リリカルなのはクロスSSその9

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638名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 20:37:18 ID:V51z1Tc7
>>636
だって、シリーズが放送中だもん
それに大体こんな感じだよ、前回も前々回も
639名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 20:39:32 ID:aOLyG+Xx
その代わり雑談自重とテンプレ守ればモラルは高い良スレ

なんならおまいさんも 書 か な い か 
640名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 20:42:38 ID:AtDZNeb9
ウホッ!!いいSS作家・・・
641名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 20:46:16 ID:OMtmikF4
>>637-638
マジっすか……職人さん達がひしめき合っている状況は喜ぶべきなのでしょうが
感想を書いていくのがぜんぜん追いつかないのは・・・むう

>>639-640
だが断るっ!

そろそろ次スレですね・・職人さんの作品の続きがどれも楽しみですが
職人さん方は特に楽しみにしている作品ってありますかね?
642リリカルなのはBsts:2007/08/03(金) 20:50:23 ID:C2x8ZeKt
自分が特に期待している作品はライダー系ですね。
643名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 20:51:41 ID:s0x6KRBu
『ダブルクロス・リプレイ・ストライク』で主人公の回りに集った四人の美少女がそれぞれの世界に帰った後に、

今度は機動六課の八人が彼のアパートを間借りするというのを考えた。
ダブクロの世界には感染すると超能力者になるウィルスが蔓延しているのでうかつに帰られないのだが……

明らかに元ストーリーの主人公、国見以蔵が蔑ろにされる。
そして地下スレすれすれだがそうならない、それが天からのクオリティ。
644リリカル龍騎 ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/03(金) 21:00:46 ID:Z0rqTtko
では、宣言どおり投下します

侑斗「それと最初に言っておく。前回同様かーなーり、短い!」
645名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 21:01:42 ID:AtDZNeb9
支援
646NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/03(金) 21:02:29 ID:Z0rqTtko
「ハァ、ハァ、ハァ…」
 HELLSING本部地下階。ルークが必死の形相で逃げている。
ジャッカルで撃たれ、左足を失いながらも、死にたくないという一心で逃げ続ける。
そして階段前まで逃げることには成功したが…再びジャッカルで撃たれ、無事な右足も失ってしまう。
足が無くては立つことは不可能。そのまま転倒し、階段に激突した。
足を失い、座り込むルーク。その顔は恐怖で引きつっていた。
「一体…いっ一体…お前は…お前は一体何なんだ!」
 アーカードに対し、その言葉を投げかける。もはや元が人型だったとは到底わからないような形状になってしまっているが…

 第四話『DEAD ZONE』(4)

 アーカードだったものが寄り集まり、再び人型に戻る。
アーカードの上半身に、胸部の大きな目。そして下半身は無数のムカデ…いや、たった今人の下半身になった。
「さあどうした?まだ足が二本ちぎれただけだぞ。かかって来い!」
 そう言うと、銃で撃ってちぎったルークの両足を見せ付ける。
…無くなった自分の足を笑顔で見せびらかすものを見て、恐怖を感じないものはいない。ルークもまた然り。
だが、アーカードはそんな事は無視し、立ち上がって再びかかってくるよう言う。
「使い魔達を出せ!体を変化させろ!足を再構築して立ち上がれ!銃を拾って反撃しろ!
さあ夜はこれからだ!お楽しみはこれからだ!HURRY! HURRY HURRY!! HURRY HURRY HURRY!!!」
 アーカードは笑顔で戦いを促す。先ほどまでの戦いがよほど楽しかったのだろう。
一方のルークはもはや戦意は無く、ただ死にたくないという感情のみだ。
「ばッ…ば、ばッ化け物め!」
 さすがに戦意が無いことを感じ取ったのか、ひどく失望した表情となるアーカード。そしてルークに罵声を浴びせる。
「そうか、貴様もそうなのか、小僧。出来損ないのくだらない生きものめ」
「ほざくな!HELLSINGのオモチャめ!英国国教会の犬に成り下がった貴様に吸血鬼としての「やかましい!」
 失望の次は怒り声。アーカードを見ると、右腕が巨大な犬…いや、無数の目が付いた犬型の異形へと姿を変えていた。
「おまえは犬の肉(エサ)だ」
 そう言って、右腕の犬を切り離し、ルークへと飛ばす。
ルークは死を感じ取り、とっさに拾った銃で撃つ、撃つ、撃つ。
「う、あい、う、うお、う、あ、お、お、ああ、あああ」
 もはや呂律すら回らない。さらに銃を撃っても犬には効かない。
647NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/03(金) 21:03:33 ID:Z0rqTtko
そんなことをしている間に、犬がルークへと近づき…喰らいついた。
そしてルークはそのまま断末魔を上げ、犬に捕食された。骨ひとつ残さずに。
「所詮こんなものか小僧。おまえはまるでくそのような男だ。犬のくそになってしまえ。
この調子では上の奴も程が知れるが…存外に苦戦しているようじゃあないか」
 そう言うとアーカードは、自分の棺へと戻っていった。

