【とらドラ！】櫛枝実乃梨は夢に一直線かわいい8

とらドラ！の櫛枝 実乃梨ことみのりん可愛いよみのりん（；´Д｀）ハァハァ（；´Д｀）ハァハァ

大河の親友で、愛称は「みのりん」。眩しすぎるほどの笑顔とクドイまでの熱血漢、そして超マイペースという天然キャラ。
女子ソフトボール部キャプテンを務めながら、部活帰りにはバイトを多数掛け持ちする勤労少女でもある。
（以上、公式サイトより）

時には笑い、怒り、悲しみ、そして楽しむ。

そんなみのりんを愛でるスレです。

★前スレ
【とらドラ！】櫛枝 実乃梨は天然かわいい
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1223100667/
【とらドラ！】櫛枝 実乃梨は盛るぜぇ〜かわいい2
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1226937415/
【とらドラ！】櫛枝 実乃梨は超盛るぜぇ〜かわいい3
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1227967315/
【とらドラ！】櫛枝 実乃梨は超盛るぜぇ〜かわいい4
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1228962584/
【とらドラ！】櫛枝 実乃梨は喜怒哀楽かわいい5
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1233844431/
櫛枝実乃梨は初恋に葛藤かわいい6
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1235284882/
櫛枝実乃梨は夢に一直線かわいい7
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1236887669/

★公式
StarChild公式　http://www.starchild.co.jp/special/toradora/
テレビ東京公式　http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/toradora/

※原作のネタバレは禁止だぜぇ〜

あひゃ

うわ名前欄おかしくなってたorz
スレタイはこのままでよかったかな？

★関連スレ

【とらドラ】逢坂大河は手乗りタイガー可愛い 5匹目
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1237491771/
【とらドラ！】川嶋亜美はモデルかわいい Part.7
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1236751865/
【とらドラ】高須竜児は一家に二匹目も欲しい男
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1234522851/
【とらドラ！】恋ヶ窪ゆり（30）は独身かわいい
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1226027294/
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http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1226665096/
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http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1229693775/
【とらドラ！】大河×竜児【イチャイチャ妄想】Vol4
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1237819701/

＠アンチスレはこちらへどうぞ

【とらドラ！】櫛枝実乃梨アンチスレ2
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1237522672/
【とらドラ】逢坂大河アンチスレ5【DQN暴力女】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1235622601/
【とらドラ】川嶋亜美アンチスレ【真性腹黒女】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1227170960/

１乙だぜ〜☆

>>1乙です。
勝手に関連スレのテンプレ張っちゃいました。
ミスがあったら、申し訳ない。

寝呆けてて安価ﾐｽしたｗｗ>>1乙

それにしても我らが同士はちわドラの関係よりみのりんに泣かされてしまった･･･

鉄面皮のＤＶ娘だよ

ファイッ！

>>1
乙です

>>7
自分もだ…切ない

前スレ>>991
了解です。
722は『IF』(未完？)で追加しておきます。
725の幽霊の話も『IF9話』で追加。

キャラスレのSS保管は前スレの989-990を
ご覧ください。
変更点や疑問点、受け付けてます。

改めて、エロパロ版に投稿されているSS職人様で
みのりんを中心としたSS作品をまとめサイトに
載せてもよい方は 許可と作品名をお願いします。
あと、前スレに投稿されたイラストもよかったら載せたいので
転載okな絵師様方、タイトルorどういうシチュエーションなのかをお願いします。


前スレから連続レス&長文失礼しました。

>>1
乙るぜ〜!!超乙るぜ〜!!


>>11
管理人さん、お疲れさまっす♪

一気に過疎だと・・？

ここか？

すまんageちまった

http://08.mbsp.jp/minodora/?guid=on

一応形だけは出来たんで載せときます。
まだ完全じゃないんでこのあともリニュ&変更のため
一時閉鎖すると思いますけどご了承ください。

注意事項にも書いてあるとおり質問とか変更点、要望などは
このスレでしてください。

それでは失礼しました。

>>16
よくわからないんだが
原作ロゴや絵を乗せると出版とかが騒がないかな
うｐされた絵や自分で書いたロゴとかなら良いんだろうけど
せっかく作ってもらったのにすまん
だけどそれだけにサイト潰されたくないからさ

>>17
規制で携帯からです

そうですね…汗
ご指摘ありがとうございます。
気をつけます＞＜

>>18
いやいや自分は念のためって事を言っただけで
公式ロゴや絵を乗せても
生き残ってるサイトも有るかもしれないし
自分も基準よくわかってないからあれなんだけど
・・でもやっぱり念のためと思ってｗ

>>19
いえいえそういう意見って貴重です＞＜
問題点あったら気にせず言ってください。

>>20
了解だぜ
・・それにしてもマジ過疎だね

うわageちまたorz

サイト管理人さんマジ乙っす！
確かに公式画像出すとたまに消されるからなぁ･･･

>>11
とりあえずイラストから。こんなんでよけりゃ転載おkっす
前ｽﾚ番号わからなかったから再うpするわ
http://imepita.jp/20090318/009680
タイトルはファーストキス
シチュはまんまだな
みのりんの方から突然って感じでｗｗ
http://imepita.jp/20090404/573090
タイトルはみのドラ、春の野原でお昼寝中(ネーミングセンスなさすぎ俺orz)
竜児の方は寝てないが気にしないｗｗ
目汚し失礼･･･よろしくお願いします

>>16
おおっGJ！

管理人さんお疲れ様でした!!
よくまとまっていて、携帯からでも見やすいので最高です♪

ありがとうございます!!

管理人さんを乙るぜ〜!!超乙るぜ〜!!

過疎なんじゃねぇ。
>>7のみのりんがあまりに切ないんで、幸せな作品をみんな涙しながら書いてるだけだぜｗ
僭越ながら、先陣切らせて貰う。前に大×竜で書いたやつを書き替えた。
幸せにしてやるぜ、みのりん！ｗ
↓

「・・・」
薄手のカーテンから差し込む光は淡く、ゆっくりと微睡みを与えながら、静かに静かに、開いた目蓋に彩りを映し込ませる。
「・・・」
まだ完全に覚めきっていない思考の中、ゆっくりと左手を天井に向かって持ち上げる。
ポスン｡
そのまま真横へと落としてみたら、予想どおり枕に沈んだ。
案の定、温もり皆無の。
「・・・」
実乃梨は、面白くもなさそうに半身を起こすと、一つ大きく伸びをした。


『それぞれの今』


トントンと螺旋状になった階段を降りていくと、ちょうど中程で、微かなコーヒーの香りが鼻腔をくすぐった。
実乃梨はそのまま立ち止まると、顔をあげてキッチンを見た。
「・・・」
久し振りに見る情景に、実乃梨の顔が思わず綻んだ。小さなダイニングキッチン。
その約中央で、こちらに背を向けている一人の男を見つめて。
そこで視線を感じたのか、キッチンに居た主・・・高須竜児が軽く振り返った。

>>26

驚いて実乃梨が思わず声を出す。
「あ・・・お、おはよ」
「おう、はよ。なんだもう起きたのか？」
「う、うん」
「もう少し寝てて良かったんだぞ？昨日は遅かったんだから」
朝飯出来たらちゃんと起こしてやるし。
てきぱきと料理の準備をしながら竜児が階段を降りてきた実乃梨に笑いかけた。
笑顔を返しながら、実乃梨が首を軽く振る。
「いやいやぁ。久しぶりに奥さんと過ごせるオフなんだよ？のんびり寝てるなんて勿体無くて、とてもとても」
「誰が奥さんだ？」
コポコポ音を立ててるコーヒーメーカーを手に取ると、竜児は手際よく実乃梨のカップに注ぐ。
ぺたぺたとフローリングの床を裸足で歩いて、キッチンのテーブルに実乃梨が座ると同時に、コーヒーが目の前に置かれた。
「ん・・・」
そのまま軽いキス。
「あらためておはよう」
「おはよ」
ニッコリと笑いあって、竜児はかけたままのフライパンへ戻る。
その背を嬉しそうに見送りながら、実乃梨がコーヒーを一口飲んだ。
「ぐへっ！」
いきなり聞こえた奇声に、思わず竜児が振り返る。
「おいおいなにやってんだ？」
「ブ、ブラックで飲んじゃった・・・」
げへげへと咽ている実乃梨を見ながら、竜児ぷっと吹き出した。
「帰ってきて早々、飽きさせない奴だな」
フライパンを電気調理器からおろすと、グラスに水を注ぐ。
くっくっと笑いながら、実乃梨にそれを差し出した。
「やっぱいいな。お前がいる朝ってのは」
「・・・こうやって笑いを提供するからかい？」
「それもある」
うっわ、ひっどー！！と、大げさに声をあげる実乃梨に、また笑いが零れる。
結婚して３年目。
オリンピックソフト日本代表の久々のオフ、はこうして朝を迎えた。

多分長くなりますｗ

ニコのMADでクラシック（？）の曲に合わせてセリフ繋げて「ゆっくりしていってねー」って言ってるのがあって
結構お気に入りだったんだけどどこにあったか失念してしまった＿|￣|○

>>27
いいね〜
高須は完全に主夫で固定だよなｗ

>>27
グッドジョブだぜ･･･
見ているだけで幸せだなぁ

>>23
ありがとうございます＞＜
早速、転載させていただきましたす。
>>25
実は携帯サイトだから携帯の方が見やすいかもｗ

みなさん本当ありがとうございます。
こんな感じでサイトを作っていこうと
思うのでこれからもSS・イラストなどで
みのりんを幸せにしてあげてください＾＾*
>>16のURLはちょっと失敗なんで
↓こちらからどうぞ
http:08//mbsp.jp/minodora/
閉鎖解除しました

>>27
普通の日常なところが
すごくいい＞＜

間違い…
http://08.mbsp.jp/minodora/
これです 汗
連レスすみません。

>>27
2828GJ〜♪

なのに空気読まずに悲しいの書いちゃったよ。まだ予告編扱いで短いんだけど、まとめサイト完成記念に一つ投稿させてください。

>>31
携帯サイトなんだ。
俺は見やすくてうれしいです♪

エロパロ板のSS添付に伴ってみのスレ用にｺﾃﾊﾝつけようかと思います。
とりあえず『この先も、ずっと･･･』の作者です。

『想いを載せて』


開けた窓から冷たい夜風が入り込む中、自室で独り彼と写った写真を眺める。

私と彼、手に手をとって一緒に走った文化祭の思い出を･･･。
私の想いが形となった写真を･･･。


今日の放課後、私のもとに届いた写真。たかが一枚の写真･･･だけど、暖かな温もりを秘めた写真。

我慢していても自然と零れる笑顔を悟られぬよう、いつにも増したハイテンションで部活とバイトを乗り切り、夕食と風呂とを早々に済まし自室に向かう。

早く写真を見たかった。
ゆっくり写真を見たかった。

そう考えるだけで火照る頬を冷ますために、自室に入るなり先ず窓を開けたその時、電話が鳴った。


電話は大河からだった･･･

『北村くんをね、生徒会長に立候補させるための作戦を竜児が思い付いたの！それでね、みのりんにも協力して欲しいのっ!!』

すこし興奮した甲高い声の親友の後ろ、小さく漏れ聞こえる彼の声。

夜遅くに電話を掛けたことを級友に詫びる律儀で優しい声。

静かだが多分少し興奮しているのだろう、何時もよりちょっとだけ高くなった声。

今日も一緒に居るその空間の居心地の良さを感じさせる２人の声。

「よし！他ならぬ大河の頼みだ、この櫛枝実乃梨こと通称みのりんにお任せあれ!!」

･･･それに答える私の声は震えずにちゃんと伝わったのだろうか？･･･

親友に気付かれてはいないだろうか？

余計な心配をかけてはいないだろうか？

ただ一つ確かなことがあるとすればそれは･･･写真を持つ手が震えているということだけだろうか。

続く

駄文だし空気読まずだしごめんなさいm(__)m

とりあえず長くなりそうなんで、完成形はエロパロ板に書きます。

かなり加筆修正するとおもいます。

まとめサイト完成記念ということで、ご容赦くださいませ。

>>35
ちょｗｗ今日大事な用あるのに目腫れてしまうじゃないか･･･
予定編？でこれなら完成したらどんだけ泣いちまうんだ俺orz
あんたの作品は本当泣けるよ、GJだよ！

>>35
泣かすのか！？また泣かすのか！？？頼むからみのりん幸せにしてあげてよ〜(泣)あんたの欝系ラブって言ったけどさ〜(苦笑)

俺もコテハン付けるわｗ

>>35
うぅ…みのりん…
GJです＞＜

ｺﾃﾊﾝ助かります^^
えっと完成形を保管した方がいいのかな…
せっかくだから予告偏も保管しましょうか？

>>11管理人さん
忘れてた･･･
あとSSの転載もおkっす。俺ので良かったら載せて下さい
タイトルは前ｽﾚでも言った通り、From me to you、重なる手、拳、青春の影、今だけは　です

何？みんなｺﾃつけてる！？俺もつけてみようかな･･･

>>36-37
ホントごめんなさいm(__)m
どうしてもみのドラにいけないんです。

完成形は出来るだけ前向きに終わるように考えてはいるんですが、自分的に前々作に続くｽﾄｰﾘｰなんで多分…ごめんなさいかもです<(＿ ＿；)>

>>38
はい♪出来れば予告編扱いでも構わないのでみのりんサイトでまとめてくれるとうれしいです♪

お手数かけますm(__)m

>>38
書き方がわかり辛かった気がするのでしっかり書きます。

予告編も保管よろしくお願いします!!

連投失礼いたしました〜。

>>37
前スレでたくさんSS投稿されてた方ですか？
>>39
はい了解です＾＾*
>>41
はい、わかりました。
完成形楽しみにしてます！



えっとコテまじ助かります＞＜
まとめやすくなりました。

おはようございます。MWM（間が悪い者）です。
コテハンがよく分からないので、とりあえず名乗るだけ名乗って投稿させて頂きます。
（エロパロ板で「夕日の下で」「プリドラ」などを投稿した者です。）

さて、良作2つのあとで非常に肩身が狭いのですが……
前スレ722、竜児が北村にみのりんへの想いを打ち明ける、って話の続きを投稿します。
（まとめサイトでいう『IF』（未完？）ってやつです）

管理人様へ
お疲れ様です。こんな時期にお願いするのは図々しいとは思うのですが…
本作のタイトルを「Help me, Kitamuraaaa!」に変更して頂けると幸いです（もちろん、余裕がある時で大丈夫です）。

それでは、次レスより本文です。2レスほど、お借りします。

＊＊＊

――放課後、屋上にて。
「んで、高須君。話って何だい？」
期待に目を輝かせる実乃梨。その目には、竜児以外の何者も映っていない。
が、竜児はそんな実乃梨の質問には答えず、無言のまま見つめかえす。
その殺人的な視線は、実乃梨の隙を窺って襲い掛かろうと……しているわけではない。
曇りのない笑顔、そして微風になびく髪の一本一本に見とれているだけだ。
「おーい、高須竜児くーん？大丈夫かー？」
「――お、おう！？」
実乃梨の二度目の呼びかけで、飛び立っていた意識をやっとこさ取り戻す。
こんなんじゃあ会話すらままならない、そんな自分の不甲斐なさを呪う。
こんな調子で告白なんて出来るわけ……

『――大丈夫だ、高須！俺に秘策がある。』

恐慌状態の竜児の脳内に、北村の言葉が響きわたる。
そ、そうだ。イチかバチか、意味不明に自信満々のアイツを信じることにしたんだ。
だから――勇気を振り絞って、声を引っ張り出す！
「く、櫛枝、さん！！」
「おう、何だい？てゆーか、櫛枝でいーぜ？」
実乃梨の言葉に竜児は感動を隠せない。
こんな挙動不審な俺にも櫛枝実乃梨は優しくしてくれる。満面の笑顔を振りまいてくれる。
暖かくて、嬉しくて、何かの拍子にぽっくり逝きそうだ。
――櫛枝、に想いを伝えたい。ここにきて竜児の心の炎が熱く燃えさかる。
「お、おう。それじゃあ……！」
腹のなか一杯に、大きく息を吸う。そして。

「くぅーすぃえでゅあーーーーっっ！！！」

空気の全てを吐き出して絶叫。そのまま距離を一気につめて、実乃梨の足元に滑りこむ。
体はピーンと真っ直ぐ伸ばしたまま――要するに、床に伏せて気をつけ状態。
「た、高須君？そいつぁ、まさか……」
竜児の頭上からは、実乃梨の震えた声が聞こえてくる。
そう、竜児が北村から教わった秘策、それは――

「ど、土下寝だ！！俺のお前への想いは土下座なんかじゃ全然足りねーんだ！」

下を向いたまま、今の想いを精一杯の言葉にする。
確かな手ごたえと達成感を掴み取った竜児は北村の言葉を思い返す。

『高須。お前の櫛枝への想いは聞かせてもらった。その想い、土下座なんかじゃ足りない！
だから……土下寝だ！土下寝でお前の熱い想いを伝えれば、櫛枝はお前にメロメロだ！』

――数秒の沈黙。メロメロどころか、何の反応も返ってこない。
おでこから伝わるジョリジョリのアスファルトが妙に冷たい。
背中からは変な汗が噴き出してきて、体に吹き付ける風が少し肌寒い。
それらのおかげか、竜児の心の炎は一気にしぼんで、頭は冷静さを取り戻していく。
そして思う。なんで選択肢が土下座と土下寝しかねーんだよ……？
後悔と気まずさに負けた竜児が、実乃梨の表情を窺おうとした――その時だ。

「驚れーた。」

実乃梨からポツリと言葉が漏れてくる。
「高須君、君はすっげーヤツなんだな、オラ驚れぇたぞ。どのくらい驚いたかっちゅーと、
実写版で亀仙人のじっちゃんの家が都会のど真ん中にあったくらいにたまげた。」
妙に早口で感想を伝えてくる。竜児は実乃梨の真意が分からず、土下寝のまま戸惑う。
「高須君は土下寝を私に見せたかったんだね。うん、マジでお見事だ。サンキューな！」
……もしかして、櫛枝は土下寝に気を取られて、これが告白だって気付いてない？
「く、櫛枝！違うんだ！お、俺はお前が――っ！？」
物凄い勢いで顔を上げて、きちんと想いを伝えようとする。
竜児の目に映ったのは、親指を立ててポーズを決めている実乃梨。
その表情は逆光のせいで見ることができない。
――むしろ、竜児の視界に真っ先に入ってきたのは、実乃梨のスカートの……

「ぶほぉっ！！」

「どど、どーした、高須君！？」
実乃梨はとっさに屈んで、竜児の鼻から溢れでる赤い液体の氾濫をハンカチで阻止する。
が、竜児にとって、この至近距離はかえって毒なのであって……
「す、すまねぇ――っぶふぅ！！」
結果、さらに出血サービス。それはもう、ハンカチから鼻血が零れるほどの勢い。
「く、首チョップ、首チョーップ！つーか、いきなりどーしたのさ！？」
「お、おう。それが、その、じゅんぱくの、じゅんぱくのが……」
あまりの流血で意識が朦朧とする中、必死に何かを伝えようとする竜児。
が、あまりの眼福……もとい、あまりの事態に自分でも何を言ってるのか分かっていない。

「じゅんぱくの――っ！？」
竜児の言葉の意味を理解した瞬間。
「〜〜〜〜〜〜〜！！」
実乃梨から声にならない声が上がった。

「ぐはっ……」
そして、首チョップの力加減を間違える。
改心の不意打ちの衝撃に、竜児はアスファルトに頭をぶつけ、屋上に鈍い音が鳴り響く。
大量の鼻血と実乃梨の一撃で、竜児の顔は青ざめるを通り越して、白くなり始める。
「し、しまった！高須君、大丈夫か！？えぇい、衛生兵はまだなのか！？アパム、アパーーッッム！！」
「それは……弾ほじゅ――」

ツッコミの途中、竜児の意識が暗転した。

続く

次回、第二章。大河の登場に竜児、北村、そしてみのりんは――！？
そんなことより、どなたかみのりんのパンチラ絵を(ry

朝からスレ汚し失礼しました。

>>45
GJ
朝から笑ったぜｗｗｗｗｗｗ

>>42
そうですかね？書いたのは短編集の下から数字振ったとして、1､2､4､5､6､8､9､10､13､14､16､17ですね。あとここで始めた34〜もですｗ今後ともヨロシクｗ

>>45
ＧＪｗ笑ったｗ

>>47
連レスすまん。アンカ間違い(苦笑)
>>26〜だｗ

んで>>27続き。
↓
「てゆーか、起きたとき隣に居ないとかってどーなのさ？」
ガツガツとポテトサラダを口に運びながら、実乃梨は愚痴を並びたてる。
「し・か・も、布団に竜児君の体温絶対零度って、どんだけ前に起きてんだ？前略夜明け前か？」
「・・・いや、絶対零度は摂氏−273.15って決まってるから、その表現はおか・・・」
「なにか文句でも？」
「・・・ありません」
じろりと見られて即座に否定。
誤魔化すようにコーヒーを一口。
なら良しと言いながら、実乃梨は食事を続ける。
それを、起き抜けなのに良く食べるなー・・・と内心感心しながら、竜児が微笑む。
「大体さ、竜児君は女心がわかってないよ」
実乃梨のために、わざわざ大笹牧場から取り寄せたソーセージをぱくつきながら、実乃梨の口はますます止まらない。
「起きたときに、『おはよ』『あ、おはよ』『おはようのチュウ』『んー』、なーんて流れがあっても良くない？それをさ、１人でさっさと起きだして、こんなおいしい朝ご飯作って・・・んむ」
そこで、差し出されたオレンジジュースをコクコクと飲む。
「・・・ぷぁ。たまに帰ってきて久々で過ごす朝なんだから、もーちょっと余韻とかなんとか・・・」
「実乃梨。口の横ついてる」
ぺろ。
竜児が軽く腰を上げてそれを舐めとる。
「ありがと」
軽く礼を言って、トーストの４枚目に手を伸ばす。
既に竜児によってたっぷりバターとマーマレードは塗られている。
「あむ・・・。しょれであひゃひがなにをひいひゃいひゃってひゅうと・・・」
「まず飲み込め」
「ふぁい」
むぐむぐ、ごくん。
「あむ・・・。ひょれで・・・」
「また食ったら同じだろーが」
苦笑しながら、竜児がもう一口コーヒーを傾けた。
「聞いてやるから、まずは俺渾身の朝飯を堪能しろ。お前のために張り切って作ったんだからな？」
「あい」
パクパクと食べる手を休めぬままに、実乃梨がシュタッと敬礼した。
そのまま食事に没頭する実乃梨に、竜児が嬉しそうに微笑んだ。

続きますｗ

>>45
改心の一撃ＧＪです!!

みのりんのじゅんぱく･･････みたい(*≧w≦*)//

>>48
2828ＧＪ♪
ほのぼのとした幸せって良いですよね♪

俺も甘いの書いてみたい(┰_┰)

>>45
み、みのりんのパンチry･･･うぉおお、竜児羨ましすぎるぜ！
パンチラ絵を描いてみたくなる罠･･･

>>48
GJ
うーん･･･ほのぼのいいな
てか朝からみのりん食い過ぎﾜﾛﾀｗｗ

連投ですまんが、>>45のSSをモデルに絵心のない俺がパンチラみのりんを描いてみた
皆のイメージとは大分違うだろうし、全く萌えんが･･･orz
http://imepita.jp/20090406/674560
毎度目汚し失礼ｗｗ

>>43
はい＾＾*全然かまわないですよ。
>>47
短編集大半あなたですよw
こちらこそよろしくお願いします＞＜


みなさん本当ＧＪです！

あのｺﾃなんですけど
入力する時ﾞ◆ﾞが入力できないみたいで、
その部分はﾞ　ﾞにしたいんですがよろしいですか？

ちなみに【例】に>>50氏のｺﾃを借ります

R29◆tsＧpＳwＸ8mo
　　　　↓
R29　tsＧpＳwＸ8mo とゆうことなんですが…

説明わかりづらくてすみません　汗
長文失礼しました。

連レスすみません＞＜
エロパロに投稿されてるSSも
同じｺﾃでまとめても大丈夫ですか？

失礼しました。

「マジかよ・・・」
俺は呆れたように淀んだ空から零れ落ちる雫をみつめていた。
天気予報では降水確率１０％。
嘘をつかれたと言う思いは、予想以上に俺の心をブルーにした。
カバンの中に入れたままだった折りたたみ傘をそっと取り出す。
しかしそんなものは、どん底まで落ちた俺の心になんの感慨も感じさせない。
大きく溜息をついたその横で・・・。
「あれ、高須君？」
見るからに眩しい天使が微笑んでいた。
「カサもってんの？あたし無いんだよね〜」
思わず降って湧いたチャンスに、俺は最大限の勇気を振り絞る。
しばらくきょとんとしている君。
しかし、
「仕方ない。入ってしんぜよう」
その言葉に俺の心にシャンドラの灯が灯った。
帰り道はもうバラ色だ。
空の色が灰色だろうが、俺の心はバクバクで息が詰まりそうなほどに輝いている。
微かに触れている右手が奮えている。歓喜に。
ドキドキしながら、この『はんぶんこの傘』にいる自分達を思う。
手を伸ばせば届く距離にいる君に、届けこの思い！
「もうすぐ別れ道だね・・・」
そういう君の声に混じる微かな寂しさ。
聞き逃さないで、君の手をいきなり握る。
驚いてみつめる君。
みつめ返す俺。
この近くて遠い距離を埋める一言。
ゴクリと息を飲んで俺は口にした。

「今すぐ俺を抱きしめてくれ！！」

「なんてな・・・」
部屋の中、竜児は一人言ちると、妄想ノートをパタンと閉じた。
受験勉強の合間の息抜き。
今日のはなかなかいい出来だった・・・そう感慨深げにしている竜児の耳に届く声。
「うっわ・・・きも。うわあ・・・抱きしめてってなによ・・・・うわあ・・・」
「た、大河！？」
ペラペラとノートをめくる小さなトラは、携帯を握り締めていた。
「な、何してんだお前！？」
「・・・みのりんに報告・・・」
「や、やめろー！！こんなこと知られたら・・・！！」
「・・・ごめん・・・」
「・・・え？」
殊勝に謝る大河。そのありえないトラが、スッと無言で電話を見せた。
そこに映る通話時間１４：３５と『櫛枝』の文字。
さあっと血の気の引いた音がした。

初音のメルトで妄想ｗ

>>51
うぉおお！SSのみならず、絵までクオリティ高須っ！！
いやー…みのりんのパンチ(ryはやっぱナチュラルな感じに限りますな！
>>54
思わず「うはー…」とか声が漏れました。2828展開を期待っす。
切ない！ENDは出来ればナシでお願いします（笑）

あと、管理人様。更新お疲れ様です、超GJですっ！
>>45のタイトルの修正とエロパロ板の作品の掲載、ありがとうございます。


…最後にKYな書き込みをします、すいません。
最近、半SSスレ化してるけど（自分も犯人の一人ですが）、
原作議論とかPSPの話題とかで盛り上がるのもアリですよね……？
いや、前のあの流れもすっげー好きっていうか、
自分がPSP版の「女の子っぽいみのりん」に超期待！と騒ぎたいだけですが。

長文すいませんでした。以後、自重します。

>>53
管理人さん更新乙です
ｺﾃは同じでいいんじゃないっすか？
>>54
ちょｗｗさすが竜児･･･妄想かよ･･･しかし電話の向こうのみのりんの表情を想像するだけで2828がry

>>55
クオリティ高須ｗｗサンクス

ところで俺もKY発言なのだが･･･原作&アニメの修学旅行編で、木原が
「高須くんがバシッとタイガーゲットしちゃったら問題なくなーい！？」
の発言にみのりんが黙っちゃったのって
�@高須くんは私が好きらしいしね･･･はぁ･･･反応しずれぇ･･･
�Aぶっちゃけ私も高須くん好きだからさ、「問題なくなーい！？」
いや、正直「うん」とか頷けねえや
�Bその他
のどれだと思う？
その後のあーみんの発言からすると�@なんだろうけど、あえて�Aだったらいいなと思う俺ｗｗ

>>53
自分も統一しちゃって良いと思いますっ。

>>56
あえて、�Bその他で倍プッシュだぜ。
以下、適当な妄想。

高須君が大河をゲット……ホントだよ。
確かに、大河は私と高須君をくっつけようとしてくるし、
高須君は私のことをごにょごにょ〜かも知れない、今は。

けど、本当は両想いなんだよ。あの二人は。

大河についてはもう間違いない、イブの夜に確信した。
そんでもって、高須君も自分の本当の気持ちにそのうち気づくはずだ。
変な邪魔者さえいなければ、二人は結ばれるはずなんだ。
んで、私がその邪魔者。だから、私は大河に高須君を譲らなきゃいけない。

……けど、それを認めたくない自分がどっかにいる。
イブにはもう後戻りできねーってのに、今更なに考えてんだろーね？
でも、それでも。今はまだ……今だけでもせめて、このままの関係で居たいんだ。
傲慢でもずるくても何でも良い。私は――

「あいたたた〜……そして黙り込む実乃梨ちゃんなのでした」

――っていう夢を見たんだ。

>>56、57
どうもです、ｺﾃ統一します。
そろそろ自重します。

＞修学旅行〜
自分も>>57の妄想に 笑

そういえば５巻でみのりん竜児に
青色のタオルあげたけど
それ以降特にタオルについて
お互いふれなかったのは少し悲しかった。
絶対なにかあると思ってたのに…

>>55-56
続かないよ！？初音ミクのメルトに触発されただけだからｗ

>>48続き
↓
「ぷあー食った食ったぁ」
満足そうにお腹を撫でながら、実乃梨はソファーへボフッとダイブした。
「こーら。食べてすぐ寝たら牛になるぞ？」
カチャカチャと食べおわった食器を集めながら、竜児が渋い顔をする。
その顔に向かい、実乃梨が「大丈夫なのさ」と人差し指をチッチッと振るう。
「知らないのかい？バッファローマンは1000万パワーなんだよ？」
「何の話だ？」
思わず軽くツッコミながら、竜児が紅茶を載せたトレイをガラス製のテーブルに置いた。
そのまま自分は床に座ると、ポットからお互いのカップへ紅茶を注ぐ。
シロン産の茶葉の香りが、部屋の中にほのかに香る。
実乃梨のカップに砂糖３個、ミルク二つを入れてかき混ぜた。
「ほら」
「ありがと」
それを寝転がったまま受け取ると、実乃梨がにんまりと微笑んだ。
「なんだよ？」
その顔を少し照れたように見返しながら、竜児はお手製のスコーンを中央に置いた。
早速それに手を付けながら、実乃梨が、それはもう嬉しそうに言った。
「いやー。ほんっと、いーい嫁をもらったもんだなーとしみじみ思ってね」
「・・・俺、嫁か？」
「そりゃ嫁さ」
当たり前のように断言する実乃梨。
そうして二人同時に吹き出した。

ゆっくりいきますｗ

>>56
ちなみに俺は、�Cの「あ、高須君は私のもんだから。今更ナニ言ってんの？」に一票ｗ

昼間にあんな痴態行為があったのに素直に大河と竜児くっつくのを応援できんよね（原作基準）

まとめサイトの管理人さんお疲れ様です。

前スレでＵＰした落書きですが、よろしければ転載して下さい。

http://n.pic.to/10zpdu
タイトル：出せる限りの勇気を
コメント：ＳＳ『青春の影』の一場面を描かせていただきました。

http://n.pic.to/twvsf
タイトル：ファミレスあーん
コメント：ＳＳ『待ち合わせ』の一場面を描かせていただきました。

http://l.pic.to/11h7s8
タイトル：竜児のワイシャツ
コメント：「あ・・・お、おはよう高須きゅん！ちょっとワイシャツ借りたぜぃ！」

お目汚し失礼致しました。

勇気を振り絞る
ってあるけど竜児は何もしてない？
理解力がない俺に誰か説明を

>>63
もしかして>>54に関してのことなら、メルトの原詞にそこがないから書かなかっただけですｗもしあるなら、「い、一緒に帰らないか！？」だったかもね？ｗ　
つか、メルトあんまし有名じゃないのかな？一応原詞も貼っときますｗ

http://010701070107.blog5.fc2.com/blog-entry-2.html

>>62
ありがとうございます＾＾*
>>64
メルトいいですよね、自分も好きです
自分は初めての恋が終わる時が1番好きですw
みのりんMADにありますよね

>>64
そうそう、指定忘れた
歌詞は分かったけど…勇気の件は何？
ゴメン

>>66
多分…
＞思わず降って湧いたチャンスに、
俺は最大限の勇気を振り絞る。
竜児「い、一緒に帰らないか！？」
しばらくきょとんとしている君。


と>>64は言いたいのかな？
あえて本文に書かなかったのは、
メルトの歌詞自体には書いてなかった
とゆうこと…。ではないかな…

自分はこう解釈しました＞＜

>>60
あんたの意見に惚れたｗｗ
>>61
その痴漢行為をきっかけに俺が二人をくっつけてやるぜ！SSでｗｗ
しかしあれは今までにない2828だった･･･

スレ自体はやや過疎ってる気がするけど、管理人さんのまとめサイトは繁盛してるみたいですね。
みんな「けいおん！」にでも移住したのかと心配したけど、ちょっと安心…か？

って、俺は自治厨かってのorz自重自重…
まぁこれもみのりんLOVEゆえってことで許して下さいな。

>>67
イーグザクトリィー！その通りッス！ｗ
書き方分かりづらかったかな？スイマソンｗ

つかデラウェアの続き頼むよ。読んだらｗｋｔｋが止まらなくなった。マジヨロシクｗ

俺のみのりん熱はまだまだ冷めねーぜ！

デラウェアの作者さんはいいところで切り過ぎだぜ！(責めてるんじゃないよ)
温泉と、新投下予定のオレンジも超期待！

まとめサイト管理人さん
>>51のイラスト転載おkっす
タイトルはまんま『パンチラみのりん！？』でｗｗ
面倒ですがよろしくっす

俺も分からない…スマン…

思わず降って湧いたチャンスに、
俺は最大限の勇気を振り絞る。
竜児「い、一緒に帰らないか！？」
しばらくきょとんとしている君。
↑ここ全部歌詞にはないよね？
いやオリジナルならいいんだけど

>>72
ねーよ？意訳だもんｗ

あくまで、メルトを基調にしたオリジナルってんなら、納得してくれるかい？

納得した…
だがコレだけは言わせてくれ

GJ

ならば俺からも・・・・・ＧＪ!!

