同時進行でみくるいじめも進めたいです
なんだこのスレw
結構おもしろいがキョン恐いな
─今年の心境を漢字一文字で表すとすれば?
ハルヒ「それは…『絶望』ですかね…」
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/02(金) 19:04:42 ID:reBe6C1V
ハルヒは気違い
261 :
みくるいじめ:2007/02/02(金) 23:04:46 ID:7PVFhCvU
>>231 あの後、団長から解散を告げられて俺達は下校した。
古泉と長門から話しかけられそうになったが、ハルヒが俺の側にいたので本筋には触れられなかったようだ。
ハルヒは本気で俺の話を信じたらしく俺のことを慰めてきた。
ハルヒと別れた後、俺は家に着きじゃれてくる妹を交わしながら自室に籠もった。
今日の朝比奈さんの表情を思い出し一人で薄ら笑う。
さて…明日は…
>>261 翌日の昼休み、朝比奈さんに俺は呼び出された。
これは予想通り。そのためにハルヒから離れ2年の教室の近くの踊場で弁当食ってたからな。
「キ…キョン君…あの…あの…ね、…えと…」
まったく…言うこと考えてから呼べよな…
俺は半ば呆れながら低く言ってやった。
「なにか用ですか?」
「ふえぇ…えと…あの…うぅ…」
あらら、更に焦ってら。
「用がないなら戻ります。」
「え、ちょ…ちょっと待って…!」
俺は黙って朝比奈さんの方へ向き直った。
「あの、その…ご、ごめんなさい!」
いきおいよく頭を下げたため髪が前に流れた。
「私…キョン君がそんな風に思ってるとは思わなくて……だからっ、ごめんなさい!」
朝比奈さんは頭を下げたまま続けた。
後半涙声になってたな。
昨日のあの言葉を信じて謝るなんてお人好しな人だなぁ。
「頭を上げてください。」
そう言うと朝比奈さんは期待したような、縋るような、不安そうな表情をした顔を上げた。
そんな朝比奈さんに俺ははっきりと言い捨ててやった。
「今更そんなことを言われても困ります。」
「…え…?」
いっきに絶望した表情になる朝比奈さん。
「自己満足で謝られても傷付いた心が癒えると思いますか?
不愉快です。さようなら」
そう言うと即踵を返し教室に戻った。
後ろから泣き声が聞こえたが、振り返らなかった。
最近の作品はいいな、読ませるじゃねえか
>>262 「ちょっといいですか?」
教室に戻る途中、不愉快なニヤケ面の男に呼び止められた。
なんだよ古泉、お前のためには昼休みは空けてないぞ。
「ここでいいですから」
しょうがねぇな…。俺は黙って古泉の方へ向き直った。
「朝比奈さんのことですが。」
あーやっぱそれか。
「一体何があったんですか?あれじゃああまりにも…」
「何があったも言葉通りの意味だよ。」
「しかし…」
うるさいな
「お前には関係無いだろ。」
「それがあるんですよ…あなたのせいで閉鎖空間が発生しました。」
俺のせいかよ…まぁハルヒに焚き付けたのは俺だが。
「どうなさるおつもりですか?」
朝比奈さんのことで怒ってるのかと思ったらまた「機関」か…出世するよお前…。
まぁそれなら問題ないな。
「大丈夫さ。その内しばらくお前の出勤もなくなると思うぜ。」
古泉はなんのことだかわからないという顔をしている。
「俺に考えがあるからさ。新しいバイトでも探してろよ。」
古泉はもう何も言ってこなかった。
やっと教室に戻ると、ハルヒが不機嫌そうな顔で俺を睨み第一声。
「どこ行ってたのよ」
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/04(日) 13:12:18 ID:WW3vl2GR
WKTK
●<ウホッ!
