Fate/stay night ＆ スレイヤーズ クロススレ3

まだ需要ありそうなんで立ててみました

過去スレ
Fate/stay night vs スレイヤーズ 2
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1222789550/l50
Fate/stay night vs スレイヤーズ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1215353057/l50

乙です

乙です。

乙です。
これって即死判定はいつまで何レス？

いちおっつ

まったりいきましょうや

愛がある限り生きていくよ

>>1乙！じゃあ向こう埋めてくるか

こっちでも>>1乙

>>1乙です

ところで質問なんだが、ライダーの石化の邪眼ってかけられたら必ず死ぬの？
それとも下半身だけ石とかで後で解呪できたりするの？

タイガー道場で石化なんて珍しい死に方って言われてるから、体全部かたまってしまうとダメだろうな
途中ならライダーの意志で戻せる

サンクス！
スレイヤーズ世界ならバジリスクとか幻想種がうじゃうじゃいるだろうな。
メデューサは…さすがにいないか。

でっかいトカゲはいっぱいいると思う

しかしメドゥーサさんやアルトリアちゃんはでっかいトカゲの遠い親戚……？

マズイぞあの子らがミルさんのギャグで腹筋崩壊しちまったらどうしよう

ゼロスとゼロムスは親戚だと思うんだ

宇宙ミジンコと知り合い…だと！？せめてゼムスの方で

「いやあ、困りましたねえ」
夜の街の片隅にてそんなことをつぶやいている影がいた。
「リナさん達に関わると本当に予想外のことばかり起きますからね。
　取り敢ずここはどこでしょうか」
そういって影は辺りを見回すが、そこにあるのはごく一般的な日本の夜景のみ。
だが、それでも影は何かに気づいたようで、
「ふむ、なにやら面白いことをやっていらっしゃるようですね。
　取り敢ず、面白可笑しく見学させてもらうとしましょうか」
そのように言って、影は夜の街に姿を消した。
誰にも想像し得ぬ闖入者を交えながら、冬木の街で第五次聖杯戦争が始まる……

活性化のために、初めてですが書いてみました。
続きは書けないです……

>>17
ゼロスっぽさが出てていいかんじです

が、獣王様の指令が無いとほんとに見てるだけで一切絡まないんだろうなあ

ＧＪ！
時間軸がズレてて若い言峰と語り合って欲しい。

ここは以前のVSスレのようなキチガイはいないな
やはりVS形式はよろしくない

>>17
いいね！ゼロスは基本的に見てるだけっぽいけど
暇な時はたまに悪戯しかけて引っかき回したりしそうだｗｗ

言峰と麻婆豆腐を目の前に
･･･苦しんでるのか嬉しいのか分からない彼に眉を寄せるゼロス
彼から流れてくる感情は、どう見ても苦痛でしかない

「食うか・・・？」
「（貴方を食べると）お腹を壊しそうなので遠慮しておきます」
「そうか」
「あの･・・・おいしい、んですよね？」
「無論だ」

人間はたまに欠片も理解できない時がある
ゼロスのお腹がくうと鳴った気がした

ぐっじょーぶ！
まあぼーっ！

GJ！！！黒桜フラグ　が　立ちそうで　怖い　です
桜や慎二辺りはゼロスに会ったらさぞ美味しく頂かれそうだなｗ

いわゆる『ファンタジー世界』からやってきたリナたちの世界には、
当たり前だが家電製品がない。
電灯から始まり、洗濯機・掃除機にひとしきり驚いたリナとガウリイだったが、
特に驚いたのはテレビだったようだ。
ヴィジョンという魔法は立体像を作るというのだからそれはそれで士郎たちにとっては驚きだったが
様々な情報が常時手軽に流されているテレビの在り方が、リナたちにとっては衝撃だったらしい。
現代と近代の違いは情報量の違いというが、さらに昔、印刷技術も低く
人づてにしか情報が届かない世界から来たのだから、それはそれは驚いたことだろう。
もっとも、順応の早い二人は馴染むのも早かったが……。

＜テレビ：料理番組：ピーマン再び＞
衛宮家では、料理番組は大人気である。
料理人が多く、大食いでグルメがいる大所帯。
作る方は腕をあげる機会であり、食べる方も美味しそうな料理に満足する。
リクエストがあれば、早速次の日の食卓に上ることもある。
今日の特集は美味しい野菜。
大根に白菜と旬の野菜から、人参やじゃがいもという身近な野菜まで。様々なレシピが紹介されている。
士郎はこっそりと隣に座るガウリイを見た。手がとまっている。顔も真っ青だ。
そう。今の特集は、『お子さんも大丈夫！大好きピーマンレシピ！』だったのだ。

「へー。ピーマンって横に切ったら苦みが少なくなるんだ」
「ビタミンＣの吸収率もすごいんですね！お肌によさそう」
「ピーマンにチーズにじゃこ……美味しいんだろーか。ちょっと好奇心わくなあ」
凛と桜とリナの会話を聞いて、ガウリイの青い顔がさらに白くなる。士郎は苦笑した。

ちなみに次の日、早朝に家を出たガウリイは、帰ってこなかった。


＜テレビ：生き物大紀行＞
「こ……これって……」
テレビの前で、リナが絶句している。
「これは、まさか伝説の……サイ？！」
「でんせつぅ？！」
凛はすっとんきょうな声をあげた。

リナの世界とこの世界は棲息する生き物の種類自体が違うらしい。
ドラゴンがそこら辺を飛び回りエルフやドワーフや亜人が存在し、
マンティコアやトロルやゴブリン等の闇の獣が存在すると聞いたときには思わず唸った。
しかし逆に、リナの世界にはキリンやゾウやライオンがいないらしい。
正確には、リナの住む『結界内部地域』で確認されてないだけで、どこかに存在はするのかもしれないが……。
「本当に、サイだ……水場に住んでるし角がある。あー、捕まえて連れ帰りたいっ！」
絶対に儲かるのにーっ！とリナが騒ぐ。
「わかるわ……私もドラゴンの牙やユニコーンの角が手に入れられたら……どんなにか……！」
うるうる目でお互いの手をとって残念がる女二人の瞳に写る光は、
間違いなく金を夢見る色だったと、士郎はガウリイに語った。

＜テレビ：一度はやるよね？＞
「ガウリイさんでも……やっぱり無理か」
「ああ……体内の『気』みたいなものは、言われてみればなんとなく
　どんなものかわかるような気もするんだ。
　でも、それをどうやったらあんな風にできるのか……」
「ちえっ。だから僕は無理だって最初から言ってただろ。期待させやがって」
「亀仙人のじっちゃんの言う通りやってみたんだが……」
『はあ……』
士郎とガウリイと慎二、少年と昔の少年は、そろってため息をついた。

「できるわよ」
『ええっ！本当かっ？！』
駄目もとでリナに聞いた三人は、あっさり言われ、驚愕の声をあげた。
「描写から言うと、多分風系ね。
　一方向に強い風を送る魔法と考えて、魔風（ディム・ウィン）を応用すれば……。
　力ある言葉は『心眼ボンバァ！』でも発動するんだし、かめはめ波でもなんとかなるかも……？」
「リナ、光るようにはできるか？」
きらきら目を光らせて、士郎が質問する。リナは首を傾げた。
「風系を光らせるのは無理ね。明かり（ライティング）を組み合わせるか……？
　なんか呪文が複雑になりそうね」
ワクワクを隠さない士郎と、シニカルを装っているが興味を隠せない慎二。
しかし、ガウリイが深刻な顔で言葉を発した。
「なあリナ。それって呪文が必要なのか？」
「へ？当たり前じゃない」
「リナ……多分覚えられないんだが」

「知るかあっ！！」


＜おまけ：ジャンプ漫画＞
「ふーん。結構面白いわねえ。士郎もガウリイも夢中になるわけだ。
　ガウリイが読書なんて、この世の終わりかと思ったわよ」
「ははは……。慎二が結構好きでコミックスをどーんと貸してくれたりするんだ」
「なるほど、この前道場で二人して『卍解！』って叫んでたのはそれでか」
「……き……聞こえてたんだ……」
「うん。あれ、こっちの続きはないの？」
「ああ。それはうちには何でか一冊しかないんだ。ガウリイさん、遊戯王だけは読まないし借りてない」

「……なるほど、カードの種類が覚えられないのね」
「……ゲームのルールも無理みたいだった」

以上です。

ゼロスの方。麻婆ＧＪ！です。

そちらもGJです。

GJでした！！士郎と慎二かめはめ波だの何だの必殺技に憧れてるんかｗｗｗｗ

Fateからスレイヤーズ世界が無いなあ
Fate世界じゃ派手なことできないから、逆が見てみたい
よく考えると、Fate側に魔族がきちゃうと抑止力が働く気がする

その話前にも出たが、鯖が型月世界から離れられないんじゃないかという説があってな。
スレイヤーズ世界で固有結界が機能するかも謎だし。

いろんなクロスでぽんぽん離れてるからあんまり気にしないでいいんじゃね
固有結界はどうも自分自身の魂を利用した術みたいなので、逆に他の世界でも使えると思う
基盤が土地に根ざしている宗教的な儀式系統の術であるキリエエレイソンみたいなのは無理だけど
普通の魔術師が使うようなのが他の世界で使えるのか、逆に基盤を独占できるのかが不明だな

凜の魔術みてる感じだと魔力は問題なさそうだけど術式が発動するかどうかが微妙っぽいよね
桜の虚数属性の魔法とかどうするんだろ？黒魔術？半魔属？

神族・魔族が関わってない以上、スレイヤーズ世界では精霊魔法分類だろうな。
精神系か呪術の分野じゃないか？

黒桜はやってることを見ると魔族っぽいけどな

魔族は存在の在り方が大事だから。
黒桜だって世界を次元ごと滅ぼすことが自分の存在意義で幸せってわけじゃないだろし。

纏ってるアヴェンジャーの方はそっち側だな

なんか違う気がするんだよな。
魔族が世界を滅ぼすのって憎しみ故とかじゃないだろ。
基本的に魔族は『悪』じゃないし。創造主L様的にはむしろ魔族頑張れだもんな。
人間のことは塵や蟻くらいの感覚で、人の社会機構に作られ『悪』に成った
アヴェンジャーとは存在が全く違う気がするんだよなあ。

そもそもアンリマユは人間にとっての悪だけど、惑星自体はどうでもいいだろうしな

おお、麻婆の人です。ありがとうすぎるレスが
絵は書くんですけどSSとかはさっぱりで、初の試みでした
おっさんどこに住んでるんだろうな・・・実はこっそり街の隅っこに居たのかもしれない

アヴェンジャーもhollow見る限り、そういう存在として生み出されただけで憎しみとか無いっぽいけども
まあ＝じゃなくて、似てるだけだけだな

>>40
うぇるかむ！
絵を描いてみるのもありかもしれんぞ？

「うーん、こっちに来てから早数日、街中を歩くと周囲の視線がイタいわね…
いつまでもシローの家に居候で引き篭もってるわけにもいかないし、そろそろ衣服をどっかで調達した方がいいと思うわ、ガウリイ」
「確かにここまでジロジロ見られるのは俺も嫌だな。色々な気配も視線に混ざっててよくわからん。」
一頻り打ち合わせて誰かに衣類の調達を頼もうとして居間に行くと凛と士郎がいる。
二人に調達を依頼すると凛が快く返答した。

「じゃ、一緒に買い物に行きましょ。士郎の服はガウリイさんじゃ着られないだろうしお留守番ね。
リナには私の服貸してあげる。桜の服じゃサイズ合わないでしょ？」
「そうね、ちょっとズボンとかスカートも緩そうだけど、凛のなら着られそうだわ」
「スカートなら裾丈も気にならないものね」
『ウフフフフ』

「なあ、士郎、冷房効き過ぎじゃないか？」
「先日、藤ねえが使い過ぎて今、工房の中でメンテ中なはずなんですけどね…」
『ハハハハ』

何時も笑い声の絶えない衛宮家の夏は涼しかった。

GJ！女性陣こええｗｗ

聖杯って一応まともな願いをまともに叶えたりするのかな？
大金持ちになりたいとか。

聖杯は無茶苦茶なほぼ無限のリソースやるから後は好きに使えって代物だろ

「ピーマンが世の中からなくなりますよーーーにっ！！！」


以下、ものすごい勢いでありとあらゆる登場人物に蹴られるガウリイをご賞味ください。

そんな事言ったりしたら、言峰とかカレン辺りが嬉々として説教したりピーマン食わせようとしそうだ

>>48
ガウリイに説教・・・・・・

ぶっちゃけ、ガウリイは言峰の天敵だと思うんだ。

親娘してガウリイは天敵だと思う。
あと、若い言峰とナーガが出会ってたら、変な方向に開花してたかもしれん。

>>49
ありとあらゆる語句で罵倒する親子と意味が欠片も分からないガウリイ萌え

過去のSSてもうよめないのか・・・

ガウリイがボケ倒す…！

誰かがまとめウィキ作ってくれれば読めたかもしれないが…

ログは残ってるから書いた人の許可さえ出るならまとめてtxtかなんかにするけどね

まとめサイトを作るなら、お任せします。

ただ、そんなことはまずないでしょうが、もしも自分以外の方の了承がとれなかった場合には
辞退したいと思います。
実は自サイト持ちでそちらに収納しているので、ミラーサイト化は避けたいという理由です。

こっそり楽しみに見てます。愛してる、愛してるよ書いてみたの人・・・っ
まとめサイトもし作るのなら、ひとまず載せてから「削除してくれ」っての待つのがいいと思う
俺も名無しで書いてるから返事待ってたら魔王復活しかねない

誰も作らないからまあいいんじゃね

ミルガズィアさんと先生って気が合いそう。お互いに真顔で冗談言いそうだし
縁側で緑茶すする姿がよく似合うだろうな

きっと自分では作りたくないんだよ…
自分もそうだから人のこと言えんのだが…

あげ

＜つまらぬものを斬ってしまった＞
斬妖剣：魔族をも一刀両断にすることができる、伝説の剣。
　　　　　……だが、その実態は、伝説の名剣というより、切れ味だけが優先しまくった、ただのおマヌケアイテム。

「おおおおおっ！ガウリイさん、すごい！」
投げ上げられた大根が、ずんばらり、と等間隔で切れてまな板の上に落ちる。
目にも留まらぬ速さで一瞬のうちにキャベツが千切りになる。

剣の達人がいるならば、やらせてみたいことがあるのが男のロマン。
一番は銃弾斬りだが、これはまず無理……というかやっちゃだめ。
次は鋼鉄の扉を斬った後「つまらぬものを斬ってしまった」としぶくキメること……これはストーブ（外側）でやってみた。
そして三つ目が、空中野菜斬りである。ガウリイと練習した甲斐があり、士郎も大根等間隔切りくらいはできるようになったが、まだまだガウリイには叶わない。
そして普通の包丁ではできない切り方も、斬妖剣ならスパスパ切れる。研ぐ必要もない。
あの長い刀身を台所で他に当てずに使えるのも、ガウリイの腕あってこそと言えるだろう。
「なんで野菜なのとか、そもそも斬妖剣で食べ物切るんかいとか、なんか、どこからツッコんでいいのかわからないわ……」
後ろでリナが目を点にしているが、そこは気にしないでおこう。
「斬妖剣でピ――やピ――やあまつさえピ―――とか斬ってるはずなんだけど、食べ物切っていいわけ？」
「ガウリイさん、やっぱり包丁でやりましょうか」
一応熱湯とアルコールで消毒はしたのだが、精神の衛生のためにピ―の部分は聞かなかったことにして、士郎はあっさり方向転換した。
食材は全部、ちゃんと加熱しよう。そうしよう。

＜なんとかに刃物＞
「剣の扱いならば、勝負ですね。ガウリイ！」
いつもならばちゃぶ台に王様の如く（いや王様なんだけど）君臨すれど調理せずのセイバーが、腕まくりをして台所に立っている。どこから取り出したか、白いハチマキが凛々しい。
手には菜切り包丁。どうやらガウリイの空中野菜切りの腕に興味を持ったらしい。
「今日の手合わせは３勝３敗。これで決着をつけましょう！」
「おう！」

大根やニンジンが宙を舞い、キャベツが踊る。じゃがいもの皮がリボンのように剥かれ、トマト（超難易度）が回転する。
思わず士郎は拍手した。
「ところで士郎。これ全部、食べるんでしょうね」
振り向くと、半眼の凛が呆れたように立っていた。
気付くと、台所もちゃぶ台の上も、切られた食材が山盛りの皿だらけである。
「……いつの間に？！」

下ごしらえをするのはいいが、後先考えずにやりすぎるのは問題である。

＜ブラックホール＞
「……全部なくなっちゃいました……」
衛宮家の人数もさりながら、腹ペコらいおんと腹ペコドラゴンと腹ペコくらげ（？）の三人の食欲はすさまじかった。
もちろんエンゲル係数の増加もすさまじかったので、無言でプレッシャーをかける桜に、三人が大汗をかいて謝ったことは言うまでもない。

「……ガウリイもセイバーも食堂やスーパーの裏方の手伝いとかさせればいいかもしんないわね」
リナの一言に、セイバーはあさっての方向を向いて茶をすすった。


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以上です。
空中野菜切りは憧れますよね。
弾丸斬りはもっと憧れますが。

斬妖剣vs拳銃
斬妖剣vsウォーター・カッター
斬妖剣vs機関銃

か？

ＶＳ言峰もしくはシエルで黒鍵斬り

まあ、完全にとまでは行かないが、不可視の衝撃波を
勘だけで打ち落とす化け物だからな＞ガウリイ

光線攻撃を光の剣でさばいてたような気がした

普通に切っていたらまな板まで切ってたな。

思いついたの人、GJ
いつも楽しみにしてます。

>>68
余裕で、床まで叩き切るかと

どこがいいのかわかりません。おしえてください。

銃と剣じゃ普通は銃の方が圧倒的に強い。
なのに弾丸を斬れるということは、不利な状況を腕前で覆すということである。
そこに熱さを感じるのさ！

なるほど。やってみます！

よし！まずは切嗣さんの起源弾でトライだ！

らじゃ！

なんかシュールで面白いやりとりだなwwww

>>74
危険すぎるｗ
もし>>71が魔力回路持ってたらズタボロにｗｗ

ところでここの住人はスレイヤーズりーでぃんぐは買っただろうか？

解説本は当たりはずれが大きいと思うんだが、内容はどんな感じだった？

原作陣のインタビュー以外、つまり設定辺りはファンのまとめに劣る
大きな間違いも多々。

作者のインタビューは裏設定が乗ってて楽しい

1．キャラクターガイド（メインのみ）
2．ストーリーガイド
3．わぁるどがいど
4．インタビュー神坂一・あらいずみるい
5．キャラクター・魔族事典
6．魔法事典
7．種族事典
8．アイテム事典
なお、すぺしゃる・すまっしゅに登場のキャラ・魔族・魔法・アイテム・種族はふくまれません
個人的には満足だった
ラギアソーンはのっけてほしかった

りーでぃんぐよりも、Blaster買った方が楽しめると思う

楽Ｃー！

ｖｓギルのような何かです。ごめんなさい。

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「ここは……どこなのよ……」
「なあ、リナ、さっきの店、前にも同じ名前の店の前を通った気がするんだが……」
ガウリイに言われ、店の名前を注視するリナ。
青い看板に白い牛乳瓶が書かれた特徴的なマークを見て、大きくため息をつく。
「チェーン店かな？」
「今回はそうかもしれないわね……正直、区別がつかないわ」
行けども行けども同じような一戸建てにアスファルトの道路。
まっすぐなようで曲がっており、行き止まりと分かれ道が方向感覚を狂わせる
住宅街の細い道。
柳洞寺に行こうと近道っぽいことをしようとした二人は、完全に迷っていた。

