【柊】ナイトウィザード クロスSSスレ【NW!】 Vol.3
>1乙。なんやかんやでじりじりと進むスレだなw
>>1乙
まあ頑張って活性化させていこうや。
職人様かもーん。
スレ立ってばっかでスマンが投下してもよろしいですかな?
予定では10スレほど。
十分ほど待つ。
さすがにこんな時間に誰もいないか。
十分経ったので投下!
「あれが“月光館学園”、か」
夜の闇。
風靡く駅の前で、一人の青年が視界の果てにそびえる校舎を見据えて呟いた。
闇を纏うような青黒いコートを羽織り、若干長めに伸びた前髪が風に揺れて、その奥にある整いながらも鋭い瞳が揺れた。
唇に挟まれた一本の煙草がジリジリと音を立てて、先端から灰になっていく。
そして、肺の中に吸い込んだ紫煙をゆっくりと味わうと、青年は口元から煙草を掴み取り、ゆっくりと月もない夜闇に煙を吐き出した。
至福の一服。
そんな言葉が似合いそうな光景に、不意に甲高い排気音が割り込んだ。
「――“藤堂”」
「ん?」
バイクが奏でる鼓動音とも言うべき排気音に目を向けると、そこにはライダースーツを身に纏い、白いヘルメットと特徴的な『1』とプリントされたマフラーを付けた青年がバイクに跨って佇んでいた。
「そろそろ時間だ。準備しろ」
そういってヘルメットを外した青年は、バイクの後部座席に括りつけた大型バックを藤堂と呼んだ青年に投げつけ、コートの青年はそれを受け止める。
「ああ」
ガチャリという硬質の音とずっしりと重い重量にも関わらず、藤堂と呼ばれた青年はいとも容易くバックを背に掛けて、同時に足元に転がしておいた竹刀袋を足先で弾き上げ、手で受け止める。
「――“南条”。他の二人は?」
「彼らは例の“学生たち”を見張っている。今夜は俺とお前だけで十分だろう」
「そうか……」
僅かに濁る語尾に、南条と呼ばれた青年がメガネの奥に目を細めた。
「どうした?」
「いや、少し不安でな」
「む?」
「お前にとっては久しぶりの実戦だろ? やはり、俺一人のほうが……」
「下らんな」
眉を潜め、バキリとライダーグローブに包まれた指を鳴らしながら、南条は静かに告げた。
「俺がいて、お前もいる。手数が足りないのは事実だが、不安を覚える必要も無い」
確信的に、自信たっぷりに、南条はそう言い切った。
藤堂と呼ばれた青年が覚えている記憶のままに。
そして、その事実に少しだけ苦笑する。
「む? 何かおかしいことでもいったか?」
「いや、別におかしくないさ」
ケラケラと笑う藤堂に、不機嫌そうに眉間にしわを寄せる南条。
終電間際の電車が通り過ぎ、流れるような人ごみが去っていったあとのぽっかりとした空白の時間。
その瞬間、カチリと藤堂の腕に嵌った腕時計が音を立てた。
――AM 00:00
午前零時。
その時を鳴らして、時計の針は――音を刻むのを止めた。
世界は一変した。
【魔法使いたちの仮面舞踏会】
Vol_1 仮面の踊り手
音は無い。
まったくの無音。耳が痛くなるほどの静寂。
人の気配は感じられない。否、人は存在していない。
周りに立っていた人間であったものは全て――異物と化していた。
それは棺桶。まるで抽象画の如く、世界は巨大な月に照らし出された月夜と墓場の如き無数の棺桶に、血塗られた世界へと変わっていた。
理由など分からない。
分かっていることは午前零時になると、人と世界は姿を変えてしまうということだけ。
そう、“一部の例外を除いて”。
「……何度体験しても、違和感が消えないな」
「それが正常だろう。慣れたいとも思えん光景だ」
コートを纏った青年とライダースーツの青年は、変貌した世界と時計の止まった時間の中でありながら平然としていた。
他の人間が棺桶の如きオブジェクトへと変貌しているのにも関わらず、二人は常のまま存在している。
その理由はただ一つ、彼らが“特別な人間”だということだった。
「さて、今日こそ異変の原因を探るぞーっと思ったんだけど……」
「予定変更だな」
歩み出そうとした二人の目つきが、同時に明後日の方角へと向かう。
ドクンと高鳴る心臓の鼓動のような感覚。
それは彼らにとって慣れ親しんだ感覚であり、その感覚の理由とそれが示しているものを理解していた。
「『共鳴』……この感覚は“シャドウ”だな」
「イレギュラーか? しかし、少しデカイ――が」
二人が言葉を交わし終えた瞬間、その足は動き出していた。
同時に左右に二人が飛び離れる。
「来るっ!」
「っ!」
そして、言葉が終わるよりも早く――それは出現した。
ゴポリと地面が沸騰する。
血溜まりと化した水面が泡立ち、そこから巨大な真っ黒な爪が飛び出した。
「ひゅうっ♪」
狭い出入り口を無理やりこじ開けるように真っ黒な鋼線で束ねられたような前足が、
黒い毛糸で編まれた狼のような顔が、グネグネと震える肉体を持った巨狼が出現した。
そして、その真っ黒な牙を生やした顔の上面には“仮面”がある。
「やっぱり“悪魔”じゃないか」
「……シャドウだな。しかし、少しばかし大きいか?」
全長八メートルを超える巨躯に、人間の胴体ほどもある足と人間数人程度なら軽く丸呑み出来そうな顎。
まさしく怪獣と呼ぶに相応しい巨体だったが。
「倒すか」
「ああ。学生たちに気付かれる前に、仕留める」
二人は平然とした態度で、仮面の巨狼の前に立つ。
その態度に恐れなど微塵も無く、むしろ余裕すら浮かんでいた。
「RUWOOOOOOOOOOOOOOO!!!」
卑小なはずの人間の態度に激昂したかのように、黒き巨狼が月夜に咆哮を上げた。
そして、その顎から涎を流しながら、巨大なる前足が――振り上げられる。
「慌てるなよっ」
大型トラックすらも引き裂けそうな爪の斬撃に、コートの青年は慌てることなくステップを踏み変えて、それを躱す。
まるで決められた演舞のように優雅さすら見せる動きで避けて、
空ぶった爪の行方を見届けて――藤堂は手に持っていた竹刀袋を後方に投げた。
「前面よろしく!」
「分かったっ!」
目すらも合わせていないはずなのに、後方に回っていた南条が竹刀袋を受け止める。
そして、それを見届けることなく、藤堂は背負っていたバックのファスナーを素早く開いた。
ジジジ、と音を立てて開かれたバックの中から飛び出るのは真っ黒な鉄の塊。
それを掴み取り、激昂に咆哮を上げながら噛み付いてくる巨狼の顔面へと“それ”を突きつける。
「ぶっとべ」
耳を劈くような炸裂音と悲鳴が上がった。
藤堂の手に握られたのは【イングラムM11】 装弾数32発、フルオート射撃で全弾二秒で撃ち尽くす機関銃。
それを片手で、襲い掛かる強烈な反動をものともせずに彼は引き金を引き続けた。
連射という言葉すらも生温い鉄のシャワーに、黒き巨狼の顔面がズタズタに抉れ、切り裂かれ、真っ黒な体液が噴出される。
痛覚があるのか、まるで痛みに悶えるように巨狼が首を振った瞬間、さらなる絶叫が上がった。
視界を逸らし、隙だらけとなった体重を支える前足に一本の大剣が半ばまで食い込んでいた。
「甘いな、痛みに我を忘れ、足元をおろそかにするとは」
大剣を振るいしは淀みない足取りで間合いを詰めた南条。その大剣とは、渡された竹刀袋に収められていた代物だった。
「GIGAAAAAAAA!!!」
瞬間、巨狼が三度目の咆哮を上げた。
剣に切り裂かれたまま、前足が振り上げられる。
「ぬっ?!」
もちろん、それを掴んでいた南条の身体もまた持ち上がり――振り飛ばされた。
手を離すのが遅れ、手を離した瞬間には投げられた投石の如く反動がついて、南条の身体が宙に舞い、数瞬の間を置いて地面に着地する。
アスファルトの大地に叩き付けられたも同然だというのに、いかなる耐久力なのか。
さほど苦痛の色も見せずに、ガリガリと急ブレーキの如き足音を立てて南条の身体が止まった。
そこに、巨狼が襲い掛かる。
距離にして十数メートル。それだけの距離を、体重十数トンにも達するであろう巨躯が駆け、三度脚が目の前の人間を串刺しにしようと振り抜かれた。
それはさながら戦車砲が飛び込んできたの如く、視界全てを埋め尽くすほどの襲撃。
だがしかし。
――“ペルソナ”
その瞬間、南条の足元から光が迸った。
「GA?!」
その爪は。
目の前の人間をズタズタに切り裂き、殴り飛ばすはずの前足は――その場に出現した“黒と青の幻像”に遮られていた。
虚空に浮かび、人間大ほどの奇妙な服装をした幻像は片手で巨狼の足を受け止めていた。
「アイゼンミョウオウ」
足を止め、ただ真っ直ぐに己の前に立つ幻像――“もう一人の自分”に対し、静かに告げた。
「殴り飛ばせ」
その言葉が終わるか終わらないかの瞬間、アイゼンミョウオウと呼ばれた幻像が、
足を受け止めていた腕とは別の手を振り上げ――掻き消えた。
“ソニックパンチ”
音速を超えた拳が、膨大な質量とソニックブームを発生させて、足を真正面から打ち貫く。
傍目からは喜劇のように見えただろう。
伸ばした足が、まるで弾かれたように吹き飛んで、己の顔面に激突したのだから。
「GI、UXURRUUUU!!!」
顔面への二度のダメージ、さらには切り裂かれ、殴り飛ばされて半ば千切れかかった前足。
それらの参上に、巨狼が怯えるようによろめいて、仮面に隠された瞳が目の前の人間たちへと今だ戦うかどうか迷った。
だがしかし、それは既に遅かった。
「逃がさないよ」
「GRU?!」
いつの間に上がったのか、電灯の真上で一枚のカードを携えたコートの青年が目線の先にある仮面を見つめてそう告げた。
「ここで終わらせる――、ペルソナァァアア!」
コートが翻る。
光が溢れる。
クルクルと青年の手の中で踊っていたカードが、パリンと鏡のように砕け散る。
風も吹いていないというのに、コートがたなびき、同時に青年の足元から迸る光が、まるで映写機のように青年の背後に一つの幻像を映し出した。
――“我は汝 汝は我”
――我は汝の心の海よりいでし者
――我が名はセイメンコンゴウ
――楽園求めし汝を守護するモノなり
それは石造りの仮面を被った怪人。
青き手足に、凄烈なる烈風を纏いし者。
「切り裂け、マハガルーラ!!」
藤堂が振るい刻む軌跡そのままに、幻像もまた腕を振るう。
時の止まった夜闇の大気が渦巻き、不可視の刃となって巨狼の顔面へと迫り――その仮面を切り裂いた。
「GIRUXXAAAAAAAAAAAAAAA!!!」
断末魔の声が上がる。
そして、甲高いはずだった断末魔の絶叫は次第に泥混じりの濁音となって小さくなっていく。
仮面を切り裂かれた身体が、次第に泥のごとく崩れ去っていく……
「終わったか……」
「ああ」
その光景を眺めながら、電灯から飛び降りた藤堂と南条が言葉を重ねる。
「やはり悪魔とは違うな」
「ああ。どちらかというと“シャドウ”……JOKER使いのペルソナに感覚が似ている」
「魔界とは関連してないのか?」
「かもしれん」
消えていく巨狼の残骸を見据えながら、二人がそう呟いていた時だった。
「ッ、藤堂!?」
「なんだ?」
「あれを、見てみろ!」
南条が指出した方向、そこにあったのは崩れていく巨狼の残骸であり――その片隅に白い何かが見えた。
「っ、まさか!」
藤堂が駆け寄り、自然消滅していく残骸も待ちきれずに、手袋を嵌めた手で白い何かが見えた場所を払っていく。
そして、一番最初に見えたのは白く、細い手。
そこから引きずり出して、現われたのは真っ白な、見慣れない制服を纏った茶髪の少女だった。
「大丈夫か?」
「シャドウにやられているのならば、意識はないはずだが……」
二人の青年が見つめる中、その少女はゆっくりと目を見開いて告げた。
「……ウィザード?」
「え?」
「蓮司……くん……」
少女の目が閉じていく。
ぺちぺちと頬を叩かれてもなお、その意識は緩やかに落ちていった。
それが魔法を操る夜闇の魔法使いと無限に存在するもう一人の自分を操るペルソナ使い。
その初めての出会いだった。
投下終了。
ペルソナ3とのクロスなのに、まだペルソナ3のキャラ一人も出てないorz
一応分かる人はわかるでしょうが、新登場キャラは1及び2からのあの人です。
ナオリンかよww
まぁ、ピアスの少年はデフォルトの名前がないから仕方ないが
ちなみに1のあの人ことピアスの少年の名前は漫画版女神異聞録から取ってきました。
デフォルトの名前ないので。
ペルソナが強すぎるような気もするが、まあ気にしない。
GJ!
信舟さんの漫画は好きだったぜ!
これからの展開にwktkせざるを得ない。
プリキュアとのクロスSSについてなんですが・・・。
私としては、プリキュアがベール様と戦う所が見てみたいですね。
ぶっちゃけた話、ベール様がナイトメアを手を組むって事はありますかね?
柊とスクールデイズのクロスって相性が良さそうな気がする。
ベルとナイトメアが手を組む可能性はありえる。
互いの利害が一致したらという前提だけど。
2nd環境になってからはベルは落とし子を通してウィザードに協力するってのは多々あるし、柊と手を組んだこともある。
ん?
>>22のいってるナイトメアってプリキュア5の敵組織の名前じゃね?w
「交わる"勇気"と"希望"」について一つ質問が・・・。
柊の目の前を横切った「不思議なデフォルメミニ生物」ってもしかして
ピンキーでは?
>25
なに、そうなのか?
ええい、ややこしい。
それこそ利害が一致するかどうかだろうな。
あとベルサイド的にそれが面白ければとゆー註釈がつく。
しかし、ベルならプリキュア風のコスチュームを着て仮面をつけて大暴れしそうではある
>>17 ペルソナ!NWもペルソナも両方好きだから続きが楽しみ。
3はやってないけど…。
「広大なる無限の虚空・キュアフライ!」
とかゆーのか
くれはだと「キュア・ウォーター」?
アンゼだとキュア・ムーン。
いや、むしろキュア・(腹の色が)ブラック
『この世界で正義の味方面して私の信奉者を集め、最後には世界を支配するのよ!』
さすがベル様!深遠なる世界征服計画、感服いたしました!
………ただ、やってみたいだけじゃねーのか?(ぼそっ)
ベル様がそんなことを言った日には、徹頭徹尾正義の味方をすることになるな。
>>37 「悪人」が出たら、高笑いとともに鉄塔の上で赤い月を背負いながら登場と申したか?
>>35 空砦開始までおとなしく死んでろ三下勇者wwww
ベル様は敵に回すとぽんこつだが、味方につけると結構頼もしくて格好いいからなぁ…
エリィ=コルドンの話題と聞いて来ました。
確かにその手の行動はエリィが最適だな>正義の味方の魔王
問題は、悪の方が劣勢になったら、悪の側につくかも知れないんだぜ。
あいつは弱いものの味方だからな。
>>43 それはそれで「これも正義の味方としての在り方だ」と
主人公たちとジャスティス性の違いで対決させるという手もあるぞ
なかなか燃える展開だと思わんか?
ダンクーガNOVAな感じだからねぇ。
ジャスティス性の違いって凄く便利な言葉だよなぁ。
島本和彦の『ワンダービット』にも似たような話があったが。
そこで俺が正義だスピルバン!
>>48 えっと、ジャスピオンなんだ、それ。
スピルバンはじくーうせんーしだー おーれはー すーぴーるばん
ダイアナがエロかったな
エリィの場合、アニメにもリプレイにも出てないってのが大きいハードルだな
特殊能力からみで一発ネタSS考え付いた。
一発ネタと言うには少々長くなってしまったけど。
とりあえず、オープニングの部分だけ、投下してみる。
53 :
猛き風の戦士達:2008/01/06(日) 23:07:11 ID:5C+zKmfb
【オープニング】
「終わった……無事に今日も一日が過ごせた」
東京都千代田区神田の外れの路上で、柊蓮司はささやかな幸せを噛み締めていた。
不幸体質で頻繁に事件に巻き込まれては、登校を妨げられてばかりの彼であるが、ここ一週間ほどはそうしたトラブルに見舞われる事もなく、まるで普通の学生のような生活を送れていたのだった。
世界の守護者に呼びだされることもなければ、異世界に召喚されることもなく、魔王にちょっかいかけられることもない。それがこんなにも幸せなことだったなんて……
「平和な日常って素晴らしい……」
万感の思いを込めて呟く彼に、一緒に下校していた幼馴染の赤羽くれははそっと目元を押さえた。
「柊、相変わらず不憫だねえ」
「不憫って言うなっ。
ていうかっ、やめろよ……そんな哀れんだ目で俺を見るのはよっ」
「今夜は一週間連続登校記念パーティだね」
「ねえよ、そんなパーティ。
んな、当たり前のことで祝うなよ。これが普通なんだ。別に祝うことでもなんでもないんだ」
「あはははっ」
一通りからかって満足したのか、くれはは軽く笑って話題を打ち切る。このあたりの呼吸は付き合いが長いゆえか、見事な彼女である。
「まあたしかに、他の連中よりはちょっぴり出席日数が少ねえがな」
そしてこちらも長年のつきあいで、くれはのからかいモードが終了したのを悟った柊はあらためて自分の境遇に思いを巡らせた。
「せめて学校のない週末とかに事件が起こってくれると楽なんだがな」
「ひーらぎ、そんな事を言っていると現実になるよ」
ぼやく柊。顔を覗き込むようにして忠告してくる幼馴染。
「それでなくたって、不幸でトラブルに好かれているんだから」
「うぐっ」
幼馴染ゆえの的確な、そして容赦のない指摘。返す言葉もないとはこのことだろうか。
「はは、まさか……」
否定する言葉にも力がない。いじめすぎたかな、とちょっと反省したくれはは慰めの言葉でもかけようと口を開く。
その時だった。
54 :
猛き風の戦士達:2008/01/06(日) 23:08:43 ID:5C+zKmfb
「はわっ」
彼女の足元が消失した。
「くれは!?」
前触れもなく大地に漆黒の穴が開く。そこに吸い込まれようとしていた少女の腕を、超人的な反射神経で柊はつかみとっていた。
「柊……」
「あ、あぶねえ」
ほっと安堵の息をつく二人。だが次の瞬間、凄まじい力で少女の体が暗闇へと引きずりこまれていく。
「くぅっくれはっ」
「ひ…ひぃらぎー」
慌てて幼馴染の体を引き寄せるも、そこまでが限界だった。彼女を抱え込んだ柊の体ごと暗闇は少女を飲み込んでいく。わずかばかりの抵抗の後、二人の体は完全に闇にのまれ、
きゅぽんっ
という音と共にこの世界から完全に姿を消した。
55 :
猛き風の戦士達:2008/01/06(日) 23:09:39 ID:5C+zKmfb
【マスターシーン】 アンゼロット宮殿
世界の狭間に浮かぶアンゼロット宮殿。
その主であり、世界の守護者たるアンゼロットは部下達の報告に眉をひそめていた。
「日本に魔王級エミュレイターの反応ですって?」
「はっ、わずかな時間の事ですが間違いようがありません。
この反応は魔王と考えて差し支えないと思われます。
具体的な固体名については、現在全力で特定中です」
「そうですか」
「なお、その反応の消滅と同時に、星の巫女の反応も消失しております」
「なんですってっ!」
彼女が魔王ディングレイを巡る陰謀に巻き込まれたのは、まだこの春のことである。たてつづけの受難に、さしもの彼女の表情も曇った。
「また同時刻、柊蓮司の反応も消失しました」
「そっちはどうでもいいですわ。
柊さんなら、ちょっと反応が消えたくらいでどうにかなるはずはありませんもの」
「はあ……」
「それにしても……」
考え込むアンゼロット。その表情は憂いに満ち、星の巫女の安否を痛いほどに気遣っているのが見て取れた。
わずかばかりの面識しか持たない一人の少女の事でここまで心を痛められるとは、この世界の守護者にふさわしいなんと慈愛に満ちた心の持ち主だろうか……
その場に居合わせた側近たちは、改めて目の前の少女への畏敬の念を抱く。
と、そこへ新たなロンギヌスが報告をたずさえて現れた。
「アンゼロット様、大変です。
先ほどの魔王級エミュレイターの正体ですが……」
言いながら渡された報告書に目を落としたアンゼロットの瞳が驚きに大きく見開かれた。
「こ、これはっ」
「はい、その通りです。間違いありません」
報告に現れたロンギヌスの顔から血の気が失せていた。
無理もない。アンゼロット自身ですら動揺を禁じえないのだから。
「これは、これは……」
報告書を握る手が震える。
「滅びたはずのっ!!」
56 :
猛き風の戦士達:2008/01/06(日) 23:10:46 ID:5C+zKmfb
【オープニング2】
意識を取り戻した時、くれはは柊の腕の中にいた。
「は、はわっ」
一瞬、前後の状況がわからずに硬直する。その混乱した頭脳が何とか動き出そうとぐるぐる回っている間に、柊も意識を取り戻した。
「あ、いててて。
大丈夫か、くれは?怪我はねえか?」
「え、あっ。うん大丈夫だけど……」
「そうか。
っつーかなんだっださっきのは。
前に召喚された時の感じに似ているが、まさかまた異世界じゃないだろうな」
月曜までに帰らないと出席が〜とぼやいている柊を、ようやく混乱から立ち直ったくれはは軽くにらんでみた。
(もう少し、照れるとか赤くなるとかしなさいよ)
別に期待していたわけではないが、こうもさらっと流されるとそれはそれで面白くない。
「えっと、月衣は使えると。0-Phoneは……つながんねえか。おいおい、マジで異世界かよ」
「柊?」
とはいうものの、真面目に事態を把握しようとしている少年に、いつまでも腹を立てているのも彼女の流儀ではない。
このくらいの事は今までだってあったのだ。目の前の鈍感男にその手の空気を読む事を要求するのが間違いだって、わかりすぎるほどにわかっている。気を取り直すと、妙に冷静に事態を把握しようとしている彼に改めて感心した。
「はわ〜ずいぶんと落ち着いているね」
「まあな。非常識な巻き込まれ方をするのは初めてじゃないしな」
言って苦笑いする幼馴染の顔は、いつもより少しだけ逞しく見える。そっかと笑い返して、
「んで、ここはなんだ?
ぱっと見は庭園みたいだが」
その言葉の通り、見渡す視界に映る景色はよく手入れされた庭園のそれだった。付け加えるならばカラフルで原色系の草花が多く、南国を思わせる作りだ。いや、草花ばかりではない。あたりに流れる空気も東京のそれとは違い、生命力に満ち溢れた南国特有のそれである。
「本当に異世界に来ちゃったのかな?」
少なくとも、ここが東京近郊のどこかである可能性は非常に低い。
「まあ、そこらを歩き回っていればわかるだろうぜ。
それに異世界に召喚されたってんなら、そのうちに呼びつけた奴が出て来んだろ。
少なくともこの庭園を管理している誰かには会えるだろうぜ」
「うん、そだね」
他に対案もなく、二人は警戒しながらそろそろと移動を開始する。
「罠は……見当たらないようだな」
ここが月匣内部であれば当然の行為であるが、ごく普通の庭園では苦笑を誘うようなそれは警戒振りであった。
だが若くとも戦場での経験が豊富な二人は、庭園全体に張りつめる微妙な空気を読み取っていた。それがなんであるかは解らない。
嵐のように猛々しいプラーナの残滓。
言ってみればそういうものだった。この場に残されているのは。
それをもって判断するには不十分。しかしながら、警戒する理由としては十分な、その程度のものである。
57 :
猛き風の戦士達:2008/01/06(日) 23:11:47 ID:5C+zKmfb
神経を研ぎ澄ませ、歩を進める柊。その後ろを、彼が歩いて安全を確認したところだけを辿るくれは。もちろん、互いに何かあったときに反応できるように準備は怠らない。
そんな進み方であればこそ、そして熟練のウィザードであればこそ、その最初の一撃にかろうじて反応できた。
「でぇりゃぁぁぁ」
ガサガサガサ……
頭上の枝葉がざわめく。次の瞬間に降ってきたものの正体を柊は正確に認識している余裕はなかった。ただ殺気だけを感じて両腕を交差させただけ。
ガッ
次の瞬間、叩きつけられた衝撃が、その判断を正しいものと教えてくれた。月衣を通してすら感じられる重たい衝撃。何者かの踵蹴りを防御した反動である。振りほどくように交差を解いて、その踵をはらう。
「ほう、やるじゃねえか」
一方、蹴りを放ったほうはバランスを崩すこともなく、余裕を持って距離を取った。
「ちっ、なんだ?いきなり」
柊もまた、くれはを背後にかばえる位置に移動しながら、目の前の奇襲者を観察した。
彼よりもやや年上であろうか。二十歳前後の目つきの鋭い青年である。デニムのパンツにジャケットとラフないでたちであるが、各所に刺繍された薔薇が奇妙なインパクトを与えている。
さらに何のつもりか、胸に大きくSと描かれたシャツを着込んでいる。一歩間違えると鼻につくほどの気障っぽさであるが、青年の野性味あふれる風貌とあいまって、妙なけれん味を醸し出していた。
(そんなことよりも、問題は……あの手袋だ)
中でも柊が注目したのは、両手を覆う漆黒のグローブである。彼のしているそれと違って、指を露出しない完全に手首から先を包むタイプである。
皮製であろうか妙なつやのある手袋は、この南国の気候にあっては場違いなまでに暑苦しい。おそらく内部は地獄のサウナとなっているに違いない。それを押して着けるのは何故か。
(拳の保護ってセンが強いな。するとやつは拳法使いかなんかか?)
最初の鋭い蹴りを見るかぎり、その可能性は高いだろう。
見れば相手も同様にこちらを推し量っているのが見える。
(魔剣は月衣の中にしまったままだ。こっちの手の内はそうそう読めねえだろ。
問題は、こっちも相手の手の内が読みきれてねえって事だがな)
ここが異世界であるならば、目の前の青年がどんな能力を持っているか知れたものではない。
つぅっと、一滴の汗が頬を伝った。
58 :
猛き風の戦士達:2008/01/06(日) 23:12:40 ID:5C+zKmfb
【マスターシーン ???】
「ついに見つけたぞ」
薄暗い部屋で老人が悪魔の笑みを浮かべる。
怪奇であった。
老人の風貌は紳士と呼ぶにふさわしい、年齢相応に整い、知性に裏打ちされた落ち着きをまとったものである。
身に着けるものも素人目にすら安くない仕立てとわかる洗練されたスーツ、そして優雅なマントでしかない。
この組み合わせであれば、完成するのは穏やかな老教師、あるいは老貴族であろう。
事実、スペインの古城あたりで古い蒐集品を整理でもしていたら、これほど似つかわしい姿はないだろう。
であれば何故、何故この男の笑みは人をこれほどまでに不安にさせるのか。
何故穏やかな老紳士の、その笑みの後ろにこうも狂気を見出せるのか。
そのずれに気づいたとき、人はそこに怪奇を感じずにはいられないだろう。
「同質の存在は引き合う。
ワシの理論によれば、檻は台湾にある……」
「それは重畳」
怪紳士の言葉に、部屋の暗がりから言葉が返る。
そこにいたのは一人の戦士であった。怪紳士の怪奇性が、その内面よりにじみ出てくるものだとすれば、戦士は外見からそうであった。
その身にまとう甲冑は、甲殻類をモチーフとしたものであろうか。その生物と非生物とが融合したデザインは、やはり見る者の感性をひどく揺さぶる怪奇に満ちていた。
「ならば、俺の言は信用してもらえた、と言うことかな」
「キミが話してくれた部分に関してはね」
穏やかな教師が教え子に諭すような口調であった。その裏には、戦士の思惑など全て見通していると言う自負も見え隠れする。
そして戦士もそのことについて反論するでもない。もともと互いの利害が一致した以上の関係ではない。相手がこちらをどう思っていようと知ったことではない。自分の邪魔さえしなければいいのだ。
「では回収を始めるとしようかな」
「ああ、そうしよう」
ふふふふふふふふふ
くくくくくくくくく
人知れぬこの世の闇に、二人の怪人の笑いが交錯した。
それが新たな陰謀の始まりと、知る者はまだいない。
何のクロスか分からんけど面白そう支援
60 :
猛き風の戦士達:2008/01/06(日) 23:17:06 ID:5C+zKmfb
と、
とりあえずここでオープニング投下終了です。
クロス先はタイトルと青年の容姿でぴんと来た方もいるかと思いますが、仮面ライダーです。
続きはまた近いうちに投下します。
>>60 乙〜。特撮クロスはどこのスレでも見るなぁ。
特撮は等身大キャラとしてイメージしやすいからな。
NWにも特撮成分がないわけでもないし
GJ!
こうなったら世界の危機を持ち前の直感で察知したRXにファージアースに来てもらおうぜ!
柊と二人でぶっちぎるぜえ!
64 :
猛き風の戦士達:2008/01/06(日) 23:26:52 ID:5C+zKmfb
あ、どうもです。
特撮はこう、絵になる見せ場的シーンが多いのでクロスさせたくなるって言うのもあるかと思いますが。
あとバトルさせるのに理由がいくらでも作れる。
>>63 ベル様達までゴルゴムにされそうな勢いですが。
RXのスキルは面白そう。
やっぱり「大いなる者」なのだろうか…。
「小さな奇跡」乱用してるようなイメージがある。
キングストーンフラッシュの万能ぶりは凄まじい。
そういやファイズのオルフェノクもエミュレイターっぽいね
被害者は砂になって行方不明になっちゃうし
アレってプラーナを吸い取られた結果という風にも取れる
型月ものが好きなので、少し考えてみたが、すぐにやめた。
世界観は通じるものが多いが、雰囲気が違いすぎる。
型月:これを成し遂げるために、これだけの犠牲を払った……!
NW:これを成し遂げるために、これだけの犠牲を払った!(一同爆笑)
だもんなぁ。
どう違うんだ?
>>68 そう言われてみるとライダー系ってNWに絡め易いかも知れぬ。
日常の影で進められる陰謀とか、それを察知して人知れず悪を討つってところとかさ。
そう考えると某スピリッツは世界結界が失われた世界の出来事っぽく思えてきた。
まあ、実際はあれ以上の惨劇なんだろうが。
龍騎のミラーワールドなんてそのままNWに流用可能だな。
某所のゼロとのクロスに吹いた
あれは卑怯だ
読んでる間原作通りの声が聞こえるあたり実にすばらしい出来だった
>74
どれだ?教えて欲しい。
多分、あの作品のキャラがルイズに〜スレの世界を救う使い魔、かな
確かに声が聞こえるような出来だった
ブリーチとか結構よさげ。
GGJJ「エスパーダの席次が下がりました」
仮面ライダーって初代なんかな。
まさかの真仮面ライダー序章。
てっきり天が呼ぶ地が呼ぶ〜の人かと思ってたんだが。
普段からレザーグローブしてるのはあの人くらいだったはず。
シャツにSとか書いてる品
ワ二ーダ「何故だ、何故ガスが効かなかったのだ!?」
ストロンガー「そんなこと俺が知るか!」
で有名なお方ですね。
真魔装機神のよしみでスパロボとクロスとか。
世界の壁を越えられる人が何人かいるし。
ディス・アストラナガンは初接触時は外見的にも設定的にも敵だと思われそうだな。
そいつらとクロスする場合、柊はマシンヒイラギにでものるのか。
レーヴァテイン、守護装機、量産型ヴェイラー、A−K、シュネルギア。
さあ、好きな機体を選びたまえ。
A-Kが比較的マトモな気がしてならない
>>86 謎のリング型構造物(クロスゲート)の調査をアンゼロットに依頼される
↓
中から壊れたアストラナガンが出てくる
↓
近づいたところを触手に囚われる
↓
柊の魔剣とアストラナガンが融合する
↓
柊の魔剣がベルグバウ化、アナザータイム柊誕生
>>89 アナザータイム柊というネーミングがカオス過ぎるww
>>69 赤い悪魔サマだけは、鼻で笑い飛ばすか。
…恋人にするには頼もし過ぎて、嫁にするには恐ろし過ぎるぜw
そーいや、ナイトウィザードには赤関連の名前が3人いるんだよな…
緋室灯
赤羽くれは
紅樹星
しかも、全員世界の危機の中心人物なったことがあるとゆー
まあ、ナイトウィザードのイメージカラーっぽいし、赤は
篝も篝火→火→赤と変換できなくはないよな
ノーチェもイタリア語で夜のはずだからナイトウィザードらしいといえばらしい
問題はくれはも星もぜんぜんそんなことを考えてないっぽいってことだな
柊も蓮司→レンジ→レンジ使用中の光って赤に近いオレンジな気もする→赤、と変換できなくはないからな。
さあ、みんなどこまでこじつけられるかな?
星なんて赤木シゲルから取ってるしな
偶然、イリヤスフィールを手に入れたベルは、聖杯を使って世界を滅ぼすことを考える。
最良のサーヴァント、セイバーを召喚したベルはアンゼロットに宣戦を布告。
これに対抗すべく、アンゼロットは勇士郎に譲ってもらった(徴発した)包丁でサーヴァント、アーチャーを召喚する。
まで考えたところで、
アーチャーが磨耗したのはアンゼロットのせいなのか!と気が付いた。
命→血は命の象徴だよね→赤
グィード→ボルジアとボルシチって似てるよね→ボルシチって赤っぽいよね→赤
マユリ→ヴァンスタインとヴァンパイア(中略)→赤
ごめんもう無理。
>>99 そのアーチャー、真名ヒイラギって言わね?
