さくら・大阪・ユリカが3姉妹だったら

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1名無しさん@お腹いっぱい。
ユリカ「長女のユリカでーす、ヴイ! 」
大阪「ケロちゃんはなんで飛ぶの? 」
ケロ「ケルベロスなんやけどー」

さくら「ほえ…」

こんな感じのスレです

ほんわかしよっか
2名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 20:11:00 ID:57lh3Oqb
大阪とかいうが…





春日歩やで…たまには思い出してな
3名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 20:16:07 ID:QcAvUrmM
ひとつだけ突っ込みたい


誰が妹でも姉でも違和感なっしんぐ
4名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 20:17:09 ID:CPP2RtBw
長女:御統ユリカ (ミスマル・ユリカ)
機動戦艦ナデシコの艦長で、なんだかすっごい頭のいい軍人さん。
楽天家で、ちょっと強引だけど、やるときはやる。テンカワアキトのことが好き。
ただいま20才。階級は大佐。料理の腕前は壊滅的なので家事はできない。

次女:大阪 (本名、春日歩)
天然ボケを極めた女子高生。和歌山生まれ、兵庫育ち、大阪からやってきた転校生。
テンポが遅く、いつもボーっとしており、居眠りと忘れ物のプロでもある。
発想がとてもシュールで、凡人にはついていけない。運動能力は小学生以下で、勉強もダメ。

三女:木之本さくら
小学4年生。家事、体育、音楽はよくて、算数はダメ。明るく素直でちょっと天然ボケ。
カードキャプターとして不思議なカードを集める、いわゆる魔法少女。
この三人のなかでは常識人に近いので、フォローに回りやすい。
5名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 20:18:32 ID:CPP2RtBw
>>2
ガイ「大阪は魂の名前だ! 」
大阪「そ、そんなぁー」
6名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 20:25:39 ID:CPP2RtBw
カードキャプターさくら OP 「Catch You Catch Me」
ttp://www.youtube.com/watch?v=dvvzmtNjyE8

NADESICO OP
http://www.youtube.com/watch?v=0ZjOjPvvAxQ

あずまんが大王「空耳ケーキ」
http://www.youtube.com/watch?v=6hl4hnnVD4M

とりあえずオープニング
7名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 20:42:22 ID:CPP2RtBw
3、2、1 どかぁぁぁぁぁん!
わーーーーーーい!

ユリカ「おーいみんな! あつまれー! なぜなにナデシコの時間だよ」
大阪「あつまれー」
さくら「ほえ…」

ユリカ「今日はなにを説明してくれるのかな、さくらさん」
さくら「ほえ! わたし? 」
大阪「ほんならなー、ちよちゃんと知世ちゃん、どっちの家が大きいの? 」
さくら「は、はうー…」
ユリカ「ぼくはウサギだからわかんないや」
さくら「お、お姉ちゃんウサギにならないで! 」
大阪「てんでダメやなー」
8名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 20:51:41 ID:CPP2RtBw
ユリカ「さくら、夕飯まだー? 」
大阪「さくらちゃんは大変やなぁー、料理のできない姉を二人も持って」
さくら「歩お姉ちゃんは料理できるでしょ? 手伝ってよ! 」
大阪「ちゃうねん」
さくら「ほえ? 」
大阪「うちは冬場はな、コタツから出られへんねん。せやから…」
さくら「……」
ユリカ「さくら、そこは怒っていいよ」
9名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 22:07:01 ID:57lh3Oqb
タコとか住んどんねんな?
10名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 22:14:13 ID:8ATAsrnt
ツッコミがいねえー!?(ガビーン
11名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/24(土) 23:47:28 ID:CPP2RtBw
ユリカ「ツッコミだったら、やっぱルリちゃんだよねぇ」
大阪「せやったら、ルリちゃんを入れたらええねんな」
さくら「でもそれだと、員数オーバーになるよ? 」
大阪「そこはほら、ユリカ姉さんとチェンジで」
ユリカ「ええっ! 」
12名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 02:01:44 ID:8Du5rNNN
さくら「ケロちゃんなら、ツッコミできると思うよ。」
ケルベロス「ケルベロスや、よろしゅうな。」
大阪「さくら考えたな〜。」
ユリカ「そうだね。ペットなら員数オーバーにならないもんね。」
ケルベロス「だれが、ペットやねんっ!」
13名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 02:34:57 ID:8Rhmm+J8
不粋な質問かもしらんが、さくらの兄さんはどうなるの?
14名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 07:45:17 ID:i72aThKX
ちょっと失礼だが、
さくら みくる ユリカ が3姉妹の方が良かった…
15名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 09:00:09 ID:5Ok4RgPs
>>13
ほかの姉妹スレは姉妹になった経緯を書いたSSがある。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 11:28:05 ID:yUf8j/kg
大阪「…」
ユリカ「なにしてるの?」
大阪「目の中になー、たまったゴミとかみえることあるやんかー。それを追跡中やー。」
ユリカ「ゴミ?」

大阪「…」
ユリカ「…」
さくら「ほえ?なにしてるの?」
ユリカ「目の中にたまったゴミとかを追跡中…あっあっ、まてー!」
大阪「…」
さくら「あ、あの、さくらもちもらってきたんだけど…」
ユリカ「わーい!」
大阪「さくらもちやー。」

ユリカ「…もぐもぐ」
大阪「…はむはむ」
さくら「えーっと、何を見て…」
大阪「しっ!静かにせんと逃げてまうねやで」
ユリカ「目を離しちゃ駄目だよ」
さくら「ほ、ほえ?」
大阪「…もぐもぐ」
ユリカ「…はむはむ」
さくら「…かぷっ」
17名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 15:37:08 ID:A3gKwalK
あずまんがって正直微妙…
結構知らないやつ多いんじゃね?
18名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 16:40:21 ID:q/y0Cubb
俺も大阪ってやつ知らん
19名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 20:24:39 ID:X847NVX5
綾波とアスカ、ハルヒと長門というように2つのラインで向こう2つの姉妹スレは
繋がってるので、ルリと結びつきのあるユリカはいいとして、>>14の言うように
みくるを入れた方が既存の姉妹スレ両方との結びつきも出来るのだな


スレタイのみこのスレはこのままで、中身を「さくら・みくる・ユリカが3姉妹だったら」と
再スタートさせてもいいのでは?
20名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 21:33:48 ID:cmVoCkka
大阪・みくる・ユリカを見てみたい俺は、邪道かな?
21名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 21:57:43 ID:A3gKwalK
水銀燈とみくるとユリカの3姉妹がみたい俺は異端ですか?
22名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 22:31:16 ID:yUf8j/kg
スレタイを基本にフレキシブルに入れ替えてみるスレでどうか
23名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 22:32:44 ID:8Du5rNNN
なんか、いろいろ出てるから「アニメのヒロインを姉妹にしてみる総合スレ」にしちゃえば?
24名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 22:46:38 ID:eF1ItBh9
>>19
大阪が好きなやつもいるから、除け者にするのは勘弁してくださいw
>>22-23みたいな形式でもいいから。
25名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 23:01:11 ID:pIfex2HU
>>23
それいいな
26名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 23:18:02 ID:A3gKwalK
それならココ削除して新しいスレをたてたらいいんじゃね?
27名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/25(日) 23:36:29 ID:1XPvEvqv
葛城ミサト(エヴァ)、ハルカ=ミナト(ナデシコ)、朝比奈みくる(ハルヒ)の三姉妹を推したい

おっぱい&隣のお姉さん属性(朝比奈さんは微妙だが)繋がりで
28名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 00:31:59 ID:DmdP/FlT
長女・ユリカ(ナデシコ)
次女・テッサ(フルメタ)
三女・みくる(ハルヒ)

というのを思い付いた。
…でもなんか次女の方が名艦長っぽくて長女の威厳が…。
29名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 01:54:32 ID:TkpU1njK
あずまんが意外と人気ない? というか、俺の感覚古い?
やべぇ、いまだに頭の中ではネコミミモードのアレが最新作扱い(未見)だったりするしなぁ…
30名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 02:24:51 ID:5WKZlhvL
さくら・大阪・みくるが見たい俺は…
31名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 05:53:17 ID:RqvO7UMV
>>29
あずまんがは一時代を築いたとはいえ、もう5年位前の話しだしな
32名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 08:00:15 ID:Fl+Orjad
ミサト、ミナト、みくるのミミミの三姉妹ってのもいいか

でもここはユリカ歩さくらスレなんだよな

キャラクターとしては、

ユリカ・・・とぼけているようで切れ者
歩・・・自他共に認めるとろい子だがやればできる
さくら・・・小心者だけど腹を決めたら大胆に行動する

こんな感じだったかな
33名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 08:03:52 ID:cZuDWSf9
大阪のAAはよく見かけるけど
34名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 09:36:20 ID:TkpU1njK
他に良い案があるんだったら、発展的解消しちゃっていいでしょ
さくら大阪ユリカは古過ぎだし
35名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 09:43:27 ID:h82Q0a0U
朝倉、巴、ヒカリの委員長三姉妹とか…
36名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 09:59:15 ID:Qd9TMN0I
>>35
それだ!
37名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 11:48:35 ID:251e5eF0
>>35-36

ヒカリ「えっと、お醤油買った、ほうれん草も買った、安かったから鯵の開き買ったし…ひとまず忘れ物はないかな」
巴「そうね、お弁当に使えるものも買い込めたし」
巴とヒカリの二人で、お互いの持つ、女子中学生二人が持つには大きめに見える買い物袋を覗き込む。
ヒカリ「…何日ぐらいもつかな」
巴「…半分以上お隣さんたちへお裾分けになってるもんね」
ヒカリ「…ルリちゃん大変そうだし」
巴「…涼宮さんは家事大丈夫だけど…」
「「ねえ?」」
お互いに苦笑を交わす。
まだ中学生の身である二人に気を遣われる、放っておけない友人たちという名の家族の姿が目に浮かぶ。
そこに、たったっと軽い足音が二人の側で止まる。はぁはぁと軽く息を整えて、その高校の制服の主が二人に声をかけた。
涼子「お待たせ二人とも。買い物終わっちゃった?」
ヒカリ「終わっちゃいました、涼子姉さん」
巴「お疲れ様、姉さん。今日はまた涼宮さん絡みですか?」
涼子「うーん、今日「も」かな。最近長門さんがねぇ…キョン君絡みだともう」
ヒカリ「あー…それじゃ喜緑さんにもなにかお裾分けを持っていきましょうか」
涼子「…わかっちゃう?」
巴「…慣れました。姉さんたちの行動を把握するのは…
 どうしましょうか、おすそわけできるようなもの…」
涼子「あ、じゃおでんで!…ってなに二人ともその嫌そうな反応」
巴「涼子姉さんに任せると、すぐおでんになっちゃうんだから」
ヒカリ「私もそう思います」
涼子「もう、酷いなぁ二人とも。私だって別の料理出来るとこ見せて驚かせちゃうぞ?」
今ヒカリたちが出てきたスーパーを見遣る。
涼子「ってことで、食材買って行っていいかしら?…んー、二人は何買ったの?」
ヒカリと巴が、買い物袋を覗き込みながら読み上げる。
ある魚の食材の名が読み上げられた時、それは起こった。
ぎぎ、という音でもしそうに、涼子が凝固した視線を向けてくる。
涼子「ヒカリ…今、なんて言ったの?」
ヒカリ「…あじのひらきです…」
涼子「開き…開かれてる…刃物で、がばっと…既に…」
巴「…あー…やっぱり始まった…姉さんの病気…」
涼子「私が、私が開きたかったのに!なんでどうして!
 妹なら姉さんのために魚はまるまる、お肉はブロックで購入してくれてしかるべきじゃない!?
 そして姉さんに切り捌くのを任せてくれる、そうあるべきじゃない?ねえそうでしょう!?」
ヒカリ「それどんな姉妹関係ですか!魚はまだしも、お肉は高いからダメです!」
巴「涼子姉さん!仕方ないじゃないですか!安かったんですから!」
涼子「だって、だってね…あの刃物を差し込む時のぬるりとした感覚がね、とっても素敵なのよ!?
 そんな、そんな姉さんのささやかな楽しみを奪ってしまうなんて…!姉さん悲しい!」
涙ながらに熱弁を始めた涼子を前に、巴とヒカリはアイコンタクトの一瞬後、それぞれが彼女の腕を取って駆け出す。
スーパーの店前で肉を切る感触の気持ち良さを熱弁する女子高生がいる、
しかも自分たちの姉、
という噂が立つのは、学校で自分たちが優等生として通っていることを考えなくともごめんこうむりたい。
そう。涼子姉さんは包丁とか刃物を使う時は人が変わります。
「…これさえなければいい姉さんなんだけど」
巴とヒカリはまた、お互い苦笑を交わした。





すまん柏葉巴の資料がないので、性格と口調は想像なんだ。
どこかに巴嬢の良い資料はないかね?
38名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 16:28:01 ID:Qd9TMN0I
>>37
っローゼンメイデン(漫画版、アニメ版-無印、トロイメント。両編の雛苺回やジュンとの会話)参照。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 16:37:07 ID:043sumou
>>27
この三人ってそれぞれシンジ、アキト、キョンに対して温度差感じね?
どこか心に壁つくっているというか何か…
40名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 16:51:44 ID:fu86WaVz
巴は結構無表情でクールで、あっちの姉妹に入れてもおかしくないぐらい
おにぎりに苺とかあんことかいれるお茶目さんでもある
てかどっかの漫画喫茶でローゼンメイデン読めよ
41名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 17:00:34 ID:fu86WaVz

ヒカリ「涼子姉さん、お弁当に汁入れすぎ。夕べのおでんののこりだからって加減てものがあるでしょ」
朝倉「あら、お汁がいっぱいあったほうがさめずらいでしょう?」
ヒカリ「どうせお昼にまではさめてるわよ。…きゃあ、巴、おにぎりに何入れてるのよ」
巴「…苺。こっちのにはあんこ」
ヒカリ「そんなの食べて喜ぶのは雛苺ぐらいよ。やめておきなさい」
朝倉「あら、ヒカリ、どうしてあなたのお弁当、二つもあるの?」
ヒカリ「こ、これは、その……」
巴「鈴原君の?」
朝倉「ああ、あのエセ大阪人の」
ヒカリ「い、いや、違うから」
巴「……」
ヒカリ「勝手にハートマーク作らないで!」
42名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 17:01:48 ID:fu86WaVz
しまった。途中で送ってしまった
続き考えてないので、スマン
43名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 17:29:56 ID:0Wh5mbFm
>>39
みくるはストーリーとか設定的にそうしてる。
あとの二人は単純に、物語の核の部分とは少し外れたところにいるキャラだから仕方なし。
決して「メインヒロイン」ではないからね。
44名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 17:36:41 ID:uGfJ3bKy
とりあえず、今のところ『あり』なのは、
朝倉 ヒカリ 巴
な訳ね。

てか3姉妹専用に立てた方がよくないか?
45名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 18:02:35 ID:Qd9TMN0I
今出先なので、誰か立ててほしいが。

あと長女を、ヒカリは「涼ちゃん」って呼ぶけど、巴は「涼子姉さん」って呼ぶのはどうだろうか?
46名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 18:26:54 ID:DmdP/FlT
長門に淡々といびられる長女と、ビクビクしながら姉を庇う妹二人。姉を引きずって帰るルリという電波を受信した。
47名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 20:08:39 ID:LMRb74C7
tp://www.youtube.com/watch?v=9mU3HpePnHs&mode=related&search=


48名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/26(月) 21:11:43 ID:wOZJ9zWx
>>44
あんまりスレ立てると変なの湧く可能性もあるからなぁ(今丁度春休み中でもあるし)
今のここを有効活用して、0日目・プロローグスレって扱いにして、1000までいったら
そこで改めて新スレ「朝倉 ヒカリ 巴が3姉妹だったら 1日目」(仮)とするのがいいのでは?
49名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 01:44:00 ID:aW2RE55U
大阪はん、ハブにされるん?
50名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 01:56:50 ID:6cK/p9lv
こんなうち、いなくなってまえばええんやあ〜〜

私なんかどっか飛んでいってまえ!

  かちょ
       かちょ

               ぱたぱたぱたぱた・・・

                              どこいくの〜〜?>
51名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 02:39:38 ID:uOI++wvq
大阪w
なんてーか、時代の移ろいの切なさを感じるぜ
52名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 03:43:12 ID:xDOOpHOM
でも放映的にはナデシコのが古い気がしないでもないw
53名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 04:28:01 ID:wvdBy0u9
…っつーか、ユリカ・大阪・さくらだと…
三人とも(天然)ボケって感じで話つくれなくねぇ…?

