【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part7【変な女】

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1名無しさん@お腹いっぱい。
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・前スレ
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part6 【鎖骨】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1178336919/

・前スレ
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part5 【変な女】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1177902261/
・前スレ
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part4
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1177407773/
・前スレ
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part3
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1176724755/
・前スレ
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっくっ part2
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1176045758/
・初代スレ
もう一人のハルヒ 佐々木様スレ
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1175434870/
2名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 20:26:52 ID:+oRDmqp1
・佐々木 = 例の変な女
 自称「キョンの親友」、中学時代はキョンの自転車に二人乗りで塾に行く間柄
 キョンとは学校内外でつるむ回数がクラスメイトの誰よりも多かった
 キョンは否定するも傍からみるとどう考えても...
 古泉曰く「十人中八人が一見して目を惹かれる、実に魅力的な女性」
 恐るべきことに名実共にハルヒと対になる神的存在であることが明らかに

・佐々木SSの保管庫
http://blog.goo.ne.jp/sasaki_ss
3名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 20:33:52 ID:bsWOXGqJ
>>1
4名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 20:35:04 ID:+g3g+0p3
>>1


佐々木可愛いよ!佐々木可愛いよ!佐々木kw∞
5名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 20:35:06 ID:cSvrk2g/
>>1乙〜
6名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 20:35:32 ID:7oJC6eTz
糞スレ立てんな
7名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 20:37:33 ID:W8rpokXV

          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          |  き き き き きょ キョン!!
          |  で で で で で 出たよーーーー!!!
          \______  ________
               / ̄ ̄ \|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               |  落ち着け あれはお前のお仲間だぞ
        , -‐- 、   \____________  ___
.       ,'::;〃i::iヾヾ               ,. ‐-ー- 、|/
        ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l     .      , -‐-'.、 /    ヽ
      /((::!┯ ┯l!|           ,' /  ト、 ヾハハハ .! ナンツー
  .  _i:::l::ヾヽ - ノ八_   .     i ((从ソ 从〉─;iリ)!  ベタ ナ
    [_i _;;i_;;.U__; i _U ;i;;i_]  >>1サン l. (|┳ <i- ,ノル´  ビビリカタ ダ
     i;:;i;;_;;i_ _,i__; i _;;i ;;i. オツカレサマ .ハNiヘ.'' ー.'',とニ}〉
     i_ _,i__; i _;;i ;;i;;_;;i_,i            {i'づiゾT `i
     i;;_;;i_ _,i__;,,i _;;i ;;i;;;iww      . とくュュュュ〉_八__〉
8名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 20:40:13 ID:xrX7TIFE
さて、ここは僕も>>1さんに乙しておくべきかな?
9名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 20:45:01 ID:DIrloAA9
>>1
そして>>7の井戸にウケタwww
10名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 20:48:04 ID:vUuZTR1K
まずは>>1乙と言うべきでしょう
11名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 20:52:59 ID:oADHhXYB
>>1
モツカレ
12名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 21:02:28 ID:2skm+Z0G
>>1
佐々木の乙パイは美乳

>>7
ちょwww九曜テラコワスwwwしかしそれ以上に佐々木がかわいいぞ!
13名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 21:09:04 ID:uCUCs0sS
>>7
佐々木顔が笑ってるじゃないか!

佐々木かわいいよ佐々木
14名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 21:10:45 ID:zGshRxB5
>>1
15名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 21:11:22 ID:PhE3v98h
>>1
あなたを乙です
16名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 21:16:54 ID:cSvrk2g/
>>7
ササッキーかわいいよササッキー
17名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 21:21:34 ID:gVnE242Y
来月中には鶴屋さんスレくらい追越しそうだなw
18名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 21:23:39 ID:i+fXU78w
憂鬱P225-226のハルヒの独白を、佐々木ならどう返答するのだろうか?
19名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 21:28:40 ID:2JSkZfqV
>>1


>>7
佐々木・・・貴様、狙っているなッ! かわいいよ佐々木
20名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 21:29:13 ID:74pjktc2
21名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 21:31:50 ID:cqWq8Cm+
>>1
そして前スレ>>1000蝶・GJ
22名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 21:35:56 ID:QEUmnkrl
>>1
乙!
>>7
佐々木、実は怖がってないなw
>>20
保存した

とりあえず新スレ記念に佐々キョン画像うpする
ttp://www.vipper.org/vip503986.jpg
23名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 21:41:03 ID:xrX7TIFE
>>22
これ持ってなかった
保存させてもらったよ、くっくっ
24名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 21:47:33 ID:cSvrk2g/
>>20
GJ!
佐々木可愛いよ佐々木

>>22
おいおい、これ描いた人は神かよ…
これ見てたら佐々キョンの夏祭り系SS読み直したくなってきた
25名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:05:42 ID:7oJC6eTz
糞スレ晒し上げ
26名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:07:57 ID:cqWq8Cm+
>>20にインスパイアされた。反省はしていない。
なんかアダルトな感じに…
http://wing2.jp/~orz_rakugaki/cgi-bin/src/rakiup1674.jpg
27名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:15:59 ID:GlHZXjB+
いや、なんというか……消費早すぎじゃね?w
それにしてもこのスレタイもなじんで来たのはうれしいな
28名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:16:07 ID:EH6e4OOh
>>26
どっかで見たようなキャラに似てる気がするぜ…だが重い打線
29名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:18:22 ID:1rrqiMbv
>>26
あー、なんつーか…その
ベルサイユのバラのキャラに見えた…スマンorz
30名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:19:53 ID:+oRDmqp1
とりあえず前スレ>>1000に全力でGJ
31名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:20:28 ID:+oRDmqp1
とりあえず前スレ>>1000に全力でGJ
32名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:20:36 ID:6+gTLdT3
>>26
ゾンビ屋れい子……いやなんでもない
33名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:32:23 ID:B0o6aTzZ
>>1
今から風呂入ろうと思ったが、佐々木はどこから洗うんだろう?
バストアップしてそうだから長そうだし
34名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:39:29 ID:OIJMe18e
>>1乙。そしてよろしく>今スレ

ハルヒスレの363がこっちの誤爆なのかと思った
35名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:41:34 ID:cSvrk2g/
>>33
普通に考えたら腕からだろうな、うん
36名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:46:38 ID:MOcg5fJf
古泉以外興味が無いだろうが、俺は脚から洗う。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:48:07 ID:cqWq8Cm+
>>36
ウホッ
38名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:48:28 ID:6+gTLdT3
僕は頭から
39名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:49:28 ID:pBnZJgLq
じゃあ僕は左腕から
40名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 22:52:32 ID:98WSEp4m
佐々木とキョンの関係
普通にモトカノでいいだろ。
別に三角関係とかならなくてもいいよ。
なんで佐々木とキョンの関係をここまで中途半端にする意味がわからない。
何考えてんだよ糞作者
41名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:04:31 ID:XAlAA2gB
二つか三つ(早すぎて自信ねえ)前のスレの神絵って、保管先あったっけ?
今なにか作ってるはずの人の
42名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:06:56 ID:QEUmnkrl
>>33
まぁ胸からってことはないわな
だってひn(ry
ということで洗っても意味ないしなw

あれ…急に部屋の電気が消えt
43名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:07:52 ID:2skm+Z0G
よ、>>42ぃぃぃいい!
44名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:09:20 ID:bsWOXGqJ
おいおい、スレのスピード以上に行方不明者大杉w
全く、佐々木がどこから洗うかなんてどうでもいいだろ?
大切なのはバストアップのトレーニングにどれだけ時間をかけ……


あれ、誰か来た見たいだ。ちょっと見てくる。
45名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:11:33 ID:eVu6bFVI
洗ってる内に

「んんっ……きょん」
ってなるわけですな
46名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:12:20 ID:v0MF7Tqw
で、このスレにひん(ry好きは何人いるのかね?
お、何か割れるおt
47名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:15:01 ID:2skm+Z0G
さて、日本貧乳協会のネタでも考えるか…
あれ?テレビから九曜g
48名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:16:29 ID:qWEr+mnx
>>1
変な女に戻ったか、よかったよかった。
49名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:18:05 ID:pBnZJgLq
>>47
来るー九曜来るー九曜来るー長門は来ないー
50名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:19:58 ID:Nl2uNalW
そんなに貧乳には見えんのだがなぁ。

むしろ、中学時代に発育よくって、
男子の視線に困ってる佐々木も好きだ・・・
51名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:20:01 ID:hlVJ72yM
もう歌ネタSSって誰もやってないのか

電波を受信したが佐々木の言い回しが難しいので
橘に変更しようと思っている俺ヘタレ
52名無しさん@お腹いっぱい:2007/05/09(水) 23:21:12 ID:P2idZvV4
佐々木「あ〜〜!!さっきから貧乳貧乳うっさい!!ついに我が佐々木パワーを発動
    するときが来たようだな。ハッ!!」
橘「佐々木さんが覚醒したのです〜・・・」
53名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:21:30 ID:cqWq8Cm+
>>51
よし、やっちまえ
54名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:22:35 ID:QEUmnkrl
>>50
いや、ネタで言ってるだけだw
実際はB以上C未満ってとこだと思う
55名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:26:31 ID:cSvrk2g/
>>41
残念なことにないなぁ…
56名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:31:19 ID:22LJ3BwD
佐々木「Cカップ好きは正解に近い。最も限りなく正解に近い。
でもCに満たない女性も多いので、油断は禁物だよ、キョン」

キョン「そうなのか(もうちょっとなんだな……)」
57名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:35:25 ID:6HM4x2z/
>>51
今「粉雪」の前半を書いてるわけだが、遅筆&文才皆無のため難航
驚愕までには投下するつもり
58名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:45:20 ID:B0o6aTzZ
>>54
おまいはなにもわかっていないようだ。
まず分裂の87ページを見て欲しい。
平らだ。みごとにフラットだ。この絵はおそらく
中学3年の夏から秋頃のものだと推測される。
次にカラーの3人で描かれているページを見てくれ。
ある。確かにBカップぐらいはありそうな胸がある。
キョンと佐々木が出会ったのが中学3年の春先。
その頃はぺったんこ。
そして2年後にであった佐々木はちょっとでこぼこ。

・・・あとは言わなくてもわかるよな?反論は(ry
59名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:45:29 ID:cSvrk2g/
>>56
じゃあキョンが佐々木の胸をおおk(ry

>>57
今からwktkして待ってるよ
60名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:45:56 ID:lJbrlbWP
>>57
むしろ驚愕で佐々木の詳細な設定が出てSSに変な縛りが出ない内に
楽しんで書こうと思ってる俺、参上!!
61名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:48:44 ID:qj0zJiCc
こんばんは。>>1乙。
62名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:50:59 ID:NI+TxOr3
分裂を見て、
長門から佐々木に乗り換えた俺が来ましたよ。
63名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:52:07 ID:owDEHpfH
>>62
よう,俺
64名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:53:15 ID:ss582lMN
>>62
おま俺w
まぁ長門は2番ってことで。
65名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:53:17 ID:4NOIobyH
>>62
正直、俺もそうだお
66名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:54:19 ID:incopnvQ
朝倉から佐々木に乗り換えってのは少ないかね?
67名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:55:51 ID:3LYoRmmF
俺は鶴屋さんからだな
正直キャラスレにまで足を運ぶとは思わなかった
68名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:56:01 ID:Ph9/AHfz
>>66
!!同志。
69名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:56:02 ID:OWHAqZmz
俺は乗り換えはしてない。増えただけだっ!
しかしハルヒと佐々木どっちも好きで苦悩
70名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:56:38 ID:4NOIobyH
>>69
一夫多妻制ってかww
71名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:57:28 ID:QEUmnkrl
キョンにしか萌えてなかった俺は乗り換えなんてないなw
それにしてもこれほどの人数を心変わりさせるなんて…
佐々木…恐ろしい子…
72名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/09(水) 23:57:59 ID:/FUC2YXW
俺も朝倉から入ったが、好きなキャラが増えただけだ。
73名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:00:13 ID:2skm+Z0G
まあ、とりあえずみんな佐々木が好きなわけだ。
74名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:00:27 ID:qWEr+mnx
ハルヒも朝倉も好きだったんだけど
決定的なキャラが出てきたって感じかな
75名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:03:06 ID:HQiBtyyQ
よし、浮気性の人が多いみたいだから俺はあえて佐々木一筋を宣言するぜ!
そうすれば佐々木は浮気性の皆よりも俺のことを選んでくれるよな!
76名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:03:54 ID:4NOIobyH
>>75
うわ・・・w
77名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:04:00 ID:WsY6zYQk
ササッキーはまちがいなく魔性の女
78名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:05:16 ID:G6/f36We
>>77
麻薬みたいなもんだな
79名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:08:56 ID:rAJgazt4
スニーカーの佐々木も小悪魔みたいな雰囲気があったな
かわいいからいいけどw
80名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:13:57 ID:rGTdXKYL
ちなみに俺は鶴屋さんから浮気してきたw
81名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:14:14 ID:G6/f36We
>>79
かわいいよ佐々木かわいいよ
82名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:15:48 ID:BUNxYoEX
俺に至っては綾波以来初めて萌えたキャラが佐々木。
佐々木かわいいよ。
83名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:21:13 ID:SweYxsys
長門からのりかえて来ました
84前スレ981:2007/05/10(木) 00:27:04 ID:Mp1mvVhL
>>75
「ほほぅ」
「おや? どうしたんだいキョン、インターネットで何か面白い物でも?」
「いや、そうじゃないんだが。……時に佐々木よ、ちょいと質問がある」
「? なんだい」
「とある所に一人の男がいた。そいつは昔―――そうだな大体4年前から好きな女性がいたんだ」
「ふむ、続けてくれ」
「ところがそいつは最近になって突然現れた別の女性を好きになってしまった。
 そいつの友人は言う。「浮気性の君にはその子は渡せない。彼女一筋の僕こそが彼に相応しい」と」
「………うん」
「さてここで問題だが……この三角―――いや四角か?―――関係をお前ならどう対処する?」
「なるほど、でもねキョン。その前に質問がある」
「? どうした」
「まず一つ目だが、4年前から好きだと言うその女性もその人の事を好きなのかい?」
「いや、それは無いんじゃないかと思う。その女性は他に好きなヤツがいるらしい」
「次にその友人だけど最近になって現れた女性一筋というが、それじゃあその友人は4年間誰も好きにならなかった。と、そういう事なのかい?」
「あー、いや。それは無いんじゃないか? 最近になってその女性を知るという可能性は限りなく低い。
 突然現れたのを知る=多少なりともその人物達を知ってるって事だからな、おそらくTVで知ったか
 本で知ったかの差はあるだろうけど全く知らないという可能性はほぼゼロだと思う」
「そうか。じゃあ仮にその友人が最近になってその人物を知ったと仮定して話そう。
 その突然現れた女性には好きな人はいるのかい?」
「あぁ、なんでも中学時代に知り合った男友達を好きになったらしい」
「なるほどね。……キョン、結論は実にシンプルだよ」
「そうなのか?」
「とどのつまり、それぞれの女性にはキチンと想い人がいる訳だからその男性達は一人相撲をしているだけなのさ」
「……何気にキツイ事言うね、お前」
「そうかい? 下手に情けをかけるより、一刀両断した方がお互いの為だと思うけど」

前スレラストの即興SSで残った勢いに任せて書いた。
佐々木の意思を尊重しない事にムシャクシャして書いた。
佐々木が幸せになってくれればなんでも良かった。
今では佐々木ハッピーエンドSSを書いて反省している
85名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:33:33 ID:Mp1mvVhL
×彼女一筋の僕こそが彼に相応しい」と」
○彼女一筋の僕こそが彼女に相応しい」と」
スマン
86名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:38:12 ID:SweYxsys
>>51
オレ橘スレも覗いてるからどんどん投下しちゃって下さい
87名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:39:14 ID:rAJgazt4
>>84
GJ!
次回の佐々木SSにwktkしてるよ
88名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:39:51 ID:KaqIrxX3
>>84
kkk
89名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:53:28 ID:/jz+/yQk
驚愕の早売りまでもう3週間切った…
なんだかんだであっという間ですな。
90名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:53:41 ID:WsY6zYQk
佐々木ってキョンとキスしたことあるんだろうか
91名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:54:52 ID:7AFvGJZa
その可能性もなくはないと思う。
これからするとも考えられるしな
92名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:59:24 ID:rAJgazt4
>>90
俺はあると思うんだけど
キョンがハルヒにキスした時も慣れてる感じがしたし
93名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 00:59:40 ID:SAtN/5BJ
これからするとなるとキョンの評価が下がるだろうなぁ
94名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 01:00:29 ID:3f9XWIsE
>>89
無事に発売されればいいがな・・・
95名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 01:03:28 ID:SAtN/5BJ
>>94
谷川「順調に遅れてます」
96名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 01:03:57 ID:kXyb4tF5
>>89
角川書店の来月刊行の欄見てみ?
97名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 01:16:44 ID:WsY6zYQk
佐々木とキョンがキスしてるとしたらまさかディーp(ry
そこまでしてたら情熱を持て余すな
98名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 01:18:10 ID:SweYxsys
中学でキスまでしたらもう恋人じゃね?
キョンめ…無責任なやつだ
99名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 01:27:55 ID:mRIg63Ya
いやぁ、キョンが語ってるように本当になんもなかったんじゃね?
それはそれでいいと思うのだが。
100名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 01:47:54 ID:OTkZRHmG
しかしまったく何も無かったらちっとも驚愕しないしなあ。
101名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 01:52:34 ID:Q5PFc5gY
>>1
「100レスまできて、>>1乙もないものだとは思うのだけれどね、挨拶しそびれている、もや
もやしたものが僕の中にあってね、キミには悪いんだが、その勢いに任せて言わせて貰って
いる。しかし、もう7スレ目なのだね。早い、そう断じてもよさそうだね、そしてまだまだ勢いを失っ
ていないとも言えるようだ。古来より7はラッキーナンバーとして知られているね。プロ野球では
七回の攻撃前に風船を飛ばすという奇妙な慣習があるようだし、七つ目の日を安息日と定める
世界宗教もあるしね。7は完全数である、故に神の数字に繋がるわけだね。だけどねぇ、キミ。
7は孤独な数字だと、そう思ったことはないか? 物事を1から10で考えた場合、7は極めて
不安な、孤独な位置にある。そう思ったことはないかな? 僕はそう感じることがある。
完全というものは何も必要としていないそういう意味だ。不要なものはなく、必要なものもない、
それが完全だ。2もまた完全な数字であるわけだが、どちらかというと最小を、始まりをイメージ
させる。3は僕には、安定をイメージさせる。5は半分だ、不必要さと同時に物足りなさを感じるね。
転じて、7だ。7は完全だよ。少なくないし、多くない。数字の形状が不安定さを感じさせるが、
それは何も必要としていないからなのだろう。故に完全。それが7だ。この7つめのスレッド
は僕と親愛なる友人の間に何をもたらしてくれるのだろうね。燃えるような炎の愛情は要らな
い。凍えるような孤独はもう十分だ。僕は、暖かさをくれる灯が欲しい。そう、言うなれば、萌える
ような愛を、僕は望むよ。僕は平均以下の凡人だからね。過剰な要求はしない。だけどね、好意
を寄せる友人の傍らで、お茶でも飲みながら、ゆったりとした時間を過ごすことが弾劾されるよう
な要求だとは思わない。ねぇ、キミはどう思う? 何にせよ、このスレッドも僕に愛をくれる、僕が
存在できる場所なのだと、キミは思ってくれるだろうか? さぁ、6月まで、丁度3週間、
僕らの祭りはまだまだこれからさ。キミも付き合ってくれるだろう。ああ、大分、遅くなってしまっ
たが>>1お疲れ様、そして前スレ>>1000、優しさをありがとう、勇気も貰えたよ、それじゃあ、また」

 そういって、佐々木は静かに、微笑んだ。

 今日の佐々木さんは、なにやら哲学的なようです。
102名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 01:53:17 ID:Dfxvwo9B
佐「気が付いた!」
佐「ないんだったら、作ればいいんだ。」
佐「なにを?」
佐「既成事実さ。」
103名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 01:54:01 ID:mRIg63Ya
>>102
全部佐々木になってるのは素ですか?
104名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 01:54:50 ID:wxQ09zkk
>>102
不覚にも吹いたw
105名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 01:56:27 ID:iadIjgwU
佐々木の声が折笠声(姫子の方)で脳内再生されたのは俺だけか
106名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 02:01:39 ID:7AFvGJZa
>>101
そんな一般人が取るに足らないと思うことまで考察する佐々木さんは素敵だね。
まあ返事は言うまでもないでしょ
107名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 02:07:16 ID:rAJgazt4
>>101
これ見ないと新スレって感じがしないぜw
108名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 02:47:03 ID:D4qbYdGZ
キスしようがしていなかろうが関係持とうが持たなかろうが
たいした問題ではないと思っている俺は汚れてますか?
佐々木さん
109名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 03:40:17 ID:2G0WDLL6
>>108は別に汚れていないと思うが、
もしキスやそれ以上の関係になっていたらさすがにキョンも「恋人という付き合いじゃなかった」とは言えないんじゃないだろうか。
フラグクラッシュというレベルを超えて、佐々木があまりにも哀れだ。
110名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 06:32:03 ID:iadIjgwU
結論。
(多分)そういう事はしていない。
111名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 08:43:01 ID:GrjAtCSb
キスまでは行ったものの、なんらかの障害で恋人関係にはなれなかったと言う
可能性は無くはないかも。

そんなだからこそキョンは、執拗にあいつとはそんなんじゃないと
言い張っているのでは。
112名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 09:01:17 ID:uCaKjOMc
肉体関係はともかく間接チッスは普通にするんじゃね?あまりにも自然に飲み物を交換する二人を見てハルヒ、長門、みくるは…
113名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 09:12:24 ID:vqbdNIrE
佐々木「計画どおり」





たったいま注射を恐がる佐々木という電波を受信した
114名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 09:20:31 ID:Q5PFc5gY
恋は要らない、そう宣言する相手を前にブレイク前提でぶつかっていけるほどの気合いはキョン
にはないだろうね。ぶっちゃけ、ハルヒに対する答えを春に出して、それと共に1年過ごして、
クリスマスにはその答えを確かめまでして、なんら進展させない男なのだ。中学時代に、何を
していても驚きはしない。その上で……、
 なんもなかったんだろうなぁ。恋愛じみたなにやらは一切なかったと述懐しているしなぁ。
まぁ、そんなふたりだから、あらゆるシチュがネタになり、SSをもう20本近くも書いてしま
ったわけなんだが。
115名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 09:55:55 ID:uCaKjOMc
>>114
それが佐々木とキョンの正史でありこのスレの歴史であるわけだ。



佐々木かわいいぞ佐々木
116名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 10:14:43 ID:BUNxYoEX
いいかお前ら、よく考えろ。なぜ執筆が遅れているのか。
その要因の一つは佐々木の人気なんじゃないか?
あまりにも佐々木かわいいよの人の多さにながるんと編集陣びっくり。これは下手に扱えないキャラだと認識する。で、佐々木の扱いが良くなる。
こうなっていると俺は妄想、じゃなくて予想した。
とにかく何が言いたいかというと、



佐々木かわいいよ佐々木
117名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 10:21:27 ID:NtLaMKrI
なるほどな。これは期待できるぜ
ssk
118名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 11:03:10 ID:pYB6RIzg
ttp://johtb.sakura.ne.jp/070519.html

佐々木かわいいぞ佐々木
119名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 11:04:46 ID:cQjYlle1
一日一回佐々木かわいいよ佐々木ィィィィ!
120名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 11:39:16 ID:LK5d4Yte
佐々木様かわいいよ佐々木様
121名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 11:51:04 ID:D4qbYdGZ
>>116
本当に発売延期なのかな?
それはそれでいいと思うが…


ハルキョンは堅いが佐々木さんも幸せな結末でありますように

と、言うより大団円がハルヒシリーズの最後にふさわしいと俺は思ってる
122名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 12:59:08 ID:Dw82ERax
  !. :./: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : ,'.:.!    \:ヽ : :.、:.:.:!:.:.:.ヽ
 l: . .!. : : . : : . : : : :.!: : : : : : : : : : :,':./   _ゝ‐-: :|、:.!:.:.:.:.ヽ
 !. ..l. : . : : : : : : : : :|: : : : : : : : :l: イ;.!, -'"´    ト:.:.:!:l:..|:.:.:.:.:.:!
. !. . |: : : : : : : : : : : :ト; : : : : : : :.! l !イ       !ヽ |.!/:.:.:.:.:.:.:l
| : !: : : : : : :',: : : :, x-─ :.:...:.:l!.| レ    彡≠、k_ヾ:..r-、.:.:.:.:.!
. !: . .! : : : ヘ: : ,x '´: : ト、ヽ . :.:.:!レ    ー斗匕て',ラ゙:.:.:.:!., ヽ.:.:.:}
. l. . :.',: : : : :.X: :.ヘ-、:.::fヽ \_,'     "ヘっ_..::.ノ.! :.:.:.:k' /:.:.:.i kkk >>1
 !. : : ',: ヽ:.´.:ヽ、:.ヘ xz≠ミk           ゝ- ´ ! :.:.:.:.Y.:.:.:...ヘ
 l. : : : ヽ: ヽ、:.\X〈!ら::..:;.ぅ           |:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.|.:ヽ
. ',. : : : : ` -`_t xz、 ヘヒr- ´    、        |. :.:.:.:.:.!.:.:.:.:ト、.:ヽ     
.  ', : : : : : :.:.:.:.iヘしヽ           ,     ,.l :./:l./:.ィ:ハ.}  ー`   
   ', : : : ヽ :.:.:.ヽ ニ >       ー "´     イi:.////ソ リ
   i : : : : ヽ: .:.:.::.:.:.:..:.:.ヽ、 _           / リ/iイ'
.   }: : :.ト: :、ヽ:.:\.:.:.:.:..:.:.:.:.、ニ ― t - '   メ
    | : :.ヽヽ:.ー 、_ヽ_Zー‐ ̄ー` i        ' ,
    l: ハ:トヘ  ̄             j        ` - _
   // ゙ー              /            ` - y`ーv、__
                    /               <: :/: : : : : 入
              /レ '  __    r ' ´ ̄    <´: :/: : : : : : : :.i
            _ ,ヘ: :.ラ      `          そ: / . . : : : : : : :ヽ
          ,´: : : :ヽ::}            _ ― :.: ̄i      . : : ヽ
          ,' : : : : : : y _ - ―..- ‐  ̄ ..::.....    {      . . : : i
       /  / _/ ゙ヽ `ト<              (⌒/ / j ゙̄ヽ、\ー、 \
       j    ノ∧ \/し/  ニ二._         _/¨(_∧/./ ∧\     }
      〈:   〈〈{ト、\/  |_        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  /  ∨/ |}〉〉   :/
.       \  \>ソ  (/ ̄二..___  ――-   _ノ´二不 厂ヽノ//  /
          \__,斗/   ノ゙ ̄`丶、   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /   lノ  :∧二._/
           〈/ ,.イ  ̄ ̄ ̄ ̄`丶、______/.:`丶_ヽ、  ∧〉
           //W::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::ト、 ∧
             /(  ! |::.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:." .:.:.::::::|: |\∧
          |  ∨: |::.:.:.:.:.:.:.:.::-==ミx.:.:::.;.:::::,::彡=='- :.:.:.:.::::::|: |  ヽヘ
          j  ノ: :|:::. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::Yーーイ:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .:. ::::::|: :l   ハ
          / /: : :.:|:::. .:.: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::|: : : |::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..::::::| :│ 〃 ∧
            / /: : : : :|:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::|: : :.|::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.::::::|: : ∨{  ∧
        / / : : : : : |=-::.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:::| : : |::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.::::::|: : : :Y    ',
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       |./: : : : : : : : : :',` ̄¨¨¨¨¨¨  ̄´|: : :|` ̄ ¨¨¨¨¨¨゙ ̄/ : : : : : : \  |
       |{ : : : : : : : : : : ヘ.          │ │           / : : : : : : : : : \
123名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 13:39:15 ID:FmcfD9ae
>>121
佐々木様の幸せはこのスレ住民みんなが願っているはず


佐々木様が幸せになりますように
124名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 13:59:40 ID:uCaKjOMc
>>124なら佐々木は幸せ
125名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 14:16:24 ID:dwSdk9Ii
>>118
なんか妙な色気があるな
126名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 15:27:54 ID:iK+e3nK9
3分佐々木
127名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 15:29:38 ID:DdEzHYwr
阻止
128名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 15:29:53 ID:iALrxjeT
阻止
129名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 15:39:10 ID:AM/vCRri
スレ進むの速すぎる…
これは、仕事を放棄してまで湯煙佐々木の続きを
完成させねばならないということか…
130名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 15:44:10 ID:A4oLk7Ks
>>118
絵に関しては、そのなんつうか・・・・・・



描き始めたばかりでこなれてない「ぐら乳頭」て、こんな感じだったんじゃいかと。(待て
131名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 16:01:25 ID:rGTdXKYL
ちょいとキョン仕様にして
佐々木かわいいぞ佐々木
の方が佐々木は喜ぶのでは?と考えた10秒間
132名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 16:13:06 ID:137xxqw1
みんな絵は下手ウマなんだな…
133名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 16:14:10 ID:M65T0hVS
ものっそい気の早い話だが
アニメで動く佐々木さんが楽しみだぜ……フヒヒ
134名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 16:53:57 ID:D4qbYdGZ
>>129
「いや、キミのペースでやってくれてかまわないよ
僕みたいな凡人にかまってくれるのは嬉しいが
そのせいで、キミたちの生活サイクルを崩してしまうのは心苦しいからね

僕には僕の
キミたちにはキミたちの生活があるからね

一時の情熱で勤労の義務を放棄するのは勧められないね
まず、自分のやるべきことを優先すべし…だ

社会を構成する一個人としての義務をはたしたなら
その後の自由はキミたちのものだ
そして、現実を見据えた上でその情熱をぶつけてくれ
このスレはどこにも逃げはしないさ」





仕事はガンガらないとな
135名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 17:00:51 ID:FmcfD9ae
>>134
俺も現実みてみたら
orz
やばい、しっかりせねば
136名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 17:04:18 ID:8T94sW3l
>>118
この人の描く佐々木は最初はなんかいかつく見えて抵抗があったが
なんかさわやかに色っぽくて今は好きだww
137名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 17:15:37 ID:wmfopXpc
いるだけで本能をもてあます
という感じだなこの佐々木は。ぶっちゃけ、エロす。
それもまた良い
138名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 17:30:08 ID:HHlLF1uT
ipodの話が好きだな、その人の
139名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 17:55:58 ID:FpzuACB9
原作とは違う、オリジナルの展開をするSSはみんなはどう思う?
例えばキョンが北高ではなく、佐々木と同じ高校に行くとかっていう設定のSS
140名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 18:00:50 ID:hLbZoNCv
>>139
俺は普通アリだと思う、ssの中でくらい夢を見させてもらいたいというか
141名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 18:04:30 ID:iALrxjeT
キョンが北校にいないと
もう話が成り立たないから
それはいただけないな…。
佐々木が北校ってんなら願ったり
かなったりだが。
142名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 18:04:38 ID:AM/vCRri
>>139
本気を出す(勉学にだが)キョンが見られそうだな。
そしてがんばるキョンに、また佐々木が惚れ直してしまうと。

佐々木かわいいよ佐々木
143名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 18:05:02 ID:Dfxvwo9B
>>139
良いと思う。そういうのが二次創作の醍醐味かと
144名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 18:20:29 ID:D4qbYdGZ
キョンと佐々木が幼なじみ

ハルヒとキョンが同じ中学、佐々木が東中→キョンと佐々木が北高で出会う

なんて妄想したことあります
145名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 18:21:24 ID:xHoP+aZF
>>141
転校もいいが
北高の制服着てハレ晴レ踊る佐々木団が見たい。マジで。
頼むぜ京アニ!
146名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 18:33:14 ID:iZtthHTy
OPがSOS団でEDが
偽SOSとかいいかもな
147名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 18:46:36 ID:FpzuACB9
素早く、軽快に踊る九曜さんが想像出来ん……
148名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 18:54:26 ID:HQiBtyyQ
>>147
まるで途中のコマが抜けているかのごとく
ポーズとポーズの間が抜け落ちた踊り方している九曜なら……
149名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 19:02:49 ID:rAJgazt4
というか橘以外のみんな踊ってるときもやる気ないだろうなw
150名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 19:07:23 ID:FpzuACB9
>>149
いや、あれで佐々木も責任感強そうだし、やるとなった以上はしっかりやると予想。
キョンと一緒に踊れるってだけでも十分っぽいが「何故僕の横にキョンがいないんだ?」とか
ブーブー言ってそうだけどな
パンジーもパンジーで「規定事項だ」とか言いつつ嫌々ではあるがしっかりやりそう
一番やる気無いのはキョンかもしれんね
151名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 19:10:27 ID:rGTdXKYL
橘はもちろんだが
キョンがいるなら佐々木もやる気出すだろうな
藤原は嫌々
九曜は予想が付かんね
152名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 19:35:15 ID:rAJgazt4
>>151
キョンがいるとやる気を出す佐々木かわいいなw
153名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 19:58:12 ID:WsY6zYQk
この流れでなぜか佐々木とキョンが踊ってる妄想をしてしまった
154名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 20:00:13 ID:eEsh1X9f
わざとこけてキョンに抱きつく佐々木を想像。いや妄想。
155名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 20:01:30 ID:IP2MQKxJ
軽快なダンスよりも社交ダンスのが似合いそう
156名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 20:06:12 ID:rAJgazt4
きっと二人でフォークダンスを踊ったりしてたんだろう
157名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 20:11:01 ID:iZtthHTy
ここでSOS団と裏SOS団の静止画EDを妄想してる俺は負け組
158名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 20:18:26 ID:G6/f36We
>>151
橘・・・超ハイな踊り
佐々木・・・最初は踊るが、橘の踊りに勢い負けし、傍観→画面からフェードアウトw
藤原・・・椅子に足を組んで座っているが、あほらしくなってきすぐにフェードアウト
九曜・・・最初はいる(見える)が超能力でだんだんと薄くなっていき、最後はいなくなる。
って俺はイメージしたぜ
159名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 20:19:00 ID:2UFMgO/H
フォークダンスでやっと次がキョンと踊れるとwktkしているが
キョンに変わる瞬間に曲が終わってorzする佐々木がいい
160名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 20:20:55 ID:G6/f36We
>>158
曲が終わった時になってようやく、周りに人が居なくなっている
ことに気がつく橘。
「みんなぁ〜、どこいっちゃったの〜」
ちょと萌えた
161名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 20:24:43 ID:iZtthHTy
橘も可愛いけど2つのスレに張り付くのも面倒なんで
こっちのスレしか見てない
162名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 20:34:18 ID:M7cYeKbb
>>153
佐々木とキョンが踊る=フォークダンスを想像して即興SSを書いている。

流石に会話ばかりだと飽きが来るので今度は描写も入れようと思ってる。

ハッピーエンドSS? まだ書いてる最中ですが何か。
163名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 20:54:45 ID:WsY6zYQk
>>162
wktk!
フォークダンスか…
不覚にもキョンと踊れなかった佐々木を想像しちまったw
164名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 21:34:56 ID:D4qbYdGZ
フォークダンスに関する雑がを話ながら踊りそうだな

フォークダンスと聞くとマイムマイムを思い出す
そんでマイムマイムから水前寺部長を思い出す
165名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 21:52:15 ID:/jz+/yQk
ここで何の脈絡もなく

   , -‐- 、.
  ,'. /  ト、 ヽ.
  i. ((从ソ 从〉
. l. (|┳ ┳i!l   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ハNiヘ  ー ノハ!. < 正直、すまなかった
           \________
166名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 21:56:29 ID:NtLaMKrI
>>165
全て許すwww
167名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:00:02 ID:RCZwO3D7
驚愕がどうなろうとかまわないが
というか楽しみにしてるけど
ササッキーをピンで小説書いてくんないかな谷川さん
この子見てると心がざわざわするんだよ
他人事じゃない気がするんだよなんか
本家より二次創作読みすぎて妄想膨らみすぎたのかもしれんが
168名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:01:31 ID:53ENk/hG
まだアニメキャラじゃないよね
169名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:06:40 ID:OTkZRHmG
>>167
キョン視点以外はないだろうから…
そうだな、短編もしくは短編集の書き下ろしか何かで
キョンと佐々木だけの話を書いてくれないかな〜。
170名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:06:53 ID:3SmVf76j
うっせーなこっちくんなアンチのカスやろう
171名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:08:16 ID:fAA44xBq
>>170
スルーだろそこは…常考
172名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:09:59 ID:3SmVf76j
>>171
すまねえ
ループでちょっと気がたってたみたいだ
173名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:13:26 ID:boPSEoPp
消失か陰謀を映画に回して、2クールで放送したとしても佐々木達の登場
はまだまだ先になるだろうな。佐々木は好きだが登場させるために原作を
縮めるようなことをされたら悲しい。
174名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:14:23 ID:9xiYq3pJ
>>172
カルシウム不足じゃないか?牛乳を飲め
牛乳を飲めば胸もでかk
175名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:14:53 ID:2UFMgO/H
「記憶の中で、ずっと2人は生きていける」
佐々木の声が今でも時々俺の心に響く
お前は泣いていたのか?
あのとき見えなかった……


歌詞SSって難しいな……
176名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:15:48 ID:iadIjgwU
確かに縮ませられるのはちょっとな('A`)
アニメでは佐々木初登場シーンとかカメラは佐々木視点になるのかそれとも
ギリギリ佐々木が見えない地点なのかどうか気になる。
177名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:34:26 ID:WsY6zYQk
京アニなら佐々キョンが自転車に二人乗りしてるシーンを出してくれると信じてる…
178名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:41:04 ID:iALrxjeT
そんなところで3分佐々木
179名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:41:52 ID:kXyb4tF5
ssk
180名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:43:00 ID:rAJgazt4
>>178
阻止

>>177
俺がいるな
181名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:43:05 ID:hEsXxk8l
↑流石だぜ
182名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:45:31 ID:rAJgazt4
>>179
それは阻止じゃなくて佐々木だww
183名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 22:59:19 ID:2UFMgO/H
しかし、あれよあれよと200かぁ〜
速いなぁ
184名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:00:24 ID:WsY6zYQk
ササッキーって雷って苦手そうだな
185名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:09:41 ID:D4qbYdGZ
VIPのまとめに月間佐々木さんなるものがあった
俺もあれぐらい書けるようになりたい

俺遅筆だから驚愕でるまでには今書いてるやつ終わらさんとな
186名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:15:24 ID:kXyb4tF5
>>185
がんがれ、遅筆なんて気にするな
187名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:24:18 ID:3f9XWIsE
12時までに200超えてなかったら
佐々木は俺のもの
188名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:25:00 ID:iadIjgwU
阻止
189名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:26:07 ID:kXyb4tF5
このスレ見てるやつ挙手
190名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:29:05 ID:XGxTtOYq
ノ佐々木かわいいよ佐々木
191名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:31:14 ID:SAtN/5BJ
192名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:33:50 ID:iadIjgwU
(ン、)ノ
193名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:36:40 ID:Wy8eziy6
ノ 〜
194名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:37:13 ID:vMASDHLB
「キョンデレ」


中学の卒業式から数日が過ぎた。
俺は学業から解放された他のクラスメイト達と連日遊びに出かけている。


だがそこには佐々木はいない。

「キョン、勘違いしているのであれば忠告しておこう。
確かに僕たちは中学の学業は修了した。だがそれはつまり高校の学業の始まりでもあるのだよ。
ということはこの間に中学時代の復習かこれからの予習をするべきだと僕は思うのだが。」
とは佐々木の弁だ。

そんなわけで俺は今に至る。
一緒に勉強しないか、という佐々木の誘いを断った俺を誰が責められようか?
確かに罪悪感はある。が、しかしせっかく勉強の義務を解かれた身であるにもかかわらず
勉強をせねばならんのだ?どちらにせよモチベーションは10分も持たないだろう。

などと理論武装した俺は今日もチャリで友人達が待つ場所へ向かっていたのだが、
俺はここ数日、何故かチャリに違和感を感じていた。故障でもしたのか?

そう思いながらゆっくりチャリを止め、後ろを振り向い・・・






「!」






・・・あぁ、そうか。
195名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:37:36 ID:uoAVvLMV
>>185
月間佐々木さんはよかったんだが切なくていかん
あんな自分を押さえて押さえて胸が苦しくなるような話はつらい

もっとぱあっと爽快感がある展開がいいと思った
196名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:37:51 ID:G6/f36We
/
197名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:41:46 ID:vMASDHLB
俺の後ろに佐々木がいないんだ。



いつも後ろに乗せていたので、居るのが当たり前だと思っていた。
いつも隣同士で話をしていたからそれが普通だと思っていた。
いつも一緒にいた。だからいつまでもこんな風にしているのだろうと思ってた。


「馬鹿野郎」

そんなわけがなかったんだ。俺と佐々木は来月から通う学校が違う。
そして俺たちが集う中学校と塾にももはや通う理由など微塵もないのだ。

そう、それはつまりそういうことであって、俺はもう佐々木と・・・。



俺はチャリを180度回転させた。
なに、待たせているアイツらだったら俺が行かなくても勝手に行っちまってるさ。
いや、一応断りのメールは入れたが。
そのまま俺は久々に全力でチャリを漕ぎ坂道を駆け上がっていった。
明日は筋肉痛かねこれは。


爆走したおかげで10数分しかかからなかった。
そいつの家に着いて俺はインターホンを押す。数十秒の間を置いてそいつが出てきた。

「やぁキョン、どうしたんだい?君は今日も彼等と」

そんなことはどうでもいい。早く後ろに乗れ。また二人乗りしよう。

「?・・・意味はわからないが、そうさせてもらおうか。くっくっ。
もちろん急に僕を誘った理由は後で話してくれるんだろうね?」



あぁもちろんだとも、親友よ。










終了です。

>>187

阻止
198名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:42:24 ID:V8VHtGRc
支援! ノ
199名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:42:33 ID:hLbZoNCv
家畜に神はいないッ!
200名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:43:14 ID:OTkZRHmG
12時までに200超えたら
佐々木はキョンのもの。
201名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:43:44 ID:hLbZoNCv
ごめん、スレ汚しちゃって…
202名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:44:12 ID:SweYxsys

そして>>197GJ!
203名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:44:35 ID:iadIjgwU
もう超えてる件について。
204名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:45:14 ID:OTkZRHmG
つーか自分で200越しちまったな、俺。
205名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:48:23 ID:t7f+87O4
まあkskとかどうでもいいだろう
ちょっとその月間佐々木さんってのを読んでこようっと
206名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:48:54 ID:3f9XWIsE
みんなの佐々木への愛が十分に分かったよ・・・orz
正直すまんかった。
207名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:50:45 ID:hLbZoNCv
>>206
もう、欲張りさんなんだから♪
208名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:55:07 ID:vMASDHLB
>>200
佐々「さて、キョン。今はまだ0時前だ。それを踏まえて>>200の発言内容を鑑みるに、
僕は君の所有物になったようだ。もちろん、どういう意味で言っているのかわかるだろう?」

キ「あぁ、別にお前の持ち物をもらってもあまり嬉しくないがな。」



佐々「キョン・・・キミ、耳の掃除はちゃんとしているかい?」

ゴゴゴ

キ「そういえば最近してない・・・って佐々木?」

ゴゴゴゴゴ

佐々「いや、キミの耳を掃除してあげようと思ってね。」





キ「いや、なんかドス黒いオーラが・・・うわ、ちょ、やめ・・・(ry」
209名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/10(木) 23:56:25 ID:HZOjq8MN


佐々木かわいいよ佐々木
210名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:02:40 ID:TEheyviu
かわいいよ
嗚呼かわいいよ
佐々木たん
211208:2007/05/11(金) 00:03:32 ID:6JBvfIAA
勢いで書いた。
ちょっと後悔してきた。
とりあえず謝罪の言葉を。










佐々木かわいいよ佐々木
212名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:11:05 ID:S8Vrqlk1
これが愛の力って奴か
213名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:23:25 ID:LlETfewc
佐々木「キョン、恋愛感情なんて精神病なのだよ」
キョン「……と言う事は、俺と佐々木は?」
佐々木「友達って事さ、キョン」
キョン「友達でいいの!!性別すら超えたっつー事?やった!!」
佐々木「えっ……あ〜、う、うん……そだね……」
214名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:26:20 ID:ZJERc3ld
すまん誰かこのスレで英語に強いヤツがいたら助けてくれ

・このまま時間が止まってしまえばいいのに

この意味になる英文を誰か作ってくれんか。
タイトル……というかSSの〆に必要なんだが
215名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:30:29 ID:6rUHZ20Q
>>214
エキサイト翻訳でも使ってみたら?
216名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:33:31 ID:jLpe43Sa
>>215
いや、行ってやってみたんだが
日→英
で出た文を
英→日
で訳し直すとなんかワケの解らん日本語になるのよ……まぁそれでいいのかもしれんけどね。
217名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:34:04 ID:LlETfewc
>>214
つThe・World
218名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:34:44 ID:eoUUEjf2
I wish time won't pass
高三携帯厨の考えた文なんで間違えてたら指摘してエロイ人
219名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:35:20 ID:6rUHZ20Q
時と聞くと、時の流れ〜に 身をまかせ〜
が思い浮かぶwちと古いかな   
220名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:40:59 ID:ZxbylOxS
wishは仮定法じゃね?よくわかんないけど
221名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:44:38 ID:6JBvfIAA
>>220
仮定法は「〜だったらいいのに」だからwishの後を否定形にすれば
いいんじゃないか?間違ってたらスマソ
222名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 00:52:38 ID:7aqp4sNj
>>219
俺は二十歳だが、幼い頃に母親からテレサテンのベストをエンドレスで聞かされたお陰で軽く歌えるぞ。
佐々木には『つぐない』の歌詞が似合う女にはなって欲しくないぜ!
223名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:11:43 ID:6rUHZ20Q
>>222
正に正反対な歌だな、こんな女でも 忘れないでね〜 にはなって欲しくない
224名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:18:43 ID:hj4MqwZ+
VIPの佐々木SSも少しづつ充実しはじめた
今度は文化祭
225名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:20:13 ID:l00Mkws2
一日一回佐々木かわいいよ佐々木
226162:2007/05/11(金) 01:20:14 ID:jLpe43Sa
風呂入ってたり辞書調べてたらいつの間にかこんな時間に……
SS宣言から既に4時間近くか……もう即興SSとは呼べないがようやく完成したよ!!
10レス分くらい消費予定
25分から始めようと思う
227名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:21:53 ID:1CXiv0we
>>226
wktk
228162:2007/05/11(金) 01:23:06 ID:jLpe43Sa
と思ったけど10から5レス位に訂正
229名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:25:08 ID:ydjmiEo/
来るか?
230名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:26:18 ID:jLpe43Sa
後夜祭も滞りなく進み、天を焦がすように燃え上がる炎を中心に大勢の男女が流れる曲に合わせて踊る。
そうして一定のリズムを刻む音楽が終わり、また最初から流れ出すと、今まで踊っていた女子が俺から離れて
次の女子が―――俺の『親友』が前に現れる。

「なんだキョン、思っていたより全然踊れてるじゃないか、緊張で失敗するんじゃないかと心配して損をしたよ。まぁ失敗する姿も見てみ

たかったけどね」

そうして今まで踊った相手と同じように俺は彼女の前に立つ。

「どっかの誰かさんに散々鍛えられたからな」

「ふふ、そう言わないでくれ、全てはキョンを想えばこそだよ。しかし些か期待外れだったかな。いや嬉しくはあるんだが」

そう言ってくっくっと笑う親友を見つめる。佐々木よ、笑っていられるのも今の内だぜ?
231名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:26:57 ID:jLpe43Sa
風邪を引いて一日学校を休み、次の日になとケロッと治った身体で学校に行き、担任から呼び出された瞬間、俺は嫌な予感をヒシヒシと感

じたしたね。
何でも俺が風邪で一日休んだ日に「来月にある文化祭の最後の余興でフォークダンスがあり各学年のクラス数名の男子を選出する」という

話になり、フォークダンスの男子役が俺に決まったんだそうだ。
ダンス役なんて冗談じゃないし、記録係にでも立候補してカメラ片手に文化祭をブラブラしてた方がよっぽど建設的だ。
俺は断固として抗議した。
そもそも俺はフォークダンスなんて踊れないし、そんな面倒な役は勘弁して欲しいと抗議したが「休んだお前が悪い、まぁ運が悪かったと

諦めろ」と教育者とは思えない発言で俺はフォークダンスを踊る羽目になってしまった。
さっきも言ったが俺はフォークダンスなんて踊れない。そうして途方に暮れていると佐々木が声をかけてきた。

「やぁキョン、どうやら災難な目にあったようだね」

「おかげさんでな」

というかお前も決める時に反対しろよ。

「おいおい、無茶を言わないでくれ。男子が厄介払い出来ると全会一致で賛成してるのに僕が一人だけ反対したって結果は知れてるさ」

あーそうだな、すまん。その通りだ。
しかしどうするか、フォークダンスなんて本当に踊った事無いんだぜ?

