
O
o
。
. --/´ ̄` 一‐- .
/ ,.イ 、 ヽ. \ ミ 、
/ イ | | ヽ. ヽ ヽ \
,ィ/ / ! 、{ \ ト、 ヽヽ
/ / / , |--、ヽ `>.{‐ミ、i ' '.
/ | , /斗―` ´⌒`ヽi ト. }.ハ
′ :| |′ { 、 ` ´、 ソ ! : !
i . l ,.ィ三ミ ム三ミ、 } ′ | と妄想する紬であった
| !∧. | '´/i/i/ ' /i/i/ `| /:.:i |
| ヽ { ノィ.:.:. |||
|| :.:.ト /´ } .:.: |||
i | .:.:i `  ̄ `´ 从:.: ! ||
} ! .:ハ /|.:.:.:. | | {
|i| :|ヽ イ:.:|:.:.:.: l 从
}ハ| :| :.:i\ . イ:. |:.:.!.:.:.:.:..小.{
〃 .| :| :.:|:.:.:l > -- ´ |:.|:.: |:/| .:.:.:.:ハ ヽ.
/′ j! { :.:|:.:.:| l:ノ:.:./:.:|:.:.:.:.:. } }i
自然にありそうなところが侮れないところ
ある日の帰り道、唯ちゃんと一緒にコンビニの前を通りかかると『肉まん発売中!』ののぼりが目に入った。
紬「あら?」
唯「どしたのムギちゃん?」
紬「うん、コンビニにも肉まんって売ってるんだなあって」
唯「やだなムギちゃん、肉まんとかって普通コンビニで買うもんでしょー?」
紬「え?中華料理屋さんで出てくるものでしょ?こう、器に入って大きいのが…」
唯「…ムギちゃん、よく聞いて!」
唯ちゃんは私の肩をガシッと掴むと、なにやら深刻な表情で私に詰め寄った。
紬「な、なに?」
唯「あのねムギちゃん…それは肉まんであって肉まんじゃないの…」
紬「え!」
唯「私たち日本人にとっての肉まんっていうのは、あの蒸し器の中にある手のひらサイズのものを言うんだよ!」
紬「そ、そうなの!?」
唯「そうなの!ムギちゃんはまだ真の肉まんを知らないんだよ!」
紬「がーん!」
知らなかった…私は日本人でありながら、本物の肉まんを食べることなく満足していただなんて…
紬「グスン…私…日本人として失格ね…」
唯「安心してムギちゃん、今こそ真の肉まんを食べよう?さあ」
唯ちゃんが差し出した手を掴み、私はコンビニへと足を踏み入れた。
10分後、肉まんを一つずつ持った私たちは公園のベンチに座っていた。
唯「じゃあ、食べようか!」
紬「はい!いただきます!あーん…」
唯「あ、そんなに一気に頬張ったら…」
紬「んぁ、あふい!」
唯「ダメだよムギちゃん、熱いんだからちょっとずつ食べなきゃ」
紬「う、うん…」
恐るべし肉まん、こんなにも熱を帯びているだなんて…これはゆっくり食べないと火傷を…
唯「ごちそうさまー」
紬「も、もう!?」
唯「甘いよムギちゃん、肉まんを食べる上で最も大事なのは、熱いうちにいかに食べられるか、ってことなんだよ…」
紬「そうなのね…唯ちゃんすごい!憧れちゃう!」
唯「いやはや、照れるなぁ…」
紬「じゃあ、私も頑張って食べるわ!もぐもぐ…あ、あつ…」
唯「ふぁっくしょん!」
紬「どうしたの?」
唯「あはは…急いで食べたせいで温まらなかった…」
紬「もう、唯ちゃんたら…」
唯「ねぇねぇ、ムギちゃん温かいから、ちょっとくっついててもいい?」
紬「え?」
唯「そんじゃあ失礼しまーす」
そう言うと唯ちゃんは、私にピタリとくっついた。ほっぺとほっぺがぶつかって、思わずドキッとしてしまう。
紬「ゆ、唯ちゃん、ちょっと近すぎないかしら?」
唯「そうかなー、あったかくてちょうどいいよ?」
紬「う…」
至近距離での唯ちゃんの笑顔にまたもドキッとした私は、あわててすっかり冷めた肉まんをぱくりと頬張る。
…どうしよう、ドキドキしててあまり味がわからない…
と、ここで唯ちゃんが私の手の肉まんをじーっと見つめているのに気がついた。
紬「…もしかして、食べたいの?」
唯「い、いや!そんなつもりじゃ…」
紬「よかったらどうぞ?私は半分くらいで十分だから」
唯「でも…いいの?」
紬「うん、だから…はい」
私は残りの肉まんを唯ちゃんに渡した。どうせこの状況じゃ味もわからないし、おいしく食べてくれた方がいい。
唯「ありがとうムギちゃん!じゃあ、いただきまーす」
紬「あんまりあわてて食べちゃダメよ?」
唯「大丈夫大丈…むぐ!ゲホゲホ…」
紬「クス、言ったそばから…」
唯「えへへ…あ、はい、最後の一口どうぞ!あーん」
唯ちゃんは肉まんを一口分、私の口へと持ってきた。少し恥ずかしかったけど、素直にそれを食べた。
それはわずかだったけど、とても温かく、おいしく感じた。
そのまま私たちはベンチで寄り添いながら、夕暮れの公園を眺めていた。
不思議と、寒さは感じなかった。
唯「ねぇムギちゃん、おいしかったね、肉まん。柔らかくてあったくて」
紬「うん、そうだね」
唯「ま、ムギちゃんもあったくて柔らかいけどねー」
紬「あら、唯ちゃんもよ?えいっ♪」
唯「わ、ほっぺつんつんするのやめてよー♪えい!私も仕返し!」
紬「きゃっ♪」
いつの間にか、私は心も体もぽかぽかになっていた。それは肉まんだけのおかげじゃないよね、唯ちゃん♪
終わり
真夜中ながら久しぶりに投下してみました
323 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 15:44:49 ID:DdewjBxv
-────- 、
. : ´: : : : : : : : :l: : : : : : : : : : :\
. /: /: : :/|: : : :|: : : : : : : l : : : : ヽ
/: : / \/ |: : : :|、 : : : : : |: : : : : :ヽ
/: : : :/ \/ __ノ|: : :.|∧ ゝ:_:_:_: : |: : : : : : : : .
/:/: :.{: : :/ 八: : | ヽ \: : : | : : :|: : : : : :i
{:/: :/: :|: :/ /⌒ヽ \| /⌒ヽヽ:.:|: : : }: : :} : : |
. /: :/ : 八/ / } / } 〉|: :/: : /: : .〈
/: :/: : : : / {_ ノ {_ ノ∧人:/: : /: : : :∧ 保守しただけでニート?
| :/: : : : / しノ ////// しし'/: : : : :/ :/ヽ: : : : |
|/: : : : :.{ r-〜く /: : : : :/:./ ノ : : |: :|
|: : : :/ :丶 |/ ', /: : : : :/: /Y: : : : :|: :|
| : : ∧: : : \ {/ } /: : : : :/: /: :|: : : : ハノ
\/ \: : : :>─r ァ t─ァ/: : : /: /: :/: :ノ/
\:_:_|.:.:.:/./厶ヾ" /|_/|_:/:.:ヽ/
/YYY.:.:.:.:./.:ィ7ト、V.: /YYヽ.:.:.:.:.:.}
/\ /.:.:.:.:く〃 // }}'.:.:.{ /∨.:.:./
. /:.:.:.:.V.:.:.:.:.:.:.{{i // ノノ.:.:. ∨.:.:.:.:}.:.:/
-―――‐-
. :´==/: : : : : \: : : \
/ /: :/{: :{: : : : : :ヽ: : : :',
/: :{=/\{: : |\}X: : : '.: : : :}
{: :人{ 、 \| 、 ヽ: j: : : :i
|/: :ハ ○ ○ ∧/ ト: : |
|: :j: Y xx xx{:/ : |ノ: :| ムギちゃんに養ってもらう!
{八: ゝ_ {ヽ /: : :.:|: ;} }
\{\{ >ァr‐七{: : /リ:/|/
// {メ^く_/∨`ヽ
/' 〈 /:∧∨ 〉 }
うんたん♪うんたん♪
___
/:::::::::::::::::`ー
/::::::::ミxイ::::::::::ヽ
{::::|:::V ´_}:::八::::}‘,
. /:::::|::::| ≡´ ミ}/::::} うんたん♪
. ^レ::|::/、 ヮ }/:N うんたん♪
`ー7^内⌒Y^′
♪ に圦 ̄ jヽ
|_8 ̄[,」ノ〉
. ‘ァ元ーと´
. `′  ̄
唯「ムギちゃんの眉毛って太いよね」
紬「そ、そうかしら?」
唯「もしかして、いつぞやの夢みたいにたくあんだったりして!」
紬「あはは、そんなわけ…」
唯「よし、確かめてみよう!」
紬「ちょ、唯ちゃん!?」
唯「いただきます!ぺろっ」
紬「きゃあっ!」
唯「うーん、なんも味しないやー」
紬「もう、唯ちゃんたらっ!」
唯「えへへ、ごめーん」
紬「こうなったら、やり返しちゃうんだから!」
唯「わ、や、やめてよムギちゃーん」
紬「やめない!ぺろっ」
唯「あははは!くすぐったーい♪」
紬「じゃあもっとしてあげる♪」
ははは…気がついたら書いていた
日付変更とともに降ってきたSS…!!
ある日音楽室の扉を開くと、そこにはメイドさんがいた――
紬「こんにちはー…」
唯「おかえりなさいませムギさま!」
紬「はい、ただい…って唯ちゃん!?なな、なにその格好!?」
唯「いやぁ、さわちゃんが新しいメイド服作ったから着ろって聞かなくてさ〜♪似合う?」
紬「う…うん…」
以前みんなで来た時は忙しくてあまり見れなかったけど、まじまじと見るとメイド唯ちゃんはとてつもなくかわいい。
おまけに、そのメイド服は以前の物と違いスカート丈が短くなっていた…さわ子先生、あなたって人は最高の先生です…
ああ、かわいすぎる…メイドカチューシャ、黒のストッキング、純白のエプロン!
紬「萌え萌えキュン…」
唯「ムギちゃん?どしたの?」
紬「え!?あ、いやなんでもないの!」
唯「ふうん?あ、せっかくだからメイドごっこしようよ!ムギちゃんはご主人さまね!」
紬「え!わ、私がご主人さま!?」
唯「他に誰もいないでしょー?じゃあスタート!ムギさま、なにかしてほしいことはございますでしょうか?」
紬「え、あー、えーっと…急に言われても…」
してほしいことは色々あるけど…
あ、でも今私はご主人さまで唯ちゃんはメイドなんだし、多少のわがままは許されるんじゃ…うん、きっと許されるはずよね!
紬「じゃ、じゃあ…お茶を入れてもらおうかしら」
唯「あいあいさー!少々お待ちを!」
シュババッとティーセットを取り出す唯ちゃんはまさにメイドそのもの。
ああ、なんてかわいいんだろう…
ガチャーン!
唯「ああっ!ティーカップがぁ!あう、お湯こぼしちゃった!」
…ドジッ娘メイドってところも、なかなかこれはこれで…
唯「お、お待たせしました!紅茶とクッキーです!」
紬「どうもありがとう♪それじゃいただきま…」
いや、ちょっと待って?どうせならもっと色々してもらったほうがいいんじゃ…うん、きっとそうよね!
紬「それじゃ唯ちゃん、クッキーを食べさせてもらおうかしら」
唯「え、でも自分で食べたほうが…」
紬「いいの!私がしてほしいことはなんでもしてくれるんでしょ?」
唯「わ、わかりました!それじゃムギさま、お口を開けてください!」
紬「あーん♪」
ああ、唯ちゃんにこんなことしてもらうなんて…しかもメイド服で…
唯「どうですか、おいしいですか?」
紬「ええ、唯ちゃんに食べさせてもらったおかげでとってもおいしいわ♪」
唯「え、そうですか?えへへ〜♪」
紬「そうだ唯ちゃん、今度は私が食べさせてあげるわね」
唯「いえ!そんなムギさまの手を煩わせるようなことは…」
紬「私は唯ちゃんに食べてもらいたいの!これも私がしてもらいたいことなんだからいいでしょ?」
唯「あ、そっか…じゃあ、いただきます!」
唯ちゃんはあーんと口を開けた。目をつぶっているのは、歯医者さんの感覚になってるから?
それにしても、かわいい。
紬「それじゃあ、どうぞー…」
ガチャ
律「おーす!二人とも遅れてごめ…って、ムギ!?」
澪「な、なにやってんだおまえら…!」
梓「こ、コスプレまでして…」
りっちゃんたちがドアを開けて立ち尽くしていた。しまった、3人の存在をまったく頭に入れていなかった…
紬「あ、いやこれはさわ子先生が…」
唯「ふふん、私はムギさまのメイドなのです!」
律「敬語まで使って…唯、完全にメイドとして調教されたのか…!」
澪「ちょ、調教!?」
梓「ふ、不潔です!」
ど、どうしよう、私変な人に思われてる!?
紬「ち、違うの皆、これは唯ちゃんから言い出したことで…
かわいいメイドさんの唯ちゃんに色々とご奉仕をしてもらおうだなんてこれっぽっちも考えてないの!」
律「考えてんじゃねーか!」
紬「は、しまっ…つい…」
澪「唯、とにかく服を着替えろ!」
唯「いやです!私はメイドなんですー!」
梓「ここまで頑なになるなんて…ムギ先輩、一体何をしたんですか!」
紬「も、もうこうなったら…唯ちゃん!メイドとして私の家で働いて!」
唯「はい!」
律澪梓「ええー!」
終わり
8話を見て思い付きました
これで唯はニートにならずに済んだなw
給料良さそう!
寸爪F
寸卅F
}卅{
|卅|
|卅| 私の名前はムギー太
≪|卅|== 琴吹グループの独自の科学技術によって琴吹紬とギー太がフュージョンした姿…
《 |卅|
l| |卅ト、_ これで唯ちゃんのあんな姿やこんな姿も見放題…
/「:::{>く }:\
{::::::::>《_人》:::<:ハ.
}::i::::\YW:::/:i::}
| :i::::::: \//::::i::|
/:::i:::::::::::::o ::::::::i::|
{::::;::::::::::::::::::::::::/i::|
/:|:/i::::::::::::::o:::::::::::i:|
く:::j::::>=-、::o :::::::::i:|
<>─┬i¬Ti>┘
きも
ちいい
338 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/30(金) 04:12:08 ID:t58suLc8
保守ですの
ケーキもぐもぐ
唯はいつも食べてばかり
そのうちムギのケーキを食べないと禁断症状が
ムギを食べればOK
ムギのケーキとか新しい隠語かよw
今日はハロウィン。私はケーキを持って、唯ちゃんの家に遊びにきました。
唯「ムギちゃんいらっしゃい!ところでそれはなにかなぁ?なんだかおいしい匂いがするよー♪」
紬「うふふ、パンプキンケーキよ!どうぞめしあがれ♪」
唯「わぁい!いただきまーす!もぐもぐ…んむっ!んむむ…」
紬「ゆ、唯ちゃん大丈夫?」
唯「はぁ、はぁ…ふふふムギちゃんめ、トリックオアトリートのトリックはこういうことだったんだね…」
紬「…唯ちゃんがあわてて食べたからなんじゃない?」
唯「もぐもぐ、ん〜♪おいしい〜♪」
紬「あ、聞いてない…もう、唯ちゃんったら」
ちなみに憂ちゃんはお友達とお出かけしているらしく、今この家には私と唯ちゃんの二人だけ。
私はちょっぴりドキドキしながら、唯ちゃんとのんびりした時間を過ごしていた。
唯「そうだ、私もお菓子用意したんだー♪はいどうぞ!」
紬「わぁ、ありがとう…なにかしら?」
唯「カボチャのクッキーだよー!食べて食べてー♪」
紬「いただきます♪サクッ…うん、おいしい!」
唯「でしょー♪私が作ったんだよ!このクッキー!」
紬「わぁ、すごい!」
唯「…のラッピング!」
紬「…あはは…でも、綺麗に出来たわね」
唯「えへへー…あ、そうだ!」
唯ちゃんは、何かを思い付いたのかケーキを一口分フォークに取った。
それをどうするんだろう…と思っていると、スッと私の顔の前に差し出した。も、もしかして…?
唯「ムギちゃん、あーん」
紬「ゆ、唯ちゃん?それは唯ちゃんのために作って来たのよ?」
唯「だからってムギちゃんが食べちゃダメってことはないでしょー?
とってもおいしいんだから、ムギちゃんも食べなきゃ!ほら、あーん」
紬「…あーん」
唯ちゃんはケーキを私の口に入れると、満足そうに微笑んだ。その笑顔はとってもかわいくて、とっても温かくて…私はとっても幸せな気持ちになる。
唯「ムギちゃん、おいしい?」
紬「…うん。とってもおいしい♪」
唯「あ、私のクッキーもおいしそうだなぁ…」
紬「…唯ちゃん、食べる?」
唯「え、いいのー?それじゃあお言葉に甘えちゃおっかな♪」
紬「最初から食べるつもりだったんじゃない?はい唯ちゃん、口開けて」
唯「んへへー♪あーん…」
大きく開いた唯ちゃんの口に、クッキーを一つ入れてあげた。
つまらないようにゆっくりと入れてあげると、唯ちゃんは幸せそうにもぐもぐと頬張る。そのしぐさがあまりにかわいくて、私の頬は緩んでしまう。
唯「ムギちゃん、どしたの?ニコニコしちゃって」
紬「ううん、なんでも…そうだ唯ちゃん、まだお菓子あるから一緒に食べましょう?」
唯「わーい♪ムギちゃん大好きー♪」
紬「だ、だだ…ええ!?」
ぷしゅー…と湯気が出るんじゃないかというくらいに、私の顔は熱くなった。
大好き…もちろんお菓子をくれるからだとか、友達としてとか…そういう意味で言ったんだろうけど、それはわかってるんだけど…
それでも私は嬉しくて、思わず唯ちゃんにこう言った。
紬「わ、私も…唯ちゃんのこと、だ、大好き!」
唯「ムギちゃん…ありがとう♪」
唯ちゃんは満面の笑みを浮かべて私に微笑みかけた。
そういえば私、こんな風に友達に大好きって言ったり言われるの、初めてかも…
唯「ねえねえムギちゃん、早くお菓子食べようよー?」
紬「もう、結局お菓子なんだから…」
唯「えへへー♪また食べさせてあげるからね!」
紬「…うん♪」
――どうやら、今年のハロウィンは今までで一番楽しくなりそうです。
おしまい
ハロウィンネタ書いてみました!
おいしくいただきました
////| 厶-- 、│ │ | i '
////l | /  ̄ ̄` | { :∧ | : | | |
////l | :/x≠=ミ. | 八 厶,! | | |
////| Y ん/ハ j/ ∨⌒| | : j / :!
////| リ 弋 .:ソ x=ミj∧ : / ,′
////| ,′ヽヽ ん/゚} }! . ://
////| ! ゝ.:ン |: / ,′ /
////|:│ ヽヽ / |/ / /
////|: |.\ ° ,イ ' / /
_/⌒\
. . : ´: : : : :.ヽ: : .ヽ:` : . 、
/. : : : : :/. : : :@'; : : : : : : : .\
. :/.: : :/- 、.: :/l: :}.: : :|、: : \: .\
. / .:/. : : : /. :`ヽ:厶| ,: : : :j、\: : : ヽ: .`、ー-
′. : : : : : :L: :_:_:/ lハ: : :/ \ : : : : : ヽ
i. : : i : : : : :「: ¨ア |:/ ヽ: : }: :}.: :.
|: : : |: : : i: :|/γ⌒ヽ :レ′ '⌒ヽ /.:.∨: ハ: }
l: /|:i: : :|: :| 弋 丿 弋 丿.' : : :∨ レ
/. : l |: : :|:| ( ノ ∪ { : : : : } ムギちゃーんどこ〜
/. : {: : l:| : : l :| '''' ''' Y: : : : 早くお菓子食べないと禁断症状が…
. {: : ∧: :||: : : |/\ r‐'⌒ヽ ,ノ: : : :八ヽ. /゙)
(ヽ ∩|: : : |: : : :〕i: . ´ ̄ . :i〔: : : : (\ ハ V / /゙)
ヽ\j |从 _:| : : /,ノ/\`¨フ´ヽ: :从: :レ \` V /
⊂ニ´ Y´ノ'アア7l∧ x示x |∧アアアハ⊂ニ ´ ,ノ
r一' ´ ,人////|/∧/ ,小. ヽ/∧///∧ ,x >、 ノ}
 ̄ >、 {ノ/|∧//\/{_/,ハ.ヽ.}'/∧///{'///爪//
{//爪///|/∧///,>〈/ ヽ 〉///∧'/∧//// 〈
11月に入って急激に過疎りだしたな…
いいえ私は、過疎り座の女〜
>>352 【審議中】
/| ̄ ̄ ̄|..(ω・` )
/| ̄ ̄ ̄|....|φ ∪ ) ∧,,∧
| ̄ ̄ ̄|....|/ `u-u´ ( )
|___|/ ∧,,∧ ( o ∪
|| || (´・ω・) ∧,,∧ `u-u´
( つロと) (´・ω・)
`u-u´ (∪ つロ_____
`u-u/ = = /|
| ̄ ̄ ̄ ̄| |
| アニキャラ| |
うんたん
/: / : : : !: : : : : : : : : : \
/: : :/: : : : : !:ヽ: : : : : : : : : : \
/: :./=/ |: : i: : :ト、 :\: : : : : : : : : : ヽ
. / : /=/ i: :.|ヽ: :! \:.ィ: : ヽ : : : : : : : ', 高校をでて
/: : :i: :ト 、 ト、:.! ヽ!/ \ : : !: : : : : : : : ! 嫁ぎ先が
,': : : ハ: | `T ヾ ィf心ヽ: | : : : : : : : :|
|: !: :!: :N. /fてi トじ} 〉リ:: : : : :!: : : !
!: !: :!: :ハ ヽVxリ ゞ'' | : : : : :|: : : :! ムギちゃん
| |: : !: : ハ ,,,,¨ ' "" ハ : : : :.i: : : :!
| |: : |: : : ! , ,' : :/: : :,': : : :|
!: :ハ: : 人 ` ´ ,:.!: / : : / : : : :i
|: ! ',: : : :.>.、 ,. イ/:|/: : ::/: : /: :リ
ヾ! Vi : :.八: `T ´ __,/: : :.! :./仏イレイ
从: : |>イ^! / 从ハ|/ / ⌒>‐‐、
ゝ:|://只/ /::::::/ 厶イ::::::::::::::
__/::::://! ! |ヽ/::/:::/ /::::::::::::::::::::::
/::::::::::く/ / |. ! ):く::::::/ /:::::::::::::::::::::::::
|:::::::::::::::::し' 八__/:::::::〉/ /::::::::::::::::::::::::::::
クリスマスイブには、みんなに内緒でムギちゃんにだけプレゼントしたりする唯
「いつものお菓子の、お礼!」
なんて、若干照れくさそうにしながら、憂の指導のもと作った手縫いのマフラーを片手間にムギに差し出す唯
いつもは天然でほわほわしてて抜けてるのに、こうやって自分から計画してプレゼントしたりするのは不慣れで、それが少しだけ、照れくさくて、あんまりムギのほうを向けない唯
そんな珍しい様子の唯を見て不思議に思いながらも、悪い気は少しも起きないムギは、にっこり笑って、唯の冷たくそして紅くなった頬を、優しく一撫で。
「えっ、な、なにっっ!?//」
「耳まで真っ赤よ?唯ちゃん♪」
そんなふうにからかわれて、より一層顔が熱くなっていく唯
そんな唯を見て、より一層笑顔になれてしまうムギ
「もうっ!!ムギちゃんのバカ!!//」
そんなふうに悪態吐きながらも、それでも、胸の奥から、どうしようもないほどの嬉しさがこみ上げてきて、
押し留めようとしても、どうしてもニヤケてしまう自分の表情を、隣にいるムギにだけは見られないようにそっぽを向いて、
冬の空の下、二人きりの帰り道。
ひとつのマフラーを二人の首に巻きつけて、そして、どこまでも歩いていく。
みたいなSS、誰か書いてくれないかな
>>356 そこまで書けるなら全部自分で書いてみるとよい
ムギにからかわれていじける唯とか可愛いよね
ムギが律と二人で遊んだのを知って、泣いちゃうくらい妬いちゃう唯って可愛いよね
そして、唯が嫉妬で死にそうになっているのを知りながら、全部故意でやってるムギちゃんも最高に可愛い
嫉妬する唯ってのは新鮮だな
見てみたい
それは、いつもの放課後のこと…
唯「ムギちゃーん♪今日のお菓子はなあに?」
紬「ごめんなさい唯ちゃん、もう用意してあるから食べてて?」
唯「え?ムギちゃん…?」
ムギちゃんは私と目も合わせずに、なにやら澪ちゃんと話を始めた。
曲のことだろうか。それにしても…
澪「ここなんだけどさ、ちょっと変えてみないか?」
紬「そうね、じゃあここを…」
梓「最近あの二人、いつもあんな感じですよね」
律「なんか仲良さそうだよなー。私は作曲とかわかんないから入っていけないぜ…」
唯「……」
ムギちゃんはとても楽しそうだった。澪ちゃんと話しているその表情は、とてもいきいきとしていた。
心なしか私といる時よりも楽しそうな気がして、なんとなくいやな気持ちになる。
紬「これでどうかしら?」
澪「うん、いいかも!ムギ、すごいな!」
紬「そんなことは…澪ちゃんが頑張ったからよ」
澪「いやいや、ムギが手伝ってくれたからだよ!」
紬「そうかしら…」
ムギちゃんはとてもうれしそうな顔をしていた。それって、澪ちゃんに言われたからなのかな…
もし本当にそうだったら…嫌だよ、ムギちゃん…
結局、その日はムギちゃんとほとんど話せないままで部活が終わってしまった。
私はちらちらとムギちゃんを見ていたけど、ムギちゃんは澪ちゃんと話してばかりで、目も合わなかった。
…ムギちゃんの、ばか。
梓「それじゃお先に失礼します!」
律「お先ー、ほら澪、帰るぞー」
澪「あ、ああ!じゃあなムギ、今日はありがとう」
紬「どういたしまして♪」
ムギちゃんはまた澪ちゃんに笑いかけた。そんな顔、私にはほとんど見せてくれないのに…
二人きりになった部室を、しばらく沈黙が包んだ。その沈黙を破ったのは、ムギちゃんだった。
紬「唯ちゃん、一緒に帰ろう?」
唯「……!」
その日初めて話しかけられて、私は一瞬うれしくなる。
けれどさっきのムギちゃんの様子を思い出すと、そう簡単にOKはできなかった。
唯「…やだ」
紬「どうして?」
唯「嫌なものは嫌なの!」
紬「でも、いつもは一緒に帰ってるじゃない?どうして急に嫌なんて言うの?」
唯「だって…」
紬「当ててあげる。私が澪ちゃんと仲良くしてたから、焼きもち焼いてるんでしょ」
ムギちゃんはそう言いながら、後ろからそっと私を抱きしめた。ふわふわした髪の毛が、私の頬をくすぐった。
唯「な…」
紬「そんなことわかってるわよ。唯ちゃん、ずーっと私たちのことにらんでたもの」
唯「じゃ、じゃあ…最初から全部わかっててやってたの?」
紬「そうよ♪」
唯「そんな…ひどいよムギちゃん」
紬「ひどいだなんて…私はちょっと確かめたかっただけよ?」
ムギちゃんは私の体に覆い被さるようにすると、私の顔に頬ずりをした。
私は恥ずかしくてドキドキしてしまう。
唯「た…確かめたかったって?」
紬「唯ちゃんが、どれくらい私のこと好きかどうか…
本当に私のことが好きなら、とっても焼きもち焼くはずだから」
唯「…やっぱり、ひどいよムギちゃん。私はそんなことしなくたってムギちゃんのこと大好きなのに」
紬「そうかも…ごめんね唯ちゃん。私ちょっとやりすぎちゃったかも」
唯「もうこんなことしないでね?ムギちゃんが他の誰かとくっついたりしてるの見るの嫌だから」
紬「うん。もうしないわ」
唯「…ムギちゃん」
紬「なあに?」
唯「私も、ムギちゃんみたいに抱きつきたいな」
紬「え?」
唯「いいでしょ?今日はすごく寂しい思いしたんだから」
紬「…うん、いいわよ」
その言葉を聞くと、私はすぐにムギちゃんに抱きついた。
思い切り背中に手を回して、思い切り胸に顔を埋めた。ムギちゃんの胸は、とってもいい匂いがした。
唯「ムギちゃん、私ムギちゃんのこと大好き…だから、私のことだけ見てて…?」
紬「うん…本当に嫌な思いさせてごめんね?私も大好きよ、唯ちゃん」
ムギちゃんは、私の頭を優しく撫でた。
その手は、とてもあたたかかった。
終わり
なんとか書いてみた
くんかくんか
おはゆいむぎ
368 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/06(金) 08:32:54 ID:RWlW2rmR
GJ
3
実はこのカップリングが一番エロさを秘めてる気がする
唯「ムギムギ紬ちゃん〜♪」
紬「何?その歌」
唯「今度の文化祭のために私が作ったんだ」
_____
´ `丶
/ / \. \
│ { \ ヽ \
/ , /| 、 ', ヽ
. ,′ / | |\ ヽ |
/ | _j | ヽ |-、 | i
| l l'´八 | |⌒. | |
| l |⌒ _\| \| ', j ' | │
i 八 |xぅ心. ィアi心 ∨ / |
', ∧ |{{ ト/ハ. ト//ハ.}}∨ | /
∨ ヽハ V:ソ 込:.ソ ,′ ト. ,′
. / 、、 , 、、、 ,′ jノ {
. i } / 八
. | 人 ー ' / \| まったり保守
. | / > イ′ / 人 \
. | ∧ />r ´ / / / \ \
人 │ / }/::/ 〉// / /\ } \
. 〈 ノ {/^こ'<フ/∧ { / /:::::::::> 人 ヽ
人 / rz‐'⌒ーヘ_ }ハ{. /::::://::::::::::ー:-...、
{:::::∨_/=======ヘ>‐ヘ /::::://::::::::::::::::::::::::::::::} }
|::::::;「└-、 ヽー ∨:// :::::::::::::::::::::::::::::::::;′ノ
|:::/入 ヽ .::::}‐ ∨ イ:::::::/:::::::::::::::::::::::::: //
_|厶' |::::.. ,′ .::::厶 ∨|:::::::{:::::::::::::::::::::::::::::「
//::∧ ゝ:::ノ .::::人- }::\::ハ::::::::::::::::::::::::::∧
. /:::/::::::::::\_\_ ..:::/::::::\_/:::::::::∨}::::::::::::::::::::::/::∧
{:ノ:::::::::::::::::::∨└─‐く:/::::::::/:∨::::::::::::::\:::::::::/::::::: /
/::::::::::::::::::::O::}:::::::::::::::::::::::::::::〈/:::::::::::::::::::::::`<;;_:::::/ ヽ
{:::::::::::::::::::O::::::人:::::::::::::()::::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉ヽ::} }
その日、下校するべく玄関の扉を開くと…
唯「わぁ、寒いねー」
紬「そうだね…っくしゅん!」
唯「ムギちゃん、大丈夫?」
紬「うん…ちょっと風が冷たかったから…」
唯「…ちょっと待ってて!」
紬「え?唯ちゃん?」
唯ちゃんは突然校内に戻っていってしまった。どうしたんだろう、何か忘れ物でもしたのかな…
それにしても、まだ11月だというのに夕暮れの空気は思っていたよりも冷たい。
そろそろ手袋も用意した方がいいかな…そんなことを思っていると、不意に頬に温かいものが押し当てられた。
紬「きゃんっ!」
唯「あ、ごめーん…びっくりしちゃった?」
紬「う、ううん…ところで、それは…?」
唯ちゃんの手には、缶コーヒーが一本握られていた。
さっきはこれを押し当てたんだ…正直びっくりしたけど、すごくあったかくて、頬にはまだぬくもりが残っていた。
唯「自販機で買ってきたんだー!はいムギちゃん、どうぞ!」
紬「え…でも、唯ちゃんの分は?」
唯「買おうと思ったんだけど、お金足りなくってさー」
紬「じゃあ、お金渡すから買ってきて?」
唯「いいよいいよ、もう帰らなきゃ遅くなっちゃうし」
紬「でも…」
唯「いいからいいから!ほら、これはムギちゃんの!」
唯ちゃんは強引にコーヒーを握らせて、その手を優しく包みこんだ。その温かさに、思わずドキッとしてしまう。
唯「ムギちゃんは毎日おいしいお茶入れてくれるんだから、私にもコーヒーくらいはおごらせて?ね?」
紬「う…うん…」
私は唯ちゃんの笑顔に何も言い返せなくなって、ただ握られた手を見つめていた。
とても温かい、唯ちゃんの手。それは、私の手のひらにあるコーヒーよりもずっと優しい温かさだった。
唯「ムギちゃん?早く飲みなよー」
紬「う、うん!じゃあ…いただきます」
私がコーヒーを飲んでいるのを、唯ちゃんは嬉しそうに眺めていた…けど。
唯「はっくしょん!」
紬「ゆ、唯ちゃん?」
唯「あはは…私も体冷えちゃったかも」
そんな唯ちゃんを見て、私はあることを思い付く。
それは少し恥ずかしいけど…でも、唯ちゃんがこのまま震えているのは見たくない。
紬「唯ちゃん、どうぞ」
唯「え…?」
紬「飲んで?体あったまるから」
唯「でも、これはムギちゃんの…」
紬「もう私のなんだから、どうしたっていいでしょ?だから…ね?」
唯「ホントに…いいの?」
紬「うん♪さぁ、早く飲まなきゃ冷めちゃうわよ?」
唯「じゃ、じゃあ…ちょっとだけもらうね」
今度は私が唯ちゃんを眺める方になる。体があったまったからか、やっぱり唯ちゃんは嬉しそうだ。
紬「唯ちゃん、あったまった?」
唯「うん!あったまったよ!…あ、そういえばこれって間接キスだね」
紬「…そ、そう…だね…」
臆面もなくそんなことを言う唯ちゃん。恥ずかしく、ないのかな…私はこんなにドキドキしてるのに…
唯「ムギちゃん顔赤いね、そんなにあったまったんだ?」
紬「う…うん…」
唯「あ、もうこんな時間!早く帰ろう?」
そう言って、唯ちゃんは右手を差し出した。私は一瞬ためらったものの、おずおずとその手を握った。
紬「帰ろっか、唯ちゃん♪」
唯「うんっ♪」
もしかしたら、これから唯ちゃんと二人で帰る時は手袋はいらないかもしれないな。
だって唯ちゃんの手は、こんなにも私の手を温めてくれるんだから。
終わり
以上
久々に投下してみましたー
gj!
心の中がとても温まりました
やばい、かなり過疎ってきている
もっとネタを…
唯「――先週の日曜日、ムギちゃん、家にいなかったよね」
紬「う、うん。そうだけど、どうして?」
唯「……携帯繋がんなかったから、家に電話した」
紬「そ、そっかぁ」
「「……」」
唯「……どこ、行ってたの」
紬「たまたま外を歩いてたら、りっちゃんと会ったから」
唯「それで?」
紬「それでそのまま、遊んだの」
唯「……ふぅ〜ん」
紬「……」
紬「あ、あの」
唯「なに?」
紬「ごめんなさい……」
唯「……どうして?」
紬「唯ちゃん、何か用があったんでしょう?」
唯「……別に」
唯「それで?」
紬「え」
唯「りっちゃんと遊んで、楽しかった?」
紬「……」
紬「う、うん……」
唯「……」
唯「ふぅ〜ん……」
>>358に感化されて書いた
ムギも故意にはやってないにしろ、唯に反抗するみたいに律とかと遊んでたらちょっと萌える
唯「……」
紬「……クス」
そっぽを向く唯ちゃんを、私はそっと抱きしめた。唯ちゃんは驚いたように体を震わせる。
唯「……!?」
紬「どうして唯ちゃんは怒ってるの?」
唯「…別に、怒ってなんかないもん」
紬「そうかしら。私には拗ねてるように見えるけどな」
唯「ムギちゃん…」
紬「なあに?」
唯「ムギちゃんは、私といるよりりっちゃんといた方がいいの?」
紬「さぁ、どうかしら。二人とも一緒にいてとても楽しいけど」
唯「もう、ちゃんと答えてよー」
紬「どっちが上だなんて選べないわ。二人とも大事な友達だもん」
唯「そっか…」
紬「でもね唯ちゃん、私今とってもうれしいの」
唯「なんで…?」
紬「だって、唯ちゃんがこんなにご機嫌ななめってことはそれだけ私のこと好きってことでしょう?」
唯「そ…それは…あ、もしかしてムギちゃん、わざと…?」
紬「さぁ、どうかしら?」
唯「うー…ムギちゃんのばかっ」
紬「うふふ♪」
>>358に感化された
>>381に感化されて書いた
イイヨイイヨ-
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/13(金) 22:51:10 ID:NmH8dT/t
_
´ ` ヽ
ヾ ;,
ハ ハ , ,:
. /彡 、 ..|ミ、 i
/ vへ | ヽィ ノ
' == ミ i ノ
ヽ:::::: :::::: { j キマシタワーーー!!
