1 :
名前は誰も知らない:
グレートギャッツビー読んだが
ん〜
いつになったらニックキャラウェイとJギャッツビーは
富豪合体してグレートギャッツビーになるんだよ
何もないまま終わってしまった
太宰は斜陽といい人間失格といい
弱い人間を美しく表現するのが上手いね
ただ、俺はこう言う系統の話は好かない
スレ乙
中山千夏の「ひらりひらりと」借りてきた
青春物ってたまに読みたくなる
「ねえ、あなたは僕の大好きな作家の一人なんですヨ」
「ほんとか? ほかの好きな作家を何人か教えてくれよ?」
「バロウズ、ギンズバーグ、ジュネ、ボウルズ・・・」
「失せろ」
6 :
名前は誰も知らない:2011/01/07(金) 17:41:53 ID:3J3dhWK60
県内で一番大きい図書館が近くにあるんだが
読みたい新書はいっつも借りられてるから結局金払って買わないといけない
7 :
名前は誰も知らない:2011/01/07(金) 22:03:43 ID:mqCRRXkc0
新書や文庫くらい買えばいいのに
確かに
9 :
名前は誰も知らない:2011/01/07(金) 22:25:00 ID:LfcDzM780
俺の経済状況じゃ2000円3000円もする本何冊も買うのは無理だな
本読むのも楽しいが、本棚を眺めるのもまた楽しい
読み終わった本を本棚にしまう瞬間が好きだったりする。
だから、電子書籍というのには興味がない。
文庫はそんなに高くないじゃんかよ
ツァラトゥストラはこう言った
を読んだ ファンタジーなんだな
文庫が安かったのは昔の話だよ
コーヒー一杯と同じ値段で買えた
今は1000円前後の文庫なんて当たり前
講談社学術とかちくまとか中公とか単行本並みなのがざらにあるよな。新書は手頃なもんだが
オレも、文庫や新書は買って単行本は借りるという感じだが、
文庫の値段はすべて、千円札で2冊買える程度にして欲しい。
>>13 >1000円前後の文庫なんて当たり前
だから安いじゃねえかよ
1000円の文庫が比較的高い部類に入るのは小学生でも分かると思うが
高い文庫本と比べてるのはアホだと思うの
19 :
名前は誰も知らない:2011/01/08(土) 12:14:43 ID:7raFGtGD0
たしかに筑摩のとか高い文庫はあるけど
1000円前後の文庫は迷わず買う部類。
というか高くても手元に置いておきたい本は買う。
CDとかDVDも一緒。
本やCDジャケットはインテリアとしても使える。
だから
>>10や
>>11に同意。
20 :
名前は誰も知らない:2011/01/08(土) 12:19:54 ID:7raFGtGD0
むしろ本は値段より保管場所を考えて買うのを躊躇する。
だから漫画は文庫版しか買わない。漫画はかさばる。
>>17 おまえは可哀想な人なんだな
ダブルの意味で
>>20 それだよな
かさばるし重いし
22 :
6:2011/01/08(土) 12:32:09 ID:c8gOaa/s0
文庫なら買うよ
でも俺が欲しい本はハードカバーなわけ
俺はこのスレの他の人みたいに金持ちじゃないんで
23 :
名前は誰も知らない:2011/01/08(土) 12:34:28 ID:7raFGtGD0
あ……
もしかして
>>6の言ってた「新書」って
新しい本って意味だったの?w
そういえば、ウチの職場の女の子(地方国立大卒)も
新書=新刊本
だと思いこんでいたな。
ここにいるぐらいだからある程度の読書家だと思ったが
新書版を知らないとはな
後、ここの人間でハードカバーで買う奴なんてそういないんじゃないかな
>>17 >1000円の文庫が比較的高い部類に入るのは小学生でも分かると思うが
お前は小学生なのかよwww
それともニート?
無職?
初の村上春樹『ノルウェイの森』をこの連休に読んでみる
俺は本しか趣味がないので月に5万〜10万くらい買い込むが
1500円のちくま学芸より3800円のハードカバーの方が買いやすいな
中学生くらいの頃、文庫を300-400円で気軽に買ってた時代からすると
1000円は高いと感じる
文庫化するときに矢鱈と分冊したりするしな
漫画の単行本も400〜800円くらいだしな
400円程度で暇つぶしになるのが一番理想
1000円の文庫は、買うのにさすがに抵抗感がある。
せいぜい、700円ぐらいまでかしらねぇ・・・
学術系に比べると小説の文庫はみんな安いから得した気分になるね
でも一般的に不人気な作家は文庫化しないからハードカヴァーで買う
文芸誌に載ってたらそれを買うのが一番安上がりだけど
ちくま学芸とかは仕方ないけどな
ああいう学術系で携帯して読めるってだけで2000円までなら出せるわ
岩波現代文庫もだいたい1冊1000円だな。
面白そうなのが多いけれど、なかなか手を出しづらい
俺は本やCDは月に無茶苦茶買うからなるべくなら安く入手するに越したことはないわ
amazonの中古やブックオフでまず探して、無ければ値段がリーズナブルなら新品、あまり高いなら図書館って感じだな
まあ好きな作家の新刊は迷わず新品で買うけどね
俺は最初から図書館だな
小説自体最近読まなくなってきたから新作に興味ないのもあるけど、
大学図書館で適当に借りた本読み漁る方が面白い
おれも月に何十冊も買う時あるけど全部読むかって言えば半分も読んでない
買う時は読むつもりだけど事実上ただ買ってるだけ
自分の読むペースで本を買ってる人は幸せだと思う
単純計算して自分が読めない本まで読むかもしれないから買ってると時々空しくなるから
図書館は学生の頃はよく利用してたけど今は借りてないな
読みにはいくけど
原書(ペーパーバック)のほうが安いじゃんと思って買ったりするんだが、俺は英語が読めんので……
41 :
名前は誰も知らない:2011/01/08(土) 18:28:21 ID:PiN0zFJR0
>>37 amazonの場合はこっちらから商品を売りたい場合に用意する物ってなんだ?
俺本たくさんあるけどメチャクチャ丁寧に扱うから
全部新品同様だな。むしろ本屋のよりきれいかも。
でも、売るのとかトラブルが怖いから最近全部ばらして
スキャンしてポイしてるわ。
ちょっともったいない気もするが。
本を売るとトラブルが発生するのか
私も気をつけよう
本に限らず人と関わる以上トラブルが起きる可能性はゼロじゃない
本を人に譲るのはそれほど抵抗はないのに、売るのにはちょっと抵抗を感じる
村上春樹の「風の歌を聴け」中島らもの「今夜すべてのバーで」
は、たまに読みたくなって、何度か読み返してる。
ボリュームもそれほどでもないし、おもしろい。
「今夜全てのバーで」は俺も定期的に読んでる
あとは三島の「愛の渇き」、藤村の「破戒」、安部公房の「箱男」
読むと別の感想を持てるのがいいよね
カポーティの「叶えられた祈り」読破
なんて言うか、残りの原稿をどうしても読みたい
すごい面白かった
>>46 一人でいたってそうでしょ
むしろ倒れても助けてくれる友のない分不幸だ
なんかコヘレトの言葉思い出しちまった
感動要素も恋愛要素もなく淡々と物語が進み、
かつ読んでて飽きないような小説ないか
本格ミステリとかそういうの多いよ
.
>>51 昔のミニマルな系統の私小説、
最近だと別に私小説じゃないけど堀江敏幸とか保坂和志とか
まあ飽きないかどうかは読む人次第だが
>>51 とりあえず去年の下半期に読んだ小説から
井伏鱒二「黒い雨」
吉村昭「背中の勲章」
遠藤周作「海と毒薬」
田山花袋「田舎教師」
庄野潤三、木山捷平、尾崎一雄なんかもどうっすか?
日野啓三もいいな
>>54が挙げてるのもいいね
田舎教師は良かったな
メジャーどころなら
夏目漱石「門」
室生犀星「或る少女の死まで」(姉への恋慕を恋愛と捉えるならアウツ)
女流文学で林芙美子の放浪記とか
スミヤキストQの冒険
59 :
名前は誰も知らない:2011/01/09(日) 23:07:44 ID:GO0AYXtm0
東野圭吾「容疑者Xの献身」「手紙」
俺はカズオ・イシグロを勧める
>>51 法月綸太郎という推理作家の短編集すべて。
感動も余韻も全く無いが、世間の評価は高い。
63 :
51:2011/01/10(月) 17:16:14 ID:OPuxf9PD0
レスありがとう、とりあえず一通りメモった
新しく読む本探してたから、かなり助かる
ちょっとずつ本屋で探して読んでみる
ブコウスキーは最高だな
ブコウスキーは一方で「詩人と女たち」あたりだと恋愛とセックス漬けの日々描いててこっちも傑作だね
.
>>51に他に該当するのはベイカーの「中二階」とかもいいよ
67 :
名前は誰も知らない:2011/01/10(月) 19:51:01 ID:5iKE789n0
>>42 口座はわかるけど、本の送り方とかわからない
前スレの後半の者
やっと『それから』読了
さぁ『門』に行こうぜ!
人間椅子読めよ
>>67 購入者の住所がアカウントに届くのでプリントアウトして封筒にペタリ
年越してからまだ本屋に行ってないな。
今度の週末は行ってみるか。
勉強のための古本を買うためにアマゾンマケプレを初めて使うぜ。
古本自体買うことないのにいきなり3店舗にまたがって4冊もポチったった。なんかwktk
,,,――-,、
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.,,i´ ,!
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l゙ ,,i´ .,,-'"゙` `゙'''-、_
ヽ '゛゙l ,/ ,/"゙^''-、 `'-、
゙'ーy. ゙l/` ,/` ._,,、 │ .,,-¬'‐. \
゙l、 ,/` ‘ .,i´ │ ′ ″ 、 ゙l ヽ
゙l,,,,,,,,,,,,,∠ ._,-'''''''ヽ,、.| 丿 ,/^゙,! | ヽ
゙l ,i´ / r‐ッ `'i、゙彡――-,, | ,l゙ ." │
゙l、 .| | `'''" .|'′ ,r‐i、 `'r'""_,,,,,,,,,,,、 │
゙i、 | .| | `'''" ゙lr'" .,,,,,、゙i、 .|
ヽ .゙l ヽ、 _,/ヽ、 丿 ヽ,l゙ .| l゙
ヽ│  ゙゙̄^|゙゙''ー-ミッ,,,,,,,,,,,,,-'"|、 │ 丿
゙i、ヽ │ `゙゙"''―-ム、 ,,i´ .,/
,/\゙li、 ヽ ,/ `'―‐'゛ /
/ ,l゙゙'/,`-,、 \,、 _,,/ ,,/"''''''''ー、、
,/` │ `|゙-|`'ー、,_ `゙゙'''''"゛ ._,-i,゙l` `ヽ
.,/` l゙ { ゙l ゙'二―-、,,,,,,,,,,,,,,,,-ッァ"_,-''_ ,l゙
.,/` .| .| \,__,,,r二ミ,"ぐ" ._,r,,,,,-‐" .|`''‐ ,,v'"
,i´ .| { .,i´.- 、゙'。゚'--'" ,i´゙''ー_ `-,,,,,,,,,,,/
丿 | .ト、、 ゙lヽ_,./ 丿 `"'t--,,―'′
/` ′ ,イ `''ーv,,,,_`ー--'" _,,/ ヽ
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/10(月) 15:07:20.55 ID:ODG2d5/O0
月に3回ほど行く本屋があるのだが、いつ行っても、
通りを挟んだ向かい側にスーツ姿の20代のあんちゃんがいて、
本屋の入り口をじっと見ている。
あれ何だろ?
76 :
月食領主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/13(木) 21:08:14 ID:HOEAA8O/P
店員さんに惚れてる
いや、そういう感じじゃない。
店員は老夫婦と近所の主婦のパートが数名。
小さい個人経営の店だが、文庫の品揃えが豊富。
近所なので子供の頃からその本屋にはずっと足を運んでいるのだが、
11月頃から、そのあんちゃんの存在に気づいた。
老夫婦と喧嘩別れした息子
件のあんちゃんは視力4.0で、店の外から合法的に立読みしてる
または、コンビニを新規出店するために客の数をかぞえている
いやいや。
妙な緊張感をまとってるので、最初は私服警官かなと思ったんだけど
それもどうやら違うみたいだし、何なんだろ。
近くに893の事務所でもあるんでねえか?
見張りに立たせてるとか
パート主婦の旦那が依頼した浮気調査の探偵に1票
75にしか見えてないあんちゃんだったりして…w
>>75は心理テストかなんかに使えそうだなw
答えによってその人の好きなジャンルがわかります、みたいな
日常の謎系のミステリだな。
北村薫や米澤穂信あたりにありそう
86 :
名前は誰も知らない:2011/01/14(金) 17:29:05 ID:Xj2xc75+0
ホーソーンのヤング・グッドマン・ブラウンとか
オースターの幽霊とかも思い出させる
>>75が小説を書くためにアイディアを募集しているだけかもしれないが
87 :
名前は誰も知らない:2011/01/14(金) 17:45:48 ID:2aJip+PE0
ということは実は相手の男も75のことを監視していて・・・
この話続きすぎだろw
いや、これは円環構造になってるんだ
その男は
>>75自身なんだ
続いている公園だよ
89 :
名前は誰も知らない:2011/01/14(金) 18:26:17 ID:tJp89rcW0
本は買わないで、立ち読みの梯子が宜しいですよ
孤独なだけ時間が潰せるし、暖房が入ってよろしい
書店ではなく大型書籍店がよろしいデスね
其れとブックオフのマンガがよろしいデスね
ゴルゴ13
カムイ伝、外伝
等、一日一冊こなしても
半年は時間が潰せる
その分で違ったものをスーパーで
買い物すればリッチな気分にも
しかし、本は自分を忘れるね、、
図書館も良いがね
漫画はスレチ
あと時間つぶしの為だけに本を買うわけでもない
リア充になる本が欲しい
てか、ことえりがリア充を予測変換したんだが。Google日本語じゃなくてことえりが。なんやねん。
やめときなさい。そんなの、女にモテて万札風呂に入れるようになるアクセサリーと同じだよ。
マジかよ買うわ
せめて真人間になる為の本が欲しいと思うのです。
よくあるハウツーとか
似非著名人の本でも読めばいいじゃない。
お前にとっての真人間の定義は何かによるだろ
俺にとっての真人間になる為の本は、カントとかニーチェとかロールズとかガンディーだけど
97 :
名前は誰も知らない:2011/01/15(土) 21:35:54 ID:EkIhdUPW0
>>91 リア充で検索したら
オタク開発委員会「リア充宣言」
仲昌正樹「〈リア充〉幻想−真実があるということの思い込み」などあり
仲昌の方は孤独であることを恐れないための本だそうです
仲昌のやつは孤男が読んでも虚しいだけだと思うぞ
おまいらはリア充リア充言うけどリア充だってそんなに充実してないぞみたいな話だった
99 :
月食領主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/15(土) 22:39:23 ID:+iHRv5iWP
仲正って今そんな本書いてたのか
それはそうと「リア充」ムーブメントに冷や水をぶっ掛けてやるのは面白いかもね
なにを指してリア充って言うかが問題なんじゃね
最初にリア充って言葉が出てきたあたりじゃ、単純に「ネット廃人だよな俺達()」みたいな
自虐的な意味の方が強くて、リアルとネットで対立するような考えだったのに
今じゃ「ネットにいるリア充」とか意味のわからないことになってきてる
101 :
月食領主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/15(土) 23:14:50 ID:+iHRv5iWP
「リア充」とか「草食系」とか
人間のある一面のみを見て単純にカテゴライズする「馬鹿」が増えたのは確か
102 :
月食領主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/15(土) 23:15:47 ID:+iHRv5iWP
あえて「馬鹿」であるかのように振舞える奴がムーブメントを作り出すのかもしれないけどね
カテゴライズというか象徴なんだよ。
庭付きマイホームみたいなもの。
切れる若者ってレッテルも、今じゃ草食系のレッテルでなかったことになってるしな
ムーブメントを作り出す側なんていつも適当で、それに乗っかる馬鹿がいないとムーブメントにはならんだろ
105 :
月食領主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/15(土) 23:22:01 ID:+iHRv5iWP
確かにそれは否定できませんね
みんな共通する価値観を持ちたがるんだよ。流行がないからみんな自分のオリジナルを使わなきゃいけない。それは面倒。それでも流行は生まれない。
多様化の弊害。
107 :
月食領主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/15(土) 23:42:28 ID:+iHRv5iWP
「草食系」とか「リア充」は流行とは呼べない?
一括りにすると批判の対象にはしやすいとは思う。
「〜世代」とか
>>107 確かに流行だけど、すごく流行ってるてものではないね。
そもそも「リア充」なんていう言葉を使う人間はまともじゃないと思う
ごめん俺読解力ないから
>>106が何言いたいかよくわからん
価値観の多様化で流行の規模が縮小し、「一大ブーム」みたいな流行が
なくなってしまったから逆に共通した価値観を求めるようになったってことか?
>>111 俺の書き方が変だった。
うん、そういう事を言いたかった。
共通した価値観を求める行為が「リア充」なんかのレッテル貼りって話?
まあいいや。いい加減スレチでもあるしな
そんな話です。
孤独男やなんやらの仮想なんとかとして、
リア充という共通言語・イメージは便利でしょ?
自虐するにもよし。嫉妬するにもよし。羨むにもよし。
115 :
名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 01:12:14 ID:12ysHAE80
デュルケーム『自殺論』をいま面白く読んでいる
リア充がどうとかいって自虐するのは低脳のやり方だな。
昔の優れた理論家は「君子」と「小人」とか、巧みに自分の立場を肯定したのに、
なぜ自分こそが優れていて世間でいうリア獣やDQNはKZだと主張できないにか。
>>75ですが自己解決。
本屋の向かいの建物が某仏教系宗教団体の集会所になって、
休日の集会日に信者が集まる時、部外者が入ってくるのを阻止するために
門番として若いもんが立ってるのだとのこと。
>>116 まぁ見下すにしても共通語があるのは便利でしょ?って話です(; ^ω^)
そうかそうか
>>116 そういうモラルが崩壊したからでは?
アフォリズムがあまり書かれなくなったのと同じ
Amazonでクレカなしで古本買うにはギフト券使えばおk?使ったことある人いる?