「そもそもフォークダンスというのは世界各地で踊られる土着の踊りの総称さ。日本における盆踊りや各種神事、祭事において踊られるも

のも言い換えれば全てフォークダンスと言える。
 一般的には外国から紹介された踊りを指すことが多いみたいだけどね。民族、民俗、舞踊、舞踏と様々に訳される。
 特に現地でのオリジナルに拘る場合にはフォークロアダンスという呼称が用いられるみたいだけどこの場合は気にしないでも大丈夫だろ

う」

つまりどういう事だ。

「つまり踊る本人達が楽しければそれでいいのさ。別に格式ばったワルツを踊る訳じゃないんだし、気楽に楽しむ事だよキョン」

「それが出来ないからこうして悩んでる」

ため息を付いてうな垂れる。

「せめてまともなフォークダンスが踊れれば相手に恥じもかかせないで済むんだが……」

「ふむ、それじゃあ僕が教えてあげようか?」

なに!? マジか!

「家の方針で簡単なワルツくらいは踊れる様にと習ったからね、基礎的なステップくらいは教えてあげられると思うよ」

あぁ! 微笑む佐々木が神さまに見えるぜ! 神様、女神様、佐々木様!

「すまん、頼む!」
232名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:28:43 ID:jLpe43Sa
そうして俺と佐々木の踊りの特訓が始まった訳なんだが塾の無い日は放課後に。塾がある日は塾の帰りに公園に寄って簡単なステップだけ

を徹底的に教わる。
基本は佐々木が習ったワルツのテンポをアレンジしてフォークダンスの曲テンポ―――オクラホマ・ミキサー、まぁフォークダンスと
聞いて一番最初に思い浮かべる曲を思い出してくれ―――にしたステップを教えてくれた。
短い時間での練習も二週間も続けていればステップも大方頭に入り、ほぼ完璧に覚える事が出来た。
夜の公園で一回通しで踊ってみたが大きなミスも無く、キチンと踊る事が出来た。

「ふむ、流石というかキョンは勉強や頭を使ってモノを覚えるのは苦手みたいだが、身体を使ってモノを覚えるのは得意みたいだね」

後半の賛辞はありがたく受け取るが前半の嫌味は要らんぞ。

「いやいやそう拗ねないでくれ」

そうさせたのはお前だろうが。

「しかしここまであっさりと覚えてしまうとはね……ふ〜む……よし、ついでだキョン。ワルツのステップも覚えてしまおう」

「なに?」

おい佐々木よ。自慢じゃないが俺の脳みそには実用性の無い余分な事柄をずっと記憶しておけるほど優秀じゃないぜ?

「記憶はそうかもしれないけどね。一度身体が覚えた技術というのは記憶―――というより脳が忘れても身体が覚え続けるものなんだ。
 言い換えれば身体が覚えた技術は決して君を裏切らないし忘れない。例えキョン自身が忘れてしまったとしてもね」

「そんなもんなのか?」

「君は自転車に乗れるだろう? でも最初は補助輪で、次に何度も何度も転びながらやがて補助輪無しで自転車に乗れる様になった。
 では逆に今の君に自転車に乗る前の君に戻れ、と言って戻れるかい?」

「それは……無理だろうな」

わざと転んでも自分が痛いだけだし、人間は特に『痛み』を恐れる生き物だ。
どんなにわざと下手糞に運転しようと転ぶ=痛みを伴う事を身体が拒否して普通に運転してしまうだろう。

「そうだろう。それは君が『自転車に乗る』という技術を身体が覚えてしまったからだ。
 例え記憶喪失―――正確には記憶障害だけどね、それになっても君は自転車に乗れる筈だ。記憶が無くても身体がそれを覚えているのだ

から」

つまりどういう事だ。

「つまりいつか君が社会に出た時にワルツを踊らない可能性は決してゼロではない。何かの接待でダンスパーティーに行くかもしれないん

だ」

……まぁ、それはそうかもな
233名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:30:01 ID:jLpe43Sa
「その時にワルツを『全く知らない』のと『知ってはいるが覚えていない』というのはスタート地点が全く違うんだ。そして後者は必ず君

を有利にしてくれるはずさ」

悔しいが佐々木の言う通りだろうな。
まぁコイツは教え方も上手いし、そんなスパルタにもならんだろう。

「では決まりだね。じゃあまずはステップの前に『型』の練習をしようか」

「型?」

型ってなんだ?

「フォークダンスと違ってワルツは踊る相手をリード、エスコートしなくちゃいけないからね」

リードにエスコートね……俺に出来そうもない単語ばかりだ。
そこは慣れと本人のやる気次第だよ。と言いながら佐々木は喉の奥でくっくっと笑い声を立てた。

「TVとかでも見た事あるだろう? 男性と女性が踊るシーンを。あんな風に抱き合って踊るのがワルツさ」

あー、待て待て。そういえばTVで見た洋画だと息も感じ取れそうなほど近付いた男女が踊ってるシーンを見た事あるが……
あんな風にせにゃイカンのか?

「それが基本的な型だからね、さぁ練習だ。まずは左手を合わせて……そうそう」

佐々木の右手に俺の左手を合わせる。彼女の手はひんやりとしていて逆に俺は緊張で少し手が汗ばむ。

そんな俺の緊張を知ってか知らずか佐々木は微かに微笑むと、

「うん、じゃあ次はキョンの右手を僕の腰に回してくれ」

「―――――」

「? どうしたんだキョン」

「あ、あぁ、すまん」

解ってはいたが改めて、しかも本人の口から言われると心拍数が跳ね上がるな。
……平常心、平常心。コイツは俺の大事な親友だ。
そう自分に言い聞かせて静かに、優しく佐々木の腰に手を回す為に腕を伸ばす。落ち着け俺の心臓!

「う〜ん……キョン、もうちょっと力を込めて自分の方に引き寄せないと踊ってる最中に振り解けてしまうよ」

あ、あのなぁ、俺だって若い男だぜ? 年頃の娘さんの腰をなんの躊躇いも無く引き寄せるなんて事出来る訳ないだろう。

そう言うと佐々木は一瞬だけ目をパチクリとさせたかと思うと、何が可笑しいのか爆笑をこらえるような表情になった。
何が可笑しい! 失礼なヤツめ。

「く、くくく……いやいや、すまない。君がそんなに紳士に接してくれるとは思わなかったのでね」

俺はいつだって紳士で優しいって評判なんだよ。
妹とその友達の女の子限定だけどな。
234名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:31:25 ID:jLpe43Sa
「そうかそうか、いや、君の新たな面を見れただけでも僥倖だ。しかしワルツは結構動きが大きな踊りだからね。この際それは忘れてくれ

て構わないよ」

まぁ本人がそう言うなら良いのかね。そうして俺は彼女の腰に腕を回す。
いや、色んな意味で驚いた。女の子の腰ってのはこんなにも細い物なんのか?それともコイツだけが特別なんだろうか?
そんな軽い思い、右腕に力を込めて佐々木を自分の方にグッと引き寄せる。

「きゃっ」

「うぉっと」

俺としてはそんなに力を込めた覚えはないのだが、佐々木にとってはそうでもなかったのか力に負けて俺の方に倒れ込んで来たので俺は
俺は彼女を自分の身体で受け止める。その姿は傍から見れば俺が佐々木を抱き締めてしるように映っている、と気が付いたのは大分後にな

ってからだ。

「すまん。そんなに力を込めたつもりはなかったんだが……」

「――――」

だが佐々木は俺の胸に顔を埋めたまま一向に離れようとしない。

「おい、佐々木? 大丈夫か」

「―――あ、あぁ。すまない。ちょっとビックリしてしまった。僕としては踏ん張っていたつもりだったんだけどね。
 やはり男子と女子では基本的な筋力に絶対的な差があるみたいだ」

そう言って俺を見上げる佐々木の頬はほんのりと赤みを帯びていた。
いかん、流石に夜は冷えるからな。後で暖かい飲み物でも奢ってやらねば。

「コホン……それじゃあ始めよう。基本的にはこの型で一貫して踊り続けるんだが、いきなりワルツを踊ってもキョンも混乱するだろうし
 まずはこの型でフォークダンスを踊ってみようか」

「了解だ」
235名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:32:24 ID:jLpe43Sa
そうしてフォークダンスの練習の合間にワルツの練習をしていたのだが、始めの内は8:2くらいの割合が文化祭翌日には1:9くらいの割合になっていた。
実際フォークダンスはほぼ完璧にマスターしてしまったし、なによりもワルツの方が楽しかった。
佐々木の教え方も丁寧だったしな。いや、いつも勉強教えてもらってて感じるがこいつは教師とかそういう人にモノを教える仕事が天職だと思うね。

「いや、フォークダンス役に任命された時はどうなるかと思ったがこれでどうにかなりそうだ、ありがとう佐々木」

お前のお陰で命拾いしたぜ。今度メシでも奢らせてくれ。

「……いや、それはありがたい……が、どうせなら明日の本番で僕と踊る番になったら僕を驚かせてくれないか?」

驚かせるってどうやって?
大声でお前をビビらせればいいのか? ワケが解らんぞ。

「いや、そういう驚かせ方じゃない。解り易く言えば『サプライズ』さ。明日は中学最後の文化祭だからね。
 僕の記憶に―――想い出に残るようなサプライズが欲しいんだ。方法は君が考えてくれ、なんでも良いんだ。君と僕の『想い出』に残る

モノなら……なんでもね」

そう言って少しだけ寂しそうに微笑む彼女は「それじゃあ僕は先に帰るよ」と先に帰ってしまった。

いつものように「バス停まで送くる」と言ったのだが「いや、今日はいいんだ。歩いて行きたい気分だから」とさっさと行ってしまった。

―――明日を楽しみにしている。

という言葉を残して。
236名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:33:41 ID:jLpe43Sa
いやはや悩んだ悩んだ。悩みまくったね。ここ数年で一番脳みそをフル回転させたと思う。

―――服装を変える?
いや、そんな時間は無いし、服では佐々木の順番になる前に既にバレてしまうからダメだ。

―――曲を全くの別物にする?
却下だ。そんな時間も隙も無いし普通に踊っている連中が踊れなくなってしまう。

佐々木は『思い出』に残るモノが欲しいと言った。
だったら大事なのはインパクトだ。そして他には無い思い出が欲しい。

そこで一つの妙案が浮かんだ。
俺自身が恥ずかしい思いもするし、佐々木にも迷惑がかかるがそれは思い出料として諦めてもらおう。
インパクトは十分、多少の根回しは必要だが、まぁなんとかなるだろう。



そうして冒頭のシーンに至る訳なのだ。

「ふふ、そう言わないでくれ、全てはキョンを想えばこそだよ。しかし些か期待外れだったかな。いや嬉しくはあるんだが」

―――結果的に言えば俺が選んだのは服装だった。

「まぁそういうな。俺だって一生懸命考えたんだぜ?」

服装をどうするか散々なやんだが末、家のタンスを家捜しするしかなかった。
本来は学生服で踊るのだが中から何の冗談だかお袋が洒落で買ったオヤジのタキシードが入っていたのでそれにした。
試しに着てみたが何とか着れたのが幸いだった。妹みは「キョンくんカッコイイー」と抱き付かれたのを適当にあしらっておいた。
いや、佐々木の番になるまで恥ずかしさで死ぬかと思ったね。相手の女子が変わる度にクスクス笑われるし。
237名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:35:02 ID:jLpe43Sa
「さて、それじゃあ踊ろうかキョン……? キョン?」

そういって手を差し出す佐々木を真っ直ぐと見つめ返しながら今までの相手にはしなかった―――佐々木の為にだけに考え、彼女の為だけ

に用意した仕草をする。


彼女の前にで恭しく腰を折り



右手を心臓の上に持っていき、左手を彼女の前に差し出す。



そうして息を吸い





「Shall we danced?」





決して上手ではない英語でそう伝える。
意味は確か「出来うることならば、私と踊っていただけませんでしょうか?」とかそんな感じの意味だったと思う。

下を向いていても佐々木が息を呑むのが解ったし、俺の前後で踊ってる連中もポカンとしているだろう。
まぁおかげで俺の佐々木に対するサプライズは成功したと言っていいんだろけどな。

俺は十五年間生きて来た中で最高に恥ずかしい思いをしている訳だが……まぁ俺の親友たっての願いだ、喜んで恥をかくね。

何秒その体勢でいただろうか、

「『私』でよろしければ、喜んで」

そう柔らかく応える声が返ってきた。しかも男の俺相手に佐々木が『僕』を使わず『私』って女言葉使ってるってのはよほど驚いてるのか

ね?
それに安堵して顔を上げると今度は俺が息を呑んだよ。なんてったって今までに見た事がない笑顔で佐々木が笑ってるんだぜ?
いや、あの笑顔を俺は一生忘れないと思う。
238名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:41:12 ID:+H4+QrgB
OWARI?
239名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:42:21 ID:RnhEzuwG
終わった・・・のか?
240名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:44:42 ID:LlETfewc
コレは甘酸っぱいのぅ
乙だっぜ
241名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 01:45:00 ID:lBWROx9/
どうやら終わりのようだな。
ということでGJ! まさかキョンにこんな高等なサプライズが出来るとは……!
でもやっぱりフラクラは健在なんだな……せっかく女言葉なのに……カワイソス
まあそこがいいところだとは思うんだけどな?

も一度最後に、>>237GJ!>>237 ←佐々木かわいいよ佐々木風でお願いします
242ボスケテ:2007/05/11(金) 02:02:21 ID:jLpe43Sa
だがしかし! 佐々木よ、まだ俺のサプライズは終わらないぜ。

「せっかくだし、フォークダンスの輪を抜けて、ワルツを踊ろうぜ」

「え? いや、しかし君が抜けたら人数が……」

珍しく……というより混乱している佐々木は初めてみるな。うむ、今日は初めて尽くしだ。

「俺と佐々木、男女が一人づつ抜けるんだ、半端な数にはならねぇよ。まぁお前がどうしてもフォークダンスを踊りたいってならそれでもいいが」

「―――いや、ぜひワルツを踊ろう。」

「あぁ」

そうしてフォークダンスの輪を抜けて炎の前で佐々木とワルツをゆっくりと踊る。

流石に昨日まで一緒に練習していただけ合って息はピッタリだ。
時折周りの女子から「佐々木さん、綺麗」と呟く声や「キョン! テメーキザ過ぎるぞ!」という声が聞こえてくるが気にしない。

「しかし相手がタキシードなのに僕が制服ってのは締まらないね」

「まぁそう言うなよ、お前のドレスなんざ用意した日にゃ勘の良いお前の事だ。俺の目論見に気が付いてサプライズもクソもあったもんじゃないからな」

そう。つまりこのタキシードはダミーだった訳なのだ。
俺一人で用意出来るサプライズなどたかが知れてるし物を用意したとしても渡すタイミングが難しい。
たっだら残された方法は気持ち―――言葉だ。
タキシードをダミーとして佐々木を一旦ビックリ……まぁ予想通りというか残念がってたが、そこで油断させた処でさっきの態度と言葉って訳さ。

「しかしキョンも随分と思い切った事をするね。今度はクラスどころ学校中から僕たちの関係を誤解する人間が増えるよ」

佐々木は低く笑い続けながらそんな事を言うが、

「まぁそこはサプライズの料金請求だと思って諦めてくれ」

それともこんなサプライズは不要だったか?

「とんでもない! 僕に取ってはまさに忘れられないサプライズだったよ。キョンからあんな風にダンスに誘われるとは夢にも思ってなかったからね」
243名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 02:03:12 ID:hzzEtq2b
おお、いいじゃん。くぅ、社交ダンスもいいねぇ。
乙だぜ、GJ
244ボスケテ:2007/05/11(金) 02:03:48 ID:jLpe43Sa
そりゃあ嬉しいね、悩んだかいと恥を捨てたかいがあるってもんだ。

そう言って佐々木に笑いかけると佐々木は俺の事をジッを見つめて

「この―――が――――えば――――のに」

と何かを呟くように口にした。

「ん? すまん。よく聞こえなかった」

そう言うと

「なんでも無いさ。それよりもキョン、右腕の力が少し抜けて来ているよ、もっと力を込めたまえ」

ん、そうか? 自分としてはそんな意識は無かったんだが……

「君は僕の前に大勢の女子と踊っているからね、疲れが溜まって無意識に力が抜けてしまっているんだろう。」

まぁそれもそうか。
佐々木の言い分ももっともだったので右腕に意識して力を入れ、佐々木の腰を引き寄せる。
当然佐々木の身体も俺の方に寄るのだが佐々木はそれに逆らわず、まるで俺に寄り添うかの様に体重を預けてきた。
練習のおかげかそこまで意識しないで済むようになっていたが、それがなければ大変だったぜ……色々な意味でな。

そうしてフォークダンスが終わるまで俺と佐々木は二人っきりのワルツを存分に楽しんだ。
佐々木は踊りに関する様々な話を聞かせてくれたし、時には学校の思い出を話したりして二人で笑いあった。

そうしてフォークダンスの曲も終わり、後夜祭も終わりを告げると残っていた生徒もパラパラと帰り支度を始める。

それでも俺と佐々木はワルツを踊る体勢のまま固まった様に動かなかった―――いや動けなかった。
佐々木が俺の胸に頭を押し付けたまま動かず、俺を離してくれないのだ。

「おい、佐々木。曲はもう終わったぜ? 帰り支度もしなきゃならんからそろそろ離してくれないか」

そう言うと佐々木はハッとした様に顔を上げ

「キョン、君は底抜けに優しくて―――とても残酷な人だね」

優しいはともかく、残酷なんて言われるとは心外ですな。

「そうかい? まぁそれも君の良さかもしれないね。さて、それじゃあ帰るとしようかキョン」

そう言って歩き出す佐々木を「少し待て」と、呼び止める。

「?」

そう不思議そうな顔をするな、すぐに帰れるさ。
えーっとどこだ。あ、いたいた。
245ボスケテ:2007/05/11(金) 02:05:12 ID:jLpe43Sa
「おい中河、頼んだヤツは撮れてるか?」

記録係の中河を呼び止める。

「はいはい、出来てますよー。ったく、見せつけやがって」

そう言って中河は一枚のポラロイド写真を手渡してくる。

「数枚撮ったけどな、それが一番上手く撮れてるはずだ」

サンキュ、今度何か奢るぜ。
そう言って写真を受け取とると、笑顔で笑い合っている俺と佐々木の二人がそこに写っていた。
うむ、なんと言うかこう……さっきとはまた違った恥ずかしさがあるな。
まぁ俺を持つのは俺じゃなくて、コイツだしな。

「ほいよ佐々木」

「えっ?」

佐々木にその写真を差し出す。

「俺からの最後のサプライズ。さっき踊ってる所を撮ってもらうように学校に来てすぐの内に頼んでおいたんだ。
 お前からのオーダーは『記憶に残るサプライズ』だったがな、どうせだから写真にも残しておこうと思ってやった」

彼女は少しだけ震える手でそれを受け取り自分と俺が踊っている写真を見つめ続けている。

「まぁお前は写真とか半永久的に残る物は嫌いかもしれんがな、せっかくの記念なんだ。もらってくれると嬉しい」

「いや、ありがとう。喜んで受け取らせてもらうよ。さっきのサプライズといいこの写真といい、今日という日は僕にとって宝物になりそ

うだ」

そう言って笑う笑顔は写真の中で笑う彼女のように綺麗で美しかった。

「すまない中河、何か書く物を持ってないか?」

「ん? サインペンで良けりゃあるが」

構わない。と言ってペンを受け取ると写真の裏に何やら書き込みを始めた。

「ありがとう中河。助かった」

どういたしまして。と言ってペンを受け取るとヤツはそのまま去って行った。

「なぁ佐々木よ、一体何を書いたんだ?」

気になった俺は聞いてみる。

「ん? コレかい? ……まぁキョンなら構わないか」

そう言って写真を裏にして差し出す。
え〜っと何々?

『I wish time won't pass 』
246ボスケテ:2007/05/11(金) 02:06:00 ID:jLpe43Sa
……おい佐々木よ、お前は日本人なんだから日本語で書けよ。
これじゃあ頭の良いお前はともかく俺にはサッパリだぞ。

「おや、そうかい? まぁキョンならきっと読めないと思って見せたのだけどね」

佐々木は唇の端だけを歪ませると偽悪的な微笑で楽しそうにくっくっと笑っている。
あーはいはい。どうせ俺は頭が良くありませんよ。

「そう拗ねないでくれキョン。今日のお礼も兼ねて晩御飯でも奢るよ」

「お、マジでいいのか?」

「勿論さ、僕は今日という日に、そして君に感謝したい気持ちで一杯だからね」

そう言って佐々木は歩き出し、俺もタキシードの首元を緩めて佐々木の横に並ぶ。

「なぁキョン」

歩いていると佐々木が静かな声で

「いつか……いつか機会があれば、また僕と踊ってくれるかい?」

そんな事を聞いてくる。
全くなにを言うかと思えば。

「そうだな。佐々木のドレス姿ってのも拝んでみたいしな。機会があったらこっちからお願いしたいよ」

「ふふ……そうかい? その時はまた今日みたいに誘ってくれるのかな」

それはまた今日みたいな恥ずかしい思いをしろって事ですか、佐々木さん。

「おや、駄目だったかな」

そう言って下から俺の顔を覗き込む親友に俺はこう言い返すのさ。

「俺でよければ、喜んで」


〜Fin〜
247ボスケテ:2007/05/11(金) 02:07:19 ID:jLpe43Sa
はい、お終いDEATH。
正直書いてて「誰だよこいつ……ねぇ、こいつ誰!!?」な状態でした。キョンがキザ過ぎるよ(だがそれが良い!)
キョン×佐々木の甘ぁーーーーーーーーいっ!!ストーリーを目指した筈が巡り巡ってこんなワケワカメな話に……
元々原作を持っていない自分は新刊出ると友人から借りて読むと言った具合でして手元に佐々木に関する資料が一回読んで頭に残ってると

いう駄目っぷりなので……
基本的にはスレのSSを読みながら自分なりの佐々木像を思い浮かべてるんですがな佐々木のイメージが原作と違ってもその辺はどうかご容

赦願いたい。
あと妙に区切りの良い所で蓮投規制マジで勘弁な!!

前スレからキーホルダーネタ等々をちょこちょこ書いてはみる物の会話だけだとイマイチ誰が誰だか解らない。
しかし描写を入れるとただでさえ遅筆が更に遅くなるという悪循環……ボスケテ

勘の鋭い住人なら気が付いたでしょうが、スレで助けを求めた日本語文が
「この――――が――――――えば――のに」にそのまま入り、
「このまま時間が止まってしまえばいいのに」となる訳ですな、マジ解り難い。

EDの踊りから一人歩きしてフォークダンスにネタが来た瞬間このShall we danced?ネタが舞い降りました。
本来ならタイトルにShall we danced?を使いたかったんですが、流石にオチがバレバレになる事間違いなしと思って回避。

しかし即興SSでこんなに時間を食うとは思わんかった。
書きかけの佐々木SSがあと2本もあると言うのに!!
誤字脱字に気が付いたら報告ヨロ。 
んじゃスレのお目汚し失礼。
英文考えてくれた同士に百万ドルの感謝を


佐々木可愛いよ佐々木
248名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 02:15:33 ID:LlETfewc
さっきの甘酸っぱいは取り消し



甘あああああああいっ!
249名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 02:15:57 ID:gd5QHHPi
とても・・・・GJです・・・
250名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 02:20:32 ID:RLZ1hfs2
>>237>>247
GJ!
佐々木かわいいよ佐々木
251名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 02:20:38 ID:/JI8XrG3
GJ!
>だがしかし! 佐々木よ、まだ俺のサプライズは終わらないぜ。
ずっとキョンのターン!
で佐々木はやられまくったなw
252名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 02:20:53 ID:1CXiv0we
GJJJJJJJJJJJJJJ
おまえらとSS読めて幸せだぜ
253名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 02:28:10 ID:8BQAvx8q
>>247
GJwww凄いのがktkrwwwwww

でもごめんなさい、一箇所だけ・・
>「出来うることならば、私と踊っていただけませんでしょうか?」
なら "Would you please 〜 with me?" の方が良いかもとか思った

#丁寧過ぎて滅多に使われない表現らしいけど
254名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 02:33:18 ID:vErJ8b4x
>>247
貴方が英語を苦手としていることは分かった。GJでした。
255名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 02:39:54 ID:M1CzjzUY
>>247
GJ!
これなんて青春?
よかったよ
256名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 02:47:27 ID:hzzEtq2b
>>247
わりこんで、マジすまん、GJです。
257名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 02:54:28 ID:2RLXoHOJ
>>247
ぐっじょ。
あんたすげーよ
258ボスケテ:2007/05/11(金) 02:54:39 ID:jLpe43Sa
うむ、喜んでいただけたようでなにより。
全てに返事を書きたいがそれもウザいと思うので個人的に気になった箇所にだけ返信。

>>241
女言葉で応じていたり、キョンに寄りかかっているのにその想いに気が付かない……
まさにフラクラのキョン!
あとは佐々木は「想い出」として、キョンは「思い出」として考えてるのもまぁミソっちゃミソです
言葉は同じだけどそれぞれに込める「おもい」は微妙に違うのですよ。

>>253
おう、ジーサス
これだから英語は嫌いだ
まぁそこまで行くと行き過ぎな気もするし「Shall we danced?」のままにして
「わたしと踊っていただけますか?」という意味に書き直しときます。
まぁキョンの成績だし完璧じゃなくても無問題って事で。

>>254
自慢じゃないが中学・高校と英語は2と3しか取った事無いぜ!!
259名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 03:17:34 ID:6MMMSxmU
I wish this time wouldn't go.

仮定法を使いたいならwishの後は過去形だよ。
260名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 03:27:32 ID:xYtPNUwR
日本語が世界共通語になればいいのにねぇ。
261名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 03:28:52 ID:ZiQBCDIK
>>258
ぐは。遅れた…
I wish the time lasted forever.
でいいかと。こんなものが見れるとは…GJGJGJ!
262名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 03:33:39 ID:WYGRip61
まあ、あまりにも素晴らしいサプライズに
弘法も筆の誤りって事だったと妄想
263名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 05:58:46 ID:XjbwCPJs
>>261
lasted > last 、というか語感考えても259がいいな・・・。
264名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 06:46:43 ID:M1CzjzUY
佐々木かわいいよ佐々木
265名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 06:59:52 ID:lMQkEbcP
佐々木かわいいよ佐々木
266名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 07:36:23 ID:fvs8KWOY
佐々木かわいいよ佐々木
267名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 07:47:36 ID:+E9wg308
佐々木かわいいよ佐々木
268名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 07:53:24 ID:7aqp4sNj
佐々木かわいいゆ佐々木
269名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 07:57:27 ID:B6WMbGmz
佐々木かわいいや佐々木
270名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 08:18:04 ID:/zaw02by
佐々木かわいいぜ佐々木
271名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 08:18:04 ID:7aqp4sNj
佐々木かわいいロイ々木
272名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 08:41:19 ID:AxIktyis
佐々木かわいいぞ佐々木
273名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 08:43:32 ID:C1qnI/tP
佐々木かわいいの佐々木
274名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 08:46:17 ID:n/XGZnFe
佐々木かわいいお佐々木
275名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 08:51:18 ID:+8mUNZL2
自演乙
276名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 08:56:59 ID:A78FX3NP
つか、この馬鹿馬鹿しいレスやめようぜ。
保守ならともかく、このスレの早さなら保守もいらんだろう。
277名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 09:15:51 ID:kOBxks1k
>>264からの流れならネタみたいなもんだろ?
キャラスレなんてコアな所で細かい事気にしても仕方ないよ
278名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 09:17:14 ID:A78FX3NP
やってることはコピペ荒らしと似たようなもんだがな。
自覚がないぶん酷いもんだ。
279名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 09:22:42 ID:gd5QHHPi
VIPのまとめの間違いだらけの文化祭が神杉
280名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 09:29:33 ID:LBg6kRdd
そんな事よりみんなで>>247の作品のタイトル決めようぜ!!
個人的に『サプライズ』が良いと思う
281名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 09:44:09 ID:7zV4HI2h
>>279
キョン……お前って奴は、といいたくなった。
イイ作品だな。

佐々木物には神作品が多い。

>>280
Shall We Dance?

で決まりだと思ったがw
282名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 09:48:41 ID:7zV4HI2h
ついでに、VIPまとめサイトの

「涼宮ハルヒの分裂γ(ガンマ)」も今後に期待だな。

佐々木好きには嬉しい作品だ。
283名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 10:08:12 ID:LBg6kRdd
>>281
お前さんは>>247の文をもう一回しっかりと読むべきだ
Shall We Dance? だとオチというかネタバレというか読み手側のサプライズにならないから
あえて回避したって言ってるだろう。
284名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 10:11:59 ID:7zV4HI2h
>>283
いや、読んだ上でそれでも、だよ。
それ以外のタイトルはありえないと断言できる。
2853倍 ◆JnH6jYS3FA :2007/05/11(金) 10:16:28 ID:aQixHIYF
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| : !: : : : : : :',: : : :, x-─ :.:...:.:l!.| レ    彡≠、k_ヾ:..r-、.:.:.:.:.!
. !: . .! : : : ヘ: : ,x '´: : ト、ヽ . :.:.:!レ    ー斗匕て',ラ゙:.:.:.:!., ヽ.:.:.:}
. l. . :.',: : : : :.X: :.ヘ-、:.::fヽ \_,'     "ヘっ_..::.ノ.! :.:.:.:k' /:.:.:.i
 !. : : ',: ヽ:.´.:ヽ、:.ヘ xz≠ミk           ゝ- ´ ! :.:.:.:.Y.:.:.:...ヘ
 l. : : : ヽ: ヽ、:.\X〈!ら::..:;.ぅ           |:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.|.:ヽ
  ',. : : : :.` -`_t xz、 ヘヒr- ´    、        |. :.:.:.:.:.!.:.:.:.:ト、.:ヽ
  l : : : : : : :.:..iヘしヽ           ,     ,.l :./:l./:.ィ:ハ.}  ー`
   ', : : : ヽ :.:.:.ヽ ニ >       ー "´     イi:.////ソ リ
   i; : : : :.ヽ: .:.:.::.:.:.:..:.:.ヽ、 _           / リ/iイ'
    }: : :ト: :、ヽ:.:\.:.:.:.:..:.:.:.:.、ニ ― t - '   メ
    | : :.ヽヽ:.ー 、_ヽ_Zー‐ ̄ー` i        ' ,
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   // ゙ー              /            ` - y`ーv、__
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            _ ,ヘ: :.ラ      `          そ: / . . : : : : : : :ヽ
          ,´: : : :ヽ::}            _ ― :.: ̄i      . : : ヽ
          ,' : : : : : : y _ - ―..- ‐  ̄ ..::.....    {      . . : : i
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         ヘ   :.. ,':::__:..     _ - ‐  ̄      ',  . . : : : : : : :!
          ',  .: /      ̄  ̄/ /         .ヘ. : : : : : : : : : : !
           i.  /           /    . . . : : : : : . . : :イ: : : : : : : : : : : l
   佐々木
           !: : :! : : : : : : : : : : . ./. . . : : : : : : : : : : : : : : :.! !: : : : : : : : : : : !
286名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 10:46:58 ID:NlbRGA5y
>>247
すばらしいSSをありがとう
ダンスと聞いて京アニKanonのあのシーンを思い出してしまったぜw
流石我らの完璧超人(フラグクラッシャー含め)のキョンだ、俺達のできないことを平然とやってのけてくれる!
287名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 12:40:17 ID:GYoBZsCS
三分キョン
288名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 12:43:02 ID:C1qnI/tP
何故!?why!?
289名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 12:49:15 ID:9nI/m00H

未来から大人のササッキーがやってくるなんてSSを見たくなってきた
290名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 12:58:13 ID:C1qnI/tP
ネギま見て思ったんだが、藤原辺りが冗談半分にでも
「キョン家家系図(キョンがいつ誰と結婚し子供が何人できて……が詳細に綴られている)」
とか出したら、SOS団佐々木団揃って瓦解しそうだよな。
291名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 13:02:25 ID:QC/2tiDg
佐々木(大)「やあキョン、久しぶりだね。ああ、キミにとってはもしかすると最近僕としばしば会っている頃合いかも知れない」
キョン「お前……もしかして、佐々木か?」
佐々木(大)「嬉しいね。キミの知っている僕とは随分外見に変化があったと思うのだが、さすがだ、ひと目で解ってくれたようだ」
キョン「どこから……いや、この場合はいつから、と訊くべきか。いつから来た?」
佐々木(大)「その言い方から推察するに、キミはこのような事態に慣れているようだね。この時代のキミの体験が非常に興味深く感じられる」
キョン「いいから答えろ」
佐々木(大)「そんなに慌てるなよ。そうだな、僕は――」

(省略されました。続きを読むには花壇にパンジーの種を蒔いてください)
292名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 13:10:14 ID:M857NasW
くっくっ、パンジーの播種は8月後半だよ。
どうやら君には続きを描くつもりは初めから無いと判断するのが妥当なようだね。
実に残念だ。
293藤原ノート:2007/05/11(金) 13:25:18 ID:Fz1hvwjb
ハルヒ「えーと、18歳で私との間に子ども1人キタ━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!
ってちょwwwwおまwwwwwwww
キョンが17歳の頃が書いてあるわね…
橘京子を妊娠させ、一人生む ですって!!
20歳でみくるちゃんとの間に子ども?あんた何人の女の子を孕ませてんのよ!このやりチン!!

※追記1※
16歳で森園生が子ども2人。 って、古泉君の推理パーティーの時にヤっちゃったのッ!?
※追記2※ この頃、キョン、避妊を考え始める。
また、長門由希、周防九曜、喜緑江美里と親密になり始めたのもこの頃。
そう言えば、TFEIは絶対に妊娠しない体だったな(笑い

このやりチンキョン、馬鹿ぁーーーーーーーーーーー!!」

佐々木「まあ、これはあくまでも未来ノートだからね…。
キョンが14歳の頃のことは流石に載っていないしね。
    くっ   くっ   く」
ハルヒ「えっ、佐々木さん………?」
294名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 13:43:38 ID:JVkQ1Euv
中学三年の時の学校での佐々木とキョンの席は隣同士っていう描写あったけ?
塾は隣っぽいけど
295名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 14:03:46 ID:wQjYQ5Qv
>>291
まぁダメ元でパンジーの種蒔いておきますね
296名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 14:26:00 ID:JVkQ1Euv
>>247
今更だが言うのを忘れていた
GJ!
そして叶うならこのSSの佐々木視点での話が読みたい
作者本人に頼むのが一番だろうが誰か別の職人でも構わないから作ってくれないか
え?俺?
いやだよ、だって俺国語の作文で「もう少し頑張りましょう」以外もらった事無ぇもん
297名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 14:34:25 ID:o4M4MBfI
「は!」
目覚めは喫茶店の座席。外はセピア調モノトーンの空。
「くっくっくっ。ようやく起きたようだね」
他に誰もいない店内に響く特徴的な笑い。
「これはどういうことだ。どういうつもりだ。どうやって引きずり込んだ。それで一体何を狙っている。まーさーかーお前ー、俺に何度も同じ手を使わせる気じゃなかろうなあ」
「そう矢継ぎ早に質問を繰り出されてもねえ…あえて男性的な修辞を用いるなら、正直萎える」
腕組みをして、少々退屈そうな素振りを見せる娘。
「今回用件があるのは僕ではない。九曜さんがキミとお話をしたいのだそうで、僕の空間を貸して欲しいと言ってきた。僕じゃどうすることもできないので、とりあえずいいよと言ったら――」
「それで同意したのか。非常にまずいぞそれは。今すぐクーリングオフだ。というか、橘はどこだ」
すると佐々木の背後に掛けられた額縁の中に、文字が浮かび上がる…
298名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 15:18:18 ID:b1XCmafD
…続くのか?
299名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 16:02:57 ID:lBBQU9QI
佐々木をおかずに抜いた奴っているの?
300名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 16:03:37 ID:aSpwgSj1
>>299
301名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 16:45:20 ID:7aqp4sNj
>>299
ごめん
302名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 16:57:38 ID:nDWIi4WX
YOUも抜いちゃいなYO!!
303名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 17:18:47 ID:o3GwPZCt
扉絵だけでご飯どんぶり五杯はいけるな
304名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 17:21:44 ID:b1XCmafD
そのパワーを他の事に使えよと

バンジーとか
305名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 17:25:52 ID:nDWIi4WX
いや、流石に高い場所から命綱一本で飛び降りる根性はないよ
306名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 17:29:42 ID:o3GwPZCt
バンジーは鼻かんでからやらないと後悔するんだぜ?
307名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 17:59:43 ID:M1CzjzUY
なんか俺が佐々木かわいいって言ったあと変な流れになってたw
佐々木って自分がかわいいってことに気付いてるのかね?
キョンと同じで自分のことに疎そうだから案外気付いてなかったりして
308名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:02:06 ID:XgsVeB92
中学の修学旅行って三年生の時に行くよな?
佐々木とキョンのそん頃のエピソードとかないかな
309名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:08:45 ID:RLZ1hfs2
>>307
気づいてるんじゃないか?
まぁナルシストな佐々木も萌えるけどねw

>>308
それをネタに佐々キョンSS書いてる某サイトはあるけどな
310名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:11:33 ID:wQjYQ5Qv
>>307
僕の容姿が世間一般の基準からすると平均以上だということは周りの反応からわかっているつもりだ
けどね僕に対して「かわいい」という表現はいささか不適当だとは思わないかね?
「かわいい」という言葉は弱者、いわゆる「守ってあげたくなる」女性に対して使うべき表現だ
自慢ではないが、僕は精神面においても肉体面においても同年代の中では平均以上であると自負している
こんな僕が弱者であるといえるのかな? そうじゃないだろう?
だから僕がかわいいと思えるのは、君たちがよほど恵まれた環境にいるのか
僕という個人が正常に認識されていないからだろうねえ
というわけだからこれからはせめて「美しい」と言ってくれないかな、>>307
311名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:12:24 ID:o3GwPZCt
>>310
佐々木可愛いよ佐々木
312名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:17:54 ID:lBBQU9QI
>>311
佐々木「もーーっ!!」
313名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:21:53 ID:M1CzjzUY
>>310
悪いがかわいいと言わせてもらうw
314名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:23:16 ID:hj4MqwZ+
>>312
怒った佐々木も可愛いよ
315名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:32:19 ID:BpaYCip5
女の子は自分の容姿には敏感だよ〜
キョンがそばにいると自信なくなるかもしれんが
316名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:43:44 ID:6Z9gEl4X
佐々木カッコかわいいよ佐々木
317名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:50:00 ID:hj4MqwZ+
VIPの文化祭ネタみて
佐々木は塚も似合いそうと思た


男役やって女子に告白されて困惑する佐々木
318名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:50:16 ID:C1qnI/tP
「キョン、あの塾の名を十回唱えてくれ」
 は? 河合、河合、河合河合河合河合河合河合河合河合。
「もう十回。今度は語尾をのばして」
 河合ー河合ー河合ー河合ー河合ー河合ー河合ー河合ー河合ー河合ー。
「では僕は?」
 サワイー。

「…………」
 どうした佐々木!? そんな泣く程の事だったのか!?
319名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:53:01 ID:XgsVeB92
佐々木サワイーよ佐々木
320名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 19:01:13 ID:7A2WR0e0
佐々木サワイーよ佐々木
321名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 19:01:22 ID:RLZ1hfs2
>>318
キョンよ察せw
322名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 19:03:41 ID:+8mUNZL2
VIPPERがいるからあげてやろう
323名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 19:05:22 ID:6Z9gEl4X
カッコ閉じる河合いよ佐々木
324名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 19:23:45 ID:+H4+QrgB
消失でハルヒの席に佐々木がという電波を受信した






……だけ
325名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 19:26:22 ID:rnBsWygv
流れぶった切るけど、ここで今更なフォークダンスss投下していい?
326名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 19:28:04 ID:MAFKd8da
>>325
今更なんてとんでもない。
いつでも歓迎ウェルカム。
327黄金のスペクトル・1:2007/05/11(金) 19:31:05 ID:rnBsWygv
人間てのは単純に出来てるもんで、とりあえず皆でわっしょいと運ぶ神輿があれば
それに一も二もなくとびついてしまう性質のようだ。
給食が終わった昼休みの教室、俺のような健康優良男児はことごとくが眠りについているころ、
寝る間も惜しんで四方山話に花を咲かせる物好きな面々にはなんというかいろいろな意味で
尊敬の念を禁じえないが、その話題のトピックスはというとこれが驚いた事にまだ一週間も先の、
しかも体育祭なんて暑っ苦しいモンだというからビックリだ。
何だってそんな夢中になれるのかね。それも女子連中まで。
「それはきっと、例のジンクスのせいだろうね。」
なんだ、いたのか佐々木。なんだ、ジンクスって。
「いたのか、とはひどい言い種だねキョン。
格言にもあるように、特定の外国人から見れば他人行儀に過ぎるのではないか、と
少なからず思われるほどの礼儀を尽くすのがこの国のスタンダードであるのではないかな。
それがたとえば親兄弟、ひいては恋人関係にある異性に対しても、だ。 
くっくっ、言葉は時に残酷だと覚えておきたまえ」
なんだそりゃ。ジャーナリスト宣言か。
……いつになく礼儀に関して滾々と語る佐々木に多少気圧された俺だったが、話が中世ヨーロッパの宮中愛にまで及びかけたところで
佐々木には悪いが話題の軌道修正を図る事にした。
「しかし、いったい体育祭のどこに女子連中が喜びそうなネタがあるってんだ」
女子の話題といえば大体がJ-POPとか、服とか菓子とか、
じゃなかったら誰と誰がくっついたとかいう色恋話じゃないのか? 
そういうと、佐々木は片方の眉だけを皮肉げに持ち上げて
「くっくっ、キミはどうやらひどくたちの悪い偏見に取り付かれているようだ。
彼女らに言ってみたらさぞ気分を害する事だろうね」
そうなのか? まあ俺も話題が豊富なのかって言われたら答えはYESと言いにくいからな…
それに良く考えたら、ここに話題が豊富なうえ、少なくとも色恋にはとんと興味のないやつがいたんだった。
「…そうだね。ところでさっきキミのことを偏見に毒されているといったが、
実はさっきのキミの推論は相当いい線をいっていたといえる。
僕らぐらいの年の少女がするであろう会話の内容についてだ」
なんだよ、やっぱり俺の見立ても100%ハズレってわけじゃなかったんじゃねえか。
「そう、そのとおりさ。しかしそこかしこで女子生徒たちが噂しているものだから、
少しくらいはキミの耳に入っているかと思ったんだがね。本当に男子の間ではマイナーなジンクスのようだ」
「…なんかさっき俺が言ったことと結びついてこないんだがなぁ。
体育祭のBGMは放送委員会が早々と決めちまってるし、服なんかみんなジャージだろ。
菓子を持ってくるのは……そりゃ遠足だしな」
「くっくっ、キミは本当にナチュラルボーン・エンターテイナーだな。いやはや、狙ってやっているとしてもたいしたものだ」
「…なんか、バカにされてないか俺」
「さあて、ね。ところで、当初の話は体育祭のことなんじゃなかったかな?」
そうそう、そうだった。いったいそりゃなんの話なんだよ。
「答えは当然、最後に残った恋愛の話さ。時にキョン、キミはフォークダンスの存在を覚えているかな?」
あ〜…そういえばそんなのがあった気がするな。
昼飯が終わったころに、確か学年ごとに分かれて、抽選で当たった奴が好きな曲をかけて…
去年は三年生でスラッシュメタルをかけた大馬鹿者がいたとか何とか。
「そう、キミの若年性痴呆を疑ったのはどうやら杞憂のようでなによりだ。
しかしそのBGM云々のところはさして重要ではないのだよ」
じゃあなにが大切なんだよ。なぜか今日の佐々木はいつもにも増して話が回りくどい気がする。
「陳腐な言い方をすれば、縁結びってやつだよ」
328黄金のスペクトル・2:2007/05/11(金) 19:34:28 ID:rnBsWygv
「縁結び?あの、お守りとかのか?」
「そう。何でも古くから伝わるうわさで、ちょうどフォークダンスの音楽が止まったときに踊っていたパートナーとは、
恋愛関係に発展するというひどく難解極まりない内容だ」
なんじゃそりゃ。音楽終了のときって、ピンポイント狙撃もいいとこだろ。
スイス銀行に振込みの容易をしなきゃならんのじゃないか? そんなどこぞの怪しい集団結婚式もどきを学校でやるってのか。
俺がなんとコメントをしたら良いか迷っていると、佐々木は本日何回目かわからない笑いを洩らして、
「くっくっ、別に学校側がそんなデマゴーグを流布して回っているわけではないさ。
まあ、噂の存在自体は把握しているだろうが」
と、本当におかしそうに言った。しかしなんとまぁ、樹齢ウン十年の古木の下で告白するとか、
葉っぱが落ちるまでとか、オカルトな札に願い事を書くとかそういうのなら正直わからないでもないが、
泥臭いフォークダンスとはね。これはちょっとばっかしムードに欠けるんじゃないか? 
ロマンスという言葉の意味を辞書で引いてみろってんだ。
「キミがロマンとは、これはまたなんとも似合わない言葉もあったもんだね」
ほっとけ。元はといえばお前が『恋のおまじない』なんて話をするからだろ。
そっちこそ似合ってないなんてもんじゃないぞ。
「辛辣なもんだね。思いやるのも円滑な人間関係を築くのには大切な事さ」
どうした事か、佐々木はわずかに、本当にわずかに眉をしかめて薄い唇を突き出していた。
「大体俺にはあんまり関わりのないことだしな。あれは任意参加だろ」
「キョン、キミは出ないつもりなのか?」
「ん? そりゃそうだろ」
出てどうなるもんでもないしな。そう思って俺は適当な返事をした。
しかしなんだって、佐々木はこの話題をこんなに引っ張るんだろうか。
俺が真面目に聞いてないと、早々に話を切り上げてしまう奴なのに。
「おやおや、無欲な事だね。キミにはここぞとばかりにアプローチしてみたい相手はいないのかな?」
「そういうのは信じないようにしてるんだ」
呪い占朴の類は、宇宙人や未来人と一緒に、幼きころの日々に置いてきてしまったんでね。
「それにうかつにしゃしゃり出て、恋愛に興味のないどこかの誰かさんとでも組んだりしようもんなら、
一生結婚できない呪いとかかかりそうだしな」
「……キミはもう少し、行間と感情の機微を読むという事をしたほうがいいな」
佐々木はなにやらかみ合わない言葉を投げかけると、なぜか怒ったような顔をして向こう側をむいてしまった。
おーい、目あわせて話しろって。
その日佐々木は珍しく用事があるとかで塾へ行くときも帰るときも、俺とは別行動だった。



そしてついに体育祭当日。
俺の所属する組は敵と抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り返していたが、俺にはさほど興味はなかった。
いやもちろん、自分が出場する種目に関して手を抜くという事は決してなかったが、
他の連中のようにチームの勝ちイコール自分の勝ちだなんて単純には考えられず、そのため積極的に競技を見ようとも思わなかった。
応援に声を嗄らすクラスメイトの中で揺られながらそれとなく佐々木のほうを見てみると、一瞬視線が交錯した後、向こうがあわてて逸らした。
……こっちをみてたのか? どうも先週、正確に言えばあのフォークダンスの話をしてからあいつの様子が変だ。
しかもほぼ時を同じくしてクラスの女子連中は揃って俺を親の敵でも見るかのような目で見てくるしな。
やれやれ、いったい俺がなにをしたっていうんだろうね。
そして2度の出場、無数の居眠り(未遂)を経て、昼休みがやってきた。
329名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 19:38:17 ID:rnBsWygv
おそらく件の噂に関してだろう、所かまわずキャーキャーと黄色い声で騒ぐ女子一同を尻目に、俺は裏庭へと歩いていった。
何でそうしたのかはよくわからない。
お手手つないで踊るのにそれぞれ違った形で過剰に反応する男子と女子両方が気に入らなかったか、
あるいはその中にあるはずのひとつの顔が昼休みになったとたん見えなくなったからかもしれない。
仲良く並ぶ体育館とプール、その裏側をずんずんと俺は進んでいった。
そして、ずいぶん喧騒が遠ざかったように感じられるようになったところ、もう誰も手入れするものがいなくなっているらしい
ボロボロの学級菜園の縁に、そいつは、いた。

「…きょん?」

間の抜けたとしか言いようのない、まったく持って似つかわしくない声をそいつは発した。

「ダンスはやめにしたのか?」

話しながら隣に座り込むと、佐々木はわずかに身をよじって俺との間をあけた。
おいおい、そんなに露骨に避けなくてもいいんじゃないか佐々木さん?