" ワ ノ \
" ー― ":: ミ ハ
、 i rへ 「⌒Y / 丿
ハ j i j 〉¨¨´i /
|/ /¨¨' i l |"
>>381 唯のキャラ崩壊してるけど…嫉妬して若干キレ気味の唯が可愛いw
唯かっこよすぎワロタ
琴吹家の許嫁からムギ姫を強奪する唯王子
澪「ここは私たちが食い止める。二人はこのまま逃げろ!」
唯「でも…」
律「気にするな、あたしら仲間だろ?」
紬「りっちゃん…」
梓「どうか二人ともお幸せに」
唯「くっ…、すまない。皆の犠牲無駄にはしないよ!」
○
O
o
。
. --/´ ̄` 一‐- .
/ ,.イ 、 ヽ. \ ミ 、
/ イ | | ヽ. ヽ ヽ \
,ィ/ / ! 、{ \ ト、 ヽヽ
/ / / , |--、ヽ `>.{‐ミ、i ' '.
/ | , /斗―` ´⌒`ヽi ト. }.ハ
′ :| |′ { 、 ` ´、 ソ ! : !
i . l ,.ィ三ミ ム三ミ、 } ′ |
| !∧. | '´/i/i/ ' /i/i/ `| /:.:i |
| ヽ { ノィ.:.:. ||| なーんてね
|| :.:.ト /´ } .:.: |||
i | .:.:i `  ̄ `´ 从:.: ! ||
} ! .:ハ /|.:.:.:. | | {
|i| :|ヽ イ:.:|:.:.:.: l 从
}ハ| :| :.:i\ . イ:. |:.:.!.:.:.:.:..小.{
〃 .| :| :.:|:.:.:l > -- ´ |:.|:.: |:/| .:.:.:.:ハ ヽ.
/′ j! { :.:|:.:.:| l:ノ:.:./:.:|:.:.:.:.:. } }i
夢見るムギちゃん
OK
唯「ねぇ、ムギちゃん…」
紬「なあに唯ちゃん?」
唯「おっぱい触ってもいい?」
紬「!?」
唯「なんか見てたらマシュマロみたいにふわふわで美味しそうなんだもん」
紬「お、美味しくなんてないわよ」
唯「えー?ホントに??」
紬「本当よ」
唯「ホントにホントにホント?」
紬「本当に本当に本当よ。なんなら試しに…ハッ!?」
唯「にやり」
ニヤニヤするじゃないか
>>394 こう言うSSを見る時大抵電車に乗ってる俺って・・・
ニヤニヤした
律「澪ー、一緒に帰ろうぜー♪」
澪「ちょ、ちょっとしがみつくな!」
今日も澪ちゃんとりっちゃんの二人は仲良く一緒に帰っていく。
その姿はまるで恋人同士のようで、思わず私の頬は緩んでしまう。
憂「梓ちゃん、帰ろ♪」
梓「あ、うん!」
憂ちゃんと梓ちゃんも、楽しそうに話しながら部室を後にしていく。
わざわざ迎えに来るなんて、あの二人もとっても仲良しなんだなぁ…私の頬はさらに緩む。
やっぱり、恋は必ずしも男女だけで成立するものではないと思う。女の子同士でも恋はできる!これが私の持論だ。
でも…皆にとってそれは変なのだろうか。
皆はただ友達として付き合っているだけなのに、それを恋愛とみなしてしまう自分は、やっぱり変なのだろうか…
唯「ねぇねぇ、ムギちゃんってばぁ」
ふと気付くと、私は唯ちゃんに肩を揺らされていた。
唯ちゃんは怪訝そうに私を見つめている。
紬「あ…ごめんなさい、なあに?」
唯「もう帰ろう?皆帰っちゃったよ」
紬「うん…そうね」
そういえば…唯ちゃんはどうなんだろう。恋をしたことはあるのだろうか。
本人はそういう話はあまりしないけど、もしかしたら…私は気になって、聞いてみることにした。
紬「ねぇ唯ちゃん…恋したこと、ある?」
唯「えぇ!?な、なあにいきなり?」
私の質問に、唯ちゃんは驚いたような素振りを見せた。
無理もないか、私からこんな話を振るなんて今までなかったし。
紬「唯ちゃんはかわいいし、今まで誰かに好きっていわれたことあるんじゃない?」
唯「やだなぁ、ないよそんなのー!私なんか全然モテないって!」
紬「そう…なんだ」
唯ちゃんの答えに、安心している自分がいた。
よかった。唯ちゃんも私と同じなんだ…
唯「でも、なんでそんなこと聞くの?」
紬「うん、ちょっと…あ、もう一つ聞いていいかしら?」
唯「なに?」
紬「唯ちゃんは…お、女の子同士で…その…」
唯「女の子同士で…なに?」
紬「れ…恋愛するのって、どう思う?」
唯「へ?」
唯ちゃんはぽかーんと口を開けて私を見た。
ああ、何を聞いちゃったんだろう私…やっぱり、聞かない方がよかったかな。
紬「ご、ごめんなさい、聞かなかったことに…」
唯「そうだなぁ…私はなかなか難しいと思うな。」
紬「え…」
唯ちゃんの言葉は私にとって思いがけないものだった。
唯ちゃんなら、ありだよ〜って、軽く受け入れてくれるものだと思っていたのだ。
紬「ど、どうして?」
唯「やっぱり女の子同士だと友達っていうのが普通だよー」
紬「でも、女の子同士でも好きにはなるでしょ?」
唯「好きにはなるだろうけど…ドキドキしたりはしないと思うんだよねー
澪ちゃんやりっちゃんだって多分一緒にいてドキドキしたりはしないと思うよ」
紬「そ、そっか…」
確かに…いくら仲がよくても、互いに意識をすることがなければ恋愛とは呼べないはずだ。
なんだか唯ちゃんの話を聞いているうちに、自信がなくなってしまった。やっぱり私の考え方、変なのかな…
そんなことを考えていると、不意に唯ちゃんの顔が目の前にあることに気がついた。
唯「でもね」
紬「な…なに?」
唯「私はムギちゃん見てるとドキドキするよ?」
紬「え…?そ、それどういう…」
唯「もう、ムギちゃんったら…こういうことだよ」
次の瞬間、私は唯ちゃんに抱きしめられていた。
唯ちゃんの柔らかい感触が、制服ごしに私の体を包みこむ。
私は何が起きているのか、すぐには理解できなかった。
紬「あ…えっと、ゆ、唯ちゃん?これ、一体…」
唯「私はムギちゃんにならできるってことだよ」
紬「な、何を?私、よく…」
唯「だから…恋だよ」
恋ができる。唯ちゃんは確かにそう言った。それを誰に?私だ。
つまりこれは…唯ちゃんにこ、ここ…告白されたってこと…!?
紬「こ、恋って…えぇ!?」
唯「私、ムギちゃんと一緒にいると楽しいし落ち着くし、それに…」
紬「それに…?」
唯「ムギちゃんのこと…だ、大好きだから」
紬「……」カーッ…
大好き。
この一言だけで、私は頭が沸騰しそうに熱くなるのを感じた。
唯「ムギちゃん!?顔真っ赤だよ!大丈夫?」
紬「う、うん…でもさっき唯ちゃん、女の子同士は難しいって」
唯「それはあくまで普通はってことで、私は別だよ!」
紬「どうして?」
唯「だって私、ムギちゃんのことすごく好きだから」
紬「……」カーッ…
唯「ムギちゃん?」
紬「ご、ごめんなさい…私、こんなに一度に好き好き言われるの、初めてだから」
唯「あははー、大丈夫、そのうち慣れるよ!それで…ムギちゃんはどう?」
紬「どうって?」
唯「私と恋できる?」
紬「できるも何も…もうしちゃったわ」
唯「そっか…ねぇムギちゃん、ちょっといい?」
紬「え?なに…」
唯「大好きだよっ♪チュッ」
頬に押し当てられた柔らかい感触が唯ちゃんの唇だとわかるまで、10秒ほどかかっただろうか。
それがわかった瞬間、私は何も言えなくなってしまう。
紬「ゆ…ゆゆ…」
唯「えへへー♪ムギちゃんっ♪」
唯ちゃんに抱きしめられながら、私は思った。
…しばらくは、唯ちゃんと一緒にいる時のドキドキは消えそうにないや。
fin
てなわけで書いてみましたー
GJ
/ l .| .|
__ | __ | | __ |
l ヽ. | | | |
. | __| | __ | |^)_ | ,-、
_ | | | | .|ノ |. i ヽ
i'i. ヽ. -‐、 ! !-! ‐- ヽ. 〉、 l
/ _ ノ.ヽ. `' (ノo(ヽο/ ヽノ (ノ |
ヽ. ,`ヽ,ソ )ノ ノ/o |
\ ' / / l ()ヽ l
ヽ. ' | (⌒ヽ |
ヽ. | しノ /
ヽ l /
最低だ・・・・・・・・俺って
お
誰かネタを…
俺の部屋のあまりの寒さに普段色々紬からもらってばっかで
これじゃいけないと思い立った唯が憂に教わりながら
手編みの手袋やマフラーを紬にプレゼントしてあげると良いんじゃないかなと思った
ある日、放課後の部室で、唯ちゃんが私に紙袋を差し出した。
唯「ムギちゃん、はいこれ!プレゼントだよっ♪」
紬「え?そんな、理由もないのにもらえないわよ!」
唯「私だって理由もないけどいつもムギちゃんからお菓子とかお茶とかもらってるよ?だから、受け取って!」
紬「唯ちゃん…じゃあ…いただくわね」
唯「開けてみて!」
紙袋を開けると、そこには淡いピンクのマフラーが入っていた。
紬「わぁ…これ、もしかして唯ちゃんが?」
唯「憂に教えてもらって編んだんだ〜♪ちょっと失敗しちゃったとこもあるけど…」
紬「ううん、とっても上手に出来てるわ♪ありがとう、唯ちゃん」
唯「えへへー…照れるなぁ」
紬「さっそく着けてみていい?」
唯「うん!着けて着けてー♪」
紬「わぁ、すごくあったかい♪」
唯「ホント!?よかったー♪」
紬「…そうだ、試しに唯ちゃんも着けてみて?」
唯「え、でも」
紬「せっかく作ってくれたんだから、着け心地わかった方がいいでしょ?…はい」
唯「うん…わ、ホントにあったかいやー。ムギちゃんが着けてたからかな?」
紬「うん、そうかも♪」
唯「そうだ…へへへ」
唯ちゃんはニヤリと微笑むと、マフラーを半分ほど外して私に巻いた。
さっきよりも温かいのは、唯ちゃんのぬくもりのおかげだろうか。
紬「わ…唯ちゃん?」
唯「前、憂にもしてあげたんだ〜どう?」
紬「…うん、とってもあったかいわ♪」
唯「そうだ、今度からこうやって帰ろうか♪」
紬「えぇ…ちょっと恥ずかしいかも」
唯「大丈夫だよ〜♪あったかければ気にならないって!」
紬「…うん、そうだねー♪」
唯「あったかあったか♪」
紬「あったかあったか♪」
おしまい
>>406から思い付いて書いてみました
この二人はホンマ癒されるわ〜
確かにそう見えるw
これは買わないといけないかな
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 19:11:02 ID:x+RkMw6G
定期保守
癒しを求めて三千里…此処に辿りつきますた…
>>413 ようこそ、癒しの里へ
ここに来られた貴方はとても運がいい
>>413 よくきたね、過去ログでも見てゆっくりしていくといい
唯→紬の失恋物が大好きな僕は、このスレでは異端ですかね・・・
「だから女の子同士じゃ子供はできないってムギちゃん.」
「やってみなけりゃ分かりません」
仮にできたとして
どちらが生むのだろう?
キーンコーンカーンコーン…
部活の始まりを告げるチャイムが鳴った。いつもならお茶を飲んで、色々な話をしている時間だ。
でも、その日の部室にはいつもの紅茶の香りは漂っていないし、美味しいお菓子もそのテーブルの上には並んでいなかった。
というのは…
律「ムギ、遅いなぁ…お茶飲まないとやる気出ないぜー…」
澪「いつもならとっくに来てるのに…どうしたんだろう」
唯「……」
いつまで経ってもムギちゃんが部活にやってこない。掃除当番だっていうのは聞いていたけど、それにしたって遅すぎる。
メールを送っても返事はないし、一体どうしたんだろう…
梓「そうだ、迎えに行ってみませんか?もしかしたら掃除が長引いてるのかも」
律「そうだな、じゃあ皆で…」
唯「あ、私が行くよ!大人数で行くのもなんだし」
澪「それもそうだな…じゃあ唯、頼むな」
律「寄り道すんなよー?」
唯「しないよー!それじゃ行ってくるね!」
私は急ぎ足で部室を後にすると、階段を一段飛ばしで駆け降りた。
憂に見られたら、危ないよ!と叱られてしまいそうだけど…でもそんなことは気にならなかった。
一刻も早く、ムギちゃんに会いたかったから。
薄暗い廊下を駆け抜けて、私は自分の教室へとやってきた。
確かムギちゃんは教室の掃除当番だったはずだ。中を確認するべく扉に手を掛けた、その時――
「私…琴吹先輩のことが好きなんです!」
知らない子の声が聞こえてきた。
私はとっさに手を引っ込めた。
琴吹先輩って…ムギちゃんのことだよね…ムギちゃんを好きって…え?嘘、嘘…
私の頭は真っ白になる。そのまま扉の前に立ちすくんでいると、今度はムギちゃんの声が聞こえてきた。
紬「え、えっと…どういうこと?」
「今言った通りです!私、先輩のことが好きなんです。だから…付き合ってください」
紬「い、いきなりそんなこと言われても…」
「お願いします!」
紬「え、えっと…」
ムギちゃんは黙り込んでしまった。何か返事をするのに迷っているようだった。
それってつまり…付き合ってもいいかもって思ってる…?
そう考えたとたんに、胸に鋭い痛みが走った。
紬「私…」
気付くと私は走り出していた。ムギちゃんの言葉の続きを聞く勇気は、私にはなかった。
結局その日、私はそのまま家に帰った。その時の自分の顔は、皆には絶対に見られたくなかったから。
唯「はっくしょん!」
憂「38度…今日は休まなきゃだめだね」
翌日、私は風邪を引いた。当たり前といえば当たり前だ。
カバンやギターはもちろん、マフラーも手袋も着けず、北風に吹かれて帰ってきたんだから。
憂「お姉ちゃん、昨日何があったの?律さんたちも心配して電話くれたんだよ?」
唯「…なんでもない」
憂「もう…じゃあ私は学校行くから、ゆっくり寝てなよ?」
唯「うん…」
憂が出ていくと、私はぼんやりと天井を見つめた。
…あの後ムギちゃんは、OKしたのかな。…したんだろうな。ムギちゃん、女の子同士で仲良くするのはいいことだって言ってたし。
不意に視界が潤んだ。私、どうして泣いてるんだろう…ムギちゃんが告白されたのが、そんなにショックだったのかな。
…違う。もちろんショックだったっていうのもあるけど、本当は…
唯「うぅ…ズズ…ムギちゃん…やだよぉ…」
本当は…ムギちゃんが誰かと付き合うのが嫌なんだ。だって私は、ムギちゃんのことが…
紬「なにが嫌なの?」
唯「きゃっ…!?」
突然、私の視界にムギちゃんの顔が現れた。
私は心臓が止まるんじゃないかというくらいに驚いて、何も言えずにその笑顔を見つめた。
紬「唯ちゃん、具合はどう?」
唯「あ…だ、大じょ…はっくしょん!」
紬「大丈夫じゃないみたいね?はい、鼻かんで?」
唯「ズズ…ムギちゃん、どうして…?学校は?」
紬「私もお休みしちゃった♪唯ちゃんが心配だったから」
唯「な、なんで…?」
紬「なんでって…お友達のことを心配するのは当たり前でしょ?」
唯「……」
ムギちゃんの微笑みを見ていると、また胸が痛くなった。
こんな風に優しくされても、全然嬉しくない…だってもうムギちゃんは、あの子と付き合ってるんだから…
しばらく、二人を沈黙が包んだ。その間、私はムギちゃんに背を向けてベッドに横たわっていた。
しばらくして、ムギちゃんは静かに口を開いた。
紬「唯ちゃん、私ね?」
唯「……?」
紬「昨日後輩の子に…好きって言われたの」
唯「……!」
ムギちゃんの言葉に、私は思わず体を起こした。それでも必死に平静を保ってムギちゃんに言う。
唯「…へぇ、よかったね。それで、なんていう子なの?」
紬「…知らないの」
唯「え?知らないって…?」
紬「だって私…断っちゃったから」
唯「な…え?だってムギちゃん、あの時迷って…」
紬「やっぱり唯ちゃんだったんだ。誰かが教室の前にいたような気がしたからもしかして…って思ってたんだけど」
唯「気付いてたんだ…ごめんなさい。盗み聞きしちゃって…」
紬「いいの。なかなか言わなかったのはね、知り合いには聞かれたくなかったからなの」
唯「なにを…?」
紬「私に好きな人がいるってこと」
唯「え…」
紬「さぁ、その人は誰でしょう?」
ムギちゃんの好きな人。一体誰だろう。澪ちゃん?りっちゃん?あずにゃん?それとも、クラスの誰か?それとも…
紬「時間切れ♪正解は…」
唯「あ…」
ムギちゃんは、私の体をぎゅっと抱きしめた。
私の熱っぽい体を、日だまりのような温かさが包み込んだ。
紬「唯ちゃんでしたー♪」
唯「む…ムギちゃん?な、なんで…?冗談でしょ?」
紬「冗談なんかじゃないわよ?私は唯ちゃんのこと大好きよ?」
唯「う、うそ…だって、だってムギちゃ…はっくしょん!うぅ…」
紬「大丈夫?はい」
再びティッシュで鼻を噛む私を見ながら、ムギちゃんは言う。
紬「ねぇ…唯ちゃん?」
紬「私はホントに唯ちゃんのこと、大好きよ?
いつも美味しそうにお菓子食べてくれるところとか、
のんびりしてるところとか、ギターの練習ちゃんと頑張ってるところとか」
唯「……」
紬「ねぇ、唯ちゃんは私のこと、好き?」
唯「それは…」
正直、嬉しかった。ムギちゃんに好きって言われることが、とても嬉しかった。
唯「私も…好き」
紬「…ありがとう唯ちゃん。じゃあ、私の恋人になってくれる?」
唯「う…うん…でもホントに私なんかでいいの?もっとかわいい子が…むぎゅ」
ムギちゃんは私を強く抱きしめた。その胸に顔を埋めると、なんだかいい匂いがした。
紬「問答無用♪私は唯ちゃんがいいの!わかった?」
唯「…うん」
紬「じゃあ決まり♪今日から唯ちゃんは私の恋人ね♪」
唯「う…うん」
紬「じゃあ早く風邪を治して一緒に学校に行きましょう?というわけで…はい♪」
ムギちゃんは鍋を私に差し出した。中身はおかゆ。どうやら憂が作ってくれておいたものらしい。
唯「これを…どうするの?」
紬「朝ごはんまだでしょ、栄養つけなきゃだから…はい♪」
ムギちゃんはスプーンにおかゆを一口取って、私の口に差し出した。
唯「いいよぉ、自分で食べられ…むぐ」
紬「さぁ、いっぱい食べて早く元気になってね、唯ちゃん♪」
唯「んぐぐ…っくしょん!」
紬「きゃあ!」
唯「ご、ごめん!」
紬「ぷっ…あはははは…」
唯「む、ムギちゃん?」
紬「私、おかゆだらけね♪」
唯「あはは…ホントだね」
紬「あ、唯ちゃんも口の周りに…あはははは!」
唯「え?ホントだ…ぷふふ、あはははは!」
――こうして、私たちは恋人になった。これからよろしくね、ムギちゃん♪
――――――
夕方
憂「ただいまお姉ちゃ…あ、寝てる…ってなんでごはんつぶだらけなの!?紬さんまで!!
終わり
失恋ものにしようと思ったのに、気付いたらくっついてた…
片思いが報われる瞬間って良いよね。最高だよね。
唯の片思いなんて上手く想像出来なかったけど、かなりツボに入ったw
>>425 GJ シリアスもいいけどハッピーエンドが一番!
おお…これは禿しくGJ!
失恋物だったら俺三日は寝込んでたわ
ハッピーエンド最高
*
「はい唯ちゃん特別のケーキよ、誕生日だもの」
「ムギちゃん?」
「ゆっくり舐め取って下さい」
「んふふ、じゃあ遠慮なく、頂きますっ!!」
その日の朝、私はいつもより遅く家を出た。
それは寝坊をしたわけじゃない。、ある人と一緒に登校するためだ。その人というのは…
紬「あ…来た」
駅の前でしばらく待っていると、のんびりと歩いてくる唯ちゃんの姿が見えた。
よかった、今日は憂ちゃんは一緒じゃないみたいだ。
紬「唯ちゃん、おはよう♪」
唯「あ、ムギちゃん!おはよー♪」
紬「今日は一人?」
唯「うん、憂は後から来ると思うー」
紬「そうなんだー…」
ということは、あまりもたもたしていられない。
いや、別に憂ちゃんがいてもいいんだけど、これからすることを見られるのはなんていうか…恥ずかしい。
唯「ムギちゃーん」
紬「なっなに?」
唯「今朝はいつもよりあったかいねー」
紬「そ…そうかしら。私は寒いと思うけど」
唯「そう?ムギちゃんは寒がりなんだねぇ」
まぁ、確かに暖かいとは思うけど…それに同意するわけにはいかない。
してしまうと、これから渡すものを喜んでもらえないかもしれないから。
紬「…あの、唯ちゃん」
唯「んー?」
紬「きょ、今日のお誕生会、楽しみね」
唯「うん!ところでムギちゃん、例のブツはございますでしょうか…?」
紬「もちろん!ケーキ、とっておきのを用意するわ!お菓子もたくさん!」
唯「ありがとムギちゃ〜ん♪」
って、そうじゃなくて…私は意を決して、唯ちゃんに向き直った。
紬「ゆ、唯ちゃん!」
唯「ん?どしたの?」
紬「こ…これ!」
私はカバンから袋を取り出すと、唯ちゃんに差し出した。
唯ちゃんは面食らったような表情で、それを受け取った。よかった、渡せた…
唯「なあに?これ」
紬「皆より一足早いけど…唯ちゃん、お誕生日おめでとう。私からのプレゼントです」
唯「え…あ、ありがとうムギちゃん!」
紬「開けてみて?」
唯「うん、じゃあ……わぁ、かわいい!」
私からの唯ちゃんへの誕生日プレゼント、それは…自分で編んだ毛糸の帽子だ。
喜んでくれるかどうか不安だったけど…どうやらその心配は杞憂に終わりそうだ。
だって唯ちゃんは、真っ先に被ってくれているから。
唯「えへへ…似合うかな」
紬「うん…とっても」
唯「これもしかして、ムギちゃんが編んでくれたの?」
紬「ホントはマフラーとかセーターにしようと思ったんだけど、時間がなくて…」
唯「そうだったんだ…ありがとムギちゃん。これすっごく被り心地がいいよ!」
紬「そっか…よかったわ。気にいってもらえたみたいで」
唯「えへへ〜ムギちゃん帽子〜♪これで今年の冬は安心だ〜♪」
私の作った帽子を被って笑う唯ちゃんは、とても魅力的な笑顔を私に向ける。
こんな笑顔が見られるなんて…がんばってよかったかな。
唯「おっとっと前が…あはは、ちょこ〜っとだけサイズ大きいかも」
紬「ご、ごめんなさい!す、すぐに編みなおして…」
唯「いいよいいよ!どうせすぐ大きくなるから!」
紬「え…そう?」
子供ならまだしも、高校生以降で頭のサイズはそんなに変わるのかなぁ…と気にはなったけど、まぁ、いいか♪
ちょっと大きめの方がかわいいし…
唯「ムギちゃん、こんなかわいい帽子くれてホントにありがと♪一生大事にするよ!」
紬「こ、こちらこそありがとう…そんなに大事にしてくれるなら、私もうれしいわ♪」
唯「帽子だけじゃないよ?私、ムギちゃんも一生大事にする!」
紬「え!そ、それって…えぇぇ…」
い、今のはまさか…そういうこと!?
いや、ただ単に友達としてとか、そういう意味なんだろうけど…でも、それでも…
紬「…ふふっ♪」
唯「ムギちゃん、なんかうれしそうだね♪なんでー?」
紬「うん…プレゼント、ちゃんと渡せてよかったなって」
唯「そっか♪」
紬「あ、早く学校行かなくちゃ!誕生日に遅刻したら大変!」
唯「うん!じゃ急いで行こうムギちゃん!」
紬「きゃっ…?」
唯ちゃんは不意に私の手を掴むと、勢いよく走り出した。このドキドキは、走ってるからなのか、それとも…
まぁ、どちらでもいいかな。だって今私は、こんなにも幸せなんだから。
おしまい♪
-―――-
, :.´: : : : : : : : : : : : ::`ヽ
//: : /',: : : : : : : : 、: : : : :.\
、___/: /\/ ヽ : : : : {`ヽ::.',: : : : : :'.,
`フ: ::|\/⌒ ',: : : : l\:.:. |.:i : : : : :::.
i/:.:.|: :.} レ' \| ヽ|/: : i: :.ヽ i
/: : :.',:.:i h h }: | : :|: : :|::|
,′i: : ヽ| U U |: i :.:.|): :.レ'
i:.:.:.|: : : ', ""レ': : :|: : : :i
|: :.:|: :.::ハ "" r┐ ',:.:.:. |: : :.:′
ヾ:∧./: :人 ヽ イ:.: :/:∧/
ノヽ._ノヽ∩_ノヽノ >‐ ―‐<´ .|ル'V
/-=≡ ≡≡≡ ≡=-{\ ヽ/ / `ヽ
}.: :: :: :: :: ::: ::: ::: :: :: :..}/ ヽ. // }
{-========-{ / /
r人________ノ_へ._/ ′
ヽ_ノ ̄ ̄  ̄ ̄.>代__ ノ ` /
 ̄`ー―― ´ | \ / ヽ
紬→唯派と、唯→紬派って、どっちが多いんだろう
yes
>>437 俺も唯紬
どっかのSSの、ムギに嫉妬しまくりの唯に萌え死んだ
ぎゅっぎゅ♪
むきゅむきゅ
トコトコ
紬(あ、唯ちゃん来た…そうだ、寝たふりしちゃえ♪)
ガチャ
唯「ちわー、平沢ですー…あれ、ムギちゃん寝てる?せっかくサブちゃんの物まねしたのにぃ」
紬(サブ…?ふふふ、まぁいいや、近くに来たら脅かしちゃおっと)
唯「…寝てるんだぁー…そっかー…じゃあ、ちゅーしちゃお!」
紬(ええっ!?)
唯「ムギちゃんちゅー♪」
紬「ちょ、ちょ唯ちゃ…」
チュッ
紬「……///」
唯「あれ、ムギちゃん起きてたんだねぇ?」ニヤニヤ
紬「負けました…」
物真似フイタ(笑)
446 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 02:13:36 ID:8MEA/exB
>>444 紬は攻められると弱い
もうこれが自分の中で常識化しつつある
スマン、あげちまった
唯は付き合い始めは、それこそ澪みたいに照れまくって耳まで真っ赤にして、しばらくムギの顔もあんま見れない感じになりそう。
でもいざ覚悟決めて、手繋いだりフレンチキスしたりするのは唯からって感じがする。
まぁ総括すると、唯が意外とヘタレだったら萌えるよね、って話。
y
ほす
前略、私こと秋山澪は、授業中に退屈して校庭を眺めていました。
唯たちのクラスの今日の体育はソフトボールのようです。
律「行くぜー唯!ていっ!」
唯「来いりっちゃ…へぶっ!」ガツン!
律の投じたボールは唯の腰を直撃、唯は倒れました。大丈夫かな、と思った矢先…
紬「唯ちゃん大丈夫!?ゆ…許すまじりっちゃん!でいやっ!!」
律「ちょ、ムギ!?う、目にゴミがっ…」ゴシュッ…
ムギがバットで打ったボールは律の額を直撃、律は保健室まで運ばれていった。果たして無事だろうか…
紬「唯ちゃん、大丈夫?」
唯「いてて…あぅ、足ねんざしちゃった…ムギちゃん、おんぶしてー」
紬「合点承知!唯ちゃん、保健室に行きましょう!」
今、どのようにすれば足をねんざするのか甚だ疑問ではあるけれど、ムギは唯をおぶって校舎へと入って行った。
唯「えへへ…ムギちゃんいい匂いがするねー♪」
紬「あら、唯ちゃんたら汗の匂いが好きだなんて意外とマニアックなのね?じゃあ保健室でもっと汗をかきましょう♪」
唯「やだ、ムギちゃんたらー♪」
あはは、うふふ…
――私は静かにノートを開いた。…ふふ、今日はいい歌詞が浮かびそうだ。
ゴシュwwww
メジャーかよwww
ムギの性格が改変されてるww
どこから突っ込んでいいやらwww
でも、面白いwww
お前らのことだからチェック済みだろうけど
最近百合板の方で良質な唯紬SSが多いぞ
紬「なにがゴシュだ!コスしろコラァァ!!」
こんにちは、琴吹紬です!突然ですが私たち、一緒に暮らすことになりました!
とはいっても、唯ちゃんのご両親が出張とその付き添い、憂ちゃんが友達の家に泊まりに行く1日だけですが…
唯「こうやって私の家で二人きりになるのって不思議だよねー」
紬「そうね、でも将来的には不思議じゃなくなるかも」
唯「え、それって一緒に暮らすってこと?」
紬「ふふふ、どうかしら♪」
唯「もう、ムギちゃんったらぁ」
紬「唯ちゃん、早くご飯食べないと冷めちゃうわよ?あーん」
唯「あーん…うん、おいしい!」
紬「なんだか新婚みたいね♪」
唯「そうだねー♪…ねぇムギちゃん、私のこと好き?」
紬「もちろん!大好きよ」
唯「えへへ…私もムギちゃん大好き。…あ、もうこんな時間!ムギちゃん、食べ終わったら先にお風呂入っちゃっていいよ?」
紬「あら、一緒に入ればいいんじゃない?」
唯「えぇっ!は、恥ずかしいよ…」
紬「ふふっ…唯ちゃんが照れるなんてこともあるのね」
唯「うぅ…ムギちゃんのいじわる!」
紬「わぁ、唯ちゃんが怒ったー♪」
このあと、私たちが一緒にお風呂に入ったかどうかは…内緒です♪
甘甘だなぁ
なんか紬って常に余裕綽々だから、たまには心乱すところ見てみたいな
もちろんシリアスな意味でな
唯と紬じゃどちらが冷静を保てるかというと二人の性格からして紬だからなぁ
唯「ムギちゃん、一緒に部室行こっ♪」
今日も部活の時間になると、無邪気な笑顔を浮かべた唯ちゃんが私の元にやってきた。
不思議なもので、その笑顔を目にしたとたんに、一日の疲れが消えてしまう。
これは、いわゆる癒し効果っていうのかな?
紬「うん、行きましょ♪…あれ、りっちゃんは?」
唯「澪ちゃんのとこに行ったよー。先に行ってていいって」
それを聞いて、私はうれしくなる。わずかな時間だけど、唯ちゃんと二人になれる…ちょっぴり皆に罪悪感を感じるけど。
唯「ところで、今日のお菓子はなあに?」
紬「さぁ、なんでしょう?」
唯「うーん…シュークリーム!」
紬「正解♪唯ちゃんすごい!」
唯「えへへー♪それほどでも〜」
こんな風に唯ちゃんとなんでもない会話をしながら部室に向かうのは、本当に楽しい。
それは短くて、ゆっくりと噛みしめている暇もないけれど――私にとっては、とても幸せな一時だ。
だから、贅沢を言ったらきっとバチが当たるよね。もっとこんな時間が増えたらいいな、なんて…
律「よし!今日はこれにて解散!」
りっちゃんの言葉を合図に、軽音部の皆はそれぞれ帰りの準備を始める。
楽しい学校生活の中で唯一、この時間は苦手だった。
ほんの短い時間だけど、皆とお別れしなきゃいけないから。唯ちゃんの顔を、見られなくなるから…
唯「ムギちゃん」
紬「な、なあに?」
唯「今日さ、一緒に帰らない?」
紬「え…ど、どうして?」
唯「澪ちゃんたち、楽器屋さんに行くらしいんだけどね?私、家の用事ですぐ帰らないとなんだ。
ムギちゃんも電車の時間あるし、あまり寄り道できないでしょ?だから一緒に帰ろうかなって。平気?」
紬「あ…うん。大丈夫…」
唯「じゃあ決まりだね!えへへ♪」
紬「う、うん…」
唯ちゃんと一緒に帰る…。何を話したらいいんだろう。
私はうれしさと不安感が混じったような、なんとも言えない気持ちになっていた。
唯「うぅ、寒いねー」
紬「うん…寒いね」
私と唯ちゃんは、北風の吹き抜ける道を並んで歩いていた。
この季節になると、暗くなるのも早い。あちこちの家に飾られたクリスマスのイルミネーションが、幻想的な光を放っていた。
唯「りっちゃんたち、楽器屋さんについてる頃かなー」
紬「うん…そろそろかもね」
唯「あ、一番星見ーつけた!…一番でもないか。あはは」
紬「あはは…」
ダメだ。上手く会話ができない…学校じゃ普通に話せるのに、どうしてこんなにぎこちなくなっちゃうんだろう…
唯「ムーギーちゃん♪」
紬「な…ひゃあっ」
唯ちゃんは両手で私の頬を挟んでいた。手袋の柔らかい感触が、私を優しく包んだ。
唯「えへへ、あったかいでしょ。ぶーくろちゃん」
紬「う…うん。あったかい」
唯「…ねぇ、ムギちゃん」
紬「な、なあに?」
唯ちゃんは、まっすぐな眼差しで私を見つめた。
その瞳はどこか愁いを帯びていて、私は思わずドキッとしてしまう。
唯「私と一緒にいるの…どう思ってる?」
紬「え…?」
唯「楽しい?それとも、つまんない?」
紬「それは…もちろん、楽しいわよ?」
唯「…そっか」
唯ちゃんは私の顔から手を離すと、くるりと背を向けた。
その背中は、なんだかいつもより小さく見えた。
唯「実はね、今日用事があるっていうの嘘なんだ」
紬「え…嘘?」
唯「うん、嘘」
紬「どうしてそんな…」
唯「…ムギちゃんと一緒に帰りたかったからだよ」
紬「えっ…?」
私は、唯ちゃんの背中をじっと見つめた。唯ちゃんはそのまま続ける。
唯「私もムギちゃんと一緒にいるの、すっごく楽しいから…
だから、もっと二人きりでいたいなって思ったの」
紬「唯ちゃん…」
唯「でも…やっぱりダメかも。私たちは、軽音部で一緒にいるから楽しいのかもね」
紬「そ…それは…」
何も言い返せなかった。実際、今の私はいつものように楽しめてはいなかったから。
唯「さ、早く帰ろ?遅くなっちゃう」
私たちはお互い、学校とか、軽音部っていう枠組みがあるからこそ幸せな関係でいられるのかもしれない…
紬「…うん」
やっぱり、今以上を望んじゃいけないのかな。贅沢を言っちゃ、いけないのかな…
唯「うぅ、寒いなぁ…」
紬「そんなこと…ない
唯「えー?寒いでしょー?」
紬「唯ちゃん…私たち、もっと一緒にいたっていいと思う」
唯「……!」
唯「…どうしてそう思うの?」
紬「だって…だって私は…」
唯「……?」
紬「唯ちゃんのこと、好きだから」
私は、唯ちゃんを抱きしめた。その小さな背中は一瞬震えたけれど、静かに私を受け入れてくれた。
唯「……」
紬「私、唯ちゃんのことが好きだから…一緒にいたいの」
唯「……」
こんな簡単なことにどうして今まで気付かなかったんだろう。
この気持ちは、贅沢とか、そういうことじゃない。
ただ唯ちゃんのことが好きだから、もっとそばにいたいって感じるんだ。
唯「…多分私も、ムギちゃんとおんなじだと思う」
紬「じゃあ、もっと一緒にいよう?もっと二人で…」
唯「でも…やっぱり私たちは今までのままでいた方がいいよ」
紬「ど、どうして…きゃ」
唯ちゃんはするりと私の腕をすり抜けて、また手袋で私の頬を挟んだ。
紬「ゆ…」
唯「ムギちゃん、私のこと好きって言ってくれたよね」
紬「…うん」
唯「それで…どう、したい?」
紬「だ、だから…もっと一緒に…」
唯「私と一緒にいて…どうなりたいの?」
紬「それは…」
答えは簡単だ。お互いに想い合うひとと一緒にいる間柄。それは――
紬「恋人…だよ。私、唯ちゃんの恋人になりたい」
そう言うと、唯ちゃんは照れくさそうに微笑んだ。でもその笑顔は、どこか辛そうで、今にも崩れ落ちてしまいそうな、そんな危うさを漂わせていた。
唯「私もだよ。私も、ムギちゃんと恋人になりたい」
紬「じゃあなろう?両想いなんだから、それでいいじゃない!」
唯「ダメなんだよ。ムギちゃん」
唯ちゃんは私から離れた。今まで唯ちゃんが触れていた頬からぬくもりが消えて、恐ろしく冷たくなっていく気がした。
紬「どうして?どうしてダメなの…?」
唯「…だってね、ムギちゃん。私たちは、軽音部員なんだよ。りっちゃんや澪ちゃん、あずにゃんとおんなじ、軽音部員なの。
誰かを特別に好きになっちゃダメなんだよ」
紬「そんなことない!りっちゃんと澪ちゃんだってよく仲良くしてるし、唯ちゃんだって梓ちゃんに抱きついたりしてるじゃない!」
唯「りっちゃんと澪ちゃんは、幼なじみでしょ?私とあずにゃんは、先輩と後輩。恋してるわけじゃないよ」
紬「でも…でも…」
唯ちゃんは間違ってる。幼なじみだろうと先輩後輩だろうと、お互いが好きだってことは変わらない。
その度合いが強いか弱いか、ただそれだけのことじゃない。特別なことなんかじゃないよ…
でも私は、それを口に出すことをしなかった。いや、正確にはできなかったのかもしれない…
唯「…ごめんムギちゃん、私先に行くね。また明日」
紬「あ…」
一瞬見えた唯ちゃんの頬には、一筋、光るものがあった。
今すぐ駆け寄って、抱きしめてあげなきゃ。もう一度、好きだって言わなきゃ…
今それをしなかったら、明日になったら、もう今のまま、何も変わることはない。なんとなく、そんな気がしていた。
でも…頭ではわかっているのに、足が動かなかった。
――ダメなんだよ。ムギちゃん
紬「う……うぅ…」
その言葉を思い出すと、自然と涙が溢れ出た。唯ちゃんの言葉は、私の心に深く突き刺さっていた。
唯ちゃんの私に対する拒絶。それは、唯ちゃんの優しさで、冷たさで、強さで、弱さで…
一つ言えるのは、確かに私のことを想ってくれてるってこと。
だったら…私も、選ぼう。唯ちゃんと笑い合える、幸せな時間を過ごせるような、そんな道を。
紬「ありがとう…唯ちゃん」
誰もいない道でそっと呟いて、私はゆっくりと歩き出した。
唯ちゃんの想いを、唯ちゃんへの想いを、そっと胸に抱いて。
おわり
長文失礼
終わりだと?俺は続きがあると見たね
切ない。・゚・(ノД`)・゚・。
俺も続き希望
これは超大作の序章に過ぎない!