「また赤点かよ・・・」
それは期末テストのテスト返し最終日の事だ。
今回のテストは特に出来が悪かった。なぜなら赤点を3科目も取ってしまったからだ。
しかも俺は帰りに岡部に呼び出された。職員室に連行されみっちり扱かれた後、補習の日を告げられ解放された。
どうやら赤点を3科目も取ったのは俺だけらしい。
「あの馬鹿の谷口にすら負けたってのかよ。畜生」
そう呟き壁を蹴った。
重い足取りで文芸部室ことSOS団本部に向かう。
「ケッ、何がSOS団だ下らねぇ」
部室のドアを開けた途端、団長席に偉そうに座ってる奴が叫び出す。
「おーそーいー、もー何やってたのよバカキョン!大事な話しがあるのに!」
「うるせぇんだよ」
俺は長テーブルを蹴飛ばした。
一人オセロをやっていた古泉のオセロが床に落ち、古泉は苦笑いを浮かべ落ちたオセロを拾っている。
朝比奈さんは小さく悲鳴を上げ、お茶を自分の足元にこぼしてまた悲鳴を上げる。
長門も顔をこっちに向け、何事もなかったかのようにまた本に顔を戻してる。
団長様は馬鹿面こいて、俺を見ながら固まってやがる。
「なんだよ」
2秒ほど間があった。
「ちょっと、どうしたのよキョン。あんたおかしいわよ?」
「おかしいのはてめぇだろが」
俺は団長席の前まで行き、パソコンのディスプレイをハルヒに目掛け、力いっぱい投げ付けてやった。
ハルヒは椅子からずり落ち、横になりながらディスプレイが直撃した胸を押さえ悶えている。
俺は机を蹴り飛ばしハルヒに唾をかけてやった。
朝比奈さんは床にへたりこんでワーワー泣いていてやがる。
「うるせーな」
朝比奈さんの頭の上にお茶をかけてやった。
これでも飲んで大人しくしていてください
「や、止めてキョン君・・・あ、熱いですぅ・・・」
俺の足にしがみつき、声にもならない声で泣いてくる。
俺は足にしがみついてくる手を振りほどき、その勢いで手を踏み潰した。「うっ・・・うっ・・・」
朝比奈さんは赤く腫れた手をかばいつつ、うずくまっている。
こういう姿も可愛いですよ、朝比奈さん。
「一体どうしたのです?今日のあなたはまるで別人のようですよ?」
古泉が引きつったニヤケ面で言ってきやがった。
「別人だ?どこがどういつもの俺と違うんだか教えてもらいたいね」
そう言いながら古泉の腹をおもいっきり殴ってやった。
床にへたってゲホゲホ言ってやがる。醜いったら無いな。
ついでに古泉の頭目掛けてかかと落としをした。古泉は何も言わなくなった。
「死んだのか?」
俺はそう呟いた。
これはいい
「死んではいない、気絶しただけ」
無口な無表情女が淡々と言った。
「よくそっちまで俺の声が聞こえたな」
「聞こうと思えば聞ける、別に難しい事じゃない」
「そうかよ」
「今日のあなたはやっぱりおかしい、何かあったの?」
「ケッ、いつもは全然喋らねぇクセによ」
「・・・」
「ムカつくんだよ」
長門が座っているパイプ椅子を力任せに蹴り飛ばす。
長門は掃除用具入れに激突するも無言のまま。
顔をもう一度掃除用具入れに叩き付けてやった。
「・・・」
「さっきみたいに喋ってみろよ」
脇腹をおもいっきり蹴り飛ばす。
長門は壁にもたれかかり崩れたまま動かない。
掃除用具入れから箒を取り出し、長門の顔にホコリを落としてやる。
「いいザマだな」
気が晴れたし帰るか
帰り際にハルヒが俺に向かってなんか言ってやがった。
「聞こえねぇんだよ」
ドアをおもいっきり閉め俺は立ち去った。
次の日、ハルヒはいつも通り学校に来てやがった。しかし俺と目が合うなり視線を外に向ける。
俺はいつも通り自分の席のフックに荷物をかけ、谷口達と話しの輪に入る。
ハルヒは帰りのホームルームが終わるなり、直ぐさま教室を飛び出して行った。
今日も楽しむかな
ハルヒを追うように文芸部室へ向かおうとした時、岡部に呼び止められた。
ったく、邪魔が入ったか。
どうやら補習の日を改めて教科担当の先生に聞けとの事だ。
