【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part23【変な女】
1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
!. :./: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : ,'.:.! \:ヽ : :.、:.:.:!:.:.:.ヽ
l: . .!. : : . : : . : : : :.!: : : : : : : : : : :,':./ _ゝ‐-: :|、:.!:.:.:.:.ヽ
!. ..l. : . : : : : : : : : :|: : : : : : : : :l: イ;.!, -'"´ ト:.:.:!:l:..|:.:.:.:.:.:!
. !. . |: : : : : : : : : : : :ト; : : : : : : :.! l !イ !ヽ |.!/:.:.:.:.:.:.:l
| : !: : : : : : :',: : : :, x-─ :.:...:.:l!.| レ 彡≠、k_ヾ:..r-、.:.:.:.:.!
. !: . .! : : : ヘ: : ,x '´: : ト、ヽ . :.:.:!レ ー斗匕て',ラ゙:.:.:.:!., ヽ.:.:.:}
. l. . :.',: : : : :.X: :.ヘ-、:.::fヽ \_,' "ヘっ_..::.ノ.! :.:.:.:k' /:.:.:.i
!. : : ',: ヽ:.´.:ヽ、:.ヘ xz≠ミk ゝ- ´ ! :.:.:.:.Y.:.:.:...ヘ
l. : : : ヽ: ヽ、:.\X〈!ら::..:;.ぅ |:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.|.:ヽ
. ',. : : : : ` -`_t xz、 ヘヒr- ´ 、 |. :.:.:.:.:.!.:.:.:.:ト、.:ヽ
. ', : : : : : :.:.:.:.iヘしヽ , ,.l :./:l./:.ィ:ハ.} ー`
', : : : ヽ :.:.:.ヽ ニ > ー "´ イi:.////ソ リ
i : : : : ヽ: .:.:.::.:.:.:..:.:.ヽ、 _ / リ/iイ'
. }: : :.ト: :、ヽ:.:\.:.:.:.:..:.:.:.:.、ニ ― t - ' メ
| : :.ヽヽ:.ー 、_ヽ_Zー‐ ̄ー` i ' ,
l: ハ:トヘ  ̄ j ` - _
// ゙ー / ` - y`ーv、__
/ <: :/: : : : : 入
/レ ' __ r ' ´ ̄ <´: :/: : : : : : : :.i
_ ,ヘ: :.ラ ` そ: / . . : : : : : : :ヽ
,´: : : :ヽ::} _ ― :.: ̄i . : : ヽ
,' : : : : : : y _ - ―..- ‐  ̄ ..::..... { . . : : i
・前スレ
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part22【変な女】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1190814196/ ・佐々木とくっくっ避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/8130/ ・佐々木とくっくっ避難所(携帯用)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/8130/ ・佐々木SSの保管庫
Part1-10まで
http://blog.goo.ne.jp/sasaki_ss Part11以降
http://www10.atwiki.jp/sasaki_ss/ ・佐々木 = 例の変な女
自称「キョンの親友」、中学時代はキョンの自転車に二人乗りで塾に行く間柄
キョンとは学校内外でつるむ回数がクラスメイトの誰よりも多かった
キョンは否定するも傍からみるとどう考えても...
古泉曰く「十人中八人が一見して目を惹かれる、実に魅力的な女性」
恐るべきことに名実共にハルヒと対になる神的存在であることが明らかに
・次スレは
>>970が立ててくれたまえ。立てられない時は遠慮せずに言うといい。
このスレの住人は快くキミの代役に名乗り出てくれるだろう、くっくっ
・このスレは基本sage進行だ、間違えてageるならまだしも
意図的にageるような行為は慎んでくれたまえ。
23!
…ふんっ、何故僕も
>>1乙と言わなければいけないんだ
WAWAWA忘れ〜…うおっ!!
……スマン、新スレか
>>1乙
ごゆっくりぃ!!
>>1 Ω>>乙>>
こ、これは
>>1乙じゃなくてシュワッチなんたらかんたら
>>13ホントだ、落ちてた!つい何日か前まではあったはずなのに…
佐々木さんは分裂時点ではきょこたんやクーたんを完全には信用してないんだよね
設立したてのSOS団のように、彼女らの友情はまだ始まったばかりなのさ
平凡だけど頼れるアイツがいないことがどう転ぶか
くっくっくっ……キョン
僕はね、とうとう
願いを叶えてくれる竜を
呼び出せるまでになったよ
, -‐- 、 ,. ‐-ー-U
,'. / ト、 ヽ. ノ / ヽ
. i. ((从ソ 从〉 ノハハハハハ !
l (|┳ ┳i!l !|─ ─;iリ)!
. ハNヘ ー ノハ! ’ 、ロ ,ノル´ 何だってー!?
⊂)"ー'゙iつ とi゙|†'|´{つ ま、まさか それは……
/ュュュュゝ . i´T `i
〈__八_,〉 〈_,八__〉
_,―Sー ̄。つ
// ○) )
| ェェェww
| (<巛ィィィィMM)
ヽ ,―一
| ー~ ̄ |
ヽ : : |
入 : : ヽ、 ∧へ
へ∧、/ _ | γv~
^\/| ヽ__/ヽ
/ |⌒ヽ
さあ キョン ( ヽ ヽ
潰されたくなかったら、 .| ) |
その書類に、 >、 )\ /|
. 署名と捺印を… , -‐- 、. / : : : /| | \__/./
. ,'. / ト、 ヽ ( ノヽn__n/ | /
i. ((从ソlll 从〉 ヽ ) ( ( )ー―~
. kkk l. (|┳ ┳i!l ) ,. ‐-ー- 、 :| /:
ハヤメ ニ. ハNiヘ ヮ ノハ! | ノ / ヽ :) (:
>>1オツ ハ (i'つとi) >ノハハハハハ :/ |:
シテオコウ く/⌒|⌒! ν!|┬ <;iリ)( ):
(ニ)(ニ) _ ,/と’ 、っ"と二ν^ν^νつ
. \ \
 ̄ 叶うのは お前個人の願いかよ!
タダノ キョーリュー ジャネーカ
ちょwwwGJwww
【このスレは、実質part24スレです】
いちおう告知しとこうか。
何はともあれ
>>1乙、そして
>>18GJ!w
>>15 信用してないって言うよりも、会ったばかりで変なこと言ってきて困ってるって感じだったよなw
僕からの追加のお願いだ。
・リンクを貼るときは直リンは禁止してくれると僕も助かるよ。
・荒らし、それに反応する人への対応は無視するのが一番と昔から決まっているんだ。
・次スレは立候補した人が責任を持って立ててくれたまえ。
ただし、無理な場合はその所信表明を行い、次なる立候補者を集うべきだね。
・次スレへの誘導リンクが貼られるまでは今まで通り書き込みは控えるのが最良の手立てと僕は思う。
あと、SS保管庫の中の人からこんなコメントをいただいている。
判断はみんなに任せるよ。くれぐれもこれで争うことの無いようにしてくれたまえ。
201 wiki [ sage ] 2007/08/26(日) 09:33:29 ID:lc10YmQU
どーもwikiの中の人です。
タイトルにSSってつける件ですが、個人的にはなくても無問題です。
SSかどうかはみればわかるし。
今までどおりでOK。
それよりも、SSにはタイトル(名前欄でも文中でも)と長編なら通し番号をつけてもらえるとありがたいです。
あと、未完成ならそれがわかるようにしてもらえるとなおよし。
追加テンプレないみたいなんで一応レス付けとくよ
>>29 そういえばそれも付いてるよな。
「やれやれ、おっちょこちょいな親友を持ったもんだ…」
ハルヒシリーズに何度も登場する白雪姫。
その白雪姫ってハルヒより佐々木の方がにあってる気がしてきた。
ガラスの棺(僕っこ)に眠るお姫様。佐々木と七人の小人達(佐々木団と中学時代の同級生、進学校の同級生)
白雪姫の話は憂鬱以外に出ていたっけ?
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/02(金) 02:37:26 ID:tpMaxuFX
編集長一直線でのみくるの創作絵本で登場してます。
はちゃめちゃだけどw
佐々木って変な女だからまんこも変な味がしたり変な臭いがしたりするの??
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/02(金) 06:41:47 ID:GwMQvyP+
定期あげ
キョ「masterbation? 始めて見るな、この単語は。佐々木、ちょっと意味を教えてくれ」
古泉「僕が体に教えて差し上げます!」
ポン「アッー!!!」
>>13 一昨日くらいに見たらもう落ちてた、谷口は好きなキャラだがネタが無いので
厳しいな。
まあそれはともかく新スレおめ!
>>1乙!
ナンバーは後で直せばいいっさ!
>>41 数日前行ったときは中の人の話をしていた。
いつ落ちてもおかしくないくらい閑散としていたが。
>>38 佐々木はくっくっと誰にも真似できない笑いを、して俺に話し掛ける。
「そうだね、キョン。僕は毎日キミを思いながら行なっている行為だよ。昨日のキミは強引に襲い掛かって…僕を肉便器にしたのだよキョン」
すまん、それでは意味が解らない。
「もう少し具体的に言ってくれないか?俺には訳解らないのだが…それに俺は強引に何かをするのは嫌いなのだが」
佐々木はニヤリとしながらも顔を赤くして話を再開したのだ。
「昨日は委員会が終わり、塾へ行こうとするとキョン、キミが現われてね。僕の腕をつかみどこかへ連れていこうとするんだ。でも、その時は一緒に塾に行くのだろうと、たかをくくっていたのさ…
すると体育館に連れてこられるのが解って僕は何かがおかしいと思ったよ。しかしキミは笑顔で僕の手を取り倉庫前に着くと強引に僕を倉庫内に入れたのさ
その後キミは、僕の唇を奪いながら制服を脱がせる。流石にびっくりして抵抗しようとしたのだけどね。キョン…キミにならあげても良いと思ったよ。
その後三十分話を聞かされてどう反応したら良いか悩んでしまった。
俺って佐々木に変質者に思われていたとは、思わなかった…
>>43 ちょww
そのキョンはもはやフラクラってレベルじゃない
急いで書いたから、おかしな文章になってしまった。
読みにくくなってごめんね
>>43 その話は途中から国木田が聞いていた。とか?
脳内レイプ体験談を嬉々として語る女が『変な女』でないわけがないなw
>>48 「…と言う話があったんだよ。涼宮さん」
え?佐々木さんがキョンに襲われたの!あのエロキョン!
「信じられないわ。あいつ今度会ったら死刑決定ね!その話は本当なんでしょうね?」
嘘だったらあんた解っているわよね?」
「ほ、本当だよ!僕だって命は惜しいしね…」
でも何故だろう?佐々木さんのオカズの話なのに少しズレているような気がするけど…まぁ僕には関係ないし
キョンがはっきりしないのが悪い。佐々木さんと涼宮さんも大変だね。
すると空気がまるで読めてない男キョンが来たみたいだ。
「おーい!話は終わったのか?早く帰りたいのだが?」
涼宮さんは凄い笑顔になっていた。でも…目が笑っていない…
「あんたは残りなさい。重要な話があるから…ね!」
次の日キョンは学校を休んだ
>>49 断っておくが、このスレの佐々木さんは住人の妄想。原作では変な口調と小難しい話意外に「変な女」の記述無い。
念のため
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/02(金) 20:02:39 ID:GwMQvyP+
定期あげ
>>50 ハルヒがその話を信じたが為に、過去に遡って世界が改変!事実だが対外的には妄想ネタという事にしている二人…
「時期がきたら責任取ってくれるんだよね、キョン くっくっ」
「キョン、君は夢を見ていたら気になるところで目を覚ました経験は有るかい?」
「んー、そうだな、たまに有る、つっても直ぐに忘れちまうからあんまり気にならないけどな」
「実はそういった夢の続きを見る事は可能なのだよ、レム睡眠のとき意識を働かせる事が出来れば自分が好きな夢を見る事ができるからね」
「いや、寝てる時って意識ないんじゃないか?」
「それがそうでも無いのだよ、実際に何人もの睡眠学者が成功しているし僕も最近出来るようになったしね」
「……本当か?」
「本当だとも、スティーブン・ラバージによれば訓練次第で誰でも出来る行為らしいからね、キョンでも出来るんじゃないかな?」
「いや、訓練してまで夢を見たいとは思わないんだが」
「そうかい? 自分の好きな夢を見られるのはなかなかに面白いことだよ、僕なんかは最近よく君に無理矢理犯される夢を見るから朝起きると下着がグチャグチャでね、シーツも何枚か駄目にしてしまったよ」
「……………………」
・
・
・
「……ということが有ったのだがな国木田よ、俺は佐々木に無理矢理襲いかかりそうな程欲求不満の犯罪者っぽいか?」
「……(佐々木さんとキョン、一体どっちに突っ込むべきかなぁ?)」
いいネタだな。
それから数週間後、俺たちSOS団はいつもの不思議探索の為、午前九時に駅前集合とあいなった。
いつもの様に駅に自転車を止めて待ち合わせの場所に行く。
また俺がビリなのだろうと考えながら歩いていると、そこに佐々木が居た。
「おはよう!あなた。ほらパパでちゅよ」
おいおい佐々木さん?いつから俺は父親になったのでしょうか?
「朝から面白くないジョークとは…まったくやれやれだな」
だが、俺は佐々木が抱いている物体をみて凌駕したのだ!
「まったく、キミは自分の子供を忘れていたのではあるまいね?
僕に中学時代何をしたのか考えたことあるのかな?くっくっ」 えーと?
「俺何かしたかな?まったく身に覚えが無いのだが…」
すると後ろからハルヒや長門達が般若の形相でこちらを見ている。
「おはよう、涼宮さん。それとみなさん。今日は悪いけど親子水入らずで出掛けるから、諦めてくれるかな?」
まてまてまて、俺はまだ認めてないぞ。
「俺はまだ童貞だし、佐々木の勘違いじゃないか!なぁ長門?」
「…この子のDNAはあなたとあの女の遺伝子。99%確定…それに…わたしはあなたに絶望した。このケダモノ」
どうやら、俺は夢を見ているらしい。
「おい、ハルヒよ。俺を殴ってくれ。まだ寝呆けているようだ」
ハルヒは夜叉の如く俺に遠慮なく蹴を入れたのだった。
>>61 それでOKだと思います。素晴らしい合作です。
>>51 つまり口さえきかなければ普通の美少女高校生ということだな
>>63 そういう意味でもハルヒと被ってるな
ハルヒとはまた違うベクトルで「口さえ開かなければなぁ……」な美少女か
口を開いてこその佐々木だと思うがな、俺は。
ハルヒは行動+言動で佐々木は言動だけで「口さえ開かなければなぁ・・・」だな
・・・なんとなく「力の涼宮技の佐々木」というフレーズが浮かんだがどう発展させればいいのかわからない
SOS団と佐々木団はそれぞれ対立してるからなあ
動のハルヒと静の佐々木
余裕のないみくると余裕のある藤原
宇宙人組はノイズだから置いとくとして
受動派の古泉と行動派の橘
>>68 ノイズって、、、宇宙人かわいそう。
ショートカットの長門とロングヘアの九曜
饒舌な朝倉と舌足らずな九曜
笑顔が可愛い喜緑と笑顔が不気味な九曜
うん、宇宙人も対照的だ
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/02(金) 22:36:58 ID:GwMQvyP+
定期あげ
>>73 ニコニコでいっぺんその字で検索してみろww
カオスな動画ばっかりで大変楽しめるかとww
>>74 鬼緑さんとかいうキャラの動画あるの?
ちゅるやさんは知っていたけど。サンクス
>>75 愛しの彼シリーズはそれはもう大変な事にwwww
喜緑江美里の陰謀で検索してみても似たような事にwww
高級美少女「佐々木」
昨日の>>43-
>>59はまとめに載るときどうなるんだろ
一つずつタイトル付けるのか、まとめて『並べ替えリレー小説』とか名付けるのか、管理人さんがどうされるのかwktk〜♪
>>79 ちょwwポンジーほのぼの言ってられねぇwww
>>79 おいwwwどこを見てもほのぼのじゃねーぞwww
まさに屍拾うもの無し…
実は、俺は心当たりがあった。
ハルヒの蹴りを受ける時、橘に連れられて佐々木の閉鎖空間に入った時のことが走馬灯のように蘇った。
俺はあの時、オクスフォード・ホワイトの空の下で、言い様の無い既視感と、心に湧き上がる一つの仮説を無意識の内に否定していた。
いや、必死で否定したかった、というのが正しい表現だろう。
それは、ハルヒの閉鎖空間に入った時も全く同じだった。
ハルヒの蹴りが・・・・・痛い・・・・・やっぱり夢じゃない。
そして、長門が何時の間にか拳につけているのは、カイザー・ナッ・・
止めて長門さん、それは死にます。本当に
「ちょっと、そんなので殴ったら僕のキョンが死んじゃうじゃないの」
長門さんがパンチの素振りしているよ。もしかして音速超えていませんか?あんな速いパンチ避けれないよ。
「佐々木さん。自分の子供を認知しようとしない、そんな酷い無責任女たらし強姦魔は死んだほうが良いのよ。有希、やっていまいなさい」
佐々木の言葉を信じたとしても強姦魔とは酷い。やだよー、死にたくないよー
「了解」
あわてて佐々木は俺に言う。
「キョンの言葉は冗談だよね?僕のこの前の悪戯の仕返しだろう。そうだよね?」
「そう、そうだよ。ちょっと冗談が過ぎたかなー、あはは。俺が自分の子供を認知しないような軽薄な男に見えるか?」
「悪質すぎるよ、キョン。これで、この前のが無くなって、君は僕に大きな借りができたということだね。くつくつ」
団長と宇宙人は相変わらず夜叉のような瞳で俺を睨む。そして、エンジェル朝比奈さんは古泉の胸で泣いている。
「きっちり見えるわ。佐々木さんと子供作っているのに、あたしやみくるちゃんや有希に色目を使って」
「お前は、俺が友人としてお前らの為に頑張ってやったことを、そんないやらしい解釈していたのか?」
「そうだったの?」
その時、ハルヒの目が怒りから悲しみに変わったような気がした。
「お前は俺のことが嫌いだったかもしれないが、俺はお前や長門や古泉、朝比奈さんのことを一生無くしたくない大切な友達と思っている。
それが、そんなに嫌われていたなんてな」
「嫌いだなんて。あたしはキョンのことは好きよ。キョンがあたしを思うよりずっと。
もしかしたらキョンの彼女になれるかもしれないと一人で浮かれて、みくるちゃんや有希が好きなんじゃないかと思って落ち込んで。
夢でキスされて一人で舞い上がって、佐々木さんと会って絶望して。でも、あたし達は一生友達だね。それだけで満足だわ」
「キョン君が、キョン君が佐々木さんと。えーん」
朝比奈さんは古泉の胸でまだ泣いている。
「それから、キョン。友情も大事だけど佐々木さんはあなたの奥さんなのだから寂しい思いをさせたら駄目よ。
さー皆、そろそろ不思議探索に行くわよ」
朝比奈さんは既に泣いていたが、ハルヒと長門の後ろ姿も泣いているように見えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こうして俺は佐々木と二人きり、いや子供を入れて三人きりになった。俺その子を認知しちゃったよ。
「すまん、佐々木。気に障ったら殴っても良いから教えてくれ。俺は本当に記憶が無いんだ、せめていつヤッタかを教えてくれ」
「何回もやったからね。キョンは場所の方は覚えているんじゃないのかね」
「早く教えろよ」
「オクスフォード・ホワイトの空の下。夢と思われるような現実」
やっぱりアレだったか。そういや国木田に言われたことあるな。佐々木とヤル夢を見るんなら正式に付き合ってやらしてもらう方が良いと。
ハルヒと会うようになってから佐々木とヤル夢を見なくなったのはもしかしてハルヒの力かな?
「君も僕も夢だと思っていたけど、夢じゃなかったらしいな」
「教えてくれてありがとう。すまん、佐々木。俺なんかの子供を産ませてしまって。許してくれ」
「僕はキョンの子供しか産みたくないよ。これからもずっと」
その後、俺たちはもちろん籍を入れた
子供かわいいな。妹の小さかった頃を思い出す。毎日妹のおしめを代えた経験と両親と妹の協力で、俺達は子供を普通に育てられている。
「でも、何でずっと黙っていたんだよ、佐々木。妊娠した時に相談してくれても良いのじゃないか」
「マジレスすると、涼宮さんの妄想と僕の願いが過去に作用し、僕と君が閉鎖空間で子作りした事実から、僕達の子供が生成されたのだよ」
そうですか、納得。って俺達の子供はまともに育つのか?
「九曜さんによれば大丈夫らしいよ」
本当か?本当なら良いのだが
「そう言えば、君は涼宮さんの閉鎖空間に二人きりでいたことあるんだよね」
「あれはキスしかしてないぞ。何ならハルヒに聞けよ。その後もハルヒとヤル夢なんて全く見たことないぞ」
「そういうことなら、許してあげるよ。くつくつ」
俺達の子供に幸あれ。
>>84 GJ。
>>43を読んでるときはまさかリレーの形になるとは
露にも思ってなかったw
女子A「わたしは高学年まで一緒にお風呂入っていたな」
女子B「高学年まで!?それファザコンじゃないの?」
女子C「ウチじゃ今も弟と入ってるよ」
女子全「え〜っ!」
女子C「まだ5歳だし普通じゃない!でも時々遊んじゃうな」
女子B「えっちぃなお姉さんを持って弟さんも大変だ」
委員女「佐々木さんはいつまで一緒に入っていたの?」
佐々木「えっ、なんの話?ごめん、よく聞いてなかったよ」
女子A「男の人と一緒にいつまでお風呂に入っていたかって話よ」
佐々木「う〜ん、中三まで一緒に入っていたかな?」
女子C「それはだれ?」
佐々木「クラスメイトの子」
委員女「それは・・・女の友達だよ・・・ね」
佐々木「中性的な印象を持つけれど生物学的には雄に分類される人間だった」
女子全「マジ!?」
佐々木「思いっきり(勉強)した後はさっぱりしたくなるし、夏場に(自転車に乗せて貰ったり)した時は汗を洗い流したくなるしね」
女子A「・・・すごい、進んでいるのね」
佐々木「そうかな?普通の生理的要求だと思うけど」
・
・
・
・
・
・
高校での佐々木は中々クラスの仲間に馴染めず、小さな1つの悩みになっていた。
そんな時、橘京子と出会うことになる。
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/03(土) 13:09:19 ID:6yHIxb65
頼む、お題をくれ
お前らの発想力を
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/03(土) 13:27:03 ID:jksuHzMF
>>88 佐々木「ねぇキョン、君は僕のプリンを食べたのかい?」
キョン「言うほどお前のプリンは大きくないじゃないか」
>>85に更に続け
そういえばこの子の名前は何にしたんだ?
「くっくっ、この子はだね、嘘ならぬ夢から本当になったという意味を込めてマコトと名付けたよ」
マコトか、良い名だな。マコト、まだふがいないパパだけどこれからよろしくな。
タイトル『夢から出たマコト』に一票!
♂なら真
♀なら真琴で脳内変換
俺は
>>43だが…話がでかくなっている!
冗談で即決で書いたものがリレー方式に…
あんな文章で良かったのか?
おまえらGJすぎる。大好きだ。
テレパスっ子が生まれてしまったわけですね
そんな縁起でもない名前はやめてくれ
nice boat.
テレパスっこ(妹)より人間ライター(兄)の方が佐々木さんに似ていると思う。とい
うことで、ここはひとつ、佐々木さんも実は陰謀家という説を称えてみる。
その娘には超能力がめばえて離れ離れになるわけですね
女の子の双子なら萌える
帰宅したら宅急便の不在連絡票が入ってた。配達担当者名が佐々木姓だった。
でも佐々木さん、配達先間違っとるよ俺は向井さんじゃないよ
佐々木○○なんて
日本に何十社あるんだよ……
>>109 こうゆうのは細かいところに突っ込んだら終わりだと思うんだ
>>109 その全てが裏で佐々木につながってると考えるんだ
中学三年の事だった。俺は自慢するほど頭は良くはなかった。流石にクラスでも下から数えた方が早い。
その結果の所為で母親から無理矢理塾に行かされるはめになったのだ。まったくやれやれだね…
母は将来の為に必ず役に立つとは言っていたが、はっきり言って傍迷惑この上ない。
確かに勉強はあまり出来ないが、俺としては普通の学校に行き就職、結婚と波乱が無く悠々とした人生を送りたいね。
母親の言う通りに進学校に行っても落ちこぼれて留年して退学、ニートになる可能性が高かったと思う。
しかし俺のクラスのある友人のお陰でなんとか勉強にもついていけるようになりなっていった。
そして、ある夏の日にそいつと肉体関係まで発展してしまったのだ。それ以来二人きりになるとお互いに身体を求めてしまう
勉強にも身が入らなくなってしまっていたのだ。今ベットであいつと重なりながら寝ている。なんという可愛い寝顔なのだろうか…
たぶん近い将来こいつと一緒に居る予感がする。
実際思うのだが俺みたいな普通の男で良かったのだろうか?
もっと格好良く勉強が出来る男が居るだろう?そう言うとあいつは笑いながら、
『じゃあ、キミは好きになっ人って金持ちや容姿で選ぶのかい?』
ああ…まったくこいつには適わないね。
その日、佐々木の家に行ったら、聴診器が置いてあった。
「君とお医者さんごっこをするために、親戚の医者から古い聴診器もらったんだよ」
「おいおい、お医者さんごっことは不穏当な響きの遊びだな」
佐々木は小悪魔的な笑みを浮かべて言った。
「僕は将来医者になることも考えているからね。今の内に練習するのも良いと思ってね。くつくつ」
もしかしなくても、俺が実験台だな。勉強みてもらっている恩もあるからしょうがないか。
その日から、佐々木が俺の胸を聴診したり、俺の腹を打診したりすることが日課となった。
そして、毎日のように佐々木に勉強を教えてもらったため、俺の成績はようやく下げ止まりを見せた。
どした谷口?何か言いたいか?
「下げ止まり?それは俺のセリフだ。お前のは、ウナギ昇りと言うんだ」
軽い冗談を真に受けるなよ
・・・・・・・・・
「キョン、夕飯は食べていくかい」折角だから食べていくか
「だいぶ汗をかいているな、風呂に入って汚れを落とした方が良いよ。何なら僕が背中を流してあげようか」それは遠慮しておきます
「夕飯の買い物に一緒に行こう」今日は何を作るんだ
「今夜は泊まっていくかい?」ありがたいが、自分の家で寝るよ
「というわけで、キョンと私はお医者さんごっこを毎日する関係なのよ。キョンの胸板は意外と厚くて。
聞いている?涼宮さん」
(注:上のやり取りもデフォルメされて伝わっています)
「聞いているわよ」(キョンは明日死刑よね)
「もしかして、涼宮さん妬いている?自分が恋しているキョンが私と仲が良いから」
「そんなことないわよ。あんな奴ただの団員その1なんだから」
(何よ、キョンなんて佐々木さんと同じ高校行けば良かったのよ)
・・・・・・・・・
次の日より、俺は佐々木と同じ進学校に行くことになった。
驚くべきことに、最初から佐々木と同じ高校に行っていたことになっている。
「期限は三日。私という個体もあなたには戻ってきて欲しいと思っている」
別に戻りたいとは思わないぞ。
(終わり)
>>1乙
「やぁ、こんばんは。1乙、今スレはなにやら、すごい流れのようだね。いやはや、スレ住人の
クォリティには毎回、圧倒されるよ。さて、11月だね。秋の気配が深まってあっという間に冬の
気配がしてきたね。寒くなってきたから、風邪など引かぬように気を付けてくれたまえ。僕が
デビューしたのは春四月だから、早7ヶ月、この佐々木スレッドも24スレッド目だ。つまり、月
平均で3スレッドほどの勢いで来たわけだね。月に3スレッドだから平均して1日約100レスと
いうわけだ。7ヶ月間毎日100レス以上か、こういう風に書くと、なにやらすごいものだね。24と
いう数字は1日の区切り、ひとつの節目だ。実際、いつも、常にという意味合いの慣用句であ
る四六時中とは四×六で24だからということらしいね。英語でも24/7で常にという俗語表現が
あるそうだ。つまり、24という数字にはずっと、いつもという意味合いがあるんだね。
……ああ、前置きが長くなってしまったね。つまり、この数字はこの7ヶ月の間、日本の、あるい
は世界のどこかで僕のことを思ってくれている人が”常に”いてくれたってことなんだ。僕は、その
気持ちに感謝したいんだ。自分のことを想ってくれる人がいるというのは幸せなことだ。違うかい?
この感謝をどう表わせばキミに届くのか、僕にはわからない。僕もちょっと頭でっかちな高校生に
過ぎないのだからね。え〜と、だからね、ありがとう。月並みすぎて申し訳ないけれども、僕には
そんな風にいうことしかできないのさ」
佐々木はそう言って頭をさげた。
今日の佐々木さんは表現しにくい感情に支配されているようです。
おはよっ、佐々木。
ジリリリリリッ!
目覚まし時計のベルが金属質の叫びを連呼していたが、相変わらず私の娘は目を覚ます気配が全くない。
「早く起きなさい!」
私は叫ぶと布団を思いっきり引っ張ってもみたが、娘はゆっくり上半身をもたげると布団を掴み、今度は頭の上
まで布団を被り直した。
「・・もうしゅこし、夢を見させてくだしゃい」
いつもの光景がまた繰り返されていた。
ウチの娘は客観的に見て、非常によくできた娘だと胸を張って言える。
朝が弱いという一点を除けばだけどね。
娘は昔から少し変わっているなと思っていた。
生まれてからずっと私たち夫婦を愕かせる事が多かったように思う。
赤ん坊の時は本当に大丈夫かと感じるほどに泣かない子だった。
初産だった私は子育てはとても大変と思っていたけど、意外に簡単かも知れないとこの子を育てて感じた。
周りのママさん達はあれやこれやと、子育ての苦労について井戸端会議にいそしんでいたけど、私の場合はその
会話について行けなかった。
初めて私たち夫婦を呼んでくれた時は本当に嬉しかったけど、赤ちゃん言葉で話し掛けるとすこぶるご機嫌斜め
になってしまい、旦那と相談したあげく普通の子供の様に話し掛けるようにした。すると大人しくなった。
本当に変わった子だった。
やがて少し成長して絵本の読み聞かせをするようになると、最初のうちはきゃっきゃっと喜んで聞いてくれたけ
ど、何度も同じ本を読み聞かせると機嫌が悪くなるようで、あの手この手と本を買えてみたけど本代も馬鹿には
ならなくなってきたので、しだいに読み聞かせの舞台は近所の児童図書館へと移る事になった。
図書館なら飽きるほど本はあるし、私たち親子を見てか見ていないか、司書さん達が気を利かせてくれたに違い
ないと思うけど、図書館の絵本や児童書の数が増えていった。
私も昔は演劇部に在籍していた事もあったから、色んな本を朗読する事が楽しかった。
そのうちに字を憶えると(教えていないのに!)自分でどんどん本を読むようになり、娘専用の図書館カードを作
る事になった。
幼稚園にあがる頃には簡単な漢字が混じった児童書を難無く読むようになり、近所のママさんや親戚からは神童
と呼ばれるようになった。女の子なんだから神"童"はないでしょ?と言いたかった。
小学校に上がる頃には新聞も読めるようになり、時々判らない文字に出くわすと「これなぁに?」と微笑みなが
ら質問してくるようになった。
それはそれで良かったけど、その度に「いみは?ゆらいは?」と聞いてくるのには正直辟易して、辞書の使い方
を娘に教えた。
学校にあがると勉強に興味をもち、教科書を手にすると次々に読破してゆき、学習から学問へと娘の興味は移っ
ていった。
友達とは時々は遊んでくる様子だけど、娘は遊びよりも机に向かって本を手にする事が多かった。
少しは子供らしく、絵を描いたり拙くても文章を書いたりしてくれれば私たちも心配する事はなかったけど、さ
すがにこれは行き過ぎだと思い、近所の子供会の催しに積極的に参加させたりガールスカウトに入団させて人と
接する様にさせた。
娘は器用に一通りこなしたが、何と言えばいいのか、手にした知識で降り掛かる問題を解決するような機械的な
処理をしているように思えた。
小学校も高学年になって中学受験を考える時期になった。
夫婦共に娘の実力ならどんな難関校の試験も楽々に合格できると思いはしたが、公立中学に通わせようと夫婦の
意見が一致したので、受験とかはおくびにも出さず、そのまま地区の中学へ進学させた。
中学生にもなれば、少しは女の子らしく振る舞うかも知れないと思った私たち夫婦の期待は裏切られた。
娘は塾へ通いたいと言い出した。普通の親ならここは喜ぶところかも知れないけど、娘の言動を知っている私達
にとっては益々不安を煽り立てる事になった。
その様子に変化が生まれたのが中学三年になった時だった。
ある日、娘がハミングしながら家に帰ってきたので何かあったのかと聞くと、娘は嬉しそうにクラスメイトの男
の子が同じ塾に通っていて、今日は一緒に話をしたと喜々とした表情で話した。
娘は気軽にキョンと呼んでいたけど、いつしか娘はその男の子の自転車に載せられて一緒に塾へ通う仲になった。
その子とは私も何度か会ったけど、純朴で素直そうな男の子で私を安心させた。
いつしか娘の家での話はその"キョン"君の話題にばかりになり、初恋を経験した事を感じさせた。
ただ"キョン"君の事を彼氏さんと言うと、顔を真っ赤にさせて「そんなんじゃないよ!」と否定した。
その割にはキョン君の家に行ったり、呼んだりして一緒に勉強するようになった。
積極性が娘に出てきたのは好ましいが、ここはもう少し素直になればいいのにと、経験者として思ってみたりみ
なかったり・・・・。
秋になったある日、娘が沈痛な面持ちで家に帰ってきた。
聞けばキョン君と娘の進路が違う事で落ち込んでいるらしい。
娘は進学校を目指していたがキョン君は北高を受験するらしく、別離の不安が娘を落ち込ませているのだろうと
思った私は、いい年なんだから自分で考えて自分で行動しなさいと言った。
娘は自分で考えて行動するのが苦手だった。その時の私は少し冷淡だったかも知れない。
それまで以上に一生懸命勉強に打ち込み、キョン君と一緒に勉強する機会も増えていった。
少しでも一緒にいる時間を増やす事で不安を紛らわそうと考えたらしい。いつもロジカルに物事を考える娘らし
からぬ、非論理的な行動だった。
やがてお互いに志望校に受かり、卒業式を迎えた。
とびっきりの有名校に進んだ娘を祝おうと、親戚が家に集まり宴を催したが、娘は途中で宴の席を辞して自室に
引き籠もった。どうしたのだろうかと部屋の扉を開くとベッドに泣き伏せている娘がいた。
出会いと別れは誰も経験する事だから、ここは何も言わずに見守ってあげよう。
高校にあがった娘はさっそく予備校に通うようになった。
その表情は中学三年の頃ともそれ以前の表情とも違っていた。大事な何かを失ってしまったようだった。
誰も彼も、何も間違ってはいなかった。
そんな表情に変化が現れたのはつい先日の事だった。
私は何も聞き出さなかった。一々聞き出すのは無粋極まりない。
まぁ、そんな事だろう。
「早く起きなさい、キョン君が来てるわよ!」
「・・・・・・!」
目をパチクリさせて飛び上がった娘は鳴りやまない時計を乱暴に止め、つまずきながら窓へ駆け寄った娘は何度
も失敗しながら窓を開け、私へと振り返った。
「お母さん、娘を騙すのは道徳的に問題があると思うよ」
諦観の境地に至った表情の娘は部屋を出て、階段を下りていった。
いつもの一日が始まった。
以上で終わりです。
続編の予定はありません。
GJ
GJ!!
佐々木母というのは初めてだけど、凄くそれっぽくていいなあ。
>>124 グッジョブ!
佐々木ママは間違いなく美人
キョンにフラクラされる佐々木さん
キョンとラブラブの佐々木さん
Hな佐々木さん
頭脳明晰な佐々木
ヤンデレ佐々木さん
どの佐々木さんも大好きです
佐々木さん1/4フィギュアが欲しい・・・。
俺は佐々木さん1/4歳がほしい
生後三ヶ月……ロリコンも末期だな
16/4歳?…4歳か
「わ〜い、佐々木ちゃんだ♪」
妹が両手を拡げて佐々木に抱きつき、頬ずりををはじめた。
「おい、妹よ。
年上の人をちゃん付けで呼ぶんじゃありません。
いきなりタックル掛けるんじゃありません。
頬ずりするんじゃありません。もういい年なんだから。
未来の義姉になるかも知れないんだぞ」
佐々木は顔を真っ赤にしてぶっ倒れてしまった。
済まないな。
俺の妹って結構筋力あるんだ。
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/04(日) 17:20:10 ID:hrQByLkD
>>124GJ
後のレスから読んだから母になった佐々木のSSかと思いきや佐々木の母と来たか。
>>133 キョン非道ぇw
高校を卒業してからもう三年が過ぎた
二年のときに佐々木と再会して親交を温めたものの結局は別の大学に行き
新しい生活になじむうち、また疎遠になっていた。
あいつは高校時代もずっとあのままで変わった奴だったが
俺はなんだかんだで気に入っていたと思い知らされる事がよくある
地元の成人式で久々に佐々木に再会したあの日もそうだった・・・
久々に再会した佐々木と話をすると近々結婚するんだそうだ
どうやらできちゃった結婚らしい、あの佐々木がね・・・
その夜、同窓会で酔った勢いだったのかなんなのかさだかではないが
佐々木は俺によく絡み、愚痴をこぼし、俺の胸に抱きついてきた
そっと抱きしめている間佐々木はずっと俺の名前を呼びながら泣きじゃくってた・・・
後日、佐々木からハガキが届いた、入籍の報告だった
その笑顔にあの頃の輝きは無かった・・・
俺の色褪せた日常の中で眩しいほど輝き続ける高校生活ニ年間の思い出
そして、その中で他のなによりも輝いていた佐々木の笑顔
もしあの頃、俺達がお互いにもう少し素直になれていたら
こんな未来を選ばずにすんだんだろうか・・・
などと答の出ない疑問を思い浮かべながら
俺は今日も色褪せた日々を生きている
驚愕が出てどんな佐々木がきても違和感があることは間違いない。
今までのアニメや漫画で、ここまで少ない登場回数にもかかわらずファンが暴走しキャラを作り出していくってのないんじゃないか。
ファンの暴走でここまでできるってのは、ある意味このスレは才能の無駄遣いだなw
>>138-139 そだ |------、`⌒ー--、
れが |ハ{{ }} )))ヽ、l l ハ
が |、{ ハリノノノノノノ)、 l l
い |ヽヽー、彡彡ノノノ} に
い |ヾヾヾヾヾヽ彡彡} や
!! /:.:.:.ヾヾヾヾヽ彡彡} l っ
\__/{ l ii | l|} ハ、ヾ} ミ彡ト
彡シ ,ェ、、、ヾ{{ヽ} l|l ィェ=リ、シ} |l
lミ{ ゙イシモ'テ、ミヽ}シィ=ラ'ァ、 }ミ}} l
ヾミ  ̄~'ィ''': |゙:ー. ̄ lノ/l | |
ヾヾ " : : !、 ` lイノ l| |
>l゙、 ー、,'ソ /.|}、 l| |
:.lヽ ヽ ー_ ‐-‐ァ' /::ノl ト、
:.:.:.:\ヽ 二" /::// /:.:.l:.:.
:.:.:.:.:.::ヽ:\ /::://:.:,':.:..:l:.:.
;.;.;.;.;;.:.:.:.\`ー-- '" //:.:.:;l:.:.:.:l:.:
才能は無駄遣いするためにあるんだぜ。
才能は無駄から生まれる
下書きで起承転結の承までしか出来てないSS放っときながら、
死亡フラグポンジー2話書いてあと3話はいけそうな俺は文才無駄遣い…してるのか?
このスレのまとめ意外に
佐々木のSSがいっぱい読めるとこってない?
絶対誰かがやってそうなネタごめん
佐「やあキョン。こんな所にいたのかい」
キ「よう、佐々木じゃないか……うわ」
佐「親友を見るなりいきなりうわあ、とはご挨拶だね」
キ「誰だって驚くだろ。どうしたんだそれ。凄くバカみたいだぞ」
佐「九曜さんの仕業さ。心配しなくても僕と君を含めた関係者にしか見えないようだよ」
キ「ふーん……。それにしてもどうなってんだその、旗? 頭に刺さって……あっ」
佐「くっくっ、流石はキョンだ。触れるだけで折れてしまうとは」
キ「どうしようこれ。脳に繋がってたりしないよな。ってうわ。生えてきた」
佐「幾らでも生えてくるよ。これは俗に言うフラグというやつさ」
キ「フラグって……。つまりそういう意味での、あのフラグ?」
佐「うん。橘さんが計画したらしくてね。どうやら彼女達なりの応援のつもりらしいよ」
キ「応援て……なんの応援だよ。なんかの大会でも出るのか」
佐「あ」
キ「あ」
佐「折れたね。」
キ「え? 今の俺か? ってまた生えてきたし」
佐「くく、これを具現化したときに僕が君と出会ってから折られたフラグも全て出てきたんだけどね」
キ「そりゃ気持ち悪そうな光景だな」
佐「余りに多かったので数えてみたら、驚きだよ。一日に六、七回は折られている計算になるんだ」
キ「うわあ」
佐「まったく、君という人間の業の深さを思い知らされるよ」
キ「なんだそりゃ。というか何で俺なんだよ。他の奴が折ったのかもしれないじゃないか」
佐「あ」
キ「あ」
佐「折れたね」
キ「俺なのかなあ……。んで、佐々木はこれを見せに俺を探してたのか」
佐「それもあるけどね。今日は君たちの活動が無いらしい、と橘さんに聞いたんだが」
キ「ああ、久しぶりの真っ当な休日だ」
佐「よければ、僕と遊びに行かないかな? 僕も彼女らのお節介のせいで暇なのさ」
キ「ふうん。まあいいぜ。せっかくだしな」
佐「……え? 本当? ほんとに?」
キ「どっちにしろ今日は長門と約束してるんだ。三人でぶらぶらしようぜ」
佐「あ」
キ「あ」
バロスwwwwwwwww
シュールかつ面白いぞこれw
これみてもキョンはなんともおもわんのかwwwww
キョンwwwwwwwww
これは新しいw
えっひょっとして既出?
この微妙な空気がいいなwww
>>146 久しぶりに腹筋ブレイカー
かなり吹いたのはもちろん俺だけ?