あと500レス余ってるから大丈夫だな
紬「はぁ…」
私は情けないため息をつきながら、いつものように部室へと向かっていた。体調はいつものように、とはいかないけど…
――結局、昨日は一睡もできなかった。
私の選択は正しかったのか、それとも間違っていたのか…答えの出ない問題をあれこれと考えているうちに、夜が明けてしまったのだ。
なんでこんなにモヤモヤするんだろう…唯ちゃんのこと、きっぱりと諦めたはずなのに。
紬「はぁ…」
唯「なにため息ついてるのー?」
紬「えっ…!?あ、ゆ、唯ちゃん!?」
突然私の眼前に、不思議そうな表情の唯ちゃんの顔が現れた。私は思わず飛び退いてしまう。
唯「もう、先に行っちゃうなんてひどいよムギちゃん」
紬「ご…ごめんなさい」
唯「今日も寒いねー。朝はなかなか布団から抜け出せなかったよー」
紬「そ、そうなんだ」
唯「こんな日はムギちゃんの入れたあったかい紅茶が飲みたいなー♪よろしくね♪」
紬「うん…」
ダメだ…やっぱりうまく話せない。唯ちゃんの顔を見るだけで、心がキリキリと痛くなる。
唯ちゃんは…なんともないのかな。昨日のこと、気にしてないのかな…
部室
唯「んー♪やっぱりおいしー♪」
紬「…唯ちゃん」
唯「ん?」
紬「昨日のことなんだけど…」
唯「あぁ、ごめんね?先に帰っちゃって」
紬「私こそごめんなさい。あんなこと…言っちゃって」
唯「いいんだよー。私、全然気にしてないし」
唯ちゃんの気にしてないという言葉に、私の胸はズキンと痛む。もちろん、それは二人にとって正しいことなんだっていうのは分かる。
でも一方で、自分と同じような感情を抱いていてくれたら…なんてわがままな願望も、なかなか捨てきれないでいた。
紬「ねぇ、唯ちゃん…」
唯「ん?」
紬「私…ホントはよくわからないの」
唯「なにが?」
紬「昨日唯ちゃんが言ってたこと…ねぇ、私たちやっぱり…」
唯「それはもういいんだよー。綺麗に忘れてさ、楽しく部活しよう?」
その時の唯ちゃんの笑顔は、とても残酷なものに見えた。
あんなに温かかった唯ちゃんの私への想いが、とても空虚なものに感じられた。
唯ちゃんの気持ちは、そんな軽いものだったの?そんなに簡単に忘れられるようなものだったの…?
唯「それにしても皆遅いねー。メールしてみよっか」
紬「そんな簡単に忘れられるわけ…ないじゃない」
唯「え…?」
紬「唯ちゃんは…最初から私のことなんて好きじゃなかったんだよ…」
唯「そんなこと…」
紬「そうなの!だからそんな簡単に忘れられるんじゃない!
私と恋人になりたいって言ったのだって…ホントは嘘だったんでしょ?
あれこれ理由付けたのだって、私を諦めさせて、それで…」
唯「……」
紬「それで…それで…わた…私を…」
唯「…ムギちゃん」
紬「……!」
唯ちゃんは私をきゅっと抱きしめた。その温かい胸に包まれたとたん、抑え込んでいた涙を止めることはできなくなった。
紬「ゆ…唯ちゃ…」
唯「よしよし…ごめんね」
紬「私…や、やっぱり…やっぱり、唯ちゃんと…いっ、一緒にいたいよ…」
唯「……」
唯ちゃんは何も言わない。ただ黙って、私を見つめていた。
紬「ねぇ、唯ちゃん…」
唯「さっきムギちゃんが言ってたこと…半分は当たってるかも」
紬「え…?」
唯「あ、ムギちゃんのことが好きなのと、恋人になりたいっていうのはホントだよ?
でも…澪ちゃんたちのことを引き合いに出したのは、やっぱり変だよね」
紬「変…?」
唯「私…ホントは怖かったんだよ。ムギちゃんの恋人になるのが。ムギちゃんの特別な人になるのが」
唯「唯ちゃん…」
唯「でもね」
紬「……!」
唯ちゃんは、私の涙を拭うと、頬を両手の手のひらで挟んだ。昨日とは違って、唯ちゃんの体温が直接私に伝わってくる。
紬「ゆ…唯ちゃ…」
唯「もう、怖くない。私気付いたんだ。こんなにムギちゃんから想われてるのは、すごく幸せなことなんだって…
ごめんね、泣かせちゃって」
紬「い…いいの…?」
唯「うん…ホントに、ごめんね」
紬「う、うん…」
唯「私ムギちゃんのこと、大切にするからね」
紬「私も!私も大切にする。唯ちゃんのこと、大切にするから」
唯「そっか…えへへ、ありがとう♪…じゃあこれは、その約束ね」
唯ちゃんはそう言うと、目を閉じて私に顔を近づけた。
それが意味することは、やっぱり…ちょっと恥ずかしいけど、私も目を閉じた。
やがて、その感触が私の唇に触れた。それは、今まで触れたどんな物よりもやわらかくて、温かくて…幸せな、味がした。
今度こそ終わりです
あと3レス目の一番下はムギちゃんのセリフです。間違えてたww
( ;∀;)イイハナシダナー
乙、感動した!
このスレのおかげで唯ムギスキーになってしまった………
乙
良かったよまたなんか書いてくれ
続きがあってよかった〜
484 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/07(月) 02:39:26 ID:8ab7lI1v
こんな良スレ落としてたまるか
保守
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/07(月) 05:02:22 ID:rLHvu2JC
紬み紬
これは私が初めて恋をした時の話です。
唯「今日、ムギちゃん部活来るの遅いね・・・・」
律「掃除当番じゃなかったっけ?」
唯「そうだったっけ?ちょっと様子見てくる!」
律「遅くなるなよー!」
唯「わかったー!」
そう言って私はムギちゃんの元へ行きました。教室を見るとムギちゃんは珍しく教室で寝てました。
唯「珍しいな〜ムギちゃんが教室で寝てるなんて・・・そうだ!ムギちゃんにいつもお世話になってるから今度は私がムギちゃんにお返しをしよう!」
そう思った私はムギちゃんをおんぶして音楽室まで行こうとしました。おんぶをして歩いている最中にムギちゃんは起きちゃいました。
紬「あれ?私ったら教室で寝てて・・・・それから・・・」
唯「私がおんぶして音楽室まで行こうとしてたんだよ〜」
紬「あら・・・ごめんなさい、唯ちゃんの背中が気持ちよくて、ぐっすり眠っちゃったわ・・・」
唯「そのまま寝てて良いよ〜、音楽室までおんぶしたまま連れて行ってあげるから!」
紬「無理しなくていいのよ、私は重いからおんぶしてる唯ちゃんが大変だわ」
ムギちゃんは私の背中から降りました、なんだか背中が寂しい・・・
紬「今度は私が連れて行く番ですわ〜」
そう言ってムギちゃんは私を軽々と持ち上げてお姫様抱っこをしてくれました。
唯「すごいね〜私を軽々と持ち上げるなんて」
紬「私、力があるからこれくらいは楽勝よ〜」
私はムギちゃんに抱っこされている間、ずっとドキドキしていました。これが恋という物なのでしょうか?
ムギちゃんにお姫様抱っこされて行く音楽室への道は長くて短いようでした・・・・
部室に到着すると私がムギちゃんに抱っこされている様子をみんなが驚きながら見ていました
律「お前ら・・・・何やってんだ?」
梓「ムギ先輩って力持ちなんですか?」
澪「なにがあったんだ?」
ムギちゃんは私を降ろしてお菓子の準備を始めました。
今日は何のお菓子かな〜?まぁ、なんでもいいや〜 ムギちゃんが出してくれるお菓子は特別おいしいから♪
紬「今日は唯ちゃんが大好きなお菓子よ〜」
唯「わ〜い!ムギちゃん!ありがとう!」
私は胸のドキドキが抑えられなくて無意識にムギちゃんの頬っぺたにキスをしてしまいました!
紬「あら…唯ちゃんったら大胆ね……///」
終わり
SSを書くのは初めてなんですけど難しいですね〜 素人作品でゴメンなさい
それではまた〜
ムギの口調がちょっと違う。
まあでも初めてならしょうがないかもね。GJでした。
c
ある日の帰り道、ムギちゃんが唐突にこう言った。
紬「ねぇ唯ちゃん…唯ちゃんの家って、もうこたつ出した?」
唯「出したよー。毎日ぬくぬく気持ちいいよー♪」
紬「そう、なんだ…」
唯「?」
ムギちゃんはもじもじしながらうつむいている。どうしたんだろう…?
あ、もしかして…
唯「もしかして…こたつに入りたいの?」
紬「え?あ、えっと…う、うん」
唯「そういえば、ムギちゃんちこたつないって言ってたもんね。そうだ!今から私ん家来る?」
紬「ええ!い、いいの?迷惑じゃない?」
唯「いいんだよー。多分今誰もいないし」
紬「そ、そう…なんだ」
その日は部活が休みで、私たちは普段より早く下校できていた。
憂は友達とお茶の約束してるって言ってたし、ムギちゃんも気を使うことはないよね。
唯「じゃあ、今日は私と二人でお茶しよう!皆には内緒だよー?」
紬「…うん。内緒にする」
唯「てことで、スーパーでお菓子買っていこう!」
紬「きゃ、唯ちゃん待って…」
私はムギちゃんの手を引いて走り出した。
ムギちゃんはわくわくしているのか、早くも顔が真っ赤だ。こういうのって楽しいよね、ムギちゃん♪
私たちはスーパーでお菓子を買い込んで、私の家へとやってきた。
唯「さ、ムギちゃんこたつだよー♪」
紬「それじゃ…お邪魔します」
唯「あはは、今日二回目だね。家入った時にも言ってた」
紬「うん…そうだね」
こたつに足を入れたムギちゃんは、しばらく黙っていた。
どうかしたのかな。顔が赤いし、こたつが冷たいってことはないだろうけど。
唯「どうムギちゃん、あったかい?」
紬「う、うん。すっごくあったかい」
唯「でしょー♪ムギちゃんの家も買えばいいのに」
紬「うん…多分そのうち買う…かも」
さっきからどうもムギちゃんに元気がない。お腹空いてるのかな?あ!もしかして…
唯「ムギちゃん、ちょっと待ってて!紅茶入れてくる!」
紬「え…?」
きっとムギちゃんは、いつもみたいに紅茶を飲めないから元気がないんだ。
私は台所に行くために立ち上がろうとした。すると…
紬「唯ちゃん!」
唯「!?」
ムギちゃんは私の手を掴んで、訴えるような眼差しを向けた。
唯「ど、どしたの?ムギちゃん」
紬「えっと…帰ってきたばかりだし、唯ちゃんもゆっくりして?」
唯「え、でも」
紬「お、お菓子食べよう?おいしそうよ?」
唯「うん…」
なんか今日のムギちゃんは変だ。私はカントリーマアムを食べつつ、思い切って聞いてみることにした。
唯「ムギちゃん」
紬「なに?」
唯「やっぱり、私の家来るの嫌だった?もしそうだったらごめんね?」
紬「そ、そんなことないわ!ただ…」
唯「ただ?」
紬「こういう風に一人で唯ちゃんの家に来るの、初めてだから…ちょっと緊張しちゃって」
唯「そうだったんだー…」
よかった、私と一緒にいるのが嫌だっていうわけじゃないんだ。私はホッとした。
紬「唯ちゃん」
唯「んー?モグモグ」
紬「私…唯ちゃんとこんな風に二人きりでいれて、すごくうれしいの」
唯「そっかー、私もムギちゃんといるのうれしいよ♪」
紬「そ、それで…これからも、こうして唯ちゃんの家に来てもいい?」
唯「うん!毎日来てもいいよ?」
紬「ありがとう……ふふっ♪」
ムギちゃんは頬を染めて、うれしそうに笑った。それに釣られて、私も笑ってしまう。
唯「えへへ…あ、パイの実食べる?あーん」
紬「えっ……うん♪」
そういえば、こたつはいつ買うんだろう…?まあいいか♪
買わない方が、こうしてムギちゃんの笑顔が見られるから。
おしまい
てことで投下してみました
こたつ見てたら思い付きました〜
おお!モーニングコーヒーならぬモーニング唯ムギ!!
純情すぎて2828するぜ
最近はSSも豊富でスレが潤っている
最近アニメのEDで唯とムギが隣いるだけでにやける
病気かな
いたって正常だろ
唯のストッキングを嗅いだり被ったりするムギちゃんが見えれば重体
唯をベンチに座らせてゆっくりストッキングを脱がせた後足をペロペロするムギちゃんが見えたら即死
唯の方がムギを溺愛してる感じの方が自分は萌えるんだがお前らはどうだろう?
ムギに片想いして、アイスが喉を通らないくらい胸を痛めてる唯とか萌えます。
ムギとちょっと目が合ったら、すぐ逸らしちゃう唯とか最強です。
それはいいな
誰か書いてくださいお願いします
たしかに唯→紬はあんまり見かけないね
俺の持ってる同人も紬→唯がほとんどだし
>>499 俺もどちらかというと唯→紬派かな
愛されてるムギがなんか好き
まあ基本どっちでもいけるし、気分次第で変わるけどw
ぬ
ガチャ
唯「…ムギちゃん」
紬「こんにちは唯ちゃ…きゃっ」
二人きりの部室で、急に唯ちゃんが抱きついてきた。私はあわてて唯ちゃんを受け止める。
紬「ど…どうしたの?唯ちゃん」
唯「…寂しかった」
紬「え?寂しかったって…私たち、教室で会ったでしょ?」
唯「そうだけど…ムギちゃんともっと一緒にいたいのに、あまりいられなかったから」
紬「あら?休み時間のたびにおしゃべりしてたのに?」
唯「…うん」
紬「お昼休みにお弁当、二人で食べたのに?」
唯「…うん」
紬「そっか…ふふ、唯ちゃんは欲張りね」
唯「だって…んぎゅ」
私は唯ちゃんを強く抱き締めた。唯ちゃんは照れ臭そうに目を細めている。
唯「ねぇ、ムギちゃん…皆がくるまでこうしてていい?」
紬「いいわよ?あと今日は特別に、いいこいいこしてあげる♪」
唯「えへへー…♪」
終わり
唯が甘える感じで書いてみました
眠くて地の文はあまり書けなかったので、後でもっと色々書いてみます
(’ー‘)
甘いうまい
甘過ぎ
だがそれがいい
.
――私は、ムギちゃんのことが好きだ。
優しくて、あったかくて、かわいくて、素敵な笑顔を向けてくれる、そんなムギちゃんのことが、大好きだ。
紬「はい唯ちゃん、ケーキよ♪」
唯「…ありがと、ムギちゃん」
紬「いえいえ♪」
その『好き』は、友達としてだとか、部活の仲間として、のものじゃない。
はっきりと言い切ることはできないけど、それは恋をする人に対しての『好き』だと思う。
その人のことを考えていると胸が苦しくなって、切なくなって、とても甘酸っぱい気持ちになる…そういう『好き』なんだと思う。
だから私は、ムギちゃんのことをこんなにも意識してしまっているんだ。
紬「ねぇ唯ちゃん」
唯「な…なに?」
紬「最近元気ないみたいだけど…どうかしたの?」
唯「な、なんでもないよ?」
紬「そう?ならいいけど…あ、お茶のおかわりどう?」
唯「うん…お願い」
紬「はい♪」
唯「…ありがとね、ムギちゃん」
でも…私は告白なんてしない。
する勇気もないし、する意味なんてないってこともわかってるから。
どんなに好きでいても、どんなに見つめていても、どんなに一緒にいても…私たちは友達でしかないんだから。
でも…どうしてもこの気持ちは消せない。
ただの友達として見ようとしても、どうしても胸が苦しくなってしまう。
ねぇムギちゃん…私、どうしたらいいのかな。
もし、思い切って告白したら…ムギちゃんはなんて言うかな。
これはうぬぼれかもしれないけど…きっとムギちゃんは、私のこと好きだって言ってくれるよね。
それで…皆のことも好きだって言うんだよね。
ムギちゃんは私のことも、澪ちゃんも、りっちゃんも、あずにゃんも、平等に、同じように好きだと思うから。
紬「唯ちゃん、ケーキ食べないの?」
唯「あ…うん、食べるよ。ちょっとぼーっとしちゃった」
紬「じゃあ一口食べさせてあげる。はい、あーん」
唯「……」
紬「唯ちゃん?」
唯「…一つ、聞いてもいい?」
紬「なあに?」
唯「ムギちゃんは、誰かのことを好きになったことある?」
紬「え?」
ムギちゃんは面食らった表情で私を見つめた。もしかしたら、私の気持ちに感づいたり…なんていうのは甘い考えだよね。
その表情からは、怪訝な様子しか感じ取れない。
唯「どう?」
紬「それって…恋したことあるかどうかってこと?」
唯「…うん」
紬「それなら…」
紬「今のところはないわ。唯ちゃんは?」
唯「私?私は…」
ムギちゃんのことが好きなんだよ。
そう言えたなら、どれだけ楽だろう。何も考えずに自分の気持ちを伝えることができたなら、どれだけ楽だろう…
唯「…いないよ。ムギちゃんにいないんだもん、私にいるわけないよー」
紬「そ、そうなの?」
唯「そうなんだよ♪でもムギちゃんかわいいし、いつかかっこいい男の子と付き合うんだろうねー」
本当の気持ちをごまかすように、言いたくないことを言っている自分が白々しく、情けなく感じられた。
はっきり、いつもみたいに自分の言いたいことを言えばいいのに…どうして出来ないのかな。
唯「ムギちゃん、誰かと付き合ったりしたら、その時は教えてね?そしたら…」
紬「そしたら?」
唯「…なんでもない。じゃ、ケーキいただきます♪
紬「…?うん。どうぞ♪」
――ムギちゃんが、私の知らない誰かの隣で笑っているのを見たら、そしたら…ムギちゃんのこと、きれいに諦められると思うから。
だから、せめてそれまでは…どんなに胸が痛くても我慢するから、どんなに泣きたくても我慢するから、だから…
ムギちゃんのこと、『好き』でいてもいいよね。
以上、投下してみました
甘甘もいいけどたまにはこういうのもどうかということで
たくあんはほのかに甘いよね
519 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 13:36:14 ID:uytDwvDV
>>516 あぁ、やっぱりムギちゃんは自分の事となると鈍感なんだな
だがそれがいい、GJ!!
r
残ってるけいおんカップリングスレの中で、このスレのカップリングだけ妙にマイナーな感じがするw
なら律紬は絶対落ちるかなぁ
個人的にはいいカップリングだと思ってる
このスレがここまで残ってるのが凄いww
意外と需要あったのね
>>523 澪×律が強すぎるからなぁ〜…
冷静になれば確かにマイナーなのかな。
うーん、OPとかで隣り合わせなだけで唯ムギがジャスティスに見えるから意識した事なかったぜ
>>523 結局、書き手がつくかつかないかが大きいけどな
憂梓→書き手つかなくて落ち
澪梓→書き手つかない+唯アンチ(約1名)スレ化により落ち
立てる前に1つか2つSS書き溜めといてから立てれば自然と盛り上がる……はず
スレチごめん
二人とも可愛いなぁ…
ほんま唯紬は世界の良心やで
上で律紬ってでてるが、律唯スレもないし、やっぱマイナーなのは落ちるかな。
>>527 二枚目の左下がお見合いにしか見えない><
俺は狙われた街を思い出したが。
>>531 お見合いの妄想してみた
紬「えぇ、本日はお日柄もよく…」
唯「ムギちゃん、スピーチじゃないんだからー」
紬「そ、そう?…えっと、琴吹紬です。よろしくお願いします」
唯「平沢唯です、よろしくお願い申しあげます!それじゃえっと…ムギちゃんのご趣味はなんですか?」
紬「キーボードとティータイムを少々…唯ちゃんは?」
唯「ギー太を少々…あ、お休みの日はゴロゴロしたりお昼寝したりしてます」
紬「まぁ、多趣味ですのね♪」
唯「いやぁそんなー♪一口にゴロゴロと言っても、意外に奥が深いんですー♪」
紬「そうなんですか!私、知りませんでした♪」
唯「ところで、ムギちゃんはとってもかわいいですねぇ」
紬「そ、そうでしょうか?」
唯「はい!かわいくて気立てもよくて、とっても優しいムギちゃんは最高です!」
紬「まぁ、唯ちゃんったら♪」
唯「ムギちゃん、私と結婚を前提にお付き合いしてください!」
紬「喜んで♪」
萌えた
>>525 レンガ門のデュアルうおー
でおなかいっぱいになるよね
とりあえず二人の進学先が同じでよかった
>>533 よし俺仲人やるわ!!!
>>535 二人して両手広げてるとこ?あれは可愛いww
最初の唯がムギに飛び付くとこは言うに及ばず、
最後らへん走る時に隣同士で走ってるだけでも何か唯ムギを感じる俺は唯ムギ中毒
琴吹唯になるのか
平沢紬になるのか
唯「ムギちゃんの家に嫁げば一生お金に困らない!」
紬「でも、ちゃんと働いてね♪」
ある日の朝、学校に行く準備をしているとムギちゃんが怖い声で私を座らせました。
紬「唯ちゃん、ちょっと座って?」
唯「な、なに?早くしないと遅れちゃうよ?」
紬「…これ、どういうこと?」
唯「こ…これは!」
ムギちゃんが差し出したのは、私とあずにゃんが部室で抱き合っているのを激写した写真でした。
まさか、見られていただなんて…!!
唯「あ、えっと…そ、その…」
紬「こそこそ隠れてこんなことしてただなんて…唯ちゃんはとんだ浮気者ね?」
唯「ごめんなさいムギちゃん!つい勢いで…こんなつもりじゃなかったんだよぉ」
紬「つまり勢いで誰とでもこんなことするってことね?…唯ちゃん、最低」
ムギちゃんはプイとそっぽを向いてしまいました。その横顔からははっきりと怒りのオーラが漂っています。
唯「ムギちゃん、ホントにごめん!もう絶対しないよ!」
紬「……」
唯「ムギちゃーん…」
完全に怒らせちゃったかな…そう思っていると、ムギちゃんは静かに口を開きました。
紬「じゃあ……約束よ?」
唯「うん!約束する!もうムギちゃん以外の子には絶対抱きつかないよ!」
紬「…絶対だからね?」
唯「うん!」
唯「ムギちゃんっ♪」
紬「きゃ…」
私はムギちゃんに抱きつきました。その顔が赤くなったので、私はホッと胸を撫で下ろします。
紬「唯ちゃん…一つだけお願い聞いてくれる?」
唯「うん!なんでもござれ!」
紬「今日は二人で学校に行って、二人でお弁当を食べて、二人でお茶飲んで、二人でお買い物に行きましょう」
唯「いいけど…それじゃあいつも通りだよ?」
紬「いいの!釘刺しとかないと、誰かさんが浮気しちゃうもの」
唯「う…耳が痛いです」
紬「それじゃ、そろそろ学校に行きましょう♪」
どうやらムギちゃんのご機嫌はすっかり元通りのようです。
私は再びホッとして、ムギちゃんと二人、学校に向かうのでした。
紬「あと、二人でお風呂に入って、二人で寝るのも忘れずにね?」
唯「なっ!?…う、うん!」
終わり
※写真提供:律
>唯「いいけど…それじゃあいつも通りだよ?」
あいつって誰?
何通りだよ?
それじゃあ、いつも通りだよ
日常と変わらん事ってわけだと思うぞ、あいつってwww
εミ(っ>_<)っ
ムギちゃんって、ユーモアのセンスは皆無っぽいよね
たまぁに小さい声で軽くボケたりするんだけど、あまりにも寒いボケだから、空気が凍り付いて、
空気を変えてしまったことに気付いて赤い顔しながらあたふたするムギが可愛いすぎて思わず抱きつく唯ちゃんがという図が頭に浮かび上がってきた
まあまあまあまあまあまあ
何故だろう唯紬目覚めてから本編を見直すと
唯が紬に片想いしてるようにしか見えなくなってくるのは…
末期なのか
いたって正常
唯「…ムギちゃ〜ん」
紬「な、なぁに?」
唯「早くえっちしよーよー…」
紬「ち、ちょっと待ってて……まだ、心の準備が……」
唯「……」
紬「……」
唯「…ごめん。もういい加減待てないから」
紬「え、ええっ!?///」
唯「散々待ったじゃん。もう本当に、止める気ないからね」
紬「あっ、ちょっと、待って!お願い!」
唯「…うるさいなぁ」
紬「そ、そうだっ!ケーキ!ケーキがあるからっ、食べない?…食べよ?そうしよう!」
唯「いらない」
紬「アイスもあるよっ?唯ちゃんアイス大好きでしょ?」
唯「いらないってばそんなの」
紬「な、なんでっ?どうしてっ?いつもはあんなに好きだって……!」
唯「……ムギちゃんじゃないと……お腹いっぱいになんないの」
紬「……///」
何より大好きなお菓子よりムギを取る唯萌え
ヤンデレっぽく書いたつもりはマジでなかったww
ただ唯も、好きな人が出来れば、こんな感じになっちゃうかなぁ、と
555 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/16(水) 16:45:01 ID:n20m4YdU
乙
>>554 唯「ムギちゃんが私以外の子に笑ってる…」
妹共々、平沢家には代々ヤンデレの血が…
その日も部活が終わると、唯ちゃんは一目散に私の腕にしがみついてきました。
唯「ムギちゃん、一緒に帰ろっ♪」ギュッ
紬「ごめんなさい、今日は澪ちゃんとお茶の約束があるから一緒には帰れないの」
唯「…なんで?」
紬「どうしても曲のことで相談したいことがあって…」
唯「そうじゃないよムギちゃん…なんで他の子と約束するの?」
紬「え…?」
唯「ムギちゃんは私とお付き合いしてるんだよ?だったら私以外の子と二人きりになんてなっちゃダメだよね」
紬「ゆ、唯ちゃん…?」
唯「わかったらメールして早く断ってよ。私たち二人で帰るんだから」
紬「わ、わかった…わかったからそんな怖い顔しないで?」
唯「……」
――――
紬「唯ちゃん、断ったから帰ろ……きゃ!?」
唯ちゃんは突然私を押し倒すと、私に馬乗りになりました。
紬「ゆ、唯ちゃん…?なにを…」
唯「ん?お仕置きだよ」
紬「お仕置き…?」
唯「そうだよ。ムギちゃんが浮気しようとしたからお仕置きするの」
唯ちゃんは私の服を無理矢理に脱がせ始めました。普段の優しい笑顔で…
紬「だ、ダメ…!」
唯「えへへ…ムギちゃん、大好きだよ♪」
END
歪んだ愛
>>558 やばい萌えた
ヤンデレ興味なかったはずなのに
561 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/17(木) 01:10:13 ID:UfqS4U+H
次は是非ヤンデレムギで
お互いヤンデレだったらバランス・・・とれないな
>>562 チュッ
唯「ムギちゃん……アイシテル……」フフフ
紬「ワタシの可愛い唯……ゼッタイ誰にもワタサナイんだから……」ウフフ
唯「ムギちゃんさえいれば他に何もいらないや……あぁ、ムギちゃんムギちゃんムギちゃんムギちゃんムギちゃんムギちゃんムギちゃん」アハハ
紬「そうね、だったらこんな世界変えちゃおうか♪」ウフフ
「「フ タ リ ダ ケ ノ セ カ イ ニ」」
なんだこれは
普段軽音部で律とかとはしゃいでるときはいつも通りの唯or紬だけど
二人きりになった途端…みたいなのにも萌えるわ
別にヤンデレじゃなくてもいいけどw
紬「…唯ちゃん」
唯「な、なに?」
紬「今日はずいぶんりっちゃんたちと仲がよかったのね?あんなにくっついて」
唯「そ、そうかな……なんかごめん」
紬「…大丈夫よ。全然怒ってないから。だって私、唯ちゃんのこと大好きだもの」
唯「ムギちゃ…きゃっ」
ギュウッ
紬「…抱きしめても、いいわよね?」
唯「いいけど…く、苦しいよムギちゃん…」
紬「私、唯ちゃんのこと大好き。壊しちゃいたいくらい、唯ちゃんのことが好きなの。
…唯ちゃんも私のこと好きよね?だったら、どんなに強く抱きしめたって大丈夫よね」
ギュウゥ…
唯「むっ…ムギ…ちゃ…」
紬「…これは、梓ちゃんに抱きついた分」
ギュウゥゥッ…
唯「…っ…あっ……」
紬「…これは、りっちゃんにケーキを食べさせた分。澪ちゃんには何もしなかったから、こんなものかな」
唯「ぷはっ……む、ムギちゃ…」
紬「あら唯ちゃん、よだれが垂れちゃってるわよ?私がきれいにしてあげる」
唯「んんっ…ん…んっ……」
紬「わぁ、どんどん溢れてくるのね?でも大丈夫。今日も外が真っ暗になるまで、ずーっと私がきれいにしてあげるから♪」
唯「う…うん……」
終わり
>>566 やべえよ攻めムギが好きな俺にはたまらん!
何だこのスレは…唯ムギ好きな俺のオアシスじゃないか!
三巻は唯ムギ的に美味しいところがあるのかしら
君はいつも上の空。私の視線に気付かないのかな
君の視線の先にあるのは、いつもの二人、澪ちゃんとりっちゃん
少し青みがかった君の目が、その二人に向けていつもと違った輝きを放っていると
私の居場所はどこかと探しに行きたくなる
もっと私を見てほしい
「さーて、もう暗いしかえろーぜー!」
「今日も結局練習すすまなかったよ・・・大体律は―」
「まあまあ、お片づけ済ませて帰りましょ!」
きっと・・・今しかない
「澪ちゃんとりっちゃん先に帰りなよ!私とムギちゃんで片付けるから!」
三人が目を見開いて私のほうを見る そこまで驚くこと無いじゃん!