 一方、3階。こちらはこちらで大変なことになっていた。
足を掴まれ転倒したティアナが、元HELLSING局員のグールの群れにもみくちゃにされているという状態である。
何とか脱出すべくもがくが、いかんせん数が数だ。そう簡単に逃れることはできない…はずだった。
『Set up. Dagger Mode.』
 その声とともに、腕の無くなったグールが一体宙を舞う。
それからさらに数秒、ティアナは未だグールの群れからの脱出できず…いや、脱出する気が無いのだろう。
片っ端から体術とダガーモードの刃でグールを粉砕している。しかも赤い瞳で、狂気じみた笑顔をして。
暴走か、はたまた闘争の狂喜に取りつかれたのか。そんな親友を見て、スバルは唖然とするしかない。
 一方のインテグラは、この惨状に固まってしまっている。
「そんな…なんて事…部下達が…うちの職員たちまでもが…グールに…ッ!!」
 そうこうしている間にも、ティアナは未だ大暴れしている。
あるものは肘で頭を砕き、あるものはダガーモード(もはやダガーとは名ばかりの長剣だが、それは置いておく)で両断し、そしてあるものは踵で脳天を割る。
そしてグールを踏み砕こうとしたとき、誰かがティアナを止めた。
「ティアナ!もういい、もう十分だ!」
 その誰かとは、インテグラである。さすがに職員をこれ以上手酷く殺させるわけにはいかないとでも思ったのだろうか。
「もう…もうやめてくれ…」
 インテグラの真意はわからない。ただ、ひどく悲しそうな…それこそ今にも泣きそうな目をしている。
インテグラの静止により、ティアナが正気に戻る。瞳も元の色に戻り、そして周囲の惨劇に絶句した。
648NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/03(金) 21:04:49 ID:Z0rqTtko
 その頃、ウォルターがついにヤンを止めた。
渾身の蹴りで壁にたたきつけ、さすがの吸血鬼も動けないほどのダメージである。
だが、ヤンはそれでもゲラゲラと笑っている。死ぬのも覚悟していたかのように。
「もうチェックメイトだ、小僧」
 一方のウォルターは、怒りを隠そうともしない。表情は怒りに満ちており、鋼線を歯に銜えている。
「殺りなよ、ご老体」
「殺さんよ。これだけの事をしたのだ。誰の差し金か吐いてもらってからたっぷりと殺してやる」
「甘いよねェ、あんたらつくづく」
 そういったやり取りの最中、インテグラが近づいてくる。怒りを面には出していないが、雰囲気が怒りを表している。
そしてヤンの目の前まで歩き、止まった。そのインテグラをヤンが挑発する。
「よう、ビッチ」
 刹那、インテグラが弾丸を叩き込む。その数5発。心臓や頭には当てていないが、相当痛いだろう。
…その証拠に、ヤンが銃創を抑えながらうずくまっている。
「軽口を叩くな。私は怒っている」
「くっくふくふふはひはははははは」
 うずくまったまま高笑いをあげるヤン。もうすぐ拷問の末に死ぬというのに、どういうつもりか。
「おまえらは一体何なんだ?一体何の真似でこんなことを?後ろで誰が糸を引いている?答えろ!」
 銃を向けたままインテグラが問う。だがヤンは相変わらず高笑いをあげ続けていた。
「笑うな!答えろ!」
 インテグラの怒声が響き、ようやくヤンが高笑いをやめた。
そしてインテグラに対して話し始める…が、彼女らの意図したものとは全く別の答えだった。
「あんたらももう知ってんだろうが、俺の内に埋め込まれた機械類は、今こうしている時も連中に情報を送り続けているんだぜ。
作戦が失敗した事だって…この会話も筒抜けなのさ!
連中が作戦に失敗して、今全部ゲロしようとしてるこの俺を…生かしておくと思うのかい?」
 そう言い終わらないうちに。ヤンの首から炎が吹き上がる。
その炎はどんどん燃え広がり、あっという間にヤンの全身を覆った。
「な…ッ!?」
「はぁはははぁ!やっぱなあッ!ひはははははァ!
ひひひははバカ共、教えてやる。一ッコだけ教えてやるヒヒヒヒ。せいぜい頑張るコトだな、ビッチ!」
 そう言うと燃え残った左手の中指を立て、最後の一言を残す。
「ミレニ…アム…」
 そしてヤンは真っ白な灰になり、この世から姿を消した。
死に際にひとつの手がかり…『ミレニアム』という言葉を残して。
「ミ…ミレ…ミレニアム?」
 ミレニアム。普通に考えれば『1000年』とか『十世紀間』とか、そういう意味だろう。
だが、実際には違うはず。そうでもなければヒントとは到底いえないだろう。
…それはさておき、この一件で憔悴しきったインテグラをウォルターが気遣う。
「大丈夫ですか、お嬢様」
「ああ、私は…それより彼らを楽に…させてくれ…」
 彼らとは、言うまでもなくグールにされたHELLSING局員の事である。
先ほどのティアナの暴走で大半は死…いや、楽になったが、まだそうなっていない者も結構いる。
649NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/03(金) 21:05:53 ID:Z0rqTtko
「は…」「いや、それはダメだ。ウォルター」
 突然の声に振り向くウォルター。今まできれいさっぱり忘れられていたアイランズがいた。
銃身を持ち、インテグラに渡そうとするアイランズ。安全装置は外してある。
「指揮官の仕事だ…インテグラ、君がやるべきだ。その義務がある」
「アイランズ卿、それはあまりにも…」
「否、『仕方が無かった』は通用しない。何か準備や方法があったはずなのだ」
 ウォルターがアイランズをたしなめるも、そのアイランズは聞く耳を持たず。逆にインテグラを追い詰める。
「すべての責任はおまえにある。おまえが指揮者なのだから。違うかね?
彼らが死んだのも、死にぞこなっているのも、全ておまえのせいだ」
 そう言われたインテグラはアイランズから銃を受け取り、グールへと近づき、銃を突きつけた。
「…許してくれとは言わない。全部…私のせいだ」
 そしてグールの頭に発砲し、楽にした。
「ウォルター、ミレニアムとやらを調べろ。速やかに、徹底的にだ」
「はっ、無論です」
「この落とし前は兆倍にして返すぞ」

