【瀬戸の花嫁】江戸前留奈と下僕達 LUNAR-3【ルナ】

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420留奈様篇
『・・・あ、もう朝かよ、もうちょっと寝かしとい、てうわあああああああああああああああ!!!』
目が覚めると、そこは七色の小包で出来た海だった。
『い、一体何がどうなってるんだ、て!ん?』
小包には一様に『LUNARちゃんへ・ホワイトデープレゼント♥』の文字。
『あ、そういえば今日はホワイトデーだっけね・・・』
留奈「あ、おはよう下僕」
『留奈ちゃん、この小包は一体どういう・・・?』
留奈「ああ、開いてるスペースがここしかなかったからさぁ、とりあえずぶっ込んどいたって感じ?」
外にはダンプとショベルカー。屋根裏の窓から小包の山が武力介入。
『俺の部屋は物置かっての!!』
留奈「元からそうだったじゃないの、ゴミ箱じゃなかった分だけ感謝しなさい」
『それが元ファンに対する仕打ちかよ!』
留奈「(くっ)"元"でしょうが!あんた燦に鞍替えしといて今更見返りを要求しようっての、いい根性ね!
むしろ直属の下僕に”昇格”してやってんだから感謝の一つも欲しい位だわよ!!」
『はいはい、ありがたき幸せでございます事ですねぇ・・・!
にしても、当たり前だけど留奈ちゃんは人間の風習にすっかり馴染んでるんだね』
留奈「は?何言ってるの?」
〜燦ちゃんスレhttp://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1190212230/651 参照(・ε・)〜
留奈「あぁあぁ、燦はねぇ・・・あれはあんたと出会うまで(つーか今も)あんな感じだから・・・。
ていうかあんなボケボケの箱入り娘の昭和趣味と一緒にするなんて、失礼にもほどがあるわ!!」
『だから「当たり前だけど」って断ったじゃないかぁ!』
留奈「あああもう!まあいいわ、で!ぅん、ぅん(催促の手招き)」
『え、何?』
留奈「お返しよお返し。燦にもあげたんだから当然私様にもあるんでしょ。ほらさっさとよこしなさいよほらほら。」
『(カチン!)お〜やさっきかつてのファンに対してえらい暴言吐いてましたよねえ。
まあ人気絶頂アイドルルルルナですからぁ、私めの安クッキー一つや二つなくとも心は痛まないでしょうよ!』
留奈「な・・・!あああああああそう!!そうよあんたの様な裏切り者捨て置いても、
私様のファンは掃いて捨てるほど居るからご心配無用!!おあいにく様!!
あんたはさっさと燦の所にでもいってモエモエしてれば!!しっしっっっっ!!!」
『あああああそうするさ、留奈ちゃんなんか顔も見たくないよっっっっっっっ!!!』
留奈・○○「ふんっっっっっっっ!!!!!」

留奈「全く、何よ、下僕の癖に・・・!ぶつぶつぶつぶつぶつ」
???「留奈ぁーーーーーーー!!!」
留奈「そ、その声は!パパぁーーーーーー!!」
ルナパパ「留奈!聖バレンタインのお返し、私からの愛だっ!受け取れ!!」
ヘリの中からおびただしい数のクッキー。
バッッッッサーーーーーー
なお、このクッキー嵐で1時間にわたって日光が遮られ、気象衛星には黄砂に似た謎の物体が観測された。
留奈「パ、パパッ!こんなに貰っても食べきれる訳無いでしょ!!加減を知りなさい加減をっ!」
留奈「(だいたい、バレンタインの時も同じ事してたじゃないの。ちったあ学習しなさいよね!)」
(バレンタインデーの事)ルナパパ「留奈を愛するヒューマン達よ!これは留奈からの愛だっ!受け取れっ!!」
サル「わああああチョコやあああああ、LUNARちゃんからの愛や、愛やあああああ!」(回想・終わり)
留奈「誕生日の時はちょっとだけ見直したと思ったのに・・・」
留奈「(ああ、普通の愛が欲しいわ・・・。)」
三河「(電柱の影から)ふむ・・・。」
燦ちゃんスレhttp://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1190212230/654へ