涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ　その79

アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の超ヒロインにしてＳＯＳ団団長！　あたし涼宮ハルヒについて語りあうスレよ！
じゃんじゃん語りなさい！　過疎になんかさせたら許さないんだからねっ！
ただし【荒し】【荒しに反応する人】はダメ！　もし見かけたら生暖かく見守るとよいでしょう。
SS、あたしとキョンのカップリングネタは、名前欄に「SS」「ハルキョン」と書くように…。
あたしが恥ずかし……くは別にないけど、部室のPCのNGワードに入れといてあげるから。

次スレは970が立てること。スレの進み具合によってはスレ立てが早まることもありうるから、臨機応変に対応しなさいよ！

前スレ
【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ　その78
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1201326562/

ハルヒスレＳＳまとめ Wiki
http://wikiwiki.jp/haruhi/

>>1乙

やれやれ……皆聞いてくれ、団長命令だ。
最近、荒らしのような発言をする奴が目立つが、そういうのはまず下記リンク先に目を通せとのことらしい。
それが出来ない奴は王様で団長なハルヒのスルー対象にされちまうので、気をつけるように。

【涼宮ハルヒの憂鬱】涼宮ハルヒを語れ【避難所】
http://jbbs.livedoor.jp/comic/3935/(PC用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/comic/3935/(携帯用)


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:.;:.ヽ'. >　 ＞ヽ;:;:ヽ 　 ヽ;;;;=''"　　　　_,,ィ　 ／_=!:;:;/　 .l　　/　　　　　　　　優雅に、そして華麗にスルーしなさい
＼;:;:,＼へ!　　ヽ;:;.｀､､　　　　　　l￣ ヽｊ ,ｲ.!='' /;/ヽ､ /　 〈_/i　　　　　　　　じゃないとあたしを語らせてあげない
　 ヽ;:;:;.,＼　　　ヽ;::;:ヽﾐ'''ｰ- ,,,.＿`ｰ_'',/.//　 /:' 　 ）＾''､　 ｀ヾｆﾞ〉　　　　　あたしが王様なんだから
　　 ヽ;:;:,<¨ヽ､　　ヽｰ-≧ﾆェｪ‐-=,,＿ // 　 ' 　／/ i　 ｀''､ｰ-'　　　　　　　王様の言うことは絶対っっなんだからねっ♪

>>1乙
ねんどろを犬に食われた俺が来ましたよ…

規制情報色々


627 名前：名無しさん＠ピンキー[sage] 投稿日：2008/01/15(火) 21:54:50 ID:x6K+J9Jh
　　あ、知らない新規制を発見したので、既出かもだけど報告。

　 　一行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えるそうです。
　　 SS文面の区切りが良いからと、最初に改行いれるとマズイみたい。

630 名前：名無しさん＠ピンキー[sage] 投稿日：2008/01/15(火) 23:03:23 ID:JkkZ5sEy
　　デザインとして最初に改行入れたいときは、スペースを入れておけばいいらしいよ。
　　 と一応報告。

736 名前：名無しさん＠ピンキー[sage] 投稿日：2008/01/20(日) 07:28:51 ID:sjR/O4I0
　 　−−−
　　 ↑文頭にこういう単一キャラクタが重複するのもまずいらしい、と風の噂で。

>>1乙だっぜ！！

>>1乙なんだが……
【　←切れてるぜ

>>1>>3
乙かれさま

>>1乙

>>1
SMハードゲイな乙です

>>1
今日からお前を・・・「乙乙」と呼ぶ！

　　 　 ＿
|￣~,'´r=＝ﾐ､　.~ ＾￣｀丶 ￣|
|＿ i 《ﾘﾉﾊ从)〉', ﾄ从Ｖｖ〉＿|　　>>1＆前スレ982乙
|＼从(l|-ヮ-ﾉﾘ　ｉ(ﾚﾟ ‐ﾟ ﾘノシ＼
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＼ 　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　＼
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　　　 ＼.|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__|

>>1　乙！

だが、スレタイが面白いことになってるんだぜ！！ｗｗ

>>1乙じゃきん

>>1乙

>>1乙だわ！あんたもそう思うでしょ！？

＞＞１乙＆前スレ埋まったのでＳＳ投下２レス

　前にも言ったかも知れんが、習慣というものは恐ろしいものである。どんな強い刺激でも、ずっと与えられ続けていれば感覚も麻痺するというのを、俺は自分の身でもって体験している。
　というわけで、今ではハルヒに少々怒鳴られた程度では、多少は憂鬱に思うものの、全く動じなくなっている俺がここに存在しているわけだ。何でこんなことになっちまったんだろうな。やれやれ、つい溜息を吐いてしまう俺である。
　まあ、ある意味、ハルヒは俺に対して怒鳴ったり、文句を撒き散らすことによって、ストレス発散というか、退屈しのぎをしている面があるようにも見受けられるしな。
　俺一人の犠牲で、『うちゅうの　ほうそくが　みだれる！』なんてこともなく、平和裏に収まるんだったらそれに越したことはないのかも知れん。
　でも、こうもしょっちゅうハルヒの罵声が鳴り響いていては、周りの空気というものも、妙な按配になってしまうしな。いくらなんでも、物事には限度ってものがあるんだ。
　仕方がないな。せめて、今日の放課後ぐらいは、ハルヒが静かに、とはいえないにしても、怒鳴られたりしないように気を付け――
「こら〜、キョン！ちょっと、これあんたの仕業なの？」
　部室に顔を出すと同時に、俺の先程の決心は粉々に粉砕されて跡形もなく消失してしまった。
　やれやれ、一体何だよ、ハルヒ？
「どうもこうもないわよ。あんた、何の権限があって、あたしの『超勇者Ｆｉｇｍａ』をこんな目立たない低い場所に置いてるのよ。ちゃんと、もっと目に付くような高いところに飾っておかないとダメじゃないの！」
　どうやらハルヒは、俺が勝手に『超勇者Ｆｉｇｍａ』を棚の低い段に配置したことにオカンムリのようである。
　だが、今回限りは、俺の方から折れることはない。例え暴走族やヤクザの強面に睨まれたとしても、俺の意志は絶対に変えないからな。
「高いところはダメだ。――その、いろいろと…………マズイからな」
「マズイって、一体何のことよ！いい？あたしが納得するようにちゃんと説明しなさい」
　説明しろ、って言われてもな。…………なあ、どうしても説明しないとダメか？
「ダメ！――言っとくけど、くだらない理由なんかだったら、却下よ却下！さあ、キョン。さっさと教えなさいよ」
　やれやれ、本当は絶対言いたくなかったんだが、仕方あるまい。
「だから――なんだ…………その、なんつうか――――見えちまうだろ」
　ハルヒは怪訝そうに
「見えちゃう、ってなにがよ？」
　と問い詰めてくる。

「だから………………白いの――――つまり………………パ、パンツが」

前スレ
1000 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage] 投稿日：2008/02/03(日) 22:45:38 ID:XiQggxoN
1000なら4月1日に驚愕発売

まだ待つのか…いや、時期が決まってる方がありがたいか、どうなんだ？

…っと、忘れるところだった。>>1乙

　一瞬、呆気に取られたハルヒだったが、急に顔を赤くすると、自分のスカートを押さえて、見るからに動揺した様子で叫んだ。
「な、な、な、な、なに考えてんのよ、この変態バカエロキョン！あ、あんたって、フィギュア萌〜族の一員だったわけ？そ、そ、そんなモンに欲情してんじゃないわよ！」
　なんというか、酷い言われようである。それに、ハルヒ。何でお前がスカートを押さえて恥かしがらんといかんのだ？
「う、うるさいわね！変態エロエロアホバカキョンに、そんなこと言われたくないわ」
　何だその形容は。んで、ここに置いておいて構わないのか、そうじゃないのか、どっちなんだ？
「…………わ、解ったわよ。あんたが、そこまで気にするんだったら、しょうがないじゃないの。でも、もう一段ぐらい上でもいいってこと、ないわけ？」
「ダメだ。どうもフィギュアの目の高さが、座っている人の目の高さよりも上になると危険だ」
「はあ、もう……あんたの好きにすれば」
　呆れた様子のハルヒだったが、暫くすると、何故かチラチラと、こちらを伺うような素振りを見せた。何だ、まだ何か文句があるのか？
「別に……そ、その――キョン。あんたって、あたしのスカートの中、気になる？」
　いきなりナニを言い出すんだこいつは？
「もう、どうなのよ？キョンはあたしのパンツを見たいの？見たくないの？どっちなのよ？」
　あのなあ…………そんなこと、答えられるわけねえだろ？
　第一、俺が『見たい』って言ったところで、お前が本当に見せてくれるわけじゃないだろ。
「あ、あんたが、どうしても、って言うんだったら…………その――――見せてあげなくも……ないわよ」
　ハルヒはそう言ったかと思うと、真っ赤な顔をしたまま、おもむろにセーラーのスカートを自らの手で捲り上げ始めた。
「………………」
　おい、何の陰謀なんだ、これは？

「す、すみませ〜ん。あの、ホームルームが長引いて、遅れちゃいました〜。…………ふえぇ？」
　あろうことか、朝比奈さんがバッチリそのタイミングで部室のそのお姿を現した。
　って、マジかよ！
「な……み、みくるちゃ」
「す、涼宮さん、一体、キョンくんと、な、なにやってるんですか〜？」
　いや、だから、俺は何もしてませんって。
「え、あ、そ、その……わたし、今ここに来ちゃ、ダメ？……ひゃっ――ご、ごめんなさい。わ、わたしはなにも見てません、みてませんよぅ〜」
　慌ててドアから逃げ出そうとする朝比奈さんを塞ぐように、長門が室内に入ってきた。
「…………」
「ふ、ふえっ？」
　さらに余計なことに、古泉までもが追加で到着である。
「おや、みなさん。何か騒がしいようですが、一体どうかなさいましたか？」
　と言ったきり、硬直してしまった。

　って、おい、ハルヒ。スカート、スカート！

「え、あ――――やだ！……もう、キョンのバカ〜〜！」
　何故か俺に対して憤慨をぶつけるハルヒなのだった。
　なあ、俺、何か悪いことしたっけか？

>>20
割り込みスマンorz
初っぱなから桃色飛ばすなぁ〜ｗ
GJ

以上、>>19-20ですた。

めっちゃ雑でなんかもうなに慌ててんのって感じだがとりあえず。
ttp://upload.jpn.ph/img/u09876.png

ついでに前スレ９９０を読んで何でこのクソ寒いのにＧＪ！だったんで即興で、雑でスマンかったorz
ttp://upload.jpn.ph/img/u09897.png

ってか、なんで埋め始めてるのにＳＳ投下されまくりなんだぜ前スレ９９４もＧＪ

「>>1乙。これでいいのか古泉？　やれやれ･･･」

すまん
>>22の安価は

>>18
>>20

だったんです！（＞＜；）

逝ってくる

>>22
絵柄が昔風だね
でも乙

>>22
お前！お前！お前ぇぇぇぇＧＪ！イラストは家宝にさせて貰う！
お礼に俺も即興で書いてみた。本日２回目

「……何やってんだお前」
俺は遥か頭上にいるハルヒに呆れながら話しかけた。その本人は木の枝に腰掛け空を眺めている。
「ＵＦＯでも見えないかなって思って」
「屋上行けよ」
現在ハルヒがいる高さは屋上どころか３階にすら届いていない。もっと高いとこの方が見つけやすいんじゃないのか？よくわからんが。
「鍵かかってたのよ。いくらあたしでも錠破りの技は持ってないわ」
残念そうに物騒な事をほざくハルヒ。なら３階でもいいだろうが。煙とほにゃららは高いとこが好きって奴か？
「……あんたもここ来なさいよ」
ほにゃららの仲間入りしようってか？
「断る。お前こそ早く降りろ。危ないぞ」
「なによ、あんた木登りも出来ないわけ？」
哀れむような目で見下ろすハルヒ。俺を沸騰させるにはそれだけで十分だった。
「バカにするなよ。俺は小学生時代木登りマスターと呼ばれていたんだ」
言うが早いか、よっと幹に足をかけ登り始める。む、この木、枝が少ないな。
うぉっ！？あ…危ねぇ、危うく落ちるとこだった。っと。そりゃっ。

「……すみません本当は呼ばれてませんでした」
ようやくハルヒがいる枝に辿り着いた時、俺は見るも無残なくらい疲労困憊していた。
「だらしないわねぇ。変な見栄張るからよ」
見栄と一切無関係なハルヒが冷ややかな視線を送る。継続ですか。
「せっかくだからあんたもＵＦＯ探しなさい」
「へいへい」
なこと言ったって、軽く赤みの入った空にはボツボツと雲が浮かんでいるだけだ。あとは鳥とか。
「………」
学校の３階から外を見るのと、木の上から辺りを見るのは、なんか同じ景色でも違う雰囲気が感じられるな。上手くは説明出来んが。
すぐ隣にハルヒがいるせいか妙に意識してしまう。我ながら情けない…。とその時、ハルヒの体が若干揺れた。
「おっと」
「…え？」
いや、別に落ちそうなぐらい揺れたわけじゃないんだが、気がついたら俺はハルヒの肩を抱いていた。ヤバいどう言い訳するか。
「か、勘違いするなよ！落ちそうだったから支えてるだけだぞ！」
「……そう」
長門のような返答をしたっきりまた空を眺める作業に戻るハルヒ。その間俺はずっとこいつを抱いてなきゃならんのか？
自分で蒔いた種とはいえ、何でこんなことになっちまったんだか。説明してくれよ団長。
「ありがと」
「ん？何か言ったか？」
「別にぃ」
そうかい。…何で急に嬉しそうなんだよ。気色悪いなおい。

以上、部活どうしたとかパンツ見えるんじゃね？とか聞かないで

>>27
キョンのツンデレ台詞に吹いたｗ
ＧＪ

>>1乙!
投下ラッシュだな、職人さんみんなGJ!

>>22
ＧＪ！素晴らしい陰謀だなこりゃｗ　

それと>>1乙なんだぜ！

>>1乙！

当番なのでみくるをリーダーにして過ごすSOS団
しかしハルヒに命令しなさいよ！と凄まれて中々命令できないみくる、という電波が北

ﾜﾗﾀ

涼宮　哈爾濱　スズミヤ　ハルビンのガイドライン
ttp://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1201698653/

消しゴムに緑のペンでキョンと書いてあるのをキョンに見つかったハルヒ。

というのを唐突に受信した。

>>35
ピンクのマジックじゃなかったっけ？

>>1乙過ぎるなこの時期

「キョン、ひょっとしてさ・・・その人、>>1乙なの・・・？」
孤島症候群はアニメ版のほうが好きだな。

最近はGJと妄想の嵐ですなｗ
GJしか言えないし、受信も出来ないんだけど

>>1乙
SSラッシュGJ!!
おやすみハルにゃん

>>27

ttp://upload.jpn.ph/img/u09909.png

とりあえず、木に登らせてみたけど、キョンを配置できなかったんで
代わりに豆撒きさせてみた。ってもう日付が変わっとるがな　orz

「福は〜うち〜っ！ＵＦＯも〜うち〜っ！」
キョンはハルヒの真下にいるとでも思ってください。



ちょいと調子に乗りすぎてペース上げ杉みたいなんで
ちょっと一休みかも。
とかいってまた直ぐに投下してたらスマン。てへっ♪

インシュリン薄いよ！何やってんの！

ＳＯＳ神社を建てるが障子の建てつけが悪く
閉じ込められるハルにゃん。
そこに聞こえてくるクラスメイトの悲痛な祈り…

なんという新スレ幕開け。早くも桃色スレの嵐の予感がするGJ
おかげで家の周りの雪が溶けてるぜ。

>>40
「ちょっとキョン！あんたなんであたしの真下にいるのよ！まさかスカートの中覗こうってんじゃ……」
「俺がどこに居ようと俺の勝手だろ。それにお前のスカートの中なんぞ覗かんから安心しろ」
なんだよ古泉。はぁ。何言ってやがんだ。
ハルヒが万一落ちてきたとき受け止めるためなわけねぇだろ！
ってニヤニヤしてんじゃねぇ気色悪い！

キョンに抱き枕にされちゃうハルにゃん

　　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　 |　キョン！ まだ寒いけど、冬はもう終了！.　 　 　 |
　　　　　 |　じゃんじゃん活動してくわ。楽しみにしてなさい . |
　　　　　 |　今日から春、ってことは春の日だから、 　 　 　. |
　　　　　 |　毎日があたしの日 ってことに決めたわ.　　　　　|
　　　　　 |　これ 団員規則に ちゃんと載せとくからね　　　　|
　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼＿＿　　＿＿＿＿＿__／
　　|　…何を今更 としか思わん　　| 　　 ∨
　　＼＿＿＿　　＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
.　 　 　　　　　＼|　|　 あんたはね そんな態度だから万年雑用係なの！ |
　　　　　　　　　　　|　 あたしの日の間くらいは、　　　　 　 　　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　|　 第一に あたしのことを気にすること。いいわね？　|
　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨
　　　　　　　 　　 , -‐-ｰ.、 　 　 　 　 　,.-‐―‐-.､
.　ﾊﾙ ｯﾀｯﾃ 　 〃.　　　ヽヾ　　 　　　ノﾝニニヾソ､ヽ
　 ｱﾁｺﾁ ﾃﾞ 　 i　ﾊハバハ> 　 　 　 ｵl|ﾉﾒ从从|.芥ﾊ
　　 ｵｵﾕｷ　　 ｲ（! ─　─|i　　　 　 　|li ┃ ┃ | |) l |
.　 ｼﾞｬ ﾈｰｶ　　ゞﾊ､　-　ノ’　　　　　.ﾊl､'' ヮ'''ノN从!
　　　　　　　　　 <'}｀|{†}|ﾞi〉　　　. 　 　⊂i'l{Ｈ}| {lつ
　　　　　　　　　　 l^´T`'i.　　　　　　　　く/_i_j_,ゝ
　　　　　　　　　　〈__八__〉　　　　　　　　(__八__)
.　 　 　　 ／|
.　　／￣　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　|　…だったら言わせてもらうが、.|＿＿＿＿＿＿__
　／＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_／　　　　　　　　　　＼
　|　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　 ﾏｽﾞ ｵﾁﾂｹ!! 　 　 　　|
　|　ｺﾝﾄﾞﾊ ﾅﾆ ｼﾃﾞｶｽ ｷ ﾀﾞ?　　　　 ,. ‐-ｰ-, -‐―‐- 、 　 |
　|　　　 , -‐-ｰ.、 ﾋﾔﾋﾔ . 　 　 　 ノ　/ u /r＃/ニニヽヽ ｜
　|.　　〃 u 　 ヽヾ, -‐―‐- 、 　　ﾉﾊﾊハﾊ芥.lﾉﾒ从从|ﾞt. ｜
　|.　　i　ﾊハバﾊ/rシ/ニニヽヽ　　!|─　.i l (| | ┃ ┃ i | 　|
　|　　ｲ（! ─　-ﾊ芥.lﾉﾒ从从|ﾞt.　　’ 、〜i从リ､''' (ﾌ''ノﾘl. ｜
　|.　　ゞﾊ、 〜.i l (| | ┃ ┃ i |　　　　〈'にと∩|{Ｈ}l∩⊃. 　|
　|.　　 ⊂iﾞ|†'|´i从リ､''' ヮ''ノﾘl 　 　　　ヽ´T.iく_/_i,l/二). 　 |
　|.　　 　 i´Ｔ `i.　ヾ.} |{Ｈ}l'ilつ　 　　　 /_ヽ_,〉/_／　　　　 ｜
　|　　　 （_,/_ノ　 　<_/ﾝ(⌒)ゝ　　　.　 　 　　 　 　　　　　　|
　|　 　 　 　 　 　 　(_ノ　 ｀　　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　＼＿＿　 ＿＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼／
　　　　　 ○ 　 　　|　 俺にとっちゃ、　 　 　 　 　 　 |
　　　　　 Ｏ　.　 　 |　 毎日が お前の日 なんだぞ　|
　　　　　　o　 　 　 ＼＿＿　　＿＿＿＿＿＿＿__／
　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　|　 いつの間にか一挙手一投足見てたりするわ、|
　|　 夢にまで見ちまうわ……　 　 　　　　　　 　 　　|
　|　 シーズン、土日祝日、覚醒就寝 関係なく、. 　 |
　|　 俺は常時 お前が気になってばかりなんだが　|
　＼＿＿＿＿＿＿＿＿　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　 ﾟ ｡　　　　　　|／
　　　　 　 　　゜, -‐-ｰ.、 　 　　　　　 ,.-‐―‐-.､
.　　　　　 　　〃 u 　 ヽヾ　　　　　 ノﾝニニヾ ；､ヽ
.　　　　　　　 i　ﾊハバハ> 　 　 　 ｵl|ﾉﾒ从从|.芥ﾊ
　　　　　　　 ｲ（! ─　─|i　　　 　 　|li ┃ ┃ | |) l |
.　　 　 　　　 ゞﾊ､　〜,ノ’　　　　　 ﾊl､'' 　'''ノN从!
　　　　　　　　 <'}｀|{†}|ﾞiつ 　 　 　 　⊂i'l{Ｈ}| {lつ　 ｴ…
　　　　　　　　　 l^´T`'i 　　　　　　　　く/_i_j_,ゝ　　ﾕﾒ? ｼﾞｮｰｼﾞ?
　　　　　　　　　〈__八__〉　　　　　　　　(__八__)　　　ｷｮﾝ ｶﾞ…?

　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　|　 ……！！ ななな、何言い出すのよ！？. 　 　 　 　|
　　　　　　　　　　　|　 何で今 いきなり言うの！　　　　 　　　　　　　　　 　|
　　　　　　　　　　　|　 そーゆー大切なことは もっとちゃんとした……. 　 |
　　　　　　　　　　　|　 TPO考えなさいTPO！ . 　 　　　　　　　　　　　　 　 |
.　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣∨￣￣￣＼＿＿＿＿__／
　|　 何がTPOだ。言っちまったもんは仕方ないだろ　 　 　|
　|　 俺が どんな気持ちでお前と付き合ってやってるのか |
　|　 いい加減、自覚してくれよな.　 　 　 　 　　　　　　　　　|
　＼＿＿＿　　＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　＼|　 |　 わ、わ、わかってなかったのは あんたのほうでしょ！ 　 　　 |
　　　 　 　 　 　　 |　 あたしはね、あんたがそう思う ずっと前から、 　 　　 　　　 　|
　　 　 　　 　 　　 |　 そ…その…毎日がキョンの日…だったんだもん…ﾓﾆｮﾓﾆｮ　.|
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　　　　　　 　　 , -‐-ｰ.、.　　　 　 　　,.-‐―‐-.､　 っ
.　　　　　 　　〃.　　　ヽヾ 　 　　　 ノﾝニニヾ＊､ヽ っ
.　　　　　　　 i　ﾊハバハ> 　 　 　 ｵl|ﾉﾉ从从|.芥ﾊ
　　　　　　　 ｲ（! ─　─|i　　　 　 　|li ///// | |).l |
.　　　　　　　 ゞﾊ､　-　ノ’　 　 　　.Ol､'' 「) ''ノN Ｏ
　　　　　　　　 <'}｀|{†}|ﾞi〉 　 　 　　○.ﾆi'l{Ｈ}| {l二○
　　　　　｡ ﾟ　 　 l^´T`'i.　　　　　　　Ｏく/_i_j_,ゝ Ｏ
　　　　o 　 　.　〈__八__〉　 　 　　 　 　 (__八__)
　　　 ○
.／￣　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
|　 何？ 毎日が今日の日？.　 　 　 　 ｜
|　 毎日がエブリデーの日本語訳か？ .|
＼＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　|　 ……それ ちゃんとした深い意味があるんだよな　 |
　　　|　 ただの冗談だとか言うなよ.　 　 　　　　　　　　　　　|
　　　＼＿＿　 ＿＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼／
　　　　　　　 ∨ 　 . 　 |　バカ。あんたと同じ意味よ　　　 |
　　　　　　　　　　　　　|　冗談で言えるわけないでしょ！ |
　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼＿　　＿＿／
　|　俺と同じ…？？　 　 　 　 　　　　　　　　|　|／
　|　ますますわからん、が、.　 　 　 　 　　　|
　|　つまり……いつも通り って意味か？　 |
　＼＿＿＿＿＿　 ＿＿＿＿＿＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　∨　　　　 　 　 　 　|　 ふえ？ いつも通り？　 |
　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼＿　　＿＿＿＿_／
　 |　何の日かなんて意識しようとしまいと、 |　|／
　 |　いつも通りのことさえやってりゃ、　　　｜
　 |　結局 やることは同じってことだ 　 　　　|
　 ＼＿＿＿＿＿　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　 　　 　 　 　 ∨
.　　　　　　 　　 , -‐-ｰ.、.　　　　　　　,.-‐―‐-.､
　ﾁﾁﾉﾋ 　　　 〃 u　　ヽヾ 　 　 　　ノﾝニニヾ＊､ヽ
　ﾊﾊﾉﾋ 　　　 i　ﾊハバハ> 　 　 　 ｵl|ﾉﾉ从从|.芥ﾊ
　ｹｰﾛｰﾉﾋ 　 ｲ（! ─　─|i　　　 　 　|li ///// | |).l |
　ｷﾝﾛｰｶﾝｼｬ ゞﾊ､　-　ノ’　　　　　.ﾊl､'' っ ''ノN从!
　 ﾍﾞﾂﾆ　 　 　　〈'(とス)　 　 　 　 　　 (づとｴi}
　ｲﾂﾓﾄﾞｵﾘ ﾃﾞﾓ　l^´T`'i.　　　　　　　　く/_i_j_,ゝ
　ｲｲﾊｽﾞ ﾀﾞﾛ　　.〈__八__〉　　　　　　　　(__八__)

　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　|　 いつも通り…いつも通り……か　|
　　　　　　　　　　　　　　　|　 キョンも あたしも…….　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　|　 そうね、結局そうなるんじゃん！｜
　　　　　　　　　　　　　　　|　 キョンも いいこと言うじゃない. 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　|　 あたしが惚れただけあるわ！　　|
　　　 ／￣￣￣￣￣￣＼＼＿＿＿＿＿＿＿　　 ＿＿＿＿_／
　　　|　 惚れ…だと！？ |　　　　　　　　　　　 |／
　　　|　 おいおい、よせ　|
　　　＼＿＿　　＿＿＿／
　　　　　　　 ∨
　　　　 　　　　 , -‐-ｰ.、　 　 　 　 　 ,.-‐―‐-.､
.　　 　 　 　　〃.　　　ヽヾ　　 　 　 ノﾝニニヾ＊､ヽ
.　　　　　　　 i　ﾊハバハ> 　 　 　 ｵl|ﾉﾒ从从|.芥ﾊ
　 　 ﾔﾚﾔﾚ　ｲ（! ─　─|i 　 　 　　 |l!＞　┃｜|) l |
.ﾄﾞｷｯ ﾄ ｼﾀｾﾞ.ゞﾊ､''' c ''ノ’ =3　 　 .ﾊl､'' ヮ'''ノN从!　ﾅﾆ ｲﾏｻﾗ
　　　　　　　　 <'}｀|{†}|ﾞi〉　　　 　　　ヾi'l{Ｈ}| {lつ　　ｱｶｸ ﾅｯﾃﾝﾉﾖ
　　　　　　　　　 l^´T`'i.　　　　　　　　く/_i_j_,ゝ　ｱﾝﾀ ｹｯｺｰ ｶﾜｲｲﾉﾈ
　　　　　　　　　〈__八__〉　　　　　　　　(__八__)




　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　|　 じゃ 明日から 朝起こしに行ったげるわ！ |
　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　|　……それのどこが いつも通りなんだ　|
　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／

今から寝ようとしたのに寝れなくなったじゃないかwww
ニヤニヤが止まらないw
GJ！GJ！GJ！GJ！

こんなの見てから一日過ごせってのかｗ
GJ！

インシュリーン！インシュリン足りないってばー！
大至急追加で持ってきてー！！

死ぬ前に一言だけ言わせて！>>45-47乙ｈじおこｌｐ＠；

おハルにゃん

スレタイの「【」はハルキョンフィルターだったのか!!
それが外れてるから今の甘々ラッシュが来てるわけですね!!

おハルにゃん

おはるはる >>47GJ!

>>47
ハルハルかわええよハルハル

あー、甘くて奥歯が痛いｗ
>>47GJ!

>>47ＧＪ！
相変わらずハルヒはかわいいね

ハルにゃんのカチューシャ欲しい

昼だけどおはよう。予定の立ってない春休みは暇だ。どっか行こう。
そうだキョンとこ行こう。ミス、京都行こう。

>>47
GJ！甘い！キョンは毎日がハルにゃんの日かｗ

あのカチュはいいよなw

カチューシャをブーメランに使うハルヒ

ハルヒから解き放たれた熱い思いは、キョンを通してちゃんと自分に戻ってきます。
キョンの優しさに包まれて。

>>61
ウルトラマン(wwww

>>62
感動した。

幸せを運ぶハルにゃんカチューシャ

2人でコンビニの深夜バイトをするハルキョンって電波を受信した

>>66
仕事の後は仕事だな。
もちろん（自主規制）的な意味で。

女の子の客に優しく応対するキョン
嫉妬しちゃうハルにゃん

キョン狼が
子猫ハルにゃんをみつけました
おなかのすいたキョン狼はかわいい子猫ハルにゃんを
食べてしまいましたとさ

たがそれはハルヒの罠だった……

「あたしを食べた責任、取ってもらうからね！」

ピアノ教師になるハルヒ

キョン狼は食べると見せかけたのはフェイク
泣く子猫ハルにゃんを口にくわえたまま巣に持って帰って育てることにしました
子猫ハルにゃんは始めは怖がってたけど
キョン狼さんが以外に優しかったのでだんだん心を開くようになりました

近所にはみくる牛さんと、有希うさぎさんがいて
それを優しく見守ってます

古泉ぎつね「……計画通り」（ニヤリ）

ハトの谷口もよろしく

狩人朝倉さんもお忘れなく。

大鷲のハルヒ
コンドルのキョン
みみずくのみくる
白鳥の有希
つばくろの一樹　

啄木鳥の涼子
鳶の江美里
禿鷹の流

鶴屋さんはどうしようか？フラミンゴ？

ハルヒが飛べたら追いかけるキョンは相当苦労するなｗ

レッサーパンダの国木田

隼の鶴屋

>>77
ガッチャマンかw懐かしいwww
ならベルクカッテは朝倉でw

流れぶったぎってスマンが、
こんなのを妄想した。
あと鉄道ネタでスマン。
【新幹線】はるひ
【急行】ながと←ここ重要
【快速】あさひな
【鈍行】きよん
古泉は・・・思いつかないな

キョンは繁殖力の高いあのキョンで・・・

手作りのキョンぬいぐるみを抱いて幸せそうに眠るハルヒ

ねんどろいどぷちポニテハルヒ(シークレット)を枕元に置いて眠るキョン

デコトラハルヒ
軽自動車キョン
ワゴンみくる
ジープ長門
スポーツカー古泉
タクシー鶴屋

急行「長門」は1959年9月に広島〜門司間の準急407･408列車に命名される
その後、1965年10月のダイヤ改正で急行に格上げ
山陽新幹線開業後1972年3月に廃止される

ハルにゃんの子守唄

「なぁ、ハルヒ・・・お前さ・・・もしかして・・・」
「なに？」

「ミツアミのお下げにしたら、死ぬほどかわいんじゃねぇ？」

・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
翌日、ハルヒは、目を真っ赤にしてクシャクシャの髪で登校した。
5時限目に・・・
そして、俺は、さすがにマジギレした古泉にグーパンされた・・・
遊び心だったのに・・・・・・今は、反省している

TTTの燃料に喜んで反応する自分・・・

>>88
ああ。名前欄忘れてた。

>>82
ネタの意図がいまひとつよく分からんが、まずsageような。

あとハルヒは「房総特急」だろ。

あのニヤケ面でグーパンなんかしてきたら
五体ばらばらに切り刻んでやりたくなるな

>>88
マジレスすると、
ハルヒはすっぱり諦めて学校へ来てキョンに抗議すると思う

●＜僕は脱いだら凄いんですよ？

>>94
●な流れなら納得してしまったｗｗｗさーせんｗ

そこでウィッグですよ

授業中ぼーっとしながらキョンの似顔絵を描くハルにゃん

出来上がったのは、4倍増しの超美形貴公子。
でも、ハルヒには、そっくりにしか見えない

月からのマイクロウェーブをカチューシャに受けるハルヒ

ハルヒ「あんたに・・・力を授けるわ！」

フロスト兄弟は佐々木ときょこたんでつか・・・

>>91
房総特急とは上手い。
キョンを捕まえに行くのかｗ

>>101
おみやげはぬれせんべいでよろ

「陰に陽を照らし悪をせん滅するのがSOS団の使命なのよ!」

・・なぁ、いつからおれたちは月光仮面になったんだ？
まぁ、おまえは誰の泣き顔もみたくないのはわかってるつもりだがな、。

>>98
キョン「なぁハルヒ消しゴムかしてくれ」
ハルヒ「きゃ！…………み、見た？」
キョン「……なに古泉落書きしてんだよ」
ハルヒ「違うわよ！」
という展開になると。


>>101
キョンを捕まえるため脱線する「房総特急はるひ」

ハルヒ「あたしと…付き合いなさいっ！」

キョン「付き合うって……何時、どこに付き合えばいいのか分からんぞ？」

奴らならこれぐらいしそうな気がするんだが

キョンのもみあげを引っ張ってみるハルにゃん

実はキョンからα波が発生していて
後ろのハルヒはそれに誘われるままホイホイとリラクゼーション効果で寝てしうのだ。

　　　　　,　-‐- ､
　　　　,'. /　　ﾄ､ ヽ
.　　　 i. (（从ｿ　从〉
　　　 l.　（|┳　┳i!l　 　くっくっ
.　　　ﾊNiﾍ　 ｰ ノﾊ!　　リラックスするとアルファ波が出るのであって、
.　　　　　 {iつ旦Ｏ　　　アルファ波が出るからリラックスするわけではないよ
.　　　　 とくｭｭｭｭ〉

>>107
佐々木乙

ちょっと確認したい。ハルヒの能力は無自覚ながらどんな無茶な願望でもかなえて
しまうもので間違いない？　

例えば、人の思考や人の発言も望む結果や道筋を得るために改変される可能性が
ある？　経過や結果を能力抜きで楽しむために、経過や結果を得るための夏休み
をエンドレスにしたのは知っているけど。

古泉があの生徒会長を用意したのはハルヒの先手を打って、と思わせておいてハル
ヒの願望が先にあって、故に古泉ら機関が動く結果となった、というのはどう？

結局のところ、全てにおいて、苦労や苦痛ですらハルヒの望むままということ？

>>109
＞古泉が〜
の箇所は機関の考え方そのものだな

まちがい。
というか古泉のいうコトが全て正解なら、射手座の時点でコンピ研でなくてその時点で生徒会が来るはず。
むしろ、射手座の「そろそろ生徒会の連中が〜云々」で古泉が思いついた可能性もある。

ハルにゃんが寝るのを見届けてから寝るキョン

アンバランスなキスを交わしたハルキョン

>>109
ハルヒの能力の発動については谷川氏の執筆の都合次第。
その解釈は読者次第。

>>113
初めてのこといっぱいふたりでしたくてとっておくハルキョン

>>109
その辺は色々な解釈が可能。
そもそもハルにゃんの能力に関する見解自体宇宙人と未来人と超能力者でそれぞれ違うでしょ。

>>113
それなんて幽幽白書？

>>109
ハルヒが皆が苦しむのを望むわけないだろ。

ああ、言葉が足らなかった。皆が苦しむのを望むことではなく、障害といえば
分かるかな。簡単に結果だけを手に入れるのではつまらない。何か障害があった
ら乗り越えることを楽しめる。ようするに過程を楽しむための困難。

もっとも、彼女が望まなかろうが彼女の能力発動の結果苦労し被害を受ける者は
いる。ハルヒもされる側も自覚なしで利用されてしまう者も。

で何？って感じ

文章が気持ち悪い

っていうか漏れは無視ですかそうですかorz

とりあえず落ち着いてハルヒを見るんだ




かわいいだろう?