 その頃、某国某所。幾人もの人間が集まり、何かの相談をしている。
何の相談かはわからないが、時折『吸血鬼』や『軍事』、『グール』という単語が聞こえる。
おそらくは、バレンタイン兄弟を送り込み、HELLSING機関を壊滅寸前にまで追いやった張本人達だろう。
…と、眼鏡の男性がこの相談を止めた。
「まあいい、諸君。研究を再開しよう」

TO BE CONTINUED
650NANOSING ◆l5ZL/l4pJY :2007/08/03(金) 21:07:57 ID:Z0rqTtko
投下終了です。

ダガーモード…ええ、もはやダガーじゃありません。まるっきり某FF8のガンブ○ードです
とりあえず「HURRY! HURRY HU(ry」ができたので満足ですが…
ここ数話ほどティアナ・スバル両名の影が薄いような気が…orz
651魔法少女リリカルスクリームの人:2007/08/03(金) 21:08:24 ID:hR8Ik4cG
>>641
やっすぱりライダー系かなあ…。
あとなのはBstsも楽しみにしてます。
652魔法少女リリカルスクリームの人:2007/08/03(金) 21:12:46 ID:hR8Ik4cG
×やっすぱり
○やっぱり
リリカル龍騎氏GJ!
653名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 21:21:47 ID:fNoY5LDP
GJ!
ティアナも狂気の闘争の世界に足を踏み入れ始めたようだな。
654名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 21:24:39 ID:V51z1Tc7
GJでございました!
読解は幸せ!

さて、それは置いといてティアナ覚醒キタ――――!
655名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 21:28:00 ID:AtDZNeb9
GJ!!アーカードたちの存在感がありすぎるからしょうがない。
656リリカルなのはBsts:2007/08/03(金) 21:50:58 ID:C2x8ZeKt
GJです!流石に上手いですなぁ。

>>651

楽しんでいただいてるとは……励みになります。

チータス実はプログラムが1番若いんです。(リインUぐらいの若さ
657名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 21:55:50 ID:QWVkgGlm
475Kb越えましたか?
658名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 21:57:19 ID:QWVkgGlm
失礼。
あと2kb
659名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 21:57:23 ID:V51z1Tc7
もう超えるな
660魔法少女リリカルスクリームの人:2007/08/03(金) 22:02:57 ID:hR8Ik4cG
次スレもう建ってましたっけ?
建てて来ても構わないですかね?
規制に引っかかると思うけど。
661名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 22:08:30 ID:V51z1Tc7
構いませんぜ?
662名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 22:11:24 ID:QWVkgGlm
頼みます…くどいようですがPSPなんで
663魔法少女リリカルスクリームの人:2007/08/03(金) 22:19:05 ID:hR8Ik4cG
664名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/03(金) 22:23:58 ID:V51z1Tc7
乙です
665名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 01:25:19 ID:xIL0uGLs
あー、剣客商売とクロスとか、
キムタクとかやってみてー。
666(なのはStS+φ's正伝):2007/08/04(土) 13:08:27 ID:sNlOkB7r
埋めるついでにちょっとだけ……本編の執筆があまり進まないので苛々してたら
いつの間にかこんな話を書いていました、原型はまるでありません
もしあれならばまとめサイトには乗せなくても結構ですので、それじゃいきます

それと最初にごめんなさいと謝りながら……いきます
667(なのはStS+φ's正伝):2007/08/04(土) 13:11:37 ID:sNlOkB7r
太陽の光が一段と強くなる中で、いつものような長話はようやく終わりに近づいてきた。

「さて、皆さん……私の話はここで終わりますが皆さんはスマートブレインの学生です」
「その誇り高き称号に恥じぬよう、上の上たる夏休みを過ごすように」

あーちくしょう! 暑い、暑い! 蒸し暑い……いったいなんなんだ今日の暑さは
いくら夏だからってこれじゃいつか絶対に倒れちまうぞ!
自慢にはならないがもう少し話が延長されていたら倒れる自信がある。

「……ったくなんでクーラーが効いてないんだよ」
「外にクーラーがあるわけないだろ・・・何を言ってるんだ」

俺は乾巧、18歳。高校2年生……なんだよ、年が合わないって?
他人より高校に入学するのが遅かっただけだ! 別に留年したわけじゃねえ!
とにかくこの『私立スマートブレイン高校(通称“脳学”)』に通っている高校2年生なんだよ!

「けど今日さえ我慢すれば、明日から夏休みだしいいんじゃないかな」

俺の後ろで話しているこいつは“澤田亜希”って名前で俺より2つ年下の16歳だが同じく高校2年生だ。
いつもヘッドフォンをつけて音楽を聴いている、手先の器用さは一級品で特に折り紙は上手い
さすがにこの場では身につけていないがまるで音楽が身体の一部になってるかのようだ


この名門中の名門である高校に入るにはそれなりに厳しい試験が必要なはずなのだが・・・
俺が普段バイトしている『菊地クリーニング店』で配達に行っていた時のこと
先程まで全校生徒に向けて挨拶をしていた“村上峡児”という校長の家に配達しに行った瞬間

[おお・・・素晴らしい、あなたは上の上を超えられる資質が充分にある]

と言われて半ば強制的に入学が決定されてしまったのだ、こっちの話も聞かずに。
当然バイトのこともあるし店長である啓太郎と店員その2である真理に相談したが

『いいじゃないそれ! タッ君ならきっと学校でも楽しくやれるよ!』
『そうだよ! 店のことは何も心配しなくていいから』
『いやバイトには出るけど……俺そろそろ19だぞ? もう遅いんじゃないか?』
『何言ってるのさ? だからこそ昔あの日に失った青春を取り戻す時なんじゃないか!』
668(なのはStS+φ's正伝):2007/08/04(土) 13:13:52 ID:sNlOkB7r
真理も啓太郎も反対しないどころか賛同しやがった、あいつら俺をなんだと……ただのアルバイトか。
普段はあまり連絡をとらない親父達のところにも連絡してみた、すると

