【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その106

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1Haruhi
アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の超ヒロインにしてSOS団団長! あたし涼宮ハルヒについて語りあうスレよ!
じゃんじゃん語りなさい! 過疎になんかさせたら許さないんだからねっ!
ただし【荒し】【荒しに反応する人】はダメ! もし見かけたら生暖かく見守るとよいでしょう。
SS、あたしとキョンのカップリングネタは、名前欄に「SS」「ハルキョン」と書くように…。
あたしが恥ずかし……くは別にないけど、部室のPCのNGワードに入れといてあげるから。

次スレは960が立てること。スレの進み具合によってはスレ立てが早まることもありうるから、臨機応変に対応しなさいよ!

前スレ
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その105
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1232712797/

ハルヒスレSSまとめ Wiki
http://wikiwiki.jp/haruhi/
2Kyon:2009/02/13(金) 05:34:10 ID:Gx/MagMr
やれやれ……皆聞いてくれ、団長命令だ。
最近、荒らしのような発言をする奴が目立つが、そういうのはまず下記リンク先に目を通せとのことらしい。
それが出来ない奴は王様で団長なハルヒのスルー対象にされちまうので、気をつけるように。

【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ【避難所】
http://jbbs.livedoor.jp/comic/3935/ (PC用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/comic/3935/ (携帯用)


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:.;:.ヽ'. >  >ヽ;:;:ヽ   ヽ;;;;=''"    _,,ィ  /_=!:;:;/  .l  /        優雅に、そして華麗にスルーしなさい
\;:;:,\へ!  ヽ;:;.`、、      l ̄ ヽj ,イ.!='' /;/ヽ、 /  〈_/i        じゃないとあたしを語らせてあげない
  ヽ;:;:;.,\   ヽ;::;:ヽミ'''ー- ,,,._`ー_'',/.//  /:'   )^''、  `ヾf゙〉     あたしが王様なんだから
   ヽ;:;:,<¨ヽ、  ヽー-≧ニェェ‐-=,,_ //   '  // i  `''、ー-'       王様の言うことは絶対っっなんだからねっ♪

3Haruhi:2009/02/13(金) 05:34:42 ID:Gx/MagMr
SSやAAを投下する前に注意!

投下が複数レスにまたがる事が確実な場合は別のテキストファイルに纏めておいた方が無難かしら。
その場合、分割数が予め解っている場合は、名前欄に書いたタイトルの後に分数表記しておくとみんなも安心だと思うわ。

1行の最大文字数は全角で125文字、1レスの最大行数は60行ってことになってるから気をつけなさいよ。
また、1レスの最大書き込み容量は4096バイト、つまり全角換算にして2048文字分ってわけなの。
でも改行コードがただのテキストファイル場合の2バイトと違って6バイトってことには要注意なんだからね。
専用ブラウザの中には書き込み容量計算をしてくれるものもあるから、それを利用するのもアリかもね。

まあ、別に1レス/1行ににギリギリまで詰め込むような必要は全然ないとあたしは思うんだけど。
でも一応レス数を無駄にしないって意味では頭のどこかで意識してくれた方が嬉しいわね。
ちなみに1行全角60文字ぐらいに収めるようにしてる職人さんもいるみたいだし、要は読み手のことを考えてあげてよね。

あと、スレの容量には一応気を配っておいた方がなにかと角が立つことはないと思うけど、あまり神経質になって萎縮する必要なんかは全然ないからそこのところよろしくね。

まだなにかあったかしら?
え、なによキョン、大事なことを忘れてるって?

このスレではメール欄に半角で「sage」と入れる事、良いわね?
うっかりageちゃったりしたら、暇を持て余した荒らしやアンチが来るって言うから気を付けなさいっ!

…………。ねえ、キョン。何でこんなこと言わないといけないのよ。あたりまえじゃないの。
4名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 05:47:43 ID:q7ISRQ2g
>>1乙!
5名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 06:25:15 ID:7AFU3bS/
>>1乙だっぜ!
6名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 06:47:39 ID:3Kou4z34
ノ   /    /     l|             !         ',  ``
.   //   ,'     l|            ||        ',
   | l    |       | |         l .l    | |   ! |
   | !    .! |     ! !_        _/_/  !  l l  ! l
   ',|    ', l_.  '"「 ト、`     ´/' イ'`丶、/ ,/  / ,'
    ',  l   'r"ト、 ,.ヽ、_\    /'/_/ //ヽ'  / /
    \ヽヽ \ /_"`ヽ` ` ー-'  イ,ィ_'`ヾ、/ //
\     > `ト イ |-イJ |       |-イJ !ヘイ !\
=`= -- K∠._!__, 弋_ン        弋_ン ' lヘ イ|    _
_-_‐‐''" ー- .,_|        __'__       r二_ -‐'_.. -="-
     _.. ∠∠、      i´   `i      rー`―ト .._
_.. -‐'"_/''",∠ヽ、     ',   /      />ニ「     ̄ ̄ ローゼンメイデンの第6ドール雛苺が
' ヽ-‐<<_ ,  ̄ー' /丶、  `ー'   _.. < 、__) ̄ ``ト- ..__ >>6ゲットなのー♪
      ̄     ',    `丶-- '"   /      ゙ー- 、..二
、  、         ヽ           /     ヽ、__-'ノ  / 
>>1星石はいじわるなのー!
水銀燈がよみがえったのが、>>2しぎなのー!
ワニ>>3んといっしょにねるなのー!
雪華綺晶のよみかた、>>4らないなのー!
いち>>5わだち、ヒナのとくいわざなのー!
真紅は>>7まいきなのー!
児童ポルノは>>8ん罪なのー!
>>9んくんはてんさいなのー!
>>10モエは大好き♥なのー!

>11-1000は、くろくてあかくてうにゅーなのー!
7名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 09:13:28 ID:FIyQDbF8
>>1
乙であります
8名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 10:41:43 ID:o4q/OK7H
>>1

生徒会の犯した過ちは、SOS団が粛清するわっ!
9名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 12:07:23 ID:rx5gF1Tz
>>1乙!そう言った方がよいでしょう
10名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 12:37:43 ID:FUD+Fo+D
>>1乙!
    _ __   _
    〈> r==ミ、くノ
    i 《リノハ从)〉
.    从(l|゚ ヮ゚ノリ  乙だわっ!
    ヾ ノ =京= _
  /::.:.:.:.∪:.:∪.:.:ヽ
  /.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:ィi.:,、.:.ヽ  
 /イ.:.:.:.:i|:/__,V'、|l_j:.:.:.l  
  lr:l:.:.l -ー   -、 レヘ!       
  l l:.|    |   l      
  `ーi;|    '  ,N   おつかれさん
    | `ー  ̄ , '
  ,,rへ、_ ` 〔´__
/l :ヽ、 ゙7'r'Yヽ、゙ー、
: : |: : : ヽ/、;:;;;}イ: :ヽ: \
.: :.>': : ヽ/::::| .l: :<: : ヽ
11名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 17:05:58 ID:xPbJcFKF
>>1
スレタイをオリキャラハルにゃん(笑)を語れ
テンプレにエアーガン乱射等のハルヒに都合の悪い話は絶対に厳禁って入れろよwwwww
12名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 17:17:43 ID:m1dg9WDr
             ___
          ,.. ‐ : : : : : : : : : `丶、
    r‐ 、 /: : :/-――――‐-\:\ _ィァ┐
    } - 7:/: :.:/ _.. -――、┬--ヽ: ∨  }
    フ¨ヒl.:l: : :/7´ .:{: : : : : : :.:!:}:.ヽ:.:ヽ :|‐<
   〈 / ,イ:{: : :!.:|: :.:∧: : : : : .:,|∧: :}: : ! ト、  〉
    V>ー|:.ヽ: |:A .:L_ ヽ: : : :/リ.斗:什:リ ト、}/
    く  ハ: : ト{ ,z≧ミヽ\/イz≦、ノイ: :ト、 >
     「: : l: : l 《 トィ::.:}`    ´トィ::.:} 》l: : |:.:「|
    | :l:ヽ:ハ  辷.ソ   、   辷:ソ .リ: : ! !: !
      ! .:|「`i:.ヽ    r --┐    /:/ /:ハリ   >>1
      ヽrヘ jー、:\.. _ `ー‐ '_ _..ィ7イイ/ ′   乙
        ドニ{_フ iドヽ: : ト ̄ イ: :ト、_  ′
      `弋__ム__j|: : :l´ ̄| : |_ j
           j  !: : ヽmj : [`/
            /  \: : V∠{='
          〉、    >ヒj二!
         /: `:`ニ〈.イFへ`7
        く : : : : : / : : :|_ト、: :`}
         ` ┬<!_:_ : イ´
              |`:ー/   |‐:´:|
              |:::::/    !::::::|
          ト-j      ビニ>
13名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 17:26:14 ID:G4bqa1Hp
>>1
14名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 18:05:43 ID:WbXnODCx
>>1
乙です
15名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 19:21:05 ID:AxrGNcEh
あたしね、>>1乙ってけっこう重要なことだと思うのよ
16名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 19:35:16 ID:C54nJrB5
.         ,.-‐―‐-.、, ‐-ー 、
.       ノンニニヾソ、ヽ.  ヽ ヾ
       .オl|ノノ从从|芥ハハハバゝ      >>1
         |li ┃ ┃ | |).l.|─ ─i!
.        ハl、''  '''ノN从!、 - ノ 
          (づH}l'iエ/〈にづ┓___
.        ___く/_i_j_ソぐ___,/__||卅]
        .^,'<_<ン_//゙> .> /ヾ⌒ヾ
        (--(ニ二__(ン゙/.(--○<)
.        ゞ/__彡' ¨゚¨    ゞ/__彡'
17名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 20:50:53 ID:3YzQPYu6
>>1乙!
18名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 21:45:03 ID:50rBEFFo
>>1乙!
19名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 22:58:08 ID:LuJCcGeB
>>1
20名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 23:01:16 ID:J/M9/W7Y
前スレ最後の「嫌」って打った奴

GJ!!
21名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 23:02:17 ID:WbXnODCx
ハルヒちゃん第一話「出来上がりませんでした。」


おい!!!!
22名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 23:05:38 ID:1896DeWL
ドラクエといいハルヒといい・・・
23名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 23:17:14 ID:oIPbikPd
アンチを見たくなかったから本スレもν即も開かなかった
結局またやるやる詐欺だったの?
24名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 23:17:43 ID:trbQM/lO
てかハルヒってやっぱり再放送なんだね
25名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 23:21:29 ID:50rBEFFo
皆でせーの、
「niceboat!」
26名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/13(金) 23:46:32 ID:LuJCcGeB
仕方ないなSSの準備でも始めるか
27名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 00:11:01 ID:8oQ1uSrZ
後年、ハルヒが結婚する話を谷口から聞き、ひとりバーのグラスに手も付けず、
テーブルの一部をじっと見つめるキョン
28名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 00:14:34 ID:ys+XRxOg
>>27
それいいな。誰かやってくれ。
29名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 00:21:26 ID:ikhw/0Ks
30名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 00:30:56 ID:9ngQ7Zan
なんだか空気が生暖かいな
寒くはないけど今夜もあたためてあげたいよハルにゃん
31名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 01:12:36 ID:52TQWfLy
>>1乙。

まあ、配信はのんびり待つさ。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 01:46:38 ID:PWaW9TH6
ハルヒ嫌われまくってんなw
谷川にもw
33名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 02:09:59 ID:ys+XRxOg
「結局配信はなかったんだな」
「なーに言ってるの、キョン?」
「どういう意味だよ」
「これはれっきとした『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 第一話』よ!」
「何故言い切れる」
「実はこの映像の中に一人だけあたしが隠れているのよ!!」


だったら面白いな。さっき見に行ったらすでにカウンターが16万回ってた。

とりあえず配信されるまでハルキョンでしのぐしかないと思う。Fight!
34名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 02:19:12 ID:smeDvXeE
仕方ない。俺が明日構想五年、制作に10年を費やしたSSでも投下するかな
35名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 02:22:15 ID:YkanpFub
>>29
これ池田さんかな。
いいねえやっぱり
36SS涼宮ハルヒの格闘(1/2):2009/02/14(土) 02:37:41 ID:HdQz+AKD
涼宮ハルヒの格闘

 その日もいつもの不思議探索。
 めずらしく組になった俺とハルヒは一通りの探索を終えて、いつもの公園のベンチにい
た。正確にはベンチにどかっと座り込んだのはハルヒだけで、おれはいつもの通り二人分
の飲み物を買いに、最寄りの自動販売機に向かった。
 自販機からベンチに戻る途中、公園の中を横切っていた俺は、最近では少年誌でもお目
にかかれないような、それはそれは古風な格好をしたレッド・データ的不良数人が、ベン
チに座っている少女二人に「ちょっかい」をかけているところに出くわしてしまった。消
極的平和主義者を自認する俺はもちろん、そのまま通りすぎようと思ったが、お人よし的
良心回路がおそらく誤作動したんだろう、意識を介することなく、俺の口を勝手に操って、
こんなことを口走らせた。
「取り込み中のところすまないが」
「だれだ、てめえ?」
「通りすがりの雑用係だ。どうせ聞いちゃくれないだろうが、アリバイがわりに言わせて
くれ。あと5分もするとしびれを切らした《あいつ》がここを通りがかる。《あいつ》は、
見た目は女の子だが、中身は阿修羅だ。しかも、まずいことに破壊的良心回路を実装して
る。こう言っちゃなんだが、見るからに悪人っぽいあんたらが《あいつ》に出会うと、か
なり高い確率でとってもよくないことが起こる気がする。悪いことは言わん。ここは何も
言わず立ち去ることをお勧めする。お互いのために、ひいては世界平和のために。悲しい
ことに俺の方はもう慣れちまっているが……って、ああ、遅かったか」
「ちょっとキョン!!あんたジュースひとつ買うのに何分かかってんの!?団長をこんな
寒空にひとりベンチで待たすってどういうつもり? ん? 誰、そいつら? なんでそっ
ちの子たち泣いてんの? ちょっと、なにキョンの胸ぐらつかんでんのよ! 手をはなし
なさい! あんたらの相手はあたしよ!おりゃー!!」

 一般的に言って、複数人を相手にケンカすることは、よほど腕に覚えのある人でもお勧
めできない。
 人間は弱いようでいて、これでなかなかしぶとくて、マンガのようには一撃で倒れてく
れることは稀だ。前後左右の敵を一度に戦闘不能にすることができれば、取り囲まれても
なんとかなるかもしれないが、実際はほとんど不可能に近い。よって武器でも持たない限
り、複数を相手にして立ち回ることはすなわち敗北を意味する。

 ハルヒは、腹の底から出した叫び声で、不良たち4人の注意を一瞬で自分に引きつけた。
 が、次の瞬間、居並ぶ不良たちの(ハルヒから見て)一番右側の男の真横に飛び込んだ。
そいつが体の向きを変えるよりはやく、左足で地面を蹴り、体ごとぶつけるような勢いで、
右の掌底を相手の脇腹に叩き込んだ。その痛みに相手のからだがくの字に曲がり頭が下がっ
てくるのを待ち構えていたように、ハルヒの左の掌底が下からそいつのあごを打ちぬいた。
 一人目が崩れ落ちて、その後ろになっていた二人目はようやくハルヒの動きに気づいた。
が、ハルヒを捕まえようと突きだした手は、低い姿勢で懐に飛び込んできたハルヒを捕ら
えそこない、空を切った。ハルヒの右の肘鉄が二人目のみぞおちに突き刺さり、その肘を
支点に右腕が弧を描いて伸び、裏拳を相手の鼻先に叩きつけた。
 その惨状を目の当たりにした三人目は、掴みかかるか否かを躊躇した。ハルヒの方は動
きを止めなかった。低い右の横蹴りが相手の脛を打ち、痛みに身を低くしたところに右の
裏拳がこめかみに炸裂した。
 俺の胸ぐらを掴んでいた四人目は、目の前で何が起きたのか、うまく理解できないといっ
た様子だった。ハルヒはくるりと体の向きを変えて後ろを向き、倒れた三人を眺めつつ、
こう言った。
「こいつら連れて帰りなさい。それとも、まだやる?」
「無防備」に背中をさらしているハルヒを見て、ようやく決心がついたらしい四人目は俺
から手を離し、ハルヒがしゃべり終わるのを待たずに飛びかかった。
「あ、おいっ……って、遅いか」
罠だと思わず、表記できないようなことを叫んで向かって行ったそいつを無論待ち構える
ように、ハルヒの今日一番の大技、後ろ回し蹴りがあごに炸裂した。
「……やれやれ、いわんこっちゃない」

37SS涼宮ハルヒの格闘(2/2):2009/02/14(土) 02:38:16 ID:HdQz+AKD
 買ってきたジュースを二本とも飲みほした後、ハルヒが語ったところを記しておく。
「話にならなかったわね。見かけ倒しもいいところよ。悪者なら悪者らしく、人質をとる
とか一斉に飛びかかるとか、もっと卑劣な手を使いなさい!」
いや、それは無理だろ。おまえが先に、一番右にいた奴のとなりに飛んだからな。
「あたしからみて、ちょうど連中が一直線に並ぶように、あそこに飛び込んだの。となり
の奴が邪魔になって、一斉にはかかって来れないでしょ? 一対多でケンカする時の基本
よ。覚えておきなさい」
いや、君子危うきに近寄らず、というだろ。まず、そういう事態は避けろ。危ないことは
すんな。
「人にはね、どうしても闘わなきゃいけない場面ってのがあるの」
さっきのがそうだというのか?
「あたしがいかないと、あんた殴られてたじゃない」
そうだな。悪かった。これからはもっとうまく逃げるようにする。
「あんただって、からまれてたあの子たちを助けようと思ったんでしょ?」
そんな殊勝な話じゃない。放っておこうと思ったんだが、おまえにいううまい言い訳が思
いつかなかっただけだ。
「ほんと素直じゃないわね」
おまえも知っての通りだ。だが助けてもらった礼を言うくらいの常識は持ち合わせてるぞ。
「聞こうじゃないの」
「……ありがとな、ハルヒ」
「……!!……あ、あんた、なんてことすんのよ!」
感謝のしるしだ。深い意味はない。気にするな。
「き、気にするわよ! このエロキョン!」


副々団長「い、いまキスしましたよね?」
文芸部「した、見た、撮った」
副々団長「って、ええ、長門さん!?」

38名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 02:39:33 ID:ikhw/0Ks
>>34
未来人ktkl

>>35
おそらく。復帰した、のかな。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 02:42:44 ID:ikhw/0Ks
危ない割り込むところだったw
GJ!
40名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 03:32:05 ID:e75x5SFY
TFEIと契約し、力を借りることでパワーアップする鎧を纏って
宇宙からの侵略者と戦うハルヒとキョン
41名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 03:48:06 ID:e0RvkCSN
http://nagamochi.info/src/up26580.jpg
どうせヨーこんな感じでヨー。
まあ、土曜日だけど
……そうか、緊急招集かけられて古泉相手にキョンが缶コーヒーのみつつ
「土曜日だってのに呼び出されてみればあいつがいないってどういうことだよ」
とか言ってた三分後の図だな、これは
42名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 04:03:53 ID:h47TIFuF
>>24
世界がループしているんだ!
43名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 04:20:53 ID:tZqBWXkS
figmaのハルヒ夏服verは予約したかい?
まぁしなくても問題ないだろうが
これで早いところ消失Verが出ればヘッドON!で
入学して直ぐの不機嫌ハルヒやらと色々出来るんだがな

後はジャージキョンと夏服キョンが出たら完璧!
44名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 10:25:21 ID:ikhw/0Ks
なんだろう、今日のこの陽気は。
ハルヒがスキップでもしてるかのようだぜ。
45名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 11:33:00 ID:8oQ1uSrZ
迷宮のトラップを間違えて踏んでしまい、後ろから迫りくる巨大な鉄球に追い回されるSOS団
46名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 11:50:21 ID:H2kWJx9O
>>36-37

おもしろかった!
通りすがりの雑用係ワロス
47名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 11:52:46 ID:ivPSZ1qH
キョン「通りすがりの、」
ハルヒ「たい焼き屋さんよ!」
48名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 12:00:23 ID:ys+XRxOg
>>36-37
GJ!むっちゃバトル展開だったのに最後で…
つか長門と古泉はいるのに朝比奈さんはいないんだねwwwwww
49名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 12:09:52 ID:h4N+n1ki
SOS団の活動でもないので朝比奈さんは一時未来に帰ってます。多分。
でもハルヒに呼び出されたら即出動します。

ってか朝比奈さんは本当に何にもない休日は何してるんだろうねぇ。
50名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 12:53:12 ID:ys+XRxOg
「キョン、今から駅前集合だから!」


「で?今日は何をするんだ?」
「みくるちゃんの生活を徹底的に調査するのよ!」
「おいおい…それはなんでもやりすぎだと思うぞ?朝比奈さんにだってプライベートってもんはあるんだ」
「なによ、あんたは知りたくないの?みくるちゃんの日常」
「知りたくないわけないだろ」
(俺は健全なる男子校生だからな)
「…もういいわ」
「え?」
「あたし一人で行く!!」
「お、おいハルヒ」
「ついてくんなバカキョン!!」
「なんなんだよ一体…」
51名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 13:39:05 ID:8oQ1uSrZ
レトロな車でドライブするキョン
海岸沿いを走っていると車の前にカチューシャを付けた少女が飛び出す。
サングラスを下げるキョン、肉眼で見たその娘の印象は大層な美女だったようで
いつのまにか助手席に彼女を乗せて走っていた。
52名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 14:50:48 ID:ivPSZ1qH
ハードボイルド・ハルキョンかw
53名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 15:03:00 ID:+vqx/IR2
>>51
要するに死体を埋めに行くんですね?
54名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 16:13:22 ID:zSylvLmc
55名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 16:18:53 ID:ikhw/0Ks
お、こいつあ爽やかだね
56名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 16:56:36 ID:DaddH/d5
>>54
これは詳細キボンヌ

そしてコレを貼っておくぜ。
ttp://nagamochi.info/src/up26662.jpg
57名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 17:03:37 ID:zSylvLmc
58名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 17:09:37 ID:z4af9pGR
乙乙
59名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 17:38:28 ID:e75x5SFY
>>47
キョン「究極!」
ハルヒ「バベルノンキィィィィィック!」
60名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 17:40:13 ID:NE9ykAIR
角川アニメチャンネルでハルヒちゃんOP見れるな
61名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 17:41:56 ID:zSylvLmc
            . . -‐: :――: :‐- . .
   YouTube.. . ´: : . -‐ …… ‐- . .: : `: . .、
        .:': : : /´ . .-‐ …… ‐-. . `V: : : ヽ
.     ,へ.__/: : :.:./. :´: : : : : : : : : :i: : :`: .ハ:.:.:.:ト ー―┐
   |  / . . . .'. . . . .! . . . . . . . .|. i. . . . . |. . .ト、    |
  /`>′: : : !‐:-: 、ハ: : : : : : : :.!: |,..-‐: :.!: : :! \ーへ,
 く く  : : :.i: : :i: :i: : :i`ヽ: :、: : : ィ´ヘ.:. : i::|: : :i   > /  涼宮ハルヒちゃんの憂鬱
  ヽ,.:ヘ! : : i: : :i: :i:x=ミ、ハ\: ハ!x=ミ刈!: : :i\/`V    にょろーんちゅるやさん
   〈  j : : :i: : :i 〃,rう心.    \!,rう心ハリ: : :.i:::.!  〉
.    \{ : :八: : ',{{ i::゚し'::::!    i::゚し':::::! }}: : :.i: :jイ|     
.     |__}ハ': :.:\:.', ∨辷:ソ   ,   ∨辷:ソ /: : :.ハ:.:.!:i:!   「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」第1話
    ( -‐くヾー-、:\ :::::::::  . -‐‐ 、 ::::::: /: : :/ノ:.:.:リ:!  http://www.youtube.com/watch?v=BRahhupBFuY
   ゝ- 〈}::}:}  ヽ:ハ.    (     )  /: : ://.:.:.:ノ !
    ゝ  イ//    〉ハー―┬―,一'ァ=7: : .イ/ノイ  :|   「にょろーん☆ちゅるやさん」そのいちっ
    |_)彡'>-‐ ⌒ヽ>‐-ミー‐/ //彡ヘ.      |  http://www.youtube.com/watch?v=gDqxaaVNFbg
    |          く/    Y>イヘ´ x==ミメ、   |  
    |__________,′   .ヘ.〉 ハ八〃 Y Y Yハ. |  「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」オープニング
    |i!i!|. =◎====i     /======== ̄ししノノ.:匸|  http://www.youtube.com/watch?v=v9Lj0lF9Lao
    二二二二二ト...___ノ′二二二二二二二二二
    |評価:☆☆ !:::::::::,′   再生回数:15498 |
    |___________!:::::::,′________________|
              !Y 7
62名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 18:09:28 ID:CtdBo5Px
どーせ出来ませんでしたなんでしょ
63名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 18:12:00 ID:QP0J1ShL
>>62
もうちゃんと配信してるよん
64名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 18:22:00 ID:XT9q/8MA
キョンが只の銀さんだった
65名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 18:24:40 ID:w4nG6QYM
にゃにゃ ニャンコロジーで
人類にゃっころぎゃー

例えば磁石 砂の中には(マグネットパワー)
宇宙人が地球支部に立てぃーた

ちっちゃいと不便だ
大きいの出してよ(やめろー)
セカンド まと だれか動かして

(ダバダバダ)

牛乳飲んで

(シャバダバダ)

早めに就寝
(ダバダバダ)

大人はきっとこっそり変身。
(しらねー)
改心だ
(えー)

相当だ
(いや、おまえがね)
制服だ
(これを着ると)
カメハメハ
(はー)

メイド メイド メイドの土産
そりゃもうシャングリラのそっくりさん
(だ、誰?)
タイムマシン手作りました
時を歩く少女追い越した
(だめだめダメ だめ)
退屈 退屈 体育座りで
膝の匂いは家具とした
(社会に適合しろ)
タイムマシン一人乗りでしょ
歴史塗り替えたら総集編
66名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 18:31:19 ID:gNrwtbfI
ちょwマジで配信されてるw
67名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 18:33:26 ID:z4af9pGR
OPが最高だったw
68名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 18:41:31 ID:zSylvLmc
オープニング若干高画質版
http://www.youtube.com/watch?v=v9Lj0lF9Lao&fmt=18
69名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 19:08:14 ID:zSylvLmc
りこさんハルヒ、もう2枚ありました
http://nagamochi.info/src/up26722.jpg
http://nagamochi.info/src/up26723.jpg
70名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 19:12:12 ID:ys+XRxOg
ハルヒもキョンもかわいすぐる
71名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 19:15:27 ID:52TQWfLy
面白かった。
ハルヒの出番がもうちょっと欲しかったけどw
72名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 19:44:31 ID:MT05L8CV
誰がお母さんだ!のネタをやってくれれば個人的には満足
73名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 19:50:10 ID:ys+XRxOg
「はい、キョン」
「何だ、ハルヒ」
「ほら、今日ってバレンタインじゃない?あ、義理よ義理。勘違いするんじゃないわよ!」
「そうか」
「…ふんっ」
「開けてもいいか?」
「別にいいわよ、それはもうあんたのなんだから」
「ハルヒ」
「なに」
「ありがとな」




その中に入っていたのは『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 オープニング』、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 第一話』、『にょろーん☆ちゅるやさん そのいちっ』だった。
74名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 20:05:36 ID:ys+XRxOg
>>72
そういうお前は父さんだ!
落ち着けハルヒ意味がわからない!


ハルヒちゃんなら永久的に作れると思う。
75名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 20:08:09 ID:VRffl1J/
「ねぇねぇキョン。逆チョコは無いの?」
「さっきもう食べたでしょ」
76名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 20:20:53 ID:B3fCkCw7
ハルヒちゃんがウケたら次は武者ハルヒや騎士ハルヒが生まれる悪寒
77名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 20:24:23 ID:HdQz+AKD

「おい、ハルヒ」
「なによ、キョン?」
「ほら」
「なに、これ?」
「……いわゆる、逆チョコってやつだ」
「は?」
「いらないなら返せ」
「嫌! 泣いたって返さないわよ!」
「そうか」
「……開けてもいい?」
「ああ。それはおまえのもんだ。好きにすればいい」
「チョコの他に何か入ってるわ。カードみたいだけど(って、まさか)」
「……」
「肩たたき券!? あんたは、どこの磯野よ!?」
「すまんな。そんなベタものしか思いつかなくて」
「……じゃあ、今、肩もんで。でも、これは団長命令よ。だから、この券は使わないわ」
「ハルヒ?」
「だいたいあんたは雑用係なんだから、いちいち言わなくても気をきかせて肩ぐらい揉みなさい!とにかく、この券は使わないからね」


副団長 「ぼくもさすがに“肩たたき券”はないでしょう、と一応忠告はしたんですが」
副々団長「その“肩たたき券”ですら、大事にとっておく涼宮さんって……」
文芸部 「私も欲しい」
副団長&副々団長「「……長門さん」」
78名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 20:33:00 ID:ys+XRxOg
>>77
GJ!!
しかし団長命令って便利だなw
79名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 20:58:19 ID:VRffl1J/
>>76
ハルヒ劇場OVA化ですね、わかります
80名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 21:14:16 ID:HimV6KPz
  /.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:ィi.:,、.:.ヽ     /  ̄ ̄ '´ ̄ ̄ヽ、     >>75
 /イ.:.:.:.:i|:/__,V'、|l_j:.:.:.l   ノ/.          \
  lr:l:.:.l -ー   -、 レヘ! . <V/, '/二二二ヽヽ     |
  l l:.|    |  |:l .   〃, '/ 人 |  ヽハ夊 、 |
  `ーi;|    '  ,N    レ! . {_{ノ  V `ヽリ| l >" | 
    | `ー  ̄ , '      ハ小l●    ● レ|、.| |   はるょれろーん
  ,,rへ、_ ` 〔´__.      |│ l⊃ 、_,、_,⊂⊃ |ノ |│
/l :ヽ、 ゙7'r'Yヽ、゙ー、    ゙ヽ/⌒l,、 __, イァト. .|/ 
: : |: : : ヽ/、;:;;;}イ: :ヽ: \    /  ./::|三/:://  ヽ
.: :.>': : ヽ/::::| .l: :<: : ヽ  |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡,|
81名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 21:41:44 ID:JBedODAk
>>74
そこらへんが赤面描写なのがたまらんです >「ハルヒちゃん」
82名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 21:44:35 ID:CNEafkP+
吹いたw
83名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 22:02:00 ID:e75x5SFY
有希からパパ、ママ、と呼ばれるキョンとハルヒ
84名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 22:02:22 ID:XMHJfEoa
>>72
吹き矢のくだりをやってくれれば悶えれるけど2巻だしなぁw
85名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 22:37:21 ID:8oQ1uSrZ
日サロで肌を少し焼き、ダボダボの服と帽子でイメチェンを図るハルヒ
86名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 22:38:46 ID:UOc21Bq1
>>83

その妄想は禁則だ。

酔ってなければ即席SSを投入している所だ。
87名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 22:42:26 ID:e0RvkCSN
ついでに息子が国木田。
88名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 23:08:24 ID:CsKfQqHH
>>87
それは無い
ハルキョンの子供といって納得できるなは長門だけだ
89名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 23:21:27 ID:B3fCkCw7
ハルヒのブログを代筆するキョン
90名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/14(土) 23:57:12 ID:AMK/Igod
個人的には長門がハルキョンの娘…は、なんか違うんだよなぁ。
まあソレはソレ。

さてハルヒ、風呂入るぞ。
91名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 00:13:43 ID:JjA5Ulal
>>90
少なくても国木田とか言う妄言より億倍まし
92名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 00:20:56 ID:zoWpy1uP
長門を守る為、暁の大太刀を手に情報統合思念体へ啖呵を切るハルヒとキョン
93名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 00:21:18 ID:UTe22xt2
と言うか何故国木田www
94名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 00:29:09 ID:iyH765sC
ゴメン。87は俺で単なる思いつきだったんだ。

あと国木田かわいいしさ…ごにょごにょ…
95名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 00:31:43 ID:k5jl9ITd
>>84
大丈夫だ一話が「キョンの初夢」だから
つか頼みますよ?

個人的にもあの話はいい
「友情が芽生えた」
96名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 00:32:59 ID:WeNYEHeI
長門が帰った後、部室に入ると本を読む長門の幻影を見るキョン
すぐにそれは消え、誰も座って無いパイプ椅子に戻る。
97名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 00:51:02 ID:LMt0e/Ll
SSとはよべないトンナンシャーペー

 辞書シリーズとコラボ(そっちのタイトル→SS中日辞典:巧克力棒)

団 長:シンガポール土産にこれをもらったわ!
団員1:なんだ「巧克力棒」って? 精力剤みたいな名前だが。
団 長:見れば分かるでしょ!
団員1:ってポッキーかよ!
団 長:そうよ。「巧克力」と書いて「チョコレート」のことよ。覚えておきなさい!
団員1:そんなマメ知識、いつ役に立てるんだ?
団 長:SOS団の海外進出への足がかりよ!とりあえず維基百科に「涼宮春日的憂鬱」の項を作っておいたわ。
団員1:中国語かよ!
団 長:英語とドイツ語とハングルとカタロニア語はつくってあるから、あんたはフランス語とアラビア語とロシア語のページを作りなさい!
団員1:無理だろう、どう考えても。
団 長:ちなみに義理チョコは中国語だと「義理巧克力」よ。
団員1:ますます精力剤みたいだな。
団 長:而送給男性朋友的巧克力,則稱為義理巧克力(友達の男の子にチョコをおくることをすなわち義理チョコと呼ぶ)!
団員1:まったくどうでもいい知識だぞ、ハルヒ。
団 長:そして、あたしたちも原点に立ち戻るわ!
団員1:ということは、やっぱりなのか?
団 長:そうよ、やっぱりよ!「巧克力棒的接吻」よ!
団員1:って、そのままだろ!
団 長:いいからくわえなさい。
団員1:ほら、ぱく(ry


ゴ「でさ、中国で汽車に乗って座ってたら、へんな男が来て早口で怒ってんのよ。わか
んないし無視してたら、カッカッカッって感じで字を書き始めて、あたしに見せるのよ。
見たら、ただ一文字『死』って。こkで弱気になったら負けだと思って、その紙をぱっと
取り上げて、くしゃくしゃに丸めて、ポイっと捨ててやったのよ。後から考えたら、そ
いつの指定席にあたしが座ってたらしいんだけど」
文芸部「この話、何?」
副団長「青春の中国一人旅の一コマだそうです」
文芸部「謝謝」
副団長「再見」
98名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 00:56:35 ID:UTe22xt2
>>97
キョン、精力剤精力剤言い過ぎwワロタw
99名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 01:07:11 ID:P13uOUEX
四人制中国語講座のテキストに紹興酒噴いた!

ところで辞書シリーズのタイトルって頭に「SS」って付くのが正解なんかね?
まとめの表記もなんか変わってたけど、どっち?
100名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 02:11:53 ID:Qo6spMw9
>>96

長門スレに行け。妄想垂れておいたぞ。
101名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 03:44:26 ID:KRZqCwwU
中国語かwwwすげえw
102名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 05:13:40 ID:Had4RtL0
ハルヒ「キョン知ってる?」
キョン「いきなり何だ。知ってる?とか言われても何の事かを言って貰わんと分からんぞ。」
ハルヒ「今日は『春一番名附けの日』なのよ。」
キョン「この手の会話も久しぶりだな。で?それが何なんだ?」
ハルヒ「折角だしあたし達で『春一番』を見つけてみない?」
キョン「アホか。大体、気象庁が定義してる『春一番』てのはな
    【立春から春分までの間で、日本海で低気圧が発達し、初めて南よりの強風が吹き、気温が上昇する現象】
    って意味なんだ。まさかとは思うが強い南風を『春一番』とか言うなよ。」
ハルヒ「何よ、似たようなモンじゃない。だったらあたし達で『春一番』を起こしてみない?」
キョン「それこそ無理な話だ。まぁ俺の『ハル一番』は何時も吹いてるけどな。」
ハルヒ「何それ。」
キョン「何でもない。まぁソイツは『春一番』って言うより『台風』みたいな奴だがな。」
ハルヒ「誰が台風ですって〜。そういうアンタはそよ風も良いところよ!」
キョン「そよ風結構!台風みたいに周囲に被害が出ないんだ良いことじゃないか。」
ハルヒ「ダメよ!SOS団の団員たるものそんな軟弱なことじゃ済まされないわ!せめて極東風くらいにはなりなさい!」
キョン「何無茶言ってんだ。そもそも俺はそんなキャラじゃない。」
ハルヒ「無理でもやるの!…まぁアンタは元々局所風みたいな奴だけどさ。」
キョン「は?何の事だ?」
ハルヒ「うるさい!兎に角あたしが『春一番』なんだからアンタもそれ相応のモノになんなさい!」



何が書きたかったのか途中で分からなくなった


春一番:立春から春分までの間で、日本海で低気圧が発達し、初めて南よりの強風が吹き、気温が上昇する現象
局所風:特定の地域を限って吹く風のこと。
103名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 07:19:17 ID:BsH2Wtzb
>>102
そういえば某所では2月に夏日だったらしいな。
なるほど、ハルヒ大暴れってことか?


なんか配信始まったのにつられて描いてたけど
微妙なものに orz
ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u34337.png
104名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 07:33:34 ID:+kXMQ0TC
>>102
GJ
ついニヤっとしてしまったw
105名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 08:59:22 ID:KFyjzwBT
>>76
武者ハルヒが異世界に飛ばされた時に、善の騎士ハルヒと悪の魔王ハルヒに別れて争ったりするのか?
106名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 10:03:10 ID:sAYdmOKA
さすが谷川にハルヒなんてハルヒちゃん以下と言わしめたなw
自己中DQNよりハルヒちゃんの方が1000倍性格良いなwwwwww
107名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 12:01:34 ID:Had4RtL0
>>105
初期の仲間が
戦士ハルキャノンに僧侶ハルタンクですね?
108名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 12:12:10 ID:mLvgsI7n
ドラえもんズみたいな絵面を想像しちまったw
109名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 12:33:52 ID:Had4RtL0
なら追加
騎士キョン(騎士アムロポジ)
剣士ゼータユキ
闘士ダブルゼータミクル
方術師νコイズミ
騎士ツルヤ(騎士アレックスポジ)
110名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 14:22:21 ID:KRZqCwwU
>>103
これいいなw
111名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 14:50:27 ID:OsMfA3TN
>>106
ハルヒの性格は糞だが
ハルニャンは部員思いで性格良いよ(^ー^)
112名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 15:01:29 ID:HG1kzHeO
ハル一番……今日は特に暖かいよなw
>>103
リアル頭身犬ハルktkl(*´Д`)

この陽気!昨日無事にバレンタインイベントをクリアしたハルヒがスキップするほど高揚してるからだったりしてw
113名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 15:11:08 ID:Had4RtL0
まだ出来てませんがチョコッと投下します
後編が出来るだけ早くあげます。
3〜4レス借ります。
【遥か西の果て。世界の理を知るもの。そのもの鉄の賢者なり。】

新たに2匹の仲間を加えた一行は一路。キョンの故郷である『狂気の山脈』を目指していた。
一つはキョンの真の名を知る『神龍』の手掛かりを得るため。又、もう一つ『闇』の事を知る為であった。
2匹の龍・ミクルとイツキと知り合って既に三ヵ月の月日が流れていた。
そして一行は『狂気の山脈』まで後二日の距離まで来ていた。
龍は僅かな希望を少女は喜びとそして一抹の不安を胸に、遥か頂を眺めていた。

(もう、間も無く『狂気の山脈』の麓ですね。此処からだしたら我々の足で2日といったところですか。)

『飛龍』のイツキが遥かに見える山脈をみて呟いた。
この龍は本来大雑把な『火龍』の眷属の割には意外なことに気が利く龍であった。
ただ問題はその行為が事件の引き金になってしまう事である。

(わたし他のドラゴンの住処に伺うの初めてなんです。何かドキドキしますね。)

『雲龍』のミクルも『狂気の山脈』を前に緊張しいるようであった。
元々龍同士、特定の領域で生活している者以外は接触する事も稀であり、
今回の様に集団で生活をしている所に他の種族が赴くこと自体が無かった。
まして東の果ての地を領域としている風龍種が地龍種の領域に来ること自体がそもそもありはしなかった。

(…周囲に中位の幻視結界を確認。おそらく人や他種を惑わすものと思う。…恐らくは『迷いの森』と同じ作用。単独行動は問題外の行為。)

この一行で龍と少女の次に付き合いの長い『氷龍』のユキが龍の背から遠く周囲を見渡して呟いた。
4匹の中でもっとも魔力に優れ、その力も絶大な存在である。この子龍の力で多くの局面を乗り切ってきた。
反面、まだ体が小さい為持久力の面で劣り、かつ魔力の制御の能力がまだ未熟なため常に最大級の威力を放ってしまう。
その為必要以上に周囲を破壊してしまう事もしばしであった。

(さぁ!明後日にはキョンのお爺ちゃんに対面よ!各人粗相のないようにね。)

そう言って龍の背中に立ち宣言している少女はハルヒ。龍が立ち寄った寂れた田舎の村で鬱屈していた少女である。
彼女との出会いがある意味龍の旅路に大きく影響を及ぼしているが、それでもそれ以上の事件を持ち込んでいるのも確かであった。
また危険な目にあったのも一度や二度では済まない。その度に龍は少女に旅を止めるように促していたが、少女は決して首を縦にふらなかった。
最初は冒険をしてみたいといった幼稚な気持ちからの旅であったが、何時しか少女の胸にはこの心優しい龍の背中を何時までも見続けていきたいと
思う気持ちが芽生えていた。

【ハルヒ お前には言っても無駄だろうが今から合う相手は俺達『地龍』の長老なだけで 俺との血縁関係とかは無いんだぞ】

ある意味でこの一行の中心的な存在。そもそものこの旅はこの龍が自分の名前を知る為に始めた事が切欠であった。
全ての龍の頂点たる神龍ならば何かしら知っているのではないか?100年前地龍の長老にいわれた事を頼りに世界を旅していた。
旅をする龍というのは世界でも極めて稀な存在であり、普通の龍は自分の決めたテリトリーの外には殆ど姿を見せないのが当り前であった。
しかし、その旅が少女との出会いの切欠になり、ようやく名前の手掛かりに辿り着けそうな所まで来ていた。
龍にとって少女の存在は他の人間とは違うもにはなっていた。しかしそれが今の少女と同じ気持ちかはまだ誰にも判らないことであった。
一行は山脈が見える小川の畔に今日の寝床を設けた。
大き目の金属の壺に水を汲み、龍がこさえた釜の上において湯を沸かす。
長旅用にと途中で立寄ったドワーフの村で作ってもらった簡易的な風呂である。
その間に少女は夕飯の準備に取り掛かる。手伝いはユキ。ミクルは手伝う以前に体の大きさの問題で無理であり、
イツキは手先が不器用すぎて問題外。そもそもカギ爪しかついていないのでどうしようもない。後は体の小さいユキか人化した龍だけである。
自分とユキが食べる大量の料理を準備が整ったところで夕食になった。
ユキは以前は霊峰で氷や生肉などを食べていたのだろうが、少女の料理の味を覚えてしまい。今はそれ以外食べなくなってしまった。
他のミクルやイツキはその間に狩に出かけている。何を食べているかはあえて少女は聞かなかった、ただ少なくても人を食べていないのは
龍が保証してくれたのでその点は安心していた。少女と子龍が食事をしている間、龍は傍らに横たわりその光景を眺めていた。
少女も子龍もその龍の寄りかかり食事を取るのが、決まりごとになっていた。
食事を終えたら少女は早速入浴をする。龍達は意外にも夜は早く寝てしまうので自分も合わせて早く寝るようにしていた。

「キョン、今からお風呂に入るから着いてきて。」
【へいへい】

お風呂に入りながら今後の行き先や他愛の無い話をするのが龍と少女の日課でもあった。
だが何故か少女は龍を呼ぶ割には背を向けてコッチを見るなと言う。少女としては龍に裸を見られることに恥ずかしさを憶えるのだが、
龍はそんなの一切気にしていなかった。その為今一少女の行動が良く分からない龍であった。
お湯につかりながら遥か先に見える山脈を見つめながら少女は不安を龍にぶつけてみた。

「…もう少しでアンタの故郷ね。」
【ああ まさかこんな形で里帰りするとは思わなかったな】
「でも、アソコに行けば手掛かりが有るかも知れないんでしょ?だったら行ってみた方が良いわ。それにキョンの故郷も見てみたいし。」
【見たって面白いもの無いぞ それにドラゴンのテリトリーに入り込むんだから其れなりの覚悟はしておけよ】
「大丈夫よ!あたしだって以前のあたしじゃないわ!それに装備も整えてあるし。今なら龍王にだって勝てるわ!」
【…いや不可能だろ 如何に人間が力を身につけても1人では龍王は倒せんさ そもそも倒すな!】
「まぁ冗談よ。キョンのお爺ちゃんにそんな事するわけ無いでしょ?」
【だから違うといってるだろ まぁいい ……ところで何か言いたいことあるんじゃないか?】
「………何の事?」
【少なくても此処最近のお前の様子が変だったからな 何か言いたいことがあるんじゃないかと思っただけだ 違ったらスマン】
「………キョンはさ、自分の名前が分かったら……その、その後どうするの?」
【……名前が分かった後は正直まだ決めてない でも恐らく 
「だったら!その後も一緒に旅をしましょうよ!ほら今ならユキやミクルちゃんやコイズミ君のいるし。それにユキの故郷や
 ミクルちゃん達の故郷にも行ってみたいし…」
【ハルヒ】
「それに、まだ世界で行ってないところはいっぱいあるでしょ?それに人間の町なんかアンタろくに行ってないでしょうからこの際改めて
 行くのも良いわね…」
【ハルヒ】
「いっそ『ハルヒの龍騎士団』みたいな名前で名うての冒険者になってみるのも良いんじゃいかしら?皆で古代遺跡なんか見つめたりして
 一躍歴史に名を残したり…」
【ハルヒ!!】
「!……何よ…」
【…お前だって判ってるだろ?何時までも俺達は一緒に居られないって 恐らく名前が分かれば俺の旅は終了だ お告げは気になるが 
 そんなのは最力のある連中に任せればいい お前だって其れくらいわかって
「分かんないわよ!…折角合えたのにこれで終わりなんて嫌よ!あたしは絶対アンタに着いてくんだから!!絶対よ。もう1人は嫌なんだから…」
【…ハルヒ】

其れっきり少女は話さなくなった。
少女も分かってはいるのだ。出会いは別れの始まりである事を。そしてその別れが近付いてきている事に。
そして一行は『狂気の山脈』の麓まで辿り着いていた。
遥か山頂には雲が懸かり、その山脈は世界を隔てるが如く遥か地平の先までも続いていた。
此処が『地龍王・ユグドラス』と眷属達が鎮魂する嘗ての古代都市の成れの果てあった。
116名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 15:13:27 ID:Had4RtL0
以上前編でした。
どうも勢いがなくてすみません
残り急ぎます。
117名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 15:27:47 ID:HG1kzHeO
乙!
118名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 15:39:23 ID:zoWpy1uP
>>116
乙でっす。楽しみにしてます
119名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 16:41:32 ID:KFyjzwBT
>>116
GJ!

しかし、「狂気の山脈」という名前をを見るたびに妙な感情が沸き起こってしまう。
思わず噴き出して笑ってしまうような、心の奥底にある恐怖が蘇るような、
どこからともなくいまわしい種族の鳴き声が聞こえてくるような。
そうあのいつまでたっても耳から離れることのない『テケリ・リ』と言う音が…。
本当にこの音は幻聴なのか、ここまではっきりと聞こえているのに。
しかし、今日は嵐の日だっただろうか天気予報ではそんなことは言って。
なんだ! あれは! 何かがそわをkw こちらにちかづいt―ああ! 窓に! 窓に!
120名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 17:42:01 ID:mLvgsI7n
せっかくの陽気だからハイキングに行きたい
121名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 17:46:00 ID:k5jl9ITd
>>114-115
GJ!いや続きが気になる引きだなw後編が楽しみだ
122名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 17:51:30 ID:LMt0e/Ll
SS書きの個人的七つ道具 サイト篇

1.ライトノベル作法研究所
 http://www.raitonoveru.jp/index.htm
 有名どころ。小説書きの「いろは」からヒント、知識を整理してある。質問できる相談室も。

2.同人用語の基礎知識
 http://www.paradisearmy.com/doujin/index.html
 有名どころ。SSでも頻出するオタク用語や萌え用語、ネットスラングから周辺領域のトリビアまで。

3.DictJuggler.net 文章に携わる人のための辞書・検索サイト
 http://www.dictjuggler.net/
 「類語玉手箱」がけっこう使える。思いついた単語を頼りに場面にピッタリはまる単語を探す道具。
 ネットの国語辞典へのリンクも表示されるので意味も確認できる。

4.にししふぁくとり 比喩検索
 http://www.nishishi.com/scripts/hiyu-search/?query=&m=Noun
 入力した単語に関係する比喩をウェブページを検索して拾ってくる。

5.青空文庫&まとめサイト
 googleを使って全文検索。
 青空文庫の場合は「site:aozora.gr.jp/cards/*/files/*.html ""」をグーグル検索欄コピペ。""の中に検索語を入力。
 ハルヒスレSSまとめWikiの場合は、「site:wikiwiki.jp/haruhi/ ""」
(使用例)
 ・書きたいネタで既に書かれているSSをさがす(例:しりとり)
 (例)「site:wikiwiki.jp/haruhi/ "しりとり"」で検索
 ・文学作品から比喩をさがす。
 「のような」や「のように」というキーワードと共に検索すると、文学作品や他人のSSから
 自分のほしい比喩(直喩)が抜き出せる。青空文庫だと旧かなづかいもあるので「のやうな」も
 キーワードに。
 (例)「site:aozora.gr.jp/cards/*/files/*.html "のような頭"OR"のやうな頭"」で検索

6.物語要素事典
 http://www.aichi-gakuin.ac.jp/~kamiyama/
 小説、昔話から映画や漫画までを大賞に、物語の断片的なまとまりを「物語要素」として分類、整理したもの。定番の粗筋の事典なのでストーリーを考えるヒントになる。
 検索機能はないのでgoogle検索。
 (例)「site:http://www.aichi-gakuin.ac.jp/~kamiyama/ "犬"」で犬が活躍する物語を探す。

7.ふき出しのレトリック 〜マンガの修辞学〜
 マンガを対象に本格的なレトリックを分類して収集。「こんな効果を出したい」場合に合ったレトリックが見つかるように、「使ったばあいの効果」・「表現する目的」のインデクスあり。
 検索機能はないのでgoogle検索。
 (例)「site:members3.jcom.home.ne.jp/balloon_rhetoric/ "ためらい"」で「ためらい」に関するレトリックとマンガから取った例を探す。
 (例)「site:members3.jcom.home.ne.jp/balloon_rhetoric/effect/ "強調"」で強調するのに使えるレトリックとマンガから取った例を探す。

123名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 18:16:52 ID:p38PIKC4
面白いなw
124名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 18:23:40 ID:qaxVsF9Z
ほほう……興味深いですな。
125名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 18:29:17 ID:9kOhg7Fm
ちびまる子ちゃんの前田を見てたら、やっぱりハルヒのツンデレは最高だと思えた。
126名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 18:42:30 ID:qaxVsF9Z
ツンデレという要素はあるが、どうも既存のカテゴリにしたくない俺w
127名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 18:49:18 ID:2zLFKa9Q
ttp://www.youtube.com/watch?v=HNvBAXfV7VQ

…スマン、散々既出だが貼らなきゃいけないような気がしたんだ。
128名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 18:58:31 ID:MNp/X+js
ソレも面白かったが、関連の「クーラーやってみてよ」が吹いたw
「長門さーん」
「……?」
「今日バレンタインよね。長門さん誰かにチョコあげるの?」
「その予定は無い」
「えーでもでも好きな人はいるんでしょー?」
「……………………………………いる」
「じゃあコレあげる」
「?」
「あたしの余りだけど一応手作りだから。「自分で作った」って嘘ついちゃってもいいから渡しちゃいなさい。頑張ってね長門さん!」
「………………」

「あのー、長門さん……」
「?」
「長門さんって、甘い物……好き……?」
「嫌いではない」
「よかったぁ。あの……………………コレ!」
「?」
「うっ、受け取って下さい!」
「………………もらっておく」
「あ……ありがとうございます!」
「………………」

「長門さーん」
「あ…………」
「文化祭の時はありがとうね。長門さんみたいな才能埋もれさせておくのは勿体ないけど、軽音に入るつもりは無いんだよね」
「………………」
「これ、まあ今さらお礼っていう時期じゃないけど、どうせ部室でみんなで分ける奴だから、良かったら好きなだけ持ってって」
「………………」

「あ、おーい有希っこー!」
「?」
「有希っここれあげるよっ。逆チョコってのかい? みくるにチョコあげたいっていう男子が多くてねえ。
 みくるに悪い虫を寄せ付けるわけにはいかないからあたしが代理で貰っとくんだけど、一人じゃ食べきんないのさっ!
 だから半分こねっ。わっはっはっ!」
「………………」
「じゃにぃーっ!」
「………………」

 ――そして前回へ戻る。

「あぁーくそ、あのバカップル! はぐむぐ」
「朝比奈さん。チョコのヤケ食いは肥りますよ。……で、このチョコの山の出どころは何処なんですかね?」

「………………」
130名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 19:03:08 ID:MNp/X+js
ちょwww長門さんwww
131名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 19:16:14 ID:WeNYEHeI
ある少女の髪に黄色いカチューシャを被せるキョン

キョン「お前の母がかつて使っていたものだ」
132名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 19:52:28 ID:KFyjzwBT
>>131
パターン1 正統系
無邪気に喜ぶ娘を微笑ましく見守る父と母。

後で娘がカチューシャを汚してしまい、元に戻そうと悪戦苦闘する展開へ。

パターン2 その男は既に…。
少女がカチューシャをつけると男はいつの間にか消えていた。

カチューシャをつけたまま家に帰ると、母親がひどく驚いた様子でそのカチューシャをどうやって手に入れるたかを聞いてくる。
少女が素直に話すと母親はさみしそうに「あの…馬鹿」とつぶやく。

パターン3 サイコ系
娘の手記
『その日以降お父様はあたしのことをんだ母の名前で呼ぶようになった。
 それだけではない、何かにつけて「あいつはそんな口調じゃなかった」「あいつならこうしたはずだ」と言うように。
 お父様はあたしをお母さまの身代りにしようとしているのだ。

 でも、かまわない。お父様があたしを…あたしだけを見てくれるなら。それでもかまわない』

パターン4 乗っ取り系
カチューシャをつけて以来、少女の様子が変わってきた。
キョンにとっては酷く見慣れた…もういない、少女の母の仕草を何気なくするようになったのだ。
いぶかしく思いながらもただの気のせいと考えて日々を過ごすキョン。

そしてある日、少女はキョンに抱き付いてこう言う
「キョン…帰ってきたわよ」


あなたはどの物語がお好み?
133名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 20:10:16 ID:MNp/X+js
パターン5 あずまんが系

キョン「なんで娘は飛ぶのー?」
娘「だんちょうですからー」
134名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 20:13:26 ID:LomX8t1X
パターン7

娘「母はははははははははハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ……」
135名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 20:21:54 ID:Qo6spMw9
>>131

パターン8


「これはお前のお母さんが付けていたものだぞ」
そう言って俺はハルヒに黄色いカチューシャを付けてやる。

「ありがとう。に、似合うかな?」
ああ、反則的なまでに似合っているぞ。
「馬鹿・・・」
「かわいいぞ。ハルヒ」




「小学生の涼宮さんは可愛かったでしたね。キョン君。
これで彼女はカチューシャに強い思い入れを持ちます」
「やれやれ。カチューシャも俺が焚きつけたものだったとはな」


136名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 20:22:19 ID:md6/KAvN
パターン6 母はもう・・・

少女「私のお母さんってこんなの付けてたのね、キョンおじさん」

キョン「そうだ、お前の母は誰よりも偉大な女だった」
137名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 20:42:44 ID:bnKmHHw2
パターン9 西遊記

被らせてお経を唱えればどんなツン娘もたちまちデレるのだとか
キョン「ハルヒ、似合ってるぞ」
138名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 21:01:10 ID:zoWpy1uP
パターン10 X再び

「マイクロウェーブ、来る!」
娘がそう言うとカチューシャに月から光が放たれる。
「サテライトキョン、発射ぁ!」
ぬおぉぉぉ! 人使い荒ぇなオイ!
139名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 21:39:40 ID:8y5h8psk
140名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 21:53:53 ID:MNp/X+js
おおおおおwwww
イカン脳内の回線が一個吹っ飛んだ
141名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 22:10:34 ID:mLvgsI7n
これはヤバい。
核爆級…!!
142名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 22:12:11 ID:zKZkOIrD
>>139
GJ
143名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 22:13:27 ID:BsH2Wtzb
これは
「出来ませんでした」と「半日遅れて」ってのがミソなのか?

仕事速いな!
144名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 22:15:44 ID:bnKmHHw2
失礼な言い方だけどヤンデレ化してないことにびっくりしたw
145名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 22:22:36 ID:ZvB1YN8A
おかげであのネタが俺の中で昇華したぜ。どっちもカッコ可愛い!!!
146名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 22:32:44 ID:8WCGtzWX
>>139

 
.      ‖\
.      ‖  \
     /‖    \
     / ‖    /丶
 __/ ‖  /,'´r==ミ、_
    /  ‖/ .i 《リノハ从)〉
  ~ / ‖― 从(l|゚д゚ノリ  <出来上がりました
 〈 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄>
 〜~~~〜~^~〜~~^〜~"
 〜 〜 〜〜 〜〜 〜〜
     〜  〜〜
147SS:L−カルニチンの涙:2009/02/15(日) 23:05:26 ID:BsH2Wtzb
なんかハルヒちゃん観たり
ttp://www.1101.com/sensha_meshi/2009-02-12.html
とか見てたらこんなのが。先に謝っておく。すまぬ。

--------------------
 みなさんは最近、体重計で自身の体重をちゃんと量ったことがおありだろうか?
 しかし、最近は体重だけでなく体脂肪率やら内臓脂肪レベルまで簡単に測定できるものもあるんだな。
 こう言っちゃなんだが、俺もここしばらく寒いからとかで運動不足だったり、やれ菓子業界の仕掛けたイベントのせいで甘いものばっかり喰ってたせいで、内臓脂肪の数値がヤバイことになってたのだ。イカンイカン。
 しかし、なんかこう元気がイマイチ出ないんだよな。こういう場合は肉とかガッツリ喰って……なんて無茶するわけにも行かないし、どうしたモンかね?
「あらキョン、なによそんなに不景気そうな顔しちゃって。いくら地面ばっかり探しても、十円玉とかは落ちてたりしないわよ」
 ってハルヒ、誰もそんなモン探しとらんわ! ……いや、実は赫々然々ってなわけで、肉は喰いたいが、隠れメタボは怖いし、どうしたものかと思ってな。
「なーんだ。あんた、そんなこと今から気にしてたら若いうちから禿げるわよ」
 そういう誰かに思いっきりダメージを与えるようなことをサラリと言うなよ。
「ふっふ〜ん。まあこんなこともあろうかと、あたしがあんたのためにこういうものを用意してあげたわっ! さあ、お腹いっぱいっ召し上がりなさい」
 そう言ったかと思うと、ハルヒはどこに隠していたのか丼を取り出して俺に突きつけた。どうやら牛丼か豚丼のようにしか見えないんだが。
「これが何か特別な肉だって言うのか? まあ、とりあえずいただきます……うん、なるほど……そこそこ旨いな、これ。しかし、この後味というか、仄かに湧き上がるこの風味は……ハルヒ、これは一体何の肉だ?」
「羊よ、羊! なんでも羊のお肉って、含まれてるアミノ酸が脂質の代謝を促進するって言うじゃない? だからじゃんじゃん食べても大丈夫ってわけ。ホラ見てキョン、こんなのがうじゃうじゃいるのをその辺で捕まえたから試しに調理してみたの」
 ハルヒはまたどこから取り出したのか白いモコモコした塊を引っ張り出して俺の目の前に掲げた。
「ぴぃぃぃぃ!」
 って、いつかどこかで見た羊さんじゃないかよ! 可哀想だろーが、おい!
「あはははっ! こらキョン、残さず全部食べなさい。お肉はまだまだいっぱいあるんだからねっ! さあ、どんどんお替りしないと許さないわよ」
「ハルヒ……頼む……やめろ……止めてくれー!」
 ………
 ……
 …

「――うーん、うーん」
「あ、あの、涼宮さん。キョンくんがなんだかうなされてるみたいなんですけど」
「全くもう、せっかく鶴屋さんからジンギスカンパーティに誘われてるってのに、何時まで寝てんのよこのアホンダラゲは!」
「しかし、彼をこのままにしておくわけにもいきませんしね」
「仕方ないわね。じゃあ、みんなは先に出発しちゃってもらえるかしら。有希、鶴屋さんにはあたしとキョンはちょっとだけ遅れるって伝えてくれる?」
「了解した」

 その後の焼肉パーティで、涙を零しながら肉を喰らう俺の姿を見て、
「ちょっとキョン……あんた、そんなにジンギスカンで感動して泣いちゃうぐらいお肉食べてなかったの? みっともないわねえ」
 などとハルヒに茶化されてしまったのだが、俺の涙の真意を理解可能な者は誰一人いないであろうことは間違いないのだ。
 羊さん……ごめんなさい……つーか、マジこの肉旨ぇなコンチクショウ!