綾波:ボケ
長門:ボケ
ルリ:ツッコミ

ハルヒ:何気にツッコミ
アスカ:ボケ(ツン的暴走タイプ)
翠星石:ボケ(ツン的暴走タイプ)

朝倉:ボケ
ヒカリ:ツッコミ
巴:ツッコミとみせかけてボケ(綾波、長門系)

って感じで把握しているつもりなんだが…


ああ、わかった。さくらだと優しすぎて、
他のツッコミ担当みたいに激しいツッコミが想像できないんだ…
原作でもボケではないものの、ツッコマレ担当というイメージが…
それと綾波系三姉妹と構成がカブるんだな…
54名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 09:23:07 ID:4SGNvAZz
>>53の分類に則って大阪を組み込んだ姉妹をひとつ考えた。
ユリカ・みくる・大阪の、天然傾斜の三姉妹。

・ユリカ→天然、しかし万能長女。三女にはツッコむ。アキトと相思相愛。
・みくる→ヘタレツッコミ次女。常識人だが、未来ネタでボケも。キョンに片恋。
・春日歩(大阪)→天然ヘタレの三女。まったり関西弁。学校は寝る所。妄想すげぇ。

参考作品:
長女−機動戦艦ナデシコ(アニメが特に役立つかと)
次女−涼宮ハルヒの憂鬱(ラノベ・アニメ)
三女−あずまんが大王(マンガ・アニメ)
55名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 12:29:54 ID:5fn9meJx
>>54
大阪のほうが年上だと思う。
56名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 13:24:33 ID:4SGNvAZz
>>55
あ、大阪は高校生か!
なら、次女と三女は交換でもよいと思う。
ま、あくまでも提案なんで。
57名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 13:38:54 ID:S1rf40+1
大阪は三姉妹というよりボンクラーズ……
58名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 20:46:33 ID:dQIpuQNu
あずまんが大王のボンクラーズが三姉妹だったら




ごめん。言ってみただけだ
59名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/27(火) 21:57:46 ID:y1z1W81l
正直大阪は欲しいと思う俺がいる


でもあずまんが入ると、キャラ多すぎて困るだろうと危惧する俺もいる
60名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 01:30:10 ID:+fdTXBJi
>>53
さくら・大阪・ルリならいいんじゃね?
61名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 02:10:56 ID:jym8cOzJ
>>60
豪華すぎて吹いたw
いまは大したこと無いけど、昔だったら黄金パーティだな
ルリ被ってるけど
62名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 11:26:04 ID:ICP0j89L
木村・寺田・梅岡が三兄弟だったら

木村……あずまんが大王に登場。
      女子高生とか好きだからーーー!!

寺田……CCさくら登場。
      主人公さくら(小学4年生)のクラス担任。
      さくらの同級生で友人の佐々木利佳(小学4年生)に婚約指輪を送る、真性の変態。

梅岡……ローゼンメイデンに登場。
      主人公ジュンの引きこもりの原因。ただし本人に自覚はない。
63名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 11:27:29 ID:ICP0j89L
しまった、全員教師であるという情報を入れ忘れた……
64名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 11:53:37 ID:jym8cOzJ
寺田は美形でロリコン
木村はガリガリで気持ち悪いのに美人奥さん
こいつらありえねー
65名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 11:54:10 ID:gsXfJUi4
>>62
濃い三兄弟だなぁw
66名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 11:56:44 ID:ICP0j89L
>>64
まあ、そもそもCLAMPの作品にブサイクが出てくるのを見たことがないわけだが……
67名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 12:53:26 ID:gsXfJUi4
ちょっとさくら・あずま・ローゼンで自分も考えてみた。

ゆかり先生 

あずまんが大王登場
ドジで自己中心的で負けず嫌いで、とても高校教師とは思えないような性格。
でも、美人なので「黙ってりゃいい線」らしい・・・。酒を飲ませるとすごい。車の運転はもっとすごい。

観月先生

CCさくら登場
さくら達の小学校教師として友枝小に赴任してくる。
美人で謎めいた雰囲気を持っているが方向音痴で料理は全く出来ない。
大学生の頃、教育実習先で当時中学生だったさくらの兄桃矢に手を出した。

のり

ローゼンメイデン登場
姉達に代わって甲斐甲斐しく家事を切り盛りしている。
基本的に深く物事を考えない性格でもある。常に姉を心配し思いやるが
お節介で過保護な為に鬱陶しがられている。姉二人と違い容姿には恵まれなかった。
68名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 13:37:50 ID:jym8cOzJ
にゃも先生も面白いぞ
えろえろよ〜で一世風靡したからな
69名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 14:03:49 ID:ICP0j89L
そも、CCさくらは変態のすくつ(なぜかryである。

さくらの担任寺田はロリコン、これは上に書いたとおりである。

そして>>67の観月先生。こいつは中学生の木之本桃矢に手を出した後、なんやかんやと理由をつけて捨てて
クロウ・リード(全ての事件の元凶)の生まれ変わりの小学4年生メガネショタっ子なエリオルに乗り換える。

観月先生に捨てられた桃矢は反動か、高校生になってガチホモになる。

そんな桃矢の父親、木之本藤隆(さくらの父)は元教師(現大学教授)なのだが、
藤隆も高校生の病弱な深窓の令嬢、木之本撫子(さくらの母)を妊娠させて駆け落ち。

その撫子には従姉妹がいる。その従姉妹、大道寺園美は撫子に対し恋愛感情をもっていた。
つまりガチレズである。

そんな大道寺園美の娘である大道寺知世(つまり知世はさくらのはとこ)はさくらに恋愛感情を抱いている。
……つまりガチレズである。

このことから解る様に、CCさくらをほんわかふわふわ魔法少女漫画だと思って読むと痛い目見るぜってことさ。
70名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 14:38:38 ID:gsXfJUi4
>>69
ワロタw 確かにさくらで健全なカップルは さくら×小狼 千春×山崎 くらいだったなぁw
71名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 15:09:45 ID:jym8cOzJ
小狼も雪兎に惚れてたからノンケじゃねえw

かおりん、知世でレズ姉妹?
72名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 15:54:05 ID:rZ8qt0oy
>>71
三人目は、ミナトさんのお嫁になると宣言した白鳥ユキナでよろw
あれは、ガチじゃないけどw
73名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 18:35:11 ID:MhbvWSU2
>>62
ちょっとまてCCサクラっていう作品は
名前しかしらんが

寺田ってキャラはまぢか?w
念のため聞くが作品の中では変態扱いされてるんだよね?w
74名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 18:39:36 ID:hdMuvw/M
もう白鳥・トウジ・谷口の3兄弟でいいよ
75名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 18:45:39 ID:OxjO0iI8
>73
>69の通り変態さんばかりなので
作品中では普通の人
76名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 19:07:17 ID:ICP0j89L
>>73
奴は狡猾なのです!普通の人どころか、いい先生って感じなんですからね!
自分の教え子との関係も隠して行動してるのですよ、奴め!
77名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 19:18:57 ID:gsXfJUi4
>>73
婚約指輪を送ったってのは原作の話であってアニメじゃさすがにカットされたけどな
まあ、天下のNHKを代表するアニメだったから当然だがw
78名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 21:05:40 ID:MhbvWSU2
>>75>>76>>77
せんきゅっでっすw
自分でも調べてみたけど池面でどうもこの漫画の展開的には
いい先生ってことで普通にスルーされてるっぽいねw

おかしいよおかしいよこの世界w
小学生とかよ・・犯罪レッドゾーン確定じゃないすか
79名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/28(水) 23:00:56 ID:fpP4fm1o
さきに告ったのは小学生のほうだったはず。
まあ、それが擁護になるわけでもないか。
80名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 03:00:38 ID:AZuAbfmZ
あずまんがの榊、ひぐらしのレナで可愛いものに目がない姉妹とかは?
81名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/29(木) 22:52:03 ID:KCMjr6Tj
夏休みになったらあずまんが観ようかな…
82名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 01:09:11 ID:n211jeHD
>>81
ttp://www.gyao.jp/bkids/azu/
今なら無料配信中だよ
83名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 12:19:29 ID:BHK2e4oG
ところでこのスレ的には何処から何処までが許容範囲なん〜?
最低限アニメが出てる、ある程度有名であることくらいかな……?
84名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 13:25:58 ID:UmxTyQH6
>>83
特に制限はないかと思うが、元々のレイ・長門・ルリや、
ハルヒ・アスカ・翠星石の三姉妹スレと、
あまり違和感なく仲良くしたいのであれば、
何らかの接点を持ったキャラクターを姉妹や兄弟に加えれば、
全く無問題で済むと思う。
85名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 17:03:07 ID:f4kVdN5c
>>84
正直2作品も新規で入れるのはキャラを絡ませにくいし世界観がややこしくなる
だから4作品の内2作品+新規1作品がベスト
というかSSを書くヤツの身も考えてくれ
86名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 17:08:37 ID:OvkA5/49
別に他2スレと合わせなくてもいいんじゃね?
87名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 17:53:38 ID:UmxTyQH6
>>85,86
いや、だからあくまでも例だから、>>84は書く人の自由だと思ってる。
あと俺も、一応書く事がある人だ。
88名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 19:37:25 ID:BHK2e4oG
ふーむ、つまり木村・寺田・梅岡三兄弟もOKだということで、よろしいですねっ!
(言えない……自分でネタ三兄弟出しといて、これスレ的に大丈夫なのかと不安になったなんて言えない)
89名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 19:48:38 ID:+wdBtv2t
榊さん、蒼星石、スバル・リョーコで男らしい美少女三姉妹はどうだ?
榊さんは無口キャラも入ってるけど
90名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 19:55:47 ID:YFOD1iRj
>89
だったら神楽の方がいいんじゃね?
91名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 20:02:12 ID:V9NU5Qmt
>>88
もちろんおk
梅岡が個性薄すぎだけど
92名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 20:10:01 ID:+wdBtv2t
>>90
ぶっちゃけ神楽は、あずまんがレギュラー陣では個性ない方だから色々と辛いものが…
ボンクラーズ、榊をいじるネタなど、どっちかといえば他人と絡んで実力を発揮するタイプだし

榊さんは性格や特徴(かわいいもの至上主義)が掴みやすいので、単独でのネタにしやすさが段違い
あんまり関係ないが某ナタを振り回す人なんかとも共通点あってそこそこ絡めそうだ
93名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 20:12:17 ID:+wdBtv2t
>>91
木村先生と比較しちゃうと、ほとんどの男性教師キャラが霞みかねないぞ…
もとい、あんな個性は木村だけでいい
94名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 20:27:13 ID:BHK2e4oG
男女混ぜるのってどーなん?例えば、ダイコウジ ガイ・滝野 智・谷口のバカ3兄弟とかさ
95名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 20:51:37 ID:+wdBtv2t
男女混ぜると、さすがに三姉妹と関係ねーな
○○と××とかで一家屋根の下、てかんじ
96名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 21:45:16 ID:f4kVdN5c
>>86
他の2スレと絡ませないならそれでもいいけど、絡ませたいなら接点は多いほうがいいに決まっている
97名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 22:51:51 ID:UmxTyQH6
>>89
面白い組み合わせだが、SS分を補給させて下さい。
98名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/30(金) 22:57:56 ID:TTFIcC/4
百議論は一SSに如かず
99名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 01:49:50 ID:dTrQcfe2

涼子・ヒカリ・巴の風景


 それは、クローゼットの奥の方に立てかけられていた。
涼子「あら…?これは…」
 それを手に取る涼子。身長半分程度の長さの、布製の袋に入った棒状のモノ。
 しばらくそれを眺めて、そこに縫い付けてある名札を見て。一つ首を傾げて。
 涼子はそれを振ってみた。
 ひゅん。空気を切る音が彼女の耳に届いた。

涼子「巴ー。これ、置きっぱなしになってたけど、どうするの?」
巴「あ、竹刀、ですか…」
ヒカリ「あ、ともちゃんそういえば、部活今はいってないもんね…」
涼子「お隣さんたちのお世話が忙しいっていっても、
   それで自分のことまで犠牲にする必要はないんじゃないかな。やっぱり」
巴「元々続けたかったわけじゃありませんし…それに、今は」
 こっちの方が、楽しく、嬉しい。
 口の中だけの呟きに気付かれることはない。はず。
 けれどこちらを見て微笑んでいる涼子の視線には、全て見通されているような落ち着かなさが、今はある。
 その視線が向いていないヒカリからの言葉が、その緊張をそらしてくれた。
ヒカリ「そう言う涼姉さんこそ、自分のことより涼宮さんや長門さんのこと第一じゃない?」
涼子「私はそれが仕事なんだから、しょうがないじゃない?
   でないとパパたちからの仕送り、なくなっちゃうぞ?」
ヒカリ「…パパたちって言い方、なんとかならない?涼姉さん…なんか、その…
    それに、涼姉さんにばっかり、その…ねえ?」
 視線を彷徨わせながら、最後は巴とそれを合わせる。
巴「…涼子姉さんだけに、頼るわけにいきませんから…」
 それを聞いてにっこりと、優等生スマイルとは違う笑顔で、涼子は二人を抱いた。
涼子「あぁん、やっぱり二人とも大好き!
   貴方たちの姉になれて良かった、っていうのかな?この気持ち?」

 そして話題は最初に戻る。
涼子「私は、巴に剣道続けて欲しいなー」
巴「…そう、ですか?」
ヒカリ「………」
 時計を見上げた。今日は私が夕食の当番だし、そろそろ始めようかな…
涼子「そしていつか真剣を使うの!私はナイフでそれを受けるの!どう!?巴!    巴が相手してくれれば私はこれで毎日満足できるし!どう!?」
巴「…やりません」
ヒカリ「………」
 さぁ、夕食の準備を始めよう。お隣さんたちの分は、今日はどうかな。明日のお弁当の分も考えないと。
 背後に姉の一生のお願いとそれを拒否し続ける妹の会話を聞きながら。
 ヒカリはエプロンをつけて台所に向かった。
100名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 02:18:09 ID:YtaxPLzK
>>99
キター! 悲哀、自己犠牲三姉妹!

けど涼姉さんだけ、なんかバカだよなんか……。
でもそれがいい。
ギスギスにならない絶妙なバランサー。
101名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 08:27:00 ID:Kk27UiFT
だけどなんだか涼姉さんはちょっと恐い

どーでもいいがすずねえって読んでしまいそうになる
102名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 10:38:51 ID:QhCU6fUR
ああ……涼子さんはやっぱりここでも刃物キチなのね……当然だけどな!!
103名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 21:10:52 ID:QhCU6fUR
木村・寺田・梅岡三兄弟

梅岡「ふぅ……どうしたら彼は……」
木村「ただいま〜」
梅岡「あ、兄さんお帰りなさい。今日はどうしたんです?あまり遅いと義姉さんに怒られますよ」
木村「うむ、今日はワイフが偶にはお前達の様子を見てこいというのでな」
梅岡「なんでまた……もしかしてこの間会った時に……?」
木村「そうだ、マイワイフに軽く愚痴ったそうじゃないか。少し心配していたよ」
梅岡「すいませんでした……でも、実際彼を登校させるにはどうしたら……」
木村「それを話すために今日は……」
ガチャバタン
寺田「ただいま」
梅岡「ああ、良兄さんが……あれ?兄さん?」
ダバダバダバ〜〜
木村「利佳ちゃ〜〜ん、こんに〜ち……ぁああ?」
寺田「兄貴……今日は利佳は来ていない。というか今日はどうしたんだ?」
木村「そうか、今日は利佳ちゃんは来ないのか〜」
ひよひよひよ〜〜
寺田「……兄貴の病気も大概だ


おk、いくら自分のネタだからってこんな一発ネタをSSに昇華させようとしたオレが無謀だった……
104名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 21:42:47 ID:QhCU6fUR
シャナ・ルイズ・ナギのくぎみーツンデレ三姉妹

シャナ……灼眼のシャナに登場。
       ツンデレ。声優が釘宮理恵。

ルイズ……ゼロの使い魔に登場。
       ツンデレ。声優が釘宮理恵。

ナギ……ハヤテのごとく!に登場。
      ツンデレ。声優が釘宮理恵。

ゼロ魔もシャナも見てないし、ハヤテはまだ始まってもいないのでSS書けね('A`)
105名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 21:53:49 ID:76NFBFnl
シャナとゼロは観たけど、それってコンセプト的にハルアス翠と被ってね?
106名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 22:00:28 ID:QhCU6fUR
うん、声ネタで思いついて勢いで書いただけだから……
まあ、誰か1本くらいSS書ける人いるんじゃないかな、と期待してるだけで……ネ!
107名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 22:10:28 ID:Jao63R9H
声優なら

