涼宮ハルヒ【いじめSOS団】第7弾

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1名無しさん@お腹いっぱい。
第六弾過去ログ行ってしまったのでまた立てます
まとめサイト
http://www.geocities.jp/izime_sos_dan/
2名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/16(金) 22:54:42 ID:76FFujKb
・歴代スレ
涼宮ハルヒ【いじめSOS団】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1168500514/
涼宮ハルヒ【いじめSOS団】第二弾
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1173260017/
涼宮ハルヒ【いじめSOS団】第三弾
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1175351063/
涼宮ハルヒ【いじめSOS団】第四弾
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1177674933/
涼宮ハルヒ【いじめSOS団】第五弾
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1183742161/
涼宮ハルヒ【いじめSOS団】第六弾
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1188807598/

3名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/16(金) 23:03:52 ID:nYx59IU8
>>1
4名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/17(土) 08:00:05 ID:eF+siETl
誰か注意書きをお願いします
5名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/17(土) 15:18:33 ID:onX1gj1s
>>1
板違い。削除依頼出してキャラ総合に行け
6名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/17(土) 15:53:32 ID:yL/HLKgC
何でDAT落ちしたんだろうな?まずは乙。
7名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/17(土) 18:08:01 ID:4EXOZWdW
>>5
●<おやおや、まだあなたの様な方がいらっしゃったのですか?これは見せしめが必要ですね。
エクスカイザーふんもっふ!!

>>5「アッー!」
8名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/18(日) 08:00:26 ID:ziYRr/Rx
とりあえず>>5みたいなハルヒ厨はスルーで
9名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/19(月) 03:59:45 ID:6+FYCXRd
__________________________________________
     ヽ ,,,,,,,,  ;;,;;;;;;;;;;;;;,,,/            ヽ       /|
     フヽ_ ∪"'=,,,,;;;;;;;;;;/ 丿 |  !-,,,,,____,,,,--;;;フ=|\_WW/ |WWWWWWWWWWWWW/
     彡>;,,,,__..│   / 丿 |;;;;;;;;;;;;;;ン-彡彡=|≫     極地法など       ≪
              ノ     「,二,,"""   彡|≫    登山家の恥だっ!    ≪
          __,,,-‐`゛      V、 '''ひ`=-,,,_ノ_ ≫                   ≪
                     ヽ\,,,_  .丿 |/MMMMMMMMMMMMMMMMM、\
                    .│  ゛゛゛~  ノ
            -‐-ヽ    . | ヽ    丿/   中国山岳部隊の燐隊長が>>9に単独登頂したぞっ
 \         ,,___       |      / /    >>1ようこそ、白龍の地獄へ!
  //      /r′     /  │       /  :  >>2共産党は仏より上にあるのさ。
 /        ( t;;--;;,,_.  ..、 .|      ./   :   >>3チョモランマをお前の白い墓標にしてやるっ!!
            ~ ""` ^''''_.丿     ./  :   >>4アルパインスタイルなら七日まで生存できる
               ,r'′ ̄ ''ヽ   ,,,,ノ/  :   |>>5いいか、水分は一日四リットル必要だ
   ,, ,__,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,、  ‘        / ./  ;    |.>>6七千超えたら意識が弱まる。気を引き締めろ!
   ‖ (       `゛‐-‐'、,,_     / ./  /   / >>7…眠れぬ絶望の夜を過ごしたか…
   '  ゛゛`=─--.,,,,,,_   ./    ./ ./  /   / .>>8未熟者めっ
             ゛''''  ''       '   .'    /
10名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/20(火) 08:03:05 ID:i12/1v4T
落ちませんように
11名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/21(水) 22:53:24 ID:QdmcFOoi
誰もいないのか?
12名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/22(木) 11:19:24 ID:C+A8aYzk
だれもおらんのか?
13名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/22(木) 16:54:13 ID:xhPT+eyF
>>1
14名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/23(金) 01:20:49 ID:ffdO2W9P
こんばんは 誰かいませんか?
15名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/23(金) 08:20:55 ID:+XHI07CZ
…誰も書く人がいない
このスレはどうなるの?
16名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/23(金) 14:46:34 ID:CaOKbMUE
ネットは広大だわ
17名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/25(日) 00:10:43 ID:ixqKShyW
保守ついでに
消失のifスト―リーでも大丈夫でしょうか?
以前投稿したさいに注意を受けたので気になります
18名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/25(日) 00:39:23 ID:CMoWkHzQ
>>17
キョン>こいこいこいこいこいこい
WAWAWA
20名無しさん@自治スレでローカルルール変更議論中:2007/11/26(月) 23:54:29 ID:cFP6Pc2Y
保守
21名無しさん@自治スレでローカルルール変更議論中:2007/11/28(水) 23:11:03 ID:lKxhqge6
そういや前スレの長門によるキョンいじめのSSの続きはどうなったんだ?
こんなあほうなスレとっととネットから
撤収しろよ!!
23名無しさん@自治スレでローカルルール変更議論中:2007/11/29(木) 18:04:41 ID:FGonAqck
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|  んんっ、もう!!
    | トリ、'' ヮ''ノl'!| 誰も私のいじめSSを書いてくれないのです!
.   レ゙⊂i__{\}_iつリ
      ノ_/__l_jヽ
     `~(__i_)~´

     , -‐- 、
    ,'. /  ト、 ヽ
.    i.(从ノノ 从〉
    l. (|┳ ┳i!l くっくっく・・・橘さん、メインキャラの中で君だけ
.   ハNiヘ  ー ノハ! いじめSS書いてもらえない事自体がいじめじゃないかい?
      {iつ旦と  
     とくュュュュ
橘は自分のキャラスレでいじり倒されているから
ここでいじめる必要はないよ
いじめられキャラはきょこたん、
可愛がられるのは橘京子。
それがスレの方針。

俺の経験によって知りえた法則だ。
なるほど
つまり、言葉で性的に「いじめ」られるのがきょこたん
ビール瓶で「可愛がられる」のが橘京子
ということか…
27名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/03(月) 23:27:28 ID:hj92YjSR
橘の話題が出てるので即席で橘いじめSS投下。

私は橘京子。一見ただの美少女高校生に見えますが、実はある秘密組織に所属しています。
しかも幹部ですよ、か・ん・ぶ!えっへん!
その秘密組織とはこの世はある人物によって作られた世界であると気付いた人達の集まり。
そのある人物というのが佐々木さんという女子高生。何で気付いたかって?
んんっ、もうっ!そういう質問は野暮なのです。黙って聞くのです。
みんなで捜し求めてやっと見つけた佐々木さん。ところがやっかいな事態が発生しました。
私たちと同じ様にある人物を神と崇める組織が出てきたのです。機関とか名乗ってましたが・・・。
その機関とかいうのが崇めてるのは涼宮ハルヒとかいう女子高生。
しかも神としての力はその涼宮ハルヒの方に宿ってるみたいなのです。
これは何かの間違いです。神の力は本来佐々木さんにこそ宿るべきなのです。
一刻も早く佐々木さんに力を移す必要があります。
けれどそれには佐々木さん自身に自覚を持ってもらわなくてはいけません。
そこで幹部である私橘京子が佐々木さんの説得役を仰せつかりました。

調べたところ高校に入ってから佐々木さんは友達0とのこと。
ここで社交的な私が友達になりましょうと言えばイチコロです!
・・・ナンパじゃないですよ?私にそっちの趣味は無いのです。
28名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/03(月) 23:28:08 ID:hj92YjSR
なんだかんだで佐々木さんとお友達になれました。
なんか変なしゃべり方する方ですが・・・・・・。
ところが佐々木さん、お友達になれたはいいんだど神の力の話をしても信用してくれない。
私たちがどんなに説得してもなかなか信用してくれないし、
あげくの果てに「そんな力をもらっても迷惑だ。僕は凡人として生涯を終えたい。」ですって。
んんっ、もうっ!神としての自覚が無さ過ぎなのです。
いつまでも佐々木さんを説得できない私に組織のボスから呼び出しが来ました。
そして・・・
【親方】いつまで待たすんだ橘?早く佐々木に神の力を注入しる!!
【橘】佐々木さんが受け入れるまでは無理なのです!お願いですもう少し待ってください!
【親方】説得ひとつに手間取りやがってこのヘボ幹部が!!
【橘】や、止めて・・・許して・・・痛い!いたーーーい!!

翌日の朝刊
親方は飲み終わったビール瓶で橘さんの体を数発殴った。
親方は他の幹部らに「おまえらもやってやれ」と指示。
3人が「根性いれてきます」と言って、部屋の裏手や宿舎の外で30分以上暴行を加えた。
幹部らは親方の前に連れて行き謝らせたが、
親方は「駄目だ。何度おまえにだまされたか」と突き放した。
間もなく橘さんに対して「かわいがり」と呼ばれる集中的なぶつかりげいこが始まった。
親方は幹部たちに続けさせたまま、風呂と食事を終えて帰ってくると、
「後はわしが面倒を見る。おまえらは風呂に入れ」と言い、けいこ場で橘さんと
2人きりになった。その間約20分。「あー」という橘さんのうめき声が聞こえた。


>>26
こんな感じか?あまり笑えないSSとなってしまったが・・・。
29名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/04(火) 21:42:07 ID:BPym19fB
前スレの長門→キョンいじめはどうなったんだ?
30名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/05(水) 22:37:47 ID:/LDqB+W8
長門によるキョンいじめの続きは近日中にSS投下したいと思います。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/06(木) 23:42:55 ID:PVZCZruj
前スレの長門によるキョンいじめの続きです。


長門が俺を「殺さない代わりにいじめる」と言う問題発言をして一週間がたとうとしていた。
俺は相変わらず毎日部室でハルヒのくだらない話に耳を傾け、朝比奈さんの入れてくれるお茶を飲みながら古泉が持ってくるボードゲームに付き合う平穏な日々を送っている。
あの日、長門が部室を出ていった後、静まりかえった部室内で一人で泣いた。大声で泣いた。
心の中にあった不安が消えたのではなく、今以上に不安が増大したからだ。
そして、あれから長門は部室に現われないようになった。だから今の俺は元の平和で平穏だった日々に戻れたのだ。
だが、前にも長門がいじめない日があった、だけど長門はいじめを再開した。だからきっと長門はまた俺へのいじめを再開してくるだろう。
けっして長門からは逃げられないのがだいたいもう想像がつく、だが俺は長門に本を返してやろうと思う。
長門が本の事で俺のことをいじめている、いないに関係なく直接本人に渡そうと決めた。
そのためには、ハルヒの奴から長門の本を取り返さないといけない、俺は団長机で朝比奈さんをいじくって遊んでいるハルヒに話し掛けた。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/07(金) 18:41:09 ID:BDzO9AaC
長門はきっといじめた後、キョンの泣き顔思い出してオナニーしてんだろうなw
33名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 21:59:34 ID:dECnHL/u
誰もいない・・・。
34名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 22:42:40 ID:BXUs8Iqa
予想以上に過疎ているので保守変わりに
途中迄書き上がったので投下します
35名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 22:44:54 ID:BXUs8Iqa
文芸室の前まで来て、教室に読みさしの本を置いてきたことに気づいた。
別に文芸室の本棚の中にも本はあるが、すべて読んだことのあるものばかりだし、再読するにしても、今読んでいる本の先が気になって集中出来ないだろう。
まだ、彼は来ていない。文芸室から私の教室まで、往復で十分もかからない。それにこの時間なら教室に残っている生徒もいないはず。
結局、私はもう一度教室にもどることにした。
私にとって教室は、いつまでも慣れることのない現実のひとつだった。


Series of dreams
夢のつづき


生活感のない部屋
人と隔絶された教室
部員が一人しかいない文芸部
記憶に有るはずなのに明確な像を結ばない両親。
そしてその人達と過ごしたであろう暖かい日々。
現実が持っている重力をまるで介在させない人物、「長門有希」
私という人間は始めから存在しなかったのではないか。
馬鹿気ている。
こんなことを考えるようになったのも、彼から聞いた話のせいかもしれない。
宇宙人、未来人、超能力者が存在するもう一つの世界。
無論、その話を聞いた時は彼の正気を疑った。
でも、彼の目には精神を病んだ人特有の翳りはなかったし、嘘をつくにしてももう少しましな内容にするはずだ。
だからといって信じたわけではないが。
それに話の真偽など私には関係ない。
彼が私に近付いてきてくれた。それがどんな奇妙な物であったにしても、私にはそれだけで十分だ。
彼のことを想う。それだけで心が浮き立つ。
だから私は軽率にも教室の扉を開いてしまった。
いつもの私では考えられない無防備さで。
36名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 22:47:53 ID:BXUs8Iqa
もう誰もいないと思っていたのに、教室には教卓の前に数人の女生徒が集まって談笑していた。
彼女達の視線が私に集中する。
心臓の筋肉が萎縮する。
迂濶だった。
いつもならこんな間違は犯さない。
私は彼女達に気付かない風を装って、自分の席に足早に向かった。足が思うように動かない。立ち止まったら、きっと歩けなくなる。
机の中からハードカバーの本を取り出す。後は教室から脱出するだけ。
少しだけ、気持が軽くなった。

「長門さん」

悪意を隠さない冷たい声。幾度となく聴いてきたそれにより、私はこれから起こる出来事が容易に予測できた。
声の主はこちらに近付き、夕日を受けこちらを見ている。名前はわからない。
彼女に限らずクラスの誰一人として、名前と顔が一致しなかった。
彼女は奇妙な声をたてて笑っている。
「長門さんこれから部活?」
私はぎこちなく頷く。
「一人なのに大変ね。
私、長門さんのこと尊敬しているのよ。部員が一人しかいない部活なんて、私なら耐えられないもの。
それに引き替え私は駄目ね。長門さんのように一人で昼食を食べる勇気もないのだから。
その高潔な精神、是非ともご教授願えないかしら」
周りの女子が、「佐々木酷いよ」「長門さんかわいそ」などと笑いながらはやしたてる。
私は手にした本を強く握り締める。
「そういえば最近、他校の生徒と交流があると聞いたのだけれど、本当かしら?」
何でこの人はその事を知っているのだろうか。
私が突然の詰問に戸惑っていると、その女は笑いながら私に近づく。
「別に貴方が誰とつるもうと私は一向に構わないのだけれど」
髪を鷲掴みにされた。
小さな体の何処にこれ程の力があるのか。片手で私の体を吊し上げている。
笑みを浮かべた口を、私の耳元に近付ける。
「キョンを巻き込まないでくれる?
貴方みたいなのと接していたら、【僕】のキョンが汚れるの。
キョンには【僕】が最善の人生を用意している。残念だけれど貴方の席は用意されていないわ。
解る?解ったら今後一切彼には近付かないで」
囁き声なのに部屋全体に響きわたるような、密度の高い声だった。
それだけ云うと彼女は私の髪から手を離す。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/09(日) 22:53:33 ID:BXUs8Iqa
とりあえずここまで
オリジナル要素が多分にあったので、もし不快に感じる方がいたら、方向転換させて頂きます。
38名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 03:06:51 ID:kAS1txec
佐々木ktkr

歩道が開いてるではないか
行け
39名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/10(月) 17:24:38 ID:ampUkLL0
>>37
って、佐々木ってあの佐々木?
40名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/13(木) 17:57:13 ID:bZcy2Eh6
ほほう
41名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/17(月) 18:17:01 ID:2X2IIufz
何故こうも人がいないんだこのスレ・・・。
42Y:2007/12/17(月) 18:25:32 ID:PJgw9Ibz
このスレなんて廃れてしまえ
43名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 00:29:13 ID:Io0ngx7e
>>31の続きまだかな
44名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/18(火) 18:45:47 ID:g91vuSjl
…過疎だね…
45名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/19(水) 00:40:17 ID:hAuBhlqe
>>31


おいハルヒ、お前に貸していた本なんだが、長門の奴に返すから返してくれ。

ハルヒ「本?私あんたから本なんて借りてたかしら。」
何言ってんだよ、お前が俺から無理矢理奪い取った本の事だよ。
ハルヒ「あ〜、思い出したわ、あんたから借りてた本があったわね。あれ?だけど、とっくの昔に有希に返したんだけど。」
ハルヒ、今なんて言った!
ハルヒ「だから、本なら有希にとっくに返したわよ。」

どういう事だ、ハルヒはもう長門に本を返してあったって言うのか。だとしたら長門が俺をいじめる理由がないじゃないか。

ハルヒそれはいつ長門に返したんだ?
ハルヒ「あんたから借りた翌日よ。有希が私のとこきてキョンから借りた本返してくれって言ってきたから返したんだけど、あんた知らなかったの?
有希が自分からキョンには伝えとくからっていってたんだけど。」
そ…そうか、すまなかったなハルヒ。
「どうしたのよキョン、そんな青ざめた顔して、あんた大丈夫?」

最悪だ、何もかもが最悪だ、ハルヒに貸していた本を取り返して長門に返してやる……何やってるんだ俺は…

ハルヒ「…ねぇ…ねぇってば、キョンあんた人の話聞いてんの、一体どうしたのよ、有希となんかあったの?」
なんでもないさ、お前には関係ない事だ、関係…ないんだ。
ハルヒ「キョン…」

俺はハルヒの心配をよそに自分の心配をしていた。なにせ長門の奴のいじめが終わっていない事をあらためて再確認したからだ。
俺をわざわざいじめる為に長門は俺に本を貸し、ハルヒに奪われる事を予想して、本を餌に俺をいじめる口実を作ったんだ。
最初から長門が仕組んでいた事だったんだな。うまく騙されたぜ、だけど、それが分かったところで俺に何ができようか?
長門にいじめをやめてくれるように、もう一度頼んでみるか、それとも、このまま長門のいじめに耐えるしかないのか、どちらにしても最悪の結果になるのは明白だな。

ハルヒの奴は俺が長門なんかにいじめられてるなんて想像もつかないだろうな、でも、今のハルヒの奴の顔は真剣に俺の事を心配をしてくれている顔になっている。
ハルヒ、俺の事心配してくれてんのか?
ハルヒ「何言ってんのよ、誰があんたなんかの心配なんかするもんですか、ふざけないでよね。」
冗談だよ、そんなに怒んなって。
ハルヒ「それより、有希はなんで最近部室にこないのよ、お昼時間にも来ていないようだし、そうだ、キョンあんた有希の家しってんでしょ、今から有希の家行ってきて連れてきなさいよ。」
無茶言うなよ、長門にだって来れない理由があるかもしれないだろ。
ハルヒ「だからその来れない理由とやらを聞いてきなさいっていってるんでしょうが。」
わ…分かったよ、行ってくればいいんだろ。
ハルヒ「分かったら、さっさと行く。」

ハルヒに冗談をいったのが間違いだった、まさか長門の家に行かされるはめになるなんて、今長門によるいじめの全貌を暴いたばかりなのに、長門の家に行くなんて、虎と一緒の檻の中に入れられるみたいに、
それも、自分から入っていって、食ってくださいって言っているようなもんじゃないか。
絶対危険だ、行ったら確実に俺は体じゃなく、心に青あざを作って帰ってくるだろう。
どうする俺、ハルヒには行くとは言ったものの、行きたくない。
まてよ、でも…行くしかない、俺も男だ長門の奴がどうした、宇宙人がどうした、こんな手のこんだいじめをする理由とやらを聞き出してやる。
そう決心すると、俺は意気込んで部室を後にした。
46名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/21(金) 23:00:39 ID:LmWqDMU0
誰もきませんね?
47 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 01:51:47 ID:0Ir5I3FS
SS投下します。題名は特に決めていません。
『携帯小説チックなハルヒSSを書こう』と思い、昔mixiの日記に投下した
作品ですが、ここの活性化に繋がれば良いと考え投下することに致しました。

それではどうぞ。
48 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 01:52:33 ID:0Ir5I3FS
しまったsage忘れた。
では始まり。

___________________________________


ガンッ!!!