ただ・・・自分でもこんなことを言うなんて信じられない
今私、必死になりすぎてるかもしれない
「ふふふ・・・」
「どうしたのムギちゃん?」
「え?だって珍しいな・・・って。唯ちゃんが率先してお片づけなんて・・・」
「えへへ・・・そうかなあ」
今・・・今私は君の笑顔を独り占めにしている
もう誰にも邪魔はさせない
私は扉のほうに歩み寄り、部室の鍵を閉めた
「・・・唯ちゃん?」
君が少し怯えを含んだ目で私を見てきた
今の私、自分で言うのもなんだけど・・・私らしくない表情してると思う
だけど・・・そんなことはもうどうだっていい。私は君の腕を掴み、
無理やり長椅子のほうへと引っ張り寄せ、そこに押し込むように座らせた
「・・・・ムギちゃん」
「・・・・・」
君は何も言わず、目を閉じた
その頬に手を添えると、その肌の暖かさが私の涙腺を刺激して
自分の中の何かが崩れ去るのを感じた
「ムギちゃん・・・・好きだよ」
そう言いたいんだけど、涙と嗚咽混じりにしか声が出せなくて
意思を思い通りに伝えられてない気がして
ずっと・・・何回も同じ言葉を繰り返した。
涙で潤んだ視界は、ありのままに物事を映すことはもうしない
だけど、感じた。私の体を包み込む暖かい体温・・・
「・・・ごめんね、唯ちゃん」
謝ったってもう知らない、ムギちゃんの馬鹿
声を荒げて、偽りの言葉をただただ投げつけた
君はその言葉を全て受け止めて、また私を抱きしめる力を強めた
体の奥底から湧き上がってくる熱が行き場を失い、涙へと姿を変えてまたこぼれ始める
生まれて初めてかもしれない・・・こんな感覚。悲しくて、寂しくて、でも嬉しくて、暖かい
澪ちゃんの歌詞、その意味がやっとわかった気がする
私はただ、今の気持ちを表す辞書にもない言葉を、捜し続けている
初めて投下しました
唯がムギへの恋心から不安定になったりしたら可愛いかなと
こんなの唯らしくないと思うかもしれませんすいません
あと文章無理に綺麗に書こうとしてる感じですいません
それじゃどうもすいません
唯→紬好きの自分からしたら最高な内容でしたw
これくらいならキャラ崩壊とは思わないかな。
唯は確かに変人だけど、恋心を抱いたら人並みに悩んだり苦しんだり泣いたりしそうだ。
573 :
恋人:2009/12/18(金) 04:17:25 ID:3Dj1vZtE
コンコン…カチャ
約束の時間から少し遅れて、私は静かに窓を叩いた。すると、すぐに唯ちゃんがその鍵を開けて顔を覗かせる。
紬「遅れてごめんなさい…出てくるのに戸惑っちゃって」
唯「…急いでね。そろそろ憂がお風呂出ちゃうから」
靴とわずかな荷物を持って家の中に入ると、暖かい空気が私を包んだ。でものんびりしている暇はない。私たちは急ぎ足で階段を登った。
どうして私は今、こんなことをしているのか…理由はごく簡単。唯ちゃんの家に泊まるためだ。
これだけなら別に珍しくもない理由だろう。今どきの女子高生だったら、友達の家に泊まるくらい普通にあるはず。
でも…それが恋人の家だとしたら?話は違ってくるだろう。それを家族や周りの人に話す人はまずいない。
そして今の私たちの状況は、後者にあてはまる。このお泊まりは周りの皆には内緒。私たちだけの秘密なのだ。
唯「ふぅ…なんとか部屋まで来れたね」
紬「うん…」
「お姉ちゃーん!もう寝るのー?」
階下から憂ちゃんの声が聞こえてきた。あぶない。もう少し遅れてたら間違いなく鉢合わせしていただろう。
唯「うん!おやすみー!…ふぅ、これでもう平気だよ」
紬「うん…ぎりぎりだったね」
574 :
恋人:2009/12/18(金) 04:20:07 ID:3Dj1vZtE
唯「でも…ホントに隠れる必要あったのかなぁ。憂なら大丈夫だと思うけど」
紬「だって…平日の夜に泊まりに来るなんてどう考えても不自然じゃない。…それに」
唯「…ムギちゃん」
私は唯ちゃんの肩を掴むと、倒れ込むようにベッドに横たわった。
紬「こんなことするんだもの…朝、気まずくて憂ちゃんの顔見れないわ」
唯「…そっか。ところで家の人にはなんて言ってきたの?」
紬「お友達の家に泊まるって。念のために、唯ちゃんの携帯の番号教えちゃった」
唯「まぁ、何も嘘ついてるわけじゃないし大丈夫だよね」
紬「あら、一つあるじゃない?」
唯「あ…そうだよね。私たち、友達じゃないんだよね」
紬「そうよ。私たちは…」
唯紬「恋人…」
声がぴったり合ったことがおかしくて、私たちはお互いの顔を見て吹き出した。
幸福感と緊張感と罪悪感と、唯ちゃんを独占することのできる優越感。
色々な感情が入り交じって、おかしなテンションになってしまう。
私は高まる鼓動を抑えて、静かに唯ちゃんに言った。
紬「…唯ちゃん」
唯「なあに?」
紬「触っても…いい?」
唯「…うん。いいよ…」
575 :
恋人:2009/12/18(金) 04:29:04 ID:3Dj1vZtE
私は唯ちゃんの胸にそっと手をやった。唯ちゃんは小さく体を震わせたけれど、黙って私の手を受け入れてくれた。
紬「…唯ちゃん、すごく柔らかい」
唯「そう…かな…ふふっ…♪くすぐったいよ…」
紬「…今度は、唯ちゃんが触って?」
唯「…うん」
唯ちゃんはおずおずと私の胸に手のひらを乗せた。服の上からでも、はっきりとそのぬくもりが感じ取れる。
唯「…痛くない?」
紬「うん、平気…」
唯「そっか…よかった」
紬「…ねぇ唯ちゃん、そろそろ…」
唯「も、もう?ちょっとその…恥ずかしいよ」
紬「…私だってそうよ。でも大丈夫。私たち恋人なんだから。二人一緒なら、大丈夫」
唯「…うん」
私は唯ちゃんの着ていたシャツをゆっくりと脱がせてあげた。唯ちゃんも、私のブラウスのボタンをゆっくり外す。
…私たちの手は、同じように震えていたけれど。
頬を赤く染めた唯ちゃんは、驚くほどに大人びていて、官能的な雰囲気を醸し出していた。
紬「唯…ちゃん…ホントに…いいの?」
唯「うん…さっきムギちゃんも言ったでしょ。…二人一緒なら大丈夫だって」
紬「うん…唯ちゃん、愛してる」
唯「うん…ありがとう……」
576 :
恋人:2009/12/18(金) 04:33:29 ID:3Dj1vZtE
こんな時間が、いつまでも続いたらいいのに。しばらく私は、そう願わずにはいられない時間を過ごした。
私は唯ちゃんの笑顔、ぬくもり、優しさ…唯ちゃんの全てを手に入れてしまった。
それは幸せなことのはずなのに、どこか恐ろしいことにも感じられた。
人を愛するって、こんなに重いことなんだ。私は初めて感じるその感情に戸惑っていた。
でも私は、唯ちゃんを絶対に離さない。だって、私は――
紬「…唯、ちゃん」
唯「……ん?」
紬「…大好き」
唯「うん…私も、大好き」
私の胸の上で、唯ちゃんは優しく笑った。それは、今まで見たことのない、優しい笑顔だった。
終
以上です
ちょっと性的な表現が入ってしまいました。不快な気分になった方がいたらお許しを
SSダッシュだぜー
まさかの良作ラッシュ……
>>571も
>>576も乙!!!
ふと思ったんだが、律と澪はバンドでいうリズム隊で、
唯とムギはギターとキーボードで歌のメロディーを作る役割なんだよな。
そういう意味でも、二人で練習とかやってみてほしい。
OPの間奏聞いてると
律→唯→ムギ→澪→律
という一通な輪を想像してしまう…
仲良く
金曜日の夜は、ムギは唯の家に泊まりに行ったりしそう。
そんで一晩中ベッドの中でイチャイチャしたりして、そのうち疲れて、仲良く就寝。
翌日。昼まで寝てる二人を起こしにきた憂。
「お姉ちゃんが二人になったみたいです」なんて皮肉られながらも、ムギは相変わらず唯と二人してイチャイチャ。憂ブチギレ寸前。
「夕飯の材料買ってくるよ〜」と唯はムギと二人でスーパーまで行き、野菜を品定め。新婚夫婦ごっこを満喫。
夕方の帰り道。西日で真っ赤な道を二人して歩く。なんとなくロマンチックな雰囲気を鈍感な唯が珍しく察し、照れながらも、ムギの腕に自分の腕を絡める。
すると、そんなイチャイチャ場面をご近所の奥様に目撃され、「仲良いのね〜」とからかわれてしまう始末。二人して仲良く赤面。
家に帰ると、ストライキを起こした憂を慰める。なんとか三人で夕飯にありついたとさ。
ここまで妄想を吐き出したところで、寝る。
賢者モードになるまで吐き出しちゃダメです><
なんか家でイチャイチャしてそうな唯梓や唯憂と違って、部室でイチャイチャするイメージが圧倒的に強い>唯紬
588 :
唯×紬=?:2009/12/19(土) 22:41:29 ID:NPyt3xGX
私と唯ちゃんが顔を合わせるのは、基本的に学校にいる間と下校時のわずかな時間だけだ。
そのうち、二人きりになれる時間というのは本当にわずかしかない。
私は今のままで十分なんだけど、唯ちゃんは不満なようで…
唯「ムギちゃんともっと二人きりになりたい!」
放課後、二人きりの部室。テーブル越しに向き合った唯ちゃんが高らかにそう言った。
突然そんなこと言われても、どう反応していいか分からない…
紬「…うん」
唯「うんじゃなくってー!もう、ムギちゃんはそう思わないの?」
紬「私は別に今のままでも…皆といるの楽しいし」
唯「ムギちゃんはわかってないなぁ。お友達と一緒にいる時間と好きな人と一緒にいる時間は別物なんだよ?」
紬「そ、そうなの?」
唯「そうなのです!甘い物は別腹って言うでしょ?それと同じだよ!」
紬「そっかぁ…なるほど」
唯ちゃんの言うことには不思議な説得力があった。
確かに、私にとって唯ちゃんといる時間は他の皆といるのとは違うものだと思う。
甘いというかふわふわしてるというか、とっても居心地がいいのだ。…それがちょうど今の時間なんだけど。
589 :
唯×紬=?:2009/12/19(土) 22:42:46 ID:NPyt3xGX
唯「もっと二人っきりになる方法、なにかないかなー?」
紬「うーん…どうかしらー♪」
唯「…ムギちゃん、真面目に考えてる?」
紬「え?も、もちろん!」
唯「ホント?さっきから私の顔ばっかり見てるじゃん」
紬「そ、そう?気のせいじゃない?」
唯「もう、ムギちゃんはしょうがないなー♪」
紬「あ…えへへ…」
唯ちゃんに頭を撫でられながら、私はあることを思ついた。
紬「ねぇ、唯ちゃん」
唯「ん?」
紬「一緒にいる時間を増やすのは難しいかもしれないけど…その代わりに今までの二倍仲良くするっていうのはどう?」
唯「二倍?」
紬「そう。そうしたら今までの二倍一緒にいるってことになるじゃない」
唯「ふむふむ…」
唯ちゃんはしばらく考えてから、パッと顔を輝かせた。どうやら、私の言いたいことがわかってもらえたようだ。
唯「なるほど名案だね!すごいねムギちゃん、天才だよ!」
紬「そ、そんな…大げさよ」
唯「でも二倍仲良くするって言っても、具体的に何すればいいのかな?」
紬「それは…うーん?」
唯「そうだ!ずっと手を繋いでよう!」
紬「じゃあ…私は唯ちゃんにケーキ食べさせてあげる♪」
590 :
唯×紬=?:2009/12/19(土) 22:45:04 ID:NPyt3xGX
唯「ムギちゃん、隣に座りなよ!今度からりっちゃんと席替え!」
紬「うん♪」
私は席を移動すると、既に口を開けて準備万端な唯ちゃんにケーキを食べさせてあげた。
唯「おいひー♪」
紬「よかった♪ね、こうすれば二倍楽しいでしょ?」
唯「うん♪ムギちゃん、もっとくっつきなよー」
紬「あ…うん」
肩と肩をくっつけて手を繋いでいると、不思議とぽかぽかしてきた。
自分で言うのもなんだけど…唯ちゃんのいう通り、私の提案は名案なのかもしれない。
だってこうすれば、色々なものが二倍になるから。唯ちゃんから感じるぬくもりも、今まで感じていた幸せも、一緒にいられることの嬉しさも。
唯「ところで、ケーキも二倍にならないかな?」
紬「だーめ♪」
おしまい
というわけで書いてみました
連投失礼しました
ラブラブいいねぇ
d
3巻よんで唯とムギは似たもの同士だと思った
青い花の二人がこの二人に似てる気がする。
あーちゃんが唯でふみちゃんがムギ。
n
596 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 02:24:44 ID:mtFOM0aO
この二人は片思いシチュが思い浮かびにくいなぁ
でもどっちかがどっちかに片思いしてたら凄い萌える
片思いだったら俺は唯→紬が好きだな。
唯の懸命なアプローチをことごとく天然でかわしていく紬みたいのが好きだ
もしくわ紬に嫉妬してほしくて梓に抱きつきながらチラチラ紬を見てる唯とか萌える
片思いというと違うかもしれないが、唯→←紬が萌える。
好きだけど現実に実るわけないとか思い込んでる紬と、好きだからどうにか成就させたい唯みたいな。
実は両想いなのに片想いと片想いのすれ違いになってるという感じか
俺も片思いものなら唯→ムギかな。もちろん逆も全然アリだが。
様々なフラグを立てまくってるモテまくりの唯が、ムギに対して切ない片思いをしてるとこが見てみたい。
きっと、ムギと手が触れたりちょっと顔が近くなったりするたびに、可愛い挙動を見せてくれるに違いないw
澪にタイ結びなおしてもらって、りっちゃんに「大好きだよ!」といわれたが
実は両方ムギちゃんにやってほしかった唯ちゃんでした
みんな想像力逞しいな
ムギと唯が喧嘩する話とか原作がやらないかな〜
もちろん仲直り後はより仲良くなってる感じで
>>603 やる可能性があるとしたら11話の脚本家じゃね?
でも、二人とも人に突っかかったりしなさそうだしなぁ…
>>603 喧嘩の原因は何だろうか、
用事でちょっと遅れた唯がお菓子楽しみにしてたら丁度切らしてしまったとか、
すりよってくる唯をムギが「唯ちゃんは梓ちゃんとくっつかなきゃ駄目なの!」って言って拒否するとか。
ああだめだ浮かばんww
生理痛で、しかもその日部活後にバイトで、一週間後にライブ控えてて、早く新らしい歌詞に曲をつけなきゃいけないってプレッシャーのときに
唯にお菓子関係のことでワガママ言われたりしたらさすがのムギちゃんもブチギレるかもしんないかも。
自分の恋愛事情には鈍感なムギちゃんが唯のアプローチに気付かず
唯が一方的に拗ねちゃうとかならあり得なくもない気もするんだが
それ以前にこの二人がそんな簡単にキレないだろうな。
3レスほど投下します
唯「ム、ムギちゃん!」
紬「なあに?唯ちゃん」
唯「これ!」
私がムギちゃんに差し出したのは、ほんのりと甘い香りが漂うピンクの紙袋。
中には、昨日買ったクッキーが入っている。
紬「これは…?」
唯「あ、あのね、いつもムギちゃんにお菓子もらってばかりじゃ悪いから…今日は私がクッキー持ってきたの」
紬「わぁ…ありがとう唯ちゃん!」
唯「う、うん…買ってきたやつで悪いんだけど」
紬「そんなことないわ。とっても美味しそう♪」
唯「そう?えへへ…じゃあムギちゃん、食べて…」
紬「じゃあ、皆が来たら食べましょう♪」
唯「え?」
紬「さっそくお皿に移さなきゃね!あ、飲み物は紅茶で大丈夫かしら」
唯「ム、ムギちゃん違うの、それは…」
紬「心配しなくたって大丈夫よ。せっかく持ってきたんだから、きっと皆喜んでくれるわよ?」
唯「ムギちゃん…」
ムギちゃんは勘違いしている。そのクッキーは、ムギちゃんだけに食べてほしくて持ってきたのに…
紬「あ、やっぱりミルクティーの方がいいかしら?」
唯「……ばか」
紬「え?」
唯「ムギちゃんのばかっ!」
突然唯ちゃんが大きな声を出したので、私は驚いて固まってしまった。
紬「ゆ、唯ちゃん…?」
唯「……」ガタン
唯ちゃんは机に突っ伏して黙り込んでしまった。その肩は、小刻みに震えているようだった。
どうしたんだろう、私なにか気に障ること言ったかな…あ、もしかして…
紬「唯ちゃん…もしかしてココアが飲みたかったの?」
唯「……」
唯ちゃんは黙ったままだ。飲み物のことで怒ってるんじゃないとしたら…一体なんだろう。
ふと、机の上のクッキーが目に入った。もしかしたら…
紬「唯ちゃん」
唯「……」
紬「もしかして、クッキー…」
唯「……」チラ
紬「今すぐ食べたかったの?」
唯「……」ガク
唯ちゃんは一瞬顔を上げかけたけれど、すぐに下げてしまった。これも違うとなると…ダメ、わからない…
―――――
…ムギちゃんがここまで鈍感だとは思わなかった。いい加減察してくれたっていいのに…
でも、こういうところがムギちゃんのいいところでもあるのかもしれない。それに…
的外れなことばかりだけど、私が拗ねてる理由を一生懸命に分かろうとしてくれる、こういうところを私は好きになったんだと思うから…
唯「…ムギちゃん」
紬「は、はいっ?」
唯「…クッキー、食べて」
紬「え?今?」
唯「…そう。早く」
紬「う、うん…いただきます」
唯「…おいしい?」
紬「うん…おいしいわ」
唯「そっか…よかった♪ムギちゃん、このクッキー全部食べていいからね」
紬「え?ぜ、全部?」
唯「そ、全部!これはムギちゃんのために持ってきたんだから」
紬「そ、そうだったんだ…あ、これを私が皆で食べようって言ったから怒ってたの?」
唯「…うん」
紬「唯ちゃん…ごめんなさい、わかってあげられなくて」
唯「ううん…私こそ、ばかって言ってごめんね」
紬「でもこのクッキー、一人で全部食べるには多すぎない?」
唯「え、そうかなぁ?」
紬「それにあまりたくさん食べるとふ、太っちゃうし…だから半分こしましょう?皆には内緒で。ね♪」
唯「…うん♪」
終わり
失礼しました
そう!これ!このすれ違いが良い!
GJ
.
この二人には、クリスマスは家で過ごすよりどっかのお店で過ごしてほしい
唯の家でこたつで三人ほっこりケーキ食べながらテレビ観て過ごすってのも良いぞ
そのあと流れで軽音部員みんな呼び出して、みんなで明石屋サンタ観たりみたいな
律澪夫妻とダブルデートのあと、二人でそのへんの喫茶店かなんかで二次会
隣同士に座ってほっぺ突っつきあったりしてなさい
唯「あははは!この人何言っちゃってるんだろ!ひー!」
憂「お姉ちゃん!紬さん来てるのに炬燵に転がっちゃ駄目だよ!起きて!」
紬「気にしないで。二人ともお茶飲む?」
唯「飲むー。ねね、ムギちゃんも一緒にテレビ見ようよ!クリスマスの特番おもしろいよ?」
紬「今からケーキ切らなきゃいけないから後で行くわ」
憂「すみません、お手伝いしたいんですけど用事が…」
紬「うふふ、いいわよ。デートの約束があるものね」
唯「デート!?私聞いてないよ!!」
憂「ち、違うよ!梓ちゃんと遊びに行くの!」
紬「遅くならないうちに帰るのよ?」
憂「はいっ!」
全然クリスマスとかじゃないけど何ともないぜ!
お
ムギって憂や和に負けないくらい唯の世話焼いてるよな
唯「ムギちゃーん♪早くケーキ食べよ〜!」
紬「う、うん!」
今日は12月24日、クリスマスイブです。
冬休みということもあり、私は唯ちゃんの家にお泊まりすることになりました。
ちなみに、唯ちゃんのご両親は旅行、憂ちゃんは梓ちゃんの家にお泊まり。
正真正銘、二人きりのクリスマスです。
紬「はい唯ちゃん、いちごもたくさん乗せたからいっぱい食べてね?」
唯「わーい!いただきまーす♪」
紬「そんなに急いで食べなくても大丈夫よ♪なくなったりしないから」
唯「んぐんぐ…うんっ!」
唯ちゃんは美味しそうにケーキを頬張っています。いつもよりちょっぴり嬉しそうに見えるのは、私の気のせいでしょうか。
うっとりと眺めていると、それに気付いた唯ちゃんは何を勘違いしたのか、私の顔の前にケーキを一口差し出しました。
唯「ムギちゃん、あーん♪」
紬「えっ!?」
唯「ケーキ、食べさせてほしいならはっきり言いなよ?ほら、あーん♪」
紬「いや、そういうわけじゃ…ないこともないんだけど、私はただ単に唯ちゃんをその…モグ」
唯「えへへ…おいしい?」
紬「……うん。おいしい」
唯「そっか!よかったねー♪」
唯ちゃんはとびきりの笑顔を私に向けました。…かわいすぎて、ケーキの味が分かりません。
頭をクラクラさせていると、唯ちゃんは甘えたような声を出しながら、私に体を寄せてきました。
唯「ねぇムギちゃん…私、もっと甘いの食べたいな」
紬「えっ?そ、それって…」
唯「ね、いいでしょ?私、もう我慢できないよ」
唯ちゃんの訴えるような瞳と赤らんだ頬が、私の目の前にありました。
その体は少し火照っていて、体全体から色気のようなものまで感じとることができます。
。さっきの笑顔とのギャップも相まって、私の心臓の鼓動は最高潮に高まっていました。
紬「い…いいよ…?」
唯「ありがと…ムギちゃん」
唯ちゃんは私の頬に手を当てて、ゆっくりと口づけをしました。
うっすらとさっきのクリームの味がしたけど、それを遥かに上回る甘さが、私の脳に痺れるような感覚をもたらします。
私は思わず、唯ちゃんの体を強く抱きしめていました。
唯「…んっ……」
紬「あ、ごめんなさい!私、つい…」
唯「…大丈夫だよ。ムギちゃん、すごく柔らかいから全然苦しくないよ」
紬「そう…?」
唯「ムギちゃん…今日はずっと、このままでいようね」
紬「…うん」
最高に甘いなGJ
唯攻めって、なんか妙にエロい
普段あんなにあどけない赤子のような唯さんの軽い言葉攻めとかもうたまらんよ。サンタさんありがとう!
ムギちゃん。あなたにそう呼ばれると、私はとても嬉しくなる。
唯ちゃん。そう私が呼ぶと、あなたはとても嬉しそうな顔をする。
軽音部でちゃん付けで呼び合うのは、あなたと私の二人だけ。
それは普通なようで、特別なこと。普通の関係のようで、特別な関係。
とても、幸せな関係。
「ねぇムギちゃん」
「なあに?唯ちゃん」
「ムギちゃんは、どうしてこんなにあったかいの?」
「さぁ、どうしてかしら」
「きっと、優しいからだね。心があったかいから、体もあったかくなるんだよ」
「唯ちゃんにそう言われると、嬉しいな」
「うん…私も嬉しい」
私の体を抱きしめる唯ちゃんと、唯ちゃんの体を抱きしめる私。
二人の体温が合わさって、ぬくもりが二倍になる。幸せも、二倍になる。
そして今日も、私たちは語り合う。
「好きだよ。ムギちゃん」
「どういうところが?」
「全部…かな」
「じゃあ私も、唯ちゃんの全部が好き」
「そっか」
街中が、日本中が、世界中が眠っているような夜に、私たちは愛を語り合う。誰にも秘密の、私たち二人だけの愛を。
「そろそろ、寝よっか」
「うん…おやすみなさい、唯ちゃん」
「おやすみ、ムギちゃん」
「「大好き」」
626 :
誰のもの?:2009/12/26(土) 22:56:44 ID:KYrt0atZ
唯「ムギちゃん♪」
紬「唯ちゃん♪」
今日も今日とて私とムギちゃんは、部活が始まる前のわずかな間を利用してふわふわスイートなLOVE☆LOVE時間を過ごしていました。
しかしそんな幸せな時間も長くは続きません。バーンとドアを開いて、りっちゃんが部室へとなだれ込んできたのです。
律「おーっす!待たせたなー!」
唯「り、りっちゃん!…別に待ってないもん」
紬「そんなこと言っちゃダメよ?さ、皆でお茶にしましょう」
律「その前に私もあっためてくれよムギー」
紬「きゃ?」
唯「な…!」
私は絶句してしまいました。無理もないです。なんとりっちゃんは、ムギちゃんにいきなり抱きついたのですから…
律「んーやっぱムギはあったけーなー♪」
紬「ちょ、ちょっとりっちゃん、くすぐったいわ♪」
なんということでしょう、ムギちゃんもまんざらでもなさそうです。
おのれりっちゃん隊員…人の恋人をたぶらかすなんて絶対許せない!
唯「りっちゃん!」
律「んー?なんだ唯?」
唯「ムギちゃんから離れてよ!ムギちゃんにぎゅってしていいのは私だけなんだから!」
律「なんだ唯、お前焼きもち焼いてんのかー?んー?」
唯「う…と、とにかく離れて!」
627 :
誰のもの?:2009/12/26(土) 22:57:58 ID:KYrt0atZ
律「やーだねー♪だってムギあったけーんだもん」
紬「きゃ、りっちゃん?」
りっちゃんはムギちゃんの胸に顔を埋めました。あれは私だけの特権なのに!!
唯「い、いいから離れてりっちゃん!ムギちゃんは私のなの!」
律「付き合ってるからって調子に乗んなよー?ムギは皆のムギなんだ!それはつまり私のでもあるんだっ!」
唯「違うー!私のー!」
律「私のだ!」
紬「ちょ、ちょっと二人ともケンカはダメ…」
唯「ムギちゃん、ムギちゃんは私のものだよね?」
紬「えぇ?」
律「私のだよな?私は部長だし!」
紬「えっと…」
唯「ちょっとりっちゃん!それは今関係ないでしょ!?」
律「あるね!なぜなら部長は誰よりも偉いから!さぁ選べムギ!お前は誰のものなんだ!?」
唯「私のだよね!」
律「私のだよな!」
紬「えっと…わ、私は…」
ムギちゃんが口を開いた瞬間、頭上から押し殺したような恐ろしい声が聞こえてきました。
聞き覚えのあるその声の持ち主は…
澪「お前らは…な、に、やってんだ!!」ゴツン!
律「あいだっ!!」
澪ちゃんでした。
鬼のような形相で、りっちゃんの頭にゲンコツを振り下ろしていました。
628 :
誰のもの?:2009/12/26(土) 22:59:18 ID:KYrt0atZ
律「な、なんで私だけぇ…」
澪「なんでじゃないだろ!ムギが困ってるのに何やってんだ!」
律「え、ええと…」
唯「澪ちゃん!りっちゃんね、私からムギちゃんを取ろうとしたんだよ!愛人になろうとしたんだよ!」
澪「あ、愛人…」
澪ちゃんはショックを受けたような顔をしました。おそらく、今の私と同じ気持ちなのでしょう。
澪「…律、ちょっとこっち来い」
律「ご、ごめんなさい!ちょっと唯をからかってやろうと思ってただけでそんなつもりはこれっぽっちも…」バタン!
二人は部室を出ていってしまいました。まぁ、りっちゃんは澪ちゃんのお仕置きを受けるでしょうしこれでひと安心です。
唯「…ムギちゃん」
紬「唯ちゃん、さっきは…きゃっ?」
私はムギちゃんに抱きつきました。その胸に顔を押し当てて、声を絞り出すようにして言いました。
唯「…さっきりっちゃんにこうされて、嬉しい顔してたでしょ」
紬「そ、それは…」
唯「してたでしょ」
紬「…うん」
唯「…まぁ今回は許してあげるけど、今度したら怒るからね」
紬「うん…もうしないわ」
唯「ムギちゃん、もう一回聞くけど…ムギちゃんは誰のもの?」
紬「……」
唯「ムギちゃん?」
629 :
誰のもの?:2009/12/26(土) 23:00:51 ID:KYrt0atZ
ムギちゃんが黙っているので、不安になって見上げると…ムギちゃんはにこにこ笑っていました。
その笑顔を見て、私はビクッとしてしまいます。なぜなら…
唯「む、ムギちゃん…」
紬「うふふ♪唯ちゃん、その質問はおかしいわよ。だって…」
唯「ふぇ…んむっ」
ムギちゃんは私の唇をふさぎました。…かなり、強引に。
さっき私がビクッとしたその理由。それは分かっていたからです。この顔のムギちゃんは、スイッチが入ったムギちゃんだということに…
唯「ぷはぁっ…はぁ、ふぅ…む、ムギちゃん…」
紬「…だってね、唯ちゃん…私が誰のものなのかなんて関係ないから。大事なのは、唯ちゃんが私のものだっていうことなの。わかった?」
唯「わ、わかった…」
紬「いい子ね、唯ちゃん♪じゃあ、ごほうびをあげるわね♪」
唯「ム、ムギちゃ…だ、だめぇっ…」
…その日ムギちゃんにもらったごほうびは、ちょっぴり刺激が強かったです。
おしまい
…ちなみに、その日あずにゃんは部活を休みました。
もう一個書いたので投下してみました
連投しまくってどうも失礼しました
二人共可愛いなぁ〜w
どっちが主導権握るか戦ってる感じが萌えるw
, - ;. ̄ ̄ ̄....`..ヽ ,
/: : /: : : :i: : : : : ヽ:::::::::::::.ヽ,
/: : :/: : : : : i::|: : : i:i: : :`;::::::::::::::::`.
/: : /: :.i: : : : i::|: : : :从: : : :i::;:::::::::::::::`,
,': : : ,': : i: : : : :ハヽノヽヽ:.: : :|:|》.:::::::::::::::i
i: : :.i: : i!: i: : :i:トヽ.,/ ヽ∨/ ヽ:::::::::::::|
. |: :,i: : :ハ:.i.: : :i:|i: / ∨ ソ::::::::::i
ノ:/i: : :i::|: : : :.|:N:|γ⌒く γく }:::::::::ゝ,
ノ//i: : ::〉ョ: : : :.i:|: i弋 _ ノ 弋丿{:::::::::::::::}
ノソ':/i: : : { ’|: : : : i:!:i xxxx xx{::::::::::::::::|
. ,':/i!: : : :ハi: : : : :.i:i! , i:::::::::::::i!|
i:,' |: : : :|:::::i: : : : :.ソ / | 丿::::::::::|ソ
|! !: : : :|:::::i: : : : :入、 ム 」 ,/i:::i::::::::::,'
ヽiヽ,iヽ;ヾi、: : :∧\`/iT '"l::/ i/ |:::::/
,ソヽ::::`.ヾヽ/くノ/' i/
/:: ::ヽ.}::::::::::::ハ |.i }\,
/:: :: :: :: :: \:: ::| i|.}{ソ:::::::`,
/:: :: :: ::、:: :: :} \ゞ'i||.|::: :: ::|
さて冬コミだ
唯ムギ同人があればいいんだが…望み薄か
今日行った人いる?
田舎もんには縁の無い話
636 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/30(水) 13:51:13 ID:jN4KrKyu
ワシも田舎もんだから書店委託待ちだ
夏のときは2、3冊買えたから今回もそれくらいあれば上出来
この二人がメインの話で、しかもエロもほとんどないキャラ崩壊もしてない内容のある漫画って
一冊でもあるんだろうか…。
>>638 良さそうだね。絵も好きな感じだし。
他にもお勧めあったらぜひ教えてください
保守
明けまして唯むぎ!!
あけましておめでとう
二人は今頃ひとつの布団で仲良く寄り添って寝ていることでしょう
唯「ムギちゃんあけおめー♪」
紬「あけまし…あ、あけおめ!」
唯ちゃんとムギちゃんは二人で初詣にでも行ったのかな
なにかSS書きたいけど、大スランプ…
本日、自宅パソコンの前で男性がなくなる、という事件が日本各地で発生しました。
現場は自宅やネットカフェが多く、パソコンはないものの携帯電話を握り締めたまま死亡された事例もあるようです。
全ての事象に共通するのは、死亡者のパソコンや携帯電話に女の子が友人のクリームを舐め取るといった画像が表示されていることや
死亡者が非常に幸せそうな顔をしているということです。
現在警察では道の薬物や集団催眠を疑い捜査を進めているということです。
て
*
651 :
新年最初の…:2010/01/04(月) 03:40:29 ID:SfF8Bhc6
「ムギちゃん、あけましておめでとう!」
今年に入ってはや四日。
『あけましておめでとう』だなんて家を訪ねてくる人たちに何度も言われて飽き飽きしていたはずなのに、今言われたその言葉はとても甘い響きに感じられた。
多分、何度言われても飽きることはないだろうな…少しオーバーかもしれないけど、私は目の前で微笑む唯ちゃんを見て確かにそう思ってしまったのだ。
…挨拶し返すのも忘れて。
「ムギちゃん?どしたのボーッとしちゃって」
「ひぇ!?あ、ご、ごめんなさい!」
「もしかしてお正月ボケ?私とおんなじだねー」
「う、うん…おんなじ…」
「じゃあ改めて…ムギちゃん、あけましておめでとう♪」
「あ…あけまし、おめ、おめ…あ、あけおめ!」
「え?」
「あっ、えっと…こ、ことしも…こ、ことよろ!」
「ム、ムギちゃん…?」
あ、あれ?新年の挨拶ってどんなだったっけ?頭が真っ白で思い出せない…?
あぁ唯ちゃん、そんな顔で私を見ないで、ますます頭がこんがらがっちゃう…
「ぷぷっ!あはは…」
「ふぇ?」
「なんか意外!ムギちゃんって、そういう挨拶もするんだね♪」
「あ、そ、そうじゃないの、もっとちゃんとしようと思ったんだけど…」
652 :
新年最初の…:2010/01/04(月) 03:42:20 ID:SfF8Bhc6
「じゃあ私も!ムギちゃんあけおめ!ことよろ!」
「…こ、ことよろ」
「んー♪ムギちゃんが言うとかわいいね!」
「……うう…」
私は文字通り赤面していた。自分のおかしな言動と、唯ちゃんにかわいいと言われたことに。
それは嫌な気はしないんだけど…なんというか、恥ずかしい…と悶々とする私の目の前に、突然唯ちゃんの顔が急接近してきた。
さっきとはうって変わったもの悲しそうな表情に、私は二重に驚いてしまう。
「ゆ…唯ちゃん?」
「…なんかムギちゃん、あんまり楽しそうじゃないね?」
「え?そ、そんな…」
「やっぱり皆と会わないで私の家に来るの、嫌だった…?」
「そんなことない!私、ずっと唯ちゃんに会いたかったもの!大晦日も元日も、ずーっと唯ちゃんに会いたくて…あっ!?」
気付くと、唯ちゃんはニコニコと笑っていた。
どうやら私は見事に騙されてしまったようだ…
「ムギちゃんったら、そんなに私に会いたかったんだー♪嬉しいなー♪」
「…唯ちゃんひどい。私を騙したのね」
「だってムギちゃんいまいち元気ないんだもーん」
「わ、私はただ緊張しちゃって…きゃ!?」
不意に、唯ちゃんは私に抱きついた。…というより、押し倒した。
653 :
新年最初の…:2010/01/04(月) 03:45:12 ID:SfF8Bhc6
鼻息がかかるくらいの距離に顔を近づけて、唯ちゃんは囁くように言う。
「でもね、ムギちゃん…」
「……?」
「私だって…ずっとムギちゃんに会いたかったんだよ?三が日が終わるまで、ずっと我慢してたんだからね?」
「…ごめんなさい。家の都合でどうしても…」
「…いいんだよ。こんな風に二人きりになれるだけで私、嬉しいから」
「…うん」
「それに…埋め合わせはしてもらうもん。ちゃんとお年玉、もらうからね」
「え?お年玉…?」
「…わかってるでしょ?」
唯ちゃんは甘えるような声で私を見つめた。もちろん、わかってる。でもそれはあげるだけじゃなくて、私ももらえるものなんだけど。
私があげられる、そして唯ちゃんからもらえるお年玉。それは…
「唯ちゃん、さっき言えなかったからちゃんと言うね…あけましておめでとう」
「…おめでとう。ムギちゃん」
「…大好きよ」
「…私も」
しばらく見つめ合って、私たちはどちらともなく唇を重ね合う。
――唯ちゃんからもらったお年玉は、とても柔らかくて、甘くて、温かくて…間違いなく、私の人生で最高のお年玉になった。
あけましておめでとう、唯ちゃん。今年もずっと一緒にいようね。
END
以上、新年一発目投下しました
今年も唯ムギちゃんが幸せでいられますように!
今年もいいものを見せてもらいましたGJ
GJです
657 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/05(火) 16:12:50 ID:ui29+yB6
このスレ俺合わせて4人くらいしかいないような気がする
俺はそのうちの一人か
659 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/05(火) 17:11:34 ID:6hA97XRf
つまり俺もか
俺もいるけど
幻の5人目が俺という事か…
死んだはずの六人目は俺だな…
663 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/05(火) 19:55:41 ID:OG/HHFvk
俺は7人目の隠しキャラだな
末広がり8人目の俺は唯ムギが末永く幸せに暮らすことを祈るしか
ROM専の9人目もいるよ
666 :
獣 の 数 げっと♪:2010/01/05(火) 22:01:06 ID:zSIqwJza
結局、私を含めて10人居たんだな
11人目、それも私だ
今私は唯ちゃんと二人きりでおしゃべりをしながら紅茶を飲んでいます。
皆は掃除が長引いているらしく、なかなか部室にやってきません。
「はぁー、やっぱりムギちゃんの淹れる紅茶はおいしいねぇー♪」
「ありがとう唯ちゃん、嬉しいわ♪」
こんな時間になんとも言えない居心地のよさを感じていると、ふいに唯ちゃんが私に抱きついてきました。
「ムギちゃーん♪」
「ど、どうしたの?唯ちゃん」
「おしくらまんじゅうって知ってるー?」
「え?知ってるけど…」
「今日は寒いから二人でおしくらまんじゅうしてあったまろ〜?」
「で、でも唯ちゃん、おしくらまんじゅうってもっと大勢でやるんじゃ…」
「んー♪ムギちゃんはやっぱりあったかいねぇー♪」
唯ちゃんは私の背中に手を回してぴったり密着してきました。た、確かにあったかいけど…あったかいんだけど…!!
「ゆ…唯ちゃん…?」
「んー?」
「そ、その…あのね…」
「なあにムギちゃん、どうしたのー?」
「…そ、そんなにくっつくと…あ、当たっちゃうっていうかその…」
「当たっちゃう?なにが当たっちゃうかなムギちゃん?」
「む…胸とか…」
「やだなぁムギちゃん、おしりも当たってるよ?」
太ももの上に当たるおしりの感触に、私の脈拍数は急激に増加します。
さ、触りたい…ってなにを考えてのよ私!!