無限に下がり続ける力
【 柊 力 】
と申したか
>>101 それなんてコセイダーの必殺技人間大砲ファイタスボンバー?
>>103 カイトススパウティングボンバーと見間違えたけど、外れた場合アンゼロットが「ガッデム!レベルを下げすぎましたか」と
罵声を上げるアンゼロット城の標準装備が宝具になったイメージですた。
今日も今日とてウィザード達の活躍に因って
その計画を潰えさせられた大ぽんこつ魔王ベール=ゼファー様。
しかも何れもこれも途中の過程すら楽しめず、
流石に少しむくれて居酒屋ろんぎぬすで少々過ぎた酒を呑んでいると――
「アナタ、お困りの様ですねぇ〜?」
と、此方を気遣わしげでは有るが聞き様に因っては
愉しげな響きを帯びた男の声が掛けられて来た。
些か酔っていたベルは顔を向け気だるげに応じる。
「なぁによ、アンタぁ?」
「おっと、これは失礼。私(ワタクシ)、こう云う者と申します」
ベルは男の差し出した名刺を引ったくり、
印字されている文面を口にした。
「『ココロの隙間、お埋めします 喪黒福造』ぅ〜?」
「はぃ〜♪」
全身黒いスーツ姿に身を包みこれまた黒い鐔広帽を脱いだ小太りなその男は、
七三分けしてワックスでテカテカに固められた髪の乗った白粉塗りの様な福々しい顔に
紅く艶やかな唇を開いて真っ白な歯を剥き出しにした快笑を浮かべてベルに向けて一礼した。
喪黒福造なる怪しい男の罠に嵌ったベルはこの後・・・言うのやめよ・・・ごめん
てか、喪黒福造って魔王じゃね?w
>>107 魔王モ・グ=ロゥーフク
ってネタで一発ネタやった事があるw
「ドーン!!!!」で気付かれた後はゲームにならんかったw
スクールデイズと柊って相性良くね?
両方とも学生服着てるし。
そういう基準でいくならドカベンとも相性良くなるぞ。
ぶっちゃけスクールデイズとのクロスはトレードスレで一通り考察した感があるからなぁ
余所のスレであった話題をさも知ってるのが常識であるかのように語られても困るんですが…
ぶっちゃけ、閉じた同世代人間関係間恋愛愛憎劇“しかない”スクイズと
恋愛色薄めで自身も含めた大事なもの皆を護る為の状況打開がメインで
恋愛フラグブレイカーな柊を柱としているNW!じゃ
展開の拡がりに早々に限界が来るんだよね。
これなら、同じギャルゲ/エロゲでも世界レベルの異常事態や不思議に対処する
ひぐらしや月は東に陽は西にやefや魔法少女アイやまじかる☆カナンや
Windや明け瑠璃やなんかはNW!とのクロス相性が良いんだよな。
その点で言えば、女性に人気な遥かなる刻の中でシリーズや
咎狗なんかも相性良いけど。
女性人気、のところでナチュラルにアンジェリークを連想してしまった俺はどうすれば。
>>117 それもおk!w
手違いで柊が新たな守護聖候補としてアンジェにスカウトされるとか、
NW!女性陣のだれかがエトワール候補に選ばれるとか、
遣り様は幾らでも有るしねw
ネオロマンスでNW!やなのはやゼロ魔なんかと
クロスし辛いのって今の処は金色のコルダ位か?
っつか、コルダの方が余程スクイズとクロスさせ易いし。
コルダだと柊が楽器を使い出すのか?
あいつに似合う楽器は……えーと、リコーダー?ハモニカ?
そこはトライアングルかカスタネットだろ。
なしてそんな小学生レベルな楽器バッカやねんw
・・・(年齢も)下がる男だからか
それでコンサートホールいっぱいの聴衆を感動させたらほめてやらあ、だな。
中の人的にはピアノくらい弾けそうな気がする
>>124 違うだろ。キーボードのタイプ音がピアノのよーな妙なる調べをだね(ry
>>122 と言うか、柊に音楽的才能が有る様には見えないからなぁw
リアルバウトハイスクール(原作)の静馬だったら、
柊みたいな武闘家的不良だけど親譲りの才能と生来の環境とで
どんな楽器でも弾き熟す一種の天才だったけどね。
>>126 イメージ的には「出来てもいいとこ学芸会レベル」だよなw>柊の音楽的才能
毎度毎度のパターンでピアニカ片手に
保父さんよろしく四苦八苦するのも
見てて微笑ましい気もするがw
>>126 コータローまかり通る!の新堂功太郎も音楽の才能は…ごめん、こいつはリズム感だけだったw。
ならば、柊にもドラムをやらせる。
アニメの四人にバンドをやらせると柊がドラムであかりんがベース、ギターがくれはでボーカルがエリス
ってあたりが一番収まりがいい感じだなw
じゃあ、マイユアの偽装OPみたいに
NW!キャラでバンド組んだとしたら
担当は誰が誰になるかな?
自分的イメージは
ボーカル(Vo.):志宝エリス
ギター(G):緋室灯
ドラムス(Dr.):柊蓮司
ベース(Be.):ナイトメア
キーボード(Key.):マユリ=ヴァンシュタイン
バイオリン(Va.):アンゼロット
和琴:赤羽くれは
って感じなんだけど。
あ、魔王達は魔王達で別バンドねw
ボーカルはあかりんだろ
【馬鹿は目を輝かせながら言った】
柊は意外にトランペットやサキソフォンなんかが似合いそう。
そしてなぜかジャズバンドを組むウィザードたち。
ロックバンドは魔王’sに任せる。
>>133 >柊は意外にトランペットやサキソフォンなんかが似合いそう。
見映え的には確かに似合いそうだな。
そしてヰミキスのサックスを上回るとw
いっそのことロックを聴くと踊り出すどっかの悪魔を読んでこい
ついでに、演歌を聴くと寝る女神もな。
>>132 つーか、ボーカルを交替制でやったとしたら
エリスはどんな楽器が似合うかな。
自分的にはフルートかタンバリンだけど。
あ、空いた楽器の穴埋めは小器用なロンギヌス・コイズミを充てる方向でw
とりあえずシア様はリコーダーな>魔王バンド
ちゃん様はボーカルでもめながら駄々こねてメインボーカル
ベル様は中の人的にベースのサブボーカル
そしてリオンはタンバリン叩いてんだ。ずっと。
れんじカンタービレ
そういや昔、関智一キャラが同じ無人島に流れ着いたらってネタを考えたなw
>>119 スタッフ・フルートならぬバッソ・フルートなら何とかなるんじゃね?
……と書きたかったが既に話題が別の方向に行ってた件。
>>118 アンゼがアンジェに柊をリーク(漏洩)してアンゼリーク……うわすまんゆるして
乙女ゲーなら水の旋律シリーズや緋色の欠片シリーズもNWとの親和性が高いな。
そういえば乙女ゲーってわりと世界の危機率高い気がするな
吊り橋効果で恋愛を盛り上げることができるからかね?
主人公の特別度も出せるし。
魔王ガールズでスイングガールズってのも良いかも
指揮者が強引に引っ張ってこられた柊で
てんでばらばらの魔王達がジャズを通してほんの一時だけ心を一つにするのを描く
最後は見事な演奏を終え、うんうんってまんざらでもなさそうな柊にベルが
「ま、ジャズなんて私にかかればこんなもんよ」
とかいい気になって言ったせいでちょーこーその他がハァ!?ってなって揉め始める
そしてやはり再びいがみ合い足を引っ張り合う関係へと戻っていく。
その騒ぎに柊、やれやれと肩をすくめ、その乱闘を止めに向かいながら
「でも、ま、悪くはなかったかな」
と背中越しに空を見上げラスト
こんなん
アカイイト、とかか<ソレは何かが違う
柊は古い洋楽ばかり聴いてるイメージがある。
ナイトメアはクラシック派だけど奥さんがパンクロック好き。
アンゼロットは雑食。クラシックからデスメタルまで何でも来いやー、ってイメージ。
ナイトつながりでナイトブレイカーズになればいいんじゃね?
ここはナイトトゥルースだな。
>>146 主様の正体考えると古代神級エミュレイターなんじゃないか、とか。
クライマックスじゃあどのルートでもきくたけリプレイ並みの
新能力習得→発揮のパターン入ってるんじゃないか、とか。
色々言いたい事はあるが、クロスさせる事を考えるとどうしても譲れない事が一つある。
サービスシーンはありますよね?
本編じゃ若杉から来ました…が主様どころか空気の読める子すら出会えてないけどなw
プリキュア5とのクロスSSの更新まだかなぁ・・・。
それにしても、ベルとナイトメアが手を組むと、ベルとカワリーノの怪しい会話が
聞こえて来そう・・・。
勇者シリーズとか良さそうだなあ。
ガイスターズやドライアス軍団はエミュレーターでいけるし、
ダ・ガーンの勇者はガチ勇者でいける。
モンティ・パイソンとのクロスってネタが降りてきた。
柊に任務を手伝ってもらったマユリが、お礼に食事をおごってくれる。
そこには何故かバイキング達がたむろっていて、メニューがスパムばかり……
だめだ。どう考えてもgdgdで大惨事な終わり方しか見えてこねえ。
スタートしましたッ! まずはアンゼロットが頭一つ抜けた! しかしアンゼロット負けずに追いすがる!
そして第一コーナー……アンゼロットが先頭だァッ! アンゼロット早い、アンゼロット早い、だが
アンゼロットここで抜きにかかったァ! アンゼロットなかなかトップを譲りません! 現在順位は
先頭アンゼロット、続いてアンゼロット、少し離されて団子状態のアンゼロットとアンゼロット、さらに
アンゼロット! まだまだアンゼロットだあ! ここでゴーーーーーーール!! アンゼロット、三冠
達成だあああああああ!
【元ネタ:エリザベス女王杯@空飛ぶモンティ・パイソン&アンゼロットが多すぎる】
>>99 勇士郎にもらったらむしろセイバーが呼ばれるんじゃないか?
まあ待て、やつのクラスは転生者だ。
つまり、勇士郎=セイバーということに……
>>153の小ネタを「ろんぎぬす」ネタで再現してみる
オチなし&SS風味にすらなっていないのは即興と眠気で時間が無い為という事でご勘弁を
――そこは、アンゼロット宮殿に併設されたショッピングモールの中にあるという居酒屋。
座席数40の決して大きくは無いお店ですが、夜な夜な多種多様の客が集い、飲み明かします。
そこには敵も味方も、作品の壁すらも関係ありません。
そんな居酒屋「ろんぎぬす」も朝から頑張る人の為に朝食メニューを始めたみたいです…。
柊蓮司(以下柊)「任務の礼として美味い飯を奢ってくれると思えば、居酒屋じゃねえかよ…」
マユリ(以下マ)「まあまあ、朝ご飯が食べられる場所がここだけなんですからいいじゃないですか。おはようございまーすっ」
ウェイトレス?「おはようございます。ようこそ居酒屋ろんぎぬすへ♪」
柊「っで、なんでお前(アンゼロット)がここで働いてるんだよっ!?」
アンゼロット(以下ア)「その辺りは気にしたら負けですよ柊さん♥
ここにやって来たという事は、朝ご飯を食べに来たのでしょ?ならば早く席に着くのです。ハリーハリーハリー!」
柊「ちっ…!ところで朝飯はなにがあるんだ?」
ア「はい、朝食メニューは『エッグ・ベーコン』『エッグ・ソーセージ・ベーコン』『エッグ・スパム』『エッグ・ベーコン・スパム』
『スパム・エッグ・ソーセージ・スパム』『スパム・ベーコン・ソーセージ・スパム』『スパム・エッグ・スパム・スパム・ベーコン・スパム』
『スパム・スパム・スパム・エッグ・スパム』『スパム・スパム・スパム・スパム・スパム・スパム・ベイクドビーンズ・スパム・スパム・スパム・スパム』、
『モルネー・ソースのロブスター・テルミドールと子えび、トリュフ・パテとフライド・エッグ、スパム添え』他にも…
柊「おい!スパムが入っていないメニューは無えのかよっ?」
ア「んー、それじゃあ『スパム・エッグ・ソーセージ・スパム』ならどうでしょう。これならばスパムもそんなに入っていませんわ♪」
柊「待て。思い切りスパム入ってるじゃねぇかよ。スパムなんてこれっぽっちも欲しくねえんだよっ!?」
マ「あ、なら柊さんこれ。『エッグ・ベーコン・スパム・ソーセージ』でいいんじゃないですか?」
柊「だから思い切りスパムが入ってるじゃねぇかっ!?」
マ「あはは…『スパム・エッグ・ソーセージ・スパム』よりはマシですよ〜」
柊「くそ…。なら俺には『エッグ・ベーコン・スパム・ソーセージ』をくれ。ただし、スパム抜きでな」
ア「オゥシット!」
柊「何が『オゥシット』だ!俺はスパムなんて大嫌いなんだよっ」
「「「スパム、スパム、スパム、スパム、スパム、スパム…、大好きスパム、ステキなスパム、ラブリー・スパム、ワンダフル・スパム〜♪」」」
(周囲のロンギヌスメンバー達が声を合わせて歌い出す。それと共にアンゼロット宮殿が異空間を疾走する映像が挿入される)
ア「シャラップ、シャラップ、シャーラーップ!『エッグ・ベーコン・スパム・ソーセージ』のスパム抜きなんてありませんわっ!」
柊「なんでだよっ!」
ア「そんなの『エッグ・ベーコン・スパム・ソーセージ』ではありませんっ」
柊「スパムなんて、真っ平ゴメンだっ!」
マ「そんなに騒がないで下さいよぉ、柊さ〜ん。柊さんのスパムは私が食べます。いいですよねぇスパム。あ、私は『スパム・スパム・スパム・スパム・スパム…」
「「「スパム、スパム、スパム、スパム、スパム、スパム〜♪」」」
(再び周囲のロンギヌスメンバー達が声を合わせて歌い出す)
柊「うるせーっ!!黙りやがれーーーっ!」
>>157 兄弟、最初の2つのメニューにスパムが入ってない気がするんだが、
こいつは原典もそうなのかい?
>ア「オゥシット!」
ガッデム!が口癖のアンゼロットのことだ、普通に言いそうで困る(w
レベルEとのクロスを思いついた。
バカ王子に世界を救う為に協力させてくれと騙されたアンゼロットと柊がバカ王子のRPGの世界を救う羽目になる。
そして、バランスを取るためにレベルを下げられるアンゼロットと柊。
宇宙人であるバカ王子は、NW世界の場合エミュレイター扱いされる可能性もあるが。
結城マサトの場合、彼の言うエリア88星雲が、妄想の産物なのか実在するのかは全く決められてなかったからなぁ。
お人好しの柊が、側近達から逃げるバカ王子を行きがかり上護衛して、
そのせいで自体がどんどんしっちゃかめっちゃかになる、そこにベルの影が…ってのもありだな。
自分で考えて面白くなってきた。まずはレベルEの再読から始めないといかんか…。
ナイトウィザードSSがブレイクするにはやはり柊がU−1化してHIIRAGIになるしかないか。
アルティメット柊に汚染された下げることでしか願いを叶えられない聖杯と言うネタが唐突に浮かんだ
>>162 で、U-1化するとどうなるんだ?
原作で既に大概な設定はつけられまくってるんだが
>>164 柊力は実は上がる力だけど面倒くさいから下げる力にしている。
>>164 HIIRAGIのMAKENは世界結界を切り裂き、ファージアースを破壊し、主八界を滅ぼし、超☆至高神を殺すことが出来るがHIIRAGIJIKARAでその力を抑制している。
こんな感じでU-1化……ってこんなの柊じゃねぇ。
あと数千億の資産を持つ柊家の当主で……
>>164 「俺のことを柊と呼ぶな!俺の名はキョウだ!!間違うな、二度目はないぞ」
>>164 どっかの路地裏でチンピラを脈絡もなく殴り倒して「下衆が」と言ったり、NICOPOさせたり
NADEPOさせたり、幼女は対象外と言いながら膝の上に乗せたり思考している事がいつの間にか口から出たり。
おもむろにピアノを弾き始めたり、女性関係の事を言われて口ごもったり。
あと、後書きの所でSSを書いた人と座談会もする。
>169
そのうちいくつかはすでに標準装備しているような気がするんだが
>>170 ピアノ(中の人的な意味で)と女性関係あたりですね、わかります。
>後書きの所でSSを書いた人と座談会もする
これをはじめてしまったらU-1化の第一歩だと思う。
>172
そうでもない。
リプレイでは著者と登場人物が座談会するなんて珍しくないし。
>>164 テロしまくるけど姉貴のコネで柊准将閣下に昇進、ストライクフリーダムに乗って「殺したくないのに〜」と叫びながフルバーストで古代神を全滅させる。
>>173 ヒント:【SS作者】
まあ、GMと中の人の対談を含めるならそうなのだろうけど。
>>163 ここら一帯から人が居なくなればいい→地盤沈下で凄まじい被害が!
現界し続けたい→必要な魔力が下がる
こうですかわかりません><
>176
別の王を誰かよこせ、と言う願いの場合柊そのものがブリテンの王様になったり
黒ずくめの柊、二つ名は漆黒の堕天使
実は独自の対エミュレイター組織の若きリーダー
目に見えない程の微細な糸型魔剣を操り、全てを切り裂く
勿論ミラーシェイドは着けてる
「苦しみながら…死ね」
これぐらいは標準装備だな
>>178 ああ、なんかそれっぽいw
あとは必殺技に滅、とか死とか殺とかつければほぼ完璧じゃないか?
U-1化って、なに?
ちょっと原典を教えていただけると幸いだ。
>>179 「魔器、開放……! 消え失せろ……死天滅衝斬!」
みたいな感じでおk?
なんか、柊vsHIIRAGIでSSが書けそうだな。
問題はクロスになってねーことだけど。
>>181 いい感じだwww
まさしくHIIRAGI
輝明学園に通う、『柊先輩が大好きすぎて妄想が止まらずドリーム小説を書いてるちょっと痛い娘』が
実は裁定者で、そんな痛い娘の書いた妄想の柊先輩が現実に現れてしまった!
っていうのでは、普通にNWのシナリオになりそうで困る。
>>185 むしろボーイズラブに突っ走りそうなんですがwww
>186
柊の相手は誰だ?
命か?グィードか?ナイトメアか?天か?
>>187 いいえ、ギョームです。
【俺にはキミくんがいるから……】
俺の下であがけや王子さまLv1とのクロスは良さそうだな。
>U−1化ってなに?
元はKANONの主人公、裕一(だったよな?名前うろ覚えですまん)が二次創作SSで
色々魔改造されてる様を指すんだっけ?
それがいつの間にか碇シンジやテンカワ・アキトの魔改造作品も指すようになってった…はず。
この辺のノリはけっこうTRPGにもマッチしちゃうんだよなぁ。
>>191 AKITOは時ナデの影響がでかいよな。
>>191 祐一、だな。
あと類似にはほかにYOKOSHIMAやKYOUYA、KAZUKIとかあったな
なんとなく、キューティーハニー THE LIVEとNW!の
クロスができないかしらと妄想したけど
アンゼロットとテューク渡さんが
ガッデム! シーット!と叫びあうシーンしか思いつかない
うお、祐一だったか。
高校〜大学くらいのときはその辺読み漁ってたなー。
成人してからはなんとなく足が遠のいたというか足を洗ったというか読まなくなってったけど。
こういうノリを大真面目にセブン=フォートレスあたりでやるとソレはソレで楽しい。
ただしシャレのわかる身内限定。コンベンションでやると大惨事になります。
>>195 全員U−1作家でやると面白いことになりそうだなw
>>196 面白いかもしれんが、なんかもめそうだなww
各作家のU-1性の違いで解散まで幻視した。
何でもネタになるな。このスレは
>>197 ハーレム要員のヒロイン争奪戦が勃発しそうだぜw
そしてドンドコ他作品から引っ張って来てヒロインが増えていくwww
PC一人頭3〜5人くらい女の子がくっついてくるのか。
番長学園あたりでやっても何とかなりそうだなおいw。
そして
>>198の台詞で気づいたがすでにきくたけがネタにしてたな。
白御子のジャスティスX.
本当は大公級の力を持ってるけどめんどくさいから子爵の魔王でいいよ、もう
とりあえず、初見の人から見れば現在でもある意味最強だというのに……
それでも柊がひーらぎなのは何でだろうw
>>205 あかりんから見た柊(ほとんど現実と大差ない)や、アンゼから見た柊(下僕のような存在)だったりまで現実化するんだな。
くれはの妄想の中の柊までが現実化してしまい、必死になって消そうとするんだな顔を真っ赤にしながら。
それなんて学校を出よう?
209 :
巨獣の咆哮:2008/01/10(木) 00:11:21 ID:dS/7xk8E
分量はあまりないのですが、投下してもいいでしょうか?
ちょっと様子見…
どぞー
211 :
巨獣の咆哮:2008/01/10(木) 00:14:37 ID:dS/7xk8E
ありがとうございます。
たぶん3レスくらいです。
進路クリア。投下、どうぞ!
213 :
巨獣の咆哮:2008/01/10(木) 00:16:05 ID:dS/7xk8E
12月10日 17:00 ファー・ジ・アース 赤羽神社
相良宗助は背中に当たるごつごつとした木材の角の感触で目を覚ました。
腕を動かしてみると、不自由な形で後ろ手に拘束されていることがわかった。腕をひねり動かすたびに
かちゃかちゃとなる耳障りな金属音が拘束に使われているのが手錠であると言うことを伝えてくる。
と、不意に視界が翳った。
見上げると、とてもいい笑顔をした少女が仁王立ちでこちらを見下ろしている。腰に届こうかという
ストレートの黒髪は乱れ、着衣――以前見たことがある、巫女の装束だ――もわずかにはだけている。
まるで乱闘でもしてきたかのような姿をしていた。
「はわ、目が覚めた?」
その少女は奇妙な鳴き声を上げて、宗介に声をかけた。
口調自体は非常に朗らかで明るいものだったが、歴戦の傭兵である宗介にはわかる。まるで蛇が首筋に
まとわりついてくるようなこの感覚は、戦場でいつも感じているもの。
殺気。
いてつくようなその眼差しを受けているだけで脂汗が止まらない。彼の宿敵だったあの九頭竜を冠する男にも
引けを取らない純粋な殺気だ。こんな物騒な殺気を放つ少女に宗介は一人だけ心当たりがあった。
「こほん」
「まて、千鳥、話し合おう…っ」
わざとらしい少女の咳払いにあせった宗介の口をついて出た言葉が重なった。
少女は一瞬きょとんとしたが、それはそれといった風に宗介をねめつける。
「…まて」
「何よ?」
「ジュネーブ条約に基づく…」
「はわぁ?」
「…捕虜としての権利を……」
「女の子を押し倒すのが捕虜の権利ぃ?」
冷たい汗が額を流れ落ちる。
捕虜としての権利など望むべく状況にない。それがどんな悲惨な事態を招くか、身をもって体験している彼は、
あっさりと白旗をあげた。
「……何が、望みだ?」
214 :
巨獣の咆哮:2008/01/10(木) 00:17:50 ID:dS/7xk8E
少女は満足げにうなずくと、宗介に矢継ぎ早に質問を繰り出した。
「まずは名前、それから所属。表と裏も全部洗いざらいね。請求書はこっちで書いといたげるから」
「?…千鳥、君は俺の事情をほとんど知っていると思うが…」
「いーから、聞かれたことに答える!」
「…わかった、俺の名前は、相良宗介。17歳と言うことになっている」
(ということになっている?)
「陣内高校2年4組ゴミ係だ」
陣内高校?聞いたことがない高校ね、と少女は思いつつも情報を聞き出すことは怠らない。
「それだけ?」
「…ミスリル、西太平洋艦隊”トゥアハー・デ・ダナン”所属軍曹コールサインはウルズ7」
少女は手元にあったメモ用紙に筆ペンで要点をまとめながら思う。こっちがワークスで、さっきの陣内高校
っていうのがカバーと。あとは絶滅社に請求書を書くだけっと。
それにしてもあの会社って…いや、この業界自体ろくでもない二つ名ばかりまかり通っているからウルズ7
なんて普通の通り名は覚えやすくていいわ。死の茄子色カブトムシとか、かぐわしき虹色ネプチューンとか
そういうとおり名を真顔で言うのは、できれば冗談だけでよしてほしい。中等部の後輩が、「至高の山吹色の
ペガサス」なんですと言い出したときには、本当にどうしようかと思ったんだよね。
そんな感想とため息を頭の中で漏らしながら、さらさらと宗介の話した情報をしたためたあと、彼女は
満足げに声を上げた。
「よしよし」
「…これ以上はたとえ君でも知る権利はない」
「なんだかつき離した言い方ね?」
「人間知らないことがいいこともあるからだ。千鳥、君でもそれは譲れない」
「あっそう、私もこれ以上知っても仕方ない思っているけど…。
さっきからずいぶん千鳥千鳥って言っているけど、それってだれ?」
ピクリと体を硬直させたあと、宗介は恐る恐る確認を行う。
「…君のことじゃないのか?」
その問いに少女は無情にもにっこりと微笑うと否定の言葉を返した。
「私は、赤羽くれはっていうの。残念だけど千鳥って人じゃないわ」
む、何かの嫌がらせだろうか?そう宗介は考えて、とりあえず、悪い冗談はやめてくれという。が、少女は
笑みを一向に崩さない。
千鳥ならそろそろ、うわははははーと笑ってごめんねーと切り出すころあいなのだが。
「もしもーし、相良軍曹?」
215 :
巨獣の咆哮:2008/01/10(木) 00:19:23 ID:dS/7xk8E
まさか別人か?いや、他人の空似というにはあまりにも目の前の少女はがさつなところも含めて千鳥かなめだ。
しかし、ここまで彼女が自分に当たる理由に宗介は心当たりがない。
そして何より、千鳥は相良宗介のことを、ソースケと呼び捨てにしていたのではないか?
宗介の顔がさっと青くなる。たらたらと額を流れ落ちるのは大粒の冷や汗だ。
「はわ、がまの油?」
「…今、俺が言ったことは忘れてもらえないか?」
「請求書書くからダメ」
「君が知っていると不味い種類の情報だ」
「はわぁ、そこまで言うなら今すぐ治療費払ってくれるなら忘れるー」
「……持ち合わせはない」
「怪我したの組織に知られちゃこまる?」
「そんなことはない」
「だったら、何も問題ないよ、ほらね?」
そうだろうか?そうなのだろうか?
なにか、腑に落ちないものを感じながら、宗介は恨み言のような声を上げた。
「しかし、そっくりだ」
「その千鳥って人?」
「そうだ」
「ほほぅ、その子とはどういう関係ですかな?相良軍曹?」
「…わからん」
たとえ記憶が完全であったとしても宗介は同じ答えを返しただろう。
しかし、今は違う。千鳥かなめのことを思い出そうとするほどに、頭の奥が鈍く痛む。
クラスメイトで、いつも振り回される相手で、いつもフォローしてくれる相手で…それだけだっただろうか?
俺にとって、千鳥は…?
「あ、無理しなくてもいいよ?」
暗い顔をして考え込んでしまった宗介の背後で何を察したのかくれはが言う。かちゃかちゃと続いていた
金属音が途切れ、腕の違和感がなくなったことで宗介は彼女が拘束を解いていたことを知る。
どうやらこの少女とその背後の組織は俺をどうこうするつもりはないようだ。そう察した宗介は、外した手錠を
プラプラさせながら、手桶を片付けようとしているくれはに声を掛けた。
「しかし、よくよく見れば君は千鳥とは別人に違いない。間違えてすまなかった」
拘束されていた腕の動きを一つ一つ確かめるようにひねりながら謝る宗介にくれは何気なく問い返した。
「どこが違うの?」
「ああ、胸周りの贅肉が落ちている。
日ごろ口にしているダイエットの成果かと思って黙っていたのだが、なるほど、別人ならば納得もい…」
言葉を言い終える前に手桶が宗介の顔を直撃した。
いわなくてもいいことを言うのが宗介だな支援
217 :
巨獣の咆哮:2008/01/10(木) 00:23:38 ID:dS/7xk8E
とりあえず以上です。
補足として、くれはの体型は原作準拠です。
アニメのあれはハリウッドの特殊メイクなんですよー。
それでは、また。
つまり挿絵:四季童子なわけか
そりゃあ、かなめとくれはの区別がつかなくても仕方ないな!
乙デース
最近ここもまったりしてきたなぁ
>>U‐1ネタ
アンゼロットヘイトも必須じゃなかろうか
腹黒無能ババアとか年齢詐称ババアとか代名詞的なヘイトネームも
>>221 そんでエセ断罪展開しなきゃだよな
柊がアンゼを……ダメだ、全然想像できねーww
超昂天使エスカレイヤーとクロスして、世界の危機に立ち向かうため柊にドキドキダイナモを埋め込む。
U-1とかEFBは分かっててやるならそれなりにネタになるな。
敵で出すのも面白いかもしれん。
……うちのサークルで、キャラシートの設定に絵に描いたような厨設定を延々書き綴ったキャラがいてな。
最後の結びに一言。
「相手は死ぬ」
TRPGはある意味厨設定なキャラの方が面白いからなぁ
でもSSは別問題だな。
でもTRPGが元のNWとクロスさせる場合、厨設定とは切り離せなくなるだろう。
なあにDほどではない。
>>222 ちがうちがう、エセ断罪ネタやるんなら柊がやられる方になるんだよきっと。
こう、世界の敵めーって感じで。
…あれ、いつもの柊の日常byバリエーション違いだ。
>>227 U−1やSINJI、AKITOやYOKOSIMA、KYOUYAは厨設定だかどうだか以前に作者が大問題なんだよ。
>>227 というか厨設定のない作品なんてほとんどないだろうが。
>>224 >「相手は死ぬ」
あるあるwww
U-1系最低二次創作SSでなら掃いて捨てる程良くあるw
TRPGで普通の人がネタで「…というキャラ設定で行きます(笑」とか言うのならば、周りも笑いながら「ちょw無理ww」とウケるだろうが、
真性のU-1系SS作家が真剣にそんな設定打ち立てると、イタ過ぎて目も当てられない。
典型的なU-1設定を柊に当て嵌めたなら、
柊が実は古代神を上回る程の力の持ち主で普段は世界へ悪影響を与えない様に柊力で力を抑えており、
何故かやたら無能かつ傲慢な人物として改変されたアンゼロットにこき使われ、学校では女子に大人気だが本人は鈍感で好意に気付かず、初対面のヒロインでも柊がちょっと微笑みかけるだけでときめく。
そして、戦闘時はやたら平坦な展開の末、
柊「この技だけは使いたく無かったが…喰らえ、死幻滅衝斬!」ベル「うわーだめだー」→ナイトメア「こ、これ程の力の持ち主だとは…流石は柊蓮司と言った所か…」
みたいな感じに決着。後は、何か過去にトラウマを抱えており、時々表情に陰りが差すとか設定すれば万全か?
>>232 うわー、凄いソレっぽいw。
英魔さまなんかはネタで「…というキャラ設定で行きます(笑」を地でやっちゃう人だね。
今はもういっぱしのゲーマーだけど
もう風の聖痕とクロスすりゃいいよ
ヒノカグツチ山に眠る幻の卒業証書を回収しようとする柊の前に立ち塞がるえんらいは
なんかはやとちりとか誤解とかでカオスってる所に和麻(空気の読めるリプレイ版)が登場
紆余曲折のうちにヒノカグツチ山にあるダンジョンに突撃する一同
和麻の目的はもちろんダンジョン内部のお宝であった
卒業証書以外は全部譲り渡して報酬も払う柊蓮司はとてもいい依頼人でしたとさ
なんかオマケで魔王とかも出たりして追加報酬も
まあなんだ…
もうそろそろ自重かね
そうだね、そろそろアニメから入ってきた人にはついていけない濃度だよね。
じゃあ柊をネギま!?世界に放り込んでくるよ。
まさか、TSとやらをして放り込むのか?
あと、年齢を下げる必要もあるな
フルメタの人乙
柊飛ばして電信柱を折りまくるくれはの拳を食らって宗助は…大丈夫だな。うん。
とりあえずネギまは3-Aに女体化学年下げで放り込めば完璧じゃね?
アンゼロットなら嬉々として柊女体化計画を練りそうだと思うのは偏見かな?
まあ、女体化とか無しでそのまま放り込んでも面白くなりそうだとは思うけどな。
なんにせよネギま世界ってエミュレイターの侵攻が無かった場合のパラレルワールドに見えてなぁ。
>242
あいつ不幸がオリジンに比べて少ないからな……
いろいろあって、そうしないと世界が滅ぶ
と言えば、なにやってもいい世界だしな
空き缶蹴っても世界が滅びます
>>241 女体化ネタならWebドラマでヴァリアブルウィッチとのクロスとしてもうやってるな。
つまりなんの問題も無い。
>>246 そのときのアンゼロット、楽しんでたよなw
女体化……というか、女性化させたクローン柊(当然アンゼロットの企み)を柊のベッドに潜り込ませて
「お兄ちゃん、おはよっ♪」というネタを思いついたが、クロスでもなんでもない上に、戦闘を上手く書く
自信無かったので廃棄
しかし、あの方法を使うと柊は絶えず感情が高ぶっていないといけないという非常にやばい状態になるぞ。
そういや何故か下級生の教室にいる3年生?とか怪奇!人を食う下駄箱とかは学園七不思議にならなかったのかな?
そりゃー、それの100倍ぐらいすごいのが七不思議にラインナップされているからだろう。
そんなもの常識と誤差範囲に感じられるようなすごいやつが。
>>251 いやさ、他のは人を襲う人体模型とか、永遠に続く階段とか勝手に鳴るピアノとか普通だったしさ。
あ、ヴァリアブルウィッチの話しも入れているのね。
卓が違うから……というのを抜きにしたら、柊が関連していたから不思議じゃなかったってところだろう。
>>243 スルトの始まりのごとく異空間で魔王と戦う柊。同じ時間、別のところで戦うレン
柊が戦っていたのは肉体を、レンが戦っていたのは精神を破壊する同じ魔王の分離体。二人はとどめを刺すが、最後に魔王は自爆、レンは精神、柊は肉体をズタズタにされて次元の狭間っぽいところに落ちていく。
そして同じところに落ちた柊たちを見つけたのはナギ=スプリングフィールド。
治療するにしてもそれぞれ時間が必要、よって、無事な方だけ使って適当な呪文で一つにした。
こうして見た目はレンだが性格はオリジンの柊は麻帆羅に降り立ったのだった。
こうすればいいんじゃね?