>>119
半年ROMれ。
後、アニメ全話と原作小説「憂鬱から分裂」まで100回見直して来い。
話は其れからだ

ハルヒは　カミサマなんかじゃない。
しんかの　かのうせい　でも
じくうのゆがみ　でもない。
だれにも　あいされない
ぼうっきれのような　おんなのこ。

あれ？今気づいたんだけど
タイトルのカッコが一個ないね

もうすぐバレンタイン
ttp://www2.uploda.org/uporg1234700.jpg

>>126
どういうこと？
ｋｗｓｋおねがい

>>119
>>彼女が望まなかろうが彼女の能力発動の結果苦労し被害を受ける者

まあいるかもしれない。
エンドレスエイトで、それまでの繰り返しでは無事だったのに、
最後の15498回目の二週間に偶然交通事故とかで死んでしまって
そのまんまほったらかしという悲惨な人もいるだろうとは思う。

しかし、そこのところは深く考えずに、キャラ萌えするか、ＳＦちっくなネタにニヤリとするのが得策かと。

>>128
つスレタイ

>>129
>偶然交通事故とかで死んでしまって
悲しいですけどそれがこの時間平面での規定事項なんですぅ

果たして高2のバレンタインデーではキョンに本当のキモチを伝えられるか…

その前に伝えて欲しいねｗ

キョンの方から

驚愕かその次で終わるならキョンから伝えてハッピーエンドで終わりそう。

>>124
見たからこそ言っている。

>>122
確か、みくるの意見だと『あらかじめあったことを発見する』能力でしたっけ。
それだとしても、ハルヒにとって問題ないか都合の良い風になりすぎだと思う。

僕が確認したいのは、ハルヒの願いはどのような形であれ成るのか、ということ。
あるいは発見でもいい。エンドレスエイトでは夏休みを楽しみきれずに、他人と
夏の課題をやるという一種の楽しみを見つけるまで繰り返したように。
今現在理由は不明ながら、なんらかの願いの結果、世界を分裂させたように。

告白はハルにゃんからがいいなぁ、キョンからでもいいけど

実際に「なってない」しな。ハルヒ的に。
エンドレスでは自身も満足してるけど、憂鬱での「宇宙人たちと遊ぶ」ことはハルヒ的には叶ってないのと同じじゃないか？
つーか『確認』とか言われてもなぁw
谷川スレで聞いてみたら良いんでない？

ハルヒの能力が無差別かつ無限で
キョンに振り向いてもらいたいって思ってるんだとしたら
キョンはハルヒに惚れるんだろう

でもそうなってない、少なくとも表面上は
それが出来るんだとしても、そうなってしまうんだとしても
キョンには自分の意思でハルヒを選んで欲しい
ハルヒにキョンが好きだと言って欲しい

ついでに驚愕をはやく出して欲しい

ハルヒを縛り付けたい…

>>139
キョン、お前にそんな性癖があるなんて…

きっとキョンは彼女には結構束縛する方なんだろう

キョンを縛りたい…
by某H.S

キョンの首筋に寝息を当てるハルにゃん

首筋に寝息が当たる距離・・・同じ布団か！
もしくはおんぶ？

砂浜にこっそりキョンとの相合い傘を書くハルヒ。
波でそれが消されそうになって必死に波から相合い傘を守ろうとするハルヒ。

全てが終わったらハルヒとキョンは本の中の世界から現実に帰って来られましたとさ。
彼等は長い夢から覚めたのです、な電波を明け方にキャッチした。

おはるひ

おハルにゃん

おハルキョン

朝目を覚ますもキョンに抱きしめられてて動けないハルにゃん

あー、もう、今年はどうしようかしら？
普通に渡すなんて面白くも何ともないじゃない。
やっぱりイベントなんだからめいいっぱい楽しまなくちゃダメよね！

去年は宝探しにしたのよね。
そりゃそうよ。あたしたちSOS団の女の子から貰うチョコレートがお宝じゃなくてなんなのよ！
それ相応の苦労はしてもらわなくちゃダメに決まってるわ！
もちろん、義理だけどね。当たり前でしょ！　義理よ、義理！！

でも、去年あれだけ派手にやっちゃったから、きっとバカキョンは期待してるわよね。
去年より喜んでもら……じゃなかったわ、びっくりさせるにはどうすればいいかしら？

あーもう、いい案が浮かばない！
別に、あたしがチョコを渡したいわけじゃないわよ。
世間でこれだけ認知されているイベントをみすみす見逃すなんてあたしには許せないだけよ！
去年も有希とみくるちゃんと一緒にケーキ作ったのは楽しかったんだから！
今年だって楽しいに決まってるわ！
そう、あたしが楽しむためにやってるだけなんだからね！

それに、キョンだってどうせ誰にももらえないんだろうから、一応団長として気を遣ってあげなきゃいけないわよね。


それにしても、今年はどうやって渡そうかしらね……？

（以下無限ループ）

-----
と、ハルにゃんが悩んでいるころかな〜と妄想しているというか、
バレンタインSSのネタが思いつかない俺の悩みを代弁させているというか……。
渡す相手に古泉の名が出てこないのはもちろん仕様ですｗ（結果的には渡すはずだが）

寝なおしたいよハルにゃん

土曜だ。国が学生たちに最近くれた自由な時間。
だと言うのに俺はなぜ自由でないのか。
いつもより相当はやく起きてしまったが寝直すには少し足らない状態の俺は自問、もしくは不可視の神様に問うてみる。
自答では運命やら仕方がないやら諦観的な答えが返ってくるだけ、
神様に至っては「うるさい、バカキョン！」と目が眩みそうな後光をさして説教してくる始末である。寝足りなくて頭がうまく回らんらしい。やれやれだ。
あきらめて集合場所まで自転車を漕ぐしかないんだろうな、きっと。
そう断じた俺は着替えるために立ち上がろうとした。
そのとき俺の携帯電話が特定の人物を表すメロディを奏でた。出るとしよう。いやな予感しかせんのだが。
「出るのが遅い！あたしが掛けてるんだからもっと早く出なさい、って何回言わせれば気が済むの？」
いやいやいやいや、３コールだぞ？企業のマニュアルにだって３コール以内なら「おまたせしました。」と言う必要がないって書いてあるだろうよ
「マニュアル人間なんてくだらないわ。そんな人間しかいない会社は即刻上場廃止よ」
「どんな権限でそれを言うんだお前は。まぁいい、本題を聞かせてくれ」
このままでは全世界的に徳政令を出しそうな展開も視野に入れた話が続きそうなので話題を変える。
「今日の団活は無し」
「・・・すまん、なんだって？」
あれ？今日はエイプリルフールじゃないよな。なら夢か？いやいやハルヒの声で目だけは冴えてる。
「だーかーらー！今日の団活は無し！月曜までに力を蓄えて新しい技でも編み出しなさい」
新しい技も何も元から無いんだがな。それよりいったいどういう理由で休みなのか聞いて・・・聞かないでおこう。
怠けの虫が頭をもたげてきた。巻き込まれるなら怠けてからでも変わりあるまい。俺はそう決めた。
「そうか。ならお言葉に甘えて寝直すとする。おやすみ」
「っ！お、おやすみ・・・・・・。」
ん？なんか変な・・・まぁいい本格的に眠気が襲ってきたので気にしないことにしよう。
昔から寝つきの良かった俺は布団に入って数秒後、寝た。

鳥が鳴いている。腹も空腹を訴えてやかましく鳴く寸前だな。
起きるとしよう。そのあと飯を食ってだらだらと過ごす。
なんて有意義な休日だ。
とりあえず起きるまでの一段階として目を開けると・・・。
「・・・・・・。」
「・・・！や、やっと起きたわねキョン。寝顔になんて興味なかったから退屈だったわ」
エライ美人がそこにいた。
「うおあ！！」
「きゃっ！」
急激に脳に血が回って驚声をあげてしまった。誰だって驚くだろ？起きたらいる筈のない人間がいたらさ。
「何やってんだお前！？」
「えっとあっと、そう、あんたが朝から寝るなんてふ抜けたこと言うから団長として気合を入れに来たのよ！感謝しなさい」
そんな取り繕うように胸を張られてもな。それに時計を見る限り昼は回ってるぞ、お前いったいいつから居たんだ？
「ついさっき来たばかりよ、さすがに起きてるかと思ったんだけどまさか寝てるとは思わなかったわ」
まぁそうだろうな、電話してから３時間は経ってるからな。
「と、とにかく！SOS団団員として貴重な週末を寝て過ごすなんて許されないわ！」
休みを寝て過ごそうとも俺の勝手だろう。
「ダメよ。とにかくお昼を食べたら出掛けるわよ。」
「どこにだ？」
「この世の不思議を探しによ！」
やれやれ、元気があり過ぎるんだよこの団長様は。
「わかったよ。とりあえず飯を食うとするか」
「任せなさい、私が作るわ。か、勘違いしないでよね。妹ちゃんのためなんだから」
そうかあいつも家にいたのか。ミヨキチ辺りと出掛けるんじゃないかと思ったんだがな。
「はやく着替えて降りてきなさいよ！」
ハルヒは階段を降りていった。簡単なものを作ってくれるんだろう。
それにしても―。
なくなった不思議探索に行かなきゃならなくなったのになんで俺は楽しいんだろうな。

以上。俺は寝直すとする。おやすみノシ

ついでにオチ。

いま俺は朝昼兼用の飯を食っている。ハルヒと妹も一緒だ。
「なかなかうまいな」
「当然でしょ！私が作ったのよ」
不敵な笑みである。手が込んでるわけではないんだが、まぁうまいからそれでいいか。
「ねぇハルにゃん」
口数の少なかった妹が喋りだしたので場の空気が一瞬止まる。
「どうしたの？妹ちゃん」
「３時間もキョン君の寝顔だけ見てて飽きなかったの？」
今度は世界が停止した。
次の瞬間、ハルヒは燃えるように真っ赤に染まった。
「お、おまえ・・・」
「〜〜〜〜！」
俺が覗き込むと頬をさらに赤く染め、目を潤ませる。おいおい、リアクションに困るじゃないか。
数秒後、ハルヒは息を整えつつ俺を睨み。
「あんただって寝言で私の名前呼んでたんだから！おあいこでしょ！」
とトンデモ発言を見舞ったのだ！
今度は俺も赤くなり、それを見たハルヒが自分で何を言ったか自覚して赤くなった。

ほんとに寝るノシ

どう見てもバカップルです

なんというＧＪ・・・

３時間もあったんだから決して見てただけでは無いはず・・・と妄想

ＧＪすぎるぜ！
途中いきなりキョンに抱き締められたりしたのかな？

添
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org0486.jpg

ハルヒのフィギュア色んな種類ありすぎていいわw

ゴスロリハルフィギュアが欲しいです

ｔｔに比べたらハルヒ､クラナドはくだらないﾊｰﾚﾑｱﾆﾒ
http://ex21.2ch.net/test/read.cgi/anime/1202180952/

俺はTT好きだが鍵ではAir派だ
まぁそれよりハルヒかわいいよハルヒ

超合金涼宮ハルヒの出来にご満悦な本人、な電波が来た

キョンの手のひらをぷにぷに押してあそぶハルヒ

寒い外で冷え切った手をハルヒの両頬に当ててハルヒの反応を楽しむキョン

自分の使っているリップを口周りが乾燥しているキョンに無理やり付けてあげるハルヒ

2日に1回は間違ってキョンの湯飲みでお茶を飲むハルヒ

壊れたシャーペンをキョンに直してもらうハルにゃん。

音楽の授業でリコーダーを忘れたキョンに自分のを貸してあげようかと
わざとらしく問いかけるハルヒ
自分のじゃなくて長門のを借りようとしたキョンに激怒するハルヒ

キョンに昔は男子がいても平気で着替えていたのに、俺がいると出てけって言うのは
何でだ?と問われて顔を真っ赤にして怒り出すハルヒ

キョンのためにチョコを作っているのだが、納得したものが出来ず、失敗作が並ぶ。
もったいないので自分で食べていたら太ってしまってそれをキョンに指摘され、
あんたのせいだからねと激怒してキョンを巻き込んでダイエットするハルヒ。

ホワイトデーはキョンの手作りの贈り物（本人可）を希望しているハルヒ

炭酸飲料飲んで思わず大きなゲップが出てしまい恥をかくハルヒ

ひとりじゃない
君が　夢に変わっていく

>>163
なんという良質な電波。
ニヤニヤが止まらない。

本人可ｗ

ハルにゃんの手作りチョコ欲しい

ホワイトデーにはやはりキョンの白い(ry

八丈島とか房総半島のキョンの白い角か。なるほど。

ホワイトデーの流れをぶった切りで投下。電波は>>163より
　過ごしやすくなってきた春の日の放課後。
俺は花を摘みに行ってから部室に向かうこととした。
その旨をハルヒに伝えると。
「わかったわ」
の一言で終わった。尊大な一言でも聞けるのかと思ったが少し意外だった。
まぁ用を足すだけで文句を言われてもどうしようもないのだが。
遅くなって機嫌を損ねてもいいことは無いから寄り道はしないでおくかな。

男子トイレを出ると見知った奴を見つけた。
「あれ、古泉。珍しいじゃないか。」
俺はリミテッドサイキッカーの背中に声を掛けた。
「どうも」
人によってはイヤミに見えなくも無いスマイルで振り向く古泉。
わかってるさイヤミに見えるのは俺の心が狭いんだろうな。だが谷口辺りも同意してくれそうだなこの意見には。
それよりどうしてここにいるんだこの男は、こいつのクラスからじゃ部室と反対方向だ。逢引でもしてたんじゃなかろうか。
「いえいえ、僕はそんなに器用ではありませんよ。機関への報告をしていたんです」
「どんな報告だ。気になるぞ」
「至極簡単ですよ。『いつも通り』です」
進展も何も無しってことか。いいことなのか悪いことなのか微妙だな。
「いいとこではありませんか。毎日が平和なのは誰にとっても喜ばしいことです」
クラスで俺の後ろに座っている奴はどうだろうな。
「涼宮さんもいまの状態を気に入ってらっしゃいますよ。長門さんや朝比奈さん、恐れながら僕、そしてあなたがいるこの状態を」
と言う古泉の笑顔が少しやわらかくなって見える。それでも十分キザだがな。
「そろそろ向かいましょう。長門さんと涼宮さんが待ってますよ」
「ん？朝比奈さんはどうしたんだ？」
「３年生の方々は順番で２者面談だそうで。今日は朝比奈さんの番ですよ」
それは残念だ。部室に向かう気力が一気に減るぞ。120から95まで落ちたな。
「今日のゲームはどうしましょうか？バックギャモンでもやりましょうか」
やれやれ、今日は勝てないかもしれないな。幸運の女神様がご不在とあっては。
といいながら部室に向かう。

部室の前に差し掛かる。と部室手前のドアが開いた。
「よぉ長門。コンピ研にいたのか」
「・・・」
深海に良く似た瞳のSOS団所属万能選手は俺を見ながら肯いた。
このところ行ってなかったようだが、今日は出張の日か？
「・・・終わった」
そうか、って早いな。相変わらずコンピュータに関しては呪文抜きでも凄まじい。
ま、終わったんなら部室に行くとするか。長門は定位置で読書するだけだろうが。
そうして3人で部室に向かう。
いま中にいるのはハルヒだけか。ならノックはいらんな。
「きたぞ」
「おっそいわよバカキョン。トイレに行くだけでどれだけ掛かってるのよ」
何を言っている、部室に来たのは３位だぞ。長門はいったん部室に寄ったから俺と古泉の同率だ。
「小さい事いってんじゃないわよ。それよりもお茶を淹れなさい」
事前に報告しておいた用を足しに行った奴を遅刻呼ばわりするのは小さくないのか？まったく、やれやれだ。
「・・・私の分も」
「では僕のもお願いします」
なんだなんだお前ら、代わりにやってくれる気は無いのか。まぁいいさ、そこまで小さい男じゃないからな。
まずはお湯を沸す。そして湯飲みをならべて・・・ん？なぜか俺のが濡れてるな。
「おいハルヒ。俺の湯飲み使ったか？」
「！？な、何言ってるのよ。使うわけ無いじゃない。あんたのなんか！」
いやでもな、今まで部室にいたのはお前だけだぞ。
長門も一度寄ったようだがコンピ研に行ってた時間を考えるとお茶を飲んでる余裕は無い。
「つ、使ってなんか・・・！」
「うそ」

長門がハルヒと俺を見ながら言う。
「彼女は私が部室を出るときあなたの湯飲みを使っていた」
それを聞いたハルヒは真赤になって俺を睨む。おいおい、俺は一片も悪くないぞ。
「うるさいうるさいうるさぁーい！間違ったのよ、いいでしょ別に！」
悪いなんて一言も言ってないんぞ。洗ってあるようだし、確認しようとしただけだ。
しかし飲むときに気がつきそうなもんだがな。めんどくさいからってそのまま飲まずに替えれば良かったのに。
「もったいないし、それにあんたのなら別に・・・・・・。」
最後の方が聞き取れなかったんだが。
「うるさい！」
やれやれ、怒ってそっぽを向いちまったよ。
ん？古泉と長門がいないな・・・。いつの間に出て行ったんだ？まぁいいか鞄はあるし戻ってくるだろ。
「おいハルヒ。いつまで怒ってるんだ？お茶を淹れてやるから機嫌直せよ」
古泉が出て行った理由がストレスからの神人発生かもしれないと思った俺はとりあえず機嫌を直させることにした。
「・・・」
こりゃ相当ヘソ曲げてるな。やれやれだ。
「ほら、飲めよ」
「・・・」
ハルヒは俺が差し出したお茶を睨んでいる。そんなに睨んでも味は変わらんぞ。
「こっちがいい」
「は？」
何言ってるんだ？どれも同じ量で味だぞ？
「こっちの湯飲みがいいの！」
そう言って俺の湯飲みを取るハルヒ。おい、それじゃ俺はどれで飲めばいいんだ。
「わたしので飲めばいいじゃない。いえ、飲みなさい」
何言ってるんだお前は。
「いいから！これからあんたとあたしの湯飲みは日替わりで所有者が替わるわ。いいわね」
いやそれはまずいだろう。別に俺は構わないが、普通イヤじゃないのか他人のなんて。
そうは言ったもののハルヒの満足そうな赤い顔を見てたらそれでもいいかなと思えた。

「・・・暇。本を持ち出せなかった。」
「そうですね。僕達はいつまでこうしてればいいのでしょうか」
「え〜っと？なにがあったんですかぁ？」
遅れてきた朝比奈さんと長門、古泉が部室の前で立ち尽くしていたのを俺が知るのは２時間後だった。すまん。
「おや、桜が咲いてますね」
それからしばらく、俺がハルヒに桜が散る時期だと自覚させるまで、桜は咲き続けた。



相変わらず読みづらくてスマン。焼尽する。

>>171
甘すぎるぜっ！！GJ！！

>>170ｰ171 ぐはああっ！！甘すぎるGJすぐる！！！ってかハルニャン積極的で萌え萌えだったよ！次回も期待

あれ？俺いま砂糖でも食っていたかとおもって手元みたら
ハバネロがあったぞ？

>>164
それは
そこに君がいたから

>>163
ホワイトデーはキョンの子作りの贈り物……と読んでしまったんだがどうしたらいいですか先生

>>171
キョンよぉ、２時間も密室にふたりっきりでなにやってたのか白状したらどうだ

>>170-171
GJ！
ちょいシャナｗ

キョン「バレンタインは朝比奈さんに期待・・・」
ハルヒ「キョン！！バレンタイン・・・・餃子はどう♪」
キョン「なっ！・・・お前・・ハルヒじゃないな・・お前は・・哈爾濱（ハルビン）！！」
　　　　　　　　　　　　　　　,. - ──　- ､
　　　　　　　　　　　r'つ)∠───　　　　ヽ
　　　　　　　　　　〆⌒　￣￣￣　＼　　　　＼
　　　　　　　　,.イ　　 　　　,ｲ　　　　＼　　　　＼
　　　　　　　ヾイ 　　　/｛　{　ヽ、ト、　 ＼　　　　l
　　　　　　　　｛　　.ト｛＼ヽ',　　メ __＼　　　　　　l
　　　　　　　　 ゝ 　|"ひ) 　＼ 　ｲびゞ ＼ ヽ- 、 l
　　　　　　　　　ﾉ 　ﾄ、"´,.　　　　 ー　ノ　／//　|
　　　　　　　　/.　　{　　　ゝ　　 　　／　　ﾚ//　 　|
　　　　　　＿｛　　　ヽ 　ヽ⌒＞ 　/　　　　ﾚ´/￣￣￣ヽ
　 　l　／　　 Ｖ{　　　＼ └ ´　 / ,.イ／　　/:.:.:.://::/⌒ヽ
　 　 〉'´￣｀ミト V｛　　　＞ー┬|/ 　! ,.　　/:.:.／ ／　　　ﾊ
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　　l　　／￣｀　 　 ﾊﾄ､＼ 　　　　| 　 ,.イ .／　 　 　 　 　 |
　　|　　　　´￣｀　　 }_ ＼ ヽ＿＿}_／　／l　 ／￣｀　　　 l
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　　 　V:.:/　 -―‐-　　 ﾊ.　　V 　 /　_{／￣　　　 ﾊ　}　/
　　　　}/　,r==　　 ＼:.:.:.:ﾄ､　/　 /　/ ／　 ＿ 　 　 } ／
.　　　 〈　/　.／￣＞-ヽ:.|:::Y 　 ,'　 l / ,.---､ 　 　 ﾚ´
　　　　 |/l／　／￣｀ヽ ﾊ〉::|　 厶_/／　 ＿__＼　　|
　　　 　 V　／　　/　　}　} ::ﾄ､_{　 /　 ／　 　ヽ i!　,'
　　　　 ∧/ 　 　 ｉ　　 !￣￣￣￣￣￣￣| 　 ∧| ∧
　　　　/ 〈　 ヽ　 |　 / 　 　 ≡|≡┬田　,'　 /　 V　l!
　　　 ,' 　 〉　　V;ﾄ､ｿ＿_＿_手戈 土土__{　 ﾊ.　 ﾊ_/!
.　　　l　　ヾ、　/ ＿＿_＿...................＿＿＿ '.┤ ／　|
.　　 ｜　 　 ,, -ー" _,,.. 　 _,,._　　,,.._　　,,.._ ﾞ ヽ､　 　 |
.　　　|　 　／　　 ／,,r"i／,,r"i／,,r"i／,,r"i　 ､　ヽ 　|
　　　 V/　./　 /#; / /#; / ,/#; / ,/#; / .,"　　i　 | 　 |
　　　　i 　i.　/#; / ,/#; / ,/#; / ,/#; / .,'　　 /　/ 　 ,'

>>176
糖分過剰だが、このスレでは全く持って正常だ

今更だけど>>66の電波を受けてSS初投下。
1レス予定で会話のみです。
心臓バクバクいってます。

ハルヒ「深夜のコンビニって、客が来なくて暇ねぇ。強盗でも押し入って来ないかしら」
キョン「あんまり物騒な事言うもんじゃないぞ。本当に来たらどうするんだ」
ハルヒ「冗談よ、冗談。相変わらずつまんない男ね、あんたも」
キョン「悪かったな、つまんない男で。生憎、お前みたいな自由奔放な思考回路は持ち合わせていないんでね」
ハルヒ「どうゆう意味よ」
キョン「そのまんまの意味だ」
ハルヒ「･･･ふんっ………」



キョン「………」



ハルヒ「………」



キョン「………にしても本当に暇だな、雑誌でも読むか」
ハルヒ「そうね、客も来ないみたいだし、レジ空けても大丈夫でしょ」
キョン「そうだな………。これでも読むか」
ハルヒ「へぇ、あんたもそういう雑誌読むのね。心底意外だわ」
キョン「そういうお前こそ、そんな雑誌読むんだな。」
ハルヒ「何よ、悪い？」
キョン「いや、お前にも可愛らしいとこあるんだなぁって思ってな」
ハルヒ「か、可愛らしい…ってあんた･･･///」
キョン「ん？どうかしたか？」
ハルヒ「な、何でもないわよ…って、あ、これ可愛いわね」
キョン「どれどれ。おっ、ハルヒに似合いそうだな」
ハルヒ「ぇあ……そ、そうかな」
キョン「あぁ。この店駅前にあるみたいだし、今度一緒に行ってみないか？」
ハルヒ「い、いっ一緒に!？」
キョン「嫌か？」
ハルヒ「べ、別にあんたがどうしてもって言うなら行ってあげても良いけど………」
キョン「なら決まりだな」
ハルヒ「………仕方がないわねぇ。でも行くからには、団員らしい行動を心掛けなさいよ!!」
キョン「わかったわかった」
ハルヒ「それじゃぁ明日の朝9時に駅前しゅ………ね…」

キョン「あし……それはいくら……」

谷口「おーい。レジはまだかー」

投下してわかったけど激しく見づらいorz
ハルにゃんを思いながら吊ってくる。

二人を同じ所で働かせちゃまずいな…色んな意味でw
二人だけの空間に入り込んぢゃう…

谷口があらぬ噂を広めるな、この流れはｗ

１年、２年といろいろあったが、無事俺達も３年生。
そろそろ進学やら就職やらを考える時期に差し掛かってきている。
そんな俺達だが、１年、２年の時と大きく違っているといえばそこじゃない。
俺とハルヒが付き合っているということだろう。
どっちから告白したのか〜？という野暮ったい話は今は無しにしよう。暇があったら聞かせてやるよ
暇があったらな。

付き合い始めてすでに３ヶ月。
付き合うにいたるまでにお互いの事をずいぶん知っていたと思っていたが、付き合いはじめると
お互い知らない面をもっと知ることになって、困ったことにもっともっと好きになっちまった。
いや、全然良い事なんだけどな。

「ねぇキョン？」
ハルヒが話しかけてくる。
なんだ？
「あんた、大学きめたの？」
大学か････悪いがまだ決めて無いぞ
「早く決めなさいよね、あんたが早くしないとあたしも決めれないじゃない！」
付き合う前からもだが、俺はハルヒに勉強を見てもらうようになってから
おかげさまで学力は結構伸びているからな、それなりの大学ならいけるようにはなっていると思うが････
お前は朝比奈さんと同じ大学に行くんじゃなかったのか？

「そう思うならあんたがみくるちゃんの大学を選びなさいよ」
そうだなぁ･･･朝比奈さんの大学となると学力的にギリギリかもしれん。
まぁがんばればいけないことは全然無いし。こっちにはハルヒという心強い家庭教師様もいるしな。
それはいいんだが、こいつなら俺がいけない大学にだって全然いける。分かれるつもりなんざ毛頭ないが
一緒の大学に行きたいって理由だけでこいつの未来を潰すのだけは嫌だからな。
将来のことはしっかり考えて大学きめろよ？なにも俺と同じにしなくても･･･

「あんたよりは全然考えてるわよ。考えてるから一緒の大学なんじゃない」
なるほどね、ハルヒにとっては大学なんてどうでもよくて、その先も考えているわけな。
まぁ俺もそういうことを考えてはいるけどな
それじゃあハルヒ。一つお前を指名している『就職先』があるんだが是非来てみないか？

「どこよそれ、まぁ検討はつくけどねぇ〜♪」
さすがに察しの良い奴だ。俺の言わんとしていることをわかってらっしゃる
「当たり前でしょ、高校始まってすぐからずっと一緒に居るわけだし」
そうだな、付き合う前からもずっと一緒にいたからな。
それはさて置き、その就職先だが･･･
「その････俺のところに『就職』してくれないか？」
「あたしの初めてを奪ったときに言った責任を取ってくれるわけね」
俺に抱きながら言ってくるハルヒ。
おいおい、話の流れ的になんでそんなのが出て来るんだよ。
今は就職先の話をしてるんだぜ？
「そうだったわね････もっちろん！あたしの『就職先』の希望は１から最後まであんたのとこよ！」
最後ってなんだよ？
「1から100っていったらあんたは、じゃあ101は〜？とか聞くでしょ」
たしかに。反射的にそう答えたかもしれんな。
「でしょ。だから1から最後なの。ほかに行きたい場所なんかないんだからね！！」
俺の大好きな100Wの笑顔で言うハルヒ。
思えば俺はこの笑顔に最初からやられていたのかもしれない。
それにこんなうれしいこと言ってくれるなんてな。
思わず強く抱きしめちまったぜ
「あんたこそ他の社員雇おうとするんじゃないわよ！」
当たり前だろ。必要な『社員』は１人だけだしな。
「１人だけって･･･何よ、それって法律的な意味で言ってるわけ？」
言葉がたらなかったな。俺に必要な『社員』はお前だけってことだ。
「あったりまえよね！まぁ･･･そのうち『小さな社員』は生まれるかもしれないけど････」
『小さな社員』か････
そうだな。そのうちそういう事も考えないといけないんだろうな
それより今は、前から渡そうとしていたんだが渡し損ねていたものがあるんだが
それを受け取ってくれまいか？
「なによ？」
そういって抱き合っていた体を少しだけ離して
二対のうちの一つをハルヒの薬指にはめてやった。
まぁあれだ･･･『内定通知』だ
「わ･････」
流石のハルヒも驚いているようだ。
まぁ俺にしては結構良い物を買ったとおもうしな。
「えへへ･･･ありがと！」
ガバッと抱きついてくるハルヒ。
付き合うようになってからは二人でいるといきなり抱きついたりとか
結構甘えてくるんだよな、こいつ
まぁそういう面も知るたびにどんどん好きになっていくんだよな････
本当。こいつとなら『倒産』しないという確信があるぜ。
ありがとうハルヒ。愛しているぞ。
「あたしも、愛してるわ！」

俺達は深く深くキスをした。

翌日。
学校で俺も見たことがないような位にハルヒが機嫌がいいことと
あたしの薬指を見なさい！なオーラに当てられてか
国木田と谷口に俺とハルヒの左薬指の『内定通知』が見つかってクラス中に知れ渡ってしまった。
谷口は昨日失恋していたらしく、泣きながら早退しちまったが。まぁ悪いが俺には関係ないぜ。
クラス中に知られても、まぁ････かまわないんだが、妙に恥ずかしいもんだなこういうのは。

相変わらずの後ろの席をチラっとみると
薬指の『内定通知』を見つめながらニヤニヤしているハルヒが目に入った。
やれやれ、それはあくまでも内定だから取り消されるかもしれないんだぜ？

ま。そんなことは1/10000000000000000000000000000の確立でも絶対にありえないけどな。
俺は『内定通知』を観ながらニヤニヤしているハルヒが異常に愛しくなって
教室では初めてのキスをしてしまった。


あ〜今思えばなんて恥ずかしいことをしちまったんだ！！




就活だりいから書いて見た
反省はすでにすませたぜ

>>185
ＧＪ!!最近は甘々多すぎるｗ

ハルヒはツンデレってよく言われるけど典型的ツンデレとは違うんだよな
なんたってデレが少ないから
まあ原作ではツン：デレ＝９：１位がちょうどいいかな
デレは少ないほど際立つし

二次創作ではデレ多くても全然かまわんがｗ

>>187
素晴らしいバカップルぷり
超ＧＪ

>>187
君の就職先は砂糖メーカーに決まりました

>>187
GJ！

あれ、目から砂糖が

>>187
やめろよ、俺まで就職だるくなるじゃねえか！
くそうＧＪ過ぎるぜ

>>187
お疲れさん

それにしても受験に就活か・・・
何もかもみな懐かしい
みんな激ガンガレ

>>183
ブライダルフェアのサクラのバイトはどうだろう。
そんなもんあるのかどうかは知らんが。

>>187
風呂が砂糖湯になってるじゃないかどうしてくれるんだGJ

>>164
DEEN？

>>187
GJ!今飲んでるブラックコーヒーが甘いｗ

>>195
DEENかと
あれはいい曲だと思うな

>>187の話の数ヶ月後がこれか↓
ttp://www.uploda.org/uporg1236085.jpg

キョンが登校してきた。よっこいしょなんて言いながら席についた。おっさんくさい。
でも、あれ？よくみるとなんだか斜めだ。首をさすってる。
「首、どうかしたの？」
「寝違えた。久々にやっちまった。見苦しいだろうが勘弁してくれ」
失礼ね。あたしだって心配ぐらいするわよ。なんだと思ってるのかしら。