「……」
「あれ?ムギちゃんもしかして恥ずかしがってる?私の胸とおしりが当たっちゃって」
「は、恥ずかしいに決まってるじゃない…」
「そっかー恥ずかしいんだー…じゃあ…これは?」
「え」
唯ちゃんはおもむろに私にキスをしました。
もうなんだか恥ずかしいとかそういうのを通り越してしまったような気がします。
「どうムギちゃん?恥ずかしい?」
「恥ずかしく…ないかも」
「でしょー?」
「唯ちゃん…も、もっと思い切りおしくらまんじゅうしない?」
「え?」
「……」ギュウウ
「はふ、ムギちゃん…苦しいよぅ…♪」
私はひとつ気付きました。
おしくらまんじゅう…最高です
おしまい
このスレの12人目が11人にささぐ!
乙だぜ
13人目の俺が勃起して登場
乙様でした
これで明日も頑張れる
規制とけた!14人目!
乙!この二人は可愛いなぁ
職人さんがいる限りこのスレは今年も安泰だね〜
流れに便乗して15人目を名乗る俺はアニメ二期に唯ムギ描写があることを信じている!
三巻の
「かゆいところはござますか〜?」
「ありませーん!ってそれちがうよー!」
以外に、ムギがボケで唯がツッコミの場面ってある?
「じゃあおつかれー!」
最後に部室を出たりっちゃんの背中を見送ったのは、私とムギちゃんの二人だけ。
下校時間まであとわずかだし、私たちも帰宅の準備を…するわけじゃない。
「…ふー」
私はいつものように、ムギちゃんの隣に座った。普段は澪ちゃんが座る席だけど、毎日この時間は私の席になる。
この秘密の時間だけ、私とムギちゃんの距離はちょっぴり近くなるんだ。
「…唯ちゃん」
ムギちゃんはそっと私の頬に手をやると、じっと私の目を見つめた。
その顔は、普段より少し大人っぽくて、優しくて…私だけが知っている表情だ。
「…好きよ」
そう呟いて、ムギちゃんは私に唇を重ねた。毎回この瞬間は、頭の奥が痺れるような、そんな感覚になる。
ムギちゃんの唇はとても柔らかくて、甘くて…世界で一番優しい味がする。その味は、時に怖くなるくらいに私をとろけさせる。
だから私は、いつになってもこの瞬間に慣れることができない。
十数秒間の口づけを交わした後、私たちはそっと抱き合った。
「…ねぇ、ムギちゃん」
「なに?」
「ムギちゃんは、寂しくならない?」
「寂しい?」
「私たち、こうして皆が帰った後しか二人になれないでしょ?だから」
「寂しくなるよ。時々、唯ちゃんに会いたくてたまらなくなっちゃう」
「私も…時々寝る前にムギちゃんに会いたくなって、泣いたりしちゃうんだ」
「そうなんだ…ごめんね泣かせちゃって」
「ムギちゃん……」
私は強くムギちゃんを抱きしめた。
ムギちゃんのことがいとおしくてたまらない。優しくてかわいくて、太陽みたいにあたたかいムギちゃん。
そんなムギちゃんを想うと、抑えた気持ちが溢れそうになる。
「ムギちゃん…ムギちゃん…」
「…大丈夫よ唯ちゃん。私はここにいるから」
「うん…」
「私がずっと唯ちゃんのそばにいて守ってあげるから…だから泣かないで?」
「うん…」
「ふふっ…やっぱり唯ちゃんは笑ってるほうが素敵ね」
「…あ、あのさ」
「なあに?」
「ずっと…一緒にいてね」
「うん…唯ちゃんも、私のそばにいてね」
「もちろんだよ。…ムギちゃん、大好き」
今度は、私からキスをした。ムギちゃんは私の唇を、どんな風に感じているんだろうな。
今度、聞いてみようっと…
おしまい
深夜に失礼
_人_ /´ :..  ̄` `\ +
`Y´ / / 、:.. \ ヽ
/ :/ :.′ :. \:. ヽ _人_
_人_ / : .:| /:. :ヽ. ヽ. :. `Y´ |
`Y´ / i: /,{ :ト、:. |>ミ:. :i: iハ. _ 人 _
x. | :i :|:. 厶イ{´ \:. :|` ー ヽ :|:. |: | `Y´
| | :!∧ ′ 斗、 \ :!rー ': :}:. |: | |
_ 人. _ ! | :.rミんz=ミ ヽr=ミ }ん: l: ′
`Y´ '. :| } j }/爽V`) 「∨爽i V /7 ' イ
| 丶 :| | | {{::Y/ /Y 「`l ヒ:Yソ/ //: / {:|
∧ !:r! l V_7 / / /,ヘ. ヽ V_/ { i_ ′ト{ _人_
|| | {| / ヘ ' / ノ{: {ヽ `Y´
|.} :lハ { r‐,} /.小:. ! ヽ.
|′} 小 ヽ `´ ノ /: :{:|:.:.∧ \
_人_ ノ-‐/ : l:.:ヽ ト --{ / | |7ー‐ヽ. \ +
`Y´ ./i′ 八:. l V /\ /ヽ ∨ :V′ ト、 ヽ.
/.::| ハ:. V / ムぅ、 i ヽ :| }:.\ ト
/ .:/i ト/ /∨イn.トヽ| V| / ト、:.. ヽ } i
/. .:/ ∧ / 小 { j ハ{ }.il V {:|ヽ:. '. ||
{ :/ /.:/ / l 八 '/ |iUノ,! ∨ |:.! \:} ノ |
ー
けいおん!キャラソン第2弾・デュエット、唯&紬って感じで出ないかなー
ある日の放課後、私と唯ちゃんは軽音部…ではなく保健室のベッドの横の椅子で並んで座っていた。
というのは、生徒会の決定で部に設置されることになった救急箱を二人で取りにきたから。でも…
「保健の先生遅いねームギちゃん。出張ってどれくらいかかるのかなぁ」
「さ、さぁ…どれくらいかな」
保健室の先生は、今出かけていて不在。それでももうすぐ帰ってくるからと私たちは待たされていたんだけど…
実を言うと私は密かに緊張していた。なぜならこの状況はあ、あまりにも…。
…放課後、保健室、二人きり…な、なにかが起きそうな気がしないでもない…いやなにかってそんな、私は別に唯ちゃんとそういうことをしたいとかそういうわ
「ねぇ…ムギちゃん?」
「はいっ!?」
「なんかドキドキするね。保健室に二人きりって」
「え?あ、ま、まぁ、そそそうかもね!?」
私は思い切りどもった後そっぽを向いてしまった。
ごめんなさい唯ちゃん、決して無視したいとかそういうわけじゃないの!
ただ唯ちゃんが私と同じことを考えているとわかってすさまじくドキドキしてしまったからで…
なんて一人であれこれ考えていると、突然唯ちゃんは驚くべき行動に出た。
「なんかここは日当たりがいいねぇ。なんか暑くなっちゃった…ブレザー脱ごうっと♪」
「なっ…!?」
「タイも窮屈だし…ふう、すっきりしたー」
「ちょちょっ、ゆ、唯ちゃん!?」
唯ちゃんはブレザーとタイを脱ぎ、さらにブラウスのボタンも二つほど外してしまった。
チラリと覗くピンクの下着に、私の頭は沸騰しそうになる。
「ふふっ…ムギちゃんも脱いだら?」
「ゆっ唯ちゃんダメ、はやく上を着ないと…」
「なにがダメなの?」
「な、なにがって、唯ちゃんがそんな薄着したら私、恥ずか…」
「ムギちゃ〜ん♪」
唯ちゃんは私の背中に覆い被さると、その手を私の胸に当てた。
私は突然の刺激に、思わず声を上げてしまう。
「ふわ…ぁっ…」
「わ…ムギちゃんのおっぱい、柔らかいね」
「なっ…ゆい…ちゃ…だっ…ダメ…」
「いいじゃん、私たちは恋人でしょ?せっかく二人きりなんだし…ね?」
「で、でも…はぁ、うっ…」
「ごめんねムギちゃん、私もう我慢できなくなっちゃった」
唯ちゃんは私から離れると、保健室の扉の鍵を掛けた。
そして私をベッドに押し倒して、馬乗りになる。
「これでもう、私たちを邪魔する人はいないよ♪」
「……」ドキドキ
「ムギちゃん、こんなにほっぺが赤くなっちゃってる…冷やしてあげるね」
「あぅっ…あっ…」
唯ちゃんは私の頬を舐めた。
敏感な頬に舌の感触が触れた瞬間、私は思わず唯ちゃんを抱きしめていた。
「や、やめ…て、唯ちゃん…私、壊れちゃうよ…」
「ふふっ…ムギちゃんはやっぱりおいしいね。…ここはどうかな」
「唯ちゃん…」
唯ちゃんは私のタイをほどくと、ブラウスのボタンを上から外していった。
ああ、もう私たち、戻れなくなっちゃう…?
と目を閉じたところで、扉を叩く音がした。
ドンドン!「誰かいるの?」
「あ、先生だ!はぁ、しょうがない…ムギちゃん、早く服着よう」
「う…うん…」
あわてて服を着て先生を保健室に入れた唯ちゃんは、もういつも通りの笑顔だった。
す、すごい変わり身…
私はホッとしている一方でちょっとがっかりしていた。少し…残念かも。
と肩を落としつつ廊下を歩く私に、唯ちゃんはボソッと言ったのだった。
「…安心してムギちゃん」
「えっ!?」
「また今度、続きしようね♪」
「あ、えっと…う、うん!」
おわり
思うがままに書いた!反省はしています
GJ
SSラッシュだな
職人GJ
年が明けてもスレが潤っているぜ
最近毎日SSが投下されるね、職人GJ
規制解除されたので今更ながら16人目を名乗る
俺が、俺たちが17人目だ!!!
規制されててもどかしかったぜ・・・・
もしやこれって76人制限とか…
と言いつつ18人目
いっ・・・19ううううううううう!!
20人目はこの俺だぜ
21人目を名乗りたい俺がここにいる。
少し遅いが二期決定ムギュイイイヤッホオォォ!!
まさか俺が22人目だとは思いもしなかったわけだ
23人目がいるぜ!
ここまで揃ったら目指すは唯×憂スレ突破だー
-
安心しろ、24人目は此処に居るぞ!!
わらわら
むぎむぎ
むぎわら
今日も皆より一足早く部室にやってきた私。お茶とお菓子の準備を整えてしまうと、あっさりとやることがなくなってしまう。
…そうだ、今日も誰かを驚かせちゃおうっと♪
梓ちゃんは昨日驚かせちゃったけど、二年生は学年集会で遅れるらしいし、先に来るのは唯ちゃんたち3人の中の誰かよね。なら確実に驚かせられる!
ということで、私はさっと物陰に隠れた。今日は寝ちゃわないように気を付けないと…あ、誰か来た!
「ふぃー…」ガチャ
部室にやってきたのは唯ちゃん。一番驚いてくれそうなのは澪ちゃんだけど、その次に驚いてくれそうな人が来たわ♪
よし、それじゃ…
「わぁ!!」
「うあぅ!?」
勢いよく飛び出した私を見て、唯ちゃんはビクッと体を震わせた。やった、今日は成功!!
「びび、びっくりしたぁ…」
「うふふ、ごめんなさい♪」
「むー、ムギちゃんったらひどいよー!」
「だってやってみたかったんだもの♪」
「もー、しょうがないなぁー♪」
唯ちゃんはやれやれ、といった表情ではあったけど、怒ったりはしていないようだ。
それどころか、少し嬉しそう…よかった♪
「でも、ムギちゃんがこんなことするなんて珍しいね?」
「うん、成功してよかったわ♪昨日は失敗しちゃったから」
「え?昨日…?」
「ほら、皆が来た時私と梓ちゃんだけだったでしょ?昨日は梓ちゃんを驚かせたの」
「…そうだったんだ」
「でも私、驚かせようと隠れてたらつい寝ちゃって…梓ちゃんに起こされちゃったの」
「…へぇー」
「そういえば昨日は楽しかったなぁ♪梓ちゃんにギター持たせてもらって弾かせてもらったのよ♪」
「…ふーん」
「あとね、お茶の準備してる時なんか…」
「…ほっぺのクリーム拭いてもらったんだよね」
「そうそう!そういえば昨日は皆いつから来てたの?私全然気付かなくて…唯ちゃん?」
見ると、唯ちゃんはさっきとはうって変わって浮かない表情になっていた。
どうしたんだろう、私何か気に障るようなこと言っちゃったかな…
「唯ちゃん?どうかした?」
「…あずにゃんと一緒にいるの、そんなに楽しかった?」
「え?う、うん…」
「…そっか」
それきり唯ちゃんは何も言わなくなってしまった。
やっぱり、何か悪いこと言ったのかな…それなら何とか唯ちゃんの機嫌を直さなきゃ!
それには…そうだ!!
「唯ちゃん、お願いがあるんだけど!」
「……?」
「ギターの弾き方教えてくれない?昨日梓ちゃんに弾かせてもらった時は上手くできなくて…いい?」
「別に…いいけど…」
「ありがとう!じゃあ隣に座ってもいい?」
「う、うん」
私は唯ちゃんの隣の椅子に座った。
唯ちゃんは少し戸惑っているようだったけど、不機嫌な雰囲気は消えた。とりあえず…よかった。
「じゃあ、重いから気をつけてね」
「わっ…梓ちゃんのより重いのね?でも、かわいい♪」
「そ、そう?」
「うん、唯ちゃんがかわいいって選んだんだもん、かわいいに決まってるじゃない?」
「う…うん…」
「じゃあコード教えて?昨日はFコードやってみたんだけど難しくて」
「最初は簡単なのからやった方がいいよ。えっとまず、Eコードっていうのが…」
「こう?」
「あ、指がくっつくと綺麗に音が出ないから、指先だけ…あ」
「?」
私の指を握った唯ちゃんは、なぜだか急に顔を赤くした。
「唯ちゃん?」
「な、なんでもない!じゃあ弾いてみて?」
「うん!」
ジャ〜ン…
「弾けた!」
「すごい!綺麗に音出たねムギちゃん♪」
「うん♪」
唯ちゃんはすっかりいつもの笑顔に戻っていた。
どうして機嫌が悪くなったのかはよくわからないけど…ま、いっか♪
唯ちゃんとこんなに楽しい時間を過ごせたんだから。
「じゃあ、もっとコード教えて?」
「うん!」
おしまい
原作ネタから書いてみた!
706 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 00:17:12 ID:TwZLoyMW
もっと書いて下さいお願いします
「ムギちゃん、これ似合うー?」
ある休日の、ある店の一角。かわいらしいピンクのワンピースを広げた唯ちゃんがうれしそうに私を呼んだ。
私はその姿を見て、すぐにその答えを導き出す。似合うか似合わないかなんて、考えるまでもないことだ。
「うん、とっても似合うわよ、唯ちゃん♪」
「ホント?じゃあ…着てみよっかな」
「そんなに心配しないで大丈夫大丈夫♪唯ちゃんならなんでも似合うんだから」
「そ、そうかな?じゃあちょっと着てみるから待ってて」
そのまま試着室に入った唯ちゃん。
ごそごそと布の擦れる音に思いがけずドキドキしていると、仕切りの隙間からぴょこっと唯ちゃんが顔を出した。
「ム、ムギちゃん」
「どうしたの?もう着替え終わった?」
「うん…で、でもね」
「なに?」
「や、やっぱり恥ずかしいや…」
「大丈夫だから、そんなこと言わないで見せて?ね?」
「う、う〜…」
唯ちゃんは顔を真っ赤にしつつ、おずおずと試着室の仕切りを開いた。
――天使がいた。
驚くほどに上品で、かわいらしくて、大人っぽくて、でも唯ちゃんの持つ独特の幼い雰囲気もあって…と、とにかく、もう…
「ど、どうかな。やっぱり変じゃない…?」
「さ…最高!最高よ唯ちゃん!!」
「ムギちゃん、朝私が着てきた服見た時も同じこと言ったよ?」
「こ、更新したの!二回連続で最高記録を塗り替えちゃったのよ!」
「そ、そうなんだ…えへへ、よかった♪」
「ねぇ唯ちゃん、せっかくだから、それ着たままでいたら?」
「え、でも…」
「もしそうしてくれたら…私は、その方が嬉しいんだけどな…」
「そ、そっか…じゃあこれ、買ってみるね」
「…うん♪」
――そう、今私たちはデートをしている。
とはいっても、遊園地で遊んだり映画を見に行くわけじゃなく、買い物がてら街を歩く、という程度だけど…
でも、その方が私たちには合ってると思う。周りの人と同じものを同じように楽しむんじゃなくて、私たち二人だけが選んだものを、私たち二人だけが楽しむ。
その方が、恋人って感じがする…と私は思う。
…まぁ実を言えば、人が密集した場所でデートするのに慣れてないだけなんだけど。
「ムギちゃん、今度はどこ行こっか」
「うーん…唯ちゃんはどこか行きたいところある?」
「私はもう買いたいもの買ったし…特にないかな」
「そっか…私もこれといってないんだけど…」
しばらく沈黙が続いた後、私の手を柔らかいものが包んだ。…唯ちゃんの、手だ。
私はハッとしたけど、その指先を見ることはせずに、できるだけ優しく握り返す。
「…唯ちゃん」
「私…どこに行ってもいいよ。ムギちゃんとこうやって一緒にいられるなら」
「うん…」
こんなやり取りをする私たちは、周りの人たちから見てどう映っているんだろう。
そんなことを気にするのは、悪い気はしない。むしろ、もっと仲良くする姿を見て欲しい…なんて。
でもそれも大げさじゃないと思えるくらいに、私は唯ちゃんと一緒にいられる時間を楽しんだ。そしてきっと、唯ちゃんも。
だからこそ、別れの時間はあっという間にやってきてしまう。
「ムギちゃん、今日は楽しかったねぇ」
「今日は、じゃないでしょ?今日も、楽しかったのよ♪」
「あ、そっか…いけねー♪」
「もう、唯ちゃんったら。じゃあ…私、ここで」
「…うん」
唯ちゃんは寂しそうに私を見た。多分私も、こんな目で唯ちゃんを見ているんだと思う。
また明日学校で会えるのに、まるでもう二度と会えなくなるような、そんな寂しさ。
お互いに好きでいるから、ほんの一時の別れでさえも、私たちには辛かった。
「…ムギちゃん」
唯ちゃんは私に駆け寄ると、ギュッと私に体を寄せた。私はその肩を、そっと抱きしめてあげる。
「唯ちゃん…寂しい?」
「…うん」
「私も…寂しい。ホントは帰りたくなんてないの」
「そうなんだ…私たち、ずっとずっと一緒にいられたらいいのにね」
「…じゃあ、おまじないしようか」
「おまじない?」
「そう。心も体もあったかくなって、寂しくなくなるおまじない」
私は唯ちゃんの涙を拭うように、顔を指先でなぞる。
その柔らかい頬は紅く染まって、淡い熱を帯びていた。
「ムギ…ちゃん…」
かすれるような声を上げた唯ちゃんに、私はゆっくりと自分の顔を近づけた。
私の気持ちと、唯ちゃんの気持ち。その二つは、今ゆっくりとつながった。
―――
「じゃあね唯ちゃん。気をつけてね」
「うん…おまじない、ありがとうムギちゃん。なんだか効いてきた気がする」
「そ…そう……」
「でも一回だけじゃ足りないから…毎日しようね!」
「も、もう!それじゃあまた明日!」
「ばいばい、ムギちゃん♪」
「ばっ…ばいばい!」
私はぎこちなく、でも大きく手を振った。
明日からは、私から手を振ろうかな。なんて考えながら。
おわり
以上です
夜中に失礼いたしました
毎日SSが降ってくるね
恵みの雨じゃ
遡ってみた、君との記憶。最初は、私がりっちゃんに手を引かれ部室に導かれたとき
君と澪ちゃんが立ち上がって私に屈託のない笑顔を見せてくれたとき
あの日から、なのかなあ。違うかもしれないけど、だとしたらいつからなんだろう
君の笑顔を、真っ直ぐな気持ちで見れないようになったのは
青く輝くつぶらな瞳、長く伸ばした柔らかそうな髪、いつも柔らかな桃色に染められた頬、美味しそうな眉毛
全てが私を駆り立てるようになったのは
憂や、和ちゃん。りっちゃんや澪ちゃん、あずにゃん、さわちゃん先生。……そして君も
みんな、私の思いには気付かない。上の空でぼーっとしている私を、いつもの私だって思っている
でも……君には気づいてほしい。この気持ちに
君にしか気づいてほしくない、この恋心に
「…いちゃん……唯ちゃん……唯ちゃん?」
あ、また上の空だった。君が心配そうに、私の顔を覗き込む
「ふふ、今日は体育疲れたもんね。眠くなっちゃった?」
そういって私の前に淹れたての紅茶を置いた
りっちゃん、澪ちゃん、あずにゃんもまだ来てないみたい。
今しかない……のかな。
私は、ゆっくりと立ち上がって、君の背中を見つめた
少し怖い、けど、踏み出さないと何も始まらないまま、全部終わっちゃうかもしれない
そっちの方がもっと怖い
「む、ムギちゃん!」
大丈夫、大丈夫だよ。私………
「唯ちゃん?」
あの頃の私、もし彼女にだけ特別な感情を抱くようになっていたら、その気持ちは正しい物だよ
今、それを全部、吐き出すよ
「……あの、……」
私は、ムギちゃんのことを愛しています
なんとなく書いてみた
続きは……うふふ
718 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/13(水) 08:42:57 ID:rOZ5kVgL
ふむ、よろしい
唯「でね、昨日ギー太の弦太を張替えてたら弦太の先っちょが指に…」
紬(ほんと何にでも名前つけちゃうのね)
紬「ねぇ唯ちゃん。ふと思ったんだけど、
私のキーボードに名前つけるとしたらどんな名前にするの?」
唯「ムギちゃんのキーボードに? ふむ…」
紬(キーボー太かな。それともキー太かしら。
あ、キー太だとギー太くんと被っちゃうわ〜//)ポッ
唯「コルグ・トライたん」
紬「なにそれかっこいい」
ちょw
その日、掃除当番でない私とムギちゃんは、部活が始まるまでの時間を二人きりで過ごしていた。
てきぱきとお茶の準備をするムギちゃんと、それをのんびりと見つめる私。
たったそれだけなのに、ぺちゃくちゃおしゃべりをしてるわけでもないのに、私は不思議な居心地のよさを感じてしまう。
「…えへへっ♪」
「唯ちゃん?どうしたの?」
「うん…なんかね、すごくうれしくなっちゃって」
「なにかいいことでもあったの?」
「んー、そういうわけじゃないんだけどね?ムギちゃんとこうして一緒にいるの、すごくうれしいんだ」
「それって…ど、どういうこと?」
「どういうことって言われても、よくわかんないけど…とにかくうれしいの♪」
「そ…そうなんだ」
ムギちゃんは顔を赤くして、でもどこか嬉しそうに紅茶をティーカップに注いだ。
その手付きは手慣れた様子で、上品で、大人っぽくて…もしかしたら、ムギちゃんの一番かわいい仕草って言ってもいいのかもしれない。
その姿はまるで絵本に出てくるお姫さまみたいで、とても熱い。ん?熱い…?
「あ、あちー!入れすぎだよムギちゃん!ていうかおもいっきりこぼれてる!」
「え…?…あ!ご、ごめんなさい!」
紅茶の海になったテーブルをあわてて拭いたムギちゃんは、すっかりしゅんとしてしまった。
普段はめったにしない失敗を、それもお茶を入れる時にしてしまったのが二重にショックだったみたいだ。
「ムギちゃん、元気出して?私なんともないから」
「…うん」
「よしよし、大丈夫だよムギちゃん。えらいえらい♪」
「う…うん」
いいこいいこしてあげると、ムギちゃんは真っ赤になりながらまた笑顔を浮かべた。何はともあれ、よかったよかった♪
「…前にもね?」
「うん?」
「さっきみたいに、お茶こぼしちゃったことがあったの。確か1年生のころ、唯ちゃんが追試を受けてた時かな」
「へぇー…私のこと心配してくれてたの?」
「うん…唯ちゃん大丈夫かなぁって考えてたら、ついぼんやりしちゃって」
「そっかぁ…でも嬉しいな♪それだけ私のこと考えてくれてたってことだもんね」
「今だってそうよ?さっきも唯ちゃんが言ってくれたことが嬉しかったから、あんな風にぼーっとしちゃったの」
「えへへ…そっか♪」
なんだ…ムギちゃんも、私のこと考えててくれてたんだね。
すごく、うれしいよ。大好きな子にそう言ってもらえるのって。
「ムギちゃんっ♪」
「ほわ…」
私は無性に嬉しくなってムギちゃんのほっぺをぎゅーっとした。
あったかくて、やわらかくって、すべすべしてて、ぷにゅぷにゅだ。
「ムギちゃん♪」
「ふぁ、ふぁに?」
「ムギちゃーん♪」
「…ふぁ、ふぁーに?」
「だいすきだよー♪」
「ひゅ……」
わ、急にほっぺが熱くなった。ホントにムギちゃんはすぐに顔に出るなぁ。
「ありゃりゃムギちゃん、顔真っ赤だねぇ?」
「だ、だって…しょうがないじゃない!…えいっ!」
「むぎゅ…」
「私も、唯ちゃんのことだいすき!」
ムギちゃんはお返しとばかりに私のほっぺをぎゅーっとしながら、私が一番聞きたいことを言った。
あ、やっぱり私も顔赤くなっちゃうや…まぁムギちゃんの言う通り、しょうがないか♪
「唯ちゃんだって顔赤くなったわよ?これでおあいこね♪」
「えふぇふぇ…♪うん♪」
こうして私とムギちゃんはしばらく、お互いのほっぺを触り合っていたのでした。
おしまい
ひたすらイチャイチャしてるとこを書いてみました
わ
ち
gj
「…唯ちゃん」
二人きりの放課後の部室で、ぴたっと私の背中にくっつくムギちゃん。
抱きつく、というほどではないんだけど、そのぬくもりは互いの制服を通して確かに伝わってくる。
もしこの隔たりがなかったら、ムギちゃんの体温を直に感じることができるのに。
ムギちゃんと身を寄せ合うたびにこんなことを考えてしまう私は、エッチな子なのかな…なんて悶々としていると、不意にぬくもりが背中から消えた。
「ムギちゃん…?」
見ると、一歩距離を置いて、頬をぷーっと膨らませたムギちゃんが私を睨んでいた。
ど、どうしたのかな。もしかして変なこと考えてるのがバレた…?
「ムギちゃん、どうかした?」
「…唯ちゃんは、ホントに私のこと好きなの?」
「え?も、もちろん好きだよ。何言ってるの?」
「そのわりには、私に何にもしてこないじゃない」
「な、何にもなんてことは…」
「じゃあ、具体的にはどんなことしてるのかしら。言ってみて?」
「えぇと…だ、抱きついたり…」
「それだけ?」
「手を繋いだり…」
「あとは?」
「……お、おしゃべり」
「それって、恋人同士でする特別なこと?違わない?」
「…はい」
ムギちゃんの言うことはごもっともだ。
私はムギちゃんとお付き合いするようになってから、前みたいに積極的になれなくなってしまった。
いつも抱きつくのはムギちゃんからだし、手を繋ぐのだってムギちゃんから。最近は話しかけるのにも躊躇してしまうようになってしまった。
まぁ、ここ最近の私は一言で言えば…ヘタレなのだ。
「最近はほとんど好きとも言ってくれないし、唯ちゃんから愛情を感じられない…私、このままじゃ浮気しちゃうかも」
「ま、待ってよ、私ホントにムギちゃんのこと好きだよ?」
「じゃあ、その証拠を見せて?私のことを好きだっていう証拠」
「しょ、証拠…よーし、ムギちゃ」
「抱きつくのは無しよ?もう私がしたんだから」
「う…」
「あと、好き好きって言うのも。言えばいいってものでもないのよ」
「うぅ…」
なんてことだ。私に出来ることをすべて封じられてしまった。
じゃあ何をすれば…恋人同士でする特別なこと、ムギちゃんのことを好きだからすること……
「む、ムギちゃん」
「は、はい?」
私はムギちゃんの肩をグッと掴んだ。こうなれば覚悟を決めよう。
私はムギちゃんのことが大好きなんだ。だったらこれくらいしなきゃダメだ!
チュッ…
私はムギちゃんにキスをした。…けど、味なんてまったくわからない。ただ漠然と柔らかいと感じただけだ。
なぜなら私の心臓はバクバク音を立て、身体中から汗が吹き出て、頭はキーンと耳鳴りがしていたから。
…情けない。いくらファーストキスだからって、ここまで余裕がないなんて…
「……」
「…む、ムギちゃん…ど、どう…?これでわかってくれた?」
「…うん」
「よ、よかった…」
「…待って」
「え?」
「まだ…あるじゃない」
「あるって…うぉ」
ムギちゃんは私に体を寄せた。さっきとは違って、密着するように足を私のと交差させている。
制服越しでも分かる豊かな感触が、私の理性をくすぐった。
「ム…ギちゃ…」
「ホントは唯ちゃん…我慢してるんじゃない?」
「え…?」
「唯ちゃんは照れ屋さんなところもあるけど、優しいから…したいようにしたら私に悪いんじゃないかって考えてるんじゃない?」
正直、図星だった。とはいっても、ヘタレを正当化させるための言い訳に過ぎないんだけど。
でもやっぱり、怖い。私が我慢をやめて自分の気持ちを全部向けたら、きっと私はあなたを傷つける…私は、それが怖いんだ。
「…大丈夫よ」
「え…?」
「私、唯ちゃんのこと好きだから…どんなことされても嫌じゃないの」
「ど…どんなことされても?」
「うん。どっちかといえば、私がしたいくらいなのよ?でも私がしたら、一方的になっちゃうから…だから唯ちゃんから、して?」
「だ、だけど…」
「さっきキスしてくれたんだから…できるでしょ?」
「……」
私は、変な気持ちになっていた。夜、布団の中でムギちゃんを思う時たまになる、そんな気持ち。
大好きな人をそんな目で見たらいけない。そう必死で抑え込んできた、そんな気持ちだ。
でも…そのムギちゃんがいいって言ってくれてる。だったら…
「ムギ…ちゃん」
私はそっとムギちゃんの制服のタイをほどくと、ブラウスのボタンを上から外していった。
そして、豊かな胸を包む淡いピンクの下着があらわになった瞬間、私はハッと息を飲んだ。
「…かわいい、かな?唯ちゃん、ピンクが好きだって言ってたから」
「ム、ムギちゃん…私…ホントに、我慢できないよ…?」
「うん…」
ムギちゃんはゆっくりと、私の太ももに指を這わせた。
「いいよ…唯ちゃん」
「ふ…っ……うぅ…」
私は、理性を捨てた。
――好きだよ、ムギちゃん。
END
以上です
誤字脱字等あったらご勘弁を
ふぅ・・・
おいコラ何勝手に賢者になっ
ふぅ…GJ
はわわ
紬「S・A・G・A佐賀〜♪」
唯「ど、どうしたのムギちゃん、そんな化石みたいなネタを…」
紬「あら唯ちゃん知らないの?今巷で流行ってるお笑い芸人のネタなのよ♪」
唯「全然流行ってないよムギちゃん!私たちが小学生くらいの頃のギャグだよ!」
紬「え、そうなの?頑張って調べたんだけどな…グスン」
唯「よーし、じゃあ私が最新のお笑いネタを教えてあげるよ!」
紬「ホント?ありがとう唯ちゃん!」
唯「じゃあまずは…」
この後唯ちゃんは最新のお笑いネタをたくさん教えてくれました。
右から左に受け流す云々とか、おめぇに食わせるタンメンは云々、ぐー!、ふぉー!、とぅーす!等々…
それはお笑いに疎い私にとって、まさに衝撃そのものでした。
そしてそのレクチャーを聞いた私は、一つの志を胸に秘めていたのです。
紬「ゆ…唯ちゃん!」
唯「言わせねぇよ!?」
紬「えぇ!?」
唯「ごめんごめん、これもお笑いのネタだよ〜」
紬「そ、そうなんだ…あのね唯ちゃん、一つお願いがあるの!」
唯「なあに?」
紬「私とお笑いのコンビを組みましょう!私も楽しいことしたいわ!」
唯「いいねムギちゃん!夫婦漫才だね!」
紬「め、夫婦だなんてそんな…照れちゃう」
唯「なに照れてんねん!雨降らす気かいな!」
紬「え…あ、えっと」
唯「ってそりゃてるてる坊主やんか!照れ照れ坊主ちゃうわ!…てな感じの突っ込みが求められるんだよムギちゃん!」
紬「す、すごい!早くもお笑い芸人の気迫が溢れてるわ!」
唯「いやぁ〜♪じゃあさっそくコンビ名を決めよう!なにがいいかな?」
紬「そうね…平サワー麦茶なんてどうかしら?」
唯「あると思います!さすがムギちゃんセンスあるよ!」
紬「じゃあ決まりね!」
唯「頑張ろうねムギちゃん!目指すはM-1優勝だよ!」
紬「うん♪」
こうして私たち平サワー麦茶は記念すべき一歩を踏み出しました。
高くそびえ立つ笑いの山の頂点へ向かって…
―完―
>>735をじーっと見ていたら思い付いた
夫婦にいちいち反応するムギかわいい
>>735を見てもロリっ娘軍師コンビしか浮かばなかった…orz
保守
唯「鏡よ鏡よカーガミちゃん、この世で一番かわいいのはだあれ?」
鏡ムギ「それは唯ちゃんです♪」
唯「きゃっ恥ずかしいっ♪じゃあねじゃあね、カーガミちゃんがこの世で一番好きなのはだあれ?」
鏡ムギ「それも唯ちゃんです♪」
唯「きゃー♪ねぇねぇ、カーガミちゃんて鏡から出れないの?やっぱり無理?」
鏡ムギ「出られるわよ♪」ヌッ
唯「わっ!出られるなら早く言ってよー!」
ムギ「ごめんなさい、つい♪」
唯「まぁかわいいからいいやー♪ところでなんて呼べばいいかな?鏡から出ちゃったからカーガミちゃんじゃおかしいよね」
ムギ「鏡から生まれたから、ムギちゃんって呼んで♪」
唯「鏡が関係あるかはわからないけど、かわいい名前だね♪そうだ、一つお願いしてもいい?」
ムギ「お願い?いいわよ、なんでも言って♪」
唯「ギューッて抱きついてもいい?」
ムギ「も、もちのろん!どんとこいです!」
唯「わーい♪」ギューッ
ムギ「きゃ、唯ちゃんたらそんな大胆…///」
唯「ムギちゃん柔らか〜い♪」
ムギ「あぅ、そんなとこ触っちゃだめよぅ…///」
憂「…な、なんばしよっとあの二人…?許すまじ!」
つづ…かない
742 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/21(木) 07:51:10 ID:wX9GN5sN0
よくムギ唯の絵描くあの絵師さん今度同人出すのか
楽しみだ
保守
pixivでムギ唯で検索すればすぐ出てくる人のことだと思う
冬コミ新刊で唯ムギ同人全然ないと思ったけどやっと1冊見つかった
もっとメジャーにならないものか…
>>742 あの人の唯ムギはちょっと悲しげな雰囲気がいいよね
ところで唯ムギスレにはまだwikiがないみたいだね
もう少しSSが増えないとできないか
既に結構な数が投下されているから作っても良いと思う
個人的にwikiが出来ると創作意欲上がる
百合板よりこっちに投下しようかなって思っちゃうよw
まあ18禁物は無理だけど
他はそれぞれ個別のウィキあるのかすげー
「ムギちゃん♪」
部活を終えた皆がいなくなったのを確かめると、二人きりの部室で無邪気な笑顔を浮かべ私に腕を絡ませる唯ちゃん。
ああ、この柔らかい感触はもしかしてもしかしなくても…
はっ!私ったらなんてはしたない!ここはロマンティックな雰囲気を楽しむべきところじゃないの!…でもやっぱり……
「…うふふっ……♪」
「ムギちゃんどうしたの?なんだか嬉しそうだね」
「えっ?なっなんでもないわゃ!……」
「あはは、噛んじゃったねー」
「あはは…噛んじゃった」
こんな風に舞い上がってしまうのも仕方ない。なぜなら大好きな人と二人きりなんだから。
「唯ちゃん、お口開けて?クッキー、食べさせてあげる」
「わぁ、美味しそう!」
「唯ちゃんのために持ってきたの。皆には内緒よ?はい、あーん」
「あーん…サクッ」
口に入れたクッキーを頬張る唯ちゃん。それはまるでハムスターのようで、たまらなくかわいくて…
私はそんな姿を見て強く感じてしまう。生きててよかった……
「ムギちゃん、すっごくおいしいよ♪」
「そう♪よかった…唯ちゃん?」
「なーに?」
「あの…ね?こんなこと言うのはどうかと思うんだけど…」
「私…クッキーのごほうび、欲しいな」
「ごほうび?」
あぁ神様、強欲な私をお許しください。
唯ちゃんと一緒にいられるだけで世界一の幸せ者だと言ってもなんら差し支えないというのに、私ときたらさらに望みを重ねるだなんて…
「ごほうびかぁ…ムギちゃんはどんなごほうびが欲しい?」
「すっごく甘いの。甘くて、とろけちゃうようなのがいいな」
「…ムギちゃんはわがままなんだね?」
「そうよ、私はわがままなの。今に始まったことじゃないと思うけどな?」
「んもー、ムギちゃんはしょうがないなぁ…」
唯ちゃんは私に体を密着させると、至近距離まで顔を近づけた。
そして私の唇を指先でなぞりながら、楽しむように囁く。
「ねぇ…ムギちゃんは、私のどういうところが好き?」
「…かわいい、ところかな」
「かわいいって、具体的には?」
「…全部よ。唯ちゃんの、全部。見た目も、中身も、声も、なにもかも」
「…嬉しい♪」
唯ちゃんは私にキスをした。
温かく弾力のある唇が私の唇に重ねられた瞬間、私の頭は電流が走ったように痺れる。
「ん…んん……」
無意識に、手が唯ちゃんの背中から腰、お尻へと動いていた。
「んっ……!」
スカートの上から少し撫でただけなのに、唯ちゃんは体を大きくよじらせる。
…唯ちゃん、お尻が敏感なのかな。そんなことを考えているうちに、唯ちゃんは唇を離した。
「……変なとこ、触っちゃだめだよ」
「…言ったでしょ?私はわがままなの。キスだけじゃ我慢できないのよ」
「…えっち」
「……!」
唯ちゃんは私に再び唇を重ねた。
熱い舌が、私の口に入ってくる。舌が絡み合うぬるりとした感触が、私の理性を奪う。
どうしよう。
私、壊れちゃう。
おかしくなっちゃう。
止められない。
唯ちゃんを、食べたい――
理性が吹き飛びそうになる直前、唯ちゃんはキスを止めた。
唾液にまみれた口の周りが、妖しく光沢を放っていた。
「はっ…はぁ…む…ギ、ちゃん……」
「な…っ……ふっ…ぅ……なに?」
「…気持ち…よかった…?」
「う…うん……」
「じゃ……ごほうび、もっと……ほしい?」
「欲しい…よ……」
「じゃあ……しよう…?」
「う…ん……」
――もう私たちを止められるものはない。
私たちを突き動かす愛と欲望を止められるものなんて、なにも――
END
以上、投下しました
…セ、セーフですよね!