精神に月衣は依存し、ウィザードの能力は月衣に依存することにすれば普通に柊として使えるし
>250
幽霊の正体見たり枯れ柳ということでどんなことでも理由が分かっていれば不思議じゃない。
「「ああ、また下がる男か」」
リプレイからして柊の周辺での知名度は折り紙付き、ましてや学校内ならさらに知名度が高いのも頷ける
いつものように強制的に麻帆良学園に潜入任務を命じられる柊。
今度は中3。叫ぶ柊、笑顔でスルーのコg……アンゼロット。
叫び疲れた頃にさりげなく差し出される紅茶。サンキュとか言って普通に飲んでしまう柊。
いきなり大声を出すアンゼ。驚く柊、直後に後頭部殴打されて柊気絶。
暗転。
目を覚ますと知らない天井。声をかけられて振り向くとアンゼ。食って掛かろうとして自分の声が高いことに気付く。
慌てて自分の身体を確認すると既に女、服も女性物しかもなぜかゴスロリ風味。よくお似合いですよとイイ笑顔のアンゼ。
怒鳴り散らそうとした柊に、いいんですか? と聞くアンゼ。いぶかしむ柊に、龍之介の血液投与の事実と既に麻帆良学園女子寮内と告げる。
思わず絶句する柊に、女子寮に女装した男の子なんかいたら変態ですよねああもちろんお洋服等等はこちらでよういさせて頂きました。とか畳み掛けるアンゼ。
絶望する柊に、ではよろしくお願いしますね。とか言い残して優雅に部屋を出るアンゼ。
ドアの閉められる音で我に返って、慌てて廊下に出たところで、明日菜あたりと鉢合わせる。
まで妄想した。
ネギ魔界は当たり前のようにTSをするんだなぁ。
>>258 現在U−1化が懸念される世界ではある。SAI-TOも大概だがw
あれ、もしかして自分空気読めなかった子……?
じゃあ、新任の体育教師(無免許)あたりはいかがか。
ところでSAI-TOをSAITO-と読んで、誰だろう? さいとう・たかを? としばらく考えてしまった自分を笑ってやってください。
なに、話の都合で性別が変わったり年齢が下がったりレベルが下がったりするなんてよくあることだ
【ねえよ】
「実は女の子だったという設定が付いたでごわす」の一言で済むからな。
>>262 あるいは
「レネゲイドの神秘により女になった」
「世界結界に修正されて女になった」
とか、とにかく理由を付けてGMが許可すればOKだからなw
>>258 オリキャラやクロスキャラは副担任か年齢ダウン&女性化で同級生の二択だしな
>>264 あと、必ずネギに恋愛感情を抱かなくてはならない。
よく分かります!
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 18:39:57 ID:358YMJIa
あー、TSは私が嫌いなので書かないんだけど、×ネギまの小ネタが出来たから投下しても良いかな?
初投下だから、文字数とか教えてくれると助かります。
ゼロ魔スレによると
・1レスの限界最大文字数は、全角文字なら2048文字分(4096Bytes)。これ以上は投下出来ません。
・行数は最大60行で、一行につき全角で128文字までですって。
らしい
まあとりあえずsageるんだ
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 18:43:31 ID:358YMJIa
なるほど……それで、投下してもよろしいでしょうか?
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 18:44:03 ID:358YMJIa
あ、言い忘れてました、答えてくれてありがとうございます。
ああ、なるほど、sageってこういうことか
それでOK
そして投下は歓迎だ支援
同じく歓迎だ
カモンカモ〜ン
「と、言うわけで。 一休みできたところで、次の任務です♪」
「出来てねぇ!? つーか、またこのパターンかよッ!!」
アンゼロットの台詞に、柊蓮司は思わず声を荒げながらもツッコミを入れた。
ここは、世界の狭間に存在する宮殿。 その宮殿の本来の名を知るものはおらず、その宮殿の主である世界の守護者の名を冠しアンゼロット宮殿と呼ばれていた。
そして、その主である世界の守護者アンゼロットは目の前に居る、不良っぽい青年に微笑みかけながら、青年にとっては迷惑でしかない言葉を告げていた。
まぁ、毎度の事であるが青年の抗議は、この見た目少女にしか見えない(おだまり)……すみません。 美少女であるアンゼロットには一切意味がなく、軽々とスルーされた。
アンゼロットは柊に対して言葉を続ける。
「今回の任務は、教師として潜入してもらいます」
「……なに?」
柊は思わず耳を疑った。
教師ということは、学校関係なのであろう。 しかし、まさか教師として入れとは――――あの、アンゼロットがである。
それ故に、柊は不審がる。 いつもならアンゼロットなら教師ではなく、生徒として潜入しろというだろう。
「私としては生徒の方が良かったのですけどね……護衛任務の対象が教師と生徒なので、ある程度自由に動ける教師として動いてもらいます」
合点がいく。 確かに、教師と生徒が対象ならある程度自由に動ける教師の方が潜入任務の方が良いだろう。
いくらアンゼロットが楽しみの為に柊を弄くると言っても、それはあくまで任務の範囲内での話だ。 優先順位を見誤る事はない。
それ故に、柊は安心して話の続きを促せた。
「それで、護衛の対象は誰なんだ?」
「ネギ=スプリングフィールドという10歳の少年とその子の受け持つクラス全体です」
「へー……って、全体!? 広すぎだろ!?」
思わぬ護衛対象の広さに、柊は声を上げた。
クラスというからには、その人数は当然一人や二人ですむわけがない。
いくら柊が歴戦の魔剣使いとはいえ、彼はあくまで魔剣使いである。 この手の任務ならば、もう一人位はサポート役として欲しいところである。
そして、それはアンゼロットも理解するところである。
「ので、今回はもう一人サポート役をつけることにしました。 入ってきてください」
「は、はい!」
現れたのは、髪の毛にリボンを付けた小柄の少女である。
薄紫色の髪のショートカットの少女だ。
そして、その少女に関して言えば、柊も知っている少女であった。
そう、その少女は――――
「え、え、え……」
「お久しぶりです、柊先輩!」
「エリスゥ!?」
そう、かつて宝玉事件――――と、言ってもつい3・4ヶ月ほど前の事であるが――――の折に知り合った少女である。
あの時、ウィザードの力を失ったと思っていた少女がその場に現れていた。
「ど、どういうことだよアンゼロット!? エリスは力を失ったはずだろっ!?」
「ええ、私も最初そう思っていたのですが――――」
アンゼロットの話を要約するとこういうことだ。
力を失ったと思われたエリスだが、あくまで宝玉が壊れただけで、本人の内側にある力が失われた訳ではないらしい。
そもそも、エリス自身のウィザードとしての力は失われていないのだ。
それ故に、月衣を纏っているし、彼女自身の大いなるものとしての力は失われていない。
だが、それ故に危険でもあった。
彼女自身の力は、宝玉に頼る部分が大きくある。 しかし、その身に秘めるプラーナも魔力も強いために、まさしくエミュレーターーにとっては格好の餌である。
故に、彼女自身にもある程度力をつけてもらう必要があった。
だから、この3・4ヶ月間である程度特訓をしていたらしい。
「――――というわけで、柊さんのサポートとして付ける事にしました」
「よろしくお願いしますね、柊先輩!」
ぺこりと頭を下げるエリスに対して、柊はある意味仕方なしと判断する。
下手なウィザードと組むよりか、自分が組んだ方が良いという判断もある。
「ああ、よろしくなエリス」
「と、柊さんも納得したところで、早速現地に急行してもらいますね」
「……はっ? おい、ちょっと、ま――――」
――――て、と言おうとした所でぱかり、と、柊の足元が真っ黒い空間になる。
それは、俗に言う落とし穴だった。
足元が開いた柊は、重力という名の漫遊引力に引かれ、そして柊はアンゼロット宮殿を付きぬけ、地球へと降下してゆく。
「アンゼロットォォォォォォォォォ!!!」
「柊先輩!?」
エリスの言葉を受け、そして、アンゼロットに怨嗟の言葉を投げかけながら。
しかし、アンゼロットはそれを歯牙にもかけずにエリスに微笑みながら言う。
「では、エリスさん、ここに資料を用意しています。 任務の内容や理由、それに柊さんの身分などきちんとしたものはここに書いてあるので後で伝えてあげてくださいね」
「あ、あの……柊先輩、大丈夫なんでしょうか?」
「ああ、柊さんですか、大丈夫ですよ、月衣も在りますし」
そういう問題ではないのだが、仕方なしに納得する。 というか、今更どうしようもない。
「では、エリスさん。 道案内を用意してあるので、それについて行って下さい」
「はい」
エリスはアンゼロットの言葉に素直に頷くと、ロンギヌスのメンバーに連れられ出て行った。
そして、その様子を見送った後、アンゼロットは椅子にもたれかかり、天を仰ぎ瞳を閉じて囁いた。
「頼みましたよ……柊さん、エリスさん」
「……ォォォォォォォォォォ!!!」
ドォン!!
派手な音と共に、柊は着地――――いや、墜落した。
「たく、いつもの事とはいえ、もっと穏便におろせよ!!」
柊は知らない、エリスが穏便に降ろされていることを。
まぁ、例え知ったところで、エリスに文句を言う事はないだろうが。
ともあれ、柊は自分の着いた場所がどこなのか分からないので、とりあえず辺りを見回す。
(……どこだ、ここ?)
一言で言うのなら、森、だろうか?
あたり一帯が木に覆われていることからもそれは窺い知れた。
――――しかし、当然ながらここでひとつ大きな問題が浮上する。
(どこ行きゃ良いんだよ)
である。
この森、先を見て見ても分かるが広すぎる。
どう考えたって遭難しているとしかいえない。
ともあれ、考えてても仕方がないので動くしかないのだ。
柊は、適当に辺りを付けるとその方角へと歩いていった――――
――――が、絶賛迷子中である。
行けども行けども、木木木木。 人工物が見当たらず、どう考えて見ても迷っていた。
「だあああああああ! アンゼロット!! なんでこんな場所に下ろしやがったんだよ!!!」
柊が思わずそういうのも仕方がない、何せ、こんな場所に下ろされなければ普通にいけたのだ。
がっくりとうなだれる柊。
しかし、柊は突然に自分の感覚に何かが引っかかる。
それほど大きな力ではないが、何かが近づいてきているのだ。
中空に手を伸ばし、柊は何かを掴む動作をする。 刹那、柊が力を込めるとそこには一振りの巨大なバスタードソードが現れた。
柊の魔剣である『裏切りの魔剣・ワイヴァーン』だ。
柊はいくつ物戦いを、この魔剣と共に経過し、既にその剣は半身といえる。
その相棒である、ワイヴァーンを構え、力を感じるほうへと向けた。
そして、そこから現れたのは空を飛んでいる、幼い金髪の少女だった。
形の良い切れ長の目が、柊を捕らえ、睨みつけた。
「貴様か、結界に入り込んだのは」
「――――よくわからねぇが、俺に何のようだ?」
柊も、この目の前にいる少女がただの少女だとは思わなかった。
何せ、魔力の量が普通の人間を超えているし、何よりも絶賛空を飛んでいる。 しかもである、その隣にはメイド服を来たガイノイドらしきものも居る。 あと、何よりも、見た目と年齢が全く釣り合わない存在を知っているのも大きかった。
少女は、その形の良い眉を跳ね上げると、視線に力を込めて更ににらみつけ怒鳴る。
「質問しているのは私だ! 何の目的で、この土地にやってきた!?」
「ああ? 任務だよ、任務! お前も魔法使いなら分かるだろうが!」
……ある意味、柊は最悪の受け応えをした。
これは、色々な意味で取れる言葉だからだ。 そして、この少女は一応、ここのトップからそんな話を聞いていない。
それ故に、対応はこうなった。
「……任務、だと? ほう、まぁ良いだろう。 それならば、こっちのする対応は一つだからな茶々丸!」
「はい、了解しました」
隣に居るガイノイド……茶々丸に対して命を下すと、少女は声を高々と上げ、歌うように、詠うように言葉をつむぐ。
「リク・ラク・ラ・ラック・ライラック! サギタ・マギカ・セリエス・オブスクーリ!!」
「うぉ!?」
行き成り来た魔法に、柊は魔法攻撃をすんでの所で回避した。
その攻撃を回避したところで、柊は行き成りの襲撃に、抗議の声を上げた。
「てめぇ! 何しやがる!!」
「侵入者で任務と聞けば、こうするのが当たり前だろうが!」
「来たくて来たんじゃねぇよ!」
最もである。
だが、このままでは埒が明かないので、ともかくあの少女をどうにかしなければいけない。
柊は、覚悟を決めるとその魔剣に力をこめた。 刹那、魔剣に光が灯り輝く。
「その剣……魔剣か! しかも――――かなりの力を秘めた、茶々丸! 油断するな!!」
「イエス、マスター」
主の言葉を受け、茶々丸は柊の元へと向かっていく。
柊は、それを見て魔剣を構えると向かってきた拳を剣の腹で受け流し、茶々丸の腹に肘をいれ、弾き飛ばす!
だが、茶々丸も負けてはいなかった。 初撃が外れたと見るなり自らの拳を打ち放つ!
「何!?」
行き成り来た、所謂ロケットパンチに流石の柊も対応が遅れた。
余りにも非常識なその一撃に肩に一撃を受けた。
茶々丸の方も、流石に狙いを定めている暇はなかったのだろう、急所からは大きく外れている。
だが、その一撃のおかげで、柊の体勢が僅かに崩れた。
「よくやった茶々丸! サギタ・マギカ・セリエス・オブスクーリ!!」
茶々丸が対応している間に、溜めて置いた、49柱の矢が柊に降り注ぐ!
柊の魔法防御力はウィザードの中でも低い方だ。そのため、この一撃はかなりきつい。
「うぉぉぉぉぉぉぉ!?」
降り注ぐ49柱の闇の氷に、柊の姿が掻き消える。
完全に、砂埃の中に柊が消えると、エヴァンジェリンは笑みを浮かべた。
「ふんっ、まぁ、そこそこやるようだが、今の私に遅れをとるなど、たいした事は―――ー」
「――――そいつはどうかなッ!!」
「何!?」
砂埃から、柊が高速を伴い現れた。
黄金に輝く魔剣……柊の――――いや、魔剣使いの特殊能力の一つである護法剣と呼ばれる能力により防いだのだ。
そして、今のエヴァンジェリンには、護法剣を貫けるほどの力は――――ない。
即座に、少女に近づくと、柊は少女の鳩尾に、柄によって痛みが残らないように一撃を入れて昏倒させた。
「マスター!」
「安心しろよ、危害をこれ以上加えるつもりはねぇよ」
「……そう、ですか」
そう良いながら、柊は少女を抱えて、そのまま目の前に居る茶々丸と呼ばれていたガイノイドの少女に渡した。
その様子を見て、ようやっと僅かに信用したのだろうか、茶々丸と呼ばれた少女は頭を下げた。
「マスターに怪我をさせずに終わらせてくださいまして、ありがとうございます」
「別に、礼を言われる事じゃねぇよ、ちょっとした勘違いだろうしな」
勘違いで殺されかける事はよくあることなので、柊にとっては瑣末な事らしい。
その言葉を受けて、茶々丸はもう一度、頭を下げると後ろを向いた。
「それでは――――私は、ここで失礼させてもらいます」
「ああ……って、ちょっと待ってくれ!」
そこまで、言いかけて、柊はようやっと自分の現状を思い出した。
柊の言葉を受けて、茶々丸はふかしかけたブースターを止めて、柊の方を向いた。
「あー……その、なんだ……」
「……?」
「道、教えてくれねぇか?」
顔を少しだけ赤らめて、頭をかいてそっぽを向きながら柊はどこかバツが悪そうに言った。
これで以上です。
尚、所々で筆者がダイスを振っています。 具体的には知力判定。
それではー
乙ー
しかしこれは小ネタとは言わないんじゃないかw
あと、一つだけ突っ込みどころとしては、柊の魔剣の名前がワイヴァーンだというのは公式で言われたわけじゃないよ
二つ名が裏切りのワイヴァーンで、魔剣の前の持ち主の名前が飛竜ってだけで、魔剣の名前は不明
わかった上でワイヴァーンという名前に設定したんならいいんだけど
>>277 どこが小ネタだww
まるっきりオープニングフェイズじゃないか
……続き待ってるぜ
一応理解していましたが、名前があったほうが良いと思い、こうしました。
ちなみに、この後。
「柊先輩、お疲れ様です。 紅茶をどうぞ」
「おう、サンキュウな、エリス(ずず〜)」
「いえ……アンゼロットさんからの預かり物なんですよ」
「ぶふわぁぁぁ! ごほっごほっ! マジかよ!」
「あ、あと預かり物です、手紙ですよ」
「……い、いやな予感が……」
てなことがあります。
続きが楽しみでたまらない!
ネギま!は逆パターンなら問題なさげだと思う。
勇者、陰陽師、魔剣使い兼人狼、強化人間、龍使い、忍者、吸血鬼、人造人間、魔術師とNWと相性の良いキャラ揃ってるし、
一部のキャラは様々な魔法関係の任務を受けて行動することも多いだろうしな。
ほお・・
エリスも登場かあ。何だか面白くなりそうじゃないか
でも、柊って教師出来ねえだろw体育か?w
ネギまGJ
勘違いで殺されかける…うん、よくあるな。
見た目の年齢に騙されず、別に何を見ても驚かずにツッコミに走る、こんなにクロスしやすいキャラも珍しいよな。
エリスがいるのも嬉しい
GJ。OPシーンでPCというか味方側のキャラに戦闘吹っかけられる辺りが、なんかすごい柊っぽいなと思ってしまった。
続きも楽しみにしてます。
そして、
>>265に対して、NE☆GI×TS柊で小ネタ書いてた自分涙目。
>>286 気にするな、俺はある程度ネタが被ってても楽しめる男なんだZE
と言う訳で、書き上がったら投下ぷりーず
ってゆーか、専ブラ使えばわかるじゃん、投下できる分量かどうか。
だから小ネタだと言っているでしょーが! 続きは……気が向いたら書くかも(ぉ
>283
勇者はマジックキャンセラーかな? 陰陽師はやっぱり神社の娘ですか、他にも神社の娘の幼なじみの娘は侍かな?人狼はまぁ、犬神少年か。
龍使いがくーで、忍者・吸血鬼・人造人間はいうまでもない。
しかし、魔剣使い兼人狼だけは分からない……誰だろう?
>284-285
エリスが居るSSはほとんど見かけないから、出してみた。
それに、個人的にも気になっていたところだから。
それにしてもこの柊、きっとまた神社の娘(notくれは)にフラグ立てるんだろうなぁ……
そしてスルーする、と。
※これはU-1ネタです。そういったものに嫌悪感を持つ方はスルーして頂けるとありがたいです。
※これはTSネタです。そういったものに以下略。
濁った血のような光の中、異形の影に囲まれ、少女は膝を突いていた。
(残り、7体……魔剣は……あんなに遠くか、……こりゃあ流石に死んだな)
覚悟を決め、しかし決して目はそらすまいと顔を上げたその時、烈しい風と無数の光条、
そして柊をして戦慄せしめる程の魔力の奔流が、少女の周囲を蹂躙した。
――少女が視界を取り戻したときには、目の前で微笑んでいる少年の他には“何も無く”
赤い月さえもがその猛威に恐れをなしたかのように、消え去っていた。
「大丈夫ですか、レンジさん?」
そう言って、少年はこちらに手を差し出してくる。
「ああ、大丈夫だ、……助かったぜ、ネギ先生」
その手をとって立ち上がると、少年は、
「そうですか、安心しました!」
と、夜目にも輝いて見えるような笑みを浮かべたのだった。
「――って、俺の魔剣まで蒸発してるじゃねえかっ!!」
「ええっ!」
ごめんNE☆GI×柊にできなかった。
>>290 神社の娘と聞いた途端、真っ青になって部屋の隅でガクガクブルブル震えてる柊を幻視して萌えたwwwww
神社の娘は、柊が一番恐れるものだからwwww
哀れな……また『使い』になるとは。
そして……なるほど、これが小ネタか……! うん、確かに小ネタじゃないな、私のSS。
……どーでもいいけど、ネギまで神社の娘って言ったらスナイパーの方を指すんじゃないか?
ネギまはよく知らないんだけど
ネギ「はわ!」
じゃないん?
>>296 え、ネギがTSするのか? と思ってしまったwww
>297
それはそれで面白いんじゃないだろうか。
柊の女性化事故に巻き込まれるネギ、とかで。
実は、U-1という単語はここのスレで知って、
>>291書いた後軽くググってみた。
ごめんなさい、ただキャラに強い演出戦闘させればいいだけだと思ってました。
U-1舐めてたわ。
>>299 気にするな、ある意味知らなくてもいいことを知ってしまっただけなんだから
あるいは世の中がちょっとだけ広かったとか。
>>299 きっと君が踏み入れたのは浅瀬というかまだ砂浜に過ぎない
最低の深淵は想像を絶するのだよ。具体的に言うと一晩で百万の敵を殺しましたとかあっさり言っちゃうくらい
>301
それって、魔王とかエミュレイターがよくやってないか?
は、そうか。
U-1とは魔王の1人だったのか。
これで納得だぜ。
新世紀エヴァンゲリオンネタであったなぁ、U−1系シンジが同じ世界に
複数人やってきて互いに殺しあうっていう皮肉に満ちたSSが。
>>302 それたぶん特殊能力を何一つ使わずナイフでってのが抜けてる
>>304 素手でも出来たりするな。
なんとか流とか言う伝説の殺人拳法とかつかって
>>301 桁が違うがザーフィが似たようなことやってたな、それ
穿った見方をすれば、
作者が自分の分身にすげー能力を持たせて自己満足に浸ってるのがU-1の根本だからなぁ
何つーか、Lv100とかCP10000とかで自分のPCを作ったり、
それを公式のシナリオにぶち込んでソロプレイしてニヤニヤしてるような感じ
>>306 ザーフィはぶっちゃけU-1的キャラクターだからなぁ……
まあ
百万の吸血鬼をナイフだけで倒した
百体の闇巨人を剣で倒した(笑)
の違いがあるけど
U−1が、KANONの祐一か。アニメのKANONは両方見てたけども。
なぜ、彼がそんなキャラになっちゃったのかね。
アニメの彼は、まあマトモ(?)なキャラだったのに。中の人効果でがおもしろかったけど。
U−1の元ネタである相沢祐一が逆に不憫に思えて仕方が無い。
『U−1』の同じ意味を持つのが、確か『メアリー・スー』だったかな。
以前に『メアリー・スー』検査をやった記憶がある。
その時の時代?他のKEYキャラでは駄目だったのかなぁ?
しかし、大抵のTRPGゲーマーは自分の分身たるPCにはかっこよく活躍して欲しいと考えるものではないか?
トラベラーで借金生活を堪能していても、WHでネズミ捕りをしていても、でもんぱで全裸になっていてもどこか
でかっこよくRPしようとするものではないか?
そこにルールとGMいう抑制をかして制御するのがTRPGである以上、抑制を失ったTRPGゲーマーがU-1化
するのはやむ得ないことなのかもしれない。
むしろ負けた方がおいしいと思っちまうんだよなー
セッションやってると普通に負けロールをしてるし。
後の逆転が映えるからな。
強そうな設定のキャラが負けロールするのもよし、弱そうな設定のキャラが負けロールするのもまたいい。
>309
KANONのSS勢力が大きかったからU-1が有名なだけで似たような事例は他にいくらでもあるぞ。
上でも出てるが極楽大作戦の横島とかナデシコのアキトとかエヴァのシンジとか。
鍵限定でもONEやMOON.で超主人公SSはあった。まあこれはそれほどの勢力じゃなかったけど。
葉の浩之なんかもけっこう凄いのがあったはずだけど、もっと痛々しい形式が蔓延してたから印象薄いな。
プレイスタイルの話になってきてんぞーw
それはともかくとして、式神の城のクロス電波が飛んできた。
中の人ネタとかでおいしい話ができそう
そして柊はなに探偵になればいいんだろうか
探偵限定なのかよw
柊は「考えずに走る人」と見せかけた「考えながら走る人」かね
>310
U-1化するような奴ならPLよりもGMやってお気に入りNPCをU-1化させるだろ。
ゼロ魔とのクロスだと
・異世界慣れしているので召喚直後に状況を理解して
ギャラリーを置いてきぼりにする
・ルイズの留年に同情して使い魔になることを快諾
当然ルイズはなんで見ず知らずの人間に留年の心配を
されにゃならんのだとツンデレる
・床で寝ることになろうが、エンドレス雑用だろうが
これまでの境遇に比べれば天国のようなものなので
柊連司始まったな!で大喜び
などのネタになるのかw
>>315 いやー、だってあの世界で世界守る側が名乗りあげるには探偵なのらにゃだろー?
探偵巫女とかいるし
勇者探偵とか探偵侍とかは語呂がいいが、魔剣使いもウィザードも組み合わせ的には微妙だし
走る人云々は中の人(元祖)が考えた後走る人
中の人(声)が考えながら走る人
柊自身は考えるよりもとにかく走ってる人的なイメージが。
>317
うんにゃ、卓ゲ板の某スレを見ての話。
そういや奴も大概の吟遊詩人マスターだよなぁ
実はダイバカの人は世界にとって敵なんだけどな。
「今」を維持しようとするのが世界=お兄ちゃんの使命だし。
>>319 魔女やら世界忍者を忘れるな
あと、探偵巫女は女心に萌えるポイントだ
>>321 光太郎は世界結界を強化する裁定者だからな
兄貴は兄貴で世界の秩序に自分の意思を組み込んで変なことしてたような気もするが
魔剣探偵でいいんじゃまいか。あるいは不幸探偵とか
>>319 ソードマスター探偵でいかがか。
ところで、
>>291をU-1と冠しておいてU-1に結局なってたかったのが悔し恥ずかしくて、
リトライしてるのですが、これ書くのものごっつ疲れますね。
>324
無理はしない方がいいと思うぞw
ありゃ「既知外の思考を知るために既知外になる」ようなものだしな……
つまり、「ああっ!窓に、窓に!」ですか?
(いろいろキングクリムゾンしすぎ)
>>325 外なる神々のことを知るために禁忌の書を紐解くようなものだな
>>327 しかも、深遠に嵌ると抜け出すのが困難だから困る。
>328
つまり、『深淵』とのクロスですか。
>>324 参考になるか分からんが、俺が
>>232で典型的U-1設定導入型柊を考えた時は、今まで見て来たU-1小説のテンプレ的展開を基本に、
とにかく「自分なら絶対こんなアホな設定は使わない」と思う事柄を率先して放り込む事を念頭に置いてた。
身も蓋も無い話になるが、真性U-1系作家は基本的に中二病なので、「背伸びして格好付けたい中学生が喜ぶ要素」を使えば良い。
具体的には、
・例えベルなどの強力な魔王だろうが何の問題にもせずに葬り去れる程に根拠無く高い異常な戦闘力
・性別問わず、何かある度にやたらとU-1キャラ(今回なら柊)を褒めそやす周囲の人物
・書いてて恥ずかしくなる様なイタいネーミングセンスの技名や装備
・逆境もカタルシスも無く、「俺TUEEEEE!」がやりたいだけの、ただただ一方的に敵を葬り去るだけの実質的に作業同然の戦闘
この辺りを押さえとけば高確率でイタいU-1系SSが生まれるはず。
まともな作品が好きな人間に取っては間違なく苦行な創作作業だと思うが、何はともあれ頑張ってくれ。
>>235 遅レスだが、風の聖痕とクロスすると和麻と契約してる風の精霊王がひどいことにw
>>330 それを公式でやったアニメならひとつ知っている…
>330
……風の聖痕ってそんな感じじゃね?
>>333 アニメはそんな感じだったけど、原作は主人公は人外的に強いけど、敵はそれ以上につよいという
なにか間違っているような展開だからなwww
>>334 待て基本的に敵は主人公側より強いもんだ
>>334 そうなんだよねwwww普通はwwww
まぁ、俺が間違ってる、って言ってるのは
主人公が人外並に強い必要はないよな、ってこと。
主人公以外のキャラがもう引き立てやくにしかなってない気がするし
そもそもそれなら他のキャラいらねぇよwwwってこと
U-1設定という名称は初めて聞いたが、
昔俺がリレーSSでやらかしたホーネットに乗ってジャックナイフターンで敵をはり倒したりの
仮面ライダーばりの大活躍をさせたこみパの詠美ちゃん様を思い出した。
>>334 スレイヤーズの頃からそれは基本系の一つだろう>主人公はバケモノだが敵はそれ以上
>>336 TRPGでも主人公は人外的に強いのが基本だろ
というか「人」が対処できるなら主人公たちが戦う必要性はない
主人公たちだけが人外的に強いのは珍しいことじゃない
風の聖痕が色々言われてるのはバイクの運転手けりおとして強奪したり
街の被害をロクに考えずに戦ったり名家が必死こいて守ってる封印をあっさり破ったりしてるからだよ
>>339 ああ・・・なるほ
おれもまだまだ読みが足りなかった……
説明、サンクス
北斗の拳とか菊池作品みたいな、うまくいってる場合もあるしな
能力云々より世界観が重要な気がする
DBも人外対人外の周囲大迷惑戦闘だが、世界観と主人公の性格で救われてる感じか。
現代日本で悟空が暴れた場合なんて想像したくない
>>341 勿論世界観も重要だが、この場合一番大事なのは、
物語を書く側が、「物語の中に山も谷も無く、敵う者など一人も居ない位に強い主人公がひたすら弱者である敵を蹂躙するだけ」
の話など面白くも何とも無い唯の(イタい)ヒーロー願望の垂れ流しに過ぎない事を理解しているかどうか
という事だな。
この辺りがきちんと理解出来ているなら、
・主人公は強いが、対峙する敵はさらに強大であるか、何らかの特殊な状況下に於いては無敵
・強力な敵を相手にしても知恵を絞り、機を伺って逆転の糸口を見出す
と言った、ちゃんとした物語が書ける。
…理解出来ないタイプの人間なら、駄目なU-1SSの歴史がまた1ページ――。てな事になる。
つか厨設定は悪くないんだよ
面白くもない蹂躙だけの戦闘。口で言うだけのリスク
見せ場もない褒めるだけの仲間。惚れるだけのヒロイン
上滑りする台詞。何も伝わらない信念
意味もなく法や倫理に刃向かうキャラ。それがさも正しく素晴らしいことであるかのように語るエキストラ
期待に応えず予想だけは裏切る展開。主人公の強さを表現するための大御所
そういうあれこれを全部持ち合わせてるものを書くからダメだといわれるんだよ
>>344 ま、正にそれらこそU-1作家と呼ばれる人間が好む物のフルセットww
…どれか一つが含まれててもアレなのに、全部備えてる作品が決して少なくないのがU-1系の特徴にして恐ろしい所だ。
おっと美味し○ぼの悪口はそこまでだぜ?
>>345 歴戦のスコッパーにとって最低SSのことは知り尽くしているものさ
愛のような執念こそがそれを可能とするのだ
まあ究極的には面白いかどうかだわな
U-1系SSでも極々稀に面白いもんはあるし、厨設定=最低ってワケじゃないし。
某佐山なんてスペックだけみれば軽いU-1クラスの厨設定なのに、HENTAI分で相殺できてるしな
>>332 なのはのことかー
なのはもSEEDも痛さがあまりに足りない
あの程度では最低と呼ぶには程遠くて最低としては愛せない……
もうそろそろネタにもならない話は自重汁
U-1とかそういう脱線しまくる話題は禁止…とまでいかずとも自重させるべきかね
「ふもっふ」のほうで浮かんだ
柊を参考にカグヤや対魔法防御、大気圏突入機能まで取り付けた
【呪錬ボン太くん】を開発する宗助
それを着てふもふもと泣きながら魔剣を振るう柊
オーフェンも実は結構なU-1系キャラクターなんだよなぁ
言動と敵が強すぎるから全然目立たないけど
そんなことを考えてたらオーフェンとのクロスを思いついた
柊力の説明を受けたオーフェン
「お前が俺の生活レベルを下げてたのか…」
といい笑顔をして魔術乱射するオーフェン、逃げる柊までは思い浮かんだ
オーフェンは噂と二つ名が先行してるだけって登場人物は分かってるけどな。
作者も所詮オーフェンの最強なんてボクシングのミドル級の最強みたいなモンって言ってるし。
二つ名もなんか芸名呼び合うお笑い芸人みたいで寒いから止めてとか言ってるし。
意識的にU―1部分をパロってる。
>>349 佐山か…
・意味無く既存の法や常識に(主に性別など)反逆
・既存の神を信じず、新たなる神を創造し崇める
・対概念核用の兵器を使える血族
・超理論に誰も論破できない
・何もかも利用して何だかんだ言って勝つ
お、見直すと結構それっぽい
公式でU−1化と言うと太正時代の海軍中尉が思い浮かぶ俺w
>>356 加えて
・十カ国以上の言語をマスターし成績も学年トップ
・祖父は世界を救った英雄であり総会屋
・狭心症になるほどつらい過去
・神話や伝説に出てくる武器を使う
あとベルガーも箇条書きすると結構U−1や厨二だな
・神と人間のハーフで名前も神のアナグラム
・二つ名持ち
・十一種類しかない武器の一つを所持
・片腕は義手
・本当は強力な力を持っているが現在は封印している
・黒いコートにサングラス
・つらい過去持ち
おかしい、柊がそれらに比べて見劣りせんような気がする
・とりあえず異世界に行っても言葉が通じる
・神を倒す武器を持つ
・指ぬきグローブに腕まくりブレザー
・二つ名持ち
・それどころか3つめもある
・本人は気づいていないが、トップクラスに不幸
・本当はすごい力を持っている
・でも、自由に使えない
・使いたくもない
ベクトルが逆方向につきぬけているってのもあるけど
>>359 でも正直神を倒す武器とか二つ名持ちとかNW世界には有り触れすぎててありがたみないけどな
>>359 そこは力が強すぎて制御できずに自分にその力が返ってきてしまう、とするとさらに強烈に
んー、ここまでU−1ネタを読んでてなんか足りないなー…って思ってたんだが、何が足りないかようやく解った。
これだ!