「折れたね」
シュールwwww
―――面白い―――
キョン「よう、長門……ってお前もか!」
長門「コク」
キョン「佐々木も一緒だけどいいよな?」
佐々木「あ」
キョン「あ」
長門「あ」
佐々木「キョン………」
キョン「え?長門のが折れたの俺のせい?」
156 :
1/5:2007/11/04(日) 23:06:46 ID:MNGYdcJ7
昨日の連作SSで変な電波じゅしーん。
と思ったら書くのにえらく時間かかった。長くなってすまん。
佐々木さん、君のパパとママ? の巻
しまっておいた秋物のジャケットを衣装棚から引きずり出してみると、ものの見事に虫に食われていた。
仕方ないので、必死で両親に泣き落としを敢行し、洋服代をせびり倒すと、
SOS団の活動のない週末、繁華街に繰り出すこととあいなった。
普段降りない駅の改札をくぐると、久々の繁華街の人いきれにやや気圧される。
さて、ジャケットのデザインにこだわりはないし、適当なのを選んで、あとは適当にぶらついてでもみようか。
そう思ってしばらく歩いた所で、脚に、ぽてちんと何かやわらかいものがぶつかる感触があった。
見下ろしてみると、3歳になるかならないかぐらいのお子様が俺の脚にしがみついていなさる。
人ごみで迷子にでもなったか。親もこの人の多さじゃ、目を配っていても見失うだろう。
とりあえずしゃがんで、お子様と高さをあわせる。どうしたお子様。お母さんとはぐれたか。
「ぱぱー」
そうか、お父さんとはぐれたか。肩車して探してやろうか。
「ぱぱー!」
10人中7、8人は「可愛い」と評するであろう利発そうな面差しの中で、大きな瞳が一杯に見開かれている。
何故か、どこかで見たような顔だ。知り合いの誰かの親戚か? いや、それはいいんだが、
……何故そこで俺を指差して「パパ」? そうじゃなくて、お前のお父さんのことなんだが。
「ぱぱー!!」
ちょっと待ってくれ。俺はまだ高校生で、心当たりのあるような大人の階段はまだ一歩たりとも昇っちゃいないぞ。
頼むからお前のご両親を探してくれ。こんな所でぱぱぱぱ連呼されると誤解する奴が出てくるだろう。
「ああキョン。若さゆえのあやまちというのは、なかなか認めたくないものだね。
それとも積悪の報いがついに訪れたというところかね。くっくっ」
ほれみろって佐々木? 何でこんな所で。
「気に入っていたカーディガンが何故か破れてしまっていてね。仕方なく買い替えに来たのだけれど。
随分面白いものが見られたものだね。偶然の配剤に感謝するよ」
冗談言ってないで助けてくれ。迷子なんだよ。
「そうだね。君ならともかく、その子にとってみれば冗談ごとではないだろうからね。
ご両親とどこではぐれたかわかるかな。お姉ちゃんたちが、一緒に交番まで連れて行ってあげるから安心してね」
腰をかがめて優しく問いかけた佐々木をじっと見つめると、お子様は満面の笑みを浮かべて、あろうことか、
「ままー!!」
さっきよりでかい声でとんでもないことをぬかしやがった。
「認めたくないものだな佐々木。若さゆえの過ちというものは。
だが安心しろ。お前が子持ちであることは皆には言わないし、それぐらいで友人づきあいをやめるつもりはないぞ」
「な、何を言っているのだね君は。冗談を言ってないでなんとかしたまえ」
「ままー」
「あ、あのね君、私は君のお母さんではないの。ちゃんと君のご両親を探してあげるから、とりあえず落ち着いて」
「……ままー?」
慌てる佐々木の態度に、お子様の顔がくしゃくしゃとゆがむ。ああこりゃ噴火するな。3、2、1……
「うええええええええ!! ままー!!」
「あ、ち、ちょっと君。泣かないで。ね、お願いだから泣き止んでちょうだい。私達でお母さんを見つけてあげるから」
うろたえる佐々木というのもなかなかお目にかかれるものではない。グッジョブだお子様。
「き、キョン! 何を見てるんだい。君も手伝ってくれたまえよ」
流石の佐々木も、理屈が通じない相手じゃ、いつもの調子が出ないようだな。
慌てる佐々木を尻目に、お子様を抱き上げて、高く持ち上げて気をそらす。
後は、こっちが落ちついて抱いてやって、ゆっくり背を叩いてあやせば、そのうち落ち着いてくるもんだ。
ほら。子供相手は、こっちが振り回されないことと、とりあえず触れ合うことさえ抑えとけば、なんとかなるもんさ。
「君が子供の世話が得意とは聞いていたが、ここまでとは思わなかったよ」
まあ、こいつが落ち着いた性格なのもあると思うぜ。相性悪い子には全然効かんこともあるしな。
157 :
2/5:2007/11/04(日) 23:07:47 ID:MNGYdcJ7
しかしお子様よ。マジメな話俺達にどうしろってんだ。
ん? なんだその封筒は?
「ままとぱぱにあえたらわたせっていわれた」
疑問はつきないが、なんとなく陰謀の臭いを感じて、俺はとりあえずお子様を片手で抱えたまま封筒の中身を調べた。
そこには、数枚の福沢諭吉先生と、どこか見覚えのある丁寧な字で、たいそうふざけたことが書かれた紙が入っていた。
「この子に「パパ」「ママ」と呼ばれた方へ。
本日の午後5時まで、どうかこの子をお預かりください。
ご迷惑をおかけして本当に申し訳ございませんが、伏してお願い申し上げます。
さぞご不審のことと思いますが、既定事項の遵守のため、何卒お願いいたしたく」
あとは、何故かいちいち西暦の入った今日の日付のみ。
既定事項ときやがったか。
計算してはいないが、おそらくこの金額は、俺のジャケットと佐々木のカーディガン代と、
あとはこのお子様の飲食費できっかりになる額に違いない。
さて、こんなふざけた真似をするのは、朝比奈さん(大)か、例のお花畑野郎か。
「佐々木よ、どうにもすまんが、俺達でこのお子様を預からねばならん破目になったらしい」
「別に僕はかまわないが、警察に預けなくてよいのかい? ……もしかして、涼宮さんがらみの案件かね」
俺の表情で何事か悟ったらしく、佐々木は俺の大層非常識な提案を受け入れてくれた。すまん、恩に着る。
「ねえ君、しばらく私達と一緒にお買い物するかい?」
「うん! ままとぱぱといっしょー!」
佐々木の問いかけに、すっかり安心しきった表情で答えるお子様。
やれやれ。何を言い含められてきたのやら。仕方あるまい。佐々木よ、こいつを連れて買い物だ。
「ぱぱー、かたぐるまー」
へいへい。仰せのままに。
よほど人見知りしない子なのか、お子様は俺の肩の上で随分とご満悦だ。
ひっきりなしに佐々木に話しかけては、くつくつと笑い声を上げる。
妹や年下の従兄弟で飽きるほど子供の世話はしたが、この子はまあ手のかからん方か。
なんとなくこっちもコツが分かっているような、そんな不思議な感じだ。
繁華街がよほど珍しいのか、お子様はあらゆるものに目を輝かせ、佐々木に問いかける。
「ままー、あのあかいのなに?」
「あれはね、消防車だよ。火災が発生した時、火を消す道具を積んだ車なの」
「ままー、あっちは?」
「うん? あれはね……」
落ち着いて一つ一つ丁寧に答える佐々木。俺だったら途中で音をあげることうけあいだが、
説明好きの佐々木にとっては苦にならないらしい。
しかし佐々木、子供にその言い回しは難しすぎやしないか。
「そうでもないよ。子供は確かに自分で発声する分には幼い言葉が多いけれど、周囲の発言については、
かなり高い理解力を示すものなんだよ。こちらまで幼児語にして話さなくとも、随分分かっているものらしい。
それにこの子はかなりのものだよ。僕の言うことをおおよそは理解してるみたいだ。 ね、そうだろう?」
本当かよ。
「しょうぼうしゃはひをけすんだよ。ねー、まま」
OKOK。好きにやってくれ。
「君は賢いね」
背伸びをしてお子様の頬を撫でる佐々木。意外とこいつ親バカの素質があるかもしれん。
「えへへー」
そしてお子様よ、褒められて嬉しいのは分かったから、俺の頭をぺしぺし叩くのはやめなさい。
「ぱぱいたい?」
いや痛かないけどな。
158 :
3/5:2007/11/04(日) 23:09:10 ID:MNGYdcJ7
人のことを「ぱぱまま」叫ぶお子様を連れて服を選ぶのもなかなかに人生捨てる行為なので、
結局服は後回しにして、小さな広場で休憩することにした。
ベンチに座った俺の膝の上にお子様が座り、隣に座った佐々木に、大はしゃぎでソフトクリームを食べさせてもらっている。
「ぱぱ、あまいのー!」
わかったから振り回すのはやめなさい。こぼれるからこぼれるから。
まったく、この季節にそんなもん食って寒くないのかね。
「ほらほら、顔中べとべとべとになってしまったじゃないか。拭いてあげるからこっちをむいて」
「んー」
佐々木の言うことに素直に従うお子様。しかしこの光景、誰かに見られたら言い訳きかんな。
「……ねえキョン。訳ありなようなので敢えて聞かなかったけど、この子、誰か知り合いの親戚か何かだろうか。
どうも顔立ちに見覚えがあるような気がするんだけれど」
お前もか佐々木。するとやはり気のせいでもないのかな。この素直さはウチの妹に似てなくもないが。
まあ、これを仕組んだのが誰であれ、カーテンコールが終わるまでネタばらしはしてくれそうにないだろうな。
「ぱぱー、おしゅそわけ」
考え込もうとすると、お子様がこっちに何か向けてきた。
よくそんな難しい言葉知ってるな、と思った瞬間、ほっぺたに冷たい感触が。
……おすそわけは有難いんだが、もうちょっと狙いは正確にたのむぜ。
「ぱぱおひげー」
「キョン、じっとしていたまえ。拭いてあげるから。くっくっ」
そこ、二人して親子みたいにくつくつ笑わない。妙に似たような笑い方しやがって。
なんでもない広場を駆け回るお子様を俺が必死で追いかけたり、
花壇の何気ない花に目を輝かせるお子様に、佐々木が花の名前を説明したり。
本当に他愛ない時間が、気づかぬうちにあっという間に過ぎていった。
ふと空を仰げばもう日はとっぷりと暮れ、人工的な明かりだけが俺達を照らしている。
「……じかんになっちゃった」
時計を見ることもなく、お子様がぽつりと大人びた口調で呟いた。
時刻を確認すれば、あと十数秒で五時となる。
そうだな。そろそろお前さんを親元に帰さないとな。さ、送ってってやるから。
「てぃーぴーでぃーのたいまーがさどうしちゃうの。だからままとぱぱとはバイバイなの」
ちょっと待て。今何て言った。まさかお前自身が未来から来たのか?
既定事項ってのは、お前にとってのソレじゃなくて、俺達にとっての既定事項だったのか。
問いかけようとしたところで、五時の鐘の音がぴったりのタイミングで鳴り響く。
一瞬気をとられた瞬間に、それは起こった。
お子様の周りの風景がぶれる。まるで眩暈を起こしたときのように、あいつの周りにだけ目の焦点が合わない。
おい、ちょっと待ってくれ!
「君、どうしたんだい!」
俺と佐々木が同時に手を伸ばす。
「またくるから、つぎもあいすたべるの。ばいばい、×××ぱぱ、△△△まま。あんまりけんかしちゃだめなの」
伸ばした手の先は何も掴めず、一瞬の揺らめきを残してお子様は消え去った。
まるで、最初からそんな子供などいなかったように。
159 :
4/5:2007/11/04(日) 23:10:19 ID:MNGYdcJ7
しばらく呆然と佐々木が立ち尽くしているのを知覚しながら、周囲の人が今の光景を見ていなかったか確認してしまったのは、
我ながら嫌になるほど、こうした事態に適応しちまってる己のなせるわざだろうか。
まったく、誰の差し金だかしらんが、ネタを割りに自慢げに語りにでも来たら、男女かまわず思いっきりぶん殴ってやる。
「……キョン、説明してくれるかい?」
俺にもわかっちゃいないんだがな。とにかく、未来人との遭遇おめでとうよ佐々木。
お前はこれで二人目になるかな。俺は三人目だよ。
「次に会うときに、藤原くんを問い詰めねばならないようだね。そうした事態だったのだろう?」
多分な。だが誰が糸を引いてたのか、正直わからんぞ。
「そうかね。
……ところでキョン、気づいていたかい。あの子が最後に、君と僕の名前を呼んだことを」
できれば聞き違いと思いたいがな。やっぱりお前も気づいてたか。
「あの子を送り込んだ誰かが教えたのだろうから、別に不思議はないのだけれど、
君も僕も、あまり下の名前で周囲に認知されてはいないからね。これからもそれはあまり変わらないとなれば、
やはり、僕らの近しい人間が今回の一件に関わっている可能性が、一層高くなるということだろうかね」
かもしらんな。
「……しかし何のためにこんなことをしたのだろうかね。過去に来たにも関わらず、あの子は、
ただ普通の子供のように僕と君と遊んでいっただけだった」
なんか必要だったんだろうよ。俺も空き缶しこんだりメモリーチップ探したり、訳わからんことをやらされたんだ。
「……この場合、必要というのは、あの子にとってではなく、僕らにとってさっきまでの行動が、
未来に行う何かのために必要だったと考えた方が自然じゃないかね?」
どうだろうな。俺も明日朝比奈さんに聞いてみるつもりだが、多分「禁則事項」で教えちゃもらえんだろうぜ。
未来ってな、そういうものらしい。
「なるほどね。ならば、あるがままに受け止めて、そのままにしておくしかない、ということかね。
色々と納得いかない気分ではあるが、一日の楽しい経験だったということにしておく他ないようだね」
ああ、そうしてもらえると助かるぜ佐々木。
「……大丈夫かねキョン。見たところ、あの子が行ったことで、僕より君の方がダメージが大きいようだが」
大丈夫。俺なら大丈夫だから。
「そうかね。では、当初の予定通り買い物に行こうじゃないか。君も確か、服を買いに来たのだろう」
そういって佐々木は俺の手を引いて歩き出した。そうだな、そうしよう。
秋の夕方は急速に冷え込む。ついさっきまでは、暖かいもこもこした奴がくっついていたせいか、気にもならなかったのに。
その隙間を埋めるように、肩が触れ合うほどの距離に佐々木が身を寄せてきた。色々気遣ってもらってすまんな。
「キョン、もう一つ、合理的な説明があるように思うんだ。
未来の僕たちが、あの子を僕たちのものに送った、というのは、一番説明がつきやすいんじゃないかな。
あの子が誰に似てるかようやく分かったよ。君の面差しと共通する所があったんだ」
そうかぁ? 俺はむしろ、頬とか目が佐々木によく似てたような気がするぞ。
「……くっくっ。まあ、そういうことにしておこうか」
夕暮れの街で、やけに嬉しそうに、佐々木は微笑んだ。
160 :
5/5:2007/11/04(日) 23:11:20 ID:MNGYdcJ7
翌日、遅刻ギリギリに登校すると、谷口のバカが俺の顔を見るなり一直線に向かってきた。
「ようキョン、お前がまさか子持ちだったとは知らなかったぜ!」
は?
……おい、まさか昨日繁華街に出かけてたとか言うなよ。
「いや、お前が涼宮とか美女に囲まれてるのを羨ましいと思ってたが、まさか既に本妻と子供までいるとはな。
高校聖夫婦ってか。子育てと学業の両立ってどうなんだよ、え」
お前、いとうまい子と鶴見辰吾って、いつの時代のTBSドラマだよ。
ってかちょっとは考えろ。資産家の息子でもないのに、子供がいて高校生でバイトもせずにSOS団の活動に
身をささげてるわけないだろうが。ありゃ知人の子供預かってただけだよ。
「え、でもお前のこと「パパ」って言ってたぞ」
あの子の口癖みたいなもんなんだよ。大体彼女すらできない俺に子供がいる道理がなかろう。
「まあ、言われてみれば、そう考えるのが普通か。ちっ、つまんねえ」
勝手に誤解して面白がるな。
「涼宮とかに話したら、随分面白がってたけどな。ま、後で誤解だったって言っといてくれ」
イマナントオッシャイマシタカタニグチサン?
「いや、キョンが繁華街で子供と若奥さんつれて楽しそうにしてるの見たって言っちまったんだ。
ま、アイツも本気にはしてなかったみたいだけどな、おっとそろそろ授業だぜキョン」
そういえばさっきからハルヒの姿が見えなかったんだが。
足音高く近づいてくるのは、あれは一限の数学の先生ではなく、
物凄い視線で俺をにらみつけてるハルヒと長門じゃあありませんか。
その後ろにいるのは顔面蒼白な朝比奈さんと、遺書を書き終えた後のような顔の古泉じゃあありませんか。
お、俺は無実だ。無実なんだハルヒ。
お子様よ、また来るって言ったろう。ここに来て、俺の無実を証言してくれ。少なくとも朝比奈さん達に
責任の半分はある、くらいは言ってくれ。アイスなら、ハーゲンダッツの一番高いのを箱ごと買って用意するから。
結局、一月ほどクラスでの俺のあだ名が「高校聖夫婦」となり、古泉は2週間ほど「親類の葬儀ほか」で
SOS団の活動を休んだ。
ちなみに朝比奈さんはやはり「ごめんなさいごめんなさい禁則(ry」で、
何故か長門も一月ほど口を聞いてくれなかった。
エリエリレマサバクタニ。そんな台詞が口癖になりそうな今日この頃である。
それと、佐々木の方では、ボロボロになった藤原が、
「キョウカラボクノコトハ「ラブリー☆ポンジー」トヨンデクダサイ」
と虚ろな目で垂れ流すようになってた。
お前も存外容赦ないな、佐々木。
おしまい
GJ!
確か、高校聖夫婦の原作者は佐々木守だったな…
まぁとにかく乙!
藤原…憐れだ。
GJ!
これはいいSS
俺の中の佐々木イメージとぴったりだ。
GJ
我が子の似てるところ言い合う二人かわいいよかわいいよ
長門はダイヤモンドの瞳を輝かせ、何故か怒っているように思えた。何でだろうかね。
そして、俺達は三人で図書館で勉強した。二人のオーラが見えるのは俺の気のせいか?
「佐々木、これはどういう意味かわかるか」
ニョキニョキ
――フラグが立ったよ。小さいけど
「君から接触してくれるなんて光栄だよ。くつくつ」
数分後
「この本を返して、別の本を借りたいので、一緒についてきて欲しい」
「良いぞ、長門」
――今度は長門にフラグが立ったよ
「その本が欲しい」
俺が手を伸ばしても届かない。梯子も無いし
「あなたが私を抱き上げれば可能」
―――今度はでかいフラグが
「心配無い。体重は操作する」
そうだ、あそこにいる司書のお姉さんに頼もう
「お姉さん、梯子はありませんか?」
大学生と思われる司書さんはいたずらっぽく笑った。
「あなたが彼女さんを抱っこすれば良いのじゃないの?」
「彼女というわけじゃないです」
―――ボキ、長門のフラグが音をたてて折れた
「梯子ありがとうございます。美人のお姉さん」
司書さんは、俺の社交辞令に少し顔を赤らめた。
―――あ、司書さんにもフラグが、
長門が睨むよ―。今度長門に立ったフラグは不吉な雰囲気を示すような真っ黒な。今までは全てピンクだったけど
「今度は僕が新しい本を借りるので付いてきて欲しい」
佐々木とも同じようなやり取りがおこなわれ、また黒いフラグが
もしかして、空気を変えた方が良いか?
「この前、街でばったりハルヒと会って、強引に映画を奢らされて、参ったよ」
―――ニョキニョキ、佐々木と長門にまた黒いフラグが
「ハルヒのリクエストでホラーを見たのだが、怖がって抱き付いてきて、おかげで映画に集中できなかったよ。」
「ほう、それは良かったね」ビキビキ
「フケツ」
―――また二人に黒いフラグが
「ハルヒも女の子らしい所あるんだな。少しドキッとしたよ」
―――二人に巨大な黒いフラグが
その時、西日の差す教室で、朝倉に刺さったピンク色のフラグが折れ、代わりに真っ黒な巨大フラグが立つ光景が、走馬灯のように浮かんだ。
俺もしかして墓穴掘っている?
「どうだ、そろそろお昼にしないか?俺が奢るよ」
―――とたんに、黒いフラグが折れ、ピンク色のフラグが立った
「CoCo壱が良い」
「僕は何でも良いよ。くつくつ」
その後、二人に小物を買ってやったり、俺の家でゲームしたり、一緒に夕飯を食ったりした。
その度にピンクのフラグが立ったり折れたり、時々黒いフラグが立ったり折れたりした。
次の日
何だ?谷口、黒いフラグ立てて
「昨日のことは涼宮に黙ってやるから、何か奢れ。この二股いや三股野郎」
GJ
良い作品が続いてるな。
いいねいいね。
実にいいね。
いとうまい子?
杉田かおるでなくて?
10分佐々木
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ
/ \
/ / / .ィ ./ヽ.Y l .', ヽ
,' ! -/7'Y /|' "´ヽ|. !!i ' 残念だが
! !.ト● ● ! !ノ、i ! 僕をモノに出来るのはキョンだけさ
,'' l l l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ l丿 !
/⌒ヽ!;!l|ヘ j /⌒i/
\ / | l>,、 __, イァ/ /!ノ´
. / /| | |___|{ヘ、__∧
`ヽ<.| | 彡'
阻止させてもらうよ。くっくっ
……いつも思うことなんだが佐々木…お前何時寝てるんだ?
しっかり睡眠はとるようにいったのはお前の方だったよな?
佐々木スキー達の鉄壁のガードワロタ
このスレSS密度が高杉www
フラグの話が面白いwww
既出を心配してたみたいだが少なくとも
今まで見た覚えはないな
佐々木さんおはよう
駅前で俺は久し振りに再会した親友佐々木とともに、近況報告でもとファミレスへと訪れた。
キョン「どうだ?この一年間元気でやっていたか?」
佐々木「そうでね、高校にはいってからというもの、なかなか忙しくて少しグロッキー気味だったんだが、君とあった瞬間にそんな疲れも吹き飛んだよ」
ぐ…グロッキー?意外だな、佐々木の口からそんな言葉が出るとは
佐々木「それでキョンはどうだったんだい?僕としては君が中学時代を顧みて、勉学に励んでいるとうれしいんだが」
キョン「残念だがそっちのほうは相変わらずだな。でもなかなか満足した高校生活は送っているつもりだぜ?」
佐々木「それは何よりだ。まぁ勉強なんて社会に出たら何の役にも立たないからね、重要なのは魂と志だよ」
み…見ない間にずいぶんと過激になったな…まぁいい、それで、この一年間なにか面白いことでもあったか?俺は数え切れないほどネタがあるぞ?
佐々木「そうだね、去年一年間はとても有意義に過ごしいていたよ」
ほう、たとえば?
佐々木「たとえば友人と一緒にイベントへ行ってみたりね。いろいろいったよ。FUJIROCKとかサマソニとか…」
今、なんだって?
佐々木「私の友人に橘さんという人がいてね、彼女はハードロックなんかが好みらしいけど、僕はどっちかといえばパンク系が好きなんだ」
佐々木?おーい
佐々木「今年のサマソニはメンツが良かった、一日中マウンテンステージに張り付いていたよ」
・・・。
佐々木「そういえば、九曜さんはメタル系が好きだったな。あ、九曜さんというのは僕の友人で―」
ダメだ、帰ってこない
佐々木「調子にのってCDをたくさん買ってしまってね、イベント代もばかにならないし、今年はアルバイトでもしてみようかと思っているんだ」
佐々木は何かが壊れてしまったようだ…
佐々木「そうだ、僕が買ったCDをいくつか貸してあげよう。大丈夫だよキョン、僕がお勧めを選んであげるから」
キョン「 」
・
・
・
佐々木「という感じでね、最近は新人もなかなかレベルが上がってきている感じなんだ…それで、キョン、相談があるんだ。もしよかったら今年は一緒にイベントを…」
「 」
佐々木「キョン?あれ…どこ行ったんだ?キョン!?奢りかい?今回は僕の奢りなのかい!?」
佐々木さんは趣味が変わってしまったようです
>>112 あれから八年が過ぎようとしていた。俺も佐々木とハルヒも同じ大学そして会社まで一緒になった。
しかも三人プラスその他で同棲まがいな事をしている。古泉や橘の話を聞くとどちらを選んでも世界が崩壊いや宇宙が消滅するらしい。
という事で俺はこの世界の為仕方がなく暮しているわけだが…しかも、ミヨキチや長門と周防まで…
夜はほとんどアレを求められるので体力が保たないから、毎日は勘弁してもらいたいね。
アレとは…まあ、ぶっちゃけセクロスなのだが、今日からは日別でやるよう提案をしてみるつもりだ。
2週間後
「今日はあたしよね?さあ、キョンかかってらっしゃい!逃げるのは禁止だからね。逃げたら私刑!」
やれやれ、俺は逃げも隠れもしないぜ?じゃ俺は1コンな!お前は2コンだぞ。
今更ファミコンで遊ぶのは辛いぜ?本当にやれやれだな。
… , -‐- 、.
. ,'. / ト、 ヽ
i. ((从ソlll 从〉
. l. (|┳ ┳i!l
ハNiヘ ヮ ノハ!
___( 人人)_
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ヽ\ ※ ※ ※| |====B=|
\`ー──-.|\|___l__◎..|ヽ
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修正中 完成したらほめて
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ハNiヘ ヮ ノハ!
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ハNiヘ ヮ ノハ!
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佐々木さんコタツバトル中
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お詫びかい?くっくっ、なら僕とキョンの新婚生活でも書いてもらおうかな?
管理人さん更新乙です。
>>136は荒らしが書いたコピペを流用したものなので削除してはいかがですか?
192 :
お詫びSS:2007/11/05(月) 11:58:11 ID:n1iJW0NU
――――楽しかった高校生活。しかしどんなものにでも必ず終わりは来る。
俺たちは高校を卒業し、SOS団は、卒業式の日再会を誓って一時解散ということになった。
ハルヒはやはり、とある名門国立大学へと進学した。あいつの頭の良さを考えれば当然だろう。
古泉は、ハルヒが卒業の時点で力がなくなったことにより機関が解散したため、普通の学生に戻り、やはり私立のやはり名門大学へ進んだ。
長門は、わからない。今どこにいるのかも、この世界にいるのかも。しかし彼女は、最後に「誓いは、必ず守る」と言っていたから、心配はしていない。きっとまた会える。
朝比奈さんは、未来に帰ってしまった。だが彼女も、きっとまた来ると約束してくれた。
そして俺は、地方のごく普通の大学へ進学した。親には大変感謝している、こんなボンクラをわざわざ大学に入れてくれたんだからな。
大学生活は、特に悪いものでもなかった。新しい友人たちと一緒に色んなことをやった。楽しかった、が、高校の時ほどじゃないがな。あの思い出は別格だ。
そして今…
タイトル未定
キョン「くそ…まだ六月だってのに、なんなんだこの蒸し暑さは」
俺は今、都会の街をスーツを着て歩いていた。現代の科学は素晴らしい、この清涼スーツがなければ今頃白いワゴンが超特急で俺を運んでいるはずだ。
俺は大学を無事卒業し、とあるソフトウェア開発企業に入社した。そういう仕事には少し興味があったのだが、現在、俺は営業に回されている。
入社一年目は、大変だった。堕落した人生を送り、働くことに全く慣れていなかった俺は、先輩にそれはもうビシバシ鍛えられた。
まぁ二年目の今でもあんまし変わってないような気もするが、今ではさほど怒られることはなくなったよ。
さて、そろそろ会社に戻らないとな。しかしこの暑さは異常だな、太陽め、無駄にギラギラしやがって。
暑さに軽くイラついていた俺は、太陽を見上げ、睨みつけてやった。その時、デパートにつけられた大画面のテレビが目に入った。
そこに映し出されていたのは、お昼の情報バラエティ番組。長い机に並んで座る有名なタレントやアイドル。
そしてその中の一人は、俺のとても見知った顔―――
佐々木だった―――
キョン「ただ今戻りました」
高田さん「ああ、お帰り。キョンくん」絵里「おかえりキョン君」
同僚たちが迎えてくれる…のはうれしいが何故ここでも俺はキョンなんだ?この中に北高関係者はいない筈なんだが…
絵里「このまえ、キョン君の御実家に電話したら、妹さんが出てね」
あいつが元凶か!まったく高校生なんだから空気読んでくれ…て、何で実家に電話を?
絵里「ああ…まぁ、それは…課長に言われて…」
課長?
課長「まぁいろいろあるんだよ。ちょっと確認したいことがあってな、ちょうどお前が営業に出てたから悪いかなと思って…」
何が悪いんだ?…なんだかな。
課長「それより、次行ってこい。サボりは給料泥棒だぞ」
調子いいこと言いやがって…わかりました、行きますよ。
キョン「それじゃ行ってきます」
高田さん「おう、がんばれよ」
高田さんの年季の入った渋い声に送られながら、俺はまたこの蒸し暑い都会の砂漠に飛び出していった。
キョン「お先、失礼します」
絵里「お疲れ、キョン君」高田「おう、お疲れ」
今日の仕事も終わり、会社を出ると外は淡い青に包まれていた。昼が長くなってきてるな。
今日の晩飯はどうしようか、めんどくさいから弁当でいいか。俺は帰り際に、コンビニへと入った。
キョン「今夜は、餃子な気分だ。餃子はっと…」
おっと危ない危ない、ジャ○プを読むのを忘れていた。今では買うことはなくなったが、立ち読みは止められないな。何故か。
俺は、誰かが買っていったのか、所々に隙間がある本棚に手を伸ばした。そして、ジャン○のすぐ横の雑誌に、気づいた。
その雑誌は、確かテレビ番組表だったな。その表紙を飾っているのは―――佐々木の笑顔。
結局俺は、○ャンプを読むこともなく、餃子を買って帰った。
続きは思いついたら書くよッ!
オリキャラは避けたほうが…それか宣言して出す。
同僚Aとか、社員Aでやるなり対応する。
まとめスレ管理人さん。
「佐々木1/4」のタイトルが「佐々木1 > 4」と表示されているのですが、これはwikiのバグなのでしょうか?
196 :
お詫びSS:2007/11/05(月) 13:15:27 ID:n1iJW0NU
俺と佐々木は、中学三年の頃に出会い、すぐに意気投合し親友になった。あいつがいなければ高校に進学できたか、怪しいもんだ。
高校進学と同時に、俺たちは別々に進学したが、それから一年ほどして、再開を果たした。
あいつは変わってなかった。しかし、俺たち二人を取り巻く状況は、変わっていた。というか変わり果てていた。
あいつも変わったといえば変わったのかな。しかも恐るべきランクアップだ、なんせ神様だからな。
それから、とある暴神によって一悶着二悶着もあったのだが、それについては俺が語るべきではない。詳しくは驚愕してほしい。
高校を卒業し、あいつはハルヒの行った大学と肩を並べるほどの大学へ進学したらしいが、はっきり言って俺のレベルからみたらどっちも変わらん。
最初の一年は俺たちはよく連絡を取り合っていたよ、メールや電話でな。しかしいつからか、あいつからの連絡がなくなっていた。
俺は全く緊張感なく考えていた。高校の時もそんな感じだったからな。でも、俺がコンビニで何となくマガジンを開いた時、俺は久しぶりに驚愕した。
佐々木だった。うん、間違いない。あの時のマガジンはまだ保管してあるはずだ。
水着姿の佐々木のグラビアが、3Pにわたる長さでカラーで掲載されていたのだ。キャッチコピーは何だったか…秀才アイドル登場!とかそんな感じの見出しだった気がする。
佐々木、お前スタイル良くなったな。
・・・。
危ないところだった、またあの混乱がフラッシュバックするところだった。そのあとすぐに俺は佐々木に電話をかけた。
留守番設定になっていたので、俺は混乱しつつも、すぐに連絡してくれと残した。
結局、あいつからの連絡が来たのは深夜だった。俺は大慌てでパソコンを閉じて通話ボタンを押した。ちなみに、俺がパソコンをやっていたのは佐々木について調べるためだ。
もちろん某掲示板も回ったよ。その時俺は怒り狂ってすぐに閉じてしまったけど。
佐々木「こんな時間にすまない、久しぶりだねキョン」
佐々木はこう語り始めた。俺はその時の内容を完全に記憶している。
佐々木「留守録は聞いたよ。やはり相当驚かせてしまったようだね。これから事情を話すよ」
佐々木の話はこうだった。大学に進学したあと、一年目は特に普通の大学生活を送っていたらしい。しかし二年目の春。
佐々木「街でスカウトされてね、芸能界のデビューしてみないかと」
それは納得だ。佐々木の容姿ならいつスカウトされても可笑しくはない。むしろ今までなかったのが不思議なくらいだ。
しかし、驚くのはここからだった。佐々木はそれを承諾したのだ。
佐々木「僕もね、初めはあり得ないと思っていたよ。しかし、何がどう作用したんだろうね、僕はそれを縦に首を振ってしまったんだ」
俺も、佐々木は芸能界なんかとは無縁の存在だと思っていた。しかし佐々木は…。
もともとトークの才能と美貌を持っていた佐々木は、あっというまにデビューを果たし、今では写真集だの歌だのをだして、その人気は衰えを知らない。
ちなみに俺は、一度も佐々木グッズには手を出してないし、友人や同僚にも俺が佐々木の親友であることは言ってない。何故か、憚られたのだ。
佐々木「これは挑戦なんだと思うんだ。僕は、いままで出会うまで待っている生き方をしていた。中学時代、君と出会うまで私は現状を認め、結局心から許せる友人を手に入れることができなかった。
でも、今回は自分から何ができるかに挑戦したかったんだ。自分自身の才能を、勉強なんかでは測れない何かを知るために」
わかんねぇよ…何がなんだか。なんでこんなに腹が立つんだろう…。俺が、お前を認めるやる。だから…
佐々木「それじゃ、明日もまた早いんだ。すまないが今回はこれぐらいにしておいてほしい。暇があればまた連絡する」
・・・ああ、仕事がんばれよ。
佐々木「ありがとう、それじゃ、お休み」
ああ、お休―――
pppppppp
急に携帯電話がけたたましい音を響かせ、俺ははっと気付いた。どうやら、回想に浸って意識が飛んでたらしい。
キョン「はい、もしもし?」
「あたしです。あたぁし」
どこかで聞いたセリフだな、しかしこの声はしっている。絵里さんだ。
キョン「ああ、絵里さんですか。どうしました?」
絵里「キョン君、会社に忘れ物していったでしょ。書・類!」
あちゃー…まったく何やってんだ俺は。しょうがない、今から取りに戻るか。
キョン「今から取りに行きますよ。わざわざ連絡、ありがとうございます」
絵里「わかった。まったくドジね、キョン君は」
返す言葉もない。俺は電話を切ると、すっかり暗くなってしまった街へとまた、飛び出した。
授業中だけど思いついたから投下しまっすッ
>>194 すまんAとかBとかにすると俺の中で話が想像できなくなってしまうんだ。
一応モブにも設定がほしいんだ
設定
絵里さん:キョンの会社の同僚の人。一応年上(年齢は伏w)の先輩
高田さん:キョンの上司。職場の中では一番年上。ダンディ
課長 :やさしく、時に厳しい課長。
一応キョンの立ち位置の背景的存在で、話の主軸には絡んでこないから特に深く考えないでくれッ
読み手への配慮しないSSならチラ裏へどうぞ
伸びてると思ったら
またtxtでうpするなんていう考えすら起きないクズが
長文垂れ流してたのか
2chでそういうことされると読む気なくすんだよ
外部にうpすれば見る気起こすが
>>199 スマンやり方がわからん。kwsk教えてくれないか
>>200 オリキャラに名前を付けるよりも、「上司」とか、「先輩」とかの名詞にして、さらっと流すようなストーリー立てにした方がいいんじゃないかな?
わざわざカギ括弧付きの台詞をつけるんじゃなくてね。
あと、文章をまとめて、txtファイルにして、保管庫のうぷろだ使えばよろしいかと。
まあ、私自身はスレに投下して貰った方が好きだがね。
オリキャラ出す場合は投下前に注意書きして、嫌な人は読まなきゃいいと思うんだが
やっぱオリキャラとかあかんのか…基本的に小説ばっかり読んでるからそんなに気にしてなかった。申し訳ない
これから無理やり名前は伏せるべきなんだろうか
うぷろだとかやったことないからどうすればいいのかわからんのだけど…ちょっとググってくる
オリキャラと言えば
靴の涼宮ハルヒの約束の紹介ページにオリキャラらしき人物のシルエットが
あったがそんなキャラ出すくらいなら佐々木さん出せよって思った。
まあ京アニがアニメにする前に変なイメージが付いたりしたら嫌だし
ここは我慢するか……。
あれは子供ハルヒって説もあるって
そんな気がしないでもない
オリジナルキャラの分類
1:未来のキョンの子供とか
2:バトル物で敵とか味方になる宇宙人や異世界人など
3:キョンや佐々木の両親とか親戚
4:下級生Aとか教師B同僚Cとかの脇役
5:原作の住人で性格が改変されたオリキャラ
名前が必要なのは1と2かな。3、4なら地位名で呼んだ方が分かりやすい。
原作でも「妹ちゃん」とかいう不自然な呼び掛けもあるので多少不自然になってもしょうがない。
原作でも生徒会長とかキョンは本名無しでかわいそう。
俺のパソコンではうぷろだ見れないので、個人的には直接投下の方がありがたい。
>>199 じゃあ見んな
ほかのキャラスレ見て来い
一応次できたけど、オリキャラについてはどうするべき?やはりマズイって言うなら名前を変えるけど…
一度全てのキャラの名前を文章に書かずにやると面白いことになる。
大抵のキャラは名前なんてなくともなんとでもなる。
実際現実の会話でも名前を呼ぶ必要はあまりない。藤原に共感するぜ。
オリキャラ入りならそのことが分かるような一句を入れればいい。。
別に血縁者が出ているわけではないんだし、この程度は許容しようよ。
先輩なら、「先輩」
上司なら、「上司」でいいんじゃないの?下手に固有名詞つけると、なんか存在感が出てくるからね。
夜の街を自転車で走る。この時間、街はビルや店のネオンで照らされ、多くの人であふれかえっている。
俺の住んでいるアパートから会社までは、自転車で二十分ぐらいで着く場所にある。
値段と場所から見たら俺のマンションはかなり恵まれている。あまり立派ではないがな。
自分が先ほどまでいたビルが見えてくる。十階建、俺の目的地は六階。
エレベーターに乗り、やっと自分の部署までたどり着く。彼女は待っていてくれていた、というか仕事中のようだ。
キョン「すいません、わざわざ連絡してもらって」
「結構ドジなのね、キョン君は」
めんぼくない。これからはこのようなことがないよう一層努力します!
「はいはい、それじゃお礼に今度奢りなさいね」
俺の周りの女性はみな強かだな…わかりました、期待しないで待っててください。
キョン「それではこれで」
俺は別れの挨拶すると、来た道をまた逆戻りし始めた。昼間はあんなに暑かったのに夜は少し冷えるな。
「――――――――――――!!」
俺がちょうどコンビニに差し掛かったところで、誰かの声が聞こえたような気がした。空耳だろうか?俺も歳だな。
「――ョン―――!」
ヨン様?なんか久し振りに聞いたな、その名前。
「―――キョン!!」
そこでやっと、名前を呼ばれていることに気づいた。声のした方に振り返ってみるとそこにいたのは―――
「やぁ、久しぶり」
帽子にサングラスで変装した、佐々木だった。
キョン「おまっ!佐々k――「静かに」
そうだった、こいつは今やアイドルだったな。ここで騒いだら、困ったことになるのは目に見えている。
キョン「お前、こんなところで何やってるんだよ。仕事はどうした?」
佐々木「仕事は今日はもう終わったよ、今帰る所さ。タクシーから君の姿が見えてね」
そうか、しかし―――
キョン「お前ずいぶんと美人になったじゃないか」
俺は自分の目を疑ってしまった。目の前の佐々木は、俺の記憶の中にある学生の頃とはまったく違っていた。なんていうか、オーラというものが出ている感じだ。
佐々木「なんのためらいもなく言うんだね。まぁ君らしいとは思うよ。これは訓練とスタッフ、それから経験のおかげかな」
佐々木は、くっくっと笑った。俺は、いま自分の目の前にいるのがあの佐々木だということを、今更になって確認したような気がした。
キョン「それで、どうするんだ?お前有名人なんだから下手に行動できないだろ?」
俺みたいなサラリーマンと、万人が知る超有名タレントが一緒にCoCo壱でカレー食ってたら、あっという間にフラ○デーだ。
佐々木「そうだね…君のいうことは正しいけど、僕としては君と久しぶりに語り合いたいと思っている。そうだ、君の家に行こう」
そんな忙しいのに無理しないでも…って今なんとおっしゃいました佐々木さん?
佐々木「君の家に行きたい。ダメかな?」
いや駄目じゃないが…いいのか?
佐々木「どうしてそんなことを聞くんだい?学生の頃は普通に君の部屋に出入りいていたじゃないか」
それは実家だからほかの家族もいたし、今は俺一人暮らしなんだぞ。二十四歳独身サラリーマンのうちに女一人は不味いって。それに…
キョン「誰かに見られでもしたら大変じゃないか?」
そっちの方が心配だ、いや前者も大変なんだけど。誰かに見つかったら俺の家に大量のマスコミ&野次馬さんが無双シリーズなんだぞ。
佐々木「僕はそれでも構わない。キョンが迷惑っていうんなら無理にとは言わないけど」
そこまで言われたら断れないな…しょうがない、我が城へご招待しますか。
佐々木「すまないキョン」
そういった佐々木の表情は、どこか影があるような気がしてならなかった。
>>212>>213>>214 の意見を取り入れてうまく避けてみたつもりだけどどうだろ?
取り入れられてないし、そんなことより投下するのならまとめて投下しろ
>>216 なら見んなクズ
お前もいっぺんなんか書いてみろ、そして投下しろ
>>216 わかった、今から超特急で終わりまで駆け抜けてくる
途中経過の依頼があれば投下するぜッ
人気のある佐々木スレならぶつ切りは非難されるけど、一ヵ月で1000いかないスレならどうだろう。
それに長期に渡る作品ならどうする?
そんな型破りはいないと思うけど。
215がしばらくかかるみたいなので、SS投下して良いですか?
幸せな佐々木さんが見たい人は見ない方が良いかもしれませんが。
俺の家には、年頃の女の子が8人もいる。
男が俺一人で、複数の女の子と同じ部屋にいるのはエロゲーでよくある、全ての男性が羨む設定だが、こんなに居心地が悪いのは何でだろうかな。
「涼宮さん帰ったら?あなたがいるとキョンの成績下がる一方だから」
「佐々木さん。心配しなくても、キョンの成績はあたしがドーンと上げてみせるわ」
「その根拠の無い自信はどこから来るのですか?ここは佐々木さんにまかせて。涼宮さんは自宅でオナニーでもしてれば良いのです」
おいおい、何卑猥なことを言い出すんだ、橘
「あわわわ。怖いでしゅ」
困った顔もかわいいですよ。朝比奈さん
「―――勉強会―――とても―――楽しい―――」
結論を言うと、ハルヒ、佐々木、長門、朝比奈さん、鶴屋さん、橘、九曜、ミヨキチが俺の家で勉強会だ。
数日前までは古泉や谷口達もいたのだが、何故かあいつらは来なくなった。
特に、女好きの谷口が来ないのは不思議だ。
しかし、よくこれだけの人数入るな。俺の家はこんなに広かったっけ?