授業が始まった。けど斜めの妙な体勢で授業を受けるキョン。なんだかおもしろかった。
あとでみんなに教えてあげようとか、逆方向にひねれば治るんじゃないかとか考えてた。
でも、ふと気付いた。
キョンの横顔だ。
見たことなんていくらでもある。
パソコンをいじりながら古泉くんとゲームしてる横顔を盗み見たこともある。
けど授業中のキョンの横顔は新鮮だった。
顔がいいとか悪いとかはよくわからない。でもなんとなく目が離せない。
ぼーっとキョンの顔を眺めてた。
そんな時キョンがあたしのほうを向いた。
見てたことがバレたみたいに感じて焦る。言葉が出ない。何を、すれば。
「……おい、指されてるぞ。聞いてなかったのか？……しょうがねえな。56ページから読めってよ」
なんだかとても腹が立ったので教師を睨みつけながら音読してやった。


ハルヒが珍しく焦っていた。なんだかんだでそつのない奴なのでそういう様子は珍しい。
しかしこの体勢……微妙にハルヒが視界に入ってしまいなんともやりにくい。
ハルヒは妙な眼力というか迫力があるのでものすごい見られているように感じてしまう。
まあ俺の気にしすぎだろう。

……とはいえ6時間ずっとそのプレッシャーを浴びているのはさすがに堪えた。
早く部室に行って朝比奈さんの優しいオーラに癒してもらおう。
「で、キョンが寝違えたみたいなんだけど、どうすればいいかしら。逆方向に捻ればいい？」
ドアを開けた瞬間に聞こえた残虐かつ生々しい俺の殺害計画にすばやくUターン。
「こらキョン！どこ行くのよ！」
首根っこを掴まれる。痛え！
「あ、ごめん」
首をさすっていると古泉がよってきた
「質問です。そう何度も寝違えているわけではないですよね」
「……？まあな、年に一回か二回やっちまうんだ」
「ならば問題はないでしょう。寝る体勢の問題のようですからね。明日になれば治っていることでしょう」
そりゃそうだ。今までだってそうだったんだからな。しかしなんだか専門家のような口ぶりだな、こいつ。
「偶然ですよ。先日見たTVで見たもので、その受け売りです」
まあそんなことはどうでもいい。ハルヒも明日には治ると聞いてから興味を失ったらしくパソコンの電源を入れていた。
することもない。嬉しそうにゲーム盤をもっている古泉に付き合ってやるとしよう。当然朝比奈さんのお茶付きでな。

寝違えているせいで正面を向けない、なので体を斜めにして古泉と勝負する。
ふと、ハルヒがこっちを見ているのに気がついた。いつもと違う体勢だから見えたのか。
なんとなくハルヒを見る。美人ではあるよな、なんてことを思いながら眺める。悪くない気分だった。
と、ハルヒと目が合った。
「な、何見てるのよっ！バカキョン！」
何で怒ってるんだ？たまたま目があっただけじゃないか。俺の場合は不可抗力に近いというのに。
古泉とのゲームに戻る、がしばらくしてまたハルヒのほうを見る。また目が合った。慌てて目を逸らすハルヒ。
「お前意外に俺のほうを見てるんだな」
「な、何言ってんのよ！バカじゃないの！変な勘違いするな！」
赤くなって否定するハルヒ。まだ怒っている。怒りの内容がどうも要領を得ない。
「事実だろ。というか俺もお前のほうを見てたわけだが何か問題があるのか？」
「え、と。別に、見てたっていいけど・・・」
「ならいいだろ。そんなことで怒るなよ」
その日ハルヒと目があった回数は自己記録を大幅に塗り替えた。

翌日、寝違えも治りまともに正面を向けるようになった。これで元通り。ああひとつ変わったことがある。
「……あの、見つめ合うのはほどほどにしてそろそろこちらに戻っていただけるとありがたいのですが」
古泉とのゲーム中、ハルヒと目が合うことが多くなったってことぐらいだ。別に見つめ合っているわけではない、断じて。

>>199
GJ

>>199
ほんとにこいつらは・・・
ＧＪ

>>199
GJ。
見習いたいぐらい甘い

おやすみハルにゃん

>>199
ＧＪ！可愛いやつらｗ

>>175
誤爆？

>>199
GJだ。
というか毎日目が合った回数記録してんのかキョン……
まぁハルヒも日記に書いてるとは思うが。

>>206
交換日記って単語が浮かんだ

浮かんで、消えた

ハルにゃんとキョンの交換日記妄想したらめっちゃ恥ずかしくなってきた

ハルヒが独自にブログを設立した電波が来た
無論作ったのは実質キョンで

>>209
でもってキョンは毎日チェックしてるわけですねｗ
飽きっぽいから続かなさそうだけど
まてよ、キョンが毎日コメントを書き込めば・・・

むかつくわ！　XXXX年X月XX日23:47:03

お昼にいつものように学食に行ったのよ。
そしたらあたしの前で幻の北高定食が売り切れ！
なにやってんのよ！ちゃんと需要と供給のバランスくらい計算しときなさいよ！！
腹立ってしかたないから何も注文せずに食堂から出て行ってやったわ！
午後は最悪だったわ。体育の時間に倒れるわ、キョンに保健室に運ばれるわ（しかもお姫様だっこよ！信じられない！）
しかもキョンのやつが家までついてきた。
勘違いするんじゃないわよ！あたしが送るようにって言ったんじゃないんだからね！あたしは断ったのよ？どーしてもって言うから仕方なく……。
そしたら家の前で親父とママに見つかって……。
あぁもうこれ以上書きたくないわ！

あー思い出しても腹が立つ。


--------------------------コメント（6）

弁当作ってくればいいだろうが。
くだらねぇ理由で倒れんな。
親父さんとお袋さんによろしく伝えといてくれ。ごちそうさまでした、ってな。
投稿者：雑用係　X月XX日23:47:04

食事はきちんと摂るべき。
幻の北高定食、興味がある。詳しく……
投稿者：Y.N　X月XX日23:47:04

キョンくんにお姫様だっこで運ばれていく姿、絵になってたのね。
思わず見とれてしまったのね。写メっておけばよかったのね。
投稿者：ルソーママ　X月XX日23:47:30

おやおや……食堂でそんなことが。
おっしゃって頂ければ副団長として便宜をはかりましたのに……。
投稿者：副団長　X月XX日23:48:04

お昼ご飯抜いちゃダメですよ〜（＞＜）
投稿者：お茶汲みメイド　X月XX日23:48:05

両親公認かよ。もうお前らとっとと結婚しちまえ。
投稿者：WAWAWA　X月X△日03:58:05

>>211
乙。
はやいなｗ

>>211　GJ!
いくら何でもキョン、コメント入れるの早すぎだろｗｗｗｗ
長門が早いのは分かるが、それ以上かよｗｗｗｗ
てか谷口以外、充分神業的早さなんだが……。

キョン早過ぎｗ

谷口以外はその場に全員いると考えるしかねえｗ

おハルハル

はるにゃん大好き

>>211
うちの鬼嫁はポニテが似合うを思い出したｗ
逆バージョンだな

お茶くみメイドさんのコメカワユス（を

メタルギアソリッド4での、「涼宮ハルヒの戸惑」、「涼宮ハルヒの約束」とのコラ
ボレーション化が明らかに！/ファミ通.com

メタルギアソリッドシリーズ開発元の小島プロダクションは、2008年度 第1四半期発
売予定（全世界同時発売予定）のPS3用ゲーム、メタルギアソリッド4: ガンズ オブ
ザ パトリオットにおいて、
同じくPS2向けゲームを発売予定の『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズとコラボレーショ
ンを行うと16日のプレス向け小発表会で発表した。
メタルギアソリッドシリーズでは、これまでにもサルゲッチュ(SCEI)、カロリーメイ
ト(大塚製薬)、sabra(小学館)などとコラボレーションを行っている。
今回の発表では、特殊部隊"FOXHOUND"隊員のジョニー(AKIBA)がPSPで涼宮ハルヒの約
束をプレイしているシーンと、部屋に長戸有希のフィギュアが置いてあるシーンが公
開された。
また、発表の際小島秀雄監督(小島プロダクション)は、「31日発売予定の『涼宮ハル
ヒの戸惑』の中でもメタルギアがある形で登場し、あるところに潜入するゲームがあ
るらしいです。
マスターアップ（大量生産に入る前のゲームの最終版）を見せてもらいましたが、
びっくりしました（笑）とコメントした。
http://yy57.60.kg/test/read.cgi/rlrl/1202248767/

おはるひ


メイドハルにゃんに起こされたい

おハルにゃん

>>211
キョンの「ごちそうさまでした」ってのはハルにゃんを頂いたって事ですか、そうですか。

例の中国ハルヒは
中国のオタクの間でも不評らしいねｗ

夢にハルヒが出てきた。自分は後輩で付き合ってる設定で普段は「ハルヒ」って呼んでるんだけど
たまに「ハルヒ先輩」って呼ぶと怒ってた。

寒いよハルにゃん

皆のお勧めのサイト教えてほしいよ
ttp://www18.ocn.ne.jp/~ttt98/
とか好きなんだが一部キョンがひどい(´∩ω∩｀)

>>223
谷口さんまた妄想っすかｗｗｗ

アメリカではスーパーチューズデーを迎えてるみたいだから俺達もスーパーハルにゃんデーやろうぜ

>>227
ハルにゃんとキョンをくっつける日か？
それともハルにゃんの奇跡さをあがめる日か？

キョンがハルにゃんとの交際を認めてもらうため、ハルにゃん父とバトルするっていう電波を受信した。

おはるにゃん

>それともハルにゃんの奇跡さをあがめる日か？

ジーク・ハルニャン！

ageてしまった　OTL

ハルキョンの繁栄を願って氏んでくる･･･

ハルにゃんとキョンがスーパーなチューをするとかいう電波を受信

ハルヒの髪の毛を茶髪にしたらもっとかわいくなると思う

最初は互いをこき下ろしたりしてたが、最後には互いのノロケ話を公共の電波で延々流す両候補
食事中の国民涙目ｗｗｗ

ハルヒ圧勝フラグたったな

古い牛乳がもとでお腹を壊したハルヒ

携帯内にペットを飼い始めたハルヒ。
そこに無意識的な力が働き、その携帯内ペットとキョンの体調、心情の変化が
リンクされるようになってしまい、キョンの気持ちが手に取るように分かってしまうハルヒ

EX)キョンが朝比奈さんと話していたら携帯のペットの顔がにやける。

キョンが風邪を引くとそのペットはしんどそうにぐったりしている。

キョンが嘘ついていたらペットは冷や汗をかいている。

という設定で二次創作を書こうとしたけど、上手くいかなかったから電波だけ投下。

ハルにゃんを飼いたい

なかなか面白そうな電波だw
お互いの携帯ペットを交換する二人、とか

旧型ゲームボーイでポケモン交換するハルキョン

>>240
いや、通信機能を使い、二人のペットで子どもを作るｗ

>>211
あいつらがmixiやってたら、こんな感じかもなｗｗ

>>242
「二人がベッドで」に見えたおれは末期症状ｗ

>>244
おれも「二人のベッドで」に見えたわけだが

>>245
俺も二人でベットで

ベッド以外ありえない

腕の腕章が輝いて変身するハルヒ

>>244
>>245

それを読んで、SS思いついたんだが、バイトがあるんで書き込み夜12時ぐらいになりそうだが、それでもいいか？

>>249
やっちまえ

>>249
投下するまで画面の前で待ってるぜ

ベッドより布団の方がやらしい気がするのは俺だけかね

この際くさむら（ry

むしろ文芸部ｓ(ｒｙ

いやいや段ボーr(ry

このさいだからみくるも呼んで

ハルヒにむしられてハルヒに向かって飛ばされていく芝になりたい。

喫茶店のウェイターになるキョン

その喫茶店にコーヒー一杯で閉店まで居座るハルヒ

むしろキョンにいろいろおごらせるハルにゃん

調子に乗ってオムレツに「ハルヒ」とケチャップで書いて出すキョン

キョン「ご注文は？」
ハルヒ「スマイルお持ち帰りで！」

スマイルはお持ち帰りできないので、代わりにキスをねだるハルヒ

とりあえずキョンをお持ち帰りするハルヒ

ハルヒ「え、Ｌサイズじゃなきゃ死刑なんだから…」

店長「駄目です、うちの可愛いバイト君にいなくなられたら当店が困りますから」

その店長女だな！？

>>266
古泉乙。

>>267
＞その店、長女だな
と読んでしまった

キョンの妹は長女のはず

キョンの妹を義妹ちゃんと呼ぶハルヒ
ハルヒをお義姉ちゃんと呼ぶキョンの妹

キョンは妹の尻に敷かれてるんだな。
ハルにゃんの尻になら敷かれたい。

最初は上に乗って攻め立てるも、
すぐにキョンに形勢逆転されるハルにゃん。

ハルにゃんもキョンも言葉責め凄そう

自分の身体にチョコを塗ってキョンにプレゼントしようとするが皮膚呼吸できなくなって大騒ぎなハルにゃん

>>273
俺のストライクゾーンど真ん中な展開なんだが。

>>276
よう、俺ｗ

むしろハルにゃんは最初から恥ずかしがってキョンに虐め通されそうだ

キョンと徹夜でゲームをするハルヒ。
と、ふと思ったが、ハルにゃんって夜更かしが苦手なんじゃなかろうか。
寝つきが良さそうだしな

>>279
でも孤島症候群の時は徹夜だったぞ

キョンが帰宅後に疲れたといってすぐ寝てしまい不満が募るハルヒ

流れ読まずに投下
===

お弁当……　XXXX年X月△X日22:18:03

今朝なぜかわからないんだけど５時頃起きちゃって、眠れないから仕方なくお弁当を作ってみた。
そうしたら作り過ぎちゃった。
勿体ないから誰かに売ろうと思って、２つの弁当箱を持って登校。
遅刻ギリギリでキョンが登校してきた。寝坊したみたい。しかも慌ててたからお弁当もお財布も忘れてきちゃったんだって。バカね！仕方ないから作りすぎたお弁当をキョンに恵んであげた。
あ、タダじゃないわよ！今週末の団活でたーっぷり支払ってもらうつもりだからね！覚悟しときなさいよ、キョン！

--------------------------コメント（7）

あんまり無茶なことは要求しないでくれ。
あー、弁当はうまかったぞ。ごちそうさん
投稿者：雑用係　X月△X日22:19:00

申し訳ないのですが今週末は用事が入ってしまい、団活に出席出来そうもありません。すみません。
投稿者：副団長　X月△X日22:19:04

わたしも用事がある。
今週末の天気は快晴。格好のデート日和。
投稿者：Y.N　X月△X日22:19:30

今週末はキョンくんとデートですか？楽しんできてくださいね〜(*^^*)ノ
投稿者：お茶汲みメイド　X月△X日22:30:05

団長さんの手作り弁当、わたしも食べてみたいのね。
投稿者：ルソーママ　X月△X日22:31:56

キョン、すごく美味しそうにお弁当食べてたよ。
キョンは幸せ者だよ。結婚式には呼んでね。
投稿者：ADIKINUK　X月△X日23:00:15

だからお前らとっとと結婚しろと……。
投稿者：WAWAWA　X月△○日04:09:07

>>282
デート決定の様子がクラス全員にダダ漏れですがな

ところで谷口、お前そんな時間まで何してるんだ？

>>278
初めのうちは恥ずかしがるが慣れてきたら積極的になって>>273ですよ。
……そろそろ自重するか。

>>282
下から二番目誰かと思ったら・・・ｗ

>>282
このシリーズは良いなｗ

ハルにゃんスレなのに投稿者：お茶汲みメイドに萌えてしまった

ハルにゃんとキョンの結婚式に招待されたい……

スマブラXでSOS団が使う主な持ちキャラを予想してみた

ハルヒ＝ソニックorアイク
キョン＝マリオorリンク
長門＝スネークorメタナイト
みくる＝ピカチュウorアイスクライマーorカービィ
古泉＝ネスorリュカ

>>282
WAWAWAは何やってるんだかｗどう見ても俺同様廃人ですｗ
ADIKINUKのネームセンスに感動した

シリーズ化の予感ktkr

>>282
今週末身体でたーっぷりしはｒ（ｒｙ
最近妄想がすぐあっち方面に流れていくから困る。自重するか。

にしてもGJ!!
シリーズ化いいなｗ

>>290
>最近妄想がすぐあっち方面に流れていくから困る。自重するか。
俺なんか流れない方がめずらしいさ

ところで財布(キョンの写真入り、孤島行きの船の中で撮った寝てるあれ)をハルにゃんが落として、
それをキョンが拾って、しかもしばらく黙っておく
という電波を誰かに丸投げしたいんだけど。
それともそういうネタのSSって過去にあった？

谷口が拾ってハルにゃんにキックされるのならあった。
つか丸投げかよｗ

どうも、SS投下宣言した>>249、定刻通りに只今参上！

というわけで、言ったとおり、SS『ベッドでペットで』投下！

--------------------------------------------------------

最近巷でブームな携帯ペットゲーム。
妹にせがまれて買いに行ったのだが、通信機能でいろいろなことができるらしく、
妹がそれをしたいがために、自分の分まで買わされてしまった。
そもそもその類のゲームに俺は興味が無かったのだが、一度やりだすとこれがなかなか面白い。
成長していくにつれて性格や能力が変化していき、しかも育て方によってパターンがたくさんあるのだ。
俺も初心を忘れてはまってしまっていた。


で、一度それを学校にまで持っていってしまい、運悪くハルヒに見つかってしまった。


「あ、それって今ブームの携帯ペットじゃない！何でアンタがそんなの持ってるの。」
これか。妹が欲しがっててな、買ってやるついでに自分のも買わされたんだが、はまっちまってな。
「ふ〜ん。」
というと、ハルヒは自分の鞄をあさりだした。
「ほら、あたしも持ってるわよ！」
ん！なんだお前も持ってたのか。
「アンタよりかなり前からね。」
そうですかい。まぁ、珍しいもん好きなお前が即行買ってても不思議はないがな。
「それに、みくるちゃんや有希も持ってるわよ。あと古泉君も。」
って、持ってなかったの俺だけかよ。
しかし、朝比奈さんはわかるが長門まで持ってたのか。
結構そういうのに興味があるんだな。
･･･ん、古泉？論外だ。
あいつがやってるとこなんて想像したくねぇよ。
「あ、そういえばこのゲーム通信機能もあるのよね。」
確かそうだったな。
ってか妹のヤツ、その通信のために俺にまで買わせたのにミヨキチとしか通信やってねぇじゃねぇか。
「ねぇ、今度の日曜アンタの家行くわよ。」
日曜ねぇ･･･って来る事確定ですかい。
ってか、なんで俺の家に来るんだよ。
「なんでって、携帯ペットの通信をするためよ。」
いや、俺もお前もいま手元に持ってるんだし、今やればいいじゃないか。
なんでいちいち俺の家にまで来るんだよ。
「いいじゃないの。それに妹ちゃんのペットも見てみたいし。
とにかく、日曜アンタの家にいくからね。」
はいはい、わかったよ。どうせ俺が反論したって来るんだろうしさ。
もてなしは期待するなよ。
「ふん！そんなの最初っから期待して無いわよ。」
･･･居留守使っていいか？

でもって日曜。
目覚まし時計をかけ忘れていた俺は、ハルヒの襲来を告げる妹の声で目が覚めた。

「あんたねぇ、アタシが来る事わかってたんでしょ。なんで起きて待ってなかったの。」
すまん、いつもの日曜ののりで目覚ましかけ忘れてた。
「そんなんだから、不思議探索の時にもぜんぜん何も見つけられないのよ。」
大きなお世話だ。それにお前も同じようなもんだろ。
「そんなことはどうだいいていいわ。早く通信しましょ！
まずは･･･妹ちゃんから！」
というと、ハルヒは妹と通信しだした。
蚊帳の外になった俺は、ベットに腰掛けて待つことにした。
通信と一言で言っても、いろいろな機能がある。
対戦、アイテム交換、プレゼントetc...
（対戦のために育てるのも良し、可愛く育てるのも良し、自由度の高さがこのゲームのウリだった）
今、ハルヒと妹はアイテム交換をしているようだ。
「･･･っと。妹ちゃん、ありがとうね。」
「うん。ハルヒおねぇちゃんもありがとう！」
「あと、「ハルヒおねぇちゃん」じゃ長いから、「おねぇちゃん」でいいわよ。」
「わかったぁ。おねぇちゃん！」
･･･何妹に吹き込んでんだ、おまえ。
「いいじゃないの、べつに。それにもうこの子はアタシの妹のようなものだし。」
まぁ、仲がいいってことは認めるがな。
しかし、「おねぇちゃん」じゃまるで･･･
「「まるで」･･･？アンタ何考えて･･･っ//////////」
どうやら、俺が考えてる事がわかっちまったようで、赤くなって固まっちまった。（おれもそうだが･･･）
「ねぇ、キョン君。どうしておねぇちゃん赤くなってるの？それにキョン君まで。」
なんでもないなんでもない。
あ、おまえもうハルヒと通信おわったんだろ。
だったら、そろそろ部屋から出ないか？
「どうして？」
どうしてもこうしてもない。とにかくだ。
それに、明日漢字テストがあるって行ってなかったか？
それの勉強してきたらどうだ？
「う〜ん･･･わかった。それじゃぁおねぇちゃんありがとう！」
「う、うん。ありがとうね。」
そして、部屋には俺とハルヒの二人だけになった。
しかし、恥ずかしさから妹を出したのだが、逆に二人きりになっちまってよけい空気が固まっちまった。
「ね、ねぇ･･･そろそろアンタとも通信してみたいんだけど、いい？」
な、なんだよいきなりしおらしく。
そういう時おまえは「早く通信させなさい！」っていんじゃないか？
「わ、わかってるわよ。さぁ、早く出しなさい！」
と言うと、ハルヒはベットに座るの俺の横にドサッと座った。
そうそう、それがいつものお前だ。
さて、これが俺のだが、一体どんな通信するんだ？
「そうねぇ。妹ちゃんとは対戦にプレゼントにアイテム交換に、一通りの通信はやったけど･･･」
ってことは、俺のいらねぇじゃん。
ってか、妹、対戦させるために成長させてたのか!?
だったらビックリだ。
「どうしようかなぁ･･･」
と言いながら、ハルヒは通信メニューを見ていたようだが、ふと、ある項目で手が止まっていた。
どうしたんだと思い、その項目を見ると･･･

『結婚』

ちょ･･･おま･･･!?
「か、勘違いしないでよね！これはね、
妹ちゃんと性別設定が同じ女同士だったからできなかっただけで、
べ、べつにアンタと結婚したいってわけじゃないんだからね！」
わ、わかったって。いきなり大声出すなよ。
ってか「アンタと結婚したい」って、まるで･･･
「うるさいうるさいうるさい！そこ突っ込むな!!!」
あーもう、わかったよ。
「わかったならよろしい。じゃぁ、通信始めるわよ。」
それはいいんだが、その『結婚』って通信、一体どんな結果になるんだ？
「さぁ、しらないわよ。」
オイ、しらないって･･･
「そもそも、基本的な使い方以外説明書読んでないし。」
コラマテ、説明書読まずにやってたのか。
「だって、説明書読んじゃったら面白くないじゃない。」
そうですかい。わかりましたよ。
「じゃぁ始めるわよ！」
了解。

･･･ピピピ！

･･･どうやら終わったようだな。
「みたいね。」
さて、どうなって･･･ん？画面上にちっこいキャラが増えてるんだが。
「こっちもよ。いったいなんなのかしら･･･あ、メッセージ！」
こっちも出てきた。
なになに･･･『オメデトウ！コドモガデキマシタ！』か。
そうか、子どもができたか･･･ってぇぇぇぇぇぇぇぇ！
ちょっとまて。『結婚』ってこういうことだったのか。
チラッとハルヒの方をみると、赤面して固まっていた･･･俺と同じように。
「ね、ねぇ、キョン･･･これ･･･」

ガチャ！

「キョン君〜。この漢字なんて読むのぉ？」
なんと言うタイミング。妹が部屋に入ってきた。
「･･･ってあれぇ、どうしたの？ベッドの上で二人とも真っ赤になって？」
そ、それはなぁ･･･子どもがでk･･･ん？
『ベッド』に『子ども』ってまるで俺たちが･･･なぁ、ハルヒ？
と、ハルヒの方に向くと、いきなりハルヒに張った押され、
「な、な、何考えてんのよアンタは！こ、このエロキョン!!!」
とハルヒは俺に怒鳴って部屋から出て行き、そのまま帰ってしまった。
あぁ、どうしたものか？
明日学校でどうしよう。
「キョン君、何があったの？それに「えろキョン」ってどういう意味なの？」
スマン妹、それだけは勘弁してくれ！

でもって月曜日。
いつも通り学校についた俺は、いつも通りすでに席についてるハルヒを見つけた。
みたところそこまで怒ってはいないようだが。
よ、よう。
「ん、おはよ。」
というと、ハルヒはそっぽ向いてしまった。
仕方ないよな、昨日あんな事があったし。
どう話しかけていいか分からん俺は、そのまま席についた。

チョンチョン

ん、何だハルヒ？
そっぽ向いてたんじゃないのか？
「う･･･べつにいいじゃない！」
まぁ、お前が良いんならそれでかまわんが。
「で、キョン。昨日私たちのペットの間にできた子供、どうしたの？」
どうしたもこうしたも、そのままさ。
消すのももったいないし。
「そうね。アタシもそうよ。」
おお、珍しく意見が合ったな。
「それに、どう成長するか結構楽しみだもんね。」
同感だな。この機能、お前とじゃないと使わなかっただろうしさ。
「でも妹ちゃんにはハラハラしたわね。」
あぁ、いきなり『ベッドの上』とか言い出すしな。
「そうそう。いきなりあんな事やこんなこと言い出すし、けっこうおませちゃんかもね。」
たしかに。妹のヤツお前の事も『おねぇちゃん』て読んでるしな。
「ともかく、子どもの成長が楽しみね。」
そうだな。俺も楽しみだ。


という感じで、俺とハルヒの間は丸く収まったわけだ。


追記その1：この携帯ペットゲームの通信機能の一つ『結婚』は、
　『子作り』という単語を直接使ってはイメージが悪いと言う事で、
　『結婚』という表現になったらしい（古泉談）。

追記その2：この時、谷口が俺たちの話しを盗み聞きして（しかも断片的にしか聞いてない）、
　いらぬ噂を立てていたのを俺とハルヒで粛清した事はどうでもいい話だ。

以上、>>244-245の米から妄想したSSでした。
おそまつさま。

ついでに･･･

+α：谷口が聞いた内容
　「私たちの･･･間にできた子供」
　「どう成長するか楽しみ」
　「ベッドの上」
　「あんな事やこんなこと」
　「妹のヤツお前の事『おねぇちゃん』」
　「子どもの成長楽しみ」

やっぱ谷口は落ち担当ｗ

乙

>>297
妹が妹じゃねーな
妹なら何があってもハルヒのことを｢おねーちゃん｣とは呼ばないという固定観念が…

でもGJなんだぜ

ハルにゃんって呼んでなかったっけ

ハルにゃんで合ってる

ＧＪ！いい電波増幅機をお持ちですねｗ　ＳＳとしては『がんばりましょう』だけど、これからを期待してるぜ。

ピアスをしようと考えるハルにゃん
それに猛反対するキョン

「ねぇ妹ちゃん、あたしのことハルにゃんって呼ぶけどどうして」
んーとね、『ハルにゃんに本当のお義姉ちゃんになって』欲しいの略なの
キョン君のお嫁さんになってくれる？ ハルにゃん。
「……(はっ、大変、今意識が)、そ、そうなの。そうだ妹ちゃんPSP欲しいっていたわよね。ほしいものがあったらこのお義姉ちゃんになんでも…」


あのｱﾏちょろいもんだぜ、ちょろろんだね(w

あの妹ちゃんが腹黒いわけないでしょ！っておまｗｗｗ

既出だとは思うが
サムデイ〜のハルヒってキョンが起きる瞬間、あんな接近して何してたんだろうか
ただカーディガン掛けてただけ？
どこかにキスしようとしてた絵があったと思うけど、やっぱり…？

・寝顔に落書きしようとしてた説
・みくるだか長門が先にカーディガンを掛けててどうしようか迷ってた説
・実はカーディガン以外にもあげようとしてたものがあったよ説
・寝顔を覗いてた説
・実はそのままチューしたかったよ説

普段言えない素直な気持ちを吐露してた説

予告の台詞か

キョンのほっぺたさわさわして悶えてた

ハルヒの大事な本を見ているうちによだれを垂らしながらその場で寝てしまうキョン

なるほど、どれも有力だな…
何か萌えてきたのでSSでも書いてみる

叩き起こそうとしたが寝顔を見て穏やかな気持ちになるハルにゃん

寝顔をデジカメで撮っていたのだ。

ハルヒの寝顔は反則

実は歯軋りが酷かったキョン

ハルにゃんだぜ

おやすみハルヒ

眠い……　XXXX年X月△△日23:46:12

この前のお弁当の償いをキョンにさせるべく不思議探索。
今日こそは不思議を見つけるわ！と待ち合わせの場所に行ったらキョンが既に来ていた。キョンにしては良い心がけね。ま、今日は先日のお弁当の報酬を体で払ってもらうんだから当然だわ！
まずはいつもの喫茶店で緑黄色野菜ジュースを奢らせ、そのあと繁華街に出た。最近出来た駅ビルを調査するためよ！やっぱり人のいるとこ不思議ありよね！
駅ビルの最上階から順に調査したんだけど、駄目ね〜。なんか最近の流行ものばっかりで個性がないのよね。新しい服が欲しかったのに。やっぱり自分で作ろうかしら？
お昼はその駅ビルの中にあった店で食べようと思ったんだけど、どの店も混んでいて行列ができてた。待つの嫌だからパン屋でパン買って屋上で食べたわ。変わった味がして美味しかった。今調べたらそのパン屋、日本初出店らしいわ。
そのあと駅ビルから出て周辺の調査をしてたんだけど、キョンが疲れたとか言うから仕方なく休憩した。

あーもうなんだか面倒になってきちゃった。疲れたし。
眠いから今日の日記はこれで終了ね。おやすみ！


--------------------------コメント（8）

なんつーか、スマン……。
投稿者：雑用係　X月△△日23:48:59

そのパン屋、興味がある。詳しく……
投稿者：Y.N　X月△△日23:49:00

非常に有意義な団活だったようですね。詳しい話を聞きたいところではありますが……。良い夢を。
投稿者：副団長　X月△△日23:50:07

あの〜。そのあと何があったんですか〜？気になるのでこっそり教えてください(*・人・*) オ・ネ・ガ・イ♪
投稿者：お茶汲みメイド　X月△△日23:50:55

何があったのかとっても気になるのね！
投稿者：ルソーママ　X月○○日00:00:56

ん〜？なにがあったのかな〜あ？めがっさ気になるにょろよ！ちょろ〜んとおねーさんに話してごらん？
投稿者：めがっさ☆ミにょろ　X月○○日00:15:15

何があったんだろう？気になるな〜
投稿者：ADIKINUK　X月○○日00:20:08

ナニがあったんだな？そうなんだろ？キョンてめー！チクショー！！
投稿者：WAWAWA　X月○○日03:37:07

ハルヒが雛見沢分校に転校してきたら？

>>319
相変わらず仕事が速いｗGJ!!
いいぞ谷口、もっと問いつめろｗ

んでおやすみハルにゃん

SS書いてみたんだが、投下してもOK？

他に投下してる人もいないし大丈夫でしょう

んじゃ３レス予定でとうかしまつ

>>291です。丸投げせずに書いてみました。
駄文なので見づらかったら飛ばし推奨。
自分の思い描いた状況とはキョンがだいぶ違った悪寒
では、お手柔らかに読んでください(？)
↓↓↓↓↓
　俺はこう見えても親切って言葉が嫌いじゃない。
世界平和を実現する要因の一つに数えてもいいと思ってる。
ちなみに一番デカイ要因は――、
傍若無人にして自由奔放、馬の耳に念仏もどこ吹く風と言わんばかりのあいつを退屈にさせないことらしい。まぁ古泉曰くだが。
だが俺は、退屈を紛らわすのではなく・・・話を戻そう。
つまり俺は困っている人を助けるのも悪くないと思える一般的な高校生だということだ。
そんな俺が親切心から誰かの落とし物を拾って、それが万人にとって肌身から離すと非常に困るものだと気付いて、
所有者を調べて渡してやろうと考えるのは当然のことであるはずだ。若干非常識ではあるかもしれんが。
そう、それは放課後になって部室に向かう途中のことだった。