教科担当の先生に補習の日を聞いた後、俺はすぐに文芸部室に向かった。
「今日はどうしてやろうかな。」
そんな事を思いつつドアを開ける。
しかし部室には誰もいなかった。SOS団の私物ごと奴らはどこかに消えていた。
「どこに行きやがった!」
しかし奴らが行く場所なんか限られてる。
「どうせ次はコンピ研の部室を乗っ取っているんだろ」
コンピ研の部室の前まで行きドアを開けた。
しかし中にいたのはコンピ研の連中のみ。
コンピ研部長が口を開く。
「なんだい、ノックもしないで」
「すいません。部屋間違えました。ははは」
畜生、あのクズ共どこへ消えやがった。
俺はくまなく学校を探した。途中鶴屋さんに会った
「こんにちは鶴屋さん」「あっ、キョンくんっ一人でどうしたんだいっ!」
ハルヒ並にやかましい声が廊下に響き渡る。
「朝比奈さん達を探してるんですが知らないですか?」
どうやら鶴屋さんの話しによると、朝比奈さんは今日学校を休んだらしい。
しかし俺は見た。今日の休み時間、鶴屋さんと並んで歩く朝比奈さんの姿を
あれが見間違いなハズ無い。俺が見た朝比奈さんらしき人物は手に包帯をしていた。
そう、俺が踏んだ手の方に。
「それは本当ですか?」俺は聞いた。
「う、嘘じゃないにょろ」
素直な人だ。
「嘘はいけませんよ鶴屋さん」
逃げようとする鶴屋さんの髪の毛を引っ張って、そのまま男子便所に連れ込む。
ロングヘアーは便利なものだな。
鶴屋さんは汚い便所に手と膝をついて必死に謝ってくる。
「謝られても困りますよ。教えて下さい、朝比奈さん達はどこへ行ったんですか?」
「知らないにょろ〜」
便器に鶴屋さんの顔を押し付けもう一度聞く、
「朝比奈さんたちはどこですか」
「だから知らないにょろ〜」
「にょろ〜って人の事馬鹿にしてるんですか?」
俺は便器の小便が流れる所に鶴屋さんの顔をぐいぐい押し付ける
「ごっ、ごめんにょ・・・ごめんなさい。言いますから顔を便器から離させて下さい・・・」
泣きながら懇願してきた。
俺は離してやった。
鶴屋さんの新たな話しによると、
どうやらSOS団の連中は、俺が先に帰った後長門の家に部室の私物を運び出したらしい。
そして朝比奈さん達は学校が終わったらすぐに、長門の家に向かったとの事だ。
俺は男子便所の汚い床に泣き伏せる鶴屋さんを無理矢理連れ出し、一路長門のマンションへ向かった。
鶴屋さんは泣きながら後ろから付いてくる。
長門のマンションに着いた。インターフォンで鶴屋さんを使いロックを開けさせる。
エレベーターの中で鶴屋さんが、
「どうしてこんなことするんですか?」
前までの鶴屋さんからは想像できないような、覇気の無い声で聞いてきた。
理由なんかあるかよ。
あえて答えはしなかった。
長門の部屋の前に行き、ノックをする。
「は〜い!ちょっとまっててねぇ〜」
ハルヒの声だ。
ドアを開けた途端ハルヒは蛇に睨まれた蛙のような顔で俺を見てきた。
数秒間の沈黙の後ドアを閉められた。
「オイ、閉めんじゃネェよ」
「・・・」
「オイ!開けろよ!」
「キョン!あんたなんか団員でもなんでもないわ、はやく帰りなさい」
「・・・帰って」
「キョンくん、帰ってください・・・」
「あなたにはもう会いたくはありません。帰ってください」
畜生、見えないからって好き勝手言いやがって・・・。
俺はドアを一発蹴り飛ばし、仕方なく帰ることにした。
とてつもない虚無感が俺を襲う。
「畜生・・・」
帰り道、俺は空き缶を蹴飛ばした。
次の日、涼宮ハルヒはクラスから消え、変わりに朝倉涼子がクラスにいた。そう、俺の席の後ろに・・・。
俺は動揺を隠すようにケータイの日付を見た。
「12月18日か・・・」
fin
黒キョン寺壊す
279 :
名無し:2007/02/05(月) 02:48:25 ID:OGSr9LWi
さすがはいじめだな
見境なくどんどんエスカレートしているww
最後の12月18日ってどゆこと?
