アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ5
【B-4/西端、道路上 一日目・朝】
【エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世@カウボーイビバップ】
[状態]:健康 強い使命感
[装備]:アンディの帽子とスカーフ
[道具]:
[思考]
1:アンチシズマ管を探す。
【シータ@天空の城ラピュタ】
[状態]:迷い 若干自暴自棄 右肩に痺れる様な痛み(動かす分には問題無し)
[装備]:日出処の戦士の鎧@王ドロボウJING
[道具]:
[思考]
1:とりあえずマオから離れ、エドを守る
2:マオに激しい疑心
[備考]
マオの指摘によって、パズーやドーラと再会するのを躊躇しています。
ただし、洗脳されてるわけではありません。強い説得があれば考え直すと思われます。
※マオがつかさを埋葬したものだと、多少疑いつつも信じています。
※マオをラピュタの王族かもしれないと思っています。
二人の支給品は装備しているもの以外、全てマオの手に渡りました。
【マオ@コードギアス 反逆のルルーシュ】
[状態]:精神的疲労(大)
[装備]:東風のステッキ(残弾率100%)@カウボーイビバップ マオのバイザー@コードギアス 反逆のルルーシュ
[道具]:支給品一式×3 オドラデクエンジン@王ドロボウJING アンディの衣装@カウボーイビバップ
鉄扇子@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-
日出処の戦士の剣@王ドロボウJING
支給アイテム0〜1個(マオのヘッドホン、武器以外)
[思考]
1:ヘッドホン(C.C.の声が聞ける自分のもの)を何が何でも手に入れる
2:ヘッドホン以外のことは一時的に忘却
[備考]
マオのギアス…周囲の人間の思考を読み取る能力。常に発動していてオフにはできない。
意識を集中すると能力範囲が広がるが、制限により最大で100メートルまでとなっている。
さらに、意識を集中すると頭痛と疲労が起きるため、広範囲での思考読み取りを長時間続けるのは無理。
深層意識の読み取りにも同様の制限がある他、ノイズが混じるために完全には読み取れない。
※また、錯乱などといった思考の暴走には対処しきれない事に気づきました。
※異世界の概念はあまり信じていない様子。
※シータの知りうるラピュタ関連の情報、パズーやドーラの出会いをほぼ完全に知りました。
運命の流れというものに導かれたかのように、ゆらりゆらりと彼や彼女たちはそこに辿り着いた。
そしてその偶然による一時の交錯は、彼や彼女たちの運命を一纏めに捻り込みその場に大きな螺旋を描かせた。
一瞬、激しく強く内側へと巻かれた螺旋は巻き込まれた者をズタボロにし、その反動から外向きの力へと転じると
彼や彼女たちをそのままの状態でその場から四方八方へと突き放した。
その跡に残されたのは、螺旋の力に運命を断ち切られた不幸な少年と少女。
そして、未だ傍観者でしかない二人――。
◆ ◆ ◆
ジェット・ブラックは、爆発の痕が生々しい現場より100メートルほど離れた一軒のカフェの中にいた。
そして、彼の前にはテーブルを挟んで少年――チェスワフ・メイエルが身を固くして座っている。
純英国風で、微かにコーヒー豆の香りが漂う店内ではあったが、二人の前にカップはない。
落ち着いて珈琲の味や香りを楽しむ余裕などはないからだ。
◆ ◆ ◆
「こんな状況ではあるが、まずは落ち着いて欲しい。
俺の名前は、ジェット・ブラック。君の名前も聞かせてもらえるかな……?」
静かに、徒に相手を刺激しすぎないよう、ジェットは目の前の少年に話しかけた。
これは被疑者を問い詰めるためのそれではない。被害者より事情を聞きだすための手法だ。
目の前の少年はか細い声で「ドモン・カッシュ」と名乗った。
ジェットは頭の中でそれが記憶した名簿の中に存在することを確認すると、改めて少年の様子を観察する。
握った拳を膝の上に置いたままで固まっており、一見して緊張していることが窺える。
無理もない。自分が被害にあったというだけでなく、あそこには無残な子供の死体が二つもあった。
一つ間違えば自分も……と考えれば、恐怖におかしくなってしまっても仕方がないぐらいだ。
だが、喋る時にはおずおずとだがこちらへと顔を向けて目を合わせてくれた。
少なくとも自分は少年から殺人者の類としては見られていない。
それに安堵すると、ジェットは次の質問を少年へとぶつける。
「君がどこから、どうしてあそこに着たのか……。それを聞かせてくれるかな?」
いきなり事件のことを問い質したりはしない。それだと少年にフラッシュバックを起こさせる可能性があったし、
彼が冷静であったであろう頃の事から順序立てて語って貰った方が、記憶に混乱を生じさせづらい。
ゆっくりしている時間はないが、強いては事を仕損じるし、新しく余計な問題を抱えかねない。
ジェットはゆっくりと根気強く少年に記憶を辿らせ、あの場所で彼が体験したことを聞きだすことに成功した。
「……君が何かが倒れる物音に気付いてあそこに行って見ると、そこにあの少年が倒れていた。
そして、彼を助けようと近づくとそこで爆発が起き――君はそこで気絶してしまった」
そういうことか? と問い直すと、少年はコクリと頷きそれを肯定した。
記憶の中にある現場の状況、そして目の前の少年の証言。それらを総合してジェットは推理する……。
恐らくは最初に少女の遺体が道路の真ん中に置かれていたのであろう。
そこにバイクで通りかかったあの少年はそれに驚きそこで転倒――そしてそこに爆弾が投げ込まれる。
注意を引くもので相手の動きを止め、仕留める。簡単なブービートラップだ。
そして、目の前の少年は幸か不幸か事の終わりに居合わせてしまった……。
下手人は――全くの不明。
証言者である少年が気絶していたためにそいつが何者なのかは分からない。
分かるのは、そいつが殺し合いを行うという事になんら躊躇がなく、罠を張るなどその種の経験を積んでいること。
そして、未だこの近くに潜んでいるかもしれないということだけだ。
◆ ◆ ◆
事の終わりにやってきたその大柄な男は、自分に怪我がないことを確かめると急いで現場より引き離し、
カフェの中の椅子に座らせるとゆっくりと丁寧に話しかけてきた。
浮ついたところが全く感じられない事から、相当の修羅場を潜っているのだろうということが見て取れ、
それとなしに尋ねてみると、元警官であり、今は賞金稼ぎ――バウンティハンターをしているのだと教えてくれた。
なるほど……と、心の中だけで薄く笑った。これは当たりの可能性が高いと……。
チェスワフ・メイエルは目の前の男に観察されていることを認識しながら、相手を観察していた。
決して自分の中身には気付かれぬよう、ひっそりと……静かに……。
「……僕は、ドモン・カッシュ、……です」
男に名前を尋ねられ時、チェスは再びドモンという名前を偽名として使用した。
今後のことを考えれば、できるだけ嘘による矛盾を作らない方が好ましいという判断だ。
そして、偽名が名乗れた事。つまりは相手が不死者でない事に心の中だけでひっそりと安堵する。
続けて尋ねられたのは、どこにいて、どうしてあそこに辿り着いたのかということだった。
それにチェスは、適度に言葉を詰まらせ、恐怖に身を振るわせる少年を演じながら答えた。
話すべき回答に関しては、このカフェに辿り着くまでの短い間に組み立て終わっている。
重要なのは、殺し合いに乗った者を目の前の男に追わせないということ。
そのために、自分を殺そうとした女のことは存在しないものとした。
恐らくは、すでに死んでいた少年を殺害した者が彼女以外に存在したはずだが、そちらは元より見ていないのでそのまま答える。
目の前の男は話を聞き終わると、手に持った拳銃を確認しながら思案している。
あの状況と、適度に調整された情報。既知の知識によるブレはあるだろうが、恐らくは狙ったとおりに思考しているはず。
思案を終えた男と二、三言交わしてそれを確信すると、チェスはあどけない子供という仮面の下でほくそえんだ。
◆ ◆ ◆
映画館の近くで起こった事の顛末をあらかた確認すると、大男と少年の二人組は潜んでいたカフェから通りへと出た。
「さっき、走っていったお姉さんを探すんだよね?」
「ああ。あんな状態じゃあ、危なっかしくて仕方がないからな」
半狂乱の状態で走り去っていってしまったティアナ・ランスター。
彼女が向った南西の方角へと二人は通りを行く。だが、ジェットの方はともかく、チェスには彼女を探し出すつもりはなかった。
人死にを目の当たりにしたぐらいで取り乱す小娘など、仲間に加えたところで何の利もない。それどころか害ですらある。
カフェを出る前にそれを自分から提案したのは、あくまで殺し合いに乗った者達から離れるための方便だ。
そして、カフェの中でたどたどしい振りをして十分に時間を稼いだ。この後、あの娘と出会う可能性は低い。
そうチェスは考えている。そして実際に、二人が行く先に彼女の姿を捕らえることはできなかった。
――そして出立してよりすぐ、丁度6時を迎えた時。あの螺旋王を名乗った男の声が通りに大きく響き渡った。
◆ ◆ ◆
脱落者は九人。
その気になっている奴はそれなりにいるということ。それはあの惨状を思い返せばいやという程解ることだった。
幸いなことにスパイクやエドの名前は呼ばれなかったが、自分も含めて安全が保証されたという訳でもない。
ジェットは、流れ終わった放送に憂鬱と微妙な安堵が交じり合った溜息を零した。
ティアナと名乗った少女が口にしたキャロという名前。
それが螺旋王の口より死者と告げられたからには、先刻の彼女の発言は不幸にも正しかったという事になる。
ただでさえ精神失調状態である彼女がその事実を確定されればどういったことになるか……。
だが、その身を案じるジェットの目に彼女の姿は捉えられない。
あの現場より1キロメートル程先、駅も近くになるつれ大きく派手な建物が目に付くようになってきた。
その内のどこに彼女が潜んでいるのか、はたまた彼女は全く別の方向へと向ってしまったのか、それは見当もつかない。
目に入る街の様子は賑やかだったが、空間は静寂に包まれていた。
聞こえるのは自分と少年の足音のみ……と、大きな音がジェットの耳に飛び込んでくる。
その方向、駅の方へと視線をやればそこから抜け出ていく一本の列車の姿が確認できた。
そして二人が見守る中、それは程無くして北方へと姿を消す。
「(……やはり、列車は運行されていたのか)」
ジェットはこの実験に対する自分の読みが正しかったことを確認し、その手ごたえに口の端を歪ませた。
だが、列車に関しては今考えることではない。それは、また後にでも確認できる。