『是非入りなさい! 風来坊のおまえもいい加減落ちつかないとな!』
『応援してるわ! もし恋人ができたら連れてくるのよ!』
『できねえよ!』

――驚くどころか電話の向こうで涙を流して喜んでやがったのだ。
とどめに何時の間にかいやがった居候兼バイトの男が近づいて来ていつもの顔で言った。

『いいんじゃないかな? 君がいなければ俺達も幾分か平和に過ごせるし』
『君は学校生活を満喫するといい、少ない友達も少しは増えるかもしれないしな』


もちろんその後も金がないとか相応しくないとかいろいろ断る口実を使ったが
問題点はすべて向こうが解決してしまいそれどころか贈り物……というか賄賂を押しつけやがった。
ちなみに決して金関係の物を渡されたわけではない、しかし俺はそれが気にいった。
ついつい貰っておくと言ってしまいその時点でここに入学することは決定事項となってしまったのだ。

「……確かにあれは役立つけど、なんであんなものくれたんだろうな?」
「ん? ……ああ、あれかい? さあね、あの校長の考えることはわからないから。」
「そりゃそうだよな、知ってる奴がいたら顔を見てみたいぜ」
「まったくだね」

俺達の話し声に気付いたのか村上校長がこちらを睨む、すると怒鳴り声と共にいつものあれが飛んでくる

「こらそこ! 私語を慎みなさい!」

普通教師が投げるものはチョークと相場が決まってるのだがあろうことかこの校長は薔薇を投げつけてくる。
しかもスピードが速く人間の身体を討ち抜きかねないほどの鋭さを秘めている
一度誰かに大怪我させたこともあるという噂があるがその時にこんなことを口にしたらしい

『上の上が予想外のことに冷静に対応するのは当然。あの程度を避けれない下の下の生徒が悪いのです』

真実かどうかはともかく言いそうだ……まったく末恐ろしい校長だよな。
なぜここが最難関と呼ばれるのか今更ながらわかった気がするぜ
669(なのはStS+φ's正伝):2007/08/04(土) 13:18:31 ID:sNlOkB7r
そして終業式も終わり明日から夏休み……なのだがまるで予定を立てていなかった。
澤田とは帰り道が一緒というか学生寮で暮らしているのだから一緒でも仕方ない。
歩きながら取り留めのない話をして寮までの道を歩いている。

「通知表はどうだったのかな、総合評価がどれくらいなのかを教えてほしい」
「中の上」
「へえ、やるね。俺は上の下だったけど」
「……つーかそのヘッドフォン付けてて暑くないのか?」

俺の突っ込みも澤田は馬の耳に念仏でまるで聞く耳を持たずにいつものように音楽を聴いている。

そしてまたもやこの単語がでたが脳学では通知表を数字ではなく言葉で表している
「上の上」から「下の下」まで9段階ほどある・・・ちなみにこれは校長の独断らしい。
私立だからたぶん問題はないのだろうが……わかりにくいのかわかりやすいのか。


「おや?」
「どうした澤田?」
「見ろよ、あいつは……」

立ち止まった澤田は真正面にいた一人の人間を指差していた、その後ろ姿は見間違え様もない
少しキノコっぽいような髪型といかにも真面目そうに制服を正しく着ているその男は……

「おいそこの偽善者!」
「・・・おれは木場勇治だけど」
「ああそうだったか?」

自分達よりひとつ上の学年にいる木場勇治だった。俺は偽善者と呼びがちだが
こいつはよくクリーニングを頼みに来る言わば常連客というやつだ。
真理のやつがどことなく気に入っているがそれがあの草加雅人は気に入っていない。

「……乾君、一応おれは先輩なんだけどな」
「年は俺と同じぐらいだろ、それより……また勉強か?」
「うん。そろそろ大学受験も近いからね」
「たしか建築技師になるとかって言ってたな……あんま無理すんなよ」
「ああ、ありがとう。」
「別に・・・」

誰かに礼を言われるとつい反射的にこんな態度を取ってしまうのはもう癖だった。
しかも俺は口が非常に悪い、少し口を開いて本音を喋っただけで学園中の人間から距離を置かれた。
それでもまだ普通に接してくれるのは木場と澤田を除けば殆どいない。
これではまた草加雅人にバカにされる、あいつの行動すべてが俺は気に入らなかった。
670(なのはStS+φ's正伝):2007/08/04(土) 13:23:11 ID:sNlOkB7r
どうにかしてあの男を見返してやりたいと思ったが方法がない……そう考えていたときだった。

『ディエチ、クアットロ! 無事か……じっとしてろ、今行く!』

どこからか幻聴が聞こえてきた……と思ったがどうやらそうではないらしい。
木場も澤田も驚きながらも周囲を見渡しているが何も見えない
今度は声の聞こえてきた方向を見ると・・・猛烈な勢いで砂煙を上げながらなにかが迫ってきた。

『IS機動……! いくぞ、ライドインパルスッ!!』
「えぇっ!?」

撒き上がった砂煙の奥に見えていた人影が消えたと思った瞬間弾き飛ばされていた……木場勇治が
宙を舞い回転しながら美しい弧を描き地面に叩きつけられた、ああおしい
着地さえ成功していれば高評価・・・って違う、そうじゃねえ!