>>74-75
あ、ありがと・・・(苦笑)

管理人さん、乙。でも掲載順かえたね？(苦笑)１にあったのが消されてて、なんかゴッチャになってたｗ
んで、その１にあったアナザー24話の続き書いたんだけど・・・前スレ見れなくてアンカ飛ばせない(苦笑)
えと、スレチな北大なんだけど、流れ上仕方ないとして受け入れてくださいｗ
ではｗ
↓
「・・・あの、北村君？」
「なんだ逢坂？」
なんだとか言いますか？
北村に抱き締められたまま、大河は如何ともし難い羞恥に晒されていた。
「えーっとぉ・・・」
抱き締められてるよね？
自らの置かれた状況を再認識する。
間違いない、それを理解して声をかける。
「・・・そろそろ離してほしいかも・・・」
真っ赤になっているのは認識している。だって大好きな人だったんだから。
ひとまずの葛藤を越えたら、あとは恥ずかしいってのみだった。
確かに分かる。
だって惚れた腫れただもん。
自分達以外にはいらないものだもん。
でもそれが、今は心地いい・・・マジか？
愕然とする大河の耳に、北村の甘い声が響いた。
「離したくない・・・って言ったらどうする？」
瞬間ぐらりと頭が揺れる。なんだこれ？なんなんだこれ？
「・・・こ、困る・・・」
当たり前だ。私はさっき迄他の人を好きだった。
それをいきなり、前の好きだった人にって・・・。
「・・・せっ、節操なしすぎるもん」
「気にしないぞ、俺は？」
私が気にするんだって。
北村君にも失礼なんだって。
「わ、私はり、竜児が好きなんだよ？」
「知ってる」
見上げると優しい微笑み。
ヤバい。やっぱりこの顔は反則だ。
「俺だって会長が好きだ。」
そうだ、そうだよ。北村君にも好きな人いるじゃん。ナニを今さ・・・。
「でもそれは、忘れられない恋ってだけだ」
「え？」
私は驚いて北村君を見上げた。

>>76続き
↓
>>76続き
↓
「逢坂覚えてるか？お前が会長に殴り込みをかけたあの日のこと」
うんと頷く。
忘れるはずなんか、ない。
「あの時俺は、正直嬉しかった。お前が突っ走ってくれたおかげで、俺はあの人の気持ちを聞けた」
「・・・」
「そしてあの人の夢の邪魔になるならと、キッパリと諦めることができたんだ。終わらせることができたんだ」
「・・・北村君・・・」
「すべて逢坂のおかげだ。ありがとう」
・・・お礼なんて言われる筋じゃない。私はただ感情に任せて暴走しただけ。・・・なのに・・・。
「・・・泣いてるのか？」
「き、北村君が、か、感謝なんか、す、するから・・・」
こんなにも嬉しいなんて。
「・・・あのあと土下寝してお礼したはずだが？」
「あ、あんなの、ふざけてるようにしか見えなかったし・・・」
「ひどいな逢坂。俺の全霊のありがとうを」
「い、今のほうが・・・万倍伝わってきた・・・」
「ならいいか」
そうして抱き締めてる腕が強くなった。
また私の心臓が、ワンテンポ早くなる。
「なあ、逢坂？」
「な、なに？」
「今度は・・・俺が頑張る」
「え？」
頑張る？頑張るってなに？
「お前が高須を好きなのはわかってる。だから、それを忘れさせることは、俺にはできない」
「・・・」
・・・それはその通りだ。
だって今だって、竜児の名前が出るだけで胸が痛む。
「・・・だからな、逢坂」
「・・・うん」
「それ以上に、俺を好きにさせてみせる！！」
「・・・ふぇっ！？」
今なんて？今なんて？今なんて！？
「いいいいまなななんて！？」
直接聞いてみた。
「お前が好きだ、逢坂！」
「！？」
直球で返された。
き、北村君が・・・私に告白！？・・・聞き間違い！絶対聞き間違い！！
「げ・・・幻聴が・・・」
「幻聴でも聞き間違いでも、ましてや言い間違いでもないぞ。俺は、逢坂が、好きだ」
一音一音、わかりやすく伝えられた。

>>77続き
↓
耳がそれを拾い、脳がそれを認識。途端にパニック。
そしてそれに拍車をかけるように、北村君に強く抱き締め直された。
「今はまだ、俺はこの位置だけど・・・」
正面から抱き締めてる北村君。この位置ってそこ？
「いつかは・・・俺が高須のポジションに立つ」
「！？」
そこで思い出されるあの日の朝。
『俺は竜だ。昔から竜は虎と並び立つんだ。だから俺は竜としてお前の傍に居続ける』
「・・・」
あの言葉は、違えられてしまった？
ううん違う。
竜児はきっと前のように、朝私を起こして、ご飯を作って、頼み事を聞いてくれる。
きっとそう。
だって、そこには恋はないけど、確かな愛があるから。
恋人ではなく・・・家族としての。
「・・・虎と並び立つのは、竜に決まってるらしいよ？」
恥ずかしさと、なんとなく今の気持ちを知られたくなくて、軽口を叩いた。
「竜がどうした。俺なんか神なんだぞ？」
失恋大明神だが。
そう言って胸を張る北村君がおかしくて笑った。
涙を溢れさせながら。
「・・・ありがとう北村君・・・」
「お礼を言われるところじゃないけど、どういたしまして」
・・・ううん。本当にありがとう。
あなたのおかげで、私も一歩踏み出せた。
この恋に終わりを告げられた。
だから・・・ありがとう。
「へ・・・返事は待ってくれる？ち、ちゃんと考えたいから・・・」
「ああ、いくらでも待つよ」
ごめんね北村君。
返事はもう決まってるの。
でも今日一日は、この悲しみと幸せをゆっくり吟味したいから。
じゃないと・・・。
「オッケー出せないもんね・・・」
「ん？なにか言ったか逢坂？」
「う、ううん。なんにも！」
そうして私は窓から見える空に目を向けた。
抜けるような青い空。
どこまでも透き通るようなそんな空。
そこに私は、想像で作った紙飛行機を飛ばした。
かつての恋を綴った紙で作った飛行機を。
それは何処までも飛んで行き、やがて見えなくなった。
そして流れる一筋の涙。

『バイバイ竜児・・・』

すっきりした！これでみのドラ続き書ける！ｗおつきあい感謝しますｗ

>>71
あっはい＞＜
了解です。

>>76
大変すみません!!!汗
自分なにやってんすかね＞＜
言われて気づきました・・・
76、77、78の含めてまとめておきます！


えっとイラストなどはもう貼られたら
転載ｏｋとゆうことで進めてっちゃっていいですかね。
大変勝手で申し訳ない。

みなさんご協力感謝です。　

えっと連投すみません
>>76、77、78
『未完　２４話アナザー』のことですよね？汗
自分、掲載順変えた覚えないんですが・・・
たぶん、作品を追加したからそれで１ページ１０作品なんですよ
なので次ページに掲載されてたんではないかと・・＞＜

失礼しました。

>>54
個人的に妄想ノートSSもっと見たいw

>>68
痴漢行為って下駄箱のマキバオーネタ
のとこだっけか？


みんなＧＪっす！
おいらもみのりん熱は冷めないぜっ！

そう言えば、旅行のチケット貰う話ってドコだっけ？
まとめにはない？

ゴメン下げ忘れた

大河から貰ったチケットでみのりん誘うヤツ

>>83
エロパロスレの『温泉〜』ですね。
まだ完結していないし、まとめサイト(エロパロ)に
載ってないのでまだないです。
エロパロの方はまとめサイトに載ったら
転載しようと思っています。

長文失礼しました。

>>81
原作にしかなかった展開だが、修学旅行のスキーの最中に竜児がみのりんを押し倒して
胸の辺りに顔埋めたことだと思ってたんだが･･･

>>85
あぁっ！すっかり忘れてた 汗
みのりんファン失格だなorz
あのシーンか…アニメで見たかったが
ある意味なくてよかったかもな…

>>80
ごめんなさい確認しました(汗)

>>81
それはあの続き？それとも別の話？

>>87
別パターンでみたいっすw

>>78
ＧＪ!!
そのすっきりしたって気持ちよくわかる。
俺がラブラブなみのドラにいけないのは、竜虎が二人でひとつなぐらいお似合いだからなんだ。
竜児をみのりんと結ぶなら、大河はどうなるんだ？って考えちゃってうまくいかないんです。
すっきりしないんですよね、どうしても･･･。

>>85
あの痴態はﾑﾊってしました。
ホント羨ましいです♪

俺の中では逆にみのドラがお似合い過ぎて原作の展開に違和感を感じてしまう･･･
主人公の気持ちが途中で変わってしまう話に今まで出会ったことがなかったからだろうか
まぁ個人的な意見だからﾇﾙｰしてくれ
>>86
ある意味アニメになくてよかったが、竜児からは見えなかったみのりんの表情を見てみたいとも思う

>>90
こっちこそﾁﾗ裏ｽﾏｿm(__)m

実際、みのりんにお似合いなのは竜児だってのはよくわかるんだよね、うん。

実際俺には原作は一巻の時点で竜虎視点だから、そう見えちゃうんだろうな〜。

実体験でも憧れと恋愛の違いを痛いほど体験してるから、竜児の気持ちもわかる気がするしね。


しかしあれだ、ホント空気読めてないな俺。

長々とホントごめんm(__)m

>>70、>>71
デラウェアの続き、せっせか書いておりますん。あと、「温泉〜」なども着々と書いてます。
ただ、無責任に色々と手を出すもんじゃねーと今では後悔してます。

というわけで、予告編を投稿させて頂きますorz
タイトルは「バレンタイン・ラブ」でお願いします。

修学旅行最終日。
薄暗いラウンジで、竜児は見てしまう。膝を抱え、顔を両手で覆い隠す実乃梨を。
そして、聞いてしまう。嗚咽の中に微かに混じる、自分の名前を呼ぶ声を。
どうしたらいいか分からなくて……竜児はその場から逃げ出してしまう。

修学旅行後。
自分の気持ちも進路も何も見えないまま、日々を過ごす竜児。
何事もなかったように振舞う二人に、竜児の頭はさらにごちゃごちゃになっていく。
そんな中、泰子が過労で倒れる。
極限状態の中、竜児は決める。自分の力で道を切り開くと。

「――バイトを紹介してくれ？」
「おう。頼む。」
「頼む、って言われてもねー……てゆーか、いきなりどーしたのさ。」
「自分を変えたい。いや、変えなきゃいけないんだ。それで――」

『バレンタイン・ラブ（仮）』エロパロ板にて投稿予定。

以上です。
修羅場が多くて、素敵なことになりそうです。ただ、投稿はいつになるんだって感じです。

それでは、お目汚し失礼しました。
…今数えたら、作文中のみのドラが21ありました。どーりで作業効率が悪いわけだ。

空気を悪くしてしまった犯人の自分が
みのドラ絵を描きました

http://e.pic.to/vdfsg
甘えん坊みのりん

実乃梨「ねぇ〜…」
竜児「駄目だ」
実乃梨「いいじゃん〜…」
竜児「おぃ…//包丁持ってんだから…
　 危ない…っ//汗」
実乃梨「だったら…お願いぃ〜」



たまにはみのりんも甘えなきゃ…
実乃梨が甘えられる相手は竜児だったかもね


何をお願いしてるかは各自で妄想どうぞ 笑
目汚し失礼しました！
転載OKです＞＜

>>92
ふぁぁ！！頑張ってください！
待ってます！
てか２１ってww

>>92
期待っす！
そしてゆっくりでいいから21個すべてを完結させて俺を悶死させてくれい
しかし･･･俺も15個ﾈﾀがあったが･･･更に上がｗｗ

>>93
GJ
基本的にみのりんは全くと言っていい程デレなしだったからなぁ･･･物語上
つか危ないよ本気でｗｗ

>>89
わかるかい？嬉しいなｗ
そうなんだよ。もっさり嵌まった所為なんだが、周りもしっかり収めないと、どーにも気持ち悪くて(苦笑)
でもこれで大河片付いたし、次からはみのドラだ！ｗ

んで、カキコだけもあれなんで、小ネタ投下ｗ
↓
「高須君は私のどこが好きかなぁ？」
竜児の組んだ膝のうえにちょこんと座りながら、実乃梨はそんなことを呟いた。


『若さゆえ〜』


「私はね、まずこの手」
右手をにぎにぎと弄びながら、にっこりと笑う。
「あと、私にはないこのおーっきい手。頭撫でてくれたりとかすっごい好きだよ」
すりっと頬擦りされる感触に、ドキンとする。
「あとは広い肩幅」
右手を握り締めたまま、クルリと反転して抱きつく実乃梨。
押し付けられた胸の感触に、内心ドギマギしてる。
「厚い胸板」
頬を擦り寄せて、心音を聞く。
限りなくアップビートな心音を。
「・・・はやぁい」
甘えた声に、当たり前だ！と内心突っ込みながら、なんとかそのまま我慢する。二・三度すりすりした後、実乃梨は首に抱きつき直して耳打ちした。
「私の音と高須君の音、すごい勢いでコンチェルトしてるぅ・・・どっちがはやいかなぁ・・？」
耳朶を擽る吐息に、思わず溜息をついてごまかす。
そのタイミングを逃さず、実乃梨が小さく囁いた。
「でもホントは、高須君の全部が・・・好き」
だあぁぁぁぁっ！！！
「俺も好きだぜ櫛枝ー！！」
「はい、しゅーりょー」
ガバッと抱きつく両腕を器用に残して、実乃梨はするりと体を離した。
はっ！？と我に返ったときには、時過ぎ去りし後だった。
「はい！たーかすくんの、まけーっ！」
「ぐぅ・・」
ニンマリと勝ち誇られて、まんまと嵌まった自分を憎んだ。ちくしょう。
「いくら唸ってもだーめ。今回「も」私の勝ちだね」
んふふー、と笑う顔が小憎たらしい・・うそ。メチャクチャ可愛い。
「・・あーもぉ、賭けなんかするもんじゃねぇ・・・」
ぽりぽりと頭を掻きながら、悔し紛れにぼやいてみせた。
そう、これは賭け。一種のゲーム。

>>95
事の発端は、実乃梨が訴えてきた「『アレ』が毎日じゃ、体が持ちません」ということに遡る。
「でも俺、毎日やりたいし櫛枝と！愛してる証だ！」
「あのね、いくら愛してる証でも、こー頻繁じゃ体が保たないのだよ！！」
「若いんだから仕方がないだろ！？」
「限度を知れーっ！！」
その後すったもんだあった挙げ句、互いの(主に実乃梨の)主張をとり、賭けの勝者の『要求』を採ることで合意した。
ルールは簡単。
実乃梨が俺に声を出させたら勝ち。我慢できたら俺の勝ち。
制限時間は10分。
くすぐったり・殴ったり・話し掛けたり等の明確な行為は禁止、以上。至ってシンプル。
「しかしこりゃ、分が悪るいな、実際」
泣き言を言う俺に、実乃梨は容赦なく指をたてる。
「合意の上でしょ？」
ちくしょう。押し倒してやるか。いや無理。嫌われちゃ元も子もない。
「確かに合意の上だけどよ・・・」
「だったらぶつくさ言・わ・な・い」
そのまま指を唇に押し当てて口にチャックさせる。
スゲー可愛い。ぜってー煽って楽しんでやがる。
「あーくそ、わかったわかった。んで？今回の要求も『いつもの』でいいのか？」
万歳しながら、半ば自棄気味に声を上げた。
だって実乃梨の要求は分かり切ってる。
『いつもの』
それは『次の賭けまでＨは禁止』とゆー、過酷すぎる地獄の申し出。
すでに一週間、コトはない。
「禁欲生活記録更新進行中、っかぁ・・・」
ガックリとうなだれてると、膝の上に再度ちょこんと実乃梨が腰掛けた。

>>96
「・・・なんだよ？この上まだイジメるつもりか？」
「違うよ」
肩越しに振り返り、実乃梨はニッコリと笑った。
「今回の『要求』は、ね・・・『高須君の好きにして』・・・だよ」
そういってキュウッと抱きつかれた。
一瞬何を言われてるかわかんなくてぽかんと呆ける。その間にくちづけされた。
「・・・へっ！？」
遅れ馳せて気付いた顔前で、はにかんだように実乃梨が微笑む。
「一週間よく我慢したね。ありがとう」
照れたようにお礼を言われて、なんかくすぐったい気持ちになった。
「あ、や・・そりゃ賭けに負けたから・・」
「でも、無理矢理やろうとすればできるじゃん？」
「き、嫌われたくないからできなかっただけだ。あ、あんまり買い被んなよ」
照れ紛れにぶっきらぼうな口調になる。ああくそ、俺って奴は。
「ふふ」
ふ、とそこでまた、ちょんと触れるだけのキスをされた。
目を白黒させるその前で、実乃梨は目一杯の笑顔で囁いた。
「約束守ってくれてありがとう。我儘聞いてくれてありがとう。・・・大切にしてくれてありがとう。すごく嬉しかった・・・」
「櫛枝・・・」
「高須君、大好き」
『アレ』のときも、大事に扱ってね？
悪戯っぽく笑う実乃梨。
そこで俺の理性は、罪人蹴落とすカンダタよろしく、ぷっつりと切れた蜘蛛の糸。
「うわわわっ、ちょちょっと待って！そ、そんな勢い込まないでっ！こわいから、こわいからーっ！高須君！高須君ーっ！？」
「櫛枝ーっ！愛してるぜーーーーっ！！！」
「やーっ・・・俺っちやらかしたあぁぁっ！！」
絶叫響く宵の内。
しんしんと夜は更けていくのだった。









後日
「大河・・・櫛枝がもう一週間も口も聞いてくれねーんだ(泣)」
「まぁ・・・当然じゃない。さすがに一晩で17回はあまりにあんまりでしょ？」
「うぅ・・・やっぱりあれじゃ少な「なんでじゃーっ！！！」

ドゴン！

>>97
GJ！
みのりんも竜児も可愛すぎるｗｗ
つか17回は怒るだろ･･･次の日腰痛くてシャレにならないぞ多分ｗｗ

俺もﾈﾀ･･･といっても予告編投下

卒業式を間近に控えた3月――

「大丈夫、私は決めたんだから！」
いつか来るであろう日のために、自立生活の特訓をしながら進みゆく大河。
「そういうのもアリなんだって、今ならあたしはそう思えるよ」
どこか吹っ切ったように、そして僅かなほほ笑みを見せてくれる亜美。
「ところでおたくら、どこまでいったん？」
エ○トーク(エコトークではありません)に花を咲かせる、北村、能登、春田の思春期３人衆。
穏やかな風の吹く季節は、どこまでも穏やかに時が流れているように思えた。
しかし、付き合い初めてもうすぐ3ヶ月……実乃梨にはどうしても竜児に言うことの出来ないあることが心に引っ掛かっていて、
また竜児も実乃梨に打ち明けることの出来ないある不安を感じていた。

それは3月の、ある日……風邪か過労かはたまた湯冷めか、実乃梨が突然学校を休んだ日の出来事。
不器用な二人の不器用な恋。
「なぁ櫛枝……俺達――」
「高須くん……私、もう無理だよ」

竜児の憧れから始まったその恋は、関係は、変わっていくのだろうか……？
重なる手……続編&完結編『-存在-』 そのうち(おいｗｗ)ｴﾛﾊﾟﾛ板にて投下予定。もしかしたらｴﾛ有？

蛇足になるかと思ったが、前回書けなかったあーみん分と、二人の恋愛のいくつかの問題点を書いていきたいと思う。
良かったら見てくれたまへ

>>84
発見しました ありがとうございます

>>54氏のメルトSSなんですけど
説明文を加えて少し変更しました。
勝手な変更お許しくださいm(__)m

みなさんのSS楽しみに待っておりますｗ

失礼しました。

>>98

予告編を見た…

もしも悲しいみのりん話だったらその時は
…お仕置きじゃ済まないかも…とは思ってない

>>101
落ち着くんだ。「もしかしたらエロ有り？」って書いてるから、
ハピーENDになるはずさ（悲しいエロの可能性はあえて考えない）！
万が一、竜虎エロENDだったら……>>98、分かってるよね？

ところで、2-Cって席替えしてたっけか？
いや、竜児とみのりんが隣の席になったら…って電波を受信したら気になってさ。

>>98
責任重大ですねｗｗ
自分も期待してますｗ
>>102
してなかったかと
いい電波受信してますね

>>95
おお、同志よ!!
たしかに大好きなんだ、全部のキャラが大好きなんだ。
みのりんが別格だけどね♪
SS、回数とか色々想像してﾑﾊってしたｼﾞｬﾏｲｶ

>>98
予告編GJっす！
期待して待ってます♪

俺のはイマイチ進まない…書いてて自分で切なくなって一度リセットしてしまったorz

>>102
席替えいいネタですね。2828SSをよろしくお願いしますm(__)m

BADENDだったらどうなっちまうんだ、俺･･･orz

席替えイベントかぁ
アニメ版じゃ1年間固定だったが、実際はまずないだろうしな
2828なネタ投下を待ってるぜ！

>>103、>>104、>>105
レスどうもです。2828SS…頑張ってみます。
>>104も>>105も今のうちに2828に切り替えないと…
…いや、2828でも切なくても期待してます。マジで。
>>97
ナイス2828!何という竜児ｗオイラもみのりんに甘々なこと囁かれてー…
てか、こんな甘々な関係なのに名字で呼び合ってるのがまたｗ
あと、スルーしてすまんかったorz

>>106
オイラに2828期待しちゃ〜…いかんぜよっ!!

サイト管理人さんへ
お疲れ様です。早速の質問なんですけど、
イラストにはコメントできないんですかね？
いや、「温もり」のみのりんに萌えたと言いたいだけですが。

しかし、絵といいSSといい…このスレは化け物揃いですね。みんなGJだ！

>>108
イラストはいいかなと思ってたけど
コメント可能にしました＾＾*
存分にコメントしてくださいｗ

>>109
どーもです！まー>>108で書いて満足ですｗ
多レスすいませんでした。

ちょｗｗ過疎すぎるｗｗ
どうしたみんな…

>>111
おや？ホントですな。

俺も此処んとこ仕事が新年度で忙しいからみんなも色々とアレなんではないかな？


私事ながらお礼をひとつ。
まとめサイトの俺の駄文にコメントをくださった方、ありがとうございますm(__)m
励みになります♪
夜な夜な仕事を終えてはSSの続きに取り組んでますが、ネガティブキャンペーンなせいか筆が思うように進みませんorz

気長にお待ちください。

大学が始まって履修とかで忙しい…

みのりんかわいいよみのりん

>>113
同じだw
絵とSS書きたいなって思ってるけど
バイトもあるし、なかなか…

みんなそうなんだな…
俺も久々にPC開いたし…

アニメージュに載ってた設定画のキャミの胸の谷間に釘付け

>>116
え？なにそれ？

月刊アニメージュというアニメ雑誌の設定資料FILEと言うコーナーの特集がとらドラで、
そこに載ってるみのりんの設定画の中にキャミソールみたいなの着たのがあって、
胸の谷間が見えてるのでそこに視線が行ってしまいムラムラする。

なるほど
アニメージュは買ったことないな･･･見てみたいぜ

すまん下げ忘れた

谷間…
ハァハァ……

スレのにぎやかしに一枚。

前に描いた落書き
『出せる限りの勇気を』
に色塗ってみた。

http://o.pic.to/126tx3

夕暮れ時の感じ出てるかな？

っ！？
なんだ、太陽の使いか

ビューティーコロシアムで有名な大塚美容形成外科
春のキャンペーン期間中！！

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まあ、アニメ･原作ともに終わってるからね、仕方ないよｗしかし俺の熱は冷めやらんがｗｗｗ

つーわけで>>59続きｗ
↓
「んで？なにが言いたいんだって？」
「あ、そうだよ！」
実乃梨は３個目のスコーンに手を伸ばしつつ、思い出したように声を上げた。
「なんで先に起きちゃうのさ！？」
ぱくりとスコーンに噛り付きながらジロッと竜児を睨む。
「・・・飯の支度、だろ？」
さも当然にいわれて、ぐっと実乃梨が黙る。
おいしくいただいた後だけになおさら。
「お、起こしてくれればいいじゃん！」
なんとか気を取り直して再度突っ込む。
「だって疲れてるだろ？」
またもさらり言われ、ぐっと唇をかむ。
たしかに疲れてはいる。合宿帰りだし。
「き、昨日のうちに仕込んでおくとかさ！」
それでも再度追いすがる。
「・・・仕込んでおいたから、今朝あれだけの手間で済んだんだが？」
伺うように言われてはどうしようもない。
プルプルと実乃梨の身体が震えだす。
「だ、だ、だったら、お、置いてきぼりにしないで、い、一緒に起きたら・・・」
「起きたらすぐ食べたいかと思ったんだよ」
それが竜児の優しさ。自分に対する愛情。それは分かる。
・・・それは分かるけど・・・。
「・・・」
「？実乃梨？」
俯いて黙り込んでしまった実乃梨を覗き込んだ竜児が驚いた。

>>125続きｗ
↓
「う・・ぐす・・うう・・・」
「な・・・なんでいきなり泣いてんだよ！？」
大粒の涙をポロポロとこぼしながら、声を出さずに実乃梨が泣いていた。
「な、なにが・・・」
「う、うるさいな・・・なんでも、グス、ないよ・・・」
乱暴に涙を拭いながら、顔を隠すかのように実乃梨が顔を背けた。
自分が理不尽な事を言ってるのは分かってるから。
それでも・・・。
黙って泣きつづける実乃梨。
その様子を見ていた竜児だったが、フゥとひとつ息をつくと、ゆっくりと立ち上がる。
「よ」
そのまま実乃梨のいるソファーに座ると、静かに実乃梨の頭を抱き寄せた。
「・・・なに、すんの？」
拗ねたような口調。それで竜児は確信した。
「・・・ごめんな」
一瞬見開かれる実乃梨の目。
「・・・」
しかしそのまま、ぐすっと鼻を鳴らすと、実乃梨は竜児に体重を預けた。
「・・・朝起きて隣にいなかったのが寂しかったんだよな。ごめん」
預けてきた実乃梨の重さを感じ取り、竜児は自らの額を実乃梨に擦りつけた。
「・・・お前においしい飯食って欲しくて張り切りすぎた。うまかったか？」
実乃梨の首が無言で縦に揺れたのがわかった。
「でもごめん。一月振りに一緒にいるんだもんな。・・・朝は一緒に起きたかったよな？」
その言葉に、実乃梨が「っう・・・」と声を洩らした。
「お・・・置いてきぼりにされた・・・」
「悪かった。本当にごめん」
そう言って、竜児が実乃梨の額に軽くキスをする。
「これで許してくれないか？」
唇を離して、見下ろすようにして伺いたてる。
その目の前、実乃梨の頭が横に振られる。
「・・・おでこじゃやだ・・・」
その言い方に思わず微笑みが洩れる。
よく見れば実乃梨は耳まで真っ赤になっていた。
「はいはい。それじゃこれで・・・」
優しく顎に手を添えて、実乃梨の顔を上に向けさせる。
瞬間交錯した視線に、どちらともなく目を瞑る。
「おはよう奥様」
「おはよう・・・旦那様」
そうして交わされたキスは、なによりもお互いの存在を鮮明に感じさせていた。
先長いなーｗ