列車が走り去った方から視線を外し、同行する少年を促すと、ジェットは再び静寂に包まれた街を先に進んだ。
◆ ◆ ◆
螺旋王による放送が終わりを告げた時、チェスは目に見える形でほっと胸をなでおろした。
それは同行する男に対して答えた、「知人に死者がいなくてよかった」というこではなく、
自分が名前を借りているドモン・カッシュが呼ばれなかったことに対してだ。
最初に偽名を使った時から危惧していたことだが、取りあえずは難を逃れたことにチェスは安堵する。
ばれたらばれたで、誤魔化す方法は考えているがばれないというのなら、それに越したことはない。
それから後、チェスのゆっくりとした歩みに合わせてくれている男は、彼に対して非常に饒舌だった。
恐らくは、常に話しかけることで不安に怯える子供をあやしているつもりなのだろうとチェスは受け取ったが、
その彼の口から語られる話は、情報としても中々に面白いことばかりだった。
「俺はここが火星のどこか……と踏んでいたんだが、どうやら違うらしい。
まぁ、あんなオーバーテクノロジーを見せられりゃあ、ここが宇宙の果てにあるって言われも納得だがな」
日が昇りはじめ、少しずつ青く明るくなってきた空を見ながら男はそんなことを言った。
なんでも、見えるはずの衛星が見えず、太陽の大きさも彼が知るものとは違うらしい。
それにチェスは正直に驚いた。せいぜい半世紀ぐらいまでのギャップだろうとこの舞台から予測していたのだが、
話を聞いている限りでは少なくとも彼と自分の間だけでも一世紀以上のギャップがあると感じられた。
錬金術師としての好奇心から、チェスは男に対し自分の素性を明かしさらに話を求めた。
1930年代のアメリカ出身ということを聞き、彼は驚き、またカウボーイの時代より少しズレていることを残念がったが、
チェスの目に子供らしい好奇心の光が浮かんでいることに気付くと、喜んで話を続けた。
その表情は演技でしかなかった――そのつもりだったが、いつしかそれが本物の表情になっていることにチェスは気付く。
不意に、まだ不死者になる前、大人の錬金術師達の間を駆けていた頃のことを思い出す。
その頃はずっとこうだったと。好奇心を刺激し、そして満たすものに囲まれて幸せだった。恐ろしい物など何も知らず――。
「……どうした? 疲れたのか」
不意に表情が曇ったチェスの顔をジェットは心配そうに覗き込む。
チェスはううんと首を振ると、表情を戻して再び彼に未来の話をねだった。
しかし、今度の表情こそ本当に作り物で、心の中はさっきとは真逆に冷めたものへと変わっていた。
「(……そうだ。心を許せる相手なんていない)」
どんな善良そうな人間であろうと、一度皮を捲ればその中にはおぞましいもので溢れかえっている。
それをチェスはいやというほどよく知っている。自分を保護してくれていた彼を「喰った」あの時から、
そしてそれからの約200年の歳月を経て自分の中で育った暗黒の心を見て。
◆ ◆ ◆
途切れた会話は、不意に鳴り響いた列車の走る音が消えた後に再会される。
今度のは、未来や過去の話ではなく、現在の話だった。
「――と考えているんだ。これはただの生き残りを選び出すための実験じゃあないってな」
ジェットがチェスに語ったのは、彼が推測する螺旋王の目的だった。
彼はこの殺し合いを実験と称し、「螺旋遺伝子」と言うジェット達にとっては未知の「何か」を探ろうとしている。
それが、単純な殺し合いの中で見つかるものではないことは明白だと言っていい。
殺し合いならば、あの集められていた場所で行えばよかった。こんな複雑な舞台を用意する必要はない。
だがそれだけだと、螺旋王はサバイバル要素を組み込んでいるだけでないのかと反論されるだろう。
しかし、ジェットには幸運なことにヒントが与えられていた。
それは――彼に支給されたアンチシズマ管と、映画館のスクリーンに映し出されたその内容だ。
殺し合いとは全くの無縁。それでいて意味深なそれが、この実験において何を意味するのか……。
「螺旋王という男は、俺たちがこの殺し合いの中で「何か」を見つけることを求めているのかもしれない。
それが何なのかは、全く見当もつかないがな……」
螺旋王は実験と称し、殺し合いを自分達に命じた。
だが、実験と言うならばモルモットである自分達にその本当の目的が教えられていなくても当然なのだ。
殺し合いで最後の一人を選び出す――それは参加者に課せられた目的でしかない。
「それとな。俺はこれを見て気付いたんだ」
言いながらジェットが取り出したのは、全員に同じものが配布されている実験場の地図だった。
そこには簡略化された地形と、主だった道路。そしていくつかの施設の位置が記されている。
「思えば、こいつは不自然な地図なんだ」
ジェットが語るのは、そこに記された施設についてだった。
彼は語る。選出された施設には何らかの意味があると。
辺りを見渡せば、街中には大小様々な建物が犇めいている。
それらの内には、地図に記されていてもおかしくないであろう特徴的な建物も散見される。
ならば、地図に記された施設とそうでないもの差は一体何なのか――?
「さっきも言ったが、俺は映画館の中で映画を見た。
つまり、あの映画館は施設としてある種の機能を果たしていた……と考えられる。
逆に、地図に記されていない建物にはその気配がない。さっきのカフェのようにな」
つまり、地図に記された施設には「何か」がある。
そして、螺旋王は参加者達が「何か」を見つけ出し「何らか」の目標を達成することを目論んでいる。
何か、何かばかりで全くピースの揃っていない論だが……、
「少なくとも、殺し合いに興じているよりは真っ当だと思えるだろう?」
と、ジェットは締めくくった。
「……じゃあ、あそこにもその「何か」があるの?」
チェスが指差す先。そこには地図に記された施設の一つ――「螺旋博物館」が静かに建っていた。
【D-4/博物館前/1日目-朝】
【チェスワフ・メイエル@BACCANO バッカーノ!】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:デイバック、支給品一式、アゾット剣@Fate/stay night
薬局で入手した薬品等数種類(風邪薬、睡眠薬、消毒薬、包帯等)
[思考]
基本:最後の一人になる。または、何らかの方法で脱出する
1:ジェットと同行し、彼に守ってもらう
2:ゲームのクリア、または脱出に役立ちそうな人間と接触し利用する
3:不死者かもしれない人物を警戒(アイザック、ミリア、ジャグジー)
4:未知の不死者がいないか警戒(初対面の相手には偽名を名乗る)
5:ゲームに乗った人間はなるだけ放っておく
[備考]
※なつき、ジェットにはドモン・カッシュと名乗っています
※不死者に対する制限(致命傷を負ったら絶命する)には気付いていません
※チェスが目撃したのはシモンの死に泣く舞衣のみ。ウルフウッドの姿は確認していません
※ジェットと情報交換をし、カウボーイビバップの世界の知識をある程度得ました
【ジェット・ブラック@カウボーイビバップ】
[状態]:健康
[装備]:コルトガバメント(残弾:6/7発)
[道具]:デイバック、支給品一式(ランダムアイテム0〜1つ 本人確認済み)
テッカマンブレードのクリスタル@宇宙の騎士テッカマンブレード
アンチ・シズマ管@ジャイアントロボ THE ANIMATION
[思考]
基本: 情報を集め、この場から脱出する
1:博物館内を調べる
2:情報を集めるために各施設を訪れる
3:ドモン(チェス)を保護
4:出会えればティアナを保護
5:謎の爆弾魔(ニコラス)を警戒
6:仲間(スパイク、エド)が心配
[備考]
※テッカマンのことをパワードスーツだと思い込んでいます
※ティアナについては、名前を聞き出したのみ。その他プロフィールについては知りません
※チェスと情報交換をしました
662 :名無しセカンド:2007/10/24(水) 22:48:39 ID:jO0FflIs0
投下乙。
文章的にも内容的にも良かったと思う。
でも、他作品の情報を思い出してしまうかもしれないというのは自分は好きではない。
こなたがオタクでいいとは思うけど、ロワ参加作品のことを知っているのはどうかと思う。
原作バトロワをこなたが知っているのは問題ないとは思うけどね。
663 :名無しセカンド:2007/10/24(水) 23:06:39 ID:W2Uj6FpA0
グレンラガンの多元世界って、微妙にエルリックサーガに似てるから
誰かが創作した世界が実際に存在しうるってのは、ありだと思うんだけどね
664 :名無しセカンド:2007/10/24(水) 23:35:32 ID:8xS79iT60
F.E氏、t2氏、投下乙です。
「片道〜」の方はあちこちに誤解の種がまかれていますね。
チェスが名乗った偽名がまさかここまで拡大するとは…。
どうなるか、興味深く見てます。
「ちぎれた翼〜」は切ない話ですね。
そんなことはないと思いつつ、あえて偽者の希望にすがるとは……。
ヒューズだけがそのフォローを考えているのに年齢差が良く出ていて、良かったです。
665 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 00:41:25 ID:4GBvVow20
気が付けば、早くももう100話越えしてるんだな……流れはえーw
うーん…ちょっと気が早いかもだが、キリも良さそうだし感想リレーとかしてみたらどうかと提案してみる
666 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 01:36:21 ID:LBX9Cjzk0
投下乙です。
舞衣はこのまま発狂エンドに行ってもおかしくないくらい壊れてきたな。
ティアナと違って希望もクソもなさそうだし……ロイドマジやべぇ。
667 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 01:38:31 ID:XoHIDYxM0
投下乙です。
舞がどんどん危ない方向に…。
そしてロイドさん逃げてー!
668 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 01:39:20 ID:FeMMn3co0
>何が彼女を壊したか?
明智の冷静沈着な描写が実にらしかったです。ティアナの不安定さも絶妙。
クロスミラージュはいいネタになるだろうと思ってたけど、一対一の形とはおもしろい。
>三つの心が一つにならない
この三人は早くもダメな感じが蔓延しているw
既にカレンと絶望先生のコンビが確立してきてるだけに、他の連中と絡んだときが楽しみだw
>S・O・S
逃げてー! ロイドさん逃げてー!