　―寒空に粉雪が舞う冬の午後、今日も今日とて部室に向かう―
ふむ、即興にしては情景が目に浮かびそうな短歌が出来た。『きょ』で一文字扱いじゃないと字余りだし季語使いまくりだが。
などとくだらないことを考えながら部室棟の廊下を歩いている。
こんな寒い日は天使の淹れて下さるお茶を堪能しつつ、にやけっぱなしの超能力者を頭脳戦でいたぶるに限るな。
戦術の知識量の違いがボードゲームの勝率の決定的差でないことを教えてやる。・・・三倍速い人みたいな台詞だ。
まぁとにかく部室に急ぐとするか。
　「・・・ん？」
と声に出したか定かではないが、俺はあるものを見つけた。
とりあえず拾ってみる。こんな辺鄙な場所にある高校の寂れた校舎に、触れただけで人命にかかわるものはそうそうあるまい。
いやまてよ、何の変哲も無い場所だがここには世界を揺るがせられるほどの存在が４人もいるんだよな。
いやいやいや、いくらなんでもそんなやばいモンが放置されてることはあるまい。
４人中３人は責任感をもっているはずだし。・・・２人だけかもしれん。
朝比奈さんには悪いがそれを重要なものだと認識できてない事態も想定出来なくはないし。
とかなんとか考えても仕方がない、もう拾ってるんだからな。
えっと、これは財布だな。小銭の音がする。
いくら入ってるか、なんてことは確認しないぞ。たしかに俺の財布よりは入ってそうでうらやましくはあるがな。
さて職員室に持っていくか。落とし主もそっちを確認しに行くはずだしな。
だが俺の脚はそこで止まった。
なぜなら、ここから職員室まではそれなりに距離があり、
なおかつこの廊下を通る奴が向かうのは文芸部室かコンピ研へかの２択しかないと考えたからだ。
それなら職員室に向かうより本人に返す方が早いし楽だ。
というわけで持ち主を確かめるかね。
「何だこれはっ・・・」
思わず声を出してしまった。財布の中に見えたものにひたすら驚いたからだ。
そこには『涼宮ハルヒ』と記載してある学生証があった。何を隠そうこれから向かうSOS団アジト兼文芸部室の主である。
だが、驚くべきはそこじゃない。財布を半分に折って学生証と反対にあるものにおれは釘付けになった。
それは普通はそうそう拝めない、しかし拝みたいと言う奴はそうそういないであろう、
「俺の写真・・・？」
自分の、しかも寝顔の写真だった。
なぜこんなものがハルヒの財布の中に？自分の写真を『こんなもの』呼ばわりするのもどうかと思うが。
俺は動揺した。どこに動揺してるのかわからないくらいにだ。
これは何かの冗談か、それともドッキリ作戦か。
辺りを見渡してみる。カメラかプラカードなんかの類を見つければ俺の動揺も疲労に変わってくれると思ったからだ。
しかし希望は見つけられなかった。
ならこれはどういう事態だというのだ。
まったくわからん。意地でも答えを想像したくない、なぜかそんな気がした。
それでも拾った以上、見てしまった以上放置は出来ない。これがどういうことなのか確かめたい気持ちも消せない。
俺は後戻りできない場所に来た主人公の気持ちになりながら部室を目指した。

部室はいつもの通りだった。
美と慈愛の化身がお茶を淹れてくれ、能と静寂の像が本を読み、識と謀の男が駒をつまんでいる。
そして、どんな恒星にも負けない力をもった笑顔が団長然としている。
なぜだか緊張しているな。俺は自分をそう感じた。
「遅いじゃない、キョン。もう少し遅かったら罰ゲームを科すところだったわ」
誰のせいだと思ってるんだ。ここに来るまでの数メートルでどれだけ立ち止まったことか。
「すまん、教室の掃除が長引いたんだ」
オペラ座の怪人の素顔並みに禁忌な物を見たからだ、とは言えない。言えるわけがない。
「そんなの谷木田のどっちかに押し付ければいいじゃない」
クラスメートの名前を略した上に一緒くたにしてやるなよ。国木田がかわいそうだろ。
「そんなことより今度の連休の計画だけど、やっぱり――。」
「えぇ〜。ほんとにやるんですかぁ？あきらめてくれたんじゃないんですかぁ？」
「いいですね。場所もいい所を知ってますし、それに――。」
「・・・・・・」
いつも光景だ。ハルヒが無茶を言って朝比奈さんを困らせ、古泉が提案をして長門が読書を続ける。
「なにをいってるんだ。朝比奈さんが可哀想だろ。それにいくらなんでも無茶だ」
「なによ。雑用のくせに文句ばっかり言って。たまには古泉君や有希を見習いなさい」
そして俺がハルヒを止めて文句を言われる。こうして今日も時間が過ぎていくんだろう。
だが俺の心は俺を責める。確かめなければならない事がある、と。
それでも今は切り出せない、この５人の空間が崩れるかもしれないと思ったからだ。
それに自分の中でもはっきりと答えが出たわけじゃない。そんな状態のままでは不誠実だ。
今は胸の重さに耐えるしかない。
俺はそう決めて４人の輪に自分を向けた。

　空が帳を下ろした。吹き抜ける風も身を切りそうなくらい冷たいだろう。
ドアの向こうの廊下でさえ寒そうだ。ヒーターの前を動きたくないね。
「じゃ、今日は解散！寒そうだから早く帰りましょ」
おい、俺は今声に出したぞ。
「なに覇気のないこと言ってんのよ。動きたくなくても帰らないといけないでしょ。泊まる気？」
夜中に警備員の人に迷惑掛けるのは気が引けるな。
「ならさっさと支度しなさいよ」
帰るに帰れない事情があるんだ。言えない事だが。
「さって上着も着たし、鞄も、・・・あれ？」
ハルヒが鞄の中とスカートのポケットをまさぐる。
「涼宮さん、どうかしたんですかぁ？」
朝比奈さんが尋ねた。古泉と長門も目をやっている。
「あたしのお財布がないのよ。みくるちゃん見なかった？」
「いいえ、しらないです」
朝比奈さんが首を振りながら答える。
「僕も見てませんね」
古泉も心配そうな残念そうな顔をしている。
「・・・知らない」
長門も気付いてなかったのか。少し意外だな。
「俺も・・・しらん」
「そう・・・。部室来てからいろいろ動いたし、その辺にあるかもしれないわね」
ハルヒがキョロキョロとしている。
「僕は職員室を見てきます」
古泉がドアに向かいながら言う。
「ありがと古泉君。じゃみくるちゃんは部室棟のトイレとその周辺をさがしてもらえるかしら」
「わかりました。行ってきます」
朝比奈さんが足取り軽く出て行く。
「ありがと。有希は5組の教室を見てきてくれる？」
「了解した」
長門も出て行った。

「キョンはあたしと部室を探すわよ。あれには大事なものが入ってるんだから」
「・・・わかった」
俺は肯くしかなかった。
「もし見つけても見ちゃダメよ、いいわね」
ハルヒは念を押すように言った後、団長机の周りを探しだす。
「・・・・・・見られちゃまずいもんでもあるのか？」
堪えられずに聞いてしまった。このまま探すフリをしたあと見つけたフリをすればなかったことができるのに。
だけど俺は確かめたかった。ハルヒの気持ちと、自分の斜に構えずぼかしもしない気持ちを。
「な、なに言ってるのよ！それを言ったら見られても同然でしょうが！」
ハルヒは赤くなっていた。照れているのだろうか。
距離と関係。いまのままでも十分に心地いい。それでも俺はもっと近づきたいとはっきり思った。
「じつはなハルヒ、これ・・・部室に来る前に拾ったんだ」
俺は差し出した。俺にとって、またハルヒにとってもパンドラの箱といえるであろう片道の通行証を。
「ッ！これ！」
ハルヒは俺の手から財布を奪い取った。そのまま両手で持ち、俺から守ろうとするように胸に抱く。
俺は間違ったのだろうか。ハルヒのキツイ眼差しを受けながら考える。
「み、みたの！？」
すまん、悪気はなかったんだ。ただ少し横着してな。
「し、信じらんない！非常識にも程があるわ！」
否定は出来ようなずもない。本当に悪かったとおもってる。
「あんたって、あんたって・・・」
見ればハルヒは涙を溜めているようだ。どうすればいい、どうすればいいんだ。
「どう、すればって、・・・ぐすっ」
すまないハルヒ。泣かせるつもりは無かったんだ。気持ちばかりが焦る。
「うっうっうあ、ん・・・どう、思った、のよ？」
何をだ。
「あ、あたしがあんたの写真を、持ってることを、よ」
ハルヒがしゃくりをあげながら赤い目をして尋ねてくる。
「どうせ、グスッ、似合わないこと、してる、っておもってるんでしょ、気持ち悪いって・・・！」
違う。
「違わないわ、だって、だってそれなら拾ってすぐに渡すもの」
「違う。そうじゃない」
「違わない！」
ハルヒは聞きたくないとでもいうように俯いて耳を塞いでしまった。
聞いてくれハルヒ。俺は言わなきゃいけないことがあるんだ。
「聞きたくない！うぅ、聞きたくないわ、グスッ・・・」
俺はハルヒに近づく。そしてハルヒの肩をつかみ聞こえるように声を張る。
「聞いてくれハルヒ！俺は、俺は壊したくなかったんだ！SOS団の仲間の関係を」
言わなきゃならない。伝えなきゃならない。
「お前の財布を見たときに俺はみんなとの距離が変わってしまう気がしたんだ。
　それは俺だけじゃなくみんなが望まないことだと思った。
　たのしくやれる仲間、それが高校生活の一時だけだとしても、いやだからこそ大事にしたいと思った。
　だけど思い出した、そして気付いたんだ。どんなことがあっても俺達は仲間だと。
　それに気付いたときはっきりと答えが出たんだ。」
こいつに本当の、何かの為だとかそんな理由じゃない、俺の気持ちを。
「俺はお前が好きだ。愛している」
「え・・・？」
ハルヒはやっと俺を見た。顔から表情が消えているように見える。
俺もハルヒを見る。いつのまにか俺は息が上がっていたようだ。
「・・・って」
何だ？もう一度言ってくれ。
「もう一回言って」
「好きだ。愛してる」
本当の気持ちを隠さずに伝える。当たり前の行為、だが虚飾と欺瞞を混ぜずに口に出すと、それはとても心地が良かった。
「もう一回、言って」
「お前が好きだ。誰よりも愛してる」
ハルヒの顔に表情が戻る。それはみっともなく崩れていたけど。
「うあぁぁぁぁぁ、う、うぁぁぁん！」
居場所を捜し続けた子供がそれを見つけたときのように、幸せそうな泣き声だった。

以上。読んでくれた人はどうもありがとうございました。
どっかで見たことあっても気にしないでください。
実は俺>>152->>153や>>170->>171でもあるんだが、やっぱ短い方がいいよね。
というわけで俺でも短くまとめらせそうな電波がくるまで吊ってます。



ついでに15分ハルヒ

ssお疲れ」

>>327
GJだぜ
キョンも財布の中にハルにゃんの写真を持っていたことを暴露する
って電波を読んでる途中に受信しちまったぜｗ

>>328ＧＪ！
谷木田ってｗ
はるにゃんかわいいよはるにゃん

おハルキョン

>>328
GJ!!朝から良いもの見せてもらった。

ハルにゃんおはようハルにゃん

>>GJ!!
国木田はかわいそうだけど谷口には悪くないのかｗ

GJ！

そしていつものように不憫な扱いの谷口にワロタｗｗｗ

>>320
ひぐらしが栄えていた時にそんな名の付いたスレが立ってた気が…

ハルヒかわいい

ハルヒに付きっきりでピアノ教えてほしいぜ

ハルにゃああああああああああああああああああん
可愛すぎて俺もう死んじゃうよハルにゃあああああああああああああああああああああああああああん！！

>>339
その勢いでルイズコピペを越えろ

ハルにゃんと一緒にお昼寝したい…

ハルキョンの結婚式に参列したい。

その頃にはみくるや長門はどうなっているのか。結婚式でSOS団再集結という展開希望

その店に一個だけ残った限定カップ麺を取り合うハルキョン

>>344
キョンが一口食ったのを確認した後それを奪ってがっつくハルにゃん

麺でポッキーゲーム状態の予感

「おい、なんでお前がいるんだよ」
現在の体温は39.4℃。当然、今日は学校もSOS団も自主休日だ。
「あんたが休んでるから団長自ら様子見に来てあげたんじゃない！」
悪いがせっかく来てもらってももてなしなんて出来ないぜ。
俺は起きあがるのも辛いんだよ。それより……
「早く帰れ」
「何よ、せっかく来てあげたのに！！」
「いいから帰れよ」
「何よ！　その態度！」
怒らせちまったな。
団長様は俺の部屋を出ると大きな音を立ててドアを閉めた。
これでいい。
俺はインフルエンザで出席停止の身分だ。
こんな感染しやすい病気を煩っている人間の部屋に健康な人間が来るもんじゃない。
そんなことを考えながら、俺の意識は薄れていった。

「あれ、起きた？」
お前、さっき怒って帰ったんじゃなかったのか？
それとも、まだ夢でも見ているのか。
「帰ろうかと思ったけど、あんたのお母さんに買い物行きたいからよろしくってお願いされちゃったから仕方がないじゃない」
何か言っているな。頭がボーッとしている。心臓の鼓動も早い。
そうか、多分これは夢か幻覚なんだろう。高熱のせいで頭がやられているのかもしれない。
「ほら、ちゃんと水分とった方がいいわよ。これ、飲める？」
やっぱり幻覚だ。ハルヒが俺に対してこんな気遣いをするわけがない。
何だろう。俺の願望が夢として現れているのか。
だったら、俺もつまらん意地を張る必要もないな。
「ありがとう」
礼を言って、ハルヒが差し出したスポーツドリンクに口を付けた。
喉を通り抜ける詰めたい間隔が心地いい。
「何か食べられる？　欲しい物があれば持ってくるわよ」
「いや、いい」
さすがに食欲はない。飲み物を飲んだだけで、胃に不快感が残る。
「病人が遠慮することないわよ」
遠慮じゃねーよ。
「食いもんは欲しくない」
俺はハルヒの手を掴むと、そのまま引き寄せた。
バランスを崩しかけて、慌てて俺のベッドに反対の手をついたハルヒに俺は言った。
「ハルヒがいれば、他に何も欲しくない」
夢か幻覚じゃなきゃ絶対言えないセリフだな。
ハルヒは真っ赤になって口を金魚みたいにぱくぱくさせている。
幻覚でもこいつは照れるのか、と思いながら、また俺の意識は消失した。

……妙な夢を見た気がする。
随分頭がすっきりしていた。汗もかいている。平熱かは分からないが、だいぶ熱も下がったのだろう。
ふと、手を握られている気がして、慌てて身体を起こす。
「……ハルヒ？」
ハルヒが俺のベッドに突っ伏して寝ていた。その手は俺の手を軽く握って離さない。
というより……ちょっと待てよ。さっき、起きたときは夢だと思ったんだが。
この部屋にいるハルヒは幻だと思ったんだが。
……あれは、現実？　だとしたら、俺が言ったセリフは……。
「……んー……」
ハルヒが小さくうなってもぞもぞと動いている。
ヤバイ、起きるかもしれない。
俺は慌てて布団に潜った。今、ハルヒと顔を合わせられない。
寝ちまえ、俺。大丈夫、明日になれば忘れるだろ。
忘れたふりをしておけばいい。あれは熱に浮かされた戯言だったと思わせておけばいい。

いくらごまかすことを考えても、握られた手を強く握り返してしまっていたら意味がない、と気がついたのはハルヒが起きた後であった。

なんかカップ麺の流れぶった切ってすまん。
インフルエンザで39.4℃あるのは俺なんだ。
ハルにゃん看病に来て欲しいと妄想してたらSSができた。
ボーッとしてるのでスレの空気無視して投下しちまったｗ
とりあえず寝てくる。お休みﾉｼ

>>348 GJ!! お大事に

>>348
乙
キョンデレいいよー
だけど寝ろｗ

SS投下します。２レス予定

>>330さんの電波を受けた。一応>>327とはまったく違う感じに書こうとしたんだが
どこか似てたらゴメン。やっぱり駄文なんで飛ばしも推奨している。では以下
↓―↓―↓

　うららかな春になりかけの日の放課後。天気は快晴、風も穏やか。
桜も５分咲きぐらいにはなったか。上を見上げる楽しみが増えて嬉しいかぎりである。
来週末には鶴屋さんの邸宅にお邪魔して花見をやるらしいしな、登校時に誘われたんだ。あいかわらず元気な方だった。
　そんなほのぼのとした陽気の中、俺はC４爆弾並みの代物を手に入れてしまった。
いやそんな生易しいのもじゃない、核弾頭？細菌兵器？とにかくそのくらいヤヴァイ代物だ。
少し回想するか、俺も落ち着きたいしな。決して繋ぎ方に困ったわけじゃないぞ。これ重要。

　「今日は３人とも用事があって休むって言ってたわ。すこしたるんでんじゃないかしら」
開口一番に憤慨を露にする我らが団長、涼宮ハルヒ。誰にだってはずせない用事ぐらいあるさ。
と言いつつも、献身と美貌の天使がお茶を淹れてくれ、全知で全能な女神が本を読み、・・・。
あ〜・・・。古泉がにやけているのが抜け落ちた部室は寂しいなと思った。スマン古泉、いい喩えが思い付かなかった。
「まったく。明日は出てもらわないと困るんだから」
なにか重大発表でもあるのか？
「今は教えないわ。朗報は後から来る、ってね」
笑える冗談だ。なぜか悪寒に囚われて俺は引きつった笑みになってるがな。
「なに笑える顔してんのよ。なんていうかマヌケ面」
ほっといてくれ。聞きたいけど聞きたくない、って言うジレンマに囚われるとこうなるんだよ。
「そんなに聞きたいの？しょーがないわねぇ」
「教えてくれるのか？」
「そーね。たまにはあんたが先に知っててもいいわよね」
珍しいこともあるもんだ。この分だと俺が止めるような類のものではないらしい。
「なんと！鶴屋さん家でやる花見大会にお誘いを受けたのよ！」
俺は時間ごと停止した。
すまんハルヒ。知ってた。
「なんですって？なんであんたが知ってんのよ？」
今朝校門前で聞いたんだ。朝比奈さんも知ってるはずだぞ。鶴屋さんと一緒に登校してたからな。
「えぇーー！聞いてないわよそんなこと！せっかく驚かそうと思ったのに」
タイミングを逃したから俺も知らないフリできなかったんだ。悪いな。
「まぁいいわ。有希と古泉君は驚いてくれるもの」
口には出せんが機関と鶴屋家つながりで古泉は知ってるだろうし、長門は・・・知ってるだろうな。
長門はともかく古泉の演技力に期待するしかないな。驚いてくれよ古泉。
ハルヒが団長机に向かって歩き出す。どうやら話は終わったが今日の活動は終わらんらしい。家に帰っても暇だから別にいいが。
俺は本でも読もうかね。長門に借りた本が読み終わってないしな。そんなもん家でもできるだろって考えは持たないのが吉だ。
椅子に座って鞄を広げた俺の後ろを風が通り過ぎる。ハルヒがドアに向かったらしい。
団長机に鞄は置いたままだから帰るわけではないのだろうが。どっか行くのか？
「トイレよ」
左様で。生理現象は止めようがないしな。お気をつけて行ってらっしゃい。
ハルヒが出て行った。っておい、ドアぐらいちゃんと閉めろよ。まったく。
ドアを閉めようと近づく。そこで俺はあるものに気付いた。
「財布？・・・か」
女物の財布が落ちていたのである。
おそらくハルヒのだろう。変なところで抜けてるんだよなしょうがない奴だ。
まぁ帰ってきたら渡せばいい。団長机に置いといてやろう。
そう思って俺は拾い上げた。
「おっと・・・」
拾い上げた弾みで財布から何かが落ちた。紙切れだな。
お札じゃないな、ポイントカードかなんかか？
俺はそれを拾い上げた。そして、
精神分裂病を発症するかと思うほど驚愕した。

　回想終了。あんまり落ち着けなかった。繋ぎに困ったからって回想入れるのは今後自重しよう。

そんなことより、ハルヒの財布から落ちた紙、
それは俺の写真だった。
「どうなってんだ・・・？」
声に出てしまう。
これが一般的な生徒ならドギマギしてアタフタするのだろうが、ハルヒと俺である。
ドッキリかと疑うのは決してひねくれてるわけではあるまい。だがこんなことはしないだろう、なんとなく思う。
じゃあこれは・・・。と考えあぐねているところに。廊下から足音が届いた。
ハルヒ団長のご帰還であるかもしれん。
俺はとっさに写真をハルヒの財布にしまうと団長机の上に置いたのだった。
そして俺の見立て通りハルヒが部室に帰ってきた。
「ちょっとキョン、あたしの財布しらない？」
あぁ拾っておいてやったぞ、団長机の上だ。お前が落し物なんて珍しいな。
「校舎で落し物なんて初めてかもしれないわね。ま、ありがと」
そう言ってハルヒはこっちを見る。俺はまともに顔も見れんぞ。
そんな俺をハルヒはいぶかしく思ったのか。
「どうかしたのあんた？にやけてるわよ」
「そ、そうか？」
これは気まずいというか焦ってるというかそんな表情であってだな、にやけてるはずはない。
「へんなの。・・・ん」
ハルヒは団長机にどっかと座り財布を確かめる。
ばれたか？俺はさりげなくハルヒの表情を窺う。
「・・・ずれてる」
な、なにがだ？言っとくが俺は中を見たりしてないぞ。
「ちがうわよ、椅子がってこと。・・・ってあんたまさか！」
いやいやいやいやいやいやいやい、だから見てないって！・・・『い』が一個多いな。
「見たのね？見たんでしょう！？・・・見たんだ！」
「いや、あのな。拾い上げたら弾みでな、中からスルッと・・・」
「ッ！」
逆鱗か！？触ったなんてもんじゃないみたいだ。ヤスリで削られたぐらいの怒気を発している。
「あ、あんたねぇ・・・！！」
まずい。何とかごまかさねば新聞沙汰になるかもしれん。しかも俺はそれを天国から見る羽目になってるかも。
「聞いてくれハルヒ、別に変だと思ったわけじゃないぞ、
　いや、意外だったけど、お前も俺の写真を持ってるなんて。
　結構女の子らしいところがあるじゃないかって思っただけで、別に・・・」
「・・・・・・あたし『も』？」
「ん？」
「あたしも、ってどういうこと？」
・・・俺はやってしまったのか？ぐあぁ、焦ったせいで言わんでもいいことが口に上ったらしい。
「ねぇそれどういうこと？まさかあたし以外にもあんたの写真を持ち歩いてる人が・・・」
「そうじゃない」
ハルヒの思考が深読みしすぎな所に行きそうだったので、考えずに否定してしまった。
「それってつまり・・・」
ハルヒが俺を見据えて、・・・飛び掛ってきた！？
「なにするんだ！？やめ、ち、ちょっとまてって！」
ハルヒは俺のズボンの後ろポケットに手を入れ俺の財布を奪い取った。
そして俺の制止を聞かずに・・・。
「！！」
中を見てハルヒは驚愕してこっちを見た。
そこには満面の笑みでこっちを見る、俺の大事な奴の写真があったのだった。

　次の日、部室にて。とても珍しいことが起きた。
未来人と宇宙人と超能力者が鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしていたのだ。
そしてその正面には手を繋いだ１組の男女。俺とハルヒ。
「そ、それはなんと申しますか、おめでとうございます」
「ふぇぇ〜。どうなってるんですかぁ？と、とりあえず涼宮さんおめでとうございます」
「・・・祝福」
機関のお膳立ても、未来人の助言も、宇宙人の操作もなしに俺達が付き合い始めたことに三者三様驚きつつ祝ってくれた。
「よかったなハルヒ。みんな喜んで驚いてくれたぞ」
「そうねキョン。これからもっと楽しくなるわよ！」
自分の気持ち認め、他人の気持ちを受け入れることで、ますます輝いているこの笑顔を、俺は絶やさないと誓った。

以上。俺には他人の電波を書きながら曲解した上、だらだら長くする癖があるらしい。反省している。
うまくなりたいと思うので感想とアドバイスください。・・・優しい言葉でお願い。

>>347
ＧＪ！だが無理すんなｗ　大丈夫、夢の中でならハルにゃんも労いの言葉くらいかけてくれるはずさ！

>>354
ＧＪ。実にらしい、って感じだ。
ただちょっと「・・・」が多くて目立つな。ありきたりだが「・・・」を「…」にしたら読みやすいんじゃないだろうか。

みんな頑張れ

>>354
ヤヴァイの所は普通にやばいでいいと思う

おはるにゃん

ハルヒ「キョン、あたしのカチューシャは後何個よ？！」
キョン「あとは八つだな」
ハルヒ「多いのか少ないのかわからないけどするわよ、装着！」

カチューシャ外したハルにゃんはちょっと大人っぽい

キョン「てゆうかカチューシャが無いとハルヒとわからごべらっ！？」

お前らが色々書くから俺も書きたくなってきたじゃないか。ちょっと書いてくる

過疎ってるから10分ハルヒ

阻止

PSPのゲームをクリアした俺が通りますよっと
いいキャラゲーなんだがとんでもない地雷を含んでるから困る

あたしのツンデレにキョンが泣いた！

>>364
地雷詳しく

「なあハルヒ…もう…動かしていいか？」
「う、うん。ゆ、ゆっくりしなさいよ？急にやったら…許さないんだから」
「じゃあ…いくぞ！」

ググッ

「あっ、きゃっ、ちょっと、いきなりー！もっとゆっくりしなさいよ！」
「ハルヒ…お前、緊張してるのか？」
「あ…当たり前でしょ。あんたとこんなの…初めてなんだから///」
「怖いのか？」
「う゛〜キョンの意地悪！」








免許取りたてのキョンと助手席のハルヒ、二人の初ドライブでした。
変な妄想をした人は超医師ハルにゃんに診てもらいましょう。

約束はロードが長いよな、戸惑は気にならないけど

コーヒーに砂糖を大量に入れるハルヒを見てつい「ガキだな」と口をついてしまうキョン
それをデビルイヤー並の聴覚で耳にしたハルヒが後にブラックに挑戦、なんて電波が北

ハルヒが居眠りしています

１．服をかけてやる
２．寝顔を見つめる
３．よだれを拭いてやる

>>369
苦くて涙目になるハルヒ

>>370
ほかの選択肢も隠さずに出せよキョン
代わりに選んでやるから
実行するのはお前だけどな

>>366
ネタバレになるからスペース空けとくか
以下ネタバレ含む















神人が校舎を押しつぶそうとするのを「俺はこの世界でまだ生きていたいんだ！だから壊さないでくれーー！！」
と止めようとするキョン…しかし無常にもその腕は振り下ろされたのだった…ってとこでエンドロール
まさか公式のゲームでこんな欝展開をされるとは思わなかった…って言うか普通この流れで止められないなんてアリかよ…
他にも複数欝EDあるらしいが、別のEDのハルヒがめちゃくちゃ可愛いからオススメではある。

４．・・・・ちゅ・・・・ちゅ・・・・ちゅー・・・・（///）

>>367
ハルにゃんに診てもらわないと・・・
>>373
ありがとう。全部クリアしたと思ってたが出てないな。今からやってみる

耳掻き…　XXXX年X月XX日22:14:43

今日、キョンが同じことを何回も言わせるので耳垢が溜まってるんじゃ無いかと思って掃除してやった。
そしたら、そのままキョンが寝ちゃったので寝顔を眺めてたのよ。
デジカメに寝顔を撮ろうと思ったけど、動けず暇だったので頭を撫でてやったわ。
途中誰か来たような気がしたけど気のせいよね。
今日は、なぜかみんな休みだから下校時間までそのままだったの。足が痺れちゃった(>_<）
これからは週に1回は掃除してあげるから私の言うこと聞き漏らさないようにね！

--------------------------コメント（6）

すまん……
あまりに気持ちよかったからつい寝ちまった。
投稿者：雑用係　X月XX日22:15:20

次は私も……
投稿者：Y.N　X月XX日22:17:03

会長が文芸室に入らなかった理由がわかりました。
投稿者：生徒会書記　X月XX日22:20:33

これから課外授業で時々遅れそうです。
投稿者：副団長　X月XX日22:26:04

わたしも寝顔もたかったなぁ〜。今度座布団持って来ますね(*^.^*)
投稿者：お茶汲みメイド　X月XX日22:32:14

膝枕なんて……
教室では絶対するなよ！絶対だからな！約束だからな！
投稿者：WAWAWA　X月X△日02:58:56




ごめん、昨日のが面白かったから書いてみた

>>376
あれ？「その４」じゃない？
それにしてもブログにまでそんなこと書くとはこの二人は…ｗ

谷口は毎回
「だから早く結婚しろって言ってるだろ」の台詞が短くなっていくでいいんじゃね？ｗ
「だから早く結婚（ｒｙ」みたいな感じで徐々にｗ

ごめん「その４」だった
はるにゃん並みの広い心で見逃してください＞＜

>>378
そのパターンだと最後には存在が（ｒｙ

そとは寒いぜ。ハルにゃんに人間カイロに…。
それはキョンの特権だったなｗ
使い捨てカイロで我慢するか

>>373
そんなENDがあったのか。
漏れはとっとと攻略用のwiki見てグッドENDに行ったが、悪い意味で見直したわorz

でもそのENDってよく考えてみれば、
「ハルヒはキョンの事を深層意識では嫌ってる」って事になんないか？
GOODENDでも深層ハルヒのキョンに対する接し方が不自然に感じた。

>>376
相変わらず甘すぎるw
GJ！

>>376
たn(ｒｙのコメントがまたとんでもない時間で吹いた

原作のハルヒもこのくらいデレてくれればな…。

>>371を見てエロいことを想像した俺は末期。

>>380
カイロなんぞ使わんでもハルにゃんとキョンが二人で
ぬくぬくしてるところを妄想するだけでポッカポカだぜ？

>>376
ちょwその４投下しようとしてたところだったのに！！まぁ甘いから許す。GJ
日付変わったらその５投下するわ。

>>381
深層の方は目的が違うけどキョンごと潰したのはハルヒ神人の方だから
まさかあんなことになるとは夢にも思わなかった…キョンが最後まで諦めなかったのが泣ける。
>>383
簡単にデレないのがいいんじゃあないか。最近のツンデレヒロインはすぐデレデレになるから困る。

なんかストックネタが長くなりそうなんで
短いのでも書いて気分転換とか思ったら
やけに時間がかかった orz

不調気味だがとりあえず２レス投下

>>373
ﾄﾝ
若干萌えた。バイト代出たら買ってくるわ。

　午後の授業っていうのは、どうしてこう、憂鬱なのかしら？
　数学の吉崎の単調な声の催眠効果のせいなのか、クラス内の何人かは既に意識を失うか、船を漕いだりしてる。あたしの目の前のキョンも例外じゃなく、机に突っ伏した状態で無防備な背中をさらしていた。
　はあ、そんなんじゃ、また今度のテストで泣きを見るわよ、あんた。
　あたしはつい溜息を漏らすと、窓から外を眺めた。
　いつもなら、なにも考えずに頭を空っぽにして、退屈でしかない授業内容をぼーっと聞いているだけなんだけど、そのときはどうしてもそれができなかったの。
　頭の、いや、胸の奥深くに刻まれたわけのわかんないなにかを、どうにかしようとして、でも、ずっとあたしはそのモヤモヤを、消失させることができないでいたから。

　原因は、今朝の夢だった。

　ええ、隠してても仕方ないから正直に白状するけど、あたしが見たのはキョンの夢だったわ。
　そういえば五月の終わり頃だったかしら、そのころからちょくちょくあいつが夢の中に出しゃばってくるようになったのって。
　でも、今朝の夢はいつかみたいにドキドキするようなものではなかったの。

　………
　……
　…

　キョンが、あたしの前を歩いてる。
　あたしがいくら呼んでも、向こうを向いたまま、振り返りもしない。
　それに、どんどん距離が離れていく。いくらあたしが走っても追いつけないなんて、どういうことなのよ。
　ついにあたしは何かに躓いて転んでしまった。
　でも、キョンはあたしのことなんか気にもせずにどんどん歩いていってしまう。
　いつも見てたはずのキョンの背中が、ものすごく遠くに行ってしまった気がして、あたしは声にならない叫びを上げてしまう。
　停止する思考と、暴走する意識が、あたしの目の前を白一色に塗りつぶしていく――――。

　…
　……
　………

　はあ、もう！やめやめ。思い出しただけでイライラするわ。
　全く、キョンってば、何で夢の中でまであたしの言うこと聞いてくれないのよ。もう、腹立つわね。
　あたしは、いつものようにシャーペンの先でキョンの背中を思い切り刺そうとして――――何故かふと思い止まった。
　キョンの背中…………。
　いつも目の前にある、当たり前の存在。
　でも、あたしとの距離の縮まらない、追いかけても、その分だけ遠のいてしまう、逃げ水みたいな、存在。
　触れただけで、キョンが壊れてしまいそう――まるで、手を滑らせて落としてしまったガラスの花瓶が、粉々になるみたいに。
　シャーペンではなく、人差し指を、怖々とキョンの背中に伸ばす。
　…………キョン…………。
　指先に触れた確かな感触に、あたしの胸の中の動揺は、安堵へと変貌していた。
　油断、だったのかも知れないわね。
　あたしの人差し指は、普段あたしが絶対にキョンには言わないような言葉を、キョンの背中に刻んでいたのだった。

　授業終了のチャイム。
　同時にキョンの身体が動き出すのを感じて、あたしは慌てて指を引っ込めた。
　ちょ、ちょっと、あたし、今、なにを書いちゃったのよ……。
　全身の血液が一瞬沸騰したみたい。
　あたしの顔は、多分真っ赤な茹で蛸状態だったに違いないわ。
　窓の外を見る振りをしながら、あたしはキョンの様子を伺う。
　何だろう、まだ寝惚けてるみたいじゃない。頭を掻いて首を左右に振った後、思い切り伸びをするキョン。でも、後ろは振り向かなかった。
　良かった。やっぱり、寝てたから、気付かなかったみたいね。
　あたしは心の中でホッと胸を撫で下ろす。

　……甘かった。
　放課後、開口一番キョンはあたしに向かって訊いてきた。
「なあ、ハルヒ。さっき授業中、お前俺の背中に何か書いてただろう。アレって――」
　なによ、全然バレてるじゃないのよ。
「な、何でもないわよ。――あ、あたし、急いでるから、先、行ってるわね」
　鞄を手にすると、逃げるように教室の外へ……
「ＷＡＷＡＷＡ、わっ！」
　突然、目の前を塞ぐように現れた谷口の奴に正面衝突してしまうあたし。
「きゃっ！」
「うぼぁ〜！」
　三回転半して老化の向こう側の壁に激突した谷口は、
「がっ……す、涼宮……オメェ……俺に…………な、何の恨みが…………ぐはぁ」
　と言い残して事切れたみたいだった。もう、何の陰謀なの、これは。……谷口め、後で覚えてらっしゃいよ。
「お、おい、ハルヒ。大丈夫か、お前？」
　尻餅をついてしまったあたしの元に、キョンは心配そうに近付いてきた。
「ん、別に。大したことなんてな――痛っ！」
　転んだ拍子に右の足首を捻ったみたいだった。
「ハルヒ！」
　もう、そんなに大声出したら恥かしいじゃないのよ。
　あたしは何とか立ち上がって見せた。が、二〜三歩歩こうとしたところで、
「！」
　痛みに顔を顰めてしまう。
　キョンはそんなあたしを見かねたのか、やれやれと言いたげな表情で
「なあ、あんまり無理するな。――ホレ」
　と、あたしの鞄を手に取ると、反対を向いてしゃがみ込んだ。
「……キョン？」
「保健室、行くだろ？おんぶしてやるから。それとも――雑用係の背中じゃ、不服か？」
「な、なによ。……まあ、せっかくだから、あんたの背中で我慢してあげないこともないわ」
　あたしは誤魔化すようにそう言って、キョンの肩から首に手を回す。