1円の本一杯あるな
1円の本は配送料マジックだから、実質近所の古本屋の方が安いこともある
近所の古本屋には似たような本しか置いてないんだ
125 :
名前は誰も知らない:2011/01/16(日) 22:52:49 ID:rujDXd6JO
働く理由って本どう?
三島の金閣寺読んでるんだが、主人公の心理描写が解釈しづらくて苦戦する
でもニーチェとかカントとかの哲学者の本はもっと難しいんだろうな
>>126 岩波の純粋理性批判はやばい。
全くわからないというかわからせる気もないだろと思う
哲学の本は読んでる。
一読目で全部理解しなきゃいけないわけじゃないと思うから気楽にやってる。
岩波新書の「西洋哲学史」、
ぜんぜん内容が分からなかった・・・新書なのに
哲学書ってあんまりにも分らないから訳者、延いては哲学者たちの
知識独占のための陰謀に思えてくる。
業界用語のオンパレードでそのための辞典まで作られる始末じゃ
原文読んだ方が早いと思ったり。
一部のフランス系現代思想が徒に晦渋な文章を書いてるってのはマジ
哲学書は翻訳よりも原文読んだほうが理解しやすいってのもマジ
ただ、自分の無学を棚上げして哲学を必要以上に貶す奴が多いのも悲しいことにマジ
微積分がわかるかわからないかくらいのレベルで『オイラーの無限解析』読んで
「意味不明すぎクソ」「非有理関数??専門用語使ってんじゃねえ氏ね」とか言っちゃう
そんな奴が多すぎるとは思う
プラトンから二千年以上の歴史があるんだぜ
哲学って断絶0なのか?すごいな
>>132 哲学史が単線的なものだとは言わないよ。
でも議論の道筋や重要なキーワードは多かれ少なかれ蓄積されてくよねって話。
哲学そのものも問題あるけど、読み手の倫理も無視できないよねってことを単に言いたかっただけなんです。
フランス系現代思想なんてクズの集まり
これだけはためらわず断言できる
いつからが現代思想?だれがどうクズなの?
フーコーなんかは単独でも読めるじゃん
>>136を真に受けて『言葉と物』を手に取るも
さっぱり理解できず哲学アンチになる流れですね、わかります
西村賢太芥川受賞おめでと
小谷野落選!!
小谷野落選おめでと
要するに130は90年代のソーカル事件のことを考えると
いわゆる知識人達は単なる裸の王なのでは?という疑念が強いという訳ですか
知の欺瞞を読めばわかることだけど、
ソーカルは科学用語を免罪符にして哲学関係者が適当ぶっこいてたっつう行為に対してキレた訳で、
「ソーカル事件」を免罪符にして哲学に対して適当ぶっこく行為もソーカルなら当然キレる
現代思想批判ならブーヴレスの『アナロジーの罠』のほうがむしろ重要
うりとしては、その本の内容が正しいかだけでなく実際に役に立つかを基準にして考えるのがいいと思うにだ。
どんなに精緻で複雑な文章を書いても、実際になにかの役に立たないならいらない子扱いでいい。
就職活動の面接官が「あなたを雇うと当社にどんなメリットがありますか?」と聞くように本を扱うにだ。
どうだろう?
蓮實重彦の本を見てみたが、こういう手合いは
まず批評云々よりてめえの作文能力を見直せ。
日本語になってねえぞボケ。
ハスミンも吉本爺に比べればマシだろう
松岡正剛の本にハマってます。
「フラジャイル」面白い。
しかし、この書が、桜井和寿やスーザン・ソンタグにまで影響を与えた
という本人の弁は本当なのか
147 :
月食領主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/18(火) 19:33:14 ID:kXg4e5DDP
>>144 この人の文章には「「日本語」であることを拒否する」という
「意図」があるんじゃないかと思う
「表層批評宣言」は読んでてかなり楽しい
疲れるけど
通勤途中の道にブックカフェが出来てそろそろ半年・・・
前は飲食店だった所を少しだけ改装して
棚には本がいっぱい置いてあって、なんか個人経営のおしゃれなカフェって感じで
オーナーも20代ぐらいの若い人が部活感覚でやってるような
(一面ガラス張りなので、外から見るとそう見える)
興味があるけど、オシャレすぎて店に入れない
見えないバリアに阻まれる・・・友達でもいればフラっと一緒に・・・叶わぬ夢よ
本なんて自室で好きな音楽聴きながら好きなもん食いつつ読むのが一番
読書メーターってサイト使ってる人いる?
ブクログ派
152 :
月食領主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/18(火) 21:21:33 ID:kXg4e5DDP
そういうの使うと「本を読むこと」ってのが強迫化されていくような感じがする
東野圭吾って面白いですね。
どんどん読めます。
白夜行、容疑者Xの献身を読みました。
今は幻夜を読んでます。
>>152 それはもともとやる気ある人の場合さ。だらけた人間にとっては適度な張りになる。
『潮騒』読了。その後の安夫の人生が気になる。
>>146 お、その人の多読術は読んだことあるぞ。あまり共感はできなかったけど。
>>153 ドラマ化もされたけど、手紙も面白かった。
千夜千冊でしか知らないなあ
>>152 冊数より一冊をいかに噛み砕けたかが大切なんだけどね
どうしても読んだ量も気にしだして困る
読んだ本を忘れて2冊買ってしまわないためと
読みたいと思った本をチェックしておくためにメディアマーカー使ってる
読書メーターに登録してる人たちの読書のペースのすさまじさに驚愕
2010年に読まれた本のランキングの中に読んだ本が一冊もないのに驚愕
本がいっぱい詰まった本箱ひとつと酒があれば、それをくり返し何度も読んでそれで一生過ごせる、と
誰かが言ってたが、自分もそんな感じの読書なので、もう読書メーターは見ない
どうしてそんなに他人を気にする。コミュニケーションとるつもりも無いならネット上の他者など全て石だ石。
読書サイトなんてただの備忘録だ。メモ帳に書くより整頓しやすいってだけだ。
>>155 塩在 昔読んだ。以外に平凡な展開だったが楽しめた
孤独の中華そば「江ぐち」を読んだ。
江ぐち閉店のニュースは以前、聞いていたけど興味が無かったので聞き流していたが
著者が書いた他誌のエッセイが愉快だったから読むことに
馬鹿話だけの笑える本だと思っていたら、あとがきページの章になると
昭和の東宝喜劇、社長シリーズとか駅前シリーズに似た笑いながらも哀愁漂う内容になってて
切ない本だった。かなり特殊な本だと思うよ。奇跡的にこんな内容の本もできるんだという
164 :
名前は誰も知らない:2011/01/22(土) 20:06:26 ID:tHU9w0bi0
続きが気になるし、読まなくちゃと思ってるんだが
最近、活字を追うのが苦痛になってきた。文字を読んでも頭に内容が反映されにくい。
なにかいい読書術みたいなものはないだろうか?
今日から1週間、絶対に本を読んではいけない週間にして、
禁断症状が出てから読むようにするとか。
166 :
名前は誰も知らない:2011/01/22(土) 23:01:31 ID:/HGXl1DU0
硬軟取り混ぜる、複数の本を並行して読む
とりあえず全然違う頭の使い方をする本を始めてみては
大麻についての本を読んできた
偶にはいいかなと
案外、その当時の常識や文化が分かって面白かった
習うより慣れろって言うだろ?
今更かもしれないけどハサミ男読んだ。
殺戮に至る病を読んだときもそうだったけど全く叙述トリックに気づけなかったよ。
なにより"わたし"に惚れた。
170 :
月食領主 ◆DxgwL./BZw :2011/01/23(日) 00:02:46 ID:ntEDme5uP
あれってどうやって映像化したんだろう
なんか毎日本読んでると三日目くらいで、読んでる最中昔あった嫌な事とか恥ずかしいことがフラッシュバックみたくなってきて
そっちが気になって本に集中できなくなってくる。思考が内向きになりすぎるか困ったもんだ。
俺は小説読んでいる時はいちいち映画のように
映像思い浮かべて読んでしまう
で、脳内映像が気に入らないとテイク2が行われる
東野圭吾の手紙読んでみるか。
山崎豊子読めよ
孤独な男に東野圭吾の秘密は耐えられないと思って読めない。
最近の作家全く知らん
暗いの好きだから適当に漁ってみよう
今まで池波正太郎の作品には手を出していなかったのだが、
たまたまブックオフで鬼平と真田太平記を一気に買ってしまった。
これでしばらくは読むもの不足には困らないな。
幸村ファンだけど、真田太平記の面白さが分からなかった
最後はグダグダになりながら何とか読み終えた記憶が・・。
松本清張『ゼロの焦点』読了
アメリカの鱒釣りっつーのをだらだら読んでます
なんかよくわからんけど嫌いじゃないんですよ
なんかよくわからんけど嫌いじゃないって感じは好きなんですよ
ブローティガンは西瓜糖しか読んでないけど、いまいちだったな
そういや大昔愛のゆくえも読んだんだ。途中で読むのやめたけど
>>178 どうしても歴史モノは最後グダグダになるような
登場人物が減ってったり、史実に沿わせなきゃならない部分の占める割合がどんどん増えていったり
ビタミンCを飲んだ。肌に良いと聞いた。
どうしてもサプリモノは最後グダグダになるような
飲む頻度が減ってったり、時間に沿わせなきゃならない部分の占める割合がどんどん増えていったり
183 :
名前は誰も知らない:2011/01/29(土) 10:48:28 ID:evevncWR0
東野圭吾のお奨めベスト5を教えて下さい。
悪意
秘密
白夜行
容疑者x
赤い指
小説を読むと言葉がバラエティーに富むようになるが余計な見方が入ってしまう
かといって中身を一度も見ずに本を評価して取捨選択することもできない
読む行為一つ取ってみてもジレンマを二重にも三重にも抱えてしまっている
186 :
名前は誰も知らない:2011/01/29(土) 13:28:17 ID:YIIILqeW0
ベストセラーの本は、大概が稚拙でくだらない、読む奴も馬鹿ばかリ
こんな事をネット内で言われた事があるが、東野圭吾とかたまに読むと
面白いと思う。そいつに言わせれば俺が馬鹿なのか
好きに読めばいいと思うよ
読書は崇高な趣味(笑)なんて思ってる方が滑稽だと思う
まあこれも主観的な意見ですが…
普段はエンターテイメントしか読まないけど、たまに読むギリシャ哲学とかの読後は高尚ぶった気分に浸る
これは仕方ないと思います
>186
「大概が」だ
よいものだから売れているというのもあるさ
古典の名作だって昔のベストセラーだ
まあ大抵のベストセラーは普段本を読まない人が買うものだが
190 :
ε=┏(*゚▽゚)┛:2011/01/29(土) 16:02:49 ID:t8V0OjaC0
ドグラマグラ((笑))
どこの板の読書スレ見てもドグラマグラの名前が上がってるけど、そんなに面白いの?
借りて読もうかな。
ドグマグって本筋が一応あるけどロクス・ソルス並に脱線するから相当忍耐力必要だよ
あんぽんたんぽかん君がちゃかぽこちゃかぽこする話
ドグラマグラ好きだなぁ。自分の中の不条理な狂気世界を覗き込まされた感じ。
ちゃんと読むと確かにしんどいけど、逆にこういう小説は斜め読みの方が全体を掴めると思う。
細かいとこの整合性や必然性が重要なのではないんだろうから。
test
ドグラ・マグラとか神聖喜劇とか有名だけどなかなか手をつけられないな
夢野久作かよ
まあ、上下巻なので読むのはそこまでしんどくないよな
カラマーゾフ読めよ
2月になったら百年の孤独読み始めるわ。そのあとはピンチョンかな
宗教学者の末木文美士の著作が面白い。
200 :
名前は誰も知らない:2011/01/30(日) 08:33:00 ID:nX0kBYIn0
宗教好きなら『聖☆おにいさん』読むよな
「るくるく」のほうが1000倍面白い
>>200 漫画じゃねーかよ
個人的にはアンダーザより好きだが
孤独と言うワードで思い出した
吉本ばななのキッチン主人公は天涯孤独に
行き成りなっちゃってキッチンで眠るようになったんだよな
電車なんかの時刻表を用いた推理小説って苦手
メモしながらじゃないと何が何だかわからなくなる
ロシアの発音しにくい名前はどうにかならないものか
海外小説は登場人物把握するのに時間を要する
前スレで気になってタイトル覚えてたんだけど『ハドリアヌス帝の回想』
今日本屋で見かけたから買って来た。
まだ読み始めだが良さげな本を教えて頂いた、ありがとう。
>>205 安くないのによくぞ
世界史地図や古代地中海史などを適宜参照しながら読むと理解が進むよ
楽しんでいただけるといいんだが
湿気に強く、黴が生えず、変色や酸化しにくい紙があれば
そんな紙を使って本を出してくれれば、少しくらい高くても買う
>>171 オレもだよ!
原因は小説のちょっとした内容が
昔の自分の経験と重ねあって
フラッシュバックするんじゃないかな
そういう意味で一番辛かった本は
阿部和重のシンセミア
小説の内容もつらいけど…
>>204 レーヴィ『休戦』岩波文庫
東欧の名前やばすぎて笑えるぜ
フラバル「わたしは英国王に給仕した」
チェコ辛いよ
ロシアは愛称と本名が違いすぎるのと父称が面倒くさいな
今読んでるウォルター・ペイターの『享楽主義者マリウス』にもハドリアヌスの名前出てきてたな
これ読み終ったら俺も『ハドリアヌス帝の回想』読んでみよう
ここの人たちに質問
1.家にテレビ置いてる?置いてる人は見てる番組ある?
2.週に何冊本を読む?(漫画・雑誌は抜かす)
3.読書中 「ながら」をする? 例え:音楽やラジオ聴きながら / 映画・テレビ見ながら / 食事しながら etc
4.本は新品で買う?古本で買う?
5.読書していて良かったと思う事があればなにか。
6.好きな作家・ジャンルがあればなにか。
追加
7.読むのに今の自分には難解だと思った本は最後まで読み通す?
それとも諦めて後にとっておく?
8.一日の平均読書時間は?
9.読書以外に趣味があればなにか。
どうして聞きたいのか教えれ
『銀河英雄伝説』の名前も相当ややこしいのに
なぜか頭にずっと残ってる・・・
本なんてのは、毎週この時間に放映するTV番組と違うから読書の時間を決めて読まない
本屋で買ってきたら大抵一気に読むし、ページ数や巻数によっても読む時間は変わる
暇があれば何か読んでるとか、ジャンル問わず読み続ける読書家もいるかも知れんが
こう言う類のスレが、そんな人間ばかりだとは思わないので、
あまり聞く意味は無いと思うんだが
あちこちのスレで、質問ばかりしまくることによって
スレの流れを作りたがったり、返レスを欲しがったりする奴がいるけど、
それと同一人物だろうか。
質問の文末が「〜する?」(「か」抜き言葉)だったり
「○○それとも◇◇?」(名詞止め)だったりするのが多い。
答えを聞くのが目的ではないので、
たくさんの人がせっかくアンカーまでつけて答えてくれても、
それに対して何の反応もしない奴なのだが。
超偏屈www
2chでレスに反応あっても、「おせーよ、バカ」とかそんなんばっかじゃん
まあ、俺も人に言うほど本読んでないから答えないけどね
読書家を自任する人の5,6の答は気になる
わりとどうでもいい
江戸時代の町民の風俗について書いた本で、
面白いの何かない?
平凡社ライブラリーとか漁ればいいんじゃないかな
吉川弘文館から出ている江戸随筆を読むべし
平凡社ライブラリであれば、ちょっと違うけど、最近「江戸の罪と罰」を購入した
本棚の中で正に規格外の存在感を示す
それが平凡社ライブラリー
平凡という名からは想像もつかないような高品質の良書を輩出する平凡社ライブラリー
歴史関係の本を渉猟するときは必ずお世話になる平凡社ライブラリー
あの妙な大きさはハヤカワ文庫と同じくらい厄介だな
並べる棚に困る平凡社ライブラリー
それが平凡社クオリティー
妖怪アリャマタコリャマタのいた出版社ですから
うちの本棚の中のハヤカワ文庫
頭がデコボコしてほんとに迷惑だわ
最近のハヤカワ文庫はやけに活字が大きいので困る
昔のハヤカワ文庫(SF)は逆に文字が小さすぎて死ねる。
最近読もうと思ったハヤカワJAの本があるんだがどこの書店にも置いて無くてまいっちゃう
4年前に引っ越したとき、本の在庫整理しようと思って
今後読むことがなさそうな本を、思い切ってブックオフに大量に引き取ってもらったのだが、
サンリオ文庫はいまだに手放せない。
創元やハヤカワから出された本に比べるとマイナーな作品ばかりだけど。
フレドリック・ブラウン傑作集(星新一訳)を持ってる
実体験に基づく強迫性障害克服の鉄則35
田村 浩二
これ医者でもなんでもない人が書いてるけど、強迫性障害気味の人はいーかもしれん。おれは分かる分かるて感じで読めた。
俺の場合日常生活に支障を来さない程度の軽度だったからこれ読んで実践したら結構楽になった。
独りきりで読書
すなわち独書
むしろ皆で読書ってどういう状況だよ
その手のジャンル小説なら早川より創元のほうがずっとクオリティ高いと思うんだよな
良心的だけに先行き心配だけど
>240
黙読という個人的読書法が確立する中世以前の状態だな
NHK教育でトルストイのテレビ見てる。いと面白し
244 :
名前は誰も知らない:2011/02/06(日) 22:22:30 ID:wE106pGG0
読書会みたいなのって一度もしたことがないな
一度くらいやってみたいけど読書好きな知り合いもいないし
そもそも何するかも知らない
>>242 その発想は無かった
近代読者の成立 前田愛
朗読会けっこういいと思うけどな
俺は一人朗読会というのを時々やる
脳内友人や脳内彼女相手に本を朗読してやったり、粗筋を解説したり
プログラマだと技術書の読書会結構あるよ
喪男孤男の集まりで気楽だよ
紀○国屋って検索データ取ってんのかな?