「この問題が全部解ければ、この鶴屋さんがキスしてあげるっさ」
「それは、あたしがさせない」
鶴屋さん。またまたご冗談を
(お兄さん、急にやる気になって。幻滅です)
「みくるちゃんもそう思うよね?」
「え?そうでしゅね」
「そんな巨乳低能の意見は参考にならないのです。佐々木さんが正しいのです」
ハルヒに佐々木達、うるさいぞ。いつまで喧嘩するんだ。
「全問正解。お姉さん、めがっさうれしいさ。約束どおりキスしてあげるっさ」
長門にミヨキチ。何で俺を睨むんだ
「冗談じゃなかったのですか。それじゃ、手にお願いします」
鶴屋さんは少しがっかりしたようだったが、すぐ笑顔に戻って言った。
「次も満点なら、ホッペに、その次に満点なら唇にしてあげるっさ」
それはやる気が出ますね。全く鶴屋さんは冗談で人を乗せるのがうまい
「お兄さん。ここを教えて下さい」
「有希っち、教えてあげにょろ」
長門にミヨキチ。そんな悲しそうな顔をするな。涙目で俺を睨むな。
「すごいっさ。またまた満点にょろ」
「鶴屋さんの教え方がうまいからですよ。佐々木と同じくらいうまいですよ」
何故か、鶴屋さんはその瞬間ムッとした。
「キスする約束だったけど、してあげないにょろ」
俺も本気にはしていなかったですけど。
佐々木達はまだ喧嘩しているな。マイシスターまで巻き込むなよ
「妹ちゃんはお義姉さんにするなら、あたしと佐々木さんのどっちが良いかな?」
「私だよね」
「そんなの佐々木さんに決まってますよ」
妹は空気を読まずにこう言った。
「みくるちゃんが良いー」
佐々木達はフリーズしているぞ。天然は恐ろしいな
「しかし、鶴屋さんの彼氏になる人は幸せ者ですね」
「キョン君。褒めたつもりだと思うけど、鶴屋さんをめがっさ怒らせているんだよ。わかるにょろ?」
「すいません」
「わかってないみたいだけど、許してあげるにょろ。
そうだ、これから一年間、ずっと成績トップなら、キョン君を鶴屋さんのお婿さんにしてあげるにょろ」
しばらく静かにしていたハルヒ達だが、また騒がしくなった。
「みくるちゃん。あなたどういうこと?
そういえばあたしに隠れてキョンとデートしたこともあったわね」
「その乳、その乳でキョンをたぶらかしたのか!」
お前ら怖すぎるぞ。
「ひーん。あたしとキョン君とは何も。
あたしは未来じゃなくて実家に許婚がいるので、キョン君達とは友達以上になれないのでしゅ」
(涼宮さんも鶴屋さんもあたしを玩具としか見てくれないし、古泉君は今でもあたし達未来人を敵視するし、キョン君にとっては沢山いる女の子の一人だし。
もう嫌、未来に帰りたいよーエーン)
お前ら妹をいじめるなよ。ついでに朝比奈さんをいじめるな。
「それじゃ、妹ちゃん。朝比奈さんの次は誰かな?」
「ちゅるやさーん」
また空気を読まずに。俺は我が妹の将来が心配だ。
その調子なら、男の子に告白されたのを気付かなくて婚期を逃しそうだぞ。
「少年目を閉じるっさ」
鶴屋さんこうですか?って鶴屋さんそれは、
「キョーン。何やっているの」ビキビキ
「僕のことは遊びだったのか。そんなに金持ちが良いのか」
「佐々木さんの目の前で他の女とキスするなんて、この浮気者」
大声で泣く朝比奈さんとミヨキチをBGMにして、俺は佐々木とハルヒ達に拷問を受けた。長門も助けてくれなかったし。
死ななかったのは奇蹟だとしみじみ思う。
その後のことを少しだけ話そう。
ハルヒの閉鎖空間発生率が激増し、佐々木の閉鎖空間も発生するようになった。
ボロ雑巾のようになった古泉と橘が「何とかして下さい」と言ってくるが、俺には何もできないぞー
『成績トップなら鶴屋さんの婿になれる』という悪質なデマが流れた。何故か皆信じていた。
俺が何股もかけているジゴロと見なされるようになった。
男子生徒が『ギャクタマ』とか言いながら猛勉強している姿が目につくようになった。ギャクタマって何だろう
その中で成績トップを維持した俺は、ひょっとして頭が良い?
そして、ハルヒと佐々木は急に告白されるようになり、あれから何人もの男と付き合った。
何故か、男ができる度に俺に紹介しに来る。その度に相手の男にすごい形相で睨まれる。
中学時代にもこんな事があったような記憶があるが、気のせいだな。
残念ながら、どの男とも一月以上続かなく、決まってハルヒ達が振るので、相手の男がかわいそうと思える。やっぱり美人は高望みするのかなー
ハルヒも佐々木も最近は男あさりに飽きたのか、男と付き合うこともせず、おせっかいにも俺の進路を勝手に指定して来る。
ハルヒは「二人でベンチャー企業立ち上げるのよ」、佐々木は「いっしょに医学部に行って、僕の親戚の病院で働こう」と言ってくる。
そんな所だが、現在、俺は、鶴屋さんの会社で働くために、猛勉強させられている。鶴屋邸の一室に寝泊まりして
俺は「看護士になる」と言いはっているので、「鶴屋病院で働く」という条件で折り合いが付くかもな。部屋を借り奨学金をもらう立場で生意気だが
しかし、佐々木にしろ、ハルヒにしろ、俺のまわりの女達は何故か俺の進路を決めたがるのだよね―、おせっかいにも
「キョン君めがっさお疲れ。明日も頑張って」CHU
今日もお休みのキスをしてくれた。上流階級には当たり前でも一般庶民の俺には刺激が強いです。鶴屋さん
鶴屋さんは美人で明るくて楽しくて、鶴屋さんの彼氏になる人は幸せだろうな―。どんな人が彼氏になるのだろうか。
いかん。さっきので勃起した。俺のムスコよ恩人鶴屋さんに失礼だぞ。
(終わり)
妄想のまま書いたら鶴屋エンドになった。すまん吊ってくる
>>224 ちょww
きょこたんがヒドイ事言う意外は問題なかった。
GJ!!
>>224 ENDは鶴屋様かよwww
面白いからいいけど。
>>224 鶴屋さんエンドかよww
まぁ好きだからいいけど
にしても、鈍感にも程があるぞ、キョン
勝手に
>>224の続き!
「という夢を見たんだよ?俺がモテモテな訳じゃないからな」
ん?どうした?佐々木、それにハルヒ?物凄い顔になっているぞ?
「アハハハハ〜鶴にゃんめがっさ照れちゃうにょろ?キョン君?正夢にするかいっ!お姉さんはいいにょろよ?」
「まっ、夢だからな…どうかしたか古泉と橘?顔が青いぞ?」
二人は世界の終わりとかほざいている。冗談だよな?冗談と言え、言ってください。
「「ちょっとキョン!いいから来なさい!(来るんだ!)」」
鶴屋さん笑ってないで助けてください。
朝比奈さんは涙目になっているし、宇宙人二人は液体酸素よりも冷たい目線で俺を睨んでいる。
どうやらこれらの所業は規定事項らしい…
佐々木とハルヒは夜叉顔負けする表情…夢を語っただけなのに、もう五体満足で帰ること出来ないな。
さよなら母さん、父さん、そして妹よ。先にいく俺を許してください。
そして俺はハルヒと佐々木にあるネオンが輝く某場所へ連れていかれたのだった。
GJ!!
修正
にょろよ?」
そんな発言しても冗談なのは解ります。やれやれ…
「鶴屋さん頼むから本気にしないで下さい。まっ、どうせ夢だからな…おい、古泉と橘?顔が青いぞ?」
「気が付いたよ。
僕としたことが技巧に走ってしまい、物事の本質を失念するところだった」
「何に気付いたんだ?」
「気に入らなければ無視すればいいのさ」
「何を?」
「糞レスだよ」
先日の偶発リレーSS以降勝手に続きが流行ってるのかな?
良いのw
続き書いてくれた人に感謝しつつもネタ
キ「げ、佐々木」
佐「失礼だな君は。親友に出会うなりげ、はないだろう。……おや」
キ「くそ、一番会いたくなかった奴に会っちまった」
佐「くっくっ……。他人についてるのを見て初めてわかるよ、確かに馬鹿みたいだ。どうしたんだい?」
キ「こないだの休日の後、長門に頭をど突かれてな。気がついたら生えてたんだ」
佐「くく、自業自得だね。ところで、これは復讐のチャンスというやつではないだろうか」
キ「なんだよそれ……。まあ生えたものはしょうがないしな。折れるとどうなるのかちょっと興味あるし」
佐「僕の中学時代からの苦労も知らずに軽々しく言ってくれるね。まあいい。では話題をふってくれ」
キ「急に言われても。あー、佐々木、どこかに遊びに行かないか?」
佐「折角のお誘いだけどね、すまない。これから用事があるんだ。君と行く事はできないよ」
キ「…」
佐「…」
キ「折れないな」
佐「はて。嘘の誘いなのがいけなかったのだろうか」
キ「ついて来ない気がなかったからじゃないか? お前に」
佐「痛いところを突くね。ではなく、随分と自意識過剰な台詞じゃないか」
キ「そうか?」
佐「僕はなんだか燃えてきたよ。キョン、絶対に君の鼻を折ってみせる」
キ「旗を折ってくれよ。ええとじゃああれだ。佐々木、頭にゴミがついてるぞ」
佐「そうかい? ふむ、これで取れただろうか」
キ「…」
佐「…」
キ「折れないな」
佐「本当にゴミがついていないと駄目かな」
キ「こっちに頭向けて目をつぶってたのが悪いんだと思うけどな」
佐「くそう。なんで折れないんだ。ええい、キョンなんて嫌いだ。君と出会ったのは、僕にとって人生の汚点だよ」
キ「それはフラグどうこうじゃなくて、普通に傷つくんだが」
佐「え、ああ、すまない。嘘だよキョン。君を嫌いになるなんて僕は今まで考えた事もない」
キ「それはわかってるよ。俺だって佐々木を嫌いになんかなるもんか」
佐「……、ほんとう?」
キ「もちろんさ。親友だもんな。俺達」
佐「あ」
キ「あ」
キ「折れたな」
佐「僕のを折ってどうするんだ」
>>237 そうだね。もうしないよ気分悪くさせてすまなんだな
>>238 惜しい!
冒頭で佐々木自身が「親友」と言っている。
>>230 GJ
佐々木さんとハルヒで鶴屋エンドの世界を改変したに違いない。そしてラストはもしかして3P?
>>237 元ネタの職人が気を悪くしなければOKだと思う。俺は自分のSSに反応してくれてうれしい。
>>238 GJ
前回、書きだめしてきた
>>215だけど、一応完成したんで投下するよ?
>>215から続き
「お邪魔します」
俺は佐々木を俺が住んでいるアパートの部屋に入れた。ありきたりな1Kの部屋だが俺は結構気に入ってる。
キョン「ようこそ、SOS団支部へ」
佐々木「SOS団支部?」
ああ、ハルヒがな、一人暮らししたらその家は全部SOS団支部になるんだと。ちなみに本部はまだあの文芸部室らしいぜ。
佐々木「涼宮さんらしいね」
確かにな。あいつは、力がなくなっても、その底なしの元気は健在だからな。
佐々木「結構綺麗にしてるんだね。まぁキョンは昔から部屋は綺麗に使っていたけど」
そうか?意識してつかってるわけじゃないけどな、なんつーか狭いし物がないだけだと思うけど。
佐々木「くっくっ、それは言えてるかもしれないな」
ちょっとは否定してくれ…。
佐々木「冗談だよキョン、本気にしないでくれ」
いや、ちょっとへこんだ。
佐々木「さて、君は独身で一人暮らしな男性なわけだが、そういう人もやっぱりアレを隠し持っていたりするのかな?」
アレ?アレってなんだ?
佐々木「アレといったらアレしかないだろう?たとえばベットの下とか」
あのな、一人暮らしなんだから隠す必要なんかないだろ。それに俺はもってないし…
佐々木「しかし、何か本の様なものがあるようだが、これはいったい何かな?」
本?…ぉあっ!思い出した、佐々木、それはだめだ!
佐々木「その焦りようだとどうやら当たりということかな…!これは」
佐々木がベットの下から取り出したのは、分厚い雑誌―――マガ○ンだった。しかも、佐々木が初掲載されたやつ。
あの時俺は、完全に混乱していた。そして、気がついたらそのマガジ○を購入して、家にたどり着いていた。そして、我に帰った俺は佐々木に電話をしたんだ。
佐々木「これは…これがベットの下から出てきたということはまさか君は…」
いやっこれは違うぞ!佐々木、俺は断じてそんなことはしていない。現に俺は佐々木の出てる本はそれ以外に一冊も持ってないんだ!
佐々木「一冊も…かい?」
ああ、そうだ。
佐々木「そうか…ということは当然、写真集やCDも、買ってくれなかったんだろうね」
…ああ。
佐々木「理由を、聞かせてくれないかな?僕に何か至らない点でもあったのなら、いくらでも駄目だししてほしい」
佐々木…。
キョン「正直に言うとな、なんか手が出せなかったんだ。佐々木が仕事を頑張ってるのはわかってる、でも…俺がこれを買ったら、俺とお前の関係が変わってしまうような気がした」
佐々木「君との…関係?」
キョン「ああ、佐々木の姿を雑誌で見るたびに、佐々木の歌をテレビで聞くたびに、どんどんお前が遠い存在に思えてくるんだ。本当にこんな有名人が俺の親友だったのか?ってな」
佐々木「…」
俺たちは、互いの目を見ることができなかった。今のは俺の正直な気持ちだ、でも、この気持を佐々木に伝えてもよかったのだろうか。
とても、複雑な気持ちだ。
キョン「でも、あれだな!やっぱり親友だったら貢献しないとな!俺、今度お前のグッズとか買うよ。ハルヒや古泉も買ったって言ってたし」
佐々木が、俺の話を聞いてとても悲しげな微笑みを浮かべた。俺、やっちまったのかなぁ…。
佐々木「いいんだ、キョン。僕は君の気持を尊重したい。それに、そのことによって君の気持が遠のいてしまうなら、それは僕の本意ではないよ」
キョン「どういうことだ?」
佐々木「あのね、キョン。僕の正直な気持ちを聞いてくれるかい?」
俺は、黙って首を縦に振った。
佐々木「僕がこの世界に入った理由は、前に言ったよね?…僕があの時変わりたいと言ったのは君のためなんだ」
キョン「俺のため?」
佐々木「そうだよ、あの頃の僕には君に本当の気持ちを伝える勇気がなかった。だから僕はこの世界で、君に本当の気持ちを伝えるために自分を鍛えようと思ったんだ」
キョン「俺への気持ち…」
佐々木「だから、僕は君を思うことで、どんなことにも耐えられた。君が見てくれてると思って、グラビアを承諾した。君が聞いてくれると思って、歌を歌った。いつかきっと、君に近づけると信じていた」
その時、俺は見た。佐々木の頬に、涙が伝うのを。
佐々木「でも、無駄だったのかもね。頑張れば頑張るほど、僕はキョンを遠ざけていたんだ。…君への重いが強くなるほど、自分の首を絞めていたんだよ…」
キョン「佐々木…「ごめん」
そういって佐々木は、玄関から飛び出していった。俺は、呆然として、佐々木を追いかけることができなかった。
>>239>>242 違うんだ、俺はこの状況が凄く楽しくて喜んでるという意味を込めて書いたんだ
当然ネタ元の人、続けた人皆にGJなのだよってことでガンガンやってほしいです
「そうですか…それはどちらが悪いともいえませんね」
休日の昼下がり、レストランでスパゲティを食ってる俺に向いの席から語りかけてきたのは、SOS団副団長こと古泉だ。
俺と古泉の二人は佐々木と会った次の日、休みを合わせ二人でレストランに昼飯を食いに来ていた。
何故、わざわざ野郎二人連れで飯を食っているかというと、昨日の佐々木のことについて古泉に相談するためだ。
キョン「でも、佐々木は泣いてたぞ。俺は佐々木の努力を無駄にしてしまったんじゃないか?」
古泉「その気配りをもっと早く持ってもらいたかったんですが…しかし、あなたの気持ちをつたえなければ伝えなければ、彼女はこのままずっと空回りすることになるんですよ?」
たしかにそうかもしれない。でも、これはあいつにとっては仕事でもあるんだ。
キョン「このまま、仕事をやめてしまうかもしれないぞ?」
古泉「その時は、あなたが責任を取るべきでしょうね」
そうだな、それは覚悟している。俺が、ちゃんとあいつの気持ちにもっと早く気づいていればこんな結果にはならなかった。
古泉「そうですね、しかしあの頃は複雑な立場や事情がありました。仕方ないとも言えなくはないでしょう」
でも、それに甘えてはいけないんだ。俺はもう後悔したくない。
古泉「そうですか…強くなられましたね」
キョン「こんな年だからな」
古泉は俺に、微笑んでみせた。しかし、その笑顔に嫌味は一切感じなかった。なんだよ、そんな顔もできるんだな。
古泉「それで、あなたは彼女にどうお気持ちを伝えるつもりなのですか?」
そうだな、俺は―――
pppppppppp
急に俺の携帯の着信音が響いた。しまった、マナーにしとくんだったな。画面をみると―――国木田?
キョン「もしもし、国木田か?」
国木田「大変だよキョン!ニュース速報見たかい!?」
なんか、異様にあわててるな?携帯からもれる国木田の大声に、古泉も心配な顔をしている。
キョン「どうしたんだよ国k「何のんきにしてるんだよ!佐々木さんが非常事態なんだよ!?」
何?佐々木がどうしたって?その時、古泉の方にも電話がかかってきた。
古泉「もしもし、涼宮さんですか?どうしま―――」
古泉の携帯から漏れたハルヒの声を、俺は確かにはっきりと聞いた。
国木田「どうしたのキョン?佐々木さんが人質にされてるんだよ!?」
―――ササキガヒトジチニサレタ?―――
キョン「どういうことだ国木田!!説明しろっ!!」
店内にいた客や店員みんながこちらを振り向いた。しかし今はそんなことを気にしている場合じゃない。
国木田「今テレビで速報やってたんだ。今犯人は警察に追い詰められて、○×ビルにたてこもってるんだって!」
○×ビルっていったら、すぐ近くのデパートじゃないか!おい、国木田!いったんって俺はそっちに向う!
国木田「わかった!僕もできるだけ早くそっちへ行くよ!」
俺が携帯を切った時に、古泉も話し終わったようだ。俺は古泉と顔を見合わせた。
キョン「おい、古泉。俺はどうすればいい?」
古泉「あなたは現場に向かってください。僕は元機関の人に連絡してみます」
機関は解散したんじゃなかったのか?
古泉「確かに機関は涼宮さんが力を失ったと同時に解散しましたが、その基盤は今でも組織に残っています。もしかしたら、この状況を打開できる人がいるかもしれません」
わかった、それじゃあとで連絡する。
古泉「会計は僕がしておきます。お急ぎを」
キョン「助かる!」
俺は、レストランの入り口を蹴りやぶるように街へと飛び出した。
おわっ!!っと
焦る俺の前に一台の車が飛び出してきた、その中から出てきたのは以外にも
「キョン君乗って!!」
朝比奈さん(大)だった。
キョン「朝比奈さん!どうしてここに!?」
朝比奈(大)「いいから!早く!」
俺は言われた通りに車にのると、朝比奈さん(大)は思いっきり車を発進させた。
キョン「朝比奈さん、どうしてこの時代へ?まさか、この事件は既定事項なんですか?」
朝比奈さん(大)は、こちらを振り返らずに言った。
朝比奈(大)「今回は違います、でも今日起こったこの事件はとても重要なことなの」
キョン「どういうことですか?」
朝比奈(大)「詳しいことは禁則事項だから、話すことはできないの、ごめんなさい。でもね、これだけは聞いて」
車が急に止まった。どうやらついたらしい。朝比奈さん(大)が急に振り向くと、真面目な顔でこういった。
朝比奈(大)「彼女を救えるのはあなただけ。あなたの本当の思いだけが、彼女を救えるの」
キョン「それって、どういうこt「行って!!」
朝比奈さん(大)の声に押されて、俺は車を飛び出した。ものすごい数の警官隊と野次馬、そしてマスコミが集まっていた。
「キョンさん!!」
全身にものものしい武装を施した、警官隊の一人が俺の名前を呼びながら走ってきた。
「私です。森園生です」
そのその人がヘルメットを脱ぐと、中からあの元機関に所属していた森さんの顔が現れた。
森「事情はあとで古泉から聞いてください。今から現状を説明します」
森さんの話だと現在犯人は拳銃を所持しており、この○×ビルの屋上に佐々木を人質に立てこもっているらしい。
森「これから、犯人にばれないように裏から突入します。あなたにはそれに参加してもらいます」
キョン「どうして…俺に?」
森「私は、事情を知ってますから」
俺は、森さんに防弾チョッキを着せられ、警官隊の特別編成チームの人たちとともにビルへ潜入した。編成チームには新川さんの姿も見えたが、やたらとその防具が似合っている。
森「この扉の向こうが屋上です。犯人の男は屋上の端にいるはずですから、私たちが入ってくるのは見えない筈です」
そういって、森さんは静かにドアを開けた。俺たちは屋上へでて、タンクの群れに隠れて移動すると、犯人が見えてきた。佐々木を抱えて銃を突き付けている。
怒りがこみあげてきた。俺は今、犯人への怒りと、佐々木を助けることへの使命感で燃えていた。
絶対に助けてやるからな。佐々木!
森「私が銃で犯人に開放するよう命じます。もし、犯人が応じなければ、殺してでも彼女を助けます」
森さんは普段と変わらぬ冷静な表情で、そういった。森さんはいままで人を殺めたことがあるのだろうか?
森「行きますよ…3、2、1」
森さんが、犯人の前に飛び出して銃を突きつけた。その間にほかの人がばれないようにタンクの裏を伝い横へ回り込む。
森「うごかないで!その女性を解放しなさい、さもなければ撃つ!」
森さんの叫び声が聞こえる。
のぞいてみると、両者とも動きがない。犯人は、人質がいれば打たないだろうとたかをくくっているのだろう。だが、きっと森さんなら、百発百中で犯人の頭を撃ちぬくはずだ。
その時、森さんが動いた!森さんが犯人に向けて威嚇射撃をしたのだ。うろたえる犯人、気づけば俺は、犯人のほうに飛び出していた。
キョン「佐々木ィィイイイ!!」
俺は犯人から佐々木をもぎ取ると、そのまま倒れこんでしまった!
森さん「まずい!」
その時新川さんが飛び出してきた。犯人は完全に逃げ場を失い、錯乱していた。
犯人「糞ッ!」
森「新川!取り押さえて!」
そして、犯人の銃が俺をとらえて――――
「キョン!!!」
一瞬だった。
突き飛ばされて倒れこんだ俺が、起き上がってあたりを見回して見ると…そこには、犯人を取り押さえる森さんと新川さん。そして―――
血まみれの佐々木だった。
キョン「佐々木!!」
俺は、血まみれで横たわる佐々木に駆け寄り、抱き起した。
キョン「おい、佐々木!!返事しろ」
佐々木「キョ…ン…?」
佐々木はうっすらと目を開けて、返事をした。
佐々木「助けに来てくれたんだね…やっぱり…持つべきものは友だね…」
キョン「まってろ!すぐ病院に運んでやるからな?死ぬんじゃないぞ!」
森「今すぐ止血を!」
森さんが包帯をかけよってきた。佐々木の服をまくると、腹部にある血の穴に包帯を巻いていった。
佐々木「聞いてくれ…キョン。僕はね……仕事を辞めるつもりだったんだ」
キョン「無理にしゃべらなくていい、前向きに考えろ!」
下にいた医療スタッフがビルに入ってくるのが見えた。頼む、急いでくれ!
佐々木「ごめんね…キョンを悩ませてしまったね…。全部僕のせいだよ…」
そう言いながら佐々木は、俺に力なく、その白く綺麗な手をのばしてきた。俺はその手を強く握り返してやった。
キョン「何言ってんだよ!違う、悪いのは俺だ。俺がお前の気持ち、気づいてやれなかったから…」
佐々木「君は…優しいね。それでこそ…僕の愛した人だよ…」
キョン「俺だって、お前のことが好きだ!仕事辞めても俺が面倒みてやる!一生そばにいてやる!だから…死ぬな!」
佐々木は、苦しそうに…くっくっと笑った。
佐々木「うれしいよ、キョン…今が人生で一番…幸せな……と…き…」
キョン「佐々木?佐々木!?おい!返事しろ!おい!」
佐々木の手から力が抜けるのを感じた。返事をしない…俺の目から、とめどなく涙があふれた。
キョン「佐々木!佐々木いいいいいいいいいいいい!!」
畜生…もう、後悔しないって決めたのに…俺は…俺は!
YUKI.N>これをあなたが読んでいるということは私が予測した、危機的状況に陥っていると推測される。
突然向かいのビルの、大型モニターに移された文字をみて俺は驚愕した。
YUKI.N>これは私が涼宮ハルヒの力が失われた際に、用意した時限変革プログラムである。
なんなんだよこれ…長門!?
YUKI.N>涼宮ハルヒの力が失われたのは確か。しかし、その力そのものは、離散し、そしてその力は最も素質のあるものの方へと流れた。
どうすればいい!早く教えてくれ、長門!
YUKI.N>それが鍵。そしてそれは、あなたたち二人。
俺と、佐々木が…鍵?
YUKI.N>このプログラムは以前のような、時空を"修正"するものではなく、"変革"させるものである。あなたたちが今、目の当たりにしているものも、確かな現実。
でも…佐々木は…俺はまだ佐々木に責任とってないんだ!
YUKI.N>このプログラムを起動させることは、今いる次元を放棄することであり、変革された世界が、あなたの望むものとは限らない。それでも、起動させるなら
YUKI.N>Sleeping Beauty
わかったよ、長門。俺はこんな現実認めない。卑怯かもしれないけど、俺は、こいつを助けてやりたい。だから。
キョン「あのな佐々木。俺、実はメガネ属性ないんだ。いつだったか、お前のサングラスは絶望的なまでに似合ってなかったぞ」
そして、俺は眠っている佐々木にキスをした。
いてぇ!
キョン「………!?」
なんつー夢見ちまったんだ!フロイト先生も笑死にだっぜ!
本当にひどい夢だった…まさか佐々木が殺されるなんてな。
寝ぼけ眼で時計を確認する。なんだもう七時じゃないか、ちょうどいい。
ドンッ!ドンッ!
誰かがドアをノックしている。まぁ誰かは分かるけどな。
「キョン!?大丈夫かい?すごい音がしたけど」
俺はドアをあけて、心配そうな顔でたっていた女性に笑顔で答えた。
キョン「大丈夫だ、佐々木」
俺は、ぶつけた後頭部をさすりながら、佐々木の入れた味噌汁をすすっていた。
佐々木「どうしたんだいキョン?変な夢でも見たのかい?」
キョン「ああ、とびっきりの悪夢を見たよ。口にするのもおぞましい」
佐々木「へぇ、どんな夢なのかな?興味あるよ」
あのなぁ、今言いたくないってったろ?
佐々木「冗談だよ。そんな話をしたらせっかくの朝食がまずくなってしまうよ。僕は一応そのくらいの空気は読めるつもりだがね」
朝からよくもまぁ口が回るもんだ。だが、今となってはこれがないと一日が始まった気がしないがな。
俺は高校卒業後、それぞれの大学へ進んだ。その後、俺はとあるソフトウェア開発会社に就職し、なんと仕事のつてで佐々木と再会した。
大手の取引先に佐々木がいたおかげで、商談が成立。課長大喜び。俺ヒーロー。ほんとあの時は佐々木様様ですよ。
そして、俺たちは今同棲している、親に内緒でな。ちなみにこれは佐々木の提案だ。まぁ俺も快く承諾したが。
なんせ家賃半分家事半分で大助かりだ。といっても佐々木の方が仕事が忙しいため、家事は7:3ぐらいで俺が多いわけだが、まぁ不満はない。
佐々木「キョン、そろそろ時間だよ。また遅刻すると、課長さんにどやされるんじゃなかったのかい?」
おっとそうだった、やばいやばい。…よし、それじゃ行こうか?
佐々木「キョン?」
なんだ?
佐々木「行ってきますのキスは?」
お前も一緒に出るんだろうが…まぁいい、ほら、こっち来い。
「――――」
佐々木「僕はこれがないと仕事にやる気が出なくてね」
うれしいこといってくれるじゃないの。まったく、やれやれだ。
佐々木「それじゃぁキョン、仕事がんばってね」
お前もな、あ、そうだ、まぇから言おうと思ってたんだがな。
佐々木「なんだい?」
キョン「佐々木。似合ってないぞ、サングラス」
完
いろいろと、オリキャラやらなんやらで迷惑をかけてしまったが、中途半端に終わるのが一番悪いとおもって最後まで頑張ってみた…
>>250 キョンに恋する佐々木さんが好きな俺は満足だっぜ!
別にどんな奴が乱入してこようが、
佐々木→キョンさえきちんと描けてれば。
>>250GJだっぜ!
眼鏡属性の使い方が俺のツボなんだぜ。
自作自演乙!
「おやおや、お二人さん。こんなところで逢うとは奇遇ですね。」
百円ショップで愛想を振りまく店員の笑顔で古泉が声をかけてきた。なぜお前がここにいるんだ。
俺はべつにやましいことなど何一つしていないぞ。偶然に佐々木と会って、立ち話をしているだけだ。
だがなんだ。その何か裏のあるような距離のとり方は。
「いえいえ、お気になさらずに。それよりなんですか、あなたの頭についている旗のようなオブジェは。」
お前にも見えるのか。むしろ見えて欲しくなかったが。すまんが佐々木、こいつに説明してやってくれ。
古泉は、これが何なのかを最初から解っていたというような微笑を浮かべて佐々木の話を聞き、
そして俺のほうを向き直した。
「フラグですか、興味深いですね。」
お前なんぞに興味を持たれても嬉しくもなんともない。いや、誰に持たれても嬉しくはならないな。
「このフラグはなかなか折れないということを伺わせていただきました。僕も協力して差し上げましょう。」
余計なお世話だ。モルモットを観察するような目でじろじろと見るんじゃない。佐々木、お前もだ。
「失礼ですが、そのフラグにはどうやら涼宮さんの力が大きく影響しているようです。」
またハルヒか。まったく、あいつは俺に何をやらせたいんだ。
「実はここのところ睡眠不足が続いていましてね。明け方近くまで穏やかな眠りにつくことができないんですよ。」
ああ、そのセリフは聞き飽きた。「閉鎖空間と《神人》」だろ。ハルヒが不機嫌な理由など、俺には知ったこっちゃない。
ハルヒとは昨日も会話をしたが、取りあげて不機嫌な様子には見えなかったぞ。
「彼女とはどんなやり取りをしたのですか。その中にヒントが隠されているかもしれません。」
どんなと言われてもなあ。他愛もない日常会話さ。――そういえば、駅前にできたケーキ屋のシュトレンが食べたいと
言ってたな。「明日は用事がある」といって断ったのがまずかったのかな。
あまりにしつこかったんで、俺が「買ってきておいてやるよ」といっても、「ケーキは自分で選ぶのがいいんじゃない」と
変な理屈をこねていたな。一人で買いに行けばいいものを。
「フラグを具現化したいという願望が働いたのでしょうね。」
強引に頬を釣り上げてスマイルを演じているようなその表情はなんだ。「用事がある」で納得してくれないのは
重々承知の上での発言だったのだが、その後も俺とは普通に会話をしていたぞ。
「どのような用事なのかは訊かれなかったのですか。」
俺の回答を想定していたように、古泉は尋ねてきた。ああ、訊かれたさ。用事ってのは方便だが、
一応もっともらしい言い訳はしておいたぞ。
「どのような言い訳を?」
――ああ、そのときなぜかふと佐々木のことが頭に浮かんでな。すまんが佐々木の名前を言い訳に使わせてもらった。
「佐々木と会う約束を前々からしていたから、明日は無理だ」と。
「へえ。それじゃあ僕とキョンがここで会ったのは、偶然というわけではないんだね。」
いや、偶然のはずだが。佐々木は口角を上げた笑顔でこちらを見ている。
頭頂部には、何故か分からないが旗がピシリと立っている。
古泉はオーバーに両手を広げて「やれやれ」を体で表現している。俺は何か悪いことをしたのか。
とはいえ今日は久しぶりの休日なんだ。一人でいさせてくれ。佐々木はともかく、古泉と顔を突き合わせるのは高校の部室だけで十分だ。
まあいい、ここはひとつ古泉を使わせてもらおう。
「すまんが佐々木。これから古泉とやらなければならない用事を思い出した。」
古泉は驚き顔で俺のほうを向くが、俺は気にせず古泉の右手首をがしりとつかんでその場を立ち去ろうとした。
去り際の会釈をするため「じゃあ」と言いながら左手をかざしつつ振り向くと、そこには見事なまでに
ポッキリと折れた旗を頭に載せた佐々木の姿があった。どす黒いオーラのようなものを背後にまとって。
255 :
254:2007/11/05(月) 21:56:16 ID:ICAS2JfW
フラグネタに共感して、一発投下してみた。
古泉に薄ピンクのフラグを立ててやることも画策したが、止めておいた。
90秒レスがなければ、キョンのフラグを折るネタを投下&佐々木は俺の嫁
SSの間に割り込んでるわ誤解はされるわ今日は厄日だ俺orz
ともかく!
>>250締め方上手いですな
>>254いい感じに更に続いていきますなどちらもGJ!
阻止
ID:mDX1VcIqのクオリティに嫉妬ww
しかも、37秒で阻止してやがるwww
>>250 GJ!
>うれしいこといってくれるじゃないの
で、某くそみそが思い浮かんで盛大に吹いたがww
避難所からごれーんらーくー。
>>256はしばらくROMるそーです。
どうしたんだ、今日は。軽くチェックするつもりだけなのに、SSが面白くて離れられない。
>>241 自分で行って平気なことも、人に言われると意外とダメージあったりするんだよw
『佐々木のオックスフォードホワイトに比べたらハルヒの灰色なんて物足りないよ、佐々木の世界は最高だ』
キ「いやあよかったよ!」
佐「うん? どうしたんだいキョ」
キ「よかったよ佐々木! 実によかった!」
佐「キョン、君がその、少々アレな所があるのは昔から良く知ってるけどね。順序だてて説明してくれないと」
キ「ひどいな。まあいいや、あれだよ。佐々木の閉鎖空間の話」
佐「ああ、それか。橘さんは別の名前で呼んでいたけどね。……で、僕の中の話でいいのかな?」
キ「なんだよ佐々木の中だなんていやらしいな」
佐「(無視)で、それがどうかしたのかい? 自分の心の話なんてあまりしたい物でもないんだが」
キ「お前の閉鎖空間に俺はもう夢中になっちまったよ。佐々木大好きだ」
佐「……あー、その、それは僕を口説いている、というような解釈でいいんだろうか。正直凄く気持ち悪いのだけれど」
キ「まあ聞いてくれよ。佐々木の世界はほの白く輝いてるんだ。それが実に色っぽくてですね」
佐「うわあ帰りたい」
キ「道路の手触りがたまらなかった。あの表面の感触は佐々木の母性をあらわしているな」
佐「…………う」
キ「ビルのラインなんか凄く扇情的で、目を離せなかったし」
佐「……キョン、その……やめて、くれないか?」
キ「ショウウィンドウの向こうを見た時には、佐々木の愛を覗けた気がしたよ」
佐「ん……、やめ、て……」
キ「コンビニにあったイチゴスナック、封を開けた時の甘酸っぱい香りと味といったら」
佐「きょ、キョン……っ! んっ!!(ピクン)」
>>266 エロいwww
まったくグッj…けしからんなキョンは!
今俺は佐々木が作った閉鎖空間にいる。もちろん橘も一緒だ
なぜなら、俺は露出狂なのだ。現実では警察に捕まるので勘弁してもらいたい。
そこで思いついたのは閉鎖空間でストーリーキングを実行する。
因みにハルヒの作った空間は、神人が暴れているのと
消えてからの時間が短いので却下になる事は必然なのだ。
古泉に掘られるかもしれん。それが一番の理由だがあえて口には出さない。
白羽の矢がたった橘なら仲間になると言えば連れてってくれる可能性があるし、
それに異性に見られるのも大変興奮する。正直たまりません
「あのう、一応入りましたけど何かするんでしょうか?」
ふっふっふよくぞ聞いてくれた。今から俺はストーリーキングを実行する!
橘は顔を真っ赤にして抗議をしてきた。
「ちょっと!佐々木さんの中でいやらしい事をしないで下さい!汚れます」
俺は橘を相手にせず服を脱ぎだす。パサ…ツー…ガチャ…クロスアウッ!
顔を更に真っ赤赤にまるで熟れてきたトマトの如く。恥じらいを感じる
初めて見た男の裸に戸惑っているみたいだ。一応手で覆っているが指の隙間からナニを目視している
俺の興奮度がMAXに膨張しかつ!持ち角度が45度UP!
俺は走った。町の中を全裸で!何という解放感!これは癖になるぜ。
ある人に《最高ですか?》と言われたら必ず最高です!と答える事が出来る。
その日以来癖になり、今では会員が増えてしまい。もちろん橘や長門、朝比奈さん、周防等と一緒に走り続けている。
そう言えば佐々木に言われたなあ。
「僕の中はどうだい?」
思わず名器と言いたかったが、卑猥すぎるので、気持ちいいと言ってしまった。
壊れた俺氏ね!
>>269 キョン次はただの露出狂かwww
哀れ佐々木…
>>266 ここの普段とは立場が逆だがこれはこれでwwww
>>250 最初バタバタしていたけど、よくまとまっていますね
GJ
>>254 フラグの話続くのかな?また投下して下さい
>>266 いや、エロい。
>>269 ストーキングの変態キョンきたー。でも長門や朝比奈さんまで会員とは
すとーきんぐ(つけまわしちゃだめ)でもすとーりーきんぐ(おはなしうまいね)でもなく
すとりーきんぐなんだよ
>>274 な、なんだってー
今、一瞬キバヤシササキのネタが浮かんだが
ワキワキしてるシーンしか思いつかんから諦める事にしたw
>>275 今、一瞬イカ娘のネタが思い浮かんだが
ワキワキしてるシーンは別に面白くないから諦める事にした。
保健体育の授業は何で男女合同なんだかな。とても恥ずかしいぞ。
今日は『避妊の仕方』という最も恥ずかしい話だ。
「キョン、君は今回は聞く気が無いのだね。前回までの妊娠出産や子育ては熱心に聞いていたのに」
「何か遠い先の話のような気がしてね。子育ては親戚の子供が回って来るのだが」
「そんなに遠い先では無いと思うよ。くつくつ」
その時、真面目に聞いていないことが、先生にバレたのである。
「コラ、キョンと佐々木。真面目に聞け。
クラスの中ではお前らが一番聞く必要があるんだぞ。
罰として、キョンはレポート提出」
教室中が笑いで包まれた。
すごく恥ずかしいぞ。佐々木も顔を真っ赤にしているし。
「今週の標語は『小遣い無くてもゴムはケチるな』。キョン言ってみろ」
保健体育の授業が恥ずかしかったという話
なんというクラス公認カップル……
なんというインスパイアw
佐々木やキョンが暴走しているわけじゃない。スレ住人が暴走している。
いいぞお前等!
避妊を教えるということは、ゴム付きでの禁則事項を黙認するということだから、避妊を教えるな、という意見がある。
そのため、避妊のやり方を教えてもらっていない、進んだ中学生が妊娠中絶しているんだよ。
原作のキョンや佐々木さんは、普通の恋人よりずっと仲が良かったけど、禁則事項的関係は遅れている方だよね。
多分、原作世界の中でも。
250の長編とか、佐々木1/4とか、新しい職人が長編書いてくれて良いねー。
内容も素晴らしいし。
感謝、感謝
今日はキョンとの勉強会。朝から一緒に勉強して、私が用意してきた昼食を妹さんと3人で食べ、また勉強を始めて…
そうこうするうちに、いつの間にかうたた寝してしまったようだ。
「あ、佐々にゃんおっはよー」
妹さんが背中から抱きついてくる。キョンにもこうやって抱きしめてほしいが、そんな日が何時か来るのだろうか。
「ふふ、おはよう。寝ちゃったね、私。」
キョンにも寝顔を見られてしまったのだろうか。変な寝言を発したりしていないだろうか。なんだかちょっと気恥ずかしい。
「あれ?ところでお兄ちゃんは?」
「キョン君今お風呂入ってるよー。眠気覚ましだってー」
それなら私も誘ってくれればよかったのに…って何を考えてるんだ私は。
「私も一緒に入るって言ったんだけど、佐々木さんのお守りしててくれって」
そうなんだ、ありがとうね。…って、今何て仰いましたか妹さん。
「お兄ちゃんと一緒にお風呂入ることあるの?」
「怖い番組見たあととか、一緒に入ってもらうの。キョン君嫌がるけどねー」
よく一緒に!!!キョン、君と言う男は…後で詳しい話を聞かせてもらおうじゃないか。場合によっては然るべき場所への通報も検討しよう。
「いつも最初は嫌がってるんだけどね、体洗ってあげると喜んでくれるよ」
「か、体まで洗ってあげるの?」
「キョン君の(背中)大っきいから洗うの大変だけど、ヌルヌルつけて(たわしで)こすると気持ちいいって喜んでくれるよー」
(´゜ω゜):;*.':;
1分後、キョンは鼻から血を噴き出し悶絶する佐々木を発見することとなる。
確かに暴走してるなwwwもちろん性的な意味で。
いいぞお前等!
佐々木さんは縞パンツ派?
紐パン又はスケスケおパンツ
ノーパン派だろ
佐々木1/4では水色の縞々設定
『ささきは65535かいフラグをおられた! …おや? ささきのようすが…』
キ「なあ佐々木。今からその、お前が嫌だと思う事を言うかもしれないんだが」
佐「なんでも言ってみたまえ、キョン。君の事をそう簡単に嫌いになったりはしないさ」
キ「……佐々木、お前の事が好きだ」
佐「ああ、僕も君の事は好きだよ。なにしろ僕らは唯一無二の親友だ」
キ「いや、そういうことじゃなくてだな。つまりお前に俺と付きあってほしい、とかそういう意味で言ってるんだが」
佐「いいとも。図書館? ゲームセンターかい? ああ、それとも妹さんのお使いでも頼まれていたとか」
キ「だから……。もう、ぶっちゃけていうぞ。お前の事を愛しているんだ」
佐「む。驚きだよキョン。君とは仲がいいつもりでいたが、まさかファミリーとしてまで見てもらっているとは」
キ「…………」
佐「どうしたんだい? テーブルに突っ伏したりして」
キ「……やれやれ、こういう奴って本当にいるんだな」
さっきからココの人たちはパンツパンツと繰り返してばかりだね。
ところでキョン、パンツってなんだい?
>>289 >>290 >>291 ハルヒ「ねぇキョン、あんたトランクス派?ブリーフ派?」
ああ…なんだって?