「…はじめから、出るなんていってないよ。あれは任意参加だしね。
僕が入って男子のささやかな夢をつぶしてしまうより、女子枠に余裕を持たせたほうがいいんじゃないかと思ってね」

笑いなのかなんなのかよくわからない妙な形に口元をゆがめる佐々木の、
そのいつになく一本筋の通っていない言葉をそれ以上聴いていられず、
俺はやおら立ち上がると正面に回りこみ、ゆっくりと手を差し伸べた。

「…それは何の冗談だい、キョン?」
「冗談なんかじゃない」

おい、ちょっと待て俺。いったいなにしてるんだ。

「踊ろう、佐々木」
「…は?」

怪訝そうに眉根を寄せる佐々木。うん、気持ちはよくわかるぞ。
俺だって自分の言葉にドッペルゲンガーを目撃したゲーテのように驚いているところだ。

「キミの意図がどこにあるか知らないが、丁重にお断りさせてもらうよ。
なにやら重大な勘違いをしているようだからね…僕は気を使ってもらうような筋合いはないし、そもそも」「違う」「えっ?」

佐々木が目を丸くする。そりゃそうだ。俺が話しに割り込むなんてめったになかったことだしな。

「これは俺の我侭だ。なんとなく踊りたくなったから、踊りたいってだけだ」

なんて支離滅裂な誘い文句だ。我ながら、もうちょっとロジカルな、佐々木までは行かないにしても
ミドルティーンなりに筋の通った論理展開を出来ないものなのか? と思ってしまう。
佐々木は数秒間ほどあっけに取られていたようだったが、すぐに気を取り直したようで言葉を重ねてくる。

「なんだい、それは。キミがそれでいいかもしれないが、僕の意見は無視かい」

ごもっとも。ましてや俺は、一度蹴った身だしな。

「それは今から『おねがい』するんだよ」

なにやら急に調子を取り戻してきたらしい佐々木に、精一杯真面目な視線を照射する。
佐々木の、そのダークブラウンの大きな瞳に俺の姿が映りこむまで。

「これは大真面目な話だ。今まで散々ダンスはサボっていた俺だけど、最後ぐらいは参加してもいい。だとしたら、相手はお前以外にいない」
330黄金のスペクトル・4:2007/05/11(金) 19:43:12 ID:rnBsWygv
「なっ…」

みるみるうちに真っ赤になっていく佐々木。ああ、俺も今こんな感じなんだろうな。
こいつがこういう表情をするとこれはこれで絵になるが、俺の面じゃあ間抜けもいいとこだ。

「そ、そんな、キョン、わたし、その…」
「もし、嫌だってんなら、無理強いはしないぞ」
「い、いやだなんてそんな!」

あ〜なんか相当恥ずかしい事いってんなぁ俺…。ほんとになにやってんだろーな。

「いや、それにな、よく考えたら俺、お前以外に仲いい女子っていないんだよな。ほら、流石に男同士ってのはアレだろ」

フォローなんだか言い訳なんだかわからない事を俺がまくし立てていると、佐々木は大袈裟にがっくりと肩を落として深いため息をついた。

「結局、わた…僕は、消去法を行ったうえでのセレクションという事か…」
「? どうした?」
「なんでもないよ、まあ今回は収穫もあったし、この辺で手打ちにしておく」

気にはなったが詳しく聞くのは後回しににする事にした。なぜかって? 
今日一番の思い出になる事は確実の、思い出のダンスに乗せる曲が流る時間になったからさ。
なにやらわけのわからない事をいう佐々木のことは置いておいて、とりあえず佐々木の左側、やや後ろに立つ。
グラウンドのほうでは音量調整が始まっている。という事はスタートまでもうそろそろだ。

『どこから説明しましょうか〜…変わり行く現実の中で〜』

……なにやらやたら甘ったるくてムーディーな雰囲気の曲が流れてきた。おいおい、こんなノリの悪い曲にあわせて踊れるのか? 誰だよ選曲したの。それになんか尻の穴周辺がムズムズするぞ。

「なんというか…個性的な曲だね」
「ほんとに他の奴ら、これに合わせて踊ってんのかよ?」
「確かに気になるね。戻ってみる?」
「バカいうなっての」
「くっくっ」
いつもの妙な笑い声とともに、わざとらしい大仰な動作で後方の俺に手を差し伸べる佐々木。
それをこれまた芝居気たっぷりに(見えてないだろうけど)受ける俺。
そう、これでいいんだ。変な噂になんかまどわされず、俺たちはいつもの俺たちでいるのが一番だ。
終わったとき手をつないでた奴が恋人だって?そんなの信じたい奴だけ信じればいい。
男と女で、恋愛関係なしの組み合わせってのはそれなりに珍しいだろうし、
これまでそうだったようにこれからも色々妙な勘ぐりもされるだろうな。
俺自身、佐々木をどう思ってるのか実際よくわかっていないのだけれど、
今はこいつが中学時代を通して俺の一番の親友であるという事実、それだけで十分だ。
「佐々木」
「ん?」
「やっぱり、お前に会えてよかったよ」
331黄金のスペクトル・ラスト:2007/05/11(金) 19:45:20 ID:rnBsWygv
「…ッ! ほ、ほんとにキミはいつも不意打ちだな…」
「? 不意打ち? あ、今足蹴っ飛ばしたことか?」
「…キョン…いってはなんだが、もう少し美しく踊れないのかい?
これではダンスというより乱取り合戦でもしてる気分だ」

しょうがないだろ、知識経験、一切ないんだから。

「まあ、この曲では無理もないがね。これならまだビッグバンドのほうがマシかな
……そうだね、ワルツなんてのも悪くない」
「ワルツってあのズンチャッチャ、ってやつか? 2001年に使われてるような」
「そう、あれはヨハン・シュトラウス二世だったかな」
「あんな堅っ苦しいのは嫌だぞ」
「なにを言うんだい。流行していた当時、ワルツなんてのは頭が悪くなる低俗音楽だと
保守的な音楽家たちには言われていたんだ。ショパンだってワルツは死ぬほど嫌いだったけど
生活のために皇帝円舞曲を書いたくらいだからね。
極端な話、それこそ今で言うところのヘヴィ・メタルみたいなものかな」
「……去年メタルを流した奴ってのは、そこまで考えてやったのかね?」
「そうだとしたら、相当なギミック巧者だね。誰もそこまで掘り下げて考えたりはしなかっただろうけれども。……ん」
「どうした? また俺足蹴ったか?」
「いや、こういうときでも僕らのスタンス、ポジションは変わりないんだと思ってね」
「いいんじゃねえか? 変わりもん二人が群れを外れてしょっぱい思い出作りだ。噂とか、そういうのは一切なしの方向で行こうぜ」
「…僕はこれでもそれなりに楽しんでいるんだから、あまり水を注さないでもらえるかな」
そうだったのか?それは失敬。







「キョン」
「どうした?」
「ありがとう」






その後気色悪い男の歌が終わってからも惰性で踊り続けた結果、
競技開始時間に十五分ほど遅刻した俺たちだったが、教師どもはともかく、クラスの連中は怒りもせず暖かく、
というか妙に生暖かい態度で迎えてくれた。
近々俺の家に打ちこわしにでも来るんじゃないかと思えるほどに殺気立っていた女子一同は
なにやら輝くような微笑を向けてくるようになったし、
男子は男子で一部の連中が恨めしそうな顔で見つめてくるので気味が悪い事この上ない。
国木田や中川に相談してみても呆れた顔をされただけだったし、どうしたもんかね。
人類皆兄弟とは言うけれども、兄弟でも考えてる事ってのはまったくわからんもんだ。



おわり
332名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 19:51:09 ID:rnBsWygv
以上です。どうも見難いので台詞と地の文をあけて書いたら
60行オーバーしちゃって投稿に時間がかかりました…
単に過疎っていただけか、それとも住人の思いやりか
割り込まずに待っていてくれてありがとうございます。

キョン、ひでぇなあ。
そして佐々木かわいいよ佐々木。
333名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 20:08:55 ID:MAFKd8da
いやいやGJ!

キョンと付き合うのは大変だなw
334名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 20:13:21 ID:Xbn9HO1l
>>332
これは良かった。
しかしメタルは全部メタルとでも書かれているかのような佐々木の言いぐさは水と燃料は置いていって下さい。

しおらしい佐々木も可愛い。
335名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 20:13:34 ID:RLZ1hfs2
GJ!
慌ててわたしって言った佐々木に萌えた
キョンの鈍感さは異常w
336名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 20:15:03 ID:2o54aUgv
>>324
「佐々木?!なんでお前がここにいるんだ?」
「・・・キョン、君との友誼は中学3年からと比較的短いとはいえ、現在まで連続して
続いているわけだが、それほど僕の印象は薄いというわけかね?僕としては、君との
繋がりは、気恥ずかしいが親友と呼んで相応しいと思っていたのだが、それは僕の
独りよがりな思いであって、僕は君にとっては通行人Aというような名前も存在しない
モブキャラでしかなかったのかい?哀しいよキョン、この年の瀬も押し詰まって、今年の
反省をしようかという時期にあって、1年とおよそ8ヶ月ほどの付き合いがある君のこと
をまったく理解していなかった僕の愚かさを嘆くべきなのか、それとも君は一時的な
錯乱状態に陥るほどの肉体的疲労か、それともインフルエンザ脳症を発症しているの
かな?僕としては、寝不足による一時的な混乱だという、しごく単純なものであってほ
しいのだがね?」
「あらあらお二人さん、相変わらず朝から仲の良いことね」


こうですか?><
337名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 20:18:08 ID:M1CzjzUY
>>332
良かったよ
佐々木もキョンと同じで素直じゃないなw
338名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 20:21:57 ID:Jm+4GuZK
クラスメイト達から冷やかされる佐々キョンはいいな
佐々木は内心まんざらでもなかったりする
339名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 20:47:08 ID:N7KBo4HU
>>324

佐々木も光陽園に進学していて、校門前でハルヒに吊るし上げを
喰らっているキョンを助けようと、「僕の恋人に手を出すな」と
言ってしまい、佐々木がハルヒと修羅場を演じたため、ハルヒの
協力が得られなくなり、消失世界からキョンが脱出できなくなる
という電波を受信したから、気にするな。

今、電波を解析中だけど、いつになったから解析できるのやら。


>>336

その解析能力を分けてくれ。orz
340名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 20:51:14 ID:Xbn9HO1l
プリンに凄まじいのが来ていたことについて。
なんというか圧倒的な筆力を感じたな。GJなんて安っぽい言葉を使いたくない。
341名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 21:04:06 ID:BpaYCip5
>>340
文化祭?
あれは凄いな
自分もSS書けたらなあ
342名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 21:08:06 ID:cnd17PUP
プリンてどこだい
343名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 21:15:48 ID:IXm3dog2
>>342
VIP
344名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 21:16:45 ID:RLZ1hfs2
あの二人は本当にロミオとジュリエットの役で演劇やってそうだよなw
345名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 21:26:11 ID:cnd17PUP
>>343
サンクス
346名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 21:26:32 ID:BpaYCip5
よし、超監督ハルヒでロミオとジュリエットを撮るんだ
撮影現場に漂う火花と緊張感をフィルムに焼き付けられたら傑作が!
347名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 21:30:15 ID:94gYj62x
>>346
撮影中ハルヒが一々イチャモン付けてくると思うw
348名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 21:33:37 ID:IXm3dog2
キョンあいたいよキョン

このスレにも来てくれよ……
349名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 21:40:01 ID:M1CzjzUY
>>348
佐々木…キョンはきっとこのスレにも顔を出してくれるさ…
てかキョンスレの945のIDは神だなw
俺も佐々木の名前が入ったID出したい…
350名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 21:40:57 ID:ex640rB3
間違いだらけの文化祭はなんつーかキョンが原作そのままって気がする……
むしろ本人が書いてるんじゃないかって気さえしてくるね
あとは佐々木を書く場合は彼女の博識らしさを表現する為に様々な雑学と
理論的、理屈的な物言いにしなくちゃならんから低学歴の俺には難しすぎる
351名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 22:02:55 ID:IXm3dog2
キョンと佐々木が主役でもいいが……
あえて、キョンとクラスの女子が主役で佐々木がそれ見てなんかヤキモキとか
佐々木とクラスの男子が主役でキョンがなんだかヤキモキとかも見てみたいな
352名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 22:10:07 ID:ex640rB3
>>351
前者はともかく後者はキョンのフラクラっぷりを考える限りそこまでヤキモキしないと思う
353名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 22:17:07 ID:sTkXT9gt
534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 18:55:04 ID:kYONstBP
>>530
その顔も宇宙人対策なのか?

http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1178339206/534

ハルヒスレにキョン降臨してるww
354名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 22:17:09 ID:Stp6MAdk
あーそうなの、で流されそうで佐々木が不憫だw
3551/3:2007/05/11(金) 22:25:39 ID:8BQAvx8q
「うーむ……」
やはりよく判らない。いや、判らないと言ってもそれをできない訳ではない。
それが何なのか、全く判然としないのだ。俺にはこの操作の意味が理解できん。
「――随分と熱心に教科書と睨めっこをしているね、キョン」
向かいの席に座っている佐々木が、目の前を通り掛かった小動物へと狙いを定めた猫のように笑った。

――高校二年の十二月、ある日曜日の事だ。
学期末試験も近付いてきているが、そんなものなど物ともせずにハルヒ率いるSOS団は相変わらずの
暴走っぷり。団長サマの学業優秀ぶりは自他共に認めるところで、あいつにとっては成績なんて
ものは心配のしの字どころか一角目の点すらも無いと思われるが、それに漏れなく付き合わされる
俺も含めた諸団員――この件については長門は例外か――は気が気じゃない。朝比奈さんなんて
受験本番の直前だぜ。
そんな訳で学業成績に一握の、どころかサハラ砂漠の砂の如くに不安を憶えている俺なのだが、
試験勉強なんて一人でやってもまるっきり捗らず、ハルヒにでも教えを乞おうものなら最初から
やめときゃ良かったと後悔するほどの説教付きだろうし、古泉に教えを乞うのはどうにも腹が立ち
気に入らない。長門はとてもじゃないが俺どころか地球人を含めた全有機生命体には理解できない
であろうレベルでの解説を聞かせてくれるであろうし、朝比奈さんは先述の通り本人が大変忙しい
身であられるので申し訳無さ過ぎる。
そんな訳で、俺には最早頼れる人間と言えば、中学からの友人であるところの、こいつしか当てが
なかったのである――

「全く、酷い言われようだな。キミがそのような減らず口を利くのならば、僕は直ちにでもここから
 去るに吝かではないのだよ、キョン」
詰問口調の佐々木ではあるが、本気じゃないな。目が悪戯っぽく笑っている。
趣味なんじゃないかと思えるくらいに、こいつは昔からこうやって俺をからかうのが好きなよう
なのだが、実は俺はその事自体は特に悪い気はしていなかった。
こうやって戯れられる友人が居ると言う事が、今の俺には嬉しい事だと思えているからだ。
「わりィ」
照れ隠しのつもりか、この時俺は無意識に頭を掻いていた。俺もこいつに甘えているな――
「――いやなに、この微分積分ってのは一体何なのかと思ってな。教科書も授業も抽象的過ぎて、
 概念も何をする為のものなのかも、さっぱり判らねえ」
「ふむ? なるほど確かにね。微積分と言うのは元々ニュートン力学において物体の運動を解析
 する中で発展を見せた方法だ。ニュートンが木からリンゴが落ちるのを見て引力を発見したと
 言う伝説はキミも知ってるだろう?」
まあ、有名な話だからな。風呂に浸かって浮力を発見したアルキメデスが絶叫しながら街中を
ストリーキングしたってのと同じくらいに。
「中々上手い事を言うものだ。ストリークと言う英単語には『稲妻』と言う意味もある。その時
 のアルキメデスの心境たるや、正に稲妻に打たれた様に天啓を得たと言うところだったろうさ。
 ――話を戻そう。多分に語弊はあるが、微分と言うのは件のリンゴの落下運動について研究した
 結果の賜物なのさ。だから理論だけを抜き出して、それだけを教えようとか覚えようと言うのは
 相当にナンセンスな事だ。中等教育の指導要綱では物理に微積分が持ち込まれる事は無いが、
 実に勿体無い話だよ」
……? ちょっと待て、佐々木。この訳の判らん微積分と言うものがリンゴが木から落ちるのと
一体どんな関係があるって言うんだ?
「そうだね、判りやすいところから説明しようか――
 キョン、キミも小学校の頃に『はじき』の法則とか言うのを教わらなかったかな?」
「速さと時間と距離の関係の事だったか? 距離は速さと時間を掛けたものと等しいって言う」
「そう、それだ。実はね、キョン――」
一呼吸の間を持たせる佐々木。何だよ、気になるから勿体振らずに教えてくれ。
「――それが積分と言うものなのさ」
……は? いやいやいや、意味が判らねえぞ。くっくっと笑われても困るんだが。
3562/3:2007/05/11(金) 22:27:44 ID:8BQAvx8q
「まあ落ち着きたまえよ。上手くできるか判らないが、今から説明してみよう」
そう言って佐々木はノートの新しいページを開き、直交する二本の線を描く。縦線へ「v」、横線へ
「t」と註釈が書き加えられた。交点は「O」とある、原点だな。縦軸が速さで横軸が時間か――
「なあ、何で速さってvなんだ? tはtimeだろうってのは判るんだが」
「velocityの頭文字と言われているね。『速さ』を意味するラテン語で、同義で英単語にもある。
 ――さて、小学校の頃は速さとは一定なものだった。時速3kmとあれば最後まで時速3kmだ。
 等速度運動については物理でやっているだろうから説明は要らないだろうが」
言いながら佐々木は『t』の線と平行な線をもう一本書き足す。『 v = 3 』との註釈が加えられた。
「この場合の速さvは時間の影響によらず、常に一定だ。時間tがどんな値を取ろうとも関係ない。
 さて質問だが、この図においてvとtとは何を意味している?」
「んー……vが縦辺でtが底辺って事か?」
「御名答」
くつくつと笑いながら、佐々木は今度は『v』の線と平行な線を新たに引き足した。『 t = 3 』とある。
「さて、こうして『 v = 3 』と『 t = 3 』、それにv軸とt軸とで囲まれた正方形ができた訳だが、
 これの面積は当然3掛ける3で9だ。この図形の面積の単位、何だと思う?」
「――距離、だな」
縦軸が速さで横軸が時間。ならばこの計算は速さに時間を掛ける事という意味であり、即ちそれは
距離を示すものである。さっき俺が『はじき』の法則の説明として自分で言った事だ。
「その通り。これで等速度運動において距離とは速さと時間とが成す長方形の面積で表せる事が
 判った訳だ。そしてこの面積は時間の関数である事もね」
佐々木が『 S1 = vt 』と言う式を書き出す。そう言えば物理でやったな。
「さて、今度は等加速度運動について考えてみようか。或る時刻での速度は加速度aと時間tとを
 掛け合わせたものと、初速度v0を足し合わせたものと等しいのだから――」
『 v = v0 + at 』と言う式が書き出される。
「――こういう関係だね。さて、単純に考える為に初速度をゼロ、加速度を1としよう」
佐々木はさっきの図へ、原点を通り斜め45度の右肩上がりの線を書き足した。
その脇へは『 v = t 』と、シンプルな式が書き出される。何の変哲も無い一次関数だ。
「さて、今度の速さは時間の増減によって変動する事になる。
 さっきと同じ『 t = 3 』で考えてみようか、この時の距離はどうなるかな?」
「『 S = vt 』なんだから、それへ突っ込んでみれば良いんじゃないのか?」
そうすれば『 S = tt = t^2 』となり……いや、何か違うな。
確か物理で習った公式は初期位置をS0として『 S = S0 + v0t + (1/2)at^2 』とか、そんな感じの
鬱陶しい式だった筈だ。この場合は初期位置も初速度もゼロなんだから『 S = (1/2)t^2 』となら
なければおかしい。
「気付いたね。そう、先の考え方を発展させれば、距離とは速さを表す線と時間を表す線とが成す
 図形の面積であり、今回のそれは三角形なのだから、最後に2で割ってやらなければいけないのさ。
 つまり求めるべき面積は、3*3/2で9/2、4.5となる訳だ」
なるほどな……この1/2ってのは何の事なのかと思ってたが、そういう意味か。
「ところで佐々木、v0がゼロじゃない場合はどうなるんだ? y――じゃないか、v軸の切片があるだろう」
「その場合は台形として求めればいいだけさ。上底をv0、下底をv0+at、高さtとしてね」
言ってる間に『 S2 = S0 + (1/2){v0+(v0+at)}t 』と書き出された。
「ん……なるほど、S0とv0がゼロならさっきの三角形になる訳か」
「なかなか良い所に気付いたね。そう、さっきのはこのS2についての方程式において、原点を通る
 場合に限定された特殊解なのさ。或いは三角形とは上底がゼロの特殊な台形と言い換えてもいい
 だろう。ゆえに等加速度運動において距離を求める式の一般解としては、こちらの台形の面積と
 して求める方が適していると言えるね。さて――」
佐々木は今書き出したばかりの式をシャーペンで小突きながら、俺に尋ねてきた。
「この式、どこかで見覚えがないかな?」
「……? あっ――」
『 S0 + (1/2)(v0 + v0+at)t 』を展開すれば『 S0 + v0t + (1/2)at^2 』。さっき俺が思い出した
等加速度運動の距離の式と同じだ。加速度がゼロなら『 S0 + v0t 』となり、これは等速度運動の
距離の式とも合致する。
「なるほどな……そういう意味だったのか、あの式は」
3573/3:2007/05/11(金) 22:30:40 ID:8BQAvx8q
「さて、これで『はじき』の法則から始めて、速さと時間と距離との関係を説明する要素が一通り
 揃った訳だ。項を並び替えて整理してみようか。とりあえずS0、v0はゼロ、aは1のままで考えよう。
 距離は『 S = (1/2)t^2 』、速さは『 v = t 』、加速度は『 a = 1 』と、こうだね」
うむ、それはいいのだが佐々木、俺は確か微分積分の話をしていたと思ったのだが。
「おや、まだ気付いていなかったのかい? 流石はキョンだ、適度に利口で適度に物を知らない。
 自賛になってしまうが、昔の僕も全く上手い事を言ったものだ」
「……だからそれ、褒めてないだろう」
「貶しているつもりも無いがね。じゃあお待ちかね、微積分の話だ。とりあえずはそれぞれの操作に
 ついておさらいと行こうか」
佐々木がノートへシャーペンを走らせる。しかしよく見たら随分と綺麗な指をしているな、こいつ。
「まず微分、正確にはx^nについての導関数だが、
 『 f(x) = x^n 』ならば『 f'(x) = df(x)/dx = n x^(n-1) 』
 次に積分、今から示すのは不定積分だな。
 『 f(x) = x^n 』ならば『 F(x) = ∫f(x)dx = {1/(n+1)} x^(n+1) + C 』
 重要なのは変数xについて微分したら係数が増えて次数が下がり、逆に積分すれば係数が減って
 次数が上がると言う所だね。さて――」
くふ、と佐々木の口から聞き慣れない笑い声が漏れる。可笑しくて堪らないと言った風情だ。
「キョン、一次関数『 f(x) = x 』の、xについての導関数と不定積分をそれぞれ書いてみたまえよ」
おいおい、そんなもん楽勝だろ。意味はよく判らないけどな。
『 f'(x) = 1 』で『 F(x) = (1/2)x^2 + C 』だろうが。
「……んん?」
何だこれ、さっき佐々木が書き出した『はじき』のと同じじゃねえか。積分定数Cを削ってxをtにしたら完璧だ。
「おい佐々――」
向かいの席を見れば、佐々木が机に突っ伏して背中を痙攣させている。
「……そんなに笑うなよ」
「これが笑わずに居られるものか。全くキョン、キミと言う奴は面白い」
涙まで流して笑ってるぜ、こいつ。――っておい、ここは図書館だぞ。仮にも女である佐々木に
泣かれてしまっては俺は男として最低な野郎に見えてしまうではないか。周囲からの視線攻撃が
冷た過ぎて、きっと俺はもう凍死寸前だ。
「お、おい、頼むぜ佐々木――」
「くっくっ、いや大いに笑わせてもらったよ。こんなに笑ったのはいつ以来だろう――
 しかしこれで何となく感触は掴めただろう? 微分が変化量を求めるものと言う事や、積分が
 面積を表していると言う意味も」
大笑いによる涙をハンカチで拭いながら佐々木が言う。
確かにな、身近に感じられる実例があるのと無いのとじゃ大違いだぜ。物理の教師も勿体振らずに
最初からそう教えてくれりゃいいものを。
「解析関係が絡んでくると複雑になるのは否めないからね。ある程度はトレードオフなのだろうが
 ――微積分やベクトル、正弦波あたりについては高校でも学べるのだから、それを無視するのは
 勿体無い事だよ。一方の数学でも、物理の視点を切り捨てているのは残念な事だ。この辺りは
 もっと統合的な単元としてくれれば、相当に面白いはずなのだがね」
「で、お前はそれを自分で実践してるわけか」
「独学では限界もあるがね。それに――」
佐々木はふっと嘆息を漏らす。
「――独りでやっていると味気ない、と時々思ってしまうものなのさ」


――この日より『補習:佐々木講座』が毎週日曜に図書館で定例開講されるようになった事を、
一応補足しておこう。ちなみに言うまでも無かろうが、生徒は俺しか居ない。
やれやれ、俺に休みは無いのか?

---

お粗末さまでした。
高校生なので勉強させてみたら結構マジメに勉強してしまった。少し反省している。
358名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 22:33:24 ID:ex640rB3
>>357
GJ
文系の俺には内容の7割がチンプンカンプンだったけどな!!
359名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 22:35:22 ID:IXm3dog2
なんか回答の導き出し方がいかにも佐々木っぽい感じだな
360名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 22:44:00 ID:S8Vrqlk1
九割がチンプンカンプンだぜ…………佐々木可愛いよ佐々木
361名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 22:44:43 ID:U57RTWer
>>349
あと1時間か・・・。来てくれるんかな?
362名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 22:51:05 ID:RLZ1hfs2
>>357
GJ!
さすがササッキー、頭いいなw
363名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 22:54:07 ID:mRY+FMKe
>>357
こういうの見ると、俺も勉強しとけば良かったとつくづく思う次第だw
GJ!

こういう事に生かせると思うと、勉強も悪くないと思える不思議
364名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:08:06 ID:IkYMvy0f
本来物理とか数学は面白いものなんだぜ?
ゆとり教育による授業時間カットとか教師の裁量権の小ささとかいろんな問題があって
イマイチそれを生徒に伝えきれないというのが現状だけど

まあ何が言いたいかというとだな、佐々木と是非一緒に保健体育の勉強をだな
365名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:12:14 ID:hj4MqwZ+
簡単かつ楽しく雑学ふやすには
ニュートンとムーがおすすめ
俺の愛読書
366名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:18:44 ID:mRY+FMKe
>>364
自分で追求したいと思う事が重要だよね、
それが自然と身に付けられればこうはならなかったんだろうな…

そうか、佐々木に教わればいいんだ!
367名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:19:57 ID:Xbn9HO1l
キョンが光臨しなかったら世界初の佐々木式閉鎖空間が拡大する。
368名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:21:13 ID:RLZ1hfs2
キョン来ないよキョン…
何だか佐々木になった気分だよ…
369名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:22:01 ID:CF5VYbRR
お前らが言いたいのは要するにあれだろ?
佐々木かわいいよ佐々木
370名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:38:16 ID:kYONstBP
おー
371名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:39:46 ID:RLZ1hfs2
おう。佐々木かわいいよ佐々木
てか佐々木の閉鎖空間ってストレスが原因で発生するんだっけ?
372名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:41:02 ID:39oEEKSk
>>370
ktkr
373名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:43:25 ID:032BaJeX
>>357
微分等はちょっとかじった程度の文系だけど、結構興味深く学べたな。
最後、佐々木のセリフから、本当に二人は良い関係だなと思った。

てかキョン来たかw
374名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:43:40 ID:U57RTWer
>>370
良く来てくれたさ
記念キョン
375名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:44:56 ID:7sW3RtIU
>>370
キョンw
376名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:46:54 ID:RLZ1hfs2
>>370
キョンみたいにいい加減だなw
今頃ササッキーはキョンが来てくれたことに大喜びしてるよw
377名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/11(金) 23:52:44 ID:mRY+FMKe
>>370
ようやく来たなw
378名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 00:00:39 ID:M1CzjzUY
>>370
やあキョン、来てくれたのか(僕のキョン来たー!ああ、嬉しいよキョン大好きだよキョン!)
379名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 00:03:26 ID:CF5VYbRR
>>370
記念佐々木
380名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 00:05:20 ID:Un+8Jifv
>>370

そうだね,記念にひとつ“くっくっくっ”っと.
381名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 00:09:58 ID:J9oCz1sC
>>370
記念真紀子
佐々キョンいいよ佐々キョン
382名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 00:16:58 ID:Tva7bYni
>>357
GJ。浪人でバリ理系の俺だが、やっぱり
理系科目ってのはこうでなくちゃな。
余談だが、原子のこと(量子力学は除く)になれば物理と化学も
複合させることが可能。物理法則バンザイ!

つまりはアレだ。佐々木かわいいよ佐々木
383名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 00:32:17 ID:VDa41dFF
>>370
キョン
384名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 00:35:22 ID:lkILHky6
>>370
どうやら佐々木さんはテンパってるようです
385名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 00:42:30 ID:Yj6IaP6m
だいぶ前にIDがSOSだった事があったなぁ
なんか面白いIDにならんかな
386名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 00:43:12 ID:qobozjCe
テレビを観てると佐々木が殺されたと言うニュースがやってた

これをみたキョンが勘違いして云々と言うネタを思いついたが、文才がないので断念
387名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 00:52:16 ID:vy9xmckk
話はそれるかもしんないけど

キョンの学力、谷口とともに赤点ラインを低空飛行って結構やばくないか?

現実世界にして45点から55点くらい・・・





そうか、これは佐々木に勉強を教えてもらうフラグなんだな!








フラクラを忘れていた・・・_| ̄|〇
388名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 00:58:31 ID:/aGzBuft
>>387
中学時代塾にも行ってるのにも関わらずこれだからな…
佐々木も教えてたんだと思うよきっと
389名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 01:00:06 ID:H57/u/9Z
>>387
普段勉強してる様子もないし、休日も団活で忙しそうだからこんなもんじゃないか?
高校でまったく自学自習しなければ成績はこんなもんだと思うが。

部活に命かけて高3の1学期の通信簿に赤点が3科目あったからわかる。
390名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 01:23:45 ID:SQrvGKOa
でもキョンってやればできる子じゃなくてできるけどやらない子だと思うんだがな
佐々木の指導受けてたんだから佐々木と同じ高校にも行けるぐらい学力を上げれてたと思うんだけどなぁ
391名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 01:25:34 ID:giT/sqk8
三分レスがなかったらキョンと子作り
392名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 01:27:45 ID:Yj6IaP6m
●<子作りしましょ
393名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 01:30:26 ID:0mtyLLwA
>>392
Oh no〜!
394名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 01:44:45 ID:wqABIn8v
何やってんだよwww
395名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 01:48:36 ID:93jnLtqV
一日一回佐々木かわいいよ佐々木


映像で動く君が見たい…
ぁぁぁぁぁぁ悶えるぜぇぇぇぇ
396名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 02:04:56 ID:VdS93vrn
もし佐々木がキョンと付き合ったらどんなことするんだろうな
397名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 02:25:25 ID:VbaKF+3F
>>396
佐々木「おっと、キョン。僕たちはまだ中学生だ。お楽しみはもう暫く先まで取っておくといいよ。くっくっくっ」



キョン「そうだよな、酒はまだ早いよな」
398名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 03:41:04 ID:e3JPxhor
え〜、前スレで盛り上がった、雨宿りネタ。
おくれること500レス。SS仕上がったので投下。
5レス予定。
399カミナリさま 1/5:2007/05/12(土) 03:43:17 ID:e3JPxhor
 9月、暦の上では秋なれど、残暑は未だに厳しい。あまりの暑さに机に突っ伏す中学三年の
俺だった。机の輻射熱で返って暑いな、こりゃ。
「キョン、英語では今日のように暑い日をドックデイズと言うそうだ。キミの態度を見るに、
それは極めて妥当な表現なようだね」
 隣に座る佐々木はいつものようなすまし顔、考えてみれば、この夏、こいつが暑さでへばっ
ている所など見たことはなかった。こいつ一体どんな身体構造をしているんだ。もしかしたら、
宇宙産のアンドロイドか何か何じゃないだろうな。
「キミは夏は好きなのではなかったのかな? そんなことでは夏好きが廃るとは思わないのかね」
 残念でした。暦の上ではもう秋だ。
「うむ、確かに。立秋から立冬の前日までが秋だね、だから今年の秋は8月7日から11月6日
までだ」
 そりゃほとんど夏の盛りからじゃないか。
「うむ、だから、立秋以降に出すのは暑中見舞いではなく、残暑見舞いだ。間違えないように
しなければいけないよ。まぁもう今年は暑中見舞いも残暑見舞いも出すことはないだろうが、
来年以降の時のためにも覚えておきたまえ」
 俺は一生そんなモノを出す機会はないように思うがな。しかし、暦ってのは実感とは離れて
いるもんなんだな。
「言いえて妙だね、さすがはキョンだ」
 もういっそのこと、セミが鳴いている間は、夏ってことにすりゃいいんだ。
「それもまた、風流な暦法だね、悪くはないね。だが、生活する場所や時期に左右されすぎる
のが問題だね」
 まじめに返すなよ。また、暑くなってきた。
「僕はいつだって、どこだって、キミの言葉はきちんと聞いているつもりさ。キョン、キミと
の会話は僕にとってインタレスティングだ。そして君の言葉はサジェスチョンにあふれている、
一言たりともおろそかにはできないさ」
 そういう俺は、お前が何をいいたいのかすらわからんのだがね。
「気にしないでくれたまえ。僕の言葉なんて、小難しいだけの戯言の類さ。もちろん、キミに
対して虚言を弄するつもりはないから、その点は安心してほしい」
 日本語で言えば、わかるとでも思ってるな、お前は。
「おやおや、英語も日本語も通じないなら、僕はキミにどんな言葉で話しかければいいんだろ
う。もしかして、ドイツ語かスワヒリ語ならOKかな? それとも、僕は今、遠まわしに絶交
されてしまったのだろうか。これは、正直、悲しいね」
 泣きまねかよ、俺に対する周囲の目が冷える。
「はいはい、ごめんなさい。意地悪言いました」
 半ば自棄になりつつ、声高にそういった。返答はくつくつといういつもの笑い。
「やや、失敬。意地が悪いのは僕の方だったね、まったく僕という人間は基本的に卑怯にでき
ているからね、申し訳ない」
 言われてみれば、そうかもしれないな。
「キミ、ねぇ、今のは否定する所だよ。友達甲斐のないことこの上ないね」
 その切り返しの早さは一体どこの通信教育で学んだんだ。
「そりゃあ、キミからさ。キミのリアクション能力の高さを僕は評価しているのだ。尊敬して
いるとすらいってもよい」
 そういって、佐々木は止めのように、微笑を返した。
 犬のように舌を出して、暑さを耐え忍ぶ俺なのだった。
400名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 03:45:07 ID:UeiUlFqe
支援
401カミナリさま 2/5:2007/05/12(土) 03:46:33 ID:e3JPxhor
 その舌を一陣の風が通りすぎる。湿った空気の中に雨の匂いを嗅いだ俺は、教室の窓を振り
仰いだ。すると、一天にわかにかき曇り、ゴロゴロと雷様がやってくるではないか。おお、なんと
見事な積乱雲か。これは一雨来るね、通り雨であってくれよ。俺は今日は傘持ってきてねえの
だ。置き傘はこの前の雨の時に使ってしまい、未だに補充を怠っていたのだった。
 その時、笛を鳴らすような音が聞こえた。思わず、振り返る。珍しく佐々木が顔色を失い、
強ばった表情を見せていた。どした?
「い、いや、なんでもないのだ。気にしないでくれたまえ、あ、ほら、先生がいらっしゃったよ」
 汗を拭き拭き、担任の教師がやってきて、帰りのHRがはじまった。


 放課後になり、雨は本格的に降り始めた。遠くの空では一条の光。はい、1、2、3、4、
ゴッシャーン。おお、なかなか近くなってないかな、これは。
「ひゃああああああ」
 情けない悲鳴と、木箱をひっくり返すような音。振り返ると、佐々木が下駄箱で転んでいた。
何をしているんだ、お前は。パンツ見えてるぞ。もちろん、そんなセクハラまがいのセリフは
おくびにも出さずに、明朗に声を掛ける俺である。
「おお、佐々木、探したんだぜ。須藤も国木田もあっという間に帰っちまってな、ちょっと難
儀してたんだ」
 バタバタと立ち上がり、スカートを直して、平静を取り戻す佐々木である。もちろん、俺は
さっきの風景など、すでに脳みそのゴミ箱に叩き込んでいる。
「な、なんのことだろうか、さ、さっぱりわからないね。しかし、今日は塾の講義のある曜日
ではないはずだが、どうした風の吹き回しかね」
 確かに今日は塾の日ではない。よって、別段、佐々木と一緒に下校する必要はないわけだが。
「なるほど。目当ては僕のこの折りたたみ傘だね。キミは傘を持っていないというわけだ」
 うむ、持つべきは、カンの良い友人であることよ。悪いが、家まで入れてくれんか? 何なら、
我が家で一時の憩いの時間を提供するのもやぶさかではない。
「ふむ、それは魅力的なお誘いだね、いいだろう。僕の傘は折りたたみで多少狭いが、僕らの
頭くらいなら多少は保護できるだろう。ここでキミを見捨てて、キミが風邪を引くような事があっ
ては、寝覚めが悪いしね」
 では、契約成立だな。家にて、バスタオルと、コーヒーを提供しよう。俺はそう言いながら、
佐々木に右手を差し出した。佐々木はそっと、傘を差し出す。言っておくが別に強奪している
わけではないぞ。俺の方が身長は高いのだ。俺が傘を持つ方が効率的というものだ。

 降りしきる雨の中を佐々木と共に歩く。
「これだけ激しいと、止むのを待った方が早かったかもしれないね」
 佐々木が声を掛けてきた。どことなく、声が震えているようにも感じる。
 佐々木、身体の調子が悪かったりするか?
「いやいや、僕は至って、普段通りだよ、何ら不調は、ない」
 そうか?
 佐々木が傘の柄を押した、押し返す。
「キョン。キミが優しいのは知っている。ただね、僕に気遣いは無用だよ。傘はちゃんと直立
させたまえ、キミのシャツはもう濡れているじゃないか」
 風のせいだよ、そんで、雨粒が俺の方に吹き込んでくるのだ。
 そう答えた、瞬間。すっと、自然に傘を持った俺の左腕に佐々木の右腕が絡みつく。瞬間、
肘に寄せられた感触に俺の左腕は総毛立った。い、今のは……もしや。
「キミは素直でないなぁ。これなら傘を直立させざるを得ないだろう。この体勢なら、
僕もキミも傘の恩恵を享受できるというものだ」
 いや、そうは言ってもだな、佐々木よ、さっきから俺は動きが固くなっているのが自分でも
解ってしまうくらいなのだがね。その、男の本能を……持て余す。
「気にするな、僕は気にしない。それに、キミは紳士だろう、キョン」
 佐々木はそういって、舌を出した。
 おいおい、お前さん、俺が気が付かないとでも思ってるのか、佐々木の右腕は、ほんのかす
かに震えていた。夏服が半袖でなければ、気づかないであろうほど微細に。
402カミナリさま 3/5:2007/05/12(土) 03:49:17 ID:e3JPxhor
 そんな俺の困惑を余所に、俺たちは我が家に向けて順調に移動していった。あと、数分で到
着、そんな時に事件は起こった。

 ドン!!