>>122
な、なんというGJ
ここまでくると俺もホントSS書いて良かったって思うぜ！！
つか背景テラ上手…さすがにトレスだよな…？

>>126
ちょっぴり我儘なみのりん可愛いよ
甘すぎて2828が止まらない…


短編じゃギャグしか投下しない俺がやっぱりギャグを投下ｗｗ

これは色々あったその後
３年の夏

『You are similar』

プロローグ
「は？みのりんを家に呼びたい？」
「おう、そうなんだ」
「……で？」
「頼むよ〜」
はっ、ふざけんじゃないわよっ　と近くにあった雑誌で竜児の頭を
ひっぱたいて一喝、そしてその雑誌を開いて読み始めた。
「頼むって、ど、どうしたらいいかわかんねえんだよ」
「はぁ？付き合って半年も経つのにまだ家にも呼べてないの！？
あっきれた……よく振られないわね」
相変わらずの毒舌で罵り、哀れなものを見るような視線をも向けてくる。
「だ、だからだな、その……おまえに、櫛枝を自然に家に連れてきて――」
「調子乗んな！！」
「おう！？」
またも雑誌、今度は角の部分が竜児のでこのあたりに直撃した。
「だいたい自然に竜児の家ってのがすでに自然じゃないのよ！
なんで他人のうちに自然に人連れ込むのよ！？」
「いや、おまえ自然に俺ん家くるじゃねえか」
「黙れクソ犬」
さすがに女の子が「クソ」なんて単語を飛ばすのは良くない気もするのだが、そこはあえてスルー
大河の機嫌をこれ以上損ねるわけにはいかないのだ。
「そもそもなんで家なわけ？外行けばいいじゃない……買い物とか散歩とかなんなり」
「そ、それは、そうなんだけど……で、でもよ、な？」
外でもいいのだ、もちろん。実乃梨に会えればどこだっていいのだ。
しかし男の竜児としたら、そろそろ彼女を家に呼んで
屋内の二人っきりの場でやることだって色々したいのだ。
「は！？もしかしてあんた……」
そんな竜児の心情が大河にも伝わってしまったのか、大河は急に目を見開き
食いつかんばかりに竜児に攻め入る。
「ああああんたもしかしてみのりんに……このエロ犬っ　最っ低、近づくな、エロに汚される」
「おまえから近づいてきたんだろうが！」
あからさまに何かを払うように服をぱんぱんと払うと竜児と随分距離を取る。
「あんたみのりんに何する気！？やだやだやだーーっみのりんは私のだああーー！！」
「いや、落ち着いてくれよ……ち、違うそういうのじゃなくて」
実際は違くもないのだが、そう言わないことには確実に大河は
協力などしてはくれそうにない。

>>127
「何が違うのよっ　だめ、絶対」
「なんの決まり文句だよ……じゃ、じゃあいいよ、おまえも一緒にいれば！それで文句ないだろ！？」
大河がいたら二人でいい雰囲気になどなるはずがないのだが、
とりあえず実乃梨を家に呼びたいので今回はそこは妥協することにした竜児。
一度呼んでしまえば次からは案外簡単に誘えるだろうし、つまりは切っ掛けが欲しいのだ。
「はあ！？あんたたちの間に私が入って一緒に遊べっていうの！？」
「間に入れとは言わないが、別にいいだろ？」
「良くないわよ！あんた一体私にどんだけKY役させるつもりよ」
「じゃ、じゃあ帰ればいいじゃんかよ！」
「い、嫌よっ　帰ったらあんた絶対なんかするもん」
「………うっ」
黙り込む竜児に一言遺憾だわ、と呆れたように呟き、仕方なさ気に大河が頷いた。
「本っ当に仕方ないわね……さっさと振られろ駄犬」
「ひっ、ひどすぎる……」
なんという毒舌、人の心の繊細な部分まで容赦なくガスガスと抉っていく。
「私にだって色々あるし、今回だけよ」
「ま、まじか！？」
「言っとくけど……本当にあんたの頼みを聞くわけじゃないから！」
強く念を押すように鼻息を荒くして大河は言うと、お茶を一気飲み、
さらに勢いよく湯飲みをちゃぶだいに叩きつけると続けた。
「来週の日曜、私、みのりんと遊ぶことになってるの。
その時上手い具合にあんたの家に連れてくる、それでいいわね？」
「う、上手い具合ってどんな具合だよ」
ドジっ子の大河のことだ、変なドジを踏んで実乃梨に作戦がばれたりしないか冷や冷やなのだ。
「大丈夫！　絶対に成功させるわよ」
「本当か？」
「本当よ！いい、来週の日曜よ。午前中はみのりんと遊んでくるから午後ね。
あ、どうせだからお昼用意しておいて！あんたん家で食べるから」
「おいおい……」
なんという図々しさ、しかし今は何でも大河の言うことを聞く、本当に犬にならなくてはいけない。

そう言うことで、来週の日曜午後――
大河の作戦が成功すればうまい具合に実乃梨が家に来てくれるはず……
情けなさずぎる竜児の、『彼女を家に呼ぶ』という願いが
もうすぐ達成されようとしていたのだった。

続く。

>>122
カラフルＧＪ!!
やっぱり色がつくとまた感動しますな♪

>>126
激しく悶えましたよ、ワガママみのりん!!Cawaii！

>>128
大河の心情察するに、竜児も酷なことするな〜とか思いつつも、恋愛へたれっぷりが竜児らしい//
続き期待してまっす♪

>>122
GJ！凄まじいカラーリング技術にビビりましたがな（笑）
色を塗る＝色鉛筆だと思ってた俺涙目orz
>>124
みのりんに整形しろ…と？だが断る！
でも、みのりんがイメチェンして竜児が悶絶するって電波は頂いときますね。
>>126
甘えん坊みのりんGJ！ホント、2828の達人ですなー。
先が長くても良いので（むしろ、そっちの方がイイ！）、無理せず書いて下さいな。
>>128
GJ！ヘタレのくせにやる気満々な竜児に笑いましたぜ。今後の2828展開に期待です！

何だ、このいきなりの神作ラッシュは…？
みんな、躊躇せずドンドン投稿するんだ！

>>122
ふおぉぉ！カラフルすげぇ＞＜
自分も色とかつけてみたいｗ
>>126
普段甘えない人が甘えると破壊力がすごい・・w
自分もまだまだ熱は冷めてないっすｗ
>>128
竜児頑張れｗ大河ってわがまま言うけど
本編でも結構気を使ってる描写あるよな
まぁそれが大河も好きな理由の一つなんだけどｗ
続きがすごく気になる・・！

みなさん本当にＧＪです！

>>130の
>>124の汲み取り具合にふいたｗｗ
イメチェン電波たのしみだｗ

連レスすまん＞＜

所沢の奥地に来てその田舎っぷりに呆然とするみのりんを想像してもうたw
そんな今日は女子ソフト開幕戦＠西武ドームです。

ちょっとみなさんに触発されて自分も温めてたSS書いてみました。
初めてSSなんて書くんで読みにくい上に表現も拙いです。
文体とか全くなってないですけど許してください。

一応内容は原作エンドでみのりんのアフター的なものです。
それで1話や原作１巻でみのりんが「名前を覚えててくれて嬉しい」と
言ったことのように、２つくらい前の実乃梨スレに
１年時から実は好意をもってたんじゃないか・・・という話から
それ前提で書いたSSです。ちょっと切ない系かもです。
↓からどうぞ


――カキーン――夕暮の空に白い球がきれいな弧を描く
今日もグラウンドでソフト部が元気に練習をしている。
部員たちは各ポジションについて試合練習をしている最中
「よぉーしっ、今日はこれで終了！片づけてー」
よく通った大きな声が、グラウンドに響く・・・
一同「ハイっ！」
部員たちは、負けじと大きな声で返事をし素早く道具を片づけていく。
「あっ！今日は整備しなくていいよ」
「えっ？でも先輩今日の当番は私たちですけど・・」
「そっか、まだ入ったばっかだもんね、今日はキャプテンが残って
練習やってく日だからしなくていいんだよ」
「そうなんですか・・。キャプテンすごいですね・・部活の後にも自主錬・・。」
「うん、他の先輩に聞いた話だともう１年の頃からずっとなんだって」
「１年から！？すごい・・さすが櫛枝キャプテン・・」
「さすが関東ベスト８のチームを率いる将・・」
部員たちが感嘆の息を漏らしたその時、
「そう・・我こそは櫛枝実乃梨・・・通称“みのりん”・・
大橋高校ソフト部キャプテンは私だぁぁぁーーっ！！」
「わっ！？キャ・・キャプテン！？」
そう、突然現れたこの人こそみのりん・・・・・じゃなくて“櫛枝実乃梨”。
大橋高校の男女混合ソフト部の部長

>>134続き
「ほらほら・・・早く帰らないと夜道で私が襲っちゃうよ？」
「へっ？」
「あははー冗談冗談、さぁさぁ帰った帰ったー」
「キャプテンっってさ・・すごいけど、変わってるよね・・。」
「うん・・。尊敬してるけど・・たまに変だよね。」
部員たちも帰り静まり返ったグラウンドで１人空を見上げる実乃梨

「さぁーて・・練習しますか」
軽く整備運動を済ませグラウンドを走り始める。

「もう５月かぁ・・・」

―大河が戻ってきたあの日からもう一ヶ月が経とうとしていた
新しいクラス、部員、環境
そろそろ新しいものに慣れてくる頃なのに未だになれない自分がいる。

２−Ｃのみんなとはクラスが変わってしまい、大河も北村くんも、あーみんもいない
・・・そして・・・・・。同じクラスなのは能登くんくらい(ちょっと失礼だね　汗)

２−Ｃがすごく楽しかった分余計に今のクラスは複雑。
でも１番に心に引っかかるのは・・・・。

｢あぁ−もう・・・いかんいかん・・。いつまでも未練がましいなぁ｣

―ジャイアントさらばっ！―
自分で決めたことじゃないか・・・

そんなことを考えながら走ってたせいか、すぐ足もとの小石に気付かず
・・ドテっ・・・・こけた。

｢いっつぅーー・・うわぁおぅ！ひざ・・血ぃ出てるや・・。｣

なにやってんだか・・・

｢そういえば、前にも似たようなことがあったなぁー・・
高須くんに初めてあったのもこんな時・・｣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く

次は回想になります。
本当にぐだぐだで申し訳ない。

>>135
GJ！
グダグダでも拙くもねー！回想が超気になるじゃねーか！

ちなみに、自分も「一年前から竜児が好きだった」派です。
完全にチラ裏ですが、「デラウェア」もそんな少数説に基づいて書いてます。
だから何だ…って感じですが、とにかく同志が増えて嬉しいと言いたいわけです。

そんなわけで、最後にもう一度GJ！続きを期待してますっ。
…しかし、今日は凄い一日ですね。いいぞ、もっとやれ（笑）

>>127だが、話自体はギャグだからどうしょうもない展開になるぞｗｗ(前もって)

>>135
GJ回想気になるぜ！
俺もみのりんは1年前からそれなりに好意は持ってた気がする。
そういや能登で思い出したが、マンガ1巻で能登がバスケでみのりんを誘うシーン･･･
能登の表情がみのりんに惚れてるように見えてしまうのは俺だけ･･･だよな？

>>136,137
あわわわ、ありがとうございます＞＜
あなた方のSS読んで自分もっ・・って思ったんでうれしいです！
自分も好意持ってる派です。ただ・・自分も好きなのに(気になってるくらいかな？)
２話の時に竜児に大河のことよろしくって言ったのかと思うと・・
さらに切なくてあんまり信じたくない気持ちが・・・。

能登は自分も思いましたｗ
アニメ見た時点でも普通に好き？なのかなって思ったけど
本編では全く関係なかったですね。

やぁ久方ぶりに賑わってるな！ｗみんなＧＪ！！！ｗ　

>>130
2828の達人とは感謝の極みｗでもそうでもないかも。こないだ大×竜スレで投下したSSで、大河殺しちゃったしｗ

>>129
いやこれは大河の気持ちとか考えなくていいんじゃね？
そうすれば気持ちよく2828できるっしょ？
暗い雰囲気じゃないしそう解釈したい…しようぜ

自分に告白しようとしてきた好きな男が、２ヶ月後に他の女と駆け落ちした
という原作のみのりんの扱いと、竜児って結局のところみのりんの悲しみを理解してないような気がする点から
そんな鈍感だから大河にもこういうこと頼みそうだな〜と思って書いてみた
補足として最後に大河視点もあるからそれで許しておくれやすぅ

>>130
イメチェンみのりん期待してます♪

>>135
未練ありありみのりんCawaiiＧＪ!!
回想超期待だぜぃ!!

>>136-138
俺もみのりんは以前から竜児が気になっていたと思ってた。
名前覚えてたぐらいであんなにかわいすぎる笑顔近づけないですよ、普通。
おっ！しってるんだ!?って思うぐらいでね。

あの反応は好きな人が知っていて、覚えていてくれたからだと解釈したい!!

あと能登っちの照れ顔は竜児以外があんまり触れない、みのりんの外面的魅力を表現したのかなって思ってました。

2-C内では天然過ぎる性格と猛獣使いなせいで、見た目二の次のお笑いキャラ扱いのみのりんも、あんまり知らないうちは男子が照れ顔するほどかわいいんだゾッ!!ってかんじですよ、うん。

>>140-141
ちょっとしたツンデレ風味な感想のつもりだったんですが、不快にしてしまったかな？
すみませんm(__)m

ホント、続き楽しみにまってますじゃ♪(￣▽￣)ノ

今日はみんなすごいね♪
仕事終わって見たら大盛況だもんで、長文失礼！

>>138
書き足し失礼！

ジャンピング土下座の時の心境は俺も複雑な感情入り交じってのものだと解釈してます。

もしかしたら好きになれるかも知れない人だったけど、大河ととってもお似合いだし、何よりも楽しそうだし私よりも大河に幸せになってもらいたいんだっ!!
って言い聞かせてたんじゃないかな･･･。

>>142
気にしなくていいぜ〜


確かに土下座のあれはよくわからないな･･･
なんか必死になり過ぎてた気がする。
あとみのりんが竜児に謝った時にちゃんと話を聞いてれば展開は変わった気もするのだが･･･

>>144
同志よ、ありがとう♪

ジャンピング土下座は複雑な感情入り交じってのものだと思ってます。

みのりんの謝罪ってアニメ２話のだよね？

あれは最後まで言い切ると、大河は竜児の為に暴れたとみのりんは言っていたと思うんだ。

今さらだが、みのりんって結局全部大河なんだなって思ってもたorz


チト話は変わるが、今日会社の後輩が漫画一巻のとらのあな限定？小冊子を見せてくれたんだ。

みのりんがメイド喫茶で働いたらって言う漫画が乗ってたんだがな・・・・・・
激しく萌えたわ♪超激しく萌えたわ♪♪

たった１頁なのに破壊力がハンパなかったぜ!!

もし見る機会があったら是非みてくれ、同志たちよ!!

ジャンピング土下座の意味…
自分の中にくすぶってる想い（みのりんにとっては、よく分からない何か）
を振り払うみたいな感じ…だったのかなぁ。

少なくても、>>143の言うとおり、複雑な心情を表現したものであって、
単なるウケ狙い・インパクト狙いってことはないとは思う。

なるほど。ここでの意見を読むとみのりんが竜児のことが
以前から好きだった説も頷けるってか
みのりん派としてはその方が嬉しいな。

でも作中で一番分りづらいキャラって圧倒的にみのりんだからな〜。
まあ色々と想像できるって所がみのりんの魅力なんだろうけどね。

>>146
そうだよね。


今見返したら、なんか俺おんなじこと書いてるね二回も、なんかごめんm(__)m

みのりんが竜児に謝罪するシーン･･･あそこでみのりんは竜児の想いに気づいてた気がする

その後何を言おうとしていたかは色々解釈出来るからあえて切ったところはいいと思う

みのりんは本当運悪すぎだよなー
普通だったら絶対付き合えそうなのに･･･

>>147
ホントみのりんってその都度その都度の解釈が複雑だよね。
結局自分の思い含みで変換してしまう。
まぁ、だから感情移入しやすいのかもしれないけどね。

>>149
普通だったら初恋同志で両想い。付き合ってしかりべきですよね。

ttp://news.dengeki.com/elem/000/000/152/152255/

PSP版の最新情報きてたから貼っておく〜
書き下ろしスピンオフのタイトルは『とらドラ・スピンオフ！ 不幸のバッドエンド大全』とのこと
大全ってある辺り、一人のキャラに絞って書くいう感じではないっぽいね

いまさらすまない。
>>125だが、管理人さん、もしまとめに回すなら、こちらの分にしてくれまいか？こちらのがまとまってるのを忘れていた(苦笑)
あと、メルトの件だが、あれはあれで助かるｗ改めてありがとうｗ
以下>>125改編
↓
「んで？なにが言いたいんだって？」
「あ、そうだよ！」
実乃梨は３個目のスコーンに手を伸ばしつつ、思い出したように声を上げた。
「なんで先に起きちゃうのさ！？」
「・・・飯の支度、だろ？」
さも当然にいわれて、ぐっと実乃梨が黙る。
「お、起こしてくれればいいじゃん！」
「だって疲れてるだろ？昨日やっと合宿から帰ってきたばかりだし」
またも言われ、ぐっと唇を噛む。
「き、昨日のうちに仕込んでおくとかさ！」
「・・・仕込んでおいたから、今朝あれだけの手間で済んだんだが？」
プルプルと実乃梨の身体が震えだす。
「だ、だ、だったら、お、置いてきぼりにしないで、い、一緒に起きたら・・・」
「起きたらすぐ食べたいかと思ったんだよ」
「・・・」
「？実乃梨？」
俯いて黙り込んでしまった実乃梨を覗き込んだ竜児が驚いた。
「う・・ぐす・・うう・・・」
「な・・・なんでいきなり泣いてんだよ！？」
大粒の涙をポロポロとこぼしながら、声を出さずに実乃梨が泣いていた。

>>135続き

―回想―

―入部当時、私は部活が終わった後も１人で残って練習をしていた。
入ってすぐにレギュラーをもらったプレッシャーと自分の“意地”にかけて・・
試合でエラーなんて出来ない。

「後は、グラウンド５週で終りにすっかぁ」

「あー・・確か今日は部室の掃除当番だったけかーー・・・いっぱい残ってんだろうなぁ・・・」
はぁ・・・とため息をこぼす。
運動系の部活動ではよくあること“上下関係”
入部早々、１年がレギュラーをとったことが先輩方は気に食わないみたい

まぁ・・気にしてないけどね、こうゆうの慣れてるし・・・

「よしっ・・ラスト！・・」

―でも本音は、やっぱり嫌だ・・苦しい・・逃げ出したい。
なんで上手くいかないんだろう・・・
ソフトが好きで、部活が好きで、頑張って勝ち取った“レギュラー”
本当はもっと素直に喜びたい、でもこんなことなら・・・・

ラストスパートに向けて加速する―誰よりも早く―風よりも早く・・・
考え事をしてたせいか・・足元にある小石に気付かず・・・・こけた。

「あぁ・・・っつぅ・・なんだよぉー・・石かぁ、誰だよ整備の人！・・・って私じゃん」

「やっべ、ひざ血ぃ出てる」
鼻の下がなんだか生暖かい・・・まさかと思い、そっと手を近付ける
「うへっ、鼻血もかぁ・・」
ついてねー・・急に目頭が熱くなりその場に座り込む。
涙が頬を伝う・・手の甲で乱暴に涙をぬぐう

>>153続き

―泣かないって決めたのにな、私って本当に泣き虫・・弱虫だ
新しい環境は好きじゃない・・強がってはいるけど不安でいっぱい
この先何が起こるかわからない。
ヘラヘラ笑って周りの顔色窺うってばっかりの自分も・・・

「あっ・・・あの・・！」
突然後ろから声がした
「ほへっ？」
「こ・・これっ」
その声の主は制服のポケットに手を突っ込んである物を取り出した。
「ばん・・そうこう？・・私に？」
声の主はこくんこくんと頭をふる
「あっ・・足・・血が・・・」
「あぁ・・あ、ありがとう」
「それと・・これも」
「ティッシュ・・あぁ！」
鼻血が出てたことをすっかり忘れてた・・。
「どうも、えっと君は？」

声の主は前髪をいじりつつ顔を真っ赤にしながら
「あっ・・・いやのぞくつもりなんか全然なくて・・・その教室の窓からたまたま
見えて・・・１人で・・その転んで・・・大丈夫・・かなと思って」

「そっか・・ありがとう！」
鼻にさっきもらったティッシュをつめた顔でにかっと笑う。
「あっ・・えっと・・それじゃ！」
「ちょ・・ちょっと・・名前っ！・・・・・聞きそびれちゃった」
まぁいっか・・・もらった絆創膏を見つめる。
「絆創膏かぁ・・ふふっ、あの焦りよう、変な人・・あははっ」
さっきまでうじうじしてたのが嘘みたい
　
―夕暮のグラウンドに笑い声が響く
「あっーやめやめっ！悩むなんて私らしくないやぁー“常に全力投球！”これが私っ！」
先輩とのことも、ソフトのことも、自分らしくマイペースに


―回想終了―

>>154続き


―それから数カ月後、私の練習態度や試合結果を見て先輩たちも私を認めてくれた

あの後男の子ことも調べてみたら、名前は“高須竜児”
男子ソフトの北村くんと同じクラスで仲もいいみたい
(ヤンキーっていう噂も聞いたけどそんなふうには見えないような)
部活の用事でよく北村くんのとこに行くとたいてい近くにいる。

お礼を言いたかったんだけど・・もし覚えてなかったらなんて思ったら
なかなか言い出せなかった。
高須くんもいつも違う方向みてたし、嫌われてるのかなぁ・・・なんて思ったりも


結局言えないまま１年が過ぎて、２年になってクラスが一緒になった時は本当に嬉しかった。
嬉しくてつい、声かけちった・・//
でも高須くん名前・・しかもフルネーム覚えててくれてびっくりした
いつもムスっとしてたから、私のことなんて興味ないのかなぁなんて思ってたから
大河と仲良かったから、大河を通して彼のいろんなことを知った。

料理が上手で、掃除が大好き、それにとっても優しい
去年はいろんなことがあった。
別荘行って、文化祭があって・・・クリスマスがあって。

「はぁー・・なつかしいの思いだしちゃったよー」
「つか、私全然変わってないな」

結局あの時のお礼言ってないんだよなぁ・・

仕方ないか・・・

立ち上がってユニフォームの土を払い
ベンチに置いてある鞄から生徒手帳を取り出す。

手帳の中には去年の文化祭の福男レースでゴールした時の写真と
１枚の絆創膏
シールをとって、消毒したひざにはる

「あれから絆創膏見ると、なーんか元気出るんだよねぇ」

>>152続き
↓
「な、なにが・・・」
「う、うるさいな・・・なんでも、ぐす、ないよ・・・」
乱暴に涙を拭いながら、顔を隠すかのように実乃梨が顔を背けた。
その様子を見ていた竜児だったが、フゥとひとつ息をつくと、ゆっくりと立ち上がる。
「よ」
そのまま実乃梨のいるソファーに座ると、静かに実乃梨の頭を抱き寄せた。
「・・・なに、すんの？」
「ごめんな」
「・・・」
ぐすっと鼻を鳴らして、実乃梨が竜児に体重を預けてきた。
「朝起きて隣にいなかったのが寂しかったんだよな。ごめん」
それを感じ取って、竜児は自らの額を実乃梨に擦りつけた。
「お前においしい飯食って欲しくて張り切りすぎた。うまかったか？」
実乃梨の首が無言で縦に揺れたのがわかった。
「でもごめん。一月振りに一緒にいるんだもんな。朝は一緒に起きたかったよな？」
「お・・・置いてきぼりにされた・・・」
「悪かった。本当にごめん」
そう言って、竜児が実乃梨の額に軽くキスをする。
「これで許してくれないか？」
唇を離して、見下ろすようにして伺いたてる。
その目の前、実乃梨の頭が横に振られる。
「・・・おでこじゃやだ・・・」
その言い方に思わず微笑みが洩れる。
よく見れば実乃梨は耳まで真っ赤になっていた。
「はいはい。それじゃこれで・・・」
優しく顎に手を添えて、実乃梨の顔を上に向けさせる。
瞬間交錯した視線に、お互い微笑む。
「おはよう奥様」
「おはよう・・・旦那様」そして重なる唇は、極上のハチミツの如き甘さだった。

>>155続き

――高須くんは覚えてるのかな・・？ちっぽけだけど私にとっては――大切な思い出――
「さぁーてグラウンド整備して帰りますかぁ」

実らなかった恋だけど・・・高須くんに出会えてよかった。
やっぱりまだ忘れられないし、思い出すと苦しい、泣くこともある。
でも恋をしたことに後悔はしてない・・

初めての恋が高須くんでよかった―
私を理解しようとしてくれた、私の変な話もまじめに答えてくれた
私のことをわかりたいとも言ってくれた
一瞬でも両幽霊も見れたし・・・嬉しかった。

ありがとう・・高須くん・・・

――２年間の私の初恋、ジャイアントさらばっ！――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｅｎｄ

えっと終わりです。
タイトルは「絆創膏」です。
完全に妄想SSです。
いろいろ突っ込み所多いと思いますが勘弁ですｗ
自分で書いておきながら最後の方で悲しくなりました。
また思いついたら書いてみたいです。

失礼しました。

まとめサイトの管理人様。毎日の更新、お疲れ様です。
サイトを覗く度に最新作がどんどん入ってて嬉しいです。
大変だとは思いますが、これからもよろしくお願いします！

明日も投稿ラッシュだと良いなぁ…って書こうとしたら既に投稿ラッシュが（笑）

>>156
二回読んで、二回とも2828させられたぜ。WGJだ！
>>157
GJ！回想お見事！
みのりんの笑顔をさりげなーく竜児が支えてた…みたいな話は凄く好きです。
しっかし、原作後のみのりんのことを考えると、マジで切なくなるなぁ…

こんな夜更けに糖分と甘酸っぱい系、バランスよく摂取できて幸せです（笑）

>>152
了解です＾＾*

>>156
GJ
甘甘いいな、まじで
心が落ち着くわ

>>157
切なす･･･みのりん･･･
でも良かった

つーかみのりんすごいよな。
俺だったら夢に向かって頑張るとか言っても、ショック過ぎて無理だし
決めた後のみのりんに、やっぱり竜児の支えが必要だと思わせるSSが欲しいが･･･みのりんはそんな弱くないのか･･･？
いや、強がってるだけだよな

ところどころ誤字脱字がありますね　汗
気をつけなきゃ。。
>>158
いやいや・・みなさんが素敵なSS・イラストを投稿されてるからであって、
私はそれをまとめてるだけなんで＞＜
それに割とこういう作業以外と好きだったり・・・ｗ
みなさんの投稿ある限りはがんばります＾＾*

>>159
そうですね・・自分は>>157のSSのように
考えたんじゃないかなって思ってます。
まぁ妄想ですが。
３話の倉庫のシーンでも「弱気はかっとばす」って
言ってるように、本当は臆病なだけで強がってるんだと思います。
あぁ・・考えたら切なくなってきた・・。

そしてさっきから連レスすみません。

>>156
二回目もＧＪ〜！
やっぱり2828するであります♪

>>157
回想ＧＪ〜！
切ないみのりん…悲しいけどCawaii！


管理人さん、お疲れさまです♪

そして、慣れない甘々モノを書いてみました。

メイドみのりんを見たあとに、自分で書いてた予告編SSの続きがあまりにも悲しくて、いつもの半分ぐらいですが別の甘いのを一気に書き上げてみました。


甘いの慣れてないは、竜児視点だはで読み辛いかも知れないですが、よろしくですm(__)m

以下から２〜３レスで行きま〜す！

『みのりんはメイドさん』


暑いには暑いがもう９月。MOTTAINAI精神は曲げられないぜっ!!とクーラーはかけずに我慢していた、残暑も厳しい初秋のとある日曜日。

暑さに負け自宅に帰った大河を見送り、竜児は一人考えた。

そして思い立った、心の涼を取りに行こうと。そう･･･櫛枝実乃梨に会いに行こうと。

なんだかんだと準備を済ませ家を出る。櫛枝に会うのだ、下手な格好では行けないのだっ!!