ハルヒ「だから、あんたのパンツはどっちかって聞いてるの!イイから答えなさい」
あのなハルヒ、お前はもう少し恥じらいってものをを持ったらどうだ?男の前で平気で着替えたり、いきなりパンツがどうのこうのとか
聞いたりするのは痴女以外の何でもないぞ?
見ろ、朝比奈さんを。顔を真っ赤にして震えていらっしゃる。なんてかわいらs…いや、あれが普通なんだぞ。いや、ちょっとオーバーか。
長門、なんだその興味津津な眼は。古泉、お前もニヤニヤするな!
ハルヒ「なによ!いいじゃない減るもんじゃないし!いいわ、古泉君に聞くから」
古泉「僕は、ボクサーパンツですね。動きやすいので、とても気に入ってるんです」
ハルヒ「なんだ、つまんないの」
お前は何を期待してるんだ…
ハルヒ「あんたたちね!SOS団だったらそんなありきたりなパンツじゃ駄目よ!もっと誰もが思いつかないようなすんごい下着をつけなさい!!」
すんごいってなぁ…つうかなんでそんなこといきなり言うんだよ。
朝比奈「昨日涼宮さんと一緒にデパートへいったんです。そしたら涼宮さん不思議探索だ、って下着売り場で探検し始めて…」
まったく…恥知らずここに極まれり、だな。
ハルヒ「さぁキョン!あんたの番よ!これで普通のトランクスとかだったら罰ゲームなんだから!」
おまえなぁ、トランクスは強いんだぞ?って違うな。それじゃ聞くがお前はどんなすごいパンツはいてるんだよ?当然団長なんだからこの中で一番すごいんだろうな?
ハルヒ「な…こ…こんの、ド変態!!!」
長門「デリカシー」朝比奈「キョンくんそれはちょっと…」古泉「おやおや」
ぐはっ!!!ナイスキック…その一瞬に俺は見た。
ハルヒは、水色縞パンだった…ZE………
ってことがあったんだよ。
佐々木「それは間違いなく君が悪いよ、普通女性にそんな質問するのはマナー違反この上ないことだよ」
でもなぁ佐々木、あいつから聞いてきたんだぞ?
佐々木「それでもだよ、キョン。男だったらいつでもデリカシーというものを意識するべきだと僕は思うね」
まぁ確かにそうだな。あれは俺が悪かった。やはり女性には聞きたいことをなんでも聞いていいわけじゃないよな。
佐々木「なんだいキョン、君は本当は女性の下着に興味があるのかい?」
いや別にそういうわけじゃないが…―――――なんか言ったか? 「そうなら、僕に言ってくれれば…」
佐々木「いや、何も?」
そうかよ、ほんと女ってのは難しいな。
佐々木「それはキョンがそう感じてるだけだよ。女性から見たら、男性の方がよくわからな――――きゃっ!」
おわ!すごい風だな…そういえば台風が近づいてるとか…どうした佐々木?
佐々木「…見た?」
………いや、何をだ?
佐々木「いや、なんでもない。早く帰ろう!」
なんでそんなに息巻いてるんだよ。
佐々木「いいから!」
わかったわかった、そう急かすなよ。
(佐々木、お前SOS団入れ。"それ"なら間違いなく団長になれるぞ)
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/06(火) 17:33:43 ID:ChkJj3id
定期あげ
>>295 "それ"ってなんだー!
くまさんか?それとも苺の…(ry
只今スレ住人が暴走しています。しばらくお待ちください
スレ住民=暴走=神人
つまりこのスレの人たちはみんな神人だったんだね。
日本は八百万の神が住まう国だからな
お隣さんが神人でもおかしくはないさ
>>301 八百万の神の文字を見た瞬間に画面の左上から毛玉と中玉がいっぱい飛んできた気がした
今日友達の顔が蒼白だったんだけど、あいつ神人なのかなぁ…
>>295 水色縞パンスキーの俺は、まずハルヒの描写で1勃起。
さらに大好きな佐々木さんのクマさん想像して…
ちょっと洗濯してくるわ。
>>303 マジレスすると、神人は人間界では普通の人間です。
>>305 マジか。
見分ける方法とかないかな?
友達、「鞭のモノマネいくよ、フォチッ!フォチッ!」とかやり出したんだけど
これって何かの予兆?
友達……懐かしい響きだ
>>306 神人は超能力者と同じで同性愛者、という説もあるけど、ガセだと思う。
両性具有に一票
流れを読まずに短編投下。橘で書こうとしたら佐々木ものになってた。不思議。
ヤンデル佐々木さん注意。
喫茶店につくと、すでに彼がいつもの席に座っていた。
「よ。悪いな、呼び出したりして」
「いや、構わないさ。それで、話ってなんだい?」
「ちょっと聴きたいことがあってな。あのさ、」
少しだけ声を抑えて、彼は言った。
「橘のやつ、藤原のことが好きだったりするのか?」
友人に、橘京子という人物がいる。
一年前に知り合ったばかりであるが、同姓である自分の目から見ても、彼女は魅力的な
女性だと思う。よく喋りよく動き、いつも楽しそうに話しかけてくる。
そんな彼女に我が親友であり悪友でもある目の前に座る彼、通称キョンは、惚れたよう
だった。
「……君の好みがああいう人だとは知らなかったな」
少しだけ含みを入れて言葉を返す。
「いや、別に好みではない。ないんだが……なんでだろうな」
気づいたら好きになっていた、と彼は言う。どこでもお構いなしに私に話しかけてくる
橘さんの、すぐ横にキョンはいたのだ。
いつものメンバーの、下らない会話と、笑い声。
惚れた腫れたの種なんて、どこに育つか分らないものだ。
本人すら気付かぬ間に育っていてそれが、今頃になって、開花したのだろう。
「……で。どうなんだ?」
「そうだね。橘さんが好きなのは藤原くんではない。
ただ、彼女には好きな人がいる、って事は親友のよしみで教えておく。
これ以上は本人に聞いて欲しいね」
キョンは、実に複雑な顔をした。藤原でなくて良かったという安心と、橘さんに好きな
人がいるという驚きと、そいつは一体どんな男だろう、という疑問が実によく混じり合っ
ている。
目の前でコーヒーを啜っている男だ、と言えばその疑問と不安は解消されるのだろうけれど。
なんだかそれは、とても面白くなくて、黙っていることにする。
沈黙。私がふと、浮かんだ疑問を口にする。
「第二ボタンでも渡すのかい?」
「冗談。そんな柄じゃねえよ」
コーヒーを飲んで、はぁ、とため息。
「あいつ、意外と頭良かったんだな」
そんな愚痴にいつものように笑い返し、
「君がダメなだけじゃないか」
「いいや違うね。お前らが頭が良すぎるんだ」
断言しているが、キョンは自分の学力の無さを憂いているようだった。
「そんな進学校とは思わなかったぜ。違う学校ってのは聞いてんだが」
「キョンは……県立高校だったね」
「おう。そうか佐々木も一緒か。もしかして、あの二人も同じか?」
「ああ。我ら佐々木団で一人無難な場所を選択したのはキョンだけだよ」
まいったな、と言いたげな表情。それでも寂しいという感情は読み取れない。
「もう、12月だもんな」
「そうだね。みんな卒業、か」
なんだかんだで楽しい中学時代だったと思う。それぞれの道、なんて言い方をするには
、まだ若いだろうけれど。
「ああ、でもな。佐々木」
彼は視線を上げて、笑い、
「ありがとうな、佐々木。おかげで楽しい毎日だった。来年もよろしく」
その顔にドキリとした。心臓の鼓動の音を誤魔化すように少しだけ声を上げ、
「やれやれ。遊びすぎに注意しないといけないようだ」
そんな言葉を口にする。
それはいつもの会話だった。
外は、雪が降っていた。
じゃあな、と言って彼は去って行った。
放課後お遊びメンバー。通称佐々木団。
この活動は別の高校に入っても続くだろう。
そうなるだろうと思う。
そうなってほしいと願う。
そうすれば。
また、キョンに会えるだろうから。
ざわめく商店街を、一人歩く。
まいったわね。
ため息は白かった。
心臓の鼓動。普段とは考えられない思考。
認めるしかあるまい。
自分は病気に掛かったことを。性質の悪い、精神病だと決めつけた―ー
「恋煩い、か」
やっかいな物だ、と佐々木は思った。
ふと、商店街を振りかえり、思う。
橘京子は、自分のことを神と言う。
彼女は打算無しで、本当にそう思っている。
それは、確かだ。
そこに隙があるのも、確かだ。
もしも、と思う。
ありえない、普段なら考えない愚劣な思考、自分には似ても似つかぬ考えだが、
もしも。
キョンから身を引けを言えば、彼女はキョンを諦めるだろうか。
「あは」
白い息。
白く染まる商店街を、ひとり歩く。
頭の片隅に残ったそんな考えが、泥のように纏わりついて離れない。
ダメだ。キョンが、彼女を諦めない。
考えを変えればいい。
適当な男を見つくろい、そいつと付き合えと言えばいい。
キョンの目の前でキスして見せろと言えばいい。
キョンに、嫌われろと、言えばいいのだ。
なんだ、簡単じゃないか。
笑いがこみ上げてくる。自分の歯車が、ガリガリと音を立てて外れていく。
こんなことは初めてだ。思考が止まらない。自分で自分のコントロールが効かない。
それなのに、なぜか心地よい感触に捕らわれる。
空想する。
唇を重ねる橘と男、茫然をするキョン、体を震わしながら、使命感を持って、彼女はそ
の行為に耐えるだろう。キョンが詰め寄る、橘が遮る。
目を合わせず、震える声で、こう、言うだろう。
私の彼氏です、と。
勘違いされては困ますから、近寄らないで、気安く話しかけないで。
素敵だ、と佐々木は思う。
その時のキョンの顔を、是非見てみたい。その後ろには私がいて、彼を慰める。
そうして、彼は私を求めるのだ。
「ああ、」
素晴らしい、と。
白い息を吐きながら、佐々木は思った。
実行するべきだ、と佐々木は思った。
静かに携帯を取り出して、慣れた番号を呼び出す。
歪む口元から、声が漏れる。
「ねえ、橘さん。頼みがあるのだけど――」
白く染まる商店街。
白に染まった狂気の言葉が、ジングルベルの音にかき消されていく。
おわり。
これはいいヤンデル佐々木さん
被害者はいつも彼女ww
>>311 怖い佐々木さん 乙
でもよく考えたら、実は溜息とかでハルヒが無意識にやってきたことと同じか。
無理やり、みくると古泉をくっつけようとした所が。
佐々木さんはどんな音楽が好みなんだろう
ゴスペラーズとか
aikoとか好きだと萌えるな
さーだーまーさーしー
だったらどうしますか?
皆さん、実は、佐々木さんと涼宮さんは想いの余りにヤンデると思っていらっしゃる?
キョンは、物騒な神様x2に好かれて大変ですね。
>>311 これはいいヤンデレ。超乙!
キョコタン死亡w
>>311 ヤンデレ佐々木さん。
だって恋愛は精神病だもの
322 :
1/2:2007/11/07(水) 00:46:09 ID:bZ0B1VjR
ちょうど流れが音楽で図らずもタイムリー。とりあえず邦楽ではさだまさしとかBAMPとかに一票。
佐々木さんの、音楽とか、変わるものと変わらないものとか、の巻
あなたは、街角でふいに出会った懐かしいメロディに、涙を流したことがありますか。
気に入ったバンドの新譜が出たので、久しぶりにCD屋に足を伸ばした。
2枚同時というのは豪勢だが、ミニアルバムにしてくれてもいいじゃないかと思わんでもない。
まあ片方映画の主題歌だから仕方ないか。
店に入り、洋楽の前を通りすぎようとしたら、見慣れた後姿に気づいて立ち止まる。
視聴コーナーで、大き目のヘッドホンをかぶり、片手を寄せて、一心に聴いている。
全身で音楽を受け止めようとしているのが、後ろからでもひとめで見て取れた。
よう、何聴いてるんだ佐々木?
軽いつもりで肩を叩いて心底びっくりした。
ちょっ、おま、何涙を流していなさるんですか佐々木さん。
「え? キョン?」
涙を流す佐々木なんて、俺の貧弱な想像力の遥か彼方の領域だった。
そう、情報統合思念体と天蓋領域くらい遠くだ。
だから思い切りのけぞってCDの棚にぶつかって一列ひっくり返したのも、
情状酌量の余地はあるとひそやかながら主張したい。
店員さんごめんなさい。すぐ片付けますからそんな冷たい目でみないでください。
それでもお目当てのCDを買って同時購入特典までもらってしまうあたり、我ながらずぶとくなったものだ。
どうにもハルヒに影響されている気がする。いかんいかん。自戒せねば。
「どうにも、変な所を見られてしまったね」
やや気恥ずかしげに佐々木が笑う。
すまんな、お詫びにこのネコバッチを進呈しよう。どうせ俺が持って帰っても妹の餌食だ。
「では、謝意を受けたしるしとして、ありがたく頂戴しよう。くっくっ」
ようやくいつもの微笑みに戻ると、佐々木はまるで大切なものでも扱うかのように、そっと両手でバッチを包んだ。
「音楽ファン、とりわけ一部の洋楽ファンというのは、度し難いものなのかもしれないね」
近くの公園で、コーヒー缶を片手に佐々木はそんな風に話し始めた。
「自分が心底愛してしまったバンド、曲。それは決して変わらないでいてほしいと思う。
次の新しいアルバムを一日千秋の思いで待つけれど、そこに期待するのは、
「自分の好きだったあの曲と同じような、でも新しい曲」なんだ。
古来、どれほど多くのバンドが、ファンたちの期待がプレッシャーとなって解散したり、
自分たちが興味を持ち、深めた新たな方向性を、古い曲が好きなファンに口を極めて罵られ、
深い失望に沈んだものだろうか」
ああ、ポップソングって同じような展開だから、ずっとやってくのは地獄だって聞いたことあるな。
「そうだね。無論どの領域でもそうだし、敷衍すれば、どんな分野も似たような悩みはあるだろう。
でも、ポップソングや、HR/HMなどの「様式」が強い音楽をやるバンドは、そのあたりの悩みが深いように思うんだ。
考えてもごらんよキョン。たとえばクイーンの名曲、「ロック・ユー」や「ボヘミアン・ラプソディ」は、
今でも多くの人が好んで聞くけれど、発表から数十年だよ。毎回コンサートを行う度に、
20年前の曲をやってくれ、新しい曲なんていらない。僕たちはあの曲が聞きたいんだ。
などとプレッシャーを受け続けてごらんよ。たまらないだろう」
まあ、フレディがいないから、同じ曲はやれないけどな。
日本人だと、「あーんあんあやんなっちゃった」だけを日がなくり返して数十年の人もいるけど、
言われてみりゃ確かに、新しい曲だってやりたいよな。
「あの人はあれはあれで「芸」であって尊敬するけどね。
でも、とりわけクリエイターとしての感性が強い人たちは、「同じところにとどまりたくない。もっと先へ行きたい」
と思うものなんじゃないかと思うんだ。だから、好きなバンドを、好きでいられる時間というのは、
実は存外短かったりするんだよ。
特に僕が好むジャンルは、米国でグランジやオルタナがあまりにはやりすぎてしまったせいで、
そっち方面への路線変更を多くのバンドが強いられ、リスナーが誰も望まぬバンドに成り果てるか、
アルバムも出せなくなるバンドがあまりに多かったものでね。
そういう「路線変更」という事態そのものに、ファンがちょっとトラウマになっているような状態なんだ。。
だから、ちょっと路線変更すると非難轟々だし、
逆にそれをしないせいで、「本国で売れない」という理由で消えてゆくバンドもままあるんだ」
323 :
2/2:2007/11/07(水) 00:48:11 ID:bZ0B1VjR
そうかそうか。ところで何で泣いてたかの理由を聞いてたと思ったんだが。
「ようやく本題に入るところだよ。
僕の琴線に非常に触れるカナダのバンドがあったんだ。でもこれもご多分にもれず、
日本で絶賛された2ndアルバムから、一転して3rdでグランジ風味の暗い曲調になってしまったり、
旧来の音楽に戻したら本国で売れなくて、バンド名を変えたりポップに方向転換したり、まあ色々あったんだ。
それで最近は消息もあまり聞かなかったんだが、実は先年ニューアルバムを出していたのを見逃していてね。
お店の人にムリを言って視聴させてもらったんだけれど、最初の一音を聴いた瞬間に、
「ああ、僕の好きだったあの音楽が、変わらないままに深化してここにある」という安心感に満たされたんだ。
最初の一フレーズでだよ、キョン。
ギター・リフのエッジの効きも、
分厚いコーラスに支えられたフックのあるメロディラインも、
「俺達の音楽の原点はここだ」と主張するように、
変わらず、豊饒にそこにある。
懐かしい声が変わらぬメロディを語り、軽快なドラムに乗せて、ギターが「歌って」いる。
彼らが変わらずそこにい続けてくれたことが、とても嬉しくてね。まるで、慣れ親しんだ家に帰り着いたような心地がして、
気づけば涙がこぼれていたんだ」
そういうと佐々木は、その購入したアルバムを愛しむように頬にあてた。
そこまで入れ込めるのはすごいな。
「こういうのは、もう個人の生まれ持った感性に由来するとしか言いようがないのかもしれないね。
僕はこのジャンルがとても好きだけど、何ゆえに好きなのか、あまり系統だてて説明しても意味がないと思っている。
音楽はある種根源的な感性に訴えかける芸術だから、「波長があった」ものについては、
もう無条件に虜になってしまうんだろう」
「でも、どうなんだろう? もしかしたら、およそ全てのことに、それは当てはまるのかもしれないね」
コーヒーを飲み干すと、佐々木はそう呟いた。
「人を好きになると、その人に、「自分が好きだったその人のままでいてほしい」、
そう思うのは、人間の自然な本性と言っていいんじゃないかな。
無論、互いに近づいて、影響しあって変わり行く、そんな関係があることは分かるし、
すばらしいことだと思うけど、根源的なところでは、人を好きになるということは、
「私の好きなあなたでいてほしい」と思うことなんじゃないか、そんな風にも思うよ」
そういって、佐々木は話を締めくくった。
紅く色づき始めた街路樹を眺めながらの帰り路、別々の方向に分かれる所で、
一度別れて数歩すすんでから、佐々木はくるりと振り返って、澄んだ声で唐突に問うた。
「ねえ、キョン。僕と一年ぶりに再会した時、君はどう感じたのか聞いていいかな?
僕を、相変わらずの僕だと思ったかい。それとも変わったと思ったかい?
変わらなかったことに安堵はあった? 変わったことに失望感はあった?
ねえ、キョン。僕が僕であることに、君はどんな感慨を抱いたんだい?」
どうしたんだ佐々木、なんでいきなりそんなこと。
「僕はね、君があいかわらずな君であることに、とてつもない安心感を抱いたよ。
それこそ、今日のこのアルバムを聴いたときの比ではないほどにね。
それを、最後につけくわえたくてね」
「ヒュ−マン・ネイチャー」という名のアルバムを手にして、佐々木はそう言って歩いていった。
おしまい
うわあああああ
これは好きすぎる!ぐっとくるのもがあるね。
こういう話が書けるのはこういう電波がとんでくるからなのかい?GJだ!
>>322 GJ!!さすがに泣いたことはないが、CD屋で試聴しながらにやけてて友達に心配されたことはあるな
寝る前に覗けば名作多数発見
これだからこのスレは離れられない
背中に私の視線を感じたのか、キョンは記号やら文字やらをノートに書き写す手を止め、イスごとくるりと振り向いた。
「どうした? 佐々木」
「えっ、あ、ごめんよ。なんでもない」
「いま、俺のほうを見ていなかったか?」
「うん、少しキミに見とれてしまってね」
「そんなにおだててもなにも出ないぞ」
「おだててるわけじゃないよ」
「そいかい」
そう言いながらも、キョンは小さく笑いながら、再び机のノートに向き直った。
彼は塾で寝過ごしてしまった講義の板書を移す作業に追われていた。
中学校3年のいつからか、彼と私は一緒に塾へ通うようになった。
学校ではあまり話すこともなかったが、塾を通して、私は彼との親睦を深めていった。
高校は離れてしまったが、今では、互いの両親公認の、恋人同士だ。
「ねえキョン、クリスマス・イブはどうするんだい?」
「そのことなんだが……ハルヒのやつが24、25日はSOS団強制参加イベントだ、って言い張ってな」
「ええっ、クリスマスなのに?」
さすがに私も困惑した。クリスマス・イブと言えば冬の恋人たちにとって最大のイベントだ。
去年は高校受験で忙しかったため、クリスマスどころか正月もないような状態だった。
そういうわけで、今年のクリスマスこそはキョンと2人で過ごせると思っていたので、私はがっくりと肩を落とした。
「すまないな。断ろうとしたんだが、ハルヒの両親がインフルエンザで入院することになったらしくてな……どうみても最近空元気だったんでほっとけなかったんだ」
「そっか…それは…しかたないね」
「佐々木はイブの予定は?」
「キミに会えないのなら、家で大人しく留守番かな。お母さんもお父さんも仕事の予定があるって言っていたし」
「クリスマスに仕事とはお前の親も大変だな」
「どうしてもその日は休めないって。クリスマスだからね、会社での地位を考えると仕方がないのかもしれない。しかし、つまらないな
うちにはサンタクロースも来ないし……ビデオでも借りてきて、一人でケーキを食べることにするよ」
「お前はまだあの赤服のひげじいさんを信じているのか?」
「サンタクロースは子供の永遠の憧れだよ、キョン」
私の憂いを帯びた声に気づいて、キョンはようやくノートから目を離した。
「小さな子供ならわからんでもないが、もうサンタクロースをうらやましがる歳でもないだろ?」
「それはそうなんだけど……僕の家には、サンタクロースが来てくれたことが一度もないんだ」
「サンタが来ないって、お前だって小さいときは、クリスマスの朝突然現れる枕もとのプレゼントに大喜びしていたんじゃないのか?」
「いいや、僕の家はね、クリスマスのお祝いはしないんだ。小さい頃からずっとそう。べつに宗教的なことじゃなくてね
お母さんもお父さんもそういう行事に関心がなくてね。いまも、クリスマスだからって特別なことはしないんだ。イブの日に、ケーキを食べるくらいかな」
「そうか…………」
私は苦笑して、言葉を継いだ。
「小さい頃はね、他のみんながすごく羨ましかった。今年はサンタさんになにをお願いしようかなとか
サンタさんからこういうプレゼントをもらったんだよって、嬉しそうに言うのだから。でも、誕生日のバースディ・プレゼントは買ってもらえたし
お正月にもちゃんとお年玉をもらえたから、クリスマス・プレゼントは我慢しなくちゃ、って思ってた」
私はそこで一旦言葉を切り、しばらく押し黙った。キョンの方は見ようとせず、部屋の角にあるストーブの火を見つめたまま、口をつぐむ。
キョンは辛抱強く、話の続きを待っていたようだった。
「……わかっていたんだけど、一度だけ、サンタクロースに手紙を書いたことがあるんだ
一度でいいから、僕の家にも来てくださいって。結局、来てくれなかったけどね」
「その手紙は何歳のときに書いたんだ?」
「何歳だろう……小学校1年生のときだったかな。もっと前かもしれない」
「なるほど。もかしたら、まだサンタクロースの家に届いていないだけかもしれないな」
「ほう。でも確かに、僕はあのとき住所も書かなければ切手も貼らずにポストに入れてしまった
郵便屋さんも、きっとあきれて捨ててしまったんじゃないかと思う」
私は肩をすくめて、カップに残ったココアを飲み干す。残り少なかったココアはすっかり冷めてしまっていた。
いつもの時間になり、キョンはノートの礼を言って、カーキのコートを着こんだ。
私はキョンの首に、彼の白のマフラーを巻いて、その頬に軽く口づけた。
「気をつけて帰ってくれ。寄り道をしないように」
「ああ。お前も勉強頑張りすぎて身体を壊すなよ。それとお前へのクリスマス・プレゼントは、SOS団の催しが終わったあとでもいいか?」
「ああ、楽しみにしているよ。ありがとう、キョン」
「じゃあな、佐々木。また明日」
ノブをそっと回してドアを開くと、廊下から冷たい空気が流れ込んできた。キョンは玄関で靴紐を縛りながら、何か考え込んだ様子で、小さく呟いた。
「……サンタクロースか…………」
やがてなにかを思いついたように顔をあげたかと思うと、キョンは何もなかったかのように、おじゃましました、と辞令を述べて
マフラーに首をうずめるようにして自転車のペダルをこいでいった。
自ら宣言した通り、私はレンタルショップで借りてきたハリウッド大作を見ながらケーキを2つ食べ
熱々のミルクココアを飲んで、少し寂しいクリスマス・イブを過ごした。
ハリウッド大作の次は一緒に借りてきたディズニー映画を観ていたのだが、やがてそれにも飽きて、シャワーをすませて自分の部屋へ戻った。
両親は仕事、そしてキョンはSOS団――いくら映画やケーキで気分を盛り立ててみても、やはり一抹の寂しさはぬぐいきれない。
「早く26日にならないかな」
私はパジャマに着替えてイスに腰かけると、お気に入りのCDを聴きながら机に頬杖をつき、彼に贈る手編みのマフラーをつくづくと眺める。
このワインレッドのマフラーは、私が母から習いながら、心をこめて編んだものだ。多少いびつだけれど、そこは大目に見てもらうしかない。
私は雑貨屋で買ってきたカードにメッセージを書くと、マフラーをきれいにラッピングした。
「これでよし、と」
その言葉に重なるようにして、携帯電話の着信メロディが軽やかに鳴る。
「そういえば、今夜、キョンが連絡をくれるって言ってたっけ」
私は慌てて通学鞄を漁ると、彼と色違いの携帯電話を取り出した。青白く光るディスプレイに、『キョン』とある。
私はかすかに頬が熱くなるのを感じながら、パール・ホワイトの携帯電話を耳もとに押し当てた。
「もしもし」
『ああ、佐々木か、俺だ』
「キョン、涼宮さんとのパーティー、楽しめているかい?」
『まぁな。それより佐々木、窓の外を見てみろ』
「窓の外?」
私は携帯電話を耳もとに押し当てたままベッドに飛び乗ると、出窓のカーテンを開けた。
「わあ、雪が降ってる!」
窓の外にちらつく小雪に、心が躍った。
この地域で、年明け前に雪が降るのは珍しい。年内はからっ風ばかりで、雪が降るのは年明けの小正月を過ぎた頃から、というのがこのあたりの通例だ。
「きれいだ…………」
どっさり積もるほどの雪ではないようだが、それでも聖夜に雪が降るというだけで、十分にロマンチックだ。
私は電話中なのも忘れて、舞い降りてくる雪をうっとりと眺めた。
黒ビロードのような空から、雪は音もなく降り続く。やがてその静寂を破るようにして、通りから聞きなれた声が聞こえてくる。
「え……でも、どうして?」
私の戸惑いをよそにして、家の前に、SOS団のパーティーに行っているはずのキョンが姿を現した。
そのいでたちに、私は目を丸くする。
なんとキョンは、サンタクロースの扮装をしていた。
「キョン!」
「メリークリスマス!」
キョンが笑って手をあげる。
私は会えた嬉しさに夢中に階段を駆け下り、勢いよく玄関のドアをあけた。
「キョン、どうしたんだい? SOS団は?」
「キョンではないよ、サンタクロースだ」
優しく笑って言うキョンに、私も笑みで応える。
キョンサンタはパジャマのまま駆け出してきた私の肩を抱くと、自転車の小さなカゴからはみ出した、白い大きな布袋を取り出した。
「遅くなってすまなかったね。キミが6歳のときに出してくれた手紙は、郵便局の手違いで、先月やっとわたしのもとに届いたんだ」
「えっ……サンタさん、あの手紙を読んだの?」
「もちろん読んだとも。ほら、これがキミからの手紙だ」
キョンサンタは服のポケットを探り、一通の手紙を取り出した。封筒に、幼い字で『サンタさんへ』と書いてある。間違いなく、私の書いた手紙だった。
私からクリスマスの話を聞いたその日、キョンは私の母に電話をして、ことの次第を詳しく説明してもらったらしい。
もちろん、キョンは私の母にはとうの昔に挨拶済みである。
それはさておき、キョンが私から聞いた話をすると、母は笑って娘の手紙の顛末を話したという。
今思うと当然と言えば当然なのだが、私の手紙は宛先不明で戻って来ていた。
しかし母は娘のいじらしさが詰まった手紙を捨てきれず、いままで大事に取っておいていたのだという。
キョンはそれを借り受けて私の求めるプレゼントを確かめると、自分がサンタクロース役を引き受けるために、SOS団パーティーからのとんぼ帰りを決めた。
涼宮さんには、事の次第を話すと、そっちを優先しろと、追い出されるようにここへ来たらしい。
そしてクリスマスを休んだその罰として、明日はクリスマスにちなんだ一発芸をさせられるのだそうだ。
かなりのハード・スケジュールだが、私のためにしてくれたこの苦労はとても嬉しかった。
そして天もその苦労を汲み取ってくれたのか、キョンと私の期待に添う演出をしてくれたのだった。
「もしかして…………」
私の髪に肩に、綿毛のような雪が降りかかる。外灯が雪に反射して、町中がほんのりと明るい。私が静かに舞い降りてくる雪を、手のひらにそっと受け止めた。
「もしかして、わたしがお願いしたから、雪が降っているの?」
「そうだ。キミはこの手紙に、『お母さんに雪うさぎを作ってあげたいから、雪を持ってきてください』と書いただろう? だから雪を降らせたんだ。この町だけ、特別にね」
キョンサンタが、パチリと片目を閉じる。
私は嬉しさのあまり、目の前のサンタクロースに抱きついた。
「ありがとう、サンタさん! わたし、こんな素敵なクリスマス、はじめてよ!」
「いや、礼を言うのはまだ早いよ。待たせてすまなかったが、今夜は渡しそびれたプレゼントをすべて持ってきた
16年間、キミはお母さんの言いつけを守る良い子だったから、ちゃんと16回分揃っている」
「わあ! じゃあ、わたしもサンタさんにプレゼントをあげるね! さあ、入って入って」
私はキョンサンタの手を引いて、家のなかに入った。
キョンサンタは私に手を引かれるまま家にあがり、私の部屋で持参した16個のプレゼントを手渡した。
もこもこのテディ・ベアに私の好きな作家の新刊、前から欲しがっていたCD、高くて手が出せないと言っていたワンピース
スイスの高級チョコレート、アンティーク・シルバーのフォト・スタンド……などなど。
私はキョンにお茶を出すのも忘れて、16個のプレゼントに夢中になった。
「この小さい箱はなにかな」
満面に笑みを浮かべて、一番最後に手渡された、16番目の小さな包みを開ける。
なかから出てきたのは、小さな香水ビンだった。
美しいカットの施された透明なビンのなかに、淡いラベンダー色の液体が入っている。
「香水? 香水って、すっごく高いんでしょう?」
「そうでもないさ。オリジナルで調合してもらったものなんだが、気に入ってもらえるだろうか ……少しつけてみるといい」
「うん」
私は香水を少しだけ指先にとって、鎖骨の上あたりにつけてみた。薔薇の香りにも似た、溶けてしまいそうなくらいに甘い香りが立ちのぼってくる。
高校生に香水はまだ早いような気もするが、キョンからもらうものは、なんでも嬉しかった。
この香水も、途端にお気に入りになってしまった。
「とっても甘い香り……なんていう名前?」
「名前?」
応えながら、キョンは私の机にある時計に、チラリと目をやった。
30分で効果が出てくるはず…と小さく呟いたかと思うと、
「名前は……そう、『ツァールト・ギフト』だ。作り話の真似だが」
「へえ……ドイツ語か。あ、ごめんよ、お茶も出さないで。いま、かわりにココアをいれてくる ケーキもあるんだ、一緒に食べよう」
「ああ、いただこう」
私は足取りも軽くキッチンに降りていくと、キョンは後ろでなにやら意味ありげにクスリと微笑んだようだった。
『ZART GIFT』。
英語で言えばTENDER POISON、すなわち「優しい毒」となる。
意味はわからなかったが、とにかくキョンからの思わぬプレセントに、私は体が火照るほど心が躍っていた。
ゆっくりとまぶたを開けて、まどろみから意識を引き上げる。
白い天井が見える。どうやら俺は夢を見ていたようだ。
(佐々木の夢…か)
知らず、口もとに笑みが浮かぶ。その日学校でボーっとしていると、
「なに、ニヤけてるんだよ。やらしいヤツだな」
アホ面をした谷口が話しかけてきた。
「なかなか不思議な夢を見たもんでね」
「どうせ彼女ができたなんて夢だったとかいうオチだろ。ったく、聞いてらんねェぜ」
谷口のからかいを軽く受け流して、俺は鞄のチャックをあけた。そこに収まっているワインレッドのマフラーに、目を細める。
それは先日のクリスマスに、ハルヒがプレゼントしてくれた手編みのマフラーだった。
夢に出てきたものとまったく同じマフラーにそっとふれ、俺はチャックを閉めた。
「さて、これはどうしたもんかね」
今度佐々木に会ったとき、この夢の話をしてみよう――そんなことを思いながら、俺は窓の外を眺めることにした。
それは雲ひとつない、綺麗な青空だった。
おわりです。ええ、分数間違えました。しかもインスパイアですよ。
なにせこんな時間なんで、変なとこいっぱいあるかもしれませんが、大目に見てくれると俺も佐々木さんも喜びます
名前の消し忘れなんてのも大目に見てくれると俺とポンジーが喜びます
スマソ…
うわぁぁぁぁ w ハルヒ2期に佐々木団が出る夢見たw
藤原だけ居なかったけどw
337 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/07(水) 08:10:09 ID:snBsIx58
定期あげ
>>322 GJ!どの時代も大好きなバンド出てきてびっくりした。
ただ、ハーレム解散しちゃうけど。
驚愕じゃこのバンドみたいにならなきゃいいよね。
いつのまにかすごいGJはいっぱい!!
>>327 GJ
ベタなネタだけど恋人がサンタクロースですね。
俺もSS投下するね。2レス拝借
>>338 マジかと思ってHR/HM板行ったらマジだった……orzorzorzorz
帰りにBURRN!買おうorz
ハーレムスキャーレム好きだったのになあ。
>>322の話に哀しいオチがついちゃうじゃないか。
佐々木さん今度は号泣ですよ
橘「佐々木さん、こんな所で会うとは奇遇なのです。なんか妙にご機嫌ですね」
佐「うん、好きなバンドの新譜を買い逃していたのに気づいて入手できたんだ。
それにまあ、内心思っていたことを話せて、ちょっとすっきりしたのもあるかな」
橘「それは良かったのです。
あれ? ハーレムスキャーレムですか? 確かあれ解散するとか言ってましたよ」
佐「エ?」
橘「まあ、あれもRUBBERの黄色いアヒルとか、どこのコミックバンドだみたいに
迷走した時期ありましたからねえ」
佐「……ハーレムスキャーレムって元々カートゥーンのバックスバニーのキャラクターだよ」
橘「ありゃ、最初からそうだったんですか。
あとウルトラフィールとかちょっと女性が買えないようなアルバム名つけたり」
佐「……買ったよ。あれも結構好きだったんだ」
橘「結局セカンドが異常に受けて、サードとかでコケたあたりから、
ファンの期待に応えられなかったバンドだったし、しょうがない気がしますです」
佐「……僕はヴォイス・オブ・リーズンもそれなりに好きだったんだよ」
橘「……あれ、佐々木さん、もしかしてかなりムっときてます?」
佐「……いや別に。先ほどまでの上機嫌は吹っ飛んでしまったけどね」
その夜
橘「いやー!! 久々に群れなす神人がー!!」
俺の家には今、ハルヒと佐々木がいる。
男一人に女二人で勉強会という、ベタなラブコメによくある、羨むべき状況のはずなのに、全然楽しくないのは何故かだろう。
二人はすごく仲が悪く、いつも喧嘩ばかりしている。そしていつも板挟みで俺が苦しむ。
「私はお義母さまに頼まれたのよ。またキョンの勉強みてくれって」
「あたしだって成績は良い方だし、博士君をみているので経験もあるのよ」
「博士君はあなたがみなくても成績優秀なのよ。天才肌のあなたは、教え方を知らないのよ」
お前ら、頼むから、いい加減にしてくれ。
「キョンくーん。教えてー、算数どりるーん」
おお、マイシスター。殺伐な空気を変えてくれ。
「妹ちゃん。お義姉ちゃんがみてあげるわ」
「ハルにゃんが―?」
「いえ、私に任せなさい」
お前ら俺から兄の威厳を奪い取るつもりか。
「どちらが良いかな?妹ちゃん」
「佐々木お義姉さんよね?」
妹はしばらく考えていたが
「んーとねー。キョン君が良いー」
よく言った妹よ。人参は残さず食べるんだぞ。
妹の宿題が終わった頃、シャミセンがトコトコとやって来た。
「シャミー遊ぼうー」
妹が来るのを見たシャミセンはひっくりして冷蔵庫の裏に隠れていまった。よくそんな狭い所に隠れられるな、全く。
「シャミー、出て来いー」
妹よ、それは嫌がらせだぞ。
「シャミセンのことは諦めて、部屋に帰りなさい」
「うん、わかったー」
そして気がつくとシャミセンは出て来て俺の股間の所に座った。
「シャミちゃん。ハルヒ奥さんの所にも来なさい」
ハルヒが呼び掛けるとシャミセンは逃げ出し、佐々木の膝に座った。
「キョン、やはり動物は心の悪い人や乱暴な人がわかるのだね。くつくつ。それとも涼宮さんが余所者だとわかるのか」
多分、シャミセンという、ネコとしては不吉千万の名前をもらった恨みだろうな。
「シャミセン。こっちに来なさい」
ハルヒは涙目になってシャミセンを呼ぶ。しかし、シャミセンは逃げるだけだった。
「帰る」
目にキラリと浮かぶ雫を浮かべながらハルヒは帰っていった。
「しかし、ハルヒがあんなにネコ好きとは知らなかったよ。シャミセンに相手されなくて泣くなんて」
「それはネコじゃなくて君の、いや何でもない」
その晩、ハルヒの閉鎖空間は発生しなかったが、代わりに皆に電話して愚痴をこぼしていたらしい。
みくる「あのー、私に何を求めているのでしゅか?」
古泉「僕には、残念ながら頑張れとしか言えません。頑張って下さい」
長門「そう・・・」
鶴屋「ハルにゃんには一樹君の方がめがっさ合ってると思うにょろ。キョン君はあたしに任せるっさ」
国木田「キョンは佐々木さんを好きだから、諦めた方が良いよ」
阪中「ネコに気に入られるにはスルメやマタタビが良いのね」
谷口「キョンが二股をかけて、まで聞いた。そろそろ寝て良いよな?」
岡部「何時だと思っているんだ。早く寝ろ」
生徒会長「不純異性交遊を取締まれだと?そんなの知らん。都合の良い時だけ生徒会を頼るな」
喜緑「わかったわ。長門さんに伝えておくわ。長門さんガンバ」
コンピ研部長「パソコン返してくれるなら力になってやっても良いが」
以上のようなやり取りが行なわれたらしい。
次の日、ハルヒは眠い眼をこすりながらも、何事も無く登校したので、大した事件では無かった。と思う。
シャミセンは、マタタビを使って、ハルヒにもなつくようになった。やれやれ
(終わり)
というかみんなつめたすぎるだろwwwwww
>>343 みんなの反応が面白いww
個性が出てていいな。GJ!!
ギョン「なぁ佐々木、お前ってパソコンとかするのか?」
SOS団サイトの1割は佐々木さんが回しています。
オルタナ苦手な俺は、ここ数年はEUメタルしか聴かないなあ。
シャミが良い味出してるな〜。猫好きだからもっと出番増やして欲しいよ。
473 :TFEI@名無しさん。:2007/11/11(日) 03:02:43 ID:saSaKiKL
電車まだか!?そろそろ眠気が…………やば…い……zzZZ。。。
474 :TFEI@名無しさん。:2007/11/11(日) 03:03:59 ID:KyON+Des
>473 電車ってなんだよ?
475 :TFEI@名無しさん。:2007/11/11(日) 03:04:49 ID:saSaKiKL
!? すまない、誤爆した!
それより君の話を聞かせてくれないか!?
476 :TFEI@名無しさん。:2007/11/11(日) 03:05:41 ID:saSaKiKL
君はどんな食べ物が好きなんだい!?
477 :TFEI@名無しさん。:2007/11/11(日) 03:06:54 ID:saSaKiKL
君はどんな音楽が好きなんだい!?
478 :TFEI@名無しさん。:2007/11/11(日) 03:07:33 ID:saSaKiKL
君はどんな本がすきなんだい!?
479 :TFEI@名無しさん。:2007/11/11(日) 03:08:41 ID:saSaKiKL
君はどんなタイプの女の子が
480 :TFEI@名無しさん。:2007/11/11(日) 03:08:42 ID:YUKINkyl
情報連結解除
481 :あぼーん:あぼーん
あぼーん
482 :あぼーん:あぼーん
あぼーん
483 :あぼーん:あぼーん
あぼーん
484 :あぼーん:あぼーん
あぼーん
485 :TFEI@名無しさん。:2007/11/11(日) 03:10:03 ID:KyON+Des
? 何があったか知らんが俺はもう寝るよ
今日は昼から友人たちと一緒に出かけることになってるんだ
486 :TFEI@名無しさん。:2007/11/11(日) 03:10:04 ID:WawAwaWA
>485
リア充乙
487 :TFEI@名無しさん。:2007/11/11(日) 03:10:05 ID:AsaKUraR
>485
じゃあ、死んで
488 :TFEI@名無しさん。:2007/11/11(日) 03:39:17 ID:TengAisK
―――――今日は―――ポッキーの日――――
佐々木さんは夜更かししているようです。
どりるーんが心に刺さった俺はたぶん人間失格 いいよ炉で
キョンの使用済み制服:1万円
キョンの使用済み下着:5万円
キョン本人:priceless
お金で買えない価値がある
佐々木団
佐々木「こんなのを考えてみたんだが、キョン、君はどう思う?」
キョン「………お前、毎日の勉強でおかしくなったのか?」
佐々木「くつくつ」
355 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/07(水) 17:33:19 ID:WncMNL6t
>>354 キョンの下着は妹が色々な人に売っているのだよ。
朝比奈(大)が30万円で入札したとか
キョンの下着を販売、顧客数も順調に伸ばし売り上げは順調
↓
「代わりに自分が買った下着をタンスに忍ばせられる権利」で会員数さらに増加
↓
ハルヒ、長門が大口注文。数量が足りなくなり谷口の下着を混ぜて販売
↓
臭いとDNA鑑定で一発バレ。妹逮捕
↓
そんな騒ぎと関係なく、キョンに自分の下着をプレゼントする佐々木
平和っていいね!
>>357 みくる(大)が未だに処女で、
みくる(小)とキョンを無理やりやらせる同人思い出したwww
361 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/07(水) 19:41:16 ID:snBsIx58
定期あげ
>>359 その内容を改変して
佐々木(大)が未だに処女で
佐々木(小)とキョンを無理やりやらせるSSにするんだ。
>>360 アルカン小物 8737
これの後半。
スレチすまん。
変態佐々木スレはここですか?