 爆発したような、音が響き、視界が真っ白になる。うおお、あぶねー、至近弾かよ。
その瞬間だ、左を歩く佐々木が鞄を落とし、腰からふらついた。腕を組んでいるのだ、俺も引
きずられ半ば転びそうなところで、やっと踏みとどまった。
「おい、大丈夫か、佐々木。おい」
 佐々木に声を掛ける。
「ふぇぇええ、こわいよ、雷こわい」
 なんということか。佐々木は泣いていた。腕を解いて、濡れたアスファルトの上にびしゃり
と尻餅をついて、マジ泣きである。
「おいおい、こんなとこで座り込むなよ」
 泣きじゃくるだけで、答えない佐々木。マジに雷、怖がっているのか、何事にも動じない、
自制心と冷静さの化身が。
「ほら、行くぞ。早く家に帰ろう」
 ふえ、とばかりに涙でぐしゃぐしゃになった顔を上げる佐々木である。
 こんなところじゃ危なくて仕方がない、歩けるか、そう問いかけると、ぶんぶんと勢いよく首を振った。
 こりゃだめだ。天を仰いで、嘆息する俺なのさ。本当に仕方ねぇな。
 佐々木に傘を渡し、その前にしゃがみ込む。ほら、オンブしてやるよ、傘は、お前持て。
そう、声を掛ける。
 しばしの逡巡の後、首に佐々木の両手が回り、背中に佐々木の決して重くはないが、羽根の
ように軽いとも言えない体重が掛かる。それを確認して、鞄の持ち手を口にくわえこむ。教科書、
机に入れっぱなしで助かった。
「ほが、いくご(じゃあ、いくぞ)」
 鞄に歯を食い込ませつつ、立ち上がる。もはや、ふたりとも全身びしょぬれである。傘が何
の役の立つのかとも思ったが、背の佐々木は律儀に、俺の頭の上に傘を広げていた。
 さて、歩き始めて、俺は再び男の本能を持て余すことになる。……仕方ないだろ、なぁ。
両手には佐々木の太ももの感覚が、背には押しつけられた佐々木の上半身の感触が、
濡れた薄いYシャツとブラウス越しにほとんどダイレクトに響いてくるのだ。
 これで、何も感じないなら、俺はチベットの高僧の生まれ変わりに違いない。もちろん、そ
んなことはないのだ。俺は平々凡々たる男子中学三年生、14歳。異性のアレやらコレやらが気
になるお年頃なのである。おまけに首筋当たりからは佐々木のつけているデオドラントスプレー
かコロンか、さわやかな、シトラス系の香りが漂ってくる。あーー、やばい、細かく描写して
る場合じゃないかもしれない。
 口がふさがってしゃべれないのをいいことに、前屈みに(オンブしているからだぞ)早足に
なる俺なのだ。


 あまりにも、甘美な拷問の時間が通り過ぎ、俺は玄関前の三和土にゆっくりと佐々木を降ろ
した。鞄を口から落とし、玄関の鍵を取り出す。どうやら、お袋も妹も帰ってはいないらしい。
助かったという気分が七割、困ったなが三割だ。
 もう、大分落ち着いたのか、佐々木は折りたたみ傘を畳みながら、俺の手元を見ていた。
 くしゅん、小さなくしゃみが、佐々木から漏れた。やばいな、風邪引いたか?
 玄関のドアを開け、佐々木を我が家に招き入れる。濡らしては不味いと思っているのだろう、
佐々木の動きは玄関の中でぴたりと止まった。…………どうしよう、やっぱ不味いよな。だが
なぁ、これは仕方のないことだ。
403カミナリさま 4/5:2007/05/12(土) 03:53:02 ID:e3JPxhor
「佐々木、いまバスタオル取ってくる。そしたら、お前、シャワー浴びてこい。そのままでは
風邪を引いてしまう」
 さすがに、この展開は予想しなかったのだろう、佐々木は顔を上気させ、「いや、お構いな
く、そこまでキミに甘える訳にはいかないよ」手振りコミで、大げさに断わる。
 何言ってるんだ。俺を送って貰って、お前に風邪でも引かれようものなら、俺の寝覚めが悪
くなる。それに俺もさっさとシャワーを浴びたいのだ。お前を放っておいて、そんな事をする
わけにもいかない、俺は着替えられるが、お前は濡れ鼠のままになってしまうのだからな。
 な、結局のところ、これは俺のためなのだ。だから、遠慮しなくていい。
 俺は佐々木の返事を聞かずに、廊下を濡らしながら、洗面所に駆け込んだ。タオル入れから、
清潔なバスタオルを3枚取り出し、1枚は頭から被った。湿った音を立てる靴下を脱ぎ、この
間、お袋が大枚はたいて買った、斜めドラム型全自動洗濯機に叩き込む。
 なにをぼーっとしてるんだ。早くあがれよ。
 玄関先にしょんぼりと佇んだままの佐々木にバスタオルを2枚渡す。佐々木は1枚を俺と同
じように頭から被り、もう1枚で手足を拭いた。
「いや、濡れた足で歩いて、廊下を傷めてはいけない。あと、古い新聞紙を持ってきてくれな
いか、靴を乾かしたい」
 居間にとって返して、古新聞を1部持ってくる。俺がやって置くから、お前はシャワーを浴
びてこい、そこを左に曲がったら洗面台と風呂場だから。
「何から、何まで、すまないね、本当に」
 いいよ、言いっこなしのお互い様だ。ばわっくしょい、くしゃみが俺の口からも漏れた。
やばい、俺も早く着替えないと。
「キョン、早く着替えて来たまえ、それから、僕はキミを信頼しているからね。不埒なことを
してはいけないぞ」
 しねぇよ、さっさと行け。
「少しは悩みたまえよ。友達甲斐のないことこの上ないね、そんなに僕は女性としての魅力に
欠けているかね」
 な゛っ……絶句する俺の視界から、艶やかな微笑を浮かべた佐々木が消えた。な、何を考え
ているんだ……わからない。ぶわくしょい、やばい。身体冷えてきた。乱暴に新聞紙で俺と
佐々木の靴を包むと、俺は自分も着替えるべく、自室に戻った。


 上から下まで、乾いた衣服に着替え、俺はやっと人心地着いていた。乱暴に頭をこすり、
気分を切り替える。タンスをひっくり返して、冬用のスウェットの上下を取り出した。下着は、
どうしたモノだろうか、妹のではサイズは合わないだろう。お袋……さすがにお袋のタンスを
ごそごそとやって下着を取り出すというのは、俺の羞恥心を超えた行為だ。まぁ、その点は
我慢して貰うより他はない。
 そう、決意して、脱いだ制服ひとまとめと、スウェットをもって、風呂場へと向かった。
「おい、佐々木〜、着替え持ってきた。今、中に入っても大丈夫か?」
 洗面台の前の引き戸は閉じていた。辺りに漂うお湯の匂いとシャワーの水音からから、佐々木
が風呂場の中にいるのは解っている。
「あ、ああ、キョン。やっぱり、覗きに来てしまったのかい。まったく、いけない男(ひと)だね」
 覗かねえよ、目を閉じるよ。
「いまなら、大丈夫さ。すまないね、本当に」
 もう、いいよ。冬用のスウェットで悪いんだけど、確実に洗濯していて、俺が手を通してい
ないのがこれしかなかった。出口の所に置いておく。
「ありがとう、恩に着るよ」
 中には、佐々木の匂いがお湯の匂いに混じって漂っていた。きれいに畳まれた、佐々木の
制服が目に付いた。スカート、ブラウス、リボン、靴下という順番で積み重ねられている。
いや、なんか、その、ドキドキするな。その隣に、スウェットとを置く。持ってきた自分の制服
その他はそのまま洗濯機に叩き込んだ。
404カミナリさま 5/5:2007/05/12(土) 03:55:32 ID:e3JPxhor
 さて用も済んだ。コーヒーでも淹れよう。そう思って、立ち去ろうとしたその時だ。
「ねぇ、キョン」
 呼びかけられて、ついそっちを向いてしまった。……心臓が、高鳴る。
 磨りガラスには、佐々木のシルエットがはっきりと映っていた。細身ながら、奇麗なライン
を描く肉体が……。
 慌てて目をそらす。な、なんだよ。シャワーの水音が扇情的に耳を叩いた。なぜだか、喉が
渇く、舌が口蓋に張り付きそう……だ。
「ねぇ、キョン。だらしのない所を見せて、すまなかったね。僕は、その……」

 ガラピッシャーン!!

「きゃあああ!!」
 がちゃ? ってぎゃああああaaaa!!!11!!1!

 俺は風呂場から、飛び出してきた佐々木に抱きしめられていた。もちろん、佐々木は、その、
すっぽんぽん、生まれたままの姿である。
 ……正直、堪りません。

「も、もうやだあ」
 そう言いたいのは、俺の方です、佐々木さん。天井を見上げ、両手をゾンビのように宙ぶら
りんにしながら、俺は日本史の年号を暗記していた。ナクヨウグイスヘイジョウキョウ。

「す、ぅぅぅ、すまない、キョン。す、すぐに退く。だから、目を閉じてくれたまえ」
 わかっている、わかっているから、早く自分を取り戻せ、佐々木。それからお願いだから、
それ以上は腕に力を込めないで。

 ドンガラピッシャーン!!

 はい、来た。三度目の正直。

 佐々木はぎゅうっと、俺に身体を押しつけてくる。その胸の下辺りに、柔らかい感触が、
ああ〜〜〜〜。お父さん、お母さん、ごめんなさい。あなた達の息子は、今、人であることを
止めようとしています。

 …………だけど。
 佐々木はガタガタと子供のように震えていた。本当に、怖いんだな。
 それに気が付いた。

 俺はそっと、両腕を佐々木の背中に回して、ぽんぽんとあやすようにゆっくりとさすった。
大丈夫だから、俺はここにいるから。そういう気持ちを込めて。
 ゆっくりと、ゆっくりと、不思議と俺は平静を取り戻していた。しばらくそうしていると。
「今日は、本当に、なんというか、だらしのない姿ばかりを見せてしまっているね。申し訳な
いが、今日のことは忘れてくれたまえ」
 ゆっくりと、頷く。これはお前の見せたい、お前じゃない、まぁそのくらいは分かるさ。
忘れろというなら、そうする。ちょっと、惜しいけどな。
「すまないが、もう少しだけ、こうしていて欲しい。もう少しで、落ち着くから、いつもの……
キミの知っている“僕”に戻るから」

 ああ、大丈夫。こんな役得なら、もう少しどころか、ずっとでもいいくら?

 ガチャリ、たっだいまーーー。ひゃ〜〜い、びっしょぬれだよう。シャワー、シャワー。

 しまった、く、来るなー、マイシスターーーー!! さ、佐々木ぃい。
「いや、すまない。まだ、腰が、抜けていて。その、動けない」


 その後の悲劇については、語る必要はないだろう。妹を口止めするために、俺のなけなしの
小遣いが月初めにほとんど木っ端微塵に吹き飛んだことだけはお知らせしておこう。
405名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 03:56:18 ID:e3JPxhor
これでおしまい。
ふぅ、あぶなく地下スレにいくとこだったぜ。ありがとう、妹ちゃん。それからこれ以上はやばいって、佐々木さん。

ああ、佐々木、可愛いよ佐々木。

406名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 03:59:55 ID:UeiUlFqe
>>405
GJだったぜ

正直、たまりません
情熱を………もてあます………
407名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 04:18:40 ID:k0GNhgUs
キョン妹、さすがフラクラの遺伝子を継ぐものだ。その間の悪さには感服したよkkk
408名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 06:01:57 ID:w1g87gTV
あー、雷落ちないかなー。
409名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 06:53:42 ID:SO3UJtEK
「流れぶった切りで済まないが、キョンは僕をオカズにすることはあるのかい?」
410名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 07:34:15 ID:WHbIruiZ
「無ぇよ。つーか俺は親友に手を出すようなヤツに見られてるのか?
 だったらお前とは一度ジックリ話し合う必要性を感じるぜ。 
 それこそ一晩かけて俺の無害さと無実を証明してやる」
411名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 07:47:33 ID:lkILHky6
>>405
GJ!お、おっきした!ここまでされたらフラクラも発動しないだろうよ。

>>409
IDがスターオーシャン3
412名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 08:14:45 ID:5Sx8sZqF
>>409
「ボク?どんな食べ物なんだ?」
413名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 08:37:18 ID:oSzsnuwy
15分キョン
414名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 08:46:53 ID:BzpRQyM3
キョンは俺の物
415名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 09:01:36 ID:lkILHky6
―――彼は……私の―――もの―
416名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 09:04:37 ID:6OwZ19Up
「女の子がそんなこと口にしちゃいけません!」
てな感じのどっかで聞いたことのある言葉を吐いた俺だったが、それでも取りすがって
くる佐々木のしつこさは、なんだろうね?
「その行為自体を非難するほど、僕は理解が無いわけでもないし、自分の容姿に
自覚が無いわけではないよ?ただね、君がどうしているかという、ちょっとした知的
好奇心という奴がむくむくと頭をもたげてきてね。もちろん、こんなことを他の男子
生徒に聞いたりはしないよ。君だからこそ、聞けるわけだしね、くっくっ」
あたりまえだ。情熱と妄想をもてあます男子中学生にそんな質問なんかしてみろ?
お前みたいな奴は、速効で暗がりに引きずり込まれかねないんだぞ?
「どうなんだい、キョン?君は僕や、あるいは他のクラスメイトでしたことがあるのかい?」
なんでこんな会話の流れになっているのか、誰かに説明して欲しいところだが、佐々木
の表情には冗談だけではない、幾分かの真剣さ覗いている。笑い話にさせながら、
できれば聞き出したいと思っているんだろうか?
「しない」
短く、簡潔に答えた。これで必用十分のはずだ。
「どうしてだい?」
じっと俺の目を見て聞いて来た。
だから、なんだよその幼馴染みの本心を今日こそ聞き出そうとするような表情は?
「・・・初恋の親戚の姉ちゃんの話はしたよな?」
佐々木が無言で頷く。
「その姉ちゃんで、その、してた。そしたら、姉ちゃんはろくでもない男と駆け落ちした。まったく
関係ないはずなんだが、俺がそれをしたからバチが当たったような気がした」
佐々木は無言だった。てっきり「それは非論理的だよ」ぐらい言うと思ったんだがな。
「で、まあ、しばらく時間がかかったが俺も気を取り直した。そのうち、クラスの中にちょっと可
愛いなと思えるような女の子が居た。別に告白するつもりなんてなかったんだが、その子で
したんだ。・・・そしたら、その子はある日突然に転校しちまった」
偶然だと思いたい。
が、二度も続けば俺の心に心理ブロックをかけるには十分だった。
「で、俺は身近な女性の使用を禁じたわけだ。好きかどうかも関係なくな。もし俺がすることが
原因だったら悪いからな。ま、そのうち、そもそも妄想の中で知り合いをどうこうすることが、人間
としてどうか?と思うようにもなったしな」
だから、しない。
「なるほど、君の過剰なまでの紳士ぶりには、そんな背景があったのか。くっくっ、なるほど」



こうですか?><
417名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 09:13:48 ID:7FEodaOZ
九曜現る
418名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 09:27:48 ID:krGEqPcB
「うん。キミの前歴については理解したよ。でもね、誤魔化さなくたっていいんだよ?キミ
も僕も健康な肉体を持つ若者なんだし、医学的にも正常な性的行為として認められるものだ
からね。自己申告に基づく統計だから正確な数値とは言いがたいが、男性の九割以上、女性
の八割程度が経験していると推測されている…つ、つまり僕も例外じゃないっっって考える
方が妥当であると言えない事もないと言うべきである方が妥当で…それに、行為に罪悪感を
持ったり抑圧を抱えることは、人格形成や性機能にも悪い影響を与え、より激しい性的倒錯
に至らしめる可能性も考えられる。キョン、僕はキミに、そういう人間になって欲しいとは
思わないんだよ。ほらほら、溜まっちゃったものはさ、どんどん解放しちゃったほうが、机
に向かう集中力も得られるってものだよね。というわけで僕としては、必要とあらばキミの
そういう対象になることには吝かではないと思っていて…も、もちろん僕のいないところで
お願いしたいとは思うけど、あのね、い、いいんだよ?え、逆効果?」

「…あのな、お前な、何もこんな場所でそんなこと力説しなくても…」

いくら小声で話してても図書館の中じゃ丸聞こえだろがいっ。
419名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 10:03:38 ID:Pbs3jzgz
>>416
>>418

「っつーか、そういうお前はどうなんだ?」
我ながら親友の女の子に何ということを聞いてるのかとも思ったが
そこは俺のプライベートを聞き出した代金の代わりということ許容されるだろう。
それに、その何だ。
別に俺も本気で佐々木が…その、一人でアレコレしてるのを聞いきたいワケじゃなく(本当だぞ)
ほんのイタズラ心で、佐々木の赤面したり焦ったりする女の子らしい、そんな一面を
見てやろうかなとかいう、本当にくだらない軽い気持ちだったわけだ。
「ほぅ…先ほどキミのことは紳士だと言ったが
 どうやら僕のその評価は改めなければならないらしいね。」
そういって喉の奥で殺したような独特な笑いを見せた。
「くっく…しかし、そうは言ってもキミから聞き出した手前
 僕だけ語らないというのはフェアーじゃない。」
あの、ササキさん、何を答えるか解ってるんですか?
っつか、ナンデソンナニ答エル気満々ナンデスカ?
「さっきも言ったように、僕はそういった行為自体を非難する気は無いし
 それに僕だって年頃の女だ、欲求不満に駆られることだってあるさ。」
少しは恥じらう姿を見れたりするかと思ったが完全に想定外だ。
できるなら今すぐ数分前に戻って俺の口を塞ぎたい気分だ。


続く…かどうか解らない。
中途半端なところでぶった切って反応を待ってみる。
420名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 10:07:05 ID:Y3+ki4yw
続けてくれる方が俺は嬉しいぜ(´・ω・`)
421名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 10:11:41 ID:6OwZ19Up
いつの間にか続いてるし。w

最初に電波出した>>409が責任取ればいいと思います。(棒
422419:2007/05/12(土) 10:33:38 ID:Pbs3jzgz
それじゃ、少し書いてみる。
423名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 10:48:09 ID:iq1XjJR8
ビーンボールの応酬は時として友情にヒビをいれかねない、と忠告しておくよ。くっくっく。
いや、僕としてはほんの牽制球のつもりだったのだが、手元が狂ってしまったようだ。すまない。若気の至りだ、謝っておく。
え、逃げたな、だって?心外だな。そもそも危険球ごときで謝罪をするのは日本独自の、NPBの慣習に過ぎないんであって(以下佐々木のメジャーオタクっぷりと日本の野球文化についての考察と批評)
・・・というわけで松坂のジャイロボールとはそもそも、ん?何を話してたんだっけ?
なっ、うまくごまかしたな、だって?・・・直球で来い、というわけか。
・・・いいよ。
君こそ逃げるなよ。
投げてもいいのかい?本当に?
424名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 10:53:21 ID:e3hLJ38P
なんつーか今書いてるネタと少々被ってるのがやるせないな・・・
俺のSSより完成度高いってのが特にやるせない
425名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 10:58:17 ID:pEDjoAjt
>>424
完成度など誰も気にしてない
萌えられるかどうかだ
426419:2007/05/12(土) 11:00:27 ID:Pbs3jzgz
「ところで、キョン。
 キミは僕に性的な意味でのパートナーは居ると思うかい?」
突然、恥じらいもなく答え始めたかと思えば急になんて事を質問してきやがる。
「でも、僕のことを聞きたいと言ったのはキョン、キミだよ。」
うぐ、そう言われてしまうと反論できん。
「それともなにかい、キミは僕がこの手の話題を話すことが出来ないと仮定した上で
 僕が恥じらったりする姿を見てみたいとか、そういう事を考えていたのかい?」
流石は佐々木、鋭い。
「もし、キミがそう考えたなら…世間的にはあまり誉められた趣味じゃないから
 可及的速やかに改めるべきだと進言しておこう。」
「そ、そんな事は考えてない。
 単純に聞かれたから聞き返してやっただけだ。」
少し声がうわずってしまったが、俺が答えたんだから的な
軽い気持ちで聞いたのは事実なので、この返答も100%嘘にはならない…よな。
「くっくっ…そうかい。」
対する佐々木はいつもの笑いをして短く返事をしただけだった。
「さて、話が脱線してしまったね。
 で、キョン、僕に性的な意味でのパートナーは居ると思ってるのかい?」
さっきの質問を繰り返してきた。
「恋愛は精神病とか公言する、お前のことだし…
 そんな男は居ないんじゃないのか?」
そう言う俺は答えながら妙にモヤモヤした気分になる。
「ご名答。」
佐々木の、その返事を聞いて妙に安心した気持ちになる。
一体どうしたっていうだろうね、今日の俺は。
「しかし、補足しておくと“恋愛”とかを抜きにして
 “性的な”意味でのパートナーの事を僕は言ったつもりだよ。
 俗に言われているセックスフレンドというヤツだね。」
随分とストレートに単語が出てきたな…。
「キミなら、そのくらいストレートに言わないと伝わらないだろう?」
に、してもだな、仮にも年頃の女の子なんだから
もう少しオブラートに包んだ言い方をしたらどうなんだ。
「くっくっ、善処しよう。
 さて話は逸れたが、どちらにせよ僕にそんな相手は居ない。
 なら欲求不満になったらどうする?」
「どうするって…お前……」
その先は言うのが流石に憚られる。
別に男友達と話している分には気にも止めないことなのだろうが
今、俺の目の前の相手は口調はどうあれ女の子だ。
だから、この言いにくいってのは何となくわかるだろ?
「くっくっ…いや失礼。
 答えにくい質問だったね。」
俺の心情を知ってか知らずか、佐々木は涼しい顔で答える。
「性犯罪に走るわけにもいかないからね。
 そうなると一人で荒ぶる気持ちを鎮めるしかない。」
そう聞いた途端、思わずよからぬ妄想をしてしまった。
「顔が赤いが、大丈夫かいキョン?」
「あ、いや…大丈夫だ。」
平常心だ、心を無にするんだ、俺。


とりあえず、書けたところまで。
PCからだと、人大杉とか言われて弾かれる…(´・ω・`)
427名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 11:08:30 ID:krGEqPcB
>>416
「情報操作は得意。朝倉涼子は転校したことにする」
「…な、なるほど!」
「何」
「いや、何でもない」
428名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 11:10:27 ID:RP7YuYRr
>>426
そこで専ブラですよ
429名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 12:03:11 ID:SQrvGKOa
今日も佐々木スレは賑やかだなw
430名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 12:05:28 ID:k0GNhgUs
>427
うまいなw
431419:2007/05/12(土) 12:12:38 ID:/p6kVfx2
426の続き、行きます。
3レスほどで終わるかと。
432419:2007/05/12(土) 12:14:37 ID:/p6kVfx2
「流石に具体的に、どうやってるか迄は話さないが
 そこら辺はキミだって、健全な男子中学生だと思うし
 異性がどうやって一人でしているか全く知らないわけじゃないだろう?
 なので、ご想像にお任せするとしよう、くっくっ。」
そう言って小悪魔的に目を細めた佐々木は口を歪め、いつもの笑いを漏らした。
人のまばらな図書館の片隅のテーブル席で、俺の正面に座っていた佐々木は
疲れたのだろうか椅子と身体を真横に向けると大胆に足を組み直し上半身だけを俺の方に向けた。
「そして、いよいよ本題だね。」
片手で頬杖を付いた佐々木が俺の瞳を覗き込むように言う。
「そもそも、僕は何かを想像しながらする事はあまり無い方だ。
 だから、クラスメイトや知っている男子を想像することも殆ど無い。」
「…ん、今、殆どって……?」
思わず漏れた言葉。
佐々木でも誰かを考えながらすることはあるということなのだろうか。
「鋭いね、キョン。
 僕が敢えて無いと断言しなかったところに、よく気が付いたね。」
これでも俺は人の話は真面目に聞く方だからな。
「くっくっ、だからキミは最高の聞き手なんだよ、僕にとってね。」
「…いや、それより…」
俺は佐々木に性的な対象にする人物が居ることに驚くと同時に、さっきのモヤモヤが再び溢れてくるのを感じた。
「…誰だか気になるかい?
 でも、それは流石に秘密だよ。」
そういって頬杖を崩し、その手の人差し指を唇に当てた。
絶対に答える気はないということだろう。
「でも、そうだね…僕の近くにいる人物、とだけ言っておこうか。」
「え…」
433419:2007/05/12(土) 12:18:18 ID:/p6kVfx2
「あぁ、勿論、ちゃんと人間の男の子だ。
 僕に特殊な趣味はないよ。」
何を勘違いしてるのか佐々木が補足してきた。
別に俺はノーマルだし佐々木の事もノーマルだと思ってる。
余計な補足だ。
それよりも気になることがある。
「でも、それって、お前…そいつのことが」
何となく、言葉が途切れ途切れになってしまう。
「どうだろうね?
 単に性的な対象としてみているだけなのかも知れないし
 もしかしたら、彼に好意を寄せてるのかも知れない。」
「でも、恋愛は精神病の一種とか言ってなかったか?」
「そうだね、恋愛は精神病の一種って考えは変わらないよ。
 だから、僕自身にも何で時たま彼が頭に浮かぶのかが解らない。
 もしかしたら、心の底では彼と結ばれることを僕は望んでいて
 表層では否定している恋愛という精神病に既に冒されているかも知れない。」
俺は何も答えることは出来ない。
「でもね、恐らく彼は気付いてないし、僕もそれを望んでる。」
そういう佐々木の顔は、どこか淋しい影を落としているようだった。
「お前…告白しちまえば良いのに。」
なんで、そんな言葉が出たんだろうね。
「そんなつもりはないさ。
 今の僕は恋愛なんて精神病に冒されている暇はないしね。
 それに僕と彼との距離は今くらいが丁度いい。
 告白によって今の彼との関係を崩したくはないんだよ。」
そんなもんなのか。
「そんなもんだよ。
 …くっくっ、要らぬ事まで喋ってしまったようだね。」
「……。」
知ってはいけない佐々木の秘密を知ってしまったみたいで
俺はというと何も言うことが出来ず、ただただ閉口するしかなかった。
「安心したまえ、僕が今すぐ誰かと駆け落ちしたり
 キョン、キミの前から消えてしまったりすることはないさ。
 僕としてもキミという最高の聞き手であり、親友と離れるのは辛い。」
「安心って、何のだよ…」
「くっくっくっくっ…さぁて、何だろうね。」
そう答える佐々木の顔は、まるでイタズラに成功した子供のように
どこまでも屈託のない笑顔だった。
434419:2007/05/12(土) 12:18:58 ID:/p6kVfx2
図書館を出ると、辺りは既に一面闇夜に包まれていた。
閉館時間まで図書館に居た俺と佐々木は、あの後
当初の目的であった勉強に戻り、俺はといえば
相変わらず佐々木に付きっきりで難解な数字と文字が
延々と続いている数学を教えて貰っていた。
「…真っ暗だな。」
自転車を自転車置き場から取ってきた俺は図書館の出口で
待っていた佐々木に声を掛けた。
「そうだね。」
「自宅まで送るから、後ろ乗ってけよ。」
そういって、自転車の後部を指しながら佐々木に言った。
「くっくっ…助かるよ。」

「なぁ、佐々木よ…」
帰り道、自転車に佐々木を乗せた俺は夜道を快走しながら
後ろに居る佐々木に声を掛けた。
「なんだい?」
「図書館の話…他の男の前では言うなよ。
 お前は無防備すぎだ。
 お前、自分の話で欲情した輩に襲われるかも知れないぞ。」
「それは僕のことを心配してくれているのかい?」
「当たり前だろ、親友なんだから。」
何故だろうか、俺の腰に回す佐々木の腕に一瞬力がこもった気がした。
「…安心したまえ。
 あんな赤裸々告白、キミ以外の前では話すつもりは無い。」
「そうか。」
「あぁ。」
そういうと佐々木は額を俺の背中に押しつけてきた。
「いや、すまない。
 少し疲れてしまったようだ、寄りかからせてもらうよ。」
「好きにしろ。」
俺は佐々木を自宅に送り届けるためにペダルを踏み
月明かりと街灯に照らされる住宅街の道を駆け抜けた。
435名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 12:23:26 ID:UeiUlFqe
>>434
一応、完結なのか?
436419:2007/05/12(土) 12:24:17 ID:/p6kVfx2
以上です。
先に謝っておきます、色々とごめんなさい。
特にえろぃの期待してた方、ごめんなさい。

120%、ノリと勢いだけで書きました。
数年ぶりにSSなんて書いたし、しかもハルヒシリーズのは始めてだし…。
あー、しかもこれ、佐々木SIDEを書かないと佐々木が可哀想に思えてきた。
ぐぁ…何か投稿した後で、スゲェ後悔してきたわw

ネタを提供して戴いた>>409>>410>>416>>418
それから読んで頂いた皆さんに最大限の感謝を。

ども、失礼しました。
437名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 12:29:42 ID:EWuKbyfB
>>436
乙&GJ
やっぱりネタというか佐々木の物言いが今書いてるのと被るなぁ……
まぁみんなの中の佐々木のイメージが統一されてると思えばいいか
438名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 12:36:33 ID:UeiUlFqe
ネタ被りは今まで散々あったからいまさら気にする必要なし
佐々木さん書いてると雑学喋りすぎで本筋から脱線しかねない
キョンが間違えて佐々木さんが正すという応酬もあまりやるもんじゃないな
ほどほどが一番だ
439名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 14:20:03 ID:VdS93vrn
>>436
GJ!
キョン鈍すぎw
440名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 15:19:11 ID:SQrvGKOa
佐々木かわいいよ佐々木
441名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 15:42:56 ID:e3JPxhor
>>436
 GJ、佐々木かわいいよ佐々木。
442名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 16:16:41 ID:osEsg+Ek
こないだNHK-FMでやってたアニソン三昧の録音聞き返して、「晴れてハレルヤ」を
聞き返したが、ものすごい陽性の歌なのに、すげえ哀しくなってきた。(´・ω・`)



世界中の大好きを集めても♪
君に届けたい思いに足りない♪
体中の愛が歌い出してる♪
僕らの鼓動がすべての始まりだよ ハレルヤ♪
443名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 16:26:39 ID:vE0je68a
佐々木のニーソ姿が見たい

(ところで最近コスプレでもない一般人のニーソ率多くありませんか、なにかの前兆ですか?)
444名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 16:27:05 ID:6yxfmamY
ネットをウロウロしていたら
ここで作品を公開した作者のブログを発見した。
う〜む、ブログで公開するのもいいかなぁ、とか思いつつ
筆不精だから佐々木かわいいよ佐々木 の勢いがある内は
ちょこちょこSS書いて公開するかもしれんが、勢いが無くなると
一気に更新頻度落ちてそのまま自然消滅になりそうな悪寒がする
445名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 16:51:08 ID:v3RvupnQ
>>443
ササッキーのニーソの前兆です
446Happy Strings:2007/05/12(土) 17:03:52 ID:toPVcQbK
「驚愕」の予感に耐え切れず自らハッピーエンディングを妄想してしまった。5スレ予定。
----------

「どうでもいいと思って出た同窓会ではあったが、意外と面白かったじゃないか、キョン」
何を言ってやがる。お前はけらけら笑いっぱなしだったから良かろうが、俺はといえば、テーブルの真ん中
でお前の隣に座らされて、最初はお前とのことをあれこれ聞かれ、そのあとはハルヒがどうしたSOS団がどう
したとか、最初っから最後までずっと話題の標的にされてたんだぞ。須藤と岡本は俺を肴にすっかり二人で
盛り上がってるし。中河と国木田はテーブルの端っこからコッチを見ながらぼそぼそ陰口たたいてるし。そ
れにしても何だってこんなに有名になっちまったんだか。ハルヒのみならず朝比奈さんまでいまや町中で知
らん奴はいないときてやがる。このうえ校庭落書き事件の真犯人が俺だという真相が明らかになった日には
俺は首をくくらなきゃならんな。そういえば、家が同じ方向の奴も結構いたはずだが、いつのまにか佐々木
と二人になっている。気を利かせたつもりだろうが、まったくどいつもこいつも・・・

「ここで別れるとするか。キミはこっちの方が近いだろう?」
「まあそうだが、夜も遅いし途中は暗い。家まで送ろう」
「そうか。それは嬉しい申し出だ。キミの好意を有り難く受けるとしよう。実のところ、キミともう少し話
がしたい」
「そんなら茶店にでも寄ればよかったか?」
「いや、そういうものでもない・・・ キョン、僕はこれでも女なんだ。男子に顔を見られたくない時もあ
るんだよ」
心なしか声がかすれ、端整な顔立ちが曇ったような気がした。泣いているのか? まさかな。こいつが泣い
たのを見たことは二三回あったと思うが、いずれもこいつの弱点 −ゴキブリと雷− のせいだったわけで、
それ以上の事態はとても想像はつかないのだ。ともあれ、佐々木は黙ってしまった。俺は何を言っていいか
分からず、黙って歩を進めていた。

「キョン、四年前、涼宮さんが世界を改変したとき、キミにはなにか自覚はあったかな?」
佐々木の声は普通に戻っていた。そうだな、何もなかったな・・・ そもそもそれが何時のことなのかも正
確には知らんし。
「僕にはあったのだよ。その自覚がね。正確にはその瞬間というわけではないが」
俺たちは公園のベンチに腰を下ろした。この近辺のいろんな公園のベンチで、俺はその都度違った見目麗し
い女子と二人きりでおハナシ等する環境に置かれるケースが多いわけだが、それ以上の関係に進む例が一つ
もないのはどういうわけかね。

 佐々木の次の言葉を待つ。
「知ってのとおり、僕は男子に対してのみ男言葉で自らを僕と呼称する訳なのだが、キミは僕がどうして男
子に対してこんな言葉遣いをするのか知らないだろうね?」
宝塚に入りたいんだろうと思ってたさ。
暗くてわからんが、佐々木は震えている。爆笑を必死でこらえているようだった。何がそんなに可笑しいん
だろうか。ようやく発作が収まったらしく、
「相変わらず面白いことを言うね。胸が小さいから男役にぴったりだとでも言いたいのか?」
それに、恋愛は精神の病の一種だと言ってたしな。男を寄せ付けないようにしていたんだろうと思っていた
が。
暗い中でも佐々木の笑みがわかる。きらきらと輝く目と、チェシャ猫のような笑い。誰かに似ている。誰だ
ろう?
「その通りだよ、キョン。僕は常に理性的かつ論理的でありたいと願っていたし、今でもそうなのだ。そし
て、その考えが僕に宿ったのが四年前のことだったのだ。この話は橘さん達にもしなかったがね」
佐々木は俺のツッコミを期待していたようだが、俺は黙ったまま別のことを考えていた。

「それ以来、僕は男言葉を使って男子を遠ざけてきた。そうしたかった訳じゃないんだが、そうしなければ
ならないような気がしていた。分かるかな、僕みたいに自己顕示をもっとも嫌う内向きの人間がわざわざ目
立つ振る舞いをすることの不自然さが」
それは分かっていたよ。俺だけじゃなく、国木田とかもな。意識して自分を型にはめてる変な女だといって
たな。奴も結構お前を理解していた訳じゃないか。それにしてもどっかで聞いたようなシチュエーションだ
な・・・
「中三になって、僕はキミと出会った。塾がたまたま同じで、学校でも同じクラスで、席も近い。おまけに
二人は話が合う。やがて二人は仲良くなり、昼食を共にするようになり、塾に一緒に通うようになりました
とさ」
お前は童話作家か。
447Happy Strings:2007/05/12(土) 17:04:58 ID:toPVcQbK
「キョン、偶然だと思うかい?」
突然佐々木は俺の目を見つめ、重々しい声でこういった。ドキッとしたが、何も言えない。
「キミが北高に入学して経験したことと比べてみたまえ」
言われるまでもなく、一年前の四月以降に起こったことが走馬燈のように脳内を駆けめぐる。しばらく前か
ら脳内を埋めていた霞が晴れてきた。そうだ。ようやく分かった。佐々木はやっぱりハルヒなんだ。
「するとお前が仕組んだのか?」
「人聞きの悪いことを言わないでくれたまえ。涼宮さんと同じだよ。僕にはそんな意識はなかった。キミを
特別な存在として認識することもなかった」
だがお前もハルヒも俺を引き寄せたわけだろ?
「そのようだね。もっともキミが国木田の言うように変な女が好きであることにも疑う余地はなさそうだ」
ぬかせ。
「でも、何故俺なんだ?」
「それは僕にも今ひとつよく分からない。SOS団副団長殿ならもっと筋の通った説明をしてくれるかも知れな
いがね」
佐々木は自称エスパー少年そっくりのポーズで目を細め、両手を広げた。

「確かなことは、キミには代わりがいないということだ。橘さんの件を思い返してみたまえ」
ハルヒのトイメンは佐々木、古泉には橘、長門には周防、朝比奈さんには藤原・・・
「そのとおり。でもキョン、キミはキミなのだ。どちらの陣営にもキミが必要だった。即ち、橘さんの組織
と古泉氏の機関との抗争は、涼宮さんと僕との覇権争いという側面を表に見せつつも、実際はキミの争奪戦
であったわけだよ」
それは俺の質問の答えになっていないのだが・・・
「仮説はあるのだ。正しいかどうかは、検証してみなければ何とも言えないがね」
毒入りリンゴを勧める白雪姫の継母のような調子でさらっと言う。なんかいよいよこいつハルヒに似てきた
ぞ?
次の一言に固唾をのむ俺に肩すかしを食わせるかのように、佐々木はくっくっくっと笑う。

「僕はこの世界におけるこの四年間の僕の役割を見つめ直してみたのだ。何故僕はこれまで男子を遠ざける
ような変な女を演じてきたのか、それでいながらキミだけを引き寄せてきたのか。なぜ中学を卒業して一年
間キミとの交遊を絶ち、一年してまた君の前に現れることになったのか。それは僕の自由意志によると言う
よりは、見えない力に操られていたのではないかと思うのだよ。」
すると何か? お前がお前であるのはハルヒがそうさせたからだというのか?
「端的に言えばそうだと僕は疑っている。彼女の意志によるものとは断定しないがね」
「何のために?」
「キミが北高に行って、涼宮さんと出会い、彼女の奇矯な振舞いを目の当たりにしても驚くことなく、誰も
が躊躇するであろう彼女との交友関係を比較的自然に形成できるように、免疫を形成する目的だったのでは
なかろうか」
要するに俺を変な女好きにしたかったわけだ。変な女度はお前よりハルヒの方が数段上だと思うが、お前が
変な女であることに異論を唱えるものではない。
「つまり一言で言えば、僕は涼宮さんのバックアップだったのだと思っている。」
「バック・・・アップ?」
一瞬背筋が凍った。今を去ること一年前、情報統合思念体謹製涼宮ハルヒ様ほかご一行様御用達対有機生命
体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース長門有希のバックアップであるところの朝倉涼子が俺を
殺そうとしたっけな。そのアンドロイドはどうなった? 忘れるわけがない。
「そのとおり。バックアップは、本体の危機に備えるために存在し、本体の行動を助けるために活動する。
そして、バックアップは、必要がなくなれば、あるいは邪魔になれば消される運命にある」
冗談じゃねぇ。お前とはまだ話したいことがたくさんある。お前には消えて欲しくない。
「どうしてわかるんだ? 消されるって」
「分かってしまうのだから仕方がない。」
古泉みたいなことを・・・ だからって、おい。ハルヒに掛け合うぞ、俺は。
「無駄だ、キョン。涼宮さんの意志ではない。いわば神人の破壊行為に類するようなものだ。もっとも深層
意識下で抑圧された欲求の漏出を意志と呼ぶなら話は別だがね」
「お前、消えちまってもいいのか?」
「三ヶ月前までの僕なら構わないと言ったかも知れない。高校生活は退屈、受験勉強に明け暮れ、大学に入
ることが目的のようになっていて聊か生きる目的を見失いかけていたところだ。それに、僕には死に望んで
も理性的かつ論理的でいられる自信があるし、消失といえども従容として受け入れていたことだろう」
俺の目をじっと見る。遠くで犬の鳴き声。
「でも今は消えたくないと思っている」
448Happy Strings:2007/05/12(土) 17:06:15 ID:toPVcQbK
「何か手だてがあるのか?」
「僕はひとつ仮説を持っている。それを試してみたい。協力してくれないか? 僕が間違っていれば、僕は
君と二度と会えないかも知れない。でもどのみち消されるのであれば、僕は運命と闘って逝くことを選ぶ」
佐々木は俺から目をそらす。
佐々木・・・
「どうすればいい?」
しばしの沈黙。ゆっくりと俺に向き直り、思い詰めたように、
「目をつぶってくれないか」
また何年か前に飛ばされるのかも知れないな。だが、俺はどうでもよかった。こいつが消えずにすむのなら。
SOS団とも佐々木とも一緒にいられるのなら。俺は素直に目を閉じ、次に起こることを待った。

佐々木が立ち上がって近づく。気配でわかる。
佐々木の右手が俺の左手に触れる。
突然、俺の唇が何かに覆われる。佐々木の唇。不謹慎だが、ハルヒとのキスを思い出す。あれは夢だったの
だろうか。でも同じ感触だ。無意識に目を開けようとしたが、開かない。体も動かない。声も出せない。何
も聞こえない。そのとき、空間が歪んだ。

痛っ・・・ 肩から地面に落ちた。意識が戻る。
絨毯の上。俺の部屋。真夜中。強烈な既視感。俺はあのときと同じく、ベッドから落ちて目が覚めたのだっ
た。
時計を見る。二時半。唇に残る暖かく湿った感触の記憶。もしかして、あの日に飛ばされたのか?
布団が突然動いた。主に住宅内で人間によって飼育される小型愛玩動物、俗に言う猫が布団の下から現れる。
そいつは青白く光る眼で恨めしげに俺を睨んだ。
「シャミセン?」
「にゃあ」
そうらしい。するとハルヒを連れ戻した日に飛ばされたわけではないようだ。しかしこれは夢なのか? 佐
々木との会話やそのあとのことも、夢だったのか?
都合三回過去に飛んだことのある俺としては、じたばたしないだけの落ち着きはできていた。人はこれを諦
めの境地と呼ぶかも知れないがな。今が何時なのかもわからず、朝起きたとき家族が別人である可能性は捨
てきれなかったが、何か妙に眠く、俺はベッドにはい上がり、まもなく眠りに落ちた、らしい。

「キョンくん、起きろ〜」
妹の必殺布団はがし攻撃で俺は目覚めた。今日は日曜のはず、といいかけて思う。もしかしてやっぱり違う
のか?
「今日は何曜だ?」
「日曜だよ」
「ならなんで起こす」
「電話だよ〜ん。おんなのひと〜」
「誰だって?」
「当ててみ」
ええ朝っぱらから鬱陶しい。今日が何年何月何日かも定かでないのに。俺は妹から子機をひったくった。
「もしもし」
「おはよう、キョン」
「佐々木?・・・ お前」
My jaw dropped.
「そう、僕だ。どうかしたかね? 驚いたような声だが」
「だって、昨日の夜・・・」
「ああ、昨日はお疲れさんだったね。お互い。話し足りないから今日会おうということで別れたではないか。
覚えていないわけはないと思うが」
そういわれても覚えていない、というかそんなことは起こらなかったはずなのだが。
「というわけで、約束の時間を過ぎても君が現れないので、失礼ながら電話させて頂いたという次第なのだ
が。お疲れのご様子とあらば止むを得ない。今日はやめておくか?」
「いや、すまん。寝坊しただけだ。行くとも。今から行く。どこだっけ?」
「・・・ 北口駅前だ」あきれたような声。
「すまん。すぐいく」
訳がわからんがひとまず謝っておく。かかる無意味な謝罪慣習を日本人の悪い習慣だという向きもあるよう
だが、円滑良好な人間関係の構築には利害に関わらない部分では一歩引くことも重要だ。佐々木と会うとい
ったら母親は朝飯を食わずに出ることにも文句を言わず機嫌よく送り出してくれた。なんだろうね。今晩も
遅く帰ったら明日は赤飯かも知れん。
449Happy Strings:2007/05/12(土) 17:06:47 ID:toPVcQbK
「よう。待たせて済まん」
「ああ、キョン。おはよう、というかもう昼近いが。考えてみると、おはようとこんにちはの境目はいつな
のだろうか。最初にあった瞬間に、それが夜中であろうともおはようと挨拶する習慣も一部にはあると聞く
が」
すみません。私が悪うございました。おはようございます。ハイ。
「お腹が空いているだろうし、食事にしようか。キミにとっての遅い朝食と僕にとっての早い昼食というこ
とになる」
向かった先はSOS団御用達のイタリア料理店だった。遅刻のペナルティでおごるのもこいつが相手なら悪いも
のではない。道中もレストランでも俺は周囲に気を配る。ハルヒに見つかりでもしようものなら明日は死刑
より怖いハルヒの私刑が待っている。
「涼宮さんの目を気にしているのかな? 大丈夫だ。心配要らない。この時空ではね」
へ?
「今説明してあげよう」

 かいつまんでいうと、こういうことだ。
 俺はパラレルワールドを生きる、この時空でいう「異世界人」であるらしい。俺は、俺の好きなストーリ
ーに沿った時空を勝手にいくつも構築して、それを行ったり来たりできるらしい。で、現在のこの時空は、
俺と佐々木のためにあるものだそうだ。俺と佐々木とは親密ながらも健全な交際をしている関係にある。ハ
ルヒもSOS団も存在するが、ハルヒもそれを公認している。なぜかというと、俺がそう望み、佐々木がそう望
んだからなのだそうだ(そういって佐々木は真っ赤になった)。

「では俺がたとえば朝比奈さんと結ばれるストーリーもあるのか?」
「もちろんだ」
ハルヒ、長門、朝比奈さん(小)、朝比奈さん(大)、ミヨキチとかいっぱいあるらしい。もっとも相手が望ま
ない時空は作れないということだそうだが。
「まったく呆れるよ。君も好き者だ。まあそれだけキミは人気があるということなのだがね。」
 で、どういうわけでそうなったかということなのだが、第一には俺がもともと異世界人たる素質を持って
いたこと。それが昨夜の「なぜ俺が?」という質問の答えになるわけだ。つまり、ハルヒ陣営も佐々木陣営
も、両方とも俺を同時に持つことができるから、トイメンはいらないのだ。第二に、未来人によってそれが
可能になったらしい。なんでも、今ここにある宇宙は実は時間と空間の4次元ではなく11次元であって、7つ
の次元は観測できないほど小さく丸まっているらしい。これについては現代の物理学でも超ひも理論で実証
はされないながらも論じられているらしい。そして、遠い未来のどこかでその丸まって見えない次元を広げ
ることができた結果、4次元時空上の一点を別の4次元系に写像し、異世界を構築できるようになったとか、
そういう話だ。直交基底系を構築できるポテンシャルを持つ者は限られる。俺が「たまたま」そうだったの
だそうだ。

「お前、解ってて言ってるのか?」
「いや、なにしろ大学院生レベルを超えているらしいから僕にもよくわからない。しかし大学で学んでみた
いことができたのはありがたいことだ。まあ原理はともかく、キミはその時空を行き来できる。各々の時空
ではキミはその時空を生きるが、望めば別の時空に行くこともできる。携帯を持ってるかね? 僕の携帯の
番号にかけて音声の指示に従ってくれたまえ。1ならこの時空、2なら涼宮さんとの時空、とかね。定期的に
キミはオートマティックに各々の時空を巡回するが、その時空から別の時空に移りたいときには携帯を使っ
てもらえればよい。この説明も各々の時空で受けているはずだが」
思い出した。長門からはプリンストン高等研究所の講義ノートの要約だとかいってクラインの壷とかメビウ
スの帯とかその場で出して見せてもらって説明されたような気がするが、途中で寝てしまった。古泉からは
「閾下次元の潜在認識の賦活」とか心理学だか哲学的なことをいわれたような気がする。ほかは幼稚園児並
みの扱いで、「何でもいいから言われたとおりにしなさい。わかったわね?」「えっと、よくわかんないん
ですけど、とりあえずいうとおりにしてください。それ以上は・・・禁則事項ですっ」とかいわれたな。ち
ょっと待て、古泉と俺との時空まであるのか?
「そうみたいだ。たぶん二人でひねもす語り合っているのではないかな」
冗談じゃねぇ。絶対行きたくねぇ。
「相手の決まっていない時空というのもある。キミにはほとほと・・・」
我ながらたいしたもんだ。
450Happy Strings:2007/05/12(土) 17:07:26 ID:toPVcQbK
「ところで、ハルヒはこれを知っているのか?」
「いや、知らないはずだ。実はこれはキミのポテンシャルと僕の固有の力とでできたものだ。それに加えて、
涼宮さんが異世界人の存在を望んだことにも因るといえるだろう。ちなみに、涼宮さんとの時空では僕は消
失し、転居してしまったことになっていると思う」
「じゃ、昨夜のアレは・・・」
「実際にあったことだよ。夢ではないのだ。僕はキミに接吻させてもらうことで自ら覚醒し、力を得て藤原
氏や朝比奈さんより後世の新たな未来人を召喚し、こういうスキームを立ち上げたのだ。ただ、かなりのリ
スクがあった。このスキームができなければ、涼宮時空のみが存在し、僕は否応なしに消失してキミの記憶
からも消されていたかもしれない。それにまず、キミが僕をまったく意識しておらず、僕との時空を作るこ
とを拒んでいたなら、やっぱり僕は消されていただろう。あの接吻は賭けだったのだ。僕に消えてほしくな
いとキミが望んでくれたおかげで僕は今こうしてここにいる。キミにとっては数時間のことかもしれないが、
あの時からみて僕にはかなりの時間が経っているのだよ。そしてキミは、。まだ記憶の同期や保存が完全で
ないのかも知れないが、既にほかの時空を行き来しているのだ」
「ちょっと待て。お前、俺のファーストキスを・・・」
「許してくれたまえ。僕がキミの望む相手でなかったなら謝罪するほかはない。でもあれは僕のファースト
キスでもあったのだ。後悔はしていない。それに雰囲気があまりそれらしくなかったかな? くっくっくっ、
なんなら後で口直しをさせていただこう。まあこの時空ではキミとはこれから長いお付き合いになるがね」
佐々木は不器用にウィンクして微笑んだ。今まで見たことのなかった表情だ。佐々木可愛いよ佐々木。


 後日譚である。
 俺は先ほどの5人のほかに高校大学のクラスメートや先輩後輩、会社の同僚などの何人かと仲良くなり、そ
れぞれのための時空を作り、あるものは家庭を設けた。子供をあわせて12人こしらえたが、わが国の少子化
の進行に対抗できているのかは定かでない。何しろいまや日本の世帯数や人口、GNP、GDPとかいった統計を
一意に定義できるのかどうかも心配なのである。各々の時空では俺は基本的にはその時空の俺に同期しその
時空のことしか考えられないので、その時空に別の時空のパートナーが出てきたりもするのだが、人間関係
が干渉しあってどうこうということはない。俺は自動的に飛ばされるままに各々の時空を満喫しているのだ
が、古泉時空は早々と切り上げ、ハルヒ時空では散々振り回され、文字通り尻の下に敷かれている。朝比奈
時空は朝比奈さん(小)と(大)がとっかえひっかえ現れて過去に行ったりどたばた楽しんでいる。佐々木時空
において理論物理学の世界的権威となった佐々木は外国出張が多く、暇になった俺は長門時空でくつろいだ
りしている。いわばハーレムみたいなものだが、俺がいない間もそれぞれの時空でそこにいる俺が生活費を
捻出しているので困ることはない。シングルライフ時空はまだいくつもある。俺はこれからもまだ時空を創
出していくんだろうか。

−FIN−

 えっと、あとがきです。発売延期?を受けて勢いで書いてみました。みんなのハッピーエンディングを目
指すと行き着くところは同じなのですが、ほかのスレとか読んでないので、ネタ被りご容赦。それと物理学
関連のデタラメも愛嬌ということで。

 あれ、蕎麦屋かな? えらく早いな・・・ ちょっと失礼。
451名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 17:07:50 ID:Y6e1X5gQ
>>443
最近のトレンドらしいぞ
うちの大学のニーソ、スパッツ率は異常ww
8割がニーソかスパッツw

というわけで、佐々木のスパッツ姿を見たい!!

