孤独ならドストエフスキー読むよな

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1名前は誰も知らない
ドストエフスキーファン全員集合
2デブ:2006/09/08(金) 23:36:07 ID:Bm429o2YO
読む読む、あの展開にはさすがに驚いたよ。
3セヴィ王子 ◆YJTJRXeq2k :2006/09/08(金) 23:40:07 ID:0gvin3jL0
「学校に友達は一人もいなかった…欲しいとも思わなかった」
で有名なチャールズブコウスキーもよろしく。
4名前は誰も知らない:2006/09/08(金) 23:57:08 ID:dKD98P9A0
地下室の手記は孤男のバイブル
5名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 04:39:24 ID:p5V01q1cO
カラマーゾフの兄弟上巻だけで挫折した(´・ω・`)
6名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 07:00:53 ID:VeBPUuMX0
20世紀ならカフカもいいと思う
7名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 07:04:23 ID:yFSsMT+80
>>5

俺もだ
8名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 10:07:46 ID:MVi/uGQZO
罪と罰か………。
9名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 11:38:01 ID:CcdqBtQw0
保守
10名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 11:57:19 ID:MM46BlxkO
「罪と罰」挫折しました
11名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 12:04:02 ID:gYzo4C5Q0
ドストエフスキーなんて現代人が読むようなものじゃない。
冗長すぎる。「犯罪と刑罰」なんて一章のあの現実離れした口調の
意味不明な会話が延々と続いて、耐えられなくなってすぐに投げ出した。
心と時間に余裕がないと、あの時代の小説は読めない。
12名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 12:25:49 ID:iIvy8Rpu0
こっちもよろぴく。
「犯罪と刑罰」ベッカリーア著(岩波文庫)

ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003401018
13名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 15:43:51 ID:AwyVk6auO
トルストイ「戦争と平和」
14名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 15:56:54 ID:A0ASvIL2O
弧男ならカフカだろ
あの精神分裂症患者の日常はやばい
15名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 18:41:42 ID:t6OwJ5hv0
今罪と罰を読んでるが
多くの人が思うような暗さみたいなものはないんだなと思った
カラマーゾフ兄弟の新潮文庫の帯はちとやりすぎだな
16名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 19:04:17 ID:LgvBH+It0
白痴はいいぞ。
ロシア女のヒステリーも現代と変わってなくていい。
17名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 20:07:17 ID:u6grUu8J0
村上春樹もよろしく
18名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 21:19:55 ID:PW53d9aD0
やっぱカフカだよな。
19名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 21:41:57 ID:pZKYXj5A0
>>14.18
「変身」だけ読んだことがあるが
他にお勧めがあれば教えてください。
20名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 22:55:43 ID:vHPAsZ6p0
光文社の最近出た新訳はどうかな>カラマ
亀山って人
21名前は誰も知らない:2006/09/09(土) 23:59:36 ID:gYzo4C5Q0
小説読むのが面倒で、ドストエフスキー解説本をざっと読んだが、
いろいろとヤヴァイ人だったんだね。

地主の家系で、癲癇(てんかん)もちで、父親が農奴に計画殺害されて、
3回くらい結婚して、シベリア送りで処刑寸前までいったギャンブラー。

普通じゃないな。だからこそ、普通じゃない小説がかけたのか。
22名前は誰も知らない:2006/09/10(日) 00:26:15 ID:OqjSnPr4O
カフカの短編、寓話集が岩波の文庫本であります。断食芸人、掟の門、流刑地にて、が、私は好きです。
23名前は誰も知らない:2006/09/10(日) 00:29:26 ID:REcBClgJ0
「罪と罰」は高校時代に読んだ
一気に読み終わったな
孤男にはすごい共感できた
二度と読みたいとは思わないが
24名前は誰も知らない:2006/09/10(日) 09:47:45 ID:TyncuLMm0
罪と罰は何回読んでも面白い
惜しむべきは訳が雑すぎる本を買ってしまったせいで無駄に疲れる程度か
コレしか読んだことないけど今度買いに言ってみるかな……
25名前は誰も知らない:2006/09/10(日) 10:22:15 ID:tafeQnzo0
米川正夫訳の未成年、
岩波文庫から復刻版が出てた。
ビックリした。
26名前は誰も知らない:2006/09/13(水) 12:25:34 ID:XXyk4/FR0
今ちょうど新潮文庫の罪と罰読んでるときにこのスレ見つけた。
あれいいな、
「少しでも賢い者は常に人生の根底にある悲しみや苦しみに気付き、
苦悩しているものだ。」ってやつ。
別に自分を賢いとは思わないけど、孤独を肯定してるよな。
ドストヘフスキーの時代は結婚して一人前子供作って一人前人脈豊富で一人前
だったはずだからな…
あの時代にこういう孤独男思想だった彼は天才だよ。
27名前は誰も知らない:2006/09/13(水) 20:45:56 ID:4fcMxOn70
天才じゃなかったほうが幸せだったろうけど
でも「人生の根底にある悲しみや苦しみ」を知ってしまった以上、知る前には戻れないよな
28名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 02:55:01 ID:dPhBA1/S0
トルストイでお勧めの作品ってなにかな
29名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 19:22:35 ID:+xkIhELG0
>>26
それ孤独が肯定されてるの?
「人生の根底にある悲しみや苦しみに気付き、苦悩」するのが
孤独だって事?
「少しでも賢い者は」だから、妻帯者だろうが人脈豊富だろうが
含むんだよね。
30名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 19:26:22 ID:KTSmhQNI0
>>28
やっぱり『罪と罰』とか『悪霊』とかじゃないの?
31名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 19:33:01 ID:AqaO33QW0
ラスコーリニコフって典型的な孤独男だよな。
すげぇ〜好感が持てる。
せっかくイイ仲間がいるのに、「一人にしてくれ…一人にしてくれ!」
しか言わねぇ〜言わねぇ〜。
ヒッキータイプだし、独り言言うし、あてなく街を徘徊するし、思想狂ってるし…
なのにどっか憎めないんだよな。
あと、さすがに時代を感じるのが、一人の人物のセリフがやたら長いよな。
チラシの裏話を5ページにもわたって続けて、最後オチが、
「へ、へ、へっ!」とかいう笑い声だぜw


32名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 19:33:24 ID:c+3o5XGk0
>>28
「戦争と平和」または「アンナカレーニナ」あるいは駄作と呼ばれるが「復活」あたりが代表的作品だが、長編が嫌なら「人生論」「クロイツフェルソナタ」「人は何故生きるか」「イワンの馬鹿」とかがお勧め



>>30
・・・・。
33名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 19:50:08 ID:dUDcgeMp0
人生論は挫折すると思う・・・
アンナカレーニナがいいね!