「ところでキョンくんって、バレンタインのときにそんなにいっぱいチョコもらってたんですか?」
「ああ、その件ですが、どうやら涼宮さんが一週間以上前から彼に試食と称してありとあらゆる手作りチョコレートの数々を振舞っていたのが原因のようですね」
「内臓脂肪よりも血糖値に注意。何故か周囲の人物にまで影響あり」
148名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 23:28:38 ID:WeNYEHeI
ハルヒの娘と旅をするキョン
その旅の中でハルヒの娘は自分の生き方を見い出し、最後はキョンが去り、
鶴屋さんor古泉のもとで暮らしていく電波を受信した
149名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 23:31:23 ID:ZvB1YN8A
羊うめえwwwww
150名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 23:50:57 ID:mLvgsI7n
>>147
かわいそすぎて喰えんわーw
151名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 23:52:26 ID:wMcI1Qjf
>>147
オチが金時だしw
152名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 01:58:36 ID:s1gjtJne
すみません未だ全部出来てませんが途中を投下します。
明日か明後日までには全部投下します。
意外にも書いていたら長くなった…
残りは再度構築しなおさないと

5レス程使います
目の前に聳え立つ龍の住まう地。『狂気の山脈』。
本来ならば高揚感に包まれている筈であるが、3匹は龍と少女の只ならぬ雰囲気にただただ押し黙るだけであった。

(あのぉ〜、キョンくんとハルヒさん如何しちゃったんでしょう。)
(弱りましたね。肝心の方々がこんな様子では。)
(…私達で話しても仕方がない。此処は当人達に任せた方がいい。)
「………。」
【………】

龍の背に乗り遥か頂を眺める少女。しかしその姿に何時もの元気さは無かった。
まるで龍に置いて行かれない様に必死に縋り付いている様であった。

(えー、麓までは辿り着きましたがこの後は如何すればよろしいのでしょうか?見た感じ上空は気流が激しく飛んで行くわけには行かないようですが。)
【…それなら大丈夫だ コッチに入り口がある この山脈は嘗ての戦いの際に暴走した魔晶石の力で出来た物だ 龍王だって越えられないさ】

そう言って龍は歩き出した。
嘗て古の時代。強大な魔力を礎とし巨大な国が存在した。
そこは如何なる人も魔法を操る事ができ、この世に生きる統べてのものを従えんと欲した。
しかし、その力も『闇』の前には無力に等しく。自分達が築き上げた力に翻弄され滅び去った。
ここに存在した古代都市はその魔力の暴走により大地が隆起しその中に没していった。
そこに残されたのは制御を失った魔力の残りカスと周囲の魔力を集め続ける魔晶石であった。
戦いの後各地の残ったその様な地を監視する為に古代の龍達はその場所に移り住んだ。それが世界の四方に存在する龍の住まう地である。

暫く歩んだ先に大きな岩が存在していた。一見周りの風景に溶け込んでいるが見るものが見れば違和感に気付く。

「?ここは?」
【……嘗ての古代都市の地下に広がっていた迷宮の入り口だ 今はその機能を失いただ朽ちない門番達が徘徊する死の洞窟だ】
「えぇ!ちょっと!そんな場所入って大丈夫なの?」
【…大丈夫だ 所詮侵入者を排除する為にものだったが ドラゴンを相手にする事は考えられていない それに…】
(それに…。なんでしょうか?)
【…意外にも知能があってな 俺達みたいなハイ・ドラゴン(上位龍)には近づこうとしないんだ だから俺達が通る分には安全だ】
(へ〜そうなんですか〜。門番と聞いてテッキリ『石龍』や『岩龍』が出てくると思いました〜)
(…出てきても問題ない。少なくとも領域の外円に居るようなのはレッサー・ドラゴン(下位龍)に過ぎない。私達の敵ではない。)
【…まぁ俺達にとってはな】
「…何よ。」

そこまで話して龍は少女を見た。此処まで聞いて少女が怖気づくのを期待したからだった。
しかし、その希望は虚しく終わった。少女の瞳には強い意志が感じ取れた。
如何なる危険があっても龍のそばを離れないという意思が。

「先に言っておくけど、置いて行こうなんて考えても無駄よ。意地でもついていくから。」
【…わかってるさ それにこんな危ない場所にお前を置いていけるかよ ほら行くぞ コイズミは隊列の真ん中だ 此処では一番の役立たずは恐らくお前だ】
(えぇ如何やらその様ですね。残念ですが地底程僕達に縁遠い場所はありませんから。)
【悪いが殿はナガトがやってくれ アサヒナさんを殿にしてもし門番が後ろからきたら逆に危険だ】
(ふみぃ〜すみませ〜ん。戦闘関係はカラッキシで。)
(…問題ない。任せて)
【じゃあ行くぞ】
そう言って龍は一声鳴いた。すると目の前に岩が姿を消し、迷宮の入り口が姿を現した。
そこは龍が立ち上がっても十分な高さのある巨大な迷宮であった。
龍を先頭にその後ろに少女が続き。その後がイツキ・ミクル・ユキの順番であった。
迷宮に入ってから暫くいった辺りから外の光が入らなくなってきた。まさに外界と龍の世界を分け隔てるだけはあった。
夜目の効く龍達は苦にもならなかったが少女にとって暗闇はただ不安を膨らませるだけであった。

「ちょっとキョン!これじゃあたしが何処歩いたら良いか分からないわよ。」
【ん?ああ悪い そうか…そうだな アサヒナさんすみませんが”ライト(光)”お願いできませんか?】
(あ、は〜い分かりました。)
「あ、まってミクルちゃん。折角だしこの新しくなった護符を試してみるわ。」
(ほえ?)
【あ!ハルヒまて!】

護符。
この地を訪れる前に立寄ったハイ・エルフの村にて龍の鱗を加工したものである。
以前魔法に興味をもった少女に龍が自分の鱗を媒介として与えた簡易的な魔道具であった。
龍と仮の契約を結ぶことで簡単な魔法を行使する事が出来た。しかし飽くまでも簡単な魔法しか出来なかったが、此処までの道程で
少女自身も多少は身を守る手段が必要と思い、ハイ・エルフに頼み鱗を元にした正式な魔道具に練成して貰った物だ。
契約している龍の力意外に他の3匹から魔力を付加(エンチェント)して貰うことで初歩の攻撃魔法も唱えられるようになった。
しかし、飽く迄護符を媒介にしたものなので護符に込められた魔力がなくなればそれ以上は使うことが出来ない。
しかし、これの御陰で旅も少しは楽になっていた。
ここに入る前にユキ達より魔力を付加してもらっていた少女は早速その護符を使ってみた。
何時もは出し惜しみする少女であったが、もしかしたら龍に自分が役に立つところを見せて考えを改めさせようとしたのかもしれなかった。
しかし、人間が使う魔法と龍の使う魔法は根源が違っている。人は自分の魔力を鍵として世界に満ちているマナ(魔元素)に働きかけて
魔法を行使するのである。龍の鱗を使っていてもその根源は変わらない。飽く迄も護符や鱗は切欠で世界に干渉しているのは人間である少女だから。
そしてこの場所は嘗ての魔力に満ちていた古代都市の跡。他に地に比べてマナが濃い場所である。

「”ライト”!」
【あ!馬鹿この!】

少女が呪文を唱えた瞬間辺りは眩しいまでの閃光に照らし出された。
その光量は人の目を焼き永遠に光を失わせるに十分な量であった。

(ふえ〜!!!!!)
(くっ!これは!)
(”ダーク(闇)”で中和出来なかった。やはりあの護符の力は強力。)

一瞬の閃光に龍達も目を焼かれた。しかしながら人と違い少し眩しいと感じる程度であり目が潰れる事はない。
しかし人の身である少女はこの閃光にその目の光を失ってしまったので。龍達はそう思った。
だがそうはなっていなかった。その刹那の瞬間に龍が少女の瞳に目隠しを施していた。

「ちょっと!何も見えないわよ!」
【このアホ!良いから魔力を絞れ!このままだと自分の魔法で自分の目を焼いてしまうぞ!】
「そう言っても如何したら良いのよ!」
【イメージしろ 昼間の光じゃなく 夜空に浮かぶ微かに輝く星の光を 人の目にも映るか疑わしい程の光を】
「そんなのイメージしたら全然見えないじゃない。」
【良いからしてみろ ここはマナが多すぎて初歩の魔法すら上級魔法に匹敵するぐらいになっちまうんだ 明かりが欲しいならそれ位で丁度いい明るさになる】
「…分かったわよ。じゃあやってみるわ。」

そういって少女護符を握り締めて念じると徐々に光が弱まっていった。
暫くして丁度松明の明かり同じくらいにまでなった。そこまで来て龍は少女の目隠しを解いた。

【全く余計なことしやがって ここは普通の場所とは違うんだ 魔法が使いたいのは分かるがこの場所では俺達に任せてくれ いいな】
「……分かったわよ。」
そういって少女は大人しく龍の後ろをついていった。
その姿を見つめながら残りの3匹は思案にくれていた。
龍と少女。互いに互いを思いながら、その思いがすれ違っている。
自分達の使命もさることながら3匹は目の前にいる龍と少女に幸せになって欲しいと何時しか思っていた。
この旅が終わっても。両者の関係が種族を超えたものになるようにと。
先頭を行く龍とその後ろを歩く少女。その背中は3匹の雄弁と語っていた。
ただ『寂しい』と。

一行は迷うことなく地下迷宮を抜けることが出来た。
嘗ての崩壊は地下迷宮の役割を失わせていた。また龍にとっては言わば通り道になっている為、迷うような事もなかった。
ただ迷宮の残った”迷い”の魔法の効果で人が踏み入ったが最後抜け出すことは叶わないだろうが龍達にはさして問題ないものであった
やがて開けた視界には、山脈を越えた先に広がる広大な大地が広がっていた。
そこは柱のような山の頂がまるでテーブルの様になっており、その様な柱が何本も立ち並ぶ奇妙な光景であった。

「……此処がキョンの故郷?」

少女は傍らに立ち龍に語りかけた。
自分の身長の7倍はある龍を見上げ、その表情を伺った。
その瞳には哀愁と何処か懐かしさに満ちていた。

【…あぁ 此処が俺の故郷 地龍とその眷属が住まう大地 『狂気の山脈・廃都ザビュート』 そこに踏み入った最初の人間さハルヒ】
「…キョン」

そうして龍と少女は遥か先のそびえる一つの巨大なピラー・マウンテン(石柱山)を見やった。
そこは他のピラー・マウンテンとは違い明らかに異彩をはなっていた。

(お話中失礼します。もしやあの山が。)
【ん?あぁアソコが俺達『地龍』やその眷属達を束ねる龍王 『地龍王・ユグドラス』が住む場所だ 折角ここまで来てもらって悪いが
観光をしてる暇はないんでな 早速あそこへ向かうぞ】
(は〜い、分かりました。)
(…御意。)
(確かに拝聴しました。)

そこまで話して龍は少女をみた。さっきの事もあり所在無さげな少女。その姿をみて【やれやれ】と呟きながら龍は身を傾けた。

【…乗れよハルヒ】
「…え?」
【お前を乗せて旅を続けすぎたようだ どうも背中が軽いとバランスが悪い だからバランスを取る為に乗ってくれないか?】

意外な龍の物言いに一瞬少女は意味が理解出来なかった。しかしゆっくりとその意味を理解した。
一昨日から龍を避けていた少女。でもそれは子供じみた反抗であった。しかし少女も龍の背中に乗らずにいる事で寂しさを憶えていた。
あの鱗越しに伝わる龍の温もりを少女も欲していた。

「…まったく、しょうがないわね。そこまで言うなら乗ってあげるわ。」
【おいおい 乗りたそうにしてたのは何処の誰だよ】
「あ〜ら、あたしが何時乗りたいって言ったのかしら?いいから早乗せなさい!」
【へいへい 全くどうしようもない奴だな】
「ふん!何よ………ありがとうキョン。」
【ん?何か言ったか?】
「なぁっ!…あ…えっと……なんでもないわよ!このエロキョン!」
【やれやれ】

そんな遣り取りを見つめながら3匹は内心安堵の溜息を漏らしていた。
しかし、一行は気付いていなかった。
領域に地龍種や眷属意外が入り込んだら、それらを排除する為に本当の門番が現れることに。
そしてその影が直ぐそこまで迫っていることに。
156名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 02:05:18 ID:s1gjtJne
以上中編でした。
次回やっと今回の目玉登場です。

先に言っておきます
地龍王のCVイメージは青野武さんです

後ツベのちゅるやさんや鷹屋さん観ながら
こっちの世界の竜のツルヤさん通称:辰屋さん(命名;わたくし)
をどうやって登場させようか思案中
157名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 03:02:28 ID:EaCzKGzv
>>156
乙です。地龍王の声はガーネフですか。
鶴屋さんは…なんだか神出鬼没なイメージがあるかな。
各地にある道祖神や像を依り代にしてヒョイっと現れそうな
158名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 04:27:37 ID:DTyjOMin
すまん、なぜか>>139に繋がらないんだがどんな画像だったのか教えてほしい
159名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 06:36:31 ID:Tf6vp4tv
>>158
バレンタインのチョコが間に合わなかったので、キョンとハルヒは二人でチョコ塗布プレイをする事にしました。
160名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 08:09:56 ID:J6+7fxqY
めちゃイケかよ
161名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 08:57:50 ID:ILi00Swp
今試したが普通につながるな
まあ有名サイトのだし直接そっちを見に行けばいいと思うが
162名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 10:02:23 ID:jkBSF0ih
>>157
ガーネフ吹いたw まさに今DSでファイエンやってる俺。

おうおうそして今日はまた寒くなってきたな。
よし、ハルヒに遅チョコを逆チョコでプレゼントだ!
163158:2009/02/16(月) 10:02:57 ID:DTyjOMin
今試してみたら繋がった。すまん。そして貼ってくれたやつありがとう

>>159
おいww
164名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 10:33:58 ID:jkBSF0ih
二人でチョコを共同製作するってのもイイな……
165名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 11:16:50 ID:3+0rGZW4
いいね
166名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 12:31:52 ID:d5/EYNW8
スリット入りマスクを付けたキョンと剣で戦うハルヒ
167名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 12:49:12 ID:3+0rGZW4
レッツ、フェンシング!
168名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 13:34:33 ID:qrwjF9FM
「あたしと突き合いなさい!」
169名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 13:39:23 ID:mutBh1vE
誰がうまいこと言えと(wwww
170名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 15:24:34 ID:+iRzOiAz
ランスロットハルヒ
ガウェインキョン
171名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 16:32:05 ID:Bs5JXmpm
SSスカウターを拾った日http://wikiwiki.jp/haruhi/?%A5%B9%A5%AB%A5%A6%A5%BF%A1%BC%A4%F2%BD%A6%A4%C3%A4%BF%C6%FC%A1%A1%A1%CA105-791%A1%CB
の続編とも言える話です。
予定では8話構成とやたら長くやっていくつもりです。
第2話の投下も出来る限り早急にしていきます。
すみませんがよろしくです。
172SS Dark Side 第一話:2009/02/16(月) 16:35:03 ID:Bs5JXmpm
「あれが地球・・・噂通りの綺麗な星ですね」
「はい、あれほど貧弱で科学技術もさほど進んでいない星人には勿体無い限りです」
「それでも奴隷として使えないわけでもないでしょう。
 到着次第地球人を連行、宮殿の建設に取り掛からせて下さい。」
「了解です、フリーザ様」
「さあ、そろそろですよ。逆らう者は皆殺しです。彼らに私たちの恐怖を植え付けてやりなさい」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・

                第一話 来たりし災厄


同時刻

「なあキョン、今日何か予定あっか?」
隣で食い物を飛ばしながら話を持ちかけてきたのは谷口だ。汚いぞ。
「すまん、で予定あるか?駅前の喫茶店でメチャメチャ可愛い女の子見っけたんだよ!」
無かったとしても行かん。
「つれねぇなあ・・・まっ仕方ねぇか、お前には涼mぶがぁ!」
殴られるだけで良かったな。次言ったら指を180度逆に曲げてやる。
「まあまあキョン、谷口も悪気があって言った訳じゃないと・・・あれ、キョンお客さんだよ」
「ん?客?」
首を後ろに捻ると、そこには何時に無く真剣な顔持ちの古泉が立っていた。
あいつの顔からは「緊急事態です」と滲み出ている気がした。


まさに俺の予想は的を射ていた。どうやら本当に緊急事態らしい。
元文芸部室には既に朝比奈さんと長門もご到着済みだ。
一体全体何が緊急事態なんだ?また天蓋領域とかどうかとか言う奴らか。
「いえ、今回の件は彼らは関係していません。
 しかも珍しい事に涼宮さんも全くの無関係、ですね」
そりゃあ確かに珍しいな。じゃあそいつ等の目論見は何だってんだ。
「地球の支配」
横から口を出してきたのは長門だ。
「敵はフリーザ一味と推測される」
「え?フリーザって以前スカウターを拾った時にお前が話した宇宙人だよな?」
「そう」
長門曰く、まだこの地球には来ない筈なんじゃなかったのか。
「あの時、まだ遥か彼方の銀河系に留まっていた、けど何らかの理由によりこの惑星に来た。
 恐らく彼らは拠点を地球に移す気でいる」
「奴らがここでマイハウスを建造する際、俺たちはどうなる」
「抹殺、もしくは奴隷。どっちにしろ拠点建設後は殺されるのがオチ」
どっちにしろ※ポアって・・・。
「だから今、宇宙人、未来人、超能力者が招集して対策を練っている所です。
 一味は中型の飛行船一機で地球に乗り込んで来たようですが、
 こちらが全勢力で迎え撃っても勝機は1割以下、いやほぼ無に等しいでしょう」
ちょと待て古泉。乗り込んできたって事は、もう既に地球に入ってきているのか?
「いえ、まだこちらも地球との正確な距離はとれていませんが、そろそろ・・・」
古泉がおもむろに首を上げた。続いて朝比奈さんと長門も。
こりゃあ来たのか。
「座標を特定する」
長門は液体ヘリウムのような目で天井を見上げて言った。
次の長門の発言を待つ俺は不意に、窓の外を眺める。


何処までも蒼い空の向こうで一つ、何かが煌いた。
173SS Dark Side 第一話:2009/02/16(月) 16:35:48 ID:Bs5JXmpm
「まさかもう地球に到達するとは・・・少々不味い状況ですね」
そっちも大分混乱してるとは思うんだが、こっちに敵を来させるなよ。
「ええ、そこは我々が全力で何とかします。普通にしてもいても大丈夫ですよ」
おう、分かった。
「ああそれと、涼宮さんはお願いしますよ。彼女の事を一番分かっているのはあなたですからね」
多少納得いかないが、この事態だ。引き受けようじゃねえか。
あいつがこれに気付いたら色んな意味で危険だ。
「キョン君・・・本当にお願いしますね、涼宮さんの事」
朝比奈さんまで・・・分かってますって。長門もそんな目は止めてくれ。


その後は3人とも何処かへ行ってしまったようだ。
多分、一味の着陸地点か・・・。
いや、俺は余計な事は考えなくていいんだ。今回の事件はどうすることも出来ん。
出来ることはハルヒにこれを悟られないようにするだけだな。
まあ、まずバレることも無いだろうが・・・おっハルヒだ。
「おーい、ハルヒー!」
「うるさいわね、そんな声張らなくても聴こえるわよ」
「いやすまん。ちょいと俺以外の団員から伝言を預かっている」
「伝言?何よ」
「まず長門だが、遠くにいる両親の家へ帰っている。
 朝比奈さんは午後から病院らしく早退。
 古泉は急なバイト、だそうだ。」
「ふーん・・・。まっそれなら仕方無いけど、あまり感心できないわね」
「ま、まあ確かにな」
「でもあんたは出てくるんでしょ」
「まあな、悪いか」
「別に。さっ行くわよ!」
「お、おう」
こちらはうまく事が進んでいるが、あっちはどうなのだろうか。
いや、大丈夫だろう。何しろ全宇宙人・未来人・超能力者の勢力なのだ。
まず負けるわけは無いだろう。あいつらがそんなにヤワで無いのは俺がよく知っている。



と、自分に言い聞かせてみたものの、嫌な予感が消える事は無かった。
この予感が見事現実になるのは、今から約数時間後になる。


第2話へ続く
174名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 16:52:52 ID:jkBSF0ih
乙。まさか続きがあるとは……。

>>167
実はフェンシングだけはやたらと強いキョン。
キョン「どうしたハルヒ?一方的に俺が突いてばかりじゃないか?」
175名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 17:08:52 ID:fCYcNxMU
俺のバレンタインデーはまだ終わっちゃいねぇ!
176名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 18:08:37 ID:d5/EYNW8
歌手になるハルヒ
傍らには主のいない白いギターがいつも置かれていた
177名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 18:34:10 ID:fCYcNxMU
ぬぅ。俺の電波増幅装置では膨らませれなようだぜ……
178名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 19:06:09 ID:9QT/uCWo
仲間に諭され、意地を張るのをやめて
旅に出たキョンの後を追い可変戦闘機で宇宙に飛び出すフラグ

古泉・みくる「「SOS団は僕達(私たち)にお任せください」」
長門「………」(無言でドラムセットを叩く)
179名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 19:15:37 ID:PphF1AhS
九曜「……ダイナ−−マイト」
180名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 19:28:59 ID:+iRzOiAz
ギターのネック部分に魔女帽子が架けられてそう
181名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 20:23:03 ID:oaJk7sdr
九曜がグラハムかよw
182SS涼宮ハルヒの創作(1/2):2009/02/16(月) 20:28:38 ID:7z4uOuuM
ハ:次回の会誌のために、団員の創作力を底上げする必要があるわね。というわけで、
3人の講師を呼んだわ!
キ:妙に本格的だな。
ハ:じゃあ、いくわよ。古泉君、スモークと照明お願い。
古:おまかせください、閣下。
ハ:さあ、よみがえれ、アイアン・ライター!
キ:って長門かよ!
長:調査結果を報告する。許可を。
キ:あ、ああ。やっちまえ。
長:現在、日本国で流通するうち、発行部数が上位32000作品のあらすじについて
分析を行い、よく読まれる物語に要求される傾向を抽出した。
キ:おう。すごいな。
長:ストーリーに求められる得性の共通因子を、25文字以内の現代日本語で述べると
次の通りとなる。すなわち「予想を裏切りつつも、期待を満たすストーリー」。
キ:なんだって?もう一度、言ってくれ。
長:予想を裏切りつつも、期待を満たすストーリー。
キ:わかるような気もするが、もう少し長くていいから、説明してくれ。
長:予想どおりすぎると読者は退屈する。この先どうなるかわからないからこそ、読者
は続きを読もうとする。
キ:なるほど。
長:しかしあまりに外れると、読者はついていけなくなる。オリジナリティを求めて新
奇さに走るあまり、読者に反発された例は多い。人気の出たストーリーは、大筋では読
者がすでに知っている定番どおりのものが多い。
キ:裏切りつつ、裏切らないという訳か。バランスが難しいな。
長:もっとも多い形態は、結末は定番だが、設定や結末に至るプロセスに工夫を施した
もの。たとえば読者に「どうせハッピーエンドだろうが、この設定(あるいはこんな展
開)でどうやってハッピーエンドにこぎつこけるのか」と思わせて読者を引きつける。
キ:なるほどな。
長:がんばって。
キ:お、おう。

ハ:じゃあ、次へ行くわよ。第二の鉄人よ、出てこいや!
キ:って、鶴屋さん。
鶴:あたしの担当はキャラクターづくりと描写のイロハにょろよ。まあ、どろ船に乗っ
たつもりで、安心するっさ。
キ:とても気が抜けません。
鶴:描写はめがっさ大事にょろよ。この話みたいに、セリフばかりで描写がないと、読
者が作品世界に入って行けないっさ。
キ:そんなもんですか。
鶴:マンガや映画は絵や映像があるにょろ。そのシーンにぴったりの映像を撮るために、
ある監督は「あの太陽をのけろ」と言ったっさ。
キ:そんな無茶な。
鶴:無茶しても撮りたい絵を撮るのが監督にょろよ。同じ台本、同じセリフ、同じストー
リーでも、どんな絵かで全然ちがうものになるからねえ。小説には言葉しかないから、
どんな風に描写するかは、マンガや映画でどんな絵で表現するかと同じくらい大切なん
だよ、うん。
キ:なんか難しそうですね。
鶴:セリフは書けるけど、描写が苦手という人は少なくないっさ。そこで!今日は特別
に鶴屋流描写の極意を授けるにょろよ。これさえあれば、描写で困らないこと、間違い
なし!
183SS涼宮ハルヒの創作(2/2):2009/02/16(月) 20:29:19 ID:7z4uOuuM
キ:それはすごい。
鶴:モデルを見つけて、その子のことを常に頭に思い描くにょろ。セリフは心に残りや
すいから、むしろその子のしぐさや立ち振るまい、その子がいつもいる場所などなど、
具体的に思いだすっさ! そのためには普段からよく観察するのが一番! だからモデ
ルにするのは身近な人がいいかもねえ。普段、見過ごしているものを見るってことだね、
キョン君。見ていないものは書けない、ボクシングにラッキーパンチはないということ
にょろよ!
キ:はあ。
鶴:じゃあ、キョン君、がんばるにょろ〜。
キ:あ、はい、がんばります。

ハ:泣いても笑っても次が最後よ。第三の鉄人よ、出でませい!
み:は、は、ふぁい!
キ:最後は朝比奈さんですか。
み:わ、わたしは、せ、セリフについて教えますっ!
ハ:みくるちゃん、かみかみよ。古泉君、スモークで見えないから、カンペはもっと近
くに。
古:はい、閣下。
キ:あー、朝比奈さん、無理せずに、犬にかまれたとでも思って、そこそこに頑張って
ください。
み:はいっ、一生懸命がんばりますので、応援してくださいっ!
谷:エム・アイ・ケー・ユー・アール・ユー、み・く・る!!
キ:谷口、こんなところで何やってんだ?
谷:にぎやかしだ。俺は俺で満ち足りてるから、気にするな。
キ:そうか。
み:セリフはとっても大事ですっ! 
キ:おわっ。
み:どんなに思ってくれていても、きちんと言葉にして欲しいんですっ!!
キ:あの、小説の話ですよね?
み:そうですっ!間違いありませんっ!
キ:そうですか。
み:普段なら絶対に言わないようなセリフも、お話の中ではゆるされるのです!
谷:エル・オー・ヴィ・イー、ラブリー、み・く・る!!
み:キョン君、あの、がんばってください。気持ちは必ず伝わりますっ!
キ:はあ。とにかく、がんばってみます。

ハ:というわけで豪華講師陣によるレクチャーはここまでよ!
キ:ある意味豪華という気もするが、いつものメンバーとも言えるぞ。
ハ:さて、あとは実践あるのみね。

と言ってハルヒは、ズンという効果音とともに、俺の視界をふさぐように前に立った。

ハ:今日のレクチャーは、ほとんどあんたのために開いてあげたようなもんなんだから
ね。さあ、キョン、前回のリベンジよ! 全校生徒に砂という砂を吐かせて、校庭を砂
丘に変えるような恋愛小説を書きなさい!
キ:無理だ。
ハ:こら、キョン! どこ見てんのよ!?
キ:なぜ俺の前に立ちふさがる?
ハ:鶴屋さんが身近な人物を観察しろって言ったでしょ!

古:さすが涼宮さんですね。彼がどれだけ顔の向きを変えても、すぐさまそれに反応し
ておられる。
長:シュートコースをふさぐ熟達したディフェンダーの動き。
み:涼宮さん、ガンバです!
鶴:おやおや、今日はブラックみくるがオチじゃないのかい?
谷:お、俺には何も期待するなあ!「ていうか、お前らさっさと結婚しろぉ!!」じゃ駄目?
長:駄目。

184名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 20:32:00 ID:ykg8OiFt
例のハルヒfigma半袖ver.には付属パーツとしてポニテが付くらしい。しかも初回特典としてスクールバッグ(全三色・色はランダム)も付くだと!?

http://www.aniani.com/shop/Productlnfo/product_id/115753

これで「似合ってるぞ」ができる!
ねんどろいどみたいにfigmaも教室セットとか出してくんないかな。
185名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 20:44:59 ID:PphF1AhS
>>183
GJ!ってキョンじゃなくてハルヒが頑張る話になっとるw
186名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 20:49:11 ID:oaJk7sdr
>>182-183
GJ。

>>184
実に、実に、楽しみだ
187名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 20:54:39 ID:iXrCDwvd
キってだれ?
188名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 21:01:44 ID:Tf6vp4tv
>>187
キバットバット三世
189名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 21:23:55 ID:ykg8OiFt
>>184
figma半袖ハルヒの広告を目にして葛藤するキョン

(………やっと世間はポニテの何たるかを理解したようだな…しかし真のポニテハルヒがどれだけ可愛いか…それは俺にしか解るまい……さあどうしようか…今俺の前にある問題はこいつをいくつ予約する、)
「なーに見てんの、キョン?」
「ハ、ハルヒ!?」

その後キョンが何を見ていたのかを知ってかなーり赤面するハルにゃん可愛い
190名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 21:24:53 ID:RiLDkiNE
ハルヒちゃんのOPを聴いて、ハルヒのひざの匂いを思わず想像した俺は変態。
191名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 21:30:14 ID:+iRzOiAz
ハルヒの誕生パーティーの招待状を本人の眼前で破り捨てるキョン
192名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 22:00:05 ID:PVgS7bmD
自分の誕生日パーティに誰も来なくて大暴れするキョンが浮かんでしまったじゃまいか
193名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 22:36:23 ID:zV6uv4VB
ハルヒを愛してしまい、彼女への愛情が冷めてきた。
別れようと思いまつが、好きな子が出来たなんていったら
キレられるかな?
194名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 22:37:24 ID:EaCzKGzv
よれよれのスーツ(Yシャツがズボンからはみ出している)に無精ヒゲ、サングラスを掛けた姿で
鋼鉄のベースを振り回して悪の組織の戦闘員を吹っ飛ばして行くジョン・スミスと
その隣でポニーテールをたなびかせながら鋼鉄のギターを振り回し、
ジョンの背後を突こうとする戦闘員を蹴散らしていく謎の美女
195名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 22:45:10 ID:sw0S9PpW
33 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2009/02/15(日) 07:48:28 ID:???
キョンは何かあったの?だけどハルヒは何も違和感ないw

96 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 2007/12/24(月) 02:29:36 ID:oB+IFs0U
精神世界。電車の中

有希「あなたは分かろうとしたの?」
キョン「分かろうとしたさ。」
ハルヒ「バーカ。知ってるのよ。あんたがあたしをオカズにしてること。いつもみたくやってみなさいよ。ここで見ててあげるから。
    あんたが全部あたしのものにならないなら、あたし何もいらない。」ハルヒが胸突き出して肢広げながら言う
キョン「だったら俺に優しくしろよ」

場面変わる。部室。

キョン「何か役に立ちたいんだ。ずっと一緒にいたいんだ。」
ハルヒ「じゃあ、何もしないで。もうそばに来ないで。あんた、あたしを傷つけるだけだもの。」
キョン「ハルヒ、助けてくれよ。なあ、ハルヒじゃないとダメなんだ。」
ハルヒ「嘘ね」 キョン「はっ!」
ハルヒ「あんた、誰でもいいんでしょ? みくるちゃんも有希も恐いから古泉君も鶴屋さんも恐いから!あたしに逃げてるだけじゃないの!」
キョン「助けてくれよ」
ハルヒ「それが一番楽で傷つかないもの」
キョン「なあ、俺を助けろよ!」
ハルヒ「ほんとに他人を好きになったことないのよ!」
キョン「っあ!」
ハルヒ「自分しかここに居ないのよ!その自分も好きだと感じたこと、ないのよ!哀れね」ハルヒに突き飛ばされる
キョン「助けてくれよ、なあ。誰か俺を、お願いだから助けろ。助けてくれよ。助けろよ。俺を助けろよ!」
キョン「一人にするな!!俺を見捨てないでくれ。俺を殺さないでくれ!!」キョン部室のイスを投げ回して大暴れ
ハルヒ「いや」 それを聞いたキョンハルヒの首を絞める。しかし、全く抵抗しないハルヒ
196名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 22:45:19 ID:Tf6vp4tv
>>192
なんだその人型機動兵器乗って救急車を強奪する「お前を殺す」が口癖そうなキョンは?
197名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 23:05:57 ID:BP6pTkPo
>>193
お前の感じている感情は精神病の一種だ。治し方は俺が知っている。俺に任せろ。
198名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 23:23:44 ID:mYl8EIN8
ハロウィン・ストーブネタの者です。
またもや単発で申し訳ないのですが、何番煎じか分からないほど既出しまくりのインフルネタでSSを書いたので、
恐れ多くも投下させていただきたいと思います。

ただ、これがどうも長くなり過ぎて、10レスそこらじゃ収まりきらない長さになってしまいました。
スレの容量のこともありますし、読まれない方には邪魔でしかないでしょうから、wikiに直接投下させていただこうと考えていますが、
特に問題等ないでしょうか?
199名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 23:28:56 ID:BP6pTkPo
前半・後半で分けて投下すれば?時間を跨げば規制は解除されるみたいだし。
200名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 23:30:45 ID:v5sSka3j
前編後編に分ければいいんじゃ…とは思うが。
まぁおまいさんの好きにしたらいいと思うぞ。
201名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 23:31:22 ID:v5sSka3j
ちょwリロって無かったすまんorz
「はーっくしょん!」
 ……はっ、しまった。さっきからずっと我慢してたのに、よりによってキョンの目の前で、こんなに大げさなクシャミしちゃうだなんて、あたしのバカバカ!
「なあハルヒ……お前、風邪気味なんじゃないのか?」
「べ、別にこんなの大したことないわよ。それよりもほら、さっきから問題解く手が止まってるんじゃないの、あんた?」
 って、なによその表情? そんな目で見られたら、あたし一体どうしたら……違う違うわよ! 今の独り言なし、取り消し!
「やれやれ……ちょっと待ってろ」
 そういい残してキョンは部屋から出て行ってしまった。
「こら、ちょっと! あんたサボるつもり?」

 しばらくして、キョンは風邪薬と水の入ったコップを持ってきてあたしに差し出した。
「……なによ一体」
「いいから大人しくこれ飲んでおけ! 明日のテスト対策でわざわざお前に来てもらってて、肝心の当日に風邪で休まれでもしたら後で寝覚めが悪いからな」
 な、なによその言い方。あんたそれでも心配してるつもりなわけ?
 と、口に出して言う代わりに、あたしはさっさとその薬を受け取って一気に飲んじゃったわ。
「……ああ、良薬は口に苦し、なんて言うけど、この薬眠くなるだけで、全然効き目なさそうなのよね」
「まあ確かに、妹が飲んだときも『苦い』とか文句言ってて、速効寝ちまったからな」
 って、キョン? あんたまさか妹ちゃんの話にかこつけて、あたしを子ども扱いしてるわけ? むうぅ、何か腹立つじゃないのよ!
「さーて、問題、問題っと。ハルヒ、これは一体どうやって解けばいいんだ?」
「バカキョン! あんた何回同じこと言わせたら気が済むわけ? これは前にやった例題の応用だってば」
「ああ、そうか。気が付かなかったぜ」
 全くもう、調子だけはいいんだからこのアホンダラゲ。
 それからしばらくは、キョンは珍しいことに黙々とノートにシャーペンを走らせていたわ。いつもこのぐらい真面目なら、もっとマシな成績なはずなのにね。
 それにしても……まずいわ、早速眠たくなってきちゃったじゃない。
 いけない……意識を……ちゃんと……保って……、
「……ハルヒ?」
 もうダメ――妙に気持ちよくなってきちゃったわ……。
「おいハルヒ……しょうがないな。コタツで寝たら本当に風邪ひいちまうっての」
 なによ、うるさいわね……バカキョン。
「駄目だ。マジで眠っちまった。……しかし、どうしたもんかね」

 ………
 ……
 …

 まるで、そこは天国だったの。
 柔らかで暖かな光に包まれて、あたしは空中とも液体中ともつかない空間をただ浮遊しているだけ。自由だけど、でも――まるで誰かに抱きしめられているような変な感覚に捕らわれる。
 それに……この匂い……これ、キョンの匂いだわ! ということは――なによ、あたしってキョンに抱きしめられてるってこと?
 ほんとにもう、なに考えてんのよ、このエロキョン!
 でも……まあ、いいかしら。なんだか気持ちいいし、ずっとこのままでいても……。

「って、そんなわけないでしょうが!」
 ……あれ? ここは、どこ?
「ああハルヒ、やっと起きたか」
 目の前にはキョンが……、ひょっとして、ここってキョンのベッド? あたし、何時の間に眠っちゃってたのよ?
「お前、薬飲んだ後あっという間にコタツで居眠り始めやがったじゃないか。まあ、風邪薬のせいだけじゃなくて、ここのところ寝不足だったんだろ、俺の勉強の準備だのなんだかんだで。違うか?」
 まあ……否定しないわ。
「それで、さすがにそのままにしておくわけにもいかないから、ベッドに放り込んだだけだ。言っておくが、別に疚しいことなんてしとらんからな」
「あ、あ、当たり前でしょ、このスケベキョン!」
「どうでもいいが、いつまで俺の枕抱いてるんだ? あと、ヨダレ拭け。みっともないぞ」
 あたしは枕を脇に放り投げると、差し出されたティッシュで口元を拭った。なんだか非常に悔しいんだけど、でも反撃の余地も全く無くって、あたしは唸り声を漏らすしかなかったわ。
「さて、もうこんな時間だが……どうする?」
「バカ……もう帰るっ!」

 何故かキョンは自転車を押しながらあたしの隣を歩いている。ってさっきのは送って行くかどうかって意味だったわけ?
「そんなこと一々訊くまでもないじゃないの。ホントあんたってデリカシーってモノが欠落しちゃってるんだから」
「そいつは悪かったな。今度からは訊かずに一緒に行ってやる」
 その一言に、何だか凄く安心しちゃってるあたし、ってやっぱ風邪薬のせいでまだ変なのかしら? うん、絶対そうよね。
203名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 23:57:10 ID:BP6pTkPo
あれ?これは関係なし、だよなw
GJ!
一気に寒くなると温度差がやばいよな。
204名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 00:01:56 ID:+gnsHEf8
>>202
GJ!

>>199
>>200
レスありがとうございます。了解しました。
前後編に分けて投下させていただきます。
編集に時間を食ったので間が空いてしまいましたが、>>202の方のSSは私のとは別のものです;
205ハルキョンSS『マイ ディアー フール』前:1/6:2009/02/17(火) 00:03:50 ID:+gnsHEf8
 正月の浮ついた気持ちも冷めて久しく、ややあって始まった三学期とはいえ特筆すべき出来事もなく、休みボケした脳には一層過酷な
日々の授業をどうにか鼓膜と網膜でとらえているうちに新年を迎えたことなど遠い昔のようになってしまった、そんな時期である。
 例によって騒がしさだけは突き抜け絶好調だった冬休みも終わってしまえばあっけなく、あれよあれよのうちに花も恥じらう高校生活は
残り一年とちょっと。最近いやに慌ただしい上級生を見ていてふとそんな事を思い出したのだが、だからといって特に何らかの感慨が湧く
わけでもなく、ただしみじみとこの約二年が過ぎていった速さを感じた。楽しい時間ほど瞬く間に終わってしまうとは月並みな言葉だが、
俺の場合は単に密度が濃かっただけではないだろうかと思う。
 とまあ、半ば無理やりに関連付けておいて閑話休題。
 同じくイディオムとして『馬鹿は風邪を引かない』とよく言うが、同じ人間同士そんなに免疫に差がある訳もなく、その真意は『風邪を
引かない』のではなく『風邪を知らない』、つまり馬鹿は風邪を知らないので引いたことにすら気付かない――と、そういう意味らしい。
 では世間一般で言われるところの馬鹿の定義についてだが、これにもその実二種類あって、いわゆる成績的な落ちこぼれを指して言う
知識の馬鹿と、道理や常軌から著しく逸しているタイプの社会的な馬鹿がいる。前述の話からすると、風邪を引かない方の馬鹿は恐らく
前者の極端な場合であると言えるだろう。
 つまり頭の中が年中カオスで行動すべてが突飛かつ十中八九迷惑千万な常識外れの人間――要するに後者の馬鹿であろうと、普遍
的な高校生がうんうん唸って解くようなテストを制限時間の半分で終えて爆睡しているような知識的利口である場合、この慣用句は残念
ながら当てはまらないということになる。
 黒板に書き殴られた幾何学模様が消えていくのをぼんやりと視界に捉えながら国木田辺りにノートを借りる算段をしつつ、こんなどう
でもいいようなことを分析していた俺は、全校生徒待望の四限目終了を告げるチャイムと同時に一つの結論に達した。
 いつもならこの瞬間、椅子を蹴飛ばすような勢いで立ち上がって学食へダッシュするはずのハルヒがインフルエンザにかかり、ここ数日
学校を休み続けているのは不自然でもなんでもなく、
 何故なら風邪とインフルエンザは別物だから、ってことだ。

「なぁキョン」
 対面でタコさんウィンナーを弄びながら、谷口が真面目くさった声を発した。
「心配だろ?」
 相変わらず話に要領を得にくい野郎だ。
「……何がだ、主語を言え」
「んなのいちいち訊くなって、決まってんだろ。涼宮のことだよ」
 そりゃあ心配さ、新型の発生がどうのこうの騒がれてるこのご時世にまさしくインフルエンザだからな。まぁ俺としては某薬を服用した
副作用でさらに奇行に磨きがかかったりしないことを祈るばかりだ。
「バッカ、そんなんじゃなくてよぉ、もっとこう……いてもたってもいらんねーとか、胸が張り裂けるようだーとか、そういう類のだよ」
 谷口よ、常々思っていたことではあったが、やはりお前は覆しようもなく前者の馬鹿であるようだな。俺にはお前の言わんとしている事
がさっぱり理解できん。何かに恋でもしてるのか?
「あぁ? なんだよ前者の馬鹿って。つかそりゃお前のことだっつの」
「まあまあ谷口、キョンにストレート投げても無駄だよ。素直じゃないんだから」
 神経質に骨を取りながら魚の身をこそぎ出していた国木田が、したり顔で割り込む。
「だなー。ったく難解な野郎だぜ」
 何も考えてないような面から言われると一層腹に据えかねるもんだな。
「何なんだお前ら、俺が普通にハルヒを心配してりゃ不満だっつーのか?」
「あーあーはいはい、滅相もございません」
 意味の分からないことを分からないように述べられた挙句、馬鹿に小馬鹿にされるより他にこれほど屈辱的なこともあるまい。俺は余程
このドレッシングでヒタヒタなブロッコリーを谷口の米ゾーンに突っ込んでやろうかと思ったが、こいつ相手には一欠片に含まれるビタ
ミン類を失うことすら惜しいので我慢しておく。緑黄色野菜に感謝しろよ谷口。
「でもさ、キョン」
 諭すような語調で、魚をむしり終えた国木田が口を開いた。
「メールぐらいはしたの? ほら、同じ同好会のメンバーとして、さ」
 正確には同好会未満だがな。
「した。それがどうかしたか?」
「返信、どんなだった?」
 おいおい、何の事情聴取だこれは。そんな大袈裟な話じゃねえだろ。大体他人とのメールの内容なんてプライベートな事項、おいそれ
と勝手に公表していいもんじゃない。
206ハルキョンSS『マイ ディアー フール』前:2/6:2009/02/17(火) 00:04:27 ID:+gnsHEf8
「いいからさ、ほら。大したことないなら言っても問題ないだろ?」
 なにやらしつこく食い下がるクラスメイトは真顔で迫ってきており、さっきまでの茶化すような軽薄さは一応の表面上では見受けられ
ない。
 お前らがハルヒのメール内容を知りたがるなんざ興味本位としか思えないが、今一度文面を脳内反芻して確かに大したことないのを
確認したのち、どうせ教えたところでどうにもならないと踏んだ俺はそれを口にする。
「どんなって……普通に『大丈夫、心配するな』って感じだよ。何往復もしたってしんどいだけだろうし、それ以上返してない」
 今の発言のどこに納得いかない点があったのか知らないが、国木田と谷口は目を合わせて渋い面をする。妙なところで意思疎通しや
がって。
「なーんか素っ気無ぇなあ……」
「お互い素直じゃないからねぇ……」
 溜息を一つ吐き、またこれだ。
「だから一体何なんだ? 俺にどうしろってんだよ」
 アホ改め馬鹿の谷口が「やれやれ」と俺の十八番を盗んでいる横で、白身を咀嚼しながらしばし考えた国木田はこうのたまった。
「どうしろっていうか……そうだな、強いて言うならお見舞いに行ってきたら? 同じ同好会未満のメンバーの、『普通』として、さ」
「お見舞いだあ? 入院してる訳でもないのに」
「ま、それもそうかもね」
 昼食を食い終えた国木田はそれきり席を立ち、購買に行くと告げて去って行った。
 ふと谷口が壁掛けの時計に目をやり、「やべっ」と呟いて弁当をがっつき始める。
「……ったく」


---


 どうも、寝付きが悪い。
 熱は下がってきたけど、暖房をがんがんにきかせて加湿しまくりのこの部屋じゃあそれも仕方ないかもしれない。目を瞑ってひたすら寝
返りをうっているうちに、枕元に置いた時計は四時過ぎを指していた。
 そういえば、まだお昼を食べていない。
 半端な空腹感とだるさに挟まれて暫く逡巡してから、自分の汗でじっとりと鬱陶しい掛け布団を追いやり、痺れるような痛みでぼやけた
頭を抱えながらベッドから転び出る。親は二人とも居ないし、今日のうちには帰らないだろうって言ってたからご飯は自分で作らなきゃ。
正直辛いけど、残飯と水を土鍋に入れて炊くぐらいのおかゆなら簡単でいい。
 滑り落ちないように精一杯注意しながら階段を下りて、ダイニング式のキッチンに向かう。冷蔵庫を開けた時に漏れてきた冷気に触れた
だけで不快な寒気が体中を包んで、あたしは自分の参り具合がほとほと嫌になった。全く、団長ともあろうものがちゃちなウィルスなんか
にすっかりやられちゃうなんて、みんなに示しがつかないわね。
 ガスコンロの火を調節して、後は炊き上がるまで待つだけ。火をつけたままベッドに戻るのも危ないし、テレビを見る気にもなれなかっ
たから、とりあえずソファーに横になった。
 寝室と違って全然暖房をつけてないリビングはひんやりと肌寒い。毛布も掛けずにこうしているのは悪いとは思ったけど、密度の高い
空気の中に居続けて息苦しく火照った体を冷ましてくれるのが気持ち良くて、その状態のまま、部屋からついでに持ってきた携帯のフリッ
プを開く。
 着信も、メールもない。当たり前だけどね。
 SOS団のみんなからは、学校を休み始めてすぐにお見舞いメールが来た。古泉君はお手本みたいに丁寧な文章で、みくるちゃんは只管
励ましてばかりの。有希からも来たのはちょっと意外だったけど、一言だけ『お大事に』って書いてあって、それがまた妙にらしくて少し
笑ってしまった。
 そしてあいつ――キョンからは、短くてぶきっちょなメールが。
 みんなそれぞれ心配してくれてるんだってことは、それだけで十分に伝わってきた。その後何通も送ってこないのだって、あたしに余計
な気を使わせないためだって分かってる。だからもうそれ以上は望むべくもない。
 なのに。
 あたしはさっきから――もしかしたら、もっと前から――どうしてこんなにも携帯が気になるのだろう。何かを期待するみたいに、待っ
ているみたいに。
 熱に浮かされていた頭が少しだけはっきりしてきて、あたしは唐突に答えに行き着いた。
 怖いんだ。
 誰もいない家で独りで弱ってるっていうこの状況に、あたしは妙にスカスカな孤独感と不安に苛まれているから、それを埋めてくれる他
の誰かとの繋がりが欲しくなってる。自らを省みてみれば慣れ親しんだ感情でもあって何とも言えない気分になるけど、それ以上にそんな
弱気なあたしが嘆かわしくて。
「……はぁ」
 自然に、溜息が出た。誰もいない空間に微かに響いて、消えていった。
207ハルキョンSS『マイ ディアー フール』前:3/6:2009/02/17(火) 00:04:59 ID:mYl8EIN8
 きっとそんな風に憂鬱に浸っていたから、出し抜けに鳴ったチャイムがあたしを跳びあがるほどびっくりさせたんだ。

『…………こんちわー』
 キョンが、来た。
 聞き間違えるはずがないもの。いつもいつも、毎日飽きるほど繰り返し聞いたあいつの声。
 でも――。
『……もしもーし?』
 もう一度、家中に呼び出し音が響く。そっか、キョンは家にあたししか居ないことを知らないんだ。このまま出なければ、病院に行って
いて留守だったとかの言い訳が通用するかもしれない。インフルエンザなんだもの、会わない方がいいに決まってる。わざわざ面と向かっ
てそんなことを言うのは辛いじゃない。
『……すんませーん?』
 すっかり冷え切った体が、冷たい汗をかいた。心臓が痛いぐらいに高鳴っている。
 ――だけど。
『…………居ねえのかな……』
 だんだんキョンの気配が小さくなっていく。
 それでいい、いいんだって、必死に納得しようとしているおかしな自分がいる。
『…………………………』
 だけど、駄目だった。
 とにかく、嫌だったから。
 あたしは携帯を放り出して、もつれながら玄関に走った。必死に、こんな時だけ上手に動かせない足を恨めしく思いながら。
「――居るっ! 居るわよバカキョン!」
 何故か涙が滲んでいることに気付いて、ますます自分が分からなくなりながら。
「帰んなぁ!!」
 殆ど絶叫して、ドアに飛びついた。


---


 別に、国木田に言われたからって訳じゃない。
 ただ、確かにあいつの様子は気になるところではあったというだけで、それこそメールで済ませても良かったのかもしれないが、どうせ
なら見舞いの品の一つでも持って行ってやるのもいいかと思ったのさ。まぁ結果的に従っていることになってしまうのが癪に障るが、この
際そこは置いておく。
 それに、あんなアホくさい会話の中から不覚にも思い出されたこともあった。
 もう一年以上前になる、十二月のあの期間。『階段から転げ落ちて意識不明になり』入院していた、らしい俺は、ずっとあのシャクトリ
虫ことハルヒに見舞われていた、らしい。いつだってSOS団に関しては行き過ぎなほどひたむきなあいつが自らのことなど全く顧みずに、
それで何が起こる訳でもないのに、だ。そして前後不覚状態で目覚めた俺は、あいつの寝惚けたひどいツラを見て、確かに安心した。
 そのお返しなんていう恩着せがましいつもりじゃないし、あの時とは場合が違うってのも分かってるが、まぁとにかくだ。

 俺自身が行きたいと思うんなら否やを唱える理由はない、そうだろ?


---


 ……ひたすらに迂闊だったわ。
「いでで……一瞬目から火花が散ったぜ。ドアぐらい落ち着いて開けろ」
「何よもう、悪かったって言ってるじゃない」
「ったく……鼻血出てないか?」
「出てない!」
 怒鳴った拍子に頭痛が騒音抗議してきた。もう最悪。何でキョンが鼻を押さえてるのかっていうと、あたしが思いっきり開いたドアに
こいつの鼻っ面がごっつんこしちゃった、ていう……そのまんまよ。以上。不可抗力だって言ってるのに、キョンったらさっきからこれ
ばっかり。全くねちっこいんだから。
「とりあえず、土産はここ置いとくぞ」
 そう言えばビニール袋を提げてきていた。意外と気が利くじゃない。
「なになに?」
「プリン。コンビニのな」
「……微妙」
「人の好意にケチつけるな。これでも奮発したんだぞ」
208ハルキョンSS『マイ ディアー フール』前:4/6:2009/02/17(火) 00:05:22 ID:+gnsHEf8
「知ってるわよ。あんたがお見舞いに来るってだけでも驚きなのに、お土産を買ってくるぐらいの甲斐性を見せられれば上出来だわ。とり
あえず合格ってことにしといてあげる」
「そりゃどうも。って、お前今頃昼飯作ってんのか?」
 コトコトと音がする土鍋の方を見て、キョンは驚いたような声を上げた。
「そうよ、悪い?」
 ようやく目が覚めてお腹も空いてきたけど、それはまだまだ時間がかかりそうね。
「別に悪かねえが……おかゆだけ、ねぇ……」
 何とも付かない言い方でそうごちる、制服のままのキョンの後姿。
 それを見ていたあたしの視界が、出し抜けにぶれた。
「っ……」
 ぐるぐると眼の奥が揺れる気持ち悪さは立っていられないほどで、危うくソファーに倒れるようにして何とか座り込む。それをきっかけ
に頭を締め付けられるような痛みが響いて、体中を悪寒が走った。やばい、ぶり返してきたかも。
 そんなあたしの異変に気付いたキョンが、あたふたと駆け寄ってくる。
「おい、どうした」
「何でも……ない」
 つい反射的に強がってしまったけど、流石にこんなので誤魔化せるほどこいつも鈍くはなかった。
「鏡見てみろ、いかにも病人の真っ青な顔が映るから。どうなんだ調子は?」
「……いい訳ないじゃない」
 強がるように言ってみたけど、無理して寒い中に居たせいかな。さっきより頭痛が酷くなってて体も重たい。
「ならなおさら部屋で寝てないと駄目だな。ほら、立てるか?」
 キョンが手を差し伸べてきた。意地を張りたい、余計なことすんなって言ってやりたい気持ちもあったのに、あたしは情けないほど弱っ
てて、何だかそれが拗れて悔しさになっちゃって、できる限りの虚勢を張ってみる。と言っても、語勢だけ。
「……肩、貸しなさい」
「はいよ」
 武骨な男性の手に支えられて立ち上がる。下手に力むと逆に倒れてしまいそうで、キョンに寄りかかりながら歩くしかなかった。でも
こいつはそんなの全然苦にもしてないようにひょいひょいとあたしを運んでいくから、へぇ、意外と力持ちじゃん、なんて妙に客観的に
感心してみたり。
 思えばそう、いつだってキョンはやる気がなくてだらしなくて、何か気に食わなそうな態度ばっかりしてる捻くれ者の癖に、こんな時
だけくすぐったいぐらいに優しいんだもの。団の活動にも、あたしのやること成すこと殆どに文句たらたら垂れながらだけど結局最後まで
付き合ってくれる。
 でも今はそれが、少しだけ怖くて。
 そんな気持ちがどこから出てくるのか、よく分からなかったけれど――。
「っしょ、っと」
 物思いに耽っている間に、あたしは手際よくベッドに寝かされていた。
「ん……ありがと」
「気にすんな。困った時はお互い様だ」
 そう言いつつ、丁寧に布団を被せてくれる。キョンがそんな殊勝な言葉を発するなんてそっちこそ熱でもあるんじゃないかと思ったけ
ど、悪い気はしなかった。
 ふと、その視線が無遠慮に辺りを見回して――って!
「あっわっ、きゃぁー!」
 あたしは枕元に置いてあった写真立てを音速よろしく引っつかんで布団の中に隠した。素っ頓狂な悲鳴に反対側を向いていたキョンが
狼狽しながら振り返る。
「何だ? 今度はどうした!?」
「なっ、何でもないわよ! 乙女の部屋に無断でズカズカ入りこむなんてプライバシーの侵害も甚だしいんだからこのバカキョン!」
 自分でもびっくりするぐらいの饒舌でまくし立てると、真剣に強張っていたキョンの顔が、魂でも抜けていってるんじゃないかってぐら
いの溜息と一緒に弛緩した。間抜け面ね。
「……あんだそりゃ。今更っつーか何つーか……お前元気なのかフラフラなのかどっちなんだよ。さっきからも突然テンション上がったり
下がったり」
 胸元にとてもこいつには見せられないものを抱えながら背を向けて丸まっているあたしを見下ろし、キョンは怪訝そうに唸って、
「……やっぱお前、馬鹿なのか?」
「…………はぁっ!?」
 予想外もいいとこ、言うなれば大気圏外から降ってきたような突然の罵倒に、あたしは当然激昂した。首から上だけを回してキョンを
見ると、つい口を滑らした後のばつの悪そうな苦い顔をしている。
「何よ馬鹿って!? あんたねぇ、それが病人にかける言葉な訳!?」
「あーいや、そういう意味じゃなくてだな……」
「じゃーどーゆー意味なのよっ!?」
「……あれだ、馬鹿は風邪引かないって言葉があって――」
「それは誤用っ! ていうかインフルエンザは風邪じゃないわよ!」
「いや分かってる、分かってるって」
209ハルキョンSS『マイ ディアー フール』前:5/6:2009/02/17(火) 00:05:52 ID:mYl8EIN8
 あーもう、色々前言撤回! やっぱバカキョンは逆立ちしても一周回ってもバカキョンに相違無いわ! ちょっとだけ見直したり、ほん
の少しだけでも格好いいなんて思っちゃったあたしが愚かだったわよ。
「ふん!」
 きつい視線で睥睨してやってからプイっと逸らす。本当はそこまで怒ってなんかいないけど、失言の代償よ。団長に対する態度がなって
ない雑用には言葉の使い方ってもんをしっかり躾けてやらなきゃね。
 流石にちょっと可哀想かな、とも思ったけど、自分が悪いんだもの。
「えーと……すまん」
「……」
「頼むよおい、今のは悪かったって」
「……」
 背中の向こうから、キョンがうろたえている気配が伝わってくる。何よ、なんだかあたしが悪いことしてるみたいな気分になってくる
じゃない。
 でも一度始めてしまった怒ったふりを取り消すのはなかなかに難しくて、自分じゃどうすることもできないまま気まずい空気ばかりが
充満していく。せっかくキョンがお見舞いに来てくれてるっていうのに、あたしもやっぱりバカなのかもね。
 だけどそんな中で、キョンが唐突に何か思いついたような明るい声を上げた。
「そうだハルヒ、何かして欲しいこととかないか?」
「え?」
「喉渇いたからお茶が飲みたいとかさ。お前、これ以上動き回るのは止めといた方がいいだろ。やってやるから何でも言ってみろ」
 正直、熱のせいで幻聴まで聞こえてきたのかと思っちゃったわ。
 あのぐうたらを絵に描いたみたいなキョンがこんなに甲斐甲斐しくなるなんて――何て言うか、全然思いもしなかったのよ。あたしの
ご機嫌とりだってことは分かってても、規格外の言葉で不意打ちを食らってバクバク高鳴る心臓はどうしようもないじゃない。
「べっ……別に。今のところは、その……特にない、けど……」
「本当か? 遠慮なんかいらねぇぞ、お前らしくもない」
 らしくないのはそっちよ! なんて口には出さずに突っ込んでみる。
 でもそんないつもと違うこいつに、嬉しいとか気恥ずかしいとかからは全然違った、冷めた気持ちがあたしの中で首をもたげていた。
「……ていうか、あんた、いつまで居る気なの?」
「あ? ……あー……」
 その気持ちを口に出してみると、突然の質問に意表をつかれたのか、キョンはあたしから目を逸らして唸りだす。
「いつまで……いつまで、なぁ……」
 でもその口ぶりから、きっとすぐに帰る気は無いんだろうなってことだけは分かったから、最初からずっと言わなくちゃいけないって
思ってたことが、自然とあたしの口を割って出た。
「……もう用は済んだでしょ、うつしたら悪いからさっさと帰りなさい」
「何?」
「帰って。もしこれであんたがインフルエンザになったりしたらあたしが責任感じちゃうじゃない」
 自分で嘯きながらにべもない言い草だと思ったけど、言葉は驚くほど淡々と流暢に出てきた。
 でも内心は波立つばかりで、こんなこと言いたくないって駄々をこねてる自分がいて、言うべきだって譲らない自分がいて、だからお見
舞いになんて来て欲しくなかったのに、なんて傲慢な考えばかりが大きくなってる。
「……いや、しかしな」
 いつの間にかあたしの方から逸らしていた視線は何かに押し付けられて固定されてるみたいに動かなくて、今キョンがどんな顔をしてる
かなんてことは分かるべくもなかった。
「しかしもかかしもないわよ。いいからほら、さっさと出て行って」
「……」
「一応お礼は言っておくわ。でも、もう大丈夫だから」
「…………」
「……聞いてんの? あんたね、もしこのお見舞いが原因で自分が倒れて団活に参加できませんなんて事になったら許さないんだから」
 ひとつキョンの好意を無下にするたびに、心の底に沈んだものが疼くような気がした。
 『あれ』以上を望めば、きっとキョンはその通りにしてくれる。甘えさせてって頼めば傍にいてくれる。いつだってキョンは面倒臭がり
で鈍感で雑用で、だけど本当は底抜けにお人好しなんだもの。本人は全然自覚してないんだろうけどね。
 だから、どんどんキョンに依存していきそうになるあたしが怖くて。いつかキョンがあたしの前から消えていってしまう時を想像する事
ができなくなりそうで、あたしはこうやってこいつの心を突き放すことしかできない。インフルエンザなんかより断然厄介な精神病は、
『いつまでも』なんて有り得ないことでさえ容易くあたしに信じさせてしまいそうだから。
「……分かった」
 ぽつりと聞こえてきたキョンの呟きは平坦で、どんな感情も汲み取れなかった。
「ちゃんと安静にしてろ。いいな?」
210ハルキョンSS『マイ ディアー フール』前:6/6:2009/02/17(火) 00:08:59 ID:+gnsHEf8
 フローリングの軋む音がして、少しだけ遠ざかった声が最後まで気遣っている。
「……うん」
 少しだけ間が空いて、ドアが開いて、閉じて、部屋にはあたしだけになった。
 どんな意味なのか自分でも分からないままに、また溜息が出て、忍ばせていた写真立てを胸元に引き寄せる。
 これが、こうしたいのが本心かって訊かれたら、イエスなのは間違いない。でも半分だけ。
 だって色んなものが入り混じった気持ちのうちのどれか一つだけが本物とは限らないし、分からない。その中のどれがどんな気持ちか
なんて、もっと分からない。