「なあリナ、このまま行ったら山を越えちまうんじゃないか？」
既に舗装されていない道、木々が鬱蒼と生え、ゆるやかな傾斜となっている。
いつのまにか山道へと分け入っていたらしい。リナは大きくため息をついた。
「柳洞寺も高台にあるから方向は間違ってないと思うんだけど、どうやらかなりそれて
　しまったみたいね……」
ため息をつきつつ、それでも引き返そうとはしない。
何があるのかこうなったら道が途切れるまで行って見よう、という好奇心が二人を動かし始めたのだ。

その時。

短気がたたって40秒規制に三回失敗して規制リストに追加されてしまったらしいです。
すみません、続きはあげられないみたいです…。

「ふはははは！リナ、そして甲斐性なし。よく大聖杯の位置がわかったな！
　しかし貴様らを行かせるわけにはいかん。ここから先は通行止めだ！」
いきなり前触れも何にもなく、空気も読まずにうっかり王が現れた。
胸をそらし、ワハハー、我様の屍を越えられるわけないーとばかりにふんぞり返るギルガメッシュに、リナとガウリイは目を点にして棒立ちになった。
「えっと……ギル」
「なんだリナ？」
「ここから先に……何があるって？」
不審な顔で聞き返したリナに対し、ギルガメッシュは胸を張って笑いかけたまま固まった。
ちょっぴり汗を掻いている。
「貴様ら、知らずにここまで来たのか」
リナとガウリイは揃って頷いた。
「ありがとな、ギル。これで道がわかったな！」
迷子だったんだーとか言いつつ能天気な声で礼を言ったガウリイに、ギルは半笑いで眉間を嫌な風に寄せるという器用な表情をした。
自分の勘違いに対するショックが抜けきらない上に、ガウリイに礼を言われたという事実がよほど屈辱的だったとみえる。
「ま、まあ、道がわかったならそれで帰るがよい」
やっと自分を取り戻したのか、髪の毛をファサリとかき上げて意味もなくカッコいいポーズをとる。
ちょっぴし額に当てた右手の指が震えてるのはご愛嬌、というところだ。

「――いえ、帰らないわ」

「何？」
挑むようなリナの言葉に、ギルが真面目な顔になる。
「今、大聖杯……そう言ったわね。ギル、どーしてあなた、あたしたちをそこに行かせたくないワケ？」
リナの問いに、ギルの雰囲気ががらりと変わった。
「リナ、我は貴様に行くなと言った。それ以上の理由が必要か？」
その視線は尊大にして傲岸不遜。
自分がルールであり、反駁を許さぬ口調は、人を従えることしか知らぬ王者の傲慢さに満ちていた。
「それがあたしたちがここにいることと、関係があるからなの
？」
「リナ」
不快そうに眉根を軽く寄せ、言い捨てた。
「我に質問を許した覚えはない。疾く、去れ――我と争って勝てると思うな」

全身に鳥肌が立つほどの威圧感。リナの背筋に、冷たい汗が流れ落ちた。
――彼は、本気なのか……。

ギルの宝具である”王の財宝”（ゲート・オブ・バビロン）については聞いたことがある。笑える話だが、本人からだ。
彼は無数の剣を有し、その全てが伝説級の強さを誇るのだという。
そしてそれは自己の武器として使うのみならず、全ての剣を無数の矢として相手に放つこともできるという。
いくらリナでも、たとえガウリイでも、無数の矢を避け続けることなどできるわけがない。
さらにマズいことにガウリイは丸腰である。
ギルが剣を向けたときから、ガウリイの雰囲気が戦いのときのそれに変わったが、彼自身としても不利を感じているのだろう
。顔に珍しく焦りが見える。
そして、乖離剣エア。
天地を裂いたといわれる剣の威力は計り知れない。滅多な剣では、受け止めることもできないだろう。

ならば――手持ちのカードで取れる手段は、これだけだ。

「ギル――いえ、英雄王。あたしとしてはあなたと戦いたいわけではないわ。
　あたしはただ、知りたいだけ。でもあなたがそれを邪魔するというのならば――。
　お互いの名誉を賭けて、1対１の決闘を申し込むわ！」
言い放つと共に、びしいっ！と右手の人差し指をつきつける。
「リナ！？」
「ほう？」
ガウリイが驚愕の声をあげ、ギルが小馬鹿にしたような声をあげた。
さらに何か言おうとするガウリイを、リナは目で黙らせる。
「我と決闘？」
呟くと、ギルは天を仰いで大声で笑い出した。
「ふはははは！我と決闘とは、気が触れたかリナよ！」
「いえ、そーじゃないわ。決闘……というのは名目よ。あなたと本気で戦ったらこっちは骨も残らないもの。
　命のやりとりをする気はないわ。
　でも、ちょっと興味があるの。英雄王――あなたの武器に」
「ふむ」
相変わらず威圧感は消さぬまま、ギルは鼻で笑った。ちょっぴり機嫌が良さそうである。
「乖離剣エア――この世を裂いたと言われる剣。一撃だけでいいの。その威力を見てみたいわ。
　もちろん英雄王の剣を受ける栄誉を賜るのだから、こっちもタダの剣は使わない」
「そこの甲斐性なしの、自動辻斬り装置とやらか？」
「もちろん違うわ。
　ギル、あなたであっても決して見たことも有したこともない剣のはずよ」
「ほう？！」
その目が好奇の光を帯び、爛々と輝いた。この世の全てを有する彼が有したことのない剣。
それが、他の人間の言葉であれば、彼はただの戯言と即座に切り捨てたであろう。
しかしリナは別世界から来た人間である。
「その剣は、この世を生み出した混沌そのもの。
　――天地すらも切り裂くエアの一撃を受けるにふさわしい剣だと思わない？」
その彼女がエアの一撃を受けるに値すると言ったのだ。
興味を持たないわけがない。
ギルガメッシュは不敵に笑った。
「よいだろう！リナよ。我がエアと一撃でも切り結んでみるがいい！」

神滅斬（ラグナ・ブレード）
短所：ショートソードくらいの長さしかなく、さらに消耗が激しいため、相手に当てることが難しい。
長所：なんでもさくさく斬っちゃいます。だってL様だもの。

結果：「なにいいいいいいっ！我のエアがさくさくと……というか、我までさくさくとおおおおおっ！」


「正直、自分でやっといてなんだけど、こんなに上手くのってきてくれると思わなかったわ」
「なあリナ、ギルがぴくぴくしてるんだが、大丈夫か？」
「だいじょーぶよ。ギルだもの。ちょっぴし斬れただけだし」
「でもリナ、なんか斬れたところから黒いのがダダ漏れてるんだが、大丈夫かあ？」
「だいじょーぶよ。ギルだもの。……きっとおそらく多分」
ぴくぴくしているギルを置き去りに、二人はさらに林を奥へと進む。
「何があるのかしらね。大聖杯っていったい――」

「リナさん、ガウリイさん」

そのとき、音もなく、二人の前に人影が姿を現した。
「お二人とも、どこまで行ってるんですか？ご飯の時間ですよ」
ピンクの可愛らしいエプロンをつけた見慣れた姿。桜だった。
「……桜？」
しかし、二人は息を飲み、驚愕と恐怖に目を見開いて思わず足をとめた。
桜は、靴を履かず、裸足のまま、山道に立っていたのだ。その足は泥と血にまみれている。
それなのにいつも通り、家の中、台所から呼びにきたときのように、彼女は穏やかに微笑んだ。
「今日のメニューはカレイの煮付けなんです。美味しくできたんですよ。早く帰りましょう？」
そのまま二人に歩み寄る。リナの腕をつかんだ。
それは痛くはないが、どうしたことだろうか、力を入れてもびくともしなかった。
「ね、早く帰りましょう」

暗い道の向こう。何があるのか疑問を残したまま。
異常な桜の行動に、何があるのか疑問を残したまま。
――二人は衛宮家への帰路についた。

以上です。
１時間待てないと思ったのですが、携帯使えばいけると気付きました。
バタバタして申し訳ないです。

そして内容は、その、真面目に考えたんですけど、なんでかこんな感じに……。
どっちにしてもなんとかギルの懐に飛び込んで、神滅斬くらいしか勝機がないんじゃないかなあ……と。
ならば、面と向かって戦う前に口八丁で騙してみる、とかやりそうだなあ。Hollowギルなら乗るかもしれん……。
ということで……。
いや、ほんとごめんなさい。

おつ〜
GJでした！
さしもの乖離剣もＬ様には勝てないかｗ
我様さくさくワロタｗｗｗ

いやむしろサクサクされたのに生きてる我様を賞賛すべきだｗ

黒いのがﾀﾞﾀﾞもれって…
完全版の方じゃね？

あの黒いのって浸食しなかったっけか？

完全版だと、侵食だったかな？

侵食。ガーヴの斬られた腕は「黒い何かに蝕まれていた」という描写あり。
アニメもそういう表現になってる。

あれって体全部侵食していくのか？
それとも斬られたとこで止まるのか？

>>96
＞斬られたとこで止まる
それ侵食してなくね？

トカゲのしっぽ切りしないと侵食されてくんじゃなかったっけ？

あれの直撃もらって即滅びなかったのはガーヴだけでは？

ガーヴは人間交じってたからなあ

ガーヴは侵食されてたが、断面だけなのか、ほっといたら全身にまわるのかわかんないよな

アメリア姫に支援をお願い致します（現在１１３位）
ttp://www.e-ohkoku.jp/votec/votec.cgi

スレイヤーズ世界に台風とかってなさそうだな。平らだし
説明聞いたらワクワクしながら待ってそう

スレイヤーズ世界もリナたちが知らないだけでちゃんと球体だぞ。
でも確かに結界内地区には台風なさそうだな。
というか、鯖たちも台風ない地域出身が多いんじゃ？

スレイヤーズ原作で球設定出てなくね？

台風か…フェイト側ならランサーとかイリヤ辺りが楽しそうに立ち向かいそうだな

イリヤはすごくはしゃぎそうだな。

原作では出てないがアニメのTRYで地球儀が出てるはず。
まあ裏設定なんだがな。

＞球
原作者がブラスターと言う会誌（ファンの同人誌？）でも言ってるな

原作でもリナは平たい大地に異議がある様だった

>>108
リナの胸のことを書いたと思(ry

地球が掌にちょうど納まるくらいのお椀型だと

お前らんな事言ってると吹っ飛ばされるぞ

まあ、まじめな話、世界がパイみたいな形してるのには
異議を唱えたかったみたいだ
リナは

まあ平らだと水がだだもれになるっつー

Fate世界だとハロウィンってやんないのかな？一応魔避け云々の祭りだから関係あると言えばあるし
ベタだけどイリヤ、リナ達に魔女の格好させたら似合いそうだな
ガウリイはミイラ男で士朗は狼男とか

＜こいつらのトリックは絶対に洒落にならない＞
「ハロウィン？」

「日本で言うとお盆みたいなものね。悪霊を払うために仮装して……」
「トリック・オア・トリート！って言うのよね。
　というわけでリナ、リン、お菓子ちょうだい」
「ちょっとイリヤ、そのチョコケーキはダメよっ！
　イリヤの分はもう食べたてしょーがっ！
　こっちもトリック・オア・トリートで相殺しちゃるっ！」
「リナ……それって相殺するものではないような……」
「残念でしたー。これは子供しか言っちゃいけないのよ。
　リナはもう大人だから相殺できないもんね」
「う……っ！
　じゃあイリヤは何歳なのよ。あたしの故郷じゃ１２歳で大人なんだからイリヤもダメよっ！」
「……わたしは１０歳（仮）だもん」
「今目が泳いだわよっ！あーっ！あたしのチョコケーキ！」


＜始末＞
「で、リナさん。
　扉を開けた先輩にいきなり魔法を浴びせた件についてですが」
「いや、だからね桜、士郎に当てる気はこれっぽっちもなくてね。
　イリヤが逃げた先に士郎がいたというか、列閃槍（エルメキア・ランス）だから絶対死なないというか」
「リナさん。
　家の中での魔法は緊急時以外やめてくださいと前にお願いしましたよね？」
「えっと、だから燃えたり濡れたり通電したりしない魔法をちゃんと選んで……」
「リナさん」
「……ゴメンナサイ」

「お前さん、桜には弱いよなー」
「……なんか、あの雰囲気というか……のんびりていねいエグいぞ言動というか……
　郷里の姉ちゃんを彷彿とさせて……」


＜はらぺこ王様準備万端＞
「それで、お詫びにリナがケーキを作るというわけなのですね。
　リナの腕なら美味しいものが出来るのでしょう。楽しみです」
「そういえばセイバーはハロウィンは知らないのか？」
「確かにこの時期に収穫祭はありましたが、仮装やかぼちゃなどの習慣はありませんでした。
　祭が賑やかなのはいつの時代も同じですけどね」
「本場ケルト出身のランサーも知らないって言ってたしなあ。
　結局、遠坂や桜も一緒に作ってたみたいで、結構たくさんあるみたいだぞ。」
「はい。楽しみですね、士郎！」

＜はらぺこ王様準備万端＞
「それで、お詫びにリナがケーキを作るというわけなのですね。
　リナの腕なら美味しいものが出来るのでしょう。楽しみです」
「そういえばセイバーはハロウィンは知らないのか？」
「確かにこの時期に収穫祭はありましたが、仮装やかぼちゃなどの習慣はありませんでした。
　祭が賑やかなのはいつの時代も同じですけどね」
「本場ケルト出身のランサーも知らないって言ってたしなあ。
　結局、遠坂や桜も一緒に作ってたみたいで、結構たくさんあるみたいだぞ。」
「はい。楽しみですね、士郎！」


＜仮装→魔女→カレイドルビー＞
「そういえばイリヤちゃんは仮装しないの？
　あ、素で魔女っ子だからする必要ないかぁ」
「桜が提案したんだけど、凛が強硬に反対して流れたのよ。
　まあ桜も、この機会にかわいい服を着てシロウに迫ろうってのが見え見えだったし」
「このちびっこ……黒い！」
「まあ、わたしはドレスなんていっぱい持ってるから、シロウが城に来た時にいくらでも見せられるし」
「イリヤ……恐ろしい子っ！」


＜エブリデイ仮装＞
「まあ、私たちサーヴァントの格好自体が日本では仮装みたいなものですし。
　さらに言えばこちらの服装をしていることが私たちにとっては毎日が仮装とも言えますね」
「私も仮装したかったなあ……」


＜お祭りか戦場か？＞
「ケーキパーティーいえーいっ！」
「タイガは大人なんだから、あんまり食べちゃダメよ。
　お菓子は子供のものなんだからね？」
「無・問・題！ワタシは永遠の１６歳っ！」
「…………………」

「ああっ！ガウリイとんないでよ、あたしのパンプキンパイっ！」
「こらっ！オレのアップルタルトーっ！」

「生クリームが口の中でふわりととける絶妙な甘さ。さすがだなあリナ」
「もきゅもきゅもきゅごくん」
「俺もケーキを……いや、ここは同じ方向ではなくあえて和菓子にトライしてみるとかいうのも……」
「もきゅもきゅもきゅごくん」

「それにしても凛、こっちの果物や野菜はすごく甘くて味が濃いし美味しくてびっくりしたわ」
「日本は品種改良が進んでるからね」
「しかも叫んだり動いたりこっち見たりしないし……」
「……叫ぶ……？」
「いや、気にしないで」

「１番、間桐桜、行きますっ！」
「うわっ！誰よ桜に酒を飲ませたのは？！」
「ちょっと、どうしてこんなところに製菓用のブランデーが？！」
「一発芸！着替えずに仮装っ！」
「うわ桜、その服は黒と赤の縦縞」


カオス

以上です。
ハッピーハロウィン！

コピペ失敗して文章が重複してしまいました。
申し訳ありません。

叫び芋目玉栗ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
いや、一度食べるとなんで叫ばないのか疑問になるほどらしいがｗ

にしてもいつもGJです！
そういやリナの衣装も巣で仮装だな

日付変わっちゃったけどHappyHalloween＆GJ！！

カレイドルビーがトラウマとか凛ｗｗｗｗｗ
マントにタリスマンやらに防具だから、そりゃ仮装にしか見えないだろうなｗｗ

故郷のねーちゃんならアンリや黒桜も余裕なんだろうか…

そういえばあったな叫ぶ芋に目玉栗ｗｗｗｗ
Fate世界は色々お菓子の材料があるから腕の奮い甲斐もあるだろうなｗ

アラザンとか使い道解らないんじゃなかろうか。

リナ「…なによこの銀色のつぶつぶ…？」

正直俺もわからない。あれ何のためにあるの？

あれはな、こう、地面にばらまいて
追手をだな

それじゃ食えねーだろ！

アイスやケーキ、チョコにまぶすと綺麗だけど日本じゃあんまり使ってるのを見ないな
アメリカのお菓子によく使ってありそうな感じ

初めて見たら普通に金属だと勘違いしそうだよな

ナーガって普通に固有結界使えそう。THEナーガイズクラゲワールドみたいな
リナは……大平原の小さな胸？

そういえばリナは原作だと増幅版フロウブレイクで
魔族の結界破ってたけどあれは固有結界にも有効なのかね?
だとするとアーチャー涙目な訳だがwww

どう考えても違うだろｗ

>>126>>127
崩魔陣は原理的には現実世界の復元力を強めるものだから
丁度型月的世界の固有結界とも原理が噛み合っちゃうと思うよ
固有結界は世界に対して自身の心象風景を押し付けるもんだから、常に世界の復元力の影響受けるしな

最終的には崩魔陣の使い手の魔力と固有結界の使い手の魔力の力比べだろうね

２つの世界合わせて美少女・美女コンテストやったら面白そう
多分血の雨が降るだろうけど

まさしくトロイ戦争だな。
誰がイケニエ…いや、審査員になるかが問題だが。やっぱ士郎か。
しかし、スレイヤーズ世界は美形設定が多いのに、ミスコン的勝利をおさめそうなキャラがいない気が…。

馬鹿野郎、一人居るじゃないか
ほら、あとがきに出てくる金髪美女だよ

…って部下Sが言ってた

相手の好みな姿かたちを取れる高位魔族に隙はなかった。

まぁスライムみたいなもん（ｒｙ

審査員には是非
天然ボケなのに鋭いガウリイ
不運代表士朗
僕らの兄貴ランサー
女好き代表アサシン(燕返し)
でお願いしたい

「審査員全員逃亡の為、第一回異世界混合美女コンテストは中止になりました」

今死ぬか後で死ぬかの違いしかないようなｗ

逃げたから中止なんて事になったら、それこそ地の果てまで追いかけられた挙げ句
グルグルにふん縛って連れて行かれるだろうな

司会にはL様にド突かれ慣れてる部活Sで

熱い砂浜と、駆け巡る男達と、そして爆発音
今、ここにアルティメットバトルが静かに開催された・・・

アルテメ塔？

そう言ったガウリイが吹っ飛ばされるのを切っ掛けに、血で血を洗うような
「ミスコン」という名のバトルロワイヤルになだれ込むのだった…

トロイ戦争が起きるわけか…。
ホロウ的均衡が一気に崩れ、聖杯戦争再び！な流れに。

節子、それミスコンちゃう。

その様子を遠くから、静かにお茶を飲みながら眺める二人の影があった

「凛に１票入れたかったのだがな」
「投票じゃありませんよ？審査員のみです」
「そうか」
「その方が僕としても面白い上おいしい話ではありましたが」

空に飛ぶガウリイを眺めながら、彼らは楽しそうに談笑していたという
視界の片隅で、ぺぎょっと何かがつぶれる音がして、ガウリイが地面に着地していた
下敷きになった士郎とガウリイが捕獲されるまで、あと少しのようだった……

それぞれ誰を選ぶんかね。
というか審査員は奇数でないと結論でないから士郎とガウリイの二人ってのは無理だろう。
やっぱりここは士郎のみか。
それとも人数増やして投票制にするか。
それぞれ審査員を買収しようと手の限りを尽くす女性陣。
買収となるとリナにも勝機が出て来るかも？！
むしろ桜が不利か。

裏から手を廻すのならスレイヤーズの男性人はリナ一択かな、ｺﾜｲﾓﾝﾈｰ
Fate側は只管脅す凛に黒くなる桜、絡め手のイリヤ、お願いに行って拳の出るダ･･･バゼットさんにetc.etc.