一日一回佐々木かわいいよ佐々木ィ!!!
452名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 17:17:01 ID:Y6e1X5gQ
>>450
乙&GJ
それなんてササッキーSSwww
453名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 17:19:06 ID:/4U/7NyK
GJ!!ハッピーエンド万歳だ!
というかパラレルワールドネタが被っちまった…どうしよう
454名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 17:26:27 ID:JxEvG7wX
>>450
ちょ、そこで長門時空って……GJ!
たまの逢瀬では甘甘なんだろうな、佐々木

>>453
遠慮せずによろ!
455名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 17:29:11 ID:W2Cw4UxA
パルフェ^^;
ttp://akm.cx/2d2/src/1178958269646.jpg
 
>>450
GJ!
もう驚愕出なくてもいいぐらい満足してしまった^^;
456名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 17:29:44 ID:QJM7dZ/b
ところで佐々木にキョン以外の男子が話しかけても「僕」口調なんだろうか?
457名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 17:35:34 ID:0MW0YPJc
>>455
ちょwwwパンジーwww3号店店長かよw


>>456
多分そうだとは思うが、話しかけても小難しいことしか言わんからあんまし会話にならないんじゃね?
まぁ高校での佐々木がどんな感じなのかは大いに気になるところだが…

つーか男子の方が生徒数多いらしいし、やっぱモテモテなのかねぇ
458名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 17:36:37 ID:SO3UJtEK
それこそパラレルワールド
459名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 17:39:54 ID:/xiTuVIP
隠れファンが多いと見た。

悔しい事に良い表情する時はキョンと一緒な事が多い為、隠れファン同盟には黙認されてる>>佐々キョン
460名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 17:46:16 ID:SQrvGKOa
>>450
GJ!
まさしくキョンの分裂だなてかキョンたらしってレベルじゃねーぞw
461名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 17:52:12 ID:EGh5q4gJ
「やあ、キョン」
振り向くと佐々木がそこにいた。
「一人かい、涼宮さんはどうしたのかな?」
「はぁ、お前まで俺とあいつをセットみたいに言うのかよ…」
「ということは今の友達にも言われているのかい?」
「ああ、『涼宮と一緒じゃないのか?』やら『涼宮さん知らない?』やら、俺はハルヒの保護者じゃないっての」
「ふふ、たしかに『保護者』ではないね、それ以上だもの」
「…どういう意味だよ。何が言いたいんだ」
「さて?僕に言いたいことなんてないよ。君が自覚すべき問題だ」
あいかわらずおかしな言い回しだ。
「話は戻るが今日は本当に一人なのかい?」
「いや、SOS団で不思議探しの途中だ。ハルヒとペアだったんだが『ちょっと待ってなさい』とか言って走り出してな」
「置いていかれたというわけだね。ふむ、追いかけなくていいのかい」
「なんでだよ。待ってろって言ったのはあいつだぞ」
「乙女心は複雑なのさ」
その口調で女の佐々木に言われるとなんとも言えないものがあるな。
「まあいいさ、こっちは時間が空いてしまってね、少し話でもしようか」
まあ特に断る理由もない。ハルヒが帰ってくるまでのいい時間つぶしになるだろう。

他愛のない近況報告。
なぜか佐々木はハルヒのことを聞きたがった。理由は「僕と正反対の人物だからね。興味があるんだ」だそうだ。
「ってわけだ。チョコを渡すなら渡すでもっと簡単に出来ないものかね。どうせ義理なんだし」
「…それを本気で言っているなら君はいつか刺されるよ?」
「ぶっそうだな。なんでそうなるんだよ?」
「やれやれ、君はそういうところは変わってないね」
「一年じゃあそんなに変わるわけないだろ」
「いや、一つ変わったところがある」
変わったところ?少なくとも自覚はない。何だというのだろう。
「人の目を見て話すようになった」
「…そうか?」
言われてみればそうかもしれない。だがそれがどうしたって言うんだ。
「以前の君はあまり人と関わろうとしなかったからね。目を見て話すということはその人を正面で捉えるということだ」
「そんな大げさな…」
「少なくとも君は前向きになった。親友としては嬉しい限りだ。涼宮さんに感謝だね」
「ハルヒが何の関係があるんだ」
「わかっているのにとぼけるのはよくないな。涼宮さんはそういう人だろう?僕がそうでないように」
そういえば佐々木の目を見て話した記憶はあまりない。
「正直僕のような引っ込み思案な人間からするとそんなに見つめられると話しにくいったらないんだ」
「そうなのか?そりゃ悪かったな」
「悪いのは僕だよ、キョン。君は涼宮さんに感謝すべきだ」

「キョーン!あれ?誰かと話してた?」
「ちょっと佐々木とな。お前に感謝しろ、だとさ」
「よくわかんないけど言ってることは正しいわね。あんたは団長に対する感謝の気持ちが足りないわ」
「お前は団員に対するいたわりの心が足りないな」
「む、なにそれ。キョンの癖に生意気」
たしかにあいつの言うとおりだ。俺はハルヒの目を見て話してる。ハルヒも俺の目を見て話してる。
いつからそれが当たり前になったのか。俺自身も覚えていない。
「ま、いいわ。キョン!あっちですごいもの見ちゃった。行くわよっ!」
俺の手を引いてズンズン歩き出すハルヒ。
「早くしなさいっ!」
振り向いたハルヒの目は期待に満ちてキラキラしていた。
そうか、俺はこの瞳が見たかったから目を見て話すようになったのか。
…なんてな。佐々木の口調が移ったみたいだ。
普段の俺ならこんなこと思うわけないからな。
462名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 17:55:24 ID:VdS93vrn
>>450
佐々木可愛いよ佐々木って思ってるキョンにワロタw
佐々木とキョンの夫婦ってどんなのかもうちょっと見てみたかったな
ともあれGJ
463名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 18:01:27 ID:Yj6IaP6m
>>461
ハルヒスレに投下されたやつじゃねーか
464名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 18:14:37 ID:VdS93vrn
>>461
こういう佐々キョンもいいよな
とりあえず佐々木とキョンが仲良くしてるSSはみんな好きだ
465名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 19:12:39 ID:FzBe1r6u
佐々木って着替えをキョンに見られたらどんな反応するんだろう
466名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 19:17:44 ID:5YPF6I9O
>>465
別になんとも思わないフリしてるけど、キョンが去ったら思い出し赤面
467名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 19:21:23 ID:VdS93vrn
>>465
そのネタ何スレ目か忘れたが出てたなw
キョンに遠回しに出て行くように促してキョンが去ったら赤面する
468名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 19:29:40 ID:lcjj9Esx
そこでササッキーが暴発する訳ですね
469名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 19:34:28 ID:Yj6IaP6m
キョン「す、すまん……でも、見えな……見てないから」
470名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 19:43:05 ID:5YPF6I9O
じゃあさ、キョンの着替えに遭遇した場合はどう?
キョンはいつものアレが発動するから平然としてるだろうけどw
471名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 19:44:53 ID:qk77jFnE
>>370
遅まきながら記念カキコ
472名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 19:48:22 ID:e3JPxhor
>>470
「やあ、着替え中だったか、すまないね。忘れ物を取ったら、すぐに出て行くから気にしない
でくれたまえ、それでは、ごゆっくり」(ガラピシャ)
(見ちゃった……キョンの下着、ソフトトランクス派かぁ。まぁブリーフってイメージでもないし、
丁度いいかな。でも結構、胸の辺りとかしっかりしてたなぁ、プールの時と肉体の表面積は
変わらないのに、どうしてだろう、ドキドキ……する)
473名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 19:48:35 ID:w1g87gTV
見えるほど無いんじゃない?
あれ、この時間にお客さんなんてめずr(ry
474名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 19:51:10 ID:5YPF6I9O
>>472
佐々木さん…もっと、見なきゃいけないものがあるでしょう…
キョンのm(ry
475名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 19:54:04 ID:VdS93vrn
>>472
萌えるなw
476名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:01:31 ID:SQrvGKOa
>>470
鼻血が出るw
477名無しさん@お腹いっぱい:2007/05/12(土) 20:02:08 ID:yFI6mKMZ
行方不明者が・・・
てか明日から修学旅行っすよ・・・しばらく佐々木スレみれないのが悲しい。
・・・てなわけで誰か修学旅行ネタのSS作ってくれないですかね?
478名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:04:21 ID:ytMkCcSL
>>477
ネタとして行き先と行動予定でも書いておいたらどうだろう。
479名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:06:59 ID:SQrvGKOa
そうそう、例えば佐々キョンが二人が東京タワーに行くとか
480名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:12:46 ID:e3JPxhor
>>479
 じゃあ、それで。
481名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:14:24 ID:5YPF6I9O
個人的には水族館がいいな
482名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:16:38 ID:0Pb2k/KM
個人的には混浴がいいな
483名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:19:38 ID:n1NzS3Hl
混浴で思い出した。
二人で温泉旅行行ったSSまだ途中だよね?
484名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:25:47 ID:UeiUlFqe
>>483
あー、佐々木さんが禁則事項を用意してたやつか

ま、ゆっくりまとうや
485名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:27:36 ID:VdS93vrn
周りの奴は佐々キョンに気を配って二人だけにしてそうだなw
そして二人はいろんな場所に行って青春を謳歌すると

>>483
そう。
続きが来るのに期待してる俺
486名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:35:37 ID:5YPF6I9O
現実的青春と非現実的青春、どちらが良いのだろうか?
487名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:37:15 ID:wqABIn8v
普通非現実のほうは創作の世界で何とか補完するんだけどね〜
488名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:48:31 ID:SQrvGKOa
>>480
wktk
489名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 20:59:13 ID:5YPF6I9O
>>487
いや、キョンにとってどちらが良いのかなと思って…
490名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 21:50:13 ID:VdS93vrn
佐々木かわいいよ佐々木
491名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 22:21:14 ID:5YPF6I9O
発情期
492名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 22:24:59 ID:5YPF6I9O
ごめん、本当にごめん
493名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 22:26:57 ID:wqABIn8v
キョンは消失世界から帰ってきちゃったからねぇ。
今更『日常』に未練なんてあるのかな
494名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 22:28:29 ID:vK7ADnMa
もうこのスレも半分なんだな。
という内容のコネタSSを書こうかと思ったんだが、
どうにも俺のキョンシミュレーターと佐々木シミュレーターとながるんシミュレーターのバージョンが低すぎて挫折した。
ついでにいうと日本語出力能力も人より劣っているんだ。
誰かこんな俺にパッチを当ててはくれませんか?

…おやどうしたんですか周防さんこんな夜更k
この―――スレは―――とても―――ながれ―――はやいのね―――
495名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 22:32:25 ID:6ahMwSd3
>>494
それ周防のふりした阪中w
496名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 22:35:08 ID:/lskVM5M
>>494
それではパッチをイキますよ…フンモッフ!
497名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 22:35:33 ID:gSbo2eWK
佐々木かわいいよ佐々木

ふー。やっと言えたのです。
498名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 22:39:32 ID:wqABIn8v
>>494
支援なんだぜ!
エネルギーをレスにこめて送ってあgdsl;¥ck
499名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 22:51:08 ID:e3JPxhor
>>477
 まだ、見てるかね? というか、明日からリアル修学旅行って一体?

 >>479ご依頼の修学旅行SSができましたよ。
 自分でも思わぬ方向に転がって、ちょっと面白かった。4レス予定
500東京タワー 1/4:2007/05/12(土) 22:54:50 ID:e3JPxhor
「東京タワー 佐々木と俺と、時々、誰か」

 てな感じで、リリー・フランキー原作のベストセラーにあやかったタイトル通り、
俺は佐々木と、須藤、岡本などのグループで東京タワーを見上げていた。すでにお察しの通り、
東京見物を主題とした修学旅行の二日目、自由行動日である。自由と言っても、事前に担任
教師に行く先とスケジュールを書いた行動予定表を提出してのモノだ。グループ単位の
レポートの提出が義務づけられているものの、我が班には、佐々木様がおられる以上、これは
楽勝というものだ。そんなわけで、俺は完全にただの観光客と化していた。だが、修学旅行な
んてそんなものだろう? 真面目に勉学をしようなどという変わり者は……ひとり心当たりは
あるが、そこまで無粋なヤツでもない。さて、そんな我らが佐々木は、先ほどから俺たちに
対し、バスガイドよろしく淀みなく東京タワーの解説を行なっている。
「……というわけで、現在、東京タワーは、テレビ東京、ん、ああ関東地方のローカル局だよ。
それにNHKを始めとして9局のTVの発信拠点となっている。この高さも別段、高い建物を
建てようとしたわけではなく、関東100km圏内に電波を届かせるために必要だったというわけ
だね。もちろん、可能な限りの高さの塔を建てようというバベル的な発想がなかったとは思わ
ないけどね。その他にもJR東日本の列車に対する緊急停止信号の発信なども行なっている。
……つまり、だね。前を走る電車に事故などがあった場合、山手線や中央線のように常時過密
なダイヤで運行されている電車は危険だ。前の電車までの距離が短いからね。そこで、この東
京タワーからの緊急停止信号を受け取った電車は即座に停車してしまうというわけだ。これで、
マグロの処理をしている所に、後続車両が突っ込んだりしなくて済むというわけさ」
 マグロ? なんだそりゃ。
「キョン、気になるなら、自分で調べる癖をつけたまえ。ささ、それでは展望台に登ろうでは
ないか、僕も登るのは初めてなのだ」
 さっそうと、佐々木は中へと入っていく。俺や須藤たちもそのままついていくことになる。
 さてと、特別展望台までのチケットを買えばいいんだよな。
 チケットカウンターに並ぼうとしていた俺たちを佐々木は制する。
「ちょっと待ってくれたまえ、チケットを買う前に、先にこっちだよ」
 佐々木は荷物からぺら紙を取り出してチケットを買わずに案内所のお姉さんに渡している。
 いったいなんだよ、それは。
「事前にね、東京タワーについて調べていたらね。僕らのような修学旅行生向けの割引をやっ
ていたのさ、特別展望台まで860円が750円だ。なかなかお得だったので、プリントアウトして
おいたのだ」
 総合案内所のお姉さんは、佐々木の打ち出した特別割引券を受け取ると、俺たちの人数を
確かめ、なにやら別のチケットを渡してくれた、これを窓口に提示すると、割引が受けられる
のだという。
 渡されたチケットを裏がしたりしつつ、割引料金を支払い、俺たちは特別展望台までのチケット
を入手した。ちゃららーん、そんなファンファーレを聞き流しつつ、東京タワーの名物のひとつ、
展望台直通エレベータへと望む。
 大展望台でエレベータを乗り換える。景色は特別展望台までお預けだ。
 耳、痛くなったな。鼻を押さえて、生唾を飲み込む。ふん、ラクになった。見れば、須藤が
時計を差している。分かってるよ、と右手を上げて合図する。
 エレベータガールのお姉さんが恭しく俺たちを迎え入れる。しばらくまてば、そこは地上
250m、絶景である。高い所というのは、こう気分が高揚するな。
 ははは、見ろ、人がゴミのようだ。
「何を悪役のようなセリフを言ってるんだか」
 佐々木が呆れたように両手を上げる。何を言っている、高い場所では、これがお約束という
ものだぜ。
501名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 22:57:51 ID:qobozjCe
支援
502東京タワー 2/4:2007/05/12(土) 22:58:25 ID:e3JPxhor
 それじゃ、佐々木。向こうの方で、望遠鏡でも覗こうではないか。ここからはペア行動である。
 佐々木は瞬間、疑問の顔を浮かべたが、即座に心得たと言わんばかりに、唇を歪めた。
「じゃ、岡本さん、私たちちょっと向こうに行っているから、ここからは自由行動ね。そうね、
1時間位したら、さっきの案内所で集合でいいかしら」
 なんで、待ち合わせ時間まで分かってる?
「ふふふ、キョン。キミは本当に頼りがいのある友人だね、須藤に華を持たせようと言う腹づ
もりなのだろう。僕らは、教室内では半ば公認のカップルだからね。こうして、ペア行動をし
た所で、今更だ。そうなれば当然、残りの班のメンバーもふたりっきりになれるという寸法か」
 ああ、悔しいが完璧にその通りだ。須藤に依頼されていて、な。俺はこれ以上、お前と故な
き噂の対象になるのは、勘弁だが、他の連中はどれだけ言っても、わかってくれねえしな。
お前が言い出さなければ、俺が言い出す予定だったのさ。
「それでは、景色を一巡りしたら、大展望台に降りよう、キミとふたりなら、ちょっとやって
みたいことがあるのだよ」
 付き合うのはかまわんが、一体何をするつもりなんだ?


 さて、展望台を一巡りした俺たちは、須藤たちの邪魔にならないように、大展望台へと降りる。
「さてと、少々冒険といこう」
 だから、何をするつもりなんだ。
「ああ、キョン。一応聞いておくが、キミは高所恐怖症ではないよね?」
 ああ、大好きというほどバカでもないがな。
「結構、では行こう。東京タワーを歩いて降りるのさ」
 ほう? そんな事できるのか?
「ウェブページでは日曜、祝日、特に混雑している日は“上り階段は”開放されているとあった。
さて、今日は平日、おまけにさして混雑もしていない。まったく人がいないわけではないがね。
よって“上り階段は”開放されていない。では、“下り階段”はどうかな? 折角の修学旅行だ、
思い出になることもしてみたいとは思わないかね? 僕のカンではね、常時開放されている
はずだ、下り階段は、ね」
 実際、開放されていた。重い非常扉を開けた向こうでは、地上150mの空気が直接、頬を叩
いた。風、強いな〜〜。
「うむむ。この風は計算外だった。キョン、大事なお願いがある、聞いてくれ」
 なんでしょ?
「キミは、僕の前を歩け、そして決して振り返るな、黄泉路を降るオルフェウスのごとく」
 奥さんを失ったあと独身主義になった吟遊詩人なら、ヤツは最後に振り返るぞ。
「地上近くなら、もう風も収まっているだろうさ。問題なのはこの状況だ。さすがにこの高さ
の階段だ。手すりには掴まりたいが、スカートも押さえたい」
 なるほど、女子は大変だな。まぁいい、俺も好きこのんで痴漢の汚名を被ろうとは思わん。
「助かるよ。まぁ僕も色を知る年頃なのでね、下着を放り出して歩くような事は避けたいのだ
が、いかんせん、そうも行きそうにない」
 はいはい、しかし、面白いこと考えたな。
「本当は歩いて登って、昇り階段認定書を皆で貰いたかったのだが、修学旅行の日程上、平日
なのは分かっていたからね」
 なるほど、それでせめて下りか……、しかし、いい風景だな。ガラス越しではなく生で見て
いるせいかもしれないが。
「渡る風が少々強すぎるが、清生としているように感じるな」
 俺たちは、ゆっくりと階段を下りた。特に話すこともないので、沈黙していたが、それは妙
に心地よい沈黙だった。俺と佐々木、世界には俺たちしかいないように感じられた。だが、
寂しくはなかった。
503名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:00:45 ID:oSzsnuwy
支援
504東京タワー 3/4:2007/05/12(土) 23:01:47 ID:e3JPxhor
 眼下には眠らない街、東京があった。俺はいつかまた、この街に来るのだろうか、大学や就
職や何やらで。
「今は昼だから、よく分からないが、夜景はそれはすばらしいものなのだそうだ。人工衛星か
ら見ると、東京の夜は世界でも類を見ないほど、明るいと聞いたことがある。東京の中心部の
辺りから、中程、三鷹だったかな、その辺りまで光が途切れないのだそうだ」
 その三鷹がどこにあるのかなんてさっぱりだが、結構広いんだろうな。
「うむ、直線距離で30kmだか40kmだか離れているはずだよ」
 そりゃ、広い。まったく、人間というヤツはどこまで闇が嫌いなんだろうな。
「違うよ、キョン。キミも眠る時は、部屋を暗くするだろう。人が嫌うのは恐怖さ、闇には恐怖が
潜む。僕らに刻まれた本能がそれを知らせるのだ。よって僕らは闇を嫌うのさ。恐怖は不安
から生じる、不安は未知から生まれる。キョン、キミは未来が、先の見えない時間が、怖いと
感じたことはないか?」
 恐怖ねぇ、それほど感じたことはないな。
「あの成績でか?」
 茶化すなよ、そういうことじゃねえんだろ、お前が聞いてるのは。
「ああ、その通りさ。すまないね、キョン。謝罪と共にさっきの発言は、議事録から削除して
くれたまえ」
 未来を怖いと感じたことは、ない。多分な、それほど真面目に先のことを考えたことがない
からかもしれないけどな。
「どうしてなのか、聞いてもよいだろうか? キミはどうして、未来に恐怖を感じない? 
僕は、怖い。この時間が過ぎ去ってしまうのが、恐ろしい。そして、この時間を留めおけない
のが、悲しいんだ」
 何を言ってるんだか、明日にだって、この程度の時間はあるだろう。明後日にだって、別の
イベントがあるさ、明日は上野の西洋美術館だったか? 明後日は船の博物館でお台場だっ
けか? お前の講釈をそれなりに期待してんだ、俺は。
「それはもちろん、任せてくれたまえ。事前準備はぬかりないぞ。なるほど、明日も楽しみと
いうわけか」
 そりゃ、俺だって、受験受験と鬼のようにいうお袋は好きじゃねえし、勉強以外のことをし
ていると罪悪感があるのなんか、最悪だと思ってる。だけど、時間が過ぎれば、そんなの全部
思い出だ。
「この瞬間を過ぎれば、すべては追憶、それは脳のシナプスが紡ぎ出す虚構に過ぎない。真実
はこの瞬間にしかない、世界は僕にとって煩すぎる」
 お前がそんなペシミストだったとは、な。意外だったぜ。
「本来、そんなことはなかったのだけれど、ね。卒業まで半年を切った、そう思うとね。最近
はこんなことを考えてばかりだよ、キョン。諸行無常、一期一会、光陰矢のごとし、全部言葉
の意味は知っていた。だけど、どうやら、それだけだった、らしいね。僕は」
 変化するのが、怖いんだな。それは、分からないでもない。でも、仕方のないことだろう、
受け入れるしか、ない。
「そうだ。仕方のないことなんだ。受け入れるしかないんだ。だから、僕は一瞬が愛おしい。
この空気を吸えるのも、この風景を見るのも、一度のことだ。僕と、キミが中学三年生なのは
今年だけだ」
 留年したら、どうするよ。
「茶化すなよ、僕は真面目に話しているのだよ」
 こりゃ失敬。
「僕とキミが一緒にいることができるのは、一年だけ、季節が一巡したら、僕らはお別れだ」
 俺と佐々木では頭のデキが違う。俺よりも数段上のランクの高校をこいつは志望している。
その実力はあるだろう。滑り止めですら、俺の高望みレベルだ。
 そう、冬が来て、春が来たら、俺たちは違う道を歩み出す。それは決まっていること、仕方
のないこと、受け入れるしかないこと。
「僕はバカだ。後悔すると分かっていても、止められない、受け入れがたい現実を受け入れら
れていない。時間が来れば、どうしようなく受け入れるだろう、そう思っているんだ。追憶の中で、
大事な宝物にして、愛でていればいい。そんな風に考えるなんてあんまりにも愚かだ。でも、
僕にとってそれは最善の選択だった。だから、僕にとって過ぎゆく時間は、恐怖であり、希望
なんだ」
505名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:03:54 ID:5YPF6I9O
支援射撃
506東京タワー 4/4:2007/05/12(土) 23:04:09 ID:e3JPxhor
 こんな会話をしつつも、俺たちは足を止めなかった。風景も徐々に地上に近づくにつれて、
どこにでもある凡庸なものに堕した。
「俺とお前は友達だよ、卒業しても。そうだろう?」
 俺は何となくそう言った。卒業したら、赤の他人、それは悲しいだろう。そこまで俺が佐々木
に友情を感じていないわけもない。
「そうだね、そうあって欲しい。僕の友情は貴重なものなのだ。キミには伝わらないようだが、ね」
 ちゃんと伝わってるよ、大丈夫だ。
「そうだね、きっと伝わってるだろうね」
 佐々木はつぶやくようにそんなことを言った。俺は特に応えなかった。
 自分が卑怯だと、なぜかそんなことを感じた。


 俺たちは、東京タワーの真下にある建物の屋上に到着しようとしていた。陽はすでに傾き、
時刻は夕暮れに近づこうとしていた。
「Verweile doch! Du bist so schoen」
 聞き慣れない言葉が俺の耳を叩き、俺は思わず、後ろの佐々木を振り返った。
「ふふ、振り返ったね、オルフェウス。約束を……破ってしまったね」
 夕日の逆光の中で、佐々木の表情はよく見えなかった。悲しんでいるようにも、微笑んでい
るようにも見えた。だけど、夕日の中に佇む、クラスメイトの姿は、一枚の絵画のように、俺の
心に刻まれた。

 その時、一陣の風が吹いた。
 水色のボーダー柄、いわゆる縞パンというヤツで、俺の記憶は塗り替えられた。
「きゃ」
 佐々木が俺を怒りを込めた瞳で見つめる。
「振り返るな、と言ったはずだぞ。オルフェウス」
 ちぇ、勘弁しろよ、風は俺の支配下にはない。下の喫茶店で何か奢ろうか? 修学旅行中で
小遣いにちょっとした余裕のある俺は、そんなことをいった。
「そうか、それならば、岡本さん共々、ご馳走になるとしようか? ねぇ〜、お茶にしない。
キョンくんが、お茶奢ってくれるって〜〜」
 そう言って、屋上を散策していた須藤と岡本に佐々木は手を振った。
 ぬぅ、四人分は計算外だ。
 岡本と自分の分は後で須藤から取り立てようと心に誓う、そんな俺だった。






作注)俺が大分昔に行った時は、下り階段は開放されてた。いまはどうだか知らぬ。それから
修学旅行割引券はあるが、それがどういうシステムなのかは分からないので、信用しないこと。
507名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:05:01 ID:e3JPxhor
 これでおしまい。
 支援ありがとう。結構、時間掛かったから間に合ってればいいんだけど。
508名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:06:07 ID:gSbo2eWK
>>506
GJ!
どんなペシミストも恋をして変わる…ってね
509名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:06:10 ID:qobozjCe
gj
聞き慣れない言葉は独語か?訳をお願いしたい
510名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:09:57 ID:5YPF6I9O
>>507
GJ
あなたの世界を存分に堪能させてもらった、出来ればまた書いて欲しい
511名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:12:00 ID:VdS93vrn
GJ!
相変わらず良い佐々キョンだねぇ
512名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:15:26 ID:SQrvGKOa
おお、俺が何気に言ったネタでこんな大作に仕上げるとは
GJ!
513名無しさん@お腹いっぱい:2007/05/12(土) 23:16:42 ID:yFI6mKMZ
477の明日からリアルで修学旅行に行くものです。
東京タワーの佐々キョンと同年齢の奴です。
修学旅行の行き先が・・・
514名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:18:30 ID:pEDjoAjt
>>513
どこいくのか知らんがオレなんて長野だぞ
515名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:18:53 ID:gSbo2eWK
近くに佐々木って地名の所があるんだが

まあ、それだけだ。
516名無しさん@お腹いっぱい:2007/05/12(土) 23:19:18 ID:yFI6mKMZ
>>507
GJ!!
517名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:20:19 ID:e3JPxhor
>>509
Verweile doch! Du bist so schoen
瞬間よ、留まれ! お前は美しい。

ドイツ語、ゲーテの『ファウスト』の第五幕のセリフから引用。

>>513
 おや、間に合ったようだ。いい思い出、作りなよ。
518名無しさん@お腹いっぱい:2007/05/12(土) 23:20:42 ID:yFI6mKMZ
こっちは会津だ。2泊3日で若松、喜多方周辺を散策します。
519名無しさん@お腹いっぱい:2007/05/12(土) 23:23:23 ID:yFI6mKMZ
>>517どもです。
終わったら、自分厨房なんで駄文になると思うけど、SS書けたら書いてみる。
520名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:24:30 ID:Up0Krd+A
>>518
おや奇遇だな。うちの学校も29日から2泊3日で会津だ。
521名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:26:06 ID:5YPF6I9O
>>518
会津磐梯山は〜♪
って歌あったな
522名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:27:49 ID:gSbo2eWK
ハルヒ本編は修学旅行まで続くんだろうか

11巻目で完結。そういう意味での「驚愕」だったらヤだな
523名無しさん@お腹いっぱい:2007/05/12(土) 23:30:07 ID:yFI6mKMZ
>>520奇遇ですな。
>>521そんなのあるんだ。
てか明日から15日の17時ごろまでこれないので・・・3日分言わせてもらいます。

今日:佐々木かわいいな佐々木
明日:佐々木かわいいよ佐々木
明後日:佐々木かわいすぎるよ佐々木
・・・次スレ行くのせめて15日まで待ってちょ
524名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:31:15 ID:krGEqPcB
ファウスト第五幕てのはもしや
「Veni, creator spiritus」との対ですかな?
525名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:33:31 ID:uSbNx9ze
>>506
佐々木の恐怖に対する概念とかに凄く感情移入できるな。
ちょっと醸し出す女の子らしさも堪らないね。

というか西日本は東京方面に来るのか
526名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:34:15 ID:3JUbXOPm
投下行きますよ。
9レスほど予定。
527フラクラ返上:2007/05/12(土) 23:36:04 ID:3JUbXOPm
先日の日曜日に、佐々木はともかくとして、その他の同席しているだけでも怒気を抑え切
れなくなりそうな連中と会談を持ってから早数日が経過していた。
その日は、あと5時間も経過すれば再び休日となる週末の夜であり、運動部という強制休
日出勤団体には幸い入っていない俺としては、休みの前の優雅なひとときを過ごせる最良
の状況でもあった。

それにSOS団のトンデモ市内探検も翌月まではないだろうし、脳内を検索しても俺の検索
エンジンからは一件も出てこないほどに憂慮すべきことがなかった。何を言っているのか
わからないだろうが、そのときの俺はそれほど上機嫌だったってわけだ。
だが、そんな気持ちよく自分のベッドに寝っ転がっていたとき、マイ携帯が予告もせずに
鳴り響いた。やむなく俺がベッドから起き上がり、卓上ホルダに差し込まれている携帯の
ディスプレイを確認すると、日曜日に会ったばかりの佐々木だった。

電話に出たところ、佐々木から会って話がしたいという事だ。だが、俺は再び橘を始めと
して、あのいけ好かない未来人に会うことを望まないと答えたところ、佐々木一人だけだ
ということでその誘いを承諾したわけだ。
それでも俺は、穏やかな休日が蒸気カタパルトで射出される航空機のように遙か彼方へ飛
びさっていくことを頭の片隅で感じ取っていた。
そして俺は、自分の熱を帯びて温くなった携帯を無意識に弄びながら、しばらくの間だら
しなく仰向けで伸びきっているシャミセンを見つめていた。



その翌日、そして現在、俺は北口駅前にある公園に向かっている。なんと約束の20分前
だぜ。いつもこうしてりゃ、毎回ハルヒたちに気前よく茶店代を上納することもなかった
ろうにな。
それから間もなく公園にたどり着いた俺は、見回すほど広さもないのですぐに人待ち顔の
佐々木を視界に補足し、右手を挙げて到着の合図をした。
「やあ、キョン。よく来てくれたね。5分前行動というのは運命共同体である軍艦の中で
欠くべからざる船乗りの習慣だったらしいが、キミは20分前に来てくれた。船乗りの鑑
だね。もっとも僕が早く来すぎたのがいけないのだが、それでも待ちぼうけになることが
なくてホッとしたよ」

佐々木は口調自体は普段とは変わらないが、表情には何処か余裕がなさそうに見えた。こ
れから持たれる話というのは、おそらく深刻なのではないだろうか。佐々木の表情がそれ
を物語っているようでもあった。
しかし、佐々木よ。俺はいつから船乗りになったんだ? それに、佐々木は俺がこれほど
早く来たことに意外そうな面持ちであったのは実に失礼なことだ。
だが否定できんのは、日頃の行いかね。遺憾ながら俺の行動パターンは、佐々木とつるん
でいた頃からあまり変わってはいないことだしな。

「ではキョン、件の喫茶店へ赴くとしようか。先週と同じ休日であるから、キミの先輩に
再び相まみえる可能性も否定できないことではあるがね」
そうだな、だが喜緑さんなら俺たちの姿を見たところで誰彼かまわず吹聴して回ったりは
しないだろう。
知られて困るやつなど別にいない、と言いたいところだが、残念ながら約一名にこの秘密
会合のことを知られると、俺の体から脂汗が落ちてくることになるだろう。いや、これ以
上考えるのはよそう。わけもなく頭痛がしそうだ。
そんな考えを振り払うように俺は首肯し、春の日差しが穏やかに降り注ぐなか、2人連れ
だって行きつけの喫茶店へと足を進めた。
528フラクラ返上:2007/05/12(土) 23:36:41 ID:3JUbXOPm
俺たちがその喫茶店に立ち入ると、チリンと来客を知らせる鈴が鳴り、それに気づいたウ
ェイトレスが接客のためにカウンターあたりから近づいてきた。
「いらっしゃいませ!」
笑顔を浮かばせながら接客を行うその女性店員は、予想通り私服にエプロンの出で立ちの
喜緑さんだった。
彼女は俺の顔を見ると、にこやかに会釈し、
「こんにちは」
学校での事務的な微笑みよりも20%ほどは親しげなのがうれしい。
ただし俺の主観にすぎない。それに彼女は有機アンドロイドであるし、そう演技している
だけとも言えるが。

喜緑さんの挨拶を受けて俺が「喜緑さん、今日もアルバイトですか?」と尋ねると、
「はい」とたおやかな笑みを返してくれた。
実は喜緑さん、隠れファンがけっこういるんじゃないだろうか。そう思える笑顔だ。
その後喜緑さんの案内に従い、俺たちは窓際の席へと腰を下ろした。
席に座ると、メニューを手に取ることもなく、すぐさま俺たちはお冷やを置きつつある喜
緑さんに注文を伝えた。
俺は前回と同じく、ホットコーヒーを注文した。だが、佐々木はこれから持たれる話のこ
とに気を取られていて無意識によるものなのか、意外なものを注文した。
いや、今は指摘しないでおこう。

「キョン、今日キミにわざわざ来てもらったのは他でもない。先週の日曜日、キミや橘さ
んとの会合を持って以来、ずっとあのことを僕は考えてたのさ。何度も何度もね。という
のも僕にはそもそも、キミのように神秘との遭遇といった経験の積み重ねがないわけだか
ら悩みもするさ。でもね、僕はようやく決断したのさ。今日はそれをキミに報告したくて
わざわざお呼び立てしたわけなのさ。それでだね……おや、注文の品がやってきたよう
だ」
と、佐々木の話が核心に入ったところで喜緑さんが注文の品をトレイに乗せてやってテー
ブルにやって来た。

喜緑さんは俺の前にコーヒー、そして佐々木の前になんと、チョコレートパフェを静かに
置いた。そして恭しくお辞儀をしカウンターに戻りゆく。
俺には意外だった。佐々木がこういったような、いかにも女の子が食するものを注文する
とは思いも寄らなかったからな。まあ、新鮮な発見ではあるが。
「キョン、キミは何を不思議そうな顔をしているんだい? ああ、これかい? こ……こ
れは誰が注文したのかな?」

どう考えても、お前しかいないだろう。
「そ……そうかい。僕としたことが不覚だ。いや、何でもないないんだ。……キョン、キ
ミはこのことを忘れてくれたまえ。未来永劫にだ。もしできることなら、キミの脳から修
正液で記憶を真っ白に塗りつぶして忘れさせたいぐらいだよ」
佐々木は傍目にもわかりそうなほどに動揺していた。
なにもそれほど焦ることもないだろう。むしろ佐々木が年頃の女らしい嗜好を持っている
ことを知ることができて、俺にはほほえましく思えたほどだ。

「忘れろと言っても、今現在俺の前で展開されている光景から目をそらすことは出来んぜ。
それにお前がそう言ったものを注文することは、おかしなことじゃないだろう。佐々木、
お前は気にすることはない」
俺の気休めが功を奏したのか、1分ほど沈黙したのちようやく気持ちを落ち着かせた佐々
木は、俺の顔色を窺いながらおそるおそるアイスクリームをスプーンで口に運んだ。
まあ、なんだ。こうして見ていると、佐々木も普通の女なんだよな。
529フラクラ返上:2007/05/12(土) 23:37:17 ID:3JUbXOPm
だが、俺がぼんやりと見つめていたことにややうろたえた佐々木は、
「キョン、キミには見苦しいものを見せてしまったな。お恥ずかしい限りだよ。それにど
うも話が途方もなくそれてしまったようだね。その上なにやら気を削がれてしまった気分
だが、……ここは強引にでも話を元に戻そう。」
佐々木は次に生クリームを口に運びながら、いくぶん真剣な眼差しでそう述べた。
少し緊迫感に欠けるがな。
しかし、佐々木はその様子に反比例して再び重々しく口を開いた。


「キョン、僕はね橘さんの提案を受け入れようと思う」

最初佐々木が何を言ったのか、俺にはまるで理解できなかった。
なんて言ったんだ? 今。
「わからなかったかい? ならもう一度言おう」
佐々木は俺の顔をじっと見据えて、おもむろに口を開いた。

「僕は橘さんの提案を受け入れるよ。そして、キョン。ひいてはキミに協力を願いたい」

その瞬間、俺があの日佐々木を残して一人で帰ってしまったことをひどく後悔した。
佐々木なら、奴らに言いくるめられることもないと考えたのだが、それは甘かったのかも
しれない。やつらは佐々木に何を言ったんだ? 
それに冷静かつ自分が担がれることを好まない佐々木をそう決断させたのはいったい何
だ?
「佐々木、なぜそんなことを言い出すんだ。お前だってあの時、ハルヒのようなトンデモ
能力なんていらないと言ったじゃないか。それに、そんな能力を持ってしまったら精神を
病むなんて事もな。……お前いったい、あの連中に何を吹き込まれたんだ?」

「そのことは聞かないで欲しい。とにかく僕はそう決断したんだ。それに涼宮さんから能
力がなくなれば、キミも苦労することはないし、秋に桜が咲くこともないんだ。だからキ
ョン、協力してもらえないだろうか?」
佐々木の真剣そのものの表情からは意気込みといおうか、断固とした決意が伝わってくる。
しかし、考えてもみろ。ハルヒの変態的能力はあいつの力に対する自覚のなさと、ある意
味いい加減な性格があってこそまともでいられるんだ。
佐々木がその力を認識しつつそれを手にしてみろ、その力の大きさとプレッシャーに耐え
られるか? いや、佐々木自身も懸念を示したとおり、押しつぶされてしまう可能性が高
いだろう。

それともあの胡乱な未来人と、長門とは別個の宇宙人である周防たちに良いように利用さ
れちまうだけだ。どっちだって良い事じゃない。
……躊躇することはない。俺は全力で佐々木を説得し、そして思いとどまらせるだけだ。
俺は佐々木に居直り、
「佐々木、お前には悪いが、その提案を受け入れることは出来ん。もう少し頭を冷やした
らどうだ? あの力をお前が持ってしまったら、佐々木、お前はどうする。 その力を持
つ重さに耐えられるのか? 悪いことは言わん、あんな力はハルヒに任せておけばいい。
俺だって目の届く範囲にあいつがいれば、俺があいつの暴走を止めることだって出来るん
だ」
530フラクラ返上:2007/05/12(土) 23:38:11 ID:3JUbXOPm

ひとしきりしり話し終えると、俺はすでに冷めてしまったコーヒーを口にし、喉を潤した。
だが、佐々木はどことなく寂しそうな表情をしつつ、
「そうか、キミは涼宮さんが大切なんだね。 ……いや、なんでもない。僕にはその説得
を受け入れることは出来ない。それと、返事は改めて聞かせて欲しい。そうだね、2日後
にでもまた駅前で会おう。キミにだって考える時間は必要だろうからね。……でも、出来
れば前向きに考えてもらえると有り難い」
俺はハルヒのことについて、そう語ったつもりはないのだが、佐々木はなぜかそう捉えた
ようだ。なんだろうな、このもやっとする気分は。

佐々木のまっすぐすぎるその言葉に、俺にはこれ以上佐々木を思いとどまらせる上手い言
葉が出なかった。情けないことにな。
その後佐々木とは喫茶店を出て、そこで別れることになった。
しばらくの間立ちすくんでいた俺は、呆然とした心持ちでおずおずと帰路についた。
そんな俺の心境を表してか、店に入る前に感じた心地よい風が、今はむしろ俺の心を逆な
でしているようにさえ感じた。



その夜、俺は部屋のベッドに仰向けになり、自分への憤りで歯噛みする思いだった。
なぜあの時、佐々木を橘たちの手に委ねて帰ってしまったのかと。
返す返すも俺のうかつさが悔やまれる。
だが、そんな俺の懊悩を遮るかのように1階から階段を上りつつある音とともに、妹の声
が耳に届いた。
「キョンくーん、でんわー。女の人からー」
部屋の扉をノックもなしで開け放った妹が、幼稚園児のような脳天気さで語尾を伸ばしな
がら電話の子機を手渡しに来た。
俺はそれを受け取ると、電話の内容に興味津々の妹を追いやって電話に出た。