冷静に狂ってる舞衣がいい感じでした。
心理描写もスマートで、読みやすかったです。
>>665 そういうのは始めたモン勝ちだってばっちゃが言ってた。
669 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 02:15:53 ID:H3IAaqo.0
投下乙
これがアニロワというものか……
エリオに追悼。ムスカ、お前たぶんぜったい楽に殺されないぞ……
何はともあれGJでした!
670 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 02:17:34 ID:YnGVvZT20
投下乙ー。
エリオに合掌。これでStsのロリショタコンビは両方死亡かー。
あと笑うところじゃないんだろうけど、「私はムスカ大佐だ」で盛大に吹いてしまったw
671 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 02:17:49 ID:Pys74bBs0
投下乙!
しかし。ありゃりゃ、意外とあっさり死んじゃったなぁエリオ。
まあ、これがパロロワというものだ。ムスカにも一矢報いたし、よくやったよ彼は。
672 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 02:19:12 ID:85YMXCEwO
投下乙ってエリオーー!?
まさかここでこうくるとは……予想外。
ランサー達は誤解フラグ立ってるし、今後が気になる。そしてムスカがどんどんヘタレにww
しかしStSのちびっこコンビは早くも全滅か……これがバトロワというものかorz
「うわぁ……すごく綺麗なところなんですね」
「そうさね。と言っても、あたしらやあの軍人どもは、そんな事を考えてる暇はなかったがね」
ドーラの語るラピュタの姿を想像しながら、二アは嬉しそうに微笑んでいた。
それを見て、ドーラは僅かに呆れたような表情を浮かべる。
「二ア、お前、少しは疑ったらどうだい?」
「え? ドーラおばさま、嘘をついてるんですか?」
「いや、そうじゃないけどね……」
なら大丈夫ですよ、と言って、二アは再度微笑んだ。まだ見ぬ、ラピュタに思いを馳せながら。
――シモン、もしここから帰ったら、ダイグレン団の皆さんと一緒に行ってみましょう。
もちろん、それは地上における獣人の脅威が消えてから、になるだろうが。
それでも大丈夫だ、と二アは思う。
だって、シモンがいるから。
シモンのドリルは、天を突くドリルなんだから。きっと、空に飛ぶお城にだって行けるはず。
二アがそう言うとドーラは、
「ドリルってのは地面に向かって掘るもんじゃなかったかねぇ」
「はい。でもシモンのドリルはそうなんです」
そういうモンなのかねぇ、と首を傾げるドーラを見て、思った。
早くシモンと再会して、ドーラさんに会わせてあげよう、と。
そして、ヨーコさんも見つけて、お父様を止めるんだ、と。
そこまで考えて、ふと、ドーラが険しい顔をして時計を見ている事に気づいた。
なんだろう、と視線を向けると、
「……やれやれ。ニア、お喋りは少しばかりお休みだよ」
「え?」
それってどういう事ですか? そう問おうとして、その瞬間だった。
『――久しいな、諸君』
久しく聞いていなかった父の声を聞いた。
「お父、様」
673 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 02:23:02 ID:LBX9Cjzk0
乙です。なんというロリショタ処理。
紫電一閃出したのに無念だなーエリオ。はやての死亡フラグを引っかぶったか。
しかしランサー因縁がどんどん出来てるな。今一番ロワしてるんじゃないか?
>>670 俺も吹いてしまったwwwwwww
ニコニコの見すぎかもしれんwwwww
674 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 02:24:06 ID:FeMMn3co0
投下乙。
エリオ逝ったー! そしてまた一人、ショタが消えていった。
戴宗さんとの会話シーンが大作のそれを思い出させる。それだけに、死体発見の衝撃が半端ねぇ……。
やり場のない怒りと悲しすぎる誤解が、悲惨さを際立たせる演出に。上手かったです。
しかしムスカ……こいつ単独トップマーダーかよw
675 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 03:08:17 ID:JmnLUkyY0
投下乙!
「私はムスカ大佐だ」に絶望した。
雰囲気からそう来ることは分かっていたのに……
戴宗とランサーにも誤解フラグが立って……この後が楽しみだ。
676 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 05:21:18 ID:SlN.O1pU0
「私はムスカ大佐だ」と叫んでいる
スパイダーマンのコスプレをしたムスカを幻視した
677 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 06:54:30 ID:3diRTBKA0
乙。こういう死に方はきついよなあ
ムスカ、電気耐性上手い具合に役立ったな
678 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 08:17:40 ID:HWu.4kA20
投下乙。エリオ無念のリタイヤ。
◆t2vl.cEw/o氏にも誰か意見いってやってほしい。
本人不安がってるぜ。
だが、自分としては記憶は制限されているのではなく、最初から知らない扱いだから
備考欄には反対。こなたがどっかで聞いた台詞うんぬんは別の漫画がいい。
679 : ◆AZWNjKqIBQ:2007/10/25(木) 08:17:58 ID:LHSshl/w0
MAPです。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/48/40f23e87b7fe6da5eb7d381a8d653192.jpg 100話達成記念に一枚です。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/78/c1f80f3f043b87ad3e25de6178e112b2.jpg 680 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 09:29:53 ID:z/uWjqRg0
MAP乙です
死亡者が病院を中心に固まってんな……
記念絵GJっす!
>>678 投下ラッシュで忘れてたぜ、ごめん。投下乙&GJ!
記憶の封印についてはそうそう解除されたくないけど、何かに使えるかもしれない。
具体的なことは思いつかないけど、展開を広げるためのネタの一つとして備考欄には賛成
681 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 09:43:47 ID:JdhqAlHo0
投下がいっぱいで嬉しいねぇ。
>ちぎれた翼で繋いだ未来へ
文章はいい感じだと思う。4人も真直ぐに生きて欲しいところ。
ただ参加してる他作品の知識はこなたを一気に強キャラに
引き上げてしまうので封印したほうが無難かも……と思ってしまう。
>S・O・S
逃げてー! ロイドさん逃げてー!
ほぼ同時に発狂した二人の中原キャラ。
片方は僅かな希望が見えたがもう舞衣はもう戻れなさそう……
>片道きゃっちぼーる2・伝言編
ドモンを中心に広がる誤解の輪に笑った。
しかしなつきも士郎も地味に死亡フラグを立てて行ってる気がしてならないw
>不屈の心は、この胸にせつねぇ……ランサーも戴宗の兄貴もエリオを見所のあるやつって見てたのが余計につらい……
ここまで「私はムスカ大佐だ」が絶望的に聞こえたことはないな
しかし絶対楽な死に方させてもらえないぞこいつw
質量を伴っているような、重いロージェノムの声。それを聞きながら、ニアは両の手を胸元の辺りで組んだ。
それは祈るように、
そして願うように。
叶うなら、死者なんて出ないでほしいと。
けれど、禁止エリアを喋り終えたロージェノムは、淡々と死者の名を語りだす。
「……本当に、殺し合いなんですね」
早く、シモンと一緒に止めないと――そう、思っていた。
『ザク――シモン――シュバル』
「――――え?」
体中の全細胞が氷結したように、二アの体は凍えた。
指一本も動かせそうにもない程の寒気を感じながら、ドーラの横顔を見やる。
それは、間違いだと思ったから。聞き間違いだと思ったから。
けれど、ドーラの顔は険しく、そして、物悲しそうな表情が、それを否、と告げていた。
「……間違いじゃ、ないんですね」
「ああ、残念だけどね」
ここで偽ってもすぐにバレる。そう思ったのだろうか、思いのほかあっさりと答えてくれた。
「そう、ですか」
短く答え、立ち上がる。
けれど頭は垂れたままで、前髪は瞳を覆ってしまっている。
「ドーラおばさま、早く街に行きましょう。このままでは、シータさんたちも危ないです」
「ああ、そりゃそうだが――お前さん、大丈夫なのかい」
沈黙の帳が、瞬きの間だけ降りる。
だが、小さい呻き声だけを残し、その幕はすぐに上がる。
頭を上げる。覆われていた顔にあったのは、微笑み。今にも崩れ落ちそうなそれは、砂上の楼閣のよう。
けれども、砂の上だとしても、それはしっかりと立っていた。
「――シモンはもう死にました、もう、いません」
噛み締めるように、呟く。拳は強く握られ、爪は肉を裂いて、血が流れている。
「けど、シモンは、この胸に、一つになって行き続けるんです」
ああ、と思う。
これが、これがシモンが抱いた悲しさ、シモンが抱いた苦しさなんですね、と。
今にも引き裂けそうな胸を両手で押さえつける。そうしないと、きっと駄目になってしまうと思ったから。
「……それは、どいつの言葉だい?」
「シモン、です。シモンが昔、アニキという人が死んで、すごく落ち込んでいて――でも、最後には、こんな言葉を言って、ちゃんと立ち直ったんです。だから、」
だから、私も立ち直らないと。
シモンのように、ゆるぎない心を以って。
「お前の言うシモンって奴は、アニキって奴が死んでも、泣かずにすぐ立ち直ったのかい?」
「……いいえ。すごく落ち込んでいましたし、最初は凄く泣いたと思います。けど、」
今の状態で、そうなる事は許されない。
あのシモンが、こんなにも早く殺されてしまうような状況で、悲しみに縛られたら、きっとドーラおばさまに負担をかけてしまう。
だから、寸前で踏みとどまろうと、二アは必死だった。全身を硬くし、歯を食いしばって立って、ただただ、耐えていた。
「ぁ……」
だからだろうか。不意に体を覆ったぬくもりに、思わず声が漏らす。
視線をそっと下におろすと、皺だらけの指先が自分を抱きとめているのが見えた。
「なら、迷う事なんてないじゃないか。思いっきり泣けばいいよ」
「でも、私は」
「そのシモンだって、悲しんで、悲しんで、それで立ち直ったんだろう? それに、」
ぽん、と頭に手を載せられる。
撫でられているのだと知覚する前に、ドーラは口を開いた。
「お前はお前だ、シモンじゃぁないだろう? だから、そんなに気張る事はないよ」
――その言葉は。
私が、シモンに言った言葉じゃないのでしょうか?