34名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 21:32:54 ID:/aXNIKN/O
違うものですが、ニーチェさんも好きです。
嘔吐、嘔吐
女と会う時は鞭を持っていけ。
35名前は誰も知らない:2006/09/14(木) 21:52:49 ID:q0EmgJEz0
>>34
この人を見よは
かなりキテるよな 
36名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 03:26:45 ID:thmQBs160
>>31
いまならフヒヒヒヒかな
37名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 17:12:11 ID:eVwAaB0q0
ドストエフスキーの、理性のみでの社会改革は不可能で、
人間の本性は非論理である。っての考えさせられるよな。

なんつーか理性って行くとこまで行くと殺人肯定しちゃうんだよ。
ラスコーリニコフはまさにそれ。
性格の歪んだニヒリストの高利貸し糞ババァなんて一人や二人死んでも
誰もかなしまねえじゃ?
だから理屈で言ったら死んでもイイ人間になるんだよな。
だが本能でそれはだめだと思わなければならない…
38名前は誰も知らない:2006/09/15(金) 18:22:19 ID:kxRHayId0
ラスコーリニコフは本当に共感する。
やつの危険な思想に同意するのではなくて、ああいう独りよがりでアホなこと考えちゃう人間性に親近感覚えるというか。
孤独主義者の駄目な部分が集約されているね。でも憎めない。
「罪と罰」はバアサン殺しの場面から面白くなっていくから、これから読む人はそこまでは我慢して読んで。
これはサスペンスとしても面白いよ。
39名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 11:24:13 ID:oezzeSH30
じゃあ俺もラスコーリニコフを真似して、
深夜徘徊しながら一人ごと言いまくろうかな…

ラズミーヒンみたいなのが来てくれるかなぁ?!
40名前は誰も知らない:2006/09/16(土) 23:37:32 ID:tFpBy3x50
>>39
やめとけ。たぶんこうなる↓

                  ,ィ⊃  , -- 、
          ,r─-、      ,. ' /   ,/     }     ち
          {     ヽ  / ∠ 、___/    |
   署     ヽ.      V-─- 、  , ',_ヽ /  ,'      ょ
           ヽ  ヾ、  ',ニ、 ヽ_/ rュ、 ゙、 /
   ま        \  l  トこ,!   {`-'}  Y        っ
             ヽj   'ー'' ⊆) '⌒`  !
   で    , 、      l     ヘ‐--‐ケ   }        と
        ヽ ヽ.  _ .ヽ.     ゙<‐y′   /
   来     }  >'´.-!、 ゝ、_  ~  ___,ノ
         |    −!   \` ー一'´丿 \
   い    ノ    ,二!\   \___/   /`丶、
        /\  /    \   /~ト、   /    l \
41名前は誰も知らない:2006/09/17(日) 12:15:12 ID:E987BG020
生きる理由が、小心と死の恐怖ってのがなんとも…孤独男だよな。
42名前は誰も知らない:2006/09/17(日) 14:56:06 ID:yJP1hMz30
弧男ならもっと地下室の手記についても語れよ。
読んで衝撃を受けた小説ってのは俺にとってはこれが唯一だ。
43名前は誰も知らない:2006/09/17(日) 14:58:42 ID:GI8mg7er0
刑事コロンボは罪とバツにインスパイアされてできたドラマなんだよな。
はじめから犯人が分かっているっていう逆転のストーリーがさ。
ところで孤独なら『地下室の手記』は、はずせないね。

あと、ゴーゴリの狂人日記もいいせんいってる。
44名前は誰も知らない:2006/09/17(日) 15:22:44 ID:fvrr7Zjf0
ここを偶然見たけど、「地下室の手記」を再読したくなった。何だか、ありがとう。
45名前は誰も知らない:2006/09/17(日) 15:40:49 ID:ahfb1U720
一人にしてくれ
46名前は誰も知らない:2006/09/17(日) 16:42:41 ID:H7UODri80
白夜もけっこういいだろ?
47名前は誰も知らない:2006/09/17(日) 16:55:49 ID:W9M+2ywC0
一人にしてくれ
48名前は誰も知らない:2006/09/19(火) 19:04:44 ID:4PT0xObn0
へ、へ、へ!
豚ちくしょう!
49名前は誰も知らない:2006/09/19(火) 19:26:55 ID:J2Vh7AGo0
ソーニャは娼婦だからいろんな男とやりまくってるんだよな…
50名前は誰も知らない:2006/09/19(火) 19:35:56 ID:4PT0xObn0
白痴のアグラーヤ様が好きです
51名前は誰も知らない:2006/09/19(火) 19:47:47 ID:J2Vh7AGo0
一人にしてくれ…
52名前は誰も知らない:2006/09/20(水) 22:44:30 ID:RwWME/ix0
とりあえず罪と罰の新潮文庫を読み終わったが、
次ぎは何がオススメ?!
53名前は誰も知らない:2006/09/20(水) 22:53:59 ID:mJ+uUx2N0
白夜はまさにもてない君のためにある
54名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 00:40:57 ID:8mFJfthm0
52さん
長くてもいいなら『悪霊』すすめます
全編ブラック
第3部はまさに作者の暗黒面真骨頂絶好調
ラストで最後の輝きが消えて無くなり(涙)
ラストのラストでズドーンともう一度突き落とされる(呆然)

なんのことかこれじゃわかない...