ひょっとして佐々木か? 思いとどまってくれればいいのだがな。
しかし、あいにくと今現在において最悪と言っていいだろうと思える女の声を聞くことに
なった。
「こんばんは。先週の日曜日以来ね。お元気でした?」
この声は、朝比奈さんの誘拐未遂犯にして、佐々木をたぶらかした張本人。橘京子だ。
よりによって、今俺にとって最も怒りをぶつけたい人間から電話が来るとはな。
もう少しで怒鳴りつけてしまうところだったぜ。
だが、佐々木についての情報を何か得られるかも知れない。怒りにまかせた軽率な言動は
控えたほうがいいだろう。
そう考え、俺は極力感情を抑え気味に話しかけた。

「何の用だ?」
「そんな怖い言い方をしなくても良いじゃない。あなたは佐々木さんから話を聞いたんで
しょ? だったら、あたしたちは志を同じくする仲間のはずです」
こいつ、何か勘違いしているな。そもそも俺は、ハルヒの能力を佐々木に移すなんて事を
承諾しちゃいない。佐々木に対してもな。
しかし、橘はそんなことはお構いなしに話を続けた。

「では、あなたに協力してもらう方法について今簡単に説明します。準備の都合もあるの
で、決行は3日後としますね。……あなたには藤原さんについてもらって4年前の7月7
日に遡行してもらいます。そしてもう一人のあなたが涼宮さんに会う前に、あなたには
佐々木さんに会って、本来彼女に備わるはずだった力を芽生えさせるきっかけを作っても
らいます。あなたにはそれだけを協力してもらえればいいの。どう、簡単でしょ? それ
だけで、もうあなたは涼宮さんに振り回されることはないのです」
531フラクラ返上:2007/05/12(土) 23:39:02 ID:3JUbXOPm
橘が必死なことは分かった。だが、いまだ協力するとも明言していない俺に対して、それ
ほどに重要なプランをいともたやすくしゃべっちまうなんざ、軽率のそしりを免れないだ
ろう。こいつも根は素直な普通の女なのかも知れないな。
もっとも、橘は俺が協力するものだと疑っていないんだろうが。
さて、このうっかり者にそれを教えてやるべきだろうか?
おっ、ちょっと俺の怒りが収まってきたぞ。大分冷静になれたようだ。
それに今こいつを拒絶すれば、今後こいつらの妨害によって、佐々木を説得することさえ
ままならないかも知れん。それは得策じゃないだろう。
だから否定も肯定もせず一言だけ、
「……そうか」

今はこう答えておく。そして俺は電話を切った。
……全てはこの2日間にかかっている。
だが、俺はその後脳漿を絞り出すような思いで佐々木の説得工作を考えていたが、考えれ
ば考えるほど思考は袋小路に入り、ついに名案が思いつかないままに力尽きた。



翌日の放課後、俺はいつものように文芸部室でSOS団の活動(といっても古泉とチェスを
打っていただけだが)をつつがなく行い、空が茜色に染まりつつある時間になり活動終了
のチャイムとともに本日の活動を終えた。
そして古泉をはじめとして長門、朝比奈さんが部室を出て行く中でハルヒが俺を呼び止め
た。
ハルヒは俺と目を合わせず、後ろの中庭に目を向けながら、
「キョン。あんた……最近佐々木さんと仲が良いらしいわね」
何を思ったのか、ハルヒはいきなりそんなことを言い出した。
だが、なぜかギクッとする俺であった。昨日のことを知っているとでも言うのか?
「何のことだ。俺が友人と仲良くしておかしいことがあるって言うのか?」

「別に……。ただ、昨日あんたと佐々木さんが喫茶店で仲良さそうに話してたっていう話
を聞いたもんだから、ちょっと気になっただけよ。あくまでも団則を重んじる団長として
だけ」
何も聞いていないのに、ハルヒはわざわざそんな言い訳がましいことを捲し立てた。
しかし、あれを誰から聞いたんだ? ひょっとして喜緑さん……じゃないよな。あの人は
そういったことを漏らす人じゃないと思うんだ。
「お前、どこからそんなことを……?」

ハルヒはここでやっと少し得意げに、
「ふん、あたしの情報網を見くびらない事ね」
などと、ハルヒはお庭番の頭領にでもなったつもりらしい。
じゃあ、誰から聞いたんだ?
「誰だって良いじゃない。あたしが言いたいのはね、壁に耳あり障子に目ありって言うで
しょ? だから、あんた、いくら佐々木さんがかわいいからって、妙なことをしようなん
て考えない事ね」
ハルヒはお得意のアヒル口で、俺に極太の釘を刺して、そして「じゃあ、あたし帰る」と
部室を出て行った。
つうか、俺が佐々木にそんなことをするわけがないだろうが。まったく何の心配をしてい
るんだか。
532フラクラ返上:2007/05/12(土) 23:39:41 ID:3JUbXOPm
俺は首を振りつつ肩をすくめ、カバンを脇に抱えて部室を出た。
そして階段を下り、下駄箱の前までたどり着くと、解説好きの二枚目野郎が俺を待ってい
た。いうまでもなく古泉なんだがな。
古泉のやつは俺と下校を同じくしようと待っていたらしい。その道すがら、話題はもちろ
ん、佐々木のことに触れざるを得なかった。
「それで、あなたはどうするおつもりですか?」
どうすると言ってもだな、佐々木を説得して思いとどまらせるしかないだろう。
「そうですか。ですが、今のままでは決して佐々木さんを納得させることは出来ないと、
僕は断言できますね」

なぜだ? お前になぜそんなことがわかるんだ。
古泉は意外そうな顔つきで俺を見据え、
「ではお聞きしますが、あなたはなぜ佐々木さんが、涼宮さんの力を得る決断をしたのか
が分かっているのですか?」
いや、残念ながら見当が付かない。佐々木に尋ねたが教えてくれもしなかったな。
古泉はさもありなんといった表情をしたのち、嘆息し、
「僕にはその日、いったいどういった話が持たれたのか、詳細なことは機関の調査でも分
かっていません。ですが見当は付いています」

それはなんだ?
「涼宮さんがそうであるように佐々木さんもまた、いえ、それ以上に根は普通の女性なの
だと思いますよ。あなたの前で被っている仮面を外せば、まさにそうでしょう。彼女は恋
などは精神病の一種と、あたかも達観したような言動を見せていても、実際には人を恋い
慕う気持ちに抗うことのできない普通の女子高生なのです。橘さんはそこにつけ込んで彼
女を引き込んだのでしょう。あなたを涼宮さんのもとから、自分の元に引き寄る事が出来
るとでも言ってね」

そりゃないだろう。佐々木ほど冷静で、恋愛問題にも冷淡と言っていいほどの反応を見せ
る女はいないぜ。
俺がそこまで言うと、古泉はやおら糸目を見開いた。
俺にはこいつの目がギラリと光ったようにさえ感じらるほどの鋭い視線だった。
「今ほどあなたを殴って差し上げたいと思ったことはありませんよ」
なんだと?
「あなたは本当に佐々木さんの気持ちに気づいていないんですか? いや、そんなことは
ないでしょう。あなたは気づいているんだ。それを気づかないふりをしているのでしょ
う」

偽悪的に微笑む古泉のその問いかけに、俺は答えることが出来なかった。
佐々木のことはある程度理解しているつもりだった。なにせ1年もの間つるんでいたダチ
だからな。
だが、佐々木が言葉の端々で、あるいは素振りで見せる俺への好意というか感情に気づい
ていないと言えば嘘になる。
それでも俺はその時、佐々木のその仕草は親しい友人に見せる好意であって、決して女が
男に見せる恋愛感情ではないと思おうとした。
卑怯者だと思ってくれてもいい。それでも俺は、その親友と言うには微妙すぎる間柄では
あっても、それに甘んじていたんだ。
533フラクラ返上:2007/05/12(土) 23:40:16 ID:3JUbXOPm
「どうやら答えは出たようですね。あなたが佐々木さんのことを本当はどう思っているの
かはわかりません。涼宮さんに対してもね。あなたのその本当の気持ちを涼宮さんのこと
も含めて佐々木さんにぶつけるべきです。そうすれば、きっと佐々木さんも理解してくれ
るはずです。……いや、言い過ぎました。それ以上はあなたが結論を出すべきでした」
いつになく熱くなったことを恥じたのか、古泉は俺の沈黙を気にしながらも手を振り、
「では僕はここで失礼します」
俺に背を見せて足早に去っていった。
それを見て、俺は聞こえるかどうかわからなかったが、
「古泉、ありがとよ」
そう古泉の背中へと投げかけた。



その夜、俺はハルヒに電話を掛けた。
ハルヒはあまり機嫌はよくなさそうであったが、門前払いは避けられたようだ。
「ハルヒ、手短に言うが、実は俺、SOS団の外部団員をスカウトしたんだ。今度連れて行
くから入団を許可してくれないか?」
ハルヒはやや呆れたような声で、
「はあ? わざわざこんな夜中に掛けた来た用件がそれなの? それに今のところ団員は
不足してないんだけど」
「頼む、ハルヒこの通りだ!」
俺は受話器の前で手を合わせた。間抜けな姿だが。

ハルヒは俺の気迫に押されたのかたじろいだような息づかいが感じられた。
「……わ、わかったわよ。あんた、今日はやけに迫力あるわね。いいわ、許可したげるわ。
誰だかわかんないけど。でも、一つだけ条件があるわ。それはね―――」
ハルヒの提案を聞いて、俺はすぐに受け入れた。
これで準備は万全だ。あとは明日を待つだけだ。



翌日の放課後、俺は授業が終わるとハルヒに断りを入れ速やかに校門を急いで飛び出した。
目的地はもちろん佐々木との待ち合わせ場所である北口駅前の公園だ。
俺は制服のまま、ママチャリを飛ばしてやってきた。俺はママチャリを保管場所に留め置
き、公園にたどり着くと前回と同じく佐々木がすでに待っていた。
「やあキョン、待っていたよ。この2日間は一日千秋の思いだった。大人と子供では時間
の感じ方に違いがあるというが、まさにそれは相対的なもので、どちらにとっても同じ一
日つまり24時間なのだね。まさに僕は、恥ずかしながら、まるで小学生のように相対的
な時間というものを感じていたよ。一つの季節が終わるのではないかと思うほどのね」

こういった物言いはいつもの佐々木なんだがな。
俺はこのまま持論を展開し続けている佐々木を促し、件の喫茶店へと足を運んだ。
残念ながらと言おうか、当然ながらそこには喜緑さんはいなかった。平日だから当たり前
か。生徒会は今好評営業中のはずだからな。
今回は二人ともホットコーヒーを注文し、気持ちを落ち着けた後佐々木は手を組んでテー
ブルの上に載せ、やおら口を開いた。
534フラクラ返上:2007/05/12(土) 23:40:58 ID:3JUbXOPm
「さてキョン。この間の返事を聞かせてもらえるかい? 出来れば僕に協力してくれると
有り難いものだが」
これから俺が吐き出す答えをすでに予想しているかのように、佐々木は俺にそう問いかけ
た。
「佐々木、お前の期待に応えられなくてすまんが、協力は出来ない。お前にとって非常に
リスクが高い、そういった目に遭わせるわけにはいかないんだ!」
佐々木は今まで俺に見せたことのないような哀しそうな顔で、
「やはり、そうかい。でも、これが涼宮さんであればキミはおそらく彼女のために受け入
れたんだろうね。そして必死で守ろうとしたんだろう。……やはり僕の負けだ。いや、最
初から勝負にもならない、わかりきったことなのにな。……すまない、キミの答えさえも
らえればそれでいいんだ。わざわざ来てくれて悪かったね」

と言って佐々が席を立とうとすると俺はあわてて押しとどめ、
「佐々木、まだ俺は話し終えちゃいない。まあ、聞いてくれ」
さあ、いよいよ最終段階だ。上手くやれよ俺。今の佐々木に嘘やごまかしなんて通用しな
い。だから俺は自分の思いを全て佐々木に話してやるんだ。
俺は佐々木をまっすぐに見つめ、そしてゆっくりと、かみしめるように俺の思いを語った。

「佐々木、例えハルヒがお前と同じようなことを言ったとしても俺は全力で止めようとし
ただろうぜ。どっちも俺にとって大切な人間だからな」
佐々木は少し驚いたような表情で俺を見返した。その瞳にはやや揺らぎが見える。
「お前が思っているとおり、俺にとってハルヒは大切なやつだ。それは単なる友達という
わけではないし、団長だからというわけでもない。しかしそれ以上の感情については俺は
わからないとしか答えようがない。少なくとも今の時点ではな」

俺はいつの間にかテーブルに置かれたカップから漆黒の液体を流し込み、さらに続けた。
「だがな、佐々木、俺にとってはお前も同じだ。お前も大切な存在だ。もちろん親友と
言った曖昧な存在じゃない。ハルヒと同じく特別な存在だ。だが、これ以上俺の言葉では
齟齬を生じかねない。だから後は察してくれ。……今の俺にはそれしか言えない」
話し終えた後、俺には佐々木の顔が見られなかった。顔から火を噴くとはこのことだぜ。
ったく、分不相応なことはするもんじゃないぜ。

だが、佐々木は俺の言葉を聞き終わった後、くっくっという真似の出来ない笑い声を上げ、
「キョン、本当にその……僕のことをそう思っていてくれているのかい? ―――あれ?
 なぜか目から涙が流れてくるんだろう? 訳のわからない状態なのに……。これはどう
やら、うれし涙というやつだね。どうやら僕は病気にかかってしまったようだ。でも決し
て嫌じゃない、むしろ良い気分なんだ」
佐々木のその様子を見るに付け、俺には理由の見つからない不思議な感情が湧き出し、こ
こが喫茶店じゃなければ佐々木を抱きしめていたかも知れなかった。

不躾な俺の視線を感じて恥じたのか、佐々木は涙を納め無理に笑顔を作った、
「しかしだね、キョン。僕は橘さんたちに宣言してしまった。これはどうしたもんだろう
ね。今さら止めると言えば彼女たちはいったいどういう行動に移るか、僕は不安だよ。悪
いのは僕なのだがね」
「そのことなら心配はいらない。佐々木、お前はSOS団に入ってくれ。外部団員としてな。
そして俺たちと共に行動しよう。なに、ハルヒには了解を取り付けているんだ」
そうさ、佐々木をSOS団に取り込んで俺やハルヒたちの仲間にしちまえば、奴らとてそう
手出しは出来ない。何しろハルヒの力は強力だ。
535フラクラ返上:2007/05/12(土) 23:41:48 ID:3JUbXOPm
佐々木はそれでも少し不安げに、
「しかし、良いのかい? 僕は言ってみれば、キミたちの敵対組織の親玉みたいなもん
だ」
「そんなことでかまうハルヒじゃないぜ。それに、ウダウダ言うやつなんてSOS団にはい
ないさ。だから佐々木、安心して俺たちの元に来てくれ」
佐々木はハルヒにも負けず劣らずの笑みを浮かべ、

「よろしくお願いするよ、キョン」



さて、ここからは後日談になる。
佐々木は橘に対してきっぱりと断りを入れた。しかし俺の策が奏功してか、今のところ奴
らは手を出しては来ない。万々歳ってやつだ。

それとハルヒが佐々木の入団に際して出した条件だが―――

「ようこそ、佐々木さん。あたしたちはあなたを歓迎するわ。……その前にこれを着ても
らえるかしら?」

ハルヒは佐々木になんとバニースーツを着せようとしたが、それはハルヒ用のものだった
ため、佐々木の一部のボリューム不足により、その部分がはだけそうになり危うかったこ
とをここに付け加えておく。

念のために言っておくが、俺は見ていないぞ。


おわり
536526:2007/05/12(土) 23:52:03 ID:s+s65pmU
以上です。
最後にさるったので携帯から失礼。
いいタイトルが思いつかないので、間に合わせを付けてしまいました。
では。
537名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:53:06 ID:VdS93vrn
GJ!
キョンの奴フラグを回収するなんてらしくないぞw
佐々木もSOS団に入るとはなw
538名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 23:59:38 ID:Yj6IaP6m
乙!
こういうのもありかもしれんね
539名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:01:57 ID:uSbNx9ze
>>535
ちょっと途中まで驚愕を読んでいるのかと思っちゃったぞ。
古泉の解説で、より佐々木の心情を汲むことができたな。
平穏な結末で良かったものだね
540507:2007/05/13(日) 00:16:28 ID:ETxKNY5/
>>516
 期待を裏切ってすまん。それほど、ファウストについて知識をもっているわけではない。
グレゴリオ聖歌の「来たれよ、創り主なる聖霊よ」とあのセリフの関係性は知らないのだ。
あの瞬間の佐々木が言うに相応しいセリフであると考えたので、引っ張った。
ちなみにアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱VI」の演出との絡みであるのか、というなら、答えはノー。
あのSSはそこまで決定的な瞬間をイメージしたものではないよ。
541名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:16:59 ID:HbxzNqgB
佐々木って中学の時は風邪を引いたりしなかったのかな?
あったらキョンがお見舞いに行ってそう
542名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:20:07 ID:jhquuS6J
驚愕で佐々木がSOS団に入るというのは有りだな。
ただ個人的にはSOS団支部とかで佐々木団ごと吸収とかがいい。
まぁ、色々とややこしくなるだろうがww
543名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 00:22:36 ID:ETxKNY5/
>>536
 すぱっと、奇麗に切ったなぁ。
 いい、切れ味じゃぜ、GJ。
544名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 01:30:24 ID:ADELmy2g
>>541
佐々木がハイテンションになるなw
545名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 01:34:48 ID:1kAXlC7p
>>544
アレだな、部屋に入ってきたのが母親だと勘違いしてキョンに普通に接しちゃうみたいな
546名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 01:53:18 ID:rG/JloT3
>>518
>>520
会津といえばラーメンとソースカツ丼が名物らしいよ。

そこで、君達を喰い盛りの若者と見込んで頼みがあるんだ。
若松市内の「白孔雀」って店のソースカツ丼”大盛り”をやっつけてくれないか?

味は折り紙付きなんだが、この間負けたから悔しくてね。
547名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 01:57:21 ID:wTkGu2z2
俺も修学旅行会津だったわ……
4月の半ばで桜満開できれいだった

>>546
揚げ饅頭も忘れないでやってください……
54851:2007/05/13(日) 01:58:19 ID:yBYZGTfk
佐々木好きには申し訳ないが橘スレに歌ネタSS投下した
549名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 02:00:46 ID:Y8zP0S0k
>>541
佐「やあ、キョン。来てくれたのかい。なかなかいい心がけだが早く帰ることを進めるよ。
  僕が罹ったのは流行性感冒、通称インフルエンザだ。薬を飲んでだいぶ楽にはなったが、
  症状が軽快後2日程度経つまでは感染を招く恐れがあるんだ。だが、君の心配してる顔を
  見ることが出来とは、病気を患うのも満更悪くもない物だね。とにかく僕は大丈夫だ。」

キ「テディベアに話しかけてどうするんだ。俺がいるのは反対側だぞ。」
  (こいつ、タミフル飲んだな・・・)


・・・いまいちだな
550名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 02:02:15 ID:rG/JloT3
>>547
お土産でもっていったら見た目で
「なんでシイタケの天麩羅?」と不思議がられたので・・・

喜多方の十円饅頭を家庭で天麩羅にして食べるってのを一度やってみたかったんですが、
叶わぬままに明日会津から引越しです。
551名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 02:06:25 ID:9wkm+CLF
>>554
このテディベアの名はきょんなのだよ
552名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 02:12:47 ID:pFXih8gL
>>549
「ふむ、なんだか君と話していたら良くなったらしい
今なら、ほら。そこの窓から飛ぶことだってできそうだ」
 などといいつつ窓から大きく身を乗り出そうとする…ってまて
まさか佐々木の奴、本気でタミフルでも飲んでやがるのか!?

「な、まて佐々木、やめろっ!!」





「すまない、さすがに今回はおいたが過ぎたようだ
心の底から謝るよキョン、本当にすまなかった」
「ったく、マジで心臓止まるかと思ったじゃねえか」
「だが、抱きとめて止めてくれるとはいささか予想外ではあったがね、くっくっ」
553名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 02:21:16 ID:jhquuS6J
キョン「佐々木〜、大丈夫か?」
佐々木「……ん〜、まだちょっとダルいかも……」
キョン「そうか。まぁ、アレだ、無理するなよ。長引くと大変だからな」
佐々木「わかってるよぅ……」
キョン「わかってるよぅ……か」
佐々木「……?ん??……この声……まさか……」
キョン「その、まさかだぜ」
佐々木「えええええええっ!何で?どうして?」
キョン「いやぁ、今日の塾のプリント渡すの頼まれてな持ってきたんだよ」
佐々木「だからって……」
キョン「そしたらお袋さんに上がっていくように言われてな。まぁ、お見舞いだよ。
手ぶらだけどな。ははは」
佐々木「アーナルホドネー、ハハ、ハハハハ(お母さん……一言くらい頂戴よ……)」
キョン「あんまり長居するのも悪いし今日は帰るよ。じゃあな。」
佐々木「えっ、あ、あぁ、気をつけて。お見舞いありがとう(あ〜キョン帰っちゃう〜)」
554名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 02:21:42 ID:rib7i+QD
佐「きょーんーきょんきょんきょーーんーーー
  もーちょっと私の気持ちにきずいてもいーんじゃないのー?」

風邪でハイになっているササッキー
抱きしめられるテディベア(名前きょん)
見舞いに来て部屋に入ったものの気づかれないキョン
キ「(どうする?どうするよオレ!?)」
555名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 02:33:12 ID:i0IT1o4z
>>554

ライフカードを手に悩んでそうだなw

    |┃三             _________
    |┃              /
    |┃ ≡    _、_   < 話は全部聞かせて貰ったぞ!
____.|ミ\___( <_,` ) _ \
    |┃=___    \    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃ ≡   )   人 \ ガラッ


この続きを希望
556名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 02:34:30 ID:66WQTfR4
続きが読みたいものだな,と.
キョンの手にはどんなカードを持たせるべきだろうね
557名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 02:41:14 ID:wnx368h5
スルー、フラクラ、帰るの三択
558名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 02:47:32 ID:8CH+Jzl8
>>554
キョン「(俺は佐々木に圧迫死させたいと思うほど酷いことをしたのか!? 
お前がそんなにイラついてる気持ちに気づかなかった。すまん、佐々木!)」

フラクラってみた
559名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 02:50:29 ID:jhquuS6J
>>553の続き

母「調子はどう?」
佐々木「ん。だいぶマシになったよ。明日は行けそう」
母「そう、良かったわ。風邪は人にうつすと治るって本当ね〜」
佐々木「ああああたし達はそんな事しししてないわよ!(そそそれって、キキキスって事?)」
母「あら、調子良くなったんでしょ?」
佐々木「でもでも、何もしてないよ!(でもキョンとだったら……)」
母「そうなの」
佐々木「そうよ」




母「ところで、私は風邪をうつす、と言っただけよ?何だと思ったのかしら?」
佐々木「なななな何でもななないわよ!おおやすみなさい!(またやってしまったああああぁ)」
母「おやすみなさ〜い」ニヤニヤ
560名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 02:56:31 ID:wnx368h5
ササッキーママツヨス
561名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 03:00:24 ID:ETxKNY5/
>>559
 ササッキー、ママ行けるな。
562名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 03:31:00 ID:M5D4c8pX
キ「さて、いい加減フラクラという称号にも飽きてきたんで
言わせてもらおうじゃないか。」
佐「どうしたんだい、キョン?まぁ、気持ちはわからないでもないが。
特に、呼称などはどこかで飽きがくるものだ。それを超えてしまえば
王道にな」

キ「三分佐々木」
佐「…………………///」
563名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 03:36:28 ID:IC+T1Alg
キョン!あんたの時計は5分遅れてるみたいね!
564名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 03:40:35 ID:M5D4c8pX
キ「さて、どうやら成功したようだな。
……という訳で、佐々木よ、これにちょっくらサインしてくれ。」
佐「もももももももももも、もちろんだともキョン。
それとっ、保証人は、ど、どうするんだい?」
キ「気にするな、そんなのは後からついてくることだ。」
佐「き、君がそういうのならそうなんだろう。
し、しかしだね、その何というか…僕たちは、
きき、キスもしてないだろう?だか」
キ「なら今してやるさ」

うん、何か、すまんかった。
つまりは、佐々木かわいいよ佐々木
565名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 04:49:10 ID:nNHiyICr
あーもう、佐々木可愛いな。
566名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 05:56:20 ID:lxJsh66o
保管庫のpart7「フォークダンスネタ」その1・その2があるが
あれはネタというレベルにしておくのはもったいなくないと思わないか?
可能なら作者召喚してタイトル決めてもらいたいぜ
567名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 05:58:04 ID:lxJsh66o
×もったいなくないと思わないか?
○もったいないと思わないか?
スマン・・・
作者ァぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!カム・ヒア!!!!
568名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 06:27:34 ID:sTOP8nxG
作者じゃないが、タイトルつけるのが苦手な俺はなくてもいいじゃんと思ってしまう
569名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 08:10:43 ID:dBsjXjDB
そういえば佐々木とキョンとのだけ
結婚生活ネタを見かけないな

とにかく佐々木かわいいよ佐々木
570名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 08:39:09 ID:K8xUDUqs
なんかいろいろと便利になってる気がする。
アンカーにカーソルあてただけで文章出るし。

俺の出身中学では沖縄へ行ったぜ>修学旅行
感動的に美しい夕日だった。
恋人(もしくは親友)とあの時を過ごしたかった。
沖縄での夜を過ごす佐々木&キョンを見てみたい。
571名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 08:56:19 ID:Z6Ll3xME
>>569
どこかで1回だけ見たことがあるな
佐々木は結婚後の口調をどうするか悩ましい
572名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 09:07:45 ID:L/jNUakb
結婚ネタは佐々木の名前がないから難しい
573名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 09:13:05 ID:q0/22SeJ
>>570
くっくっ、ようやく専用ブラウザを入れたのかい?
ログの保存、IDによる抽出、誤爆防止機能、NGワードなどによるあぼーん
機能等、挙げていけば切りがない便利なものだが、何よりも重要なのがサー
バーへの負担軽減だね。
僕としては2ちゃんねるやその互換掲示板を利用するなら、初めから使用
することを義務づけるべきだとも思うんだが、まあ運営費の捻出のために広告
を出している以上、一般ブラウザの使用者が居てくれなければならいんだ。
これは中々に難しい問題だと思うんだが、君たちはどう思うんだい?
574名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 09:13:30 ID:jm9vOe9t
キョンも本名不詳だからな。
胡散臭い夫婦にしかならんw
575570:2007/05/13(日) 09:22:20 ID:K8xUDUqs
>>573
いや佐々木、俺が言いたいのはそういうことじゃないんだ。
専用ブラウザじゃなくて通常ブラウザでも使える機能が追加されてるんだ。
一度通常ブラウザでこの掲示板を見てみると良いさ。
いやギコナビはインストール済みなんだが、
うまいこと動いてくれないんだ。
576名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 09:22:53 ID:H+JYrN0J
あああああ何であんなことを言ってしまったんだろうか。ちょっと興味が先走ってしまっ
たとはいえ、結局はまたしても私に対する「変な女」の称号に箔をつけてしまっただけで
はないか。彼が比較的冷静な聞き手でいてくれたことには、何しろ感謝しなければならな
い。それでも本当は、私はもう少し別の展開を期待していたような気が…ってどんな展開
をだよ、私。などというとりとめのない考えがストレンジアトラクタに囚われ、結局抜け
出せなくなってしまう。いや、そんなことをしてる場合か。するとさっきから格闘してい
た数式の中に、気がつくと妙な変数が紛れ込んでいる。彼の名を持つその謎の変数を見つ
けて愕然とした私は、筆記具を投げ出し、机に突っ伏した。っだああー、こんな場所にま
でキミが顔を出してくるなんて、よほど僕は重症のようだね。こんなの、解けるわけがな
いだろうが。なんとなれば、全てはキミのせいだよ。キミのせいだ。今すぐ解決を求める。
解決。一時的に役割を失った指先は、しばらく机の上でタップダンスなどを踊っていたが、
すぐに新しい役割を求めて腿の間に滑り込んで来た。うぅ。僕にこんなことまでさせると
は、キミはやはり許しがたい男だ。そして普段の私に似つかわしくない思い付く限りの彼
に対する罵り言葉を動員し、罪悪感のスパイスとしてたっぷりふりかけると、指先の動き
がさらに別の意味を帯び始めた。私ってやっぱり、変態。うわ。自分で自分を言葉攻めか
よ。きゃー。このド変態。等々。もちろん自室には私以外の誰もいはしないけど、上気し
た顔を誰かに見られてしまうような気がして、机に臥せた頭を上げることができない。ゆ、
許せ〜。今、僕はキミのイメージと格闘している。むしろキミの前でなら、見事散ってみ
せよう。って、あれちょっと待ていくらなんでも、散るの早いよ私。すぐに私の大好きな
瞬間がやってくるけど、慌てて爆発を小規模に抑えることで、第二第三の波を待つ態勢に
入る。なーんか、こう見えても私、この道6,7年くらいかなー。ちょっと早いんじゃな
い? ってクラスメイトに笑われたりもしたけど、そんな、あんたみたいに月に何回もし
ないのよっっ、ていうか、そんなことを聞いて来るなんて、あいつらどういう了見? あ
っ、でもそれって、さっきの私? わわわわー!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさ
いこの際だから何でもするから、こう? それともこんな感じ? んもうっ。キミも悪い
子なんだからっ☆じゃ今日は特別

コンコン

ドザッ

「あれ? 寝ちゃったの? もー、電気ぐらい消しなさいよね」

カチ バタム

…お、俺の屍を…越えて…ゆけ orz


>>436
577名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 09:23:37 ID:IMn5jgiJ
あなた/おまえ の昭和的なものにw
578名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 09:25:25 ID:60d2lxto
>>540 横レスすると…

アニメで使われてた「来たれ、創造主なる精霊よ」はマーラーの交響曲
第8番の第1部で、同じ曲の第2部は、ゲーテの「ファウスト」の最終場
面が歌詞になっている。(ただし、有名な「時よ留まれ、お前は美しい」という
ところには作曲されてない)

おそらく>>516はこのことが念頭にあったのではないかと。
579540:2007/05/13(日) 09:29:43 ID:ETxKNY5/
>>578
 なるほど、ありがとう。
580名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 09:42:56 ID:HbxzNqgB
佐々キョン夫婦は想像できないなw
キョンが佐々木に婿に貰われた設定で誰か夫婦ネタでSS書いてくれる人いないかなw
581名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 09:54:47 ID:9idBy7+c
>>574
名前不明、口調も不明、分かっているのはラブだけという謎の嫁の誕生だ。
そもそもどんな新婚生活を送るのやら。

佐々木(旧)「ねぇ、キョン。」
キョン「ん、なんだ?」
佐々木(旧)「これは何だい?」
キョン「枕カバーじゃないか。橘たちがお祝いに送ってくれた枕を汚すのは忍びないだろ」
佐々木(旧)「それはそうかもしれないが、用途を考えるとYesNo枕の上にカバーは不要だと言える。
      というか新婚の間柄にもなってまでフラグを折るのはやめてくれないか」
582名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 10:16:55 ID:XoK//XaP
キョンは結婚したってキョンですよ。
あなたもそこに惹かれたんでしょう?
583名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 10:19:29 ID:q0/22SeJ
何も予定の無い日曜日の朝は、誰にも邪魔されずに寝坊することが何よりも
貴重な時間になるのだが、どうやらそうではなかったようだ。
「ねえ、早く起きてってば?!」
そう言いながら俺を揺さぶる声は、聞き覚えのあるような若い女性の声だ。
誰だよ、朝から。
今日は予定は何も無いはずだ、ゆっくり寝かせてくれ。
「遊園地!約束でしょ!!」
そうだったか?俺の記憶じゃ、今日は不思議探索も、未来からの指令も無い
はずなんだが。
「何、寝ぼけてるのよ!もう、早く起きて!!!」
俺はやれやれと、聞き覚えがあるような無いような声に促されて、起きる。
「ほら、しゃんとして、早く」
布団から上半身だけ起きあがった俺の肩が揺さぶられながら、俺は傍らのデジタル
表示の時計を見ると、時刻は午前6時30分だ。
なんだよ、どこか出掛けるにしても、早すぎじゃねえか?
俺を起こした人物に抗議しようと、頭をふって眠気をふりほどき、目を開いた。
「・・・さ、佐々木?なんでお前がここに居るんだ?!」
一瞬にして、俺の眠気は吹っ飛んだ。
そこには、俺が中学3年の時に学校と塾でずっと顔をつきあわせていた美少女が
立っていた。
「寝ぼけないの。さっさと起きて!」
俺のほっぺたを笑顔のまま両手でつねると、佐々木のやつはさっさと部屋を出て行く。
「お母さん!お父さん起きたけど、まだ寝ぼけてるから、ちょっと時間かかりそうよ」
・・・ああ、そうだったな。



という佐々木の出ない結婚後エピ。
584名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 10:23:49 ID:jm9vOe9t
新婚家庭におかしなのがいる風景しか思いつかん。

「ふん、規定事項だ」
「────私の──役目は……観察────」
585名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 10:24:58 ID:GHIULfXg
>>581
ワロタwwお前の才能に嫉妬!

>>583
母親似の娘ktkr
幸せな家庭を幻視した
GJ!
586名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 10:28:33 ID:XoK//XaP
キョンのことだから、自分の娘にもフラグ立てられて、
そしてそれを折ってたりするんだろうな
587閨の睦言:2007/05/13(日) 10:37:53 ID:XICcj5VC
 長い一日が終わった。新婚旅行から帰ったばかりなので仕事がたまっている。俺は疲れた体をベッ
ドに横たえた。
「今度の日曜なのだがね、SOS団諸氏と鶴屋さん、喜緑さん、谷口君、国木田君を我が家にお招きする
ということでよろしいかな? お披露目パーティだ。キミにも準備買出し等で頑張って頂きたいのだ
が。晩婚化が進む中、結婚生活の良さというものを世間に知らしめてやろうではないかね。もっとも
彼らの中で早く結婚できそうな男性は古泉君くらいしかいないと思われるがね」
わが妻の申し様である。ハイ、仰せのとおりにいたしますだ、ってお前、結婚したんだからその口調
止めてくれないだろうか、どっちが亭主かわからんだろが。ついでに言えば、キョンって言うのも止
めてくれるとうれしいが。子供にまでそう呼ばれたら俺は生きていけない。
「あら、そうですか? ウフン、じゃあ、あなた、こういう方がよろしいかしら?」
きらきら輝く眼で俺を見る。なんつうか、もっと気持ち悪いぞ、佐々木。
「私はもう『佐々木』じゃあありませんことよ。名前で呼んでくださいませんこと?」
「……ちょっと時間の猶予をくれ、それはかなり恥ずかしい」
「ウフフッ、私は別に無理してるわけじゃなくってよ。女性とはいつも女言葉で話してたし、会社で
はこんな調子ですからね。むしろあなたと話すときのほうが無理してるのかもしれないわね」
まあ、お前に口で勝てるわけがないのはわかってるよ。
今度の日曜にこいつにどういう口調で友人連中と接してもらうべきか。それが問題だ。友人連中にお
ける俺たちの評価、ひいては俺の一生における俺の家庭内の地位を決定しかねない大問題かもしれな
い。うぉぉぉ、気が狂いそうだぜ。まあいい。ゆっくり考えよう。
「とりあえず、あとは言葉は要らない」
妻はなにもいわず、うなずく。俺は妻に体をあずけた。

(完)

新婚の夫婦の睦言風に書いてみました。お粗末。
588名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 10:42:34 ID:HbxzNqgB
おお!
佐々キョン夫婦SSktkr!
この二人の夫婦も結構いいな
589名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 10:51:45 ID:H+JYrN0J
佐々木とキョンが結婚、一女をもうける

娘、超常能力を発現

同じく、地球全土で地底人との闘いが勃発。ザイアス議長が幻覚を見たりする

程なく、娘かんしゃくを起こして宇宙消滅

消滅直前にみくる(大)から託されたTPDDによって娘のみ時間遡行

涼宮家の養女となる


という非常に無理のありそうな設定を遠視。
590名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 11:06:42 ID:ETxKNY5/
>>587
 ううむ、いかにもって感じだね、GJ
 コイツら、夫婦とか恋人って形になると、なんかずっとまったりしてそうで、そのなんと
いうか困るw
591名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 11:51:48 ID:PEAOxK4F
誰か佐々木の画像うpしてくれる神いない??
2chで結構興味持って探してるんだけど、なかなか落ちてなくて……orz
592名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 11:53:52 ID:HW0T3SG4
593めでたく結ばれることになった2人:2007/05/13(日) 11:54:57 ID:9idBy7+c
佐々木「ところでキョン。僕はもうすぐ佐々木という姓じゃなくなるんだ。名前で呼んでくれないか」
キョン「ああ、そうだな………………」
佐々木「……」
キョン「……」
佐々木「どうかしたのかい?なんだか額に汗が出ているように見受けられるのだが」
キョン「…………い、いや、いざ呼ぼうとすると照れてしまって駄目だな。またにしよう」
佐々木「……ひょっとして僕の名前、覚えてないのかい?」
キョン(ぎくっ)
佐々木「……そうか……もう今更だからどうということはないが、寂寥感は禁じ得ないよ」
キョン「…………すまん、佐々木。」
佐々木「……」
キョン「……ところで、佐々木よ。」
佐々木「……何だい?薄情なる恋人」
キョン「……そ、そういうお前はだな、…俺の名前をちゃんと覚えているのか?」
佐々木「……………………も、も、も、もちろんだとも、君じゃあるまいしそ、そんなことは」
キョン「そうか。名前で呼んでくれるヤツが一人くらいいてもいいと思っていたんだ。で?」
佐々木「…………ちょ、ちょっとまってくれたまえ……え、えーと……」


古泉「おや?」
みくる「え?」
古泉「ほら、あちらを見てください。あの2人が居ますよ。」
みくる「ああ、キョン君と、キョン君のお嫁さんですね」
古泉「…………」
みくる「……?」
古泉「未来ではそう呼ばれているのですか?」
みくる「あれ??……あ、もう禁則じゃないみたいですね。
    あ、そうかぁ〜。“キョンの嫁”って佐々木さんの事だったんですね〜」
古泉「………………」
みくる「ほえ?どうかしたんですか?」
長門「彼の妹は周囲の人間から“キョンの妹”と呼ばれている。同じ」
古泉「あ。あぁ。そうですね。確かにその通りですが。」
―――――――――――――

なんだこれ(゚д゚)
594名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 11:58:11 ID:ADELmy2g
>>593
シュールだなww
595名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 12:00:53 ID:VgaIDXGO
ハルヒシリーズはフルネームが判明してる人が少なすぎるな……
特にSS書こうと思う人物が。

SS書いてて思ったんだが中学時代ってキョンの隣の席は佐々木だったんだろうか?
塾は隣って描写があったが学校ではどうなのか、分裂が手元に無いから解らん
教えて佐々木マニアの人
596名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 12:05:36 ID:PEAOxK4F
>>592
口調的にもっと男っぽいのかと思っていたが、普通に美人なんだな。
待ち受けにしたよ。サンクス
597名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 12:10:31 ID:HbxzNqgB
598名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 12:10:35 ID:jhquuS6J
大森さんですら名前あるのになぁ
599名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 12:17:07 ID:IMZ+EukX
>>597
3枚目チョココロネ吹いた
600名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 12:18:29 ID:ADELmy2g
>>597
佐々キョンかわいいよ佐々キョン
橘佐々スキーは多いけど佐々キョンスキーって少ないよな…
だからこういうイラストってあまり見れないからすごい貴重だ
601名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 12:29:25 ID:heNMiqba
>>597
3つ目に変なのが混じってるw
本当に佐々キョンはかわいいなぁ
602名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 12:35:44 ID:OhcHuNhX
>>592
直リンすんなカス
サイトの管理人に迷惑だろうが
603名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 12:38:42 ID:wnx368h5
>>597
佐々木かわいいよ佐々木
チョココロネは噴いたw
604名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 12:42:13 ID:6NHBozFW
>>576がかなり素晴らしいのだが
605名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 12:48:01 ID:ADELmy2g
>>576って禁則事項ネタの続きだったのかw
ワロタw
606名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 13:22:51 ID:Hl33ZrWc
佐々木イラスト追いかけてるファンサイトってどこだっけ?
前スレに挙がっていたが、失念してしまった。

ついでに>>597って続き物なのか?かなり気になるのだが。
607名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 13:27:50 ID:okxeB+aK
608名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 13:35:22 ID:HbxzNqgB
>>607
とりあえず直リンはやめような

>>606
そう
609名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 13:39:23 ID:9ODwOGG0
>>607は驚愕発売までテンプレに載せるべきかな。
610名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 13:41:46 ID:ADELmy2g
>>609
必要ナス

佐々木かわいいよ佐々木
611名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 13:43:34 ID:IMZ+EukX
>>609
保管庫にリンクあるよ
612名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 14:09:35 ID:vV1EmTqn
>>567
呼んだ?
つーか保管庫に入ってからタイトルとかの修正って出来んのか?

佐々木アンソロ企画に参加したいと思う反面、ひょっとしたら驚愕で最悪の展開になるのでは?
と考えると迂闊に参加表明出せん。アンソロを発行するのもコミケ73という遅さだから何とも言えんし……

今書いてる佐々木SSのテキスト量が洒落にならん容量になってきやがった……
613名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 14:14:17 ID:Te11uAkX
「キョン、ちょっとテレビを見てごらんよ。非常に興味深い物が見れるよ。」
「ん、なんだ?いきなり電話とは。昼寝を中断する価値はあるんだろうな、ってうわあ。なんだこれはハルヒが二人!?しかものど自慢をしている!!」
「くっくっく。涼宮さんは本当に面白い人だ」
「……頭が痛い。昼寝を再開する」
614名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 14:21:42 ID:HbxzNqgB
>>612
驚愕でどんな結果になろうと同人は二次創作だし原作からはずれてもいいと思うね
そんなこと気にする必要はないぞ

>>613
のど自慢でハレハレ歌ってるのには吹いたなww
ってこれはさすがにスレチか
615名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 14:34:53 ID:H2tdhuts
>>612
やってしまえ
616名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 14:38:07 ID:JpCMTid4
>>612
GBまでいってしまえ
617名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 14:58:24 ID:RnuWoxl4
>>612
情報フレアを起こしてしまえ
618名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 15:01:05 ID:pBMrBrmU
佐々木「キョンなら死んだよ」
619名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 15:09:59 ID:W1ICyxYO
みんなして好き勝手言い過ぎふいた
いや、実際問題まともなSSなんてあのフォークダンスが初めてだから
今現在(44k)の容量が多いのか少ないのか判断付かないんだけどな……

>>567
まぁ仮に修正出来るなら
「サプライズ・ダンス」
「サプライズ・ワルツ」
「Shall we dance?」
なんだろうけど、どれにしようかねぇ……
あとがきっぽいものでも書いたがShall we dance?はなんつーか聡い読者なら
タイトルと物語の展開の途中で気が付きそうな気がするんだよ
あれの見せ場はキョンが佐々木を誘うシーンをイメージしてそこから発生したSSだから
可能な限り先の読めるようなタイトルは避けたい(俺の考えすぎ?)という意志から
個人的には上の二つのどっちかなんだが……
620名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 15:26:01 ID:foGFXQV4
44kbっていうと、俺が以前ここで投下したSSが11レス分ほどで26kb
ほどだから、このスレではかなり多い部類にはいるな。
44kbより増えるんなら、おそらく20レスは超えるんじゃないか?
621名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 15:34:36 ID:dGlNlVLW
>>619
作者がコレ!と言えばそれでオッケーだ。
好きなのでいいと思う。
622名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 15:47:23 ID:ADELmy2g
佐々木可愛いよ佐々木
623名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 15:56:54 ID:Wa23BxnP
ちなみに、この板の制限は1カキコ4096バイト、60行だからな。
624名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:03:10 ID:IC+T1Alg
20よりでかいと保管庫に直接ブチ込むか、てきとーなblog型式で公開した方が良いんじゃないだろか。
625名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:11:31 ID:MykFRgZv
一日一回佐々木かわいいよ佐々木


「佐々木といえば佐々木のじーさん」だった僕の先入観をぶち壊してくれたのがこの佐々木さんです
626名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:13:59 ID:JpCMTid4
>>624
txtにしてあげればよくね?
627名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:17:33 ID:HbxzNqgB
20よりでかいなら違うスレで投下した方がいいんジャマイカ?
628名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:17:46 ID:W1ICyxYO
>>620
フォークダンスSSで大体20kだったからやっぱ多いのか……

>>621
じゃあ「サプライズ・ダンス」だな。
よし、早速txtの名前を変更しよう。
でも保管庫って誰でも弄れる訳じゃないっぽいがどうやってタイトル変えよう
……そもそも変えれるのか?