突然椅子を蹴飛ばされた私は地面に転げ落ちた。

「長門さぁん?休み時間にまで読書なんて殊勝じゃない?」

「でも実はコイツ、大して頭良くないんだよね。」

「ちょっと!本当の事をスパッと言っちゃ可哀相じゃん!!」

「そうだよ。ほらぁ、長門さん泣きそうになってるし。」


口々にそう言い、笑い続けるクラスメイト達。
反撃など出来る訳が無い。
多勢に無勢、何をしても勝てる気がしなかった。

「所でさ。今日私達カラオケ行くんだよ。良かったらお金貸してくれない?」

床にへたれ込んで居た私を足蹴して一人が言う。

私は黙り続ける。

「返事ぐらいしろよっ!この根暗女!!」

一人の女子が叫び、私の座っていた椅子を振りかざす。
あぁ…殴られる…



「…やめてえぇぇぇっ!!」


「どうしたの有希っ?!」

私は大声をあげて目が覚めた。悪夢を見ていたらしい。

「…また、嫌な夢を見たの…?」

「うん…。ごめん…。」

私は半ば呆れながら目を擦る涼子ちゃんに頭を垂らす。
49 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 01:53:01 ID:0Ir5I3FS

紹介が遅れました。
私は長門有希。
この春から高校生になったの。
部屋に一緒に居るのは朝倉涼子さん。

私は寮生活をして居ます。
部活特待生として高校に入学して来た者は寮に入るという決まりがあるの。

寮の部屋割りは、一部屋に二人。
運動部特待生と文化部特待生が一人づつという割合。
文武両道を掲げている高校の方針なんだろうな…。

私は中学の時に全国小説コンクールで金賞を取り、文芸部の特待生としてこの高校に来ました。
普通に試験で高校に入学しても良かったんだけど、さっきの夢で見た様に、中学の時は学校でいじめられていたので、それから逃れる為に県外の高校に進学しようと、特待制度を利用してここに来た。

ルームメイトの朝倉涼子さんはオールマイティーの凄い人。
運動部の特待生で高校に来ただけあって、運動全般は完璧。
しかも何故か勉強も凄く出来る。
【勉強が出来るなら一般生徒で入学すれば良いのに…】
そう思って理由を聞いたら、部内の優遇環境的に特待生の方が
メリットが多いからだ、と言っていた…。
そんなものなのかなぁ?

彼女はクラスメイトからも慕われている人気者で、委員長までこなしている皆のお姉さん的存在。

引っ込み思案の私とは完全に対照的。

…それでも私達は仲が良かった。

しかも、朝倉さんと一緒に居る事に拠るのか、私にも沢山の友達が出来た。

だから私の高校生活はとても充実しています。
中学の時は「死にたい」とか思った事が何度もあったけど、今から考えれば笑っちゃう。
人間、生きていればいつか必ず幸せになれるって言うのは嘘じゃなかった。


「…大丈夫?落ち着いた?」

涼子ちゃんが私に訊いて来る。

「う…うん。迷惑掛けちゃってごめんね…。」

俯きながら私は応える。

「全然気にしなくて良いわ。じゃあ、明日も私は朝早いから寝るわね。おやすみ。」

「おやすみ…。」

悪い事を考えるのは止そう。
そう心の中で繰り返し、私は布団に体を預けた。
50 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 01:55:26 ID:0Ir5I3FS

次の日。
涼子ちゃんは既に部活動の朝練に出向いて居なかった。
大抵の場合は朝練のある涼子ちゃんの方が早く家を出てしまう。
文化部は朝練がないし。

テーブルの上にあったパンを口に頬張り、私も寮を出た。

___________________________________

自分の机に着き、私は早速原稿用紙を広げる。
今年も全国小説コンクールに作品を応募する予定だ。
締切は半年後。
話の大筋は決めたが、活字にするのは今日が初めて。
…ペース的にちょっとまずいかも…。

「あーっ!有希がまた小説書いてる!!」

クラスメイトの一人が声を上げる。
途端に私の回りには人が寄って来た。

「今回はどんなお話を書くの?!」

「触りだけで良いからちょっと見せろよ!」

口々に言う友達たち。
男子も女子も関係無く、沢山の人達が。ちょっと優越感…かも。


「…今から書こうとしてるのは、北校新聞のコラムじゃなくて、全国大会に応募する作品なんだ。
だから、残念だけど内容は教えられないの…。」

私は申し訳なさそうに、それでいて心の中では鼻を鳴らしながら応える。

「全国?!すごぉい!!」

「あー…。でも長門の小説なら確かに全国でも通用するかもな…。」

「通用なんてもんじゃないわよアンタ!
有希は中学の時、全国コンクールで金賞取ってるんだから!!」


口々に言う皆。
私は先程とは打って変わり、やっぱり恥ずかしくなって顔を俯かせる。
51 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 01:55:52 ID:0Ir5I3FS

私は一年生ながら、北校新聞(一か月に一回発行される学校新聞)で文芸部欄に置いて、十枚ほどの小説を毎回書かせて頂いている。
自分で言うのも難だけど、これがたちまち校内中で人気を博し、今では
私の小説が北校新聞のメインコンテンツとなっている。

クラスの皆からも勿論好評で、新聞の原稿は一枚書き終える度に
クラスのみんなに取り上げられてしまい、鑑賞会が開かれてしまう程。
さっき言った様に、凄く恥ずかしいけど…凄く嬉しい。
中学の頃なんて、小説をクラスメイトの前で書いたりなんてしたら
どうなってたか分からないもの。

「有希。小説も良いけど、今から文化祭についての学級会なんだから、
あんまりクラスの空気を掻き回さないでよね。」

突然、渦中の私に声が掛けられた。
声の主は…

「涼子ちゃん…。」

「ほらほら!みんなも席に戻った!!今から文化祭の役員決めるわよ〜!!」

涼子ちゃんは委員長振りを発揮して皆を纏めた。

「ちぇっ。学級会なんかより、長門の小説読む方がよっぽど有意義だっつーの。」

「確かに。言えてる。」

誰かがぶつぶつ愚痴を言いながら席に着く。
…正直、その愚痴は嬉しくて溜まらない。


「あんた達、今何か言ってなかった?!」

「あぁいえいえ、何にも!!」

涼子ちゃんの一喝により、クラス内に張り詰めた空気が出来、学級会が
始まった。

次々に決められていく実行委員。
私は黒板に書かれ行く友達たちの名前をボーッと見つめていた。
52 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 01:57:03 ID:0Ir5I3FS

「さぁ…。これで最後ね…

『文化祭クラス実行委員!!』誰かやりたい人居ない?!」

涼子ちゃんが一際大きな声を出す。

クラスが沈み返る…。それはそうよね。責任が一番重い係りだし…。

「うーん…。推薦でも良いわ!!誰か居ないの?」

「委員長ー。質問!!」

涼子ちゃんにクラスの男子が手を上げる。

「何かしら?」

「誰もやる人が居ないんなら、委員長がやりゃあ良いじゃん。」

涼子ちゃんは如何にもわざとっぽくため息をついてから、

「貴方、さっきの話何にも聞いてなかったのね!
委員長は生徒会連絡委員として係には就任できないって言ったでしょう?!」

と怒声を発する。

途端にクラス中が笑いの嵐に包まれる。

とそんな中、急に私は肩を叩かれた。
驚いて振り返ると…クラスメイトのキョン君だった。
そう言えばキョン君ってあだ名なんだよね…。本名聞いたこと無いなぁ…。

「おい長門。お前、実行委員に立候補してみたらどうだ?」
53 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 01:58:06 ID:0Ir5I3FS

いきなりこの人は何を言い出すんだろう?

「…む、無理に決まってるじゃない…。怖くて出来ないよ…。」

そう、やんわりと断ろうとする私を無視して彼は続ける。

「お前、朝倉と仲良いじゃん。実行委員と生徒会連絡委員は接する機会も
多いし、それに意外とお前みんなに慕われてるし…。
不向きだとは思わないけどな…。」

「…そ、そんなぁ…。」

助けて欲しくて、近くに居た榊さんに目配せをしてみる。しかし…

「良いんじゃない?確かに、有希って大人しいけど、何だかんだ言って
みんなから慕われている感じあるし。」

さ…榊さんまで…。

「うん。有希ちゃんならきっと悪くないのね。適役なのね。」

話に割り込んできた阪中さん。要らない事言わないでよ…。

「長門なら俺も推薦するわ。」

「いいんじゃない?」

何時の間にか、私の席の周りの人達全員が、私が実行委員に適役だと言い出した。

「そこ!騒がしいわよっ!」

涼子ちゃんが声を向けてくる。

「あ、違うわ!!
『有希が実行委員になる』ってのはどうかなって皆で話し合ってるの!」

高遠さんが元気良く叫ぶ。あぁ…これは死亡フラグ…。
54 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 01:58:38 ID:0Ir5I3FS
「へぇ。有希がねぇ…。有希!!やってみる気、ある?!」

「…………。」

私は黙って悩んでいた。
普段だったら、すぐに断りを入れる所なんだけど…。

((長門は皆から慕われている))

…皆に慕われている?私が??

皆が口々にした言葉が忘れられない。

…確かに、さっきの小説を書き始めた時だって、教室内は私一色に染まり上がった…。

きっと、そうなんだろう。
そう思った瞬間、私の中で何かが動いた。

「わ、私、実行委員、やりますっ!!!」

気が付けば私はそう叫んでいた。

「…そう。決まりね…!」

涼子ちゃんがにっこりと微笑む。

黒板の一番上に、私の名前が大きく書き込まれた。
55 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:03:02 ID:0Ir5I3FS
※以下、日記で公開した通りの文章です。

___________________________________

この間、すごく色々あったんだが、俺の有希への歪んだ愛がにじみ出ている描写が
ただ延々と続くだけ&物語進行と余り関係ないので飛ばす。

『あらすじ:結局、有希&朝倉のクラスは文化祭で「たこ焼き」屋を出店することになる。
そして、衛生法の関係で学校を通して保健所に許可を提出する為の書類を有希は受け取る。』
___________________________________
56 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:03:47 ID:0Ir5I3FS

机の前には先程の紙。

「良い?長門さん。この紙が明日保健所に提出する書類。
…こんな大事な書類を前日に渡すことになっちゃってごめん。
下の責任者欄にサインと印鑑を押して、明日持ってきて!!
あ。万が一忘れたら、たこ焼きを売る事ができなくなっちゃうからね。気をつけて!!」

会計担当の大野木さんの言葉が蘇る。
うーん…。こんな大事な書類、あんまり持ってたくないなぁ…。
サインと印鑑を済ませ、私は寝床に就くことにした。

書類は明日絶対に忘れない様に、冷蔵庫前のクリップ磁石に止めておいた。
朝食を食べる時は絶対に冷蔵庫を開けるもん。
これで絶対、書類を忘れることは無い!!…はず。


次の日。

「有希!!書類持ってきた?!」

大野木さんが聞いてくる。

「う…うん。ちょっと待っt






…あ。しまった。書類をカバンに入れた記憶が無い。絶対に忘れた。


「お、大野木さん…。どうしよう…忘れちゃった…。。。」

「え、ええっ?!何やってるのよ有希ぃ?!」

「ごめん、私、寮組だから…。今すぐ寮に行って取ってくる!!」

「まぁ…背に腹は変えられないわね。仕方ないか…。
あ、急いでお願い!!職員室への提出期限はこの休み時間で終わりだし、
直接保健所に持ち込むのも2時間後には締め切りだから!!」

「…う、うん。超特急で行ってくる…!!」


私は遅い足で教室から走って飛び出した。
57 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:04:32 ID:0Ir5I3FS

寮への道中。私は思案していた。
っていうか、なんで私は書類を忘れちゃったんだろう?
…朝だからボーっとしてたのもあるけど、冷蔵庫前になかったっけなぁ??

そうこうしている間に寮に到着。速攻で鍵を開けて、冷蔵庫前に…

「…無い?!何でっ?!」

私は部屋中を探し回った。それでも見当たらない。

「…無い。書類が無いよぉ…。」

半ば涙声になりながら部屋の物を放り投げつつ書類を探す。

「寝室にも無い…。まさか、涼子ちゃんの部屋?!」

寮のどこを探しても全く書類は見当たらなかった。
こうなったら、もう涼子ちゃんの部屋しかない!!!

でも…。

でも、涼子ちゃんの部屋にも書類は無かった。

絶望感に打ちひしがれながら、私は時計をふと見た。

全身から力が抜け落ちた。

大野木さんの言っていた、あれから2時間が今まさに経過しようとしていた。

涙が溢れてきた。もう学校には戻る気になれなかった。
58 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:07:02 ID:0Ir5I3FS

その日の夜。


「有希?!あんたどうしたのよっ?!」

涼子ちゃんが帰宅早々、大声を出す。



「…書類ね…。見つからなかったの…。冷蔵庫の前に絶対置いておいたのに…。
どっかいっちゃったの…。もうたこ焼き屋さん、出店できないよ…。」

私はぼろぼろと涙をこぼしながら涼子ちゃんに言う。

「しょ…書類ってまさか?!冷蔵庫前にあった保健所に提出する奴?!」

涼子ちゃんの顔がみるみる内に青くなった。

「…私、『有希が忘れないように』って、昨日の夜、有希のカバンの中に書類を入れておいたんだよ…。
まさか…行き違いになっちゃうなんて…。」

涼子ちゃんも泣き出しそうな顔になっていた。

しかし、私の涙は既に止まっていた。

「涼子ちゃん。私は絶対に忘れない様に冷蔵庫前に置いておいたんだよ。それなのに何で動かしたのっ?!」

思わず語尾が強くなる。

「有希…。私が勝手に動かしたのがいけなかったよ…本当にごめん…。」

涼子ちゃんはとうとう泣き出し、涙ながらに言う。

「そうだよっ!!涼子ちゃんがいけないんだっ!!!!」

私はそう怒鳴ると、涼子ちゃんの襟袖を掴み、力任せに壁際まで押して追い詰めた。
59 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:07:41 ID:0Ir5I3FS

「答えてっ!!何でそんな無駄なことしたのよっ?!」

私がそう言うと、涼子ちゃんはガクガクと震えながら言った。

「だ…だから…。本当にごめん…悪かったから許して…。」

しかし、その謝罪の言葉は私の胸に全く届かなかった。
むしろ、私の心の中に不快感を生んだ。…一瞬、思考が飛んだ。

次の瞬間。

私の右拳は、涼子ちゃんの顔面を打ち砕いていた。

「ゆ、有希ぃ!!やめふぇぇ!!!ごめんなふぁい!!!」

その場に崩れ落ちながら涼子ちゃんが何か言った。

「うるさい!!お前となんか二度と口も聞きたくない!!もう絶交よ!!!!」

そう言って私は自分の部屋に篭り、鍵を締めた。
外から戸を叩く音が一晩中鳴り響いていたが無視した。
60 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:08:14 ID:0Ir5I3FS

次の日。

私は学校を休んだ。

涼子ちゃんは先に学校に行った様だ。

私はただただ怖かった。

書類を忘れたことで、文化祭でのたこ焼き屋さん出店はほぼ絶望的だろう。

きっと、クラスの皆は私のことを責めているに違いない。

『クラスの皆から責められる』

背中がゾクッとした。

中学時代の事を思い出した。

…きっとそうだ。

もう、あのクラスからは以前の仲間達は消えてしまっただろう。

みんな私のことを忌み嫌っているはずだ。

折角、あんなに仲の良い友達たちが沢山出来ていたのに…。

私は人知れず布団を濡らした。
61 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:08:59 ID:0Ir5I3FS

その夜。

扉越しにアイツが話しかけてきた。

「有希…。大事な話があるの…。聞いて…。」

その声を聞いた瞬間、昨日のイライラが一気に蘇ってきた。

「うるさい!!話しかけないでよっ!!」

そう言って私は扉を思いっきり蹴った。

「違うの!!!その話じゃないの!!!!お願いだから聞いて

「うるさい!!うるさい!!!うるさいっ!!!!!」

私はその言葉を遮るように何度も何度もドアや壁を蹴った。

ドアの向こうからは嗚咽が聞こえてきたが無視した。
62 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:10:56 ID:0Ir5I3FS

それから何日経っただろう…。恐らく4日後の朝のこと。

ちなみにこの期間、ご飯などは涼子ちゃんの居ない昼に済ませていた。

ところで最近、明らかに外の様子がおかしい。なんの音もしてこない。

不審に思った私は、ドアから出てみた。

すると、テーブルの上に置かれた手紙に気が付いた。

そこには、目を疑う様な事が書き殴ってあった。


『有希へ。

私は、部活を辞める事になりました。
不祥事が発覚し、強制退部です。
退部するという事は、私達特待生がどうなるのか
有希なら分かるわよね。

今までありがとう。
短い間だったけど、凄く楽しかった。
そして、本当にごめんね。

             朝倉 涼子    』


そんな。
涼子ちゃんが…部活を辞めた?!
無論、その行為の顛末は火を見るより明らかだった。

特待生が部活を辞めたら、退学するしかない。

そんな…涼子ちゃん!!!
急いで携帯に電話をしてみたけど、既に番号は使われて居なかった。

私は泣いた。

悲しいからではない。自分の愚かさにただただ呆れ、泣いた。
63 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:13:15 ID:0Ir5I3FS

それからどの位時間が経ったのかは分からない。
何度か先生やクラスメイトが戸を叩いたのは覚えているが、全て無視した。


大家さんの手紙で知ったことだが、涼子ちゃんは部室で喫煙が発見されたらしい。
この学校は喫煙がバレると、問答無用で一発退学されてしまうのは有名なことだった。
涼子ちゃん…。
私と一緒に居るときはタバコなんて一度も吸ってなかったのに…。
もしかして、私とケンカしたショックでヤケになったのかな…?