なんとなくわかるんだけど確証が…
「約束だからな、ちゃんと返すさ。ルソーはその中だよ。」
キョンは倉庫の扉を指差した
阪中は目に涙を浮かべながらも、安堵した表情になった
よかった
もう二度と会えないかと思った
だけどルソーはそこにいるんだ
1時間前、キョンは阪中を人気の無い場所に呼び出して強姦した
挙句その一部始終をビデオで撮影までした
阪中は抵抗することも、逃げ出すこともしなかった
「ルソーは俺が預かってる。」
キョンのその言葉が阪中にとって殺し文句になった
もしキョンを怒らせたら、ルソーを傷つけられるかもしれない
それだけは絶対に駄目だ
ルソーのためなら、自分がどうなっても構わない
そう思って阪中はキョンの行為にじっと耐え続けた
悪夢のような時間から解放された阪中はさび付いた倉庫の扉を押した
怖かったでしょ、ルソー
もう大丈夫だからね
そんな思いで扉を開いた
そして中にあった物を見て
阪中は呆然と目を見開いたまま
腰が砕けたように体を落として、ぺたんと尻餅を着いた
そこにいたのは紛れも無くルソーだった
だがソレが嬉しそうに尻尾を振って、阪中に擦り寄ってくることはもう二度と無い
おびただしい血の海に横たわったソレは
濁った目でどこを見ることも無く
だらしなく舌を出したまま倒れていた
死んでいる
誰が見ても明らかだった
「いやああああああああああああああああああああっっ!!!!!!!!!!」
阪中は目の前の光景を全力で否定するかのように悲鳴をあげた
いつも一緒に居たルソーが
だれよりも自分のそばに居てくれたルソーが
今日も明日も、ずっと一緒に居るはずだった
また一緒に散歩に行って
一緒にご飯を食べて
一緒にテレビを見て
そんな阪中の思いを、目の前の光景は一瞬で粉々にした
「あんまりうるさかったモンだからよ。さすが俺もチームSOS団の4番打者だけあって、一発で動かなくなっちまったよ。」
阪中の後ろでころころ笑いながら話すキョンの手には、血の付いた金属バットが握られていた
「・・・どうして・・・・・・?」
阪中の目からは壊れた蛇口のように涙が流れ続けていた
「どうしてこんなひどいことをするの!! ルソーを・・・ルソーを返してぇぇ!!」
阪中は嗚咽を漏らしながら悲愴な声で叫んだ
キョンは心底面白そうに笑った
「ああ、返すさ。さっさと持ち帰ったらいい。」
キョンはそう言って倉庫を後にした
阪中に怒りや憎しみの感情は湧いてこなかった
あまりに大きな悲しみが、心を覆い尽くしていた
完
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/05(月) 19:49:17 ID:Sz9ik7EE
みんなもっと書いて〜
入学して半月ぐらい、近くの席の女子達が私に話し掛けてきた
「ねぇ?長門さん、いっつも本読んでるけど、それどんな本なの?」
「SF」
「恋愛小説とかって読まないの?」
「読まない」
「ふ〜ん」
次の日の朝、私はいつもと同じように下駄箱に靴を入れようとした
「・・・手紙?」
『僕は君に大切な事を言わなくちゃいけないことがある。放課後の教室に誰もいなくなったら来てください。』
「・・・・・・ラブレター?」
>>284続き
放課後、私は文芸部室に行き時間を潰すことにした
「そろそろ皆帰ったかな・・・」
教室に行きドアを開けた
「・・・え?」
「長門さん、こんにちわ。ふふふ」
「・・・」
「本当に来ちゃったの?」
「・・・どうしてあなた達が?」
「ふふふ、あなたは騙されたの」
「イマドキ、ラブレターなんて送る男子なんかいないわよ。長門さんって純粋なのね」
「も〜長門さんったら、かわいいんだからクスクス」
「・・・」