店内で調べて、無かった本が後日入荷されてるケースがよくある
まぁ田舎だから一々手間かけなくて嬉しいんだが、なんだか照れる
Amazonで簡単に手に入れられるけど通販だとあらかじめ買うものを断定してるから新規開拓ができないというのがデメリットかな
田舎だから本屋なんて品揃え微々たるものだし
たまに遠出して比較的大きな本屋行って1時間ぐらいうろうろしながら気に入った本を探すのも好き
三島由紀夫「絹と明寮」。面白いけど少し難解だった。プロレタリア文学ではないがそれを三島流に書くとこうなるのか、とは思った
直木賞作家で面白いのないかな。恋愛小説は読まないから別のジャンルで
「テロリストのパラソル」しか読んだことがない
メルヴィル「白鯨」はすべての書籍の中で一番好き。
255 :
名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 17:52:15 ID:T6wZfrGp0
難しい本をすらすら読める知的な人間になりたい・・・
256 :
名前は誰も知らない:2011/02/08(火) 18:01:35 ID:cOC19S8Q0
経済・金融に疎いんで読もうかと思ってる。
人文飽きた。
ほら、コダンやってると何かと浮世離れしがちじゃないですか?
だから毎月インクの匂いのするようなピカピカの新刊を買うようにしてるんですよ。
新書が多くなるんだけど、そのタイトルときたらね。
ゴーレムの生命論 オホーツクの古代史 古事記を読みなおす
これはもうだめかもわからんね
本にカバーとか帯とか
CDとかもホント日本って無駄なもんが多いよなあ
本のカバーは無駄というか出版書店側の都合だよな
返本のカバー付け変えて再出荷
本は買うけどCDは買わないとかふざけ過ぎてる奴は存在が無駄だと思うよw
CDはレンタル出来るもん。
近所に図書館は無いけど、レンタルショップはいくつもあるし
今って、買いたい本は書店になく買いたいCDはCDショップにないんだよな
95%はどちらもネットで買ってる。CDはほぼ100%だ
世間に普通に置いてあるものを読んだり聴いたりしない自分が悪いんだが
音楽聴かないし
本は書店だな
軽く目通してから買うからな
孤独だから読書始めたけど、余計に孤独になった気がするぞ。
そういう事もあるだろうw
267 :
名前は誰も知らない:2011/02/10(木) 20:01:36 ID:9WU8ZSKm0
『なぜ若者はトイレで「ひとりランチ」をするのか』
孤男が一度は読むべき本
孤男でもトイレでランチはさすがに重症だと思う。
トイレでウンチに見えた
ふたりウンチ
屋上や車内で食べたりしたことはあるけどさすがにトイレで食う気にはなれん
孤男ほど潔癖多い気がする
トイレで飯なんてそれこそありえんだろう
孤男は孤独である事について他人の評価はあまり気にしないだろう
孤男とは言っても大学となれば周囲と一切関係を断つのも難しいからな
教授やゼミとの関係をある程度円滑にしておかないと卒論その他で無用な苦労をする羽目になる
俺は教授やゼミなんて怖くて関係が築けなかった
担当教授がいないから卒論は苦労した
友達いなくてもトイレで飯だけはないわ
277 :
名前は誰も知らない:2011/02/11(金) 22:14:50 ID:sep5MeAv0
ごはん食べながらの読書はお行儀が悪い
うるせーよ
一人で食ってるときに行儀もへったくれもあるかボケ
280 :
名前は誰も知らない:2011/02/12(土) 02:10:54 ID:A+uD6FLe0
寝ながらの読書がどうしてもできない
すぐに疲れるし、腰やひじが痛くなるし、本をめくりづらい
便所飯たまにするけど?だって落ち着くし。
便所読者はないけどなw
都内じゃ金でも積まないと便所ぐらいしか落ちつける場所がないのは事実
喫茶店ですら隣の客と超距離近いし・・・
公園があるだろう
距離が近いのが気になるなら引き篭もるしかない
最近、古典の新訳が沢山出てるけど、訳文がこなれすぎててイヤだ
少し昔の少し読みにくい訳文が好きなんだから
そもそも、既に翻訳があるものを改めて訳すなんて無駄としか言えない
未訳のものを優先的に訳すようにしてほしい
それは嗜好がマーケットとずれてるって事なのだろう
読みにくさをありがたがるのは翻訳学問の悪い癖だ
河出文庫で新訳でトーニオ・クレーガーが出たので読んでみた
岩波のトニオ・クレエゲルとは大分趣が違う
青春に折り合いを付けられないと孤男になるのだろうか
こなれすぎてていやだって正気か?
そういう傾向が昔の岩波みたいな悪訳をのさばらせてきたんだろうに
訳よりももっと注や書誌情報を充実させてほしい。
前にウルフの『灯台へ』のオックスフォード版ペーパーバック買ったら本文以外に伝記的解説、作品解説、校異、主要書誌、年譜、注釈がそれぞれ項目立てられて載ってて、ペーパーバックとは思えない充実っぷりに唖然とした。
(そして肝心の本文は三文目で挫折した。)
まあオックスフォード&ウルフだからってのもあるんだろうけど、日本の文庫もここまでとは言わなくても注くらいもう少し頑張ってほしい。
新潮文庫とか不親切なもの多いと思う。
海外だと解説にけっこう力入れてるよねえ
分かりやすくさせるっていう気を感じるよ
日本だと、解説のかわりに、エッセーというか読書感想文のようなものを載せてるが、あれはいらない。蛇足
特に、芸能人が巻末エッセーを書いてたりするのは最悪で、絶対買わない
それはあるな
それで「解説」とか唱ってるのは意味分からんし、近しい作家が絶賛してるのもどうにかならんかな、と思う
まぁ昔からあったんだろうけど。新潮だか岩波だか忘れたけど『檸檬』とか
芸能人のエッセイが載ってるから買わないって理解できないな
それが掲載されることで値段が高くなってるならどうかと思うが
嫌いなら本文だけ読めばいい話じゃないの?
仰る通りです
最近解説があって良かったのは『Self-Reference ENGINE』
ツボをついた補足と云うか、解説まで楽しめた本だった。
>>293 頭のいい人の法螺話という感じで、なんとなくフレドリック・ブラウンを連想した
計算機たちが主人公で、人類が脇役にすぎないというところも気に入った
(これが他の三文SFだと、人類と機械の協調とか共存といった、つまらない話になりがち)
伊達邦彦とかは愛してる
伊達邦彦から魅力的な要素を全部抜いたら俺になるといっても過言ではない
296 :
名前は誰も知らない:2011/02/15(火) 19:53:54 ID:Jgxyn0QDO
芥川賞受賞した西村賢太のネット評判が良いそうだなぁ
だめ板該当スレがNHKに紹介された。
読書してる時にメガネのフレームとか鼻の頭とかが視界の端に少し見えてる事に気がつくと、気になって仕方ないな。
耳栓しないと読書出来んし、神経質を治さないと支障がでるわ
あるある
本に集中してるときは頭の中でシーンが映像化されて映画を見てる気分になるけど、
「本の文字を目で追っている」って意識し出すと気になって集中できない
小説なんかは特に。
あるわー
集中してしまえば気にならないんだけどな
>>298 怖くなってきたじゃないか。潔癖症の気はあるかもなぁ。
>>299 それも分かるなぁ。子供なんかが、普段は自然にやってる呼吸を意識すると上手く息が出来なくなるのに似てる。
この旅館、高かったでしょ?
これは読んどけよって本ある?
・・・もうちょっと絞らないか?
ここ5年の間に出版された本で・・・!
広い…広すぎて端が見えん…ッ!!
日本だけでも1年間の出版点数がどれだけあると思ってるんだ
308 :
名前は誰も知らない:2011/02/16(水) 17:52:20 ID:061Rt69iO
じゃあ・・・今年!
市橋達也の・・・
もやしもん買ってきた
漫画はここじゃスレチか
漫画だと『惡の華』が面白かった。テーマは変態とは何か、らしい。
ボードレールの『悪の華』が登場するけれど、難解なのかな。
>>310 残念だがな
しかしノベライズはどうだろう
ガンツのノベライズが平山夢明だっていうから期待してたのに
やっと書店で見つけたと思ったら原案だけだった・・・買うのやめた
幼年期の終わり読了。寂しい気分になるね
ちょっと聞きたいんだが、結末で列車内かどこかで自分の分身を自ら刺し殺して、自分も死ぬって話の本のタイトルわかる人いない?
ホントそれしかわからないんだけど、らしき候補が何冊かあって検討つかない
>>311 面白いよ。難しくないし。ボードレールの詩が全然出てこないから物足りないけど。
ちなみに「惡の華」って誰の訳で読んだ?俺は岩波の鈴木訳なんだけど。
>>314 何冊かに候補が絞られてるならそれ全部読めばいいじゃん
罪と罰って名作と言われてるし、若いうちに読むべし!的な紹介をされる事があるから興味があったんだけど
ブックオフで見つけた時に上下巻で、分厚い上に文字が小さいし、難解そうだから止めた。
自分はあまり読書量も多くないし、読書を始めて一年くらいだから、自分でも楽しめる本がよく分からない
>>315書き方が悪かった。ボードレールの『悪の華』は読んでいないんだ。
安藤元雄(集英社版)か堀口大學(新潮社版)かで悩む。
>>316 そうなんだけども中にはけたたましく高い本もあるのよ
とりあえず一候補のポーさん集買いますわ
あざす
320 :
名前は誰も知らない:2011/02/18(金) 00:43:27 ID:zTreCsO+0
>>317 読書量を増やして
大勢の作家著者の文章読まないと
自分にぴったりの本は見つけづらいと思うよ
罪と罰も最初は大変だろうけど読み進めていくといい
ロシア系の人名は確かに読みづらいがw
罪と罰には読書感想文でお世話になった。
ラスコリーニコフという人名だけで、八マス埋まる。
322 :
名前は誰も知らない:2011/02/18(金) 00:57:41 ID:O6oCpm/R0
ロシアの名前は愛称にも気を付けてないと
別人だと思ってた人が同一人物だったりする
>>317 長いのに挑戦したければ吉川英治の三国志かデュマのモンテクリスト伯がマジおすすめ
ちなみに俺はロシアの作家の本は一冊も読んだことないのでその辺りはよくわからない
チャック・ポーラニックの「チョーク」はどうですかね
ロシアといえばドストエフスキー
ドストエフスキーといえば地下室の手記
地下室の手記は完全に孤男向きだな
孤男なら『地下室の手記』
厨二病なら『罪と罰』
童貞なら『白痴』
アホらし
自分も読書歴も読書量も少ないから、自分にも読める本があまり分からない。
東野圭吾とか恩田陸は読みやすかったよ。三島由紀夫は興味本位で読んだが無理だった。
>>329 普段本読まない人にオススメを聞かれたら宮部みゆきと答えてる
色んなジャンル書いてるし短編多いからサクッと読める
文章も読みやすくて嫌いという人あんまり見かけないから
姑獲鳥の夏/京極夏彦 読了
ラノベ好きが読む一般作品みたいな偏見があって
読まず嫌いしてたけど読んでみたら意外と面白かった
図書館行って魍魎の匣借りてこよう
331 :
名前は誰も知らない:2011/02/18(金) 14:21:40 ID:JfTVddJ/0
京極夏彦ってなんで変な手袋してんの?
京極堂シリーズは女郎蜘蛛がおもしろかった
333 :
名前は誰も知らない:2011/02/18(金) 18:23:18 ID:TPccFrNM0
>>329 三島由紀夫だったら潮騒から入れば読めるようになるんじゃない?
334 :
名前は誰も知らない:2011/02/18(金) 18:57:01 ID:yxQs/riC0
ニュートンやムーは読書になるか?
335 :
名前は誰も知らない:2011/02/18(金) 19:19:20 ID:5Qq8oMtJ0
もちろんなるさ
336 :
名前は誰も知らない:2011/02/18(金) 19:25:21 ID:JfTVddJ/0
ムーってオカルト本だっけ?
>>318 いや、ちゃんと読まなかった俺が悪い、すまん
一冊選んで好きな詩ができたら他の訳と読み比べするとかできるしね。俺は鈴木訳と堀口訳を比べて、やっぱり鈴木訳の方が自分に合ってた
338 :
名前は誰も知らない:2011/02/18(金) 23:36:03 ID:5Qq8oMtJ0
堀口訳は癖強いよね。堀口訳でしか読んでないけど
宮部みゆきの小説は、説明がくどすぎて俺には読むのが苦痛なのだが。
三国志は吉川版も好きだしゲームもやりこんだ。
宮城谷昌光の作品も好きで、どの作品も何度も読み返している。
なのに、なぜか宮城谷三国志の世界に没頭できない。
341 :
名前は誰も知らない:2011/02/19(土) 18:06:37 ID:R8suN3h+0
今更ながら秘密を始めて読んだけど、なんで評価されるのかいまいちわからなかった。
そんなに衝撃は受けないけど…。
読書ってコスパ的にも富んでるからいいよね
読書スピードとか千差万別だけど文庫本月20冊でも15kいかないし
最近は藤原伊織が面白い。現代小説とかあまり知らないけどこの人の文章は読みやすいとは感じた
月20冊も読める内容のものを読むのはコスパ悪く感じるが
秘密って著者は誰ですか?
>>343 費用は例えだろう
古典の名作に絞って月5冊だけじっくり読んだらどんなにかコスパいいかって話
エンタメ小説だって映画に比べたら格安だし
346 :
名前は誰も知らない:2011/02/19(土) 21:39:02.67 ID:/ghynwNk0
孤独をテーマにした作品が読みたいなぁ
地下室の手記は今読んでるんだけど
もっとこうタクシードライバーみたいに
孤独をこじらせて、外向きに爆発させてしまう話
映画には結構あるんだけど、本ってこういうのあんまり見つからん
たくさんあるよ
348 :
名前は誰も知らない:2011/02/19(土) 21:57:35.97 ID:DIcA56CW0
檸檬
349 :
名前は誰も知らない:2011/02/19(土) 22:00:12.93 ID:/ghynwNk0
>>347 おしえてよー
もうちょっと絞るなら、異形の者の話が良いな
フランケンシュタインとかそういう類だけど
異形ゆえに孤独で、そこから攻撃性を芽生えさせてしまうような話が良い
あんまりないだろ、あるかな
っていうか、デニーロ主演のフランケンシュタインは過小評価だな、本関係ないけど
丸山健二「争いの樹の下で」
351 :
名前は誰も知らない:2011/02/19(土) 23:41:34.51 ID:4+n3x3rt0
ミルトン『失楽園』読了
神への叛逆者サタンが最も魅力的だ
>>348 梶井基次郎の冬の日はかなりいいよな。肺病病みだと共感できる部分が多い。
俺は気胸なのでそんなに深刻じゃなかったが息が浅くなる感覚とかは経験してたから分かるところあった。
猫が登場するのも猫飼っている俺に良し。
他の作品も面白いから一読して損なしと思う。
>>346 最近の本だけど「悪人」はどうですか
主人公は田舎にすむ孤独な土木作業員(解体屋?)。別に異形じゃないけど
『悪人』はちょっと思ったけど、ぼっちこじらせて悪いことしたってイメージが無いんだよな
話題の『苦役列車』なんて結構当てはまると思う
355 :
名前は誰も知らない:2011/02/20(日) 10:09:22.12 ID:D19KDzRR0
デュルケーム『自殺論』(中公文庫)
自殺から現代のニヒリズム状況が垣間見える。
魍魎の匣/京極夏彦 読了
姑獲鳥の時も思ったけど、妖怪話と結び付けようとするせいか話がちょっと強引
あと京極堂マンセーされすぎ
もったいぶるくせに冗長な語りと合わさってくどく感じた
まぁでもなんだかんだ面白かったので
>>332の進める女郎蜘蛛までは読もうと思う
357 :
名前は誰も知らない:2011/02/20(日) 12:22:06.27 ID:oH+und7m0
ダイイングアイって面白い?
孤独と言えばスタージョンなんかどうだろう。
「マエストロを殺せ」は、劣等感に鼻の下までつかった醜男が
男前のバンマスに対する羨望と憎悪のあいだで右往左往する話。
「輝く断片」は、ひとりぼっちで生きてきた頭の足りない男が
大怪我を負って倒れていた若い女を拾うところから始まる。
「もうひとりのシーリア」は、のぞきが趣味の内向的な男が
ある女に惹かれて観察していくすえに見たものを描く。
「孤独の円盤」は、入水自殺を試みた女と、それを助けた男、
ふたりの孤独を結びつけたのはいったい何だったのかという話。
全て短編だからさらっと読めるけど、ずっしりした重みがあるよ。
骨まで達する傷口を恐る恐る開いて見るかのような切迫感がある。
>>358 なんか面白そうじゃないか。買いだな。
ありがとう
360 :
名前は誰も知らない:2011/02/20(日) 12:44:25.40 ID:Ju+XfOSC0
ホフマンでもどうぞ
個人的に最近読んだ中で一番孤独を感じたのはディッシュの憂鬱の女神のもとに来たれ
自分では何もできないアンドロイドが自殺したいっていう願い続ける内容で嫌な話だった
>>361 ディッシュは昔ジュブナイルのいさましいちびのトースターだけ読んだけどそんなものも書いてるんだね
頭のメモの中に入れておくわ
Oヘンリー短編集って読みやすいですか?
読み易いですよ
短編集ってたくさんでてるんだね。ちくまの文学の森シリーズとか読んでみてえ。
今、新古今和歌集読んでるんだが、たまたま目に入ったこの歌を紹介したい
おのづからいはぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる 西行法師
ひょっとして、こちらから何も言わないのに私のことを慕ってくれる人がいるかと思って、何も言わずにぐずぐずしているうちに、年が暮れてしまいました
………
乙女チック
西行ならあの有名な歌が今の季節ちょうどだな
うん西行はいい
さいぎやうほふし
『オタクの逝き方』読了
死ぬ前の身辺整理云々が詳しく載っていて参考になった
ヲタグッズ、PC、ネット上のデータetc の処分方法も懇切丁寧で読み易い
というか表紙の悲壮感の無さに笑えるというか救われるというか
371 :
名前は誰も知らない:2011/02/27(日) 18:13:15.55 ID:LSt8xpCt0
このスレに20代います…?