L(デスノート
犬夜叉(犬夜叉
ウソップ(ワンピース

の色物勝平3兄弟とか
108名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 22:55:11 ID:GEkPvgLL
ラットル
フラッピ
カブキ団十郎

さらに色物かっぺい3兄弟もいいぞ
109名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 23:45:12 ID:2ZCj1ReO
涼子・ヒカリ・巴の風景
〜涼子の風景〜


 夕焼けの中を家路に急ぐ。
 今日は連絡事項、定時定例のもの以外特になし。
 対象の動きは「いつも通り」「揺れて揺らいで安定中」
 だから特に、なにもなし。この世は全て、コトもなし。ああ、どうしようかな。
涼子「そう思ってるんだけどな。なにか用かな?長門さん」
 目の前で、朱色に染まって佇む同じ制服の彼女に言う。
長門「あなたの妹たちについての説明を要求する。
   彼女たちは完全なる一般人。
   涼宮ハルヒを筆頭とし、私やあなた、朝比奈みくる、古泉一樹らはもちろん、
   綾波レイ、惣流・アスカ・ラングレー、渚カヲルといった『チルドレン」でもなく
   「ドール」と呼ばれるそのものでもない
   ホシノルリのような特殊能力を持つべく調整された者でもない
   「特別なモノ」では全く、ない」
 普段無口な、しかし彼女らしい一息での長台詞。
 一瞬の間の後、台詞は続いた。
長門「なぜ、彼女たちを巻き込んだか。説明を要求する」
 そして無表情のままに長門は問い終わる。

涼子「んん?なんでそんなこと言うの長門さん?ヘンじゃない?
   キョン君やJUN君、アキトさんだって一般人でしょう?
   シンジ君だけは「チルドレン」だけど、ご両親がそうしただけなんだし。
   なにもヘンなことなんてないでしょう?
   普通の人間が普通に普通でないことに巻き込まれる。
   そう、この世界は、「そんな物語」なんだもの。そう思わない?」
 そして笑顔で涼子はそれに応えた。

長門「彼女らは、中心に触れるべきではない。そこにいるべきではない。そのような範疇の人間」
涼子「だからいて欲しいと思った、と言ったら?」
 笑顔と無表情が交錯する。
長門「…彼女たちを解放する」
 視線は互いを見据えたまま絡み合う。
涼子「私、今でも有機生命体の「感情」ってよくわからないんだけど。
   長門さんたちを見てて、これが、「羨ましい」っていうことなのかな」

長門「………」
 ミクロン単位の揺らぎ。
涼子「うん、私ね、少しバグが蓄積されてきてるみたいなの。
   でね、それがあまり多くなっちゃったら、
   長門さんのバックアップとして支障をきたしちゃうでしょう?
   そう思うわよね?困っちゃうよね?長門さんも」
 動かない笑顔のまま、涼子は続ける。
涼子「だからね?今、私、妹たちを取られちゃうと、私ね?」
 ふう、とようやく思い出したように、ため息のような呼吸をする。
涼子「きっと困っちゃうんだ。今の私」
 だから、誰にも邪魔させない。誰にも彼女らを傷つかせない。
涼子「今の長門さんなら、わかってくれると思ったんだけどなぁ」
110名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 23:47:28 ID:2ZCj1ReO

 その頃。
ヒカリ「ともちゃーん、晩御飯できたけど、持っていっていいー?」
巴「はい、テーブルできてます、ヒカリ姉さん。…涼子姉さん、遅いですね」
ヒカリ「うーん、またお仕事なのかなぁ。涼姉さん、なにも言ってくれないんだもんね…」
巴「涼子姉さん、私たちに心配かけないように、なにも言ってくれないのかな…」
ヒカリ「私たちにできることなら、なんでも協力するのにね」
巴「でも皆に比べて…私たちにできることなんて、ほとんどないですよ」
ヒカリ「…そうなんだよね…」
 二人で溜め息をつく。
 と気付くと二人の脚に何かが、誰かが抱きついていた。
雛苺「やなのー!ヒナは二人ともいてくれないとやなのー!」
巴「三人、よ。ヒナ」
ヒカリ「そうね、ヒナちゃん。だから…
    涼姉さんが帰ってくるまで、もうちょっと晩御飯、待っててね?」
雛苺「うにゅー。ヒナお腹すいたなのー…」





あー、巴が雛苺をどう呼んでいたか思い出せない。誰か教えて。
111名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 23:49:51 ID:2ZCj1ReO

 その頃。
涼子「だからー…どう?長門さん。これで。スーパーセブン○イの3000円分サービス券」
長門「…そのようなこと、で…私が…」
涼子「んもう。しょうがないなぁ。
   私や妹たちだって商店街のサービス券全部持ってるわけじゃないのよ?
   あまり欲を出すと全部チャラになっちゃうんだから?
   知ってるでしょう?金の卵を生むがちょうの話とか。
   はい、お持ち帰りもオッケーなカレー専門店ボン○イのトッピングフリーサービス券3回分」
長門「…もう、…」
涼子「あーあ、しょうがないなー。
   毎日のように買い物してたら、
   いつの間にか商店街の器量良し姉妹って言われるようになってた二人に、
   色んなお店がサービスしてくれてる券なんだけどなー。
   二人がいなくなったら、もうこんなものなかなか手に入れられないだろうなー。
   うちの妹たちは私にくれるけど、
   ルリちゃんはしっかりしてるから自分で管理してるだろうしー。
   はい、じゃあこれも。○葉のお米、ふさおとめ割引券複数同時利用可品。
   複数あるから実質数百円でお米10キロ」
長門「!…そんな、ものまで…!」






 そして雛苺が空腹で気を失いそうになった頃には、涼子は揚々と帰宅したそうな。
 どっとはらい。





…長門もお金には困らないんじゃね?そもそも情報操作で…ってのは禁句な?
112名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/31(土) 23:52:39 ID:2ZCj1ReO
>>38
ブックオフで原作6巻まで立ち読んできた。
アニメの力って凄いな。
>>40
うん読んできた。
アニメの力って凄いな。ハルヒもだけど。
>>45
妥協してみた。ヒカリが年上の家族をちゃん呼び…
あ。お姉ちゃんって呼んでも違和感ないか。迂闊。
>>46
ぼ、僕の涼子ちゃんは強いんでぷー!
あほですけど。
>>48
もうネタがない。後は頼んだ。
>>100
いいお姉さんなんですよ?刃物バカですけど。
>>101
自分的にも採用としたい。<すずねえ
で、買い物時遭遇したハルヒと話してる時にすず繋がりでぽろっとすずねえと言ってしまい追求される。
そんな日常。
>>102
当然だ
   な!
113名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 00:24:27 ID:9QGITY3/
>>109-111
GJ! ながもんの動揺っぷりにワロスwww
巴は雛苺ってそのまま呼んでた気がする……
114名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 02:46:43 ID:Xp/DNv5E
GJ!
この姉妹は有りだな
買収吹いたw
115名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 09:11:21 ID:IfOZO3WD
>>109-111
何故かわからないが読みづらい
116名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 18:16:40 ID:BTaoiCq0
>>112
>>38>>45>>100が全部自分である件。
あなたに実はいちばん普通な三姉妹を書いてもらえて、良かったよ。
この三姉妹が永遠に不滅な事を祈る。

明日からはじまる仕事の合間に、また覗きに来ます。
117名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 18:19:41 ID:BTaoiCq0
>>112
あと、巴は「雛苺」って呼んでたよ。ガイシュツだけど。
たまにはヒナのついでに、漫画最萌でなぜか優勝してしまった金糸雀も出してやって下さい。
では。
118名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 18:28:48 ID:dSZme6pc
もういっそのこと立てるか?

朝倉・ヒカリ・巴が3姉妹だったら

ってスレでさ
119名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 18:33:42 ID:UEjZXRPN
だけど文章構成見る限り、作家さん1人しかいない(であろう)
そんな状況でスレ立てても長くは続かんだろう?
120名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 19:05:53 ID:dSZme6pc
職人不足か…

おれは書けないわけじゃないけど、閃きとそれを文章化する力が薄いからな…
スレ立てはまだまだ夢物語かな?
121名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 19:28:38 ID:q9m2cR2w
こんなこといっては何ですが〜


ヒカリって原作でも三姉妹だったんでは……?
122名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 21:09:34 ID:Rir11CwA
>>121
なんだっけ、コダマとヒビキだっけ?
123名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 21:20:56 ID:unfONhDx
>>113
ありがとうございます。
レイさんもながもんもすっかり食欲に負けるキャラに。
愛されてますよネ!

>巴は雛苺ってそのまま呼んでた気が
うぅむそうでしたか、以後修正します。

>>114
んんー、私はこの姉妹が書きやすい、ということですからねぇ。
他の姉妹や兄弟も有り得ると思いますよ?
この朝倉さんはある意味長門さんより強いのかも。

>>115
メンゴ。
長い台詞を句読点で改行しちゃってるからねー。
地の文描写を手抜きするためシナリオ形式で台詞の前に名前入れてるんだけど、
それと長台詞の兼ね合いがねー。
ゴメンね?

>>116
恐れ入ります。
せっかくだから、俺はこの三姉妹の特に次女と三女を嫁に選ぶぜ!
最も弱く、最も普通で、最も必要とされる範疇の人間。

しかしネタ切れ。
みんな!オラにネタを分けてくれ!
124名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 21:22:27 ID:unfONhDx
>>117
ありがとうございます。うーむ、立ち読みした時インプットしておくのを忘れていましたよ…
資料に買い込むまではなぁ…

カナちゃんと銀ちゃんは、食事時になると
桜田家(のりの料理目当て)と、この姉妹の家を巡ってる予感。
ルリの料理も食べてみたいがそこでは長女と次女に殲滅させられるし、
ツンデレ系のところは翠星石がいるとちくちくツッコまれるから。
この姉妹のところには巴との関係で雛苺が入り浸っている模様だが、彼女らは雛苺はあまり気にしていない?
あれ?蒼星石は?って、アニメ版だと桜田家にいるそうだからいいのか。

なにしろ桜田家とこの姉妹の家がドールたちの最終駆け込み寺であることは間違いないでしょう。
…ドールたちに限らず、なにかあれば誰かがこの姉妹の家に愚痴をこぼしに来てそうですが…特にルリとか。
そんな、皆にとって気の置けない優秀なバックアッパーたちがいる家。長女は少し疑問。
125名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 21:23:52 ID:unfONhDx
>>118
…dat落ち基準って、何日書き込みなかったらだっけ…?
>>119
うむ。私以外には>>41さんだけなんだ…
やっぱりヒカリがいじられ役になるかな、鈴原ネタが長女と三女には格好のネタなんでしょうし。
>>120
勢いも必要だけどね。上手く行くか、期待通りに人が集まるか、結構運があると思う昨今。
ここの>>1さんにはメンゴって気分。大阪は私も好きだが、ネタ思い浮かばんのよ…天然系は…
126名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 21:25:06 ID:unfONhDx

>>121
そう。時々ヒカリは、
「あれ?私の姉と妹って…」と夢にみる。

そしてそんな時、気付くといつの間にか枕元には涼子がいて、
「どうしたの?心配することなんてなにもないの。私がここにいる限り大丈夫なんだから。
 だから安心してゆっくり寝るのよ?」
って優しく声をかけてくれて髪を撫でてくれる。

そんな日常。

もあるのかもしれない。


>>122
涼子「なに言ってるの、ヒカリ?あなたの姉は涼子、あなたの妹は巴よ?
   あなたの名前がヒカリだからコダマとノゾミなんて、新幹線じゃないのよ?
   まったくどうしちゃったの、姉と妹の名前を間違えるなんて。
   疲れてるんじゃない?早く寝ちゃいなさい?」



オヤスミ。
127名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 08:57:40 ID:aq2tVZS9
以前似たネタが三姉妹スレであったんだが、ゲンドウ・木村・音速丸のロリコン三兄妹はありか?
128名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 11:17:13 ID:XvVVXcFR
>127
で、その中でだれが「妹」になるんだ?
129名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 11:53:38 ID:TcAW3BW4
>>127
ばか者!
音速丸さんはお尻もおっぱいもなんでもイケルハンサムボーイなんだぞ!
ロリコンという範疇だけに囚われないマッハボーイなんだからな!

っつーか狙われるのがルリしかいねぇじゃねーか。ドール除く。

毎日毎日ルリのことを思い焦がれるゲンドウと木村の姿を見て
ぼやく音速丸と冬月。
とかなら思い浮かばんでもないが。
130名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 12:10:48 ID:TcAW3BW4

ゲンドウ「ルリ…」(立木ボイス)
木村「ルリりん…」(石井ボイス)


音速丸「アイツらよぉ…なんで結婚して子供までいるってのにロリコンなんだ…?
おっぱいもお尻も大きい方が絶対とは言わねぇが…なあ冬月のダンナ?」(若本ボイス)
冬月「奴がユイ君の選んだ男かと思うと…私もユイ君が信じられなくなってきたよ…」(清川ボイス)

木村妻「あらあら、あれであの人も可愛いところがあるんですよ?うふふ」
ユイ「あらわかってますね、木村さん。うふふ。もう一杯如何です?」


音速丸&冬月(あの夫にしてこの妻たちありかーー!)
131名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 13:04:09 ID:EwP2Ehev
132名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 17:37:06 ID:zMEfqsNE
>>130
リアルな教訓としても嫁を貰うなら何事にも寛大な女性を選べという事だな
133名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/03(火) 20:31:28 ID:aq2tVZS9
>>129
>ロリコンという範疇「だけ」に
なお悪いわw巨乳(除タレ乳)なら年齢も既婚も種族もお構いなしそうだし。
巨乳忍者も人妻もOKだったっけ?
134名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/07(土) 08:10:05 ID:rYeWJYsv
ほしゅ
135名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/08(日) 14:19:12 ID:OGEmRU59
ほっしゅ
136名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/08(日) 21:29:24 ID:JIghk/gw
むう、一つ出来たには出来たが…
涼子さんネタだがハルヒ姉妹メインなので、出張してくるぜ…
137名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/09(月) 06:29:50 ID:cuX4mGpb
ほしゅ
138名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/09(月) 19:29:00 ID:yky87XHr
もうろくな書き込みないんなら保守する必要ないんじゃね?
139名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/09(月) 21:29:08 ID:YR4VOfVU
大阪はんの人気がないからや!
140名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/10(火) 10:54:01 ID:vMDxoekx
             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|   >>141>>141!!
         レ!小l●    ● 从 |、i|   なにかいいアイディアはあるかい?
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│  
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
141名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/10(火) 13:13:19 ID:41+/EKrF
  /.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:ィi.:,、.:.ヽ
 /イ.:.:.:.:i|:/__,V'、|l_j:.:.:.l
  lr:l:.:.l -ー   -、 レヘ!     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  l l:.|    |  |:l       |
  `ーi;|  、  '  ,N    ー='    脱げ
    | `ー  ̄ , '        |
  ,,rへ、_ ` 〔´__           \______
/l :ヽ、 ゙7'r'Yヽ、゙ー、
: : |: : : ヽ/、;:;;;}イ: :ヽ: \
.: :.>': : ヽ/::::| .l: :<: : ヽ
142名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/10(火) 13:39:18 ID:v1Fw5gc/
          ,. -───-: 、
          /::::::::::::::::::::::::::::::::\
          / '':::::::::::::::::::::::::::::::''''' ヽ
         !::::::::::ィ::ハ:::;::::::::::::::::::::::::::!
       i::|:::i::/l/  i;::ト、:、:::i:::::::::::::::i
       |::i/レ'-i''  'ヽi-ヾ,ヽ!:::::::::::::l
       |::ハ -‐-   -─- i::::::::::::::l   にょろ〜んや〜……
       |::::::l|  |     |  | |::::::::::::::!
       |::::::ヽ | r---、! l,.!::::::::::::::l
       l::::::::::::`;'-'=,‐,='r''i~!:::::::::::::::|
         !:::::::l、::r'"´'. ' l ' i::::::::iヽ:::l
       i:l、:::|./、_____,l::::;l:/‐'ヽ!
        '!ヽ;i'>l____,.//-‐'''"ヽ
            !/ |.VVVVVVVV.lV\!. i
         |  |        |    l
143名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/10(火) 16:28:37 ID:enwzKnU3
わろた
144名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/10(火) 20:32:38 ID:5tNIHd66
いろんな組み合わせを試す
スレとして残しちゃ駄目かね。
145名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/10(火) 22:28:39 ID:oSZ4cnTf
>>144
いいんじゃね?実際ここはスレタイ通りに機能してないしね。
146名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/13(金) 23:26:20 ID:xZnKNr50
ここでもユリカは人気無いのね・・・
147名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/14(土) 15:51:56 ID:z4Aee47w
安心しろ。
ユリカ大好きなおれがいる
148名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/14(土) 19:31:29 ID:LzaMWmue
俺から言わせれば