…まぁ、どうでも良いや。どうせ今更何も変わるまい。
涼子ちゃんは居なくなった。クラスはたこ焼き屋さんが出店できなくなった。

うん。悩んだって変わる訳無い。だってこれは起きてしまった事柄なんだもの。


…両方とも私のせいなんだよね…。

こんな私、もう生きている意味が無いのかもしれない…。


昔、誰かが言っていた。『生きていれば必ず良い事がある』と。
でもその良い事が、『ずっと続く』なんて保障はないんだよね。
良いことがたった一瞬だけで、その後は永遠に嫌なことが続くことだってあるかもしれない。

きっと私はそれなんだ。

もう、これから良い事なんて起きる訳がない。

無意識の内に、私は台所から持ち出した包丁を首に当てていた。

【死んだら、幸せになれるのかなぁ…】

涙がゆっくりと頬を伝ってきた。


「こらあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
有希!!!!!!!!!!あんた何やってんのよっ??!!!!!」

突然、玄関から耳が張り裂けそうな声がした。
私は驚いて包丁を床に落としてしまった。
64 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:14:03 ID:0Ir5I3FS

「何バカなことやってんのよ!!!!ってか実行委員が学校に来ないからみんな大変なのよ?!」

「…え?ええ??…どういうこと?」

「どうもこうも無いわ…。良いから着いて来なさい!!!!」

「わ、わわっ!!!!」

私は、その突然の訪問者…クラスメイトの涼宮さんによって、寮から引き摺り出されてしまった。

「学校まで行くわよ!急ぎなさい!!」

「………。」

従うしかなかった。涼宮さんは一度決めたら頑なな人だったから。
…でも何で彼女が私の家に??
65 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:14:31 ID:0Ir5I3FS

「ほら。着いたわ。」

結局、教室の前まで手を引かれて連れて来られてしまった。

みんなはたこ焼き屋が出店できなくなった今、どうしているんだろう?

文化祭の意気込みも腐って、スローガンの事も忘れちゃったんだろうな…。

それで、みんな私の間違いを責めて、私を嫌いになったに違いない…。

そう思うと、また涙が出て来そうになった。

すると涼宮さんが一言。

「あのねぇ。一つ言いたい事があるんだけど。」

「………?」

「アンタ。まさか、書類提出し忘れたことで、クラスのみんなが腐ったり、
アンタのことを責めてる、とか勘違いしているんじゃないでしょうね?」










「…え?」







「ほら!!教室の中、見てみなさいよっ!!!」

涼宮さんが教室の扉を開け、私は力づくでその中に放り込まれてしまった。

その瞬間、私の口からは思わず声が漏れた。


「わぁ…………!!!」
66 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:14:55 ID:0Ir5I3FS

教室は綺麗なモールで飾り付けられ、黒板には綺麗な絵が描いてある。
男子達は木材をのこぎりで切り、女子達はベニヤ板に文字を書いている。

「お!!実行委員長!!!みんなー!実行委員長が来たぞ!」

植松君が大声で叫ぶ。

「なんだよ!今まで何してやがったんだよ?!」

「心配して寮まで出向いてあげたのに…。まぁ、元気そうで何よりだわ」

「有希!!そんなことより、良いからこっち手伝ってよ!!!」


口々に私に声を掛けるクラスメイトたち。

「な…何で…。」

棒立ちになる私の耳元で、涼宮さんが囁いた。

「たこ焼き屋が出来なくなった、って聞いてね。
クラスの皆で案を出し合って、教室でもできるフリーマーケットをやることにしたのよ。
…といっても突発だから、全然準備が整ってないけどね。
だから…ほら!有希も早く手伝いなさい!!!」

そう言って、私の背中をばーんと叩く。

私は涙ながらに皆に聞いた。

「みんな…。私のせいでたこ焼き屋さんできなくなっちゃったけど…。
良かったの…?」


「良い訳ねーだろ!!!」

男子の即答。…でもそれに続いて…。

「でも、なっちゃった物はもうどうしようもないからね。」

「皆で案を出し合って、衛生法が関係無い出し物をやることにしたの!」

「と言っても、一昨日決まったばかりなんだけどね…。」

「と言う訳だから、安心して良いわよ!」
67 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:15:33 ID:0Ir5I3FS

私は気が付くと泣いていた。
悲しいからではない。自分の愚かさに呆れた訳でもない。



みんなの優しさに触れて、心がいっぱいになったからだ。

「ちょっと…。有希? …まさか泣いてるの…?!」

みんなが私の周りに集まってきた。

「私、みんな、みんあに、嫌われ、ち、ちゃったのかと、思って」

嗚咽で上手く喋れない。
それを聞いてみんなは苦笑いを浮かべるばかりだった。

「やっぱりなぁ。長門はいらねぇ事で思い悩んじまうタイプだからな。」

「全然誰も怒ってないよ。
むしろ、熱いだけの鉄板作業よりも、クーラーの効いた教室内の出しものの方が良いってカンジ?!」

「あー!たしかにそれ、言えてるかも!!」

「ってな訳だから。本当に全然気にしなくていいよ。」

「…うん。うん…!!」

私がバカだった。
私の周りに居る仲間達は、こんなにも素晴らしい人達だっただなんて。
一瞬でもみんなを疑ったなんて、本当に恥ずかしい。

そう思った瞬間、思い出した。

「あ…。涼子ちゃん…。」

私の言葉を聞くと、一斉に皆が暗くなった。…あぁ、やっぱり…。

「涼子ちゃんは、もう学校を辞めたの…?」

私が恐る恐る聞くと、誰かが

「そろそろだと思うんだけど…あっ!噂をすれば何とやら!!」

そう叫んで、扉を指差す彼。

一斉に皆が振り向くと、そこには………

「涼子ちゃん。」
68 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:16:03 ID:0Ir5I3FS

今から思えば、皆が彼女の第一声を期待していたのだろう。
教室中が静まり返っていた。
そして。


「大丈夫だったわ!!!!!
私、学校辞めなくて済むって!!!!!」


その瞬間。
教室中は割れんばかりの歓声に包まれた。
女子も男子も関係なく、大声を上げ、飛び回り、騒いだ。

近くに居た男子が興奮の余り、私の頭をポカポカと叩いてくる。

「えぇっ?!ちょっと、どういうことなの?!ねぇっ?!!」

私が必死で叫んでも、誰も聞いてくれようとはしない。

終いには、教室内で涼子ちゃんの胴上げが始まる始末。

…どうなってるの??
69 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:16:25 ID:0Ir5I3FS

後々聞いた話によると、涼子ちゃんが喫煙したことになったのは、
先輩を庇っただったかららしい。
部室にタバコの吸殻が五万とある所を顧問に発見され、問われた所、
涼子ちゃんが自分がやったと自主をしたらしい。

一時は当然、涼子ちゃんが退学する雰囲気になったらしいが、
職員会議の内容や、部活仲間の密告、クラスメイト達の署名等により、
涼子ちゃんは濡れ衣を着ているだけとのことが分かり、今日、改たに
処分が発表されることになっていたのだそうだ。

もちろん、処分はナシ!!
なんにもしていない涼子ちゃんが、処分される訳が無い。


教室内の騒ぎが収まり、私は涼子ちゃんに声を掛けた。
さっきまでの騒ぎが嘘の様に教室中が静まり返る。

「涼子ちゃん…。私…涼子ちゃんに言わなくちゃいけないことが…。」

「何?」

涼子ちゃんは優しい笑みを浮かべながら私を見つめている。

「その、ケンカした事とか、酷いことを言っちゃった事とか…。」

私がそう言うと、涼子ちゃんはクスッと笑いを漏らし、一言。

「私、最近色々忙しくてね。
そりゃあもう、細かい出来事なんか一々覚えてられないくらいに…。」

そう言ってからちょっと溜めて。

「だから有希が何のこと言ってるのかさっぱり分からないわ。
そんなの、忘れちゃった!!」

「…涼子ちゃん!!」
70 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:16:45 ID:0Ir5I3FS

私は涼子ちゃんの胸に飛び込んだ。
そしてもう一度泣いた。
クラスメイト達の間からもすすり泣きが聞こえた。
どうやら、私と涼子ちゃんがケンカをしていたことは周知の事実だった様だ。

「さあ!感動するのも良いけど、準備にさっさと戻りましょう!!」

涼子ちゃんが私を胸から離し、そう叫ぶ。
その声は間違いなく涙声だった。

しかし、誰もそこに突っ込むことは無く、作業に戻っていった。
私も、近くにあった看板作りを手伝うことにした。
71 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:17:52 ID:0Ir5I3FS





その後の事を少しだけ語ります。

文化祭は大成功に終わりました!
我がクラスのフリーマーケットは、3日間ともお客さんでいっぱい!
入場制限をかけなければいけない時もあったほどの盛況振り。
詳しい額は内緒だけど、そうとう儲かったの。

本当は儲けたお金は学校に預けなきゃいけないんだけど、先生も許可してくれたし、
そのお金で文化祭終了後にクラス全員でカラオケの打ち上げに行ったの!
いままで喋ったことの無い人とも喋れて、とっても楽しかった。


そして。
あの感動の文化祭から早くも5ヶ月が経ったある日。

「出来た…。出来たぁっ!!!!!!!」

最後の句読点を打ち、ペンを転がす私。
完成させるのはこの教室で、と決めていたから…。

「本当!?おめでとう有希!!」

「おーい!!!全員集合しろ!!!長門のマジ小説が出来上がったぞ!!!」


その一言で、私の周りには一気に30人の人だかりが出来た。
みんなが私の書いた小説をじっくり吟味しながら読んでくれている。
72 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:19:07 ID:0Ir5I3FS

「それ…提出用だから丁寧に扱ってくれると嬉しいな…なんちゃって。」
私はみんなに注意を喚起するが、聞いている者など誰一人としていない。

「有希。お疲れ様。今度もきっと金賞が取れるわよ!」

そう言って親指を立てて私に向けるのは、他でもない涼子ちゃん。
私の大親友。

「うん。ありがとう!」

私はそう言って、拳で涼子ちゃんの手をポン、と叩く。


「おーい、みんな席に着け!!」

岡部先生が教室に入ってきた。
途端にみんなが私のところからばらけていく。

「…お。長門。コンクールの小説が出来上がったのか?」

「はい。」

「やっべーよ先生!!
長門の小説、ちょっと読ましてもらっただけでもさ、そこら辺のつまんねー
B級ハリウッド映画より全然おもしれぇんだから!!」

「いや、アレはB級とかじゃなくて、映画になったら普通に大ヒットす
だろ!」

口々に騒ぐ男子達。

「…な、なるほどな。
コンクールに応募する時は教師審査もあるから、その時ゆっくりと拝ませてもらうよ。」

男子達の勢いにたじたじになった岡部先生はそう締めくくると、出席を取り始めた。


いつか私が思っていたこと、もう一度訂正するね。

【人間、生きていればいつか必ず幸せになれるって言うのはやっぱり嘘じゃなかった!!】




<了>
73 ◆8cSQWJfJYQ :2007/12/22(土) 02:22:09 ID:0Ir5I3FS

以上です。お楽しみ頂けたでしょうか?
厨的な文章&内容でサーセンwww 
飽く迄『携帯小説チック』を目指した作品なので寛大な心で受け止めて頂けると幸いです。

ちなみに、一つ上の書き込みで男子の台詞が脱字してますので脳内補完お願いしますw
74名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 03:42:20 ID:hSuIrDLp
乙です まとめサイトも更新されたね。
75名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 09:50:55 ID:VEiTwHgq
乙。
76:2007/12/22(土) 12:29:12 ID:3Ef8t259
>>73
乙です
77名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 16:03:36 ID:UTJ6ZECm
長文乙です。
78名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/22(土) 18:45:46 ID:rM+uzWu7
あ、本当に更新されてるw
79名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 09:14:13 ID:xmiuke5L
誰かいませんか?
80名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 15:36:09 ID:+00GBb+g
   ,ィ^i^ト、
  .《y'´ ̄`ヽ
 {  {八{从)} (  )  みなさ〜ん、お茶が入りましゅた。
 ノ,イ| ゚ヮ゚ノリ。_))
( / つ つc(__アi!
 しー-J     c□~ c□~ c□~ c□~
81名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 18:50:08 ID:+00GBb+g
   ,ィ^i^ト、
  .《y'´ ̄`ヽ
 {  {八{从)}  
 ノ,イ| TヮTノリ 誰も来ないから冷めちゃったでしゅ・・・
( / つ つ
 しー-J     c□ c□ c□ c□
82名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/23(日) 23:33:26 ID:I3YFcsps
なんといういじめ
83ホモいじめ ◆ZQNAnXf5YI :2007/12/24(月) 13:14:58 ID:K9B5b/8M
古泉「キョンターン」
キョン「来るな!!!!ホモがうつる!!!!」
古泉「(´・ω・`)」


▼▼▼▼▼
古泉「みくるちゅわ〜ん!!」
みくる「きゃ〜〜!!来ないでください!!」バシャッ(お茶をかけられた)
古泉「熱ッ!!」

▼▼▼▼▼
古泉「ユキターン!!」
有希「来ないで。汚れる。」
古泉「…」

▼▼▼▼▼
ガチャ
ハルヒ「ヤッホー!!あれ?みんなどうしたの?」
キョン「あっ、聞いてくれよ、ハルヒ〜、古泉がさ〜」
みくる「私たちを襲おうとしたんですぅ〜」
古泉「い、いや、ち、違うんです!!その…」
ハルヒ「古泉君、あんたはクビよ!!二度と来ないでちょうだい!!」

キョン「そんなことより、俺新しい洋菓子店知ってるんだ。そこのプリンめちゃくちゃおいしいんだとよ!!
長門行くか?もちろん、ハルヒと朝比奈さんも」
SOS団三人娘「うん!!」

古泉「ちょっと、皆s…」

バタン…

古泉「マッガーレ………」
84 ◆ZQNAnXf5YI :2007/12/24(月) 13:18:41 ID:K9B5b/8M
推敲足らずですいません。
少しでもこのスレの活性化になればと思い、書きました。
見てくれた皆様、ありがとうございました
85名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 20:17:52 ID:vWzDs+gz
●<乙ッガーレ
86名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/24(月) 22:18:59 ID:2T6cMyR5
87名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 16:28:43 ID:0HHgnwHD
長門「きょ!きょん、私を虐めるならここをいじめて、ち、違う、そこじゃない、ここよ」
長門、長門、長門、長門長門、長門、長門、長門長門、長門、長門、長門、長門、長門、長門、長門、長門、長門、長門。


長門「ありがとう私を虐めてくれて、今度は私があなたを虐める番だからね」
おい、おい、長門そんなにくっつくなよ朝比奈さんがくるだろ。
長門「そんなの関係ないわよ、あなたは私だけのオモチャなんだから、誰にも触らせない。例え涼宮ハルヒでさえ渡さない。」
怖い事言うじゃないか長門、でも俺はいつでもお前の遊び道具でいてやるぞ、だから俺にそんな怖い顔を見せるのは…
長門「分かった…あなたがそう言うなら」
笑った顔もかわいいぞ長門…



朝比奈さん「キョンくん今日はとてもおいしいお茶っぱを買ってきたんです……よ…」
あ、朝比奈さん!
ハルヒ「どうしたのみくるちゃん…って、何してるのよキョン。」
ハ、ハルヒお前まで!…
長門「私の遊びの邪魔…しないで…」
長門なにいってるんだ
朝比奈さん、ハルヒ「キャアー止めて有紀、やめてください長門さん」
長門「キョンは渡さないだれにも渡さない」
ハルヒ「ここは逃げるわよミクルちゃん」
朝比奈さん「は、はい?」
88名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/25(火) 17:30:49 ID:sxjljrad
>>87

長門「これで私の邪魔をする者達は消えた。キョン、私の番だったわね、いく、いいか。」
いいぞ長門こい!