つ「敵味方問わず斜め上の目線からお説教をする」
それも本来知りえるはずの無い情報をなぜか知っててそれを元に一方的に論破。
んでもってなぜかろくに反論できない相手、というのも付けといてくれ。
「柊蓮司、お前は本当に頭が悪いな」
なんてこった、ベル様はU-1キャラだったのか!
【説教じゃねえ】
アニメでアンゼロットを論破してたな
ジ・アンリミテッドもほんのりそれっぽい
>>360 と言うか、都市世界とNW世界において二つ名ってのは殆ど愛称みたいなもんじゃねーかw
まあ、うち何名かは本名代わりに使われたりしてるけどさ。ユーキとか鈴木さんとか。
>364
ところがベルはU-1にはないぽんこつ属性を装備している
ベルは今でこそ裏界最大勢力を擁する大魔王だけど、もともと“萌え春日恭二”みたいなキャラだからなあ。
>>359 ちゃちゃいれですが。
>・とりあえず異世界に行っても言葉が通じる
これはウィザードたちがもっている、0-phoneのおかげかと
>・二つ名持ち
>・神を倒す武器を持つ
このあたりはナイトウィザードのお約束かと。
柊の二つ名はまともな方だけど
死のナス色カブト虫とかあったしw
特定の相手のみダメージ1万倍とか言う、強いんだけど応用力すくない
力を持ったウィザードもいるし
裏界で現在1,2位を争う力を持つ魔王(まぞくのおう)
今はその大きすぎる力を世界結界内部に送り込めず本当の力を発揮できない
どこからか魔王の片割れや世界を滅ぼす鍵の情報を入手し、傍観者のような態度でこれといった理由もなく世界を滅ぼそうとする
ぽんこつ属性が邪魔だなぁ
いやいや、ベルは別に無意味に世界を滅ぼそうとしてるわけじゃないだろう
>>368 0-phoneって世界中の言語が入ってるって書いてるけど、異世界の言語は入ってないだろさすがに
ラース・フェリアはまだともかくミッドガルドの言語が入ってたら、HTT凄すぎだろ
>>369 ぽんこつって基本的にユーザーが勝手に言ってるだけだからな
失敗するのは基本的にベルが手加減してるだけだし
もちろん傍から見てどう見えるかは別だが
一応自由になりたい&プラーナたくさん欲しいという理由はあるだろ
あんましこだわってもいない感じだが
魔王も千年単位ですごい回数の世界滅亡計画に失敗しているわけだよな。
気長にしてないとやってられないわな。
ベルあたり気長にやるのにも飽きてゲームにして遊びだした口だろう。
リオンは自分で陰謀するのが面倒になって鉄道に走った口だろうな。
>>371 いや、走って逃げる大魔王はそういないだろwwwwww
プラーナの収穫量こそ少ないけど、裏界は比較的快適に過ごせる世界だからな。
ルーみたく裏界を安住の地と考える魔王も居るし、エリィやファルファルロウみたく世界滅亡に全く興味の無い魔王も居る。
冥界の魔王と比べると危機感が全く無いから、死に物狂いで真剣に世界を滅ぼそうとする魔王が居ないんだよな。
.hackシリーズとのクロスはどうだろう
THE WORLDの特殊性に気付いた魔王か冥魔が侵入し
アンゼロットにより未帰還者にされて退治するまで帰れないとか
ラストでウィザードになった碑文使い達が現実世界でPCのスキルを使えるようになる。
>>375 元々、危険性の低い古代神の留置所だしな
古代神以外も魔王クラスになるとプラーナに余裕あるし
程よく人間を狩ってプラーナを奪えればいい、または世界の破壊をするにも、時間と機会はいくらでもある、そのうち成功すればいい
てスタンスの奴らが多いな
もしろ必死なのはプラーナの足りない雑魚侵魔だろう
ガツガツせずにゆったり構えて長期戦挑んでくるのが侵魔と違う魔王のらしさであり、怖いところだよな。
1000年越しの計画なんてのを平気な顔して実行するからな。
魔王の動機が手下の雑魚侵魔を養うため、というのが普通にありそうで困る
ベルも元は神様だからきっと人間を慈しんでいるんだよ。ちょっとアレな形で。
圧倒的な力にさたされ風前の灯火と化しても
それでもなお生きようと足掻く命の輝きのなんと美しい事か
とか…本当は寂しがり屋で単に遊び相手が欲しいだけなのかもしれないが。
探偵の助手をやってた時ってまさにそんな感じだよな。
カメラあげちゃった上に「ずっと覚えている」とまで言ってるんだよな。
しかも正体ばれなきゃずっと助手続けてたぞ、あれ。
>>380 それが故に、「お友達」として純粋に自分を慕ってくるアゼルには、照れ臭くてついツンデレになってしまう訳だ。
くそう、やっぱりベル様可愛いじゃねぇか!
次のNW2のセッションでベル様の落とし子設定のキャラを作ってみるか。
良かったら、クロスSSにしてみて下さい。
>>371 ミッドガルドに関してはシャードっつうモノが大きいなぁ
レゲネイドウィルスに感染したパラサイトが寄生した錆びたシャードとな?!
ここは初めてなのですが
キャスティングクロスオーバーとかはいいのでしょうか?
自由じゃね?
とりあえずやってみるのがいいと思う。
>>377 1000年かけてコツコツプラーナ集めてもうちょっとで魔王の末席
に加われそうだった時でも負けたら、よくてただのザコに逆戻り
悪ければそのまま消滅、そりゃ必死にもなるよなあ・・・
(でも一発逆転で万一勝利すればその辺の雑魚でも一気に世界のトップに!)
コードギアスのナイトメアフレームを、『クールなドドメ色のジュピター』とノノシロット。
>>389 カイジ張りにプラーナのやりとりをする雑魚魔王と申したかw
>>391 彼女は失態の帳尻合わせに世界を滅ぼそうとしてベル様の許容メーターを振り切ったのが直接の消滅の原因だしなあ。
あの小説ではベル様がやたら子供っぽくなってて困惑したり。
ミス亜門を挑発する時のアレはちょっと…イメージが狂うと言うか。
後、斉堂少年に対して小説のラストで降って湧いた状況を見て、これなんてエロゲ?て思ったのは俺だけでは無いと信じたい。
福本絵のNW!……
>>387>>388 わかりました。投下してみます
ネタはナイトウィザード×住めば都のコスモス荘で、小ネタです。
『ha-hahahahahaha――――!!
カクゴシテクダサイご主人様ーーーーーーッ!!』
「これでとぉどぉめええええええええええどぅあああああああああああ!!」
ドクター・ゲイフラワー操るロボットが、そのケラのような腕を振り下ろす。
轟音。上がる砂煙。奇怪な笑い声。
そして、砂煙が晴れた後には。
「…そんな…」
ただ、破壊された道路があるだけだった。
「間に合わなかった…なんて」
もう少し判断が早ければ、もしかしたら。
そんな仮定は意味のないことだ。
すでに、パワードスーツの審査は終わり、何より、彼の人生もまた終焉を迎えたのだ。
「許せ、少年。
神のもとに召されるがよい…」
ゲイフラワーが十字を切る。
そこには、極悪と名高いA級犯罪人の影はない。
ゲイフラワー自身もまた、彼の命を奪った、と思っているのだろう。
だが――――
「ふっ……」
―――彼はまだ終わってなどいなかった。
「ははは…はっはっは…はーっはっはっはっは!!」
笑い声が上がる。
その声は、本来であれば地面に埋もれているはずの男の声。
声を聞いたアンゼロットの青ざめた顔が驚きへと変わり。
「…間に合ったようですね」
そしてその一瞬後には、いつもの微笑みが戻っていた。
「はわ!?」
謎の女ヒーローは、ゲイフラワーへと襲いかかろうとしてた手を止め。
「ぬわにッ!?」
ゲイフラワーの驚愕の声があがる。
『ナ、ナンデスッテーーーーーーー!?』
ついでにメカから過剰演出気味の声が上がる。
四者四様、ついでに無数のギャラリーの視線があつまるのは頭上。
電柱の、上。
“神と 魔王と 守護者が呼ぶ”
煌くボディは鮮やかなブルー。
赤いマントが翻り。
頭のピンポン玉が小さく揺れる。
“第八世界の平和を守るため”
白いおむつは鋼鉄製。
頭部が重いのはご愛敬。
腰に左手。
右手は左肩を超え、天に届けとばかりに突きだされる。
“悪い奴らをやっつけろ”
「一度は契ったあの約束」
“青いボディの下がる奴!!”
「何が何だかわかりゃしねえが、やるしかねえならやってやる!」
“ミラクルサイクロンカッター!(注・使えません)”
「だから頼むぜ足りない単位!!」
“ハイパーデンジャラスエアブレード!(注・普通のエア・ブレードです)”
「オタンコナス社製造…」
“僕らの 友達”
「超特殊汎用パワードスーツ…」
そう、そこには、あいつが、いた。
柊蓮司。いや、今は正義のヒーローとしてその名を呼ぶべき男の名は―――
“「ドッコイダー!!」”
「ご期待通りにただいま参上!!」
こんな感じで。
出オチ感がひどいですがどうでしょうか
なるほど、つまり単位を餌に契約したんだな柊
惜しむらくは、全員に正体がバレバレだって事か
>>399 ドッコイダーオリジンも単位落として留年してたぞw
>>400 オリジンはピアノが弾けなかったのがダメだったんだっけか?
それにしても
>>398、やってくれた喃。あまりの出オチっぷりに吹いたじゃねーかw
無論この後同じアパートで出くわして、ラブコメ(?)やらかすんだな?
しかしやな組み合わせだなA級犯罪人
そして、こんなヒーロー全開な話におそらく存在さえ思い出されなかっただろう左から2番目のジャスティスレッドに同情
コスモス荘と来たか…
うん、ポンコツベルさまが溶け込みまくってるのが目に浮かぶ
しかし、コスモス荘は堂々と破壊行為してるからNWとは組み合わせ悪いなぁ。
他の阿智作品キャラは逃げたり隠れたりしてるから、そこはかとなく合いそうではある。
特撮の悪役が堂々と破壊活動をするのは「常識」だから何の問題もない。
人狼と吸血鬼のイメージとしては扱い易い。あと忍者も。
暗殺者は何だろう……
魔物使いか
アークマデテクールは疑似的な侵魔召喚師だな
>398
よく見たら、キャスティングに約一名仲間外れがいますが、そこんとこどうなんでしょうねぇ?解説の井上先生。
>398
やべえ面白そうだw
続き期待。
>408
血なまぐさいのなら魔剣じゃないか。
柊ならエリア88やレッドショルダーにいたり、ストームブリンガーやソウルイーター持ってても違和感ないから便利だよな。
後半二つちょっと待て
>>414 うむ。ソリッドスラッシュあたりならありえるだろうが。
【そう言う問題ではない】
ブッタギレイヤーを持たせよう
黒皇子なら死点撃ち持ってたしな
NWにコンバートしなおしたら消えたけど
ブッターギルンで地球を真っ二つにすると申したか!!
柊の魔剣を、クラゲの光の剣と一緒に手に入れようとするドラまた魔道士の姿が見えた。
アンゼロットと馬が合いそうじゃない?
でも柊の魔剣って結局普通の武器よりちょっと切れ味鋭いレベルなんだよな
神殺しも効果がかなり限定的なもんだし
あれ、柊の魔剣って何切ってたっけ?
明確な描写が(目安として役に立ちそうなもので)あるものっていうと
・ガンブルの砲身
・現場監督の鞭
・輝明学園の制服
・謎の電波搭
くらいか?
小説版でもアニメ版でもガンブルの弾丸は斬るってよりは叩くか弾くか逸らすかって感じだし
隕石も受けてたしあとは侵魔だのクリーチャーだのの不思議物質なんで、正直考察の参考には向かない代物だし
通常のバスタードソード……っていうか西洋剣の精度からいくとかなりの切れ味だぞ?
まあ気合いを入れると切れ味が上がると切る物を選ぶとかそういう感じなんじゃね。
あかりんのガンブル斬った時なんかは、かなり切れ味が良くないとあの角度から刃入らないけど
そうかと思えば抱いて寝てたりするし。
特殊能力で一撃の威力を高めるタイプだからな>柊
魔器解放じゃなくても気合を入れると切れ味はあがるな
>>421 だってデータ的には普通のバッソよりちょっと攻撃力高いくらいだし
実際と比べたら凄まじい切れ味だが、ファンタジー作品にはそんなのごろごろしてるし
フェイトとのクロス前編が出来たので投下する。
後半は未定(オイ
型月嫌いな人はスルー推奨。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _
Fate/Stay Night Wizard
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _
───異空間を漂う一体の壊れた人形。
大魔王、ベール=ゼファーがその人形を拾ったところから、物語は始まる。
「この人形……。もしかして、まだ生きてる?」
「あら、面白いものを拾いましたね、ベル。それは、聖杯……」
「聖杯って……。自分のことを救世主とか言っていたニンゲンが、処刑されたときの血を受けた杯のことよね?」
「もちろん、その聖杯。……もちろん、これは本物じゃない。でも、その機能は本物と同じ」
「ふ〜ん、つまり……」
「そう、つまりこれは、あらゆる奇跡を可能とする願望器」
「あらゆる奇跡、ね。……たとえば、世界を好きに書き換えるとか? でもいまいち、そそられないわね。ゲームはね、リスクがあるから……」
「……この聖杯を使うためには、ある魔術儀式を完成させる必要がある」
「無視!? ちょっと、リオン!」
「その魔術儀式の名は"聖杯戦争"。偉業を成したことで上位存在へと昇華された御霊=英霊を使い魔として召喚して使役し、最後の一体になるまで殺し合わせる……文字通りの、聖杯を巡る戦い」
「戦争……ね。それは、面白いゲームになりそうね」
「ええ。きっと、楽しいゲームになると思いますよ……」
───ここに、ファー・ジ・アースに舞台を移しての、第六次聖杯戦争の幕が切って落とされる。
「……で、リオン。……これは何?」
「見て分からない、ベル? ……お箸と茶碗です」
「見れば分かるわよ! こんなもので、一体何を召喚させるつもりっ!?」
『サーヴァント・セイバー、召喚に従い参上した。───これより我が剣は貴女と共にあり、貴女の運命は私と共にある。───ここに、契約は完了した』
「……なんでよ?」
* * *
───サーヴァント・セイバーの圧倒的な戦闘力を前に、次々と倒れていくウィザードたち。
追い詰められた状況を打破するべく、アンゼロットもまた、サーヴァントの召喚を決意する。
「───というわけで、流鏑馬勇士郎さん。快く、それを譲ってくださいな」
「……お断りします」
「いいから、とっとと───、お寄越しなさいっ!!」
「アンゼロット、返してくれ。それは、師匠から譲ってもらった大事なモノなんだ」
「そぉんなの、わたくしの知ったこっちゃありませんっ!」
. . . . . . . . .
───勇士郎から快く譲ってもらった包丁で、サーヴァント・アーチャーを召喚するアンゼロット。
アーチャーの召喚により、荒廃した秩序が辛うじて保たれる。
『……ぇえと、マスター。済まないが、もう一度言ってくれないか?』
「ですから、お城を綺麗に片付けて、それから、紅茶を一杯入れてくださいな」
『……君はサーヴァントを、何だと思っているんだ?』
「ですから、召使い(サーヴァント)でしょう?」
『……了解した。地獄へ落ちろ、マスター』
>>424 えーっと、攻撃力はデフォルトで倍近くあって、特殊能力まで使えばさらに比べ物にならないくらい跳ね上がるんだが……
割り込んでごめん、支援する
test
* * *
───メイド喫茶"天使の夢"オーナー・流鏑馬真魅。
彼女はある日、酔っ払って帰宅したかと思えば、両手に地蔵を抱え込んでいた。
その同じ日、鹿島はるみが、サーヴァント召喚の儀式に挑んでいるとも知らずに……。
「逝ける! 逝けるわ! 次はずばり、執事喫茶よっ!」
『私は、茶道の類はさっぱりなのだがな……』
「そこはそれ! 勇士郎、いろいろ教えてやんなさい!」
「……俺の、包丁……。ごめんよ、師匠……」
『弟御は、再起不能のようだが?』
「ちっ! こうなったら、アサシン! あんたちょっと、アンゼロットのところに行ってきて、例の新しい執事、連れて来なさいっ!」
『……ふっ。……魔女というものは、やはり、何処もこのような性格なのだな……』
「清ましてないで、とっとと行くっ!」
「……勇士郎さん、大丈夫かな……」
「……はるみ、そこ、気をつけて」
「えっ? きゃぁあああ、カップがぁ─────ぁっ!」
『大丈夫ですか、はるみ?』
「……ありがとう、ライダー」
「……ぅう、ありがとうございます、ライダーさん」
『…………(じーん)』
「ライダーさん?」「……ライダー?」
『いえ、おふたりは双子の姉妹なのに、とても優しくて……。私も、あなたちのような双子の妹に生まれたかった……』
「姉じゃ、ないんですね……」「……じゃあ、ライダーはこれから私たちの妹」
『い……いいんですか!? ……ぁぁ、ついに私にも、優しい双子の姉が……』
「よかったですねぇ、ライダーさん」
「……はるみ、カップ」
「えっ? きゃぁああぁ─────ぁっ!」」
* * *
───そして、アルスター伝説最高の英雄、ランサーが戦場を疾駆する。
「……分かりましたね、ランサー。あなたへのお願いは、あくまで偵察です。勝手に戦ったりしないでくださいね」
『……まともな方の出番だと分かっちゃいるが、それにしてもシケた命令だな。それに……』
「……それに?」
『最初は色気0の武闘派魔術師に、次がイカれた根暗聖職者。その次も、サドマゾの変態聖職者で、最後がちんちくりんなガキ魔術師。……やれやれ、俺は何処までマスターに恵まれないんだか』
「あ……あはは……。まぁ、そう気を落とさないで。このおにぎりを食べて、元気出してくださいね」
『だから! 俺は! もっと、真っ当なものを食いたいんだっ!!』
* * *
───激化する戦い。
「死んでください。柊先輩」
「なんでだよっ! 敵はあっちだろうが!」
「……摩耶と一緒に、お弁当を食べましたね」
「そんな理由でかぁ〜〜っ!!」
───錯綜する想い。
「私! キャスターさんに諭されて、分かったんです。やっぱり、(お人好しの)柊先輩が(使い勝手)いいんだって!」
「おいっ、こらっ、翠……」
「死ねぇい! 柊蓮司ぃ───っ!!」「死んでください。柊先輩」
「てめぇらも、いい加減にしやがれぇえ───っ!!」
───そして、散りゆくものたち……。
『シロウ……もとい、ベル』
「……なにかしら、セイバー?」
『……お代わりは、まだなのですか?』
「もうないわよ! あなた、いったいどれだけ食べたら気がすむわけっ!」
『……そんな……。神よ……。私はこれから先、何のために戦っていけばいいのですか……』
「……あなたね、そんなことで神に祈らないで……っていうか、魔王の前で神に祈らないでよっ!」
「はい、お代わりよ、セイバー」
『ぉ……お……、ありがとうございます、リオン』
「……リオン。あなた……、ずいぶん気が利くわね」
「お礼は無用ですよ、ベル。だって……、あなたのヘソクリだから……」
「な、なんですって─────っ!!」
『(ハムハムコクコク)』
* * *
───魔王、守護者、ウィザード。
彼らの膨大な魔力に支えられたサーヴァントたちの戦いは、その激しさを増しながら、一向に終わりの兆しを見せない。
───そして、その戦いに決着をつけるべく、最強の力を持った第8のサーヴァントが顕現する。
それは、黄金の王気を纏いしサーヴァントと、それを従える最強の力を持った金色の魔王。
「ベール=ゼファーも、アンゼロットも、つまらぬ馴れ合いをするものよ……。フフ、まぁよいわ。我が統べる最強のサーヴァント───最古の英雄王を前にして、ひれ伏すがよい」
『……やれやれ、いい歳こいて世界制服の夢が捨てられないなんて。僕もたいがい、人のことを言えませんけどね。大人なんだから、いい加減夢から覚めないと……』
「……なっ、なぜか───っ! なぜ我がサーヴァントが、チビっちゃくなっておるのか─────っ!」
───ではなくて。
『我が名は、アルティメット! 究極のヒイラギなり!』
「はわぁ───。柊ぃ、死んだら英霊になっちゃうんだねぇ───」
「ならねぇっ! つーか、それ! 俺とそいつは、別人だからっ!」
───第8のクラス、サーヴァント"下がる男"。
「もういい、もういいんだ、そのネタはっ!!」
───"下がる男"を従えるマスター、"星の巫女"赤羽くれは
『ふん。この我が、令呪程度の縛りで、いつまでも抑えられると思ったかっ! 下がれっ、令呪の縛りっ!』
「んじゃ、柊ぃ。とりあえず、たこKINGのたこ焼き、買ってきて」
『……ばっ、バカなぁっ! 令呪の縛りは下げたはず。なぜだ、なぜ、逆らえんっ!!』
「逆らえんっ! じゃ、ね───!! なにが、アルティメットだ───! お前でもダメなのか───っ!」
「うっさいわねぇ……。"秘密"……」
「「ど、どちくしょ─────っ!!」」
以上、前編は終了です。
ふう、途中書き込めなくなって焦りました。
うむ、柊の定位置はやはりそこかw
そして皇子、ホントに柊嫌いなんだな……
なんつーか……平和だなぁオイww
地蔵ネタなんか誰もわかんねーよとか柊たちは結局そこかよとかおめでとうライダー今度こそまともな姉妹に仕えてくれとか色々言いたいことはあるが
とりあえず後編待ってます
攻略本持ちなリオンが箸と茶碗でセイバーを召喚できるのは分かるんだが、
なぜアーチャーを包丁で召喚できると知ってるんだアンゼロット!?
それと、もしかして皇子はバーサーカーか?
* * *
───魔王を、あるいは、ウィザードをマスターに、次々と召喚されるサーヴァントたち。
『問おう。汝が、我を招きしマスターか』
* * *
───キャスターを召喚したマスター・真壁翠は、3度の令呪をあっさりと使い切る。
「了解しましたっ! キャスターさんっ!」
「いい事を聞きましたっ! キャスターさんっ!」
「頑張ってくださいっ! キャスターさんっ!」
───そして、裏切りの魔女は、新たなマスター・アゼル=イブリスと契約を交わし、万全の準備を整えるべく"工房"に引きこもる。
『いゃ〜! もぉ、可愛い〜〜♪』
「あ……あの……」
『でわでわ、次はこんなお洋服どうですか〜〜♪ リボンふりふりで可愛いんです〜〜♪』
「……あの、あのね、キャスター……」
『はい♪ 何ですか、マスタ〜? ……はっ!? まさか……そんな……、マスターのために、いろんな服をご用意したのに……。また、いらないとか、おっしゃるんですね……。そんな……』
「……それはもう、諦めたから。その……、出来たら、もう少しスカートの長い服が……」
* * *
すまん、抜けてた。
アゼル見てみてぇ・・・
アゼルが服着てないのは服のプラーナまで取っちまうからだよな?
キャス子の作った服なら着れるのか
……にしても、翠にせよキャス子にせよダメダメだなw
三下ww
こいつら戦う気あんのか?w
だがNWのがっついてない魔王たちのノリはこんなもんだな
何気に慌てふためいてるルー様可愛いなw
それにしてもランサーはやっぱ不運なのか?以前と比べればまだマシな方だとは思うが
>>437 キャスター自重ww
てか、
キャスターが何処かでアゼルを目撃し、その余りにも可憐な小動物的魅力を持った少女を
自分の着せ替え願望のモデル…もとい、新たなマスターにする為に翠を切り捨てる→
おつむの弱い翠が言われるままに気前良く令呪を使い切る
という鉄板コンボに吹いたw
三下…とことんおバカキャラが板についてしまったなあ。
合わせ神子の時はもうちょっとマシだったんだがw
なんかふぁて繋がりでこんなの思いついた
極秘裏に入手した聖剣の鞘によって、セイバーを召喚しようとするアンゼロット。
だが、現れたのはどこか見覚えのある、白髪・褐色の肌の青年だった。
「マスター…何考えてやがる」
「いえいえ。ですから、城の中をすべて掃除した後、私に美味しい紅茶を淹れてついでに柊さんも拉致してきてください」
「待てやこらっ!?つーかあれか!
俺は召使いか!?そもそもお前拉致ってわざとやってたのかよ!?」
「柊さんを拉致するのは世界の危機を救うためにしょうがないことなのです。
そもそも、何故あなたが柊さんのことを知っているのですか?」
「どうしたもこうしたもあるか!ぜってー許さねーぞ!!」
「事情はわかりませんが、言うことを聞かないなら」つ令呪
「うあああああああああ!?何考えてんだアンゼロットおおおおおおおおおおお!?
令呪ってのはなあ!令呪ってのはなあ!そんな簡単に使うもんじゃないんだぞ!
大切なものなんだぞ!
サーヴァントとマスターを繋ぐ絆なんだぞ!」
「いいですからとっとと自分の仕事をしやが…してください。
私はこれでも多忙なのです」
「体が言うことをきかねえ!?
本当に令呪使いやがったよこいつ!?
ちっくしょう!!
くたばりやがれ!そんで地獄で懺悔しろアンゼットォオオオ!」
「…それにしても、どこか見覚えのあるサーヴァントですねえ…」
…召喚にこの英霊が応じた理由は、失った卒業証書を手にするため、とか
下がる匂いを嗅ぎ付けたネコが
にゃにゃにゃ、そりゃ聖盃でも叶わぬ望み
と言い出すのか
とりあえず、キャス子さんは三下とアゼルの両手に華を目指すって解釈でいいのかな……?
でも、キャス子さんの好みに合わないんじゃないのか三下は。
だって巨乳だし。<キャス子さんは貧乳スキーだと思っている
待つんだ
>>448!
アゼルも……巨乳だ!
【バカはリーチ・フォー・ザ・スターズの表紙を取り出した】
つまり、アゼルのおかげできゃす子さんは包帯ファッションに開眼するわけですね。
当然キャス子さんの勝負服もアゼルみたくなります。
>>449 な、なんだっ(色々ry
ああでもスクールメイズのカラー口絵でも結構あるように見えるなあぜるん。
…この魔王6人の中で一番の貧乳はまさかリオンなのか…?
【ちょっと洒落にならん位絶壁だった】
貧乳の方があれだ。満員電車に乗るときにこまらんだろ?
隙間に体を押し込むこともできるし。
>>452 つまりアレだ!ほら、え〜と…可愛いは正義!
【バカがバカな妄言を垂れ流し始めた様です】
>>431 ちと遅れたが、
「まちがえないでください!
"おにぎり"じゃないです。
"お・む・す・び"です!」
と、書き込んどいてなんだがランサーのマスターはマユリでいいんだよな?
ランサーはどうあっても食生活が貧しくなる運命にあるのか
味を気にしない>超辛党>ぽるかみぜーりあ>おむすびだけ
あかりんでないだけマシだと思うのは俺だけか?
あかりんとランサーのコンビか
必要ならきちんと戦闘するし相性はまあまあかもな。食生活はいわずもがな
しかし、ランサーの序列はどんぺりの下
主が魔法使いっぽいほどサーヴァントがショボい法則でもあるんだろうか
いいノリだ、フェイトウィザードw
ほら、聖杯戦争って一種のゲームだろ?
だから強いマスターにはハンデかかるようになってるんだよ
だけど魔術師が作ったルールだから強い弱いの判定基準が魔術師っぽいかどうかなわけだよな。
だから魔術師っぽいやつほどサーヴァントがショボくなるんだ。
と、大嘘をかましておきます。
ちょっとまとめよう。
セイバー(茶碗と端):ベル(とリオン?)
アーチャー(流鏑馬弟の師匠から譲り受けた包丁):アンゼロット
ランサー(???):マユリ
バーサーカー(???):皇子?
アサシン(地蔵):流鏑馬姉
ライダー(???):はるみ(とふゆみ?)
キャスター(???):翠→アゼル
【4次アーチャー(???):ルー・サイファー】
アルティメットダウナー(???):くれは
柊は鯖なしか?
柊は道場要因だろう
じゃあ鯖はタイガーだな
いいコンビになりそうな気もする
つーか、聖杯は聖杯でも
もしかして虎聖杯の方か? Fate/Wizard!w
しかし、柊はこっちの世界の誰かに操られるより、召還されて向こうで闘うほうがしっくり来るなw
さすが、異世界慣れしてるだけある。
柊のマスターはドSだろうから、某はいてない少女か(ぁ
思いつきの割にはしっくりくる気がする。
クラス名は「ダウンマン」か(マテ)…怪訝な顔をされてからマスターにぼろくそ言われてる姿が想像つくw
なんかもう柊のクラス名は「柊蓮司」でいい気がする
ソードマスターというクラス名がさっぱり出てこない柊涙目
いいから赤い雪男と緑の恐竜の中に入れ。
【中の人なんていません】
設定的に英雄とゆー縛りがあるが…いちおー英雄か、柊は。
勇者じゃないけどね
セイバーじゃ被るから、サーヴァントのサーヴァントだろうな。
色々こき使われるから。
アルティメットダウナーの宝具考えてきたよ。
宝具 魔剣ヒイラギ
かつて世界を何度も救った男が使っていた神殺しの魔剣。
剣に名前が無かったので最初の所有者の名前がついたという。
あらゆる強大な敵を打ち倒し、全ての人々を守った剣。
しかし、この剣の所有者は破滅に至らないが大きく運勢が下がるという。
そして、所有者は必ず「下がる男」もしくは「下がる女」と呼ばれるようになる。
幾人もの魔剣使いを目指す者たちが、この剣を所有しようとしたが、
色々と「下がる」効果に耐え切れず手放したため、聖剣ではなく魔剣と呼ばれる所以である。
宝具ランク A
効果 攻撃対象の勝負運を大きく下げ、他の色々な運勢を悪化させる。「魔器開放」が使用可能。
サーヴァントと下がる男って音が似てるよな
>>473 魔剣の持ち主は柊が最初じゃないので、その場合は剣の名前が飛竜になるか(これも最初かはわからんが)、
「この剣を使って伝説になった男の名前を取って」とでの変更が必要そうだな
サーヴァントのサーヴァントと言う事は、実はタイガーとウマが合うと言うことか!
よかったな柊!ちゃんとした大人の女性相手がいたぜ!
【バカはふぃあ通ネタを叫んでみた】
タイガーって事は……教師だから、うまくすると単位もっ
まて、ここはアレだ
宝具:柊蓮司
そういや、マユリって、確かにちんちくりんだけど「隠れ巨乳」なんだよなぁ
アニメではなんか小さくなってなかったか?
マユリは着やせするから
温泉に一緒に入ってたらすごかったよ、マジで
>468
初代スレでハンドアウトが上がってた時に柊の所だけ「推奨キャラクター:柊蓮司」だったからなぁw
種族:柊蓮司
クラス:柊蓮司
タイプ:柊蓮司
カバー:柊蓮司
ワークス:柊蓮司
性別:柊蓮司
年齢:柊蓮司
性格:柊蓮司
経歴:柊蓮司
裏設定:柊蓮司
>>483 あ。スマン、一つ書き忘れてた
名前:下がる男
召喚ネタと聞いてアスタリスクゲートから召喚される柊を想像したが
宏海と被りすぎていかんともしがたい
「行って頂けますね?」
「――分かった。だが勘違いするなよ。あんたの命令だからじゃない。俺は、俺達は
沙織さんの、アテナの聖闘士だから行くんだ!」
数々の聖戦を勝利へと導いた戦女神アテナ。その転生者である城戸沙織。
彼女のその身に宿るプラーナに似た非なる力、莫大な小宇宙(コスモ)を狙い
大魔王ベール・ゼファーを中心とする魔王達が彼女を攫った…。
しかしこの陰謀の裏には、アテナの上位存在であるオリュンポス十二神の影が…。
「ふんっ!!はああああっ!」
「はわわ〜!何でいきなり上半身裸になるの!」
「聖闘士紫龍の秘密…、それは脱げば脱ぐほど強くなる」
「アゼルの同類ってわけ。ふっ、面白いゲームになりそうね」
「燃え上がれ俺の小宇宙!目覚めろ俺のセブンセンシズ!!そして受けろベール・ゼファー!
俺の奥義、廬山亢龍覇を!」
「この天神ゼウスに挑もうと言うのか、矮小なる人間よ…」
「人間を舐めるな!今すぐ俺の魔剣と…」
「俺の燃え上がる小宇宙をお前にぶつける!」
ウィザードとアテナの少年達、聖闘士が神代の時代以来の共同戦線を張る!
セイントウィザード!君は赤き月を見た事があるか!
487 :
486:2008/01/13(日) 00:34:42 ID:/N/44oNc
古谷さんとアンゼロットの会話をふぃあ通で書いたら思いついた次第です。
しかし勢いで書いてしまったが続きを書く予定はありません。
なんかついつい聖闘士ばっかり活躍させそうで…
なんで紫龍が裸身活殺拳の使い手になってんだよw
>488
だって裸身活殺拳は聖闘士の必修だよ?
ヤバくなった紫龍がぬぐー!のは元からだしなぁ。
>490
姉ちゃん自重
いかん、紫龍がぬぐーの子に変換されてしまった!