ちなみに『悪霊』は中間の一章が
雑誌連載時に掲載が自粛されたらしいです
本作中で一、二を争う問題の場面(真っ黒けの黒!)なのですが
ストーリー的には直接的な影響が少ないため
新潮文庫では巻末に別章扱い
岩波文庫では作者の当初の意図を汲んで
連載された時の順で、途中に挿入されてます

あと、フランス語でしゃべっている会話が多いのですが
岩波ではカタカナ表記です。新潮は...?。
55名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 01:00:19 ID:uTTuctUc0
ワダイヲ・カエマショウ
56名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 01:05:11 ID:8mFJfthm0
>ワダイヲ・カエマショウ

賛成!
でもその前に訂正
『悪霊』のフランス語
新潮ではカタカナ表記
岩波は仏語原文+(二行小文字でで日本語訳)
以上、54でした。

ところで、『作家の日記』ってyonda?
57名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 01:19:21 ID:uTTuctUc0
作家の日記って地下室の手記のこと?
58名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 01:28:42 ID:uTTuctUc0
あっ...
調べたら違ってた。絶版みたいだね。
読んだことはないです。
59名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 14:54:34 ID:frXvnP+Z0
深夜徘徊しながら一人ごと言いまくろうかな…
60名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 17:43:45 ID:7zjkA0ev0
ドストを読む以前から夜の道で独り言を言ってた俺はヤバイのかもしれぬ
61名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 19:45:41 ID:XpR/ZNss0
>>60
おまえみたいな奴大好きw
62名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 22:19:55 ID:0aue3T280
家で独りで居るときは
俺ずっーと独りで喋ってるよ
63名前は誰も知らない:2006/09/21(木) 23:32:11 ID:XpR/ZNss0
>>62
ほれたわ 笑
64名前は誰も知らない:2006/09/23(土) 12:01:46 ID:1RqbW5M00
深夜ブラックメタルを聴きながら罪と罰を読んでます…
65名前は誰も知らない:2006/09/23(土) 23:39:29 ID:EcrMZTTnO
地下室万歳!
66名前は誰も知らない:2006/09/23(土) 23:43:38 ID:ErXpXW9e0
最近、罪と罰を読んでる。
痛々しい
67名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 01:13:55 ID:PKBzb8My0
何度か挑戦したけど、なじみのない名前と展開についていけない。
68名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 11:04:23 ID:NpX96GVR0
>>67
ラスコーリニコフ=孤独男
ソーニャ=娼婦
ラズミーヒン=おせっかい
スウィドリガイロフ=鯉男

すがぇ〜親しみやすいんだけど?
69名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 17:52:26 ID:NXxA4DKT0
うちの妹もドゥーニャみたいだったら良かったんだが
ツンデレは萌える
70名前は誰も知らない:2006/09/24(日) 18:25:34 ID:fLR2FVuK0
孤男なら地下室第2部のレストランのシーンみたいな経験を実際にしたことあるよな?
71名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 14:19:07 ID:ek1HCzBt0
>>70
いや、あれは・・・
72名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 18:05:55 ID:EVwM8rai0
今地下室の手記読み終わったよ
これはすごい…
つか主人公が完全に俺なんですけど?
あまりに重なりすぎてて途中怖くなって読めなくなったし


で、リーザ萌え
73名前は誰も知らない:2006/09/26(火) 23:23:20 ID:9MnKndfD0
まあ時代背景のせいもあるけど、
何だかんだ言ってドスト小説の孤独男どもには、
話せば相手してくれる奴がいるんだよな…

そういう意味ではリアルに俺のが重い人生かも…
74名前は誰も知らない:2006/09/27(水) 00:24:35 ID:Vet2+nSWO
あの時代良いよな…
75名前は誰も知らない:2006/09/28(木) 20:02:31 ID:5SPwBm5d0
江川の「謎とき〜」ってどう?
アマゾンのレビュー見る限りおもしろそうだけど。
76名前は誰も知らない:2006/09/28(木) 20:10:21 ID:pL3T16U20
面白いよ。カラマーゾフは珍説もあるけど
77名前は誰も知らない:2006/09/28(木) 20:18:52 ID:5SPwBm5d0
>>76
即レスありがと。お金ないから図書館行って借りてくるわ
78名前は誰も知らない:2006/09/28(木) 20:21:58 ID:IgbG+dsi0
夜の道で独り言は もはや当然?w
79名前は誰も知らない:2006/09/28(木) 21:53:44 ID:ENre7D8t0
ロシア語を専門でやってた者です。ペテルブルクに留学してたとき、ラスコーリニコフが
歩いた道や老婆を殺したとされるアパートなんかを見て回った。全てが当時のままで残っ
てるんですよ。で、学校でロシア人の先生に「昨日はラスコーリニコフの歩いた道をた
どって歩いた」と報告したら「頭はおかしくならなかったか?」と冗談言われた。
80名前は誰も知らない:2006/09/28(木) 22:33:15 ID:TyCIJ9Ni0
>>79
ワロスw
俺はいつか原語で罪と罰読めたらなあ…と思ってる。
81名前は誰も知らない:2006/09/29(金) 01:04:29 ID:mZtB6jPg0
>>79
今は何して食ってるの?
82名前は誰も知らない:2006/09/30(土) 02:35:32 ID:jjFgKMua0
>>79
すげえなあ。日本の昔の小説にも東京の本郷付近なんかがよく出てくるけど今じゃほとんど見る影もないよね。
ロシアだとそういう文化財(?)の保護なんかもやってんのかねえ。
83名前は誰も知らない:2006/10/08(日) 11:37:53 ID:ecEace/c0
地下室の手記が面白そうだから読んでみます。
84名前は誰も知らない:2006/10/08(日) 13:09:59 ID:OpmD7T1JO
フェ=ラッツィオ
85名前は誰も知らない:2006/10/09(月) 19:00:57 ID:ZrTLrGPq0
光文社文庫でカラマーゾフの兄弟が新訳で出てるが、格段に読みやすいな。
86名前は誰も知らない:2006/10/12(木) 21:12:54 ID:e2dPifXZ0

---------------------------------------------------------------------
 この中に一つでも、あなたにとって安らぐ言葉が

                     どうかあって欲しいと願います。
---------------------------------------------------------------------

「孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、
孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。」
  バルザック

「私が孤独であるとき、私は最も孤独ではない。」
  キケロ

「孤独――訪ねるにはよい場所であるが、
滞在するのには寂しい場所である。」
  ヘンリー=ショー

「自ら進んで求めた孤独や他者からの分離は、
人間関係から生ずる苦悩に対してもっとも手近な防衛となるものである。」
  フロイト

「友情とは名ばかりのものだ。
私はどんな人間も愛さない。兄弟すら愛さない。
兄のジョセフだけは少し愛している。
ただし、それも習慣上からである。」
  ナポレオン