出たな
出ましたね
三年ぶりだな
三年ぶりですね
700年ぶりだねえ・・・
つまらない
若い人が多い気がする。俺は23
若いね
379 :
名前は誰も知らない:2011/02/27(日) 21:02:13.87 ID:2fEEbxjsO
俺の愛読書は、E.H.カーの「歴史とは何か」だ。
半世紀経つが、その複眼的思考は未だ輝きを失わない。
この本を上回る歴史哲学の本があったら、是非とも教えてほしい。
18
>>379 愛読書ってことは何度も繰り返し読んで内容がほぼ頭に入ってるってこと?
なら俺には愛読書はないなあ……
森博嗣ってどうよ?
俺は彼の哲学が好きなんだが
『女王の百年密室』だけ読んだけど、俺向きではなかったです。
哲学っちゃあ哲学だけど、ライトノベルと言えばライトノベル。
哲学と人生哲学は違う
「臨機応変・変問自在」(集英社新書)の77ページの
Q 建築分野において、計画→構造→材料→生産と発展した歴史のその先には
何が来るのでしょうか? あるいは何を持ってくるべきでしょうか?
に対する答え方がよかったな。
「工作少年の日々」(集英社文庫)の
へそスイッチ
もおもしろかった。
哲学も書いてるの?
Fになるだけ読んだけどちょっとセンスが古いおっさんラノベだった
387 :
月食領主 ◆DxgwL./BZw :2011/03/01(火) 23:31:47.28 ID:LJXEYrylP
哲学ってのは演繹的に思考する事
人生哲学も政治哲学もその点においては同じ
開高健さんは良い
正岡子規おもしろ
>>387 人生哲学とやらはだいたい帰納的(経験的)に導かれたものが多いわな
今初めて京極堂シリーズの「姑獲鳥の夏」読んでるんだが、冒頭から凄い読み応え。
ぶっちゃけると脳と心の話なんかは完全には理解できてないんだけど、なんとなく筋が通ってるように思える
それにしてもいつになったら事件パートが始まるのだろうか・・・まあいいかw
>>387 >哲学ってのは演繹的に思考する事
イギリス経験論というのがあってだな
>>384 森博嗣の哲学は人生哲学だけか?
森博嗣は科学的(事実と解釈をわける)思考によって「世界とは何か」とか「生きるとは何か」という問題の生まれる所以を明らかにしてる。そしてそれに答えようとしている(気がする)
これは哲学じゃないの?
うぶめの夏と女王の百年密室はテーマが似てる
一時期古本屋で森博嗣と京極は集めまくったな
でほんど読んでないで止まってるわ・・・
科学は哲学の一派では?
プルーストがつまんなくなってきました
そんなん言ってたら、ホリエモンの人生論も宇宙物理学の理論も鎌倉仏教思想もなんだって哲学じゃない。
語の限りなく広い意味で言えば間違いではないだろうけど、ただそれだけ。
やっぱり(希)哲学=フィロソフィーと考えれば、近現代の大学という制度の中で営まれる特定の学問と、その中で遡及的に見出された歴史(西洋哲学史)上の営みって言う位が妥当じゃない。
あとせいぜいそうした西洋哲学と比較可能な限りで見出された他地域・文化の営み(東洋哲学とかインド哲学とか)位まで。
西洋哲学と比較できなきゃダメなんだ へぇ
ダメというか、いわゆる学問としての哲学(狭義の哲学)と西洋哲学がほぼイコールであるってだけの話だわな
その意義を認めるかどうかは別として
まぁ哲学って言葉を使うとそんなふうに定義から何から面倒なことになるんで、広い意味で使いたい時は思想って言葉で置き換えると便利
ま、ま、小難しい定義の話はアレだから。
森博嗣の面白いところは、動機やトリックがどうでも良い話が実に多いとこ。
特に動機をすっ飛ばす。単なる「変人の自殺」でしたというオチも多い。動機とか知るか状態。
「遊びで殺すのが一番健全だぞ」 By瀬在丸紅子
気付けば、事件の謎に対してだったはずの探究心が、
死ぬことや殺すこと自体への考察にすり替えさせられている。
キャラクタを通じて諸所に立ち現れる森の死生観を味わうのが主眼になってしまう。
とても冷めていて、身も蓋もないがゆえに純粋にも見える死生観。
それを突き詰めると「スカイ・クロラ」に到達するんだろう。
上手いよ彼は。確かにラノベ風味のキャラ立ち小説の体裁だが、一線を画す存在と思うね。
>>382 どっかにも書いた気がするが
『少し変わった子あります』
薄くベールのようにかかる孤独感が、自分的には好きな感じだった
ミステリでもSFでもないけど…
白石一文『僕のなかの壊れていない部分』
読んでる途中…これは哲学なのか? よう分からん
たしかに孤独感や死生観を描いている気もするけど、主人公に感情移入できん
十分な収入の仕事をしてて、超美人な彼女とセフレがいて…
まあがんばって最後まで読んでみるけど
>>400 舞城の『土か煙か食い物』を読んだときにも同じ感想を持ったわ。
つまり、探偵・犯人・被害者・トリックというミステリの構成要素を便宜的に借用しているだけってのが衝撃的だった。
推理小説のモダニズム的な定式(数学的な統一性、野蛮に対する理性の勝利)を巧妙に回避し、中指立てる感じ。
メフィスト系(笑)どうせただのラノベだろwwと思って舐めてかかったら滅茶苦茶おもしろかった。
この手のゼロ年代的なメタミステリの唯一の難点は、本棚に並んでると異様にオタ臭いところだw
404 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/03(木) 17:28:47.72 ID:q/vG1I8xP
夢qや香山滋や中井英夫のやってることとはどう違う?
舞城は「ピコーン!」が傑作
>>404 むしろアンチミステリという以外に共通点がないだろ
407 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/03(木) 23:35:11.43 ID:q/vG1I8xP
俺はアンチミステリが読みたくて書きたかったのか
要するに思想本として読ませる要素のある娯楽ミステリならばどれも一緒。
あとはその思想に何らかの共感や畏怖や深さを抱かせてくれるかどうか。
物理トリックや叙述の仕掛けが主題だと、読中読後の一驚はあってもすぐに新鮮さは消えてしまう。
「殺戮に至る病」とかもうね。一瞬の輝きだから。
アンチミステリと呼ばれる物も、仕掛けを見せびらかすことに専念してるのが多いようで残念。
「虚無への供物」や「匣の中の失楽」とかも俺にはいまいちだった。
409 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/04(金) 00:34:31.05 ID:ywwVUuHPP
「悪夢の骨牌」読んでみて
>>409 検索したらシリーズ物みたいなんだがそれだけ読んでも大丈夫なのか。
411 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/04(金) 01:30:22.22 ID:ywwVUuHPP
シリーズ物っていうか連作だね
大して繋がりはないよ
412 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/04(金) 01:54:21.13 ID:ywwVUuHPP
大してってかほとんど
哲学的なミステリ読みたきゃチェスタトンだろ。
中井英夫が好きなのは別にいいんだけど複数のHNにまで拝借するのは前からどうかと思った
そういう行動ってはっきりいって中学生と同じメンタリティ
415 :
名前は誰も知らない:2011/03/04(金) 11:46:25.08 ID:I9BVBOme0
ナシム・ニコラス・タレブ『ブラックスワン』読んだ奴いるか?あれって哲学書なの?経済書なの?なんなの?
実はエッセイ
ブラックスワンは著者の自慢話に終止してた
「これが本当のリスク。エリートぶってる奴らには理解できないぜ。」みたいな
文量の割りに結論は「マージンとっとけ」ってだけ。
このスレは漫画やラノべもいれていいのかな?
銃・病原菌・鉄が面白いらしいが、書評とか解説読んでも一向に理解できないので
きっと本文読んでも理解できないんだろう
422 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/05(土) 15:45:29.66 ID:nS8ne0g3P
まあスレを開くたびに
黒鳥だの流薔だの人外だのナルシスティックな単語を目にさせられるのも迷惑な話ではあるな
流薔←よめない
425 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/05(土) 16:05:13.16 ID:nS8ne0g3P
るそう
>>420 日本人が書いた初心者向けの安い新書より分かりやすかったよ
悪夢の骨牌のシリーズ読むならモデルにしたルヴェルの方が面白い
どうせ中井英夫を読むなら虚無への供物か人形だな
>419
漫画は微妙
ラノベは良いのか
感謝
あと100年もすればラノベも立派な古典文学だ
日本が滅びていなければの話だが
430 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/05(土) 22:18:33.04 ID:nS8ne0g3P
「古典=価値がある」とは限らないってこと
何百年か後に読んだらおもしろそうだな。普通の小説と比べたときに何だこりゃってなりそうで
432 :
名前は誰も知らない:2011/03/05(土) 22:29:25.72 ID:Tt5OjbhZ0
容疑者Xの献身 白夜行 幻夜 手紙 秘密 ダイイングアイ 時生 読んだけど他にお奨めある?
>>428 源氏物語は当時の基準でいえばラノベみたいなもんだろ
世界最初の長編小説、しかも女流作家ってことで威張ってるだけだ
10代に読んだ本を30代になってから読み直すのも、
当時とは異なる味わいがあるもんな。
いい意味でも悪い意味でも。
>>432 『さまよう刃』とか『昔僕が死んだ家』とかかな
古典界のラノベ
古典界のハーレクイン
古典界のフランス書院
芥川賞を受賞した西村賢太の『苦役列車』を読んで
私小説に興味を持ったんだけど、何か初心者でも読みやすい
面白い私小説ってありますか?あったら教えてください。
そういや「私小説の神様」とか「私小説の鬼」っていうの、聞いたことあるなあ
ブローデル『歴史入門』読中。
ブローデルのアメリカでの講演録で、『物質文明・経済・資本主義』の自作解説という内容。
ブローデルの議論をざっくり知るためには大変お得なんだけど、何分大著『物質〜』の内容を薄い文庫一冊にまとめてるせいで、記述が粗く、優れた歴史書特有の歴史に触れているという面白さは殆どない。
やっぱちゃんと『物質〜』の方も読むしかないかなあ。長いの良いんだけど高いんだよなあ。全巻揃えるのに幾ら掛かるやら。
せめて『地中海』の方だけでも文庫化してくんないかなー。
志賀直哉おすすめ
文書がめちゃくちゃ上手い
城之崎にてが好き
>>437 とりあえず車谷長吉
それ読んでさらに読みたいと思ったら昔の私小説も掘り下げていくが吉
>>439 地中海は文庫にならんだろな。藤原書店だもの
私小説は徳田秋声読んで以来嫌い
正宗白鳥はどうか
田舎家の屋根裏で自己流の油絵を描いてた男や、妙な英語を独学してる主人公が出てくる
山本周五郎の作品に出てくる、尊貴な血筋でありながら町暮らしをしている若様って
ほのぼのしてて和むなぁ。
最初はその世間知らずぶりをバカにしていた町人たちも、
若様の純粋さに心打たれて次第に応援する側になっていくというパターンが。
…実際には、当時の権力者や金持ちのボンボンは
心のねじれた奴が多かったのかもしれないけど。
みんな大好き貴種流離たん
449 :
名前は誰も知らない:2011/03/08(火) 21:48:49.36 ID:VAWVdDDR0
狂人日記が愛読書
魯迅か色川か
どっちもあんま印象に残ってないけど
ゴーゴリのは読んでないや
>>452 絵を描く奴が出てくるのは「リー兄さん」、英語を勉強するのは「入江のほとり」
私小説といえば田山花袋
少女病は他人事とは思えなかった
短いし青空文庫に置いてあるから試しに読んでみるといいよ
地震のせいで本棚倒れた泣きたい
床一面の本の山を見てたら並べ直す気力も湧かない
456 :
名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 16:50:56.95 ID:U6IDClmp0
まさに日本沈没
457 :
名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 16:57:36.79 ID:2JDIyNGZ0
『草枕』 漱石
読むと日本人のDNAが刺激され脳内に懐かしい原風景が広がる。
458 :
名前は誰も知らない:2011/03/11(金) 18:33:03.82 ID:icxs97oi0
聖書を読んでいる
人間の原罪とは何なのか
>>458 人生と世の中が理不尽や不合理で満ちているのは
我々の祖先が犯した罪のせいだ、という風に説明できるため
>>459 そういう解釈には興味がない
分裂した自己意識を備えてしまった人間が宿命的に負わされている苦悩のようなものがあって、
それが楽園追放という物語として表現されているように思う
汝等神の如くなりて善悪を知るに至らん
サドの小説は退屈
退屈か?
俺は佐藤晴夫訳のソドム120日しか読んでないけど
あれだけうんこに情熱を捧げられるのはサドと小学生くらいだと思うぞ
屍姦や近親相姦や鞭なんかの色々とショッキングなネタがあったはずなのに
覚えている内容は「うんこ食べたい」「おならを嗅がせろ」しかない
俺が読んだのも『ソドム百二十日』なんだけど澁澤による序章のみの抄訳だったからかな
岩波文庫の『恋の罪』も読んだんだけど、
多分読んでる途中からいろいろ麻痺してきちゃったんだと思う
そんな俺でも震えるほどスゲェと思ったのはバタイユ『眼球譚』(生田訳)
__ _、_
|ミ),__( ,_ノ`) _
|ミ| / \ (´/ おはよう
|ミ|.// ヨ[ ̄]  ̄/
..___|ミ|(__/// ̄////
.  ̄ ̄ //////// ヽ;;.
.  ̄ ̄ ̄ ┗━┛
眼球譚は光文社古典新訳文庫で「目玉の話」で読んだ
グロテスクで陰惨な光景を平坦な文章で描くというこれはこれで奇妙な味だった
467 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/14(月) 11:45:49.98 ID:dovRyeSbP
ストルガツキー兄弟の「ストーカー」アマで注文した
『ストーカー』はSFけっこう読んでその手の想像力が備わってないとつまらないだろうなと思った
劇場版見れば楽しいんだろうが小説として楽しむような代物じゃ無い
悪徳の栄えは面白かったがな
レムのソラリスも同じだね
思弁的なSF小説ってたいがいそんな感じ
どっちも映画は映像としては凄く良い。眠くなるけど
井伏鱒二を読んでみる
探偵小説と言えば、シャーロック・ホームズだろうし、ファンも大勢いるみたいだが
そこまで評価されるほど面白いのかい?
473 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 05:46:04.14 ID:cFrCmX0GP
「(本格)探偵小説」は小学生のころ色々読んだけど
探偵の「万能感」がどうしても引っかかった
そんな中で「abc殺人事件」は探偵の「駄目さ」が際立っていて好きだった(ような記憶がある)
474 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/15(火) 05:51:11.35 ID:cFrCmX0GP
明智とかもどんどんマッチョ化するんだよね
清涼院流水読んだ。マッチョ化どころじゃないエスパー化した探偵軍団に笑った。
ひっくり返すちゃぶ台が一つ二つじゃ足りない。二度と買わねぇ。
シャーロック・ホームズは読んだ事ないけど、シャーロキアンだっけ?世界中に愛好家もいるんだし、魅力はあるんだろうぜ。
俺も取りあえず一冊くらい読んでみっかな。何から読むのが良いか分からないが、適当に古本屋で選べばいいや。
ケチで貧乏性だから古本屋になければ買わんが
コナン・ドイル、モーリス・ルブラン、江戸川乱歩は本好きの少年なら必ず通ると思ったが
そうでもないんだな
山田風太郎にいってました
そのまま半村良へ進め
禁煙中だけど煙草は崇高であるを読み始めた
読み終えるまでに禁煙を続けられる自信がない
>>480 その本読んでる時点で禁煙する意志がないんじゃ
タバコ依存の恐ろしさは普段は論理的に話す知識人ですら
タバコ擁護に走ると途端に支離滅裂になるところからもわかる
483 :
名前は誰も知らない:2011/03/17(木) 21:20:12.00 ID:AOlo8Aru0
刑事コロンボを見て禁煙やめたことならある
読んだ本から文章を引用改造して保存したりネットで公表する人いる?
自分で作れない栄養分を食料から補給しているような感じで。
485 :
名前は誰も知らない:2011/03/17(木) 23:36:28.07 ID:KLQhQLyI0
/ コンニチワン \
\ アリガトウサギ /
\ _________忘れないで下さい>
|<遊ぼう .|足長おじさん>
|<バイバーイ | 子宮頸がん>
<ポポポポーン! 読めば知層になる!>
|<テッテー : (ノ'A`)>: |国境なき医師団>
/ ̄ ̄ ̄ ̄: ( ヘヘ:: ̄ ̄ ̄思いは見えないけど>
/ \ エイシーエイシー>
早く、一刻も早く本の中の言葉よ、この私の心に溶けてくれ。
そしてこの心が痛いのをどうにかしてくれ。
本来であれば私自身がどうにかするべきなのだろうが、
私自身が本の中の言葉のような効用を持った言葉を作り出せないので、
それは仕方のない事であるのだ。
本よりも、人からの熱い言葉の方が心に染みるものだがな
488 :
名前は誰も知らない:2011/03/17(木) 23:55:43.24 ID:vY2/ebA80
>>487 誰からどんな熱い言葉をもらった事があるの?
小学校の隣の席だった奴が俺のノートに「死ね」って書いてたのを見つけた時は心に染みた
>>482 日本の場合は知らないけどアメリカの場合、煙草の擁護者はほとんどの場合確信犯だよ
煙草会社が第三者機関の設立と買収を繰り返して虚偽の証言や報告をさせていた実態が明らかになってるから
煙草は崇高であるも煙草の健康被害を否定する内容じゃないし依存で支離滅裂になって人は少数派だと思うけどね
皆、読書スピードが気になる。
本にもよるだろうけど、
例えば夏目の「こころ」だと、どのくらいで読みきるの。
>>491 そんなどうでもいいこと気にすんな、自分のペースで読め
一時間で平均7,80ページぐらいかな
斜め読みなら一冊30分ぐらい
なんか出版社から倉庫業務を委託されてる会社の被害も酷いみたいね
震災の事を考えると多少痛もうが読めるだけましなんだろうけど
494 :
名前は誰も知らない:2011/03/18(金) 19:24:20.83 ID:d7pRDOAuO
夢破れて落ち込む俺にオススメの小説ない?