(完)
89名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 18:10:38 ID:ZWW0XHQk
90 ◆ZQNAnXf5YI :2007/12/26(水) 18:14:53 ID:WLM/Rtrq
>>87
乙です
91名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/26(水) 22:43:17 ID:58zUQT7p
長門のキョンいじめの続きマダー
92名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 05:36:31 ID:5R3A02LO
ここの人達ってハルヒのこと好きなの?嫌いなの?
93名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 08:21:16 ID:KTETIn+u
あらら
94名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/27(木) 20:32:21 ID:oPcbN8q3
長門によるキョンいじめの続きは今日投下したいと思います。
95名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 00:34:50 ID:1by/9mYq
>>45


校舎を出た俺にいきなり冬の寒い北風が吹き付けてきた。まだ、季節は冬になったままだったんだという事を確かめさせられる一風だった。

俺は校門を出るといつも登っている坂道を下りながら長門の家までの長い距離をこの世とのお別れをするような、そんな心境で歩いて、俺は今の自分を頭の中でもう一度冷静に考えを整理していた。

ハルヒの命令により部室に現われなくなった長門を部室にくるよう説得しにわざわ長門の家へ向かわなければならなくなってしまったわけだが、だが、それはハルヒにとっての単なる俺の口実にしか他ならない。
なぜなら、真の目的は長門が俺をなぜいじめるのかをもう一度確かめるためなのだ。前に長門に理由を聞いた時は本を返さないから怒っていると言っていたがあれはウソだ。最初から俺をいじめるのを理由にしくんだ長門の陰謀だったんだ。
俺はきょくせつ長門の口から理由を聞き出してやる。一体何が目的で俺をいじめる必要があるのかを。


俺が頭の中で長門の陰謀について一人で整理しているうちに、長門が住んでいるマンションの前の道まで辿りついていた。
とうとう来てしまったか、宇宙人、いや、長門。そして、俺は内に秘めている勇気と根性に助けを借り手、長門の居るマンションへ足を動かした。


っと、そこへなぜか前から長門が歩いてくるのが見えた。手にはコンビニ袋をもっている。長門の奴は下を向いて歩いている、俺の所へゆっくりと近づいてくるそして長門は俺がいることに気づいた。
そして、俺は長門と思いっきり目があってしまった。
長門の奴は驚いたそぶりもせず無反応で俺の目だけを凝視していた。5秒…いや10秒ほど経っただろうか長門は俺から目をそらして無言で自分の住んでいるマンションへ体を向けて歩いて行こうとした。
俺はマンションへ帰ろうとしている長門へ勇気を出して一言いった。

まてよ!。

長門は俺の声に反応して立ち止まり振り向いてこう言った。

長門「付いてきて…。」

長門は一言言い放つと、マンションへ向かっていった。俺は押し寄せてくる恐怖を押し殺して長門の後に付いていった。
            長門の部屋の階へと上がるエレベーターの中で長門は一切俺の顔を見ず、無言でただ前だけを向いたまま、エレベーターの中は重い張り詰めた空気だけが漂っていた。
そして、エレベーターは無事何事もなく定めた階で止まりエレベーターを後にした。そしてついに長門の部屋の前まできた。長門は鍵を開けるとゆっくりドアを開け、後で立っている俺に振りかえって言った。

長門「入って…。」

俺は長門に向かってうなずくと部屋へと入って行った。
96名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 05:38:08 ID:G6YPHfJA
>>92
好きに決まってるじゃないか
97名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 14:19:01 ID:aCpzZttt
>>95
とりあえず乙

それはそうと、
管理人さん、SS更新いつするんだろう?
98名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 23:46:17 ID:lvb3vWpw
長門「涼宮ハルヒのいじめを開始しする」
キョン「やめろ長門!」
古泉「長門さんそんな危険な行動は涼宮さんを刺激しますからやめてください。」
ミクル「長門さん落ち着いて下さい」
長門「私の怒りはもはや限界、誰の指図も受けない、涼宮ハルヒに制裁をくだす」
キョン「長門冷静になるんだ、こんなことで怒るお前じゃないだろ」
ミクル「そうですよ長門さん、涼宮さんなりの愛情表現なんですから怒らないであげてください」古泉「あなたが使用としていることは世界が崩壊するかもしれないおそれがあるんですよ」
長門「だが、これだけは私は許せない」
ハルヒ「有紀、あんたなまいきなのよ私はこの部の部長なのよ命令には従ってもらうわよ」
長門「うわぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!」
キョン「長門が壊れたぞ!」
ミクル「私もぅ…」
キョン「朝比奈さんが倒れたぞ、大丈夫ですか朝比奈さん!」
古泉「仕方ありませんねここはひとまず僕が何とかします」
ハルヒ「やめて有紀そんなとこさわらないでよ、いゃ…こ…これいじめじゃ…ない…わよ」
長門「…」
キョン、古泉「俺もとめにはいるぞ古泉!、助かりますあなたは涼宮さんを、僕は長門さんを。」
99名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 00:34:40 ID:OJvIVi37
ハルヒ「早く止めなさいよキョン、こんなの我慢できないわよ…」
キョン「ヤ…メ…ロ、長門」
古泉「止すんです長門さん、涼宮さんも早く長門さんに謝ってあげてください」
ハルヒ「誰があやまるもんですか、さっきからどこさわってんのよ有紀、胸を触るのはやめて…」
長門「許さない、いじめてやる、いじめてやる」古泉「早く涼宮さんを長門さんからひきはやしてください」
キョン「やってるよ、長門が手を離さないんだよ!」
ミクル「あれぇ?、私どうしたんでしょう、あっ!涼宮さんいっ…た…い…」
キョン「あぁぁぁー、また朝比奈さんがたおれたぞ!」
古泉「朝比奈さんは私が…」
キョン「おい、おい、まてぇー古泉、なにかんがえてんだ長門が先だ」
古泉「あっ、すみませんつい。」
ハルヒ「下はだめよ有紀、そこは」
長門「いじめてやる誰にもわたしはとめられない」
キョン「ハルヒを引き離したぞ古泉」
古泉「長門さんどうしてあんなことで怒るんですか、あなたらしくありませんよ」
長門「許せるはずがない私が本棚に隠してあったいかがわしい本を見せびらかした」
ハルヒ「有紀のくせにこんなもん持ってるなんて生意気だったのよ、私もまだ持っないの」
100名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 00:44:07 ID:OJvIVi37
キョン「たかが同人誌ごときでけんかするなよ長門」
長門「わかったあなたがいうならしたがおう、じゃあ、一緒に見て」
キョン「おい、マジかよ長門」
長門「いやなの?」
キョン「よし、見るか長門」
古泉「あらら、仕方ありませんね」
ハルヒ「きぃぃぃぃーー、長門くせにーー」
ミクル「あれ?、喧嘩は治まったんですか。よかったですね」


(完)
101名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 15:58:04 ID:eNfcapoj
>>100
102名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 17:30:30 ID:czoesgPB
長門って憤慨読むと分かるけど、意外と怒りっぽいよなw
103名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 17:34:18 ID:Cch0gMpQ
乙で。
104名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 19:14:03 ID:OJvIVi37
キョン「今からかくれんぼをしたいとおもう」
ハルヒ「はぁ?なにいってんのよキョム、いやっ!、間違えたキョン」
古泉「涼宮さん最近部室で韓国映画みすぎですよ」
みくる「それよりきょんくんかくれんぼってどうやるんですか?」
キョン「朝比奈さんかくれんぼ知らないんですか!」
みくる「未来にはかくれんぼっていう遊びがなかったような有ったような、私未来では学校でいじめられていたのであまりよくしらなくて」
ハルヒ「みくるちゃんって前の学校でいじめにあってたの、まさにそのからだでいじめって、萌えよね」
古泉「朝比奈さんはどんないじめを受けていたんですか?」
みくる「そうですね、ここに来るまえまでずっとクラス全員に無視や女子トイレに連れていかれて服を全部奪われて放置されたりととてもつらかったです」
キョン「そんな酷いことをされていたんですか、大丈夫ですよここには朝比奈さんをいじめる人はいませんから」

ハルヒ「まさに萌えよね、大丈夫よみくるちゃん私が守ってあげるから」
長門「涼宮ハルヒ、未来から来た所に突っ込め」
古泉「実は僕も前の学校でいじめにあっていた経験が有りまして」
キョン「お前もいじめの経験があるのか!意外だな」
105名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 22:55:25 ID:IjlNF4Ly
古泉「僕の場合は女子からのいじめがひどかったですね、なにせ僕が教室を移動するたびに後になぜか一人だけ付いてくる女生徒がいたんです。」
ハルヒ「当てましょうか古泉くん、ずばりその女子生徒ストーカーね」
古泉「そのとおりです涼宮さん、僕はその女子生徒にひどい嫌がらせをうけましてそれでこの学校に転向してきたんです。」
みくる「どんなことされたんですか?」
古泉「それが、彼女は僕に好きだと告白してきたのですが、僕はあまり好きなタイプではなかったので丁重にお断わりしたのですが、その後に、突然帰り道や朝登校時やトイレの中、机の中にはムカデの死骸が入っていたりしたので
のいろうぜ気味になってしまって…」
キョン「とんだ一人よがりの奴だな、古泉も苦労したんだな」
みくる「たいへんだったんですね」
ハルヒ「実は私も中学の頃いじめを…」
一同「ない、ない、それはない!」


(完)
106名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 00:38:49 ID:RBlovD/N
>>105
古泉に殺意が湧きますたw
107名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 01:11:25 ID:m4SOtSlA
ハルヒ「実は私も中学のころいじめを・・・」

キョン「反省しろ」
みくる「ひどいですぅ」
古泉「過去の罪は悔い改めれば許されますよ」
長門「いまから謝罪に行くことを提案する」

ハルヒ「受けてたんだってばあっ!!」
108名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 01:41:31 ID:QjdwY2nl
>>105
いやいや、実際にされると相当こたえるよ
俺じゃなく友達が受けたんだけど
まぁ死骸がどうとかじゃなく、好きでもない女子(累計3人くらい)から執拗なメール&電話、泊めてとの誘いetc…
その友達やつれちゃったぐらいだからね
今は彼女作ってどうにかなったらしいけど、付き合ってすぐぐらいは本当にキツかったとか
109名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 03:31:01 ID:PXYW5A/9
これまでも、そしてこれからもモテないであろう俺には一生わからん辛さですな
110名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 03:34:23 ID:BtfrKtrg
禿同www
111名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/30(日) 10:30:47 ID:Dyd+m7hA
>>108
ワロたwwww
112名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/31(月) 00:59:03 ID:Jx/2lqNn
ハルヒ「キョン私クラスの皆からいじめられてるみたいなの。どうしたらいいの?」
キョン「今までの報いだ有り難く頂戴しとけ、そして、死ね!」


古泉「あのぉ〜、すみません相談したい事が有るのですが。」
キョン「おまえから相談なんて珍しいな。」
古泉「最近女子生徒達にお弁当を作って来てくれるんですが、僕はお昼はあまり食べない主義なんですが、どう断ればいいのか出来ればあなたから彼女達に言ってもらえないでしょうが。」
キョン「古泉いいか、今お前は自分じゃあ悪気があって言ってるわけじゃないだろうがな、それは俺に対しての、いや、全校男子生徒への嫌がらせにしか思えんぞ。だから、お前の顔に油性のマッキーで落書きしてやるから有り難く想え。」
古泉「ぶへぇぇぇーおぅぅぅーー!!やめっ!って!」


みくる「キョンくん私いじめられてるんです鶴屋さんに、だから助けてください。こんなのキョンくんにしか頼めないんですぅ。」
キョン「鶴屋さんにいじめを受けてるんですか!、……ご愁傷さまです。」
みくる「助けてくるれないんですかキョンくん!?」
キョン「いやぁ〜、相手が鶴屋さんだしぃ〜、反抗したら何されるかわかんないしぃ〜、だからとりあえず自分でなんとかしてください」
みくる「キョンくんのバカ〜、うぇぇぇーん」

長門「あなたに相談したい事がある。」
キョン「なんだ長門?」
長門「私あなたになぜかいじめられたいと想うようになってしまった、どうしたらいい?」
キョン「なっ!何ー!!何あぶないこと言ってるんだよ長門。でも、それはお前の願望なわけだしな、じゃあ、お言葉にあまえていじめてやる。 エィッ!」
長門「これがいじめなのか?胸をさわるのが。」


(完)
113名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/31(月) 01:27:15 ID:VKDaEWNc
ユニーク
114名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/31(月) 02:09:29 ID:d4QqzUln
キョン「にーらめっこしーましょ」
ハルヒ「わーらうと負けよ♪」
   「あっぷっぷ!」
キョン「うわぁキモ!!」
ハルヒ「フガ・・・」
115名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/31(月) 10:05:58 ID:7TfqQ1PE
>>112
これはある意味ひどいwww
116名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/03(木) 11:43:09 ID:wQDLRLXh
あれ?
117名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/03(木) 13:00:43 ID:j1WsGmxL
このスレも正月休みか?
118名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/04(金) 09:24:46 ID:QSiL59WG
誰も書き込まないね…
119名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/05(土) 21:27:04 ID:jqK0pSZF
こ〜んに〜ちは、キョ〜ンく〜ん、私〜がママ〜よ〜。
「わ〜いママ大好き…胸がぁ」

こ〜んに〜ちは、キョ〜ンく〜ん、私〜がママ〜よ〜。
「ギャァァァァ〜、鬼が来た〜」
「さぁ、勉強なさい」

こ〜んに〜ちは、キョ〜ンく〜ん、私〜がママ〜よ〜。
「このママ笑わない」
「…」

(完)
120名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/05(土) 23:29:12 ID:dSzfb5xq
>>119
1人忘れるな!

こ〜んに〜ちは、キョ〜ンく〜ん、私〜がパパ〜よ〜。
「アッー!!」
121名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/05(土) 23:44:21 ID:jqK0pSZF
>>120
パパはあえて入れずにママのみの最後は長門落ちにしてみた。
122名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/07(月) 17:47:09 ID:7WIF8yyi
>>119-120

ワロたwww
123名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 00:11:36 ID:F8Opma0u
ライブマンを思い出した
124名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/08(火) 01:21:32 ID:ROdg8eDf
そろそろ長門のいじめSSの続き投下してくれ〜。
125名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 07:55:06 ID:U+Dusr5p
あらら
126名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/09(水) 22:23:31 ID:8F7OwXLr
長門「いじめる、いじめる、キョンがいじめる。」
キョン「長門、おい、長門…」
キョン「大丈夫か?」
長門「…」
キョン「うなされてたみたいだけど怖い夢でもみたのか?」
長門「あなたにいじめられる夢をみた」
キョン「長門でも夢をみたりするんだな」
長門「私もごくまれに涼宮ハルヒの影響で夢をみたりすることがある」
キョン「またハルヒの奴が出てくるのか、いい加減ハルヒを理由に使うのはやめたらどうだ、長門さんよ。」
長門「言っている意味が理解できない。」
キョン「宇宙人二泊してみるか?」
長門「さらに理解不能。」
キョン「俺を宇宙につれていっちゃくれねぇか長門。」
長門「なぜ?」
キョン「俺は宇宙のかなたにあるお前の故郷の星にいってみたいんだ。」
長門「私は涼宮ハルヒの監視をしなければならない、それに私には故郷の惑星などない私たちは宇宙をたださ迷うだけ。」
キョン「じゃあ長門、俺と一緒に帰ろうか、お前のマンションへ」
長門「なぜ、あなたが私のマンションへ来る必要がある?」
キョン「あちゃあー、遠回しに断られちゃったか。じゃあ、帰り道だけでも一緒にかえろうぜ」
長門「い ・ や ・ だ!」キョン「ごふぅ!」
タラリラ〜リ〜ラ〜。 (完)
127名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/11(金) 19:22:22 ID:6T5J1Jvg
128名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 00:04:47 ID:J4DqtqYq
〜ある晴れた日のこと〜     部室内にて
【ハルヒ】ふ〜、今日は暑いわね。みくるちゃんお茶!
【みくる】ひゃーい、ただ今。
団員のお茶を入れる。
【みくる】今日は暑いからお茶少しぬるめにしましゅた。
【ハルヒ】気がきくわねみくるちゃん。それでこそSOS団専属メイドよ!
【キョン】ありがとうございます朝比奈さん!麗しのマイエンジェル!
     貴方のお茶をいただく瞬間こそ俺の至福の時。
【古泉】ありがとうございます。マッガーレ。
【みくる】うふふ、はい長門さんも。こんな暑い日にはぬるっぽいお茶がいいんですよ。
次の瞬間・・・

ガッ!!!!

床に倒れる朝比奈みくる。
そして辞書程の分厚い本を片手にした長門。
【ハルヒ】ちょっ・・・有希!あんたなんて事!?みくるちゃんを殴るなんて!!
【キョン】な、長門!朝比奈さんに何するんだ!?
【長門】彼女なりの挨拶に私も応じただけ。何か問題でも?
【キョン】問題おおありだ!!大体何だ挨拶って?
【長門】ネットではぬるぽと言われたらガッするのが慣わし。
    朝比奈みくるは私にぬるぽのコンタクトを行った為私はガッで応じた。
【古泉】なるほど、ぬるっぽいとぬるぽをかけあわせた長門さん渾身のギャグという訳ですね。
【長門】(コクリ)
【ハルヒ】へえ〜・・・無口キャラの有希にギャグなんて無縁と思ってたのに、
     いつの間にか高度なギャグを身につけてたのね。大発見だわ!!
【キョン】お前等感心してる場合か!朝比奈さん全然動かないぞ!
     っつーか息してねーし!!
【長門】ユニーク
129名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 01:50:23 ID:j+vrkG21
>>95
部屋に入るやいなや、長門は一人でスタスタと奥の部屋へと行ってしまった。
ドアの所で突っ立ったまま俺は静かな長門の部屋に前とは違う雰囲気を感じた。
違和感を感じながらも何度か来た部屋に俺はまた足を踏み入れた。そして部屋の扉のドアのぶに手をまわし中へと入った。
中では長門が立っており、仕事の遅い帰りを待ちわびていたかのような顔をして立っている。
「えーっと、長門今日来たのはハルヒの奴がだな…」
違うだろ俺、そんな言い訳丸出しな事いいたいんじゃないだろ。長門に真のいじめの理由を聞く為に来たって言えよ俺。
「長門、俺…」
長門「立ち話もなんだからここへ座って」
「あっ、あぁ」
長門はそう言うとキッチンの所へ行ってしまった。
俺は突然の長門の言葉と話しを途中で折られた事に動揺しながらテーブルの前に腰をおろした。
最初に感じた部屋への違和感は全く感じ無くなっており、前に来た時となんら変わる事のない殺風景のままの部屋がただ、俺を取り囲んでいるように感じた。
息苦しさで俺の中に長門への恐怖と怒りが同時に一気に沸き上がってきた。
それと同時にヤカンに入ったお湯が沸き上がり、音が部屋中に鳴り響いた。
130名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 03:37:17 ID:+IlzFkOg
続きがキニナル
131名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 18:04:27 ID:j+vrkG21
みくる「キョンくんどうしてそんな酷い事言うんですか?」
キョン「朝比奈さんにはもうウンザリなんですよ。」
みくる「私の何処がいけないって言うの。」
キョン「わざわざ俺の口から言わさせるですか。」
みくる「…」
キョン「分かりましたよ、そんなに聞きたいなら聞かせてあげますよ、だいたい朝比奈さんは胸が大きすぎ、俺は落ち着いた胸がいいんです」
みくる「そんなの仕方ないじゃないの、私だって好きで胸を大きくしたんじゃないもん」
キョン「そもそもそんな喋り方もわざとらしいんですよ、無理にロリ語喋りするし」
みくる「わざとなんかじゃないもん、普通だもん」
キョン「ほら、また」
みくる「普通です!…うっん…」
キョン「泣かないでくださいよ、こんなとこ誰かに見られたら俺困るじゃないですか」
みくる「うっん…」
キョン「だぁぁぁっー、もう、そうやってすぐ泣く。泣けば許されるとおもってる、俺はすぐピーピー泣く女は嫌いなんですよ。だからもう終わりにしましょう」
みくる「もう泣かないから終わりなんていわないで…」
キョン「そんなこと今更言われてももう遅いんですよ、オレには新しい彼女がいるんですから」
みくる「どうして、ねぇ、どうして彼女なの?」
132名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 18:38:47 ID:j+vrkG21
>>131
キョン「それはあなたより面白いし人をたよったりなんかしないからですよ朝比奈さんには持っていない物を彼女は持っているんです」
みくる「だからって…、そうだ、私頑張ってキョンくんの理想の女になりますから…」
キョン「…それが重いんだよ。」
みくる「そんな…」