「あら、長門さん本当にラブレターだって信じてたの?」
「ふふふ、ごめんなさ〜い。騙しちゃって」
「それに、あなたなんかにラブレター送る男子なんかいないわよ。気付いてよねクスクス」
「・・・」
「あら?どうしたの下なんか向いちゃって、」
「もしかして泣いてる?ごめんね〜泣かしちゃって」
「でも〜騙されるほうも騙されるほうなんだからね。逆恨みなんかしないでよね、長門さん」
「バイバイ、長門さん。皆行きましょ」
>>285続き
私はそこに立ち尽くしていた。気付いたら眼鏡のレンズに雫が沢山落ちていて前が見えなくなっていた。
いつもの通学路、今日の帰り道はとても足取りが重かった・・・。
私はいつもより少し遅れて登校した。クラスのみんなが私のほうを見てニヤニヤ笑っている。
つらい・・・。
席に座ろうとしたら椅子の上に画鋲が置いてあった。
気付いてよかった・・・。
私は画鋲を退かして画鋲ケースにしまい、席に座る。
舌打ちが聞こえた気がした・・・。
「長門さん、おはよう」
「お、おはよう・・・」
昨日の女子が話し掛けて来た。怖い・・・。
「長門さん、どうしたの?いじめられてるの?相談に乗ろうか?クスクス」
「な、なんでもない・・・」
>>286続き
数人の女子の笑い声が聞こえた。
気付いたら私はクラスの皆ほとんどに見られていた。
皆の視線がつらくて怖い・・・。
私は本を読むふりをして顔を隠した。皆の視線が怖いから・・・。
予鈴が鳴り先生が教室に入ってくる。
一限目の授業中、女子の一人が私の顔をチラチラ見ながらノートの切れ端に何か書いていた。
その切れ端がクラスの皆に回ってく、もちろん私以外のクラスの皆に・・・。
昼休み、私はかばんを持って文芸部室に逃げ込んだ。
目から涙がこぼれる・・・。お腹も締め付けられる感じがした。
「もうやだ・・・」
私は呟いた。
昼休み終了の予鈴が鳴る。私は渋々クラスに戻った。
私の机はチョークの粉だらけになっていた。
よかった、私物全部部室に持って行って・・・。
「長門さん、どうしたのその机?綺麗にしとかなきゃダメじゃない、ふふ」
「う・・・うん・・・」
私は5時限目が始まる前に急いで机を拭いた。
放課後、私は急いで文芸部室に戻る。少しだけ泣き、家へ帰った。
一週間はこんなことの繰り返しだった。
>>287続き
月曜日登校すると、今度は私の机の上にジュースがこぼしてあった。
私はいつも通り机を拭く。
「ごめんなさい長門さん。間違ってジュースこぼしちゃったの、拭いてくれたの?ありがとう。ふふ」
「・・・いい、大丈夫だから・・・」
「本当にごめんね。長門さん。ふふ」
「・・・」
最近の昼休みはいつも部室で泣いてる。
放課後も・・・。
帰り道、朝倉さんに会った。
「長門さん、一緒に帰りましょ」
「・・・うん」
私は必死に笑顔を作った。
「長門さん、最近元気ないよ、何か悩み事でもあるの?」
「えっ、・・・ううん、無い」
「もしかして恋の悩み?好きな男の子でも出来たんでしょ?」
「違う・・・」
あの日の記憶が蘇る。胸が締め付けられる。
つらい・・・。
マンションの前で朝倉さんに言われた
「長門さん、今日私の家で晩御飯食べていかない?」
嬉しかったけど、断った。今は一人になりたい・・・。
朝倉さんはエレベーターを降り、心配そうに私を見送った。
朝倉さんにも迷惑かけてしまった・・・。
その日は少しだけご飯を食べ、お風呂に入ってすぐ寝た。
スマソ… 読むのがつらくなってきた・・
>>288続き
次の日の朝、私は布団から出たくなかった。眠いからじゃない、怖いから・・・。
チャイムが鳴った。
私は渋々布団から出てインターホンで応対した。