「人間元来一人で生まれて一人で死んでいくのである。
大勢の中に混じっていたからって孤独になるのは、わかりきったことだ。」
  田山花袋

「山は山を必要としない。
しかし、人は人を必要とする。」
  出典:スペインのことわざ [ことわざ]

「一人では何も出来ぬ。
だが、まず誰かがはじめなければならぬ。」
  岸田国士

「私を静かにさせておいてくれ。
私が静かにそっとしておれるものなら、いますぐにでも、全世界をだって、
タダの一文で売り渡したいくらいものだ。」
  ドストエフスキー

「孤独の寂しさが人間の心を静かに燃やしてくれる。」
  前田夕暮



   「   性の楽しみは、良しも悪しも

            人類の歴史から奪うことはできない。   」

                     変体越後屋 http://meet.adsv.jp/
                   
87名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 12:58:26 ID:Mx/HjhRD0
白痴がどうも面白くないな・・・挫折しそう
死の家の記録って良さそうなんだけどどうかね
88名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 13:07:52 ID:iwJtBbPO0
夢見る中学生のとき、エヴァとか哲学とかいろんなものと最悪のタイミングで一斉に出会った
ドストエフスキーの「罪と罰」とも

確かに好き(たぶん…)だけど、触れたらビョーキが再発しそうで怖い
89名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 13:27:26 ID:2H0EYFcr0
>>88
タイトルだけなら確かに厨2病の時に魅かれそうだけど、
よく読めたね。
90名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 14:36:11 ID:yLQE73HVO
>>88
俺も中2位の頃にどっぷりハマって新潮のドストエフスキーの本全部読んだ
そのままブレーキが利かなくなって今では統合失調症になったけどね…
91名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 14:39:13 ID:+MMJ7q9G0
はいはい障害自慢
92名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 17:21:02 ID:S4QOXsnF0
高校の読書感想文で、罪と罰を選んだな。
単純に人名が長く、マス数を稼げるという理由だった。
ラスコリーニコフって書くだけで、8文字。
93名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 21:38:15 ID:D8tKawcO0
>>90
中2位のときって早いな。
俺は大学に入ってからだな、新潮制覇したのは。
因みにドストエフスキー読んで役人にだけはなるまいと思ってたけど、
今では準役人みたいなことやってるよ。
94名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 22:47:42 ID:Pvvinvud0
貧しき人々を忘れてはならない
まぁほぼストーカーだけどなww
95名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 22:52:59 ID:4h3P52oa0
むしろドストとかトルストイは、厨房じゃなきゃ読めないと思う。
あんなどうでもいい長ったらしいのは気力なきゃよめねえよ。
大学生?勉強してろよww
96名前は誰も知らない:2006/10/15(日) 23:10:51 ID:D8tKawcO0
あーそう言われたら反論できねえなw
大学なんて勉強するか遊んでるべきだった
97名前は誰も知らない:2006/10/16(月) 01:28:14 ID:D/lnIbp80
そうだな。おれも本格的に読書を始めたのは大学からだ。
遊んだり勉強したりしたほうが得るものは大きいと断言できる。
就職活動の結果がそれを物語ってるよw

ただ、モラトリアムのうちに色々と読めたのは自分にとってとても良いことだったと思う。
ただの百円で人生が(ちょっとだけ)変わることがあるってことを知ったのも良い経験。
良書ってのは探せばいくらでも転がってるものだしね。
98名前は誰も知らない:2006/10/16(月) 03:10:01 ID:Wpr6cwTHO
文字を眺めるのと読むのは違いますよ^^
たまにはショーロホフやツルゲーネフも思い出してあげてください
99名前は誰も知らない:2006/10/16(月) 09:23:28 ID:NNSOKWF20
カラマーゾフのラストシーンが好き
アリョーシャが子供たちに話してるところ
100名前は誰も知らない:2006/10/16(月) 09:44:44 ID:a4aBc27x0
読後はやっぱり「カラマーゾフ万歳!」って叫ぶよな
101名前は誰も知らない:2006/10/16(月) 23:02:05 ID:y61mwllE0
ドストエフスキーの本全部読んだら、人生観変わる?
102名前は誰も知らない:2006/10/17(火) 00:05:45 ID:jOqwH7Bi0
変わるかどうかは本人しだいだろ。
何をすれば確実に変わる!っていうのはなんかの新興宗教みたいだ。

まあ本読むのが速くなるよw
103名前は誰も知らない:2006/10/17(火) 00:28:33 ID:/udclGwh0
長広舌にあこがれる
104名前は誰も知らない:2006/10/17(火) 01:47:44 ID:6QPED28m0
ラスコーリニコフの住んでた棺桶がどのくらいの大きさなのか気になる
105名前は誰も知らない:2006/10/17(火) 02:01:50 ID:3l9v9KY90
>>103
すごいよな。ドストがキャバクラで口説いたら無敵だと思う。
106名前は誰も知らない:2006/10/17(火) 21:59:13 ID:eh0Rqip00
この一文が忘れられない!

自分の気に入った、自分に相当した汚い露地の中へ隠れて、
泥濘と悪臭の中で、満足と悦びを感じながら亡びてゆくのだ。
『カラマーゾフの兄弟』 米川正夫訳
107名前は誰も知らない:2006/10/17(火) 23:48:23 ID:/udclGwh0
>>87には空気!空気が必要です!
108名前は誰も知らない:2006/10/21(土) 02:24:26 ID:YN9BT76h0
そのセリフすげー好きだ
109名前は誰も知らない:2006/10/22(日) 10:35:01 ID:xR3p012P0
で、すべては許されるんですか?
110名前は誰も知らない:2006/10/23(月) 09:06:47 ID:E0qqdJo50
いつの日か孤独な我が家にネリーがやってくる
111ポーン ◆zjoBaW1siY :2006/10/26(木) 17:24:08 ID:ZJr53I5i0
”人間失格”と比べて”罪と罰”は読み終わってからどんな感じがしますか
112名前は誰も知らない:2006/10/28(土) 01:31:57 ID:OcHkZfS30
>>111
「人間失格」 救いようなし。なんだかなあ、という印象。
「罪と罰」 一応ハッピーエンド? まあ、良かったんでないかという印象。
113名前は誰も知らない:2006/10/29(日) 12:44:28 ID:Pm0ibiTW0
ソーニャはおかしいどころではなかった
114名前は誰も知らない:2006/10/29(日) 12:48:31 ID:Pm0ibiTW0
凡人非凡人論を読んだ時素直に凄いと思った
115名前は誰も知らない:2006/10/29(日) 14:32:42 ID:kkClMkjm0
アントンアントーヌイチ
116名前は誰も知らない:2006/10/29(日) 16:19:23 ID:Pm0ibiTW0
なにを俺は今喜んだのか!
117名前は誰も知らない:2006/11/08(水) 21:31:25 ID:C/EgCihG0
罪と罰の最後の2〜3ページで号泣した。
118名前は誰も知らない:2006/11/08(水) 22:05:13 ID:tl5i3fp40
母さんに別れを告げるところにグッときた
119名前は誰も知らない:2006/11/08(水) 22:40:46 ID:z8MF3Rfe0
ステパン氏は婦人が立ち去った瞬間、壁を殴り壊していた…