鶴屋さん「おーい、キョンくん遅いから迎えにきたよー!」
キョン「あっ、鶴屋さん!」
鶴屋さん「キョンくんどうして遅いのかな〜?」
キョン「それが朝比奈さんがなかなか俺の事離してくれなくて」
鶴屋さん「そうなんだー、みくるまだあきらめてくれないんだ」
みくる「わ…わたし…」
鶴屋さん「みくるごめんねー、もうキョンくんみくるに興味なくなったんだってだからキョンくんは私の所にきたのよ」
みくる「そんな…」
鶴屋さん「わかったわねみくる、さぁいこうかキョンちゃん」
キョン「鶴屋さんちゃんずけですか、もう仕方ないですね行きましょうか」
みくる「まってキョンくん…」


ハルヒ「どうしたのみくるちゃん?」
みくる「涼宮さーん…」
ハルヒ「よしよしいい子いい子」
(完)
133名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/12(土) 23:18:56 ID:6D5j9Wua
>>132
みくるが切なく感じた
乙です
134名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 00:53:09 ID:52rcFQg8
そしてハルヒと百合にw
135名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/13(日) 02:45:00 ID:O0hqcWQZ
もしくはハルヒとみくるで鶴屋さんいじめ
136名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 01:56:49 ID:40FAK4Ub
保守
137名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 02:42:14 ID:40FAK4Ub
>>129
俺は音に驚いて思わず声を出してしまった。
「うわぁー!」
心臓が張り裂けるかと一瞬思うほど、俺はこの緊迫した状況下の中で必死になって心臓がある左胸を押さえていた。
「す、すまない長門、何でもから気にするな」
長門「…そう」
やばいぞ、たかがヤカンの音だけでこんなに驚くなんて、このさき俺は長門に理由を問い質す事ができるのか。
だめだだめだ、冷静になれ俺。
長門はお茶が入った湯飲みをお盆におくと俺の前に出してくれた。
長門「飲んで」
「あっ、あぁ、なんか悪いな」
長門「それで話したい事があってきたのでしょ」
俺はまさか長門から聞いて来るなど予想していなかっただけに冷静さをかいてしまわないかと一瞬の間に頭の中で理性をフルに活用していた。
長門「…」
「話したい事なんだが…、長門やっぱり単刀直入に言う、なぜ俺をいじめた。」
長門「それは前に話したい通り」
「あれはウソだ、お前の本心じやないはずだ、俺は本当のお前の気持ちを知りたいんだ」
長門「私は前に本で読んだ事を実行してみたくなった、そのため選択せれたのがあなた。あなたがその実験には最適だった。
涼宮ハルヒの反応も確かめてみたかった、だがあなたは誰にも言わなかった」
138名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 03:06:53 ID:40FAK4Ub
>>137
「実験!」
長門「私の考えではあなたは涼宮ハルヒに助けを求めるはずだった。
でも違った、あなたは一人でいじめの問題を抱えこんだ、そのせいで涼宮ハルヒの感情のコントロールデータを採取するのに失敗した。
私の実験は失敗した。」
「じゃあ俺はお前の実験に付き合わされていただけだったって言うのか。
ハルヒの反応を知る為だけに俺をいじめたって言うのか。」
長門「そう言う事になる」
「ふざけやがって…」
長門「でもあなたをいじめる度に今まで感じた事のない感情を感じた。」
「ふざけるなよ、俺の苦しみ、痛み、お前にもあじわらせてやる」
長門「あなたでは私には勝てない」
「やってみないとわかんねぇーぞ」
俺は今まで抑えていた感情をいきよいよく口から長門の顔目掛けて吐き出していた。
長門「私はあなたの事が好きなのかもしれない」
俺はこれから長門に勝てもしない暴力を決行しようとしていた時に長門の発言が俺の殺気だった身体を抑え込み動きを止めた。
「何言っているんだ長門」
長門「だから私はあなたの事が好きになってしまったの」
「?」
意味が理解出来ていない俺の脳みそは一気に凍りついた。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 03:46:36 ID:40FAK4Ub
>>138
長門の顔は今までにみたことのない表情をしている。
顔はやや下を向き目も落ち着かないようにキョロキョロし頬は赤く染まりまさしく恥じらいの顔つきになっているのだ。
俺は凍った脳みそを必死になって溶かそうとしていたがいっこうに溶けないでいた。
俺がなんの反応も見せないのに気付いた長門は俺のほっぺにいきなりキスをした。
長門「これであなたはもう私のもの、誰にも渡さない誰にも」
長門がなにかいっているようなきがするが長門の声が段々小さくなっていく…
長門「あなたは私の思うがまま…」

一時間後…

「あれぇ、俺どうして…ここは…」
長門「起きた」
「長門…お前が居るってことはここはお前の家か?」
長門「あなたは私のマンションの前に倒れていた、それでここまで連れてきた」
「そうだったのか、あっ、痛っ!頭が」
長門「大丈夫…すぐおさまる」
「あっ、ホントだ、痛みが消えた。」
長門「もう帰った方がいい明日は早めに部室に来て、話したい事がある」
「そうか、分かったじゃあ帰るよ」

翌日…

「よぉ、長門話しって何なんだ?」
長門「私の事をいじめて」
「あれぇ、なんだ頭がボッーウトしてきた…」
長門「…これでキョンは私の物…」 >>87>>88で完結です。
140名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 12:16:11 ID:03j8CJnR
141名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/14(月) 17:20:26 ID:vUQ8Jg+e
「なんで俺をいじめた!?」が情けなさ過ぎてフイタw
142名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 20:33:40 ID:R9xsT2MZ
暇潰しネタ【ネットいじめ】
とある掲示板。


198: YUKI.N◆kyonL:2008/01/15(火) 20:53:09 ID:52rcFQg8 [sage ]

今日、彼と二人きりだったのに邪魔しやがってあのホモ野郎

199: MIKUMIKU◆HOSYU:2008/01/15(火) 20:54:04 ID:tg4j5Fg8 [sage ]

最悪ですね古泉君は。私も前にお尻を触られました。

200: JON◆LOVE.N:2008/01/15(火) 20:55:06 ID:j45gt8ma [sage ]
本当ですか?!明日、いじめてやりましょう。

201: HARU◆kyon.L:2008/01/15(火) 20:57:02 ID:5j1m9pb1 [sage ]

いいアイデアよ。さっそく実行しましょう。
202: magare◆homobl:2008/01/15(火) 20:59:04 ID:o8jm5ag4 [age ]

いじめはいけませんよ!やめましょう。古泉君って人が可哀想だと思いませんか?

203: JON◆LOVE.N:2008/01/15(火) 21:00:06 ID:j45gt8ma [sage ]
>>202
アゲるなカス。
氏ね。

続かない。
143名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/15(火) 21:33:51 ID:I0e5rF4X
>>142
ワロたww
144名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/16(水) 23:56:02 ID:Mc7pbWuy
2月に驚愕発売予定らしいね。いちおうage
145名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 08:21:22 ID:2CttpfS1
ようやく発売されるのか
146名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 16:50:37 ID:k8d2ced4
ソースは?
147名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/17(木) 18:56:32 ID:1mdxCe+9
「どうして出来損ないの神様に私達は服従してるのでしょうか…?」


小さくてつぶやくように泣きそうな彼女の言葉に誰もが言葉につまった。
普段優しくて温和な朝比奈さんからはとても考えられない台詞だった。
それと共に、その言葉に同感してしまう自分がいた。
おそらくほかの皆もだろう。
しばしの静粛が続いた。
朝比奈さんは申し訳なさそうにうつむいている。
「…いったいどうしたんですか?朝比奈さん、急に…。」
喋りがたい雰囲気を破ったのは古泉だった。
何時もの笑顔だが、少し額が汗ばんで見えるのは俺の気のせいだろうか?
朝比奈さんは窓のほうを向いた。
外では深々と雪が降っている。
「だって…涼宮さんは力を自覚していないしコントロールできないんですよ…?
なのに私達は何時まで涼宮さんのご機嫌をとっていなければならないのですか……?」
それは分かる。
何故ハルヒのご機嫌をとるために俺達は無理をしているのか、というハルヒに対する一種の嫌悪感があったからだ。
そして俺の口から無意識に言葉が出た。
「…それでも、それでもあいつは仲間思い出し…今まで楽しかった…ですよね?」
何言ってるんだ俺は。
ハルヒをかばうような台詞を。
だが楽しいときもあったのは事実だ。自分自身も楽しんでいた。認めよう。
「そうですけどぉ…、もう嫌なんです。コスプレさせられるのもおもちゃにされるのも…全部全部嫌なんです…。」
泣きそうな朝比奈さんの声に同情してしまいそうな気がして怖かった。
長門は相変わらず無言のまま本を読んでいる。
少し悲しい表情をしているようにも見えた。
148名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 01:33:19 ID:3SR09kQo
「今なんて言ったハルヒ!?」
ハルヒ「…キョン、あんたをこれから一生怨んでやる」

俺は今日という日を決して忘れはしないだろう。


この方生まれてきて保育園、幼稚園、小学校、中学校と、学びの道の場所を通ってきた俺は、運がよかったおかげか、いじめとは無縁だった。
だが、今日俺は生まれて初めていじめを初体験するはめになってしまった。
涼宮ハルヒと言う女によって俺の学園生活、いや、人生の半分を台無しにされる恐れがでてきてしまった。

ハルヒが俺をいじめるきっかけとなったのは単なる些細な事だった。それは二週間前の放課後、SOS団の部室内でおこった事件が発端だった。
俺はその日いつもとかわらず退屈で、だが、なぜか落ち着くSOS団の部室へと足を進めている自分に自問自答しながら歩いていた。
部室の前に辿りつくと、中から三人の女子の喧嘩らしき言い合いをしている声が聞こえてきた。
「みくるちゃんどうして私の言うことが聞けないのよ。」
「無理なものは無理なんですぅ、押しつけるのはやめてください、長門さんには何で言わないんですかぁ!」
「私に振るのはやめてもらえないでしょうか、朝比奈みくるさん。
あなたは涼宮さんに一生奴隷扱いされていればいいんです。」
「なんですってぇー、長門さんがそんなこと私に言える立場ですか!」
「…」
「あぁぁぁー、しかとしたぁー。」
「うるさいわよみくるちゃん、静かにしなさい。」
俺は声の主達が誰なのかを理解するのにはさほど時間はかからなかった。ハルヒ、朝比奈さん、長門、この三人の他に誰がいるであろうか。
中に入るのに戸惑う俺は脳内の中に蓄積せれているごく最近のもっとも嫌だった記憶をよみがえしていた。
思い出すなぁー、この間もこんな感じで喧嘩している所に入っていって、飛んできたパイプイスに思いっきり頭ぶつけられたんだったんだよな。
等と、デジャブウ的に思い返した俺は目の前の出来事に今度は同じ事は繰り返さない、
学習能力を身につけている俺であるからして、ここは中に入らずに帰る事を選んだ。
そこえ、俺の帰るのを待っていたかのごとく奴はタイミング良く現われた。
そう、奴の名は、「古泉」。
149名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 17:24:51 ID:hYK+ZmEO
>>148は147の続き?
150名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 17:33:19 ID:HYMewq/G
>>148は別物。>>148の主より。
151名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/19(土) 22:10:15 ID:BorKcOxY
へぇ…
152名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 13:41:58 ID:MdYstZO3
>>147続き

その3日後だった。
俺は何時ものように部室に入ると、長門が一人いすに座っていた。
「ハルヒは?」
「朝比奈みくるを探してる。」
「そうか。」
朝比奈さんを迎えに行くハルヒは大いに予想できた。
こんなことが何回かあったからだ。
此処までは何時も道理といいたい。
が、少し違ったのは長門がまだこちらを見ていたことだ。
「何だ?」
「話がある。」
「手短に分かりやすくな。」
「分かった。」
ぱたんと長門市にしては本を閉じた。
そして何時ものように無表情で喋りだした。
「私は貴方に行為を抱いている。」
ああ、そうか。んで?
「だから…付き合って欲しい。」
へーそれは…ってをおおおお!!!!!!????
思わず間抜けな悲鳴もどきが出たさ。
それだけ驚いたということだ。
「な、何言ってるか分かりますか!?長門さーん!」
「知っている。」
んじゃああれか?
俺は長門に告白されたってことか!?
そう解釈してもいいのか!?
「そう解釈してもらいたい。」
心を読むなあああぁぁああああ!!!!
ってか長門が俺のことを…?
「返事は早めに。」
今言えってか。
そんなもん一つしかねーだろうが!
「〜〜〜ッ俺でよければ…。」

こうして俺と長門は付き合うことになった。
153名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 13:51:23 ID:MdYstZO3
>>152続き

付き合って早1週間にもなったころだ。
そろそろ皆に伝えようと思って部室に入ったらまたハルヒがいなかった。
聞けば用事があって先に帰ったとか。
珍しいこともあるもんだ、雨でも降るんじゃないか?
まあハルヒがいなくいてもいえるだろ、と俺達が付き合ってることを長門と一緒に発表した。
すると朝比奈さんは俺達のことを祝福してくれたさ。
「そうですか…おめでとうございます。」
「ありがとうございます朝比奈さん。」
相変わらず天使のような笑顔で迎え入れてくれたが…古泉は違った。
「…涼宮さんには内緒にしておいた方がいいですね…。」
困った顔で俺達を見ていたのだ。
「古泉、彼女がいないのは分かるが祝福ぐらいはしてくれたっていいだろう?」
「…あまりめでたいとはいえないので、」
失礼な奴だな。
それにハルヒに内緒だって?何故に?
「…分からないのですか…?」
古泉は半場あきれていってた。
つくづく失礼なヤツめ。
まぁいいさ、俺は長門といれば幸せだからな。
「…私も…。」
ん?何か言ったか?長門?
「別に。」
そうか。何かあったら言えよ?
「分かった。」
「今日は涼宮さんもいないですし解散しますか。」
「そうだな。」
そして俺は長門と一緒に帰った。
154名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 14:03:14 ID:MdYstZO3
>>153続き

次の日。
放課後ハルヒに
「今日はあたしが行くから、絶対来なさいよ!来ないと死刑なんだから!」
と怒鳴られてしぶしぶ部室に入った。
部室に入ると皆がもうそろっていた。
「キョン!遅いわよ!?何してるの!もっと早く来ないと×ゲームなんだからね!」
入るや否や大声で叫ばれて耳が痛かった。
「分かったって、悪かった。」
「よし、許す。」
ふうっとため息をつくと長門がこちらをみていた。
目が合ったとき少し笑ったように見えたのは俺の錯覚だろうか?
長門と見詰め合っているとハルヒが突然視界に入ってきた。
「何で有希と見詰め合ってるの?」
不思議そうに目を瞬かせたハルヒは予想以上にかわいかった、が
目が怖かった。
目に何処となく殺気があるようで俺は思わず目をそらした。
「いや、目が合ったもんだからな。」
「ふーん…。」
まだじと〜っと見てきやがる。
止めてくれ、視線が痛い。
古泉に助けを求めようとしたら古泉も何故か凄く困った顔をしていた。
何々だ…。
155名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 15:33:43 ID:MdYstZO3
>>154続き

ハルヒは急に顔を離した。
そして下を向いて何かつぶやいている。
かと思うと顔を上げてにこっと俺に笑いかけた。
「…急用が出来ちゃった…。」
この一言に古泉が青ざめたことを俺は知らなかった。
「急用が出来たから今日はもう解散よ!あ、でもみくるちゃんは残ってね?」
ハルヒの目は笑っていなかった。
朝比奈さんはっひ、っと短い声をだした。
何だ?なんなのだ?
良く分からないが機嫌が悪そうなので俺は帰ることにした。
長門と一緒に。
「じゃーなーハルヒ。」
「…。」
「ばいばいキョン!明日も来なさいよ?…有希もばいばい。」
「では僕も…。」
「じゃあね、古泉君。」
パタン、と扉はしまった。
出来損ないの神様はいったい何を望んでいるのだ?
156名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 15:45:18 ID:MdYstZO3
>>155の続き

「さて、みくるちゃん?」
ハルヒは口元だけ笑っていた。
本棚に手を置いて…本棚に隠してあったナイフを取り出す。
ビクッとみくるの肩が跳ねた。
顔は青ざめ、体は小刻みに震えている。
「キョンと有希の間に何かあった?」
「あの、そのぉ…。」
「はっきり答えなさいよ!!」
「ぅ…。」
みくるは涙目になって後ろに下がった。
「大体みくるちゃんは何時もオドオドしてうっとうしいのよ…!」
じりじりと確実に距離を縮めていくハルヒ。
みくるは壁まで行ってもう逃げ場は無い。
「みくるちゃん、キョンと有希の間に、何かあったか知らない?」
「し、知らないですぅ!」
「嘘よ!何かあるに違いないわ!」
「だ、だったら涼宮さんが聞けばいいじゃないですかぁ!」
「みくるちゃんの癖に生意気な!」
ハルヒはみくるの頬を思いっきり叩いた。
パァン!と音が部室に響く。
「ひ、ひたい!」
「さぁ、何があったのか言いなさい!」
「ぅう…。」
ボロボロと涙がこぼれだすみくる。
喉にはナイフが突きつけられている。
「さぁ!みくるちゃ…!?」
ドンッ!
みくるはハルヒを勢い良く突き飛ばした。
「い、痛いじゃないの!」
「いい加減にしてください…!」
「え…?」
「もう涼宮さんの言うこと聞くの疲れましたぁ!何で私をおもちゃ扱いするんですかぁ!?
コスプレとかも嫌なんですよ!!もうほうっておいてくださぁい!」
ハァハァと息を切らして泣きながら訴えるみくる。
それがハルヒの逆鱗を撫でた。
157名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 16:44:40 ID:zeX34OFN
>>156
続き頼む
158名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 17:34:38 ID:MdYstZO3
>>157了解
>>156続き