「おい大丈夫か、木場!? おい!」
「約束、して・・・俺の・・・俺のできなかったこと、君が・・・」
「ふざけんな! 俺が建築技師になれるわけねえだろ!!」
「確かにそれもそうだね……あ」

少々の打ち身ですんだことを運が言いと喜びながら制服についた泥を払って立ち上がる木場。
しかし手に持っていたはずの参考書は……不運なこと近くの川に落ちて流されていった
木場は笑顔でいるが少々落ち込んでいる、あの参考書は大事なものだったらしいが……

「……不運でしたね、木場勇治」
「ううん、いいんだ。俺の身体をあの参考書が守ってくれたみたいだから」
「だけどあんたは受験のことも……」
「仕方ないさ、また新しいのを買うことにするよ」

やはり落ち込んでいる……無理も無い、木場の奴は暇があればあの参考書でいつも勉強していたのだから。
あれは同じく建築技師である親から貰ったものでとても大切なものだと言っていた。
……買い直せるわけがない。参考書は買い直せてもあの本の本当の価値は戻せない。
671(なのはStS+φ's正伝):2007/08/04(土) 13:24:45 ID:sNlOkB7r

意気消沈している木場を見ての俺の頭にだんだん怒りと血が登ってきて顔が真っ赤になっていく。
熱に弱い俺の頭はほとんどオーバーヒート寸前だったが不思議なことに行動は冷静だった。

「……おい木場、そこでじっとしてろ」
「乾君?」
「澤田は木場を見張っててくれ」
「おい…?」

俺は静かに呟きながらポケットの中から携帯電話を取り出す――それはただの携帯じゃない
“φ”のマークがついたその電話に特別な暗号を入力する。
"5821"『Auto Vajin Come Closer』
特殊音声が鳴り響いた数秒後、一台のバイクが無人走行して俺の傍にやってくる。

それは銀色のオフロードバイク[SB-555V]通称“オートバジン”と呼ぶハイテクメカだった。

「乾君? 何を・・・」
「……ちょっと行ってくるぜ」
「行くってどこに!?」
「乾君!!」

木場の言葉を聞こえないふりしてハンドル部分に下がっていたメットを被りオートバジンに乗った。
エンジンを吹かして走らせるとすぐにミラーから澤田と木場の姿は見えなくる。
もう何も聞こえない、聞く気もない……走り出した理由はたったひとつ。
あの時通り過ぎていった声の主を見つけること、それ以外にない

「許さねえぞあの野郎……絶対にとっ捕まえて、あの偽善者に謝らせてやる!!」

たとえどんな理由があったとてもあいつの大切な物を奪ったことだけは許せない。
俺は怒りと共にオートバジンのスピードをさらに上げて、怒りを乗せるかのように走り続けた。
672なのはStS+φ's正伝:2007/08/04(土) 13:29:34 ID:sNlOkB7r
投下完遂・・・何やってるんでしょうか私は、熱で頭がやられたんでしょうか?
番外編でも書こうかなと考えてたのにいつのまにか学園ものになっていた・・・
続きを書く気は今のところない……ってこの言葉初投稿の時にも使いましたね

以降こういうことはやめます、そしてもしも心を害したのなら
これはまとめサイトに乗せなくても結構ですので・・・重ね重ねすいません
673名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 16:56:41 ID:/sdJn4cO
原作知らんからさっぱりだが投下した勇気を否定することなど出来ない!

GJ
674マスカレード:2007/08/04(土) 17:34:46 ID:7SKLDosU
今気付きました、かーなーりGJです!