最近このスレの勢いが戻ってきた気がするな
>>364 変態の集う佐々木スレなのか変態な佐々木のスレなのか解釈に困るな
こんなにss豊作なのはいつ以来だろう…
維持力
ハルヒスレ>佐々木スレ
朝倉スレ>喜緑スレ
京子スレ>九曜スレ
爆発力
ハルヒスレ<佐々木スレ
朝倉スレ<喜緑スレ
京子スレ<九曜スレ
その通りだな。特に九曜スレの爆発力はすごい。
驚愕が出たら
>>369のパワーバランスも崩れてしまうだろうな
372 :
369:2007/11/07(水) 20:26:09 ID:BWtrUmLK
ちなみにキョン、古泉スレは平均型。
メインだが長門とみくるはスレタイ【ハルヒ】が無いから検索面倒いから調べてない。
>>372 キョンスレ、古泉スレは確かSSほとんど投下されないのだったな。
長門とみくるはハルヒの名前入れるべきだと批判されているんだが、よほどハルヒが嫌いな住人が多いのか。
昔はENOZスレとか成崎さん(1年5組のクラスメイト)のスレもあったのだが
ENOZなら、財前さんが好き
ところで流はこのスレを見たらどう思うだろうか?
昨日VIPの避難所の雑談スレでハルヒキャラの属性をカテゴライズしてみた
佐々木さんは水に分類して賛同を得られたのが嬉しかった
キョンの地とは相性良いぞ合体魔法で植物生えてくるぜニョキニョキ
流れ無視スマン
森さんも思い出してください。
>>375 このスレの佐々木人気にびっくりして、佐々木さんを使い捨てにする予定を変更
うまくいかなくて驚愕が遅れる、という妄想もある。
忘れ去られた鶴屋さんに乾杯
>>379 コンソメスープが変なトコに入って思いっきりむせてしまったじゃないかwwwwwwww
書いてるうちにまた流れ変わってるけど、
>>377 驚愕ラストで
「ありがとうキョン、キミとなら次の再会が何年後か、それとも何十年後になるかは分からないが、変わらぬ友誼を約束出来るよ」
みたいな形で別れ、ハルヒは安心してキョンを振り回して一旦満足、
大学は別々にして25歳位でそろそろ親がせっつくんでキョンと連絡とったら旧姓佐々木さんと結婚しててハルヒ驚愕!
てのが有り得る中で理想。
>>379 保存 −18℃以下で保存してください。
冷凍状態で保存していただくと180日間は保存できます。
自然解凍後は2日以内にお召し上がりください。
1つ当り重さ 約40g
新ジャンル ポンジーたん
386 :
SS:2007/11/07(水) 22:35:13 ID:S2xW5AvO
驚愕ラストの妄想
>>377 こんな感じですか?
「ありがとうキョン、キミとなら次の再会が何年後か、それとも何十年後になるかは分からないが、変わらぬ友誼を約束出来るよ」
それが、『佐々木』を見た最後だった。
その後も俺達はハルヒと馬鹿騒ぎを繰り返した。
ハルヒの力は徐々に無くなっていき、観察者達も去っていった。
まず、藤原が未来に帰り、朝比奈さんも卒業と同時に未来に帰った。朝比奈(大)とは1度しか会わなかった。
思念体と天蓋領域のインターフェイスは、そのほとんどが、肉体の殻を捨て去った。
長門と九曜は人間として、幼児から再出発した。
橘は関東の実家に帰り、古泉は地元の北海道の大学に行った。
そういえば、ハルヒとは3年から別のクラスだった。
入学当時、一人孤独だったハルヒは卒業時には多くの友人に囲まれるようになった。
そして、俺は、ハルヒと別の大学に入った。
さすがの俺も高校3年の時には真面目に勉強して、その甲斐あって、何とか地元の国立大学に入ることができた。
ハルヒは生意気にも日本の最高学府に入った。
「休学して俺の浪人に付き合う」とハルヒは叫んでいたが、丁重に断った。
「卒業してもあたしは団長で、あなたは団員その1。この関係は一生続くのよ。
大学にいる間は、暫く会えないけど、卒業したら2人でベンチャー企業を立ち上げるわよ。
あたし達の関係は普通の友人、いえ恋人よりずっと深い絆で繋がれているのよ。
浮気したら許さないわよ」
それが卒業の時のハルヒの言葉だった。
大学の入学式
高校時代の友人達と別れ、憂鬱な気分で登校していた。
「キョン、お早う」
この聞き覚えのある声は
「佐々木」
「キョン、残念ながら、もう佐々木じゃないのだがね。両親の離婚が原因で」
「そうか、佐々木。って今は違うか」
2年ぶりに見た佐々木は見違えるほど美人になっていた。
「できれば下の名前で呼んでくれないか?」
「それは良いが、お前の学力なら最高学府も狙えたのじゃないのか?」
「最高学府の教育が最高とは限らないよ。というのは冗談で、君と同じ大学に行きたくてね」
お前、冗談と本音が逆だぞ
「何にせよ、これから4年間よろしく。僕は二度と中学時代の過ちは繰り返さないよ」
お前、何か大きな失敗したっけ?
1月も経たずに、俺と佐々木は中学時代のように恋人どうしとみなされるようになり、
すぐに本物の恋人になり、夏休みに学生結婚して夫婦となることに決まった。
今はやりのできちゃった結婚だ。全く自慢できないけど。
そして、その結婚式の席上でハルヒに「浮気者」と言われてぶん殴られ、参列者一同に白い目で見られた。
(終わり)
安価間違えた383だ
>>386 このスレだから佐々木エンドは当然だな
なんにせよGJ!!
>>377 でも作家さんは2ch見るの禁止されてるって噂を聞いたぞ
しかしこのスレでは大概のSSでハルヒを悪者にするとか、比較してどうとかするとか、登場させて叩きおとすのが多いよな。
どのキャラも好きな俺にはちと読みにくい。まあ佐々木が一番すきだからどうということは無いんだけどなw
>>372 長門スレ見てみたらなんと板内で一番だった。
佐々木スレの3倍ちかい。放送終了して一年以上経ってるのに信じられない数値だ。
連レススマソ
>>393 しかし佐々木はアニメに未登場でしかもまだ分裂にすこし出ただけだ
それに引き替え長門は声もあるし歌も出している
同じ貧乳だったら佐々木のほうがうえ ん?こんな時間に誰だよまったk
>>386 GJ。
きょこたんが関東とかいっちゃんは北海道がさり気なく素敵設定だなww
長門「……ちょっと通りますよ(ニヤニヤ)」
>>392 では、読みやすさを重視した、
あっさり風味のSSを書いてみる。
どうか存分に味わって欲しい。
「佐々木、好きだ」
「ボク……私もだよ、キョン」
END
>>397 ハルヒ「ちょっと、私がいないじゃない!」
「……キョン、好きだよ」
「ああ、へうげものって面白いよな。数寄って初めて知ったぜ」
キョン「ハルヒは、ちょっと、いやちょっとどころじゃないが、滅茶苦茶なところがあるけど、あの太陽のような元気と勢いのよさはいいと思うんだ」
佐々木「へぇ…」
佐々木「なぞなぞ、みたいに、地球儀を解き明かしたらみんなでどこまでもいけるね」
佐々木「わくわく、したいと、願いながら過ごしてたよ」
佐々木「かなえてくれたのはだれなの?時間の果てまで」
佐々木「⊂二二二( ^ω^)二⊃ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウンンンン!!!!!」
藤原「誰かあいつを止めろ!!」
ちょww佐々木さんご乱心www
佐々木「キョン、君が食べてるのは僕が丹精込めて作った媚薬いりのクッキーなのだが」
キョン「あぁ、うまいな。いくつでもいけそうだ」
佐々木「ふむ‥‥結局媚薬なんてものはガセでしかないんだね。僕も一枚」カリッ
佐々木「なんだか‥‥体が火照る‥‥‥‥」
キョン「風邪か?とりあえず薬局行くか」
>>403 さすが絶倫キョンさん……モノともしないぜ、っていうか一服盛ってるって言ってるのに食うなww
>>403 なんでキョンは薬に耐性あるんだよwwwwwwwwwww
もしやフラクラには媚薬も効かないのか・・・・・
フラクラキョン。
元ネタがわかった人は凄い。
「佐々木!!」
そういって燃え盛る炎にキョンは駆け寄る。
炎の中から気を失った佐々木を抱えた男がポンジーを現した。
「ストップ…だ。君達はまぁ……良いコンビだが、そこまでだ。」
ふんふふふふ……と男は不敵な笑みを浮べた。
「キョンそして涼宮ハルヒ」
ポンジーはリモコンのようなものを取り出して続けた。
「このスイッチは軽いからねぇ?
打たれても切られてもスイッチを押すくらいの事はできる。
こいつのフラグの程はハルヒ君はよく知っているだろう?」
くっうう……ハルヒは歯軋りをして悔しそうにしている。
恐らくあのリモコンを押した瞬間恐ろしいほどのフラグが立つのだろう。
「ステージの廊下で見せたアレ。覚えてるか?」
キョンがハルヒに向かって話しかけた。
「ぁあ?」
ハルヒは何かを思い出したようだ。
「アレなら……指を動かす間も与えない。」
「距離が違うわ。それにその傷。」
「出来るさ。だからその後を頼む。」
炎をバックに男とキョンたちはにらみ合いを続けている。
「さて……じっとしていてもらうよ?」
ポンジーは絶対に拒否できない状況に佐々木が自分のものになることを確信しながら、
佐々木を抱えたまま動き始めた。
『ダアアアアアアァッッン!!!!!』
近くで小規模の爆発が起こった。
何かに炎が引火したらしい。
男は一瞬動きを止めて炎のほうを見た。
そして、それが一瞬の隙に繋がった。
「っく……」
キョンの目が鋭く細められた。
(奥義の極)
それを極めたフラグクラッシャーの前には全てのフラグがゼロになる。
大きさも数も種類の差も。
ポンジーの前からキョンの姿が消える。
(フラグクラッシャーキョン流)
『スパン!!』
小気味良い音を立ててスイッチが――
(破壊)
――消えた。
そして次の瞬間、
破壊されたキョンの負けフラグの余波を食らってポンジーが血を吐きひざを突いた。
「佐々木さん!!」
ハルヒがいつの間にか佐々木を抱えていたキョンから佐々木を引き受ける。
「ふふふふふふ……ふ、ふふふ……ふ、ははははは……」
いつもどおりの様子に戻ったキョンは突然笑い出したポンジーに目を向けた。
ポンジーがキョンに向かって拳銃を向ける。
『ドガン!!!!!』
――側頭部にハルヒの痛烈なけりを受けポンジーが向けていた拳銃は地面に落ちた。
「良いねぇ、、、実に良い。なぁ?楽しくないか?こういったやり取りは」
「終わりだ……」
「ふはぁはぁはぁ……ははははは……はははははは!!ははは……」
「目が覚めたら法の裁きが待っている――」
そういってキョンは少し悲しい目をしていた――
>>407 わかんないからとりあえずIDが「WC」だな、とだけ言っとく
修学旅行って3年だっけ?
「佐々木さん、班抜け出していいからキョン君と回ってきなよー」
「いや、何度も言うけど私達はそういうんじゃ」
「いいから! き、キスとかしたら後で教えてね?」
みたいな会話がありそうなもんだけど
修学旅行は大体二年のハズだ…
でもそんなの関係ねぇ
中学なら三年じゃないのか?俺のとこは三年の春だったが。
高校では二年で修学旅行だった。
ん〜
修学旅行じゃなくて、
臨海学校は中三じゃなかったっけ?
>>386 亀だがGJ。だが個人的には驚愕後もどたばたしてほしいんだぜ。
……にしても、丁度二週間前も400番台だった気が。
勢い凄すぎw
そんなのは都合良く三年って言い切ったもん勝ち
>>413 一時期に比べたら落ち着いてるけどね。
前は一週間に一つだってたから。
それに、最短は三日くらいだった覚えがあるし。
このくらいの進行が、SS落とすには丁度良くて好きだ
僕のフルネーム当てでもしないかい?くっくっくっ
>>418 キョンが名字で呼ぶくらいだし案外可愛らしい名前だったり。
名前がスルーされる人たち
「有希」「みくるさん」
「一樹」「涼子」「京子」他
名前で呼んでもらえる人たち
「ハルヒ」「九曜」
ミヨキチもだな。あれは渾名だけど。あとシャミセンも
422 :
wiki:2007/11/08(木) 11:47:13 ID:6F8WbCmV
>>195 半角だとそう表示されるみたいなので、全角に修正しました。
亀レスで失礼。
あと、長編が番号もなしにぶつ切りになっているとどこがどう繋がっているのかわかりにくいので、誰か親切な人ちょっとまとめてください。
俺が中学最後の年。全三年生諸君が待ち望んでいる最大お祭り行事――修学旅行がやってきた。
ウチの学校は二年だとか、細かいことにはこの際触れずにおこう。
その待ち望んでいる全生徒にはもちろん俺も例外なく含まれ
その日が近づくにつれ自然と周りも騒がしくなっていった。
現在の昼休みも修学旅行熱真っ只中である。
後ろの女子グループは修学旅行のプランを考えるためのお泊り計画を立てているし
俺の周りの男共は土産代をいくら持っていくかで競い合った後もつまらない話で盛り上がっている。
というわけで修学旅行を間近に控えた我が校の三年は
その後にそびえ立つ悪魔の如き定期テストの存在も忘れ完全に浮き足立っていた。結構なことじゃないか。
その後10分ほど話し込んだ男子生徒達は仲良くトイレへと旅立って行った。
「はぁ・・・やれやれ」
思えばこの頃から口癖となる兆候が出始めていたのか
溜息と共にお馴染みのフレーズを口にすると、俺の台詞を咎める奴が現れた。
「穏やかではないね」
佐々木だ。
佐々木は着席していた俺の横に来ると、いつもの口調で話し始めた。
「僕の経験を元に言わせてもらうと、この時期に君が溜息をつく理由は皆無なのだが。
もし君さえ良ければそんな僕に新たな経験をさせるべく、その理由を教えてもらいたいものだね」
「ほっとけ」
単なる不可抗力だ。と言いかけ、口を半開きにさせたところで俺は停止した。
その通りなのである。前述の通り、全生徒がこの修学旅行を楽しみにしておりその中には俺も含まれていた。
実際、先程周りで土産代トーナメントをやっている時までは万更でもなかったのだが・・・
つい今し方気分が急変したようだ。喩えようのないモヤがかかったような何とも言えない気分である。
はて?別に俺の体調が保健室のお世話になるほど変調したわけでも
修学旅行後の期末テストを想像したわけでも
4限の英語のテキストを忘れたことに気付いたわけでもないのだが。
「わからん」
そう正直に答えると佐々木は訝しげな表情を浮かべながら聞き返してきた。
「・・・それはどういうことだい?」
「わからんものはわからんのだから仕方ないだろ」
と、またもや素直に答えた俺に対して佐々木はつい見とれてしまいそうな極上の笑みで返してくれた。
嘘をつかなかったご褒美かな。
「相変わらず興味深いね、君は。自分が溜息をついている理由がわからないとは。いや、実に興味深い」
それは褒めてるのか、それとも貶してるんだろうか。
「褒めてるんだよ。まぁ、君のその吐息が修学旅行先まで運ばれないことを微力ながら願っているよ」
じゃあね、と言うと佐々木は後ろを向いて女子グループの塊の中へと入っていった。
そして再び一人となった俺は改めてこの溜息の原因を考えてみることにする。
別に大したことではないと思うのだが。
俺は眉間に指を当ててそれっぽく悩んでやる。
考え事をするときはこうしろと一休さんとやらが教えてくれたからな。
おかげで小学校時代は毎朝遅刻との戦いだったが。
「えぇ・・・と」
確か俺の周りで土産話が始まり――俺の6倍の額を持っていく奴が優勝をかっさらい
その話が終わった後で一人が
『俺は修学旅行で決める!』
とわけのわからんことを言い始めたんだ。
ここまでは間違いない。
「それから――」
そいつは佐々木を呼び出して話をすると言っていた。それだけだ。
「・・・・・・」
わからん。一向にわからん。
その時周りで囃し立てていた男共にはムカついた気もするがそれは溜息には関係ないだろう。
結局いくら考えても俺の頭の上で電球が点灯することはなかった。
まぁ多分・・・昨日あまり眠れなかったのが今になって響いてきたに違いない。そういうことにしておこう。
俺は溜息の理由を寝不足と断定すると、4限の準備に入るべく机の中から英語の教材を取り出そうとして
忘れたことに気が付いた。
「やれやれ」 終
GJ!!
GJ!
いいよ
これが噂のキョンデレってやつか……ゴクリ
佐々木が断ったのを聞いてからキョンの修学旅行がやっと始まるわけですね
>>425 佐々木「私は修学旅行で決める!」
女子1「佐々木さん頑張って!」
女子2「応援してるから!!」
女子3「邪魔な男子はあたしたちに任せて!」
>>379 なんだこれwwww
しかも注文できない
『お茶を飲んでいって下さい。おいしいお菓子もあります』有希
雪女の有希は茶店を開きましたが、誰も来てくれません。
そうでしょう。雪女の店なんか恐ろしくて。
「お、茶店があるぞ。あそこで休んでいこう」
「馬鹿、あれは雪女がやっているんだぞ。
氷づけにされて魂を抜かれるぞ」
「くわばら、くわばら」
そのため、有希の店に来るのは親友の青眉:涼子と、キョンと呼ばれる変な人間だけでした。
キョン君が来た時だけは、有希の無表情な顔も、僅かに綻ぶのでした。
「おいしい?」
「ああ、うまいぞ。帰りも寄ってくからよろしく」
「待ってます。あなた」
ところで、キョン君には幼馴染みの恋人がおり、いつも仲良くしていました。
「キョン、君との結婚はいつにしようか。
僕は早い方が良いな。何なら明日でも、」
「お前は美人だから、金持ちの男を狙えるぞ。
俺なんかと結婚すれば、一生貧乏暮らしだ。
もっと将来のことをじっくり考えろ」
「君はあの雪女がそんなに良いのかね?
一体あの雪女と何回寝たのかね?え?僕とは一度も寝てくれないのに」
「有希と俺はそんな関係じゃない。
それに、お前は体を安売りするな」
「お為ごかしは、もう結構だよ」
(金持ち、金持ちって。
君が気に入られている鶴屋のお嬢さんみたいな、感じの良い金持ちは例外的なんだよ。全く)
そんなキョン君と恋人のやり取りを、有希はいつも、いつも見ていました。
透き通ったダイヤモンドの瞳で、遠くから寂しそうに。
「有希、元気出して。わたしに良い策があるから」
「何?」
「わたしがキョン君達を苛めるから、
あなたはわたしを殴って追い払えば良いのよ。
そうすれば、あなたはキョン君の恩人として感謝され、結婚してくれるのよ」
「でも、そうすると、あなたは」
「キョン君と結婚したくない?」
「したい」
「じゃ、決まりだね。
キョン君とわたしは直接会ったことないし、バレないわよ、大丈夫」
次の日、涼子はキョンの村で傍若無人の振る舞いをしていました。
「青眉だ、青眉が現れたぞ。恐ろしや」
「何で乱暴するんだよ。俺達に悪い所があるなら謝るから、どうして欲しいか言ってくれよ」
(有希、早く来ないと、二、三人死んじゃうぞ
それにしても、キョン君やさしいな。有希が惚れるのもわかるわ)
「乱暴は止めなさい」
(よし、有希来た)
「あなた、誰?邪魔するの?」
「私は有希」
「人間と仲良くしたがっている可哀相な妖怪ね。これでも食らえ」ゴツン
(痛かった?有希。台本には無いけれど、それくらいはしないとね)
「お返し」
しばらく戦っていたが、ついに、涼子は有希のあまりの強さ?に逃げ出した。
男子A「好きです!付き合ってください!」
佐々木「だが断る」
男子A「ナニッ!」
佐々木「この僕の最も好きなことの一つは自分がキョンよりモテると思ってるやつにノーと言ってやる事だ」
436 :
泣いたユキ女:2007/11/08(木) 17:32:56 ID:4Y1M8xpP
「ありがとう、有希。俺達を助けてくれて」
「当たり前の事をしたまで」
「キョン騙されるな。それは仕込みだ、八百長だ」
涼子との八百長がバレたら、今までのことは全て水の泡。
しかし
『パシーン』
「お前は有希が俺達のために命を張ってくれたのがわからないのか?」
「だって、見え見えの八百長だもの」
「まだ言うのか、お前とは絶交だ」
「そんな。キョンの分からず屋ー」
キョンの恋人だった女の子は泣きながら走り出しました。
「あのー、有希さん。ありがとうございます」
「我々はあなたのことを誤解していました」
「お礼に、我々ができることがあれば何でもします」
「キョン君と結婚したい」
「有希、俺なんかで良いのですか?」
「良い」
「それじゃ、今度の吉日に二人のための盛大な結婚式を挙げよう」
「異議無し」
(涼子ちゃん。キョン君が私をお嫁さんにしてくれるって。
大成功だよ、ありがとう)
有希は足取り軽く、自分の家に帰りました。涼子に会ってお礼を言うために。
家に帰ると、涼子はいなく、代わりに、妖怪しか読めない字で手紙が書かれていました。
『わたしはこれで有希とはお別れです。
永い旅に出ます。
有希が、キョン君とわたしの間を行ったり来たりすれば、キョン君も怪しむでしょう。
だから、わたし達はもう会わない方が良いでしょう。
離れても、有希のことは、遠くから見守っています。
キョン君といつまでも、お幸せに。
あなたの親友:涼子』
「涼子ちゃん。ありがとう。そして、ごめんなさい。痛かったでしょうに。
私は幸せになるよ。きっと
これは涙?まるで人間のように」
有希がダイヤモンドの瞳から流した涙は本物の大粒ダイヤになりました。
そのダイヤモンドを売って、キョン君と有希は一生楽に暮らしました。とさ
めでたし、めでたし
「そんなに君はあの雪女が良いのかい?え?
僕は3Pなんかしないよ。
君は僕とはただの遊びだったのだね。
よくわかったよ。フン」
(終わり)
でも本音は
佐々木「私は修学旅行で決める!」
女子1「佐々木さん頑張って!」(あなたがキョンで妥協するなら、●●君は私にも希望が)
女子2「応援してるから!!」(だけどなーんでキョン? もっと良い人いるじゃん)
女子3「邪魔な男子はあたしたちに任せて!」(って言っておけば、佐々木さん狙いの男子、一人くらい釣れるかなあ)
キョンは実際は古泉に少し劣るくらいの、かなりのイケメンだと思うが、どうなのかな?
俺のイメージでは菊地秀行の『妖神グルメ』の主人公内原富手夫みたいに元は良いけど表情のせいでそれに気付かれない感じだな。
だから時たま見せる真面目な表情で一気にフラグが立つとか。(勿論その後折る)
>>439 それをすると、最後の最後に、
「ハルヒ、お前のフラグなぞいらん、心臓をよこせ。
俺はそれを料理するためにここまで来たのだ!」
とか叫びそうでイヤン。
敵味方入り乱れっぶり半端じゃないな>この15レスくらい
佐々木「キョン、フラグと言う物を知ってるかい?」
キョン「フラグ?特筆すべき意味合いを持つのは知らんな」
佐々木「因みに、君はそれを折り続けて来たんだ」
キョン「折り続けて?ますますわからん」
佐々木「まぁ、見えないものだからね。でも、折られた側はストレスは溜まるんだよ」キョン「そうなのか、それはスマンな」
佐々木「だから、たまには僕も折ってみるよ」
佐々木「君のその息子も一緒にね」
あああああああああああああああああああああ
凄く……痛いです……
>>444 キョン「息子?俺に隠し子なんかいないぞ」
佐々木「そうくると思ったよ。息子と言っても別の意味なんだが。くつくつ」
キョン(別の意味の息子を旗に見立てて、それを折るということは)「・・・・・わかった。ありがとう佐々木。お願いするよ」
佐々木「は?」
キョン「何って、セ〇ク〇してくれるんだろ」
佐々木「え?///それは違うんだが、合っていることにしておこう」
>>434 「泣いた赤鬼」だね。
俺も先日谷川流スレでそれを言ったら
それは既出の妄想 って一蹴されたんだぜ。
●語る。
小説では、彼は鈍感男とされていますが、実態は違います。以下が正しい彼の遍歴です。
彼は顔だけは良いですから。それから、料理と子育ても。
佐々木:中学時代は毎日のように禁則事項する。妊娠させられて、母の実家で子供を産む
朝倉:入学数日で彼の毒牙に。朝比奈さんが現れてからは、してくれなくなり、激怒して彼を殺そうとする
朝比奈:出会って数日で彼の毒牙に、9、10月に未来に帰り、彼の子供を産む
ハルヒ:閉鎖空間以降やりまくる。高2進学時に妊娠に気付く
長門:朝倉襲撃事件の夜に彼と二度目の禁則事項を。陰謀では朝比奈さんと3Pも
彼の子供を産んで、久しぶりに子供を連れて彼に会いに西宮に来た佐々木さんが、ダンナの浮気相手の涼宮さんと会うのが分裂の真実なんですよ。
注:この話は今年の4月始めに聞きました。
>>447 長門と朝倉の関係は長門スレが詳しい。
赤鬼やそれ以外の派閥も多く、その手のSSも数多くある。
一度聞いてみたらいいと思う。
450 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/08(木) 20:39:00 ID:74tzJh71
定期あげ
結局俺は佐々木やハルヒと同じ大学を受験したが見事に滑り、仕方がないので地元の二流大学に進学した。
奴らと俺の学力の差があり過ぎるのは解ってはいたがな。
ハルヒには受からないと死刑やら言われたが、俺の落ち込んでいる姿をみて最後は渋々許してくれたと思う。
長門や周防は最後の情報爆発後行方不明になり、古泉と橘はなんの因縁かは俺にも解らないが付き合っているみたいだ。
お互いに意識しあっていたのだろうよ。この前会った時。
確か…橘のお腹が大きくなっていたのは気のせいだろう。いや絶対気のせいさ
少し話が脱線したみたいだ。俺が受けた大学に一緒に行くのは谷口やクラスの数人、だから淋しいとは思わないが…
春、入学式、そして柔らかな日差し…新入生には希望の光。季節を感じさせる木の芽も膨らむ今日この頃。
俺は谷口と待ち合わせしている場所へと向かっていた。
前を見ると佐々木がいた。俺をみると100000スマイルで微笑みかける。
まで書いてみた。
乙
それが完成したら投下してくれ。
分けるのならキリの良い所でな。
ハルヒがレベルの高い大学へ行き、キョンが低い大学へ行くって言うのは佐々木SSの定石だな
ハルヒか佐々木の力を借りない限りキョンがこの二人と同じ大学へ行くことはないだろうからな
つまり
三年時にハルヒと勉強→ハルヒEND:ハルヒと大学生活へ
三年時に佐々木と勉強→佐々木END:佐々木と大学生活へ
高卒OR谷口とナンパ→?END:夢が広がりんぐ
いずれにしろ今この時期にフラグをとったものが勝つという事だな、驚愕では激戦区になりそうだ
>>451続きをどうぞ!
454 :
独占欲:2007/11/08(木) 21:48:56 ID:KLHRcfpU
「キョンくん!」
「ん〜、なんだ?」
くっ、それでこそ僕のキョンだ。
僕の力を込めた呼びかけにも冷ややかに応じる。それでこそキョンだ。
君はその一言にどれだけの思いを込めたのだろうか。僕は全身全霊の気持ちと思いを込めたのに、
僕のその扱いは妹さん以下とでも言うつもりなのかい?
君はいつだってそうだ。僕が髪型を変えに初めて美容院に足を運んだ次の日も、初めてリップを
した時も、初めて机を並べてお弁当を食べた時も、君の微笑みはいつもと同じだった。
その微笑みに喜び、涙をした女子の数を君は知っているか?
僕はその一人であり、代表者と行っても差し支えはない。
君ってやつは、君ってやつは・・・・・・。
「夕方から雨らしいけどキョン、君はどうする?」
「そうだな、家に帰って傘でも持って行くか。お前も一緒に入るか?」
君ってやつは、君ってやつは・・・・・・。
修学旅行2日目午後8時。俺は今ロビーに向かっている――
昼間は一日中遊びまくり及第点を上回る夕食も食べ終わって、さぁ部屋に戻ろうとしたところで
俺は名前すら言えるか危ういクラスの女子に呼び止められ、伝言を受けた。
――8時にロビーに来るように。絶対ね!
言われるがままに俺は1階のロビーへと足を運んでいた。
幸い男子は俺一人のようで他の連中は風呂に入ったり部屋で遊んだりしているのだろう。
誰一人としていなかった。
まぁ、ロビーに来る用事なんて誰かに呼び出されでもしない限りそうそうないしな。
そんなことを考えながら歩いていると、俺はロビーの柱に寄り掛かっている見知った顔を見つけた。
それとほぼ同時に――
佐々木もこちらに気付いた。
「や、やぁキョン。久しぶりだね」
佐々木は三年ぶりに再会した旧友に話し掛けるような口調でやってきた。
「いや、まぁ昼に顔合わせたばかりだけどな」
「そういえばそうだったかな。ははっ」
何やら佐々木の様子がおかしい。いや、ぎこちないと言った方が正しいか。
どうかしたのか?と俺が尋ねると、
「い、いや。至って平常だよ。間違いなく」
「・・・そうか。ならいいんだが」
見るに佐々木はさっきからちらちらと後ろを気にしているようだ。
そちらの方をよく見ると別の柱の裏に女子が何人かいた。そこを見ているらしい。
その隠れきれていない集団の中には、先程俺を呼び出した女子もいる。どうやら全員がクラスの女子らしい。
そいつらは佐々木に向かって拳を前に押し出すようなジェスチャーを続けている。
俺がその意味を考えようとしていると、目の前の佐々木が再び俯き加減に話し掛けてきた。
「キョンは・・・元気かい?」
「え?あ、まぁ多少疲れてはいるがな」
「そ、それは仕方ないことだ。この修学旅行プランは少々予定を詰め込みすぎだからね」
「楽しいからいいけどな」
「確かに。非常に趣深いものがある」
微妙に会話が成立していない気がするのは気のせいか?
ちなみに佐々木の顔はよく見えないが真っ赤なんだろう。耳を見ればわかる。
「なぁ、佐々――」
「時にキョン!」
「え?あ・・・はい」
「君は明日の午前中ひ、暇かね?」
「午前・・・って自由行動の時のことか?」
「そう!それだ」
佐々木は首を細かく何度も上下に振っている。そんなに振る必要もないと思うんだが。
かと思うと、急に大きく息を吸い込み意を決したように口を開いた。
「キョン!君がもし、明日私と共に歩ける時間的猶予があるのであれば。あるのならば・・・その・・・・・」
そこで佐々木はしばらく停止すると
「し、少々時間をくれないか?手間をかけさせて申し訳ない」
そう言うと、後ろの女子集団の元へと走っていった。
なるほど。
そこまできてようやく俺も理解した。
奥で佐々木の背中を押している女子。それを頑なに拒んでいる佐々木。
さすがの俺もそこまでやられたら気付きます、女生徒のみなさん。
どうやら佐々木は罰ゲームをやらされているらしい。
恐らく何かのゲームで佐々木は負けたのだろう。
まぁ、佐々木ほどの奴が負けたゲームというのも気になるがそれは今関係ない。
そしてその罰としてクラスの男子の一人を誘う、そんなところか。
で、その男子を誰にするかとなったところで
クラスの中でいえばかなり佐々木と仲がいい部類に入る俺に白羽の矢が立ったわけだ。
佐々木が終始俯いているのも後ろめたさがそうさせているんだろう。そんなに気に病むことないぞ。
とまぁ、種を明かせばこんなところか。
・・・ちぇ。
俺はなぜか舌打ちをしていた。気付かない方が良かったかな。
そうこうしてる内に佐々木がおずおずと戻ってきた。
罰ゲームでもこんな佐々木が見られるなら悪くはないな。
俺は目の前の佐々木が話し出すのを待った。罰ゲームだな、と言わないのは俺の優しさだ。
数秒後佐々木は重い口を開いた。
「・・・あ〜それでだ。明日、君には自由行動中の予定がないとの話だったが」
「そうだな。確かに暇だ」
佐々木はそこでまた詰まる。人を騙すのは気が引けるのだろう。気持ちはわかる。
俺はしばらく考え・・・ある決意をした。
我慢ならん。
罪悪感に苛まれる佐々木をこれ以上見ているのは忍びなかった。泥は俺がかからねばなるまい。俺も男だ。
「あ〜〜〜〜。佐々木?」
急に名前を呼ばれた佐々木は一瞬びくっとして顔をあげた。
その顔はハムスターが見上げているようにとても愛らしいものだった。
一瞬我を失いそうになる。危ない。
「な、なんだい?」
ぎこちない笑みを浮かべながら佐々木は返答してきた。
「明日なんだがな。」
わかってても照れるな、これは。くそっ。
「その・・・明日〜、佐々木が暇なら一緒に土産買いに行ってくれねえか?」
「・・・!?」
佐々木は自分が言うはずの言葉を盗られ驚いているのだろう。
口を開けたまま固まっていた。
俺は手をぱたぱた振り、顔は横を向けたまま
「いや〜、ほら。俺、妹にも土産買わないといけないだろ?
ただ女物はよくわからんから何を選んだらいいかわからなくてさ。
それで、佐々木さえ良ければ一緒に選んでもらおうかと思って。も、もちろん無理にとは言わんぞ」
コラ、俺。何どもってやがる。余計恥ずかしいじゃねえか。
すると佐々木は即座にぷるぷると猫が水浴びをした後のように首を振り、
「い、いいさ。妹さんのお土産は私が選んであげよう」
と言ってくれた。その時の佐々木の笑顔だけで騙された振りをした甲斐はあったな、うん。
これが罰ゲームじゃなければどんなにうれしいんだろうね、と意味のない妄想をしてみる。
その奥では女子集団が何やらキャーキャー騒いでいた。
恐らく俺を騙せおうせたと思って喜んでいるのだろう。
あいにくと俺はそんな馬鹿でも単細胞でもないんでな。
ただ――
佐々木のつらそうな顔をこれ以上見ていられなくなったからな。
その後のことはよく覚えてないが主に今日の話をしたように思う。
そして待ち合わせの時間を決め、解散した・・・気がする。
その間の佐々木は終始笑顔だった。いつも通り――いや、いつもより明るい笑顔を俺に見せてくれた。
佐々木と、佐々木の頭を撫でながら一緒に帰る女子集団を見ながら俺は呟いていた。
「やれやれ」
どうやら今日は眠れそうにないね。
長編乙
これで終わりです
初めは佐々木に振られる男を書く予定だったんですが・・・無駄に長くなって申し訳ない
今度はもっと簡潔にします
これだけやっても気付かないとか
どんだけ自分を卑下してるんだ
ド天然なのかそれともトラウマでも抱えてるか
どっちにしても羨ましーぞ!
従妹の事件っていつの話なんだべな?
>>454 うまいね。こういうメタ的に示されるクールデレを短文で示せるセンスがいい。
>>462 初々しすぎる、汚れた俺には眩しすぎる!
無理をしていながらも平静を装う佐々木は、本当に可愛いな
そうそう忘れてた
作者さん乙!
__.. -―─ 、__
/` 三ミー ヘ、_
ゝ' ;; ,, , ,, ミミ , il ゙Z,
_〉,.. ////, ,彡ffッィ彡从j彡
〉,ィiiif , ,, 'ノ川jノ川; :.`フ公)了
\.:.:.:i=珍/二''=く、 !ノ一ヾ゙;.;.;) 何、もっと簡潔にだって?
く:.:.:.:lムjイ rfモテ〉゙} ijィtケ 1イ'´
〕:.:.|,Y!:!、 ニ '、 ; |`ニ イj' 逆に考えるんだ
{:.:.:j {: :} ` 、_{__} /ノ
〉イ 、゙! ,ィ__三ー、 j′ 「長い分よりオチが楽しみになるから問題ないや」
,{ \ ミ \ ゝ' ェェ' `' /
-‐' \ \ ヽ\ 彡 イ-、 と考えるんだ
\ \.ヽゝ‐‐‐升 ト、 ヽ、__
\ ヽ- 、.// j!:.} ` ー 、
ヽ\ 厶_r__ハ/!:.{
´ / ! ヽ
恥ずかしがってる佐々木可愛いな
469 :
454:2007/11/08(木) 22:19:16 ID:iLt7GQjz
>>465 私のイメージでは、佐々木は「微笑みのペルソナ」を被った寂しがり屋のクールデレなんだけど、
うまく表現できただろうか?
従妹を好きだったならキョンはロリコンだな
471 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/08(木) 22:21:04 ID:74tzJh71
定期あげ
フラクラフラグじゃないですか!!
>>462 GJ
>>463 原作では、憂鬱での長門、みくるの『告白』の時は少し期待していた雰囲気っぽい。
特にみくるは明らかに(もしかして俺のこと好き?)と思わせぶりな態度で「キョン君とはお友達以上になれません」だからなー
朝倉の時は反対に(今度は何だ、一見愛の告白だけど違うだろ)という感じだった。
ということで、女の子が自分に恋している雰囲気を読めなくなった。
つまり、読み間違いばっかりしていたから、自分のカンを信じれなくなったのだね。
実はみくるも長門も(もしかしたら朝倉も)キョンに恋しているから(原作を素直に読むとそう)、キョンが愛の告白を期待したのは眼鏡違いでは無い。
中学時代の佐々木さんやそれ以外でも、同じようにキョン眼鏡を信じれなくなる出来事があったかもしれない。
フラフラフラグに見えたじゃないか
475 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/08(木) 22:55:23 ID:74tzJh71
定期あげ
>>407 今更だけど
まさか某熱血魔砲少女の兄の鬼神が活躍するOVAの話か?
477 :
1/2:2007/11/08(木) 23:21:26 ID:HNw8Sjnv
何か変な電波受信して書いてスレみたら名作が来ててなんかもうまいっちんぐ。
でも落とす。
佐々木さん、映画「大怪獣キョジラ FINAL FLAG」の巻
超大国が繰り返す核実験は、日本海の海底深く眠る一匹の生物に、とてつもない突然変異を与えた。
どんなフラグもはじき返す強靭な生命力。口から吐く放射能フラクラは、ありとあらゆるフラグを死滅させる。
最強の生物、無敵のフラグクラッシャー。キングオブフラグクラッシャー、略してキョジラと、それは呼ばれた。
「……略称が不適切」「長門さんは黙ってて」
『大怪獣キョジラ』
人の愚かなる行為で目覚めてしまったキョジラは、すぐに自衛隊の偵察網に見つかるも、
偵察に出た阪中スコードロンを軽く一蹴し、悠々と本土を目指す。
「私の出番これだけなのねー」
慌てて編成された名無しクラスメート迎撃部隊も放射能フラクラの一撃で破壊し、
これにより自衛隊は、通常勢力での迎撃を断念。
志願ヒロインによる特務機関、H(ヒロイン)フォース部隊の超兵器による迎撃を試みる。
精神的にキョジラと感応可能な超能力少女ミヨキチの助力で、キョジラに巨乳属性があることを
つきとめたHフォースは、
メーサーみくる戦車、自走高射メーサーみくる砲、メーサーみくる戦闘機など、超兵器の集中運用を行う。
これらの巨乳兵器は高い効果を挙げ、一時キョジラを追い詰めるが、最後は放射能フラクラに火力負けし、
キョジラの上陸を許してしまう。
「うう、キョンくんひどいですー」
時を同じくして、キョジラに呼応するように各地で怪獣が目覚め始める。
沖縄の守護聖獣キングめがっサー「めがっさー!」「ノリノリですね鶴屋さん」
公害のヘドロからうまれた江ドラ「ちょっと有希ちゃん、この配役は何かしら」「……私のせいじゃない」
すぐ蹴られてボール代わりにされるきょこギラス「この説明には抗議するのです!」
音速で飛び回る大怪鳥ハルドン「ちょっと、アタシはせめてメカゴジラでしょう!」「はいはい黙って黙って」
キョジラの細胞とバカ……バラの細胞から生まれたいもランテ「キョンくん衣装がからまったー」「はいはい」
あとでっかいエビとかカマキリとかクモとかマンダとかバラゴンとかマグロくってる奴とかえーとなんだっけ。
「ZEZEZE全部端役は俺かよ!」「谷口、ファスナー上げるから動かないで」
だが、これらの怪獣の多くは、妖星ポンジーからやってきたポンジー星人が操っていたのだった。
キョジラに襲い掛かる怪獣軍団。
だがキングめがっサーを「似合いますよ」アタックで打ち破り、
テーマソングまである(ググってみよう)江ドラの腹ぐ……ヘドロ攻撃に苦しみつつも、
放射能フラクラで焼き尽くしキョジラの勝利。勝利の「シェー」のポーズまで取る始末である。
相変わらず蹴飛ばされて文字通り一蹴されるきょこギラス、
所詮はツンデレなのでキョジラには勝てないハルドン、
あと沢口靖子が年取ったので大して魅力のないいもランテ等、
次々に怪獣は撃破されていく。やはりキョジラに敵う怪獣はいないのか。悠々と首都をめざすキョジラ。
一方その頃、Hフォースは、ポンジー星人の狙いが地球人との友好などではなく、
怪獣を全て倒すことで地球人類に実力を見せつけ、地球人を奴隷化させることだと気づき、
ミュータント●を筆頭にポンジー星人の宇宙船に乗り込む、そこでマトリックスっぽい
安っぽい格闘シーンがあったりなかったりするが、ミュータントの中でも希少種である、
「ノンケでもくっちまうんだぜ」カイザーである●の活躍により、ポンジー星人は撃退される。
「ちょっと待て、もう出番は終わったんだよな。何故そこでジッパーを下ろす!」「やらな(ry」
478 :
2/2:2007/11/08(木) 23:22:28 ID:HNw8Sjnv
だがポンジー星人の操っていた宇宙怪獣あさガンがなおキョジラの前に立ちふさがり、さらには彼らが呼び寄せた、
謎の隕石が迫り来る。
両手がアサルトナイフ型の改造あさガンがキョジラに肉薄したその時、
南の島から双子の小人ミヨキチ&妹(一人二役)の祈りを受け、巨大な蛾の怪獣、ゆきラが立ちふさがる。
「私有機体の特撮感はよくわからないんだけど、やっぱりマグロ食ってる奴はダメなんだって」
「……いちいちツメがあまい」
本当にツメが甘いガイガンは、ゆきラを追い詰めるものの、自らの武器を刺してしまい、その隙をつかれ
ゆきラと相打ちになる。
その時、隕石の中から現れたのは、最強の黄金竜キングくよラであった。
首A「−−ユニーク、×3?」
首B「有希ちゃん、重ねがさねこの配役は何かしら、ねえ?」(一人二役)
首C「……宇宙人が不足している。私のせいじゃない」(一人二役)
三つの首から吐く重力光線と、情報統合思念体の端末を麻痺させる能力でキョジラを苦しめる黄金竜であったが、
首Bと首Cがそのせいで麻痺してしまっているところをつかれ、最後には敗北する。
首A「−−な、ぜー」
首C「……うかつ」
とうとう首都に肉薄するキョジラ。ポンジー星人は退けたものの、人類はキョジラの前にフラグをへし折られてしまうのか。
未曾有の危機に、終にHフォース長官涼宮大佐(一人二役)は、対キョジラ用の最終兵器、メカ神人に乗り込み、
キョジラを迎え撃つ。これは第二期の平成Gシリーズでミレニアムシリーズじゃねえぞとか、
何時の間に対キョジラ用兵器なんざ作ってるんだとか、そーゆーところにこだわってはいけない。
普段からさりげにストーキングしていたおかげで、キョジラの能力と弱点を把握していたメカ神人はキョジラを圧倒するが、
最後の最後に、満身創痍のキョジラの繰り出した「実はポニテ萌えなんだ」逆襲を食らい、あと一歩のところで敗北する。
もはや人類に希望はないのか、全てのフラグはへし折られ、ブライダル産業の衰退が始まるのか。
その頃、在野の科学者佐々沢(片目眼帯)は、自分の発明した恐るべき兵器について一つの決断を下していた。
「どんな生物であろうと、酸素なしでは生きていけない。このフラグクラッシュ・デストロイヤーは、
フラグがクラッシュした反応を触媒として、周囲の酸素を破壊する恐るべき兵器なんだ」
「すごいのです佐々木……沢さん。どういう理屈かサッパリわかりませんが、
これがあればキョジラもいちころなのです」(一人二役)
「僕はこれを使うのをためらっていた。これが国の手に渡れば、おそるべき兵器となる。
それこそキョジラ以上のね。でも、これまで散っていった多くのヒロインの姿を見て、考えを変えたんだ。
これで、キョジラを眠りにつかせよう」
「さすがなのです、佐々木……沢さん!」
やがて、東京湾をわたりきり、上陸寸前のキョジラの前に、一艘の小船が姿を見せる。
「さあ、もう終わりにしよう、キョン。僕は君にとって何なんだい」
その瞬間、フラグが折れ、同時にフラグクラッシュ・デストロイヤーが発動する。
海中の酸素が一瞬にして崩壊していく。
魚が、海草が、あらゆる生命が苦しみもがき消えてゆくそしてキョジラもまた。
「さ、佐々木……沢さんがいないのです。まさかあの船に!」
「さあキョン、一緒にこの海で眠ろうじゃないか……」
崩壊するキョジラの姿を確認しつつ、みずからもフラ(ry)の影響で倒れる佐々沢。
彼女はフラ(ry)を兵器に転用させないため、自らもキョジラと共に命を絶ったのだった。
こうして、数多くの犠牲を出しながらも、キョジラは眠りについた。
人類は救われたのだ。だが、
「あれが最後のキョジラとは思えない、われわれヒロインがフラグを立てる限り、
第二、第三のキョジラがいつまた現れないとも限らないのだ……」
『大怪獣キョジラ』 完
佐々木「……という我が高とそちらの高校合同の自主制作映画作成を持ちかけられたのだが、
正直どうしたものかねキョン」
キョン「地球が滅亡してほしくなかったら、頼むから何としてでも断れ佐々木。断ってくれ」
おしまい
このスレすごすぎwww
わらかしてもらったぜ!GJ!