「みくるちゃんの…癖に…。」
ハルヒの顔が見る見る歪む。
ナイフを右手で握って立ち上がる。
「何時も何時も何時も何時もキョンに色仕掛けして…キョンにかわいいって言われてほめられて…。」
ぶつぶつと何か言いながら近づくハルヒ。
みくるは後ろがダメなら横へと逃げようとした。
その瞬間目の前が真っ赤になった。
「ぅ…あああああ!!!!!!」
同時に腹部に凄い激痛がはしった。
口からは鮮血が滴る。
足がふらつく。目がかすむ。
その耳に届く声は出来損ないの神の声。
「もうキョンに近づかないでよ!!!やめてよ!!!!」
叫びながらナイフを握りなおすのが分かった。
そしてハルヒはナイフを振り上げた。
何度も何度も腹部と顔を刺した。
「が、ゃめ…!!!!っっ…!!!!!」
みくるは必死で抵抗しようとした。
手で顔をかばい小さくなって。
だがハルヒの手は止まらない。
「っは、キョンは…!あたしのなんだから…!!!!」
ハルヒのナイフがみくるの頭に突き刺さった。
みくるの顔をかばっていた手が落ちる。
「っは、っは、っはぁ…。」
ハルヒは周りを見た。
…大丈夫誰も見てない見てない見てないミテナイ…。
ほっとしたと同時に笑いがこみ上げてくるのを感じた。
「ぁ…はは…あはは!やった!やった!キョンを色仕掛けする女はいなくなったのよ!?
待っててねキョン!あたしが全員殺してあげる!キョンはあたしが守るんだから!」
みくるの頭に刺さっているナイフを引き抜こうとした。
しかし深く刺さっているのかなかなか抜けない。
「ん、抜けないわ…。」
放っておこうかしら?と考えたがハルヒは即座にその考えをやめた。
このままにしておくといずればれる。
そしたら刑務所に入ってキョンに会えなくなってしまう。
それは嫌!絶対嫌!
仕方がないのでハルヒはみくるの頭に刺さっているナイフを両手で力一杯引き抜いた。
「よし、これで。」
ハルヒは朝比奈みくるを解体始めた。

出来損ないの神涼宮ハルヒはついに人に手をかけ始めた。
159名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 17:43:22 ID:MdYstZO3
>>158続き


みくるを殺した次の朝。
ハルヒはこれ以上にないくらいご機嫌で登校した。
誰にもばれることなく埋葬できた!
あたしって本当完璧!
ふふっと楽しそうに道を歩いていた。
「次のターゲットは誰にしようかしら?」
「何の話してるんだハルヒ。」
「っきゃあ!!!!????」
突然後ろから声がして飛び上がったハルヒ。
振り返るとキョンがいた。
珍しくバカも風邪を引く季節になったらしく谷口は休みだ。
「もう!脅かさないでよキョン!」
「すまんすまん、で。何の話してたんだ?」
ま、話といっても独り言だがな。
こいつがおかしいのは今に始まったことじゃない。
しかし今日のハルヒがご機嫌に見えるのは気のせいか?
「何でもないわキョン!それよりあんた、安心しなさい!」
「は?」
「アンタのことはあたしが守ってあげるから!絶対守ってあげる!」
そーかい、そりゃどーも。
ついにこいつ頭打ったか?
ため息をついて足を速めるとハルヒも一緒についてきた。
超笑顔で。
普通に笑ってるとかわいいのになぁと思う俺は変だろうか?
って今日一時間目数学か。
最悪だな…。







授業も真面目に聞かずにぼーっとしてるといつの間にか放課後になるんだよなこれが。
今日もハルヒに呼ばれてたっけ?
まぁいい、そろそろ行くか
160名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 17:53:14 ID:MdYstZO3
>>159続き

扉を静かに開けると長門がいた。
「よぉ、長門。」
最愛の彼女を前に顔が緩む。
あーこれが幸せって奴か、今ならノロケる奴の気持ちも分からんでもない。
などと考えていると長門が俺の口に指を当てた。
「なが「有希」
「有希と呼んで。」
なんて可愛い奴だこいつは!
朝比奈さん以上に癒されたのは久しぶりだぞ?
本当にここで抱きしめてやりたいぐらいだ。
…ん?そういえば朝比奈さんは…。
言葉を切り出す前に扉が勢い良く開いた。
「遅れて悪かったわね!今日も用事があるから解散して!!!」
「はぁ?」
今日もか!
珍しいこともあるもんだ。
ハルヒは笑顔で俺の背中を押す。
「さ、出て行って!」
「お、おい押すなって。」
「…。」
パタン。
扉が閉まった。
長門と俺はハルヒに外に出されてただ呆然としていたが俺の頭に素晴らしいことがよぎった。
これはもしかして長門と一緒に帰れるのでは?
ちらっと長門を見る。
相変わらず無表情で見上げてくる。
可愛い。
「あー、なが…有希、そのなんだ、まぁ…一緒に帰らないか?」
有希は少し目を開いて…頬を染めていった。
「帰りたい…。」
これは有希なりのオッケーっと事と解釈しよう。
161名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 17:59:47 ID:MdYstZO3
>>160続き

恋人つなぎをして歩いていると前方から古泉が歩いてきた。
笑顔ではなくやや無表情の混じった困り顔で。
こちらに気がつくとまた笑顔になったが。
「おや、これからお帰りですか。」
「そうだ。」
俺達の手を見るとニヤニヤした。
気持ち悪い来るな見るな。
「いいですね、長門さんを大切にしてあげてください。」
お前に言われなくてもそうするつもりだ。
なんなんださっさとお前も帰れ。
「…そう、ですね。」
なんだ?顔が青いぞ?如何した?
「何でもありません、ああ、キョン君。」
何だ?
「…涼宮さんには気をつけてくださいね?」
「お前それはどういう意味だ?」
「さぁ、ね?」
青ざめた笑顔で古泉は俺達の横を通り過ぎていった。
何か嫌な予感もした。
162名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 18:04:07 ID:MdYstZO3
>>161誤字スマソ。
嫌な予感もしたではなくて嫌な予感がした。
ほんとKY連続投稿スマン。
163 ◆ifIsn.DWVU :2008/01/20(日) 18:07:57 ID:w0u8Y9UR
>>159
これは続きにwktkせざるを得ない
164名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 18:31:22 ID:MdYstZO3
>>161続き

僕は部室へと足を運んでいた。
まぁ、予想はつくでしょうが涼宮さんです。
僕は涼宮さんに放課後部室へ一人で来るようにといわれてきました。
そのため僕は死ぬ覚悟で話し合いに行くんですよ。
おそらく朝比奈みくるはもう殺されているでしょう。
今日学校に来なかったのが何よりの証拠です。
正直僕は死ぬのが怖い。
今にも逃げ出したい気持ちで一杯です。
でも彼女から逃げられないのでしょうね。
出来損ないでも神ですから、彼女が望めば僕は何時だって彼女の元へと帰らねばならない。
などと考えているうちにもう部室へとついてしまいました。
汗ばんだ手でドアノブを握る。
カチャ…。
静かな部室なのでドアの音がおおきく聞こえた。
そして彼女は仁王立ちで部屋の真ん中に居た。
「遅いわよ古泉君。死刑決定。」
165名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 18:42:14 ID:MdYstZO3
>>164続き

彼女の笑顔は魅力的だ。
だが今の彼女の笑顔は…鬼だ。
「古泉君、約束の時間に4秒遅れたわ。死刑決定よ。」
右手にはナイフが握られていた。
血痕もついているナイフが。
僕は息を飲んだ。
「…ーっは…しゃれになりませんよ…涼宮さん…。」
血の気が引いていくのが分かった。
彼女は一言も喋らない。
本気だ…。
「さて、如何しますかね…。」
後ろを見る。
ドアが完全にではなく半開きにしまっている。
今なら逃げれるか…?
じりじりと後ろに下がる。
ドアに手をかけようとしたとき…。
「動かないで!!!!」
ビクッと反射条件で止まってしまったことを、このときほど後悔したことないだろう。
ナイフが目の前をかすった。
僕の頬から血が落ちる。
「つ―…!」
そうだ、彼女は…運動神経がいいのだ。
たったそれだけの理由、それだけの理由で僕の人生は終わった。
なんと彼女は左手にもナイフを隠していたのだ。
それが運悪く、僕の左胸に刺さった。
166名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 18:52:01 ID:MdYstZO3
>>165続き

「ごほ、げほ…!!!!」
古泉君の口から大量に血が流れていくのを見たとき、死ぬのが確定したわ。
苦しそうにもがいて…動かなくなった。
つついてみたけどひんやりしててからもう死んだのね。
これでキョンにばれない。
キョンと何気に親しいこいつさえ殺せばあたしのことがばれないわ。
あとは有希だけ。
「あたしからキョンを奪った罪は死刑よ。」
あたしは見た。
部室から出た後キョンと有希が恋人つなぎをしていたのを。
あたしはそれはもう、悲しかったわよ。
と同時にキョンに同情して、有希に怒りを覚えたわ。
きっと有希は無理やりキョンをつき合わせたのよ。
キョンは優しいから。
「待っててキョン、絶対助けてあげる。」
もう一度ナイフを握り締め、古泉君に刺した。
一応確認…だから。
動かない、死んだわ。
胸に刺さってるナイフとお腹に刺さったナイフを引き抜いて、明日までに片付けるため古泉君を解体した。
男の子はごつごつしていて苦労したわ。
キョンもそうなのかしら、って思ったらゾクゾクしちゃった…。
明日もキョンに会えるんだ…楽しみ…。

出来損ないの神涼宮ハルヒ二人目を殺害
167名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 20:44:55 ID:gNVFqfAS
なんというやんでれ・・・・・・。
168名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/20(日) 20:53:00 ID:zeX34OFN
>>166
続きwktk
169 ◆ifIsn.DWVU :2008/01/20(日) 21:00:11 ID:w0u8Y9UR
>>166
これはほんとにもうwktkせざるを得ないな。
170名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 06:32:17 ID:TZFt5+Mz
>>168>>169ありがとうwww

>>166続き
朝、俺は悪夢を見たらしく汗びっしょりで飛び起きた。
それが何の夢なのかは分からない、が確実に分かるのは夢の中で長門とハルヒが出てきたことだ。
これは何か意味があるのか?
ハルヒ…、これもまたお前の仕業なのか?
お前がまた何か望んでるのか?
「…最悪だ。」
考えれば考えるほど気分が悪い。
少し早起きだがもう支度をしよう。
ベットから降りてきしむ階段を下りる。
階段の下ではすでに妹が起きていた。
「キョンくんおはよー。」
「おはよう妹よ。」
その無邪気な笑顔でこっちを見るな。
ああ、それと朝からおもちゃのおねだりは聞かんぞ?
「キョン君のけちー!」
言うつもりだったんかい。
はぁと小さくため息をついて台所へと向かう。
テーブルにはパンが置いてあった。
そのパンを全部間食すると妹が出て行くのが分かった。
もうそろそろ俺も出なければな。
171名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 06:38:21 ID:TZFt5+Mz
>>170続き

「キョン!おはよ!!!」
また馬鹿は休みらしく俺は今日もハルヒと登校することになった。
ハルヒの機嫌が昨日よりよくなってるように見える。
…閉鎖空間とやらが出なくて古泉も助かってるんだろうな。
ちらっとハルヒのほうをみた。
…ん?
「ハルヒお前目の下に隈が出来てないか?」
「…え…?」
ハルヒの表情が一瞬だけ変わった。
なんというか…笑顔から突然驚いたような顔に…。
「き、気のせいよ!それより今日も…先に帰ってね、あたし有希に…用事があるから。」
またか?
…このごろおかしい。
そういえば朝比奈さんを見かけない。
2日も見かけないと寂しいものだ。
…ハルヒの部活と何か関係があるのだろうか?
今日こっそり除いてみるか、どうせ有希の帰りを待つことにしてるしな。
172名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 06:50:28 ID:TZFt5+Mz
>>171続き

遅かった。
眠りから目が覚めたときにはもう6間目だった。
俺はなんと言う…まぁいい、ノートは国木田に見せてもらうか。
後ろを見た。
ハルヒは…寝てる。
よっぽど寝不足なのだろうか?
そういえば隈が出来てたっけ。
…寝不足になるほど何をしてるんだ?
と思いながらも俺はハルヒを起こす。
「おい、ハルヒ起きろ、放課後だぞ。」
ゆさゆさと揺さぶるとうっすらと目が開いた。
「ん……キョン〜?もう放課後?」
「ああ。」
寝ぼけ半分のハルヒ。
目をこすって欠伸をする。
もう少し女らしくしろよ。
「んあ〜良く寝たわ、キョン、先かえって。有希に用があるから。」
分かった。
返事をして教室を出て行く。
さて帰る…訳が無い。
ハルヒが教室を出て行った後こっそり部室を見るつもりだ。
気づかれないようにしなければな。
173名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 07:54:13 ID:pHz38bho
>>172
乙です
続きを頼みます
174 ◆ifIsn.DWVU :2008/01/21(月) 10:43:38 ID:j9x47srD
>>173
テラNice bote. なハルヒにすげえ萌える俺脂肪wwwwうぇwwwうぇっwwww
175名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 12:07:25 ID:XpZLu99a

ハルヒに引いた。
176 ◆ifIsn.DWVU :2008/01/21(月) 15:01:01 ID:j9x47srD
支援age
177名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 16:05:34 ID:9QWqx+k6
これはもはやいじめでは無いw
だがwktk
178名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 16:31:25 ID:TZFt5+Mz
自分でもかいていてハルヒにひいたww

>>172続き

10分ぐらい暇つぶしに校内をぶらついて、もう一度教室に戻ったらハルヒがいなかった。
もう行ったのか。ならば俺も行くとするか。
と後ろを向いたときだった。
「おや、キョン君じゃないか!」
「どわぁぁぁああ!!!!」
間抜けな声2回目。
そこには俺の間抜けな悲鳴に驚いたように目を開いている鶴屋さんがいた。
「わー、めがっさびっくりしたにょろ!」
いやーすみません。
「いいよいいよ…。…ところでさぁ、キョン君、聞きたいことがあるんだけどいいにょろ?」
いいですよ。なんですか?
…心なしか鶴屋さんが小刻みに震えているようにも見える。
顔も不安な顔をしている。
いったいなんなのだ?
「あの……君、みくるしらないかい?」
みくるという言葉に過敏に反応してしまった。
その反応を鶴屋さんが見逃さなかった。
「!君、知ってるのかい!?みくる、家にも帰ってきてないんだよう!もう心配で心配で…。」
泣きそうな顔で俺を揺さぶる鶴屋さん。
「ちょ、落ち着いてください俺は知りませんってか…。」
この人は朝比奈さんが…行方不明だ、とでも言ってるのだろうか?
だとしたらとんでもないことだぞ!?これは!
鶴屋さんの手が止まった。
どうやら落ち着いたみたいだ。
「ご、ごめんにょろ…。つい取り乱しちゃったさ…、ほんとごめんねキョン君。」
何時もの鶴屋さんらしくない。
それほど心配してるのだろう…。
鶴屋さんはかばんを持っている手を持ち替えた。
「そろそろ帰るにょろ!じゃあね!キョン君!」
「あ…、」
逃げるように走り去った背中が痛々しかった。
179名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 16:36:13 ID:TZFt5+Mz
>>178続き

部室に向かう足を速めながら考えた。
朝比奈さんが行方不明?
一生懸命心当たりを探した。
朝比奈さん、そういえば学校来てないし…家にも帰ってないのか。
いつからだった?朝比奈さんがいなくなったのは…。
記憶をたどる…。
たしか……ハルヒに部室に呼び出された日から…!?
「…おい…まさか…。」
そういえば…古泉は…?
…学校に来てない…。
「ウソ・・・だよな?」
皆共犯で俺を脅かそうと…してるんだよな?
じゃなきゃ…ハルヒにあった人が一人ずつ消えていくなんて…まさか…。
―今日は有希に用があるから。
ハルヒの言葉が脳をよぎった。
…有希…!!!!
俺は無我夢中で走り出した。
180名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 16:48:49 ID:TZFt5+Mz
>>179続き

パタン、というドアの音。
私と目が合う人物。
有希が入ってきた。
…相変わらず憎たらしい顔。
相変わらずの無表情…。
キョンをたぶらかす最低の女…キョンの彼女…キョンの…。
本当に憎たらしいわ。まっててキョン、こんな女すぐに…。
ぶつぶつ言ってると有希がこちらに歩いてきた。
有希は同情でもするかのような冷たい目で私を見下ろしていた。
「な…によ…!」
「貴女の言いたいことは分かる。」
パァン!!!!
私は彼女の頬をぶった。
カッと頭に血が上るのが分かった。
「…分かったって…何がわかって言うのよ…?あんたなんかにわかって欲しくない!なんなの!?
キョンをたぶらかして…彼女ですって!?ふざけんな!!!今すぐ分かれなさい!!!分かれないと…。」
死刑よ。
右手に持っていたナイフで有希のお腹を刺す。
ひゅっと風を切った音がした。
それと同時に血が飛び散ったわ。
どす黒い血がね!あんたは血までどす黒いのかしら?
有希の体がゆっくりと崩れる、いい気味。
「ぅ…ぐ…!」
有希はお腹を抱えてうずくまった。
あたしの怒りは…こんなものじゃない…。
もう一度右手を振り上げた。
楽に殺させてあげない。
その体切り裂いてやる!
振り下げたその時…。
バァン!!!!
「何やってんだ止めろーー!!!!!!」
キョンが、勢い良く入ってきた。
181名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 16:57:20 ID:TZFt5+Mz
>>180続き

「んだよこれ…!」
目の前の光景を疑ったさ…。
冗談だろ?夢だろ?
泣きそうな気持ちを抑えてその光景を見た。
ハルヒがナイフを持っていて…有希がうずくまっている…!?
はっとした。
有希の腹部から血が出ていた。
「っ有希ぃ!」
俺は慌てて有希に近づく。
ハルヒのことなんて見ちゃいない。
「おい!?大丈夫か!?有希、有希!!!!」
ごほっと口から血を出して有希が咳き込んだ。
目はこちらをまっすぐに見ている。
「…んで…。」
有希が口を動かす…。
無理…するなよ…、
そんなことも聞かずに有希は喋った。
「…何…で…来たの…?」
「お前が…、」
心配だからだろうが馬鹿野朗。
有希をそっと抱きしめる。
と同時にハルヒの悲鳴にも似た声が上がった。
「な、何で…!?何でキョンがここにいるの…!」
そしてギッと有希をにらみつけた。
「…どうして…何時も邪魔をするの…?私がキョンを見ていたら…あんた…キョンと喋るし…
くじ引きも…あんたと…!何で何時も邪魔をするの!?そんなにあたしが嫌い!?ねぇ、何で!?」
ぼろぼろと泣き崩れてへたり込んだハルヒ。
このとき俺はハルヒが泣いたのを始めてみた。
ナイフが床に落ちる音がする。
「…ぅ…ううう…!!!!」
下を向いてしゃくりをあげて泣き出したハルヒ。
状況のつかめない俺は、唯泣いているハルヒを見ながら有希を抱きしめた。
182名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 17:09:08 ID:TZFt5+Mz
とてもカオス。