　――――不思議。

　さっきまで、あれほど遠く感じたキョンの背中が、今はこうしてあたしの身体と密着してる。あんなに不安だったのが、まるで嘘みたいじゃないのよ。なによこれ。
　やっぱり、あたしの人差し指の言葉が、キョンに伝わってしまったのだろうか。
　そんなことをあたしが考えていると、キョンは、
「ところで、ハルヒ。さっきの続きなんだが――『ひとりじょしイコールしー』って、一体何の暗号だ？」
　と尋ねてきた。
「へっ？」
「さっき、お前が俺の背中に何やら書いてただろ。『一人女子＝しー』って。今までずっと考えてたんだけど、わけが解らん。種明かしをしてもらいたいところなんだが――」
　呆れた。
　やっぱり、キョンはいつものキョンだった。
　あたしは、さっきの言葉がキョンに伝わらなかったのが、ホッとした安心感と、何故か残念な思いで、どうしていいか解らなくなり、結局、いつものように憤慨をぶつけるしかなかった。
「バカ………………絶対に教えてなんてあげないんだから」
　そう言いながらも、あたしは自分のセリフと今の表情がアンバランスなことに気付いて、思わず隠すようにキョンの肩に顔をくっ付けてしまうのだった。

>>389-390
以上です。何かダメな気が

ttp://upload.jpn.ph/img/u10242.png
というわけでラクガキで誤魔化すｗ

ラクガキで投下機会を逃したお蔵入りがあるんだけど
見たい人なんかいないだろうな

>>360>>361
カチューシャなしのハルヒも結構好きなんだが、
確かにあのカチューシャなしにハルヒらしく見せるのはなかなか難しそうだ。
見た目の年齢がえらい変わる。カチューシャ外したときの方がキョンの描写に
近いような気がする。

>>386
原作の二人はデレシーンでも文章をよく読まないとデレてるのがわからないからなあ。

>>391
いや、かなりいいｗ
一人女子＝しー　か･･･
一瞬何のことかわからなかった

>>391
って、なんだこれは！
萌え死ぬじゃないか！

しかし「一人女子＝しー」wwwwww

誘い受けｲｸﾅｲ(・Α・)

>>391
『一人女子イコールしー』とはさすがキョンだｗ
ＧＪ！

ただ漢字間違いは気をつけなよ、老化とか

マジでSSラッシュだな。>>376、>>391 GJ!　谷口…ｗ

それで、ちょっと流れ切っちゃってすまん
俺もSS投下したいんだけど今大丈夫？

いいよ

爽やかな読後感だぜ。GJ。

さあばっちこい！

ありがとう、では失礼します。初SSに挑戦してみた。サムデイ〜の逆、キョンver.（？）みたいなものなんだが。本編のハルヒ視点とかじゃなくてすまない。↓

　下校時間をとっくに過ぎたある日の文芸部室。
　ここに居るのはこの俺と、団長机に突っ伏してすやすやとお休みになっておられるあの団長様の、計二人だけだ。
　こいつにはいつぞや、俺が寝てた時にもこうして待ってて貰った事もあったしな。礼代わりといったところだ。
　それに起きた時に誰も居なかったら、こいつでも寂しいだろう。
　ちなみに他の三人は、俺が残るつもりでいるらしいと分かると、なぜか何の迷いも疑いもなくとっとと下校していった。
　全く、面倒な役割を人に押し付けやがって。薄情な連中だ。ああ、もちろん朝比奈さんだけはそんな中でも麗しかったがね。
　古泉曰く「それは僕たちの団結が軽薄だからではなく、むしろあなたを、そしてお二人の関係を信頼しているからですよ」だとか。何のこった。

「ん…、キョン…」
　お、ようやく起きたか。ほれ、さっさと帰るぞ。俺だってもう腹減ってんだからな。
　そう声を掛けたが、ハルヒはうずくまったままで一向に起き上がろうとする気配が見えない。どうした？
　俺はいぶかしんでハルヒの傍らに立ち、その肩を両手で軽く揺する。
　おいどうした、具合でも悪いのか？
　そう思い、上体を屈ませながら顔を近づけたその時だった。
　ガバッとそいつは唐突に起き上がったかと思うと、その両腕を俺の首元に絡ませてきやがった。それはもうガッチリとホールド。平たく言うと抱きついてきたのだ。
　突然の重しが不安定な角度の上半身に掛かった俺は、咄嗟に片手を傍の机に伸ばして何とかバランスを崩さずに持ち堪える。
　おわっ、お、おいハルヒ、本当どうしたお前？　おかしいぞ。大丈夫か？
　しかしハルヒの顔は俺の胸辺りにうずめられているので、その表情は伺えない。そして頭部は俺の顎に密着してる。未だかつてなく、近い。
　柔らかく綺麗な黒髪がこの顎をサラサラと撫でる。すると髪の毛の間から、なんだか甘い香りが漂ってきて鼻をくすぐる。

　ややあって、ハルヒが再び口を開く。
「バカキョン…、もう、そんなに食べられないわよ…」
　………。
　…おい、お前もしかしてさっきのも寝言だったのか？
　やれやれ、心配して損したよ全く。まあ杞憂に終わって良かったが。
　俺のその考えを証明するかの様に、やがてハルヒのスースーという寝息が胸の辺りから聞こえてきた。
　俺は無理矢理その腕を掴んで引き剥がそうとするが、ハルヒの腕は万力の様に固まっていて外れる気配がない。腕だけに力を入れながら眠るなんて器用な真似しやがる。
　それに今まではしばらく思考停止していて気付かなかったが、脇腹あたりに何やら柔らかいものが押し付けられていることに気付く。
　おいおい、この状況はちょっとヤバいんじゃないのか、色んな意味で。

　といっても、せっかく何やら気持ち良さそうに夢でも見てるみたいなのに、大声で起こしてしまうのもちょっと忍びない。
　だが、身を前方に屈めたまま机に手を付いてこの身を支えているという体勢も、流石にだんだん辛くなってきた。
　俺が手を支えにゆっくりと上半身を縦に起こしていくと、やはりというか、腕で固定されているハルヒの身体もそのまま一緒に浮き上がって付いてくる。眠っているくせに大したロック力だよ。
　しかし勿論、その途中で突発的にこいつの腕から力が抜けたりすると危険なので、自分の空いてる方の腕をハルヒの背に添えてやる。…言っておくが仕方なく、だぞ。勘違いするなよ。
　その過程で自然と、今まで俺の胸に押し付けられていたハルヒの顔が徐々に肩の辺りまで上昇してくる。
　うおっ、そうしたら二つの柔らかい感触も、脇腹をまとわり伝いながら、だんだんと胸部のあたりまで迫ってきやがった。そしてその俺の胸が内側から、なんか音を立ててきてるのが自分でも分かる。

　
　俺は自分の上半身がやや持ち上がってきた辺りで、机に立てていた方の腕をハルヒの膝裏の関節部へと、二人の隙間から滑り込ませる。
　よし、ちょっと不恰好だがこれで所謂お姫様抱っこという奴で持ち上げられるな。よいしょっと…意外と重いもんだ。
　ああいや、こいつの体重がその他の奴と比較して、じゃなくて人間というものがもつ重さは、だからな。これも念の為に言っておくが。
　もし今の失言をこいつに聞かれでもしたら、いくら一般的な女の子のもつ価値判断基準を大きく逸脱しているこいつだって凶暴に襲い掛かって来ることだろう。もっとも、凶暴なのはあくまでもこいつだけだが。
　そうして涼宮ハルヒという存在の重みを文字通りこの身に受け止めながら移動し、手近な壁に自分の背をもたれ掛けると、そのまま下方へとしゃがみ込んで床に直に腰かける。
　そしてハルヒの両足だけをそっと床面に下ろし、腰は痛くならないよう俺の膝の上に乗せ、両腕はそのままハルヒの背面と膝裏に添えた状態を維持しつつこの体勢を支える。
　
　やれやれ、ちょっと回りくどかったが、ひとまず体勢的にはそこそこ落ち着いたな。
　とりあえず今は他にどうしようも出来ないので、この普段はハタ迷惑な天上天下唯我独尊娘の、珍しく見せる大人しい姿の観察にでもいそしむこととするか。
　ちなみにもちろんこいつの両腕は、依然として俺の首に巻きついたままだ。顔もやはり俺の鎖骨付近に密着させたままなので、その寝顔を窺い知ることは叶わない。
　しかし普段は特別意識しないが、こうしてみると意外と小さな身体だな。いつもその内部から溢れ出ているエネルギーを周囲に迸らせながら暴れ回っているから、なかなかそう感じさせないが。
　腰つきなんかも案外華奢だし。それでいて出るべき部分はしっかり出ている。女の身体ってのはよくこんなひょうたんみたいな構造で、バランスを成り立てていられるもんだな。
　ハルヒの行う規則正しい呼吸は、その胸をゆっくりと上下させる。それが直にこちらの身にも伝わって来るので、何だかこっちまで安らかな気分になってくる。
　それに加えて何やら甘い香りまで漂っている。何とも喩えられない、女の子の香り、としか言い様がない甘さ。しかしこいつが香水なんぞをわざわざ使うとは考えられないから、やはりシャンプーの香りか何かなのかね。

　時折なぜかハルヒの顔面が左右に振れて俺の肩にぐりぐりと擦り付けられ、それと共にその流れる様な髪が頬をくすぐる。…前言撤回、やっぱ寝ててもあんま大人しくないな、こいつは。
　せめて制服によだれとか垂らすなよ。
「んーふふふ、ねえねえキョン〜」
　ハルヒのくぐもった、でもどこか幸せで胸一杯といった感じの声が俺の肩を震わせる。
　何だ。
　…ったく、そもそも一体何の夢みてんだよこいつは。まあせいぜいが俺をおもちゃにして遊んでるってところだろうが。

「もう、だから…、あたしが一緒に…って、…」
　ん？
「…えへへー」
　いきなり変な声を出すな。さっきからお前の中にはどこの新キャラが乗り移ってんだよ。ああ、これが方々で噂に聞く異世界人とやらなのかね。いや、うちの妹か？

　と、思うとハルヒは今度は打って変わって、唐突に真面目くさった声を出した。
「キョン」
　だから何だって。
「大好き」
　………。
「きゃー」
　そう言ってまた顔をぐりぐり、そして今度は両脚までバタバタさせる始末。
　いや、きゃーってお前な…。おい馬鹿暴れんなよ、脚とかあんま動かすな。見える、何か捲れてきて見えるっつーの！

すまん！初投下なのでレス数を見誤った！　↓

　それからもハルヒは時折、よく意味の通らない断片的な言葉をゴニョゴニョと俺の肩に向かって途切れ途切れに呟き、その度に何やら頭や身体を悶えさせ、くねらせ、ジタバタさせていた。
　忙しい寝言と寝相だ。こんな奴見たことないぞ。でもまあハルヒだからな…。
　しかしそういうのは眠っていても疲れてゆくものなのかどうか知らないが、しばらく経つと徐々に言葉や動きも少なくなってきて、ただくっついてスヤスヤと眠っているだけに近づいてきた。ようやく落ち着いてきたか？
　そうこうしている内に、何だかおぼろげに幼い日の妹（もっとも今でも十分幼く見えるが）を抱っこしていた頃を思い出してきた俺は、安心させる様に背中に添えていた方の手でそこをポンポンと軽く叩いたり、優しく擦ったりしてやった。
　すると、それに応える様にハルヒは「ん…、んん〜」とちょっと色っぽく唸り声を上げる。…何かだんだんこっちが変な気分になってきたな。

　その時ふと、いつだったかの古泉が「背後から抱きしめてアイラブユー」とかどうとか血迷ったことをぬかしてたのが一瞬頭を過ぎった。
　普段見馴れないハルヒの姿を見て、しかも身体を密着し続けていたせいで何だか妙に気分が浮ついていたのか俺は、ハルヒの膝の方を支えていた腕をそっと抜き、両腕でその身体を強く抱きしめてから、
「俺も愛してるぞ、ハルヒ」
　気付くととんでもない台詞を吐いていた。
　と同時に、あーなんかいきなり妙な事口走っちまったな…。まあどうせ寝てるんだし関係ないか、と思った。
　しかしその瞬間、ハルヒのその小さな肩が、俺の腕の中で もの凄いビクッと震えた。

　…おい？
　沈黙。
　さっきまでは眠りながらも何やかんやと、断続的に何かしらのアクションを起こしていたこのハルヒが、突如全く黙り込んでしまった。そんな静けさが逆に耳に痛いくらいだ。
　突然サーっと自分の顔から血の気の引いてゆくのがありありと分かる。それはもう、今まで適温だった筈の周りの空気がひんやりと感じられる程に。
　…え？　え？　もしかして起きてんの、これって？　え？　…いつから？
　もう頭の中が真っ白にパニクってしまって上手く状況が判断出来ず、動くに動けない。
　しばらくの間、全くの無言状態で固く抱きしめ合っている俺たち。ここでまた谷口あたりが出し抜けに乱入してきたら、今度は一体どうすればいいんだろう。
　今更だが、密着しているハルヒの何でもない肌の感触が、制服越しでもやけにリアルに、生々しく感じられてきた。だって今まではそんなこと、ちっとも意識してなかったんだよ。

　すると次第に、特に俺の肩の辺りから もの凄い熱量が発生してきて、やがて水蒸気までがふつふつと立ち上り始めてきた。下手すると制服が溶けちまいそうな程の勢いだ。
　俺の首を絞めつけていたこの両腕も、ワナワナと振動し出す。
　いつの間にか胸がバクバクと音を立てている。これは俺の音？　いやハルヒの音？　いやいや両方？

　
　俺の耳元から、ついにはヤカンの笛が立てる様な乾いた音が鳴り響き始めたあたりで、ハルヒは不意に自らの腕をバッと開いて、同時に俺の腕までをも強引に振りほどき、そこから勢い良く身を引いた。
　そして立ち上がりつつ一歩後ずさると、今更驚愕した様な強張った表情を浮かべて俺を見下ろす。その顔は林檎かトマトみたいに、耳まで真っ赤に染まっている。ついでにどこか悔しそうにその身をブルブルと震わせる。
「な、なな、何よ…！」
　いや、お前がいきなり何よ。
「ば、ばばばばばバカキョン！　あんたねぇ、を、をを、女の子がね、ねねね寝てるのを良いことにな、何てことしてんのよ！　このエロキョン！　変態！　女の敵！　近寄んなバカ！　あんた、このあたしに一体何する気！？」
　お、おいおい待てよ、落ち着けって。まずはこういう状況にまで至った経緯をだな…。元はと言えばお前が…。
「うっさい！　言い訳すんな！」
　ハルヒは錯乱して俺の頭部に向かって回し蹴りを放ってくる。辛くも俺は寸でのところで頭を下げ、何とかそれをかわす。すぐ頭上の空気が真っ二つに切り裂かれる。ヒュー、危ねぇ…って、うわっ、何か一瞬脚の奥の方に白いものがチラッと…！
「バカー！！！」
　更に赤みを増して咄嗟にスカートを手で押さえながら、ハルヒはスカした方の足を着地させて俺に背を向けると同時に、その脚を軸として身体全体を一回転させながら遠心力を利用して今度はもう一方の足の踵を飛ばしてきて…、
　ずわしっ
　もう逆に、これはどっちかって言うと心地良いんじゃないかとさえ思える程に軽快な効果音付きの鈍い衝撃と共に、それは今度こそ俺のこめかみにクリーンヒットした。お前、その流れる様な動き、バー○ャファイター…、か…！
「え…、キョ、キョン…？」
　この土壇場での渾身のツッコミもままならずに、俺の身体はものの見事にスローモーションでその場に崩れ落ちてゆく。ああ、無念だ。実に遺憾を覚えるね。ツッコミ。
　次第に薄れて、再び真っ白に飛んでゆきつつある意識の中で、俺が最後にこの目に焼き付けたものは、何やら呆然として俺を見下ろしているハルヒの青ざめた表情と、その下の、まるでこの途絶えていかんとする意識の様に純白な、スカートの中の…。

　…。
　……。
　………。
　一体どれだけの間、俺は卒倒していたのだろう。
　気付くと俺の上半身は、床にしゃがみ込んだハルヒにしっかり抱きかかえられ、頭をその胸の中にぎゅっと懐かれていた。まるでさっきまでと反対の構図だな。
　未だにじんじんと痛んでいる俺の側頭部を、優しく撫でているハルヒの掌の動きが妙にくすぐったくてむず痒い。
　時折、か細い声で呼ばれる俺の名前。というかアダ名。そして謝罪の言葉。死んじゃ嫌だ…って、いやいや流石にそれはない。
　俺の頭上には、この髪の中にうずめられているのであろうハルヒの頬の感触。どうやらハルヒは静かに、すすり泣いている様だった。
　たまに俺の頭部を包み込むこの柔らかな胸も、小刻みな嗚咽に連動して上下しているのを感じた。
　そして何よりこの、ハルヒに包まれている状態の中で俺は、ハッキリと感じ取ることが出来た。ハルヒがここに確かに生きて、血が通っているんだということを示す、胸の奥の鼓動を。

　おいおい、なに涙なんて流してんだよ。お前にはそんなの似合わないだろ。それも、俺なんかの為に、さ。
　お前は何だかんだ言っても、やっぱりハイビスカスみたいな笑顔を浮かべているのが一番なんだよ。
　本当なら、もうしばらくの間だけこいつの腕の中で、この繊細で心地よい感覚を味わっていたいところなんだがな。
　一刻も早く、こんな様子の我らが団長様をここから最大限に元気づける為には、さて俺は一体どんな奇抜な起き方をしたものかね――。

　　　-end-

この辺で妄想が力尽きた…。ていうかキョンがパンツ見すぎ。うらやましい。でも今は正直反省している。

本当に初めてかよw
ドキドキさせたじゃないか！GJ

もうなんていうかね

お若いの良い加減自重してくれないかね
おじさん異世界に飛んでいきそうだよｗ

ひょ〜
GJ以外の何者でもない！

アレ…？雪だとばかり思ってたけど、
最近降ってたのは砂糖だったのか……？
ただでさえこんな猛吹雪なのにあと一ヶ月も
すれば大学受験組が帰ってくるわけか……。
お兄さんそろそろ遭難しそうだよｗ

>>391
もったいぶるなよ

>>403
書き込み先頭に空行があるから>>5に引っかかってたのか？

>>408
いや、それは元々ちゃんとやっていたんで大丈夫だったんだが、
ただ単に２ちゃん新参だから書き込みの勝手に戸惑っていただけなんだorz

>>409
GJすぎる！！ちゃんとsageてるおまいより、>>408のが新参っぽい件

新参を言い訳にするところが新参ぽっいｗｗ

>>297>>319>>328>>347>>354>>376>>391>>403
今日一日でこれだけｗなんとうSSラッシュ
まとめてですまんがALL GJ!!
次回に期待。

ハルにゃんにホッカイロ代わりにされたい…

綿菓子を食べるハルにゃん
しかし食べた後口の周りがベトベトになったのでキョンに舐め取って貰うって電波がッ

>>414
それはやばいだろｗ

普通に拭ってあげるキョンに、嫌がりつつもされるがままのハルにゃん、だなｗ

>>381
約束は謎の少女話の時点では
「ハルヒはキョンの事を深層意識では嫌ってる」って事になるのかとずっと思ってたから
あんま好きじゃなかったんだ　ロードなげえし

ttp://upload.jpn.ph/img/u09937.jpg

怪電波受信


キョン「神田」
神田「あぁ？(ｲﾗｲﾗ)」
キョン「似合ってるぞ」
神田「ぶった斬るぞモヤシ(ｲﾗｲﾗ)」


アレン「涼宮さん」
ハルヒ「なに？」
アレン「似合ってますよ」
ハルヒ「あっ！あんたエクソシストね！これはＳＯＳ団創設以来の不思議だわ…今すぐ部室まで来なさい！ちょっとキョン!?どこいったのよ！キョーンーー!?」



なんかスマン…アンテナ取り替えてくる

>>419
確かに怪電波だ

最初誰かわからんかった
ディー○レイ○ンか


･･･やっぱ意味わかんね

>>417
深層心理ハルヒは特殊な人間以外はゴミくらいにしか思ってない一面だけが
具現化したみたいなもんっぽいから仕方が無い。
途中のピクニックの時のCGとか反則的に可愛かったんだけどねぇ…

「♪〜」
得意の歌を口ずさみながらドアを開ける。今日は遅刻じゃないぜ。
ん？なにやらキョンの奴頭を押さえてやがる。なんだ？
「よう、頭どうかしたのか？」
「谷口か……まあちょっとな」
「なんだなんだ、寝ぼけて頭でも打ったのか？」
「ん……まあ当たらずともってとこだ」
「じゃあ寝返り打ってベットから落ちたんだろ？」
う、とうめいて顔をしかめてる。ははん。
「なんだ図星か？意外にお前寝相悪いんだな」
「悪いつもりはないんだがな、昨日は悪条件というか……」
「言い訳はかっこわるいぜ？ぐだぐだ言ってるとまた涼宮になんかいわれるぞ」
キョンは手を額にやり、やれやれと頭を振った。
まあ涼宮なんかに付き合ってる以上それくらいの苦労は当然だ。
いまだに納得いかないがキョンは涼宮をうまくあしらってるからな。
美人なのは認めるがあんな性格の悪い女俺は願い下げだね。
「まったく涼宮のどこがいいんだがな」
「誰が何ですって？」
「げ、涼宮！？」
いつのまにか涼宮が真後ろにいた。いつのまにか予鈴もなっている。
何されるかわかったもんじゃない。身を縮めていると涼宮は俺をあっさりスルーしやがった。
はいはい、どうせ俺には興味ないだろうさ。
「……ねぇ、頭大丈夫？」
一瞬俺に言われたかと思った。涼宮なら言いかねないからな。
「おかげさまでまだ痛む」
なんだ？キョンの頭に涼宮が何か関係してるのか？
「しょうがないじゃない」
「別に怒ってるわけじゃない。あれは不慮の事故だ。なのでこの話は終わりだ」
なんかキョンの奴焦ってないか？おれのほうチラチラみてるし。
「でも、一応あたしにも責任があるわけだし……」
「だからいいって言ってるだろ」
「で、でもキョンが悪いんだからね！？起きて目の前に顔があったら誰だって驚くわよ！」
「だからって殴るか、普通……」
俺は沈黙。
待て、キョンの頭の怪我は今朝のもので、涼宮が原因で、寝返りで、起きて……？
HAHAHA、まさかそんな、この二人がそんな関係なんて……
キョンは苦い顔をしている。おいおい、なんで否定しないんだ？
「あとお前もう少し人の耳というものを気にしろ、そもそも壁に耳あり障子に……」
「あーもう！うだうだ言わない！そんなに痛いなら保健室行くわよ！」
「お、おい。別にそこまで」
「いいから！」
しっかりと手をつなぐ涼宮。何というか俺は圧倒的に負け組だった。
「あ、谷口」
「は、はいっ！」
涼宮が振り返る。負け犬根性が俺に敬語を使わせる」
「……？まあいいわ。岡部に言っといて、あたしとキョンは保健室行ってますって」
頼んだわよ、と言い残しキョンを連れて行く。
キョンはやれやれと言いながらも逆らうことなく子牛のように去っていった。

一つ誓った。
絶対彼女作ってやる。
そいでもってあの二人が羨ましがるぐらいイチャイチャしてやる。

……あとあいつらちゃんと帰ってくるんだろうな……？

>>420
なんかもう…神田の髪を見たら衝動が抑えきれなくなってしまった…
あれはポニーというかチョンマゲかなぁ

>>422
GJ！
あらゆる壁をぶち抜いていとも容易くイチャつくハルキョン、プライスレスｗ
いい夢見れそうだ…

>>419
そのなんというか････
そういう毒電波は気分悪くなる等の可能性があるから早急に取り替えることを薦めるぜ。
あと、そういう毒電波を受信してしまった場合は他人にもらしてはいけないんだぜ

深層意識ハルヒのキョン嫌いっぷりと、
キョンを踏んづける神人はスタッフが調子に乗りすぎた部分もあると思うけどな。
やたら憂鬱ばかり意識した割にキョンを軽視したりと…


バンバン本音ばかり吐いて本物を真っ赤にさせる深層意識ロリハルヒ

リロってなかった・・・・連レスだがすまん

>>421
CGは･････ね。
俺がキョンならいじけるぜあれはｗｗｗ

>>422
今日はSSが豊作だな〜皆GJだぜ！！

>>422
「寝返り」でそう来るとはｗ　ＧＪ！

>>425
アレせめて夢オチにしてくれれば救いもあったのにな。
主人公が諦めずにあんな台詞叫んでるのに叩き潰さないだろ常考…

>>422
GJ!
なんかもう、たまらん
ハルキョン、たまらん

なんだおめーら勝手な創作話作って
「もえ〜」とか言ってんのかｗｗ　まじきめーｗｗ

こんど原作読んでみっかな

>>422
GJ!バカップル乙ｗ谷口頑張れｗ

ハルヒにはあまりデレデレしないでほしい
たまにデレるからこそかわいいんだと思う

>>428
それって間違えるとなるENDだっけ？
それならキョンに拒絶？されて暴走したって感じで書いたのかね


ところで唐突だが谷口の５年間だっけ？ハルヒと一緒のクラスってどういう意味があるんだろうな
ハルヒの中学時代をよく知る主人公の友達って感じで谷川は書いたのかな？
だからこそキョンとSOS団作る前の会話の時点で
「あれだけ話したの観たことが無いぜ」って言わせたりとかしてSOS団後の
ハルヒがいかに変わったかってのに説得力を持たせるためのキャラなのか
それとも物語の伏線なのか

谷口は谷口です。それ以上でもそれ以下でもありません。
と思います。

谷口は谷川の分身。

>>432>>434で思った。谷口視点でハルヒを書けばデレが抑えられる。
けどツンも減るだろうな。


会話が発生しないから

スレチだけど深読み厨の俺としては谷口伏線説を採用したいな…。三年前の情報爆発は谷口が絡んでるんじゃないかって思ってる。「クリスマスにいた谷口の恋人＝九曜」説はトンデモな気がするが

微糖…というか、ちょい暗め？シリアスめ？なSS、今手をつけてるけどここってそういうの需要あるのかな？
ここのスレってハルキョンの甘甘なのが基本ってイメージあったからスレ違いかと思ってたんだけど
あ、もちろん最終的にはちゃんとハルキョンハッピーエンドにするんだけど。どうなんだろ。もしそのうち出来上がったら投下しても良いんだろうか

>>438
いいと思うよ。
注意書きでも置いとけば嫌いな人はヌルーするさ

>>439
ﾄﾝ
それじゃあ上手く書き上げられたら投下するかも

誰から見てもハッピーエンドと言える終わり方ならいいと思う。
長門や古泉が死んでハルキョンだけハッピー、とかはなしね。

流れ読まず投下（２レス）

＝＝

幻の北高定食　XXXX年X月○□日21:59:07

この間は惜しいところで食べられなかったから、学食まで猛ダッシュ！
でも！またしてもあたしの前の人で売り切れ！！もういやんなっちゃう！！
腹が立ったから食堂を出て行こうとしたんだけど、何かに袖を掴まれたの。有希だった。
この前、幻の北高定食の話をしてあげたんだけど、有希ったら自分の分だけじゃなくて、なんと！あたしの分も確保しておいてくれたのよ！！
さすが有希！！
おかげで幻の北高定食が食べられたわ！すっごく美味しかったわ！
ありがとう有希！愛してるー！！
お昼にも話したけど、今度一緒にホテルフンモッフのケーキバイキング行きましょ！

--------------------------コメント（8）

ケーキバイキング、楽しみ。
投稿者：Y.N　X月○□日21:59:59

調子乗って食い過ぎると腹壊すぞ
投稿者：雑用係　X月○□日22:00:00

ホテルフンモッフのケーキバイキング、今週末から「苺フェアー」が始まるそうです。
知人に頂いた割引券がありますので、よろしければ差し上げますよ。
投稿者：副団長　X月○□日22:02:45

ケーキバイキングいいなぁ〜。あたしも行きたいです〜（＞＿＜）
投稿者：お茶汲みメイド　X月○□日22:30:46

ケーキバイキング……文字見ただけでもよだれが出てきそうなのね。
投稿者：ルソーママ　X月○□日22:43:52

へ〜本当にあるんだ、幻の北高定食。僕も食べてみたいな。
投稿者：ADIKINUK　X月○□日23:10:04

幻の北高定食、あたしもめがっさ好きにょろ〜！
投稿者：めがっさ☆ミにょろ　X月○×日00:23:09

おいおい団長さんよぉ、愛してるー！言う相手間違ってるから旦那が嫉妬してるぞwww
投稿者：WAWAWA　X月○×日04:02:26

お見舞い。　XXXX年X月□○日23:37:18

キョンが学校を休んだ。
インフルエンザなんてSOS団団員としてたるんでるわ！
放課後あたしはキョンに活を入れるべく、キョンの家に行った。
そうしたらキョンのやつ生意気にも「なんでお前がいるんだ」とか「帰れ」とか言うのよ？
なによそれ！せっかく団長自らお見舞いに来てやったのに！
あったまきたから帰ろうとしたんだけど、キョンのお母さんに「悪いんだけど買物行って来るからあの子のことよろしくね」とか言われちゃって……。
仕方ないからキョンの部屋に戻ったわ。そしたらキョン、寝てた……。相変わらずマヌケ面だったわ。
しばらくしてキョンは起きたんだけど、かなりしんどいのかしら？意識が朦朧としているみたいで……。
スポーツドリンクを飲ませ、何か食べさせてあげようと思ったんだけど、キョンのやつ遠慮していらないとか言うし……。何か食べた方がいいのに。
そしたらキョンったら病気のせいなのか寝ぼけてるのかなんなのかわからないけど、なんだかとっても恥ずかしいことを言ってあたしの手を掴んだまま寝ちゃった…………。
病気の時って変に人恋しくなったりするとか言うけど本当なのかしらね？いいけどさ。

キョンへ
あたしがお見舞いに行ってやったんだから早く治しなさいよバカキョン！
あと、何度も「帰れ」とか言ってたけど、神聖なSOS団団長のこのあたしがインフルエンザ菌なんかに簡単にやられるんじゃないかって思ってるんじゃないでしょうね？そんなことあるわけないじゃない！
まぁ、万が一キョンのインフルエンザがうつったら責任取ってもらうから、そのつもりでいなさいよ！


--------------------------コメント（7）

彼の言ったことは本心と思われる。
投稿者：Y.N　□○日23:38:58

おやおや……。病気にならないと言えないとは。彼には困ったものですね。
投稿者：副団長　X月□○日23:40:17

何て言われたんですか〜？とっても気になるんですけど〜。メールでもいいから教えてください(m。_。)m
投稿者：お茶汲みメイド　X月□○日23:47:28

団長さんに看病されるキョンくん幸せものなのね。
わたしも病気になった時には団長さんに看病されたいのね
投稿者：ルソーママ　X月□○日23:53:28

お見舞いありがとうな。
おかげでだいぶ良くなったぞ。お前にうつしてないと良いんだが……。
投稿者：雑用係　X月□×日00:05:48

キョン、レスしないで寝てなよ。
団長さん、まさに良き妻って感じだね。
投稿者：ADIKINUK　X月□×日00:20:08

なに？！ってことはまさかお前ら……。さてはそれで治ったんだな？
チクショー！俺もインフルエンザになってやるー！！
投稿者：WAWAWA　X月□×日03:15:09


＋＋＋

勝手に>>347のハルヒ視点で書いてすみません。しかもこんなん……。
>>348他インフルにかかっている方々お大事に。
かかってない人も気をつけろ！ヤツはなかなかの厄介者だ。

これの後日談とか、いくつかの電波受信したのでそのうち投下するﾉｼ

>>441
大丈夫だ、ハルキョンも好きだけどSOS団全体の暖かい雰囲気も大好きだからｗ
>>442-443
GJ!でもついにキョンのレスが追い抜かされちまったなｗ

>>442-443
こういうの好きだよ。

>>437
谷川センセが「物語に入るなら谷口のような外から眺めるだけのキャラがいい」みたいなコトを言ってたからね。
キョン（読者）に説明する役というか、ハルヒとキョンを結ぶ既定事項のために居るみたいな感じか。
その役も佐々木登場で国木田に代わってしまいそうだけど。つまり、そういうキャラってことか。

>>445
俺もだｗ　ＧＪ！

>>437
３年前の情報爆発には流石に谷口は無いだろ
それに絡んだのはジョンスミスの一件じゃないのか？
んで、ジョンスミスと３年前にあったからキョンと髪型について会話が成立したあと
どこかであったことある？から展開してったわけだし
それがなかったらジョンスミスという存在もできなかったっつー一種のタイムパラドックスなわけだし。
伏線説なら別の機関が〜と俺は思っているのだがってなんか語るスレ間違えてるよな。自重する