「悲しかったら、思いっきり泣けばいいじゃないかい。苦しかったら、思いっきり泣けばいいじゃないかい。溜め込んだって、いい事はひとつもないよ。
年寄りの忠告さ、しっかりと覚えておくんだよ」
「私は、私は――」
氷が人肌で溶け出したように、瞳から一粒、涙がこぼれ落ちる。
「シモン――」
本来、他の姫たちのように、ゴミ捨て場で朽ちていく運命にあった自分を救ってくれた。
アニキの死で沈んでいたけれど、それでも、誰よりも最初に自分を助けようとしてくれた彼。
682 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 09:44:01 ID:3diRTBKA0
MAPとか記念絵とか乙
記憶封印されていようが元々知らなかろうが、
参戦者がアニメ的能力、性格を持っていることは
遅かれ早かれ気づくような気がする。絶望先生が
683 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 13:02:58 ID:XoHIDYxM0
MAP&記念絵乙です。早くも百話か〜。
仮投下作品についてだけど、原作バトロワについてはともかく
こなたが他参戦作品についての知識を持ってるという展開は、
う〜ん、個人的には・・・やめてほしいところ。
684 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 13:39:35 ID:3diRTBKA0
こなたが類似作品からどんどん類推するのも面白いかも
インスパイアされてる漫画やアニメはいっぱいあるからね
685 :683:2007/10/25(木) 13:40:36 ID:3diRTBKA0
冒頭の一行抜けた
最後の最後まで参加作品の記憶は戻らないままにしておいて、
686 :685:2007/10/25(木) 13:41:29 ID:3diRTBKA0
何度も何やってるんだ…俺は684です
687 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 16:21:09 ID:VEYPD73c0
>不屈の心は、この胸に
なんかすごい違和感を感じる
あれだけエリオの状態に気を使っていた兄貴がエリオを置いて、エリオが戴宗と話す→ムスカに襲われる→ムスカ逃走、これほどの時間まで戻ってこないのは変かも
それに戴宗もあれほどもう子供を死なせないと思っていたのにまだムスカがいるかも知れない院内でエリオ一人にして氷を取りにいくのも
それに花瓶が割れる音やムスカが吹き飛ばされた際の音に二人が反応しないのも、人のいない院内ではムスカの叫びやエリオの紫電一閃のかけ声は周囲によく響きわたると思う
688 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 17:08:35 ID:85YMXCEwO
毒吐き行けよやー
689 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 17:12:23 ID:8bdoDC2cO
ツッコミと批判は違うだろ
690 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 17:17:02 ID:oETjzt7I0
これは普通にツッコミと感じた俺は異端?
691 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 17:20:35 ID:85YMXCEwO
過剰反応しすぎたか、すまん
692 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 17:25:32 ID:oETjzt7I0
それにしてもムスカ楽に殺してもらえんだろなー
693 :687:2007/10/25(木) 17:29:21 ID:VEYPD73c0
いえ自分もわかりにくくてすいません
694 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 19:25:40 ID:ruzENpzY0
>それに花瓶が割れる音やムスカが吹き飛ばされた際の音に二人が反応しないのも、
>人のいない院内ではムスカの叫びやエリオの紫電一閃のかけ声は周囲によく響きわたると思う
だからランサーが血相変えて戻ってきたんじゃねーの?戴宗を犯人と決め付けてた感があった。
あとは結果論じゃないかな。何時何分何秒ランサーがエリオを置いてったのか描写も明確にないし主観の問題で済みそうな気も……。
695 : ◆t2vl.cEw/o:2007/10/25(木) 20:41:44 ID:14tVP5wo0
意見色々ありがとうございます。とりあえず一番心配だった原作ロワの部分は問題ナシでOKということでしょうか
記憶云々は伏線に使えるかもしれないとの人もいらっしゃるようなので、最後の補足をなくして、本文は弄らずでいきたいと思います
一応、wikiの制限見たところ記憶はないのではなく、封印されているという設定のようなので
696 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 20:44:32 ID:85YMXCEwO
1v氏仮投下乙です、がひとつ疑問が。
SS内ではマッハキャリバーの参戦時期はJS事件直前のようですが、スバルに対しての呼び方が「相棒」なので最速でもギンガ戦以降の筈ですよ。
読み違いがあったらすみません
「シモン……シモン」
グアームに囚われた自分を、いち早く助けに来てくれた。
自分が作ったごはんを、誰よりも美味しそうに食べてくれた。
「シモン、シモン、シモン……ッ!」
もう、限界だった。
心を覆った氷は溶解し、濁流の如く流れ落ちる。体中の水分を流しきるかの如く、涙は流れ続けた。
◆ ◆ ◆
「ご、ごめんなさい。私――」
ドーラの胸の中で、小さく言う二ア。
それに対し、気にすんじゃないよ、と言って微笑んだ。
「謝る必要なんてないよ。それに、泣けるうちに泣いといた方がいいのさ。こんな状況だ、泣きたくても泣いていられない時は、きっとあるだろうからね」
とん、と肩を叩き、その瞳を覗きこむ。
充血し真っ赤になりつつも、凛と今を生きようとする者が浮かべる瞳だ。
「はい……では、早く街に行ってシータさんやパズーさん、ヨーコさんを見つけましょう!」
さっきまで泣いていたのが嘘のように、明るく叫ぶ。もっとも、まだ体は震え、悲しみから逃れきれてない事が分かった。
無理もない、と思う。
自分だって、夫が死んだあの時に数時間で立ち直れたか、と問われたら、否と答えるだろう。
けれど、それでも立ち上がろうとする姿は、健気で、そして気丈。このゲームに抗うという、不屈の決意だ。
全く。シータといい、この子といい、世界ってのはなんで辛い運命を叩きつけるのか、と。
自分が肩代わりできるものならしてやりたいが、それが出来ないのが現実だ。けれど、
「それでも、支えてあげたいじゃないか」
「ドーラおばさま?」
不意に漏らした言葉に、二アが不思議そうな顔をする。
なんでもないよ。それだけ言って、ドーラは玄関を開けた。
「それより、のんびりしてる暇はないよ! 四十秒で支度しな!」
殊更強めの口調で言った。
下手にしんみりしていては、せっかくの二アの決意が無駄になる。
なら、少々荒っぽく行こうじゃないか、と。
697 : ◆1vqUwy6meQ:2007/10/25(木) 21:11:11 ID:VR7RTKsM0
すみませんなのは詳しく見てなかったので
修正します
698 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 23:05:02 ID:XoHIDYxM0
hsj氏投下乙です。
パーティが分かれたか。
アレンビー組みはティアナの今後で運命が分かれそうな予感。
おっさんは高遠に上手いこと言い含められる場面しか浮かんでこねぇw
699 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 23:32:23 ID:JdhqAlHo0
>おっさんは高遠に上手いこと言い含められる場面しか浮かんでこねぇw
うむ、反論できんw
それでも金田一なら金田一なら何とかしてくれる……
って金田一は何かヤバゲなフラグが立ってるんだったw
700 :名無しセカンド:2007/10/25(木) 23:46:58 ID:ruzENpzY0
>>699 おっさんは既に他の事件で犯人に言いくるめられてるしな。
何回犯人が用意したミスリードを選んでくれたことかw
701 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 00:12:19 ID:gLEtvJ6o0
◆RwRVJyFBpg氏投下乙
クレア自重しろw
マタタビの投げやりな態度がいい味出してるなぁ
702 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 00:19:30 ID:PMNQP5Go0
投下乙です〜
まさかこの2人がここまでロワと無関係なことで時間を潰すと投票当時誰が予想できただろうか……w
703 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 00:26:09 ID:KdRWgQNEO
いいねえ
クレアは期待を裏切らない男だ。
こいつと親父が会ったら、どうなることやら
704 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 00:26:52 ID:R1dDZNFQ0
クレア…。馬鹿がいる、本物の馬鹿がいる! 服着ろ馬鹿!www
そしてマタタビ頑張れ超頑張れ。馬鹿の相手頑張れ。
705 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 00:26:53 ID:EmeP6wM20
新スレ乙。
あと、投下してくれた人たちみんな乙。
706 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 00:34:55 ID:7CtT4xgI0
バッカーノ見た事なかったんだがいい馬鹿だなクレアw
しかし中々面白い組み合わせだなこの二人
707 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 00:40:38 ID:8.dj0w7Q0
念のためこちらにも新スレ案内
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1193324421/l50 あとみなさん投下乙です
708 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 01:37:32 ID:8.dj0w7Q0
◆ZJTBOvEGT氏投下乙
ジャグジーに笑って会長にビビッてヴィラルに同情した。
そんでジャグジーに惚れ直してやっぱり会長にビビッてヴィラルに同情www
何がいいたいかというとGJ!
◆ ◆ ◆
「は、はい!」
ドーラの言葉に、慌ててデイバックを抱え込む。
ドアを抜けて外に出ると、悲しみを抱く自分とは裏腹に澄み渡る青い空。
「シモン――」
それを仰ぎ、呟いだ。
「ほら、なにしてるんだい! 置いてくよ!」
「あ、ま、待ってください!」
――シモン。私はまだ、そちらには行けません。
ヨーコさんを見つけて、そして、お父様を止めないといけませんから。
でも、安心してください。
ドーラさんと他の皆さんと一緒にお父様を止めて、その後、ダイグレン団の皆さんと一緒に人間が安心して住める世界を作ってみます。
全てが終ったら、空を旅しましょう。
ドーラさんの言うラピュタに行って、空に浮かぶお城を散策するんです。きっと綺麗ですから、その時は私の隣に居てくださいね。
……確かに、私に天を突くドリルはないですけど、それでも頑張ろうと思います。
だって――無理を通して道理を蹴っ飛ばす。それが、ダイグレン団なのでしょう?
だから、見ていてください。
「私は、貴方の描いた明日へ向かいます」
駆け出しながら、そっと、呟いた。
まだシモンの死が穿った胸の隙間は癒えてはいませんけど、きっと立ち直ってみせますから――
709 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 01:44:33 ID:NNbmcSEo0
投下乙!