あの姉弟の話か。ここで聞くとは思わなんだ…。
あのお姉さんは防具未装備の竜使いとゆーことひとつ。
【馬鹿は色々ゴチャ混ぜだ】
>>493 いや、あの娘は《リアクティブアーマー》を会得してるんだろ
ぬぐー攻撃をどう再現するかは分からんけど
【馬鹿は肝心な部分を投げた】
ふたば組自重w
頭をぶつけたら一時的にイノセントの弟くんがウィザードになるんですね
>>494 アリアンロッドに攻撃力が上がるけど頭装備と胴装備が破壊されるスキルがあるよw
ウィザードリィの裸忍者ばりに柊が裸魔剣使いにクラスチェンジsるのか。
MMRとクロスを考えたけど、普通のMMRだった。〇| ̄|_
イノセントなのに次々とウィザードの秘密を暴露していくキバヤシか
そのうち世界結界に消去されそうだなw
ここはやはりキバヤシ裁定者説で解決って事で。
エミュレイターに利用された裁定者って感じよね。
たしか発覚しかけた事件を片っ端から「妄言」に変更する逆裁定者という解釈があったな>キバヤシ
そう考えるとハルヒは異常現象を平気で認める裁定者か?
困ったものです
>>503 なるほど。通常の裁定者が世界結界や常識を強化してエミュレイターに対抗するが、
キバヤシは非常識をうやむやにしてエミュレイターの影響を弱体化させるカウンターなんだな。
対冥魔にマスクドライダーシステムが開発され、第一号としてロンギヌスにギャレンこと橘朔也が加入。
ロンギヌス終わったな
柊はブレイドポジか?
活舌レベルがオンドゥル語までに下がるわけだな。
>>507 でもロンギヌスもしょっちゅう壊滅してるから逆になんの問題も無いんじゃ。
逆転の発想か。
しょっちゅう壊滅して、いつも復活している組織だからこそ橘さんの欠点が表に出てこなくなると。
欠点がなくなった橘さんは強いぞー。
魅力も半減だけどな。
橘さんがいつまでも一つの組織に居座るわけないじゃないか。
いつの間にか敵になっているぞ。
ダディ「待て柊、魔器解放は慎重に選ぶんだ!」
橘さんと聞いて思いついたのがどこかの獣聖だった
月と貴女に花束を?
R-TYPE もなかなかよさげだ。
R-9/0の少女の肉体に幼体固定処理を施された23歳の女性を直結という設定はNW的においしいな。
いや、たしか公式設定で直結されたパイロットが詰まってるはず
タイムリーにヤッターマンとでもクロスさせてみようか
ガンちゃんは錬金術師か。
ドクロ雲の爆発でセミヌードになるベルンジョ様か
いや、ここは
ベル=ガンちゃん
リオン=アイちゃん
アゼル=ワン
ってことで
三悪が柊とくれはとエリス。
任務が失敗したらアンゼロット様のお仕置きが待ってます。
くれは「ひーらぎぃっ! やーっておしまい!」
柊「なんでそんなにノリノリなんだよっ!?」
くれは「ほらほらぁ、エリスちゃんも!」
エリス「へ? えと、あ、あらほらさっさーっ!?」
アンゼロット「おしおきですわー☆」
SE:ドッゴオオオオォォォォォ
エリス→吹き飛ばされて画面外で失神
柊とくれは→アニメEDのアレ
>>517 R-9/0だけそんな設定だったのか、知らんかった。
>>522 既に作戦がどうこうよりも柊をいじめる方が重要となったアンゼロットと部下2人、まで読んだw
>>523 R-TYPEFINAL2グランドフィナーレの野望に出てくる全長16万8千光年超の大銀河戦艦MO-1が相手なら、
柊がレーヴァテインを引っ張り出してきても申し分ないぜ!
シューティング主体クロスなら
あかりんとエリス(A.S.A模造型装備)をNW!からの代表として選出して
オトメディウスの空羽亜乃亜と
式神の城Vでの玖珂光太郎&式神小夜と
StS時での高町なのは(但しSS内での事件の影響で身体は9才児に戻っている)と
パロディウスのタコとコイツとで
謎の敵軍勢に立ち向かうと云う
自機生身型横スクロールシューティングクロスを考え付いたw
>>526 トリガーハートエグゼリカのエグゼリカとクルエルティアとフェインティアを忘れるとは何事か。
>>525 レーヴァンティンが人型に変形して突っ込む中、あかりんの歌声が響いているんだな。
>>527 済まん、トリガーハートエグゼリカは
「自分がバックストーリーを把握していない」+「縦スクロールシューティングだから」
で意識的に省いてたわ。
まぁ、スクロール種別取っ払って「自機生身型」ってだけの縛りなら
虫姫さまとかデススマイルズとかエスプレイドやエスプガルーダとか
クロスさせたいシューティングは多いけど、
キャラが多過ぎてSS登場キャラを絞るのが困難だな……。
けど、柊をSTG対応にするにはどうHI-RAGI化させたら良いかな?
●魔剣片手にイージィブルームに立ち乗り
●月衣に調整を加えるか特殊アイテム頼りかでエアブレードを恒常維持化して通常ショットにする。
●魔剣の剣身範囲での直接攻撃で或る種類の敵弾は打ち消せる
●ボム攻撃は魔器解放で超巨大化した魔剣に拠る画面全体薙ぎ払い攻撃
●残機カウントはライフゲージ制
こんなところかな?
>>530 いやいや巨大化した魔剣の上でサーフィン乗りでしょw
正直光太郎でいいじゃん
ボムは真面目にいくなら魔器開放+エアブレで前方薙ぎ払い
ギャグいれるなら芳香剤主砲で
>>531 どうやって遠距離攻撃すんだよ?w
それに、それはウィッチブレードがイメージ的標準装備な
1st勇者や2nd落とし子がやるのが可能だし筋だから
態々HI-RAGIでそれやるとNW!的には違和感有るんだよなぁ。
飛べないなら走ればいーじゃん(マリー)
それに設定ならぶん殴ってるだけのナギー声の兄がいる青年探偵も、ゲーム的には弾打ってるから問題ないって
>>533 こっちの方がかっこいいだろ?wBASARA的だしww
>>534 それもそうか。
つか、それこそHI-RAGI化で魔剣から剣圧飛ばすのも有だろうしなw
飛ぶ問題は、2ndでの月衣の飛翔能力をSS作者の都合良く導入して
式神の城やデススマイルズやエスプレイドみたいに自力で飛ばせば問題無くなるか。
……これで東方とのクロスもよりSTGテイストに近付けられるかな?w
『新人類』の長州力方式だ。
つまり、弾が柊蓮司。
因みに、NW!×STGごった煮クロスで
この大物をリストアップするのを忘れていたw
つ「『超兄貴』のアドンとサムソン」
Men’s Beamーーー!!
自機生身型、で色々考えてたんだが…
なんで銀河お嬢様伝説ユナが思い浮かぶんだろうな?
あれADVとS・RPGなのに。
柊飛ばすんなら別に生身でいいんじゃね?と思ったり
アンゼロット城からそのまんま射出されたってコトでw
>>538 柊のオプションになったグィード・ボルジアがビキニパンツ一丁で宙を飛ぶのか?
>>539 まぁ、密閉型機体にゃ乗らずに空飛べてるしなぁ。<ユナ
無理に飛ばそうとするなよww
普通にくれは主役の奇々怪界みたいなのでいいじゃん
でハイスコアのネーム入力でSEXって入力すると自動的にH!って変換される、と。
そこはくれはならHAWじゃなかろうか…
>>541 誰も突っ込んでないが電脳歴に帰れwwww
>>546 2ndでそのネタ実装されてるし、今更突っ込むのもなーと
>>548 (・Д・|||)マジデ?
ってことは味方の情報延々垂れ流す馬鹿ウィザードがいたり、コナかけた女をさんざ利用したあげく
味方の上官(女)を盾にしたあげくおいしいところだけかっさらう外道がいたりするマジカル・ウォーフ
ェアなシナリオやってもおk?
>味方の情報漏らす馬鹿
DVDリプのアホの子の事かと一瞬思った
俺は戦国ブレードのアインみたいなのでいいと思うぜ
チャージショットで敵の弾を切り払える
通常弾は特に気にしない方向でw
>551
グイードの同類を増やす気かw
あー、なんかエリスが「しゃいまる・めたもるふぉーぜ!」とか叫んで
最終2話の蛹っぽいシャイマールに変身する様が思い浮かんだ。
ただし人間大。そして柊に上に載れと強要。
3年以内にセガのシェアを100%にしないと世界が滅びます
エリス「ひっさぁーつ! しゃいまる☆フラーッシュ!!!」
柊を空に飛ばすならナイツがあるじゃないか。
夢世界限定になるけど。
とゆーか2nd以降月匣内なら普通に飛べるんじゃ
プラーナ消費しないと飛べないんじゃなかったか。
かなり効率は悪いはず。
柊力で周囲の空間を「下げる」。相対的に柊は浮く。
・―――万物は下に下がる。
そして柊力の核たる柊は自信の認識次第で『下』がどちらかを自由に設定でき、
それによって自由に飛翔できる。
それなんて5th−G?
過去に何回か話題に出てるが終わクロとのクロスは難しいのかな
文体とか佐山とか
>>558 飛行開始時に「MPを」1d6点消費だからそこまで効率悪くないっつの
しかも代償軽減:付与魔法があれば減るわけだからヒーラーなら下手するとフライトとるより効率いい
あと月匣内じゃなくても飛べる。ただ見つかるとヤバイから月匣展開しとけって書いてある
2ndルルブはもってないんだが、確か月衣の新機能として、空が飛べるようになったんじゃなかったっけ?
ただ飛行速度は本人の移動速度以上にはできないから、以前空を移動するのは箒のほうがいいみたいな
>>561 設定が詰まってるNWと終わクロのクロスは整合を取るのが大変だが、
互いにボケツッコミリバースの柊と佐山はわりと相性いいんじゃなかろうか。
「やあ、元気かね下がる男」
「下がる男って言うな!」
「ふむ? だが下がる男よ、下がる男のことを下がる男以外になんと呼べばいいか、
皆目検討も付かないよ下がる男」
「連呼すな! 普通に名前でよべっつの!」
「仕方ないな、そこまで言うならそうしよう。ちっ、まったく手間のかかる……」
「今舌打ちしやがったか」
「何を言っているのだね、放置プレイ好きの変態君、しかも複数並列進行中」
「お前が何を言ってやがる?!」
「巫女の幼馴染がいるなど――犯罪以外の何物でもないよ?」
「お前の犯罪の定義はどうなっていやがる?!」
「無論、私の気に食わないことはすべからく犯罪だ」
「何様だオマエ?!」
「なに、単なる一介の世界の中心に過ぎんよ」
「断言しやがったな」
「ところで巫女服といえば、やはりポイントは袴の脇のスリットだね」
「唐突に何言いやがる」
「そこから手を突っ込んで、まロい尻を存分に愛でたいとは思わんかね?」
「真顔で何ヌカしてやがる?!」
「まロいモノは、世界の真理だぞ?」
「前から思っちゃいたが、お前の世界はオカシイ」
「まったく、素人にも分かりやすいように、まロいの上に巫女服まで重ねて説明してやったと言うのに……
君はとんでもない不能だね?!」
「哀れんだ目で見るな! っつーか適当抜かしてんじゃねー?!」
……ごめんウソついた。
反射的に突っ込む柊と、物理的に殴らない限り止らない佐山の
相性は(筆者的に)最悪だった。
>>564 つまりこうか!
PC1:柊
PC2:グィード
PC3:某変態執事
PC4:某スキマ妖怪
・・・・話聞くヤツがいねえ。
>>563 まぁ、今迄は空陸絶対の分類が
徒歩&自力走とバイクや自動車程度の差に
なったってだけだよな。<月衣での飛翔と箒での飛行の対比
>564
体力尽きるまでやってそうだなw
>>564 佐山が(変態的な意味で)ヒートアップしてアホな事を口走り始めた時にネクタイで締め落としにかかったり、
鋭い膝蹴りを容赦無くみぞおちに叩き込んで黙らせる事が可能&それをしても場の空気が悪くならない所か夫婦漫才として扱われるのは尻神様たる新庄だけだしなw
プリキュア5でのクロスSSについての提案。
・エリスのシャイマール化に、カワリーノとキリヒトが結託する。
・キリヒトが手を下すワケには行かないので、カワリーノがくれはを殺す。
・キリヒトに一方的にやられる柊とくれはの屍を見せ、カワリーノがエリスに絶望的な言葉を浴びせる。
「柊君、キミもつくづく運がないですねぇ。彼女に関わらなければ、こんな目に合わずに済んだものを」
「私の…せい…?私のせいで…?」
「そう…これはあなた自身が招いた結果ですよ。柊君と赤羽さんがこうなったのはね…」
「私が…シャイマールだから…?」
「目の前の光景を御覧なさいエリスさん。あなたがシャイマールであるからこそ、この様な
事になったのです」
「ぁ…うぁぁぁ……」
「さぁ、シャイマール…あなたにも我々の絶望の力を与えましょう」
(覚醒寸前のエリスに黒い仮面を付ける)
・シャイマールの絶望の力を感じ取るデスパライア。
「おぉぉぉ…素晴らしい。心地良い絶望だ…。感じるぞ…シャイマールの全ては、
絶望で満たされておる…。この力を私の糧に…!」
>>564と
>>570を繋げてみた
「ところで巫女服といえば、やはりポイントは袴の脇のスリットだね」
「唐突に何言いやがる」
「そこから手を突っ込んで、まロい尻を存分に愛でたいとは思わんかね?」
「真顔で何ヌカしてやがる?!」
「まロいモノは、世界の真理だぞ?」
「前から思っちゃいたが、お前の世界はオカシイ」
「まったく、素人にも分かりやすいように、まロいの上に巫女服まで重ねて説明してやったと言うのに……
君はとんでもない不能だね?!」
「哀れんだ目で見るな! っつーか適当抜かしてんじゃねー?!」
「柊君、キミもつくづく運がないですねぇ。彼女に関わらなければ、こんな目に合わずに済んだものを」
「私の…せい…?私のせいで…?」
「そう…これはあなた自身が招いた結果ですよ。柊君と赤羽さんがこうなったのはね…」
「私が…シャイマールだから…?」
「目の前の光景を御覧なさいエリスさん。あなたがシャイマールであるからこそ、この様な
事になったのです」
「ぁ…うぁぁぁ……」
「さぁ、シャイマール…あなたにも我々の絶望の力を与えましょう」
(覚醒寸前のエリスに黒い仮面を付ける)
・シャイマールの絶望の力を感じ取るデスパライア。
「おぉぉぉ…素晴らしい。心地良い絶望だ…。感じるぞ…シャイマールの全ては、
絶望で満たされておる…。この力を私の糧に…!」
これはひどい
酷いな。
シリアス台無しじゃねーかw
>>571 なんだそのきくたけ臭w。というか天臭いw。
カワリーノだったらシャイマール目覚めさせた時点でキリヒトと手を切りそうだ…
とか考えてたのが台無しじゃないかw。
>>557 >>558 セカンド194ページ参照。
フォートレス内では使用不可。外で使う場合は一般人の目に触れないよう月匣の展開を推奨。
代償はMP:1D6。
>>574 OKその返し方は実にクールだと思う
だがな、本スレでルールブックを持ってること前提のレスはどうかと思うぜw
って、勘違いしてるのは俺か
だめだ、寝よう
スキマ妖怪とか脇巫女とか、変態執事でもドラまた魔法使いでも
黒い魔術士でも、仮にでもデータ化したらどうなるかねえ。
時に三千世界の剣覚えさせた柊なんてのは厨SSの格好のネタ…か?
他はまだ百歩譲ってどうにかなるとしても、変態執事だけはデータ化できる気がしないw
>>577 その昔マギウスと言うTRPGシリーズがあってな
魔術士とドラまたは確かに人間の中では最高峰だが
ヤツラの作中での強さは頭にあるからTRPGで再現するのは厳しいような
ドラゴンハーフRPGあたりでいいんじゃね?
私の脳みそが常人より小さかったおかげで
側頭葉をちょっと削られるだけで済んだのだ!
お褒めに預かり恐悦至極!
柊死亡(性的なry
デモンスレイヤーなら昔出てた電源ゲーではレベル99だったな。
SF・NWでは魔法の攻撃力上限がきついけど、ドラスレとかのデータを作る時にその辺を
クリアすれば、結構作れるんじゃないかね?
魔術師/侵魔召喚士/ウォーリァーで99レベル。
東方シリーズならアルシャードシリーズ使って再現してたページがあったな。
あのページはどんな作品もアルシャードで再現しようみたいなところがあったけど。
あとマギウス懐かしすぎる。リプレイまだ実家にあるぜ。
リナの魔法学校が一番好きだったw。
>>578 忍術、魔法が使用可能で、身体能力はデタラメ、自動回復、あと獣とか使いこなす
どうにもならんな
キャラクター作成ルールで作ろうとするから問題が出る
素直にエネミー用特殊能力のページを開くんだ
>>570 良いアイディアでは有るけれど、此方はもう一捻りした展開を既に考えています。
ヒントは『其方のアイディアとはほぼ逆の方向性』
自分で、ハードルを…上げた!?
>>570 つーかこの手の場所で人の書いたSSの過剰な展開予測するとかお前何様だよとか自分的には思ったり
そういう妄想垂れ流したいなら自分でSS書けばいいじゃんと思う
そうじゃなけりゃ書き手さんの展開とあってるにしろ間違ってるにしろ邪魔にしかならないんだからやめとけばいいのに
>>591 けど、要望やアイディアの投下自体は否定はしませんよ。
正直、カワリーノさんとの絡みネタがヒントになって
当初は出す予定の無かったベル様を出演させられる展開が考え付きましたし♪
あ、因みに次のSS投下は来週中には致しますので。
ところがこのSSスレはそれが邪魔にならない可能性があるんだよな。
元ネタの卓ゲからの伝統というか、予想出だされたネタは拾ってもOKそうでなくてもOKと言う空気がなきにしもあらずだし。
他のSSスレでは真似すんなよ、と言うやり方だけどな。
というか
>>570は展開予想じゃなくて提案してるんだろ?
その辺り誰も突っ込まなかったのが不思議でならない
SS読者っていつから作者に展開を提案するようになったんだ?
>>594 ま、
>>593も言ってる様に拾うも自由、拾わないも自由なんですから。
自分的には、自分の考えとは違ったif的SSSとして
楽しんで読ませて載いてますよw
まぁ、なのはやゼロ魔辺りのクロスSSスレで遣ったら
確実に荒し認定でしょうけれどね。
職人が大人で助かった
しかしまだ冬休みが続いてんのか?
>>595 言い方がよくなかったかな
だから、人に「次はこんな展開で書くんだろ?」って言うのはよくないって感じる人間もいるんだ。
それなら本人がif展開SS書くべきだろ?ここはSS落とすスレなんだし
「こんな展開もありじゃないか?」ってPL的な提案ならともかく
「こんな展開にしろ」って俺様吟悠PL発言は普通却下されてしかるべきだろ?
「拾った! プレイヤーの冗談を本気で拾いやがった!」
「その設定はイキですかーーー!?」
は、定番だしなw
>>596 いえ、自分、今は「夜のお仕事」してまして。
>>597 成程、確かに正論だ。
これは、今の処は自重の精神に委ねるのが落とし処かね?
600 :
596:2008/01/17(木) 18:43:06 ID:SeijhUnX
>>599 下段の発言は
>>570に言った訳で、あなたに言った訳じゃないんです
勘違いさせてすいません
修羅の門な柊。
住人の与太話がそのまま採用される、一時も気が抜けないスレだな。
俺の冗談のせいで世界が…などと言うことがまま起こるのがNWとはいえ。
>>597 >>570のどこに「こんな展開にしろ」って要求があるのか素でわからない俺がいる
それこそお前さんのいう「提案」に過ぎないんじゃね? 実際作者の人は別の展開を考えたからそっちにするって却下してるんだし。
卓ゲ原作であるという空気からネタを拾うという特殊な環境があると認めた上で、「他のSSスレなら荒らし」といってるのに、なにをそんなにムキになってんだ?
まあ、提案とだけ言って妄想垂れ流すのは卓ゲ気質とか以前の問題でマナー違反ではないかと思うけどな
作者がいいと言ったから、で済ましていい問題でもないよ。一人じゃないし、これからも作者は増える(かもしれない)わけだし
相手がいいと言ってもマナー違反は自重すべきだよ
>>603 確かにちょっといい過ぎたかも知れない
ネタ拾うならそれはそれでいいんだけどさ、このスレの空気に乗れなかった自分も悪かったと思う
ただ、展開予測を読み手側がしてるっていうのが個人的になじめなかっただけと思ってくれ
あとそういう人間もいるんだってことも知っておいてくれるとうれしい
確かに原作がTRPG原作で他の人との会話の中でネタを拾ったりっていうのはしやすい環境なのは認めるけど
そもそも文章書く以上は一人で頭の中でまとめなきゃいけない
あれもこれもで惑わされて一番書きたいものを見失うようなことになったら悲しいだろ
展開予測が他のスレで嫌われてるのにだって意味がある
それを理解してほしかったかな
スレ汚しすみませんでした
しばらく黙ります
俺も提案って言葉には上から目線的な何かを感じた
提案よりは予想の方がまだ良かったと俺は思う
でも、予想とか提案とかついてなかったら別に何も感じ無かっただろうな
誰かがSS連載中だからってそのネタの妄想禁止って訳じゃないし
でも世の中には予想形式でも
やられると書きにくくなってしまう人間も居るもので……ジブントカジブントカジブントカorz
先読みしすぎるとやりづらくなるGMも居るしな。そこらへんは空気読む感じで行こうぜ。
レスが伸びてると思ったら職人以外のくだらない言い争いかよ・・・よそでやれ
ひだまりに柊ぶち込んでひいらぎスケッチという電波を受信した
あそこって学内に普通科あったよな?
ひいらぎスケッチときいてきゆづきさとこの『GA 芸術科アートデザインクラス』の方を思い浮かべてしまった自分
どっちもきらら系列だとはいえ、ソレはちょっとどうだろう…orz
ええい、こうなったらトリコロとクロスさせてやるー。
くれは「学年とか色々下がって世界を救う男!」
真紀子「身長を削って懸賞を当てる女!」
くれは「……」
真紀子「……」
真紀子「なかなかやるなあ」
くれは「引き分けみたいだね」
柊「なんの勝負だよオイ」
八重「はう〜……」
プリキュアクロスにベル様登場!?
楽しみだぁ〜!
らきすたの人どこいったw
あれもう結構クライマックスまで来てたのに
なぁに、待つのも一つの楽しみさ
待つさ・・・あいつが戻ってくるまで
・・・と言うわけで続きマダー?
>>615 また長期のサーバ規制に巻き込まれてるんジャマイカ?<らき☆すたクロスの人
じゃあ俺ダブルクロスとクロスするよ!
アリアンロッドでもいいよ!
でもルージュはなしで!
ジャンプでやってた斬とのクロスは相性良さそうだな。
_ _l l_ _l l_
//[][]  ̄l lニ、ヾ  ̄l lニ、ヾ _l l_
ヽヽ-, く ノヽ-ゝ く ノヽ-ゝ  ̄l lニ、ヾ
 ̄ く ノヽ-ゝ
ヽ、 /ニニヽ /
ヽ_ / o o l /
\\. く u_'_ ゝ ,'
\\_/ '――‐' |_ l ヒロインフラグは萌える分あつかいやすいし
,k´ \l ̄ ̄ ̄/::::::::l`ヽ、 i 素人から玄人まで幅広く求められる物語の基本要素
/| ↑、 /\_.ノ:::::::::::ヽ ヽ | 対して柊はキャラ配置なんかはハーレムアニメ」とほとんど変わらねぇが
. / | /:::::::::\/ヽ:::::::::::::::::::', ! `、 | あえてヒロインとの関係が進展しない様にフラグを無視する分
/ l/:::::::::::::::::::`ヽニ=::::::::::::::V i < 硬派とギャグをかなり増加させて
. / /::::::::::::::::::::::::::::::\\:::::::::::::ヽ | | 萌えるより下がるを目的とした
/ i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\\:::::::::::i ! | 玄人好みのあつかいにくすぎるキャラ
/ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\\:::l´ \ .| 使いこなせねぇとオレSaikyooooooにスレスレな
. / -、 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ 刃―、-゙ | ただの厨房みてぇなもんだってのに
´/ Y:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`メ, ヽ、| 何であのガキは?
/ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | ',
. / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ | ヽ
/ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ | \
なるほど、なかなかの相性。
魔剣使いはデータがある分あつかいやすいし素人から玄人まで幅広く使われているNWの基本職
対して柊蓮司は見た目なんかは魔剣使いとほとんど変わらねぇがあえて異様に幸が薄い分
フラグ建てとネタをかなり強化してシリアスよりネタを基本とした玄人好みのあつかいにくすぎる下がるPC
使いこなせねぇとNPCより印象が弱いただのツッコミみてぇなもんだってのに何であの矢野は?
ワロスwwww
スクイズスレ落ちた?
おちた
いや、下がったのさ。過去ログという名の裏界に……
【BGM:悲しみの向こうへ】
ライドウはかなりNWと親和性高そうだな。
日本刀で未来技術製の400mの戦艦変形超力妖ロボを倒すところとか。
確かに
メガテン系はわりとNWとの親和性は高いと思うぜ
ボンボンのデビチルはかなり苛烈な内容だったしな。
腕取れたり、腕の骨剥きだしになったり、首飛ぶしな
魔王と戦って、ラストで創造神にたんかきったりな>マンガ版デビチル
クロスした場合タカジョーはどういう扱いになるのやら
あの頃のボンボン好きだったなー、ロボポンとかフェアプレイズとか。熱かった
王ドロボウJINGと召喚王レクスが好きだった…・・・
季刊のボンボン増刊号ほど楽しみなものは無かった……
昔のボンボンって所謂「王道系」が多かったから、NWとはクロスさせやすいのかもな
と考えてみる。
オモチャ系の漫画は……コロコロだっけ? ボンボンだっけ?
なんか、休日出勤が続いたorz
ともあれ、書き溜められた分が、ある程度たまったので投下します。
やっほー
【ミドルシーン1】
熱帯のじりじりした熱気が、向かい合う二人の戦士の四肢にまとわりつく。
にらみ合っていたのはそう長い時間ではない。
「いきなり蹴りかましてくるたぁご挨拶じゃねえか」
先に動いたのは柊だった。あえて挑発的な物言いで反応を探る。
「はっ、よく言うぜ侵入者さんよっ」
(侵入者?)
その言葉に感じた違和感を口に出すいとまもなく、
ヒュッ
「うぉっ」
鋭い裏拳が柊の鼻先をかすめる。警告の類ではない。戦士としての感が警告を発していなかったら、まともに喰らっていたはずだ。
「問答無用かよっ」
つづく膝蹴りを掌でガードしながら、抗議の声を上げる。
「ここまで忍び込んでおいて、よく言えたもんだぜ」
それでも青年の、流れるような連撃は止まらない。ガードされた膝を強引に振りぬいて、軸足そのままに鋭い後ろ回し蹴りを放つ。
これをかろうじて上体をそらして避けた柊は、蹴りの勢いを利用して迫り来る拳に眼を見開いた。
ガスッ
スェーの体勢で上体が泳いでしまっている柊に出来ることは少ない。さらに上体をさらせて、拳の軌道から自分の身を遠ざけるのが精一杯だ。それでも完全には回避しきれず、胸板に衝撃が来た。
月衣のおかげで痛みはない。だが衝撃まで殺しきれるわけでもなく、柊は無様に転がることとなった。
「ならっ」
あえて転がる勢いを加速させ、そのまま青年から距離を取る。
立ち上がった柊の瞳が捉えたのは、油断なく構える青年の姿。あれだけの攻撃を仕掛けて尚、青年の態度には余裕が感じられた。
強い。
柊とて魔剣使いとして数々の経験を積んできた古強者である。その職業としての特性上、白兵戦の経験は豊富だ。
その経験が告げている。目の前の青年が強敵だと。
(どうする……一体?)
構えつつ、自問する。
青年の言動からは、くれはの召喚に関わっていないであろうことがうかがえる。自分たちが呼び出した相手を、侵入者よばわりするものはいまい。
であれば、無駄な戦いなどしている場合ではないのだが……
「おらぁっ、どこみてやがるっ」
「くぅっ」
せっかく開けた間合いを、一瞬にして埋めた青年の拳をなんとか受け止める。まるで鉄塊で殴りつけられたかのような衝撃が、受け止めた掌から伝わってきた。
「ちぃっ、しかたねぇ」
このままではらちがあかない。
青年の拳を受け止めたまま、その力を逆用して自らのほうに引き寄せる。そのまま間接を極めて無力化してから事情を話す――その試みはしかし、予想外の腕力で振り払われることで潰えることとなった。
青年の腕をひねり上げたと思った瞬間、凄まじい勢いで柊の視界が流れる。
(投げられた!?)
一瞬で平衡感覚を取り戻した彼は、危なげなく着地しながら戦慄していた。ほとんど決まりかけていた関節技から、腕力だけで脱出する。柊が格闘の専門家ではないことを差し引いたとしても、それは尋常なことではなかった。
彼我の腕力差が相当なものでないかぎり、そんな芸当は不可能である。そして柊の腕力は、巨大な両手剣を軽々と振り回せる域に達しているのだ。
「ばけもんかよ」
当然過ぎる感想である。
再び距離を取って向かい合う両者。
柊は背後でくれはの緊張が高まっていく気配を感じた。いざと言うときは援護に入ろうとでもいうのだろう。
相手の次の挙動に、柊は全神経を集中させる。
青年もまた、一連の攻撃を防ぎ続ける柊を強敵と認めたか、全身に緊張感をまとわせて、改めて対峙する。
集中と緊張とがあたりを支配し、一秒が一分にも一時間にも感じられる濃密な空気が流れる。
間違いなく、次の激突はこれまで以上のものになる。そんな予感が、その場にいる三人の胸をよぎった。
青年が力を溜めるように、弓を引き絞るように、ゆっくりと重心を落としていく。
それに対応するように、柊はゆっくりとガードを上げる。月衣の防御能力ならば、攻撃を受けてからの対応は可能。そう判断しての対応だ。
そしてくれははいざと言うときに、符を取り出せるよう、月衣に意識を集中させ、
「何をやっているんですか、茂さんっ」
そんな緊張した空気を破ったのは、少女の驚いたような声であった。
「何やってるってっっ?」
声をかけられた青年は、絶句した。彼女の出現がよほど予想外だったのだろう、傍から見ても狼狽しているのがわかる。
だがそれは、柊も、そしてくれはも同様だった。
先ほどまでの緊張は霧散し、半ば呆然と少女の顔を見つめる。
知らない顔ではない。いや、むしろよく知っている顔だった。だからこそ、よりいっそう困惑する。
彼女がここにいる理由の見当がつかない。
ショートの快活そうな少女の顔を、柊とくれはが忘れるはずもなく、
「「ポーリィ、何でここに?」」
二人の言葉は期せずしてハモった。
【マスターシーン アンゼロット宮殿】
「ロンギヌスを派遣します」
凛とした声音が、アンゼロット宮殿内の謁見の間に響いた。
「柊さんの失踪だけならばともかく、彼の魔王が復活したとなれば見過ごせるものではありません。
何が起きようとしているにしろ、その陰謀は必ずやこの世界に害をなすでしょう」
そこで言葉を切ると可憐な世界の守護者は、配下のロンギヌスメンバー達に視線をめぐらす。それを受けて彼らは緊張をあらたにした。
世界の命運が己の双肩にかかっている。一人一人がそんな使命感に満ちた面持ちで、アンゼロットの次の言葉を待つ。
「座してそれを待つわけには行きません。
こちらもロンギヌスを派遣し、魔王の先手をうちます。
まずは二人が引き込まれた先の世界を特定し……」
世界の守護者はその幼げな容姿からは信じられないほどの威厳をまとわせ、次々と的確に指示を出していく。配下のロンギヌス達は、敬愛すべき少女の意をうけるとそれを現実のものとすべく行動を開始する。
忠臣達に一通り指示を出し終えた守護者は、誰にも聞こえないくらいの声でそっと呟いた。
「まさか、彼の魔王と対峙することとなるとは……無事でいてくださいよ、柊さん。あなたと、あなたの魔剣にはまだ役目があるのですから……」
【ミドルシーン2】
「はわー、そんなにポーリィさんって方は私とそっくりなんですか」
「うんうん。すごいそっくりだよー。
ほんと、一度あわせてあげたい」
言いながらくれはは何度目になるのだろうか、目の前の少女をまじまじと見つめた。
確かによく見れば、彼女がポーリィとは別人であることは明白であった。
やんちゃで、物怖じしないポーリィと違い、少女は育ちのよさをうかがわせる落ち着いた雰囲気をまとっている。とはいうものの、実は生き別れの双子ですと言われたらすんなり信じてしまいそうなほどに、その容姿は酷似していた。
実際、柊もくれはも彼女がポーリィではなく、フォウレイと言う名を名乗った時は何の冗談かと大いに困惑した。
もっともそれがきっかけでくれはと彼女との間に話が弾み、庭園の持ち主である−正確には彼女の父親の所有物であるが−彼女の自宅に招かれたのは幸運であった。
(いや、邸宅って言うレベルだな、これは)
フォウレイの自宅は、南国式の通気性に考慮が行き届いた豪奢な建築物であった。さすがにアンゼロット宮殿などとは比ぶるべくもないが、個人所有だとしたら相当なレベルである。
とりあえず右も左もわからない状況で、こんな建物の住人と親しくなれたのは幸運といって良いだろう。
(もっとも、友好的じゃないのが一人いるけどな)
視線の先には、先ほど庭園で襲い掛かってきた青年がいた。
油断なく、こちらを睨みつけている彼は城茂と言う名の日本人で、フォウレイの父親に雇われて彼女の護衛をしているのだと、ここに来るまでの会話でそう教えられていた。
(まあ、護衛ってんなら俺達に警戒するのも無理はないか)
柊達自身は旅行者で、庭園には誤って入り込んでしまったという説明をしていた。
とっさにでっちあげた言い訳で、当然のごとく茂はうさんくさげに眉をひそめたが、フォウレイはすんなりとそれを信じ、護衛である茂の無礼を詫びたりもした。
このあたりのおひとよしな言動は、彼女が悪意とは縁遠い環境で育ったからなのであるが、そうと知らない柊にとっては実に肩の力の抜ける展開だった。
そして。
「いやあ、フォウレイちゃんって本当にいい子だねぇ」
「確かにな」
案内された客用寝室で二人っきりになった途端、くれははしみじみとそう言った。柊も苦笑交じりに幼馴染に同意する。
結局、不思議と話が弾んだくれはとフォウレイはすっかり意気投合してしまい、時間が遅いことと、あてのない旅行者であるという二人の偽りの事情を考慮して、泊まっていく事を勧めたのだ。
あまりにもありがたい申し出に、二人は甘える事にした。なぜくれはが召喚されたのか、そしてここは一体どこなのか。事態を把握するまでに仮でも良いから拠点が欲しかった、という理由もある。
「っても、なんか色々と聞いていると、平行世界っぽいけどな。日本とか台湾とかあるし」
「そだねー、晩ご飯も普通の中華料理っぽかったし……はわっ」
「どうした?くれはっ」
「どうしよう柊、ダブルベッドだよ」
見ればたしかにダブルサイズのベッドが寝室でその存在を主張していた。ご丁寧な事に、枕が二つ仲良く並べられている。
「うわ、なんか盛大に勘違いされているな」
家族でもない男女が二人っきりで旅行しているとなれば、そういう関係だと思われるのも無理はないだろう。そもそも、二人まとめて一部屋に案内された時点でそう気付くべきだったのだ。
「じゃあ俺はそっちのソファで寝るとすっか」
当面の問題を、柊は単純な解決方法ですぱっと切り捨てた。
「うおっ、このソファ、ふわふわだな。
俺のベッドよりもよっぽど寝心地がいいぞ」
実に幸せそうな表情でソファに沈みこむ柊。が、弛緩していたのは一瞬で、
「んで、これからのことだがっとその前に……」
何かものいいたげなくれはの背後、庭に面した大きな窓に鋭い視線を向けた。その視線の先、窓の外すぐのテラスに人影がある。
「邪魔するぜ」
人影は無遠慮に窓を開けると、寝室へと足を踏み入れてきた。
「昼間は上手くはぐらかされたが、今度はそうはいかねえぞ」
言いながら刺す様な視線を柊にたたきつけたのはフォウレイの護衛、城茂であった。
「小僧、お前達は何者で、何のために来た」
(……さてどうすっかな)
困った状況である。相手が旅行者という言い訳を信じていないのは明らかだった。だからといって、正直に事情を話したとして、信じてもらえるかは怪しい。
難しい状況に戸惑っていると、それを怪しんだのか茂はいっそう険しい表情を向けてくる。
「言えねえってか?