ほんと最近すごいよなw
>>478 ギャグの才能あっていいなw
なんかもう誰が誰やらわからんとかツッコミどころ満載だが面白いからぉk
483 :
境界線:2007/11/09(金) 00:47:07 ID:G4mNvtc/
俺は今、喫茶店で佐々木と話している
まあ、そこに至るまでの経緯は割愛させてもらおう。
ふいに佐々木がこんなことを言ってきた
「ねえキョン、友達と恋人の違いとはなんだと思う?」
なんだいきなり
「そうだな、恋人相手にじゃなきゃしないこととかあるから、それだろ」
「それは例えばどんなことかな?」
ニヤニヤしやがって、古泉かお前は
「それを俺に言わせてどうする」
「くつくつ、冗談だよキョン、
でも所謂『身体だけの関係』というのもあるじゃないか」
なるほど、セフレってやつか
「さっきはつっこんだのに今度は随分あっさり言ってくれるじゃないか」
お互い様だ、気にすんな
「そうなるとなんだろうな、意識してるかどうか、とかか?」
「それは告白という儀式を済ませていなくても、互いに意識していれば恋人ということか?」
「暗黙の了解ってか?難しい問題だな」
というところで、
「ではここで1つ質問していいかな?」
などと言ってきた、なんだ急に改まって
「君と僕の関係はなんだろう?」親友だろ?それがどうした?
「…はあ、やはりこんな前フリじゃ無意味なようだね、いやいいんだ、この話は忘れてくれ」
佐々木はまたダメだったかというような顔で溜め息をついた
なんなんだ一体…
初書きです
スレの勢いに乗って投下してみたが全然ダメだ
携帯からだから読みにくかったらごめんなさい
オーソドックスなフラクラで中々味があって
いいんじゃあないかと思います
携帯とはとても思いませんでした
とても読みやすかったですよ
某編集長シリーズでも言ってたけど
何も無い所から生み出すのは大変だから
実体験を上手く脚色してみては如何でしょう
次回作待ってます
「まさか自分でも驚きだよ。自分がここまで執着心が強い人間だったなんて」
その人間が観測するからこそ、世界がある。という考え方を、以前本で読んだことがある。高校時代にそれをいやというほど体験したわけだが。
世界は、涼宮ハルヒという人間を中心に作られていた。いや、彼女が作ったのかもしれない。
つまり、彼女の眼の届く世界が、すべて真に意味のあるものであり、それ以外はその土台、もしくはおまけにすぎないのだ。
なぜならそれは、彼女の願望によって簡単に作りかえられてしまうから。
彼女は、『神』なのだから。
佐々木の世界
「珍しくぼーっとして、考え事?」
はっとなって見上げると、そこにいたのは大学に入ってから知り合った女子の友人だった。彼女は心配そうな笑顔で僕を見ている。
佐々木「ごめん、なんでもないよ。ちょっと思いだしていただけ」
「ふーん…何を?」
佐々木「大したことじゃないよ。高校時代にの友人のこととかね」
そうそれは、何も知らない人から見ればただの、ありきたりで、愉快な思い出。
しかし見方を変えればそれは、この世の歴史に刻まれた、重大な1ページ。何せ神が現れ、宇宙を巻き込み、時空を捻じ曲げ、巨大な組織を動かしたのだ。
ただのきまぐれによって。
「高校時代の友人に、面白い人でもいたの?」
佐々木「うん、あの頃は私はみんな本当に愉快ですごい人ばかりだったよ(僕もそのうちの一人だったんだけど)」
超能力者、宇宙人、未来人、神。そして―――彼。
彼はこの世で唯一、神に世界の外側へ出ることを許された存在だった。
ある意味、世界は彼を中心に回っていたのかもしれない。何せあの頃、神"達"は彼の気を引くことで必至だったからね。
佐々木「さて、今日の講義はもうこれで終わりだよね。私はこれで帰ることにするよ」
私は席を立ちあがり、机に広げられたノートや文房具を片づけ始めた。
「あれ?佐々木さんいいの?」
佐々木「え、何が?」
「今日のお昼の"アレ"。行かなくていいの?」
ああ、アレか。お昼に確か同じ学年の男性から告白された。放課後に返事をしてほしいと、待ち合わせをしているんだった。
佐々木「一応行くよ。相手に失礼だしね」
「一応、ね。そんな言い方するってことは、もう答えは決まってるってことかな」
ああ、そうだよ。告白された瞬間に、いや、される前からもう答えは決まっている。
「相手の人かわいそう。これで何人目だろう?」
佐々木「そういう言い方されると、まるで私が高慢ぶっているみたいじゃない。でも、いい加減彼らもあきらめてくれればいいのに」
「またまた贅沢な悩みですなー。でも、そうやって断ってるから、あんたを落とせた人はきっと英雄扱いされるのよ。難攻不落の佐々木さん」
やれやれ、僕はゲーム扱いなのかい?まぁ恋はゲームだとは、誰かが言っていたような気もするけど。
佐々木「さすがに、そういった考え方をする人とは付き合えないわ。それに、きっと長続きしない」
「おーおーこれは何ともガードが固い。鉄壁の佐々木バリアはATフィールド並ね」
AT?ああ、そういえば最近みた映画でそんな言葉が出てきたね。たしかあれは劇中で心の壁、とか言われていたけど、的確だね。
「…もしかして、佐々木さんって、あっちの気があったり?」
あっち?
「いや、いいの!忘れて!それじゃ、がんばってね」
…まぁいいや。しかし、何を頑張ればいいのだろうか。
彼女は僕のことをどう思っているのだろうか?内心、僕のことを妬ましく思っているのではないか?
そんな風に人を疑い始めたのはいつからだろう。高校?中学?いや、これが僕の生まれ持った性質なんだろうね。
そんな僕が唯一、何の疑いものなく付き合うことができたのは、きっと彼だけだろう。
僕は彼を信じていた、彼も僕のことを信じてくれていた。だから、本音で付き合えた。だから、彼のそばにずっといたかった。
キョン、君は今何をしているんだい?
「ただ今戻ったのです!」
玄関から、元気のいい声が聞こえた。橘さんが帰ってきたみたいだな、もうそんな時間か。時計を見ると九時を指していた。
橘「佐々木さんただいま…ってうわ!佐々木さんまたこんなにいっぱい飲んじゃって…」
佐々木「僕はもう数月前に二十歳になったよ、別に咎められるいわれはないさ。ね、九曜さん」
九曜「―――――」
九曜さんは部屋の壁に寄りかかって携帯ゲームに夢中になっているようだ。反応はないけどきっと聞いているんだろう、それが彼女のスタイルだ。
僕は、コップに注がれた四杯目の焼酎を一気に飲み干した。
橘「でも、佐々木さんは二十歳になる前から飲んでるでしょ!そんなに飲むとアル中になっちゃいますよ!」
そうだね、僕もそれは心配だよ。といいながら、僕はコップに五杯目をついでいた。
橘「わかってないです!んんっ!もう!」
はは、橘さんは元気だな。…いけない、結構酔いがまわってきてるみたいだ。
僕は、大学に入ってから飲酒をたしなむようになった。もともと、高校時代は"そういう"ことに興味がなかったのだが、飲み会などをきっかけにはまってしまったのだ。
とくに、誰かから告白された日は、飲まずにはいられない。
ふふ、立派なアル中じゃないか。
橘「佐々木さん、何か食べますか?おつまみ買ってきましたけど」
佐々木「うん、もらうよ」
なんだかんだいって、橘さんも分かってるんだろうね、でもその優しさに甘えるべきではない。
今僕たち三人は、このマンションで共棲している。僕はここから大学へ行き、橘さんは仕事へ行く、九曜さんは…何もしてないけど、たまに色々助けてくれる。
高校卒業と同時に、僕と涼宮さんは力を失った。それに伴い超能力もなくなり、未来人は未来へ、宇宙人は、まだいるみたいだけど。
涼宮さんと長門さんは、同じ国立の名門大学へと進学していった。僕も、少し離れた国立の大学へと進学した。
橘さんは、未だ組織の仕事があるようで、いつもこの時間に帰ってくる。古泉君は、地方の大学へいったらしいけど。
そして彼は、とある地方の大学へと進学したらしい。聞いた話だと、親戚の家から通っているんだとか。
――――会いに行くには、少し遠いな。少なくとも、簡単に遊びに行ける距離じゃない。
橘「佐々木さん、チーカマでよかったですか?」
佐々木「ああ、ありがとう橘さん。九曜さんもこっちにおいでよ」
九曜「――…――」
九曜さんは、黙ってうなずき、ゲームを置いてこちらへよって来た。
九曜「――――」
佐々木「どうしたんだい?」
九曜さんが僕の手元を見つめていた。その視線を追って気づいた。
僕のコップはすでに、空になっていた。
両隣では、橘さんと九曜さんが寝息を立てている。僕はまだ眠らず、今日のことを考えていた。
大学ではまた、告白された。僕はそれをいつもどおり断る。きっと、僕のことを快く思っていない人は絶対にいるはずだ。
そしてまた、昼間の彼女に冷やかされる。家に帰る。勉強する。酒を飲むそして寝る。
これが僕の今の生活サイクル。
高校時代では想像もしなかったな。
僕はどうなってしまうのだろう。
僕はもう、一つの道しか見えなくなっていた。
それは彼とともいること。
もしも彼に会えなかったら、僕はどうすればいいのだろう。
諦められない。
恋は盲目。
自覚はある。
彼に会いたい。
結局、僕が最後に時計を確認したのは、すでに零時を回ったところだった。
佐々木「今日はなんだか調子が悪いの。頭もいたいし」
「まぁ、風邪かな?それともあの日?」
佐々木「わからないわ。多分風邪かもしれない」
理由はわかりきってる、二日酔いだ。昨日あれだけ飲んだのだ。二日酔いになってとうぜんだ。
「早退する?」
佐々木「そうなるかも」
多分早退することになるだろうな。昼までいて駄目そうなら早退しようか…。
「わかった、そしたら今度ノート写させてあげる」
佐々木「ありがと」
僕はなんて女なんだろう。男を振って、ヤケ酒を飲んで、二日酔いして友人に周りの人間に迷惑をかけてる。
僕は、もっと誠実な生き方をしていると思っていたが、いつの間にこんな風になっていたんだろう。
結局持たなかった。昼に九曜さんに迎えに来てもらい、一緒にマンションまで帰宅することになった。
九曜「―――大丈夫―――?」
佐々木「ありがとう、大丈夫だよ九曜さん」
大切な友人にまで心配させてしまった。本当に自分が嫌になる。
九曜「――お酒――控えたほうがいい―――」
佐々木「そう…だね、橘さんもいってたし…こんどから少しずつ減らしていくよ」
九曜「――だめ――今から―――」
佐々木「くっくっ、そうだね」
まったく、僕は駄目だな。どんどん自分を甘やかして――――
ブゥン
その時、ポケットの中に入れてあった携帯電話が震えた。誰だろう、この気分が悪いときに…。
――――着信:キョン――――
一瞬で酔いがさめたような気がした。彼からだ!!
佐々木「九曜さん、すまない」
僕はすぐに通話ボタンをおして、携帯を耳にあてた。
佐々木「…もしもし?」
「もしもし佐々木か?俺だ」
久しぶりに聞く彼の声に、僕の鼓動が早まるのを感じた。
佐々木「久しぶりだねキョン。君の方から電話するなんて珍しいじゃないか」
本当は怖かった、こちらから電話するのが。もしかしたら、キョンが向こうでもうすでに誰かと付き合っていたら――そう考えると怖くて連絡できなかった。
キョン「何してるかなと思ってさ。今大丈夫か?」
佐々木「ああ、大丈夫だよ。君は今何してるんだい?」
キョン「今食堂で飯くってるよ。連れと一緒にな」
連れ―――一瞬ドキッとした。その連れは男なのか…女なのか。
キョン「野郎ばっかでむさくるしいぜ、まったく」
電話の向こうから、「何言ってんだよ」というキョンの友人らしき声が漏れてきた。無意識に安心している自分がいるのがわかる。
佐々木「楽しくやっているようでなによりだよ」
キョン「ははは、みんななんだかんだで楽しくやってるみたいだぜ?この前ハルヒに電話したら、長門と一緒にSOS団を拡大する!とかいってたな」
ドクン―――涼宮さんの名前が出たとたん、また高鳴る鼓動。聞かなきゃ、あの事を。
佐々木「涼宮さんとは、よく連絡を取り合ってるのかい?」
キョン「いや、この間久しぶりに連絡したよ」
佐々木「そうか、それじゃあ今君の周りにはあまり女性の影がないようだね」
キョン「そうだな」
今、言うべきなのだろうか。今言わなければ、もうチャンスがないと思う。
キョン「それじゃ、そろそろ切るよ」九曜さんが僕の目を見つめている。それでいいのかと問いかけるように。
言わなきゃ、今。でないと、僕は!
佐々木「キョン好きだ!」
言ってしまった。ずっと前から、秘めていた思いをついに彼に打ち明けた。
キョン「…なんだって?」
佐々木「君のことが好きだって…言ったんだ」
沈黙の間。
キョン「…俺も、お前のことは大事に思ってる。お前ほどの親友はほかにいな「そうじゃない!そうじゃないんだ!君はどこまで鈍感なんだ!」
気づけば僕は涙を流して叫んでいた。向こうの携帯から僕の声が漏れているかもしれない。
佐々木「君の事が好きだ、ずっと前から!誰よりも愛している!」
キョン「佐々木……」
もう、鈍感なんて言い訳はさせない。僕は、このチャンスをものにする。
きっと、これが僕にあたえられた最後のチャンスだから。
キョン「……聞いてくれ佐々木」
彼の真剣な声が聞こえる。僕の気持ちは伝わったようだ。
キョン「俺は、今までお前のことを親友だと思っていた。きっと、ハルヒや、古泉や長門、朝比奈さんよりも」
駄目だったかな…いいんだ、駄目だったら素直にあきらめる。それだけの覚悟はあった。
キョン「正直、どう答えていいかわからないんだ。お前のことは大切に思ってる。だけど、この気持ちをどう解釈したらわからない」
佐々木「…」
キョン「だから、時間をくれないか?必ず答えは出す」
佐々木「うん…わかった…」
キョン「…それじゃ…」
佐々木「…うん…」
そして、電話は切れた。それと同時に、全身から力が抜けて、僕は地面に座り込んでしまった。僕は…僕はついに…。
佐々木「僕は…告白した…?」
九曜さんが、僕の前に立って、優しく抱きしめてくれた。
九曜「――がんばった―――ね――?」
佐々木「ぅう…うぁぁぁああああああ!!!」
僕は九曜さんの胸に抱きついて、そのまま、きっと今までこれほどはなかっただろうというほど、泣いた。
それから、ずっと悩んでいた。
もしかしたら、彼との関係を壊してしまったかもしれない。
もしも彼が断わっても、またもとの関係に戻れるとは限らない。
それに、涼宮さんも。
考え始めたら切りがない。
橘さんは、「きっと大丈夫なのです!」といってくれた。
九曜さんは、相変わらず何も言わなかったけど、彼女の応援する気持ちはとても伝わってきた。
ついに、このきまぐれな神の歴史に終止符を打つ。
僕は、その日お酒を飲まなかった。
あれから三日が過ぎた。彼からの連絡はまだ来てない。
「佐々木さん、風邪は治った?」
佐々木「ええ、今日は調子いいみたい。あ、ノートありがと」
「どういたしまして」
本当に助かった。あの日は午後の講義はまるまる出てなかったから。
でも、今はそんなことよりも。
「だめよ?体に気をつけないと。青い顔してたら、美人が台無しよ」
佐々木「ふふ、ありがとう。お世辞でもうれしいよ」
彼のことで頭がいっぱいで。
「じゃ、そろそろ帰ろっか。今日はこのあとのご予定は?」
佐々木「今日は何もないよ。だから、一緒に帰れる」
「そう、じゃあ行きましょ」
二人で広いキャンパスを、門へ向かって歩く。門の前の広場は、帰宅する学生達でにぎわっていた。
「どこか寄ってく?」
佐々木「そうだね、本屋に行きたいな、ちょうど欲しい参考書が―――」
そこで僕は言葉を切った。友人がどうしたの?と顔をのぞいてくる。僕は、門の所に立っている人と見つめあっていた。
佐々木「九曜さん?」
九曜さんは、僕のところまできて、こう告げた。
九曜「―――がんばって―――」
そして九曜さんが、門の方を指した。その先にいたのは―――
佐々木「―――キョン」
彼だった。
キョン「よう」
彼が僕のほうに挨拶しながら向かってくる。
キョン「駅についたらな、九曜と橘がいてな」
キョンの影から橘さんがひょこっとあらわれた。
橘「佐々木さん、つれてきましたよ!さぁ!」
佐々木「ああ…」
またも沈黙。見つめる友人達。そして周りの学生たちも気になっているのか、ちらちらとこちらに視線を送っている。
キョン「あのな、佐々木、俺は正直な気持ちをお前に話すよ」
ついに、きた…。
キョン「俺は、前にも言ったとおり、お前のことを一番の親友だと思ってた。だから、お前のことが大切だし、話していると落ち着く。って、これも前に言ったな」
佐々木「…うん」
キョン「でも、お前に告白されて、俺は考え直したよ。俺にとって佐々木は何なのかってな、そしてこう考えた」
キョンは一拍置いて、また語り始めた。
キョン「たまにな、何となくお前に会いたくなることがるんだ。急に、お前と話したいって思うんだ。俺は無意識のうちに、お前を求めていたのかもしれない」
佐々木「…」
キョン「だけどな、何時しか、俺はそれを独占したいと感じ始めていたんだ。俺以外の誰にも、お前を渡したくないって。そう思うようになった」
佐々木「…それじゃあ!!」
キョン「ああ、待たせて悪かった、今なら分かる。俺はお前が好きなんだ。きっと」
――――気づけば僕は、キョンに抱きしめられていた。
キョン「ごめんな…本当に…泣くほどさみしい思いさせて…今まで気づかなくて…」
キョンは泣いていた。
佐々木「キョン」
―――僕はキョンにキスをした。
キョン「!?…おま、みんな見て…「かまわないよ、みんなに見せつけてやろう、僕はキョンのものだってね」
友人が困っている。橘さんが「見世物じゃないです!!」と、人払いをしている。九曜さんが優しく微笑んでいる。僕たちは抱きしめあっている。
たった今、世界は僕と、キョンの二人を中心に回り始めた。
その日、僕の禁酒が大成功した瞬間でもあった。
なんか…つたない文章でスマン、眠い目こすって書いたから
一話のなんかはいってるタイトルは初期段階のものだから無視してください・・・
とりあえず佐々木視点で書いてみたかったんだ
>>491 乙!
( ;∀;)イイシダナー
今回のスレでフラクラされなかったのはじめてかもw
九曜さん密かにいい味だしてる。
(・∀・)イイヨイイヨー
ただ、セリフの前の名前は無いほうがいいね
みんな寝ろよw
>>491 乙!こういうのもいいかも
九曜に惚れたのは俺だけで無い筈ww
俺は元から九曜が好きだが、さらに好きになった
『人魚姫ハルヒ』谷口著
昔、昔、ある海にハルヒという美人の人魚がいました。
人魚姫ハルヒは時々、嵐を起こして船を沈め、人間達が溺れ死ぬ様を見て楽しんでいました。
まあ、人魚にとって人間など虫けらみたいなものですから。
ある日、ハルヒはいつものように嵐を起こしましたが、今度の船は沈みません。
何故なら、特別頑丈な船だったから。
「面白くないわねー。そうだわ」
頭の良いハルヒは、別の船をぶつけることを考え付きました。
「やったー、成功。人間が溺れるこの光景、いつ見ても楽しいわ」
その時、船から避難した一人の男がハルヒとぶつかりました。
「何するのよ、この変態」
「失礼。女の人がいましたか」
(この男、泳ぎがうまいから溺れそうにないな。よし、抱き付いて沈めてやれ)
ハルヒが抱き付いて沈めようとした直後、頸部を殴られハルヒは気絶してしまいました。
目を覚ますと、ハルヒと男は船の残骸と思われる板切れを掴んでいました。
「気がついたか。良かった。
溺れそうになっていたから、気絶させたけど許してくれ。」
男は小国の王子様で、名前をキョンといいました。
ハルヒはその時、人間のキョンに恋してしまいました。
半時後、眠ってしまった王子様をハルヒは浜まで連れて行きました。
その後、ハルヒは寝ても覚めても、王子様のことばかり、
とうとう、ハルヒは人間になる決心をつけました。
そのために、ハルヒは、みくるちゃんという友達の巨乳人魚を連れて、海の魔男の所に行きました。
「パソコン、じゃなくて、人間になる薬をやるのは簡単だが、君は何をくれるんだ」
「あのー、あたしは何でここにいるのでしゅか?」
「そう言うと思って、みくるちゃんを持ってきたわ
見なさい、この乳。あたしよりでかい、この生意気な乳を
この乳を揉み放題、パ○○リもしてくれるのよ。どう、良いでしょう」
「素晴らしい提案だが、良いのか?」
「あたしが許可するわよ」
「えーん、そんなの嫌でしゅ」
こうしてハルヒはみくるの乳と引き換えに人間になる薬をもらいました。
こうして人間になったハルヒは、王子様の所に行き、王子様と一緒に楽しく暮らすものと思われたが。
王子様にはすでに恋人がいました。隣の国の佐々木姫でした。
「涼宮さんと言ったか、彼女は妖怪だと思うんだが、ほぼ確実に」
「お前がそう言うんなら妖怪だろいが、そんなの関係ないだろ」
「君はそう言うと思ったよ。くつくつ
僕の体にも妖怪の血が流れているから、君がそう言ってくれるのはうれしいけれど。
彼女の邪悪さは属性では無く、性格にあるのだよ」
「ハルヒが邪悪だとは思えないが」
「君の前では猫をかぶっているからねー」
二人は間もなく結婚する予定でした。
ある月のきれいな晩、ハルヒが佐々木姫を暗殺する策を考えて眠れないでいると、
仲間の人魚が呼ぶ声が聞こえました。
「涼宮さん、大変なのね。
王子様が他の女の子と結婚すると、涼宮さんは泡になって消えてしまうのね
だから、このナイフで王子様を刺し殺して、人魚に戻るのね」
「刺すのは佐々木さんにするわ」
「無駄なのね。王子様には他にも恋する女の子がいるのね」
「あたしが負けるわけないじゃない」
次の日の朝
「あたしのお腹にはキョンの子供がいるのよ。だから佐々木さんは身を引いて」
「そんな嘘に騙されないわよ」
(え?佐々木さんの性格ならこの言葉が有効だと思ったのに。だったら実力行使よ)
ナイフを振りかざし、佐々木を殺そうとしたハルヒだったが、逆に佐々木にナイフを奪われ刺された。
そして
「涼宮さん。やっぱりお腹の中に誰もいないじゃないですか。
嘘ついたわね」
ハルヒの魂は静かに天に登って行きました。
めでたしめでたし
・・・・・・・・・
「これは酷いですね。僕の出番がないし」
「谷口。ちょっと何よ、これじゃあたしが終始、酷い女みたいじゃないのよ」
「落ち着け、ハルヒ」
「谷口君は帰ったよ」
「本物の涼宮さんはもっと酷いのです」
「僕はヤンデレか。でもキョンと結婚できるなら」
「やった。良い役なのね」
「あたしは、お話の中だけでも幸せになりたかったでしゅ」
「ヒロインは無口な女の子の方が良い」
「―――出番が―――無い―――」
「ポンG」
(終わり)
最後のセリフ自重ww
501 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/09(金) 06:27:18 ID:tteIWaFG
↑どうせ佐々木は居ない
俺が寝てる間に何本GJなSS投下すれば気が済むんだおまいらw
8/31以来の賑わいっぶりでしな
504 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/09(金) 08:29:47 ID:ZM1ZvEKN
定期あげ
>>451 信じられない光景だった。佐々木は国立呑み受験したはずだし、しかもハルヒと同じ大学だった。
「おはよう、キョン。急がないと入学式に遅刻しちゃうぞ」
俺は夢を見ていると思い頬をつねってみると、痛い…どうやら、本当のようだな。
「くっくっ、実は内緒でここの推薦で来ることにしたのだよキョン。だだ涼宮さんには内緒だがね」
お前なあ、わざわざレベル落として、お前考えている?
「なんともったいない。しかし何故こっちに来た理由が解らないぜ?向うなら、いい就職につけるのに」
すると佐々木は俺の腕を取りながら、理由を言った。
「あ、あ、アレだよ。キミの御母堂にお世話を頼まれてね。仕方がなく…なのさ
それに高校時代の教訓をいかすためにね!離れていれば意識してもらえると思ったら
でもキミは違かったし…」
後半は小さい声で何を言っているか解らなかった。でも俺の親の言い付けで人生を決めて良いものか?
「まっこれから四年間宜しくな!佐々木」
「うん、相変わらずニブチンなんだね。これからは時間が僕に味方してくれるはずだからね」
ますます意味深な事を言うが俺には理解できなかった
しかし、この数秒後の事だった。ある人物が俺たちを見つけると全力疾走で向かって来たのだ。
「ゼイ…ゼイ…ちょっと待ちなさいよ!このよくも騙したわね!この泥棒猫」
肩で息しながら、喋っている女
我が敬愛する団長涼宮ハルヒ!髪型は変わっていてカチューシャはやめてポニーにしている。
後に佐々木に聞いたのだが…
実は話の経緯はこうだ。佐々木もハルヒも俺が国立がダメになってから推薦でここに大学に来ることに決めていたらしい。
だから渋々許してくれたのだ。俺と同じ学校でいいのか?二人とも…
ハルヒは佐々木を牽制する為に一計企んだ。一緒に勉強をしましょうと騙して
佐々木を国立に行かせようとしたが、どうやら二人してお互いに同じ事を考えていたようである。
結果必然にこうなったのだ。
やれやれ憂欝な四年間になりそうだ。
「働いたら負けかな、と思っているんだ」
そういいながら佐々木が俺のアパートへやってきて、二か月になる。
佐々木は相変わらずスウェット姿で、まるで化粧のノリが納得いかずに何時間も鏡とにらめっこしている人のように、パソコンを眺めている。
「…佐々木、何見てるんだ?」「2ch」
…。
「おもしろいか?」「スレによる」
…。
「どっか、出かけないか?今日は天気もいいぞ」「今いいところなんだ、悪いけどあとに…あ、落ちてる」
…。
「それじゃ、俺ちょっと散歩いってくるから「どこにも行かないで」
…。
「そばにいて」
…。
いつもこの調子だ。パソコンを眺めながら、たまに質問すると短く返す。俺がちょっと出かけようとすると、止める。
「なぁ佐々木」「…」
「このままでいいのか?」「…」
「何度も言うようだけど、このままじゃまずいだろ?」「…」
「俺だって大学があるし、それにお前の生活費だって、お前の両親が毎月俺に払ってくれてる」「…」
「お前だったら、今からでもいい大学へいけるし、どこで立って働けるとおもうぞ」「…」
「なぁ佐々木「お腹すいた」
佐々木はパソコンを閉じて、眼鏡を取った。
「キョン」「なんだ?」
「僕はキョンがそばにいればそれでいい」
…。
「無理に働けとは言わない。家から出るのが嫌だったら、家事をやってくれてもいい」
「プロポーズかい?キョン」
「そうじゃない、お前がこのまま何もせずに腐っていくのが見てられないだけだ。お前は頭もいいし、ひとと付き合える能力もある」
「でも、僕はキョン以外の人話す気はないよ」
「それでもいい、ただ何もせずにぼーっと過ごすのはやめた方だいい」
きっと、家事か勉強か、何かに精を出すようになれば、またやる気が出るかもしれない。
「家事をすればいいのかい?」「なんでもいい、ただ何かにやる気を出してくれれば」
「そしたら、結婚してくれる?」
「………ああ」
「本当かい?それだったら家事なんていくらでもやるよ。ああ、今日はなんてついてる…そうだ、スレのみんなにも報告しなければ」
佐々木はまた、パソコンを立ち上げようとした。俺は佐々木の腕をつかんで、それを制した。
「?何するんだいキョン」「もう、ネットはやるな」
「どうして?これは僕の趣味なんだ、これがなければ僕はほかにすることが「家事をするんじゃなかったのか?」
「…」「それとも、俺よりもネットを選ぶのか?」
「それは…キョンを選ぶにきまってる」「そうか、じゃあまずは飯をつくれ、それから洗濯して掃除だ」
「…わかった」「それから」「まだあるのかい!?」
「それが終わったら、婚姻届もらいに行くぞ」「…うん」
「それじゃ、飯、期待してるからな」「…がんばる」
俺は、佐々木抱きしめてやった。
佐々木さんは、希望を手にいれたようです。
どの佐々木さんも最高に(・∀・)イイ!!
ササニートも可愛い
佐々木さんに膝枕してもらって頭ナデナデされたり耳掃除されたい
新しい。
最近このスレのスペックが日進月歩で良くなってる希ガス
そして今鼻毛切ってたら鼻血が出た俺。
513 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/09(金) 18:27:40 ID:ZM1ZvEKN
定期あげ
>>508 佐々木かわいいよ佐々木
かわいいけど、ちょっともの悲しさを感じてしまうな。
修学旅行2日目午後9時20分。
待ち合わせの約束をしていたロビーに俺はいる。本当に彼女は来てくれるだろうか。
「・・・ふぅ」
俺は名も無き男子N。佐々木に惚れている男の一人。あの神秘的な雰囲気が好きだ。もちろん顔も大好きだぞ!
そんな自問自答をしながら待つこと5分。俺の女神はやって来た。
早めに来てて良かった。
「よ、よう!佐々木」
声が裏返ってるのが自分でもわかる。心臓もバクバクだ。
「なんだい、こんな時間に呼び出して。もしかして僕に告白でもするつもりかい?」
ちょ、先に言う!?それ言っちゃうぅ!?
出鼻を挫かれた俺は数秒間氷結する。
・・・・・・はっ。
ダメだ。こんなところで諦める訳にはいかない。まだ俺はスタート地点にも立っていないじゃないか!
俺は足りない頭をフル回転させると同時に言葉を繰り出した。
→1 ツンデレ
2 肯定して好きだと告白する(お薦め)
3 君が好きだと叫ぶ
「ば、ばか。そんなわけねーだろ。お前自意識過剰じゃね?」
あぁあああぁあぁぁ。焦って選択肢ミスったあああぁぁあああああああぁぁああ!!!!
俺はこの一言で、初恋が終わりを告げたことを悟った。
しかし、そんな俺に佐々木は予想外の反応を返してきた。
「ふむ。僕が自意識過剰か・・・考えてみれば今まで自らのことを省みることはほとんど無かったように思う。
すまないが僕のどんな点が自意識過剰だと感じたのか教えてもらえないかな?」
うっそ。正解?
まるでエロゲで確実に失敗したと思う選択肢をスキップしまくって選んでしまったら正解だったような・・・
喜ぶ間も束の間、俺の脳は再び高速回転を始める。
1 佐々木は自意識過剰ではない、と言う
→2 敢えて断ってみる
3 君が好きだと叫ぶ
「嫌だよ。なんでお前に教えなくちゃいけねえの?」
ばかああああああぁあぁぁ。何でそれ選んだあああぁあああぁぁあ。
4 佐々木の性格を説明しながら最終的に『それが佐々木のいいところなんだけどな』と言って告白
今ごろ選択肢増えても遅ええええぇえぇえぇぇえぇ!!!
案の定佐々木は
「すまない」
と言ったきり黙ってしまった。
このままでは――マズイ。
俺が次はどうするか、あれこれ考えていると
「あの・・・大変申し訳ないがこれ以上用事が無いのなら、僕は明日に備えるために戻――」
「ちちちぢちょっと待ってくれ!す、すぐに済むから!!」
いけない。何かネタを考えないと我が女神は帰還してしまう。
何か・・・何かないか!?
1 じ、じゃあな!
2 別に残ってくれなんて頼んでねえし。
3 君が好きだと叫ぶ。
3・・・もう俺には3しか残されてないのか・・・・・・
→4 明日の予定を聞く。
脳内神降臨キター!!!これで明日佐々木と接近して――
考えるよりまず口に出せ。
「そ、そう言えば今佐々木明日がどうとか言ってたじゃん?」
「え?あ、あぁ。そうだったかな」
急に顔を赤らめる佐々木。
あれ?もしかしてこれフラグ立った?
俺は選択肢を考えることなく、間髪入れずに二の句を告げた。
「えー、佐々木。もしお前が明日暇なら俺と一緒に回――」
「すまない。予定が入っているから無理だ」
ですよねー
「そ、そっか。そりゃそうだよな!班の女子達と回るのか?」
「あ、いや・・・」
佐々木は頬をぽりぽり掻きながら恥ずかしそうに、しかしはっきりとこう言った。
「キ、キョンと」
脈なしかー
「じ、じゃあ僕はもう戻るよ!これから班のみんなに肌のケアの仕方や
おすすめスポットを教えて貰わないといけないからね!」
そう言って真っ赤な頬に両手を当てたまま走り去って行く――途中で立ち止まり、こちらを振り向いた。
だ、大どんでん返・・・
「あ、自意識過剰に関しては肝に銘じておくよ!ご忠告痛み入る!」
俺の初恋はこうして幕を閉じた。
もはや選択肢とかそういう問題じゃないな
>>521 どの選択肢でも振られたんだろ?
キョンもツンデレ?の女の子に『自意識過剰』とか言われたことがあるのかな?
今もハルヒに言われているかもしんないが。
テンション上がる方法考えた
世界をハルヒ、言葉を佐々木に置き換えて妄想するんだ
なんか力がみなぎってくる
元ネタわからない人はごめん
スクイズネタはそろそろ食傷気味です><
驚愕が待ちきれないので涼宮ハルヒの微笑読んできた。
分裂が出る前に書かれたSSなので当然佐々木さんたちは出てこないが
その、なんだ、すごいなこれ。
果たして流るんはこれに勝るハルヒの完結を書けるのだろうか……。
世界の人口は2100年には100億になる
世界→ハルヒ
みwwなwwぎwwっwwてwwきwwたww
人は言葉をもってして通じ合うものである
言葉→佐々木
まあ異論はないな
佐々木は臭い
530 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/09(金) 20:46:30 ID:ZM1ZvEKN
定期あげ
>>526 微笑はスゲーよな。確かにあれはスゲー。
あれは俺にオーパーツの存在を思い出させてくれた。
オーパーツが厨性能すぎて引いたなあれは。
あれが最終回でいいと思えちゃう子は幸せだね。驚愕ももう待たなくいいしw
>>526 別に神作品でもないじゃん。あれ以上なら他にもたくさんある。
534 :
ss[]:2007/11/09(金) 21:22:19 ID:/hx/XA4f
「僕はネコになりたい」
金曜日の夜、佐々木さんの家での飲み会の最中、佐々木さんが突然そう言いました。
九曜さんはそんな佐々木さんを、興味深そうに見つめていました。
「佐々木さん。何でネコになりたいのですか?」
「ネコになってキョンの体にスリスリしたり、寝床に乗り込んだり、体を洗ってもらったりしたいんだよ」
佐々木さん、酔ってます。そういえば男言葉になってますね。
「―――そんなに・・・なりたい?――――」
なりたいなんて言ったら駄目ですよ、佐々木さん。九曜さんが本気にしますよ。
「なりたい」
「―――ファイナル・・・アンサー?―――」
「ファイナル・アンサー」
とたんに佐々木さんの姿が変身して。
見事なトラネコになりましたが、体格が変わらないので完全にトラですよ。これじゃキョンさん怖がりますよ。
「―――テレポーテーション―――」
佐々木さん消えましたね。九曜さん飲み直しましょう。
「―――京子―――呑み比べ―――」
その頃キョンさんの家、佐々木さんはキョンのベットに潜り込んでいる。
「気がついたらキョンが隣に、幸せ。これは幸せな夢だ。夢なら覚めないでくれ。ずっと抱きしめていたい。キョン」
・
・
・
俺が目を覚ますと、横にトラが寝ていた。毛並みが立派だなー。
俺、まだ寝ぼけているな、寝直そう。
「キョンくーん、お早う。う、う、う、う、」
妹が来たような気がするが、気のせいだな。
「お母さーん。キョン君の部屋にトラさんがいるよー。怖いよー」
「何馬鹿なこと言ってるのよ。全く」
ギギ−、母親が静かに扉を開けてキョンの部屋を見る。しばらく見た後、母親が扉を閉める。
「確かにトラがいるわね。メスのトラが。全くうちの息子は。いつの間に」
「お母さーん。キョン君食べられないのー?」
「すでに食べられているわね。性的な意味で。そうね、ご飯一人分増やさないと。」
「キョン君大丈夫―?」
「大丈夫よ。それよりあんた、赤ちゃんできたら、赤ちゃんの世話頼むわよ。キョンは毎日あんたのオシメ代えたのよ。恩返ししなさいよ」
「うん、わかったー」
その頃、佐々木邸
「―――しまった――−」
「どうしました?九曜さん」
九曜さんの言葉によれば、魔法が不完全で今頃キョンさん以外には普通に見えているらしいです。
・
・
・
微笑→批判 はもういいよ。
その批判をss作りに生かすんだ!立ち上がれ
>>532!
おいしそうな匂いがする。起きて飯を食うか。
うわ、まだトラがいる。トラを起こさないようにそおっとー
ガバ、うわー、トラが抱きついてきた。放せトラ、いや無闇に抵抗する方が危険か。
食堂に行くと
「お早う、キョン。昨日は楽しみだったらしいわね。そちらのお嬢さんもお早う」
「ガオー(お早う)」
「キョンくーん、お早うー」
(佐々木おねえちゃんがトラさんに見えたのは何でかなー?)
何でまともなんだよ、お前らトラがいるんだぞ、トラが。
「お前らこのトラが気にならないのかよ」
「トラさんかわいいねー」
(酔っ払いのことを大トラと言うらしいねー。
昨夜、酔った佐々木おねえちゃんとキョン君はー。それで赤ちゃんできるんだー)
「お久しぶりですねトラさん。ハンバーグ食べます?」
「ガオー(いただきます)」
もしかして狂っているのは俺か?そうだ長門なら。
Fromキョン To長門『うちにトラがいるんだが、どうしたら良い?家族は何故かトラがいても平気なんだが』
From長門 To キョン『あなたが心配することはない。彼女の願いが叶えば元に戻る。思念体は今回の出来事が観察されて満足している。
でも、私という個体はあなたには失望している。この女たらし(怒、怒、怒、怒、怒)』
Fromキョン To長門『どういうことか詳しく教えてくれないか?』
長門から返事ないな。
でも、このトラは危険なものではないらしいな。よく人に慣れている。
その後、トラといっしょにテレビを見たり、本を読んだりした。
トラは俺の体にひっついてスリスリしてくる。かわいいぞ。
頭や顎や背中を撫でてやると、うれしそうにゴロゴロ鳴く。
そういえば、母親は?
「お母さんは、昔の結婚指輪を探しているってー」
うちの母親は、時々、意味不明のことをするな。
何だトラ?俺を風呂場に連れてきて?いっしょに入りたいのか?やれやれ
・
・
・
その後のことは、言いたくないな。
佐々木の両親に謝りに言ったり、SOS団の女性全員と鶴屋さんに絶交されたり、国木田と谷口に冷やかされたり。
そういえば、結婚式は明日か。早いな。高校生の分際で結婚するとは思わなかったぞ。
明日、ハルヒ達は来てくれなさそうだな。友達として、俺と佐々木を祝福するのが当たり前じゃないか。
俺が何をしたんだ。それとも、そんなに佐々木が嫌いか?
(終わり)
すまん、題名入れようと思ったら間違えた。
GJ!
しかし鶴屋さんに絶好されるのはきついなw
微笑がいかに神作品でも、佐々木さんが出ていないからなー。
佐々木さん好きの俺にとっては物足りない。
作品が陳腐な奴は精神も貧しいのだな…
>>540に同意
だが、さすがにスレ違いの話題を続けるのも何なのでネタ振り
佐々木さんは容姿端麗、品行方正、成績優秀。
しかし完璧なキャラは人気がどこかで頭打ちになってしまうので、より魅力的になるよう弱点を考えてみないか?