ジャグジー頑張った。土壇場ではやる男だよ。
そしてヴィラル、戦果一つあげたのにサラマンダー臭が抜けねぇ。
710 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 01:45:31 ID:RotCxfOc0
GJ!ジャグジーオワタと思ってたがやはりか……
ただヴィラルが下手人ってのは全く考えてなかったw ぶぶ覚醒が来るかとばかり。
そして気付けばトップマーダーですよ、公務王。
711 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 01:49:26 ID:NNbmcSEo0
いや、ムスカと同率一位だ。
ってこいつらがトップなのかよw
712 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 03:48:03 ID:7CtT4xgI0
こいつらがトップマーダーって予想外にも程があるw
そしてついに消防車組の予約が着たか
713 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 07:01:41 ID:3elvKd.g0
二人とも乙
今回は予想外のキャラが活躍するなあ
714 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 10:29:15 ID:R1dDZNFQ0
ジャグジー……。泣き虫の癖に無茶しやがって
しかしヴィラル苦労してるなぁ……。大丈夫なのかこいつw
715 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 19:53:29 ID:NNbmcSEo0
投下乙です!
ゆたかがんばれ。デンジャラスなお兄さんがついているぞ。
パズーとホークアイはがんがん危険地帯に向けて進んでくなぁ。
716 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 20:25:24 ID:T.RMpXwo0
投下乙です。
どんどん死地に近づいていくな。マジで頑張って欲しい。
717 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 20:32:08 ID:QVFKg91A0
投下乙です。
ゆたかやっぱダウンしたか。この貧弱さがいつ螺旋力を発揮するのか楽しみだ。
あとパズー自重。どんどんリザをおばさんと呼んでしまえw
こいつらと消防車組が衝突したら恐ろしいことになりそうだな。
718 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 20:56:59 ID:/KS20xYI0
投下乙ー
人ごみ程度でも体調が悪くなるゆたかにはバトロワの環境は正に劣悪でしょうね
それでも螺旋力なら、螺旋力ならなんとかしてくれる…!
しかしDボゥイの「そいつは重畳」ってセリフでキョウスケ似の彼の顔が浮かんだのは自分だけでしょうかw
719 : ◆1vqUwy6meQ:2007/10/26(金) 21:31:56 ID:8mb9thS60
すみません。
現在修正中ですが急用ができたため月末までネットにつなぐこと自体無理になってしまいました。
よって破棄します。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
720 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 21:52:26 ID:UaCjYT0s0
了解
721 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 22:58:09 ID:dFVbzf6E0
◆LXe12sNRSs氏投下乙。
…なんじゃこの怪電波わぁぁぁ!
不憫だ、不憫すぎるぞ金田一。
殺されることは当面なさそうなものの、
ある意味死んだ方がマシかもしれんぞ。
722 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 22:58:30 ID:DlcVHvKY0
投下乙です
…ってキwンwダwwニwwwwお前何やってんのwwwwwwww
何となくその選択は間違ってる様な気がするけど頑張れ
723 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 23:01:11 ID:R1dDZNFQ0
「これはちょっとした恐怖ですよ」って感じだ…
いやしかし誰も死なずにすんでよかったよかった。
下手したらみんな仲良く一緒に死者スレごあんな〜い、とかなるんじゃないかと
【F-7北端/中華料理店手前/1日目/朝】
【ニア@天元突破グレンラガン】
[状態]:若干疲労 満腹
[装備]:釘バット
[道具]:支給品一式 毒入りカプセル×3@金田一少年の事件簿
[思考]:
1.ドーラと行動を共にする。
2.ヨーコ、シータ、パズーを探す
3.カミナの名前が気になる(シモンの言うアニキさんと同一人物?)
4.お父様(ロージェノム)を止める
※テッペリン攻略前から呼ばれています。髪はショート。ダイグレンの調理主任の時期です。
※ドーラの知りうるラピュタの情報を得ました。
【ドーラ@天空の城ラピュタ】
[状態]:健康 満腹
[装備]:カミナの刀@天元突破グレンラガン
[道具]:支給品一式 食料品(肉や野菜など) 棒付手榴弾×3@R.O.D(シリーズ)
[思考]:1.ニアを連れて行く。
2.シータ、パズー、ヨーコを探す
3.ムスカを警戒
4.ゲームには乗らない。ニアに付き合うが、同時に脱出手段も探したい
※ニア視点でのグレンラガンの世界観について把握しました。
724 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 23:01:33 ID:vB8CTuTA0
投下乙!
金田一生存おめw
そして、これからの苦労南無……。
725 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 23:08:19 ID:XWzKRfNs0
なんという馬鹿*3と苦労人www
頑張れ金田一!
そこのソレは精神病じゃないから治せないけど!
726 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 23:10:47 ID:0GNXIc3s0
投下乙です
金田一カワイソス
727 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 23:33:48 ID:3P5zuoJE0
乙です。
これでバカップルは人鳥カップルと合流かな。
ポロロッカ症候群が広まりそうで怖いぜ。
728 :名無しセカンド:2007/10/26(金) 23:37:21 ID:UaCjYT0s0
金田一、何とか生存フラグをモノにしたな
729 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 01:08:44 ID:ZSDcZoQs0
投下乙
金田一が一緒になって壊れないか心配だなwww
730 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 03:32:34 ID:pMlzuapo0
◆P2vcbk2T1w氏よ〜ぉぉぉぉ……今晩は投下しないならしないって言ってくれよぉぉぉぉ……
「ちょっと」って何日何時何分何秒なんだよぉぉぉ……だめだ。もう寝る。支援できない。すまん。
731 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 08:41:01 ID:dU9VMMb60
投下乙。
うわ、悲惨。
732 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 08:58:52 ID:gLKRXL420
投下乙。クロが…そして恐怖のDG細胞
ミーくんはクロの残骸拾ってパワーアップフラグかな
733 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 09:24:30 ID:Yh3SnfGM0
投下乙。
クロ……。
DG細胞は論議の必要ありでしょうね。
734 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 09:39:01 ID:Ihnam.NU0
乙です。 個人的には今回のはアリかなあ。
クロが死に、死にかけのロイが延命するのは結構以外だったし。
735 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 09:58:04 ID:MKrPfAXM0
投下乙です
クアットロそれはいけない。お前にDG細胞が制御できるわけ無いwww
736 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 10:08:30 ID:LC9kWaw.0
逆に考えるんだ
クアットロが新スーパーロボット大戦のゴステロ状態になると
脳がはちきれそうだぜ〜とか叫ぶんだと
議論が必要なのは間違いなさそうですが、GJでした。
クロも早期退場とは…
547 :
下げ:2007/10/30(火) 19:32:34 ID:/hH9gNRo
737 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 12:19:20 ID:dU9VMMb60
>>736 調度人機融合キャラだしね。
738 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 13:26:14 ID:VmwZgFIY0
投下乙です! クロちゃん・・・。早かったな・・・はは。 クアットロも調子出てきたかな?
739 :高町カルラ:2007/10/27(土) 13:46:32 ID:uWW1jfe60
柊かがみが今度らきすたのキャラクターと公演して欲しいです。
740 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 15:14:54 ID:3YQGHiPs0
クロってアニメで至近距離の爆発にも耐えられなかったっけ?
それこそ大佐とクロの周囲が纏めて吹き飛ぶ威力でないとクロの装甲を貫いて殺すことは出来ない
それに致命傷受けて満身創痍、しかも錬成しまくりの状態の大佐にクロを殺すだけの爆発を起こす力も爆発を防ぐだけの力が残っているとは思えない
それにクロを殺すだけの威力の爆発で銃が破損で済むのかも甚だ疑問
741 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 16:02:45 ID:k.rJ6LZQ0
爆発により首輪が誘爆、
首輪を回収したという記述を首輪の残骸を回収に変えるとかすれば
対応可能ではないかと...
それとも、必然的に火力が高くなるアニロワでは首輪の誘爆はタブー?
742 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 16:10:54 ID:dU9VMMb60
大佐の現在のコンディションが劣悪だから自然と火力が弱くなるしなぁ。
とりあえず、現在までの首輪に与えられた最大ダメージは……
エアの暴発でアニタの首輪は爆発しなかったな。
743 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 19:30:02 ID:AdM58aSQ0
予約見て思ったが
一通り放送後のSSが出揃うまで、二回目のキャラの予約は止めといた方がよくなかったか?
744 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 19:37:04 ID:sDWeEO4w0
明らかに書きにくそうなペアとかもあるし止めた方が無難
時間はちょっとずれてるくらいなら何とでもなるし
前回のアレはキャラが出揃ってなかったからだしね
745 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 20:02:35 ID:sDWeEO4w0
ああ、予約の足並み揃えるのを止めた方が無難って意味ね。書き易い所から書いていけばいいんじゃない。
どっちでも取れるな、この文章だと。
746 : ◆AZWNjKqIBQ:2007/10/27(土) 22:24:32 ID:G.eW4Dnw0
MAPです。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/69/53ff8a3fc8897e6102f9f4cf86778aaa.jpg 747 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 22:37:19 ID:AdM58aSQ0
毎度MAP乙です
まだまだ青が多いな〜
748 :名無しセカンド:2007/10/27(土) 22:39:24 ID:l.SQ/8xQ0
乙です!
病院多すぎだろwww
禁止エリアの影響が出てくるのはもうちょっと後かな?
749 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 13:01:23 ID:CVe09er20
ところで剣持警部は忠実に職務を遂行するで
スパイクの煙草がなくなってるんですが
ミス発見てここでいいんですか?
750 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 15:30:13 ID:E2wXLs62O
>>749 遡っての指摘もここでいいと思う
チェック必須のスレは少ないに越したことはないし
751 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 15:38:17 ID:XmIoVFXM0
そういやP2氏
>>740の指摘どうするんだろうな 個人的にもその辺は有耶無耶にしてほしくはないが
752 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 15:57:13 ID:VIRleDSU0
>>751 耐久度については制限でイナフ 銃に関しては修正中だろうし、大佐とクロ、あとヴァッシュとの距離についても修正中のはずだよ
ツチダマで議論されてたし、見てみるといいかも
753 :ツチダマな名無しさん:2007/10/28(日) 16:04:26 ID:XmIoVFXM0
お、そうなのか報告乙
754 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 16:23:55 ID:QD4Ojkio0
>>751 志村ー!代理投下スレ!代理投下スレ!