『長門さん、一緒に行きましょ。』
「・・・」
朝倉さんだ。
『長門さ〜ん?』
「・・・うん、少し待ってて」
私は急いで準備をした。
登校中、朝倉さんのクラスの事を沢山聞いた。
朝倉さんは楽しそうにクラスの事を話していた。男子のこと。女子のこと。友達のこと。遊んだこと・・・。
羨ましかった・・・。
私は自分のクラスの事を楽しいクラスとしか言えなかった。
これ以上の嘘が思い浮かばなかったし、朝倉さんに嘘をつくのがつらかった。
前を向いて歩くのもつらかった・・・。
朝倉さんと別れ自分のクラスに入る。
私の机の上にはゴミが置かれていた。私はいつものようにゴミ箱にゴミを捨て席に座る。
私は顔をうつぶせ寝たふりをした。誰とも目線を合わせたくない。
「長門さん、保健室行く?具合い悪いんでしょ?ほらどうするの行かないの?クスクス」
私は激しく体を揺さ振られた。でも顔を上げたくない。怖い・・・。
>>290続き
予鈴が鳴った。なんとか凌げたみたい。
昼休み、私はいつも通り部室に行こうとする。
いつもの女子達が私を呼び止めた。
「長門さん、一緒に食べましょうよ、ふふ」
私は怖くなって逃げ出した。部室に入るまで涙を我慢できなかった。
いつも通り昼休み終了の予鈴が鳴ると同時に教室に戻った。
私の机はなんともなって無かった。でも引き出しの中の物が消えてる。
私は探した。その間、私は色んな視線で見られた。
同情の視線、嘲笑の視線。もうイヤ・・・。
結局机の中の物はゴミ箱にあった。教科書やノートは破かれていた。
どうしよう、せっかく書いたのに・・・。
五時限目、私は教科書を破かれてしまったので、教科書が出せなかった。
「長門さん、教科書はどうしました?」
「・・・わ、忘れました・・・。」
何人かの女子の笑い声が聞こえた。
「すみません・・・。」
「仕方ないですね。それでは隣の席の方に見せてもらいなさい。」
「・・・は、はい・・・。」
とてもつらかった・・・。
「見るか?」
>>291続き
隣の席の男子が話し掛けてきた。
「ほら、お前も席寄せろよ」
「うん・・・」
授業が終わった、私は隣の席の男子に言った
「・・・ありがとう」
「気にすんな。てかあんまり話し掛けんな。俺までいじめられるのはごめんだからよ。なんてな・・はは・・・」
冗談で言ったのだろうが、私には耐えられなかった。
「ごめんなさい。」
そう言って私は机にうつぶせた。
放課後、その男子に
「さっきは言い過ぎた。わりぃ」
そう言われたが怖くなって逃げた。今は誰とも話したくない・・・。
部室に戻り私はまた泣く。もう日課みたいになってる・・・。
いつものように、気が落ち着いたら帰る。
そういえば最近、本読んでないな・・・。
次の日の朝も朝倉さんが来てくれた。
私は一緒に登校する。
私のクラスの廊下に机が置いてあった。私の机だ・・・。
>>292続き
私は机に向かって走り出した。
「どうしたの長門さん!?」
朝倉さんが驚いている。
私は机の前にしゃがみ込んだ。涙がこぼれてくる。
「長門さん!?」
朝倉さんがますます驚いている。朝倉さんには見られたく無かったのにな・・・。
私のクラスの女子が教室から出てきた。
「あら、長門さんおはよう。ふふ」
「ど〜したの〜泣いちゃって?」
「具合いでも悪くしちゃったの〜?」
「うっ・・・うっ・・・」
涙が止まらない。今までされてきた事が頭の中に蘇る。
忘れようとしてたのに・・・。
「な・・・長門さん?」
朝倉さんは戸惑っている。
「ほらダメでしょ長門さん。机かたさなきゃクスクス」
「あなたたち、長門さんに何してるのよ、長門さん泣いてるでしょ?」
朝倉さんが叫んだ。
「誰よあんた?もしかして長門さんのお友達?」