ドジっ娘属性……あ、きょこたんとかぶるか
>>521の自己問答にちょっとだけ萌えた
>>542 理論好きにありがちな運動音痴。金づちとか。
ex) 理屈をこねながら泳げない事を正当化する佐々木さん
>>542 実はケンカ最強。100連コンボがhitできる蹴りができる。
>>547 そう言えば、婦女子佐々木さんの4コマ漫画あったな。
>>550 国木田が誘い受けのどうののアレなwww
アレは萌えた。
>>549 実は元ヤンで、親に無理やり塾にいれられ、キョンと出会って変わった
とか?
弱点というより裏の一面が混じってる気がするのは気のせいか?w
猫を見たら周りが目に入らなくなるとかだったら悶えるな
今まで軽く過疎ってる所にしかいなかったかも知らんが、一週間で半分てすげぇなw
とりあえず実はガノタ属性。
>>542 冬になると必ず風邪をひいて1週間は寝込む。
それで分裂ラストのキョンの見舞いに行けなかった。
毎晩晩酌をして、キョンにあえない寂しさを酒で紛らわす佐々木さんに萌
実は空気が読めなかった。
実はぬいぐるみ集めが趣味で、部屋中妙に可愛いもので溢れており、
そのせいでキョンを自宅に招けず、
「関係を深める」のに失敗した苦い過去を持つ。
>>542 毎日キョンをオカズにオナヌーしていることをキョンに知られる佐々木
562 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/10(土) 00:29:16 ID:Q5PUi4RD
>>542 このスレの佐々木さんはアメコミ洋楽といろんなことのマニアで、
そのことで多少キョンがついていけなくなるシーンがよく見られる。
それが弱点ってことで。
ついでにageときます。
修学旅行3日目午前8時55分。俺はあのロビーにいた。
ちょっと早すぎたかもしれない。
仕方ないだろ。待たせるわけにはいかないじゃないか。
なんたって罰ゲームにしても俺にとっての初デ・・・いや、これは違うよな。
15分程一人で意味の無い言い訳をしながら待っていると佐々木が走って来た。
「待たせてすまない、キョン!」
可愛い。ものすごく可愛い。
「お、遅れて申し訳ない」
息を切らせながらも、佐々木は遅く来たことに対して再び謝罪の意を示してきた。
いや、まだ待ち合わせの時間まで20分近くあるけどな。
「待たせることにより相手の人生の時間を奪うというのは心苦しい限りだ」
気にすんな。そんなに待ってねーよ、と言ってやると、
「ありがとう」
と天使の微笑みで返してくれた。
・・・
数秒後天国から意識を回復させた俺は、そっぽを向きながら――言った。
「服・・・似合ってるぞ」
「この制服がかい?」
そうだな、制服だったな。
俺は今の発言を後悔したが、どうやら佐々木は照れているらしく顔を赤くして横を向いてしまった。
はたから見ればあっち向いてほいで二人ともジャンケンに負けたような不思議な状況が出来上がっている。
ちなみに、ここで弁解する必要もないとは思うのだが佐々木の名誉のために言っておこう。
佐々木は普段はもちろん私服を着ているし、服のセンスもいい。
ただ、今は修学旅行中であり一般の公立中学では私服携帯が許されていない。
それで佐々木は制服を着ているのだ。
俺はいったい誰に弁解しているのだろ――
「・・・ょん?キョン」
あ。
「どうかしたのかい?」
「いや、何でもない」
「そうか。それは何よりだ」
「あぁ」
「・・・・・・」
そこでまた会話が途切れた。普段ならこんなことはないのだが、間がもたん。誰か助けてくれ。
俺の神に祈るような願いが通じたか、偶然後ろから歩いてきた女子集団が声を掛けてくれた。
そう、昨日佐々木と一緒にいた集団だ。
『あ〜、二人も今からお出かけ?』『佐々木さん、頑張るのよ?』『いいなー、私にも春が来ないかしら』
と口々に言うと、ここからすぐに去らねばならない理由でもあったのか、
こちらの返答を待つ間もなく手を振って外へと出て行った。どうやら彼女たちは団体で行動するらしい。
ちなみにどれかの声に対して佐々木は一生懸命にコクコク頷いていたのだが、それが何だったかはわからん。
俺は3番目の女子に『今は春じゃないか』と、心の中でツッコミを入れていたからな。
「あー、すまんな。佐々木もあいつらと一緒の方が良かったろ?」
「いや、僕は・・・」
しばらく間を開けて、
「僕は君と一緒にいた方が居心地がいい」
「そか」
「・・・・・・」
また長い沈黙。しかし今度の沈黙は先程のように嫌なものではなく、佐々木も心なしかうれしそうに見える。
さすが持つべきものはクラスメイトだ。感謝しよう。
何分そうしていたかわからない、ひょっとしたら数十秒だったかもしれないが。
時間なんてそんな曖昧なもんだろ?
どちらからともなく口を開くと、
「それじゃ、行くか」
「うん」
と言って二人で歩き始めた。
しかし・・・うん。なんて言う佐々木は初めて見るな。初々しい。
俺たちは自動ドアを通って外へと踏み出した――
『まったく。世話の焼ける』『佐々木さん、思ったより奥手ね』『あら、そこが可愛いんじゃない』
外の植木から音がした気がするのは、
多分風のせいなんだろうね。
GJ!! あなたは良い仕事をしていますな。
切るところが丁度良いな。続きを存分にwktkできる
GJ。
GJ
続き期待しています。
これはいい自演
GJ!
また続きを頼むぜ!
GJ、ついでにSS投下。
もしもキョンが博学になったら
「キョン、君は八俣遠呂智を知っているかい?」
(今日の話題はこれだ、このためにここ一週間程殆どの時間を古事記や日本書紀、それに関する本を読む事に費やしてしまったが君の為なら惜しくは無い)
「ああ、知っているぞ、須佐之男命に退治された多頭の大蛇だろ」
(よし、入りはOKだ)
「目は酸漿のような赤い目に八つの頭と尾、血で濡れたような腹部、体は八つの谷と峰に跨がるほど巨大で苔や杉が生い茂っていたんだったな、八って数字は『限り無く大きい』って意味で使われてたから途方もなくでかかったんだろうな」
(む、なかなか詳しいじゃないか、僕が言おうと思っていたのに、まあ本論はこの後だから別に構わないが)
「そう、それだよキョン、実はだね」
「八俣遠呂智の伝説を現実の出来事として考えるとこれって治水の話らしいな」
(ちょっとぉぉぉ! それは僕が言おうとしてたんだってぇぇぇ!)
「八俣遠呂智が河川、須佐之男命がたすけた櫛名田姫は稲田を表していて毎年娘が食われたのは水害を意味、あと神に生贄を捧げる風習が有った事も指しているな、これは櫛名田姫を奇稲田姫とも表記する事から推測可能だな」
(くっ、少々キョンを侮っていたようだ、ここまで知っているとは、だが、僕にはまだ手札が有る!)
「そういう説もあるね、だけど実はもう一つ説が」
「他の説では『出雲風土記』に記された出雲国と越国の交戦を表していて出雲国が勝利した物語ってのもあったな」
(こっちも知ってたぁぁぁ!? くっ、だがまだまだ、こちらにはまだ手が有る!)
「よく知っているねキョン、ところで八俣遠呂智の伝説では天叢雲剣が有名だが」
「あと天叢雲剣は出雲国で栄えた古代製鉄技術の象徴って言われてるな、八俣遠呂智の尾を切り付けて十握剣が欠けて中から天叢雲剣が出て来たってことから十握剣が青銅制で天叢雲剣が当時最先端だった鉄剣だったなんていうふうに。
川が八俣遠呂智の血で染まったっていうのも鉄分の錆で川が赤味がかっていた事を示しているとも推測されるし」
(負けた……遂に何も説明出来ずに終った……こんな僕にいったいなんの価値が……)
「実は佐々木に負けないように色んな本を読むようにしていてな、ってどうした佐々木? 聞いてるか? おーい」
「いやー、佐々木さんの閉鎖空間に八俣遠呂智の形の神人が大量発生ー!」
結論:橘死亡フラグ
卑しい上に被害妄想するほど病んでるんじゃ救われんな
パシッ!
神を指で弾く音が部屋中に拡がった。
その音には言外に「もう充分だ」と言う雰囲気を持っていた。
僕はきっと精神病の一種に罹っていたに違いない。
普段はPCのキーすら満足に叩いていない僕だけど、何の拍子か小説を書いてみようと思ったのだ。
何かに影響された結果に違いないと思う。
気が付けば文具屋で鉛筆と消しゴムと原稿用紙を買い込み、小さな時からずっと使っていなかった小刀で鉛筆を
何本も失敗を繰り返しながら削り、必死で原稿用紙と格闘していた。
最初の頃は少しの誤字も許せなくて辞書と首っ引きで文章を書いて、消しゴムで消しても残りそうな原稿はさっ
さとゴミ箱に捨てていたけど、段々と気分が乗ってくると後からの推敲で何とかすればいいと思った。
やがて、そんなちっぽけな羞恥心は傲慢へと変わり、原稿を書き上げると家の外に飛び出していた。
その結果が今の状況だった。
急いで出版社に駆け込んだ僕を恐れ多い事だが編集長が直に対応してくれて、僕は自分の成功を確信した。
しかし、原稿を手にした編集長は優しげな表情を一変させて、僕の文章を一字一句を検分するかのように眺めて、
やがて表情は険しくなっていった。
何もかも、僕は間違っていたようだ。
表情をさっきの優しげな表情へと切り替えた編集長は僕に諭すように言った。
「その表情を見る限り、自分自身で気が付いたんだと思う。
君の文章はまるで成っていない。とても高等教育を受けた人とは思えない程だよ。
会話文の先頭に人物名を描くのは非常に不自然で読みにくく、会話のひと言ひと言を文字化するのは余程に
想像力に乏しい人間か速記者のする事で、小説として読むに耐えないのだよ。
話の中身もストーリーの背景が見えないし、人物像も見えてこない。
それに文章内の独白らしき文章も、途中で視点が次々と変化しているから誰の気持ちか思いか判らないね。
こんな文章で君は読者の皆様に、きみは何を訴えたいのかい?」
編集長は一息で言い放った。
その表情は微笑んだままだった。
「君は寺山修司を知っているかな。
“書を捨てよ、街へ出よう”という作品で一躍有名になった作者だよ。
この台詞は今の君にこそ相応しいと思う。
小説は中のイベントが面白いだけでは成立しないんだ。
作者の人生経験を元に共通言語として言葉や文字を使い、自分を表現していく作業なんだよ。
だからひとつの文章から誰の文章かを推察する事は非常に簡単で面白いんだよ。
その中で作中の人物の言動から登場人物の個性を見出すのは非常に知的な行動なのだ。
機械ではとても出来ないし、他人の文章を切り貼りしても直ぐに分かってしまう物なんだ」
僕は編集長の辛辣な批評に完膚無きまでに打ち拉がれたが、その言葉の節々には小説・文章・言葉・文字をいか
に愛しているのか語っているように思えた。
人の意見を訊く時に、こんな不埒な事を考える僕は生意気なのでしょうか。
「そうやって紡ぎ出された文章を扱うのが僕の仕事であり使命なのさ」
佐々木編集長
−終−
最近投下が多いな
(・∀・)イイヨイイヨー
このスレで涼宮ハルヒの微笑を知った
すごく面白かった
佐々木登場以降設定を使ったもので、あぁいうのが出てくるといいね
578 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/10(土) 02:54:47 ID:3qmJ7Gxl
微笑厨ほんとウザイ!
佐々木「実は僕にはロボット工学に長けた友人がいてね」
キョン「ほう」
佐々木「君を楽しませようと思って無理を言って作ってもらったんだ。ある人をモデルにしたんだが、かなりそっくりだぞ?」
キョン「そりゃあ楽しみだな。勿体ぶらずに早く見せろよ」
佐々木「仕方ない……いでよ、PON―G!」
キョン「これは…いや、そっくりだが、なんというかだな、アンドロ
佐々木「実は、とある重大なミスをした人間が近くにいてね」
>>549 「しばらく地上の人間でなくしてやろうか?」
とかいってる佐々木さんを想像して萌えたw
おはよう佐々木さん。
今日はお母さんに起こされる前に起きましょうね。
荒らしにスルーできなかったな自重するぜ。
583 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/10(土) 10:45:17 ID:MllpJoQb
>>580 蹴られるのは誰だ? やはりポンジーか?
ポンジー談義は園芸板でしておくれ
佐々木さんは怒ると恐いんだよ。
日の出と共に姿が見えなくなり、日没と共に現れる。僕のスレの住人はヴァンパイア揃いなのかい?
佐々木に激しい手まんちょ攻撃
佐々木「ふっほっほうー。」
佐々木はまんこに65000000のダメージ
佐々木は力尽き、まん汁を大量に放射した。
590 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/10(土) 20:26:36 ID:3qmJ7Gxl
昨晩のレスで微笑を紙と言う輩が居て全体的に佐々木スレのレベルの引くさに愕然とした。
もううぜぇからやめろ
お前みたいに粘着してる奴の多さの方がきめえよ。あと、漢字と読点まともに使えや。
低脳に反応(ry
VIPには『もしも』を超える作品はあるのか?
VIPはVIPの色って言うものがあるから、神作品と言われてもキャラスレに投下されるものとは
かなり印象の違うものが多い。
そんなわけで越えるとか、比べること自体が無意味だと言ってみる。
ここからは佐々木さんのサイズでも考えよう。
上が78
中が53
下が86
>>597 貧乳すぎるぞ。
おじさん怒らないからさ、分裂やスニーカーの絵を見て少し修正しようか。
上 76
中 56
下 80
(´・ω・`)アレ?
凹んでね?
ぶっちゃけ70台の前半くらいだと思う
微乳、低乳、えぐれパイ、俎板、貧乳、鳩胸、貧乳、美乳、イメージが…
スニーカーの絵は胸の大きさがコロコロ変わる。
つまり佐々木の胸は変幻自在、と
キョン次第だな。
ここで佐々木∽ドラムカン説を唱えてみる
と言う事は…絵によったり、変幻自在なら
上が90
中が53
下が88
の可能性もある…
それはない
リアルなとこで上から
81
53
85
くらい?
>>610 リアルで53なんていう異常物体は子供か病気患者以外存在しないぞ。
60以下だって滅多にいないのに。
高校生だからね、ちょっと太くなる時期だ。
83
59
84
自分を参考にすると、こんくらいが妥当かな
78
58
82で
い、今
>>612さんが、
サラっと聞き捨てならないことを言いました!
上から6じゅ………あれ?誰だろこんな時間に
そうだな、自分を参考にすると
80
80
80
ってところが妥当だな
どこのドラム缶だよwwww
上から
69
64
78
うわ佐々木さん何をSJPMD
上から
72
58
80
身長は164くらいで
身長は156くらいのイメージだがどうか
82
65
90
身長は160
年ごろの女の子だからこのくらいかと
数字で見るとわからないけどB80とかって以外とないほうだったりするよな!?
W50台は痩せすぎじゃね?
622 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/10(土) 23:55:00 ID:aEye8HnF
W65って太くないか
グラビアとかの60台って太くみえるぞ
佐々木はけつデカいイメージないが
ランジェリーショップで需要が多いのは
B75〜らしい
A70とかはほとんど数を入荷しないとか
まあ佐々木さんが少数派の可能性も(ry
キョン「オレは129.3:129.3:129.3だと思うぞ」
佐々木「ちょっと待つんだキョン。キミは僕がそんなに蝶・寸胴だとでも言うのかい?」
キョン「ん?なに言っているんだ佐々木」
佐々木「なんならここで計ってみてもいい。キョンになら・・・すべてを見せてもいいよ」
キョン「いや、オレが言っているのはこいつのことだぞ」
そう言ってキョンが読んでいた本を僕に見せる。
そこに載っていたのは国民的猫型ロボット。
あぁ僕のバカorz
>>622 グラビア書式は+5-5+-0されてるんだ、真に受けるのはドリームでしかない。
なんだかタイミング逃したかもしれんが投下
『たまにはこんな二人でも』
「はぁ…」
「盛大な溜息だね。涼宮さんにフラれたでもしたかい?」
「まあな。はぁ〜〜〜、口や態度はどうあれ少なくとも嫌われてはいないと思ってたんだけどな」
「それは自業自得というものだよ。キミは女心というものに鈍感過ぎる。
だからあんなに長い間側にいて、いくらでもあったはずのチャンスをみすみす逃す事になるんだ」
「人が落ち込んでるっていうのに、お前は優しい言葉の一つも掛けてくれないのか?」
「下手な事言っても逆効果になりそうだしね。その代わり僕で良ければ気晴らしくらいは付き合うよ」
「ありがとよ…てまさかお前俺の事
「ストップ。念のため言っておくけど僕に友情以上の感情は無いよ。
もしそれ以上を無理にでも求めると言うのなら、僕は躊躇わず携帯で110を押させてもらうからね」
「と、当然だ。なんせ俺達は『親友』だもんな」
「どうだか」
「よう国木田、ついでに谷口。何やってんだ?」
「例によってフラれて落ち込んでるクラスメイトの愚痴に付き合ってるんだよ。キョンは?」
「家で佐々木に勉強教えて貰ってたんだが、ハルヒの奴が押しかけて来て、
飲み物くらい出せとか言い出したんだが生憎買い置きが無くて、その買い出しだ」
「キョンも大変だね」
「その分退屈はしないで済んでるがな。明らかにデメリットの方が大きいがもう諦めた」
「そうかい。頑張ってね」
「おう。お前も谷口菌に感染しないようにしろよ。じゃあな」
あれ、谷口?
「うおおおお、包丁屋はどこだあ!大工道具でもいい!」
………P!P!P!トゥルルル…カチャ
「あ、もしもし、危ない事を口走ってる男がいるんですけど。場所はですね…」
>>598 その弱点はアピールによっては萌えポイントになると、バンブーブレードで俺は学んだ。
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/11(日) 01:10:03 ID:NU2nudWW
定期あげ
身長が166
B78
W65
H80
体重が46ぐらいかな
な、なんだお前は!
なに?フラグ・ブレイカーだとぉ
「アトミック・フラグクラッシュ!」
ぎょええええぇぇぇぇ
>>624 非常に長くて面白い作品乙です!ササッキー以上に橘さんに好印象でした
この後続きそうな感じですが続編は書かないんですか?
意外と身長高めにイメージしてる奴多いな
高校生女子の平均身長って157程度だろ?まして高1ならそれ以下だと思うが
佐々木は高2だと思うが
>>635 それ以前に女子の平均身長は高1〜3年でほとんど差がないよ…。
女の身長の伸びがいつ止まるかも知らんのか。
ハルヒと対なら158前後では?
みんな、佐々木さんは平凡なスタイルしてると思ってる? キョンもそう認識してるん
じゃないの?
って、グラビアアイドル並みのスタイルを持つ、ポニーテールの似合う方が仰っていま
したよ。
いくらなんでも巨乳でボクはやばすぎるだろう。
クラスの男子全員前かがみで接するしかなくなってしまうぜ。
642 :
wiki:2007/11/11(日) 08:04:01 ID:L3bS9kxu
>>640 グラビアアイドルもピンキリだぞ。
このスレ的には、アンダー65のBカップだろう。
>>624 すげぇー、良いものを読ませて頂きました。
_,,../⌒i
/ {_ソ'_ヲ,
/ `'(_t_,__〕 グッジョブ!!
/ {_i_,__〕
/ ノ {_i__〉
/ _,..-'"
/
>>624GJ!
確かにきょこたん美味しいとこ持ってってますな
例え自分が嫌われるかもしれなくても相手の為になるなら…って格好良すぎ
>>645 >627書いた人ですが、解りにくかったでしょうか?「どうだか」と「よう、国木田」の行間もっと空けるべきだったかなorz
>>627 前半の会話は谷口と国木田の会話だって事だよね?
谷口とは対照的なキョンのモテっぷりに殺意が湧いたw
>>642 あんまり言いたくないんだけど、管理人にはあまりこっちに顔出して欲しくない。
まとめにも雑談室はあるし、避難所だってちゃんと機能してる。
それこそ緊急の用以外(それでも避難所があるけど)顔出さないでください。
>>649 荒らしに来てるわけでもないし、そんな拒絶反応しなくても…
>>649 自分のSSがランク外になるのが悔しいのかい?
653 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/11(日) 13:08:06 ID:7nmLvdZL
胸
出典 フリー蘊蓄辞典 Sasapedia
スタブ この項目は若干足りていないんだ。 もしよかったら君の手で大きくしてくれないか?
胸(むね)とは、女性の魅力を決定づけるのには何の意味も持たない脂肪の固まりである。
しかしながらあったら減らす気にはならない。
また、泉こなた(架空の人物)の残した「貧乳はステータスだ」という言葉から「胸などなくても需要はある」ことが読みとれる。
関連項目
長門有希 同胞の一人
岩崎みなみ 同胞の一人
朝比奈みくる 代表的な敵
何という事典
655 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/11(日) 13:31:32 ID:Bhms9K/W
胸など無くても 十分萌え〜ということか?
みくるやハルヒに隠れて目立たないだけで、しっかり自己主張してる大きさがいいな。
性を意識していなかった僕っ娘幼なじみが成長していく自らの身体に戸惑うとか萌えるじゃないか。
高二だと平均的な成長のピーク過ぎてるかもだけど
ノート-胸
全体的にあやまった認識
胸は女性のステータスです!女性の魅力を語る上で無くてはならない要素のはずです!--2007.8.11 8:30(UTC) みwiki(会話/記録)
↑賛成。この記事は明らかに偏っている。--2007.9.15 8:40(UTC) あしゃくらさん
そんなことはないのです!胸など飾りです!大きい人にはそれが分からないのです!(以上の署名の無い投稿は利用者:きょこたん によるものです あしゃくらさんによる付記)
胸−−不要ーー問題ない−− --2007.10.12. 23:50(UTC) 芥(会話/記録)
情報操作の禁止
私は管理者。これ以上のリバート合戦は控えるべき。よって現在の最終版をもってページを保護する。2007.11.10 15:32(UTC)
(UTC) YUKI.N
締まらんなと思ってたら利用者名なかた
660 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/11(日) 14:50:31 ID:OqJOvmT7
こいつぁスゲーな(笑)
661 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/11(日) 15:22:04 ID:NU2nudWW
定期あげ
中学入ったとたんに塾に行かされた。やれやれ
――キョンの野郎、いつの間に佐々木さんをゲットしたんだ?くそー
嫌なことに、塾までは、自転車でもかなりかかる距離だ
――「君の後部座席は僕の専用だよ。ずっとね。くつくつ」
塾が終わると、夜も遅かった
――バス亭でいちゃつくな、バカップル
塾が無い休日は自宅で勉強だ
――「今日も上がらせてもらうよ。くつくつ」
学校の休み時間もずっと勉強だ
――キョン君と佐々木さんたら、あんなに密着して
雨の日も風の日も勉強づけだ
――「キョン、この傘で一緒に帰ろう」
体育祭は何故かやる気出す奴がいて、息抜きよりも、むしろキツかった
――「君との二人三脚で優勝するために、猛特訓するよ。くつくつ」
文化祭でも、何故か主役が回ってくるし
――「佐々木さんとキョン君でヒロインと主人公ね」―(あの演技のキスは、数にカウントされないよな?普通)
体育の時間は息抜きになったかな、うん
――「50メートルを先に泳いだ方が、喫茶店でお茶を奢るというのはどうかね?キョン。くつくつ」
息抜きと言うと、友人と映画くらいだった
――(ホラーが恐いなんて佐々木も女の子なんだな。思わず抱き付いてくる胸の膨らみも、かなり)
それだけやっても、さすがに私立の進学校には行けなかった
――「既定事項らしいので、ギリギリ合格の彼を不合格にして下さい。未来人に借りを作るために」
・・・・・・
「という、勉強づけの毎日のおかげで、俺は何とか高校進学できた」
「あんたの事を誤解していたわ。てっきり、佐々木さんとヤリまくる合間に勉強していた、と思っていたわ」
「お前の失礼な妄想はおいといて、俺は大学受験に備えるために、今から本格的に勉強しようと思うんだが、良いか?」
(これは、一緒に勉強をしよう、という誘いね)ドキドキ
「まあ、良いわよ」
「ありがとう、ハルヒ。恩に着るよ」
「それくらいは当然よ、団員の将来を考えるのも団長の役目だしね」
「あー、佐々木。ハルヒがOKしてくれた。今日から勉強みてくれ。よろしく頼む」
「ちょっと待てー」
(終わり)
幸せなんて、感じている当人より見ている周りの方が実感できるものでww
失った時にそれが幸せだったと気付くとかな
>>664 そのフレーズで天元突破なアニメの11話あたりを思い出した
佐々木「橘さんは死んだ!もういない!だけど私の背中にこの胸に、一つになって生き続けるッ!」
・・・微妙
中学入った×――>中学3年生になった〇
未来人に借り×――>未来人に貸し〇
誤字すまん
俺のやる気を彷彿とさせるようなお題くれ 頼むから
佐々木さん、初めてのぶらじゃあ
佐々木vsハルヒ
使用武器:言葉
禁則事項:エロ・胸ネタ
雨の日 シャツ 夕焼け
>>668 全身全霊で感謝の念をお前に送りたいと思う
↑の流れに和むw
しーあわせーはいつだーって失って初めてー
幸せと気付くちぃさな不幸ー
happy ever afterって佐々木にぴったりな歌な気がする。
お前らが一番良いと思う佐々木ssってズバリどれよ?
↑
その質問はスレを荒廃させる原因になるから止めた方がいいよ
なんとなくBUMPのベンチとコーヒーと言う曲に所々キョンを見出してしまった
キョンは昔から変な女が好きだからね・・・・
違う!断じて違う!
佐々木は「変」ではない!少し「変わった」女の子なのだ!
それが佐々木の真理であり、俺だけが知っている姿だ!
お前は間違っている!
それでは一緒に過ごした一年間の思い出を踏みにじるものなのだ!
俺は戦う!
断固として戦う!!
言われてみれば凄いこと言ってるよな国木田w
ぶらじゃあ っていつごろから着け始めんの?
忠一?
体育の前に着替えるとき、一人だけ付けてなくて慌てる佐々木さん
というかたまに男子の方の更衣室に間違って入る佐々木さん
ときどき女子更衣室から摘み出される佐々木さん
男子更衣室で着替えてても他の男子に気づかれない佐々木さん
それは誰が見逃しても俺は見逃さない
687 :
中学時代:2007/11/11(日) 19:11:05 ID:sAbPrpLM
「ねぇ、佐々木さん。
いくら体育の時間だからって、ランジェリーまで着替えるのは潔癖性過ぎない?」
「あ、ああ。わたしも時々そう思うよ。
ただ、体育の時間に男子、特にキョンの視姦に耐えるためのイメージトレーニングなんだよ。
キョンの視線を感じる度に、わたしへの要求スペックの高さを感じさせるよ」
「そ、そう。そうなんだ」
・
・
・
・
・
・
あっ、佐々木さん。
中三になったのに、くっきりハッキリ見えてます。
今日は忘れちゃったのかな?
何がはっきり見えているって?
>>685 ・・・僕が男子更衣室で着替えるかもだって?
くっく、それはありえないよ。キョン以外の男子に自分の素肌をさらすなんて、
半刻たりとも我慢できないからね・・・。
こういうの初めて書いてみたが、佐々木の台詞っぽく聞こえる?
691 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/11(日) 20:30:41 ID:NU2nudWW
定期あげ
>>690 笑い方は状況に応じてパターン別れるから可として、
最後の・・・。はキョンに何か課題を出そうかと含みを持たせる時以外は無いかな?
なんて小ネタ合わせて十数本しかSS書いてない奴が言うなっての>俺
失礼しましたm(__)m
塾に通うようになってから三月もたつと
佐々木さんは勝負下着を着るようになったのだが
「いや。。。だが、キョンも健康な若者だ万が一もある」
「いやいや、キョンは僕の好意に気が付いてさえいない。間違いなんてない」
「・・・だが、この下着。うっかり買ってしまった。着ないのはもったいない。」
「着られない服は顧みられない僕のようじゃないか、せめて下着だけでも」
「違う、それは逃避だ。そもそもキョンと一緒なだけで満足だったじゃないか」
と延々悩んでいた佐々木
空気読まずに悪質な電波を受信したので勢いだけで書いてみた。
今は後悔してる。
「僕は考えるんだけど……はたして君はどの程度フラグを折る事が出来るのかと?
二本? 三本? ふふ……どうなんだい?」
(まずいぜ……もう少し練習すりゃあ俺だって可憐にやり過ごせそうだが……、
今は自分のフラグが立たないようその場をしのぐのがやっとだ……。
やりすごすしか出来ないってこいつにバレたら一巻の終わりってやつだ……。
やれやれ、なんとか時間を稼ぎたいぜ……)
「そこでキョン! キミが何本折ろうと関係のないやり方を思いついた……」
ずらっと佐々木に握られているのは無数のフラグだった。
二人だけで買い物に出かけるイベントがあった。
一緒に海水浴に出かけて彼女に見とれるイベントがあった。
雨の日に傘をささずに濡れている佐々木に偶然出会うイベントがあった。
ちょっとした事で彼女を守って怪我をしてしまうイベントがあった。
他の男と少しいい関係になった佐々木を見てモヤモヤができるイベントがあった。
イベントイベントイベント!
普通なら片手だけでも十分ギャルゲーのベストエンドを迎えられるだけの量と質がある。
しかもエンド後にも他のヒロインに決して『出し抜かれない』ためのものまで存在した。
「青ざめたね。勘のいい君は悟ったようだね。この一年間必死になって考えてきた。
このフラグを見て国木田の時(試しだけで萌死)よりすばらしい結末になるのを
気づいてくれたようだね!」
(佐々木、なんて事を思いつくんだ……こいつはやばいぜ……)
向こうでは既に九曜と橘が倒れ伏している。
絶対に出し抜かれはしないとわけの分からない言葉しか佐々木の口から聞いていない。
キョン、全力ダッシュで逃亡。
「くっく! 逃れる事はできないよ!
君はチェスや将棋で言う『チェックメイト』にはまったんだから!
閉鎖空間!」
ドォォーン。
「いくらフラグクラッシャーでもそのフラグの数。
はたして自分に立ったフラグを全部折る事ができるのかな?」
「すまん」
「ふふふ……やっぱり一度にイベントを起こしてしまえば、
いくら君でも振り向かせられるって証明されたね。
ゼロ! そして世界は改変される」
「ぐっ、ぐうう……っ」
「終わったね…………。だめ押しのもう一本(僕の両親に挨拶に行くイベント)」
倒れていく仲間達(と言うより裏で出し抜こうとしてたメンバー)!
キョン必死の抵抗むなしく彼の全身に強制イベントのフラグが打ち込まれていく!
このままキョンは佐々木の思ったように変換されてしまうのか!?
とぅーびーこんてぃにゅーど?
「正直言って君を早めに攻略できてホッとしているよキョン。
まったくメインヒロインという存在はやっかいなひとたちだからね。
まさか僕のキョンに入ってくるなんて思わなかったよ……。
キョンの中に入れるのはたったひとりでなくてはならない。
キョンにふさわしいのはひとり……この僕だけだ」
(やれやれだな。学校で用心深く谷口からもらったエロ雑誌を防御に使ったが……
あんな数のフラグで攻略にかかるとは思わなかったぜ……)
「念には念を入れるか。こいつ(籍入れイベント)で……ハッピーエンドを迎えてね」
「…………!」
「これで完全攻略だよキョン!」
超監督佐々木のスタッフロールが見え始めたその時、乱入する人影が一つ!
「ばっかやろう! コイツみたいな朴念仁相手には攻めあるのみだろうが、
佐々木ィィィィィィィッッ!」
(藤原!)
突如として意味不明なカミングアウトするポンジー。
だが佐々木の世界の前では無力だった。
「やっぱり藤原くんか……。惜しかったねぇ……藤原くん。
ほんの一つ……あとほんのチョッピリイベントをこなしていれば
僕のフラグを立てられた奇跡が起こったかもしれないのにね……」
「こ……こんな……バカな……」
佐々木に突き刺さったフラグをクラッシュされて崩れ落ちるポンジー。
「この僕にキョン以外の恋愛フラグは立たないし立てられない。
SOS団(世界を大いに盛り上げる佐々木□□の団)は君に説得をして、
全員『キョン×僕』に賛同というわけだよね……」
恋愛どころか洗脳フラグが立ってしまったポンジー!
逃亡の機会を見計らっていたキョンは果たして再び元の生活に戻ることができるのだろうか!
とぅーびーこんてぃにゅーど?
!. :./: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : ,'.:.! \:ヽ : :.、:.:.:!:.:.:.ヽ
l: . .!. : : . : : . : : : :.!: : : : : : : : : : :,':./ _ゝ‐-: :|、:.!:.:.:.:.ヽ
!. ..l. : . : : : : : : : : :|: : : : : : : : :l: イ;.!, -'"´ ト:.:.:!:l:..|:.:.:.:.:.:!
. !. . |: : : : : : : : : : : :ト; : : : : : : :.! l !イ !ヽ |.!/:.:.:.:.:.:.:l
| : !: : : : : : :',: : : :, x-─ :.:...:.:l!.| レ 彡≠、k_ヾ:..r-、.:.:.:.:.!
. !: . .! : : : ヘ: : ,x '´: : ト、ヽ . :.:.:!レ ー斗匕て',ラ゙:.:.:.:!., ヽ.:.:.:}
. l. . :.',: : : : :.X: :.ヘ-、:.::fヽ \_,' "ヘっ_..::.ノ.! :.:.:.:k' /:.:.:.i
!. : : ',: ヽ:.´.:ヽ、:.ヘ xz≠ミk ゝ- ´ ! :.:.:.:.Y.:.:.:...ヘ
l. : : : ヽ: ヽ、:.\X〈!ら::..:;.ぅ |:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.|.:ヽ
. ',. : : : : ` -`_t xz、 ヘヒr- ´ 、 |. :.:.:.:.:.!.:.:.:.:ト、.:ヽ 僕のまんこくっせええええ
. ', : : : : : :.:.:.:.iヘしヽ , ,.l :./:l./:.ィ:ハ.} ー`
', : : : ヽ :.:.:.ヽ ニ > ー "´ イi:.////ソ リ
i : : : : ヽ: .:.:.::.:.:.:..:.:.ヽ、 _ / リ/iイ'
. }: : :.ト: :、ヽ:.:\.:.:.:.:..:.:.:.:.、ニ ― t - ' メ
| : :.ヽヽ:.ー 、_ヽ_Zー‐ ̄ー` i ' ,
l: ハ:トヘ  ̄ j ` - _
// ゙ー / ` - y`ーv、__
/ <: :/: : : : : 入
/レ ' __ r ' ´ ̄ <´: :/: : : : : : : :.i
_ ,ヘ: :.ラ ` そ: / . . : : : : : : :ヽ
,´: : : :ヽ::} _ ― :.: ̄i . : : ヽ
,' : : : : : : y _ - ―..- ‐  ̄ ..::..... { . . : : i
佐々木さん実は振り向き厨
| ̄
. ( ゚д゚) | はーねがー♪擦り切れてー折れる日ーまでー♪
| ヽノヽr┘ 翔ばたきーたーいー♪
>> 'T
| ̄
( ゚д゚ )彡| そう!
| ヽノヽr┘
>> 'T
↑佐々木
>>692 どんな笑い方パターンがあったけ?
教えてエロい人
「2年前にキョンと同じクラスだったが……これほどまでにッ!
絶好調のハレ晴レユカイな気分はなかったなァ…くッくッくッくッくッ
キョンのフラグのおかげだ、本当によくなじむッ!
最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハーッ」
SASAKIさんは絶好調なようです
JOJOだな
さんくす
流るんが、辞書に載ってしかるべきだとまでいうJOJOなのですよ。
ということで、驚愕にて佐々木さんが突然
>>700みたいなことを言わない様に切に祈り
ます。
首から下はみくるの体でホクロで気づくとか?
佐々木さんの首から下が朝比奈さんになってたら
いくらキョンでも気付くだろう。
ホクロの確認なんてするはるか以前の段階で。
信じないと思ってはいるけど、ここまでズバっとくるとなあ
間違えッた↑orz 寝る
「ところで橘さん、一つ確認していいかい?」
「えっ?」
「時間を稼ぐのはいいが……、別にキョンを押し倒してしまっても構わんのだろう?」
「佐々木さん……。ええ、遠慮はいらないのです!」
「では、期待に答えるとしよう」
体は僕っ子で出来ている。
口では理屈で、心は純情。
幾たびもフラグを立てて不発。
ただの一度も振られることはなく、
ただの一度も理解されない。
卒業後は常に独り、バス通学で車に酔う。
故に、高校生活に意味はなく。
その体は、きっと僕っ子で出来ていた。
「……閉鎖…空間……」
「ご覧の通り、キョンが挑むのは無限の僕っ子。ツンデレの極致。恐れずしてかかって来い」
やれやれ、と言いながら歩み寄るキョン。
これは文学ネタかw
でも何か他に既視感が
>>714 fate自重w
でもワラタ。よー作るわ。ながるんに問いたい、
ネタの貯蔵は十分か?
公式カレンダーに我らが星の佐々木嬢が登場していない件について話し合いたいのだが、
このスレで相談するのは構わないのだろうか?
それを話し始めると悲しくなってくる気がするから
したくないのであります°・(ノД`)・°・
719 :
624:2007/11/12(月) 08:33:15 ID:Wm8PSPYe
神曲の果てを書いた624です。
読んでくれた皆様、管理人様、ありがとうございました。
しかし確かに橘SSっぽいですな、これ……。
>>634 これ以上続けると18禁板行けって内容になりそうなので自重しました。
時間が出来たらエロパロ板に書くかもしれませんが、当分無理ですわ。ごめん。
>>714 佐々木空間wwwwwww
フラグがいっぱいささってんのか
>>719 GJ
告白して、お付き合いするところで終わる小説が多いから、無理に続けなくても良いと思うよ。
皆で佐々木さんのキャラソンを考えよう。
既存の歌では「こんなに近くで」が誰よりも佐々木さんにあっていると思う。
725 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/12(月) 17:44:09 ID:bN9Hh3zV
一人称が僕のブルーハーツの歌でもいいと思うな
鳥の歌
565の続きです
一応今日で修学旅行編は完結のつもりです。
「これなんかどうだろうか」
「こんなんがいいのか?」
「僕は好きだよ」
「・・・じゃあこれを」
こんな掛け合いを見れば一人くらいはカップルと勘違いしてくれる人がいるんじゃないだろうか。
俺たちは今買い物中である。
佐々木は天女のような笑顔であれやこれやと俺の土産を選んでくれている。
買い物っていいもんだな。
しかし佐々木が選ぶお土産はどことなく風変わりで
そのたびに俺は躊躇するのだが、いつも佐々木の一言で購入を決める。
「これは・・・・・・使えるのか?」
「使えるよ。僕は好きだ」
「じゃあこれも」
佐々木が好きなんて言ったら断れるわけないだろ?
いや、もちろん俺に言ってるわけではないことくらいわかってはいるが。
「これで・・・・・・全部かな」
「そうだな。さんきゅ」
「礼には及ばないよ。私も楽しませてもらった」
佐々木は予算内に全てを収めてくれた。しっかりと俺の小遣い分まで残して。
さて、何買うかな。
「今日はホントありがとな。佐々木って思ったより買い物上手だったんだな」
「予想外だったかい?僕は買い物だけでなく炊事、洗濯にだって自信を持っているよ」
「そりゃ凄いな。いい奥さんになれるぞ」
「なっ・・・・・・」
しまった。
慌てて俺は弁解する。
「べ、別に変な意味はねえぞ!ただの褒め言葉だ。心配すんな」
俺の訳のわからない言い訳を佐々木はどう思ったのか
ふぅ、と息をつき
「そうだね。君がそんな発言をするなんて余りに思惑の外だったから――」
少し驚いたんだ、と佐々木は言った。
わかってもらえたみたいだ。良かった。
そのときに後ろの電信柱から音が聞こえた気がするのは、たぶん工事のせいだろう。
佐々木はしばらくして
「少々待っていてくれないか」
と言うと走っていった。
「さて・・・と」
俺は佐々木がトイレに行っている間にするべきことがある。急ごう。
俺が帰ってきたときには佐々木はもう戻っていた。
「どこに行ってたんだい?」
少し――、怒ってる。
「戻ってきたときに相手がいないときの気持ちも少しは考えてくれ」
帰ったかと思ったじゃないか、と呟いたのを俺は聞き逃さなかった。
「これを買いに行ってたんだ」
俺は慌てて袋から取り出した髪止めを出した。一瞬頭の方がズキッとしたがそれどころじゃない。
「・・・・・・これは?」
「ほら、今日付き合ってもらっただろ。おかげで土産も全部買えたし、そのお礼だ」
「・・・・・・」
「あ、もちろん気に入らなかったら即効で捨てていいからな!」
そんな俺の提案に佐々木はふるふると首を振って言った。
「一生・・・大事にするよ」
「・・・・・・」
なんだろう、この空気は
「それに、それはあれだぞ」
なんか変な雰囲気になりそうだったので俺はたまらず口を開いた。
なんであんなこと言ったんだろうな――
「それには罰ゲーム分も入ってるぞ。佐々木も災難だったよな。そんなんで俺を誘う羽目になって」
その瞬間佐々木は怪訝な顔を俺に向けた。
「罰ゲーム?」
「お前昨日の女子たちとゲームして負けたんだろ?じゃないと俺を誘うわけないもんな」
「え?しかし・・・・・・しかし誘ってくれたのは――」
「ほら、お前が嘘をつくの辛そうだったからな。それなら俺が誘った方が佐々木も傷つかずに済むし」
「・・・・・・そうか」
――まただ。
「そういうことだったんだね」
――またあの痛みだ。
「君は罰ゲームだと考えて・・・・・・僕を・・・誘ってくれたのか」
静かに、唇を震わせながら彼女は言った。
「・・おかしいな、と・・・初めに気付くべきだったね・・・・・・落ち着いて考えれば、君が・・・・・」
――痛い
「君が理由もなく・・・僕を誘ってくれるわけないじゃないか」
――やめてくれ
「それを・・・僕はバカみたいに・・・・・・はしゃいで・・・・・・・・・・で・・・」
それから先はもう言葉にならなかった。
佐々木は必死に、何かを押し殺すように震えていた。
俺がなんと声を掛けるか悩んでいると、
「・・・おや?もうこんな時間だ」
先程が嘘のように、佐々木は努めて明るい声で言った。
そのあまりのギャップに俺は呆気にとられていた。
「あ、そう・・・だな」
「ほら、キョン。早く戻ろう!」
「ん、あぁ」
こうして、二人の最初で最後のデートは終わった。
その日以来、佐々木がこのことについて話をすることはなかった。
・・・・・・・・・・・・?
次の日には佐々木は何も無かったかのように元気に振る舞っていたし
・・・・・・・・・・・・
俺も時間が経つにつれ、その時のことを忘れていった。
・・・・・・・・・・・・
そして卒業した俺たちはそれぞれ別の高校へ進み、
・・・・・・・・・・・・
俺は涼宮ハルヒと出会い、ハチャメチャな毎日を送っっている――
すっきりさせてくれー!