755 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 16:49:27 ID:RFPi2c0.0
GJ。素晴らしいぜ、はやてさん。そして慎二無残。うん、確かにこういう感じや。
757 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 16:53:49 ID:8ePg9Yz20
投下乙。
さらば慎二、遅かれ早かれお前はこうなる予定だと思っていたが、予想以上に早かったな。
758 :ツチダマな名無しさん:2007/10/28(日) 16:54:54 ID:XmIoVFXM0
うわー慎二なんて自業自得、素直に士郎を待ってればよかったものを
759 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 16:57:11 ID:VIRleDSU0
投下乙
今後のはやてに注目
慎二もお疲れ
760 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 16:57:47 ID:bQjVeZaY0
逆に考えるんだ
これで士郎の死亡フラグが一つ減ったと
761 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 16:58:20 ID:DTj2UsDY0
乙
はやクロコンビオワタw
762 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 17:09:03 ID:E2wXLs62O
投下乙
婦女暴行を阻止しようと気張ってた自分が被害者になるとか皮肉すぎるw
次回の思考欄が「男を殺してまわる」とかにならなきゃいいんだがw
763 :ツチダマな名無しさん:2007/10/28(日) 17:13:51 ID:XmIoVFXM0
>>762 あれ?それどこに書いてあった?
764 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 17:17:58 ID:E2wXLs62O
>>763 「それ」とはどれのことだ?
多分婦女暴行のくだりだと思うが、それなら読子の件の話だが
765 :ツチダマな名無しさん:2007/10/28(日) 17:23:14 ID:XmIoVFXM0
ああ、あれかサンクス
766 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 17:29:33 ID:baJOANto0
乙です!
はやて哀れ。周りにはげましてくれる人もいないし。
何気に慎二の荷物を併せるとテックリスタル、銃、拡声器と
結構な物持ちになっちゃってるな。
あと
>>361の下から4行目「ハヤテ」になってます。
767 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 17:38:57 ID:488xTgjQ0
乙。
あまりに小物だなワカメw
はやての今後が心配でならない。
768 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 17:43:40 ID:l8qDj8Oo0
GJ!
ワカメが(ロワ的に)良い意味でゲスいなあw
桜(あと凛)ルートと同じ轍踏んでやがるw
769 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 17:44:29 ID:H3obitqU0
投下乙でした。
ワカメ……あまりにも予想内すぎて笑いが止まらんw
ってか今回のはやても含めてなのは勢碌な目にあってねえ。まともなのはスバルだけかい
770 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 18:21:27 ID:11zgDOhQ0
投下乙
今回は生きてるだけマシだろ
でもやばいよなあ、この展開は……
771 :ツチダマな名無しさん:2007/10/28(日) 18:28:03 ID:XmIoVFXM0
あの展開は擁護のしようがないw
772 : ◆hsja2sb1KY:2007/10/28(日) 18:29:43 ID:FzhGwC..0
乙です!!
……なんだろうこの凄まじい納得感は……
>>749 気がつかなかったすいません、直しときました。やっとマトモにツッコミ入った……
773 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 18:32:07 ID:Ikw4711s0
投下乙。
ここまで悲惨な状態になるとはなぁ……はやて、今後まずいぞ。
とりあえず、現在のなのは勢の状況を纏めてみると
はやて:神父とワカメの所為で滅茶苦茶やばい状態。
いつマーダー化してもおかしくない。
スバル:仲間に恵まれている為、結構正常な状態。
対主催者チームの主戦力の一人。
ティアナ:狂ってマーダー化、現在気絶中。
クロスミラージュが説得に成功するか否かで今後が決まる
エリオ:死亡確認
キャロ:死亡確認
シャマル:奉仕マーダー化、現在気絶中。
拘束はされてるが、目が覚めたときにキャロの死を知る羽目になる為、精神的にやばい。
カミナで説得出来るかどうかが鍵になる。
(ビクトリームでは、シャマルの説得は不可能と判断)
クアットロ:元々こいつはド外道なので、ある意味問題なし。
現在、ステルスマーダーとして活動中
うん、スバル以外碌な状態じゃねぇな……
774 :早まるなそれは孔明のワ:早まるなそれは孔明のワ
早まるなそれは孔明のワ
775 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 21:14:57 ID:zfhV/Xw.0
嗚呼ワカメ……何故こんなことに……
776 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 21:22:12 ID:BIsRwLXU0
投下乙。
なんかほのぼのとさせてもらいました。
777 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 21:24:07 ID:QD4Ojkio0
乙。こいつらホント清涼剤だなぁ
778 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 21:28:03 ID:8ePg9Yz20
GJ!
マッハキャリバーもGJ!
しかし
>『……私の相棒は馬鹿ですが、愚かではありません。その仲間もまた同様です』
を読んで
>>773を読むと、何かこう……悲しくなるな……。
779 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 21:43:24 ID:2UxKIS4wO
相棒はまともだからまだ救いがあるほうさ
780 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 21:50:12 ID:11zgDOhQ0
投下乙
ほのぼのしてて良いなあ
キャリバーが、ねねねは魔力の関係で仮契約しても
大して強くならないことを説明した方がよいかも
781 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 22:00:36 ID:FzhGwC..0
うん、とりあえずGJ乙でした。
782 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 22:30:46 ID:baJOANto0
GJ。実にほのぼの いや、マッハキャリバーさんにはふかしてもらいましたw
近くにも明智がくるぐらいだし、しばらくは清涼剤として安泰かな。
783 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 22:44:28 ID:FzhGwC..0
なんか、なごませていただきましたwちょっとおざなりっぽくなって大変ごめんなさい。
784 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 22:53:43 ID:LT7BNvkQ0
投下乙です。キャロとスバルの死に対するねねねとマッハキャリバーの心情が、冒頭のたった五行で如実に伝わった。それくらい入りが素晴らしかった。
パラレルワールドの考察も精神面でうまく機能していたようで、とてもよかったです。そしてついにチチをもげがwwwフォルゴレの傷はどんどん増えていくなぁw
785 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 22:54:24 ID:L82/B2TY0
マーダーは充実しているから、はやてにはLSのなのはさんポジションに……余計に悲惨か
786 :784:2007/10/28(日) 22:58:39 ID:LT7BNvkQ0
って、スバル死んでねぇよwアニタの間違いでしたー……
787 : ◆1sC7CjNPu2:2007/10/28(日) 23:05:52 ID:VIRleDSU0
みなさん感想ありがとうございます。マッハキャリバーについては受け入れられてもらったようで安心しました。
>>780 ええと、ねねねがキャリバーを使用しても強くならない(魔法が使えない) ということを説明しておいた方がいいという解釈でいいでしょうか?
読み返してみると、確かにそこらへんの説明をしてないし
ついでにイリヤにキャリバーを渡した理由も説明不足だったかな修正するとしたら、ねねねがキャリバーを使用しても強くならないこととイリヤにキャリバーを渡した理由を加筆すればいいでしょうか?
788 :名無しセカンド:2007/10/28(日) 23:18:10 ID:LeejM.dg0
>>787 そんな感じでお願いします 確か、恥ずかしい姿になるだけのはず アニメ設定ではないのですが、1stの基本設定を
流用した方が混乱少ないと思うんで>キャリバー
789 : ◆1sC7CjNPu2:2007/10/29(月) 00:41:32 ID:YE2zurTE0
>>788 了解しました
近日中に修正したものを仮投下においときます
790 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 02:00:02 ID:vjKBMgfA0
>確か、恥ずかしい姿になるだけのはず
“魔法小説家ティーチャーねねね”爆誕をちょっと期待してたw 無論魔力がないから役に立たないがw
791 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 08:38:05 ID:GQUwSxCE0
あれ? マッハキャリバーとかクロスミラージュも、バリアジャケット付いてくんの?
792 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 09:15:29 ID:fj4jTDZUO
付いてたな。イリヤだとやはりブルマになるのかな? 天衣にローラーブレードは似合わないし。
793 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 11:44:25 ID:AZX0Y1DIO
しかしそれだとLSの二番煎じになるんだよな 個人的には天衣でもいいと思うけど
794 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 11:46:36 ID:.ha6enCUO
事故でねねねにやらせる展開にすればおk
795 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 11:46:52 ID:ESDupKx.0
戦隊物のピンク 「タイガー戦隊! タイガーピンク!」
796 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 13:01:08 ID:TWYMUJoY0
イリヤなら最近魔法少女になったじゃないかw
797 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 13:08:31 ID:MZmxuS.E0
せっかくだしここはプリズマ☆イリヤだろ。
798 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 14:14:00 ID:VR5h6m9c0
>>791-792 補足しとくとバリアジャケットは防御魔法の一種で、魔力で構成された防御服をまとう呪文
防御力は魔力の大きさに比例、服に覆われていない部分にも魔力フィールドが発生していてつまりブルマでも(ry 相手の攻撃のみならず、自らの使用した魔力の逆流、暴発という危険性からも身を守る効果もあるらしい
外見は装着時のイメージで決定かな?そのあとの外見の変更はわりと曖昧
言い方があれだけど、ステ振りによりバージョンが幾つかに分けることが可能。
(例:インパルスのVPS装甲とか分かりやすいかな?
799 : ◆1sC7CjNPu2:2007/10/29(月) 16:01:59 ID:VR5h6m9c0
sageがおかしくなってましてageてしまいました、すいません OTL 修正したものを仮投下の方に投下しました
戴宗はまずいと思った。
後ろには腹部に剣が刺さって息絶えているエリオ、
そして自分の両手は剣の柄を掴んでいる。
まさしく殺人の現場です、といった状況だ。
「俺じゃ、俺じゃねぇんだ…!」
男は部屋の中を見回している、今のうちに逃げようかと思ったがそれでは殺人を認めることになってしまう。
なんとか信じてもらわなければならない。
「俺は、俺はエリオのために氷を取りに行ってたんだ!それで戻って来たら、エリオが…」
「どこだ」
そんな戴宗の言葉は途中で切られた。
「坊主を殺した奴はどこに行った?」
「し、信じてくれるのか?」
目の前な青い男はこの状況を見て、殺した奴はどこだと言った。
つまり、彼は自分が犯人ではないと認めているのだ。
「…テメェもオレと同じ口だろ、坊主の治療のための氷を持ってくるために坊主を一人にして、死なせちまった」
男は心底悔しそうな顔をして自らへの怒りをあらわにし、ちくしょうがと呟いた。
「それに、あんだけでかい声で叫んでたらさすがに聞こえてくるさ」
「あんたは…」
「オレはランサーだ、坊主をここまで連れて来たのも、オレだ」
ランサーと名乗った男は足元にあった血痕を見ながら言った、自分のではない、ランサーのでもエリオのでもない。
おそらくはエリオと争った人物の物だろう。
「俺は戴宗だ、エリオにはさっきここで会った」
それから二人は軽く情報を交換した、自分達のこと、エリオのことを。
そしてエリオを殺した犯人の可能性がある人物、茶髪のあの男のことを。
「…なるほど、そいつがやった可能性が高いな」
そう言うとランサーは捻れたよう剣をエリオから引き抜き、エリオの物だったと思われる道具をデイバックにしまった。
800 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 20:00:57 ID:mSuTiq/M0
投下乙!!