でも最後に票持ってくのはきっと稲群原にゃーにゃーズのあの人だ
･･･スレイヤーズ側にもあんな感じのキャラがいればまた違うんだが濃いのしか思いだせん、つーかいない？

>>144
つ鏡コピーリナ、ナーガ

公平を期してスレイヤーズ女性はFate男性に、Fate女性はスレイヤーズ男性に…だとどうなるかね。
Fate男性ならリナの脅しがきかない面々いるし、スレイヤーズ男性はFate女性の黒さを知らないからな。

そしてそこには呆然と立つ、麗しい姿のガウリイが居た
なぜここに立ってるのか、なぜ優勝しているのか、すべてが理解出来ない。

やたら嬉しそうに飾り付ける凛や桜
仕方ないわね、と言いながら次に着替えさせようとするイリヤ
黒のフリルをおすすめしてくるセイバー
そして勝ち誇った顔のリナ

ガウリイは空を見上げた。涙が零れ落ちてしまいそうだったから

女装かいっ！
不意打ちワロタ。

Fate陣で対抗できそうなのは…士郎と…ギル？というか子ギル？
ランサーとアーチャーはいかついが、ガウリイが有りなら有りなのか？
意外と慎二が綺麗にやりそうな。女性支持の多い一成も候補か？
もういっそのことバーサーカーが女装して全部薙ぎ倒せばいいよ。

女装ガウリイ落ちｗｗ
流石勇者ボランを骨抜きにしたララァさん素敵です！と古傷抉られて涙目なガウリイ
あんなの大したこと無いよ！僕の方が美しい！と乱入する慎二
止めに入った司朗も巻き込んであわや大惨事に…

黒のフリルがでてくるまでは気の早いクリスマスツリーにさせられてるのかと思ってたｗ

>>150のせいで一瞬クリスマスカラーの女装絵を書きたくなったじゃないか
あぶねー・・・

不幸な男たちを描いてアップしてくれるとネ申。
ギルはやっぱりキンキラキンのイルミネーションみたいになるのだろうか。

落書き女装ガウリイ
ttp://imepita.jp/20091201/671300

ＧＪ！
微妙にオカマっぽいいかつさがｗｗ
クリスマスツリーな服がわかればなおよかった。

>>153
俺大喜びですこんちくしょう。もうだめだ女装絵書く。

いいぞやっちまえ

ttp://imagepot.net/view/125968363542.jpg

「ふ、女装の道をお前はまだ分かってないなガウリイ！」
「分からなくていいんだが・・・」
というらくがき。

>>157
ガウリイ可愛いよブラにシリコン入れられて感心しながら揉んでればいいよ
慎二の胸が案外違和感なくて吹いたｗｗ

ちょうＧＪ！
ガウリイナイス。
そして、こ…これは慎二が慎二過ぎる！
ナルシストはノリノリで女装して桜とライダーに白い目で見られたらいいよ！

>>157
慎二がつけてるのは犬耳？

>>160
男のロマンを追いかけたとか叫んでた
書き分けできてないけど犬耳です
下はミニスカに黒タイツなんだろう
女性陣からは汚いお父さんのパンツを見るような目で見られたかと思われる

>>153>>157
久し振りに来たら愉快なブツを…どっちも掘りたくなっちまったろうがｗ　GJ！

注：今回のスレイヤーズ陣はアニメ版設定です。
実は今までの設定では小説版でした。
今回も一部は小説版ですけど……。

＜ミスコン開始＞

「ミスコン、それは女の戦い。
　女性達が美と才の全てを駆使するバトルロワイヤル。
　色仕掛け・買収・脅迫……死力の限りを尽くすそれは、まさしくバーリトゥードの名に相応しい！」
芝居がかったしぐさで男が手を上げる。
「というわけで突然ですが、Ｆａｔｅ ｖｓ　スレイヤーズ！世界をまたぐ美女は誰だ？！コンテストをここに開幕します！
　エントリー女性は本編に出た全ての女性キャラ。審査員は本編に出た全ての男性キャラ！」
しばし、その場に死のような沈黙が訪れた。
「しつもおん」
「だうぞっ！」
沈黙を破り、はたはた、と手を上げるリナを、長い黒髪に顔半分を隠すちょうちょの仮面をつけた金ラメタキシード男
は勢いよく指差した。
「ここはどこなの？というか、あなた誰？」
リナの質問に、その場にいる者は、全員頷いた。

衛宮家の道場によく似たその空間は、しかしありえない定員を飲み込んであまりある不思議空間と化していた。
そして何より、全員がここに来た記憶がなく、それ以上にその場には『いるはずのない』者たちがいたのだ。
それぞれの家やバイト先や学校にいたはずの、柳洞寺組・教会組・アーチャー等は勿論、ゼルガディス・アメリア・
ゼロス・シルフィール・フィリオネル等、衛宮家にいるはずのない面々までもがそこにいたのである。
呆然とする面々を目の前に、何故か一人だけやたらテンションの高い金ラメタキシード男は、大仰に頷いた。
「よくぞ聞いてくれましたリナ＝インバース！ここは、タイガー道場、またの名をあとがき空間！
　ここは楽屋落ち・メタネタ・キャラ崩壊等々なんでもありのお祭り空間。あとがきという属性を利用して、なんと今回
　私にも出番があるという嬉しい仕様！
　あ、私のことは通りすがりの金ラメタキシード仮面と呼んでくださいね」
「あのー、それでどうしていきなりミスコンなの？」
おそるおそる手を上げながら問う凛に、金ラメタキシード男はぶるりと体を振るわせた。
「世の中には知らないほうがいいこともあります」
「………………」
全員が顔を見合わせて思った。できればかかわりたくない、と。
潮がひくように引いていく全員の気持ちを感じたのか、金ラメタキシード男は慌てて言葉を加えた。
「ちなみに、優勝者には、『レイ＝マグナス会心の作品』と『新作での唯一絶対のメインヒロイン権』の
　どちらかが与えられます」
「……！レイ＝マグナス？！」
「会心の作品だと？！」
男の言葉に、まず叫んだのは、リナとゼルガディス。
「メインヒロイン？！」
「新作？！」
次いで叫んだのはイリヤと大河だった。

＜ゼルの戦略的投票＞

レイ＝マグナスの魔道具。
伝説の大魔道士の会心の作品である。どれほどのものであるか、想像にかたくない。
それが自分の体を元に戻す役に立つかはわからないが、可能性があるならば、それがたとえ１％でも諦めてはならないのだ。
絶対に手に入れてみせる。
しかし、今回は自分の手には入らない。手に入るんなら、ものすごくイヤだが女装してもいいくらいだが、今回は女装は
認められていない。つまり、仲間の誰かを優勝させ、手に入れるしかない。
勝つためには票が分散してはならない。俺たちの票と、できれば向こうの票も取り崩したい。
それができるのは……。
まず、リナはダメだ。アメリアも難しいだろう。
これはミスコンで、ミスコンというのは女性的魅力を必要とする。
ヒーローコンテストや人気投票ならともかく、リナに女性的魅力というのは最も遠い言葉だ。よって却下。
アメリアも、元気っ子投票ならともかく、ミスコンに求められる女性的魅力は皆無だ。よって却下。
となると、やはり作者お墨付き、黙っていればオーソドックスな女性的魅力を持っているシルフィールだな。
「というわけで、俺は票をまとめてシルフィールに入れることを提案……」

「最も遠い言葉ってなんなのよ！爆裂陣（メガ・ブランド）！」
「ゼルガディスさんひどいです！霊王結魔弾（ヴィスファランク）っ！」
「待て！俺は理性的に考えてだな……うわあああああっ！」

爆音と鈍い打撃音が響く阿鼻叫喚な図を見つめながら、シルフィールは静かに首を振った。
「ゼルガディスさん……評価はとても嬉しいのですが、ミスコンに理性は通用しません。
　というか、黙っていればってどういう意味ですか……？」

＜士郎の周囲の戦略大会＞

士郎の周りは、大牽制大会と化していた。
人気投票一位かつ自他共に認めるメインヒロインであるとはいえ、なんとはなしに落ち着かないセイバー。
別に士郎に票を入れてもらわなくてもいいんだけどと言いながら、なんとはなしに落ち着かない凛。
絶対先輩に票を入れて欲しいけど、そんなこと恥ずかしくて自分からはねだれません、な桜。
誰の票がなくてもシロウの一票が欲しいイリヤ。

正直、ミスコンで勝つことも大事ではあるが、『士郎の票』にはそれ以上の価値がある。

言い出せない桜がもじもじとつかず離れずの距離につき、ストレートに漁夫の利を得かねないと周りに認識されている
イリヤが完全に牽制され、セイバーと凛がちらちらとお互いを見合う。
落ち着かない雰囲気の中で、士郎は手の中のバッジを弄んでいた。
ミスコンの投票方法は、投票用のバッジを相手の服につけるという方法なのである。

「あなたが衛宮士郎ですか」
ふと目を上げると女性がいた。
短い髪に男装。両手には皮の手袋をした美人。
見たことのない――見たことのない？
「お初にお目にかかります。私の名はバゼット・フラガ・マクレミッツ。
　家主であるあなたに、ご招待いただいた礼と自己紹介をしに参りました」
「はあ。えーと、それはご丁寧にありがとうございます」
あの女は誰だ、という複数の視線に気付いていないのか平然とした顔のバゼットはにこりと笑って手を差し出した。
士郎も礼儀として右手を差し出して……。
「へ？」
「え？」
勝手に手が動いたとしか言いようがない。いつの間にかバッジがバゼットの胸につけられていた。
女性陣から阿鼻叫喚の叫び声があがり、士郎が呆然とした顔になる。

あまりにも呆然としていたから、士郎は自分の手にもう一つバッジがあることに、未だ気付いていない。

「派手にやりましたね」
カレン・オルテンシアは、傍にいる影に呟いた。
「まあな。ほら、一票も入んなかったらマスター、泣いちゃうだろ？」
「あんなことをしておきながら私に入れてくれないのね。ヤリ捨てなんてひどい」
からかうように言う女に、やはり揶揄するように影は言う。
「アンタがマスター権限使ってランサーに票を入れさせるってことをしなきゃ、オレもあんなことする必要はなかったんだが」
「だって面白かったんですもの」
ひそやかに笑う影のような女と、男のような影。
交錯するひと時の再会にお互いに感傷はなく、再び離れていく。

＜ゼロスの戦略的撤退＞

「魔族は上意下達。自由に入れられるとしても獣王様に一票入れますよ僕は。
　しかし……今回は選択の余地がありません。何しろ僕の存在がかかってますからね。
　人気投票で一位だったという事実、あの方を負かしてしまったというだけで……。
　というか、北の魔王様にどんな顔を合わせればいいのか……」

＜他の人々＞

「我はもちろんセイバーに一票だ」
「―――！！！！（イリヤに一票）」
「私は由紀香殿に一票」
「がはははは！娘のアメリアに一票だ」
「凛に一票。マスターに入れるのがサーヴァントの務めだからな」
「妻に一票」
「セイバーさんに一票。衛宮をよろしくお願いします」

「兄さん、私に入れてくれますよね？」
「なんで僕が桜なんかに……う、うわああああ」

「私に入れてくれたのですね」
「前任者としてな」
「…………」
「そう睨むな。女性としての魅力があると認めたということだぞ？素直に喜べばいい」
「貴方でなければ素直に喜んだのですが」

「あ、女の子の投票はダメですよ」
「女の子の格好をさせてるだけで、ヴァルは男の子です」

「1票も、１票も入ってない……！！何がいけないの？この溢れんばかりの美貌に恐れて男が寄ってこれない？
　タイガーだからか、私がタイガーだからかあああっ！」
「藤ねえ落ち着いてっ！俺の票を入れるから落ち着いてっ！」
『…………？！！！！』

＜中間結果１・これはモブキャラ狩りしかないわね＞

「見事なまでに票が分散しているわねー」
「審査員が多すぎるんだな」
集計票を見て言うリナに、ランサーが答えた。
「脅すまでもなくさっさと票を投じてしまったやつも多いし。
　だいたい、ギルやアーチャーを脅しても言うこときくとは思えないし、士郎から票を奪ったりしたら後が怖いし」
不可抗力で票を投じさせられた男であるランサーは苦笑した。
「それぞれ脅されたら怖い女ってのが違うんだな。
　照れ隠しに吹っ飛ばされて票を奪われたやつもいるし」
「……照れ隠しちゃうわっ！
　あれ？あたしに入ってるこの一票って？……ええええええええええっ！レゾぉ？！来てるの？！」
きょろきょろと辺りを見回すリナを見て、金色の人影がこっそり笑った。
「同じ赤い人なので、つまり代理投票です。
　『新作アニメにも出られたし、世界をもう一度見ることができました。リナ＝インバース、礼を言います』」


＜中間結果２・ライダーさんに色仕掛けされたい＞

「一位は……三枝由紀香？
　そうか。『本編に出た男キャラ』が審査員ということは……モブキャラの人気を集めたな。弟もいることだし。
　しかしギルガメッシュと子ギルが別票というのはおかしくないか？」
アーチャーの言葉に、治癒（リカバリィ）をかけながら転がっているゼルが力なく続ける。
「二位がリナなのは、さっきから脅してまわっているからだな……」
ちなみに彼の票はリナとアメリアの熾烈な奪い合いの末、リナに奪われた。
至近距離での戦いではリナに一日の長があるらしい。迫力と力関係の差とも言う。というかもう魅力関係ない。
「ふむ。桜・ライダー・凛の票が急速に伸びた割りにセイバーの票が伸び悩んでいるのはそれか」
所謂メインキャラの票は既に決着がついているが、真の争いは人数の多いモブキャラである。
色仕掛け・買収・脅迫……ミスコン会場は、いい感じにキナ臭くなってきていた。
「しかし、ミスコンなのに脅しあい大会みたいになっていいのか？それはミスコンなのか？」
「何を言う。そもそも世界最古のミスコンと名高い『パリスの審判』では、三人の女神が富と権力と美女を賄賂に
　パリス王子の心を動かしたのだぞ。
　そう考えれば、古来より色仕掛けと買収と脅迫はミスコンにつきものと言えよう」（注：偏見です）

＜予定調和な結末＞

誰しも彼女を見たことはなかった。
しかし、誰もが彼女を見て動けなかった。
「やっほー。やっぱり主役は遅れてくるってのがセオリーってやつ？
　なにしろここはメタなあとがき道場。あとがきという属性ならばここの主役はやっぱりあ・た・しで決まりよね！
　というわけで、みんな、誰に票を入れるべきか、わかってるわよね？
　あ、大丈夫よー！今までは練習。本番はこれからだから、あたしに清き１票をよろしくっ！」

リナは真っ青、ゼルとアメリアは真っ白になり、シルフィールは卒倒。
ガウリイは「なんか見たことあるような……？」と一人で首をひねって思い出せず。
リナの様子から何かを感じたらしい凛や桜にも真っ青がうつり、かのギルですら思わず後退る神々しさ。
ゼロスはとけるほど汗をかいてぶるぶる震え、部下Ｓ……じゃなかった金ラメタキシード仮面は鈍器で沈められる。

どんな姿だってとれるんだから、あなたの思うがままの美女になれます――なバツキン大魔王がそこに降臨したのだった。
ロデムやスライムみたいなもんか、というツッコミは禁句である。

ミスコンの結果は――言うまでもない。


＜おまけ＞

「おーっほっほっほっほっほっほっ。
　おーっほっほっほっほっほっほっ。
　おーっほっほっほっほっほっほっ。
　……道に迷っちゃったわ。ここは一体どこかしら？」

「やっぱりあたしが一番よねっ！」
「銀ラメタキシード……会心の出来だったんですが」


--------------------------------------------------------------------------------------

以上です。
小ネタなのに長く、乗り遅れた感じですみません。
>>153>>157が素晴らしすぎるので女装ミスターコンテストも書きたいのですが
士郎ってどんな格好がいいと思いますか？よかったらご意見ください。
ちなみにサンタ・犬耳・黒ゴス・チャイナ以外で。

GJ！！いつも乙です！
やっぱり強いな混沌なる母はｗｗｗそりゃ誰も適わないわｗ

士朗の女装なら学校の制服が一番似合いそうかな？
我様は腹出し希望

乙！
オチにワロタｗ
そりゃ勝てねえわｗｗ
自信作＝金ラメタキシードは予想通りでしたｗ

そして次回作のヒロインがＬ様だと…！？

面白かった！GJすぎる
そして女装ミスター楽しみです
士郎は何がいいかね・・・制服か・・・ミニスカ抑える士郎の美脚を想像した

>>170
製作に5000年かかる超大作との噂・・・

スレイヤーズvsオーフェンならぬスレイヤーズｖｓFate
ヒロイン：Ｌ様
主人公（プレイヤー)：銀ラメタキシードor>>157の慎二

そんな新作を夢想しようとして挫折した

>>169
Lは、Fateの根源の渦と同じなのかな。

>>173
様を付けろ、様を

それは置いといてL様ってのは簡単に言うと全てを包括したものだから
Fateにおいて根源の渦が全てを包括できているかというと結構違うと思うのでイコールではない気がする

>それは万物の始まりにして終焉、この世の全てを記録し、この世の全てを作れるという神さまの座だという。

ロスユニみたいにスレイヤーズは異世界設定があるけど、
型月には異世界に関する設定の存在が今のところ不明なのでそこらへんが違うかもね

ただ”両儀式”は物理法則からして変更可能らしいから、設定的には異世界も並行世界に含まれるかもしれない

女装ミスター待ちに落書き
ギルと士朗
ttp://v.upup.be/?Srt342DnP1

>>177
俺さまがお嬢様になってやがる・・・っ！何そのくるくる、萌える
子ギル女装書いてみたいな・・・ごくり

ぐっじょぶ！
女装ネタは大人気だな。
そして>>178、やっちまえー。

ttp://imagepot.net/view/126072446325.jpg
子ギルアリスった。
趣味が暴走した。

>>180
ＧＪ！
こんな可愛い子が女の子なわけがない。

>>180
かっ可愛えええぇえええぇ！この姿であの娘にアタックかけに行くんですねわかります
それにしても絵うめぇな

あ、ごめん上がってた

うおおおhentaiが一杯の世の中だな！愛してるぞ
でもスカートの中はトランクスな！
士郎に制服は誰が貸すんだろうな
そこでまたもめそうで恐ろしい

お前らそんなこと言ってると

セーラーガーヴ様が光臨するぞ

いや、ここはラギアソーンにあいつも地味に女装キャラだ

女装率たけーな魔族…。
性別なんて形だけだから抵抗ないのかもな。

心のおちんちんがあるかないかという真剣な議論が始まるんですね

やつら単体で分裂か勝手にわいて来るんだから、普通に考えたら性別意識も性衝動もないはず。
でも男女型はあるんだよなあ…好みってやつなのかな。

上司と部下は性別逆なんだよ
L様と部下S、ゼラスとゼロスのように

つまりガーヴはあんな顔だけど女だからセーラー服着るんだよ

>>190
海王は女性体だが女のような男の神官と男のような女の将軍だし
そういうわけじゃないだろ

眠いせいか女性体って文字が海綿体に見えた
もうだめだ・・・

しっかりしろ！
ここはそういうスレじゃないぞ！
寝たら死ぬぞ！

葛木先生の拳は強化しなかったらやっぱり斬妖剣ですっぱりいっちゃうんだろうか。

斬妖剣は周囲の魔力や相手が身に纏う魔力を切れ味に転化する剣だから、
強化してもすぱっといくと思う

ガーヴがナーガのコスプレをした日には・・

>>195
毛が
毛が・・・はみで・・・

セイバーがナーガのコスプレをするどうなるのっと

すとーんと落ちる

リナやイリヤも同じか。
桜なら…っ！

藤村が仲間になりたそうにこちらを見ている

ライダーとリィズならナーガの服も余裕そうだ

>>197
逆にエロい
ナーガはナーガオーラでエロさが全くなくなってるし

ナーガは露出度とエロさが反比例するからな、宿屋で普通の服着て洗濯物している絵はやたらとエロかったさ

>>199
桜ならネクパイイメージのシルフィールコスだろ、スタイル的にもポジション的にも

フィルさんがバーサーカーのコスプレ、バーサーカーがフィルさんのコスプレ

アメリア「父さん!なぜこんな所にと思ったら父さんによく似たバーサーカーでした。」

フィルさん「平和主義クラッシュ！人畜無害キーック！」
イリヤ　　「なんで！バーサーカー喋った。」

ライダーはナーガのコスプレ似合うだろう逆もまた。
自分はライダーの原型ナーガだと思ってる。

>>205
自分も思った、セーターと眼鏡ナーガの絵書いたら　ライダーっぽくなりやがった
でもおっぱいでかかったから許した

ナーガとライダー、シルフィールと桜はチェンジしても違和感なさそうな。
そしてイリヤがリナの格好したら銀髪リナになるな。

リナ「ちょっとガウリイ、あんたそんなこともわかんないの！？」
凛「ちょっと士郎、あなたそんなこともわからないの！？」
リナ・凛「「えっ！？」」

士凛≒ガウリナとか言ってみるテスト

>>208
同じなのは会話のポジだけなんだけどな
実力的には本気出すとかしなくても素で世界最高クラスの剣豪なガウリイと
将来的には大英雄っぽいのが約束されてるけど現在はまだまだな士郎じゃ
ちょっと立場が違う
教導もガウリイからリナへ、凛から士郎へだしな