 玄関が閉まる音が、すごく遠くで響いた。





〜〜〜 前編おまけif 〜〜〜


「そうだハルヒ、何かして欲しいこととかないか?」
「え?」
「喉渇いたからお茶が飲みたいとかさ。お前、これ以上動き回るのは止めといた方がいいだろ。やってやるから何でも言ってみろ」
 正直、これはチャンスだと思ったわ。というか力づくで手篭めにしちゃうにはもう今この瞬間しかないわよね! うん、何でもって
言ってるもんね!
「……そうね、あるわよ」
「おう、何だ?」
「キョンはただ寝てるだけでいいわ、全部あたしに任せて」
「は? いや、そうじゃなくて……つか逆だろそれじゃ」
「心配しないで、大丈夫だから」
 絶対に、気持ちいいから……ね?
「……おい、ハルヒー? なんか目が据わって――ぬぉっ、うおあっ!?」
 うわ、キョンの体がこんな近くに……やばい、鼻血出そう。
「キョン……キョンん〜……」
「ちょっと待てハルヒ、ハルヒ!?」

「アッー!」





〜〜〜〜〜〜


という訳で前編終了です。残りは編集が終わり次第書き込んでみようと思いますが、
おおよそどの程度時間を空ければいいでしょうか?
質問ばかりで申し訳ありませんが、よろしくお願いしますm(_ _)m
211名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 00:23:27 ID:Eopf0quL
おお、続きwktkでっせ〜。
間は1時間以上空けてれば大丈夫なような。

ちなみに同一板の別スレに何か書き込んでも
規制対象にカウントされるはずだから注意してくんなまし
212名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 00:30:28 ID:+YlEwHIO
おおお。なんというwktk。
上手いなぁ。
後半楽しみにしてる
213名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 00:33:04 ID:bPBuu1Cy
ええと確か、
・一つのスレに
・ある時間(H)内に
・最近の投稿(N)のうち沢山投稿(M回)したら
・「バイバイさるさん」になる
ここの板の場合、60分間中に板全体で180回のレスのうち10回したらさるさんが発動するっぽい。
214名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 00:42:51 ID:bPBuu1Cy
00分になったら一旦数字がリセットされるって聞いたことあるな。
だから50分から投下を開始したら丁度いい…のかな。どうも確証がなくてすまん。
215名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 00:45:10 ID:Eopf0quL
あれ?
>>211でも書いたけどスレ単位じゃなくて板単位だったはず。

なので180のカウントは他のスレで盛り上がっててくれたりしたら
その分消費されるはずなんだけど
時間帯によっては全体的に過疎ってることもあるし、微妙だな。
216名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 01:27:55 ID:letXmVwf
設定は板単位で違うけどカウントはスレ単位だったような
217ハルキョンSS『マイ ディアー フール』前:6/6:2009/02/17(火) 01:37:15 ID:+gnsHEf8
すいません、1時間だけ空けるつもりがなぜかこんな時に限ってパソコンが落ちました;
とりあえずもう大丈夫だと思いますので、後編を投下させていただきます。
218ハルキョンSS『マイ ディアー フール』後:1/5:2009/02/17(火) 01:37:44 ID:+gnsHEf8
「……分かった」
 俺の視界からはこいつの艶やかな髪が重力に従って枕に垂れていることしか確認できず、散々好き勝手のたまってくれた面は拝めない。
 とりあえず承諾はしちまったが、このどうも合点がいってない感じのもやもやとした気分から察するに俺ははいそうですかと出て行く気
にもなれないようであり、急場凌ぎのためだけに口にしたぐらいのそれが果たして俺の中で後悔に変わったのはすぐだった。
 いや、この時だけじゃない。俺はさっきからハルヒの行動とか言動とかの節々に、何とも言いようの無い違和感というか齟齬というか、
ややもすれば呆れや怒りともとれるような奇妙な感情を抱いていて、しかしそれらは現れたと思ったらすぐに微かな残滓を残して消えちま
う。
 だがそんなあやふやで抽象的な思案も尻のこそばゆさに勝るには至らず、俺の足は自然とこの空間の出口へと向かっていた。
「ちゃんと安静にしてろ。いいな?」
 とりあえず何でもいいから声を発しておきたくなり、捨て台詞よろしくハルヒの後姿にありふれた言葉を投げかける。
「……うん」
 嗄れ声が聞こえたのを最後に、表面上のふんぎりがついてしまった俺はそそくさと廊下へ出た。

 健康体には少しばかり熱すぎる部屋に篭って上気した体を、寒々しい空気がいいあんばいで冷やしていく。ドアにもたれかかって明後日
の方向を見ているうちに、加熱されすぎて何やらぼんやりとしていた俺の少量の脳細胞がだんだんと本来の働きを取り戻してきた。綺麗
さっぱり不要物を掃除されたような心地で追究を再開する。
 えーと、つまりだ。
 まだ鈍い痛みが残る鼻っ面。そろそろふいてきてる頃合のおかゆ。以前何の気なしに聞いた涼宮家は共働きという事情。歩けないぐらい
フラフラで、かと思えばやけに元気だったり、もっともらしく殊勝な態度。
 さて、導き出される結論は何か?
 世紀の大魔術のしょぼくれたネタばらしをされた観客ばりに、なーんだ、ってな具合に脱力したね。こんな明瞭な事にさっさと気付か
ない俺も俺だが、別に何のこっちゃない。ただあいつがいつもみたいに片意地張ってるだけの話な訳だ。
 涼宮ハルヒなる人間の行動理念なんざ改めて考えるまでもない。いつだってあいつの念頭にはSOS団の四文字があって、古泉、長門、
朝比奈さんと俺がいる。誰か一人でも欠けることは許しちゃくれないし、例えばこのうちの誰かが窮地に陥るなんてことになれば地球の
裏側だろうが銀河の外だろうがすっ飛んでいき、意識不明の体で寝続ける俺を泊り込みで見舞い、熱暴走してぶっ倒れた長門を過保護な
までに心配して張り付く、そんな奴だ。そのくせ自分の心境、特に弱みなんかは死んでも見せたがらないしょうもない見栄っ張りでええ
カッコしい、そんな奴だ。
 そんなハルヒがインフルエンザなんつー伝染病で。家には一人で。ソファーなんかに携帯ほっぽりだして。何を思ってたかなんて想像に
難くないね。心底思うよ、お前は馬鹿だ。後者のな。
 そして、今日の俺はこのままじゃ真性のバカってことだ。
 階段を出来るだけ静かに駆け下りて台所に入り、土鍋の中身の程度を見てひと煮立ちしたのを確認してからコンロの火加減を調節する。
あと一時間弱ってとこか。にしてもあいつはちゃんとこのおかゆのこと覚えてるんだろうな?
 靴棚の上に置いてあった玄関のものらしき鍵を引っつかんで外に出る。やってることの聞こえはよくないだろうが、まさか今更ハルヒを
起こして内側から施錠させる訳にもいかねえだろ。

 それに、こうすりゃ締め出される心配もないしな。


---


 ここ数日で何回聞いたかも分からない電子音が鳴って、腋から体温計を取り出す。
 三十八・七度。
 せっかく下がりかけてた熱がまた上がってきちゃった。まぁ、自業自得だけどね。
 寝返りで潰してしまわないよう写真立てを元の場所に戻して、瞼を閉じる。もう寝てしまおう。今日のことは全部無かったことにして、
とにかくこの鬱陶しい病気を治すことだけを考えて。
 今は一日でも早く、みんなとあの部室に集まるのが一番大事。


---


 冬至なんかとっくの昔に過ぎちまったとはいえまだまだ冷え込む往来に、ジャケットを小脇を抱えて汗みずくで走る俺の姿はかなり滑稽
に浮いていたことだろう。
 最寄のスーパーまでマラソンしておよそ十分、買出し三分、復路はマキシマムダッシュで記録更新の九分を叩き出し、何やら意識が朦朧
として走る事自体が目的になっているような気がしないでもなくなってきた今し方、再びハルヒ宅の前に舞い戻った次第であった。
219ハルキョンSS『マイ ディアー フール』後:2/5:2009/02/17(火) 01:38:13 ID:+gnsHEf8
 一応呼び鈴を鳴らしてみる。暫く待っても何の反応も無いってことは寝入ったか、あるいは聞こえてないふりでスルーしてるかだが、
まぁどっちだろうが大した違いはないさ。今回はあいつが寝てて、俺は起きてる、それだけの話だ。
 いいかハルヒ、俺はお前を看病するぞ。煙たかろうがうざかろうが関係ねぇ。自己満足だ何だと非難されようが知ったこっちゃねぇ。
お前が誰の了承も得ずにやってきたことを俺がするのに何の許可がいるってんだ? ああそうさ、確かにお前が俺にこうすることを望んで
いる確証なんざ微塵もないし、こんなのはここ数日俺の中で燻ってた妙な息苦しさの捌け口を作るためだけかもしれねえ。寝袋に包まって
たお前への、ありもしない義理を果たすための行動だとも思える。そんなどれもこれもが、お前の都合を頭からガン無視してる言い分だっ
てのは百も承知だ。
 だがそれがどうした。言ったろ? 俺がやりたいと思うんなら止められる筋合いはどこにもない。普段からこっちはお前の我が侭をきき
通しなんだ、たまには俺の好きにさせてもらったってバチを当てるほど神様も理不尽じゃない筈さ。


---


 窓際、最後部の席。
 いつまで経っても突然ミステリーサークルが現れたりしない、見飽きるだけの景色から吹き込んでくる空風が髪を靡かせるのが煩わしく
て、荒々しく窓を閉める。教室のどこかで咎めるような囁き合いが聞こえた気がしたけど、別に何の気にもならない。
 頬杖をついて外を眺めるばかりの暇で退屈でどうしようもない、中学に立ち戻ってしまったような時間をもう何日過ごしただろう。
 前の席は、今日も空いたまま。あいつの背中は、あたしの前に戻ってこない。
 ペン先を突き出した手が、むなしく宙を掻く。
   ――やだ……
 分かってる。もう、戻ってこない。
   ――やだよ……
 あいつは、もういない。
   ――なんで……

 誰も居ない教室。誰も来ない駅前。誰も知らない部室。
 どこに行ったって、独り。

「…………キョン……」
 灰色に色褪せた世界で、あいつの名前だけが頭に溢れてる。
「キョン……」
 何で居ないの? あたしは嫌なのに。あんたが消えちゃうなんて考えられないのに。
「キョン」
 キョンは団員なのに。キョンは雑用なのに。キョンが必要なのに。キョンが――

「キョン――!!」



  ……



 足元に向かって落ちているような気持ち悪い浮遊感で、目が覚めた。
「…………」
 加湿器が蒸気を放つ自分の部屋にあたしは居て、ベッドから天井を眺めてる。額に浮かんだ冷や汗が見開いた目に流れ込みそうになっ
て、慌てて瞬きすることを思い出す。
 今のは、夢。
「……はぁ〜……」
 詰まっていた息を一気に吐き出した。何もこんな時にあんな悪夢を見なくてもいいのにと思ったけど、寧ろ今だからこそなのかもしれ
ない。甘えん坊で弱い病人のあたしに活を入れようとした、天下のSOS団の団長たるあたしからの贈り物。そう考えれば、少しは落ち
着いた。
 時計の示す時刻が、カーテンの向こうはもう夜に沈み始めているらしいことを教えてくれる。まるで壊れたジグソーパズルみたいに断片
的にしか思い出せない今日の記憶が何の前触れも無く無作為にフラッシュバックして、おかゆを強火にかけたままだったことに気付いた。
「……やっちゃった」
 想像するだに大変なことになってそうだけど、このまま匙を投げて不貞寝を決め込んだ日には帰ってきた親になんて言われるか分かった
もんじゃない。もう食べ物じゃなくなってるだろう中身を捨てるぐらいはしておこうって、起き上がるのも億劫な体を押して部屋を出る。
 頭痛が響くたびにぼやける視界と虚ろな足取りで階下に向かうのは自分でも危なっかしいぐらいで、気を抜けば足を踏み外してしまい
そうだった。
220ハルキョンSS『マイ ディアー フール』後:3/5:2009/02/17(火) 01:39:12 ID:+gnsHEf8

 だから、リビングに入って初めて気付いた。
 明かりが点いてること、台所から音がすること、美味しそうな匂いが漂ってること。
 キョンが居ること。

「……ふぅ。こんなもんか」
 ……なんで居るのよ。
「こっちももう頃合だろ……あっつ!」
 帰った筈じゃない。あたしが追い返した筈じゃない。なのになんであんたはそんな所に立ってるのよ、嬉しそうに料理なんかやってる
のよ。
「あー油断した、布巾布巾……お、いい感じ」
 吹き零れまくってる筈の土鍋を確認して、いい感じとか言っちゃって。
「……ん?」
 なんで――。
「……ハルヒ、起きたのか」
「……なんでよ」
「は?」

「なんであんたがここに居るのよ! なんでおかゆ作ってんのよ! なんでそんな――勝手なことやってんのよ!」

 もう、頭の中はぐちゃぐちゃだった。たくさんの色の気持ちが混ざり合って黒になって真っ白になって、今あたしがどんな顔で何を喚い
てるのかよく分からない。
「……すまん、何も言わずに使うのは悪いとは思ったんだが――」
「そうじゃない! そんなんじゃないわよ! あんた、あたしの気も知らないでこんな、バカなこと、してっ」
 やばい、止めなきゃって思っても、一旦決壊してしまった口は歯止めが利かなくなってて。
「キョンがそんなことばっかりするから、あたしっ、いっつもあんたがバカだって思っちゃってっ。あんたが居ない訳ないって、当たり前
だとかっ、んぐっ、そんな風にさ、思うみたいにっ――だから、勝手なのよこのバカキョン!」
 羞恥心だとか理性だとかのブレーキを軒並みへし折っちゃって、着地点を失った足はアクセルを踏むしかない。潤んだ眼を見られたく
なくて、出来るだけバレないようにキョンに背を向けて袖をこすり付ける。もう、一体何やってるんだろう、あたし。
 こんなに嬉しいのに。もっと素直にありがとうって言えればいいのに。突き放さなくたっていいから、ただありがとうって。
「ハルヒ」
 キョンがかけてきたのは、優しい声だった。あたしの今の言葉なんかまるで聞いてなかったみたいに。
「戻って寝てろ。ちょうど今出来たとこだ。部屋まで持ってってやるからよ」

 促されるまますごすごとサウナみたいな自室へ戻ってすぐに、神妙な顔つきで土鍋を抱えたキョンがやってきた。
「どこに置けばいい?」
「……そこ、テーブルの上」
「器とスプーン適当に取ったけど、構わなかったか?」
「……うん」
 布巾を机と鍋の間に敷いて、危なげなく準備していく。
 どう応対すればいいのか分からなくて、あたしはちらちらとそっちの方を見やりながら目が合った途端に逸らすを繰り返していた。
「で、だ……」
 食卓を整え終えて蓋に手をかけた時、ふとキョンが動きを止めて言いよどむ。少しわざとらしく間を空けてから、土鍋をねめつけたまま
誰かに言い訳するみたいに話し出した。
「ぶっちゃけた話、俺は料理の経験なんか中学でやった調理実習ぐらいのもんでな。恥ずかしいことに家事の手伝いもろくすっぽやって
ないからお世辞にも心得があるとは言えん。携帯で調べたり親に電話して教えを請ったりしてはみたが、何しろ味見が俺一人だからな、
ついぞ確証は得られなかったんだが――」 
 何かやってたのは分かったけど、そこまで前置きしなきゃならないほどって何なのかしら。蟠ってたものを吐露し尽くしてしまって空虚
感に包まれていた心が、僅かに好奇心で揺れた。
 そんなあたしの様子を目聡く感じたらしいキョンはちょっとだけ緊張が解けたみたいに照れ隠しの笑みを浮かべて、「まぁ、くだを巻い
ててもしょうがないしな」ともう一つ付け加えてから、蓋を持ち上げる。

 驚きのあまり声も出ないとかの在り来たりな表現はあるけれど、とにかく思わず嘆息した。
 一気にお腹の底まで届くようなだしの香りと一緒に現れたのは、きらきらと黄金色に輝くおかゆ。

「なんだ、その、卵がゆって奴だな」
「……見れば分かるわよ」
 誤魔化すみたいにいそいそと器によそっていくキョンの手元を凝視する。何よ、どんなキワモノが出てくるかと思ったら普通に美味し
そうじゃないの。あんたが作ったのが疑わしいぐらいだわ。
「うちじゃこれが病気の時の定番でな。俺も妹もどんなに食欲が無かろうが、こいつならあっという間に平らげちまう」
221ハルキョンSS『マイ ディアー フール』後:4/5:2009/02/17(火) 01:39:39 ID:+gnsHEf8
 ふわふわの卵とご飯が絡み合って湯気が踊るそれを受け取ったあたしに、キョンは言葉を続ける。
「所謂お袋の味さ。記憶を頼りに近付けられるだけ近付けてみたから多分それなりには食える筈だ」
 手に持った器に視線を落として、どれくらいそのままで居ただろう。出来立ては熱過ぎて冷まさなきゃいけなかったってのもあるし、
考えを纏めるのに時間が必要だったってのもある。ほんの少しだけ、挙動不審になるキョンが面白かったってのもあるけどね。
「……ねえ、キョン」
「ん、何だ?」
 だからこそ言わなくちゃ。もう一度、改めて。これだって確かにあたしの素直な気持ちだもの。
「お願い。病気がうつっちゃうから、帰って頂戴」
 こんがらかった糸がすっきり解けた今は、心地穏やかに言うことが出来た。
 こいつの優しさが身に沁みるほど、あたしはやっぱり何だか居たたまれなくなる。我慢してる最後の一線が切れそうになる。
「……おう、そういや忘れてたな」
 なのにキョンは、そんなあたしの深刻さが丸きり無駄だとでも言いたげな調子であっけらかんとした。その軽い仕草のままポケットを
弄ったかと思うと、コンビニのビニール袋を一つ取り出す。
 中に入っていた――マスクを装着したキョンは、居住まいを正して、
「よし、これで大丈夫だ」
「……は?」
「いや、だからな。お前は俺に伝染するのが嫌で帰って欲しい訳だろ? だったらうつらなきゃ問題ない。問題ないなら帰らなくていい。
そういうこった」
 ……今度はあたしが脱力する番だったわ。いつからこいつはこんなに都合のいい頭になったのかしら。
 いつもキョンがやるみたいに顔に手を被せて、皮肉っぽく首を振ってみる。そうやって呆れた風を装ってなきゃ、自然に笑みがこみ上げ
てくる頬を隠すことが出来そうに無かったもの。
「なぁハルヒ」
 何故だか声を上げて笑い出しそうなのを腹筋を引き締めて堪えていると、手術用みたいな物々しいマスクが全然似合ってない間抜け面が
語りかけるみたいに言葉を継いだ。
「やっぱり今のお前はらしくないな」
「え?」
「遠慮なんか要らないんだよ。寝てばっかりが暇でつまらんならメールの一つでも寄越しゃいい。飯の用意が面倒臭いなら呼びつけて作ら
せりゃいい。どうも俺はこんな感じで自発的に気を遣うのは性に合わないんだ。背中がむず痒くて仕方ない。傲岸不遜なお前に指図されて
尻引っぱたかれてやれやれしょうがねぇなって、それが俺のスタンスなんだよ」
 どこかくぐもった声が、真っ直ぐあたしに向かっている。
「いつも通り、お前がしたいように望めばいいのさ。俺にインフルエンザになって欲しくないなら、回りくどいこと言ってねぇでそう願え
ばいい。お前がそうしろって言うんならそうなるし、SOS団はそうするための集まりだろ。ああでも、帰れってのは却下だがな」
 そこまで捲し立てたキョンは、最後に目を細めた。

 その生意気なマスクを引っぺがしてやろうかと思ったわ。
 だって、万年仏頂面のキョンの満面の笑みなんてそうそう見れたもんじゃない。レアショットよ。

 そうね、確かにあんたの言う通り。後ろ向きに萎縮してるあたしなんか全然らしくない。
 あたしが居て欲しい時に居させて四の五の言わせずに仕事させて、あごでこき使ってこその雑用じゃない!
「……あんたも言うようになったじゃない、今の発言をゆめゆめ忘れないことね」
「おう」
「そこまで言うならへとへとに疲れ果てるまでありとあらゆる勤めを申し付けてやるわよ、有り難く謹んで丁重に賜りなさい、雑用!」
「……おう!」
 表情筋はもう限界、だらしなく緩んでしまった顔は――せめてものお返しよ。



「キョン」
「まだあるのか……次はなんだ?」
「え、えっと、その……」
「?」
「だから……その…………あ、ありが……」
「何だ? 蟻がどうしたって?」
「〜〜〜〜っ! 何でもない! お茶!」
「……へいへい」

「……ところでさっきから気になってたんだが」
「何よ?」
「その枕元に飾ってる写真は――」
「!! ぎゃーーーーっ!!」
222ハルキョンSS『マイ ディアー フール』後:5/5:2009/02/17(火) 01:40:00 ID:+gnsHEf8




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 さて、後日談。
 やはりあんなデタラメ極まりない力を信じたのが間違いだったか、はたまたどんな力も作用してはくれなかったのか、伝染病患者の側近
を自ら進んで買って出るなんて暴挙をしでかした俺は至極当然の成り行きで早速インフルエンザを発症し、こうして自宅療養している最中
である。
 幸い高熱と耳鳴りと筋肉痛で死にそう、なんてほどでもなく、ただの風邪と遜色ない微熱に当社比五割り増しの倦怠感が纏わりついて
いる程度なお陰でさながら思い掛けない有給を獲得した会社員の如く出席停止という名の大義名分を翳して寝太郎を満喫しにかかる俺だっ
たのだが、お袋に連れて行かれた病院から戻って半時も経たない頃のことだ。
 ふと、机の上に転がっていた携帯がブルブルと震え出した。LEDの発色から見て電話らしい。
 のろのろと未練がましく布団から這い出して受話ボタンを押し込み、耳に当てる。
『あ、キョン。起きてた?』
 級友たちのものらしき背後の喧騒に乗って聞こえてきたのは、国木田の声だった。
「どっちかと言えば起こされたな」
 わざとらしく眠そうな気を強調しながらそう言ってやると、軽口だと分かっているらしくけらけらと笑う。
『あはは、ごめんごめん。急にインフルエンザにかかったなんて聞いたから心配になってさ』
 俺からは誰にも連絡してないんだが、どうやらハルヒの時と同じく担任を通して知れたらしい。
「大したことねえよ、寧ろ堂々と休めてラッキーなぐらいだ」
『そうみたいだね、でも用心に越したことはないよ』
「ああ、分かってる」
 平凡普遍的な会話ではあったが、こうして友人から心配されているというのは素直に嬉しいもんさ。俺は自家発熱で温めたベッドに帰還
しつつ他愛ない会話を流していき、やがて取るにたらない話の種も尽きた辺りで、不意に思い出したように国木田の声がワントーン高く
なった。
『そうそう、忘れるところだったよ。涼宮さんのことだけど』
「あーそう言えば。どうだ、学校来てるか?」
 こないだあれだけ粉骨砕身してやったんだ。帰りがけに測らせてみたら熱もすっかり下がってたし、今日辺り平然と登校してたって
不思議じゃあない。
『うん、来たには来たんだけどね』
「……何だその言い方は」
 まるで古泉のようなもったいつけ方と密かに孕んだ底意地の悪さが見えたような気がして、俺はいやに確然たる不吉な予感を感じた。
危機察知能力だけが発達して未だ効果的な脱出方法が見つからないのはどうにも遺憾だね。
『朝のホームルームでキョンがインフルエンザだって聞いた途端に飛び出して行っちゃったよ』
「…………」
 いやいやいやいや、待て待て。
『まあ、涼宮さんらしいと言えばらしいよね。見舞われたら見舞い返す、いかにも『普通』にやりそうな感じだよ』
 おいこら国木田、手前勝手な妄想を電波に垂れ流すのは百歩譲って許してやるとして、何でお前は俺があいつを見舞ったと決めてかかっ
てるんだ?
 よく耳を澄ませてみれば、後ろで甲高くきゃいきゃい騒いでる声の中に俺とハルヒの名前が頻発してやがる。何の濡れ衣を着せられた
のか男子勢の恨み節まで混ざってるようで、もう俺は辟易するしかない。
『あ、そろそろ次の授業始まるから切るね。それじゃ』
「ちょ、おい!」
『お大事に〜』
 ブッチしやがった。何がお大事に〜だ、お前絶対楽しんでるだろ。
 だー畜生! 言わんこっちゃない、ほら見たことか、だから行きたくなかったんだよ、事が斜め上の変な方向にすっ飛んじまったじゃ
ねえか!


 爆撃魔の妹も真っ青の勢いで階段を駆け上がってくる音が響いたのは、その数分後だった。



-おわり-
223名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 01:41:08 ID:+gnsHEf8
以上です。質問に答えてくださった方々、ありがとうございました。
レス消費失礼しました。
224名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 01:51:09 ID:+YlEwHIO
最後のシメもいい。GGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJJJJ
225名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 01:51:48 ID:bPBuu1Cy
GーーーJ!!!
コレは乙すぎる……リアルタイムでwktkしてしまったぜ
226名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 02:02:52 ID:4sUxnCEH
>>176
人間を道具・玩具・物品扱いするほど性格が悪いってすぐにバレて全く売れないだろうなw
227名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 02:51:42 ID:L4VdI2/Y
GJ!!
すばらしい……よい夢が見られそうだよ。
228名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 06:30:37 ID:b1wdGygi
GJ,お疲れ〜。
しかし、ある程度まじめに『小説』を書こうとすると文字数が膨れ上がるんだな。
229名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 08:24:56 ID:letXmVwf
うお、続きが来てる。GJ!
230名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 10:46:24 ID:H5plyOAp
上手いなぁGJ!
ハルヒやキョンの掛け合いもなんともニヤニヤだぜぃ
231名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 11:10:21 ID:v0EHpF0M
ハルヒにパンスト履いてもらってお尻をすりすりしたいお (*´Д`)ハァハァ
232名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 12:27:46 ID:9ST9vNfL
ある男子生徒に言い寄られるハルヒ
いくら追い払ってもしつこく口説いて来るので暴力に訴えようとしたら
ヌッと現れたキョンに背後から抱き寄せられ、握った拳の行き場を失う
無言で男子生徒を見つめるキョン
その気迫に押されて男子生徒は立ち去って行きましたとさ
233名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 12:28:35 ID:H5plyOAp
じゃあ俺はニーソックスで太ももに挟まれたいお( ´∀`)
234名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 13:47:05 ID:WVOwDaxL
すりすり……っ!(*^д^*)
235名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 16:23:34 ID:L4VdI2/Y
     _
   .,'´r==ミ、
   i 《リノハ从)〉
  从(l|゚ ロ゚ノリ カパッ
  .c(,_uuノ

                                  ,,从.ノ巛ミ    彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)'
      _                     人ノ゙ ⌒ヽ         彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)'
    ..,'´r==ミ、  ゴオオオオオ    ,,..、;;:〜''"゙゙       )  从    ミ彡ミ彡)ミ彡,,)i
   i 《リノハ从)〉  ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙          彡 ,,       ⌒ヽ     ミ彡"
   从(l|゚ ロ゚:::゙:゙                      '"゙ >>231>>233-234ミ彡)彡''"
   .c(,_uuノ   ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_                )   彡,,ノ彡〜''"
                      ゙⌒`゙"''〜-、,,       ,,彡⌒''〜''"



236名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 17:03:00 ID:VUxndQ5E
なつかしの火炎放射www
237名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 17:17:06 ID:3N+jKPbc
今まとめ読んでたんだけど
マイ ディアー フール 神かっ!?神が降臨したのですか!!?

久々にじんわりしたよ。
238名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 17:38:01 ID:TntLMGI+
>>232

諸國諸大名は刀で殺す ハルヒのキョンは目で殺す
239名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 17:56:44 ID:d0rRpaVR
ハルヒの火炎放射、暖かいナリ…
240名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 18:08:48 ID:IUGMtYqC
【関連スレ】

ボッスンの過去を予想するスレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1231401446/
241名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 18:30:00 ID:hocwvSSj
>>198です。

自分には勿体ないくらいのお褒めの言葉ばかりいただいていて、もう感無量ですw
本当は個別に返事を返したいところなのですが、恐縮ながらまとめてということで、
レスをくださった方、質問に丁寧に答えてくださった方、まとめwikiの方、ありがとうございました!
242名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 18:52:51 ID:d0rRpaVR
まるでハルヒに抱きしめられて包まれるかのようなヌクモリティナリ…
243名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 18:59:58 ID:xgM3+Fqt
しかしこんな温かさを持った人類が地球さえ食いつぶすのだ
244名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 19:02:08 ID:7YuQPqkI
この中に変態が潜んでいる!
245名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 19:04:37 ID:rvrBKSPp
全員変態だから潜めません
246名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 20:08:23 ID:7YuQPqkI
にょろ〜ん
247名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 20:15:07 ID:9ST9vNfL
ン・・・ハル、好きだぜ?
248名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 20:40:27 ID:jxccsc1/
死ね
249名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 20:49:28 ID:Dc5FvmfS
>>243
お前ほど人類に絶望もしてなければ、
ハルヒはキョンの嫁になるエンドも諦めていない!
250名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 20:58:43 ID:7/qFOVRx
ハルヒがキョンと結ばれるかってときなんだ!
やってみる価値ありますぜ!
251名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 21:07:57 ID:UVo+SkrK
SOS団だけに良い格好はさせませんぜ!


ジムに乗った谷口
252名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 21:22:36 ID:Dc5FvmfS
やめるんだ!ハルキョンの桃色空間で萌え死ぬだけだぞ!



せめて凸Vでも乗ってくれ素凸は一瞬も耐えられん
253名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 21:33:18 ID:WNWF2xyP
「組織」からの援軍来る前に決着をつける

すまんな・・・みんなの命をくれ
254名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 21:50:18 ID:0HXT/dz/
俺、このハルキョンがくっついたら結婚するんだ。
255名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 21:56:48 ID:TntLMGI+
なんて死亡フラグだ。。。
256名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 21:59:16 ID:QYQllOMV
キョンは変な女は眼中にないから無理だな



ってスレ荒らしハルキョン厨が毎日言ってますた^^
257名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 22:02:52 ID:ewXUGexI
ハルヒはいい女だ
258名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 22:11:36 ID:9ST9vNfL
月の裏で会うハルキョン
259名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 22:20:32 ID:ewXUGexI
http://www.youtube.com/watch?v=NtcrZXgA_5c&feature=channel_page

本スレ見にいったら2話来てたぞー
ハルヒちゃんかわいすぐる
声つきはやっぱいいね
260名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 22:23:43 ID:UVo+SkrK
「キョン!わかんないの?この暖かさを持ってしても世界はつまらないままなのよ」

「俺はおまえのように急ぎ過ぎてもいなければこの世界に絶望もしちゃいない!」

「その割には毎日がつまらなそうだったじゃない!あんただってこの世界に退屈したんでしょ!?あたしの気持ちがわかんないの!?」

「わかってるよ、だからこそ世界におまえの心の光をみせなきゃならないんだろ!」

「フン、その割にはあたしに冷たくしたじゃない …」

「…実は俺、ポニーテール萌えなんだ。」


「涼宮さんの口が吸われていきますぅ…」

「お二人はまだあの世界にいるのですか?」

「…ロンドベルなら鈴をならしとけばいいんだよ」


涼宮ハルヒの憂鬱劇場版
「逆襲のキョン」

2009年春休み全国ロードショー

「君はまだ本当のハルヒを知らない…」

同時上映「にょろーん、ちゅるやさん」
261名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 22:28:20 ID:Eopf0quL
床に頭から落ちて痛がるの河合卓!

ところで第1話ってもう見えなくなってる?
262名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 22:35:10 ID:VUxndQ5E
>「涼宮さんの口が吸われていきますぅ…」
団茶吹いたwww
263名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 22:35:57 ID:xgM3+Fqt
SOS団団長として言いたい事は全部言ったわ!
いつか世界中のつまんない奴らが世界を面白くしてくれる精神を持つと信じるし、それまではSOS団がつまんない奴らを粛清し続けるんだからねッ!!


閃光のハルヒにて
264名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 22:37:59 ID:DYgUAcoy
>>259
やばいこれ可愛いな。
久しぶりにハルヒの声聞いたぜ……。
265名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 22:46:06 ID:M9Spr1Ds
>>259
ハルヒちゃん可愛すぎる
お持ち帰りしt(ry
266名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 22:48:38 ID:7/qFOVRx
やはり動いてるハルヒはいいなぁ
267名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 22:49:08 ID:BBj53j3w
>>261

Sign in to YouTube
268名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 22:55:10 ID:Eopf0quL
>>267
ログインしたら観れるのか
d
269名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 23:01:32 ID:mnkwqgn3
ゲームの声
あおきさやかの本領発揮だ
270名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 23:07:24 ID:BBj53j3w
あおきさやかtoゴットゥーザ様

今後の長門のゲームの声が気になるな
271名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 23:07:47 ID:okQHV2VG
第2話早いなw
面白かった。
272名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 23:08:02 ID:ywLp1iCk
なんという本職!だがそれがいい
273名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 23:10:30 ID:mnkwqgn3
長門は妹モノのエロゲよくやってるはずだから
その意味でもあおきさやかはナイス!
というかちゅるやさんもハルヒちゃんも朝倉祭りでした。
274名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 23:14:14 ID:BBj53j3w
ttp://blog.hobbystock.jp/report/2009/02/etc0083.html
「figma 鶴屋さん 文化祭ver.」 5月発売予定 2500円
「figma 朝比奈みくる ウェイトレスver.」 5月発売予定 2500円
甜菜

これで映画撮影が滞りなくできる
275名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 23:20:05 ID:DYgUAcoy
わさわさしてるハルヒとかこっちが悶えるぜ…
276名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 23:39:58 ID:Eopf0quL
アカン、つい魔がさしてこんなラクガキしてしまった……。
ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u34650.png
277名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 23:42:36 ID:DYgUAcoy
乙乙乙。
「いたひ…」ってハルヒは実に可愛かったw
278名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 00:02:04 ID:yjcTpSuI
痛がってるハルヒが可愛い…だと。この変態めw
279名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 01:47:57 ID:ChYJRsts
おやすみハルヒ。いい夢見ろよ!
280名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 02:21:57 ID:uFDkylG7
夜な夜な外で地球は良い所なので皆帰ってくるよう
月に呼び掛ける長門を目撃するハルヒ
281名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 02:28:27 ID:ZsST4Pyp
>>280
また黒歴史がくるぞー


「自分を捨ててハルキョンに萌えれる者こそっ!!」

「純粋にハルキョンを楽しむ者には!!」
282名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 02:57:19 ID:iUOWi1Gn
ハルヒとおやすみのちゅーをするシャミセン
283名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 04:10:09 ID:vRIutzpH
すごすぎるんだが
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6175748
284名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 07:30:55 ID:1JXOOAd1
>>268
ログインしても見れません。

「この動画は非公開です。」

と表示されます。
285名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 08:12:13 ID:vx1EFvL6
>>284
多分見れないって意味で書いたものと思いますよ。
286名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 09:58:24 ID:DoTIkRt2
消してないってことは再放送するのかな
287名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 11:16:05 ID:su8ZHNXy
まさか改めてテレビ放送をするんじゃないだろうなw
288名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 12:07:26 ID:LVGboVy6
>>284
角川のアニメチャンネルに登録すれば見れると思う
289名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 13:04:16 ID:su8ZHNXy
そうなのか。
よかった。笑えない冗談になるとこだった
290名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 13:06:43 ID:sryUW1vy
このままワサワサ動いてやるー
と言いながら本当にスパイダーウォークやったら怖…いや面白いか
291名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 13:35:58 ID:4HZbir7N
ふとしたことでギアスを手に入れたハルヒが

キョンにどうでもいいギアスをかけて

激しく後悔している姿が浮かんだ。
292SS新落語シリーズ「出来心」(1/2):2009/02/18(水) 14:28:12 ID:Axi/E0wT
 大盗賊石川五右衛門の辞世の句に「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は
尽きまじ」と申しますが、落語のほうに出てくる泥棒は、あまり後世に名を残すような
立派な泥棒はおりません。もっとも立派な泥棒、成功して功成り名を遂げたなんていう
のは、ちょっとおだやかじゃあない。これをやりそこなうところが噺のネタになるよう
で。
 
「みくる、みくる」
「はあい。なんでしゅか、鶴屋の親分しゃん」
「いやさあ、『仕事』の方はどんな具合だろうと思ってね。みくるのドジっ子ぶりはよ
く知ってるし、かわいいとは思うんだけどさ、これだけの大所帯だと若い連中がいろい
ろ言ってくるっさ。『あの娘は見こみがないんじゃないですか? 今のうちに足洗わせ
て堅気にしてやった方がいい。なんなら俺が……』とかなんとか。いやあ、みくる、モ
テモテだねっ!」
「そんなあ。ドロボーはまだできないけれど、きっと覚えましゅ。 わたし、わたし...
おねがい!一緒に行きたいですぅ!」
「ばかなことを言っちゃあいけない。また、闇の中に戻りたいのかい。っていうか、う
ちって一応盗賊団なんだけどさ」
「わたし一生懸命がんばりましゅから、どうかいままでどおり置いてください」
「みくるなら、きっとそう言うと思ったにょろ。まあ、いい考えがあるから、にょろ〜
んとお姉さんに任せてみるっさ!」
「は、はあい、よろしくお願いしましゅ」
「とりあえず、ちっこいのでいいから泥棒仕事を成功させるっさ。空き巣なんかビギナー
にいいと思うにょろ」
「空き巣ってなんでしゅか?」
「あっはっは、ビギナー未満だねえ。空き巣ってのは、留守のお宅に訪問して、金品を
頂いちゃうって寸法さ!」
「わ、わるいことはよくないと思いましゅ!」
「よい泥棒というのはどういうんだい?」
「屋根から小判をばらまいたりとか」
「その小判をどっから手に入れるかが問題っさ」
「はうう。難しい事を考えると、あ、あたまがっ」
「……まあ、早い話が、夫婦ふたりっきりなんて家で、亭主が稼ぎに出てる、かみさん
は夕飯の支度ってんで、ちょいと買い物に出てりしてる、なんてところをお邪魔するっ
さ」
「はあ、でも外からじゃお留守かどうかわかりましぇん」
「おじゃましますと言って、内から返事がなけりゃ万事OKっさ!。むしろ心配なのは、
みくるはドジっ子だから、中で盗んでるうちに時間がかかり過ぎたりして、家の者や近
所の者に見つかるかもしれないにょろ」
「あわわ、どうしゅるですか?」
「神様はどんな人間にもひとつは良いところを与えてくれてるっさ! そういう時こそ
みくるの武器を使うにょろよ!」
「ぶ、武器!? えと、押し付けたりとか挟んだりとかでしゅか? え、エッチなのは
よくないと思いましゅ!」
「それは同人誌の読み過ぎにょろ。みくるの場合は、素直に謝っちゃうのが吉、いわゆ
る泣き落としってやつだね! 『親一人子一人、母親が三年越しにわずらっておりまし
て、これを質にでも入れれば、お母さんに薬のひとつ、うまいものの一つでも食べさせ
てやれると思いまして、ほんの出来心なんですぅ』と、涙のひとつでもこぼしてみるっ
さ。向こうさんも、かわいいみくるにそこまで言われたら『それはかわいそうに、ほん
の出来心じゃしかたがねえ』と勘弁してくれること間違いなしっ!」
「う、うまくいくでしょうか?」
「あとはみくるの演技力次第さ! さあ、段取りをにょろーんと復習してみようかっ!」
「えーと、んーと、まず『ごめんください』と声をかけて、返事がなかったら留守だか
ら内に入ってお仕事をしゅる。それと、返事があったら人がいるということだから、しゅ
みません、つい出来心で」
「盗みもしないうちから、罪の告白なんてしないでいいにょろ。返事があったら、無言
で立ち去るのも見あやしいから、しらばっくれて何かもの尋ねるといいねえ」
「えーと、神様や死後の世界を信じましゅか?」
293SS新落語シリーズ「出来心」(2/2):2009/02/18(水) 14:28:49 ID:Axi/E0wT
「いや、価値観を問うような質問はどうかと思うにょろ。『この近所に○○さんという
方はいませんか?お宅をさがしてるのですが道に迷ってしまって』くらいがいいと思う
ねえ。相手が知ってても知らなくても、ぺこりと頭をさげて『ありがとうございました
(にっこり)』とやれば相手も悪い気はしないにょろよ」
「そうでしゅかあ。では、さっそく行ってまいりましゅ」
「みくる、みくる。その手から下げたものはなんだい?」
「あ、エコバックでしゅ。たくさん入るし、たたむと小さくなるし、盗んだものを入れ
ようと思って」
「落語では風呂敷がデフォルトにょろ。泥棒は手ぶらで行って、その家にある風呂敷で
盗んだものを包んで帰るくらいでないとねっ!」
「そうでしゅか。では行ってきましゅ」
「がんばるにょろ〜」


「ごめんください〜」
「何か用?」
「あ、お家の方がいらした。こういうときは、えーと……あの、この辺に涼宮ハルヒさ
んのお宅はありませんか?」
「うちだけど」
「ひょえー。設定では涼宮さんはキョン君と夫婦になってるはずでは?」
「キョンはうちの旦那だけど、それが?」
「で、でも、涼宮さんは、変わらず涼宮さんなんですか?」
「あんたね、夫婦同姓なんてのは明治以降の話よ。ちゃんと日本史の授業聞いてたの?」
「すみません。新作落語だと思ってたので、うっかりしてたですぅ〜」
「っていうか、あんた誰? わかったわ、キョンのやつね。あいつ、今日はあたしの帰
りが遅いとおもって女をひっぱりこんだのね! まったく、なんてエロキョンなの!」
「しゅみません、つい出来心で」
「あれからいくらも経ってないのに、また女を引っ張りこんで、どういうつもりよ!」
「また、って前もあったんでしゅか。ひょええ、キョン君、大胆でしゅ。むしろ命知ら
ずですぅ!」
「まったく、女と見れば誰彼なくやさしくするから、こういうことになるのよ!」
「ふぁああ、誰彼なしでしゅか。女の敵でしゅね」

さあ、そこにのんびりキョンが帰って来たから、さあ大変。

「ふー、ただいま。ハルヒ、今日は早かったんだな」
「お、か、え、り」
「ん?どうしたんだ、ハルヒ?」
「それはこっちのセリフよ。あんた、これ、どういうこと?」
「どういうことって、そっちの人は?」
「とぼける気ね。いいわ、今日はとことん話しあいましょう」
「って、指をばきばき鳴らしながら、拳つくって何の話し合いだ? ハルヒ、落ちつけ。
とにかく落ちつけって」
「拳を箱に見たてて、箱(box)をつくるから、ボクシング(boxing)っていうのよ!」
「ぐあ!」
「あんた、プロポーズのとき、何て言った? おまえと一緒になれないなら出刃包丁で
自分を刺して死ぬって、出刃かイエスか、イエスか出刃か、ってあんまりなさけなくい
からかわいそうになって一緒になったんじゃないの! それを浮気ってどういうことよ!?

「ひょええ、キョン君。そんななさけないことを言って、涼宮さんの心を盗んだのです
ね。とんだ恋どろぼうです!」
「がはっ! ハルヒ、落ち着け。な、とにかく、落ち着けって。あなたからも何か言っ
てください」
「しゅみません、つい出来心で」
「そうじゃないでしょ! は、ハルヒ、火鉢はやめろ。そんなもの持ち上げるな。痛い
じゃすまないぞ! って、うわあああ」

元ネタ:落語シ「出来心」、ちょっとだけ「〆込み」をプラス
294名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 14:51:15 ID:JIS77Y47
みくるの素直さが仇になりまくりw
GJ!
面白かったw
295名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 15:17:40 ID:olgNsBRj
>>292-293
危うく人前で不気味な笑い声を上げるところだったw
GJ!
296名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 15:32:55 ID:I6Yckfux
みくるめ!いちいちうまいコト言いやがってw
GJ!
297名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 15:36:23 ID:psGhQrv8
鶴屋さんに紹介されて始めたmixiに夢中でキョンどころでなくなってしまうハルヒ
298名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 15:53:10 ID:5NddI80S
>>293
みくるワザとだろ!
落語面白いな。GJ!
299名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 16:52:25 ID:DoTIkRt2
落語GJ!
結構なお手前で…
300名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 18:17:35 ID:UDe2EIxs
>>293
「そんななさけないことを言って、涼宮さんの心を盗んだのですね。とんだ恋どろぼうです!」に吹いたwwwwwwwwwwww
GJ!!
301名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 18:30:23 ID:o6PTwyxk
団員に感付かれないように一人コッソリとバイトして部費を稼いでたハルにゃん






一方その頃、
暴走で団員を騙して無賃労働させ、全く働いてないクセにそのバイト代を横取りしてた涼宮ハルヒwwww
302名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 18:53:52 ID:uFDkylG7
「孤島は気候も良好、人口も希少と判断。私はそこで生涯を全うする。古泉一樹、あなたは?」
「今の機関が崩壊したとして、またその次の組織も腐敗しては意味がありません。ですから僕は、第二のSOS団の準備をしようと思います」
「第二のSOS団?」
「ええ、何年かかるか、もしかしたら100年や200年かかるかも知れませんが
涼宮さんや彼の様な人物が復活するような、
そんな組織が望ましいですね」
「(彼女の物語はまだ終わらない、彼女の名はマランビジ−となり、伝説になる)」
303名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 18:55:24 ID:5NddI80S
基本的な読解力も無いって可哀想を通り越して哀れになるな。
今まで落語を理解せずにスルーしてた俺にばかと言ってやらねば。
304名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 19:02:42 ID:YNXXSiga
あんたが知らないだけで世の中にはまだまだ面白いことが沢山あんのよっ!
305名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 19:33:50 ID:G62jhpiU
お前らアンチスレがレス数900言ってるぞ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1228558767/
このままだと次スレ立てられてまたこっちにアンチが荒しに来るから
次スレを立てられる前に埋めてくれ

306名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 20:37:54 ID:I6Yckfux
>>304
そのセリフやばい。
シチュエーション妄想しただけでジンと来る。すまんちょっと垂れ流す。

もう最後の方で、みくるも卒業して古泉も転校して長門は海外の両親のところに行った(という設定)後にキョンがちょっと黄昏てて、
ハルヒもブルーにはなってるんだけどキョンを元気付けようとあえて声を張り上げて、そのセリフを言うんだけど、
そのハルヒの気持ちをキョンも分かってて、「ほら一緒に行こうぜ」とか言っちゃたりするんだ。

そんな電波が脳内を駆け巡っちまった。
307名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 20:46:46 ID:YNXXSiga
あんたのその妄想、Yesだね。
308名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 20:54:44 ID:psGhQrv8
お互い同時にあーんしながら相手の口に串団子を突っ込むハルキョン
309名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 21:29:20 ID:ZsST4Pyp
310名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 21:32:20 ID:u1DZLJRR
日本語版も復活したっぽい
311名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 22:00:02 ID:vRIutzpH
312名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 22:01:46 ID:G62jhpiU
>>311
また自称プロか・・・・
正直いってその動画いまいちなんだけど
俺は正直に言うと、この間に君が「プロと判明したために
削除した」っていう動画のほうが良かったと思うよ。
313名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 22:17:31 ID:I6Yckfux
それはデッドエンドフラグや!
314名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 22:19:34 ID:I6Yckfux
スマン誤爆
315名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 22:26:43 ID:DoTIkRt2
どこの誤爆っすかw
316SSハカセくんの初恋(1/2):2009/02/18(水) 22:56:09 ID:Axi/E0wT
 涼宮ハルヒ先生は、近所に住む高校生で、ぼくの家庭教師をしてくれている。そして、
少しおおげさに言うなら、僕の命の恩人だ。この人に出会えてなかったら、ぼくは退屈
な毎日に絶えかねて、どうにかなっていたと思う。

 この人の星団をいくつも従えたように輝く目は、一目見るなり僕の憂鬱とその原因を
見ぬいたらしかった。母親への挨拶もそこそこに、僕の部屋に入り(乗り込み)二人に
なったなりに、こう切り出した、いや宣言したのだ。
「平凡な日常に飽き飽きして、毎日つまんないと思ってる目ね。それも死にたくなるく
らいに、ね。重症だと言っていいと思うわ。でもね、これだけは言っておくわよ。死の
うなんてしたら、ただじゃおかないからね! 安心しなさい、半年、ううん、3ヶ月だっ
ていらないわ。今に「死にたい」って思ったことを絶対に後悔させてあげる。その時が
きたら、ちゃんとごめんなさいって言いなさい。さあ、ノーベル賞の2つ3つは軽くと
るくらいの勢いで行くわよ!」
 いきなりのタンカに、僕はめまいを感じたと思う。なんてむちゃくちゃなことを言う
人なんだ。ひどい決めつけ、論理の飛躍。そして、あふれるばかりにこぼれ落ちる自信。
まぶしすぎて、とても直視できない太陽みたいな。思わず目を、顔をそむける。すると、
「ほら、言いたいことがあるなら、目を見て言いなさい」
両手で僕の頭をがっちりとつかんで、無理やりに自分の方を向けさせる。そんなこんな
傍若無人な振る舞いが、不思議に嫌な気がしなかった。
「あ、あの、よろしく・・・おねがいします」
「うん、いい返事ね。こちらこそ、よろしく!」

 それまでの家庭教師の先生たちには、大学生やなかには大学院生もいた。その誰もが、
この日常と同じくらいに退屈だった。本に書いてあるようなことを、ある人はしたり顔
で、ある人は一生懸命に語り教えてくれようとする。僕には彼らがどの本のどこに書い
てあることを話しているのか、ほとんど分かった。本は唯一の退屈しのぎだったから、
僕は多分、これまでの家庭教師のどの先生よりもたくさんの本を読んでいたと思う。彼
らが今から何をしゃべるか大抵は予想がついたし、予想に違う場合は彼らの思い違いか
理解不足のどれかだった。

「問題を解くなんて一人でもできることに、時間を費やすつもりはないわ。あんたが一
番興味があることからはじめましょう」
 僕は彼女を試すつもりで、いや多分煙にでも巻こうとして「時間跳躍とタイムマシン
の可能性」というテーマを出した。
 なのに彼女はまるで自分が仕掛けたいたずらに相手がはまってくれた時のような、ニ
ヤリという少しいじわるで、とびっきり楽しそうな笑みを浮かべて言った。
「それも面白いわね。あたしがとりあえず思いつくのは、・・・3つくらいね。あとで、
あんたのアイデアも聞くから、ちゃんと考えておきなさい。ひとつめは、時空間弾性体
仮説と、とりあえず名づけましょう。時空間の弾性係数をk、重力場Gによって生じる
時空間歪みの曲率をpとすると・・・」
涼宮先生はすらすらと何やら怪しげな数式を僕のノートに書き始めた。

 涼宮先生の家庭教師は、大抵がこんな調子だった。彼女が講義とも妄言ともつかない
ことを語る、ぼくが自分のアイデアとともに先生の話したことに反論する、最後に彼女
から再反論と全体のまとめ、それに今日の話をもっと考えるのに参考になりそうな文献
やサイトの紹介があり、それらが終わると、次の科目へ進む。

 ある日僕は、いつも通る県道で、命を助けられた。今度はたとえでも何でもなく、助
けてもらわなければ無事には済まなかったと思う。
 信号無視のワンボックスカーが、少しもスピードを緩めず、僕の方へ向かって走って
来ていた。何かで読んだだけの感覚、時間が暖かくなった飴のように引き延ばされてい
くのを感じた。それからかなり間があって、ぼくは間近で誰かが叫ぶ声と、それから首
の後ろをひっぱり倒される力とを感じた。
「この、バカ野郎!」
317SSハカセくんの初恋(2/2):2009/02/18(水) 22:56:39 ID:Axi/E0wT
 声が遅れて言葉になって、アスファルトの上に転がった僕の頭に響いた。時間がふた
たび動き出した。鼻先をかすめた車が走り去るのを、僕はまだ何も考えられないまま、
見送った。

 その日は、涼宮先生が家にやってくる日だった。ぼくはさっき味わったばかりの体験
を話した。思い出しながら鼓動が早くなり冷たい汗がにじむのを感じた。すっかり話し
終えるまでは、かなり時間がかかった。涼宮先生はだまってうなずきながら、この話を
聞いてくれた。話し終えて床に目を落とすと、僕の呼吸が整うのを待って、涼宮先生は
ぼくの頭に手を伸ばしてきた。
「よかった、無事で」
手が頭に触れると、それが引き金になって、恐怖と安堵の感情が堰を切ったように、僕
の中から流れ出した。ぼくは先生にすがりついて泣いた。

「助けてくれたのは男女二人連れで、女の人の方は、先生が撮った映画に出ていた、あ
のウサギのお姉さんだと思います」
涼宮先生はその言葉にぴくんと反応した。しばらく何か考えた後で、
「男女二人連れって言ったわよね? 男の方の顔、覚えてる?」
と尋ねてきた。
「え? あ、ええ。覚えてます。確か・・・」
僕はへたくそな絵をノートに描いた。時々先生の様子をのぞき見ると、描き進むごとに
先生の顔がどんどん驚愕の色を濃くしていく。似顔絵を完成させ顔をあげると、先生は
目を丸くして、呼吸も止まってる。ひょっとして、
「ひょっとして、この人、先生がいつも話してくれるキョンさんですか?」
「な、な、な」
涼宮先生はバンとノートに両手をつき、ぼくが描いた似顔絵の上に体ごと覆いかぶさっ
た。
「忘れなさい。いいから、忘れなさい。それとこの絵はもらっていくからね。いいわね?」
僕は先生の勢いに圧倒されて、何度もこくこくと頷くだけしかできなかった。


 それから季節が移り、僕の背は少しだけ伸びた。
 今日は先生が来る日だ。先生は部屋に入ると、ぼくが《もうひとりの命の恩人》から
もらったあの亀に、僕には聞こえない声で、いつものように小さく声をかける。
 いつものしぐさが、ふいにこれまであったいろんなことの記憶を、僕の中で蘇らせた。
僕はずっと聞きたかった質問を思い出した。
「涼宮先生」
「ん?なあに?」
「あの時、先生がここにはじめて来た日、僕にどうしてあんなに自信たっぷりに断言で
きたんですか?」
先生は腰に手をあてて、しばらく天井を眺めて考えた後、あああのことかとでも言うよ
うに、100ワットの笑顔になって言った。
「昔のあたしがそうだったから、そして今のあたしは毎日楽しくて仕方ないからよ。あ
たしに起きたことがあんたに起きないはずがないわ!」
僕は意を決して聞いてみた。
「それは、キョンさんに会えたことですか?」
「な、なに、言ってんのよ!」
どこまでもまっすぐで嘘をつかない、ううん、嘘のつけない人だ。その一挙一動がすべ
てを物語る。
 だったら、彼女に起こったことは、とっくに僕にも起こっている。半年間いや3ヶ月
どころか、瞬くような短い時間で十分だった。僕の世界は光と色を取り戻した。この人
に出会うことで。

 いつか僕が力を得て、最初の日、彼女に投げかけた問いに自ら答えることができるよ
うになったら、僕が彼女を時間の旅に連れ出し、彼女のいうジョン・スミスに彼女を会
わせてあげることができるようになったら、僕は積年の思いを彼女に告げようと思う。
時はすでに遅くとも、時間の流れを変えることはできなくても、僕の思いが届かなくて
も。
318名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 23:00:05 ID:Axi/E0wT
すまん。やっぱり俺には、しっとり系はムリだった orz
319名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 23:29:49 ID:6KKk1nRI
>>318
なにをおっしゃりますか。にやにやしちゃったよ。
小説読んでると、裏話書きたくなるよね。
アニメおんりーの人、ハカセくん知らないかな?
320名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 23:36:42 ID:lXWVmLJ2
GJ!
321名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/18(水) 23:38:16 ID:psGhQrv8
防災頭巾が無ければ即死だったハルヒ
322名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 00:02:52 ID:GmtRijKZ
>>316-317
GJ!いいねいいね。このssのおかげで何かハカセくん可愛くなってきてしまったじゃまいか、責任取りやがれw
323名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 02:06:07 ID:lYsuwgkg
責任とって俺が今晩はハルヒと一緒に寝る!
おお、ハルヒかわいいよハルヒ。こんなに甘えちゃって……おやすみ
324名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 02:16:37 ID:Y4aDzwfi
たまに背中合わせで芝生に座りつつい
「いい天気だな」
「いい天気ね」
と春風に吹かれながら空を眺めるハルキョンもあるだろうかと空想してみる
325名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 02:31:05 ID:qb2DX8x8
>>324
キョンは変な女は眼中にないんだよ
異性として見てないんだよ
とハルキョン厨が仰っておりましたからその儚い夢は単なる妄想にしか過ぎないようですねw

ちなみにもちろんオハルニャンとは別だよ!
オハルニャンとは仲良く行くと思うよ!w
326名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 02:43:40 ID:yR1v2vvk
おやすみハルヒ。良い夢見ろよ!
327名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 02:51:54 ID:LEffZn4y
>>324
しばらく背中合わせてるんだろうけど、
そのうち居ても立ってもいられなくなってキョンの方に向き直りそうだな
328名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 02:57:34 ID:sUb8XuPv
>>324
春の陽気のために、お互い居眠りしてしまうんだろうな。
その様子を写真部に撮影されたりする、と。
で、その写真がとある全国規模の写真コンテストで受賞なんかしてしまうんだぜ。

ある日、みんなから「おめでとう!」と祝福を受けて「?」状態なハルキョン。



すまん、もう寝るわ。 ノシ
329名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 07:18:13 ID:vHSc7YJ5
>>324

Level 1
しばらくは背中合わせで座っているが、しばらくするとハルヒが「飽きた!」立ち上がり走っていく。
キョンからある程度離れた所で「何やってるの! 行くわよ、キョン!」と声をかける。

Level 2
背中合わせのまま思い出話など雑談を楽しむ二人。
しばらくするとハルヒが「さぁ、不思議探しに出発よ! キョン!」と言いながら、
キョンの手をひっぱって立ち上がり、二人でどこかへ走り去っていく。

Level 3
背中合わせでは飽き足らず、背中から抱きついたり抱きつかれたりを始める二人。
ほおっておくとずっとそのままです。

level 4
喧嘩中。
背中合わせで座ってお互いに文句を言いあってます。

level 5
背中合わせだけでなく、膝枕、人間ベット、抱き合ったままころがる…etc.
さまざまな体位で抱き合っています。
※ 服は乱れていますが、きちんと着ています。
330名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 11:01:26 ID:lYsuwgkg
>※ 服は乱れていますが、きちんと着ています。
配慮に感動したw
気温も暖かくなり、町中でも桜が咲き始めたある日のこと。
いつものように不思議散策を行なった午後。あたしはキョンとペアになり、何となくダラダラと散歩をしていた。

「………」
「………」

だけど、珍しくキョンが何も喋らないからあたしも何となく黙りこくっちゃって。
退屈ってわけではないんだけど、どうしていいかわからなくなっちゃった。

ま、キョンなりに景色を見て楽しんでるのかしら。
しかし一年間こいつといて思うんだけど、そう言う感覚はあるのかしらね。

「ねぇキョン。どうせなら公園でゆっくりしない?」
「え?あぁ、別に構わんが…」
「じゃあ決まりね!」

景色を見てる訳ではなく、実は考え事でもしていたのかな。
キョンは不意をつかれてビックリした顔をしていた。
何だ。ちょっと気を使ったあたしが馬鹿みたい。

とにもかくにも、公園に着いたあたしたちは少し後悔した。
ベンチが殆ど埋まっていたのだ。
これじゃあのんびりもへったくれもないじゃない。

「どうする?ハルヒ」
「むー…芝生にでも座りましょ」

仕方なく腰をおろすあたしを見て、キョンが不思議そうに少しだけ笑う。
…何よ。

「いや、前のお前だったら文句の一つくらい簡単にだしてたんだがな、とか思ってさ」
「…いちいち口に出してもどうにもなんないってわかったのよ」
「そうかい」

で、何であんたはそっち向いて座ってんのよ。
「何でって、こっちのが景色がいいからじゃないか」
「あのね、あたしが向いてる方が綺麗じゃないの!」

まるっきり逆方向を向くキョンにあたしは吠える。
そして言ってから気がつく。
キョンには簡単に文句を言える自分に。

あたしが高校に入ってから、何だかんだでずっと側にいてくれた。
あたしのやることなすこと殆どに反論し、それでも最後までつき合ったくれた。
あたし達のSOS団の、グータラな雑用係。

そんなキョンの背中はとっても大きく見えて。
気がつけばあたしは一つため息をつき、その背中にあたしの背中を重ねていた。

「お、おいハルヒ…」
「いいじゃない。あんたはそっちが見たくてあたしはこっちが見たいんだから。丁度いいでしょ?」
「…まぁいいか」

いつの間にか出来ていた、ホントにたまーに縋る場所。
きっと無くなってしまったら。とても不安で…
一年間縋り続けた。どうしようもない時に八つ当たりもした。
文句を言いつつも受け止めてくれた。
そんなキョンが大好きで。
いや、有希もみくるちゃんも古泉くんも。
あたしはSOS団のみんなが好き。

「そういえばさ、キョン」
「…なんだ?」
「考え事でもしてたの?歩いてる間、何も喋らなかったじゃない」
「考え事ってわけでもないんだが…まぁ、ちょっとな」
「本当にたいしたことでも無いんだが」
「気になるじゃない。言いなさいよ」

暖かな春風がゆっくりと吹く。
桜の花びらがほんのりと揺れ、舞い、側に落ちる。

333名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 11:38:47 ID:AjO94hsr
>背中合わせで座ってお互いに文句を言いあってます。

喧嘩をしてても背中合わせを止めない所に萌えた。
「気がつけばハルヒと一緒にSOS団を立ち上げてから一年間が立つんだなってさ」
「今更気がついたの?」
「考え事をする暇も無いくらいにお前が振り回すからだろうが」
「ふん。雑用係にそんな暇があると思わないことね」
「…これからもか?」
「決まってるじゃない」

あんたがいなくなったら、あたしはどうすりゃ良いって言うのよ。全く。

「…やれやれ」
「不満なの?」
「別に。まぁ、何だ。また一年間よろしくな。ハルヒ」
「…うん」
「俺もさ、居場所が無くなると少し寂しいしな」

何となくだけど笑みがこぼれる。
そのまま声にだして笑う。つられてキョンもクスリと笑う。

「甲斐性の無い雑用係の癖に」
「傍若無人な団長には言われたくないね」

こんなに楽しい日常をあたしは手放したくなんか無い。

「いい天気だな」

それでもこれだけは、口に出したら壊れてしまいそうだから。

「いい天気ね」

あたしは願う。とても強く。
世界のどこかで観測された、綺麗な流れ星に乗るように。

『どうか神様願わくば──────』

おわり
335名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 11:43:11 ID:eKQQOHw9
相変わらず即興垂れ流しでスマンが。
Level2があまりにも書きたかったんでつい。
ラストの願いは好きな言葉をいれてやってくらさい。
多分ハルヒが望めば叶う気がしたんで。
336名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 11:48:32 ID:AjO94hsr
>>335
GJです!二人の距離感が実にいい。

割り込み失礼致しました。
337名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 12:11:14 ID:lYsuwgkg
>>335
GJ!
いい雰囲気だ……
338名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 12:57:40 ID:eeKjyIKM

(しからば >>329 level 5のルートを行ってみます)

ハルヒ「ねえ、キョン」
キョン「なんだ、ハルヒ?」
ハルヒ「こうやって背中合わせで座ってるとさ、思い出さない?」
キョン「何をだ?」
ハルヒ「北京オリンピック!」
キョン「って、レスリングかよ!」
ハルヒ「そう!ちなみにグレコ・ローマン・スタイルよ!」
キョン「女子はフリー・スタイルだけのはずだろ!」
ハルヒ「あんたスカート履いてる相手の下半身狙う気?ヘンタイ!」
キョン「つうか、そもそも制服で中庭でやることか!」
ハルヒ「甘いわね!あたしはいつも不思議に対して臨戦状態よ!」
キョン「俺に言わせりゃ、おまえこそ不思議だよ!」
ハルヒ「あら、青い鳥ってほんとに身近にいたのね」
キョン「そういうことじゃない!」
ハルヒ「さあ、背中をとったわよ、キョン。観念しなさい!」
キョン「誰がするか!」
ハルヒ「あたし渾身のリフトよお!」
キョン「のあああ!」


国木田「あれ、キョンと涼宮さんだよね。何してるんだろう?」
谷 口「最初は仲良く背中合わせで座ってたんだが、急にアマレスが始まってな。いま、涼宮に投げられたキョンがブリッジでなんとかしのいだところだ」
国木田「……谷口、それずっと見てたんだ?」
谷 口「ああ。……慰めの言葉はいらねえ」
国木田「ほんと、あのふたり仲良いよね」
谷 口「くんずほぐれつ、ごぉゆぅっくりいいいいいい!!」


(コースアウト・・・  orz )
339名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 13:38:40 ID:/8jw2W6o
>>335
GJ! いい増幅器をお持ちで。

>>338
拭いたw
携帯でどきどきしながら(省 ボタンを押した俺のトキメキを返せ!
GJ!
340名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 16:51:39 ID:T/UQIjoB
キョン「ハルヒ……その当たってるんだが」
ハルヒ「当ててんのよ」

フラグか!?
「あれ?あそこにいるのキョンと涼宮さんじゃない?」
「国木田か。ああ、キョンと涼宮だ」
「なにやってんの?昼休み終わっちゃうよ?」
「それが最初は何か言い愛してたんだが、…間違えた。言い合いしてたんだが、途中で突然二人して背中合わせで座り込んだと思ったらずっとあのままだ」
「ふ〜ん。…ずっと見てたんだ」
「…言うんじゃねぇ」
「と言うか喧嘩してても手は繋いだままなんだあの二人」
「…あぁ」
「ああいうのを何て言うんだっけ。何か凄い合う言葉があった気がするんだけど」
「あれだ、」
「「バカップル」」


パクり?ナニソレ美味し(ry
ごめんなさい
342名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 17:13:42 ID:oM4JdFgi
level 4 ktkl!
GJ!w
343名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 17:44:09 ID:eeKjyIKM
(しからば >>341に望遠マイクを設置してみた)


ハルヒ「あんたなんか大嫌い」
キョン「ああ、嫌いで結構だ」
ハルヒ「ぜったい絶対許してあげないからね」
キョン「それはこっちのセリフだ」
ハルヒ「手を離しなさいよ」
キョン「おまえこそ離せ」
ハルヒ「うっさい。そんなにきつく握ってたら離すに離せないじゃない」
キョン「わかったよ。じゃあ、1、2、の3で離すからな」
ハルヒ「……わかったわよ」
キョン「1、2、の3。……おい、離せよ」
ハルヒ「やだ」
キョン「離せって」
ハルヒ「いやだ」
キョン「おまえなあ」
ハルヒ「ぜったい離さないからね」
キョン「あのなあ」
ハルヒ「絶対に絶対よ」
キョン「もう好きにしろ」
ハルヒ「ええ、好きにするわ」
キョン「やれやれ」
ハルヒ「あんたなんか大嫌い」
(※にもどる)
344名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 18:02:11 ID:eeKjyIKM
>>339氏に、なけなしのときめきを/>>338に追加)

はあはあ。勝負あったようね、キョン。
はあはあ。体があちこち痛え。
はあはあ。いますごく気分がいいから、あんたの負け惜しみ聞いてあげるわよ。
はあはあ。……じゃあ、言わせてもらうがな。
なによ?
おまえ、俺のこと、男だと思ってないだろ?
なっ! バカキョン! それはこっちのセリフよ!
なんだと、そりゃどういう意味だ?
言葉通りの意味よ! 自分の胸に聞いたらどう?
……わからん。ドキドキいってるが。
はあ。ここまでバカとは思わなかったわ。
ぐあ、なにする!?
あたしのも聞いてみなさい!
うわ、押し付けるな!
……どう、聞こえた?
……おれよりはやい。ドキドキ言ってるぞ。
って、きゃあ、なにすんのよ!
おれのも聞かせてやる。これでおあいこだろ。
……あたしよりも大きい。ドキドキ言ってるわ。

(Level 3に迷い込んだふたり・・・ orz )


345名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 20:00:36 ID:i3PDTNXg
おまえらwww

GJ!!