とどめを刺してもらいたいのか傷を舐めてもらいたいのか
496 :
名前は誰も知らない:2011/03/18(金) 19:54:11.60 ID:d7pRDOAuO
あの夢は叶わなかったし忘れられないけど、まぁなんとか普通に生活できてます。
みたいな話がいい。
>>496 ちょっと違うかもしれないけど
草にすわる/白石一文
いろいろあって人生に疲れた男が、同じような女にあって立ち直るお話
これ好きでもう何回も読み返してる
この板の住人に合うかは疑問だけど瀬尾まいこの『天国はまだ遠く』とか良いかも
一昔前に流行した「癒し」路線に嫌悪感が無いならば、ブコフの常連な上に短いし読んでみては
499 :
名前は誰も知らない:2011/03/18(金) 23:08:54.74 ID:d7pRDOAuO
>>494 吉村昭「破獄」だな
他の吉村昭の小説どれでも読むと元気出てくる
「ほっこり」する小説ないかな?
せめて読書中だけでも心豊かでいたい。
青春とかなかったな(´・ω・`)
何か思い当たるものがないか探したけど自分が読んできた本が見事に暗い小説ばっかりだった
>>501 「夜は短し歩けよ乙女」
「まほろ駅前多田便利軒」
あたりはどうでしょ
俺は児童小説までかな・・・
ドリトル先生とかぽっぺん先生とか
今読むとぽっぺん先生はかなり孤男の臭いがするが
森見はほっこりしねえよ
ぽっぺん先生は確か独身で年老いた母親と暮らしてたな
最初の2作凄く好き
ほっぺん先生しらんなあ
ドリトル先生とチップル先生は知ってる
あと、そばかす先生ってのもポーランドにいてだな
509 :
501:2011/03/19(土) 19:40:07.39 ID:MaZk+0du0
自然災害があるたびに虚無への供物の動機を思い出す
虚無への供物って積んでる本の一冊だわ
上下巻だから正確には二冊っていうのかもしれないけど
積ん読崩さなきゃいけないとわかっていながら
ついつい新しい本読んじゃうんだよなぁ
吉村昭ってどうなの?
514 :
名前は誰も知らない:2011/03/20(日) 15:57:15.73 ID:4hu6PLLA0
年末に高嶋哲夫の「M8」、「TSUNAMI」、「東京大洪水」読んだけどタイムリーすぎた。
裸のランチ読んでるけど、わかるようなわからないような・・・
意味わからないと思いつつ、いいと思う瞬間もあったりで
5 名前:名前は誰も知らない[sage] 投稿日:2011/01/07(金) 09:19:11 ID:N+dhMNsc0
「ねえ、あなたは僕の大好きな作家の一人なんですヨ」
「ほんとか? ほかの好きな作家を何人か教えてくれよ?」
「バロウズ、ギンズバーグ、ジュネ、ボウルズ・・・」
「失せろ」
518 :
名前は誰も知らない:2011/03/20(日) 23:05:33.27 ID:sj08z8I20
「夢みたいやな」っていうと
「夢やがな」っていう。
「ボケてんの?」っていうと
「ボケとんねや」っていう。
「何いってんの?」っていうと
「わからへん」
そうして、あとで
親指たてて、
「何それ?」っていうと
「チッチキチー」っていう。
こだまでしょうか。
はい、そうです。
>>515 ランチが映画化された時バロウズが撮影現場に来てたけど
妻を殺した自分の過去が映像化されるのを観るのってどんな気分なんだろうね
520 :
名前は誰も知らない:2011/03/21(月) 23:14:11.16 ID:QSFlG8X30
好きな詩人・詩集を教えて下さい
古今東西不問です
>>520 個人的には銀色夏生が好き。
こだまでしょうか?
いいえ、誰でも
の方が今は気になってる。
522 :
名前は誰も知らない:2011/03/21(月) 23:49:16.45 ID:re4VZmodO
もうすぐ借りて来た詩の本とか返却か
W.B.イェイツ
中也
読んでいて心地がいい
俺も中原中也
記念館行くくらい好き
個人的には在りし日の歌より山羊の歌のほうが好き
中也もいいけど、最近は朔太郎かな
この前随筆よんでたら
あまりにお前は俺か的な内容だったので驚いてしまった
527 :
名前は誰も知らない:2011/03/22(火) 20:56:04.89 ID:laHUmMWv0
ヘッセが好き 小説も詩も
528 :
名前は誰も知らない:2011/03/23(水) 22:37:55.75 ID:naj9kHeD0
世界寄食大全という本を借りて来た。
まさか日本にも糞を楽しむ料理が存在していたとはビックリした。
後は、東野か伊坂を借りようと思ったけど
全て貸出中だったので歌野晶午を適当に数冊借りた。
評判通り、葉桜の咲く季節に〜は断トツに面白かったね。
他の短編などもまあまあ気楽に読める。
何だかんだで主人公は活動的な方が読後感が良い。
20前後の頃は太宰とかにハマってたけど、今はジメッとしたのはダメになった。
自殺のコストって本の話題出たのこのスレだっけ?
今度本屋寄ったときにでも探してみようかと思ったけど
なかなか積み読も消化できないし買うタイミング逃し続けてる
小説のおもしろさが理解できないから主に新書を読む
今日、「宇宙は何でできているか」を買った
その本以前めっちゃ売れてたみたいだな
ブコフにあればいいんだが
>>512です
以前『死顔』を読んだのですがちょっと理解し辛くて…
山茶花など構成に難があるとさえ思いましたが、
聡明なみなさんの感想を聞かせていただけたらと思います
オススメ読んでみます
533 :
名前は誰も知らない:2011/03/24(木) 09:46:42.52 ID:7oaIsENy0
そういえば、ちゃんとした古本屋ってどんなところを言うんだ?
神保町にあるような古書しかない店のことだろ
↓天変地異小説ならこれが凄い
石黒 耀 死都日本
>>527 ヘッセいいよな
春の嵐読み終わって、またシッダールタでも読もうと思ってる
孤独な青年の青春文学教えてくだしあ
538 :
名前は誰も知らない:2011/03/25(金) 01:13:20.51 ID:pnnmj76J0
相当病んでたら勧めねえけど重松清いいぞ(~e~)
重松清ですか。読んだことないのですがオススメがあれば教えてもらえませんか。
540 :
小人:2011/03/25(金) 02:47:59.62 ID:LYl6ZBUYO
>>537 孤独な人間ならドストエフスキーの「地下室の手記」とルソーの「孤独な散歩者の夢想」は必読。
まあ、さらに孤独を病むことは覚悟しておけ。
>>540 カラマーゾフは持ってるんですよ。まだ読んでないけどw
チェックしてみますね。
狭き門とかどうだろう
孤独というよりは孤高だけど、ぼっちの俺はしびれたよ
543 :
名前は誰も知らない:2011/03/25(金) 08:43:51.61 ID:pnnmj76J0
重松さんの代表作は青い鳥(合ってたかな?)だおw
泣けるおww短編だおwww
本屋で偶然立ち読みした『上祐史浩が語る―苦悩からの解放』という本が
面白かったよ。有名な人なのかどうか知らないけど、ブログもやってる
みたいだし読んでみようかな。
ネタかそれともマジで知らない世代なのか
事件当時は幼くて記憶が一切ないな・・・
こうやって何もかもが時の砂にに埋もれていくのだよ
今回の地震に迫るぐらい大騒ぎになったんだよねあの当時
被害の大きさは段違いだけど
>>545 1、ネタ
2、マジで知らない
3、布教活動
4、実は本人
オウムは幼稚園くらいだからな。リアルに。
「歴史」としてなら重大性やらなんやらは十分理解できるが空気感みたいなもんは全く分からん。
小泉劇場とリーマンショックで青春は過ぎて行ったわ。
スレ的な話しておくと『ローマ人の物語』オススメ。司馬史観よりは信頼できるようなできないような…
まぁローマ史自体の魅力がスゴイから面白いよ。
551 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/25(金) 22:36:46.44 ID:X/sG/kQ3P
オウムの騒動は小1くらいのときだったけど
当時父親がインターネットとエヴァにハマりだしたりしてて、
「新しい時代が来るな」という実感があったのは覚えてる
552 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/25(金) 22:38:36.17 ID:X/sG/kQ3P
95年と言えばゴジラが死にドラゴンボールが終わった年でもあった
553 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/25(金) 22:42:24.83 ID:X/sG/kQ3P
当時母親が「エヴァってオウムの道場で繰り返し放送されてるらしい」みたいなことを言ってた記憶がある
554 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/25(金) 22:46:03.13 ID:X/sG/kQ3P
95年を境にある種の「空気感」が転換し、00年から01年にかけてまた転換した感がある
大学時代、オウムにはまってる奴いたなあ。
上九一色の突入とかTVで見たよ。
凄かったよ。何か月もTVはオウム関連の番組ばかりだったし
田舎の地方都市ですら、町の空気もなんだかぴりぴりしてた
色んな流言飛語が飛び交い、日本全体がちょっとしたパニック状態だった
557 :
名前は誰も知らない:2011/03/26(土) 01:58:56.16 ID:8M/vW7dO0
俺の独断と偏見によるテレビパニック
(すなわち世間的にインパクトの強い事件)のランキング
1. 同時多発テロ・アフガン戦争
2. 東日本大震災・福島原発事故
3. 浅間山荘事件
4. オウム一斉摘発
5. 阪神大震災
6. 日航機墜落
7. 小泉訪朝
8. 湾岸戦争
9. 田中角栄逮捕
10.イラク戦争
世代が違えばランキングも変わってくるだろうな
俺はあさま山荘が一位だと思う
上祐史浩ってググってみたけど、そんなに有名人なの?
このスレ読んで初めて知った人物。
一般常識レベル?
自分は今大学生だけど。
極端なこと言えば、秋葉原の加藤知ってますか?みたいな話
別に知らんからってどうこういうモノじゃない
どちらも見てきたおっさんからすると秋葉原加藤なんて比較にもならない。
連日TVに出て強弁してた教団のスポークスマンだし。「ああ言えば上祐(こう言う)」。
一時期教祖の麻原より目立ってたんだから。今で言えば菅より目立ってる枝野ばりに。
オウムはあさま山荘など赤軍事件よりずっと凄かったと思う
組織的犯罪としては日本最悪最大だったし
オウム事件自体は知ってるのかな
そうやって風化されていくんだよね
まあ地下鉄サリン事件のときはリアルに通学で地下鉄乗ってたし
加藤より更に身近だったな
いろんな世代が居て2chは楽しいぜ
地震災害も大変だが
オウムや神戸殺傷はXデーが迫る時の緊迫感は凄かったよな
あと何年もすれば3.11大震災知らない世代が出てくる
過ぎさる時間は速いからね
そっかオウム事件知らない世代が増えてきたのか。
ライブで村井刺殺されたところとか早朝に麻原捕まえたところとか
俺はいまでも覚えてるよ。
オウム事件は、次は日本のいつどこでテロがあるかわからないし、
他人事じゃなくマジで自分が巻き込まれるかもしれないっていう恐怖感が誰にもあったからね
でもまあ人災より天災の方が比較にならんぐらい恐ろしいよな
地球は怖い
天災はどうにもならないから、あまり何も感じない
人災の方が怖い
会社の人間関係の方が怖いw
だから本に逃げ込む
人に怒られるのが一番怖い
人間の敵は人間だからな
575 :
名前は誰も知らない:2011/03/27(日) 03:58:40.04 ID:/B4d56ca0
啄木の歌集がいい
パニック小説まんまだよ!
今の状態って…。
世界の終わりってこんな感じだと
思った。
@原発50km圏内
それよりもんじゅだよ!
今回がもんじゅだったらマジで終わってた
>>544 カルトの恐怖再びだな。
死刑確定した豊田亨(東大修士卒)、広瀬健一(早稲田大卒)なんかも
そうやって何気なく本屋で手に取った1冊の本からオウムに行ってしまった
んだよ。
読書もいいけど、1冊の本との出会いがこういうことになってしまった
人たちもいるってことで・・・
ネタであることを祈る。
そして、またここを読んでいてほしい。
上祐は本当に二枚舌でオルグの名人だよ。
新入生を狙ってカルトがどこの大学でも触手をのばしてるから、本当に
気を付けてほしいと思う。
伊東乾「さよならサイレントネイビー 地下鉄に乗った同級生」でも
読んでみてくれ。
上祐なんかに接触していけない理由がよくわかるよ。
もんじゅの方も(が)相当やばいみたいだね
てか、ある意味で戦争以上の危機的状況が続いてるのに、まるで危機はもうないかのように振る舞うこの国(企業、政府、マスコミ、国民)の事なかれ主義=スノビズムの徹し方はほんとすごいな
今の「これから苦しくなるけど復興頑張ろう」みたいな空気も、危機自体は過ぎ去ったみたいな目眩まし半分、戦後の右肩上がりの成長をもう一度みたいな期待半分で出来てるように思える
日本全体で緩慢な切腹が行われてるみたい
つーことでウォルフレンとフランシス・フクヤマでも読んでみようかな
(でも今の状況でウォルフレンやフクヤマを読んで日本の現状を考えた気になってるのも、当のスノビズム的振る舞いそのものなんだろうな)
582 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/27(日) 21:36:06.41 ID:ouSumTcgP
「がんばろう、ニッポン」を言う機会をみんな欲してたんだろうね
日本人の所謂「総無責任体制」はちっとも治ってなかったんだな
>>582 何言ってんの?流れと全然あってないよ、きちがい?
586 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/03/28(月) 03:40:09.92 ID:OQuPeJF4P
「行間、文脈が読めない」というハンディキャップを持った方々のようですね
今後はこういう方々にも分かりやすい表現をすることに努めたいと思います
理解が足らず本当に申し訳ありませんでした
しかし、オウムの猛威を知らない世代が大学生か…
自分は85年世代で当時小3位だったが阪神もよく覚えてる。湾岸戦争については後から知った。
幼稚園と小3くらいが重大ニュースを知ってる、知らないの境目なのかな。
俺はあんまり重大ニュースとか印象に無いな。目の前の日常しか興味が無かった
拙い知識をひけらかす相手もいないし、それで恥をかく事もなかったし、何より興味が湧かなかった
目の前の日常に否応なく影響が出てくるレベルなんだよ
興味がないというとかそんなレベルじゃなく、どうしようもなく毎日目の前に突きつけられるんだから
オウムも今回の震災もそんな感じ
西日本の人や、オウム当時幼かった人はわからないだろうけど
TVというフィルターを通せばフィクションとリアルの実質の区別はない
自分の身の回り10メートル以内で起きてないことには興味はなくなるよ
そんなことよりも読書しようぜ!
安部公房「燃え尽きた地図」、三島「禁色」で、現在は井伏鱒二の黒い雨。
禁色の心理描写で疲れたが黒い雨は近代文学で藤村好きだから読みやすい。
あとAmazonでも5k分は買ったしな。唯一買ったラノベの「メグとセロンY」は結構楽しみ
593 :
名前は誰も知らない:2011/03/28(月) 20:07:09.48 ID:CusgOj2M0
本も整理せねばな
昔読んだ感覚が良かったというだけで手元に置いておくと要らない本ばかり溜まっていく
やはり本棚は適度に小さいほうが良い、捨てるには惜しい本で一杯になったときだけ拡張しよう
ここのところ余り本を読めない
恐らく震災の影響なんだろうけど
流薔園て俺と同年代だったのかびっくりだぜ
それはそうと引越しで送った本が傷付かずに届くか心配だ
>>593 震災後、本売る人増えてるらしいね。
ニュースで言ってた。
本棚整理してるみたいって。
整理してたら、吉村昭「三陸海岸大津波」が出てきたので読みます。
おれも震災以来まともに読めてない・・・
積ん読趣味の俺としては、捨てていい本などないorz
599 :
名前は誰も知らない:2011/03/29(火) 21:40:31.79 ID:lHqILkrz0
地震が来たら思潮社の『茨木のり子詩集』を持って逃げる
600
>>599 自分の大切な本を持っていきたいね。あれもこれも持っていけないから、一冊に決めないといけないとしたら、どれを選ぶだろうか。ちゃんと考えてみる。
太宰治『人間失格』だな
なんか逆に生きる希望が見出だせる
前スレで出てた、ハルヒinUSAが図書館にあったから借りてきた。
なんだこれ、卒論かよ。こんな本で三千円も取るんじゃねーぞタコ。
ハルヒの新刊やっと出るみたいね。
河出文庫の神曲 地獄編を読んでる
挿絵が豊富
また安吾の堕落論が売れ出すんじゃないか
懐かしいな
井伏鱒二の黒い雨もね
両方ともあるから読み直すかな
JCO臨界事故の医療記録「朽ちていった命」が売れてるみたいだな
はだしのゲンクラスのトラウマものの内容だが
Doctor:Did you lose your hair by worrying?
Patient:Yes, worrying about losing my hair.
里中哲彦の1日1分半の英語ジョーク読んだが、的を射たジョークが多くて久々に笑ったわ。
羅生門なんか良いな。被災地での略奪が生活の為なのか、単なる部外者の強奪なのか
・・・どこまでが善でどこからが悪なのか。
ニュースを見ていて老婆と下人のやり取りを思い出したよ。学生さんには読んでみて欲しい
な、それで心になにか残ったら物の見方が広がったら少しだけ文学に触れたと言えるよう
になるかもしれないしね。
610 :
名前は誰も知らない:2011/04/03(日) 22:58:54.58 ID:ik4VcS8K0
「born to run」が面白い
ダンテの神曲は確かにいいな
ベアトリーチェか
神曲は読んだが聖書読んでるような気になってくる
積ん読が溜まってたので数えてみた
自分で買った本:36冊
譲り受けた本:66冊(内読みたい本29冊)
100冊超えててびっくりしたわ・・・図書館で本借りて読んだり新しく買ってきたりする場合じゃなかった
安心しろ
書籍板の積読スレからすれば赤ちゃんみたいなもんだ
>>613 さっき当該スレみたら5000冊とか吹いたわ
一生かかっても読み切れん
100冊なら1年ぐらいで読めそうだし十分現実的読書量だったんだな
芥川おもすれー
>>614 もう読書家なのか蒐集家なのかわからないレベル
昔読んだ「アクロイド殺し」の内容完全に忘れちゃったから
ぐぐったら思いっきりネタバレされたクソが
618 :
名前は誰も知らない:2011/04/04(月) 02:59:19.85 ID:XG//a54J0
『神曲』といえば阿刀田のが最近、文庫化されたので読んだ。
やっぱり「地獄篇」以外あんまりおもしろくない。
しかも、あんまり分かりやすくもない。あれでも俺の知能では難しい。
『アクロイド殺し』の結末を忘れるっていうのも相当だと思う。
でもミステリ好きな人って、なんでネタバレにこだわるのか分からない。
俺は歴史もの好きだけど、最初から結末分かって読んでるからw
>>609 羅生門は高校の国語の授業でやったな
ただその時は退屈で仕方がなく、大して記憶にも残らなかったのだけど
あとで読み返してみたら、なかなか深く考えさせられるところがあって
いい作品だなと思うようになったよ
おれも高校の教科書で読んだ
教科書には数ページしか乗ってないんだけど
本当は何ページある小説なのか気になる
621 :
名前は誰も知らない:2011/04/04(月) 17:25:32.42 ID:n9l+Usmo0
あれは数ページの作品だよ
622 :
名前は誰も知らない:2011/04/04(月) 18:24:09.82 ID:nl64Ji5g0
芥川は、短い作品多い。
そりゃ「短編の名手」だからな
芥川賞は短編が対象だしな
短篇しか書けないというのは何かしら欠点なのかな?