物語における会話の役割という点では同じだな。
世界観や情況説明を地の文でやるとうっとおしいので、二人の会話で読者に理解させるという。
ただ、違いは、士郎は覚えているが、ガウリイは覚えていないことだッ！

士郎は技術的にはへっぽこだけど、最低限の知識はあるからなぁ
あと細かいが、エミヤは知名度的にいっても大英雄とまではいかんだろ

英霊って人類を代表するような大英雄だろ？

英雄から英霊になったのもいればライダーみたく神話で怪物と呼ばれるのもいる
特例で絶対悪アンリマユなんてのもいるから英霊＝英雄とは限らない

>>205
何故だろう…
ナーガは普通の格好の方がエロスを感じるぜ

てかクラゲや青虫に乗ったりすればライダーだなｗ


ランサーとルーク辺りもあまり違和感なさそうだ

確か、ナーガは馬車の扱いもプロ級なんだよな。

ランサーとルークいいな　その発想は無かった
二人とも馬鹿で大好きだぜ

「おいお前、そんなんじゃどんな女も口説けねぇぜ。
　正しい口説き方ってやつを伝授してやるよ」
「へっ。そんなのいらねぇや。
　俺はただ、心の底からわきあがってくるミリーナへの愛を余すところなく伝えたいだけなんだ！
　うおおおおっ！愛してるぜミリーナっ！」
「あっはっはっ！そりゃ余計なこと言ってすまなかったな。
　こういう馬鹿は大好きだぜ。どうだ？一杯やるか？」


こんな感じか。

>>217
22時だったら良かったのに。

ランサーがミリーな口説こうとしてルークと殺し合いだろう。

ナーガは料理、選択家事一般をこなす。ライダーとりも役に立つ？

>>208
正確には
士凛≒クラゲガウリイ×リナ、だな
つーか俺的には弓凛も結構≒ガウリナっつーか、≒保護者ガウリイ×リナ、か
士郎とアーチャーが同一人物なら≒ガウリナで完璧だったんだが

しかし凛と士郎はそれこそ師匠と弟子の部分があるが、リナとガウリイは完全対等だからなあ。
剣を教えたり知識を教えたり養ったり（？）はあるが、あれは相棒だから補いあってるって感じだし。
保護者というのも上下関係という意味では実質を伴ってないしな。

というか実は「保護者」ってツッコミどころなんじゃないかと昔から思ってたりする。
保護者とか言ってるが普段はあんまり保護してない、むしろリナに記憶や生活の面倒みられてる、おまけにさらわれた、みたいな。
まあガウリイくんは要所はかっこよく決めてくれる男なんだけどさ。

金髪に赤は映える。
緑のもみの木に赤い柊の実が映えるように、それはまるで昔から決まっていたかのように美しく見えた。
金髪碧眼の持ち主はそもそも色素の薄い者が多いが、日の下を歩く冒険者は自然と濃い肌色となる。
それを隠すため、下地を塗り、粉を重ね、元の色を取り戻す。
装い化けること、化粧という女の本懐……。

「あのなリナ」
「聞いてあげない」
「いや、だからなリナ」
「問答無用。というか喋らないで、口紅がゆがむ」
「そうだぞガウリイ、あきらめが肝心だ」
低く渋い声が発せられる。しかし凛の側に立ち銀のお盆を持って紅茶を注ぐアーチャーは、執事ではなくメイドだった。
しかもうさみみである。
浅黒い肌はそのまま、彼の髪と同じ銀髪の三つ編みカツラにカチューシャ、クラシックな形の小豆色のメイド服に黒のブーツという出で立ちの彼は、なぜかうさみみだった。
漢そのものといった感じだった太い眉が綺麗に細く弧を描いているのが、なんだか悲しい。
「さすが凛ね……あのアーチャーが背の高い女に見えるなんて。
　タートルネックで喉仏を隠し、メイドエプロンのフリルとパフスリーブで肩のいかつさを殺す。
　長いスカートは体型を隠しながらウェストを絞って女性的なラインを作り出す……。
　さらにうさみみをあしらうことでコミカルなかわいらしさをあざといまでに演出。
　なによりメイド！この世界においてメイドは最強！」
椅子に座って足を組んだ凛は紅茶を優雅に飲み、ふっ、と不敵に笑った。
「そういうリナもなかなかやるじゃない。
　目立つ赤いサンタガール。
　やはりタートルネックでふわりと肩口から広がるポンチョのラインはガウリイさんの肩を隠す絶好のアイテム。
　スカートは短めだけど、ふわりと広がるラインはとても女性らしく、長いブーツのファーがとても可愛らしいわ」
リナは満足げににやりと笑った。
「まあねー。なにしろあたしのガウリイ女装させ歴は３回目！
　なんといっても街ゆく男どもを振り返らせ、勇者ボランにプロポーズまでさせたガウリイの女度はお墨付き！
　ララァさん最高っ！て言わせてみせるわっ！」
「ううう、いやだあああああっ！」
何やらトラウマに触れたらしいガウリイが泣きながら四つん這いで逃げようとするが、リナが後ろから髪の毛をわしづかんで止める。
「逃げるなっ！往生際の悪いっ！女装なんて何度も経験して慣れてるでしょーに！」
「したくてしたわけじゃない。慣れたわけじゃないーっ！」
「こら泣くなぁっ！マスカラがとれるっ！」
ぎゃあぎゃあわめきながら逃げるガウリイと追うリナを見て、深々とため息をつく男がさらに一名いた。

士郎である。

「ふふふーん。私さあ、昔、妹も欲しかったのよねえ。
　そりゃあ桜ちゃんがいるけど、桜ちゃんは他のうちの子だもんねえ。
　妹と同じ学校で、『私、お姉ちゃんみたいな先生になりたいわ』なーんて言われてみたかったなあ……」
どこから調達してきたのか、男性としては確かに小柄だがさすがに女性の体格よりはかなり大きい士郎にぴったりサイズの制服を持ってにこにこ微笑む大河に、かなうものか、いや、かなうわけがない（反語）。
　すっかり女生徒と化した士郎の、彼の髪と同じ色の長いかつらにピンクのリボンをつける大河は本当に幸せそうだ。
「士郎がちゃーんと女の子に見えるように、お姉ちゃん頑張ってお化粧もちゃーんとしてあげるからね」
士郎はもう既に達観したような表情で、ため息をつく。
「なんとシロウ。女装しても何の遜色もない。さすがは私のマスターです」
その隣で不器用……じゃなくて王様なので何もしないセイバーが、座布団に正座で湯呑みからのんきに緑茶をすすっていた。
「うむ。衛宮は華奢だからな。女生徒の格好も似合うではないか」
さらにその隣には、あちこちに黒いフリフリレースのついた黒いワンピースミニに黒いタイツ、可愛らしくもゴテゴテしたブーツを履き、ヘッドドレスを頭につけた柳堂一成がいた。ちなみに女の子っぽく横座りである。
いわゆる、黒ゴスというやつである。もちろん見立てと仕立てはキャスターである。
いつもは犬と猿な二人ではあるが、『なかなか良い趣味をしている』と一成がキャスターに言ったことから、ドリームタッグが結成されたのだ。士郎的にはどちらかというと悪夢の方のドリームと言えるかもしれない。
そもそも『衛宮一人に恥はかかせんぞ』と自分も参加してくれたのは友情の発露としてありがたいと思うが、どちらかというと止めて欲しかったなあと思うのは士郎のわがままだろうか？。
「その服は非常に可愛らしいですね。シロウも、私は黒のフリルを勧めたのですが……」
ふう、と遠くを見るセイバーに、一成は大きく頷いた。
「確かに衛宮もフリルは似合うかもしれませんね。しかし衛宮なら黒より汚れのない白ではないでしょうか？」
「なるほど……やはり一成殿はいい趣味をしていますね」
もう勝手にしろ、と士郎は思った。

「そういえば桜はどうしたの？」
腕を縛られてしくしく泣くガウリイに『化粧がはげるから泣かない！』と無体を言いながら口紅を塗っていたリナが、思い出したように問う。
「さあ……あの子、士郎を藤村先生にとられた後、かなり自棄になってたから……おかしなことになってなきゃいいけど」
うさみみメイドにつがせた紅茶を飲みながら、凛ははあ、とため息をついた。
「なあリナ……」
「こらガウリイ、喋るとうまく化粧できないでしょうが」
「……なんでオレたち、こんなことしてるんだっけ？」
ガウリイの言葉に、ぴしりとその場が凍り付いた。
死のような沈黙の後、リナが地獄の釜から響いてくるかのような低い声を出した。
「……言うな」
「へ？」
「それ以上詮索は無用よ、ガウリイさん」
「へ？へ？」
凛も顔を一瞬で陰らせ、わなわな震える声で言った。
彼女を震えさせているのは怒りでも武者震いでもなく、純粋なる恐怖である。
「忘れなさい。あんたそーいうの得意でしょ？あんたの唯一の特技じゃない！忘れろ忘れなさい思い出すなっ！」
「いやあのえーと」
『忘れなさい』
二人の女性に詰め寄られ、一瞬ひるんだガウリイではあったが、今回の彼はひと味違った。
「……あのなあ、忘れる忘れないの話じゃなくてだな、どうしてオレがこんな女装をいきなりしなきゃならないかっていう話をしたいんだが。
　今回は別に変装する必要も女だけの国に入る必要もないんだろ？」
「……ガ、ガウリイが昔のことを覚えてるっ！」
「ちょっとリナ、しっかりしなさい！こんなことで倒れないでっ！気持ちはわかるけど」
「お前らなあ……」
大きくためいきをついて、ガウリイは男性の仕草で片膝を立てた。腕を縛られてもバランスを崩さないのはさすがといえよう。
スカートの中身が見えそうだが誰も男性の下着に興味はないと思うので描写は割愛する。女性用でないのはリナの最後の良心かもしれない。
「とにかく、オレはイヤだぞっ！スカート履いて『おほほほほほっ！』なんてもうやりたくないからなっ！」
言うと、どっかりとあぐらをかいて座り込んだ。今度は完璧にスカートの、以下略。

その時。

突然室内に――衛宮家の道場を模したありえない空間ではあるが見た目は室内と言ってよかろう――に七色のミラーボールの光が満ち溢れた。

そこには。
ゆるくウェーブした黒髪に茶色い犬耳をつけてさらにそこからなぜか派手なイヤリングを下げ。
偽巨乳を強調するタートルネックにマイクロミニのスカートをはき。
美脚のラインを神田う○プロデュースの派手なストッキングで強調し。
ピンクファーとキラキラビーズでデコレートした羽扇を持って。
ばっちりモデル立ちで決めたケバい美女がそこにいた。
間桐慎二である。意外かもしれないがそういえばモテ男設定だった彼は、整った顔立ちをしていたのだった。

その場にいる人々は、とにかく目を点にしてかたまった。
注釈するまでもないが、美女っぷりに感心したわけではない。人間というのは理解したくないものを脳に入れまいと情報をストップすべく悪あがきすることがある。
つまり、みんな思考停止したのだ。

しかしそんな空気を読める慎二ではない。腰を振りながら歩いてきた慎二はそう言うと、突然びしいっ！とガウリイを指差した。
「ふ、女装の道をお前はまだわかっていないなガウリイ！」
指さし一つの仕草をとっても、いちいち腰をひねり、女性的な仕草を追求しているようだ。
様になっているのだが、だからゆえに気持ち悪い、の典型である。
「いや、分からなくていいんだが……むしろ分かりたくないんだが」
困ったようにガウリイがつぶやく。
慎二は扇をジュリアナのように振ると、天を仰いで勝ち誇った。
「女装の心がわかっていなければどんなにすばらしい格好をしていても、それは単なる仮装！
　だいたいそのあぐらはなんだ。みっともない！
　仕草の一つ一つを女性よりも女性らしく、女性の美しさをさらに美しく再現することこそが女装の美学！」
そんな美学とか語っていらないから。全員の気持ちが一致した。
いや、約二名、一成とセイバーが『何事にも真剣に取り組むのは素晴らしいことだ』『芯の通った考えはよいものです』と妙に感心しているが、
それは見なかったことにしておこう。見なかったことにしておいてください。ぷりーず。
なんとも脱力してしまった凛とリナは、慎二の後ろでうなだれてうずくまる影を見つけた。
桜とライダーである。
二人とも、ぺったりとしゃがみこみ、黒い影を背負っている。
白い空気から逃れるため、リナと凛は二人に近づいた。
「……ちょっと桜、なんなのあれ。まさかあんたの趣味じゃないでしょうね！」
「ひどいです姉さん！私があんなゲテモノ趣味だとでも？！」
「ゲテモノ……いや、確かにそうか。じゃあライダーの趣味？」
「リナさん、人間はかけていい疑いと悪い疑いがあります」
「ごめんなさいだからそんな至近距離でにらまないでくださいライダーさん」
すっかりやさぐれてしまっている二人を見て、凛がはあ、とため息をついた。
「まあ……ああいうキャラだから仕方ないかもね……。
　でも桜、こうなるのがわかってたんだから、多少手荒くても沈黙させといてくれればよかったのに」
桜は視線をそらし、力なく微笑んだ。
それは、儚く、美しい微笑だった。
「だって、私たちはもう見てしまったんですよ。
　あんな精神的に辛いものを、私とライダーだけで耐えろって言うんですか？」
「あんたら巻き込みに来たんかああああああっ！」
「みなさんに人生の空しさと腹立ちのお裾分けっ！」
「いらんわあああああああああっ！いますぐ責任持って持って帰れっ！」
「嫌ですっ！むしろ引き取り推奨っ！」
「誰も引き取らんわあああああっ！」

どがあんっ！

そのとき、なんとも混沌とし始めた空気を打ち破らんとしたのか単なる偶然か、花火が上がった時のような大きな音が当たりにこだました。
瞬間的に全員が音の発生源を見る。

そこには、アイドル歌手がコンサートでやるかのような７色の煙とサーチライトを後ろに従えて、金ぴかのチャイナに身を包んだ美女が立っていた。

すみません、続きます。
次は年始になります。
ちょっと早いですが皆様よいお年を。

乙！
物凄いニヤニヤしながら読んでしまったｗｗｗ良い所で終わったなー
続きを楽しみに待ってます！

大変です　全員萌えます。
どうしたらいいんですこの熱い想い・・・っ

年末年始で誰もいない……

大規模規制中だからか？

わ、話題がないだけです。

じゃあＵＢＷの映画待ちながら、
あの話にスレイヤーズのやつらが絡んだら、とか妄想してみる。

誰が絡むと楽しそうかな？

そりゃアメリアだろう。
アーチャーに説教！そして聞き流される！

体は岩で出来ている。

ゼルにあの衣装は地味に似合いそうだな・・・

スレイキャラでフェイト世界の詠唱を考えたいな。

体が水母でできている。

「おーっほっほっほっほっほ」
ぞくうぅっ！と背中に鳥肌が立つ既視感がリナを襲った。
しかしありがたいことに声はナーガの声ではない。
裏声だからハスキーな女性声のような艶はあるが、どう聞いてもこれは……。
「ギル？！」
そこには、長い金髪を見事に結い上げて豪華な装飾の櫛で飾り付け、細かい刺繍を繊細にあしらった金ピカチャイナを着たギルガメッシュがいた。
深いスリットからすらりと伸びた脚はムダ毛などなくつるつるである。
脱毛したのか元々そうなのかは深く追求したくないので許してください。

「ふっ、その程度で我に勝とうなどと片腹痛いわ。
　女装コンテストとは華やかさを競う競技。そして！」　
ギルは言葉を切り、ばさあっと右手に持った扇を開く。
色目のない木片でできた扇は、ふわりと匂いを漂わせた。
「豪華さこそが女装コンテストの真髄！
　美を理解してから我が前に立つがよい！」
言葉とともに、スポットライトがギルを明るく浮かび上がらせる。
きんきらのチャイナと飾りに光が当たると、実に眩しい。
サーチライトが辺りに七色の光をまき散らし、ナーガを思わせる高笑いが辺りに響きわたった。

とりあえず、誰も何もつっこめないまま、冷たい風が吹いた。

「相変わらずいろいろ間違ってるわね……」
リナの呟きに、セイバーがため息をついた。
凛はかたまったままである。我様耐性が足りなかったようだ。
人々の困惑も何のその、我様は気持ちよく慢心中である。
慎二がすっかり霞んだのはいいが、なんだか本気で悔しがってるっぽいのがこれまたウザい。
「ふん。雑種どもが。みすぼらしい服にみすぼらしい顔で我と競うなど１億年は早いわ。
　どうだセイバー、我の豪華さは誰にも負けぬであろう」
言葉をかけられたセイバーは、半眼でちろりと嫌そうな視線をギルガメッシュに投げた。
「真の美は質素であっても美であると私は思います。
　華美の美は、ただ安直なだけかと」

ギルガメッシュは燃え尽きた。

「で、いつまでこんなバカ騒ぎが続くんだ？」
「……ランサー？！」
「おう」
頷いてランサーは器用にウィンクをした。
仕草も表情も、男性のものである。
化粧はしてあるが、男性の女装と一目でわかる中途半端さだ。
リナに指摘されると「男の女装なんて多少笑えるくらいがいいんだよ」と笑った。
ノリノリというわけではないが、彼なりにこの騒ぎを楽しんでいるらしい。

彼の格好はチャイナである。黒髪のカツラは左右に一つずつお団子にまとめられ、白いカバーのようなもので包まれている。
ギルと併せてチャイナドレスなのだろうか。
青いチャイナドレスに濃い色のカラータイツと白いブーツ。
……いや、なんとなく、どこかで見たようなチープさが……？
「春麗？」
問うたのは士郎だった。
「おお。よくわかったな。
　なんでもカレンの知り合いがゲーム好きで、格闘ゲームの女性といえば春麗と決まっていると力説したらしい。
　女のわりには筋肉質なキャラだが、かわいいデザインで俺も気に入ってな」
「その知り合いって……いや、言わなくていいわ」
何故か凛が青くなった。

その時。

またしてもどおん、という大きな音がして、道場がみしみしと揺れるほどの衝撃が彼らを襲った。
「な、なに？！」
「さ、三回目？！こんどは何よ？！」
もうもうと舞う土煙の向こうに朧に見える大きな人影。
あわてる人々の前に現れたのは、イリヤを肩にのせたバーサーカーだった。
「――――――――！！」
彼は、リズやセラと同じタイプのーーメイド服を着て、吼えた。