「そうよ。それよりあなた達長門さんにあやまりなさい!」
「どうして私達が長門さんにあやまらなきゃいけないの?ねぇ長門さん?」
「うっ・・・うっ・・・」
私は言い返せなかった。怖かった・・・。
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/06(火) 20:52:30 ID:LM0YKxiK
>>293続き
「長門さん泣いてるじゃない。あなたたちがやったんでしょ?」
そんな言い合いをしているうちに先生がやってきた。
「どうしました長門さん?」
私は泣いたままで答えられない。
一時限目は自習になった。
私と私のクラスのあの女子達と朝倉さんが会議室に呼ばれた。
先生達と話し合った後、あの女子達は私に謝ってきた。
ちょっと安心した。
その日以来、私は入学当初となんら変わらない生活をしている。
休み時間は本を読んでる。もちろん自分のクラスで。
ご飯はクラスの女子と食べるようになった。
登下校は朝倉さんと帰るようになった。下校時には朝倉さんのクラスの人も一緒だ。
そこで私は一人の男子と仲良くなった。
あだ名はキョン君。
fin
>>294 なんだろう…
本編の長門さんと違うのに…違うと分かってるのに…
涙が出てくるぉ
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/02/06(火) 21:28:02 ID:iACjLEoR
長門の愛蔵してる本を窓から放り投げて
「拾ってこい」
これを休み時間中繰り返す
ある日部室に行くと長門が推理小説を読んでいた
ほんの些細な出来心で俺の口から言葉が飛び出した
「犯人はヤスだぞ。」
長門は本を閉じてこちらをじーっと見て、いや睨んでいた
その後古泉とオセロをしている間もずーっと睨まれていた
そして次の日学校に来るとハルヒの代わりに朝倉が居た
299 :
キョンいじめ:2007/02/06(火) 22:35:33 ID:Yeg86qCI
俺はもう毎日が嫌だった。高校に入り俺の人生はすべてが狂ってしまった。
後ろの席に座ってる女、涼宮ハルヒのせいで。
授業終了の鐘がなる。
放課後……今日もまたこの時間がきた。
「はやくいくわよ!」
とても女とは思えない力でひっぱられる。逆らえないことはもうわかっている。
文芸部室。涼宮ハルヒは今日もその鬱の扉をためらいもなく開いた。
中には何ごとも無関心に読書をする長門、ハルヒを確認しびくっと反応する朝比奈さん。
そして……やつがいた。
「有希!準備して!みくるちゃん!お茶!」
ハルヒの号令のもと長門はビデオの設置を開始し、朝比奈さんはお茶の準備をはじめる。
このお茶と朝比奈さんだけが俺に残された数少ない希望、この辛く苦しい毎日を生きていける糧だ
朝比奈さんだけがすべてが終わった後、俺のために泣き、俺を癒し、気遣ってくれる。それだけが唯一の救い。
「準備はいい?じゃあ出番よ!小泉くん!キョンを掘りなさい」
そう、涼宮ハルヒは腐女子だったのだ。毎日俺がやつに掘られるのを見てはとびっきりの笑顔をみせ、すべてをビデオに収めている。
こいつに捕まったのが俺の不幸の始まりだった……
「ではいきますよ」
そして今日も俺は叫ぶ
「ふんもっふ!!」
アッー!アナルだけは!アナルだけは!
腐女子用の餌撒いてどうするよ…それにしても…ふんもっふ!って…ww
>>300 ●<あなたはアナルスレを知らないんですか?
>>302 ここであそこの話題を出すのはもうやめような。
一緒に巣に戻ろう
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
期待age