長編作家にある構成力というか忍耐力みたいなものが足りないのか?
出たよ長編至上主義の亡霊
むしろ枚数も少なく制約の多い短編にまとめる方が難しい場合だってあるだろ
ミステリ大好きだけど
江戸川乱歩の短編はそこまですごいのか疑問
このくらい書ける作家はたくさんいるんじゃないか?
うろ覚えだけど、芥川と谷崎の論争
谷崎は小説に大事なのは話の筋であり構築力であると主張し
芥川は真の小説とは詩的精神に基づいた話のない小説だと主張したとか
短編しか書けないというより短編しか書かないという主義だったみたいね
630 :
名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 00:33:18.56 ID:M2Bicvo80
中学ぐらいん時「素顔同盟」っていう話が面白くて今本買ってみようかと思ったら
絶版って・・・・・・・
山月記が悲しい
>>628 現代はともかく作品が発表された当時はどうでしょう?
エドガー・アラン ポーのモルグ街のオチにはガッカリした
>>632 いや、それは分かってる
でも、やっぱり江戸川乱歩って
当時も現代も含めてトップであってほしいなって思っちゃうんだよ
>>633 古典ミステリって今読むとつまらないの多いよな
「黄色い部屋の謎」は本当にガッカリした
>>635 サンクス
今日は会社休んで読んでみます
短いの好きなら
ジュブナイルだけど星新一にしとけよ
宮沢賢治でもいい
2chで星新一好きの奴が
粘着荒らししながら星新一進めてるのを見てから
この作家にはどうもいい印象がない
新潮文庫で恐ろしい数出てたな、親父が全部読んでた
積読にあったし1冊だけ読んでみるか
640 :
名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 16:56:35.40 ID:Kmm7+MVC0
適当にググっただけで読みたくなったのはこれで三つ目だ
概観を伝聞として知っただけで如何にも俺の好きそうな文体であることが予想できる
というより星新一の作品と思しきものを過去に読んだことがある
凄い若い住人もいるんだなこのスレ
中高生チラホラ見かけますね
孤独な男子学生っていいなぁ
煽りとかじゃないから気を悪くされると困るんだけど、
星新一って俺らの世代だと小学生高学年〜中学ぐらいの頃の通過儀礼っていう共通認識が誰の間にもあったから、
今の読書好きな若い人が星新一知らないってことにちょっとびっくりした
そうだよね。本屋にももう置いてあること少ないしなあ
共通の読書体験てのも時代を経ると変わってくるんだなあとあたりまえのことを思った
>>644 そうなのか 知らなかった。
じゃあ、今の通過儀礼は、何なんだ?
昔話をするようになると人生も下り坂だ
もし中学生や高校生、学生の連中が居るなら
てめーの息子になってやるからさっさと幕を引きな、オッサンとでも言ってやれ
おいおい、煽りじゃないんだから怒るなって
ごめんよ、星さん面白いから読んでみな
648 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 17:59:55.81 ID:Ny02RsZ3P
649 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 18:01:39.99 ID:Ny02RsZ3P
星新一は小学校の教科書に載ってるから全く読んだこと無いって人は少ないんじゃないか
戯作三昧・一塊の土(新潮文庫)読み終わったー
「お富の貞操」でボッキした
教科書に載ってる星新一って
宇宙人がめっちゃ硬いカプセルを埋めてくやつ?
651 :
名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 19:51:41.45 ID:JxwkxhML0
西の魔女が死んだ想像してたほど面白く無かった
652 :
名前は誰も知らない:2011/04/05(火) 20:22:55.71 ID:RNX7EF4X0
すげえどうでもいい話なんだけど、目が悪くなると同じ行を続けて2回読んじゃうことがないか?
俺けっこうやってしまって困る
まさか西の魔女が死なないとは思いもせなんだ
明日から小松左京「果しなき流れの果に」を読む。
ブックオフで色々な100円文庫を立ち読みしてきた
T・クランシーがちょっと気になったが、まぁいいや
D・ソロー『森の生活』
世俗を離れ森での生活の様子と、独自の思想をまとめたものだが素晴らしかった
孤男必読だと思う
俺もいつか大自然の中で独りで自給自足で暮らしたい…
若い人がいたらソローに加え『荒野へ』も楽しめると思う
658 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 21:51:45.89 ID:Ny02RsZ3P
三国志が好き。全部で2700ページくらいあるけど、何度も読み返してる。劉禅が降伏して司馬昭と謁見するところが好き
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从:_ハ:/ `ヽ 人 _j ト、 ∨ 、: : : : : | : |: : |: : :|: :|
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660 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/05(火) 22:47:51.57 ID:Ny02RsZ3P
マット・リドレー「繁栄」ではなんちゃって自然生活だとソローが批判されてたな
まあ現代人から見たらノスタルジーにすぎないんだろうけど
今更あんな生活は無理だが憧れはある
>>656 自給自足は憧れだよな
ソローというと、いまを生きるという映画を思い出す
>>656 そういえば定期的にこの本の話を聞く気がする。でも読んだことないんだよな
今度はちゃんと覚えておこう
今エルロイのブラックダリア読んでて面白いんだけどハードボイルドってマルタの鷹読んでおけばいいの?
古典だとロス・マクドナルド、ジム・トンプスン辺りかな
久しぶりに蹴りたい背中を読み直した高校の時を思い出して鬱になった
ハードボイルドって上の星新一じゃないけど、北方先生とかのおかげで
かっこつけ馬鹿の読み物って偏見がついちゃったな。
ハードボイルドならレイモンド・チャンドラーも忘れずに
ハードボイルド文体が好きなのか、ハードボイルドな人物が好きなのかで
読む傾向がちょっと変わって来る
>>662 ホイットマンの詩が出てきたりしたよね。captain,my captainってやつ
あの映画十代の頃にみて惹かれたなあ
あまりにも自分の現実と相反しすぎていて
>>650 「おみやげ」ね。
ボッコちゃんに収録されてる。
672 :
名前は誰も知らない:2011/04/06(水) 20:09:48.52 ID:joGqUzSe0
池上さんの本全部読んだら
ニュースや新聞がおもしろくなった
まぁ俺のレベルは床屋の雑談レベルだけどさ
一番長く読み続けてる作家がスティーヴン・キングな気がする。無論翻訳で
つってもごくたまにしか読まないけど
スティーヴン・キング作品は最初に「ミザリー」読んでファンになりかけたけど
その次に読んだ「デッドゾーン」がつまんなすぎてその後一冊も読んでない
当たりと外れの差が激しいからね
キングは何気にホラー以外で良作が多い
実はあんまり代表作読んでないけどね
実はキングまだ手を出してないんだけど
オススメ教えてよ
70〜80年代のはどれをとっても外れはないと言われてるな
作品でいえばITあたりまでかな
短編だったら霧は有名
wiki見るとミザリーが87年だからそのあたりまでは凄かったな
自分はバックマン名義の痩せゆく男なんてのも好きだった
長編も短編もあるけどどっちもおもしろいやつはおもしろい。
「霧」は『骸骨乗組員』ていう文庫に入ってるがこれは分厚くもないし入門にいいかな。
新しめだと『幸運の25セント硬貨』っていう短篇集もいい
キングの長編の中では長すぎなくて面白い『ランゴリアーズ』もおすすめかな
マニアックっちゃマニアックな選択だけど
短編から入ると読みやすいかと思う。バックマン名義時代は外れがなくていいよね
681 :
名前は誰も知らない:2011/04/06(水) 23:42:34.97 ID:Kc1q/DPw0
池上彰は結局いつまでテレビ出るつもりなんだよ
682 :
名前は誰も知らない:2011/04/06(水) 23:44:15.54 ID:nh0rQPnE0
4月から本来の取材活動に専念するんじゃなかったか?
吉本ばなな結構好きなんだよな
つぐみが好きだよ☆
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何でそう俺に絡むんだ
こいつは
えらい迷惑だぜ やれやれ
キング作品は独特の読み方があるから疲れるんだよ
IT読める奴はよく集中力つづくな
「ランゴリアーズ」読むのに4時間以上かかった俺には無理だ
独特の読み方と言えば、大江健三郎も随分ひん曲がった文章を書くな
この人の本は「なんだ、これを言うためにこんなに入り組んだ文を書いたのか」の連続だよ
ここの住人としては太宰なんかが鉄板なわけですか?
689 :
名前は誰も知らない:2011/04/07(木) 18:42:21.41 ID:nV6b1Ej2O
太宰
ソロー
ルソー
ショウペンハウエル
あたりかな
初めは太宰に物凄く惹かれたものだけど、
年を経るごとにそうでもなくなってきたな
敢えて好きな作家を挙げるとすればやはりヘッセかな
もちろん他にも色々いるけど
ミルハウザーのピューリッツァー賞受賞作読んでるんだけど主人公がリア充過ぎて苛々する。
結婚初夜に花嫁がやらせてくれないからって不倫相手とやったあとに、
花嫁の母親のところへ行って娘の躾がなってないと怒鳴り散らす主人公にまったく共感できない。
谷崎潤一郎だな
年齢を重ねるにつれて、太宰を読む理由が無くなっていった。
太宰を読んだことがない
入り組んで分かりづらい文章書くのが文学だってんなら
滅んでしまえって思う
わかりづらい=高尚な文学と思いこんでいる人がいるのも事実
日本語がこなれてないから翻訳もの読まない人とかいるしな
俺は逆に翻訳ものばっかり読んでるけど
そういう意味ではやはり川端康成はいい
読みやすいったらありゃしない
そんなしょうもない藁人形に釘刺されても
700 :
名前は誰も知らない:2011/04/08(金) 00:44:57.27 ID:iNIW1jEO0
芸術性が高いと評される様な作品は、馬鹿な俺には理解出来ないや。
理解出来ないから、そういった作品は作家の自己満足なだけに感じてしまう
「ライ麦畑でつかまえて」を読んだ時
作者が何を伝えたいのかさっぱり分からなかった
むしろ意味なんて何もないんじゃねえかって
俺は17歳の時その本を読んだ
なるほどなと思った
何に対してなるほどと思ったのか、書いてくれないと意味がわからんよ
俺も高校のとき読んだな
同じくなるほどと思った
意味なんて読んだ人がそれぞれの形で受け取ればいいもの
>>703が言ってるのは本の意味じゃないだろ
受け取り方が人それぞれだからこそ、その一例を聞いてるんじゃ
太宰の場合、とっかかりは人間失格に代表される厭世的な側面に思春期の頃かぶれて、
その後やがてユーモアやペーソスに溢れる飄逸な作品群を発見してそちらの方の良さに目覚める、というコースが一般的だな
むしろ後者の方が評価されてるよね
私もライ麦はなるほどと思ったな
今朝はめざにゅ〜のキャスターになるほどと思った
日々なるほどの連続
太宰はデリケートすぎる人間の駄目っぷりを美しく書くのが上手いなと
人間失格・斜陽を読んで思った
ライ麦
ザ・ニンジャー
ライ麦は中学生当時読んだ時は、主人公大人だな〜と思ったよ
今考えるととんでもない感想だなw
今は太宰より芥川の方が好き
ライ麦は今読んでも楽しめるよ
深く切ない幸福
人間失格も読み返してみると結構ユーモアあったりする
高校の時、国語教師からライ麦薦められたの思い出した
何で休みがちだったのか、ばれてたのか
羨ましいなそれ
みんな色んな本読んでるだろうからちょっと質問しても良いだろうか。
以前幸田露伴の努力論を読んで感銘を受けて、ネットにアップされている「修省論」にも手を出したんだ。
そしたら、努力論でもそうだったんだけど、大昔の版しか無い修省論になると更に文章が古くて読むのが難しくて内容がさっぱり理解できない。
どうしても内容を理解したいのだけど、こういう昔の難しい文章を読む為の入門書ってある?
何を伝えたいのかは分からなかったけど
ライ麦の主人公はどことなく自分っぽくて共感できる
文句ばっかりいってる童貞野郎
ライ麦は映画のGOで知った。
太宰はアフォリズムが良い
719 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/08(金) 19:47:07.29 ID:1IuPpwMvP
トカトントン
>>715 文語体かと思ったらそうでもないみたいだな
たしかに読みづらいけど、こつこつ辞書を引いていけばなんとかならないか
それはそれでまた勉強になるだろうし、慣れればそこまでも苦にはならないと思う
俺にはこれくらいしかアドバイス出来なくてすまないんだが
よく読んでみたら多少文語が混ざっているのか
そういえば私の国語教室を半年くらい前に尼ったけどまだ届いてない
>>720 レスありがとう。
辞書片手に読む事はしてたのだけど、驚く事に乗ってない語句が結構有るんだ。
ネットで調べても出てこないから(そもそも変換できなかったり読みすらわからなかったりするのもたまにある)漢字の意味から予測するしかなくて凄い手間がかかる。
大学で古文漢文やってるような人間がようやく読めるってレベルらしいけど、それなら一般人向けに古い文を読むための入門書があるだろうと思って探しているのだけど中々見つからない。
>>723 俺も、似た経験がある。
たまにネットで調べても出てこない単語もあるんだよな。
辞書・電子辞書・ネット
これらを使って、地道に調べるしかないんじゃないか。
俺は、その方法で読んできた。
時間はかかるが、時間をかける価値はあったと思うよ。
それをやってたぶん、ほかの奴らと、本への理解力が違う。
725 :
名前は誰も知らない:2011/04/08(金) 22:36:54.23 ID:Szzl5Ekr0
>>724 そうするよ。ていうかそうするしか無さそうなんだけどねw
努力論の内にも「難しい文でも繰り返し精読している内に自然と理解できるようになる」なんてエピソードあるし。
>>723 漢字も旧字体が使われているから余計に調べにくいのかもしれない
辞書(国語辞典?)に載ってない単語はおそらく漢語かな
それだと普通の国語辞典に載ってないのも結構あって、
漢和辞典(俺の場合電子辞書のなんだけど)の方で見つかったりする
あと俺は高卒だけど、このくらいなら独学で十分読めるようになったよ
727 :
名前は誰も知らない:2011/04/08(金) 23:28:40.36 ID:LSUFLTs7O
島崎藤村詩集を読んでいる
>>715 おまいら、苟も読書家を名乗るのなら、この程度の文章は読めよ。まあ、これはあまり面白くないけど
729 :
名前は誰も知らない:2011/04/08(金) 23:46:09.67 ID:n3kHSmnS0
太宰を麻疹だと云って突き放してしまえる人たちが羨ましい
730 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/08(金) 23:51:10.81 ID:1IuPpwMvP
太宰は中二病というよりニヒリズムを徹底させた人って感じ
絶望しているが故にユーモラスに振舞う
731 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/08(金) 23:52:54.36 ID:1IuPpwMvP
中井英夫は太宰に「先生はいつも死ぬ死ぬと言っているのにちっとも死なないんですね」言ったそうだね
それからしばらくして彼は入水した
突き放してるわけでも麻疹だと思ってるわけでもないが、太宰にもいろんな顔がある、ということで
サリンジャーにしても同じことかも
あと、歳取れば感じ方受け取り方も変わってくるということもある
733 :
名前は誰も知らない:2011/04/08(金) 23:57:08.99 ID:n3kHSmnS0
太宰の『待つ』は傑作だと思う
これの外には俺は出たくないよ
>>732 うん、そうなんだろうけど、
そういうふうに年を取れるのが羨ましいなと感じてしまう
736 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/09(土) 00:22:08.12 ID:EwQev2r4P
戦時の高揚感の中おとぎ話を書き
戦後の開放感の中戦後民主主義を皮肉って見せたりする
そういう(「論理」から逸脱した)「反射神経」「皮膚感覚」
文学にしろ映画、音楽、絵画等芸術全般にしろそもそもそれは(少なくとも始まりの段階では)「反射神経」「皮膚感覚」の「表出」なんだよね
「ライ麦畑でつかまえて」
攻殻SACを見たのを機に読んでみた。作中でトグサが持ってたのと同じやつ。
なんだかよく分からなかった。
でもタイトルはいいなと思った。
歳とったからか文学とか小難しい事はどうでもよくなった
読み終わった後に心にちょっと残るものがあればそれでいい
まぁ脳が衰えたからだろうけど
ライ麦辺り、俺が高校辞める前に出会いたかった
本格的に読書始めたのは辞めた後なんだよねえ
740 :
名前は誰も知らない:2011/04/09(土) 09:02:22.74 ID:3CBbwfy20
今日なんか本買ってきて読もうと思うんだけどおすすめのない?