白さも眩しいメイド帽に、体の線がぴちぴちに浮き出たメイド服。胸にはやたら大きい詰め物。
「――――――――！！」
ご機嫌？な声で吼えるバーサーカーに、全員が三度固まった。
「あ、あれは……そもそも無茶、ね……」
絞り出すようなリナの声に、士郎がこくこくと頷いた。
「メイド……いや、むしろメイドガイ？」
「く……っ！」
突然、凛が崩れ落ちた。悔しげに唇を噛む。
「しまった……かぶった！」
『いやいやいやいやいや』
リナとガウリイと士郎の三人が一斉に手を振った。
「あれはかぶってるって言わないって。
　メイドを愛する人たちが怒り出すレベルだから」
「そうだぞ。メイドというか、メ……メイド？って感じだし」
「慎二じゃないけど、仮装だな……」
口々に慰めても凛のショックは和らがなかった。
どっちかというと、小悪魔っ子と趣味がかぶったことの方がイヤだったのかもしれない。
というか、イリヤはこれでいいと本当に思ってたのか？リズとセラも止めろよ、リナは心の中でつっこんだ。

皆の反応が気に食わなかったのか、イリヤはむくれて頬を膨らませた。
「何よ、みんな反応悪いんだから。
　まあいいわ。勝負はこれからだもんね。
　じゃあ、バーサーカー……やっちゃって！」
「待てえええええええええええっ！」
突然戦闘モードを命じるイリヤにリナが即座に突っ込む。
イリヤが不思議そうな顔をした。
「え？まだ始まってなかったの？」
「いや、問題はそこじゃないから。これは女装コンテストなの！」
「だってさっきまで戦ってたじゃない。実力で票をもぎ取るのが美人コンテストなんでしょ？
　リナもリンもサクラもライダーも戦ってたし。
　結局最後も一番強い人が選ばれたじゃない」
「いや、それは――！」
どうやら小悪魔っ子はミスコンを間違って覚えてしまったらしい。
「じゃあ、改めて、やっちゃえバーサーカー！」

こうして、ルール無用の女装バトルロワイヤルが始まった！

以上です。
続くばかりですみません。

体は岩でできている――
ということは無限の岩製……ｗｗ

トリがバーサーカーで地獄絵図、までは読めてたがバトル的意味での阿鼻叫喚までは読めなかったわ、やるなｗ

凛のかぶったっ・・・！が一番ツボだった
女装しながら戦う貴方は･･･美しいっ！

確かにアレは一番強いが･･････
人ではないというか、比べる方が間違いというか･･････

そして戦う男どもを遠目に賭けを始める女性陣

書きかけで申し訳ないのですが息抜きに。

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＜凛と桜と士郎と昔のテレビ＞

ぺしーん。
「ついさっき説明したでしょーがっ！」

「ガウリイさんは今日も絶好調ですね」
「絶好調にボケてるわね」
「なあ、リナが使ってるスリッパ、さっき一瞬青く光らなかったか……？」
「ああ、確かキャスターお手製のルーンスリッパらしいわよ」
「キャスターさんはガウリイさんと結構良く話す機会があるみたいですね」
「なんか妙に街でばったり会うみたいね」
「へー。なんか意外だなあ」
「あのスリッパも、にこやかに青筋をたてながらリナにプレゼントしたそうよ」
「へえ、仲が良いんですね」
「……こわいぞ……」

「それにしてもルーンって……どういうスリッパなのかしら？」
「叩くと頭が良くなるとか……でしょうか？」
「いやむしろそれ俺が欲しい」

「どうしたの桜、考え込んで」
「……なんだかあのお二人を見ていると、思い出すんです」
「うーん、私もなんだかわかる気がする」
「わかりますか？」
「うん、あれでしょ」

『写りの悪いテレビを叩いて直す感じ』

＜セイバーさんのもやもや＞

「わかってはいるのです。
　シロウのような年齢の男性にとって、兄のように信頼できる存在というのはとても重要な相手でしょう。
　私にマーリーンが、兄がいたように、教え導いてくれる年上の同性というものは必要です」
セイバーは女性では。とつっこもうとして、リナはやめた。
実際の性別はともかくとして、彼女は男性として育てられたのだ。
彼女の中の認識において、確かに彼らは『同性の指導者』だったのだろう。
「剣の腕も素晴らしく……まあ相談ごとには向かない気もしますが、そこも同性同士通じるところがあるのかもしれません。
　剣の相手にも私よりガウリイをついつい選んでしまうのは仕方ないと思います」
セイバーは道場で正座し、目を閉じたまま喋っている。
淡々とした語り口がなんか逆に怖い。
「しかし、夜の巡回は私と行くのが筋だとは思いませんか？
　私はシロウのサーヴァントです。マスターにもしものことがあればすぐに駆けつけなければならない。
　ガウリイの腕を信用していないわけではありませんが、彼は木刀しか持っていませんし、やはりそこは私であるべきだと思うのですが。
　いえ、もちろん私はあくまでサーヴァントですから、シロウが望むのならば家でお留守番していますけど」

この愚痴は長くなる。リナはそう思ってげんなりした。
とりあえず話を変えるべきだろう。
「じゃあさ、男同士仲良くしてるんなら……女同士仲良くするのはどう？
　セイバーってそんな細い腕ですさまじい力を出せるわよね。やっぱりなんかコツがあるの？
　ガウリイ相手だとやっぱり男だからそういうとこ応用できないのよね。
　セイバーさえよければそこんとこ是非稽古つけて欲しいなーとか」
ぱあっとセイバーの顔が明るくなった。
「ふふふ。いいですよリナ。
　なんだったらビシバシしごいて差し上げます」
「……えっと、お手柔らかに」

＜女二人の夜の街＞

夜の街を舞うのは蝶々ばかりとは限らない。
女二人、飲み屋帰りのサラリーマンと不良が混在する繁華街の手前を散策する。
ゲーセンで格闘ゲームで力加減がわからずレバーをみしっと言わせ。ファーストフードをセイバーに拒否られ。路上の売り子をひやかして値切り倒して泣かせ。
そんな普通の？夜遊びを楽しんでいるのだった。
「夜の散歩もいろんなところに行ってみるのもいいんじゃない？
　夜の巡回もいいけど、別の目的の巡回もまた乙なもんよ？」
「確かに……」
「おおっ！屋台のラーメン発見っ！」

どすん。
そのとき、不運にも二人にぶつかった男性がいた。
似たような格好をした連れが３人。髪の毛を染めてだらしない格好をした、夜の街の若者である。
「おいねーちゃん！ぶつかっておいて謝罪の一つもないのかよぉ？！」
「お？うひょー！ガイジンさんだぜ。おれたちと楽しく遊ぼーぜー」
「日本のことなんでも教えてやるからよー」

セイバーはなれなれしく肩に手を回した男の腕をまたたくまにひねりあげる。男は絶叫した。
すぐに手を離したセイバーの足下で男がうずくまる。
「何すんだてめえ！」
他の３人が犬の形相で怒鳴り、へっぴり腰でファイティングポーズをとる。

「どこの世界でも馬鹿のやることは一緒ね」
「まったく、嘆かわしいことです」
「やるってんなら、相手になるわよ」
「教育しなおす必要があるようですね」

可憐な花に見えてその実体はドラまたとキング・アーサー。
何言ってんだてめえら、やっちまえ！という男たちの威勢のよいかけ声の後……どうなったかは、ご想像の通りである。


＜相方交換？＞

気持ちの良い朝。
今日の朝ご飯担当は桜である。
お味噌汁と鮭の匂いという日本の朝を彩る幸せを胸一杯に吸い込んだ凛は……道場に続く廊下で膝を抱えてうなだれる男二人を見た。

「何やってんのあなたたち。
　稽古するからって追い出された。
　……相方を交換された？！」


-------------------------------------
以上です。

GJです

廊下で体育座りMOEだね！何そのかわいい生き物…

映画見た。
……あの話にスレイヤーズのやつらが絡んだら、だと？
ギル戦で、剣製したのをガウリイに持たせる、くらいしか思いつかなんだ

まあ空気的に絡ませづらい感じではあるよな
ｈｏｌｌｏｗとかタイガーコロシアムみたいな何でもありっぽい方が乱入させやすそう

士郎、ガウリイ、ランサーの三人って意外と意気投合しそうじゃね？
一緒に酒でも飲んだら相方の話で盛り上がりそう

アサ次郎とゼルガディスとかどうだろう

>>251
褒めたつもりが、振り返ったらご本人登場でボコボコにされそうだな

もし、魔竜王ガーヴが慎二に転生したらどんな展開になるのでしょうか？

ワカメ魔竜王シンガーヴ無双?

赤いわかめになる・・・？

お腹から赤黒縞々の手が生えて終了だと思う

>>253
ランサーがうっかり「リナは胸は無いけどいい女になるぜ」みたいな事をポロッと言って
「確かに胸は無いな」とか言っちゃったばっかりにボコボコとかな


魔竜王ガーヴがワカメに転生したらきっと麻婆神父が復活する。声的に

セーラー服な麻婆神父とな？

後ろで旗振るの誰だよそれ

カレンが嫌そうに振る

なんかすっぱい臭いがしそうだから、早急に倒すべきだ

町の人間が続々とすぺしゃる町人化とかしたら恐怖だよな

タタリが逃げ出すレベル

セイバーのエクスカリバーを包丁で受け止めるウェイトレス。
言峰すらも闇討ちする主婦。
アルクやロアに菜食主義とハイソを説く吸血鬼。

？？？「ジェフリーちゃんになんてこと言うんざますくわぁぁぁぁぁぁぁっ！！！」
金ぴか「げふっ！」

※以下、全員が女装していることを念頭においてお読みください


不思議空間は本当に不思議空間で、バーサーカーが拳を地面に突き立て、板の破片をまき散らしても、何事もないようにしばらくしたら戻る。
「わーっ！藤村先生に見せちゃだめっ！」
凛が即座に当て身を入れて大河を部屋の隅へと運ぶ。
目を丸くしている一成の首に、セイバーの手拳が音もなく入った。
バーサーカーの拳の破壊力ならばまだ、力が強い人ねぇ……とかなんとか……いやまあ、無理があるかもしれないがごまかせるかもしれない。
しかし。
剣が振るわれ魔力が炸裂する、その場面を彼らに見せてはならないだろう。
「ほう、雑種風情が我に刃向かうというのか」
「おもしれえ。久々に血が騒ぐ戦いができそうだな！」
ましてや、派手で残酷な戦いを繰り広げる彼らをーー日常の人々に知られてはならない。
驚いた一成が言葉を発そうとしたその瞬間に、セイバーは彼のうなじに手刀を入れた。
崩れ落ちる彼を大河の側に寝かせ、自分もまた立ち上がる。
しかしそんな彼女を制した者がいた。
「セイバー、これは男の意地をかけた争いだ。君は参加してはならない」
浅黒い大きな手が、セイバーの肩を優しく覆い引き留める。
穏やかでありながら決意に満ちた瞳を見つめ、セイバーはふと微笑んだ。
「あなたは行くのですか」
「ああ。勝たねばならない理由がある」
戦いの場へと踏み出したアーチャーの背中は、やはり大きかった。
……頭にはうさみみでメイドエプロンだけど。

そもそもの元凶たる勝負自体は、あっけないほどに一瞬でついた。
英雄王の持つ天の鎖は神性を持つものを戒める鎖である。
神を父に持つヘラクレスにとっては天敵ともいえる最高の相性の悪さだ。
あっというまに誰も望まない緊縛メイドが出来上がる。
「いやーっ！離してーっ！」
軽蔑の視線を投げかけるギルは、ついでと言わんばかりにイリヤも縛り上げた。
こちらは一部お兄さま方に需要がある緊縛ロリの出来上がりである。
「我に刃向かうとは……その気概だけは褒めてやろう。しかし、己の分はわきまえるべきであろう」
金のチャイナの裾をはためかせ、優雅に一歩近づく。
「子供の悪戯には、躾が必要だ」
その憤りに、イリヤの瞳に脅えが走った。
ただの子供ではない。
マスターとして戦うために作られ屍山血河を築いた百戦錬磨が、それでも気圧される程の圧力であった。

「やめろっ！」
声を上げたのは、士郎だった。ゆっくりとギルガメッシュは振り返る。
「……イリヤに何をするつもりだ」
「言っただろう――躾だと。それともおまえは我の邪魔をする気か？」
「そうだ。イリヤを放せ！」
士郎はスカートをはためかせながら決然と言い放った。
「そうか。愚かな雑種め。まずはおまえから躾けなければならないようだな」
英雄王は、赤いルージュで彩られた唇を歪めた。
彼の背後に剣が現れる。
「――――投影、開始（トレース・オン）」
……視認できるギルの宝具は七個。
その外見から内部構造を読みとり、創作理念を引き出し構成材質を選び出す――
「――――憑依経験、共感終了」
「――――工程完了（ロールアウト）。全投影（バレット）、待機（クリア）」
「―――停止解凍（フリーズアウト）、全投影連続層写（ソードバレルフルオープン）………！！！」

「ふん、つまらん――！！」
ギルの放つ剣と士郎の放つ剣がぶつかり、彼を、道場を、空気を揺らして焼く。
「ぐ―――うっ！！」
三つを撃ち落した時点で、士郎の回路が、士郎自身が悲鳴を上げる。彼一人の持つ魔力量がそもそも足りない。
「く―――そっ！」
最初から、叶わないなどわかっていた。
しかし歪む視界で英雄王を見据え、それでも士郎はひくことを選ばない。
なぜなら、自分には戦う理由が――ある。それは、イリヤを助けること。

あれ……でも元はといえば…………女装コンテスト？
んでもって、イリヤの勘違い暴走？

そもそもの原因を思い出した士郎の魔力が魔術回路の中でちょっと間違った方向に行く。
士郎にとって投影の失敗は自らの死をも意味しかねない現象である。
リナのように「てへ、失敗しちった」で済むものではない。
「う―――ああああっ！」
耐え切れず膝をつき、地に付して転げまわる。
幸い、それは一撃と一撃の間。次の剣をカタチにする前であったためか、廃人になることは避けられた。
いやもしかしたら、この空間の特殊性故であったかもしれない。
しかし、次から、ギルガメッシュの一撃を撃ち落すべき剣はもう――存在しない。
「はは、自らすら制御できぬというのに、我に立ち向かうとは笑止！」
容赦なくギルガメッシュの剣が、士郎めがけて放たれ――

士郎の前に走り出た影に、撃ち落された。
「そこまでにしておくんだな」
紫に光る剣を構え、ガウリイは士郎とギルガメッシュの間に立った。
「ふん……斬妖剣か」
興味の光が、ギルの瞳に浮かぶ。
「我がオリジナルを持たぬ異界の剣とはいえ、我の財宝に勝てると思うな。
　大体、我と戦っておまえに何の得がある？甲斐性なしは黙って控えておればよいであろう」
ギルの挑発に、ガウリイは笑って応える。
「オレは、士郎の『師匠』みたいなもんでね。
　臨時の、だけどな。
　しかしまあ、臨時とはいえ、師匠は師匠だ。士郎のピンチをだまって見てるわけにはいかねえからな」
「同じく――だ。
　まあ俺はこいつらを知らないが、旦那が庇うのなら助太刀するってわけさ」
いつの間に現れたのか。
銀の針金の髪に、岩に覆われた肌。
赤法師レゾに石人形と邪妖精の合成獣にされ、荒野をさまようお茶目……じゃなかった悲しき改造人間。
ゼルガディス＝グレイワーズが――水色のタイトスカートのスーツにおしゃれ眼鏡をつけ、ばっちりメイクで立っていた。

「ゼル！」
「ゼルガディスさん、綺麗でしょう？」
驚きの声を上げた瞬間後ろからかけられた声に、リナと凛は思わず振り向いた。
黒いおかっぱに白い巫女服。正義について一度士郎と語らせたいスレキャラナンバー１と名高い、アメリアである。
「アメリア！今までどうしてたの？」
血なまぐさい戦いが行われている場所とは思えないほどほのぼのとした雰囲気で、アメリアはえへへーと笑った。
「ほんとはもっと早く来るつもりだったんですけど、ゼルガディスさんが嫌がって逃げちゃったんです。
　見つけてシメて諦めさせるのに時間がかかっちゃいました」
一部物騒な言葉が入っているが、気にするような人間はこの場にいない。
「まあ、ララァさんとルルさんが久しぶりに揃ったわけですわね」
「ゼロス……！！」
不自然なのか自然なのか、聞き慣れたハスキーボイスに、今度はアメリアも振り向く。
そこには、シスターの格好をしたゼロスが立っていた。
「誰？」
アメリアとはさっきのミスコンでお互いに紹介されて知っていた凛だが、ゼロスとは全く面識がない。
怪訝な顔をする彼女に、ひらひらと手を振って軽い調子でリナが言い切った。
「あれは便利なアイテム４号。ゼロスくんよ」
「リナさぁん、その言い方やめてくださいよぉ」
女性らしく横座りのまま地面に崩れ落ち、よよと泣き崩れるマネをするゼロス。
一方、ぱあっ！と顔を輝かせたのは、アメリアだった。
「ゼロスさん、その衣装は、神に仕える衣装ですねっ？！」
「……は、はあ。まあそうですけど」
アメリアがそういう顔をするときはロクなことを言わない。ゼロスは少し警戒するように眉をひそめる。
しかし、相変わらずアメリアの思考は、斜め45度に正義の暴走であった。
「素晴らしいですっ！ゼロスさん、ついに魔族なんて阿漕な家業をやめ、悔い改めて、正義に帰依したのですねっ？！」
「え……？」
ゼロスは、マヌケな声をあげてイヤな汗を流した。
アメリアは目をキラキラと輝かせながらわしっと彼の両手を掴む。
「さあ、一緒に歌いましょう！せーいぎってすばらしいー。せーいぎってさーいこー！！」
「うわああああ！どーしてこうなるんですかあっ！」
あまりのことに、間際でコントを繰り広げている二人を見て凛はぽかんとしている。
そんな彼女に、そっとリナが囁いた。
「ああ見えて、魔王の腹心の部下、れっきとした魔族よ」
「………………！！」
凛は声を飲み込み、瞳を大きく開く。
「見た目に騙されると痛い目を見る典型よ」
そう言うと、肩をすくめるリナ。
凛はうすら寒そうな表情でゼロスとアメリアを見た。
話には聞いていたが魔族を初めて見た驚き故か。
……それともノリとはいえそんなゼロスを臆せず振り回すアメリアに驚いたのか。
どっちなのかはちょっと判別がつきかねるところである。
「……でも、なんとなくこの世界のカラクリがわかったような気がするわ」
アメリアに振り回されるゼロスをじろりと見て、リナが呟いた。

以上です。
またしても続きます。

ゼルのスーツは紺の間違いです。
水色だと岩の色に埋もれてしまう……。

ゼルがお姉さま・・・！おねえさまー！！

スレイヤーズ VS とある魔術の禁書目録

ヴァンパイア十字界 VS とある魔術の禁書目録

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Fate/stay night VS ヴァンパイア十字界

スレイヤーズ VS ヴァンパイア十字界

∧＿∧　　　　　　 ぼこぼこにしてやんよ
　(　･ω･)＝つ≡つ
　(っ　≡つ＝つ
　/　　　) ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
　( /￣∪

笑いが止まらん！

スレイヤーズ VS CLAYMORE
スレイヤーズ VS ベルセルク
スレイヤーズ VS ロードス島戦記
スレイヤーズ VS ゼロの使い魔
スレイヤーズ VS るろうに剣心
スレイヤーズ VS BLEACH
スレイヤーズ VS BLACK CAT
スレイヤーズ VS ヴァンパイア十字界
スレイヤーズ VS ダイの大冒険