どんなキチガイだよw
120名前は誰も知らない:2006/11/09(木) 13:13:48 ID:xqbQAxT30
賭博者読んでパチンコ依存症がヒドくなりました
121名前は誰も知らない:2006/11/09(木) 23:56:30 ID:8L6c12bf0
>>120
俺も賭博者読んで、逆にギャンブル依存が高まった

勝つのは100人に1人 それは本当のことだ
だが、それは私の知ったことだろうか

を見てハジケた
122名前は誰も知らない:2006/11/10(金) 19:52:35 ID:HhwlDLOp0
女は金についてくる
123名前は誰も知らない:2006/11/11(土) 02:53:01 ID:ixp3wY3M0
悪霊がようやく面白くなってきた
人物相関図を作って読んだら話がつかみやすくなった
124名前は誰も知らない:2006/11/11(土) 23:14:46 ID:n5yTxDa10
罪と罰 カラマーゾフ 地下室の手記をよんだのですが
次は何がおすすめでしょうか?
 
125名前は誰も知らない:2006/11/11(土) 23:15:38 ID:U1w18YA70
つまんない、国違う、時代違うで読めね。
126名前は誰も知らない:2006/11/12(日) 00:11:37 ID:xwFpPOsV0
>>124
とりあえず「白夜」あたりの短編で息抜きしたら?
妄想癖のある孤独でモテない男の淡い恋物語。

“なにしろ私はこれでもう八年もペテルブルクに住んでいながら
ひとんど一人の知人をつくる才覚もなかった男なのだから
しかし知人なんかこの私になんの必要があるのだ?”

のっけからこんな感じw
127名前は誰も知らない:2006/11/12(日) 13:51:59 ID:bVHxA6cy0
>>126
白夜読んで見ます いかにもドストらしい始まり方ですね
128名前は誰も知らない:2006/11/13(月) 21:51:26 ID:NjOR3lzV0
ブックオフに並んでいないのだが・・・顔略
129名前は誰も知らない:2006/11/13(月) 22:01:02 ID:o8Pqb4mp0
ああうれしい!
文学板は今ドストエフスキースレ全部にしつこい荒らしが出ていて
ろくに話せないのです。
しばらくこっちにいようっと。
130名前は誰も知らない:2006/11/13(月) 23:12:47 ID:bZf2cJHA0
>>129
いらっしゃい

今日新潮版カラマーゾフ(上)買ってきたぜえ
再読だからもっと深く内容に踏み込めそう
131名前は誰も知らない:2006/11/14(火) 07:25:49 ID:hX7yUA2P0
>>130
どうもありがとうございます。よろしくお願いします。
カラマーゾフの再読、とてもいいですね。
自分も何度か読みました。
読むたびに「すごいな」と思います。
いろいろな意見があるでしょうが、ドストエフスキーの最高傑作は
「カラマーゾフ」だと思います。
そういえば光文社古典文庫で、カラマーゾフが新訳されて出ました。
口語が非常に読みやすくて、あの冗長さに負けて断念していた人には
向いているそうですよ。
自分は光文社は未読ですが。
132名前は誰も知らない:2006/11/15(水) 22:17:00 ID:jQnq+pg40
ちょっと前、電車でなんとカラマーゾフ読んでいる女の子がいて・・・
「カラマーゾフ万歳!」と心の中で言うたった、聞こえんように言うたった
133名前は誰も知らない:2006/11/16(木) 00:10:57 ID:Ymzzy/qf0
ゴーゴリ読みたいけどどこにも売ってない・・・
こういうときはアマゾンだなこりゃw
134名前は誰も知らない:2006/11/16(木) 00:42:00 ID:UbxstiTz0
俺、電車の中でしか読書はしないんだが
ドストはとなりの乗客にm9(^Д^)プギャーされそうで読めない
135名前は誰も知らない:2006/11/16(木) 10:24:15 ID:Fkh7/ca70
読んでください、どんどこ。 ウラー>>134
そんな子に会ったら自分も感動を覚えます! ウラー >>132