まさか澤田君を出してくれるとは感激です……!
木場の劇場版の台詞とかも面白かったですw
たまにはこういう一発ネタみたいのもいいと思いますよ〜
675名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 17:43:12 ID:/3o17d+1
なにがどうなっているのやら。
555は正伝の方は読んだことないがこんなお話なのか?
番外編を投下してくれるのはいいのだが、なのは関連の話が殆ど無いしφ's正伝の方も独自設定満載となるとかなり食傷ぎみ
なのはStS+φ's正伝本編は楽しみにしている作品なので頑張ってください
676名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 18:50:39 ID:/sdJn4cO
                  ,  ' ´        `ヽ、
                  /              \
                /    /          ヽ  ',
                  /   ./            ',  l
              |   /   / /  {   ヽ、  l   |
              |   | |. / / | 八 ∧ }\ j  |
              |   | l∨レ‐-レ'  ∨ _,∨-‐ヽ|  |
              |   | | /三三ム/ .ィ'て丁} |  |    /⌒l
              |   | |戈三三ヲ   弋zソノ /|  |.   /   ,'
         ___     l   |八 `¨¨´  ,.      /l !   |  /   /
.      / r─ァ'}   /|.  | | l\.    r__ァ   /l |.|  |/   /
    /ヽヽ{_,ノ /   //l.  l_|_レ' `ト  _, ィ´\j_l」  /    .{⌒L__
     | r_ノ_ノ  ./   //./l.  |: : .: .:_」 ̄`V´ ̄L_.: .: .:|  }    ', ヽ }-、
     |.    /  // {_」  |: .: .:/          .>┴v′___   \__){ {
     |_   /   .{ {/´ 人  |: : /`v────v{__   `ー  `ヽ.  {  ', \
     L_` ー┼┐ j/: : 〈: : \|.:/ ̄\  X  /  j: \      }  \__)一'
   / | `ー┤ノ} /: : .: .:`¨¨フ´ト、   `¨¨¨¨´   .ノ|く : }\       ノ
   {: :l   /: :|,/ : : l: : : :く : : | \.      / l: :∨  `ー……'7´
677名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 18:52:30 ID:/sdJn4cO
        \\  \               -‐─‐- 、
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`丶、       \\  \__   ./⌒V´::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:: ヽ
    `丶、.      \}.   レ'´|  ./:.::.::/^V^V⌒ヽノ⌒ヽ::.::.::.::',
      `丶、      \.    | /:./:./::.::.::.::.::.::.::./V^l:.::.|::.::.::.:: l
         `>‐─<\  {./:./:./::./::. |::./|::.::|  j::.::ト、 :.::. |
          /::.: : : : : :.:ヽ \\{__{:.:.:|::|::.l/ l::.::|  x≦j }-、:.:|-、
           |::.: : .  . : ::|  l  ト、\|::|代ラk|: /ィfユフ  f }:ノ: :}
           |::.: : .  . : ::|  |  Lノ  Vl:{   レ      }./ : /`丶、
______________人::.::.::.: :.::.::丿 丿 /    Vハ  L      /: : : /    `丶、
           >─一'´ / ./      Vヘ  r___ァ  /: : .: .:/\_, -──\
 ̄ ̄ ̄`¨7¨¨¨´     /  /       ',__\_____/{: : : .: ./:/: : : : : : : : .: .:',
      /  ___/  ./ト、     /}∨: : |\八: : : /´: : : : / ̄\: : : i
      ./ /         / !  >┬‐'´./ ハ: : | ./ /:\/‐─-、/     \: |
     //        /   j /   } /   /: :', :|/ /: :/ ̄ ̄\\     }ノ
    /       /\__ノ {___/  /: : : ∨: {/ : : : : : : : .:\\  /:|
-‐' ´         / ̄ ̄    \   /: : : : : : :V´ : : : : : : : : : : : : } }/ : : l
     __, -‐'´          `マ´ : : : : : : : : ∧: : : : : : : : : : : : .:j/: : : : :j
__, -‐'´                  |∨: : : : : : : : : ∧: : : : : : : : .: .:/: : : : : .:/
                     |.:∨: : : : : : : : : .:}: : : : : : : :/: : : : : : : /
678名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 18:53:53 ID:B9t6kDwq
         〃     /::/: : /.: : : : :.:/:_:/_:∠斗匕l|'  _ヽ !ヽ: :.',: :ヽ :\ : : \
         ||     /::/: : /: : : : : ̄| :/ ;仁二//リ  ノ>ト、|: :│ :|:\: `ト、: : !
           /||     /:/: : :,': : : : : : : :|:{〃´ ̄`゙ヾ'    ィ=弌Y:| :│ : \!ハ: |
.          │||      |:,' : : : : : : : : : : 小  /////     〉/////j/V〈: : : ト、\j/
.          │||      |:!: : :/: : : : : : : :l:|           ___   ハ: : : ヽ: ∨ヽ:\     アッー!う、埋まっちゃうー!
.          Y|.     |:! : / :| : : : : : : l:|         /ー ‐一}     }: : : : |.: |  ∨
            Y    リ: ,':.:/| : : : : : : |;ゝ     /     ∨    /: : : : :|:八
            ヽ    /: :|:/:│.:.: : : : :.|.     {      /    イ: : : : : :|\:\
           \ /,: : |': :│.:.: :ハ: :| ヘ      `ー── '  /:.│: : : :l: |: : l\}
           ー=`くj: : : : : :| : :/l: 八:ヽ._丶、       /: |: : :|: :.:/|:ハ: }
             /:/ : : : ノ/: V:ヽ、: ___: : :>─  -rイ: : :..|: :/}/ヽ:イ ノ'´
               {: {: :{: 从.: : : : : : :.:\ 二二二二ニ片l_: :∨ ノ}/}/
             ヾ\Nヘ:\ : : : : : : : ヽ ̄ ̄|:::| 厂:::::::]: : `< __
                    \:_>\: : : : : : : :Y   |:::| /::/ ̄/: : : : : : ヽ: : >
             / ̄ ̄\`ヽハ: : : : : j: :L.. |:::| |:::|  _L : : : ヽ: : 厂
            r'         } : }: :./∨ ~`ヾf-ゞY´  ト、: : : }: 人
           /   ―-   _ _ ノ八j/\    ヘ{___}ヘ ∨:/j/ / ̄}_
             〈            二ニー-、/   /| | ヽ   {'´  /   ヽ }
         /                    }  /j | |\ゝ   }ー'´       \

679名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 18:57:30 ID:/sdJn4cO
     チビたぬき隊長
        ↓
         ∩,∩     
       ,,"" __ ゙゙ヽ;
      ミ (( ・∀・x) 
     ;(ノ~r‐‐、 ';)
     ⊂;,;'l x ';;
       ''∪''∪

     チビたぬき隊長
        ↓
        ∩,,∩     
       ,," _ ゙゙ヽ;
      ミ ((・∀・x))ミ  もふもふやでー?
     ;(ノ~r‐‐、 ';)
     ⊂;,;'l x ';;
       ''∪''∪
680名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 18:58:34 ID:/sdJn4cO
      A        _  
.    〔□X□〕  , ・´ ̄   ̄ ` ・、
      .'U'  ./  へ::::::::::::::へ   \
      |.| ,<, / ヘ ̄ ̄ ヘ ヽ   、>、  _ 
      ()()> y ./      丶 `.、>  <()(ノ
     (゜_゜ )/i i        、  i ヽ'( ゜_゜)
      |.| ヽ〃 |リル. i Nviノ| l │ i|_ノ
      |.|  レ!小l●ヽハノ ● 从 |、i|       すこし、頭冷やすにょろ。
      |.|  ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ノ|ノ.ノ
        /⌒ヽ (ヘ   ゝ._)  .ノノ /⌒i 
      \」~ ・へ>,、 __, イへ/w、/ 〉 
      |.| \    《 † 》     ∧_ 〉
.      〔〕  L_ i  /~∞~ヽ    _」 爪
681名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 18:59:29 ID:B9t6kDwq
     チビたぬき隊長
        ↓
         ∩,∩     
       ,,"" __ ゙゙ヽ;
      ミ (( ・∀・x) 
     ;(ノ~r‐‐、 ';)
     ⊂;,;'l x ';;
       ''∪''∪