>>340
ジャーマンしようとして上がらなくてぐいぐいしてる姿しか浮かばねえw
346名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 21:37:32 ID:T/UQIjoB
GJ!!!!

>>345
それなんてみな(ry

347SS:該当levelなし……多分:2009/02/19(木) 22:35:35 ID:sUb8XuPv
 この時期にしては気温も妙に高く、風もほぼ吹いていない昼下がり。
 渡り廊下を歩いていた俺がふと窓の外に目を遣ったところ、中庭の立ち木の脇の芝の上に座り込んでいるハルヒを発見した。
 当初の予定では旧館に入ったところで階段を上がるつもりだった俺は、何故か下に降りると、自分でも知らない内に中庭の方に足を運んでいたのであった。
「よお、何してるんだ?」
「……別に」
 って何だよ。俺が近づいたときに一瞬こっち向いただろうに、どうして返事するときに俺の方を見もせずに、そうやって空を見上げてる振りしてるんだかね?
「ここ、座ってもいいか?」
「どうぞ」
 俺は敢えてハルヒの隣ではなく、後ろ側に腰を下ろした。少々目測を誤ったのか、肩がハルヒの背にぶつかってしまったが、ハルヒはハルヒで文句を言う様子ではないものの、対抗するかのように俺の背中に体重を掛けてきた。
 柔らかな陽射しが辺りを優しく照らし、それでいて眩し過ぎて目を細めなければならないということもない。
 そんな雰囲気にひたすら流されていたんだろうか? 俺もハルヒもしばらくの間、言葉を交わすでもなく、背中合わせに座ったままの状態で……ただただ、時の流れだけが、ゆっくりと、しかし確実に過ぎていくだけであった。
 しかし、静かだ。ハルヒと一緒にいるのが信じられないくらいに――実際ハルヒの傍にいながらこんなに静謐な空間を共有していることがいまだに俺は信じられなかった。
 ああ、確かにこいつが沈黙することが今までなかったかと言われれば、そんなことはないんだが、そういう場合は間違いなくハルヒは腹の中に何かを溜め込んで爆発寸前ってな感じであったから、こんなにも俺が心安らぐような状態ではなかったわけで……。
 しかし、本当によく解らないね。
 俺の背中に加わる重みはこんなにも軽いというか頼りなさそうなのに、存在感だけはなんでこうもでっかくなっちまったのやら。
 存在感……か。
 大体、俺は部室に向かっていたはずなのに、わざわざ方向転換してまでここに来て、こうして一緒に座って空の雲を観察しなければならないんだ?
 あれほど普段は鬱陶しいとか文句言ってたはずの俺が、何故ハルヒの傍にいるってだけでこんなに落ち着いていられるんだ?
 って、さっきから何をわけ解らんことばかり考えてるんだ、俺?
 ああ、そうか。ハルヒがさっきから黙っているせいで、俺はどこかホッとしながらも、何か違和感を感じているんだろうぜ。
 違和感……きっとそれは、ハルヒがこうして大人しくしていることよりも、あの赤道直下に咲き誇る数々の花よりも鮮やかな笑顔を俺に見せてくれるってのを期待してるってことなのかも知れない……この平穏と引き換えにしてでもな。
「やれやれ」
「うん? なによキョン、どうかしたの?」
「いいや」
「あっそ……」


 僅かに風が出てきたようだ。


「……ねえキョン」
「何だ?」
「……ヒマ」
「……そうだな」
「何とかしなさいよ」
「知らん」
「ああもう!」
 俺に掛けられていた体重が失われる。なるほど、これぐらいがハルヒにとっても限界だったみたいだな。
「……ふふっ」
「ちょっと、なによ? 何かおかしいことでもあるわけ?」
「ねーよ」
「……何かむかつくわ。それもこれも、こんなにヒマなのがいけないのよ! ああ! ヒマ、ヒマ、ヒマ〜!」
「落ち着けハルヒ。まあここなら転がったところで階段からは落っこちたりしないかも知れんがな」
「うっさい! だったらこれよ! こうして――このままワサワサ動いてやる〜」
 ハルヒは寝転がったかと思いきや、ブリッジ状態になって雄叫びを上げた。
「あのな、ハルヒ……こんな場所でそういう体勢を取ったりするとだな……」
 刹那、狙いすましたかのように強めの風が吹き抜けた。
「きゃっ!」
 風に捲り上げられたスカートを正して座り込むハルヒ。
「……キョン……あんた、見たでしょ?」
「……何のこった?」
「白々しいのよ!」
「だから落ち着け、俺は何も見てないぞ。だからお前の下着の色が白だなんてことは全然知らないから安心しろ」
「そ、そう? ……って、こら! やっぱりあんた、しっかり見てたんでしょ、このエロエロキョ〜ン!」
 ヤバイ、と逃げ出した俺にハルヒは一瞬で追いつくと、背後から見事なスリーパーホールドを決めてきやがった。
「おいハルヒ、ロープ、ロープ!」
「そんなものあるわけないでしょ! さあ、このまま気持ちよく天国に連れてってあげるからねっ、大人しく昇天しなさい!」
 だ、誰でもいい! 今すぐレフリーになって、ハルヒの締め技から俺を解放……ガクリ。
348名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 23:00:18 ID:i3PDTNXg
GJ!
俺もハルヒに絞められたいぜ
349名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 23:22:43 ID:eeKjyIKM
>>347
GJ!!

>>348
って、そっちかよwww
350名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 23:35:04 ID:T/UQIjoB
おまいさんらのアンテナの受信っぷりには感激やで……
351名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 23:53:17 ID:/Q/un7F2
―北高生徒(15)プロレスごっこで昏倒―
2月19日正午西宮北高の校庭でプロレスごっこをしていた学生Kさんが
意識不明となり、病院にかつぎこまれた。Kさんは、昨年も階段から落ち
昏睡状態に陥り入院した経緯があり、現在関係者に事情を訊いている。(朝刊より)
352名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 00:57:33 ID:301NUAxN
激奏時の楽屋での風景を写真に撮りまくってアルバムに収めるハルヒ
353名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 01:06:40 ID:AtHJH2Lr
ハルヒ「キョーン」 トテトテ
354名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 01:34:39 ID:2Q25PAIW
ハルキョン俳句をつくろうとしたが、けっこうむずかしくって

できませんでした。
355名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 01:39:02 ID:VlbVGMSW
>>354
団員を
玩具扱い
糞女    byキョン
356名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 01:45:11 ID:1nMRCgX0
天へ先に行ってたキョン達に手を広げられ、その暖かさへと帰っていくハルヒ
357名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 01:48:35 ID:jtkDv0a2
>>354
短歌はわりとうまくいくよ。
授業中舟こぐキョンにつりこまれ近未来に瞬間移動
358名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 02:52:07 ID:J7dSRbcB
>>354 >>357

行くわよと 手首つかまれ 走り出し
尻尾ゆられて 頬染まる春
359名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 03:54:23 ID:zhE8zqoA
もうハルヒ単体のことなんかどうでもいいスレになってるな
360名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 07:28:16 ID:/dOzwP/J
ハルヒの可愛さは周りの人間との関係性が重要な部分を占めてるからな
対キョン
対みくるちゃん
対有希
etc.

ハルヒが類型的にツンデレにいれられるのもそこを重視されているからだし
ツンデレというのはそれを見せる相手がいなきゃ成り立たないわけで
361名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 07:37:34 ID:ej3VQqUu
>>359
スレッドが1桁の頃からずっとこんな感じだな、ここは。
そして、お前さんが言う様な突っ込みもまたお約束だ。
362名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 07:50:08 ID:2Q25PAIW
一人でいる限り、人は己自身であることができない (アラン)
363名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 08:39:55 ID:Uvo3vOr2
アランというとポニーテールの賞金稼ぎが思い浮かぶ
「異論はないな?レディー」
364名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 08:44:21 ID:cQGy9ZxP
アンチスレでのファンとアンチの激論バトル
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1228558767/942
ていうか次スレ立てられないように埋めない?

365名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 09:26:24 ID:F3GP7zcq
>>364
ほっとけ。埋めに走ったっておもしろがったアンチが凸してくるし触るだけ無駄。
微笑ましく見守ろうぜ。
366名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 10:38:09 ID:59vhZzES
>>364
宣伝乙。アンチスレに帰れ。
出張してくるな。
367名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 10:44:12 ID:59vhZzES
>>360
>周りの人間との関係性
対みくるとの変化とか微笑ましいよな。
みくるがどんどんお姉さんって感じが出てきてるし、分裂ではハルヒチャイナを見て自分もコスプレしたそうにしてたのがなんか良かったw
368名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 10:48:05 ID:A9XiTGQ4
流れに逆らいつつ遅ればせながら>>329 Level 3改


ハルヒが部室を飛び出していった。

事の起こりは数分前。
いつものごとく突然の閃きでイベントを提案してくる人5倍元気な団長殿が
傍若無人な思い付きをしてそれを実行しようとした。
どんな内容だったかは思い出したくないのでここでは割愛させて頂く。
察してくれ。

まあ俺自身ついカッとなってしまって、いつぞやの映画撮影の時のように
思わず手を上げてしまう所を副団長古泉に止められた。
しかしそれに気付いたハルヒが俺に怒鳴り散らしたあげく部屋を飛び出して
行っちまったんだ。

そのあと古泉と長門の攻めるような視線が俺に突き刺さってきた。
「全くあなたという人は…、もう少し考えてから行動してほしいですね」
「俺に言うな!ハルヒに言ってやれ」
「それを調整するのがあなたの役目です。手を上げる役目ではありません」
「そうは言っても俺だって聖人君子じゃない。頭にくることもある」
「……閉鎖空間発生の確率が上昇中。至急涼宮ハルヒの感情を抑制しないと
 大規模な閉鎖空間が発生する」
「涼宮さんを探して下さい」
「俺もか?」
「あなただけでです」
「俺一人かよ!」
「あなたの役目ですし、あなたが適任です」
「やれやれ」

古泉に言われるがまま俺はハルヒを探しに行った。
居場所の見当は何となく付いていた。そしてその予想は当たっていた。

文化祭の後、人から感謝されて複雑な心境になって座り込んでいた
あの中庭の木の下にハルヒは腰を下ろしていた。

すでに熱の冷めていた俺はさりげなく自然な歩き方で近づいていった。

気が付いたハルヒは座ったままそっぽを向いた。

俺はハルヒに背を向けて腰を下ろしハルヒと背中を合わせた。

「何しに来たのよ」
「別に、どうだ少しは落ち着いたか?」
「何よそれ。それはあたしのセリフでしょ!?」
「ああそうだな。俺も熱くなってた」

それからしばらく無言の時間が過ぎた。
不意に背中から重みが消えた。
と思ったら二つの柔らかい感触と一緒に首に腕が巻き付いてきた。
俺の顔のすぐ横にハルヒの顔がある。
「ありがと、止めてくれて」
「ハルヒ?」
「あたし興奮しちゃうと周りが見えなくなるから…、
 キョンが止めてくれなかったらあたし中学の時みたいに独りぼっちに
 なってる所だった…」
「俺たちはハルヒを見捨てたりしないさ」
「でも嫌な雰囲気になるでしょ?」
「そんなことはないさ」
「ありがと」
369SS:止め役(2/2):2009/02/20(金) 10:49:16 ID:A9XiTGQ4
「ねぇキョン、これからもあたしが暴走しだしたら止めてくれる?」
「団長の暴走を止めるのも団員の仕事だ」
「ずっと?」
「そうだな…まぁずっとだな」
「団員としてだけ?それとも……」
「今は団員としてと答えておく」
「今はってことはいずれ変わるの?」
「変わるかもしれんし変わらないかもしれん」
「変わるつもりは?」
「……今はノーコメントとさせてくれ」
「ふ〜ん、まぁいいわ。とりあえずそうしとく」
「そうしといてくれ」

ハルヒが立ち上がって俺の手を取る。
「じゃあ部室に行きましょ。みくるちゃんに謝らなきゃ」
「あと古泉と長門にもな、心配してたぞ」
「うん」
太陽も顔負けの笑顔で俺の手を引いてかけだしたハルヒを
俺は生涯見ていたいと思ってしまったことは内緒だ。
370SS:止め役:2009/02/20(金) 10:50:20 ID:A9XiTGQ4
(1/2)のタイトルを入れ忘れたまま投下してしまったorz


みんなの作品を見て参加したくなり仕事中に書いた。
もう少し甘くしたかったが俺にはこれが限界。
371名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 11:03:41 ID:p+y0t0mM
>>367
長門とみくるは本当にわかりやすいよな。
372名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 11:09:12 ID:BsPOhNlS
>>370
ハルヒ側に非がある場合でも全部キョンの責任にする

だから古泉は嫌いだ
373名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 11:11:20 ID:YgMaribC
>>367
対みくるがどんどんお姉さん?
はぁ?w
374名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 11:34:12 ID:MePdovRv
>>370
この背中合わせのシチュエーションはかなり妄想が膨らむぜ…。
俺もちょっとハルヒと背中合わせになってくる!ノシ
375名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 11:45:21 ID:Uvo3vOr2
>>374
待て、猫相手じゃお尻合いが精一杯じゃないか?
376名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 11:57:47 ID:cQGy9ZxP
アンチスレの次スレ
お前らの発言テンプレになってるぞ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1235090590/
377名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 13:39:24 ID:59vhZzES
汚い自演だな(笑)
378名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 13:47:54 ID:zAOt30nn
http://haruhi.sega.jp/

直列のびて5月、並列はそのまま3月・・・
うーん、直列だけ買うつもりだったのに。
379名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 15:22:26 ID:MePdovRv
フィギュアつきはいつも遅れるな…
380名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 16:11:48 ID:up4DanQ8
ハルヒは幸いクオリティの高い作品に恵まれてると思うのだけど、
おまいらのオススメハルヒフィギュアってあるかい?
381名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 17:17:54 ID:DoPlvWga
ねんどろいどと超勇者しか持ってないや
382名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 17:23:10 ID:BsPOhNlS
>>380
MAXとグッスマ製と壽屋製

それ以外は地雷率高い
383名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 18:10:40 ID:up4DanQ8
HGIFのポニテは欲しいなーとか思ってるんだ。
ガチャなら手が出せる。デカイのは中々w

384名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 18:23:48 ID:HBC/h6jB
やはり今だとfigmaだな。
値段もお手ごろ価格で可動だから遊べるぜ。
好きなポーズにハルヒをグリグリ動かすことが出来るのだ!
385名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 18:30:45 ID:e55R1rlN
HGIFはフィギュアマイスターとも頭の互換性があるから付け変えて遊べるね。
ただ回を重ねるごとにどんどん質が落ちていったのと、
鶴屋さんやカラーバリエーションを大量に混ぜてハルヒを揃えにくくしてた点は痛い
386名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 18:50:10 ID:BsPOhNlS
それこそポニテならfigmaだな
ガチャ系はよいものは少ない
figmaならキョンとハルヒが同スケールで並ぶし遊べる
387名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 19:23:30 ID:cjzfzU3I
ねんどろいどぷちだな。
小さいから持ち歩けるぞ!さぁこれで君もいつでもどこでもハルヒと一緒だw
388名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 19:53:20 ID:HBC/h6jB
ねんぷちはイイよな。
複数買いして一人を固定用にしてる。接着剤とかそのへんで。
389SS:Refrigerator Panic! 1/3:2009/02/20(金) 20:53:37 ID:53XQbEVx
「あ、あれれ……どうしちゃったんでしょうか?」
 その日の放課後、某有名カードゲームで古泉のデッキを完膚なきまでに粉砕していた俺の背後で、可愛らしいメイド服な先輩のビックリしたような声が上げられたのであった。
「朝比奈さん、どうかしたんですか?」
「ああ、キョンくん……なんだか冷蔵庫の調子、おかしいみたいなんです」
 そう言って朝比奈さんが取り出した製氷皿の氷は全部水になっていた。普通に冷蔵していた飲み物やデザートの類も室温とほぼ変わりが無い。時期が時期だから良かったようなものの、これが夏場とかだったら悲惨なことになっていたに違いあるまい。
「なるほど、そういえばブーンって駆動音も気のせいかやけに大きいような感じがしませんか?」
「ええっ? そう言われると、なんかそんな気も……ふえっ! ま、まさか爆発とかしちゃったりするんじゃ?」
 突然、自分の考えに怯えてしまう朝比奈さんである。ってそんな簡単に爆発なんかしないと思うんですが。
「ふむ、故障してしまったのでしょうか? 一応は修理に出すことを検討してみた方がいいかもしれませんね」
 古泉も気になったのか、後ろから覗き込んできた。
 しかし、修理ってもね。いっそ長門にでも診てもらう方が手っ取り早いような気もしたのだが、俺はあえてそれを口に出すことはしない。
「ちょっとみくるちゃん、あたしに見せてごらんなさい」
 ほらみたことか、さっきまでネットで何やら調べ物していたハルヒの方が先にこちらに興味を移したのである。
 で、長門は案の定、窓際の定位置でマイペースに読書を続けている様子だ。だが多分こちらの状況は全て把握してくれていると思っていいんだよな?
「こらキョン、あんたもそこどいて頂戴。なにボーっとしてんのよ?」
 へいへい。
「もう、今時の機械はだらしがないんだから! まるでどこかの雑用係みたいじゃないの。気合が足りないのよ、気合ってモンがねっ!」
 何か一言余計な感想を吐きつつ、ハルヒは冷蔵庫を手前に引っ張り出すと、側面に斜め四十五度の見事なチョップを叩き込んだ。っていきなり乱暴なことしやがるな、おい。
「ほら、誰かさんみたいに怠けてないでちゃんと仕事しなさい! 今よ、必殺――エターナルフォースブリザード!」
 相手は死ぬ、ってか? とハルヒが物騒なことを口走りながら手のひらでバンバンと本体を数回叩いたかと思うと、先程の異常な動作音が僅かに減少したような気がした。
「ってハルヒ? まさか冷蔵庫本体にトドメを刺しちまったんじゃないだろうな?」
「な、なによキョン。そんなはず……ない……と思うわ……うん」
 何故か語尾の方に行くほど自信なさ気な口調のハルヒだが、
「あ、でもなんだか、さっきより冷たくなってる気がします」
 と、庫内に手を差し入れていた朝比奈さんが報告すると、
「みくるちゃん、ほんと? ほらキョン、冷蔵庫だって気合入れたらちゃんと直るじゃないの。あんたももう少しこの冷蔵庫を見習ってちゃんとしてちょうだいよね」
 てな具合に得意気な態度に早変わりである。
 やれやれ、ってな感じに嘆息した俺は、一つの視線に気付いた……長門か。
 ハルヒはさっさと団長席に戻ってディスプレイに噛り付いていた。俺は気取られることなく長門の傍に立つと、声を低くして訊いた。
「非常に嫌な予感がするんだが――またハルヒが何かしでかしたのか?」
「そう」
 長門によると、ハルヒが唱えたさっきの必殺魔法だか何だかのために、どういう理屈かは解らんが例の冷蔵庫に莫大な冷気が集中を始めたのだそうだ。
「ただし、効力は一時的なもの。三時間後には全てが元通りになり、あの冷蔵庫も再度故障する」
 なるほど。ってことはさっさとこの場から避難した方がよさそうだな。
 無言で頷いた長門に従うべく、俺はカードバトルを中断し、
「おい古泉……いや、そんなに顔をくっつけなくていい。実は赫々然々てなわけで、早急にこの部室から撤収すべきらしいんだが」
「なるほど、善は急げ、ということのようですね」
 と、こっそり事情を告げて本日の団活をお開きにするように事を運んだのだった。
「あら古泉くん、もう帰る準備?」
「ええ、この後少々野暮用がありまして」
「ああ、もうこんな時間か。悪いハルヒ、俺も用事があるから先に帰るわ」
「ってちょっと、キョン? あんたまで何なのよ、もう!」
 そこで長門も本を閉じて鞄に片付けると、席を立つ。
「有希? あんたも帰るの?」
 頷く長門。
「もう、しょうがないわね……わかったわ。じゃあ、本日はもうお終いっ! みくるちゃんはさっさと着替える。エロキョンはとっとと廊下に出なさい!」
 へいへい。って誰がエロキョンだ!
390SS:Refrigerator Panic! 2/3:2009/02/20(金) 20:54:08 ID:53XQbEVx
 さて、全員そろっていざ下校、という段になって問題が発生である。
「あらっ? ……しまった、部室に忘れ物しちゃったわ。みんな先に行ってて。あたしちょっと戻ってくるから」
 と言い残して駆け足で部室の方に戻って行きやがった。ってこら、マズいんだってば!
 何の躊躇いもなく俺の足もハルヒの後を追っていた。理由? そんなもの今はどうだっていいだろ?

「ハルヒ!」
 部室のドアから中に飛び込んだ俺に、ハルヒは意外そうな感じで反応した。
「って、なによキョン、あんたわざわざ付いて来ちゃったわけ? それに、そんな大声出さなくても聞こえてるわよ」
「お前……平気なのか?」
「はあ? なにわけの解んないこと言ってるの? ひょっとして、変なモノでも拾い食いしたんじゃない?」
 って……あれ? 部室内はまだ特に寒かったりすることもない。ひょっとして長門が言っていた効力ってのはもう切れちまったってことなのか……まさか?
「キョン? もう、さっきからあんた変よ。って、あんたが変なのはいつものことだったわね」
 ハルヒは半分呆れたようにそう言うと、鞄を肩に掛けなおして、ドアノブに手を伸ばした。
「おいハルヒ、ちょっと待て!」
「へっ? ……って、痛っ!」
 ノブに触れた手を一瞬で引っ込めたハルヒ。
「ちょ、ちょっとキョン、何なのよ、これ?」
 先程までなんともなかったドアの表面がいつの間にか真っ白に凍結されてしまっていたのだ――いや、ドアだけじゃない。窓も壁も天井も床も、全てが一瞬にして凍りついてしまっていた。
 よく、素手でドライアイスを触ると火傷するなんて言われるが、あれは凍傷になっているだけのことだ。まあそれは置いておいて、今このドアノブに素手で触れようものなら似たような目に遭うことは確実だろう。
 それに、これだけ凍り付いてしまっているとなると、掴めたとしても回すことなんてきっと無理に違いない。
「くそっ!」
 俺は助走を付けて肩からドアに体当たりした――が、その衝撃を全身に受け止めた状態でまともに弾き返されてしまった。
「――キョン! 大丈夫?」
 痛ぇなコンチクショウ! しかし、ビクともしやがらない、ってことは俺たちは閉じ込められちまったということになるな。
「……ど、どうしたらいいの?」
 さてな、体当たり戦法はもう無駄だろう。三階から転落覚悟で窓ガラス側にやったとしても多分結果はさっきと変わらないだろう。
「ねえキョン……そもそも、一体なにが起こってるわけ?」
「さっきお前が冷蔵庫に変な魔法掛けたからじゃないのか?」
「もう、ふざけてる場合じゃないでしょ!」
 ハルヒは自分の行為に全く自覚がないのか、俺の言葉を信用しようとはしなかった。
 ふと俺は壁に吊るしてある温度計を見る。だがそれは、目盛りにはマイナス二十度まで記してあるものの、それ以下の値であることしか確認できないぐらいの役立たずでしかなかった。
 さっき長門は何て言ってたんだっけ? 確か三時間後には元に戻るとかだったな。ってことは、あれから計算すると……あと二時間ちょっとはこのまま……いや、もっと冷えるってことなのか。
 試しに電気ストーブのスイッチを入れてはみたものの、焼け石に水の正反対と言うか、全く熱源として効果がないことに俺たちは戦慄を覚えた。
「ねえキョン……」
「なんだ?」
「……寒いわ」
「ああ、寒いな」
「…………」
「…………」
「……ねえ」
「……さっきから何だ一体?」
「あんた、何とかしなさいよ!」
「何とかって……どうすりゃいいんだ?」
「あたしに訊かれてもわかんないわよ」
「だったら俺に訊かれても解らん」
「……役立たず」
「ああ――本当に役立たずだな」
「……バカ」
「へっ?」
「どうしてそんなに淡白なのよ、あんたは! なにをそんなに諦めちゃってるわけ?」
「……ハルヒ?」
「あたしは……こんなので凍え死んだりするのなんてイヤ!」
「…………」
「まだまだ遣り残したことはいっぱいあるし、言いたいことだって……肝心なこと、全然言ってないのよ。それなのに……こんなのって」
 あれだけ好き放題やらかしたり言ってのけたりしてたと思うのに、こいつはちっとも満足してないのかよ。
 てなことを考えながらも、何故か俺はハルヒを背中から抱くと、その場にあったパイプ椅子に腰を下ろした。
「ちょ、ちょっと……キョン?」
「動くな。じっとしてろ。今は緊急事態だからお互いに少しでも体温を逃がさないようにするだけだ。勿論疚しいことなんて何も考えてないぞ」
「あ、当たり前でしょ、このエロキョン!」
「って、だから動くなって……ハルヒ?」
391SS:Refrigerator Panic! 3/3:2009/02/20(金) 20:54:39 ID:53XQbEVx
「どうせならこの方が体温逃げないでしょ?」
 ハルヒは身体の向きを変えると太股に跨るような格好で、俺の首に抱きついてきた。
「あくまでも緊急事態なんだし、恥ずかしいとか言ってらんないでしょ? 言っておくけど、妙なこと考えたりしたら承知しないんだから!」
 ああ、確かにその通りだ……なんだが……その、なんというか、正直自信ない……色々と持て余してしまうかも知れん。
「確かこんな極限状況の場合って、男よりも女の方が生存確率って高いらしいじゃない?」
 何かどこかで聞いたことがあるような気もするが、今の俺はそれどころじゃ……ってイカン、イカンぞ。鎮まれ、この煩悩の塊め!
「ちょっとキョン、聞いてる?」
 ああ、そんなに余裕はないけどな。
「バカ、しっかりしなさいよ! あたしだけ助かって、あんたは……なんて、そんなの絶対にイヤよ、あたしは」
「……ハルヒ?」
「さっきも言ったでしょ……『肝心なこと』を言ってないって」
 ハルヒの顔が俺に触れる。とっくに皮膚の感覚は失われていると思ったのだが、ハルヒの真っ赤頬はその色が示すかのように熱く感じられた。
「だから……二人で……二人とも……助からないと、意味ないのよ」
 俺は既にまともに動かなくなっている手を無理矢理動かしてハルヒの頭を抱えた。ハルヒは俺に圧し掛かった状態でぐったりしている。余計に体力を消耗しないように敢えてそうしているのか、それとも……、
「おい、ハルヒ?」
「ごめん……キョン……何だか……とっても眠たく……なってきちゃって……」
 こういう場合、眠っちまうのはマズイらしいのだが、どういう理由だからなんだっけ? 確か睡眠中は体温が低下とか……ってヤバイ、俺も意識が朦朧としてきた。
「キョン……お願い……せめて、あんただけでも……」
「……アホか……お前がさっき言ったんだろ……二人とも……助からないと……意味、ないんだって……」
 余りに意識が朦朧としていたせいなのだろう――俺は、目を閉じると、ハルヒの唇に……。



「――おや、気が付きましたか?」
 ってここは一体……ベッドの上らしいが……どこなんだ? それに……古泉?
「ここは保健室ですよ。つい先程、長門さんが部室内に侵入を果たして、お二人を救出することができたというわけです」
 二人……ってことは、
「ハルヒは?」
 古泉が背後に振り返る――その先には、俺と同じようにベッドに横たわっているハルヒと、その手を握り締めてポロポロと涙を零している朝比奈さんの姿があったのだ。
「ぐすっ……涼宮さん……ほんとに……よかったです……ふえぇ……」
「凍傷および低体温の症状は特に散見されない。ただし、非常に危険な状態だった。当初の状況分析を誤り救助に手間取ったのはわたしのミス。……反省する」
 って長門か。何を謝ることがあるんだ? お前が俺たちをこうして無事に助けてくれたんじゃないか。むしろお礼を言わなければならないのはこっちの方だぜ。
「…………」
 ちなみに、例の冷蔵庫の魔法とやらはとっくに効果を失って元通りだそうだ。おまけに故障していた部分も長門によって修理されたらしい。アフターケアまで万全じゃないか。

 さて、いつまでも居残ってるわけにもいかないので、俺たちはさっさと保健室から撤収した。
 ああ、眠ったままのハルヒは――俺の背中だ。要するに俺はハルヒを家に送り届けてやらないといけないわけで――まあいいか。
 そして、何故か俺がハルヒの家まで辿り着いた時点でもこいつは目を覚ますことはなく、お袋さんに事情を説明をするのに俺はたっぷりと冷汗をかいたのだった。

 翌朝の教室にて。
「ねえキョン? 昨日のことだけど」
 ほーら、おいでなすった。
「ああハルヒ、お前が部室で居眠りしたまま全然起きないから、俺が家までおんぶして送り届けてやったんだからな。なに、別に感謝しろとかそういうつもりはなくってだな……」
「違うわよ、バカ……ちょっと立って、あっち向きなさい!」
 へっ? こう……って何故いきなり背中に抱きつくんだ、お前?
「うーん……やっぱり何か違うのよね。じゃあ、次はそこに座んなさい」
 と、ハルヒは俺を座らせ、昨日の再現よろしく正面から跨るように俺の首元に抱きついてきた。途端に教室内で歓声が上がる。
「うん、やっぱりこの感じよね」
「おい……ハルヒ」
「なによ?」
「その……みんな見てるんだが」

 次の瞬間、ハルヒは俺の頭を拳骨でブン殴ると、真っ赤な顔を机に伏せたまま一日中まともに聞き取れない文句をブツブツと呟き続けていたのだった。
 しかし俺って――本件では丸っきり被害者だと思うんだがな、コンチクショウめ。
392名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 21:09:20 ID:M+Brj7IN
>>391
GJ!!!!!しかし朝比奈さん、蒸発はしないだろ!
相手がキョンじゃなかったら確実に告白と思われるであろう台詞をさりげなーく言ってみるハルヒが可愛いな。


ガチャのフィギュア、アタリハズレがあるのはもはや言わずもがなだが、一つだけ言おう。
…………………、キョンはヒドいぜ。あんなクオリティじゃハルヒと並べられん。
393名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 21:40:09 ID:1nMRCgX0
風が強くてカチューシャを飛ばされたハルヒ
後に野良犬に拾われて鶴屋山から発掘される
394名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 22:01:32 ID:Uvo3vOr2
頭の統率がとれなくて倒れこんだままエネルギー切れで動けなくなっている
真っ黒な体のヒドラの子供を見つけたので
ドラゴンキョンの背中に乗せて野宿できそうな場所を探すハルヒ
395名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 22:11:08 ID:CNYjO373
3話更新のお知らせ
396名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 22:41:35 ID:DoPlvWga
見てきた
ハルヒの出番が多いのは単純に嬉しいが、半分こなたになってたなw
397名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 22:48:21 ID:HBC/h6jB
>>391
GJ!
にやにやがwww

>>392
第一弾が再び出るらしいぜ…またポニテを一体増やすかもしれんw
398名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 23:16:14 ID:d4AGxGyN
>>391
GJだっぜ!俺も抱き合いねい。

>>395
見てきた。やはりかわゆい……
399名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 23:21:25 ID:zAOt30nn
声もこなただけど、作画の方も口元がこなたっぽい形にw
400名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/20(金) 23:46:49 ID:301NUAxN
カチューシャの上にゴーグルを頭に乗せ、ジェットボードで空を滑るハルヒ
401名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 01:32:36 ID:9gnMGIyr
カチューシャ係にキョンを任命するハルヒ。

カチューシャ係=カチューシャをつけたり外したりする係
402名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 01:36:31 ID:wQXs5HVT
おいおいソレは何時してるんだよw
403名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 08:53:46 ID:uk2BKE7O
>>399
まんが(ぷよ)の口元もあんなじゃなかったっけか

>>402
風呂の前と朝だな
404名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 09:00:44 ID:y/vHlx9W
いや、あの口元はわざとこなたを意識してるだろww
405名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 10:06:18 ID:9RgXtHvZ
>>401-402 を受けて)

ハルヒ:さあキョン、カチューシャ係の出番よ!
キョン:やれやれ。ほらよ。(とハルヒのカチューシャをはずす)
ハルヒ:きょーん♪
キョン:のあ! いきなり抱き付くな!
ハルヒ:だって、目の前にキョンがいるんだもん(ごろごろ)♪
キョン:やれやれ。ほい。 (とハルヒにカチューシャを装着)
ハルヒ:ちょっとキョン! なんですぐに付けるのよ。
キョン:いや、愛されるのも楽じゃないな、と思って。

406名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 11:06:46 ID:WCOzw4EW
カチューシャで団長モードかw
407名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 12:14:42 ID:WCOzw4EW
そういえばさっき「団長」と打とうとしたら間違って
「団地王」
と打ってしまった……。
なんだ団地王って。
408名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 12:30:54 ID:9RgXtHvZ
団地妻の王かな?

それだと団地女王かwww?
409名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 12:45:07 ID:WCOzw4EW
団地という灰色のジャングルの帝王なのかw
410名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 13:06:19 ID:miNCzXon
売れない集合住宅団地を様々なイベントと驚嘆的な手腕で活性化させた女子高生がいた。
人々は経緯をこめて彼女を『団地王ハルヒ』と呼んだという。
411名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 13:12:59 ID:R7v0w3dZ
最近、マンションのデベロッパーの倒産が多いから、
これをハルヒが買収して大もうけする話なのか?
412名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 13:55:31 ID:uhhQrunv
こち亀展開の予感……w
413名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 14:03:13 ID:+sy9NDB0
キョン「ハルヒ!ハルヒはどこに行った!」

みくる「さっき長門さんと一緒に孤島に旅立つと言って、行っちゃいましたが・・・?」
414名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 14:25:12 ID:jsbxzVAK
あれ、だとするとハルヒは最後調子に乗った挙句自滅の末借金王になるぞ
415名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 14:41:43 ID:uhhQrunv
なら、
ハルヒ「キョン!キョンはどこ!?」
みくる「さ、さっき古泉くんと京都に修行に行くと言ってましたぁ〜!?」
逆にしてみた
416消失の転落時SS 1/3:2009/02/21(土) 15:45:22 ID:GsqKp0z7
消失の階段転落後を妄想しました。
初SSで至らない点も多いかと思いますが、温かい目で読んでもらえれば嬉しいです。


 あんな思いは二度とゴメンよ。
静かに寝息を立てるキョンを見つめながら、意識が身勝手に3日前の事を思い出させてしまう。

 かねてから考えていたクリスマスパーティー計画をSOS団団員に披露し、準備のため買い物に出かけようとみんなで部室を出るところだ。相変わらずキョンは私の提案に苦々しい顔をしているがいつものこと。それでも彼が楽しんでくれているのを私は知っている。
友達、いえ仲間とクリスマスを過ごすなんて初めてのことだから私は浮かれていたのだ。トナカイのかぶり物を着けて苦い顔のキョンを想像して、つい顔がにやけてしまい、みくるちゃんに不安そうな顔をされてしまった。

 外は冬の早い夕闇でつつまれ、部室を出ると廊下の明かりがSOS団部室の区画だけ点いている。旧館は私たちだけになっているようだ。部室のある2階から1階渡り廊下への階段にさしかかる。順番は私とみくるちゃん、小泉くん、有希、最後にキョンだったと思う。
小泉くんの「あっ」という小さい声と同時に、みくるちゃんの横をキョンがフワリと横切るのをみて「え?」と声が出てしまった。横切るキョンが滑るように横切る不自然さよりも彼が眠ったように目を閉じていたのに目を見張ってしまった。
「ひゃ〜〜っ」と身をすくめるみくるちゃんを残して、キョンは身を守る仕草もなく、声もなく、まるで人形が階段を転げ落ちるように転げ落ちた。そして踊り場の硬い床に「ごちっ」と床に卵を落とした時の音を鈍く盛大にしたような音が響いた。

 みんな時間が止まったように動かない。数分か、ほんの数秒なのかも知れない。誰も動かなかった。動けなかったのだ。誰もが彼が動きだすのを待っていた。
ざわりと音を立てて、一瞬で全身の皮膚に無数の虫が這い回り衣服を肌から浮き上がらせるような感覚が走った。足下から重力感が無くなり、とっさに手摺りに寄りかかり体を支える。何が起こったのかまだ理解できていない。
私は手摺りにすがりつきながら大きく息を吸い込んで「キョン」と叫んだ。言葉になっていなかったと思う。がらんとした旧館廊下に共鳴して爆発音のような絶叫になっていた。「ひぃいいい」とみくるちゃんは頭を抱えた。
とっさに小泉くんが彼に駆け寄る。追ってみくるちゃんがアワアワいいながら駆け寄っていく。
小泉くんは、すでに涙をこぼさんばかりにすがりつこうとするみくるちゃんを片手で制して、キョンの口元に注意深く耳を近づける。普段の微笑で包まれた顔は、まるでロウで固められたかのように硬直して青ざめていた。
私はいらいらして叫んだ。
「小泉くんっ どうなってるか早く教えなさい」
「息をしています 死んではいません」
おかしいじゃない なぜキョンは動かないの。

 有希が私の側に立ち私をじっと見る。彼女の目からは何も読み取れなかったが、視線を外す様子が何か謝っているような気がした。この状況にそぐわない落ち着いた足取りでキョンの側に行くと、なぜか2人が有希に救いを求めるように見上げる。
「…救急車」
小泉くんがはじかれたように携帯を取り出して電話をかける。そのあいだに有希はキョンの側にちょこんと正座すると、そっと手を彼の頭にあてる。みくるちゃんはその様子を祈るように見守っている。
417消失の転落時SS 2/3:2009/02/21(土) 15:48:00 ID:GsqKp0z7
「このっこのっこのっ」
その時私は階段に座り込んだまま自分の腿を拳で強く叩いていた。救急車の他にもあちこち連絡しているらしい小泉くんが慌てて駆け寄ってきた。後で聞いたがその時の私は鬼のような顔だったらしい。恥じる。
「何やってるんですか涼宮さん やめてください」
「もうっ 膝が言うこと聞かないのよっ」
涙目になっているのが自分でも分かる。そこへいつの間にか有希が立っている。
「…彼は大丈夫 私は教師へ連絡してくる 小泉一樹は校門へ行って救急車を誘導して」
肩越しに下を見るとみくるちゃんがキョンの名前を呼びながら泣いている。キョンは?
「大丈夫だ」
有希は真っ直ぐ私を見つめて言う。医師でもない有希の言い切る言葉になぜか少し安堵する。

小泉くんの手を借りて彼の側へ座り込むと周りが騒がしくなってきているのに気がつく。それはそうだ、私の声はただでさえ大きいがさっきの声は旧館をメガホンにした大音響だったはずだ。
キョンはまったく動く気配がない。苦痛の表情もない。眠っている?ちがう。呼吸はしているが寝ているのとは違う異様な様子が私に嫌な感覚をよみがえらせる。
これは変よ。まずいわよ。本当に大丈夫なの有希。彼のだらんと伸びた手におそるおそる触れると体温を感じる。そっと持ち上げて両の手のひらで包む。彼の体温が私を安心させるのが分かる。心配そうにみくるちゃんが泣き腫らした目で私を覗き込む。
「大丈夫よ 私が言うんだから絶対よ」

 5〜6分すると救急車のサイレンが校門を入り近くで止まるのが分かった。ストレッチャーを抱えた救急隊員を携帯を耳に当てながら小泉くんが先導して玄関を入ってくる。
玄関周りでは部活で遅くまで残っていた生徒たちが不安そうに覗き込んでいる。救急隊員は丁寧な口調と手で私たちを離れさせると、状況はすでに小泉くんが説明したらしく、耳元で彼の名前の連呼からはじまり一連の作業を淀みなくスムーズに進めていた。
少し離れて小泉くんが携帯に向かって何事か険しい顔で話し込んでいる。聞くとはなしに漏れ聞くと怒られながらもなにか指示を出しているようだ。
救急隊員が彼をストレッチャーにのせ運び出す。有希は大丈夫と言ったが、ストレッチャーに横たわる彼は動き出す気配が微塵もない。
寄り添うみくるちゃんはさっきから何度彼の名前を呼べば気が済むのだろう。済むわけはないのは知っている。私の膝は笑うのを止め、一人で何とか歩ける状態に落ち着いていた。
駆け込んできた先生に小泉くんが説明をしている。遠巻きにする生徒たちの前を通って救急車へ彼を運び込む。
説明が終わっていなかったのだろう。先生数人を引き連れながら小泉くんがメモを持って駆け寄ってくる。
「この病院へ直行してください すぐに彼が治療を受けられるように待機させてあります」
「分かりました確認してみます 付き添いの方おられますか?」
もちろん私が行くに決まっている。
「彼女を連れて行ってください 彼に関する全てを仕切ってくれます」
救急隊員が納得したように私を一瞥すると手招きして乗り込ませてくれた。
「涼宮さん 彼の家族への連絡や後のことはこちらでやりますので彼を見て上げて下さい 後ほど連絡します」
「ありがとう小泉くん みくるちゃんもあとよろしくね」
有希の姿を探したが見つけられずにいると、ドアがバタンと閉まりサイレンとともに静かに動き出した。
418消失の転落時SS 3/3:2009/02/21(土) 15:50:18 ID:GsqKp0z7
 静かな病室で空調のダクトから出る風切り音だけがコーコーと静かに響く。
今日で3日目になる。あの瞬間がどうしても頭をグルグル駆けめぐるのだ。駆けつけた家族は息子の不注意ぶりを恥じ入っていたが、私は頭を下げっぱなしだった。出来ることが頭を下げるしかなかったのだ。彼の妹にも謝ったが逆に慰められてしまった。
奥歯をぎりりと噛みしめながらスカートの上から腿をさする。
あれから叩いた腿が青あざになってしまっているのに気がついた。あの時は何の感覚もなかったが、まだ引かないので丈の長いスカートで隠している。寝袋にも寝間着代わりでちょうど良い。
彼の鼻先まで顔を近づけてしばらく凝視する。変化無し。あれから何度となく繰り返す。泣きたくなる。これで起きないはずがないのに。
もう一回試してから休もうと思い、顔を鼻先に近づけると同時にドアが開き小泉くんがしまったという顔で立っていた。
キョンが目を覚ましたときに誰かがいるように団員は交代で彼を見舞うことに決めていたのだ。
「なによ ちょっと動いた気がしたから覗いてるだけよ」
「まぁ気にしてませんよ それより休んで下さい 私の番ですよ」
そういうと買い物袋から林檎を取り出してテーブルの籠に入れる。籠は増えていく果物で一杯なのにかまうことなく彼は誰も食べること無い果物を買ってくる。いつも何個か皮を剥いては皿に置いている。彼なりの優しさなのだろう。
「キョンは…」言いよどんでしまう。
「大丈夫ですよ 涼宮さん 大丈夫です」
そうねという顔をしてから、ひょいと肩をすくめる。みくるちゃんが来たら起こすように頼んで寝袋に入った。
また嫌な思いがグルグルと頭を回り始めるので楽しかった事を思い出すことで押し込める。ほんとにキョンはバカのくせに文句ばかりで呆れ顔ばっかりで素直じゃないし。
困るのよ。ちゃんと文句言ってくれないと。ほんとに困るのよ。勝手に寝込んでんじゃないわよ。早く目を覚ませ。目を覚ませ。目を覚ませ。
419消失の転落時SS ゴメンもう一つ(ー_ー;):2009/02/21(土) 15:51:01 ID:GsqKp0z7
 羽虫がまとわりつくように顔をつねられる。ママ、ちゃんと起きるからもう少し寝かせて。って、……ちがう。
ぎくりとして目を見開く。明かりに慣れない目のせいで輪郭しか分からない。しかし間違いなくこの影は彼だ。キョンだ。寝袋に入っていることを忘れて飛び起きたのでゴロゴロと無様に転がってしまうがそれどころではない。
彼が目を覚まして私を見ている。その姿を見た私は嬉しさの余り何を言っていいのか分からなくなってしまった。一気に涙が出そうになってしまうのを憎まれ口を叩いて誤魔化しまう。バカハルヒ。
「心配かけたようだな すまない」
泣きそうになる。彼の胸に飛び込んで思いっきり泣きたい。でもやっぱり素直じゃない言葉ばかりが口を突く。段々腹が立ってくる。このバカハルヒ。
少しするとみくるちゃんがきた。彼女は本当に素直だ。羨ましいくらいにキョンの回復を喜びで表現する。小泉くんは普段の微笑でみんなを眺めている。有希がこの場にいないのは残念だが、また明日からいつものSOS団だ。
体中の血が沸いてくるのが分かる。これでこそSOS団よ。

 部屋が落ち着き、小泉くんがあちこちへの連絡なのか席を外し、みくるちゃんが花を取り替えに部屋を出る。パイプ椅子に座ってベットに付き添う私に、キョンがスカートめくってみろと言ってきた。
乙女に向かって何をぬけぬけと思ったが、小泉くんに聞いたのだろうか、こういう事には異常にめざといのがキョンだ。私がかすかに歩き方が変なのに気がついたのだろう。
ジッと彼の目を見るとやたら真剣なので、ムッとしながらも少しめくって腿のあざをちょっとだけ見せた。
難しい顔で私の腿に手を伸ばす。が、すぐ上で思いとどまるように止まる。
「もう、なにしてんのよ」
彼の手を取って腿にのせてやる。彼は驚いた顔をしたけど優しくさする。彼の顔を伺い見るとじっと私の腿を見ている。恥ずかしい。
「これはどうした?」
「あんたが転げたとき 言うこと聞かなくなって動かないんでちょっと気合い入れたのよ」
「…ごめんな」
「謝ること無いわよ これは私が勝手にしたんだから そのうち引くわ それより撫ですぎ」
彼は自分のしていることに気がついたのだろう。真っ赤になって手を引っ込めた。でも、よいきっかけを作ってくれた。
「キョン あなたは私がどれだけ喜んでるか分かってないわ これは大サービスなんだからね」
「たぶんハルヒも俺が帰ってこれてどれだけ嬉しいか分かっていないと思うぞ」
「うれしい?」
「ああ」
「わたしもすごく嬉しい」
見つめ合う時間が長すぎることに気がついて二人とも俯いてしまう。
帰ってこれてなんて変な言い方だが、細かいことはどうでもいい。素直に言えた自分が嬉しかった。これだけ素直になれるなら、あざも出来た甲斐があったというものね。
またひとつ彼と近くなれた。
420名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 16:34:22 ID:c+sgJ5/w
初でこれなら上出来と思う。
421名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 16:59:38 ID:wQXs5HVT
いい出来。かなり。こういうのイイな。なんか。GJ!
ただ粗が多すぎるな。誰かが突っ込むと思うから俺が先に全部突っ込んでおく。
小泉→古泉。古泉「私」→「僕」、ハルヒ「私」→「あたし」
次は気をつけて。期待してます。
422名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 17:05:55 ID:p8aJlIDx
>>419
初歩的ミスが大杉だな
特にハルヒの一人称間違いはキャラを理解してない証拠
SSの書き方の指導まで書かれてるスレでやるミスじゃない
423名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 17:11:44 ID:m91kDlrH
>>419
良いんじゃないかな
ちと、ハルヒがキョンを「彼」って連呼するのが気になるが
424名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 17:31:24 ID:t0Tmb6yv
心理描写ならではだしそれはあまり気にならなかったな。

しかし俺も最初のやつは朝比奈さんが朝日奈さんになってて、大層恥ずかしかった覚えがある……
425消失の転落時SSの中の人:2009/02/21(土) 17:38:46 ID:GsqKp0z7
みなさんご批評ありがとうございます。
ご指摘恥ずかしいばかりです(;´_`;)
426名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 17:39:56 ID:/wMbl41+
>>416-419

携帯書きの俺は変換予測があるから漢字間違えは無いが、ハルヒの「あたし」は間違えたらいかんよな
まぁ悲しいことにハルヒちゃんでも直ってないところがあるくらいだし同人誌でもあるくらいだからなんとも言えないが
427名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 17:41:36 ID:jDIaCkTN
>>419
ハルにゃんハルにゃん言っててやっぱり原作読んでないんだなw
428名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 18:07:33 ID:t0Tmb6yv
ハルヒちゃんは横にルビが振ってなかったっけ。
振り忘れがあるのか。
429名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 18:23:33 ID:/wMbl41+
>>428
単行本では直ってるっぽいと思ったが2巻のP60とかはわたしのままだった
あとは最近なら少年エース3月号でも同じく
430名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 18:31:45 ID:jsbxzVAK
黒いカチューシャを付けるとツリ目になり、牙が生えて小悪魔キャラになるハルヒ
431名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 18:48:01 ID:t0Tmb6yv
>>429
そうかぁ。頼むぜ担当。

>>430
普通に可愛いと思えるから困る。
432名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 18:54:07 ID:t4uws7Hk
>>419
内容は良い感じだが一人称や二人称などの間違いが多過ぎて残念で仕方が無い
どれだけ物の書き方を理解してないのかと問いただしたい。
今後も同じ間違いをするなら書かないほうがまし
433名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 19:01:20 ID:9RgXtHvZ
>>416-419
このところ初SSの人が多くてうれしいぞ。

呼び名の間違いなんて次はなおるさ。GJ!!
次回作、期待してるぜ!
434名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 19:06:11 ID:O6svsMns
>>432
いや、物の書き方そのもので重要なのはそこじゃないだろ。
二次SSでは原作あるから大事だけどね。
俺はハルヒの「あたし」が「私」になってるくらいだったら気にはしないな。
435名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 19:19:35 ID:mhTPZomf
おい、お前ら!

よく書店に貼ってあるハルヒの画像が欲しいぞ。

どういう画像かというとだな・・・。

制服姿のハルヒが仰向けになっていて、舌をペロっと
出した表情で、右手でチョキをつくっているヤツだ。

持ってる香具師はとっととUPしろ!

・・・じゃなくて、UPしてくださいお願いします。m(_ _)m

436名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 19:23:09 ID:p5PjyHVC
小泉は名称間違いの鉄板だよなw
多分、元総理の影響もあるんだろうけど。
変換から遠い「長戸」はさすがに見ないけどw
437名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 19:24:33 ID:/wMbl41+
>>435
ああいうの欲しいよな

前秋葉原のエスカレーター横に貼ってあった激動の長いポスター剥がして良い?って友達に言ったら本気で止められた
そんなに本気に見えたのか俺…

時々雑誌のプレゼントにポスターあるが当たる気がしない
438名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 19:34:19 ID:O6svsMns
古泉はハルヒが生理の日はきっと大変なんだろうなって思う。
439名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 19:37:40 ID:6lFKcNSC
なあに一人称、二人称なんてまとめサイトに載っける時に修正しちゃえばいいだけ
重要なのは消失のハルヒには勢いでこれを書かせてしまうだけの魅力があるってことさ

それはそれとして
個人的に、ハルヒ→キョンは「彼」でなく「あいつ」「キョン」「あのバカ」あたりがあってると思う
440名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 19:40:34 ID:O6svsMns
>>439
キョンってドMだな…
441名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 19:50:55 ID:Xo3npE7h
>>438
生理のイライラは別の種類のイライラだろうからいちいち発生しない気がするな。
どうしようもない、鬱屈した感情が閉鎖空間を作ってるようだし。
442名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 19:53:51 ID:5zZ/OLLK
身体的なものでは閉鎖空間は発生しないんじゃなかったっけ
443名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 19:57:50 ID:p5PjyHVC
>>437
友達に聞いてどうする!店員に聞くんだ!
……たまにくれるときあるぞ。
444名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:03:15 ID:9RgXtHvZ
タテがヨコを呼ぶときの呼び方

 →  ハルヒ  キョン  長 門  みくる   古 泉
ハルヒ あたし  キョン  有希  みくるちゃん 古泉君
         あんた
         あいつ
         あのバカ 
キョン ハルヒ   俺   長門  朝比奈さん  古泉
    おまえ 
長 門 あなた  あなた  わたし あなた    あなた
    涼宮ハルヒ
みくる 涼宮さん キョン君 長門さん わたし    古泉君

古 泉 涼宮さん あなた  長門さん 朝比奈さん 僕
              彼女   彼女


・・・なんか適当だが。
445名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:07:42 ID:c+sgJ5/w
エロキョンも足そう
446名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:08:43 ID:5zZ/OLLK
じゃあバカキョンも
447名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:09:49 ID:/wMbl41+
>>443
駅のポスターとかばかでっかい垂れ幕みたいなのは何処に行けばwww
448名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:16:49 ID:p5PjyHVC
……駅員さん?
449名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:21:41 ID:dwOIAKJg
>>439
呼び方も分からない原作未読ニワカにSSを書かせることを推奨する流石ハルにゃん(笑)のファンww
450名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:22:20 ID:6lFKcNSC
でかいモノになると破棄を義務付けられたりするから難しいだろうな
さらに駅貼りポスターとかになると広告料払って設置してるわけだから
それを勝手に譲渡とか転売とか、危ない橋渡ることになると思うのだが
451名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:24:16 ID:Xo3npE7h
っ機関の社員になる
452名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:26:39 ID:xqVUuVNn
オクで売るバカがいるから契約上絶対に譲っちゃダメらしいよ
勿論職員が持ち帰るのもNG
453名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:32:21 ID:Xo3npE7h
あぁそうかその手のやつは広告だもんな。
454名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:32:52 ID:/wMbl41+
>>450>>452
ですよねー
………orz

まぁそれはそれとして前もここで言ったが、近くに結婚式場とか貸し衣装店があるんだが、その近くを通る度にハルヒのウェディングドレス姿を想像して悶えるんだ
…だから何だと言うツッコミは受け付け無い
455名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:37:45 ID:p5PjyHVC
いいこと思いついた!
デジカメで写真取ってデッカく現像すりゃ良いんじゃね!?
456名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:56:43 ID:/wMbl41+
>>455
その発想はw
SDカード内の画像を印刷(写真に現像)出来るやつでハルヒの画像を現像したんだが凄く画質が粗くなったのを思い出したw
457名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 20:57:41 ID:1qPmr7Sr
お前ら知ってるか?