136名前は誰も知らない:2006/11/16(木) 22:09:43 ID:3AnycPYq0
光文社文庫?の新訳読みやすいね。
これで読み通せそうだ。
137名前は誰も知らない:2006/11/17(金) 21:06:26 ID:IMz3sZ3V0
>>133
オークションもいいよ
誰も入札しないから、簡単に落とせる
図書館で借りるのが一番だと思うけど
138名前は誰も知らない:2006/11/17(金) 21:53:07 ID:PNK9pqPX0
ロシア行ったことある人いませんか?
ドスト記念館とか行きたいのですが
139名前は誰も知らない:2006/11/17(金) 22:13:37 ID:7ZgMMY87O
この人の本を読んだ事ないのですが興味あります。どれから読んだ方がいいですか?
140名前は誰も知らない:2006/11/17(金) 22:29:40 ID:ONCNokJ80
>>139
俺は「罪と罰」を読んではまったなぁ
主人公が自分に酷似していて衝撃を受けた
ヒロインのソーニャ、大学の先生が絶賛してた
141名前は誰も知らない:2006/11/17(金) 23:17:19 ID:FkmUckRP0
>>139ドスはやはり「罪と罰」からが良いです。癖がないのに奥深く老若男女誰でも
感動できます。まさしく、「小説の模範」(本当はこれは「アンナ・カレーニナ」
の称号だが)あとは、「貧しき人々」「虐げられた人々」は普通にいい話で、素直に
感動できます。これを越えると、「カラマーゾフの兄弟」がいいです。「ドストエフ
スキー文学の集大成」と言われている割に良さがわかりやすくとっつきやすいです。
(勿論そこらの小説より遥かに難しく深い)それを終わると、「地下室の手記」等を
読むといいでしょう。「白痴」「悪霊」は有名ですが、難解でとっつきにくく、クセが
ありすぎます。このクラスになると相当ドストエフスキーに対しての知識が必要です。
特に「白痴」は象徴性が高く、専門家でも解釈で意見が分かれます。「未成年」はもはや
絶版の感があり、これを読んだら相当のマニアです。
 ドストエフスキーはシェークスピアと並び、作家についての知識が必要です。「謎解き
罪と罰」「謎解きカラマーゾフの兄弟」(江川卓著。この人の「謎解き白痴」はたいした
ことない)「ドストエフスキー父殺しの文学」がお奨めです。また、ドストエフスキーは
フロイト的解釈が有効なことが多く、聖書等歴史的要素も必要となるので、歴史書、心理学
や精神医学も紐解くと良いでしょう。
 以上、トルストイの専門家かつドストエフスキーの素人の意見でした。
142名前は誰も知らない:2006/11/17(金) 23:36:12 ID:FkmUckRP0
なお、ロシア文学には世界一と言われる本が4冊あり、当然全て読みたいものです。
勿論この4冊は「戦争と平和」「罪と罰」「アンナ・カレーニナ」「カラマーゾフの兄弟」
ですね。
 まず、この4冊で一番簡単でレベルが低いのが「戦争と平和」です。トルストイ本人が
たいしたことないといっている本であり、純文学ではなく大衆文学のノリで簡単に読めます。
分厚さにめげないこと。ロシア独特の癖が全くなく、ロシア文学初心者には導入としてよいで
しょう。次に「罪」「カラマーゾフ」の順ですね。意外なことに、メロドラマチックで文章の
美しい「アンナ・カレーニナ」は、非常に難易度が高いです。「技巧を使わないように見える
技巧」と称されるトルストイとしては、信じがたいほどに象徴性、知識、テクニックの満載な
本で、百科辞典丸暗記級の知識と、トルストイに匹敵する文章読解センス、さらにショーペン
ハウエル、ニーチェ、カント等の哲学者の思想等の理解、つまり世界の森羅万象についての解釈
が要求されるわけでまさしくトルストイのみなずロシア文学の卒業試験的役割を果たします。
 ドスの読者は、いろいろな意味で読書家の代表を務めます。つまり、トルストイは勿論、ゲーテ
やシェークスピアもドスの読者ならば読んで当然とみなされます。そういうわけで、ドス愛好家の
皆さんはいい意味で気負って頑張ってください。
143名前は誰も知らない:2006/11/19(日) 01:47:44 ID:fEduQc4l0
三兄弟で言うなら俺はイワンか・・・
アリョーシャみたいにはなれそうもない
144名前は誰も知らない:2006/11/19(日) 03:41:54 ID:M8hy+bMW0
ゴッドファーザーの人物構成ってさ
カラマーゾフのパクリだよね