文学と人文系以外の本で
ダニエル・デフォー「ロビンソン漂流記」を読んでる。
昭和42年刊行の小学生向けの翻訳(監修が志賀直哉w)だけど、面白いわーw
麻耶雄嵩とか綾辻行人が好きでよく読むな
太宰は自己嫌悪が好きな人間のバイブル
河合香織『セックスボランティア』
か、官能小説じゃないんだからねっ/// (ルポルタージュです)
なんつーか、何とも言えない気分になった
今の自分を「まだマシ」と肯定していいのか、「オレときたら・・・」と凹むべきなのか
よく分からんくなった
>>734 安心して
死なないかぎりイヤでも歳はとるし心持も変わっていく
歳をとることで一番いいことは、自分や世界や物事を否応なく受け入れられるようになることだ
「生まれてすみません」だったのが「生まれちゃったんだからしょうがないよなー」になる
てか、いつまでも受け入れられなかったら自殺でもするか暴発して犯罪犯したりするしかないしね
大抵の人は普通に自然に落ち着くようになるよ
>>747 おもしろいけど
スレタイがいまいちだな
「ロビンソン漂流記」をさっき読了。
明日からは、ロバート・ルイス・スチーブンソン「宝島」を読む予定。
昨日からは、高橋弥七郎「灼眼のシャナ」も読み始めた。
ラノベなんて、藤川桂介「宇宙皇子」以来だw
750 :
名前は誰も知らない:2011/04/10(日) 16:35:21.77 ID:Jj+JFq9O0
ハックルベリーも意外に面白い
俺は宝島よりだんぜんロビンソンクルーソー派。あと、十五少年漂流記派
トム・ソーヤーよりハックルベリー・フィン派
>>752 いいね。ピギーw
トゥルニエのフライデーあるいは太平洋の冥界もそういや良かった
懐かしいな
十五少年漂流記とか小学校の夏休みくらいに読んだっけ
十五美少女漂流記っていうエロビデオは最近見たけど
また海底二万里読みたくなってきたなあ
今まで読んだ中で一番好きな小説あげろっていわれたら
十五少年漂流記かもしれん
小学校の読書の時間の時に夢中で読んだ記憶がある
エロアニメじゃねえか
俺も見たけど
奇遇だな、おれもみた
何この冒険者たちの集まりw
女と小説の話題で盛り上がってみてえ
何人かの女とその手の会話で盛り上がったことある
あたりまえだけど文学部出の女はやっぱり本好き多いよ
763 :
名前は誰も知らない:2011/04/11(月) 21:44:06.05 ID:YAR9Blz+0
早川さんかw
原僚「私が殺した少女」
文章がシニカルで、すごくイイ。
ミステリーなんだが、文章がいちいち面白く、終始笑い転げてしまった。
直木賞受賞。
吉村昭の漂流記もよいよ
家族八景オモロ
吉村昭作品、淡々とバッドエンドに突き進むのが好きだわw
>>768 わかる。尾崎放哉好きで『海も暮れきる』読んだ時はなんともいえなかった
放哉の名前が出てきた
この人の自由律俳句好きだわ
吉村昭といえば、今はやはり「三陸海岸大津波」。
白川夜船
なにげなく東野圭吾の短編小説読んだら結構面白かった
量産型作家なんていわれてるだけに
下ネタもうまいのね
774 :
名無し会員さん:2011/04/12(火) 23:07:11.23 ID:xr60lk1H0
>>771 まだ読んでないけど、今ならそれだよね。
手持ちの羆嵐読み直して、破船読みはじめた。
>>771 世界一の堤防のあった町が作中にも出てくるけど…
いろいろ遣る瀬無いよねぇ
熊の本は読んだ
本屋大賞に東川篤哉氏の「謎解きはディナーのあとで」
外国小説を電車の中で読んでるとすぐ寝てしまう
3日前からディケンズの「大いなる遺産」読んでるけど
まだ150ページぐらいしか読めてない
そういえば文学賞とかまったくチェックしてないや
最近流行りの本とかも知らないし
あんまりそういうのを本を選ぶ基準にしてない
だから知り合いに読書の話ふられても答えられないんだよなぁ
じゃ、チェックすればいいんじゃね? チェックしない俺って、かっこよくね?ってやつか。
781 :
名前は誰も知らない:2011/04/13(水) 22:46:15.38 ID:9nzAAkBA0
>>779 俺も同じだな
本読む目的が違うよな。読む本を選ぶのにもいろんなルートがあるし
783 :
名前は誰も知らない:2011/04/13(水) 23:56:15.71 ID:CusrgOoX0
孤男ってあえてするマイナー志向の人多そうだからね
なんか流行に背をそむけるのがイケてるみたいな
俺はそこまで突っ張れないから流行も多少チェックしてしまう
私は元々フィクションを殆ど読まないので文学賞に興味がない
サントリー学芸賞とか日経経済図書文化賞の方が興味ある
人それぞれだよな
本屋大賞なんかはたかが書店員が売りたい日本小説というコンセプトがそもそも噴飯ものだが
785 :
名前は誰も知らない:2011/04/14(木) 00:05:00.10 ID:jF4tawGo0
確かに受賞作に食指動かないけど、どのへんが噴飯ものなの?
一介の書店員が選ぶっていう反権威的なところ?
786 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/14(木) 00:21:57.12 ID:zTwdscHOP
本屋大賞だろうとカゲロウだろうとなんでもアリだとは思うけどね
俺は読みたいとは思わないけど
787 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/14(木) 00:26:09.69 ID:zTwdscHOP
「ダ・ヴィンチ」に毎月欠かさず目を通し
「本屋大賞」にワクワクドキドキ
好きな作家は西尾維新
何か物語に触れて「感動したい」「泣きたい」
それでいいじゃない
788 :
名前は誰も知らない:2011/04/14(木) 00:28:35.52 ID:jF4tawGo0
孤男一流の皮肉ですか?w
789 :
名前は誰も知らない:2011/04/14(木) 01:15:28.50 ID:RLU/LY9V0
外国の諺でベストセラーや流行モノは忘れられてから読むもの、
みたいのなかったっけ?
790 :
名前は誰も知らない:2011/04/14(木) 01:24:30.79 ID:CiC7nOMv0
流行についてこないやつをどうしても貶めたい奴がいるんだな。本人がイケてると思ってやってると本気で思ってんのかね
ただ自然とそうなっただけだってこともあるのに、そんな卑小な動機でいちいち行動を決めてるとでも?
流行無視するのも追いかけるのも人に口出されることじゃない
そういう態度を2ちゃんねる界隈では「中二病」というらしいですよ
大人だったら自分の興味のない領域でも多少なりとも関心を持つものです
792 :
名前は誰も知らない:2011/04/14(木) 02:37:44.24 ID:CiC7nOMv0
いやだから何でも厨二病ってレッテルに押し込めるなってことを俺は言ってるんだよ
頭悪いのかお前
流行を言うなら、好きなジャンル好きな作家ばかり偏読するのがむしろ現代の主流。
流行を知って読者が求めているものを知って、それで何かするのかな?
書いてる人?
>>791 何その啓蒙的な姿勢?
俺は中2で結構だがな。そもそも読書に大人も子どももないだろうに
興味のない本は読まない人=「チェックしない俺って、かっこよくね?」、マイナー志向、厨二病
とか言ってる奴は頭おかしいんじゃないか?
厨二病は心の若返りですよおじさま方
うむ
読みたいもん読め
>>783 わざわざマイナーを志向するんじゃなくて
もとからマイナーな嗜好なのが弧男。
別に西尾好きなら好きで読めばいいが
そいつの感性やら知能やらは低いんだなとしか思えない
まあ、風俗が低俗だと考えていても行くだろうから好きにすりゃいいが
うわぁ
803 :
名前は誰も知らない:2011/04/14(木) 13:57:50.51 ID:1+adh++u0
あまりいいこととは思わないが
文学史をなぞるような本の選択をすることが多い
>>801 誰を読んでたら感性や知能が高い読者になるの?
ジャンプを好むよりコロコロ好む奴の方が幼い
コロコロ好きならコロコロ読めばいい
ただ大人なんだから覚悟して読めよ
俺は馬鹿にされても虚仮にされても好きなの読むがな
いい年齢ぶっこいて漫画も読むぜ
だが、それだけしか読まないなら馬鹿にされても文句言えないが
他にも読んでるからな
氷山の一角だけフューチャーするならすればいい
それで俺の全てが解るわけでもないだろう
不易流行
まずは氷山のような豪華客船をも沈められるほどでかい人間になることから始めるとしよう
全てが解るわけでもないだろうってことは理解できるもんならしてみろってわけだ
同じ視点を持てば解ることは多い、そこから全て当ててやるよ
本も映画も古典中心だから、趣味が読書・映画鑑賞て人にあっても全然話が合わないな。
810 :
名前は誰も知らない:2011/04/14(木) 22:21:09.04 ID:6J+LxDzL0
アンセルムス『プロスロギオン』が手に入った 嬉しい
読んでから否定しろという奴が居るが
事前情報だけで判断できる事だってあるからな
西尾維新はラノベだよな
あんなの読む気しないな
あれ読むぐらいなら京極読む
じゃあ俺は西村京太郎読んじゃう!
人の読書にケチつけるのはやめろよ 醜い
まさか他人を貶す為に本を読んでいるわけでもあるまいし
楽しむ為に読むようになってから読書が楽しくなった
以前は何か掴まなきゃとか読んで成長しなきゃとか考えてた
何でも楽しもうとしてる今の方が話に入っていきやすくて内容も忘れにくい
何かを掴める事も多くなってきた気がする
俺もそのタイプ
古典文学を読むのとっくの昔にあきらめた
詠みたければ読めば良い
ただ俺はそんなの読む時間有るなら他の読む
俺とは趣味が合わない。お子様ランチを美味そうに食べるのは結構だが、俺は食通なんだ。
美食家がお子様ランチを頼むと思います?
なーんてな。
娯楽として読むなら自分が楽しめるかどうかだけなんだから
820 :
名前は誰も知らない:2011/04/15(金) 02:31:24.60 ID:XVqKGC0KO
ラノベとか読んでみたら意外と面白いんだろうなぁとは思う
ハルヒとか禁書目録とか機会があったらよんでみたい
背中のムズムズが半端ないだろうけど
822 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/15(金) 03:02:39.05 ID:gsX1UygmP
自分には「学園ファンタジー」「学園ラブコメ」に見られるような「学園」に対する憧憬が全く無いので
そういうのは手に取る気が起きない
憧憬があるかと小説楽しめるかは別かもよ
読んでみれば意外とはまるかも知れん
824 :
名前は誰も知らない:2011/04/15(金) 03:19:03.84 ID:XVqKGC0KO
>>822 それをわざわざ書いちゃうのは何で?
そういう本を手に取らないのと同じように、そういう書き込みにはレスつけなきゃよくね?
825 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/15(金) 03:24:38.68 ID:gsX1UygmP
>>824 たしかに「書かなきゃ良かった」と後悔してるところ
この場で、いくらか個人的な気持ちの話を織り交ぜることがいけないわけはない
読書は読むだけで終わりじゃないんだから
本屋大賞1位の評価ボロクソでわろた
書店員の醜い権力闘争のフィールド
それが本屋大賞
内田の映画の構造分析読んでるんだが面白いような面白くないような微妙な感じだな
エイリアンを持ち上げてグラディエーターを無価値としたりとか腑に落ちない
そういえば、文学賞メッタ斬り! とかいう文学賞批判の本を昔読んだな
内容さっぱり覚えてないけど
831 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/15(金) 19:42:11.60 ID:gsX1UygmP
>>829 確かに「エイリアン」は面白いけれど「グラディエーター」はつまらない
内田はどんな論旨で評してるの?
832 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/15(金) 21:52:02.20 ID:gsX1UygmP
「グラディエーター」ってその映画を観ている自分と全く関係の無い単なる「映像」が終始流れていくだけの感じ
受け手(鑑賞者)の想定を超えるものが何一つ無い
面白いつまらないというよりは「どうでもいい」んだよね
グラディエーターは、最後に残った女が一番の悪党。あるいは、国家権力が全ての元凶
映画自体はツマラン。筋書きや演出に粗がある
834 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/15(金) 23:41:18.53 ID:gsX1UygmP
あの王族の女は確かにムカつくキャラだったね
ドナルド・キーンが日本国籍取得だってね
これを機に読まず仕舞いだった能・文楽・歌舞伎を捲ってみるか
へえ!日本に住むのかね?中公文庫で文学史の本が出てるけど、俺はこっちを読んで見ようかな
>>832 つーかそこは受け手の、じゃなくて自分の、と書けよ。なんで一般論に敷衍したがるかね。
アフォなコテハンにかまうなよ
>>831 エイリアンはフェミニズム批評で
グラに関してはアルマゲドン、Xメンと同じで内容を何も覚えていないと書いている
グラのテーマはいつものりドリー・スコット作品なのに記憶にないと強調する意味が分からなかった
久しぶりに本読みたいが肝心の読みたいタイトルがない
てきとうにすすめてくれ
>>840 Self‐Reference ENGINE
円城 塔
こわれた空間に存在する知生体の話
僕は友達が少ない/平坂読
今読んでるから。ラノベ
もしも、私があなただったら/白石一文
僕は〜の前に読んでたから。親子二代で直木賞作家
風の日にララバイ/樋口有介
もしも〜の前に読んでたから。小説の舞台が4月はじめ
というかジャンルも何もなく進めろって質問は大雑把過ぎ
銀河ヒッチハイクガイド
SFコメディの金字塔。全5巻。とりあえず1巻だけでも十分楽しめる。
最低でも家族構成から尻の穴の皺の数まで書いてくれないとなあ
川端康成、三島由紀夫、安部工房、谷崎潤一郎、井伏鱒二、志賀直哉、坂口安吾
ここら辺は読んだ。近代文学系列で教科書に載らないようなダークな小説はないものか
まあ最近の小説でも問題無いけど
>>840 伊藤計劃『虐殺器官』
今読んでるけど余り楽しめてない
じゃあ聖書勧めたら読むのかっていう
文句無しに面白かったのは
車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」かなぁ
これが直木賞を獲ったとき、ニュース番組で久米宏が
「すげぇタイトルですね」と言っていた
849 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/16(土) 21:44:55.37 ID:9vNVwhraP
>>837 一般論とは「ある」ものではなく「作られる」ものでしかない
>>839 「フェミニズム的にどうか」と「作品としてどうか」を同一視するのもなんだかなあ
850 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/16(土) 21:46:29.76 ID:9vNVwhraP
俺は「エイリアン」において着目すべきなのは
「自明性の崩壊」を如何に描いているかということだと思うけれど
851 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/16(土) 21:51:27.76 ID:9vNVwhraP
あの宇宙船のクルーたちは「原子力発電」という「コード」の自明性に無自覚であった日本人によく似てますよね
852 :
名前は誰も知らない:2011/04/16(土) 21:55:35.03 ID:IptGYbzfO
本で恋愛とかエロとかの話題、というか女が登場するだけで嫌になる
だからほとんど小説は読めない
村上春樹なんか読んでて本を壁に投げつけてしまった
聖書すらも意外とエロい表現多いからだめ
だから俺は哲学や思想本しか読めない
853 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/04/16(土) 21:57:53.29 ID:9vNVwhraP
「男女がいて、二人がくっつく」というのもある種の「閉塞」に感じられるときがある
折角面白い話なのに何で恋愛とか男女関係の要素とか混ぜるのかなあと思う事がよくある
一般人は男と女がいて何で恋愛が発生しないのか不思議に思うらしいが
読書スレなのになんで映画の話してるんだ
ノベライズが有るからってか?
ラノベとか映画の話とか他所でやれ
>>852 間違えた↑。
三島由紀夫の「金閣寺」は、かなり読み難いが、孤独な男の物語だな。
女は登場するが、壁に投げつけたくなる恋愛というわけじゃないから、
自分は読めた。
岡本太郎の本が、ちょうど生誕100年で、本屋に行くと結構並べられているが
読むとちょっと元気が出るものがあるよ
彼も孤独なところがあったんだと思う 結構好きだぜ
>>852 誰の言葉か忘れたけど
「読書なんてものはしょせんはただの娯楽なのだ。
そこに哲学やら思想なんかを混ぜ込み偉そうに語るのは
読者の人生に対して失礼にあたる」
まぁ考え方は人それぞれだわな
岡本太郎は両親に愛され、フランスで趣味の世界に没頭しながら女と遊び、
日本に帰ってからはやりたい事をやりたいようにやりまくり、これと決めた女と死ぬまで添い遂げた。
最強のリア充だったよ。
ただ、生い立ち抜きで芸術に対する考え方は強く共感できる。
芸術はキレイであってはいけない、なんてくだりは赦された気すらしてくる。
若き日のバタイユとも関わりがあったんだよね
両親も超すげーし
麻耶雄嵩「鴉」読了
一回読んだだけじゃスッキリしないなぁ・・・
>>859 失礼でもなんでも如何にも真実っぽそうな法螺話を平気な顔で書くのが小説家って意見もあるしな
>>846 前から気になってはいたけどまだ読んだこと無い。
要するにどういうジャンルと言うかタイプの作家なのこの人は。
麻耶雄嵩の「神様ゲーム」のオチは意味分からない
Twitterがネタのクラウドってミステリ小説読了。
序盤ですぐにオチが半分読めたからたぶんミスリードさせられてるんだと思ったらそのままだった
相当ヒマな人にはおすすめ
途中でネタわかったのは「そして二人だけになった」かな
動機も動機で面白くなかった
>>865 最後のどんでん返しが好き
あんま書くとネタバレになっちゃうから、言わない
>>852 小説とは男女関係を描くものだそうな
俺とすればそんな小説観は「クソ食らえ」だが
コテコテのボーイミーツガール小説を読みまくって自分の過去を捏造するのです
872 :
名前は誰も知らない:2011/04/17(日) 20:53:22.33 ID:UAstOQ8E0
万葉集、ダンテの「神曲」やシェイクスピアの時代から、
恋は文学を産み出す大きなエネルギーになってきたのは確かだ。
俺は、せめて文学作品の中でくらいは純粋な恋を楽しみたい。
人それぞれの楽しみ方があるよな。
俺・豊太郎が教会の前で出会った美少女エリスには秘密があった!
俺を襲うロシアの罠!そしてエリスに秘められた、恐ろしい力─
19世紀のドイツを舞台に繰り広げられる、不思議で悲しい物語。いよいよ開幕!
安吾ちゃんの恋愛論
昨日再読したばっか
875 :
名前は誰も知らない:2011/04/17(日) 23:06:55.50 ID:d0SBkGJe0
雑学系の新書でおススメがあったら教えて。
読書って何冊も並行して進めるもんなの?