フォルテ・シュト−レン
千鳥かなめ
イリ−ナ・ウッズ
この組み合わせで三姉妹をやってもらいたいものだ
149名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/15(日) 01:25:22 ID:nG39S7ra
かなめ・みくる・水銀燈の、熱血・気弱・やさぐれ姉妹。
150名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/15(日) 01:30:11 ID:nG39S7ra
あえて性質の違う三人を混ぜてみるとか。
かなめ・みくる・水銀燈の、熱血・気弱・やさぐれ三姉妹。
151名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/15(日) 17:32:36 ID:g8Ojn1lh
それ単に好きなキャラ列挙しただけじゃね?
152名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/15(日) 18:16:49 ID:nG39S7ra
一晩経ったら自分でもそんな気がしてきた。
153名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/15(日) 21:54:50 ID:lWuL/7A+
僕っ子三姉妹…
タイトルだけがうかんだ…
154名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/15(日) 22:31:54 ID:JoSPaA/p
月宮あゆ
大佛はずむ
蒼星石


もはや人外しかいないボクッ娘3姉妹w
155名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/16(月) 03:03:38 ID:00rCYxmy
あゆが入ってるのを見て「実は現世のものじゃない三姉妹」とか思いついたけど
あゆとみちると…って考えた時点で、その三姉妹は鍵ネタばっかりで埋まる気がしたのでやめた。
156名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/16(月) 21:58:15 ID:xelw+22L
あゆが姉というのはなかなかそそられるものがある
157名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/17(火) 02:10:37 ID:TdqBfNJ3
前にどっかのスレで見たような気がするが
なのは
ぷにえ
ドクロ
の魔法少女(?)三姉妹
158名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/17(火) 03:04:14 ID:3Buhqflt
>>156

これはいい、実にいい。
159名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/17(火) 08:27:23 ID:X4Ae6oDA
>>154>>156
さあメモ帳を開いて妄想を具現化するんだ
160名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/17(火) 10:06:30 ID:P78xOZzI
では、場繋ぎ的に私の妄想三姉妹をば


鶴屋さん・春日歩・エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル3姉妹

エヴァ「ちょっと待て!何故私が妹なのだ!」

大阪「別にええんちゃうん〜?」

エヴァ「ええい、貴様には年長者としての自負がないのか!?」

大阪「そんなん言われても〜……」

鶴屋さん「あははっ!そんなに気にしたらダメにょろよ?」

エヴァ「貴様が言うなァーーー!!」

鶴屋さん「んー、でも怒ったところでどうしようもないっていうことはあるものっさ!」

エヴァ「む……確かに、この世の大部分は理不尽で構成されている。
     しかし、理解できるということと、納得できるということは別問題だ」

大阪「難しくて、よーわからへん……
    もう家族になってもうたんやから、仲良くするのが一番やと思うんやけどなぁ〜」

鶴屋さん「そうっさ!あらゆる局面において重要となるのは、
      不安定な勝算に賭け、不確定な未来へと自らを投げ込める
      自己への信頼・一足の内面的跳躍、つまり『わずかな勇気』っさ!」

エヴァ「貴様っ!何故そのセリフを……チッ、まあいい。
     いいだろう、この三文芝居にも付き合ってやる。
     ただし、私のほうが年上なのだ敬意をもってエヴァンジェリン様と呼べ!」

大阪「うん、わかったで〜エヴァちゃん」

エヴァ「人の話を聞けーー!!」

鶴屋さん「あっはははははははははは!!」
161名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/17(火) 10:21:53 ID:P78xOZzI
改めて見てみると、エヴァが貴様貴様言いすぎですね。大阪の天才的なボケもないし
なにより鶴屋さんが説教臭すぎるなー……反省反省
162名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/17(火) 18:48:26 ID:3Buhqflt
これはすごい一人三役。
163よーし新しい組み合わせ試しちゃうぞー:2007/04/19(木) 00:14:24 ID:8pyoBybT
〔A〕 1/3
ギザギザ付の10円玉くらいには珍しい人が電話をかけてきたな、
くらいにしか、彼は考えなかった。

ただし、最初のうちだけ。



けたたましく鳴る着信音に彼は思わず唇を引き、
無視しようかとも考えながら実はそんな気などさらさらなく、
相手を一瞬焦らしてから携帯電話を手に取った。
「またどうしたハルヒ」
もう金曜になっていたのか、と彼は思った。
しかし、この日この時ばかりは、相手が違った。
「キ…キョン君……? あの…私です……朝比奈みくる」
いつにもましてさらに可憐な声に、彼の声がわずかに見開かれる。
そして「朝比奈さん?」などと、涼宮ハルヒに対するよりも、
あるいは長門有希に対するよりも実ははるかに定型的な
――ただし彼自身は気づいていない――
返答をしながら、彼はあることに気づく。
彼女――朝比奈みくるの声が、可憐さだけでなく、不安を帯びていること。
「あの、あの、落ち着いて聞いてくださいね!?」
みくるが用件を切り出す。
『朝比奈さんの頼みとあらばそうしますとも。
 でも、まずは朝比奈さんが落ち着いてください』
という言葉がのど元まで出掛かるのを堪えながら、
彼はほとんど悲鳴に近い彼女の話に耳を傾けた。
164名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:15:21 ID:8pyoBybT
〔A〕 2/3
私のTPDD…もうご存知ですよね? あの、時間移動に必要なツールです。
あれが正体不明の      と  を起こし、
他の      を突然  しはじめて      を  して、
ただでさえ最近      だった        の恒常性を
     な     に    しまいました。
結果だけみると似たような現象はこれまでにも起こってはいるんです。
でも、私のTPDDが       を起こしたせいで
こんな事態が発生するなんて、      も       も
まったく予期しない事態で、それでキョン君や涼宮さんの身に
何かあったらと思って…………

実際にはかなりの早口で、しかもところどころ
舌をかんだり何度も同じ意味のことを繰り返されたりしながら
まくし立てられたこれらの内容に、
キョンは『禁則事項』という言葉を思い出しながら天を仰いだ。
「朝比奈さん、もう一度説明をお願いできますか?
 できることなら、俺が聞いてしまっても
 かまわない言葉で表現できる範囲内で」
ごめんなさい、という消え入りそうな声とともに、
携帯の向こうから二度三度と深呼吸する音がキョンの耳にも入った。
さて、最初に相談すべきは長門か、それともハルヒの下の妹か、
あるいは長門の妹か……などと思案をめぐらせながら、
キョンはみくるの次の言葉を待った。
165名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:17:34 ID:8pyoBybT
〔B〕 1/5
懐かしい相手が話しかけてきたな、
と彼女は考え、そしてすぐに思い直した。

なぜ、ここで、私に話しかけてくるのか?



かつて東アジアのある地域の人々が「己の手で紙に書く」
という行為そのものに価値を見出していたのも、
案外今の自分の心境に似たものかもしれない、
などと考えながら、彼女はキーボードを叩いていた。
『話し』ている相手は、彼女にとってとても大切な存在。
本来それと彼女とはもっと効率の良い方法を用いて話すところ、
回線と機材設置に絡むもろもろの問題から、
今は旧式のインターフェイスで会話が行われている。
キーボードのたてる絶え間ない音だけが彼女の家の居間に響いていた。
「ルリ…あなたにお客さん」
そこに彼女の姉――実はキーボードに関しては彼女以上の早打ち――
が入ってきて、用件を最小限に告げた。
「はい」
とだけ答え、彼女――ホシノ・ルリはオモイカネとの会話を
一時中断して立ち上がり、玄関先に向かいかけた。
しかしその時、モニターに見慣れない文字列が表示されたのを
彼女は見逃さず、そして無視することもできなかった。
姉が「違う。お客さんは玄関じゃない」と言うのは無視していたが。
彼女は思わず正座に座りなおし、そしてモニターを凝視した。
166名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:19:21 ID:8pyoBybT
〔B〕 2/5
「割り込み…?」
自分とオモイカネのこの会話に割り込みをかける能力があるモノなど
この世にそうそうあるものではないことを彼女は良く知っていた。
赤木リツコに連絡するべきかどうか思案しながら
彼女はしばらくモニターを眺め、そしてすぐに、
今直面している事態がリツコとMAGIの「力を借りて」
対処すべき事態である可能性があると思い直した。
「BAda…? これって…」
ひょっとすると、今すぐそこにいる姉――
長門有希の力も必要になるかもしれない。
「ルリ、お客さんが待っている」
今は姉の言葉にかまうどころではない。
そのコンピュータが語りかけてくる内容は、要約すればただ一つ。
ここは何時の何処で、私は何故ここにいるのか?
たっぷり1分考えて、彼女は
「調査してみるから少し待ってほしい」とだけ返答した。
それ以上何か有益な情報を与えることができないと悟ったからだった。

「お客さんって言ってましたよね?」
ルリは改めて立ち上がり、姉に向き直った。
「こっち」
有希はするりと移動し、立て付けが悪くて軋む
居間のガラス戸を開け放った。
「……居ませんよ?」
そこには何も見えなかった。夜の庭が見えるだけ。
「居る」
それだけ妹に告げ、有希は誰もいない庭に向かって言った。
「ルリにも姿を見せて」
167名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:20:46 ID:8pyoBybT
〔B〕 3/5
ルリが、わずかなオゾン臭を嗅ぎとるかとらないかという
タイミングで、それは突如その場に姿を現した。
エステバリスほどの大きさに、真っ白な塗装。
口には忍者のごとき巻き物、否、ハードポイント。
片膝をついてルリを見下ろす姿は、人型の機動兵器。
有希が何か言おうとするタイミングで、『それ』は
抑揚に欠ける低い男性の声で自らが今行った行為を解説した。
「ECSの不可視モードを解除しました」

『それ』の名は、アル。
「彼」の操る「身体」の名は〈ARX-7〉。
ペットネーム〈アーバレスト〉

「お久しぶりです。ミス・ホシノ」
言って、アルはアーバレストの右手を差し上げ、敬礼動作をしてみせた。
「意外と平静でいらっしゃいますね? 
 もう少し驚いていただけると思っていたのですが」
アーバレストが器用に小首を傾げる。
「ついさっきデ・ダナンからも私にコンタクトをとってきましたから。
 あなたが単独でここにくるというのが予想外でしたけど。
 ちなみに、ここまでの経過には十分すぎるくらい驚いています」
薄ぼんやりと光るアーバレストの双眼を見上げながらルリは答えた。
168名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:23:35 ID:8pyoBybT
〔B〕 4/5
「ふむ、功績はダーナと山分けですか。少々残念です」
半ば本当にアルは残念がっているのだろう、とルリは思った。
かなり人間くさい言動パターンを付与されたAIは数多あれど、
ここまで人を食った性格のAIもやはり珍しい、とも。
「何故あなたがこの世界に居るのか、
 あなたが元の世界に戻る方法はあるのか、
 今からできる範囲で調査してみます。
 ひょっとするとGGGやAAの皆さんあたりも
 呼び込まれているかもしれませんし」
「最後についてはおそらく心配要らない」
黙っていた有希がそこで口を挟んだ。
「今回この世界に新たに出現した機動兵器は、
 AS…アサルトスカウターではなく、アームスレイブと強襲揚陸潜水艦だけ。
 この事態の原因としてルリが心配しているような機体も存在しない」
言われて、ルリは3人娘に囲まれて困り顔の「騎士」の息子や、
3人の姉妹と苦労人の父を持つ少年の顔を思い浮かべた。
もっとも、アサルトスカウターという単語には聞き覚えがなかったが。
「そうですか」
この姉がそう言うのなら、ほぼ確実にそれはそうなのだろう。
しかし、まだいくらでも疑問はある。
ルリはアーバレストに――アルに向き直った。
「そういえば今、テスタロッサ艦長ではなく
 ……ダーナの名前を出しましたね?」
「ええ、理由をお教えします」
アルはアーバレストのハッチを開いた。
「!」
ルリの眼が見開かれる。
搭乗者――本来の人物ではなかった――が言いにくそうに口を開く。

「あの…お久しぶりです。覚えてますか?
 ……テッサです。テレサ・テスタロッサ」
169名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:25:39 ID:8pyoBybT
〔C〕 1/7
どうということのない、
いつも通りの彼のアルバイトのはずだった。

その「赤」が、実は「紅」というべき色であることに気づくまでは。


目を閉じ深呼吸。
目を開けば灰色の世界。
見飽きた、と表現しても差し支えのない風景。
古泉一樹は前髪をもてあそびながら辺りを見回した。
神人の気配はあるが、高層ビルだらけの
この位置では建造物が邪魔になって視認ができない。
彼は赤いオーラを身に纏い、一気に飛び上がった。
「彼女」は壊しがいのある建造物の近くに神人を出現させる傾向がある。
ゆえに、彼のアルバイトにおいては、手近な建造物の上に乗り
神人の位置を確認するというのが最初の手続きとなることが多い。
高層ビル群の破壊、というのが、彼女が現実味をもって想像できる
「破壊」の限界なのだろう、というのが「機関」内での定説であった。
では、星を切り裂いてしまうような神人など出現したらどうしたものか。
その時には自分たちの能力もそれに合わせて拡張されるのか、
それとも他のもっと強力な誰かが自分たちの役目を引き継ぐのか。
さして意味の無い思考の遊戯ではあるが……
本当にそんなことが無いと言い切れるものなど誰もいない。
「やれやれ、とでも言っておきますか」
ビル屋上に立った古泉の視線は、遥か遠くに屹立する神人に注がれている。
今回は1体だけのようだ。あれを切り裂けば、終わり。
彼は再び飛び上がり、そして、
神人に向かって突進する途中で、
建物の上に赤い何かがあるのを確認した。
170名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:27:08 ID:8pyoBybT
〔C〕 2/7
仲間か? というのが古泉の第一感であった、が、すぐに様子が違うことに気がついた。
それが赤い髪の毛、それもかなり長い髪であることに
彼が気づいたのは、少々接近してからであった。
閉鎖空間の中に、自分の知らない人間がいる。
(はて、誰かが連れてきたのでしょうか…?)
閉鎖空間の中に能力者でないものが入ることは
能力者の導き無しには為しえない事であり、
そして能力者で古泉が知らない者など、いない。
(どうしたものか)
神人への攻撃のこともあり次の行動を
彼が決めあぐねるその僅かな間に、赤い髪の人間が動いた。
小柄な身体からまっすぐ伸ばされた右手に握られる、長大な刀。
どこからともなく現れたその刀に古泉は驚いたが、
次に起こった事態にはさらに驚いた。
少女――後ろ姿なので正確には分からないが、おそらく少女――
の背中から、赤い翼が生え、そして彼女が飛び立ったのである。
刀を構え、黒衣を翻し、真っ直ぐに突き進んでいく。
神人へと。
171名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:28:36 ID:8pyoBybT
〔C〕 3/7
「いけません!」
古泉は叫び、彼女を追ったが、速力が全く違った。向こうのほうが速い。
神人の眉間に、少女の刀が飛翔の勢いそのまま突き立てられる。
しかし少女の得物と神人とでは大きさのスケールが違う。
せいぜい人間の額に画鋲を突き立てるくらいにしか効いていない。
すると、少女の刀身から炎が噴き出した。
炎の噴出す勢いに任せて刀を神人の眉間から
引き抜き、振り下ろし、一刀両断にするかのごとく
神人の身体を斬り下げてゆき、彼女は地面に激突するかのごとく着地した。
(いや、ダメージが浅い…あれでは…!)
神人が力を失っていないのを見てとり、古泉は即座に少女のもとへと飛んだ。
着地の衝撃を殺しきれず未だ態勢を立て直している赤髪の少女
――ふわりとゆらめくその長い長い髪の色は、
  もはや「赤」というよりは「炎」の色であった――
に、神人の左拳が振り下ろされる。すんでのステップで
直撃だけは回避したものの、かすりでもしたものか、
少女の身体は物理法則を無視したかのような動きで
20メートルも放り出され、ぐったりと動かなくなった。
(……!)
間に合わなかった自分の判断ミスを悔いる間も惜しんで、
古泉は神人の振り下ろされた左拳を手首の辺りから切断した。
そして少女が斬り下げた「傷口」をさらに深くえぐるように
今度は神人を斬り上げ、それでいくばくかの時間を稼いだとみるや
彼は吹き飛ばされた少女のもとへと飛んだ。
172名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:29:31 ID:8pyoBybT
〔C〕 4/7
驚くべきことに、少女はすでに起き上がりかけていた。
「無理です!」
「うるさいうるさいうるさい!!」
叫ぶ古泉と、怒鳴り返す少女の目とが合う。
相手を灼きつくすかのような闘志。
少女の紅い眼には、紛れもなくそれがあった。
次の瞬間、少女の全身から炎が噴き上がる。
右手に握られる得物が形作る炎の刀身も、
物干し竿、などという表現には収まりきらない、
それほどの長さになっている。
少女は飛び、刀を振りかざして古泉の頭上を超え、
再び神人へと向かっていく。
灰色の世界で、青き巨人と、紅き翼が、対峙する。
神人が右腕を振り上げた。少女もまた刀を八双に構える。
打ち下ろされる右腕、少女はその右腕に向かって前進する。
青い右腕と紅い刃が真正面からぶつかり、押し合い
――そして、刀身がゆっくりと巨人の右腕に食い込んでゆく。
神人の右腕が切り裂かれ、二股に分かれてゆく。
少女の翼は爆発したかのように一瞬巨大化し、
彼女は勢いをつけてそのまま神人の右腕に引き続いて
胸のあたりを右腕から左腕の方向まで横一文字に斬り抜いた。
ややあって、神人の身体が、切り口に沿って徐々に徐々にずれていく。
やがて、斬られた箇所から上の部分が下と離れ、
轟音をあげて地面へと落ちていった。
173名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:35:55 ID:UUBU0Y6W
〔C〕 5/7
少女は荒い息をしながら地面に降り立った。
いつの間にどこにしまいこんだものか、翼も刀もすでに携えてはいなかった。
「この封絶は、これで解けるの?」
眼前に降り立った古泉に少女は訊いた。声に疲労の色が濃い。
「ふうぜつ……?」
そんな単語に古泉は聞き覚えが無かった。
「とにかく…私が元の空間に戻れるのかと訊いている!」
どうやら彼女のいう「封絶」とは、この閉鎖空間のことらしい。
「ああ、それなら安心してください。
 あの神人を倒せば、この空間…我々はここを『閉鎖空間』と呼んでいますが、
 この空間はじきに消滅し、何もかも元通りになります」
ただし、古泉たちのそれと明らかに毛色の異なる能力を使って
神人が倒された場合に閉鎖空間がどうなるのか、
それは古泉にも全く未知の領域の話ではあった。
「しかし、驚きました。貴女のような能力をお持ちの人がこの世に居られるとは」
174名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:37:44 ID:UUBU0Y6W
〔C〕 6/7
少女は一瞬古泉の目を見据え、そして言った。
「私は正確には人間じゃない。……フレイムヘイズ」
「…貴女のような方はまだたくさん居られるのですか?」
フレイムヘイズというのは一般名詞であろうか固有名詞であろうか、
と古泉は思案しながら、彼女に訊いた。
が、その答えを聞くことは無かった。
少女の身体がふらりと前のめりに倒れ、
古泉がすんでのところでそれを支えることになったからだった。
「そこから先は、我が答えよう。我から汝に問うべきこともある」
どこか保護者然とした、男性の声。
どこから? と古泉は少女をお姫様抱っこにしながら周囲を見渡し、
そしてその声が少女の胸元のペンダントから発されていることに気づいた。
「まず今の質問だが、少なくとも複数は居る、としておこう」
「…さようですか」
「我からも問おう。…我らが休息を得られる場所は、あるか?」
素性のしれない人物に機関のセーフハウスを
使わせてよいものかどうか古泉は少し逡巡し…そして
「ええ、アテはあります」
と答えた。
「しかし、あなたがたのお名前が分からないとおもてなしのしようもありません。
 差し支えなければ、お教え願えませんか?」
ふむ、とペンダントは答え、一呼吸を置いた。