・・・ふぅ
けしからん
もっとやれ
:
@
あれ?急に過疎った?
どんとこいです!
14話のムギちゃんの「まいどー」のくだりが好きだ
唯「かっこいいねムギちゃん!」
紬「でしょでしょ?」
2人ともかわい過ぎるw
やっぱり二人とも天然だし
そういうところの感性もにてるのかな
唯「ことぶき退社ってムギちゃんと何か関係あるの?」
紬「寿退社っていうのは、結婚に伴って会社を辞めることをいうのよ♪」
唯「そっかぁ。じゃあ…私、軽音部やめるよ」
紬「えっ!ど、どうして唯ちゃん!?考え直して!!ツラいことがあるなら私に――」
唯「ムギちゃん…2ヶ月だって…//」お腹サスリサスリ
紬(――!!? まさか私と過ごしたあの夜――!?//)ポッ
紬「唯ちゃん、結婚しましょう!そしてお腹の子の名前は」
唯紬「「コルグ・トライたん」」
律「あの2人なんで腹抱えながら床転がり回ってんだ?」
澪「波長が合ったんだろ」
まさかのコルグ・トライたん再登場
きっかけは、放課後のほんのささいな言い争いでした――
「んー♪やっぱりムギちゃんが入れてくれるお茶はおいしー♪」
「ありがとう♪唯ちゃんにそう言ってもらえると嬉しいわ♪」
「あのねぇムギちゃん、私ムギちゃんのこと好きなんだ〜♪」
「私も唯ちゃんのこと好きよ♪」「ありがと〜♪でも私の方が大好きだよ?」
「あら、私の方が大好きよ?」
「私の方が大大、だーい好きだもん!」
「私の方が大大大、だーい好きっ!」
「「むーっ!!」」
私たちは熱くなっていました。お互いの意地と意地がぶつかり合って、もう後に引けない。そう感じずにはいられませんでした。
そう、賽は投げられたのです!
「いいムギちゃん、私の方が先にムギちゃんのこと好きになったんだから、私の方がムギちゃんのこと好きなの!」
「違うわ、私の方が先に唯ちゃんを好きになったの!だから私の方が唯ちゃんのこと好きなの!」
「へん!私なんかムギちゃんと初めてしゃべった時にはもう好きになってたもんね!」
「あら、私なんて初めて唯ちゃんの顔見た時に好きになってたわ!」
「私なんかムギちゃんの後ろ姿見た瞬間には好きになってた!」
「私なんか――」
しばらくは息をつかせぬ攻防が続きました。ですが形成はまったくの五分。埒があかないとはこのことです。
と、ここで唯ちゃんがある提案をしました。
「勝負?」
「そう!お互いに好きだってことをアピールするの!それならはっきりするよ!」
「いいわよ。私が唯ちゃんのこと大好きだってこと分からせてあげる!」
「のぞむところだよ!じゃあまずは私から!」
「きゃ…?」
唯ちゃんは長椅子に座ると、私を倒れこませて頭を太ももの上に乗せました。
そう、膝枕です。恐るべし唯ちゃん。いきなり強力な手を打ってきます…
あぁ、そんなに頭を優しく撫でられたら、私…
「ゆ…唯ちゃん…ずるい……」
「ふふふ、何を言おうと体は正直だね。すっごい嬉しそうだよ?」
「……うぅ」
「あーあ、案外勝負がつくの早かったねー?これで私の方が…」
「ま…まだよ!」
「え!?」
私は勢いよく起き上がると、胸に唯ちゃんを力強く抱きしめました。
一見シンプルなようですが、破壊力抜群なのです。その証拠に唯ちゃんも…
「えへ、えへへへ…♪ムギ…ちゃぁん…♪」
「うふふ…いいこね唯ちゃん。これでわかってくれた?私の方が唯ちゃんのこと好きなのよ♪」
「はっ…なっ、なんの!」
しかし唯ちゃんも負けてはいません。パッと身を離すと、入れ替わるようにして私の背中を抱きしめました。
確かにドキドキしますが、しょせんは二番煎じ。インパクトはありません。少なくとも最初はそう思っていました。しかし…
「ふふ…唯ちゃん、それじゃ私が抱きしめたのと変わらないわよ?」
「ムギちゃん……だぁいすき」
「な…?」ドキッ
唯ちゃんは甘えるように私の耳元に囁きました。
さっきははしゃぐような感じだったのに…
「普段お茶入れてくれる時とか、キーボード弾いてる時とかね…いつでもムギちゃんから目を離せないの」
「な…な…」ドキドキ
「それはね、ムギちゃんがすっごくかわいいからなんだよ」
「……」カーッ
「私、ムギちゃんのこと大好き。好きすぎて、食べちゃいたいくらい」
「……っ!」ボンッ
ふ…不覚…!まさか、抱きしめと甘い言葉を同時に使ってくるなんて…こんな変化球、まったく予想してなかった…
無念、私の全身からは力が抜け、唯ちゃんに体を委ねる体勢になります。
「ふぇぇ…」
「ふふふ…ムギちゃん、私だけのものになってくれる?」
「う…うん……」
…負けちゃだめ!
負けちゃだめよ紬!決めたじゃない!私の方が唯ちゃんを愛してることを証明するって!
だったら…だったら最後の手段を使うのよ!愛を伝える一世一代、起死回生、空前絶後の手段を!
「…唯ちゃん!」
「え…」
「だいすきっ!」
「……!」
私は首を曲げると、完全に油断していた唯ちゃんにキスをしました。これぞ、私に残された最後の手段なのです!
「あ…あうぅ……」
「どう唯ちゃん、これで私の方が唯ちゃんのこと好きだってわかった?」
「うん…わかった…私の負けだよ……」
「やった、私の勝ち♪」
でもこの時、私の心は満たされていませんでした。
私が唯ちゃんを想う気持ちが唯ちゃんを上回った。逆に言えば、唯ちゃんは私のことをここまで好きじゃないってこと…?そ…そんなの…そんなの嫌!
「唯ちゃん!」
「な、なに?」
「わ、私に…キスしてください!」
「え?ど、どうして…?」
「だって…私の勝ちって決めちゃったら、唯ちゃんの気持ちは私に負けてるってことでしょ?
私、そんなの嫌。私が唯ちゃんを好きなのと同じくらい、唯ちゃんにも私のことを好きでいてほしいの!」
「ムギちゃん…」
「だから…引き分けにしましょう?」
「うん…♪」
「じゃ、じゃあ…いくよ」
「う、うん」
「……」ドキドキ
「……」ドキドキ
唯ちゃんの顔が少しずつ私に近づいてきました。
あ、あれ。さっき私がした時はそうでもなかったのに、なんかすごく緊張す…あ
チュッ…
「……あはは、ムギちゃん顔真っ赤だよ」
「……唯ちゃんだって、耳まで赤くなってる」
「しょ、しょうがないじゃん…!ムギちゃんはさっき恥ずかしくなかったの?」
「えっと…さっきは勢いでしちゃったから……」
「ひどーい!勢いであんなことしたんだ?」
「ち、違うの!私は唯ちゃんへの気持ちをどうにか表したくって、決して軽い気持ちじゃなくて、勢いに乗らないとできないから…ん……」
唯ちゃんは必死に話す私の言葉を遮るように、今日3度目のキスをしました。
「…唯ちゃん」
「えへへっ…いくらチューしても引き分けだもんね♪」
「うんっ…♪」
そう、この喧嘩に勝敗と終わりはありません。いつだって、引き分けなのです♪
―――
「…澪先輩、一体いつになったら入れるんでしょうか…」
「だ、だって入れないだろ、あんな雰囲気じゃ…」
「はぁはぁ…な、なぁ澪、私たちも…」
「なっ!?ちょ、り……んんー!」
「…ダメだこの人たち」
おしまいです
>>257の書き込みから広げてみました
ほっこりしましたw
乙!
お
776 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/29(金) 02:03:09 ID:DHY5aDgQO
りっちゃん
最近唯にとどまらずムギのカップリングを日々妄想する
二期4月放送開始かー
楽しみだが早すぎる気もするな
ここももうすぐ800か…
>>778 去年と同じ時期だな
って事は最終回から一年足らずで二期開始か
唯紬妄想の材料が早めに投下されるな
二期始まったらここももう少し活気づくかな
このまったり具合も嫌いじゃないがw
紬ちゃんはやっぱり唯ちゃんのfigmaは買うのかな?
唯もムギもfigma確保できたから
いまからどう絡ませようかとwktkがとまりません
紬「ゆーいちゃん♪」
唯「!!ム、ムギちゃん…」
紬「なぁに、唯ちゃん?」
唯「そ、その、私の背中にね、二つのや、やわらかいものが…あたって…」
紬「くすっ」
唯「はうん!」
その日紅茶の用意を終えて椅子に座ったムギちゃんは、真面目な顔で私に向き合いました。
「ねぇ唯ちゃん」
「なにームギちゃん?」
「こんなこと言うのはどうかと思うんだけど…最近の私たち、何か物足りないって思わない?」
「物足りないって?」
「せっかくお付き合いしてるのに、することと言えばこうしてお茶を飲んだりおしゃべりばかり…これじゃ前と変わらないじゃない」
「まぁ言われてみればそうだねー。でも別にいいじゃないかなぁ?一緒にいるだけで楽し…ムギちゃん?」
「……」
ふとムギちゃんを見ると、頬を膨らませて明らかに不機嫌そうな顔をしています。
どうやら、欲求不満ってやつらしいです!
「もちろん二人でいるのは楽しいし幸せよ?でも、もっと色々したっていいじゃない」
「色々って、例えば?」
「て、手をつないだり、デートしたり…き…キスとか!」
「キスだね!じゃあしよう!んー♪」
「す、ストップ!ダメダメ、唯ちゃんはなんにもわかってないわ!こういうのには順序ってものがあるの!」
「えー?ムギちゃんわがままだよー」
「いいの!私は唯ちゃんの恋人なんだから、少しくらいのわがままは聞いてもらわなくちゃ!」
「で、まずは何するの?」
「まずは…恋人らしくくっつきましょう。唯ちゃん、あっちの椅子に座って?」
長椅子に座った私の横にちょこんと座るムギちゃん。私にぴったり体をくっつけると、頭を私の肩にもたれさせました。
密着したムギちゃんの体温とか髪の毛から漂ういい匂いやらで、私は思わずドキドキしてしまいます。
「ム、ムギちゃん、さすがにくっつきすぎじゃないかなぁ?」
「これくらいでいいの。さ、次は手を繋ぎましょう。唯ちゃん、私の手、握って?」
「こ…こう?」ギュッ
「それじゃ乗せただけよ?もっと指を絡める感じでお願い」
「…こ…ここ、こうかな?」
さらに強く握ると、ムギちゃんも私の手を握り返してきました。
湿った手のひらが重なって、ムギちゃんの鼓動が伝わってくるような気がします。
そういえば、こんな風にムギちゃんと手を繋ぐのって初めてかも…
「唯ちゃん、ドキドキしてる?」
「うん…ムギちゃんは?」
「私も♪これぞ恋人って感じよね♪」
「次は何するの?」
「甘い言葉を語り合うの♪」
「例えばどんなの?」
「強いて言うなら、聞いてドキドキするような言葉かな。唯ちゃんが思い付いたことでいいわよ?」
「じゃあ…」
「…ムギちゃん」
「はい?」
「愛してるよ」
「えっ…あ、あい…?」
「世界一愛してる。私、もうムギちゃんしか見えないよ」
「う…うん……」
「私、ムギちゃんのためならなんだってするよ。世界がムギちゃんを敵になっても、私はムギちゃんの味方だからね」
「うん…あ、ありがと……」
なんとなく聞いたことのあるフレーズを言ってみただけなんだけど、ムギちゃんの顔は真っ赤になっていました。握った手も汗ばんでいます。
どうやら私の甘い言葉は成功したみたいです。
「じゃ、じゃあ今度は私ね。唯ちゃん!」
「なあに?」
「だ、大好き!」
「うん♪私もだよー」
「世界で一番大好き!」
「私もだよー♪」
「今日から帰る時は、毎日手を繋いでください!」
「いいよー♪」
「お休みの日は、毎日デートしてください!」
「いいよー♪…っていうかムギちゃん、これってお願いじゃない?」
「う、うん……ダメ?」
「えへへ、いいんだよー♪」
なんとなく、ムギちゃんが不機嫌だった理由がわかったような気がします。
それがかわいくて、謝りたくなって、私はムギちゃんを抱きしめてあげました。
「ムギちゃん、ごめんね?」
「え…?」
「ムギちゃん、寂しかったんだよね。私が恋人らしいことしてあげられなかったから」
「……うん」
「私、これからはがんばるからね。ムギちゃんが寂しくならないように」
「わ、私もがんばる!」
「じゃあ二人でがんばろうね、ムギちゃん♪」ギュッ
「ゆ、唯ちゃん苦しい…」
「…そうだムギちゃん。ちょっと顔見せて」
「……!」
チュッ
私はそっとムギちゃんにキスをしました。
恥ずかしい気持ちもあったけど、それよりもムギちゃんを好きな気持ちの方が勝っていました。
「…ゆ…唯ちゃん…」
「えへへっ♪どうかな、私恋人らしい?」
「うん…最後にもう一つだけお願いしていい?」
「なあに?」
「これから…毎日、キスして?」
「もちろんいいよ♪ん〜♪」チュッ
「ゆ、唯ちゃ……」
「ん〜♪」チュッ
「も、もう…今度は私から♪」チュッ
「きゃっ♪」
おわりです!
(^ー^ )
律「おいそこのバカップル」
今日は唯ちゃんと初めてのデートです。とはいえ、どこかにお出かけするわけではありません。
ではどこで過ごすのか、それは…
ピンポーン…
「はーい…あ、紬さん!」
「こ、こんにちは唯ちゃん!あの、今日はその…」
「お姉ちゃんならまだ寝てますよ。よかったら起こしてあげてください♪」
「あ…憂ちゃん?」
気が動転していたり、憂ちゃんが髪を下ろしていたせいもあってか、見間違えてしまいました。
もしかしたら、将来的には義妹になるかもしれない憂ちゃん。礼儀正しくしなくちゃ…
「う、憂ちゃん」
「はい?」
「実は…私と唯ちゃん、真剣にお付き合いしてるの!」
「はい♪お姉ちゃんから聞いてますよ♪お姉ちゃんのこと、今後ともよろしくお願いしますね♪」
「あ…はい……」
ホントにできた妹さん。憂ちゃんのためにも、唯ちゃんのこと幸せにしなきゃバチが当たっちゃう!
「でも…すぐに私とお姉ちゃんを見分けられないようじゃまだまだですね(ボソッ」
「えっ…?」
「じゃあ私は梓ちゃんたちとお出かけするので失礼します♪ごゆっくり〜♪」
「い…いってらっしゃい……」
憂ちゃんに完全に認めてもらうためには、まだまだ時間がかかりそうです…
カチャ
「おじゃましまぁす…唯ちゃん?」
「スピー…」
窓から差し込む陽の光を浴びながら、唯ちゃんは気持ちよさそうに眠っていました。
その寝顔はまさに天使。見ているだけで幸せな気持ちになれるような、そんな表情です。
「起こすの…やめとこうかな」
私はしばらく唯ちゃんの寝顔を見つめていました。それだけでお腹いっぱいです。
考えてみたら合宿の時だって唯ちゃんの寝顔を見るチャンスはあったのに、全然意識してなかったな…
私のバカ!もっとたくさんかわいい唯ちゃんを見ておけばよかった…!だから、このチャンスにもっともっと…
「スー…うんん……」
「……!」ドキッ
ふと唯ちゃんの柔らかそうな唇が目に入って、私はドキドキしてしまいます。
た、たまには私からしたっていいわよね……私は唯ちゃんの唇にゆっくり顔を近づけました。い、いただきます……
「紬さーん♪」
「ひっ……!」
後ろから聞こえてきた妙に明るい声に驚いて振り向くと、ニコニコ微笑んだ憂ちゃんと目が合いました。
「ど、どうして…!」
「お茶も出さないで出かけるわけにも行きませんから♪ところで紬さん、そんなにお姉ちゃんに顔を近づけて何をしようとしてたんですか?」
「えっ、えっと…ほ、埃が付いてたから取ってあげようかなって……こう、ふーって!」
「そうなんですかー♪そうですよね、いくら付き合ってるからって寝込みを襲うなんてあるわけないですよね♪」
「う…うん♪」
「紬さんに限って、お姉ちゃんの無防備な寝顔を見ておかしな気持ちになる…なんてことあり得ませんよね♪」
「あ…あり得ないあり得ない!絶対そんなことしないわ!」
「ま、私はたまにありますけど」
「えっ…」
「ということで私失礼しますね♪くれぐれも、間違いのないようにお願いしまーす♪」
「い…ってらっしゃい……」
『私のお姉ちゃんに指一本触らないでくださいね♪』と言わんばかりの笑顔に圧倒された私は、少し距離を置いて唯ちゃんを見つめました。
無念です…
「…んー……」
憂ちゃんはああ言ってたけど…や、やっぱり私……
そうよ、私は唯ちゃんの恋人なんだもの。堂々としてたって何もおかしいことはない!
「唯ちゃん……好き♪」チュッ
「んん……♪」
ぷにぷにのほっぺにキスをすると、唯ちゃんはくすぐったそうに寝返りを打ちました。
その動きもうめき声も、全てがいとおしく感じられます。
ああ、唯ちゃん……♪
「…ムギちゃん……?」
まるで眠り姫のように、唯ちゃんは目を覚ましました。
眠そうに目を擦るその姿は幼い子供のようで、ギュッと抱きしめたくなってしまいます。
「おはよう唯ちゃん。よく眠れた?」
「うん…そっか、ムギちゃんと遊ぶ約束してたんだよね……ごめんね寝ちゃってて」
「いいのよ♪おかげでかわいい寝顔がたくさん見れたから」
「そっかぁ…♪あ、憂はもう出掛けた?」
「う、うん!ついさっきね」
「そっかぁ……なんか不思議だなぁ。起きた時憂じゃなくてムギちゃんがそばにいるなんて」
「うん…」
「結婚したら、毎日起こしてね♪今日みたいに、キスで」
「け、けけ、結婚…!ていうか起きてたの?」
「ううん?でも分かるの。ムギちゃんにキスされると体がぽわってなるから」
「そうなんだ…♪ねぇ、唯ちゃん……」
「わっ……」
私は唯ちゃんを抱きしめました。もう我慢できなくなったのです。
唯ちゃんへのぬくもりをもっと近くで感じたくて、もっと私のぬくもりを感じてほしくて…
チュッ…
「…唯ちゃん、大好き」
「う…うん……あのね、ムギちゃん」
「なに?」
「ギュッてしてくれるのは嬉しいんだけどね…その」
「?」
「私…今下着つけてないから…その…あ、当たっちゃうっていうか…恥ずかしいかも……」
「あっ…」
唯ちゃんの言葉に、私の頭は真っ白になってしまいます。
なんだかいつもより感触が柔らかいと思ったら…わ、私ったら!!
「ご、ごご、ごめんなさい!私、そんなつもりじゃなくて…」
「うん……」
いつもたいていのことは茶化してくるのに、今日の唯ちゃんは顔を赤らめてうつむいています。
さすがにこういうことは恥ずかしいのかな…?
ていうか、かわいすぎて鼻血が出そう……てぃ、ティッシュティッシュ……
ガシッ
辺りをまさぐっていると、なにかを掴みました。なにかしら、この感触……
「ムギちゃん…そ、それ……」
「……」
It's a brassiere…私が掴んだのは、ピンクの花柄の、かわいらしいブラジャーでした。
カチャ
「ごめんなさい紬さん、お昼ご飯のこと言い忘れてまし…た……」
ブラを掴んで鼻血を足らす私と、真っ赤な顔でうつ向く唯ちゃん。
それを見た憂ちゃんがこの状況をどう解釈するのか…それは神のみぞ知る、です。
憂www
♪
前回までのあらすじ
私、琴吹紬は憂ちゃんから(遠回しに)変態の烙印を押されました。
そして唯ちゃんの部屋、テーブルを跨いで座る私たち二人には、なんとも言えない空気が流れています。
「…ごめんなさい、唯ちゃん」
「いいんだよー?ムギちゃんは間違っちゃっただけだし」
「でも憂ちゃんは…」
「大丈夫だよ♪憂だってちょっぴりびっくりしてただけで全然怒ってないよー」
「でも…」
「憂はムギちゃんのこと大好きだもん。だからこうやって二人きりにしてくれたんだよ?」
「唯ちゃん…」
そうよね。本当に私のこと嫌いなら帰らされてもおかしくはないもの。こうしてそばにいさせてくれたのは、私のことを信じてくれているから…
ありがとう憂ちゃん、私がんばる。たとえ変態と思われてても、唯ちゃんのこと大切にするから…!
「ムギちゃん、何して過ごそうか?」
「えっと…な、何しようか」
「……」
「……」
ど、どうしよう、一番大事なことを全然考えてなかった…
普段二人きりになるのは学校だし、たいていはその日あったことを話してるんだけど…
お休みの日に、それも唯ちゃんの家にいるなんて初めてだし、何していいかわからない…
「…ムギちゃん」
「はい!?」
「一つ、したいことがあるの」
「な…なに?」
「あのね…」
唯ちゃんがしたいことって一体なんだろう……?ま、まさか、あんなことやこんなこととか…?
そ、そんな…ううん、私たちは将来を誓い合った間柄だもの。決して逃げちゃダメ!
万が一のために、今日は新品の下着を着けてきたし!
「アイス、食べさせて?」
「へっ…?ア…イス…?」
「うん!ずっとムギちゃんに食べさせてもらいたかったの!」
「な、なんだぁ……」
「なんだぁって?」
「なんでも!うん、いいわよ?」
「やったぁ♪じゃあはい、アイスね?」
「い、いつの間に…」
どこからか取り出したアイスを、唯ちゃんは嬉しそうに手渡します。
なんだか、唯ちゃんっぽいな…って、あれ?
「唯ちゃん…スプーンは?」
「え?そんなのいらないでしょ?」
「え…?でも……」
「うふふ…♪ムギちゃん?」
「きゃっ……?」
突然唯ちゃんは私をベッドに押し倒すと、その上に覆い被さりました。
その表情に、さっきまでの恥じらいは微塵もありません。
「ゆ……」
「ずっと我慢するの、大変だったよ?憂ったら、なかなか出て行ってくれないんだもん」
「え……?」
「ホントはムギちゃんがキスしてくれた時すぐにしたかったのに…ムギちゃん、迂濶だよ?」ゴソゴソ
「きゃっ…ゆ、ゆ……?」
唯ちゃんはゆっくりと私の着ているブラウスのボタンを外していきます。
「二人きりになりたかったらちゃんと玄関の鍵にチェーンつけなきゃ。憂はすぐ焼きもち焼くからね」
「だ…だめ……!」
ブラウスのボタンを外し終えると、スカートのファスナーを下ろしていきます。
「まぁ、そこが憂のかわいいとこなんだけどね♪」
「唯ちゃ……」
「…かわいいブラだね。まだ新しいみたいだけど、汚れちゃうね。ごめんね?」
「……!?」
唯ちゃんは溶けかかったアイスを私の胸に垂らしました。
「ひゃっ…!?」
「冷たい?ちょっとだけ我慢してね、すぐにあったかくしてあげるから」
唯ちゃんはアイスをブラの内側にも垂らします。刺すような冷たさが、敏感な部分を刺激します。
「あ…ぅっ…ゆ…唯ちゃん…なんで……」
「なんでって…ムギちゃんのことが大好きだからだよ?」
唯ちゃんはアイスを体中に垂らしていきます。胸、お腹、太もも、そして首筋、最後に頬。
「…はぁ……はぁ……」
正直、私は不快感はありませんでした。
体中をアイスでべたべたにされても、冷たくても、好きな人にされていると考えると、幸せなことのようにも感じられます。
「…あれれ?おかしいね。ここにはアイス垂らしてないのに、なんで染みができてるのかな?」
「……ゆ、唯ちゃんのせいじゃない」
「ふふふ…気持ちよくなっちゃったんだね。じゃあいい子のムギちゃんは、もっと気持ちよくさせてあげる」
唯ちゃんはパジャマを脱ぐと、再び私に覆い被さりました。
素肌と素肌がアイスでぬるぬると滑るように触れ、私はさらなる快感に襲われます。
「ゆっ…はぁ…はっ……んっ……」
唯ちゃんは私に唇を重ねました。それは今までしたことのないキス。お互いの舌と舌、唾液と唾液が絡み、私の思考は
「ふふふ…ムギちゃん、そんなにしたいんだね」
「…唯…ちゃん……」
「いただきます♪」
おわり
たまにはちょっとエッチなのもいいね
乙
寝る前にムラムラするものをみてしまった
唯「ムギちゃん、
>>805ちゃんが私たちの愛の記録を作ってくれたよ〜♪」
紬「うんっ♪これからももっともっと愛し合っていきましょうね♪」
>>805 規制解除されたから久しぶりに来てみたら
すばらしいものができてるじゃないですか
今日は2月3日、そう、泣く子も黙る節分です!
紬「唯ちゃん、今日は恋人同士、ロマンチックな節分を過ごしましょう♪」
唯「うんっ!でもロマンチックな節分ってどんなの?」
紬「私もよくわからないけど…とりあえず豆まきの用意はしたわ♪」
唯「じゃあ掛け声を変えてみよう!そうだなー…『ムギちゃんだいすき』と『唯ちゃんだいすき』なんてどうかな?」
紬「さすが唯ちゃん、名案ね♪じゃあさっそく…唯ちゃんだいすきっ♪」パッ
唯「わぁっ♪やったなー?ムギちゃんだいすきー!」パパッ
紬「きゃあっ♪」
二人きりの部室で豆まきを楽しむ私と唯ちゃん。
それはまるで、雪の中を戯れる恋人たちのようです。ちょっと痛いけど…
唯「ありゃ、豆なくなっちゃったよー」
紬「じゃあ今度は恵方巻きを食べましょう♪はい、あーん♪」
唯「もごもご…おいひー♪」
紬「じゃあ私も食べさせてもらおうかな?」
唯「でも恵方巻きを食べる時はしゃべっちゃダメなんじゃないかな?」
紬「もぐもぐ…いいのよ♪だって唯ちゃんのかわいい声が聞けないなんて寂しいもの」
唯「そうだねっ♪私もムギちゃんの声聞きながら食べる方が嬉しいっ♪」
紬「唯ちゃん♪」
唯「ムギちゃん♪」
今日は2月3日、泣く子も黙る節分です!
皆が集まっても、私たちのロマンチックな節分は終わりません!
紬「唯ちゃん、太巻きはどうして切っちゃいけないか知ってる?」
唯「さぁ?でも太いっていうくらいだし、太く長く生きれるようにってことじゃないかな?」
紬「いい線ついてるけど…それはうどんやー♪」
唯「そうやったー♪」
律「……チッ」
澪「……」
梓「……」
明らかに苛立った皆の視線が今は心地いいです。
なぜなら、皆がイライラするくらい私たちはラブラブってことだもの!
紬「恵方巻きには縁が続きますようにっていう願いが込められてるのよ♪」
唯「へぇー、じゃあ私たちもずっと縁が続くといいねー」
紬「いやだわ唯ちゃん、続くといいね、じゃなくて続くのよ?私と唯ちゃんは一生一緒なんだから」
唯「うんっ!じゃあ二人で太巻き一緒に食べよう?食べ終わったらちゅーするの♪」
紬「いいわよ♪じゃあ太巻きと唯ちゃん、いただきます♪」
唯「まーす♪」
もぐもぐ…チュッ♪
おしまい
柊鰯ネタも書こうとしたけど、さすがにキツかった
812 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/03(水) 23:30:10 ID:DuO3yMna0
最近このスレ見だしたんだけど、ここって唯が責めでむぎが受けなの?
それとも特に決めてないの?
>>812 後者かと
明確に決まってはいないと思います
>>805 おそくなったけど、乙!
>>812 特に決まってはいなくね?
唯とムギがいちゃいちゃしてれば、唯→紬でも紬→唯でも
どちらでもどんとこいです。って思ってたんだけど?
815 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/04(木) 20:53:43 ID:hwgvNC/W0
ここのみんなはどっちが受けでどっちが責めだと考えてますか?
僕はむぎ→唯です。
>>815 しつこい奴だな。もうちょっと空気読む努力しろよ
ここは、唯ちゃんとムギちゃんがいちゃいちゃするスレなんだよ。それ以上でもそれ以下でもないんだよ
攻めだの受けだのは重要じゃないんだよ
まあ落ち着け
818 :
ラブコール:2010/02/04(木) 23:55:15 ID:p8Ls0GOsO
「うぅ…」
携帯の画面に表示された唯ちゃんの電話番号を眺めながら、私は発信のキーを押すべきかやめるべきかを悩んでいた。
なにも深く考える必要なんてない。ただたわいない話をすればいいだけ。
でも、何を話せばいいの?一度学校で会ってるわけだし、特にこれといった用事があるわけでもないし…
強いて言うなら、ただ単に唯ちゃんと話がしたいだけ。かといって、そうはっきり言うわけにいかないし…
用もないのに掛けて変な子って思われたらどうしよう。そもそもこんな時間に掛けたら迷惑になるんじゃ…
「…やっぱりやめとこう」
私は諦めて携帯を閉じた。これでもう5日、唯ちゃんに電話を掛けられずにいる。
明日こそは、明日こそはと思いながらずるずると時間だけが過ぎていく。…私の弱虫。どうしてもっと積極的になれないんだろう…
最近、唯ちゃんは私とあまり話をしてくれない。
別に私のことを避けてるわけじゃないんだけど…りっちゃんや梓ちゃんとばかり話してる。
それがなんとなく寂しくて、もやもやして…でも自分から話しかける勇気がどうしても沸かなくて、それならと電話で話そうとしたのに、それすらできなくて…
「……私の弱虫」
819 :
ラブコール:2010/02/04(木) 23:56:42 ID:p8Ls0GOsO
そんなこんなで軽い自己嫌悪に苛まれながら、私は部屋の明かりを消してベッドに飛び込んだ。
もういいや、寝ちゃお寝ちゃお寝ちゃおー!なんて、澪ちゃんはいい歌詞を書くなぁ…なんて思考をはぐらかそうとしていると、不意に携帯の着信音が鳴った。
「…誰だろう」
もしかして…なんて淡い期待を胸に抱きつつ携帯を開くと、そこには――
「唯ちゃん…!」
暗闇の中に光る画面に表示されたのは、今の今まで掛けようとしていた唯ちゃんの名前。
なんで、どうして?突然期待が現実に変わって、私の頭は真っ白になる。
それでもこのまま放っておくわけにもいかない。私はゆっくり深呼吸をして息を整えると、意を決して通話のキーを押した。
「もひもしっ!?」
…いきなり噛んじゃった。うぅ、私のばか……
『あ、ムギちゃん?こんばんはー。今大丈夫?』
「う、うん!大丈夫!」
『ごめんね、メールして聞いた方がよかったんだけど』
「あ、その手があったんだ…」
『え、なに?』
「なんでもないの!それでどうしたの?」
『うん、特に用があるってわけじゃないんだけどね?…どうしてもムギちゃんとお話したくて』
「え…?」
820 :
ラブコール:2010/02/04(木) 23:58:25 ID:p8Ls0GOsO
『ほら、最近なかなか二人になれなかったでしょ?ムギちゃん、澪ちゃんとばかりしゃべってたし…』
「そ、それは唯ちゃんがりっちゃんや梓ちゃんとお話してたから…」
『…絶対ムギちゃんの方が先に澪ちゃんとくっついてたもん』
「ううん、唯ちゃんがりっちゃんたちとお話する方が早かったわよ。じゃなきゃ私…」
『私…なに?』
「えっと…」
『……』
唯ちゃんは黙ってしまった。直接話すのと比べて、電話での沈黙は不安感が大きい。
どうしよう、黙ってちゃダメだ…でも、こんなこと言うの恥ずかしい…ううん、こんな時に勇気出せないでどうするのよ私!
「あ、あのね?」
『…なに?』
「私、もし唯ちゃんが一人でいたなら話しかけてる。ホントは、ホントはもっと唯ちゃんとたくさんお話したいって思ってるの」
『…ホントに?』
「ホント!でも唯ちゃんがりっちゃんたちと仲良くしてるの邪魔したくなかったから、それで話しかけられなくて…」
『…ムギちゃん』
「なに…?」
『私がりっちゃんとかあずにゃんとたくさん話してるの見て、どう思った?』
「…やだなって思った」
そう、私は嫌だった。りっちゃんたちに取られてしまったみたいで。…大好きな唯ちゃんを。
821 :
ラブコール:2010/02/04(木) 23:59:43 ID:p8Ls0GOsO
『…私もね、嫌だったよ。ムギちゃんが澪ちゃんと仲良くしてるの』
「…うん」
『…私たち、お互いに焼きもち焼いてたのかな』
「そう…みたいね」
『ムギちゃん』
「なあに?」
『…あのね、私ね…?』
「…うん?」
『ムギちゃんのこと…好きだよ』
その言葉を聞いた瞬間、私の体はカーッと熱くなって、心があったかくなって…嬉しくなる。
それは、ずっと言いたかった言葉。ずっと言われたかった言葉だから。
「…私も唯ちゃんのこと、大好き」
『なんか、あんまりびっくりしないんだね?』
「うん…なんでかな」
『多分、今までもなんとなくわかってたからかな。あと電話だからっていうのもあるかも』
「…じゃあ、また明日直接言ってもらおうかな」
『もうっ…ムギちゃんったら』
「唯ちゃん」
『なに?』
「眠くなるまでおしゃべりしても、いい?」
『うん。いいよ』
その夜は、夜遅くまで色々な話をした。最近話せなかった色々なこと。部活のこととか、学校のこととか、他にも、色々。
ありがとう唯ちゃん。私に電話を掛けてくれて。明日会ったら、ちゃんと私から言うからね。
大好き、って。
終わりです
失礼しました
乙過ぎて…ふぅ
_______
. ´ `''ヘ、
/ / ヽ
, ′ {( ハ
. / / ∧ \
i / / ,.-‐、{\ j
| i / ー一'^ >ヘ_/,. rrv、_______
| 八 | ' xァ=v¬´' 〈 〈 / 厂 ̄ ̄ ̄ ̄〃ハ
| Yヽ 八 { 《´ん{{ j / ,′ {{::}i::}
| / 小.| 个ト ゞ仆=! 「三三三三三乂乂
!:/ /.:::/! | i xxx ヾ式 r―r‐=ニ二三彡′
. 〃 /.::::'从: :. | i _ ', j j
/ 厶ィく⌒ヽ: :. |::.. ー' /〉 , ,′
/ `ヽ ハ: : トイ<仄厂./ / ,
/ Vハ: : l /ハ∧′/ / {
ー=彡ヘ: : .j'.:::ハ:V>' / !