強烈な存在感を示す父親
その父親の凶暴性を色濃く引いた長男
物語に暗い影を落とす次男
抜群に頭の切れる異母兄弟
その全てを併せ持ち、圧倒的なカリスマ性を放つ三男

ロシア文学の解釈論なんぞ知らんが
全員に孤独な男のストイシズムを見出す俺は
両作とも好きだね
145名前は誰も知らない:2006/11/19(日) 14:21:20 ID:/JJgBdG50
>>143すげ−じゃん。頭もルックスもいいし。
>>144そうかな?俺は映画でしかみたことないけど、カラ父は神父父と違い
いやらしいけど
146名前は誰も知らない:2006/11/19(日) 22:56:40 ID:c26pyWX+0
アリョーシャたんとなら結婚してもいい(;´Д`)
147名前は誰も知らない:2006/11/20(月) 00:10:50 ID:Emr6p0kj0
俺はアンナ・カレーニナたんとやりまくりたいな・・
148名前は誰も知らない:2006/11/20(月) 08:37:13 ID:BA2ppRFL0
>>144
抜群に頭の切れる異母兄弟
・・・ってカラ兄でいえばスメルジャコフにあたるわけですか?
ありえねー・・・と思ってしまうのは自分だけでしょうか。
>>141.142
そういう長舌は文学板でされるのがよいと思います。
食いつく相手がたくさんいるでしょうから。
149名前は誰も知らない:2006/11/22(水) 18:44:32 ID:ZQJj/kVW0
地下室の手記読んだけどさ・・・
あれ痛いよね・・・
前半はある程度共感できる部分があったが中盤からかなり痛かった。
150名前は誰も知らない:2006/11/22(水) 18:46:51 ID:Az9js0wA0
>>149そうか?後半って売春婦との交流の部分だろ?俺は共感しまくりだったが。
151名前は誰も知らない:2006/11/22(水) 20:23:45 ID:HuaodW5u0
悪人にも、善人にも、卑怯者にも、正直者にも、英雄にも、虫けらにも
なれなかった。
っていう部分むっちゃ共感する。
悪いほうにはなんか反発があってやだし、いいほうにはなろうと
してもなれなかった。
152名前は誰も知らない:2006/11/23(木) 21:01:05 ID:ASWZ+13Z0
>>150
中盤の旧友とのやりとりが痛すぎ。
小説読んでこんなに不快になったのは初めてだった。
153名前は誰も知らない:2006/11/24(金) 10:13:14 ID:bPhRFXiW0
あそこは煩悶する所だよ
154名前は誰も知らない:2006/11/24(金) 14:31:10 ID:j5188d4JO
「おかしな男の夢」という短編が、めちゃくちゃよかった。
震えたよまじで。
155名前は誰も知らない:2006/11/24(金) 17:26:11 ID:QEgI+Wr20
だれか日記読んだことある?
ちくまから昔でてたけど、いまでもあるんだろうか。
156名前は誰も知らない:2006/11/24(金) 20:31:08 ID:7+zlUQy00
>>155「作家の日記」のことですか?1877年7月号で、「アンナ・カレーニナ」の評論
をやっているよ。ドストエフスキーの歪んだトルストイ愛が窺えて面白い。
157名前は誰も知らない:2006/11/24(金) 23:39:00 ID:fEr46pqaO
カラマーゾフ兄弟の信心深い弟が好き〜罪と罰も好きだが最後に女が出てくるのは嫌だった〜モームの人間の成長?だったっけ少し違うと思うがあれも最後抜くと好き夏目漱石の後期の作品もあの暗さが好きな時あった
158名前は誰も知らない:2006/11/24(金) 23:45:49 ID:fEr46pqaO
白痴はあんまり好きでない〜美女二人にモテるプレイボーイみたいで〜トルストイの戦争と平和は俺には全然ダメだった。やっぱり人間の内面を鋭く書いている本には惹かれる〜
159名前は誰も知らない:2006/11/27(月) 23:11:38 ID:6xriqdzR0
>>154
悪人(地球人)が他の惑星の善人を洗脳してくやつだっけか
160シャドウ ◆DGU0nEoJ4s :2006/11/28(火) 13:45:22 ID:Ic8oCB+N0
ドストエフスキーじゃなくて申し訳ないけど、
中国の作家・魯迅の『故郷』は、
孤独にふさわしい、重みと深みのある作品だと思う。
161名前は誰も知らない:2006/11/29(水) 10:28:44 ID:bMHt2jTm0
>>156
そう。
ちょっと調べてみたら、もう絶版になってるみたいだね。
最近の本はすぐに絶版になる。
162名前は誰も知らない:2006/11/29(水) 16:31:45 ID:A0mnBZVT0
白夜読んでみたけど、この作品もかなり毒が強いな
読後感が地下室の手記並みに辛い…
ほんとこの作家は喪男、孤男を書くのがうまいね
163名前は誰も知らない:2006/12/01(金) 18:19:19 ID:DmAvwi+20
ちょっと気になったのですが、
罪と罰の主人公ラスコーリニコフの名前の由来は
分離宗派を意味するラスコーリニキと関係あるのでしょうか?
164名前は誰も知らない:2006/12/01(金) 19:33:40 ID:vh70vViF0
確かあったと思う。というより、ドスの小説は分離派だらけ。
でも、どうしてドスはあんなに分離派にこだわるのか?
165名前は誰も知らない:2006/12/01(金) 19:55:38 ID:HMzt/MfMO
罪と罰の考え方は普通に納得できる。
犯罪予備軍?
166名前は誰も知らない:2006/12/01(金) 20:51:42 ID:xei4pu0h0
>>165
やってみれば?
ラスコは少しでもためらったから発狂したけど
167かわしま:2006/12/01(金) 20:59:33 ID:Nyz6BlqQO
償え
168名前は誰も知らない:2006/12/01(金) 21:00:53 ID:uVgS8fdJ0
もしあの娘がさらにびっこかせむしだったら、ぼくはおそらくもっともっと愛したでしょう。
169名前は誰も知らない:2006/12/02(土) 01:30:17 ID:sZ+OBgDu0

                           ,. -‐==、、
             ,. ===、、       .  i       :::ト、
           _,/      `ヾ´´`ヽ、 ゚ .l ウォトカ::::ト、\  祖国に ウラー!
           // ウォトカ :::/  :::::!===l      :::|ス. ',
             /./       .::::/トカ ::::l    |  __ ..... _::::|} ヽ l-、  
.           ,ィク ,'..__    .::::/    ::::l ウォl '´    `)'`ヽ ヾ;\
       /::{゙ ヽ、 ``丶、;/‐‐- 、::::l     `'::┬‐--<_   } ./;:::::\
     /::::::::!   ,>---‐'゙ー- ...__)イ ,. -‐‐-、ト、   |l::ヽ /;';':::::::::\    
.     /|:::;:::';'\/} (ヽ、  _/|   (´    _,.ィ!::ヽ.  ヾー'´;';';';';';';';';:: /ヽ、 
   / ,ノ:::;';';';';';';';';'/  /ヽ、二ニ-イ   ヾT ¨´ ,/;';';::`、. \';';';';';';';';';';〈::...

      ↑        ↑         ↑        ↑
    ドミートリイ   イワン    アリョーシャ      スメルジャコフ
170名前は誰も知らない:2006/12/02(土) 02:04:00 ID:nYPuGA1m0

>>145
あれ、イワンって…外見についての描写あったっけ?
登場人物の中で、顔が思い浮かばないキャラ、唯一人次男だったような記憶が。
読み落としたかな
171名前は誰も知らない:2006/12/02(土) 12:59:41 ID:9tQSaHyC0
カラマ読んでます。
いいよー。
172名前は誰も知らない:2006/12/02(土) 13:15:18 ID:/iBduDUg0
>>169色々な意味で風刺がきいている。できる。カラマの上級者だな?
173名前は誰も知らない:2006/12/02(土) 13:55:38 ID:42m834mIO
>>170イワンは美青年ですよ。ちなみに、アリョーシャは黒いキリスト、スメルジャコフは白いキリストです。
174名前は誰も知らない:2006/12/02(土) 16:15:21 ID:MZgP0Osb0
>>173
「謎解きカラマーゾフの兄弟」にありますね、類似語。
175名前は誰も知らない:2006/12/02(土) 17:23:48 ID:42m834mIO
はい、受け売りです。スメルジャコフは去勢派ってのを読んで、イワンと対決する前の病みきったスメルを、言い得て妙だと思ったよ
176名前は誰も知らない:2006/12/03(日) 02:49:37 ID:X7Zwoq/L0
「悪霊」も下の中盤ぐらいまで読み進めたがこの展開はすごいな
おらワクワクしてきたぞ!
177名前は誰も知らない:2006/12/04(月) 12:19:33 ID:gLte2OrNO
>>167 辰吉のカカト落としに、桜のように散る、「罪と罰」
178名前は誰も知らない:2006/12/04(月) 23:21:52 ID:AZ1MDbmm0
『悪霊』読み終わったんだが……怖いよ、怖すぎる。
今まで読んだドスト作品の中では最狂だな。
179名前は誰も知らない:2006/12/07(木) 16:36:03 ID:HacTjykU0
ドストで検索したらスレッドストッパーって出てきてワロタ
180名前は誰も知らない:2006/12/08(金) 01:28:22 ID:fXA6GL520
誰か若手作家でドストエフスキー級の小説を書いてくれないかな
181名前は誰も知らない:2006/12/08(金) 11:57:52 ID:4aewHTmn0
たとえドストエフスキーを超える作品を書く作家が出てきても
俺はドストエフスキー以上に好きにはなれないだろうな
182名前は誰も知らない:2006/12/08(金) 20:50:11 ID:PKZWyxq10
ベルリンでロシア人がやったこと
満州でロシア人がやったこと
183名前は誰も知らない:2006/12/12(火) 23:30:01 ID:AEOheN+T0
今の日本のチャラチャラして性的に堕落した人間にうんざりして
本気で自殺を考えていたときドストエフスキーと出会い、
今、地下室の手記を読み終わりました。
『おまえらは自分固有の肉体と血を持った人間であることに恥辱を感じている。』
というくだりは良いな。今の日本人に当てはまる。