「この娘は…『炎髪灼眼の討ち手』…普段は『シャナ』と呼ばれている」
175名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:39:41 ID:UUBU0Y6W
〔D〕 1/8
いろいろな世界を駆け巡ってきた記憶があるが、
それを眼にしたとき、彼は思った。

それでもまだ自分の知らない世界があるのだな、と。



「ったく何なのよあれは!? ちょこまかと!」
惣流・アスカ・ラングレーが叫び、
エヴァ弐号機がパレットライフルの弾倉を交換する。
「あんなちっこいのにエヴァ3体がかりでこう手こずるってどういうことよ!?
 ほら、バカシンジにファースト! ちゃっちゃと撃つ!」
「敵機の運動性は極めて高いレベル。おそらくデフォルトで130は下らない」
「綾波……運動性130なんていって分かってくれる人は多くないと思うよ」
綾波レイに対して碇シンジがぼやき、ぼやきながらも
ビルの上を跳ね回る機体に向けて初号機のライフルを連射する。
外れ。
エステバリスほどのサイズの敵機体は空高く飛び上がり、
物理法則を無視したかのような軌道で着地する。
「…ショウさん…じゃないんだよね?」
かつて別の世界で自分たちがともに戦った聖戦士の名前を、シンジは呟いた。
「オーラバトラーなら、もっと長時間の滞空が可能なはず」
「色はビルバインに似てるし、無茶苦茶に速いけど、
 飛びっぱなしってのはできないっぽいわね」
レイとアスカが口々に答える。
「アスカ、私たちが追い込む」
「ファーストの指図ってのが気に食わないけど…やるしかないわね」
初号機と零号機が弾幕を張り、弐号機が拳銃を取り出し、走る。
機体そのものは大きいため、普通に走れば敵機よりも速度は出る。
問題は、単純な意味での最高速度と運動能力とが全く別物であることだ。
肉薄して仕留めるしかない。
右手に拳銃、左手に逆手でプログ・ナイフを構え、弐号機が前に出る。
初号機と零号機の援護射撃で土煙がもうもうとわき起こり、
敵機の視界は完全にふさがれている。
「3体相手にしちゃよく保ったほうね…いただき!」
弐号機がナイフを振りかざした。
敵機は両の膝部装甲から折り畳み式の
大型ナイフを振り出し、X字に構えている。
(受け止めるつもり!? いい度胸!)
クロスされた大型ナイフに向けて、アスカはナイフを振り下ろす。
大気が、歪む。
176名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:41:00 ID:UUBU0Y6W
〔D〕 2/8
「ディストーションフィールド!?」
葛城ミサトがモニター越しに見たものは、
振り下ろされた弐号機のナイフを
2振りのナイフで受け止めている敵機の姿だった。
「違います! ATフィールドも含め、我々が保有している
 いかなるデータにも該当しない力場です!」
青葉シゲルがせわしなくキーを叩きながら回答する。
無論、単純に物理的な力で受け止めているわけではない。
得体のしれない力場のようなものが、プログ・ナイフと
敵機との間に発生しているのが見て取れた。
そして、驚くべきことに、次の瞬間、
敵機は全身から赤熱した力場を放ち、弐号機のナイフを押し返し、
それどころかナイフを粉々に破壊し、弐号機の左手までも損傷させた。
「アスカ! 下がりなさい」
「っつ……まだ右手が生きてる!」
「対策も立てずにまたケガする気!?」
「…ヤヴォール…なるべくさっさと修復頼むわ」
弐号機が回収ケージへと向かうのをミサトは確認した。
零号機と初号機に戦闘の続行を命じ、ミサトはシゲルに向き直った。
「…ピンポイントバリアや音障壁でもないのね?」
「あえて近いものを挙げるとすれば…念動フィールドでしょうか」
この世界でまで、未知のロボットとやりあう羽目になるとは。
こんなときに頼りになりそうな赤木リツコも、
ホシノ・ルリと急用ができたとかで、今は不在である。
ミサトは険しい表情のまま腕を組み、モニターを見つめなおした。
177名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:42:26 ID:UUBU0Y6W
〔D〕 3/8
「碇、あれはやはり…あれだな?」
「ああ、本来あるはずの無いものだ」
「彼らはまだいい。問題は彼らの敵だ」
「老人たちとはそりがあわんだろうな」
「呼び込まれていると思うか?」
「…………………」
「碇?」
「…………急用を思い出した。後を頼む」
「……碇、『ホシノ嬢の隠し撮りならお断りです』
 と赤木博士はあらかじめ言い残して出て行っていたぞ」
「……復帰する」
「………………いつか神人にでも踏み潰されてしまえ」
「…涼宮ハルヒ本人が踏んでくれるなら」
「…駄目か……」
178名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:44:25 ID:UUBU0Y6W
〔D〕 4/8
発端は、正体不明の機動兵器が突如NERV本部の近辺に出現したことだった。
警戒システムが自動的に弾を吐き出し、それに対して機動兵器
――エステバリスほどのサイズの、人形のロボット――が
反撃したことで騒ぎが大きくなり、最終的にエヴァ出動と相成ったのである。
定期的に訓練は行っていたものの、パイロット3人ともに長らく
実戦に出ていないという不利は否めず、たった1機の小さなロボットに
これほどまでに苦しむという結果になっている。

右に左に弾を避けながら、敵機が迫る。
歩道橋やらビルから突き出た看板やら、
物理的にありえないようなものを足場にして跳び回る。
レイはATフィールドを展開し、敵機の接近を阻もうとした。
敵機はフィールドに衝突し、動きを止められたように見えたが……
「!」
例の力場が、ATフィールドを無理やりに
こじ開けようとしているのをレイは確認した。
わずかに開いた隙間から、敵機が手持ちの武器
――形状から判断するに、おそらく銃――を突き入れてくる。
発砲。
七色の銃弾が、零号機の右足を打ち砕く。

「レイ! 戻りなさい!」
ミサトが悲鳴混じりに指示を出す。
「さすがに苦戦しているようね」
そんなミサトに背後から声。
「リツコ? 戻ったのね。状況分かる?」
「ええ、ちょっとしたお土産もあるわ」
「何?」
「あの機体について」
179名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:45:50 ID:UUBU0Y6W
〔D〕 5/8
射撃が通じない――敵機の運動能力とバリアのせい――事は十分理解できた。
先ほどアスカがやられたとはいえ、やはり格闘戦を挑むしかなさそうだ。
あの力場が射撃攻撃にも使えるという事実が、シンジのその判断を後押しした。
(追いつくだけなら、追いつけるんだ)
シンジは搬送ケージから突き出されたマゴロクを掴み、正眼に構えた。
ATフィールドの圧力とマゴロクの質量をあわせて叩きつければ…!
ATフィールドを全開にして、初号機が走った。
敵機が発砲してくるものの、フィールドは貫けない。
大振りは必要ない、確実に当てればいい。軽く跳躍。
敵機が左へと横っ飛びをするが、それは予測済みの動き。
シンジはマゴロクを振り下ろさず――外れればそれがスキになる――
狙いを定めて敵機のいる左方向に横振りで振りぬいた。
刃先のATフィールドと、敵機の力場がぶつかりあう手応え……
そして、今度は力場ではなくATフィールドが勝った。
敵の装甲がひしゃげ、300メートルばかり吹き飛ばされる。
「とどめ!」
300メートルくらい、エヴァならすぐに駆け抜けられる。
100メートルを数歩で走り、跳躍。今度はマゴロクを振り下ろす。
「!?」
シンジが手応えの無さを感じ取ったのと、
敵機が自機の下をくぐって背後に出たと悟ったのはほぼ同時だった。
即座に背中にATフィールド展開。そして一瞬遅れて、
ATフィールドに何かが食い込んでくるような感覚。
反応の遅れが災いしてか…今度は押し負けた。
左肩、ヒトで言えば肩甲骨のあたりに、猛烈な痛みが走った。
180名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:47:09 ID:UUBU0Y6W
〔D〕 6/8
「く…そ……」
生きている右腕も使いながら前方に跳び、向き直る。
白を基調に、ところどころ暗く燃えるような赤があしらわれたカラーリング。
エステバリスほどの大きさしか無いくせに、これほどに自分たちを苦しめた敵。
何者だ。
機体の大きさに不釣合いなほど大型の火砲を抱えて立つロボット。
そのロボットが、突然しゃべった。
正確には、機体のスピーカーか何かで、中のパイロットが自分に語りかけている。
「済まない。穏便に解決したかったのだが、こうするしかなかった」
似た声をシンジはどこかで聞いたことがあった。
「キング…オブ……ハート……?」
さもなくば、顔面に傷痕の残るコーディネイターの少年か。
「回線が通じなかったし、あの戦闘の最中に
 外部スピーカーなど使っても意味がないと判断した」
敵機のパイロット――自分たちの動きをある程度封じた今、
戦闘継続の意志はないらしい――の声には、疲労と不安の色が感じ取れた。
「シンジ君、聞こえる?」
初号機にミサトから通信。
「後の処理は私たちでやるわ、下がって」
181名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:48:48 ID:UUBU0Y6W
〔D〕 7/8
「…大丈夫なんですか?」
「たぶんね。もしこの世界にマリューでもいれば、
 もっとやりやすくなったとは思うんだけど」
「何でラミアス艦長なのか知りませんけど、
 ミサトさんが声マネすればいいんじゃないですか?」
この二人の声が実に良く似ていたことをシンジは思い出した。
「それも本気で考えたけど、やっぱ微妙に違うし。
 とりあえず撤収して。お疲れ様」
見ると、敵機も火砲を背部にマウントしなおし、片膝をついた姿勢になっている。
ミサトからの連絡が行ったのだろう。
シンジはその機体をじっと見据えた。
すると、今度は外部スピーカーではなく、直通の通信が初号機に入ってきた。
さきほどまでの『敵機』からだった。

「各個の動きといい連携といい、かなり実戦はくぐっているようだな」
「…ええ、まあ」
「が、この〈レーバテイン〉のような機体を相手にした経験は少ない。違うか?」
「……確かにその通りです」
「何事も経験だ。くれぐれも命は大事にな」
「はぁ……。ところで、その機体、〈レーバテイン〉っていうんですか?」
「そうだ」
「では……あなたの名前は?」
「………相良。相良宗介。コールサインは『ウルズ7』」
182名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:51:55 ID:D/WeHwR7
〔E〕 1/5
後になって考えてみれば、それは何かが既に確定していた証拠だった。

彼女が、それらをも連れてきたのだから。



見たこともない、理解もできない単語と概念の数々。
「?????????」
翠星石は首をひねり、それらをただただぼんやり眺めていた。
nのフィールドに何か異常が起こっていることを感じ取り、
真紅と一緒にここに入ってきたのがおよそ10分前。
そしてここで起こっていたことは――
『記憶の濁流』の氾濫だった。
つながりがあるのか無いのか、はたして自分の知る世界のものなのか否か。
そんな概念が渦巻き、nのフィールドの大部分を覆いつくそうとしている。
「……何か分かるですか?」
翠星石は傍らの真紅に向き直った。
「…正確なところは分からないのだわ」
「大雑把なら?」
「……おおもとをたどれば、朝比奈みくる」
「コスプレ人間が?」
「一昨日お茶を少しばかり買ってきてもらったのだけれど、
 少し様子が変だったのだわ。
 ただし、彼女自身ではなく、彼女の中にあるものが。
 それと、彼女がしばしば一風替わった装束を纏うのは、
 彼女自身の意思ではなく…
 翠星石、あなたのお姉様のせいでしょう」
「過程がどうあれ結果は変わらねーですぅ」
チビ人間もあれくらい熱心に着替えを用意してくれないものだろうか?
183名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:53:22 ID:D/WeHwR7
〔E〕 2/5
ふぅ、と一息吐き出し、真紅はくるりと後ろを向いた。
「帰るですか?」
「…そう」
去っていく真紅。
自分もあと10分もすればnのフィールドからは出なければならない。
この『記憶の濁流』をどうしたものか、ここに居られる間には結論は出なさそうだ。
帰ろう、と思い翠星石も振り返り……
そこにタキシードに身を包んだウサギが居ることに気がついた。
「さっさと退くですぅ。翠星石は帰って考える事があるのですぅ」
「考えて答えを出す必要のある存在はある意味において幸せです。
 この世界には考える必要すらなく
 答えにたどり着いてしまうものすら在るのですから」
「…翠星石のおつむの回転が遅いとでもいいやがるですか?」
「正しい答えが望みもしないのに頭に浮かび、
 問いもしないのに答えだけがささやかれ続ける。
 これはどうしたものでしょう?」
それはさすがにちょっとうざったいかも、と翠星石は思った。
彼が何を言いたいのかは相変わらず理解ができなかったが。
とりあえず、彼の脇を素通りして帰ることにする。
「信ずればそれが答えになるか、それが答えであるから信ずるのか、
 この間にある差とはなんなのでしょう?」
信ずればそれが答えになる―――聞いて、翠星石ははっと後ろを振り返る。