>ミ.::/ /, !
/ / /イ |
__\ / / ' !
=彡へ、 / / ,′
唯「ムギちゃん、気付けば私たちの愛の巣ができて半年以上経ってたんだよ」
紬「なんだかあっという間だねー♪あの頃はまだ夏だったのよね」
唯「これからもいっぱいイチャイチャしようね!」
紬「うん!でも、梓ちゃんや憂ちゃんに浮気しちゃダメよ?」
唯「ギクッ!し、しないよ?」
紬「ホントかしら?」
唯「ホントだよ!私はムギちゃん一筋だよ!もうムギちゃんしか見えない!」
紬「うふふ、そんなに慌てなくて大丈夫よ♪皆と仲良しになれるのが唯ちゃんのいいところだもん」
唯「う、うん…でもでも、皆のことも好きだけど、ムギちゃんは一番好きだからね?」
紬「ありがとう♪私も唯ちゃんのこと一番好き♪」ギュッ
唯「きゃあ…えへへ、ムギちゃん♪」
スレが立った当初はマイナーだとか色々言われたこのスレがここまで伸びているのは非常に嬉しいものがありますね
1からスレを読み直すとニヤニヤしてしまうことが多々ありますw
今後も唯ちゃんムギちゃんに幸あれ!
確かに以外にこのスレの住人多いしな
唯ムギ好きに職人が多いのが良かったな
点呼取ればワラワラ沸いてくるけどROMが多いんだよな。
まあ書き込む事なかったら見るだけになるのは必然
829 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/07(日) 23:45:16 ID:0TvwUQsI0
日々妄想はしてるが
それを形にする文才が無いからな…
>>829 あまり難しく考えないで、地の文は省いてセリフだけ書いてみたらどうでしょうか
口調にだけ気を付ければ意外と簡単に形になりますよ!
pixivに上がってる凛々しいムギちゃんとその背中で弱々しい表情してる唯ちゃんの絵、凄く(・∀・)イイ!
あの人の同人誌読んでみたいなぁ
・
834 :
百合=恋人?:2010/02/10(水) 23:58:52 ID:iHrxSxCXO
「ムギちゃんムギちゃん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど!」
「なあに?」
「百合ってなあに?」
「ゆ、百合?えっと…は、花のことじゃないかしら?」
「む、バカにしないでよ?私だって何か秘密の意味があるってことくらい知ってるんだからね?」
「う、うぅ…」
どうしよう、百合っていうのはつまり、お、女の子同士が…
でも、そんな変な意味でもないわよね。なら別に隠す必要なんてないかも…
「…ゴホン、いい唯ちゃん。百合っていうのはね、女の子同士で仲良くすることなの」
「ふぅん…じゃあ私とムギちゃんも百合なの?」
「えっ?そ、それは…違うかな…」
「どういうことすると百合なの?」
「…き、キスとか…」
「キスかぁ…じゃあ、こうしたら私たちも百合になるの?」
「ん…」
唯ちゃんは私にキスをした。それは、あまりにも突然のことだった。
「唯…ちゃん」
「えへへ、これで私とムギちゃんは百合だね?」
「…あ、あまり大声で言うのはちょっと…」
「そうなの?じゃあ…恋人でいいかな?一番しっくりくるよね」
「…う、うん」
「うふふ、ムギちゃん♪」
「……///」
…どうやら唯ちゃんは確信犯のようです。
おわり
久々に投下!
GJ
GJ!
二人が可愛いすぎて生きるのがツラい
はふ
百合百合祭りじゃー!!
紬「コルグ・トライたんの調子が悪いみたい…鍵盤が少し重いわ」
唯「そりゃてーへんだ!今すぐコルグ・トライたんをメンテナンスにっ」
紬「鍵盤の隙間に埃とかが溜まってるのかも。うん、見てもらった方がいいわね」
唯「じゃあギー太と一緒にお店行こうよ。えへへ、ダブルデートだね〜」
紬(唯ちゃんったらダブルデートだなんて…可愛いふりして大胆なのね//)ポッ
唯「男と男の友情を深めるチャンスだね、ギー太、トライたん♪」
紬「え……?は…はぇ……あ……ぁ…ぃあ゛……ぃ…」ガクガクガク
唯「ムギちゃんの顔がこの世の終わりみたいな顔にっ!?」
紬「ちょ、ちょん切る!!!」
唯「なにを!?」
ちょん切る で腹筋大崩壊
紬(唯ちゃん…今日もギー太弾いてる姿とても可愛いわ)
唯(ムギちゃん…今日も優雅にキーボード弾いてて綺麗で可愛いよぉ…)
澪(あいつら今日も見つめ合いながら弾いてる…)
律(それでミスせずに演奏できてるのがまたムカつくな)
梓(ちゃんと出来ればそれで良いです)
紬(ウフフ…唯ちゃん)
唯(ふふふ…ムギちゃん)
律澪(ウゼェ…)
終わり
突然思いついた。
>>841 素晴らしい
きっと春の陽だまりのような空間になっているに違いない!
西日に照らされた部室で優しく抱きしめると、ムギちゃんは小さな子供のように私に身を委ねる。
それは澪ちゃんにも、りっちゃんにも、あずにゃんにも見せない表情。
穏やかで可愛くて優しい、私だけが見ることのできる表情だ。
「唯ちゃん」
「なに?」
「…愛してる」
ムギちゃんは小さくそう言った。
ドラマや漫画だとよく聞く言葉だけど、実際に聞いたのは初めてかもしれない。
「ムギちゃん…」
「変…かな?たまにはこう言うのもいいかなって思ったんだけど」
「…変じゃないよ。すごく嬉しい」
「なら、よかったわ♪」
「…ムギちゃん、目、つぶって?」
私はそう言うと、頬をほんのりと朱に染めたムギちゃんに、そっと口づけをした。
私にとってムギちゃんは、この世界のどんな存在よりもいとしくて大切な人。
その人が今私の腕の中にいて、唇を重ね合わせている。
それはこの世界のどんなことよりも嬉しくて、幸せなこと。
だからこそ…怖くなる。
「…私ね、たまに怖くなるの。いつかムギちゃんが私の前からいなくなって、今の幸せが全部壊れちゃうんじゃないかって…」
「…大丈夫よ、唯ちゃん」
ムギちゃんは私の手を握って強く言った。
「私はいなくならないから。ずっと唯ちゃんのそばにいるから。だから…怖くなんてないわよ」
「ホントに…?」
「ホントよ。私は唯ちゃんを置いていなくなったりなんて絶対しない。だって私はあなたのことを愛してるんだもの。唯ちゃんの方はどう?」
「私も…私もいなくならないよ。ムギちゃんのこと愛してるから、だから絶対ムギちゃんのそばにいるから」
「だったら安心ね。私たちは絶対に離れたりなんてしないわ」
ムギちゃんはそう言って微笑む。
あぁ、私は心からムギちゃんのことが好きなんだ。ムギちゃんのことを愛してるんだ。
だって…こんなにも嬉しいんだもん。ムギちゃんの笑顔が、ムギちゃんの言葉が、ムギちゃんがそばにいてくれることが。
「ありがとね、ムギちゃん…」
「私も唯ちゃんのこと、愛してるからね?だからもう泣かないの。いい?」
「うん」
「いい子ね…じゃあ、もう一度だけキスしよう?指切りがわりに」
「うん…♪」
おわり
豊作だー!
保守
ほ
ムギチョコ
「…唯ちゃん、バレンタインなのにチョコくれなかった」
「それがどうかしたの?」
「…バレンタインは恋人同士でラブラブするものなのに」
「でも私たちはいつもラブラブでしょ?バレンタインだからって意識しなくたって平気だよー」
「でも…きゃ!」
いきなり唯ちゃんは私に抱きついた。そのはずみで、私はソファーに倒れこんでしまう。
「だけどムギちゃんがそんなにプレゼント欲しいなら、あげないのは可哀想だよね…はい、チョコだよ」
「唯ちゃん…用意してくれてたの?」
「もちろん♪大好きなムギちゃんのために、頑張って選んだんだー」
「あ、手作りじゃないのね…」
「ありゃ、不満?」
「不満っていうわけじゃないけど…」
「ふふ、安心して?ただ渡すだけじゃないから」
そう言うと、唯ちゃんはチョコの袋を開けて私の口の前に差し出した。
「はい、あーん♪」
「パク…おいしい」
「うーん、なんかあまり嬉しそうじゃないね?」
「だって慣れてるもの。いつも唯ちゃんはこうやって食べさせてくれるから」
「あ、そうだっけ?」
「…唯ちゃん」
「んー?モグモグ」
「私…キスしたいな」
「め!チューは学校じゃしないって決めたでしょ?」
「で、でも!」
たしなめるように言う唯ちゃんに、私は必死で抗議した。
抱きついて胸に頭を押し当てる姿は本当に子供っぽいんだろうけど…今日の私はわがままだ。
「…いいじゃない今日くらい。昨日はずっと唯ちゃんのこと待ってて寂しかったんだから」
「ダーメ!決まりは決まり!」
「うぅ…ひどいわ唯ちゃ…!!」
顔を上げると、唯ちゃんの顔が目の前にあった。そして、柔らかいものが私の唇に――
「なにがひどいの?ムギちゃん」
「…こういうところ」
「でも、嫌じゃないでしょ?」
「…うん」
「えへへ♪大好きだよ、ムギちゃん♪」
唯ちゃんが抱きしめる力を強めたので、私は力を抜いて身を委ねる。
あぁ、唯ちゃんのこういうところってホントにひどい。
だって、私の全部を包んで幸せな気持ちにしちゃうから、何も考えられなくなっちゃうんだもの。
「…唯ちゃん」
「ん?」
「バレンタインのこと…もっとキスしてくれたら許してあげる」
「わ、今日のムギちゃんは上から目線だね!」
「い、いいの!ほら、して?」
「…キスだけでいいの?」
「え…ど、どういう意味?」
「分かってるでしょ?」
唯ちゃんが私の太ももを撫でて、私はその意味を理解する。
バレンタインのプレゼントにしてはいささか豪華すぎる気もするけど…もらえるものはもらっておこう。
「う…ん」
「あー!ムギちゃんのえっちー!」
「ゆ、唯ちゃんが言い出したんじゃない!」
「えっちー!」
「も、もう!」
「きゃ♪」
「それじゃ…バレンタイン唯ちゃん、いただきます」
「どうぞー♪」
…そんなこんなで、私たちの一日遅れのバレンタインは幸せなものになった。
ちなみに唯ちゃんは…すごく、甘かった。
おしまい
遅くなったけど、バレンタインSS投下!
チョコレートの用に甘いSSでした
あの日は嫌いな人にタクアンを渡して
「前からずっと嫌いだった」って告白する日でもあるんだって…
あまあまなSS乙なんだぜほんわかほんわか
俺かなりの田舎に住んでるが、地元のコンビニで売ってて思わず買ってきてしまったんだぜ
まだ食べてないけど…
紬「ギー太くんは男の子なの?女の子なの?」
唯「おと……おんなのこ、です」
紬「むぎぎ。じゃあコルグ・トライたんは?」
唯「おんなのこ……です」
紬「唯ちゃん!//」ムギュ
唯「ぷわ。ムギちゃんくるしいよぅ」
紬(唯ちゃんにようやく“良さ”を理解してもらえたわ。これで……//)ポッ
唯「唯ちゃんとムギちゃんはおとこのこ……」
紬「バカッ!」コリッ
唯「あんっ////」
律「唯とムギの奴、五円玉で何してんだ?」
澪「飛行機恐怖症でも治してるんだろ」
そういえばムギのキーボードの名前ってコルグ・トライが公式じゃなかったんだよな。
すっかりそう思い込んでいたけど。
気付くと、いつの間にかムギちゃんを目で追っている自分がいる。
ムギちゃんの横顔。ムギちゃんの瞳。ムギちゃんの唇。ムギちゃんの髪。ムギちゃんの指先。
ただ見ているだけなのに、すごくドキドキする。すごく苦しくなる。
…好きだよ、ムギちゃん。私、ムギちゃんのことが好き。
そうはっきり自覚してるのに、なかなか口に出すことができない。伝えたくて伝えたくてたまらないのに、それを形にできないんだ。
「唯ちゃん」
「な、なに?」
「今日のショコラどう?お口に合うかしら」
「…うん、すっごくおいしいよ」
「そう、よかった♪」
もし告白して断られたら、この笑顔を二度と見られなくなるかもしれない。話すらもしてもらえなくなるかもしれない。
そう考えると手が震えて、たまらなく怖くなって、何もできなくなる。
そんな弱虫な自分が、たまらなく嫌になる。
「唯ちゃん、今日二人で帰らない?澪ちゃんたち、先に行っちゃったみたいだから」
だから、ムギちゃんがそう提案してきた時はチャンスだと思った。
もう弱虫のまま足踏みしてるだけじゃだめだ。思いきって告白しよう。
二人きりになれれば、きっと…
「ム、ムギちゃん!」
「なに?」
「えっと…今日寒いですね!」
「そうねぇー」
「うん!」
「?」
…やっぱり現実はなかなか上手くいかない。
ムギちゃんと二人きりになれたのはいいけど、緊張でまともに話もできない。
この分じゃ告白どころじゃないや…
「そうだ…帰る前にね、唯ちゃんに一つ聞いてみたいことがあるんだけど」
「え?」
「唯ちゃんには、好きな人とかいないの?」
「なっ!…なな、何を…!?」
「私たちだってお年頃の女の子なんだし、そういう人がいたっておかしくないでしょ?だから…」
「そ、そう…」
…一瞬、変な期待を胸に抱いてしまった。
そういう風に聞くのは、ひょっとしたら私のことを…なんて。
そんなことあり得ないってわかってるのに。
「どうかしら?」
「そ…そういうムギちゃんはどうなの?好きな人いないの?」
「私?……うん。いるよ」
「えっ…?」
その言葉に、私は思わず息を飲む。…ムギちゃんに好きな人がいる…
一瞬それはどんな人なのか色々なことを聞きたくなって、そして…黙り込む。
そんなこと知ったって意味ないよ…だってムギちゃんの好きな人は、私じゃないんだから。
それをはっきりと自覚した瞬間、ずっと今まで抑えてきた感情がふつふつと胸の奥からわき上がる。
それは自分に対する情けなさと、ムギちゃんに対する理不尽な憤り。
――どうしてムギちゃんは私のことを見てくれないの。私はあなたのことをこんなにも見てるのに。こんなにも想ってるのに。
なのに、どうして…
「……」
「唯ちゃん?」
「…なんでもない。ごめんね。私先に帰る」
顔をムギちゃんから背けるようにして、私は早足で歩き出した。
このままそばにいたら、私は自分の感情を抑えきれなくなってしまうかもしれないから。
だけど…ムギちゃんの柔らかい手のひらが私の指先を包んで、それをさせなかった。
「どうしてそんな顔してるの?隠したって分かるのよ」
「…なんでもないよ」
「唯ちゃんはなんでもないのにそんな悲しい顔するような子かしら」
「…離してよ」
「離さない」
「離してってば!」
「離さない!」
「なんで…っ!」
その後の言葉を遮るように、ムギちゃんは私を強く抱き寄せた。そして――
「…好きな人がこんな顔してるのに、放っておけるわけないじゃない」
…え?今…なんて?
ムギちゃんが好きなのは…私?
そんな…そんなの…
「…嘘、やめてよ。ムギちゃんが好きなのは私じゃないよ」
「…どうしてそう思うの?」
「だって…だってずっと気付いてくれないじゃん!
私はこんなにムギちゃんのこと見てるのに、ムギちゃんのこと好きなのに、ムギちゃんはちっとも私のことなんて見てくれないじゃん!
なのに私のこと好きなんて、そんなの…」
――そんなのあり得ないよ。ムギちゃんは皆のことが好きなんだから。
ずっとわかってた。ムギちゃんは誰かのことを特別扱いなんてしないって。
私も、澪ちゃんもりっちゃんもあずにゃんも、分け隔てなく好きでいるんだ。
それでもいつか…なんてずっとムギちゃんのことを見てきたけど、やっぱりムギちゃんが私だけを見ることは絶対にないって痛感しただけだった。だって…
「あるわけないんだよ…だって私はなんにもしてないんだもん…」
「なんにも…って?」
「好きって言ったこともないし、二人でいれる時間を増やそうって頑張ったこともないし…
こんな私のことを好きになるなんておかしいんだよ」
「ねぇ、唯ちゃん…」
「おかしいんだよ!なんにも理由もないのに誰かを好きになるなんておかしいよ!」
「…あるよ」
「…え?」
「唯ちゃんを好きになった理由、ちゃんとあるよ」
「…?」
「いつでも笑顔で明るいところ。のんびりしてるけど、自分に嘘をつかないところ。
言いたいことを言って、やりたいことをやるところ。優しくて、一緒にいる皆を楽しくするところ…他にもたくさんあるのよ?」
「……」
気付くと私はムギちゃんを強く抱きしめていた。
それは、さっき自分が発した言葉とはあまりに矛盾した行動だった。
「ムギちゃん…」
「だから…おかしくなんてないわ。唯ちゃんはこんなに素敵な子なんだから」
「だったら、なんで今まで…」
「…私も唯ちゃんと同じだからよ」
「同じ?」
「私も何もできなくて唯ちゃんのこと、ずっと待ってたの。私にはそんな勇気なかったから」
「…それじゃ、私がムギちゃんのこと見てたこと気付いてたの?」
「うん…なんとなくだけど」
「でもムギちゃんは全然私のこと見てなかったよ…」
「だって恥ずかしかったんだもん。あれでもすごくドキドキしてたんだから」
「ホントに?」
「ホントよ。私が唯ちゃんのことを見てたのは、いつも後ろからだったの」
「…信じらんないよ」
「どうしたら信じてくれる?」
「……」
「…こうしたら、信じてくれる?」
ムギちゃんは私の前髪をそっと持ち上げると、ゆっくりと顔を近づけた。そして…額にキスをした。
「…おでこ、なんだ」
「ごめん…今の私にはこれが限界だから」
よく見ると、ムギちゃんの顔は真っ赤だった。その大きな瞳は涙で潤んでいる。
…そっか。ムギちゃんが私と同じっていうのは本当なんだ。勇気がなかなか湧かなくて、ずっと何もできなくて…
でも今こうして私のことを抱きしめて好きって言って、キスまでしてくれた。
それが簡単なことじゃないっていうのは、私が一番わかってる。
だったら…答えなきゃ。言わなきゃ。勇気を出さなきゃ。
「…私信じるよ。ムギちゃんの気持ち」
「うん…」
「あのね、さっきの答えなんだけどね…私にもいるよ、好きな人」
「それは…誰?」
「…琴吹紬ちゃん。私が好きなのは、ムギちゃんだよ」
私はムギちゃんにキスをした。今度は、唇に。
「唯…ちゃん…」
ムギちゃんの目からはとめどなく涙が流れていた。
私はをその頭を胸に強く抱きしめる。
「ごめんね。私が弱虫だったせいで」
「…だい…じょ…うぅっ…だい…うぅ…」
「…苦しいのは私だけじゃなかったんだよね。ムギちゃんもずっと苦しかったんだよね」
「っ…う…」
「…大好きだよムギちゃん。大好き」
「う…うん…」
「私と…お付き合いしてくれるかな?」
「うん…!」
そして私たちはもう一度キスをした。
おわり
携帯からスマソ
ちょっと長くなったけど投下しました
>>868 GJ
いい話過ぎて泣いた
初々しくていいな
超 G J
唯「ムギちゃーん♪」
今日も唯ちゃんは元気に部室にやってきた。さぁ、いちゃいちゃ時間の始まり…と思いきや…
梓「唯先輩!」ギュッ
唯「ふわ?」
紬「!!」
突然梓ちゃんが唯ちゃんに抱きついた。普段は絶対そんなことしないのに…!
唯「どしたのあずにゃん?」
梓「どしたのじゃないです!今日はずっと二人でギターの練習するって言ったじゃないですか!」
唯「え、そんな約束したかなぁ…」
梓「まったく唯先輩は忘れっぽいですね、さぁ、とにかく始めますよ!」
唯「わわ、待ってよあずにゃん…」
梓「……ニヤリ」
紬「……!」
あの不敵な笑み…まさか梓ちゃんも唯ちゃんのことを…!?
くっ、でも負けるわけにはいかないわ!
紬「唯ちゃん!」ガシッ
唯「ふぇ?」
紬「今日は唯ちゃんの好きな生クリームたっぷりのシュークリーム持ってきたの!食べて?」
唯「シュ、シュークリーム…ジュルリ」
梓「ちょっとムギ先輩!さっきの話聞いてたんですか?私たちこれから練習するんです!」
紬「練習なんていつでもできるじゃない?でもシュークリームは今しか食べられないのよ!」
唯「た、確かに…」
勝った…!?しかしここで梓ちゃんは信じられない行動に!
梓「唯先輩!」ガバッ
唯「ふにゃっ?」
梓ちゃんは唯ちゃんに飛び付くように抱きついた。まるで抱っこをされるように。
私でもこんなことされたことないのに…!
唯「あ、危ないよあずにゃん…うぬぬ…」
梓「ふふん、私が先に唯先輩と約束したんですからね。ムギ先輩は一人寂しくクリームにまみれてください!」
紬「だ、ダメ!唯ちゃんはいつも私と一緒にお菓子食べてるんだから横入りはダメよ!」
梓「嫌です!唯先輩は私と練習するんです!ねぇ先輩♪」
唯「お…おも…たい…」
梓「ほら、唯先輩も想い合いたいって!」
紬「そんなこと言ってないわよ!体で攻めるなんて、梓ちゃんの卑怯者!」
梓「食べ物で釣るしか脳のないムギ先輩に言われたかないです!」
紬「唯ちゃんがお菓子好きなんだからいいのよ!いいから離してー!」グイッ
梓「いやですー!」
唯「ぐぇぇ…こ、腰がぁぁ…」
梓ちゃんがこんなにしつこいなんて…こうなったら、目には目を、歯には歯を!
紬「唯ちゃん!」ギュッ
唯「あぅっ!」ゴキッ
梓「な、なにしてんですかムギ先輩!」
紬「うふふ、恋人の私が唯ちゃんに抱きついたらいけないかしら?」
梓「むむ…!」
唯「こ…し…がぁ…」
紬「ほら唯ちゃん、一緒にシュークリーム食べましょ?食べさせてあげる♪」グイッ
唯「ふぇ…」
梓「唯先輩、ギターの練習しましょう!手取り足取り教えてあげます!ご褒美に私をあげちゃいます!」グイッ
唯「はぅ…」
紬「やっぱり唯ちゃんを誘惑しようとしてる!この泥棒猫!」
梓「はん!キスもまだな癖してよく言いますね!」
紬「い、今は関係ないでしょ!」
しばらく唯ちゃんを引っ張っていると、名案が浮かんだ。
そうだ、梓ちゃんに私たちの愛を見せつければ…
紬「唯ちゃん♪」
唯「ほぃ…?」
紬「キスしましょう♪んー♪」チュッ
唯「…////」
梓「な、なな…」
紬「うふふ、梓ちゃんには絶対にできないでしょ!さらに…」
唯「む、むぎちゃん、な、なんか当たって…」
紬「梓ちゃんより大きいから気持ちいいでしょ♪唯ちゃんの好きにしていいのよ?」
唯「ふゅ…」モミモミ
勝った…唯ちゃんは私の胸にすっかり夢中。貧乳の梓ちゃんには為す術も…
梓「唯先輩!私のは直に触っていいです!」
唯「はわわ…」
紬「な…なに下着外してるのよ!」
梓「ぷぷっ、服の上からなんてセコいですね!自分の胸に自信がない証拠です!あ、もしかしてパッドだったり?」
紬「く…」
紬「いいわ!私だって!」ゴソゴソ
梓「唯先輩、胸は大きいからいいってもんじゃないです。形なんですよ。さぁ、思う存分に…」
唯「いただきます…あーん…」
紬「ダメ!唯ちゃん、こっちよ!」
唯「むぎちゃん…あーん…」
梓「ダメです!こっちです!」
唯「あずにゃん…あーん…」
紬「ダメ!」
梓「ちっ…しつこいですよこの沢庵眉毛!」
紬「たっ…梓ちゃんの貧乳!」
梓「なっ…ムギ先輩のぽっちゃり!」
紬「Aカップ!スポーツブラ!」
梓「スポ…こ、こんの…垂れ乳!」
紬「垂れてないわよ!」
梓「垂れてますよ!絶対将来垂れます!」
紬「なにを…ひゃうっ」
唯「ちゅっちゅっ…」
梓「な…」
紬「唯ちゃん…やっぱり私を選んでくれたのね…♪あん、そんなに強くしちゃだぁめ♪」
唯「んくんく…」
梓「ま…負けた…でも次は勝ちます!グスッ!」
澪「あ、あいつら一体なにを…」
律「3P…負けたぜ!」
カオス過ぎるwww
876 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 19:10:18 ID:VjaPjboBO
保守☆
877 :
タイソン:2010/02/21(日) 17:08:18 ID:bFwvB4550
昨日憂のお誕生日会たのしかったね。
__
:::::|::::|
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:::::|::::| / r――‐┐l⌒l ┌‐┐ 、_{、_(_
:::::|::::|二二二二l二二二二二ニニニ===/´ : : : :`ヽ、
:::::|::::| i '⌒>/:ヘ/1: :トヽ:ヽ ヽ
:::::|::::| ――――‐ | . '´ /: ∧/ |ィソ l: :} : }
:::::|::::| ) _. -‐/ {/: {:/○ ○レリ} ;ハ
:::::|::::| /" / ∧: :ヽ" ヮ "/:_;ハノ
:::::|::::| \..:::::''´ ,:′ ヾ'⌒ヾ⌒¨⌒}) ヽ
:::::|::::| \ /ー-丶、 ,. < __,ノ
:::::|::::|` ー―\―――一 ''´ ` ̄ ´
. ´ ` 、
/ `ヽ
. / / i ∧ : 、 ヽ
' ' ! / ',: . ヽ !
. | i | / へ. {\ iヘ , |
. l | |'/ ´ ̄`ヽ ヽ 「∨ |
l ハ| i′ - 、 ノ ', / |
八 | |ィニヽ ,ニ 、∨ '
. / | |´ ::::: , ⌒ヾ 八/ ,′
. / 人 | __ :::: / / あらあら、唯ちゃん
. / ,..:':::::::::} |、 ( ノ / /
/r.::::::::::::::::八 ヽ: 、 .イ/ ∧
/ /:::, '⌒ヽ__::ハ V\ フ´!:::::|' / 、
. / /::ノ `ヽ} V 介、|::::::!/ , /..、 ハ
/ /Y ノ_ } }/ ハ. |:::〈{ /::::::l/ ノ
「::::ゝイ `ヽ | /〃jj l|:::/ノ !::::::/
_ノ/.:::::{ 、 |' /{ { ハV::/::{ |::::ノ
:::{:::::::::八 l l l ,ハ/::::Vハノイ::::| V`ヽ
::::::::::::::::ハ. l l l }/:::\l {:::}l::::::::| } ハ}
ヽ::::::::::::::::、ノ l し'.:::::::::::l.」::j」:::::::j l,′ノ
/ \:::::::::::::ヽノ、ノ.::::::::::::o:::::::::::::::/ / イ
>>879 もうね
この笑顔ね
年下も年上も同級生もポーッとなっちゃう
女殺し
この笑顔に唯ちゃんもやられたのね…
罪な子
「ムギちゃん、そろそろ帰ろうよー」
皆が部室を後にして、残っているのは私とムギちゃんの二人だけ。窓の外に見える景色は、すっかり夕陽に染まりつつあった。
なのにムギちゃんはのんびりとティーセットを片付けていて、一向に帰る準備に取りかかる気配がない。
「ねームギちゃんってばー?」
「ごめんなさいね唯ちゃん。少しお手伝いしてくれるかしら」
「お手伝い?いいけど…何すればいいの?」
「ちょっとこっち来てくれる?」
「?」
よくわからないままにムギちゃんに手招きされて近づくと…
「つーかまえた♪」ギュッ
「ひぇっ?」
突然後ろから羽交い締めにされた!
「なな、なにすんのムギちゃん…?」
「うふふ…今日はしばらく離さないんだからね?ぎゅー♪」
「うぅ…ずるいよ、嘘つくなんて」
「だってこうでもしないと唯ちゃんは捕まえられないんだもん」
「…ムギちゃん」
「なあに?」
「その…こういうんじゃなくてね、なんていうか…」
「?」
「…もっと抱きついてもいいよ。逃げたりしないから」
「…うん!唯ちゃん大好き!ぎゅー!」
「あわわ、苦しいよー♪」
甘々すなぁ
この二人はどんな喧嘩するんだろ
「もうムギちゃん!!プンプン」
「あらあら、唯ちゃんどうしたの??」
「ポヮヮヮ・・・」
・・・喧嘩にならないな
唯「あずにゃん〜♪」ギュッ
紬「……」イラ
唯「りっちゃ〜ん♪」ギュッ
紬「……」イライラ
唯「澪ちゃ〜ん♪」ギュッ
紬「……」イライライラ
唯「ムギちゃ〜ん♪」
紬「……」ペチッ(手をはたく)
唯「あうっ…ムギちゃんがついに暴力を…」
紬「あ、ご、ごめんなさい!でも唯ちゃんが悪いのよ。4股なんてするから」
唯「えー、私はムギちゃん一筋だよ?」
紬「じゃあ唯ちゃんがいつも抱きついてる私以外の人の名前を言ってみて?」
唯「えーと、あずにゃんでしょ、りっちゃんでしょ、澪ちゃん、和ちゃん、憂、あとたまにさわちゃん…」
紬「な…7股!」ペチッ
唯「いたい!」
紬「ごめんなさい!もうしないから、これからは唯ちゃんは私だけを見てて!」
唯「う…うん…わかったよ!」
紬「唯ちゃん!」
唯「ムギちゃん!」
ギューッ
純「あのー、放課後ティータイムのサインもらいに来ましたー!」
唯「大歓迎だよ純ちゃーん!」ギュッ
紬「つ…ついに8股!」ペチッ
唯「いてーっ!」
ジェラシーもかわゆいのう
w
でもムギちゃんなら
引きつった笑顔で「あらあらまあまあ唯ちゃん・・・」
・・・わたくし以外にくっつきすぎですわよ唯!怒怒怒
/ \
/ / ヽ
/ / | ヽ
l i / /! ! !
| | ,∠-┤ | ト、 |
| | | / ̄ ̄| | |┤ | |
| l l / | ト、 l`∨ | |
| _! | レ' ___ `∨ \/ V l
| {| l {ィ==ミ、 _ } / |
| ヽ! ヽ| ,,,,, ィ=ミ、/ / l
| /l i ∧ , ,,,, /レ′ |
l/ 八 ! ハ 、 _, / .イ l さあ、唯ちゃんこっちにきて・・・
/ ∧ ハ ¨´ イ | | |
/ / ハ ∧丶. __ < ! |l | l /
/ _ ∠ -=∧ ハ ハ__l⊥|l. l/ /
/ /:::::::::::::::::ヽハ | {/`ヽヽ::::} /
/::::::::::::::::::::::::::::::', |\__ノ //:::::l イヽ
| {::::::::::::::::::::::::::::::::ハ |_0_/ /:::::::| | |
唯「ねぇ、ムギちゃん。キスってしたことある?」
紬「キ、キス!?ないけど、ゆ、唯ちゃんは?」
唯「んー。憂とやってみたんだけど、なんか違うんだよなぁ〜」
紬「そう、憂ちゃんと……(なんだか……複雑)」
唯「ん〜。ね、ムギちゃん!わたしとやってみない?」
紬「え、え?唯ちゃん、ちょっと、待っ、あ、あ……」
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その日部室に行くと、愛しのムギちゃんとおっぱいおばけが楽しそうに話をしていた…!
紬「それでね、こないだ…」
澪「えー、ホントか?そういえば…」
唯「ムギちゃーん♪一緒にお茶飲もー?」ギュッ
紬「きゃ!ごめんなさい唯ちゃん、今澪ちゃんとお話しなきゃいけないからまた後でね」
唯「ええ…?」
澪「え、別にどうしても今話さなきゃいけないってわけでもないぞ?」
紬「澪ちゃん、それでそれで?」
私には目もくれずにおっぱいおばけに向き直るムギちゃん。
ちくしょう…あんなおっぱいおばけに私のムギちゃんは渡さないんだから!
唯「むむむ…だめー!」グイッ
紬「きゃあ!」
唯「ムギちゃんは私とお茶飲むの!こんなおっぱいおばけにたぶらかされちゃだめ!」
澪「おっ…!?いや、そんなつもりはないぞ?それに私には、り、律がいるし…」
紬「水くさいわ澪ちゃん。さっき私とお話したくてたまらないって言ってたのに〜」
澪「え?そんなこと一言も…」
紬「もう唯ちゃんなんかより私と付き合えってささやいてきたのよね!」
澪「言ってないって!」
紬「あぁ、私ったら二人の間で揺れてる…!もういっそ澪ちゃんとお付き合いしちゃおうかな…」
唯「うぅー…」
うぅ、私のムギちゃんがおっぱいおばけに取られちゃう…やっぱりムギちゃんも…
唯「……」ショボーン
紬「あらあらどうしたの唯ちゃん、そんな悲しそうな顔して」
唯「やっぱりムギちゃんもおっぱいが大きい方が好きなの…?私みたいなちっちゃい子じゃだめなの…?」
紬「ううん、そういうわけじゃないのよ?ただね、澪ちゃんが私を誘惑したの」
唯「やっぱり!」キッ!
澪「ひっ…そ、そんなことしてないってば!」
おっぱいおばけの言うことなんて信用できない。
人の恋人を誘惑するなんて、なんて卑劣なんだろう!
唯「それで、どんなことされたの!?」
紬「思いきり抱きしめられたり、顔を胸に押し付けられたりしたかな」
唯「……」
紬「あとね、服を脱がされそうにもなったわ。すんでのところで阻止したけど」
唯「……」
紬「私唯ちゃんのことが好きなのに、澪ちゃんにされたことが気持ちよくて忘れられない…
今のままじゃ澪ちゃんのこと好きになっちゃうかも。あぁ、澪ちゃん…」
唯「…げない……」
紬「え?」
唯「ムギちゃんは誰にもあげない!」ガバッ
紬「きゃあ♪」
私はムギちゃんを押し倒した。おっぱいおばけにメロメロなら、同じことをすればいいんだ!
唯「ムギちゃん、大丈夫だからね。すぐに目を覚まさせてあげるから!」ゴソゴソ
紬「うん!」
澪「ちょっ…唯!部室で服を脱ぐな!」
唯「うるさい痴女!」
澪「な…」
紬「あ、私の服も脱がせて?あとね、澪ちゃんは私の手を胸に押し付けようとしたわ!」
唯「よしきた!」
ゴソゴソ…サワサワ…スリスリ…ハァハァ…アンアン…
律「おっす!ってなにやってんだおまえら!澪、これは一体…」
澪「律…私って痴女なんかじゃないよな…」
律「は?」
澪「りつうううううううう!唯とムギが私を痴女にいいいいいいいい!」ギュッ
律「な、なにこの状況!?意味わかんねえ…」
――その後ムギちゃんは元に戻りました。
おっぱいおばけ、もとい痴女の澪ちゃんはよりりっちゃんと愛を深めたそうです。
−終−
澪しゃんとばっちり杉ワロタ
いよいよここも900か……… なんか感慨深いな
サイズ的には余裕あるけど、2スレ目見えて来たね〜
唯ちゃんとムギちゃんの愛の営みはまだまだ続きます
>>904 な、な、あなああなななんじゃこりゃあああああああああああああああああああああああああ
てててててててってて天才じゃね?天才なんじゃ値??天才何じゃ根・??・・・??
この絵の可愛さとか表情とかプロかよ?プロなんだよな?カミングアウトできないけどプロだろ???