キョンはハルヒのことは眼中にないんだよ
変な女は異性として見ていないんだよ
458名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 21:00:59 ID:t4uws7Hk
呼び方もまともに書けん奴が勢いでSS書き出して途中で放置してるのあるから
初期の頃の未完のやつアレどうなっただよって言いたい

初めてが数レス消化するのも既出系の改変か改悪
そのくせ一人称間違いは確りする
褒めるのも大事だが注意しないと変なのとクロスさせて邪気眼開眼するから
キョン魂どうなった?
夏頃あったキョンの同窓会の続きは?
書かないなら最初からUPすんな!
459名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 21:06:58 ID:Xo3npE7h
>>456
それは携帯用に変換したやつだからじゃね?
俺はプリンターで印刷したやつを100均の写真用額縁に入れてるw
結構イケるぞ。
460名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 21:07:11 ID:6lFKcNSC
>>456
やっぱり今のデジカメレベルじゃアナログと違って情報量少なすぎてダメかね?
461名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 21:10:45 ID:/wMbl41+
>>459
もっかいやってみっかなw
>>460
どうだろ
すまん、デジカメ持って無いからわからん

まぁやるんだったらあのジグソーパズルのウェディング3人娘のをちゃんと飾りたいんだよなぁ
462名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 21:32:28 ID:rL3ji7hA
ネカフェ→画像を保存→ネカフェのプリンターで印刷→ウマー

これでどうだ。
463名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 21:37:16 ID:pfJRKbLA
夜明け頃の砂漠でパレオを広げて踊るハルヒ
464名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 22:18:14 ID:+1dknirM
胸騒ぎの腰つきってやつかー!
465名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/21(土) 23:05:32 ID:rL3ji7hA
胸が騒ぐぜ……
466反省は済ませた:2009/02/22(日) 00:53:23 ID:ZU4gVPsZ
2月22日は『猫の日』

キョン「と、言うわけでハルヒプレゼントだ。」
ハルヒ「何が『と、言うわけ』か分からないけど、折角だしも、貰って上げるわ。」
キョン「そうか。じゃぁ早速。」
ハルヒ「何かしら(キャー!キョンからのプレゼント(//∇//) )……何これ?」
キョン「見て分からんか?猫耳に尻尾に鈴付の首輪だ。ぜひ明日からソレを付けてくれ。」
ハルヒ「キョ……キョンの…」
キョン「?なんだ?」
ハルヒ「キョンの馬鹿ぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!!!!!!!」
キョン「グエッ!」


次の日

谷口 「…なぁ国木田よぉ。」
国木田「なんだい白石。」
谷口 「名前間違ってるよ!ソレよりアレなんだ?」
国木田「ん?猫耳と尻尾と鈴を付けた涼宮さんがキョンに甘えてるだけだよ。ソレがどうしたの?」
谷口 「…お前オカシイとか思わないか?」
国木田「アレをおかしいとか思ってる時点で白石の負けだよ。器の小さい人間だね。だからモテナイんだよ。」
谷口 「ちくしょーーーー!ごゆっくりーーーーーー!!」
阪中 「猫耳涼宮さん(*´Д`)ハァハァ」
467名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 01:08:10 ID:HBqE0s/v
不思議探索中に街を歩くハルキョン
進むうちに街並みがどんどん古くなり、気付いたら昭和40年代のド田舎町にタイムスリップしていたという
468SSハルヒと親父 外伝ー或る日の出来事:2009/02/22(日) 01:08:20 ID:UsqKwayU
ハルヒ:親父、今日はやけに恋愛映画ばっかり見てるわね。
親 父:これで4本目だ。
ハルヒ:ったく、胸焼けしないの?
親 父:とりあえず必ず泣くことにしてるからな。見る度に心が清らかになるようだ。
ハルヒ:あ、そう。
親 父:おまえこそ、さっきからうろちょろしてるな。いっしょに見るか?
ハルヒ:誰が!?
親 父:恋愛映画なんて役には立たんぞ。映画が教えてくれるのは、映画ならこの先どうなる
か観客なら誰だってわかるのに、当人たちにはそれがわからないってことだけだ。
ハルヒ:知らないわよ!
親 父:「恋愛は精神病」主義者だもんな。
ハルヒ:別に「主義者」じゃないわよ。
親 父:ところで、キョンの奴は元気か?
ハルヒ:うるさいわね!
親 父:何を怒ってるんだか。
ハルヒ:怒ってないわよ!
親 父:知ってるか? こういうのは母さんがくわしいんだが、古代ギリシアの名医ヒポクラ
テスが「恋は精神病の一種」と言ってるそうだ。
ハルヒ:あ、そう。
親 父:もっともヒポクラテスは、「女であることは一種の病い」だと言ってるらしいが。
ハルヒ:なによ、それ?
親 父:詳しくは知らんが、医者なんてそんなもんだ。もっとも、ガイ・ベラミイってやつは、
「生命(いのち)とはセックスで感染した病気である」と言ってるらしいが。
ハルヒ:いいかげん、黙りなさい。
親 父:ナントカと馬鹿は一生治らないってことだ。
ハルヒ:たった今、ここで、治してあげようか?
親 父:次の映画はお薦めだぞ。『或る夜の出来事 It Happened One Night』(1934)。DVDを
キョンに貸しとくから暇なときにでも見るいい。笑えるぞ。古い映画だが、アメリカ映画協会
が選んだコメディ映画オールタイム・ベスト100の第8位に入ってる。その後、世界中の恋
愛コメディのお手本になった。
ハルヒ:いつの間に、そんなもの貸借りしてるのよ!
親 父:気にするな。匿名で一方的に送りつけてるだけだ。あとで回収しといてくれ。
ハルヒ:誰がするか!
親 父:ストーリーはよくある話で、というかその後の恋愛コメディがこの映画の真似をして
るんだから当然だが、じゃじゃ馬娘とそれに手を焼きながらつきあってやる男とが、最後には
結ばれるって寸法だ。
ハルヒ:ケンカ売ってんの?
親 父:ストーリー中盤でな、男とヒロインはモーテルにしけこむんだが、何もしないんだぞ。
二人のベッドの間に、毛布をつるしてな、この「壁」は聖書でジョシュアのラッパの音でくず
れたあの壁より強いとか、第一俺はラッパなんて持っちゃいない、とかなんとか言うんだよ、
その男前が。なあ、腹立たないか?
ハルヒ:知らないわよ!
親 父:まあ、あとの方では男の方はちゃっかり、おもちゃのラッパを用意してくるんだけど
な。あ、すまん、ネタバレだ。
ハルヒ:怒るポイントはそこじゃないわね。
親 父:おもちゃのラッパで甲斐性ある男になれるんだから安いもんだ。というわけで、これ
はキョンに送っとく。親父推奨。
ハルヒ:そこになおれ!バカ親父!
469名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 01:14:19 ID:XXJBxTfO
深夜帯に入ったとたん暴走しだしたなw
おまえらGJ!
470反省は済ませた2:2009/02/22(日) 01:36:52 ID:ZU4gVPsZ
2月22日は『おでんの日』
(朝倉スレ発Wiki確認速攻ネタ)

キョン「今夜は何が良いかな?」
ハルヒ「まだまだ寒いから鍋なんてどう?」
キョン「そうだな。まぁハルヒの鍋は旨いし、妹も母さんも好きだから良いか。」
ハルヒ「じゃぁ今から買い物いきましょ♪」
朝倉 「ちょっとまった!」
キョン「む!この声は!」
ハルヒ「出たわね!この泥棒猫!」
朝倉 「残念だけど今日は『おでんの日』よ。今日のために丹精込めた朝倉特性朝倉汁入りおでん!心行くまで味わってキョン君。」
ハルヒ「キョンはあたしんだ〜!誰もさわるんじゃない〜!!」
朝倉 「悪いけど、コレは引けないわ!恋愛は戦争よ!」
ハルヒ「臨むところよ!こうなったらドッチがより美味しいおでんを作れるかで勝負よ!」
朝倉 「受けて立つわ!」
キョン「……もう如何にでもしてくれ。」


長門 「……ちょっと顔貸せや似非執事。」
古泉 「…あの長門さん、何故こっちを睨むんですか?その手にもったワサビは!アッー!!」
みくる「オイ!貧乳。あたいの分も残しとけ。」
471ハルキョンAA 222(1/1) ◆RAXLFIwrP6 :2009/02/22(日) 03:22:18 ID:Eh41oUGM
       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
..     | |  ったく… いくら猫の日だからって、  .. .|  |
`'ー-r=;、 | |  一日中 シャミセンの世話もねえだろ   |  |
l   ,li::l:|'...| \_______  ________/  .|
| / |i:i:| . |          ヤレヤレ ○    ┌─ ┐  |      |
l   !!i:| . | ┌─┐          O   |   |  │      │
l   |ii::| |. l!l.  |            o  l三.三l. ., ‐-ー- 、 ┘
!   l:i:| ,!.[.;]―┴,.(ゞ,.┐   /「|   ゚     ノ /    ヽ …マ キョウ
l   jフト、._____..l二l/|   /  .|:|____.,_. ノハハハハハ ! _ オヤフタリ _
!   l:i:|Ll__=__| ..| /  ,ノ゙⌒). /  . !|─ ─ ,iリ)!  イナイカラ
|   |:i:|Ll__=, -‐―‐- 、 ,/ゞ__ノ /     ’ 、 - ,ノル´ メシ タスカッタガ
! //|:l:|Ll__/rシ/ニニヽヽ  __, /         /i゙|iY| i'{ヽ、  / /
l  / |::|L|___ハ芥.lノメ从从|゙t  、i''''--   - -- `/'T ン'`ー' ‐「| ,r'
!  /¨゙     i l (| | ┃ <i∧∧8' ̄`ヽ. ―-ー<_,<__/.〜ー-'|」´
/       i从リ、''' ヮ''ノ(゚x ゚ )'ハヾNリi
          ⊂}`iソi´iつ UU ヾヮ^(ソ
        ,r:ュ.  く,イ_i_ヾゝ  UUとニ!}
       {゙___`}  (__八__)     レーJ
      ____.              _____         _____
      |   ○   |  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| | | | | | | | ||      || | | | | | | | ||
      |:     |  |            || | | | | | | | ||      || | | | | | | | ||
      |: .  -‐-   っ         || | | | | | | | ||      || | | | | | | | ||
      |:.〃.     ヾ  っ   。     ||_|_|_|_|_|_|_|_||      ||_ ,. ‐-ー- 、!.  ,.-,へー-、
      |! |ノiノハ从ハヽゝ_         | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       ノ /    ヽ.ノ.,K ヾ、ヽ、.ヽ
      |:i (|r|匸lf匸!i | ◎.  , -‐―- 、      ,.-‐―‐-.、  .ノハハハハハ !ノiリノ\Nハヾ 〉
      |: 'ハリ、'' - ''ノリ Ц /. ,ィ^'V^ヾ、.     ノンニニニヾソ、ヽ !|─ ─ ,iリ)! イ!⌒| ⌒|l) !
      |:  {i'つと) |    iミ〈《(リ`´〉)》〉   .オl|ノメ从从|.芥ハ ’ 、 - ,ノル´ .ル、〜 ,ノリN
   .      くソ_i_li;ゝ..|   |(| | ┃ ┃ |.|    |li ┃ ┃ | |).i |   (とス)}   とi´ |:`{'>
.. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (__i_). ̄ ̄ ̄ l .ハゝ'' 一,ノレ|  ̄ ̄.ハl、'' ヽ''ノリ l. |  ̄ .i´T `i.. ̄ ̄. l,/Tヽ.!゙  ̄
                     | |.リづ┴┴i0.|     !.O┴┴と)リ.i. | .  〈_,八__〉   〈__八__〉
                     l.l.く/_ヾ二ノゝi    l i.ヾ二ノ,ゞ l i l
                       (__八__)       (__八__)
473名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 04:34:43 ID:XXJBxTfO
AA氏も乙!
セットで和んだわw
474名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 04:41:11 ID:b7UKNiTB
猫の日か。
ネコの着ぐるみを着てシャミセンになりすますハルヒ。
475名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 06:36:56 ID:/U+xYqhj
>>471-472
やべぇかわえぇGJ!

>>470
トクセイの漢字に目が行く俺は……




正常だな
476消失の転落時SSの中の人:2009/02/22(日) 11:48:42 ID:xbxcjISS
みなさんのご指摘を参考にまとめWikiのほうは編集しました。
私のSSのためにちょっと荒れるかと思いヒヤヒヤしましたが、ご意見とても参考になりました。
ありがとうございます。
実は「涼宮ハルヒの憂鬱」にはまったのは一ヶ月前でして、アニメ・原作・コミック・ファンBook
同人誌・壁紙収集と怒濤の定番コースで最後に2ch関連スレに辿り着いたわけです。
ここで「SS」とは何ぞやから始まりまた別の妄想世界が広がっていることに嵌ってしまい、
正直勢いだけで書いてしまって申し訳ないと反省しています。
ストーリー自体はどうしようもないですが、ご指摘の初歩ミスだけでもと思い編集しました。
精進します。
477名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 11:56:41 ID:oCjw7Y57
俺もハルヒのために特性昼ご飯を作ってやるとするか。
478名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 12:00:11 ID:NKTgIAAn
あんまり気にすんなー

これからハルちゅる、ゲーム発売、再?放送、二期放送
と動きがあるいい時期に来たね
これからも一緒にハルヒを愛でましょう
479名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 12:10:47 ID:HBqE0s/v
ペットのサソリを抱きながら寝るハルヒ
480名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 12:36:34 ID:s/niQW6i
>>476
皆、大体最初のSSは同じミスをするからさ。
簡単に直せるから大丈夫。
面白かったから次回作、期待してます。

481名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 12:53:19 ID:UsqKwayU
>>476

一番シビアな評価をするのは自分でしょう。
ですから他人のシビアな評価なんて、本当は必要ないんですね。
ウソでもいいから、持ち上げた評価が欲しいんです。
それでなくても倒れようとしているところですから、シビアな評価されたら、本当に倒れちゃう。
( 井上陽水『ラインダンス』より)

夢を汚す人間には近づくな。
たいしたことない人間ほど人の夢にケチをつけたがるものだ。
真に偉大な人間は自分にも成功できると思わせてくれる。
( マーク・トウェイン)
482名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 13:21:46 ID:UsqKwayU
さて、今日 2月22日は、

* 世界友情の日(国際友愛の日)
o ボーイスカウト世界会議にて1963年制定、1965年から実施。
* 猫の日
o 2月22日の「222」が猫の鳴き声「ニャン・ニャン・ニャン」と読めることから。
o 「猫の日制定委員会」が1987年に制定。ペットフード工業会が主催。
* 竹島の日
o 竹島の島根県編入100周年を記念し島根県が2005年に制定。
* 食器洗い乾燥機の日
* おでんの日
o 熱々のおでんを「ふー!ふー!ふー!」と食べることと2月22日の「222」をひっかけて。

 残りは、世界友情の日(国際友愛の日)と竹島の日と食器洗い乾燥機の日か。
 これをどうやってSSに変換するかだが……。
483名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 13:27:35 ID:uyLXiIrb
721 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 00:01:52 ID:+Z9q7iYO
ハルヒって名古屋アベック殺人事件の犯人と全く同じだな
犯罪やっても全く反省してねえもんな

早く犯罪者は死んでくださいな^^


毎日荒らすから原作スレで酷い嫌われっぷりだな
484名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 13:38:43 ID:hoi9Zi1c
ハルヒと朝倉が言い争ってる横で何事も無いように
暢気におでんを食うキョン、長門、みくる、古泉
一通り喧嘩が収まった所で「お前らも食う?」と皆の輪に誘うキョン
485名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 13:40:55 ID:460zBHdT
裸にポンチョのはしたないハルヒさん
486名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 13:55:53 ID:4UtpNEmW
>>485
はぁ?つまんねーレスすんなよw
アンチスレ荒らす低能がwww
487名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 14:01:26 ID:460zBHdT
>>486
はあ?俺がいつアンチスレ荒らしたのか
該当するカキコ貼れよwww
488名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 14:02:52 ID:B2XD9tOE
相手にすんなよ
それぐらいもスルーできないならまとめてNGの対象になるぞ
489名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 14:03:23 ID:vxHfK1DC
やっぱり自演スレ荒らしはハルヒ厨の十八番だねw
490名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 14:05:13 ID:460zBHdT
>>488
ごめんごめん
近頃東亜+でホロン部弄りに興じてたもんで
491名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 14:12:08 ID:uyLXiIrb
ゴミをマンセーしてる糞スレ
492名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 14:14:38 ID:vxHfK1DC
ハルヒ厨の十八番
自演して匿名掲示板のスレッド荒らし
キモヲタだから匿名掲示板でしか無理というところが面白いw
493名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 14:20:41 ID:z9Y2txgG
>>482
竹島の日は難易度高いな
というかこのネタは2chで扱うには危険だなw
494名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 14:22:17 ID:uyLXiIrb
>>493
おいw
在日に触るなwww
495名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 14:27:34 ID:460zBHdT
>>493
涼宮ハルビンは……中国だったか。
496名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 14:51:53 ID:ixahFtuO
おでん用の練り物を手作りするハルヒ
497名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 15:14:18 ID:YMSr19b4
世界の友人達(超能力者、宇宙人、未来人、ただの人間、神)がおでん鍋ではふはふ。その後食器乾燥機で食器洗い〜乾燥している間に皆でシャミセンと戯れる。
498名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 15:28:28 ID:6OMXkBA7
>>497
竹島の日は置いといてボーイスカウトはどこ行った?
499名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 15:30:10 ID:HBqE0s/v
バケネコ映画でビビるハルヒ
500名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 16:19:53 ID:7et4ajP+
『ドラキョンとハルヒ』を書いてる物です


肺炎ってきついですね。仕事中に体調悪くなって、そのまま入院でした

更にやっと退院したらPCが死亡・・・なぜ(?_?)

PC復活後にさっさと終了させようと思います
真面目に予備機としてモバイルPC買おうかと
501名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 16:30:12 ID:oCjw7Y57
この時期はどうも辛いねぇ。
お大事に。

>>498
ハイキングにでも行く?w
502名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 17:03:53 ID:0oq3TeUL
ハルヒがキョンに奢らせて浮いた小遣いを結婚資金として貯金するという電波を受信した
503反省は済ませた3:2009/02/22(日) 17:07:25 ID:ZU4gVPsZ
2月22日は『食器洗い乾燥機の日』

キョン「ハルヒ洗物は此れで全部か?」
ハルヒ「ええ、そうよ。」
キョン「こうして見ると家も結構大所帯だな。洗物だけで一仕事だ。」
ハルヒ「どう?少しは主婦の苦労がわかったかしら?」
キョン「ああ。後はこの洗物を『食器洗い乾燥機の日』に入れてっと。」
ハルヒ「…ねぇキョン、乾くまで時間あるから何かしない?」
キョン「そうだな、なら、何時ものアレやるか。」
ハルヒ「……そうね。…アレね(//∇//)。」


チュ〜

息子1「…なぁ今の内に順番で風呂済ましとこうか。」
娘1 「…そうね。何時終わるかわからないしね。」
息子2「…じゃあジャンケンで。」
娘2 「…最初はグ〜からね。」
息子3「え〜今からテレビ見たいのに〜。」
娘3 「お兄ちゃんかお姉ちゃんがお父さんとお母さんをこっちに連れ帰れば良いじゃない。」
兄姉ズ『すれ、無理!』


全然乾燥機と関係ないorz

『食器洗い乾燥機の日』
日本電機工業会が制定。
食器洗い乾燥機によって食後のゆとりができ、夫婦だんらんの時間ができるということから、
「ふう(2)ふ(2)にっ(2)こり」の語呂合せ。
504名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 17:08:21 ID:XXJBxTfO
強引すぎるwww
反省しろw
505名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 17:09:01 ID:ZU4gVPsZ
しまった間違いが!
反省してくるorz
506名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 17:09:39 ID:hoi9Zi1c
ガールスカウトキャンプのリーダーを任されるハルヒ、なんて電波が
507デボラ:2009/02/22(日) 17:11:41 ID:f3XT9oIt

教室で涼宮ハルヒの憂鬱(初版、流行る前からもってた)を読んでたら
「なぁ、それハルヒじゃね?」と後ろの席のやつにいわれた。
ちょっと怖い煙草とかすってるやつだったから
「うん、ハルヒ。それの一巻」って説明したら
「○○って長門に似てるよな」とクラスの女子のことを指さした。
大人しくていつも読書している小柄で可愛いこだった。
たしかにそっくりだったし、長門にも彼女にも好意を抱いていたので最高の笑顔で「うん」と賛同したところ
おもむろに携帯で○○さんのハメ撮りを見せてくれました。

誰かハルヒのいる世界に連れて行ってください
508名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 17:18:20 ID:ZNG6amgK
ハルヒが募金活動なんてしたらすごい集まりそうだなw
509名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 17:25:18 ID:oCjw7Y57
最近は募金と見せかけた詐欺、なんてものもあるらしい。
世知辛い世の中になったもんだわ。
510反省は済ませた4:2009/02/22(日) 17:49:17 ID:ZU4gVPsZ
2月22日は『世界友情の日,国際友愛の日』

キョン「で?具体的に何をするんだ?」
ハルヒ「元々はイギリスの退役軍人のロバート・ベーデン=パウエル卿が1899年に書いた
     『Aids to Scouting for N.-C.Os and Men』という軍人向けの斥候の手引き書が
     元になって始まった運動みたいなんだけどね。…まぁ手始めに地域の安全を守る
     ところから始めましょう。」
キョン「何気に普通だな。まぁ今から孤島に行ってサバイバルするとか言われるよりましだな。」
ハルヒ「取り合えずチーフは忘れないようにしましょ。じゃぁ行くわよ!」
キョン「やれやれ。まぁ今回は普通そうだな。」



生徒会室
喜緑「最近この近辺で赤いマフラーを巻いた二人組が町の不良を一掃しているとの話がありますが。」
会長「…どうせ連中だろうが、実際に生徒に被害が出ていないならコッチから動かん方が良いな。」
喜緑「…自転車で颯爽と現れて不良を倒したり、地域のボランティアに参加したり。」
会長「そうか。問題ないなら無視していて良いだろう。厄介ごとは御免だ。」
喜緑「巷では『技の雑用・力の団長』と呼ばれているようです。」
会長「…何か勘違いしてないか?あの連中。」


チーフと奉仕活動とか考えてたら変な方向に
511名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 17:51:04 ID:460zBHdT
ハルヒが竹島問題を解説する動画をyoutubeにUPしたらどうかな。
512名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 17:55:47 ID:bXhVwn2k
詐欺っちゅうかみんなどこでもインチキしてる
だから募金は絶対しない
俺の連れが募金詐欺みたいなことしてた
飲みに連れてってもらったこともあったし
513名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 18:24:54 ID:UsqKwayU
>>510
>技の雑用・力の団長

元書道部「ひょえ〜、わたしはV3ですー」
副団長「僕は手にひょうたんを縫い付けられてライダーマンですよ」
文芸部「おなじくアマゾン」
514名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 18:31:37 ID:f3XT9oIt

教室で涼宮ハルヒの憂鬱(初版、流行る前からもってた)を読んでたら
「なぁ、それハルヒじゃね?」と後ろの席のやつにいわれた。
ちょっと怖い煙草とかすってるやつだったから
「うん、ハルヒ。それの一巻」って説明したら
「○○って長門に似てるよな」とクラスの女子のことを指さした。
大人しくていつも読書している小柄で可愛いこだった。
たしかにそっくりだったし、長門にも彼女にも好意を抱いていたので最高の笑顔で「うん」と賛同したところ
おもむろに携帯で○○さんのハメ撮りを見せてくれました。

誰かハルヒのいる世界に連れて行ってください
515名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 18:36:49 ID:HBqE0s/v
やたら声にドスが利いてる太陽の子・涼宮ハルヒRX
516名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 20:19:23 ID:wgVzSBZY
たまには早めに風呂に入ろうと思う。
ほらハルヒ、行くぞ。
517名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 21:05:14 ID:1OgZqidi
>>516
ねこはお風呂が苦手だと思うが……
518名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 21:54:16 ID:wgVzSBZY
そこを一緒に入るのがまたイインダヨ。

ハルヒは早風呂だろうか、それともじっくり派だろうか。
のんびり入ってそうなイメージがある。
519名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 21:54:58 ID:bgj+mLW8
ハルヒのエロ可愛さは異常。
520名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 21:55:58 ID:YUWVd6hg
>>518
キョンの為にお風呂でバストアップのマッサージとかしてて長風呂になってしまい親父にからかわれるハルヒ、という光景を幻視した
521名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 22:14:02 ID:hoi9Zi1c
森の中の湖で水浴びを楽しむハルヒ
あくびしながらその見張りもどきに勤しむドラゴンキョン
522名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 22:14:08 ID:7et4ajP+
>>513
突っ込むとこが違うでしょうが五号ライダーはXです
523名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 22:19:04 ID:GPru/nHD
>>519
同意さぜるを得ない……ッ!!
524名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 22:56:53 ID:ixahFtuO
皆とF-ZERO Xで対戦するハルヒ
525名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 23:03:42 ID:ZusQD/lm
>>521 受信した。

「キョン。お風呂入りたい」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」

聞こえない振りをするつもりね。
あたしはキョンの鼻の上に登り再度大声で命令を下達する。
「あたしは、お風呂に入りたいの」
「そうは言ってもな。町は遠いし、温泉の湯脈も感じられない」
何とかしなさいよ。
「うーん。川か池か。地熱は何とかするしかないな。はあ、やれやれだ」
何よ。文句あるの?
「いいえ。ハルヒさん。喜んでやらせて頂きます」

キョンの計画はこうだ。
川だったらせき止めて、池だったら引き込んで水を溜める。そこで土竜の魔法で地熱を作り湯を沸かす。所謂人口の温泉だ。
丁度良く池があったので、岩を転がして一人分のスペースを作った。竜のパワーでは訳もないこと。次に呪文を唱えると
お湯が沸き立ってきた。キョン?限度があるわよ?

「キョン。良いわね。竜であってもステレオタイプ何て事は許さないわよ!」
「なんの事か分からんね」
「覗くな!」
キョンが竜の姿ままだったら別に見られても何ともない筈なんだけど・・・多分・・・
人間型の姿も見てしまったので、裸を見られることは絶対NGとなっていた。
あたしはスタイルに自信があるけど、まだ見られるのは駄目。もう少ししたら・・・


しかしお風呂は最高ね。池から水を引き込んで丁度よく冷ましてある。
「キョン!覗いていないでしょうね?」
全く男って奴は竜でもしかたないわね。キョン?
「あれ?キョン?」
どこに居るの。竜の気配が感じられない。

「イーストパレス村のハルヒだな?」
「きゃっ!」
鎧甲を着た騎士と兵士10人ほどが近づいて来た。
「何よ?あんた達?」
「我が輩はお前の村の領主だ。竜が村娘をさらったと訴えがあった。さあ邪悪な竜が来る前に帰るぞ!」
なんであいつが邪悪なのよ。1グラムも悪の要素が無くて腹が立ってんのに。それにさらった?あたしの意志でここに居るの!
騎士が近づいて来る。イヤ。

「おい。俺の嫁に近づくなよ?」
少年竜であってもでかい。それが兵士の直ぐ後ろにいきなり表れている。たちまち蜘蛛の子を散らすように兵士が逃げ去る。
「キョン。いままでどこに行ってたのよ?」
「すまん。ちょっと野暮ようだ」
もう恐かったんだかね。
「お、お前が村娘を拐かした竜か。神妙に・・・・くっ・・・」
領主様、言えてないわ。でも逃げないだけ立派ね。さすがは私の村の領主。でもね。ここは大人しく帰って貰わないと駄目なの。

「あたしは、あたしの意志で、村を出・・・」
「帰れ人間。お前の力では俺には勝てない。この女は俺の女だ」
嫁宣言されて真っ赤になるあたしだが、小さな声で竜が私にその意図を伝えてきた。
「村人が自分の意志で村を出たら出奔、脱走の類だ。お前の家族にも迷惑が掛かる。だから俺がさらった事にする。頼む合わしてくれ」
ふん。あたしってバカね。良いわ。合わしてあげる。

「領主様。ごめんなさい。私の体には既に竜の子供が居るの・・・」

家族への手紙を託して領主様には帰って貰った。
「キョン?」
なんでおろおろしているの?
526名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 23:08:07 ID:VUGrJxvo
何というエロキョン
527名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 23:09:39 ID:GPru/nHD
ちょw既成事実w
528名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 23:41:19 ID:7et4ajP+
>>525
ドラキョンを書いてる物だが
その話しYesだね

ただドラキョンは地龍にしてます
土竜だとモグラになるので(^-^;
529名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/22(日) 23:47:01 ID:GPru/nHD
そういやハルヒちゃんではキョンは穴掘りが得意ということになってたなw
530名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 00:18:10 ID:53PfG8jO
おやすみハルヒ。いい夢見ろよ!
531名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 00:27:57 ID:3y2gGc/y
>>528
やっちゃった。東と西の区別もつかない。吊るか・・・


ハルヒてんぷれを薄目で立体視すると、夜間はエロOKと読めるので
オチはいつもエロです。すまん。
532名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 00:42:25 ID:2kAGJlpx
ねこうさ○リンさんのハルヒバレンタインマンガ最高だね
甘い甘いwww
533名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 00:48:12 ID:TzzzxjUr
>>528-529を見て、ハルにゃんを地中世界へと案内するモグラキョンを幻視した
534名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 01:13:06 ID:jrH4pOSg
朝食のママ特製ハンバーガーを食べながら登校して
口の周りにケチャップが付いてると席に着きながらのキョンに指摘されるハルヒ
535名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 01:20:42 ID:yK7f9/su
キョン「おい、ハルヒ」
ハルヒ「なによ」

 ぺろり

キョン「口の回りにケチャップついてたぞ」
ハルヒ「こ、このエロキョン! 過去形で言うな!」


・・・こうですか? わかりません。
(団長が長門100冊を一冊ずつ借りて読むシリーズ)
(ハルヒと親父シリーズとカップリング)

 母 「あら、ハル。何を怒っているの?」
ハルヒ「これよ。有希に借りたの」
 母 「長門さん? ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』ね。おもしろい?」
ハルヒ「小説にしてはまあまあ。それよりも、ここよ、ここ!」
 母 「ん、これ? 『遺憾ながら真実はほとんどの場合、平凡なものだからね。』」
ハルヒ「遺憾も遺憾、大遺憾よ! これはあたしへの挑戦ね!」
 母 「こんなのもあるわね」
ハルヒ「『たとえ偏見に満ちた人間の眼からどう見えたって、自然の中にはおかしいものな
んて少しもないんだよ。』……むう!」
 母 「山片蟠桃(江戸時代の商人・学者)の辞世の歌は『神ほとけ化け物もなし世の中に
奇妙不思議のことはなほなし』だったかしら」
ハルヒ「ムキーッ!」
 母 「あらあら。じゃあ、こういうのはどう? 『このお話を皆さんが信じないことくら
い理解しています。でも、真実というのは他人の理解とは無関係です』(森博嗣『すべてが
Fになる』)」
ハルヒ「……」
 母 「こういうのもあるわ。『この、学校までの坂道が、永遠に続いていればいいと俺は
思った。いつまでもいつまでもハルヒと話していたかった。きれいな女の手とならば並んで
歩くだけでこんなに心が踊るのだと初めて知った』(村上龍『69』)。『僕』を『俺』に、
『松井和子』を『ハルヒ』に置き換えました」
ハルヒ「置き換えないで!」
 母 「『女性は自分を求める人を求めはしない。むしろ、若干冷淡な態度をとる人を求め
る』(ヒルディ)」
ハルヒ「……」
 母 「『素直によく喋る女の子が急に無口になるのは、言えない言葉を選んで捨ててるか
らだ』(松本隆『微熱少年』)」
ハルヒ「……なんで、そんなにポンポン出てくるの?」
 母 「伊達に十何年も母親をやってないもの」
ハルヒ「それって、母親に必要なスキルじゃないと思う」
 母 「これだけあれば十分なんてものはないわ。……そうね、『カラマーゾフの兄弟』に
ついて、別の小説の中にこんな一節があるの。『人生に必要なことはみんなフョードル・ド
ストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』に書いてある ------ だけどもう、それだけじゃ
足りないんだ Everything there was to know about life was in The Brothers
Karamazov, by Feodor Dostoevsky. ----- But that isn't enough any more.』(カート・
ヴォネガット『スローターハウス5』)」
ハルヒ「……But that isn't enough any more.」
 母 「何かを書く人は、たくさん読む人が多いけれど、みんな多かれ少なかれ、こう思う
から書くのだし書き続けるのだと思うわ」
ハルヒ「うん」
 母 「じゃあ、最後にこの言葉をハルに。言ったのが誰だったか忘れちゃったけど。『す
べての道がローマに通じるのなら、ドン・キホーテよ、でたらめにゆけ!』」

537名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 07:18:32 ID:N3VQ798/
おハルハル
朝から雨だ。どうかハレ晴れにしておくれよ。
538名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 07:27:06 ID:pTI9sUWK
雨乞いをするSOS団
539538:2009/02/23(月) 07:32:53 ID:pTI9sUWK
いけね、雨を呼んでどうする俺orz

てるてる坊主を作るSOS団
キョンがハルヒに似た顔のてるてる坊主を作って
ついみんなの前でハルヒの笑顔なら雨雲も吹き飛ぶと言ってしまい照れる。
540名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 10:12:08 ID:jrH4pOSg
雨に濡れて水も滴るいい女ハルヒと評すキョン
視線を下ろすとセーラー服の向こう側がスケスケだった
541SS べ、別に>>539wo:2009/02/23(月) 10:14:04 ID:tblxWbSt
「別に雨が降るくらい良いじゃない」

二人っきりの部室にて、パソコンをいじりながら我らが団長様は素っ気なく答える。

「中途半端に降らないだけマシよ」
「しかしなぁ…明日っから妹が遠足だかなんだかで楽しみにしてたんだよ」
「遠足かぁ、懐かしいわね…そうだ!SOS団でも───」
「却下だ。無人島で十分だろう」
「むー…ま、そういう日の前日っててるてる坊主とか作らないかしら?」

てるてる坊主か。
そういや何度か作った記憶はあるが…

「所詮神頼みだけどねー、と。あった!」
「さっきから何調べてるんだ?」
「みくるちゃんの新しい衣装よ!ほら、このメイド服なんかどう?」
「どう、と言われても…」

いつもの晴れやかなタイプとは違い、おとなしめな感じだな。

しかし…神頼みねぇ。
いっそのことハルヒが願ってくれりゃ話は早いんだがな。

「ちょっとみくるちゃん呼んでくるわね!」
「ん、あぁ…」

…あっという間に出て行きやがった。
というか珍しいな。古泉だけでなく長門まで来るのが遅れるだなんて。

「…暇だ」

いつもはハルヒが呟いている台詞を口に出す。
古泉がいないとボードゲームができないからなぁ…
そうだ、てるてる坊主でも作ってみようか。

適当な布…お、映画撮影のときのが残ってるぞ。

「…なかなか楽しいじゃないか」

542SS べ、別に>>539を(ry:2009/02/23(月) 10:15:20 ID:tblxWbSt
頭の形を整えて…と、完成。
…あれ?なにか足りない気がする。

あぁ、顔をまだ書いてなかったか。

「…顔…ねぇ」

はて、何を書けば良いのだろうか。
無表情で良いのだろうか…いやしかし、どうせなら明るい顔の方が良いだろう。

明るい顔…明るい顔…
…こんな感じの笑った口に…でっかい目を書いて…

「…おぉ?…これって…」

…ハルヒに似てないか?
…まぁ明るい顔と言ったらハルヒもそうだし…

どうせなら思いっきり似せてみるか…黄色い布でカチューシャっぽくして…

「できた!」

…のはいいがどこに飾るんだこれ。
流石に部室には吊るせないぞこれは。
というかなんで俺はハルヒ似のてるてる坊主なんか作ってんだ。

…しかし…凄い笑顔だな。

「…あいつが笑えば雨雲なんざ簡単にかき消せる気がするよ」
「僕もそう思います」

…待て待て待て待て。

「…あの…古泉及びそこのお二方に質問なんだが…いつから部室に?」
「…貴方が『…暇だ』と呟いたあたり」

気がつけば、古泉と長門と朝比奈さんが部室の扉の前に立っていた。
…というか、全部まるっとお見通しじゃねぇか。

543SS べ、別に>>539を(ry:2009/02/23(月) 10:16:05 ID:tblxWbSt
「すみません。なにやら楽しそうだったもので…」
「いや、朝比奈さんが謝ることはないんですよ…」

…恥ずかしい。

「良く出来てますよ、このてるてる坊主」
「…それ以上言うと泣くぞ」
「ふふ、失礼しました」

…まぁ、ハルヒに見られなくてまだ良かったよ。
というか、あんな台詞を本人に聞かれたら俺はどうすりゃいいんだ。

「そういえば涼宮さんはどうしたんですか?」
「あぁ、何でも朝比奈さんを捜すとかなんとかで…──」
「みくるちゃん見ーつけた!!」
「…どっか行ってたはずなんですがね」
「あ、古泉くんと有希も来てたんだ。何してたの?」

ハルヒが机の上を見て質問を投げかける。
いかん。布切れを片付けてなかったか。

「い、いや何でも無いぞ…」
「…怪しいわね。有希、何してたの?」
「………」

許可を求めるような目で長門が俺を見る。
いやいや、駄目だ。
恥ずかしくて死んじまう。

「あーもう!古泉くん!キョンを縛りあげなさい!」
「心得ました」
「心得るなよ!そしてなんでそんなに手つきが良いんだ!」

気がつけば俺の身体は完全に椅子に固定されていた。

「さ、有希。説明を」
「…了解した」
「やめてくれぇぇぇえ!!!」

…天気?あぁ、おもいっきり晴れたさ。

不本意ではあるが、笑ってもらえて良かったよ。

おわり
544名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 10:17:08 ID:tblxWbSt
あげてしまって申し訳ないオチが弱くて申し訳ないハルヒ成分少なくて申し訳ない
545名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 11:24:34 ID:jQzYRIbd
いいよ、いいよー
こっちは少し晴れ間がでてきたよ
(by北九州)
546名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 11:37:56 ID:a8Rrpddz
>>536
乙乙。面白いw
>>544
GJ!日常トダバタは好物だ。
547名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 12:20:05 ID:pTI9sUWK
>>544
GJ!
作品作るのが早すぎます!
よもや自分の書き込みからこんな良作が生まれるとは……

ありがとうございました。
548名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 14:40:22 ID:jrH4pOSg
雨が上がる時虹を見るハルキョン
その虹を掴もうと手を伸ばすハルヒ
549名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 15:00:27 ID:a8Rrpddz
てるてるハルヒ……マントをすっぽり被って頭だけ出してるスカだ妄想してたらこんな時間になってるじゃねーか!
……危うく萌え死ぬところだぜ
550名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 16:37:45 ID:jQzYRIbd
2月22日
毎月22日は『夫婦の日』


ハルヒ「忘れてたじゃ済まされないわよ、この馬鹿キョン!」
キョン「グハッ!・・・この愛妻さらに出来るようになった。ガクリ」
551名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 16:39:10 ID:OAj7/spX
ハルヒって恋愛感情は精神病っていってるね
キョンに飽きることは確実だね
552名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 16:51:24 ID:53PfG8jO
ハルヒならすでに俺の嫁だけど?
553名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 16:55:17 ID:JjA1xu7n
はっはっは何を仰るうさぎさん。
ハルヒさんならわたくしの隣におりますわよ。
554名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 16:55:51 ID:OT8hw3PJ
古泉に言われるまでバレンタインの日にハルヒのくれたチョコは
義理だと信じて疑わず、そのチョコを妹とバリバリ平らげてたキョン
555名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 17:30:45 ID:Z6Y0bped
4話が更新していた、でも主役なのに出番が少ない・・・
http://www.youtube.com/watch?v=j2Dw0ZX4_L0
556名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 17:53:54 ID:xgGFy3Ji
もう来たのかw
557名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 18:32:13 ID:izS9SrsD
三話は出番多かったからいいじゃん
そんな事言ったら古泉とかどうなるんだw
558名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 18:43:21 ID:rHrAJbcY
そういやちゅるやさんってどうなったんだ?
まったく話を聞かないんだが
559名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 18:57:42 ID:xgGFy3Ji
短いけど配信ペースが早いからどっこいだな
560名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 19:02:04 ID:ejE9x51H
ハルヒちゃん四話はあったけど、ちゅるやさんそのよんっはどこ行った?
561名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 19:48:48 ID:aR+U5re/
はるにょろ〜ん
562名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 19:58:26 ID:EdfyRNem
話は変わるがドコモのCMで「ハルヒと親父」のシリーズを思い出した。
563名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 20:09:51 ID:yK7f9/su
>>562
これ?

「あっ、ママ?池と沼の違いってなに?」
「河童(かっぱ)がいるかどうかよ。」

ttp://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ad/tvcm/090202_01.html
564名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 20:15:13 ID:EdfyRNem
>>563
そう、それ。なんだか、母親が似ている気がした。
565名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 20:47:46 ID:jrH4pOSg
ホットドッグのケチャップとマスタードをテンコ盛りに入れて食べ、涙目で鼻をつまむハルヒ
566名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 20:47:51 ID:aR+U5re/
ハルヒはいい嫁になるよ。なにせ俺の以下略
567名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 21:10:19 ID:2zZB/3cD
あぁ……ハルヒと背中を流しっこしたい。したいぞ。
568名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 21:23:14 ID:jQzYRIbd
キョンもわざわざID変えて書き込まなくてもハルヒはキョンの嫁って皆分かってるよ
569名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 21:30:09 ID:OAj7/spX
キョンは変な女は異性として見てませんから^^;



と某キモヲタ集団が言ってたよw
570名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 21:38:47 ID:t5CH2tlt
俺たちはどっちかっていうと坂中の同類だからなw
571名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 21:39:35 ID:t5CH2tlt
>>570
阪中だろorz
572名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 21:41:41 ID:xPKIB+j+
SS4レス投下します。
2/22の猫の日に間に合わなかったどころか
全然ヌコに関係ない内容にorz
573SS:逢魔ヶ小路 1/4:2009/02/23(月) 21:42:12 ID:xPKIB+j+
 みなさんは『これは現実としか思えない』といったリアルな夢を見たことがあるだろうか?
 まあ、いくらリアルとは言いながらも、いかにも夢ならではの理不尽さというか、ありえない事態にパニック状態に追い込まれた挙句、そこで目を覚まして『ああ、今のは夢だったんだ』なんてホッと一息、てなパターンなどもかなりあるのではないかと思われる。
 逆に、まさに夢だからではあるものの、自分自身が全知全能であり、何もかもが思い通りに……と、得意気になっているところで覚醒して、あまりにも現実の俺との乖離に絶望と憂鬱感に襲われる、なんてことも……、
 どげしっ!
「っ! 痛ってーな、おい。そうやって本の角の部分で殴るのはやめろって何度言ったら解るんだ?」
「あんたこそさっきから手が全然動いてないじゃないの! あたしが見てる限り、ボーっとしっぱなしよ。ほらキョン、その問題集終わるまでは、頬杖付くのも溜息吐くのも禁止なんだからねっ!」
 ハルヒはそう高らかに宣言すると、おもむろに手にしていたマンガ本に向き直った。あまりにも俺に対しての家庭教師が退屈だからって、その態度はあんまりなんじゃないか?
 まあ確かにそのシリーズ物の第四部は、当時は俺も面白がって読んでたし、実際今でもかなり好きではあるんだが、今更ハルヒはそれを夢中になって読み耽っているというわけだ。なんだったら全巻貸してやるから、家に帰ってゆっくり読んだらどうだ?
「大きなお世話よ。第一、持って帰るのが面倒じゃないの。って、こら! サボってないで、さっさと片付けちゃいなさい!」
 やれやれ。しかしこの問題……さっき居眠りしてるときの夢で全部済ませてたはずなのに、何故今の俺のノートは真っ白なままなんだ? しかも、一度解いた問題なら簡単にできるはずが……チクショウ、負けるものかよ! さっさと終わらせてやるぜ!

 と、何とか高めた俺のモチベーションをあっさりと消失させるように闖入者が出現した。

「キョンくーん、シャミが家出しちゃったー!せっかくお風呂に入れてあげようとおもったのに、どこにもいないのー!」
 って、こら妹よ、俺の部屋に入ってくるときにはノックぐらいしろって口酸っぱくして言ってるだろうが。それに、猫は風呂っていうか水に濡れるの嫌がるから、きっとお前に捕まらないようにどこかに逃げちまったんだろうぜ。
「ぶー! キョンくんの意地悪!」
「そうよキョン、可哀想じゃないの。……そうだ、妹ちゃん! あたしが一緒にシャミセン探しに行ってあげるわ!」
「ほんとー? うわーい、ハルにゃんありがとう」
 おいおい、どういうつもりだハルヒ?
「どうもこうもないわよ。あたしは妹ちゃんとシャミセン探してくるから、あんたはちゃんとこの問題集を最後まで終わらせておきなさいよ。サボってたら後でお尻百叩きの刑だからね。いい?」
 お尻百叩きって、どういう羞恥プレイなんだ――ってハルヒは妹を連れてあっという間に外出していってしまった。
 しかしハルヒよ、そもそもお前は何しに俺の家に来たんだか……。

 三十分後――早くも集中力が切れる。ああ、今日は家の両親もどこかに出掛けちまってるので、屋内にいるのは俺一人ってことになるな。当然静かなのはいいのだが、果たしてそれがやる気に繋がるかというと……って、愚痴っても誰も聞いてねーし、続きやるか。

 一時間後――ちょっとだけ休憩、って、後は残り数ページか。この際だからもう少し気合入れてみるかね。しかし、なんつーか張り合いがないというか、ちっとも勉強内容が身に付いている感覚がないのはどういうことなんだろうな?

 二時間後――って、ハルヒのヤツ、いくらなんでも遅すぎるんじゃないか……どこまで行っちまったんだ? さすがに少々心配な気もするな、って勘違いするなよ。俺が心配してるのは妹の方であってだな……。

 と、その瞬間、マナーモードにして置いていた俺の携帯電話が心臓によろしくないほどの振動音を発した。ある意味、マナーモードというのが相応しくないほど騒がしいんじゃないのか、と思っているのは俺だけではないと思うぞ。
「はい……って、なんだ古泉か」
『申し訳ありません。少々、緊急事態ですので、表までご足労いただいてもよろしいでしょうか?』
 表まで、って俺の家の前から電話掛けて寄越したのかこいつは?
574SS:逢魔ヶ小路 2/4:2009/02/23(月) 21:42:43 ID:xPKIB+j+
 俺が玄関から出たところ、その場にはスマイル男の古泉だけでなく、不安そうな朝比奈さんと、それとは対照的に冷静そのものといった長門の姿もあった。
「ってことは、またハルヒ関係なのか」
「ええ、詳細は長門さんからお願いします」
 古泉の言葉が終わりきらない内に長門は告げた。
「涼宮ハルヒは現在、この時空間内から消えている」
 へっ? 消えた?
「そう。おそらく偶発的に生成された亜空間につながるゲートを通過してしまったものと推測」
 ……うん? てことは、今回ハルヒはあいつ自身の作り出した閉鎖空間にいるってこととはまた違うってことなのか?
「どうやらそうみたいですね。というのも、僕を含めた我々機関のメンバーの誰もが、閉鎖空間の出現を観測できないのですよ。おそらく長門さんの仰る亜空間に涼宮さんがお一人で迷い込んでしまわれたということかと……おや、どうしました?」
「一人じゃない……多分、ハルヒは俺の妹と一緒にいるはずだ」
「ええっ、い、妹さんもご一緒なんですかぁ?」
 俺は三人に、ハルヒが妹と一緒にシャミセンを探しに外出したことを報告した。
「なるほど、ということであれば、シャミセン氏もその亜空間に同行されていると考えた方が自然ですね」
 同行って言うよりは、シャミセンを追いかけてそのヘンテコな亜空間に紛れ込んじまったってところが妥当な線だろうぜ。やれやれ、まさに『猫はどこに行った?』ってな感じじゃねーか。
「あ、あのぅ、猫さんに関係があるかどうか解らないんですけど、今朝、近所でものすごい数の猫さんたちが一斉に走っていくのを見たんですけど、関係ないですよね、きっと」
「いえ、この際は何が手掛かりになるかも解りませんし、詳細を話していただけますでしょうか」
 古泉に促されるようにおずおずと話し始めた朝比奈さんによれば、何かを追ってなのか、それとも何かに追われていたのかまでは判断が付かないものの、その暴走猫の集団はとある地点で忽然とその姿を消してしまったのだとか。
「しかし朝比奈さん、よくその猫たちを追跡しようと考えましたね」
「いえ、実は……わたしはその猫さんたちに追いかけられて、つられて思わず逃げ出しちゃったら、猫さんたちの進行方向と同じで……で、わたしドジだから転んじゃって、起き上がったら猫さんたち、どこにもいなくなっちゃってたんです……それが、ここ」
 朝比奈さんに案内されて俺たちが辿り着いたのは、何の変哲もない街中だった。目の前にはコンビニとドラッグストアが並んでおり――、待てよ?
「なあ長門、まさかとは思うが、このコンビニの隣の辺に、その亜空間とやらのゲートがあったりしないか?」
 無言で頷く長門。やっぱりビンゴか!
「おやおや、まるで隠されたゲートの位置を最初からご存知みたいではないですか」
 ああ、つい先程ハルヒが夢中になって読んでたマンガがヒントになったってことなだけだがな。で、どんな感じなんだ、長門?
「ゲートの痕跡は確認済み。ただし、現在は閉鎖されている。こちらから開放することは不可能」
「つまり、涼宮さんご一行が、自らこのゲートを開いて脱出されない限り、こちらに戻っては来られないということでしょうか?」
「概ね」
 なんてこった。俺たちの側からはどうしようもないってことなのかよ。
 俺は祈るような気持ちで、そのコンビニとドラッグストアの隙間を見つめ続けていた。


 ◆◇◆◇◆◇


 おかしいわ――さっきから同じ道をずっと歩いてるみたいじゃないの、これ?
 電柱の広告も、ブロック塀もレトロな赤ポストも、何から何まで――道に転がってる犬の糞を誰かが踏んじゃってるのまでもう何度も目にしたわ。
 妹ちゃんがシャミセンらしき影を見つけて、それを追いかけてたら、いつの間にかこんなところに紛れ込んじゃってた。一体どういうことかしら?
「ハルにゃーん、なんかおかしいよ、もう帰りたいよ」
 すっかり疲れきった様子の妹ちゃんは今にも泣き出しそうな表情をしてる。
 不安なんだ――うん、それはあたしだって同じ。でも、あたしまで一緒になって怖がっているわけには行かないじゃないの。
 自分の動揺を悟られないように、あたしは妹ちゃんの手をぎゅっと握って声を掛ける。
「大丈夫よ、ちゃんとシャミセンも捕まえて、さっさと一緒に帰りましょう」
 それにしても、この状況って……なんかどこかで見たような覚えがあるんだけど、何だったかしら? イマイチよく思い出せないわね。
 それとも誰かのイタズラ? なにかの陰謀にまんまと引っ掛かっちゃったってことなのかしら? もしそうだとしたら、首謀者はひっ捕らえて北高の中館の屋上から逆さ吊りの刑なんだからね、覚えてらっしゃい!
575SS:逢魔ヶ小路 3/4:2009/02/23(月) 21:43:14 ID:xPKIB+j+
 と、そのとき目の前をなにかが横切ったように見えた。
「ねえ妹ちゃん、今のシャミセンじゃ……って、アレ?」
「もうダメ……疲れちゃったよーハルにゃん」
 目をとろんとさせてぐったりしてしまった妹ちゃんを抱きかかえると、あたしは再度目の前を見据えた。
 うん、何だかわかんないけど、とにかく追いかけてみましょう!
 と、そこで――なにかが今までとは違うことにあたしは気が付いた。
「こんな道、ここにあったかしら?」
 ポストを越えた先には、見覚えのない路地が続いていた。
 あたしは直感した。きっとこの先に出口があるに違いないわ。
 その瞬間、あたしは今日キョンの部屋で読んでいたマンガのことを思い出した。今あたしたちが陥っている状況とほとんど同じ内容――ということは、
 うん、このポストから先は、どんなことがあっても振り向いちゃいけないんだったわね。
 あたしは一旦妹ちゃんを下ろすと、目を開いても後ろを見てしまわないようにハンカチを繋げて作った簡単な目隠しをしてから、また抱き上げた。
 あたし自身は……大丈夫よ、手口はもう割れてるんだし、絶対に後ろを振り向いたりしないわ。
 数歩歩みを進めた段階で、猛烈なプレッシャーを背後に感じた。へえ、なるほど。でもこの程度じゃ、あたしは全然気にしないんだから。
 更に数メートル前進する。途端、ものすごい力で肩を掴まれ、後ろに引き摺り倒されそうになる!
「ふさけんな!」
 あたしはそれを振りほどいて、更に前に進む。でも、その得体の知れないなにかは、あたしの背中にへばりつくようにその身を重ねてくると、耳元にいやらしい息を吹きつけてきた。
「って、くすぐってるつもり? この変態!」
 ちょっとだけ……ちょっとだけ足元が覚束なくなってきてしまう。でも負けないわよ、そんな手には騙されるもんですか!
 更に数歩、何とか前に進むあたし。変態野郎の行為はどんどんエスカレートしてくる始末だった。でも、いくら憤慨したところで今のあたしには抵抗のしようがなかったわ。
 背中を突付かれたりするのはまだ可愛い方で、背後からバストを鷲掴み状態で揉み拉かれたり、ヒップをネチネチと撫で回されたり。やりたい放題じゃないのよ。こいつら、腕が一体何本あるのかしら?
『ハア、ハア、ハア、ハア、……』
 生臭い息が肩越しに浴びせ掛けられ続け、さらに無数の手が次々とあたしの身体をネチネチと弄ぶ。
 挙句の果てに、下着の中にまで手を突っ込まれて……って、なに考えてんのよ、この痴漢変態集団め! いい加減にしなさいっ!
「……くぅっ!」
 ああ、負けない……負けないわ……ヤダ、そんなとこまで触って……悔しい、でも……絶対に、絶対振り向いたりなんかしてやんないんだからっ!
 不意に目の前が明るく開けたような気がした。
「ハルヒ、よく頑張ったな。もう大丈夫だぞ」
「キョン?」
 背後から聞きなれた声――ああ、キョンの声だ!
 思わず振り返ってしまうあたし……って、これは罠だ! あのマンガでもそうだったじゃないの!
 なのにあたしったら、キョンの声がしただけでつい……。
 目の前に迫り来る大量の手、手、手、手!
 そいつらはあたしの腕を、肩を、脚を引っ掴んで、真っ暗な闇の中へと引き摺りこもうと――、
「にゃあ」
 と、その瞬間あたしの顔面に何かモコモコでフワフワした毛だらけの物体がまとわりついた! なにこれ、目の前が全然見えない……、
「ハルヒ!」
 そのとき、あたしの腕が誰かに――いや、この手はきっとキョンだわ――あたしはキョンに思いっきり引っ張られ、そのまま妹ちゃんごと真後ろに引っ繰り返ってしまったの。
 意識を失いそうになりながら、そういえば、犬を連れた少女の幽霊ってのは結局出てこなかったわね、今度ここに来たら忘れずに会ってお話しなくちゃ、なんてバカみたいなことを考えていたんだっけ……。
576SS:逢魔ヶ小路 4/4:2009/02/23(月) 21:43:45 ID:xPKIB+j+
 ◆◇◆◇◆◇


「あ、アレ? ここは――」
「ハルヒ、気が付いたか?」
 俺が声を掛けると、ハルヒは腕の中から飛び出すように起き上がり、
「キョン? なんで、あんた……」
 と、呆然と呟いた。
 次の瞬間、ハルヒは自分の身体をバタバタと探るように一通り触ると、頬を真っ赤にして、
「ねえキョン、あんた――あたしに変なことしてないわよね?」
 などと訊いてきやがった。って、その変なことってのは具体的には一体何だ?
「う、うっさいわね、このエロキョン!」
 だから何故エロキョンになるんだよ?
「知らないわよ、バカ! ていうか、さっきは変なヤツに襲われかけて……そういえばあいつら、どこに行っちゃったのかしら?」
「全く、寝ぼけるのもいい加減にしろよな。こんな街中で妹と二人して居眠りしやがって。どうせ変な夢でも見たとか、そんなところなんじゃないのか?」
「そんな、さっきのが――夢? って、それより妹ちゃんは? それに、シャミセンは?」
 俺はそのまま背後を振り向く。その先には朝比奈さんに負ぶさっている妹と、シャミセンを抱き上げている長門がいる。
「なによもう……一体……」
 ハルヒはいまだに自分の置かれている状況を把握しきれずに、しばらくの間呆然としていたようであった。

 それにしても、あのとき長門が「ゲートが開いた」と呟いた直後、もの凄く大量の猫が何もない空中から溢れ出てきたのには俺も正直ビックリしたね。
「しかし、さすがはシャミセン氏ですね。とっさに涼宮さんの顔面に張り付いて、その視界を遮ることに成功するとは思っても見ませんでした」
 後から聞いた長門の説明によれば、あそこでハルヒが彼方を見たままの状態だったら、俺が手を差し伸べたところでハルヒをこちらの世界に取り戻すことはどうやら不可能だったらしい。
 しかし、どういう理屈なのかはさっぱり解らんが、あまりそれを気にするのもどうかと思う。まあ結果よければ全てよし、ってね。
「さて、これから如何いたしましょうか? 僕たちはこれで撤収しようかと思うのですが……」
 って、何だよその曰くありげな目線は?