そこには誰もいなかった。
184名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:54:36 ID:D/WeHwR7
〔E〕 3/5
居間のテーブルに、ティーカップが4つ。
真紅、翠星石、桜田ジュン、桜田のりの分。
そしてジュンがそこに5つ目のカップを置いた。
「準備できたぞ。なんで今日に限って5人分なのか知らないけど」
「もちろん5人目が来るからだわ」
胡乱げなジュンの問いに、真紅がさらりと答える。
雛苺のカップでないのはほぼ間違いないが、では?
ジュンがひととき思考をめぐらせるうち、居間のドアが開いた。
「ただい…ま…」
ジュンの姉ののりが、そっと開いたドアから顔をのぞかせる。
彼女の視線の先には、真紅。
「…連れてきたけど……転入生」
「ありがとう。早速テーブルまでお連れして頂戴」
こくりと頷き、のりが玄関に向かう。
「転入生?」
眉をしかめてジュンが問う。
「そう。のりのクラスに今日来た転入生」
「それをつれて来いって指定したのか? 翠星石のお姉さんじゃあるまいし」
「どうしても話しておきたい相手だったから」
真紅はそれだけ答えて、テーブルについた。
「ジュン、お茶を淹れて頂戴」
185名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 00:55:45 ID:D/WeHwR7
〔E〕 4/5
特に逆らうこともなく、ジュンは茶器棚に向かう。
取り出したのは、一昨日朝比奈みくるが持ってきた葉。
「西洋のお茶のことはよく分からなくて……」などとは言っていたが、
なかなかどうしてそれなりのものを選んできたようだった。
「……そういや何でそんな人間が来るって分かったんだ?」
「……いろいろと。様々な条件を考慮した結果として。
 それと、ジュン、彼は人間ではないのだわ」
「新しいドールでも来るってのか? タロウなんて名前じゃないだろうな?」
「そんな射撃の上手そうな名前ではないわ」
そこへ、のりと、彼女の連れてきた来訪者が入ってきた。
来訪者は人のよさそうな少年であった。
テンカワ・アキトの少年時代はひょっとすると
こんな雰囲気であったのかもしれない、などとジュンは漠然と思った。
「初めてお目にかかるのだわ」
椅子から降りて真紅は来訪者の少年に歩み寄った。
少年はアンティーク・ドールが歩き、言葉を話したことに
さして驚く様子もなく、身を屈めて真紅に視線の高さを近づけた。
「燐子? いや……一個の存在か。僕よりも存在として強いわけだ」
「それは分からない。ローザミスティカを失えば私もただの人形。
 貴方の中に在るものと大して変わらないのかもしれないのだわ」
真紅は少年に席につくよう促した。

「お互い、色々話すことがあるはず……『零時迷子』のミステス、坂井悠二」
186名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 01:04:52 ID:7Ly+qnzb
〔F〕 1/6
さて問題です。
SOS団を維持するには何が必要でしょう?
「部室」って答えた人、8点。
そりゃ確かに、円滑に団を運営するためには
部室はあるに越したこたないけど、
別に他の場所でも代用は利くわね。
「団員」…う〜ん、結構いいとこきてるけど、60点。
「団」っていうからには人数がいなきゃいけないのは
確かにその通りだし、有希みたいにSOS団に不可欠な
ものすごい戦力は居るには居る
――有希の場合、お姉さんや妹さんも凄いし――けど、
たとえばバカキョンみたいに、大して役にたってない面子もいるのよね。
だから60点。

では正解は…………「団長」!
やっぱり団を設立したのはあたしだし、
構成員を引っ張っていく指揮官がいないと
組織ってものは始まらないってこと。

だから、あたし、涼宮ハルヒは、
今日も部室に顔を出して団の活動方針を練ったり
行動の予定を立てたりと、団長としての責務を果たすってわけ!
187名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 01:05:55 ID:7Ly+qnzb
〔F〕 2/6
話はちょっと飛ぶけど、ここのところ、
あたしの身の回りでは、普通に考えたら
「不思議」っていう部類に入るようなことがよくあると思う。
具体的にいえば、アスカや翠、レイさんやルリちゃん、
それとこの子たちにまつわるあれこれ。
でもこれって、SOS団の活動そのものには
あんまり影響を及ぼしてなかったりするのよね。
――アスカや翠の起こすアホな事件のせいで団長の職務が
  ときたま疎かになっちゃうことを除けば、だけど――
だから日ごろのSOS団の業務っていえば、不思議探索パトロールの
行動予定を立てたり、世界に向けてSOS団の存在を知らしめるための
あれやこれやを実行したりっていうのが主になってる。

だけど、今日は普段のSOS団の業務とはちょっと違った出来事が起こってた。

SOS団に、不思議なお客さんが来ていた。
188名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 01:06:58 ID:7Ly+qnzb
〔F〕 3/6
お客さんそのものは基本的に歓迎よ。
いつもと違う人が居るって、それだけでもう、何か起こりそうじゃない?
しかも連れてきたのがみくるちゃんで、人数が2人。
これはお客さん2人+みくるちゃんの3人が絡んでるってことで、
何か起こる確率は3の3乗で27倍くらいにはなってるわね。
早速あたしはお客さんたちの正面に座って歓迎の挨拶を述べる。
みくるちゃんはマスコットキャラだから当然あたしの横ね。
「SOS団へようこそ! SOS団では――」
「やめとけハルヒ」
いきなり後ろから何よバカキョン、
せっかくお客さんに団の説明をしてあげようと思ったのに。
そもそもお客さんが美少女2人だからってあんた鼻の下伸ばしすぎよ。
そんなにアッシュブロンドのおっきな三つ編みとか、
真っ赤なロングストレートの女の子が好きなのかしら?
……そういえばこの赤髪の子、髪と眼の色以外は
あたしの中学時代になんとなく似てるわね…ま、どうでもいいけど。
ともかく、思春期だからってあんまり
エロキョンっぷりを表に出すのはどうかと思うわ。
「団の概要はあらかた俺が説明しといた。
 で、それを承知した上でSOS団に依頼があるんだとよ」
バカキョンの割には気が利くじゃないの。話が早くなって助かるわ。
「じゃ、依頼の内容を聞きましょうか」
189名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 01:08:04 ID:7Ly+qnzb
〔C〕 7/7
屋上へと続く階段の踊り場。
古泉一樹は携帯電話を片手に会話をしていた。
「…やはり、少々危険なのではないか?
 聞けば、もう一つの異世界からの客人も同伴だというではないか。
 あの涼宮ハルヒという人物の巨大な力は確かに我も感じるが、
 果たしてそこまで――――」
「端的にいえば、私たちは涼宮さんの力を
 まさしくそれほどのものだと認識しています」
「ふむ……」
古泉が話す相手は、手の中の携帯電話そのもの
――否、携帯電話の中に収められたペンダント――に宿る意思。
190名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 01:15:56 ID:RtqIONId
〔B〕 5/5
〔D〕 8/8
〔E〕 5/5
「さすがに強引な手段なのでは?」
「彼女にも妹ができた。先例があるならこれも受け入れやすい。
 現時点ではこれが一番堅実だと私は判断した」
長門有希がホシノ・ルリの問いに答えを返し、
庭先の〈アーバレスト〉を見上げた。
隣の庭先では〈レーバテイン〉が片膝をついている。
「しかし…世界のありようを変えるなどとは……
 ARXシステムにもそこまで強力に物理法則に干渉する力は無い」
相良宗介――両家を隔てる柵に身をもたせかけている――がぽつりと述べた。
「戦争ボケ人間が納得できないのも無理はないですぅ」
「でも、ハル姉にはそれがあるのよねぇ」
鞄に乗って機体のあちらこちらをじっくりと眺めながら翠星石、
そして、左手をさすりながら、惣流・アスカ・ラングレー。
「…あなた、機能に異常とかは感じない?」
綾波レイがアルに話しかける。
「貴女にそれを訊かれると少々重みを感じるのですが」
「『我々』には今のところ異常ありません。ま、AIですので」
〈アーバレスト〉のアルと、〈レーバテイン〉のアルが
実に滑らかなチームワークでレイの問いに答えた。
「おおまかなところは出来たぞ。見てくれ」
アスカの背後から、彼らに対して桜田ジュンの声がかかった。
彼の作品を、傍らの坂井悠二が掲げてみせる。
2着の北高制服――テレサ・テスタロッサとシャナのもの――であった。
「さすがに早いわね」とアスカ。
「チビ人間からそれをとったらほとんど
 何も無くなってチビチビ人間になるですぅ」
これは翠星石。
「…性悪人形め……あ、悠二、まだ仮縫いだから振り回したりするなよ」
「え? そうなの?」
「…まったく…お前たちの存在をこの世界で
 安定させるための作戦の一環だ、って分かってるのか?」
「う〜ん、一度食われてるからそこらへんの危機感は希薄かもしれない」
ジュンの言葉に、悠二が小首を傾げた。
191名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 01:17:33 ID:RtqIONId
〔F〕 4/6
異世界人が2人もいっぺんに転がり込んでくるなんて、
ちょっと前のあたしだったら信じられなかったかもしれないわね。
そういうものすごいのは、ちょっとやそっとじゃ
絶対に見つからないものだと思い込んでたから。
でも、今は別。
アスカは元々あたしとは別の世界の住人だった。
翠に至っては別の世界の住人なうえ、人間ですらない。
だから、テッサやシャナが異世界から来たうえに
みくるちゃんのマンションにいちどきに厄介になってるってのも何となく納得できる。
「で、元の世界に帰る方法があるなら教えて欲しい、と」
あたしの言葉に、目の前に座るテッサとシャナ
――正確な名前はそれぞれテレサ・テスタロッサと平井ゆかり――
がこくこくと頷いた。
これは……さすがのあたしでもちょっと難題かもしれないわね。
あたしと有希、アスカとレイ、翠星石、そしてルリちゃん、
少なくともこの4組が属する世界がそれぞれ別個にあって、
それでこの4つの世界があるときごっちゃごちゃに混ざった。
最初のうちはこの事実に対応して生活パターンを確立するのに
手一杯で、元に戻す方法があるかどうかなんて考えもしなかった。
慣れたころには、もうすっかりみんな妹やらお姉さんやらと
一緒にいるのが板についちゃってて、
今さらまた別れ別れになるなんて考えもつかなかった。だから、
「今すぐに……ってわけにはいかないわね。
 時間を貰うことにはなると思うんだけど」
あたしのこの答えに、やっぱり、みたいな感じで一瞬シュンとするふたり。
おっきな三つ編みと、つむじから飛び出たアンテナみたいな赤毛までが
それに合わせて一瞬ヘタったようにみえたのはあたしだけでいい、と思う。

「だから、それまでの間、この世界で生活する方法を
 考えるのが先のような気がするのよね。現実問題」

この時、キョンが安心したようなため息をついた気がしたんだけど。
192名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 01:18:27 ID:RtqIONId
〔F〕 5/6
「だから、当面あなたたちも、みくるシスターズとして生活しなさい」
もうみくるちゃんの部屋には入ってるのよね?
手狭だったら、なんだったらあたしたちの家の近くにちょうどいい
空き物件があったような気がするからそこに入ってもらってもいいし。
ていうか多分引っ越してもらったほうがいいわね。
話聞いてたら、ちょっと手伝ってもらいたいこともできたし。
「手伝うこと…ですか?」
不安げにテッサが訊いてきた。
まあ内容も伝えてないし、不安に思うのは無理もないわね。
「私に出来ることなら」
訝しげにシャナの答え。
もちろん、あなたの能力をアテにしてのことよ。
「キョン、あれを」
あたしの指示に、キョンはやけに素直な様子で
ノートパソコンをあたしたちの間に置いた。
普段はこれに関わるのを嫌がるくせに、なんなのかしらね?
やっぱ可愛い女の子相手だと態度が変わるエロキョンなのかしら?
193名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 01:19:33 ID:RtqIONId
〔F〕 6/6

「み、みんみんミラクル、みっくるんるん――――――」

ノートのモニターは、我がSOS団制作の傑作映画を映し出している。
もっとまともな設備で放映したかったけど、
そんないきなり機材も準備できないし、まあ仕方ないわね。
「それでまあ、この映画の続編もあったりなかったりするんだけど、
 海モノとか格闘アクションの撮れる人員機材は
 今まで用意できなかったのよね。だけど――――」
「え…まさかダナンを……!?」
「わ、私にこんな映画の……!?」
なに二人とも引いてんのよ。
大役抜擢なんだから少しは嬉しそうなフリくらいしなさいよね。
「もちろんすぐにとは言いません。
 二人はみくるちゃんの妹になったわけで、
 まずはその生活に慣れてもらわないといけないし」
当のみくるちゃん本人があたしの横で何も言わず黙ってるのが
気になるけど、まずはこの方向で話し進めないと。
「というわけで、今から新生活を向かえるにあたっての買い出しね。
 キョン、あんた荷物持ち」
へいへい、とめんどくさそうに、座ってたキョンが腰を上げる。

ただの買い出しなのに、なんだかワクワクするのは、なんでだろ?

ねぇ、キョン、あなたどう思う?
194名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 01:20:44 ID:RtqIONId
〔A〕 3/3
「それで、結局上手くいったのかい?」
「ええ、まあ、何とか定着できそうですよ。
 長門や翠星石も問題ないって言ってます」
中華料理店のカウンターに座ったキョンが、主人の問いに答えた。
「存在として不安定な彼女たちを、ハルヒさんの力で強引に…か」
キョンの横に座ったシンジが、ぼそりと呟く。
「そうでもしないと彼らがどこの世界にも属せずに
 存在そのものが消滅しちまう危険がある」
「それで姉妹……。キョン兄さん、結局また
 騒ぎの種が増えただけのような気がするんだけど…」
「今に始まったことじゃないだろ」
「…確かに。あ、いただきます」
カウンターの上に乗せられた丼をシンジが手に取った。
中身はニンニクラーメン(チャーシュー抜き)。
何の理由も無く、気分でチョイスしてみただけのメニューである。
キョンもまた同じ中身の丼を前に、割り箸を手に取る。
昨日今日の疲れがあるためか、
――キョンはハルヒの荷物持ち、シンジは久々の実戦――
二人はほとんど無言で丼をカラにし、そして帰っていった。

二人を見送った後で、中華料理店の主人
――彼らの兄、テンカワ・アキトは、腕を組んで流し台の縁に腰掛けた。
「しかしまあ、また賑やかになったなぁ」
「アキトは、賑やかなの嫌い?」
店の奥で帳簿になにやら不可思議な記号やら数字やらを書き込んでいた
テンカワ・ユリカがアキトの独り言に応える。
彼女の問いにアキトは、ふぅ、と息を吐いた。

「ん、嫌いじゃないよ。いいことさ」
195名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 01:37:54 ID:pmLlBofo
>>194
ふむ……面白いとは思うけどみくる、テッサ、シャナの共通点って何?