∧＿∧　　　　　　 スレイヤーズ？ ぼこぼこにしてやんよ
　(　･ω･)＝つ≡つ
　(っ　≡つ＝つ
　/　　　) ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
　( /￣∪

思いついたから書いてみた の人ＧＪです。
続き待ってます。

＞正義について一度士郎と語らせたいスレキャラナンバー１と名高い、アメリアである。
この一文が俺とシンクロした

>>278
よう俺

>>278
よう我

アメリアの正義と士郎の正義は相当違う気がするが……。

士郎の正義って何なんだろうね。
いまいち理解しきれない。
皆幸せになる世界？なんで彼は裏切られたのか？
雰囲気はわかるんだが、はっきり理解できないんだ。
アメリアの正義ってのも難しいけど、あっちは信念とかに近いかなあ。

>>282
彼の正義ってのは正直「我侭」「エゴ」の類に正義の美名を付けたものでしょ
ただしその「我侭」ってのは私欲の為の我が侭、ではなく自己の利益を徹底的に排除して周囲がよくなればそれがいいというものだけど

この辺「道徳」「倫理」を自己解釈して自己の為に変質させているアメリアと正反対だよね

問：悪党ぶっ飛ばして悪党が溜め込んだ財宝をいただく。

アメリア；悪党が減る→正義
士　　郎；？？？

結局盗んでるからアウトだね。ただ、盗賊から分捕るからダメなんじゃなくて、盗品と知った上で持ち主に返さないからダメって思考だと思う。

ちなみにリナだと「ちゃんとアタシが使ってあげるから、経済に循環するし、これは正しい行為だ」論になりそう。

リナの場合いくつか屁理屈を入れる。
一々もとの持ち主探す手間を考えると、それは現実的ではない。
その地域のロードに報告しても懐に入れられるだけ。
なら私が地元で使ったほうが効率的にも経済的にも良い、
しかも危険冒して盗賊から分捕、もとい盗賊を成敗したのだから
多少の利益はあっていいはずだ。
てな具合に。

そのくらいは言いそうだ

というか短編で言ってたな

リナさんのチンピラいじめが止まらなくなるわけですね・・・

スレイ世界の盗賊なら襲われた側は基本殺されてるだろうから返しようがないだろ

またいびる為に、殺さず再建させてる可能性もあるね。でないと被害者の会みたいなのは出てこないだろうし。
殺さず生殺し。なんかリナが盗賊の大首領に見えてきた。

でもアニメだと絶滅危惧種になってるようだぞ、盗賊

大丈夫だ、植林という方法がある
各地のちょっと悪くなりそうなゴロツキどもをだな
山とかそこらへんにとすっと刺しとくと、２年ぐらいしたら立派な盗賊になる

士郎はあれでヒーローものとか週刊ジャンプの打ち切り漫画とか好きだったはず

屋台でよくある仮面ライダーの仮面つけてポーズとってる士郎が頭に浮かんだ。

正義を追求しすぎて悪に走るってのもいいものだぞ

全て滅びた状態こそが完全なる秩序だと赫い目をしたおじさんが言ってました

葛木☆自演乙☆宗一郎、か……
女装戦(？)にハルヒコスなんですかね
いやしかし、衣装は嫁の手作りみたいなこと書いてたしなぁ

あら？

規制なのか過疎なのか

スレイ世界は広いから盗賊は絶滅しないだろｗｗ
一つの所に留まっていないだろうから狩りきれてないだろうし


アサ次郎とガウリイの剣技対決とか面白そう。アサ次郎は燕返しがあるけどガウリイに必殺技は無いから厳しそうだけどな
どっちも人間離れしてるし良い勝負出来そう…かも？

アサ次郎は光の剣を直接受けるのは流石に厳しいと思うぞ
多分、セイバー戦みたいに剣で受け流すように戦う事になるだろうな

少しだけアサ次郎の剣速が遅い平行世界からの斬撃を突破口にして捌ききるとかするんだろうか？

アサ次郎剣速超音速あるよ〜
まあ奴はキチガイじみた技術持ってるからなあ

光の剣って伸縮できたっけ？もし出来るなら間合いの取り合いに持ち込めるけど、もしそうじゃないならガウリィちょっときついなあ・・・
光の剣が物干し竿を一撃で折れるか、先に燕返しを決めるかという戦いでもちょっと分が悪そう

ガウリ「イ」な。

光の剣は打ち出せる。
あとガウリイはいきなり背後から切りつけられても対処してる。
他にも魔王×4（本体1、影3）が同時に斬り付けられても、影3体を瞬時に切り落としてる。
影はと本体の剣技の差は剣でも1流の部類のリナでも見極めれた居ない。
3つの同時斬撃といっても魔王4対の同時攻撃裁けたんだから、なんとかなるんじゃね？

そもそもタイマンで10本の指に入らないガウリイと
タイマン向きなアサ次郎比べるなよ

剣を使う相手ならシェーラやラーシャートで良いじゃん

光の剣自体は自由に伸び縮みしないけど刃を打ち出したりは出来るんだっけな

ガウリイ側の課題は燕返しをどう避けるかと、どうやって物干し竿の間合いに入るか
アサ次郎は光の剣に対する対処の仕方と踏み込ませない立ち回りかな

障害物でもないとガウリイ無理そうだなあ
足場のしっかりした平地だとアサ次郎7：ガウリイ3って感じ

獲物が光の剣→飛び道具マンセー
獲物が斬妖剣→小次郎の剣が切り落とされて短くなっちゃう

とかじゃないの？

問題はガウリイ、この場合、有利になりすぎる飛び道具は使わないだろうってことなんだよな

へ？なんで？使わない理由が見当たらないような気がするんだが…

アサ次郎はアレで型月最速クラスだから、後は間合いの勝負だな・・・こればっかりは流石に考察しきれない。
セイバーと小次郎の勝負が本来はループし続けるのと同じ・・・と、これだけ考えればガウリイが根性勝ちしそうな気配も
燕返しは同時の剣閃であるのと、回避不可能な軌跡を描くのが特徴という点を考えると、使わせずに戦うのが一番いい


ここまで考察して気がついたが、此処ってクロススレだった気がする

>>310
殺し合いじゃなくあくまで剣技勝負だから…とか？

ガウリイは間合いをつめて燕返しを打たせなければ勝ちもありそうだな


魔術勝負でリナと凛(ゼルレッチ無し)だったら負担の多そうなFate側不利かな？
スレイ側は詠唱があるけど多少の魔法障壁があるし
リナとキャスターだったら分からんけど

燕返し＞魔王4体の同時攻撃
とりあえずコレ説明してくれ。

>>311
元はＶＳスレだから、そういう話は大歓迎のはずだ。

Ｌ様を型月世界に当て嵌めると「根源」そのものになるのか？

自分には考察できるほどの知識はないが、似たようなものだろうな

ただ個人的には、Fateではないが空の境界のマンションのモチーフが死霊都市の王って聞いて
境界のあのやり取り読んでからＮＥＸＴ最終話見直して妙に納得したことはある

じゃあ、「両儀」式とＬ憑依リナは似た者同士だったりするのかね

あれはL様本人を降霊させてるから、ｱﾙｸと姫ｱﾙｸに近い

Ｌ様を根源だと仮定してめちゃくちゃ大雑把なこと言うと

｢根源の力を借りる｣のが未完成ギガスレ
｢根源そのものを呼ぶ｣のが完成版ギガスレ

姫はタイプアースで、あくまで惑星内レベルのアルティメットワンだからな
格としてはシャプラニさんと五分くらい？

>>320
シャブさんは本気出すと2/7で世界崩壊余裕なので
格は一緒でも実力的にはちょっと差がある可能性大

ドラグスレイブ＝エクスカリバー
ギガスレイブ＝エヌマエリシュ

大雑把に相対させてみたが無理があるかな？

ドラグスレイブってようは核爆発だから、たぶんエクスカリバーじゃ出力届かんと思うよ。
エヌマエリシュって幽白の次元刀みたく空間すら切り裂くってやつでしょ？ギガスレイブは「虚無」なんだから比較対象にすること自体無理がある。
ラグナブレードとかならエヌマエリシュでも競り勝てそうだけどね。あれは対象範囲内の存在すべてを無に還すって点じゃ同じものだけど、制御するために極めて不安定な状態になってるから、単純に高出力なエネルギーを湯水のように放出し続けるだけで「拮抗」できる。
発動時間が短いから、エクスカリバーとかでもなんとかなりそうだね。

核爆発だからって理由にならないな
あと何が言いたいかイマイチ

ドラスレを核爆発と例えるのってなんか元でもあるのかな
いや、個人的にあまりに納得のいかない例えってだけなんだけど

核爆発にたとえてんのは聞いたことないな

ドラスレは対象の一部を純エネルギー化させるって話ならあるが、核爆発は聞いたことない

空間を切り裂くというより世界を切り分けるんだ、エヌマは。
最大出力で擬似的な空間断層に敵を纏めて飲み込む離れ業になる。

エクスカリバーは結局、凄い技というのでしかないからな・・・
ビルを壊すベルレの二倍以上の破壊力というのはランク的に確定

エヌマエリシュは次元断層だった気がするが、まあいわゆる防御無視破壊
ギガスレイブは正真正銘、世界ｵﾜﾀ魔法。

>ドラスレは対象の一部を純エネルギー化させるって話ならあるが、核爆発は聞いたことない

たぶん、質量の一部をエネルギーに変換する現象で一番わかりやすいから
だと思う。

とはいえ、爆発量やら影響そのままに聞こえるたとえは些かどうかと思わんでもない…

どっかで「ドラスレ≒ティルトウェイト(作品内の地位的な意味で)」って
書いてあったのを読んだ記憶があるから、こっから思考の誤誘導がおきちゃったんじゃないか。

ドラスレは山を吹き飛ばすし、エクスとは�dぐらいでいいと思うが

ドラスレは連発性能はこの際無視でいいか？

一手限りの話なら無視していいと思うが
一戦闘という区切りであれば無視は難しい

リナ限定でぽんぽん連射できるけど、速射性能はいまいちだね。
エクスカリバーにも溜めはあるだろうけど、長々詠唱するほどじゃない。
かといってキャスターとかに圧倒的なアドバンテージがあるってほどでもないけどね。
呪文によって詠唱時間が結構違うし、劇中での火炎球みたく誘導、拡散等のアレンジが多彩だし。
覇王氷河烈を戦闘中にアレンジしたこととかもあったよね。

そりゃあ、エクスと比べれば速射性で負けるだろｗ
リナは人類最強クラスだけど、星造兵装クラスの魔術行使を１，２秒より速く使われたら堪らんわ
鯖だって元は人間だけど、アイツらの本体はどちらかと言えば宝具にあるんだし

人外と聞いて、スレイの魔族がアップをはじめました

>>337
リナは人類最強とは程遠いぞ
人類最強はぶっちぎりなのが1人いるし、わかってるだけでもさらに2人ほど神の欠片入りがいるしな
リナは人類最強どころか故郷でタイマンランク付けしたら500位さえ怪しい状況だよ
L様の呪文が使えるから相性の関係で対魔族戦の戦果が残せた

ああ、うん。それもそうだな。ねーちゃんとか含めればほど遠かったな
L様を身体に降霊という離れ業を運よくやってるけど、よくよく考えればスレイは化け物だらけだったな・・・

上には上が、下には下が…

んー……スレイの魔族が、ゼロスクラスは想像も付かないから考えないとして……
セイグラムくらいのが型月世界に紛れ込んだとしたら、どう対処されるんだろうか？
もしくはスレイ４巻の「虫」とか。

セイグラムならダメットさんは何とか対処可能かも、というレベルだろうね
ただ人間相手に本気を出さないのが魔族なので切り札認定による一撃必殺フラガは不可能だから
地道に拳に魔力込めてぶん殴ってく感じで…
凛や桜だと空間渡りに対処できるかどうか、かな
ダメージを与える手段はあるのであとは防御だろうね

英霊連中は全身是魔力って感じだから普通にぶん殴れれば魔族にもダメージ行きそう
鍵は精神世界面からの直接攻撃をどこまで認識/回避できるか、と言ったところか

虫かぁ。
ガウリイが光の剣使って、頑張って倒したってくらいだから
それなりの強さなんだろうな。

どっかでザナッファ一歩手前レベルと聞いたことがあるような、ないような。
誰かの考えレベルだったかも。

切れ味なら斬妖剣ってイメージのせいで切れ味的にはそれほどでもない印象な人が多そうな光の剣だが
よくよく考えたらあれも普通の剣だと受け止めることすら出来ないような切れ味あるんだったよな

しかし本編中の扱いは散々だった罠
魔王→少々熱いがｒｙ
コピーレゾ→杖with魔力
カンヅェル→謎バリアー
ズーマ=セイグラム→謎バリアーその2+使い回され
ガーヴ→竜破斬込みで互角
フィブリン→黒い触手

と、難敵相手には悉く対策されてて常に今一つな雰囲気をかもし出してる

人間にも扱えるように誰かが調整したみたいだからなあ

でもシェーラクラス（腹心の直属の部下）が魔王1/1を倒せる武器でもある。
別世界になるが腹心の部下クラスのキャナルが光の剣使ってダークスターを倒してるらしいし。

不完全とはいえギガスレに耐えてるわけだし
リナたちの知ってる光の剣は元のスペックから考えれば相当に劣化してる状態なんだろうね
逆に最初から超スペックで切れ味抑えさせた、って話のせいで斬妖剣には強いイメージがあるんだろう

……光の剣ガウリイはアーチャー枠も可能ということなのか？

あのゴルンノヴァって本物ってことでいいんだっけか。
ロストシップ・ゴルンノヴァだったりしたらまあ改造は簡単かなというふうには思うが。

>>348
1/1じゃなくて1＜魔王＜2くらいの強さ
原作でも魔王は竜神食って暴走状態にある

それが1/100か1/200くらいの将軍格程度の天使キャナルにやられてるわけだから
本領はどんだけ凄いのかってことになるわけだけど

>>350
いいに決まってる
遺失宇宙船の方は日本の感覚で言ったら戦艦天照大神とか、エジプトなら戦艦太陽神とかそういうネーミングであって
別に遺失宇宙船が魔族ってわけじゃない
アニメ版ロストユニバースだけ遺失宇宙船=魔族って設定になってるから結構誤解されてるけど

ロスユニ、原作ではロストシップはロストシップ、神話は神話
ロストシップの名前が神話から取られた形

まあ、魔術のおける相似の法則か進化の収斂みたいなものだな＞ダークスター
魔王が滅んで空位になっているところに、魔王の名と近しい能力（負の感情を操る）を与えたら
魔王っぽい行動をするようになっちゃったって代物だし

どうでもいいが、久しぶりにスレイ語れてちょっと嬉しい俺

英霊が光の剣使ったらどの程度の魔族までまで出力的に打倒できるだろう。

誰が使うかにものすごく出力が左右されそうで一概に言える気がしない……
ゼロだとイスカンダルとかものすごいことになりそうな気もするし。
技量的には見てみたいアサ次郎だと、二重召喚的な意味で出力面に不安がありそうだし。

要はどれだけ気合を入れられるかだから、
セイバーとかすごいことになりそう
無駄に。

サーヴァント最強ギルがアルクの3割以下の本体のスペック
2/7で世界を混沌に叩き落せる魔王が世界からバックアップを受けた全開アルクと同等くらいと見たら
サーヴァントは魔王の1/10くらいってことだから

すっげぇ光の剣になりそう

>>358
ギルと比べてるアルクと魔王と比べてるアルクが別物じゃないか

>>358
魔王は2/7で世界を滅ぼせるけど、サーヴァントはギル含めて10人居ようが
世界滅ぼすのは無理だろ

人間の数的に滅ぼすのはまあ時間とか魔力とか考えずにやれば
１０人の鯖でもメンツ選べばいけるかな、とか思わなくもないけど
魔王は物理的な面でも滅ぼすから……神との衝突の結果とはいえ地形レベルで実際に変わってるわけで。

>>360
1倍の力を持った10人がいるのと10倍の力を持った1人がいるのは大きな隔たりがあるからなぁ
10倍凄いと出来ることも広がる

>>362
それって魔王と鯖により一層の隔たりがあると言ってるようなものでは

しばらく見てない間に一杯戦闘談義があって超萌えた
きゅんきゅんする。

学園用書き終わったー

すまん、誤爆った

人がいない…

誤爆の学園用が気になって仕方ない
私立スレイFate学園とか考えたが、学生はともかく先生達がキャラ濃すぎて挫折した

>>368が道場に連れて行かれたまま帰って来ないんですが・・・

道徳　リナ＝インバース先生
歴史　ガウリイ・ガブリエフ先生

体育　タイガー　クラゲ頭

タイガー英語教師だろｗｗ
人柄が良く男子からも人気がある体育教師ガウリイ
年齢的には学生だけど礼儀作法やテーブルマナーはお任せな礼法教師アメリア

ぐらいしか思いつかんかった

ガウリイの体育教師なんて役に立たないものの極みになりそうだｗ
歴史教師にした方が生徒に歴史の大切さを教えてくれる

地質学　ゼル

発想を変えて誰と誰を互角と仮定すれば、一番面白い力バランスがとれるだろ。

んじゃ、まず『始祖ブリミル』は・・・
L様と互角　これは無いな。
部下S　まだ無理かな。
ゼロス　勝てそうな気がしない。

うーん、幹部級魔族で最弱って　だれだっけ？

スイマセン　ゼロ魔スレと混同してしまいました。
忘れてください

幹部級というか神官将軍クラス最弱はシェーラね

補助付きとはいえ人間二人に負けたからですか？
Fateだと人間に負けたギルガメッシュみたいなもんかな？

そうじゃなくてゼロスを1とした場合1/4の力しかないから

冥王→　人数不明　複数名いたことは確か
覇王→　4名
獣王→　ゼロスだけ
海王→　2名
魔竜王→　2名

そんなわけで判明してる中では、ディー、ノースト、グルゥ、シェーラの覇王神官、覇王将軍がゼロスの1/4程度の力で最弱

>>381
名前不明ながら冥王のは2名
顔はアスカとレイに似ている

あらいずみさんの遊び心かな
そういえばTRYでもカヲル君とレイにそっくりな顔した魚が出てきたな
中の人も本人達がいたしスタッフ遊びすぎｗｗｗｗと思いながら見てた

>>383
「という設定」

未だにイラスト化すらされてないどころか、ファンクラブ会報以外じゃビジュアルイメージ情報すら出てない

まるで何処かの二十七祖みたいじゃないかｗ

>>375
仮に部下Sとｵﾙﾄとを＝で結んだとして、
リナとガウリイはどのくらいになるんだろうね。
あとゆかいなミルさんとゼロスも気になるところ。

>>385
名前と設定だけはしっかりあるというｗｗｗ
ネタでシエルがカリーマスターみたいな名前で入ってるとか何とかってのもあったな


ミルさんとセイバーが遭遇したら何かアクションありそうだよな
セイバーは竜の因子があるとか何とか設定あるし
共鳴まではいかないまでも通じるものがありそう

真顔で冗談言いそうな所とかｗｗ

暑い保守

愉快なミルさんの小粋なジョークで笑い死にしそうになるセイバー？

てすと

「その程度の力か？やはり甲斐性なしは甲斐性なしでしかないな！」
必死に防ぐ二人をあざ笑うようにギルは次々と剣の雨を降らせる。
幾多の剣を受けて刃こぼれしない斬妖剣とアストラルヴァイン。
そして雨と降る剣を防ぐ身体能力。
さすがガウリイとゼルである。
……しかし、人間の体力には限りがある。
持ち主であるだけでその力を極限まで引き出すことがギルにはできないとはいえ、その剣
は一つ一つが宝具に近い威力を持つ。
次の瞬間、襲いくる剣に赤く纏った魔力ごと剣を打ち砕かれたのは――ゼルだった。
「……くっ！」
「ゼル！！」
痺れる右手を左手で押さえて、ゼルはギルガメッシュを睨みつけた。
王の笑みが深くなる。剣が――再び迫る。