いっとくが、ここの防犯装置をかいくぐって庭園の奥まで入り込んだお前達を"ただの旅行者"って思うほど俺は甘くねえぞ」
「くっ」
「はわっ」
三人の間に緊張が走る。
たが昼に続きその対立に、思わぬ邪魔が入った。
さらに言い募ろうとする青年の背後から、緋色の光が射し込む。
「なっ」
そこに昇るは紅き月。
それは人ならざるもの。
異形の化け物たちの進軍の合図。
「なんだぁ?」
知識によらず、戦士としての感覚が城茂に異常を告げる。
そして、柊とくれはは、
「紅い月、エミュレイター?」
「こんな時にかよっ」
その意味を正しく把握し、身構える。
だが二人の予想に反して、近くにエミュレイターの気配はない。となると。
「まさか狙いはフォウレイか!」
「柊、急ごうっ」
「おうっ」
慌てて寝室を飛び出し、フォウレイの元へと走り出す。
「おいっ、小僧。こいつはいったい……」
追いかけてくる茂に答えている暇はなかった。
すぐ近くの扉の向こうで、フォウレイの悲鳴が聞こえる。柊は躊躇なく扉を蹴り開けて、室内へと駆け込んだ。
「フォウレイ、無事かっ!」
「ああっ、柊さん」
素早く室内を見渡して、柊は危ういところに間に合ったのを知った。
部屋の庭園に面したテラスからエミュレイター達が侵入を試みている。が、まだフォウレイとの間には距離があった。
「させるかよ」
相手がエミュレイターとあっては躊躇はいらない。ためらいなく月衣から魔剣を引き抜くと、先頭の一体を切り伏せた。
「グォォォォォォ」
無念の声を上げて消滅するエミュレイター。
だが柊は安堵している間もなかった。エミュレイター達はあとからあとから室内に入り込もうとしている。そいつらを牽制しながら柊は叫んだ。
「シゲル、あんた護衛だろ。
フォウレイを安全なところに逃がしてやってくれ」
「そう、ここはあたしたちに任せて」
そんなやり取りの間にも、柊の魔剣は一体、また一体とエミュレイターを切り伏せていく。それほど強力な相手ではない。
雑魚に毛が生えた程度の、低級なエミュレイターである。彼やくれはにしてみれば、この程度の相手がどれほど集まろうと、まず遅れをとることなどありえない。
とはいえ、それは熟練の二人だから言えることであり、一般人にとっては充分以上に脅威と呼べる存在である。
一体たりとも後ろに行かせるわけにはいかない……が、数にまかせて力押しされたら、その全てを防ぎきる自信はさすがにない。
せめてもう少し狭隘なところまで後退するか、前線を支える人間があと一人は欲しい。
後者は望むべくもない。前者は柊はいまだこのあたりの地形を把握しきっていない。もっとも、月匣が展開されているため、現実の地形の知識がどこまで通用するかは疑わしいところだが。
「うぉりゃぁっ」
そう戦況をとらえながら切り結ぶ柊の耳に、茂の雄叫びが飛び込んできた。
フォウレイの護衛の青年は、柊と肩を並べると、今まさに襲いかかろうとしていたエミュレイターを殴り倒す。いきなりの出来事に、柊は慌てた。
「アンタは下がっててくれ。
こいつらは常識が通用する相手じゃねぇ……」
そこまで言って、魔剣使いは絶句した。今、この男はエミュレイターを殴り倒していなかったか?
「常識が通用しない、ねぇ」
一方の茂はなんでもないような顔をしている。
「俺も同じよんなもんさ」
「その手……
いつの間にだろうか。茂の両手を覆っていたグローブは脱ぎ捨てられていた。
その下から現れたのは、金属の輝き。
それは通常の人間ではありえない異形であった。人間の手と言うよりも、コイルがたまたま人間の手の形に見える。
印象としてはそちらのほうが近い。
彼は不敵な笑みを浮かべると、驚きを隠せない柊をよそに、大きく両手を振り回した。
「変身!」
コイル状の両手が、激しく打ち合わされ火花を散らした。
「ストロンガーーーー!!!」
「うおっ」
発光。
そして口の中に広がる独特の苦味。
落雷時、独特の空気が周囲に広がる。それは凄まじい電力が発生したことを物語っていた。
「天が呼ぶ」
その中心部。
異形の戦士が一人現れていた。
昆虫と人が融合したかのような奇妙なデザイン。特に目を引くのは、頭部の巨大な角と、複眼。
「地が呼ぶ」
「きぇぇぇぇぇっっっ」
奇声を上げ襲いかかるエミュレイターに、戦士の拳がめり込んだ。
「ギャオッ」
悲鳴をあげる間もあらばこそ、凄まじい電力が化け物を瞬時に黒コゲに変えていた。
「人が呼ぶ」
そのような光景を見せ付けられ、エミュレイター達はひるんだかのように動きを止めた。
ざっと戦士が一歩踏み出すと、それに気圧されたかのように後退する。
雷神の如き風格をもって、戦士は高々と宣言した。
「聞けい、悪党ども。
俺は正義の戦士、仮面ライダーストロンガー!!」
それは原始的な、だからこそ効果の高い心理的圧力。
圧倒的な力と自信に満ち溢れた口上と名乗りは、敵に恐怖を、味方に安堵を与える。
この場にいた誰もが、戦士の、ストロンガーの気合に呑まれていた。そう言っても過言ではないだろう。
「悪かったな、小僧。いや柊だったか。
少しばかり勘違いしていたようだ」
悠然とそう語りかけてくるストロンガーに、柊はただサムズアップだけで応えた。
「ふっ」
「へっ」
二人の戦士が踏み出す。その気迫に、貫禄にエミュレイター達は完全に戦意をくじかれていた。
(こいつは負ける気がしねえな)
柊のその予感は、少しの時間を置いて現実のものとなった。
と。今回はここまでです。
ようやく変身シーンまでいけました。
以前、どのライダーかと聞かれましたが、昭和ライダーの世界観です。
小ネタは少し挟みますが。
では、こんなところで。
ストロンガーキター!!!
あの名乗りなんかもうたまりませんよ!
いやもうMYBESTライダーTOP3に入ってますよ
V3、スーパー1、ストロンガーは大好きです。はいwww
志穂美悦子もビックリだな
超☆一発ネタ 大魔王シャイマールの悲劇(元ネタ:超電磁ロボコンバトラーV)
???「エリス1号、記憶回路に異常。失敗、廃棄。エリス2号、キャラクター造形に歪みあり。失敗、廃棄。エリス3号、感情回路を与えたるも……」
エリス「ま、さか……。そんな……ウソです……。や、やめてっ!! やめてくださいっっっ!! やめてぇぇぇっ!!
う……ああ……あ……。あんまりです、おじさま……。私まで……私まで、おじさまの作った偽りの存在だったんですか!?
感情を与えられ、自分を人間だと思いこんでいた、こっけいな操り人形……。それがこの私……大魔王シャイマールだったと……。
フ……フフ……フハハハ……! 柊先輩、笑ってください……。私は、シャイマール復活の依代……おじさまの操り人形だったんです……。
ク……クククク……ククク……! 許さない……許しません! 今まで、よくも私を謀ってくれましたね……キリヒト!!」
キリヒト「エ、エリス! 何をするんだい!? 僕は君のおじさまだよ!?」
エリス「うるさいっ!! もはや、だまされはしません! これでもくらえ!!」
オレアナ「ち……血迷ったか、エリス!?」
エリス「魔王でも血迷う事があるのですか、おじさま!」
キリヒト「な……なにを……!」
エリス「私は貴方を倒し、亡きくれはさんと魔王の誇りを賭けて、アンゼロットと戦う!! 死ねっ!!」
キリヒト「ウオォォォォォォッ!!」
あ、すまん。一箇所、オレアナのままだった。
???「エリス1号、調理技能に異常。失敗、廃棄。エリス2号、「きゃ」の発音に歪みあり。失敗、廃棄。エリス3号、「おじ様大好き!」な感情を与えたるも……」
こっちの方がゲイザーらしい
ふと思ったんだが、灼眼のシャナとクロスさせたらどうなるんだろう?
シャナと柊が出会った場合、お互いに別の世界の住人と気づかずに最後まで行く可能性大。
>>650 あかりんvsシャナと申したか。
・・・・幻想舞踏使い切る前に勝負決められるか次第だな。
【何故か殺る気満々。だってあかりんはヒロインだもん♪】
クラス:落とし子だらけな世界だよなー…アレ。
魔導王グランゾートもいい感じにクロスできそうだぜ!
ガンブルに乗って100mを5秒で走破するあかりんと申したかw
この間、NWと東方とのクロスシナリオを作ってみた。
シナリオの都合上、八雲紫を登場させる事になった(立ち位置はアンゼと同じ)。
セッション参加者に、八雲紫の能力「境界操作」についてNW的に説明してくれと言われたから、
「GM権限で無制限に使用可能な【小さな奇跡】」
って説明しといた。特に間違ってないよな?
>>656 どっちかってと「バーニングシステム」って感じじゃないかと思う。
強力だけど「○○と○○の境界を〜」って説明が出来ないとダメだとか。
問題は全然NW的じゃないことだがw
東方って抽象的な言葉から演繹的に能力を説明するから、こういうこじつけの要素は強調した方が良いと思うよ。
658 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/22(火) 03:23:31 ID:FwyQdCea
ベルセルクやクレイモアの世界に柊を放り込んだらどうなるか?
>>650 某所であったよ、シャナとのクロス。
まだ始まったばかりでまだシャナ世界には行ってないけど。
どっちも地球じゃねーかw
>660
詳細希望 せめてワードを
柊蓮司と魔法の石が載ってるのと同じ掲示板。
恐ろしくわかりやすいな
さんくー。見てきた。といってもホントに始まったばかりか。
アニメからの参入組のようで色々と感慨深い。この調子で業界人口がもちょっと増えることを願うぜ。
アニメは序盤から中盤までが鬼門だったからな
と言ってもちらほら増えていると思うぜ
ナイトウィザードのSSが2つも連載しているサイトがあるなんて夢のようだ
こういうスレもできるしな。
もっと盛り上がって欲しいぜ。
レライキア=パール=ムール
そろそろどうでもいい
すまん、誤爆った
りかいけ
ゼオライマーとクロスを考えてみた
で最初に浮かんだのが
「HAHAHA異教徒どもよ!この神の象徴『天(TAKASHI)のゼオライマー』によって葬り去られろ!」
:グィード専用
↑こんなのだった
もしもIZOの特異点的存在に選ばれたのが柊だったら…今とあんまりかわらんかw
663
でも更新がここしばらくされていないんですよね。
もうされないんですかね。
>>674 信じるんだ!!
職人達を信じる俺たちを信じろ!!
きっと職人さんがなんとかしてくれる・・・はず。
更新が一ケ月おきなんてネット上のSSじゃよくある事さ
神殺しの魔剣を持つ男と破壊神を破壊した男の夢の共演。
本スレに貼ったコレ、今更ながらここに貼るべきだったと後悔してる俺
> 67 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2008/01/22(火) 02:42:18 ID:tVsoiMQs
> すまん、流れに乗り遅れた。
>
> けど、もったいないので貼る。
>
http://upload.jpn.ph/img/u08454.jpg >
リリカルなのはのセインがDVDで胸を小さく修正されたのは、柊力でしょうか?
>678
ちょ、エリスの名字が!?
>679
くれはにもぎ取られました
ギョーム・ド・ノートルダム「予言書には、『幼馴染みと大魔王と世界の守護者の胸が小さいのは、ヒイラギ力のせい』と記されている」
ギョーム「…と言えば、柊蓮司を倒せる。と、予言書には記されている」
ギョーム「…しかし、柊蓮司とはいったいなんなのだろう?」
リオンの本「あなたは知らない方がいいわ……」
R.O.DとNW!のクロスは如何だろうか?
書物の姿形をした魔王を巡って
柊達と読子達がクロスオーバーして繰り広げる一大スペクタクル!
読子「あ、蓮司くん。あの本も買います♪」
柊「Σ読子さん、アンタ一体どんだけ本買い込みゃあ気ィ済むんだよっ!?
(既に月衣から溢れ出してる本の山に四苦八苦しつつ)」
秋葉原と神保町は近いしな。
RODはよく知らないんだが、確か本とか紙を操るんだっけ?
NW的に考えたらどのクラスが適当かなぁ
本人の特殊能力だけどモノがないと何もできないからな…
魔剣使いか、魔物使いかな?
攻守ともに使えるから魔物使いのほうがしっくりくるかも
ダブルクロスならモルフェウスシンドロームは確定なんだけどなw
キバヤシ「そうか…。読子さんは本に欲情する……つまり、リオンの書物と一緒にリオン自身も頂いてしまうという事だったんだよ!!」
MMRメンバー「な、なんだってーー!?(AA略」
というどうしようもないネタが思い浮かんだ。
疲れてるのだろうか。(orz
古書の鑑定で性的な意味で逝ってしまうからな、読子さんは。マジで。
読子の紙使いは万能過ぎてぶっちゃけNWでは定義不能だと思う。
ダブルクロスのモルフェウスか、N◎VAでバサラタタラならいけるだろうか。
テレビ版の三人組は多少なりとも得意分野が絞られてるからやれんではないかも。
大いなる者なんじゃね。紙だけに。
【冥界送り】
1stのシナリオフックに本の姿をしたエミュレーターっていたな、そういや。
旋風の橘とのクロスいけそうだな。
柊が属せられたロンギヌス魔剣部に助っ人として立花橘がやってくる!
そして柊対橘の素手魔剣対決が始まる。
阿智先生は天才だと思います。
なんだあの文体。
…と、いうわけで調子に乗って第二弾です。
星を継がないもののイメージで、設定からはるか離れた場所から俯瞰するようにながめていただければ幸いです。
前回をご存じない方は、
>>396>>397を参照してください。
いつの間にか投下みたいだ。
楽しみ
戦い終わって日は暮れて、場所は秋葉原の一等地。
小さな影と大きな影がなかよしこよしで並んでる。
一人はぱっと見高校生。
ほのかに漂う苦労の匂いは大人の味。拍車をかけるのは頭と手にぞんざいに巻かれた包帯か。
そしてもう一人はぱっと見外国人。
けれどその身に纏った制服は、どこぞの学園の中等部のものだったり。
見方を変えれば、じゃれつく兄に甘える妹、なんて見えるかもしれぬ。
並んで歩く姿は一見仲睦まじく、思わず微笑んでしまいそう。
まああくまでそう見えるだけで、当の本人たちはそう思ってなんかいない。
少なくとも片方は。
「…納得いかねえ」
「ばっちり変身して、しっかりあの犯罪者も倒してくださったではありませんか。
見事なご活躍でした…今はその傷ついた体を癒すことだけを考えてください。
あ、紅茶飲みます?缶ジュースですけど」
「ただ飛び上がって、落ちて、頭から激突しただけだぞっ!
どこが活躍なんだ!?」
「柊さんには、見渡す限りの大観衆からの大喝采が聞こえなかったのですか?」
「ありゃどう考えても芸人とかに向ける類のもんだろうがっ!?」
叫ぶ男の名前は柊蓮司。
笑って受け流す女の名前はアンゼロット。
さてはて。
それではすこしばかり過去に溯ってみよう。
■■■
「いくぜっ!!」
電柱の上から、青い線が空へと伸びる。
それは皆が待ち望んだもの。
誰もがなろうと思って、しかし決してなれない存在。
すなわち。
正義の味方。
そして、正義の味方の醍醐味と言えば、必殺の技と武器。
「スーパーエクセレントダイナマイツマジックソォオオオオオオオオオオオオドッ!!」
吠える声とともに光が疾る。
輝く光の中に、微かに見えるは剣の影。
両刃の剣がその手に握られるより早く、青きヒーローは放物線の頂点に至り―――そして、落下する…!
「ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
吠えるドッコイダー。
だが、正義の味方に対するは、大悪党。
ドッコイダーを前にしたゲイフラワーは、何を恐れるものぞと叫ぶ。
「自らの手のうちを明かすとはぁっ!!
愚の、骨頂ぅううううううううううううう!!」
剣を相手が握るならば、それをたたき落とすまで。
ゲイフラワーの叫びとともに、ドッコイダーに向かってミサイルが放たれる。
「ちぃ…!?」
愛らしい…というのも変な話だが、妙に愛嬌のある顔に似合わぬ舌打ちをする、ドッコイダー。
落下し続けるだけのドッコイダーには、ミサイルを避けるだけの機動は不可能。
そもそも、ミサイルは一発ではない。
十、二十、三十。
もとより、回避の余地などない。
ならば。
(…これしかねえっ!!)
纏った男の意思にパワードスーツが応える。
スタピライザーたるマントが方向を決め、バーニアが火を噴く。
そう。
答えは、加速。
彼は、パワードスーツの性能を信じ、賭けに出る。
一秒の、さらに数万分の一の世界。
その一瞬で、ドッコイダーはミサイルと衝突し。
爆発に、包まれた。
次の一瞬。
爆炎の中から現れたドッコイダーの手には、剣など、握られていなかった。
「ふはぁっ!!」
邪悪な笑みを浮かべる特A級犯罪者、ゲイフラワー。
だが、その笑みはまたも一瞬で消える。
そう。
バーニアによる加速。
ミサイルによる爆発。
そしてさらに、『彼』自身でさえ制御できない『力』すらも上乗せし。
青い流星は地に向かって落下してゆく。
その先には、ゲイフラワー。と、メカ。
「ん?お、おい?
まさか、そのまま落下してくる気か?
ちょっと待て?あたるぞ?おい?」
筋骨隆々の犯罪者の問に対する答えは、絶叫だった。
「止まらねええええええええええええええええええええええええええええ!!」
激突。衝突。
崩壊。圧壊。
歓声。呆然。
…劇終。
■■■
「そもそも、だ!
ちゃんと指定されてた通りの名前を叫んだのに、剣が出てこなかったじゃねえか!」
「いえ、マニュアルにはちゃんと書いてありますよ?」
―――魔剣は、剣を持った敵と交戦する時にしかつかえないから気をつけてね、柊くん?
―――By 開発主任 アキラ・ナナセ
「なんだそりゃあ!?
ってかそもそも、なんでこの開発主任俺の名前知ってんだよ!?
なんつーか、いろいろおかしくないかおいっ!」
「…などと話している間に、着きましたよ、柊さん」
「…ん?」
最初にアンゼロットが立ち止まり、続いて柊も足を止める。
そこは、かなり巨大なマンションだった。
ひと部屋ひと部屋の広さもかなりありそうである。
「へえ…秋葉原の一等地にこんな場所があったとはな」
「まあ、急いで造らせたのですが、ないよりましでしょう」
「…は?今なんて言った?」
「いえ、こちらの話です」
と、柊がアンゼロットの方を振り向いたところで、彼女はその顔に笑みを浮かべたまま、こう切り出した。
「さて、柊さん?今からする私のお願いに、はいかYesで答えてくださいね?」
「…おい。それ、さっき無理やり変身させられた時にもきいたんだが」
「さあ?そうでしたか?」
「はいかYesって、俺に選択権ねえってことだよな…?」
「『はい』と『Yes』。二つあるじゃないですか」
「意味は同じだろがっ!?」
叫んだ柊に、はあ、とわざとらしく溜息を一つ。
柊の頭に青筋が浮かんでいるのを確認してから、アンゼロットは口を開いた。
「…まあいいでしょう。
どちらにせよ、貴方がパワードスーツの審査に参加する以上、私のお願いは聞いていただく必要があります」
「……俺じゃなけりゃできないってんならやってやるさ。
学校には行かせてくれるんだろうな?」
「はい。それは勿論」
眉をしかめ、口をへの字に曲げたまま、だが柊はアンゼロットに先を話すよう促す。
そんな彼の態度に満足したのか、アンゼロットは、彼女の要件を言った。
ナニ、こんなところで終わるのか?
「では。
貴方には、私と一緒に生活していただきます」
柊は、一瞬何を言われたのかわからなかった。
だが、アンゼロットは気にすることもなく先を続ける。
「もちろん、男と女がいきなり同居、ということでは世間の目も厳しいことが予想されます。
なので、私は柊さんの妹ということになりました」
「…はぁっ!?」
「ちなみに、ご家族の許可はとってあります。
思う存分、パワードスーツの審査に心血を注いでください」
「なんだそりゃ!?
そもそもなんでお前が一緒にいる必要が…はあっ!?
何が何だかわからねえぞ!?」
「さあ、それではいきましょうか、お兄ちゃん」
わざとらしくそう言われて、柊は体を震わせ。
思わず、本心を口にしてしまっていた。
「気持ちわりいからやめろっ!?
お前俺より年上じゃねえのか!?」
「…」
にっこり。
「くたばれ☆地獄で懺悔しろ」
ぽちっ。
ごきょ。
音とともに、柊が膝から崩れ落ちる。
頭の包帯には、若干血がにじんでいる。
傷が開いたようだが、大したことはない。
むしろ、衝撃そのものが痛手だった。
「ど、どこからか盥、が…」
「全く…これだから柊さんは」
「全くだな。これだから柊蓮司は」
「HAHAHA!マッタクデスネー!!
これだからゴッシュジンサマハー」
霞がかかっている。
まるで、世界が揺れているようだ。
それでも柊は言葉を絞り出さずにはいられなかった。
「ぐ…お、お前ら、さっきの…?」
「何を言っているんだ柊蓮司ぃ?
私は今日からこのマンションの住人となるグッイィィィィド・ボルジアという名の一神父だ。
ドクター・ゲイフラワーなどという宇宙特A級犯罪人とは全くの別人だぞぉ?」
「俺は…ゲイフラワーなんて…言って…ねえぞ…」
「HAHAHAHAHA−!!
オカシナゴシュジン様デスネー」
「つか…なんで…お前は俺を主人って呼ぶんだ…」
「はわ!何で柊がここにいるの!?」
「くれは…か…?
お前こそ、さっきはなんであんな妙な格好してたんだ…。
あんな格好で人前に出たら、おばさんが泣くぞ…仮装にもほどがあるだろ…」
「な、なんのこと?」
「あの、全身装甲板で特に胸のあたりが分厚い「死ねぇっ!!」
打音。
柊の目にわずかに映ったのは、何故か机を持っている幼馴染の姿だった。
騒がしくなっていく周囲。
薄れゆく意識。
そんな中、柊蓮司は、何でこんなことになってしまったのかを、今更考えていた。
■■■
こんな感じで。
続きを書いてもいいよ、と言われたら書きたいと思います。
口調に違和感とかあったら指摘していただけるとありがたいです。
次回は、りんごの子か変態女王様がでてくるかと思います。
ちなみに、前回話に出ていた京介は、アンゼロットやりんごの子と同じクラスの中学生です。
最終回に歌を歌うわけですね。破壊神の転生体の委員長といっしょに。
…あと、投下に時間がかかってしまったことをお詫び申し上げます。
設定、某パロ板と違うのかな…
では、
続きを書いてもいいよ、
と言います。
柊の不幸さかげんが良い感じにあってると思う。
ktkr
一行目に改行があると時空の狭間に消えたり一行が長いと時空の狭間に消えたりするそうな。
中等部の制服を着たアンゼ……いいな!
中等部の制服を着たアンゼ・・・・・・見てみたい!!
きっと似合うに違いない!!
残りの住人は誰なんだろう
ベル・フライ、いささかの神とその下僕あたりだろうか
ののしロットwww
柊がいつも異常に不幸だな
GJ!
阿智のふにゃふにゃした文体は異常だよなやっぱ
この際、NW!キャラからフィードバックして
原案のコスモス荘には居ないSS創作者さんオリジナルのキャラ
出しても良いよw
ドッコイダーの空気の方をベースにしてるなら、その程度は
余裕で許容するだろ、あの世界観は。
因みに、名前だけでドクター・ゲイフラワーのキャストを
ゲイ・The・アッー!と勘違いしていたのは僕と君だけの秘密だ!
フランス5とのクロス。
なんつうタイムリー
ゼーガペインはちと難しそうだ。
>>710 ミートゥー
うっかりそっちのネタかと思っちまったぜ
どきどき魔王神判!
私立輝明学園秋葉原分校に通う男の子「柊蓮司」は、ちょっとひねくれた、不良高校生。
ある日、柊は「幻夢神の写し身」と呼ばれる人物から「学園に潜む大魔王探し」を命じられました。
そんなものを素直に受ける柊ではありませんが、「中学生にしてしまうぞ!」と脅されて、 しぶしぶ命令に従うことになってしまいます。
こうして、お供の天使アンゼロットと一緒に魔王探しが始まりました。
果たして、柊たちは無事に大魔王探しの使命を果たすことができるのでしょうか・・・?
……コミックスの一巻読んでたら、こんな電波が飛び込んできた。
>>715 幻夢神の写し身がゲイザーなのかTISなのか某武蔵野の大いなるものなのかでシナリオが代わりそうだな
……とりあえず個人的には夜乃森シナリオで頼む
>>717 大神さんばりにこれ以上フラグを立てないで下さいって言われたんじゃね?ヒロイン全員から。
ふと思ったんだが、ヤマモトヨーコに出てくる戦艦ってレーヴァテインと同じくらいだっけ?
レーヴァティンのサイズって今まで出てきたことあったかどうか思い出せない。
少なくとも数値データはないはず。
トップのヱクセリヲンサイズぐらいはありそうだな。
そんな戦艦が柊個人用なのか。
なんて贅沢なんだ
晶「私の愛情の大きさです」
とかって言われそうでもあるが。
ヤマモトヨーコの個人用宇宙戦艦って1kmくらいなかったっけか
同型のグングニルが3200mだな
じゃあヤマモトヨーコ(約1.5km)の2倍強か
どさくさで柊保有戦力凄すぎるだろ
芳香剤って柊の保有戦力と考えて良いのか?
当てにならなさが柊力並みのような気がするんだが。
レーヴァテインはグングニル級なのでリプレイの記述を総合、主砲=ポジトロンキャノン、対空砲=防御兵装と考えて、
装甲は神の創りし金属セントテクタイト製、次元間移動能力、衛星軌道上から学校の教室をモニタリングする能力、
次元の壁を越えて砲撃できる大地の形がちょっと変わっちゃう着弾点に天を貫く勢いで光が噴き上がる主砲ポジトロンキャノン一門、
不自然にねじ曲がり敵艦のみを正確に撃ち抜き爆縮起こす無数の光を発射する対空砲が少なくとも576門、
そして人型ロボットへの変形機能、というスペックになるな。
量産型ヴァルキリーが艦載機として搭載してある可能性もある。
>727
実データ的なアテで言えば6レベルのクエスターだな
>>728 なんというスペックwww
ヤマモトヨーコのTA-2系列もかなりアホだと思ったが、それ以上か
さすがにセーターは着込んでないようだがw
TA-29のザッパーとブラスターも破壊力なら負けてないぞ。
ザッパーは惑星を楽勝で吹き飛ばせるらしいし、ブラスターは半径一天文単位
の空間に作用する相転移砲。
これに対抗するにはサライキサラズーン要塞が必要だな
レーヴァテインを生かせそうなクロス先は何があるだろうか?
なのはシリーズ、と言いかけてレーヴァティン混ぜると漏れなくミッドチルダが奈落まみれになると気づいた。
あと、トランスフォーマーとかグレンラガンとか?
そこでラピュタですよ。戦闘ロボットに落とされる役なw
レーヴァテインだとラピュタを落としかねないから困るw
……スパロボ?
バンプレオリジナル勢とのトークと申したか。
エクセレンと小牟、どっちの方でも大惨事確定。
>>737 つまり居合わせたPC/NPCはそのとき「目が!目がぁ!」判定を行うわけだな。
判定失敗すると瓦礫とともに落ちる
>>735 なのはの魔法はクリーンと言っていたから多分完全循環を実現しているはずだ
>>741 奈落まみれの方が話が繋がり易いんじゃね?
この業界、完全無欠は破滅フラグだぜ。
そこで捨てプリですよ
竜機神と超弩級戦艦、ファンタジーとTRPGならバランスも相性もいいはず…!
「…あー。名前、なんて言ったっけか」
「柊。柊蓮司だ」
「ヒイラギ、か。
苦労するな、お互いに」
「シャノン。私は貴方に迷惑をかけているつもりはないが」
「いや、ゼフィのことは言ってない」
「そうか」
「そこになおれこの奇怪乳!!もとい機械乳!!
この私の拳を受けて死ねえええええええええええええええぇえええ!?」
「HAHAHAHAHA−!!
情けないデスネー!それがユーの精一杯デスカー!?」
「私に力を貸してミユフィエ…!!
あの常識的にありえない存在を倒すための力を私にッ…!!
ラクウェル姉以上の化け物なんて…そんな存在、認めるわけにはいかないのよッ!!」
「はわ。元気だねえ」
「んごぉ」
「はわ?」
「んご」
「はわはわ」
「んごんご」
「はわ!」
「んごお!」
「な、なんか今異次元の邂逅を見た気が…」
「柊さーん、次の任務でーす」
「うおわっ!?あの野郎、こんなところまで追いかけてきやがった!?
よせっ、やめ、うおあああああああああ!?」
「…さて、柊さんも快諾してくれたようですし。
そちらのどこか年寄りくさい竜のご主人様も、来ていただけますね?
事情を説明していただけないと、何が何だかわかりませんので。
もちろん、お茶くらいはお出しいたします」
「…」
「来ていただけますね?」
「…めんどくさい」
…な ん だ こ れ は
そういえば晶の出てくるssってクロスに限らず少ないよな。3つくらいしか知らない。
……結構好きなキャラなんだけどな、晶。やっぱり出すの難しいんだよなー
晶は過去に飛ばされちゃってる上に設定上故人だからなぁ。
ところで、シャナクロスの2話きてたよ。
晶は公式で、小説版くれは以外で唯一柊とのフラグを回収した女だからな
【馬鹿は星を継がないものを公式設定と勘違いしている】
とりあえず晶を登場させる方法
1.クロス先とミッドガルドを繋げる
2.なんらかの理由をつけてクロス先に召喚する
3.この際、スルト以前の時系列でSSを書く
4.初期設定を書き換えて・・・(注、再構成ネタ以外できません)
>>749 いやさ、今朝がた卓上ゲーム板作品スレッドで晶見たもんだからふと思っただけなんだ。
俺には書けるような力はないよorz
俺もだ。ネタはあるが書けないOTL
6.晶を転生者にして出す。
7.レーヴァテイン内の何かや魔剣に晶の魂が憑いてることにする。あとは人造人間なり、クローンなり、魔器人化なりで復活
8.時間犯罪者とかと絡ませて柊を過去に飛ばす
ドラえもんとのクロスとな?