>>181続き

現在部室には泣いているハルヒと血を流してる有希、それを抱きしめている俺。
3人だけだ。
…いけるか?
…今なら聞いてくれるか?
俺の声を…!
ぎゅっと有希を握ってハルヒのほうを向く。
一か八かで俺は勝負に出た。
「な、なぁハルヒ、とりあえず有希を…病院へ連れて行かないか?」
ハルヒの泣き声が止まった。
なるべく優しい声で、願うように聞いてみた。
ハルヒが顔を上げた。
心臓の音が大きく聞こえる。
…頼む…。
有希がこのままじゃ危ない…。
…ハルヒよ…俺の言うことを聞いてくれ…!
神に祈るように俺はひたすら願った。
そんなことしか出来ない俺が情けなかった。
「…。」
ハルヒは答えない。
やけに長く感じる時間。
じれったい時間。
その間に絶えられなくて…俺は右を向いてしまった。
そして右には…
「…な…!?」
朝比奈さんの…メイド服に…血が…ついていた。
…その血は有希の血なのか…?
……ちょっとまて…あんなに離れているのにそこまで飛び散るか?
…だったら…一体…!?まさか…!!!??
「ハ、ハルヒ…。」
声が以上に震える。
ごくりと喉を鳴らす。
違う…よな?
違うといってくれ!!!!!
現実拒否したい気分を抑えながら、震えた声で言う。
「朝比奈さんと…古泉は何処だ・・・?」
ハルヒの目は見開かれた。
鋭い目が俺を捕らえる。
「ねぇ…キョン…。」
右手が再びナイフを持った。
そしてハルヒは立ち上がった。
「…誰に聞いたの?」
目の前が真っ暗になりそうだった。
183名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 17:19:42 ID:TZFt5+Mz
>>182続き

嘘…では無かったのか。
これは…現実なのか!?
「ハル「誰に聞いたの!!!???」
びくっと肩が跳ね上がったのが分かる。
俺の目の前にいるのは本当にハルヒかよ!!!??
信じたくなかった。
有希の意識が朦朧としてきている…。
俺は強く有希を抱きしめた。
それに気がついたらしく有希もうめくように俺を抱きしめた。
それを見てもう一度ハルヒは目を見開いた。
「は、なれろぉおおおおお!!!!!!!!!!!」
ナイフが有希の肩に突き刺さった。
有希が悲鳴を上げる。
そんな光景を…俺は見たくないんだ!
俺はナイフを持っていた手を掴む。
「止めろハルヒ!!!如何したんだ!!!??」
ハルヒが手をを振り回しながら俺の手から逃れようとする。
なんて力だ!本当に女かよ!?
「うるさい!うるさい!うるさあぁあああああい!!キョンに触るものは死刑よ!皆死刑なんだからぁ!!!!」
イかれてる…。
狂ってる…。
如何したんだよハルヒ…お前…。
「ハルヒ…。」
泣きそうな顔であいつの名前を読んでやる。
するとあいつは…ハルヒは手を止めた。
そして微笑んだ。
「…キョン…絶対…助けてあげるわ…あたしがあんたを助けるって…約束したんだからね。」
ああ、だが俺の前に有希を助けてくれないか?
ハルヒはにこっと微笑んだ。
俺はほっと胸をなでおろした。
そして・・・手の力を緩めてしまった。
俺は後悔した、そして同時にしまったとう言葉が出た。
ハルヒは俺の手から逃れ、ナイフを振りかざした。
有希!!!!
俺は有希を守るために体を前に倒した。
184名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 17:36:02 ID:TZFt5+Mz
そして俺の背中に激痛が走った。
俺は悲鳴が出た。
じわりと背中が熱くなっていくのが分かる。
俺、死なないよな…?
ハルヒが泣くような悲鳴を上げる。
手を頭に当てて泣くそうにつぶやく。
「い、や…、違う…これは違う…。」
意識ははっきりしていないが、ハルヒは確かにそう喋っていた。
「…こんなのは…私の望んだ未来じゃない…。」
ハルヒがよろけて机にぶつかる。
カシャン、と俺のお気に入りのコップが落ちた。
…お前の望んだミライ…。
出来損ないの神でも…未来を望むのか…。
ふっと口が笑った。
そして口から血が出た。
イタイ。
ハルヒは真っ青で震えながら俺達を見ている。
まじい、目がかすんできた。
まだ辛うじて聞こえる耳に、温かい声が入ってきた。
有希の…声だった。
「…逃げて。」
くすぐったいくらい小さな声。
その言葉を聞いて、何故か俺の目から涙があふれ出た。
自分でも分からない感情に押しつぶされそうになって…。
何も出来ない自分が悔しくて。
有希を抱きしめた。
ハルヒが悲鳴を上げる。
まだ何か言ってるのか?
「…時間が………戻ればいいのに……。」
…おい…。
「時間が戻って…キョンとやり直したい…、今度こそ…あたしが彼女になりたい…。」
…まさか…。
お前!
「時間が…戻ればいいのに!」
ハルヒがそう望んだ瞬間、周りの音が凄い轟音でかき消された。
そう、神は時間が戻ることを望んだのだ。
ビュォオオオオオオ!!!!
風がハルヒに集まるようにどんどん俺達を通り抜けていく。
中心にいるハルヒは意識を失っているらしく、目をつぶって悲しそうに浮いていた。
キィン。
綺麗な音がした。
何故か俺のお気に入りのコップが元に戻っていた。
…ああ、そうか。
俺達は凄い勘違いをしていたのか。
有希もそれに気がついたらしく、俺の手を握っていた。
「…次も会おうな…。」
「それ…を…願う…。」
俺達の間違いは2つ。
一つ目はハルヒは出来損ない出はなく、本物の神だったということ。
二つ目は俺は大きな過ちに気がつかなかったこと。
それだけ考え…意識を手放した。
185名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 17:43:43 ID:TZFt5+Mz
>>184続き ラスト

ひやっとする冷たい感覚で目が覚めた。
目を開けると天使がいた。
「キョン君、大丈夫ですかぁ〜?」
…?
…朝比奈さん?
何がです?朝比奈さん?
「あれぇ?覚えてないんですか?」
????
俺は確か…
「いすから転んで頭を打ったのですよ。」
「そして貴方は気絶した。」
長門…と古泉?
部室…。
…そうだ思い出した。
俺は珍しく古泉にオセロで負けて…。
んで背伸びした際に後ろに転んだという情けない事実だ。
「キョン君大丈夫ですかぁ?」
ええ、優しい貴女のおかげですっかり元気ですよ!
にこっとわらってみると朝比奈さんもにこっと笑い返した。
あーこの人は本当に天使だなぁ…。
だが何処となく元気がないように見えるのは俺の気のせいだろうか?
いいや、気のせいじゃないね。
だって顔色が悪いからな。
「…朝比奈さんこそ大丈夫ですか?」
彼女はキョトンとした。
ああ可愛い。
「な、何がですかぁキョン君?」
「元気…ないですよ…?」
そういうと朝比奈さんはしょんぼりと黙ってしまった。
ヤバイ!泣かせたか!?
俺があせっていると朝比奈さんが優しく口を開いてくれた。






「どうして出来損ないの神様に私達は服従してるのでしょうか…?」




END
186名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 17:45:18 ID:TZFt5+Mz
長くてスマン。
そして駄文でしかもいじめに関係ないという最悪の結果だスマン。
一応涼宮ハルヒがキョン以外の団員いじめ…無理やりだ…。
ヤンデレが書きたかったんだスマンほんと反省してる。スマン!
187名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 18:18:27 ID:h1yJ7V8U
>>186

以前に比べればずいぶん上手くなったと思う。
188名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 18:21:12 ID:TZFt5+Mz
>>187
以前?
>>147>>185で今回初なのだが。
189 ◆ifIsn.DWVU :2008/01/21(月) 18:22:45 ID:j9x47srD
>>186
GJ!ヤンデレハルヒにもGJ!
190名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 20:31:09 ID:XpZLu99a
>>186

ハルヒの暴走は神だからなしえたオチだったぜ。
191名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/21(月) 22:13:59 ID:pHz38bho
>>186
192名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/22(火) 06:16:57 ID:XX/xeFAy
>>186乙w
ただオチがよく分からないんだが、結局悲劇は繰り返されるってことなのか?それとも
「どうして出来損ないの神様に〜」の時点でハルヒを殺すべきだったという意味なのか・・・理解力低くてスマソ
193名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/22(火) 06:34:47 ID:rbo9KrVB
>>192
分かりにくてすまん;文章能力無い。
無限ループのつもりだった。
時間が戻ったから記憶がないつもりで…。
194名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/22(火) 07:36:20 ID:CV+0FK9B
>>186
最後の結末に驚いてしまった

195名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/22(火) 09:40:43 ID:XX/xeFAy
>>193
やっぱそうかw
解説サンクス
196名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/23(水) 01:46:20 ID:pcN/jAeE
>>184
ふたつめの間違いとは何ぞ?
197名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/23(水) 07:45:55 ID:HI1cibin
>>186
ところでこの話のタイトルは?
198名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/23(水) 16:00:56 ID:9KsimVkb
>>196出来損ないでは無かったということだったが分かりにくくてごめんよ。
>>197そんなこと考えたこともなかったwwww
そうだな…適当に「出来損ないの神様」とか?
199名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/23(水) 16:31:31 ID:i0D9uHqg
>>185
おお、大作だ
200名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 07:56:27 ID:PK0AVH5H
200
201名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 01:33:14 ID:LBZXeMyI
>>186
もはやイジメとかそんなレベルをはるかに超えてるぜ・・・。
読んでてゾクゾクした。

nice haruhi.
202名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 13:48:26 ID:MdPohsEK
誰かいませんか?
203名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 17:36:26 ID:8TbZKEmq
誰もいませんよ
204名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 18:52:12 ID:MdPohsEK
>>203
いるじゃないですか
205名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/26(土) 20:58:55 ID:8TbZKEmq
>>204
いないですよ〜
206 ◆ifIsn.DWVU :2008/01/26(土) 22:19:02 ID:S1HToKaX
保守age
207 ◆ifIsn.DWVU :2008/01/27(日) 20:38:15 ID:h5hnyhb8
保守age
208名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/27(日) 21:11:41 ID:n7imOvzS
あれれ?
209名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 16:55:34 ID:yGTcbkPX
aq
210名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 20:07:05 ID:mipD0+43
...
211名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 17:46:30 ID:cNPPmmcG
投下無いようなので。まだ途中…。携帯厨すみません。

ハルヒは苛立っていた。最近キョンは、やたらと長門を気にする。
恐らく、長門はキョンに好意を寄せている。唇を噛み締めた。

その日は、ハルヒが突然決めたミーティングだった。
いつものように本を読み続ける長門に意見を求めると、こくんと頷く。
それを見たキョンが微笑み、ハルヒはますます苛立った。
「有希、あんた無愛想よ。返事くらいまともにしたら?」
つい、きつい言い方をしてしまう。それをキョンに咎められ、また不機嫌になった。

次の日の昼休み、ハルヒが部室へ行くと長門がいた。いつもの無表情で本を読んでいる。
「ねえ有希。キョンに近付かないで」
長門は無言でハルヒをまっすぐ見るだけだ。それにも腹が立ち、
ハルヒは長門の座るパイプ椅子を、力一杯蹴りつけた。
大きな音がして、小柄な体が床に転がる。分厚いハードカバーの本が床を滑った。
長門は起き上がらない。細い腰を踏み付けて、ハルヒは怒鳴った。
「キョンに近付かないで!」
返事は聞こえなかった。目に付いた分厚い本を拾い、長門の頭を叩く。
放課後は来なくていいわ、呟いてハルヒは部室を出た。
212名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 18:57:52 ID:kHlSdf5s
>>211
ハルヒのヤンデレ化に期待。

   ,ィ^i^ト、
  .《y'´ ̄`ヽ
 {  {八{从)}  
 ノ,イ| TヮTノリ 最近誰も私のSS書いてくれないでしゅ・・・
( / つ つ
 しー-J
213名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 22:05:21 ID:cNPPmmcG
>>211の続き
これ、いじめか…?

ハルヒは晴れ晴れとした気持ちで、放課後部室に向かった。
長門は来ない。扉を開ける。ハルヒの笑顔が固まった。
長門は居なかった。が、変わりにふわふわ揺れるポニーテールが目に入った。
「あ、涼宮さん」
ポニーテールのみくるがふわりと微笑んだ。ハルヒの頬が引きつる。
だめ、ポニーテールはだめ。だってキョンが、だめ、だめ!
ハルヒはかばんを投げ捨て、みくるに駆け寄る。肩を掴みポニーテールを無理矢理ほどいた。
「きゃあっ」
「みくるちゃん、ポニーテールはだめ!似合わないから、もうしないで!」
みくるの目に涙がたまる。すみません、と小さな声が震えている。
「…絶対、しちゃだめだから」
「はい…」
「分かればいいのよ」
ふと、ポットの横に見慣れないお茶葉の袋を見つけた。
「なに、これ」
「あ、休み時間にキョンくんに頂いたんです。今入れますね」
きょんに、もらった。緩みかけていたハルヒの顔が、また険しくなる。
きょんに、。
ハルヒは荒々しく袋を奪い取った。そのまま袋の中身をぶちまける。
緑色になった床をみくるは唖然と見、ハルヒの顔を見た。
「涼宮さん…?」
その時、誰かが部室に入って来た。いつものように、挨拶はない。
「長門さ、」
「来るなっていったじゃない!!」
ハルヒが恐ろしい剣幕で叫んだ。みくるはぎゅっと身を縮める。
「私は同意していない。私は彼に好意を寄せている。あなたの命令は聞けない」
長門の言葉に、ハルヒは長門を睨み付け笑った。
「っ、あんたみたいな根暗、絶対好かれないわ!キョンは優しいだけなんだから…、勘違いしないで!」
「す、涼宮さん、言い過ぎで、」
隣で青ざめていたみくるが、半ば泣きそうになりながらハルヒに意見する。
途端、ハルヒの怒りの矛先はみくるに向いた。
「うるさい!あんたは黙ってあたしに従ってればいいの!」
みくるはとうとう泣き出し、長門は無表情のまま。ハルヒは続ける。
「みくるちゃん、ちょっとキョンに好かれてるからって調子に乗ってない?
体しか取り柄ないじゃない!」
…、だれひとり言葉を発しない。部室には、ハルヒの肩で息をする音、みくるの嗚咽、
それからグラウンドから運動部の掛け声が響いた。震える唇でみくるが訴える。
「…ひ、人のこと、なんだと思ってるんですか。私は…、涼宮さんのオモチャじゃありません!」はっきりと言い切って、スカートの裾を強く握った。まさか反論されるとは思っていなかったハルヒが、
顔を歪めてみくるに掴み掛かる。
「なに、口答えしてんのよ…。団長に逆らうなんて…!」
「やめてください…っ!」
痛いくらいに肩を掴むハルヒを、みくるは反射的に突き飛ばした。
よろめいたハルヒは、おもむろにパイプ椅子を掴むと、
高く振り上げて床にへたりこんだみくるを殴打する。何度も、何度も。
「きゃああ、痛い!痛いですっ!涼宮さ、痛い、ごめんなさ…、ごめんなさい…っ」
両腕で頭を庇い、みくるは顔をぐしゃぐしゃにして泣きじゃくる。
ごめんなさい、ごめんなさい、と呟きながら。みくるの顔は血で真っ赤だった。
「キョンは…、あたしのなんだから…!あたしだけ、あたしだけが!」
誰に言うとでもなく、椅子を振り上げハルヒは呟く。長門が冷たく言い放った。
「それは勘違い」
開け放したままだった扉から、顔を覗かせた人物が声を上げた。
214名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/29(火) 22:08:09 ID:cNPPmmcG
>>213
ラストです。おそまつさまでした。

「朝比奈さん…!?」
頭を抱え嗚咽を漏らすみくるに駆け寄るキョンは、椅子を振り上げたハルヒを突き飛ばした。
「きょ、ん」
「朝比奈さん、大丈夫ですか!?保健室…」
「キョン?あ、ああああたしも、怪我した…。ほら、腕擦りむいて」
しりもちをついて自分の腕を指差すハルヒに、キョンが目を向ける。
「なにしてんだよハルヒッ!!」
「え、」
「朝比奈さんを椅子で殴るなんて、お前、どうかしてる!!!」
信じられない、といった顔をしてぐったりしたみくるを抱き抱える。
ハルヒが立ち上がってキョンの腕にしがみついた。
「や、やだあっ!!!だめ、だめ!!みくるちゃん抱っこしちゃだめえ!!」
小さな子供のように騒ぎながら、みくるの髪をひっぱるハルヒ。
それを振りほどいて、みくるを抱えたキョンは保健室へ走り出した。
「キョン…。キョン、キョンキョンキョン…。嫌われた?嫌われた?キョンに嫌われたあ…」
糸の切れた操り人形のように、床に座り込んだハルヒはうつろな目で呟く。
静かに傍観していた長門が、焦点の合わない目をしたハルヒを見下ろす。
「勘違いしていたのは、あなた」
「キョン、きょん、きょん…うあああ、キョン、キョン、ああああああああああー!!!」
狂ったように想い人の名を呼び続けたハルヒは、ペン立てのハサミを取ると、ゆっくり立ち上がり自分の太ももに突き立てた。
ざくっざくっと嫌な音が何度か続いて、ハルヒは崩れるように血塗れの床に倒れた。
215名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 07:55:32 ID:336YPIA6
>>214
これは怖いSS
216名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 14:15:24 ID:I96lxfA7
>>213
そのうちナタとか出てきそうっすね
217名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 16:33:19 ID:3nxXlmnq
自分も携帯厨でスマソ。
何か投下してみる。