「ゼルガディスさん！受け取って！」

アメリアの声とともにゼルの手元に何かが飛来する。
思わずそれを受け取ったゼルは、まるで体の一部のように鞭を華麗に一閃した。
飛びくる剣を弾き飛ばす！
何の魔法がかかっているのか、剣はあっけなく絡めとられ、地へと落ちた。
「……鞭？」
目をぱちくりさせて、ガウリイは、ゼルの手元の黒い乗馬用の鞭をまじまじと見た。
全員がアメリアを見る。力強くＶサインをかます彼女の隣に、腕を組んで胸を張ったリナ
がいた。
「……リナ。何か策があるのか」
真剣な顔で問うゼルガディスに、リナは重々しく頷いた。
「いい、ゼル、あんた、高笑いしてその鞭を振るいなさい」
「……はあ？！」
ゼルガディスは目を点にして、素っ頓狂な声をあげた。
「ねえリナ、どういうこと？」
いまいち理解が追いついていないらしい凛が、不思議そうに聞く。
「……さっき、なんとなくこの世界のカラクリがわかったって言ったでしょ」
「ええ」
リナは不敵に微笑んだ。

「この空気、ひょっとしたら凛も覚えがあるかもしれないわ。
　不条理が幅をきかせ、シリアスがその力を減ずる。
　派手に吹っ飛んでも大けがを負っても死なない」
リナは大きくためいきをついて、首を振った。

「つまりね、この世界はね、ギャグったもん勝ちのノリ重視の空間なのよ」

「……ノリ？」
凛が嫌そうな顔で首を振った。
思い出してはならないものを思い出したらしい。
「ほらみんな士郎を見て！」
そんな凛に構わず、誰に呼びかけたのか不明なまま、まっすぐ差し出したリナの腕の先。
そこには士郎がいた。彼は先程、投影に失敗して満身創痍の重傷を負ったはず……。

しかし。

「どういうこと？！」
凛が驚きの声をあげるのも無理はない。
完全に投影に失敗し回路を破壊されて、大量の血を吐いて転がり廻ったはずの彼だが。
……なんと、今は顔色もよく、どうみてもピンピンしている。
制服を汚す浅黒い血の跡だけが、彼の負傷が事実であったことの印だった。
士郎自身も何が起こったのかわからない顔で呆然としている。

「そうよ。この士郎の姿が何よりの証拠。
　怪我をしても吹っ飛ばされてもすぐに復活する。
　これこそ……ギャグ空間の証よっ！」
『な、なんだってー！！』
ＡＡ略でギルまで叫んだのは、お約束というか。
意外と付き合いのよい英雄王であった。

「――で、それとおれが鞭を持って笑うことに、どんな関連性があるっていうんだ……」
片頬をひくひくさせながら、ゼルガディスが問う。
もうおそらく彼もわかっているのだろう。その答えが。
しかし認めたくないに違いない。
「決まってるじゃないのゼル。この世界ではね、我が力こそギャグでギャグこそが力なのよ！」
「なんだそのどっかで聞いたような、でも非常に間違ってるような説明はっ！」
血管が切れそうな叫び声を上げるゼルに、リナも半分ヤケっぱちな感じで言い返す。
「うっさい！女教師なんだから鞭で高笑いでいいの！
　とっとと一発ベタなお約束でギャグとってくんのよ！」
「どうしておれがそんなことをしなければならん！
　そもそも……こんな、こんな女装ってだけでバカバカしいのに、さらに鞭で高笑い？！
　やってられるか！」
すっかり頭にきたのか、岩肌に青筋をたてて（保護色で見えにくい）手に持った鞭を折らんばかりに
バシバシと叩いて抗議するゼルと、言いくるめようとするリナ。
話が平行線になりかけたとき――

「話はそれで終わりか？つまらん雑種の吠え声は、やはり聞く価値もないほどつまらんな」

意外と律儀にモデル立ちで待っていたギルが、心底呆れた声で言った。

「……雑種、だと？」
ギルにとっては他人すべてを指す蔑称なのだが、ゼルにとっては
それは別の意味を持って聞こえたらしい。
怒りの矛先は静かにギルへと向いた。
「ふん、なにを気にしている。己が、できそこないの混ぜものだということか？」
「…………！！！！」
さすがはいらっとすることを言わせたらFATEキャラナンバー１をワカメと争う
ギルガメッシュ（リナ＝インバース調べ）。
見事なまでにゼルのコンプレックスにロックオン。
「ふん、多少のギャグを身につけたところで、我様に勝てると思うのか。
　あがくがよい。せいぜい無様な姿をさらさないようにな」
かっこよく言い放つ慢心王の頭からは、ギャグだと己のうっかりが致命的だというのが
すっかり抜けきっているらしい。
ゼルガディスはじっと鞭を握りしめ、リナを見た。目がしっかり据わっている。
「……信じていいんだな、リナ」
「まあね。賭けてみる価値はあると思うわ」
リナは重々しく頷いた。正直、もうどうでもいいというか、何でもやればいい。
実は彼女も結構ヤケっぱちだ。

「そうですよ！ゼルガディスさんならできます！」
アメリアの明るいエールが飛ぶ。ほんの少しゼルの目元が優しく緩んだ。
「そうよゼル！シリアスぶってもむしろそのシリアスが笑える美味しいキャラクターを
　生かすのよ！」
「オイ」
リナからの激に、ゼルガディスががくりと肩を落とした。
「大丈夫です！ゼルガディスさんなら、特に気にせず普通に振る舞えば
　そのままギャグになります！」
「アメリア、おまえそれはどういう意味だ！」
アメリアの激励だか追撃だかわからない台詞に、一瞬気を許した分だけいらだったのか、
ゼルは青筋を立てて叫ぶ。
「確かにゼルガディスさんは、ギャグ空間と相性がいいですからねえ。ル・ル・さん？」
「ゼロス貴様あああああっ！」
もはや何でも腹が立つらしい。
「ふ、ふふふ。どうしてこうなったんだ。
　そもそもおれは魂の荒野をさすらう悲しき改造人間（キメラ）なのに、
　いつの間にこんな、こんな……」
「つまり……いじられ属性？」
凛の一言がとどめだった。

「ほーっほっほっほっほっ！ほーっほっほっほっ！」
「あ、ゼルがキレた」
「すごいわリナ！本当にあのギルの攻撃を全部防いでいるなんて！」
「さすがですゼルガディスさん！」
「おまえら、ひどいぞ……」
今までいるかいないかわからないほどに黙っていたガウリイが、ぽつりとつっこんだ。
ふと、それでガウリイの存在を思い出したらしい凛が、リナに聞く。
「ねえリナ、ガウリイさんには何もさせないわけ？」
「……残念なことに、何故かガウリイのやつ、戦い出すとシリアスになっちゃうのよね……。
　さっきの士郎と同じよ。」
「なるほど。なんと無駄なシリアス……」
「いつもボケなくせに、ほんとーに無駄よねえ」
凛とリナは顔を見合わせ、神妙な顔で頷いた。

「おまえら、さっきからヒドいぞ……」
女性陣に聞こえるか聞こえないかの声で、ガウリイが再び呟いた。

以上です。非常に遅くなりました。暑いですね。
竜脈とキャスターさんの魔法で温度が下がるのとかないんでしょうかね。

そういうオチかよｗ
いや、俺は好きだぜ、ＧＪだ。

キャスターには空調魔術あるよなきっと。
竜は……ブレス？

ナーガをバーサーカーとして召喚した場合

理性を奪う前
「おーっほっほっほっほっほっほ」
理性を奪った後
「おーっほっほっほっほっほっほ」
狂化した後
「おーっほっほっほっほっほっほ」

たぶん、全然変わらないと思う

理性を奪ったはずなのに
小銭の落ちる音を聞きつけ突撃
そのまま崖から転がり落ちる
その名も高き白蛇のナーガ

つまり英霊になるのかｗｗ
ナーガも後世ではめちゃめちゃ美化されてるのかな
つうか何をして英霊化？
高笑いだけで世界を救ってしまったりしたのだろーか

亀レスなんだが……まじめに考えると英霊化して当然の気もする。

一国の王、その嫡男の娘として生まれた深窓の育ち。
その育ちのよさからか血を直視できないほどの心優しさを持ちながらも
毒殺された母の仇を討つためと、その遺品である鎧を身に纏い諸国を旅した傾国の美女。
白・黒・精霊・召喚まで種類を問わず高度な呪文を使いこなし、人ならぬものにまで慕われるほどの一角の人物
気品ある佇まい、優雅な振る舞いはエルフにさえ信奉者を持つほどのものだったという。
彼女の笑い声はある者には希望を与え、またある者には絶望をも与えたと伝承には残されている。

…………どうよこれ。

>>402
リナが聞いたらブチ切れそうな箇所が多い伝承だな…全部間違ってないのがタチ悪い。

日本語はいくらでもごまかしがきくって
勉強になりました(´・ω・｀)

大体合ってるから余計質が悪いなｗｗｗ
ただ慕われるものがクラゲだったりするだけだという

あと木の根っこか枝にも慕われたような

>>402
リナが聞いたらこんな感じだろうか…。

｢血を直視できないほどの心優しさぁ〜？｣
　ぴきっ。
｢遺品である鎧を身に纏い諸国を旅した傾国の美女ぉ〜？｣
　ぴきぴきっ。
｢人ならぬものにまで慕われるほどの一角の人物ぅ〜？｣
　ぴきぴきぴきっ。
｢気品ある佇まい、優雅な振る舞いはエルフにさえ信奉者を持つほどのものだっただぁあ〜？｣
　ぴきぴきぴきぴきっ。
｢彼女の笑い声はある者には希望を与えってえ……絶望しか与えとらんわぁああああああ！！｣
　どっかーん！　あたしは体中の血が沸騰して大爆発したかのような怒りに震えたぁ！！！

そりゃ実物知ってるリナからすれば当然かもなｗｗｗ金魚のうんちだし

そういえばタコ語とうみうし語も理解できるんだっけ？対軟体物限定カリスマだな

リナの場合は原作と同じように｢ドラまた｣を始めとする悪評も書かれてそうだ…。
殆ど反英雄ギリギリ扱い。

彼の者は幼きうちから魔の力によく馴染み、強大凶悪な呪文をいともたやすく操り、
人のえにしを打ち砕くなどの残虐さを見せ、竜神の騎士たる姉によりて祖国を放逐された。
ある国では領主の居城を破壊し、またある国では国家崩壊の兆しを作り、ある街は皆殺しの憂き目にあったとも。一国の王女をも拉致し足蹴にしながら、生命の寄り付かぬ死の領域をも生み出しながら放浪する悪魔の使い。
闇に魅入られた剣士、悪魔のような容貌の合成獣を付き従えて時代の聖人をも屠り、やがては分かたれた魔王とも対峙し、そのいくつかを滅し……

ごめん、ただの箇条書きだこれ

>>410
うん、大体合ってる。正に反英雄。

｢か、か、か…書いた奴出てこぉおおおいっ！！！｣って感じであばれちゃうリナが頭に浮かんだ…。

まぁ原作者いわく、
後世では原形を留めないほど尾ひれが付いて聖女になるらしいから
普通に英雄になるんじゃない？
エルフやら竜族は実際にリナ知ってるわけだしな、、、

構成の評判を聞いてミルさんが新たなるギャグの可能性に目覚めるのだな

リナの聖女伝説を聞いて何の冗談かとがく然とするフィリア
名前に怯えるヴァルたん
ダジャレを考えているミルさん
三者三様だな

正に>>414みたいなリアクションになりそうだな、リナ聖女伝説…。

test

吹っ切ってはいけないものを吹っ切ってしまったようなゼルの笑い声があたりに響く。
「士郎、大丈夫か」
キン、と澄んだ音とともに剣が弾かれる。
降りしきる宝具を手当たり次第に弾いているとはいえ、やはり打ちもらしは出る。
その打ちもらしが士郎に当たる前、ガウリイがガードに入ったのだった。
「……うん。大丈夫だ。もう立てる」
自分は再起不能になったとばかり士郎は思っていた。
あれだけのダメージを受けたのだ。
人間の思いこみとして、その傷があっさり治るということには気づいていなかった。
しかし、さっきのリナの指摘で、自分が既に完治していることに気づくことができた。

――ならば、最初の目的を果たすまでだ

「イリヤのところに行くんだろ」
「ああ。……ごめん」
その言葉は、自分が始めた戦いなのに、それをガウリイたちに任せることへの謝罪だった。
ガウリイは、笑った。
「かまわないさ。ここは俺たちに任せてーーさっさと行け！」

少年マンガ的さわやかな問答を経て、士郎はイリヤのいる緊縛メイドゾーンへと向かった。

――しかし

鋭い轟音が、彼の間近に着弾した。
思わず退く彼に、影が迫る。
翻るメイド服。ゆれるうさ耳。
そう、それは赤い方のアーチャーだった。

「悪いが、ここを通すわけには行かん」
赤いメイドガイは、眉間に皺を寄せ、双剣を構える。
その瞳には、強い意志が宿っていた。
「どういうことだ！何故あんたがギルガメッシュに味方するんだ？！」
思いも寄らぬ珍入者に、士郎が吠える。
アーチャーは、鼻でせせら笑った。
「別にあいつに味方しているわけではない。俺はただ、俺の敵を排除しにきただけだ」
ぎり、と奥歯を噛む士郎。

昔の剣豪は言った。敵は外にではなく心の裡にあると。
アーチャーの存在はまさしく、「自分自身」というものが敵になる――比喩ではなくそのものである。
その嫌悪感は、他人に対するそれの比ではない。
何かの考えに異常とも言えるほどに囚われ、ただそれ以外を考えられなくなる。
それは士郎の意志の強さの現れであり、それでいて恐ろしいほどの悪癖でもある。
それが歪みであることを、士郎は普段は意識せずとも、気づいてはいるのだ。
その悪癖を、他の人間の視点として見せつけられる。
それは、普通の人間の精神では耐えがたい、ある種の苦行とも言えるものだった。

「オマエが何を望んでるか知っている。イリヤを助けた後でいくらでも決着をつけてやる。
　……だから、そこを退け！！」
「いや、お前は何もわかっていない」
しかし、アーチャーは不思議なことに、何の温度も宿さない目で士郎を見た。
同じく自分を見つめる嫌悪感は相変わらず消えないが、今それは士郎には向かっていないようだ。

「今、私が決着をつけるべき相手はお前ではない。
　お前こそ、そこを退くんだな」
「……へ？」

言葉の通り、士郎を視線からはずし、どこか遠い目をするアーチャー。

「じゃあどうしてここにいるんだ。
　俺の邪魔なんかせずに、さっさと決着をつけにいけばいいじゃないか」
「わからんやつだな。私の決着にお前が邪魔だからに決まっているだろう」
士郎はキョロキョロと当たりを見回した。
ここにいるのは、自分、そして少し離れてイリヤとバーサーカーだ。
ギルガメッシュとガウリイと……何と言ったかややこしい名前の男は、向こうで戦いを繰り広げているし。
ランサーはそのさらに向こうでにやにやしているし。
今まで目立たなかったが、花魁姿の小次郎が、その横で優雅に茶など飲んでいる。
――いや、ひょっとして戦いではなく。

「お前、意外と女装コンテストに優勝するために必死なのか？」
心の底からイヤそうに士郎は問うた。
この男は他人としか思えないが、同時に自分の一面でもある。おかしな趣味を持ってたらイヤだなあと思うのは当

然のことと言えよう。
その言葉に、アーチャー自身も士郎とそっくりにイヤな顔をした。
「バカなことを言うな。別にこんな茶番に用はない」
きっぱりと言い切るアーチャーに、士郎は胸をなで下ろした。

しかし。アーチャーの真剣な瞳は揺るがない。
はて、それでは自分以外に何か因縁のある相手でもいただろうか。
今回の聖杯戦争を思いだそうとして、記憶がからっぽになっていることに士郎は気づく。
焦っても思い出せない。…この空間のせいか？思いだそうとして頭痛までしてきたとき。
アーチャーが重々しく口を開いた。

「茶番には興味がないが……かぶったのが許せん」

「は？」
思わず間抜けな声を出した士郎に、アーチャーは、さらに言葉を続けた。

「何故メイドがかぶるのだ。メイドは俺だけでいい！！」
「まてえええええええええっ！！！」

ぐぐっと拳まで握りつつ言い切るアーチャーに、士郎は全身全霊でつっこんだ。

「何を言う。お前も思うだろう。形だけのメイドに何の意味がある？
　バーサーカーは茶が淹れられるのか。美味しいご飯が作れるのか。
　掃除は？洗濯は？
　ふっ。言っておくが私は全てをプロ並にこなす。
　メイドを名乗るには、それだけの技能が必要だ！」

「いやいやいやいやいやいや、そこなのか？そこ、こだわるところなのか？」

「だいたい、何故私はこんなにもかぶる？
　アーチャーのクラスもギルガメッシュとかぶっているではないか。
　これ以上のかぶりに……私は耐えられん！」

アーチャーは激昂し、唇をぎりりと噛んだ。
思わずぽかんと口を開けた士郎だったが、はたと最初の目標を思い出し、叫んだ。
「……オマエは、そんな馬鹿なことのために、イリヤをつるしておくのか？！」
「イリヤには気の毒だが、決着をつけるまでだ。時間はかからないだろう……退け」
二人の間に火花が散る。
風が――吹いた。

「断る。オマエこそ、そんなに女装にこだわるならば」
二人に同時に力が満ちる。
――投影。彼らの唯一にして絶対の武装。

爆発する怒りと気合い。
士郎は、目の前の、敵を睨み、叫んだ。

「オマエこそ――女装を抱いて溺死しろ！！」

次の瞬間、剣戟の織りなす熱と衝撃が、その場を支配した。

ちなみに、本人たちはいたってまじめなのだが、あまりのことに、見ている方は非常に脱力した。
同じこだわり（？）にバツが悪くなった凛が黙ってうなだれたまま横を向く。
戦闘に入り、ぽかんと呆れたままだったリナが、やっと人心地ついたのか、声を発した。

「……アーチャーも凛と同じところが耐えられなかったのね
　……なるほど、確かにマスターとサーヴァントは似たもの同士」
「そうですねえ、おまけに赤いのは凛さんと、存在すら士郎さんとかぶってますからね」

「なんか言ったゼロス？」
「いいえ、何も」
どこに行っても何を知っているのか尻尾をつかませないおかっぱ魔族は、
人差し指を唇の前に立てて、横に振った。
　

以上です。

女装を抱いて溺死しろ吹いた
紅茶返せｗｗｗ

乙でした！
女装を抱いて溺死しろで吹いたｗｗｗｗｗｗ
所々シリアスっぽいけど格好を想像すると決まらないなｗｗ

小次郎だにゃん！ってネタを思い出した

保守

くそー、保守だ保守。
誰か女装を抱いて溺死しろを絵にしてみようぜ

ほしゅ

ガウリイとゼルは、ギルに善戦しているが、逆に善戦どまりとも言えた。
ギャグ仕様のゼルは無敵の防御力を誇るが、実はゼルも詰めが甘い属性。
いいとこを持っていくにはキャラとしてのパワーが足りなかった。
意外にも戦うとシリアス属性になってしまうガウリイは、ギャグが発動すると、逆に戦いには不利になってしまう。
彼の場合はギャグ空間の中で一人シリアスをやってること自体がある意味ギャグとは言えるが、
やはり最後のキメには弱い。
対するギルはさすがは英雄王と言えようか。
うっかりと慢心を存分に発動させながらも、最後のオチまではギリギリ踏みとどまっている。