>>624
保管庫に直接ブチ込めるのか?
629名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:22:42 ID:FubOIamp
ttp://gazoubbs.com/2ji/img/1178307005/250.jpg
裏SOS団ではこうなってるのかな
630名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:25:00 ID:Cu7ZZZUo
>>629
ガチレズかよwww
631名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:26:17 ID:wnx368h5
>>629
●<僕も負けていられませんね
632名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:28:19 ID:HbxzNqgB
>>629
橘がレズキャラなのは仕様だなw
●はホモキャラになってるし超能力者にはまともなのがいないのかww
633名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:29:27 ID:a7ZdMOC/
唐突に納得してしまったじゃないか
634名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:35:48 ID:ADELmy2g
古泉→キョン、橘→佐々木が公式になったなw
なぜ橘→佐々木になるのか分からないが
635名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:38:19 ID:gJrzAcB2
>>634
そういうのは公式っていわねーよw
636名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:39:34 ID:H+JYrN0J
ttp://johtb.sakura.ne.jp/070522.jpg
こ、ここんちの佐々木さんが正直、たまりません
637名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 16:44:07 ID:HbxzNqgB
>>634
超能力者はあっちの気があるんじゃないかという素振りを見せるからなw
だから様々なサイトでもよくきょこささがあるんだよ
638名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 17:16:08 ID:9idBy7+c
古泉「超能力者は自分がそうであることを一般の人に明かす事はできませんからね
   自分が命がけで戦っている事を誰にも言えず、
   いつ鳴るか分からない携帯の呼び出し音におびえる毎日です。
   もちろん恋愛も仕事も思い通りにはなりません。
   魅力的な異性が居たとしても声を掛けることをためらってしまう。
   巻き込んでしまうからですよ。おわかりいただけますか?」
キョン「顔が近い」
古泉「つまり、我々はほぼ常に様々な自制を行っているわけです。ですが、
   どうやら周りの人間からは、どうやら異性に興味を持てない人間かのように
   見えてしまうようです。これが誤解の元なのでしょう。困ったものです」
キョン「真面目な顔をするな気色悪い鼻息が掛かっている場所をわきまえろ」
古泉「でも閉鎖空間での僕たちはちょっと過激ですよ」
キョン「黙れ」
639名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 18:04:42 ID:AgEsKeKt
とりあえず佐々木とのレズ設定でも持ち出さない限り、その存在を明確化
できないタッチーは可哀相だなw 今回の新キャラの中で、佐々木だけが
ずば抜けて個性的だから周りがかすんじまう。俺の中では長門の立ち位置
までもおびやかしているのだが。
640名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 18:06:22 ID:2+aBA82v
>>639
ギリシャ神話に出てきそうなIDだね。
641名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 18:31:08 ID:smpEyc5h
vipのss保管庫のあま〜い短編にある「甘える」って話が佐々木にぴったりだ…
642名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 18:51:07 ID:dBsjXjDB
>>641
今見てきたけど…、うん、なんか感傷的な気分になった。
実際にありそうだからなんかな。
643名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 19:28:52 ID:RTeSOb8G
>>634
前者はともかく後者は初耳だぞ? 今日はじめて知った。
644名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 19:32:17 ID:ADELmy2g
>>641
佐々木に置き換えたらすごいしっくりくるな…
Lost my musicも佐々木の歌にしか聞こえない俺は重傷だな
645名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 19:50:00 ID:T54bXESn
first good byeが佐々木の曲にしか思えん俺もいる。
646名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 19:51:16 ID:okxeB+aK
>>644
>>645
よう俺。
647たぶんオトナ帝国の逆襲以来:2007/05/13(日) 19:56:58 ID:K8xUDUqs
俺も佐々木の想いを如実に歌った曲を探してたら、
不覚にも懐かしい曲をハケンしてしまい、感極まって久しぶりに涙が出てきた。
ちなみにポケットビスケッツでパワーだ。
ようつべで探してたから映像つきでもうね・゚・(つД`)・゚・
648名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 19:58:36 ID:JulYIflS
そういえば度々目にする驚愕では最悪の〜ってのは
どこをどう見たらそうなんのじゃ?藤原との密談の件でか?
それとどんな展開が好ましくないのだ?
649名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:03:21 ID:HbxzNqgB
ttp://www.youtube.com/watch?v=G2fMw1KO6RA&eurl=
確かにLost my musicを佐々木で置き換えたら驚くぐらいしっくりくるw
650名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:10:08 ID:ADELmy2g
>>648
う〜ん、全然想像つかないな
驚愕ではどうなるのやら

>>649
これ編集うますぎ…
ガチで泣きそうになった…
651名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:11:44 ID:yhV61XRl
>>648
藤原の出来る事といったらやっぱ遡行関連じゃないか?
652名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:17:01 ID:K8xUDUqs
>>648
例えば、ハルヒの嫉妬が限界に達し最初から存在しなかったことになる。
例えば、
佐々木「僕は4年前のあの日生み出された、彼女の分身。
   彼女が僕の存在を拒否した以上、僕の意思にかかわらず、
   僕は彼女の中へ戻らなければならないんだ…
   そんな顔をしないでおくれ、キョン。
   僕は消えてなくなる訳じゃないよ。
   そう、僕は涼宮さんと共に在る。
   涼宮さんを幸せにするんだよ、キョン、それは僕の幸せでもあるのだから…」
キョン「ささきぃぃぃいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!」
例えば、
佐々木「くっくっく、なんて素晴らしい力なんだ!
   彼女はこんな力を独り占めにしていたんだね、ずるい人だ」
キョン「やめろ、佐々木!お前はこんなことを望んでいないはずだ!」
佐々木「…君も僕を理解してくれないのか、悲しいことだよ、悪いが、消えてもらおう」
橘「佐々木さんだめぇぇぇ!!!」

ほれみろ、即興で三つもバッドエンドが思い浮かんできた。
ちなみにどれも全くと言って良いほど無根拠で、信用ならないものなので
これを読んで鬱になったといういうやつも安心して欲しい。
653名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:19:16 ID:yhV61XRl
>>652
某弓の人を思い出す…
654名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:25:40 ID:ADELmy2g
>>652
なぜかFateを思い出した
655名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:27:31 ID:K8xUDUqs
ほう、その『弓の人』と言うのは僕には聞き覚えのない人物なのだが、
どのような人物なのかな?大変興味があると言わざる得ないね。
…と俺の佐々木シミュレーターが申しております。

ところで、佐々木の一人称って『僕』だっけ『ボク』だっけ?
656名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:32:05 ID:okxeB+aK
>>655
基本「僕」じゃなかったかと
657名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:34:06 ID:yhV61XRl
>>655
ネタバレになるからあんま言えないかも…
ハルヒに対して(明確には示してないけど)感じている劣悪は結構似てるかもしれない

佐々木の一人称は「僕」だよ
658名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:39:31 ID:koLPTtK3
大丈夫だよ、キョン。僕もこれから頑張っていくから。
659名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:42:16 ID:HbxzNqgB
あんまり調子に乗ると月厨自粛しろって言われるぞ。ほどほどになw
とりあえず佐々木の一人称は僕ね
660名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 20:55:20 ID:9idBy7+c
>>652
佐々木が死なないエンドも想定はできそうだよね。

例えば、
・佐々木は「キョンの同級生」というプロフィールだけが本物で、
佐々木のキョンへの恋心は、ハルヒが作った幻想

「変な女」の存在はハルヒも耳にするところで、それはキョンの元カノだと思いこんだ
ハルヒが佐々木を本物の恋のライバルにしてしまった。
 結末は、佐々木の属性を全てもとに戻すことで解決。
あるべき姿の佐々木は、キョンを知りこそすれ恋心は持っておらず
キョンたち(橘達も含む)は佐々木の後ろ姿をそっと見送る。

これがハッピーかどうかはちょっと微妙かもしれないけど。
661652:2007/05/13(日) 20:57:03 ID:K8xUDUqs
>>656-658
やっぱり『僕』だよな。
なんかのSSで『僕』だった記憶があるからどっちかなっておもったんだ。

それにしても俺なんかが書いた糞文章にこれだけの住人が反応してくれて非常にうれしい。
何かいい電波が舞い降りたらSSでもかいてみようと思う。
その時は是非生温か〜い目で見守ってくれるとありがたいと思う次第です、はい。
662名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:10:59 ID:L/jNUakb
上の方で話題になってたけど
SS投下する際、1レスあたり3000バイトぐらいがいいよな?

この前1レス3500バイトぐらいで投下しようとしたら
改行しすぎと言われたorz
663名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:17:04 ID:DPoa51M5
>>662
まあ、やってみれ。
何事も経験だ。
664名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:22:21 ID:5mmd4ogV
佐々キョン バカップル
『情事後』

真っ赤だな

真っ赤だな

「佐々木。お前の顔、真っ赤だぜ」

「キョン。そう言うキミの顔も真っ赤じゃないか」

沈む夕日に照らされて

真っ赤なほっぺたの『キミ』と『僕』

真っ赤な秋に

黄昏ている…

END

>>661
注目して欲しいのは
『キミ』と『僕』。
佐々木にコレさえ言わせれば不自然はなくなるらしいぜ!
ちなみにアオカンじゃねぇか!というツッコミは無しの方向で…
665名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:31:03 ID:q18Y4LIi
佐々木の一人称の変化を見てて、

「キョン、君は私にあった」

という、某せんべい屋みたいなネタを思いついたが、今の若人に
通じるか不安になった。(´・ω・`)
666名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:34:40 ID:DPoa51M5
>>665
僕では堕とせない相手も私なら堕とせるわけですね!
もしくは、折れたのは私のフラグでは無いようだ、と言うかw
667名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:35:44 ID:HbxzNqgB
>>660
こういうのもありだと思うな
いつまでも佐々木とキョンは親友でいてほしいもんだ

>>665
スマン、分からなかったw
668名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:42:01 ID:H+JYrN0J
「何だ佐々木、わざわざ俺を呼び出してまで重大な話ってのは。まあ昨今の状況下では、
大体の察しはつくがな」
「理解が早くて大変に助かる。ではセオリーに則って結論から述べさせていただくよ。キ
ョン、『認知』して欲しい」

ゲスッ

「む。大丈夫かいキヨン君」
「…かくして俺は「本日のコーヒー」の半量を失い、かつ顎が外れた。少々、顎関節修正
のための時間を要求したい」
「よかろう」
「ま、まんず佐々木君?君の結論とやらは不十分に過ぎる。『認知』の対象が明らかでは
ないからな。そしてかように不用意なる発言は、周囲の客席の誤解と疑いの視線を招きか
ねない。加えて現在の我々は制服姿であり、何の所属かはモロバレだっ。不純異性交遊の
噂でも広まってはたちどころに我々の立場が危うくなるであろう。さらに付け加えれば、
俺と君とは過去一度たりともそのような疑いの生ずる余地のある行為に及んだことはなか
ろうて」
「貴君の的確なる御指摘、誠に痛み入る。では順に申し述べさせていただくと、僕は橘嬢
の提案を受け入れることにした」
「何と。というとつまりそれは、ハルヒの変態パワーを引き受けるという。いや、だめだ
だめだ。悪いことは言わないからそんなことはやめなさい。第一、君の身が持たないよ」
「そこなんだが、橘嬢の提案事項は、確かに一般的には困難極まる課題だが、僕にはその
課題がクリアできるであろう、という確信を得た」
「何と。それは一体、どういうことかね、佐々木君」
「涼宮さんの能力を引き継ぐ方法とは、つまり橘嬢によれば、その〜、涼宮さんと一夜を
共にするという…」

ゴスッ

「あ゛っ!安易っ!!」
「というわけでキョン。この際僕と涼宮さんとの仲を、是非とも認知していただきたい」
「さささ佐々木君。今すぐ店を出ようっ。なっ?」
「キミも知っての通り、僕は恋愛などには縁のない人間だよ…ふっ。同じ身体を貸すこと
など、異性も同性もあるものかっっ」 グスッ
「落ち着き給へよ君。そもそもそんな、ダディャーナザァンの言ってることなんざあ明ら
かにおかしいだろうよ。変な漫画の読みすぎじゃないのかあいつ。それに何だその、安直
極まる設定は」
「そ、それにさっ?んぐっ、現在、涼宮さんが絶賛能力獲得中ってことはさ?キョン、キ
ミが彼女に、身体ごと与えたってことで、相違ないわけだよね!?」
「そんなわけあるかーっ!一片の記憶もない!(あ、お冷くださーい。って無視ですか。
どうも)」
「いや。まあ。ははっ。衝撃を受けなかったと言えば嘘になる。当時中学生の、女子に手
をかけたという、キミの鬼畜っぷりもさることながら」
「ねーよ、んなもん(橘。殺す)」
「な、な、何であたしには何もしてくれなかったのよっ!」
「…………え?」
「べ、別に、あんなことやこんなこともして欲しいと思うにはまだ早いけどね!あたしず
ううっっっと一緒にいたじゃない!あんなに仲良くしてくれたじゃない!」
「……」
「あたし最初から、キョンだけだと思ってたんだよ!?」
「……だから、それは」
「それが、それが、何でわからないんだよっっ!!」
「だから、それは、俺だって!!」
はっ。

…夢オチ…っすか…

@佐々木
Aキョン
Bその他
669名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:46:18 ID:6qKu2qEx
>>668
いいぞぉ!
670名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:46:40 ID:v8fWW0Op
えーっと……
671名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:48:40 ID:JpCMTid4
キヨン君って韓流スターだっけ?
672名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:48:44 ID:HbxzNqgB
>>668
なんかカオスだww
673名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:48:57 ID:q18Y4LIi
>>667
いや、いいんだ、最初の巻が1986年とかいう奴だから・・・・・

と、ググったら今年の2月に新刊出てた。w

てか、続いてたのかよ、魔界都市ブルース。www
674名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:54:38 ID:XICcj5VC
>>667
うる星やつらの結末を思い出した(ネタバレ注意)

話の途中で、当初ガールフレンドだったしのぶとあたると結婚する未来が提示された。

しかし、話の進展と読者の思いで、ラムとあたるを結びつける結末にせざるを得なくなっ
たらしく、未来管理局員因幡を登場させて、複数のドアによって未来を選択できるように
して、しのぶとあたるが結婚する未来は「起こらなかったこと」にされてしまった。
いっぽう、しのぶは因幡と結ばれた。

この場合とのアナロジーで考えるなら、>>660のように、佐々木とキョンとの関係は結局
なかったことにされて、佐々木が別の男と一緒になるという線もあるかも知れない。

勘ぐれば、発売延期疑惑も読者の「反応」によるものかもしれない。今日は誰も言っていな
いようだが、声を大にして言いたい。

佐々木可愛いよ佐々木
675名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:58:24 ID:6qKu2qEx
>>674
アナタのことぐぁ〜、好きだから〜(どっかの韓流スターパロ
676名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 21:59:15 ID:ADELmy2g
そういえば佐々木って女に対しては自分のことを「私」か「あたし」のどっちの言い方なんだろう?
あたしだったら萌えるんだけど
677名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:01:50 ID:6qKu2qEx
>>676
自分
まろ
わい
オレっちw
678名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:02:12 ID:JulYIflS
佐々木ってまだキョンに恋愛感情抱いてるとは確定してなくね?
まるでミヨキチのようだ。
679名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:03:13 ID:6qKu2qEx
>>677
すまん、書き込んだの後悔してます
680名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:03:46 ID:hIkd+/0M
他の男とくっついた佐々木なんざただのにぎやかし要員ではないかあああああ
断固拒否するッ!
団員その1に堕するくらいなら、ハルヒと差し違えて欲しい
いや俺はハルヒが好きなんだけど
681名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:04:23 ID:XICcj5VC
>>678
作者は確定していないつもりだが、読者がそう思い込んでしまった
というのが問題なのではないか? 要は、本当の佐々木は素直なのだが、
読者が勝手にツンデレキャラにしてしまったと。
682名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:06:41 ID:6qKu2qEx
>>681
おれはどっちかというとクーデレじゃないか
って想像してる
683名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:08:01 ID:Mbf1CGeq
>>678
というかおそらく本編では最後まで不明確で
キョンが問いただすようなことが万が一あっても
「ふふ、どっちだと思う?」とか言いそうな気がするな。
684名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:11:12 ID:HbxzNqgB
とりあえず>>680にはハルヒスレに帰ってもらうとして

佐々木ってクーデレに近いと思うけどクーデレって感じがしないんだよな
ハルヒもツンデレっぽいけどツンデレじゃないから
言うと佐々木デレって感じかな
685名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:11:13 ID:q18Y4LIi
キョンもハルヒもツンデレだと思ってるのは読者の勝手な思い込みだ!!!
佐々木がキョンに恋愛感情あるなんて、一言も書いてないだろ!!!



という超展開やったら、作者は刺されると思うな、絶対。w
686名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:14:02 ID:k02tA7Qe
>>684
あれ?俺がいる…
687名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:21:09 ID:Gzz+ldIv
「佐々木」という新ジャンルを切り開いてるじゃんよ
688名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:24:17 ID:IMZ+EukX
佐々木「涼宮ハルヒの力はかつて恐るべき科学力で天空にあり、全地上を支配した恐怖の力だったのだ。
     そんなものがまだ北高をさまよっているとしたら平和にとってどれだけ危険なことか君にもわかるだろう。
     キョン、僕に協力してほしい、涼宮ハルヒの力を移す呪文か何かをキミは知っているハズだ。
     僕は手荒なことはしたくないが、涼宮さんの運命はキミが握っているんだよ。
     キミが協力してくれるんなら、涼宮さんを自由の身にしてやれるんだ」
689名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:30:14 ID:ADELmy2g
佐々木、ハルヒ、キョンは他では見ない特有のデレキャラだな
しかも3人共個性的だ
690名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:30:39 ID:yhV61XRl
>>688
でも、不安定なら移しても問題ないんだよな…
キョンはその能力を名残惜しんでるという感じだしw

佐々木に能力が移って、もし何か起こすとしたらそれはそれでかなりの見物だが
691名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:33:33 ID:IMZ+EukX
キョンからしたらハルヒの力が佐々木に移るという事と
キョンがSOS団から佐々木団に移るという事が同義なのが問題なんだろ。
692名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:33:38 ID:exVUcikr
つまり最後はキョンがどっちかを選ぶかでどちらかの世界が
消えるわけだな。そういった意味でキョンはキーであり
重要な普通人なのか?「消失」の宇宙規模版というわけだ。
それが異世界からの介入であり四年前に起きたことなんだな。
693名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:36:22 ID:Mbf1CGeq
キョンが佐々木側に逝かなければ
「現状がそのまま続く」だけだろう。
694名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:40:05 ID:exVUcikr
そうも言ってられない事態が起きるんじゃないの?
ストーリー的にはそっちにもっていくだろう。
695名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:40:24 ID:yBYZGTfk
>>688
佐々木・キョン「バルス!」
696名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:40:53 ID:DPoa51M5
今までの行動から見るとキョンは現状維持もしくは原状回復の方向に動くと思うが。
697名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:43:04 ID:9ODwOGG0
そこで佐々木団とSOS団のためにαとβかもな。
698名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:45:34 ID:IMZ+EukX
キョンはハルヒと一緒にいる理由を不思議パワーのせいにしている所があるから、
力がなくなっちゃうと、言い訳できる理由がなくなって、素直にならないといけないのが
嫌なのかもしれん。

ってこれじゃただのヘタレだな


>>695
佐々木・キョンなのかよwww
あえて、黒い佐々木にしてたのにww
699名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:48:38 ID:yBYZGTfk
>>698
おっと勘違いしてた
じゃあ橘・キョンか●キョンでw
700名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:51:36 ID:E4P5ChBw
橘「なんで?どうしてなの?あなたがその力を扱えば世界は安定を得る。しかも思い通りにもできるのよ?キョン君とだって・・・」

佐々木「それでも僕には守りたい世界があるんだぁ!!!!」

橘「自分の本心を隠し通すの?・・・かわいそうな人・・・」

佐々木「それしか知らないあなたがぁっ!!!」








ごめん、吊ってくる('A`)
701名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:55:53 ID:exVUcikr
やはり本の最初にも出てきた「異世界人」がからんでくると思う。
原作者が「異世界」というのをどういう視点でとらえているかが
問題だろうが、天蓋領域よりさらに別の宇宙や世界ととるならば
新キャラ誰かが出てくるはず・・・と思うが。
702名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 22:56:08 ID:yhV61XRl
佐々木の心が命じたんだ、誰にも止められないよ…
703名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:00:52 ID:AHWtFvmE
あの新入生、異世界の佐々木なんじゃとか色々想像できるな
704名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:03:36 ID:E4P5ChBw
男言葉にならなかった世界の佐々木とか?
705名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:08:46 ID:HbxzNqgB
>>703
でもあたぁしに違和感が…
佐々木はそんなこと言うキャラじゃないしな
706名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:10:15 ID:HbxzNqgB
スマン、間違えて送信した

もう佐々木でおなかいっぱいだから新キャラは出してほしくないなぁ
707名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:13:15 ID:JulYIflS
>>703
ハルヒがそんなことする理由なくね?
ただでさえ佐々木に対して嫉妬してるわけだし。
708名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:13:27 ID:yhV61XRl
出たらまたスレが立つんだろうな…あれ?藤原のスレは(ry
709名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:14:14 ID:0fyDiGwD
実はキョン異世界人。
元々いた世界(元世界)でもキョンはハルヒ、長門、みくる、古泉とともにSOS団員だったが、
佐々木と『致している』ちょうどそのところをハルヒに目撃され世界崩壊は確実となった。
崩壊寸前に、この状況をリセットする為にみくるに過去に連れて行かれたが、元世界では
どんなにキョンが足掻いても世界崩壊は避けれないとわかり、長門の力で
世界崩壊を避けられる可能性のある本編の世界(本編世界)にワープした。
その際、後遺症でキョンの元世界での記憶は封印されたのだ。
『分裂』の謎の電話の主(『私はわたあしですぅ』)は元世界から異世界間電話をかけてきた
みくるである(元世界と本編世界では微妙に食糧事情や大気汚染の程度が異なるのでみくるの
声も違うものになっている)。
710名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:15:38 ID:JulYIflS
>>709
スレチ
711名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:18:14 ID:MVo3m1x1
             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ
             /         \
         / / / .ィ ./ヽ.Y l .', ヽ     
        ,' ! -/7'Y /|' "´ヽ|. !!i '  スモチがあるのかな?
        !  !.ト●    ● ! !ノ、i !   
        ,'' l l l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ l丿 ! 
        /⌒ヽ!;!l|ヘ       j /⌒i/  
      \ / | l>,、 __, イァ/  /!ノ´  
.        / /| | |___|{ヘ、__∧
       `ヽ<.| |         彡'
712名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:20:29 ID:9idBy7+c
じゃあ、いっそ新説として
「実は佐々木はキョンに対して想いを寄せていなかった」説を指示してみよう。
佐々木はキョンを好きではなく、あっこらへんのは全部演技。


‥‥‥じゃあ、お前はなんだってあんなややこしい事をしたんだ?
と俺は至極もっともな疑問をぶつけた。
「分からないかい?」
佐々木はいつもの調子でくっくっと笑い、
「強情な女性と、鈍感な男性が結ばれる為には、少々荒っぽいトラブルも必要だということさ」
訳の分からないことを言い出した。
「もちろん君には理解できないだろうね」
確かに分からないが、面と向かって言うのは失礼な事を言う。
「いや、怒らないでくれ。理解出来ないからこそ僕は行動を起こしたのだから」
どうやら佐々木の中ではすべて完結しているようだった。

「そうだ。キョン。ひとつ、伝えておくことがあったんだ」
佐々木は笑いを納めると、真剣な表情でまっすぐに俺を見つめて語り出した。
「僕はいつまでも君の味方だ。何か困った事があれば尋ねてくるといい。
 涼宮さんに唯一対抗できるものとして、僕の力を貸そう」
心強い事を言ってくれた。だが、そもそも俺の味方を自称するなら、
ハルヒと戦うなんて事は考えないでほしいね。そっとしておいてくれ。
「と、同時に」
今度は微笑を浮かべて語句を継ぐ佐々木。
「僕は涼宮さんの味方でもある。このことも忘れないでおいてくれたまえ」
713名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:20:40 ID:66WQTfR4
展開に吹いた
714名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:21:56 ID:Mbf1CGeq
>>712
男前すぎるwwwwww
てか、それに近い系は実際ありそうな気もする。
715名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:23:49 ID:HbxzNqgB
>>711
あれ、しゃしゃきってスモチ好きだっけ
まぁかわいいからどうでもいいかw

>>712
ハルキョンを後押しする佐々木に惚れた
こういう佐々キョンもいいね
716名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:26:23 ID:AHWtFvmE
>>707
そう言われれば確かに。本命は異世界のミヨキチの方だけど。
まあ今回はハルヒだけが能力を使うとも限らないし、結構複雑な事態みたいだな。
717名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:27:53 ID:q18Y4LIi
僕の恋愛は精神病だという考えはガチだけど、涼宮さんのそれはヤオだよ。

キョン、君はプロレスについて学ぶべきだが、そうだな、今なら森元総理に
弟子入りするのが手っ取り早いかもしれないね、くっくっ。
718名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:30:58 ID:exVUcikr
キョンが伝家の宝刀「ジョンスミス」を抜くのはいつだ?
破天荒なハルヒ、超理性的な佐々木、どちらも人智を超越
しとる。4年前に世界が創造されたのかまたは崩壊したのか?

というと中世の時代服を着た小泉とか鶴屋家のオーパーツ
はどうなるんだ?
719名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:34:19 ID:Beh+5pi0
個人的に持ってるCDで佐々木に合うヤツを探してみた。
DEEN「夢であるように」
高橋ひろ「アンバランスなKissをして」
SURFACF「さぁ」

個人的に「さぁ」が一番佐々木に合う気はする
特に高校行ってからの佐々木の事を想うとな
720名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:34:27 ID:5mmd4ogV
●>どうやらここでは歴代の総理大臣についての議論が盛んのようですね
721名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:35:37 ID:JpCMTid4
高校では橘、九曜以外に友達いないからな…
722名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:36:49 ID:yhV61XRl
>>719
愛と呼ぶほど強くないけど君の全てが痛いのか
723名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:37:56 ID:k02tA7Qe
うぅ〜最近ずっと寝不足続き…
これも全部キョンのせいだ。
キョンがわたしを惑わすから
彼の何気ないところで見せる優しさとか、その純粋でこっちまで嬉しくなるような笑顔とか
そうゆうもの全てがわたしの心を滅茶苦茶にしていくからだ。
キョンの表情とか声とか、全部目に、耳に残ってる
刻まれちゃってる。
気付けばいつもキョンの事ばっかり考えてる自分がいるの。
ねぇ、もっとわたしを見てよ!
本当のわたしを見つけてよ!
キョンが、悪いんだから‥
こんな切ない気持ちになるのも全部キョンのせいなんだから!

最近自分が寝不足だと気付いてなんとなく思いついた
「佐々木さんの葛藤」
佐々木さんならこんな感じもありかなと思った
724名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:39:20 ID:q18Y4LIi
>>720
くっくっ、それはやめておこう、荒れるだけだしね。
だけど、これだけは言わせてほしい。

「森のヤオはガチ」
725名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:42:37 ID:ADELmy2g
>>721
でも佐々木だったら友達くらいいくらでも作れそうなのにな…
726名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:46:45 ID:wTkGu2z2
俺の先輩は「一流になりたければ一流の人間と付き合え」って言ってた
ハルヒ同様恋愛を一時の気の迷いと言い切るくらいだから
愚鈍な友人と付き合って時間を無駄にすることなんてできないのだろう

まあそういう人間ほど実際には寂しさを抱えてるんだけどな……
727名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:49:37 ID:JpCMTid4
>>726
ハルヒも「普通の人間に構ってる時間はないの!」とかいってたけど
やっぱり寂しかったんだろうか…
728名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:52:34 ID:GRehA38z
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm116219
ようつべにあれば良かったんだが残念ながら無かったからニコ動で勘弁
歌詞だけ聴けばやっぱ佐々木の事にしか聞こえん
729名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:53:05 ID:9idBy7+c
個人的には、
佐々木はキョンを好きだったがその思いは中学卒業後クリアになっていて、
ハルヒの不器用なキョンのアピールを見て、ハルヒに自分の過去の姿を重ねて
共感して応援するとか、だったら萌える。

というか、佐々木の方が理性の皮がいくぶん厚いだけで、
実は佐々木とハルヒは同種族のような気がしてならない。
キョンにお構いなく自分の言いたいことをガンガン喋るところとか。

ほのぼのしたハル佐々とかはありえんかな?
730名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:53:22 ID:9TWQ1MT+
佐々木に高校の友達がいないなんて表現あったっけ?
731名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:58:25 ID:GRehA38z
いないというより「積極的に作ろうとしていない」
みたいな表現じゃなかった?
732名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:59:09 ID:gJrzAcB2
>>730
驚愕の134〜135にそれっぽいことが書いてるよ。
佐々木の主観だから実際はわからないがね
733名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/13(日) 23:59:14 ID:ADELmy2g
>>728
見れない俺…

>>729
そういうのもいいね
キョンと佐々木は勿論だが神様二人も仲良くしてほしいな
734名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:02:35 ID:GRehA38z
735名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:02:58 ID:vXM24S8n
それでも佐々キョンエンドを望まずにはいられない俺ガイル
736名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:06:06 ID:rGol4Vbq
だよな…βの世界が消えずに佐々キョンエンドになってくれればいい
737名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:12:58 ID:Qnflh9Ym
一日一回佐々木かわいいよ佐々木


γルートが本編で出てくる…きっとくる…
738名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:13:22 ID:3oIOm1n8
>>734
わざわざサンクス
確かに佐々木の歌に見える、なんか悲しくなってきた…orz

てか佐々キョンEND望んでる人多いな
俺はそうなってもいいし佐々木とキョンはいつまでも親友ENDでもいいんだが
739名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:13:28 ID:rV2fhzPa
やっぱりFirst Good-Byeの曲は佐々木っぽい感じがする。
>何も見てないフリで背中見てた とか。
キョンといっしょに帰る佐々木が実はこっそりキョンの背中を見てたかと
思うと佐々木かわいいよ佐々木
740名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:15:39 ID:7BcVnmPs
つーか本編でハルヒが優遇されるのは当たり前なんだが、
タイトルの驚愕ってことだから佐々木優遇になるんじゃね?
佐々木がハルヒより目立つ展開は誰しもが驚くはず!

そうならうれしいんだがな…
741名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:19:30 ID:JjaGLVF4
>>739
確かに言われてみればそんな希ガス
Lost my musicは佐々木に置き換えたらちょっと表現がストレート過ぎな感じがするな
742名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:22:29 ID:TudowRG3
佐々木「涼宮さん。私、実は〇〇〇〇〇」
ハルヒ「な、なんだっ(ry」

さぁ!〇〇に文字を入れて涼宮ハルヒを驚愕させてみよう!
743名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:29:48 ID:DBNWN15T
佐々木「涼宮さん。私、実は僕とキョンは腹違いの姉弟だったんだ。
    つまり小さい頃のキョンも知ってるし、勿論、寝顔もお風呂上りの裸体も
    キョンのホクロの位置からHな本の隠し場所まで知っている」
ハルヒ「な、なんだっ(ry」

こうだな!
744名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:30:35 ID:AOJgYz4l
>>742
「CV若本さんなんだ」
745名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:31:08 ID:Cz7/NvPF
それは驚愕ですね
746名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:41:55 ID:OAFgQmWy
>>742

佐々木「涼宮さん。実は私は仕掛け人なの!」
ハルヒ・キョン「なっ、なんだってー!

そう。実は今回の分裂騒動は、素直にならない二人に痺れを切らした
機関と思念体のドッキリだったのだ。
コレにはターゲットの二人も思わず苦笑い。
ハルヒ・キョン「もう自分を誤魔化したりしないよ……」
747名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:43:23 ID:KX9q6WIg
>>746
なにいい話でまとめてんだよwww
748名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:44:48 ID:JjaGLVF4
佐々木「涼宮さん。私、実は男なんだぜ!」
ハルヒ「な、なんだってー!」
749名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:45:27 ID:KX9q6WIg
佐々木「そしてキョンは女の子だ!」
キョン「待て。」
750名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:47:50 ID:TudowRG3
>>746
佐々木の手には分裂で使ったプラカードが握られてる訳ですね?

┏━━━━━━━━┓
┃ドッキリ大成功!┃
┗━━━━━━━━┛
751名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:48:19 ID:3oIOm1n8
>>749
某キョン子イラスト思いだしちまったw
752名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:48:21 ID:DBNWN15T
>>749
●<つまり今や僕たちを阻む物は無くなったという事です!!


……ガチホモは相手が『男のキョン』だから欲情したのか。それともキョンという人物に欲情したのか?
それとも『女』であっても『キョン』である事に変わりはないから無問題なんだろうか
753名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:49:32 ID:DsDzibTr
数年後、そこには元気良く公園を駆け回るキョンと佐々木の子どもの姿が
754名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:50:23 ID:OJT3N4Lv
>>751
そんなものがっ!?詳細kwsk
755名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:52:43 ID:IocWAjJB
●>愛があれば性別なんて!!!
なんていって襲われてるキョンをどきどきしながらも影からじっくりじっとり見続ける腐女子佐々木。
756名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 00:59:38 ID:3oIOm1n8
>>754
ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader467813.jpg
女性化が苦手な人はみない方がいい
スレチスマン

>>755
そんなササッキーは嫌だw
757名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:00:25 ID:DBNWN15T
>>754
ttp://blog29.fc2.com/s/sekirow/file/haruhi_055c.gif
俺の知ってる範囲じゃコレだな
……べ、別に似合ってるなんて考えてないからな!?
758名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:01:15 ID:DsDzibTr
まったく違うキョンに俺の中の佐々木が泣いたでw
759名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:02:48 ID:AOJgYz4l
>>751
それってキョンと古泉のバニーのやつか?
760名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:03:44 ID:JjaGLVF4
>>756
ちょw
かわいすぎて吹いたww
普通にありだと思ったジャマイカ…

でも佐々木って実際に腐属性がちょっとありそうで怖いw
761名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:03:45 ID:fnZLyM4g
>>755
佐々木「愛があれば人数なんて!!!」
なんていって2人がかりで襲われてるキョンをどきどきしながらも影からじっくりじっとり見続ける腐女子長門。
762名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:04:05 ID:Q1Atr+Ft
>>756
確かもう一つあったよね…二枚あったはず

763名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:04:26 ID:TudowRG3
>>742
佐々木「涼宮さん。私、実はポニーテール萌えだったの」
ハルヒ「えっ?」
764名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:12:28 ID:JjaGLVF4
>>763
まさか…k(ry
765名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:17:46 ID:OAFgQmWy
佐々木「涼宮さん、ソードマスターハルヒ来週号で打ち切りです」
ハルヒ「うそーーーーっ!」
766名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:20:22 ID:OJT3N4Lv
>>756
トン 
フツーに上手いなこの人…
VIPの女体化ネタを
思い出したよ。

>>757
確か古泉のと着せようとするハルヒのがあったはず・・・

767名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:21:38 ID:Cby/twIR
>>718
4年前にオーパーツによって神様パワーを得たという説なら見たことがある
768名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 01:48:38 ID:JjaGLVF4
佐々木かわいいよ佐々木
769名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 02:35:35 ID:TudowRG3
佐々キョン バカップル
『テイクアウト』

先週の日曜日、佐々木と図書館に行くために待ち合わせしていたのだったが、案の定遅刻した。
その日の彼女は虫の居所が悪かったらしく、後日、俺に恐怖の罰ゲームを科した。

『じゃがりこゲーム』

「…なんだ?その『じゃがりこゲーム』というのは…」

「なんだ、とはなんだ?勿論ポッキーゲームの改良版じゃないか」

改良版?どこがだよ。むしろ短くなってる分、劣化版と称すべきじゃないのか?

「これを両端から食べて行く、ただそれだけの事だろう?何も恥ずかしがることはないじゃないか」

そうだな。お前は気にしないかも知れんが、今は昼休みでしかも教室だ。当然クラスメートも大勢いるぜ。
男子の妬みの声がウザったいし、女子の爛々とした目が気になるな。

「さあキョン、始めようじゃないか」

そして佐々木はじゃがりこの5分の4を口に含んだ。
…5分の4?ほぼ全部じゃねぇかよ。

「ひょん、はやふひてふれ」

「わかった、わかったから落ち着け。このままだとお前の唇を食べかねん」

「はまわない」

こっちが構うんだよ、と…俺はジト目で佐々木を睨む。
しかし、効果が無いことは百も承知だ。
770名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 02:36:37 ID:TudowRG3
…もう、なるようになれ。
俺は覚悟を決め、じゃがりこをくわえている佐々木の唇に近付く。目の前の少女の瞼はトロンとしており頬も赤みがかっている…
って待てよ、コレってほぼ『キス』じゃねぇか。
教室の中、クラスメートが見ている目の前で淫行に及ぶなんてバカップルもいいとこだぜ。
…まあ、もうやめる気もないがな。

チュッ…

「んむっ!!」

だから俺はじゃがりこを無視し、佐々木の唇に直接食らいついた。
じゃがりこをくわえているためか、唇は普段より強張っているがそんな佐々木も可愛いぜ。

ペロッ…

「んんっ!」

さらに佐々木の唇を舐めた。
佐々木は抗議するかのように大きく目を見開き、その視線で俺を射抜くが…お前の体をがっちりと抱き締めてるんだ。俺の腕からは逃れられないぜ。
そして佐々木の背に回し拘束する手を右手のみにし、左手は脇腹を攻め、

「あぁ…」

吐息がこぼれたその隙に舌をねじ込んだ。

「ん…はぁ…」

それにしても…じゃがりこが邪魔だな。
逃げる佐々木の舌を追うといつも奴が居やがる。
・・・
教室で深いキスをする二人。
これ以上は自分自身、火が付きそうだなと思い佐々木を解放した。

「…酷い……」

教室での淫行、がか?
言うまでもないが、彼女の呼吸は荒い。

「酷いの公衆の面前で羞恥プレイを強要したお前じゃないか」

「…そうじゃない。あの様に熱いキス…なのに寸止めなんて、年頃の、か弱き乙女にする事じゃないんだと思うのだよ」

そう言いながら佐々木は俺の体に絡みついてきた。
どこがか弱いんだよ、などという無粋な反論はしない。
俺は火が付く寸前で止めたつもりだったが、どうやら手遅れだったらしい。

昼休みが終わり教師が入ってくる。
そこで俺たちは『具合が悪い』旨を伝え早退した。勿論、建て前だ。

『佐々木に火が付いたので持ち帰ります』
なんて言えるわけないだろう?

END
771名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 02:38:56 ID:7BcVnmPs
>>770
なんという破壊力…GJ
772名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 02:59:20 ID:JjaGLVF4
>>770
GJ!
なんというキョン佐々…
こんな風にいちゃつく系のもなかなかいいな
773名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 03:11:34 ID:AOJgYz4l
>>770GJ
なんという甘さ!
ステビアの固まりを食っているようだ
774名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 03:19:27 ID:TudowRG3
>>771-773
サンクス!
でも…
ま、まさかこんな時間に人がいるなんてっ…!

食糧が無くてステビアの固まりをリアルに食した事がある自分は糖尿病予備軍ですかそうですか。
775名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 03:25:04 ID:y4PBbSdW
佐々木って車輪の唄が似合いそうな女の子だねえ
776名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 03:55:41 ID:Dfi4IIaH
男体化佐々木+女体化キョンを書いてるんだが、萌えない件について
あと、きょこささは百合だからいいんだと思った
777名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 04:30:40 ID:7eZK9XZW
>>769
  /           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 / 罰ゲーム♪.    |  キョン 仕方ないよ やろう
/  バツゲーム♪  |  全部かじらなくてもいいと言ってくれてる
 ポ・ッ・キーィ.      \___  ____________
      /     , -‐- 、   |/   ,. ‐-ー- 、
.    /      ,'. /  ト、 ヽ     ノ /    ヽ
  /       i. ((从ソ 从〉     ノハハハハハ !
          l. (|┳ ┳i!l      !|─ ─ ,iリ)!
       .   ハNiヘ  ー ノハ!     ’ 、〜 ,ノル´ ヤレヤレ
           ⊂)"ー'゙iつ.  ━━─と}゙|†'|´{'>  オレタチ ガ ラス トハ ナ
            /ュュュュゝ        .i´T `i
            〈__八_,〉        〈_,八__〉


.   / キョーン!!
  / サイゴ マデ.    , -‐- 、.     ,. ‐-ー- 、
  / ヤッタッテ     .,'. /  ト、 ヽ.  ノ /    ヽ  フタクチ クライ
. / イーンダゾー    i. ((从ソ 从〉 .ノハハハハハ !  クエバ イインジャネエ?
/      /    l. (|┳ ┳i!l.  !|─ ─ ,iリ)!
     /       ハNiヘ  ヮ ノハ!.━┯‐(  ノル´ ホレ
   /      .  ⊂')"ー'゙iつ. パク 〈}゙|†'|´{>
              /ュュュュゝ     i´T `i
              〈__八_,〉     /_,/ヽ_,〉


      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      |  すまないけどね キョン
      |  僕はチョコレートが苦手なんだ 僕がそっちをくわえるよ
      \________  ______________
             , -‐- 、. |/  ,. ‐-ー- 、
            ,'. /  ト、 ヽ   ノ /    ヽ
.           i. ((从ソ 从〉.Σノハハハハハ !
           l. (|┳ ┳i!l.  !|─ ─;iリ)!
.           ハNiヘ  (━∩ 彡 ’ 、っ ノル´ ナッ?
.            ⊂')"ー'゙iソ ヒョイ 〈}゙|†'|´{>
             /ュュュュゝ パク  .i´T `i
             〈__八_,〉     〈_,八__〉


    ヒュー
  /   ヒュー
 / #           , -‐- 、       ,. ‐-ー- 、
/  ♪ ♭       ,'. /  ト、 ヽ.  ノ /  u  ヽ
      /       i. ((从ソ 从〉  .ノハハハハハ !
.   /.       l. (|┳ ┳i!l   !|─ ─;iリ)!
  .          ハNiヘ ''' )━┿   .’ 、 - ,ノル´
.             <')"ー'゙i⊃     {i'つ´{つ
             /ュュュュゝ       i´T `i
             〈__八_,〉.     〈_,/.ヽ__〉
778名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 04:52:51 ID:fMfNr7A8
可愛いじゃん……w
779名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 05:49:38 ID:SS4LzNJr
>>778
何を当然の事を言ってるんだ?
お前が言ってるのは砂糖を舐めて甘いと言ってるのと変わらんぜ
780名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 06:50:16 ID:3oIOm1n8
>>776
てか男佐々木が想像できないw
781名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 07:28:37 ID:LxkIy936
>>756
これってやっぱりキョンの消失からイメージされたやつかい?
>>770
GJ!
若気の至りとでも言うのかねw
甘過ぎる!そこに痺れるぅ!あこが(ry
782名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 08:13:50 ID:2uCHqQv8
>>777
佐々木が一生懸命なのとキョンが引き気味なのがいい!

原作準拠だといろいろありえるだろうけど、
このスレの佐々木はひたすら可愛い恋する乙女であって欲しいもんだ。
783名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 08:15:46 ID:G7l77oS/
>>779
それでも俺は、佐々木かわいいよ佐々木を止めない。
784名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 08:35:33 ID:erOx6+l2
一日一回佐々木かわいいよ佐々木
785反省なんかどっか行った:2007/05/14(月) 09:22:42 ID:govCNI9s
「だああっ!ここは!佐々木空間!」
(くっくっ。的確な状況説明に感謝するよ、キョン。キミがあ
んまり聞き分けない子ちゃんだから、誠に遺憾ながら監禁させてもらったよ)
「というわけなのです♪」
「何故お前の声が脳内に聞こえて来るのかという、設定上の問
題についてはこの際措くとしよう。要求は何だ。述べよ」
(涼宮さんを、僕にくれ)
「…何かいろいろと単語が抜け落ちてないかね佐々木くん?」
(僕はいたって本気だよ?そもそも僕は、涼宮さん狙いだった
のだからね。一目会ったその日から〜恋の花咲くこともある)
「お前がそう出るなら仕方がない。では京子たん!俺と契って
くれ!この佐々木空間に、新世界を作ろうではないか!めがっ
さ産めや殖やせで、いいじゃないかっ!」
「そそそそんなー!いけませんこんなところで!」
(をいこら君たちそこは僕の中)
「はわわー!やめー!ちょ…あの、お願い!痛くしないで?ね?」
(ちょ!!お前らやめんか!きょこたん今すぐ起きろ。起きるんだ。ぺちぺち)
「んんっ……!もうっ☆」

(…あのー、これ映像は出ないの?)
786名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 10:30:52 ID:S4K9wrkC
>665-667 >673
遅レスだが、新刊は挿絵がデスノートの人に変わっててビックらこいたさ。
でもどっちかってーと、せんべい屋にフラグ折られまくってる白い医者の方が
ササッキーぽいかも知れぬ。(ちなみに、せんべい屋は「俺」と言ったことがある)
となると白い医師にに深い信頼と尊敬を持つ夜香の立ち位置には橘が入るのか?