「いざ、櫛枝えっ!!」

気合いを入れ歩き出す。そして･･････

ファミレスに着いた頃には14時をまわっていた。
「会うといってもバイト先にお客としていくだけか･･･」と情けなさに独りごちる。

イヤイヤイヤと顔を横に振る。
これから櫛枝と会うと言うのに落ち込んでいてはダメだ!!と気を取り直し、入り口前でひとつ深呼吸。

落ち着きはしたがまだすこし俯きつつドアを開けたその時、

「おっかえりなさいませ〜、ご主人さま〜♪♪」

などと、聞きなれた声から聞きなれない言葉が発っせられ、びくっ!!と身体が跳ね、顔をあげる。そして上を向いた眼が固まる。いや、身体ごと固まる。

そこにはいつもの制服とは違う、白いシルクのヒラヒラカチューシャにフリフリエプロン、そして黒いメイド服に身を包んだ想い人、櫛枝 実乃梨が立っていたのだ･･････

「なっ、なんなんだ櫛枝!?そ、その、その言葉とかっ格好は？」

竜児はもう完璧にキョドっていた。

「いやね、高須く･･･っおっとイケね〜ご主人さま。」
実乃梨は崩れかけた姿勢と態度を改めながら続ける。
「今度ですね、このファミレスの系列でメイド喫茶をオープンするんでますわよって、あれっ？うぅ〜もう･･･よしっ!!それで、興味もあったしバイトしようかなって店長に言ったら･･･もとい、言いましたところ、早速制服を着てみてくれっとなりもうしてですね、ご主人さま。」

などと、まったくなりきれていないどころか何かを間違えてさえいる口調で理由を語る。

しかし、その慣れない感じのモジモジ感で揺れるフリフリのエプロンと、照れてほんのり紅くなった頬が白いカチューシャで映え、それをシックに抑えた黒いメイド服が際立たせる。

これはもう何て言うか･･･ハレンチだ。そうだ、な、なんてハレンチな店長なんだ！
良いセンスだ、ＧＪだコノヤロー!!
幸せをありがとーっと!!
と、心のうちで叫ぶ。

しかしその顔にまで浮かんできそうな感情を竜児は押し殺す。
竜児がそんな思いを顔に出せば即逮捕、拘留、裁判も早々に有罪確定である。

こんな幸せな空間から拘置所なんて行きたくない。

なんとか平静を装い櫛枝を見る。･･･が、だめだ可愛すぎる!!見ていられない。
見たいが見られない。案外いつもこんな感じだが、今日の破壊力は桁違いだ!!
だめだ全然冷静になんてなれない･･･

そんなあたふた、じたばたする竜児に実乃梨は止めを刺した。

「ダメかな？高須く･･･ご主人さま。似合ってない･･･ですか？」

なんてモジモジクネクネしながら真っ赤な顔で竜児の顔を上目使いで覗き込んできた。

竜児の中で何かが音をたててぶっ飛んだ。
そのあまりの衝撃に竜児は限界を超え、

「く、櫛枝〜、最高だ!!最高に、可愛い!!可愛すぎる!!もうずっと俺のことをご主人さまと呼んでくれ。一生そばに居てくれっ!!」

と、叫んでいた。

-これはもう告白なんじゃなかろうか？-

竜児が、いやお互いがそのことに気づくまで、たっぷり30秒程の沈黙を要した。
お互いの顔が今までの比ではない程に紅く染まる。

「なっなっ、俺は何をっ!? ち、違うんだ櫛枝！これはしょ、しょういう意味では･･･」

先に口を開いたのは竜児だったが、最早まともに言葉になっているのかすらわからない。

実乃梨はまだ黙ったまま、下を向いている。

-終わった･･･-

竜児の頭の中にそんな言葉が木霊する。今までの櫛枝との思い出が走馬灯のようにぐるぐる廻る。

約一年ほどの片想いがこんな形で終末を迎えてしまうとは･･･俺はなんて不幸なんだ･･･MOTTAINAI何て言わず、潔くクーラーをつけていればよかった。まさか、これも目付きの悪さから来る呪縛みたいなものなのか？
などとネガティブワールドに落ち込む寸前だった竜児の意識を引き戻すかのように、肩の辺りをバチッと言う音と共に激しい痛みが襲う。

「ぃやだよ〜もう高須くんたら、そんなこっぱずかしい事を言って〜♪」

一度どならず二度、三度とバチバチと実乃梨が叩いていた。
それはもう･･･メイドキャラなんか忘れてテンパっているのか？のような慌てふためきようで。

「櫛枝？」

痛みで我に帰った竜児が実乃梨を見つめる。
その視線に気づき実乃梨も打つ手を止め、見つめ返す。

視線が絡み合い、頬の紅潮が増す。

「マジですか？」

実乃梨が問う。
またあのモジモジクネクネ真っ赤な上目使いで。
そして･･･竜児は覚悟を決めた。

「マ、マジです･･･」

実乃梨の眼が一度閉じ、そして大きく見開き、また閉じる。

涙が、一粒だけ零れた。

そして･･････

「こ、こんな私でよろしければ･･･どうか一生･･･よ、よろしくお願いします。ご、ご、ご、ご主人さま！」

その日から実乃梨は高須家へ一生雇用されることになった。

竜児だけのメイドさんとして･･･。



END

以上です。

タイトルは

『みのりんはメイドさん』

です。

なんだか竜児が壊れてる気がします。

ホントごめんなさいm(__)m

次は自分らしいの書き上げますから、勘弁してください。

ありがとうございました！

>>166
ちょｗ早朝から（深夜に？）GJ！
2828物でも文体というか読みやすさから、らしさが出てると思いますよ〜

あと、個人的には、みのりんがキョドりながら、これまたキョドってる竜児に
色々サービス…なんて周りの客がうんざりするような甘々シチュも欲しいかなーと。
というわけで、続きを期待してます（笑）

>>166
おお！あんたが甘々ものとは･･･GJ
つか原作でも勢いで告っちゃえば良かったのに･･･

>>161
自分にレスしてどうすんだ・・・汗
>159じゃなくて>>160です。。

>>166
他の客や従業員もいる中で、この二人はｗｗ
これは続きかくしかないですよ(^q^*)笑


昨日から投稿ラッシュ続いてますね。
まとめておきますね
>>157のなんですけど、また新たに書き直して
まとめに載せますんでよかったら見て下せぇ＞＜
失礼しました。

み〜んなGJ　へいへいへい♪

ん？昨日は凄かったのに今日は過疎だなぁ･･･

６巻見ててふと思ったが、一緒に北村の家に行った時、竜児がドキドキしているのはわかるが、
あの時みのりんもドキドキしてたんだろうな、と思うと何故か泣けてきてしまう･･･
あの時告っていれば･･･

>>171
過疎ってますねー。帰宅したら、そこには大量のSSが…！
なんて期待してたんだけど……なんというか、みなさんお疲れ様です。

自分も6巻を読み返してみた。
そしたら、ジャイアントさらばの伏線っぽい描写があって驚いた。
「何も言えなくなったみたいに、唇に拳を押し当てる。」ってやつ。
6巻で言葉にできなかった本音を竜児に伝えるって意味もあったのかなー
…なんて思ったり。長文すまん。

>>167-170
ありがとうございます♪

俺にとっては深夜でしたｗ
一度下地？も出来たので甘い続きも今度書いてみたいと思います♪

しかし皆さんの言う通り、六巻のあの場面で告白してたら良かったのにね…。
竜児には思いきりが足らんのだよ、うむ。


管理人さん、早速まとめてくださってありがとうございますっm(__)m



しかし･･････過疎か･･･。

先ほどから６巻ネタが出てるようなので(って元は俺かｗｗ)
気が向いたら6巻を題材にした甘S(甘々SS)を投稿してみよう
かと思ったり思わなかったり･･･


みんな新年度忙しいんだな･･･俺もだけどさ

>>174

新年度、新生活はしょうがないですよね。実際PSP関連以外新ネタもないし･･･


六巻甘々期待してます♪


予告編でみんな気づいてるかもだが、俺が今書き悩んでんのも六巻ネタなんだ…鬱だけど…

６巻は個人的に１番好きな巻だな。
いろんなことが変っていく話な感じだった。
７巻以降の伏線も結構張り巡らされてた気がする

キラキラみのりんのとこは何度も読み返してしまう。
そして竜児・・・おまえってやつはって何度も思ってしまう。。

＞「何も言えなくなったみたいに、唇に拳を押し当てる。」
自分はそこ、みのりんが竜児に｢好き｣って言いそうになったから、
感情を抑えようとして拳をあてたのかなって思ってた。
言われてみればジャイアントさらばの伏線かも・・


んーゲーム出るまでは当分こんな感じなんじゃないかな？
自分も忙しいはずなんだが１日一回はここにこないと
落ち着かないｗ

長々と失礼。。

>>175
鬱か･･･しかし待ってるぞ！

>>176
俺も好きという感情を抑えた、という解釈をしていた。
てか原作のジャイアントさらばは拳じゃないし、伏線の可能性は低くないか？
違かったらすまんが･･･


それが思ったような彼女じゃなくても永遠に愛する――なんて調子に乗ったこと言えないけど
みたいな一文が、今思うと凄く悲しく感じる
いずれ変わってしまう感情でも、せめてここでは永遠に愛すると調子に乗って欲しかった
逆に切ないorz

>>171>>172
いゃあ、只単に仕事が忙しいのだよｗクローズ�Uやらレッドクリフ２が始まったしなｗ

>>166
メイド乙ｗやべぇ、感化されそうだｗ

>>管理人さん
『休日デート』以下の冒頭部分、なぜかないので補完してくらはいｗお願いしますｗ
↓
「さてさて高須君。今日君はどこに行きたいかな？」
午前10時に竜児の家の玄関先。
そう言って実乃梨は目の前で満面の笑みを浮かべた。


『休日デート』

>>175
甘々は俺に任せて存分にｗ

さて、それでは『休日デート』続き出来たので投下ｗ
↓
「お・・・お邪魔しまーす」
「お、おう・・・」
午前10:15。誰も居ない室内において、俺高須竜児は最大限のヤバスを受け入れていた。


『休日デート２』


「・・・高須君」
「お、おう？」
「・・・もっと密着」
「う・・お、おお・・・」なんだこの状況？
テレビもつけず、なにをするでもなくただくっついて座っている・・・傍から見たら、異常だろこれ。
ちょこんと居間に座りながら、ちらりと自らの右手を肩に掛けた傍らの少女をみつめた。
真っ直ぐ正面を向いて、固まっている櫛枝を。
なぜにこんな事に？
いくら問い掛けても、こんな状況では、思考はまとまらない。
無常に霧散していくそれに、思わず溜め息が出る。
俺は何か間違ったのか？
冷静になってみよう。
確かに今朝、どこにも行きたくないと思った。
櫛枝と二人、どこにもいかず、じっと家で過ごしたいと思った。それは認める。
しかしそれはこうじゃない。
なんと言うか、誰にも邪魔されず、櫛枝の話を聞いたり聞いてもらったり、俺お手製の蜂蜜キンカンを飲んでもらったり、あまつさえ、手料理なぞを食ってもらえたらと思ったまでだ。
しかしそれが・・・
『なんでこんなにも辛いことになっているんだ・・・？』
思考の片隅で、間近にいる櫛枝の香りを認識する自分がいる。
甘くて、蠱惑的で、理性を圧する。
ともすれば、飛びそうになる理性とのせめぎ合いで、すでに身体と心は疲労困憊だった。
こんなことなら出かけていれば・・・。
「高須君」
「あ・・・ななに？なんだ？」
一瞬トリップしていた脳が現実に戻される。
見ると櫛枝が上目遣いに見上げていた。
「・・・えと・・・」
逡巡する櫛枝に、なぜかドキリとする。
よく見ると、頬も心持ち赤くなってる気がする・・・。
「ど、どうした？」
とにかく、平静を装って問い掛けてみた。
その甲斐あってか、櫛枝がおずおずと口を開いてくれた。よし。ナイス俺。
そして口にされた、櫛枝の言葉。
「お・・・おトイレ、行きたい・・・な」

>>179
ああ、トイレか。
確かに排泄行為は恥ずかしいからな。躊躇うのも分かるな。特に女子には・・・って、おいっ！？
「・・・は？」
今なんつった・・・？
「だ、だから・・・おトイレに、いきたいの・・・」
おトイレ！？く、櫛枝の口からOTOILE！？
し、しかも俺、に２回もいわせた！？
「あ、ああ。ならそこでて左に・・・」
出来るだけ平静を装う。
もしここで、興奮してるなんて知られたら、俺は悶死してしまうだろう。間違いなく。
しかし聞こえてきたのは、予想のはるか彼方の成層圏。
「・・・連れてって」
「は？・・・はあ！？」
なに言った？今なに言った？
俺の無言の問いかけに答える代わりに櫛枝は、小さな子がするように、抱っこと言外に伏せて両腕を広げた。
「い、いやさすがにそれは・・・」
しかし櫛枝は、躊躇する俺を見上げつつ、
「・・・命令・・・」
「・・・うい」
その言葉に俺は覚悟を決めた。
立ち上がると、櫛枝のお尻と膝裏に手を入れて抱き上げた。
意外に軽い身体に驚くが、それも、この密着した姿勢にあっさりかき消されてゆく。
「く・・・苦しくないか？」
「ん・・・平気・・・」
首に腕を回し、ぎゅっと頭を抱えるように抱きつく櫛枝。
答えた声が、吐息となって耳朶をくすぐり、思わずブルリと身体が奮えた。
そして、顔に当たる・・・隣の虎とは決定的に違う、双丘のボリューム・・・。
「高須・・・君？」
「な、なんでもない！なんでも！」
ダメだダメだダメだ！
これ以上何も考えるな！
そうだ無心だ！
自らを空気になれと念じつつ、櫛枝を抱き上げたまま、トイレに向かう。
その間揺れる胸が顔を容赦なく擦り・・・ダメだ考えるな！！
「じゃ、じゃあここだから・・・」
なんとか櫛枝をトイレの前におろし、ホッと一息つく。
さすがに刺激が強すぎた。
とりあえずこの上った血を鎮めに・・・。
「じゃ、じゃあ俺戻るから」
『・・・ぎゅ』
「え？」
踵を返したときに、右手に感じた感触。
おそるおそる向けた視線の先、
「・・・行っちゃやだよ高須君」
しっかりと握られていた俺の右手。勿論櫛枝の手によって。
「ここで・・・待ってて？」
帰りも抱っこしてもらうんだから。
小さくポツリと呟いて、櫛枝はトイレの中に消えていった。
そして俺は、
「・・・・・・・・・・・・」
口からエクトプラズムを出しながら、放心状態軽い犯罪。

休日デートはまだ始まったばかりｗ

>>176-177
キラキラみのりん良いよね♪あれ映像でみたかったわ〜何て言ったらたくさんあるからやめときます。

拳に唇の事だが、アニメスタッフが映像化しなかったみのりんのCawaii！シーンをうまくジャイアントさらばに絡めたと考えるのは深読みかな？

24話はかなり秀逸だったから、ちと深読みしたくなる。

SS、がんばります!!

>>178
どんどん感化されてください。俺では2828が足らんのだ〜!!


そうか、レッドクリフか･･････

おのれ曹操っ!!
侮りがたしは孔明か･･･!?

>>177
やっぱ伏線関係ないか・・？
原作のジャイアントさらばは・・手のひらに口づけして
それを竜児の口に当てたっぽいし、、わかんないやｗ

やっぱり自分は竜児ショックだったな。。
文化祭の時、好きな人なのにみのりんとぶつかれたし
６巻だって理解したいって言ってたのに・・
だからみのりんだって・・・
６巻、読み返すとキラキラみのりんがあまりにも切なすぎて・・・辛い

あえてよかったって思ったのは、みのりんと付き合ってから
大河への気持ちに気付くっていう展開がなかったからよかった。
こんな展開だったら自分、竜児許せないや、、、。

愚痴ってすみません・・＞＜
>>176
本当だ！なおしてきます！
なんで入ってないんすかねｗ
こんな管理人で本当に申し訳ない(´；ω；｀)汗

>>180
甘い、甘いよ兄貴!!

思わず連投しちゃうほど甘いよ〜♪

>>182
レス番間違い過ぎだよう
>176じゃなくて>>178です

>>180
甘すぎる！
しかしみのりん･･･あんまり竜児をいじめちゃあかんよｗｗ

>>182
俺もその展開はなくて良かったと思ってる
つか竜児がみのりんと付き合ってたら、二人は両思いで困難はありつつも幸せになれたと信じてる
別れたりしたらやだよ･･･

>>182、185
もしそんな、付き合ってはみたものの、やっぱり大河が〜みたいな月９展開だったら、竜児は最低男認定でしたな。

安易にそうしなかったところも、とらドラの良いところだと思う。

二人がなんの障害もなく出会えていたらなぁ…。


しかし、過疎だな、こりゃ!?

過疎ってる中みのりん同志たちへ

週刊とらＰ！より

http://news.dengeki.com/elem/000/000/152/152283/

エロイあの妹や着せ替えミニゲーム!? みのりんの頬も赤い『とらドラP！』新情報!!

みのりん・・

ここって、前にエロパロ板に投稿した作品でも、エロ無しだったらこっちにも投稿して良いんですか？
色々な人に見てもらって、色々な人の感想を見たいんで。駄目ですかね？

いや、普通にエロパロ板と掛け持ちしてる人いるんじゃないの？
気にしないで書けばいいと思うけど

>>188
エロパロ投稿済作品と被るってこと？
まあ、みのりんネタなら大いにおkじゃないかな

>>187
みのりんが文句なしに可愛かった。サンクス！
>>188
良いと思うよー。
まぁエロパロで投稿したのと被るのなら、まとめサイトに掲載してもらうって選択肢もありかな？

SS投稿がないまま一日が終わるなんて……というわけで投稿します。
>>45、「Help me Kitamuraaaa！」の続き（第二章）で、3レスお借りします。
なお、>>102の席替えネタをちょっとだけ拝借しました。すいません。


屋上での告白未遂事件から何日か経った頃。
高須竜児の新しい日々はなかなか順調だ。

まず、クラス替え早々、高須君＝ヤンキー説が払拭された。
始業式の放課後、櫛枝実乃梨によって保健室に連行される姿のあまりの情けなさから、
「普通の子」として認識されたらしい（竜児にとっては、嬉しいやら悲しいやら……）。
そして、もっと喜ばしいことがあった。それは――実乃梨の隣の席になったことだ。

ただ、その時は喜ぶよりも先に、前の席の北村に尋問した。さすがに出来すぎだろうと。
「あぁ。お前と櫛枝が隣になるように工作したが……問題でもあったか？」
結果、北村はあっさり白状。自分のせいで親友が悪事を……と良心が痛む竜児だったが、
「土下寝告白は失敗したみたいだが、まだまだこれからだ！頑張れよ、高須っ！」
肩をたたいて豪快に励ましてくれる親友を、これ以上責めることはできなかった。

――そんな一幕もあったが、竜児は自分の現状に満足している。
授業中に隣の席をチラチラ見てはニヤけるくらいには。
その形相を見た教師が「ひっ」と小さな悲鳴をあげたことに全く気付かないくらいには。

けれど、浮かれてばかりもいられない。なぜなら……
「っと。く、櫛枝。消しゴム落としｔ」
「ひゃ、ひゃい！？」
実乃梨の悲鳴に近い声が教室に響く。クラス全員の視線が竜児と実乃梨に注がれる。
――そう。実乃梨の様子がおかしいのだ。
声を掛けたらこんな調子だし、授業中もどこか心あらずというか、落ち着きがない。
挙句、授業終了のチャイムが鳴ると同時に、逃げるように教室から出て行ってしまう。
……嫌われた、のか？クラス中の視線を浴びながら、竜児はそんな不安に駆られる。

そうこうしてる内に、さらなる厄介事が竜児に舞い込んでくる。
逢坂大河――小柄ながら凶暴ということで手乗りタイガーと呼ばれる少女。
実乃梨の親友でもある逢坂が北村へのラブレターを間違えて竜児のカバンに入れてくる。
そして、その後のゴタゴタを経て、何だかんだで逢坂と協力同盟を締結することになった。

それで、今は逢坂大河と二人で通学路を歩いている所。
――と思ったら、唐突に歩みを止めた逢坂に衝突。

「オフッ、急に止まるんじゃねえ、ばｋ――！？」
「みのりん！まだ待っててくれたの？」
「おっそいよ、大河。今日も先に……って、あ、あれ？」

卒倒しかけを何とか堪えた竜児の視界に映ったもの。
それは――笑顔が消え、代わりに目を大きく見開かせた後、

「う〜〜〜〜〜……」

頭を抱えて唸る櫛枝実乃梨の姿だった。
「み、みのりん……？」
「はっ――！？」
逢坂の言葉に何とか正気を取り戻す。
「あっ、や、その……し、知らなかったなぁ〜。二人がツーショット登校決める関係だったなんて……」
フラフラよろめきながら、二人を交互に指差し確認。
「違うでしょ、みのりん。今時ツーショットなんて――って、え？どこ行くの！？」
「すまん、ごゆっくり〜〜〜〜っ！！」
ゴクリと息を飲んで、実乃梨は猛ダッシュ。あっという間にその背中は見えなくなった。
「よく分かんないけど……あんたのせーよ。この駄犬。」
「俺のせいかよっ！？い、いや、てゆーか、まさか櫛枝さんに、誤解された……？」
最悪の展開が脳裏をよぎって、今後こそ竜児は卒倒した。

＊＊＊

始業式に続く、二度目の保健室連行劇。
そのお陰で、高須君＝ヤンキー説は払拭どころか、今度は病弱説が流れ始める……
が、竜児にそんなことを気にする余裕はない。
理由はカンタン。実乃梨の誤解を解かねば――その思いで一杯だからだ。
だから、隣に座る実乃梨に懸命に、かつさりげなく声を掛けようとする。
「お、おはよう。くしえｄ」
「うぇい！？」
が、会話すら成立しない状況は相変わらずだ。
むしろ、以前よりも悪化しているような気すらする。

結局、実乃梨とマトモに会話すらできないまま数日の時が経った。
数日。高須竜児と逢坂大河が付き合っている、そんな噂が流れるには十分な時間だった。

「――北村。一体、どーすりゃいーんだ？」
「どーすりゃいい、とは？」
昼休み。竜児は北村を無人の踊り場に呼び出した。
「その……俺と逢坂が付き合ってるって噂が流れてることについてだ。」
授業の合間の休み、その噂がクラス中で囁かれているのがふと耳に入ってきた時、
竜児の心労はピークに達した。顔面は蒼白状態、ゾンビか何かと見間違えられるレベルだ。
まさに藁にもすがる様な思いで北村に相談を持ちかけているような状態だ。
「ほう、そうなのか？おめでとう！逢坂は元気があって、いい子だぞっ！」
「いや、お前が噂を信じてどーすんだ！」
が、そんな竜児の思いなぞ、つゆ知らず。いつも通り間の抜けた回答をする北村。
ただ、律儀にツッコミを入れて、少し元気が出たことに気付く。

「なんだ違うのか。……ふむ。要するに、誤解を解く方法はないかと聞いてるんだな？」
「あぁ。すまねーな、お前しか頼れるヤツがいねーんだ。」
竜児の言葉に北村は口端を歪め、メガネをくいと上げる。
「答えは簡単だ。『二兎追うもの一兎も得ず。』と言うだろう。
つまり、櫛枝が好きなのか、逢坂が好きなのか……どちらか選べ。話はそれからだ。」
「ぅ、それは……」
北村のいきなりの問いかけに言葉に詰まる。思わず視線を逸らそうとする。
が、北村の真剣な眼差しは竜児を逃がそうとしない。
「中途半端な答えは許さん」そう訴える視線が、竜児の逃げ道を塞ぐ。

数秒後、根負けした竜児が白状しようとする。櫛枝、と。
が、なぜか口が動かない。必死に動かそうとするが、それでもダメ。

そうやってもがく間、竜児の脳内には二人の色んな表情が浮かんでいた。
逢坂の仏頂面、ニヤケ面。実乃梨の笑顔、逢坂との登校を見たときの驚いた顔……
その中で、見たことのないはずのものが唐突に浮かんでくる。――実乃梨の悲しむ顔。

一人でうずくまって涙を堪える実乃梨。
太陽の欠片のような、女神のような彼女には存在しないはずの表情。
ただ、その表情と一緒に、明確な答えが不思議と浮かんできた。

「櫛枝、だ。」

今度はちゃんと声になった。竜児の答えを聞いた北村はフッと微笑む。
「そうか。なら、今すぐ櫛枝に告白してこい。それで、誤解は解ける。」
「おう。ありがとな、北村。」
北村は優しく背中をポンと押す。最高の後押しをそのままに、竜児は教室に直行。
そして、櫛枝の席の前で告げる。

「櫛枝、話があるんだ。」
「……う、うん。私も、話がしたかったんだ。三人で。」
告白未遂事件以来の、随分とご無沙汰だったマトモな会話に喜ぶのも束の間。
竜児は実乃梨のただならぬ様子に顔を引き締めた。

実乃梨の表情――そこには決意の色がはっきりと見て取れた。

続く

最後に、今更ながらお礼を。
管理人様。まとめサイトでのデラウェアへのコメントありがとうございます。
加えて、過去スレで良かったと書いてくれた方も本当にありがとうございます。
頂いたコメントを励みに何とか完結させたいと思います。

お目汚し失礼しました。

>>194
あからさまな態度がかわいいよGJ！
一瞬だけ谷口化してたなｗｗ
続き待ってますぜ

すまん、さげわすれた
寝ぼけてんな俺orz

>>188
みのりん関連ならＯＫだと思います。

>>194
デラウェアといい、あなたのSSは
すっごい続きが気になる…
続き楽しみにしてます＾＾

>>194
二度めのGJ！！
いや〜もういいとこで切りすぎっす！


さて、良い感じの話のあとにギャグとか、どんだけKYよｗｗって感じだが
>>128の続き。
行き当たりばったりで書くとろくなことにならないなｗｗ


第２話・そして初めての

日曜午後１時３分２２秒
高須竜児は家の呼び鈴が鳴ってドアをあけ、卒倒しそうになるくらい……舞い上がった。
「ふんっ……お昼」
こちらはいつもと変わらないふてぶてしい虎。
しかも開口一番に食べ物の話とは…。
しかし竜児が舞い上がっている理由はもちろん普段から通い慣れている
お隣さんが来たからではなく、
「や、やあ……と、突然ごめんね」
大河の後ろに半ば隠れるように、右手を軽く振って少しだけ頬を紅潮させながら微笑んでいる彼女――
つまり実乃梨の姿が目に入ったからだ。
ひらひらな白ワンピースを風に靡かせ、でまるでお姫様のような大河とは対照的に、
ジーパンを足頸まで折り返し、上は簡単に薄水色な半袖のブラウスという軽装で
実乃梨らしさを出している。
「おう！？ど、どうしたんだよ突然！？」
ここは作戦通り。竜児は二人が来るのを知らないわけだから驚いておかなくてはいけない。
「あんたの昼食が食べたくなったから来たのよ……文句ある？」
「……は？」
因みに今のは作戦でも何でもなく、素で上げた驚きの声である。
二人の作戦は『自然に竜児の家に連れてくる』のはずなのだが……
これは自然と言っていいのだろうか？
「ははは、そういうわけなんだけど、迷惑だったかな？」
「い、いや全然……か、かまわねえけど」
しかし実乃梨は全く怪しんでいる様子はなく、大河の希望に連れそって来たという感じだ。
「で、お腹空いたから昼用意して欲しいんだけど」
「お、おまえなぁ」
そこで繰り出されるウインク。ここからは竜児が３人分の昼食を作って３人で食べるという作戦。
少々強引な流れでありながらも、大まかな作戦は間違わずにいけそうな……気がする。

「し、仕方ねえな…今から作るから上がれよ」
「お！？　いいんかい？　済まんね高須くん」
いや、全然無問題だ！
おお、櫛枝が俺の家のドアをくぐった！床を踏んでるよ！なんて心中絶叫しながら絶賛悶絶中。
「あ、いきなり悪いけどお手洗い貸して貰えんかねえ」
「そこ左だよ」
「さんくす！」
つか、なんでおまえが答えてるんだよ　なんてツッコミは抑えつつ、
竜児は実乃梨の姿が見えなくなると大河を台所に引っ張り込み
「グッドジョブだった大河！」
と親指を立てた。
「ふんっ当たり前じゃない。ところでお昼は何？」
「冷やし中華だ。ほれ。　
だけど昼が食べたいからなんて無理矢理過ぎるだろ…全然自然なレベルじゃねえぞおい」
「はっ、うっさいわね！　文句あるなら今から二人で遊び行くけど」
「うおおお……待て待て、待って下さい」
冷やし中華のパックを投げ出さん勢いで竜児は大河に縋りつき、正しく犬のように尻尾を振る。
「けーけっけけ　この姿みのりんに見せてやりたいわ。
まあそれはいいとして、この際理由なんてどうでもいいのよ」
竜児の手から冷やし中華のパックを奪い、それで竜児の頭をぶんなぐる大河。
毎度のことだがどうして大河の笑い方はこんなにも不気味なのか……
もちろん口にだしたりしないのだが竜児は首を傾げたくなる。
「だいたいね、今回なんて「みのり〜ん竜児の家行こう」「おうよ！」
くらいでも全然不自然じゃないの、わかる？」
「わかんねえよ、どういう意味だよ？」
「そのままの意味よ」
「………？」
とりあえず実乃梨にはわざとらしい作戦だとばれていない、と解釈していいのだろうか。
しかし強引ながらも作戦を決行してくれた大河には感無量である。
餌付けしようなどと考えているわけではないが、
冷やし中華を多めにもってやろうと密かに心に決める竜児だった。
「あ、みのりーん、竜児が冷やし中華作ってくれるって！」
「お？マジかい？いいねぇいいねぇ冷えてる中華」
トイレから出てきた実乃梨に飛びついてから竜児の方を向き
「よろしく！」と大河は軽く言う。
夏なのに暑苦しい奴らだなんて思うことはせず、グッドなジョブをしてくれた大河と、
初めて家に呼ぶことの出来た（過程は情けないにしろ）彼女に昼食を作るため竜児はキッチンに向かうのだった。

続く

gdgdしててすまんのう……とりあえず俺にほのぼのは向いてないな

では、ＯＫみたいですし、今から連投します。
時期的には、文化祭のif話です。

太陽の煌き





燦々と照らす太陽の陽光がなりを潜めて、辺りは夕焼けによる茜色に染め上げられている。
長いようで短い6時間の授業も終わり、今は各々の部活に精を出している。
グランドからはバットにボールが当たる小気味いい音が聞こえ、体育館からはバスケットボールをドリブルする音や、キュッキュッというシューズの摩擦音、バレーのスパイク音などが響いている。遠くからは楽器を演奏する吹奏楽部の演奏が聞こえてくる。

そんな中、高須竜児は教室を見渡していた。
別にこの教室に爆弾を仕掛けて生徒を血祭りに上げてやろう、と思って見ているわけではない。達成感に浸っているのだ。
何故竜児がこの様にしているかというと、理由は少し前まで遡る。





　◇　◇　◇




「じゃあ、今日はここまで。クラス委員さん」

「起立、礼」

クラス委員の号令に合わせて、クラスの皆が一斉に頭を下げる。そして、すぐにガヤガヤと騒がしくなる。

「この後どこ行く？」「あたし今月財布ピンチなんだ〜」「おい、早くしろ！部活に遅れるぞ！」「ヤベッ！遅れたら顧問に何て言われるか……！」

皆それぞれ、思い思いの会話をしながら、教室を後にしている。竜児も例外ではない。
いつも一緒に帰っている半同居人は、用事がある、と先に帰っていった。よって今日は久しぶりに一人だ。
帰ったら何をしよう、と頭で考えながら、教科書などを鞄に入れていく。そして入れ終わった鞄を持って帰ろうと、教室を出ようとする。
その時、偶然にも教室の隅に溜まっているゴミを見つけてしまった。そしてその瞬間、足を止めてしまった。

（俺は何も見ていない、俺は何も見ていない……）

見て見ぬふりをしようとした竜児。止めていた足を再び動かし、そのまま教室から出て行ってしまう。
しかし、ほんの少しして、竜児は再び教室に現れた。両手に掃除道具を持って。いや、両手に装備して、と言ったほうが正しいか。何せ今の竜児の顔は獲物を見つけたハンターの目だ。
知らない人が見たら犯罪をする直前の凶悪犯に見えただろう。

「高須、掃除道具なんて持って何しているんだ？掃除はさっきした筈だが……」

竜児に話しかけてきたのは、２−Ｃのクラス委員長にして、大橋高校の現生徒会副会長の北村祐作だ。
成績も良くて運動神経も抜群、おまけに顔も良い。だから男子からも女子からも人気も高い。だが、たまに裸になるのがたまにキズだ。

「ゴミが俺を呼んでいるんだ……」

「……そ、そうか、何だか分からんが、とにかく頑張れよ」

竜児の意味不明発言に、流石の北村も対応に困ったのか、そそくさと教室から出て行ってしまう。生徒会室に向かったのだろう。
そして、教室には竜児一人になった。
これから竜児の掃除、いや、戦いが始まろうとしていた。

いざ掃除を始めると、他の場所のゴミや汚れも気になってしまい、最終的に教室全体を隈なく掃除してしまったのだった。
竜児が教室を眺めてたのは、こういうことが理由だった。

「よし、これだけやれば充分だ」

額に流れている汗を拭いながら、満足げな声を漏らす。
教室はピカピカだった。今まで掃除を雑にやってきて汚れっぱなしだった教室の面影は微塵も無かった。
埃やゴミは一欠けらも落ちておらず、床にこびり付いていた黒い汚れも綺麗さっぱり無くなっている。黒板もチョークの粉が一粒も付いておらず、黒板消しも白い汚れが全く付いていない。
これだけの掃除を一人でやったのだ。竜児の達成感や満足感も相当なものだろう。
そして何気なく今の時間を確かめようと時計を見る。

「げっ、もうこんな時間か。早く帰らねえと泰子が仕事に遅れる」

そう言いながら、帰り支度をする。
鞄を肩に担いで、小走り気味に昇降口に向かう。靴に履き替え、茜色に染まった世界に踏み出す。

「えーっと、今日は確か魚が残ってたから……」

晩御飯のことを考えながら歩いていた竜児の耳に、「カキーンッ」という音が聞こえた。
音のした方に向いた竜児の目に、ある一人の少女が写った。

夕日に輝くグランドの中でも、竜児の目にはその輝き以上の眩しさが写る。
常にある太陽のような笑顔はなりを潜め、今まで見たことも無いような真剣な顔つきだ。
バッターボックスに立っている姿は、普段とは全くの別人だ。女子高生としてではなく、一人の選手として、その少女は練習に臨んでいるのだ。

その少女こそ、高須竜児の想い人である、櫛枝実乃梨だ。





　◇　◇　◇





現在竜児は一枚の白紙と睨めっこしている。別に眼力だけでこの紙を燃やそうなどとしているわけではない。考えているのだ。
少し逡巡してから、ペンを持って白紙に文字を書く。書いた文字は『コスプレ喫茶』。書き終わった紙を、書いた面を中にするように折り、回って来た生徒、春田が持っているビニール袋に入れる。
他の生徒も竜児と同じく紙に書いてビニール袋に入れている。