夏色の砂時計だろ
榊るな的に考えて
晶の子供の父親は柊にするのか。
レーヴァテインはそのクロスの技術で建造
例えば晶が錬金術師の転生者ならレーヴァテイン作れてもおかしくないな。
そして転生者として現代に帰るとか。
【PC1(柊連司)用ハンドアウト】
つかの間の平和を味わっていたキミの元に届いた一通のメッセージ。
それは二万年の間レーヴァテインに隠されていたものだった。
「お願い、助けに来て──」
戸惑うキミの頭上に、一人の少女が落ちてきた。
【PC2(ヴィオレット)用ハンドアウト】
キミが土星決戦で破壊された艦内を修復していると巧妙に隠されたメッセージが発見された。
キミの作り手である七瀬晶のものだ。なんらかの方法によってこの時点で発見されるよう仕掛けてあったらしい。
「柊連司を伴って再びミッドガルドへ」
最優先のコマンドを受けたキミは、コタツの片づけもそこそこに主のもとへ向かった。
【PC3(トキノ・ケイ)用ハンドアウト】
今回キミの元に届いた指令は、これまでにない大規模な特異点の調整だった。
「二万年前のミッドガルドにおける超巨大奈落の発生阻止」
『跳ぶ』時間の幅も大きく、ましてや行き先は異世界というまったく未知の領域。
このミッションの成功のためには、その当時に建造されたというヴァルキリーとその主の協力が不可欠だ。
キミはさっそく彼の元に飛んだ。
【PC4(???)用ハンドアウト】
キミには気になる人物がいる。あいかわらず落ちたり下がったり忙しい日常を送っているようで、
時折ずいぶんと距離を感じる。キミはそんな現状に若干の不満を感じていた。
だがなんという偶然か、今まさに彼がトラブルに巻き込まれようとする現場に居合わせることが出来た。
今度こそ苦楽を共にするため、キミは強引に彼についていくことにした。
>758
PC4のシャードは錆びてるんですね
このスレの中にアルシャードSS書きのかたはいらしゃいませんかっ!?
レーヴァンティンのネタとして土星会戦でレヴィアたんとの砲雷撃戦というのはどうだ?
おまけにそこに何故か寝返りをうってくるレビュアータ
大惨事ですよ
更に“リヴァイアサン”がワーディングをはって隠蔽と仲裁を行うと。
リリなのStsの三脳の一人が晶という毒電波を受信したので、メガ姉に踏まれてくる。
コスモス荘のあまりの融合っぷりに触発されて、こんなネタが生まれた。
SNE VS F.E.A.R
ある日突然、SNE世界とF.E.A.R世界が混ざり始める。
世界中が混乱する中、これが互いの世界を象徴する超存在同士の激突の余波であることが判明した。
このままでは、どちらかの世界が消えてしまうこととなる。
超存在は代理戦争のためのキャラクター達を選び、その勝敗をもって消えるべき世界を決定することとした。
選ばれたキャラクターと対決カードは
英雄対決 パーンVSエイジ
魔術師対決 草壁VSギヨーム
魔法戦士対決 林悠季VS柊蓮司
格闘家対決 殺VS椿
貧乳腹黒対決 ベルカナVSアンゼロット
etc
全ての試合に決着がついた時、互いを認め合った超存在は互いに融合を始める。
そしてSNEとF.E.A.Eは消滅し、アマルガム社が誕生したのだった。
同様に既存のシステムとリプレイなども融合してしまう。
フォーセリア・ザ・エイス(主八界+フォーセリア)
へっぽこウィザーズ(ナイトウィザード+へっぽこーず)
中原に名高い趣味と剣の都アキバを舞台に、へっぽこなウィザードたちの活躍を描くシリーズ。
登場人物
ヒイラス(柊+ヒース)
口が悪く尊大な態度を取るが、実は弱いものを見捨てられない熱血漢の魔剣士。
様々な任務に狩り出されるうちに、なぜか「下がる」癖がついてしまった。
イリーハ(くれは+イリーナ)
ヒイラスの幼馴染の少女。彼を兄のように慕うも、人に言えない秘密を握っており、それをもって暴走しがちな彼の手綱を握っている。
人間離れした筋力を持ち、巫女装束をまといながら巨大な剣を振り回すため「アキバの破壊巫女」の二つ名を持つ。
エリナ(エリス+マウナ)
薄幸のハーフエルフ少女。天涯孤独の身で苦労しながら生きてきたためか、貧乏性なところがある。
そのためか、マルチ商法もどきにひっかかってしまうこともあった。
バス(ナイトメア+バス)
芸術の神に仕えるベテラン神官。本名は鈴木太郎。
愛妻の手作りのステージ衣装をまといパーティの路銀調達係として大活躍。
エイガ(トウガ+エキュー)
巫女服フェチの変態転生者。
イリーハに一目ぼれして仲間になるも、そのフェチぶりから彼女には毛嫌いされている。
戦女神アンゼ(アンゼロット+マイリー)
神話の戦いによって、現世への介入能力を大幅に失った戦いを司る女神。
外見年齢は14歳。
最近は信徒でもないのにヒイラスをいいようにこきつかっている。
魔法戦士ザーフィ(ザーフィ+魔法戦士リウイ)
世界を滅ぼす超☆冥魔王アトンを倒すために、次元を超えて冒険をする魔法剣士ザーフィと、彼を取り巻く女性達の物語。
登場人物
ザーフィ(ザーフィ+リウイ)
希代の女たらしにして英雄の素質を持った魔法戦士。
「手を付けた」ザーフィガールズを引き連れて世界の破滅に立ち向かう。
他に
ゴーストクロス(ゴーストハンター+ダブルクロス)
パラサイトN◎VA(デモンパラサイト+トーキョーN◎VA)
などの世界が発生し、それぞれのキャラクターたちが融合していく……
いかん、広がりすぎて俺の手には負えない。
もうちょいふつーに
「TRPG大戦〜SNE Vs F.E.A.R〜」
でプレイヤーたちがそれぞれのキャラを率いて戦うというのは考えたことがあった
歴史長さによる圧倒的なキャラ数やモンスター数などを誇る「数は力の」SNE(技より力)
世界の多さや広さでは圧倒的な広がりを見せる「量よりバリエーションの」F.E.A.R(力より技)
活躍するのは多数の敵や地形などを操る軍師GMとそれぞれ個性的なデータを持つ英雄PC
と、ここまで考えて、やはり広がりすぎて手に負えないことやもはやクロスSSで使えないことに気づく俺orz
>>766 >>活躍するのは多数の敵や地形などを操る軍師GMとそれぞれ個性的なデータを持つ英雄PC
それは何と言うモンコレですか?
あー、つまりこうか。リプレイが出版されている我々の世界に、突然柊が現れて「世界は狙われて(略」
んで、全てのTRPG作品のキャラがカードになって、そのカードを駆使して戦うと
>>764 マーベルVSDCかよ!w
アマルガムした話も是非観てみたいものだw
グランギニョルで主役を張ったとはいえ忍者はやっぱりまだまだ影が薄い。
ので、忍者物とのクロスを考えてみた。
真っ先に浮かんできたのが『烈火の炎』だった!
orz
ならば、ここは甲賀忍法帖あたりで
柊が髪を自在に操って相手の首を絞め落とすわけですな!
……なんか、前にも出たなこの話題
>>770 いいんじゃね?
本編中でFTEに流れた魔導具争奪戦やるなり戦国時代にすっ飛ばされた柊が当時の火影忍群と交流したり
……まぁ、後者の場合適当なところで帰らせないとまずい影響が出そうな気がするが。
まーなんつーか、烈火の炎ネタで最初に浮かんだのが
時空流離で戦国に向かった紅麗と小金井がベルさまにちょっかい出されてFTEに、というものだった。
紅麗は忍者、小金井は魔剣使いかなー?とか。でもラストじゃ魔道具全部無くなってるんだよねー。
小金井は錬金術師だろ
というかセブンフォースを何だとおもっとる
紅麗は死者を自分の中に取り込む能力的に考えると魔物使いとかも入ってそうだな
>>775 なるほど、そういう考え方も……あれ、それだと紅麗的にはファイアワークスは炎術なのか?
どうでもいいけどファイアワークスって「はなび」だよなー
>>775 …完璧に忘れてたっ!>セブンフォース
あと烈火・紅麗が魔物使いというのは確かにありだなー。
一番忍者らしいのは陽炎ママと雷覇くんだしなぁ。魔剣使いは水鏡とジョーカーか。
>772
むしろ、髪の毛が柊をつかんで振り回す。
ふむ、烈火の炎も悪くは無いが
此処は流行りを取り入れてNARUTOとのクロスは如何だろうか?
九尾って魔王が狙い易いっぽい“禁断の力”だし、
オロチ丸の一派って雑魚魔王程度ならサシでも倒しそうじゃね?w
っていうか、まんま魔王キュー=ビだったというオチを思いついたNARUTOをそんなにしらない俺。
ナルトの中の九尾以外にもバケモノを体に封印してる忍がいたよね? 確か
>>780 居るよ。
我愛羅の中に棲むのが七尾か八尾だっけか?
九尾の設定から一尾とか四尾もいるだろうというあの後付設定具合はNWに通じるものがあるよな
うまい、と思ったし
おい、芳香剤を活かせるクロス先思い付いたぞ!
レイアースやリューナイトとクロスさせてみたらどうだろうか?
ならばいっそのこと宇宙戦艦ヤマトやキャプテンハーロックはどうだ?
ならば間を取って銀河鉄道物語とのクロスで如何か?
そういや銀河鉄道物語って異世界との接触、侵略もあったよな。
結構相性よさげだ。
いっそのこと主役を入れ替えるとか。
いまさらなんだが、アニメの土星会戦時でアンぜロットの城を乗せてたのってレーヴァティン?
アレ全部で「アンゼロット城」なんじゃないか?
城なんてただの飾りです。偉い人には(ry
画面に映らないところで適当に撃沈されてるとかなんとか>レーヴァテイン
芳香剤「オーゥ!楽シミニシテイル番組ガアリマースッ!ゴ主人サマ、一緒ニ土星マデ行ケナクテ、ゴメンチャイデェースッ!」
柊「来んでいいわ!」
そういや、アンゼロット城ぶち抜かれたとき
お約束的な「第3艦橋、大破!」はやって欲しかったなー
レーヴァンティンが何してたかについては、じゅんいっちゃんのブログをみると
わかるよ。
200x年、東京にて連続猟奇殺人事件が発生する。
それが、全ての始まりだった。
「…おい、こいつぁどういう冗談だッ?!」
「はわ…空に…お城?」
現れた、『古き神』
「世界の危機です。貴女にとっても、決して容認できる事態ではないでしょう、オゼット」
「ふん、世界の守護者気取りの抑止力が。…まあ、セプのやり口を見過ごすのは好かんな…」
迫り来る世界の危機
「ふっ…久しぶりだな、日向。お前とこうして組むのも何年ぶりかな…で、どりぃ〜む」
「お前まだその口調直ってなかったのか…かわらんねぇ」
「…アニキッ?!」
「ちげぇ! オレは柊ってんだ!」
「―――悪ぃ。すっげえ声似てたもんだから」
「お怪我、ありまセンカ?」
「は、はわ。ありがとうございますっ! あ、中国語で話さないとだめ、かな。ニ、ニーハオ!」
「…日本語、大丈夫デス。気にしなナイデ」
「私は、兵器。壬生谷が生み出した神殺しの兵器です」
「…たとえ兵器として生まれても…人として生きることはできる…彼が、私に教えてくれたように」
そして、数奇な運命の元、交錯する数多の能力者たち。
式神の城xナイトウィザード 『式神と魔術の詠う夜』
「A、お縄になってぶっ飛ばされるか!」
「B、ぶっ飛ばされてお縄になるか!」
「「てめえの選ぶ道は二つに一つだ!」」
という電波を受け取った。
>>794 そして、この事態に偶然巻き込まれた女性が三人。
「なのは、この異常な程の魔力を放ってるあの城は一体……?」
「分からないよ、フェイトちゃん。けど…放って置けるものじゃない感じがする! はやてちゃんはどう?」
「……全く、折角休暇が重なって皆で示し併せて里帰りしてるゆうのに…
…って、管理局から通信? ちょっと待って二人共……え? 『巨大時空震の予兆が観測されたから
クラウディアがこっちに到着するまでにわたしらだけでこの異常事態の先行調査しろ』やて!?
ちょっ!……通信、切れた!?」
「どうしよう、なのは……?」
「決まってるよ! あたしたちは、あたしたちのやれる事をやろう!」
「そうね!……って、あそこで飛んでるのって柊さんと光太郎さん!? そうだったよね、なのは!?」
「あ、本当だ。 あ、あっちで大砲に乗って飛んでるのは灯ちゃんと小夜ちゃんだ!」
「やっぱこの世界のウィザード達や魔法使い達も動いとるんやねぇ。けど、他の次元世界にも影響が
出るかも知らん事態なら、わたしらも無関係って訳にはいかんやろ?♪」
「そうね♪」「そうだね♪」
「「「それじゃあ……『Set up!』」」」
……運命に導かれて、全次元世界を守る為に、曾て共に戦った友と再び肩を並べる為に
成長した魔法少女達も故郷たるこの世界に再び空に駆け上がる。
と云う呪波汚染を受けた。
>>794-795 その時空震の予兆は、この異境の郷にも影響を与えていた。
「ちょっと!? 何で幻想境と現界との境界が薄くなってんの!?
皆、勝手に表に出ちゃだめぇ!!……どうやらあの城が現れてから
この異常事態が発生したみたいね……よし、博麗神社の巫女・霊夢
の名に賭けてこの異常事態の原因をどうにかしてみせるわ!」
「……ふぅん、あの城、面白そうじゃない。
よし、あの城、この霧雨魔理沙様のモノにしてあげるわ!♪」
他にも様々な幻想境の住人達が各々の思惑の下に
幻想境から“悪しき夢”に覆われ始めた現界へと飛び立ち
事態は更に混迷の度合いを深めて行く―――
と云う幻想を垣間見た
>>794-796 天より降り来たる「式神の城」。
城そのものと城へ向かう顔見知りたちを見て、その人物はふと笑った。
「突撃馬鹿が二人と空飛ぶ魔法少女が三人。他にも巫女さんだのなんだの……東京っていつからこんな人外魔境になったんスか?」
『もう、素直じゃないですね。そんな人達が大好きなくせに』
携帯電話から反る声は、信用できる味方のもの。こんな異常事態にあってなおその声は涼やかだ。
ふ、と口元が緩むのがわかった。
「うっさい。それより周辺の避難はすんだのか?」
『はい。昔の仲間と今の友達が手伝ってくれましたから』
心強い言葉。確かにあの級友たちならそれくらいのことはしてしまいそうだ。
『だから、思いきりやっちゃっていいですよ』
言われて、目の前の光景に集中する。
天に城が現れると同時、雨の如く地上に降り注いだ魔法製生物の軍勢。
その数は、もはや数える気にもならない。
それを前にして、されど彼女に絶望はない。
「っていうかさ、もう無双ってレベルじゃないよなこれ。弾幕だよ弾幕。それも怒首領蜂二週目火蜂級」
『しかもその弾幕の弾を全部撃ち落とすようなものね。
……でも、負ける気はないんでしょ?ベホちゃん』
その声に笑みを深くし、当たり前だ、と答えて電源を切る。
負ける気はない。かけがえのないこの街と、街に住む全ての人の思い出のため。
彼女は変身リングを交差させ、その異能を開放する。
そこに現れるのはピンクを基調とする制服を身に纏い、翼のようにひるがえる赤く長いスカーフを首に巻いた少女。
さぁ、この敵しかいない独壇場。宣言するなら今のうち。私を誰だと思ってる。絶対負けない―――
「魔法少女ベホイミ―――只今推参」
―――魔法少女(ヒーロー)様だ。
……こんな信号をキャッチした。
>>794-797 そして、これまた偶然にこの事態に巻き込まれた者達が居り……
「ちぃ、斬っても斬ってもキリが無いぜ……」
「マイト後ろ! ラー♪!」
「……ふぅ、助かったパティ。それにしても、このモンスター共は何なんだ?」
「分からないよ、マイト。けど、あの城が現れてからモンスターが出始めた感じ」
「……なら、先ずはあの城をどうにかする」
「はい!」
また、別の空では――
「Sit! コイツ等、俺とキースの決着の邪魔しやがって! 燃えろ、ゴッドフェニックス!」
「その通りだ、バーン。 凍れ、ブリザードトゥース!」
「おいキース、どうやらあの空に浮かんでるフザケた城がこのモンスター共の大元みたいだぜ?
ったく、空飛ぶ城ならモンスター吐かずにラピュタみたいに夢振り撒けってんだ!」
「なら、先ずあの城を叩こう。これ以上、僕等の決着の邪魔をされたくない。行こう、バーン」
「OK、キース!!」
そして、とある軍事基地では――
「……と云う訳で、戦力増強の為に東京上空に浮かぶあの城を制圧・接収して来て載けますか?
接収が無理になりましたら、最悪破壊して貰っても構いません
良ろしいですね? エミリオ、刹那、ガデス」
「要するに一切合際壊してくれば良いんでしょ? なら、簡単じゃんw」
「ケッ、この刹那様に任せて置けばあんなモンスター・フォートレスのひとつやふたつ!」
「漸く思いっ切り暴れられるぜぃっ!」
また、とある秘密施設では――
「この事態を収拾して我等新生ノアの偉大さを知らしめましょう
行きますよ、レジーナ、α」
「分かったわ、カルロ兄さん」
「……了解(リョウカイ)」
そして、緑の風を身に纏い紅き月が昇る空を疾駆する一人の少女――
「……貴方は今、東京(そこ)に居るんでしょう? 待ってて、バーン。
わたし――ウェンディが今行くから!」
自分達の宿命を追い求める為に、邪魔な特異点――式神の城――
を排除しようと東京に向かうサイキッカー達。
そこで彼等は、人類の切札――下がる男とその仲間達とまみえる事に……
という未来視をした。
799 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 04:42:26 ID:HqcI/9GX
……何だ、このきくたけ節全開なオープニング・フェイズ・クロスリレーSSは?w
何と言うクロスリレー…お前らもう結婚しちゃえよwww
何かすごい物を見た気がする
>>794-798 これだけやって破綻して無ぇのが凄ぇ……
っつか、なのは達が柊達や光太郎達と既に知り合いってのは
余所のクロスSSからの引用か?w
見てたらSKILLが聞こえてきた
……これが後にクロスオーバーシューティングという
新機軸シューティングゲームになるということを誰が信じただろう
と、てきとーぬかしてみる
そして、一人の少女が……
「RIOT!!!」
ここまで来た。
>>794-802 また、東京のとある一画では……
「……何、これ? ヴァーミスの反応に似てるけど、
少し変調しててもっと強力な反応が無数に発生してる!? クルエルティア姉さん!?」
「――どうやら空に浮かんであたし達の洗濯物が乾くのを邪魔してる
あの変な城が原因みたいね……って、ちょっとアレ、柊蓮司と玖珂光太郎じゃない!?」
「あ、本当です!――って、二人の他にも色んな人達が
城から溢れ出してる敵と交戦してるよ、姉さん!?」
「……エグゼリカ、カルノバーン達とアールスティアとディアフェンドの準備は?」
「メンテナンスなら日頃からしっかりやってあるから、いつでも出撃可能だよ♪」
「じゃ、あたし達も早く行くよ! この非常事態に間に合わなかったなんて事になったら
チルダ所属のトリガーハートの名折れだよ!
それに、あの時の恩を柊蓮司と玖珂光太郎に返す絶好のチャンスだよ!」
「はい!姉さん」
「行くよ……トリガーハート、クルエルティア――」
「トリガーハート、エグゼリカ――」
「「発進っ!」」
第二の故郷と定めた地球と大切な人々を守る為、
恩人達に報いてその力となるべく戦場に馳せ参じる為、
異星の科学で生まれた二人の戦乙女が
鎧の様な愛機に乗り込み紅き月昇る空へ飛翔する。
目指すは――式神の城!
と、どこまで皆で続けられるか調子に乗って便乗してみたw
式神の城で各キャラが暴れまくるところを描くリレークロスオーバーでいいんじゃないかという気がしてきた
>807
あ、そっちなの?てっきりアンゼロット様宮殿かと。
主人公が多すぎるwww
ところで、上ででてた柊は箒使わずに身一つで飛んでいるのか?
そりゃ、飛べるけど。
>>809 スパロボのノリに近いしな
誰かこの企画書作ってどこかのシューティング屋に持ちこんでくれ
>>810 走ってんじゃねーの
光太郎も基本は走ってるし(飛んでる間はザサエさんが攻撃できない)
小説版だと光太郎は落ちる瓦礫に足かけてそれが落ちる前に次に飛び移るって無茶苦茶やってたな。
それ以前に柊の通常ショットはどういった原理なんだろうか
エアブレードか魔剣の衝撃波という設定か?←考えるな感じろ。
>>794-813 また、東京・秋葉原では……
「な、何やコイツ等!? 父ちゃんのお遣いでメモリ買いに来たけど、
どっからこんなようさん危ないんが湧いて来てるんやっ!?
ペン太郎はん、大丈夫かいな!?」
「ふっ、俺を舐めんなよ? この程度、俺のロケットランチャーなら訳無いぜ、タコスケ!
そっちはどうだ、こいつ?」
「♂☆◇$#=√w∀!」
「そうか、何処からか来た高校生達の御陰で民間人は避難し終えたか」
「そら一安心や」
「Σお前等こいつの言葉が分かんのかよっ!?」
「Σっつか、コイツ等何だよ!? 敵じゃ無ぇ事は分かるけどよ」
「あ、柊はん。店までの道教えてくれておおきに♪
隣に居らはるんは柊はんのお友達でっか? わい、タコスケ言います、宜しゅうに」
「ペン太郎だ」
「◎☆♂」
「お、応、改めて俺は柊蓮司。こっちは玖珂光太郎だ――
Σじゃ無くて! 危ねぇからお前等も早く逃げろよ!」
「それはあきまへん! 見れば柊はん、剣持って周りの変なのと戦うてる様子。
よっしゃ!ここはさっきの恩返しにわて等も柊はん達と一緒に戦いますぅ!!」
「……(ニヒルにロケットランチャーを取り回すペン太郎)」
「↑↑<*KΨ!!」
「……ああもう分かった!好きにしろよ!――けど、無事に生き残れよ」
「任せといて下さぃな! これでもパロディウスシリーズじゃあ
父子揃って主役張ってるんやで♪」
「「Σそういうメタは台詞は要らねぇから!!」
こうして、式神の城が鎮座まします東京の空に
また一組の勇者(?)が参戦した。
って、どこまで続けるよこれ?w
ナムカプじみてきたな
>>814 柊のショットは近距離型で自分の前方に1キャラ分の剣戟を発生させる
で、剣戟にぶつかった敵が吹っ飛ばされて弾の代わりになるとかどうだろう
難易度調整で、剣戟で打ち消せる種類の弾を用意しておいてもいいし
ボムは、柊力で相手のHPを下げると見た。
ところで、このクロスリレーを保管庫に
収めて貰う際にタイトルどうするよ?
俺的にはベタに「スーパーシューティング大戦ーOPENINGー」とか
「NW!×STG〜序幕〜」とか良いかと思うが?
序章って……何となく次がでそうにないタイトルだな
>>820 いや、続き無いだろw
これ纏めようと思ったら最早SSからSひとつ取れるぜ?
式神のリリカルウィザードフォースだっしゅ
〜東方のねじれた城に集う超☆能力者達は心のトリガーを引け〜
815の元ネタが分からんので入れられんかった。
なんだかこのまま土曜サスペンスよろしく糞長いサブタイが延々続きそうw
…この節穴の目を持ってしても見抜けなんだ。スマンorz
なんだが、唐突に秋葉原電脳組を思い出した。
そういわれてみれば電脳組のラスボスの思考はキリちゃんと似てたような気がしないでもない
【と、見たことの無い映画版のサントラを聞きながら】
何かネタがないかと思って架空年表とか漁ってたんだが。
ゼントラーディ軍ってもう来年襲ってくるんだな。
ガンダムの連邦軍も来年結成だし。the worldなんて先月発売じゃねえか。
マクロスも落ちてこないのにゼントラーディだけ来られても困るな
マクロスは落ちてこないが、人工衛星なら落ちてきてるぞ
そもそもなんでシューティングなんだ?w
>>831 式神の城が発端で、なのはStS→東方と
飛ぶキャラ繋がりでリレーが自然発生したからじゃね?
芳香剤ネタに乗り遅れたがクロノアイズとかどうだろうか。
航時理論を発見することになる裁定者を守らないと未来が荒廃してしまう、とか
グランサーでのハンドアウトにコネクション:侵略大帝って書いてあるとか
吼えろペンの炎尾燃と富士鷹ジュビロが裁定者同士として熱い火花を散らすとか。
>>834 そして編集者兼原作は独立してフリーになった亜樹直(キバヤシ)
836 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/28(月) 15:49:14 ID:dH+s7Ytt
空気読まずにシューティング以外。
世界結界。それは世界を常識で覆い、世界外の法則の侵入を防ぐ対「魔」結界。
普段強力な魔王の侵入すら防いでいるその結界は今、悲鳴を上げるかのようにきしんでいた。
世界結界を突き抜け現れた天の祭壇―――式神の城によって。
東京、秋葉原。
「黄○い○水艦」の入った○暮ビルの屋上で、ブロンドのメイド服の女性が笑った。
「―――というわけでして。ご協力をお願いします」
「ふん。……まぁいいだろう。貴様には何度か世話になったしな、破壊魔女狐エセ給仕。特別に格安で仕事を受けてやろう」
「もう。女性の昔の話を暴くなんて趣味が悪いですよ伊織さん?」
いつも浮かべている天使のような微笑みのまま、ボキッといきましょうか?と彼女が尋ねると、
伊織と呼ばれた青年は冷や汗を流しながら視線を逸らした。
「忘れろ。何事も景気づけというではないか。そんなことより―――鈴蘭」
伊織の隣に立つのは、目を閉じたままのこれまたメイド服の少女。ヘーゼル色の髪の少女こと鈴蘭に、彼は語りかける。
「あそこにいるのは神に成ろうとする古いカミだ。自分の為に世界を滅ぼそうとしている自分勝手なイカレた存在だ。―――わかるな?」
その言葉と時を同じく鈴蘭のまぶたが開かれた。ガラス玉のように硬質で、されど熟れた実のように爛々と輝く赤い瞳が、天より落ちくる城を捉える。
鈴蘭は三日月のような笑みを浮かべ、答えた。
「はい、ご主人様」
「いい子だ鈴蘭。あの城が現れたことで東京一帯の世界結界の密度は急速に薄くなっている。
これからあの城の落下速度は、常識の殻を失ったことで加速度的に上がり―――馬鹿共が世界を救うよりも早くぐしゃり、だ」
一拍置いて、伊織は命じる。
「―――いけ、鈴蘭。お前の力を見せてやれ!」
その言葉に応え、鈴蘭はあらん限りの声を上げ、拳を天に突き上げる。拳から放たれるは緋色の輝き。
華奢な少女の腕から放たれたとは思えぬほど太く力強い光の柱が、城の落下を徐々に減衰させ、やがて落下を完全に止める。
けれど、皮肉なことに彼女の生んだその光が、さらに常識を削り取っていく。城の重さが、じりじりと少女の腕にのしかかる。
しかし鈴蘭は、その状況下でなおその顔を笑みから変えることはない。
彼女の名前は名護屋河鈴蘭。史上最高の神殺しの末裔にして15の負位置の魔導力を内に秘め、数多の世界の危機をくぐり、世界を救いし聖魔王!
それがたかがこの程度で―――
「世界(ここ)を、諦めてたまるかぁぁぁ―――っ!」
この世界が好きな一人の人間として吼える鈴蘭。
そんな彼女を見て、伊織と金髪メイドは眼下へと視線を移す。
「さて。どんなマヌケでもそろそろ異変に気づくだろうな、エセ給仕」
「でしょうね。さてさて、私もお友達が頑張ってるんですから頑張らないとです♪」
そこに現れるのは巨大な刀を持ったロボット。その機械的な瞳は、間違いなく鈴蘭を狙っていた。
しかしあくまで涼やかに、伊織はメイドに話しかけた。
「では付き合ってもらおうか。俺は悪の組織らしくあんな正義っぽいロボットは破壊せねばならん」
「あんまり正義っぽく見えないですけど……でも、男の人にエスコートされるのも久しぶりですし、少しくらいなら付き合ってもいいですよ」
そうして。種類の違う笑顔を浮かべながら、巨大なロボットに向け二人の人間は駆け出した。
今度はおりがみかwwww
いよいよ混沌じみてきたな
なんつうか、正に”世界の危機”って感じだよな。
ベール=ゼファーとかが介入しそうな物だなww
ちょいとSSのプロット考えててわからなかったんで質問させて。
NWのPCやS=FのPCのリプレイのキャラって状況によってはモブを一掃しているよな。
時には判定なしで。
あれって、あれって殺しちまってる事ってあったっけ?
>>839 スターダストメモリーズのリプレイを参照されたし。
演出でどこまでやるかはPL次第。
それが認められるかどうかはその卓で決める事。
一言で言おう。「好きにしろ」
>839
話の流れの上で重要でないから適当に処理されているものだから、
生死が深く関わる時にはやらないほうがいいと思う。
今更だが
>>794 >「…アニキッ?!」
>「ちげぇ! オレは柊ってんだ!」
>「―――悪ぃ。すっげえ声似てたもんだから」
そういや式神2だと光太郎のアニキの中の人は柊と一緒だったなと
声ねたかよwwww
そろそろ第47代アメリカ合衆国大統領の出番か。
シューティング以外もありなら
式神の城を見上げながら、数人の少年少女たちが走る。
先頭を行く少年の手に握られるのは無骨な、飾り気のない剣。
最後尾を走る少女の手には、不似合いなほどの大きな盾。
この二人を軸としながら、魔法と連携で突き進んでいく。
「ダイソード、あんたの言うとおりだったな」
少年の言葉に応えたのは、驚いた事にその手の中の剣であった。
「そうだ。王太。
やつが今度の敵。新たなる「神」だ」
「そして、あそこで戦っているのが―――」
「今度の戦いの鍵を握る男、柊蓮司。
急げよ、奴の持つ柊力が敵の手に落ちてからでは遅いのだ」
「おうっ、ここまで近付けば大丈夫か。
会長さんっ」
「ええっ、逃げ遅れた人たちの避難と手当ては私たちに任せて」
敵の攻勢がいよいよ激しさを増す上空を見上げて、少年は天高く剣を掲げ叫んだ。
「ダイ・ソーーーーーードッ!!!」
召喚に応え、巨大な――刀身だけで20メートルは超える――剣が出現する。
それは大質量にまかせて敵の群れをなぎ払いながら、柊蓮司の元まで到達すると、その姿を人型へと変えた。
「柊蓮司よっ。邪な神の野望を阻むため、私は来た!
我が名はダイソード
轟世剣ダイソード!」
そのコクピットで――
「さあ、おっぱじめるとしようか、カミさんよっ」
少年――ダイソード召喚者百地王太は不敵な笑みを浮かべた。
いくらカオスでもメタルウルフはねーよw
ダイソード懐かしいなあ
>>844 さりげなくヨゴも居るし!
大外伝とクロスさせたらさらに「鋼鉄の狩人」「マップス」「クロスボーンガンダム」「クロノアイズ」「ダンクーガBURN」とも自動的に繋がるぜ!
バトルシップヴァルキリー/ホムンクルスでリープタイプを再現出来るな。
なるほど、敵の狙いは柊と。
で、光太郎がいればとりあえず城が落ちるのは必然で
今の状況的に城の落下は鈴蘭が押さえてて、住民は桃月学園生が誘導済み、逃げ遅れた人についても会長さんが手をうってる。
無人の町を守るのは宇宙人謹製『不敗』の魔法少女。
城を落としに行くのはNW・なのは・パロディウス・ダイソード・サイキッカー・東方・エグゼリカと。
……戦力偏ってんなぁ。誰かベホを助け―――なくても平気か。
あいつの耐不幸能力(=幸の薄さとも言う)は柊並だし
病院あたりは冥土返しででも何か思いつかないかな
特殊能力《SS書き》持って無いから発言権あんまりないけど、とりあえずアルカナハートも入れてみたいかなーとか思った。
>850
よし、とりあえず、世界滅亡まであと7日!だ
七日もあれば、ちょっとレベル上げてきてから挑んでも大丈夫だな。
7日なんて、第1世界だと7回は世界滅亡の危機が起きるくらいだな
>>849 済まぬ、地上支援担当でのネタとストーリーは思い付いたのだが、
キャラを把握し切れてないのでSS化出来ぬ;<アルカナハート
「…なるほど。そういうことか…ふっ…なるほど、な」
「…どうしたのですか、オゼット?」
「読めたのさ。『敵』の思惑が」
アンゼロット城の一室、アンゼロットの執務室でアンゼロットとふみこはテーブルを挟み
相対していた。
二人の緊迫した空気に、周囲に香る心地よい紅茶の香が酷く場違いに感じる。
「式神の城。あの城にいるのは古き神だ。そして、神を殺した者は次の神となる」
「光太郎さんか柊さん…いえ、それ以外の誰でもいい。誰かを新たなる神とする?」
しかり、というようにふみこはゆっくりと頷いた。
「そう…大きな可能性を持った者の上にゲートは開く。奴らはそれを利用するつもりだ」
「神レベルの人間の頭上にゲートが開けば他世界はおろか神界への到達も可能になる…!」
驚愕するアンゼロット。
「そして、仮に奴らが阻止に失敗したとしても問題はない」
「…どういう、事ですか?」
「相手の切り札は全てお前の手の内にある…いや、『あった』という事さ、アンゼロット」
いぶかしむアンゼロットの姿に、ふみこはくっくと小さく含み笑いを浮かべた。
「柊が死ねば、多くの者が絶望する」
つい、と視線をプロジェクターのように映された下界の映像に向ける。
そこには、疾走する光太郎と柊、金とそれを追うくれは、そして、別の画面では
何かに祈るように手を合わせている、エリスの姿が映されていた。
「魔王の魂を持っていた星の巫女、魔王シャイマールの身代。この二人は可能性の塊だ。
柊の死によってこの二人が絶望して魔王となれば…?」
「くれはさんにエリスさんを…まさか…そんな…!」
その言葉にアンゼロットが驚愕したように叫ぶ。
その顔を見て、ふみこはにやりとシニカルな笑みを浮かべた。
「それだけじゃない。仮にその二人が絶望せずとも…カードはまだある」
ついと、ティーカップを傾け、再び視線を別の映像に移す。
そこには、小夜と共にガンナーズブルームを駈る紅い髪の少女の姿。
「―――緋室さん」
「紅の巫女の生まれ変わり。あの娘の近代の男。城が落ちてその男が死ねば…どうなる?」
「二人の宿業は魔王の打倒と共にすでに消滅している…」
「…そう、因果から外れた今、もしここで近代の相手を失えば、もう二度と出会うことは適うまいな…
絶望するに足る理由とは思わんか?」
どさり、と音を立ててアンゼロットが椅子に寄りかかる。
「そんな…まさか…そんな…」
「お前はまんまと敵の罠に嵌ったのさ。そして全ての切り札を得意げに場に出してしまった。
―――それこそが敵の狙いとも知らずに」
流れる、永劫のごとき刹那の沈黙。
「誰…なのです。この状況を仕組んだ…黒幕は」
震えながら言葉をつむぐアンゼロット。その顔は蒼白になっている。
そんなアンゼロットを、ふみこは口の端をあげてにたりと笑った。
「とうに分かっているのだろう、アンゼロット?