     チビたぬき隊長
        ↓
        ∩,,∩     
       ,," _ ゙゙ヽ;
      ミ ((・∀・x))ミ  もふもふやでー?
     ;(ノ~r‐‐、 ';)
     ⊂;,;'l x ';;
       ''∪''∪

     チビたぬき隊長
        ↓
        ∩,,∩     
       ,," _ ゙゙ヽ;
      ミ ((・∀・x))ミ  ジー
     ;(ノ~r‐‐、 ';)
     ⊂;,;'l x ';;
       ''∪''∪

     チビたぬき隊長
        ↓
         ∩,∩     
       ,,"" __ ゙゙ヽ;
      ミ (( ・∀・x)  プイッ
     ;(ノ~r‐‐、 ';)
     ⊂;,;'l x ';;
       ''∪''∪

     チビたぬき隊長
        ↓
         ∩,∩     
       ,,"" __ ゙゙ヽ;
      ミ (( ・∀・x)  ?
     ;(ノ~r‐‐、 ';)
     ⊂;,;'l x ';;
       ''∪''∪

  チビたぬき隊長だったモノ
        ↓
  ∴…:¨:∵
    .. ∵・∵            ターン>
 . .     ※
     ;(ノ~r‐‐、 ';)
     ⊂;,;'l x ';;
       ''∪''∪
682名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 19:01:52 ID:/sdJn4cO
/::::::::::::::::::::::::::::\:::::ヽ 〃゙ ̄`ヽ
:::::::/:::::/:::/::::::::::::::::ヽ::::::',i |fノリヘx|
::::::| ::|::|::::|::|:::::!:::ト:::::|::::! i. リ‐_l‐ノリ ユメデス
::::::| ::|::|l/j/\{Vt-‐\|::||く}抑{つ!
::::::| ::|::| ‐‐   ‐- |::::|::|l〈__j川
::::::|:::ヽ|    |   l:ノ :| (_ノノ
ヽ:ヘ::::::l   ‐‐   /::::::/   せやけどそれはただの夢や
 ヾ、\:ヽ、  __,,.イ:::/
   >、ト{二ニト、//
 /ヘ 〈/〈:::〉∧\
683名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 19:02:45 ID:B9t6kDwq
                     /: /.: : :/.: : : : :/: :/: :j: : : : : : : : : : : : :|: : : : .:|   \: : : : \
   _                  /: /: : : :./: :/.: .: :| :/|.:./|: : |: : : : : : : : : .:|: : : : ∧    \ : : : |
  / ̄`ヽ、             {: /|: : : /|.: :|: : |: :|/__V:::|: : |: : l\: : .: .: .:|: : : /  \    \:.:.|
 {      \           V .|: : /._|.: :|: : |: :lrァ‐x::::\|\|_\: : : :|: : /     \    } |
.  \     \.             |.: :|´|: |: : |: :|弋タ`::::::::::ィァ‐ェ、.|: : /⌒l        |\. /: |
.    \.      \          /\|. |.: :|: : |: :|      弋ェタゝ|: /l. /      |: : ∨: :.|   
.     \.     \      〈    \|\|: :|、   l.        レi :レ'ー-、____/ ̄`ヽ: : |   よく見てなさい・・・
        \     }\___/ ̄`ヽ     .|.: | \   ‐-      .ィ´|.:|    }. }. |     \|    スレがまた一つ終わる・・・
     / ̄\__ノ   \   \         レ'  .\__  -‐ ´/ |.:|     / / !      \
.     _/.      \      \   \       }ヽ   |`ー┬r‐' /レ'  // |
   ./{      〈.         \   \     ./ 〉 〉  |`ー| |一'´/  く. く   |
  _| \.  /´ ̄\.         |    |  }. / 〈 〈.   l.   | |  ./    > >  .|
 / .l. /\{.     ヽ.  }─‐-、/j   |  / ./   \\  V´ ̄`V     //   .|
. {  ∨   \    レ'    / .|    j/ ̄{     \\ \  /   //    .|
 \/ \.    `ー‐f´    ./¨7   /   ∨     \\ ∨  //       |   _ -‐'´
   \. \___/`ー一'´  ./   /     ∨      \\//       /‐<´
    `ー一'´ \      /   /      .|\i´ ̄ ̄ ̄`Y⌒Y´ ̄ ̄ ̄`i /|    \
           \.    /   /       |  |      人__人       |.  j     \