まぁ、何が言いたいかというとだ、
佐々木かわいいよ佐々木
787名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 10:33:36 ID:AOJgYz4l
「キョンは今僕の中(閉鎖空間)にいるわけだが………
よし!今のうちにお持ち帰りしよう!九曜さん手伝って」




「キョンは今僕の部屋にいる………くっくっ、
どうしてくれようかね
とりあえず服を剥いでしまおうか」
・ 
・ 
・ 

佐々木の閉鎖空間から戻った俺の目の前には佐々木がいた
しかし何故か佐々木は裸でベッドに横たわっている
そして自分の体も確認してみるとすっぽんぽんで佐々木の隣にいる
同じベッドに生まれたままの姿の男女がいるということは………
ダラダラダラと嫌な汗がでる
まさか……
「やぁ、キョン起きたのか。キミはなかなかに激しいね」
やっぱり俺はヤッちまったのかー!
(くっくっくっ、既成事実作成成功)


策士ササッキーwww



一方その頃
「あれ?みんないない……どこに行ったのですかー?」
788名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 11:13:54 ID:UH2jLUnF
このあと橘さんは森さんが美味しくいただきました☆
789名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 11:26:18 ID:TudowRG3
●>藤原さんと僕は相思相愛ですので美味しく食べあいましたよ
790下校時間近く、教室にて:2007/05/14(月) 12:37:08 ID:erOx6+l2
佐々木「ふむ、これがキョンの学校か」
キョン「いくら放課後でも他校の生徒を入れるのは結構まずいからな。あまり長居はできんぞ」
佐々木「くっくっく。わかっているよ。おっと」


どっしゃーん


キョン「大丈夫か?」
佐々木「あ、ああ大丈夫さ。それより君は僕の下敷きになったけど大丈夫なのかい?」
キョン「ああ、おまえはあんまり重くないからな」
佐々木「/////」
谷口「うい〜すwawawa忘れ物〜おわっ!・・・・・・すまん・・・・・・ごゆっくりぃ!」





作者は反省していません。勢いで書きました。
以上の点をふまえて以下の問いに答えなさい

@キョンと佐々木はどのような体勢だったでしょう

A倒れたことで普段ブレザーを開けっ放しにしているキョンはブレザーがはだけていました。
谷口はどのように解釈したでしょう

Bキョンは翌日どうなったでしょう
791名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 12:55:15 ID:Qnflh9Ym
@勿論抱き合う形

A谷口「凛とした顔立ち、スレンダーな体型、気の強そうな中にもどこか乙女心を感じさせる瞳。」
谷口「AAA-といったところか」

B長門からの無言の圧力に耐え切れず心身疲労で入院
792名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 13:56:46 ID:TudowRG3
@勿論、騎乗位で
A谷口「AAAだと!?どうやら俺のスカウターも故障したようだな…」
B
長門「wa…wa…wa…忘れ物…」
!!!
長門「情報連結解除申請…」
793名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 14:22:33 ID:mSGik7QV
@勿論、顔面騎乗位で
A略
B略
794名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 14:59:18 ID:aAin3VfG
>>793
顔面騎乗位ってようするにクンn(ry
795名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 15:05:58 ID:+IrwsTtA
@佐々木がキョンの二の腕を押さえ、ひざを太腿の間に入れている体勢。
Aぎゃ、逆レイプ!?
B谷口が「キョンがオトナの階段をロケットブースターで駆け上がった」と触れ回り、
つぎの日、妙な視線にさらされる羽目に。
796名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 15:23:39 ID:TvVJmXcI
>>793
バロスwwwwww

@絵的には対面座位がよろし
A谷口オーバーフロー→即死
Bその後佐々木さん大炎上で一睡もできず(延長十八回)翌日煮干状になって登校
797名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 15:23:46 ID:TudowRG3
さて、そろそろこのセリフの出番だろうな。






それなんてエロゲー?
798名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 16:00:13 ID:AOJgYz4l
>>797
それを言うならジャン(ry
799名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 17:26:18 ID:bAHM7QQn
佐々木は論理的な思考が得意
よし、きょこたんも連れてきて麻雀をやろう

まあ負けた人間が服をぬぐってのは公式ルールだから恥ずかしいけど仕方ないよね
800名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 17:34:11 ID:UXQ9X10/
「キョンはアンタなんかに渡さないわよ!」

※佐々木的論理的思考※

「それなら麻雀で勝負しましょう」
801名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 17:41:13 ID:eqUI+DrJ
SS書きたかったが佐々木の小難しい台詞が書けなかった。
悔しかったので絵を描いた。

反省はしてない。
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d236836.jpg
802名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 17:43:22 ID:WNm39M60
音速で保存した。
803名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 17:43:27 ID:AOJgYz4l
>>801
GJ!
早速保存させてもらった!
804名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 17:43:56 ID:qUNd+qDl
>>801
なんか佐々木に見えない
でも上手いぜ、乙
805名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 17:44:37 ID:9ZxnpeOI
>>801
その制服は!
806名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 17:44:59 ID:TudowRG3
>>799
>>800
佐々木さん!どんなロジカルな道筋辿ればそんな結論にたどり着くんですか!
それになんであたしも参加なんですか!
そもそも脱衣麻雀に勝利しても肉体的要素は向こうが勝ってるんですよ!
あたし達の場合は…虚しさしか…得られません…
807名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 17:48:59 ID:qUNd+qDl
おもむろに麻雀を始めるパンジー
808名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 17:52:37 ID:Cby/twIR
>>806
なに、単純な理由からだよ
一つは涼宮さんがパットかどうか、二つめはキョンのストライクゾーンの調査
三つめ、これが一番重要なんだが
キョンのフラクラ機能をダイレクトな視覚情報で粉砕してあげようと思ってね。
809名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 17:53:33 ID:+IrwsTtA
>>801にきょこたん的な可愛さを感じる。
しかし、きょこたんとは決定的に違うところが。
空 回 り し な い 。
810名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 17:57:22 ID:TudowRG3
>>801かわいいよ>>801
キョンのチャリの後部座席を陣取り、毎朝一緒に登校する姿を幻視した俺は末期。
811名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 17:58:30 ID:JjaGLVF4
>>801
おお!北高の制服着た佐々木いいね〜
GJ!
812名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 18:04:18 ID:OAFgQmWy
>>808
ハルヒ「理ではあたしを縛れない……!」
813名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 18:07:30 ID:EaraqWUX
脱衣じゃなんだからコスプレ雀にしようぜ
ハルヒがメイド、佐々木は割烹着で
814名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 18:12:51 ID:WNm39M60
勝て、佐々木。勝ってはじめて野望の幕が開く。
815名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 18:21:15 ID:EaraqWUX
涼宮さん…あなた背中が煤けてるよ
816名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 18:25:54 ID:jShMPffP
>>801
ADSLの速さで(ry
GJ
817名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 18:30:16 ID:nN5d7uhF
佐々木は「……御無礼」とか言う
ハルヒは中のみ百万点とかやる
818名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 18:38:42 ID:AOJgYz4l
佐々木が勝ってもハルヒが勝っても
脱ぐのはキョン
それを見守る●とパンジー
819名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 18:40:49 ID:EaraqWUX
>>818
みんな内心喜びそうだね…藤原は知らないがw
820名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 18:46:55 ID:dBHwk0Nu

橘「これでリーチなのです!」
ハ「甘いわ!ロン!東・三暗刻・対々・ドラd…」
佐「失敬。頭ハネです。タンのみ」
821名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 18:55:51 ID:3oIOm1n8
>>808
佐々木が笑い出す前に(ry
上手いなぁ〜
>>818
パンジーはガチホモなのねw
822名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 18:59:20 ID:3oIOm1n8
安価ミス…
佐々木を抱いてくる…
823名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 19:00:34 ID:EaraqWUX
>>822
北斗昌に恨まれないようにね
824名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 19:07:01 ID:30+xAxZL
>>823
ケンスケのことか!
825名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 19:09:17 ID:TudowRG3
>>822
清原に泣かれないようにね!
826名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 19:19:48 ID:3xSdb7Bq
>>822
燕返しをくらわないようにね!

>>801
kkkGJ!!
裏SOS団のハレ晴レもこのぜひ制服で踊って欲しいぜ!
827名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 19:38:30 ID:JjaGLVF4
佐々木のポニー見たいけどあの髪の量じゃハルヒみたいにちょんまげになりそうだなw
828名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 19:39:49 ID:TudowRG3
藤原さん!なんであなたまでセーラー服なんですか!

いや…だって…>>826が…
829名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 19:42:44 ID:LxkIy936
>>801
おまい…GJすぐるぅ!
>>801かわいいよ>>801
830名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 19:43:08 ID:dM/Qfumb
佐々木って言ったらやっぱ、日ハムにいた投げる同人作家だろw
831名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 20:00:48 ID:OES9RmzQ
絵うめえなあああうらやましい
832名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 20:02:45 ID:+IrwsTtA
マッカーサー草案の参考になる草案を作った人…ごめ、マイナーすぎた。
833名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 20:03:05 ID:7eZK9XZW
>>830
              佐々木禎子さんかなあ
              広島の折り鶴
                             佐々木道誉だろ
    佐々木直次郎……  , -ー- 、       バサラ大名
         , -‐- 、.   /,.  / i \   ,. ‐-ー- 、
        ,'. /  ト、 ヽ. i ノノソハノバリ) .ノ /    ヽ
.         i. ((从ソ 从〉 リ(l │ │ |ソ  ノハハハハハ !
        l. (|┳ ┳i!l .`'ハ、 ヮ ,ノ   !|─ ─ ,iリ)!
.         ハNiヘ  ヮ ノハ!  〈{つ旦O   ’ 、 - ,ノル´
.          {iつ旦O   とi.__,〉_.〉     O旦と'!}
.         とくュュュュ〉            〈_〈__i'つ
834名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 20:05:49 ID:dM/Qfumb
ttp://suspend.hp.infoseek.co.jp/sasaki.htm
これを見れば分かる
835名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 20:06:42 ID:3oIOm1n8
けつ痛いよけつ

>>827
ハルヒはまだ髪の毛あるからな
佐々木のポニーを想像したら某長門のちょんまげイラストを思い出してしまうから困るw
836名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 20:49:16 ID:JjaGLVF4
>>833
意味がやっと分かったw
837名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:10:48 ID:vWLvf5i/
>>801
絵が描きたいのに小学生以下の絵しか描けないから
SS書きに転向した俺に対する宣戦布告DEATHか?

………九曜さんに頼んでちょっと特技を交換してみようか?
なぁに、恐い事は無い! 時々失敗してガチホモの国に逝ってしまうだけさ
838名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:11:52 ID:7eZK9XZW

       , -‐- 、
      ,'. /  ト、 ヽ
     i. ((从ソ 从〉
  。。o l. (|。ノ ヽi!l
     ハNiヘ ''' (フ∩! 驚愕 発売延期……
       ⊂)"ー'iソ
       /.ュュュュ!
       <_ノヾ_)
839名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:18:02 ID:3xSdb7Bq
「キョン……早くキミに会いたいよ……」
840名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:22:17 ID:dM/Qfumb
ttp://www.kadokawa.co.jp/sp/200603-04/img/ayamari.jpg
原作スレから持ってきたよ…一ヶ月以内の延期だと思いたいな
841名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:25:25 ID:TudowRG3
佐々木ぃぃぃぃぃぃいいいあぁぁぁうぇおぉおぉおぉぉ(ノ_・。)
842名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:27:11 ID:jfJChKBa
彼に応急処置を
843名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:28:36 ID:Beyx7+RG
●<僕に任せてください
844名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:29:10 ID:WNm39M60
逆に考えるんだ。
佐々木の人気にながるんが方針転換を図っていると。
そう、佐々木ルートの確立だ!
845名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:29:23 ID:JjaGLVF4
延期になってちょっと安心したのは俺だけでいい
846名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:30:06 ID:OxwSPWhp
>>841
逃げて
847名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:36:07 ID:nul4GRUJ
>>839
「どうしたんだ?」
その声は彼女が心の底から渇望し、しかし言い出せなかった想い人の声だった。
「そ、その声は―――キョン!?」
「ふん、こんな古典的な手に引っかかるなよ」
そう―――『声』だけは……
「ふ、じわら……くん?」
「未来では名探偵コ○ンばりの変声機だってあるさ」
「…………つまり、君はそれを使って僕を騙したって事かい?」
「まぁそう言って差し障り無い。そんなに会いたいなら会いに行けばいいだろうに」
「ふふ……ふふふふふ!! つまり君は僕を騙したって事かい?
 まぁ騙される僕にも責任が無いとは言わないよ、しかしそれ相応の罰を覚悟しての事だろうね!?」
「は? いや、そんな悪戯程度でマジになられm」
「問答無用さ……僕の気持ちを弄んだ代償はマリアナ海溝よりも深い……九曜さん」
―――パチンッ!
「イエス―――マイ―――ボス―――」
「は? お前ちょ、落ち着k」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「すみません! 遅れちゃって! あれ? 藤原さんは?」
「あぁ橘さん気にしないで、彼ならちょっと旅に出たのよ」
「旅……ですか?」
「永遠の―――旅よ―――」
848名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:36:41 ID:RN5H7DYi
待て,これは表紙を佐々木にするための延期なんだ。
そうに違いない
849名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:36:55 ID:Peq9wa/+
佐々木に涙くんさよならを歌って欲しい
そしてキョンにフラクラして欲しい
850名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:38:31 ID:Beyx7+RG
>>846
●<ふふ・・何を怯えているのか知りませんが、安心してください
  ・・・痛いのは最初だけですから・・
851名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:39:25 ID:1UXhLdzb
>>841
ぱんじぃ「逃がすかよ! 古泉っ、押さえろ!絶対掘ってやる!」
ウハハハハ!
古泉「了解!」
ボクカラハニゲラレマセンヨ…


佐々木「2人とも楽しそうだねw」
佐々木「君は混ざらないのかい?」
キョン「……遠慮しとく」
852名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:42:16 ID:vKsDFrZF
「髪の毛がのびるのを待つことはできないのです」
と橘さんは私を美容院に引きずり込んだ。
実に半日がかりでエクステで髪の毛を長くし、最終的には
見事なポニーテール姿の自分が鏡の中に居た。
「これです、これで彼はこっちのモノです。がんばりましょう、佐々木さん!」
熱く語る橘さんを見ていると、そても
「それぐらいでよろめくなら、中学の時にどうにかなってるよ」
と冷静に突っ込むのは可哀想になった。
まあ、どういう表情を見せてくれるかは、ちょっとだけ楽しみだけどね。





さて、延期はガチか。
そもそも書けてなかったのか、それとも分裂を読んだ読者からのフィードバックが
予想に反したので変更になったのか、どっちかねえ・・・・・・
853名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:43:17 ID:TudowRG3
>>850
ちょ、ちょっと待って!穴留バージンは国木田くんに!って決めてるのに!
ちょww
まっww
アッー!!!!
854名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:45:28 ID:/x2wHbEG
佐々木が悲しむ羽目になったらやってられないから延期でちょっと安心した俺はマクフライ
855名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:55:32 ID:9ZxnpeOI
作者がこのスレに佐々木SSを投下することに夢中になり
本業が疎かになってたりして
856名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 21:56:30 ID:JjaGLVF4
>>852
前者はありえないな
857名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:00:42 ID:nul4GRUJ
>>852
いやいや!
どこかのラノベ作家みたくPCがクラッシュしてデータがdじゃったのかもしれんぞ!!

いっそ佐々木ルートを作ってですね(ry
858名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:08:58 ID:AOJgYz4l
いっそのこと俺がながるんの代わりになって
佐々木ルートを………





いや、やっぱなんでもない
859名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:17:40 ID:8vcEH3p/
外伝で補完してくれたら佐々木ルートじゃなくても耐えられる。たぶん。




むしろハルヒルートを外伝(ry
860名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:18:35 ID:JjaGLVF4
谷川に増毛剤やるから佐々木は驚愕以降も出してほしい…
もしorzな展開になったら谷川をハゲにしてしまうかもしれない
861名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:27:59 ID:9ZxnpeOI
冷たいいい方をすれば
「かませ犬」
としか思えないキャラ設定だが
かませ犬の方に人気がでてしまいストーリーに影響してしまう、てのは
ジャンプではよくあること
862名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:42:51 ID:TudowRG3
>>861
それなんて北大路さつき?
863名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:50:09 ID:AOJgYz4l
>>862
あれってそうだったの?
864名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:50:32 ID:K8qCAyCu
>>861
そして更に急接近、個性的な相手に主人公の心が揺れるが結局話の都合上無理やり退場……。

……ルシオラの二の舞いにだけはなって欲しくないんだが。
865名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:51:43 ID:nul4GRUJ
>>864
>ルシオラ
なにその俺のトラウマ……
866名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:52:38 ID:88tRH7UF
延期は残念だが、これで驚愕前に本作れると考えている自分にorz
867名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:52:39 ID:BOQS0m2l
>>861
なるほど・・・
つまり何年か後で佐々木が主役の
新約涼宮ハルヒの憂鬱がリメイクされるのか
868名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:57:07 ID:erOx6+l2
これで佐々木が悲しむような結果がでてきたら俺は発狂してしまうかもしれないwwwww
869名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 22:59:33 ID:dLHcY5cd
>>867
涼宮ハルヒシリーズとは別に
佐々木シリーズが出来たらなって思う俺は重症
870名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 23:01:21 ID:9ZxnpeOI
まあタイトルになってるほどの主役を乗っ取るなんてのは考えられないわけだがな・・・
キョンにとって大事なのは結局ハルヒと佐々木どっちなの?てとこまで追込みかけてくれたら満足
技あり・有効で合わせ一本程度の実力差なら、過去に遡って背負い投げかましてやれってのはあるがな
871名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 23:10:04 ID:vhcvcZot
起こってしまったことは仕方がない
でもね?観測問題ということもあるよね?
ある事実に対して、驚き悲しむ人もいれば、怒り出す人もいる
アンチスレなどというものも、現れるかもしれないね
でも、それぞれの主張は、どれも、事実に対して単に等価だ
そもそも事実なんて、蓋を開けてみなければわからない
猫の生死みたいなものだよ
あてにならないものさ。くっくっ…
だから僕らはあえてこう言うことにしよう

流がんばれ流
872名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 23:24:50 ID:nN5d7uhF
>>864-865
ルシオラが死んだのは横島がフラグ折らずに成立させてしまったから
話の都合上じゃまになるような位置に成った為にああなった

何が言いたいかと言うと
キョンはフラグを折る事で佐々木を守っているんじゃね?
873名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 23:43:38 ID:TudowRG3
>>863
すまん、ただの妄言だ。
874名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 23:45:15 ID:K8qCAyCu
>>872
「選びなさい、キョン!」
 何をだ。
「あたしを選んで佐々木さんを生かすか、佐々木さんを選んで彼女を殺すか」
(この女っ……!)
875名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/14(月) 23:54:06 ID:jdtKS/Sn
むしろ佐々木のほうが
「ちょろい」とか合いそうな気がするなw
876名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 00:01:13 ID:ImTu/FCr
単にのいぢさんの仕事が遅れてるだけじゃない?
エロゲ関係者はとにかく期日守らないから…
877名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 00:01:48 ID:qhHOdsNH
うおっ驚愕の延期は本当だったのか……。
このスレやらサイトとかでの反応を考えると当然なのかもしれないし
まあなんか複雑だな、佐々木の件が関係してるとも限らないけど。

>>801
これはいい佐々木さんだ
色気もそうだけど、ハルヒのように強い意志を醸し出している感じなのが素敵だな。
878名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 00:10:29 ID:utfPQG3h
>>875
「ならば僕と星を見に行こう」
「くっくっ、10分置きにキョンの行動を綴った『キョン日記』さ」
「必要ない。涼宮さん、あなたはいつキョンを解放するの?」
「僕はエリートなんかじゃない。キョンが好きなだけなんだ」

……なるほど合うかも。








色々考えて行き着いた結論。

「五人揃って5WAWAWAズ!」
 本当にとんでもねえっ!!
879名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 00:41:22 ID:7qqRXHU4
佐々木「涼宮ハルヒ……お前の力も道連れだ……」
ハルヒ「なっ何……光が……広がっていく……」

キョン「ハルヒ!大丈夫か?」
ハルヒ「キョン!アレは彗星かな?違うわね!彗星はもっとバァーってなるもんね」
キョン「ハルヒ……」
880名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 00:54:29 ID:NeXomvyQ
流れぶった切ってすまんが、湯煙@佐々木(エロ抜き
終わった。というか、エロの方が蛇足感。
投下していいもんか不安だし、エピローグっぽいのは
終了後の反応を見てから投下したい。
881名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 00:58:21 ID:7qqRXHU4
ktkr
882名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 01:03:05 ID:D+OvJfXx
はやく!
883湯煙@佐々木vol.2:2007/05/15(火) 01:04:20 ID:NeXomvyQ
「では、いただきます。」
「………いただきます。」
俺の眼前では部屋備え付けの浴衣を着た佐々木が両手を合わせ、さっそく
料理に箸を伸ばしている。
まぁ、何だ。とりあえず一線を越えるような真似はしてない訳だが、
恒例なハプニングもあった訳で俺としては色々と持て余……げふんげふん、
複雑な心境であった。
というか、俺の方が動揺してるというのもどうしたもんかね。
事故だとは解っていても、少しばかり意識してしまうのは仕方ないというものだろ、男なら。
「どうしたんだい、キョン。先ほどから箸が進んでいないようだが。」
「いや……というか、これは何だ佐々木」
聞くまでもないことかもしれないが、一応聞いておかねばなるまい。
眼前の、どう考えても高級食材を使いまくった料理に付属していたのは
どう見ても熱燗だった。
一人につき一本であるのが唯一の救いだろうか。
俺としては辞退したいのだが。
「これかい?
くっくっく、キョン、これはその筋の人なら喉から手が出るほど欲しがる
……そうだね、幻の酒、とでも言えばいいのかな。」
未成年の飲酒は犯罪の筈だが。ここは日本だろうに。
「何を言うのか。
料理として一緒に出された以上、これは飲むべきものなのだよ。
食事を最良のものとして味わうためにはね。
君だって飲酒の経験がない訳ではないだろう?
それに、全部飲めと言っている訳ではない。
酔っては元も子もないからね。」
確かにその通りかもしれないな。
さて、佐々木の箸も案外すいすいと進んでいるようだし、
俺も頂こうじゃないか。
884湯煙@佐々木vol.2:2007/05/15(火) 01:06:00 ID:NeXomvyQ
料理はおいしいし、キョンも満足してくれているようなのだけれど、
私としては少々おもしろくない事態になりつつあるようだ。
やはり私も所詮は凡人というべきか、いかに綿密な計画と根回しを
しようと、どこかで綻びが存在するらしい。
そして、その綻びを放っておくと碌なことにならないのは人類の歴史から
容易く学べることだ。
これは、少々強引にでもいくしかないのだろうか。
「あーん」イベントを成功させるためにも。
酔ったふり、あるいはいっそのこと指がつったことにして逆「あーん」かどちらで行くべきか
――――などと考えていると、蟹に四苦八苦しているキョンに気付いた。
身を取るための専用の道具を使いながらも、どうにも取れないらしい。
少々ムキになっているのは食い意地が張っているとかそういうことではない。
彼のことだ、頭の中はどうして身が取れないのかという疑問でいっぱいに
なっているだけ。
中学校の頃でもそうだったが、諦観が似合い、実際同年代の少年たちに比べれば
価値観的な面では必要以上に冷めていた彼にしてみては珍しい、
男の子っぽいかわいさを垣間見せているのだ。
………本当に、卑怯だと思う。
そんな邪気のない純粋な顔をされて、母性を刺激されない女性なんているのだろうか。
「キョン、それを貸してくれないか。僕がやってみよう」
私の声に反応して彼が顔を上げた。
格闘していた蟹の足と私の顔を視線が行き来する。
本人は気付いてないのだろうが、気を使っているというのが簡単に解る。
885名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 01:06:31 ID:rTX3uORG
支援
886湯煙@佐々木vol.2:2007/05/15(火) 01:07:23 ID:NeXomvyQ
「くっくっく、安心したまえ、身を殻からはがしてあげようという、純粋な好意だよ。
君の分の蟹までくすねようとは思っていない。」
「失礼な奴だな。俺はそんなに食い意地を張るような人間でもないし、欲しいならやるぜ」
まったく、こうして双方の本心を隠したまま軽口を言い合える間柄というのも
いいのか悪いのか。
貴重であることは相対性理論並に一般論として通りそうだが、
量子力学の世界では物理法則が通らないように、それが最善だとは限らない。
無論、もどかしい関係は今日でもって終わりにしてしまうつもりであり、
やはり人間同士のコミュニケーションならば本心のぶつかり合いということだ。
「いや、僕としてもそろそろ限界だと感じていたので遠慮しておくよ。
腹八分目に医者いらずというだろう?
胃に負担をかけ過ぎるのは御免だからね。
こと胃というのは体内でも得に気をつけるべき器官であって、
それもph2以下の強力な酸である胃酸で消化活動が行われるのだから当然だ。
胃壁には確かに酸に対する防衛能力があるが、そもそもそれを突破するほどの
負荷をかけてしまったら無意味なのだ。
そういう意味では、ストレスで胃に穴が空くという表現もまんざら馬鹿にできるものではない。
病は気からという言葉もあるし、精神的負荷が肉体的負荷となって
自己防衛のために顕現するというのは医療の在り方において大いに大切な情報と
なったのだろうからね。
それでも医学会というのはどうにも不信感が拭えないというのはやはり袖の下という
古き悪しき伝統を濃く持つ日本ならではなのか、そこまではわからないけど
…さあ、できたよキョン。」
蟹の足が乗った皿を受け取り、蟹の身を削ぎ取っていく。
思いのほか早く終わったのは僥倖だ。
「おお、ありがとよ佐々木。
しかしアレだな、こうして食いにくい蟹を見てると食物連鎖の過酷さを思い知らされるというか
………なぁ、その、何をしてるんだ?」
喉の奥から延々と笑い声が洩れてしまうのはきっと仕方の無いことだ。
「見れば解るじゃないか、キョン。
それとも、君は奉仕されることを好しとしないのかな。
まさか、君が他人の好意を阻むような非人間的な精神構造を有していたとは驚きだ。」
「………わかったよ。食えばいいんだろう。」
「はい、あーん」
顔を赤くしてわずかに仏頂面になりながらもキョンが蟹に食いつく。
「キョン、ないとは思うが、筋や甲羅が入っていたら危ないからもう少しゆっくり食べて欲しい。」
恥ずかしさを誤魔化すためか、あるいはおいしいのかは知らないが、
そんなに早く食べられてしまっては折角の愉しい時間が終わってしまうから。
「はい、あーん」
「…………」
「くっくっく、おいしいかい、キョン」
「……うまいよ。」
「はい、あーん」
「……」
887湯煙@佐々木vol.2:2007/05/15(火) 01:09:16 ID:NeXomvyQ
お父さん、お母さん、申し訳ありません。この馬鹿息子は今にも色々と陥落しそうです。
―――などという無意味な言葉のみが思い浮かぶ夜中の九時。
気でも狂ったかとしか思えない佐々木の「あーん」攻撃による
新手の拷問かと勘違いするような食事を終え、その後のまったりした時間を
無駄話でどうにか埋めつつ人間の動きを察した昆虫であるかのように俺は早々に寝室に
退散することにし、疲れたしさっさと布団敷いて寝ようと襖を閉めたところで
天国と地獄というのは主観的相違によるものであってどちらがどちらであるかなんで
些細な問題にすぎないのだろうという哲学的思考に到達したのち上記の言葉に至った。
いや、それでもこればかりは全力で現実逃避したいとお星様に願ってしまいそうな
俺を誰が責めるというのだろうか。
寝室にはもう布団が敷いてあった。ああ、万全だったとも。
これを敷いたやつは相当家事がうまいに違いない。
安値の観光ホテルのベッドメイク係びっくりの仕事だ。
しかし、ああ、ここがむしろ洋風ならどれほどよかったものか。
旅館ならではの究極奥義がそこに体現されているのだからな。
さて、では言うぞ。日本の奥ゆかしさがわかる男子諸君なら喜びにのた打ち回る奥義の名を。

ぴったりとくっついた二組の布団。

これをこの旅館の人間が用意したのだとしたら怨む。
確かに相思相愛の男女二人旅ならばこういうのは当然かもしれないが、
お出迎えだけはしてくれた着物の女将さんよ、俺達がそんな風に見えたというのかい?
「どうしたんだい、キョン。こんなところで突っ立って。」
ぎくりと、何か悪いことでもしたかのように背筋が凍る。
やましいことなんて無いのだが、とすればいきなり後ろから声をかけられたので驚いたに
違いない。
うん、俺は今驚いている。冷静な判断ができていない。
何故なら、布団なんて動かしてしまえばいいだけなのだから。
「もう寝るのだろう?僕も中々の長旅に疲れたのでもう寝ることにするよ。
明日は市街地の観光だからね。折角の予定を無碍にするのは遠慮したい。」
そうして凍りつく俺を尻目に佐々木は布団に入っていく。
いや、佐々木よ。お前は何故そんなに落ち着いているのだしかし
俺が慌てている佐々木が見たことあるといったらGとか雷とか秋の毛虫大量発生とか
案外多いのかもしれないが多くない。
えーと、待て俺。こういう時はとにかく落ち着け。
「キョン、立っていないでこちらに来たらどうだい?」
正直もう、誘ってるとしか思えない。
888湯煙@佐々木vol.2:2007/05/15(火) 01:11:03 ID:NeXomvyQ
ええい、仕方ない、
こうなれば明日がつらいだろうが俺は夜通し理性を保ちつつ起きてればいいのだ。
あまりに無防備な佐々木に言いたいことはあるが、今そんなことを言ってはむしろ
意識しすぎと思われかねず、
俺はまだ紳士であるからしてエロなどの称号はいらないのだから。
よし、覚悟が決まれば後は実行あるのみだ。
何、今まで様々な超常的トラブルを切り抜けてきた俺なのだ。それぐらい余裕だ。きっと。
そうして布団に入り込むと、佐々木の腕が俺の首に絡みついてきた。
視界は佐々木の顔で占領され、つまり男女逆の押し倒し状態で俺は突然のことに何もいえない。
ワンテンポ遅れて、ばさりと掛け布団が畳に着地した音が耳に入る。
「キョン、覚えているかな?
僕が、恋愛など精神病の一種、一時の気の迷いでしかないと言っていたことを。」
声をあげるか、最悪跳ね除けようとしていた俺の動きがその一言で停止する。
脳から送られた電気信号を一時停止させるほど佐々木の声は真面目であり、
どこまでも本気のものだった。
だから、俺も真面目に返事を返すしかない。
「覚えているさ。つっても、思い出したの方が正しいが。それがどうしたんだ」
「一言で言うなら、それを撤回させてほしい。」
「何故だ?」
「無論、それが間違いだったからさ。
ああ、だからと言って最初から間違いだと思っていた訳ではない。
中学三年生の頃の僕はその考えを正しいと思っていたし、そう信じていた。
あるいは、信じようとしていた。
しかし僕がいくらそうだと信じ込もうとしても、信じきれなかった。
自分自身を納得させることが叶わなかった。
それでも僕は頑なだった。
自分はまだ十分に理性的であると言えないから信じられないに違いない、
己が未熟であるから一時的なことに身を任せそうになるに決まっている、
それは一種信仰に近い祈りだったのかもしれないし、事実そうだったのだろう。
僕は己をあえて厳しい状況に追いやることで恋愛そのものから逃避しようとし、
実際高校一年はそうして過ごしていたのだから。」
お互いの視線がかっちりと合わさったままで佐々木は言葉を続けた。
「では、それでも、一年という若者にとって十分な時間が経過しても尚、
冗談抜きで恋焦がれてしまう、
その衝動に身を任せたくなってしまうのは何故か。
大抵の欲求が希薄である筈の僕が、これほどまでに執着するのはどうしてなのか。
馬鹿らしいほど簡単な理屈じゃないか。」
どこか皮肉な口調になり、
一度口を閉じた佐々木は俺の首に回した腕に力を込めた。
「……私が、間違っていただけのこと。
私が、私を誤魔化し続けていただけのこと。
六十億のうちたった一人のちっぽけな矜持とペルソナを守ろうと足掻いてた。
ただ拒絶されることが嫌だったから格好つけてた。」
再び開かれた口から紡がれるのは、あまりに痛切な言葉だ。
どうしようもないぐらい切実で、救いようがないぐらい本心で、
いつ溢れた感情が決壊するかもわからない。
何でいきなりこんなシリアスになるんだよと脳裏でささやく声がないでもないが、
今は無縁だ。無視だ。
889湯煙@佐々木vol.2:2007/05/15(火) 01:13:27 ID:NeXomvyQ
むしろ―――――本当に、自分を殺したくなる。
どうして気付いてやれなかったとか、そういうことではない。
ああ、そうとも。
中学の連中だって皆が皆節穴じゃないってことぐらい解ってたし、
俺だって古泉の茶番劇に気づくぐらいの観察眼があるのだし、
あのころこいつの一番近くにいたのはこの俺だったんだから気づかない訳がなかった。
佐々木が、こいつが俺に好意を抱いてることなんてとっくに気付いていたさ。
だけど同時に俺は佐々木が望んでいることにも気付いていた。
佐々木はあくまで友人というポジションを変えたくなかったし、
俺にしてもそうだった。
だけど一つ決定的な違いがあるとすれば、それは俺側の動機だろう。
俺は、ただ自分可愛さに現状維持に走っていた。
こいつには俺なんて不釣合いだ、俺みたいな一般人は分を弁えているもんさ
―――どれも、今のささやかな幸せを壊さないための残酷な言い訳だろうに。
俺が悪者にならないための、下らない自己満足だろうに。
よくよく考えてみろよ、俺。今日の佐々木の振る舞いを思い出せよ。
あの理性的な佐々木があんな青臭い恋愛小説じみたことするか?
するとしたらその理由は何だ?
解っているとも。焦っていたんだ。追い詰められていたんだ。
らしくないことをするってのは、人間予想以上に勇気がいるもんで、
では佐々木をそこまで追い詰めたのは誰だって俺に決まってる。
さぁて、いい加減にしろよ俺。
茶番は終わりだ。怠惰も、言い訳も、限界を見る怖さもここで終わりだ。
韜晦も誤魔化しもおふざけもジエンドにしようじゃないか。
俺の本心なんだ、なぁ、答えを出せよ。
簡単な二択じゃないか。
受け入れるか、拒むか。
俺はこいつのことが好きなのか、否か。
「今、この状況でこんなことを言うのは卑怯だって、解ってる。
解ってるけど、でも、私はっ……」
ああ、解ってるさ。よく解ってる。
これから先は俺が言うべき台詞で、
今まで辛い想いをさせてきたこいつに本当の笑顔をプレゼントする時間だ。
だから俺は佐々木を抱きしめた。それに、ほら、アレだろ?
女を泣かせるなんて男のするべきことじゃあない。
890湯煙@佐々木vol.2 Fin:2007/05/15(火) 01:14:54 ID:NeXomvyQ
「なぁ、佐々木よ、少しばかり独り言を聞いてくれ。
…ある所に、一人の男の子と一人の女の子がいたんだ。
男の子は適度にモノを知っていて適度にモノを知らず、
そしてだからこそ見なくていいものが見えてしまっていた。
女の子はとてもモノを知っていて逆説モノを知らず、
そしてだからこそ見たくないものが見えてしまっていた。
二人は実は相思相愛で、誰もが二人を祝福していたのに結ばれなかった。
身分差や財力の差なんて関係なく、二人は互い、心に壁を作っていた
……俺も、お前も、ちょっと捻くれ過ぎて、ちょっと我慢強すぎた。
ただそれだけのことだ。
でも、だったら最後はお約束のハッピーエンドに決まってるさ。」
そうだろう?
こればっかりは誰にだって文句を言わせないし、文句があったらそれを修整しに行ってやる。
そして、ああ、これが締めの一言で、これこそ本当の白雪姫ってもんだろう?
俺は今日、言葉では不粋なこともあると言った。
確かにそんな時もあるだろう。けど、今この瞬間は違うぜ。
決めの一言、ファウスト博士なら同意してくれるだろうが、すまんな博士。
この物語には悪魔なんて出てこない。
ただ一組の男女が織り成すささやかで充実した人類の一断片。
だったら、その始まりはこの一言以外に何があるってんだ。
「……お前のことを、愛してる」
891名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 01:17:57 ID:SP+SVjkg
支援?
892名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 01:20:24 ID:z9/PVM4V
.                      , -‐- 、
  .     ―――――――――  ,'. /  ト、 ヽ
  ;;`ヽ     ー ‐‐ ―‐ ―――   i. ((从ソ 从〉
   ⌒) ‐‐ ―‐ ツルー―――    l. (|┳ ┳i!l
  )  ;;;`ヽ⌒`)⌒ . _ _ _  .(`;ヘハNiヘ '' ヮ''ノハ! 支援!
  ⌒;;)´⌒;;)⌒;);; )._ ___ (__《:_:__,{_i'づニソつ
893名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 01:20:41 ID:NeXomvyQ
とりあえず本編は終わり…

つかれたよ。もう燃え尽きたよ。真っ白い灰だよ。
私生活がくそ忙しい中の作品なので誤字脱字不備はかなりある筈。
申し訳ないと思うが、各自脳内補正で頼む。

最後に。佐々木かわいいよ佐々木
894名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 01:27:54 ID:b07ahqtF
乙ぅう!
これ早く読みたかったんだよw
佐々木かわいいよ佐々木
895名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 01:27:59 ID:z9/PVM4V

                       ,. ‐-ー- 、
          ・・・・・・・       ノ /    ヽ
            , -‐- 、      ノハハハハハ !
           ,'. /  ト、 ヽ     !|─ ─ ,iリ)!
.           i. ((从ソ.u从〉     ’ 、 - ,ノル´ ドンマイ!
           l. (|┳ ┳i!l      〈}゙|†'|´{>
        (`;ヘハNiヘ.'''.ヮ''ノハ!       i´T `i
       (_《:_:__,{_i'づニソつ    .   〈_,八__〉
896名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 01:29:41 ID:WzDrp5Vl
AAも可愛すぎるなw
897名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 01:59:21 ID:hXoL5BTM
あーもう佐々木かわいいよ佐々木
逆も裏も対偶も真だqあwせdrftgyふじこlp;
898名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:03:33 ID:zSwWIPkm
なんだかキョンは最後まで誰とも引っ付かないような気がする
「俺たちは登り始めたばかりだぜ、この長いSOS坂をよ!」
            
             〜完〜

みたいな
899名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:10:13 ID:7qqRXHU4
>>893
乙!
佐々木に「あーん」とか……キョンはええのぅ
900名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:15:10 ID:xaO9PO+v
GJ
最近かつてのフラクラっぷりはどこにいった的なSSが増えてきたな
そこがいいのだが
901名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:16:24 ID:C0KO0fVM
>>893
GJ!!
この後どうなったのかは…
聞くまでも無いか、布団の上で告白だし。
このまま突入か…(遠い目
902名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:20:18 ID:vY+yOUGM
>>898

>>864が指摘するように佐々木がルシオラ化した場合、
高い確立でそうなるかと思う。
誰も選ばないにしても佐々木には生きてて欲しい。
903名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:23:57 ID:m6w3BaBA
GJ!
いいねえ
904名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:28:51 ID:qltrUJQm
>>893
 待ってました。すばらしい!! 最高です。GJ



 そんななか、歌ネタです。
 Crystal Kayの「こんなに近くで...」佐々木Ver.

 知ってる人も多いだろうけど、長門ver.のMADみちゃって、もうどうにも堪らなくて。
 佐々木版のSSかいちった。
 3レス予定。
905こんなに近くで...佐々木ver. 1/3:2007/05/15(火) 02:31:28 ID:qltrUJQm

 そのノイズが僕を襲うようになったのは何時のことだったろう。よく、覚えていない。
たぶん、それは彼に会ってから、彼と友達になってから、最初は小さくて、僕の耳に届いてい
なかった。だけど、それは、春を越えて、夏を過ぎ、秋を迎え、そして冬に至る頃にはよく聞こ
えていた。

 中学校の卒業を前にした最近の私は眠りが浅くなったような気がする。ひどく夢見が悪い
のだ。
 夢の中で私はいつもひとり、真白な部屋でひとり、彼が来るのを待っている。彼が来てくれ
ないかって泣いている。逢いたいって、声をききたいって、アイシテルって告げたいって。起き
たとたんにそんな夢は忘れる、忘れなきゃ……いけない。だけど、そんな時はなぜだか、私は
泣いているのだ。即座に自己嫌悪が襲ってくる。彼はずっと僕に友情をくれたではないか、私は
その締めくくりに彼を裏切るつもりなのか? 嫌だそんなのは嫌だ。別れ際くらいクールに行こう。
 うそつきな僕は、私のささやきを無視する。


 ノイズは毎日、僕を襲う。彼に挨拶をしている時、彼とちょっとした雑談をしている時、
彼と真面目に勉強をしている時、不意にそれは襲ってくる。
 こんなに近くで見つめているのに、どうして、ただの友達なの。
 くだらない繰り言だ。僕はこんなノイズに耳を貸したりはしない。彼は僕に好意を、持って
くれてる、でも、それは友人としてのものだ。僕にはそれが必要だった。僕にはそれで十分
だった。愛してるなんて言って何になる。それは僕が彼の笑顔を失うだけのことじゃないか。
 だけど、どうして、こんなに、毎日、毎日、胸が苦しくなるのだろう。こんなことなら、彼と
トモダチにならなければ……よかった?
 いや、そんなはずはない。そんな訳はない。もう一度、あの春の日に戻っても、僕は彼の
友達になりたい。


 卒業式もほど近いある日、久しぶりに彼の自転車の後ろに乗った。つい先月まで毎週二回
欠かさずに乗っていた場所だった。でも、ちょっとした間に、そこは知らない場所のように固く
私を迎えた。
 あと何回、この自転車に乗れるのかな?
「別に、こんなの乗りたきゃ、いつだって乗せてやるよ」
 彼はぶっきらぼうに、そう言って、いつもと同じように微笑んだ。いや、私には彼の背中しか
見えていないから、本当は違うのかもしれない。でも、彼とはもう一年も付き合っているのだ。
こんな時、彼は何時だって、困ったように微笑んだ。私の大好きな彼の表情を、私は何度も
見ていた。
 彼に確認を取った訳じゃない。でも、もうお互いわかっていた。もうすぐ卒業、こんな日は、
彼とふたりで彼の自転車に乗ることなんて、もう二度とないって。
 彼の声には応えず、あいまいに微笑んだ。たぶん、伝わっている。彼の背中からそう感じた。
こんなに微妙なものは伝わるのに、彼に伝えたいほんとの気持ちは伝わらない。
 ノイズが、耳触りな雑音が、聞こえてくる。
 もう止めて、こんなのもういや、どうして言わないの、私たちもうお別れなのよ。情けない
自分が心のどこかで悲鳴を上げた。
 大好きなのに、彼のことアイシテルのに。
 ほんとは、ほんとは、ずっと好きだった。
 いつでも、いつでも、愛し続けてた。
 こんな気持ちは意味のないノイズだ。卒業したからといって彼との友人関係がなくなる訳で
はないはずだ。それともこんなノイズに身を任せて彼との掛け替えのない絆、友情すらも失う
つもりなのか、僕は。
 二度と、彼の笑顔がまっすぐ見れないかもしれない。彼のそんな顔は見たくない。私のそん
な顔は見せたくない。でも、なぜ無視しきれないのだろう。
906こんなに近くで...佐々木ver. 2/3:2007/05/15(火) 02:33:26 ID:qltrUJQm
 卒業式。

 無事に式を終えた私たちは、何となく立ち去りがたく、体育館の前で、写真を撮ったり取ら
れたり、していた。部活動を行なっていた生徒は後輩と何かを喋っている。特に誰に声を掛
けられるわけでもないのに、桜の下、彼を待っていた。
「どうした、調子、悪いのか? それとも泣けちゃったとか?」
 巫山戯たように声を掛けてくる彼、欠伸をする振りを加えて、答える。
 単に寝不足なだけだよ、最近買った本が面白くてね、昨日遅くまで読み込んでしまった。
ほとんど、徹夜みたいなものだね、まったく今日がハレの日だってことぐらい知っていたのに
ね。この年になっても、押さえがたい気持ちというのはあるものだ。
 一番大事な人にも嘘ばかり、一番大事な事も告げずに、嘘ばかり。
 ヤメロ、ナニを言うつもりだ。ヤメロ。
 ほんとは、ほんとは、ずっと好きだった。いつでも、いつでも、愛し続けてた。
「……ありがとう……僕と友達になってくれて。……この一年、キミといられて、楽しかった、
充実していた。この中学での三年間を、キミと出会ってからの一年間を僕は忘れない、決して」
 こんなに、こんなに近くにいるのに、こんなに、こんなに強く思っているのに。どうして、
あなたには伝わらないのだろう。伝えられないのだろう。
 最後に彼に掛ける言葉が、自分の本当の気持ちで最高の嘘だなんて。
「ああ、俺もだ。ありがとう」
 向こうから級友が彼を呼んだ。なんども、なんども、彼を呼んだ。
 それじゃあね、手を振って別れた。
 卒業証書の入った筒を振って彼は背中を向けた。彼の背中が遠くなる。
 行かないで、行ってしまわないで。
 ほんとは、ほんとは、ずっと好きだったの。
 ずっと、ずっと、見ていたの、毎日、毎日、見ていたかったの、大好きなの、大好きだったの。
 いつでも、いつでも、愛していたの。
 いつでも、どこでも、なんどでも、告げたかったの。
 笑うことができない。
 頬がこわばる。
 喉から音が、漏れる。
 瞳が熱い。
 ……ダメだ。泣くな、彼が気づく。
 “僕”はそうじゃない。そうじゃないだろう。
 笑うんだ、唇を振るわせるな、平静を装うんだ。
 いつもしていることじゃないか、最高の笑顔を彼に刻むんだ、
私のことを彼が忘れてしまわないように。

 微笑んで、彼を見送った…………。

 アイシテル、空にささやく。
 I'm so in love with you.

 空を行く雲と散る桜だけがそれを聞いていた。
907こんなに近くで...佐々木ver. 3/3:2007/05/15(火) 02:34:17 ID:qltrUJQm
Epilog
一年後。

 自転車置き場にその背中を見つけた時、時間が止まったような気がした。
 あの春の日に戻れたような気がした。
 何度も、何度も夢見た背中。
 失ってしまった気持ちが耳に心地よいノイズを送り出す。もう、迷わない、もう、間違わない、
もう、見失わない。
 ほんとは、ほんとは、ずっと好きだった。いつでも、いつでも、愛し続けてた。
 彼のよく知っている僕の笑顔を浮かべる。
「やぁ、キョン」

908名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:36:26 ID:qltrUJQm
 以上、おしまいです。
 なんか、書くために、曲を繰り返し、聞いていたら、すごい切なくなった。
 音楽って、歌ってスゲエ。
909名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:38:03 ID:m6w3BaBA
GJ!
切ないね…
910名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:42:24 ID:C0KO0fVM
GJ!
>うそつきな僕は、私のささやきを無視する。
佐々木の一人称の使い方が上手い…
911名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:46:54 ID:O5aKgDum
そろそろ次スレの季節か、はやかったな
912名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:51:16 ID:58J8KgiR
一日一回佐々木かわいいよ佐々木


延期になっても君に対する気持ちはなんら変わらないよ
913名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:52:18 ID:SP+SVjkg
もはや来月までに10スレとかそういうレベルを越えているな
このペースは
914名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 02:56:25 ID:7qqRXHU4
>>908

甘い佐々木もいいけど、切ない佐々木もいいね!

ところで、こんなに近くで妹バージョンは見たかな?
長門、みくるもいいけど展開的にはアレがお気に入りだったりする
915名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 06:46:42 ID:WDHHMUsL
>>893>>908
GJ!
佐々木かわいいよ佐々木
916名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 07:37:56 ID:pBlbGyyj
え、まじで発売延期かよ驚愕。
角川の戦略か?
917名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 07:40:12 ID:Rw/HxC+B
マジか
918名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 08:04:58 ID:VnKGW7+y
今頃は 次スレの季節
つぶやく言葉は さやふなら
919名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 08:36:34 ID:rfeaTcev
驚愕の発売延期
これが「驚愕」だよkkk
920名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 08:40:16 ID:DofyYwX3
このスレ、何行まで書ける? プリンより多いようだが
921名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 08:40:25 ID:rfeaTcev
922名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 08:40:27 ID:ennwBZsl
スレタイどうするー?
923名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 08:44:09 ID:DofyYwX3
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっく part8【変な女】
でいいんじゃね
924名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/15(火) 09:04:28 ID:UAUNUmDl
>>923
同意
925名無しさん@お腹いっぱい。
>>921
 悔しいけど、のいぢちゃんいい仕事してるw

 逆に考えるんだ、無期限に佐々木について妄想できるようになった。そう考えるんだ。

 と、ジョナサンパパが五月蠅くて仕方ありません。