ロングホームルームの時間を使ってしているのは、文化祭でのクラスの出し物の話し合いだ。議長は春田と亜美。春田は亜美と一緒に議長をやることが出来て顔がさっきから緩みっぱなし。いつものアホ面が今では三倍増しのアホさだ。
そんなアホ面の春田は、見た目通り頭のほうもアホだ。頭のネジが何本か抜けているんじゃないかと思うほど、アホだ。
そんなアホな春田は、どうしても文化祭でやりたいことがあった。それは、コスプレ喫茶。
いつも制服姿かジャージ姿しか見たことが無いクラスの女子の『非日常的かわいい姿』が見たいというのだ。
そのことをクラスの男子に言ったところ、男子は食いついてきた。そこで、春田が自分の作戦を皆に話した。その作戦というのは、クラスの過半数に男子は達しているから、単純に多数決にすれば良いと。
男子によってその案は実行されたが、そんなの女子が許すわけではなく、今こうして決戦投票として出し物を決めようとしている。
そんなことしても男子の数のほうが女子の数より勝っているのだから、結局同じなんだよ、とクラスの男子はほくそ笑んでいる。
しかし、そんな男子の余裕は、生粋のアホの春田によって見事に打ち砕かれる。

「おっしゃ、皆書いたな！？ちゃんと書いたな！？じゃあ行くぞー！くーじ引き！一発勝負だ！コスプレ喫茶になっても誰も文句言うなよ！？」

「はーい！」

春田の発言に、返事をしたのは女子だけだった。男子の皆は、今の春田の言葉に一瞬思考が止まった。故に、だれも何も言えなかった。

「ちょ、待て……！」

いち早く動いた能登が春田を止めようとしたが、時既に遅し。春田はビニール袋から一枚の紙を取り出し高々と頭上に上げていた。
あまつさえ、「イェーイ！」とはしゃいでいる。春田の頭の中では既に出し物がコスプレ喫茶に決定しているのだろう。
男子は全員うな垂れていた。

「よーし、では発表！我が２−Ｃの出し物は〜……んん？？」

紙に書いてある物を読み上げようとした春田が、首をかしげた。

「どうした春田、まさか書いてある字が読めないなんて言わないだろうな？」

竜児がそう春田に言った。竜児の言葉に、クラス全員が頷いた。皆思っていることは一緒なのだった。

「んーとね、読めないっていうか、なんていうか……」

「何だよ、歯切れが悪い。貸してみろ。」

そう竜児に言われて、春田は首をかしげたまま紙を渡した。
その紙を見た竜児は、目を細めた。そんな竜児を見た大人しい女子の一人が、「ひっ！？」と短く悲鳴を上げた。

「誰だ、こんな紙を提出したのは……？」

竜児が紙を皆に見せるようにヒラヒラさせた。
その竜児の手に持っている紙には、

「白紙……？」

北村が呟いたように、何も書かれていない白紙の状態だった。

「あ、私のだ。」

そこに、間の抜けた声が響いた。
クラスの視線が一斉にその声の主に集まる。その主の正体は、逢坂大河。その容姿はまるで人形を思わせる、小さくて可愛らしい。何もしないで真剣な顔をしていたら、大橋高校でも１、２の可愛さだ。
しかし、外見とは裏腹に、性格は極めて怒りやすく、男子にも構わず拳を上げる。そんな小さくて可憐な容姿なのに凶暴な性格から、周りからは『手乗りタイガー』と呼ばれている。
そして、竜児に生活の大半を依存している。朝昼晩の食事から、朝の起床まで竜児に任せている、生活力ゼロの女子だ。

「お前な、何で白紙の状態で出してるんだよ……」

「面倒くさかったからしょうがないじゃない」

私が当たるなんて思わなかったし、と大河は全く悪びれる様子が無い。今も文化祭には興味が無いように、髪の毛を指でいじっている。

「でも、決定権はお前にあるんだから、何かに決めないと。」

「んー、そうねぇ……」

髪の毛を指に絡めながら、面倒くさそうに考える。

「あ、さっき何か喫茶店がどうとか言ってたけど……」

ハッと、気付いたように大河は言った。

「うんうん、言ってたよ〜。」

春田が返事をする。

「じゃあ、それで。」

「…………」

一瞬の静寂の後、教室には男子の歓喜の声と女子の悲鳴が響き渡った。

「ヨッシャー、メイド喫茶だー！」「タイガー分かってるなー！」「なんで、何でなのタイガー！？」「どうして男子の味方するのー！？」

今や教室の中はカオスの楽園。誰が何を言っているのか全然分からない状態だった。

バンッ！！

そんな大声の中、教室に机を叩く大きな音が響き渡った。その音を出したのは、大河だった。
再び、クラスの視線が大河に集まった。

「ただし……」

教室に、大河の声が響く。

「男子共が騒いでる、メイド喫茶、そんな馬鹿げた事はやらないはわ。
ウチのクラスは、純粋に喫茶店。味で勝負するの。」

胸を張りながら、言い切った。
そんな大河の発言に、男子が抗議の声を上げた。

「何だよそれ！？」「そんなもの面白くも何とも無いじゃん！！」「そんなんじゃ客集められないよ！」

「ああ？」

大河の一睨みで、勢いづいていた男子が全員黙り込んだ。

「決定権は私にあるの。あんたたちが何を言おうと、私は考えを変えない。それに、私にも考えぐらいあるわ。」

そう言って、大河はある女子に視線を向けた。そして、ニッコリ、と優しい笑みを浮かべた。

「みのりんがいれば、パフェとかのデザート系は全部任せられるよね？」

「おう、任しときなって大河！バイトで散々こき使われた経験を全部出し切ってやるぜ！」

眩しい笑顔で、親指を立てた拳を突き出しながらそう言ったのは、櫛枝実乃梨。大河の親友の、天真爛漫で元気がある女子だ。
そんな実乃梨に、満足そうに笑う大河。

「それに、」

今度は、竜児に視線を向ける。

「他の軽食とかのメニューは、竜児がいれば大丈夫。皆も、竜児の料理の腕前、知ってるわよね？」

クラスの皆に同意を求めるように、大河は言った。

「確かに高須の料理の腕前は凄い。男子高校生とは思えない程の腕前だからな。」

北村が、うんうんと頷きながら言う。
その他のクラスの皆も、うんうんと首を縦に振る。
竜児の料理の腕前は、家庭科の調理実習でクラスに知れ渡った。驚くほどの手際の良さ、料理の味。どれをとっても一級品だった。

「だから、ウチのクラスの出し物は、レストランに決定！ウェイトレスもコスプレなんてしない。良いわね、男子共？」

男子の皆も、渋々だったがＯＫした。女子は勿論文句は無い。メイドのコスプレをしないのなら何でも良いのだ。

「だったらさぁ、店の名前は何にする？」

春田が珍しく、本当に珍しく議長らしいことを言った。

「それももう考えてあるわ。」

大河が不適な笑みを浮かべながら言った。

「レストランの名前、それは……」

ここで一旦言葉を切る。皆がこちらを注目していることを確認する。

「『ドラゴン食堂』よ！」

エッヘン、とばかりに胸を張りながら言い放つ大河。大河の中ではこのネーミングは自信があったのだろう。得意げな顔をしている。

「……『レストラン』なのに『食堂』なのかよ」

クラス全員、いや、春田以外のクラス全員が思ったことを、竜児が代弁する。
竜児に指摘を受けた大河は、頬を赤くしながら、

「う、うるさい！そんなのどうでも良いでしょ！？文句あるの！？」

照れ隠しに、大声でそう言った。

「まあ、名前なんてどうでもいいか。」

竜児はため息をつきながらそう言う。

「じゃあ、クラスの出し物は『ドラゴン食堂』で決まり〜！文句は無いよな？あと、高っちゃんと櫛枝に大半を任せちゃうけど、良い？」

春田が、纏めにかかる。誰も文句も反対もしなかった。竜児と実乃梨も「おう」、「任せときなって！」と応じた。
こうして、２−Ｃの出し物はレストラン、『ドラゴン食堂』になった。
料理は主に竜児、デザートは主に実乃梨が担当することに。料理を出したり会計したりするのは主に女子担当。裏方は主に男子が担当することに。

余談だが、クラスから一人、ミスコン出場者を出さないといけなかった。最初は亜美が出るようにクラスからは言われたが、亜美はミスコンの司会をすることになっていたので、大河が出場することになった。

こうして、２−Ｃは文化祭に向けて動き出した。
様々な運命が交錯し、絡み合う、激動の文化祭に向かって。

もしかして規制かな？

ならば支援(￣▽￣)ノ

>>187
みのりん泣きCawaii！
PSP期待大ですな♪

>>194
KITAMURAＧＪ!!
みのりんの決意、どうでるか続きが気になります♪

>>199
ほのぼのＧＪ♪
次の段階に進む竜児の行動が楽しみです!!

今回は以上です。みのりんとの絡みは少ないですが、次回から、徐々に絡ませていきます。
一応、全3話予定です。事情により、長くも短くもなるかもしれません。
今回、連投規制に引っかかってしまい、時間をかけたことをお詫びします。
では、今回はこの辺で。拙作を見ていただき、ありがとうございました。

>>210
何度読んでもＧＪ♪
次回のみのドラの絡み期待してます!!

あと中途半端な支援してｽﾏﾝですm(__)m



あの…俺のエロパロ投下済みのやつも一個投下しても良いですか？

>>199
ほのぼのしてていいですｗ
>>210
この作品はまとめサイト（みのりん）に転載ＯＫでしょうか？
もしよろしいなら、まとめ（エロパロ版）に載せたいのですが＞＜
>>211
いいと思います＾＾*


みなさんＧＪです！
先が気になる作品ばかりで楽しみです

>>212
ありがとです♪


では、タイトルは

『この先も、ずっと…』

です。

よろしくお願いしま〜す！

私は誰かを好きになったことなんてない。愛するということがよく解らない。今までだって、これからだって、きっと変わらない。なのに･･･

-罪悪感は、なくなった？-

その言葉がまた頭の中で跳ね、胸に突き刺す様な痛みを走らせる。

いったいなんの事だい？
あっしにはまったく持ってなんの事やら、見当もつかねぇーな〜♪･････なんて冗談、自分自身に通用するわけもなく、答えはすぐに返ってくる。

『高須竜児が･･･好き』

おちゃらけてもふざけても誤魔化す事のできない痛み。
何度否定しても返ってくる答え。
繰り返した分、痛みはより強さを増し、答えはより鮮やかさを増していく。

-だから私は誰も好きになんかなっていない!!-

そんな言葉が虚しく心を揺るがす。そしてまた痛みが走る。

そんな頑なな無限のループを描いた思考を遮るかのように、

カッキーン

鈍く響く音と白いボールが青い空と実乃梨の視界を切り裂いて行った･･･。


｢気にしなくたって良いよ。練習試合だしさっ！｣

｢元気出してください、部長！｣

口々に実乃梨を励ましてくれる部員逹。なんとか笑顔を作ってみるが多分うまく笑えていないのだろう。
部員逹の目がそれを如実に伝えてくれていた。

｢私、ちょっとグラウンドを走ってくるね!!｣

いたたまれなくなって、その場を逃げ出す。

｢何をやってんだろう、私は!?このままじゃダメダメだ｣

なんとかしなきゃと焦る気持ちとは裏腹に、思考のループはいまだ、頭と心の片隅で周り続ける。

｢このままじゃもっときっと、取り返しのつかないような大きな失敗をしてしまいそうだよ･･･｣

泣き言めいた口調で独りごちる。

そして、後々思い知る。

この時の予想は、きっと神憑り的なものだったのかも知れないと言うことを･･･。

ガチャーンっと大きな音をたて、打ち上げたボールはガラスと星を砕いた。

それは親友の大切な、とても大切なクリスタルの星。
崩れ落ちたツリーの残骸の中にあっても一際その存在を主張するかの様な輝きは、実乃梨の眼を捕らえて離さず、罪悪感だけが頭と心を支配していった。

独りで直させてと強がり座り込むが、眼が霞んでよく見えない。
指も震えてうまく機能しない。
そんな実乃梨を見かねて横に座り、黙々と手伝ってくれる竜児の言葉が、暖かさが眼からついに涙を溢れさせた。
気付けば何度も何度も名前を呼んでいた。

『直るんだ、何度でも』

その言葉が実乃梨の中に染み込んでいく様な気がした。

｢本当に、すみませんでした！｣

実乃梨は深く頭を下げる。部員逹も一緒になって頭を下げてくれる。

｢こんな部長で、ごめん･･････！｣

と部員逹にも頭を下げる。
そんな実乃梨の肩を何人かが優しく叩いてくれた。
また泣き出しそうになる目頭を押さえて体育館を出て走り出そうとしたその時―
｢明日、来てくれよ！パーティー！･･････おまえと一緒に、過ごしたいから！｣
心臓が鳴った。今まで聞いたこともないような大きな音で。
暖かさが心に広がる。また名前を呼びたかった、でも―

｢こんな迷惑かけちゃったんだもん。行けないよ、私は｣

その思いを押し殺すように言葉と共に首を横に降る。
それでも竜児は―

｢でも待ってるから！｣

力強く真剣に語りかけてくれる。一瞬頬が紅潮しかけ、あのループを思い出し青ざめる。そして、

-この人を好きになってはいけない-

明確なループの答えを導きだす。

｢･･････待たないで。行かないからさ｣

と実乃梨はついに走り出す。何もかもを振り払うように。

｢待ってる！！｣

竜児の真っ直ぐな言葉が実乃梨の背中に突き刺ささった。
心がまた痛みを増していった･･･。

｢櫛枝、もう今日はあがろうよ。｣

｢部長、今日は終わりにして、帰りにみんなでスドバ行きませんか？｣

多分気を使ってくれているのだろう。だが実乃梨は部員逹の行為を無にするようにバットを振り続ける。

今はどうしても独りになりたかったから。

｢先に上がっちゃってくんな♪後片付けは私が全部やるからさっ！｣

いった言葉の明るさとは対照的な顔色に、誰もそれ以上、声はかけられなかった。

そのまま独りでバットを振り続ける。もうどのくらい経ったのだろうか？辺りも暗くなり、空には月が輝いていた。
ふと月明かりに気がつき素振りをやめ、夜空を見上げる。

『おまえと一緒に、過ごしたいから！』

不意に竜児の事を思い出し、また視界が霞む。

｢好きになっちゃいけないんだ･･･。だって高須くんは大河の大切な･･･｣

思い、涙が流れる。

初めて人を好きになった。でもそれは絶対に叶わない恋。叶えてはいけない願い。
-人を好きになる事が、愛する事がこんなに辛いなら知らなければよかった。
蚊帳の外でいた方がどれ程良かっただろう？
初恋も叶わず、夢も挫折する。
私は今まで何を頑張ってきたのだろう？
これからどうすればいいのだろう？-

思考のループは混迷を極めていた。なんとかそれを振り払うようにもう一度バットを振る。

二度三度振るうちに嫌な痛みが手に走った。

豆がつぶれ血が流れる。

｢あはっ♪こりゃもう、どん詰まりだな♪｣

笑顔でそのまましゃがみこみ、顔を膝で抱える。
膝と膝の小さな隙間から嗚咽が漏れてきた。

声を出して泣いていた。

｢痛いよ･･･。淋しいよ･･･。寒いよ･･･｣

冬の夜風が身体と心を芯まで冷していった。

｢高須、くん･･･｣

堪えきれず、思い人の名を呼ぶ。

｢高須くん･･･｣
『おう』

先程の語らいを思い出す。
｢高須くん、高須くん･･･｣『聞いてるよ』

ずっと隣に居てくれた体温を。

｢高須くん･･･｣
『いるよ』

もう一度･･･

｢高須くん･･･｣
｢『いるよ』｣

身体と心が少し暖まった気がしてもう一度呟く･･･

｢高須くん･･･｣
｢いるよ｣

もう一度･･･

｢高須くん･･･｣
｢だからいるよっ！｣

もういち･･･ど？

｢高須くん･･･っふぇ？｣
｢だからいるってばよっ！｣
カバッと実乃梨は勢いよく顔をあげる。肩にかけられているコートに気付く。

そして目の前に立つ竜児に気付く。

｢えっあっえ？何で高須くんがここにいるの？｣

驚きのあまり動きが鈍り立ち上がった衝動で前に転びそうになり、竜児に肩を抱かれる形になる。


｢おう!?あぶねぇなぁ〜。大丈夫か、櫛枝？｣

頬が上気していくのが手に取るようにわかった。
慌てて立ち直そうとするが、色々と噛み合ってどうもうまくいかない。

そんなあたふたしている実乃梨の身体を堪えきれずに竜児が抱き締める。

｢･･･っ!?た、高須きゅん、な、何をするんだい!?｣

｢わ、悪い！つい･･･｣

真っ赤になる実乃梨を見て竜児も顔を赤らめ手を離す。

暫しの沈黙。

先に口を開いたのは竜児だった。

｢待ってるって言ったけど、待ってるだけじゃ何も変えられないと思ったから、自分から来たんだ。｣

唐突な答えに実乃梨は困惑する。

｢ど、どーいう事かな？｣

しどろもどろになりそうな口を抑え、なんとか言葉を紡ぐ。

｢お前が何でここにいるんだって聞いたからそれに答えたんだよ！｣

｢いや、そーじゃなくって、何で私に会いに来たのかってことを･･･｣

言いかけて実乃梨は言葉を止めた。
彼は･･･好きになってはいけない相手なのだ。

冷静を装い、淡々と語る。
｢私は待たないでって言ったよね？それは来てほしいって意味じゃなくて、会いたくないって意味なんだよ、高須くん。｣

と静かに言って竜児に背を向ける。ぐっと涙を堪えて。

｢早く帰って。大河が待ってるんでしょ？寂しい寂しいって泣いちゃってるかもよ？｣

すこし意地悪く言い放つ。
私は彼に嫌われなければならないのだ。そうじゃなければ、大河が不幸になるから･･･

｢大河にはちゃんと言ってきた。これから櫛枝に会って気持ちを伝えてくるって。｣

胸が痛んだ。それを逆に力に変え、怒気を孕んだ声で伝える。

｢私は高須くんになんか会いたくなんてないの!!練習の邪魔になるから早く帰ってっ!!｣

後ろを向いたまま叫ぶ。顔見ては到底言うことなんてできないから。
もうすでに涙は溢れる寸前なのだから。

それでもと、竜児も一歩も引かない。

｢俺はお前に想いを伝えたい！お前が、お前の事が一年半以上も前から好きだったってことを、ずっとお前だけを好きだったんだってことを･･･お前に、櫛枝実乃梨にそう伝えたいだっ!!｣

それはもうすでに、告白以外の何者でもない言霊であった。

｢そ、そんなんじゃもう伝えちゃってるのと同じじゃないですか？高須くん･･･｣

小声で独りごちる。

実乃梨は後ろ向きのまま考えた。思考のループの行き着いた答えを、好きになってはいけないという答えを。
考えて･･････止めた。

すでに溢れている涙が、頭と心のなかに占める暖かい感情が、自分の本当の答えだと理解したから。理解できたから。

｢高須くん･･･｣

実乃梨は振り返り竜児を見つめる。
涙でグシャグシャになった顔で真っ直ぐに竜児を見つめる。
そして･･････

｢私も高須くんが･･･高須竜児が好き！｣

最初は小さく、だが次第と感情の高まりに合わせ最後は大声で叫ぶ。

｢櫛枝!!｣

｢高須くん!!｣

２人は抱き合う。冷えた身体に熱を分け与えるように、優しく包み込むように。抱き締め合う。

しばらく体温を感じあった後、すこし冷静になり、恥ずかしさからズサッと実乃梨が身体を離す。

ほわんほわんとよくわからない形に手足を動かしながら、竜児と少し距離をとる。その間中も｢あひゃひゃ、あひゃひゃ｣と顔を赤らめながら笑っている。

しばらくして涙がやっと気になり出したのか掌で拭う。
すると、

｢おう!?お前、鼻、鼻血｣
｢ふぇっ？な、なんと〜｣

好きな人の前でなんたる失態、焦り掌を見るがそれは鼻血ではなくつぶれた豆からの血で。

｢なんだよも〜高須くん。鼻血だなんて言うからビックリしちゃったじゃないかい。このあわてんぼさんめっ！｣

焦りと照れからさらに紅潮した顔を竜児に向けようとしたその時
-タラッ-
っとたしかな擬音とぬめっとした生暖かい水滴が掌に落ちる。

｢あれっ？｣

｢いや、ホントに出てるから!!とりあえずとめなきゃだろ、こっちこい！｣

優しくも力強い手つきで、実乃梨は抗うことすらできず引き寄せられる。

モジモジとしながらも竜児に向け顔をあげる。
竜児が優しくティッシュを鼻に詰め、そして―

｢櫛枝、お前って案外人の話を聞かないよな。どっか抜けてるし。そのくせ独りで悩み込んでる･･･
でも、これからは俺がいる。俺がお前を支えていく。夢もUFO探しも俺が隣で手伝ってやるからな!!･･･好きだ、櫛枝｣

｢高須くん･･･私も好き、大好き｣

お互いの唇が重なる―

唇から伝わる熱が彼とならこれからの苦難を乗り越えられると教えてくれた。

理由はわからないが、実感はある。だって―


-私は誰かを好きになったことなんてない。愛するということがよく解らない。今までだって、これからだって、きっと変わらない･･･-
そんな頑なな思考のループ。
その終わりを、今日私は知ったのだから。

彼が教えてくれたのだから。
だからきっとこの先も、ずっと･･････２人で･･････


END?

月明かりに照らされる２人を見つめる、これまた揃いの影２つ―

｢本当に良いのちびトラ？｣｢良いの。２人が幸せなら。だって良いことでしょう？
親友と好きな人が結ばれるなんて、これ以上の幸せなんてないもの｣
｢まぁ〜アンタが良いなら別に良いけど〜｣
｢それにね｣
｢っん？｣
｢私にはアンタもいるもの｣
｢なっ!?な、なにバカなこと言ってんのよ、ちびトラ!!｣
｢さっ行くわよバカチー。ファミレスでなんか奢って！｣
｢はぁ〜！なんでこの亜美ちゃんさまがアンタなんかに奢んなくっちゃなんないのよ!!｣
｢つべこべ言わずにさっさと歩く!!｣
｢アンタねぇ!｣
｢失恋したもの同士、仲良く行くわよ･･･｣
｢えっ!?ちょっとアンタそれどーいう意味よ、あみちゃんわかんなーい。って、おい!!ちょっ待ちなさいよ、ちびトラー！｣

哀しみを乗り越えて立ち去る影も揃って２つ。でこぼこだけと、どこか似ている影２つ･･････。



END

以上です。読んでいただいて、ありがとうございました！


実はエロパロ板に投稿した後に何ヵ所か誤字を見つけて、直したいなぁって思ってたんですよ･･･


管理人さん、お手数ですが、まとめサイトによろしくお願いしますm(__)m

>>216-217の部分は何度読んでも泣ける･･･
クリスマス前後のみのりんは本当に切ないよ

自分の作品もまとめサイトに転載ＯＫですよ。

何だこのスーパーラッシュは……！？

>>199
ナイスほのぼの！この後、大河がどう絡んでくるか…続きに期待です。
あと、みのりんの服装の描写で何かニヤけました、GJです！
>>210
文化祭で食堂ネタ…エロパロで読んだときも思ったけど、
面白い発想ですねー。こちらも続きに期待です、GJ！
>>222
こんな展開も有り得たんだろうなーとため息ついちゃいました、GJです！
竜児に冷たく接するのが、何かみのりんっぽい気がして切なくなったり…
…って、エロパロ板で書きそびれた感想を今更書かせて頂きました。

最後にみんなに盛大なGJ！

つーか、今日って平日だよね…？
みんなのみのりんLOVEには驚かされるぜっ！

4月14日……
バレンタイン、ジャイアントさらばの2ヵ月後記念日（？）だったんですね、
今気付きました。

連レス失礼しました。

毎月14日はジャイアントさらば記念日だな･･･泣
というか4月はみのりんの誕生月だよな？
何日か非常に気になるのだが･･･

>>225
大河は対して絡んでこないかも･･･期待させてすまんのう

>>222
前スレでタイトル名見た時、見た事あるようなって思ってたら
そういえばエロパロで見てましたw
初見の時も思ったんですが
実乃梨視点の描写が丁寧でよかったです。
７巻は本当に辛かった。
>>224
ありがとうございます＾＾*
原作の文化祭はみのりんと竜児には少し苦い思い出だったので
どんなふうに絡んでいくのか楽しみです

>>226、227
ジャイアントさらば記念日…
そういえば１４日ですね…！

みのりん４月が誕生日なんですか？
初耳です＞＜

みなさん、暖かい感想ありがとうございます♪


みのりんのジャイアントさらば記念(後だしすみませんm(__)m)として献上させていただきます!!


そー言えば誕生日は四月でしたね、みのりん。
俺の予想は一桁代です。
2〜9の間と見たっっ!!!

一桁か･･･あぁ、それっぽいなｗｗ
4月6日とか、新学期始まる頃には誕生日過ぎてそうな･･･
誕生日イベントとかも書きたいな2828

>>230
あり得るよね、一桁代♪

とらドラって恋愛物ではめずらしく、誕生日誰一人もイベントなしだったね。

誕生日の話題が出たのって、みのりん・竜児・独神ぐらいかな？

竜児なんか原作とアニメで全然違うしね。

魚座と牡羊座。

ごめん、途中で投稿してしまったm(__)m

牡羊座ならみのりんと同じかもね♪

誕生日……シリアス物で電波を受信してしまったので、予告編を書いてみた。
原作後が舞台、ついでにアニメのEDがモチーフになってます。

4月某日。

「――誕生日？櫛枝の？」
「そうよ。だから明日、渾身の手作りケーキでみのりんを喜ばせてあげなさい。」

実乃梨の誕生日を祝って、竜児がバースデーケーキを振舞うことに。

「高須君、ヤフーーっ！うほっ、いい匂い……！」
「匂いだけじゃねーぞ。ほれ、自信作だ。」

翌日。大河、亜美とともに高須家にやってきた実乃梨。
竜児が見せる手作りオレンジケーキに感動する。さらに、大河と亜美のプレゼントに感涙。

「何だYO、おめーら、いきなりYO〜。不意打ちなんてヒキョーじゃんかYO……」

悪態をつきつつ、実乃梨は三人に会心の笑顔を見せる。

「「「いっただっきま〜す！！」」」

――そして、待望のケーキタイム。
美味しそうにケーキを頬張り、竜児を差し置いて盛り上がる三人。
そんな三人の笑顔を眺めながら竜児は思う。みんな幸せだって。

「――それじゃ、私とばかちーは先に帰るから。竜児、みのりんに変なことしないでよね。」
「しねーよ。」
「そーだよ、ソースだよ！高須君には大河ってYOMEがいるんだしさ。」

宴もたけなわ、用事があるからと先に帰る大河と亜美。
一方、実乃梨は後片付けを甲斐甲斐しく手伝う。
二人きり――狭い台所での距離感になぜかドギマギしてしまう竜児。
『高須君のそういうキチンとしたところ、とってもステキだと思います――』
挙句、去年の夏、亜美の別荘での会話を思い出してしまい、さらに心臓の鼓動は早まる。

「高須君のお嫁になる子……大河は幸せだね。」

そんな竜児の耳に入ってきたのは隣で後片付けを手伝う実乃梨の言葉。
――後頭部を金属バットでガツンと叩かれたような衝撃。思わずバッと実乃梨を見る。
実乃梨の横顔、その微笑みはどこか悲しそうで、辛そうで……
自分の「幸せ」がいかに薄っぺらのものだったか思い知らされる。

「ご、ごめん。今のは忘れてくれ！……てゆーか、私もお暇させてもらうぜ！
そいじゃー、高須君！今日はありがとう！」

一方、実乃梨は竜児の表情を見た瞬間に、自分の発言を悔やむ。
そのまま逃げるように竜児の家から出て行く。

一人その場に取り残された竜児はそのまま立ち尽くすしかできない。
台所の水が出っぱなしなのにも気付かないまま。

結局、その日は一晩中、実乃梨の悲しそうな微笑みが頭から離れなかった。

続く

以上です。
いつか忘れた頃にこんな感じのがエロパロ板に投稿されるはずです。
タイトルは…「オレンジ」？
エロパロで同じタイトルの予告編を投稿した覚えがあるけど……気のせいです、はいorz
何か展開がワンパターンですねー、つーか2828じゃなくてすいません。
お目汚し失礼しました。

>>234
うぉおぉーーきたーーGJ
何だか最近、大河ENDの後に来るみのりんのターン
という話が好きでしょうがない
エロパロ板前ｽﾚにもあったが･･･
つかそんなわけでオレンジめちゃくちゃ楽しみなんだよ！
予告編見た日から全裸待機(笑)だぜｗｗ
期待して待ってます！

>>234
予告編なのに泣けてきた…。
エロパロで見た時からめちゃ楽しみにしてます！
>>235
自分もアフターとか好きです！
なぜか思い付くSSはアフターばかり…

なんという過疎･･･
昨日の勢いを取り戻すんだ！

>>234
オレンジＧＪ!!
EDのような暖かい続き、期待してます♪

>>235-236
アニメのED後思い浮かぶのは、切ない感じの引きずりみのりんが泣き明かす夜とかがチラホラと…

>>237
過疎だがや…切ないがや…

過疎ってますねー、お疲れさんです。

ところで、まとめサイト1000アクセス突破おめ！
さぁ、誰か記念SSかイラストを！

>>239
本当だ。おめ！
記念SS……お題とか有りでか？

>>240
お題は「1000」ですかね？
もしくは、最近のスレの過疎っぷりから「新年度」「多忙」とか？

…うーん、まずはお題募集からスタートですなぁorz

>>241
おぉ〜1000突破おめ〜♪
管理人さん、みのりん同志のみんな、ありがと〜う♪(￣▽￣)ノ//


記念SSのお題ね？

やっぱり明るく、甘く、2828する方向がいいよね？

ふむ…。

『みのドラ成立後の夢にむかうみのりん、支える竜児』何てどうですかね？

よし!!今回は書く方は自重しますorz

お久方ﾉｼ
管理人さんオメｗ

>>242
俺、普通にそれ『それぞれの今』で書いちゃってるけど・・・？(苦笑)

>>243
やっぱりそうでしたか？

自分でも書き込みながら｢読んだことがある｣ほどストーリーが思い浮かんでいたんですよ。

読ませて頂いてたからですな、うん。

では、他のお題を…

何が良いだろか？

まとめサイト1000アクセス突破ありがとうございます＞＜

お題・・・
「みのドラでお菓子作り」とか？
「ピクニック」
こんなとこですかね・・。

>>245
イイ！色々妄想して2828したぜ！
さぁ早く文章化（イラスト化）するんだ！

1000HITとは全く関係ないが、夕食を作っていてふと浮かんだネタを投下
>>245のネタと少し変わり、みのドラで夕食作り


「よし！高須くん、今日の夕食はカレーにしよう！」
「へ？」
「……ダメかな？」
「お、おう、構わねえけど」
という訳で高須家の今夜の晩ご飯はカレーライスとなった。