684名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 19:03:04 ID:/sdJn4cO
                          /                    `丶、
                        /                       \
                          /    xz==ニ二ニ ==- 、       \
                      /    〃: : : : : : : : : : : : : : : \       }
                        |     //.:..:.:l:.:.:.:.:.:.:.l:.:\:.ヽ.:.|.:.:.:\     /
                        │   j/:::::: ∧::::::::::::|\::};斗┼::::::: l\   ./   ・・・・・・・・・・・・・フレースベルグ―――
                       \  /::::斗:ト \:::::::| xァ示ト、|\/|、::!ヽ/
    r───────- 、       ヽ|:::l:::::レfラ示.\ ! i辷ソ |/\| j:|、 ヽ
      ̄¨Z ::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.\       |:∧ :|ヽ辷ソ,        イ::::::::::|ノ゙| l │
          ̄¨つ ::.::.::.::.::.::. \       レ小;:_\   `        | :::::::::|::::| | │
           ‘ー‐-z::.::.::.::.::.: \     |│l圦    ` `       |:::::::::,':::::! | │  /.::..
                  ー‐、.::.::.:: \   |│  |> .     / | :::::/::: ∧W /::.::..::..
                   `丶、::.:\ |│  | :::: ム≧r <,__|::::厶-)|  ∠ -――
             ___        ̄   W  レ |< _「「丁  , |::/'´ ̄|_
__       ,  -==ニ三三\                |`|-/゚V_/_/゚ j/|   :|  `丁 ̄ ̄ `
三ミヽ、 x彡"  三三  三三ヘ        , -──ォ|. |││     /|_/    |
三三ミ∨彡三ニ≡=¬ ¨¨¨´ ̄ \    /     /^∨ \l   / ∧       !
685名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 19:04:05 ID:/sdJn4cO
  /: : : : : : : : __: : : : /: : : : : : /: : : : : : : : : : : : \: : : .: .:\___ : : \. /
/: : :_, -‐'フ´: : : :/: : : : : : : /: : :/: : : : : : : } : : : : \: : : : : \` ー-ゝ    /
-‐<_____/: : : : /: : :─-、 /}: : /: : : : : : : /: /\: :-‐\: : : : : \ {___, -‐'´_ノ
    /: : : : : /: : : : : : : /\レ'{: : : : : :/l: / / \: : : :\.: : : : :\{ ̄ ̄ ̄
- ‐'7: ,  -‐'7: : : : : : / {「于・、\.: : :/  }/ィチ于¨l}`7ー--\: : : : :\
.  //   /: : : : : /⌒V ヽ.扎_爿\\{ / 扎_爿 ノ ,' }: }: :}` ー- __\
. /     /: : : : /{ {. ハ.   `¨´        `¨´   / /.:/∨
      |: : :/|:.:.:.\__ム       l        /./∨\ヽ
      |: :/  |: /   }ハ      ____       /´     }ノ
      ∨  ∨, -‐‐…\   {   }    /…‐-、   ´
          /      /.: :\   ヽ___ノ  /:ト、    \
            //    _ノ: :人ト、>  ___, <ノ}人 :\     \
      .-‐{ {     ̄ _}三≧====≦三j__   ̄    } }、
 ̄ ̄`フ´    \      /三三三三三三三三ム      // `ヽ、
   /         \   /三三三三三三三三三ム     /     `T´ ̄ ̄

        T V を 見 る と き は 、部 屋 を 明 る く し て
        近 づ き す ぎ な い よ う に し て 見 て 下 さ い
686名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/04(土) 19:05:37 ID:/sdJn4cO
             /|   /:.:/                /
               /:.{ /:.:.:./x ――一ァ       ,.. -/―――-- 、
               |:.:.V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.<       /    |           \
          .. -┘:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、 /     |           \
        /:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.<⌒/  / \V二二二 / ヽ   ',
      ∠ -―ァ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.//   ,        、   ∨ |
            /:.:./:.:.:.:.:.:./:.|:.:.:.:.:.|:.:.:.:.!:.:.:.V:.',:.トゝ/  Y.   ∧ 、   Y  .|  |
         /:;:.イ:.:.:.:.:.:./:.:.ハ:.:.:.:.:ト、:斗:.:.:.:|:.:ト| |  :| / // ヽ\ .、l  |  |
         |/ l:.:.:.:.:./元:x ヘ:.:.:.|x云ハ:.:.:|:.:|、!  |  斗x:示    示:x ト、 | /
             .ハ:.:.:.:| 辷」 ヘ:.:|辷ソ {:.:.:ト、! T ┴- ...」_.ヒzリ___  ヒzリ ハ.   |/
           x|:.:./lヘ、   '   、/|:.:/|  |         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄7ー ..___
         イ  ∨   へ、 ` ` イ |/'|  |                     // /`ヽ
      . イ  |.   |    |:.∧ ̄:::/:.:.:.|  |  |         ___          // /
    . イ      ハ.  レ ̄ヽ|、:. |::::::/:.:/レー、|  |_r‐┬―‐r<    >`「「 T ー-く/ /
. イ           }     V:.:.Vヽ/`く:.:.:}    /ハ/|   レ‐‐ゝ‐‐/―、|   ト、     ̄``¨
      > '"  V\/ハ:.:.:.:. /:.:/ヽ.|\―‐'|ハ.、!ルヘヘ    ∨    ∨ル' }
  > "      V || ノ:.:.:.:.://:.:.:.:.:.:| / |   |    >r‐ハ_ イト、_/-―‐ハ
687名無しさん@お腹いっぱい。
      {   _. - " ̄ ̄ `ヽ、    \  埋めるぞ
  __ヽ /            \====ミ、\    
  ⌒> ′       '^ヽ、    }ハ  '´「 「_.`ヽ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `
 /               \  r Y'|、  |/    ヽ            < \\    
./       |   \ 、  V´r' | \_./        ',            \ \\ /^! 
l  /  /   ハ.  、\\ヽ> ∨  | | | ;'┐    _|___/^ヽ、    / 、〈 / ./  
| ./'l ,' l ||∧   ト、>示| |^V `| | |〈  >‐<__/__/  、  \  / / ', //!  死に体に二人がかりは卑怯じゃないか?
|/ | | ハ | rr.ミヽ ヘ.' Vzリ }ハ | /  | | V」┴/   `       ヘ   `<./__,/イ V|
  | |  V∧V〉 \      | |'__  |.∠ _ / /^ /  、    |   |/ rx V――-、
  ヘ∧   | ハ  ′ _   /| レヘ   / / /   |  l \ ヽ |    ||  、 rj ̄ 「´
      \ ト、 |> `、__,/x'| l   〉/ / ;  ′,イ !   ト、 x:≦、l   !ト、_キノ |;'
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