>>442-443
GJｗマッハキョンがついに敗れ去ったかｗ

実はスケートが滑れないハルにゃん
キョンに?まって立つのがやっと。
文句を言いながらもキョンに引かれてうれしそうなハルにゃん

昨日仕事中にこんな電波が…

↑文字化けしたorz
「?まって」は「つかまって」

朝っぱらから投下。今更ながら>>163の電波を傍受

「ふぁあ〜〜〜あ、痛ッ」
　退屈極まりない授業の終了と同時に俺は大アクビをかましたわけだが、その瞬間唇にピリッとした痛みが
走った。舌で唇を舐めてみると、僅かに鉄のようなあの味がする。大口開けたせいで切れちまったようだな。
「どうしたのキョン？」
　後ろの席からハルヒが覗き込んでくる。
「アクビしたら唇切れた」
「なんだ、まぁ今日は乾燥してるからね。あんたリップクリーム持ってないの？」
「そんなもん持ち歩いてないな」
「この時期は持ち歩くのが常識でしょ」
　買ってもろくに使わないまま乾燥シーズンが終わってしまい、どこかへ失くしてしまう。そんなことの
繰り返しだったからな。
「だから、そうやって切れたりするんじゃないの。細かいケアが大事なのよ」
「まあ、そうかもしれんが……」
　こいつもこういうところは意外にしっかりしてるからな。ハルヒの唇を見てみると、仄かにツヤがある。
ちゃんと塗ってるわけだ。
「しょうがないわね」
　そう言いながらハルヒは自分のポケットをまさぐると「貸してあげるわ。ほらっ」とリップクリームを
差し出してきた。
　貸してあげるってお前……。
「なによ？」
「なにって、それお前のだろ？」
「そうよ」
　平然とした様子のハルヒ。
「だから、それはマズイだろう」
「なにがよ？」
　マジかこいつは。
「いや、それはお前も使ったやつだろ？　それを俺が使うのは色々とマズイと言ってるんだ」
「そんな細かい事をいちいち気にしてたら大物になれないわよ」
「細かくないだろ！　そもそも女のお前の方が気にするべきだろうが」
「いいから、さっさと塗る！」
「いや、だからいいって！」
「強情な奴ね。こうなったら、あたしが塗ってあげるわ！　じっとしてなさいキョン！」
　そう言って、ハルヒはリップクリームを片手に襲い掛かってきやがった！
「ま、待てハルヒ！　おいっ！」


　毎度繰り広げられる、あの二人の押し問答。キョンの必死の抵抗も無駄だったようで、涼宮の手によって
リップクリームを塗られてやがる。
　こういう場合、俺はキョンに同情すべきなのか、殺意を抱くべきなのか、どっちが正しいんだ？
「はぁ〜、なんか俺の心が乾燥してきたぜ……」
「リップクリームは貸さないよ」
　参考書に視線を落としたままの国木田がそんなことを言ってくる。
「いらねぇよ」
　はぁ〜、俺の心にも潤いが欲しいなぁ。

>>447
確か三年前の七夕の一件は情報爆発の後日の話だったはず。
情報爆発によって次元断層が生じた訳だからその日以前の過去には（みくる達の技術では）遡れない。よってあの日は情報爆発の後日であると考えられる。
もしジョン＝スミスと出会った事が原因で情報爆発が起こったのであると考えると、あの日の、二人が出会う以前の時間に時間遡行出来たのはおかしい。
大方の読みとしては情報爆発当日の事はハッキリとは明記されていないとされていたと思う。野球観戦の話が原因とも考えられるけど、それが本当にその直接の原因かどうかはまだ分からないし。
そういや前にどっかのＳＳの設定で、その日、本来あの能力は本当に佐々木に渡されようとしてたんだけどそれを佐々木がハルヒに対してまどろんだ意識の中で意図的に譲り渡した、みたいな描写があって成る程な〜ってちょっと思った覚えはあるけど。そんぐらい。
長文すまん。今時間ないから慌てて何かちょっと長門みたいな口調になっちっまった。

>>450ＧＪ！
ハルヒのリップクリーム･････




食べたい

>>450
GJ!!
あ、俺も唇がｋ（ｒｙ

>>451
とりあえず驚愕待ちだな。
早く発売しないものか。

再び連コメすまん
↑なっちっまった　って…何だよ自分orz
>450
ＧＪ！　何かハルヒに無理矢理化粧されて女装させられそうなキョンをイメージしてしまった

ハルヒおはようハルヒ


>>450
GJ!うらやましいぜキョン…

>>450
GJ！

俺にもリップクリームつけてく…あ、キョン専用ですか。そうですか。

キョン専用が嫌ならここをクリック
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2223897

唇で直接リップクリーム塗ってやれ

>>453
今更自分の発言がスレ違いだったことに気付いた…重ね重ねすまん。これ以上は自重する。
驚愕早く出ないかなー

ハルヒを語るスレだからスレ違いではないよとフォロー

スレチではないが改行ぐらいしやがれとフォロー

驚愕が待ち遠しいのは俺も同じとフォロー

紙相撲をやるSOS団

負けたのが悔しくて、おもむろにキョンと相撲を取り始めるハルヒ

キョンと指相撲をするハルにゃん

寄り倒しで勝つキョン

最初は勝負事とあって指相撲に熱中するも、不意にキョンと手を繋いでいる状態を意識してしまって思わず力が抜けてしまうハルにゃん
キョンに親指をぎゅっと抑えられてしまって赤くなる

…ニギニギ

http://usokomaker.com/wanted/?a=Maker&oo=%97%c1%8b%7b%83n%83%8b%83q

ハルヒポニーテールにしないか

もっとツンツンしてたほうが好みな俺はこのスレでは異端であることがわかった

ﾃﾞｽﾖﾈｰ

最近ツンハルヒの希望多いな

ハルにゃん髪伸ばして

長彡
友

髪を逆立てたハルヒ

ﾒ⊥
ﾐ司


むりだぁ

ていうか、ツン＝デレ、だと思ってる俺

なんていうか、テンプレ的な言動はいやなんだ
「○○のためじゃないんだからねっ勘違いしないでよねっ」
みたいな

>>479
ルイズみたいだなｗｗ

>>479
むしろハルヒなら
「あんたの為にこのあたしが〜してやったんだから感謝しなさいよね」とか
「団長に〜させるなんて団員としてあるまじき行為だわ」
みたいな事を言いそうなもんだ。

ハルにゃんの髪触りたい

ハルヒは普通のツンデレキャラとは一味違う

ただのツンデレには興味ありません！

この中に鈍感で素直じゃなくて、さらにツンデレな奴がいたらあたしのところに来なさい。以上

キョンと妹が喧嘩するってのは？
これを知ったハルヒが強引に2人の仲を修復しようとする、みたいな。

>>485
銀時「読んだ？」

よくそういうハルヒは一般的（？）なツンデレとは違う、みたいの聞くけど、どういう事なんだろうか。
ハルヒは正確にはツンデレとは言えない、だとか。まあツンデレの定義・解釈自体も分裂してるみたいだけど。
他のツンデレキャラをあんま知らないからその辺の比較がよく分からん。

ハルヒはハルヒであって、巷に溢れるテンプレでは括れないというコトだと、主張したい。

まあ昨今のツンデレってのも初期をはまた意味合いが違う？みたいだ。
ルイズとかツンデレキャラというけど、あれはどうみてもデレデレだしな。いや俺の主観ではね。

すまん、ハルヒとの比較の為に他キャラの話題出すんだけど。
ルイズは見たことないから分からないんだよな。シャナとか かがみとかは典型的・テンプレ的なツンデレキャラなのか？
ＮＧだったらスルーしてくれ。
ただハルヒっていうキャラのツンデレを考えてみたい、それとこのスレ住人がちゃんと萌えれるツンデレ具合を知りたいだけなんだ。

俺はすでにハルにゃんに完全にトリコにされてるからな…
原作でもキョンにツン（一般でいうところの）状態でも、その行為自体がデレに見えるんだ。
ハルヒがハルヒであれば問題なく萌えれる。だからおまいの参考にはならないな。

確実に言えるのはハルヒの可愛さは奇跡ってことぐらい

なるほど、難しいところだな…。良ければちょっと俺の考えてる事を書き込ませてくれまいか。チラ裏で悪い。

自分でも甘ＳＳ書いておいてなんだけど、確かにただ甘いだけっていうのも“あんまり過剰にやりすぎると”元のキャライメージを歪曲してる気もするんだよな。
もちろん甘い二次生産物の良さは、原作ではあまり見られない素直な気持ちが、そこでだけは直に見られるから萌えれるんだろうけど。
最近のもっとツンツンして欲しいっていう意見は、もっと原作の雰囲気を大切にしてほしい、原作くらいのツン：デレ比でやって欲しい、その方が萌えるって事なのかな？

ただたんにデレるだけ、デレ単独じゃなくて（もちろん二次ものだからそれもそれで良いものだけど）、もっと原作通りにツンとデレが一緒に、一つになっていてるものももっとあって欲しいってことでいいのかな。
それとも、ただＭっぽく純粋にツンそのものが欲しいってこと？ではないよね？

ちょっと考えまとまってなくて読みづらいな…

ハルヒは
｢べ、別にあんたの為にやってあげたんじゃないんだから！｣
みたいなセリフをあんまり言わないような気がする

>>490
文面にこれと言ったデレが無くても各自脳内で補完できるから
ハルヒがハルヒらしければいいんじゃまいかと。
つまり>>491とほぼ同意見。俺はデレの方が好みだが。

なるほど。駄文を長々とすまなかった。そろそろ自重する。あと上の無駄な空欄も失敗して入ってしまった。
俺も「ハルヒらしさ」を肝に銘じていくよ。付き合ってくれてありがとな。

何かさっきからハルニャンの事で議論してるみたいだが、『ハルニャンは可愛い！』これでいいじゃないか

>>448からインスピレーションを受けてＳＳ書いたのはいいんだけど…１レスってだいたい何文字くらいなんですかね？
なにぶん勝手がよくわからなくて…

ああ。言い忘れてた。
ハルヒかわいいよハルヒ

>>498
目安としては全角で約2000字。
専ブラ推奨。

やべえハルヒの魅力に気づいてきた･･･！
ジグソーパズル買おうかな。

射手座のとき、じ〜っと顔を近づけて念を送ってたら
いきなり唇をうばわれてしまうハルヒ


という電波を受信。

どうもありがトゥ
んじゃ、投下します。４レスほど(かな？)使用(予定？)
初なのでグダグダですが…

俺も始めてハルヒを見たときはみくる厨だったが、今じゃ立派なハルヒ厨です。
これは誰もが通る道。

いや、みくるは始めから全く萌えなかった。
やっぱハルヒだろ。

季節は冬、しかもシーズンで一番寒い時期であり、気温の低下に反比例して、我らがＳＯＳ団に舞い降りた天使である朝比奈さん謹製のお茶を欲する気持ちが高まるのは至極当然のことだ。
というわけで、俺は今日も今日とて条件反射のように部室に向かい、朝比奈さん特製甘露で体を温めつつ対古泉のオセロの盤面を真っ黒に(もちろん俺が黒だ)染め、時折長門を観察していると、
部室の扉が吹っ飛びそうな勢いで開き、旅人のコートどころか着ぐるみ全部吹っ飛ばしちまいそうな満面の笑みを顔に張り付けた我らが団長殿が登場した。まったくこの元気は何処からくるのだろうね。

「みくるちゃん、お茶！」
ハルヒはそう言っていつもの特等席に向かった。我らが天使のお茶汲み姿は何度見ても麗しい。…いかん、ニヤケてしまった…

―――いつも通りの光景である。が、今日はそれだけでは終わらなかった。部室のだらけた空気が一転―――


バゴンッ！
「やっほーい！皆お久しぶりっ！鶴にゃんの登場だよーっ！」

本日２度目の爆音とともに、ＳＯＳ団名誉顧問である鶴屋さんがやってきた。部室の扉が不憫になってきたぞ…
「あら？鶴屋さんじゃない！久しぶりね！」
ハルヒが鶴屋さんに負けない明

―――土曜日。今日は約束通り、ＳＯＳ団皆でスケート場に来ている。
例の如く、古泉は０円スマイル、鶴屋さんは輝くような笑顔、長門のセーラー服は寒そうで、朝比奈さんは存在自体が温かい。らびんにゅー朝比奈さん。
しかし約１名、俺の隣を歩く爆弾女は、いつもと異なるオーラを発していた。
「どうしたんだハルヒ？さっきから静かじゃないか」
「き、気のせいよ気のせい！めちゃめちゃハイテンションじゃない！」
「そうですかぁ？あ、寒かったらお茶ありますよ」
「大丈夫よみくるちゃん！これは武者奮い！」
どうもそうは見えないんだがな…念のため古泉に確認してみるか。
「特に不機嫌でははないように思われますが。そうですね…これはむしろ
…いえ、やめておきます。とりあえず中に入りましょう」
なんとなく誤魔化された気がするが、古泉はそのまま行ってしまった。

建物の中にはそれなりに人がいて、思い思いにスケートを楽しんでいた。靴を借りてリンクに乗ると、少しずつ昔の感覚が戻ってくる。ま、ぼちぼち行くとするか。
「これは久しぶりですね。腕が鳴ります。長門さん、あとで競争しませんか？」
「…いい。覚悟して」
準備体操をすませた古泉と長門が優雅に滑り出し

非常に説得力に欠ける言い訳だな。意地張るな。誰だって苦手なものくらいある。
「う…キョンのくせに生意気よ」
はいはい。そういうのはちゃんと滑れるようになってから言え。
「バカキョン！だから滑れない訳じゃないって、わっ！っ、言ってるで、きゃ！」
ううむ。かつてないほどの空回りっぷりだ。
転びそうになるたびに奇声を発するハルヒを見ていたら、ちょっとしたいたずらを思いついた。今思えばいらんことをしたな。

「…だからあたしは…ってちょっと！何してんのよバカキョン！」あーこら暴れるな。お前も滑れるようになりたいんだろ？
「だからってなにも手を掴むことないでしよ！あまり引っ張るとこわ…くはないけど、びっくりするじゃない！だいたいあんた雑用のくせに…」
ハルヒがなにやら赤面してわめいているのを無視し、ハルヒが転ばないように注意しながら滑走を続けた。
しばらく滑っていると、ハルヒも集中しだしたのか口数が30％ほどオフになってきた。まったく世話の焼ける団長様だな。
しばらく滑っていると余裕が出てきたので、リンクの上を回ってみることにした。

リンクの反対側の隅では、鶴屋さんのスケート教室がまだ続いていた。失礼ながら、朝比奈さんはハルヒよりさらに素質がないらしいな…鶴屋さんが笑って窒息しそうになっている。
リンクの真ん中では、古泉と長門がフィギュアスケート並の滑りを見せ、周囲の客を魅了していた。なんかイラっとするぞ。
ちなみに俺があちこちを眺めているとき、ハルヒは何度か「よそ見すんなっ！」と言って殴ってきた。いてえ。
ただその声がいつもより少し不安混じりで、思わず顔が弛んでしまったことも付け加えておこう。……いや、蛇足だな。忘れてくれ。

その後また二人でしばらく滑った。ハルヒの方もだいぶ慣れてきたみたいだな。そう思い試しに手を離してみると…


「きゃっ！…まだ離さないでっ！」

…迂濶だった。ハルヒは必死にすがりついてきた。
「まだこゎ…ぃ…から」
少しドキッとしてしまった…
悪かったな。もう離したりしないからさ。
「ふん！最初からそうしなさいよ！」
言葉とは裏腹に、ハルヒは本日初となる100ワットスマイルを見せた。なんというか…なかなか悪くないな、こういうのも。

どのくらい滑っていただろうか。皆いい具合に疲労がたまってきたところで解散の流れとなった。
「まったく今日はバカキョンのせいで酷い目にあったわ！」と、ハルヒはいささかご立腹のようだった。
そういいつつお前だって黙って手をひかれてたじゃないか。
「うるさい！明日はただじゃおかないから覚悟しなさいよ！」
やれやれ…どうやら明日は一日中背中を防御し続けなきゃならんらしい。
ハルヒは「もう帰る！」と怒鳴ると、俺達を残して、不機嫌そうに去っていった。古泉にバイトが入らなかったのはせめてもの救いかね。
とはいえ、あいつの珍しい表情を見たからか、俺はどこか満足していた。
帰り路の足取りも自然と軽くなる。
たまにならあってもいいかも知れないな。俺がハルヒの手を引くような事が。

以上です。今読み返してみると予想以上に酷い…orz
これから更に精進せねば…

>>510
>>506が足りないように見えるけど、そういうもんなのか？

>>507も足りない気が…

>>510
GJだが>>506が途中で切れちゃってるよね？

>>511
あれ？おかしいな…
とりあえず続きやり直し。>>506から

ハルヒが鶴屋さんに負けない明るさで挨拶する。
「やっぽーハルヒにゃん！あのさ、皆土曜日はヒマかいっ？」
「土曜日？特に予定はないけど」
「そう？いや実はね」
と、相変わらずのテンションで鶴屋さんが語ることには、鶴屋家で運営するスケート場の割引券があるので、土曜日に皆で行かないか、ということだった。スケート場まで持ってんのかこの人の家は…
「スケートですか。それはいいですね。」
「ふぇぇ？スケートですかぁ…プリミティブなスポーツだけどやってみたいかも…」
「…ユニーク」

>>507より

(滑り出し)ていった。長門が上手いのはわかるが、古泉はやけに気合い入ってたな。そんなに楽しみだったのか？
「うひょーっ！爽快爽快♪」
「ふぁ？ひゃあ！あ、歩けませんよぅ〜」
鶴屋さんがスムーズに滑り、朝比奈さんがスムーズにこけまくっていた。なごむ。
「あっははは！みくるは期待を裏切らないねっ！どれどれ、ちょっとこっちきて」
鶴屋さんが爆笑しつつ朝比奈さんに教授を始めた。…笑い過ぎてうまく喋れていないが。

そこで、ふと、リンクにハルヒの姿がないことに気がついた。「どこいったんだあいつ？」
周りを見回すと…

―――いた。壁際を歩き、いや、ヨチヨチ歩こうとして、朝比奈さん並にコケまくっていた。

「…なるほど」
今朝までのあいつの態度の理由が氷解した。
やれやれ。滑れないならそう言えばいいのに。つくづく意地っ張りな奴だ。俺は銀盤限定できそこないペンギンのもとに滑り寄った。
「あっ、キョン！こ、これは違うのよ！ただまだ感覚が…きゃっ！」

…と、いう訳でグダグダの連鎖でした。非常に申し訳ない…

>>516
�d。そしてＧＪ！
抜けてた箇所が脳内補完とほぼ同じだったことにワラタｗ

>>516
ＧＪ、そしてドンマイだ。古泉のテンションの高さに吹いたｗ

これから読む人へ↓
>>506,>>514,>>507,>>515,>>508,>>509の順。

>>502
顔を近づけてたら唇を奪われる
で『こどものおもちゃ』を連想した俺ガイル。

>>516
ＧＪ！　まぁ投下は緊張するから最初のうちはミスもあるさ。
投下途中にエラーが出まくってマジ焦ったのを思い出したｗ

ハルヒポニーテールにしないか！

>>516がんばった

流れ的にアレかもしれんけど自分も２レス投下いきます。

　谷口曰く、俺は将来絶対に亭主関白にはなれないんだそうだ。
「可哀想だがな、キョンよ。今のお前と涼宮を見てると、数年後は尻に敷かれてるのは間違いねぇよ。……いや、もう既に敷かれてるのか。ＷＡＷＡＷＡ悪かった」
　しかし、何故そこでハルヒが出てくるんだ。大体、どうしてクラス中のどいつもこいつもが、俺とハルヒのことをそういう目で見るようになったのだろう？
　そもそもハルヒは俺のことなんてただの雑用としか思ってないだろうし、どう間違えたら男女のお付き合い、なんてことになってしまうのかね、う〜む。
「やっぱりキョンは昔から全然変わってないよね。側で見てる分には面白いからいいけど、もうちょっと自覚した方がいいんじゃないかな」
　国木田が腕を組んで頷いている。しかしなあ、全然意識もしていないものを自覚する、なんてのは、どう考えたって無理だとしか思えんのだが。
「キョンよぉ、ここだけの話だが――クラスの男子の半分以上は、お前のことを一発でいいから殴ってやりたい、と思っているんだぞ。まあ、せいぜい夜道には気を付けるこったな」
　七〜八発の拳が背後の暗闇から飛んでくる様はぞっとしないが、だからといってどうすればいいのかが俺に解るわけもない。
　谷口の警告だか忠告だか解らん言葉と国木田の含みのある視線を背に、俺は今日の放課後も条件反射のごとく、旧館三階へと向かって教室を後にするのだった。

「あなたは涼宮ハルヒの臀部の下敷きになる運命にある。気を付けて」
　部室に辿り着くなり、長門までが俺に宣言する。表現が何やら妙ちきりんだが、谷口の予言めいた冷やかしと意味は一致するのだろう。で、気を付けろと言われても、どうしたものやら、俺にはさっぱりだぞ。
「あの、そういえば、涼宮さん、まだ来てませんね。……キョンくんは一緒じゃなかったんですか？」
　さあ、ハルヒなら俺より先に教室から飛び出していったんですけど、ここにいないってことは、またどこかで何かしでかしてるんじゃないですかね。
　俺の言葉に朝比奈さんが一瞬身体をビクッとさせる。ハルヒが何かしでかす、イコール、朝比奈さんが恥ずかしい目に遭う、っというのも結構パターン化しているしな。
　で、古泉、お前は何か知らないか、ハルヒがどこにいるか、とか。
「申し訳ありませんが、何も。まあ、涼宮さんが何の連絡も無しに我々を置いて帰宅してしまう、なんてことは有り得ないでしょうから、少なくともこの校内のどこかにいる、と僕には想像が付きますけど」
　要するに、まだ帰ってはないが何処にいるか解らんってことだな。
　また何か面倒事が起こってから慌てる、なんて後手後手には回りたくない。仕方がない、ちょっと探してくるか。
　俺は立ち上がってドアに向かう。ふと、振り向くと、長門と目が合ってしまう。
「…………」
　何か言いたそうな気配はあるのだが、具体的に何を伝えようとしているのかまではさすがに俺も読み取れなかった。
　だが、俺は後で思い知ることになる。
　長門は俺に必要なことを伝えていたのだ、ということに。

　思い当たるところを一通り巡回してはみたものの、当然ながらハルヒの姿は探した先には見付けられなかった。
　で、ふと嫌な予感がした。
　もしかしたら、もう入れ違いでハルヒが部室に到着してしまっているかも知れない。そうだとすれば、全くの無駄足であるばかりか、ハルヒよりも遅れてきた、とかいう理由で怒鳴られるのが目に浮かぶではないか。
　思いっ切り脱力しながら、撤退を決意する。
　だが、幸運の女神は俺に前髪を差し出してくれたらしい。
　旧館の上り階段に見覚えのある後姿が――我らが団長様ではないか。
　しかし、何やら大荷物のようだ。ダンボール箱を二つ重ねた状態で抱えて、フラフラとした足取りで上っていく。
　そんなんじゃ、前とか足元が見えないんじゃないか、危なっかしいし、俺が持ってやらないと、とか思った瞬間、
「きゃっ！」
　案の定、段差に足を取られたらしく、ハルヒの身体がバランスを失う。
　俺はとっさにハルヒを受け止めようと駆け寄り――
『むにゅっ！』
　えーと、何が起こったのか、もう一度整理して考えてみよう。
　俺は落下するハルヒの元へともうダッシュした……までは良かったのだが、あまりにも焦っていたため、俺まで蹴躓いてしまい――――顔面でハルヒの『尻』を受け止めたまま、踊り場まで滑り落ちていったのだった。
「あ痛たたた……って、なに、キョンがどうしてこんなとこに？」
　どうでもいいが、早く退いてくれ。俺の顔はお前の座布団じゃないんでな。
「あっ――！や、やだ、ちょっと、どこ触ってんのよ、このエロキョン！」
　真っ赤な顔をして飛び退いたハルヒだったが、
「あんた、ひょっとしてあたしのこと――助けようとしてくれたの？」
　と訊いてきた。
　まあな。結果はご覧の通り惨憺たるモノだが。
「……このバカっ！」
　って、おい、揺らすな、ハルヒ。脳震盪で、ちょいとクラクラするんだ。
「あ――ご、ごめん……」
　ハルヒはそういうと、地べたにしゃがみ込んで、俺の頭を自分の太股に乗せると、手の平を俺の額に添えて呟いた。
「いい、キョン。あんたは、あたしの許可なく階段で危ないことするの――禁止なんだから、絶対に」
　そうか、嫌なことを思い出させちまったのかもな。悪かった。
「――解ったよ。団長様の命令とあっちゃ、仕方ないな。でもハルヒ、さっきみたいな無意識の行動まで、俺は責任持てんからな」
　俺がそう言うと同時に、ハルヒは心配そうな表情から、いつもの怒ってるのか笑ってるのか判別し難い顔に早変わりしたかと思うと、
「もう…………やっぱり、キョンにはあたしがついていないとダメね。危なっかしくて見てられないじゃないのよ」
　と、宣言しやがった。やれやれ、そのセリフは俺の方が言いたかったんだがな。
　まあ、ハルヒはこの先ずっとなんだかんだで主導権を握り続けるに違いない。付き合わされるこっちはたまったもんじゃないんだが、ひょっとして、これが運命ってやつなのだろうかね。
　さて、とりあえずは散乱したダンボールの中身を片付けるところからかな。全く、荷物持ちぐらい、雑用の俺にさせればいいだろうに。そのぐらいのことなら、いつだって俺は引き受けてやるつもりはあるんだぜ。
「ほら、何ぐずぐずしてるのよ、キョン。そんなのちゃっちゃと集めて運びなさい！」
　振り返り際に元気良く言い放つハルヒを見て、思わず苦笑を漏らしてしまう俺なのだった。やれやれ、こんなところを谷口たちに目撃されでもしたら、また何か言われることは間違いないな。

>>522-523
以上です。


お約束の落書き
ttp://upload.jpn.ph/img/u10285.png


あと、もったいぶるなっていわれてた没ネタ
ttp://upload.jpn.ph/img/u10286.png
ttp://upload.jpn.ph/img/u10287.png

内容的にはこのスレのどこかに関係してるかと

>>524
キョン専用の腕章ﾜﾛﾀｗ
通常の3倍の甘さなわけですねｗ
GJ！

ハルにゃんとお菓子作りしたい…

>>524
乙。絵は好みが分かれそうだな。

>>526
ハルにゃんは今キョンと子作r(ry

ハルヒを表す四字熟語はいろいろあるよな
才色兼備唯我独尊猪突猛進傍若無人
まだありそうだがｗ

つーかSS投下多すぎて読むのが追いつかねえ

>>529
焦らなくてもSSは逃げないよ。
ハルにゃんは退屈で逃げるだろうけど。

みくるの作ったクッキー齧ってたら銀歯が取れたハルヒ

>>443の後日談つーか続きを投下（今回３レス）
前回阪中の一人称間違えてました。「わたし」じゃなくて「あたし」です。阪中さんごめんなさいorz）

＝＝＝

携帯から　XXXX年X月□×日20:37:08

今朝、なんでかわからないけど起きあがれなくて、結局学校休んじゃった。
起きようとしたら世界がぐるぐる回ってるような感じがするんだもの。なんなのこれ？
病院にも行けないから一日中寝てたわ。
キョンのせいよ！責任取りなさい！


--------------------------コメント（8）

だから帰れって言っただろうが！とっとと寝ろ。
投稿者：雑用係　X月□×日20:39:59

明日病院に行って……。お大事に。
投稿者：Y.N　X月□×日20:39:59

大丈夫ですか？お大事になさってください。一刻も早い全快をお祈りしております。
投稿者：副団長　X月X月□×日20:40:23

病院に行けないくらいひどいなんて……すごく心配です（＞＜）
ちゃんと暖かくして、栄養のあるものをしっかり食べて、ゆっくり休んでくださいね。お大事に……。
投稿者：お茶汲みメイド　X月□×日20:58:43

ありゃりゃ〜。間違いない！キョンくんのせいにょろね。ばばんと責任取ってもらうっさ！
お大事に！ゆっくり休むにょろよ！
投稿者：めがっさ☆ミにょろ　X月□×日21:00:00

とても辛そうなのね……。団長さんの看病してあげたいのね。お大事に……
投稿者：ルソーママ　X月□×日21:16:08

あーあ。団長さん、うつされちゃったんだね。お大事にね。
キョンこそ携帯からレスしてないで寝てなよ。まだ熱あるんじゃない？
投稿者：ADIKINUK　X月□×日22:37:35

そりゃ、あんなことやこんなことしたらうつるだろ……
投稿者：WAWAWA　X月□□日02:58:46

プリン　XXXX年X月π日21:09:23

悔しい。日記が空いちゃったわ。あとで遡って書いてやるんだから覚えてなさい！
それはそうと……いろいろ心配かけたようね。
でもね、仕方ないじゃない！だってインフルエンザだったのよ！！
昨日まで熱が下がらなくて、立ち上がると目の前がぐるぐる回ってるし、まともに歩くことも出来なかったのよ！病原菌のくせにふざけてるわ！まったく、このあたしの体内に入り込むとは良い度胸よ！
とっとと完治してぎゃふんと言わせてやるんだから！！それまでに戒名を用意しておくことね！！

今日、キョンがお見舞いに来た。
頼んでもいないのに来るんじゃないわよバカキョン！またぶり返したらどうすんのよ！
それに寝ている女の子の部屋に上がり込むなんて、とんだエロキョンよ！

でね、プリンを持って来たんだけど、昔懐かしの……ほらよくスーパーで３個セットで89円とかで売ってるやつあるでしょ？あんなのだったのよ！
パ○テルのなめらかプリンとか買ってくればいいのに、何考えてんのかしら！ほんとどうしようもないわね！
しかも！文句を言ったらキョンのやつ、無理矢理あたしの口にプリンを押し込んだのよ！
ほんと何考えてるのかしら？こっちは病人だっていうのに！信じられないわ！！


それにしてもこのプリンって、こんなに甘かったかしら……。


--------------------------コメント（7）

病人は更新なんてせずに寝てろ。
投稿者：雑用係　X月π日21:10:06

彼は一刻も早くあなたに会いたい為そのプリンを調達したと思われる。
投稿者：Y.N　X月X月π日21:10:07

パ○テルのプリンは完治してから「全快祝い」と称して彼と食べに行くというのはいかがでしょう？
投稿者：副団長　X月X月π日20:40:23

元気そうで安心しました。でもちゃんとおとなしく寝ていてくださいね？早くよくなりますように(｡-人-｡)
投稿者：お茶汲みメイド　X月X月π日21:10:07

そのプリン、本当にスプーンで食べさせてもらったのか気になるのね。
あたしにはどうしても……ううん、なんでもないのね。
投稿者：ルソーママ　X月π日21:33:34

まさか復帰初日にお見舞いに行くとは思わなかったよ。
団長さん愛されてるなぁ。
投稿者：ADIKINUK　X月π日22:26:45

もうお前らずっとインフルエンザかかってろよ……
投稿者：WAWAWA　X月□日03:42:16

復活！　XXXX年X月×日22:13:26

SOS団団長涼宮ハルヒは見事インフルエンザウィルスを撃退したわ！

久々に登校したけど、相変わらずね。
あたしが休んでいる間、何か吃驚するような変化が起こってるかも？って期待してたのに！
例えばグラウンドが遊園地に変わってるとかプールがスケートリンクになってるとか……。

放課後、全快祝いと称してSOS団団員５人でケーキを食べに行った。
さすが有希のおすすめの店だけあって、紅茶もケーキも美味しかったわ！！この店にはSOS団団長として星５つを進呈するわ！
そのあと、キョンが腹減ったとか言い出したから、ふたりで夕飯を食べに行った。

さすがにお腹いっぱい。もう寝るわね。おやすみ！


--------------------------コメント（8）

あぁおやすみ。
投稿者：雑用係　X月×日22:14:37

あの店はランチも絶品。……また行く？
投稿者：Y.N　X月×日22:14:40

全快したとはいえ病み上がりですからね。ご自愛ください。良い夢を。
投稿者：副団長　X月×日22:15:59

ほんとケーキも紅茶も美味しかったですよね〜。またみんなで行きたいなぁ(*^-^)
投稿者：お茶汲みメイド　X月×日22:30:36

復活おめっとさん！
んん〜？その店なんだかめがっさ気になるにょろ〜。今度こそっと教えてくれないっかなぁ？
投稿者：めがっさ☆ミにょろ　X月×日22:46:28

団長さんがいない教室はとっても寂しかったのね。
投稿者：ルソーママ　X月×日22:52:38

っていうかキョンが寂しそうだったよね。
投稿者：ADIKINUK　X月×日22:55:37

ちょっと待て！皆なぜ突っ込まないんだ！
腹減ったわけねぇだろ！ケーキ食ったんじゃねーのかよ？まさかお前ら……
投稿者：WAWAWA　X月△日03:38:36

>>534
このシリーズ大好きだ、GJ!!
みんなのコメントにハルにゃんは返信しないんだろうか？
会って直接言ってるかもしれないがｗ

SS書いてみた。>>463のネタで
投下してもいい？

連ゴメン
ちなみに3レス予定

どぞー

>>463の紙相撲で書いみた
---　
　ある日のことだった。その日も俺は文芸部室兼『世間に恐れられる正体不明の団体』のアジトにいた。
頼んでないのに厄介ごとを見つけてくるうちの団長様は、今日も御自分の興味の赴くままに面倒ごとを引き連れてきたのだ。
まぁいつもに比べれば格段に普通の出来事なんだがな。

「紙相撲をやるわよ」
放課後になりどこかへ行っていたハルヒは戻るなり告げたのだった。
紙相撲なんて言ってしまえば子供の遊びでマイナーなゲームだ。知名度は計り知れんが。
　まぁ両国国技館に連れて行かれるよりはマシだろう。
だが、楽観視は出来ない。なにせあの涼宮ハルヒである。
普通の紙相撲ではない可能性もあるし、下心も確かめないとな。
「何を企んでるんだ？またどこかに迷惑を掛けるんじゃないだろうな」
俺は懸念をストレートに聞いた。
「物置を確保するためよ」
物置ね。たしかにこの部室には物が増えすぎた。片付けるのも当然の選択だと思う。
しかし物置に仕える場所なんざ無いはずだし、あったとしても生徒会の承認なしじゃまたうるさく言われるだろうな。
「だから紙相撲なのよ」
端折りすぎだ。今までの会話でわかる奴がいたらそいつはエスパーだろうな。
　古泉の笑みが少し曇る。よし、機関の用意したイベントでは無いようだな。
「なんでわからないのよ。団員たるもの団長の考えぐらい把握してなさい」
お前の頭の中身を理解するのは俺には無理だ。が、予想ぐらいはしてみるか。
そうだな、部員が少ないクラブの無駄に広い部室を貸せ、一角をよこせ、見たいな感じだろう。俺の想像力はこんなもんだ。
「あら、知ってたの？まぁそんな特別なことじゃないし、考え付いても不思議じゃないわね」
いや、不思議だよ？てかなんでわかったんだ俺。ついに変態の仲間入りか、名実ともに。
　ハルヒの考えが読めるのは災害を未然に防ぐ上で重要なスキルかも知れん。しかしなぜだかショックだ。古泉こっち見んな、嬉しそうに喋るな。
「( ﾟдﾟ )いえいえ、涼宮さんを理解してらっしゃるようで。さすがですね( ﾟдﾟ )」
いまのこいつの顔は俺の目にフィルターが掛かったせいだろう、にやけ面じゃなく変顔だ。
「なに言ってるのよ古泉君。キョンがあたしのこと理解しようだなんて100年早いわ」
一生理解したくないんだがな。
「あのぉ、紙相撲って何ですかぁ？」
万人の心に染み入るエンジェルボイス、冒頭からいままで描写できなかったことが申し訳なくなるほどのプリティフェイス、
そしてこのカオスな団体唯一の良心というべきスタンス。朝比奈さんのご質問である。
「紙相撲とは紙を折りたたみ90°程開くと倒れずに立つことを利用した遊戯。画用紙などに絵を描き人形を作る。
　それを台の上に乗せ台を振動させると人形は中央へ向け移動する。人形がぶつかり合ってどちらかが倒れる、または
　土俵に見立てた線を引き、そこから先に出た方が負け。ルールはその場で決めればいい。相撲の取り組みになぞらえるのが
　基本的な遊び方」
答えてくれたのは銀河を越える知識と知覚を持ち、周りの雰囲気を停止させるような静寂を纏い、
全宇宙を凝縮させたような瞳で文字をなぞっている文学少女。長門有希。
説明ありがとよ長門。悪いが「相撲って何ですかぁ？」と尋ねる朝比奈さんの相手も頼む。
こっちはこっちでハルヒから詳しい事情を聞かなきゃならないんでな。
「あんたの言った通りよ。分譲の条件が紙相撲で何回勝てるか、ってことになったのよ」
その条件を出したのはどっちだ。常識的に考えて相手からは条件なんて出すはずないと思うがな。普通は話にもならん。
「あっちから出したのよ。『略奪が不可避なら、せめて条件はこちらから〜』って言って」
「鬼かお前は。だいたいな…」
俺はあきれつつも、さすがに相手が可哀想なので文句の一つでも言ってやろうとした。
「まぁまぁ。それで条件の内容ですが勝った方の総取りですか？それとも勝ちの回数で何割かを奪い合うのでしょうか？」
古泉が俺を制止しつつハルヒに尋ねる。俺のフィルターが解除されたのか、今はにやけ面だ。それでもこっち見んなよ。
「あたしは総取りのほうが良かったんだけどね。あっちがどうしてもって言うからまけてやったわ」
つまり、５回勝負だったら１回ごとに部室の２０％を賭けて勝負する方法ってことか。
ハルヒじゃないが面倒だな。相手にしてみれば苦肉の策だったのだろう、一回でも勝てば部室がなくなることは無い。泣けるね。
「さっそく特訓よ！勝負は明後日の放課後、気合入れなさい！」
やっと納得した様子の朝比奈さんと無表情ながら少し能動的になった長門を加えて特訓が始まる。やれやれだ。

----
　まずは紙力士の作成だ。各々自分に見立てた紙人形を作ってみたのだが、俺のはお世辞にも似てない。
朝比奈さんは特徴と捉えてらっしゃる、古泉は若干アンバランスじゃないかと思う。
長門は完璧としか言いようが無いものを作り上げた。ハルヒから聞いた紙相撲のルールに則った上で最強といえそうな機体、いや紙体である。
ハルヒは控えめに見ても装飾過剰じゃないか？そんなに上ばかり大きくしたら倒れやすい。
「だまりなさい」
深く聞くと藪から蛇では済まなくなりそうだな。
「あんたこそ自分の分身をそんな適当に作るなんて、ダメね」
いいんだよ。なんてったってこの勝負は負けても失うものなんかないしな。
「敗北主義者は死刑よ。やる前からそんなに弱気でどうするのよ。ねぇ有希、そう思うでしょ？」
「…思う」
お前ら二人のコンビネーションは強すぎるぞ。それに敗北主義でもない。弱く作ったわけじゃないしな。
「試せばわかることよ。キョン！あたしと勝負しなさい！」
なめるなよ。こう見えても親戚の年下連中あいてなら俺は最強だぞ。
「過去の栄光なんて脆いもの。いまこの瞬間は、力こそがすべてよ！あたしを超えてみなさい！」
わかる奴はそういない台詞だな。類似品も多いし。まぁいい勝負だハルヒ、どちらが正しいかは戦いで決めよう。
　とかなんとか熱く言ってみるが、所詮は紙相撲。狭い台の上に紙人形を載せて指で台を突くだけである。
言ってしまえば地味だ。背景エフェクトもＢＧＭもむなしさを倍増させるだけだな。
「くっこのぉっ！この機体で、負ける筈はないんだ。遊びは終わりだ！」
「まだよ！…ここで、こんなところで！！」
地味だがやってる方は集中する、長引けば長引くほどに。
「先程からのお二方の台詞はどこかからの引用でしょうか？」
「…ＡＣ」
「なるほど。そろそろご自重いただければいいのですが…」
外野が何か言ってるがまったく気にならん。俺ってこんなに夢中になれるんだな。
「がんばってくださぁ〜い！」
朝比奈さんの声援を受けた俺と俺の紙体、ＥＸキョンは無敵だぜ！
　もう少し、もう少しで押し出せる！と俺が勝利の可能性を見出したとき、あることに気付いた。
台が左右に揺れてる。ハルヒの奴が台を横から突きはじめたのだ。
そんなことしても無駄だと思った。もう少しで押し出せるんだからな。
だが俺の読みは甘かった。
「なにぃっ！」
「イェー！」
なんと俺のＥＸキョンが倒れてしまったのだ。理由は古泉・長門の説明を聞くまでもない。
ハルヒよりも俺のほうが紙の開きが無かった。ハルヒが100°なら俺は80°といったところだろう。横揺れには弱い。
「あたしの作戦勝ちね！」
卑怯ではないんだろうな、くそぅ。
「罰ゲームよ、キョン」
聞いてないぞ。そういうことは始める前に言うのが礼儀で常識だ。
「なに言ってんの。ＳＯＳ団における勝負は勝者がすべてよ。敗者のあんたは言うことを聞きなさい」
俺が勝ったもお前が言うこと聞くのかどうか怪しいがな。
「勝ってから言いなさい。そうねー、罰は帰りに何か奢ってもらうことにしようかしら」
敗者の懐具合は無視か。最近のペースだと定期の解約を通り越して親から借金する羽目になるぞ。
「バイトを紹介し…」
いらんぞ、古泉。なにやらされるか分かったもんじゃない。
「なにこそこそやってんのよ、キョンに古泉君。それよりキョン、なに奢ってもらうかは後で決めるからね」
「はいはい、お手柔らかに頼むぞ」
わかってるわよ、とホントかどうか疑いたくなる台詞を残して、ハルヒは長門と対戦を始めた。
　そのあとの戦績は、ハルヒが3勝1敗、長門が4戦全勝、朝比奈さんが全敗、古泉が1勝3敗、俺が2勝2敗だった。悔しくないぞ。
そして今日の団活は終わった。

----
　そして放課後、俺は強制的にさせられた約束を果たすためにコンビニにいた。
いつもより少し早く帰宅の途についたのでまだ明るい。理由は俺にとってありがたいことだった。
　一通りの対戦が終わったところで朝比奈さんが鶴屋さんとの約束がある、と言って帰った。
つづいて長門が図書館に本を返しに行く、と言い。さらに古泉がバイトで帰った。
俺の財布事情を慮らってくれたのだろうか、だとしたらありがたい。
ハルヒは対戦したいらしく残念がっていたが、奢りの件を思い出すと機嫌を良くした。やれやれ、ゲンキンな奴だ。
　そのハルヒが希望したのはアイスである。帰り道のコンビニで買うことになり今に至る。
「あたしはこれね」
そうか、一番高いのだな。っておい！何で2つ取るんだ。2個目は奢らんぞ。
「あんたもこれを一緒に食べるのよ」
俺は金を使いたくないんだがな。まぁいいか、好きだし。
「あら、そうなの。じゃ、お願いね」
満面の笑みで差し出してくる。わかったよ、外で待ってろ。
　俺は会計を済ませると外に出た。そして重大なことに気付いた。
なんと店員はスプーンを１つしか入れなかったのだ。戻るのも面倒だ、俺のはもって帰って喰うとしよう。
だがハルヒにそれを伝えると、
「ダメ。一緒に食べるって言ったでしょ。待ってなさい」
と言って走ってコンビニの中へ。店員を呼びつけカウンターからスプーンを出してもらったようだ。気の弱そうな人だった、可哀想に。
「さ、歩きながら食べましょ」
ハルヒは自分の分を取り出して蓋を開ける。んじゃ俺も食べますかね。
「やっぱりこれよね」
「ああ、うまいな」
と言い合いながら歩いていく。
「あっ！」
急にハルヒが奇声を発した。俺がハルヒの視線を追うと下には、俺が手に持っているのと同じスプーンがあった。
つまり何かの弾みで落としてしまったというわけだ。残念だったな、蓋をして家で食えよ。
「溶けちゃうじゃない！どこかまたコンビニに…」
買ってもいないのに貰えるかよ、あきらめろ。
「今食べたいのよ…。そうだ！」
いい案でも浮かんだのか？と俺が聞き返す前にとんでもない行動に出やがった。
「借りるわよ！」
と言ってあろうことか俺のスプーンを掠め取りアイスを食べ始めたのだ。
「お、お前何してるんだよ！？」
「いいじゃないの。すぐ食べ終わるわよ」
そうじゃない。衛生の問題もあるがなにより他人の、しかも男の使ってるスプーンを横取りして使うなんて。
なんて常識はずれな奴なんだ。とは言えなかった。絶句してたからだ。
「おいしかった。ありがと！」
そう言ってハルヒはスプーンを差し出す。それを使って俺に食べ続けろ、というのか。
俺は受け取りながらも恥ずかしさで真赤になった。

　その後俺が食べたのかは想像に任せる。考えなくてもいいぞ、いやむしろ考えるな！

以上。まずはお詫びを、紙相撲関係なくなっちゃった。…すまん！猛省してる。
ほんとはこういう展開にしたかった↓
----
「あんた！有希やみくるちゃんを押し倒してどういうつもりよ！」
「紙相撲なんだ。しょうがないだろ」
「あたしには近づきもしないで独りでに負けるし。このエロキョン！」
「偶然の結果に文句をつけられてもな。それにお前のは強すぎて倒せないぞ」
「根性で何とかしなさいよ。まったく」
「やれやれ、まぁ次はもう少し工夫してみるさ」
俺は次の紙力士を作るための画用紙を取りにハルヒの後ろに行こうとした。
「おっと！」
ハルヒの前にある椅子に気付かなかった俺はバランスを崩してハルヒのほうに倒れる。
「きゃ！」
あろうことかハルヒを巻き込んでしまった。
「すまんハルヒ。大丈夫か？」
「こ、このエロキョン！本物を押し倒してどうするのよ！」
大声で怒鳴られた上に、思いっきりはたかれた。
----
↑甘さを控えるために削ったんだが、ツンを増やせない上にデレまで取ったもんだから中途半端に。
精進します。読んでくれた人、ありがとう。



ついでに10分ハルヒ。10分レスがなかったら明日もハルヒ×キョンを書く。

sosi

>543
阻止すんな

>542
ｇｊ！　また頼む

ＳＳ読むのマジ追いつかんｗ　どれもＧＪ！
>>524
消失ネタは個人的に染みるんだよな
>>534
キョンに見舞われるまでインフルエンザは治らないハルヒ。
キョンに見舞われたら立ち所に治る。さすがだｗ
>>542
これは良い日常風景
別に自分の欲求を我慢してまでツン路線目指す必要はないんじゃないか？ｗ
元バージョンでも原作らしいツンデレハルヒだと思うが

>>533
●のコメント時間ｗ

>>443 >>532-534
うはｗｗインフルエンザ書いたの俺だがここまで拡張してくれる人がいるとはｗｗｗ
激しくGJ!!
ちなみに熱は３７℃台まで下がってます。心配してくれた人ありがとう。

>>539-541
GJ!!　ハルヒはどんな勝負事でも負けん気強そうだな。
展開はどっちでもいい感じだと思う。２通り思いついて悩むときって俺にもあるｗｗ

>>533
時空よ、ﾕｯｶﾞｰﾒ

戸惑でひどいゲームを作っちまったｗ
これはやりこみの価値があるね。

まじでハルヒのデレ部分の描写ってむずいな
俺もプリン投下用の長編ｓｓ書いてるんだがハルヒのデレを導入する
部分で行き詰って既に一週間が経ってしまった

暴れるハルにゃんを押さえ付けたい…

>>542
ＧＪ！　全然中途半端でないよ。

>>545
受験組が帰還したらもっとＳＳが増えるんだぜ？

ハンカチを山ほど用意してハルヒの涙を拭ってやりたい

>>546
うあ。お恥ずかしい。
っていうかお茶汲みメイドの時間もおかしいorz

>正

パ○テルのプリンは完治してから「全快祝い」と称して彼と食べに行くというのはいかがでしょう？
投稿者：副団長　X月X月π日21:15:23

元気そうで安心しました。でもちゃんとおとなしく寝ていてくださいね？早くよくなりますように(｡-人-｡)
投稿者：お茶汲みメイド　X月X月π日21:24:56

ってことで脳内変換よろ。
お詫びになんか書いて来るﾉｼ

>>552
これでもまだ落ち着いてる方なのかorz
>>554
ってそういうネタじゃなかったのかよｗ

>>547
ここ来て熱上げないようになｗ
インフルエンザって確か一回熱下がってまた少し上がることが多いらしいから気をつけて。

ところでずっと気になっているのが長門はハルヒをどう思っているのかという…
キョンを巡って云々とか以前に、やっぱまだ「観測の対象」でしかないんだろうか。
個人的には、仲間だと思っていてほしいんだが、どうなんだろ
なんか流れ切った感じですまん。

>>554
俺はむしろ
＞投稿者：雑用係　　　　　　X月π日21:10:06
＞投稿者：　　Y.N　　　　　　X月X月π日21:10:07
＞投稿者：副団長　　　　　　X月X月π日21:15:23
＞投稿者：お茶汲みメイド　X月X月π日21:24:56

(´ー｀).o(…X月X月…？？)

>>550

最初からデレのみにすればいいのさｗｗｗｗｗｗｗｗ
俺はエロパロに何作か投下してるけど、既に二人が付き合ってる、結婚してる設定だとツン１：デレ９くらいだから書くの楽だぞｗｗｗ

>>551
何で暴れてるかによってイメージが異なるね
なんか買って欲しくて暴れる（駄々をこねる）
キョンがあまりにも鈍感だから暴れる（殴る）

寝てるハルにゃんのほっぺたつんつんしたい…

いろいろスマン……勢いだけでやってるもんでw
おかしいところは脳内変換でよろしく。
お詫びに糖分上げてみたんだが……。微甘にしかならないorz
>>526 の書き込みから電波受信。１レス。

＝＝

お菓子作り　XXXX年X月αα日23:23:29

ふと思いついたのよ！
たまにはお菓子作りするのもいいんじゃないかって！
そこで！今日のSOS団の活動はケーキ作りよ！と意気込んで部室に行ったんだけど、古泉くんはバイト、有希は図書館に用事、みくるちゃんも用事があるみたいでキョンとあたししか居なかったの。
「また別の日にしたらいいだろ。材料も買わんとならないし」とかキョンはぶつぶつ言ってたけど、あたしは今日やりたいの！善は急げって言うし、今日出来ることは明日に延ばすな。人生一寸先は闇。明日出来ると思ってたことが明日出来るとは限らない、って言うじゃない！
ぶつぶつ言い続けるキョンを引き連れ買い出しして、あたしの家へ。キョンの家にお菓子作りの道具があるかどうかわからないって言うから仕方ないわよね。

今日の目標は「紅茶のシフォンケーキ」
やっぱキョンは駄目ね〜。全然混ぜ方なってないのよ！
卵黄に砂糖を少しずつ加えながら混ぜなさい！って言ってるのにドバーって入れちゃうし！
牛乳を少しずつ加えて……って言ってるのにまたドバーって入れようとするからもう見てられなくって。一気に加えると牛乳が分離しちゃうのよ、バカキョン！
仕方ないから卵白泡立て係に任命してあげたわ。これならただ角が立つまで泡立てるだけだからバカキョンにも出来るしね。
それでも手つきがかなり危なっかしかったわ。デコレーション用のクリーム混ぜてるときも混ぜ方が下手でクリームを鼻の頭にくっつけてたし！
みっともないわね！今の時代、男でも料理出来ないと生きて行けないわよ！って言ったらなんか妙な反論されたわ。ふん、そんなんで丸め込もうとしても無駄なんだから！

話が逸れたわね。
生地は無事完成し、綺麗に焼き上がったわ。味もなかなかのものだったわ。お店で売ってるものには及ばないけどね。
ま、バカキョンとの共同製作にしてはなかなかのもんだったんじゃないかしら。もちろん99.98%はあたしのおかげだけどね！！


--------------------------コメント（8）

持って帰ったケーキ、妹が全部食っちまったよ。美味しいからまた作って欲しいってさ。
投稿者：雑用係　X月αα日23:26:57

ケーキ食べたかった……無念。
投稿者：Y.N　X月αα日23:26:59

お二人でケーキ作りですか。そのケーキさぞや甘くて美味しかったことでしょうね。いやはや羨ましい限りです。
投稿者：副団長　X月αα日23:28:23

紅茶のシフォンケーキですか〜。どうやって作るのかなぁ。よかったらレシピ教えてください=*^-^*=
投稿者：お茶汲みメイド　X月αα日23:46:08

ほほーう？二人っきりでお菓子作りなんて、まるで新婚さんだねっ！よっ！ニクいよこのご両人っ！
投稿者：めがっさ☆ミにょろ　X月αα日23:50:28

団長さんの手作りケーキ食べてみたいのね。
投稿者：ルソーママ　X月αα日23:55:55

ひょっとしてウェディングケーキも手作りする予定なのかな？
投稿者：ADIKINUK　X月αβ日00:00:09

いろいろツッコミたいところはあるがこれだけは言わせてくれ……
もうお前ら早く結婚しちまえ。
投稿者：WAWAWA　X月αβ日04:01:56

谷口はいい加減早く寝ろよｗ

ハルにゃんおやすみハルにゃん

ハルヒおやすみーーー
戸惑むずかしいーーー
ハルヒばっかみてるぞーーー
クソゲー作っちまったーーー
ハルヒおやすみーーー　

つかルソーママには誰も突っ込まないのかｗｗｗ

>>565
何に突っ込めばいいやら

閃
閉鎖空間に亀裂が走る。皆に安堵の空気が流れる。今回も無事終了した。
涼宮さんの悪夢、いや悪夢と呼ぶには幻想的すぎる。身も蓋もないがストレスと呼ぶのが正しいのだろう。
その言い方ならば無意識をはいえ涼宮さんの一部を破壊すると言う行為を正当化できる。
卑怯かもしれないが間違っているとは思わない。
そもそもそんなことは考える必要はない。この力は僕らが望んだわけではないのだから。
押し付けられた正義の味方。あの少女を憎みこそすれ罪悪感など抱く理由はない。
それでも知ってしまった。一人の少女の苦悩を知ってしまった。
彼女は世界そのものであるのに、まるで世界の敵であるように振舞う彼女に。

彼の前で本当に楽しそうに笑う彼女。
僕は彼女の魅力の一割も知らなかったのだ。
ゆえに彼に感謝し憎悪する。違うこれは嫉妬だ。
なんて格好悪い。何もできなかったくせに、何もしなかったくせに。

涼宮さんの幸せを心底願う。その願いには偽りはない。
彼に全てを委ねる。逃げではあるが選択肢が他にないという理由で自らを納得させる。
卑怯かもしれないが間違っているとは思わない。

彼は女性に人気がある。
彼のニュートラルでありながら紳士的な所が好まれるのだろう。
だからもしも彼が他の女性を選んだときのことを考えなければいけない。
機関は僕に成り代われと言ってきている。
可能か不可能であるかでいえば可能。
この一年観察してきた。涼宮さんが望むなら彼のように振る舞い、彼よりも望まれる答えを発するだろう。
彼の幻影と成り果ててもそれが涼宮さんの幸せならこの身を奉げる覚悟はある。
それが世界の為、僕の役割というならば。

歪んでいる、そう自覚する。
もし涼宮さんが僕の本心をすべて見たならばきっと軽蔑するだろう。
涼宮さんは素直でないかもしれないが純粋だ。僕のことを理解できまい。

「あれ？古泉くんだけ？」
「やあこんにちわ、涼宮さん。皆さん席をはずしていらっしゃいます」
「そ、じゃあなにしよっかな

正直に言うと、今僕はとても楽しい。彼女が楽しそうだから。
苦痛と憧憬と焦燥に彩られていたあの頃とは違う。

「涼宮さん、今、楽しいですか？」
涼宮さんはきょとんとした顔で僕を見る。以前はこんな顔をしなかった、いやできなかったと言うほうが正しい。
あの頃の涼宮さんは周りを敵としてしか見ていなかった。
「んーそうね、楽しいわ」
にっこりと笑う。太陽のようだ、掛け値なしにそう思う。
「みくるちゃんはいじるとかわいいし、有希は物静かだけどいろいろ出来るし、古泉くんはやり手だし、キョンは雑用だけど」
その笑顔を見ていると思うことがある。今までは冬だったのだ、と。
「みんなで遊ぶのが今は一番楽しいわね！」
太陽が輝いている。春になったのだ。太陽が活発になれば夜は短くなる。僕のような月になりきれなかった月は御役御免だ。
「それは、なによりです」
いつもどおりの微笑を。涼宮さんが僕を僕として定義する為に。
「古泉くんもそうでしょ？」
この仮面が剥がれる時はきっとあなたの敵でしょうから。
「はい。僕もとても楽しいですよ、涼宮さん」

嫌いだったこの仮面。
だが、たとえ笑顔しかないピエロだったとしても今は一時でも長く、できれば一生かぶり続けたい、そう思った。

おハルにゃん

>>567
みたいな●視点のSSには何かグッと来るものがあって良いな。
GJ!

>>567
ＧＪ！　古泉の、普段は隠された内面の葛藤が切ないな。

それと差し出がましくて申し訳ないんだが、最初の「閃」は、あえて一文字にすることで他の文章との区別を図ってインパクトを表そうとしているのは分かるんだけど、
やはりそれも文章全体との折り合いから見て「閃。」とか「閃――。」といった風に区切りや余韻を持たせると、文章にもっと臨場感が出て良くなるんじゃないかな。あと「閃。（改行）閉鎖…」と間を設けてみたり。と、思うんだがどうだろう…。
そのすぐ下の「閉」の字と併せて見ると、一瞬書き間違いなのかと思ってしまうんだ。せっかくこんな丁寧な文体なのに勿体無い。最初の一行は文章の顔だと思うからさ。

>>561
ブログシリーズ大好きだGJ！
HNのつけ方とかコメント内容とかが見事にキャラと合ってて面白い

>>561
このシリーズ楽しいGJ！
キョンの「妙な反撃」の内容が気になる…

>>567
古泉視点の切ない話は大好物ですGJ！

放課後の掃除中、なぜか背後に殺気を感じた俺は左に身をかわした。
するとバランスを崩したらしき何者かが倒れる気配がした。
気配の方を確認するとそこにはホウキをもって床に倒れこんでいるあいつがいた。
「よけるんじゃないわよ！ このバカキョン！」
どこの世界に後ろから襲撃されてよけない奴がいるんだ？ いたら教えて欲しいね。
トコトン理不尽大王だ、いや女だから女王か？ 古泉なら女神っていうだろうな。

まぁそれより…今日は白か……意外に普通だな
「このエロキョン！ どこ見てんのよ！」
……いやどこも……ふむコットン100%………さらに基本だな。

いいから早く立て、どうしたどこか怪我したか？
「うるさいわね、痛っ！」
捻挫のようだな。保健室いくか？
「ちょっと痛いわね、アンタのせいなだから……つ、つれていきなさいよ」
俺のせいとは理不尽だが歩けないんじゃ仕方ないな。俺は倒れこんでいるハルヒを両腕で抱え上げた。
「ちょ、ちょっとなにすんのよ！」
何って保健室いくんだろ、足が痛いんじゃ歩けないだろうからこうするしかないだろが。
すまない、みんな。保健室いくからあとは頼む。
「…引き受けたのね」
「ごっごゆっくりー」

「み、みんな見てるじゃない、おろしなさい…よ」
お前が大声で騒いで暴れてるからだろ、おとなしくしてろ。
ハルヒは俺の腕の中でなおも暴れようとする、連打される胸板が痛い。
おい保健室はすぐそこだからおとなしくしてろ。
「は、恥かしいから、早くおろしなさいよ！」
だったら、スカートおさえとけ、でないと今日はお前がクマさんはいてるって学校中に知れ渡っても知らないぞ。
「！……、やっぱり……見たんじゃない…」
スカートを押さえおとなしくなったハルヒを保健室に押し込み、男子禁制との妄言を聞き流し外で終わるのをまった。

「二人の荷物持ってきたのね」
「っておい、持ってきたのは俺だろうが」
あぁすまない、阪中に谷口。あいつは今みてもらってるところだ。
「掃除は済ませておいたのね」
悪い、この埋め合わせは必ず。
「いいもの見せてもらったから気にしなくて良いのね、涼宮さんがうらやましいのね」
「阪中、俺様でよければいつでもいいぞ」
「お断りなのね」
何がうらやましいんだろうな……。あーとにかく二人ともありがとうな。

おっとあれは古泉達だな、SOS団総集合って感じか？
「涼宮さんの怪我の具合はいかがでしょうか」
「キョン君、私心配しちゃいました」
「……」
あぁみんな、ハルヒは捻挫っぽいな。しかし随分早耳だな。
「うわさの広がるのは早いですからね、こういった話題は思春期真っ盛りの我々高校生なら特にですよ」
そりゃ、高校生にもなってホウキなんか振り回したり大声で暴れてれば目立つだろうが、皆暇なんだな。
「……そうではなくですね……」
んっ？ どうした古泉。
「キョン君がカッコ良かったって評判ですよ」
いや偶然ですよ朝比奈さん、運が良かったからアイツの攻撃をよけれただけです、別に武芸の達人とかじゃないすよ」
傍若無人な神様や可愛らしい未来人、万年スマイルの超能力者、無口だが頼れる宇宙人などと違いあくまでも俺は一般人中の一般人だからな。
わがいとしの朝比奈さんには誤解のないように説明しないと。
おっ、どうだったハルヒ。
「軽い捻挫みたい、これから病院へ行くから今日の団活は中止にしましょ」
あぁそうした方がいいだろうな、いいですよね、朝比奈さん。
「え、えぇ…」

「みんな！ これからどうするの？」
「僕はバイト先に用事があるのでこのまま帰ります」
「私は駅前までお茶の買出しに」
「図書館に…、部室の戸締りはすませてきた」
「なら、このまま一緒にかえるわよ。ほらキョンいくわよ」
おいハルヒ、俺の予定を聞かないのはなぜだ！　まぁ確かに決まった予定がある訳じゃないが出来れば朝比奈さんのお供と洒落込みたいね。
「何いってるのよ、キョンはあたしと一緒に病院でしょ、ちゃんと最後まで責任とりなさいよ。そういう中途半端だからアンタはいつまで経ってもバカキョンなのよ」
仕方ない、理不尽な女神様につき合わされるのは俺の宿命らしい。前世の因縁か？ 俺は一体どんな酷いことしたんだろうな、誰か教えてくれ。
それで足は大丈夫なのか？ 歩けないんならまた俺がお前を
「だ、大丈夫よ。歩けるから、キョンはあたしの荷物をもってちょうだい。さぁみんないくわよ！」

おいハルヒ、靴を履き替えたんならさっさといこうぜ、なに座ってんだ？ それとも足が痛いのか？
「キョン、あたしを病院まで歩かせる気？ さっさとアンタの自転車とって来なさいよ」
さっき歩けるって言わなかったか？
「それは短い距離だけよ。ここでみくるちゃん達と待ってるから早くしなさい」
……しょうがないな、さすがにあの長い坂をアイツを抱えておりるのは疲れるしな、自転車をとってくるか。
「僕もお供しましょう」
すまんな古泉。

しかし、また自転車で坂を上らないといかんとは億劫だな。古泉、いつものタクシーかなにかでハルヒを送るのは駄目なのか？
「今日はタクシーは駄目ですね」
都合がつかないのか、新川さん達も忙しいんだな。
「いえ都合はつきますよ、ただ重傷ならともかく軽い捻挫でそれは不自然でしょう、毎回都合よく無料送迎ではちょっと……」
あぁ確かにそれもそうだな。
「それにタクシーだとあなたの付き添いが要らなります、それで涼宮さんのご機嫌を損ねてはいけませんしね。
あぁどなりちらす相手がいなくなってはストレスが溜まるってか、それにしてもだるいな…。
「……、あなたの自転車は我々の方ですぐそこまで運んでもらっていますので坂を登っていただく必要はないですよ、たしかそこの電柱の影にある筈です」

＊途中なんで今回はここまでです

>>561
ＧＪ。
妙な反撃は「お前が出来るんだからいいだろ」「じゃあこれから教えてくれるのか？」
って感じかｗ

>>567
古泉。俺だとどうしてもニヤケ副団長にしか書けなくて、すまん。
とにかくＧＪ

おはるにゃん


>>567
GJ!