まさか、参加作品外からのドラえもんからの支給品とは…
予想外すぎるッ!
セリフもそのキャラらしさが出ててよかった。
そして文章力の高さに脱帽。
…でも次回作には期待してない。以上。
801 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 20:21:15 ID:TCDgvqw.0
昔やばい事やらかしたコテ名らしいんで、身構えていたのだが、やはりか。
まあ、文章の良し悪しについては言わない。句読点とかはつけてるし、書こうという気持ちはあると思う。
でもまあ、最低限のルールを守ろうね、という。
毒吐きは書き手は読まないルールなので、とりあえずこっちでも。空気悪くなったらすまぬ。
802 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 20:41:10 ID:sUeqnZWM0
スルーは大人のマナー
803 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 22:55:14 ID:ESDupKx.0
投下乙。
がんばった。ようがんばったヨーコ。
師匠相手に被害は最小限だ。
804 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 22:57:13 ID:xgkDV4vU0
投下乙ー。ジンが相変わらずかっこよすぎる
そしてヨーコ南無。これでまたロワ内の女性比率が下がったかー
あとは今回撒かれた戦いの種が今後どう展開するかも見ものですね
しかし第一回放送までで死者が少なかった反動かどんどん死にますなー
805 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 22:58:56 ID:vjKBMgfA0
投下乙。お疲れ様ヨーコ。
師匠相手によく啖呵をきったよ。
806 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 22:59:18 ID:jBS5kQ120
投下乙
ついついカミナが心配になってしまう、頑張れ兄貴!
あとジンとラッドの掛け合いに笑ったw
>「じゃ、ラッド! オレ達は朝メシでも作って待っとくよ」
>「おう、楽しみにしてるぜ! んじゃ、ちょっくらブチ殺してくるわ〜」
お前らwww
807 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 22:59:23 ID:.ha6enCUO
投下乙。書き手が死んだのかとヒヤヒヤしたぜ
とにかく急ブレーキに惚れた。このジンになら掘られてもいい
ってか爺自重wこいつ倒せんのかよww
グレン勢完全にバラッバラだな……残ったのがニアニキコンビてw
808 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 23:01:36 ID:ywwPo/.w0
投下乙です。
ヨーコお疲れ様。カミナのことは知らないまま逝ったんだな・゚・(ノД`)・゚・。
ジンのしぶとさもよかったし清麿の決意もよかった。
そしてマーダーみつどもえktkr
809 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 23:01:45 ID:TCDgvqw.0
投下乙! ジンもヨーコも頑張った。清麿もこれから頑張れ。
グレンラガン、ほんとガンガン死ぬな。
それでもアニキなら、アニキならなんとかしてくれる
810 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 23:05:26 ID:09CUkiokO
投下乙
先が読めない展開にはらはらさせていただきました。 ヨーコとジンの精一杯な様子が伝わってきて実に面白かったです。 シンヤとラッドの争いに繋げると引きも素晴らしく正にGJ!
811 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 23:08:12 ID:4C75B3Gw0
投下乙。 ヨーコ、師匠相手に挑む度胸は凄かったけど、正直相手が悪すぎた。
ジンレベルの実力者でも、あっさり片付けるんだからなぁ…… ジンも正直、この怪我が原因で死なないかどうかが心配。 とはいえ、治療する為に病院に行ったりしたら、別の意味で危険だしなぁ……
病院は今、死者の生産地状態だし
812 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 23:31:09 ID:jBS5kQ120
◆j3Nf.sG1lk氏投下乙 あれだね、マオを殺すには四方八方を電波で囲むに限るね GJでした!
とりあえず812まで
あとは後ほどうpするわ
最後にエリオを見て、非常に小さな呟きだったが。
―――仇は取るからなエリオ。槍の振り方一つ、教えてやれなかったな
一瞬寂しそうな表情をして、そう、呟いた。
その後、血痕を辿るように歩き出した。
「オレは坊主の仇を取りに行く、あばよ」
さっさっと歩いていくその姿を見て、戴宗は。
「待ってくれ!俺も行く!」
大声で呼び止めていた。
許せなかった、まだ幼く、右腕をも失っているエリオを無残に突き殺した犯人が。
そして、彼の死を招いたのは外ならぬ自分であるから。
ランサー振り向き、にやりと笑った。
「いいぜ、ただしついて来れたらな」
瞬間、すさまじい速さで走り始めたランサー。
その様子をポカンと見ていた戴宗だったが。
「は、はは、いいぜ、ついていってみせらぁ!!」
空になった虎柄の水筒を拾い上げ、追いかける。
神行太保、速さにおいて劣ってたまるかというようにして二人は走り始めた。
◆ ◆ ◆
「はぁ…はぁ…、くそぉ…!」
ムスカは腹部に刺さったまま抜けないガラス片から血を滴らせながら移動をしていた。
一刻も早く病院から離れようと走っていたため精神・肉体共に激しい疲労に蝕まれていた。
「私は、私はラピュタ神なのだぞ…!」
右腕に焼き付いた小さな拳の跡。
(忌ま忌ましい、雷はラピュタ神である自分のみが使うことを許された力なのだ。それをあの小僧…!!)
「……だがまあいい、あの小僧は葬ってやったのだからな…!」
そして地図を取り出して現在地を確認する。
「ここは…D-5か」
先程は一番手近な橋を渡ろうかとは思ったものの待ち伏せや狙撃の危険を考えて南西に進むことにしたのだ。
現在はD-5の中心より少し右側よりだった。
(少々休むのもいいかもしれん)
そう呟きその場に腰を降ろそうとした瞬間だった。
時間は刻々と進む。
そして今、午前9時へと達した。
―――警告します禁止区域内です、後60秒で爆発します』
「!?」
(首輪からの声?爆発?禁止区域?馬鹿な!!)
ムスカは有能な人間である、しかし少々詰めの甘いところもある。
今回の彼の詰めの甘さは。
放送をまるまる聞き逃していたことだった。
「う、うおおおお!!」
大声を上げながら全速力でD-6へ走り始めた。
『45…44…43…』
時間は後43秒
一番近い病院のあるD-6ならば運がよければギリギリ間に合うだろう。
「こんな、こんなことで死んでたまるものかぁぁぁぁぁぁ!!」
大声を張り上げながら走り続ける。
『10…9…8』
まだか、まだつかないのか。
もう僅かしかない時間に焦りながら走り続ける。
『7…6…5』
「うあああああ!!」
(もう時間がない、こんな、こんな所でこの私が…!!)
そう思った瞬間。
『4…3…2、禁止区域からの離脱を確認しました。カウントを停止します』
カウント2の時点で脱出に成功した。
その言葉を聞いたとたんムスカは足を止めその場に倒れこんだ。
「はぁ…はぁ…!ふ、ふははははは!やはり私はついている!これもラピュタ神故か!!」
汗を流しながら大声で高笑いし、叫ぶ。
起き上がり、念のためその場から離れる。
だが、しかし。
その姿を。
その大声を。
彼等が見つけない訳がなかった。
◆ ◆ ◆
見つけた―――
高笑いと叫ぶ声を聞き、声の方に向かって見れば大砲を腕につけた茶髪の男がいた。
ご丁寧に血痕を作りながら歩いている。
「ランサー、奴だ」
戴宗の声を後ろに聞きながら鉄棒を構える
「ああ、どうやらあの男が坊主を殺した奴みたいだ…!」
そして、二人は男の前に出た。
◆ ◆ ◆
目の前に現れたのは例の東洋人と青い男だった。
「誰かと思えばこの私を閉じ込めた東洋人じゃないか、どうだったかね?私の置き土産は?」
言いながら二人の手元を見る。
東洋人は武器を持っておらず、青い男は先に数時間前に自分も使っていたのと同じアサシンナイフを鉄棒にくくりつけた槍を持っていた。
――勝った
目の前の二人は明らかに遠距離攻撃の術を持っていない、対して自分はキャノン砲を持っている。
(まず青い男を撃ち殺してやろう、そして東洋人が怯んだところに撃ち込んでやれば終わる!)
頭の中で殺す順番を考えているところに声がかかった。
「貴様が坊主を殺したのか?」
そう、青い男が聞いてきた。
坊主とは、先程殺した赤髪で生意気にもラピュタ神である自分にのみ許された雷を操る子供のことだろう。
「ああ、そうとも。突き刺しても死なずに抵抗してきたので転がっていた剣を突き刺してやった!全く愚かな小僧だったよ!!」
男はそうか、と言って棒を持ちなおした。
(今だ!!)