後、細かいけど〔C〕 7/7で古泉が「私たち」っていってるけど「僕たち」の間違いじゃね?
196名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 17:38:47 ID:mQxRbfIN
>ふむ……面白いとは思うけどみくる、テッサ、シャナの共通点って何?
ドジッ子 とか?
197名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 20:01:22 ID:djRKUuur
萌えたのだから良いじゃない。
大作GJ!
198名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/19(木) 21:06:47 ID:8itUlYiX
1つ忠告

スパロボネタは叩かれやすい
199名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/20(金) 00:45:23 ID:/sMI/U+4
>>195
名前が3文字
200名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/20(金) 01:01:35 ID:I8Jujlo+
テッサ・みくるのドジペアに、とらドラ!の大河を加えられれば、おとなしい姉2人に勝ち気(凶暴)な妹のドジ三姉妹が出来上がるのに…
とらドラ!アニメ化しないかなあ…
201名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/21(土) 17:44:59 ID:A/oG2VMe
あずまんが読んだ。おもしろいな。
202名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 09:39:10 ID:CdNpqJsL
マスコットキャラ、というとSOS団においては
すなわち朝比奈さんのことなんだが、
別に必ずしも誰か特定の個人である必要はない、
と皆が気づかされたのは、テッサが来てからのことだった。
正確には、それを持ち込んだのは相良だったんだが。

そりゃ俺も最初は思ったさ。
そんな遊園地の着ぐるみみたいなパワードスーツ、
ただでさえ雑多な部室のエントロピーを
さらに増大させるだけだろうが、と。でかいしな。
しかし、「試供品だ」と称して
相良が部室に置いていったパワードスーツには、
似たような材質の衣装がもう1つ付属していた。
203名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 09:41:22 ID:CdNpqJsL
「や、やっぱりこうなるんですかぁ…?」
ボン太くん、というんだそうだ。そのマスコットは。
つぶらな瞳、もこもこの毛皮、ずんぐりむっくりの体型。
「そうよ、せっかくタダで持ち込まれた衣装、
 試してみきゃ損じゃないの」
だが、今、ハルヒによって朝比奈さんが着せられてる衣装、
「でも、これ、ほとんど、あの、その、…は…はだk」
「時代は常に新しい刺激を求めてんのよ。
 マーケットリサーチ抜きに生き残れるほど現代社会は甘くないの」
それは素肌もあらわに朝比奈さんの体表面を
最小限に覆うだけという、ボン太くんスーツというよりは
むしろボン太ガールスーツとでもいう代物であった。
相良、昼休みに爆破した掃除用具入れの損害を
帳消しにするくらいには素晴らしい功績を挙げたぞ。
しかしまあ、ヘソが露出してる分だけ、いつぞやの
バニーガールよりある意味すごい衣装のような気もする。
もともとのボン太くんの名残りがほとんど帽子だけだ。
ちなみに朝比奈さんの妹たちはといえば、
どうにも危険を察知したらしく、さっさと帰っちまった。
どっちも朝比奈さんほどにはボン太ガールスーツ映えする
タイプとは思えないからな。こだわることもないだろう。
204名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 09:42:43 ID:CdNpqJsL
黄色や茶色がメインのスーツは肌色と見分けがつきにくいためか、
半泣き顔で校内を練り歩く朝比奈さんに大抵の男子学生は
ドキッとした視線を浴びせていた。まったく忌々しい。
部室に戻るなり朝比奈さんは、本家ボン太くんスーツの中に入って
一言も何も言わなくなってしまった。無理もないが。
そしてSOS団長様はどっかりと団長席につく。
「やっぱり新型マスコットの威力は効果絶大ね!」
ハルヒ、効果絶大なのは久々にお披露目された
過激な朝比奈さん本人だったと思うんだが。
「SOS団でもオリジナルのマスコットを開発しなきゃ駄目だわ」
いつもながら聞いちゃいねぇ。
その後30分くらいした頃、ハルヒは俺の目の前に
なんか描かれたスケッチブックを突きつけた。
「ねこマン、と命名するわ!」
にゃんにゃんぷうの悪役バージョンみたいな落書きが
そこには所狭しと描かれていた。身長と体重まで設定されてやがる。
「これからもどんどん考案していくからね!」

…………んごんご言ってる緑色の怪物とか、
ぴこぴこシャナちゃんとか開発したりし始めないうちに
止めたほうがいいのかね…………?  ……やれやれ。
205名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 14:22:26 ID:ErPm4Ad7
「いい感じに仕上がりましたね」
メイド服姿の朝比奈みくるが室内を見渡し、一息ついた。
傍らで頷いているテレサ・テスタロッサまでが
メイド服を着ている理由は定かではない。
「ガーデニングで培ったセンスは
 インテリアでも存分に実力発揮ですぅ」
腕を組み、胸を逸らす翠星石。

けっきょく新居に入ることにしたみくるたちは、
インテリアアドバイザーとしてもっとも適格そうな
翠星石に手伝いを頼んでいた。
「次はお庭にかかるですぅ」
ガーデニングは彼女の表芸である。
「翠星石のお向かいの家にふさわしい庭を……
 って、何やってやがるですか戦争ボケ人間!1!!」
翠星石が向き直ると、相良宗介が庭先を掘り返していた。
先ほどまで坂井悠二とともに家具の搬入を手伝っていたのだが…。
少なくとも、芝生や花を植えるための
下準備にかかっているわけではなさそうだった。
戦闘服姿の宗介が振り向きもせずに答える。
「侵入者撃退用トラップの設置だ。問題なく進行している」
「やっぱり…」とため息をつくテッサ。
「問題ありまくりですぅ! 地雷原に囲まれたお花畑なんて
 どっかの固体蛇でも殴り合わせておけばいいですぅ!!」
不承不承、対戦車地雷やクレイモア地雷を撤収し始める宗介。
「ん? そういえばポン刀少女は何処行ったですか?」
「……お腹が空いたって言ってどこかいっちゃいましたけど…」
辺りを見渡し、首をかしげるテッサ。
206名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 14:24:33 ID:ErPm4Ad7
食べ物を抱えてシャナが戻ってきたのは、
出て行ってから小一時間は経とうかという頃だった。
宗介や悠二は既に帰っている。
抱えているのは、山ほどのメロンパン。
「えっ? それまさか全部…」
「食べる…んですよね?」
「……偏食家すぎですぅ」
「…お姉たちにも」
それだけ言って、シャナはみくるとテッサ、
そして翠星石にメロンパンを一つずつ突き出した。
4人はとりあえず入れたばかりの真新しいテーブルにつき、
メロンパンの端からカリカリと食べ始める。
みくるはちびちびと。テッサは普通に。シャナはぱくぱくと。
途中でコンロにかけておいたお湯が沸き、
みくるの淹れたお茶――緑茶だったが――がそこに加わった。

「おやつは頂きましたけど…今日のお夕飯はどうしましょう?」
1つを食べ終わったテッサが口を開いた。
「メロンパンじゃ駄目なの?」
シャナが4個目に取り掛かりながら答える。
「こればっかりだと栄養のバランスが…」
苦笑いしながらみくる。まだ食べ終わっていない。
「……そもそもこの中に料理できる人はいるですか?」
と、翠星石。

「えーっと…」
「あの…」
「それは……」

見つめあう3人。

《料理編に続く……といいなぁ》
207名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 19:05:20 ID:fjXArqw6
>>203>>206
GJ!

下2人はみくるの胸を見たらトラウマになるんだろーな…
208名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/23(月) 21:46:57 ID:e9yHeGNl
>207
「そっそんなことありません! ハイティーンになっても
 身体が成長した例はいくらでもありますっ!」
「・・テッサ姉さん・・・・フレイムヘイズは成長しない・・・」
「・・・そんな・・・・・」
「人は私のことをこうも言う。
 『せ(S)いちょうしないふ(F)くらみ』、略してSFと」
「・・ああ・・・・」




「うら若き乙女の悩み、ってやつだな。
 ちなみにいうと、ハイティーンになって
 成長が持続するのはほとんどの場合男なんだけどな」
「お黙りバカマルコ」
209名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/24(火) 23:57:14 ID:aKHVklzr
乳なんて飾りです。と言うと今度は姉を侮辱することになるのか…
210名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 03:41:44 ID:2NIlZu9Z
好きなキャラを集めてるんだし楽しいんだろうな、とは思うのだが。
しかしもしも一人でスレを維持するつもりでない限り、もっと共通点のある
他の人がネタを思いつきやすい姉妹を構築した方がいいと思うのだがどうか。

いや、この姉妹だけでスレ進行するわけでもないから別にいいのかな。
211名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 09:16:27 ID:qmf6GOJ4
三女を吉田一美にすれば、同一属性になるのでは?
212名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 21:38:58 ID:3a7J9rII
ネタの始点にも終点にもなれる
キャラじゃないと三姉妹は務まらないのに
始点にも終点にもなれないみくるを
入れたのが致命的なんじゃないか?

ユリカ・テッサ・シャナ
(シャナのとこはラフィールという手もある)
とか、のほうが話は創りやすいと思う。
213名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/25(水) 22:36:47 ID:Y9Hrn87x
>>210-212
言いだしっぺの法則
214名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/26(木) 22:29:09 ID:qx+0/PMZ
ユリカ・かなめ・ミサト
という長髪ストレートの3姉妹を思いついた… だめかな?
215名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 00:17:16 ID:FdAtZ0F2
>214
けっこう有望な組み合わせかも。
書いてた人には申し訳ないが、
みくる・テッサ・シャナよりはネタ出しがしやすい。

それと話は変わるが、
テッサorかなめを出しておくと、
反則技だけど、ネタを作るときの
ワイルドカードとして宗介を使えるという利点があるな。
シンジにもアキトにもジュンにも悠二にもない特性だ。
キョンは語れる分だけまたちょっと別だが。
216名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 01:15:19 ID:GJ9SAk+L
みくるを入れるなら同じくらいへたれキャラで集めたいところだ。
性格がへたれでもいいし、特殊能力が微妙に役立たないとかそういうへたれでもいい。
原作でかませ犬役をやらされたキャラなど適切ではなかろうか。

優しいキャラで固める手もあるが、話に動きが出ない気がするので難しそうだ。
217名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 01:17:37 ID:MV8U9UVp
>>216
ヤム……チャ……?
218名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 01:50:17 ID:wczlDqlH
>>214
ミサトさんだと年齢差があるから代わりにシャナでいいんじゃない?
219名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 09:14:01 ID:9aniD1Tm
シャナはもういいよ
220名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 14:53:35 ID:O38Ef+dE
髪長いのなんて腐るほどいる。
他とリンクするには少なくとも2人は合わせなきゃならないんじゃない?
221名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 18:55:41 ID:wczlDqlH
鶴屋さんとかなめとユリカとか。
222名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 20:05:50 ID:O38Ef+dE
それだ!

というわけで書いてみた。



『ユリカ・鶴屋さん・かなめが3姉妹だったら』


〜朝〜


ここはとあるマンションの一室。それはそれは仲の良い3姉妹がおったそうな…

鶴「お〜いかなめっち〜 お〜きて〜」
妹を起こしに部屋に入ってきたのは3姉妹の次女、鶴屋さん。(本名わからん)

かなめ「う〜…」
ペンギンのような形の時計を抱えて寝ているのは三女、かなめ。

鶴「かなめっち〜 朝だにょろっ お〜き〜て〜」
かなめ「あともう少し寝かせて〜…」
鶴「むむっ!」
鶴屋さんはかなめの布団をはいで腰に手を当てて朝には似合わないハイテンションで言う(叫ぶ)。

鶴「な〜にいってんのさっ。お日様はもう昇ってるにょろっ」
かなめ「朝っぱらからうるさい声出さないでよ… あたしは低血圧なの…」
鶴屋さんはむっとした顔になるが何か思いついたかのようにに笑った。

鶴「起きないんなら『お仕置き』しちゃうにょろ♪」
かなめ「え?何? !?ちょっとくすぐったいって!」
鶴「こちょこちょ〜♪」
かなめ「ひゃあ! ていうかどさくさに紛れて胸触んないでよ!」
二人の騒ぎを聞いて自室にいた長女ユリカが部屋にくる。

ユリカ「う〜ん… 二人ともうるさいよ…」
アクビをしながらユリカがいう。

かなめ「だって鶴ねえが変なことするから!」
鶴「はははっ!スキンシップスキンシップ♪」
かなめ「あれのどこがスキンシップよ…」
呆れ気味にかなめがいう。

鶴「そんなんじゃ宗介くんにフラレちゃうにょろよ〜?」
かなめ「あ、あいつとは何も(ry」
ユリカ「そうだ!私アキトにお弁当作ってあげよう!」

かなめ「え!?それはやめたほうが…」ユリカ「どうして〜?アキトだって私の愛妻弁当食べたいはず…」
鶴(ユリねえの料理を食べたいもの好きなんていないにょろ…)

かなめ「…シャワー浴びよ」

そんな朝の日常
223名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 20:07:31 ID:O38Ef+dE
勢いでやった。

後悔してない
224名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 23:48:35 ID:MN5vI2r8
>>222 GJ!
語るヒマがあったら書くべきだよな。

>>213
分かったよ。
というわけで



『ユリカ・ラフィール・テッサが3姉妹だったら』

テッサ
「! ///  ラフィール姉さん何見てるの!?」
225名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 23:50:47 ID:MN5vI2r8
ラフィール
「!?!?!?!?/////////
 ・・・人工子宮に・・よらずに・・・
子孫を・・///・・作る方法だが。
地上世界の掟にはまだ疎いのだ。
学習が必要なのは・・当然であろ?」
テッサ
「今すぐ消してください! メモリが汚れます!!」
ラフィール
「そうもいかぬ。ジントが///どのような方式を望んでも対応できるようにだな、」
テッサ
「言い訳はどうでもいいんです! ダメです!」
ラフィール
「妹の頼みとあらば仕方が無い・・・消すぞ」
テッサ
「あ、その・・・ちょっと、///後学のために・・・・
あ、サガラさんとか関係ないんですよ。後学のためです。」
ラフィール
「弁解はどうでもよい」

ユリカ
「たっだいま〜! ・・・って、何見てるの〜?」
ラ&テ
「!?!?!?!?!?!?!?」
テッサ
「あっ赤ちゃんを授かる方法ですっ! 
エッチな画像じゃありませんっ!!」
ユリカ
「?」
ラフィール
「(オーニュ! 回避するどころか直撃ではないか! 
おぬし実は操艦ヘタであろ!
そんなだからソースケ殿もまともに操艦できんのだ)」
テッサ
「(とっ咄嗟のことで! 
それと突撃艦なんて種類の艦動かしてる人に
操艦のこと言われたくありません!
それよりジントさんとずいぶん長い割には進展遅いみたいですけど?
アーヴじゃないから生物学的な意味でも待ってくれませんよ?)」
ユリカ
「? 赤ちゃんって、コウノトリさんが運んでくるんじゃないの?」
ラ&テ
「!」
ユリカ
「それよりね、今日はオモイカネがまたおへそ曲げちゃって・・・・・・」

テッサ
(姉さん・・・それってマジボケ?)
ラフィール
(同情するぞテンカワ・アキト・・・)
226名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/27(金) 23:52:54 ID:MN5vI2r8
やっぱり勢いでやった。

ちょっと後悔ぎみ。
227名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 01:50:45 ID:D1Pg2izZ
>>222
GJ!
俺の妄想に肉付けしてくれてありがとう。
228名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 21:08:16 ID:hJ9G4OKt
またinspirationが…

というわけで、


『ユリカ・鶴屋さん・かなめが3姉妹だったら』
その2
229名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 21:08:57 ID:hJ9G4OKt
〜お風呂にて〜


ユリカ「やっぱりお風呂はみんなで入るのが一番だよね〜」
脳天気な声が風呂場にこだまする。

鶴「というよりユリねえが『一緒にお風呂入ろ〜』っていって無理やり連れてきただけにょろ」
かなめ「右に同じ」
ユリカ「まあまあ固いこといわないで♪ナデシコでもみんなと一緒に入ってたし♪」

このマンションは鶴屋家の系列でかなり立派に出来ていて、風呂場は意外と広くなっている。

かなめ「それにしても広いねぇ。流石は鶴ねえの家の会社の系列だけあるわ」
鶴「はははっ。めがっさかわいい姉妹のためだからねっ!このくらい朝飯さっ」ユリカが2人会話を遮るように話し出す。

ユリカ「ねえねえ知ってる?これ肌にすごくいいらしいよ?きっとこれを使えばアキトも私にメロメロに…」
かなめ(最近ネット通販をしてたのはそのせいか…)

かなめは浴槽からでてまとめていた髪をほどく。
230名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 21:10:33 ID:hJ9G4OKt
ミスった。こっちが正しい。


〜お風呂にて〜


ユリカ「やっぱりお風呂はみんなで入るのが一番だよね〜」
脳天気な声が風呂場にこだまする。

鶴「というよりユリねえが『一緒にお風呂入ろ〜』っていって無理やり連れてきただけにょろ」
かなめ「右に同じ」
ユリカ「まあまあ固いこといわないで♪ナデシコでもみんなと一緒に入ってたし♪」

このマンションは鶴屋家の系列でかなり立派に出来ていて、風呂場は意外と広くなっている。

かなめ「それにしても広いねぇ。流石は鶴ねえの家の会社の系列だけあるわ」
鶴「はははっ。めがっさかわいい姉妹のためだからねっ!このくらい朝飯前さっ」ユリカが2人会話を遮るように話し出す。

ユリカ「ねえねえ知ってる?これ肌にすごくいいらしいよ?きっとこれを使えばアキトも私にメロメロに…」
かなめ(最近ネット通販をしてたのはそのせいか…)

かなめは浴槽からでてまとめていた髪をほどく。
231名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 21:11:29 ID:hJ9G4OKt
かなめ「さてっ髪洗おっかな」
ユリカ「あっ。かなちゃんこっち来て〜!洗ってあげるから」
鶴「ああ〜! ずるいにょろ〜!あたしもかなめっちの髪洗う〜」
かなめ「何勝手にもめてんのよ。1人でできるわよ」
うーん、と長女ユリカは指を額にあて考える。
しばらくするとポンッと手のひらに拳を乗せて、ユリカがいう。