七つ世界をまたにかける死の商人。唾棄すべき悪党。忌まわしき七星―――セプテントリオン」
「ッ!!」
無言で振り下ろされたアンゼロットの拳がテーブルを叩き、がしゃりと茶器が音を立てて、跳ねた。
=========================
一連の流れからこんなの思いついた
なんだこの超☆展開は
いい意味で
結局作戦に失敗してセプテントリオンの収益とか規模とか影響力が下がるんだなw
>>856 「―――と、その程度はもう向こうにも読まれているでしょうね。
……この本にはそう書かれているわ、ベル。
けど、そんな事を今更私から聞いてどうするの……?」
……そこは、今や争乱の渦中たる東京を一望出来る広く薄暗い古めかしい木張りの間
――その争乱の元凶たる式神の城の天守閣に程近い一室。
その部屋に持ち込まれた豪洒なビロードの西洋椅子に深く腰掛けている、
射干玉(ヌバタマ)色の癖の無い長い黒髪を豊かに垂らす裏界の魔王・
“秘密侯爵”リオン=グンタは揃えた両膝の上に置いたこれまた古めかしく
分厚い革表紙のハードカバーの本を閉じながら、外を見渡せる勾欄に軽く腰掛けて
下界を見下ろし愉快そうな微笑みを浮かべている輝明学園女子制服を身に纏い
その上から彼女愛用のポンチョを羽織っている裏界の大公にしてリオンの盟友・
大魔王ベール=ゼファーに向けて囁く様に淡々と話し掛ける。
「別に。只の確認よ、リオン。
セプテントリオンとやらがあたしに持ち掛けて来た今回の話、面白そうだから
乗ってあげたけど、アンゼロット達も只単に事態に流されて応じてるだけじゃあ
面白みに欠けるもの。
……セプテントリオン、裏界の大公たるこのあたしベール=ゼファーの他にも
スカリエッティとか言う異世界の科学者やらヴァーミスやらバクテリアンやらとかの
純粋戦闘次元生命体共やら他にも色々な“災禍”を招き入れたみたいだけど……
ファー・ジ・アースの側だってそう簡単には陥ちないわよ?
……さて、今回の色々を巻き込んだこのゲーム、セプテントリオンの思惑すらも
覆してあたしを楽しませてくれるのは誰かしら……?」
愉笑を深めたベルの視線は眼下で奮戦する英雄達の姿を順々に捉え、
最後に先頭を切って群がる敵を倒し仲間と共に血路を切り開いてこの城に駆け寄って来る
二人の少年―――柊蓮司と玖珂光太郎をその瞳に映していた。
と、敵側を更に深めてみたw
オクタヘドロンとセプテントリオンの経済戦争と申したか。
経済戦闘と聞くと麻雀しか出てこなくなるから困る
なんか敵がいろいろカオスだな
>>856,859
「と、いうことのようでありますよマユリ」
「なるほど……じゃあ、私たちがやってることも無駄じゃなさそうですね」
イギリス、ストーンヘンジに二人の少女がいた。
片方は長い銀髪をツインテールにまとめ、唐草模様の風呂敷の上にどかんと載せられた大きな水晶球を覗いている。
マユリと呼ばれたもう片方はストーンヘンジの石の配置をずらしたり、サークルの中に複雑に模様を刻んだりしていた。
マユリは不敵に笑いながら呟く。
「世界なんて、そう何度も一人の人間に背負わせるもんじゃありません。
まぁ、あの人なら世界の敵を倒すくらいまでなら結局なんとかするんでしょうけど」
「問題はどっちに転んでも黒幕にとって得をする結果になるってことでありましょうな。
最悪、蓮司か光太郎のどっちかが世界に害をなすことになってしまうでありますから」
ため息をつく銀髪の少女。状況が絶望的でありながら、そのため息には絶望の色は見られない。
まったく、と彼女は呟いて言葉を続けた。
「私とマユリがいなかったら、世界終わってたでありますな」
「ほんとですね、ノーチェさんがいてくれて助かりました。
ウィザード側でこれだけ正確な情報を手に入れられる知り合いがいなくって」
「ウチの家宝の水晶球でありますからな。文字通り伝家の宝刀でありますよ」
メタなのかどうかよくわからない発言をした少女―――ノーチェは、自身の(薄い)胸をはった。
だいたい同じ年にも関わらずありえない発達段階にいるマユリは、ぐるりとストーンヘンジを見渡すと、一つ頷きサークルから出る。
ノーチェがたずねた。
「準備終わったでありますか?さすがはドイツの名門ヴァンスタイン。
伊達に空色の魔女から名前をいただいた自家弟子の末裔ではないでありますな」
「はい。そもそも、今東京で戦ってる人達がアンゼロットさんの全戦力だというのは間違いです。
この世界にいるウィザード全ての動向をセプごときに読み切れるとは思えません」
「でありましょうな。
特に東京にいるウィザードならばともかく、城が落ちる前に辿り着けない位置にいたウィザードのことなど計算にいれる必要はない。
……向こうも聖魔王があんな力押しで城の落下を止めるとは思ってなかったでありましょうが」
「あれは確かに予想外でしたねぇ。私たち以外にもセプのやり口を知ってる人が助言でもしたんですかね?
魔殺商会ならその手の情報を知ってるかもしれませんが」
あそこもたいがい人外魔境ですからねぇ、と呟いてマユリは笑みを深めた。
「ともかく、おかげでなんとか間に合いました。
しかしなんで誰も気付きませんかね?
この世界にあるもので相手の目を欺けないなら、他から補給すればいいだけの話でしょう」
その通りでありますよ、と隣でノーチェがため息をつく。
この世界が全て敵の掌だというのなら、外から掌をひっくり返させる何かを持ち込めばいいだけのこと。
それは、歌劇の世界においては「箱の外の神様(デウスエクスマキナ)」と呼ばれる手法。
使い古され、今では時に笑い者にされるやり方だが、この茶番をひっくり返してやるにはちょうどいい。
マユリがプラーナを解放し、告げる。
「―――来たれ」
プラーナの放出に、彼女の髪が風に煽られるように波立った。石の群れに淡く光が点ってゆく。
「我が望むはこの世界のどこかでなく、八つの世界のどこでもなく、七つ星の知りうる世界でもなく。
くだらない茶番をひっくり返すジョーカー、全ての常識を飛び越える常識はずれ、あらゆる秩序を鼻で笑って平気で無視するトリックスター!
遠き地にある我が呼び声に応え、ここに降り立て!」
言葉が終わると同時、凄まじい光がサークルから放たれた。
元から光に弱い性質のノーチェは、目を押さえて転がりながら目がー目がー、と悶絶しているが、マユリはそれを無視。
光が収まり現れた人影に駆け寄る。
人影は、マユリよりも3〜4歳くらい年上だろう青年だった。
黒い髪に黄色人種特有の肌、ジーパンGジャンに赤いバンダナがかろうじて特徴と言えなくもない少年。
事態を把握できず呆然としている彼に向かって、マユリはいつもの調子で話かけた。
「はじめまして。私、マユリ=ヴァンスタインといいます。あなたのお名前は?」
「ヘ?お、俺は横島忠夫……っていうかここどこっ!?俺昨日は家に帰ってそのままぶっ倒れたはずっ!?
なのにこんなところでカワイイ女の子に話しかけられてる!?まさか寝ている間に天国にっ!?」
やや図々しい勘違いをする少年、横島にマユリは笑顔で答える。
「ここはイギリスです。天国じゃありません、安心してください。
横島さん、とおっしゃいましたよね。後々色々説明するんで―――とりあえず世界を救ってもらえませんか?」
ここに、魔神さえ手玉に取ってみせた男の戦いが始まる。
こんなもんでどうだろーか?
リオン様も東京とアンゼに目を光らせてたんでイギリスの動向を見逃したあたりで。
……つーか、携帯キツイ。
ここまで来たらいっそイデエンドになった方がいいかもしれないと思った厨二病。
【連作だと風呂敷は折りたためるのー?】
>865
それは今の本質がわかってないもののいう言葉だ。
折りたたむ気なんかこいつらには無いんだよ!!
>>866 U−1やKYO−YAとかそろそろ出ないのん?
【馬鹿は最低SSの連作にしか見えてなかった!】
>>867 寧ろアンタが出してSSのリレーに参加してみれ!
大丈夫、イタいのは最初だけだからw
869 :
無敵のトリオ:2008/01/29(火) 18:01:24 ID:SZ2vhOpF
一方そのころ地上では、三人の女性が戦っていた。
「何やこのバケモンの大群、大神の新兵器かいな?」
「その可能性も否定できないけど、どうやら違うようよ」
「なんでや?」
「………」
「見て、この化け物あの城から沸いているみたい」
そういいながら上を指差した
「ごっつい城やなぁ」
「………」
城を見上げる三人
「どうする?このままこいつら倒し続けるの?」
「きまっとるやんか、乗り込む」
「言うと思った、黒猫はそれでいい?」
「……(コクッ)」
どうやら三人の考えは一緒だったようだ。
「じゃあいきますか、2人ともしっかりしがみついといてな」
「わかってるわよ」
「……(ガシッ)」
2人は1人の大柄な女性にしがみつく
と、黒い女性の頭に一匹の猫が飛び乗った
「……スキヤキくるの?……わかった」
黒い女性はそう言うと、その猫を抱え込んだ。
「準備完了やな、この事件もうちら地球最強のトリオ『ファーレンガールズと黒猫』にお任せや」
「……ちょっとまちなさいよ。アンタ、それ英語の意味分かって……」
その言葉を言い切ることも無く彼女らは紅き月の昇る空へ、式神の城に落ちて行った。
と言う電波が届き、勢いで書いた
>>867 U-1「われら」
KYO-YA「邪気眼四天王」
HARI-MA「通りたくば」
SAI−TO「われらを倒していけい!」
全部わかったあなたは素晴らしい邪気眼の持ち主になれるよw
>>870 その時、各地で奮戦していた勇士達の前に
強大で邪悪な波動を放つ四つの存在が立ちはだかっていた!
「はわっ!あなた、相羽祐一くんだよね!? どうしたの、その邪悪なプラーナは!?」
「……赤羽くれはさんと金さんだね? 俺は相羽祐一じゃ無くて、U-1!」
「Σあ!アンタ、播磨拳児さんっスか!? どうしてワタシの邪魔するっスか!?」
「……違うな、ベホイミ。俺はHARI-MA!」
「……恭也お兄ちゃん、どうしてあたし達にその二本の小太刀を向けるの?
あたしだよ、恭也お兄ちゃんの妹の高町なのはだよ。分からないの!?」
「……違う、俺は高町恭也に非ず。KYO-YAだ!」
「Σ平賀才人さん、どいて下さい! わたしです!博麗神社の霊夢です! 忘れたんですか!?
それに、ルイズさんとは一緒じゃないんですか!?」
「……ルイズは関係無い。俺は平賀才人じゃ無くてSAI−TO!」
「「「「我等、邪気眼四天王! 式神の城の力に依って裏新宿のアーカイバより具現せしモノ!
城の主の意志を妨げる者は容赦無く倒す!!」」」」
……戦局はひとつの大きな山場を迎えていた……。
なんて恐ろしい敵が立ちはだかってるんだ。
そしてなんて恐ろしいリレーSS
おめーらにはブレーキは着いてねーのか
才人はSAI−TOになるより他作品キャラに取って代わられるSSのほうが多くねwww
取って代わられた才人全ての怨念が凝縮して生まれた者。
それこそがSAI-TO
故にその潜在力は邪気眼四天王の中でもトップクラスなのだよ
YU-ZIとかもいるのだろうか・・・、とふと思った
まあ、まだ黒アキトとかスーパーシンジ来てないからマシだろ
>>876 やはり時ナデの元祖黒AKITOが来るのか?
>>871 ……あれ、こいつら柊と光太郎の邪魔できてなくね?
敵が(厨設定的に)強ければ強いほど、
それを運命(説得力持ったこじつけ)で倒した方が盛り上がる
それがTRPGクリオティ
よし、もっとやれ!
責任は取らんが俺が許す!!
>878
そこに邪気眼三羽烏が立ちはだかるんだろうな
>>878 スカリエッティ「……これも計画の内。柊蓮司と玖珂光太郎には私の新たな傑作たる『アレ』の相手をして貰わねばな……w」
>>877 あれか〜。
どこの呼ぶかといわれると俺の希望はマイナーかも入れんが
ゴキブリ改造人間かね。
シンジは捌かれるのやつがいいな。
あとは原作orOVA竜馬辺り?
>>879 光太郎繋がりで仮面ライダーBlackRXとウルトラマンタロウが救援に来るわけだな。
おいおい……伝説の闘士
YOKOSHIMAとKAZUKIが出てないじゃないかwww
暗殺者として雇われるのはNANAYAか?
>>884 YOKOSHIMAの方はオリジナルの横島が
マユリとノーチェの手で既に召喚されてっかんなぁ、
今更出し辛いだろよ?
そしてさらにアクセルを踏んでみる
東京上空100000m。
現世に出現した『城』をも見下ろす遥か高空。
そこでもまた、戦いが繰り広げられていた。
「天の下に災いをなすものどもよ…」
「八百万の神々の力をもちて」
「これを討つ!!」
「「「魔女っ子戦隊!!パステリオン!!!」」」
「いや、ここでそんな決めポーズとられても」
「今回ボクら裏方だよ?」
「「うるさいよっ!?」」
「ふ、ふたりとも落ち着いて…」
赤・青・黄、それぞれ原色の派手な衣装を身にまとい、
珍妙不可思議な生物(ナマモノ)をお供に引き連れた三人の少女たち。
『城』の出現によって揺らいだ世界結界を支えるため、集結した彼女たちを待っていたのは…。
「うわ、凄い数…」
「今さ、あんまり派手なこと出来ないんだよね?世界結界崩れかけてるから」
「まあ、なんとかするしかないでしょ。なんとか」
いずこかの世界より引きずり込まれたと思しき異形の獣。
翼竜とも蝙蝠ともつかぬ異界の鳥たちは、その圧倒的な大きさと無限とも言える数をもって三人と三匹を包囲する。
しかし、彼女たちは恐れない。恐れるわけにはいかない。
なぜなら、彼女たちもまた世界を救う魔法少女(スーパーヒロイン)なのだから…!
「まあ、天敵の亀さんも来るみたいだしね?」
「ミフもタもないなぁ…」
邪気眼には厨設定でごー。
>>885 其処は下手に厨改造しないで
素直に月姫やFateのキャラ達参戦させりゃ良いんじゃね?
BGM:CHAOS(リピート)
>>888 じゃあDEATH様招来ということですね?
とりあえずアレだ。
横島がYOKOSHIMAを倒すといったようにオリジナルに
邪気眼化キャラを倒させればいいんじゃないか?
そして現れる邪気眼王O-GAMI
「俺が正義だ!」
で、式神の城を利用しようとする勢力も出るわけだ
ワルモン博士「ふぁ〜っはっはっはっ!式神の城の力はこの私のモノだ!」
ライト「そうはさせるか!」
ツインビー「ビー!」
すまん俺にはこれが精一杯だ
>>892 柊「Σ五月蝿ぇっ!!(一閃胴薙ぎ)」
光太郎「Σ邪魔だぜっ!!(腰の入ったキレ良い全身捻り入り右フック)」
O-GAMI「Σげはぁっ!?;」
……O-GAMI、戦線離脱(リタイア)
はやっ
>>894 ぬう…そういえば奴はヒロインとラブを育んでこそ真価を発揮するんだったか…
>>896 つまり、伝説のスキル
にこぽ
なでぽ
を装備させるのか?
邪気眼キャラのヒロインとの絡みはラブじゃなくて洗脳だしな
そしてセプテントリオンはついにバイドの実戦投入を実行する。
>>898 つまり、フラグスルー帝王二人相手に初めから勝ち目は無かったとw<O-GAMI
>>861を見て思いついた
凄まじい流れの中、ささやかな芳香剤のようなものになればと(ry
「…倍プッシュだ」
「…!」
「はわ…はわ…」
「まさか逃げるつもりじゃねえだろうな、アンゼロット」
「え…ええ…ですが…もう朝ですし…柊さんも学校があるのではないですか?」
「忘れたか?俺はもう卒業してるんだぜ?
さあ…次の勝負だ。むしれるだけ…むしってやる」
続きはエロくて書けなかった
反省はしている。だが後悔はしていない。
>897
いかな伝説のスキルでも使う前に粉砕してしまえば意味がないと言うことか。
>>901 柊がんばるなぁwww
仕返しが怖いぞww
くれは「ひーらぎ……私、もう払えるもの無いよ。だからね……その……私の体で払っちゃだめかな」
>>903 最終的には柊が
「いやぁ〜ん、まいっちんぐぅ☆」
とかのたまう羽目になる、と申すか。
>>900 SIN-G「O-GAMIがやられたか」
HERO-YUKI「所詮奴はわれら4大邪気王の中ではもっとも小物」
RYU-I「女の力を得なければ力を発揮できぬひも男よ…」
この愉快な流れをまとめサイトに載せることができないのが残念だな
まとめサイト管理人の人、いるんだろうか。
とりあえずもうセプテントリオンも予定狂いまくって涙目になってないか?(w
更なる混沌に叩き落すためにネコアルク・カオスをぶち込んでみたいが…
あのトチ狂った台詞回しは俺には無理だ、だれかたのむ…orz
ちと流れに乗り遅れたがさらにちょっとだけカオスにしてみる
アキバから少し離れた病院の一室にて
頭に包帯を巻いた男が城を見上げていた
「……俺が交通事故にあってなってなければ、今頃あいつらと一緒に戦えるのに」
「HAHAHAベリベリィダイジョーブですよゴ主人様なら!」
「うるせぇよ!ていうか何でお前がここにいるんだよ!」
「ああ、俺が連れてきた。嬉しいだろ?」
「嫌がらせか!
第一、柊と光太郎を一緒に戦わせるなんて何考えてんだよ!
Aの魔方陣でクロスオーバーさせる気なのか!」
「クロスオーバーするつもりはなかったんだけど、この方が面白そうだろ?うひひ……」
「笑ってる場合か!最悪、無名世界観と主八界が繋がるぞ!
明らかに世界が壊れるだろうが!」
「大丈夫、今回のネタだから」
「超イッパツネタじゃねえか!
……くそ、矢野がいないから俺がツッコミやならいといけないじゃないか」
という、舞台の裏側を幻視
…やはり文才なしで携帯では無理があるな
>>909 ログをまとめに保存しておけばおkじゃないか?
>>908 魚雷ガール「興味なし」
4大邪気王「グフッ」
見てたヤツラ「満を辞して登場した敵の語りを切って捨てたーーーー!!!」
魚雷ガール「何なのこのカオスな状況!ふざけすぎよ!おふざけは許さない!
なぜなら私は魚雷だから!」
で、だ。最強の邪気眼ってヴァンダムとセガールのどっちだと思う?
>>911 中の人かよ!つーかどーやって戦う気なんだよ!
……王子二役だからなぁ、そりゃツッコミも手薄になるわ、と他人事のよーに言ってみる
菊田建二と井ノ頭純吉かよ!?
この際だ、小太刀右京乃介も追加するんだ
>>916 小太刀は三輪と共にアルファ側の舞台裏で何か準備してるそうです
文才と気力がなくなって「だらけた雰囲気」だから他の人誰か続き頼む
ダース・ベネディクト閣下とプーチン閣下はまだですか?
法王さまはエミュレイターで、プーチン様はウィザードでおk?
ばっか、法王様は見かけこそアレだがぬこ好きのナイスガイなんだぜ?
>>920 mjd!?
でも、ぬこ好きなエミュレイターがいても……だめかな?
温泉好きな魔王だっているんだ
ぬこ好きなエミュレイターなんて腐るほどいるさ
せっかくなので、便乗してみた。
後悔はしていない。
「まったく、なんなんだこれは!!」
「せっかく……私と祐一と買い物の最中だったというのに」
「文句言ってないで、来るわよっ!」
高校生ぐらいの少年一人と同じ年代に思える美女二人。
平和な時あれば、両手に花な状況だと笑えたかもしれないが、
空から襲い来る異形たちの光景に笑っていられるわけもない。
「元凶は……あの城みてえだな」
厳しい目つきで少年が空を見上げる。
その目には異形の城が映っていた。
「このまま放っておくわけにもいかないし――行くわよ、なつき!」
なつきと叫んだ少女の手に、炎の円環が宿る。
「お前に言われるまでもない」
なつきと呼ばれた少女の手に、銀色の拳銃が出現する。
そして、力を現した二人の少女に、少年は手を伸ばし。
「鴇羽! 久我! 頼む!!」
「任せて、――カグツチィ!」
「私たちの愛を見せ付けてやろう、来い――デュラン!」
灼熱の黒龍。
絶対零度の銀狼。
黒と銀の落とし子――“チャイルド”が、空を覆う異形たちに咆哮を上げた。
おお、チャンピオン版の舞-HiMEか
柊に恋愛フラグスルー能力がないと、盾みたくなるのかなあ
式神の城とかのアルファ系列はわかんねぇ…
だから、なんとか自分でこねくり回したSSを書き込むべくいろいろ思案したが
思いうかばねぇ…どうしよう…
居酒屋「ろんぎぬす」ネタで気楽に書き込んでみる事から始めるか…
恋愛フラグスルーがすでに特殊能力の域に入っているな
流れに乗り遅れたけど、投下してみる。
「あれは一体・・・?」
『判らん・・・だが、アレを放っておけば世界の秩序が乱れるのは
間違いないだろう。』
ビルの屋上から突如、出現した『城』を見ながら少女は呟く。
その少女の隣にいた少年が少女に声を掛ける。
「シャナ・・・」
「判ってる。アラストール・・・あの城をなんとかすればいいんでしよ?」
『現状では、それしか方法があるまい。が、何があるか判らぬ。気をつけるのだぞ』
「判ってる。・・・悠二、頼りにしてるわよ」
「えっ?」
少女に頼られるとは思わなかった少年は、少女の言葉に少し慌てる。
その少年に、少女の胸元のペンダントが不機嫌そうな声を出す。
『貴様は、我々でも気づかぬ事に気づく事が多い。今回のように現状が把握できぬ場合は貴様のような
者がいた方が何かと便利やもしれぬからな』
「あ、うん、判った。頑張るよ」
『ならば言葉よりも結果で示せ。その為の鍛錬であろう?」
「うん・・・大丈夫。自分の身ぐらい自分で守れる」
少年の言葉に少女はクスリと笑うと、どこからともなく黒いコートと大太刀を取り出す
そして長く美しい漆黒の髪が、燃えるような紅蓮へと変わる。
「それじゃ、行くわよ。悠二!!」
「うん、判ったよ。シャナ!!」
さらに混沌にしてみる。
そして、自分に文才が無いのが判った。
皆さん、スマソ。
柊の場合、あかりん・くれは・エリスと、
相当にハイレベルな美少女に囲まれて
一つ屋根の下に生活しても、ハーレム臭0という恐ろしいまでのフラグスルーっぷりだからなぁ…
≪フラグスルー:恋愛≫
取得CL:0 重複取得:不可
タイミング:常時
判定値:なし 難易度:なし
対象:自身 射程:なし
代償:本文参照
効果:
あなたは≪フラグ:恋愛≫を無効化することが出来る。
この効果は自動的に発動し、取り消すことは出来ない。
また、この効果が発動する度、あなたは、≪フラグ:不幸≫≪フラグ:死亡≫
≪フラグ:別離≫≪フラグ:年貢の納め時≫のいずれかを得る。
あなたは代償の≪フラグ:○○≫の種類を提案することが出来るが、
最終的にはGM及び他PL、場の雰囲気によってあなたの意志を無視して
強制的に決定されるものとする。
やべえ、情報量が多くて混乱してきたぜ?
セプテントリオンって書いてるのがパステリオンに見えてきた。
そういや、スレの流れを見ながら思い出したんだが
某所でHIIRAGIっぽい感じの長編が投下されてるな。
外伝で裏界の魔王本体殺してたりしてたが、あれってU−1なのか?
>>931 弱U-1じゃないかな?
本場U-1は見たのを後悔してしまうくらいすごいし。
何度スコップの刃が欠けたことか……
>>932 本場か……
俺も似たようなものを見て、おなか一杯むりぽって感じになったことがあったな。
強化コンクリートをスコップで崩そうとするぐらい硬かったぜ。
こう、なんというか理解不可能な堅さなんだよな。うん。
あと、某所のあの作品知っている人が居たんだな。
誰も知らないだろうなーと、侮ってたw
正直言うと俺は普通に許せる戦闘バランスだし、好きな作品だったからよかったぜ。
U−1じゃなくてよかった!
自分がU−1に萌えるような人間じゃないことに安心した!
味方も強いが、敵もちゃんと強いぜなら、U−1にならないと理解した。
間違ってないよな? 設定だけ強いのがU−1系の特徴なんだよな?
あと無駄に凄い二つ名とか経歴を持っているのが特徴なんだよな?(馬鹿はトラウマになった原因を羅列している)
ここまで来るとアンヘルとカイムがうっかり登場してもOKっぽいなw
>>933 外伝にどうやってつなげるかが分かれ目だと思うけど、本編ではそこまでTUEEEじゃないしな。
なんか、死にそうになったら変な力出してたけど。
ま、どうなるかは作者次第だよ
おおう、電波が舞い降りた。
〜その頃の武蔵野市〜
「理事長〜、秋葉原分校から救援要請が入ってますが〜」
おっとりとした、どこか気の抜けるようなメイドの声。それは輝明学園秋葉原分校からのSOSを伝える、エコールのものだ。
だが理事長――天罪芽亜の態度はそっけない。
「そうか」
「そ、それだけですか〜?」
ただ一言で切って捨て、おろおろとするエコールに皮肉っぽく口の端を歪めてみせる。
「忍者ジジイも耄碌したものだな。アレは運命の輪の外に居るものからどうにかできるような代物でもあるまいに」
「はあ」
「こう返信しろ。『せっかく寝た子を起こすな』、とな」
「はい〜わかりましたぁ〜」
「市一つを歴史ごと世界結界から切り取った……いや独立して作り変えた『力』だ。最悪、どこか別の世界に干渉しかねないからな」
「難しい〜話ですね〜」
「簡単な話だよ」
やれやれ、と芽亜は肩をすくめる。とても10歳くらいの幼女の仕草とは思えない。
「【下がる絢爛舞踏】爆誕、とか……嫌だろう?」
「夜ノ森」
「ん? どうした真白」
「ゆうえんちに、行った」
「行ったな」
「食事もした」
「したな」
「あとは、せっく――」
「わああああああああああああああぁぁぁぁぁっ!!!!!」
「ひはいほか(しないのか)」
「いや、そうじゃないけどっ! 直接的すぎっ!」
「むぐぐ」
武蔵野は今日も平和。
多分、この二人が居る限り。
くわしく>HIRAGIもどき
>>937 NTでナイトウィザードと検索したら出てくる。
検索時は全記事の方が全部読める。
>>936 まっしーや風音ルートなら力を失ってないんだよな>夜ノ森
>寝た子を起こすな
主八界の造物主は起こさない方が賢明です。いや、ホント。
流れが変わってようが気にせず勢いで書いてみた。
――同時刻、某居酒屋
「ったく、世の中いつまで経っても物騒だな」
世の中を諦めきった、とでも言いたげに、酒場のおやじがぼやいた。ぼやきながらも支度の手は止めないあたり、随分と手慣れている。
「ふふふ、物騒なのはよいことだよ。なまじ平和ばかりだと、この伝説の暗殺者の腕も廃るというもの・・・・」
「物騒なお客さんはお呼びじゃないぞ」
半目で睨んでやっても、我関せずとワインを飲み干していく。
ちなみに彼の店にワインなぞ置いていない。堂々と持ち込みやらかすあたり、並の神経ではない。
「で、まだ開けてないのに何やってるんだ? 理由によっては叩き出すぞ」
さっきからどうも殺気立っている。おやじは自身をもてあましているのを感じていた。何でもない(迷惑な)客に、自然と警戒の姿勢をとってしまう。
当然だ。なにせ――直接ではないにしろ、かつてはお互いが敵であったのだから。
「理由なぞわかるだろう。"ディアボロス"?」
「さぁて、ね・・・・」
男のにやりとした笑みに、彼は僅かに眉を顰めてみせただけだった。
もう随分昔の話だ。彼が"悪魔"と呼ばれていたのは。
(最後に一花咲かせる・・・・のも。悪くないかもしれんな)
だがそのときの彼は、かつての瞳のままで天空を見上げていた・・・・。
942 :
まとめ・1:2008/01/30(水) 03:08:36 ID:thnApPZA
>>930のために939時点での各勢力の動きをまとめてみた。
SS形式になったものだけの記述を参考にしたんでネタについては大分カットしてます。
ぬけについては指摘よろしく
味方側
柊・くれは・灯……式神の城攻略中
光太郎・小夜・金……式神の城攻略中
パロディウス組……式神の城攻略中
ダイソード組……式神の城攻略中
エグゼリカ組……式神の城に向かう途中
舞‐Hime組……式神の城に向かう途中
シャナ・悠二組……式神の城に向かう途中
なのは組……式神の城に向かう途中/アバター・KYO-YAと交戦中
霊夢……式神の城に向かう途中/アバター・SAI-TOと交戦中
鈴蘭・伊織・メディア……城落下阻止作戦中
ベホイミ……地上迎撃中/アバター・HARI-MAと交戦中
アンゼ・ふみこ……アンゼ城にて会談中(敵の狙い看破済)
ノーチェ・マユリ……英国にて異世界人・横島を召喚(敵の狙い看破済)
パステリオン組……世界結界防衛作戦中
武蔵野……傍観姿勢
注:「攻略」と「向かう途中」の差は作品中において最前線にいる柊&光太郎に流しているかどうかです。
943 :
まとめ・2:2008/01/30(水) 03:22:26 ID:thnApPZA
敵側
リオン・ベル……式神の城内部にて待機中
スカリエッティ……不明
ヴァーミス……不明
バクテリアン……不明
セプテントリオン……不明
アバター・U-1……くれは・金と交戦中
アバター・HARI-MA……ベホイミと交戦中
アバター・KYO-YA……なのは組と交戦中
アバター・SAI-TO……霊夢と交戦中
アバター・O-GAMI……柊・光太郎と交戦、瞬殺される
世界の外側
きく○け……お見舞い中。
じゅんい○ちゃん……ハラスメントに耐えている。
やのに○ん……事態の収拾におおわらわ。
ハ○タリ……アルファ側でなんかしてるらしい。
アニメにも出た○輪先生……アルファ側でなんかしてるらしい。
と、こんな状態らしい。
敵これ以上増えると本気で収拾つかんなぁと言ってみる。
色々抜けてると思う。ごめん
流石に敵側に古き神、というか式神のボス連中を入れてやるべきだと思うがw
じゃあ、堀口ゆかりとアララ・クランは必須だなw
946 :
ちょっと改訂:2008/01/30(水) 03:48:33 ID:thnApPZA
敵側
リオン・ベル……式神の城内部にて待機中
スカリエッティ……不明
ヴァーミス……不明
バクテリアン……不明
セプテントリオン……不明
古き神(式神)……不明
アバター・U-1……くれは・金と交戦中
アバター・HARI-MA……ベホイミと交戦中
アバター・KYO-YA……なのは組と交戦中
アバター・SAI-TO……霊夢と交戦中
アバター・O-GAMI……柊・光太郎と交戦、瞬殺される
うっかり。ありがとう
>>944 あと魔理沙も忘れてた気がするけどさすがにこの状況をなんとかできる気がしないんでスルーでよろし?
追加
味方側
ライト、ツインビー…ワルモン博士と交戦中
敵側
ワルモン博士…ライト、ツインビーと交戦中。
アバター・SIN-G、アバター・HERO-YUKI、アバター・RYU-I…出現直後魚雷ガールに瞬殺される
?
魚雷ガール…SIN-G、HERO-YUKI、RYU-I撃破。その後は言動よりふざけた存在を攻撃する方針?
948 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/30(水) 04:12:41 ID:wOBX3V63
つーか、他人が書いたSS継いで他の人が書いても良いだろよ。
こうなりゃ、皆がGM的SS作家だ!w
ところで、NTって何の略?
>>949 Night Talker の略だな。
一般的……かどうかは知らんが、そう略している。ニュータイプじゃないよ。
ちなみに
>>333 で言っているのは【終末の騎士】って作品。
柊に関連したきくたけリプレイシリーズのごっちゃ煮シリアス風味な感じの作品。
時間軸は合わせ鏡の神子から、多分アニメ前。
あと理由は分からんが、外伝だと柊がHIIRAGI化して、人間やめてる。下がる男のままだが。
あ、950踏んだ。
けど、スレ立てをやったことがない……すまん、
>>950 任せた!
間違えた! 自分で自分にアンカーしてどうする?!
>>955 だ!
>>955 !
危ない危ない、柊力にうっかり指定する数字の数を下げられたぜ。
最近このスレすげえwww
投げっぱなしジャーマンじみたスレになっているな