岡島「凄いんだよ、SSの投下が殺到して！」
財前「専ブラでも読むのがおっつかなくって！」
榎本「びっくりするくらいなんだから〜」
中西「全部、涼宮さんのおかげね」

・・・最近のSSラッシュが質量ともに凄いことになってるなぁ
インフルエンザな方は治りかけてるそうだけど無理せず休めよ〜

>>567
ＧＪ！、第三者の視点から見たハルキョンっていいね


はるにゃんかわいい

そりゃハルにゃんはかわいいっさ

ハルヒは俺の夢

>>574
１レス60行詰めれる。参考にしてくれ。

今週の絶望先生（マガジン）にハルヒが出演！！！！！

>>582
話題おそいよ
あと其れハヒルだよ

>>583
やっぱここにいるようなヤツは既に知ってたか
コンビニで立ち読みしたら笑ってしまった

涙目ｗｗｗ

しかしアノ画が最初にUPされたのが先月の24日で今週発売だから
久米田先生ドンだけ仕事はやいんだよ

谷川先生もコレくらい早いと良いんだがな･･･

>>574
デリカシーの欠片もないキョンに吹いたw
続きも期待。

>>582
あれを見てピンときた読者がどのくらいいただろう…

パンフのことを知らない人がいたら「侮辱だ」と言って講談社に抗議を申し入れてるかもなｗ

講談社「文句は久米田へ」

>>588
うーん。俺サンデー時代からの久米田読者だが
あの人の漫画をいちいち相手にしてたらキリが無いし時事ネタなのは解りきった
事だし･･･

これも長々見てる人間の考えかね？

すくなくとも某国がパクッタのはネタに入れてるからそれ読み取れないやつは
だめじゃね？



うーん久米田スレになりそうだ


気を取り直して10分以内にスレがあれば今日もハルキョンはラブラヴ

スレはないがレスはある。っつーわけで、今日も安泰。

>>592
サンクス

打ち間違えてる･･･恥ずかしい///


ちょっと吊ってくる

大阪、雪降りすぎ吹いた。
これもハルにゃんが望んだのか……いやきっとキョンが場所をわきまえなかったからだなw

ハルにゃん風邪ひかないでね

雪でネタを思い出したんだが

おやすみはるにゃん

ハルヒより可愛い二次元キャラって存在するの？

神戸もやべえ
友達の家まで竹箒で雪除けながら行った

雪…　XXXX年X月XX日22:30:43

今日の雪は凄かったね。朝おきたらびっくりしたよね。
雪といえば冬休みの鶴屋さんの別荘に行ったときは大変だったわ
雪の中でユキが倒れるんだから。私が看病してあげたからよかったものの
有希は無理するんだもん。有希、あなたが欠けたら大変なんだから無理しないでね。
それに今日の体育は男女分かれての雪合戦。
でもうちの男子はなさけないよね、たった3分で全滅するんだもん。
あんな虚弱体質の男子は気合が足りないのよ、気合が
あと明日の朝は道路はすべるみたいだから気をつけるのよ
キョンはいいとして、みくるちゃんとくにあなたよ

------------------------コメント（6）

ハルヒは手加減というものを知らないのか・・・
投稿者：ＫＹＯＮ　X月XX日22:31:20

あの時はありがとう、以後気をつける
ユキ、名前が同じ・・・好きになりそう
投稿者：Y.N　X月XX日22:31:21

私も授業中窓から見てました。
涼宮さん楽しそうでしたね。
投稿者：エスパー一樹　X月XX日22:36:04

はぅぅ、何でわかったんですか。もう3回転んじゃいました｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡
投稿者：みっくるんるん　X月XX日22:42:14

みくるったら言ったそばから転んだにょろ。
めがっさかわいい転び方だったにょろ
投稿者：めがっさにょろ２　X月αα日22:44:28

俺のクラスの女子は化け物しかいないのか
ＡＡランクの女子が多くても性格最悪
投稿者：WAWAWA　X月X△日02:58:56



>>561が面白かったのでまねてみました
初めてなのでヘタクソだと思うが

>>600
ＧＪ！男子はほとんどハルヒにやられたのか？ｗ
あとsage気をつけてな

寒くてもハルにゃんとキョンの周りは暖かい

>>600
GJだが●の一人称は「僕」だったはず。
ブログ内でだけ変えてる設定ならすまん。

>>600
谷口はハルヒ以外の女子の性格を悪く言うことはないと思う。


俺のクラスの女子は化け物しかいないのか
ＡＡランクの女子が多くても、付き合ったら尻に敷かれちまうかな…
投稿者：WAWAWA　X月X△日02:58:56


という位でどうかなと
付き合うこと前提で考えるのが谷口らしいと思うし

全然雪がやむ気配無えな。
こりゃ明日はハルにゃんたちカマクラ作りだな、間違いない。

陰で一生懸命作ったチョコをキョンにあげるが、
素直にホントのこと言えないくてお返しのことばかり言ってしまったので
キョンにチョコいらないといわれて泣きそうになるハルヒ。

それを見てなんだかんだ言ってチョコを貰って嬉しそうな顔になるキョン。
お返しもしっかりあげるキョン

河原で焚き火したりして

おはるひ

ＧＪも安くなったもんだ……。

GJ以外になんかいい言い方あるかなぁ

ＪＳ

いいね

>>611
それは嘲りだｗ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%82%8B%E3%81%B2%E9%87%8E%E9%A7%85

ここ住みたいやついる？

ハルにゃんと鍋したい

俺の最寄駅は愛甲石田〜小田原間のどこよりも利用者多いのに、快速急行にガン無視されてるぞﾌﾊﾊ

誤爆ﾌﾊﾊ

お前みたいな奴ちょっと好きだよ

>>613
家から近いな・・・

>>615
ここでするようなレスを違うとこに投下するよりよかったじゃないか

匍匐前進するハルヒ

ＳＳ書いてみました、3レス予定。投下してもいいですか？

>>621
ドンと来い！

>>606から書いてみた。
---
　外は雪が降っている。なんの脈絡も無く今日は2月14日、バレンタインデー。
雪が降ってるからホワイトクリスマスならぬホワイトバレンタインデーか、これじゃもらう日なのか返す日なのか分からんね。
だが、普通の男子高校生なら金を払ってもいいと思える価値があるのが女子からもらえるチョコレート。
まぁ気持ちが入ってないなら価値はだいぶ薄れるが。
朝登校して、下駄箱や机の中に宝が入っていなかった男子は放課後に期待を隠し切れずに上の空だ。
と周りを冷静に分析できる俺は、すでに朝比奈さんに長門、鶴屋さんや阪中にまでもらっていたので余裕がある。
　古泉辺りはクラスの女子、いや学年中の女子からもらってるのかもしれんな。帰りに聞いて殴っておこうか。
どうでもいいが谷口や国木田も朝比奈さんからもらっていた。神棚に飾ることを約束させたがな。
　とりあえず勉学以外の学校での目的は達成されたと言っても過言ではあるまい。
今日は団活も無しらしいし、帰って妹から死守しつつチョコレートを食べようかね。
そんなことを考えていた６限目であった。

　何の滞りも無く放課後である。今日に限ってクラスの全員帰るのが遅い。気持ちは分からんでもないが。
鞄を持ったところで背中に軽い痛みを感じて振り向くと、ハルヒがこう宣言した。
「キョン！やっぱり今日もＳＯＳ団は活動するわ」
団長様の決定はいつも突然だな。用事があるんじゃなかったのか？別に俺は構わないけどな。
「いいから先に部室に行ってなさい。あたしはみんなに報せてくるわ」
「あいよ」
俺の返事に満足したのか、ハルヒは教室を飛び出していった。どれどれ、向うとしますかね。
　朝比奈さんの、喉の渇きどころか人によっては人生まで満たされるであろうお茶が飲めるなら部室までの労苦も問題にならんね。
長門に本を借りるのも悪くないな、寒いから部屋にこもってる予定だし。
ついでに古泉と将棋の決着をつけなきゃならない。あそこからの逆転は将棋版の神の一手でも無理だろうけどな。
と思ってる間に到着。さすがに俺が一番乗りだな。とりあえずヒーターをつけて薬缶を火にかけておく。
　どうせみんなすぐに来るだろう。暇だが苦痛に変わるほど時間は経たないさ。

　ところがしばらく経ってから来たのはハルヒだけであった。みんなはどうした。帰っちまってたか。
「その通りよ。用事があるんだってさ」
ならしょうがないな。俺達も帰るか、雪も積もり始めたし、転ぶと危ない。
「なに言ってるのよ。一度やると決めたんだからやるわよ」
することなんて無いだろう。ハルヒはネットサーフィン、俺は読書、どっちも暖かい家の中ですればいい。
暖まり切ってない部室より炬燵のほうが心も満たされること請け合いだ。
「なによ、その言い草は。あたしと二人でいるのが嫌なわけ？」
「誰もそんなことは言ってない」
「じゃあ、いいじゃない。下校時間まで居るわよ」
やれやれ、俺の意見ももっともだと思うんだがな。
俺の溜息を無視しながらハルヒは団長机に座り、パソコンを起動する。
俺はとりあえず長門が最初の頃に読んでいた本を手に取った。
「キョン！お茶を入れなさい」
自分でやればいいのに。俺の入れるお茶がたいしたこと無いのはＳＯＳ団の常識になりつつあるはずだ。
「はーやーくー。いれなさいよ！」
わかったから怒鳴るな。文句も言うなよ。
薬缶からお湯を急須に入れ、しばらくしてから湯飲みに入れる。
「ほらよ」
「ありがと」
実にそっけない返事だ。朝比奈さんぐらい心が広くない俺は嬉しくないね。
そんなことをこいつに言ってもしょうがないので言わないがな。
「ねぇキョン、これ見てよ」
ハルヒがディスプレイを指差してくる。写真が映し出されていた。それがどうかしたのか？
「なんの感想もないわけ？つまんないわね」
無いもんは出ないのさ。
　そんなやり取りをしながら時間が過ぎていった。本をほとんど読んでないな、明日長門に借りることにしよう。

---
　そして下校時間が来た。いつも通り片付けて鞄を持つ。
電気を消してドアに施錠して部室をあとにする。会話がないな、話す事なんてないのだが。
そのまま校門へ。この寒い日に残っている奴は居なかったらしく人影がない。
俺は寒さに身震いする。ハルヒも寒そうに縮こまっているようだ。
「ね、ねぇキョン。今日何の日だか知ってる？」
それを知らない男子高校生を俺は信用できんな。自分のことは棚にあげさせてもらうが。
「バレンタインデーだろ」
とぼける必要も別段感じなかったので素直に言う。
「ＳＯＳ団はね、この世のすべてのイベントに参加することも目的としてるのよ」
いかにもハルヒの言いそうな台詞である。目的がたくさんあって大変だな。
「というわけで、これ、あんたにあげるわ」
そう言って俺に箱を差し出してくる。
「ありがとよ」
俺は礼を言いながら受け取った。断る理由もないしな、長門と朝比奈さんからもらってるし。
ついでにこれで終わりじゃないことも予想してたのでな。
「受け取ったわね。それ受け取った奴にはもれなく一ヵ月後にお返しをしなければならない義務が発生するのよ！」
んなこったろうと思ったよ、前もそんな事言ってたしな。ふむ、そう言われると素直に受け取るのも若干シャクだな。
俺は冗談も交えたつもりでこう言った。
「じゃあ、遠慮しておこうかな。他のみんなからも貰ってるし」
　あとから考えたら噴飯ものであるが、一応の美人からチョコを貰ったという気恥ずかしさから言ってしまった。
「え…？」
ハルヒは心底驚いたというかなんというか、そう、とても残念そうな表情だった。
それを見て俺は初めて自分がとんでもないことを言ったのだと自覚した。
　ハルヒが俺に渡した箱のラッピングは手製のものだとわかるし、徹底的なこいつのことだ。チョコも手作りなのだろう。
そんな努力をしたものをいらないと言われたら誰だって傷つく。そもそも義務云々も冗談だとわかりそうなもんだ。
「なら、返してよ」
ハルヒは目に涙を溜めながら沈んだ声で言う。
「いや、いまのは…」
「返して！」
ハルヒは俺の手からチョコと引っ手繰ると走り出した。
「まてよ！ハルヒ！」
俺も走り出した。
　あいつの足に追いつくのは至難の業かも知れんが、ここで追いかけなければ大変なことになる。
世界がどうとかではなくハルヒとの仲を壊したくなかった。
　息が上がる、角を曲がり坂を下る。くそ、道が滑りやすくなってて走りづらい。
「ハルヒ！」
なかなか追いつけないまま路地に入り込む。どっちに曲がったんだ、こっちか。
　右手に見えるハルヒも息が上がってるようで足元がおぼつかない。
そしてハルヒが交差点を横切ろうとしたときそれは起こった。
「きゃ！」
ハルヒが転んだのだ。俺は今なら追いつけるだろうと走った。
そこで―。
「ハルヒ！」
「きゃぁー！」
車が止まらずに交差点に入ってきた。滑ってブレーキが利かないんだろう。
「ハルヒ！」
俺は叫びながら走る。少し遅くなったとはいえあのスピードの車と衝突したら無事では済まない。
間に合ってくれ、ハルヒだけでも。
そう思いながら俺は飛びついた。

　車が通り過ぎていった。
頭が酸素を欲しがってうまく回らない。ただ、両手に感じる間に合ったという実感が俺を安心させてくれる。
「キョン…！」
胸に顔を埋めさせていたハルヒが俺を呼ぶ。もう少し待て、まだ息が戻らない。
「あたし、あたし…」
「何も言うな」
もう少し待ってくれ。まだ感じ足りなんだから。
　相手の車の運転手と他の通行人が駆け寄ってくるまで俺はハルヒを離さなかった。

---
　「なんで追いかけてきたのよ」
やっと帰路についた頃にハルヒが口を開いた。事情を説明してる最中は俯きっぱなしだったのだ。
どうでもいいが騒ぎを聞きつけてやってきた警察の人は機関員じゃないかと思う。お咎めなしどころか注意もなかった。
「誤解されたままじゃイヤだからな」
俺はハルヒの肩を掴みながら言う。また逃げられたんじゃたまらないからな。
「悪かった。冗談にしても言い過ぎた」
心から言う。こいつも真剣な言葉を無視するような奴じゃない。
「だからくれないか、お前の作ったチョコを」
ハルヒが赤くなる。俺だって恥ずかしいぞ、こんな近くに顔があるんだからな。
しかし不意にハルヒが俯いた、そして鞄からチョコを取り出して言った。
「でも、割れちゃった。せっかく作ったのに」
今度は泣き出してしまった。まったく感情豊かな奴だよ。
「それでもいいんだ。お前の気持ちが無くなったわけじゃない」
「キョン…」
ハルヒが顔を上げる。目から涙が零れる。
俺はハルヒの手からチョコを受け取り確かめてみる。見事に二つに割れてるようだな。
「ちょうどいいじゃないか」
「え…？」
「ふたりで食べようぜ」
「キョン…！」
俺はハルヒを抱きしめた。ハルヒも俺の背中に手を回してくる。
「もう逃げないでくれよ。追いかけるのも大変なんだ」
「うん」
---



以上。なにこれって思わんでください。
さて吊ってくるか。

>>623-625
GJ！
俺は今年も貰えないんだろうな…
キョンが羨ましいｗ

>>625
ナイスなSS、略してＮＳ
こういう妄想毎日してるw

糖尿病だったからチョコを食べられないキョンを気持ちが伝わらなかったと勘違いするハルヒ

>>628 銀時かよ。いや、あいつは糖尿病でもチョコは食うなｗｗｗ

書き忘れた。>>625 ＧＪ!!!
連投すまん。

ハルヒ「そんなこともあろうかと！今回はビターで抑えてみたわ！」

バレンタインだけキョンになりたい
ハルヒからチョコもらうんだ

>>625
にせ（Nice）!!
吊らずにまた書いてくれw

>>631
キョン「カカオ99%かよ」

>>627
お、それ使えるかも？発音としても呼びやすいようにナイスエスエス→ナイセス→ＮＳ（ナイセス）
これ、ＧＪよりもちょっと気軽な感じで使ってみるとかどう？ >>625みたいにナイス単独のもいいかもな
勝手に駄目もとで試しに流行らせる努力してみる。痛いとか言うな…。

>>625
という訳でＮＳ！
後半のキョンが男前すぎるぞ

つまらんミスで連コメすまん
↑三行目の625は633の間違いだ

NSだとどうも風俗を思い浮かべるｗ

>>633
「にせ」って単語覚えるために使ってたな。

MAD作ってる最中、汗だくのハルヒに欲情してしまったorz

じゃあNW(nice work)？　でもそれだとGJとあんま変わらんか…難しい

>>637
あるある

NSとNWも流行らないからそんなに頑張るなって

>>638
よし、完成したらニコ動にageるんだ！
そしてURLをさらせ!!!

･･･観にいってやる！

確かにＧＪも安くなったとか言ったが使うなってつもりで言ったんじゃないんだ。
気軽にＧＪ的なことを言いたいなら「乙」とかでも充分だと思うんだ。
NS＝何も知らない
NW＝何もわからない
という風にもとられる可能性もあるからあとは>>640と同意。
変なこと言って正直スマンかった。反省はしている。

>>625
GJ
あれ…？俺の唇の端っこが勝手に上がって…。

>>625
これ最高^ω^

>>625
これ最高^ω^

古泉にいいバイトがないかと持ちかけるハルヒ
それでケーキ屋に収まりついたわけだけどキョン谷木田が店にやってくる電波が来た。

>>646
谷木田って誰かと思ったｗ

>>613
学校の近所だ
たまに目につくと想像しちゃうね！

>>646
二人のやりとりを見てケーキが更に甘く感じる谷木田。

ケーキ屋さんになるハルにゃんとキョン

「ケーキ屋さんになるの！」と大きな声で宣言するハルにゃん（小）
それを聞いてバカじゃないのと言うキョン（小）

ＳＳ投下してもいいですか？2レスほど

どんと来い

>>652
来い！

>>620より。やっぱり関係なくなってしまった。紙相撲から進歩してないな俺。
---
　涼宮ハルヒという女は、時に人の思いも寄らぬ行動を取る。
その奇行の数々は思い出しただけでも俺は胸焼けがしようというものだ。
谷口はこれでもマシになったと言ってたが、放課後や休みの日まで一緒に居る俺はそうは思えないな。
　それとは関係なく俺は誰だかわからない奴の突然の呼び出しに応ずるべく指定の場所に向っていた。

　それは体育が終わって教室に戻ってきたときのことだった。
俺は男子の着替えの場になっている6組の教室から自分のクラスに戻ってきた。
「なんだ、また着替えないのか」
「そうよ、暑いから」
体操服姿のハルヒは外を眺めたまま答える。たしかに暑いだろうな、あれだけはしゃいでいれば無理もない。
　男女混合の4チームによるバレートーナメント。優勝したのはハルヒと長門と阪中のいたＡチームだ。戦力差がありすぎだろ。
長門が拾って阪中がトスし、ハルヒがスパイクを決める。見事だったよ。
もっとも俺は対戦してないから味わってはいない、地味に初戦敗退だったからな。谷口のせいだ、俺と国木田の西中コンビはよかったのに。
まぁ過ぎたことは言うまい。そんなことより次の英語の準備をしなければ。
　俺は教科書を取り出そうと机に手を入れた。
「ん？」
手に違和感を覚えて机の中を見る。紙、いや手紙が入っていた。
体育に行ってる間に入れられたのか。一時間目には無かったはずだ。
差出人は書いてないな。
『放課後　誰もいなくなった教室に来て』なんて書いてあったら爆笑するところだ。長門にジョークのセンスが備わったんだからな。黒いが。
とりあえず中を見てみるか。
「『放課後に体育館の裏に来てください』、か」
この字なら男子である可能性は低そうだな。授業中に入れたのであれば５,６組の連中は除外できるが、誰だろうか。
いや、差出人を推理するのは止めよう。呼び出しには極力応じるのが俺のポリシーだからな。いままでもそうだったし。
案ずるより生むが安しだ。
そう思った俺は英語の教科書を取り出した。
「キョン」
後ろから声が掛かる。俺の後ろにはハルヒしかいないので声をデータベースで検索するまでもない。
だから他の場合よりコンマ3秒ほど早く振り向く。
「なんだ？教科書でも忘れたか」
俺は予想できる25の中から確率の高そうなものを言ってみる。
「え、っとその。…なんでもないわ」
なんじゃそら。用件を忘れたのか、健忘症にはまだ早いぞ。
そこまで言って俺は伝えなければならない事があることを思い出した。
「そうだハルヒ。すまんが今日は部室に行くのが遅くなりそうだ。用事があってな」
「そ、そう。わかったわ」
あなめずらしや、ハルヒが問い詰めてこなかった。雨でも降るのではなかろうか。
俺が微妙な顔をしていると英語の教師がやって来た。
問い詰められても困る俺は授業に集中することにした。一応言い訳を一つ二つ考えておいてあるんだが。
　その後もハルヒは俺を呼んでは「なんでもない」、を何回か繰り返した。
少し珍しかったな、こいつのためらう姿は。何をためらってるか知らんがね。

---
　そして放課後になり、俺は前述の通り体育館の裏へ向っていた。
ハルヒは部室で着替えるらしく、とっとと向ったようだ。
　体育館に着いた。さて、裏へ行こうかね。
と俺が足を踏み出したときだ。体育館の中へ入る体操服の影があった。
運動部の連中かと思ったが、体育館の中からは物音がしなかったので変な感じがした。
俺は高校に入ってから育った不思議アンテナが反応した気がしていやな気分だったが、その人影を追うことにした。
音を殺して中に入る。電気もついていないし人影もない。そういえばバスケット部は練習試合だと言っていたな。
他の部活もそうなのかもしれない、しかし主のいない体育館は静かである。
俺は辺りを見回してみつ。
「ん？」
入り口から正反対の場所、まさに体育館の裏に面した鉄格子つきの窓の近くに体操服の女子を見つけた。
うつ伏せになってちょこちょこと進んでいる。
俺は近づいてみることにした。
　近づけば近づくほど冷や汗が出る。なんでこいつがここにいるんだ。
「ハルヒ」
「！」
体操服のＳＯＳ団団長・涼宮ハルヒは気の毒になるほど『ビクッ』と跳ねた。
「なんでお前はこんなところで匍匐前進してるんだ？」
予想は十分につくが一応聞いてやろうじゃないか。
「えっと、…体を鍛えにきたのよ」
うそつけ。お前に体を鍛える意味があるとは思えんぞ、俺より力があるし、締まってるからな。同じ理由でダイエットも無い。
「大方俺の机に誰かが手紙を入れるのを見て好奇心できたんだろうが、覗きは感心せんぞ」
いくら不思議を追い求めるのが目的でもやりすぎはダメだ。俺がそこまで言うとハルヒは俯きながら言う。
「可愛かったんだもの」
「なにがだ」
「差し出し主の女の子。6組の子なんだけど、有希みたいな感じの可愛い子なのよ」
そうか、そんな子に呼び出されるとは俺も隅に置けないな。
「あんたの好みが有希みたいな、守ってあげたくなるような子だってのは知ってる」
まぁ長門のことは大事な仲間でもあるしな、守れるときは守ってやるさ。
「あんたは無駄にやさしいから誰にだって好かれるわ」
褒めてくれるとはこれまた珍しい。これは確実に降るな。
「…なんでそんな単調な言い方なのよ。もっと喜んだら？」
「お前のここにいる理由が的外れだからあきれてるのさ」
まったく何の心配かと思えば。
「お前はおれがそのこと付き合ってＳＯＳ団に来なくなるのを心配してるんだろ」
俺がお前らから離れるわけないだろ。
「そんな中途半端なマネはしない。最後まで付き合ってやるさ」
宇宙人に未来人に超能力者だぞ？
「自分の意思で俺は、あんなおもしろい集まりから抜けてやるもんかよ」
長門、朝比奈さん、古泉。そしてハルヒ。これ以上があるかってんだ。
「…ちょっと違うわよ。バカ」
顔を上げたハルヒは笑っていた。いい笑顔だ。
俺はこの笑顔こそを守ってやりたいと思った。

　この後俺は体育館の裏で告白を受けることになった。
俺は素直に、他に気になる奴がいる、と答えた。
相手の子は泣いてしまったが最後にこう言ってくれた。
「その人を泣かせないでくださいね」
天変地異が起きても泣かせるものかよ。




以上です。時間かけた割には変なところばかりでスマンです。

ゴメン
名前欄にＳＳ入れ忘れた

体操服で匍匐前進してるハルにゃん想像しただけで悶絶してしまうぜ…！
あと匍匐（ほふく）を葡萄（ぶどう）と読み間違えた俺

>>655-656
乙！
さっきのＳＳも含め、おかげでいい１日だったぜ

>>655-656
グリムジョー･ジャガージャック（ＧＪ）

>>658
よう、俺じゃないか。こんなトコで何やってんだｗ

とりあえず寝るハルヒ

>>655-666 GJ!!!

ところで>>646からＳＳ書いたんだが、何だかまったく違うものになってしまったｗ
が、懲りずに投下してみる。２レス拝借。

こん中に驚愕を読んだのはいったい何人いるのかな？

我らが団長様がバイトを始めた理由は俺はよく知らないが、古泉が紹介したらしい。
そろそろあいつの顔の広さを疑ってみてもいい頃だと思うのだが、相変わらず都合のいいことしか見ないハルヒは、嬉々としてその異常としか思えない好条件のアルバイトに食いついていた。
しかし、なんでバイトなんか始めたのかね。また朝比奈さんのコスプレ衣装でも買う気か。
とにもかくにもそう言うわけで、週に２回ほど団活は自主活動扱いになった。
用もないのになぜか律儀に集まる残りの４人であったが、用事で休むのが楽になったのは言うまでもない。

その日もハルヒはバイトで休みになり、谷口から妙な誘いを受けたので乗ることにした。
「よう、キョン。これからケーキ食いにいかねーか？」
「は？　ケーキ？」
甘い物は嫌いではないが、何が悲しゅうて野郎とケーキを食いに行かねばならんのだ。
「それがよ、どうもめちゃくちゃ可愛いバイトの子が入ったらしくてさ」
目的はそれか。国木田は付き合うのか？
「僕も甘い物は好きだからね。このケーキ屋さんは前から行ってみたかったところだから付き合うよ」
「お前は例の部活もどきは今日休みなんだろ？」
「休みってわけじゃないがハルヒがいないからな。俺が休んでも誰も文句は言わん」
なるほどな、となぜかニヤニヤ笑っている谷口を軽くこづいて、俺たちは学校を後にした。

北口近くにある小洒落たケーキ屋に入る男子高校生３名というのは、ちょっと悲しい物があるのかもしれない。
やっぱり誘いに乗るんじゃなかったか。なんとなく恥ずかしいぞ。
「いらっしゃいませー！！」
なんとなくケーキ屋と言うよりは八百屋の方が似合っているじゃないか、というような声に迎えられた俺たちは、入り口で固まってしまった。
「げっ」
「あれ？」
「なんでお前がここにいる」
誰がどのセリフを言ったのかはご想像にお任せする。
「何よ、キョンたちじゃない」
ケーキ屋にはちょっと威勢のよすぎる声で出迎えたのは、我らがSOS団団長涼宮ハルヒであった。
バイトしているのは知っていたけど、まさかここだとはな。古泉によく確認しておくべきだった。
「何？　男３人でケーキ食べに来たの？　寂しい奴らね」
腰に手を当てて偉そうにそんなことを言う。おい、店員のしつけなってねーぞ。
「それよりキョン、団長不在だからって何勝手にサボってんのよ！」
あー悪かった悪かった。それより早く席に案内しろ。
「テイクアウトじゃないんだ。分かったわよ、じゃ、３名様ごあんな〜い！！」
やっぱりケーキ屋の雰囲気とは合わないんじゃないのか？　こんな店こそ朝比奈さんが似合う。
ハルヒは既に立ち直った俺と国木田を伴い、まだ呆然としている谷口を引きずって席まで連れて行った。
「ケーキはショーケースを見て選びなさい。飲み物はこっちのメニューからね」
「お前は店員なんだからもうちょっと丁寧に対応したらどうだ」
「うっさいわね！　あんたたち相手なんだからこれくらいで調度いいでしょ！」
そう言ってメニューを俺に押しつけると、さっさとカウンターの奥に引っ込んでしまった。
ちょっと予想外の展開に頭が追いついていない。
とりあえず、飲み物を選ぶんだっけな？

「ねえ、谷口」
メニューを開きながら、国木田がまだ口をぽかんと開けて奥のハルヒを目で追っている谷口に声をかけた。
「もしかして、噂の『めちゃくちゃく可愛いバイトの子』って、涼宮さんのことじゃないの？」
国木田の言葉に俺は思わずなるほど、と思ってしまった。
あの非常識な言動でつい忘れがちになるが、ハルヒは口さえ開かなきゃ誰もが認める美少女である。
この店の制服は、萌え要素を省いて本来の機能を重視したようなメイド服なのだが、それもよく似合っている。
「……そ、そんな……。期待してきたのに……。涼宮だと知っていれば……」
谷口は呆然から転落して悄然としているが、こいつは放っておこう。
「とりあえずせっかく来たんだから食べようよ。そんながっかりすることもないじゃん」
国木田は一見親切に慰めているが、顔はメニューから離れていない。実はどうでもいいとか思ってるんじゃないか？
「ん〜　ケーキもいいけどせっかくお店で食べるんだったらアシェットにしようかな……」
やっぱりどうでもいいらしい。俺もケーキを選ぶことにしよう。ショーケースまで見に行かなきゃならんのか。

「おい、ハルヒ。お勧めはあるのか？」
カウンターの中にいるハルヒに声をかける。
「そんなの全部に決まってるじゃない！」
決まってねーよ。全部とか言われてそんなに食えるか。
「それもそうね。こっちのフルーツコンポートとかお勧めかしら。後はチーズケーキも美味しいわよ」
「そっか、じゃ、適当に注文取りに来てくれ」
「分かったわ」
というわけで、俺はコーヒーとチーズケーキ、国木田はコーヒーとベリーパフェとか言う物を注文した。
「谷口は？」
「……うっ…ううっ……俺は何のためにここまで……」
「なに泣いてんのこいつ」
「気にするな。放っといてやれ」
「言われなくてもそうするわ」
哀れ谷口。

やがて注文した物が届き、俺と国木田は食べ始めたが、まだ谷口は泣いていた。
いい加減ウザイなこいつ。
「ちょっと、キョン、これ」
いきなりハルヒが小さめのケーキの箱を俺に寄越した。
「何だよこれ」
ハルヒが俺に物をくれるなんてことはない。もしかして、これを奢れと言う意味か？
「ち、違うわよ、ほら、妹ちゃんもきっと食べたがるでしょ！　おみやげに持って帰ればと思ったのよ！」
わざわざ妹に気を遣ってくれるのは嬉しいが、つまりその分会計に上乗せされているわけか。
「そ、それは特別！　あたしの奢りだから！」
なぜか横を向いてそう言うハルヒを俺は唖然として見つめた。
ハルヒが？　俺に奢り？
俺がわけも分からずにいると、国木田がクスクス笑い出した。
「涼宮さん、それ、チョコレートケーキでしょ」
俺が驚いて国木田を見ると、なおもクスクス笑っている。
「涼宮さんも素直じゃないなぁ。妹さん宛なんかじゃないよね。キョンは分からないの？　だって、今日は２月じゅう……」
「うわあああああん！　お前ら勝手にしやがれええええええ！！」
国木田が言い終わらないうちに、谷口は号泣しながら走り去ってしまった。
何なんだ？　あいつはここに何しに来たんだ？
「あーあ、見せつけるから谷口が拗ねちゃったよ」
「あーもう、うるさい！　ほんとに何でもないったら！」
ハルヒはハルヒでそう言うと、再びカウンターの奥の住人と化している。
何なんだよ。わけが分からないのは俺だけかよ。
「せっかく甘い物食べてるのに、何かもう甘さ充分って感じだよね。コーヒーおかわりもらおうかな」
などと言っている国木田に、俺は説明を求めた。
「キョンって、時々物凄く鈍感だよね。だから、今日は……」


ハルヒが何をしたかったか、何てことはハルヒにしか解らない。
だが、家に持って帰った箱の中身は、国木田の言ったとおりチョコレートケーキであり、今日の日付は２月１４日であった。
そのケーキを妹にくれてやったかって？
そんなわけないだろ。全部俺が食ったに決まってるさ。

>>665
GJ！
ハルにゃんもキョンくんもいい感じに素直じゃないにょろね〜

GJ!俺もハルにゃんからチョコ貰いたい…

>>665
乙！
ごちそうさまでした

乙　これはイイ
谷木田もイイｗ

>>665
ＧＪだぜ。ケーキ屋のバイトって三角巾とかつけるっけ？
キョンはケーキより、バイト中髪が邪魔なのでポニテにしていたハルヒをテイクアウトした(無論ハルヒはその日でバイトクビだが)
という電波が

寒い夜はハルにゃんを抱きしめながら寝たい


ハルにゃんおやすみ

ハルにゃんおやすみハルにゃん
20分ハルヒ。



20分レスがなかったらハルヒが掘った穴にキョンが落ちて怪我をする。という夢を見る。
それをなんとかＳＳにしてみたい。風邪がひどくなかったら

阻止!!…できなかったぜー

ついでに5分ハルにゃん

5分レスがなかったら>>672の体調がハルにゃんのご加護によりもの凄く良くなる。

そし

>>673
おお！水分補給しながらみたらありがたいことにｗ
頑張るぜ！いろいろとｗ

…寝るわ。

ちょｗｗｗご加護がｗｗｗｗｗｗ

まぁなんだ……おやすみハルにゃん☆

>>676
おやすみ。お大事にな

ハルヒがおいしそうにご飯を食べているのを優しく見つめるキョン

ハルヒがおなかを壊してしんどそうにしているときに優しくおなかに手を当てて
おなかを暖めてあげるキョン。
赤い顔をしながらも何も言わず気持ちよさそうにしているハルヒ

免許を取って車を購入したキョン。
長門と助席を取り合うハルヒ。痺れを切らして二人とも乗せないと言ったら
泣きそうになってキョンを見つめるハルヒと長門

朝比奈さんに髪を整えてもらうハルヒ

ハルヒは長門と争ったりしないんだぜ

長門と争ってる方が、逆に仲が良い感じがする

ハルにゃんおはようハルにゃん

おハルキョン

おハルハル

今年の仮面ライダーを見るたびに顔を赤くするハルにゃんを幻視した

ガブッ

>>642
亀レス＆流れ読まずにすまん。まず、こちらこそ悪かった。
お前が>>609で言わんとしてたニュアンスも何となく分かるから思わず暴走しちまったんだ。俺も正直反省してる。
乙って言葉が第一に浮かんでこなかった。確かにそれでも十分だよな。
この話題はさすがにこれで自重する。無駄レス消費してスレにご迷惑をおかけした。

キョン妹と雪だるまをつくるハルにゃん

美容師になったキョンに髪を調えてもらうハルヒ

キョン「ハルヒ、髪伸ばしてみないか？(ポニーテールにしやすいように…)」

美容室なのに顔剃りを頼むハルにゃん
仕方がなく剃っていると、不意に唇に指が触れてドキドキするハルキョン

ポニテハルヒ(^_^)
セミロングハルヒo(^ワ^)o
ロングハルヒ(´へ｀)

>>685
亀すんません
今年のライダーなら、ライダーではなくベルトの声に聞惚れる方がしっくりくる。

>>689
レディが髪を触らせるのを許すのは、心を許した相手だけってことか。
それじゃあそろそろ肌もy(ry

>>665
GJ!
12時間以上もたって亀ですが。

ハルにゃん目当てで男性客が増えた事を知り、ハルにゃんがバイトの度に店に訪れるようになる
キョンを幻視した。
後、ハルにゃんが客や店員にも見せない笑顔（キョン専用）を見せたりキョンがハルにゃんを
『ハルヒ』と呼び捨てなので彼氏だと噂が広まるのを幻視した。

出てくるつもりはなかったんだが、驚愕して出てきてしまった。
GJくれた皆様ありがとう。

で、>>695
俺がメモにこういうの残してるの知ってたんだろ？　見たんだろ？？？
---------------
「ねえ、キョン、僕思うんだけどさ」
「何だ？　国木田」
「涼宮さんが「バイトの可愛い子」として谷口の耳に入るってことはさ、それなりに認知されてるってことじゃないかな」
「まー、谷口のその手の情報網がどういうもんかは知らんが、そうなんじゃないのか？　あいつは見た目だけはいいからな」
「やっぱりね」
「何がやっぱりなんだ」
「あの店、ケーキ屋の割に男の客が多かったんだよね。それで、キョンはすっごい睨まれてたよ。気がつかなかったのかい？」
「マジか？　全然気がつかなかった……」

それ以降、ハルヒがバイトの日はなぜかキョンが必ず店に訪れるようになったとか。

「なんで毎回来るのよ！」
「うるせえ、客なんだから文句言われる筋合いはねえよ！」
「まったく、もう少し素直になれないんですか」
「ケーキおいしいですぅ」
「美味」
「って、お前らいつの間に！」



例えばキョンがケーキ選びに行ったとき、他のバイトの子が
「ちょっと、今『ハルヒ』っていってたよね」
「名前呼び捨てにするなんて、やっぱり彼氏？」
とか噂してたりとか。

------------------

つーか、お前は俺か、と思ったので思わず出てきてしまった。
他人の電波で引っ張ってすまん。
本当に消えます。

パーマをかけるハルヒ

>>696
なんと！
更に甘くなる妄想がすでに具現化していたとは！
その素晴らしい電波を受信できるアンテナと其れを素晴らしい文章に出来る能力は
何処に行けば手に入りますか？

>>697
失敗してチン毛みたいになるハルヒ

700ならハルヒの婿！

>>700
キョン乙

ショウウィンドーの中のウェディングドレスをじっと見るハルヒ

>>702
それを着るとこうなるわけだ
ttp://up2.viploader.net/upphp/src/vlphp136547.png

今やってるアニメのデスノートの海砂の声がハルヒにしか聞こえない

ハルヒ可愛すぎ