「へへ、カレ〜カレ〜」
「おまえ、本当カレー好きなんだな」
「うん！」
部活とバイトがない日に実乃梨が高須家に顔を出し、竜児と夕食を作るようになって数ヶ月。
「櫛枝は料理、上手いな……改めて」
「そうかーい？高須くんに褒められると嬉しいぜ」
リズミカルに音を立てながら材料を包丁で切っていく。
「そういやカレーと言えば懐かしいね、あーみんの別荘」
「おう、だな。あの時は一緒に作れなかったけど……き、北村のせいで」
その言葉を聞いた瞬間実乃梨の体はびくっと飛び上がったように震え、
手元が狂ったためか小さめに切れたジャガイモがまな板から床に滑り落ちた。
「「MOTTAINA〜I」」
3秒ルール適用、水で洗われ再びまな板の上へ。

「てかそれはトラウマスイッチなんだぜ……」
「お、おう！？そうか……すまん」
「いいけどね。あの時食べた高須くんのカレー美味しかったよ、本当に。
ってわけで今日も期待してますシェフ！ほい、ジャガイモと人参」
切り終わったジャガイモと人参をシャッと一回水にさらしてザルごと手渡す。
「任せとけ！」
大好きな彼女の期待に答えるよう大きくうなずいた。

続き

鍋は二つ、それぞれ量は同じくらい。一つは甘口……大河と泰子のぶん。
もう一つは辛口。こちらは竜児と実乃梨のぶん。
みんなの口に合わせてわざわざ分けて作るところが竜児らしい。
ジャガイモ、玉ねぎ、人参、豚肉、しめじ……大河と泰子のぶんには隠し味にりんご。
素朴ながら別荘の時とは異なり、よく煮込んで味のしみ込んだ、少し煮崩れ感の出ているカレーが今日のテーマだ。

「あ、あのさ櫛枝」
「んーなんだい？」
竜児は辛口の鍋を煮込みながら、甘口の鍋を煮込んでいる(因みに味付けは両方竜児だ)実乃梨に話しかけた。
「突然だけど……おまえと料理してると、その、楽しい……」
「………っ」
「ほ、本当に楽しいぞ」
大事なことだから2回言う。
高須家のキッチンに二人並ぶと少し狭いのだが、その距離感が竜児にとってはなんとも心地良いのだ。
「えへへ……その、私も楽しいよ？」
「お、おう」
少し上目使いになり横で微笑みかけている実乃梨の頬がほんのり赤いのは、ガス台の近くにいるからだけではないことを竜児は知っている。
片手で鍋をかき混ぜながら、目を合わせて二人は小さく微笑んだ。

「あ〜やだやだ、せっまいキッチンで駄犬が発情してるわっ」
「た、大河！？おまえっ」
「わ〜カレーカレ〜やっちゃんのぶん甘口だよね〜？」
「うん！ちゃんと作ってあるよ」

高須家全体に充満する食欲をそそる匂い。
……今日の夕食はカレーだ！！
おわり

以上。
全く2828しなくてすまん･･･orz

ＧＪです！
十分2828しましたｗ
ふとそんなネタを思いついて文章化できるのが
うらやましいっす＞＜

なんかふと８巻の挿絵を見て思った
もしクリスマスで竜児とみのりんが付き合って
修学旅行が沖縄だったらこの二人は
海人Ｔシャツおそろで買いそう


すまんチラ裏なんで気にしないでくれ

ちら裏が次のお題につながるわけですね。わかります

>>258
ほのぼの〜グッジョブ！
「えへへ」って照れ笑いするみのりんを妄想しただけで悶絶したぜぃ！

>>250を見て、沖縄の海、おそろのTシャツで水遊びする二人……
調子に乗って水を掛け合ってたら、みのりんのTシャツが透けて――
っていう電波を受信した。チラ裏すまん。

>>252
そのネタだけで2828するぜ･･･
ぜひ文章化にｗｗ
いいねぇ

未来に飛んでる>>252。あなたは今ドコに？(笑)

>>258のみのりんネタにwktk

おまえらｗｗ

>>248
2828ＧＪ!!
2828ＧＪ!!
大事なことだから二回言っちゃうＧＪ♪

>>250
おそろ海人シャツｗｗｗ
顔を真っ赤にしながら
｢いっ、一緒に買わないか、きゅしえだ!!｣
｢おう！たかしゅきゅん!!｣
Ｏ(≧▽≦)Ｏ

>>252
透けるみのりんのシャツ･･････ﾌﾞﾊｧｯ、萌えｼﾇ

そしてキラーパス乙

>>250に書いた妄想を絵にした

すまん、どうしてもうまくいかなくて
デフォルメ絵にした(実は手抜きってのはｒｙ)
ちゃんとしたやつまた書き直します＞＜

>>252の電波は自分にはレベルが高かったｗ

http://g.pic.to/ybbmt

目汚しすまそ。

>>258
ほのぼの〜超GJ！ポニテみのりん可愛いすぎる！
腕組んで、おっぱ(ryの感触で竜児のムス(ryが大変なことになってそうですね…
つか、デフォルメで悶絶した俺は書き直し版で仏になれる自信があるぜ……ふぅ。

ついでに、>>252は
ビチョビチョのTシャツが体に吸い付いて、みのりんのおっぱ(ryの形が露わに……！
に訂正。なんかそんな未来が見えた。

朝から下ネタばっか失礼したorz

>>258
GJ
ナイスなイラストだぜ！

>>259
朝からいい妄想しているジャマイカｗｗ
みのりんって隠れ巨乳だよな･･･服が水に濡れて肌に貼りついた時･･･
秘められていた真の力が！

最近よく規制ひっかかるな…


サンクス〜


実はその絵描いてる時>>259と同じことが
頭の中をよぎってしまって
ダメだと思いデフォルメにしたのは内緒だ

>>258
ナイスかわラブＧＪ♪

リアル等身できたら、多分萌えｼﾇんだと思うんだ、俺…。

みのりんて隠れ巨乳だよね、たしかに…

ムハァ(_´Д｀)ノ〜//


今月末に出るキャラソンアルバム。みのりんのはフルスイングって曲なんだって。
前向きに明るそうな感じかな？
辛い気持ちをかっ飛ばす!!的なみのりんに期待したい…。

今ふと思ったのだが、亜美の罪悪感発言の時にハッとした顔をしたってことは
みのりんは大河が北村を好きかもって思った時に
なら自分が竜児を好きでもいいんじゃないかと考えたんだよな･･･
クリスマス時の大河の叫びを聞いた時の表情といい、みのりんはやっぱり少なからず竜児とそういう関係になれることを望んでたように見える･･･
うぅ、泣けるよ(TT)
チラ裏すまそん

ツインテールにするにゃ髪の毛が短すぐる

>>263
その亜美の罪悪感ってのは、大河は竜児のことが好きなことが分かっているのに、実乃梨も竜児のことを好きになってしまったことへの罪悪感と自分は考えています。
あと、実乃梨が自分のことを傲慢でずるい、って言ったのは、竜児の気持ちは自分に向いていると思ってること、だから竜児の気持ちに応えてしまおう、と思ったことがあるから、あんなことを言ったと思ってる。
全部自分の妄想ですが……

>>262
フルスイング…初恋なんてかっ飛ばせ！
的な切ない予感しかしないのは何でだろう…
>>264
ツインテール…ちょっと足りないかもねー。
ところで、竜児が大河の長髪を褒めたら、何か気に食わなかったらしく、
「私も髪伸ばす」ってボソリと呟くみのりんが浮かんだ。何でだろうね？
>>263、>>265
みのりんは大河優先だよなー、とレス読んで改めて思った。
まぁそんなところも好きなんだけどさー…
みんなが竜児とLOVELOVEになる道が欲しいっつーかさー…
とか思ってたら、竜児分裂ネタを受信した。ちょっと作文してくる。
…最近、電波の受信しすぎで作業効率がどんどん落ちてますorz

>>265
自分の実乃梨の傲慢で狡いの解釈は
大河と竜児のどちらも大切だから
どちらも失いたくないという気持ちなんじゃないかな
って思ってます。
だからクリスマスで竜児の告白させなかったのは
何もなかったことにしたかった
実乃梨の狡さなんじゃないかなって


修学旅行で亜美に指摘されて
バレンタインでどちらも失う覚悟で
大河にぶつかった。
24話の亜美に「大河と高須くん両方に振られて〜」
って台詞からそう思った


長文すまそ


>>266
あんた受信しすぎだww
いや、大いに結構です。頑張ってください！笑



フルスイング…
タイトルからして涙だな。。

みのりんが下の方で小さいちょろんとしたツインテールを作っている絵が浮かんだ
つかソフト選手にしたら長い方だよな、髪の毛

クリスマスの日は大河の答え次第で考えを決めようとしてたんだろうな･･･
うぅ、起きたら目が腫れてやがるorz

実乃梨「高須君！まとめサイト、１０００回突破だって！！」
竜児「ああ！ありがたいし、メデタイよな」
実乃梨「そんでさ、これを機になにかお祝いしたいんだけど・・・」
竜児「お祝い？」
実乃梨「うん。なにか見てくれてる人たちに・・・さ」
竜児「そうは言ってもなあ・・・俺たちで出来ることってそんなに無いぞ？」
実乃梨「うん。だからさ、『１０００』に掛けて、なにかするとかってどうかな？」
竜児「千に掛けて？どうすんだそれ？」
実乃梨「例えば、『高須君は私になにも「せん」』とか・・・」
竜児「は？」
実乃梨「『高須君は、私を思いながら「千」回した』とか・・・」
竜児「ちょ、ま、待て待て待て！な、なんだその下ネタオンリーは！？つか、俺どんだけだよ！？」
実乃梨「だったら・・・」
竜児「え？」
実乃梨「・・・私の下の口に「栓」したとかでもいいよ・・・？」
竜児「く・・・櫛枝・・・それは・・・///」
実乃梨「(にやり)大河ーっ！高須君が、なんかヤラシイ顔してるよーっ！！たーすけてーっ！！」
竜児「・・・は？」

突如登場、手乗りタイガー。

大河「あぁん！？私の大切なみのりんに、なにしてくれとんじゃ！？このクソボケ駄犬！！」
竜児「え？え？」
実乃梨「たーいがー！！た、高須君が、わ、私を、む、無理矢理犯すって・・・」
竜児「く、櫛枝！？な、なにを・・・？」
大河「・・・竜児？」
竜児「は、はい！？」
大河「・・・抹殺してやるわ！！この世から跡形も無く！！」
竜児「ぎゃー！！」

実乃梨「ごめんね高須君。でも、『戦闘』に『殲滅』、『一閃』に『戦死』・・・４個もついたよ。本望だよね・・・」
竜児「・・・ん・・・んな訳あるか・・・」(ピクピク)
実乃梨「なら・・・」(くい)
竜児「え？」

うちゅ

実乃梨「・・・せんぷん」
竜児「・・・せっぷん、だ・・・」

おあとがヨロシイようでｗ

>>268
その髪型可愛いな

>>269
な、なんというｗｗ
下ネタ連発するみのりんもかわいいなと思ってしまう

過疎ではあるがついにPSPを買ってしまった俺…
もう後には引けない…

>>268
さぁ描くんだ、むしろ描け！三分間待ってやる！
…ごめんなさい、ゆっくり描いてください。待ってます。
>>269
1000アクセス記念ナイス！何気にみのりんが腹黒いｗ
座布団五枚分のグッジョブを送らせてくれ！！
>>270
みんなPSPのために休日返上で頑張ってるのかねぇ…
てか、購入おめ！>>270がみのりんの可愛さに悶絶する未来が俺には見えるぜ！

唐突ながら、ここでネタを投稿。
修学旅行、初日の夜。女子の部屋に討ち入りする男子連中。
が、部屋には誰もいない。そのまま自室に戻ろうとする面々。
が、ふと窓の外から石鹸の匂いというか、何か良い匂いがしてきて…
「まさか」とか思いながら窓の外を覗き込むと、そこには――

微エロにつき続きはエロパロに投稿しますよっと。

投稿してから気付いた。
みのりんのみの字も出てきてねーorz
ここは暖かくスルーして下さいな…

みのりんがヤバいのって
ニュータイプ
アニメディア
アニメージュ
電撃文庫マガジンどれだっけ？
それともメグミマガジン系？

――カチ…カチ…カチｯ…
目覚まし時計の針が５の文字を指したその瞬間
ピピッ…ピピッ…ピピ…カチャ
目覚まし時計のボタンを押してそのまま両手でつかみ顔に近づける
ニタァと薄気味笑いを浮かべ時計を睨みつける竜児


この日曜の朝からうるせぇなオンボロ時計が…
粗大ごみ送りにしてやろうか…なんて思ってるわけじゃない

今日は、待ちに待った実乃梨とのピクニックなのだ

布団の中で胸をときめかせながら先週のことを思い出し再び薄気味笑いを浮かべる


――時を遡ること先週の土曜の夜の実乃梨との電話
休日は部活やバイトがあるからなかなか会えないため
会えない日はこうやって夜電話するのが習慣になっていた
その電話で実乃梨が来週の日曜は珍しく部活が休みで
バイトも入ってないらしく、どうしようかと電話で話していたら
実乃梨が「竜児くんっ、ピクニックにしよう！」と言い出した
「ピクニック…？いいけど、それじゃあ俺が弁当作るよ」と言ったら
「いや、今回は私が作るっ！」と電話越しに叫ぶ
「いつも竜児くんばかりで、そりゃ竜児くんは料理上手だし
私も食べたい…でもたまには…その…私の料理も……食べて…ほしぃ…//」
さっきまでの勢いはどこにいったのやら急に恥ずかしそうに
モジモジ話し始める実乃梨
そんな恥ずかそうな実乃梨を、なんて可愛いんだっ…！とか、どんなふうな表情をしてるのかを想像しつつ
電話越しなのをいいことに竜児は思いっきり顔を緩めながら
「おぅ！わかった今回は実乃梨に任せる、すっげぇ楽しみにしてるよ」
などと近所迷惑なのも構わず叫んでいた


――その会話を偶然にも窓越しから一部始終見聞きしていた虎は
竜の行動に「うるさいわね…キモっ…なに夜中に発情してるのよ」とドン引きしつつ
「ふーん…ピクニックねぇ……面白そうじゃない、
これはばかちーにも連絡しなきゃ」などと呟きながらニヤリと笑う――

そんな虎の思惑があるのをよそに竜児と実乃梨は
ピクニックの計画を楽しそうに決めていた

この時二人はまさかあんなことになるなんて思いもしなかった

続く（はず）



甘々なピクニックネタにしようと
思っていたのがなぜかこんなことに…
いや甘々なはず…だよ…きっと 笑
続きはいつになるやら…ゆっくりいきます。
ぼちぼち描きたい絵もたまってるし…。

>>269
記念SSグッジョブ！
みのりん下ネタ多いなww

>>270
自分も後に続きたいが
残念ながらゲームをやれるのは
来月の中旬以降だな…
今月は入り用で本体買えないorz

>>271
これは本編中になかった展開が…！
楽しみにしてます！

>>273
すまん、自分はそういう情報は疎いから
答えてやれない＞＜


連投すまん。

>>271
みの字も出てきてないが2828出来るものを期待するぞ！！

>>273
ヤバいってなんだ？？このまえ誰かが言ってたのか？
アニメージュって聞いた気がするが…違ってたらすまん

>>274
ピクニックネタGJ
続きwktk

エロパロに投下ぶっこいてきた……
良かったら見てほしいが、きらきらなみのりんが好きな同士たちには
切ないかもしれんorz

>>274
ピクニーーック、GJ！
大好きなドタバタ物の予感ｗ続き、期待してまっせ！
>>276
見てきたぜ！心に傷を負うレベルの出来だった…！（もちろん良い意味で）
続きに期待ですっ。

てか、エロパロを久々に見たんだが、みのドラの少なさに泣いた！

>>276
見てきた
確か前スレに予告みたいのあったのだよな・・・？
うぉぉ・・・切なかったぜぇ
続きが気になる。

最近、本当にどのとらドラ関連のスレも過疎っちゃったよなー
みんな他のにうつるのはやいな・・・
自分、興味あるのはクロスゲームくらいだし
それでも見てないというのに

>>277
確かにみのドラ少ないよな…orz
しかもちわドラやななドラが投下された時のみんなのテンションがヤバいから
投稿しづらいという罠ｗｗ
そしていつも誰かのみのドラ投降後にくっついていくびびりな俺ｗｗ

>>278
はい、前に予告したやつだよ
ここに投稿しても良かったが、エロパロに投下するって言っちゃってたしなｗｗ

今期アニメはけいおん！とタユタマしか見てないな…
それも１話止まりという
やはりとらドラ！が忘れられないよorz

>>278
エロパロは過疎というより空気が…いや、何でもない。
って書こうとしたら、>>279が書いてくれてたｗ
空気に耐えて、よく頑張った！感動した！

でも正直、このスレに投稿しちゃっても良かった気がしたり（笑）
心が折れたら、いつでもこっちに投稿して良いんだぜ…？（俺の独断だけど）
つか、おいらは未完の長編以外はこっちに投稿することになりそうですorz
最終的にはブログ作って垂れ流し…って末路が見えなくもないが。

連レスすまんが、亜美がみのりんのことを「モテモテ愛され系〜」
と言ってるわけだが（原作8巻）、みのりんってそんなモテてたっけか？

>>279-280
なるほど。確かに・・
自分もこっちに投稿してもいいと思います。
とあっちに長編でも短編でも投稿する勇気のない自分が言ってみる＞＜

>>274のピクニックのも長くなりそうだし。
予告とかして投稿すればいいんじゃないかな？
（めちゃくちゃ勝手なこと言ってる気がするけどすみません。）

>>280、>>282
しかしどうやらこのような話が苦手な人もいるようなので、
最後までエロパロで頑張ってくるわ

>>281
みのりんは全く男にはモテないと思うんだが
俺もそれ気になったが、アニメオリジナルのセリフだし
亜美の皮肉ってことで納得したが……

>>283
いや、原作にもそういうセリフがあるんだが…やっぱ皮肉だよね。
みのりんが（変な男に？）モテて、大河の推薦で竜児がボディガードに…
みたいなネタも書きたかったもんで一応、聞いてみた。回答サンクス。

てか、続きガンバ！あっちにもまだ、みのドラ派はいるはず…！

>>281
んーうまく言えないけど
なんか天然って愛され系？っぽいじゃない（なんとなく）
竜児の気持ちに気付かない天然のふりをしてる行動に対する嫌味だと思うから
完全に皮肉かと思われ
>>282
頑張って！
自分はそういう系の話は書けないからこっち投下でがんばる。
＞モテモテ愛され系
原作にもあったよー

>>284-285
すまん、読み直してきた。
あったな、モテモテ愛され系…
吊ってくるわorz

みのりんは男子にモテないから、逆に自分を意識してくれた
竜児に惹かれたんだと思うんだけどな

亜美的に愛してもらいたい人

・友人としての大河
・恋人としての竜児

に愛されているからじゃないかな。

多分亜美は自分はうわべだけしか愛されてないと思ってるからね。

アキバのゲーセンでこんなん見かけた
ttp://cgupload.dyndns.org/~upuser/up3/img/1240124997239.jpg

>>288
何この桃源郷

よし…脳内でみのりん祭を開催するか。

>>288
な、なんかすげぇｗｗ

みのりん祭り･･･ヒャッホーイ！！

>>287
亀だが、すっげー参考になった。サンクス。
あーみん視点で読む癖つけなきゃいかんですなー…
>>288
こ、これぞ我らの理想郷。まさに、みのりん祭りだ…！
でも、中身は…うまいぼう？ｗ

そういやアニソントランス6が発売されていたが、
パッケージ？の上の方に、ノるぜ〜超ノるぜ〜　と書かれていて一人微笑んでいた俺･･･

のるぜぇー超のるぜぇー

>>288
なにそれ？すげぇ
秋葉楽しそうだな…

>>288
なっ…夢スポットｗｗｗ
そこに行ったらにへらにへらと笑ってしまいそうだよ!!

>>292
とらドラって基本が竜児一人称だから、登場人物それぞれの視点で読み直すと面白さが増すよね！

>>293
何て言うか･･･････････


気持ちわかるヾ(≧∇≦)

>>296
＞＞登場人物それぞれの視点〜
個人的にとらドラ！が好きな理由はそれを
いろいろ考えたりするのが１番楽しいからだなぁ。
他のアニメやラノベ（っても他のラノベ読んだことないが）ではあんまり気にならないのに
一人一人のセリフからいろいろ考えるのが楽しい

みのりんスレを見付けて、ようやく追い付いた。
遅くはなりましたが、まとめの管理人さん。
自分の駄SS[Lovers.]でよろしければ御協力させてください。

では…名無しに戻ります。
ﾉｼ

連レスすみません。
エロパロのまとめの中にありますので、転載の方をお願いします。
失礼します。

もしとらドラＰ！で竜児がみのりんをフルるエンドがあったらEDは【今宵、月が見えずとも】で頼みます

みのりん→太陽 竜児→月 だから

>>299
ｷﾀｗｗ
ここだけの話、Lovers.毎日読んでたりする、ほら、色んな意味でｗｗ

>>300
そ、そんなED･･･い、いやああああ！！

>>298
参戦GJです!早速、読んでみたら何だか…ふぅ。
事後のやりとりも甘々で最高ですね、はい。
>>301
おい、そんな下品なこと言うなよ。作者様に失礼だろ。
>>300
フルる…？みのりんをフルで堪能する＝エロEND！？
え？まさか、振る、って意味じゃないよね…？
…まぁ、そんなEDも一つはありそうな予感がしたよorz
みのりんの攻略に失敗して涙目な所にそんなタイトルの曲が流れて来たら、
プレイヤーは発狂物ですな…

>>302
すまん･･･作者さんもすまんorz

しかし毎日読んでるのは本当だ！
それくらい大好きなんだよ！

管理人さんは仕事が早いですな、ありがとうございます。
>>303
惚れたw

では、今度こそ名無しに戻ります。
またみのりんモノの作品を書く機会があったら…お世話になりに来ます。
では
ﾉｼ

>>304
返事するの遅れましたが、ご協力ありがとうございました。
こちらこそよろしくお願いします＞＜

>>303
ごめ、賢者タイムだったせいか無意味に当たってしまった…
同志よ、俺もこれから毎日読むぜ！！
最後に>>304、ありがとう！そして、次回のみのドラにも期待！

本当ここの奴はみんないい人だなあ･･･
感動して鼻から液体が･･･同僚に変な目で見られちまう

管理人さん乙！
素早い仕事に感激っす

>>300
ポルノか…言われてみれば歌詞がみのりんだな…

>>299
萌ｴﾛＧＪ!!
久しぶりに読み直させて頂きました！

最高です！最高にｴﾛｲです!!

>>300
泣けた！みのりん過ぎて泣けたよ!!

はじめて聞いたんだが、ｼﾝｸﾛ率が高い･･･。

>>307
ここはホントに暖かいよね♪
実際、原作もアニメも終わってもなおキャラスレの勢いが持続してるのは、同志たちの暖かさもあるんだと思う。

俺、2chで居心地のよさを感じたのはじめてです。

みんなありがとう!!


管理人さんもありがとう!!

>>300
もしハッピーエンドなら【北風と太陽】だな。

ふと思ったが･･･ゆゆぽ新作が出たらとらドラのSSとか減っちゃうのかな･･･？
何だかそう考えると寂しいな

流れをぶった切る連投をします。
「太陽の煌き〜�U〜」です。
連投規制に引っかかるかもしれませんから、そこら辺はご了承ください。
では、行きます。

太陽の煌き〜�U〜









「ねえ高須くん、こんなもんかな？」

「お、おう、そんなもんだな……」

太陽の光が眩しい、とある日曜日の午後。
竜児の家であるアパートの台所、そこには何故かエプロンをした竜児と実乃梨が並びながら何か作業をしていた。
実乃梨の手元を見てみると、完成されたケーキが置かれていた。

「ごめんな、高須くん。オイラ、パフェの盛り付けは数え切れないくらいやったけど、ケーキは作ったこと無いんだよね。働いてるレストランは業者から買ってたから、皿に載せるだけだったんだよ」

「そ、そうか」

竜児は隣に実乃梨がいるせいか、笑顔が強張っている。
そんな竜児に比べて実乃梨は、今日も太陽のような輝く笑顔だ。

「え〜、では、今から２−Ｃの文化祭の出し物である『ドラゴン食堂』の、細かい事まで決める会議を始めたいと思いま〜す！」

竜児が声のした方に振り返ると、居間に２−Ｃの主要メンバーがいた。
大河に亜美に北村は勿論のこと、能登に春田に木原に香椎までいる。テーブルの上にはジュースに竜児特製のフライドポテト。まずは竜児の腕前を見せるわ、と張り切って大河が竜児に作らせたものだ。

「何でよりにもよってウチなんだよ……」

肩を落としながら言う竜児。
何故こんなことになったかというと、時間は遡る。





　◇　◇　◇





「会議が必要だよな〜」

とある昼休み、竜児、北村、能登、春田の男子四人で昼食をとっていたときに、突然脈絡も無しに春田が言い出した。

「……はぁ？」

当然、何の会議なのか三人は見当もつかないし、そもそも何故春田がそんなことを言い出したのか分からなかった。
三人が訳が分からず呆然としていると、春田が言い出した。

「文化祭のことを色々と決めないといけないよね。メニューとか、値段とか」

春田が言いたかったのは、文化祭でやる『ドラゴン食堂』の諸々の話し合いだった。
そこで初めて、三人は「あぁ」、と納得することが出来た。

「でもさ、そんなの文化祭の準備って事で、後々決めることが出来るだろ？授業の時間とか放課後を使ってさ。だろ、大先生？」

「その通りだ。文化祭が近づけば午後の授業は全て文化祭の準備の時間に割り当てられるからな。時間が足りなくなるようなことは無いと思うから、そんなに焦る事は無いと思うぞ？」

「でもな〜……」

能登と北村、二人から言われても、まだ渋る春田。

「何でそんなに早くやりたいんだ？」

「んとね、学校じゃお菓子とか食いながら出来ないじゃん？どうせなら楽しくやりだいからさ、誰かの家で出来ないかな〜って。」

「……」

春田の言い分に問いただした竜児、それに能登がジト目で春田を見る。
どんな理由かと思えば、そんな子供じみた理由か。そんな風に思っているのだろう。
しかし、北村はそうじゃない。顎に手を当てて、「そうか……」などと言っている。

「どうせなら女子も含めてさ〜。亜美ちゃんとか亜美ちゃんとか……」

「結局それが本音だろ……」

竜児が呆れてそう春田に言ったが、春田にはもう聞こえていなかった。自身の妄想ワールドに旅立っていた。アホな顔を更にアホにして、気持ち悪い笑みを浮かべている。

「亜美ちゃん、大胆だね……ううん、そんな亜美ちゃんでも俺は全然イケるよ……」

聞こえてくる独り言は聞かなかったことにする竜児と能登。アブナイ独り言を言っている春田を意識しないようにして、ぞれぞれ竜児は自前のお茶を、能登は購買で買ったジュースをズズズと飲む。

「おい皆、決まったぞ！会議の日時は今週の日曜、メンバーは俺たち男子四人に逢坂、櫛枝、亜美、木原、香椎の九人だ！」

春田に気を取られていた二人の耳に、北村の明るい声が聞こえた。

「はあ……？」

訳が分からず、間抜けな声を出す竜児に能登。
春田は未だ妄想ワールドから帰ってこない。

「そして肝心の場所は、高須の家に決定した！」

「はぁ！？」

北村の言い分に、流石の竜児も声を荒げて驚いてしまった。同時に勢いで椅子から立ち上がってしまった。
そして一気に教室が静かになり、クラスメイトの視線が竜児に集まってくる。しかし、今の竜児にそんなことを気にしている余裕は無かった。
無理も無い。本人の了承も無しに、いきなり家で会議をやることを決定されたんだ。高須じゃなくても、人間なら誰でも怒る、ないしは驚くだろう。

「ちょっと待て、何で俺の家なんだよ！？」

「何でって、逢坂が高須の家にするって……」

竜児の叫びに、北村は大河の方を向きながら答えた。
竜児も大河の方を見たが、そこには気味の悪い笑顔を浮かべながら、「うへへ、北村君と過ごせる、北村君と……」と、呪文のように唱えている大河の姿が見えた。
そんな大河を見て、竜児はため息をつくしかなかった。もはや諦めの境地に達していると言ってもいい。

「しょうがねえ、ウチで良いよ」

「そうか！いやー、やはり高須は頼りになるな！流石は俺の親友だ！」

そう言いながら北村は、女子の方にＯＫの報告をしに行った。

「良いのか、高須？」

「構わねえよ。その代わり、ウチはボロアパートだから、そこら辺は勘弁してくれよ」

「分かった、把握しとくよ。」

「おう」

そんな感じに話している竜児と能登。
そんな中、春田はというと……

「亜美ちゃ〜ん、ナース姿もめちゃくちゃ似合うよ〜……」

涎を垂らしながら自身の世界に完全に旅立っていた。もう回りは見えていないどころか、音さえも聞こえていないだろう。
アホだった春田の顔は、今や見ることも出来ないほどに気味の悪いものになっていた。

「はあぁぁぁ……」

そんな春田を見て、竜児と能登は一緒のタイミングで物凄く長いため息をついた。







　◇　◇　◇





そんなこんなで、日曜日になって、高須家に２−Ｃ主要メンバーが集まった。
そして、竜児と実乃梨は主に料理方面の確認などを行い、他のメンバーはメニューの値段などを決めることになった。

「うまっ、何なんだよこのフライドポテト！ファミレスとかのより数段美味いぞ！」

フライドポテトを食べた能登が、余りの美味しさに驚きの声を上げる。竜児の料理の腕前は知っていたが、予想の斜め上を行く美味しさだった。

「え、ホント？じゃあ俺も……うおお、デリーシャーッツ！」

「春田、それを言うなら『デリシャス』だ」

春田のアホっぷりに冷静なツッコミを入れつつ、北村もフライドポテトに手を伸ばす。
長い半月形に切られ、油で揚げられたフライドポテト。適度に塩がふられたフライドポテトの傍らには相性抜群のケチャップが添えられている。北村はまずはケチャップを付けずに、フライドポテト自体の味を楽しもうとする。

「っ！確かに、本当に美味いな。とても男子学生が作ったものとは思えない。」

口に入れた瞬間に漂ってくる香ばしい香り。外はサクッと、中はホクホク。塩加減も多すぎず少なすぎず、絶妙な量だった。
竜児が作ったフライドポテトは、まさにフライドポテトの理想形であった。

規制かな？
支援
>>311
まだPSPあるしまだ大丈夫じゃないかな？
スピンオフも多分あるだろうし

「うわ、本当だ！このフライドポテト超美味しい！」

「こんな美味しいの食べたこと無いよ！」

「ウフフ、高須君って、本当に料理が上手なのね」

２−Ｃの美少女トリオも、竜児特性フライドポテトを絶賛した。
集まっている7人全員が「美味しい」と言ったのだ。これは絶対に食べる人全員が「美味しい」と思うだろう、と皆は思った。