 結局朝比奈さん、長門それに古泉の三者とはその場で別れ、俺は妹を背負い、ハルヒはシャミセンを腕に抱えて、俺の家まで戻ることになった。
 帰宅した折には辺りはもうすっかり暗くなっていて、妹の強烈なリクエストもあってハルヒは我が家に一泊することになった。って、お前その荷物、泊まる気満々だったのか?
「だって、あんたのご両親は留守だったんでしょ? 妹ちゃんが可哀想じゃないの」

 その晩、妹は始終ハルヒにべったりで、一緒に風呂に入るだとか、挙句は一緒に寝るんだと言って聞かなかったのだ。
 ところでハルヒ、今日はもう、俺の家庭教師ってのは……まあ、無理そうだな。
「ああ、ごめんねキョン。この借りはあとできっと十倍にして返してあげるから、覚えてなさい」
 ううむ、その申し出はありがたいのやら、ありがたくないのやら……。


 ◆◇◆◇◆◇


「それじゃあ妹ちゃん、一緒に寝ましょう」
「わーい、ハルにゃん、温かくて気持ちいい」
「って、もう、妹ちゃんったら、甘えんぼさんね」
「ねえハルにゃん?」
「なに?」
「あたし、キョンくんに抱っこされるのもいいけど、ハルにゃんにされるのも大好きだよ。ねえ……ハルにゃんは、あたしのお義姉ちゃんになってくれる?」
 えっ? ちょ、ちょっと妹ちゃん、それって……。
「キョンくんはああみえてもかっこいいよ。それにハルにゃんもかっこいいんだし。だからきっと二人ともお似合いだよー」
 キョンが――かっこいい? そっか、うん。そうかもね。確かに今日……最後にあたしを思いっきり引っ張ってくれたのは、あいつだったんだし。
「あれー、ハルにゃん、さっきからお顔が真っ赤だよ」
「ええっ、嘘? って、こんなに暗いとわかるはずないじゃないの、もう!」
「てへっ♪」


 ◆◇◆◇◆◇


 しかし、あいつら――何で俺のベッドで寝なきゃならんのだ? 妹の部屋で寝ればいいだろ。つーか、俺はどこで寝ればいいんだよ、なあシャミセン?
「にゃあ」
577名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 21:46:55 ID:yK7f9/su
>>756

GJ!!
578名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 21:57:02 ID:9JM86Hvf
キョンにゴミって言われちゃったゴミ宮ハルヒw
579名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 22:33:13 ID:2zZB/3cD
>>576
GJ!
いかにも月刊誌とかでやってそうな少し不思議事件って感じで好きだわw
580名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 22:45:29 ID:JjA1xu7n
第四部www
GJ!!
581名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 22:47:09 ID:izS9SrsD
>>576
GJ!!面白かった
元ネタはジョジョか。確かに猫はあんまり関係ないなw
582名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 22:58:04 ID:NjRQemGp
GJ!オチ吹いたw
さて俺もそろそろハルヒとベットインしますか。
583名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 23:33:19 ID:ObkdsmGJ
湯たんぽにハルヒって名前つけてるのは俺だけじゃないんだなw
584名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/23(月) 23:44:03 ID:Dbwxqf8N
熱い斗魂とゲリラ戦術を武器に宇宙からの侵略者を派手に出迎えるSOS団
585名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 00:05:13 ID:mGOkgzKo
他のクラスでの賭けチェスに参加して部活が遅れたキョンをなじるハルヒ
586名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 00:41:25 ID:vvi24UrF
そう言えばハクキンカイロに
「こはる」ってのがあったな
587名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 00:44:09 ID:H/oVlVo7
こんばんわ『ドラゴンと少女の物語』を書いてる物です。
取合えず昔使っていたノートPCを魔改造して如何にかネットに復帰しました

しかし原文は故障したPCの中…
取合えず書きかけが外付けHDDに保存出来てたので後編投下します
入院中に構成を変更しました。
4〜5レスお借りします。
龍は背に少女が乗ったのを確認するとゆっくりと歩きだした。
少女の目には当たりに広がる幻想的な光景が広がっていた。
嘗て栄えた都の成れの果て。今は住む者は姿を消し、代わりに龍達が暮らす禁断の聖域。
古より人が踏み入ったことのない場所の少女は立っていた。
柱のようにそびえる立つ山の頂はまるでテーブルの様に平らであり、遠めに朽ちた建物が窺うことが出来た。
恐らくはあのテーブルの様な場所が嘗て都市が存在した場所であり、柱は文字通り都市を支えていた柱なのだ。
その天井部分が崩れ落ち、今は嘗ての迷宮の奥底が大地となり、都市の残りが頂上を形どっていた。
その中心部に位置し、他の柱よりも巨大なもの。その頂上に地龍王はいるのだという。
そいて歩き出した一行を待ち構えていたのは1匹の『龍』であった。

(あれ?『名無し』じゃないか。久しぶりだね。)

何処か中性的な印象を与える声が第一声を放つ。それを効いた龍は眉をひそめた。
それは背の乗る少女も、共にいる他の3匹も同じであった。

「ねぇキョン。知り合いなの?」
【いいや 誰だこいつ? 名を名乗れ】
(クニキダだよ。同じ群れでチームを組んでたじゃないか。100年前までのチームメイトくらい覚えていても罰は当たらないと思うけど。)

そこまで話して龍は思い出していた。嘗てこの場所で暮らしていた時、若い龍同士で群れを作り生活するのか此処の決まりであった。
その際に一緒の群れになっていたのがこの『石龍』のクニキダであった。

(そのお姿から察するに、貴方は『石龍』ですね。)
(わぁ〜、まるで石みたいな鱗ですね。それで石龍なんですね。)
(…名は体を現す。文字通りの意味。)

目の前に現われた石龍が龍の知り合いであると判った3匹は警戒を解き。話しかけてきた。
通常、龍は己が領域に入り込んだらその者に対して容赦ない攻撃を仕掛ける。これは群れで暮らす龍達も同様で聖域を侵す者には死の制裁が待っている。
その為3匹はここに入ってから周囲への警戒を怠っていなかった。そこに現れた石龍。相手の出方次第では一瞬即発の状態であったが。
相手が龍の知り合いであると知り、警戒を解いたのだ。

【あぁクニキダか あんれまぁすっかり大きくなっちゃって 何?育ててた金魚まだデカクなってんの】
(何の話をしてるんだよ!ところで如何したんだい?100年前急に居なくなったかと思ったら行き成り帰ってきて。それに後ろの3匹は異種族だろ?)
【…後1人いるがな】
(?後1人?)
「…コホンッ!」

そう言って龍は自分の背を見せた。そこには少女が所在無さげに座っていた。まるで借りてきた猫のようでる。
それを見た石龍も流石に驚いた。噂には聞いているがこの聖域で暮らす龍達は実際の人間を見たことがない。
しかも、嘗ての崩壊以後は人等寄り付きしない場所にまさか人が踏み入るとは。しかも龍にまたがってである。

「………」
(へ〜珍しいお客さんだね。…人間でしょ?始めてみたよ。いったい如何したの?)
【訳ありでな 取り急ぎ爺に会いたいんだがな 今もあの山の上か?】
(会うって。…そうか!もしかしてお告げにあった『龍と少女』って君とその人間?)
【なんだ此処にもその話は届いてるのか なら話は早いな 早速だが会わせて貰って良いか?】
「………」
(うん、分かった。最初は不審者と思ったけど君たちが例に御一行なら直ぐにでも龍王様の所に案内するよ。)
【悪いな】
(いいって。君と僕との仲じゃないか。)
「………(- -#)」

そこまでの会話を聞きながら少女はやり場の無い思いを抱いていた。
それは目の前に現れた石龍がこの龍とやけに親しい事に対してであった。
その姿を後ろから眺めていた3匹は微笑ましいものを見るようにその光景を眺めていた。
「…ちょっとキョン。このドラゴンって何なの?」
【ん?あぁ紹介が未だだったな 俺が此処で生活していた時に一緒の群れにいた石龍のクニキダだ】
(クニキダです。ところで今の『キョン』ってのは君の名前?)
【…残念だがな】
(ふ〜ん。でその名前は君が付けたのか?)
「君じゃないわ。あたしは『ハルヒ』よ。…名前がないと呼びにくいから付けてあげたのよって何で笑うのよ!」
(あぁごめん、別に悪気があるんじゃないんだ。以前も名無しじゃ面倒だから仮の名前を皆で付けようとしたんだけど結局はどれも嫌がって、
 名無しのままだったんだ。それが変な名前だけど、名前が付いてるって事に驚いたんだ。あの頑固者がどうして変わったんだろうって。)
「ふ〜ん。あんた前からそんな偏屈な性格してたんだ。」
【ほっとけ昔の話だ それより早いところ行こうぜ】
「あ。……うん。」

そうして龍を先頭に石龍のクニキダを連れ立って一行は一路聖域の中心に聳え立つピラー・マウンテンを目指した。
途中何頭かの龍とすれ違ったが、龍がいる事と石龍の説明で事無きを得ていた。
途中出くわした岩龍がナガトを見た瞬間固まってしまったが、先を急いでる一行には如何でもいいことだった。
そして、外輪の山脈から歩くこと約半日。一行は中心部に辿り着いていた。
それは嘗て古代都市が存在した頃の巨大な城の成れの果て。岩と鉱石が歪に模る地龍王の居城であった。

(此処から先は僕はいけないから後は頼んで良いかな?)
【あぁすまなかったな 後皆にも宜しく言っといてくれ】
「後で皆でよるわね。あたし達の冒険譚を聞かせてあげるわ。」
(クスッ。ありがとう、楽しみにしてるよ。僕もどうして『キョン』が人間と旅をする気になったも知りたいしね。)
【何言ってるんだお前は】
「べ、別に一緒に旅してる事に深い意味なんて無いわよ!あ、あたしとキョンは何でもないんだから!」
【何慌ててるんだお前は】
「ウッサイ!馬鹿キョン!」
【やれやれ】

その様な遣り取りを眺めながら他の3匹は少し胸を撫で下ろしていた。
此処に来るまでの間、龍と少女の間に見えない壁の様なものがあったからだ。
それは少女が感じ始めていた龍と自分との明確な違いとまじかに迫りつつある別れの時への不安からであった。
しかし、一緒にいる事が当たり前に成っていた1匹と1人にはそんな些細な壁は無用であった。
顔を突き合わせていれば何時もの遣り取り。自然とこぼれる笑みに3匹も喜ばしい限りであった。
そして遥か先にある頂を仰ぎ見た。外輪の山脈程ではないが可也の高さであった。

(さて、此処からが問題ですが。)
(ふみぃ〜高いです〜。)
(…歩いて登るのは一苦労。)
【ん?そうか?大したこと無いだろ】
「そりゃアンタは歩いたり登ったりはそんなに苦にならないでしょうけど、あたし達には結構キツイのよ。」
【そうなのか?】
(はぁ。出来れば飛んでいる方が楽なんですが。)
(それに地面の中とか通りましたから思いっきり翼を広げたいですぅ〜。)
(…私たちは先に行って地龍王に謁見の申請をしたい。許可を。)
【許可って程でもないんだが まぁ俺は後からゆっくり行くからお前たちはハルヒを連れて先に行っててくれ】
「な!ちょっとキョン!」

そういって背に乗っている少女を下ろそうと背中に腕を廻した龍だったが少女は器用にその腕をかわすと頭の上に移動した。
更にそこに腕を伸ばしたら今度はその腕に飛び乗ってまた背中に逃げるといった具合である。
傍から見ていると面白いが当人達は必死の攻防であった。

【ぜぇぜぇ 何考えてるんだお前は 歩いて登ると時間も掛かるからコイズミかアサヒナさんあたりに乗せて行って貰ったほうが楽だろ】
「はぁはぁ、何言ってんのよ。アンタはあたしの騎龍なんだから。あたしがアンタの背中に乗ってるほうが正しいの!」
【はぁ何だそりゃ】
「良いから乗せていきなさい!」
その遣り取りを見ながら3匹は頷き合うと一気に舞い上がった。

【あ!おい!】
「え?ちょっと!」
(僕達は先に行っていますので、御二方はゆっくりと来てください。)
(出来るだけゆっくりでいいですよ〜。)
(…何処かでシッポリ。…何て意味?)

そう言い残して、頂上を目指して3匹は飛び立った。後に残されたのは飛べない龍と少女であった。
その光景を見つめながら、一つ溜息を付くと龍は少女を手に乗るように告げ歩きだした。
ピラー・マウンテン。
嘗て此処に存在した古代都市の城の成れの果て。崩壊と隆起の後、岩石と鉱物が絡みつき出来上がった代物。
所々に残る嘗ての城の跡が一つの通り道となり頂上まで繋がっていた。
そこは龍でも十分に通れる幅の在る通路である。

「全く3匹とも気の利かせすぎよ。ブツブツ」
【何ブツブツ言ってんだ?良いから落ちないようにしろよ?】
「分かってるわよ。アンタこそあたしを落とすんじゃないわよ!」
【分かったるさ】

その様な遣り取りを繰り返しながら龍と少女は頂上を目指して登り始めた。
そして大体半分程登った当たりで、頭上で大きな音がした。
まるで巨大な壁にぶつかったような音であった。

「うん?上で何かあったのかしら?」
【…そう言えば爺の周囲には結界が張られてるから 頂上へは飛んでいけないんだった】
「はぁ?そう言う事は先に言いなさいよ!危うく落っこちるとこだったじゃない!」
【別にお前が飛んでる訳じゃないんだから良いだろ?もう半分まで来たから後は】

そう言った刹那、上空から凄まじい勢いで三つの影が落下してきた。

(ほにゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!)
(あ〜〜〜〜〜〜〜れ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!)
(……不覚。)

一瞬、龍と少女には何が落ちていったのか理解できなかった。その数瞬後、先に飛んでいった3匹である事に気が付いた。
3匹は龍王の結界に勢い良くぶつかりその反発力に弾き飛ばされたのであった。
余りの出来事に動きを止めてしまった龍と少女だが慌てて3匹の姿をおった。
流石の龍でもこの高さから落ちればただでは済まない。慌てて淵までより下を眺めた。
そこに見えたのは頭を抱えた3匹がフラフラながらも再度登ってくる姿であった。

「ちょっと皆大丈夫?」
(ふみぃ〜、痛かったですぅ〜。)
(まさか結界があったとわ。)
(……やられた。流石にあの結果は壊せない。)
【…やれやれ しょうがない落ち着いたら歩いて登るか ハルヒこいつ等に薬塗ってやってくれ】
「了解。さ、皆頭だして。順番に行くからね。先ずはミクルちゃん。」
(お手柔らかにおねがいしますぅ〜。)
「大丈夫よ!良薬口に苦しって言うでしょ?沁みるくらいが丁度良いのよ。」
(ぴぃぃぃぃぃ!)
【程ほどにな】

暫く休憩と治療を行なった一行は再び頂上目指して歩き出した。
今度は龍を先頭に手の平の上に少女が乗り、背中にユキが乗っかり、その後にミクル、イツキが歩いて付き従った。
正直前足が翼のイツキにとっては地面を歩くのは人が泳ぐとの同じく位疲れる行為である。
そのイツキを気遣いながら一行はようやく頂上に辿り着いた。
其処には一際輝きを放つ巨大な結晶が巨大な岩石の中央にあり、神秘的な光景を作っていた。
「…此処が頂上ね。…ところでアレは何?」
(…アレは魔晶石。嘗て古代文明がその英知を結集して作り上げた奇跡の正体。そして今は各龍王が守護する神秘に宝玉。)
「…魔晶石?」
(嘗ての人の文明が神にも迫らんとした力の源です。アノ宝玉が無尽蔵に周囲の魔力を集め続けているんです。)
「…じゃぁ此処にくる途中であたしの魔法が暴走したのは。」
(アレが原因ですね。貴方が行使した魔法は彼と契約しているとは言え『人の魔法』でしたから、この魔晶石が放つ魔力に過敏に反応したのでしょう。)
「…ところで肝心のキョンのお爺ちゃんは?」
【だから違うといってるだろう 気付かないか?目の前に居るぞ】
「え?」

そういって少女は言われた先を見やった。しかしそこには巨大は岩があるだけで龍らしい姿は何処にもなかった。
ただその岩は余りにも巨大ではある。また何処か龍の姿に似ていないでもない。しかし、幾らなんでも少女にも龍と岩の区別はつく
少女は龍にからかわれてると思い食って掛かった。
少女としては何故かこの地龍王への第一印象を良くしておきたいからである。前不利も無く現れて失態は演じたくないのだ。

「あのね〜キョン?あたしでもドラゴンと岩の区別くらいつくわよ?」
【いや冗談じゃないんだ お前には岩に見えているのが俺達地龍種やその眷属を束ねる龍王 『地龍王・ユグドラス』だ 
 おい!起きろ爺!お前を訪ねて客が着てるんだぞ!】

そう龍が叫んだ時、不意に岩が大きく身じろぎをした。その岩肌に生い茂った木々は薙倒され、草や泥は剥がれ落ちていく。
そうしてゆっくりとその姿があらわになっていった。それは途轍もなく巨大な姿。
身の丈が10mは有る龍でさえ小さく見える巨体。龍王の名に恥じぬ姿。
それが五大龍王が一柱にして最も古き古代上位龍。『西の賢者・ユグドラス』であった。

【おい爺 目が覚めたか】
〔なんじゃい。誰かと思ったら名無しの子倅じゃないか。お前さんいつ帰ってきたんだ?〕
【今日だよ ところで爺お前いい加減な事いいやがったな!】
〔はて?何のことだ?〕
【てめぇー!神龍の居場所は知らないみたいな事言っていただろ?でも本当は知ってるんじゃないか?】
〔なんじゃその話か。だからワシは言ったじゃろ。『旅をしてみろ。さすれば答えに辿り着く』と。此処に居ることがその証拠じゃ。〕
【結局帰ってくるなら何も変わってねーだろ!いい加減な事言いやがって!本当は如何なんだ!知ってるのか?知らないのか?】
〔まぁ、そう慌てるな。それにお前さんは此処は出立した時とは違うじゃろ?〕
【…何がだよ…】
〔その、お前さんに手に平に乗っている人間の事じゃ。ワシの予言が当たってるのならば、お前さんはその人間と出会わないと如何のじゃ〕
「ちょっと、何故あたしとキョンが出会わないといけないの?キョンの名前とあたしが何か関係があるの?」
【おい ハルヒ】
〔人間の娘さんよ。まさに大有りじゃ。嘗て『闇』を封じた神龍と聖なる巫女は、神龍が旅の途中に出会ったんじゃ。正に今のお前さん方のようにな。
 そして其れこそが、そ奴が知りたがっている事に繋がる。良いか?事は最早この世界を巻き込んだことになっておる。『龍と少女』嘗て世界を救った
 神龍と巫女と同じであるお前たちが必ずやこの世界を救う手立てを見つけるはずじゃ。だからこそお前たちが出会うようにとワシは旅を進めた。
 何時出合うかもしれん、当ての無い旅じゃったがな。〕
【何で俺とハルヒが出会う必要があるんだ?それが神龍の居所とどう結びつくんだ?】
「そうよ。生まれた時も違うあたしとキョンが出会う事を何でお爺ちゃんは分かっていたの?それが何で世界と関係あるの?」
〔そうさな。言の葉だけでは通じんだろうて。なら嘗てワシが体験したことをお前さん達も体験するか。それが答えに辿り着く一番の近道か。〕
【体験って 一体何するんだ】
「…もしかして、魔法かなんかであたし達を過去に飛ばすとか?」
〔この魔晶石には太古の記録が詰っている。それはワシが記憶した事全てじゃ。そしてその中にある『神龍と巫女』の事をお前さん達に直接伝えよう。
 嘗てワシや若き氷龍王や炎龍王、嵐龍王や金龍王が出合ったあの1匹と1人も話。今や語り継ぐものもいない悲しい悲恋の話じゃ。〕
「え?…それって。」
【?なんだ?『ヒレン』って】
「うなっ……ちょっとキョン。今の話を聞いてて気付かないの?」
【何が?】
「もう!知らない!」
【…なんなんだ一体】
〔…そんな所も良く似ておるわ。では行くぞ。〕

龍と少女が地龍王より聞かされた話。それによると自分達は出会うべくして出会ったのだという。そしてその出会いは
嘗て古の時代にあった存在『神の龍と聖なる少女』に酷似しているのだという。
そして龍王は此処に龍と少女が現れるのを遥かな昔より待ち続けていたのだ。
あの忌まわしき記憶。そして『神龍と聖なる少女』に起こった悲しき出来事。
それを知ることが龍と少女にとって必要な事であり。それが此れからの龍と少女の運命を大きく決めることであった。
593名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 00:51:58 ID:H/oVlVo7
以上です
行数計算間違ってた…
ちょっと長くなったので此処で一旦区切りとしました

また纏まったら残り投下します
そろそろ靴にも登場するのではと噂の『彼女』を出し予定
…後『辰屋さん』
594名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 01:06:26 ID:wO24mkBD
乙です。

読み応えがあります。
595名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 01:09:32 ID:1kFaOnIO
乙乙乙!
ゆっくり休んでいってね!
596名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 02:05:20 ID:mCDxmwIa
乙。

さぁ寝るぞハルヒ。
なんだ?「今夜は寝かせないわよ」だと?勘弁してくれ。なんだ?今日がチャンス?なんだそれは。何かの懸賞か?いいから寝ようぜ。明日も仕gうわなにするやめ…
597名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 02:18:45 ID:AR3PZOLz
>>536
コンチキショウ!
その内SSに必要な物をたっぷりと込めてここに投下してやるからな!
598名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 02:55:45 ID:/E9iM/ow
ハルにゃんのバージンは俺が貰った!
599名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 03:07:49 ID:dr6COgGi
>>593
乙であります。山をのっそりのっそりと登って行く一行を想像したらなんだか和んだわぁ。
寝ているドラゴンキョンの逆鱗をさわさわして悶えさせるハルヒを思い浮かべつつ、おやすみなさい
600名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 03:16:03 ID:hfauxSkl
満月の夜、村の廃墟と眠るドラゴンキョンをバックに
火の前で語らうハルヒと同行者朝倉
601名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 10:19:50 ID:zA2oPlnF
ハルヒ=ドラゴンマスター
朝倉=ドラゴンハンター
って感じか
602名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 11:09:42 ID:/E9iM/ow
実は親兄弟と死別していて天涯孤独の身のハルにゃん
家ではいつも一人寂しく無表情で食事
その反動故、SOS団の皆と一緒にいるのが
堪らなく楽しい笑顔のハルにゃん
603名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 13:03:15 ID:54mJFaE0
今日も雨だ。
相合い傘だよ。相合い傘。
604名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 15:12:34 ID:4knLwiN5
ハルヒちゃんのOPで顔面ぶつけて目回して「んあぁ〜・・・」と呻きながら
倒れそうになるハルにゃんを毎回見るのが可哀相でつらい(´;ω;`)
605名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 15:21:28 ID:1kFaOnIO
俺はあのシーンが可愛くて好きだったりする……
606名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 15:39:35 ID:54mJFaE0
あ〜……どっちの気持ちも分かるなw
607名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 15:46:27 ID:mGOkgzKo
あちゃくらさんと同サイズにされてキョンに遊ばれるハルヒも良いかも知れん
608名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 15:56:38 ID:54mJFaE0
個人的にはアリだな
609名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 16:18:00 ID:Qp+6qniS
古泉「あん?最近だらしねぇな?あん?」
610名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 16:24:22 ID:VtKvVa16
>>607
ハルヒがツッコミというのもたまにはいいかもしれんなw
611名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 16:44:59 ID:hfauxSkl
>>610
キョン「湯加減はどうだ、ハルヒ?」

ハルヒ入りの茶碗に湯をそそぐキョン

ハルヒ「極楽極楽♪・・・ってあたしゃ目○親父かっ!?」
612名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 18:00:31 ID:VtKvVa16
子ども用水着着ながら茶碗でお風呂……イイね!
613名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 19:02:57 ID:6eZO/679
この変態め。        俺もイイと思います。
614名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 19:28:23 ID:Qp+6qniS
キョン「ハルヒ・・・お前みたいな女でも好きな奴とかできるのかなぁ・・」
ハルヒ「フンだ、あんたに関係ないでしょ」
キョン「そーかい」
615名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 19:53:02 ID:wO24mkBD
>>611

長門「おお」
616名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 20:24:07 ID:zA2oPlnF
長門の茶碗かよ!
617名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 20:57:21 ID:6eZO/679
実は俺が自分の茶碗と長門さんの茶碗をこっそりと入れ替えていたのは気づかれていないようだな……。
ぐふふ。これでハルヒのダシを堪能でき…………おやだれかきた
618名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 21:05:51 ID:jefjIoE6
キョンが更にすり替えていた
で、平然と飲むキョンに対し赤面するハルにゃん
619名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 21:12:31 ID:hfauxSkl
あちゃくらさんも混ざって入り、ハルヒと喧嘩になって
キョンが部屋に戻ってくる頃には水浸しの床とひっくり返った茶碗から二人が這い出て来る所だった
620名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 21:24:52 ID:wO24mkBD
朝倉がキョンを襲わなければ、今頃仲良くケンカするお友達だったかも知れないね。
既定事項だから回避不能だけど、もったいない。
621名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 21:52:00 ID:zA2oPlnF
分裂のわたぁしが朝倉なんじゃないかと思ってたことを思い出した
622名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 22:45:03 ID:1kFaOnIO
俺もだw
623SS新落語シリーズ「金明竹」(1/2):2009/02/24(火) 23:03:54 ID:3sDySJYW

ハルヒ「ねえ、キョン。有希のことなんだけど」
キョン「どうしたんだ、ハルヒ?」
ハルヒ「素直なのはよいことだけど、もう少し断るってことを覚えた方がいいと思うわ。昨日
なんか、自分の持ってる傘を知らない人に貸しちゃって、自分はずぶぬれで帰ってきたのよ」

キョン「長門、ハルヒに聞いたんだがな。自分の持ってる傘を知らない人に貸して、自分はず
ぶぬれで帰ってきたってのは本当か?」
長 門「事実」
キョン「なあ、長門。時には断った方がいいと思うぞ」
長 門「どうやって?」
キョン「そうだな。落語なんかだと、『貸し傘も何本かありましたが、この長雨でどれも使い
過ぎまして、骨は骨、紙は紙、とばらばらになりましたから、使い物になりませんので、風呂
の焚き付けにでもしようかと、物置に放り込んであります』とか言うんだが。ははは」
長 門「わかった」
キョン「おいおい、今のは落語の話で、傘も竹と紙でできた和傘だからできる言い訳だぞ」
長 門「了解している。応用問題は得意」
キョン「そうか。まあ、参考になるならいいが」

コンピ「コンピ研の者だが」
長 門「知っている」
コンピ「あ、長門さん。いつもお世話に。ところで、君のところに猫はいなかったかい? い
や、うちの部室にネズミが出たんだ。ほっとくとケーブルをかじられたりして困るんで、なん
とか追い回して部屋の隅に追い込んだんだが、ケーブルやら機材やらが入り組んでるところに
逃げ込んでどうにもならない。猫だったら狭いところでも大丈夫だろうと思って、借りに来た
んだが」
長 門「猫はいるが貸さない」
コンピ「どうして?」
長 門「酷使し過ぎて、骨は骨、皮は皮とばらばらになってしまった。使い物にならないから、
風呂の焚き付けにするために、物置で保管している」
コンピ「うげ。さすがSOS団。黒魔術の生け贄にでもしたんだろうか。触らぬ神に祟りなし
だな。あの団長が来る前に退散した方が良さそうだ。邪魔したね」
ハルヒ「へー、団長がなんだって!?」
コンピ「うわあ、出た!」

長 門「断ったが、不完全な表現だった。修正の必要を認める」
キョン「うーん、猫が『骨は骨、皮は皮とばらばら』はまずいだろ。どんな猟奇事件に発展し
ないとも限らんしな」
長 門「猫の場合は?」
624SS新落語シリーズ「金明竹」(2/2):2009/02/24(火) 23:04:34 ID:3sDySJYW
キョン「そうだな。落語なんかだと、『うちにも猫が一匹おりましたが、さかりがついたらし
く、とんとうちには帰りません。久しぶりに帰ってきたと思ったら、どこかでエビの尻尾でも
食べたんでしょうか、おなかをくだしまして、そちらのお部屋で粗相してはいけませんから、
今は『またたび』なめさせて寝かせております』なんて言うんだが。ははは」
長 門「わかった」
キョン「おいおい。時と場合があるんだから、ちゃんと選べよ」
長 門「了解している。情報操作は得意」
キョン「そうか。まあ、参考になるならいいが」

鶴 屋「やあっ、みくるはいるかいっ?」
長 門「いない」
鶴 屋「おや、有希っこ、ひとりだねえ。みくるはどこ行ったか知らないかなあ?」
長 門「うちにも一人いたが、さかりがついたらしく、とんと部室にやって来ない。久しぶり
にやってきたと思ったら、どこかでエビの尻尾でも食べたのか、おなかをくだしている。粗相
してはいけないから、いまは合法ドラッグをぶち込んで寝かせている」
鶴 屋「うわー。大変なところに来たかもにょろ。じゃあねー、ごゆっくりー」

みくる「うう。今朝、鶴屋さんに、色気づいてスカトロで薬漬けのみくる、って言われたですー」
キョン「やれやれ。長門、そんなこと、鶴屋さんに言ったのか?」
長 門「趣旨は間違っていない」
ハルヒ「ちょっと、キョン!! あんた、さかりがついたってどういうことよ!!」
キョン「おい、まさか。ハルヒにも言ったのか?」
長 門「言った」
古 泉「ぼくは涼宮さんが『さかりがついた』と聞きましたが。おやおや、お盛んなことで
によりです」
キョン「な、長門!!」
ハルヒ「キョン、待ちなさーい!!」

元ネタ:金明竹の前半

625名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 23:43:13 ID:cH3i1b3G
>>624
GJ!ワロタw

>>617
ハルヒ汁か。用途を詳しく聞かせてもらおうか。
626名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 23:48:59 ID:e6W8Ee9n
ここまでの625レスの内訳

原作又はアニメのハルヒの話 0レス
妄想の話 625レス
627名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/24(火) 23:55:29 ID:wO24mkBD
いつものことだが
628名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 00:03:56 ID:+vhnj4NF
黒ドレスのハルヒの脚にキスを与えるはだけたキョン
629名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 00:10:34 ID:IFY3wKnr
と言うか全レス見てるとは素晴らしいハルヒ愛だ
見習わなければ
630名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 00:31:36 ID:oaEVEqza
応用できてないw
GJ!
631名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 01:52:25 ID:JP+J88UM
妄想でも何でも良いんじゃね?


わざわざ住民を不快にさせるレスよりな


そう言えばアンチスレでも排除され始めてる「劣化君」はどうしたのかな?

話は変わるが妄想ついでに分裂の最後で長門が病に倒れるが実はコンピュータウイルスに感染したのが原因らしい

お見舞いを終えてハルヒを先に帰らすとキョン、古泉、みくるの三人は一寸法師のように小さくなって長門の体内に進入しウイルス退治に挑む

途中で擬人化された長門の白血球に出会う

長門のイメージで構築された強い人

そこにいたのはハルヒと瓜二つで性格まで一緒の女勇者だった!

道中 散々キョンと喧嘩になりながらもウイルスの大本「獏」のとこに辿り着いた勇者一行

果たして戦いの行方は…
超勇者ハルヒ
銀色の侍キョン
男色僧侶イツキ
魔法少女ミクル


ダメだ…さっき読んだジャンプとゴチャゴチャになってる
632名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 01:59:53 ID:nS2MI+Uu
今日- 2月25日は、

* 夕刊紙の日
* 箱根用水完成の日
* 毎年のこの日は日本全国のほとんどの国立大学で2次試験(前期)が開催される。

 おお、そうか。受験生がんばれ。

 夕刊と箱根用水完成を、どうSSにするかだがwww 
633名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 02:06:46 ID:v6P1utWv
ふっ

気付いたら日付けが変わってた

2月24日
月光仮面登場の日
1958(昭和33)年、ラジオ東京(現在のTBS)で国産初のテレビ映画『月光仮面』のテレビ放送が始った。
を忘れないで!


キョン「…悪いがハルヒ。衣装が違う。」
ハルヒ「だって詳しい事分からなかったのよ。」
キョン「それじゃ魔法少女ものだ。」
ハルヒ「…結構いけてると思うんだけどなぁ〜。」
長門 「非常に興味深い。」
キ・ハ「「長門(有希)?」」
634名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 02:09:08 ID:nS2MI+Uu
>>633

>『月光仮面』

キョン:「正義の味方」という呼び方は、月光仮面から始まったらしいぞ。
635名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 02:20:19 ID:nS2MI+Uu


同じ制服を着た男女の高校生の組が

仲良さそうにホテルの廊下とか駅とかで

一緒にいてキーってする。

お前ら同じ高校から来たんだろーな。

そして仲良くここまで勉強して、

仲良くきて、そして同じ大学を

受けるんだろうな。

キー。お前らみんな落ちろ。

否、むしろ片方だけ受かれ。

一方がすごい大学生活を楽しむことで

落ちた側との関係に亀裂が生じろ。




ハルキョン「谷口、何言ってんだ(のよ)?」

谷 口  「おまえらのことだよ!! ごゆっくりー」

636名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 02:24:32 ID:VBVbR6Ov
ムシャ・・・ハクッ・・・ゴクン

ハルヒ「ふぅ、小さくなっても良い事はあったわね。これは盲点だったわ」

キョン「ああ、こうしてお前に奢るのがビッグマック一個で足りるのが凄い(財布的に)助かる」
637名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 02:27:26 ID:68WuAiEN
>>636
キョン(こうしていつでもどこでも…寝るときでも一緒にいられるしな。おっとこれは俺とここの住人だけの秘密だ。ハルヒには言うなよ)
638名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 02:51:57 ID:oaEVEqza
さて静かになったことだしハルヒと布団に入るぜ。
おやすみハルヒ。
639名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 08:18:17 ID:U4bAo3Hz
おハルキョン


今日も天気がよくないな
640名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 08:57:12 ID:nS2MI+Uu
>>636-637

 キスや××しにくいのが、玉にきず
641名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 11:19:58 ID:vQ6SDI+x
>>639
ハルヒと相合い傘するためにこっそりと傘を忘れてしまったぜ。
いやぁまいった。これは相合い傘するしかないなぁ
642名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 13:53:56 ID:VBVbR6Ov
怒ってキョンを追うハルヒ
「追い付いてごらんなさーい」なキョン
643名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 13:59:44 ID:39PXOZL5
そしてスッ転ぶ
644名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 15:25:15 ID:vQ6SDI+x
は、晴れて来た……だと?
俺とハルヒのらぶらぶ☆相合い傘作戦!がまさか見破られていたと言うのか!?
645名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 16:36:32 ID:oaEVEqza
おまえさんの浅ましさは我らが団長にはバレバレユカイなのですよ、にぱー
646名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 16:57:32 ID:mseZNkB/
そういやハルヒちゃんって毎回長さが微妙に違うよな。
647名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 17:00:54 ID:m5sf99uU
好きな話はぜひとも長くやって欲しいと思う。
648SSハルヒの住宅情報(1/3):2009/02/25(水) 19:07:33 ID:nS2MI+Uu
 駅前の不動産屋の前で、掲示されている物件情報を親の敵の用に睨みつけている奴に出会っ
た。
 誰であろう、涼宮ハルヒである。
 ハルヒは自分の行為によほど集中していたのか、俺が声をかけられるまで近づいても、まる
でこちらに気付かないでいた。
 やれやれ、今度は何を考えついたんだ? 大方、SOS団の駅前屯所を作るのよ!これから
地の利ってのがものをいうんだからね、といったようなことだろう。
 悪の芽は早めに摘むに限るな。といっても大げさなものじゃない、ちょっとばかり小言を言
うだけさ。だいたい、こいつは物わかりが悪い奴じゃない(逆に物わかりが激しすぎるきらい
はあるが)。ただ正面から否定すると意地になって、自分でのわかっちゃいるくせに上げた手
が下ろせなくなるだけの話だ。
 周りの迷惑を少々過小評価するきらいはなくはないが、こいつはこいつなりに自分を含めた
「みんな」のためを思って画策したり陰謀したりしているのだ。つまりは、こいつなりの理も
利もあるわけで、何も最初から全面対決、全面否定でなきゃいいのだ。ああ、おまえの気持ち
はわからんでもないがな、ハルヒ。
「キョン?」
「はい?」
 不意をつかれて間抜けな声をあげてしまった俺。
 というか、ぼんやり考えているうちに近づき過ぎて、ハルヒのすぐ後ろにまで来ちまってる
じゃないか。しかも不動産屋の、今ハルヒが睨みつけている掲示コーナーのガラスに、ばっち
り俺の姿が映ってる。これでは、ぴかぴかのトランペットに心うばわれショーウィンドウにお
でこをくっつけて凝視しているちびっ子はおろか、ミスうっかりさん部門でも、我が校ナンバー
ワンの位置に輝くであろうマイ・スウィート・エンジェルですら俺を誤認したり見過ごしたり
してはくれないだろうよ。
「よ、よお。ハルヒ」
「あ、あんた、なんでこんなとこ、いるのよ?」
「なんでって、ここは俺の通学ルートだ。おまえとも何度も歩いてるぞ」
「そんなことは知ってるわよ。あたしが言ってるのは……」
とハルヒはそこまで言って何かに気付いたらしい。オレの袖をひっつかんで、大股でのっしのっ
しと歩き出した。
 転びそうになりながら、これも数百回目のシチュエーションなので、俺の足腰は篠原重工製
の二足歩行ロボットのようなオートバランサーが働き、見事に持ちこたえて、ハルヒの横に並
ぶよう、俺の体を支えて押し出した。
 後ろを振り向くと、個人経営であろう小さな不動産屋のご主人が中から出てきて、こちらを、
多分ハルヒの方を見ていた。
 俺は、そのご主人と例の「どういう表情をしたらいいのか分からない時の怒り顔」をはりつ
けているハルヒの顔をかわるがわる何度か見た。
「なによ」とハルヒの怒りを含んだ声がその動きを止め、怒りを浮かべた目の方は俺の顔を睨
みつける。
「ハルヒ、おまえ不動産投資に興味があるのか?」
「はあ?」
「冗談だ。部屋でも借りようってのか?」
「……まあ、そのようなもんよ」
ハルヒの怒り顔は、言い当てられたのが悔しいといった顔に変わる。
「最近、よく眠れなくてね」
確かに最近のハルヒは居眠りが多いな。一足早い「春眠暁に覚えず」って奴かと思っていたが。
「近所で深夜工事でもやってるのか? 季節外れの暴走バイクの運行ルートがおまえの近所を
通るようになったのか?」
 それにしても、それだけの理由で部屋を借りようなんて、お大尽な理由だ。というか、ハル
ヒがいざ寝ようと思えば、どこかの国際空港の一本しかないせいで忙しい滑走路でだって眠れ
るだろうに。
「あんたの、そのわざとやってるんじゃないのっていう鈍さには、時々殺意すら覚えるわね」
「ハルヒ、俺なんか食っても多分うまくないぞ」
「どうかしら? 少なくともあんたとこのお弁当もお夕飯も、嫌いじゃない味付けね。それを
生まれてからずっと食べてるだもの、さぞかし……」
「あー、できたら、キャッチ&リリースで頼む」
「本当の狩人はね、自分で食べる分しかとらないのよ!」
 俺は半分は戯れに、あとの半分は反射的に、小さく両手を上げた。ハルヒはとびかかるため
だろうか、わずかにさがって腕まくりのようなしぐさをする。万事休す。
649名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 19:08:19 ID:8KOedTsQ
ハルヒちゃん、一話から進んでるようで飛ばしたりしてるけどあれも気まぐれなんかなw
650SSハルヒの住宅情報(2/3):2009/02/25(水) 19:10:57 ID:nS2MI+Uu
「なんだって?」
「眠れないのは、あんたのせいだって言ってんのよ!!」
 ハルヒは神足の速さで間合いをつめ、俺の襟首を自慢の豪腕で締め上げはじめる。
「あんたの鈍さが、わざとやってんじゃないことぐらいわかるわよ!だから余計に腹が立つん
じゃない!」
 ハルヒの腕から力が抜ける。崩れ落ちる俺の体。地面にぽたぽた落ちるハルヒの……。
「ハルヒ、おまえ?」
「バカキョン! ついてくんな!!」
 走り出し際にハルヒが放った鞄は俺の額に命中。俺はアスファルトにヒザをつき、ずり落ち
てくるハルヒの鞄をなんとか両手で受け止めた。
 あいつが走り去った場所には、小さいが見間違えようがない水滴の跡。
 ハルヒは泣いていた。

 持ち主は泣きながら退場し、残されたのは鞄と謎、それに浮かんで消えないハルヒの泣き顔。
どうしようかとしばらく途方に暮れた後、俺はこのまま帰宅するのでも、ハルヒの家に直接行
くのでもなく、事の発端に戻ることにした。
「こんにちは」
「やあ、いらっしゃい。ああ、さっきの娘の?」
「はい。あの聞いてもいいですか?」
「いいとも。じゃあ、ちょっと待ってくれるかな。そろそろシャッターを下ろそうかと思って
たんだ」
駅前の小さな不動産屋は、やはり店主一人で切り盛りされていて、夕方5時を過ぎると閉店な
のだという。
「さっきの娘さんなら、このところずっと来てるよ。10日くらいにはなるかな。土、日は時
間が違うけども」
「こういうのって守秘義務があるのかもしれませんが、あいつ何を?」
「それがわからなくてね。あの娘、ああやって物件情報をにらんで入るが、一度も店の中に入っ
て来ない。時々、さっきみたいに声をかけようとすると、それに気付いてか、ぷいっと行って
しまう」
「……」
「確かに高校生が自分だけで部屋を借りるってわけにはいかないしね。親が同意して保証人に
なってくれないと。これこそプライベートなことになるけど、あの娘、家族と……」
「いや、うまくいってると思います。俺の知る限りじゃ」
「そうかね。あの娘の見てるところから察すると、おおかた学生向けのマンションなんだろう
と思うんだけどね。君たち、制服からすると、北高でしょ? うちが扱うのは近辺の物件だし。
家が引っ越すけど、彼女だけ通い続けようとでもいうのかな?」
俺は、ハルヒと俺の鞄をつかんで立ち上がった。
「ありがとうございました。あの、また来ます。必ず。今度はあいつと一緒に」
不動産屋の店主はにこにこと見送ってくれた。
「それがいい。待ってるよ」

 それからの俺の計画は、(1)ハルヒに会う、(2)そして真相を聞く、である。コトバに
すると単純だが、口で言うほど簡単ではない。まず、あの天の邪鬼の行方をどう突き止めるか、
そしてどうやってあの韋駄天に追いつくか、が問題だ。
 可能性をつぶしていくしかない。あの意地っ張りが、鞄なしで泣き顔のまま帰るとは考えに
くい。家に今日誰もいないなら、まっすぐ帰る可能性が高くなるが、自宅に電話するとハルヒ
の母さんが出た。やっぱりハルヒはまだだという。
 そうなると、あいつがどこで時間をつぶしているかだ、短くない付き合いだ、あいつの考え
そうなことが分かっちまって、嫌になるな。あいつが本気になれば、何年だって誰にも見つか
らずにいることだってできるだろうが、何しろあの天の邪鬼だ。絶対に見付けることができる
場所に、それも俺だったら見付けられない訳がない場所に、もしも見付けられなかったら俺が
自己嫌悪にどっぷり浸かりそうな場所に、あいつはいる。
 「早く見付けなさいよ! あたしに風邪引かす気?」
とかいう幻聴まで聞こえるような気がする。見つかった時のあいつの第一声だって想像がつく
さ。
「おそい!いつまで待たせる気よ!」
 ああ、末期的だぜ、まったく。
 
 「おそい!いつまで待たせる気よ!」
 明かりが水銀灯だけになった公園のベンチを背にして、腰に手をあてて、それ以外は仁王様
651名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 19:11:33 ID:2Kjuvju8
オリキャラを語れ(笑)
652SSハルヒの住宅情報(3/3):2009/02/25(水) 19:11:55 ID:nS2MI+Uu
のように突っ立ってる奴がいる。やれやれ。
「わるいな。これでも全速力なんだ。不動産屋のおっさんと話し込んだ分がロスタイムだな」
「何話してたのよ?」
「ただの茶飲み話だ」
 俺は自転車を降りて、一歩近づいて言った。
「あと、次はおまえと一緒に来るって言っといた」
 また一歩。
「何、勝手なこと言ってるのよ!」
「俺に関係があるんだろ。俺が一緒に行かないでどうするんだ?」
 そして、もう一歩。
「あんた、自分が言ってること、わかってんの?」
「いや、実はさっぱりわからん。だから聞きたくておまえを捜したんだ。聞かせてもらえるん
だろうな?」
「うちの親も、あんたの嫌も、反対するに決まってるわ! もちろん、あんたも!」
「かなりひどいことらしいな。そんなこと、おまえだけ独り占めとは、ずるいぞ」
「馬鹿言わないで! 冗談じゃないのよ!」
「だから真面目に聞いてるだろ。鈍いアホキョンにも分かるようにちゃんと言えよ」
 もうハルヒとの距離は数歩しかない。
「なんで眠れないのか? なんで部屋を借りたいのか?」
「あんたが悪いのよ、あんたが!」
 その数歩をハルヒは一気につめてくる。俺の胸に体当たりして、ぽかぽかとなぐってくる。
「あんたのせいよ! あんたがいないと眠れないのよ!」
「……」
「あんたの背中があったら、あんたの息づかいが聞こえたら、いくらだってぐーぐー眠れるの
に! あんたの家に行って、ご飯食べて、勉強して、遅くなって、あんたが家まで送ってくれ
て、その後あたしは一睡もできない! 朝になって、あんたが迎えに来てくれるのを、夜中じゅ
う待ってる。だから! ・・・あんたと一緒に眠れて、あんたと一緒に目が覚める場所があっ
たらって。いっしょに暮らすとか、そんなのは無理、わかってるわよ! 未成年だし、お金だっ
てないし、またあんたの気持ちも確かめず、あたしだけ暴走してるし。で、でも、でもね、キョ
ン・・・」
「……奇遇だな」
「え?」
「おまえが家に来て、飯を食って、それから勉強して、遅くなって、おまえを家まで送って行っ
て、家の前で別れて、おれは一人で帰るんだが、帰って自分の部屋に戻って、部屋の明かりを
消すと、おまえがさっきまでいたのが、暗いからかえって、すごくよくわかるんだ。体温だと
か、匂いだとか、気配だとか、とにかくそんなのが。それで俺は眠らないで、朝が来るのを待っ
て、支度したらすぐ家を出て、おまえのところへ行くんだ」
「……キョン?」
「なあ、ハルヒ。俺たち確かになんでも自分勝手にやれる訳じゃないが、自分たちがどうした
いかぐらいは、ちゃんと言葉で大人に説明できると思う。話にならなかったらその時はそれで、
もう少し悪いやり方だって取れるだろ」
「……キョン」
「だからな、ちゃんと俺を巻き込め。ひとりで抱えるな。それぐらいのことはしていいと思う
ぞ、俺たち」
「……ごめん」
「あやまるな。さあ、どうすんだ? これからおまえの家に乗り込んで話をしてもいいし、逆
にうちに先にくる手もある。なんだかんだいって、おまえはうちの連中に気に入られてるから
な」
「……それをいうなら、キョン、あんただってうちじゃそれなりのものよ」
「それなり、ね」
「というわけだから、キョン、早速うちへ向かいましょう。夕飯ごちそうするって言い出すに
決まってるから、料理の間にあたしが『下ごしらえ』しとくから、夕食後うちの親をきっちり
と説得してね。ああ、そうそう。今日は珍しく親父が早く帰ってくるみたいだから、手間が省
けるわ」
「おいおい」
「期待してるわよ、キョン! あたしたちの大事な未来がかかってるんだからね!」
 泣いたカラスがもう、って奴か。やれやれ。
 ハルヒは早速回復した100ワットの笑顔で、俺の手首をしっかり握って、前に歩き出した。
653名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 19:15:58 ID:2Kjuvju8
>>652
オリキャラのSSなんか貼るなカスw
654名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 19:32:02 ID:rg4+Z9kY
なんだこのニヤニヤは。ぐっじょぶ。
ハルヒとキョンの掛け合いが良いな。
察するにあのシリーズの作者さんかな?違ったらスマン。
655名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 19:34:28 ID:wUT8V2xH
他スレ荒らし糞スレ晒しage
656名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 19:38:03 ID:fGpv+Xwl
>>654



キモッ
657名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 20:07:10 ID:AICt4j0W
>>652
いいねーGJ!
なんか普通に続きそうだな。次は引越し編か同棲編かw
658名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 20:15:36 ID:mseZNkB/
GJ!
いいねー。なんかほっこりしたわw
659名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 21:02:06 ID:NnkCHhz2
後半の二人の告白仕合が上手いわぁ。
GJ!
660名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 21:07:44 ID:8KOedTsQ
GJだっぜ!
地味にストーリーが続いてるなw
これは別シリーズで(親父的に)波乱がありそう。
661名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 21:15:26 ID:+vhnj4NF
キョンを始め団員皆からいじられるキャラになってみたハルヒ
キョンから「俺達のハル」と言われて顔真っ赤
662名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 21:44:24 ID:m5sf99uU
>>652
GJ!
なんかタイトルから不動産業にでも手を出すのかとw
663名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 21:54:04 ID:8yVpQJ3c
涼宮ハルヒとは〜

作者:谷川流に完全SD妄想同人誌のキャラのハルヒちゃん以下と見なされたDQN犯罪者のこと。

かなり作者から嫌われており、ハルヒは同人キャラ以下と単行本巻末で堂々とコメントが掲載され
「涼宮ハルヒというタイトルを変えようかと思った」とまで言われる始末。
作中ではどんどん活躍の場を失わされ、完全にお荷物の空気と化し「邪魔者は消えた」とまで書かれた。

団員想い(笑)な涼宮ハルヒの行動例
・信者曰く団員想いなのに、団員を玩具扱いし虐待。本人も「みくるは私の玩具だ」とのこと(溜息)
・団員に真夏に気ぐるみバイトの無賃労働させた挙句、自分は一切働いてないのにバイト代を全て横取り(暴走)
・みくるは着せ替え人形と見なしていて、痴女と思われかねない格好で町中を引きずり回す(憂鬱・溜息)
・みくるに性的虐待し、学校を休むほどの精神的ダメージを与えたが、一切の反省の色も謝罪も無し(憂鬱)
・世界を盛り上げる等とホザいてるが、口先だけで完全にショッピングを楽しんでいる(分裂)
・みくるの身体を餌に猥褻写真をばらまくと恐喝してPCを強奪する犯罪者(憂鬱)
・神社の神主に向かってエアーガンを乱射する。直度「ボコった方がよかった?」とも発言するDQN(溜息)
・不思議を探すわよ!と妄言を吐いて団員の放課後と休日を奪うが、自分が飽きたら即刻帰るエゴイスト(暴走)
・「消失」以降は恐ろしく空気化。信者は必死に「作者のミス(笑)」「性格が丸くなっただけ(笑)」とスレを荒らして主張するが
 巻末コメントで谷川の口から直に「涼宮ハルヒというタイトルを変えようかと思った」
 「涼宮ハルヒというタイトルは10秒で決めた」と掲載されており、谷川にとってハルヒはいらない子なのであった。

ハルにゃん(笑)とは〜
ハルヒ厨が生み出した妄想の産物である
「深夜にキョンが気になって電話しちゃうハルにゃん(笑)」
だそうだ。
664名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 21:57:59 ID:wUT8V2xH
GJだっぜ!(笑)
665名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 22:10:49 ID:2Kjuvju8
工作員養成所糞女を語れスレwwww
666名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 22:39:29 ID:iuhqLX9G
パトレイバー吹いたw GJ.
667名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 22:42:11 ID:lvG3PZZf
192 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/25(水) 21:08:07 ID:IFY3wKnr
色々言っといてあれだが相棒見るから帰るノシ
いや、すまん…

193 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/25(水) 21:18:36 ID:i5g4sfbs
信者の突撃禁止と書いといててめえは信者のスレに突撃するとか
どんな思考してるんだ?

194 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/25(水) 21:23:38 ID:UionK7ty
ハルヒかわいいよ

195 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/25(水) 21:39:48 ID:AEWQEmLi
おまえらこんな良い女を糞女とか正気かよ。
美人でスタイル抜群で破天荒とか最高じゃねぇか。

196 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/25(水) 21:44:45 ID:JP+J88UM
188のIDがまた他スレの荒らしで発見できましたよ


お互い迷惑ですな

197 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/02/25(水) 21:57:05 ID:wUT8V2xH
>>195
確かにw
キョンにウンコ女って言われて異性として全く見られてない程魅力的だなw

198 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/02/25(水) 22:09:18 ID:2Kjuvju8
アンチに成り済ましてたのに糞女信者とバラしちゃった>>196wwwwww

ま〜たハルヒ厨がすぐバレる工作しちゃったねw

199 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/25(水) 22:27:34 ID:R/bEweuI
はいはい
分かったから長門は俺が貰っていくな

200 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/25(水) 22:37:32 ID:6F23IsHf
>>196
いや、そっちの若い衆が殴り込んできたけど
ここは壊すようなものが何にもなくて
拍子抜けしてんじゃないの?

繰り返しになるが、スルー、足りなければ規制をどうぞ
668名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 22:51:06 ID:AyGOs/4O
>>652
素晴らしいGJ
669名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 23:07:18 ID:fmwQrYP/
パトレイバーならハルヒは大田ポジションだな。
いや普通に考えたらアッチなんだけどさw
670名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 23:10:45 ID:8KOedTsQ
カミソリ鶴屋さんですね
671名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 23:15:53 ID:AICt4j0W
ハルヒならレイバーも楽々操縦しそうだなw
672名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 23:35:51 ID:AyGOs/4O
一号機:操縦者ハルヒ、指揮キョン
二号機:操縦者みくる、指揮長門
隊長:古泉

この人選は嫌がらせですか?
673名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 23:40:41 ID:+vhnj4NF
髭ガンダムに乗るキョン
カプルで暴れるハルヒとみくる
ヤリ手実業家だけどガチなのが玉にキズの古泉とその婚約者長門
674名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 23:53:35 ID:O9PSVGPp
最近文字系がだめぽです。
ラクガキなんぞしてみますたが、こっちは元々アレだったか。\(^o^)/
雰囲気を変えてみるテストちう……。
ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u35196.png
675名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 00:00:04 ID:8KOedTsQ
おぉなんか雰囲気がシャープだな。
余計なお世話かもだがそろそろカラーに挑戦してみたらどうだろう。
676名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 00:21:27 ID:g+dUY7kv
「ハルヒの住宅情報」を書いたものです。
お察しの通り「ハルヒと親父」を書いていたりもするので、
レスの追い風を受けて、いきなり続きを書いてみました。

最初は
「不動産屋の広告を眺めてニヤニヤするハルヒ」
という電波を自己受信しただけでしたが、こうも急速に話が進むとは。

ともあれ3レスほど投下します。
677SSハルヒの住宅情報その後(1/3):2009/02/26(木) 00:22:12 ID:g+dUY7kv
(→ハルヒと親父シリーズに合流)

 涼宮家の魅惑の夕食が終わり(今夜は和食、とっても大変そうな懐石風だった)、ハルヒが
ガリガリ引いたばかりの豆で入れたコーヒーを飲み、今度は俺たちがなんだか皿の上に乗せら
れているような心持ちだった。人生で起こることは、すべて皿の上でも起こる、と言ったのは
だれだったか。
「うん、おもしろい」
 ハルヒの親父さんが発した一声はこれだった。
「ひさびさに早く帰って来たら、夕食は魅惑の懐石料理で、その上願ってもないスペシャル・
ゲストがいて、バカ娘までしおらしい、と来る。俺は今日のを最後の晩餐にしてもいいくらい
の心持ちだよ、母さん」
「なんですか、お父さん」
「キョン君のふとんを敷いてやってくれ。今日は寝ずに語り明かそうな、なっ、キョン君」
「すみません。その前に、お話が」
「おお、何だろう? 俺の向かいにはキョン君がいて、その左隣にはうちのバカ娘。母さんは
どこにすわるんだ?」
「もちろん、お父さんの隣ですよ」
「そうか。つまり2対2だな。何をやらかす気だ?」
 常々ただ者ではないと思っていたが、なにしろ、この涼宮ハルヒの遺伝子供給元だ。しかし
いざ対面すると、一生のうちで条理に不条理の経験を加えても、体験したことのないような圧
迫感。こういうのを字にするとまさしく「気圧される」と書くんだろうな、としばし思考を飛
ばしていると、向かいからは見えない位置で俺の左手を握ったハルヒの右手の圧力が強くなり、
俺を現実に引きづり下ろしてくれる。
「すみません、お話が」
「うん、そうだ。話だ。どうぞ、はじめてくれ」
という端から、となりのハルヒ母にこう話す親父さん。
「オラ、わくわくしてたぞ」
 突っ込むため身を乗り出そうとするハルヒの右手を、今度は俺の左手が引きづり下ろす。耐
えろ、ハルヒ。ここは耐えてくれ。

 このメンバー、この配置、この状況では、時間は決して味方にならないと悟った俺は、玉砕
覚悟の手に打って出た。ハルヒ、恨むならこの面子を恨め、空気を恨め、とりわけ立ちはだか
るバカ親父を恨め。

「ハルヒのおとうさん!おかあさん!」
「「「(ごくり)」」」

「順番が違うのも、経験も力もさらには年齢も足りないのも、めちゃくちゃ勝手なことだとい
うことも、単なるわがままだってことも、承知してます。俺はいつも言葉が足らず、一番心を
通わせ合わなくっちゃいけないハルヒとだって、いつも食い違って言い合いばかりしています。
愛だとか好きだとか柄にもない言葉はほとんど言ってやれてないし聞いてもいません。でも、
この気持ちだけは本当です。ハルヒにも、他の誰にも、本当だって言えます。ハルヒに、ただ、
いつも、側に、いて欲しいんです」
「あたしも! あたしもこいつと、いつも、いっしょに、いたいの! ということで、キョン
といっしょに住むから! 部屋ももう決めてあるの!」
「って、ハルヒ、まだ早い! って、いつ決めたんだ!」
「なによ、そこまで言っておいて、早いも遅いもないわよ! あたし、あんたの気持ちが聞け
てうれしい。こうなりゃ行けるとこまで行くまでよ!」
「まて、ハルヒ。ヤケになるな。というか、ヤケになる状況じゃないぞ」
「ヤケになんてなってないわよ! 胸の高鳴りが、今すぐ走り出さないと、抑えられないだけ
よ!」
「そりゃ、焼け石に水、じゃないや、マッチポンプでもないし、ぬかに釘、じゃなおさらなく
て、えーと」
「火に油か?」
「そう、火に油だろ!」
「すまんが、お二人さん……」
つぶやくハルヒ親父。
「ハル、キョン君。おすわりなさい」
678SSハルヒの住宅情報その後(2/3):2009/02/26(木) 00:22:56 ID:g+dUY7kv
ハルヒ母の一言で、室温が5度は下がった。アドレナリンは引っ込み、2人の血圧と血の気が
一気に引いて行く。
「「は、はい」」
「あー、ごほん」
ハルヒ親父は咳払いをひとつ打つ。
「よくわからないんだけど、・・・いいよ」
「は?」「あの、親父?」
「つまり、なんだ、お互いに好き合ってるから一緒に暮らそう、誰の気兼ねなくエッチしよう、
ということだろう?」
「いや、あのエッチとか、そういう前に」「こ、このエロ親父!」
「しないの?」
「い、いや、しないというか、したいというか」「何言ってんのよ、このエロキョン!」
「だったらすればいい」
とハルヒ親父は言った。
「14日間のクーリング・オフ期間も認めよう」
「は、はい」
「くれぐれも物わかりのいい親父だとは思わんでくれ。ただ、この手の件については、そりゃ
びっくりするくらい他人のことをとやかく言えた義理じゃないんだ、おれたち」
「そうねえ」
いつになく真面目な親父さんと、いつものようにコロコロ笑うハルヒの母さん。

「但し、お試し期間であれ、借りそめであれ、一家を構えるんだから一人前と見なして、もう
扶養義務は解除だ。君たちの甲斐性で生活したらいい。自分たちで稼いで、自分たちで使って、
生きろ。といっても1日24時間だし、一生は何年か分からんが、時間の使い方は自分たちで
決めたらいい。いつから一緒に暮らすかは、明日からだろうが高校を出てからだろうが大学出
てからだろうが就職してからだろうが二人で好きにしろ。どこで暮らそうが、こっちには異存
はない。まあ、多少はさびしいから連絡はしてくれ。俺からは以上だ。あと、母さん頼む」

「はいはい。お父さん、ああは言ってるけど、近くに住んでくれた方がお互い便利だと思うわ。
子供も預かってあげられるし」
「「子供!?」」
「当然だけど、キョン君の親御さんにも了承を取り付けてね。これについては、心の中で応援、
以上のことはやるつもりないからわ。まあ、ゆっくり考えて計画的に事を運びなさい。それと、
最初に私たちに言ってくれてうれしいわ」
「あー、最後に一つ」
親父さんは、ようやく真面目な顔を解いて、にやりと笑った。

「結婚まで認めた訳じゃないからな。もっと自分磨いて出直してこい。二人ともだ。まだガキ
だから今日はこれくらいで済ましてやるが、今度は大人同士ガチとガチだからな。以上だ」

 背中を向けたハルヒの親父さんと母さんに深々と頭を下げ、「上等よ!返り討ちにしてあげ
るわ」といきまくハルヒを引きずり、とりあえずハルヒの部屋へ退散した。
「ハルヒ、真面目に聞くが、おまえいくら持ってる?」
「貯金?○○くらいかな。あんたは?」
「◎◎円程度だ」
「むー、合わせても敷金で飛んじゃうわね。何に使ったのよ?」
「言いたかないが、主として市内探索でのオゴリだ」
「あたしも言いたかないけど、主としてコスプレ衣装及び不思議グッズよ。まあ自分の服とか
何かもあるけど」
「バイトすれば何とかなるかもしれんが……」
「バイトにうつつを抜かせるような成績なら、あたしも家庭教師に毎日通ったりしないわよ」
「なるほど、これが現実の壁か」
「まったく総論(おもてむき)賛成、各論(じつのところ)反対なんて、大人のくせにずるい」
「ずるくはないさ。親父さんが何を言おうと結局直面してた壁だ。どうする? あとでこっそ
りお義母さんに頭下げて支援を頼むか?」
「冗談じゃないわよ。そんなの絶対ダメだからね」
「俺もそう思う。あそこまで言われたんだ、受けて立たないとな」
「わかってるだろうけど、とりあえず浪人は論外よ、キョン」
「ああ最短で受験は抜けないとな」
679SSハルヒの住宅情報その後(3/3):2009/02/26(木) 00:24:15 ID:g+dUY7kv
「大学に入れば、お互いバイトもできるし、こっちのものよ! そのためにもキョン! 明日
からと言わず、今日からネジ巻いてガリガリ行くからね、覚悟しなさい!!」


 「うわーん、母さん、あれでよかったのかなあ?」
「はいはい。決まってましたよ、お父さん」
「もう30秒長かったら限界だったぁ」
「はいはい。せっかく決めたんだから、泣くのはもう少し静かな声でね」


 「ところでキョン」
「なんだ、ハルヒ?」
「あんた、どうせ気付いてないだろうけど、ひとつだけ名実どもに解禁になったものがあるの
よね」
「は?」
「って、どりゃあ」
「うわ、ルパン・ダイブはよせ!のしかかるな!息をかけるな!」
「自分たちの甲斐性の範囲内なら何やってもいいのよ!」
「おしつけるな!かむな!しめるな!」

(昔懐かしいコメディ映画のアイリス・アウト:画面がハルキョンの顔に向かって黒くなって
とじていく)

680名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 00:47:55 ID:GiRnBqur
やはりあなたでしたかw いつもながら掛け合いが良いです。GJ!
花嫁の父の心境の親父さんをなぐさめるハルヒママに萌えたw
681名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 00:51:59 ID:Hs4HPRvU
まさかの逆レイプかw
最後まで笑わせてくれてありがとう!
682名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 01:02:11 ID:H4/L+Si8
それでもキチンと絞めるトコは締めてる親父さんがいい味だな
683名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 01:28:38 ID:fv+uEmM9
もうそろそろ
卒業シーズン…
なので
卒業関連ネタで
誰かSS書いてね(^O^)/
684名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 02:15:58 ID:QrKtYOEN
では過去3作品くらい書いてぱったり書くのをやめてしまった私めが
685名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 02:16:37 ID:QrKtYOEN
俺4円しか持ってないからやっぱり駄目だ
686名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 03:09:41 ID:hx6rdEII
涼宮ハルヒとは〜

作者:谷川流に完全SD妄想同人誌のキャラのハルヒちゃん以下と見なされたDQN犯罪者のこと。

かなり作者から嫌われており、ハルヒは同人キャラ以下と単行本巻末で堂々とコメントが掲載され
「涼宮ハルヒというタイトルを変えようかと思った」とまで言われる始末。
作中ではどんどん活躍の場を失わされ、完全にお荷物の空気と化し「邪魔者は消えた」とまで書かれた。

団員想い(笑)な涼宮ハルヒの行動例
・信者曰く団員想いなのに、団員を玩具扱いし虐待。本人も「みくるは私の玩具だ」とのこと(溜息)
・団員に真夏に気ぐるみバイトの無賃労働させた挙句、自分は一切働いてないのにバイト代を全て横取り(暴走)
・みくるは着せ替え人形と見なしていて、痴女と思われかねない格好で町中を引きずり回す(憂鬱・溜息)
・みくるに性的虐待し、学校を休むほどの精神的ダメージを与えたが、一切の反省の色も謝罪も無し(憂鬱)
・世界を盛り上げる等とホザいてるが、口先だけで完全にショッピングを楽しんでいる(分裂)
・みくるの身体を餌に猥褻写真をばらまくと恐喝してPCを強奪する犯罪者(憂鬱)
・神社の神主に向かってエアーガンを乱射する。直度「ボコった方がよかった?」とも発言するDQN(溜息)
・不思議を探すわよ!と妄言を吐いて団員の放課後と休日を奪うが、自分が飽きたら即刻帰るエゴイスト(暴走)
・「消失」以降は恐ろしく空気化。信者は必死に「作者のミス(笑)」「性格が丸くなっただけ(笑)」とスレを荒らして主張するが
 巻末コメントで谷川の口から直に「涼宮ハルヒというタイトルを変えようかと思った」
 「涼宮ハルヒというタイトルは10秒で決めた」と掲載されており、谷川にとってハルヒはいらない子なのであった。

ハルにゃん(笑)とは〜
ハルヒ厨が生み出した妄想の産物である
「深夜にキョンが気になって電話しちゃうハルにゃん(笑)」
だそうだ。
687名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 03:13:30 ID:hx6rdEII
アンチスレを荒らしに来て、荒らし返されて逆切れハルヒ厨
ハルヒは日々アンチを増やしていく
信者はアフォだからこのサイクルに気が付くのに千年くらいかかりそうw
688名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 04:14:15 ID:g+dUY7kv
>>672
(こんな感じかな?)

みくる「(乱射しながら)お、ね、が、い、し、まーす。とまって、くださーい!!」
長門「朝比奈みくる、貴方は弾を使いすぎ」
みくる「ひえーん」
ハルヒ「みくるちゃん、どきなさい。あたしが成敗してくれるわ!」
キョン「バカ、そのクラスに真っ向から行く奴があるか! 足を狙え、脚部だ、ハルヒ!」
ハルヒ「わかってるわよ、それくらい!いちいち指示すんな!」
キョン「おまえ、俺の仕事、わかってんのか?」
ハルヒ「キョン、こいつ二つに分かれたわよ! どっち撃つの! ちゃんと指示しなさい!」
689名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 04:16:49 ID:9FZKNro5
どっちなんだよw
690名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 04:24:41 ID:JjoAxdfg




















ハルにゃんだってwwwwwwwwwwキモ!













691名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 04:42:34 ID:Jo9bgl5t
あるある(パトレイバー的に)wwww
692名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 08:51:16 ID:H4/L+Si8
>>688
ハマリすぎ吹いたw
693名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 11:30:19 ID:G4TKSqWV
同じマンションだけど別々の部屋で暮らすハルキョン
理由はキョンがハルヒに自分の空間を取られるのを嫌がったからだとか
694名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 13:10:27 ID:UHlEDkxT
しかしハルヒのパワーでお互いの部屋のいろんな場所が繋がってしまう。
キョンが自分のバスルームに入ったと思ったらそこはハルヒの・・・
695名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 14:22:52 ID:lEZ/XxzK
隣どうしの部屋で壁に穴が空いてるんだな。

キョンが部屋見に来た時には無くて引越し完了したらいつの間にか空いてるんだ
696名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 14:56:25 ID:sGlhbEzY
丸太で穴を開けるハルにゃん
697名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 15:00:12 ID:H4/L+Si8
長門さんが別の宇宙人を殴り倒してしまって、その宇宙人たちと戦争状態になるというドッキリを敢行。
その演出で壁に大穴を空けちゃった的な映像が浮かんだ。

もちろん斜め上に行くのはハルヒと長門さんだ。
698名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 15:19:45 ID:RhCi3Tk4
キョン・ハルヒ「Eコースで」
699名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 15:22:33 ID:9hwsAUtv
全てを壊し、全てを繋ぐハルヒ

ハルヒ「通りすがりのただの団長よ!覚えておきなさい!」
700名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 15:37:50 ID:JjoAxdfg
ハルヒのせいでこのアニメの価値下がりまくりだな
下げるだけ下げて空気化して逃げんなよ
責任取って死ねよ
701SS受験当日の二人:2009/02/26(木) 16:38:12 ID:g+dUY7kv
「ちょっとキョン、受験票は持ったの? ハンカチは? おやつは500円までよ!」
「こらこら、何を言ってる? おちつけって」
「落ち着いてなんかいられないわよ。ああもう! 代わりにあたしが受けるから、その受験票
よこしなさい!」
「替え玉かよ! というか、おまえも一緒に受けるんだろうが」
「あたしがその気になれば、二人分くらいの働きは軽くこなすわよ!答案二枚がえしよ!」
「なあ、ハルヒ。出来の悪い生徒が心配なのはよーく分かる。だったら俺を信じなくたってい
い。自分を信じろ。おまえが俺にしてくれたことを思い出せ。日本中のどの受験生だって、俺
くらいみっちり勉強を見てもらった奴はいないぞ。俺が保証する」
「あ、あんたがそういうんなら、その、分かったわよ」
「ハルヒ、手を出せ」
「え?」
「手だよ、手」
「うん」
「ほら」
「なにこれ? 氷砂糖?」
「まあ頭のガソリンだ。脳関門を通るから迅速な脳のエネルギー補給にいいんだ。最近じゃブ
ドウ糖のタブレットも売ってるが、ちょっと伝統的なのを持ってきた。あ、これは『おやつ』
じゃないから500円の中には含まれないぞ」
「あ、ありがと」
「いつからだろうな、ちゃんと目を見て、ありがとう言ってくれるようになったな」
「あ、あたしは、感謝する心は人一倍持ってるわよ!」
「わかってるさ。感謝の心がでかすぎてうまく出せなかっただけだって。さて、いっちょ片付
けてくるか」
「憎たらしいくらい落ち着いてるわね」
「誰かさんのおかげでな。それに結果がどうあれ、俺たちがやること、やりたいことは変わら
ないだろ?」
「まったく、誰かさんの能天気が、あたしにまで感染したみたいじゃないの。さあ、とっとと
片付けて帰るわよ。こんなところで、いつまでもぐずぐずしてられないわ!」
「こんなところって、受かったら4年間通うんだろ?」
「ごちゃごちゃいわず、あたしに着いてきなさい!!」
702名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 16:50:00 ID:JjoAxdfg
182 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/02/25(水) 19:56:30 ID:2Kjuvju8
>>179
他には一度もレスしてないからアニメ2板の奴じゃないって立証されたな

もしかしてアニメ2板の人達のせいにしようとするハルヒ厨の工作にしか見えないよ?w
ま〜たハルヒ厨はすぐバレる工作しちゃったねw

183 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/25(水) 20:03:19 ID:fGpv+Xwl
>>181
なるほど分かった
ハルヒ厨の特徴に荒らしているのを他所様のせいになすり付けようと工作 っと追加だな

184 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/25(水) 20:10:59 ID:wUT8V2xH
ハルヒ厨低脳すぎて全て空回りwwwww
703名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 16:57:10 ID:LfpwhfUJ
>自分を信じろ
いいなその台詞w GJ!
704名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 18:12:33 ID:yBGbw5HG
バーで酒に飲まれて寝るハルヒ
横で本を片手にウィスキーを黙々と煽る長門
ずれたハルヒの上着を掛け直すバーテンダーキョン
705名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 18:52:51 ID:RhCi3Tk4
>>701
自然体な二人でGjだぜw

>>704
よしハルヒを家までタクシーで送っていく役は俺が
706名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 19:13:57 ID:u1Bmy8RQ
>>705を家まで梱包する役は俺が。
707名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 19:31:12 ID:qgpvAXqP
すげえ過疎だな
仕方ないから俺がネタを振ってやるよ

みくるを虐待してキョンに顔を握り拳で殴られるハルニャン
708名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 19:32:11 ID:IZoFo3xz
>>705
新川さんと恋愛フラグが立つよ
709名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 21:16:35 ID:u1Bmy8RQ
それはそれでアリだな……スニーキングの極意を教えてもらえばハルにゃんの私生活に介入できるじゃないか(ゴクリ)
710名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 21:32:07 ID:G4TKSqWV
キョンの影響か他の団員も自分にダメ出しするようになってヘロヘロなハルヒ
711名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 21:48:05 ID:AN3XX5Ko
明日にはまたハルヒちゃんが配信だろうか、それとも今度はちゅるやさんのみなのかな。
なんか週末が楽しみな今日このごろ。
712名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 21:56:29 ID:XVDATVDx
どうも二期も原作も不透明だからな。
ハルヒちゃんで元気に走りまくっているハルヒを見るのがすごく楽しみになってる自分にちょっと驚愕。
713名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 23:26:03 ID:LfpwhfUJ
物語上の制約が無いからある程度自由だしね
714名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 23:30:32 ID:XVDATVDx
それでも意外と原作準拠ってところもあるんだよなw
いやぶっ飛んだ内容も多いんだけども
715名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 23:39:40 ID:LfpwhfUJ
可愛いからよし!
716名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 23:48:59 ID:XVDATVDx
まあそれだなw
717名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 23:55:04 ID:G4TKSqWV
後のSDハルヒフォースである
718名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/26(木) 23:57:42 ID:XVDATVDx
なんかガチャポン系のハルヒが脳内に出てきて吹いたw
719SS:A Little Mistake:2009/02/26(木) 23:58:05 ID:rUcoMIyw
 人間は過ちを犯すものだというのは俺が今更言うまでもないことであるのだが、人を憎まず罪を憎むとかなんとか言いながらも、人間誰しも我が身が可愛いもんだから自分が被害者になることは許しがたいことであるわけで――。
 要するに俺が何を言いたいのかというと、自販機のコーヒーの箇所に間違えてお汁粉を仕込みやがったアホを一発ぐらいはぶん殴ってやりたいなんて思っても罰は当たらないだろうぜってことである。
 やれやれ、今月は既にピンチだってのに、小銭一枚たりとも無駄にする、なんてことがあってはならないではないか。かといってハズレの品を飲む気分にもなれずに、俺は未練がましくお汁粉缶をポケットに突っ込んでしまったのだった。
 というわけで、僅かな休み時間が心休まるどころか精神的大ダメージを受け憂鬱そのものといった状態で教室に戻ってくるハメに陥った俺を待ち受けていたのは、次の授業が自習に変更になったという知らせなのであった。
 チクショウ、そうと解っていれば慌てて戻ってこずにどこかでゆっくりサボってれば良かったぜ。
「「はあ……」」
 うん? 今のは一体……。
「って、こらキョン、何であんたまであたしの溜息にハモんなきゃいけないわけ?」
 振り向けば、身体を折り曲げてアゴが机にくっ付きそうな姿勢のまま、ハルヒが文句をたれてきたのであった。
 しかし、この違和感は何だろう? 退屈にイライラを募らせているというよりは、何となくではあるが、元気がないように感じられる。
 上手く説明できないのだが、いつもみたいに溢れ出す生命力というか、真夏の太陽の輝きにも似た勢いというものが消失してしまっているではないか。
「――なあハルヒ」
「なによ?」
「いや、なんかあったのか?」
「別に……大したことじゃないわ」
 それだと、大したことではない何かはあったってことなんだよな?
「一々突っかかるわね、あんた。……まあいいわ。実は、さっき帰ってきたテストなんだけど」
 ああ、この前の英語の抜き打ちテストな。あまりにも壊滅的だったんで記憶からキレイさっぱり無くなっちまってたが。
「キョン、あんたねえ……」
 いや、言わんでも解ってるって。まあどうせハルヒは満点か、間違ってても一問だけとかそんなもんだろ?
「実は……四つ不正解だったの」
 ハルヒ曰く、単語穴埋めの選択肢で、順に4、6、4、9が正解となるところを、何故か数字で解答を書かなかったために×を喰らったのだとか。
「まさか、どこぞの暴走族もとい珍走団みたく『夜露死苦』とでも書いたのか」
「アホ! いくらなんでもそんなマヌケなこと……ああ、でも不正解には変わりないんだし、マヌケといえばマヌケよね……はあ〜」
 まあ、ハルヒといえば妙に完璧主義なところもあったりするので、こういう些細なことも許せなかったりするのかも知れないが、こいつは普段なら立ち直りも早過ぎるぐらいなのに、この落ち込み様は一体どうしたことなのやら?
「こんなことじゃ、あんたの家庭教師を名乗るのもおこがましいってモンじゃないのよ」
 あー、何だ? ひょっとして最近俺に勉強教えてくれていることに、ハルヒ自身はそこまでプレッシャーを感じていたってことだというのか?
 目の前の――っても席は後ろだが――ハルヒの萎み具合に何故こうも俺は動揺しちまうんだろうか? イマイチよく解らんが。
「まあ、その、あまり気にすんなよ。人間誰しも間違いを百パーセント避けることなんて出来るわけはないんだしな。――ほら、これでも飲んで元気出せ」
 そういって俺はポケットに仕舞ったままだったお汁粉缶をハルヒに差し出した。
「な、なによこれ? 何であんたがそんなに気前いいのよ? わかったわ、これってドッキリとかそういうのでしょ? うっかりあたしが開けたら爆発とかするんじゃないの?」
「アホか……さっきの休み時間にコーヒー飲もうとしたらこれが出てきたんだ。きっと補充のときに『間違えた』とかそういうことだろうぜ?」
「あんたが『間違えて』お汁粉のボタン押しちゃったんじゃないの?」
「絶対にそれはない! コーヒーが三つ並んでるところの真ん中押したんだからな」
「うーん、ひょっとしたら自販機丸ごと、コーヒーがお汁粉に入れ替わってたりしてね」
 何て陰謀だよ、そりゃ。
「あー、またイヤなこと思い出した! そういえばこの前、あそこの自販機にお金飲まれちゃったのよ、腹立つったらありゃしないわっ!」
 憤慨した様子のハルヒはご機嫌斜めではあるものの、多少なりとも元気にはなってくれたらしいな。
 って、どうしてそんなことで俺は安堵しているのやら? まあ、知ったこっちゃないか。
720名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 00:26:11 ID:kxpiqiRF
GJ!
日常のワンシーンですなw 
721名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 00:34:56 ID:uLrLFFdQ
GJ!なんか和んだw
722名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 00:37:23 ID:B67HQuRw
>>719

GJ!
お汁粉ってのが、またいい。
723名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 01:07:21 ID:wZafANUf
こういうのって何分で書いているんだろうね。一時間くらい?
724名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 01:31:28 ID:QvHv29Qz
229 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/26(木) 22:45:38 ID:GIqyYmVg
正直なところ、「世界を盛り上げる」ために何をしたか、
信者だって説明できないだろ?

230 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/26(木) 23:51:58 ID:lBAAxwqW
せめて自分たちの団に興味を持って集まった新入生に
まともに趣旨を説明出来るならまだ考えたけどさ
言う事も新入生への応対も支離滅裂じゃん

231 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/26(木) 23:59:41 ID:0sbOQ9oT
「何をする団です?」とかいう低次元な質問する奴は追い出されて当然

232 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 00:20:15 ID:Z4hLk56b
何が「世界を盛り上げる」か全く見当がつかないから
新入生のフレッシュな発想に期待しようってか?
創造性にあふれた創造主でいらっしゃいますなあ
725名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 02:50:21 ID:xDHWHKsV
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/11162473.jpg

本スレにて
ハルヒ6面相
726名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 02:50:58 ID:xDHWHKsV
6面相じゃねえなw
8だったw
727名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 03:09:37 ID:2LCZRFFf
俺は誓うっ!
どんなハルヒも愛している、と!!
どのハルヒも俺の嫁だ!
728名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 03:18:11 ID:xZv1Fj2r
何番が一番可愛いってレスしようと思ったけど
どれも可愛くて順番つけれねえw
729名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 03:25:34 ID:rGLIGIT5
>>722

T口 「まぁ国木田ぁ〜、キョンの奴教室で変な事叫んでるぜ。」
国木田「別におかしな事は言ってないんじゃないかな。鬼口以外誰も気にしてないし。」
730名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 03:27:49 ID:eppaHFu6
234 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/02/27(金) 02:37:35 ID:2c1HFi26
「世界を盛り上げる」と言う口実で好き放題に遊ぶのがハルヒなんだから
ちょうどいいじゃん。

ちっとも矛盾してないよ。

235 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 02:46:47 ID:Z4hLk56b
あ、やっぱり信者開き直ったw
キョンの提案通りの「適当なお遊びサークル」で正解と
それならそれで大言壮語が恥ずかしいんじゃないの
731名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 04:07:26 ID:aZyFWqsW
アンチの低脳さを世に知らしめてるのか?
目的がわからんな。
732名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 06:17:18 ID:eppaHFu6
ハルヒ厨の特徴

ハルヒ厨がマンセーしているのは二次創作のハルにゃん(笑)というオリジナルキャラクター
原作の神主にエアーガンを乱射したりして迷惑をかけるハルヒのことは見て見ぬフリ
だから「溜息は黒歴史」「ハルヒが空気化してるのは作者のミス」
等と都合の悪い話は全て無いことにして原作スレを荒らす。

ハルヒ厨の必殺技
他スレに突撃し、妄想を押し付けてハルキョンをマンセーするが
当然原作に全く準拠していない妄想なので論破される。
その時に使用するのが「妄想で反論」である。
主に原作スレ住民が原作の描写を軸にした主張をするのに対し
ハルヒ厨はなぜか「自分=キョン」と考え、自分の感想と主観で反論するのがお得意技である。
733名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 06:30:37 ID:0SWkeg09
>>731
こちらが構わなきゃ寂しくて死ぬからほっとけばいい
734名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 07:21:25 ID:ZOoJmnSr
アンチはアンチスレにいればいいのに
一体何がしたいんだろう?
735名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 10:07:50 ID:uLrLFFdQ
あんたらみたいに我慢できないコが居るからだよ。
736名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 10:09:15 ID:uLrLFFdQ
>>728
超 同 意 !

といいたいが3番の笑顔にヤラれた。
いや決してチアガール姿に萌えるとかそういうことではないぞ!
737名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 10:49:30 ID:eppaHFu6
巣から出てくるなよハルヒ厨w

829 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 08:19:19 ID:lZ6drFj9
>>819
原作をちゃんと読めば、キョンがハルヒを好きなのがわかる

830 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 08:27:16 ID:VjDoX6Ub
ハルキョン厨乙

831 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 09:50:41 ID:hmF/9YE9
長門厨は1位になりたくて必死だなあ
みくる厨は大人しいのに

832 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 10:12:03 ID:+v8YZUmA
長門の方が人気あるからな
京アニグッズの売れ行きも
長門>ハルヒ>>>>>みくるだし

833 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/02/27(金) 10:12:09 ID:bjutTyVY
どうしてこうハルヒ厨はバカなの?
いい加減決めつけしていないで巣に帰れよ

834 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 10:34:29 ID:2AXoor6q
はいはいワロスワロスと
738名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 11:12:16 ID:sYzcgheZ
 
俺は7番かな。
そのカットだけで妄想が蔓延りまくるぜ
739名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 12:09:29 ID:sYzcgheZ
待てよ……確かに3番もいいな。いやいや1番も捨てがたい。
ん、捨てがたい?−−はっ!?俺は何を言ってるんだ!
ハルヒを捨てるだなんて……、 
 
「うん、それ無理♪」
 
 
ということだから全部貰っていきますね。
740名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 12:28:32 ID:N713yg9W
>>712
楽しみだけど、出番がどれだけあるのか不安だ
主役なのに4話では出演シーンがほとんど無かったし、古泉は出番が無かった
今度こそ主役らしく、元気な姿を見せてくれ
741名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 12:57:00 ID:CEILgKKC
>>739
よく見ろ。お前の持ってるのはハヒルだ。

>>740
一話一話が短いからなぁ。
その分メインなときは凝縮されてる感じでいいかも、とかポジティブシンキングでひとつ。
742名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 14:36:40 ID:cIDH7Ovw
夜空に目をやると大きな星が点いたり消えたりしてるように見えたハルヒ
743SS新落語シリーズ「二十四孝」:2009/02/27(金) 14:40:12 ID:B67HQuRw
 さて、好き合って夫婦となった二人。夫婦ケンカは犬も食わないと申しますが、三日も空け
ず、というより毎日のようにやらかしますと、長屋のみんなも心配になってくる。
「古泉君、じゃなくて大家さん」
「これはこれは、みくるさん。どうされました? はて、今月の家賃はもう貰ったように思い
ますが」
「お願いがありますっ。今日は長屋のみんなを代表してきましたっ!」
「ほう、当ててみましょう、さしずめ、あの若夫婦のことでしょう?」
「さすがですう! 毎日のようにケンカしては仲直りしてイチャイチャ……これでは、長屋の
みんなが持ちましぇん」
「なるほど、少しケンカを控えるように、と諭せばよろしいですか」
「は、はい。なにとぞ、よろしくおねがいしますー。それでは失礼します」

「ああ、ちょうどお春さんがやってきたようですよ」
「こんにちは!古泉君じゃなかった大家さん、お家賃持ってきたわよ!」
「これはこれは、お春さん。どうぞお上がりください。貰いもののお菓子があるのですが、少
しお茶の相手をしていただけませんか?」
「お菓子は何?カステラ?じゃあ、あたし紅茶がいいわ」
「はいはい、用意してもらいますよ。ちょっとお茶の準備の間に、物語などしてよろしいです
か?」
「うんうん、何の話?」
「唐の国の話なんですが、孟宗という人でひどく貧乏しておりましたが、本当に家族思いの方
がおられました。あるとき家のものが病になって何ものどを通らない。医者を呼ぶにも、薬を
買うにも、金がない。せめて何かたべさせてやりたい、何か食べたいものはないかと病人に聞
くと、タケノコが食べたいといいます」
「へんな病人ね。もっと食べやすくて栄養のあるのがいくらもあるのに」
「そうですね、まあ唐の話ですから。お話を進めますと、季節はちょうど冬の最中、タケノコ
の季節ではありませんが、なんとか食べさせたいと女房はクワを持って山に入り、あたりを掘っ
てみます。ですが無論、タケノコがあるはずもありません。空を仰ぎ見て、はらはらと涙を流
すと……」
「泣いてる暇があるなら、もう一度探しなさい。空にタケノコは生えてないわよ!そういうの
を現実逃避って言うのよ!あたしなら絶対見つけるわ!」
「ごもっともです。あなたの場合、あながち不可能でもないからたまりませんが……まあ、そ
こは唐の話ですから」
「たるんでるわ!一遍連れて来なさい。あたしがありがたいお説教を聞かせてあげるから」
「えー、お話を進めますと、その人が空を仰ぎ見て、はらはらと涙を流すと、涙が落ちたとこ
ろがこんもりと盛り上がり、そこの雪を掘ってみると、タケノコがあったということです。家
族を思う心が天に通じたというところでしょうか」
「ねえ、古泉君。カステラと紅茶まだ?」
「もう大家とも呼んでくださらないのですね。もうひとつお話をしてよろしいですか」
「いいけど、早くしてね。帰りをキョンが待ってるから」
「はいはい、それでは。これも唐の話ですが、王祥という人でひどく貧乏しておりましたが、
これもまた本当に家族思いの方がおりました。あるとき家のものが病になって何ものどを通ら
ない。医者を呼ぶにも、薬を買うにも金がない。せめて何かたべさせてやりたい、何か食べた
いものはないかと病人に聞くと、鯉が食べたいといいます」
「川魚は泥くさいから嫌い」
「いや、まあ、病人が鯉を食べると精がつく、といいますから」
「そうなの?キョンに食べさせようかしら?」
「あー、お話を進めますと、ちょうど冬の最中、棹を持って池に行ったものの、池は一面凍り
ついておりまして、釣り糸をたらそうにもたらせない」
744SS新落語シリーズ「二十四孝」:2009/02/27(金) 14:45:07 ID:B67HQuRw
「穴を開けなさい。ワカサギ釣りでは皆そうしてるわよ」
「いや、鯉ですから、ちょっとやそっとの穴ではどうも具合が悪いのです。さて、ああ、あの
人に何とか鯉を食べさせたい。途方に暮れて、氷の上に身を投げ出しますと、家族を思う情の
熱さでしょうか……」
「あたしも面の皮の厚さでは負ける気がしないわ」
「それを自分で言いますか、えー、とにかく、身を投げたところの氷が解けまして、中から鯉
が……」
「へんよ!鯉が出られるほどの穴が氷にあいたなら、その上に寝転んでる人だって無事じゃす
まないわ。だって、その人の体温で氷が溶けたんでしょ?」
「ご説ごもっとも。ですが、これは唐のお話でして……」
「唐だろうが天王星だろうが、物理法則は普遍よ」
「ええ、おっしゃるとおりですね。でもお話的には、家族を思う心が天に通じたということに
しておいては、いただけないでしょうか?」
「古泉君、紅茶おかわり。それとカステラ。もう少し分厚く切ってね」
「はあ……。あの、もうひとつお話をしてよろしいですか」
「最後にしてよね。キョンが首を長くして、その辺り探して回ってると思うから」
「最後のチャンスですか。いよいよ追いこまれましたね。いや、こちらの話です。えー、唐に
貧乏な……」
「唐の人ってみんな貧乏なの? GDP世界第2位になったって、あれウソ?」
「いや、そのかわりに貧富の差というものも、大変に大きくなっているといいますか。まあ、
昔の唐の話ですので、そこらへんはご寛容にひとつお願いしたいのですが」
「くるしゅうない。つづけよ」
「はい……。今度は店子と大家じゃなくて、姫と爺やにしていただきたいですね」
「お・は・な・し・は?」
「はいはい、ただいま。で、今度の、唐の貧乏で家族思いの方で呉猛という方がおられました。
季節は今度は夏でして、貧乏なのに蚊帳がない。なので寝ていると蚊に刺されてしまう」
「じゃ窓閉めてクーラー入れたら?」
「貧乏なのでクーラーはありません。あと時代的にも」
「あ、そう」
「なにしろ家族思いな方ですから、なんとか家族の者が蚊に刺されず眠れる策はないかと考え
て、ある時妙案が思いつきました」
「部屋ごと燻(いぶ)し出す!」
「家族ごと燻(いぶ)されてしまいます。それは魚を捕るのにダイナマイトを水中に投下する
ような荒技では……」
「じゃあ、どうすんのよ!?」
「お酒を飲んだ人は、蚊にされやすいのをご存知ですか?」
「聞いたことあるわね。排出する二酸化酸素の濃度がどうのこうの」
「ええ。そこで家族思いのその人は、お酒を体に塗りつけて、部屋の中に横になった。蚊め、
来るなら来い、食うなら食ってみろと、自分を犠牲に家族を守ろうとしたわけです。……お春
さん、あなたのご亭主を思う気持ちの強さは、このあたりじゃ知らないものがいないくらいで
すが、せっかくの強い気持ちもぶつかり合うばかりが能ではないか。相手のために身を犠牲に
して尽くす、というのも愛の形ではないでしょうか?」
「うーん、たとえ話はピンと来なかったけれど、要するに尽くせってことね。わかったわ。あ
ん、こうしちゃいられない、すぐに帰るからと言ってあるんだから、今ごろキョンの奴半泣き
になってるわ! 古泉君、ごちそうさま! さあ、尽くして尽くし切るわよ!キョン、首を洗っ
て待ってなさい!!」

「ただいま!! キョン、キョン、キョン」
「おかえり。ハルヒ、どうしたんだ?」
「あたしね、キョンに尽くすから! 覚悟しなさい!!」
「うーん。尽くすといってもなあ、俺はお前がそばに入れば十分幸せなんだが」
「何かして欲しいことはないの?ね、ね、ね? 病気になってタケノコが食べたいだとか鯉が
食べたいだとか」
745SS新落語シリーズ「二十四孝」:2009/02/27(金) 14:45:44 ID:B67HQuRw
「うーん。とりあえず病気にはなりたくないなあ。まあ、ちょっと座ってろよ。いまお茶入れ
て羊羹切ってやるから」
「ありがとう。はあ、キョンのいれてくれる渋いお茶もなかなかのものよね。これも愛情がこ
もってるからかしら。……って、ちがうわ! キョン、だめ! あたしがあんたに尽すのよ!! 
こうなったら、体中に酒塗りたくって裸で寝てやるわ!蚊をみんあn引き寄せて、一網打尽にし
てやるんだから!!」
「よせよせ。そんなことしたら蚊どころか黒山だかりになっちまう。おれは、その、なんだ、
おまえの体を、他の奴らに、その見られたくないぞ」
「そうか、別に体に塗らなくても、お酒を飲めばいいのよ! 排出する二酸化炭素におびきよ
せられるんだから! キョン、酒よ、酒持ってきて!」
「おまえ、こんなまっ昼間から飲むのか?」
「そうよ。そして、あんたはとっとと寝なさい」
「こんなに明るいのに寝られるかよ」
「じゃあ、雨戸を閉めて寝ればいいでしょ。別に明るくたって寝られるわ!気合の問題よ!白
夜で明るいうちに眠る北極の人に謝りなさい!」

 わいのわいのありまして、亭主のキョンはやれやれと雨戸を閉めて布団を敷き、女房のお春
は酒をかっくらって、亭主に尽くす術が見つかったと安堵したのか、もともと酒に強い方では
ありませんから、早々とすやすや寝てしまいました。さて、次の火の朝。
「うーん、いつのまにか寝ちゃったわね。あれ、あたしも1箇所も蚊に刺されてない。キョン
を大事に思う気持ちが天に通じたのかしら? ね、キョン?」
「いや、俺が寝ずに蚊をおっぱらった」

元ネタ:二十四孝
746名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 15:18:56 ID:CEILgKKC
GJ!!
これは面白い。
いちいち我が身でツッコミを入れるハルヒも可愛いし、尽くすために奔走するハルヒもなんか違和感が無いw
オチもらしくて吹いた。いいチョイスだ。
747名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 16:05:26 ID:41wRc32z
これはいいアレンジ。
GJ!
748名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 16:29:40 ID:uLrLFFdQ
GJ!うめえなw
749名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 16:48:41 ID:ONZBhYuG
>>743-745
GJ!!!
ちょっとハルヒと寄席行って来るわノシ
750名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 16:54:53 ID:eppaHFu6
工作してんじゃねぇよw

249 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/02/27(金) 14:47:18 ID:OQxX5Y3E
空気のくせにハルにゃん(笑)信者が調子乗るからハルヒって嫌われてるんだよ
気色悪い別人ハルにゃん(笑)SS読んでるせいか?

250 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 14:49:13 ID:7zmhy07U
安置どうしで仲間割れ

251 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/02/27(金) 14:59:57 ID:jtzpLAgq
>>250
ヘタな工作ですね^^;

252 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 15:55:12 ID:vKcG9AvA
いつの間に荒らし待機用スレになったんだ

253 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 16:24:18 ID:oF8FVtEy
他所を荒らしたりあっちこっち行き来してはしゃいでるのと
特攻してくる信者とフツーのアンチスレ住人はどれも別

254 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 16:42:14 ID:15ICnhbO
よそを荒らす奴のスレは削除依頼出そうぜ

255 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 16:53:10 ID:Z4hLk56b
>>254
信者工作員乙、としか言いようがないな
頭脳明晰なハルヒ様の信者がヴォルテールの言葉も
知らないのか?
751名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 16:56:40 ID:/cDU5lrk
      : 、z=ニ三三ニヽ、:
     : ,,{{彡ニ三ニ三ニミヽ : 
    : }仆ソ'`´''ーー'''"u`ヾミi ::  や、やべえ・・・
    :lミ{ u ニ ==u 二: ::::::lミ| :   本格的に日本やべえ・・・
.    :{ミ| , =、、  ,.=-、::::ljハ : 
     :{ ‐=・=-  ‐=・=-:: !3l :
      :`!、u, イ_ _ヘ  u ::l‐' :   なぁ・・・ お、俺どうしたら良い?
      : Y { r=、__ ` j ハ─
.   r‐、 /)へ、`ニニ´ .イ /ヽ
   } i/ //) `ー‐´‐rく  |ヽ
   l / / /〉、_\_ト、」ヽ!
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      .|.-=・‐.  ‐=・=-  |;;/⌒i
      .| 'ー .ノ  'ー-‐'    ).|   コキントー様、能無し麻生のおかげでわが売国党に政権がやってきそうです。
      |  ノ(、_,、_)\      ノ   
      .|.    ___  \    |      お礼と言ってはなんですが、在日参政権、人権侵害救済法案
      |   くェェュュゝ     /|___    在日米軍縮小、尖閣諸島の割譲、将来的な中国への主権委譲
     _入  ー--‐     //☆☆::入    沖縄への中国人移民3000万人を引き受けます
   /:::::::::|\_____/ /::::::::::::::/::::::\
  /::::::::::::::::\_/i|○::\__/::::::::::::::::|:::::::::::::::|
  /::::::::y::::::::::::::::::::||:::::::::::::::::::::| ̄ ̄|:::|:::::::::::::::::|
 .|::::::::::|:[小日本]:||○::::::::::::::::|:::主::|:::|::::::::::::::::::|
 .|::::::::::|:::::::::::::::::::::||::::::::::::::::::::::|:::席::|:::|::::::::::::::::::|
752名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 17:21:06 ID:cIDH7Ovw
ハルキョンが一緒に落語見に行ったらキョンはすぐグースカ眠りこける希ガス
753名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 17:24:28 ID:eppaHFu6
いつまでこんな犯罪者のたまり場やって居るんだろうねw
754名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 17:26:00 ID:41wRc32z
ハルヒの方が寝そうじゃね。
自分がやるのはともかく、聞き手に回れば飽きちゃうかも……。
いやハルヒはそういうのでツマラナいから眠くなるってのは無さそうだな。
755名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 17:40:06 ID:SaJq893T
つまらない映画も最後までしっかり見てたくらいだしなw
ツッコミながら見てたんだろうかw
756名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 18:31:21 ID:OQxX5Y3E
自分が遅れた時だけ罰金を払わないハルヒについて語ろうぜ
757名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 18:54:54 ID:SaJq893T
あの時のハルヒは可愛かったな。
ふざけんなとか言いながらしっかりとキョンの言ってたことを覚えてて、その上映画の設定に使っちゃてるし。
758名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 19:00:16 ID:41wRc32z
ぶっちゃけデート状態とシチュエーションで真面目な顔でなに言い出すかと思えばアレだからな。
怒り出すのも無理は無い、かもw
それとは別に嬉しかった面もあったのかも。
759名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 19:02:16 ID:SaJq893T
合わしてくれてあんなコトを言い出したのかも…、とかハルヒ視点による補正があったりしてw
760名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 19:27:38 ID:LZXLWW5Z
デートのときの私服は実に(^з^)/チュッって感じだった。
アニメにも出てるんだから、早くフィギュア化してほしいぜ!
いつ出るのかと!ずっと待ってるんだぜ!
761名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 19:42:47 ID:QvHv29Qz
275 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/02/27(金) 17:47:35 ID:r9Xfh7nN
>>273
ハルにゃんとかいう架空のキャラを語ってるスレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1235296930/

http://changi.2ch.net/test/reag.cgi/anichara2/1234470819/

この二つはハルヒじゃなくて妄想のはるにゃんだから削除依頼だそうぜ

276 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/02/27(金) 17:49:45 ID:r9Xfh7nN
訂正
二つ目のURLのreag.cgiってなってるけどread.cgiだ

277 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 17:56:09 ID:jtzpLAgq
オリキャラに走る気持ちは分からなくもないよ
性格最低の空気で語れないからwwwwwwwwwww

278 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 18:02:00 ID:oF8FVtEy

団員想い(笑)な涼宮ハルヒの行動例
・信者曰く団員想いなのに、団員を玩具扱いし虐待。本人も「みくるは私の玩具だ」とのこと(溜息)
・団員に真夏に気ぐるみバイトの無賃労働させた挙句、自分は一切働いてないのにバイト代を全て横取り(暴走)
・みくるは着せ替え人形と見なしていて、痴女と思われかねない格好で町中を引きずり回す(憂鬱・溜息)
・みくるに性的虐待し、学校を休むほどの精神的ダメージを与えたが、一切の反省の色も謝罪も無し(憂鬱)
・世界を盛り上げる等とホザいてるが、口先だけで完全にショッピングを楽しんでいる(分裂)
・みくるの身体を餌に猥褻写真をばらまくと恐喝してPCを強奪する犯罪者(憂鬱)
・神社の神主に向かってエアーガンを乱射する。直度「ボコった方がよかった?」とも発言するDQN(溜息)
・不思議を探すわよ!と妄言を吐いて団員の放課後と休日を奪うが、自分が飽きたら即刻帰るエゴイスト(暴走)
・「消失」以降は恐ろしく空気化。信者は必死に「作者のミス(笑)」「性格が丸くなっただけ(笑)」とスレを荒らして主張するが

まとめて見るとすごいねえ……

279 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 18:11:07 ID:Z4hLk56b
いつも思うが、憂鬱の恐喝と溜息全般は弁護の余地が無い
本当かどうかは知らないが、その辺りで読むのをやめる人もいるとか

ここにいる人間は、なんだかんだ言いつつ、先を期待して
そんな難路を超えたんだろうが…

消失はまあ良しとして、そこより先には何にもなかった気がする

280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 18:15:50 ID:oF8FVtEy
知る限りパソコン強奪のあたりがまず最初のヤマだろうか
電車の中で確信犯の女に痴漢の濡れ衣着せられるようなもんだしな

281 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2009/02/27(金) 18:21:57 ID:OQxX5Y3E
>>278
まだあるぞ
自分が遅れた時だけ罰金を払わない

クズだwww

282 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 18:29:48 ID:15ICnhbO
>>256
さては、お前
アンチを装ったハルにゃん信者だな
わざと馬鹿な事をして、ハルにゃんアンチ=キチガイと思わせる工作員だな
762名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 20:02:07 ID:sORWD3Xc
そういやさり気なくキョンの飲みかけのコーヒーを飲み干してるんだよな。
763名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 20:07:59 ID:cIDH7Ovw
勇気を出してブラックに手を出したがそのまま気分を悪くしてダウンしたハルヒ
764名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 20:10:47 ID:2S7EBDwe
みくるちゃんの出したお茶に対する振る舞いを見る限り
ブラックに負けるようなハルヒではないと思うぜ
765名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 20:19:39 ID:LZXLWW5Z
ハルヒと一緒に茶室に入りたい。
茶室は聖域なんだ。
穏やかな空気に包まれながら茶を点てるハルヒはきっと美しいに違いない。
思わず(^з^)/チュッってしちゃってもしょうがないよね!
766名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 20:30:41 ID:sORWD3Xc
朝倉さんを派遣しておきました
767名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 20:59:33 ID:LZXLWW5Z
はぁ〜ハルヒと(^з^)/チュッチュッしたいなぁ〜
768名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 21:02:10 ID:ileBft3x
皮パン皮ジャケでごついシルバーアクセで纏めたハルヒも見たいものだ
グラサンかけると尚良し
769名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 21:18:19 ID:lfo/60Ud
基地外アンチが沸いてるな
770名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 21:40:17 ID:eppaHFu6
まぁ結論としては
フィクションなんだからなんでもよくね?

おれはハルヒ好きだけど
キャラ使って妄想するやつとかは気持ち悪いぞ
あと必死にアンチにたてつくのもやめとけよ
好きな人もいれば嫌いな人だっているだろ
771名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 21:44:59 ID:eppaHFu6
スレ速度で長門スレに負けているのが、ハルヒ不人気の証拠になっているのに
埋め潰しても、喜んで次スレを立てるだけ。
ハルにゃんスレにレスしたら長門スレに追い付いてしまうじゃねーか。
むしろ、他キャラスレをまっとうな手段で盛り上げてハルヒ不人気を印象づけるべき。
772名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 22:12:31 ID:ONZBhYuG
おまえみたいに釣られるやつともな。
そうだ、ハルヒと釣りに行こう。
773名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 22:15:07 ID:3+lC150s
見えてないのにレスするのやめれ
ハルヒちゃんの5話と6話来たよ
774名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 22:21:41 ID:xZv1Fj2r
見てきた
所々でハルヒがリアル頭身になってたなw
775名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 22:31:41 ID:cIDH7Ovw
もはや長門とあちゃくらさんがハルヒちゃんの主役じゃないかと思うんですが・・・
776名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 22:33:35 ID:B67HQuRw
長門も一瞬、頭身が。。。
777名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 22:58:06 ID:t1F3Zb/m
動いてるハルヒを観られるのはなんという幸せ!


関係ないですが、本日のラクガキ ノシ
ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u35273.png

毎回誰これ状態だなぁ……。
orz
778名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 22:58:53 ID:2S7EBDwe
相変わらずハルヒちゃんは可愛いな
カッパのはくせいで喜んでるところとか最高
779名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 23:06:14 ID:xZv1Fj2r
>>777
前に誰かも言ってたけど、やっぱカラーで見てみたいな
780名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 23:06:26 ID:FvUgo47Z
とりあえずアド貼っとくかw

http://www.youtube.com/watch?v=9oha1JTto_M

http://www.youtube.com/watch?v=gEKD1y97ZV0

リアル頭身が思っていた以上にイイかもしれんw
781名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 23:11:19 ID:UHuJ14sJ
連続更新キターw
そろそろ運動会やら超能力戦隊が来るな。
楽しみだぜー
782ハルヒちゃんネタバレ(?)AA ◆RAXLFIwrP6 :2009/02/27(金) 23:21:24 ID:sxHjntzg
             ,,...--――--...,,,   __
             ,.r'''::::::::::::::::::::::::::::::;;:`''´__;;;;::::`ヽ       ,...-、
         ,.r''::::::::::::::::::::::::::::::::;;:''::::::ヾ:;;;;;;`ヽ.-+―-...、/;;;;;;;;i
       ,r''::::::::::::::::::::::::::::::::::;;:'':::::::::::::::!;;;;;;;;;;;;;;):::::::::::::::ヽ:;;;;;;/
       ,i::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;''::::::::::::::::::::〉;;;;;;/::::::::::::::::::::::::ヾ:!     地上最強をかけて勝負よ!
       ,i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::!:/:::::::::::rーi:::::::仁!:::::i
.       l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::''7::::;;;;;:ヾ:::::l                           これは ヒグマだ
      l::::::;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::;;::::::::::::::::::::::l:::::::;;;;;:::::::::::l::::illlllllli::l::/                     ,;。 ''。""`'ゝ、 別の漫画に
       l::::;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::;;::::::::::::::;;;;;;;;;l:::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ:llllllll!ノ''             ,.-‐―‐-.、     r',..●,.,,..,...、`.';  なっちまうぞ
__ _ l:::;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::l.  _ ___ _.ノンニニヾソ、ヽ _ ;.ソハハハハ ;:; _ __
.      l:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::;;:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::l           .オl|ノメ从从|.芥ハ   ; !|─ ─ ,iリ.; ;
       l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r'' l;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;i.             |li ┃ ┃ | |).l | . . ;’,.、 - ,ノ ,;:'゙ 
       .l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ:;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i''   l;;;;;;;;;;;;;;;;;/           ハl、'' ワ''ノN从!    〈i`iYソ´{'> ウマカメン トカモ
        .!;;;;;;;;;;;;;;;;;;|.    l;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;|    l;;;;;;;;;;;;;/   ....          Gi'l{H}|○        <_,ハ___,ゞ    ナシデナ
 ....   ....  ヽ:;;;;;;;;;;;;;;l      ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;|    l;;;;;;;;;;/              く/_i_j_,ゝ      〈E八E〉   カゼヒクゼ
          ヽ:;;;;;;;;;ヽ.      ヽ;;;;;;;;;;;;;)   !;;;;;ノ               (_,/ \._)
            ヽ:;;;;;;;;;;)                                           クマ ハ オクビョウ デ
        ⌒              ⌒              ⌒              ∧∧  キケンナ ドウブツ デアル
....     ....         ....       ....        ⌒                〜( ( -x-) ヨイコハ マネヲ シナイヨウニ
783名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 23:28:35 ID:eppaHFu6

300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 22:00:05 ID:Z4hLk56b
>>296
このスレに吹き溜まった人間の大半は、SS読んだだけで
SS書いてる人間のいるようなどこかよりは原作読んでるよ

読んで、考察して、どうしてもつじつまがあわなくて…
それが高じて怒りになったということ

301 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 22:13:05 ID:WENnlfvL
原作読んでてもわざと内容を曲解して揚げ足取って大喜びのバカもいるがな

曲解では無く読解力が無いのかもしれないが

ハルヒアンチスレではなくハルにゃんアンチスレになりつつある(笑)

302 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 22:25:48 ID:Z4hLk56b
>>301
「ハルにゃん」なんて汚い言葉をこのスレで使うときは、
すぐ後ろに(笑)ってつけて消毒してくれないかな
誰かが既に書いてたが、ハルにゃん(笑)ならなんとか
がまんできる

どっかのスレのハルヒ二次創作の大半は、キャラの
上辺借りてるだけだろ
ハルヒの舞台を活かし、ハルヒキャラでないと成立しない
新たな物語を作り出したものはいくつある?
そんなざまでハルヒを理解したって豪語して、信者様の
お言葉はいつも高飛車だねえ

303 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 メェル:sage 投稿日:2009/02/27(金) 22:34:36 ID:WENnlfvL
あそこのSSはあんたの言う通りだよ
キャラを借りてるだけで世界観とかキャラ本来の個性を捩じ曲げてハルヒとキョンをバカップルにしてるだけのものが大半だからな

過去スレのSSにはリアルさがあるのも少なからずあったけど
今はキモいヲタが「もしも彼女がいたらこんな事して貰いたい」なんて妄想をハルヒとキョンの名前を借りて書いてるだけなのが多い
784名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 23:32:57 ID:2S7EBDwe
>>782
みくるちゃんの着ぐるみがリアリティありすぎですー
785名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 23:39:51 ID:UHuJ14sJ
みくるノリノリじゃないっすかw
GJ
786名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 23:52:47 ID:Ic9WC8gh
断る!のとこはもっと声に勢いがあってもよかったけどリアルハルヒになったのは良かったw
787名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 23:56:40 ID:UHuJ14sJ
ドッチボールハルヒかわいいよハルヒw
788名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/27(金) 23:58:30 ID:moPw7g9P
燃えているハルヒは萌える
789名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 01:04:56 ID:X0Uh2gos
酒場で情報収集するハルヒ一行
そこでいかつい兄ちゃんに飲み比べ勝負を挑まれて受けて立つハルヒ
街に行くたびこれで2,3日は冒険が停滞する
790名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 01:35:08 ID:KAZpWHoi
「なぁハルヒ」
「あによ?」
「これはあくまで情報収集なんだぞ?」
「わかってるわよ!」
「じゃあいい加減その飲み比べ勝負も自重したらどうだ」
「あんたに迷惑かけてるわけじゃないじゃないの!いい?キョン。男は行く道引いたらお終いなのよ!」
「お前は女だろうが」
「あーもう!男だ女だ細かいことはどうでもいいのよ!挑まれたからには勝つ!あたしたちに敗北の二文字はないの!」
「お前その度にいくつ酒場を潰してきたんだ」
「あの程度で潰れる店が悪いのよ!」
「まぁいい加減慣れたがな。だが店主のおっさんが涙目になってるぞ。頼むからこれっきりにしてくれ、ってオーラが漂ってる」
「何であんたにそんなのがわかるのよ?」
「何度もそういう目を見てきたからだ!」
「あんたさえビシッとしてくれたらあたしがわざわざ出張る事だってなかったのよ!」
「よく言うぜ。俺が普通に話聞こうとしてるのをお前が勘違いして俺を押しのけて勝負に持ち込むんだろうが」
「キョンが絡まれてる、って思ったらいてもたってもいられないのよ!」
「俺はそんなに頼りないか?」
「そうよ!だからもっと頼りがいのある男になりなさい!あ、でも…」
「何だ?言いたいことがあるなら聞くぞ」
「…いいわよ!もう!」
791名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 01:48:10 ID:IWo6NOwM
キョン!頑張ってレベルアップや!
しかしこの手のゲームの飲み勝負ってボタン連打だから、きっと頑張って連打してるに違いない。
ああ、可愛らしいなあ
792名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 02:05:35 ID:twAzQ+nM
重騎士キョンの鎧の手入れを手伝う女君主ハルヒ
鎧下の臭いをかぎ「そろそろ洗濯したほうがいいわね」と言いながらも
鼻に押し付けっぱなしのハルヒを見て訝しむキョン
793名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 02:24:23 ID:bBmEsEU4
「マイロード。離して下さい。私はもう行かなくてはなりません。」

「なによ。敬語なんて・・・昔のようにハルヒと呼んで・・・」

「無理を仰らないで下さい。私はあなたの一家臣。
 部下を率いて戦地に赴かなくてはなりません。」

「必ず戻ってくるよね?」

「ああ。必ず戻って来るよ。ハルヒ」





こうですか?
794名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 03:03:17 ID:Jdv7iJnc
完全に泥酔状態のハルヒを連れて宿屋へ足を運ぶキョン
しかし幾ら革袋をまさぐっても金の硬い感触が無い
どうやらさっきの酒場で全部スッたようで、鶴屋さんへTEL
「宿賃が足りなくなりました、至急お金を振り込んで下さい」
「だが断るにょろ」
結局今夜は仲良く野宿だった
795名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 04:03:01 ID:deAHn7KX
>>719
さては超電磁砲好きだなコノヤロウ
796名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 07:58:30 ID:O/3FQln6
今日 2月28日は、

* ビスケットの日
o ビスケットとはラテン語で「二度焼かれたもの」という意味で「二度焼く」
の語呂合わせ。水戸藩の柴田方庵という人が長崎周辺で外国人向けに作られていたビス
ケットが保存が利く食料として、安政2年のこの日留学先の長崎から水戸藩に手紙を書い
たという史実。この2つのことから全国ビスケット協会が昭和55年(1980年)にビスケッ
トの日に制定した。
o また、パンの製法を学ぶ為に長崎に留学していた柴田が同藩の萩信之助に、
パン・ビスケットの製法を書いた日本初の文書とされる「パン・ビスコイト製法書」を
送ったのが安政2年2月28日(1855年)であることから。

* バカヤローの日 
o 1953年、当時の首相吉田茂が衆議院予算委員会で「バカヤロー」と発言し
た事に由来する。この日は日頃、頭にきている事に対して「バカヤロー」と叫んで良い
日となっている。バカヤロー解散を参照。


・・・さて、これをどうやってSSにするかだが。
797名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 08:06:23 ID:O/3FQln6
>>790

「なぁハルヒ」
「あによ?」
「これはあくまで情報収集なんだぞ?」
「わかってますよおおっだぁ」
(あかん、もう飲まれとる....)
798名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 10:06:49 ID:4Gxk7vVu
みくるがキアリー役みたいな姿が出てきたw

>>796
ビスケットとバカヤロウとはまた。三人姉妹が出てきてしょうがない
799名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 11:17:07 ID:NtCTiJam
ハルヒちゃん来てたのか。
なんかクオリティが高くなってたな。
800名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 14:07:52 ID:AEASmnYy
>>780>>799
こっちは2話連続更新なのに、ちゅるやさんはずっと3話で止まったままだ
スタッフは、ちゅるやさんを犠牲にして作ってるのか


801名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 14:30:17 ID:NtCTiJam
ということは次はちゅるやさんがハイクオリティの番!?
802名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 14:53:20 ID:IWo6NOwM
無駄にHDなのかw
803名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 15:30:00 ID:NtCTiJam
今回は連続配信だったから次回は再来週、なんてことにならなきゃいいなぁ
804名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 16:26:41 ID:IWo6NOwM
それは……ちゅるやさん連続でお休みとかやりそうではあるな
805名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 16:40:51 ID:Jdv7iJnc
次は特定の層向けの「キョンたん」だな
806名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 16:43:51 ID:RgqaeSwx
団長専用かw
807名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 17:12:52 ID:xYwMQJaR
ここは団長のハルヒたんで!
808名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 18:23:47 ID:Eptte1N1
みくるにワラビモチが腐ってるかどうか毒味させるハルニャンw
809名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 18:50:07 ID:xYwMQJaR
あれ、さっきまたハルヒちゃん見直してみたら手書きになってる?よな。
昨日は気づかなかったw
810名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 19:36:55 ID:rxsVMwLh
やっぱ手書きの方がいいな
811名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 19:49:51 ID:X0Uh2gos
●>間を取って「古泉いっちんの純愛」はいかがでしょう?
812名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 20:03:22 ID:S+qSnETp
3Dも悪くは無いがやはり違和感がある。
手書きの方が柔らかさが出てて好きだ。抱きしめたくなるね。
813名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 21:06:41 ID:4Gxk7vVu
手書きハルヒに(^з^)/チュッ!チュッ!チュッ!チュッ!
814名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 21:31:29 ID:RgqaeSwx
おいおいくすぐったいぜ……
815名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 21:54:26 ID:IWo6NOwM
http://www.haruhi.tv/fanclub/
これは凛々しいハルヒ
816名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 21:58:50 ID:O/3FQln6
>>815

か、かっこいい!!
817名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 22:03:30 ID:4Gxk7vVu
いいじゃないか……
ちょっと似合わない気もするがw
818名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 22:21:12 ID:djF2vUuh
西屋好きな俺にはカッコ可愛いくてグッド!
819名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 22:26:57 ID:eZ7dLJ8C
俺もハルヒに指揮されたいよおおおお!!
820名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 22:41:38 ID:i4+46KNi
OP見た時学ラン姿に惚れたが、これもまたいい
821名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 22:44:09 ID:LdwkpI8W
指揮者「はい。キョンだけやり直し」

キョン「何で俺だけだ?」

楽団全員ほっぽり出してキョンだけを指導するハルヒ

3人「・・・・・・・・・・」
822名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 23:34:13 ID:oqiTeHFp
そして深夜になるとキョンが指揮する側に回るんですね!わかります
823名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 23:39:03 ID:X0Uh2gos
某ブリ○ニア国王みたいな髪型にしたハルヒ
それで楽器隊の指揮を執る
824SSハルヒの住宅情報その後^2(1/3):2009/02/28(土) 23:40:42 ID:O/3FQln6
 次の日の放課後、俺とハルヒは、約束の通り、あの不動産屋を訪れた。
 「そうか、君たちの部屋を探してたのかい。それでいいのは見つかったかい?」
「それが、どれもいまいちピンと来ないのよねえ」
 かいつまんで話した「事の顛末」をニコニコ顔で聞いてくれる店主と、そんなのはそっちの
けで物件リストの中にサイコ・ダイビングしてしまうハルヒ。
「すいません。目標を追い出すと周りが見えなくなる肉食獣な奴で」
「いいよいいよ、気にしないで。住むことは生きることなり、だ。真剣に探すのは当然だよ」
「住むことは生きることなり、ですか」
「実感が湧かないかな。若いうちは元気で外を飛び回っていて、家なんか帰って寝るだけ、と
いうことも多いからね」
 ハルヒが部屋探しに打込む様子を目の前にしても、どこか違和感を感じるのは、「外を飛び
回ってる」ハルヒのイメージがどうしたって強烈すぎて、「帰って寝るだけ」のものに注がれ
るこいつの情熱とそのイメージが、俺の中でうまく結びつかず惑っているからだ。
「そうですね」
「そんなことないわ」
忙しくファイルを繰っているはずのハルヒから声が飛んで来た。
「人間なんて一生のうちの三分の一は寝てんのよ。赤ちゃんや9歳以下の子供をのぞいても、
1日のうち11時間は寝るとか食べるとかに費やして、仕事に7時間、それ以外に自由に使え
るなんて6時間くらいのものよ。それに働くといえば家の外へお勤めに出るみたいなイメージ
だけど、サラリーマンが働く人全体の半分を超えたのは1960年ぐらいからよ。それ以前はもち
ろん、それ以降もずっと家で仕事をしてる人は大勢いたわ。しかもサラリーマンっていうくら
いで、ほとんどの家で勤めに出るのは男だけで、女はずっと家にいたの。共稼ぎの世帯がサラ
リーマンと専業主婦の世帯数を越えたのは1992年だったかしら。とにかくね、家が『帰って寝
るだけ』のところなんて暴言もはなはだしいわよ、キョン!」
 思わぬ集中砲火をあびて、たじろぐ俺。言葉の銃弾を連射しながらも、ファイルを繰る手を
止めないハルヒ。そういえば、ハルヒが小さい頃、こいつの母さんは入退院を繰り返していて、
仕事で飛び回ってる親父さんとたまにお見舞いに行く以外はこいつはずっと家にいて、小さな
頃から家事全般を任されていたのだと聞いたことがあった。こいつはそんな話をした後、いつ
ものアヒル口になって「だって他にする人がいないんだからしょうがないじゃない」みたいな
ことを言っていた気がする。

 店主はハルヒのマシンガン・トークを、これまたニコニコと聞いていたが、それが鳴り止み、
ハルヒが物件情報の海に再びダイブするのを見届けてから、ゆっくりした口調でこう始めた。
「おじさんはこの仕事を継いだのが遅くてね。頑固な父親で、そりが合わなかったから、最初
は別の仕事について、しばらく勤め人をしてた。父親も、自分が死んだらここも閉めてしまお
うと思ってたらしい。それが酒がたたって、父親の予定からすると随分と早くに脳卒中で倒れ
た。呼び寄せられて実家に帰ると、手招きで呼び寄せられて父親にこう怒鳴られたよ。
『道路、河川は本なり。水道、家屋は末なり。って言葉、知ってるか?』
知らないと答えたら、『おまえ、それでも不動産屋の倅か』とこうだ。
『維新からこの方、国の偉い連中はみんなそれでやってきた。都を地震で壊され空襲で焼かれ
ても相も変わらずだ。だがな、辺り一面の原っぱを馬が駆け抜けてくだけで道なんかひとつも
見えない大平原でも、ラクダしか進めねえ砂の海でも、目をこらすと人がいるところじゃ必ず
煙があがってる。その下には世界のどこいったって家がある。中にはバラしてロバに積めるよ
うな家がある、洪水に流されるままの筏の上に建てた家がある、地面を掘り下げただけの家が
ある。『家屋は末なり』だ? ああ、結構だ。どんな大通りの真ん中を歩いてる連中だって、
家からやってきて家へ帰っていくじゃねえか。人の歩きだした端、歩いていった先は、確かに
末端だ、行く末だ。俺たちの世代には、自分の家に帰りたい帰りたいと思いながら、のたれ死
にした奴だって大勢いる。畳の上で、しかも自分の家で死ぬなんて、それだけで往生だ。病院
になんかやるこたあないぞ』
それで心残りはないかと聞いたら、また怒鳴られた。
『あるに決まんてるだろ!』と言った後、泣き出したので、それで思わず、
『末のことはまかせろ』と言ってしまったんだ。で、現在に至るというわけさ」
「……ここを継ぐ前の仕事って何だったんですか?」
「ああ、役人だよ。道路や橋を作ってた。まるで落語だね」
「その、お父さんは?」
825名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 23:41:47 ID:UZUZ/Dvi
ハルヒ大好き http://mocodo.ddo.jp/i/mova/ 来て下さい
826SSハルヒの住宅情報その後^2(2/3):2009/02/28(土) 23:43:13 ID:O/3FQln6
「一昨年死んだ。『おまえが一人前になるまで死ねるか』とよく言ってたから、ようやく一人
前と認めてくれたのかな」

 店主は、俺とハルヒに、タバコはいいかな?と承諾をとって、大きなマッチ箱を取り出して
マッチをすり、火をタバコの先に持っていった。細い煙があがって、その先を見るような目で、
店主は続きを話してくれた。
「今、私が座ってる机の引き出しには、不動産業とはあまり関係のない、父親の資料が入って
いてね。世界中の家の写真なんだ。どうやって集めたんだろうと思うね。父親は、私が子供の
頃から、ずっとこの椅子に座っていて、どこかに出掛けた覚えなんかほとんどなかったから」
 店主は引き出しを開け、古いアルバムのようなものの中から一冊を抜いて、机の上で広げた。
「これは中国の山西省にある窰洞(ヤオトン)という住居。山西省や河南省あたりを黄土高原
というのだけれど、『黄土高原は風がつくった大地である』という言葉があるくらいでね。ゴ
ビ砂漠から風が運んできた黄色い砂塵でできた堆積層は、深いところで200メートルもある。
土壌は均質かつ多孔質、雨の振らない地域だから数万年の年月で乾燥し切ってる。この土はと
てもやわらかく掘りやすい、それに掘っても崩れにくい。中庭にあたる正方形を掘り下げて、
そうしてできた土の壁に、今度は横に穴をあけて部屋をつくる。鋤一本と根気さえあれば、誰
だって家がつくれる。材料はどこからも持って来なくていい、みんな自分の足の下にあるから
ね。こうしたところで、自分の住むところをつくるのに、「建てる」のでなく「掘る」人たち
が暮らしている。住居ばかりか、工場も、学校も、ホテルも、役所も、延安大学の学生寮も、
みんなそう。調査された中で一番古い窰洞(ヤオトン)は唐の詩人 杜甫の生家で、1200年
ほど前のものが残っているそうだよ」

 「これは熱帯アフリカのバオバブの木。大きな木は幹の直径が10m近くにもなる。材質が非
常に柔らかいので、これも彫り抜いて窰洞(ヤオトン)のように「引き算の建築」ができる。
生きている木につくった大きな穴の家で暮らしている人たちも大勢いる」

 「こっちは、乾期と雨期の間で河の水位が何mもある東南アジアの水の民の家。ノアの箱船
は洪水から逃れるためにつくられたけれど、この人たちは最初から定期的に襲ってくる洪水を
前提に暮らしている。この丸木小屋みたいなのは全部これも丸太でできたイカダの上に組み立
てられている。ほら、どの家にも周りに20mぐらいの高い4本の柱が立っているだろ。この
柱は、水に浮かんだ時にイカダ住宅を綱でつなぐおくためのものなんだ。ひとたび洪水になれ
ば、村全体が、家や商店、集会所、そして犬小屋までも、自動的に浮かび上がる。彼等は土と
上でほとんど同じ暮らしを、今度は水の上で続ける。20mの柱はね、これがないとイカダ住宅
がどこかに流れて行ってしまうからだけど、ただつなぎ止めるためなら1本の柱でよさそうな
ものじゃないか。4本あるのは、家の向きを変えないためなんだよ。つまり四隅とも柱につな
いでないと、家の向きが変わってテレビの写りが悪くなる」
「テレビ?」
「ほら、屋根の上にアンテナがある。洪水を非常時と考えるとテレビなんて、と思うかもしれ
ないが、洪水が日常の人たちには大切な問題だ」
「電気はどうしてるんですか?」
「普段は電線で供給されているところも増えたみたいだけれど、ガソリン・エンジンがついた
発電機も持っている」

 店主の話に引き込まれるように聞き入っていると、いつのまにかハルヒが隣に座っていた。
 そりゃそうだ。この手の話をハルヒが聞き逃すはずがない。
 俺は続いて何が出てくるのだろうと、無意識に腰を浮かせて机越しに見えない引き出しの中
を覗こうとしていた。ハルヒがそんな俺の肩をひっつかみ強引に引き戻し、その反動で自分は
バネ仕掛けのようにぶんと席から立ち上がった。
「おじさんは、家の写真、集めてないの?」
「うん。集めてるんだけど、捗々(はかばか)しくないな。うちは一人でやってるし、休みも
あってないようなものだから、なかなか時間がなくてね。父親も同じ条件だったのに、何だこ
の量は、っていつも不思議に思うんだよ」
「それはね、協力者がいたからよ!」
ああ、断言したよ、こいつ。
「キョン、あんた、話が見えてないでしょ? おじさんはすぐにピンと来たみたいだけど」
「あ、ああ。どういうことだ、ハルヒ?」
「写真の隅っこをよく見なさい。どれにも小さくイニシャルみたいなものが入ってるでしょ?」
827SSハルヒの住宅情報その後^2(3/3):2009/02/28(土) 23:44:12 ID:O/3FQln6
「ん?あ、ああ。これか。だがこれだけだと何とも言えんぞ」
「言えるのよ。さっきから何枚、写真を見せてもらったの?最初の窰洞(ヤオトン)とこっち
とこっちの写真。撮影された場所はもちろん、時期も、撮った人も違うと見ていいでしょうね。
筆跡から言ってもそう。なのに、どの写真にも同じイニシャルが入っている。そして、この不
動産屋さんの屋号。これは名字からでしょ?」
「ああ、そうだよ。なるほど、まいったな」
「写真のイニシャルと屋号も合う。つまり、いろんな人が、おじさんのお父さんのために撮っ
た写真なのよ、ここにある奴は全部!」

 「なるほどな。探すべきものは、余所じゃなくて、ここにあったのか」
「青い鳥って奴よ、おじさん!」
おいおい、おまえが言うのか、そのセリフ。俺は二度とは言わんけどな。
「父のアドレス帳と年賀状の束は捨てずに取ってあるから、まずそのあたりからだね」
「お父さんのネットワークが解き明かされると、きっとすごいことになるわ」
「ああ、私が全然知らなかった父が、きっといるんだろう」
 いつのまにか意気投合しちまって、二人で盛り上がる店主とハルヒ。気を利かせて横を向い
ててやる。
「青い鳥か。……そうか、君はもう見付けたんだな」
「ええ、そうよ」
見なくても、誇らしく胸を張っているハルヒの姿が見える。
「それから、あたしからおじさんに一つ提案があるわ」
何故だろう、嫌な予感がする。
「店番は、あたしたちに任させて、どんどん不思議探検に行っちゃいなさい!」
おい、ハルヒ、おまえな! ……いま、あたし《たち》と言わなかったか?
「難しい契約なんかは資格もいるだろうしできないけど、電話番ぐらいにはなるわ。いつお客
さんが来るのかわからないのがネックなんだし、店番を活用したら,細切れ時間だって有効活
用できるでしょ? まあ、話は、何日かあたしたちにやらせてみて、おじさんが『これならい
ける』と思ってからに当然なるけど」
 おいおい、話をどんどん進めるな。
「わかってないあんたのために、この計画のすばらしいメリットを特別に説明してあげるわ。
あたしたちの場合、軍資金は少しでも多いに越したことはないし、それにこうしていれば優良
物件を見逃す事もないし、物件の選び方探し方のノウハウも身に付くってものよ」
とここまで言って、早や家庭教師と変身したハルヒは、例の100ワットの笑顔を2割増しに
輝かした。
「というわけでキョン、あんたへの家庭教師も《ここ》でやっちゃうからね」
「おいおい。それってバイトの掛け持ちというか、職務専念義務とかに反するんじゃないのか?」
「あんたの家庭教師はボランティアなんだし、あたしにとっては好きな本でも読んでるのと変
わらないわよ。あんたが問題解くのに考えている間、どうせあたしは時間が空くんだから、こ
れこそ効率的な時間の使い方よ! という具合に3者が3者とも得する計画なんだけど、おじ
さん、どうかしら?」
 なんか話の途中から聞いて笑ってましたよね。ほとんど爆笑に近いくらいに。
「あー、愉快だよ。痛快だ。こんなにむちゃくちゃで強引で、しかも筋も取っていれば利もあ
るなんてね。……見習い期間は月〜金の5日間、その間はバイト代なし。本採用なら次の週か
ら早速お願いする、ということでどうだろう。時間とバイト代は委細相談の上ということで」
「かまわないわ!」

 ともあれ、これもまた明日のためのその一、ということだろうか。
 うちの親への説得も、まだ残ってるんだぞ、ハルヒ。
「わかってるわよ。それも今夜やっちゃいましょう!」
やれやれ。多分、一番の難関なんだぞ。
「わかってるわよ。でも,進まないと明日はないわ。キョン、あたしに着いて来なさい!!」
828名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 23:45:31 ID:O/3FQln6
うー,不動産屋イベントで、これだけつかうとは。

同棲までたどり着くのはいつのことやら。

がんばります。
829名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 23:51:20 ID:6UYeEKDy
おぬし、タダモノではないな?GJ!
続き楽しみにしてるよー
830名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/28(土) 23:59:43 ID:oqiTeHFp
GJ!
831名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 02:01:42 ID:E7Xc+Z9h
GJ! 相変わらずのクオリティに脱帽です。
俺も続き楽しみにしてる!
832名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 03:09:53 ID:JCr4FOjh
GJ!前向きなハルヒさん輝いてるなw

そして何時の間にかアパートの管理人になるハルヒ……ってこれだとイカンな
833名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 03:19:54 ID:jAUSvtVa
メビウスの輪から抜け出せないハルキョン
834名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 03:58:59 ID:cSoQ2TN1
>>796
2月28日は『ビスケットの日』


キョン「さてと、これで出来上がりだな。」
ハルヒ「お疲れさま。どれどれ、へーけっこう旨く出来てるじゃない。」
キョン「まぁ偶にはコンナのもいいかなってな。」
ハルヒ「どれ味のほうは…うん、これならOKよキョン。」
キョン「そうか。…いやー朝倉に作り方ならってよかった。」
ハルヒ「…キョン、誰に習ったですって?」
キョン「あぁ会社の昼休みに朝倉からって、ハルヒさん。なぜお怒りに…」
ハルヒ「…人が知らない間に外でそんな破廉恥な事してたのね!酷いわ、結婚した時浮気は絶対しないって言ったのに!」
キョン「ハルヒ誤解だ!浮気なんかしてない!俺が愛してるのはハルヒだけだ!」
ハルヒ「嘘よ!なら今ここで証拠見せてよ!」
キョン「ああ、お前が納得するまで幾らでも見せてやるさ!」


禁則事項です!


息子1「…で、その十月十日後にお前たちが産まれたんだ。」
娘1 「…どう?自分達が産まれて来たわけ、分かった?」
息子2「…兄さん、姉さん。そんな生々しいことは…」
娘2 「…そうよ!それにあたし達だって似たようなものじゃない。」
息子3「…なんか宿題にこのまま書いて出したら恥ずかしい思いしそうだ。」
娘3 「…長門さんにお願いしてそれらしい物語にしてもらおうか。」


あれ?ビスケットだったよな元ネタ
835名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 09:53:00 ID:qhJ5f79k
キョンを叩けばビスケットが1つ
キョンを叩けばビスケットが2つ…

いや何となくそんな童謡を思い出した。
836名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 09:53:55 ID:JCr4FOjh
キョンを叩いてどうするw
837ハルヒと親父ープチ外伝 生まれた日:2009/03/01(日) 10:34:23 ID:XuDPT0FM
>>834さんに便乗して、バカ親父ぷち)

女「聞いてもいいかしら?」
男「ああ」
女「どうしてわたしと結婚しようと思ったの?」
男「何故美人はろくでもない男と結婚するのだろうか、とサマセット・モームが言ってる」
女「何故かしら?」
男「賢明な男は美人と結婚しないから、だそうだ。ちなみに俺はバカだ」
女「知ってるわ」
男「俺も聞いていいかな?」
女「ええ」
男「なんでプロポーズを受けてくれた?」
女「負けるのが嫌いなの」
男「俺がか?君がか?」
女「両方よ」
男「子供はひどく負けず嫌いなのができそうだな」
女「そのうえ、きっと美人よ」
男「たまらんな」
女「そうね」


母「というわけで、この十月十日後に、あなたが生まれたのよ、ハル」
娘「何なのよ、この会話は?」
父「新婚旅行での一コマだ」
娘「こんなの宿題に書けないわよ!」
父「ちょっと貸してみろ。俺があることないこと書いてやる」
娘「書くな! この前,それで大変なことになったんだからね」
父「そんなこと、あったっけ?」
母「ほんと、お父さんったら人にやってあげたことは、すぐ忘れてしまいますね」
父「やられたことは忘れないぞ。3倍にして返す」
娘「どうでもいいのよ、そういうのは!」
父「だいたい、こんなエロい宿題を出す教師がエロいんだ」
娘「小学生の娘の前で、エロエロいうな」
父「じゃあ、おまえは木の股(また)から生まれて来たというのか?」
娘「小学生の娘が、答えられないようなこと聞くな!」
838名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 11:18:34 ID:JCr4FOjh
マイペースすぎるわwww
839名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 11:38:36 ID:NnEsxJfU
>>835
バン!と背中を叩くハルヒ。
ハルヒ「キョン!お腹空いたわ!」
キョン「やれやれ、しょうがないな」
ほれと言いながらポケットからクッキーを出すキョン。
ハルヒ「サンキュー!」

そしていつしか常にポケットに携帯食料を入れるようになったキョンの姿が!っていう電波が。
840名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 12:10:42 ID:oerIhmol
ポケットに食料を携帯ってなんか某刑事を思い出すw
841名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 13:01:46 ID:jAUSvtVa
口寂しさにビスケットをかじりチョコをかじりポテチをかじり、
そんな事を繰り返してるうちに2・5`程増えたハルヒ
842名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 13:28:14 ID:AGBwh0yz
自分だけ太ってるのは嫌なので他の人の体重も増やすハルヒ
843名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 13:33:38 ID:LTsajAFT
「ダイエット戦隊SOS団」ここに結成!
844名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 13:41:29 ID:zHfrfsTW
メタコロキノコを食べてユカイな体系になったハルヒを想像してしまった
845名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 13:59:21 ID:xEMrDvPy
ハルヒって名前を借りてるだけの妄想糞スレ晒しage
846名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 14:25:40 ID:OZyg8fi1
このスレッドは
「〜するハルにゃん」
「〜するハルにゃんを想像してしまった」
「パラレルハルにゃんSS」
「GJ!!〜するハルにゃん萌え〜〜」
の4要素だけで構成されていると今気付きました
847名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 14:50:29 ID:oerIhmol
>>844
ま た マリオ か!
好きだなマリオw
848名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 14:55:03 ID:ti8TBYll
>>847
実際ハルヒはゲームならああいうアクションものが好きそうだな
849名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 15:01:12 ID:Z+Yo0CCF
スーパーマリオ2で残機をマイナスにしてしまいゲームオーバーになったので
キョンのワープなしクリアを色々口出ししながら眺めるハルヒ
850名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 15:07:12 ID:YvoEyK14
いかん、ヤケクソになったハルヒの不思議パワーで世界中デブしかいなくなった図を幻視した
851名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 15:10:07 ID:zHfrfsTW
己の反射神経を駆使するゲームは強そうだ。
でもちょっと謎解き要素があっても突っ走って行ってゲームオーバー、なんてことにw

シューティングとかいいかも
852名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 16:00:28 ID:qwCUuWcA
ハルヒとハンドル持ってマリオカートやりてぇ
853名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 16:13:35 ID:eK5wS+5M
俺はすでにハルヒと毎晩躍る関係だぜ。
854名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 16:16:37 ID:0KUgqaFS
激動かよw
855名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 16:35:44 ID:DSUZhuTV
>>849
口出ししまくる姿が容易に想像できるなw
856名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 16:59:04 ID:qhJ5f79k
>>855
「あー!何やってんのよキョン!」
「うるさい。大体お前が横から口出すから気が散るんだろうが」
「大体ワープポイントがすぐそこにあるのに何でわざわざ一面一面なのよ!まだるっこしいわね!」
「そういう楽しみもあるんだよ。途中の面だってやってれば面白いぞ」
「あんたはどんくさいんだからそんなんじゃラスボス倒すどころか最終ステージまでたどりつけやしないのよ!」
(その最終ステージ手前の大ジャンプでせっかく増やした残機全部消化してゲームオーバーにしたのはどこの誰だ、
なんてことは言わないほうが吉なんだろうな…)
857名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 16:59:59 ID:jAUSvtVa
ゲーセンでハルヒとバイクゲームしたいぜ
匡体に跨がる時にパンチラしてるのに気付かないハルヒ
858名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 17:17:33 ID:qwCUuWcA
そんなお前らを後ろから見守る俺
859名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 17:20:58 ID:6wKWY3JQ
朝倉さんを再構成しました
860小ネタ 涼宮ハルヒのアイドルデビュー!?:2009/03/01(日) 18:14:05 ID:Cm9MqhGD
大学進学とともにアイドルデビューを果たした涼宮ハルヒ。
個性的な性格と見た目の良さからトップアイドルに上り詰める。
しかし、しばらくすると高校時代の姿を週刊誌に取り上げられ、仕事を干されるようになる。
失意のまま芸能界を去るハルヒの前に、一人の青年が現れる。
それはアイドルデビューの際にマネイジャーに別れさせられたキョンだった。
「なによ…あたしを笑いに来たの?」
「そうじゃない」
「いいわよ、隠さなくても。あんたの恨み辛み聞いてあげるわ」
「…なんでこんな時まで上から目線なんだよ、お前は」
そう言ってハルヒを抱き寄せるキョン。
「それに…そういった愚痴を聞くのが俺の役目だ」
「…うるさいわよ、馬鹿」
そう言いつつもキョンの胸の中で涙をこぼすハルヒ。

数ヶ月後、二人は結婚した。
861名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 18:20:05 ID:6wKWY3JQ
胃腸薬を用意するところだったぜw
GJ!
862名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 18:51:50 ID:TrmlLDCF
しんみりさせやがるぜ……GJ
863名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 19:33:24 ID:z3FzgnG+
さらにその後若手アイドルをプロデュースする二人の姿がっ!
864名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 19:38:46 ID:/JN7VtFz
>>860
ハルヒは恋愛感情は一種の病気とキョンに飽きる伏線が張ってあるんだが
そいうのはスルーか?
865名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 19:57:54 ID:eLsjYTQz
20代になってルージュを引くハルヒ
想像したらやばくね?
866名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 19:59:34 ID:Cm9MqhGD
>>864
あのセリフは思春期にありがちな一般性への反発だと思うけどな。
原作でもアニメでも「憂鬱」前と後ではハルヒ心理状態・行動パターンに変化するわけだし。
そういえば、ゲームの「約束」だとハルヒルートが、入学時の自己紹介と現状に対する葛藤がメインの内容だったなぁ。

つーか、昔(アニメ放映当時)はこの手の話題(心理分析)が盛んだったけど、最近じゃ全然無いな。
867名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 20:06:47 ID:YvoEyK14
場末の酒場のステージで踊るハル長みく
868名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 20:11:14 ID:eLsjYTQz
>>867
半年後にはブロードウェイだなw
869名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 20:14:38 ID:TlCQmeCa
>>863
まさかのアイドルマスターオチかこらw
870名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 20:28:49 ID:z3FzgnG+
>>866
やり尽くした感というか、今更当たり前みたいな部分があるからなぁ。
新規層があまり増えてないからかも知れないな。
>>869
そんなつもりは無かったwww
871名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 20:54:57 ID:TlCQmeCa
>>865
間違いなく惚れ直すな。
一目見てしまったら中河状態になるかも知れん……。
872名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 22:05:40 ID:DSUZhuTV
俺も寝る前にいつもハルヒにチュッチュッってしてるよ。
873名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 22:09:12 ID:C1Qq+NOH
落ち着け。それは近所の野良猫だ。
本物のハルヒは俺の両腕に抱かれてるからな。
874名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 22:16:23 ID:XuDPT0FM
古代ローマのプーブリウス・オヴィディウス・ナーソーという人が書いた
『惚れた病の治療法』(邦訳 わらび書房、1984)
という本があるんだが。
(最近、岩波文庫で『恋愛指南』というタイトルで新しい訳が出た)。

鶴屋さんあたりがハルヒに贈呈してどうのこうの、という話にしようと思ったら、
この本、中身ほとんどエロ小説じゃないですかwww。

頓挫。封印。
875名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 22:18:59 ID:lMsrH66X
なんか色塗れや( ゚Д゚)ゴルァ! なご意見も頂戴しておりますが
オイラが色塗ると至極ガッカリな出来になるんですなこれが。
そんなわけで勘弁しておくれよぅ、なラクガキ

ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u35387.png
876名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 22:20:40 ID:fd+VBAvB
色無くとも線を増やすとかw

>>874
なんかタイトル変わりすぎだなそれ。イメージ変るぜ
877名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 22:22:35 ID:Z+Yo0CCF
>>874
「saga」になってますぜ
878名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 22:23:40 ID:TlCQmeCa
>>875
段々こなれてきてますな。
879名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 22:32:42 ID:YvoEyK14
数年後、都会に越してきたハルキョン
880名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 22:35:35 ID:+FgQqIxV
吉野ヶ里遺跡の高見櫓に上ってみるSOS団
881名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 22:52:28 ID:XuDPT0FM
>>876
>なんかタイトル変わりすぎだなそれ。イメージ変るぜ

 すまねえ。まちがえてた。
 (わらび書房、1984)の方は、『恋の手ほどき』Ars amatoriaと『ほれた病の治療法』Remedia amoris のカップリングで、
 岩波文庫『恋愛技法』はArs amatoriaだけの訳だそうだ。

 『ほれた病の治療法』Remedia amoris の方は648段に

  Qui nimium multis "non amo" dicit, amat.
  「あまりにしばしば『私は愛していない』と言う人は、愛しているのだ」

 なんて下りがあって、ニヤニヤなんだが。


>>877
>「saga」になってますぜ

 すまねえ。なんたること。
882名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 22:53:16 ID:xRDUjJrQ
はるひサーガでいいじゃないか
883名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 23:23:46 ID:fd+VBAvB
>>881
なるほど。ふむふむ。
というかあれだ、専ブラ入れようぜw JaneStyleとかオススメだ
884名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 23:50:31 ID:C1Qq+NOH
sagaに行くハルキョン
885名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 23:55:08 ID:XuDPT0FM
>>883
重ね重ねすまん。うちMacなんだw

最近、マック用でタブがつかえる専ブラを入れたんだが、慣れてなくて。

サーガねたをなんか考えてみるw
886名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 23:57:24 ID:fd+VBAvB
そうだったか、すまん。
しかしサガっていうと某RPGか「シャワーを浴びて、「いらないッ!」とか思い出してしまうぜ。
887名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/01(日) 23:59:27 ID:TlCQmeCa
>>886
バキ自重w
888名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 00:07:40 ID:qhJ5f79k
不器用なタイプではない。
ただ、この胸を突き動かす衝動が―――――俺に乗り物を選ばせなかった。
急ぐのだからこそ、疾走る―――――

どこで会おう、とか待ち合わせ場所なんか決めちゃいない。
きっとアイツはあたしを探して―――――探して、探して、探し回って―――――
そして疲れきってここへ戻ってくるんだ。
だから、あたしは待っていればいい―――――

「ハルヒ!」
「…キョン…」
「…やっぱりここだったか」
「馬鹿。あたしがここにいなかったらどうするのよ…」
「関係ねえ。現にお前はここにいたじゃないか」

>>886で確かこんなネタだったなと思い出して改変してみた。
889名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 00:07:53 ID:qbpMcFEe
インペリアルアローの先頭で盾と槍斧を同時に扱い、スウィングで敵を怯ませるキョン
その後ろから大剣で怯んだ敵を次々と斬り伏せていくハルヒ
890名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 00:09:45 ID:F7Bh9oiG
谷口からハルヒは古泉とデキてると聞かされてギョッとするキョン
すぐ冗談だと判明し、谷口をヘッドロックするキョン
891名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 00:47:04 ID:DtmwfFvb
サガって聞くと世紀末博狼伝が真っ先に思い浮かんだ
892名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 01:20:59 ID:azP35JH/
>>888
なんかしっくりきてる気がするから困るw
893名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 08:10:55 ID:W/9ENRIl
>>890
この手の書き込みがあるから荒らしが湧くんだよな

阿呆な事書くなよな
894名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 08:23:29 ID:X4DLA+MR
荒らしにくるのはここが楽しくやってるのが気に食わないだけでしょ
書き込みの内容など二の次三の次ですよ
本スレ個別スレアンチスレ原作スレで同時に暴れるような真性だもの
895名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 08:41:38 ID:vHvB1VgM
二次創作ハルにゃん(笑)設定で原作スレを荒らして論破されたハルヒ厨の悪口を言うなよ
896名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 08:43:40 ID:7lSDSGQJ
というか、>893自身が荒らしの張本人だと思うよ。
多分劣化君でしょう。
897名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 08:50:08 ID:DciL+hzZ
いつまでたってもハルヒにとっての最大の害悪はハルヒ厨だな
898名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 09:32:01 ID:NvXMPcgQ
まあ俺らはいつも通り楽しんでればよいさ
どんなに騒がれたところで原作のハルヒとキョンの関係が変わるわけでもなし
899名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 09:42:52 ID:3hv+YyCE
>>898
キョンは佐々木を異性として見てないとスレ荒らして騒いだら
キョンは変な女が眼中にないって分かってしまい
キャラクター達の意向を無視した関係に変わっちゃったけど?
900名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 10:08:39 ID:azP35JH/
))897
同意。いっぴきバカが居ると迷惑するよな。
劣化くんもアンチからもキチガイ呼ばわりで迷惑がられてるらしいしね。

そもそも溜息を黒歴史とか本気で言ってるらしいハルヒ厨なんてこのスレの住人とは思いたくないな。
溜息はハルヒとキョンを語る上で絶対に欠かすことに出来ない重要な話なのに。
改変とかも論外。

日本の今日の歴史や成長を語るのに「第二次世界大戦では悪いことしたから無かったことにしよう」って言ってるのと同じだ。
901名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 10:13:24 ID:7lSDSGQJ
ハルヒ厨とかいう架空の存在を自分で演じてみせる
       ↓
それを自分で批判して「これだからハルヒ信者は・・・」

いつもの劣化君の手口。見飽きた。
902名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 10:14:56 ID:Hdvz2tox
月曜だからって釣られ過ぎだぜ、皆。
いつもみたいにスルーしてりゃいいんだから。
903名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 11:10:22 ID:qbpMcFEe
切り払い撃ち落としシールド防御援護防御LV5技量+50というアホな能力のジョン・スミスと
攻撃力9999射程1〜10消費無しという反則的性能なジェーン・スミスを
100ターン近く掛けて執念で倒すSOS団
904名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 11:10:35 ID:NVTb3C9R
釣りといえばまさに俺の趣味なんだけどさ、残念ながら同士が近くに居なくてだいたい一人なんだ。
あぁハルヒと一緒に釣りに行きたい。手取り足取り教えたひ。

いやハルヒが釣り人向きの性格じゃないのは分かってるんだがw
905名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 11:35:29 ID:aRIi4Coy
長門といくと良いかもよ>釣り
906名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 11:57:29 ID:F7Bh9oiG
その場で釣った魚を焼いて食うSOS団
みくるが骨を喉に詰まらせて大騒ぎに
907名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 12:31:07 ID:NVTb3C9R
30分くらいで飽きて素潜りしようとするハルヒ
908名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 13:54:33 ID:DciL+hzZ
>>900
同意?
見えない敵と戦ってスレ荒らしは相変わらずだな
909名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 13:58:13 ID:ykah+PON
長 門「短気な方が釣りは上達すると聞いた」
キョン「そうなのか?」
長 門「釣れないことを我慢できない者は、いろいろ工夫する」
キョン「しかし、あれは工夫といえるのか?」
ハルヒ「みんな、どきなさーい。これから爆弾釣りに切り替えるわよ!」
長 門「あれは筑豊地方に伝わる伝統漁法。炭坑から持ち出して来たダイナマイトを
    水中に投げ込み、衝撃で気絶して浮かび上がった魚をすくって捕る。
    筑豊出身のミュージシャン井上陽水が少年時代に好んだ漁法」
キョン「ほんとかよ、それ」
長 門「事実」

 どががががーん

ハルヒ「さあ、みくるちゃん、古泉君、じゃんじゃんすくっちゃいなさい。このあたり
    の魚はみんなあたしたちのものよ!!」
キョン「おい、ハルヒ! そりゃ乱獲だ。さすがに生態学的にまずいんじゃないのか?
    野生動物は食べる分だけしか捕獲しないというぞ」
ハルヒ「わかったわよ。みくるちゃん、古泉君、食べる分だけすくいなさい。
    そのかわりキョン! 釣った魚は骨まで食べるのよ!供養のために」

 その後SOS団は、骨は油で揚げて「骨せんべい」にして残らずいただきましたとさ。
 めでたしめでたし。

910名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 14:30:18 ID:bnNQumjv
キョン「なかなか釣れないな…」
ハルヒ「あのねキョン、釣りっついうのは人と魚の頭脳対決なのよ!そんなのほほんとして釣れるわけが……」

みくる「ままた、釣れましたぁ〜!初めてなのに大漁ですぅ!」

ハルヒ「……ビギナーズラックかしらね」
キョン「おいハルヒ。こっちみて話せ」
911名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 14:57:32 ID:ykah+PON
(便乗して)

ハルヒ「なかなか釣れないわね…」
キョン「あのねハルヒ、釣りというのは人と魚の頭脳対決なんだ、それを……」

みくる「ままた、釣れましたぁ〜!入れ食いです!お魚さんいっぱいですー!」

ハルヒ「……エサがわるかったのかしら」
キョン「ハルヒ、なぜこっちを見る?」
912名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 14:59:19 ID:aRIi4Coy
ハルヒ「行ってこーい!(蹴)」
キョン「わーーっと(どぼーん)」


数分後


キョン「(ブクブクブク)ぶはっ! 沢山採れたぞ」
ハルヒ「タコばっか……」
913名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 15:33:15 ID:vHvB1VgM
>>900

44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 13:37:33 ID:GcFPMAJs
>>43
ここはアンチスレだし別に構わないが劣化君はそれしか言うこと無いのか?他で言い続けるの言い加減止めとけよ
それじゃやってることが信者と変わらないぞ

46 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 13:46:34 ID:GcFPMAJs
>>44
漏れ?


アンチスレで自演工作失敗しちゃったハルヒ厨がいるんだけどこれはどういうことなの?wwwwwwwww
アンチスレに迷惑掛けて楽しいの?
工作っていうんだよねこういうのって?
914名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 15:56:36 ID:bnNQumjv
>>912
採れたのかよwww
はっ!まさかのSOS団脅威のメカニズム的なアクアスーツの威力!?
915名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 16:36:46 ID:pwyOkO+y
釣ったイカにスミをかけられて制服が汚れたハルヒ
916名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 16:57:01 ID:Hdvz2tox
大変だ!早く脱ぐんだ!シミになってしまうぞ!
染み抜きの方法は俺が知っている。俺に任せろ!
917名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 17:12:52 ID:NfMm1nLd
このエロキョン!
918名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 17:14:34 ID:uXBMK+V6
>>915
それはみくるの役だ
ハルヒの願望で強制的にそうなる
919名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 17:24:15 ID:i24GW3f8
>>917
だが待ってほしい。いつもそれでは芸がないのではないか。
そう、ここは逆転の発想である。

「分かった!すぐに脱ぐからあっち向いてなさい」

コレです。さぁハルヒさん、どうぞ!
920名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 19:07:12 ID:7lSDSGQJ
古泉「いやあ、僕の服も濡れてしまいました」
キョン「お前には聞いとらん!」
921名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 19:18:20 ID:i24GW3f8
古泉は意外と釣りが苦手……いやむしろ得意……?
なんかどっちでも意外な気がする
922名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 19:26:35 ID:nZQYjnTG
超最新装備フルチューンの竿やリールを携えてやってくる古泉。

「僕の知り合いに釣りショップのオーナーがいまして…」
「こ、これは開発途中で製造中止になったというガマ○ツ2006…!」
「さすが小泉くん!これ一式全部そろえるとなると20万とんで3千円でしょ!」
「何でお前がそんなのに詳しいんだ…」
923名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 19:39:09 ID:JBgYF7m8
実は親父が釣りマニアのハルヒ。
924名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 19:42:11 ID:pwyOkO+y
二人っきりでボートの上で釣り糸を垂らすハルキョン
何故か無言の状態が続くので終いにハルヒがキレ出す
925名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 19:58:58 ID:aI/Mn1Sj
大物がかかったと思ったらお互いの釣り糸が絡まってたハルキョン
926名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 20:05:55 ID:8FfC8DDd
ハルヒ「釣った獲物は大切にしなさいよ!」
キョン「え?釣った獲物は食べちゃうだろ?」
ハルヒ「こ、このエロキョン!!」
927名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 20:07:53 ID:qbpMcFEe
ひなまを釣ったので女性陣に献上するキョン
928名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 20:17:16 ID:tdmTXO7H
ハルヒ「キョンは釣った獲物には餌を与えないタイプよね」
キョン「まぁな。釣リ上げたらなるべく早く戴く主義だ。キスとかが好きだな」
929名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 20:25:11 ID:DM8dnfaC
一方その頃みくる&鶴屋さんは大笑いしながら大物を釣り上げ、
長門は読書をしながら時折竿をひき、古泉は餌を付けるのに手間取っていた。
930名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 20:55:36 ID:TC+uqWLa
なんという当たり前みたいな光景……このものたち、デキる!
931名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 20:58:33 ID:pwyOkO+y
3人の墓を訪れるハルキョン夫妻
その傍らには2人の女の子と1人の男の子がいた
932名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 22:09:49 ID:JBgYF7m8
よーし、ハルヒ。今夜はパパと一緒にお風呂に入ろうな
933ハヒル:2009/03/02(月) 22:19:12 ID:TC+uqWLa
>>932
「わぁーいお風呂だぁ」
934名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 22:20:17 ID:Hdvz2tox
なんとまあ微笑ましい光景ではないですか(棒読み)
935名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 22:31:11 ID:z/5kVZO2
ぐっふっふ。俺もご相伴に預かりましょう……あ、いや、ごめ、やっぱいい
936名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 22:57:27 ID:pwyOkO+y
目覚めた早々ベッドから半裸のまま這い出して煙草の火を付けるハルヒ
既に起きてて同じく半裸でコーヒー淹れてたキョン
937名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 23:00:28 ID:tKrPCUJl
脳内再生しようとしたらなぜかみくる大の姿でした……すいません、朝比奈さん!
938名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 23:02:45 ID:sYTe+DBQ
ハルヒ(大)か……そういやらきすたのCMに出てたハルヒっぽいのは「特大 ハルヒ」って書いてあったなw
939SS:Monster Fishing 1/3:2009/03/02(月) 23:39:04 ID:4/9IcqU0
「水族館のチケット?」
 怪人ニヤケスマイル男、古泉は取り出した紙片をヒラヒラさせながら頷いたのだった。
「ええ。この間のお礼だということで、ペアのチケットを提供してくださいました」
 ペアのチケット……まさか古泉、俺を誘って野郎二人で行こう、なんてバカなこと言い出すんじゃないだろうな?
「勿論違いますよ。これは僕たちSOS団に進呈されたものですので、当然ながら涼宮さんに判断を仰ぐべきだろうと思います」
 ならハルヒに直接渡せばいいだろう、なのに、どうしてお前はそれを俺に手渡そうとしてるんだ?
「あなたから涼宮さんに渡していただけませんか」
 ちょっと待て。俺は古泉の雑用係になった覚えは無いんだがな。
「しかしながら、これは涼宮さんへの言伝でもあるので、あなたにお願いするのが一番理に適っていると思えるのですが」
 イマイチ納得いかんが、まあいい。ところでさっき『お礼』とか言ってたけど、アレは一体何のことだ?
「何と言われましても、以前に僕たちが寄贈した魚の展示がようやく開始されることになったのですけど……はて、もうお忘れですか?」
 寄贈……って、まさか、あの化け物みたいなヤツのことか!  思い出した、思い出したとも。あんな怪物みたいな恐ろしいヤツは忘れるもんか。
 そう、あの化け物魚と俺たちSOS団の面々が対決したのは、少々時間を遡ることになる。
 ………
 ……
 …

 その日の放課後、例によってメイドな朝比奈さんの究極至高のお茶を啜りながら、マイペースに読書を続ける長門の脇で、古泉の持ち込んだマイナーなカードゲームに興じていた俺は、またしても壊れんばかりに開かれたドアの音に肩を竦ませて振り向いたのだった。
「みんなそろってるわね! これから狩りに出掛けるわよっ!」
 そう叫んで部室に侵入したハルヒは、長机の上に紙面を強引に広げた。
「何だコリャ? 北高新聞の号外か。で、それがどうかしたのか?」
「どうもこうもないわよ、このアホキョン! ここのところをよーく読みなさい!」
 なになに、北山貯水池……植物園とかあるあの公園の裏手か……その貯水池にてUMAを発見?
「あ、あのぅ、UMAって何のことですか?」
「Unidentified Mysterious Animal、つまり未確認生物のこと」
 ちなみに記事にはそのUMAとやらの姿を撮影した写真が掲載されていた。
「なるほど、この写真ではハッキリとは判別できませんが、仮に魚だとすると、かなりの大きさのようですね」
 で、このUMAとやらを、まさか今から捕まえにいこうなんて言い出すんじゃないだろうな?
「あら、さすがにキョンでもそのくらいのことは解るようになったのね。さあ、みんな準備して! 急がないと、誰か他の人に釣り上げられちゃうかもしれないじゃない」
 ハルヒは部室の隅から引っ張り出した何気に立派なルアー釣り用のタックルを担いでいた。って、そんなものまでどこに仕舞ってたんだか。
 てなわけで、俺たちはハルヒに引き連れられて、件の貯水池へと足を運ぶことになったのだった。面倒くさいな、もう。

「で、ハルヒはまあいいとして、俺たちまで一体何をしてるんだ?」
「まあ、見ての通り――釣りですね」
 そりゃそうだ。って、こんな貧弱な装備で一体どうしろと?
 他の団員に与えられたのは、リールも付いていない竿に、ごく簡単なフナ釣り用の仕掛けのみである。
 ちなみに、餌のミミズを朝比奈さんが手にすることができるわけもなく、仕方なしに俺が餌の取り付け係を拝命することとなったのだ。
 ああ、長門はミミズに触るのも全然平気みたいだな。それから古泉、お前の分も俺が付けてやった方がいいな。なんつーか、ミミズが可哀想で見ていられない。
「申し訳ありません。こういった作業はあまり得意ではないもので……」

 さて、『ビギナーズラック』なんて言葉があるのはみなさんもご存知のことだと思う。
 賭け事ばかりでなく、釣りなどでも使われるのだが、要は初心者が何故かバカみたいに運がついている状態のことを言うわけであり――、
「ふえぇっ! ま、また釣れちゃいましたぁ」
 先程から朝比奈さんばかりが大漁である。とは言っても小鮒ばかりでUMAの影も形もないわけだが、俺や古泉はともかく、長門まで坊主即ち一匹も釣れていない状態ってのも中々予想外のことではないだろうか。
 まあ、当然のことではあるのだが、餌に触れないだけでなく、生きたフナにも当然処置ナシで涙目な朝比奈さんの仕掛けから魚を外して、新しい餌を取り付けるところまでもが俺の作業の一部なのであった。
 そうこうしている内に、バケツは朝比奈さんの釣り上げたフナでいっぱいになってしまっていた。でもこれ、どうするんだ?
940SS:Monster Fishing 2/3:2009/03/02(月) 23:39:25 ID:4/9IcqU0
 ちなみにハルヒは、
「ああもう、つまんない! 全然あの大物が掛からないじゃないの」
 などとボヤキながらも、五十センチクラスのブラックバスを数匹釣り上げては、即リリースしているのであった。
 何だかそれはそれで勿体無い気もするのだが、ハルヒにしてみればターゲットは例のUMA以外にはありえないのだ。それ以外は全部外道ってことで興味ナシなんだろうね。
「ねえキョン、そっちはどう? って、なによ、みくるちゃんしか釣れてないじゃないの、情けないわねぇ」
 言っておくけどな、古泉も長門もまだ釣果ゼロは俺と同じなんだからな。
「はいはい、イイワケはみっともないからやめなさい」
 そもそもお前の方はどうなんだよ? 何か釣り上げるための手掛かりでもあるのか?
「モチロンよ! あの新聞記事にも書いてたでしょ、ワニみたいな巨大な口が鴨の子供を引きずり込んじゃったって。多分相手は肉食なんだわ」
「なるほど、だとすればルアー釣りというのは理に適っていますね」
「さすがは古泉くんね。キョンとは違って理解が早いから助かるわ」
 へいへい、理解が悪くてスマンね。ところでな、その、ワニだか肉食魚だか相手に対してなんだが、俺たちの仕掛けってのは精々フナぐらいしか釣れないだろうけど、それでいいのか?
「なに言ってんのよキョン。針に掛かったフナに、あのUMAが喰いついてくるかも知れないじゃないの!」
 ハルヒがそう言ったのと同時に、
「ひょえぇぇぇ! な、なんですか、これ?」
 朝比奈さんの竿に尋常ではない当たりが!
「さすがだわ! ナイスよ、みくるちゃん!」
「おや、先程涼宮さんの仰った通り、例の巨大魚が朝比奈さんの釣り上げようとしていたフナに襲い掛かったみたいですね」
 何を暢気に解説してるんだ、古泉。朝比奈さんが引き摺り込まれでもしたらマズイだろ! お前も手助けしろ! ああ、ほら、朝比奈さん、しっかり!
「ふえぇっ! キョンくん、ドサクサにどこ触ってるんですかぁ」
 ああ、すみません! 悪いのは俺じゃなくて、この手が悪いんです! ていうか、あの魚どう考えてもデカ過ぎるだろ! このままだとラインが切れるか竿が折られちまう……って、長門。今の早口言葉、まさか?
「情報操作により、ラインおよび竿の耐久力を一時的に増強した。鯨でも釣り上げ可能」
 いやいや、それ意味ないから。ラインも竿も平気だとして、俺たちが引き摺り込まれるだけだから!
「おや、案外早く浮き上がってきたようですね」
 古泉の言うとおり、モンスターフィッシュは程なく水面にその不気味な姿を現したのだった。
 後で長門に教えてもらったのだが、情報操作で魚の方に一方的に負荷が掛かる状態にもしてあったらしい。至れり尽くせりなわけね。
「みくるちゃん、それにキョン。もうちょっと我慢してなさい。今あたしが取り込むからね」
 取り込むったってハルヒ、網とかそういうのもないのに、あんなデカブツどうするつもりだ?
「こうするに決まってるじゃない。とりゃ〜!」

 ザブン!

 なんとハルヒは水中に飛び込んだかと思うと、
「そいやぁ!」
 例の巨大魚を抱えて、俺たちのいる土手の方に放り投げやがった!

「ふえぇぇ、なんだか、怖いお顔してるんです」
「確かに、口の部分などはワニにソックリですね」
「ねえキョン、あんたこの魚知ってる?」
 いや知らん。長門、お前なら解るか?
「……アリゲーターガー。原産地は北米大陸。おそらくこの個体も、観賞魚として飼育していたものを持て余してこの貯水池に無断放流したものと思われる」
 ああ、そういえばブラックバスとかだけじゃなくて、外来魚が元々日本にいた魚を駆逐してしまうとか、騒ぎになってたんだっけ。
「でも……この子が悪いわけじゃないわ。いつだって無責任なのは、人間なんだから」
 そう呟いたハルヒは、目に見えぬ相手に対しての怒りを持て余すかのように空を見上げた。
「そうですよね。なんだか、このお魚さんも可哀想な気がします」
 かといって、コイツをまたリリースするわけにもいかないしな。どうしたらいいんだ?
「そうですね、僕の知人の水族館の館長さんに相談してみましょう」
 そういって古泉は携帯電話でどこかに連絡を取っていた。しばらくして、後部が生簀のような装備のトラックが到着し、アリゲーターガーとやらは回収されていってしまった。
「まあ、これでよかったのかしらね」
 そうだな……ところでハルヒ。
「なによキョン?」
 お前、風邪ひくぞ。
「へくちっ!」
941SS:Monster Fishing 3/3:2009/03/02(月) 23:39:45 ID:4/9IcqU0
 …
 ……
 ………
 そうか、あのときのアリゲーターガーが展示なのか。確かにハルヒもアイツのことは気に掛けてたみたいだし、様子を見に行きたがるかも知れないな。
「では、よろしくお願いします」
 そういい残して古泉は立ち去り、ただ一人非常階段の踊り場に残された俺。
 やれやれ、仕方ないな。まあとりあえず渡してみるとするか。しかし、あのハルヒだからな、ペアのチケットだなんて、素直に受け取ってくれるかどうか……、
「こら、キョン! 誰が素直じゃないって?」
 ってハルヒ? 何でお前がこんなところにいるんだよ?
「別に、あたしがどこにいたってあんたには関係ないでしょ! で、なによそれ?」
 あ、ああ。せっかくだし、もうこの場で渡しちまうか。
「なあハルヒ。水族館のチケットが二枚あるんだが、今度一緒に行かないか?」
「へっ?」
「いや、だから今度水族館にだな……」
「あたしと……あんたの……二人で?」
「ああ」
 って、何だ一体? ナニをキョロキョロ辺りを見回してるんだ? ってどうして俯いてるんだ? っていうか、ハルヒ、お前顔が真っ赤だぞ。
「……ねえキョン」
「何だ?」
「……それって……デートの誘い……ってこと?」
 な、なんだってー!?

 三十秒後、全てを正直に話した俺は脳天にタンコブを拵えることになってしまったのであった。でも、ハルヒはなんでさっきから嘆息してばかりなんだ?
「うっさい、バカキョンのアホー!」
942名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 23:42:20 ID:ykah+PON
「Big」とかいう1000mlコーラの宣伝の奴?

 確かにあのハルヒは「特大」ないし「特盛」だった。
943名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 23:50:11 ID:TC+uqWLa
あれは特盛り過ぎたなw
>>941
GJ!流れをうまく取り込んでやがる
944名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 23:58:25 ID:sYTe+DBQ
>>941
釣りGJ!
やるねw
945名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/02(月) 23:59:47 ID:ykah+PON
>>941
おお、GJ!!
946名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 01:10:18 ID:V7L7YXka
>>941
よし、俺もちょっくらハルヒと夜釣り行ってくる!
947名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 01:31:26 ID:KB+1cWCN
ハルヒ釣り=餌はキョンが最適ですが、不思議現象でも良いでしょう。

キョン釣り=ハルヒが良いですが、ポニテにするのを忘れずに。
948名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 01:48:44 ID:tM4GYd3J
涼宮ハルヒの旗魚っていうSSを思い出した
ああいうノリのSS、結構好きだw
949名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 02:44:18 ID:uqYhD1g6
キョンがつり上げるイカを次々と醤油樽の中へ放り込むハルヒ
950名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 07:17:06 ID:9nwGj+C3
おハルヒ!
しかし寒いな。って雪降るのか?
951名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 09:07:20 ID:t7aJ+tKG
ハールヒ喜び庭駆け回り、キョーンはコタツで丸くなる♪
952名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 09:21:46 ID:buGpVo2a
ハルヒは猫のイメージがあるのに
雪が積もると喜んで庭駆け回りそうなのは何故だろう?
953名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 09:23:50 ID:i2rykxVE
みくるちゃんが羊のイメージなのと同じことさ
954名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 09:36:44 ID:7Ss4jdg6
カンガルーハルキョン。
キョンのお腹の袋に入るハルヒ。
というよくわからん電波が。

寒いからかな
955名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 10:44:03 ID:/zw6H5EI
ワニになったハルヒ
キョンにかぶりついて起こす
956名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 10:59:03 ID:tM4GYd3J
ピカチュウになったハルヒ
電撃でキョンを起こす
957名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 11:00:51 ID:uqYhD1g6
だけれどカビゴンキョンはまだ起きない
958名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 11:40:52 ID:o6CMYEcZ
>>955
「おいやめろハルヒ。ひな祭りじゃなくて血祭りだなんてしゃれにもならん!」
959SS:雪の日の妙な夢 1/2:2009/03/03(火) 11:41:43 ID:VbVPLSWf
 しかし冷えるね。カレンダーは既に三月になり、イラストや写真部分に花とかいわゆる春の訪れ感満載名ことになっているというのに、どうして外は雪が降ってるんだ?
 つーか天気予報では積もるとか言ってやがったしな。今年は異常気象だ、なんてことを毎年のように言い続けているような気もするのだが、氷河期が来るのか地球温暖化なのか、いい加減どちらかにハッキリさせていただきたいものだ。
 てなことを考えつつもコタツにもぐりこむ。うーむ、これは天国だ。暖かくて実に気持ちいい。気持ちいいを通り越して、つい居眠りしてしまいそうじゃないか。
 いやいや、イカンぞ! 風邪をひく原因の中でも、コタツで寝てしまうってのはかなり多いと思われる。しかしこれはマズイ。歯を食いしばって耐えていたはずなのに、だんだんと意識が……、

「あら、コタツでキョンが居眠りしてるわ」
「ほに?」
 って、何故そこで牧羊犬と羊さんのコンビが満を持して大登場! なわけなんですか? 大体、俺は今は別に眠りたくないわけであって、羊なんか数えたりする必要なんか全然ないから!
「ふーん、まあそれもそうよね。そんなとより、外を見て御覧なさいよ、ほら! 雪が積もってきたじゃないの! さあ羊さん、喜びなさい! その喜びを全身で表現して、全力で早速庭駆け回りなさ〜い!」
「ぴいぃぃぃ!」
 いや、羊は関係ないだろ! つーか、庭駆け回るのは犬なんだからむしろハルヒの方なんじゃねーか、おい?

 ………
 ……
 …

 って、ここは一体……、ああ、またしても俺は眠っちまったのか。やれやれ、あれほどコタツで居眠りはしないようにと気をつけていたつもりだったのにな。
「まあ、過ぎたことを悔やんでも仕方ありませんですからね」
 そうだな、ちなみに杉田くんは俺の中の人……、ってまた、さらっと変なの出て来たー!
「初めまして、日本アルプス役の古泉です」
 待て待て待て! この前は初夢ネタだから富士山の格好で出てきたってのはまだ理解できなくもない。だがな、日本アルプスってなんだよ?
「さて、僕に訊かれても、少々答えに困ってしまうのですが」
 なんだ、アレか? 『富士山級のバカ』ってのを英訳すると『アルプスから馬鹿がやってきた』ってなるってそんなこと誰も聞いてねーよな!
「まあ、そうですね……先程から外では雪が積もり始めていましたし、雪や氷に縁のあるモノが雑多にあなたの潜在意識からイメージされているということで手を打っていただけませんか?」
 いつにも増して説得力皆無な解説ご苦労さん。それと、無意味に歯をキラキラさせるのは止せ。で、またこの前みたいにメンバー全員集合しなきゃ先に進まないんじゃなかろうな?
「さすがにあなたもすっかり状況を把握しておいでのようですね。こちらとしてもその方が楽ではあるのですが、どうしてか僅かながら寂しいような気もします」
 はいはい。それで、鶴屋さんはどこなんだ?
「ええ、随分前から上空で待機しておいででしたよ」
 上空? ってまた鶴になって飛行中なのか……って、どこにもいないじゃないk
960SS:雪の日の妙な夢 2/2:2009/03/03(火) 11:42:05 ID:VbVPLSWf
 ずどーん!

「どうも、つららです」
 って、いきなり落下してくるし! しかも古泉、もとい日本アルプスにグッサリと突き刺さってるし!
「いやあ、突然のことでしたので避けることもできませんでした。それにしても、やはりハリボテでは強度的に問題があるようです」
 ハリボテって言っちゃってるー!
「まあまあキョンくん、細かいことなんて気にしてたら若ハゲしちゃうにょろ」
 あ、あの……鶴屋さん、じゃなくてつららさん。その発言は非常に不穏当なので自粛した方がよいかと。
 ところで、さっきから妙に吹雪いてきたし、気のせいか無茶苦茶寒いんだが……これって俺の夢だよな。ひょっとして、このままだと俺ってピンチ?
「そうですね、困ったときには長門さんの出番なはずなのですが」
 だったら古泉、早いこと携帯電話で呼び出してくれないか?
「携帯電話? そんなものここにはありませんが」
 ねーのかよ! うぉー、一体どうすればいいんだ?
「まあ、じっとしてて寒いんだったら、体を動かせばポカポカに暖まるってもんさ」
「僕たちは自力で動けませんけどね」
 ひょっとして、このまま遭難なんてオチじゃないだろうな? そういうのはいくらなんでも酷すぎないか?
「おや、あそこの大きな影は一体何でしょうか?」
 気付くと目の前に巨大な雪の塊が二つ重なっていた。まさか、これは……。
「どうも、有希だるまです」
 いたー!
「やあ、これで全員がめでたく集合したにょろ」
「よかったですね。僕からもおめでとうございますとお祝いさせていただきますよ」
 何か釈然としねーよ。で、早速で悪いんだが、ずっと凍えそうで堪らないんだ。なあ長門、何とかしてくれ!
「だが断る」
 なんですとー!
「温度を上昇させるとわたしたちが溶けてしまう。したがって、あなたの望みは叶えることができない」
 ま、待ってくれ……なんか、マジで意識が遠のいて……。
「あら、こんなところでキョンが寝ようとしてるわ」
「ほに?」
 気のせいか、目の前にまた牧羊犬と羊さんのコンビまでが現れたようだ。もうどうにでもなれ……。
「バカよねえ、こんなところで眠ったら凍死しちゃうじゃないのよ。そうだわ。焚き火をしましょう。焚き火で暖を取ればもう一安心!」
 不意に目の前が明るくなり、炎の熱が俺に伝わって……、
「でもって、せっかくだから輪っかにしてみたわ! さあ羊さん! 火の輪くぐりよ! じゃんじゃん跳んでキョンを元気付けなさい!」
「ぴいぃぃぃ! ぴぃぃぃ!」
「だから、それは可哀想過ぎて駄目だろー!」

 …
 ……
 ………

 はっ? こ、ここは――コタツかよ。
 あーあ、また変な夢見ちまったな。なんか喉が痛いし、首が変だ……やっぱりコタツで寝るとロクなことがねーぜ。

 と、そこに耳馴染みを通り越して聞き飽きた着メロが流れる。
「はい、もしもs」
『こらーキョン、せっかく雪が積もってるってのに、なに家でだらだらしてんのよ! 今すぐ出てきなさい! 雪だるまつくるわよ! 雪合戦だってやらなくっちゃ! ほらほら、今から三十秒以内にあたしのとこに来なさい!』

 がちゃ! つー、つー、つー……。

 やれやれ、ハルヒは本当に元気だな〜。
961名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 11:43:46 ID:yn4jnrpW
>>956
残念だが「ハルチュウ」ネタは既出だよ


詳しくはスレの70番台で探してくれ
962名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 12:06:04 ID:VbVPLSWf
次スレ
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ その107
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1236049423/
963名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 12:07:27 ID:3ZHd5D+V
30も前なら時効?じゃねw
ってなんか来てたー!!
しかもハルヒちゃん仕様かよ!
うまいなぁ。GJ!
964名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 12:32:35 ID:V7L7YXka
>>959-960
GJ!うめえw
965名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 12:56:45 ID:3ZHd5D+V
>>962
乙!
966名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 13:12:25 ID:XZX9Wq6m
>>960
第1話で脳内再生されたぜ。GJ!
967名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 16:11:20 ID:Hrbr3dw/
団員を無賃労働させて砂に埋めるぞとキョンに殺意を抱かれたハルにゃん(笑)
キョンがクタクタに疲れ切ってなかったらハルヒってキョンに生き埋めにされてたんだよ
妄想糞SSの読みすぎで絶対に忘れてたろ?w
968名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 16:13:17 ID:b/qHWzD3
>>960
つららさん吹いたw すげーGJw
969名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 16:14:14 ID:yn4jnrpW
今日は雛祭り以外に『耳の日』なのだ


キョンの耳に息を吹きかけたら意外な反応がかえってきたので必要に息を吹きかけるハルヒ。
やられっぱなしは釈なのでやり返すキョン
970名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 16:16:42 ID:NGORRcXw
喫茶SOS
可愛らしい看板娘のメイドさん22人と口は悪いが味は確かなシェフと女殺しの男性スタッフ2人がいる
971名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 16:22:58 ID:qH4fngDa
ほほう……耳の日とな。
確かにハルヒのあの耳に掛かった髪を上げる仕草は萌えすぎてご飯が3杯はイケルほどだが
972名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 16:35:11 ID:63vTdK+N
あれイイよな。すごくワカる。
973名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 16:53:00 ID:slxrhv7V
みくるになって、「たまには私が逆襲ですー」とか言ってハルヒの耳をハミハミしたい…(*´Д`)ハァハァ
974名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 17:30:43 ID:MYTUcE3K
こいつこれだけ頭イカれてたら家庭崩壊してるだろ
ヒトを産んだはずなのにサル以下が産まれてきたハルヒの両親に合掌
975名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 18:17:17 ID:NGORRcXw
給料日前の五日間はパンの耳で飢えをしのぐハルキョン
976名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 19:07:14 ID:63vTdK+N
貧乏ハルキョンかよw
977名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 19:21:28 ID:lK87PbYn
一杯の掛け蕎麦的な
978名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 19:24:11 ID:JeNv3jDq
かあいい♪
979名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 19:24:31 ID:JeNv3jDq
かあいい♪
980名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 20:52:53 ID:yn4jnrpW
>>970
メイドさんが22人

・・・計算が合わない
981名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 21:31:45 ID:t7aJ+tKG
それだけ居るならこっそりハルヒメイドさんを持っていってもバレませんね!
982名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 22:28:08 ID:OkTYXQBn
38スレの小ネタ
ttp://wikiwiki.jp/haruhi/?cmd=read&page=38-614%A1%A1%BE%AE%A5%CD%A5%BF&word=%BD%A4%B3%D8%CE%B9%B9%D4
を元ネタに、申し訳ないが勝手に多少アレンジして書いていこうと思うんですが…
おk?
983涼宮ハルヒの奇矯 プロローグ:2009/03/03(火) 22:48:43 ID:OkTYXQBn
サンタクロースをいつまで信じていたか――なんてことは、
他愛もない世間話にもならないくらいの どーでもいい話だが(以下略

えー、キョンこと俺が北高に入学して早1年が過ぎた。
1年間何事もなくのんびりとそれなりに毎日を楽しく過ごしていたのだが、
何か―――この生活を物足りなく感じた2年目の4月。

そいつと、出会った。

俺は推薦とかいう忌々しい制度で谷口や国木田に裏切られ、学級委員なんぞをやるハメになっちまったのだが、
学級委員は代表として各クラス1人ずつ、入学式に出席しなければいけなくなった。
卒業式とかでもよくあるだろ?まぁその場合は在校生が出席だがな。

そんなこんなで、入学式当日。
普段だらーっと着崩した制服をビシっとして、顔見知り程度の他の組の学級委員の隣の席に座った。

式が始まり、校長の無駄に長ったらしい話を聞きながら
休み明けにテストがあるコトを思い出し憂鬱になっていると、
プログラム上では新入生代表の挨拶の順番になった―――。
新入生代表か...たいそう頭のイイヤツなんだろうな。

「新入生代表、涼宮ハルヒ」
「はい。」

涼宮?珍しい名字だな。なんて思っていると、壇上への階段を妙に堂々とした態度で上っていく…
―――エライ美人が目に入った。
頭には黄色いカチューシャ。それについたリボンが段を上る度にぴょこぴょこと跳ねる。

緊張している様子もなく、ハキハキとした言葉でそれらしい定型句を並べただけの挨拶を終えると
涼宮ハルヒは一旦深呼吸をし、入学式に参加していた人間全てが予想だにもしていなかったであろう――とんでもない事をしゃべりだした。

『あたしはただの人間には興味ありません。
もしこの中に
宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら私のところに来なさい。以上。』

体育館全体がなんとも言い難い変な空気に包まれる。

―――これ、笑うとこ?


…こうして俺たちは出会っちまった。
しみじみと思う。偶然だと信じたいと。

to be continued...
984名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 22:50:59 ID:OkTYXQBn
今日は早く寝たいので反応いただく前にプロローグだけ落としときます。
おやすみです!
985名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 22:56:40 ID:slxrhv7V
あのネタを見たときから「コレはいいな」とか思ってたんだ。
めがっさ期待している
986名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 23:02:35 ID:tM4GYd3J
>>961 ハルチュウ
うん、俺もそれを思い出しながら書いたんだ
既出って一言書くべきだったかな
987名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 23:04:17 ID:G6Tyw8Za
3月3日は『雛祭り』

キョン「……」
ハルヒ「なに?キョン、何か言いたそうね。」
キョン「もし言わせて貰えるなら原稿用紙30枚に纏めて今すぐ提出してやる。」
ハルヒ「却下よ。少なくとも明日になるまでは抗議は一切受け付けないわ。」
キョン「…くっ、まさか3月1日にやったゲームの罰ゲームがこんな事事とは。」
ハルヒ「良いからグチグチ言わない!男らしくないわよ!」
キョン「分かったよ今日一日付き合ってやる!」
ハルヒ「その意気よお内裏様。」

三人官女

長門 「…ちらし寿司おいしい。」
朝倉 「何で私だけ小さくなってるんですか!」
喜緑 「あらあら、良いじゃないですか。桃の節句は女の子の日ですから。」

右大臣・左大臣

みくる「何か役おかしくないですか?」
鶴屋 「なぁ〜に、問題ないっさ。」

五人囃子

古泉 「ここで僕達の出番ですね。」
森  「幸いにも五人ですし。」
新川 「いやぁー童心に帰りますな。」
多丸兄「まぁこんな役ところでしょう。」
多丸弟「でも本当にやらなくても良かったんじゃないですか?」

仕丁(通常3人1組)

谷口 「……おい!」
国木田「まぁ呼ばれた時から予想はしてたけどね。」
阪中 「お雛様な涼宮さんも似合ってるのね。」


番外


神候補 「くっくっ、僕を差し置いて如何やらお楽しみのようだねキョン。」
宇宙人 「---雛あられ、おいしい…」
超能力者「うぃ〜、矢でも森さんでも持って来いです!」
未来人 「こいつ白酒で酔っ払いやがった。」
988名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 23:16:26 ID:b3ItXaxY
>>983
いいじゃまいか。期待してるぜw

989名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 23:19:17 ID:/zw6H5EI
大勢で行動したら目立つので他の4人とは別行動をとって
他の地方の村で落ち合う事にしたハルヒ
990名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 23:29:42 ID:0Apw+3ZO
>>967
たしかに原作の溜息〜消失の間のハルヒの自由奔放ぷりを再現したSSってないよな。
消失後あたりからハルヒも変に落ち着いたせいで原作でもそういう振る舞いをしなくなったし。

原作者もそれを自覚しているのか『サウンドアラウンド』のハルヒは輝いてたなぁ…。

娘「もう! なんで宇宙人は何も言ってこないのよ!」
母「あらあら、すっかりおかんむりね」
娘「(じとっ……)」
母「うーん、そうねえ。たとえば、ハルは遠くから男の子を見つめていたことはない?」
娘「ない」
母「じゃあ、逆に男の子側からの話の方がいいかしら」
娘「……」
母「遠くからその娘を見つめているだけなのに、むこうはこちらの名前すら知らないのに、何
故思いが通じないのだろうと思ってしまう。ぼくは彼女が何時のバスに乗るか、どの教科が得
意で、友達とどこで昼食を食べるか知っているのに。ぼくは彼女の家までの道順をそらで云え
るのに。ぼくは彼女の好物を知っていて、絵が上手なことを知っていて、合唱コンクールの何
列目の何番にいたかまで知っているのに、なんであの娘はぼくのことを知らないのだろう、っ
て」
娘「……」
母「宇宙人はなぜ地球人にコンタクトしてこないのか? じゃあ地球人の方は本当にコンタ
クトをしようとしたかしら。オズマ計画のように、教室の窓からグラウンドの彼女を見つめて
いたことはあるわ。でも彼女に話しかけたことはある? 電話はおろか、手紙だって書いたこ
とがない。地球人って宇宙からみたら思春期の子みたいじゃない?」
娘「じゃボイジャーは?」
母「あんなの、ヒマラヤの山頂にいる友人に届けと念じて、ミシシッピに瓶を流すようなもの
よ」
娘「……」

To be continued to 'bamboo leaf rhapsody'.



992名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 23:51:56 ID:b3ItXaxY
993名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 23:53:26 ID:FAZIpf8u
994ハルキョンAA(1/2) ◆RAXLFIwrP6 :2009/03/03(火) 23:54:35 ID:tTX0Rs6X
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995ハルキョンAA(2/2) ◆RAXLFIwrP6 :2009/03/03(火) 23:55:22 ID:tTX0Rs6X
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   バy/メ/     Lノ≡8◎ソ    く_ノ;8=ハ」    くツゝく⌒i      ハyハヽ
  / ろう/\   くハ 介 ゝ    くハ 介 ゝ    ムー'8 ゙'J、    ム」つlヾゝ
 ムツノム[_ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ニゝ   .ムツuヾ二ゝ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |  あんたたち!                   |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.        |  日付変わった瞬間 完全撤収だからね! .  |
.        |  5分前から心の準備しとくこと!    .      |
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              ツ! / .    i  iハ>     ノハハハ  . !.       || ̄ ̄ ̄ ̄||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  `| l l    l. l !  ̄ ̄  !─ iリ)  .i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.    トクニ ミクルチャン!!  i从Nヽハヘ从リ     . 、 ノルハハメ  …シマウノ オクレル ト
           .   Oニl|__|l/  .      〈'i}  l `i〉   イキオクレル ッテノハ
               O゙く_/_i_l,ンつ          'i.__」__,i゙   サイキンデキタハナシ ラシイゼ
.                 {_ノ      /|    〈__八__〉
                  / ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                  |  あのな。そんなに焦らんでも……     |
           /|         |  行き遅れるのがそんなに心配なのかよ. |
  / ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_______∧______/
  |  あたしは あんたの心配してんの! | / ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  \_______________/ |  そりゃどうも、と言いたいが、        |
               /|           |  女の節句なんだから、これはお前の話…..|
         / ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\   \_________________/
         |  同じことでしょ!!  |
         \_________/
996名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 23:57:09 ID:KvJYBvym
1000ならハルヒはみんなに見捨てられる
997名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/03(火) 23:59:02 ID:4DS5UAdP
GJ!
いいねーw
998名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/04(水) 00:00:11 ID:t7aJ+tKG
ひな祭りプロデュースか!
やりそうだなw
999名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/04(水) 00:01:37 ID:bDeGgim0
1000名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/04(水) 00:01:51 ID:C84QKDPb
1000ならハルヒとキョンがちゅっちゅっ!ちゅっちゅっ!
10011001
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