すばやく構えて引き金を弾く。
弾は発射され、男へとすさまじい速さで飛んで行き。
いとも簡単に避けられた。
「は――?」
次の瞬間、接近してきた男にダブルキャノンを付けている右腕を肩ごと切り落とされた。
「い、ぎゃあああああああ!?」
途端に、激痛が走り血が噴出する。
ランサーには見えている範囲で放たれる飛び道具に対処できる『矢除けの加護』がある。
さらに彼は第五次聖杯戦争のサーヴァント中で瞬間的な
故にダブルキャノンは避けられて当然だった。
彼の者は英雄にして半神、神と名乗っているだけのムスカとは違うのだ。
そして今度は激痛に顔を歪めるムスカの左肩から先を切り落とした。
「テメェは坊主を殺した挙句侮辱した、楽に殺してやりはしねぇ…………苦しみ抜いて死ね」
再び上がる叫び、ランサーはそんなことは知らぬといったように戴宗の元まで戻るとタッチした。
「う、うぁぁ…手が、手がぁ…ぁぁぁ…」
ムスカは両腕を失い、芋虫のように這いながら顔を上げた。
そして。
そこに鬼を見る。
鬼――戴宗はムスカの頭を掴んだ。
「ひっ……た、助け……!」
「殺された奴の仲間のために仇は残してやろうとしたのが間違いだった、エリオと同じ雷で、死ねぇぇぇぇぇぇ!!」
必死の命ごいは聞き入れられず、その身に雷が襲い掛かった。
「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!?!?」
ムスカの叫びが響く。
すでにエレキテルの電磁ガードは無い。
そのなんの護りも無い体に、手加減も、容赦すらもない雷が駆け巡る。
体は雷が巡った影響で発生した熱で体の至る所が焼け爛れ、焦げ始めた。
激痛と電撃により薄れ行く意識。
(わ、たし、は……ラピュ……タ、神………)
そこでムスカは事切れた。
◆ ◆ ◆
黒焦げになったムスカ『だった物』から手を離した戴宗は、その物体の傍にアサシンナイフでこう刻んだ。
『幼き戦士エリオ・モンディアルと義手義足の少年を殺した外道、ここに討つ』
「仇はとったぜ、エリオ」
戴宗はそう呟いて立ち上がり、ムスカのデイバックの中身とダブルキャノンを回収する。
切り落とされたムスカの右腕に刻印されているエリオの拳を見て、悲しさが溢れて来たがなんとか押し止めた。
ムスカだった物の傍に腕を刻印が見えるように置き、その傍にさらにこう刻んだ。
『最後の瞬間まで戦い続けた、幼き戦士エリオ・モンディアルに勝利の栄光を』
「これからどうする?」
ランサーが聞いてきた。
「エリオを埋葬してやりに戻って、霊安室の義手義足の少年のところにここの場所を書いてやろうと思う。後死んじまった嬢ちゃんの知り合いの菫川ねねねって奴を探す」
せめて彼の仲間に犯人が死んだことを伝えるために。
「その後は?」
「まだ決めちゃいねぇ、とりあえず殺し合いを止めて酒を探したいな」
ランサーはムスカの支給品から名簿と地図を取り出すとそれを見て。
「なら温泉にいかねぇか?殺し合いに乗ってない奴らもそこに集まるかもしれねぇ。酒だってあるだろ」
なるほどと思う、そこならば体を休めるのに適しているしゲームに乗っていない者が逃げ込むにはいい場所だろう。
「よし、決まりだ。行こうぜランサー」
「あいよ戴宗」
二人の男は歩き始める。
護り切れなかった幼い戦士の『戦いを止める』という遺志を継ぐために。
まずは病院に戻り、死の瞬間まで戦い抜いた彼を弔うために。
◆ ◆ ◆
812 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 23:31:09 ID:jBS5kQ120
◆j3Nf.sG1lk氏投下乙あれだね、マオを殺すには四方八方を電波で囲むに限るねGJでした!
813 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 23:31:40 ID:09CUkiokO
マオも遂に無差別マーダーに……投下GJ!
814 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 23:33:38 ID:.ha6enCUO
乙 もうやめて!マオの精神力はゼロよ!
エドで発狂寸前か……可符香なんてとんでもなかったな そしてθがんばれ。超がんばれ。
815 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 23:37:18 ID:ESDupKx.0
GJ まさにジャミングエド。心理描写が凄かった。
>>814 頭にハイメガキャノンをつけてパワーアップしてほしい。
816 :名無しセカンド:2007/10/29(月) 23:37:29 ID:ywwPo/.w0
投下乙です。
とうとうマオも無差別か……マーダー増えるなぁww
エドに頭をやられるマオを見てなんかクレヨンしんちゃんの映画を思い出したなぁ〜。
でもエドでここまでやられたらポロロッカ食らったら廃人だろうな。
817 :名無しセカンド:2007/10/30(火) 00:09:16 ID:Bj39tJ5U0
放送をまたいでないキャラも少なくなってきたな……
818 :名無しセカンド:2007/10/30(火) 00:23:17 ID:OxBuwbL20
乙。
シータがようやく自分から動き出したが、状況はあまりに悪い。
武器も戦闘能力もない少女がふたりぼっちとはな……
そして、優秀だが難儀な能力だなマオ。
>ポロロッカ
皆、忘れちゃいけない。
今、ヤツのすぐ近くには、あの底抜けにアホなバカップルとIQ180の名探偵もいるんだぜ?
その思考を一気に食らったら……
819 :やってられない名無しさん:2007/10/30(火) 00:29:15 ID:PAghSGJo0
ああ、マオ死ぬなそれ、脳の過負荷による死亡はw
820 :名無しセカンド:2007/10/30(火) 00:32:06 ID:n0/cmmu2O
アイザックについては知らんが、少なくともミリアには「話したがらない過去」とやらがあるとか聞いたんだが
もしかして原作では既に触れられてる設定なのか?
だとするとマオが絡むと厄介だよなぁ
821 :名無しセカンド:2007/10/30(火) 00:36:34 ID:6sUexHW.0
>>820 大丈夫。バカップルの向かった先はゴミ処分場だから。
ところでもうそろそろ次スレを立てないかい?
投下スレは本当なら6だし、テンプレに余計なのが混ざっているから
慌てないうちに立てといた方がいいかもしれない。
木曜には多分埋まるだろうし。
822 :名無しセカンド:2007/10/30(火) 16:24:30 ID:ulZIdrtI0
現在予約が10件……何という予約ラッシュ
823 :名無しセカンド:2007/10/30(火) 17:41:05 ID:y59LyDPo0
投下乙
ジェット苦労人伝説が動き出した……今後に期待
824 :名無しセカンド:2007/10/30(火) 18:25:50 ID:GbcqVVro0
乙です!!
できればチェスは純粋な子供に戻って欲しい……それはそれで微笑ましくて
頑張れジェット。
825 :名無しセカンド:2007/10/30(火) 18:29:13 ID:OfYrbegw0
乙。ビバップ勢が動き出して感謝
ジェットも色々と気づき始めたな
826 :やってられない名無しさん:2007/10/30(火) 19:09:25 ID:2iDN..DI0
そういえばこの掲示板最高何行だっけ
827 :名無しセカンド:2007/10/30(火) 19:37:31 ID:ulZIdrtI0
乙。地味ながら重要なフラグがたったような気がする今回。
子供らしいチェスはかわいいね
>>826 たしか1000行じゃなかったっけ
llllllllllllllllllllllllllll/llllllllllllllll!! iilllll!! iill!! i! ll!! ! ,| ill llllllllllヽllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllll/llllllllllllllllll!! ill! ! il! / / 、 /|| l! l! l! llヽlllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllll/llllllllllllllllll! il! /_/|,_/!,,_,,_∧_n /| i //::|| ! `,llllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllllll/lllllllllllllllll! |::::::::::::::::::::::::_:::`::':::Lト、,_|/:::|:| i i ,|llll○llllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllll/llllllllllllllll! |:::::::::::: "  ̄ ~ 丶、 :::::::::: '!!|,,_//| |lllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllllllllllllll llllll! |::::::: ::ト、 ,i |llllllllllllllll○lllllllll
llllllllllllllllllll|llllllll! !lll! i i i |:::: /~~``''‐、, _ ' !、 |llllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllll`llllll!∧ト-!-"!''!トi;;"!!'―---/ ` 、 ' 丶 ト、 |llllllll○llllllllllllllllll
lllllllllllllllllllllllllllllllllll!:ヽ:::::(: ||:::::::::::::::::... '、 ノ_ , ○ ' / }, |lllllllllllllllllllllllllllllll
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| / `' \| | `、○lllllllllllllllllll○lllllllllllllllllllllllllllllllllll
| / ○ | i ○ llllll○llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll○
ムスカが1000をお知らせしない
【D-6/病院西側を病院に向かって移動中/1日目/昼】
【チーム:幼き戦士の遺志を継ぐ漢達】
[共通思考]
1.エリオの遺志を継ぎ、主催者の打倒。またはゲームからの脱出
2.病院に向かいエリオを弔う
3.その後温泉に向かう
4.エリオの身内や仲間を探して、エリオを殺した犯人を討ったことを伝える
5.1の達成のために仲間を集める
【神行太保・戴宗@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-】
[状態]:疲労(中)、強い決意
[装備]:なし
[道具]:デイバッグ、支給品一式(食料-[握り飯、3日分])
エリオの治療用の氷 、空になった虎柄の水筒
アサシンナイフ@さよなら絶望先生×10本、乖離剣・エア@Fate/stay night
『涼宮ハルヒの憂鬱』全巻セット@らき☆すた(『分裂』まで。『憂鬱』が抜けています)
不明支給品1〜2個(確認済み)
ダブルキャノン@サイボーグクロちゃん (残弾28/30)
支給品一式(-地図、-名簿)(食料-[大量のチョコレート][紅茶][エドの食料(詳細不明)])
[思考]: 基本:不義は見逃さず。悪は成敗する
1.義手義足の少年(エド)の遺体の元に行き、犯人である外道(ムスカ)を討った場所と、経緯を残す
2.どこかで酒を調達したい。
3.菫川ねねねを捜し、少女(アニタ)との関連性を探ってみる。
4.義手義足の少年(エド)の身内や仲間を探してみる。
最終:螺旋王ロージェノムを打倒し、元の世界へと帰還する
※空になった虎柄の水筒が病室に転がっています
【ランサー@Fate/stay night】
[状態]:疲労(中)、強い決意
[装備]:鉄槍(折ったポール+アサシンナイフ@さよなら絶望先生×1本)
[道具]:デイバック、支給品一式、ヴァッシュの手配書、
不明支給品0〜2個(槍・デバイスは無い) 、エリオの治療用の氷と包帯、
偽・螺旋剣@Fate/stay night、支給品一式、防水性の紙×10@現実 、暗視双眼鏡@現実
[思考] : 基本:このゲームに乗ったもの、そして管理している者との戦いを愉しませてもらう
1.戦闘準備を整える(体力の回復、まともな槍の調達)
2.言峰、ギルガメッシュ、ヴァッシュと出会えば、それぞれに借りを返す
言峰とギルガメッシュは殺す。ヴァッシュに対してはまだ未定
3.ゲームに乗っていなくとも、強者とは手合わせしたい
※まともな槍が博物館にあるかも知れないと考えています
【ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ@天空の城ラピュタ 死亡】