速攻保存&プリント10枚だろこれGJGJGJGJGJGJGJJG
絵師様やぁ
ついに絵師様が降臨なされたぁ
>>904 > ムギが♀×♀見てイラッとか、唯の大事な手をペチッとかちょっと違和感
俺は違和感ないけどな
このムギめちゃくちゃ追い込まれてるじゃんww
唯が「ム、ムギちゃんがついに暴力を・・・」って言ってるから初ペチッでしょ
つーか「ついに」って唯はムギ追い込んでる自覚が少しはあったみたいでワロタ
もうムギ涙滲ませて動揺しまくり煮詰まっててめちゃカワイイんですけど・・・
つーかはたかれても止まらない唯の天然無邪気最高ww
これやっぱ30枚プリントしてサークル持ってくマジ超GJ!
>>896 うるさい痴女!剛速球過ぎてワロタwww
このスレのショートショートとコミカライズで一冊唯紬本作ればコミケと委託で数千部いける気がする
原作・アニメの唯紬考察を入れて50P〜で**00円とかでやれる気がする
世知辛くて小汚い話で恐縮だがこのまま流れてログ倉庫に消えるのはMOTTAINAI!誰か頼むw
>>904 うわああああああああああん
>>887の作者ですが…今ものすごく感激してます!
自分の書いたやつがこんな風に絵になるの、なんかむずがゆくて嬉しいwww
>>908 このスレでちまちまとSS書き続けてきたけど、今回みたいに絵になるのはとても嬉しい
自分で同人誌書けたらいいんだけど、絵がなかなかね…書いてくれる人がいたらホントにコミケとか出したい気分だww
唯もムギもこの可愛いくらいのキャラ崩壊が一番いい。
ただ、「おっぱいおばけ」「うるさい痴女」は行きすぎかな?
>>904のムギが可愛すぎて即保存させていただきました。
「おっぱいおばけ」も「うるさい痴女」もネタのつもりで言ったと解釈すれば全然OK
軽音部は平和です
912 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/03(水) 18:53:04 ID:MgLHAlrv0
復活してるぞー
そして絵師様が来てるぞー
>>904 神認定しますた
これからも琴吹紬と平沢唯をよろしくお願いします
ムギが♀×♀を見てイラッとしてしまったのは、その相手が最愛の唯だからだろう
唯以外なら大好物なのにね
このスレ立った時完走は無理だろと思ったのに…ゴール間近とは
918 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/04(木) 03:02:44 ID:jeKVj1n50
胸が熱くなるな
んじゃそろそろテンプレ考えようぜ
>>904 復活して早速来てみたが…こいつはすげえ
つーか
>>904プロ杉w
俺が最も敬愛するゴージャス宝田先生を髣髴とさせるな
キャラがエネルギッシュエロカワイイ
>>922 乙!
どう見ても普通以上に上手いぞwww
バソバソ描いてバソバソ発表plz
>>904 らきすた百合だけじゃなくけいおん百合も守備範囲なのかあなたは…
嗚呼何処かで見た覚えのある神っぷりと思ってたら……
柊姉妹ではお世話になりました。色々と。
>>922 ぐっじょぶ!
ゆいもムギもぽけっとした顔がぽわぽわ2人らしくて可愛い!
なんだこの神ラッシュは…
職人に恵まれているなぁ
>>929 うはぁ 最強にかわいいな
女同士で子供が作れるって話をどこかで聞いたな
マウスでは成功してるとかそういうの
>>930 とてもいいです
やはりムギ受けは良いものだ
いいよいいよー
みんなもっと絵描きなよー。全部保存だよー
>>934 いいいい
切なくなった
俺もSSも絵も全部保存してるお
イラスト大流行w
凄いです!凄いです!
うはーw
また絵師様が降臨なさってるーw
みんな凄い上手いよ、乙!
ハアハア
紬「はい唯ちゃんケーキよ、お口あーんして?」
唯「あーん…ぱくっ…うん、おいしいー♪」
紬「ホント?じゃあおいしいケーキを持ってきたごほうびが欲しいな」
唯「それじゃなでなでしてあげるね?なでなでー♪」
紬「もっともっと!今度はぎゅってして?」
唯「ぎゅーっ♪」
紬「きゃあ♪」
唯「…ふぁ……」
紬「あら、どうしたの?」
唯「うん…ムギちゃんのおっぱいがやわらかくってびっくりしちゃった」
紬「うふふ♪触ってもいいわよ?」
唯「じゃ、じゃあ…えい」
紬「やんっ♪」
唯「はわぁ、やわらかくってあったかいや…もみもみ」
紬「ふみゅ…そ、そんなに強くしちゃだぁめ♪」
唯「ムギちゃんのばっかり触ってたら悪いから、私のもいいよ」プチプチ
紬「うふふ…♪じゃあお言葉に甘えて」
唯「ふにゃ…ごめんね。私のはちっちゃいから気持ちよくないよね」
紬「そんなことないわよ?ほら、下着がこんなに窮屈そう」
唯「そ、そう…?最近、おっきくなってきたんだ」
紬「あら、私が頑張ったからかしら?…うふふ、こんなに窮屈なのは外しちゃいましょうね」プチン
唯「あ…ム、ムギちゃん…」
紬「うふふ…綺麗なピンク♪桜みたいね」
唯「…じゃあムギちゃんは…さくらんぼみたい」
紬「そんな赤くないわよ?」
唯「違うもん、さくらんぼみたいでかわいいって意味だよ」
紬「じゃあ、味はどうかしら?はい」
唯「んちゅちゅ…んぅ、甘い♪やっぱりさくらんぼみたいだねー♪」
紬「じゃあ私も…ちゅっちゅっ…」
唯「んひゃっ…んぁ♪む、むぎちゃんらめだよ、そんな…あふぅ…」
紬「ふふ♪一足早くお花見しちゃった♪」
唯「はぁ、ふぅ…ムギちゃんったらもー!」スリスリ
紬「唯ちゃんはおっぱいが大好きね♪なんだか赤ちゃんみたい」
唯「ムギちゃんに言われたくないなー?いつも私の触りたがってるくせに」
紬「あら、バレちゃった?それじゃあ遠慮なくいただきます♪」
唯「んひゃ…やん♪だったら私だって!」
律「…お前らいい加減にしろや!」
ふぅ・・・
子供は見ちゃらめぇ
律もっと早くとめろよw
その日、唯ちゃんはなぜか膨れっ面でした。
「……」
「唯ちゃん、どうしてそんなに怒ってるの?」
「…知らない」
「やっぱり怒ってるじゃない。理由聞かせて?私が何か悪いことしてるなら直すから」
「…体育のとき」
「え?体育?」
「…今日の体育のとき、りっちゃんとべったりだった」
「それで…怒ってるの?」
「……」コク
「唯ちゃんあのね、それは番号順でペアになったからなのよ。りっちゃんと浮気したとか、そういうことじゃないの」
「…でも、すごく楽しそうにしてた」
「それは…お話してたから」
「…それにムギちゃん、一回も私の方見なかった。私のことなんか忘れちゃってたんだ」
「そうじゃないわ!今日はバスケだったし、ボールから目を離したら危ないでしょ?」
「…もういいもん。ムギちゃんなんか知らない」
「唯ちゃん…」
唯ちゃんはそっぽを向いてしまいました。その目はうるうると潤んでいて、今にも涙がこぼれ落ちそうです。
…もう、唯ちゃんは本当にかわいいんだから。
「唯ちゃんっ♪」ギュ
「……!」
私は背中から覆い被さるようにして唯ちゃんを抱きしめます。
一瞬その体はびくっと震えたけれど、すぐに大人しくなりました。
「唯ちゃんが本当に怒ってるのは…私がりっちゃんと仲良くしてたことじゃないわよね?」
「……」
「唯ちゃんはそういう子じゃないもの。唯ちゃんが怒ってるのは、私が唯ちゃんのこと気にしてなかったからよね」
「……」コク
「ごめんね、唯ちゃんのこと見てあげられなくて。唯ちゃんはずっと私のこと見ててくれたのに」
「……」
「でも、もしボールがぶつかって怪我しちゃったらどうする?唯ちゃんが怪我しちゃったら、私嫌よ?」
「私も…ムギちゃんが怪我したらやだ」
「じゃあ、集中しなきゃいけない時はちゃんと集中しなきゃね。放課後はこうやって好きなだけ一緒にいられるんだから」
「…うん」
「でも、私も見れる時は唯ちゃんのこと見てる。だからご機嫌治して?」
「…わかった」
「うん、いいこね♪」ナデナデ
「…ちゅーしてくれたら、もっとご機嫌治す」
「うふふ、唯ちゃんはしっかりしてるんだから♪いいわよ、目、つぶって?」
私は肩越しに、そっと唯ちゃんの頬にキスをしました。
唯ちゃんはポッと赤くなりながら、私を見つめます。
「…ごめんねムギちゃん。ふてくされちゃって」
「ううん、いいのよ?」
「…もうちょっとだけこうしてていい?」
「うん♪」
最近ジェラシー唯に凝ってしまってます
ジェラシームギも書いてみようかな…
だああああああああああああああっっはああああああああああああ
こんな時間に萌えすぎて窒息死するかと思った!
GJ!!ふてくされる唯ちゃんもムギも可愛いよ…!
お休みの日、特に予定という予定もなかった私は、普段来ることのないスーパーへと足を運んでいた。
わざわざ電車に乗ってまでやってきたけど、何を買いに来たとか、明確な用事があるわけじゃない。
ただ、もしかしたら会えるかもしれないって思っただけ。そういう理由で出かけるのも、悪い気分はしないのだ。…帰りは別として。
「意外に混んでるんだなぁ…」
主婦で賑わう野菜や魚の売り場を通りすぎて、お菓子売り場へとやってきた。
あの子は、いつもこういうところでお菓子を買ったりするのかな。何の気なしに手に取った奇抜なパッケージイラストの駄菓子を新鮮な気分で眺めていると、不意に肩を叩かれる。
まさか、店員さんに怒られる…!?私はびっくりしてしどろもどろなことを口にしてしまう。
「あ、あのすいません!ちゃんと買いますからごめんなさい!」
「あ、やっぱりムギちゃんだ!」
「え…?」
聞き覚えのある声に、私の胸はドキンと高鳴る。まさか、本当に会えるだなんて――
振り向いた先で無邪気なほほえみを浮かべていたのは、私が会いたかった人…平沢唯ちゃんだった。
「偶然だね、ムギちゃんにこんなところで会うなんて」
「う、うん、偶然、だね…」
「ムギちゃんはここのスーパーよく来るの?今日は家族の人と来たの?何買いにきたの?」
「え、えっと…」
好奇心をまったく隠そうとせずに、瞳を爛々と輝かせて私の顔を覗き込む唯ちゃん。
そんな姿を見るだけで私の体はカーッと熱くなって…
「あ、あの、あのね、私は、今日は、ひ、ひと、一人でっ、き、きたの!」グシャ
「あぁっ、ムギちゃん今なんか潰しちゃったよ?」
「え…あぁっ!」
思わず手にしていたお菓子を握り潰してしまった…!
「わぁ懐かしい、ちっちゃい頃よく食べたな〜♪ムギちゃんこういうの好きなの?」
「え?う、うん?」
「そっかー意外!私も久しぶりに買ってみようかなー♪」
「あ、あの…今日唯ちゃんは誰と来たの?憂ちゃんとかお母さんとか?」
「ううん、私も一人だよ。お腹空いたからおやつ買いに来たんだー」
「そ、そう…」
どうしようか、言おうか言わないでいようか、でもこのままじゃすぐ唯ちゃんとお別れになっちゃう…それはいや!
「唯ちゃん!」
「なっ、なに?」
「い…一緒にお菓子選びましょ!」
―――
「あ、それはおいしいよー♪あたり付きだし!」
「あたりって?」
「あたりが出るともう一本もらえるの!」
「え、お金はいらないの?」
「いらないいらない!あたればあたっただけもらえるんだよ〜♪」
「すごい…そうやって子供の心を掴んでるのね!なんか憧れちゃう!」
「あ、これなんかどうかな?」
「な、なんかすごいっ!」
あぁ、お休みの日に唯ちゃんとこうやってお買い物できるなんて夢みたい…
唯ちゃんは楽しそうにお菓子を選んでいて、何かを見つけるとムギちゃんムギちゃん、と手を引く。
その時の笑顔が本当にかわいくて、私の手を掴む指先はとても柔らかくてあったかくて…私はでれでれと浮かれていた。
だから…つい言わなくてもよかったことまで言ってしまったのだ。
「ムギちゃんは、こういうお菓子よく食べるの?」
「ううん、全然食べないわ」
「じゃあ初めてなんだ?」
「あ、でも初めてじゃないの!こないだもりっちゃんと食べたの。
夏休みにりっちゃんと駄菓子屋さんに行った時にね、このお菓子食べたのよ」
「…!へー、そうなんだ。だから好きって言ってたんだね」
「え…あ、あれ…?」
いつの間にか唯ちゃんの顔からは天使のようなほほえみは消えていた。
かわいいことに変わりはないんだけど、その表情は明らかに不機嫌な様子。
それでもその時の私には、その原因がよくわかっていなかったのだ。それどころか…
「あ、そうだ、りっちゃんがおすすめって言ってたお菓子があるのよ。確か…これ!」
「…ありがと」
「あ、あとね、りっちゃんは…」
「……」
私は勘違いしていた。唯ちゃんが不機嫌なのは、私ばかりがお菓子を選んでもらっているからだと思っていたのだ。
だから私も選んであげようとしたのだけど、普段こういうお菓子を食べない私が何を選ぶかの基準は当然、以前にりっちゃんと出かけた時のものになってしまう。
でもそれは、唯ちゃんにとって…
「…ムギちゃん」
「な、なに?何か食べたいお菓子ある?」
「私、もう帰るね。お菓子いっぱい選んだから」
「え、でも…」
「ムギちゃんはもうちょっと見てなよ。…りっちゃんと食べたお菓子がまた食べたいみたいだし」
「え…」
「じゃあ、また学校でね」
妙に穏やかな口調でそう言うと、唯ちゃんは歩き出してしまった。
その横顔はどこか悲しそうで…切なそうなものだった。
唯ちゃんがいなくなってから、私はしばらくさっきのやり取りについて考えていた。
…どうして唯ちゃんは急に帰っちゃったんだろう。それは…不機嫌になったから。
じゃあ、どうして唯ちゃんは不機嫌になったの?それは…私が唯ちゃんにお菓子を選んでもらってばかりいたから…よね。
でも、ずっと唯ちゃんは笑ってた。本当に急に不機嫌になっちゃったような…
もしかして、私が何かを言ったから唯ちゃんは不機嫌になっちゃった…?
じゃあ、私は何を言ったの?それは…りっちゃんと出かけたこと。
「…まさか、ね」
そんなのあるわけない。唯ちゃんが私に、し、し、嫉妬するなんて…
でも…でも、あの時の顔にはなんとなく…そうだ、私もたまにあんな顔をする。
夜に鏡の前で唯ちゃんのことを考える時、梓ちゃんたちとくっついているのを思い出すと、あんな表情をした自分がそこにはいるんだ。
「…そうだ、お礼…お礼しなくちゃ」
私はレジに向けて早足で歩き出した。
唯ちゃんの元に追い付くために、どんなことでも理由が欲しかった。
たとえ、本当の目的とはまったく別物だとしても。
「唯ちゃんっ!」
束ねた髪が乱れるのも構わずに走ったからか、単に唯ちゃんの歩く速さが遅かったからか…
どちらかはわからないけど、私はすぐに唯ちゃんの背中を見つけることができた。
「…なに?」
「はぁ、はぁ…えっと…お、お礼渡すの忘れてて!はい、クッキー」
「…それもりっちゃんと食べたやつなの?」
「ち…違うよ。ちゃんと私が選んだわ。だから…」
「…誘えばいいのに」
「え?」
「ムギちゃんはりっちゃんと買い物したかったんでしょ。だったらそう誘えばいいんだよ」
「ち、違うの、私は…」
「なんなら私がメールしてあげよっか。ムギちゃんがまた遊びに行きたがってるって」
「唯ちゃん…」
そして私に背中を向けたまま、唯ちゃんは呟いた。
「…今日、来るんじゃなかったな」
私は確信したと言ってもいいくらいに、唯ちゃんの気持ちを理解した。
唯ちゃんは、勘違いしてる。私がりっちゃんのことを好きだって思ってる。そして、そのことを嫌だって思ってる…
「唯ちゃん」
私は唯ちゃんを背中から抱きしめた。自分でも、この行動が正しいのかどうか分からなかった。
それでも…こうしなきゃダメだって思ったんだ。
「違うの唯ちゃん。私は唯ちゃんが考えてるみたいにはりっちゃんのこと意識してないの」
「…でもさっき、あんなにりっちゃんのこと…夏休みに出かけたのだって、楽しかったんでしょ」
「楽しかったのは本当だけど…でもね、今日はそれ以上に楽しかったのよ。…なんでか、分かる?」
「…分かんないよ…」
「唯ちゃんと一緒だったから」
「私と…?」
「うん」
「な、なんで…?」
「…私が今日スーパーに来たのはね、唯ちゃんに会いたかったからなの」
「え…?」
「ここに来れば唯ちゃんがいるんじゃないかって…そう思ってここに来たの。それも、初めてじゃないんだから」
「な、なんで…?会いたいならメールとか電話すればいいのに」
「…できなかったの。する勇気がなかったの」
「どうして…?」
「…好きな人に連絡するのはね、とっても怖いのよ」
「…!」
唯ちゃんは驚いたように体を強張らせた。その体を抱きしめる腕に力を込めて、私は意を決して言った。
「私は、唯ちゃんのことが好きです」
私の心臓ははち切れそうになるくらいに鼓動を速めていた。
唯ちゃんの肩に回した手が小刻みに震えているのが、自分でもわかった。
それでも…言えた。
どれくらいそうしていただろう。
道を行く人の視線を感じながら、私は唯ちゃんのぬくもりを感じながら抱きしめていた。
そして――
「…私」
「…!?」
「…分かんないんだ。私、ムギちゃんのことどう思ってるのかな」
「私のこと…?」
「りっちゃんのこと言ってた時は、すごく嫌な気持ちだった。胸がもやもやして、ぐちゃぐちゃになって…すごく、嫌だった。」
「…うん」
「でも…今は嬉しいの。ムギちゃんに好きって言ってもらえて、すごく嬉しい」
「うん…」
「こういう気持ちって…なんなのかな。ムギちゃんのこと、どういう風に思ってるのかな…?」
「…私と、同じじゃないかな。私だって唯ちゃんが誰かと仲良くしてるともやもやするし、唯ちゃんが好きって言ってくれたらすごく嬉しいと思う」
「同じ…?」
唯ちゃんは首を動かして私を見つめた。
そう、私はあなたのことが好き。そして、あなたも私のことが――
「好き…なのかな」
「うん。そういう気持ちが好きっていうんだと思う。私も唯ちゃんも、おんなじなんだと思う」
「…ムギちゃん」
「ん…?」
「私も…好きなんだ。ムギちゃんのことが、大好きなんだ」
「唯ちゃん…」
唯ちゃんは体を動かして、私と向き合った。そして…
「…ムギちゃん」
私の体を抱きしめて、そっと呟いた。好きだよ…その言葉が耳に届いた瞬間、目から涙が溢れた。
「ム、ムギちゃん?」
「えへへ…ご、ごめんなさい。夢、みたい…だから…その、嬉しくて…」
「…私も嬉しいよ。ムギちゃんのことを好きだって気付けたから。ムギちゃんに好きって言ってもらえたから」
「うん…」
「ムギちゃん…後でさ、一緒にお菓子食べよ?」
「うん、食べよう。…でも、もうちょっとだけ…」
「あ…ムギちゃん、やっぱりすっごくあったかい♪」
「そ、そう…?なら…」
しばらく、こうしてても大丈夫よね。
そのまま、私たちはいつまでも抱き合っていた。いつまでも、いつまでも。
おわり
また投下してみました
2作目だけど読んでくれたら嬉しいのです
イラストとSSのラッシュだぜ
それから1週間。私と唯ちゃんの関係は劇的に変化していた!
「さぁムギちゃん、上がって上がってー」
「お、お邪魔します!」
「憂はお買い物みたいだから、ゆっくりしてていいよー♪」
「う、うん…でもいいのかしら。こんなに毎日お邪魔しちゃって」
「いいんだよー、宿題一緒にやるんだし。それに…」ギュッ
「ゆ…唯ちゃん」
「…学校じゃ、こうやって二人きりになれないでしょ?」
「そ、そう…だね」
――あのスーパーでの一件以来、私は毎日のように平沢家に通っていた。
憂ちゃんへの名目は一緒に宿題をするということだけど、本当は…まぁ、そのへんはまた後で。
とにかく、私は幸せな日々を送っていたのだ。…ある点を除いて。
「唯ちゃん…」
甘えたように私に抱きつく唯ちゃんにどぎまぎしながら、私はおそるおそるその背中に手を回した。…その瞬間。
「あ、なんか飲み物ー」ヒョイ
「あら…」
その動きはまさに神業。
唯ちゃんは私の手が触れるか触れないかというところでごく自然に身をよじり、私から離れてしまったのだ。
空振りに終わった自分の手のひらを見つめながら、私はため息を付いた。
本当に、悩みはこれだけなんだけどなぁ…
幸せなはずの私の唯一の悩み。それは…
「はいムギちゃん、あーん♪」
「あーん…モグモグ…」
「どう、おいしい?私頑張ってねるねるしちゃったよー♪」
「ゴクン…う、うん、独創的な味ね♪」
「あ、粉一袋入れるの忘れてた」
「え…」
部屋でこの間大量に買った駄菓子の残りを消費しつつ、私は唯ちゃんの横顔を見つめた。
…私たちはあの時、お互いのことを好きって言い合った。それは間違いない。
私の記憶が何者かに都合よく改ざんされていない限り、それは100%事実だ。
だけど…それだけなのだ。好きって言ったはいいけど、これからどう関係を変えていきたいのかを何も言っていないのだ。
普通は、好きって言い合ったら付き合うもの…なんだと思うんだけど、私たちはそのことについて全く触れていない。
もちろん唯ちゃんは私に対して積極的にアプローチしてくれているし、私だって唯ちゃんの行動に応えている…つもりだ。
なのに、私たちの関係は『大好きだよっ♪って言い合う友達同士』でしかないのだ。
もちろん実際は違うかもしれない。でも付き合おうって言い合っていない限りはそうなのだ。
…一言、『私たちは付き合ってるんだよね』って言ってくれたら解決するのに…
「……」ネルネルネルネル
「ムギちゃんどうしたの?そんなにねるねるしなくても大丈夫だよ?」
「あ、あのね唯ちゃん。一つだけ確認したいことがあるの」
「確認したいこと?」
「わ、私たちって…」
ガチャ
「宿題進んでますかー?」
「きゃん!」
勢いよく扉を開いたのは憂ちゃん。それだけならちょっと驚く程度で済んでいたんだろうけど…
「おーす!」
「はかどってるか?」
「お邪魔します」
りっちゃん、澪ちゃん、梓ちゃんのトリオには仰天せざるを得なかった。
な、なんで勢揃いしちゃうの…?
「買い物してたら、ちょうど3人に会ってね。2人が宿題してるからご一緒にどうですかって誘ったの」
「へー、そうなんだー♪あ、3人ともスーパーで何してたのさ?抜け駆けなんてずるいよ!」
「それはこっちのセリフだ!お前らこそ2人で何こそこそやってんだよー?」
「ちなみに、私たちは律が頼まれたお使いに付き合わされてたんだ」
「弟さんかわいそうでしたね。偶然鉢合わせしたばっかりに荷物押し付けられて…」
まだ見ぬりっちゃんの弟さんはどうでもいいとしても、この状況は非常にまずかった。
ただでさえはっきりしない私たちにおかしな質問をされたら…
それでも、しばらくは何事もなく時間が過ぎていった。
りっちゃんは電話でお母さんに怒られて意気消沈していたし、澪ちゃんは唯ちゃんに宿題を教え、梓ちゃんは憂ちゃんと二人で宿題をしていたから。
このまま解散してくれたら…そしたら、唯ちゃんに…
「…それでさぁ、唯とムギはなんで急にべたべたし始めたんだ?」
…一番危険なりっちゃんが、唐突に一番危険な直球を投げ込んできた。
油断してた…意気消沈してるわりに漫画を読んでると思ったら!
「……」ジーッ
その問いかけに、皆は食い入るように私たちを見つめる。
「そ、それは…その…」
どうしよう、なんて言えばいいの?…私たち、付き合い始めたから…?
ううん、だからそんな確信のないこと言えないんだってば。だって、だって私も唯ちゃんも何も…
そうしてひたすらに悶々としていると、急に柔らかい何かが私の頭を包み込む。
「ゆい…ちゃん…?」
それが唯ちゃんの腕と胸だということに気付くまで、それほど時間はかからなかった。
「えへへー…♪実は私たち、最近付き合い始めたんだよっ♪だから…」
…その言葉の意味を理解するまでにも。
「私たちのこと、二人きりにして?」
「…どうして?」
10分後。皆がリビングに下りて再び二人きりになった部屋で、私は唯ちゃんを見上げた。
私を優しく抱きしめるその表情には、一点の邪気もない。
「んー?」
「どうして、あんなこと言ったの…?」
「どうしてって…ただ単にムギちゃんと二人きりになりたかったからだよ」
「…そのままじゃない」
「そのままじゃ、ダメ?」
そう言って微笑みながら私の頭を撫でる唯ちゃん。
…正直、ずるい。こんな女神のような表情を見せられたら、何も言えなくなっちゃう…
「…私と付き合ってるって言ったこと」
「うん?」
「あれって…いつからそう思ってたの?」
「最初からだよ?ムギちゃんに好きって言った時から
「だ、だったら…付き合おうって言ってくれたらよかったのに」
「あれれ、ムギちゃんは付き合ってるって思ってなかった?」
「そんなことない!ないけど…」
私は唯ちゃんの胸にぎゅうっと顔を押し当てた。…すごく、落ち着く。
「…聞けなかったんだもん」
「ムギちゃん…ごめん。私もちゃんと言っとけばよかったね」
「…いい。ちゃんと言ってくれたから」
「でも、ごめんね」
「…うん」
私は、心の底から幸せだ。
好きな人と付き合えて、恋人同士になれて、抱きしめてもらえる。抱きしめてあげられる。
これ以上に幸せなこと、この世界に存在するだろうか。少なくとも、今の私には考えられない。
だから…今は目一杯、この幸せを噛みしめよう。
「…ムギちゃん」
「ん…?」
「私たちのこと、皆に知られてよかった?私、勝手に…」
「いいのよ。別に隠す必要なんてないじゃない」
「そう…だね。そうだよね!」
「だから…見せつけちゃいましょう?」
「えへへ…うん♪」
私たちは手を繋いだまま立ち上がると、扉を開いて廊下に出た。
きっとリビングに行ったら、皆それぞれの反応を示すだろう。もしかしたら、半信半疑に思われてるかもしれない。
うふふ…いいわ、見せつけちゃいましょう。私と唯ちゃんが付き合ってるっていう、確固たる証拠を♪
おわり
つづきを書いてみました
まだ膨らませられたら膨らませてみます
頑張り過ぎ
乙。
やっぱムギちゃんが乙女なssは癒されます
☆
そろそろ次スレの準備だね
最初から読んでやっと追いついたぜ。
お前らテラGJ!!
ほしゅー
ん〜2期始まるか次号のきららまで新しいネタがないですね><
明日になったらWDネタがあるさ
>>976 ああ…そうだった、明日ホワイトデーなんだな
じゃあ皆明日のためにSSの準備をしているのか
ホワイトディンゴ仕様SS
今日は3月14日…そう!泣く子も黙るホワイトデーです!
「ムギちゃ〜ん♪今日は何の日っふっふー?(おもいっきりテレビのコーナー風にね)」
「えっと、3月14日…アインシュタインの誕生日ね!」
「相対性理論じゃないよ〜」
「じゃあ…赤木春恵さんの誕生日!」
「世間渡ってどうすんのさ〜!違う違う!」
「それじゃ…大沢親分の誕生日!」
「喝!だから違うってば!もう、わかってる癖にぃ…」
「うふふ、わかってるわよ♪今日はホワイトデーよね♪」
「うん!バレンタインのお返しに、ロマンチックなプレゼントをする日なんだよー」
「え、でも私たちのバレンタインって…」
「ちなみにもう一つの世界だと、私とあずにゃんがラブラブなんだよ。
バレンタインにはあずにゃんが私の家までチョコを持ってきてチューしたり、ドSあずにゃんが出たりしてたよ」
「まぁ…」
「あともう一つの世界では、私と憂がラブラブなの。
私が和ちゃん家に行って憂のために内緒でチョコを作ったり、はたまた憂と一緒にチョコを作ったりチューしたり…どっちもロマンチックでラブラブだよね!」
「うん、興味深いわぁ…♪それで、私たちのバレンタインはどうだったかしら?」
「えっと……」
私たちのバレンタインは、まあそれなりにロマンチックでラブラブでした。ですが…
「なんで一つしかお話がないのよ!」
「しょ、しょうがないよぅ。私たちの世界はあまり広くないから…」
「それに年を跨いでも続いてるのここだけじゃない!どういうことなの?」
「うーん…憂やあずにゃんに比べると、ムギちゃんは私とラブラブなイメージがないのかもね…」
「本を読んでも、私たちが抱き合ってる記事とかほとんどないものね…憂ちゃんや梓ちゃんはあんなにプッシュされてるのに!」
「なんのっ!二人に負けないようにここでひたすらラブラブすればいいんだよムギちゃん!」
「そうね!じゃあ早速ホワイトデーラブラブしましょう?」
「おっしゃー!」
―――
今日は3月14日、そう、ホワイトデー。
一般的には男の子がバレンタインのお返しに女の子にプレゼントをする日です。
ですが、プレゼントをするのは何も男の子だけとは限りません。ほら、ここでも甘酸っぱい想いを胸に抱く少女の声が聞こえてきましたよ…
「ムギちゃ〜ん!
「あら唯ちゃん、そんなに急いでどうしたの?」
「あのね、今日はホワイトデーだからムギちゃんにプレゼントしようと思ったの!」
「ドキ…」
「ゆ、唯ちゃん…嬉しい♪」
「でもバレンタインにチョコをあげたのは私なんだけどね!」
「うふふ、細かいことはいいのよ♪」
「そうだね!じゃ、じゃあムギちゃん…目つぶって?」
「ドキドキ…♪」
「いーち、にーい、さーん、しーい、ごーお、もーいいよ!」
「よーし、見つけちゃうわよー♪唯ちゃんはどこかしらー?あ、ロッカーからかわいいお尻が出てるわ!みーっけ!」
「あちゃー、見つかっちゃったー♪」
「ダメよ唯ちゃん、これじゃまさしく」
「「頭隠して尻隠さず!」」
あははは…うふふふ…きゃっきゃ…♪
こうして、私と唯ちゃんはすばらしいホワイトデーを送りました。
また来年も、楽しいホワイトデーになるといいな…♪
おわり
―――
「…ってなんで私たちかくれんぼしてたの!?普通キスでしょ!なんかいい話っぽく終わりかけちゃったじゃない!」
「えへへ、つい出来心で♪」
「こんなんじゃダメ!梓ちゃんや憂ちゃんの世界はもっとふわふわよ?」
「わかった!じゃあ…」
――今日は3月14日、そう、ホワトデー。ロマ「おーい二人とも!早く練習しようぜー?」
「あぁっ!りっちゃんに妨害されちゃった…」
「今日は休むって言ったじゃない!りっちゃんは澪ちゃんとの世界でイチャイチャしてればいいのよ!」
「ちょ、ムギやめろ!あの世界の澪は変態なんだ!今日だってホワイトデーだから白いブラとパンツを着けてこいって…」バタン!
「さぁ、お邪魔虫はいなくなったし…」
「ねームギちゃん、もうホワイトデーとかどうでもよくない?他もバレンタインに比べると盛り上がってないし」
「え…?」
「てことで私、平行世界であずにゃんや憂とイチャイチャしてくる!またね!」
「ま、待って!唯ちゃ…」
バタン
…また、一人ぼっちになっちゃった。
やっぱり私は憂ちゃん梓ちゃんに比べるとマイナーなのかな…しょせん眉毛しか特徴のないお嬢様キャラなのかな…
私なんかが唯ちゃんとイチャイチャする資格、ないのかな…
「そんなことないよムギちゃん♪」ギュッ
優しく私を包み込むぬくもりが、冷たくなりかけた私の心を幸せな気持ちでいっぱいにしていく。
唯ちゃんが、私を幸せにしていく…
「…憂ちゃんや梓ちゃんのところに行ったんじゃないの?」
「冗談に決まってるでしょー?ここの私はムギちゃん一筋なんだからね」
「…でも」
「ねぇムギちゃん…確かに私たちの世界は憂やあずにゃんとの世界より狭いかもしれないよ。
でも、ムギちゃんへの気持ちは他の世界の私には絶対に負けない。今ムギちゃんの目の前にいる私は、誰よりもムギちゃんのことが大好きなんだからね」
「……」
「ムギちゃん?」
「うふふ…えへへ…♪」
「あ!笑ってる!」
「ホワイトデーのプレゼントありがとう♪こんなに甘いものがもらえるなんて思わなかったわ♪」
「うぅ…はかったな!」
「4分35秒…私のキャラソンの再生時間よ♪」
「そっちのはかるじゃないよう!」
「さぁさぁ唯ちゃん、色々あったけど今度こそイチャイチャしましょ♪」
「…うんっ♪」
そう、お互いの想いが通じ合っている限り、私たちの世界はまだまだ広がっていく。
私も誰よりあなたのこと大好きだからね、唯ちゃん♪
おわり
「…でもホワイトデーのプレゼントは改めてもらうわよ♪」
「ム、ムギちゃん抜け目ない…」
きたー
新スレ立てたいからどなたか
>>1のテンプレ考えてくれませんか?
987 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/15(月) 10:21:11 ID:a7DLmKf40
けいおん!の唯と紬のほんわかカップルを応援するスレです
_
´ ` ヽ
ヾ ;, -―――‐-
ハ ハ , ,: :´==/: : : : : \: : : \
. /彡 、 ..|ミ、 i / /: :/{: :{: : : : : :ヽ: : : :',
/ vへ | ヽィ ノ /: :{=/\{: : |\}X: : : '.: : : :}
' ○ ○ i ノ {: :人{ 、 \| 、 ヽ: j: : : :i
ヽ:xx :xx : { j |/: :ハ ○ ○ ∧/ ト: : |
" r_っ ノ \ |: :j: Y xx xx{:/ : |ノ: :|
" ー― ":: ミ ハ {八: ゝ_ {ヽ /: : :.:|: ;} }
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ハ j i j 〉¨¨´i / // {メ^く_/∨`ヽ
|/ /¨¨' i l |" /' 〈 /:∧∨ 〉 }
唯×紬 @ ウィキ
ttp://www29.atwiki.jp/yuimugi/ 前スレ
【けいおん!】唯×紬スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1249031950/ ●おやくそく
次スレは
>>970が立ててください。無理なら代役を指名してください。
重複スレ防止の為、次スレを立てる時は必ずスレ立て宣言をお願いします。
アンチ、荒らし等の迷惑行為は徹底放置してあげましょう。
――――――――――
試しに一つ。他のスレから色々と拝借したテンプレだけどw
って言うか、唯と紬のAAが無いよー
988 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/15(月) 16:07:14 ID:a7DLmKf40
けいおん!の唯と紬のほんわかカップルを応援するスレです。
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´ ` ヽ -―――‐-
ヾ ;, :´==/: : : : : \: : : \
ハ ハ , ,: / /: :/{: :{: : : : : :ヽ: : : :',
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ヽ:xx :xx { j |: :j: Y xx xx{:/ : |ノ: :|
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【けいおん!】唯×紬スレ
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次スレは
>>950か、480KBを確認した人が立ててください。無理なら代役を指名してください。
重複スレ防止の為、次スレを立てる時は必ずスレ立て宣言をお願いします。
アンチ、荒らし等の迷惑行為は徹底放置してあげましょう。
――――――――
ほんのり修正してみる。まぁ、480KB超えるのはそうそう無いと思うけど。あと余裕をもって
>>950にしてみたり
基本的にマターリしてるし、
>>980でいいと思います
あまり早く立てて落ちたり荒らしに遭ったりするのもなんだし…
二期が始まってもし流れが早くなったら950でもいいかも
>>950は早いけど、
>>980は遅い気が……。当初の通り
>>970あたりが良いんじゃない?
ま、その辺はスレ立てる人の裁量で。早く立てないと埋まっちゃうぞ。
埋め
待って
まだ次スレ立ってないのに埋めないでw
スレ立て失敗しました orz
どなたかお願いします
早朝のスレ立て行くわ
ERROR:新このホストでは、しばらくスレッドが立てられません。
またの機会にどうぞ。。。
スマンな
>1000なら>996乙!
ムギ唯999
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。