今読んでる本がさっぱり読み進められなくて1週間で100ページのペース
人に依るんじゃね
小説に関しては集中して一気に読みたいから並行はしない
長編は連休使って一日10時間取って・・・とかしないと記憶力無いから忘れちまう
>875
チョコレートの世界史
>>876 常時数冊読んでる。
場所ごとに本が用意してあって、会社・風呂場・寝床・トイレでそれぞれ別のタイトル。
881 :
名前は誰も知らない:2011/04/17(日) 23:57:52.12 ID:k17d5AdYO
>>876 難しい本を読んでるのか?
俺は小説しか読まないけど1日に200ページぐらいかな。
バイオマスと日本刀の歴史と大麻の本を読んだな
オレは常時1日15ページ
なんか自分でもよくわからんが、作者がこの1文を入れた意図とかこの言葉を選んだ理由とかまで読もうとしてしまう
そして昔読んだ本の内容を忘れてると言うのは、本当に読んだことにならないと思っているから、しっかり咀嚼し理解し記憶しようとしているんだと思う
不便な性分だよ…とほほ
モンテ・クリスト伯読み終わった。
休日1日かけて一冊読んでる
ただ「百年の孤独」だけは二日かかった
みんな読むのはえーすげー裏山
「宝島」読了。
明日からは、上でも挙がったジュール・ベルヌ「十五少年漂流記」
>>876 机に30冊くらい出しといて読みたいのをちょくちょく読んでる
明後日の休日に「Self-Reference ENGINE」を読む予定。
多木浩二に岸田衿子が亡くなってたのか知らなかった
おくやみ申し上げます
>>889 うろ覚えだけど俺が好きなのはcontactだな
>>891 contactって、アルファケンタウリ星人の出てくるやつだな
「魍魎の函」読み始めたけど
どうやったらこんなに読みやすい文章書けるんだろうか
894 :
名前は誰も知らない:2011/04/19(火) 23:01:56.37 ID:iQ20PaWh0
魍魎の匣というより、京極夏彦全般を読みやすいと感じるのは、
ページ割り(どの文章で次のページに移るか)までを計算して書いてあるからだそうだ。
文章のリズムを壊さずに文字の量をぴったりに合わせるのは、プロの仕業だね。
視点変更をしりとり形式でやったのは魍魎の匣だっけ?
あれは面白いなぁと思った
たしかに京極は一見小難しい文に見えて読みやすいな。
京極作品の陰陽師やら妖怪の知識って
流し読みするのが普通なのかな
ガッツリ読んですごい疲れる
俺は民俗学系の関心→京極だったから喜んで読む
900 :
名前は誰も知らない:2011/04/21(木) 13:36:45.92 ID:drSwmxAv0
民俗学とか民間信仰、元ネタ探しとかに興味があれば穴があくまで眺めていられるくらい楽しいよね。
そうでない場合はサラリでよいと思う。最近京極夏彦を読んでいないな。俵万智ばっかり読んでる。
ドスト読んでる。楽しいが読むの遅いからつらいよ。
902 :
名前は誰も知らない:2011/04/21(木) 20:15:07.22 ID:XL2W/qI70
長編は登場人物メモしたながら読んだほうがはかどるかもね。ていうか俺は同じく読むの遅いからそうしてた
903 :
名前は誰も知らない:2011/04/21(木) 21:48:41.94 ID:iTHKWB7r0
サリンジャーのナイン・ストーリーズ読んでる。
ライ麦畑とか読んでみたけど、俺はサリンジャーは晩年の作品の方が好きだったりする。
塀に囲まれたメンヘラ爺さんなんて生き方が理想的過ぎる。
今読んでる本の報告の流れなので…
失われた時を求めて読んでる
超絶退屈なゲルマントの方へが後数十ページで終わる
小林秀雄が「われわれは秀才だが、青山二郎は天才だ」といったような
言葉を言ってた
それから興味を持ってちくま文庫の青山二郎全集読んでみたけど
小林の語る思想と同じようなものが書かれていて笑った
906 :
名前は誰も知らない:2011/04/22(金) 02:56:14.38 ID:HgAs4dTo0
村上春樹ノルウエイで気持ち悪すぎて嫌いになったんだけど
カフカがちょっとみたら孤独っぽくて興味もったので
借りてきた
なんかすげえ中2感が・・・
好きな本探すのってほんと難しいよねー
907 :
名前は誰も知らない:2011/04/22(金) 04:02:04.71 ID:7cMkA+q/0
>>906 ノルウェイの森は性描写がかなりキツいから初めて読んだ時ビックリした。俺は気持ち悪いというより生々しいと思ったよ
908 :
名前は誰も知らない:2011/04/22(金) 06:20:18.44 ID:9XFtNAhh0
>>906 >>孤独っぽくて興味もったので
お前からも、なんかすげえ中2感が・・・
高村薫「太陽を曳く馬」
近年久々の個人的ヒット。
現代美術、精神異常、仏教哲学への長々とした偏執狂的な記述と
ミステリーの融合。(よく勉強しましたね〜)
読売文学賞受賞。
新リア王積んであるんだけど読んでみようかな
上下あるとなかなか手が出ない
魍魎の匣読み終わったー
途中まで面白かったけどラストはいまいちだった
この手の小説は謎解きに期待しちゃいけないな
なにかオススメの小説教えてく
通学中に読めるようなお手軽なやつを
筒井康隆『ダンシング・ヴァニティ』
隣の家の少女
グインは30巻で読むのをやめて、残りはざっくりあらすじをなぞるのが吉。
沢木耕太郎の深夜特急ノートがやっと来月文庫で出る
酒がうまくなる本ない?
>>918 酒のほそ道
ラズウェル細木 漫画だけど
>>914 2chで鬼畜モノとして隣の家の少女をあげる奴よく見るけど
本当に読んだことあるのかと疑問に思う
あれ一人称小説で主人公がヘタレだから
ここからって所で逃げたり気絶したりして終わること多すぎ
物語としては面白いけど鬼畜モノとしては物足りない
>>920 今まで見た中で最高の鬼畜モノ教えてけれ
('A`)
>>922 『コロちゃん』
中々面白そうだけど同人誌か
出来ればamazonで購入出来る書籍で頼む
やったね
酒のほそ道は読んだら絶対飲みたくなるな
よく出てきたけど、生牡蠣が食いたくて悶絶した
>>918 ヘミングウェイの「日はまた昇る」の登場人物達は、とにかく酒ばっか飲んでる。
真似して、ウィスキーソーダ(ハイボール)と安ワイン飲むようになった。
ハイボールは流行ってしまったけど。
シェリーを飲んでみたい。
928 :
名前は誰も知らない:2011/04/23(土) 20:24:30.67 ID:VGQLCWcUO
よく安ワイン飲めるな
キングの「シャイニング」や「IT」って面白いの?
読みたいけど長すぎてなかなか手が出せないんだ
>>924 氏賀Y太 漫画だけど
鬼畜って概念が曖昧のような気がする
酷いことしてれば鬼畜なのかしら?
グロとだいぶ被ってる気がする
小林泰三とかどうかな
あと貴志祐介の黒い家はある意味かなり鬼畜
忙しくてなかなか読み進まない
シェークスピア読みたいんだけど、
著作権切れとかでインターネットで読めたりしないの?
市立図書館で探してみたら古いしボロいし読めないし揃ってない。
どうすればいい?
新潮文庫の暗号解読って本面白かったわ。
最近推理小説ばっか読んでる
かえって人が死なないでオチで驚かせてくれる物の方がおもしろい
>>932 シャークスピアの作品自体(英語)は著作権消滅でweb上でも入手可能。
ただし、作品の翻訳は、翻訳者の著作権が切れていない事が多い。
938 :
名前は誰も知らない:2011/04/23(土) 23:36:25.01 ID:VGQLCWcUO
How sharper than a serpent's tooth it is to have a thankless child!
「灼眼のシャナ」2巻、読了。
既刊24冊だからまだ楽しめる。
超長編好きで、作者がいかに世界観や辻褄を崩壊させないで後付け設定やご都合主義を同期させてくか、
ハラハラしながら読み進めるのが大好きだw
崩壊したらしたで、シリアスがギャグになってそれも楽しい。
小説を読んでいて頻繁に思うのが
ストーリーに全く関係ないそのつまらん文章は本当に必要なのか?ってことでさ
なんか無駄な文章を読まされてる気がするんだよね
短編集でも読んでろと思うかもしれないがそれでもそういう水増し文章に遭遇してしまうんだな
いや、本筋に関係ないつまらん文章は必要ないと思うよ
そういう人には小説は向いてない
好きな作家は隅々まで読むけどそうでもなくて、
他にも読みたいのある時は軽く流しちゃうよ
商業的意味合いを抜きにするけど。
蛇の足を描きこんだために認められなかった者の故事があるじゃない。
でも、描いた人はその時描きたい気分だった。
作者にとっての必然が作品に反映されてたわけさ。
作者がメタ的な視点を要求しているかどうかは分からんけど、
作品をより楽しむ上で、読者は協力を惜しまなくて良いんじゃないかな。
小説は枝葉でできてる
しかしその枝葉が邪魔に思うことが増えた。年を取ったということかな。
年取ると辛抱がきかなくなって「要するに何なの?」と結論をせかしたくなる気がする。
最近は短編しか読めなくなってきた。作者の狙いがギュっと詰まってる感じがいい。
>>942 つまらん文章が好きなのか?
つまらん文章はつまらん文章以外のなにものでもないと思うが
949 :
名前は誰も知らない:2011/04/25(月) 23:26:10.61 ID:DE4N+O3F0
トリストラム・シャンディなんか一生読めないんだろうな
別に人それぞれだし
読んでてどうでもよさそうな所は流し読みしてる作品もあるし
三島やドストエフスキーみたいな心理戦みたいなのは集中してるけど近代文学での風景描写とかは結構長し読みかな
つまらんかどうかは人それぞれかもね
日常の会話を思い返してみるといい
必要事項だけじゃなく様々な豊かなどうでもいいことやくだらない冗談や逸脱があるからこそ会話は成り立っている
必要事項だけだったらそれは会話ではなく情報の伝達に過ぎない
小説もそれと同じ
つまらんという語の解釈に齟齬があったようだな
俺は下手くそな文章(かつ本筋に関係ない文章)という意味だった
俺の好きな作家に、毎回同じようなストーリー展開で
似たような登場人物を出しオチの付け方もほぼ一緒という人がいる
いつも同じなので推理小説だというのに推理せずに犯人がわかってしまうくらい
でもその人は文章が抜群に上手い。読んでるだけで楽しい
俺はこの作家の文章が読めるなら本筋に関係とか物語展開とかどうでもいいと思ってる
結局は文章を読ませる作家か物語を魅せる作家かで違うんじゃないの?
あたまは子供!頭脳は子供その名は
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「十五少年漂流記」読了。
明日からは同じくヴェルヌの「海底二万里」
十五少年漂流記は子供の頃何度か読んだが凄くイライラした
結局人気がある奴が最高権力を握れるんだ・・・と思って
あれは当時のフランスから見た欧米の関係がそのまま適用されてるもんね
フランス人のブリアン=ヒーロー
イギリス人のドニファン=敵。嫌な奴
アメリカ人のゴードン=冷静な中立的キャラ
まあそんなこと関係なく内容は面白いんだけどさ
で、黒人のモコには選挙権が無いのな
海底二万里再読したい
15少年と題しつつ、半分はモブキャラ同然なんだよね。
さて「灼眼のシャナ」3巻を読了。
引き続き4巻へ。
ネットで知った「水の迷宮」っていう小説読んだけど
全然面白くなかった
>>961 大長編男か
今まで読んだ大長編についてよかったら少し頼む
俺は陋巷に有りが三巻まできたとこ
西遊妖猿伝は大長編だよな
>>940 理工系の教科書だったら、無駄な文章は一つもないよ
あるいは、聖書みたいな経典のたぐい
あるいは裁判供述書とか事件調書とか取扱説明書とか戸籍謄本とか契約書とかね
志賀直哉とか本筋しか書かないんじゃない
電話帳でも読めよ
契約書は揉めた時に双方がどう身勝手に解釈して争うか、読んでいて想像が膨らむ
マーク・トウェインの人間とは何かを読んだ
「なんですって、ひどい!」ってところで青年に萌えた
俺の中でこの青年のイメージは金パセミロングのお嬢様に決定
図書館に住みたい
図書館にPCとベッド置いたら一生幸せ
はいよ
>>963 大長編デビューは、トールキン「指輪物語」だった。
途中で物語が2つに分かれて、それぞれの進展が互いの話に影響するとこが胸熱ではまった。
次が栗本薫「グイン・サーガ」。ほぼ同時期に平井和正「幻魔大戦」。で、「平家物語」。
この辺で、群像の栄枯盛衰、が自分の主な好物だと自覚した。
今も、橋本治「双調平家物語」を読んでるけど、展開が分かっててもゾクゾクする。
975 :
名前は誰も知らない:2011/04/30(土) 16:07:52.00 ID:Qr3I7TNc0
>>957 ヴェルヌなら「神秘の島」を読めよ。ネモ船長の正体が明かされるぞ。
あと、「月世界旅行」は講談社が出してるけど、打上までの経緯が全て端折られてるから注意な。
「空飛ぶ戦艦」もよかった。今でてるのは「空の支配者」か「征服者ロビュール」というタイトルの筈。
>>852 男しか出てこない小説なら「惑星BC越冬隊」「砂漠の惑星」辺りは女は出てこなかった筈
お勧めを適当に挙げてみる
戦争もの
「Uボートコマンダー(クレーマー)」「電撃戦(デイトン)」「燃える東部戦線(ハリソン)」「高速戦艦脱出せよ(ポター)」「第三帝国の神殿にて(シュペーア)」
冒険もの
「失われた黄金都市(クライトン)」「ファイアフォックス(トーマス)」「暗殺工作員ウォッチマン(ライアン)」「深夜プラス1(ライアル)」「ジャッカルの日(フォーサイス)」
文化史
「トイレの文化史(ゲラン)」「ハエ全書(モネスティエ)」「戦国の堅城(学研)」「王様も文豪もみな苦しんだ 性病の世界史(アダム)」
SF
「エデン(レム)」「逆転世界(プリースト)」「ノヴァ(ディレイニー)」「未来の二つの顔(ホーガン)」「今宵銀河を杯にして(神林)」「宇宙船ビーグル号の冒険(ボークト)」
科学
「表面の化学(岩沢)」「未来宇宙技術講義(シュミット)」「住まいの解剖図鑑(増田)」「地衣類の不思議(柏谷)」「マンガで分かるシーケンス制御」「πの神秘(プラットナー)」
ハードボイルド
「夜にその名を呼べば(佐々木)」「男たちは北へ(風間)」「一人だけの軍隊(マレル)」「メタル・トレーダー(徳本)」
クライムノベル
「悪党パーカー/電子の要塞」「怪盗ニック登場(ホック)」「スティング(パーカー)」「波に座る男たち(梶尾)」「波の上の魔術師」
丁度2週間前のレスか
>>974 お、ちょうど指輪詰んでるとこだわ。
西遊記と水滸伝も興味有るし、大長編マジいいかも。
GWだし長めの小説読みたい
979 :
名前は誰も知らない:2011/05/01(日) 00:00:45.64 ID:n3Hj91fb0
そういやそうだ
出遅れたけどこれから長編読もう
980 :
名前は誰も知らない:2011/05/01(日) 03:39:06.04 ID:s1oqNlxS0
映画音楽漫画絵画演劇と他にもいろいろ見たいものがあるから
読書となると、自然と天才が書いたものばかりを読むようになった
じゃあ俺はこの前言ってたリア王読もうかねえ
982 :
名前は誰も知らない:2011/05/01(日) 06:46:40.08 ID:qCsDGtnTO
天才バカボンのリア王の後を継ぎ、王様になった がんくつ王(ガンちゃん)の話だね。
少年時代にバカボンパパに虐められ、その復讐の為にやってくるが、さんざん弄ばれて殺される(?)んだよな
「きっと死んだに決まってるのだ。これでいいのだ」
待て、しかして希望せよ!
984 :
名前は誰も知らない:2011/05/01(日) 08:55:40.76 ID:eRqkWtqS0
俺も小説は名作とされてるものしかほとんど読まないから
たまに中堅どころの作家の小説読むと異常に陳腐に感じる
987 :
名前は誰も知らない:2011/05/01(日) 15:44:50.04 ID:n3Hj91fb0
俺も名作しか読まんなあ。
それで十分楽しめる。
歳取ってからは名作だけでいいけど、若いうちは質にこだわらず色んな本を読んだ方がいいよ
むしろつまらない本、駄作をある程度読むことも大事
読むの遅いから駄作には時間使いたくないんよ
しかもつまんないもの読んでるとすぐに眠っちゃう
990 :
名前は誰も知らない:2011/05/01(日) 22:01:10.75 ID:n3Hj91fb0
俺はもう歳とったので時間がないんだ
俺は出来れば駄作は読みたくないな
不味くても栄養になるなら食うが、毒にも薬にもならない物は食う意味が無い
そのまさに駄作、つまらないものがあとあと栄養になるんだよ
場合によってはちょっとした名作より栄養になることがあるから不思議なものだ
では聞くが西尾やラノベが栄養になるんか?
駄菓子みたいなもんじゃないか
子供は喜ぶがな
994 :
流薔園園長 ◆DxgwL./BZw :2011/05/01(日) 22:16:22.49 ID:TtHMGD4WP
「栄養になるから読む」ってのは決して「自明」ではないんだよね
高級中華や割烹やミシュラン五つ星の料理だけでなくハンバーガーやジャンクフードを食うことだって必要なんだよ
駄菓子の味を知らないものは駄菓子について書けない。語れない
>>985 乙カレー
本って相性だと思うけどね
どっかの誰かが駄作だと評価してても俺が面白いと感じればそれでいいです
なので他人の名作駄作評価はたいして気にしないで読んでる
語る内容があるならいいんだけど
読んだことすら忘れてるような本もあるだろ
読まなきゃ批評が出来ないってのは、違うと思うぜ
語る為に読む訳じゃないからな
まぁ、見解の相違なんだろうが、
意味があると思ってる事自体がそもそも違う
単純に子供が喜ぶ事に意味は無いのかと言われりゃ意味はあるんだがねぇ
ここにはそんな子供は恐らくいない
雑草をたくさん黙々噛んだことが顎を鍛えるんだよ
雑草ですらないんだが
1001 :
1001:
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/冫、 )::: 1000だ
__| ` /:::: スレ立てろ
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