つまり、女装に鞭に高笑いまでさせられるゼルには実に気の毒な事実ではあるが。
実はゼルは他の二人を圧倒するにはキャラが弱いのだった。

「あ、ゼルガディスさんが時々我に返り始めましたよ」
「ヤバいわね・・・」
さすがに自棄になったとは言えど、妙なところで結局は常識人。
ふっきったようでいて、高笑いの隙間に、『おれはなんでこんなことをしているのだろう』と我に返る瞬間。
ゼルガディスのギャグの持続性のなさが現れ始めていた。
心配する内容としては多少バカバカしいが、対する英雄王の攻撃力がギャグではない。
ゼルガディスの防御力の低下は、そのまま勝負の決着へとなだれ込みかねない。
あまりのバカバカしさに麻痺していたが、やっと「仲間の危機」という言葉が頭の中で像を結んだらしい。
リナとアメリアがシリアスな顔で心配を始める。

しかし。

「まあ、ボクも結局はうっかり属性ですから、心配しなくても決着はつかない気がしますけどね」
「へ？今、誰かいた？」
不思議そうな顔であたりを見渡すリナの視線の端に、アリスドレスを着た金髪の女の子・・・
いや、このコスプレっぽさは女装少年か・・・が笑いながら駆けていくのが見えた。
どこかギルに似ているような・・・？
いや、あのギルに似ているなどと言ったら各所（どこだ）から怒られそうなほどに
まっすぐで無邪気な顔をした少年だった。
「おや、どうやら存在と次元がズレ始めたようですね」
少年を見て、ゼロスがなにやら楽しそうに言う。
意味はわからないが彼がこういう風に何かを言うときには、たいていロクなことではないことはわかっている。
「何かヤバいわけ？」
胡乱な目で聞き返すリナに、ゼロスはぴこぴこと人差し指を振った。
「それは・・・秘密です」
「あっそ」
ひょっとしてこいつ単にキメ台詞を言いたかっただけじゃいのかと思わなくもない。
思わせぶり魔族を追求するのも時間の無駄である。

「ねえゼロスさん」
逆に少し人の悪い笑顔を見えたのは凛だった。
「ゼロスさんは参加しないんですか？」
「いえ、僕は・・・」
ゼロスは困ったような嫌そうな、とにかく渋い表情を作った。
「まあ、いろいろありまして」
彼らしくなく、言葉を濁すような口調に、凛が言う。
「この不毛な争いもいいかげんにして欲しいし。ゼロスさんなら止められるんじゃないですか？」
魔族がどんなものか見てみたい、という気もある。
挑発が透けて見える凛の言動に、ゼロスは表情を変えず続けた。

「まあ、全員を「止める」ことくらいはできますけどね」

特に気負うわけでもなく、ただ淡々と事実を言っただけの彼の言葉に、しかし凛の全身が粟だった。
彼女の中のすべての警報が危険音を鳴らす。
「ま、まー、あんたは死んだフリでもしていればいいんじゃない・・・？
人間なんかと争うのもバカバカしいでしょうし」
リナのフォロー（？）をどこか遠い世界のように聞きながら、凛はゼロスを見た。
人間のように、表情を変えて凄まれたわけではない。
しかしその『恐怖』の絶望的なまでの異質さは、彼女が今まで感じたものとは、どれも違っていた。

「それにしても、最初の、女装コンテストって趣旨はどこにいっちゃったんでしょう。
せっかくゼルガディスさんを綺麗にしたのに、あんまり意味がなかったような・・・」

お忘れの方も既にいらっしゃるかもしれないが、戦う男どもは全員女装である。

「そういえばリナ、審査ってどうやるつもりだったの？」
凛が思い出したように言うと、リナ・アメリア・ゼロスのスレイヤーズ組は真っ青を通り越して真っ白になった。
「・・・どうしたのよ？」
顔色が尋常ではない。おまけにガチガチ震えだしている。
「凛、それはね。
　名前を言ってはいけないあの方が」
「・・・それ、ファンタジー違いじゃない？」
ハリー・○ッターを知らないのだろうか、アメリアはリナと凛のネタがわからなかったらしい。
不思議そうな顔になった。
逆にどういうわけかゼロスにはわかったらしい。どういう仕組みなのか、なんだか消えかけている。
「とにかく、鶴の一声で
　頭の中に
　だめ、これいじょうはだめ」
「はあ・・・」
接点も免疫もない凛には、ぴんとこなかったらしい。
気を取り直したアメリアが、上手い具合に話を変える。
「でも、このまま終わらないんじゃ困りますよ」
「エンドレス・女装コンテストになってしまうわよね」
凛がうんうんと頷く。うまく話題をそらせることに成功したようだ。
「方法はないんですか？」
唯一、この世界を理解している・・・のかどうなのかは実際にはわからないが・・・
ゼロスを横目で見ながら、アメリアが言う。
ゼロスは首を横に振った。
「僕の口からは・・・。あの方は、この空間を望んでいらっしゃいますから」
「ふうん」

不審そうな目でゼロスを見たリナは、しかしにやりと笑った。
「まああたしも、手は、ないわけじゃないのよね」

「えええええええ？！」
アメリアが大げさに叫ぶ。
「あるんならさっさとやってくださいよお」
「でもねえ・・・」
リナが渋い顔をした。
「ある意味、反則というかオチとしては使い古されているからつまんないというか」
「でも」
凛がくい、と親指を戦う男共に向ける。
「ガウリイさんたち、ちょっとピンチみたいだけど」
「ありゃ」
先ほどまで拮抗していた戦いは、ガウリイ・ゼル組の一方的な防戦へと変わっていた。
「どうやらゼルガディスさんが我に返ってしまったようで」
見ると、ゼルガディスがすっかり暗雲モードである。
そもそも暗雲モード自体がギャグなので、完敗までには至っていないが、逆転は難しいだろう。

「まあギャグなので死なないだろうけど」
「そうですねー」

もはや見守る側にも全く緊迫感がない。
「士郎さんもちょっと不利みたいですよ」
アメリアの言葉に、凛が「うっ」と呻いてかたまる。
そもそもアーチャーは彼女のサーヴァントであるからにして、その勝利を願う立場にあるのかもしれないが、
だからといって士郎負けろ、とは思ってないようだ。
それに何より、『存在かぶり』に激しく反応する彼から、ちょっぴし凛は顔を背けたがっていたようだった。
だってマスターとサーヴァントは似たもの同士って言うじゃないか。
でもあれと同じとは言われたくない、そんな乙女心。

「と、とにかく、リナ、なんとかできるならちゃっちゃとカタをつけちゃった方がいいんじゃない？」
「そおねえ・・・まあ、それは最後の手段として」
ふう、と深いため息をつきながら、リナは立ち上がった。
「まずは『平和的に説得』してみますか」
「それはいいですね」
好きなキーワードに、アメリアは一も二もなく賛成した。

「みんな聞いて！」
集音マイクがぶっ飛ぶような音量の林原ボイスが不思議空間に響く。
どんなにうるさくてもピタリととまる魔法の言葉の効能はＧＰＭをやったことのある方々ならばおわかりのことだろう。
全員が手を止めて、思わずリナをみる。

「争いは空しいわ。みんな、戦うのはやめて」
うるうる、と効果音が聞こえそうなぶりっこで、目の中に少女マンガのような星をきらめかせながらリナが訴える。

しかし。

「おまえが言うな」
ゼルガディスがとことんシラケきった目で言う。
うんうん、とガウリイが大きく頷いた。
「さっきお前さんだって・・・」
仲間からの反撃に、じろりと睨みつけ、リナは言葉を続ける。

「ともかく！女らしさというのは髪を振り乱して戦うことで決まるものではないはずよ」
「女らしさってのには異議を唱えたいんだけど・・・」
士郎が困ったように肩を落とす。

「争いで決着をつけるなんて」
「先ほどのミスコンで、率先して『争っていた』のは君じゃないのか、リナ」
アーチャーが心外だとばかりに鼻を鳴らす。
その場の全員が深く深く肯いた。

「えっと、あれ？」
どうして自分が一斉攻撃される流れになっているのか？リナは目をぱちくりさせた。
一瞬で乱れた自分を立て直したのは、さすがといえようか。
多少ひくつく頬とぴくぴくするこめかみを抑えながら、それでも一応『説得』を試みる。

「いや、あのね」
「イリヤとやらに間違った知識を与えたのは、そもそも貴様ではないのか？」
呆れ顔でギルまでもがつっこんだ。

「聞けーっ！」
全員つっこみを受けては話が進まない。ギャグな乙女モードをすっかり捨てたリナが、さすがに焦れて叫んだ。

なお、リナにつっこみを入れ始めた時点で一応戦いは終わっているため、
当初の目的は達成されていると言えるのだが、リナをはじめ、全員が気づいていない。

「そんなこと言われてもなあ」
ガウリイが頬をぽりょぽりょと掻きながら恨みがましく言う。
「こんな格好させられて、現実逃避しなきゃやってられんぞ」
「あんたは現実逃避で戦ってたんかい！」
「いやそういうわけじゃないが・・・」
困ったガウリイがゼルを見る。
「まあ、今更そんなことを言われても、はいそうですか、と言える状態でもないということだ」
「そのとおりだ。そもそも我は聞き分けのない者共に躾をしていたのであって、争っていたわけではない」
「キャラかぶりはまだ続いているしな」
「イリヤがまだ吊られたままだし、なによりこんな自分（？）を見たくない・・・」

ギャグとしてもシリアスとしてもすっかりグダグダになってしまっているのに、それでも続けるというのか。
やっぱりそれは男の意地、とかいう無駄なものだろうか。
リナは、はあ、とためいきをついた。

「まあ、こんな状態から実りのある決着がつけられるとは思えないんだけど」
リナの声のトーンが落ちる。
「いいかげん、見てるのもめんどくさくなってきたのよね」
「おい、リナ・・・」

つきあいの長いガウリイが、不穏な空気を捉え、思わず後ずさる。

「あまりにも古典的なオチだから、ちょっとさすがにどうなのかなと思って」
手を高くあげ、交差させる。
「『説得』で解決しようかと思ったのに・・・まあいいわ」」
風が吹き、リナの髪を揺らす。
自然の風ではなく、魔力による揺らぎである。

――黄昏よりも昏きもの
　　　血の流れよりも赤きもの

「な、なぜここでドラグスレイブ？！」
ゼルガディスが慌てて逃げようとするも、いったいどんな超自然的な力が働いたのか、
タイトスカートの足さばきに失敗してこけた。

――時の流れに埋もれし
　　　偉大なる汝の名において
　　　我、ここに闇に誓わん
　　　我らが前に立ちふさがりし

「ふん、どの程度の魔術かは知らんが、我にダメージを与えられるようなものではない」
余裕こいた我様がふんぞり返る。それ、負けフラグだから、と誰かつっこんでやれ。

――全ての愚かなるものに
　　　我と汝が力もて
　　
「総員、待避――っ！」
アメリアが叫び、ギャラリーは全員、どこから取り出したのか鍋をかぶって地面に伏せた。

――等しく滅びを与えんことを！

「全部吹っ飛べ、ドラグスレーイブっ！」

説明しよう！
確かにドラグスレイブ一発では、彼らは仮にもサーヴァントであり、直撃しても来るとわかっていたら
ダメージなど全くなく防ぐことはできよう。
しかし、ここはギャグ空間であるからにして、爆発オチにはみんな吹っ飛ぶのが世界の選択であり、
法律よりもかたいお約束なのだ！！

ちゅどーん！！

というわけで。
空間自体がノリがいいというか、すっかり崩れた道場っぽい瓦礫の上に、青い空が広がる。
不自然に小山のように積みあがった瓦礫にたち、リナは物憂げにつぶやいた。
「いつも戦いはむなしい・・・」
「だから、お前が言うなっ！」
ぽこっと瓦礫の中から頭を出したゼルガディスが、ぼろぼろの姿ではいあがる。
お約束というか、彼の服は、見せてはいけない部分はちゃんと隠しつつ、ぼろぼろになっていた。
あちこちで、ぽこぽこっ、がらがらっという音がして、瓦礫に埋もれた人々が姿を表す。
ちなみに、戦っていた連中はぼろぼろになって、それ以外の人々は無傷であまり汚れもなく、無傷のままである。
リナの後ろで、やっと這いだしたのに瓦礫が頭にあたって気絶しているようなお約束っぽい音がするが、
それは今回本題ではない。
「何故だ、何故我がこんな目に……」
どういう物理現象が起こったのか全くわからないが、ギルの頭がドリフの爆発状態になっている。
「争いが虚しいと言いながら、結局は力で解決したと言わないだろうかリナぐぎゃ」
至極まっとうなつっこみをしたアーチャーにリナが投げた瓦礫がヒットした。
「ふふん。このリナちゃんが、やさしーく説得しているうちに言うことを聞いていればこんなことにならないのよ。
　まあ、これに懲りたら不毛な争いはやめることね」
士郎が全てを（主につっこみを）諦めたような表情でため息をついた。

「ということはリナ」
「ん？」
真面目な顔になったガウリイが、首をかしげた。
「この戦いは、リナの勝ちってことか？」
「……そうなるのかな？」
その真面目顔に、少し嫌な予感がするのはリナだけではないだろう。

「ということは、リナがコンテストの優勝者ってことだな？」

死の静寂が、辺りを支配した。

「なるほど！確かにそのようだな！」
あはははは、とキャラに似合わず馬鹿笑いをしたのはアーチャーだった。
「ふむ。甲斐性なしの言うことには一理あるな。
　我に勝ったその力量、高く評価するぞ。
　リナの優勝に異存はない」
瓦礫に腰まで埋まった姿勢でえらそうに踏ん反り返る英雄王。

「あ、あのねー、これは女装コンテストでしょーがっ！！」

いまいちコトの推移がわかっていないらしい。
リナは面食らった顔で、ガウリイの胸倉を掴み、かっくんかっくんと揺らした。
「だって、女の格好すれば女装だろ？」
「あ、え？え？え？」
確かに女の格好をするのは『女装』である。
現在のリナの格好は、空間と認識の狭間で多少のブレはあったが、
現在はセイバーと同じ凛のお下がりのスカートである。
女の格好をすれば『女装』？その定義に違和感を非常に覚えるが、
リナはすぐにそれを言葉にすることができなかった。
「甲斐性なしもたまには頭が回るようだ！リナの格好は女装だな！」
おそらくギルはその間違いにしっかりと気付いて、もうリナをからかうことに決めたらしい。
ぱちぱちと拍手をする。
「まさしく、そのとおりだな」
ぱちぱちと、アーチャーも拍手を続ける。

「え？え？え？」
まだ状況を理解していないらしい。
わたわたするリナから、やっと瓦礫から抜け出した士郎とゼルがそろそろと逃げ出す。
ガウリイも逃げたいようだが、がっちりとリナにヘッドロックをくらっているため、じたばたするのみである。

「おめでとう」
「おめでとう」
「おめでとう」

拍手の波は、さざ波となり、全員に感染した。
そこらへんが落としどころだと全員が悟ったらしい。
老いも若きも、スレイヤーズ陣もＦＡＴＥ陣も、満面の笑みで勝者を迎える。
世界が変わる。
青い空とガラスの地面。浮遊感と。

リナの青筋。

「あんたら……『女装』ってのは……『男』が『女の格好をする』ことでしょーがああああああああっ！！」

やっと核心に至ったリナの大声に、しかし動じる者は誰もいない。
終わりが見えたのだ。後は突き進むのみ。
「リナ、問題ないぞ。我は少年体型について異存はない」
そりゃセイバーさんにプロポーズしてるからギルガメッシュとしては問題ないだろう。
ロリコン趣味ではないと思うのだが。
というか論点ズレてないか？
「そうだなあ、特に胸」
うんうんと頷きながら、ガウリイが、言うてはならんことを言った。
彼は普段ＫＹに見えて実は空気を非常に読む天然ボケ役なのだが、
やはり、女装させられたフラストレーションがあったのだろう。

そしてその瞬間、リナの目の前、青い空からいきなり『くす球』が出現する。
ぱかりと割れると、そこには『女装コンテスト優勝おめでとう！」と書かれていた。
あとがき空間はノリがいい。

「ふ、ふふふ」
地獄から響いてくるような、深く低い笑い声が、リナの口から忍び出る。
「ここまでコケにされるとわ。ふ、ふふふ」
リナの様子に、さすがに少しからかいすぎたか、と場が凍った。

「そもそも、まだ審査員がいないんだから、審査ができるわけないのよね。
　そうよね、正しい女装コンテストのためには審査員が必要よね。
　ちゃんと審査してもらわなきゃだめよね。
　そうよね、そのためにこんな女装コンテストなんてやってるんだもんね」
「リ、リナ……？」
ヘッドロックを外されたガウリイが、首を押さえながら、腰だけでずざざざざっと後ずさる。
何を予感したのか、アメリアが顔色をなくすくらいまで青ざめ、
ゼロスは微笑みながら青ざめるという妙な表情になった。

辺りに響く混沌の言語。
体を揺らす、魔力の奔流。
黒く湧き出る原始の闇。
阿鼻叫喚地獄絵図。

そして。

「審査員さんいらっしゃい！重破斬（ギガ・スレイブ）！！！」

混沌が、世界を染め上げた。

「うっ、わあああああああああああああああああああああっ！」
がばりと跳ね起きると、リナは、右を見て左を見て、何故か自分の両手を見て、現実を確かめた。
「うるさいぞー、リナ」
隣りの部屋と言っていいのか微妙な間取りではあるが、蔀戸の向こうで半分寝ぼけたようなガウリイの声がする。
ふはっ、とリナは大きく息を吐き、気分を落ち着けた。
ここは客人が現れる度に膨張するかに見える不思議空間・衛宮家のたくさんある和室の一つ。
リナの寝泊りしている部屋だった。
「なによー、初夢だってのに」
がくり、とリナは項垂れる。
「何が悲しゅうて、女装コンテストで優勝させられた上、
　重破斬で全てを混沌に還すなんて夢を見なきゃなんないのよ……」
がばっ、とリナは布団の中にもう一度勢い良くもぐりこんだ。
「あんな悪夢が初夢なんて認めないわ。
　絶対、一富士二鷹三茄子な夢を見てやるんだからっ！」

固い決意とともに、リナは再び夢の世界へと落ちていった。






＜おまけ＞
「まあねえ、あたしが主・人・公な夢なんだから、そりゃー『悪夢』に決まってるわよね☆」
「ううっ、せっかく割烹着の奥様風にキメてきたのに、出番がなかったなんてっ！」

皆様、あけましたのでおめでとうございました。
よい初夢を。

今から寝る夢が初夢なんだっけ。
コレ読んだ後に寝るのが怖いんだが、、、、

なんにせよ、GJ

保守

確定申告さえ、確定申告さえ終われば

あの作品のキャラが聖杯戦争に参戦しました
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1240585178/

fateXbleach fateXダイの大冒険

禁書Xbleach 禁書Xダイの大冒険

ssが見たい

>>448
×とXの区別も付かない池沼はお帰り下さい

t

サーヴァントのナーガ

クラス：平和主義者　フィリオネル＝エル＝ディ＝セイルーン

アニメZEROの凛が魔術の練習してるシーンでスレ一巻のリナがアミュレット作ってるシーン思い出した

このスレの士郎ん家の正月は戦争だな。
お節と餅の争奪戦。

ZERO版の切嗣がココのセイバー見たら
精神崩壊しそうだw

456

保守

保守

ほしゅ。

保守保守

>>453
同感。
というか宝石魔術そのものが全部そう見えちゃうなあ

保守

保守

未だに型月に勝てるとか抜かすゴキブリ禁書厨
禁書とか話にならんから引っ込んでろ

ゼフィーリア国家に適当嫌がらせとして適当に創った適当ザナッファー500000000000匹を適当に放り込んだら適当にドラゴン狩りの代わりに適当ザナッファー狩りが流行しますか？適当ザナッファーは超新星爆発と同じ威力のビームを吐き出すスペックでお願いします。


//toro.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1352294669/560
こいつの独り言を神坂一先生への質問メールを送るか・・・・
ゼフィーリア最強厨ざまああああああＷＷＷＷＷＷＷＷＷ
魔族糞雑魚厨ざまああああああＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷＷ