1 :
Haruhi :
2009/01/23(金) 21:13:17 ID:kKAM4txq
2 :
Kyon :2009/01/23(金) 21:13:47 ID:kKAM4txq
やれやれ……皆聞いてくれ、団長命令だ。
最近、荒らしのような発言をする奴が目立つが、そういうのはまず下記リンク先に目を通せとのことらしい。
それが出来ない奴は王様で団長なハルヒのスルー対象にされちまうので、気をつけるように。
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ【避難所】
http://jbbs.livedoor.jp/comic/3935/ (PC用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/comic/3935/ (携帯用)
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:.:./ /,/lヽ;:;:;:;レト{ ヽっ::ノ:::{ ゝ ノ.|:;:;:;/ .| / いい?
:.;:.ヽ'. > >ヽ;:;:ヽ ヽ;;;;=''" _,,ィ /_=!:;:;/ .l / 優雅に、そして華麗にスルーしなさい
\;:;:,\へ! ヽ;:;.`、、 l ̄ ヽj ,イ.!='' /;/ヽ、 / 〈_/i じゃないとあたしを語らせてあげない
ヽ;:;:;.,\ ヽ;::;:ヽミ'''ー- ,,,._`ー_'',/.// /:' )^''、 `ヾf゙〉 あたしが王様なんだから
ヽ;:;:,<¨ヽ、 ヽー-≧ニェェ‐-=,,_ // ' // i `''、ー-' 王様の言うことは絶対っっなんだからねっ♪
3 :
Haruhi :2009/01/23(金) 21:14:18 ID:kKAM4txq
SSやAAを投下する前に注意! 投下が複数レスにまたがる事が確実な場合は別のテキストファイルに纏めておいた方が無難かしら。 その場合、分割数が予め解っている場合は、名前欄に書いたタイトルの後に分数表記しておくとみんなも安心だと思うわ。 1行の最大文字数は全角で125文字、1レスの最大行数は60行ってことになってるから気をつけなさいよ。 また、1レスの最大書き込み容量は4096バイト、つまり全角換算にして2048文字分ってわけなの。 でも改行コードがただのテキストファイル場合の2バイトと違って6バイトってことには要注意なんだからね。 専用ブラウザの中には書き込み容量計算をしてくれるものもあるから、それを利用するのもアリかもね。 まあ、別に1レス/1行ににギリギリまで詰め込むような必要は全然ないとあたしは思うんだけど。 でも一応レス数を無駄にしないって意味では頭のどこかで意識してくれた方が嬉しいわね。 ちなみに1行全角60文字ぐらいに収めるようにしてる職人さんもいるみたいだし、要は読み手のことを考えてあげてよね。 あと、スレの容量には一応気を配っておいた方がなにかと角が立つことはないと思うけど、あまり神経質になって萎縮する必要なんかは全然ないからそこのところよろしくね。 まだなにかあったかしら? え、なによキョン、大事なことを忘れてるって? このスレではメール欄に半角で「sage」と入れる事、良いわね? うっかりageちゃったりしたら、暇を持て余した荒らしやアンチが来るって言うから気を付けなさいっ! …………。ねえ、キョン。何でこんなこと言わないといけないのよ。あたりまえじゃないの。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/23(金) 21:44:47 ID:gBLvg117
>>2 (`□´) コラッ!エッチなの貼るな!!
あとでじっくり見ようじゃないか|゚Д゚)))コソーリ!!!!
おつかれさま>>1
___
,.. ‐ : : : : : : : : : `丶、
r‐ 、 /: : :/-――――‐-\:\ _ィァ┐
} - 7:/: :.:/ _.. -――、┬--ヽ: ∨ }
フ¨ヒl.:l: : :/7´ .:{: : : : : : :.:!:}:.ヽ:.:ヽ :|‐<
〈 / ,イ:{: : :!.:|: :.:∧: : : : : .:,|∧: :}: : ! ト、 〉
V>ー|:.ヽ: |:A .:L_ ヽ: : : :/リ.斗:什:リ ト、}/
く ハ: : ト{ ,z≧ミヽ\/イz≦、ノイ: :ト、 >
「: : l: : l 《 トィ::.:}` ´トィ::.:} 》l: : |:.:「|
| :l:ヽ:ハ 辷.ソ 、 辷:ソ .リ: : ! !: !
! .:|「`i:.ヽ r --┐ /:/ /:ハリ
>>1 ヽrヘ jー、:\.. _ `ー‐ '_ _..ィ7イイ/ ′ 乙
ドニ{_フ iドヽ: : ト ̄ イ: :ト、_ ′
`弋__ム__j|: : :l´ ̄| : |_ j
j !: : ヽmj : [`/
/ \: : V∠{='
〉、 >ヒj二!
/: `:`ニ〈.イFへ`7
く : : : : : / : : :|_ト、: :`}
` ┬<!_:_ : イ´
|`:ー/ |‐:´:|
|:::::/ !::::::|
ト-j ビニ>
>>1 乙かれ〜!
. , -‐―‐- 、‐-ー- 、
/rシ/ニニヽヾ., .ヽ
ハ芥.lノメ从从|゙tハハハ !
i l (| | ┃ ┃ i | ─;iリ)!
i从リ、''' ヮ''ノリlっ ,ノル´ 着いたんだから
. と'∩`弋ゞソべ.う'〉 下ろすぞ…
``ヾン'ニ∩づi
.  ̄/_,ヾ__〉
「どうしてそんなに
>>1 の存在にこだわるんだ」
「
>>1 のほうが乙じゃないの!」
1乙 ハルヒ、ポニテがなんたらかんたら
ハルヒちゃんが始まっちゃうみたいだな ハルヒちゃんスレも立つのでしょうか
いつだったかお前のスレ建ては1乙だったとかなんとか いらんでしょ。
>>1 乙
寝ようとした時、窓から流星が見えたハルヒ
ハルヒちゃんだけを語りたい人が立てるのは自由だと思う まあここはアニメ本スレのスタンス(小説版も漫画版もおもちゃも除外せず)でいいかと
>>1 乙であるのかもしれませんな
埋めネタのみなさんGJ!
のんびり楽しませて貰いますw
「キョン、あんた、『よばい』って知ってる?」 知っているが、まだしたことはないな。 「うぐっ。聞いてないことまで答えなくていいのよ!」 何をそんなにワタワタしてるんだ、ハルヒ? 「うっさい! あんた、『よばい』って聞いて、やらしいこと想像したでしょ!?」 それはお前の方だ、と十人いれば十人答えると思うが。 「分かってないようだから特別に教えてあげるわ。団員の風紀粛正は団長の役目だから」 といって、ハルヒはノートに文字を書いて、俺に見せた。 「これがあんたが想像してる『よばい』よ。夜の暗闇に乗じて男が女の寝所へ忍び込ん でいやらしいことをすること」 そこには「夜に這う」と書いて「夜這い」と書いてあった。 「で、こっちが本来の『よばい』よ」 今度は、ハルヒは「呼ばひ」と書いた。 「よばう(呼ばふ)、つまり動詞「よぶ(呼)」の未然形に、反復・継続を表す助動詞「 ふ」の付いたもので、現代訳すると「呼び続ける」「繰り返し叫ぶ」といった感じね。 この「呼ばふ」を名詞にしたのが「呼ばひ」よ」 繰り返し叫ぶこと、か。 「なんでも叫べばいいってもんじゃないわ。「呼ばひ」というのは、とくに相手の名前 を呼ぶ際に使う言葉よ。名前は、もともと呪術的な意味を持ってたの。悪魔だろうが物 の怪だろうが、本当の名前を相手に知られて名前を呼ばれたら最後、名前を呼んだ者に 魂を奪われ虜になるくらいのものよ。魔術師や陰陽師が、使い魔を使役するのに使って るのがこれね」 オカルト方面にはまるで暗いが、なるほどそういうものなのか。 「それで相手に本当の名前を教えて、その名前で呼んでもらうことイコール求婚や結婚 を意味するようになったの。これが『呼ばひ』の本来の意味よ。昔の日本では女性から okが出ると男が女の所に通う妻問婚が普通だったんだけど、これとは逆の「嫁入り」 が当たり前になると、古い「呼ばひ」=妻問婚が不道徳なものにされちゃって「夜這い」 なんて曲解がされるようになったってわけ」 なるほどな。ハルヒ、勉強になったぞ。 「もう!あんたって全然わかってないわね!ちゃんと説明聞いてたの?」 聞いてたさ。だが何を怒ってるんだ。まるでわけがわからん。 「わかんならいい! もう、先に行くわ!」 わかってはいるさ。ただわかってるってことを、おまえにわかられたくないだけだ。 今は、まだな。 しかし、そろそろ二人でいるときぐらい、本当の名前で呼んでくれてもいいんじゃな いかね。「うるさい、あんたはキョンで十分よ」と言われるに決まってるだろうが。
>>1 乙!!
>>21 GJ!!
>その名前で呼んでもらうことイコール求婚や結婚
つまり相手(キョン)に本当の名(苗字ではなくしたの名)を呼ばせてるハルヒは
>>21 GJ!
本来の意味ってそうだったのかw
まったくハルヒさんも分かってるくせにぃw
鞄のキーホルダーにと自分とキョンの縫いぐるみを付けるハルヒ
>>27 俺がまさにハレハレスイングを鞄に付けてるんだが……お前エスバーか!
エス「バー」?
ハレハレスイングかw 俺も着けてるw
なつかしいなw 昔はそれくらいしか無かったもん。 いやフィグマとかはさすがに持ち歩けないけどさw
ドラゴンキョンの牙が一本抜け落ちたので懐刀に加工してもらうハルヒ
Xウイングを乗り回すハルヒ 白兵戦ならライトセイバーで敵兵を蹴散らす
なんか今凄いやる気が起きない ぼすけてはるにゃん
「んとに、しょうがないわね。エネルギー注入してあげるから、そこに座んなさい」
しかしキョン専用エネルギータンクのためry
>>32 その懐刀ネタは物語終盤で使えそうだね。もんもんして来た。
私を庇ってキョンは全てのダメージを受けてその場に倒れる。只の人間に過ぎない私を護るにはそれしかなかったのだ。
そんな!折角彼の名前を手に入れたのに...
その名を呼びたかった。
名前と共に私の気持ちも伝えたかった。
キョンはもう動かない。全身が石化し始めている。
だめ。
みんな?
!
ユキやイツキ、ミクルも活動を止め、力無く首を垂れている。
ああ!
竜族全てを抑えるこの敵に何ができるの?
「これで目的は成就される。ハルヒよ。お前は私と共に世界をあるべき姿に・・・」
「いや!」
闘おう。闘わずに負けるのは嫌。あとでキョンに笑われてしまうのは嫌。
皮鎧の中に潜ませている刀に思わず手を伸ばす。
「あ」
手に取った刀を見つめる。
凄まじいキョンとの思い出がフラッシュバックとして私の記憶領域で爆発する。
そして絶対的安心感が私を包み込む。
「いつまで寝ているの。キョン」
私は刀を持ち上げ怒鳴り付ける。
「いいえ。***。起きなさい」
ああ。ドラゴンキョン発案者様ごめんなさい。SS投下早く願います。
俺もお前のおかげでモンハンしたくなってきた。 いや冗談w いい電波だ。
「やれやれ。竜使いの荒い奴だな、まったく」 ゆっくりとあいつが身を起こす。まるで、いままでただ眠っていただけだというように。 「で、次は何がご所望だ? おまえが『行け』と言えば俺は行くし、『死ぬな』というなら俺は死なない。そういうことだろ、ハルヒ」 「当たり前よ。あたしの竜が死ぬ訳がないわ。さっさと片付けるわよ、キョン!」 「しっかりつかまってろ、ハルヒ!」 ・・・すまん、思わず便乗してしまった。
>>21 >本当の名前を相手に知られて名前を呼ばれたら最後、名前を呼んだ者に
>魂を奪われ虜になるくらいのものよ。
これって、顔には出さないけど、
キョンに「ハルヒ」と呼ばれる度に、
***になってるってことかい、ハルにゃん?
>>40 なんか今普通に呼ばれている名前は実は通称で、みんな生まれた時に本当の名前を別につけられるとかいう話を
ぬーべーでやってた気がするな。
>>37 に言われたからじゃないけど埋めSSかいてたら少し調子戻ったので
感覚を忘れない内に書いてみた
やっぱ長くなったので先ず『ドラゴンユキ』登場編
前後編に分けました。
後日後編投下します
【遥か時の果て。世界を救いし神の龍と聖なる少女あり。その傍らに付き従いしは白の龍王なり】 村を後に旅に出た1匹の龍と1人の少女。 少女は胸に大いなる期待を、龍は胸に一抹の不安を抱えていた。 「何よ、不景気そうな顔して。何か不満でもあるわけ?」 【無いと言ったら嘘になるな そもそもこの旅は俺の個人的な目的で行なってるわけで お前の好奇心を満たすためじゃないんだぞ!】 「そんな事言ってもあのまま村に居たらアンタ退治されてたのよ?それでも良いの?」 【まぁ退治はされたくないが あんな辺鄙なところまでドラゴン退治が出来るような連中が来れるとは思えないがな】 「そうなの?」 【お前本当に世間の事知らないんだな】 「何よ悪かったわね、ふん!」 【やれやれ まぁアンナ辺鄙なところに住んでれば仕方ないか それより都市(まち)が見えてきたぞ そろそろ降りてくれ】 村から出て既に一月もの時間が流れていた。 始めは目に映るもの全てが珍しがっていた少女も次第に旅の辛さを理解し始めていた。 それでもこの龍についていきたいと思っていた。 初めて出会った時から何かを感じていた少女。それは龍も同じであった。 寝食を共にしながら1人と1匹はこの一帯で最大の都市『ブンゲーイ』を訪れていた。 1つは少女の旅支度を確りと整えるため。もう1つはこの都市の図書館で伝説の類を調べる為だった。 「そもそも、そんな伝説上の存在を探すのに文献とか調べないなんて、どれだけ抜けてるのよ。」 【そもそもドラゴンにはそんなモノ存在しないんだよ 伝説や物語は全て口伝なんだ だいだいドラゴンの寿命は人のそれに比べて長いから 知識を遺すとかの概念が乏しいんだよ】 「ふ〜ん。じゃあ昔起きた出来事は全部アンタのお母さんから聞いたの?」 【いいや 地龍族の長老からだ】 「へー、ドラゴンの世界にも長老とかいるんだ。」 【そりゃいるさ もっとも長老はドラゴンの中でも古の時代から生きる『古代上位龍(ハイ・エンシェントドラゴン)』の1匹だからな】 「ハイ…なに?」 【いや難しい言い方して悪かった ドラゴンの中でも長生きしてるんだって思ってもらえば良い】 「その方が分かりやすいわ。一々難しい言い方しない!」 【はぁ〜 こっちでは普通なんだがな】 都市を見下ろす丘の上で、いったん少女を龍の背からおりた。 これから先、龍の姿をさらして行くわけにはいかなかった。龍の話によるとこの一帯は他に比べて異種族との交流が かなり乏しい地域に入り。特別な手続きを踏まない限り、亜人種の交流すら嫌い始末であった。 そんあ所にこの様な龍が入っていけばどうなるか、考えなくても分かるようなものであった。 此処より遠き地では龍も人も共に暮らす地もあると言う。 龍は少女を背より下ろすと、身につけていた少女の旅の道具を下ろした。そして天高く轟を上げた。 「きゃあ」 その余りの大きさに少女が目を閉じた、その刹那。龍は光に包まれた。 そして少女が目を開けた先には1人の少年が立っていた。 「え?あんた誰?あれ?キョンは何処行ったの?」 「まぁ混乱するのは仕方ないだろうが、落ち着けハルヒ。俺がその"キョン"だ。」 「えぇ?だってアンタ人間じゃない。キョンはドラゴンのはずよ嘘言わないで!アンタ、キョンを何処にやったのよ!」 「やれやれ、お前1人じゃ都市の中でなにをしていいか分らんだろうから『人化の魔法』で人の姿になったんだよ そもそも、あの一瞬のアレだけの大きさのドラゴンを何処かにやってしまえるわけないだろ?」 「…その『やれやれ』…・…確かにアンタはキョンみたいね。そんな事が出来るなら先に言いなさいよね、びっくりしたじゃない …しれにしても…」 「それは悪かったな、以後気をつけよう。で、それにしてもってなんだ?」 「もっと、カッコいい姿になれないわけ?」 「お前にどんな姿に映ってるかしらんが、こっちにしてみれば怪しまれなければ言い訳だから、普通の姿で良いんだよ。」 「う〜ん、本とかだったらカッコいい姿で描かれてるのに…あ〜あ、これが現実の厳しさか。」 「ほっとけ。」
こうして1人と1匹、もとい2人は都市の関所を通過し、都市の中に入っていった。 そこは少女が見たことが無いほど人に溢れていた。しかし龍にしてみればこの程度の都市は世界に有触れている。 しかし、龍が知る都市の雰囲気とは少し違っていた。都市全体がお祭りムードの様なそんな賑わいを見せていた。 「けっこう賑やかね!さーて、一丁張り切って商売しましょうか!」 「待てハルヒ。先にこの都市の商業ギルドに登録するのが先だ。こんなとこで勝手に商売始めたら、最悪自警団に取り押さえられるぞ。」 「何よそれ面倒くさいわね。キョン、あたしの代わりに済ましてきてよ。」 「ダメだ。この登録はこの都市だけじゃなくてこの先の街でも有効に成る事が多いんだ。少なくとも何処のギルドに登録してるかだけでも 商売がしやすくなる。今まで見たいな物々交換じゃすまないからな。」 「ぶ〜、分ったわよ。あんたのついてきなさいよ。」 「元からそのつもりさ。」 こうしてギルドの門を潜った2人。 そして、2人はこの地の領主が珍しい生き物を捕らえた事を知るのだった。 いま領主の屋敷の正面にある都市の広場でその生き物が見られるという。 それ目当てで今人が周辺の村や町から来ている事を知った。 早速その広場で少女の作った薬や龍が持っていた宝石や龍鱗から作った装飾品を売ろうとギルドを後にした。 そして広場で2人が目にしたのは、封印の呪符が張り巡らされた鎖に囚われている1匹の『白き龍』であった
取合えず以上 おって後編を投下します …何時になったらSOS団そろうやら さらにツルヤさんにアサクラ・キミドリさんにササキにクヨウとタチバナか… 先に落ちが練成されてるからなぁ〜 まぁスレチに成らんよう頑張るよ
ハルヒ「キョン!あなたの本当の名前を教えなさい」 キョン「ふん。このゲーム俺の勝ちだな。ハルヒ姫」 ハルヒ「くっ!誰かこいつの本当の名前を教えなさい!」 キョン「無駄だ。もうすぐ夜明けだ。これでお前は俺の物」 ハルヒ「ああ。私の負けね・・・。でも・・・嬉しい!」 みなさん。お休みなさい。
キョンよりはやーい
>>45 おお言った側からキタ━━(゜∀゜)━━ッ!
焦ってるのかしらんがどうも誤字が多いぜ。のんびり待ってるからゆっくりしていってね!
毎日スレ荒らしてハルヒ>>>>佐々木叫びまくってたら 変な女のハルヒも全くキョンの眼中にないと自ら証明しちゃって自爆した奴の巣はここですか? 少しは反省して巣で卵産みでもしとこうな ハルにゃんネタが通じるのは世界中でここだけだから
今日はまた快晴だな。 こっちは雲一つないぞ。 ハレ晴れユカイなイイ天気で思わずハルヒの笑顔が思い浮かぶ
>>45 おお、乙乙。風邪は大丈夫なので?
続き楽しみにしてやすが無理は禁物ですぜい
餓鬼の頃一緒に遊んでいたハルキョン ふとした弾みでキョンの左目に大きな傷を付けてしまったハルヒ
>>54 その展開だと将来ハルキョンは結婚するわけですね?
やべ、阻止する理由がないぞ(銀魂的に)
ちょっと気持ちを入れ替える為に戦場に逝ってくるか
ついにリボ来たか…。
>>55 そんな理由で!とむしろ止める方に回るキョン。
ハルキョンを結婚させる為に皆で乗り込むわけですね
ハルヒで428みたいなゲーム作って欲しい
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/25(日) 16:37:32 ID:qvl/Evyh
どうも、ハロウィンネタとストーブネタの者です。
ドラゴンSOS団がどうしようもなく心の琴線に触れてしまい、
ついカッとなってガリガリと描きなぐってしまいました。今では反省しています。
ttp://flow.s204.xrea.com/haruhi.jpg 自分設定てんこもりなうえ、竜なんか初めて描いたのでかなり不自然+尻切れトンボという
どうしようもない絵ですが、妄想が生み出した哀れな産物なので見逃していただけるとありがたいです;
ああぁぁ! 上げてしまった…… 申し訳ないです;
少し趣向を変えて 幼い頃ハルヒをかばって左目を失明した婚約者が現れる 泣きながらみんなに別れを告げるハルヒ、相手は剣術の名門柳生家 翌日柳生邸の門前に「洞爺湖」の木刀を腰に差したキョンが立ってた。 「僕らを置いて行くつもりですか?」 「古泉、おまえは機関の仕事だから来たのか?」 「はい、この世界を守るために」 「大した理由だな、だが俺に理由はないんだよ、あんな女はどうでもいいが、ここで行かなかったら魂が折れちまう」 「惚れた女にはずっと笑っていて欲しいだけだ…」 「僕は正義の味方ではありません、あなたの味方です。奇遇にもこの場所に来た理由もあなたと同じですからね」 「フッ、さて行くか古泉」 「はい」
そんな絵を貼ると、妄想スパイラルが発生する。 仲間が揃う前の二人旅ですね。
>>59 これはイイw
なんか、もう色々と楽しくなってきたぜ!
小雨が降る放課後、俺たちは部室にいた。他の団員は用事があるらしくいずれも少し 遅れて来るらしい。今、部屋にいるのはハルヒと俺の二人だけだ。天気予報は午後から 晴れると言っていたが、実際の天気もまた、今のところ予報よりもいくらか遅れている らしい。 「ねえ、キョン。あんた『虹』って字、書ける?」 なんだ、ド忘れか。ハルヒが俺に字を聞くなんてめずらしいが、いくら俺でもそれくら い書けるぞ。ほら。 「じゃあ聞くけど、なんで『虹』って、虫偏に工って書くの? おかしいと思わない?」 そんなに変か? 「変よ。あんた、あれが虫に見えるわけ? だったら虹ってどんな虫よ? まあ、ケモ ノ偏でも困るけど」 と、ハルヒは納得のいかない顔をして、ぶつぶつ言ってる。放っておくと、帰るまでこ の調子かもしれんな。やれやれ。とっとと解決しておくか。 「なあ、ハルヒ。おまえ、副虹って見たことあるか。虹の外側にうっすらと淡いのが寄 り添ってるやつなんだが。まあ、はっきり見えないことも多いけどな」 「あるわよ。水滴の中で一回屈折したのが普通の濃い方の虹で、二回屈折したのが副虹 よね。虹がすごくきれいな時は、割にはっきりと見えるわ」 「ああ。昔の中国でも副虹のことは知られていてな。だから濃い主虹のことを『虹』と 書いて、副虹のことを『霓』と書く」 「どっちも虫偏ね」 「ヘビだって『蛇』と書くだろ。虫は昆虫だけじゃなくて、もっと広い意味があったら しい。それで虹(にじ)ってのは虹と霓、つまり雄と雌の、つがいの竜だと考えられて いたんだ。だからほんとは漢字では両方を合わせて『虹霓』(こうげい)と書くのが正 しい。ちょうど鳳凰の『鳳』が雄で『凰』が雌、麒麟の『麒』が雄で『麟』が雌で、そ の両方を書いて表すのと同じだな」 「つまり虹は、竜の夫婦ってこと?」 「そういうことになるな」 「見えなくても、いつも隣にいるんだ」 「ああ」 「……どっちかっていうと、あんたの方が副虹よね。余計に屈折してるし」 「五十歩百歩って言葉知ってるか?」 「ほんと素直じゃないわね」 「おたがいさまだ」 ハルヒはぷいと顔を横をむいて、窓の方へと視線を向けた。 「だけど、なんだってあんた、そんなこと知ってんの?」 ああ。前に、今のおまえみたいに疑問に思って、気になって仕方がないことがあってな。 その時、調べたんだ。 「ふーん。そうなんだ」 そう言ったきりハルヒは口をとじた。いよいよ本格的に窓の外に注意を切り替えたらし い。 いつのまにか雨の音が止み、校庭で練習する野球部の声が聞こえてくる。 外を見ていたハルヒは立ち上がって、手だけで俺を呼んだ。雲が切れたのだろう、太 陽の光が窓から差し込んでくる。 俺はハルヒの隣に並んで、日光に照らされたハルヒの横顔を見た。大きく開かれた ハルヒの瞳が見つめる先には、七色にかがやく二匹の竜が空に大きく橋を架けていた。
>>59 GJ!!!
いいねいw キョンドラカッコヨスw
>>64 おお、なるほど……。GJ!
>>59 です
何も言ってないのに背後の竜がキョンのつもりだと分かる辺りにこのスレのクオリティをみましたw
人化キョンの服はSSにならって地味に、地味にと描きましたが、そのせいで線まで薄くなって見づらいです…(
>>64 GJです!
キョンとハルヒのさりげない掛け合いが激しくツボりましたw
>>59 これはGJ……俺もドラドラしてきだぞ
>>64 なんというドラブーム…雑学って楽しいなw
ドラゴンキョンと私は、一緒に村を出た。 住み慣れた村。退屈で窮屈な村だったが、皆親切だった。 一人娘の私は親にも愛され、身分相応であるが不自由ない暮らしであった。 暖かい食事、ほかほかの布団気持ち良かった。 なんでこんな回想しているのかですって? 寒いの!!! 山一個超えただけで季節が変わったわ。 村は初秋って感じだったけど、ここは軽い冬ね。晩秋ってとこ。 「キョン。寒い。何とかしなさい!」 「そんな事いわれても。方角は合っているから、戻るわけにもいかんし・・・」 「うう。寒い」 「じと目で睨まれても何も出んぞ」 意外に甲斐性なしね。この竜は。いや、やっぱり甲斐性なしか。 今日はここで野宿としよう。たき火を盛大に焚き、スープを作り パンを食べた。キョンは暫く食べなくても大丈夫と言っていたが、 一人で食べるのも寂しい。 「キョン。口を開けなさい!」 「何をする。先に言ってくれ」 こいつ何警戒してんの?。いいから開けなさい。 私はスープ、もちろん冷ましてね、をキョンの口に注ぎこんだ。 「旨い。めちゃくちゃ旨い。もっとくれ。ハルヒ」 巨大な舌で舌なめずりをしている。目もトロんとしていて、大ヒットを確信した。 次もこのスープにしようかな・・・ 「おしまい」 がっかりした竜を見たのは初めてだった。 うう。寒い。キョンの陰に隠れているから何とかなっているが、たき火も弱くなり 寒さで震え初めていた。しかしやはり昼間の旅路はきつく、疲れが夢の世界に 私を引っ張りこんでいった。 ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 目がふと覚める。誰か一緒に居たような? いや。キョンが一緒なのは分かる。 でも抱かれていたような暖かさが、背中に残っている。 目の前のたき火が再び盛大に燃えていた。 え? 「キョン。誰か居た?」 「いいや」 「・・・」 何よ。ニヤリって笑って気色悪い。 また妄想してしまった。
お前らの妄想パワーが裏山だぜ…
おおwww ファンタジー好きの俺の脳内がスパークしそうwww
ガンブレードを振り回すハルヒと鶴屋さん 試しに決闘してみるとお互い眉間に切り傷を作る事に
平野綾「ハルヒのイベントでみのりんと並ぶのが苦痛。胸を比べられるから」
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/musicnews/1225795064/ (略)
―そしてハルヒで一気にファンが増えました
平野「歌も歌わせてもらって、イベントとかで顔出しの仕事も増えて。
ハルヒとはこれからも色々と付き合っていくことになりそうで、
だから言えないこととかも色々あるんですが。
ハルヒと言えば、最近はイベントの度にお願いしてるんですよ。
イベントの時、立ち位置は茅原(実里)さんの隣にはしないでって」
―仲悪いんですか?
平野「いえ、全然そういうことじゃなくて(笑)
イベントで会場によっては、前の方にいるファンの人のことがよく見えるんですけど、
茅原さんの胸のあたりをじっくり見た後に私の胸を見てがっかりする人が多くて(笑)
しかも一人だけじゃなくて色んな場所で色んな人が(笑)」
―そういう理由ですか(笑)
平野「一人だけならまだしも、いつもいつもそういう人がいるんで、だんだん腹が立ってきて(笑)
でも私や茅原さんが悪いわけじゃないからどうしようもなくいじゃないですか。
だからとりあえず、茅原さんの隣にならなければ目立たなくなるかな、と(笑)」
(略)
ハルヒ「…巨乳死すべし(むにゃむにゃ)」
こなた「だいじょうぶ。需要あるよ」
キョンに揉んでもらえば大丈夫
俺なりにハルヒとドラゴンキョンの話を書いてみた。 とりあえず旅立ち編。続きは気まぐれで書いたり書かなかったり。 今とは違う世界、違う時代。人々がロマンを求め、剣と魔法を振るう世界。 とある王城に冒険者 涼宮ハルヒが招かれていた。 玉座に座る王は言う、城よりさらわれし姫を救うため山に住まう竜を倒せと。 「1かつてこの世界が一人の魔王に脅かされていた。 魔王はその姿を竜に変じ、憎悪に燃える瞳で人々を睨み、その腕振るいて千軍を薙ぎ払い、その足で大地を踏み砕いたという。 100年前、その恐るべき魔竜が英雄にうち滅ぼされるまで、世界は暗黒に包まれていたのだ。 わが娘をさらいし竜も、その時代より生き残りし魔王の眷族に違いない。 涼宮ハルヒよ。現代の英雄よ。その使命を果たせ、我が娘を救ってくれ」 英雄ハルヒは胸にある己の正義に従い、王の要請を受け入れる。 「お姫様を救えばいいのね、わかったわ。それで、報酬はこの国の国家予算の半分で手を打ちましょう」 かくて、英雄は旅に出る。 涼宮ハルヒの竜†恋 〜黄金竜の伝説〜 城を出て数日後、村や町をめぐり歩きハルヒはついにドラゴンの住むという洞窟を噂を手に入れる。 その洞窟の最奥には噂のとおり一匹のドラゴンが眠っていた。 『人の子よ。俺の巣になん用だ?』 ハルヒがドラゴンの前に立つと、ドラゴンは目を覚ましそう問いかけてきた。 「なんか地味な色のドラゴン。アンタがお城からさらったお姫様を助けに来たのよ」 人を畏怖させる魔力がこもったドラゴンの声にもひるまず、ハルヒはそういいはなった。 『城? 姫? 何のことだ』 しかし、ドラゴンの訝しげに眉をひそめる。 「とぼけても無駄よ」 『とぼけるも何も、ここ100年ほどの間そんな事をした覚えはないぞ』 言い終わるとドラゴンは思い出したように付け加えた。 『…そういえば、数日前。知り合いのドラゴンが人間の女に入れ込んでいるという話を聞いたな。 人間の中では高貴な身分の女だという話だ』 ドラゴンの言葉にハルヒは目を輝かせる。 「それよ! そいつが真犯人だわ。あんたは罪を着せられたのよッ!」 『…いや、いわれなき罪を着せてたのはお前だと思うのだが?』 そんなドラゴンの突っ込みを聞き流しハルヒは言う。 「さぁ、その真犯竜の所へ行くわよ。案内しなさいっ!」 言い終えると、洞窟の出口へとズンズン進んでいく。 ドラゴンが自分についてこないとは夢にも思っていないという様子だ。 『やれやれ、まぁたまにはアイツの顔を見に行くのも良いか。 ここ数十年ほどで歩いてないせいですっかり埃っぽくなっちまったしな』 ドラゴンはため息一つをつくとハルヒの後を追いかける。 「そういえば、あんたの名前ってなんなの?」 追いついてきたドラゴンを振り返ると、そう問いかける。 『俺の名前か? @#%"&*だが?』 「なにそれ? 変な名前ね、どうせだからあんたこれから『キョン』って名乗りなさい」 『なんだそりゃ。そっちの方がよっぽど変じゃないか?』 「いいじゃない。さ、いくわよキョン!」 『やれやれ』 こうして、英雄ハルヒとドラゴンキョンの旅が始まったのだった。
舞台はファンタジーなのに、らしいと感じる辺り面白いなあw
何でも食らい付く俺は重傷だな。 「でさ、キョン。あんたも何か悪いことしてるでしょ?」 「いいや。何もしていない」 「神殺しとか」 「神に会ったことはない」 「国を滅ぼしたり」 「平和なもんだ」 「美しい女性に呪いを掛けたり」 「呪いは出来ない」 「金銀財宝を集めているとか」 「貧乏だ」 「んんん。実はかっこいい王子様で、変身していたり・・・」 「卵から産まれたな」 「普通」 「・・・」
------- 重要なのは、何を食べるかではなく、誰と食べるかである (セネカ) 「ハルヒ、明日は弁当作って来なくていいぞ」 え、今日の、何か失敗してた? キョンの嫌いなものでも入ってた? おいしそうに 食べてるように見えたんだけど。 「そうじゃない。おまえの分も必要ないって言ったんだ。ちょっと食べさせたいものが あってな」 って、あんたがお弁当作ってくるってこと? 大丈夫なの? 「ああ。何度か挑戦してたんだが、夕べようやく成功したんだ。ちょっと期待していい ぞ」 というか、あんたそんなに朝早くに起きられるの? 「そっちかよ。まあ、大丈夫だと思うが、心配ならモーニング・コールでもしてくれ」 んー、そうね。もっと確実な方法があるわ。 「いや、待て。言うな」 なによ、言わせなさい! 「言ったら最後、その通りにしちまうだろうが!」 言わなくても、いつでもあたしは思い通りにやるの! 「おまえなあ」 うるさい!今日はあんたの家に泊まるわよ!明日はあたし直々に起こしてあげるわ! 「だから、それじゃ都合が悪いんだよ」 何よ!あたしを泊めるのがそんなに嫌なの? 「上目遣いに見るなって。反則だろ」 反則って何よ? 「いや、あのな。おまえがうちに来たら、サプライズってもんがないだろうが」 どういうことよ? 「下ごしらえしてるところなんかをお前が見たら、俺がどんな弁当を持ってくるか、わ かっちまうだろ?」 そんなにあたしをびっくりさせたい訳? わかったわ。今日は妹ちゃんと遊んで、台所 には近寄らない。明日あんたを起こしても部屋で待機する。これで問題ないでしょ? 「うちに泊まるのは規定事項なんだな。やれやれ」 あー、おいしかった。いつもキョンのお母さんのご飯はおいしいわね。なかなかこの 域には達しないわ。 「おまえのつくるものも十分うまいぞ」 な、なに言ってんのよ!? 褒めたって何にも出ないわよ。 「おまえこそ何言ってんだ? さて、ちょっと下ごしらえしてくる。妹とでも遊んでて くれ」 うん。……あ、あのね。 「ん?なんだ?」 あ、あたしがこれだけ我慢してるだからね!びっくりするくらいおしいいお弁当じゃな いと承知しないわよ! 「はいはい。じゃあ、びっくりできない程度だったら、どんな罰が待ってるんだ?」 それは……そ、そうよ! あんたね、戦う前から負ける気でいる訳?悪しき敗北主義よ! 今は目の前のお弁当を打ち破ることに集中しなさい!! 骨は拾ったげるから。 「やれやれ。弁当に特攻かけてどうすんだ? まあ、いと気高き団長様の叱咤激励だ。 ありがたく受け取っとくよ」 一言多いのよ。そんな混ぜっかえされたら……、ありがとうも言えないじゃない。 「わるいわるい。まあ、礼なら食ってからってことにしといてくれ。とりあえず楽しみ にしてろって」
キョンと妹ちゃんと3人で、家を出た。 途中で妹ちゃんと別れてからは、キョンの自転車の後ろに乗って、あたしたちは学校 へ向かった。 学校では、ちょっと上の空だったけど、キョンの方は早起きしたせいか、午前中は見 事に絶賛睡眠中だったわ。夕べは、あたしがなかなか寝付けず、二人とも夜更かしだっ たしね。 そして4限目が終わって、待ちに待った時間が来た。 「ハルヒ、どうする?部室、行くか?」 せっかくのキョン弁当をどこで食べるか、あたしは午前中そのことばかり考えていた。 教室は、ちょっと論外。あたしがつくったお弁当を二人で食べるのはもう抵抗なくなっ たけど、今日のは特別、なんだかそれでは惜しい気分だった。同じ理由で部室も却下。 ごめん、今日はこの時間を独り占めしたいの。 屋上へ行きましょう!あそこなら誰もいないわ! 「だれもいないって。おまえの弁当を取るような恐ろしいことをする奴は、この宇宙中 探してもいないと思うぞ」 そういう腑抜けた気持ちだから、見つかる不思議も見つからないのよ! あんたもSO S団団員なら、常時全方位的に臨戦態勢でいなさい! というか、あんた、臨戦態勢だっ たことってあったけ? 「俺はお前に会ってから、ずっとそういう気分でいるがな。まあ、昼飯くらいのんびり 食べようや。屋上、行くか」 あたしはうなずき、キョンの手を引いて教室を出た。 本日は快晴。風もなくて、この季節なのにどこかぽかぽかとした感じがする。屋上な んて寒いだろ、と即座に却下されるかも、と思ったのは杞憂だったわ。さあ、腰を下ろ して、あたしたちの愛しのお弁当を広げましょう。 「まあ、食ってみてくれ。自分ではまあまあだと思うが、味覚ばっかりは人それぞれだ からな」 いつもの、やる気なさそうな表情は変わらないけれど、それでも、ほんの少しだけ緊張? してるのね。でも、これって……。 「どうだ? 付け合わせまで手が回らなくて冷凍食品をつかったが、キャベツの千切り は俺が切った。まあ、ほとんどの手間はメインに費やした訳だが。おい、ハルヒ?」 口に入れたらさくさくと音がしそうなきつね色の衣、ほどよい大きさの俵型、箸を入れ ると中からはとろりとした白いクリームにたっぷり入ったほぐされた身。あたしはその ひとつを無言で口に入れる。これって、やっぱり! 「俺特製カニクリームコロッケだ。なかなか破裂させずに揚げるってのが難しくってな。 今日までかかっちまった。で、どうだろう?」 うまい!うまいわよ!これをまずいって言う奴は宇宙中探しても見つかんないわ!学食 の日替わり特製コロッケも目じゃないわよ!それになに、このカニの身の量! 「おまえ、面倒がってカニ食わないからな。しかし味は嫌いじゃないんだろ?」 ええ、まあ。うん。 「こんなもんでよかったら何時でもつくってやる。まあ毎日と言われたら、正直俺の財 布が持たないがな」 なにバカのこと言ってるの!これ食べられるんだったら、払うものぐらいあたしが払う わよ! 「あー、そうだな。一食でキス一回、じゃどうだ?」 安いもんよ。 「……まじか?」 ダモクレスの剣と書いてマジよ。 ------- 最高のシェフは、恋をしたシェフ (ミッシェル・サラゲッタ)
____ ,. : ´: : : : : : : : ` : .、 ..- ――‐≦ー - .、: : : : : : : : : : :ヽ、 . : :´::::::::::::::::: ,. .-―‐‐-.、:ヽ、: : : : : : : : : \ /:/ /:::::::::::::::/-ーァ――‐- ゝ::\: : : : : : : : : : ヾ .:'::::/ _ .′:::::::::::/::::::/:::/:::::::::::::::::ヽ::::ヘ: : : : : :ヘ : : :∧ . /:::::/,.イ{:::::::::::::::.′::/:::/:::::::::::∧:::::::Y::ハ:ヽ :ト、 ハ.: : :∧ /::::// ' l::::::::::::::i:::::,イ: /!::::::::::.′l::::::::!::::::ハ: ヽ! \j : : : ハ /:::く /' l:::::::::::: l/ |:/ l::::::::/ !:::::::l::::::}::'.: : : : : : : : ト、 '. . .′:::::\ !::::::::::::ィfテ心 l:::/ 十‐:イ::::,イ: i.: : : l : : : :ト、ヾ; ′::::::::::::`ー'1::::::::::c込tり '´ ィfテハ::/:l::/l:::::l.: : : ! : : : :い i :::::i::::::::::::::::::!::::::::::l xwx 込rソ。ハl/::l:: /: : : :|ヽ : : i _ . | :::::!::::::::l:::::::::!:::::::::l ′xwx八'::::ムイ:.: _ .r≦三 ̄ ハ !::::::l :::::::!:::::::::l:::::::::! cっ /.≦rー<´ ∧ . ' ::::l::::::::l::::::::: l::::::::!ヽ イ´ ` ー- .. ∧ '.:::l:::::,. ´ ̄ヽ!:::::::l > ,__ . ィ ´ ̄`Y > .、 ヘl ./ '.::::::! \ ム< ! イ⌒7 イ/ ∧:::l.イ´ ; ヘ / !′ . : ´ ヘi .′ ハ / 廴厶イ´ / ∧ . / ´/{ ,.> '"´ ∧ . .′ ,.>≦f´ヽ ハ ! .∠ r'"∨:::::::::Y ヽ '. . '. ,>'"´ l ∨::::::::ト, `ヽ '. `<.,___,.> ''"´ l l ∨::::::l '. \ \ ;
通りすがりの団長よ、覚えときなさい!と言いながらバイクから降りて古泉へと姿を変えるハルヒ
>>82 9つの世界に居る、自分と同じ声を持つ少女に変身するハルヒ…とかどうだろう?
ハルヒと旅をする前に山賊団のアジトを壊滅させたことがあり、 その時の暴れっぷりと同行していた魔術師見習いが魔法を暴発させてしまい、 黒コゲになりながらも平然と制圧後の事後処理にあたっていたことから 一部では畏敬の念を込めて暗黒竜と呼ばれているドラゴンキョン
赤い月をバックに高層ビルの屋上から街を見渡すハルヒ
>>80 夜更かしってお前ら……!!
そしてソレすらも家族公認……ハルキョン、恐ろしいバカップル!GJ!
夜更かしの一部始終をSS化し(ry
90 :
>>43 :2009/01/26(月) 02:40:41 ID:HV6P59rq
深夜ですが後編…もとい中編を投下します。
やっぱ長くなってきた…どうも宇宙人(この話だと元になりますが)絡むと
長くなるな〜
後まとめてですが
>>59 >>64 >>68 >>76 >>80 GJ!!!!
正直自分より纏まってて面白い…
まぁ興味ある人だけ見てくださいな
人々が集まる広場。その中央に据えられた檻の中にソノ『白き龍』は入れられていた。 その鱗は雪よりも更に白く、高貴な輝きを帯びていた。 人々はその龍の姿に慄き、怯え、そして魅了されていた。 その広場の片隅で2人は店を開いていた。この都市よりも遠方より人が訪れている事もあり 少女が作った薬と、少年(?)が取り扱う宝石や装飾品は思いのほか売れた。 ただ少女としてはソノ宝石の出所を知っているだけに向く雑な表情で見詰めていた。 そして人通りも有る程度落ち着いた所で少女は少年に話しかけた。 「ねぇ、アレってあんたの仲間なの?」 「種族は違うが、見ての通り同じドラゴンだ。ただ珍しいのはアノ『氷龍』がこんな人里まで来ているって事だ。」 「なになに?そんなに珍しいの?」 「此処から北に進むことと7つの山と7つの砂漠と7つの湖を越えた先にある霊峰に住んでいる種族だ。 ドラゴンの中でも可也の能力を持っている種族で、結構秘密主義なんだ。俺達でもおいそれと出会いことが無い。」 「へ〜。ねぇ近くで見てみましょうよ。」 「断る。」 「何でよ。」 「同じドラゴンとしていい気分じゃない。大体な、もし自分が同じ目にあってると思ったら、お前どう思う?」 「このあたしがそう簡単に捕まるとでも思ってるの?見くびらないでよね!こう見えても村では男達には負けた事無いんだから!」 「例え話だ。そのドラゴンを自分に置き換えて考えてみろ。檻に入れられて鎖で繋がれて人から見世物にされるんだ。」 「……そう思うと無性に腹立たしくなってきたわね。」 「だろ?更に見るのに金まで取るんだぞ。」 「な!そんなの許せないわ!そう考えたらあのドラゴンが可哀想。それに見たところアンタよりも小さいし、まだ子供じゃない! あんな小さな子を見世物に知るなんて許せないわ!キョンその子を助けるわよ!」 「そう言うと思った。しかし今は不味い。」 「ちょ!なんでよ!」 「人の目も有るし、なにより此処に来た目的忘れたかのか?」 「そんなの関係ないわよ!あたしはあの子を助けたいの!」 「ならば尚更、準備しないとな。取合えず今日明日どうか成る訳ではないから旅の仕度と後、助ける算段を練ろうぜ。」 「もう!回るくどいわね!…でもあんたが言うのも一理あるわね。兎に角急いで準備しましょ。」 「ああ、それに急がないとモット大変な事が起きそうだからな。」 「?」 こうして2人は子龍を助ける準備に取り掛かった。 旅に必要な道具を買い揃え、通行手形を貰い、さらに子龍が置かれている広場の警備や この都市に居る冒険者の数や、大体の力量など。更に誰があの子龍を捕まえたのかを。 そうして瞬く間に3日間が過ぎた。 そして2人はこの都市を一望できる丘の上に来ていた。
「さて、正式に都市から出る手続きもしたから、俺が元の姿に戻っても大丈夫だな。正直この姿で居るのは疲れる。」 「ふ〜ん、それより何で直ぐあの子助けないのよ!こうしてる間にあの子どんどん弱っていくわよ!」 「まぁ落ち着けって。」 「コレが落ち着いていられるモンですか!この3日間、人間がドレだけ異種族に対して無関心で酷い奴らか分かったわ。」 「こんなに酷いのも珍しいが、それでも世界と比べてとりわけ此処が酷いわけじゃないし、俺達ドラゴンだって中には 人を襲ってる奴らも居る。この世界で生きてるいじょうは避けられない事だ。俺達みたいにしてる方が珍しいんだよ。」 「そりゃ、そうでしょうけど。」 「じゃぁ元に戻るぞ」 そい言って龍はまた天高く轟を上げた。あの時と違いそこまで声は大きくなかった。 一瞬の閃光の後、そこにはあの龍が佇んでいた。 その傍らで少女は荷物の中より一着の衣装を取り出していた。 それは物語に出てくる戦士のような出で立ちであった。 「ちょっとあんたアッチ向いてて。」 【は?何でだ?】 「いいから!」 【やれやれ】 そう言って少女に背を向け遠く都市を見詰める龍。 しかしその瞳は、囚われている子龍よりもモット別の事を心配しているようであった。 「こっち見て良いわよ!」 【まったく何なんだ】 「ジャーン!どう?」 【…なんだそりゃ】 少女はまるで物語から飛び出してきたかのような格好していた(figma:超勇者ハルヒ参照) 龍の傍らに立ち勇ましい出で立ちの少女。それは物語にある『神の龍と聖なる少女』を思い起こさせた。 「折角、囚われの姫を助けに行くんだからそれなりの格好をしないとね。さしずめ今のあたしは『龍騎士ハルヒ』よ!」 【アホか まぁ正直今までの格好で居るよりは正体はばれ難いだろうな 後この布を首の周りの巻いて顔を隠すようにしてろ】 「ん、分かったわ。で?どうやって助けに行くわけ?空から飛んで行ったらカッコイイんでしょうけど、あんた飛べないのよね〜」 【それなら考えてある 地下から行く】 「地下から?」 【ああ 幸い此処の地盤は硬くも無く軟らか過ぎないから直ぐにアソコまで行ける】 「ふ〜ん、ってあんたそんな事できるの?」 【俺達地龍族は飛べない変わりに地中を自由に動き回ることが出来るんだ】 「…なんかミミズみたいね。」 【アンナのと一緒にするな! 兎に角行くぞ 急がないと大変な事になる】 「大変ってなによ。」 【良いから行くぞ】 「あ、ちょっとキョン!」 そう言って龍は地面を掘り返し始めた。 それはまるで穴を掘るというより、水に潜っていくかの様であった。 ただ、龍が潜った後には龍と同じだけの大きさの穴が出来ていた。その為、少女も苦も無く入って行くことができた。 そして暫く進んで行くと自然と穴は塞がっていった。此処から何者かが地下に潜ったのが判らなくなるように。 「ちょ、ちょっと。勝手に穴が塞がってるけど大丈夫なの?このまま生き埋めは嫌よ。」 【大丈夫だ 俺達が地下を進むのは土を掘り起こしていると言うより地面に退いてもらってるようなものなんだ だから生き埋めに成る事もないし 呼吸もできる】 「本当だ。でもなんで?」 【地の精霊に働き掛けてるからさ もともと俺達ドラゴンはこの世に生きている生き物より 神霊や精霊に近い存在なんだ】 「ふ〜ん」 【分かったか?】 「今一」 【…だろうな】 「でも、意外とあんたが凄いってのは分かったわ。喜びなさい!」 【へいへい そりゃどうも】
そうしている内に龍が歩みを止めた。 穴を掘り出して歩いた距離は、少女の感覚でも丘から都市まで来た位までになっていた。 そうして龍は頭上を見上げた。その先に檻が在る事が分かってるかのように。 「着いたの?」 【ああ さて此処からが問題だが】 「なにが問題なのよ。一気の此処から飛び出して、ちゃっちゃとあの子を助ければ済むじゃない。」 【そうなんだが 一つ気になってることが有るんだ】 「何よ。」 【何故あの『氷龍』はこんな人里まで来たのか 正直あの子龍が此処にいる理由が分からないんだ】 「そんなの人間に興味があって、それで人里に下りてきたんじゃないの?」 【この近くの山に住んでるならそれも分かるが この間も話したが此処から遠い霊峰にすんでる種族なんだ しかも俺の考えが間違えないなら…】 「ないなら…なによハッキリ言いなさいよね。溜め込むのは精神に良くないわよ。」 【おそらくあの子龍は『龍王の皇女』だ】 「…へ?みこ?」 【ああ あの子龍は『五大龍王』の1匹『氷龍王』の娘だ】 「…つまり本当に『お姫様』なわけ?」 【まぁ簡単に言ったらそうなるな ただ問題なのが何故そんな皇女がこんな所に居るかなんだが】 「あーーもぅっ!じれったいわね!兎に角助けないとしょうがないでしょ?一々考えるより先に行動! 理由なんて助けてから考えれば直接聞けば早いでしょ?分かったらさっさと助ける!」 【あぁそうだな 先ずは助けるのが先決だ】 そう言って龍が頭上の地面を掘り返そうとした時、龍と少女の頭に”声”が届いた (…誰?) 「…キョン、アンタあたしを呼んだ?」 【いいや コレはもしかしたら… おい!今話しかけたのはお前なのか『氷龍』】 (…そう) 「コレってあの子が話してる?スゴーイ!直接話してないのに声が頭に響いてるわ!これも魔法なの?」 (…直接ドラゴンと人は言葉を交わす事は出来ない。よって通常ドラゴンと人が話す時は何時も念話で行われる。 そこに居るドラゴンと貴方も同じ様に話しているはず。) 「え?そうだっけ?」 【…なんだ気付いてなかったのか】 「なんか当たり前に会話してたからちっとも疑問に思わなかったわ。ところであたし達が此処に居るのよく判ったわね?」 (…地下で地の精霊力が動くのを感じたから。ところで何しに来たの?) 【お前さんを助けに来たんだ 今檻の下の地面を退かすから待っててくれ】 (…必要ない。私は訳あって此処にいる。ここから動く訳には行かない。) 「ちょっ!何言ってるのよ!あんな風に見世物にされて、言い分けないわ!それにあたし達聞いたのよ! ここの領主の奴あんたを殺してその生き血を飲もうだなんて考えれてるのよ!ほっとける訳無いじゃない!」 【大体なんでお前さんは此処に来たんだ お前さんに棲家は此処から更に北の筈だ それにこの都市にはドラゴンを 捕まえられるような技量をもった冒険者もいなかった お前さんだったら簡単に逃げれたはずだ】 (…お告げがあった。) 「お告げ?」 (…そう。深き地のを底。遥か地の果て。神々によって封じられし『闇』が目覚めんとしている。) 【な! それは本当なのか!】 「なに?その『闇』って。」 【俺達ドラゴンに古くから伝わる言伝えの中に『神龍と聖なる少女が世界の闇を封じた』とあるんだ そしてその事に触れる事は俺達ドラゴンによっては一番の禁忌なんだ】 (…その『闇』が目覚めるとお告げがあった。だから私はもう一つのお告げに従い此処に来た。) 「お告げって他にあるの?」 (…ある。かの地の先、人が龍と交わらぬ地にて、龍と人があり。その者達、再び世界に光をもたらさん。 一緒にあったお告げにそう告げられた。だから私は探しに来た。龍と人が共にあるのを求め…………) 「………この子、急に黙っちゃったけど。もしかして何かあったんじゃない!」 【いやそんな気配は無いが…… おーい如何かしたのか?】 (…龍と人) 「…なに?」 【…なんだ?】 (…見つけた)
そう子龍が告げた時、龍と少女の頭上で大きな爆発の様な音が響いた。 そして人々が逃げ惑うような叫び声が聞こえてきた。 爆発の音は絶え間なく続き、地下にも地響きとなって伝わってくる。 「ちょっ、ちょっと!いったい何なのよ!」 (…迎えが来た) 【迎えって… 不味い!急いで上に出るぞハルヒ!】 「え?ええ。」 急に顔色を変えた龍に驚きなだら少女はそれに従った。 龍は勢いよく頭上の地面を突き破ると、地表へと降り立った。その腕には確りと少女を抱えて。 そうして1匹と1人が見たものは、一面に広がる破壊された建物と、逃げ惑う人々そして (愚かな人間達ね。あたし達の皇女を辱めた報い受けなさい。) (まぁ、私達を如何様に使用なんて。人間如きには無理でしょう 頭上に舞う水色と黄緑色をした2匹の龍であった
以上中編ですた 無駄になげ〜… しかも『4』なんか擦り切れ… 頑張ってSOS団や佐々木団まで出すぞ! …続けばいいけど
>>95 GJ!!
ハルヒ好きでありながら佐々木も橘も好きだから頑張ってくれ!
てかぶっちゃけみんな好きなんだけどね!
>>95 GJ!! 先が楽しみ。
>>88 当方、カニクリームコロッケ&親父 書きなんですが、
このあいだのホテルに行く話、実はベッドシーンも書いたんですが、
あまりにも団長がノリノリかつエロいんで、自主回収しますた。
寸止め加減がわからない自分。
ああ、アンカー、ひとつ落っことし。
>>89 さんにもです。
団長「キスしたところは、みんなあたしのものだからね」
>>95 ついに朝倉龍と風船犬龍が登場か。
GJです。
>>95 GJ。
ファンタジーが好きな俺。たまらなく先が気になります、じっくり作成よろです。
お待ちしております。
いいねーGJ! さて腹が減って来たな。 早弁するハルヒという電波が来たが、得意な料理とかあるんだろうか?
鍋……は弁当には無理かw
やっぱ中華?
中華鍋一つだけ持ち大陸を渡り歩くハルヒ
街で集めた情報によると北にあるボロ寺の周辺には夜、出るらしい事をしたハルキョンはそのボロ寺へ。 するとそこには様々な怪物が。それらを蹴散らして大ボスの女幽霊を退治した時、 なんとその女幽霊の正体は猫でそいつの話によると姫様がある一団にさらわれたようで 助けて欲しいとの依頼を受けたハルキョンは一路、四国へ。
おんぶ攻撃ですね、分かります
今月のハルヒちゃんはいろいろと凄かったな。 「えっちなのはよくないと思います!」
kwsk キョンに逆襲されてるキャプなら見かけたが
まさか……メイドのハルヒさんを拝むことが出来るのか!?
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/26(月) 18:27:06 ID:A3vDEaqX
ゴツすぎて吹いたw
>>110 m9。゚(゚^Д^゚)゚。プギャーッハハハハヒャヒャヒャヒャ
あまりのシュールさに笑いを堪えきれませんでした。
これはひどいw
あれ?ひょっとしてハルにゃんって俺の未来の嫁さんなんじゃね?
>>89 に捧ぐ
ハルヒ「ねえ、キョン。もう寝た?」
キョン「ああ。すっかり眠ってるぞ」
ハルヒ「なによ、寝てないじゃない。だったら、こっち向きなさい」
キョン「断る。明日早いんだから、もう寝ろ」
ハルヒ「眠れないから言ってるんじゃないの。ちょっとは気をきかせなさい」
キョン「『お互いの家ではしない』って約束だろ。俺たちまだ高校生なんだぞ」
ハルヒ「高校生だから、いろいろ持て余すんじゃないの、バカ」
キョン「おまえからベッドに入ってきて、そういうこと言うか」
ハルヒ「二人っきりでにいるのに、なんで離れてなきゃいけない訳?そんなの無意味よ。不条理だわ」
キョン「もともと妹の部屋で寝るはずだっただろ」
ハルヒ「そんなこと一言も言ってないわ。>>のレス読み返しなさい」
キョン「こんな手近に『不思議』が見つかってよかったじゃないか」
ハルヒ「無理やりまとめんな! それと不思議と不条理は違うわよ」
キョン「わかった、わかった。その話は明日しっかり聞いてやるから」
ハルヒ「まだわかってないようね。あんたに拒否権はもともと与えられてないの。ふふふ……」
キョン「って、ふあああぁ! こ、こら、何しやがる!?」
ハルヒ「あんたは勝手に寝てなさい。あたしはあたしで勝手にやるから」
キョン「そ・れ・は、俺のだ」
ハルヒ「あんたのものはあたしのもの、あたしのものもあたしのものよ」
キョンの妹「おかあさん、キョン君たちがうるさくて眠れなーい」
キョンの母「今日は下で寝なさい。ほんと、あの子たちにも困ったものね」
こうですか? わかりません。
>>88 >>89 に捧ぐ
ハルヒ「ねえ、キョン。もう寝た?」
キョン「ああ。すっかり眠ってるぞ」
ハルヒ「なによ、寝てないじゃない。だったら、こっち向きなさい」
キョン「断る。明日早いんだから、もう寝ろ」
ハルヒ「眠れないから言ってるんじゃないの。ちょっとは気をきかせなさい」
キョン「『お互いの家ではしない』って約束だろ。俺たちまだ高校生なんだぞ」
ハルヒ「高校生だから、いろいろ持て余すんじゃないの、バカ」
キョン「おまえからベッドに入ってきて、そういうこと言うか」
ハルヒ「二人っきりでにいるのに、なんで離れてなきゃいけない訳?そんなの無意味よ。不条理だわ」
キョン「もともと妹の部屋で寝るはずだっただろ」
ハルヒ「そんなこと一言も言ってないわ。>>のレス読み返しなさい」
キョン「こんな手近に『不思議』が見つかってよかったじゃないか」
ハルヒ「無理やりまとめんな! それと不思議と不条理は違うわよ」
キョン「わかった、わかった。その話は明日しっかり聞いてやるから」
ハルヒ「まだわかってないようね。あんたに拒否権はもともと与えられてないの。ふふふ……」
キョン「って、ふあああぁ! こ、こら、何しやがる!?」
ハルヒ「あんたは勝手に寝てなさい。あたしはあたしで勝手にやるから」
キョン「そ・れ・は、俺のだ」
ハルヒ「あんたのものはあたしのもの、あたしのものもあたしのものよ」
キョンの妹「おかあさん、キョン君たちがうるさくて眠れなーい」
キョンの母「今日は下で寝なさい。ほんと、あの子たちにも困ったものね」
こうですか? わかりません。
ああ、ごめんなさい。やっちまった。
うちのハルヒは禁則事項やー
大事なことだから(ry
そうはいかんざき!
旅の途中、焚火を囲んで岩にもたれ、薄い外套一つで眠るキョン 自分の羽毛に包まって寝ろとは言えないドラゴンハルヒ
渾身のダジャレを思いついていつ使うか虎視眈々と狙うハルヒ
昼間に受信した変な電波を文章化。 涼宮ハルヒ スピンアウトシリーズ 超魔法少女 マジカル☆ハルハル ストーリー ちょっと変わった趣味を持つ普通の女子高生ハルヒが、魔法の腕章で超魔法少女に変身ッ! さまざまな事件を魔法的に解決したり、悪の組織と戦うマジカルコメディ。 登場人物 涼宮ハルヒ 『超魔法少女』と書かれた魔法の腕章で「マジカル★ハルハル」に変身するヒロイン。 『魔法少女のお約束』にのっとり正体を隠しているが、ばれても特に問題ない。 この物語ではSOS団は結成されていないので、もてあました情熱とか体とかはキョンで発散してる。 マジカル★ハルハル 涼宮ハルヒが変身する、北高女子制服ヒラヒラフリルバージョンを着た魔法少女。 キョン お約束道理の巻き込まれ型一般人なハルヒの友人。 この物語ではSOS団は結成されていないので、ハルヒにベットリまとわりつかれている(本人談) ハルヒが半径10M以内にいないと機嫌が悪くなる(自称友人の『俺の忘れ物』氏談) マジカル★ハルハルの正体には気づいていない。 ジョン=スミス マジカル★ハルハルのピンチにいつも突然現れる、北高男子制服にサングラスの格好をした謎の人物。 どう考えても正体もろばれだが、ハルヒは気づいていない。 物語中盤でキョンがハルヒからマフラーをもらった話の後、サングラスを止めマフラーで口元を隠す姿になる。 でも、やっぱりハルヒは気づかない。 朝比奈みくる 悪の組織 黒夢団の最初の刺客。 黒夢団の呪いで大人の姿をしているが、ハルヒの「お婆ちゃん直伝、テレビを直す斜め45度チョップ」で元の姿に戻る。 その後、『戦うウエイトレス朝比奈ミチル』としてマジカル★ハルハルの仲間になる(はず)。 長門有希 悪の組織 黒夢団の2番目の刺客。またの名を、『魔女っ子☆ゆきりん』 正体は宇宙人であり黒夢団には『好きなだけ食べれて、好きなだけ本を読んでいい』と誘われ協力していた。 しかし黒夢団の料理は味覚センスがおかしく、本は面白くないものばかりだった。 結局ハルヒ達においしい料理と面白い本を教えてもらった事であっさり裏切った。 古泉一樹 キョンの友人のモブキャラ。 一期前に放送していた『超能力少年イツキ』の主人公で、今回はゲスト出演。
涼宮ハルヒ 魔法少女シリーズ第二弾 魔法少女 マジカル☆キョン子 ストーリー ハルヒ(マジカル★ハルハル)の活躍で世界は平和を取り戻したかに見えた。 だが黒夢団の大首領の最期の予言通りに新たな敵「天蓋勢力」が現れる。 黒夢団との戦いのダメージが抜けきらないハルヒは変身することが出来ない。 キョンはハルヒから魔法の力を借りうけ(押し付けられ)、マジカル☆キョン子に(無理やり)変身する(事になる)。 深夜枠に移動し、過激な表現も増えた問題作。 登場人物 涼宮ハルヒ 元魔法少女だが、キョンに魔法の力を貸したため今では変身できない。 敵との戦いの際には直接戦う事はないが、昔の経験をいかしキョン子にアドバイスをしたり、ビデオや写真撮影をする。 マジカル☆キョン子に変身する魔力はハルヒの物であるため、キョン子の衣装を自由に変えられる。 マジカル☆キョン子 キョンが変身するポニテ姿の魔法少女。 女装ではなく変身する事で完全に女の子の体に変わる。 自分が変身すると周囲に知られると人生が終わるとキョンが考えているため、正体は隠している。 敵の妙にイヤラシイ攻撃に悲鳴を上げつつ、最後は下着姿になりながらも敵を倒すのがお約束。 なお、元に戻るにはハルヒが『満足』する必要があるため、戦いの後ハルヒの部屋に引きずり込まれることもある。 部屋の中で何が行われているのか…それは永遠の謎である。
毛布一枚をキョンと共有しながら焚火を囲んで眠るハルヒ ハルヒに肩に寄り掛かられながら機関銃片手にコーヒーを啜るキョン その時のコーヒーはインスタントの味気ない代物だったのにほのかに甘かった
団 長「決めたわ。明日から『キョン断ち』するわよ!」 団員1「なんなんだ、その『キョン断ち』ってのは?」 団 長「決まってるじゃない!キョンを絶つのよ。このままじゃ、あたしたち、単なる バカップルになっちゃうわ。だからキョン断ちするの。今は毎日会ってるし、おはよう からおやすみまでほとんど一緒にいるけど、しばらくあんたには会わないわ。電話もし ない。メールも打たない。机の上と枕の下と本棚と押し入れにあるキョン写真もすべて 片付けるわ。そうね、有希に預かってもらいましょう。これで完璧ね」 団員1「なにが完璧だ? それだと俺もおまえに会えないじゃないか。第一、俺とおま えは同じ部活で同じクラス、席も前と後なんだぞ」 団 長「問題はそこね。いいわ。あたし、しばらく学校に来ないから」 団員1「はあ?いいわけないだろ」 団 長「成績の悪いあんたが休むと学業に差し支えがあるだろうから、あたしが休むほ うがベターってもんよ」 団員1「勝手なこと言うな! 何日もおまえに会えないなんて、どうにかなっちまいそ うだ」 団 長「だからよ。意思の弱いあんたに『ハルヒ断ち』は無理だろうから、ここは団長 のあたしが、耐え難きを耐え忍び難きを忍んでキョン断ちするの。感謝しなさい!」 団員1「断る! バカなこと言うな! 俺に会えなくなって、おまえは平気なのか?」 団 長「あんたこそバカ言わないで!平気なわけないじゃない! いい、キョン? こ れはあたしたちに与えられた試練なの。会えない時間が本当の愛を育てるのよ。これを 乗り越えたら、お互いがどれだけなくてはならない存在か、身にしみてわかるはずよ!」 団員1「そんなものは、もう身にしみて分かってる!」 団 長「キョン……」 団員1「もし、本気でそんなこと言うんなら、俺にだって考えがあるぞ」 団 長「考えって何よ?」 団員1「浮気するぞ」 団 長「はあ?」 団員1「朝比奈さんと仲良くお茶っ葉を買いに行ったり、長門と図書館をはしごしてや る。それも3日おきだ」 団 長「うっ!」 団員1「それから鶴屋さんとゴージャスな○○をして、朝倉にはカナダと文通するぞ。 ミヨキチとは遊園地へ行ってやる、しかも妹つきでだ!」 団 長「くぅ…」 団員1「それから古泉と○○して、さらにシャミセンと……」 団 長「やめなさい! 古泉君とシャミセンはオスでしょ!」 団員1「どうだ!これでもまだキョン断ちする気か?」 団 長「ひ、ひきょうもの!」 団員1「お願いだ、ハルヒ、考え直してくれ。バカップルのどこがいけないんだ? お 互いツンデレとフラクラだった頃に戻りたいのか?確かにあの時はあの時で楽しかった が、今とは比べものにならない。雲泥の差だ。精神病だというなら、それでもいい。自 重しろと言うやつには言わせておけ。今の俺には、おまえのいない生活なんて考えられ ない。まだ少しでも俺を愛してくれているなら、ハルヒ、しばらく会わないなんて言わ ないでくれ」 団 長「このぉ、バカキョン!! 少しでも、ですって!? 60兆個の細胞ぜんぶで、 あんたを全て、まるっと、骨から皮まで愛してるわよ!!」 団員1「ハルヒ……」 団 長「わ、わたしが悪かったわよ。……そ、その、ごめん」 団員1「ハルヒ、おまえにそんな顔は似合わん。おまえは100ワットのパルック・ボー ルみたいに笑ってないとダメだ。俺も言いすぎた」 団 長「ううん、キョンは悪くないわ。あたしがまた勝手な思いこみで突っ走って、キョ ンにつらい思いをさせたの。そんな思いしてまで、あたしを止めてくれるのは、いつも あんた。キョン、あたしもあんたなしの生活なんて考えられない!」 団員1「ハルヒ!」 団 長「キョン!」 副団長「長門さん、お二人を閉鎖空間に隔離できませんか?このままでは僕たちが……」 文芸部「今、行っている。しかし桃色空間の拡大が著しく、再優先で対処しても拡大速 度に追いつけるのは6時間先。なおバカップル反射シールドおよびそのバックアップ・ シールドは無効化された」 副々団長「殺せえ! いっそひとおもいに殺せ!」
……連投ごめん。ドラゴン見て、心を洗ってくる。
>一期前に放送していた『超能力少年イツキ』の主人公で、今回はゲスト出演。
妙にリアルで吹いたw
>>128 怒涛の攻勢w乙です
132 :
>>95 :2009/01/26(月) 23:20:54 ID:HV6P59rq
只今帰りました さて又もや大量に誤字発生… 正直SSかく時間が問題かもしれないが 明るいうちは如何もノリが悪くて筆(?)進まないもので… 時間的問題で後編は週末になります。 まぁ大凡の方は予想済みと思いますが 長門と朝倉(&喜緑さん)ときましたのでバトル物になります。 さて後編の為にロー○ス戦記や指○物語でも読み返すか …でも資料探して昔の本探しても出てくるのがク○ゥル神話ばっかり… 魔法とか伝説の怪物とか神話とか本は何処に逝ったんだ
タコの怪物を召喚するために古書店巡りを久しぶりに再開するハルヒ
様々な薬品を調合し、新たなるパワーアップアイテムを作ろうとして家を瓦礫に変えるハルヒ
あまり本編を邪魔しないように... 「キョン!魔法を教えなさい」 「・・・」 いきなり何だって顔をしているわね。 「いきなり何だ。頭でも打ったか?」 「うるさい。いいから教えなさい」 キョンとの旅も慣れ、ふとキョンが使う魔法に興味を持った。 人間が使うと所を見たことはないけど、魔法使いは本当に居るし、もしかしたら私も・・・ 「いいか、ハルヒ。魔法ってものは精霊か、魔神が使うものだ。まあ俺みたいな 古の時代からいる生き物も何となく使えるがな」 「じゃあ、魔法使いは人間じゃないの?」 「ああ、人間だって使える。使うには二つの方法がある。」 「一つ目は産まれ持って魔力を持って居るもの。伝説に出てくる魔法使いは全てこれに当たる」 ふんふん。それで? 「しかし誰しも魔力なんて物は誰も持っていない。お前みたいな普通の娘が魔力を・・・・・・」 私を見てキョトンとしている。何よ? 「・・・・・・・・・・・・」 こら何を呆けてるの?続きを言いなさい。我に返ったのか 「ああ、すまん。お前見たいな普通の娘が魔力を持っている訳がない」 「そんな事分かっているわよ。で、もう一つの方法を教えなさい」 「せっかちだな。もう一つは魔道具だ。貯めた魔力を使う方法だ」 そんなの持ってないわよ。それ高いだろうし、無理なのかな・・・ 「そんな事はないぞ。ハルヒ。俺の耳の側の鱗を取って見ろ。そっとだぞ」 えい! 「うんぎゃあああああ。てめえ。何しやがる!」 そっと取ったでしょ? 「掛け声が気になるが良いだろう。それにナイフでお前の指を切って血を付けろ」 いやよ。痛いじゃないの。 「あのなあ。只の契約だ。」意外にベタね。 「ああ、ベタだ。悪いか」」 言われた通りにし、次はどうするの? 「その鱗から魔力を貰って魔法を使う。鱗を強く意識しろ!」 わ、分かったわ。で? 「本当にせっかちだな。今から呪文を教える。理解出来ないだろうが覚えろ」 キョンは何かの言葉を早口言葉で逆回転みたいな感じで何かを唱えた。 「へ?何て言ったの?」 「理解出来なくて良い。舌が回らなくても良い。覚えたとおりに言ってみろ!」 「うん。では!」 「っとその前に、鱗だけに集中するんだぞ。ハルヒ!。鱗だ」 くどいわよ。キョン。 多分滅茶苦茶なのだろうけど聞いた通りの呪文を唱えた。
136 :
135の続き :2009/01/27(火) 00:23:12 ID:ov4Q0Kov
すごい。 私の目の前には小さな太陽が浮かんでいる。高価な油やアルコールみたいな明るさだ。 純粋な光の玉が浮かんでいる。透明な光。 [明かり]の呪文 これが初めての魔法?私の魔法?思わず見入ってしまった。 「おい。何泣いてんだ。ハルヒ?」 え?泣いている?私が? 「な、泣いて何か無いわよ」 「いやあ、明かりに照らされてばっちり見えるぞ?」 キョンがにやにやしながら笑っている。 「!!!!!!」 消して消して。あーん。これどうやったら消えるの?見るな馬鹿! ・・・・・・ 「ハルヒ。すまん。俺のスープは無いのか?」 「ない。一滴もない」 「・・・」 無神経な竜を懲らしめた後、就寝の床についた。 今日は初めてが二つあったな。 「魔法か」 私にも出来たんだ。何を唱えたかさっぱり分かんないけど。私の魔法。 思えば少し前まで、魔法を夢見たが、自分が出来るなんて想像も出来なかった。 それがキョンに会い、外の世界を見る事ができた。さらに魔法も与えてくれた。 私の魔法の源となった鱗を見る。 私の血の付いたキョンの鱗。 二つ目はね。 「私の初めての人が、キョンだったのね」 キョン「絶対勘違いだ。絶対勘違いだ。絶対勘違いだ。絶対勘違いだ。絶対勘違いだ。」
ドラゴンキョンはアーマークラスが素でLO、 ちょっと本気だすとVL行くくらい硬そうなイメージ
打倒され、砂になった朝倉。砂からナイフが一本残され、 それを手に取り装備するハルヒ 心なしか朝倉の声が頭脳を通して聞こえた気がした
そして精神が乗っ取られて 殺意に目覚めたハルヒになるわけですね、わかります
> キョン「絶対勘違いだ。絶対勘違いだ。絶対勘違いだ。絶対勘違いだ。絶対勘違いだ。」 杉田ボイスで脳内再生すると笑いが止まらなくなったw
>>124 ツボにハマったw
>>125 キョンに力を貸すのでなくて逆にキョンから力を貰うという展開を妄想した。
魔法を使うのに「ラブラブパワー」が必要になってしまい、変身する時、魔法を使う時にキョンとキスしないとならないマジカル☆ハルハル。
「キョン!変身よっ!」
「おぅっ!ハルヒ!!」
ちゅー
「こ、こうなったら……」
「ハルヒ!」
「行くわよっ!」
ちゅっちゅっちゅっー
こんな感じで。
元に戻るのにはハルヒが満足する必要があるので以下略
>>138 アサクラ二刀流ハルナレフですね、わかります。
フフフフフ…この『アサクラ涼子』、おまえの情報連結解除の動きはもう憶えたのを忘れるな。
一度闘った相手にはもう絶っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 対に負けんのだァァァァァァーーーーっ!!
>>127 突き抜けたバカップルっぷりが面白いな。
GJ!
そういや深夜映画がつまらないとか、映画の予告が過大で本編がつまらなかったとか言ってたけど、 ハルヒってテレビとか普通に見てるんだな。 それとも実は映画鑑賞が嫌いじゃない、とか。
「いわゆる一つの萌え要素!」 とか言ってるし、いろいろ読んでそうだな。
溜息騒動の後、キョンの口から自分抜きで 代わりにキョンが監督で映画撮影が続けられる事が決まったのを知ったハルヒ
>>145 実は雑学知識はキョンよりも上だったりして。
といってもすごく斜め上というか、偏ってそうだけどw
>>147 キョンと張り合えそうなイメージはなぜかあるな。
佐々木や長門も知識量は豊富だし、そういう人と相性がいいのかも。
みくるも多そうだけど、大半が禁則に…
「古代ギリシャじゃ、くじ引きで政治家選んだのよ!」 これも学校で習うかもしれないけど、さらっと出てくるところは中々。
超雑学集団SOS団。 クイズ大会荒らしとして、その筋には実は有名。
団 長「クイズ大会に出るわよ!」 団員1「やめとけ。カタギの人に迷惑かけるな」 団 長「何よ、あんた反対する気?」 団員1「どうせ優勝するのが分かり切ってるものに出ても張り合いがなかろう。こっち は、出版されているすべての本を絶賛読破中の長門、やたらと知人が多い上に 妙に健康情報に強い古泉、お茶とかわいらしいものについては追随を許さない 朝比奈さん、それにスレンダーなくせに出るとこ出ている不思議団長のおまえ までいるんだぞ。他の連中に勝ち目はない」 団 長「それはそうね。インターネット上のコンテンツを全部見てるんじゃないかって いう有希に、役に立つ親戚が多くて主婦が喜ぶ節約情報に詳しい古泉君、バイ クとケンカの仲裁ならまかせてっていうゴトゥーザ様、加えてやる気なさそう なくせして、なにげに歴史ヲタのあんたまでいるんだもんね」 団員1「ただでさえ物が多くて手狭な部室なのに、これ以上トロフィーが置ききれんぞ」 団 長「まあ、今年に入って、世界一周だけでも6回取ったしね。勘弁してあげるわ。 そのかわり、何かおもしろいもの用意して来なさい!」 団員1「やれやれ。おもしろくはないかもしれないが、パンフレットだ」 団 長「何これ?」 団員1「新婚旅行のだ。一応、世界七不思議は、これで回れるみたいだ」 団 長「さすが、キョンね。でもモヘンジョダロも捨てがたいわね」 団員1「それをいうならカッパドキアを外すわけにはいかんだろ」 副団長「どうやらクイズ大会作戦も失敗のようです。こうなるともう桃色のブラック ホールですね」 元眼鏡「言い得て妙。」 副々団長「は、離せ長門!ホモ泉!あいつらと共に爆死するんじゃあ!!」 ……電波を自己受信してしまった。吊ってくる。
副々団長が完全にゴトゥーザ様になってるw
>>151 >それにスレンダーなくせに出るとこ出ている不思議団長のおまえ
> までいるんだぞ。他の連中に勝ち目はない
ここワラた
ジョン・スミスからの世界を救えとの依頼を大体理解して 世界を一つに戻す為分裂した九つの世界をキョンと渡り歩くハルヒ
ドラキョンまってるぜ!
しかしいきなりハルヒがトリビアみたいな日常の雑学を嬉々として語りだしたらびっくるするだろうな。 キョン「それは誰の言葉だ?」 ハルヒ「あたしの言葉よ」 とか言っちゃうのが似合うw
>>156 なるほど一理ある。では、
ハルヒ「『やりすぎるくらいやらないと、やりすぎたってことも分からない』とSOS団の団長も言ってるわ」
キョン「って、おまえかよ!?」
こうですか。わかりません。
ハルヒ「親父の一人娘も言ってたわ」 キョン「結局お前じゃないか」
明日から修学旅行で三日間ハルキョンに触れられない。禁断症状出たらどうしよwww
今のうちにまとめの過去作品を大量に携帯に保存していけばおk。
>>159 とりあえず帰ってくるまでにSSをまとめておいて投下してみようと思う。
>>160 自分はまだ中学生なので携帯は持って行けないのさ。中二病真っ盛りですけど何かww
最近、自作できるようになったので、電気や電波の届かない場所へも、 ハルキョン切れを心配せずに出掛けられるようになった。
>>162 自作いいよね!とか言いながらやっぱり人様のSS見てたりする。
和菓子屋を開くSOS団 ハルヒ特製団子が店の看板メニュー
>>161 >自分はまだ中学生なので携帯は持って行けないのさ。
そうか、そいつは不便だな。
俺は手ぶらの時は、原作の1シーンとか短編の、続きやその前を考えて時間をつぶす。
人様のSSをネタに同じことをする時もある。
あと、知ってる話(短いやつ、近頃は落語がマイブーム)をハルキョンに置き換えたりとか。
お互い、脳内メモリをうまくつかって乗り切ろう。
>>159 戻ってきたら修学旅行をネタに一つSSを書く事にするんだ。
そうすれば修学旅行中でも、常にハルキョンの事を考え続けられる。
ハルヒぃぃぃぃーーー!!好きじゃぁぁぁぁぁぁーーーー!! と唐突に叫びたくなるときがある。
ハルヒは一度はまるとやたらと萌えるな。 前半視聴当時はアンチスレに行かんばかりの勢いだったのに…
ダメな部分も当然あるし、受け入れられない部分もある。けどソレも全部ひっくるめて大好きだ。
憂鬱Vを最初に見たとき 「何この女怒ってんの?訳わかんない」って思ったのはいい思い出だw
キバーラの声が団長だったらいいな
ハルヒはなんだかんだいっても周囲を幸せにするタイプ 恒星が放つような圧倒的なプラスのエネルギーに惹かれる
>>171 あのときのハルヒの私服姿は可愛かったなあ…
>>170 ……そうだな! ちょっとカラオケボックスに行ってくる!
最近は丸くなりすぎてる気もするけどな。 ドラマCDでの理不尽さは実によかった。
あれくらいが丁度いい気もするw ところでカラオケはダメだ。外が寒くて出れん。諦めて布団の中で防音しつつ叫ぶことにする。 タオルを何重かに折り曲げて口に当てたらアラ不思議。防音装置の出来上がりだ。
>>176 確かに寒いw
カラオケで思い出したが久しぶりにGod knowsのPV入りを見たいなぁ
あ、それ聞いたこてはあったけどまだ見たこと無い。 サイバーダムとかでいいんかな。
>>178 自分が見たのはジョイとあとどっか…すまん忘れたorz
でも見る価値はある
永遠と流し続けても良いくらいだ
トン。 ま行ってみりゃ分かるかw
「えっ?あいつ行くの?」 案の定、涼宮はどうしようか?と考え込む。 くくく、計算通り。 ―――と言っても国木田の案なんだが。 「う〜ん、『キョンも来るよ』って言えば涼宮さんも来るんじゃないかな?」 何を血迷ったのかクラスの打ち上げに女子連中が涼宮を呼びたいと言うから仕方なく涼宮にも声をかけようと思ったんだが良い案が浮かばず、国木田に言ったらそういう案が出されそのまま実行してるってわけだ。 「と、言う訳だ。『夫』も参加するぞ」 「しょうがないわね、キョンが参加するなら参加するわ。団長を差し置いて一人だけ良い思いをしようなんて許せないわ」 何か一人でうんうん頷いている。 何故、素で夫=キョンに変換されるのか今更突っ込むのもめんどくせぇ。 「じゃ、そういうことだから『夫婦』仲良く来てくれ」 敢えて夫婦の部分を強調する。 「ん、分かったわ」 ニヤついてるぞ。 「ぐはっ」 言ったら殴られた。 「で、どうだったの?谷口」 「いてて、あの野郎、野郎じゃねぇが、本気で殴りやがって」 まぁお前の予想通りキョンの名前をちらつかせただけでオッケーしやがったぜ。 「そう。キョンも『キョンの嫁さんも来るよ?』って言っただけなのに、『ハルヒも来るのか?しょうがないな、何するか分からなんしついていてやるか。やれやれ』って」 あのバカップルめ。 いつもは付き合って無いって言ってるくせにどう考えても付き合ってるを通り越して夫婦だろ。あれは。 いつもはキョンの台詞だが、言わせてもらう。 「やれやれだぜ」 その後打ち上げにて、酒の入った涼宮とキョンの想像を絶するいちゃつき具合にクラスの全員が誘ったことを後悔することになったのはまた別の話だ。 「と言うか、涼宮さん誘うならキョンから誘ってもらえば良かったんじゃないの?」 「殴られ損かよ俺!」 マジで早く結婚でも何でもしやがれこの野郎!! (おわり)
上げてしまったorz 吊ってくる
>>182 GJ!
>酒の入った涼宮とキョンの想像を絶するいちゃつき具合
また、書きそうになった。自重しろ、おれ。
ニヤニヤが止まらない
おふざけでキョンに抱き着く谷口に嫉妬するハルヒ
**風呂場独特の反響音を想像しながらお読みください** --------------- (広い浴槽に勢いよくつかるハルヒ。湯がうねってびっくり顔のみくる。) ハルヒ「あー、気持ちいい―っ」 みくる「ふふ、あったまりますね―」 ハルヒ「こんな大きなお風呂に入れるなんて、ラッキーよね。昔のローマ風呂ってこんな感じかしら。これならたっ ぷり泳げるわ」(クロールのてぶり) みくる「ふえぇ、あたしはちょっと・・・」 ハルヒ「みくるちゃんと泳ぎを競ったりしないわよ。あなたは賞品だから。有希、どう?ひと泳ぎ。」 長門 「・・・・・すまない。今日は遠慮したい・・・」 ハルヒ「・・・そう。・・・あなた、最近ちょっと疲れてるみたいだもんね。・・・しかたない。ここは 静かにしていましょう」 * * * ハルヒ「む・・でも、こう・・・何かイベントはないかしら」 みくる「イベントですかぁ?」 ハルヒ「たとえば・・・さっきはキビシク戒めたけど、男どもがね」 みくる「はぁ」 ハルヒ「そこの脱衣場でデバガメしてる・・・とか」 みくる「!そんなぁ、・・・・キョンくんはそんなことしませんよー・・・・」 長門 「・・・・ない」 ハルヒ「ん?」 長門 「二人は、脱衣場には、いない」 ハルヒ「ほんと?なんでわかるの?」 長門 「・・・確かめたから」 ハルヒ「もう! 有希ったら。そーいうことは一人で楽しまずみんなでやらなきゃ。 じゃ、もう一度確かめましょ。みくるちゃん」 みくる「はい?」 ハルヒ「見てきて!」 みくる「え・・・・・?!!!!!!えっー!」
* * * (みくるだけ湯船から出ている。基本的にすっぽんぽんなのに、むだな努力をしている。彼女を見守るハルヒ、長門) みくる(腰がひけている。)「い、いってきますぅ・・・」 ハルヒ「ファイト!みくるちゃん!だいじょぶ、あたしたちがついてる!」 みくる「・・・よ、よろしくお願いしますぅ・・・・」 (扉の前で) みくる「あのぉ・・・・開けますけど・・・いませんよねぇ・・キョンくん。もしいるなら、怒らないので、こっそりもどってく ださいね。(10秒経過)・・・いいですか?あ開けちゃいますよ。・・・開けますよ・・・・・・・・・ぅぅ」(躊躇してい る) ハルヒ「もう、なにやってんのー、みくるちゃん」 (ハルヒ、浴槽からざばっと出て、湯桶に湯をくみ、みくるの後にずんずん近づく。みくるの肩に湯を流しかける。) みくる「わわわ」 ハルヒ「のんびりしてたら、風邪ひくわよ!・・・・キョン!!」 (ハルヒ、戸をつかみ、バっと開けてしまう。「いやー!!」あわてて湯船に逃げこむみくる) (ハルヒ、しばらく脱衣場の様子を見ていたが、) ハルヒ「ふん・・・・。いないわね」(戸を閉めて、また浴槽にもどってくる。) ざぶん。 ハルヒ「・・・・・ちっ。意気地なし。男の風上にもおけないわ」 みくる「あぁよかった・・・・。キョンくんも古泉君も紳士ですもん」 ハルヒ「ま、今日はそういうことにしとくわ。・・・まったく、こーんな可愛い子たちがお風呂にいるってのに、興味な いのかしらねーw」と言いつつみくるの胸につかみかかる。 みくる「いや――っだめですー」 * * * ハルヒ「キョンたち、何やってんのかな・・・・」 みくる「(息をきらしながら)はぁ、はぁ。二人ともあれで結構仲良しだから・・・楽しくおしゃべりですよ」 長門 「・・・・・・」
ハルヒ「有希。またなにか知ってるそぶりね。知ってるなら教えてよ」 長門 「これは・・・・あくまでこれまでの状況にもとづく推測だが・・」 ハルヒ「ふんふん」 長門 「二人は、今古泉一樹の部屋にいる。ずっと込み入った話をしている。ずっとしている。」 ハルヒ「何の話よ・・・・。あたしらの裸より、いいの。」 長門 「・・・・・・・当面の課題としては私達の形状よりも重要と思われる」 みくる「じゃあ・・・何かなぁ・・・・恋の相談?かな・・・・」 ハルヒ「・・・・誰の?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」(なぜか、みな沈黙してしまう。) ハルヒ「もしかして・・・、キョンもグル?この、館も何もかも古泉君の余興の一つなのかしら。ちょっとやりすぎみた いな気もするけど。悪くはないけどね。でも・・・キョンの隠し事は癇にさわるわ。・・・・あいつ、あたしに隠 れて何を・・・・」 (長門、ぐらりと首が傾く。見る間に沈んでゆく。ぶくぶく) ハルヒ「!有希、どーしたの!!」 みくる「・・・・そういえば、長門さん、お湯から出たの、見てないです!」 ハルヒ「わー、たいへん!!」 (ぐったりした長門をハルヒ、みくるがあわてて湯から引きずり出す。そのまま座り込む長門。) 長門 「・・・・大丈夫・・すぐなおる」(息のたび肩が上下している。珍しい姿。) ハルヒ「風呂場に入ってもう30分はたってんのよ!!しっかりしてよ!有希!」 長門 「・・・・すまない・・・」 ハルヒ「・・・・謝ることはないわ。これというのも、キョンがあたしらにちょっかいかけないからよ! みんな、キョンが悪い!!決まり!!さ、早く外出てあいつをとっちめましょ!!」 * * * (おまけ) (食堂でジュースを飲んでる三人。) ハルヒ「・・・・・・長いわね」 みくる「長いですね・・・・」 ハルヒ「こんな長風呂とは思わなかったわ。風呂場で何やってんのかしら、二人とも」 おわり(続きは原作で)
・・・色気もなんにもなくてすんません。 妄想で補っていただけると幸甚です。では。
「ユキ君のおかげで完成したようなもので、自分達が持つにはまだ早いから」と 錬金術師ギルド『コンピケン』から譲り受けた賢者の石を サークレットに加工して、ドラゴンユキの額に着けてあげるハルヒ
眠れないキョンのためにヒツジの着ぐるみを着るハルヒ、というよくわからん電波が……。
ハルヒ「さあ、あたしを数えなさい」 キョン「……一匹」
キョン「……ハルヒの毛皮あったかいナリ」
>>186 ,187
小説なんだから、地の文章を()でくくるのは不自然。
あと『・・・』を多用するなら、「…(三点リーダ)」を使った方が文字数を少なくできるよ。
それ以外は全体的によくまとまってると思う。
ID:FBEdmwlaがアンチスレ荒らすから仕返しにきました 糞女ことオリジナルキャラクターハルにゃん(笑)は元気でつか?www 犯罪者をマンセーするってお前ら凄いねww
眠れないキョンの横で羊っぽさを出す為に「めぇー、めぇー」と鳴くハルにゃん 「めー!めー!」 「…五月蝿くて寝れん」 「…めー…」 「いや、普通に喋っていいぞ?」
197 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/28(水) 08:55:18 ID:IGu0ytbz
コラッ ハルにゃン(笑)のことを糞女とか言うなよ 糞に失礼だろうがwwwwwwwww
「………」 不眠症 嗚呼不眠症 不眠症 …俳句じゃねぇなこれは。 「…寝れん」 普段は良く眠れてるはずなのにな… たまーにこういう日があるから困る。 明日は不思議探索だってのに…このままだと疲れがそのままでるなぁ… 「めぇー…」 あぁ、そうか羊を数えれば眠れるなんてジンクスがあったな。 「めぇ!めぇ!」 「よし、じゃあ早速数えてみるか」 …と、その前に。 「め?」 「何でハルヒは羊の着ぐるみ着て正座してるんだ?」 「め!め!」 「いや、普通に喋ってくれ」 「あんたが眠れてなさそうだから来てあげたのよ!」 「いつからいたんだ…」 「キョンがわけのわかんない俳句を詠んでいたあたりからね」
あぁ…恥ずかしい。 「………」 「…何よ」 「いや、その着ぐるみフカフカそうだなぁって」 「め!?めー!めー!」 「何でいきなり羊の鳴き声に戻るんだよ」 「むー…触る?」 「いや、別にいいよ」 「…めー…」 落ち込むなよ! あぁもう面倒くさいな今日のハルヒは。 「とりあえず、お前を数えればいいのか?」 「いいんじゃないの?」 「…そんな適当な」 「ほら!早く数えなさい!」 …やれやれ。 じゃあ数えるか。 「…一匹…」 「めー!」 「……一匹?」 「……め!」ゴン!
「痛ぇ!」 今殴ったか!? 「あんたがちゃっちゃと数えないからでしょ!」 「一匹しか数えらんないじゃねぇか!」 「もう!じゃあどうすりゃ眠れるって言うのよ!」 「あーもう…こっちこいハルヒ」 ハルヒの着ているもこもこの着ぐるみを引き寄せる。 「め!?め!?」 「あー、温かい…」 そのまま抱き枕のように抱きしめてみる。 ふかふかで気持ちいいなぁ… 「ほら、暴れるなってハルヒ」 「…めー」 …ハルヒの顔が赤いなぁ… 「…お前も…暖かいのか…?」 「…馬鹿キョン…」 あぁ、やっとこさ眠れそうだ…
201 :
SS :2009/01/28(水) 09:49:20 ID:eSWGaQca
「キョーンくーん!朝だよー!」 しかしいきなり妹の声がする。 勘弁してくれ。まだ夜中だろうが。 「え?何言ってるの?学校遅れちゃうよー?」 「はぁ?…って、あれ?」 気がつくと朝になっていた。 ってのわっ!! 「寝ぼけてないで早く!」 「ボディプレスは勘弁してくれ…」 …ってかハルヒは? 「ハルにゃんなんかいないよー?」 「…もしかして」 夢か! ぐあ!今すぐ首つりてぇ! 「…やれやれ」 …しかし着ぐるみを着たハルヒも可愛かったな… というか…なんで俺はこんな夢を見たんだろうね。 おわり
「と、羊の着ぐるみは『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』で朝比奈さんが着ていたものを想像すると言いそうだ」 「めー」 「…ハルヒ?」 「!?」 「今『めー』って…」 「い、言ってないわよ!」ゴス! 「痛え!」 「ったく…変な夢を見るから…キョンが抱きしめるだなんて…」 「…何怒ってんだあいつ…」 めーめー言わせると変になるね。
気持ち悪いネット上のハルにゃん(笑)よりお爺さんにエアーガン乱射するハルヒや団員を玩具扱いするハルヒについて語れよwwwww
羊は紙を食べる動物と間違えるハルヒ
ハルにゃん(笑)は生きてて欲しいけどハルヒは死ねよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww この基地外がwwwwwwwwwwwww
>>202 いちいちめー言うな
可愛いだろうが
GJ
!
ハルヒって酷い女だよな 人にエアーガン乱射しまくって団員を玩具扱いして そんなクズと違って団員思いで超ツンデレっ娘ハルにゃんは可愛いよな
>>204 >>202 までの流れで羊になりきろうとして紙を喰らいそうになり、
キョンに止められるシーンを幻視した
GJ!
>>209 めー食べればいいんでしょ、食べればっ!
うん、やばいな
ハルヒ「うえーん 羊の呪いにかかっちゃったー よつんばいにしかなれないの キョン「なにっ ハルヒ「うう… 私はメー 一生羊として生きていくしかないメー ああ語尾までメー… キョン「ハルヒ 弱気になるんじゃない 安心しろ オレがそばについててやる ニュージーランドに行って牧場を開こう 羊毛を売ったり 毛糸を売ったりしてくらそう ハルヒ「メー… 幸せにしてメー…(むにゃむにゃ) どう見ても改変です本当にありがとうございました
次の日はキョンが羊になる夢を見るハルヒ。 羊キョンの毛皮を刈って売ろうとするが……、 「このままってのもね。加工しましょう」 そしてみごとなウールが出来上がるのだが……、 「う〜ん。せっかくだから編み上げましょう」 そして立派なセーターが出来上がるのだが……、 「立派に作りすぎたわね!これは売るには逆に勿体ないわ!」 なにせSOS団団長自らが作った特性品だ。これを端金で売るなんてとんでもない。 でも……このまま飾っておくわけにもいかないではないか。 「しょうがないわね。あたしが着ることにしましょう。…うん、暖かい」 暖かいセーターに包まれて眠るハルヒの寝顔はとても幸せそうであった……。
ハルヒがご両親と海外へ行ったため、ここ何日かのSOS団は静かだった、 その間は一時団長代行をキョンが勤める事に、なんて電波が流出した
しかし自分でやっててあれだが、 羊でふかふかなハルヒでも手作りセーターでふかふかハルヒでもどっちでもいいから、 いやむしろ両方をギューッとだきしめてもふもふしてぇーーっ!
そんなお前には羊の抱き枕を買う権利をやろう! それに絵を描いてハルヒツジだと思うのだ!
俺もハルヒ抱いてもふもふしてぇな……(*´Д`)ハァハァ
羊が一匹…は英語でなければ意味が無いんだぜ。あれはスリープとシープをかけた 駄洒落なのだから。
外国語で俳句が楽しまれてる時代にそんな悲しいこと言うなよ
「ハルヒが一匹〜ハルヒが二匹〜ZZzzzzz」
「ハルヒが一人〜ハルヒが二人〜ハルヒが〜」 と数えながらハルヒがたくさんいることを想像して余計眠れないキョン
谷川ナガル著 『涼宮ハル羊の分裂』
ハル羊の暴走……なんかカワイいなw
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/28(水) 19:18:12 ID:IGu0ytbz
ハル羊(笑) ま〜た変なの新生産したのか(笑)
キョン「ハルヒツジが一匹、ハルヒツジが2匹……」 ハルヒ「何寝ぼけてんのよ!自分の妻と子供にヒツジの着ぐるみパジャマ買って来たのはあんたでしょ、キョン!」
ハルニャン=ヌコ ハルワン=犬 ハルチュウ=電○ネズミ ハル羊=羊←NEW
馬になったハルヒ 人参を出されると本能的に噛り付いてしまう
>>225 変態キョンwww
と言いたいが、親娘でお揃いのパジャマとか可愛いくて脳内が弾けそうだから、同意することにする
>>181-182 に出てくる
>酒の入った涼宮とキョンの想像を絶するいちゃつき具合
をやっぱり書いちまった。ので、投下してみる。
団員1「ハルヒ〜。前から一度言ってやらないといかんと思ってたんだ。今日こそ言っ てやるから覚悟しろ」 団 長「なによお〜、キョンのくせに生意気ねえ。あたしも常々あんたには言いたいこ とがあったのよ。今日こそはっきり言ってあげるわ。覚悟しなさい」 団員1「言っとくがな、愛の告白なんか受け付けんぞ」 団 長「こっちこそ、願い下げよ。誰が、あんたなんか」 団員1「今日の俺は酔ってるからな、普段言えないようなことも言ってしまうぞ」 団 長「お酒の力を借りないと言えないなんて、とんだヘタレね。あたしも酔ってるけ ど、いつも通り言いたいことを言うわ」 団員1「じゃあ、おまえ、先に言えよ」 団 長「いやよ、あんた先に言いなさい」 団員1「俺のを聞いたらな、おまえなんか一言も言えなくなるぞ。だから、先に言わせ てやろうっていう思いやりが、わからんのか。このバカハルヒ」 団 長「おあいにくさま。あんたこそ、あたしの言葉を聞いたら、あしたから表を歩け なくなるわよ。それくらい、すごいんだからね。このキモキョン」 団員1「さすがにキモキョンとまでは、妹にも言われたことないぞ」 団 長「それも今日までよ。この打ち上げが終わったら、今晩さっそく妹ちゃんにも教 えてあげるんだから。あんたは明日から全世界的にキモキョンよ」 団員1「妹を抱きこみやがって、やり方が汚いぞ、ハルヒ」 団 長「ふふん、いつまでも、あんただけの妹だと思わないことね」 団員1「こいつ、やさしくしてりゃ、つけあがりやがって」 団 長「あんたは女とみれば誰にだってやさしいじゃないの。たまにはあたしにだけや さしくしなさい!」 団員1「ばか、他の女にしてるのは親切だ。おれはおまえだけだ、っていつも言ってる だろ」 団 長「あんたはそればかりじゃない。ずるい」 団員1「ずるくなんかない。本心だ」 団 長「それがずるいって言ってるの! そんなこと言われたら何も言えなくなるじゃ ない」 団員1「やれやれ。わかったよ。何でもいうこと聞いてやるから機嫌直せ、な?」 団 長「ほんと? じゃあ、また眠くなるまでだっこしてくれる?」 団員1「ああ、してやる。もっとも今夜は寝かせないけどな」 団 長「もう、バカキョン。……で、さっきはなにを言おうとしてたの?」 団員1「ああ。おれがおまえのどこが好きか、100回言おうとしてた。実際は数えき れんが」 団 長「奇遇ね。あたしも、あんたの好きなところを100個言おうと思ってたの。ほ んとは数えきれないけど」 団員1「試しに言ってみるか?」 団 長「ええ、いいわ」 団員1「一度と決めたら脇目もふらず突っ走ってく猪突猛進なおまえが好きだ、ハルヒ」 団 長「そんなあたしに最後までいっしょに来てくれるあんたが好きよ、キョン」 団員1「うっかり自分の気持ちをつぶやいてしまって、わたわたと真っ赤になって否定 するおまえが好きだ」 団 長「そうやってじたばたしてるあたしの背中をさすって、よしよししてくれるのが 好き」 団員1「自分で間違ってることに気づいても、認めるのが悔しくて、うーっとうなって るいじっぱりなおまえも好きだ」 団 長「間違ったあたしを本気になって叱ってくれるあんたが好き」 団員1「やさしいところを素直に出せなくて、照れて怒った振りをするところも好きだ」 団 長「人にやさしくして、その後めんどくさそうな顔して実は照れてるあんたが好き」 団員1「人が見てないときは実は甘えんぼうなところも好きだ」 団 長「気のすむまで甘えさせてくれるのが好き」 団員1「おれが風呂に入ってる間、つまらなさそうに膝を抱えてベッドに座ってるおま えも好きだ」 団 長「お風呂から戻ってきて、ぜんぜん遅くないのに『ごめんな』って謝っちゃうあ んたも好きよ」
団員1「俺が田舎に帰ってる時、電波が届かないのに繰り返しメールを打ってしまうさ びしがり屋のおまえも好きだ」 団 長「電波が届くところまで来たら、そのメール一通一通に全部返事をしてくれるあ んたが好き」 団員1「誰もいないところだと手をつないでくるところも好きだ」 団 長「誰もいないところだとキスしたがるあんたも好き」 団員1「いつまでも撫でていたくなる絹みたいな手ざわりのおまえの髪が好きだ」 団 長「いつまでも撫でてくれる、おっきくてあったかいあんたの手が好き」 団員1「小銀河を満載して輝く目が好きだ」 団 長「いとおしむように見つめてくれるやさしい目が好き」 団員1「照れると真っ赤になるすべすべの頬が好きだ」 団 長「そこにすぐにキスしてくれるあんたの唇が好き」 団員1「くせになりそうなくらい甘いキスをしてくれる、うれしそうにつり上がった形 のいい唇が好きだ」 団 長「いつまでも終わらない長い長いあんたのキスが好き」 団員1「実は弱点の小さくてかわいらしい耳が好きだ」 団 長「その耳をやさしくなぞってくれるあんたの指が好き」 団員1「いつまでだって見ていたくなるおまえの顔が好きだ」 団 長「十人並みで抜けてるけど見ようによってはかわいいあんたの顔が好き」 団員1「周りを元気にしちまう、ひとかけらの曇りもない輝く100ワットのおまえの 笑顔が好きだ」 団 長「あたしの暴走に手を焼きながら最後にはいつも許してくれる時の、少し照れた やさしいあんたの笑顔が好き」 団員1「着痩せして普段はそこまでではと油断させておいて、実は形・ボリューム・張 りのどれを取っても三ツ星をやりたくなる、顔を埋めた時の天にも昇るような心地よさ は体験してない奴らにはわからなるまい、ほとんど反則すれすれの、おまえの胸が大好 きだ」 団 長「運動なんか興味がないくせに意外に分厚くて暖かくて、体を預けると時間なん か止まってしまいなさいって思わせるあんたの胸板が好き」 ・・・ 団員1「毎日夢に出てきてくれるところも好きだ」 団 長「毎日夢で**してくれるあんたが好き」 ・・・ 団員1「名前がハルヒなところも好きだ」 団 長「あだ名がキョンなところも好きよ」 ・・・ 国木田「口から砂を吐きそうだよ。男子の半分が隣の奴に殴りかかってるし」 坂中「女子の半数が鼻血を流してるのね。呼んできた責任とって、谷口君、体を張って 止めてくるのね」 谷口「無理だ。経験から言わせてもらうと、ああなったら最後、《バカップル制空圏》 ができちまって、半径2メーター以内に近づくとひき肉にされちまう」 国木田「あの後、バラバラの谷口を回収するのは骨が折れたよ」 坂中「……SOS団の人たちはよく平気なのね」 副々団長「平気なわけあるかああ!!ふるいずみ!こいつらを閉鎖空間に引きずりこめ! 首切りデスマッチじゃあ!!」 副団長「すみません、すぐ退散しますので。朝比奈さん、今日は朝まで飲みましょう。 ですから、ですから、ここは引いてください。長門さん、見てないで手伝って!」 文芸部「未来人ご乱心。バカップルご懐妊」 副団長「ああ、長門さんまで!」
>>232-233 まさか書いてくれるとはw
自分で元を書いておいてあれだが、これは確かに胸焼けじゃすまないな…
と言うか長門www
掛け合い上手ぇwww GJ!!
GJ! 駄目だw俺もにやにやのあまり暴れたくなってきたwww
なんという空間だ……GJ!! なんかもう途中からニヤニヤがやばいことになってたぜw
ナガット3世に腕を噛まれて吸血鬼モドキのヒーローに変身するハルヒ
長門のくだらない親父ギャグに糞ワロタ
>>233 ここまで見事はいちゃつきは初めてだぜ……GJ!
>>238 バンパイアハンターハルヒの姿が出てきた。なんかダンテみたいなかっこのw
穏やかな日差しが降り注ぐ文芸部室。 SOS団の団長涼宮ハルヒは、自らの相方キョンに突然こう言い放った。 「キョン。犯して」 瞬間部室の空間が停止、体感温度は氷点下に急降下。 そんな中、自分の机を片付けていたキョンは困惑の表情を浮かべハルヒを見上げる。 「おまえ、ちょっと状況を見てから物を言え。そんなことできるわけないだろ?」 「団長様の命令が聞けないの、キョン? いいから早く犯しなさい」 キョンの冷静なセリフをハルヒは突っぱねる。 「いいから早く犯しなさいよ、あたしももう我慢が出来なんだから」 その言葉通りハルヒの顔は赤らみ、体を小刻みに震わせている。 キョンはその姿を見て本当にせっぱつまっている事を察した。 「やれやれ。仕方ない、ほらこっちに来い」 そう言って机上の物をどけ、スペースを作る。 「ンッ。まったく…最初から素直にそうすればいいのよ」 ハルヒはキョンにそっと近づく。 そして…。 「あぁー、重いかった!」 手に持った十数冊の本を机の上に置いた。 「腕が痛くなっちゃったじゃない、キョン」 ハルヒが言いながら自分の方に伸ばしてきた腕を掴むと、キョンは嘆息しながらマッサージを始める。 「悪かったな」 「アンタが最初から素直に机に本を『置かし』てくれればこうはならなかったのよ」 END
そこは平仮名とかにしとけよwww
243 :
135の続き :2009/01/29(木) 00:40:10 ID:6kFn8YL4
「今ここで犯せば良いんだな。ハルヒ」 「そうよ。とっととスッキリとしたいのわたしは」 そんなに犯して欲しいならおかしてやろう。 荷物を持ったハルヒに近づく。 「え。キョン。何してんのよ」 今さら何言ってんだ。頼んだのはお前だろ? 俺は荷物を持って身動きが出来ない事を良いことに悪戯を始めた。 「え?だめよ。ちょっとどこ触ってんの?いや!」 嫌っていって止める奴がどこにいる? 俺はハルヒのスカートをめくり・・・
恥ずかしがって暴れたハルヒの手から落ちた本の直撃を受けた
そしてキョンは本の中に…
エロ本の中に入ってウハウハのキョンですね
ネタ被りは承知(確認済み)で吉野家コピペを行きます。 しばらくSS書いてなかったんで。
どうにも小腹の空いた深夜、俺は行きつけの牛丼屋に向かった時の事だ。 零時を廻ったという時間帯にもかかわらず、店内は賑わっていた。 よく見たら垂れ幕が下がっていて、どうやら150円引きらしい。 お得であるのは良いことだ。 すると何故か涼宮ハルヒとかもいるし……女子高生一人で吉野家とはおめでたい奴だ。 「あたし特盛りつゆだく玉!」とか言っているし、さすがに見ていられなくなってきた。 あのな、女の子がね、息が牛丼臭くなるほど食っちゃダメだろうに。しかも声がでかい。 吉野家ってのはな、もっとまったりしているべき所だ。 テーブルに座っている隣の子といつ恋が始まってもおかしくない、 愛し愛される、そんな雰囲気が良い所なんだよ。ハルヒ、お前は早く帰って寝ろ。 で、やっと俺が注文出来ると思ったら、ハルヒの奴が「ライス二倍ね!」とか言い出す始末……。 そこでまたヤレヤレ。 あのな、ライス二倍ってどれだけ食うつもりなんだ?女の子の食べる量じゃないぞ。 得意げな顔をして何が、ライス二倍だよ。 というか、何でまたこんな時間にお前が居るのか問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。 お前、まさか奢ってもらおうとか思っていないだろうな? まぁ、吉野家通の俺から言わせてもらえばだ、今、吉野家通のマイブームはやはり、 朝定、これだね。 塩鮭、納豆に熱いお茶。これだけが通の心意気。 朝定ってのはかなりお得、しかも栄養バランスも悪くない。 で、サラダも別注文。これヘルシー。 しかしこれを頼むためには朝五時まで時間を潰さないといけないという、諸刃の剣。 今のハルヒにはお薦め出来ない。 まぁ、お前をお持ち帰りして、朝方またここに来るんなら話しは別だがな。
なかなかいいなw
吉野家コピペの新しい時代が明けたかもしれんなw
>>159 お前、体育祭の最中にゲームをやっているタイプの奴だな。ハルヒにそれこそ怒られるぞ。
Originally a series of popular novels, The Melancholy of Haruhi Suzumiya has earned a cult status as a Japanese anime, and at last, it has reached the UK. This anime sees a school girl named Haruhi Suzumiya who is the typical stereotype for an anime girl as she is clever, athletic and beautiful. However that is until she introduces herself and reveals that she is completeley obssesed with aliens, time travellers psychics and other worldly things. This is to the extent that she wont even engage in decent conversation with anyone unless they are in some way strange, wierd or different. She has joined every school club on campus, however none of those last very long as she always ends up quitting the clubs as they are too normal; and when it comes to guys, well, shes dated most of them in her school but always ends up dumping them for similar reasons. However, when Kyon, an average teenage guy manages to speak to her for more than a couple of minutes, his classmates are amazed, but not as amazed as Kyon when he unwittingly gives Haruhi the idea to set up her own extra curricular club: 'The SOS Brigade'. This sets up the main plot for the series as Haruhi Suzumiya forces Kyon and some other people to join her and search for all sorts of extraordinary and wierd things. What ensues is an enjoyable comedy anime, and these first 4 episodes, while setting up the main story and introducing characters it still manages to be hilarious and it makes parodies of the anime genre itself. It takes all the r egular stereotypes and over exagerrates them and/or mocks them. There are also certain bits in episode 00 that are reminiscent of traditional Japanese RPGs.
ドーナツを頭の上にかかげ、天使の輪!じゃねぇだろ。 食いもんで遊ぶんじゃねぇよ。 それにそんなことしなくてもお前は天使だ。
すまん、誤爆した。野良犬に噛み付かれてくるorz
ハルヒと大河のファン層って被ってるのか?
俺は亜美スキーだな。
何故か俺は他のアニメだとツンデレにそんなに萌えないんだ。 でもハルヒだけは別、 というか、ハルヒとつりあえるのはキョンだけだろうな。という思いかな。
258 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/29(木) 08:28:34 ID:28AgBmnH
となドラならみのりんがいいな パワフルというかマイロードを突き進んでる感じが
>>256 俺も亜美だなー
ハルヒと大河とキャラとしては一見似ているようでも受ける印象が違い過ぎる
ツンデレとかの記号に萌えるのは嫌だし
ハルヒの続編が出来るのを待ってるうちに余所に手を出しまくって釘宮病になりましたが何か? だけどたまに他作品のカプもハルキョンで変換してたりするから怖い。 とらドラはツンデレっていうよりかは年下っぽい子に中性的な野郎が引っ張り回される所が似てるね
あぶない
誤爆orz
誤爆の多い日だなw
『ドラキョンとハルヒ』は明日深夜か明後日深夜投下予定
期待しとこう
>>263 芸術に目覚めたハルヒ。
でもなぜか最後には爆発しないと気が済まないという……
ちょっとドラキョン、何か道具出しなさいよ!と道具をたかるのびハルヒ
もうしょうがないなぁ、ハルヒは
私の血を吸いなさいと夜な夜なドラキョンの棺桶を暴くハルヒ
むしろ俺がハルヒの首筋をちゅっ!ちゅっ!したい
鶴屋さんの牙に頭をかじられるハルヒ
初めてうpロダ使ってみたけど見れないっぽくて失禁しそうなんだけど、どうなってるんだろう? やっちまった!恥ずかしいw
もちつけ!見れてる見れてるw GJ!
GJ! 圧し掛かられてるwwww
ハルヒと羊を抱きしめてもふもふしてぇーーっ!
278 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/29(木) 18:58:22 ID:1TPApLed
ハルにゃん(笑)が生きたまま生首切り落とされるのまだー?
隙有らばID変えて他のスレを荒らすハルにゃん(笑)信者の本拠地晒しage
>>277 兄者、羊しか抱けてないぞ。
団長は今キョンの腕の中だ。
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/29(木) 20:03:21 ID:fl2QgJw7
何かあったらすぐにアンチスレの住民の犯行と決め付けてスレ荒らす2ちゃんねる随一の犯罪者予備軍ハルヒ厨
>>277 の腕の中の羊の腕の中のキョンの腕の中のハルヒ
羊飼いになったハルヒ
みくるを玩具扱いしてキョンに顔面殴られるハルヒw
「やっぱ脂クサイわね〜」と言いながら羊キョンの体に顔をうずめるのをやめないハルヒ そして「少し脂を落とすわよ!」と言って羊キョンを自分ごと風呂に入れるハルヒ
ライオン2匹をヘッドロックして侍らせるハルヒ
>>286 で
ターザンになったハルヒのイメージが浮かんだ
まあライオンはジャングルじゃないけど
某大帝のせいでライオンはジャングルに生息してると思ってた時期がありました
団員を奴隷の如く無賃労働させてそのバイト代を一切働いてないのに全て横取りするハルにゃん
>289 たしかに、ライオンっぽいが・・・・・
キョンに本気の心見せ付けるまで寝ない事にしたハルヒ
文芸部の会報が、流れに流れて某所で大賞を取り、それに気分を良くしてまたの会報を作ろうとするハルヒ。 それが原因で一週間以上毎日延々と小説を書き続けるSOS団 「さあキョン、今日のお題は『青空』『彼女』『約束』、制限時間は1時間。 とびっきり甘い恋愛小説を書くのよ! 他のみんなも頑張って、今度の会報は前回の10倍すごい奴にするんだから!」 「勘弁してくれ」
>>293 星座の導きで今、めぐり合ったハルキョン
家族旅行中、キョンが切れて、禁断症状がでてくるハルヒ
野生の猿と混浴するハルヒ
猿だけだと寂しいだろうから俺もこっそり猿に混じって一緒に入ることにする。
そういえば俺昨日群馬の温泉で猿と一緒に入ってる夢見た ということは俺はハルヒ…?
野獣のキョンと混浴するハルヒ
ハルヒと二人で不思議探索をすることになったキョン。 馴染み深いベンチのある公園で、不思議な石を発見する。 二人で調査するキョンとハルヒ。 その過程で、キョンは石につまずきハルヒを押しつぶすように倒れこんでしまう。 起き上がったキョンは驚く。ハルヒがいない……。 「ちょっと、何すんのよ!」 聞こえてきた声に唖然とする。ハルヒは……キョンのTシャツに入り込んでいた。 まるで、プリントされたかのように。 『平面ハルヒ』誕生の瞬間である。
文字通りキョンの胸に抱かれちゃうわけですね
304 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/30(金) 06:54:00 ID:icRcoyKV
>>299 >>300 さすが本スレを自演自演っつって荒らすだけのことはあって
巣でも自演は怠らないのねwwwww
キョン「古泉のやつ・・・下級生の子にやたらモテてんな・・羨ましい・・忌々しい・・・ 俺も何かそういう事があっても良いんじゃないか!? SOS団の雑用の下っ端扱いでハルヒに休日まで不思議探検とかいうわけのわからない 無駄な街歩きを強いられる・・・くそっ!俺の高校生活はこんなはずじゃなかった! もっと・・こう・・・いきなり下駄箱とかに手紙入ってて甘いラブストーリー的な何かで とにかく幸せになるつもりだったんだ! 今のこのモテない雑用下っ端男になるつもりなんてなかった・・・・」
激動リプレイみてきた どうも、ハルヒとキョンの声が変だと思ったら 録音レンジ狭いのね。かな〜り。しょうがないか。
>>305 日曜は不思議探索は休みのハズ……。
まさか!?俺たちにそうやって内緒にしてデートを楽しんでるのか!
>>306 戸惑もなんか声がくぐもってた感じがしたけど、制作環境の違いなのかな。
GNツインドライヴをカチューシャの両端に付けたハルヒ
>>305 のぼやきを聞いた団長様が密かにキョンの下駄箱にラブレターを入れるんですね
そしてノコノコと出向いてきたキョンの間抜け面を写真に収め弾劾しようとするハルヒ。 だがキョンは真剣な面持ちで……
キョン「まさか呼び出したのがお前だとはな」 ハルヒ「そっ、意外だったでしょ!?」 ん?何処かで見たようなシチュエーション
良い所で長門の横やりが入るのですね
今日は雨だな……さて傘を一本もってハルヒを迎えに行くかな
「お前だったのか」 「まただまされたわね」 「全く気付かなかった、というよりまさかお前がこんな手の込んだ真似をするとはな」 「あんたならそう言うと思ってたわよ」 「暇をもてあました」 「SOS団の」 「「遊び」」 「あたしを差し置いて間抜けヅラしてたなんてね」 「お前だとわかっていたらもっとマシな面をしていた」 「ふーん?」 「気分を害したのなら1曲歌うから許してくれ」 「下手だったら何度でもやらせるわよ」
キョン「それで何?乳とか揉ませてくれんの?」
キョン「ハルヒの乳暖かいナリ…って熱っ!肉まんじゃねーか!」
>>317 ・・・
・・・・・
・・・・・・・・・
はァッ!?
修学旅行中ハルキョンが足りんとか思いつつもかえって来れたぜ!
と言うことで。
>>166 合間に妄想してたSSを投下しようと思う。
ちなみに舞台は大阪、USJ。
>>317 を見て部活の後皆でラーメン屋に寄るSOS団、てな電波を受信した
みくるか鶴屋さんが美味いと評判のラーメン屋を見つけたのが始まりで
新聞部・放送部の合同企画、後援北高生徒会でお送りしております「北高、あの人に 聞け」。 今回は第50回を記念し、何人もなしえなかった危険極まりない暴挙、見た目はスレ ンダーなくせに出るとこ出たどえらい美少女、中身は修羅か般若か阿鼻叫喚奇天烈魔人 と称されるSOS団団長に単独独占インタビューを試みんばかりのラグナレク神々のた そがれだあ! 部室棟の廊下を一歩、また一歩と近づく先には、おおっと、北高七不思 議をすでに五つも塗り替えた、あのSOS団に、占拠占領された、これが文芸部部室か あ! さあ、今まさにドアノブに手をかけようとしているしているところだあ! ん、固い、 開かないぞ、これはどうしたことだ!? さっそく唯我独尊平成の金剛曼陀羅卍固め涼 宮ハルヒの逆鱗にふれたのか、部室のドアまで金しばりだ! おっと、ドアが今ものす ごい勢いで、蹴り開けられた!中からは、成層圏を突き破らんばかりに噴煙をあげる空 前絶後のツンデレ活火山、涼宮ハルヒの登場だ! 「あんた、だれ?」 いきなり身も凍りつくような、団長直々の、これは氷の微笑かあ!しかも全然笑ってい ないぞ!開口一発「あんた」呼ばわりとは、どこの六星占術だ!態度のでかさもギネス 級か!? 「バカなこと言ってると蹴るわよ」 と言い終わらないうちに、んご!がはっ!いきなり水月と鳩尾に神足の前蹴り二発だあ。 これはとても立ってはいられないぞお。 「ようこそいらっしゃいました。どうぞ、中へ」 おっと、顔面にさわやかにやけスマイルをはりつけて、今の蹴りのお詫びもなしか?ホ スト系白魔術師の笑顔をたたえながら鮭の臓物包み上げパイのごとくお前のはらわた真っ 黒か?北高随一の黒軍師、SOS団の歩く微笑三太郎、古泉一樹の登場だ。 「団長、彼は放送部の方で、SOS団を取材したいとの申し出がありましたので、こう して来ていただきたのですが」 「あら、そうなの? キョン、あんた聞いてた?」 「取材申込があったとき、おまえもいたろ? というか、俺が止めるのも聞かず、おま えが『まあ、いいわ』って答えたんだろ」 「そうだったかしら。どうでもいい、って意味で言ったんだと思うけど」 「まあまあ、そうおっしゃらずに。彼は団長のありがたいお言葉をぜひお聞きたいと仰 せです」 「あ、あの、粗茶ですが、どうぞ」 おおっと、これは甘露の声も高いプリティ粗茶の応酬だ!これぞロリと巨乳の二枚貝、 地上に舞い降りSOS団に拉致されたメイド・オブ・エンジェル・オブ・レジェンド朝 比奈みくるだあ!そしてその奥で1mm足りとも微動だにしない、この騒ぎにもクリア ランス・バーゲンの三宮地下街に迷いこんだコケシのさながらのたたずまいかあ、水着 フィギュアはちょっと胸がありすぎるように思うぞ、長門さん何読んでるの、って知っ たことかあ!SOS団が誇る一人大英図書館クール・ビューティ長門有希だあ!うが、 んご!! 「騒いでるのはあんただけよ。真面目にやる気あんの?」 「ハルヒ、足癖悪いぞ」 「なによ。このバカがバカなこと言ってるのに、黙って見てるあんたの怠慢よ。雑用係 なら雑用係らしく、あたしの蹴りが飛ぶ前にあんたがぶん殴るのが当然でしょ」 「おまえはどこの独裁者だ?相手が失言したら、まず口で言え。でないと言葉に窮して 暴力に訴えたと思われても文句が言えんぞ」 「むきー!あたしがこんなのに言い負けるとでもいうわけ?」 「そうはいっとらん。ああ、おまえなら、相手がどんな悪徳弁護士だろうと淫し邪教の 教祖だろうと、口だけで軽く勝つだろうさ。仲間を悪く言われたことにおまえが怒って るのもわかってる。だがな、目的は必ずしも手段を正当化しないんだ。正しい意図を抱 いてるんなら、まずは正しい手段を使え。それからでも遅くないだろ?」 「わ、わかったわよ。……で、質問は何?」
おっと、いまようやく、よーやく、マイクが返って来たあ。発生したのは千年の恋もい ちゃつく桃色空間かあ!最初の質問は、な、ななんと、涼宮ハルヒのスリーサイズだあ。 こんなの設定資料集か『涼宮ハルヒの公式』を読め!というか空気を読め!しょっぱな にこんな質問を飛ばせとは、神をも恐れぬ暴挙かあ、死んでこいとのみことのりか。ん お、がは! 「……あ、すまん。今、このあたりに人のアタマ大の蚊が飛んでたように思ったんだが、 気のせいだ」 「キョン、あんたなかなかやるじゃない!でも一人占めは許さないわよ」 んがあ!!ごほ!ごおほ! 「こらこら、笑いながら人を蹴るな」 「いまのあんたには髪の毛一本分の説得力もないわよ。それに、こういうのは中途半端 はダメなの。生き返ると面倒だからアタマつぶしとかないとね。でないと、どこのお白 須に訴え出ないとも限らないわ」 「今は江戸時代か?それと、おまえはどこの伝説の裏番だ?無法が通れば道理が引っ込 むんだぞ」 「だったら無法でたくさんよ。あんただって前科者になりたくないでしょ?あたしはい やだからね」 「古泉、いと気高き団長様は俺が押さえとくから、その隙にこいつを逃がしてやってく れ」 「キョン、放しなさい!まだ話は終わってないわ!」 「こんな奴相手に拳で語るな。帰りに何かおごってやるから」 「お二人とも、あの方は帰って行かれましたよ。それにしても良いものが見れました。 あなたもなかなかやりますね」 「なんのことだ?」 「キョン、いまさら知らばっくれても遅いわよ。二つの目でしっかり見たからね」 「ええ、ぼくもしっかり」 「あ、あたしも見ました」 「見た」 「という訳で、帰りはみんなで街に繰り出してどんちゃん騒ぎしましょう。支払いは、 分かってるだろうけど、あんただからね!」 (後日) おっと、そこにいるのはわずか5分00で恋を駆け抜けた前人未棟の恋愛スプリンター、中 の人は「ここいち」で今日もバイトかあ?ミスター忘れ物大帝、谷口某だあ!んご!! 「おい、こないだの奴が谷口にからんで殴られてるぞ」 「バカはほっときましょ。それより帰りにどっか寄ってかない?」 「ああ、いいぞ。いつものサテンにするか?」 「うーん、変り栄えしないけど、まあいいわ。当然、あんたのおごりよね!」 おわれ
>>323 じつは、恋にデレデレなのもいいけど、こんなのも好き。くくく。
対岸の火事は見物するにはいいけど、自宅に延焼すると
悲惨ですよね。
うまいこと言ったつもりか!感心してしまったわ! Gj!どこのK−1だよw
おっと日付が変わるぜ。 ハルヒつれて寝室に行かなきゃ
俺もそろそろデブ猫と一緒に寝るとするかな
なんか寂しくなってきた。 ハルヒ恋しいよハルヒ
>>329 何言ってんだ。お前には俺がいるじゃないか。
331 :
135の続き :2009/01/31(土) 03:55:10 ID:CMJ8hCPv
ああん。もう。キョン。寝かせてよ。
このスレに投下されたハルキョンSSの一部は団長がご自身で書かれたということですね、わかります
「ふーん、ここは素直なのにね」
いつもなら昼休みを知らせるチャイムが鳴ると同時に、それこそ例の神様的パワーを使ってるんじゃないかと 思うほど、あっという間に食堂へと消えていくハルヒであったのだが。 今日は、俺が鞄の中からごそごそとコンビニの袋を取り出すのをじっと見ている。 なんだよ、また寄越せとか言うんじゃないだろうな? 「キョン、お弁当じゃないんだ? 珍しいわね」 団長様が所望するのはどうやら俺の母親が作る弁当のようだ。 「残念だったな。今日は、お前の大好きな『俺の弁当』はない」 むうっとアヒル口になるハルヒ。 「何よ。嫌味でも言ってるつもりなの? あんたの弁当ってとってもおいしそうなのよね。よくわかんないけど。 だからついつい」 なーにがついついだ。そのせいで、俺は空腹を余儀なくされ、耐え切れなくなっては購買でちょくちょく食い 物を買うはめになるんだぞ。さらには、毎週土曜日、不思議探索に行く度におごらされて――俺の財布が潤って いることなんてここ最近まったくないんだ。 「でも……どうしたの? いっつもお弁当なのに」 「ああ……昨日、オフクロが倒れたんだ」 「え……」 口をぱかんと開け、間抜けなポーズの彫像のように動きを止める。こんなハルヒは滅多に見られるもんじゃな いが……言い方が悪かったな。うちの両親とは何度か顔を合わしている。こんなふうに知らされたらびっくりす るのも当然か。 「いや、たいしたことはないんだ。胆嚢結石でな。脂汗びっしょりでうずくまっている姿を見たときはかなりあ せったが、よくある病気だし。心配することはない」 「そうなの……脅かすんじゃないわよ!」 「すまん、そんなつもりじゃなかったんだけどな」 ぷくっと頬を膨らませる。そのまま俺を睨みつけているわけなんだが、「ご挨拶に行ったほうがいい かしら……」なんて、ぶつぶつ言ってるのが微かに聞こえた。ご挨拶って、お見舞いのことか? 「まあ、それでな、今日胆石の摘出手術をするわけなんだが、母親が退院して帰ってくるまでは、弁当もなしっ てわけだ」 「そっか……」 そう言った後、窓の方をぷいっと向きそのままの姿勢で、 「あたしが、作ってきてあげようか?」 横目でチラチラ俺の顔を窺いながら聞いてくる。 俺の弁当を……ハルヒが? 俺は一介の高校生であり、ハルヒは俺の後ろの席に座る同級生である。そのハルヒが俺のために弁当を作って 来てくれるだって? これは……試験勉強を教えてもらうのとはわけが違うぞ。 こんな話の流れになるのは、幼馴染か、恋人同士しかないだろう。ただの同級生のために女子高生が弁当を作 ってくるなんてないよな。そして、俺とハルヒは幼馴染でないわけであり。となると、これは……恋人同士…… がするような行為になる……のか? いやいや、俺とハルヒはそういう関係ではない。 ということはだ、ハルヒが言い出したんだから、ひょっとしてこいつはそういう関係になりたいってことか? 「あたしじゃ、嫌?」 「…………」 なんだその上目遣いとセリフは。全然違うシチュエーションの殺し文句みたいじゃないか。 反則だ。 「あ、いや……そりゃ作ってくれるってんならありがたいが、いいのか? いつもより早く起きたりとか……」 「まっかせなさい! 美味しいもの食べさせてあげるから!」 俺はまだ正式に頼むと言ったわけではないのだが、五百ワットのこんなにいい笑顔を見せられて、恥ずかしい からやっぱり止めておくとは言えなかった。
次の日。 「はい! あたしが腕によりをかけて作ってきてあげたんだから、ありがたく食べなさい!」 四時限終了のチャイムが鳴り始めた瞬間、ハルヒは弁当を取り出して俺の机に、ドン、と置いた。教室を出て 行こうとしていた教師も、ハルヒの大声に思わず振り返る。 「ハルヒ……もうちょっと小さな声で頼む」 クラスの連中プラス教師が、ニヤニヤ笑いで俺を眺めている。くそっ、見世物じゃねえぞ。 「いいから! さっさと食べなさいよ!」 実にハレ晴れとした良い笑顔で命令する団長様。 「いただきます……」 クラスの注目を集めたまま食事をするのは気が進まないが、ここで反抗すれば、もっと騒ぎ出すことは確実。 下手をすれば、あっという間に噂が広まって、他のクラスから見学者が来るかもしれない。考えすぎかもしれな いが、ハルヒのテンションが上昇する気配を見せるときは、それを抑える方向で対処した方が良い、というのは 過去の経験から学んだことだ。 机に置かれた弁当箱に目を落とす。 真っ赤な布地に、淡いピンクの桜。男子高校生が昼休みに広げるにはちょっと恥ずかしい柄のお弁当風呂敷を ほどく。中から現れたのは真っ赤なプラスチック製のお弁当箱だった。 まあ、なんだかんだいって、ハルヒお手製の弁当は楽しみだ。こいつの料理の腕前は何度も披露してもらって いるし。美味しさは保障されてるようなもんだ。 蓋を開ける。まず目に飛び込んできたのは、見事なツヤ、一粒一粒がピシっとたった白米だ。すごいなこれは、 まさか釜で炊いた……とかはないよな。 おかずに目をやる。厚く切られた大き目の鶏の唐揚げ。玉子焼き、食べやすいサイズに切られたものが四つ。 切り口が上を向いているのだが、そこの中央部分にやや黄色がかった乳白色のトロっとしたものが顔を覗かせて いる。箸でそっと触ってみてわかる。これはチーズだ。とろけるチーズ。餃子、パリッと素晴らしい焼き上がり だ。他にも焼き魚、ちくわの磯辺揚げ、筑前煮、ポテトサラダ。どれもこれも素晴らしい出来栄えだ。まったく 器用な奴だよなほんとに。 「どう? おいしそうでしょ!」 「ああ、うまそうだな」 身体をそらして得意げな表情を見せる。その姿と、弁当を交互に見比べていると、 「どうしたの? 食べないの?」 「あ、いや、いただくよ、っておまえはどうするんだ? 食堂行かなくていいのか?」 「あんたが食べるところを見届けてから行くわよ」 そりゃまあ、自分が作ったものをどんな顔して食べてくれるのかは気になるだろうが。見られてるとなんだか 緊張するな。ハルヒが予想しているような反応をしなかったら、また機嫌が悪くなるとかは止めてくれよ。飯ぐ らい普通に食わせてくれ。 だがそんな心配をする必要はなかった。 「う、うまい……」 一口、唐揚げを食べて思わず声をあげてしまった。分厚い鶏の唐揚げ、衣はパリッとしていて、噛みしめると ジュワっと肉汁があふれてくる。見事な揚げ具合だ。しょうゆが多めの少し濃い味付けに、隠し味程度に薫るニ ンニクの風味。非の打ち所がない。完璧だ。って、あれ? これってひょっとして。 「ふふん。わかった? 無駄にあんたのお弁当を食べてたわけじゃないのよ。あんたのお母さんの味付けを再現 してるんだから」 オフクロの味付けだって? なんだってそんなことを? 「お弁当ってのは『お袋の味』って言えるものでしょ?」 「……そうか?」 「そうよ。よく言われるのは、肉じゃがとか、味噌汁とか、カレーとかいわゆる家庭料理だけど。あたしはね、 毎日子供のために作るお弁当こそが『お袋の味』だと思うのよね」 そう言われれば、そうかもしれんが。どうしておまえがそれを再現するんだ? 「だっていつも食べてるお弁当とまったく違う味付けだったら、違和感があるでしょ。できるだけいつも通りの 方がいいかなって思ったの」 「なんか、俺の嫁であるかのような考え方だな」 言ってしまってからハッとする。何を言ってるんだ俺は。取り消し! 今のはなしだ! 妄言だ! ハルヒの方をちらっと見ると、耳まで真っ赤にしてうつむいている。なんだこの反応は。 「あんたのお弁当をちょくちょく食べてたのは、『お袋の味』を習得するためだったのよ。こんなに早く披露す ることになるとは思ってなかったんだけど」 えっと、それってどういう意味だ? 「あたしじゃ、嫌?」 恥じらいながら上目遣いでそう言うハルヒ。 昨日とは違う意味で言っているということは、さすがの俺でもわかった。 (完)
これは良作だw GJ"
けれどキョンは味には無頓着で腹一杯になればそれでいいタイプの男だった
>>335-336 「おいおい聞いたか?涼宮がキョンにプロポーズしたらしいぞ」
「え?あれってキョンくんが先に『俺の嫁になれ』って言ったんじゃないの?」
「えー。涼宮さんが『あたしを嫁にしなさい』って言ったって聞いたけど」
「……どっちが先なんてどうでも良くないか?つーかあいつらマジうぜぇええええ!!」
放課後にはキョン&涼宮ハルヒついに入籍!という噂が学校中に広まったという……
>>322-323 キョンの解説(紹介?)がなかったのが残念なほど、GJ。
話をかえるが、リトル・リトル・クトゥルーというアンソロジー本に収録されている、
<僕と彼女と知らない彼>という小説がすげーハル・キョンっぽくてお勧め。
クトゥルー神話体系の小説は、ハルヒの原作小説に影響を与えている(カマドウマ事件の会話など)のでこの機会にぜひ。
クトゥルー神話は面白いけど ラストが救いのない話ばっかなところがきつい
>343 そうでもないよ。 「魔導師エイボン」なんて、ギャグとしか思えん
>>340 「俺の妹になれ」
「あたしを妹にしなさい」
に見えた
なんというGJ…!
>>346 ハルヒ「キョン。ネクタイが曲がっていてよ」
それだと姉になってしまうぞw
カラオケに行ったら、となりの部屋にハルキョンがいたよ。 もひとつとなりには、長門が一人でParadise Lostを歌ってたよ(ノД`;)
ハルキョンを妄想していると、派生して他のキャラのカップルが誕生してしまう。 俺の場合古泉とみくるが誰にも内緒で付き合ってるのはいいとして、 長門が国木田とラブラブで、谷口が鶴屋さんに惚れている。
「ねえ、こなたが言ってたんだけど」 「『こなた』って、『らき☆すた』のか?」 「うん。ギャルゲーの主人公って何の取り柄もないのに、出てくる女の子という女の子 がみんな、なんでそんなのに惚れるわけ?」 「じゃないとギャルゲーにならんだろ。『何の取り柄もないから、まったくもてません』 では、現実と区別がつかん」 「あんた、区別ついてる?」 「どういう意味だ?」 「あんたも、無意味に全方位的にもててるじゃない」 「自慢じゃないが、俺はもてた試しなど一度もないぞ」 「……自覚ないんだ。どうりで」 「どうりで、何だ?」 「……なんでもない」 「いいか、ハルヒ。『外の人』にとってはラノベかもしれんが、俺たちにとっては、い や少なくとも俺にとっては、これが不二にして唯一の現実だ」 「あんたさ、夢見たことある?」 「夢って、どんな夢だ?」 「質問に質問で返さない! 夢っていったら、夜寝た時に見る夢よ。あんたに野心や将 来設計を期待するほど、暇じゃないわ」 「……さすがに夢ぐらい見たことあるぞ」 「じゃあ、ここじゃないどこか別の世界に自分たちがいるって夢を見たことは?」 「……見てないと言ったら嘘になるな」 「じゃあ、今いるこの世界が、実は誰かの夢じゃないのかと思ったことは?」 「なんだって?」 「『胡蝶の夢』ってやつよ。人間である自分が蝶になる夢をみていたのか、それとも、 蝶が人間になるという夢を今見ているのか、って話。知らない?」 「聞いたことはある」正確に言うと体験のようなこともしている。そのことは、こいつ には言えない訳だが。 「あんたは本当に夢と現実の区別がつくの? どちらかを現実として、もう一方を夢と して、選んだりできる?」 自分では精一杯怒った顔をしてるつもりなんだろう。だが、こいつがこんな顔をするの は、どんな顔をしていいのか、わからない時だ。今はまるで、この世界が選ばれずに霧 散してしまうのではないか、そんな不安で胸を一杯にしているあの時の少女のように。 けれど……。 「ばか。区別つくに決まってるだろ」 俺はハルヒの頭に手を置いて、その髪をくしゃくしゃとなでた。ハルヒは、意外な答え に戸惑っているようにも見えた。思わずこぼれた、俺の口元に浮かぶ笑みの意味を多分 取り損ねて、ぷいと横を向く。でも、頭をなでるのは止めないんだな。 「バカとは何よ! 納得いく答えを聞かせなきゃ許さないからね!」 「何百個だろうが、何千個だろうが、世界がいくつあったって、間違えやしない。おま えがいる《ここ》が俺の世界だ」 「何百何千個ある世界の中には、他にあたしがいる世界だってあるかもしれないじゃな い!?」 「そこまで手が回らん。そっちはそっちの哀れな雑用係にでもまかせるさ」 ハルヒはうつむいて、それからゆっくり手を俺の顔に近づけてきた。 「?……いてっ! ハルヒ、何すんだ?」 「夢かどうか確かめただけよ」 「そういうことは自分のほっぺたでやれ!」 「あんたが寝言みたいなこと言うから、つねってあげたのよ!」 ハルヒは立ち上がり、プンプンという擬音が似合いそうな顔で怒って言った。 「もう、さっさと帰るわよ!」
ハルヒは一人でずんずん先へ歩いていき、追いついたのは下駄箱の前だった。 「おい、ハルヒ」 「……あたしも」 「は?」 「バカのあんたが間違えないのに、あたしが間違える訳がないわ!」 ハルヒは指を俺の鼻先につきつけた。俺は反射的に、銃でも突きつけられたみたいに、 小さく両手を上げてしまう。 「あたしも《ここ》にいるって言ってんの!」 その言葉の意味が脳に行き渡るのに少し時間がかかった。 「なに、笑ってんのよ?」 そうとも。思わずさっきと同じ笑みがこぼれたのだ。 「いや、なんでもないぞ」 その訳は言わないでやるがな。 「何が何でもないのよ?」 「あー、そうだ。『よろしくな、ご近所さん』ってのはどうだ?」 「はあ?」 「ふたりとも《ここ》にいるんだろ?」 俺は少しもったいづけて右手を差し出した。ハルヒの手がそれを受け取る。 「あ、でも、あたしとあんたは、あくまでも団長と団員その1だからね」 「雑用係はそれくらい心得ているぞ」 「よろしい」 くすくす笑いが広がって、ようやくいつもの光がハルヒの目に戻ってくる。やれやれ、 手間のかかる団長さんだ。 「あんたのせいで、お腹がすいたわ。団長命令よ、帰りにどっかに寄りなさい!」 「やれやれ」 俺のせいかよ。俺のおかげと言え、とまでは期待してないがな。 「何か言った?」 「いいや」 100ワットの笑顔が戻るなら、俺の苦労など、すでに報われているのだろうさ。 「今のは俺の財布が腹をすかせた音だ」 「甲斐性なし!鈍感! こんなのが《ご近所さん》だなんて、先の苦労が水の泡って感 じよ」 「お前をおごるくらいはなんとかなるさ」 だからお前は今の日本語をなんとかしろ。 「説得力ゼロ」 それから俺たちは、肩をぶつけ合いながら、坂道をゆっくり下っていった。 おわり
>>351 そこまで行くのはすごいなあ、自分は古みくまでだ
古みくは妄想の余地のある描写が原作にもちょこっとあるから
>>352-353 GJ!
青春だなあ(ほろり)
「おれのとなりは、全世界の女のために空けてある」
神輿を担ぐSOS団
ハルヒとその母 「ねえ、母さん」 「なあに、ハル?」 「いまでも親父のこと、好き?」 「大好きよ」 「どうして?」 「そうね。理由なんて考えたこともないけど。あった方がいい?」 「んー、本当に聞きたいのはそういうことじゃない気もするんだけど」 「そう。でも真面目に考えてみるわね」 「うん」 「お父さん抜きの毎日なんて考えられないわね。もちろんハルもだけど」 「うん」 「でも、どちらかが先に死ぬことになるわね、多分。そのことを考えると悲しくてたま らないけど」 「別れたら悲しいから、いっしょにいるの?」 「ちょっとへんな感じね。どこかで間違ったみたい」 そう言って母さんは、ちょっと映画みたいに肩をすくめた。どこか儚(はかな)げな のは、病弱な体のせいばかりじゃないと思う。多分、何度も自分の死や家族との別れの ことを考え尽くしたせいかもしれないと、その時のあたしは思った。 「とにかく一緒にいたいの。そしていっしょにいると決めたの。あの人のことは大好 きだけど、それよりも強い気持ち。愛だの恋だのは、よくて周回遅れ、わるくて後付け ね」 凛とした強い調子で一気にそう言い切る。この顔が出ると、親父は決まって母さんとあ たしを見比べて「やっぱり親子だな」と言って笑う。そうかしら? あたしは似てない 母娘だといつも思う。親父の遺伝子が無駄に強すぎるのよ。 その後、母さんはあたしの方を見て、表情をゆるませ、いつものやさしい顔に戻った。 そして、 「でも、ハルとこんな話ができるなんて、うれしいわ。放っておいても子は育つものね」 「別に放ってないわよ」 「入院ばかりで小さいハルと一緒に居れなかったのは残念だけれど、あなたは年々かわ いくなっていくから----高校に入ってからは特に----十分取り返したって感じね。わた しは母親失格、というより出席日数が足らずに落第だけど、あなたは自慢の娘よ」 こんなことを真顔で、しかもうれしそうに言ってのける。素直じゃない娘は、とても居 心地が悪い。だからあたしはこう反論するの。 「成果主義で考えなさいっていつも言ってるでしょ。母親なんて、のんべんだらりと、 ただいればいいってもんじゃないわ。あたしが、その、じ、自慢の娘だっていうなら、 それを育てた人だって評価を受けて当然よ! ああ、親バカだ子バカだって言いたい奴 には言わせておけばいいの! 落第なんて見とめないわよ。もっとちゃんと自分を誉め なさい!」 ……あの、母さん、拍手は、その、いらないから。 「さすがハルね。いつ聞いても素敵なタンカ。お父さんに勝てる日も遠くないわ。あの 人、海外出張の度に誰も知らないような現地の格闘技を学んでくるから、なかなか差が 縮まらないんだけど。ほんと出張なのに、どこにそんな時間あるのかしらね」 「その度に『新しい技を試させろ』というのを、むしろ止めて欲しい」 そして、あたしは、目の前で笑っている女性を見る。 追いつけないまでも、いつかはこの人に、あたしはいくらか近づけるのだろうか。こ んなに強い瞳で、誰かを好きと、いっしょにいたいと、言い切ることができるのだろう か。 「大丈夫よ、ハル」 「え! って、何が?」 どっかのバカのように、考え事を気付かぬまま口にしたのではない。母さんは時々、あ たしの顔を見つめて、心を読んでいるようなことを言う。たとえばね、 「何かまではわからないけれど、大丈夫。だってあなたは母さんの娘だもの」 無邪気と言っていいような笑み。ああ、きっとこの人にはいつまでたっても、かなわな いわ。 でも、それも悪くないと、あたしは今日も思った。 おわり
いいなw和むぜ
幸せな気分になりましたw あぁハルヒをむぎゅっと抱きしめてちゅっちゅっしてぇ
>>351 某所での作品を見てから長門と国木田は俺の中でもあるなー
妖精になってヒラヒラ舞いながらハルヒの旅を導くキョン
今日はイイ日だったw さて寝るか。 おいでハルヒ。一緒に寝よう。
機動戦士ガンダムユニコーンスレより
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/x3/1232921533/566 566 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2009/01/31(土) 18:40:32 ID:???
ハルヒとかいうキメえのに負けるってのは悔しいな
567 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2009/01/31(土) 18:43:13 ID:???
『涼宮ハルヒ』シリーズ(谷川流著)
『キノの旅』シリーズ(時雨沢恵一著)
『よつばと!』8巻(あずまきよひこ著)
『らき☆すた』6巻(美水かがみ著)、
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』17巻、18巻(安彦良和著)
上の作品以下のユニコーン
ミリオン売れて、もうダブルミリオン売れてるはずのユニコーン
587 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2009/02/01(日) 00:05:59 ID:???
>>567 30年後振り返った時にどちらが生き残ってるかが問題
366 :
>>95 :2009/02/01(日) 05:42:23 ID:cSkrJzVb
深夜に失礼します 『ドラゴンと少女の物語 第1幕』の後編を投下します また無駄に長い… きっとまた誤字があるだろうな… 長いので気が向いた人だけにでも見ていただければ幸いです まとめに投下した方が良いんだろうな
人々の悲鳴と怒号が飛び交う。 少し前まで自分達もここで店を出していた場所。その広場が無残にも破壊されていた。 瓦礫と化した建物の下から必死にけが人を助け出す人。龍の姿をみてわれ先に逃げ出す人。天に祈る人。 そこは人々が生活の場とし活気に溢れていた面影は存在していなかった。 その中、頭上に舞う2匹の龍を睨み付ける1匹と1人。 「こらぁーーーーーーーっ!!アンタ達いったい何やってるのよっ!!」 龍の腕より抜け出し威勢良く啖呵を切る少女。 何時もならそんな少女を止めるはずの龍だが、そんな彼も珍しく怒りに満ちた瞳で2匹の龍を睨み付けていた。 (あら?あなた達、そんな所で何をしてるの?) 1匹と1人の姿を見つけた水色の龍が話しかけてきた。 さらに黄緑色の龍はゆっくりと広場に舞い降りてきた。 (珍しいですね?こんな所で『地龍』にお会いするなんて。ところで其方、其処を退いて頂けないでしょうか?) 「断るといったら?」 (あら?…これは失礼しました。まだそんな所に汚らわしい人間が居たのですね。そこの『貴方』危ないですから退いて頂けないでしょうか?) 【悪いが断らせてもらう 大体な お前ら一体何なんだよ! いきなり現れて人間襲いやがって!】 「そうよ!幾らなんでもこんな酷い事して、許されると思ってるの!」 檻を背にし、2匹の龍と少女と龍が睨み合っている。 少女と龍にしてみれば、この惨状を見ていてもたってもいられなくなったのだが、目の前にいる2匹の龍から悪びれた感じは受けなかった。 まるで人が虫を殺すのに何も気にしないのと同じように、2匹の龍の瞳には人間が生き物として映っていなかった。 そうしている間に自警団が駆けつけてきた。手に剣や斧・槍を持ち、弓で2匹の龍とそして新たに現れた“龍”も狙っていた。 [掛かれぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーっ!!!!] おそらく自警団の長と思われる人物の号令の元、弓矢が放たれた。 そして其れを合図としていっせいに龍に襲い掛かった。それは2匹の龍ともう1匹の“龍”に向けてであった。 「ちょ、ちょっと、待ちなさいよ。きゃあぁぁぁっ!!」 【ちぃぃっ!!】 少女の制止の声は届かず、人々は“龍”にも襲い掛かってきた。“龍”は少女を腕に抱くと、大きく跳躍した。 その刹那。少女の目の前を高速の『何か』が通り過ぎた。瞬間、辺りに金属が砕ける音と石畳が砕ける音、そして人々の悲鳴が響き渡った。
「あ…あ…」 【ちっくしょう 派出にやりやがって】 人々は水色の龍の長く伸びた光る両腕と、黄緑色に龍の長く伸びた爪によって薙倒されていた。 さらに黄緑色の龍が逃げる人々にその爪を振るおうとした 「キョ、キョン!」 【やめろーーーー!!!】 “龍”の咆哮と石が砕けるような音。その場にいた誰もがその爪に引き裂かれる自分を想像した。 しかし、その場に血の流れる事はなかった。 (…其処の貴方。これは何の真似でしょうか?) 【どうもこうもねえよ 誰も殺させるかよ】 人々と黄緑色の龍の間には巨大は土の壁が出来上がっていた。その壁が黄緑色の龍の爪から人々を守ったのだ。 (あなた、邪魔する気?そこにいる人間達はあたし達の皇女を辱めたのよ?死を持って償うのが当たり前でしょ?) 「ふざけた事言わないでよ!いくらそうでも殺していいことなんて無いじゃない!」 (あら?まだ人間が居たんですか。余りにも小さいものですから気付きもしませんでした。てっきり先ほどの攻撃で殺したと思いましたのに。) 「ふん!あたしをなめないで欲しいわね!あんた達なんかこのあたしが退治してあげるわ!」 【あ おい!ハルヒ!】 そう言うが早いか、少女は先ほどの騒ぎの最中に落ちていた剣を拾っていた。 そうしてその剣で掲げ黄緑色の龍に切りかかったのだ。 その行動は驚くほど早く、正確であった。まったく剣を持った事が無いとは思えないほどの動きであった。 もし、相対していた相手が普通の人間であったならコレで勝負はついていただろう。 しかし、相手は神話の時代から生きる『龍』であった。 金属だぶつかる様な耳障りな音が響きあった。 その場にいた者が目にしたのはその剣戟をいとも容易く爪で受け止めた龍と、その出来事を驚きの表情で見ている少女自身であった。 【下がれ!ハルヒ!】 「え?ちょ、ちょっと!何よコレ!」 (さぁ、おろかな人間。我が毒爪で土に返りなさい!) 【まにあえ!】 少女が手にしていた剣が見る間に腐り落ちていった。 よく見ると、その黄緑色の龍の爪が抉った跡は不気味に変色し腐り始めていた。 そうこの龍の爪からは何をも腐らせる毒がにじみ出ていたのだ。その爪が少女を襲う。 しかし刹那、少女の視界を大きな腕が遮った。 爪は“龍”の頑丈な鱗に阻まれ少女には届いていなかった。 (…飽く迄も貴方は私達の邪魔をするのですね?良いでしょう。同じドラゴンですから見逃してもよろしかったのですが。) (でも、此処まで邪魔されたら、正直頭にくるわね。いいわあなたも殺してあげる。) 「…キョン」 【ハルヒは下がってるんだ こいつ等の相手は俺がする その間にお前はあの子龍を檻から出すんだ】 「…分かったわ。でもアンタ大丈夫なの?」 【なーに 死なないようにするだけなら大丈夫だ 行け!】 「うん!」 (もう、逃さないって言ってるでしょ?死になさい。) 一瞬“龍”の意識が2匹の龍から少女に反れた感激をぬって今度は水色の龍が攻撃をしてきた。 その長く伸ばした腕ではなかった。周囲に槍のような物が現れ、その一つが少女目掛けて襲い掛かったので。 「きゃあーーーー!!」 【ハルヒ!】
少女の悲鳴と“龍”に咆哮が重なり合ったその時、またしても何かが弾かれる様な音が響き渡った。 両の腕で身を庇っていた少女が恐る恐る目を開けてみた先には、一枚の盾が浮かんでいた。 (…そ、そんな。) (…『クリエイト・アームズ(武具精製)』…何故、貴方がその様な魔法を扱えるのですか。) 【さてな それよりもだ 訳わかんないが今の状況は正直俺の好む状況じゃないんでな 悪いが俺の連れがあの子龍助け出すまでの間相手してもらうぜ】 (え?…あ、あの人間!) (ま、まちなさい!) 【おっと お前さん方のお相手はこっちだぜ?】 (…なによ、たかが『地龍』の癖に!) (私達、皇女の従者を甘く見ないで頂きたいですね!) 広場を後にし、遠巻きに見ていた人々には目の前で起きている光景が信じられなかった。 噂話に聞いたドラゴン。それが見られると聞きこの都市に来たのだ。しかし今自分達が目にしているのは、人智を超えた龍同士の戦いであった。 空より槍のような物が降り注ぎ、爪が大地を抉る。 其の度に巨大な土の壁が現れてことごとく攻撃を防いでいた。時に地面から出てきた龍が口よりブレスを吐きだしていた。 それを今度は2匹の龍が避ける。ブレスが当たった先は瞬く間に溶け落ちていた。 (『アシッド・ブレス(酸の吐息)』ですか。少々厄介ですね。…しかし) 【…しかし なんだ】 (水龍と海龍であるあたし達には効き目薄いかもってことよ。わからない?) 【へー そうかい でもやってみないと分からんだろ?さぁもう少し相手してもらおうか!】 (…参ります。) (あたし達の攻撃に何時まで耐えられるかしら?) “龍”と2匹の龍が戦いを繰り広げている最中、少女は子龍が閉じ込められている檻に辿り着いていた。 檻は最初の攻撃の余波を喰らい大きく傾いていた。 「ちょっと!ねぇ無事なの?」 (…平気。) 「よかった。ちょっとまってて今助けてあげるから。」 (…何故?) 「何故って、それは、このまま此処に居たらあの2匹のドラゴンにどんな目に遭わされるか分からないし、 何よりこのまま繋がられたままにはしておけないわ!」 (…人は自分勝手で、どうしようもない生き物と聞いていた。実際ここに来てからも目に映る人間はそうだった。 何故こんな事をする?無駄なこと。あなたの為になることは無いはず。) 「無駄?無駄って何よ!大体ね、人間全部がそんなのばかりじゃないわ!少なくてもあたしはドラゴンだからって怖がったりしないわ! お話して一緒に遊びたいと思ってる!実際キョンをはそうだった。それよりあのドラゴン達は一体何なのよ!行き成り人を襲ってあっちの方が危険だわ!」 (…彼女達は私の従者。おそらく私の姿が霊峰から消えたので探しに来たと思われる。) 「消えたって、…あんた出かける時周りのドラゴンに一言言って出てきたの?」 (…言っていない。) 「何で言って出てこないのよ!それなら家族が心配してるの当たり前じゃない!! ははぁ〜ん、それであのドラゴン達はあんたを人間が攫ったと思い込んでるのね。」 (…人間なんかに捕まるようなヘマはしない。) 「実際捕まってるじゃない!…もぅ!檻が壊れてるから簡単に壊せるかと思ったら、意外に頑丈ね。あたし1人じゃ無理だわ。 こうなったら。こらーキョン!いい加減にそんな連中片付けてこっちの手伝いなさい!」 そうは言ってみたが少女にもあの“龍”1匹であの2匹を相手に出来るとは思えなかった。 それでも自分を守り勇ましく戦うその姿を見ているとそう思えてくるのだ。この“龍”なら大丈夫だと。 しかし、やはり2匹を同時に相手するのには難しく次第に押され始めていった。 片方の龍に攻撃していると死角よりもう1匹が攻撃をしかけてくる。自然と防戦一方になってしまう。 何度か酸のブレスが当たりはするが直ぐに洗い流されてしまう。水の精霊力を操るこの2匹と“龍”は相性が良くなかった。 そうして 【ぐはっ!】 「あぁ!キョン!」 2匹の攻撃を喰らい。“龍”は片ひざをつく。その隙を見逃す2匹の龍ではなかった。 自分達の皇女に纏わりつく人間共々目の前の“龍”を打ち倒さんと、一斉に攻撃をしかけた。
(頑張りましたが、此処までですね。ご安心ください私の毒は貴方達を苦しめることなく、死へと誘ってくれますので。) (じゃあ。止めね。死になさい。) 「キョン!」 【ちくしょう!】 “龍”は咄嗟に少女とその先にある子龍の入れられた檻を守ろうと身を翻した。 硬いものを砕いたかのような嫌な音が当たりに響き渡る。 少女は目の前で“龍”が貫かれて姿を想像し目を瞑った。まだ出会ってから一月しか経っていない。 まだ、話したいことがあった。聞きたいことがあった、何よりまだ一緒に旅をしたかった。 そんな思いが一瞬にして少女の頭を駆け巡った。 【…ハルヒ】 少女の頭に“龍”の声が響く。辺りは急に冷え込んできた。そうか自分も死んだんだ。少女はそう思った。 結構死ぬのってあっけないものねと思った。寒さがより一層強さを増した。 寒い!死んでも寒さって感じるんだと少女が思った矢先、暖かく大きな何かに包まれた。 その温もりを少女は知っていた。そうあの“龍”の温もりだ。死んですぐ合えるなんて。 こんどはあの世を旅するのも良いかと少女は思った。この“龍”と一緒ならあの世もきっと楽しいだろう。 しかし、現実は違っていた。 【目を開けなハルヒ 如何やら無事みたいだぜ】 「…え?」 そう言われて目を開けた少女に映ったのは、辺り一面多い尽くす氷とそして巨大な氷の壁であった。 そして2匹の龍の光る腕と爪はその氷に阻まれて。少女達の下には届いていなかった。 (そ、そんな。) (何故ですか皇女。何故その様な者達を助けるのですか。) 2匹の龍もこの事態は考えていなかった。氷の阻まれて身動きが出来なくなっていた。 そうして問い掛けた質問への返答は余りにも意外なものであった。 (…理由はない。ただ私自身がこうしたいと思ったからこうしたまで。それにこの龍と人を傷付けてはいけない。これ以上攻撃を続けるなら考えがある。) (それは、) (…なんでしょうか) (…アサクラ及びキミドリを敵性と判定。霊気情報連結の解呪を執行する。) (まっ、まって皇女あたし達は、…) (は!アサクラさん!退いて!) (…凍気結界解除開始。) その言葉と共に氷の壁がそして子龍を捕らえていた檻が粉々に砕け散った。 その舞い散る氷の結晶のなか1匹の子龍が舞っていた。 その鱗は雪よりもなお白く、神々しいまでの輝きを持っていた。 そうして一声甲高く鳴声を上げた。するとその背中に3対6翼の氷の翼は現れていた。 【あれは!まずい!】 「…あ、あの子って。凄い。」 氷の結界から抜け出した2匹の龍。しかし最早とき既に遅かった。 周囲にある水の精霊力は全て子龍の制御化に置かれ、すべての魔法をこうしする術を奪われていた。 唯一残された手段は直接攻撃しかないが、それは先ほど通用しない事を証明されていた。 子龍を2匹を見据えると、その小さいアギトを開いた。 『コールド・ブレス(凍結吐息)』 氷龍しかも『古代上位龍』のブレスは絶対零度にまで達するといわれる。 その白き死の吐息が2匹の向かって放たれた。
一瞬の閃光。そして静寂。 少女はあまりの出来事の声を失っていた。 目の前を雪が舞っていた。急激に冷やされた空気が結晶化したのだ。 2匹の龍が居たところは雪煙が舞い確認する事が出来ない。 しかしあの状況をみて少女も今の子龍の攻撃がただ事ではない事を理解していた。 すると自分横を浮いていた子龍が急に力なく倒れこんだ。 まるで力を使い果たしたかのように 「ちょっと、あんた大丈夫なの?」 (…平気。少し疲れただけ。) 「その様子、全然!少しに見えないわ!?まれる?ほら確り立って。」 (…変な人) 「ドラゴンのあんたに言われたくないわ。よいっしょっと!」 そういって少女は子龍を起き上がらせた。小さいとはいっても自分より体半分以上は大きい子龍を抱き起こすのは少女でも骨であった。 それでもこの子龍も見ていると手助けをしたくなってくるのだ。 子龍の魔力が尽きたのか、急速に辺りの氷や雪が溶け出していた。 その中先ほどまで2匹が居た先を見やった。少女はさっきの氷同様に砕け散った龍の姿を想像した。 しかし、そこに見たのは倒れこんだ2匹の龍を庇って立つあの“龍”の姿であって。 【イッテェーッな!この野郎!】 「キョン!あんた何やってるのよ。」 【何って見て分からないか?こいつ等をそこの皇女さんから助けたんだよ】 「そんなの見たらわかるわよ。あたしが聞いてるのは何でそんな事したのかって事と、そもそもあんな攻撃受けてアンタ無事なの?」 【流石にやばいって思ったんだが 案外如何にかなるもんだな】 「どうになかって…もう、あたしを心配させた罪は軽くないわよ、いいわねキョン!」 【やれやれ】 (…何故庇っての?) 【そりゃオマエ こんな奴等でも家族なんだろ? …家族は大事にしろよな】 (…家族…分からない。) 「…ねぇあんた。あんたはこのドラゴン達が居なくなったらどう思う?」 子龍はそう問われると、倒れこんだ2匹の龍を見やった。 子龍が物心ついてからずっと側に居た2匹。他の龍達が自分を龍王の子として扱う中。 対等に接し、知らないことを教えてくれた2匹。子龍は思い出しておいた。以前、2匹は出かけて霊峰を留守にした際。 寂しさの余り無いた事を (…居なくなったら…寂しい。) 「だったら、二度とこんな事はしない事。良いわね?」 (…分かった。) 「うんうん。あんた物分りが良いじゃない。誰かさんとは大違いね。」 (…でも何故私のブレスは効かなかったの?) 【さてな それよりお前さんもう飛べるか?】 (…如何にか。) 【だったらこの先にある丘を越えた先に森があってその中に泉がある 悪いがハルヒを連れて其処まで行ってくれないか?】 (…何故?) 【ここまで都市を壊しちまったからな 長居は無用という訳だ この2匹は俺が連れて行くから先に行っててくれ】 「ちょっとキョン。あんた本当に大丈夫なの?」 【何故だか知らんが無事だ もしかしたらブレスが当たる直前この子龍の魔力は尽きてたのかもな 兎に角人が集まってくる前に退散だ】 「分かったわ。あの丘の先にある泉ね。先行ってるから急いできなさいよキョン!」 【ああ分かってるさハルヒ】 「うん。じゃぁお願いできるかしら?」 (…わかった。) そう言うと子龍は少女を抱えて空に舞い上がった。 人々が見守る中、少女と子龍は彼方の空に消えていった。 そしてまた1匹の龍は2匹の龍を担いだ地面の中へと消えていった。 人々は一時合間に起こった嵐のような出来事をうけただただ立ち尽くすだけであった。 分かっているのは、あの龍と少女が現れなければ自分達は死んでいたという事であった。 奇跡的に死人が出ることはなかった。
そうして飛び立った少女と子龍は泉の畔に辿り着いていた。 そうして送れて龍が2匹を背負って地面から現れた。 暫くして2匹の龍は意識を取り戻した。そこで自分達は皇女の怒りに触れた事。目の前にいる龍に助けられた事を知った。 そこで子龍は語り始めた。自分が受けた神託、お告げの内容を。それを聞いた2匹は顔色を変えた。 実際には少女にはその判別はつかないが、2匹の様子からそうだと感じた。 (…そうですか分かりました。その様なお告げがあったのでしたら皇女様がその様にされたのも理解できます。) (でも、そうだったら一言あたし達にもいって欲しかったわ。あーあ、ここまで暴れたのが馬鹿みたい。) 【いや実際馬鹿だろ】 「本当ね。まったくドラゴンで皆こんなのばかりなの?物語で英雄に倒されるのも頷けるわ。」 うんうん、と首を振る少女を見つめながら2匹の龍は複雑そうな面持ちだった。 そもそも目の前にいる龍と少女がお告げにある様なものに見えないからだ。 しかし、あの子龍のブレスを防いだのは間違いなく目の前にいるこの間抜けそうな龍であった。 その瞬間自分達を突き飛ばした強い力を感じた。それはあの絶対零度のブレスを防ぐほどの。 そうしてこの少女もまたそうであった。本来同属でも寄せ付けないこの子龍があっさりと打ち解けている。 この龍と少女には何かしらのものが在るの事は間違いないようだった。 ただ、目の前の龍と少女はそれを自覚していないようであった。 「ところでキョンこの楯なんなの?あの時急に出てきたけど。」 【俺の鱗を使って創った『龍鱗の楯』だ おまえ危なっかしいから それしっかり持ってろ】 「ふ〜ん。そんな物作れるならサッサと作りなさいよね、まったく本当抜けてるんだから。」 【悪かった 俺もそんなの創れるなんて知らなかったんだよ】 「はぁ?知らないでなんでこんなのが作れるのよ。アンタ本当に変わった奴ね。」 【悪かったな】 「じゃぁ、そろそろ出発しましょうか。」 【そうだな こんなとこ長居は無用だ】 ここで少女は子龍を見た。 その白い子龍。まだ年若い龍を見ながら少女はある事を思っていた。 「ねぇアンタも良かったら一緒に来ない?」 (…私?) 「そ、アンタ。」 (ちょっと何言ってるんですか貴方は!そんな事許されるわけ在りません!) (そうよ、そもそも皇女様があなた達みたいな野蛮な連中に付いていくわけないわ!馬鹿も休み休みいいなさいよ!) 龍達は気付いていなかった。知らず知らずのうちに目の前の少女を自分達と同じく対等に扱っていることに。 龍達は気付いていなかった。目の前にいる『地龍』が行使した魔法のその全てが異質であった事に。 だがそんなものは無視して少女と2匹の龍達の口論は激しさを増していった。しかし何処までいっても平行線であった。 「ハァハァ、…このまま言い争っても限が無いわ。ここはこの子に決めてもらいましょう。」 (ハァハァ…。良いでしょう。もっとも皇女様はどっちを選ぶか等はじめから決まっていることです。) (ハァハァ。…その通りね。でも皇女様なら決まってるわね。) そうして一斉に子龍の方を見た。 一斉に見つめられて子龍は戸惑ったようだったが。暫く考えた後、残った1匹の方を見た。 (………) 【そんな液体ヘリウムみたいな目で見るなよ お前の好きにすれば良い】 「ちょっとキョン。」 【ハルヒ コレは俺達が強制することじゃない この子が決める事なんだ】 子龍は自分の従者たる2匹の龍と少女と龍をみて、そして意を決したように宙に舞い上がり。 そのまま『地龍』の背に舞い降りた。 それを見て少女は喜び、2匹の龍は信じられないといった顔をした。唯一困った顔をしたのは背に乗っかられた龍自身だった。
「これで決まりね。」 (待って下さい。皇女様これはどう言う事でしょうか?) (そうよ。しかもその『地龍』の背に乗るなんて。) (…お告げ) (え?) (お告げって、さっきの続きがあるの?) (…ある。龍と人。その傍らには共に旅をする者あり。一つは氷、一つは風、一つは炎。) 「…その氷がアンタをさしてるって訳だ。」 (…そう。) 「じゃぁ尚更一緒に旅をしないと駄目みたいね。じゃそう言うことだから。」 そう言った子龍の目を黄緑色の龍は見つめた。子龍が生を受けてからその世話をしてきた。 だからこそ判るのだ、今自分たちの子龍は大いなる旅立ちの時を迎えたのだと。 (…分かりました。我らが皇女様をお願いします。) (ちょ、ちょっと!キミドリさん!) (アサクラさん。これは世界の運命を決める旅です。ならば我らが皇女様の力はきっと役に立ちます。ここは黙って皇女様の旅立ちを見送りましょう。) (…でも龍王様が、) (氷龍王様には私からお話します。それにお告げの件は誰も知らない事でした。事は我々だけの問題では無くなっているのかもしれません。) (…分かったわ。…たしかキョン君って言ったわね。) 【…不本意だがな】 (変わった字名ね。まぁ良いわ。皇女様をお願いね。) 【ああ ここで何言っても無駄みたいだし 寝た子を起こす趣味は無いからな】 「あら、この子寝てる。よっぽどキョンの背中が良かったのね。」 (…では私達は行きます。道中気をつけて。) 【あんたらもな】 (じゃあ、またね。) 「今度はこんな事するんじゃないわよ!」 そう言い残して2匹は北の霊峰へと飛び去っていって。 残されたのは1人の少女と1匹の龍とそしてすやすやと眠る1匹の子龍。 「本当、可愛いわね。白くてころころしててお人形みたい。」 【やれやれ こりゃまたデカイ人形だな さて行くか こいつは何時起きるか分からんしな そういえば名前聞いてなかったな】 「あら、ここに来る途中に聞いたわ『ナガト ユキ』ですって。容姿の通りの名前ね。」 【そうかい ……ってちょっとまて!何かこの子はお前に真名まで教えてるのか?】 「え?何それ。」 【……なんでも無い さ行くぞ 先ずは行き先決めないとな!】 「誤魔化すな!こらぁーーー!キョンまてぇぇぇぇーーー!!!」 こうして新たに『白の皇女 ナガト ユキ』が加わり。一路少女と龍は旅路を急ぐのであった。 この先に待ち受ける自分達の意外な過去と運命をまだ知ることも無く。
以上です。 正直スレに落とすレベルじゃないよな… まとめにupした方が負担がないでしょうが upのしかたが分かりません… 次回でやっとSOS団集合(予定)です では
6レスくらいならそんなに長いわけでもないでしょ。 それよかイチイチごちゃごちゃとグチる方がウザイぜ?そんなことする暇あれば推敲して誤字なくした方が健全だ。 というわけでGJ。面白くなってきた。
GJ!いよいよかw 日曜に晴れてよかった。 ハルヒが今日は何をして過ごすのか、ちょっと覗きに行ってくるか。
頭の中で誰かが呼んでいるのを感じたハルヒ
GJ ドラゴンキョンの背中を争うユキとハルヒの幻視した。
ハルヒ母の車の免許を取りたいの一言で親父と喧嘩になり、 ハルヒ母が家を出ていって親父とハルヒだけが残された涼宮家
免許なんてのはただの契約書みたいなモンよ! と無茶な論理で自ら運転しようとするハルヒ。
なぜだろう。 マリオカートならぬハルヒカートな光景が脳内に浮かんだ
でもこれは必要な書類と言ってキョンに婚姻届を書かせるハルヒ
ハルヒ「ちょっとキョン、あんただったら、これどう訳す?」 キョン「おいおい。それはどういう冗談だ? 俺に英語の訳を聞いてどうするんだ? 恥ずかしいから一度しか言わんが、おもいっきり専門外だ。他を当たってくれ」 ハルヒ「あんたの場合、学業自体が専門外じゃないの」 キョン「そこまでいうか。まあ確かに、俺と谷口なら、イーブンで五分と五分、刺し違 える覚悟はあるが、おまえとだったら話にならん。というか同じグランド上で違う球技 をしてるようなもんだぞ。お前はバレー・ボール、おれは卓球。おまえはサッカー、お ればビリヤード」 ハルヒ「御託は良いから、さっさと訳しなさい! バカのあんたでも十分訳せる英語だ から」 キョン「やれやれ。そうまでして異種格闘技がやりたいのか? 俺を凹ますカードなら、 他にいくらでもあるだろうに。……と、アイ・ラブ・ユーか。I love you. あい、らぶ、 ゆう。ふーん。なあ、辞書引いて良いか?」 ハルヒ「あんたねえ、遅延行為はイエロ・カードもんよ。あんたの場合、すでに累積 100枚はたまってるんだから一発退場、しかも凍らせた上に、マンモスの隣に埋める わよ」 キョン「それはどんなレッド・カードだ。はいはい、わたしは、あなたを、あいして、 い・ま・す、と。これでいいだろ」 ハルヒ「よかないわよ! 感情というか気持ちってもんが全然こもってないないじゃな いの!」 キョン「学校の英語なんてのは、まず直訳ありきだろ。下手に感情こめてどうする? 第一、誤解のもとだ」 ハルヒ「なんですって?もう一回言いなさい」 キョン「ご・か・い・の・も・と、と言ったんだ」 ハルヒ「ふーん、誰が何をどんな風に誤解するのか、聞かせてもらおうじゃないの」 キョン「論点をずらすな。お前は英語を訳せと言った、俺は訳した、これで話は完結だ ろ。どこにも不足もなけりゃ欠落もない」 ハルヒ「大ありよ! あたしは、『あんただったら、どう訳すのか?』って聞いたの。 誰が訳しても同じような直訳なんか要求してない! 辞書引かなくても分かるような質 問を、何が悲しくてよりにもよってあんたに聞かなきゃいけないの? つまり、あんた はあたしの質問に、これっぽちも答えてないわけ。これがあたしがあんたの更なる解答 を要求する根拠よ」 キョン「おまえは、どうしても、おれに告白まがいの台詞を言わせたいらしいな。ああ、 やってやる。直訳なんかじゃない、そうだ「文学的」なやつをだ」 ハルヒ「へえ。いいわ、やってごらんなさいよ」 キョン「これで、どうだ!」 ハルヒ「『月がきれいですね』だあ!?。あんた、細切れにされて、薫製をつくるとき に燻されたい訳?」 キョン「ハルヒ、おまえ、夏目漱石って知ってるか?お札にもなってるエラーイ文学者 だ」 ハルヒ「知ってるわよ!」 キョン「漱石はイギリス留学から帰った後、文学者になるまでは、英語と英文学の教師 だった。で、あるとき学生がI love you.のくだりを「私はあなたを愛しています」と訳 すのを見て、こう叱った。「君、バカなこと言うな。日本人が『愛してます』なんて言 うもんか」。学生はじゃあどう訳せばいいんですか、と食い下がった。漱石の答えはこ うだ。「『月がきれいですね』とでも訳しておけ。それで用が足りる」ってな」 ハルヒ「ったく! あんたって、どこまでいっても、回りくどいし分かりにくいわね。 100年以上も前の日本じゃ、確かに「愛」って言葉は輸入品の舶来品よ。でも今はそっ から100年以上経ってるの。今時「愛しています」なんて3歳のガキでも言うわ。逆 に聞くけど、今の日本人が『月がきれいですね』なんて、いつ、どこで、どんなシチュ エーションで言うわけ? どんな用が足りるっていうの!? みんな言ってるっていう んなら、その《みんな》を今すぐここへ連れてきなさい!」 キョン「まてまて。理由の分からん激高は今に始まったことじゃないが、今日のお前は さすがに飛ばしすぎだ。カルシウムが足りてないんじゃないのか? 少しは落ちつけっ て」
ハルヒ「事の重大さをまるで理解していないようね。今に始まったことじゃないけど。 あんたが漱石を持ちだすなら、いいわ。あんた二葉亭四迷って知ってるわよね?」 キョン「なんか国語の時間に聞いたことがあるような、ないような」 ハルヒ「日本の近代文学の父みたいな奴よ。彼は日本で最初にI love you. ---- ほんと はトゥルゲーネフの小説「アーシャ(日本語訳『片恋』)」の中のヒロインのセリフで ロシア語Я люблю Вас(ヤー・リュブリュー・バス)だったんだけど ---- を訳したの。 あんたが言うとおり、確かにその当時の日本人、とくに女の人は“愛してる”だとか“ あなたが好きです”だとか言えなかったし言わなかったわ。だから二葉亭四迷はI love youをこう訳したの。『わたし、死んでもいいわ』って」 キョン「……ハルヒ」 ハルヒ「告白ってのはね、それくらいのもんなのよ! それをあんたは、うじゃうじゃ ぐだぐだ、のらくらのらくらと」 キョン「……なあ、ハルヒ。ひとつ提案があるんだが」 ハルヒ「なによ!」 キョン「一時、休戦としないか。続きは……と、おまえ、今晩、時間あるか?」 ハルヒ「別に、用らしい用は……ないわよ」 キョン「だったら夕飯は食っとけ。9時頃迎えに行ってやる」 ハルヒ「だから何なのよ?」 キョン「天気予報では、寒いが晴れ間は明日まで続くそうだ」 ハルヒ「はあ?」 キョン「つまり、あれだ。星を見るにはうってつけ、ってことだ。俺の答えはその時言っ てやる」 ハルヒ「それって、その……」 キョン「おあつらえ向きに今日は満月、とまではいかんが。それとも満月まで待つか?」 ハルヒ「ううん! 今夜聞く。待ってる」 ーーーそして、次の日から二人にとって新しい毎日が始まるのだが、それはまた別の話。
まさしくGJ!! きれいだなー。
この連日の怒濤の投稿ラッシュはなんだ! 追い詰められた受験生の魂の叫びがハルヒスレを揺るがしているとでも言うのか。 神よ!! GJ
辞典シリーズいいですねえ。毎回いろんな知識が入ってるし。 ハルヒが何とか言わせようとして、キョンがとぼけるって構図も良い! I love you さえわざわざ辞書を使うキョンに萌えるw GJでした!
みんなはリボフロのハルヒ買った? 体のライン結構いやらしくてオカズになるよ。抜ける。 MAXのハルヒにも結構お世話になったけど。あの真っ白なパンティにはやられたw ハルヒは純白のパンティがいいね。
街角でぶつかった拍子に記憶喪失になった女の子を拾ったハルヒ 彼女の事を知ってる人を探すために日本中を回る姿を幻視した
キョンと二人で下校中に陣痛でうずくまっている妊婦と遭遇。 ハルヒはいつもの堂々とした態度は全く見せずおどおどしているけれど、 キョンが冷静に淡々と救急車に連絡したり、妊婦に励ましの言葉をかけたり している。 それを見てキョンに惚れてしまうハルヒ。 プラモデルをノリで買ったのはいいが、ちまちました作業に飽きて、 キョンに作らせるが、キョンがプラモデルに集中して全然構ってくれなく 寂しいのでキョンからプラモを取り上げようとするハルヒ。 キョンは図書委員になり、クラスは違うが同じ図書委員の長門と一緒に 仕事をする機会が多く、SOS団の活動中も長門と一緒に本の配置を あれこれ議論している。長門が満更でない顔をしているような気がして なんか気に入らないので、クラスのもう一人の図書委員の谷口を 締め上げて無理やり図書委員の役職を変更させたハルヒ。
産経の朝刊を今更見てみたら一面にバニーハルヒが載ってるじゃないか
ハルヒでディズニー映画みたく台詞が無くてもキャラのアクションで魅せるショートムービーが見たい
>>389 正直リボフロの出来に関しては今一と思うな。
そもそもの造詣がオカシイ代物だし。
アソコは以前からのフロシリーズも微妙だったし。
角川も素直にMAXに依頼してれば良かったのに
可動はやはり魅力だなw
ハルヒが作る複数のハーブやスパイスを使った肉と野菜の煮込みが大好物で 町に立ち寄る度に野菜を買い揃えてハルヒを見つめるドラゴンユキ
2月2日はバスガールの日
バスガールハルヒ……だと!
泡風呂に入りながらメイド姿のハルヒを口説くキョン
バスガールハルヒと運転手キョン。 お客さんのお目当ては観光地巡りではなく、バスガイドと運転手のバカップル夫婦漫才。
運転するのはハルヒでキョンがガイドではないかと キョン「ええ、サンタクロースを信じていたのは…」
そこでそのモノローグかw
>>382 こんな感じだな
タイトル 涼宮ハルヒの爆走
ストーリー 涼宮ハルヒが(中略)で不思議空間サーキットでレースをする事になった。
システム
キャラによってスピードは速いが曲がりにくい、曲がりにくいが加速が遅いなどの特徴がある。
またキャラは固有の必殺技を持っており、マップ中のアイテムを拾う事で発動可能。
使用キャラ解説
キョン
必殺技は『凡人ダッシュ』
一時的に加速
長門
必殺技は『バリアダッシュ』
無敵状態で少し早く走る
みくる
必殺技は『ミクルビーム』
直進する吹き飛ばしレーザー
古泉
必殺技は『赤玉』
誘導式弾丸
ハルヒ
必殺技は『いいから行くわよ! キョン』
キョンを自分の隣に引っ張ってくる。
ハルヒ 「キョン、今日はバスガールの日なので、風呂一緒にはいりなさい。」 キョン 「やれやれ、教室で言うなよな」
バスちげぇw
キョン 必殺技『フラグクラッシュ』 接近してきた者をクラッシュさせる
田舎の見ず知らずの人の家に突然押しかけて泊めてもらう勝負をするハルキョン
見ず知らずの家を選んだはずなのに、なぜか新川さんと森さんが住んでいた
組織w
隣の家には長門爺さんとみくる婆さんの姿が!
そして、天井裏から落ちる谷口
415 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/02(月) 14:56:29 ID:/w4wDt0x
床から這い出てきた国木田
サプライズ吹いたw
明日の節分に向けて恵方巻の準備をする為にキョンの家に押しかけるハルヒ
ナニの準備をする気だw
森さん「えっちなのはよくないと思います!」
みくる「私の台詞、取られちゃいました…」
森さん(ふん…お子ちゃまパンティの高校生なんかには負けられませんわ)
「キョンくん〜、これもう運んでいい〜?」 「何やってるのよキョン、こんなものはこうしてこうすれば…ほら」 「あの…お兄さん。私もなにか手伝いましょうか?」 2月3日、俺は妹の要望で家で節分祭をする事になった。 準備を進める中、妹は「どうせだから、お友達呼ぼう」と言いだし、それぞれの一番親しい友人を呼ぶ事になった。 妹はミヨキチを呼ぶつもりのようだ、電話に向かい楽しそうに話している。 俺は別に誰でも良かったので、携帯を開いたら電話帳の一番上に登録されていたハルヒを呼ぶ事にした。 家にやってきたハルヒとミヨキチは最初顔を合わせた時こそ、お互い動きを止めて見つめあっていたが今はややぎこちないものの普通に会話をしている。 着々と準備が進む中、俺は一つの事に気づいた。 「あ、海苔買い忘れた」 「ちょっと、それじぁ恵方巻作れないじゃないのよ」 俺のつぶやきに気づいたハルヒが食いついてきた。 「しょうがない、恵方巻は別のもので代用するか。 俺は腰のあたりに手を伸ばすと、しまってあったアレを取り出した。 「…んッ! ちゅるちゅる」 「んぅく。んんっ」 「あんぅ…喉に」 三人の少女が一心不乱にソレを加えている風景を俺は妙に浮ついた気持ちで見ていた。 「おい、ハルヒ。声を出すのはマナー違反だぞ」 俺は声をひそめてハルヒにささやく。 「んんっ! だって…」 自分で提案しておいてなんだが、この光景はシュールだ。 口の端から白い液を垂らすその姿は、妙に艶めかしい。 「ま、楽しめるんなら何でもいいさ」 俺はそう言うと自分の腰あたりに手を伸ばし…。 その高さにある冷凍庫から自分の分のアイスバー(ミルク味)を取り出すのだった。
これは・・・・w
寝返りを打った拍子にキョンフィギュアの片腕を折ってしまったハルヒ
節分も無事?終わりミヨキチとハルヒを送っていく事になった俺。 一番近いミヨキチの家に先に送っていくと 「あの、お兄さん。送って頂いてありがとうございました」 丁寧に頭を下げるこの少女が、俺の妹と同学年と未だに信じられない。 「良い娘ね。あの子。あんた手出したら許さないわよ」 しないよ。じゃあ次はハルヒか。駅はこっちだな。 「なんかまだ食べたり無いのよね」 「ちらしご飯にして食べただろう?」 まだ食べるのか? 「ううん。今日最初に食べた恵方巻き」 ああ、俺の妄想が炸裂したやつか。 「あれ食べてて思ったの...」 何をだ? 「キョンの棒ってどんな味なのかな?」 無理なオチでした吊ってきます。
紛らわしいwww……っておいw
「ねえ、キョン、喉かわいちゃった」
目玉焼きしか作れないキョンを見かねてオムレツを作ってあげるハルヒ
「俺、実はオムレツ萌えなんだ」
という訳でオムレツのコスプレに挑戦するハルヒ
もう意味が分からんな
「おい、ハルヒ。そんながっついて貪り付くんじゃない」 「だって、むぐむぐ、美味しいんだもの」 ふう、これで一体何本目だ。俺もう持たないよ・・・ 「何よ。キョン、もう終わり?」 ああ、すまん。俺はもうすっからからんだ。絞っても出やしねえ。 「だらし無いわね。もっと出しなさいよ!」 「お前が毎週探検の旅に俺のを吸い上げるから空っぽなんだよ!」 「う!ごめん。いくらでも出せると思っていたの・・・」 「すまん。怒ったりして・・・ハルヒが喜ぶなら幾らでも奢るぞ?」 「大好き!キョン!」
ウッドベースの練習をするキョンにアフロのカツラをかぶせるハルヒ
寝ているハルヒに落書きして取り返しの付かない事態になってしまうキョン
マジ泣きするハルヒに責任取ると言ってしまうキョン
自爆スイッチを押すキョン
>>439 ハルヒは俺の嫁って書いてしまったんですね分かります
そうか節分か…
>>434 そんなことしなくてもキョンに食われるのになw
もちろん性的な意味で。
>>443 「今日は節分ね!」
「はぁ? いつもやってるだろ」
「いつも……? 何言ってんの、キョン」
「……あー、節分ね、節分」(接吻と聞き間違えちまうなんてどうかしてんな)
ハルヒ「阪中さん・・・・キョンと二人乗りしたり、デートしたり、キョンの部屋で二人 きりになったりなんて、ま・さ・か、するわけないわよね。」 阪中「えーっ そんなこと、絶対ありえないのね。(笑)」 ハルヒ「ありえないわよねえ・・・じゃ、誰のことなんだろう」 キョン「おい、ハルヒ。さっきから阪中に何言ってるんだ?」 ハルヒ「・・・あんたが、こそこそ裏で何かしてるんじゃないかと思ってさ」(凝視) キョン「おおおおおおお俺は潔白だ」 ハルヒ「・・・・・・・・・キョン、ちょっとこっち来なさい」
>>426 を読んだらちょいエロなSSが読みたくなったw
誰か良い作品知ってたら教えてほしい
団員を虐待してキョンに顔面殴られるハルにゃん(笑)
嗚呼!もうハルヒの奴ムカつくぜ! キャラソンとか詰合とかドラマCDとか買うの恥かしいつーのw 大の大人がこんな羞恥プレイを…まあ内容が良いから結局許すんだけどな!
>>445 長門みくる古泉と、場合によっては佐々木団の面々とも、
「こそこそ裏で何か」している点では間違いではないな。
鬼になって太鼓を叩くハルヒ バックにはギターを弾く長門と笛を吹くみくる
みくるの弟子のみちるが頑張るんですね
恵方巻き買ってきた。さて……恵方はどっちだったかな
過疎は問題 1時間ハルキョン
恵方巻きをハルヒに向かって喰うキョン。
ちょw
ハルヒ「さ、みんな、恵方を向いて食べるわよ!」 一同ハルヒの方を向いて黙々とかぶりつく。 こんな光景が浮かんでしまった……
あれ、ひょっとしてみんなハルヒ恵方巻きをかぶりつくのに忙しいんじゃあるまいな。 俺も混ぜろ
恵方巻買いそびれた…
ハルヒ「さあ、恵方巻きを食べるわよ!」 キョン「それはいいが、今年の恵方はどっちだ?」 ハルヒ「もう、しかたないわね。あんたはどうせあてになんないから、ちゃんと調べておいたわ」 キョン「おお、すまん。で、なぜ俺の顔をつかむ?」 ハルヒ「恵方の方に向けてあげてるのよ」 キョン「ということは、俺から見て、おまえがいる方向が恵方なんだな?」 ハルヒ「そうよ」 キョン「それはいいが、それだとお前が恵方とは反対向きになるんだが」 ハルヒ「問題なし! あたしから見て、あんたがいる方向がいつだって恵方よ!」 キョン「……ハルヒ」 ハルヒ「……キョン」 副々団長「悪い子はいねえがぁー!?悪い子はいねえがぁー!?」 副団長「朝比奈さん、それは鬼じゃなくて、なまはげです」 文芸部「『赤鬼くん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。 もし、ぼくが、このまま君と付き合っていると、君も悪い鬼だと思われるかもしれません。 それで、ぼくは、旅に出るけれども、いつまでも君を忘れません。 さようなら、体を大事にしてください。どこまでも君の友達、青鬼』」 副団長「うう、長門さん、それは『泣いた赤鬼』です」
他スレ荒らし妄想カプ厨スレよりアンチスレの方がちゃんとハルヒのことを語っててワロタwwwwwwwww
GJ! こいつらwww
>>463 そしてふたりは恵方巻きの両端からかぶりつき……
なんかいつにも増してエロいなwww
GJ!
キョン「あれ?恵方巻き4本しか無い」 ハルヒ「あんた何やってんの?罰としてキョンだけ無し!」 キョン「・・・・・」 古泉「・・・もくもく・・・」 長門「・・・・・・・・・・・・」 みくる「うっうっ。おおきいでふう・・・」 キョン「俺も食べたいな」 ハルヒ「もう!しょうがないわね。半分上げるわよ」 キョン「おお、ありがたい。さすが団長殿って、何やってんだ?ハルヒ」 ハルヒ「もぐもぐ、そっひからはべははい!」 キョン「しょうがないなあ。ハルヒは」 恵方巻きポッキーゲームは美味しかった。
豆まきをし恵方巻きを食べて今年も節分を大いに盛り上がたハルキョン親子
布団で自分を包んで人間太巻きをキョンに捧ぐハルヒ
いかん。日が変わる。 ハルヒ、風呂入るぞ!
鬼のコスプレをするハルヒを想像したが、ハルヒならみくるにやらせ…ないか。 原作だと福はうちしか言わない豆まきやってたし。 そう考えると秋→消失あたりで割とキャラ変わってるのかもな。 しかしそんなことより、これを描きながら青鬼長門、黄鬼ハルヒ、 赤鬼みくるを想像してムラムラしてきたんだが。
(いつも通りなので省略されました。。。全てを読むには妄想力で何とかして下さい) 「バカはー外! バカはー外!」 「あ、そう言えば節分は歳の数だけ豆を食べるんでしたね。はい、朝比奈さんじゅうなな粒……」 「ア"ァア"ア"!?」 「アッー!!」 (わたしは3粒だろうか……597粒だろうか……)
そうきたかw よし、妄想パワーだ……あのバカップルをリアルブートするイキオイで…あ、それはやめとこ。
>>472 俺もムラムラしてきた。鬼といえばパンツだもんな。
>>474 ギリギリ限界まで露出してそうだよな…
「ボディペインティングだからパンツだけはいてりゃ大丈夫よね!普通にTVで放送出来るみたいだし!」
「放送できてもなんかだめですぅ〜」
「…」
みたいな。
しかしこの3人に豆ぶつけようにもぶつけられないなあ。
ハルヒ→仕返しが怖い
みくる→どうみても虐待です。本当に(tbs
長門→予想できない
何だろう、この感じ? 午後に入ってからの授業内容がイマイチ頭に入ってこない。いつもなら数学の吉崎には心の中でツッコミを入れながらノートに書き取りしてるはずなのに、今は何故かシャーペンの滑りが悪くて、追いかけるだけで精一杯じゃないの。 誤字を修正しようと消しゴムを手にしても、しばらくフリーズしちゃって、ふと我に返る。あたし……なにをしようとしてたのかしら? つい一瞬前の出来事が遠い過去の体験のように感じられて、わけもわからずに目を閉じて頭を数回揺さぶる。 まるで周りの空気が液体にでもなったかのように、動作がワンテンポ遅れてしまう。身体の自由が利かなくて、ついついイラっとしてしまうけど、目の前のキョンの背中をシャーペンの先で突付くのも億劫なのよね。 それに、ちょっと変かな……陽射しがないわけじゃないのに、気のせいか午前中よりも寒く感じる。オンボロ校舎の隙間風は今に始まったことじゃないんだけど……窓際の席ってのはこの時期だけはちょっとイヤになるかもしんない。 はぁ……ダルいわね〜。早く放課後が来ないかしら。 「……ヒ」 そういえば、昨日の豆がまだ大量に部室に残ってたのよね。早いこと処分した方がいいのかも。 「……ルヒ」 でも、炒り大豆ばっかり食べても、なんていうか胸焼けがしちゃうし……、 「おい、ハルヒ! なに呆けてるんだ?」 「へっ? きょ、キョン!」 なによもう、いきなり大声出すことないでしょ、びっくりしたじゃないのっ! 「お前……俺がさっきからずっと呼んでるのにシカトしやがって。もうHRも済んで岡部も帰っちまったぞ」 って、アレ? 「えっ? 授業は……」 そんなものとっくに終わってるとでも言いたげなキョンの顔――思わずあたしも見つめ返してしまう。 って、そうじゃなくて! 「うっさい! そんなことわかってるってば! いつまでもあたしのことジロジロ見んな!」 そう怒鳴りつけてからキョンを回れ右させると、あたしはダウンのコートを羽織り、鞄を肩に掛けて……、 「はーっくしょぃ!」 「うわぁーっ!」 ヤダ、もうっ! 大袈裟にクシャミしちゃった。みっともないったらありゃしないわね……って、ヤバイ。目の前にあったキョンの背中にあたしの唾が――いや、情けないことに鼻水まで飛び出しちゃってるじゃないの! うわー、きちゃない! 「ハルヒ?」 慌ててハンカチを取り出してあたしはキョンの背中を拭う。うんうん、これは不可抗力なんだから、仕方がないことだったのよ。 「……お前……」 ちょっと、本気で怒ったわけ? ……なによ……そりゃ、汚しちゃったのは悪かったわよ、でもホラ、ちゃんとキレイに拭き取ったでしょ? 「……キョン?」
「ちょっと、来い」 そう言ってキョンはあたしの手を掴んだかと思うと、そのままさっさと教室から出て行った。状況も理解できないまま、キョンに引っ張られていくあたし。何だかいつもと立場が逆みたいじゃないの、コレ? 「って、キョン? 何処連れて行くつもり? 部室はあっちじゃないのよ?」 「何処って、今日はもう家に帰るぞ。団の活動は中止だ! みんなには俺から後で連絡しとく」 「こらキョン! なに勝手に一人で決めちゃってんの? 大体、団長はこのあたしで、あんたはただの雑用……」 「なあハルヒ……お前、ちょっと自分の顔、鏡で見てみろよ。そんな今にもぶっ倒れそうな顔色してるのを放っておけるわけないだろ?」 はあっ? 「昨日、俺たちは豆撒きイベントで渡り廊下の上にずっといたじゃないか。大方そのときに身体が冷えたんだろう。おまけにそんな鼻声だし、九分九厘は風邪ひいてるってところだな」 「風邪? あたしが?」 って、そこで初めてあたしも実感した。なんとなく耳も鼻も喉も腫れぼったい気がするし、身体中の節々も鈍痛がある。 「ああ、だから今日のところはおとなしく家に帰って寝ておけ。その、なんだ……俺も途中まで送ってやるから」 「……うん」 自分が風邪なんだ、って自覚とともに、何だかキョンに一々文句言うのも面倒くさくなっちゃったから、あたしはコイツの言いなりのまま帰途についた。 「ああ、古泉か……スマンが今日は……えーと、その、ハルヒが……ああ、そうだ……中止ってことで……って、何でそうなるんだよ、おい? まあ、そんなわけだから……ああ、よろしく伝えてくれ。じゃあな」 ケータイで古泉くんと連絡を取っていたらしいキョンは、通話を終えると嘆息して、 「やれやれ、毎度ながら一言どころか三言ぐらい余計なことぬかしやがって」 なんて肩を落としてボヤいていた。 「…………」 あたしはやっぱりしんどくてさっきからずっと黙ったままだったんだけど、キョンはどうもそれが気になったのかしら? 「うん? どうした、ハルヒ……寒気がするのか?」 「まあ、ちょっとだけね。でも……暦の上では今日は『立春』なのに、どうしてこんなにこの時期ってこんなに寒いわけ? 納得いかないわよ!」 「そういえば旧暦ってのは丸々一ヶ月ぐらいずれてるもんな。何でそんな面倒なことになっちまったんだろうな?」 「グレゴリオ暦だどうの、とかそういうのはまあいいとして、あたしが個人的に気に入らないのは『七夕』が梅雨の時期に被っちゃうことなのよ! 何なのよ、アレ……げほっごほっ!」 「おいおい、余計な体力使わずに、大人しくしてろよ」 「だって……」 あたしは……キョンの顔をまともに見ることが出来なかった。そりゃ、咳き込んだあたしを気遣ってくれてなんでしょうけど、その表情……反則なんだから。 「全く……風邪なんてさっさと治して、明日はちゃんと休まずに学校来てくれよ。そうでないと――」 でないと、なによ? 「お前がいないと、背中が妙にスカスカして気味が悪いからな。俺が言いたいのはそれだけだ」 ふと、あたしの手を握るキョンの力が……僅かにだけど……強くなったような気がした。 その瞬間、何だか身体が芯からポカポカしてきたように思えたんだけど、これって――うん、そうよ。きっと熱でも出てきちゃったんだわ。キョンが変なこと言ったせいなんだからね。覚えてらっしゃい!
GJ!そうか立春か…
キョンはハルにゃん専用の特効薬だなw でも熱が上がらないか心配だ。
おいおい、2期は4月からかよ 早いな。
消失ハルヒの笑顔を見られる瞬間が近づいて参りました
483 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/04(水) 08:48:32 ID:nUxmbG2u
今年はガチでハルヒYearだな。wktk止まらん
>>448 dクス。こういうの期待してました
探索中、勘に任せて山の適当な所を掘ったら でかい卵を発見して暖めるハルヒ 中から出て来たのは恐竜の子供だった
>>485 うれしい筈なのに今までのニキニキ詐欺のお陰で警戒心が出てしまうのが悲しい
転載乙です
フラゲスキャンだけなら合成もあり得るけど、さすがにCMねつ造は無いだろうからなw いーやっほーーー! 正直、新刊の方が待ち遠しいけど、動きまくるハルヒが見れるのも楽しみだw
490 :
SS:月が綺麗で三日月で :2009/02/04(水) 15:48:50 ID:JpMPL7nj
「吠えたくなるわ」 いつもながら、突然だな。しかし、電話口で吠えるのは勘弁してくれ。……今日はどうした? 「どうもしないからよ」 そうかい。 「そうかい、って何よ」 三日月を見ているのかと思ったんだ。 「はぁ?」 「お生憎様。アタシには夜に部屋のカーテンを開けて空を見る趣味は無いの」 勿体無いな。 「何がよ」 今夜の月は悪くないぜ。叫び出したくなるくらいには、な。 「……アンタ、電話越しだと性格変わるのね」 そうでもない。 「でも、今は月を見てるんでしょ?」 ああ。 「らしくないわ」 らしくない、か。きっと月が細くて明るいからだな。あんなに綺麗な月が悪い。 「馬鹿じゃないの?」 今だけは馬鹿でも良いな。 「単なる三日月じゃない。あんなのなら一月に一遍は見れるわよ」 俺の眼に映ってる月と、お前の眼に映っている月は違うのかもな。 「そんな訳ないでしょ」 満月は吸い込まれそうで悪くない。今夜の月は。 「雲は無いけど、フツーの三日月よ」 猫の爪の月が浮かんだら迎えに来て、か。 「何よ、それ」 何でも無い。只の妄言だ。
「アンタ、今日オカしいわよ?」 お前は太陽だもんな。分かんねぇよな。 「た、太陽?」 俺は月か。もしくはイカロスだ。 「アンタ……頭でも打ったんじゃないの?」 ……眩しいんだよな。憧れて焦がれて。だけど近付けない。 「キョン……」 自分が月だと、分かっているから尚更キツいんだよなぁ。どう足掻いても輝く側にはなれそうにもねぇから。 「嫉妬してるの?」 誰が? 誰に? 「アンタが。アタシに」 ……かも知れん。 「……アタシは月に惹かれたりはしないわ」 太陽にはなれそうにも無いね。 「だけど……だけど月と太陽は地球から見たら同じ大きさなのよ!」 なんだ、そりゃ。 「キョン、アンタは月になりなさい!」 意味が分からんぞ。 「全力で! 自分は光ってるんだ、って振りをしなさい! ……そう、言ってるのよ」 ……所詮は振りだろ。 「そうよ。アンタは月で、太陽にはなれそうにもないんでしょ?」 無理だな。 「でも、太陽に憧れるんでしょうが?」 ああ。 「なら、アンタは太陽に並ぶ綺麗な月になりなさい!」
でも、月は太陽が無いと輝けないんだぜ? 「それくらい、アタシに出来ないとでも思ってるの!?」 は? 「アタシが! アンタを! 照らしてやるわよ! 全力で!!」 ……燃え尽きちまうぞ? 「舐めんじゃないわよ」 いや、お前じゃなくて俺が。 「その辺は自分で距離を調節しなさい!」 ……なぁ。俺でも光って見えるようになるかね。 「……なるわよ。誰からパワーを頂いてると思ってんの?」 そうだな……ああ、お前はやっぱり太陽だよ。 ありがとな。 「アンタ、今日落ち込んでたでしょ?」 まぁな。 「盛り返した?」 ……少し。 「そ」 お前のお陰だ。 「月が綺麗ね」 お前、月に惹かれたりしないとか言ってなかったか? 「月は月で悪くないわよ」 そうか。 「そうよ」 ……そうか。 「……そうよ」
以上です。最近月が綺麗です。お邪魔しました。
狂おしい程GJ。 二人の距離感が素晴らしい。 光ってるフリをしろってのはいいな。ハルヒのキョンに対する感情が伝わってきたよ。
これはいい。
細かく分割してるのはワザとかな?
雰囲気が出てると思うw
GJ!
>>484 そういう同人があったな。ようやく完結したけど、なかなか感動ものだったぜ。
あれは俺も読んでた。
なかなかの力作だったぜ。
>>493 GJ!
寒い夜は空気が澄んでるなw 俺も月見でもしようかな
女「さあ、お風呂に入るわよ!」 男「何故俺の手首をつかむ?」 女「あたしがそうしたいからよ。これからは1秒だって、あんたから離れるつもりはな いからね!」 男「おいおい。トイレもか?」 女「バカ。ヘンタイ」 男「なんだ、この手は。っていうか、どこ触ってる!」 女「うっさいわね。あんたのものはあたしのもの。あたしのものはあたしのものよ」 男「微妙に、というか大幅に、使い方が間違ってる!」 女「あたしが直々に脱がしてあげようっていうの。感謝しなさい!」 男「いや、自分で脱げるから。のあああ!脱がすか触るかどっちかにしろ!」 女「じゃ触る」 男「いや、脱がす方に専念してくれ」 女「ほんと素直じゃないんだから。あら、こっちは素直ね」 男「あー、もう話すな。この板に入れなくなっちまう」 女「ぱふぱふがふがふが」 男「口にものを入れてしゃべらない!」 男「ふう。やっぱり風呂は一人が安らぐな」 女「あたしをのけ者にしようったって、そうは問屋がおろさないわ!」 男「誰ものけ者にしとらん! だから風呂で仁王立ちはやめろ。天井を指差すな。ちょっ とは隠せ!」 女「なによ、別に減るもんじゃないんだし、あたしがいいって言ってるんだから、いい じゃない」 男「減るんだよ、俺の理性とか平常心とか、なんかそういうのが」 女「向こう向くな。こっち見なさい! あ、ちょっとそっちに詰めて」 男「こら、いきなり入ってくるな!」 女「視覚がダメなら触覚よ。覚悟しなさい!」 男「んなこと覚悟させるな!というか、せ、せまいんだよ!」 女「あたしに風邪引かせる気? そんなことしたら末代まで祟るからね」 男「末代までって、俺とお前の子孫だろうが」 女「ちょっと、あんた、いきなり何言ってんの!」 男「だから、何故そっちで照れる? あのな、ハルヒ。俺がヘタレのせいで、ずっと俺 たちの関係をはっきりさせなかったことは謝ったとおりだ。その分を取り返そうとして、 おまえが駆け足なのも分かる。だけどな、俺たちはどうせ一生付き合うんだ。焦らなく ても、十分取り返せるし、おつりが来るくらいだ。だから……」 女「あ、ありがと。でも、別に焦ってるわけじゃないわよ。ただ、あんたが焦るのがお もしろいというか、かわいいというか。そもそもずっとこうしたかったから、歯止めが 効かないだけというか。と、とにかく、あたしは、こうしたいからやってんの! あん たはあんたで好きなように、どぎまぎしてなさい!」 男「……じゃあ、俺の好きなように、かつてないくらい積極的にやらせてもらうぞ」 女「ちょ、ちょっとキョン! うわ、だめ、鼻血出そう……」
みちる「え、え、えっちなのはいけないと思いますぅ」
俺のこの溢れそうな鼻血をどうしててくれるw
砂漠で倒れていた所を現地の村人に助けられたかと思えば 大鍋に入れられて料理されかけるハルヒ
錆びた剣を持って戦うハルヒの姿が見える。 しかしてその剣の正体は
最後に覚えた精神コマンドが『祝福』だったハルヒ
最近はコミカルで明るいハルキョンSSが多い気がする。 読後感も良くて楽しい。 もう長いことROMなので,久々に投下しようと思うんだが, 俺のは何だかしんみり系になってしまうので,落としづらいな…
>>504 投下してたもれ。
なにを書いても、どたばたバカップルものにしかならないワシ orz
>>505 >>506 じゃ,HDD漁って,修正してからぼちぼち落とします。
しかし自分の文章て,読み返すと恥ずかしいよな。
昔のやつをまとめやSYU'Sで見ると,構成力のなさも相まって
更に恥ずかしさ倍増…
おっとそろそろ日付が変わるぜ。 よし、ハルヒ、風呂だ風呂。急げ。
何言ってんのよ、今日のお風呂の掃除当番はあんたでしょ!
風呂はあたしが洗ったから、あんたはあたしを洗いなさい! ……すまん、吊ってくる orz
ハ「今日の風呂当番はあんたよ! で、あたしはキョン当番よ!」 キ「今日だけじゃなくて、おまえはずっと《キョン当番》だ」 ハ「……じゃあ、あんたはずっと《ハルヒ当番》ね」 キ「……////」 ハ「……////」 ……すまん、二度までも。 orz
今年も鶴屋さんの別荘に招かれた俺達は早速雪山探索に出かけたのだが 俺とハルヒだけがはぐれてしまい 雪山を彷徨っていた。 やがて吹雪になり近くで山小屋をみつけて、そこで吹雪をやり過ごす 「キョン、怒ってる…?」 「当たり前だ、おまえが鹿をみつけて走り出さなきゃこんな事にはならなかった。」 「ごめん…」 何時に無く悲しげな表情に驚いた俺は必死に取繕う 「やれやれ、そんな顔するな吹雪が止まないだろ」 山小屋の中で焚き火をして暖を取る、落ち込んだハルヒは俺のそばから離れない 「あたし達、ずっとこのままなのかな?」 「んなわけねーよ、別荘からはそんなに離れて無いし吹雪が止めば帰れる、古泉達だって俺達をすぐにみつけてくれるさ」 そしてしばしの静寂 「キョン、聞いて良い?あんたさ彼女がいて、もしその人が過去に彼氏がいたら嫌になる?」 「彼女なんて出来た事無いから解らん」 「例えばの話よ」 なんで密室で美少女と恋愛の話なんてしてるんだ俺は… 「ハルヒ、過去に誰と付き合ってても、どんなに汚れていても構わない、最後は俺の側にいれば良いからな」 俺は何を言ってるのだ、フォローしとこ 「俺はそう思うぞ」 ハルヒは真っ赤な顔で俺をみつめていたがやがて瞳を閉じる 俺はその唇に自分の唇を重ねハルヒを抱き締めた やがて倒れ込むように俺達二人は重なりあい、俺の右手はハルヒの腰のあたりを優しく抱き締めて左手は美しい黒髪に触れる 「キョン、いいよ…」 外の世界では雪が止みつつあった…
室温が全く気にならない程体温が上がってしまう心拍数は過去最大級だろう うわっ女の胸ってこんなに柔らかいんだ… つーか俺の体の一部もパンパンに硬いよ 落ち着いてなんていられない、頭の中まで熱病にうなされたようだ ハルヒの体は小刻みに震えている 「キョン、実はあたし…」 その時 外でドスンドスンと大きな足音がする せっかくの場面になんて不運だチクショウ! 慌てて服を来て俺達が小屋の外にでるど吹雪は完全に止んでおり青空が見える 「キョン!アレは何よ!?」 恐る恐る振り向くとそこには雪山の轟竜「ティガレックス」が立っていた 「あん!またやられたわ絶対強者に勝てないわよ」 ハルヒの声に目を覚すとそこは雪山に向かう列車の中だった。 「やれやれ、とんでもない夢だったな…惜しい事をした」 「キョン、自販機でジュース買って来なさい!雪山までにティガを倒すんだから!」 コイツがモンハンなんぞをやってたせいで俺の夢が悪夢になっちまったようだ 「わかったよ、みんなは何か買って来るか」 俺が着替えの入ったバックを持って自販機に向かった事を不思議に思う奴は誰もいない 速くパンツ交換しよう、アレって本当にあるんだな… 雪景色を走る列車が目的地に着くのはもう少し時間がかかるようだ
なんという夢オチ。ぐっじょぶ
ティガ吹いたw
ハルヒがおもちゃの手錠をつかって朝比奈さんで遊んでいたので、取り上げようとするキョン。 ハルヒともみ合う内に手錠が二人の手をつないでしまうという。 しかも、暴れたせいで手錠の鍵を紛失。代わりのカギが届くまで二人はつながれたままに… それを見た他の団員のコメント。 Nさん「………」 Mさん「た、たいへんです〜」 Iくん「それも、涼宮さんの望みです」
517 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/05(木) 09:54:10 ID:qJIpvkUl
>>498 、
>>513 なんというGJ
グレアのモニタに写ってる俺のニヤニヤフェイスがキモすぎるぜw
おハルキョン
ん、ハルヒ今起きたのか。 このお寝坊さんめ。
赤い龍と契約したハルヒ 黒い蝙蝠と契約したキョン
電王ネタ キバネタ 響鬼ネタ 龍騎ネタ 次のライダーは何だ
ハルヒは天の道を行くライダーだろw キョンは緑の仮面ライダー兄鬼が俺の中で確定しているが。
>>522 後半キョンが別人の様にヤサグレ街道をひた走るんですね、わかります
やたら溜息つくし
ますますムシキング
>>522 それキョンライダーちゃうw混ざっとるw
SOS家庭菜園支部を発足し、キョン農園でもつくるのか。
キョンから逆チョコを貰いたいけど、それを言い出せないハルヒ。
気まぐれで買った新製品のチョコだが、どうにも舌が合わないキョン
チョコといえばほれ薬をしこんだけどキョンにさっぱり効かないというネタを思い出すな
ハルヒはファーストフード食うかな?
最初の不思議探索の昼飯はなんだったか思い出してみて
あの、「チュゴゴゴゴ」ってオレンジジュースを飲むのは可愛かったw
あのときの私服姿はめがっさ可愛かった
オレンジジュース? 原作ではシェイクになってたんですけど。 アニメだと容器が不透明だから中身までは解らんか? ちなみに喫茶店ではアイスコーヒーだったですな。 誰かハルヒが飲んだモノをリスト化してなかったですかね〜?
そういやシェイクだったか。 なんかハルヒってオレンジをよく飲んでるイメージがあるんだw
ハルヒはいつも全力だからなw
うむ。 ハルヒにふさわしい飲み物だなw
明日の入試がんばるよハルにゃん
「ふええ、キョンくん、あたし……未来に帰れなくなりました」 朝比奈さんが半泣きになりながら俺に語りかけてきた。ええ、いつもの俺なら朝比奈さんの力になるべく努力 します。でも残念ながら俺の頭は朦朧としていて、いまはとても力にはなれないんです。 「この前の夏と同じく我々は同じ時間を延々とループしているのですよ」 おい古泉、俺はタダでさえ頭が痛いのに更に頭痛の種を増やす気なのか、お前は。 「今回が、百八回目に該当する」 長門、なんか除夜の鐘みたいだな。だが年はもう明けてるぞ。 「キョンくーん、ぅぅぅしくしく、なんとかしてくださいぃぃ」 「大変申し訳ないのですが、あなたに協力して頂きたいんです」 「この現象は以前に観測された事象と同じで特に目新しいものではない。だから情報統合思念体も解消する事 を望んでる。あなたに協力してほしい」 朝比奈さんは泣きべそ顔で、古泉は少し強張ったうすら笑いで、長門は少し憂いをおびた無表情で、3人が3 人とも真剣に俺を覗き込んでた。この前の夏の事を思えば俺が何とかしないといけないのは、朦朧とした俺の 頭でも何とか理解することは出来た。でもたぶん何も出来ないんだ。なぜかと言うと… 「俺、熱あるんだが…」 そう、おれは自分のベッドで熱を出して寝てるのだ。頭痛がするが、少し前から思い出してみよう。 ---- 何か熱っぽいと気がついたのは木曜の放課後、部室の中で、だった。体育で少し疲れただけだと思っていたが、 下校時の坂を下ってる最中は少し朦朧としてフラフラするまでになった。部室での俺の反応の悪さにおかんむ りだったハルヒもさすがに俺の不調に気がついたらしく、心配なのか俺の家までついてきた。その後、俺の部 屋にまであがりこんでその晩は泊まりこむとか言い出したが、さすがにそれは色々とまずいので何とか言い聞 かせて帰した。食欲の無い俺は常備薬を飲んだ後、そのままベッドで寝てしまった。 で、目を覚ましたらなぜかこの3人がベッドの横に立ってたというわけだ。 ---- 「ループはともかく、俺は下校時間過ぎまで寝てたって事か」 学校に連絡してないぞ…そう思っていた俺に意外な事を古泉は言い出した。 「いえ、朝です。金曜の朝です、今は」 な、なんだって?と思ったところに長門が駄目押しをした。 「正確には金曜日の朝06時05分54秒」 待てくれよ長門、お前は早朝に熱出して寝てる俺のベッドまで押しかけたって事かよ。まぁ未来人の朝比奈さ んや宇宙人の長門ならともかく、古泉、お前は超能力を持ってるってだけで多少なりともの常識くらいは備え てる奴だと思ったんだがな。それに男に夜這いならぬ朝這いされる趣味は俺には無いぞ。 「僕にそのような趣味はありませんし、こんな早朝に押しかけた事が失礼である事もご無理を言ってるのも百 も承知しています。でも今しかないんです」 「俺の風邪が治って、いや、せめて熱が下がってからじゃ駄目なのか?」 「駄目なんです」 そう断言した古泉は眉を寄せるような表情をした、と思った瞬間に微笑に戻ってた。こういう表情をこいつが する時は本気でまずい時だとはわかったが、その理由とは何だ? 「今日、金曜の放課後からずーっと涼宮さんはあなたの傍に張りついていて話す機会がないんです。そして、 日曜二十四時ジャストになった瞬間に金曜に戻ってくる、というプロセスですよ。今日早朝にセーブポイント がありそうですね」 おいおい勘弁してくれよ…ハルヒ。
タダでさえ頭痛がする俺にお構いなく、古泉は続けた。 「この前の時と同じく、涼宮さんが望んでる”何か”を見つけて、ぜひそれを解消して頂きたいのです」 古泉は強張った笑い顔を続けた。ハルヒはいないんだからそんな無理に笑わなくともいいのに律儀な奴だ。 「古泉、たぶん無理だ」 「無理に見つけろとは言いません。でも今回は涼宮さんはあなたにべったりなので、会話してみてください。 そしたらヒントの一つくらいは見つかるかもしれないですから」 古泉、俺はとてもそんな気力すら起こらないくらいキツイ状態なんだ。 「正直、会話するのも億劫なんだ」 「…」 古泉はとうとう複雑な表情で黙ってしまった。こいつはそんな表情出来るんだな、と思っていた俺の額に冷た いタオルが乗っかった。誰かと思ったら朝比奈さんで、俺を覗き込んで語りかけてきた。 「キョンくん、辛いのはわかってます。本当にごめんなさい。でも、だけど…あたしからもお願いします」 朝比奈さんは涙目だが真剣な表情で俺を見てる。朝比奈さん、頼むからそんな目で見ないでください。 「私からも…」 朝比奈さんの隣にいた長門がぽつりと一言。その目からは何の表情も読み取れないが、何となく憂いをおびて いる感じはする。長門、お前がそんな顔したら何とかしないといけないといけないじゃないか。 「わかった、やってみる」 俺は覚悟を決めた。ただ長門によれば俺は熱があるなりに3日ループで色々な手を尽くしたらしく、閉鎖空間 すら登場させるパターンすらあったらしいが、どれが決定打なのかは不明とのこと。おいおい何すればいいん だよ、ハルヒ。 さてその日、金曜の夕方だ。俺が寝てるベッドの隣には”名女医”と書かれた腕章をつけたミニスカのナース 姿のハルヒがいた。放課後、古泉の言う通りハルヒは俺の部屋にお見舞いと称して押しかけてきたって訳だ。 これは毎回押しかけてくるとは聞いたが、ナースのコスプレまでするとは聞いてなかったぞ。それに医者がど うしてナース姿なんだ、おい。そして古泉、朝比奈さん、長門の3人もハルヒと一緒には来たのだが早々にハ ルヒに”風邪がうつってはいけないから”と帰らされてしまった。 しかしハルヒのナース姿は…いや胸の大きさこそ朝比奈さんに負けるが…もともとのスタイルの抜群の良さも 相まってばっちり決まっていた。これなら部室でハルヒ自身がコスプレしてればいいのに、そう思って見てい た俺にハルヒは気がついたみたいだった。 「なによ、キョン?」 「いや、何でも無い」 俺の回答が気に入らなかったらしいハルヒは畳みかけるように問いかけてきた。 「なんか言いたいことがあんなら言いなさいよ。どうせロクなことじゃないんでしょうけど、黙って溜め込む のは精神に悪いわよ」 どうやらハルヒの機嫌を損ねたらしいが俺はその挑発に乗れるほどの元気もないので、正直に答える事にした。 「ナース姿、似合ってるぞ」 「!?」 ハルヒの奴、俺の言葉に驚いた表情をし、真っ赤になり、もじもじしたかと思ったら急に怒り出した。 「な、なによ、キョン、あんた何言ってんのよ。熱でもあるんじゃないの?」 おいおい、ハルヒ、お前は何を言ってるんだ。 「ハルヒ、俺、熱あるんだが」 「あ、そっか」 お前は何しに来たのかと小一時間… で、文句言いつつもハルヒは俺の傍から離れようとしなかった。いつの間にか俺の母親と妹を籠絡したらしく、 今日は俺の家に泊まって看病すると宣言しても止めるどころが歓迎しやがった。男の家に泊まるってどうよ? と思うのだが、看病するという大義名分を振りかざすハルヒを俺は説得する元気も無かったので、早々にあき らめた。ハルヒは着替えとかは妹の部屋で行い、例の寝袋で俺のベッドの横に寝ることにしたらしい。 やれやれ。
寝坊すんじゃないわよ!
はい、次の日。 「はい、あーん♪」 ナース姿なハルヒがおかゆをレンゲでふーふーと冷ました後、俺に差し出してきた。すごく恥ずかしい気もす るが、誰が見てるわけでもないしそんなのを気にする余裕もあまりないので素直に食べる事にした。パク!っ とそれを一口。もぐもぐもぐっと。ただのおかゆなのに旨く感じるのは気のせいかね。 「美味しい?」 「ああ、うまい」 考えるのも億劫だったので思った通りに答えたら、ハルヒは100Wの笑顔になった。 「当然よね、あたしが作ったんだから!」 「そうだな」 ハルヒはうんうんと嬉しそうにしている。まぁ弱ってる俺からしてみれば、あのハルヒがこれだけ甲斐甲斐し く看病してくれるだけでも単純に嬉かった。 「ふふん♪キョンがこれだけ素直なんて、いい事もあるものよね。あんたこのまま熱出しててくれない?」 おいおい、ちょっと待て。まさかそれでループに入ったんじゃないだろうな!?と焦る俺を尻目にハルヒは 上機嫌で答えた。 「冗談よ、キョン。あんたが元気になってくれないと、教室も部室も楽しくないじゃないの」 いや、あぶないあぶない。俺は地雷を踏んだかと焦ったじゃないかよ、全く。 そうだ。看病と言えば、俺が”あの”入院してた時もハルヒは一人でずーっと居てくれたんだよな。あの時は どんな感じだったんだろう…と思って何も考えずに質問してしまった。 「ハルヒ…」 「なに?」 「俺が入院してた時も、こんな感じだったのか?」 「え!?」 ハルヒの顔色が少し変わった。しまった、俺は別の地雷を踏んだらしい事にその時になって自覚した。何やっ てんだ、俺は!? 「すまないハルヒ、今の質問は忘れて…」 「違ったわよ」 俺の焦りの言葉に被さるようにハルヒは答えた。 「そう、違ったのよ。キョン、ほら、今はあんたとこうやって話出来てるもの」 俺は何とか話を逸らそうと次に語りかける言葉を考えていたが、朦朧とした頭では直には浮かばなかった。そ うやって黙っていたらハルヒは遠くを見てるような目をして語りだした。 「あの時はね、キョン。あんたと二度と話せなくなるかも、って本当に心配したのよ」 「…」 「夢であれば、って何度思った事か」 俺は長門みたいに黙るしかなかった。考えるだけ頭が痛くなりそうだったのもあるが…そう思ってると、意外 な事をハルヒは言い出した。 「夢と言えば、キョン。夢で学校の中をあんたに引っ張り廻された事もあるわよ」 おいおい、また妙な方向に話が飛んだな。しかしお前の夢の中で起こった事まで俺のせいかよ。 「何か光る怪獣みたいなのに追いかけられて…それで…それで…」 そう言ったハルヒは何やら赤くなって口をおさえる仕草をした。おいおい何してんだ、お前? 「う、うるさい、このエロキョン!」 しばらくして、俺はハルヒのその夢とかいうのが例の閉鎖空間の事を言ってると遅ればせながら気がついた。 どうやら熱で記憶力も判断力も無くなってたらしい。やれやれ。そうこうするうちに、あっという間に日曜の 夜を迎えてしまった。熱は下がって来たので俺はハルヒを帰らせようとしたが、頑として俺の説得を聞かずに 居座ってしまった。制服などの月曜日の準備も万端みたいだが、それってお前は週末はずっと俺の横にいるつ もりだったって事か? そして当面の重大事項だったループの解消方法については糸口すら見つからなかった。すみません、朝比奈さ ん、長門。古泉、だから病人に期待するなと……俺はベッドで、ハルヒは妹の部屋でパジャマに着替えて来た あと寝袋に入ったと思ったらすぐ寝息が聞こえてきた。 またやり直しか。俺はそのまま眠りに落ちて行った。
「……キョン!キョンってば!」 まだ目覚ましは鳴ってないぞ。何度鳴ってもすぐ止めてしまうけどな。 「起きてよ」 いやだ。俺は寝ていたい。胡乱な夢を見ているヒマもない。 「起きろってんでしょうが!」 首を絞めた手が俺を揺り動かし、後頭部を固い地面に打ち付けて俺はやっと目を開いた……固い地面? 上半身を跳ね上げる。俺を覗き込んでいたハルヒの顔がひょいと俺の頭を避けた。 「やっと起きたの?」 俺の横で膝立ちになっているセーラー服のハルヒがいた。 「目が覚めたと思ったら、いつの間にかこんな所にいて、隣りであんたが寝てたのよ」 ここは…校内で、俺はブレザーの制服が俺の身体をまとっている。だが俺は以前ここで寝てた覚えがある。そ う、あの閉鎖空間だ。だがあの時のと何か微妙に感じが異なる。それが何かはわからないが。 「ここ、あの時と同じ夢の中なのかしら……ってキョン、あんた熱大丈夫なの?」 ようやく俺の心配をしてくれたらしいハルヒだが不思議な事に俺は健康体そのもの、という感じだ。どういう 理屈で治ったのか知らないが、おそらくハルヒがそう望んだからなんだろう。 結局、ここにいても仕方が無いと校外に出ようとした俺たちは例の不可視の壁に邪魔されてしまい、電話も通 じず、部室に行くしかなかった。そしてハルヒは俺は熱を出したんだから部室にいろと命じて探検に行ってし まった。ここまでは以前の閉鎖空間で起こったのと同じ行動の繰り返しだった。違うのはハルヒがおれをずん ずんと引っ張って行った事と、そもそものこの閉鎖空間に何か違和感を感じた事だ。そうこう考えているうち に例の赤い玉が窓の外に現れた。遅いぞ、古泉。 「やあ、どうも。遅くなってすみません」 能天気な声は、確かに赤い光の中から届いた。赤い光のままという事は、この閉鎖空間は古泉達にとっても 問題な空間って事だな。それはさておき確認したい事があるぞ。 「今回はこれでループから抜け出せそうなのか?」 「わかりません。閉鎖空間が出るパターンは1度経験済みです」 ということは失敗なのか? 「そうとも言えません。長門さんによれば閉鎖空間が出たのは一番最初のループの時だったらしいですから」 正解かも知れないって事か。そう思っているところに古泉が思いがけない事を言いだした。 「ところでこの閉鎖空間。妙だと思いませんか?」 「俺は凡人だからわからんぞ。ただ前回と異なる感じを受ける気はするが、何が妙なんだ、古泉?」 「ここには神人の気配が感じられないんです」 なに!? 「だから前回と同じ手で出られる保証はありません」 まいったな、ループを抜け出す前に閉鎖空間からの脱出法も探れってか。脳内が混乱していた俺は、大失言を してしまった。 「ハルヒとキスする以外の方法を考えろ、って事か?」 赤い光は俺の問いかけに対してなぜか沈黙した。どうしたと思っていたら、しばらくして答えがあった。 「前回はそうやって脱出されてたんですね、なるほど」 何を言ってる古泉…って、俺、何を言ってるんだ! 「こ、古泉、いまさっき俺が言った事は忘れるんだ。いいな!」 しまった…と頭を抱える俺に構わず、古泉は続けた。 「すみません、事は急を要するので。伝言を伝えます。朝比奈さんは”力になれずごめんなさい”、長門さん からは一言です”リバース”と」 ちょっと待て、朝比奈さんのはともかく長門の伝言って何だ?どういう意味だ?パソコンの電源を入れろじゃ ないのか? 「いえ、間違いありません。そして先ほどのあなたの発言でやっと真意がわかりました」 わかったって何をだ、古泉? 「要するに、今回は涼宮さんの要望を満たすように行動すればいいんです」 古泉、お前の発言は遠回り過ぎてわからんぞ、どういうことだ…と問い直す前に時間が来たらしい。 「涼宮さんが戻ってくるようです。それにもう長くはいられません。後はよろしくお願いします」 そう言った次の瞬間、赤い光は消えていった。 ちょっと待て古泉、肝心な事を聞いてないぞ。結局俺は何をすればいいんだ!?
バタバタバタ、と廊下を走る音がする。古泉の言うようにハルヒが駆け足で戻ってきたらしい。今回はパソコ ンの電源を入れている暇はないらしいと思った次の瞬間、部室の扉が大きな音で開いた。 「キョン!思いだしたわ!」 喜色満面のハルヒを見て、違和感を感じた。なぜならこの空間で目を覚まして以降、ハルヒの笑顔すら見てな かったからだ。そして何を思い出したのか問おうとした次の瞬間、ハルヒは俺の右腕を掴んで部室から飛び出 した。 「ちょ、ちょっと待て、ハルヒ。どこ行くんだ?」 「グラウンドよ!」 ハルヒは俺を旧校舎から外に引っ張って行った。おいおい、例の光る神人とかは出てないぞ、なんでそんなに 焦ってるんだ? と疑問に思ったが、とりあえずどうしていいかわからなかったのと、古泉の言う通りハルヒ の望んでる事なんだろうと思い、素直についていく事にした。しかし足早いなハルヒ、付いていくので精一杯 だ。 「キョン、あそこ!」 ハルヒは指差したのは、グラウンドのど真ん中だった。そしてそこまで俺を引っ張って行って…止まった。こ こは例の俺がハルヒに無理やりキスした場所だ。息を切らした俺をハルヒが見ている事に気がついた。その目 は不安とも期待ともつかない複雑そうな色をしている。 「ハルヒ、ここがどうしたんだ」 「キョン、これは夢なんでしょ?」 詳細にいえば違うと思うが、似たようなものだと思うからイエスと答えておこう。 「ああ、たぶんそうだ」 「だったら起きたら忘れてるってわけでしょ、キョン?」 実際には夢じゃないし忘れないと思うが、ここは同意しておこう。 「夢なら覚えてないだろうさ」 その次の瞬間、ハルヒはキッとにらんだかと思うと俺の両肩を掴んで地面に押し倒しやがった。バターン、と 勢いよく後ろに倒れた俺だが幸い頭はハルヒがかばったから地面に打つ事はなかった。そしてデン!と俺の腰 の上に座って動きを封じてしまった。 「ちょ、ちょっと待てハルヒお前何を…」 「黙んなさい!」 有無を言わさぬその雰囲気に俺は不覚にも圧倒されてしまい、沈黙を余儀なくされた。その俺に満足したのか ハルヒはニッと笑ってこう言い放った。 「この前の夢の中ではね、キョン。あんたにここで強引にキスされたのよ」 えーとそうだっけ、と誤魔化そうと思ったが、そんな俺の回答を待たずにハルヒは続けた。 「キョン、あんたはあたしの大切なものを奪ったのよ。許せないわ」 いや、ハルヒ、反省してる。でもあの時は仕方なかったんだ…と思った瞬間、ハルヒはとんでも無い事を言い 出した。 「だ・か・ら。あたしがあんたのを”奪って”やんないと気が済まないの。覚悟しなさい!」 な、何だって!? 長門の”リバース”=”逆”という発言の意味を悟ったその時、俺の唇にやわらかいモノが触れた。 そして世界が暗転した。
……うーん。俺は目を覚ました。幸い今回はベッドから落ちなかったらしい。すぐ横に置いた携帯を開くと、 3件のメールが入っていた。 ”キョンくん、ありがとうございました” ”もう心配ない” ”御無事でなにより。すべてうまく行ったようです” やれやれ、無事抜けたらしいと安堵してふと反対側を見て、すぐ横に誰かが寝てる事に気がついてびっくりし た。そいつは、何とハルヒだった。おい、いつの間に寝袋から這い出して俺のベッドに入りこんだんだ!? 俺は慌てて起こそうとしたが、ハルヒの顔を見て俺は静止してしまった。なぜならハルヒは、ものすごく幸せ そうな寝顔をしてたからだ。 …あたしの大切なものを奪ったのよ。許せないわ… ああ、悪かった、反省してる。だがあの時はそれしか方法が無かったんだ、ハルヒ。しかし今回のループから の脱出のカギがキスの仕返しだとは想像だにしなかったぞ、おい。まぁハルヒらしいけどな。そう思ってまた 俺はハルヒの寝顔に見入ってしまった。全く、なんて幸せそうな顔してるんだ、こいつは。その寝顔に釣られ るかのように俺は妹の髪を撫でる感じでハルヒの柔らかい黒髪をなでながら独り言を言ってしまった。 「静かにしてれば天使なのにな」 「…じゃあ、いつものあたしは悪魔だって言うの?」 え、ハルヒ? 気がつくと、ハルヒはこっちを睨んでるじゃないか。ちょっと待て、お前いつから起きてるんだ? 「ついさっきよ。でもあんたが髪を撫でるからぱっちり目が覚めちゃったじゃないの」 ああ悪かった、と手を髪から離した。俺は髪を撫でてたことを非難されるかと覚悟したが、ハルヒの次の言葉 は意外なものだった。 「それよりキョン、あんたもう熱は無いの?」 「え、あ…ああ、もう熱は無いと思う」 「じゃあ今日は北高に行けるわよね」 「たぶん大丈夫だ、ハルヒ」 「よかった」 俺はついついハルヒの顔を見入ってしまった。そしてその先のハルヒのパジャマからちらっと見える胸元に目 が行ってしまった。朝比奈さんほどじゃないけど…いや、別に見ようと思ってみたんだじゃないぞ。しかし… ハルヒが俺の視線の先に気がついてしまった。やばい! 「ちょっとキョン、あんたどこ見てんのよ!」 「ち、違う、ハルヒ、誤解だ」 しかしハルヒは俺の発言など無視して俺の首の後ろに腕を回して締め始めた。ってお前、顔はキスするくらい 近いし、更に胸を押しつけてどうする! 「このエロキョン。あたしが真剣に看病してたのに、あんた何考えてんのよ!」 「いや待て、ハルヒ、何かが間違ってる。俺は無実だ」 「この嘘つきキョン!」 ぐいぐいと首を締めつつ俺に密着するハルヒ。この狭いベッドの上で暴れるな、というかそう言いつつ胸を押 しつけてどうする。 しかし、俺もハルヒも間近に迫る脅威に全く気がついてなかった。 突然、バターンと俺の部屋の扉が開いた。 「キョンく〜ん、ハルにゃ〜ん、起き……」 部屋に飛び込んできた妹はピタッと止まっている。ちょっと待て、そこから見るとハルヒがベッドの中で俺に 抱きついてるように見えるわけで…だが、しかし、俺が動くよりも妹の動きは素早かった。妹は俺の部屋から 飛び出し、こう叫んだ。 「お母さーん、キョンくんがハルにゃんをベッドで仲良く抱き合ってるよぉ」 おい妹よ、大声で言うな! 「キョン、誤解されちゃったじゃない。どうしてくれんのよ!」 ハルヒは顔を真っ赤にして腕に力を込めて更に密着してきた。 だ、だれか、誰か助けてくれぇ…
しまった、割り込んだorz GJ! さすがハルヒさんや! アグレッシブだぜ。
GJ! カッコ可愛いぜw
ハルヒ「自分の目で見つけ、自分の耳で聞いて、世界とのつながりをつくっていくの。 べつに急ぐ必要はないじゃない? ひとのつくった地図で、世界を確認してまわる必要はないのよ。」
GJ!!
ケン○ッキーのチキンに豪快に噛り付くハルヒとか見てみたい
有希の頭から狐耳が生えていたので無意識にモフモフしてしまうハルヒ
久しぶりに消失読み直して二期への期待を高めてる やはりキョンが消失ハルヒを見つけるところが1つのクライマックスだな 団長の笑顔で世界に色が戻るんだ
>>541 久しぶりに面白い物を読ませてもらったよ。GJ!
>>554 ハルヒがいない時のキョンの低テンションぶりと、
見つかった後のハイテンションぶりの落差もすごいよな。
いったいどれだけすきなんだよ、っていう話だ。
>>547 GJ!カワユスなぁ(*´Д`)
>>552 絵面的には似合いそうだ。
でもなぜかあまり肉食のイメージが無いんだよなw
なんとなく分かるw
朝はご飯か、パンか。 和食党っぽいかな。
肉食食べないとスタイルや運動神経や闘争心を保てないから、 むしろ結構食べてそうな気がする
ハルヒの事だ余り考えてないようでバランスよく食事はとってるような気がする。
食堂で安くお腹いっぱい食べる裏技をキョンに伝授したりと、 実は割とちゃっかりしてるんだよなw
「キョン、あたしたちって、つきあってるの?」 「どうだろうな。おまえはどう思うんだ、ハルヒ?」 「わかんないから聞いてるんじゃないの」 「そうか。だがおまえといるのは嫌いじゃないぞ」 「あたしも。あんたといるのは悪くないわ」 「まあ、なんだかんだで随分と長いからな、おれたち」 「そうね。でも、あっという間だった気もするわね」 「そうだな」 「うん」 「曾おじいちゃん、曾おばあちゃん、ダイアモンド婚式、おめでとう!!」 50人の曾孫たちがいっせいに俺たちを呼ぶ。 「やれやれ。行くか、ハルヒ」 「あたりまえでしょ、どこまでもいっしょよ」 = Maybe endless =
確かに長ぇwGJ。 でも上からの流れのせいでつい食費の心配をしてしまったw
なぜだろう、食費と聞いて想像しちまったのが、 「上手に焼けましたー!」 をしてるハルヒの姿だった
曾孫が50人か子供は何人もうけたのかなww
>>565 「夫婦円満シリーズ」を参照して、
ハルキョン→子(6人)→孫(24人)→曾孫(50人)
と計算しましたw
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〃`⌒ヽ 夜分遅くに すみません 彡//~ヾゝ この前の 節分の件についてなのですが、 レ;´ヮ`ノリ 涼宮さんに対し 気分を害されていますか?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | |/ セツブン? |_____ モウ ナンニチ マエ ダヨ /______/| ,. ‐-ー- 、 |Ll__=__| :|. ノ / ヽ |Ll__=__| :|. _ ノハハハハハ.!_ |Ll__=__| :| [. [>!|─ ─ ,iリ)! ] |Ll__=__| :|____/~○ 、っ ノル´ ̄l ______ /|L|__=__|/ r〜 [>〜〜〜〜〜ヽ / ; __|\__l_______ ,/ | ./ __ _| 何かと思えば……あのな、 レ'´ `´ | あのくらいで怒ってられっか '| | いつものこったろうが .  ̄ ̄ ̄ ̄ | 今の俺としては、 | 安眠妨害のほうが 余程… |\..|_____________ ___________| \___________ でしたら その事を、 今すぐにでも涼宮さんに伝えていただければ、 我々としては ひじょうに助かるのですが…… ゴメンネ ゴメンネ キョン ___ デテカナイデ… /;n ;;:::\ ● デテッチャ ヤダ… / 神/⌒ヽ っ ● /⌒/⌒/:::::/:::| ● ヤリニクイナー . (つ/:::::/:::::/\:| _ ┌:┐|ロロ|/ ̄\A:: |ロロ|/ ̄\::::::! _ |ロロ|..__ / ̄\ _|田|_|ロロ|_| ロロ| | | _|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_|田|_.| ロロ|_
テスト出来たよハルにゃん
体育座りの神人!これは流行る
登校中にばったり会って朝飯も食い忘れてたので一緒朝マックを味わうハルキョンと妹
キョンに朝マックを食べる暇は無さそうだw だがそんなこともあろうかと!しっかりタッパーに保存しているハルヒ。 うん自分でも何言ってるか分からん
>>568 GJ。
ハルヒとファーストフードか……ビックマックだな、間違いなくw
朝から食べないのは体に悪いとか屁理屈のべてキョンの家に朝から押しかけるハルヒ
そして走ってきたのか汗だくだったので朝風呂に入るハルヒ
岡部「今日もあいつらは遅刻か」
>>569 うちは入試受かったら西宮かその近くに住んで、
地元民として二期や驚愕を迎えるのが夢なんだ。どうかハルにゃん女神の御加護を
ホットドッグの屋台を見つけてキョンにねだるハルヒ
しかしそれはハルヒの仕掛けた巧妙な罠だった。
お、あと一週間じゃないか。 ナニがとは言わないが。
ハルにゃんが大活躍する日までか。
「さあ、波止場にカカオの闇取引にいくわよ!」
「一緒にスモークチーズも取引するっさ」
「本も・・・」
「ハサミもー!」
589 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/07(土) 08:01:26 ID:yEOoe7ps
「では僕はアッー!」
「わたしはお茶が欲しいですぅ」
「しょうがないわね。じゃあ鶴屋百貨店にしましょ」
>>591 いつからハルヒの舞台は熊本になったんだw
商店街の抽選で最新式PCが当たったハルヒ
熊本に、やってきました、SOS団
>>583 「笑ってはいけないバレンタインデー24時」
>>583 見える、見えるぞ。
あえてハルちゅるの話題しか出さない住人の姿がっ!
>>567 この神人は新しいなwww
ところで、長門って密かに豆食ってる??
父「ほれ」 娘「親父、何よ、その手は?」 父「チョコレートだ。もらってやる」 娘「はあ?なんであんたにやらなきゃいけないの?」 父「じゃあ、くれ」 娘「ない」 父「ください」 娘「ないものはない」 父「チロル・チョコでいいから」 娘「自分で買え」 父「母さん、ハルヒがいじめる」 娘「いいから、そこどきなさい。通れないでしょ」 父「チョコ、チョコ、チョコ」 娘「あー、うっとうしい!ついてくんな!」 父「ちょこー」 娘「どこからか知らないけど、いつも山のように持って帰ってくるんだから、いいでしょ?」 父「あれは全部偽装だ、もとい義理だ」 娘「娘にどんなマジ・チョコ、期待してんのよ?」 父「どうせやる奴いないなら、くれ」 娘「いるわよ!相手くらい……」 父「ストップ!それ以上言うな。相打ちになりそうだ」 娘「……ふん。たまにはいいこと言うじゃない」 父「キョンのやつにやるのか?」 娘「ぐっ。……そうよ、悪い?」 父「あいつ、何げにもてそうだよな」 娘「どういう意味よ?」 父「深い意味はない。父から娘にハーラン・エリスンの言葉を贈ろう」 娘「は?」 父「Love Ain't Nothing But Sex Misspelled. (LOVEなんてSEXの綴りがまちがっただけ) 」 娘「このクソエロおやじ!!」 父「やーいやーい、お前の母さん、でべそ」 娘「……親父、自爆したわね」 父「かあさん、ちがうんだ! かあさん! うわああああ!!」
親父www
晴れた日に馬車に積まれた藁の上に寝転がるハルヒ
親父イキロwww
>>600 それいい妄想だな。貰った。脳内スクリーンセーバーに設定しとくわ
602 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/07(土) 16:57:34 ID:lImtdjMc
よし…なら俺は逆チョコを今から準備するぜ。 待ってろよ、ハルヒ…
>>597 長門が突如豆の知識を披露してみんながどう突っ込もうか悩んでいると、
的確に「それは豆の豆知識でしょー」とツッコミを入れるハルヒ。
キョンがよく見れば、長門は妙に満足げな顔をしていたという。
>>604 長「フランス語でたんぽぽのことをオネショという」
キ「豆しばかよ!」
そして余った豆を適当に庭に撒いたら翌朝雲を貫かんばかりの巨大な木がそびえ立ってたそうな
相変わらずオハルニャン(笑)を応援スレッドだな
ハルヒ&SOS団と豆の木か…… 大長編の予感
>>606 ハ「決めたわ。この木の名前はユグドラシル(世界樹)よ!」
ハ「ユグドシラルよ!」 キ「間違ってるぞハルヒ」 ハ「この本にそう書いてあるわ」 長「その本は間違っている」 ハ「キョンの馬鹿!」
どんなキティでも良い作品を作れば尊敬されるんだから キティなところを掲示板やらコメントで発揮してないで作品をたくさんつくるのが先決だ
ゴバーク
613 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/07(土) 19:54:44 ID:aZcpknBT
>>607 アホw
ハルにゃん(笑)はアンチスレのアイドルだから馬鹿にすんなw
>>609 ハルヒのテキトーに名付けた豆の樹は、その後たいそう薬効のある葉っぱが取れるようになるとかなんとかって電波が来た。
誰だ近くでドラクエしてんのは。
俺は今FFだから違うな。 ハルヒには竜騎士が似合う。というか「ジャンプ」が。 いけっ「ジャンプ」だ!ハルヒ!
ジャンプといえばルイージ(ボソ
むしろバーサーカーじゃね? ・スレンダーで出る所出たスタイルにピッタリな、半裸のコスチューム ・とにかく攻撃あるのみ、武器は見た目にも強そうな斧/ハンマー系 ・人の話を聞かず、したがってコマンド入力不可 と三拍子揃ってることだし
ハルヒ 忍者+賢者 長門 魔人 みくる 時魔導師 古泉 吟遊詩人 鶴屋 武闘家
>>617 Yなら「あばれる」のアビリティかw
アビリティの内容的には長門かもだが
キョン たまねぎ剣士
とうとうオハルニャンまでも語らなくなったか
全員商人にジョブチェンジして小銭を拾いまくるSOS団
>>620 同意
武闘家じゃなくて空手家だったわ
DQと違うと記憶の片隅にはあったんだけど
激動発売からずいぶん経ったがいまだに「涼宮ハルヒの報道」から進まないwwあれ? そういや先週日曜日にシティの福岡行ったがハルヒかなり少なかった。二期始まるのにな。ハルキョン収集に行ったのに…orz
黄金の鉄の塊のキョン
激動はやってみると意外に面白くなるな。
どこが面白いの?と聞かれても答えられないんだけど。
>>623 ためる×3→爆発のあれかw
唐の時代に天竺目指して旅立つSOS団
ネタがないので、ドラゴンキョンのぱくり インフルエンザで肩痛いのに何やってんだろう? 「ユキ。ずるい。キョンの背中は私の指定席なのよ」 馬ではないので、キョンの背中は竜鐙を付けない限り乗りにくい。 そういう訳もあり普段の私は自分の足で歩いている。 その間に最近友達になった氷竜のユキが、キョンの背中に飛び降りたの。 「・・・空いていたから座った」 そんなの理由にならないわ。 「いい?ユキ。キョンは私が最初に見つけたの。それからずーっとキョンの 背中は私の指定席なの」 「彼は嫌がっていない・・・」 私の追求光線をキョンに向ける。降って湧いてきた災難かのように動揺している。 「俺は悪くない」 まだ何も言ってないわよ。 「・・・ハルヒがそう言うなら、私はもう彼の背中に乗らない」 耳も羽も尻尾もぺたんとなって落ち込んでいる。え?嘘。困らせるつもりは無いのよ。 悪いのはそう。こいつ 「キョン。あんた二日に一回は人間型になりなさい。そして竜の時はユキが 背中に乗っていいの。どう?」 「どうって。人の背中を何だと思って...まあいい。お前らが良ければ問題ないぞ」 「・・・私も問題ない」 「ただ人間型になるのは構わないが、この荷物どうする。お前の大量の食料と 着替えの洋服。ユキも本が大量にある」 あんたが持つに決まっているでしょ? 「・・・・・・・・・・・」 二日後、50キロの荷物を持たされて切れたキョンに、正座で説教を受けた話は 省略するわ。
そら説教もしたくなるわw あと、寝れw
>>629 キョンいきろw
あと持つ前にキレてもいいぞww
今年のバレンタインもハルキョンはまた何かやらかしてくれそうな気がする。 そういえば、今年はバレンタインが土曜日だけに「早チョコ」なるものが流行ってるらしいが… 「ハルヒ、何だこれ」 「『早チョコ』よ。ほら、今年のバレンタインって土曜日じゃない。あ、もちろん義理よ義理」 「どうせ明日も会うだろ」 「もちろん明日も渡すわよ………本命で」 「ハルヒ、何か言ったか?」 なーんてね。
もへじを書くハルヒを映像でみたいものだ。
今夜あたりに『ドラキョンとハルヒ』を投下しようと思う俺であった
佐々木の高校の学園祭でライブするSOS団 現地に着いた所で佐々木を驚かそうと友人と話してる所へいきなり後ろから抱きつくハルヒ
激動は、フィギュアだけのために 4780円で購入→フィギュアゲット→本体3200で売るという、ひどい事を>< サーセンwwwww フィグマよりも造形が好き。
ある日突然ドジっ子になってしまったハルヒ。
別に
>>629 のためじゃ無いんだからね
勘違いしないでよね!
問い訳で第2幕を投下します
では
【神の龍と聖なる少女。共に永き旅をする。付き従うは赤橙と緑の従者】 村を出て既に四ヵ月の月日が流れていた。 共に旅する、2匹と1人。龍の名を知る旅。しかしそれとは別にお告げにある世界を滅ぼす『闇』の事もまた気がかりであった。 幾つかの街に立寄りながら色々な文献を調べる一行。 そこで分かったのは人の世には神龍の伝説が伝わっていない事であった。 多くは人の神を崇める為に伝承が消される事実も存在する。しかし、物語として残る話はどれも英雄譚の一つに過ぎず、 神龍の名を語る物は無かった。 「はぁ〜、此れも外れかぁ〜」 (……此れにも書かれてない。) 【まぁそう簡単に見付かる様なら俺も苦労してないさ そもそも人の書く物はどれも自分達に都合が良い様に書き換えられたりしている 本当に探すなら『央国』まで行くしかないんだろうが… 】 「何?当てがあるわけ?だったら先に其処に行った方が良いじゃない。こんな所で道草してる暇はないんでしょ?」 (…無理。) 「なんで?その『央国』ってとこに行けばいいなら行った方が良いじゃない。」 (…『央国』。…『金龍王・アンセル』と『魔道王』が治めるこの世でもっとも古くそして巨大な国。…でも) 【金龍・黒龍が蔓延ってる上に他国の人間に出入りも禁じて閉ざされて国なんだ 俺も一回立寄ったが偉い目にあった】 「キョン、行ったことあるんだ。」 【お前に出会う前にな 確かに此処からなら海を渡った先だがリスクは半端じゃない そこにナガトも連れて行ってみる どうなると思う】 「…どうなるの?」 (…おそらく『金龍王』と『氷龍王』との戦いになる。私があの国に断り無く入る事は古の盟約を破る事になる。) 「う〜ん。確かに問題ね。…他に方法無いわけ?」 【他っていってもな〜】 (…一つある。) 「え?本当ユキ。」 (…『地龍王』か或いは『嵐龍王』に嘗ての戦いの事を聞いてみること。この2大龍王なら或いは知ってるかもしれない。) 【あのヒヒ爺にか? 本当に知ってるならこんな苦労しないぞ 大体旅に出てみろって言ったのはあの爺だぞ】 「う〜ん。」 (…でも当ても無く旅をしても無意味なのは貴方も良く知るところ。) 【そりゃそうだが】 (…なら、会ってみても損は無いはず。特に『地龍王・ユグドラス』は智に長けていると聞いている。) 【お前に親は如何なんだ?『氷龍王・シュリューワ』も可也知識を持つ龍王って話じゃないか】 (……アレはダメ。) 【…なんかお前と親との間に何かしらありそうだな… さて如何するか ハルヒお前なら如何する?】 其処まで話して龍は一度少女に話をふった。自分の名前の事なら自分で決めてしまってもいいが、この少女も決して 無関係ではない以上、今後の行く先を決めるに当たって少女の話を聞いておくのも重要だった。 というより目の届かない所に行かせると何をするか分かったものじゃないというのが龍の認識だった。 人の街の中では買い求めた魔術書の中にあった召還の魔方陣を街の広場に書き出したり。(正しくは竜語で『あたしはここにいる』である) グリフィンの巣やサイクロプスの住処にかってに入ったりと落ち着いていない。その度に龍は溜息をつきながらも少女を助け事件を解決していた。 そんな事もあり行き先を勝手に決めてみたりもしたが少女の申し訳ない顔と落ち込んだ顔をみてからそうも言えない龍であった。 それ以後は少女もあまり勝手な事はしないようにしていた。
「ねぇキョン。『地龍王』は居るところってあんたの故郷なの?」 【まぁそうなるな 俺が100年前まで生活していた所だ】 「あたし、そこに行ってみたい。考えたらドラゴンが住んでるところなんて行ったこと無いのよね。折角キョンやユキと知り合いになったんだから 2人の故郷に行ってみるのもいいわね。それに其処に行けば何かしら手がかりが得られるなら。一石二鳥よ。うん!それが良いわ!」 【おいハルヒ】 「何?なんか文句あんの?」 【そもそもドラゴンのテリトリーに入って無事で済むと思ってるのか?】 「あたしが危なくなったら又助けてくれるんでしょ?キョン」 【…いや それは…】 「何?助けてくれないの?」 【…分かったよ でも無茶すんなよ?俺だってこの間みたいに旨くいくなんて限らないんだからな】 (…アサクラとキミドリ相手にアソコまで戦えるなら、そうそうに遅れをとる事は無いと思う。あの二匹は可也の手だれ自信を持っていい。) 【そうかい ありがとよ】 「じゃぁ決まりね!でキョン、あんたの故郷ってどっち?」 【此処から西に行った先だ 人々からは『狂気の山脈』と言われる所だ】 「…なんか物騒な名前ね。」 (…ドラゴンが住む場所は人が入れないような場所になっている。だからこそ今まで人とドラゴンは大きな争いも無くやってこれた。) 「ふ〜ん。じゃ行きましょうか。」 【へいへい ほら乗れハルヒ ナガト】 「了解。よいしょっと!」 (お邪魔する。) 1人と1匹を背に乗せた龍は少女の荷物や子龍の買い求めた本等を纏め一緒に背負うと歩き出した。 ここより西へ目指すこと、7つの谷と7つ高原と7つの草原を向けた先にある龍の住まう場所へ。『狂気の山脈』を目指して旅を始めた一行 それから2週間の間。2匹は自分達をつける存在に気付いていた。 最初は子龍を追ってまた水龍達が来たと思ったが、子龍の反応からそれは違うものと分かった。 人の街道から外れた森の中。今夜の野営地を探す為に一行は入り込んでいた。 しかし、それは付けてきている何者かを誘きだす為であった。 泉の辺に野営地を設けると、龍と子龍は食事の準備の為に場を離れると少女に切り出した。 少女はその2匹の行動に別に疑問を持たなかった。子龍は兎も角、この龍が食事をする時席を外すのは何時もの事である。 以前こっそり付けてみたが、流石に大量の岩を食べてる姿を真横で見てるのは気持ちいいものでな無かった。 龍が自分に気を使って席を外してるのは少女には分かった。 子龍に関しては当初何を食べるか心配だったが意外にも少女が作った料理をいたく気に入ったようで、最近は自分で狩った獲物を持って来て 料理をせがむ位であった。最初は熊とかを持って来ていたが、最近はわきまえたもので魚や兎や鳥なんかを持って来ていた。 【じゃぁちょっと俺達席を外すが いいか?ナガトの敷いた結界の外には不用意に出るなよ? 後何かあったらこの龍笛で呼ぶこと 良いな?】 「分かってるわよ。あたしもいい加減子供じゃないんだから。さっさと帰ってきなさい。」 (…分かった。今日も料理を期待してる。) 「任せなさい!」 (…楽しみ。) そういい残して2匹は森の中に消えていった。 しかし2匹の目的は食事ではなく、自分達を付回す存在であった。 暫く森を分け入った2匹は歩みを止めた。相手の出方を見るためであったが、どうも尾行やそういった行為が下手なのか容易に気配を知ることが出来た。 そもそも相手も隠す様子が無いようだった。 2匹は背中合わせになると周囲を警戒した。刹那、2匹の動きに違和感を感じた影がその場を去ろうした。しかしその瞬間を見逃す2匹ではなかった。 龍の咆哮と子龍の鳴き声が重なった瞬間。その影は突き出して土の壁とそこから枝の様に伸びた氷の結晶に絡め取られていた。 そのまま一気に地面に叩きつける。2匹はその影が落ちた先にむかった。遠めで見えた影を見る限り追っていたのは 【…やはり『飛龍』か】 (…何故私達を付けるの?) (これは困りました。まさかこの様な形で見付かってしまうとは。出来れば皆さんがピンチの時に現れて格好よく決める予定だったのですが。) 【…なんだそりゃ】 (…あなた私達を愚弄してるの?) (そうは思っていません。気分を害されたのなら誤ります。しかし、お近づきになるにはそれなりの理由が必要じゃないですか。 今のところ僕とあなた方には接点がありませんから。物語的にもピンチの主人公を助けるのが様になるでしょ?)
龍は目の前にいる飛龍の口ぶりからここ暫く付回していたのがこの飛龍である事は間違いないと理解した。 しかし、何故この飛龍が其処までして自分達に接触を取りたいのかが分からなかった。 (今、あなた方は我々ドラゴン。特に嘗ての戦いを知る者達にとって無視できない存在となっています。世界各地で起きる 『闇』の種族の台頭。多くの種族の巫女に告げられた神託。それらは全て貴方とあの人間の出会いから始まっています。 それで僕は上に言われてあなた方を調べていたのです。まさかあっさり見つかるとは思ってませんでしたが。) (…火龍種にその様な細かい事は出来ない。戦うに特化したし過ぎている。) 【で?俺達にばれちまったが如何するんだ?】 (よろしければあなた方の一行に加えていただけませんか?勿論邪魔はしません。飽く迄行き先や行動はあなた方決めていただいて結構です。 その中でお手伝いできることがあるなら僕も手伝います。決して損はさせませんよ。) 龍は目の前にいる調子のいい飛龍を注意深く観察していた。少なくとも自分達を罠に嵌める様な感じはしない。 しかし、信用できるものは何も無かった。この飛龍が何処かの魔術師に飼われてるとも知れないからだ。 その時子龍が珍しく意見を言った。 (…彼女に聞けばいい。) 【おいナガト】 (…貴方の意見も大事だけど、彼女の意見も大事。2人で話し合った方がいい。私は貴方達に従うまで。) そう言って子龍を見てみた。子龍の意思は既に決まっているようである。また正直目の前に子龍と飛龍とでは実力自体も差が有りすぎる。 いざとなったら自分もいる事だ。 後は確かに少女に聞いてみない事にはと思ってみたが、あの少女なら2つ返事でこの飛龍が加わることに賛成する事だろう。 そう思うと気が重くなる。仕方ないかと思った矢先『龍笛』が聞こえた。 自分達龍にしか聞こえない音色を出す『龍笛』。龍が自分の鱗を使って作ったものだ。少女にもしもの時があっても直ぐに駆けつけられるようにと。 その音色を聞いた瞬間、龍は一目散に少女の下を目指した。 今はこの飛龍より少女が大事であった。急ぎ少女を目指す龍。 そうして龍が見たものは。 満面の笑みを浮かべる少女と、その少女に抱きつかれてあたふたしている1匹の赤橙色の龍であった。 「あ!見てみてキョン。ドラゴンよドラゴン。なんか茂みの中でごそごそ動いてるのが居ると思ったらこの子がいたのよ!で早速捕まえたの。」 (なんなんですか〜?ひゃぁ!そんなとこ触らないで〜) 身の丈にすれば5mは超える龍にしがみついている少女。しかし如何だろうか。龍が少女に良い様にされてるようにしか見えなかった。 そんな少女をヒョイっと摘むとその龍から引き離した。このままほおって置いても拉致があかないからだ。 【まぁまてハルヒ 兎に角落ち着け】 「これが落ち着いていられるモンですか!アンタやユキに続いてまたドラゴン見つけたのよ!こうなったら後1匹位見つけたいわね。」 【鼻息荒いところ悪いが その御希望のもう1匹もきてる 少し落ち着いて話をしないか?】 「え?もう1匹?……あーーーーっ!!本当だ!!あんた達あたし達と一緒に旅しない?」 【良いから落ち着け】 ようやく落ち着いた少女を下ろすと、龍は新たに現れた2匹の龍に尋ねた。何の為に自分達をつけていたのかを。
(勝手につけていたのには誤ります。でも此れは『嵐龍王・ゴッデゥーダ』様の命なんです。) (此方としましても同様です。僕も『炎龍王・ソロモン』の命により仕方なくでした。元々このような事はしたく無かったのですが。) 「ふ〜ん。で、その命ってのは何?」 (…それは…) (大変申し上げにくいのですが…) 【…大方例のお告げかなんやら絡みだろ? 大体こんな所をお前達みたいなドラゴンがうろついてる事自体が妙な話だからな】 (…この件に関しては私がついてるから問題ない。貴方達は即刻帰った方が良い。) (そ、そんな事できませ〜ん!されに貴方達だけだと大変じゃないですか?) (特にこの間のグリフィンの親との戦いでは苦戦していらっしゃったじゃないですか。空も飛べて魔力が直ぐにつきない様な僕みたいな ドラゴンは役に立つと思いますが。) (あ、あたしだって役にたちますよ〜。サイクロプスくらいだったらあたしの『チャーム・ブレス(魅了の吐息)』で簡単に沈められますよ〜。) 2匹は必死に自分達のアピールを始めた。その様子からもこの場だ別れる気は無いのがわかる。 確かに2匹が言うように、仲間なったならいざ戦う際には戦術の幅が出るのも確かだった。 しかし、無理に戦う必要もない。無理にこの2匹を仲間にしても逆に危険が増えることがないかが問題であった。 しかし、やはりそんな龍の心配は何処吹く風。少女は満面の笑顔を見せると2匹にむかって 「良いわよ。あんた達も今日からあたし達の仲間ね。」 と言い放った。 頭を抱える龍。そんな龍を他所に少女は全身から喜びを表していた。 龍には分かっていた、少女がこの2匹を見たらこう言うことが。 ならば何を言っても無駄である。この先の事を考えれば確かに強力な仲間は必要だった。 それが龍であるなら問題ないだろう。 【やれやれ こうなったら何言っても無駄だな この2匹の面倒はお前が見るんだぞ?】 「分かってるわよそれ位。餌とか散歩とかちゃんとさせるから。」 【後で泣きついても知らんからな】 「大丈夫!飼う以上は責任もって育てるから。」 ((あたし〔僕〕達はペットじゃありませ〜ん)) 「【まぁ冗談だけど」】 (…ユニーク) こうして新たに2匹の龍が一行に加わった。 子龍が告げた「氷と風と炎」その残りの「風と炎」が揃ったことになるのだろう。 それは確実にお告げの通り世界が滅びに向かっている証拠なのか。 ならば自分と少女がお告げのように何か意味を満った存在なのか。今は誰にも分からないことであった。
「ところであなた達名前は?」 (えっと、アサヒナ ミクルです。) (コイズミ イツキです。) (…あ) 【お前ら真名を隠すとかする頭は無いのか!】 「ふんふん。ミクルちゃんにコイズミ君ね。今後ともよろしく。」 (こちらこそ、よろしくお願いしますハルヒさん。) (頑張って皆さんのお役に立ちますよ。ふもっふ!) (…面白いドラゴン達。) 【あ〜 なんか頭痛くなってきた】 「決めた!今日からあたし達は『SOS団』よ!」 【なんだその珍妙な名前は】 「ふふん!聞いて驚きなさい『世界を大いに盛り上げる素晴らしいハルヒとドラゴン達の団』って意味よ。凄いでしょ。」 【ここ笑うところか?】 「何ですってキョン?あんた、あたしのセンスにケチつけるつもり?」 【ケチも何もセンス全く無いだろうが!】 「なんですってーっ!ちょっとここに座んなさい!説教してやるわ!」 【こっちのも言いたいことは山ほどあるんだ!いいかそもそもお前は…】 ギャーギャー 1匹と1人の言い合いが始まった。こうなっては近くにいても他の3匹は蚊帳の外であった。 (クスッ。御2人とも仲良いですね。) (…時々良すぎて鬱陶しい時もある。) (でもあの御二方の様な存在が案外伝説の『神龍と聖なる少女』なのかもしれませんね。) こうして一行にミクルとイツキが加わった。 此れ出会いはこの先にある、大きな運命の分岐点だったのかもしれなかった。
以上です
今回はさくさく書けたな
次回から5人(?)揃うから書きやすくなるかも
>>637 最近の海洋堂の造詣は以前に比べて落ちたと思うが如何に
少なくともリボフロはfigmaより上には見えないな
GJ! いいねいいねーw
深夜の投下乙です。
>>645 GJ!
しかし嵐龍王と炎龍王の名前に吹いたw
特に炎龍王は放射能熱線を使ってきそうだw
GJ!イキイキしてきたなw だがしかし推敲しろと(ry リボフロに関しては造形というか表情が好きだな。 アニメ絵とイラスト絵って感じでどっちも好きだけど
GJ! しかし『世界を大いに盛り上げる素晴らしいハルヒとドラゴンたちの団』でSOS団か…… 自分を『素晴らしいハルヒ』と言うあたりがハルヒらしいなww
何時も乙です 氷龍王の名前って主流派?
激動で久しぶりにハルヒの声を聞いた気がするw これはこれでアリだったな。
1時間ハルキョン
ゲームの類をしない俺にとってはハルヒちゃんが楽しみなわけだが、このスレでハルヒちゃんの話題もおkなの?
アンパンと牛乳を手にキョン家を張り込むハルヒ
>>654 個人的には別に構わないと思うけど、何か問題あるかな
話題に出来るような内容ならいいけどw
実はハルヒちゃんもちゅるやさんも内容知らないんだぜ
大体ねんぷちのハルヒちゃんだけ応募の上抽選っておかしいだろ! 角川はとっとと一般発売かゼンプレにしろよ!
既に誰か言ってたが、キョンはついにハルヒに襲いかかった(健全な意味で)んだぞおまいら 少年エース参照
森さん「えっちなのはよくないと思います!」
>>654 完全に別なのにハルヒとハルヒちゃんを同一視するほど妄想に汚染されてるですね
ついでにスレタイ変えようぜ
ハルちゅるは金曜日から。 二期は今春。激動は発売されたし直列並列も三月発売。 だがしかーし! その全ては驚愕発売までのモチベーションを上げる、たんなる引き立て役に過ぎないのだ!! とは言わないけどね。全部楽しみさ。
コミックスの限定版を予約したのなんて ハルヒちゃんが始めてだぜ
665 :
やっちまった :2009/02/08(日) 19:23:17 ID:rJXKOkxI
『ドラゴンと少女の物語』テーマ曲 ・ドラキョン fight on ハルササ ハルヒ :刻を廻せ 世界のまんなかで くしゃみすれば何処かの森で龍が乱舞 ササキ :君が守る刻のカギ まやかし 遥かなる物語 ハルササ:舐め合っても ドラキョンは強い〜 ハルヒ :生き残りたい 生き残りたい まだ生きてたくなる〜 神話の導きで今、巡り合った ササキ :生き残りたい 途方にくれて ククックッ枯れてゆく ハルササ:本気のキモチ 見せつけるまで あたし(僕は) 眠らない ハルヒ :生き残りたい 超えれない種族(カベ) あたし 恐れていた 許された生命が今、惹かれあった 彷徨い疲れ キョンのとなりで ココロ鎮めたい 本気のカラダ 見せつけるまで あたし 眠らない ササキ :生き残りたい がけっぷちでいい キョンを愛してる 目覚めたい生命が今、巡り合った ハルヒ :歓喜を込めて 祈り捧ぐよ キョンを愛してる 神話の導きで… ハルササ:生き残りたい まだ生きてたい キョンを愛してる 本気のココロ見せつけるまで あたし(私) 眠らない
ハルヒちゃん三巻限定版とハルヒ主義を地元の本屋で予約したらすげえ白い目でみられた上に予約表に「涼宮ハルヒの憂鬱3」と書かれた。 うおーい!
鍛冶屋の朝倉に世界最強の日本刀を一本作って貰うハルヒ
>>666 大丈夫かw 本屋のシステムは知らんけど。
俺は、まあ予約しなくても大丈夫だとろう、と高をくくってくるけど。
忘れないようにしないとな。
>>668 確か両方とも受注限定販売だったと思うのだが、はて。
>>666 獣の数字だね。
ツガノ版(しかも通常)が来ないことを祈れ!
メイトとかなら確実で店員も理解してくれる(理解ありすぎて困る時もある)
>>668 そんなドリーム見てないで予約してこい!
後で後悔しても住人は助けてやれんぞ
そういやメイトの場合、予約用紙があったっけ。 明日行ってくる……といいたいが、メイト閉まるの早いからな。まあ次の休みでいいか。
>>671 まあ「憂鬱3」と書かれたのは角川の例の予約用紙を出した後にもらった店頭引き替え用の予約券なんだが、それにしたってなあ。
メイトで予約しても良かったんだけど、メイトまで受け取りに行くのに交通費かかるし。中学生にはそういうの結構痛い。メイトの特典欲しかったんだが、泣く泣く諦めた……orz
>>673 ・・・そうか
通販とか使い放題だからわすれてるな〜
TSUTAYAなんかはどうだい?アソコは流れ作業だから気にならないかも
結局発売日に買いに走るのがイチバンという結論に達する俺w
>>674 自宅から一番近くてチャリなら十分もかかんない所にあるのが積文館だったんだよ。TSUTAYAは三十分ほどかかる。特典つかないならどこでも良いやと思って。一応ポイントカードもあるしね。
今wikiで「父と一緒」のシリーズを読んできたけど、 書いてる人はプロじゃないのか、あれ。
二期はまだ未定だし、ゲームのプレイ動画でも見て元気なハルヒに(*´Д`)ハァハァするかな
ハルキョンでゲームの実況プレイ動画見たい
ハルヒによるはじめてのスペランカーやはじめてのいっき実況とか見てみたい
スペランカーとか数分で投げ出すだろうなw
閉鎖空間の経験以降、 キョンが夢に出てくると、ハルヒはびびるんだろうな・・・・ 「ここここの間のようにはいかないんだからね。これは あたしの夢なんだから、勝手に入ってくるんじゃないの!」
お、もうこんな時間だ。 ハルヒつれて風呂入ってくるノシ
鞭ってプリンセス専用?メイジも装備したりできないかな? 鞭装備だと肉弾戦に参加できるが魔法の威力が弱くなり、コンセント等も発動しないとか
誤爆スマン
>>566 の書き込み見て、つい続きが書きたくなる…
いや止めておこう。終了を宣言したシリーズだ…
>>684 殴りメイジといえばリューナイトだなw
Wiz系で意外にプリーストを選択したハルヒ。だが装備はしっかりこん棒だったという……って電波がきた。
691 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/09(月) 02:10:03 ID:7pt7rs3U
リューナイトとかなつかしす アニメと漫画のストーリーの違いに( ゚д゚)ポカーンとなった覚えがあるわ
>>688 おお、あのシリーズがまた読めるのか?
ハルキョン、カムバック!!
>>668 むしろ再開じゃなくて「再会!」として出すのが良いかと。
>>692 アニメでもTV版とOVA版も別物なんだよな。
OVA版の方が個人的には好きだったり。
ハルヒはTV版の方が好きそうだw
悪に走った師・ジョンスミスを追って旅立つハルヒ
ハルヒはパラディンか
リューナイトの作者の伊東老師もハルヒ好きそうな気がする。 SF畑の人だし、ゼーガペインとか見てるとそんな気が。 そういやハルヒはオカルトもある程度は調べてたみたいだけど、 SFとかはどうなんだろ。ぶっちゃけファンタジーみたいなモンだと思ってたのかな。
>>698 宇宙英雄物語とかまんまだしなーネタ的にもオチ的にも
となると、ジュージがハルヒ、咲美がキョンのポジションになるな〜性別が逆だけども
ネタバレ的にはハルヒのおっかさんあたりが千太郎になるのかねぇ…
ホントはハルヒが適任だけども表面的な性格は逆だしな
朝比奈さん大が「帆」と書いてある旗をふって高笑いしている絵が見えた
ネカフェに泊まるハルキョン
幅広い年齢層だな、しかしw
ハルヒ「騎士道大原則一つ!」 キョン「・・・とんだ勇者様だな。やれやれ」 キョンはパッフィーポジかな? ハルヒ「馬鹿!涙滴型宇宙艇よ!」 キョン「知るか!そんなの」 いかい意外にいける!・・・漢字間違ってないかな
ちょっとある電波を受信した。 流れを読まずに投下させてもらう。
「あたし、告白されちゃった♪」 時は3月末、 阪中のもってきた、よく分からん地球外生命体的なものを シャミセンに封印したあの事件から数日たったある日。 朝日奈さんはメイド姿でお茶を団員に振る舞い、 長門は、いつも通り部室の隅でハードカバーを無表情で読んでいたし、 古泉はというと、こいつもやはりいつも通りのニヤケ面で 俺とボードゲームによる熱い戦いを繰り広げていた。(まぁ俺の圧勝だが。) 普通のSOS団的放課後だったはずなんだが… そこに、100万Wの笑顔をした我らが団長様が飛び込んできた。 事件呼ぶ不敵な笑み。涼宮ハルヒがそこにいた。 そして… 冒頭のセリフを、天井に向かって叫んだ。
「ふふぅん、キョン、うらやましいでしょ?」 別に羨ましくなどない。 ていうか、お前は普通の奴には興味ねぇって言ってたじゃないか。 「たまには、いいかなぁ、って思ってね」 あり得ん。誰かがこいつに告白するなど断じてあり得ん。 実は俺、異世界人なんだ、みたいな告白が誰かからあってもおかしかないが、 愛の告白などもっての外だ。
「キョンはどう思う?」 何が? 「あたしが誰かと付き合うことよ。」 まだ、ニヤニヤとした顔つきでこちらを見ている。 俺は言ってやった。 「お前が、いいんならいいんじゃないか?」 何故か、ハルヒの顔が曇る。 「少しは止めようって気はないの?」 「それは、お前が決めることだ。俺には口を出す権利はない。 ただし、付き合うとしても、SOS団の活動だけはちゃんと参加しろよ? みんな、寂しいからな。」
ハルヒは、 「キョン個人としてはどう思って…」 何か言おうとして口を閉じた。 その日ハルヒは、最後まで不機嫌だった。 終いには、長門が本を閉じるのを待たずに勝手に帰りやがった。 いったい俺が何したってんだ? なぁ、ハルヒ? 「すみません、ちょっといいでしょうか?あなたにお話があります。」 古泉が声をかけてきた。 こいつが話があるって時は大抵いいことは無いな。 今度はいったいどんな話だ?
少しいつものニヤケ面を、強張らせ 「特大の閉鎖空間が発生しています。」 「なんだって?」 「ここのところ安定していた涼宮さんの精神が不安定になりつつあります。」 原因は何だ? 「あなたです。今のところ何が引き金かは分りかねますが。」 俺か? あいつは、部室に入ってきたときはかなり上機嫌だったはずだ。 なら、そのあと俺がした何かが引き金になったに違いない。 俺があの後したことと言えば… 「よく思い出してください。」 古泉のニヤケ面がさらに強張る。
確かあいつは俺に告白されたことについての意見を何度も求めてきた。 その会話の中に何か手掛かりが… 「理由は簡単。」 気がつくと後ろに長門が立っていた。 いつの間に? 「あなたと涼宮ハルヒの受け答えを思い出して。」 あいつとの話か。 たしか、お前が決めろとか、SOS団での活動も大事にしろとかだった気がするが… !俺はハッとした。 「分からなければあなたの鈍さは、並大抵ではない。」 いくら、俺でも分かるぜ。 俺はあの時一つ言うべきことを欠いていた。 それは、俺個人での意見。 それを求めていたんだな、ハルヒ?
「早く行ってあげてください!」 朝日奈さんが、マフラーを首にかけてくれた。 待ってろハルヒ! 俺は部室を飛び出した。 階段を三段跳びで降り、猛ダッシュで旧館を抜け、 下駄箱まで来た。 靴をいつもの2倍以上の速さで履き替え、校門を出る。 旧館からのダッシュで随分疲れていたが、そんなことは、お構いなしに 坂を駆け下りる。 間に合ってくれ!
いつもの10倍速くらい出しただろうか? しばらく走り続け、ようやくハルヒの背中が見えた。 「おい!ハルヒ!」 と叫ぼうとしたが疲れすぎて大声が出せない。 何とか意地でハルヒに追いついた。 「おい、ハルヒ。」
60行みっちり詰めろとは言わんが、30〜40行くらいはまとめてくれんか。
あと今からでも遅くないから朝比奈さんをなんとかしてあげてくれ。。
>>713 ?もしかして規制に引っ掛かった?
よし支援
団員を騙して無賃労働させてそのバイト代を一切働いてないのに全て横取りするハルニャン(笑)
ここまで書いたんならさっさと投下してもらわんと歯切れ悪い。つーことで支援だ。
編集し直してるのかバボンでもくらったのか
ハルヒはそこまで悪者になりきれねえぜ
キョンがチャラ男でもハルヒは受け入れたろうか
それは長門が朝倉だったらハルヒに興味もたれたろうか ってレベルの変化じゃないかい
インフルエンザでねていて、インフルエンザねたで、バカSSを書いた。
>>704-713 さんが終わるまで、待機する。
>>700 ならば紅竜センセとゾハルで。
いやキャラもポジも違うが、ハルヒなら魔王号も乗りこなせるw
最悪の場合、リリースSSを投入する。早くupせよ。
自分のフィギュアの在庫を前に頭抱えるハルヒ
その一月後に熱狂的なブームが来て 古泉理事、みくる秘書、長門工場長とキョン営業部長ともども大喜びというわけですな
ハルヒは動揺していた。 「キョン!?どうして?ここまで走ってきたの?」 「ハルヒ、さっきお前に言い忘れていたことがあった。」 ハルヒは、部室と同様に、不機嫌そうな表情を作った。 「何よ。今更何言ったって…」 俺は、ハルヒを優しく抱きしめた。 「これが俺の答えだ…」 抱きしめているので顔は見えないが、たぶん真っ赤だろうな。 俺も顔が熱い。 すまん、ひっかっかてしまった 支援感謝
「どういうこと?ちゃんと口で説明しなさい!」 若干声を上ずらせながら聞いてきた。 言わなくても分かってんだろ? 「俺は、ずっとお前と一緒にいたい。お前を離したくない。 だから、俺としては、付き合うことには反対だ。」 こっ恥ずかしいこと言わせんなよ全く。 「あたしも…」 何だ?言いたいことははっきり言わないとお前らしくないぞ? 「う、うるさい!その…あたしもずっとあんたと一緒にいたい。」 よしよし、素直なのはいいことだぞハルヒ。 「ハルヒ、好きだ。」 「あたしも。」 その時、抱いていた肩を離し、初めてハルヒの顔見た。 俺は再度、ハルヒを抱きしめた。その時のハルヒの顔はご想像にお任せしよう。 「寒いだろ。暫くこのままでいてやるよ。」 「…ありがと。」
どのくらいたっただろうか? よくわからないが俺達は、家路についた。 「ねぇキョン。」 何だ。 「あたしのどんなところが好きなの?」 回答に困った。 変なこと言って怒らせちまったらやだからな。 「全部が好きだ。」 「何よそれ。」 ハルヒは顔を赤らめてそっぽを向いている。 「お前こそどうなんだ?」 「あたしは…」 「あたしも、あんたの全部が好き!」 ハルヒは太陽よりも明るい100万Wの笑顔で答えた。 「お前に答えになってないじゃないか。」 「いいの♪」 俺達の手はしっかりと握られていた。 俺はこのとき後からハルヒに聞こうと思っていた言葉を封印した。 「もし、俺が誰かから告白されたらどう思う?」 もう、聞く必要はないだろ? 答えは決まってるからな。 end
エピローグ 次の日ハルヒは、弁当を作ってきた。 「ほら、一応…恋人同士になったわけだし。」 顔を紅潮させながら恋人の部分だけすごく恥ずかしそうに言うハルヒ。 すごくかわいい。 やっぱり、ハルヒの弁当はうまかった。 肉じゃがなんか最高だ。 このきんぴらなんかも絶品だ。 「すごくうまいぞ。お前も食べてみろ。」 「な…バカキョン!みんなも見てるのに恥ずかしいじゃないの!」 そんなこと言いながらちゃんとあーんするんだな。 「うるさい!」 真っ赤な顔。 やっぱりすごくかわいい。 「あたしばっかり恥ずかしい思いさせないの!あんたも食べなさい!」 正直すごく恥ずかしい。そう思いながらもハルヒの持つ箸に口を近づけていく俺はいったい何なんだ? 谷口「バカップル自重しr」 ほんとにend
ここまでひっぱってすまん。 規制ひっかかる俺はなさけない。 初SSだったんで見苦しいかもしれませんけどよろしくっす
>>732 乙!
誰だってハジメテはあるんだぜ。これからも頼むぜ。
乙乙 王道展開は読んでて安心できるな。
完結乙! 終わって良かった。今度からはすぱっと終わらせて気分良くさせてくれ。
>>732 間にあったようだね。危うく次の救援SSを投入する寸前だった。
「おい、ハルヒ。」
足が笑っていやがる。
「何よ。あたしが誰と付き合おうと関係ないんでしょ、あんた?」
ハルヒの怒りはもっともだ。ハルヒが誰かと付き合うと話しをした際、
俺は関係ないと言い切ってしまった。友達以前の、まるで赤の他人の
ような突き放し方だった。許されるものではない...
「くっ、聞いてくれ。ハルヒ」
俯いたハルヒの表情は見えない。しかし怒りと悲しさで歯を食いしばって
いるのだろか?こんな気持ちにさせたのは俺のせいだ。
「聞いてくれ。ハルヒ」
鞄を放り投げハルヒの両肩を掴み、俺に向けさせる。
「俺は今まで自信がなかった。ハルヒに取っては俺なんか居なくてもいい
存在だと。そういう気持ちもあって...お前の事を考えないと...」
「キョン」
聞いてくれ。
「お前の事を考えてはいけないと、勝手にルールを決めて。今まで。。。」
「ごめん。キョン、私が...」
言わせろ。
「今から、お前の事を考える!一生懸命考える。好きとか嫌いとかは別にして、
一生懸命お前の事を考える!」
「キョン。ありがとう。でも謝らなければならないのはあたし。告白の話はあれは!え?」
ハルヒに全てを言わせてはならない。最低男だが、赤点は取るつもりはない。
俺は全てを言わせずハルヒを抱き寄せた。
「ちょっと、キョン」
なんだ?
「好き嫌いはまだ別じゃなかったの?」
そんな事いったか?
ハルヒは抵抗もせずに俺に抱かれている。
「今、一生懸命あたしの事を考えている?」
ああ、あたまの中はハルヒで一杯だぜ。
「バカ...」
その後?キスはしないよ。さすがにね。
でも俺たちは一歩進んだ。しかしでかい山脈だった。後は平地さ。
「愛しているぜ。ハルヒ」
ついでに言おう。ハルヒに告白した勇者は
例のハカセ君だ。家庭教師ハルヒの教え子。
お前は将来有望だ。勉強ともども頑張れ!
実はクラスの女子の半数を食ってたキョン
>>736 平地と山脈ってのがイイね。
つーかハカセくん勇者ww
>>731 乙、GJ!
>>736 GJ! じつはハル博士を書きかけてるっさ! できたら投下する。
しんみり系なんで、ドタバタのおいらにゃ荷が勝ちすぎてすすまないんだが。
では、インフルネンザねた、投下する。すでに罹った人へ、これからかかる人へも捧げます。
「ちょっと、キョン、大丈夫なの? 39度ぉ!? だったら電話なんかしてないで寝 てなさい! かけたのは、確かにあたしだけど。 とにかく! あったかくして寝てな さい。帰りに寄るから」 来るな、うつる、とか言ってた気がするけど、インフルエンザで寝こんでるような気 合の足りない雑用係の妄言なんて聞くに値しないわよね、うん。キョン、待ってなさい! あんたの風邪なんか、あたしがいっぱつで治したげるわ!! 「インフルエンザは風邪ではない」 って、有希? いつからいたの。 「さっき」 そう。でもあたし、インフルエンザなんて言ったかしら? 「言っていない。でも現在、流行中」 そうね。うちのクラスも10人以上休んでるんじゃないかしら。 「学級閉鎖の可能性が高い」 そうなの? あいつがいないと退屈だし、いっそ休みの方がいいかも……って、キョン のことなんか考えてないし、しゃべってないわよ! 「わかった」 ところで有希、さっきインフルエンザは風邪じゃないって言ってたけど。 「インフルエンザは重篤な感染症。1918年から始まったパンデミック(世界的大流 行)、いわゆる「スペイン風邪」では、地球上の半数の人間が罹病し、死亡者は4000 万人から1億人の間と推定される」 ええ!そうなの? あたし軽く考えすぎてたみたい。こうしちゃいられないわ! 「待って。これを」 なに、この瓶?水薬? 「インフルエンザにはタミフルなどの薬が有効。しかし異常行動の可能性が危惧され、 10〜19歳には投与が控えられている」 異常行動? 飲ましたら、キョンの奴、ツンからデレになるかしら? 「それはない」 そりゃそうね。 「彼の場合は行動よりむしろ認知に問題がある」 まったくよ、あたしの気持ちなんか、これっぽっちも分かってないんだから……なんて ことは、少しも思っていないからね! 「わかった」 で、この薬は? 「インフルエンザの罹病期間を短縮する効果がある。副作用もない」 つまり早く治るのね。ありがと、有希。 「予防にも効果がある。あなたも飲むべき」 え、そう? 「このままでは、あなたもインフルエンザに感染する可能性が極めて高い。彼が快癒し た時、あなたが感染していると、彼は責任を感じると思われる」 持つべきものは、あんたみたいな友達よ。 ううん、あんたみたいないい子は、宇宙中 さがしたって見つからないわ! ありがとう、有希! さっそくキョンの家に行ってく る! さあ、キョン! インフルエンザなんてちゃっちゃと治すわよ! この流行で学級閉鎖 とか学校閉鎖になるらしいから、そうしたら空いた時間、思う存分イチャイチャできる わ! 「のあ! ハルヒ、のしかかるな! というか、おまえ、考えてることが全部言葉になっ ちまってるぞ!」 そんなことはどうだっていいのよ! 有希にもらった薬よ、さっさと飲みなさい。え? 飲めないの? もう、しかたないわね。
「ハルヒ、飲める! ひとりで飲めるから!」 「問答無用!ぐびぐび」 さあ、口移しで飲ましてあげるわ! って、ちょっと飲んじゃったけど。あたしも飲めっ て言ってたから、別にいいわよね。さあ、キョン、観念しなさい!! 「顔が近い!って、な、なにを・・・んんん!!!」 次の日、熱も下がり体力も回復した俺は学校へ行った。ハルヒが「どんなもんだい」 といった風に胸を張っていたがそれはどうでもいい話だ。聞きたいことがあった俺は、 ハルヒが学食へ行った隙に部室へと向かった。案の定、長門は俺の疑問に対する答えを すでに用意していた。 「すると、ハルヒはとっくにインフルエンザにかかってたっていうんだな」 「そう」 「そうは見えなかったぞ。確かに無駄にテンションは高かったが」 「インフルエンザは、 風邪(普通感冒)とは異なり、比較的急速に出現する悪寒、発熱、 頭痛、全身倦怠感、筋肉痛を特徴とし、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、咳、痰などの気道炎症状、 また腹痛、嘔吐、下痢といった胃腸症状を伴う場合がある。しかし涼宮ハルヒの力によっ て、それらの症状置換が行われた可能性が高い」 「というと?」 「体温ではなく、あなたへの熱が上がった。オチは地口オチ」 「おい」 またオヤジギャグって言われるぞ。 「インフルエンザで学校を休む事態は彼女の望むものではなかった。一方でインフルエ ンザ・ウイルスの影響が置換され『ツン』が弱まり、地の『デレ』が表面に出てきたと 推測される。……お幸せに」 その“……”は何だ?と聞こうとした時、部室のドアがバンと蹴り開けられた。 「キョン! こんなところにいたのね」 こんなところって、ここはSOS団のアジトだろ。 「そんなことはどうだっていいのよ! 食後のお薬を飲まなきゃだめじゃないの!」 いや、もうインフルエンザは治ったみたいだ。必要ないぞ、ハルヒ。 「駄目よ! 症状がおさまったといっても、体内からウイルスがいなくなった訳じゃな いわ。1週間は続けないと、あんたはそれでよくても、今度はあんたが感染源になるん だからね! という訳で、そこに座りなさい!」 いや、もう座ってるが。 「動くんじゃないわよ! ぐびぐび」 って、またかよ! 昨日の夕食後も深夜も今朝も飲んだだろうが! というか学校だぞ、 部室だぞ、長門もいるんだぞ! 「問答無用!!」 「んんん・・・!!!」 おしまい
みくる 「えっちなのはよくないと思います!」 ・・・・・・妄想、すまん。寝てくる。
たまには清々しいくらいの馬鹿ネタもいいもんだw GJ!
>>740 乙。ニヤニヤしました。
>>732 何か乗っ取りSSになった感じで、悪いことしたかな?って思い始めた。
ごめん。
>>740 GJ!ニヤケてしまった俺がイル
>>744 そんなことないですよ!
むしろ駄作を良作に変えていただき感謝っす
>>742 乙乙乙!!
誤変換され過ぎだろw
お大事にな
自分もSS投下いいかな。
よし。やっちまえ
空は青く、雲一つ無い。そんな快晴の日曜日、あたしは一人で商店街を歩いていた。 ホントはキョンも誘ったんだけど、用事があるとか言われ、何よ付き合いだしてもうすぐ一週間なのに、と一人ごちていた時、あたしはいつものSOS団御用達である喫茶店の前を通り過ぎる。 「あ…っ」 結構ずかずかと歩いていたから中にいる人が見えるはずはないのだけど、その見知った男の姿だけははっきりと捉えることができた。 ーーキョン。 その向かい側に座ってキョンと談笑を続けているのはいつか会ったーー佐々木さん。何よあいつ、こんな所で堂々と浮気? あたしは窓際に張り付き、しかしてキョンたちには見えないように座り込む。それから愛用のボイスレコーダーを鞄から取り出しセット完了。 証拠はしっかり残しとかないとね。後のためにも。 ボイスレコーダーの電源を入れたあたしは聞き耳をたてることにした。
書いてたやつが全部とんでしまった…orz なので『2』投下までに時間がかかります。すみません。頑張りますので…! なんで記念すべき初投下でこんなことに…… 追伸 『アル晴レタ日曜日ノコト』間違い発見しました。一週間じゃなくて一ヶ月です。ほんとすみません。
ドンマイ なんか唐突にハルヒの頭をなでなでしたくなった。 弱気になったハルヒなら思うさまナデナデ出来るはず!
ブラックメールをキョンに仕掛けて後でキレられるハルヒ 後にSOS団空中分解の危機に陥る
深夜にキョンが気になって電話しちゃうハルニャン(笑) なんてどうでもいいからさ、 たまにはハルヒが団員を奴隷のごとく、強制無賃労働させた事について話し合おうぜ え?そりゃ何の話だって? 原作の情報ですけどww
そういや弱ったハルヒは可愛いだとか抜かしてたな 油断してるとポロっとデレるからこっちも油断できんw
>>758 エンドレスエイトではだいぶキョンフィルターが取れかかってたなw
キョンにとって静かにしてるハルヒは朝比奈さんを超えるらしいからな
>>755 弱気なハルヒ見つけた(作った)
「よう。ハルヒ一人か?」
珍しく長門も居ない、ハルヒが一番乗りの文芸教室であった。
「何やってんだ?」
俺の顔も見ないで何やってんだ?こいつ。
俺が近づくと椅子を廻して背中を向けやがった。
「ハルヒ?」
「うるさい!」
俺なんかしたか?
「どうせ何か良からぬ企みでも考えて居たのか?」
「違うわよ!」
パソコンには、SOS団の活動フォトが表示されていた。
「なんでこんなの見ていたんだ?」
「どうでもいいでしょ。あんたには!」
「お前・・・声変だぞ?」
そのなんだ。鼻に詰まったような声は、ひょっとして・・・
「インフル・・・「泣いて何かないわよ!」」え?
泣いているハルヒが?
俺はハルヒは泣かない事を知っている。少なくとも俺の前では・・・
多分他の誰の前でも泣いた事が無いだろう。
そんなハルヒが何故?
後よろしく!
後、よろしく
朝のTVでの星座占いを聞いてもそのテのは信じないと一笑に付してたハルヒだったが 登校中に転んで膝にバンドエイド、その弾みでスカートが少し破けたりと踏んだり蹴ったりで つい弱気になるハルヒ
ハルヒ「そんな弱い自分に反逆するのよ!」
>>750 の続き。
俺の目の前に座った佐々木は、古泉とはまた違った種類の微笑を浮かべつつ言った。
「で、僕に何の相談なんだい?僕には付き合って一ヶ月の彼女に何を贈ろうか悩んでいる、そんな感じに見えるけど」
「……っ」
直球ストライク。図星をついてきやがった。
「あれ、もしかして…当たりかい?」
くそ、解ったよ。認めりゃいいんだろ。
そう。俺とハルヒは約一ヶ月前に、いわゆる恋人同士という関係になってしまったのだ。そこに行き着くまでの過程は俺が恥ずかしいので割愛させてもらうが、俺とハルヒはなかなかに『普通』な付き合いをしてきたと言ってもいいだろう。
だが、そんな『普通』な付き合いの中にもイベントと言うものは存在する。むしろ『一ヶ月記念』なんてやつは『普通』のカップルだからこそあるのかもしれん。…カップルって自分で言うとかなり恥ずいな。
で、ハルヒがそれを楽しみにしていることは誰の目にも明らかだったので、もちろん俺は何かやろうと考えた。までは良かったのだが、いかんせん俺は平凡な男子高校生だ。あいつに何を贈ればいいかなんてサッパリ解らん。
さて日付が変る。 ハルヒを風呂に入れる時間が来た…ッ!ではノシ
佐々木を召集したのもそのためだ。実際に女子に相談するのはいいんじゃないか、と思ってな。朝比奈さんと長門?二人とも『普通』とはちょっと違うからな。いやこいつもこいつで『普通』じゃないが。 「贈り物についてはキョンのセンスでいいと思うけど、何故僕なのか教えて欲しいね」 「なんとなく似てるような気がするんだよ」 「それは、僕と涼宮さんが、という意味でいいのかな」 じつは佐々木を呼んだもう一つの理由がこれだ。背後にあるプロフィールだけじゃない。どこがと言われれば答えられないだろうが、なんとなくハルヒと佐々木は似ていると思う。…性格も口調もぜんぜん違うのにな。 「でもキョンが好きなのは涼宮さんだ。もし、今僕と涼宮さんが入れ替わったとしても、キョンは『僕』である涼宮さんの所にはいかないだろう?」 当たり前だ。 「それでこそ僕の『親友』だよ。おっと、そろそろ行かないと」 いきなり呼び出して悪かったな。この礼は次にする。 「べつにいいよ。こんなんで役に立てたのならまた相談ぐらい乗ってもいい。それにキョンのこんな話、そうそう聞けるものじゃないしね」 「うるさい」 さて、もう一つやらなくちゃな、と俺は携帯を手にとった
ハ「キョン、今日はゼリー入浴剤を入れたわ! キョンの大好きなぬるぬるとろとろローション風呂よ!」 キ「誤解を招くようなこと言うな。だいたい、そんなもの、どこで買ってくるんだ?」 ハ「普通に楽○で売ってるわよ! 嫌なら入らなくていいわ。そのかわり、そんなばっちいキョンは触っちゃだめだからね!」 キ「だれも入らないとは言ってないだろ」 ・・・ ・・ ・ み「えっちなのはよくないと思います!」
あたしが盗聴、もとい聞き耳を立て始めてから十分ほどたった頃、佐々木さんだけが喫茶店から出てきた。キョンが出てくる気配はない。 最初はモヤモヤしてた気持ちも、キョンたちの話を聞いてたら晴れやかになってしまった。一ヶ月で浮かれてたのはあたしだけじゃない、キョンもちゃんと考えててくれたんだ…って。 気付けば携帯の着信音。発信元はもちろんキョン。 「何よ」 『今からいつもの喫茶店に来てくれないか?』 おもわずぎくりとしてしまう。もしかして…バレてた? 『ハルヒ』 聞き慣れた、大好きな声があたしを呼ぶ。 『そこにいるんだろ?来いよ』 ーーああ、やっぱりあたしはこいつにかなわない。 fin
>>768 GJ!!
それと間に入っちまってすまない。
駄作駄文すみませんでした。 質問で、どうやったら1レスに大量の文字を詰め込むことができるんですか?今回投下したSSも文章自体はかなり短いのに4レスも使ってしまって、まあこれは自分が悪いんですけど。
>>732 王道以前に投下方法が迷惑。
SS書くなら他の人がどんな投下してるか見てからにして欲しい。
後、内容も既出過ぎて面白くない。
初でも今どのレベルでSSが投下されてるか思考はするべきでは?
>>770 乙
専用Viewrを導入すべし。
自分はJaneです。書き込みの行数が表示されます。
>>772 ありがとうございます。早速やってみようと思います!
>>774 ありがとうございます!
『ラクガキ』すばらしかったですよ。
『夫婦円満』を書いてた物ですが なんか流れ悪いから日を置いて投下します 2ch見るのに専ブラ無いのは、やりにくし携帯からは正直改行がわかりにくいですね
言うなら投下しろ。投下しないなら言うな。
>>774 ああっくしゃみか!
なんか走ってキョンを追いかけてるのかと思ったw
サイクロプスが鍛冶の際に目や足を酷使していることを知り、 ドラゴンキョンに温泉を掘らせたり湿布や灸などの作り方をみっちりと教え込むハルヒの姿が浮かんできた
ハルヒにお座りと命令して無茶を抑制するキョン
どこのるーみっくだw
美味そうなチョコサンデーの露店を見つけるハルヒと長門 長門が金を持ってなかった為奢る羽目になったハルヒ
むしろ普段の長門の食いっぷりから率先して奢りそうだ。 ハルヒ長門ペアの不思議探索では主に食べ歩き状態にw
俺もハルヒと食べ歩きしたいよおおお!!
これはwww すごいけど喰えねぇよw
芸術って、理解に苦しむな。 凡人には分からんぜ。
大阪へ食べ歩きに出かけるSOS団
うわさのクレープ屋とかたい焼き巡りをするんだな。 いかん、腹減ってきた
791 :
ss スカウターを拾った日 :2009/02/10(火) 20:22:58 ID:iYYsbB9U
初ssです 文章下手糞ですが、宜しくです 今日は土曜だ。 外は雲一つ無い快晴で、太陽が出ている癖にやたら寒い。 しかし、この寒さのお陰で今朝は7時に目覚める事が出来、 SOS団恒例の不思議探索時に発生する出費はまず無いだろう。 少々浮かれた気分で寒空の下のまだ人気もまばらな道を俺は歩いていた。 と、突然指先にコツンッと何か当たった。 「ん?何だコレ?」 俺の足下にチマッと転がっている正体不明の玩具に目がついた。 特徴を言えば、白をベースに所々黒のラインがある滑らかな山形。 横から弓形に反った感じで何か延びており、 その何かの端には四角いピンクの透明なレンズがくっついている。 何とも言葉では伝えにくい形だ。まあ、要するにL字だな。 見たところ特撮に出て来る何かの機械を模した玩具っぽいが 結構安っぽい作りに見える。 そこまで興味が持てる物でも無いので捨てようとした。そのときであった。 「おや、朝早くからどうしたんですか?」 四六時中変わらぬニヤケスマイルを保ち続けているであろう、古泉であった。 「よう、無駄な出費を防ぐ為に早く起きただけだ」 「そうですか、それは感心しますね。・・・!!それは・・・!」 古泉は突然真面目な顔つきになり、俺の手の中の例の玩具に反応した。 「ああ、これか?今拾ったんだが、何かわかるのか?」 「ええ、見たことはありませんが噂は」 「もしかしてこれ、実はどっかの惑星でつくられましたー てことは無いよな?」 「残念ながらあります。それは恐らくスカウターと呼ばれる物ですね」 スカウター?何だそりゃ。 「実際僕もそこまで詳しく存じてませんが、戦闘を主とする宇宙人が 相手の強さ・・・つまり戦闘力を計る為の機械です」 まさか道端にそんな代物が落ちているとはな。 「ちょっとそれを耳に当てて下さい」 「ん?こうか?」 カチッと乾いた音がして俺の左耳にピタリとくっつき、 左目から見える世界が桃色に染まる。 「中々様になってますよ。ついでに宇宙でポピュラーな戦闘服も着ませんか?」 いい、どうせロクな物じゃないんだろう。 それより反応がないがぶっ壊れてるのか? 「横の赤いボタンで作動すると思いますよ」 横の・・・おう、これか。 ピッ するとどうだろう、 レンズにシューティングゲームでようなサイトのような物が映りだし それが目の前に立っている古泉を自動的に捉え、 ピピピと音が鳴り画面に"2"と言う数値がでた。
792 :
ss スカウターを拾った日 :2009/02/10(火) 20:26:50 ID:iYYsbB9U
>>789-790 ハルヒ「たこ焼きにキャベツが入ってるなんて許せないわ! こんなの、単なるお好み焼きボールよ!」
>>792 ワガママかもしれないけどもう少しまてめて投下して欲しい
中途半端だとせっかくの作品が萎える
>>793 果汁が入ってるなんて、こんなのはメロンパンじゃないわ!
が即座に脳内再生されたw
ハルヒは食にこだわる方だろうか。
なんか質より量なタイプな気がするw
797 :
ss スカウターを拾った日 :2009/02/10(火) 21:08:53 ID:iYYsbB9U
798 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/10(火) 21:14:14 ID:PuIUt876
俺にハレハレ愉快で勝てる奴はまずいないな!!
皆さんage注意です
SS書きの個人的七つ道具 1.原典『涼宮ハルヒの憂鬱』〜『分裂』 OCRで電子データ化してる。検索できるので便利。 2.小さなサブノート・パソコン 移動中に書くことが多いので。文章の切れ端でも何か思いついたらすぐ書く。 3.アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』 パソコンで見れるようにしてる。モチベーションを高める。 中の人の声で脳内アフレコすると、会話がスムーズに考えられる。修正もしやすい。 4.国語辞典 EPWING形式の『広辞苑』『大辞林』『国語大辞典』を電子辞書ソフトで使用。 紙の辞書では『新潮現代国語辞典』。例文がみんな文学作品なのがよい。 5.比喩表現辞典 文学作品から比喩表現を抜き出して辞書にしたもの。表現を考えるヒントに。 コンセプトはいいが、編者が文才のない人たちなので、実はあまり使えない。 青空文庫や原典を検索した方がヒントが見つかる。 6.東大落語会篇『落語辞典』(青蛙房) 1冊で1000を越える演題を収録。 落語は、物語の展開の仕方、おさめ方など参考になること多し。 7.ほかの人が書いたSS これもダウンロードして検索できるようにしてる。 人のSSを部分的に書き直したり、同じ設定で違うものを書いてみるのはよいトレーニング。 ほかにSFやらファンタジーやらの小説や資料(事典)など。
なんと本格的な・・・
やはり遠出したらホテルじゃ男女別々の部屋を取るんだろうか あるいはホテル代を浮かす為、一つの部屋で寝るんだろうか
>>800 ほほう……なるほど。
>>802 その辺はしっかりしてるだろうさ。
「夜ムラムラしてきたってそんなベタなイベントは絶対認めないかんね! 肝に銘じておきなさいよッ」
俺の場合SS書くときはパソコンに向かってるとストーリーが大まかに決まっていれば 脳内スクリーンに映像が勝手に浮かぶのでそれを書き写すだけ たまにウキペディアで物を調べる程度だな
>>802 「みくるちゃんや有希にあんたが変な事しないように今夜は団長自ら監視してあげるから!」
ですか?わかります。
807 :
隣野家野鈴木3 :2009/02/10(火) 22:39:29 ID:X8By1eXN
近いうちにハルヒがまたテレビで放送される
>>807 なお二期じゃ犯罪行為やるだけだけどなw
809 :
愛紗 :2009/02/10(火) 22:45:33 ID:PuIUt876
>>791 世界は君を待っている。
最近SS新人が多いね。大いに甘やかすべし!!人の倍褒めよう!!
注意は一言だけで良いんだ。みんなで言うことなし。
いられが来る前に早くね(小さい声)
未来から 来ています 宇宙から 来ています 戸籍もちゃんとあります 少しなら過去へ戻れます 仲間血迷って驚きました みんな不思議を探します 喫茶店まで近いですか? 遅れてきたので奢らされました だけどハルヒ シンジンはどちらで会えますか?ハルヒ ストレス溜まってやしませんか? この団に誇り あるのですね? ハル!ハル!ハル!ハル! キョン!キョン!キョン!キョン!
今までの俺なら絶対はまらないようなやつにのめり込んで早…何年だっけ?それすら解らなくなるぐらいに驚愕は遅い。
(辞書シリーズとコラボ→そっちのタイトル:英英辞典:puppy love) 娘「ねえ、母さん。初恋って実らないのかな?」 母「そうでもないわ」 娘「そう?」 母「お父さん、母さんが初恋だったそうよ」 娘「悪いけど、あいつの言うことは信用できない」 母「いつもふざけてるし、たちの悪い冗談も言うけど、基本的にはいい人よ」 娘「たちが悪い、と分かってるなら、少しは止めて」 母「母さんも嫌いじゃないもの、たちの悪い冗談」 娘「母さん!」 母「そうそう、初恋の話だったわね」 娘「うん」 母「むかしむかし付き合った人にね、ぼくらの恋愛はpuppy loveだと言われたことがあっ たわ」 娘「puppy love? 子犬(puppy)の恋(love)ってこと?」 母「“intense but relatively short-lived love, typically associated with adolescents”、若い人たち特有の、激しくも短い恋、ってところかしら」 娘「……」 母「母さん、体弱くてあまり学校に行かなかったから、同世代の知り合いがいなくて、付 き合う人って歳上が多かったの。今言った人も随分歳上だったけど、とりあえずぶん殴っ ちゃった」 娘「……母さん」 母「母さん、今のハルくらいの歳まで生きられるかどうかってずっと言われてきたから、 生い先短いだろうと自分でも信じてたのね。だからこの恋がどれだけ続くかとか、そんな こと考えてる場合じゃなかったの。今好きなこの人を、今好きで何がいけないんだ、って。 おかげで、母さんは、たくさん恋をしました」 娘「しましたって……」 母「その分お別れもたくさんしたけどね。すごいおじいさんを看取ったこともあるわ。そ の人のプロポーズは『ぼくは偏屈な人間だが君も相当なもんだ。おかげで僕には身内はた くさん入るが身寄りがないし、いて欲しいとも思わない。だが、最後は気のあった人にそ ばにいて欲しいと思ってる』という感じだったかしら。母さん、変な人ばっかり好きになっ てるわね」 娘「その後どうなったの?」 母「その人は書きかけてた自伝があったので、母さんが言ってからはずっと口述筆記をし てあげたわ。それに疲れたら、今度は母さんが本を読んで上げるの。そういう毎日ね」 娘「幸せだった?」 母「ええ。母さん、幸せな人のそばにいるのがすごく好きなの。だから幸せだったわ」 娘「その人どうなったの?」 母「半年後に、自伝を完成させたら亡くなったわ。お葬式して遺産はみんな寄付して、家 を出たら、門の外でお父さんがバカみたいに大きな花束抱えて待っていてね。 女『この家にはもう誰もいません。お墓ならご案内しますけど』 男『墓には今行って来た。これは死者のための花じゃない』 女『この家は今日でお別れだけど、私しばらくあの人の喪に服するつもりです』 男『結構だ。だが次に君が結婚したらまた何年も待たなくちゃならない。だから今伝える べきだと思って待っていた』 女『私、一文無しですよ』 男『こっちも大して持ち合わせはないが、ふたりの逃亡資金くらいは何とかなるだろう』 女『どこへ連れていってくれるの?』 男『俺と君が生まれた、小さくてじめじめした、あの国だ』 女『それは気が進まないわね』 男『正直いうと俺もだ。だが、今まで風まかせに生きてきたが、土にかえることをそろそ ろ考え始めようと思ったんだ』 女『土になるなら異国の地がいいわ』
男『それもいいな』 女『本気でくどいてるの?』 男『もちろん。しかし経験値が足りなくてね』 女『私のを分けてあげましょうか?』 男『ありがたい。------結婚してくれ。それと俺と同じくらい長生きしてくれ』 女『それは難しいわ』 男『こんなバカな男を置いて死んだら心配だろ?』 女『そうでもないわ。一人でなんとかなりそうなバカだもの』 男『バカでもさびしいものはさびしいぞ』 女『そういう時は、たくさん食べてよく眠りなさい。大抵はそれで何とかなるわ』 男『見かけに寄らずタフだな』 女『経験値のおかげかしら』 男『タフでも泣いたっていいんだぞ。泣くと肩こりがなおる』 女『あなたも泣くの?』 男『そりゃもう盛大に』 女『見てみたいわね』 男『ただし好きな女の前限定だぞ』」 母「どうしたの、ハル? こめかみ押さえたりして」 娘「どうして親父と母さんの思い出話ってそうなるの? いつもそういう会話してたの?」 母「無駄にハードボイルドだったかしら?」 娘「なんか違うけど、よくわかんない」 母「こう見えて二人とも負けず嫌いなのね。誰かさんたちに似て」 娘「誰と誰のことかしら?」 母「ふふ。人間、素直が一番よ」 娘「説得力あるような、ないような」 母「昔、お父さんと見た映画でね、『人生の半分は十代だ。二十代になったと思ったら次 の日にはもう終わってる』というのがあったわ」 娘「どういうこと?」 母「年齢によって、時間の流れる速さというか感じ方が違ってくる、ということかしら」 娘「うーん」 母「ドック・イヤーって言葉があるでしょ? 犬にとっての1年は、人の6年間に匹敵す るって。まして子犬なら、それ以上じゃないかしら?」 娘「……」 母「子犬は子犬の時間を生きてるの。それが長いの短いのって大きなお世話だと思わない? ハル、あなたの時間よ、あなたの好きなように使いなさい。とっくに、そうしているだろ うけど」 娘「うん」 母「あとはハルの赤ちゃんが見れたら、母さん、思い残すことはないわ」 娘「な、何言ってんのよ! というか勝手に死ぬみたいなこと言わないで!」 母「これは母さんの時間だもの。頑丈なお父さんと暮らしたおかげかしら、思ったよりも 随分長生きできたしね」 娘「だめ! あたしがなかなか結婚しなかったら、どうするつもりよ!?」 母「ふふん。ハル、結婚しなくても子どもはできるのよ」 娘「な!」 母「最近のフランスじゃ赤ちゃんの5割以上が結婚してないカップルから生まれるんですっ て」 娘「無駄に目を輝かせない!」 母「でも籍を入れるのはあなたたちの自由よ。学生結婚というのも素敵ね。大丈夫、赤ちゃ んは母さんがしっかり見てあげるから、学生生活を謳歌しなさい」 娘「暴走しない! いったい誰と誰が籍入れるって? 誰と誰の赤ちゃん?」 母「そこまで母さんに言わせる気?」 娘「言わせない! お願いだから、言わないで!」
早くお爺さんに向けてエアーガン乱射するハルヒを見たいなww 以降完全空気化だからハルヒ最大の見せ場だぞw
>>800 8.長門有紀の100冊
(
ttp://nagatoyuki.info/?%C4%B9%CC%E7%CD%AD%B4%F5%A4%CE100%BA%FD )
長門お勧めの本100冊を紹介という、ザスニーカーの企画。
正確には「谷川流の100冊」だと思われる。
「涼宮ハルヒの憂鬱」に影響を与えたと思われる作品も多い。
なお『火星にて大地を想う(T・フロゥイング)』は、序章のみ電撃文庫の某コラボ企画小説に収録されている。
あとはこれかも参考になる…か?
ハルヒ系最低小説にありがちなこと(人物編)
キョンの言葉にマスクザレッド(=即赤面)。
ツンとかデレとかそんなの関係ねぇ!
白痴と化した涼宮ハルヒッ!
喋ります、嫉妬します、大暴れします。
寡黙な宇宙人は帰りました!
みんなの嫁(ダッチワイフ)、長門有紀の登場だッ!
ホントは取っても腹黒なんです。
私の事を忘れないで!
朝比奈なんとかがやってきたッ!
落ち担当の説明役は凡人には扱いきれい!
もはやただのガチホモ要員。
小泉イツキ、誤字にあらずッ!
超理解力! 超絶能力! 超モテ力!
あらゆる女を惚れさせる、完全無欠のこの男!
それいけ僕らの主人公、キョンがついに来てくれたッ!
母と娘、セリフだけでここまで読ませるとはw
>>804 あ〜自分も似たようなもんだなぁ。
>>800 のもいいけど、ちょっと本格的すぎ(笑)
ただハルヒを可愛く演出する事を忘れない事と、読んでくれる人が楽しんで
くれる事は心がけてるけど。せっかく読んでもらうんだから、つまんないSS
は失礼だし。
ちなみにこのスレでは
>>541-547 が自分が書いたSS。ハルヒがナースコスプレ
してるSSを書いてるうちに内容が暴走していったのは何でかなぁと。
それは愛だよ!
奇妙な電波を受信しました。 USJでデート中のハルキョン人気アトラクションで長時間待ち普段どうりの(甘甘)会話を交わします そして神と鍵の観察&護衛で完璧な変装でハルキョンの後ろに並んでる古泉&長門。 なぜかみくるは受信出来ませんでした。
みくるはあの派手なインストラクターに扮してるとか! …ごめん、むりw
みくる「ちきしょう。あいつら。またはぶりやがって、お前ら潰す」
サーカスを開くSOS団 司会者みくるで玉乗りする長門 アコーデオン弾きのピエロ古泉 そして極めつけはハルキョンによる空中ブランコ
魔空間として名高いこのSOS団部室だが、大概は穏やかに過ぎる日々の方が多く、 歩く起爆剤として名高い我が団長様も、大方はパソコンでネットサーフィンに勤しむのが、 このところ日課になって久しいある日の事。 団長席の机に向かっているハルヒの様子がおかしい。 時折、窓の外を呆けて眺めていたかと思えばまた机に向かい呻る。 読書に夢中の長門をしげしげと見つめては呻り、 お茶を入れる朝比奈さんとトランプ占いに興ずる古泉を交互に見てはまた呻るを繰り返し。 その呻り声たるやキャブレターの腐った原付バイクのようで、いい加減に耳障りになってきた。 そんなハルヒとふと目が合った。 まぁ、丁度良い。 「おい、ハルヒどうしたんだ?」 団長席に寄ると机にはピンク色の小さな便せんがあった。 「……ラブレター書いてるの」 「なっ!」 何て言った今? ラブレターだと? ラブレターってアレだよな、恋文って事だよな。 ハルヒが? 何かに当たったか? 学食でいったい何を喰ったんだ? 「なんであんたが動揺してんのよ?」 「ど、動揺って……」 断じてしてませんよ、するわけ無いじゃないか。 こりゃめでたいことだ、ハルヒに意中の人ができた。 別に俺が慌てフタめく事なんて何もないし……。 「……代筆よ」 何だよ驚かせやがって。 「お前にラブレターの代筆とはまた珍しい奴も居たもんだな」 「昼休みに廊下で相談されて、そんなに悩んで居るんならラブレターでも出せばって。 何ならあたしが書いてやってもいいわよって事で」 という事はこの学校の女子か、誰だよ全く。 「でも、今時なら絵文字付きとかで携帯メールなんか使うんじゃないのか?」 「あんた、女心が解って無いわね。いい、こういうのは誠意を伝えるのが肝心なのよ。 ぬくもりのこもった肉筆に勝るべき物は無いわね」 それを人頼みにしちゃぁ誠意も減ったくれも無いような気がするが……。 「筆を執る踏ん切りだって付かないのよ、勢い付けにあたしが書いてあげるだけよ」 そうかい、まぁ人のために進んで何かしようって言うんだ、 取りあえず見守ってやるべきだろうな。
「で、ハルヒ、お前ラブレターって書いたことがあるのか?」 「無い!」 「何?未経験でやってるのか?」 「そっ、だから丁度良いわ。あんたも何か考えなさい」 またしても面倒事に首を突っ込んでしまった。 我ながらつくづく嫌な性格だよ。 「ねぇキョン、どんな文章だったらが嬉しい?」 「そうだな、普通に『付き合ってください』かな?」 「なんだか全然情熱が感じられないわね、あんたはそんなんでいいわけ?」 いいんだよ、そのぐらい軽めで。 いきなり『愛しています』とか重くて受け止め切れんよ。 「はぁ〜、相手をグッと掴んで放さないような言葉って無いかしらねぇ」 現国も古文も赤点な俺にそんな事を聞かれてもなぁ。 「なぁハルヒ、別に此所で決めなくてもいいだろ、一晩ぐらいゆっくり考えてみろよ」 「それもそうね……」 どういう空気を読んだのか、気がついたら部室には俺とハルヒ、二人っきりにされていた。
次の日の事。 朝、すでに席に付き、空を呆けて眺めていたハルヒに訪ねた。 「よう、昨日のあれ、どうした?」 「あぁ、あれね。やっぱり自分で何とかするべきじゃないかと思ってね。 そう伝えたら向こうも納得したみたいだし、もういいわ。 結構いい文章ができたんだけどね」 「へぇ〜、そうか」 その良い文章とやらを少し読んでみたかったが、 こういう事で悩むのはハルヒにも俺にもちょいと似つかわしくないからな。 帰り際、下駄箱からひらりと無記名の封筒が舞い落ちた。 中を開くと、見覚えのあるピンク色の便せんがあって、何々……。 『突然のお手紙でごめんなさい。 貴方の姿をいつも見ていました。 このまま貴方を眺めているだけでもいいと思っていましたが、 どうしても自分の気持ちを伝えたくて、お手紙を書きました。 もっとお話をして、貴方の事が沢山知りたいです。 もしよければ、私とお付き合いしてくれませんでしょうか?』 下駄箱の裏で物音がした。 「ハルヒ、居るんだろ。ちょっとこっちに来い」 すると、不機嫌そうに頬を膨らましたハルヒが姿を現した。 「……別に……せっかく書いたのに捨てるのも勿体ないし、 あんたもこういうの貰った事無さそうだから……」 大きなお世話だし、なんでそんな怒られたみたいな顔をするんだよ。 「ハルヒ、これは返事を書けばいいのか?」 「当たり前よ、書かなきゃ罰金!」 うつむき加減にハルヒが笑った。 やれやれ、面倒事は続いていたようだな、全く。 「どうやら上手くいったようですね」 「古泉君って女装もできるんですね、びっくりしました」 「……情報操作は得意」
>>830 酒の肴にぴったりなGJだ。
もっともビールのあてには甘すぎる。
GJ! いいねこれw
GJ! だけど古泉女装は無理があるw 奴は身長180近いぞw
続きです 今pcが使えないのでps3で書いてるせいで文章が変な所で途切れました スミマセン 「古泉、お前の戦闘力は2らしいぞ」 「妥当ですね。地球人の戦闘力は1や2程度です。 最も、僕は閉鎖空間では1000辺り行くのでしょうね」 変態赤玉か・・・あれになってまで力を底上げしたくないな。 「それより、何故こんな物が地球に・・・興味深いですね」 神妙な面もちで古泉が呟いた。 俺達がそれを知るのにそう時間は無かった。 長門が言うには、こう言う事に関わりを持つ人間が うっかり落っことしたらしい。 どこのマヌケが落としたかは知らないが 一応回収し、今も手元にはスカウターがある。 長門は更に言葉を紡ぎ出した。 「スカウターは遥か昔、惑星プラントの先住民・ツフル人の持つ 高度な技術によって作られた物。 今は星は消滅しており、その技術はフリーザ一味の手中」 誰だそのフリー何とかっては。またソイツもパトロンの親戚か。 「違う。複数の惑星を武力で弾圧している組織の最高権力者。 情報統合思念体も警戒を要す程」 「フリーザ・・・小耳に挟んだ事があります。 圧倒的な強さと冷酷さを持つ最強の宇宙人と聞きます」 長門の親玉も警戒するってどんだけ強いんだよ? 地球人で1、2くらいだから10000くらいか? 「戦闘力の数値換算でおよそ530000。 しかし、新規の情報では体は急速な細胞分裂により 変態可能で戦闘力は倍近く上昇する」 「おいおいおい、それは反則だろ。下手すりゃお前でも負けるんじゃねえか?」 「恐らく負ける。けど戦う気は無い。 相手のアクションを待つと情報統合思念体からの伝達を受けている」 「・・・しかし今は大丈夫なんだろ?」 「大丈夫」 ならいいが・・・。 それにしても天蓋領域とか云々の前に更に危なそうな奴らがいるし、 宇宙もせわしねえし、もう本当地球どうなっちまうんだ?かなり不安だぞ。 そこへ、 「おや、朝比奈さんと涼宮さんがお見えになりましたよ」 古泉の声に反応した俺は急いでスカウターをしまった。
このあまあまなSSには海原雄山先生も納得しておられます
「お、おうハルヒ。遅刻だぞ」 「な、ななな何であんたがいるのよ?!」 「いちゃ悪いか。これでも立派な団員だぜ」 ハルヒは口をアヒルにし、拗ねた口調で、 「ま、あたしより早く来てたのは認めるけど 生憎、今財布無いのよね。喫茶店代みくるちゃん出して」 「あたしも持ってないですぅ」 「ついでに言うと僕も持ってません」 「私も」 俺の財布から偉人か居なくなった。 全員がメニューを決め終え、くじで組み合わせが決定した直後だった。 ハルヒが 「あたしトイレ行ってくるから。キョン、会計済ましといて」 と言い残し店の奥に向かった。 「・・・さて、会計すっかな」 「ちょっと待って下さい」 古泉である。 「何だ、お前もしかしてハルヒと二人で歩きたくないのか?」 「違いますよ。ただ、あの涼宮さんの戦闘力が知りたいんですよ。 これが僕の組織の上は知っているらしいのですが、 何しろトップシークレットで僕はまだ知らないんですよ」 まあ・・・俺も気にならないと言えば嘘になる。 あいつは何しろ神らしいからな。俺は思わんが。 「あ、あのぅ・・・せんとうりょくってなんですかぁ? 話について行けない方がいた。 「あっあのーそれは後で話します!すみません」 俺は懐からスカウターをつけた。長門も興味深い顔して見ている。 所詮俺や古泉と変わらないというのが正直な感想だ。 が、次の瞬間、 ピピピピピピピピピ 「な、戦闘力10000・・・50000どんどんあがっている! ・・・100000だと?!・・・うお!!」 スカウターはボンッと破裂し、鉄クズになってしまった。 その後は、皆平静を装い、無事今日が終わった。 スカウターは壊れてしまったが1つ分かったことがある。 ハルヒはどっかの戦闘民族なんだなと。 ま、これは冗談だ。 いや、冗談だと信じたいね。 Fin 最後のほう雑だとおもいますが 見てくれた方、ありがとうございます。
乙 読んでくうちにツンデレ度を計るスカウターとか妄想したわ。
>>816 ありがと。参考になるww
長門さんの100冊は、1冊につきSSが1つ以上かけそうだ。
『椿姫見ませんか』とか懐かしい。
キョンフィルターも真っ青なフィルター使いが語り手で、
ハルにゃん以上のツンデレのヒロインが素晴しいライト・ミステリー。
> ハルヒ系最低小説にありがちなこと
は、ついやっちまう。反省w
>>822 >ハルヒを可愛く演出する事を忘れない事と、読んでくれる人が楽しんでくれる事は心がけてる
は、同感。ただどこまでできてるかは反省する。
このスレで自分が書いたSSは、「辞典シリーズ」と「ハルヒと親父シリーズ」と
>>127 >>232 >>322 >>352 >>498 >>740 など。
>>830 GJ
>>836 乙。次回も期待してます。
>830
GJ!いい流れだ。
>>836 >最も、僕は閉鎖空間では1000辺り行くのでしょうね
おいこら古泉www
乙でした。ギャグ漫画のノリだな。脳内で映像化された。
ふとした弾みで物や人に触れることでその過去を知る能力を身に付けたハルヒ
少々レス借りますね。 大体5レス程消化します
最近すっかりと暖かくなり、季節も今や春。 この時期になれば思い出すのは北高の『卒業式』と『入学式』。 ふと懐かしくなりアルバム引っ張り出してみた。 そこには懐かしい顔ぶれと、あの時の思い出が詰っていた。 「あら?キョンこんなところで何してんの?」 「ん?ハルヒか?いやな、つい懐かしくなってアルバムを見てたんだ。」 「へー、懐かしいわね。あら、これってあたし達の卒業式のやつ?」 「そうだな。大体お前、この時も変なイベント企画してたよな。」 「なのよ。折角の卒業式なんだから思い出に残るような事するのが普通じゃない。」 「それでもゲリラライブはないだろ。まぁそれも良い思い出だな。」 「そうね。こっちはキヨとハルカの入学式の時ね。」 「ああ。」 「懐かしいわね。憶えてる?この時岡部から電話あったの?」 「憶えてるよ。全くまさか2人して”あの挨拶”するとは思わなかったな。」 そこにはハルヒ譲りの100Wの笑顔でカメラに向かって胸を張る息子と娘が写っていた。 入学式の最中は流石におとなしくしていた2人もクラスでの自己紹介の時に例の 『宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたらあたし(俺)のところに来なさい(来い)。以上』 まったく、この時娘が5組になった上に出席番号は7番でハルヒが最初に座った場所と全く同じ場所。 更に担任は岡部ときたもんだ。一瞬クラスに時間が止まったんだと。そりゃ最初にあんな挨拶聞いたらそうだろうな。 ただ違うのは満面の笑みを浮かべての挨拶が如何に確信犯だったかが分かるな。 それから真ん中の子供達に末の子供達も北高に入学した。 上の子供達と一緒にその時の入学式の写真を収めている。それぞれの特徴が出ていて同じ兄姉弟妹とは思えないな。 「こっちは卒業式ね。」 「入学式に比べてこっちは賑やかだな。」 「そうね、SOS団も人数増えたわね。」 「まぁ子供達の時に団員も増えてるからな。結構にてるようでそれぞれの特徴があるよな。」 「でも面白いと思わない?ここに一緒に写ってる団員その1とその2が子供達のお相手になるなんてね。 そんなとこはあたし達と一緒ね。結局この不思議の答えは教えてくれないわけ?キョン。」 「残念だがノーコメントだ。そうだな。今際の際にでも言ってやる。」 「なら少なくても後70年以上は聞けないわね。まぁその時まで気長に待ちましょう。」 やれやれ、後70年なんて言ってたら長寿番付に2人でのっちまうぞ。まぁそれはそれも良いかな。 写真には笑顔の俺とハルヒに長門、古泉、朝倉。それに朝比奈さん鶴屋さんに国木田、阪中、谷口あと喜緑さんや何故か生徒会長まで。 それと一緒に収めてるのは子供達の卒業式の写真。それぞれの子供達とその時のSOS団。 宇宙人、未来人、超能力者に遂にやってきた異世界人も含めての新しいSOS団も賑やかなもんだったな。
「ところでキョン憶えてる?」 「何だ?」 「あたし達が卒業する少し前、2人で部室の片付けしてた時の事なんだけど。この時誰か来なかった?」 「ん?長門か?」 「違うわよ!」 「古泉?」 「…古泉君この頃入試で学校来てなかったでしょ?卒業式になって帰ってきたんじゃない。」 「朝倉だったかな?」 「ち〜が〜う〜!」 「朝比奈さん?」 「ブッーーーー!!」 「鶴屋さんだったな確か。」 「鶴屋さんは遠くの大学行ってたでしょ?」 あ〜正直に言うと憶えてるんだが出来れば忘れてる方向に持っていきたいんだがな。 その時の出来事。もし、ハルヒが望み、そいつ等が希望すれば時間も空間も越えちまうのかもしれない。 まぁ今ならネタバラシしても良いかもしれないがもう少し待ってからでも良いかもなと思ってる。 「う〜ん、あれってやっぱりあの時の夢と一緒なのかしら。」 「どんな事があったんだよ。」 「あたし達が卒業する少し前にね、部室にキョウとハルナが訪ねて来たのよ。憶えてない?」 「あのな〜、大体その頃ってキヨやハルカも産まれてない時じゃないか、子供が産まれてないのにどうやって孫が訪ねてくるんだ?」 「例えばキョウやハルナには不思議な能力があって未来からやってきたのかもよ?」 「そりゃ祖母馬鹿すぎるんじゃないか?」 「なによあんただって祖父馬鹿じゃない。」 「これでも頑固なお祖父ちゃんで通ってるぞ。」 「嘘おっしゃい。孫が来たらただの好々爺になってるじゃない。」 「お前だって良いお祖母ちゃんになってるじゃないか。お相子さまだ。」 「あたしは良いのよ、お祖母ちゃんは優しいものって相場が決まってるもの。」 なんだそりゃ。まぁどうやら話がそれたみたいだな。 もう、ハルヒの能力の事を話してみてもいい時期かもしれないな。でもあと少し待ってもらっても良いか? まだ古泉やその部下で子供達担当だった超能力者達かたは未だ孫に能力が発現したって報告は来てないんだが でもあの時、俺とハルヒが卒業まじかのあの時期。そう今と同じ頃だな、あの部室に真新しい北高の制服を着た キョウとハルナがやって来た。その時はハルヒが夢を見たって事にしたんだがな。 きっとその時になれば判るだろうな。 「そう言えばキョウとハルナの合格発表はもう直ぐじゃなかったかしら?あの子達大丈夫だったかしら。」 「大丈夫だろ?なんたってSOS団初代団長ハルヒの孫なんだからな。」 「其れを言ったら、初代団員その1の孫でもあるわ。まぁここまでお膳立て揃ってるんだから合格間違い無しね。」 「そうだな。」 春の日差しの中、縁側で2人アルバム片手に昔話に花を咲かせる。 その横で我が家の長老に仲間入りしてるシャミセンが大きくアクビをした。 どうやら誰か訪ねて来たようだな。
「お祖父ちゃ〜ん、お祖母ちゃ〜ん!」 「おいハルナ、お邪魔しますくらい言えよ。」 「え〜良いじゃないキョウ。お爺ちゃんも何時でも好きなときに遊びに来なさいって言ってたでしょ?」 「だからって挨拶しないのは変だろ?」 「分かったわよ、お邪魔しま〜す。」 「お邪魔します。」 やれやれ、賑やかな連中がやって来たみたいだな。 のどかな休日の午後も終わりだな。 その声を聞いたハルヒが玄関に2人を迎えにいった。 「いらっしゃい。あら?2人ともその格好。」 「見てみて!お祖母ちゃん、お母さんに頼んで北高の制服だしてもらったの。どお、似合ってる?」 「だからって俺まで着る必要ないだろ?」 「何言ってるのよ!今からお祖父ちゃんとお祖母ちゃんにあたし達が次のSOS団の団長になっていいかって許可もらいに行くんだから それなりの格好しないといけないでしょ?」 「で?俺は団員その1か?」 「正当な血筋のあたし達が襲名しないで如何すんのよ!」 「そう言ってもな〜」 「はいはい、それはお祖父ちゃんに聞いてみましょうね?さ上がりなさい。お祖父ちゃんとシャミは縁側にいるからね。」 「「は〜い」」 ドタドタと足音を立ててやってきた孫。24人いる孫の一番上の2人。息子キヨと娘ハルカのそれぞれの子供。 40代でまさか孫をもつとは思いもしなかったな。 まぁこれも朝比奈さんが言うところの既定事項ってやつなのかな。 「「お祖父ちゃん!」」 「おう2人ともいらっしゃい。」 そこには在りし日の俺達。いや子供達と言うべきか?いやあの時部室にやってきたキョウとハルナが立っていた。 そうか、あの時の「また合おうね」って事はこういうことを言っていたのか?それともまた別の何か言っていたのか分からんがな。 ん?長門に朝倉に古泉に朝比奈さんからメールか どれどれ? 『お孫さん2人に能力の発現を確認』 …やれやれ、如何やら初代団員その1のお役目はまだまだ終わりそうにないな。 でも、もう昔みたいな悲壮感も何もない。ハルヒのあの能力も大事なものだったと理解してるからな。 これからも続く俺達の残りの人生もまだまだ退屈しないで済みそうだ。 さぁハルヒこれからも世界を大いに盛り上げていこうな。
以上お目汚し失礼しました。 また他のSSでお会いしましょう
>>845 乙です。
キョンがハルヒに、ハルヒパワーのカミングアウトするシーンを希望します。
こらまた大円団的ですなw GJ!
祝日のハルヒの過ごし方を観察したいなぁ。 長門さんに頼んで蚊を操作してハルヒプライベートタイムを覗きたい
バンドやダンスもやったしで次はヒップホップに挑戦するSOS団
>>849 俺は風呂を(冗談
ハルヒのことだからずっと部屋でキョンの写真みてデレデレしてそうだ
それはハッチャケ過ぎだw
まぁ多分次なるイベントに思いを馳せてるんだろうけど……
いやさっきPS2の「蚊」を見つけてな。あれは迷作だった。
>>850 ハルヒでボードゲーム的なのがそろそろ出ないかな。
ハルヒのいただきストリートとかな!
ハルヒのジュマンジなんかは?
>>853 考えなしにキョンの店を五倍買いしまくって気付けば全然金がないハルヒと、そこに待ちかまえていて一気にハルヒを叩き潰すキョン。
「へっへーん、キョンの物件、乗っ取ったり!」
「あ!?お前またやりやがったな?」
「いつも言ってるじゃない、団員のものは団長のもの…って」
「そうかい」
「ふふん…えっ、なによこのでかい店!もうお金がないわ」
「破産」
「有希、そんな不吉なこと言っちゃだめ!」
「さあハルヒ、どうする?」
「ぐぬぬ…ぬかったわ…」
みたいな
後先考えないハルヒらしいなw しかしいたストはマジ出しかねんよな…
ハルヒはキャラごとの性格やパラメータが様々だから、いたストにするとかなりおもしろいと思う。つかやりてえ 関係ないけど戸惑のボードゲーム、もうちょっと何とかならなかったんかな
kunkun
いっそのことミニゲームに特化した 『ハルヒパーティー』 とかw
ハルヒは食堂が混んでて席が無かったらどこで食うんだ?
桃鉄の役職変換機能で『団長』を発見し、大喜びするハルヒ。 「まさにあたしのためにあるようなゲームね!!」
>>860 キョンが座る席がひとつあればそれで足りるじゃないか
バンドやダンスもやったしで次はベリーダンスに挑戦する・・・・ ・・・・やめよう。
>>861 桃鉄でSOS団メンバーで99年やってる俺。
脳内で変換してにやにやしてる俺マジやばい。あたり冷静になってはイカンw
>>860 強引に席を作る。
悪い意味ではなくて、
荷物置きにされている椅子を開放したり、
4人席に2人組同士を相席をさせたり、
食べ終わっても居座る奴を追い出したりしてる。
たぶんそんな感じかと。
>>865 でもそんな感じの生徒はハルヒがじーっと見ただけで席を譲ってくれそうだww
それでおばちゃんに感心されてサービスされる……という寸法ですね!
『ドラキョンとハルヒ』は週末に投下したいけど …正直スレの容量が心配で次スレに見送るか検討中 まぁ自分の責任なんだけどね
>>868 この時点で870だから週末にはもう次スレになってるんじゃない?それこそ金曜日にはハルヒちゃんとちゅるやさん始まるし。
関係ないけどちゅるやさん、限定版出るみたいだね。限定ねんぷち付きで。
ハルヒちゃんも限定版はねんぷち付くし、ここまで来たら驚愕も限定版出すことにしてハルキョンねんぷちとかやってくれないかな。
ちゅるやさん限定版だと!? ハルヒちゃんは200個しか無いというのにっ! こうなったら作るしか……
>>871 ニュータイプ三月号に予約用紙付きでのってた。四月末締め切りで九月十日発売予定。ハルヒちゃん三巻限定版、ハルヒ主義と同じく完全受注限定。正確には「にょろーん ちゅるやさん めがっさ限定版」
前に誰か言ってたけど、本当角川はハルヒちゃんねんぷちをどうにかすべきだと思う。そもそも当たった人を見たことがない。いや当たってはいるだろうけど、二百は少なすぎ。一般発売してくんないかな。
ハルヒちゃんは微妙にハルキョン要素があるから好き。個人的には(何の変哲も無いカットなんだけど)初詣の時のみくると鶴屋さんが話してる後ろでガラガラやってるハルキョンがいいと思う。
つかこのスレ見てる人でハルヒちゃんのねんぷち当たった人いるの?
そういえばねんぷちの鶴屋さんまだ出てないんだよな。 …鶴屋さんに喜緑さんに後は… プチバニー3体とそれから…
俺はいっそのことノーマルぷちハルヒの顔をのっぺらに改造して、そこにハルヒちゃんの顔をプリントアウトして 貼り付けたらぷちハルヒちゃんの完成! とか出来ないかと思いつつ実際には試してないっていう
それよりもfigmaのハルヒの私服verとぷちの中学生(笹の葉挿絵)verを望む俺は異端?
>>874 鶴屋さんはいるぞw
第三弾のシークレットじゃまいか。
>>876 今度ポニテ夏服verが出るぜ……ぬるりとな。
>>877 失敗!そうでした
この間フィギュア整理してねんぷちしまったもんだから目の前になくて勘違いしてしまった
となったら第四弾は喜緑さんにバニーシリーズと森さんで
>>877 その話聞いたがマジかな??
出れば「似合ってるぞ」が出来るんだよな
あと、ぷちは#3の激奏キョンの髪を射手座ハルヒにつけると中々可愛い
>>825 USJの中のT2-3D内での会話。
麗華 「そ〜ね、そこ!そこの黄色いリボンの可愛いお嬢ちゃん!」
ハルヒ「へ?あたし?」
麗華 「そうよ。ぼやぼやしないの! あなたはどこから来たの!?」
ハルヒ「何よ、あんた偉そうに! 西宮よ、西宮!」
麗華 「あら〜近くてつまんないトコからよーこそ!」
ハルヒ「な、何よ!むっか〜!この女むかつくわね!」
キョン「おいハルヒ、いちいち脊髄反射的に反応すんな」
ハルヒ「止めないでよ、キョン! あんたあの女にむかつかないの!?」
キョン「あのな、いちいち反応すんな。そういうアトラクションなんだろ?」
ハルヒ「何よ、その投げやりな態度! あんた団長に逆らう気?」
キョン「逆らうとかそういう問題じゃねーだろ」
麗華 「ほ〜ら静かにすんのよ。彼氏が困ってるじゃない」
ハルヒ「キョンは困ってなんかいないわ!?」
キョン「だから構うなって、ほらいくぞハルヒ…」
古泉・みくる・長門「(彼氏というのは否定しないんだ…)」
朝、寝ぼけててた為間違えて親父の歯ブラシを使って歯を磨くハルヒ
無限のフロンティアの戦闘システムで暴れまくるハルヒ達を見てみたい
モンハンやってるハルヒとみくるのペアは面白そうだ
>>877 もちろんBGMはでしょでしょでww
実に楽しみだ
ねんぷちは射手座のハルヒとキョンを並べるのが可愛い。
ハルヒは全体的にまあまあだとして、キョンがあれだからな…激奏ver.はまだ許せるが、最初のねんぷちのキョンは酷いと思う。
>>884 確かに初めのキョンは酷かったwww変態チックw
制作側に何かキョンに怨みでもあるのかと思いたくなるw
ゲームの協力プレイで先にダウンしたハルヒが 暇を持て余して今だプレイ中のキョンとゲームパッドを取り合う図を幻視した
「鶴屋さんに、鏡をもらったわ!」 ハルヒは鞄の中から茶色い油紙でくるまれた小さな包みを取り出した。 「その大きさだと手鏡か」 「そうよ。やんごとなき人たちの間を転々として来た不思議な鏡らしいわ」 「おいおい。持ち主が原因不明の死に見舞われるとかじゃないだろうな?」 「鶴屋さんがそんなのくれる訳ないでしょ。いらないならいつでも返してくれればいいっ て言ってたし」 「というわけで、今日の活動は、この鏡の謎を解くことよ!」 「なるほど、いわくがありそうな鏡ですね」 「そうでしょ! さすがは古泉君ね」 「おそれいります」 「うらに何か書いてありますぅ」 「ほんと、みくるちゃん、お手柄よ!」 「くずし字だな。何と書いてあるんだ?」 「みぞの」 「有希、よめるの?」 「覗けば汝の望みが写る、と書いてある」 「どれどれ」 ハルヒは鏡をのぞいた。が、次の瞬間、ものすごい勢いで手鏡を机に伏せた。 「!」 「おい、ハルヒ?」 「なななななんでもないわ! あたし、ちょっと用を思い出したから、先帰るわね! あ とお願い!」 「おい、ハルヒ……って、鏡持っていっちまったら、後もなにもないだろう」 「そうですね。では、今日の活動はこれにて終了ということで、どうでしょう?」 「ああ、そうだな」「そうですね」「(こくん)」 「しかし、ハルヒのやつ、何を焦ってたんだ?」 「ごめんするにょろ〜。おや、ハルにゃんはいないのかい?」 「ああ、鶴屋さん。ハルヒの奴、例の鏡を覗いた途端、急に帰ると言い出して」 「そっかー。じゃあ、また明日でも寄るっさ」 「あの、鶴屋さん、あの鏡なんですけど」 「うん? 何かな、キョン君?」 「あれって、どんなものなんですか?」 「ハルにゃんが心配にょろ? 呪いとかそういうのはないみたいだから心配はご無用さ! 話によると、なんでも覗いた本人が見たい未来が見えるらしいねえ」 「見たい未来?」 「つまり、『のぞみ』ってことさ。鏡に映るんで逆によんで『みぞのの鏡』って言われて るっさ」 「なるほど」 「大方、未来のらぶらぶカップルの姿でも見えたっさ! それで恥ずかしくなって走って 帰ったにょろ。はー、ハルにゃんは乙女だねえ。よ、色男! にくいにくい」 「なるほど、さすがは名誉顧問」「鶴屋さん、さすがですぅ」「(こくん)」 「おい、何のことだ?」 「さあ。どうやらこの場で分からないのはあなたお一人のようですが」 「そうですよね」 「(こくん)」 「よし、名誉顧問として提言するっさ! キョン君、ハルにゃんといっしょにあの鏡を覗 いてみるにょろよ。すべての謎はそれで解けること間違いなし!!」 「すばらしい。さすがは名誉顧問」「鶴屋さん、さすがですぅ」「トレビアン」 そうして俺は団員+名誉顧問の4人に見送られ、本当のところ部室から半ば放り出され て、学校を後にした。 鶴屋さんの「提言」は、実施時期については何も触れていなかったが、部員3人の目は 「これからまっすぐ団長のところへ言ってください」と語っていた(ような気がする)。 その通りするのもしゃくだったが、このまま家に帰っても、一度頭の中で膨らみ始めた疑 念は消えそうになかった。
簡単に、そして楽天的に言ってくれるが、自分以外の人間の考えなんてわかるもんじゃ ない。二人が、別々の「のぞみ」を抱いているなら、あの鏡はその二人に何を見せるのだ ろう? 同じものか、それとも二人に別々のものなんだろうか? たとえば「のぞみ」の 方向が同じだとしても、のぞみの時期や明確さが違っていたら? 俺にだって、そうはっきりしたもんじゃないが、のぞみのようなものはないではない。 だが、今の俺は、そいつをはっきり見たいと望んじゃいない。それに、ハルヒの「のぞみ」 がどんなものであれ、そいつを見たいとも思わん。俺の「のぞみ」が俺だけのものである ように、それはハルヒだけのもので、俺なんかが見ていいものじゃないんじゃないだろう か? 「まぬけ面」 考えても仕方がない考えごとは、聞き覚えのある声によって中断された。 「あんたに考え事なんか、全然似合わないわよ」 「ハルヒ……って、おまえ、何でこんなところにいる? 帰ったんじゃなかったのか?」 「……ちょっと、忘れ物を思い出してね」 「だったら取りにいくか?」 「いいわ。別にどうしても今日必要ってものでもないし」 「そうか。用事の方はいいのか?」 ハルヒは首を縦に振った。 「部活は早じまいでな。俺も今から帰るところだ」 「そう」 「あんた、あたしを追いかけてきたんじゃないの?」 「おまえ、俺を待ってたのか?」 「質問に答えなさい」 「まあ、そんなところだ。……言っとくがな、ハルヒ」 「何よ?」 「おまえであれ誰であれ、人の『のぞみ』を知ろうとは思わん。いや、知りたくないって いうんじゃないぞ。何ていうか、『のぞみ』って奴は望んでいる当人だけのもんで、他人 が易々と見ていいもんじゃない気がする。……よくわからんだろうが、そういうことだ」 「あんたらしいというか、なんというか」 ハルヒは首をおおげさに振って、息をついた。 「あんたも見てみる、『みぞのの鏡』?」 ハルヒは俺が答えるより早く、鏡を出して俺の顔の前に突き出した。 「な! お、おまえな!」 「よおく見なさい、そのまぬけ面」 「へ?」 鏡の中には、見慣れた顔があった。そうとも、忌々しいほどに当惑したまぬけ面、すなわ ち俺の顔。 「あたしが見たのも、それよ。……バカ、誤解するんじゃない! あたしはあたしの顔が 映ってるのを見たの!」 「じゃあ、おまえ、何であんなに……」 驚き焦ってたのかって? 答えはすぐに浮かんだ。ハルヒが、のぞみを写すはずの鏡に見 たのは、自分だけだったのだ。 「このバカ」 「な、なによ?」 「おまえがそんな未来を望んでないことぐらいな、おれたちはみんな知ってる」 「な、なに訳の分からないこと、言ってんのよ!」 「こいつは、未来を写すのでも、望みを写すんでもない、ただの古ぼけた鏡だ」 「わかってるわよ、そんなこと!」 「おまえ一人でのぞけば、おまえだけしか写らないのは当たり前だ」 「だから、分かってるって言ってるでしょ!」 「いまから俺が、この鏡の正しい使い方を教えてやる」 「は?」 「ほんとは部室でやるといいんだがな」 俺は腕を目いっぱい伸ばして鏡をできるだけ俺たちから離した。そして、空いた方の手で ハルヒの肩を捕まえる。俺たち二人が鏡に映るように。 おしまい
>>887 残機をもらうことができるゲームでキョンの残機をとりまくってしまい
残機0のキョンとラスボスの戦いを手に汗握りながら見守るハルヒの姿を幻視した
>>886 乙。テンション上がってきた(((((≧∀≦)))))
>>889 GJ!
いい〆だ。惚れる
>>889 GJ!独りにさせないキョンの心意気、いいね
神殺しの槍を手に、暴走したハルヒの力と対峙する 真ゲッターチックなキョンの姿が唐突に浮かんできた
>>889 GJ!気障キョンいいね。
このあとのハルヒのリアクションが気になるww
世界中を旅して回るハルヒのゲームがあったら欲しいな アクションかRPGかで ヨーロッパの町並や中国の河川を渡るSOS団見たいし
人生ゲームみたいな、舞台(ステージ)が移動していくゲームとか。 桃鉄?
>>899 なんとなくSOS団にはRPGの方が似合うと思ってしまうのはなぜだろう…
やっぱ公式の影響か?
902 :
SS:お勉強 :2009/02/12(木) 03:34:23 ID:H95zeAXZ
ああ、疲れた、くたびれた……ちょっと休憩な。普段は使ったことのない頭を酷使すると案の定この調子だ。脳内に溜まった乳酸を排出させるためには、手っ取り早いのは一休みすることであり……、
ビシッ!
「って、何しやがる!」
「こらキョン! あんた、さっきの休憩から三十分も経ってないじゃないの! いくらなんでもサボり過ぎなんだからねっ」
つーかハルヒ、お前こそやり過ぎだろ? アクリル定規はやめろ。特に角の部分は危険だぞ。
「もう、一々文句が多いんだから。いいキョン。集中力ってのは一時間半ぐらいは持続するもんなの。だから休憩はそれ以降までナシなんだからね。ホラ、ちゃっちゃとその問題、全部終わらせちゃいなさい」
「じゃあ終われば休憩してもいいんだな?」
「ふんだ、終わらせられるもんならね」
――約三十分後。
「なによ……まさかほんとにこんな時間で解き終えちゃうだなんて」
で、結果は合ってるのか?
「うん……数箇所は記述が不足してる部分が減点対象になるかも知んないけど、まあ一応は全問正解ってことで許してあげてもいいわ」
やれやれ。それじゃ、しばらく休憩ってことでよろしくな。
「もう、仕方ないわね……ねえ、キョン?」
何だよ? もう休憩終わり、なんてのはさすがに勘弁してくれ。
「バカ、違うわよ。……あんたって、ほんとに頭が悪いわけじゃないんだし、ちゃんとポイントさえ押さえておけば、試験だってもっといい点数取れるはずなのよね」
そういうもんかね?
「さっきだって、やる気になったらちゃんと出来てたじゃないの。まあ、詰めは甘かったけど」
ううむ、なんつーか、その、『やる気』ってのが多分問題だと思うんだがな。
「キョンは普段からやる気ゼロって感じだもんね」
さらりとキツイことを言われたような気もするが、それに関しては否定は出来ないからしょうがない。
「じゃあハルヒ、お前は勉強なんてものにどうやってやる気を保てるんだ?」
「そんなの決まってるじゃない。さっさとつまんないことは片付けちゃって、自分が好きなことをする時間を作りたいってモンじゃないの。だから、勉強なんてものは集中して、一気に終わらせちゃう方が精神的にも健全なの。解る?」
解らんでもないが、やっぱり嫌なことってのはおいそれとやる気になるかどうかっていうと、やっぱりそれはしんどいわけであり……。
「大体、今日だって元はと言うと、キョンが今度の模試がピンチだー、って嘆いてたから、あたしが面倒みてあげてるんじゃないの。もうちょっとは感謝しなさいよ」
ああ、それなら感謝してるって。
「ほんとに? まあ、それにしても、なにやってんのかしらね、あたし……せっかくキョンの家まで来て、こうして二人きりでいるってのに、ただあんたの間抜け面眺めてるだけだなんて、バカみたいじゃないの……」
「なんなら、休憩がてらに、もっと楽しいことでもするか?」
「……えっ?」
何故か突然訪れる沈黙――ふと顔を上げたところ、ハルヒは目を大きく見開いて俺の方を向いたまま固まっていた。口元は僅かに開き、どういうわけか頬が朱に染まっていくのが解る。
「ハルヒ?」
「…………」
って、どうしてそこで目を瞑るんだ? 何故唇をそんなに突き出して……、
「…………」
「――――」
「キョンくーん! またハサミかしてー!」
って、わーっ!
「あれ、どしたの、キョンくん……それに、ハルにゃんも、なんか変だよ?」
ああ――妹よ。ハサミなら貸してやるから、その……これ持ってさっさと出て行きなさい。
「キョンくんありがとー。じゃあねー!」
さっきまでの室内の空気をかき乱すだけ乱して、妹はその姿を消した。
「…………」
「――おお、もうこんな時間じゃないか。さて、休憩も終わりってことだな。じゃあ次の問題に取り掛かるとするか。……ハルヒ、おいハルヒ。どうかしたのか?」
直後、俺はハルヒからアクリル定規で百発以上引っ叩かれることになった――実に理不尽だ。暴力反対! ぶつぶつ……。
ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u34044.png ttp://upload.jpn.ph/upload/img/u34045.png
やっぱりハルヒは最強だな
GJ!! だがアクリル定規の痛さは半端無いぞw
GJ! なんか定規で消しゴム射撃ゲームやる姿が浮かんだ
ちょWWW 何を期待してるんだハルヒWWW
キョン「このエロハルヒ!」
二月だってのに温いな……きっとハルヒが満面の笑みを浮かべてるんだ
ああ、ハルヒの笑顔で思わずくしゃみをしてしまうほどだ…
うわっまぶしっ!
912 :
戸名利野家野酢図木3 :2009/02/12(木) 17:33:21 ID:Ngsi87+z
涼宮ハルヒの憂鬱の放送は4月だよ OPとEDはどうなるんだろう?
キョン「ハルヒは俺の(を)読め」 ハルヒ「‥ぇえっ、キヨ、キョン…」 でなんか書いてくれ
パラシュート着けてスカイダイビングするSOS団
ネタがねぇ…
ネタが無いなんてただのおにぎりじゃないの! みんなで釣りに行きましょう!
うちの中学では給食準備中にオルゴール曲が流れるようになってるんだけど、今日イントロのモロ最初で「ハレ晴レだ!!」と気づいてしまい叫んでしまった自分は痛いだろうか。その次の曲がミクル伝説で、別クラスの走ってきた友達と盛り上がっていた。 クラスの友人には自分がハルヒ好きのオタだと完璧に知れ渡っているので、「良かったね」と何がいいのか解らんが祝福された。 ちなみにいつもはサザンとかふっつーの曲が流れている。
>>918 ナイス選曲だが何を思ったんだ選んだ奴らはw
>>919 その後は全然知らない、と言うか全然ハルヒ関係ない曲で、冒険でしょでしょ?かGod knows…あたりが次にくるんじゃないかと予測していたから更にがっかりした。ミクル伝説やるなら上の二曲やっても良かった気がする。
どうでもいいがこのごろハルヒの曲全部がハルキョンにしか聞こえない。倦怠ライフ、ハレ晴レキョンver.もまたしかり。
その2つは言わずもがなだろうw
キョンver.の最後の台詞とかなw 「ちょっとキョン、あんたあたしに指図するつもり?SOS団の最高権力者はあたしなんだからね!」 「ほら、一緒に行こうぜ」はポニテ萌え告白の次ぐらいにハルヒへダメージを与えるだろう。
(団長が長門100冊を一冊ずつ借りて読むシリーズ) 団員1「ハルヒ、何読んでるんだ?」 団 長「これよ。有希に借りたの」 団 長1「ヘーゲル『精神現象学』? 哲学書じゃないのか、それ」 団 長「みたいね。序文と序論がうっとうしいかったけど、本編はなかなかおもしろいわ」 団員1「ほう、かいつまんでいうとどんなものなんだ?」 団 長「そうね。いうなればミジンコみたいな単細胞レベルのものが神様クラスの絶対精神にいたるまでの双六みたいなものかしら」 団員1「一回休みとかそういうのがあるのか?」 団 長「休みはないけど、毎回負けまくるわね。それをバネにして次の飛躍があるの」 団員1「俺はむしろその本をおもしろがってるおまえに興味があるな」 団 長「ききき興味って、何言ってるの、エロキョン!」 団員1「いや、そういう意味じゃない!」 団 長「そういう意味ってどういう意味よ?」 団員1「というか、負けるのが嫌いなお前が、そんな本をおもしろいというのが、おもしろいと言ってるんだ」 団 長「なによ、それ。あたしが聞き分けのないガキみたいじゃないの」 団員1「否定はせん」 団 長「否定しなさい、光より速いスピードで!」 団員1「物理法則に横やり入れるな。宇宙定数が変わったら、お前も俺も存在しないかもしれないんだぞ!」 団 長「そんなこと起こるわけないじゃない。バカみたい」 団員1「ふう。……で、その本だが、いまどの辺なんだ?」 団 長「真ん中あたりね。快楽と運命ってとこ」 団員1「それって、どう負けてどう飛躍するんだ?」 団 長「ぶっちゃけていうと、セックスを覚えたばかりの二人がやりまくるの。これが快楽ね」 団員1「ごほん、ごほん!」 団 長「で、避妊もせずにやりまくるから、女の方が孕んじゃうの。これが運命」 団員1「げほ、げほ!」 団 長「で、お先真っ暗になるんだけど、できちゃった運命を受け入れて、認知して結婚すると、人は一歩大人になる訳よ。で、ひとつ上のステージに進めるの」 団員1「なんだ、その妙にしょっぱい話は?」 団 長「ヘーゲル自身が私生児だったせいかしら? 実話がらみで哲学書なのに真に迫っているわね」 団員1「何故だか、背筋に氷水をぶっかけられたような感じがする」 団 長「あーら、心当たりがあるのかしら? このエロキョン!」 団員1「ない。断じてない!」 団 長「どうだか。怪しいもんだわ」 団員1「おまえ、俺がそんな甲斐性のある男に見えるか?」 団 長「甲斐性がないから、そう見えるのよ。あんたなんか、女が赤ん坊抱いてきたら身に覚えのない相手でも認知しそう。ぐうの音もでないでしょ?」 団員1「ぐ、ぐう」 副々団長「ひょえええ。哲学書で痴話ケンカするカップルなんて始めて見ました」 文芸部「予想外」 副団長「長門さん、本当にあんなこと書いてあるんですか?」 文芸部「正確ではないが、そう読めなくもない」 副団長「で、長門さん、どちらへ?」 文芸部「赤ん坊をつくって彼のところへ」 副団長「な、長門さん、落ち着いて。あれは痴話ケンカ中の戯れ言です」 副々団長「ふわわあ、宇宙が、宇宙が破滅します」 文芸部「知ったことか」
>>922 「ほら、一緒に行こうぜ」がプロポーズの言葉に聞こえる自分はもうダメかもしれない
>>924 大丈夫だ!同志がここにいる(←慰めにならない)
自分はOPでハルヒの伸ばした手を取る天使のかっこうをしたキョンが見えるw
ハルヒに恋空読ませたらどんな反応するか気になる
>>927 キョンが入院してたこと思い出して情緒不安定になる
「…………」 「どうしたんだハルヒ、いつになくモジモジして」 「し、してないわよモジモジなんて!」 「そうやってムキになるあたりがモジモジしてるんだがなあ」 「誰がモジモジくんよ!」 「言ってねえよ」 「…………う〜……」 「何だよ?」 「は、はい……これ……」 「何だコレ」 「かかか、勘違いしないでよ! 単に、あんたが誰からも貰えなかったら可哀相だから恵んであげるだけなんだからね! 一応、手作り……だけど、別にあんたのためを思って……じゃなくて、単にあたしが個人的にちょっと丹精込めた手作りチョコを作ってみたかっただけで、 たまたま今日が偶然バレンタインデーだっただけで、事前に一ヶ月も前から試作を繰り返して準備してたなんてこと全然無くて、むしろチョコ作ってから今日がバレンタインだって気が付いたくらいで、 あーもう、つべこべ言わずに受け取りなさいよ!」 「何も言ってないが」 「…………ほら!」 「まあ、有り難く貰っとくよ。ハルヒ……ありがとな(キラッ)」 「へ、う? ………………………………………………………………(ぼんっ!)」 「じゃあ早速」 「わーバカバカ! ここで開けんな!」 「なんでだよ」 「そんなの、あたしが恥ずかし……恥ずかしくなんかないわよ! 別に! いいから、家に帰ってからゆっくり味わいなさい!」 「わかったよ」 「があぁぁぁああぁぁ何なんだよあの無駄に初々しい感じはよおおぉぉぉ!! いつもみたいに両側からパクっとかやれよクソがあああぁぁ!!」 「朝比奈さん、チョコのヤケ食いは肥りますよ」 「…………(何故クラスの女子がわたしにチョコをくれたのだろうか?)」
>>923 なんかその本に興味が沸いてくるなw
>>929 早チョコSSキタコレ(*´Д`)GJ
あと確かに長門は同性から貰えそうな気がするw
河原の土手に大の字になって夜空を眺めるハルヒ 星の数を数えてるうちに眠りこける姿を幻視した
>>929 GJ!
しかし朝比奈さんが黒いのはもはやデフォになってきてるなww
(
>>516 にインスパイアされました)
今、ハルヒと俺は、断ち切り難い一本の鎖でつながっている。
言っとくが、ロマンティックな妄想の余地は微塵もないぞ。ハルヒと俺を結びつけてい
るのは、冷たい金属の色をした、手錠だ。
といっても、俺たちは、一時休戦して逃亡中のルパンと銭形のとっつあんでも、なつか
しい脱獄コントを練習中の若手コメディアンでも、ない。
どうして、こんなことになったかって? かいつまんで言えば、ハルヒにとっては暴走
的悪ふざけによる自業自得、俺にとっては悲しいほど定番になった巻き込まれ的不慮の事
故、要するに「いつものこと」なんだが、詳しくは時間を少し巻き戻して語ろう。
放課後、部室の前までくると、聞くものを身悶えさせえるような愛らしくもかわいらし
い悲鳴と、活字におこすと「ぐひひひ」とどこのスケベ親父だと思えるようなサディスティッ
ク・ボイスが、耳に飛び込んで来た。時々こいつは女子高生の皮をかぶった中年親父なん
じゃないかと思えて、めまいがするな。
「さあ、みくるちゃん、今日は手錠プレイよ!」
「ひゃぁあああ」
今の場合、ノックは無用だろう。勢い良くドアを開けると、案の定、中ではハルヒが朝比
奈さんを後ろ手にして手錠をかけようとしているところだった。
「おい、ハルヒ。いいかげんにしとけ」
「なによお」
つかつかと歩みよって、ハルヒの手から手錠を取り上げる。
「モノには限度ってもんがあるだろ」
俺はハルヒが届かないようにと、手錠を持った手を頭の上にあげた。
「こら、キョン!返しなさい」
ハルヒは、ぴょんぴょんと何度かジャンプした後、おもいっきり床を蹴って手錠に飛び
ついた。
こいつの運動能力の高さや、これと決めたら回りが見えなくなる性格なんかについては、
今さら言うこともないだろう。ハルヒの跳躍は、俺の頭上に差し上げられた手錠に手が届
くに余りあるものだった。当然そのジャンプは真上ではなく斜め上へ向かうものになる訳
で、ハルヒの「余り」の力は俺の顔と体を押し、俺の足腰が支えきれずに崩れ落ちるのに
も、十二分の威力があった。要するに、飛びつくハルヒの体は俺の上半身を激しく押し、
俺はのしかかるハルヒごと後ろにぶっ倒れた。
「きゃあ、バカキョン!」
「うお、なにすんだ!」
ガシャン!
「んが!」
「へ?」
背中にぶつかる床と上から落っこちてくるハルヒの体に板挟みになり、肺を圧迫された
のか、一瞬息が止まる。俺の上でハルヒがじたばた暴れる。
「いい加減あきらめろ、ハルヒ」
それでも手錠を離そうとしない俺と、掴んだら最後決して諦めないハルヒの意地の張り合
い、という俺の状況認識を、ハルヒは一蹴した。
「バカ!そうじゃないわよ!」
といって腕を振っているらしく、俺の腕も上下に揺さぶられる。手首が痛え。
「あんた!なんてことしてくれるの?」
「わかったから、とりあえず俺から降りてくれ。息ができん」
「むー。あたしはそんなに重くないわよ!」
「あばれるな。とりあえず手を離してくれ」
「できるものなら、とっくにやってるわよ!」
「なにを言って……」
そこにゆっくりと部室のドアが開き、見慣れたにやけスマイルが入ってきた。
「やあ、これは飛んだ失礼を。お取り込み中でしたか」
この格好じゃ仕方がないが、お前に見下ろされると何気にむかつくな。
「お前はこれが何の取り込み中に見えるんだ? いや答えんでいい。それよりハルヒを除
けてくれ。起きるに起きれん」
「そうですか。僕にはいつにもまして二人が固い絆で結ばれているように見えるんですが」 「何を言ってる?」 「あの、キョン君、手錠が」 「バカキョン、現実を直視しなさい」 身をおこしたハルヒが俺の目の前に突き出した左手には銀色の輪っかがはまっており、そ こから垂れ下がる鎖は、引っ張り上げられた俺の右手首にはまったもう一つの銀色の輪っ かに……。やれやれ。なんの冗談だ? 「まったく、冗談じゃないわよ!」 どこで手に入れたのか、手錠はプラスチック製のおもちゃでなく、ステンレス製の本物 だった。古泉が用務員室から借り出してきたノコギリも巨大なペンチのような道具も文字 通り歯が立たなかった。 長門? ああ、確かに長門ならいとも簡単にチェーンを切るどころか、輪っかの方をな んとかしてくれただろう。だが「長門は実は知恵の輪の名人でもあるんだ」程度の理屈で はさすがに苦しすぎる。ハルヒの奴を納得させられないだろう。問題の物があいつと俺の 体に密着している以上、ごまかしようにも限度ってものがある。 鍵? そうだ、鍵だ。だが、おそらくは大方の予想通りと言おうか、ハルヒがしまい込 んでいたはずの鍵は、スペアもまとめて全部だ、どこをいくら探しても見つからなかった。 ああ、どこぞのニヤケ心理専門官は、いつもの調子でいつものようなことを言ってたな。 ハルヒがこの事態を望んだから? WHY? どうして? だったら何でこいつは、こんなに も憤懣やる方ないといった様子で、地面を蹴飛ばしながら、俺を引きずるように歩いてい るんだ? 「あんたん家へ行くわよ」 「は? 何言ってんだ、おまえ?」 「手錠が外れないだから、嫌でも一緒にいなきゃいけないでしょ! それとも、あんた、 うちに来て、あたしの親にちゃんと事情を説明できるの?」 「いや、そりゃその、あれだ」 説明できなくはないが、無事には済まないかもしれな い。 「あたしがあんたの親に説明する方が、まだ見込みがあるってもんよ」 くやしいが反論の言葉もない。ハルヒは何度かうちに来ているし、どうした訳か妹はもと より俺の家族もハルヒのことは気に入っているようだ。一方、俺はハルヒの家に行ったこ ともなければ、当然ハルヒの親と面識もない。加えて、まったくの蛇足と言うべきだが、 こいつは女で,俺は男だ。初対面のハルヒの親に「手錠が外れるまで、こいつとは離れら れないので、寝食を共にします」とでも言ってみろ。ハルヒの親がうるさい旧タイプなら、 俺の腕を叩き切られるか、何だかよくわからん『責任』なんぞ取らされて、それこそ一生 寝食を共にするハメにならないとも限らない。どうする、俺? どうなる、世界? って いうか、何想像してんだ? 「エロキョン」 いつしかハルヒが立ち止まり,遅れた俺を振り返って言った。 「な、なにがエロキョンだ」とは、つまりながらも力なく言い返す俺。 「あんた、いまエロい想像してた。そういう顔よ」 「ハルヒ、おまえ、人の心が読めるのか?」って、決して認めた訳じゃないぞ。 「あんたごときの心、読むまでもないわ。全部,顔に書いてあるもの」 「失礼な奴だな。おまえこそ、実は顔に出るタイプだろ?」 「うっさい、アホキョンのニブキョン!」 「こ、こら、走るな! 腕が!」 「あたしに何かしたら、死刑だからね!」 ないない、それない。 「ヘタレキョン、ロリキョン」 いや、ロリキョンだけは勘弁してくれ。妹が覚えたりしたら、まじへこみそうだ。 ハルヒの説得は、それはそれは見事なものだった、とだけ記しておきたい。 「手錠プレイ」やら、俺たちが倒れてハルヒが俺の上にのしかかった顛末とか、そういっ たことは完璧にスルーして、この異常事態に陥った顛末を実にシームレスに、俺の母親と 妹に、そして後では父親に語って聞かせた。加えて、ハルヒは俺の母親から暫定的承諾( お父さんに聞いてからになるけど、私からもお願いするから、というもの)を得て、その まま自分の家に電話して(出たのは母親だったようだ)、ハルヒの家も説得した。その見 事な事の運びは、手錠がなければ、俺ですら拍手してしまいそうなくらいだった。ちなみ に「手錠がなければ」というのは、右手が自由に動けば、という意味と、そういう事態に 陥っているのが自分(たち)でなければ、という意味だが。
「キョンくーん、ハルにゃーん、ごはんができたよー」 そして今、俺(たち)は、想定される3大困難のひとつに差しかかっていた。兄弟が多 かった昔の人はこう言った。曰く、食卓は戦場である、と。しかし食い物を奪い合う物理 的戦いが、今や懐かしいと思えるほどの精神的消耗戦が繰り広げられることになった。そ れも一方的に俺が不利な条件で。ここは俺のホームじゃなかったのか。まるっきりのアウェ イだぞ、これは。 「ほら、キョン、口をあけなさい」 左手は手錠で自由がきかないものの、自由な右手に箸を持ち,俺のおかずをつまんで構え る女、ハルヒ。 「ことわる」 右手の自由を手錠に奪われ、どういう訳か知りたくもない家族の生暖かい視線にかすかな 抵抗を試みる男、俺。 「なに言ってんの。手で食べる気? インドの人だって、不浄な左手は使わないわよ」 しかも、誰が何を思ったのか(母親が何かひどい勘違いをしたんだろう、きっと)、今夜 のメニューは、誰の誕生日が盆と正月と一緒になってきたのかという御馳走だった。品数 もすごい。ああ、うまそうだが、忌々しい。 「ことわる。確かに右手がふさがってて箸は持てんが、フォークかスプーンを使えば……」 「ふーん、『寝食を共にする』って、あれ嘘だったんだ」 「言葉のアヤだろ。っていうか、こんなところで言うな」ついでにいうと俺の意志じゃな いぞ。 「あたしの箸がつまんだものを食べられない理由を聞かせてもらおうじゃないの」 「理由なんてな、親のまえ……なにをしてる?」 ハルヒはくるりと俺に背を向け、ハルヒの右側に座った妹の方を向いた。 「はい、妹ちゃん、あーん」 「あーん、ぱく。おいしいよ、ハルにゃん」 兄にさえ見せたことのないような、まぶしい笑顔で喜ぶ妹。それは、うちの夕飯だぞ。ハ ルヒが作った訳でもなんでもないんだぞ。 「うん、もっと食べる?」 「食べるー♪」 そして、ギ、ギ、ギという擬音が聞こえそうな動きで、ハルヒは俺の方を向いた。 「で、『親の前で』どうとかいうセリフが聞こえたような気がしたんだけど」 「ひ、卑怯だぞ、ハルヒ」 「ほーら、キョン、口をあけなさい」 く、くそ。これ、なんていう恥辱プレイだ? 手錠プレイ? 餌付けプレイ? なんか違 うだろ、それ。 肉体はカロリーを補給する一方で、精神からは何かが削り取られ続ける拷問的夕食タイ ムがやっとのことで終わり、俺は這這の体(ほうほうのてい)で自分の部屋に引き上げた。 がっくりとベッドに背中を預けて床に座り込む。だがしかし、今の俺には回復の時間はひ と時も与えられていないのだった。 「あー、あんたんちのご飯はいつ食べてもおいしいわね」 俺のすぐ隣で、何故だか上機嫌で、腕を上に突き出して伸びをするハルヒ。もちろん俺 の手も持っていかれる。何が悲しくて片手バンザイだ。ああ、忌々しい。 「その割には随分食べてたじゃない。おかわりまでして」 「自分ん家の夕飯食って何が悪い?」 「別に悪かないわ」ニタリと笑うハルヒ。「うん、悪くないわ」 「ご機嫌だな。歌でも歌い出しそうだ」 「あら、歌って欲しいの?」 ハルヒの至近距離でのいたずら子がするような笑顔が、俺の堪忍袋の脇をつついたらし い。こいつを困らせるような何かを言ってやろうという気持ちが、ふつふつと湯気をあげ て、理性のふたを持ち上げた。 ハルヒとふざけて、あるいは互いに怒りをぶつけ合って、近い距離になったことは何度 かある。だが、こういったシチュエーションで否応なく接近し続けることは今までなかっ ただろう。俺の思考回路の変調は、そのせいにしたい。たしかに俺のアタマはこの時どう かしてた。
冷静に考えれば、今のハルヒと俺は同じ状態、こいつに向けた言葉はそのまま自分にも 突き刺さるのだ。そういう当たり前のことが、この瞬間は頭の中から消えていたのだ。 「ハルヒ、おまえ、風呂とか、どうするんだ?」 効果はてきめん、ハルヒの顔がみるみる間に赤く染まっていく。 「真っ赤な顔して何言ってんのよ? このエロキョン!」 赤いのはおまえだ、ハルヒ。 「あんたよ。……それに、手錠つけたままで、どうやって服脱ぐのよ?」 「あ」 脱ぐには脱げるだろうが、シャツみたいに袖を通して着ているものは手錠をつけている側 の腕から抜けず、鎖のところでたまってしまうだろう。事実、俺たちはいまだ制服のまま だ。客観的に見たらへんてこな夕食の団欒だったろう。 「あほ。もう、思い出させないでよ。あたしだって……嫌なんだからね」 「……その、すまん。バカなことを言った」 「そんなバカなことを言いだすようじゃ、どうやって寝るのかも、考えてないでしょ?」 「そりゃまぶたを閉じてだな」 ハルヒはとうとうかわいそうな人を見る目になって首を振る。 「バカ」 「わかってるさ、俺だって。考えないようにしてたんだ」 「で、考えて何か思いついた?」 「おまえはベッドで寝ろ。おれは毛布でもかぶって床で……」 「そういう問題じゃないの!」 といってハルヒはベッドの上によいしょと上った。自然、鎖でつながった俺の右手はそっ ちへ引っ張られる。 「いて、痛いって」 「体に痛みを刻み込みでもしないと気付かないようだから。鎖の長さはこれだけしかない の。どうやってベッドの上と下と別れて眠れるの?」 「いや、それはまずいだろ、いろいろと」 「《それ》が何を指してるかは聞かないであげるけど、ことは物理的な問題なの、モラル や道徳の問題じゃなくて」 俺だって何も「男女七歳にして席を分かつべし」などと言ってる訳じゃない。確かに物理 的に今どうにかしようがあるかといえばない訳だが、問題は断じて物理的じゃないぞ。丸 太やマネキンとなら同衾(って古いか)していくらでも寝てやるさ。だがな。 「ふーん、あたしは丸太やマネキン以下なんだ?」 「そうじゃない、逆だ」 いや俺、何を言ってる? 「どういう意味よ?」 「そういう意味だ」 「全然わかんない」 「わからなくていい」 「わかるように言いなさい」 ハルヒの顔が、言い逃れを許さない目が、至近距離まで近づいてくる。俺は顔を背ける。 背けた顔面をがしっと掴んで、ハルヒは自分の方を強引に向かせる。 「答えなさい」 俺は大きく息をつく。 「……こんなことになるのは二度とごめんだが、……それでも少しだけ、ほんのちょっと だけ、最悪よりはましだと思ってる」 「……」 「鎖のこっち側にいるのが……俺以外の奴じゃなくて……って以上だ。忘れろ」 「……」 ハルヒは何か言おうとしていた。しかし口を開く前に、部屋のドアが元気よく開いた。 「んしょ。キョン君、ハルにゃん、おふとんもってきたよー」 「あ、ありがと、妹ちゃん。-----ほら、キョン、さっさと受け取りなさい。妹ちゃん、重 そうでしょ!」 「お前が一緒に来ないと受け取れんだろ」 「わかってるわよ!」
結局、俺たちは、さっきと同じ姿勢で、ベッドに背中をあずけて隣通しに座ったままで 眠ることにした。床に横にならずにすむことで、どこかほっとしていた。二人で明かりを 消して、床に座り、毛布をかぶった。 となりにいるやつがごそごそ動いている。何度かためらってから声を出した。 「ねえ、キョン、寝ちゃった?」 「ああ、ぐっすりだ」 「寝てないじゃないの」 「だが、もう寝た方がいいぞ。眠れなくても、目をつぶってるだけでも、いくらか疲れは 取れるそうだ」 「……わかったわよ。寝るわよ」 「ああ、そうしろ」 「……あ、あのね」 「なんだ?」 「今日は、ってもう昨日になっちゃってるけど、その、あ、あたしが悪かった」 「……」 「だまるな。何か言いなさいよ」 「……すまん」 「あんたまで黙ったら、ただでさえ気まずいのに、どうしたらいいのよ?」 「……」 「何か話しなさい。つまんなくてもいいから。何でもいい」 「……」 「……じゃあ、手、握ってよ。鎖でつながってるなんて……嫌だから」 「……これで、眠れそうか?」 「……うん」 「おやすみ、ハルヒ」 「おやすみ、キョン」 次の日の朝、俺たちは携帯がうなるメールの着信音で目を覚ました。 差出人は古泉。内容は簡潔で「朝、部室に寄ってください」というものだった。 この不愉快にして悩ましげな事態は、簡単に幕となった。長門がどうやってか(いとも 簡単にだろうというのは想像がつく)作り出した「スペアの鍵」を、さも部室のどこかか ら見つかったことにして、手錠を開ける、これだけのことだった。 「なんで昨日できなかったんだ?」 誰かを責めてる訳じゃない。ただ本当に疑問に思っただけだ。 「おっしゃるとおりです。言葉もありません。ですが、昨日は誰も、長門さんですら、そ の方法を思いつかなかった。涼宮さんがそう望んだ、としか言いようがありません」 そういって古泉は肩をすくめてみせる。忌々しい。 「いいじゃありませんか。可能性としては、鍵ができるのが何日も、いや何ヶ月も先、と いう事態も想定されたのですから」 「ハルヒが一日で満足したってことか?」 「それはなんとも。昨夜何があったかは我々の知らないところですし」 それから数日が何事もなく過ぎた。完全に何もなかった訳ではないが、諸般の事情によ り割愛させてくれ。 そして土曜。いつもの集合場所に俺たちは集まり、いつもの通りに不思議探索をとり行 うこととあいなった。いつかのようにクジは俺にとっての幸運や不運を運んで来たが、そ れもまたご愛嬌の範囲内に留まったと言っておこう。 午前、午後ともハルヒとペアになったという事実だけで、多くを語る必要はないだろう。
だが俺は油断していた。この季節にしては、無慈悲な北風もほとんど吹くことなく、ぽ かぽかという擬音を付けたいような小春日和の日差しがまずかったのか、それとも連日の 深夜に及ぶ長電話のせいか、もう少しで集合場所にたどり着く場所まで来て気が緩んだの か、とにかく俺は眠りの女神の甘美な吐息に誘われ欠伸を連発したあげく、あろうことか ハルヒに手を引かれたまま、猫型ロボットにひみつ道具をせがむ小学生さながらに1、2、 3で熟睡モードに入ってしまい、転んで地面に激突し、いと気高き絶対不可侵の団長まで も道連れにしてしまった。 「このアホキョン!! あたしに手引かして眠りこけるとはどういうこと!? 団の活 動についてのサボタージュおよび団長に対する不敬罪でタイホよ、タイホ!」 言うがはやいか、ハルヒはどこに隠し持っていたのか、そいつをガシャンと俺の腕にはめ た。 「どこから出したんだ、こんなもの!?」 「女の子のカバンはね、4次元ポケットも真っ青なのよ! 中見たら火傷するわよ」 「ハルヒ、おまえ懲りたんじゃなかったのか? ひょっとして、変な趣味にでも目覚めた のか?」 「こ、このエロキョン! とにかく、今日はあたしの家に来なさい。夕食からおやすみま で、しっかり調教してあげるから覚悟しなさい!」 いや、調教って、それがおかしいと言ってるんだ! おい、長門!朝比奈さん、ついで に古泉! 何、やれやれ、って顔で立ち去ろうとするんだ。おい、まってくれ! おしまい
>>934 GJ!
良くあのネタをここまで広げることができたな。
>「……こんなことになるのは二度とごめんだが、……それでも少しだけ、ほんのちょっとだけ、最悪よりはましだと思ってる」
>「……」
>「鎖のこっち側にいるのが……俺以外の奴じゃなくて……って以上だ。忘れろ」
>「……」
このあたりのセリフ回しが実にキョンっぽくて実に秀逸だとおもうぞ。
>>934 GJ!
心も身体も手錠で繋がれたハルキョン(*´д`*)
GJ! お前さんのそのアンテナ…ナイスだね!
日常系ドタバタって感じで面白いw GJ!
腕が痺れる…肩が痛い…首がつる… 長くキーボード打てない… ってか『腕のしびれ』で検索したら結構怖いこと書いてあった… もう年だな…せめて今の連載は完全終了させてから逝こう …次スレでお会いしましょう
バレンタインがもうすぐなわけだ 手作りなのよ。昨日の昼から夜までかかっちゃったわ。 あたしとみくるちゃんと有希で、有希の家で夜なべしたのよ夜なべ。本当は カカオから作りたかったんだけど無理言わないでって感じよ。だからチョコレート ケーキにしたわ。そりゃもう作ったわよ! やっているうちに楽しくなって結構 はりきっちゃったりもしたわよっ、けどいいじゃないのよ、あたしはいつもイベント ごとをことごとく押さえていないと気になって上の空になっちゃうし、正直言って 『仕掛けられたとおりにハマってるんじゃない?』って思ったりもしたけど それがどうしたって? いいのよ、こんだけ広まっている風習なんだから、 わざわざお菓子屋さん陰謀論を唱え出すヤツのほうが寒いわっ! いいの! あたしも有希もみくるちゃんも楽しかったからね! ホントは 唐辛子でも入れようかと思ってたんだけど、しなかったけど、何よっ、その目っ! 義理よ、義理。みんなギリギリ。ホントは義理とかそんなことも言いたくないのよ、 あたしはっ。チョコもチョコケーキもチョコのうちだわ。帰ったらすぐに食べちゃう ことをお勧めするわ。晩ご飯の前に一期食いする勢いでね。神棚にかざったり しないでよ。じゃあもう帰るわよ。イベントは終わったらすぐに席を立たないと 帰りの乗り物が混雑するんだから。あたしは眠いわ。明け方まで、それ、やってまた戻って 有希のところでたんだからね。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ それから徹夜のままここ来て埋めて、 \二時間ぐらいしか寝てないの| ありがたい |みくるちゃんも、有希もそうなんだからね!/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_______/ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨ (゚д゚ ) <⌒/ヽ-、__ノヽノ | /<_/____/ < <
キョンはさすがの余裕ですね。というかハルヒはキョンの寝室に潜り込んで何を力説しているんだw
バレンタインの日に限ってキョンが虫歯だったらどうしよう
キョンは布団から出もせずに一言かよ
この改造したかったんだけど、そこまで出来なくて、でもどうしてもやりたいって気持ちはものすごく伝わってきたよw GJ!w
>>929 いつものパターン外してきたか!
中々やるもんじゃわい。
>>939 GJ!
小春日和が晩秋のことだとか些細なことは気にしないんだぜ!
>>945 ありがたや〜〜〜
そういえばハルヒちゃん配信今日だよな。 動いてる姿をついに拝むことが出来るんだなぁ・・・
そういや10時からだっけ? 消失イベントのときみたいに落ちなきゃいいがw ミラーとかあればいいけど、どのみち混んでて見れないんだろうな。
ミラーぐらい用意してるんじゃね? ところでflvとかでダウンロードとかできたりしないのかな?
その辺は対策とか? いや、システムはよく知らんがw
うーん、自分もよく知らんかったり。 まあblogとかには埋め込み出来なくなってるような気がする・・・
ああ、そういうのは無理だろうな。 なんにせよ始まってれば分かるだろうさ。 つかこんな時間だよ。俺も寝るぜ。
ある冬の日の帰り道、ハルヒは白い息を盛大に吐き出して、誰に対してというわけでもない愚痴をこぼした。 「あーもう、寒いったらありゃしないわね。ほんと腹立つわ」 まあ、現在は二月だからな。暦の上では春ってことらしいけど、まだまだ冬の寒さはしばらく続くんだろうぜ。 「何なのよ、立春過ぎたんだったらさっさと暖かくなればいいのに。一々面倒くさいんだから……うぅ」 落ち着けハルヒ。二月は『逃げる』、三月は『去る』って言うぐらいだから、もうほんの少しだけ我慢すれば、いつの間にか春が来てるってモンじゃないのか? 「いい、キョン? あたしは今すぐ暖まりたいの。はあ……今すぐ春の陽気にならないかしらねぇ」 ただの愚痴で済めばいいのだが、なんせこれを口にしたのは涼宮ハルヒという人物である。 やれやれ、また厄介な能力が発揮されでもしたらそれこそ一大事だ。 朝比奈さんはオロオロ、古泉はきっと俺にチクチクと面倒ごとについて話してくるに違いない。 そういえばいつだったか長門は『局地的な環境情報の改竄は惑星の生態系に後遺症を』云々とか言ってたよな。 まあ確かに俺も寒いと朝起きるのもしんどいからな。誰だって早く春にならないか、ぐらいのことは思ったりもするんだろうが、ううむ。 なんてことを考えながら、どうやってハルヒを阻止するかという脳内作戦会議を展開していた俺なのだったが、意外にもそれをやってのけたのは実に奇妙な存在だったのだ。 次の日の朝、俺が教室についた時間には珍しいことにハルヒはまだ来ていなかった。 しかし、俺の真後ろ――要するにハルヒの机の上に、白くて変てこな物体が鎮座ましましていたのだ。 「一体何だこれ? ……雪だるまか」 しかし妙だ。そもそもここ最近この辺に雪は積もるどころか降った記憶もないぞ。それに、なんでまたハルヒの机の上にこんなものが存在するんだ? ……イタズラ……一体誰の仕業だ? 「おっはよう、キョン! ……なにこれ?」 丁度そのとき到着したばかりのハルヒが俺の背に声を掛けてきたついでに、例のブツに目を留めたのであった。 「ねえ……これ、あんた?」 「いや違うぞ。俺が来たときには、このミニ雪だるまは既にもうお前の机の上においてあった」 「バカ、そうじゃなくて……ほら、この顔――なんか、あんたの顔にソックリじゃない?」 へっ? 「よく御覧なさいよ、この鼻の辺とか、目のバランスとか、キョンのマヌケ顔そのものって感じよね」 間抜け顔で悪かったな……まあ確かに、俺の顔を単純化して線のみで顔のパーツを表現すると、これに似たような感じになるのかも知れんが、なんか納得がいかないのは何故だろうね? 「ねえキョン、決めたわよ!」 「って、話が見えん。自分一人でまたとんでもない思考を巡らして、何の説明もなしに決めたとか言われても俺には……」 「だから名前よ、名前っ!」 はあ……名前? 「これだけあんたに似てるから、『スノーキョン』ってのでどうよ?」 いや……どうよ、って言われても、正直なんて答えりゃいいんだ、この場合? 「うんうん、決まりね! これからあんたは『スノーキョン』よ! 怠け者のキョンに代わって、あたしのためにキリキリ働きなさいっ!」 誰が怠け者だって? それに、なんだかんだ言って結局俺のことも扱き使う気満々なんだろうぜ、このアマはな。 ちなみに、あろうことかハルヒは机の上にその『スノーキョン』とやらを置いたまま授業を受けてやがる。ハッキリ言って邪魔以外の何物でもないと思うんだが……俺が気にしたところでどうにもならんかもな。 しかし、奇妙なことがある。 いくら冬の寒い中とはいえ、これだけの人数のいる教室内に置かれているにも拘らず、この『スノーキョン』は溶ける様子を全く見せない。一体どうなってるのやら? 「そういえば確かに変よね……うん、でもやっぱりこのままにしておいて溶けちゃうのも何だか可哀想じゃない。そうだ! 部室の冷蔵庫にでも入れておいたらいいんじゃない?」 あのな、それを言うなら冷凍……って、部室の冷蔵庫内部の冷蔵室部分にはとてもじゃないがこのサイズは収まらんな。 「大丈夫、周りより温度が低ければ平気なはずよ、きっと」 しかしな、寒い地方では食料が凍結するのを防ぐために冷蔵庫を利用してたりするらしいぞ。 「もう、一々うるさいわね、あんたは!」 「解った解った、ハルヒの好きにしろ」 「ふんだ……なによその言い方……バカキョン」 ハルヒは例によって口元をアヒル化させた状態で、『スノーキョン』を部室に運ぶべく教室から出て行ったのであった。
さて放課後。 ハルヒは掃除当番、俺は……進路面談とやらで岡部に呼び出しを喰らっていた。 親身に俺の進路について語るハンドボールバカ教師の真面目なお説教の数々は、何故か俺の右の耳から左の耳にスルーされてしまったようで、面談終了後、実に満足そうな様子の岡部とは裏腹に、俺は話の内容を全く思い出すことが出来なかった。 妙に気になって仕方がなかったのだ――あの雪だるま野郎のことが。 なんというか、言葉で上手く言い表せないのだが、モヤモヤとした違和感が、ハルヒがアイツを部室に運んで行った時点から消えなかったのだ。でもどうして――。 「ああ、そういえば……あれからハルヒとは一言も口利いてなかったな」 なんのことはない。『スノーキョン』とやらは関係ナシに、ハルヒの機嫌が悪かったってことじゃないか。 まだ掃除は続いてるだろうな、音楽室って結構面倒くさそうだし――仕方ない。迎えに行ってやるとするか。 果たして、音楽室は既に無人だった。 何だよチクショウ、全くの無駄足ってことか。 がっくりと肩を落として俺はそのまま部室に向かうことにした。やれやれ、柄にもなく気を利かせたところで行き違い、なんてのは無様なもんだね。 ノックしてもしも〜し、じゃなくて、 「ちわーっす」 「あ、は〜い、キョンくん、どうぞ」 麗しの先輩の癒しボイスに導かれてドアをくぐった俺の目の前には、メイド姿の天使と、二十四時間無料スマイル男の二人の姿しかなかった。 「おや、涼宮さんはご一緒ではなかったのですか?」 「いや、てっきり俺より先にここに来てるものだと思ってたんだが。……長門は?」 「えーと、あの、長門さんは、コンピュータ研のみなさんがいらして、一緒に出て行っちゃったきりまだ帰ってこられてません」 コンピ研の呼び出し、またトラブルか何かだろうか……ってそれどころじゃないな。 「キョンくん、お茶如何ですか? あれっ、なにか冷たいものの方が良かったですか?」 俺が冷蔵庫の扉に手を掛けたのを見て朝比奈さんが首を傾げた。 「いえ、こんなに寒いのに俺もそこまで物好きじゃないですよ……って変だな?」 「どうかしましたか? 何か冷蔵庫におかしなことでも?」 無い――ハルヒがここにしまっているはずの(とはいっても実際目撃したわけでもないのだが)『スノーキョン』の姿はどこにも見当たらなかったのである。 「ふえっ? ゆきだるまさん……ですか?」 「ええ、そうです……でも変だな。まさか、もう溶けてなくなっちまったんじゃ」 「いえ、それなら冷蔵庫内に水溜りが出来ているはずでしょう。いくらなんでもそこまで短時間の内に水分が全部蒸発してしまったとは考えられません」 それに、いくら溶けちまったとしても、雪以外のパーツは残るはずだしな。 「古泉……俺、ちょっとハルヒを探してくる!」 それだけ言い残して俺はドアを飛び出した。そういえば朝比奈さんのお茶を飲み忘れてたような気もするが、今はそんなことはどうでもいい。 「あれれー? 何でキョンくんがこんなとこにいるのさっ?」 ああ、鶴屋さん。すみません、ハルヒを見かけませんでしたか? 「見かけるも何も、さっきキョンくんってば、ハルにゃんを連れてあっちであたしと擦れ違ったばっかりにょろよ?」 「ええっ? 俺が、ですか?」 「そうさ、でもおかしいにょろ。キョンくんたちは向こうの方に行っちゃったはずなのに、今あたしの前に先回りなんて出来るはずないのさっ」 「鶴屋さん……その、ハルヒを連れた俺は、向こうに行ってしまったんですね」 「うんうん、いやぁ、何だか不思議なこともあるもんだね。コイツはビックリだっ!」 「ありがとうございました。済みません、俺、急いでるので失礼します!」 「おう! 頑張れキョンくん、ニセモノに負けるんじゃないにょろ〜!」 『ニセモノ』――か。 おそらくそいつの正体は『スノーキョン』の野郎に違いない。でも、一体どうやって、そして……一体何のために? 「こっち」 って長門? てか朝比奈さんに古泉まで。 「話は二人から聞いた。急いで」 俺たちは長門に導かれるままに階段を上り、そして屋上への扉を開いた――掛かっていた鍵は長門に何とかしてもらったのは言うまでもないことだが。
果たして――屋上にハルヒはいた――目を閉じたまま、俺のニセモノ野郎にその身体を抱かれてぐったりとしている。 「ハルヒ! おい、ハルヒ! チクショウ、今すぐハルヒを離せ!」 《断ル。我々ニトッテハ『彼女』ノ力ハ脅威ナノダ。シカシナガラコノぱわーヲ我ガ物トスレバ、今シバラクハコノ地ニ留マリ続ケルコトモ可能》 何ふざけたことを言ってやがるんだ? 大体、お前は何者なんだ? 「『彼』は……『冬』という概念が具象化して人の形を取ったもの。おそらく、実体化するのに必要なエネルギーの全てを涼宮ハルヒ自身から得ているものと推測できる」 何だって? 一体それはどういう意味だ、長門? 「すみません、これは僕の解釈なんですが、あなたも子供のころに童話などで季節毎の精霊のような存在が現れるお話を読んだことはありませんか?」 そんなことと、コイツが何か関係でもあるのか、古泉? 「それに倣えば『彼』は多分『冬』の精霊が涼宮さんの能力によって、実体化――この場合はあなたに瓜二つの姿を得た、ということなのだと考えても良いのではないかと思います」 冬の……精霊だって? 「まさかアイツ、昨日ハルヒが『今すぐ春の陽気にならないか』とかいったことに対抗するためにこんな真似を仕出かしたってことなのか」 「そう」 おいおい、勘弁してくれ。 まあ確かに昨日の勢いでは、今日にも春になっちまいそうな感じだったけどな、だからって、ハルヒの力を利用して、アイツは春になるのを妨げようとしてるんだろ? そんなこと、させるわけには行かないってもんだろうが! 《無駄ダ!》 ヤツが手をかざした瞬間、その背後から猛烈な冷気を伴った暴風が俺たちの方に向けて放たれた! 「うおぉぉ!」 「ふえぇっ! つ、冷たいですぅ!」 「こ、この冷気は……」 「いけない。下がって」 風圧のためもあって、一歩前に出ていた俺は足元に叩き伏せられてしまった。後ろの三人は、長門が瞬時に構築したらしい防壁によって、風圧の脅威からは身を守ることが出来ているようだ。 「キョンくん!」 「長門さん、なんとか彼を助けられませんか?」 「こちらの温度上昇をエネルギーに変換して、相手側にて相対的に周囲の分子運動を停滞させるトラップが仕組まれている」 「何ですって?」 「トラップを解除しないまま対冷却システムを稼動させ続けた状態では、わたしたちはこの場から前進することは不可能」 この野郎、長門の情報操作と張り合うなんて、とんでもないヤツだな……って、イカンな、何だか目が霞んできやがった……クソっ。 もう限界だ、と、全身から力が抜けて行き、そのまま氷漬けにでもされちまうんじゃないか、と思ったその瞬間、何者かが俺の襟首を掴んで持ち上げやがった。 「って、首絞まるだろ! 何しやがる? ……へっ? ……ハル、ヒ?」 『こら〜「冬」のアホンダラゲ! 人間に直に手を出すのは止めなさいってあれほど言ってたでしょ?』 《キ、貴様、何故ココニ?》 って、何だ? ハルヒが俺の隣にも……ハルヒが二人……いや違う、コイツは一体? 『なによあんた? アタシ? アタシはあんたらがいうところの「春」よ! よーく覚えておきなさい! いいわねっ!』 ……なんだろう、気のせいか、やっぱりハルヒが二人いるってことで間違いないんじゃないかって気もしてきたな……。 《貴様……我ヲドウスルツモリダ?》 『別に、何もしないわよ。いくらその娘が望んだからって、アタシがさっさとしゃしゃり出ていってもみんな困っちゃうでしょ?』 《……ヌウ》 『さあ、はやくその娘を離してあげなさいよ』 《……イヤダ!》 『ってこら! アンタなに駄々捏ねてんのよ?』 《我ハコノ『女』ガ……貴様ト生キ写シノ存在ヲ欲シテイルノダ!》 『ちょっとアンタ、一体どういうつもり?』 ハルヒにソックリの『春』の精霊も、呆然と立ち尽くしていた。 いつの間にか、先程まで吹き荒んでいた猛烈な冷気の風は消えていた。
不意に、背後から聞きなれた声が発せられる。 「あ、あの……なんだかわたし、解るような気がします」 朝比奈さん? それは一体……、 「きっと『冬』の精霊さんは、『春』の精霊さんのことが大好きなんです。でも、彼女に近づくと、自分の身体が春の陽気で溶けてしまうから……その願いは叶えられないと思うの」 それで、あの野郎はソックリなハルヒを欲しがったってことなのか。 『ふざけんじゃないわよ、このバカ!』 《……ナニ?》 『あのね……アンタはいつでもアタシの前にいてくれないとダメなのよ。冬の後には春が必ず来る。だから……アタシとアンタは、いつでも一緒にいるのも同然なんだからね!』 《…………》 突然、『冬』の精霊野郎がハルヒを開放したため、ハルヒはその足元に崩れ落ちる。 「ハルヒー!」 慌てて俺は駆け寄ると、その身体を抱き起こす……って、なんて冷たいんだ? 『大丈夫よ……そうやってあんたが抱っこしててくれたら、すぐに元通りになるわ』 『春』の精霊はそういい残して、『冬』の精霊の方に歩み寄っていった。 『帰るわよ……アタシたちはこの場に長くい過ぎたわ』 《……フン。大キナオ世話ダ》 次の瞬間、二人の精霊は淡い光を放つと、まるで泡立って大気中に溶け込むかのように、その姿をゆっくりと蒸発させたのだった。 先程までの異様な光景がまるで嘘のようだった。 俺とハルヒの目の前には――少々解けかかった雪だるまが――今朝見たときとはかなり崩れてしまった表情でこちらを向いていた。 「……ううん、キョン……って、何であたしこんなところにいるのかしら?」 「ハルヒ? おい、大丈夫かお前?」 「なんだか……すっごく寒いわ……」 俺は何気なくハルヒの手を取った。すっかり冷え切っている。これじゃ寒くて当たり前ってもんだ。 「まるで氷みたいに冷たい手じゃないか」 「なによ……手が冷たい人は、実は心は温かいっていうじゃないの」 どこかで聞いた話だが、そんなことより少しでも温めないとな。 「キョン……あんたって、案外暖かいのね」 ってこら、ドサクサに紛れて体重をかけるな! 「もう……ケチくさいこと言わないでもいいじゃないの」 ふと振り向いたハルヒが、雪だるま――『スノーキョン』――に目を遣る。 「ねえキョン」 「なんだ?」 「まるで……泣いてるみたい」 ああ、確かにそう見えるな。 「でもね……何だか、寂しそうな感じはしないわね」 そうだな……冬の後には必ず春が来る、か。本当にその通りだ。 「なあハルヒ」 「なによ?」 「俺はずっと一緒にいるからな」 「……あんた、頭でも打った?」 さてね、さっき叩きつけられた弾みでしこたまぶつけたんだろうぜ。 「バカ……」 しがみついてくるハルヒを抱き寄せると、俺は出来る限り体温を与えられるように、腕に力を込めてしまったのだ。 「あ、あの……キョンくんも涼宮さんも、あたしたちがいること……全然気にしてないみたいですね」 「おやおや。今回は僕の活躍する場面も全くありませんでしたからね」 「……長居は無用、即撤収を提案する」
乙&GJ!
>>961 面白かったよ、GJ。
書き手が自覚しているのは真の邪気眼じゃないと思うぞ。
あれは本人に自覚がないからこそ無限に広がり、最大の威力を誇るものだし。
GJ&乙! いいねーw
これはいい邪気眼w GJ! そして乙
リアル邪気眼は初SSにテンプレ乙のような内容しか書かない(書けない)
キョンと古泉がションベンでスノーキョンを溶かそうとするも 逆に凍らされる事を長門に説明されて断念する図が見えた
サテライトキョンを発射して辺り一面を消し飛ばすハルヒ
しかし、人々の死を感じてしまいその影響で気を失ってしまったNTキョン GXに襲い掛かる長門のエアマスターにみくるのレオパルド
古泉はまさかの人口ニュータイプのカリスかw
鶴屋さんはドクターテクスですか 「まぁまぁ、ハルにゃんもキョン君も落ち着くっさ。大抵の事はコーヒーのほんの一杯飲んでるうちに解決できるけど、 あとはそれを実行できるかどうかにかかってるにょろ」
谷 「チョコ貰える奴はいいよな」 キ 「貰えるといっても、全部義理だがな、団員以外から貰ったら没収といわれて、やれやれだぜ」 谷 「それって・・・」 キ 「おまけに、お返しがなんたらで、古泉とバイトだぜ、つかれるぜ」 国 「キョン、何のバイトだい?」 キ 「毎土曜日に、奴の知り合いのところで、髪飾りつくってる。できたの少し持って帰っていいんだが、日曜のテスト勉強の家庭教師代といってハルヒに取られる。」 国 「キョンって、毎週、涼宮さんと勉強してるの?」 キ 「俺が勉強すると不思議なんで不思議寄ってくるらしいからな、訳解らん理由だな、今から部室で勉強して不思議つかまえるらしい、やれやれだぜ」
>>970 なんだけど携帯からでスレ立て出来ない!
誰か代わりにお願いします
あと四時間もないと言うことで 「キョン、今日のSOS団は十時まで残って世界的瞬間に立ち会うわよ!」 「別にここじゃなくてもいいだろ。そもそもそんな時間まで残っていいのか?」 「あたしんちで勉強会だとでも言っときなさい」 「いや俺が言いたいのはな」 「なによ」 「そんなに遅くまで学校にいたら、帰るとき危ないだろ」 「………」 「俺や古泉はいいけどな、」 「はいはい、みくるちゃんや有希が襲われたらどうすんだ、でしょ?」 「お前も」 「え?」 「とりあえずはお前も女なんだからな…一応心配するんだよ」 「……っ」 ハルヒちゃんもちゅるやさんも関係なくなったwww
正直忘れてたんだぜw おかげで思い出した
ハルヒちゃんのOPってえすおーえす団五人で歌う(?←タイトルがタイトルだけに)んだよね?古泉は置いといてキョンとかキャラソンみたいにつっこんでそう…ただのイメージではあるけど。 ま、真相はあと約三時間後ってわけか。
三人が歌ってる後ろで古泉とキョンがなにかぼやいてる…とかなw
重い荷物を枕にして寝るハルヒ
「おい!せっかく長門が睡眠弾で眠らせたのに何で斬りかかるんだ!?大樽Gをセットできなかったじゃないか」 「うっさいバカキョン!あたしの一文字流斬岩剣に斬れない物は無いのよ」 「ここの住人にわからんネタをふるな!おまえは赤石先輩か?つーか太刀を振り回すから俺達がティガに近寄れないだろうが!おまえみたいのを太刀厨って言うんだ」 「・・・2人とも邪魔、拡散弾が撃てない、まとめて吹き飛ばす」 「長門、勝ちたいのか?」 「・・・(コクリ)」 「まずいですね、もうトラップがありません、眠り肉も痺れ肉もありません」 「いっそのことみくるちゃんを罠にできないかしら?」 「わ、私ですかぁ〜」 「やめろ、アンチや荒らしに「涼宮ハルヒは団員をティガレックスに喰わせた糞女(笑)」とか書かれんぞ」 「言いたい奴には言わせとけばいいのよ、どうせ現実世界じゃ何もできない屑ばっかりなんだから」 「釣るような発言は控えろ!ガノトトスをカエルで釣るのとは違うんだぞ。」 「よろしいですか?手を真っ赤にしたティガがこちらに向って突進してきましたよ・・・」 以上「SOS団VS轟竜ティガレックス」 完
ハルヒは双剣も似合いそうだw
キョンは笛もって後ろでのんびりだな
985 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/13(金) 21:09:25 ID:yliQKWml
>>934 亀だがテラGGGGGJ!萌えしにました
まさかのniceboatwww
987 :
SS:飛梅 :2009/02/13(金) 22:08:29 ID:Gx/MagMr
「あら、みくるちゃん、そのお守りって……」 「ああ、これですか? この前、鶴屋さんからいただいたんです」 ハルヒが目敏く見つけたのは、朝比奈さんの鞄にぶら下がっていた『合格祈願』の立派なお守りであった。 「ほほう、少々拝見……やはり『合格祈願』ということとなりますと天神様ですね。なんといっても学問の神様ですから」 「ところで古泉、なんで天神様って学問の神様なんだ?」 「呆れたわね、キョンったらほんとに何にも知らないんだから」 お前に訊いたわけじゃないんだがな。 「まあまあ、お二人とも。えーと、天神様というのは平安時代の人物である菅原道真公を祀ったものなのですよ。道真公は学者かつ詩人にして右大臣にまで上り詰めたお方ですので、彼の死後は学問の神様として信仰されるようになったのだと思われます」 ちょい待て。菅原道真ってのは実在の人物なんだろ? 前から不思議に思ってたんだが、どうして普通の人間を神様に仕立て上げる、なんてことをやっちまうのかね? 「なによ、菅原道真って、キョンみたいなただの人間よりもよっぽど優れてたんでしょうから、神様になる資格は十分あるんじゃないの」 だから、ハルヒには訊いとらん! 「……道真は左大臣藤原時平の讒訴により、大宰府に左遷されて没した。その怨念が朝廷に祟りをなしたため、それを封じるために北野天満宮が建立され、以後『天神様』として祀られることとなった」 ってことは、怒らせると恐ろしい力でこの世に災いをもたらす存在だってことから、仕方なしに神様にされちまったってことなのか? 「おおむね」 俺は一瞬古泉に眼を遣った後、ハルヒの方を眺めていた。機関の連中にとっては、ハルヒも神扱いだったんだっけな? 「ちょっとキョン、なにあたしのこと睨んでるのよ?」 いや、睨んでなんかねーって。 と、微妙な空気を拭い去ってくれたのは、朝比奈さんのエンジェルボイスであった。 「わあ、見てください。もうこんなに花が咲いてますよ」 「ああ、梅の花ですか。そういえば二月から三月が開花時期だったはずですね」 「梅といえば、菅原道真とも密接な関係がある」 「あら有希、それって『飛び梅』のことでしょ?」 「そう」 はあ、トビウメ? 一体何だそりゃ? 「もう、そんなことも知らないわけ? だからあんたはアホキョンって言われるのよ。その菅原道真が左遷されたときに、京都の邸宅の梅が、あとを慕って一晩で太宰府まで飛んできたって話よ。えーと、確か……」 「『東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ』」 「そうそう、それ! さすがは有希ね」 「へぇ……ご主人様を追って、遥か彼方まで追いかけて行ったんですか。なんだかロマンティックなんです」 「一説には大宰府を訪れた人物が、道真公の旧邸から苗木を持ち出した、なんて話もあるようですが、ここではそんな野暮なことは言わずもがなですね」 梅の花をしばらく眺めていたハルヒは、振り返ったかと思うと、俺に対して訊いてきた。 「ねえキョン……もしも、あたしが一人で遠くに行くことがあったとして、あんたは一晩であたしのこと、追いかけてきてくれる?」 って何だその表情は? そんな不安そうな顔して、俺の方を見られても困っちまうじゃないか。 「……アホか。そんなわけないだろ」 「えっ?」 「そもそも前提からして間違ってるぞ。いいかハルヒ、お前がたった一人でどこかに行っちまうことなんてありえないだろ。なに、遠くどころかその辺にちょっと出かける場合でも、お前は俺を捕まえて引き摺って走り出すに決まってるんだ」 「な、なによ、それ?」 「まあ俺としても、お前が一人どこかで無茶をおっ始めるんじゃないかと考えただけで胃が痛くなりそうだから、どうせなら一緒にいた方が気が楽ってもんだしな」 「ふ、ふんだ、さすがはSOS団の雑用だけあっていい心がけしてるじゃないの。ええ、ついでだから一生あんたのこと扱き使ってあげちゃうんだからね、覚悟しときなさいよ!」 「あ、あの……これっていつものパターンですよね?」 「おやおや。この調子だと梅どころか桜まで開花を迎えてしまうかも知れませんね」 「Nice boat.……うかつ、間違えた」
GJ!ってこら長門ww
GJ! nice boatwwwwww
40分近くniceboat見続けてるんだがどうしたらいいのこれw 泣けば良いのか、そうなんだな!
みくるや長門、鶴屋さんからチョコを貰ってウハウハ気分で帰宅するキョン ポストを覗いたら自分当てで差出人不明のチョコがあるではないか
ハ
ル
ヒ
は
犯
罪
者
嫌
1000ならハルヒ死亡
1001 :
1001 :
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