ユリカ「じゃあ鶴ちゃんの髪を私が洗って、かなちゃんの髪を鶴ちゃんが洗うっていうのは?」
鶴「さんせ〜い☆」
かなめ「はあ…またこのパターンか…」

楽しそうに鼻歌混じりに鶴屋さんの髪を洗うユリカ。
学校のことをお互いに話している鶴屋さんとかなめ。

こうして3姉妹の夜はふけていく…
232名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/28(土) 21:13:11 ID:hJ9G4OKt
勝手にいろいろ設定を作ってしまった…orz

だが、後悔してない。
233名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/29(日) 01:24:49 ID:wz60jLmM
>>224>>230
御二方共GJ!
234名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/30(月) 15:37:47 ID:t17QkcEq
【ユリカ・大阪・さくら】:(ナデシコ・あずまんが・CCさくら)
>1 設定>4 >7-8 >11-12 >16 

【涼子・巴・ヒカリ】:(ハルヒ・ローゼン・エヴァ)
>37 >41 >99 >109-111 >126

【ユリカ・みくる・大阪】:(ナデシコ・ハルヒ・あずまんが)
設定>54 

【木村・寺岡・梅田】:(あずまんが・ローゼン・CCさくら)
設定>62 >103

【ゆかり・観月・のり】:(あずまんが・CCさくら・ローゼン)
設定>67

【鶴屋さん・大阪・エヴァ】:(ハルヒ・あずまんが・ネギま)
>160

【みくる・テッサ・シャナ】:(ハルヒ・フルメタ・シャナ)
>163〜>194 >202-204 >205-206 >208 

【ユリカ・鶴屋さん・かなめ】:(ナデシコ・フルメタ・ハルヒ)
>222 >230-231

【ユリカ・テッサ・ラフィール】:(ナデシコ・フルメタ・星界)
>224-225
235名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/30(月) 15:57:08 ID:t17QkcEq
その他要望・提案が出た組み合わせ。

《ユリカ・みくる・さくら》(ナデシコ・ハルヒ・CCさくら)
《ユリカ・みくる・水銀燈》(ナデシコ・ハルヒ・ローゼン)
《ミサト・ミナト・みくる》(エヴァ・ナデシコ・ハルヒ)
《ユリカ・テッサ・みくる》(ナデシコ・フルメタ・ハルヒ)
《みくる・大阪・さくら》(ハルヒ・あずまんが・CCさくら)
《大阪・ルリ・さくら》(あずまんが・ナデシコ・CCさくら)
《リョーコ・榊さん(神楽)・蒼星石》(ナデシコ・あずまんが・ローゼン)
《シャナ・ルイズ・ナギ》(シャナ・ゼロ・ハヤテ)
《フォルテ・かなめ・イリーナ》(GA・フルメタ・舞乙)
《かなめ・みくる・水銀燈》(フルメタ・ハルヒ・ローゼン)
《あゆ・はずむ・蒼星石》(KANON・かしまし・ローゼン)
《なのは・ぷにえ・ドクロ》(リリカルなのは・大魔法峠・ドクロちゃん)
《テッサ・みくる・大河》(フルメタ・ハルヒ・とらドラ!)
《みくる・テッサ・一美》(ハルヒ・フルメタ・シャナ)
《ミサト・ユリカ・かなめ》(エヴァ・ナデシコ・フルメタ)
236名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/30(月) 16:43:04 ID:7iNXWxQ2
意外とあるな
237名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/03(木) 21:10:43 ID:N73cg2nF
以前にも同じ事をやったことはある。
その時の心もちを例えるなら、入魂の一撃。
押し負けてはならない。願わくばこれで勝負を決めたい。
結果はともかく、最初にそれに取り掛かった時の
自分は確かにそんなことを考えていたはずである。
しかし今回は違う。
盤石の受けを求められる場面に似ているような気がする。
そして何故か「誇り」とか「意地」といったような
概念がうすぼんやりと脳裏を彷徨っているような気もする。

シャナは余計な思考を中断し、
決意とともに包丁を振 り 下 ろ し た。

一昨日の夕食は――姉妹揃っての初めての夕食――は
ご飯にスクランブルエッグとウインナーであった。
受け持ったのは、長女ということでみくる。
昨日の夕食はテッサの受け持ちで、カルボナーラ。
両方ともに野菜サラダがついてきている。
そして当然、本日の夕食当番はシャナである。

みくるがスプーンを口に運ぶ。
「?」
テッサがスプーンを口に運ぶ。
「?」
シャナがスプーンを口に運ぶ。
(・・・よかった・・・・)
238名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/03(木) 21:13:15 ID:N73cg2nF
自分の実力や掛けられる手間等を勘案して
シャナがつくったのは、ハヤシライスであった。
ドミグラスソースさえ出来合いのもので済ませてしまえば、
あとは材料を適当な大きさに切って鍋に放り込めば
それなりのものが出来ると考えたからである。
そして、彼女がもくろんだとおり、
それは水っぽくも黒焦げにもならず、完成した。
ふやけたメロンパンを弁当箱に押し込んでいた
あの日の自分に比べれば、格段の進歩ではないか。
なのに――――
「お米…どのくらい水に浸しました?」
みくるの問い。
「浸しておかなきゃいけないの?」
確かに千草が炊いたものよりはどことなく硬さの残る
ような気もするライスを飲み込みながらシャナは答えた。
「皮…むきました?」
「何の皮?」
テッサに問い返すと、テッサは何故か
顔を一瞬赤らめてから「お野菜の皮です」と返してきた。
ジャガイモの皮は剥いたはずだが・・・
確かにニンジンがやたらごつごつした食感だし、
たまに噛み切れないタマネギがあったりもする。
だが、大した問題ではないのではないか?
現にこうして噛めるし、飲み込める。味もついている。

シャナだけがスプーンを口に運ぶ。
「?」
微妙に困ったような顔をする二人の姉の顔を
交互に見て、シャナは首をかしげた。

《料理特訓編に…続かないなぁ》
239名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/03(木) 21:16:16 ID:N73cg2nF
あるプライムタイム――――
かなめ「さてそろそろK−1が…って、銀ねえ?」
水銀燈「くんくんの再生中よ。他をあたりなさい」
みくる「あの〜NHKスペシャル見たいんだけど…」
かなめ「録画してあるんなら後でも見られるじゃないの」
水銀燈「殴り合いなんて、野蛮ね」
みくる「NHKスペシャル…」
水銀燈「それだから彼とのスキンシップも暴力でしか出来ないのね」
かなめ「自分も斬ったり殴られたりした事あるクセしてよく言うわね」
みくる「あの〜銀姉さんもかなもケンカは」
水銀燈「カルシウムだけじゃなくておつむも足りないのかしら? この妹は」
かなめ「乳酸菌が磁器まで冒すなんて初めて知ったわ。特に頭のあたりとか?」
みくる「……」
水銀燈「…そこになおりなさい…」
かなめ「力ずくでやってみなさいよ」
みくる「…え〜と、くんくんを止めて、K−1を録画して…」
水銀燈「受けなさい」
かなめ「その程度の弾幕で、このハリセン捌きを!」
みくる「できました! もうぽんこつだなんて言わせません!」
水銀燈「はっ、ならこれで! ……斥力場!?」
かなめ「まだまだ! 今度はこっちの番ね」
みくる「え〜とNHKは…まだ間に合いますね」
水銀燈「ラムダハリセンを攻撃に……? でも、未熟ね」
かなめ「くぅっ! 燃える、燃えるわ…」

1時間後

水銀燈「…ふぅ……ちょっと待ちなさい…
    みくる? なぜそんなにリアルな動物達が画面に映ってるの?」
かなめ「あ! K−1…!」
みくる「ひゃい?」
240名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 02:00:36 ID:OCouSkA9
三日ぶりの書込みだ!
GJ!
241名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 23:17:35 ID:hEi4MmOz
よし、おれもまたやるぜ!



『ユリカ・かなめ・鶴屋さんが3姉妹だったら』


242名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 23:18:33 ID:hEi4MmOz
『ユリカ・かなめ・〜学校にて〜

かなめ「やばっ!弁当忘れた!」
恭子「かなちゃん、お弁当忘れたの?珍し〜い」
かなめ「朝ちょっとしたことがあってさ…」
恭子「お姉さんたちのこと?」
かなめ「まあね…」
恭子「相良くんのことだけでも大変なのにね〜」
かなめ「はあ…」
ブーンブーン…
かなめの携帯がバイブレーションした。

かなめ「電話?」
携帯のディスプレイには『ミスマル・ユリカ』と表示されている。

かなめ「…」
恭子「出ないの?」
イヤな予感がする。あの姉だ。姉妹の中でも一番天然で何をしでかすか解らない存在である。
かなめは顔ひきつらせたまま電話に出る。

かなめ「…もしもし」
ユリカ『やっほー!かなちゃん!』
この辺のノリは恭子と同じだ。だが、恭子より質が悪い場合がある。

かなめ「なに?どしたの?」
ユリカ『なにって…お弁当忘れたでしょ?届けてあげるから』
的中だ。イヤな予感はよく当たる。とくにユリカのイヤな予感はよく当たる。
243名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 23:21:18 ID:hEi4MmOz
>>242

またミスった。こっちが正しい


〜学校にて〜

かなめ「やばっ!弁当忘れた!」
恭子「かなちゃん、お弁当忘れたの?珍し〜い」
かなめ「朝ちょっとしたことがあってさ…」
恭子「お姉さんたちのこと?」
かなめ「まあね…」
恭子「相良くんのことだけでも大変なのにね〜」
かなめ「はあ…」
ブーンブーン…
かなめの携帯がバイブレーションした。

かなめ「電話?」
携帯のディスプレイには『ミスマル・ユリカ』と表示されている。

かなめ「…」
恭子「出ないの?」
イヤな予感がする。あの姉だ。姉妹の中でも一番天然で何をしでかすか解らない存在である。
かなめは顔ひきつらせたまま電話に出る。

かなめ「…もしもし」
ユリカ『やっほー!かなちゃん!』
この辺のノリは恭子と同じだ。だが、恭子より質が悪い場合がある。

かなめ「なに?どしたの?」
ユリカ『なにって…お弁当忘れたでしょ?届けてあげるから』
的中だ。イヤな予感はよく当たる。とくにユリカのイヤな予感はよく当たる。
244名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 23:23:00 ID:hEi4MmOz
かなめ「いいよ。なんか買うから」
ユリカ『でももう着いちゃうよ』
かなめ「え!…」
外には学校と同じくらいの大きさの飛行物体があった。

かなめ「…」
胃が痛い… 様々は経験をしてきたが今日ほど学校を帰りたいと思ったのは初めてだ。

宗介「なんだあれは…」
かなめの元祖悩みの種、相良宗介は突然現れた飛行物体にただ驚いていた。

宗介(…あんな飛行物体は見たことがない。
どこの組織だ?そもそも目的はなんだ?千鳥かなめの誘拐?だとしたらまずい!ここでは民間人が多すぎる!)

かなめ「…はは…ははは」
バカすぎる。よりによって戦艦ナデシコでくるとは…
おかしいだろ… 常識的に(ry

ユリカ『今からアキトがそっちに行くからね』
かなめ「え!?ちょっと!」
まずい… 今教室には史上最凶の軍事オタクが…

そんな心配をよそにヒナギクが戦艦ナデシコから出てくる。

宗介(どうする?生徒を人質に捕られたら逃げられない…!)
ヒナギクから黄色い服を着た青年が降下してくる。その右手には袋が…
245名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 23:25:22 ID:hEi4MmOz
宗介(なんだあの袋は?こういった場合は爆弾や催涙弾、または催眠ガスなどといったのが多い…
くそっ生徒を逃がしている暇はない!降りてきたところを押さえ、兵器を無効化する!チャンスは一度だけだ)

生徒は全員窓からナデシコを見ている。
ユリカ『もっしもーし?かなちゃん?』
かなめ「ユリ姉… 家に帰ったらたっぷり話があるから… とりあえず、今は切るよ」
かなめ(さて、そこで銃構えて窓際にいる軍事オタクをなんとかするか…)

すたっという音と同時に教室に入ってくるナデシコクルー、テンカワ・アキト。

アキト「えーと、かなめちゃんっていう子は…
ぐわっ!」
宗介「動くな!少しでも動いたら撃つ!」
そういいながら右手の袋を奪い、中身を確認する。

宗介「これは…」
かなめ「宗介ー!こぉのバカ!」
パァンというハリセンの心地よい音が響く。

アキト「いてて…」
かなめ「すいません。怪我はありませんか?」
アキト「大丈夫…君が千鳥かなめちゃんかい?ユリカから預かりものがあるけど」
かなめ「はい。わざわざありがとうございます。」
起き上がった宗介が叫ぶ。
246名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 23:28:52 ID:hEi4MmOz
宗介「かなめ!危険だ下がれっ!」

宗介は銃を構える。
アキト「えぇ!ちょっと待った!」
かなめ「宗介!この人は敵じゃないわ」宗介「なんだと…では何者なんだ?」
アキトは両手を前に出しながら話す。

アキト「おれはナデシコクルーでただのコックだ!テロリストじゃない!」
宗介「ではあの飛行物体はなんだ?あんな大きな物は見たことがない」
アキト「あれはナデシコ。機動戦艦ナデシコだ。ネルガル重工の戦艦で火星までに行くために作らてて…そのつまり…」
かなめ「詳しくは『機動戦艦ナデシコ』全26話を見なさい」
宗介「つまり敵でないことはわかった。」
かなめ「すいません。とんだ失礼を…ほら!宗介も!」
宗介「申し訳ない。」
アキト「いいんだ。あのミスリルとの関係者との交流もできたし」
かなめ「交流ねえ…」
アキト「あれはミスリル流の挨拶として受け取っておくよ。じゃあまた。君の艦長によろしく頼み」

その後、ユリカは家ではかなめに怒られましたとさ。
でもそのあとにかなめからの『お弁当ありがとうね』とお礼をいわれてご機嫌なユリカでした。

今日も3姉妹は仲良く談笑しながら夕食を食べました。
めでたしめでたし。
247名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/04(金) 23:32:03 ID:hEi4MmOz
頼み×→頼む〇

急いだからかなりミスった。
今回は少し後悔…orz
やっぱり確認しなきゃな
248名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/05(土) 00:50:28 ID:vyiNsPan
GJ!
宗介を含めるとかなめ一人に対してボケ三人か。
ルリルリ以上の苦労人だな。
249名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/06(日) 22:10:49 ID:BUsbbJW5
ドクロ・ぷにえ・みくるが三姉妹だったら
きっとみくるは三日で労災
250名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 12:05:01 ID:SbIIVByq
>>248
これで宗介の兄弟が全員戦争ボケだったりしたらかなめは地獄だな、マジで
251名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 13:27:55 ID:hc6sgfkc
戦争ボケって他に誰がいるんだ?
252名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 14:06:40 ID:jCLnGwnk
ハートマン仙人軍曹殿に決まってるだろッ!
253名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 14:09:25 ID:rPOTQadZ
>>235
男を下僕扱いでC.C.・姫(怪物王女)・ルイズの三姉妹というのも妄想した。
ルイズが胃が痛くなりそうだが、姉二人なら何とか収めるだろう。
性格からすればラフィール(>>225)が近いが、声がかぶるし波が立ちにくい。
やっぱり、不安定というか微妙にずれたのが一人いた方がいいな。
254名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 14:26:12 ID:SbIIVByq
>>252
キリコあたりを想定していたがその発想は無かったわw
255名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 17:29:38 ID:7aXTXMcC
キリコ・宗介・ヒイロか
256名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/08(火) 19:59:21 ID:S8NzvP3h
>>253
C.C.・姫(怪物王女)・ルイズの三姉妹より真紅・姫・ルイズの方が
下僕を一人づつ確保している共通した部分あるしいかなと

257名無しさん@お腹いっぱい。
>>256
C.C.と姫は本名隠蔽つながりでもあったが、それはそれで。
しかし、どちらにしても家事労働をしそうなのがいないな。

クッキーの生地に怒って粉を撒き散らす、素手では扉も開けられない長女。
台所でチェーンソーで肉を切ろうとしてまな板の下まで切り込む次女。
家族用に編み物をしたら、腕が三本分あったので次女に知り合いにひきとってもらう三女。
長女と三女はいつの間にか難しい本を読んで現実逃避しそうだが、諦めることを知らない
次女は最後までやって、肉を焼いたら家まで焼きそうだから困る。