今日もいつもの様な非日常が待っているとばかり思っていた。


いつもの忌ま忌ましい坂道を登り終え、少し体が汗ばんでいる事に少々衝撃を受けつつあの傍若無人な女の待つ教室へ向かった。
今日は放課後に何をやらされるのかと考えながら教室につき谷口の皮肉を混ぜた挨拶を適当に受け流しながら自分の席に近付くにつれて異変に気付いた。
「う…、何だ?この臭い…」
思わず口に出してしまう程の強烈な臭いが徐徐に俺の鼻を蝕んでいった。
机に何か藻の様な緑色のドロリとした物が机から滴り落ちている。
「キョン」
突然声を掛けられ後ろを振り向くとハルヒが雑巾を持って立っていた。
「お前…」
「気にする事ないわ」
そうぶっきらぼうに言い、ハルヒは自分の机を彩っている物体を乱暴に拭き始めた。
218名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 17:08:53 ID:3nxXlmnq
>>217続きです。





その後この出来事に衝撃を受け放課後もいつの間にか解散になっていた。
どんどん皆帰って行く。
誰かに相談しなければいじめはエスカレートしあのハルヒだって耐えきれなくなるだろう。
そう思い俺は奴に声を掛け話す時間を設けてもらった。
俺は今朝の出来事を話すと古泉は何か考え込むように手を口に当てた。
「それは…問題ですね」
お前はどう考えている?
「どう、とは?」
誰がやったと思うんだ?
「わかりません」
俺は驚いた。ハルヒの事を気にしているこいつがあっさりこう言う事を言うなんて思わなかった。
その考えが顔に出たのか古泉は安心させるように俺に微笑んだ。
「大丈夫です。機関に頼み、全力でいじめを止めますよ」
「頼むぜ」
そう言って俺達は別れた。古泉がああ言ったなら明日にはなくなっているだろう。
しかし次の日ハルヒは頭や腕に包帯を巻いてやってきた。
俺は唖然としながら阪下を安心させる為に話しているハルヒを見た。
おい、その怪我どうしたんだ。
「ちょっとフラフラしてたら階段から落ちちゃったのよ」
お前運動神経良いじゃねえか。
「うっさいわね。運動神経良くても転ぶのよ」
そう言ってハルヒは俺の方から視線を外し外を見た。それが俺との会話を打ち切る為の行動だと知ったのは少ししてからだった。
俺は放課後になると全速力で部室に行きニコニコと笑っていた古泉を外に引きずり出し問いつめた。
「おい、どういう事だ!今日は体中に怪我を負って来たぞ!?」
「…申し訳ないです。全力を尽しているのですが…」
「機関の全力はそんな物なのか!?」
俺は気付かない内に大きい声を出していたが古泉はただ曖昧に笑うだけだった。部室に戻るとハルヒがいた。朝比奈さんは怪我について聞きながらオロオロし、長門も読書に集中できないようだった。
そのような状態が空間を埋めまた、いつの間にか下校する時間になった。
帰ろうとするハルヒを俺はを呼びとめた。
「何よ」
「一緒に帰らないか?」
ハルヒは一瞬ポカンとした顔をしてなぜか頬を薄い朱に染めながら下校に同行する事を渋々認めた。


219名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 18:30:42 ID:C8T+Vkz2
>俺は唖然としながら阪下を安心させる為に話しているハルヒを見た。
阪下って誰??
220名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 18:42:16 ID:ZSpyfSzt
     ヽ
           〆⌒  ̄ ̄ ̄ \__   \
          ,.イ      ,イ    \ヽ,
         ヾイ    /{ { ヽ、ト、  \
         {  .ト{\ヽ',  メ __\  }
          ゝ  |"ひ)  \  イびゞ \ ヽ- 、
          ノ  ト、"´,.     ー ノ ///\
         /.  {   ゝ     /  レ//  }   ただの餃子には興味ありません。
         {   ヽ  ヽ⌒>  /    レ´TT     農薬入り、ダンボール入り、トルエン
         V{   \ └ ´  / ,.イ/  /      入りがいたら、わたしのところに来な
       ,-、  f^ヽ   >ー┬|/  ! ,.イノ       さい。以上。
      {  ヽ:::;ム  マミ、: : \    ム: : :∨
       \  ヽ,ム  ∨ヘ : : \ /: /ヘ: : :ヘ
     ,.- 、   \ ヽ〉  ヽ  \: : :\://ヘ: : :|
     ヽ、 \ | 〉       \ lヽ./^)、 : : |: : !
      丶、`¨     /  ァ'´ /: : ヽr:| : ハ
        `)      l     ,.イ、ヾニ二7イ |.ィ
      ⊂二´.. _      __/ /  ` ー-、_|/、__jニフ
           ヾー--='彡- '    /´:j:_}::::/一`
             `ーr'´      ,f-':j´:||`′
               /ヾ二トr‐_Tj-トイ : l:!┐
               /: : : : : : 丁´ : : /:/: ://: `\-、
           /: : : : : : : / : : : /:/: ://: : : : : :ヽ:\
        ,. -‐': : : : : : : :/ : _/::f: ://: : : : : : /ヽ7
        ヽ: : : : : : : : : :|: : : :/:::::|: :!:|: : : : :/   \
221名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 19:18:16 ID:3nxXlmnq
>>212
すいませんミスです。
阪中です。
222名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 19:22:49 ID:3nxXlmnq
安価ミス
>>212>>219
223名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 19:31:03 ID:mt9jFgJL
いろいろとガンバレw
224名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 19:32:47 ID:336YPIA6
>>220
coop行ったらBGM、ハレ晴レユカイが流れてたwwww
225名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 23:16:45 ID:7UKmEHNj
>>224
あるあ・・・ねーよwwwww
226名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 02:21:13 ID:yEzMJR4v
>>220
哈爾濱可愛いよハルピン
227名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/31(木) 22:13:41 ID:1CnHPWuE
管理人さん
更新はじめたね
でも、何故か第7弾からになってる
第六弾は今からやるのかな?

第五弾のSS倉庫、開けない話もあるし…

そこも早くやってほしいね
228名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/01(金) 20:01:08 ID:dGW4lTEx
まとめが更新された途端、過疎るという罠
229名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 17:28:04 ID:K6R3+ZQ0
本当に落ちそうなので保守
230名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 22:04:44 ID:IL0xZmzD
自分も携帯厨で申し訳ないが投下。


その日もいつも通りの日常が過ぎ、キョンは部室へと向かっていた。 コンコン、とノックをして部室に入った次の瞬間。

「… これはなんなんだ、古泉…」
「突然で申し訳ないのですが、機関として彼らの存在が邪魔だという結論が出たので、仕方なくこうさせていただきました。」

そこには目隠しをされ、全身を縛られた女性が3人。

「ちょっと!解きなさいよ!」
「………………」
「なんでこんな事…」

こうなった経緯はよくわからないが、どうみても古泉がおかしくなってしまった事はわかる。 事情も聞かずに俺は古泉に襲いかかった。
231名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 22:21:38 ID:IL0xZmzD
「怒るあなたも素敵ですよ」
「くっ!」

我ながら情けない事に俺の素人丸出しのパンチはいとも簡単に受けとめられてしまった。
そしてわき腹に一発突きを打ち込まれると、最早抵抗の余地はなかった。



数分後、俺は目の前にいた3人と同じように縛られていた。いつもはうるさいハルヒも今日ばかりは完全に沈黙し、朝比奈さんに至っては目の前に涙で水たまりができといる。

「ふざけるな… 一体何をする気だ?」
「ふざけてなんていませんよ。これは機関の判断です。 残念ながら最早あなた達3人は我々には必要無いということになったのですよ」
「3人? ちょっと待て。 では残りの1人はどうなるんだ? そもそも誰が3人で誰が1人なんだ?」
「3人? 当然涼宮さんと長門さんと朝比奈さんですよ。 あなたは別段特徴がない一般人なので助けることにしました」

これはどうみても尋常ではない。 そして今、この場を支配しているのは古泉だ。
俺は静かにいつも通りだが、奥底から狂気を発する笑顔を見せる古泉に語りかけた。
「わかった。 それなら俺をやれ。」
(俺は何を言っているんだ「特徴がない一般人」だから助けてやると言われているのに)
「それは受け入れられません。」
「なぜだ?」
(どうせ「特徴がない一般人だからです」と言われるのがオチだろうが聞き返した)
「訳は言えませんが、あなたは必要なんですよ」

その時、表現し難い寒気が俺の背筋を走った。
232名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 22:40:13 ID:IL0xZmzD
しばらく経つと古泉は何かを取りに部室を出ていった。 俺はその隙を伺って残った3人に話しかけた。
「なあ、なんで俺たちはこんな状況に巻き込まれているんだ?」
数秒の沈黙の後、長門がゆっくりと口を開いた。
「わからない。」
「長門の力でなんとかできないのか?」
「不可能。」
「なんでだ?」
「何に対するものかはわからないが、古泉一樹の意思が私の力を拘束している。」

結局、そのまま俺たち… と言うか俺と長門は沈黙してしまった。



しばらくして帰ってきた古泉は何やら危なそうな液体を持ってきた。 すると、次の瞬間古泉がまたもや異常な行動に出た。
なんと、ハルヒたち3人の服を脱がし始めやがった。 さすがに置かれた立場を理解しているのか、ハルヒたちはまったく抵抗をしなかった。

そうこうしているうちに女性3人はいつのまにか全裸に剥かれて、猿ぐつわをされてしまった。
「ふふふ…」
古泉の不気味な笑い声が部室に響く。 俺が来たときにはカーテンは完全に締め切られいたため、誰もこの状況に気づいてはくれないだろう。
ドン!「ん!」
ドン!「んっ!」
ドン!「…」
目隠しをされていて状況はわからないが、女性3人に対し何らかの行為が行われているようだ…
「ふふふ、あなたには特別に見せてあげますよ」
233名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 22:54:23 ID:IL0xZmzD


「あなたですよ、あなた。」
どうやら俺を呼んでいるらしい。
「俺か?」
「はい。 今、目隠しをとってあげるよ…」
? 口調がいつもの古泉とは違っていた。 しかし、その理由を考える間もなく目隠しは取られた。
目隠しを取られると、そこには体をひっくり返され、局部が古泉の正面を向いた状態になっている女性3人の姿があった。
「うふふ。 どうですかこの姿は。」
「… ちくしょう… その紫色の液体は何だ!!」
「秘密です」
しかしその紫色の液体は変な湯気を上げており、明らかに触ると危なそうな気配を出している。
その証拠に古泉はゴム手袋をはめ、その上に布の手袋と毛糸の手袋をしている。
「まずはあなたからです、朝比奈さん」
古泉はそう言うと信じられない事を始めた。



なんと危なそうな紫色の液体を朝比奈さんの局部に注ぎ始めた。
「!!!!!!!!!!!!!」
猿ぐつわをされているため、声も上げられず、目隠しもされているため、自分に何がされているかもわからない朝比奈さんは、
ただ、床にもんどりうって暴れていたが、しばらくしたら大人しくなった。 苦痛で気を失ったのだろう。

そして、古泉はさらにおぞましいモノを懐から取り出した…
234名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/03(日) 23:07:03 ID:IL0xZmzD
古泉が取り出したモノ、それは包丁だった。

それ以上はただ見つめるしかなかった。 古泉は朝比奈さんの局部に包丁を差し込むと、一言。
「まず、1人…」



その後、長門とハルヒにも同じ事をしたようだ。 なぜ、「ようだ」かと言うと、俺は朝比奈さんがやられた後、古泉に目隠しをさせたからだ。
意外と古泉はすんなり目隠しをする事に応じ、おまけに耳栓までしやがった…。
そして…。

「取りますよ」

古泉から目隠しを外された俺はあ然とした…

そこには同じように局部をさらけ出し、息絶えている3人…。
「ふふふ、これで邪魔はなくなりましたね」
俺は恐怖で古泉に何も言い返せなかった。 しかし、古泉は自ら語り出した。
235駄文で申し訳ないです:2008/02/03(日) 23:09:32 ID:IL0xZmzD
「あっはははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!
 もう面倒だったんだよねー!!!!!!!!!!!!!!
 こいつら邪魔で仕方ないの!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 何で僕と僕のキョンくんの邪魔をしたんでしょうね!!!!!!!!!!!!!!!!
 朝比奈さん、あなたが何をしようとも、長門さん、あなたがどのような力を持とうとも、
 そしてクソ女!!!あなたがどれだけキョンくんを愛していても僕には勝てないんですよ!!!!!!!!!!
 もうあなたに気を使う必要が無いと思うと嬉しいなあ!!!!!!!!!!!!!!!!」

… 俺は全てを悟った。

「さあ、キョンくん、始めましょう。 今からあなたは私の最愛の人です!!!!!」
236エピローグ:2008/02/03(日) 23:14:20 ID:IL0xZmzD
その後、キョンは1ヶ月、古泉に拘束され続けたが、警察の捜索により発見され、古泉は逮捕された。
今、彼は精神に異常をきたし、学校への復学は不可能となり、隔離病棟に隔離されている…
そして、逮捕された古泉は逮捕の数日後には留置所を抜け出し、現在はどうなっているかはわからない…
237お詫び:2008/02/03(日) 23:16:46 ID:IL0xZmzD
いや、なんていうか駄文で糞シナリオな上に視点バラバラで本当にに申し訳ない…
つか、いじめっていうより古泉のヤンデレ物になってしまった…

ネタの投下が少なかったので投下しようと決意したんだ、謝って許してもらおうとは思わない。本当にすまない( 'A`)
238名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 02:23:32 ID:dP93vaZh
いじめというかもはや猟奇殺人w だが乙
239名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/04(月) 20:23:16 ID:9OkDnXkh
何でもありすぐるw
240名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 03:09:00 ID:laSvDb+w
目隠しされてるのに何故古泉が液体を持ってきてのが分かったんだ
とか思ったけどそんなの関係ねー。
アッー!描写が無くて良かったw
241社会でたくねー:2008/02/05(火) 03:20:27 ID:QBkXzWVn
俺も書いてみる。




それは、ハルヒの一言から始まった・・・


「明日から有希のことは無視ね。口聞いたら死刑だから!!いいわね」


もともと、余り話す方ではない長門を無視する意味があるのか。
という、ごく当たり前の疑問は置いといて、SOS団による「長門無視月間」とやらが始まった。
242名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 14:25:30 ID:cQPx86t2
>>237
これは酷い。せめていじめスレか古泉スレに投下汁
243名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/05(火) 19:02:28 ID:IsOsdNNt
いじめスレって他にもあるっけ…VIPかな?
244まるかぶり:2008/02/05(火) 22:51:17 ID:Xm4OnX/m
み「えー、こんなに太くて長いんですか〜、無理です〜」
キ「大丈夫ですよ、朝比奈さんくわえてみれば意外と楽にいけますよ、せっかくハルヒが恵方巻きを作ってきたんだら皆で一緒にたべましょうよ」
み「そうですか〜」
キ「ほら、口を大きく明けて一気にくわえるのがコツですよ」
み「こうですか〜」
ハ「……(なによキョンたらさっきからみくるちゃんばかり)]

キ「そうそう、朝比奈さん、くるしかったら何度か出し入れすれば慣れてきますよ……(よっしゃ、朝比奈さんのフェラ顔get!、隠しカメラでばっちりだぜ)」



245キョンの恵方巻き:2008/02/05(火) 23:39:50 ID:OYkoNSAm
>>244
キ「…(朝比奈さんのフェラ顔見てたら催しちゃったよ、しょうがないハルヒで済ましとくか)」
ハ「……じゃぁ今日は早いけどこれで解散ね」
キ「あぁハルヒ、これから古典の宿題教えてくれないか、悪いみんな俺達部室で勉強してくから先に帰ってくれ」
ハ「……!(ま、また……、でも断ったら…キョンを他の女の子にとられたくないし……)

キ「おいハルヒ……さっきはお前に恵方巻きをご馳走してもらったから今度は俺が恵方巻きをご馳走してやるぞ」
ハ「……キョンの…恵方巻きって……、えっ…」
キ「ほら早く俺の恵方巻きをくわえるんだ、さっきハルヒがくわえてるトコみたらこんなになっちゃたんだからちゃんと責任とるんだぞ」
ハ「(嘘よ、みくるちゃんばかり見てたくせに……でもキョンに嫌われたくないし…)」
キ「よし、恵方巻きは口を大きく明けて一気にくわえるのがコツだぞ、くるしかったら何度か出し入れするんだそうすれば慣れてくるぞ……こんな感じだな、それっ!」
ハ「(く、苦しい…喉に……、こんな乱暴にして…酷いよキョン!)」

キ「ふぅ気持ちよかったぞ、ハルヒ。全部呑んでくれよ俺の恵方汁」
ハ「(ホ、ホントは苦いから嫌なんだけど呑まないとキョンにお仕置きされちゃう…あんな恥かしくて痛いのはもう嫌……)」

キ「今度は下の口に恵方巻きをご馳走するぞ、制服着たまま立ちバックだな」
ハ「……(えっ今日は…)」
キ「おいどうした、さっさとパンツ脱いでそこの机に手をつけよ」
ハ「…キョン、今日は危ない日だから、ゴムを…お願い」
キ「はぁ、ゴムは嫌だっていつもいってるだろ、俺は生オンリーなんだよ」
ハ「でも……赤ちゃんとか……」
キ「そんときゃちゃんと責任とるから安心しろ」
ハ「えっ、キョン……それって…」
キ「愛してるぞ、ハルヒ……(責任もって堕ろすトコ紹介してやるよ)」

キ「こら方角が違うだろ。恵方はこっちだぞ、ほらケツをこっちに向けろ」
ハ「……(あたしキョンに愛されてる…のよね…)」
246名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 00:27:49 ID:l0xZVfSX
俺の恵方巻きがおっきした
247名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/06(水) 00:47:53 ID:0UDEP/RK
>>246
残念細まきでした
248名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 16:29:54 ID:UoCBDeOy
>>245
エロパロでやれ
249名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 17:17:50 ID:qtTZuzs8
>>245
乙!
250名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 18:27:10 ID:hSCKuK0/
>>248
まぁまぁ
>>245
251名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/07(木) 21:06:58 ID:9Q6G6C6W
>>248
そこまで住み分けしてたっけ?
今はエロパロも過疎っているけど
252名無しさん@お腹いっぱい。
過疎だね・・・・・・。