キョン氏んでくれ
佐々木の性格改変があるから無理
(´;ω;`)佐々木たん……
寂しいのう、切ないのう
就学旅行編とあるので続編でハッピーエンド期待
今も昔も、キョン氏ねが、合言葉ですね。
橘さんと九曜さんと一緒に藤原君家に突撃訪問した日のことでした。
「藤原さん?これは、もしかしてこれは、タイムテレビと言う物ですか?」
「―――タイム―――テレビ―――」
「頼むから、勝手にいじるな」
画面には僕達の未来の姿が映っていた。
・・・・・・・・・
うれしそうな顔で涼宮さん達が言う。
「佐々木さん残念ねー、風邪で旅行行けないなんてねー」
「心配いらない。彼の面倒は私が見る」
「そろそろ、時間ですよ。涼宮さん」
「焦らず、ゆっくり直すのだぞ、佐々木」
やっぱりキョンは優しい。
僕達は雪山に行く予定だったのに、僕は急に風邪を引いていまったのだった。
涼宮さんと長門さんはキョンとヤル気マンマンだ。発情したメス犬でも、そこまであからさまじゃないよ。
・・・・・・・・・
「それで、すったもんだの末、あいつだけが行方不明になるのだが。その後が観測不能なんだ」
「涼宮さんが変な計画立てるからですね。
荷物も持ってないですし、キョンさん大丈夫ですか?」
「一説によれば、あいつが死ぬ未来もあるらしいが」
そう言った藤原君は、『しまった』という顔をした。
キョンが死ぬなんて嫌だ。キョンは僕と結婚するんだ。
「そうだ、僕が行ってキョンを助けるんだ。
二人きりで親密度を深め、そして、恩義を感じたキョンは僕と結婚してくれる。
我ながら良いアイデアだ。準備してくるよ」
「ちょっと待て、タイムトラベルはそんな簡単なものでは無いぞ」
「ライター良し、携帯コンロ良し、タオル良し、毛布良し、食料良し、コン○ーム良し、
着替え良し、キョンの下着良し、ラジオ良し、懐中電灯良し、ナベ良し、割り箸良し、スプーン良し。
他に持っていく物あるかな?」
「佐々木さん。藤原さんに無理言ったら、かわいそうですよ」
「―――これが―――地図―――ここに―――小屋―――」
九曜さん気がききますね。ありがとう
「そんなつまらん理由の申請が許可されるわけ。え?許可された?」
「仕方が無い。行くぞ。あの雪山に」
・・・・・・・・・
目眩を覚えて目を覚ますと、目の前にキョンがいた。
「目を覚ましたか?佐々木、だな?」
「え?と、お早う、キョンここはどこ?今は何年の何日?」
僕達はあの日の雪山の薄暗い小屋の中にいた。隙間風が寒い。
キョンが気絶した僕をここまで運んでくれたらしい。
なお、九曜さんの地図は無駄になったらしい。
「その質問するということは、お前は高校生の佐々木で過去から来たのだな?
2年生、3年生どっちだ?」
「えーと、禁則」
「言えなかったら仕方無いけど、俺に手伝う事はあるか?」
「それは大丈夫。僕はキョンを助けに来た」
「それは、ありがとう。」
あー、その目は僕を馬鹿にした目だな
「寒いから火を起こさないとな。僕のリュック開けてくれ」
あれ、ライターの火が着かない。
「お腹すかないか?食べ物沢山持って来た」
缶詰あるけど缶切りが無い、残りはお湯が無いと食べれない物だし。
「そうだラジオ、今後の天気は」
しまった、電池が入ってない。僕は何と間抜けなんだよー。
「そういえば、何故明るいんだ?」
「これだ、鶴屋さんにもらった携帯万能機具だよ。
いろいろな機能が付いているのに、小さくて軽いんだ。電池は充電式で長保ちする」
まるで未来の秘密道具のような素晴らしい機械。そういえば、今は未来だった。
「佐々木、これ食え」
キョンは飴玉を差し出した。
「こんな物、隠していたんだ」
「遭難した時のために、いつも人数分用意しているんだ」
まるで予想していたような落ち着き
「キョンは今日、自分が遭難することを誰かから聞いたのか?」
「そうじゃない。いつか遭難すると予想していた。
ハルヒは山をナメているし、俺達を困らせて反応を見る連中がいるかもしれないしな」
「助けに来たのに、何も役立つもの持ってこれなくて、すまない」
「充分ありがたいよ。
ナイフ持っているから缶詰を開けよう。それから、万能携帯機具で火を起こそう」
そうか、僕のやること何も無いのだな。
お腹がふくれて、僕は少し元気になった。
「夜は寒い。キョン、一緒の毛布にくるまって寝よう」
その瞬間、僕はまた目眩を感じた。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
「大丈夫ですか?佐々木さん」
「戻った?良いところだったのに」
「―――どう―――だった―――」
「大失敗」
あーあ。これじゃ、何しに行ったのだろうか。僕はドジばかり。
・・・・・・・・・
雪山から帰ったキョンは、真っ先に佐々木の所を訪問した。
「佐々木、山で遭難した時はありがとう。これは御土産」
「え?僕はずっと寝ていて」
キョン、急に何を言い出すんだ
「高校生の佐々木が助けに来てくれたんじゃないか」
「あ、思い出した。そうだった」
ずっと忘れたままでいたかったよ
「佐々木、ありがとう、おかげで助かった」
「そんな、僕はドジで何も役に立たなくて、逆に助けられて」
キョンは照れたように顔を赤らめ、深呼吸を何回かした後こう言った
「お前がいたから、俺は助かった。
多分俺達は一人じゃ不完全で二人で二人前なのかもな。だから」
「だから?」
「結婚してくれ」
そして、僕達は梅の花が咲く頃、結婚した。
(終わり)
なんかドラえもんにあった話のパロはいってないか??
二人で二人前・・・・・・?
>>743まあそこらへんは見逃しといて・・・ドラえもんGJ
カオスだな
俺は涼宮ハルヒと出会い、ハチャメチャな毎日を送っている――
「違う!」
これは何だ?予知?既視感?いや、そんなものは今はどうでもいい。
ただ一つ確かなのは――
このまま何もしなければ俺は一生後悔するってことだ
大切なのは過去でも未来でもない
今だ。俺が生きている、行動できる今なんだ。
こんなことになぜ今まで気付かなかったんだ。
佐々木の思いになぜ気付いてやれなかったんだ。いや、気付こうとしなかったんだ。
ひょっとしたらもう遅いのかもしれない。もう終わったのかもしれない。
それでも・・・ほんの、ほんの一握りでもやり直せる可能性があるのなら・・・・・・
神様でも悪魔でも誰でもいい。だから――
だから俺にチャンスをくれよ。
俺が帰ってきたときには佐々木はもう戻っていた。
「どこに行ってたんだい?」
少し――、怒ってる。
「戻ってきたときに相手がいないときの気持ちも少しは考えてくれ」
帰ったかと思ったじゃないか、と呟いたのを俺は聞き逃さなかった。
俺は慌てて先程買った袋を出そうとして――止めた。なぜかはわからない。
「すまん」
素直に謝った。こんな言葉で許してもらえるかは定かではなかったが、
俺の意に反して佐々木はあっさりと言った。
「いいさ」
佐々木は一瞬目を閉じ、
「その代わり、もう少し僕に付き合ってくれないか?」
佐々木の頼みを断る奴なんてこの世に存在するのだろうか。少なくとも俺には断る理由はなかった。
もともと今の状況だって貰ったようなものだ。それならば楽しまなければ損だろう。
「いいぞ。どっか行くのか?」
目の前の少女はその問いに答えることなく歩き始めた。
その間佐々木は終始無言で何かを考えているようだった。
悩んでいる佐々木を横で見るのも悪くないな。
そんな事を考えながら、歩くこと数分――
俺たちはそこに着いた。
着いた場所は何の変哲もない道路だった。そこで立ち止まったと言う方が正しいのかもしれない。
ここで佐々木がやっと息を吐いた。
「ふぅ。やっぱりダメだね」
何がだ?
「昨日班の友人に色々ご教授いただいたんだよ」
あぁ。あいつらか。
「今人気の飲食店や遊戯場なんかをね。しかし――」
・・・・・・
「やはり私にはムリなようだ」
恐らく呼称が変わったことに本人は気付いていないだろう。
昨日のように。
「私は世間一般の女性とは考え方が違うらしいんだ。それはキョン、君がよくわかっているだろう?」
俺は無言のまま。
「自分でも考えたりするがダメなんだよ。これが私なんだ」
自分を確かめるように。
「今日だって・・・・・・何をすればいいかわからない。ただ一生懸命土産を選んだだけさ」
自分に呆れるように。
「情けないことに気の効いた交遊場所の一つも思いつかない」
佐々木。
「まったく。こんな自分には嫌気がさすね」
もういいんだ。
「だから――」
佐々木。
「だから今日はこれで・・・・・・・・・・終わりにしよう」
佐々木は静かにそう言うと俺に背を向けた。
「・・・・・・」
俺は無意識の内に彼女の腕を掴んでいた。
気付けよ佐々木。
買い物中、土産を真剣に選んでいたお前。さっき黙って歩いていた時の横顔。
今、手を震わせながら俺に話し掛けている仕草。頬を伝っている涙。そして――、
そしていつも俺に見せてくれる天使のような笑顔。
その全てが愛らしい、佐々木という女性のものなんだよ。
ああ、俺は――
なんて――
俺は一度目を瞑った後、目の前の少女に向かって話し始めた。
「・・・・・・ホント、俺って奴はどうしようもないバカでマヌケで臆病で」
「特別成績がいいわけでも、顔がいいわけでも運動神経があるわけでもないし」
「自分にも自信が持てなくて、お前に今日誘われたことも変に勘ぐるような鈍感意気地無し野郎だ」
「でも、こんな――」
「こんな俺でもたった一つだけ気付いたことがあるんだ」
>>743 「ところで、キョン。プロポーズの時の『二人で二人前』というのは、どういう意味かな?」
「俺達二人が力を合わせれば、一人前の人二人分の力を出せる、ということで、別に間違えたわけではないぞ」
ということに、してあげて下さい。
佐々木は真っ赤な目で俺を見つめている。
「俺には気になる奴がいた」
「そいつは毎日俺に話し掛けてきて変な話をしてきた。いつも笑顔の変わった女、それが初めの頃の印象だった」
「そいつが笑うと自然と俺も嬉しくなったし、俺の一日は幸せなものになっていった」
「いつの間にか毎日その笑顔を見ることが俺の楽しみになっていたんだ」
「難しく考える必要なんてなかった。ただそれだけだったんだよな」
「それなのに、俺が根性なしのせいでずいぶんと遠回りしちまった。」
「けど、やっと気付いたんだ」
俺の一番望むモノ――
「佐々木」
それは――
「好きだ」
「・・・・・・ありがとう」
目の前の女性は今まで見てきた中で一番の笑顔を俺にくれた。
一通りその空気を味わい尽くした後で、俺は思い出したように袋から髪止めを取り出し
さっきはこれを買いに行ってたんだ、と言った。
「俺の間抜けさ加減がこれで許されるとは思わないが、受け取ってくれないか」
目の前の少女は不敵な笑みを浮かべている。
「まったく。君はこんな物で、今までの僕に対する無礼の数々を帳消しにできるとでも思ったのかい?」
「う・・・いや・・・・・・思ってない。その通りだ」
じゃあ、どうすればいいんだ。と俺が尋ねると
佐々木はしばらく考えた――振りをして答えてくれた。
「これで許してやろう」
佐々木は俺の渡した髪止めを髪に付けて――
そっと目を閉じて背伸びをした。
やれやれ。
どうやら彼女には頭が上がりそうにないね。
後ろからは三人分の風の音が聞こえてきた――
これで今日の投下は終わりです。
長々付き合って読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
それでは。機会があればまた。もう少し勉強して帰ってきたいと思います。
>>753 ハッピーエンドにしてくれて有難うGJでした!
>>753 GJ
投下中にしょうもないレス入って、すまん。
連投規制防止で別によくないか?
. -‐-
〃. ヾ
. ! |ノiノハ从ハヽゝ
i (| |┰ ┰i | 投下中と気付かずに書き込みを行った場合や、
'ハリ、 - ノリ 深夜に敢えて行う支援ならばともかく、
Ol⌒ll⌒D 通常の内容のレスが割り込むと、
. くソ_i_li;ゝ 物語に没入している読者の興を削ぎ、読者にも作者にも迷惑
(__i_) 回避できるのであれば そうすべき
>>761 わざとやる人なんていないだろうからそんな気にしなくてもいいでしょ
被るのだけは仕方ない
もう責めてやるなよ
久々に来たけど相変わらず投下多くて羨ましい
驚愕マダー
投下が多いのは非常にいいことだね。
僕もレスが重なっても謝る必要はないと思うよ。
こら!
ながるん、驚愕はいつになったら発売するんだい?
ポンジー達の時代にはきっと発売してるよ
・・・多分
なんかふと思った。
戦わなければフラグが立たない!
「私、有機体の生理現象はよくわからないけど、イライラするのよ」
「私はただ、佐々木さんとラブラブになりたかっただけなのです……」ショワショワ
「会長は、私の大切な人だから……」
「−−人間は、みな、らーいだVすりゃあ?……」
「……私の占いはあたる」
「ご、吾郎ちゃんて誰ですかぁ?」
「止めてやるわ!(私がメインじゃない)こんな戦い!」
「私は、キョンに命を与えるためなに戦っている!」
仮面ライダー涼木!
日曜の朝からやってたりしたらいいな。
佐々木さん、仮面ライダー涼木の巻
スズキ?
佐々木さんはどっちかっていやリュウガのポジションだよな
むりやり「りょうき」とか読んでくれると助かるorz
ポンジーは最初に出てきて自分の契約モンスターに殺されるわけだな
誰が天の道をいってくれるんですk
>>770 それ朝倉さんちゃう、浅倉さんやー
つーかこの組み合わせだとTV版はキョンと佐々木が恋人で、TVSP版だと長門がキョンの恋人(佐々木さんは元カノ)になるのか…
>>776 あの万能キャラと自己中っぷりからして、ハルヒなんだろうな…まぁ。
後ぼっちゃまは古泉で。
ハルヒでカブトネタは使い古されてますが
キョンはガタックで
そう言う動画もあったな
佐々木「僕に釣られてみるかい?」
ハルヒ「あたしは最初っから最後までクライマックスよ!」
朝倉「私デンライナーの車掌になりたいの。だから死んで?答えは聞いていないわ」
長門「・・・泣けるでー」
780 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/13(火) 06:57:42 ID:OQXZ4bNN
定期あげ
>>769 ポンGの未来は消滅している可能性もあるよ
こんなにSSが豊作になるとは、まとめサイトの管理人も整理に大変だね。
靴の読者アンケで佐々木さんのイラストもっと載せてくれって
要望出し続けてるんだがなかなか載らないな。
援護射撃を頼むぜ!
もっとって事はラノベの挿し絵以外に何かしら絵があるの?
佐々木さんは野球観戦とかはしないのだろうか?
>>784 靴にはのいぢの描き下ろしが載る
それがいつもハルヒたちばかりだから佐々木団も載せてほしいなと
787 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/13(火) 18:44:07 ID:OQXZ4bNN
定期あげ
音ゲーに目がない佐々木さん
ピアノを習いたかったけど習えなかった佐々木さん
下手なくせにスペランカーみたいなクソゲーに目がない佐々木さん
たけしの挑戦状に敗れ去ったことがトラウマになっている佐々木さん
スイーツ(笑)がトラウマになっている佐々木さん
What is スイーツ(笑)?
たまに見るフレーズだが、佐々木さんのトラウマと来たら許しておけん。たけしは仕方ない
パスタ ランチ セレブ ビビッド 女性の鬱 癒し系 マイナスイオン Wハッピー婚 ダイエット エステ
フェミニン 専用コスメ ナチュラルスイーツ 夏色コスメ 秋色ファンデ レディースプラン アメニティライフ
自分らしさを演出 隠れ家的お店 マイブーム 若い女性に人気 思い切って残業 デキる女性 がんばった自分へのご褒美 高級ブランドショップ これで変身 等身大の自分 くつろぎインテリア 常に上目遣い 愛され上手
さぁ自分磨きがんばろう! ロハス スローフード デトックス ダメージヘア 納豆で血液サラサラ 保湿成分配合
ふわモテカール 小悪魔メイク 自立した大人の女性 そんな彼女の普段の顔 週末セレブ
ハッピースピリチュアルメイクアップアドバイザー スローライフ ガーリッシュ アダルトなショットバー
流行にキャッチアップ キラキラ小物 詰め放題 モテカワ ピラティス ホットヨガ ハリウッドスターにも大人気
骨盤体操 くつろぎの温泉宿 ツンデレ系でカレの気を引いちゃえ! 艶女 キッチュなサーフガール 酸素バー
かわいい 子猫 エロカワ キモカワ スピリチュアル マイナスイオン 女磨き っぽい雰囲気 寂しがりや
構って病 Lady nanoty ヤバイ キテる ほっこり ハニートラップ 女だけで、楽しむ。
新定番(ニュースタンダード)ヒロイン 優雅な週末 春色フルーツカラー配色レッスン ヲタージョ
ワーキングビューティー ワザあり!下着 着回しトップレス 真似したい総決算 女ヂカラ ケータイ小説
おやすみ、マンモス。 ガイタメジェンヌ 美肌のカリスマ ハートフルストーリー ちょいワルマタニティー ○○男子
プチ○○ キャンパスデビュー ○○をプロデュース 恋愛体質 プチうつ 語学留学 おひとりさま キャリモテ
誰かこれで一作頼む
佐々木「
>>794がスイーツの全貌らしいんだ」
キョン「いや、よく見てみろ、スイーツ(笑)となってある。笑えるのか、コレ?」
佐「ふむ、そこでなんだ。使い方を考えてるんだけど……」
キ「(笑)ってあるぐらいなんだから、ギャグの一種なんだろ?」
佐「それすらわからないんだ。なんせ、使ってる所を見た事がなくてね」
キ「しかし、佐々木にもわからん物があるんだな」
佐「まぁ、僕だって人間だからね」
佐(女子を部屋に呼んどいて襲わない君の気持ちが一番わからないだけどね)
どんなやねんw
ある日、所用であまり通らない繁華街を通っていると、佐々木に出くわした。
珍しい。完全に固まっている。
「どうした佐々木、バシリスクと視線でもあったか」
「き、キョン、助けてほしい。僕にはこの空間は理解不能だ」
「橘さんにアドバイスされて、もっと積極的に君を落と……ゴホンゴホン。
たまには気分転換するといいと言われて、この雑誌と共に送り出されたのだけれど、
どうにもこうにも、ここに氾濫しているのは本当に日本語なんだろうか」
あのダディアーナザン……じゃなくて橘めまた余計なことを。
しかしまあ、あの博識の佐々木にも分からないことがあるとは驚きだな。
「ハッピースピリチュアルメイクアップアドバイザーというのは、
南米や東南アジアの一部未開(失礼)民族の間での、精霊と交信する呪術医(シャーマン)と
関係があるようなんだ。おそらくメイクアップというのも、ある種の化粧を施すことで、
戦闘における意欲を高めたりする呪術的な儀式で、多くの地域でシャーマンの権能とされているものだ。
ほら、ヒンディー教の人も、額に朱を塗っているだろう。あれも同類だ。
ただ、どうしても「ハッピースピリチュアル」というのがどの民族のシャーマンのことだか分からず、
気になって気になって……」
……佐々木。
「あと、ホットヨガというのも気になるよ。もともとヨガというのは肉体的な苦行に耐えることで、
高い精神性を追求したり、不随意筋のコントロールに成功したりすることを目指すもので、
これがさらにホットヨガというのは、一体日本の法体系、とりわけ消防法上、される施設なのだろうか。
どれだけの業火を用意すれば、ホットヨガと言えるのだろうか。
いや、そもそも人間を構成するたんぱく質は高温では崩壊するのであって、
だからこそ体温計は42度までしかないんだよ。ホットヨガなるものがそれを上回らない保障はないよ。
なんといってもヨガで、ホットだよキョン。
一体、どういう裏の筋が介入すれば、日本で白昼堂々とこんな恐るべき代物が開業できるものなんだい。
キョン、僕はこの一体が恐ろしくてたまらないよ。なんという無国籍・無法地帯なんだ!」
……佐々木、もういい、もういいんだ。
誰だって苦手なものはある。
俺だってふわモテカールとカール大帝の関係は知らんし、小悪魔メイクとブラックデビルのコスプレの違いもわからん。
だがな、わからなくても世界はまわっていくし、スイーツ達は生きていくんだよ。たくましく。
お前みたいに、全てに意味と整合性を求める生き方は称揚に値するが、たまには商業主義の存在も認めてやれ。
てなわけで、見知らぬ単語の波に、まるでドーベルマンを目の前にしたシャミのようにおびえた佐々木をつれて、
大戸屋で和昼食を取り、図書館にしばらくつきあって、佐々木が落ち着いてから一緒に帰宅した。
ああ、神様、完璧な人なんていないですよね。今チョット俺、あなたに対して優しい気分でいられます。
翌日、
「昨日佐々木さんと何してたのよ!」とハルヒに難詰され、古泉がまた一週間バイト(ry
神様、昨日の発言はナシにしといてください。何故俺ばかり。
佐々木さん、スイーツとは甘味類のことだろうか果物の複数形だろうか、の巻
>>795 >>796 お前らの想像力には完敗だ!
GJ過ぎるぜ!
一応、期待していたのはこんな展開だ。
tp://alfalfa.livedoor.biz/archives/51089138.html
書くの早っ!GJですじゃ
どうでもいいけど、
着回しトップレスじゃなくてトップスだよな?
どうでもいいけど。
ポテトチップスおいしいです
>>794 佐々木「ハッピースピリチュアルメイクアップアドバイザー……」
キョン「何だって?聖闘士☆星矢の必殺技か?」
佐々木「違う違う」
キョン「じゃあ何だ?」
佐々木「実は詳しくは知らないんだ。ただスピリチュアルなメイクって事は
何か呪術的な物じゃないかと思うんだよ。キョンはどう思……」
キョン「喰らえ!ハッピースピリチュアルメイクアップアドバイザー!」ビシ
佐々木「いた」
キョン「俺の新しい必殺技だぜ〜」
佐々木「…………」
キョン「あれ?あんまり面白くなかったか?」
佐々木「…………」
キョン「…………」
佐々木「…………」
キョン「…………スマン」
803 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/13(火) 22:46:14 ID:+XSCV2AO
上でスイーツで書いたけど、勢いで書くのは怖いよな
リンカーン見てて思ったわ
媚薬クッキーも息子を折るのもその場だもんなぁ
トップレスだとさくらんぼ丸出し…www
「スイーツ(笑)」と掛けて「片思い」と解く。
そのこころは?・・・・・・さ〜て、答えなさい!!
いつかは醒める、だろ?
キミって男は、キミって男は・・・・
いや、キョンなら「腐りやすい」とか「痛みやすく壊れやすい」とか言うはずだ
>>796 今気づいたがオンドゥル混ぜんなwwwwwwwwwwww
面白さが全く解らない俺は負け組
俺も負け組っつーかWiki管仕事速すぎる
813 :
SS死神:2007/11/14(水) 00:53:30 ID:W4bm+eVb
午後からキョンと演劇を見に行く予定だった日の午前中、僕の家に涼宮さんが来た。
黒ずくめで、作り物の大きな鎌みたいな物を持っていて、民話の死神みたいな格好だった。
「涼宮さん、どうしたの?死神みたいな格好で?ハロウィンはとっくに終わったわ」
「死神みたいなじゃなくて、あたしは本物の死神なの」
とうとう頭がイカれたか?
いや、自分では面白いと思っている冗談に決まっている。
「麻雀で勝負するわよ。覚悟してね」
初っ端馬鹿に高い手をツモられたが、その後ジリジリと追い上げ、見事逆転勝利した。
「3連勝したら魂もらおうと思ってたけど、1勝もできなかったわね。というわけで、これは貰っていくわ」
と言って、演劇の券をビリビリに破いた。
「何をするの?涼宮さん!」
僕は破れた券を呆然と見ていた。
気が付いたら涼宮さんはいなかった。
酷いわ。抗議しないと
「ちょっと涼宮さん(以下略)」
「ヒック佐々木さん?何言ってるの?ヒック」
『涼宮さん飲み過ぎですよ』という朝比奈さんの声がする
もしかして酔っているの?
古泉くんが電話を代わった
「涼宮さんは、あなたと彼がデートに行くと聞いてから、ずっと飲み続けています。かれこれ2時間」
ということは、さっきまでいた涼宮さんは?
「え?さっきまで僕の所に涼宮さんが来ていたのだが」
『有希飲んでいる?』という涼宮さんの声に長門さんが答える『飲んでいる。でも、いくら飲んでも酔わないこの体がうらめしい』
「幻覚でなければ、分身ですかね?
それより、御身体は大丈夫ですか?涼宮さんはうわ言のようにあなた達に死ねと言ってます。
何が起こるか判らないですし、今日のデートは取り止めるのが無難かと思います」
「ありがとう」
「そうだ、長門さんに代わりましょうか?」
「あなたは既に安全になった。心配ない」
「ありがとう。長門さん」
というわけで、演劇には行けなくなった。
代わりに映画見に行ったけど。
次の日のニュースで、僕達の行くはずだった演劇場の客席に照明が落下したことを知った。
幸いなことに死傷者はゼロだったが。
(終わり)
>>813 うい乙。
でもどっちかっつーと佐々木さんの方が死神っぺぇと言うか何と言うか…
ホラ、ブギーポップとかそんな感じのやつ。
星新一かな?久々に読み直したくなったよ。ちょっと押入れ探検してくる。
816 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/14(水) 05:49:03 ID:RIfDutaA
定期あげ
ボッコちゃん?
まぼろしのペンフレンド…懐かしす
ボッコちゃんは九曜が適任かな?
820 :
k:2007/11/14(水) 09:22:23 ID:rZQwmLxZ
話は変わるが保管庫すごいなwww小ネタの数が!
>>820 ハルにゃんを使い捨てか!佐々木ファンでもこれは許せないな。
>>821 管理人さんの努力に感謝ですね。
ジャンル分けとか作ってみるかね、我々で。
管理人さんの負担になると申し訳ないので。
新ページつくって、短編・長編・閲覧数リストみたいな、
ジャンル別のリンクリストつくってみるとか。
【シリアス】【ギャグ】【佐々木団】【佐々木キョン】
みたいなジャンル作って。
下手すると
【フラクラ】【ひどいフラクラ】【もう泣けてくるフラクラ】
とかいうジャンルで埋め尽くされそうだが
どうジャンル分けすると良いのだろうかねー
ガッチリしたいならまとめの話はそれこそ避難所とか行こうぜ。
そう言えば避難所とかあったなすっきり忘却してたぜぇ
キョンがハルヒを襲うじゃなくて選ぶと同じ巨乳属性の朝倉がキョンを襲う。
キョンが佐々木を襲うじゃなくて選ぶと同じ貧乳属性の長門がキョンを襲う。
6か月ごとにそれが繰り返される予定。
実は朝倉のモデルはハルヒで、長門のモデルは佐々木だとか。
全然違う?それはあれですよ。外人には日本人が全員同じに見えるというのと同じ。
>>823 【バカパク】【バカシブ】【インパク知】【シブ知】【寿】
でジャンルわけすればいいじゃない!
佐々木さんはひんぬーじゃない、美しいお乳と書いて美乳だ!と言ってみる
ハルヒよりはナくて、長門よりはアる。
そんな微妙な胸という意味で微乳だ!と言ってみたが誰か来たな。
( "ミ0 ̄`ヽ 胸 な ん て 飾 り で す !!
))(八)ヽソ _ ) _
ヾ)゚ヮ゚ノ) , -‐- 、、 , -‐- 、 , -‐- 、 '´/^ ´ヘo-、 〃 ` ヽ
〃 U U ヾ 〃# ; ヽヾ. ,'::;〃i::iヾヾ. ,'. / ト、 ヽ l#.fノノリj)l}ハノl lf小从} l /
. ! |ノiノハ从ハヽゝ.ハミ((メノリ从)) ,ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l. i. ((从ソ#.从〉 |l リ゚ ヮ゚ノl| ,ノハ{#゚ヮ゚ノハ /
i (| |┰ ┰iイ | i(| ┃ ┃ |!| /((::!┯ ┯l!| .l. (|┳ ┳i!l |iと)平iつ ((/} )犬({づ
'ハリ、 - ノリ | トリ、'' ヮ''ノl'!| i:::l::ヾヽ - ノ八. ハNiヘ ヮ ノハ! リlく_l:_j:〉リ / '"/_jl〉` j
. ⊂}:|{H}l:iつ レ゙⊂i__{\}_iつリ !:::l::⊂リ{介}リつ:i. ⊂)"ー'゙iつ 〈_バ_) ヽ_/ィヘ_)〜′
. くソ_i_li;ゝ .ノ_/__l_jヽ |:::|:::::i::く/_|_j〉::i::::| . /ュュュュゝ
(__i_) . `~(__i_)~´ ノ;;;l;;;;;i;;;;;(__i_);;;;;i;;リ . 〈__八_,〉
微乳同盟ktk「――情報連結――解除――」サラサラ……
佐々木は貧乳じゃなくて全体的に品のある品乳だよと言ってみる
おや、こんな時間に来客とは珍しい
835 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/14(水) 19:35:14 ID:W24wHYBq
受験の打ち上げで、友人の家で飲んでいた。
メンバーは、俺と国木田と須藤と他に男数人だった。
俺の反対を無視して、流れで王様ゲームをやることになり、俺に罰ゲームが。
「5番は彼女のはいているパンツを今から見てきて、その色を皆に言います」
「おー」
この場にいない奴を巻き込むなよ。というか5番は俺じゃないか。
「佐々木さんの家までは、ここから2分ぐらいだから、早いね」
国木田、お前まで、俺にそんな破廉恥なことをさせるのか。
「大丈夫、まだ9時すぎだ。佐々木は起きている」
「佐々木が嫌なら岡本でも良いぞ」
その時、何故か須藤が(怒)の顔で睨んでいたのを覚えている。
しょうがない。適当に時間を潰して帰るか。
と思ったら、お前ら俺が佐々木の所に行くのを監視しているな。ついてくるなよ。まったく
佐々木は夜中にも関わらず、何故か俺を部屋に入れてくれた。
断ってくれた方が良かったのに。
そして、俺と佐々木は
中学生らしく、変なことはせずに、ずっと話合った。
出会った時のこと、二人で過ごした日々、進路についての不安など。
最後の方は、話題が無くなって、欲しい子供の数とか、好きな結婚式の様式とかの世間話になった。
そして、佐々木が話疲れて寝入ったので、俺はおいとました。
もちろん、パンツの色なんか確認するつもりも無かった。
次の日。昨日の友人が俺を取り囲んだ。
「キョン、昨日はどうだった?」
あまりしつこく、佐々木のパンツのことを聞くので、「白」とだけ答えてやった。変態どもが。
そして
「よう、佐々木。昨日はキョンと最後までいったらしいな」
「進んでいるな。このスケベ」
「何でもスケベな解釈するのは、君達の大きな欠点だよ。くつくつ」
「ネタは上がっているぞ。キョンが昨日、お前の所に忍びこんだのは知っているぞ」
「昨日のパンツは白だったらしいな」
「なっ?!」
「やったー赤くなった―」
佐々木は俺を見つけると袖をひっばって早退した。
「すいません。僕達は早退します」
佐々木さん。もしかして怒ってます?
「須藤達に聞いたよ。昨日の僕のパンツが白とかいうのはどういうことかな?
僕によくわかるように説明してくれないかな?」ビキビキ
「いや、えーと、あのー」
駄目だ、うまい言い訳思い付かない。
佐々木は何か喚きながら俺をボコボコに殴った。やっぱり佐々木さんは怒らせると怖いです。
「起きている時は何もしてくれないのに、寝ている僕にイタズラするというのはどういう了見かね?え?
寝ている間に何と何をしたか正直に言うんだ。
もしかして、パンツを下ろして中身まで確認したのかね?」
こうして、俺は、寝ている女の子にイタズラをする変態と親友に見なされた。
俺はパンツ見てないぞー
男性諸君、夜中に女の子と二人きりになれても、スケベなことができると解釈したら痛い目にあうぞ。俺みたいに
(終わり)
乙!よかったよ
少しアレンジしてみたいのだが、いいかな?
改変ネタなの?
キョンが、自分を愛している3人の女の中で
誰を結婚相手にするか長いこと考えていた。
そこでキョンは3人に10万円ずつ渡し
彼女らがその金をどう使うか見ることにした。
ハルヒは、高価な服と高級な化粧品を買い、最高の美容院に行き、
自分を完璧に見せるためにその金を全て使って こう言った。
「私はあんたをとても愛しているわ。だから、
あんたが町で一番の美人を妻に持っているとみんなに思ってほしいのよ」
みくるは、夫になるかも知れないキョンのために新しいスーツやシャツ、
車の整備用品を買って、 残らず使いきる と、こう言った。
「私にとってはあなたが一番大切な人なの。だからお金は
全部あなたのために使いました」
佐々木は、10万円を利殖に回し、倍にしてキョンに返した。
「僕はキミをとても愛している。 お金は、私が浪費をしない、
賢い女であることをキミに分かってもらえるように使わさせてもらったよ」
キョンは考え、3人の中で一番おっぱいの大きいみくるを妻にした。
佐々木の部屋に入ってみるときちんと整理整頓されている。因みに佐々木は黄色のパジャマ姿だ。
しかも、胸のボタンからの隙間からブラをしていないのが解る。おい、偶然見えたんだよ!
決して覗いたわけじゃないからな!いったい誰に言っているのだろうね。
それにしても夜九時頃に男子を入れても良いのだろうか?多分俺は無害だと思われているのだな。
しばらく世間話をしていたら佐々木はポテッと寝てしまったのだ。初めて見るあいつの寝顔
春とはいえ、まだ寒い。そのままだと風邪をひいてしまうと思い布団をかけてやろうとした時
ズボンから、なんと白いパンツがはみ出していたのだった!思わず“ゴクリ“と喉を鳴らしてしまった。
そして今度は寝返りして上着が捲り上がり胸が丸見えになっている。ピンク色したさくらんぼが二つ…
こ、こ、これは孔明の罠か?俺は何も見ていない。見ていないぞ。そうさ、何も無かったさ
布団を再びかけて佐々木のお袋さんに挨拶をして帰った。
次の日クラスメイトから色々聞かれたが全て無視をした。佐々木の…あの姿を見てしまって言えるわけないだろ?
国木田だけには、一応白と言ってやった。
グダグダとし過ぎた。逝ってくる
キョン「もしもし佐々木か?」
佐々木「キョンかい?君の方から電話してくるなんて珍しいじゃないか」
キョン「実はな、頼みたいことがあってな」
佐々木「頼みって?」
キョン「実はまた勉強を見てほしいんだ。今度の試験がやばくてな」
佐々木「またなのかい?まぁほかでもない君の頼みならやってあげるよ。教科はなんだい?君はたしか理系がにがてだったよね?」
キョン「いや、今回は国語の漢文のほうが「キョンくーん!勉強おしえてー」こら!今電話中だから後にしなさい!「今すぐじゃないとだめなのー」
佐々木「妹さんかい?」
キョン「ああ、スマンがちょっと待っててくれ―――― 「まったく。で、どこが分からないんだ?」
「ここー!」
「どれどれ?なんだまた積分かよ。前におしえただろ?ここはこうしてだな」
「あーわかった!」
「な?あとは一人でできるだろ」
「うん!ありがとキョンくん!」
「兄と呼べ!」
やれやれ。あスマン、何の話だっけ?」
佐々木「……教科の話だよキョン」
キョン「ああ、そうだった。今回は漢文が出そうなんだ。そこらへんよろしく頼む」
佐々木「わかったよ。ついでだからほかの教科も見てあげるよ」
キョン「本当か?それは助かる。持つべきものは友だな」
佐々木「ふふ、そう言ってくれるとうれしいよ、キョン。なんだったらいつでも勉強を見てあげてもいい」
キョン「そうか、まぁ週末は不思議探索もあるから暇があまりないかもしれないけど、機会があったら頼むとするよ」
佐々木「わかったよ、それじゃ」
キョン「ああ、じゃあな」
佐々木「いい感じに育ってるね。この調子ならキョンと一緒に楽しいキョンパスライフも…」
佐々木さんはおやじギャグが趣味のようです
>>842 キョン非道えw確かに俺だって(ry
>>843 キョン自制しすぎ自重…なのか?何気に国木田が一番オイシイ気がする
ちょww妹が積分かよwww高2レベルwww
>>845 妹が積分をして簡単に教えていると言うことは、
実は佐々木との時間を作るためにわざと……
そして学校を佐々木と変えたのは、
佐々木一人に縛られたくなかったから……か?
849 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/14(水) 22:11:40 ID:RIfDutaA
定期あげ
>>850 高2レベルの内容を妹にすんなり教えれるキョンが
わざわざ佐々木に勉強を教わってたのは佐々木と一緒の時間を作りたいからで
佐々木とは別の高校に行ったのは他の出会いを求めて
って感じかね
避難所でwiki管理人さんが来たる25万hitを前に企画募集されてます
俺携帯でロクにお手伝いも出来んから誘導くらいしてみるよ
>>845 スマン、逆光源氏のつもりだったんだけどな
佐「やあキョン」
キ「佐々木。驚くからいきなり話しかけるなと言ってるだろう」
佐「時にキョン」
佐「待ち合わせ前にあってしまうとはなんたる不覚。
もしかしなくてもこの女は親友なのではないだろうか。
で、どうしたんだ、佐々木」
佐「そう言わないでくれよ。関係の発展を望んでこれを付けて来たんだ」
キ「旗か」
佐「旗だね」
キ「ああもう沢山。この親友と来たらフラグの事ばかり。
得意げな顔をしてフラグをはためかしている。こんな親友と関係がある自分が憎い」
佐「すぐ折れるんだけどね。脆いものだね、フラグと言うのは」
キ「迷惑にすぎる。世界はどうなってしまうのか」
>>855 キョンが積分を問題なく説明できるのは
佐々木が勉強を見てくれていたからであり
佐々木がキョンの勉強を見ているのは
キョンの学力を向上させ自分と同じ大学へ進学させるため
趣旨はわかってたけど、
>>848の解釈は面白かった
しかし誰もおやじギャグに突っ込んでくれなかった・・・
>>859 いや、キョンパスライフはわかりにくいw
・・・え?もしかして中々それに気づかなかったのって俺だけ?
いまだに理解できてない俺は異端orz
キョンと楽しい大学生活→キョンとのキャンパスライフ→キョンパスライフ
って事か?
すべったネタを説明するほど寒いものはない。その辺にしときなw
≫856
あれ?佐々木が二人?
つまり、こういうことか?
キ「佐々木勉強みてくれ」
佐「いいとも、一緒の高校に行こう」
―――成績が大幅上昇、佐々木と同じ高校行けそうに
キ(このままずっと佐々木一人に縛られるのはつまんないな。そうだ)ピカーン
キ「一つランクを落として確実に合格したいんだ」(高校が別なら佐々木を気にせず他の女の子と遊べるぞ、何て俺は頭が良いんだ)
佐「なら、僕もキョンに付き合うよ」(キョンと同じ高校、同じ高校)
キ「行けるなら、進学校に行った方が良いぞ。俺は高校でも頑張るから、大学は同じ所に行こう」(佐々木がいたら遊べないじゃないか)
そして
キ(やべー遊びすぎた。これじゃまともな大学行けない)
キ「佐々木、すまんが、また勉強みてくれ」
―――歴史は繰り返す
逆に、これが正しければ、高2時点なら、ハルヒに縛られないため佐々木をダシに使うかもしれないな。
本当は後腐れなくやらせてくれる女の子と遊びたいけれど、
ハルヒも長門も佐々木も(みくるは交際をお断りしている)、すぐにやらせてくれそうだが、一度やると一生付きまといそうなので、うまく敬遠しているのかな?
>>865見て思ったが
実は鈍感じゃない黒キョンなSSってあんま無いよね
870 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/15(木) 01:01:05 ID:WnWZS3g2
定期あげ
鈍感というイメージが他を追随しないほどの強さを持ってたから、黒という発想ガ無かったんじゃないか?
鈍感というか鉄壁というか。
ミュラーとも互角に戦えるぞキョン。
佐々木と美術館行きたい。
>>869 キョンが黒いのはどこかにあったよ。
涼宮にはいい顔をして上手く操作していて、裏では古泉を脅して好き勝手やっている話。
クラスに美人な生徒を集めさせたり、機関の美人さんを教師として潜入させて奉仕させていた。
表立って女と付き合うとハルヒの機嫌が悪くなるので、面倒を見ろという感じだったかな。
長門や朝比奈は怖いので手を出していなかったはず。
>>874 vipのアナルスレだな。
阪中に手ぇ出して、古泉に責任取らせたりとかかなり鬼畜だったw
あと新川さんの娘を人身御供に要求したりとか。
黒キョンは鬱になるので、アナル以外では御法度だな。
9分佐々木
あqwせdrftgyふじこl
秒殺
10分キョン
くっくっ阻止andスレ違いなのさ!
黒キョンものの作品名わかるひといますか?
特にその古泉にどうとかってやつ。
腹黒キョンで調べろ。
色黒佐々木
色黒キョンがかっこいいと思う。
夏休みで日焼けしたんだよね。
アレが黒いキョン
さて、ファンロードのシュミ特に佐々木さんの項があるわけだが…
キャラクター比較
好きな筆記器具
ハルヒ:\1,000ぐらいのシャーペン、極太マジック
佐々木:ナイフで削った鉛筆、三色セットの蛍光マーカー
889 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/15(木) 13:05:01 ID:LFaYpY8W
むしろ佐々木の筆記用具は、
製図用シャーペンの0.5mmと0.9mmと主張したい。
消しゴムもなんか専用の使ってそうだ。
>>888 >ナイフで削った…
ガクガクブルブル
たしかに佐々木は肥後の守とかつかってそうだwwテラ古風w
>>892 ナイフに過剰反応するなよ。火を怖がる野生動物か?
>>892 ナイフに過剰反応するなよ。火を怖がる野生動物か?
連投すまん
>>897 気になって読んできてしまったじゃないかっガクガク
「佐々木さん、Hなのが好きなのです」
「何の話だ?佐々木がどうしたと言うのだ」
「だっ、だから。
佐々木さんは太くて硬いのが好きなのです!
何度も言わせないでください!後はキョンさんにお任せするのです!!」
「なぁ、佐々木よ」
「なんだい?キョン」
「健康に良くないからアレは止めておけ」
「・・・・キョンは僕の嗜好を知っているとでも言うのかい?どうして知ったんだ」
「偶然見てしまったんだ。
お前ん家の近くにあるコンビニで、散々迷いながら大人買いするお前をな。
好きなんだろ?極太サラミ」
「あれは脂肪と塩分が多すぎるぞ」
>>901 流れから言ってシャーペンの芯かと思ってたら予想外されちまったぜ