「これは人が集まりそうだな」

北村が嬉しそうに言った。
そんな北村に、他のメンバーも同意の意思表示として、力強く頷いた。

「いやーいやー、ケーキって意外と作るの難しいね。高須君のフォロー無しじゃ、あたしでも無理だわ」

実乃梨が、竜児によるケーキ作り指南を受け終え、皆がいる居間に戻ってきた。
そして、ピタリと固まった。ある一点を凝視して、信じられないといった顔つきになっている。

「どうしたの、みのりん？」

そんな実乃梨を不審に思ったのか、大河が尋ねた。
そして実乃梨は、大河の問いかけにある一点をビシッ、っと指差しながら叫んだ。

「どうしてフライドポテトが無くなってるのさ〜！？」

そう、そのある一点というのは、空になったフライドポテトの皿。
実乃梨が来る前に、7人はあまりの美味しさにフライドポテトに伸びる腕を止めることが出来なかったのだ。

「す、すまん櫛枝、つい……」

「悪かったよ……」

北村が後ろ頭を掻きながら、能登が苦笑いを浮かべながら謝った。
他の皆も、実乃梨の落ち込みように流石に悪いと思ったのか、頭を下げながら「ごめん……」と言っている。

「うう、フライドポテトが無くて力が出ない……」

ひざ立ち状態で両手を床につきながら、実乃梨はそんなことを言った。どこぞの顔がパンで出来ている愛と勇気だけが友達の国民的アニメのヒーローみたいな言い分だな。顔が濡れても力が出なくなるのだろうか？

「ほ、ほら櫛枝、今からまた作るから、元気出せ？」

後ろから竜児が実乃梨にそう言った。
そして実乃梨は振り返り、慰めてくれる母親を見る子供のような目で竜児を見上げた。

「うう、本当……？」

「っ！？」

反則だった。今のはレッドカード何十枚分の重みがある。それくらい反則だった。
潤んだ目での上目遣い。このダブルパンチにノックアウトされない男子はいないだろう。竜児も例に漏れず、完璧なノックアウト。ハートには実乃梨が放った矢が突き刺さっている。顔がみるみる内に赤くなるのが分かった。心臓が早鐘のように脈打つ。

「お、おうっ、任せろ、きゅ、きゅしえだ……」

緊張のせいか、かなりどもりながら、あまつさえ実乃梨の名前を噛みながら言った。
苦し紛れの照れ隠し、竜児は前髪を手でいじる。必死に赤くなった顔を隠そうとしている。

「どうした高須、顔が赤いぞ？」

「っ！？」

そんな高須の努力も水の泡、北村の発言により、全員に竜児の状態がバレてしまった。
そんな中、不気味に笑顔を浮かべている人がいた。それは、猫を被っている腹黒な亜美だ。その顔に嗜虐の笑みを浮かべて、目を細めて竜児を見る。

「あら〜、高須くん、何で顔が赤くなってるのかなぁ〜？もしかして、あまりにも実乃梨ちゃんが可愛くて照れてるのかな〜？」

亜美の発言に、竜児はギョッとなって亜美を睨み付ける。別に赤と緑の螺旋の凄くきれいな色の力で亜美をねじ切ってやろうとしている訳ではない。驚愕しているのだ。聞く人が聞けば、竜児は実乃梨のことが好きだ、と言っているようなものだ。
実際問題、勘の鋭い香椎は竜児の想いに気づきかけた。

「こらばかちー！適当なこと言ってんじゃないわよ！竜児はただ、またフライドポテトが作れることに喜びを感じて赤くなってるだけなのよ！」

だが、大河の一言でその勘は消え去った。それほどまでに大河の言い訳は適格だった。日ごろの、掃除などの時の竜児を見ていれば、自然と頷けてしまう内容だった。竜児が家事に注ぐ情熱は並々ならない量だ。

「ふ〜ん、まぁ、そういうことにしといてあげるわ」

亜美はニヤニヤ笑いながらそう言って、ジュースに口をつける。
竜児は「はぁ……」と安堵のため息をつく。そして、大河にアイコンタクトを送る。『ありがとう』と。そして大河も竜児にアイコンタクトを返した。
『感謝してるなら今夜のご飯を肉にしなさい』と言っているように竜児には見えた。しょうがねえな、と苦笑いを浮かべながら再びため息をついた。

「じゃ、じゃあ、フライドポテト作ってくるから、少し待っててくれ、櫛枝。」

「うん、分かったよ高須くん。なるべく早くね、ばい菌の男の子とドキドキする女の子にやられちゃうから」

「お、おう……」

実乃梨の言葉に、何とも言えない感情を抱きつつ、フライドポテトを作るために再び台所に戻っていった。






　◇　◇　◇







「えー、では、今からメニューとか値段とかを決めるわけだが……」

と、北村が今日の本題を切り出した。脇道に逸れまくっていたのは、春田が何もしなかったせいだろう。今も笑顔で北村に全てを丸投げしていた。春田の無能っぷりに、ここにいた全員がため息をつき、やっぱり春田はアホで無能なんだということを再認識した。

「ぶっちゃけ、これは高須と櫛枝に決めてもらうしかないわけだが、具体的には決まっているのか？」

実乃梨の方を見ながら、北村は尋ねた。
実乃梨は手をあごに当てて、考える仕草をする。

「あたしは、パフェとかケーキとかのデザート系。パフェはバイトで慣れてるから速攻で作れるけど、ケーキは無理」

実乃梨は顔を歪めながら言った。ケーキが作れない自分が不甲斐ないのだろう。人生全部全力投球な実乃梨にとっては、些細なことでも自分が許せないのだろう。

「じゃあ、ケーキは無理か……」

「ううん、大丈夫だよ。前もって下拵えをして、後はデコレーションだけするなら、あたしでも出来る。だから、あたしに任せて」

「そっか、なら大丈夫だな」

実乃梨の頼もしい発言に、つられて笑顔になる北村。そして次に、北村の視線は、台所でフライドポテトを作っている竜児に向けられた。

「高須、高須はどんなメニューを考えているんだ？」

「えっとだな、今作ってるフライドポテトに焼きそば、パスタ数種類にサンドイッチを考えてるんだが、どうだ？パスタは事前にソースとかを作っておけばすぐに出せる。」

北村の質問に、目線は今作っているフライドポテトに注ぎながら、竜児は北村だけではなく皆に問いかけた。

「それだけあれば充分じゃねえの？文化祭なんだから、そんなに張り切ったメニューじゃなくてもいいし」

と能登が同意した。
能登に続くように、他のメンバーも全員が同意した。その様子を見て、北村は満足げに頷いた。

「よし、次は値段の話になるが……」






それから少しして、竜児特製フライドポテトが出来上がった。
油を充分に切ったフライドポテトを皿に盛り、皆の前に持っていく。

「出来たぞ櫛枝。新しいフライドポテトだ」

「よっしゃ！待ちに待ったよジャムおじさん！」

誰がジャムおじさんだよ、と心の中でツッコミつつ、皿をテーブルに置いて、竜児も会議の輪の中に入る。
早速実乃梨がフライドポテトに手を伸ばす。ケッチャップを付けて、一息に口の中に入れる。

「あ、ばかっ、まだ出来立て……！」

「っ！？あふ、あふ……！？」

竜児の忠告も遅かったのか、実乃梨は口を手で隠しながら必死に冷まそうとしている。
それも効果が余り無いのか、熱さに悶え続けている。

「ホラ、飲み物！」

竜児に差し出されたジュースを目にも留まらぬ速さで受け取り、全部を口の中に流し込む。
最後に、「ぷはっ」と言ってコップから口を離した。

「あ、熱さで味が分からなかった……」

がっかりしているのか、声がいつに無く小さい。

「ほ、ほら、まだまだあるから、慌てるなって」

「うん、そうだね、もうあんな熱いのは味わいたくないし……」

はあ、とため息をつく。
そして再びフライドポテトに手を伸ばす。今度はさっきの失敗を犯さないように、半分に割って充分に冷ましてから口に入れる。

「うわ、おいしい！ウチのファミレスのより全然おいしいよ！」

そう、笑顔で竜児に告げる実乃梨。

「お、おう」

竜児はそっぽを向きながら返事をした。友達に自分の料理を褒めてもらうのは勿論嬉しいが、実乃梨に褒めてもらうのでは嬉しさの度合いが違った。
背中が痒くなるような、ムズムズとした感覚が身体を走る。ニヤニヤしないようにするのがこんなに難しいことだとは竜児は思わなかった。

そしてそれからは、皆で再び竜児のフライドポテトに舌鼓を打った。
竜児の視線は常に実乃梨に向けられていた。終始笑顔で食べていた実乃梨を見ていて、竜児の胸は幸福に満たされた。
自分は本当に実乃梨のことが大好きなんだな、と再確認した。

「よし、元気百倍みのりんマン！」

フライドポテトを食べ終わった実乃梨が、そんなことを言った。実乃梨の後ろから輝く光が出ているのは気のせいだと、竜児は思おうとした。
そして食べ終わったところで、再び会議が再開された。




　◇　◇　◇

それからしばらくして、今日の会議は終了した。
今日決まったのは、主にメニューとその値段。それに、ウェイトレスとして接客する女子に、制服の上からエプロンを掛けるということが決まった。
エプロンを提案したのは竜児だ。理由としては、制服に汚れがつくかもしれない、そう思うと料理に集中できないから、だそうだが、真意は分からない。知っているのは神様と竜児本人だけだ。

「よし、じゃあ今日はこの辺で終わりだな」

そう北村が言った。それを合図に、皆各自で帰り支度をし始める。
竜児は帰り支度をする必要が無いので、空になった二皿を洗おうと、皿に手を伸ばす。
そして皿に手を掛けた瞬間。

その竜児の手の上から、実乃梨の手が重ねられた。

「っ！？」

「あ……！？」

重ねられた瞬間、反射的に手を引っ込めてしまう二人。そして、そのまま赤くなり俯いてしまう。

「ご、ごめん高須くん……せっかく作ってもらったんだから、洗い物位はやろうかと思って……」

「お、おう……」

暴れている心臓をどうにかしようとするが、どうにもならずにホトホト困り果てる竜児。

「じゃ、じゃあ俺はコレ洗ってくるから……」

最終手段として、皿を持って台所に向かう。自分の緊張を誰にも悟られまいと、逃げるように台所に来た。
そして皿を洗い始める。まずは軽く水で濡らして、必要最低限の洗剤をスポンジにかけて、ゴシゴシと皿を洗う。

「じゃあ高須、俺たちは帰るけど、手伝わなくていいか？」

皿を洗っている竜児の背後から、北村が声を掛けてきた。

「お、おう、いいぞ。後は俺だけでも充分だから」

「そうか、ならお言葉に甘えて俺たちは帰るとするか」

「そうだな。じゃあな高須、また明日」

北村の言葉に、他のメンバーも帰りの挨拶をする。

「じゃあね高っちゃん。グッベイ」

「春田、それを言うなら『グッバイ』だぞ」

本日何度目かの北村の冷静なツッコミが春田に炸裂する。だが、春田はそんな事など気にしてないかのように、ニコニコと笑顔だった。
そして、男子三人は高須の玄関のドアを開けて帰っていった。

「じゃあね高須くん、また明日」

「高須くん、フライドポテト美味しかったよ、ありがとう」

「お邪魔しました、高須くん」

亜美、木原、香椎もそう言って高須家から出て行く。

「じゃあね竜児。さっきの約束、忘れないでよ」

大河がそう言いながら、ドアから出て行く。大河が言った約束とは、今晩のおかずをお肉にしろ、という先ほどのアイコンタクトのことだろうと竜児は思った。

そして、最後に。

「じゃ、じゃあな高須くん。また明日」

そう言いながら、実乃梨も帰ろうとする。

だが、

「く、櫛枝……！」

竜児が実乃梨を呼び止めた。
竜児の方に振り向く実乃梨。

「な、なにかな？」

「そ、その、だな……」

呼び止めておきながら、竜児は言い淀む。顔を真っ赤にしながら、口を開けたり閉じたりしている。

「や、やっぱりいいや。何でもねえ」

「……？変な高須くん。じゃあね」

「お、おう。また明日」

「うん、また明日」

そう言って、今度こそ実乃梨は竜児の家から出て行った。

外の階段を実乃梨が降りるカンカンという音が無くなり、しばらく経った後に竜児は盛大なため息をついた。

「はぁぁぁぁ……死にてえ……」

洗い物を一旦止め、台所の洗い台に手をつき、目を閉じながら、そんなことを言った。
自己嫌悪なんてレベルじゃない。自分自身の不甲斐なさに怒りを通り越して呆れてくる。たった一言を言えないなんて、自分はなんて臆病なんだろうと。そんなことじゃ、告白なんて夢のまた夢、もしかしたら本当に夢で終わってしまうかもしれない。

「……」

閉じていた目を力強く開ける。
夢で終わらせない。そう硬く決意する。絶対に、夢では終わらせない。想い続けてきた日々を、無駄にはしない。

「絶対に、言うぞ……」

そう言いながら、洗い物を再開する。

高須竜児が櫛枝実乃梨に言いたいこと。
それは、文化祭で一緒に回って欲しいということ。文化祭でのデートの申し込みだ。

　◇　◇　◇





実乃梨は自分の家に帰ってきた。
皆と別れて、少し足早になりながら、家に向かった。
そして家に着くなり、真っ先に自分の部屋に向かった。自分の部屋に入り、そのままベッドにダイブする。

「はぁ……」

枕を抱きしめて顔に当てながら、ため息をつく。
疲れた。率直にそう思った。しかしその疲労は、肉体的な疲労ではなく、精神的な疲労だった。

「高須くん……」

実乃梨は自分の心境に戸惑っていた。

「高須くんと話してると、ドキドキする……」

他の男子と話していても感じない、胸の高鳴りを竜児との会話から感じていた。だがそれは、ただ苦しいだけではない。全身に甘く広がる緊張みたいだった。顔が赤くなっていなかったか、今になって心配になってきた実乃梨。
だが実乃梨は、この胸の高鳴りが何から来るものなのか理解できなかった。今までの人生で、感じたことの無い感情だった。凄く心地がいい筈なのに、酷く胸が苦しくなる。胸の辺りをギュッと握る実乃梨。

「何なんだろう……」

クラスメイトの高須竜児。ヤンキー顔で怖がられているが、実際は優しい男子。自身の親友の大河の友達、と大河は言っている。家事が得意で、特に掃除には妥協しない。今まで誰にも話さなかった、実乃梨の内面の話をした。それだけだ。それだけなのに……

「この感情は何なの、高須くん……」

もっと竜児と話したい。もっと竜児と一緒にいたい。もっと竜児と触れていたい。そう実乃梨は思った。

「……っ！？」

先ほど竜児と手と手が重なったときのことを思い出した実乃梨。そのことを思い出し、再び顔を赤くする。心臓が跳ね上がる。

実乃梨は知らなかった。今まで一度も経験したことが無かったから。
それらの感情は、『恋』という感情からくるものだと。

知らない間に、種は蒔かれていた。そしてそれは、実乃梨が知らない内に芽吹いていた。あとは、二人がきれいな花を咲かせるのみ。

実乃梨は知ることになる。
好きな人といれる嬉しさや幸せを。

文化祭。

それが、全ての運命のスタート地点だった。

今回はこれまでです。一応、次でラストです。
自分なりにドキドキ感を最後に出しましたが、あんまり自信が無いです。
あと、連投規制に引っかかって思いのほか時間がかかってしまったことに、深くお詫びします。
では、今回はこの辺で。自分の拙作を見ていただき、ありがとうございました。

>>325
エロパロとこのｽﾚと両方への投下おつかれさん！
何度読んでも最後の1ﾚｽ分は2828が止まらないなぁ･･･
次回もwktkしてます

>>325
GJ！青春だねー、2828だねー！
次で最終回？どんな展開が…楽しみにしてます！
>>300
歌詞がみのりんだったわ。切ねー…

個人的には、「A New Days」くらい吹っ切れたみのりんが見たいもんだぜ！
まー竜児とLOVELOVEなみのりんを見れるのがベストなんだけどね。

>>325
やべぇ、マジ顔がにやけてるよｗ
お疲れさまｗ

FUNKY MONKEY BABYS 「告白」
ttp://www.youtube.com/watch?v=ZGSP06ZMEWo&feature=related

竜児の実りへの気持ちって、正にこの歌の通りだよなと思う。

>>325
GJです！
最後の１レスがぐっときました。
SSですけど、本編でもきっとこんな気持ちだったんでは
ないのかなって自分は思います。

>>329
FUNKY MONKEY BABYSか・・・あんま聞かないけどいいな。
なんか最近切ない曲ばっか聞いてる気がする。。

GJ!!

過疎過ぎて泣けるよ･･･

>>332
泣くな、泣くな。みのりんに笑われちゃうぜ？

ところで、まとめサイト管理人様へ。
>>198-199がまとめサイトに登録されていないようなので、保管お願いします。
合わせて作者様。続き楽しみにしてます、頑張って下さい。

>>333
ありがとうございます＞＜

>>333
だよな･･･笑われちゃうな。涙を拭くぜ･･･
つか投下した俺自身忘れかけtry
続き待ってる人いるなら書かないとなｗｗ

管理人さんいつも乙です！

>>334まだ途中でした…

抜け多くてすみません 汗
気をつけます。

過疎ってるんで急いで一枚落書きしてみた。

ピクニック？
http://p.pic.to/144wzj
「よっしゃー！土筆、採ったどー！！」
「・・・なあ櫛枝、もういいんじゃねえか？」
「まだまだ！ここは宝の山だよ高須きゅん！」


・・・すまん萌えが何もない。
お題の「ピクニック」のつもりが、食料調達になってるし。
徹夜明けでおかしくなってるな俺OTL


俺122なんだが、
今更だけど>>127
イメージ違うモノ描いちまったかな？と思ってたから、そう言ってもらえてこっちも嬉しいよ。
あとは…うん、スマン。背景はさすがにトレスだ。
感想くれた皆もありがとう。
このスレに来ると仕事で疲れた心が洗われるよ。


ではまた今から仕事で缶詰になってくるわﾉｼ

>>337
仕事忙しい中GJ！
採りすぎﾜﾛﾀｗｗ
相変わらず色塗り上手いですな。見習いたいわ

>>127だが、まじイメージ通りだから心配なさんな

>>336
いつもありがとう！
感謝してもしきれないよ

>>336
早速の更新ありがとうございます。
あと、1500アクセスおめでとうございます〜。
伸びが早いですね、ホント。
>>337
微笑ましい絵に癒されました、超GJ！二人の表情がナイスでーす。
しかし、アウトドアデートはみのりんの一人舞台になりそうですねー。

チラ裏だけど、ふと思った。このスレのSSがマンガ化されないかな、と。

>>337
ホカホカＧＪ!!

山に木霊するみのりんの声が聞こえた気がした♪


>>管理人さん
1500アクセスおめでとうございます♪

いつもありがとうございます!!

予告編の続きが悲しすぎて浮かばないヘタレですが、またよろしくお願いしまっすm(__)m

>>337
みのりんかわゆすｗ
まさかの土筆なところに萌えた(ぇ
みのりんらしいとゆうかw
仕事中にＧＪ！
仕事ガンバっす

おう！？
なんという過疎･･･

竜児「高須くん、大好き！」
竜児「俺もだ…櫛枝！（抱きしめっ）」

実乃梨「………（ﾄﾞｻｯ）」

大河「みのりん？！みのりーん！」
春田「おーい、誰か救急車呼んで〜！」


こんな修羅場があっても(・∀・)イイ!

>>344
あってもいいよな･･･まじで
一行目のミスにはあえて突っこまないがｗｗ

タイトルがとらドラ！じゃなくて、わたしたちの高須くんだったら間違いなく二人は結ばれてたと思われ

>>344
竜児が二人？
竜児が一人芝居してる所をみのりんが目撃して……ってことかな？
違ってたらごめん。けど、なんか超2828した。GJ！

なるほど、一人芝居かｗｗやりそうだな

ところで６巻でみのりんから没収したリップクリームを竜児は自分の口に塗ったりしたのだろうか･･･ｗｗ
竜｢ちょ、ちょ、ちょっとだけ･･･ちょっとだけ｣
ロッカーの扉で顔を隠しながら。ぬりぬり
実｢…た、高須くん！？｣
竜｢･･･はっっ｣
実｢それ･･･私のなんだけど｣
竜｢…………｣
実｢…………｣
素のみのりん、昇天する竜児ｗｗ

>>345-347
やはり分かりにくかったか…ｽﾏｿ
一応、竜児の一人芝居ということで書いた。

>>180だったと・・・(苦笑)

(閑話休題)

TELLLLTELLLLTELL・・・ﾋﾟ

「・・・あ、も、もしもし！？・・・う、うん。い、一応言われたようにやってるけどさ・・・こ、これ、やったらメチャクチャ恥ずかしいんだけど！？
あ、あんたに聞いた時は、よしって思ったけどさ！・・・え？う・・・それはその・・・。た、確かに・・・すごく幸せだった・・・。羨ましいって・・・嫉妬もした。
・・・うん。認める。でもさ・・・え？・・・え！？そそそそんなこと無理！無理無理絶対にないない！！こ、こんなのずっとなんて・・・！え？・・・そ、そうだね、そろそろ出ないと・・・って！？ちょっと待って！？た・・・！！」
ツーッ、ツーッ、ツーッ・・・

一方
ピッ
「・・・まっずいわね。少し気後れしだしてるわ」
「えー？そんじゃここにいるのヤバくない？」
「うん・・・でも、もう少し先までいくかも・・・なんだよね」
「それは見逃したくないけどぉ・・・」
「・・・ま、もう少しここで待機。もしもの時は・・・(ちら)」
「？なによ？」
「・・・デコイいるし・・・(ボソ)」
「あたしかよ！？」

続きはもうちょっとｗ

ファミ通のとらドラポータブルの評価が何気に高いな
楽しみだ

ちょっ・・電撃の更新でプレイ動画見てきたんだけどさ

週刊『とらP!』より
http://news.dengeki.com/elem/000/000/155/155050/

みのりんの会話でバイトの話を選択すると『動きが止まると〜。』ってさ
バイトとか部活で(竜児のこととかの)気を紛らわせてるって解釈でいいのかな？
その後の『マグロが泳ぎを〜』って言ってるのを見ると
なにかしてないいろいろと余計なこと考えてしまうからって意味なのかなって。

なんかそう思うと２２話(原作9巻)でラーメン屋のバイトも追加して
部活の男女混合の部長になったのもやっぱりそういう意味もあったんだなって
思ったら泣けてきて。

深読みしすぎかな・・

その後の会話も破壊力ありすぎだな・・写真・・・
このゲームかなり切ないな
いろんな意味で無事にみのりんルートやれる自信がない・・。


長々とすまなかった。

>>349
謎展開･･･しかし期待！

明日までPC開けねぇ･･･早く見たいのに
みのりんはちゃんと幸せになれるんだよな、おい！？

最近何とも言えない喪失感のようなものが･･･
もうどうにもならないのにそれが悲しいというかなんというか･･･
とらPをプレイすれば少しは落ち着くだろうか

あーみんスレが堕ちた・・・何故なんだろう

なにー！？

やっちまったなぁ？

なんか、あーみんスレを含め、モブ４人とやっちゃんと
ゆりちゃん先生のスレまで一気に堕ちたな。
もっと過疎ってるすれはあったはずなのに、なぜなんだろ？

まーいんじゃね？このスレさえ生き残ればｗ

>>352
うん、たぶん(苦笑)
読んでくれてサンクスｗ　
んで>>349続きｗ
↓
その頃表では。

「俺は何も聞こえない俺は何も聞こえない俺は何も聞こえない・・・」
呪文のように繰り返しながら、俺は必死で耳を押さえていた。
女子の入っているトイレと扉一隔て。
よからぬ妄想が後から後から浮かぶのを、必死に頭から振り払う。
そうだ俺はHENTAIじゃねえ。
待ってろって言われたから待って・・・は！？
そのとき脳裏に浮かんだのは、さっきの櫛枝実乃梨。

『行っちゃやだよ』

うおおおおお！！
なんだあれなんだあれ！？可愛すぎるだろ！反則だろ！？一発レッドカードだろ！それともなんだ、神のカードか！？
跳ね回る心臓を意識しながらゼイゼイと息を切らす。
ただでさえ朝から心臓MAXヤバスなのに、このままじゃ俺の寿命今日で切れるぞ？
すまねえ泰子。
帰ってきた時、泣き崩れる現実に直面するかも知れねえ。
でも俺はきっと笑顔で逝ったはずだから・・・だから泣「お、おまたせ・・・」
「おわあ！？」
突如掛けられた声にきっかり１０年は寿命が縮まった。
くそ。俺のライフは後いくつだ・・・？

>>357

「高須君？」
「お、おう！な、なんでもないぞ！」
なんでもないことなど微塵も無かったのだが、それでも必死に取り繕った。
「お、遅かったな？」
「！・・・」
その俺の言葉に、無言で俯く櫛枝。
どうしたんだ？何か俺、不味いこと言ったか・・・？
「あ」
不味いこと言ったよ！！
慌てて櫛枝を良く見ると耳まで真っ赤だ。バカか俺は！？
トイレに入ってた櫛枝に、『遅かったな』なんて・・・うわぁああ！！む、無神経過ぎだろ俺！？
「や、ち、違うんだ櫛枝！そそそう言った意味で言ったんじゃなくて、えとほらあれだその・・・！」
だああ！
う、上手い言い訳が出てこない！ど・・・どうする！？
「高須君」
え？
頭を掻き毟っている俺の目の前、
「・・・抱っこ・・・」
櫛枝が・・・両手を差し出していた。
ズクン！と、俺の心臓がまた跳ね上がる。
「・・・」
無言で少し屈むと、櫛枝が俺の頭を抱きしめた。
そのまま膝裏とお尻の下に手を入れて持ち上げる。
やっぱり軽いその身体を、また居間へと運ぼうとした。その刹那。
「高須君の・・・バカ」
耳元で囁かれて、思わず膝が砕けそうになる。
それでも櫛枝を落とすわけにはいかないと、必死で抗った。
「や・・・わ、悪ぃ・・・」
いまだ耳に掛かった吐息の感触が忘れられず、俺は真っ赤になっている顔を自覚しながら呟いた。

※

「あ、帰ってきた」
「おやおやぁ？なーんかお互いイイ感じじゃね？」
「うん、だね。このあと・・・ちゃんとやるかな、さっきの？」
「あんたが言ったやつ？どーっかなー？さすがに無理じゃねーの？」
「うーん・・・できれば欲しいんだよねー・・・」
「・・・あんたまだ『アレ』やってんの？」
「うん。すごい反響良いんだよ？主にソフトボール部」
「だろーよ・・・」

続きは後日ｗ

>>358
みのりんのしおらしさに悶絶した、GJ!
つーか、展開が電波すぎるｗ続きに期待っす！

話を変えてしまうが、エロパロのまとめサイトが更新されたねー。
みのドラ全部読んだぜ、職人のみなさんGJ！
まとめサイト管理人さん、更新頑張って下さい（笑）
正直、全部保管して欲しいんですけどね…

>>349,357,358
やっぱお前らのしわざかｗ『アレ』まだやってんだｗ
しかもソフトボール部見てるんかｗ
2828ＧＪ！

そういえば一気にスレ落ちたなぁ
とらドラ自体もう忘れられたってことなのかなぁ

ちょｗｗ
2828し過ぎてヤバス･･･
しかも部員に見られてる！？
やっぱみのりん可愛いなぁ

みのりんの弟のスピンオフが見たい気もする。

結構前にみのドラキスシーンを描いた者だが･･･
色つけをしてみた
http://o.pic.to/yri4x

>>337氏みたいな色つけの仕方がどうしてもわからないorz
毎度のことながら目汚し＆低画質すまそん

エロパロ板で投稿した「デラウェア」（前編）の書き直し版を投稿します。
（久しぶりに読み返したら書き直したくなってしまって……）
図々しいにも程があるのは承知の上ですが、4レスお借りします。すいません。

「高須くんはさ、何で私を怖がらせようと思ったの？」

旅行、最後の夜。砂浜で櫛枝と話している途中、こう切り出された。
「えっ、そ、それは…お前がホラー苦手って、大河が教えてくれたから……」
「からかってやろうって？…違うね。高須くんは人が嫌がることは絶対にしない。
人を喜ばせたい、いつもそればっか考えてる人だもんね。」
「うっ」
言い訳を考える暇すら与えてくれない。何よりも、櫛枝の真剣な表情に……
「その高須くんがどうしてこんなことをしたんだろう。私はそれが知りたいと思ってる。
…本当に不思議に思ってるのよ。」
この真剣な瞳に嘘はつけない。誤魔化せない。
そんなことをしたら、櫛枝はどこか遠くに行っちまう。そんな気がした。
「そ、それは……」
櫛枝の真剣な眼を真っ直ぐ捉えながら、正直な想いを引っ張り出そうとする。
――心臓が言葉を紡ぐ邪魔をする。唇が凄い勢いで乾いてきて、声を出させまいとする。
上手く言葉に出来ない。たった一言が怖くて伝えられない。
波の音がうるさい位に耳に入ってくる。1秒がやけに長く感じて、この場から逃げ出したくなる。
けど、そんな中でも、櫛枝は俺を真っ直ぐみつめ続けてくれている。
嬉しい、素直にそう思った。

「……お前のことが、好きだから。だから、気づいて欲しかったんだ。
幽霊なんて大それた存在じゃないけど、俺はここにいるって気づいて欲しかった。」

何とか言葉になった。
力が抜ける。その場にへたり込みそうになるのを堪えながら、櫛枝を直視する。
「…そか。私にアピールしてたワカメの霊の正体はやっぱり高須くんだったんだね。」
俺の言葉を聞き届けた櫛枝は驚くこともなく、優しい笑顔を見せてくれる。
まるで始めから答えを分かっていたみたいに。
「そ、それで…へ、へ返事しなきゃ、だよね。」
「お、おう。」
背筋が伸びる。心臓がさっき以上に騒ぎ立てる中、じっと櫛枝を見つめて返事を待つ。
ただ、本当は返事なんて聞きたくない。答えはもう分かり切っているから。
だけど、櫛枝の真剣な瞳を見た瞬間にもう覚悟は決めた。
櫛枝がどこか遠くに行ってしまう位なら、ちゃんと想いを伝えて傷ついた方がマシだと思った。
だから、怖くなんか――

「私も……私も、高須くんのことが好きだっ。」

「……へ？」
間抜けな声が出る。考えもしなかった一手を打たれたような、そんな感覚に陥る。
「本当はさ、高須くんのこと、前から気になってた。ずっと気になってたけど、認めたくなかったんだ。
昨日の高須くんの言葉を借りれば、やっぱありえねぇって、無理やり打ち消してた。
だけど、それは色んなことを言い訳にして逃げてただけだって今、気付いた。」
だから、もう逃げるのはおしまい。櫛枝の澄んだ声が耳に入ってくる。

「私、高須くんのことが好き。本当に好きなんだ。優しくて、真っ直ぐで、誠実な所とか。
私の話をちゃんと聞いてくれて、それでもって包み込んでくれる所とか。
あと…た、タイプ、って言えば良いのかな？と、とにかく、カッコいいと思うわけだ！
だから、告白…してくれて凄く嬉しい。ありがとう。」
そう言って、こちらに微笑みかける。
その微笑みは、太陽のように眩しい普段の笑顔とは違って、優美というか、深いというか――

「そ、そんなに見つめられると、恥ずかしいんだぜっ。」
顔を背けられて、我に返る。危ない目つきでもしていたのだろうか。…反省。
い、いや、それよりも。櫛枝が俺のことを好き？
しかも、この顔をカッコいいとまで言ってくれた！？ゆゆ、夢じゃないだろうな…！？
「いやー、高須くんには参ったね！マジで油断してた！
てっきり誤魔化してくると思ってたから、ビックリして本音を吐いちまったぜ。
これでも、今までは上手く隠してたつもりだったのになぁ。悔しいのぉ、悔しいのぉ…」
俺が悶絶している間も、頬を引っ張って痛がっている間も、櫛枝は独白を続けていた。
陽気に白状しているようで、どこか今にも泣き出しそうな笑顔で懺悔しているようにも見える。
…自分一人だけ幸せに浸っていたことが恥ずかしい。
同時に、彼女が愛おしくて、少しでも幸せにしたいと思った。

「告白して、というか櫛枝に告白させてもらって、それで思ったんだけどさ。
友達や仲間に隠し事とか遠慮とか、そういうのはしない方が良いんじゃないか、って思う。
大切な人、信頼できる人が相手なら尚更、本気でぶつかって行くべきだと思うから。
だから…そもそも、隠さなくて、誤魔化さなくて良かったんじゃないか？」
俺の言葉を聞いた櫛枝は、目を大きく見開いてこちらを見てくる。
「す、すまん、自分が思ったことをそのまま言っただけで…何か変だったか？」
「ううん。高須くんの言う通りだと思う。そうだね。そうだよね……
――やっぱり何事も全力全壊が一番だよね。」
「へ？」

「よっっしゃぁーー、みなぎってきたぁーーーー！！」
魔王のような発言をしたかと思えば、今度は急に叫び出した。
…な、何だか金色の戦士にでもなりそうな突然の覚醒っぷりだ。
櫛枝らしくなってきて嬉しいと思う、けど。
「な、何が一体どうしたんだ？」
「分かったんだよ！これからやるべきことが！！」
「え？やるべきこと？」
全く話に付いていけず、戸惑う。そんな俺に構わず、櫛枝は絶賛大暴走中だ。
「それもこれも高須くんのお陰だ！さぁ、今夜はみのりん、フルパワーで行くぜ！！」
憂いなんか微塵も感じさせない、満面の笑顔でこちらを見る。
やっぱり櫛枝にはこの笑顔が一番似合……え？
「え？え？くく櫛枝？そそそそれって、ままままさか…」

まさか、初日から！？

心の声が口から出てしまっていたらしい。櫛枝が一瞬、固まった。
「――…やややや、やだなぁ、高須くんってば！え、え、えっちなのは良くないと思いますっ！」
そして、それこそ全力で否定された。ざんね…いや、すす、すまん。というか、ごめん。
そ、それで、何をするって？慌てて話を逸らす、というか戻す。

「乙女会議だよ！」

「乙女…会議？」
思わぬ言葉に、そのままオウム返しで聞いてしまう。
「そう、乙女会議。それは甘くてクリーミー…には程遠い、ドロドロ愛憎劇もビックリの運命の会議だっ。
今宵、株式会社ミノリンはそこでライバル社と業界の今後について議論せねばならんのだよ。
…主な議題は、我が社と株式会社TAKASUのインサイダー取引疑惑になるんだろうけどさ。」
櫛枝の明るい笑みが何だか暗いものに変わり、思わずたじろぐ。
こ、これはこれで…じゃなくて。い、インサイダー？
「よーしっ、そうと決まれば、こうしちゃいられねぇ！
俺達の戦いのロード、花火の後片付けに向け、全速前進だ！！」
圧倒的なエネルギーをそのままに、俺の疑問もそのまま放置でみんなの方へ駆け出す。

櫛枝の背中を見届けながら、改めて思う。
櫛枝と一緒にいるだけで本当に楽しい。元気で自由で、キラキラ輝いていて…
そんな彼女がどうしようもなく愛おしくて、もっと近づきたいっていう衝動に駆られて――
「く、櫛枝っ！」
思わず呼び止める。いや、思わずというか一つだけ確認したいことがあって、その…
「これからは、実乃梨って呼んでいいか？こ、恋人ってことで…」
再び櫛枝が固まる。こっちはこっちで、勢いで聞いてしまったせいで心臓がうるさい。
「――う、うん。私も、竜児くんって呼んでいいかな？恋人ってことで…」
にへらっと笑い合った後、実乃梨は再び皆の方へ駆けていった。

いったん深呼吸する。
心地いい潮風が火照った顔を冷やしてくれる。潮の香りが落ち着きを取り戻してくれる。
…よし、行こう。実乃梨と後片付けが俺を待っているっ！
薄暗い静かな砂浜を走り出そうとした、その時だった。
ふいに空に打ち上げられた花火が俺たちを照らす。ドーンと低い音を響かせながら。
立て続けに舞い上がって、眩しく煌いて、そして爆発の音とともに散っていく。
そんな光景にしばらく見入った後、フッと息を吐いて頭を切り替える。
そして、両手を広げて喜ぶ実乃梨の元へ今度こそ駆け出す。
花火が俺たちを祝福してくれてる、なんてベタなことを考えながら。

こうして、俺…いや、俺たちの運命を大きく変えた一日は終わっていった。
翌日に激動の一日を迎えることになるなど、一厘も想像しないまま。

続く

以上です。お目汚し、スレ汚し失礼しました。

>>363
スルーして投稿してしまったorz本当に申し訳ない。

つーか、画力・画質・技術、どれをとってもHighクオリティなのですが！
雪の中、唇を交わす二人……原作8〜10巻あたりで少しでもみのりんに
有利な出来事が起きてたら、バレンタイン辺りにはこの展開になること
間違いなしだったのに…と悶々とさせられました。GJです！

>>359
ちょっとまって？電波すぎるって、それ誉め言葉なのかな？かな？ｗ

>>管理人さん
いつもまとめお疲れ様ですｗえと、別展開に指定されてる『受難という名の幸せ』、あれ実は２話目ですｗ
幸せという名の受難→受難という名の幸せ→そして至福の時、でワンセットです。お手すきの時でいいので、リンクなおしお願いしますｗ

>>368
デラウェアじゃまいか
再うpGJ！　続きもすげー期待してます

実はこの絵、修学旅行の時の設定なんだ
一応ウエアのつもりで描いたがわからなかったかorz

>>359
自分も出来ればみのりん関連全部載せたいですねぇ。
とてもよい作品ばかりなんで＞＜

>>364
「デラウェア」書き直しについてなんですが
これは【1】ですね。
【2】も書き直し予定ありますか？
それと前編後編にした方がよいですか？

後「夕日の下で」と「プリドラ」なんですが
続きもの扱いで大丈夫ですか？


長々と申し訳ないです。

>>370
ＧＪっす！
色つけとかどうやってするんだ・・すごいな。
＞ウエア
やっぱりそうだよな、修学旅行で何か起きたかすごい気になるぞｗ

>>368
連レスすみません
デラウェア書き直しＧＪです！
やっぱりいいなぁ、続きが楽しみだ

>>369
電波＝超ホメ言葉っす（笑）
毎回その発想に惚れ惚れしてるので、はい。
>>370
勘違いごめん。何で気付かなかったんだ、俺…
超恥ずいぜよ。ちょっと吊ってくるorz
>>371
今まで通りの【1】【2】表記で大丈夫ですよー。あと、【2】も書き直すと思います。
というか、実は過去作全て書き直してます、すいません。
（毎回投下するのも微妙なので、ブログにまとめてから、URLを貼るかもです。）
加えて、さっきの書き直し版で訂正が一点orz
>>365の最後の一文「へ？」を「へ？…てゆーか、漢字が微妙に違う気が……」に訂正して下さい。
ホントお騒がせして申し訳ないです。

最後に、まだ了承のない作品の掲載について。
言い方は悪いけど、とりあえず全部載っけちゃって、問題あったらその時に了承ないヤツの掲載を止める…
って方法でも良いんじゃないかなーとか思ってたり。
ただ、あくまで個人的な意見なので、その辺りはスレのみんなの意見も聞きたいところです。

以上、長々と失礼しました。

>>369
なんか本当にいつも申し訳ないです＞＜
今日の更新で直しときます。
>>374
そうなんですかｗお疲れ様です。
こちらも了解です！


更新履歴にも書きましたが今日の21-23時の更新に
とりあえずエロパロのは了承得ているものを載せます。

また他の作品は機会あったら載せます。
失礼しました。

>>375
お願いしますｗ

ひさびに、とらドラ第２期OP、ED見たｗ
OPのヘアピン見るみのりんに泣けて、EDの「高須くん、おーす！」な、みのりんにジンときた。俺ヤッパみのりん好きだｗ

最近過疎っていたがまた週末になりにぎやかになってきたな、よいことだ

とらP！のプレイ動画見てきたが、みのりん文化祭の写真持ち歩いてるんだな
なんか泣けてきちまったぜ……

>>376
わかる…なんかどのシーン見ても切ないんだよなぁ。
>>377
あの写真見て竜児が何も思い出さなかったのって
みのりんショックだったんだろうなって思うと泣ける

確かにあのシーンはちょっと切なかった
竜児が覚えてないって言った時、コンマ5秒くらいいつもより反応が遅かった気がするｗｗ

改めてアニメの効果は凄かったんだなと思う……
ちょうどアニメ終了から１ヶ月が経ったんだな
最終回を見直したが、やっぱりどうしても納得は出来なかったな･･･HappyEndな筈なのに切なかったのは初めてだ……チラ裏すまそ

まとめサイト管理人さん、更新乙です！
これからもよろしくお願いします

同志よ、久しぶり!!

プレイ動画が見れない携帯ユーザーなんだけど、今日とらPの発送予定日のメールが届きました。

ワキして報告に来たら、文化祭の写真持ち歩いてるって･･････泣けるわ･･･(┰_┰)

>>381
つべでうｐされてんだけど
携帯で見れるかな？

ttp://www.youtube.com/watch?v=aRa2rbeFFv0
ttp://www.youtube.com/watch?v=BaKUq6Zb1A0
ttp://www.youtube.com/watch?v=GDkujaQvuZM
ttp://www.youtube.com/watch?v=mX72q6dk5c0

ようつべにもううpされてたのか･･･
ついでにアニメ特典の食いしん坊2も見てきてしまったが･･･
あれを見る限りだと竜児とみのりん似てるなｗｗ
笑えるわｗｗ

>>382
同志よ、ありがとう♪早速見てきたよ!!

笑顔なのがなお悲しい(┰_┰)

記憶が戻るきっかけになればと持ち歩いていたのか、いつも肌身離さず持っていたのか…後者なら、私服でも持ち歩けるよう、生徒手帳ではなく他のものに挟んでんだよね。

切ねぇ〜よぉ(_´Д｀)ノ~~

つか、ゲーム自体はかなり期待できそうな出来ですな。

絶対みのりんを幸せにしてみせるぞっ!!

バットエンド予想

みのりんと仲良くなる
↓
竜児転校
↓
みのりん号泣
↓
三年後、駅のホームで出会う
↓
しかし言葉交わさずすれ違う
↓
みのりんと竜児は真逆の方向の列車へ
↓
ED

すまない、あげてしまった

そろそろゲーム発売ですね…
個人的な都合で申し訳ないんですが
自分発売日にソフトは買うんですがPSPは来月買う予定なんで、
ネタバレ避けで４/30日以降当分スレもとい２ちゃんを見るのを控えます。
じっくりやりたいし…予定としては６月頃…には頑張って
みのりんルートだけでも終わらせて戻ってきます。
(その辺はサイトやこのスレで報告します)
その間投稿されたSSやイラストなどなどは
６月以降更新します。

変更点などありましたらお早めにどうぞ。
本当に勝手で申し訳ないです＞＜

夜中(朝方かな？)に長々と失礼しました。

>>385
そんな悲しいこと、考えちゃダメ(>_<)


>>管理人さん
気にせずゆっくりプレイしてきてください♪

Happyendと共に2828しながら報告しに帰ってきてくれることを待っておりますm(__)m

>>385
そんな終わり方orz
そもそもBADENDは存在するのか？

管理人さん、了解
プレイ後にはぜひ語り合おうではないか！

>>351
亀レスだけど、なるほどって思った。
何気ないセリフにも、みのりんなりの意味が込められてるのかな…

管理人さん、プレイ楽しんで下さいね。
みんなもみのりんを幸せにしてやってくれ！
…なんでDS買っちゃったんだろうな、俺orz

とらドラPの狩野さくら、みのりの妹か姉か双子に見える

ありゃ。管理人ｻﾝ２ヶ月居ないのか・・・。んじゃ今のうちに一本ｗ
短編「待ち合わせ」の続きｗ

「あー食った食った」
お腹をさする竜児に思わず微笑む実乃梨。
それに気付いて、竜児が苦笑を浮かべた。
「いや、他人が作ったもん食べるなんて何年か振りなんだよ」
「え？そうなの？」
意外そうに問い掛けられ、竜児は苦笑を深くした。
「ああ。親が水商売なんかしてるからさ、家事全般は俺の役目なんだ。小さい頃は親の手料理も食ってたけど、もうずいぶん食べてないな」
「へえ・・・」
「・・・軽蔑したか？」
「え？なんで？」
あからさまにきょとんとされ、竜児がまた苦笑する。
「親が水商売って言うと、大抵引かれてきた」
「・・・は？」
今までの事を思い出して、竜児の顔が微かに曇る。
「水商売っていうと、皆、いかがわしいだの、不健全だの・・・中には汚らわしいなんてのも言われてきた・・・」
「・・・高須君・・・・」
「だから、俺は最初に機会があれば先に話すことにしてる。これで離れていくようなやつ友達でもなんでもねーし」
そう言って笑った竜児の顔は、少し寂しげに見えた。
「でも良かった。櫛枝はそんな風に俺を蔑んで見てくれなかったから・・・」
「・・・高須君」
「え？」
「・・・試したね？」
「うっ！？」
下から睨め付けるように迫る実乃梨に、竜児がギクリと顔を強張らせる。

>>392

「あ、や違う。今のは会話の流れ上・・・」
「・・・ひどいよたかすきゅん！！」
いきなり、大げさにテーブルに突っ伏して、実乃梨がおいおいと泣き始めた。
余りにも大きな声に、周りの客も、なんだなんだ？と注目してくる。
「く、櫛枝！お、俺が悪かった！！そんなつもりは微塵も無かったけど、謝る！ごめん！！」
周りの視線が、女を泣かせたひどい男という一方行の光を宿すにつけ、竜児も危機感を如実に感じ取っていた。
「だ、だから泣き止んで・・・」
「・・・く・・・くはは・・・・」
「・・・お前なぁ！」
いきなり笑い出した実乃梨に、真っ赤になって竜児が指を突きつけた。
「嘘泣きか！？」
「そのとーりだ！！」
ガバッと起き上がり、反動でふんぞり返るようにしながら実乃梨が高らかに宣言した。
「私を試したことも然ることながら！親の職業を『なんか』呼ばわりなど言語道断！！高須君には羞恥晒しの刑を執行させてもらったよ！！」
ビシリッ！と突き付けられた人差し指をみつめつつ、竜児も負けじと怒鳴り返す。
「それなら先に言え！！いきなり泣かれてこっちは・・・え？」
なんか呼ばわり？
「・・・櫛枝」
「いいお母さんじゃん」
そう言って、ニッコリと微笑む実乃梨。
「・・・」
その言葉が、竜児をどれだけ感動させたか、彼女は知らない。
ただ、竜児が照れたように俯いて呟くのを聞いていた。
「泰子は・・・母さんはさ、俺を養うためにその商売を選んだ。他に選択肢が無かったってのもあるんだけどな。でも俺は、それを誇りに思ってるし、恥ずかしいとも思ってねえ」
ま、面と向かってはいえねーけどな。
そう言って竜児は屈託なく笑った。
その笑顔を見て実乃梨が小さく微笑む。
「ホントにいいお母さんだね・・・一回会ってみたいな？」
「あ、会うのか？余り人前に出したくねーんだけど、あの若作りは・・・」
「でも大河は知ってるんでしょ？」
「あ、ああ北村もな」
「・・・だったら私も会いたいな・・・」
いずれお母さんになるかもだし。
「え？」
「あ、なんでもないよ？」
最後の呟きはまだまだ先走り。
『でもいつかは・・・』
そんなことを思いながら、実乃梨は小さく舌を出した。

どーしよ、続けるかな？ｗ

大河は好きだけど、ああ…やっぱりみのりん…

>>392
続いてたんだなｗｗ
GJっす！

大河は前半の方が好きだったな･･･
クリスマスとかピン止めとか、正直善意が空回りしててなんか萎えた･･･

>>392
GJ！みのりんと泰子の絡みに期待ｗ

GWにSSラッシュ来るかなとか淡い期待してる。
とらPでそれどころじゃない気もするけどｗ

ゲームでみのりんとちゃんとカップルになれるのかな…

とらPネタの妄想などが投稿されることを期待中ｗｗ

出来ればカップルになって欲しいんだけど･･･
そんなに単純な話じゃないとか書いてたけど、やっぱカップルになってほしいよ〜
諭吉約3人と引き換えなんだからよ

>>393
みのりんとやっちゃんの絡みぜひみたいｗ


大河は１０巻読んで一気に微妙になったかな。
前半は好きだったんだけどなぁ

>>397
希望もつんだ！
みんなで幸せにしてあげよう＞＜

久々にSSを一つ投稿させてもらいます。
とらPのプレイ動画より、みのりんとおばあちゃんの会話。
タイトルはまんま「おばあちゃん」で、2レス借ります。


冬休み、久しぶりのおばあちゃんの家。

風情のある木造屋敷は今も昔も変わらない。
おいしい空気、木の匂い。穏やかなひとときに何だか救われる気分。

居間のコタツでお茶を飲みながら、おばあちゃんと色んな話をする。
話題は高校生活のこと。クラスのみんなのこと、部活のこと、バイトのこと。
「おやおや……」
おばあちゃんは微笑みながら、優しく相槌を打って聞いてくれる。
その余裕のある物腰に、ついつい余計なことまでしゃべっちまってるかも。
特に、夏休みのこととか、文化祭のこととか……

「ところで、実乃梨。その高須君って男の子は実乃梨のボーイフレンドかい？」
「ぶふーーーーっ！！」

おばあちゃんの言葉に、ズズズっと飲んでたお茶を吹き出す。
「い、いやいや！違う！ノーノー！！」
身振り手振りで精一杯の否定。何てこと言いやがるんだ、この婆様は……
「おやおや、顔まで赤くしちまって。実乃梨にぴったりなステキな男の子だと思うよ？」
私の反応を見てニッコリ笑いながらお茶に口をつける。…改めて思う。この人にゃ敵わん。
「…そ、そりゃーどーも。けど、ホントに違うんだよ。ホントに。」
自分で言って、自分の胸がキュッと締め付けられるのが分かる。
ぐっ、心臓病が……なんて思わない。心当たりはあるから。

イブの夜、私は高須くんの想いを受け入れなかった。いや、受け入れられなかった。
大河を裏切ってまで、高須くんと結ばれたいなんて思えなかったから。
そんなことしたら、それこそ罪悪感に押しつぶされて、結局誰の幸せにもならないから。
だから、あの選択は間違いじゃなかったって信じてる。
でも――私がこんなこと言う権利はないって分かってる――それでもだ。
やっぱり切ないもんは切ない。あの時のことを思い出すだけで叫びたくなる。

なかったことにしてほしい――

そんな勝手なことを願ったら高須くんが記憶喪失になっちまった。
本当になかったことになった。けど、こんな結末を望んでたわけじゃねー。
大河の、みんなの悲しそうな顔を見て心から思った。記憶を取り戻して欲しいって。
でも、あの時の……文化祭の時の写真を見せても、高須くんは何も思い出せなかった。
正直、かなりショックだった。私にとっては色んな想いのこもった写真だったから。
だけど、それもこれも全部、私のせいなんだ。自分のワガママのツケが返ってきただけ。
ただの自業自得、それでまた罪悪感に自己嫌悪。ホント何やってんだか。
本当に私ってヤツは……

「随分と悩んでるみたいだね。」
「……うん。」
ゆっくりと首を縦にふる。
不思議だ。おばあちゃんの前だと何でか正直になっちゃう。
「どれ。私から一つアドバイスをしようかね。」
「え？」

「実乃梨は控えめな子だから、欲しいものを我慢しようとしてるかもしれないね。
でも、ワガママくらいが丁度いい時もあるんだよ？」
初めて見るおばあちゃんの真剣な顔。思わず唾を飲み込む。
「…私はワガママばっかりだよ。傲慢でずるい女だから。」
「ううん、そんなことはない。そんなイケナイ子は実乃梨みたいに悩んだりしないよ。」
声に詰まる。それを見て、おばあちゃんは話を続ける。
「正直に、実乃梨がどうしたいか伝えればいいんだよ。溜め込んだりしちゃダメ。
実乃梨の周りの友達も、その男の子もそれを待ってると思うよ？」
そう言って頬を緩めて満面の笑み、太陽のような眩しい笑顔を私に振りまいてくれる。
「うん……そうだね。」
あまりの正論、そしておばあちゃんの笑顔に、ただ頷くことしかできなかった。
しっかし、まだクリスマスのことなんて何も話してないってのに……
改めて思う。この高性能おばあちゃんには一生かけても敵いっこないな。

おばあちゃんの言うとおりだ。逃げないで、正々堂々考えなきゃ。
どんな結果になるとしても、考えなきゃいけない。自分がどうしたいか――

この時は思いもしなかった。
おばあちゃんの言葉が私の運命を大きく変えるなんて。

おしまい

以上です。お目汚し失礼しました。
（なお、おばあちゃんのキャラはあくまでも個人的な妄想です。）

最後に、管理人さん。とらPクリアの報告を心待ちにしてまっす！

ではでは。

>>401
ＧＪ
これを見るとみのりんの性格はおばあちゃん似なのか！？と思うｗｗ
確かに強引に見えて控えめな子だよな･･･

>>395
書いてるヤツは、基本続いてるんだコレが(笑)

とらＰは、どうせ飽きるから買わなかったな(苦笑)ゲームがホントに苦手でね。
ロープレですら、最後で萎えるｗクリア手前で放置なんだわｗ
でももし、みのりんが幸せになるENDがあったら買うかもしれないｗだから報告待ってるぜ、同志諸君♪

>>401
みのりんはこんなおばあちゃんみたいな相談相手がいれば
あんなに一人で悩まずに済んだんじゃないかと思う。
と思うくらい感動したっ！

GJです＞＜

>>403
ちょっと気持ちわかるｗゲーム好きなんだが
なぜかクリア手前とかで放置してしまうｗ
基本RPGだから、今回みたいなキャラゲー・・なのかな？みたいなのは
初めてだから少し不安なのだよ

馬鹿の振りしてる時から高須との会話で一瞬素に戻るお前が・・・・

俺にとってこの小説を読み進める原動力だったぁああああああ！！

>>401
おばあちゃん良いキャラしてんなGJ
結局今日はとらP！買ってこれなかった…orz

>>199の続き投下させてもらう
第３話
「ふはーー食ったぜ〜　いや、本当おいしかった」
「そ、そうか？」
「けふっ」
いや、おまえが答えてどうする。
心中向かいに座る虎にツッコミを入れつつ皿回収に竜児は立ち上がる。
具はキュウリと卵とハムを千切りにして、さらに上にゴマと生姜を乗せたという王道かつ、シンプルな
冷やし中華だったのだが、二人は十分に満足したようだった。
「あー、昼御馳走になったし洗いもの私やるよ？」
「い、いや、お、俺がやるよ」
自分の長所（主に家事全般が得意ということ）をここぞとばかりにアピールしておかなければと
必死なのだ。（そんなことしなくてももう十分に知っているのだけど）
「ん〜そうかい？」
「おう、大河と一緒に遊んでてくれよ……な、大河」
「はいはい」
よろしく頼むぜ！という視線を大河に送る。
何がよろしくなのか、大河も呆れつつ、
「あ、そうだ、不細工インコ見る？」
いつもの調子で実乃梨と楽しそうに絡み始めた。

「終わった終わった……てあれ？いねえ」
大した洗い物ではないから時間もかからず終わったのはいいのだが、
先ほどまでインコちゃんを見ながら爆笑していた二人がいない。
言われてみればいきなり静かになったな、と思っていたのだが。
「櫛枝？大河〜？」
返事はない。
おいおい、どこいっちまったんだ？
帰るには台所を通らなくては玄関にたどりつけないので、
うちの中にいることは確かなのだが、居間にいないとなると……。

「おいおい、勝手に人の部屋はいるな……で！？」
「………やばっ」
「……ひぇえ…」
「って、ちょっおまえらあああ！」

自室の襖を開けて数秒、自分の机の傍で『あるもの』を見ている二人を見て、
竜児は悲鳴のような叫び声をあげた。
実乃梨は一冊のノートで真っ赤になった顔を竜児に見せまいと必死に隠し、
その隣で大河は「ふふんっ」だなんてわざとらしいにやけ面を見せている。
「おまおまおまおま……」
餌に食らいつく魚のように口をパクつかせ見つめる一点……
実乃梨と大河の目の前には一個の段ボールが置いてあり、
そしてそれは竜児にとって実乃梨に決して見られてはいけない『秘密』だった。
そう、一年近く前に大河にだけは見せた代物。
うっかり実乃梨のために書いてしまった詩や、綿密に練られたデートプラン、
ドライブでかける春夏秋冬揃えられたMD（当然免許はない）。
密かに買い集めた文化祭時の彼女の写真や、３年になってからたまにもらった手紙や、
最近のものだと自分と彼女を題材にしたほぼ官能に近い妄想小説なんてものまで収納されている。
それを見られているではないか！本人に！

「だぁあああああああ！！」
慌てて畳をスライディング、二人の前から段ボールを奪い取り自身の背中に隠して
顔を真っ赤にしながら涙声でわめく。
「た、大河！おまえ、な、なんて……なんてことするんだよ…っああああ……うう」
もうだめだ。ひどい、あんまりだ。秘密だと言ったではないか。
実乃梨は目を合わせてくれないどころかこっちすら見てくれていない。
気持ち悪い奴だと思われたに違いないと、竜児はめまいを覚える頭を押さえつけ必死に涙をこらえる。
高須竜児、高３の夏、人生最大のピンチ。
ベッドの下のエロ本を母親に発見されたのと同じくらいのピンチ！

――続く

なんてふざけた話なんだｗｗ
自分で書いててないわｗｗと思う。そんなgdgdへのお付き合いお願いします

とらＰ！入手できました！＞＜
あぁぁ・・・なんでＰＳＰ持ってないんですかねぇ。。。。


みなさまありがとうございます。
ＰＳＰ購入したら戻ってきたいかと・・
ソフトだけ近くにあるのは危険ですね。
今日までのSSは保管しておきます。
またこのスレを開く時を楽しみにしてます＾＾*
GWを十分に満喫してください。

それでは失礼しましたぁ！

>>407
ﾆﾔﾆﾔが止まらないｗとらＰやらない俺にはとても嬉しいぞｗ続きカモンｗ

あー・・・なんか投下しとくかなー・・・？ｗ

>>408追加
たぶん今週はまだスレ見てるかもですｗ
完全にひきこもるときはサイトの方で連絡します。
何度もしつれいしました。

>>407
感想スルーして申し訳ない。
ついにあの段ボール箱がｗｗ
みのりんの反応が楽しみですwGJです！

管理人さん
>>407のまとめの方は、gdgd長く続いてるので完結したらまとめて載せてもらえないでしょうか？
色々とすみません･･･
そしてとらP！購入おめ！

俺はついに明日購入だ
なんだか楽しみで仕事も手につかん･･･

色々みすった･･･orz
ID違うが>>407＝>>411っす
連ﾚｽすまそ、自重する

了解です。

よし投下♪「それぞれの今」続きｗ
↓

「もう何年になるかな？」
「そうだな・・・かれこれ３年か」
すっかりと機嫌を直した実乃梨を見ながら、竜児は微笑みながら答えた。
その顔を見返し、実乃梨も微笑む。
ニッコリと笑う顔は学生時代と変わらず、まるで太陽のように明るい。
「皆どうしてるかね？」
「北村は今度念願の宇宙飛行士になれるっていってたぞ？やっと兄貴に追いつけるってな」
そう言いながら、竜児の顔は本当に嬉しそうだった。
親友の夢が叶うのを心から喜んでいた。
「大河はどうしたって？」
「あーみんと、今度東コレ出るって」
なんでもない言い草に、思わず竜児がお茶を吹き出した。
「はぁ！？あいつそんなに有名になったのか！？」
「頑張ったもん大河」
ふふん、と誇らしげに実乃梨が胸を張った。
「あの子に、今度見にきてって言われてんだよねー」
「ああ、いいじゃねーか。行って来いよ」
「竜児君も一緒にって」
「俺も？」
場違いじゃねえか？
そういう竜児に、実乃梨が苦笑を浮かべる。
「フィールズ賞とった数学者様が何を言ってるかね？」
「いやそれは専門家しかわかんねーし」
何を言ってるのやら。
あれだけ国内のニュースになったというのに、この謙虚なところはずっと変わらない。
そう思いながら実乃梨は相好を崩した。
「まあ、あたしが一緒だからさ。ね？エスコートしてよ？」
「まあ・・・そう言うならやぶさかじゃない・・・かな」
「今の言い方大河みたい」
頬をつつきながら、実乃梨が破顔した。
「あー楽しみだな会うの！」
「そうだな。よし、北村にも帰ってくるようメールしてやる。あいつ、疎外されたりすると、意地でも参加するからな・・・よ、『こなくてもいいぞ？』よし、送信！」
悪戯っぽく笑うその顔に、見惚れる実乃梨。
ああ幸せ。
「ん？どうした？」
「なーんでもない！」
言ってあげないけどね。
そう心で呟いて、実乃梨は鼻歌混じりに竜児に腕を絡ませた。

さぁて、ＧＷは仕事詰めだ(苦笑)

>>414
GJ
つか2Cメンバー有名人多しだなｗｗ
ほのぼのしてて楽しいよ
続きにwktk

とらP！を買いにゲーム屋を３軒梯子したが売り切れだった俺涙目orz
やっぱ予約するべきだったのか･･･
とりあえず明日を利用して探しに行こう

保守。KASOだねー。
ついでに、とらPは売り切れだねー。

>>416
ファミ通のクロスレビューで、キャラゲーでありながらも
"８・７・８・７"の高評価でシルバー殿堂入りしてるしな。

どこ行っても売り切れで俺涙目orz
5月も終わる頃には買えるかな？PSP買っちまった以上後には引けないんだ･･･

やみドラという同人誌を発見してしまったのだが･･･１ページしか読んでないのに何だか切なかったな

>>418
全く同じ状況でﾜﾛﾀｗ

ttp://www.syu-ta.com/blog/2009/03/04/085519.shtml
他所のブログさんのリンク貼っちまうが、この頃が懐かしいな…

>>419
やはりそうなのか
お互いみのりんを幸せに出来るよう頑張ろうぜ･･･

つかそのURL>>436が俺のﾚｽでﾜﾛﾀｗｗ
いつになっても妄想は止まんねーな

>>419
懐かしいなｗｗ
もう二ヶ月も経ったのか･･･

同胞諸君、みのりんは必ず呼び止めよう
さもないと俺の失敗を辿るぞ

とらPようやくコンプ
みのり好きなら買っておけ。正直みのりルートが一番気合入ってるから。難易度も他に比べて段違いに高いけど
アニメが大河ならゲームはみのりのためって感じだった。殆んどみのりの補完の為のゲームって感じだったし

>>423
報告サンクス
うわぁ･･･余計楽しみだよ
ニコ動にあったプレイ動画見た時にみのり√は難易度高いのはわかったが･･･

ゲームは本当にみのりが真ヒロインだろって位（補正抜きに）
実際大半のプレイヤーがやっぱみのりトゥルー最後になる位

・・・あのヘアピンを付けた立ち絵がある事に感動した