読んでいて誤字っぽいのを発見したんだが、
おまいら、暇なら確認してくれ。

地下室の手記  新潮文庫 江川卓 訳
P143 三行目  [行き方→生き方?」
184名前は誰も知らない:2006/12/21(木) 00:43:05 ID:QhaqBGZj0
いま「死の家の記録」を読んでる。もうちょっとで読了しそう。
ドストエフスキーが珍しく現実社会を「鏡に映すがごとく再現した」作品
らしいが(解説をさきに読んだのね。)、孤独のつらさを比喩ぬきで直接的に
訴えてる。

主人公はその地位(貴族出身)のせいで他の囚人たちから仲間であると
認めてもらえずに苦悩している。

「周りにだれもいない孤独」ではなくて、「周りからはみ出している孤独」だ。
そうとうつらかったんだろう。


>>183 たしかにミスっぽいな。
185名前は誰も知らない:2006/12/21(木) 01:00:39 ID:2YVfXOwd0
>>184
ドスト氏もつらい時代があったから後の傑作を生み出すことができたんだろうなあ

主人公って最初は野良犬だけが友達だったんだよね〜、結局犬は殺されてしまうんだが……泣ける
俺はP530が一番共感できたな

「この数年のあいだ、数百人の仲間がいたにもかかわらず、わたしはずっとおそろしい孤独の中におかれていた、
そしてしまいには、この孤独を愛するようになったのである」
186名前は誰も知らない:2006/12/22(金) 22:21:09 ID:qP1lPZ7u0
野田秀樹が書いた「贋作・罪と罰」という戯曲があるんだけれど
これがまた素晴らしいのよ
原作のせりふを見事に生かしながら、全く異なる野田秀樹自身の世界を作り上げている
大竹しのぶが主演した初演は本当に鳥肌が立った
187名前は誰も知らない:2006/12/23(土) 11:48:01 ID:+4ZfRtAE0
ただいま『永遠の夫』に取り組み中
188名前は誰も知らない:2006/12/23(土) 17:15:59 ID:Q680pMzs0
高校のどん底の時に、ドスの「地下室の手記」「罪と罰」は確か読んだが、読後感が重かった思い出がある。
でも深かった気がしたのと、(おれ読んだぜドフを)ていう達成感は感じた。また読んでみるか。
  
  だがどん底にいるなら「ジャンクリストフ」を勧める。この本で昇華という感覚を
 読書ではじめて体験した。  
189名前は誰も知らない:2006/12/23(土) 18:33:34 ID:LkN3ssy40
ドスを読む人が全く路線の異なる「ジャン」読んで感動できるのは少し違和感が・・。
どうせなら「ジャン」とほぼ同時期に書かれた「狭き門」がいいよ。あれだけ透明感のある
名文はそうあるものではないし、ヒロインの張り詰めた純粋さが心打たれる。まさしく、
読んでいて「アリサたんのお口で慰めてもらいたい」もとい、「あんな清純な女性とあんな
純粋な恋をしたい」と思える作品となっている。
190名前は誰も知らない:2006/12/23(土) 18:42:46 ID:Q680pMzs0
 >>189 
 
 ジッドか・・・おれジットしてられないから・・なんてことも言っちゃうか! 
 高校時代はじめ読んでやめたわ。おれには合わなかった。

 確かにドスからロランに移行したのは違和感があると思う。心境の変化だよ。
 ドスの頃は太宰にはまっておれてきにはやばい時期だったが、移行して
 本の種類も変わり、音楽もヘビメタからクイーンになった。

 アリサたんて・・・ 
 
191名前は誰も知らない:2006/12/25(月) 11:01:22 ID:gNzCaLAj0
『カラマーゾフの兄弟』って、
旧約聖書の『ヨブ記』が下敷きになってるみたいですね。
『ヨブ記』はかなりインパクトの強烈な長編なだけに、
カラマーゾフも気になる。
年明けに本屋をハシゴしてくるわ。
192名前は誰も知らない:2006/12/26(火) 11:40:47 ID:EvtwFC3h0
ジッドはホモだからな。
プラトニックなんだろう。
193名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 00:36:39 ID:5LKkJAmm0
『永遠の夫』読了
正直面白くなかったな……
主人公が妙に女にもてて違和感があるし

さて次は『白痴』リベンジか『未成年』か
194名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 00:59:38 ID:TvQ94hm+0
確かにこれはつまらんな。
二重人格(岩波)を読んでみろ。
薄いから読みやすいぞ。それから全集もお薦めする。
単行本に無い話が沢山あって面白い。
おすすめは「おかみさん」「小さな英雄」「ポルズンコフ」
の3つ。
195名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 01:00:30 ID:TvQ94hm+0
岩波・・・岩波文庫
196名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 01:17:41 ID:5LKkJAmm0
『二重人格』もつまらんかった気がする
主題としては興味深いが
全集収録作はとりあえず長編制覇したら読む予定
197名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 02:13:18 ID:MlpQ+sUP0
白痴はどこかほんわかしてて良かったなぁ。アグラーヤ様萌え
198名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 02:14:39 ID:MlpQ+sUP0
ってか白痴も悪霊も表紙のあらすじにネタバレ載せんな
199名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 04:54:19 ID:ENOotyU30
永遠の夫おもしろかったな・・・。
200名前は誰も知らない:2006/12/27(水) 19:47:55 ID:p8rbHwDi0
>>197はツンデレ系が好きなことが分かった・・・
201名前は誰も知らない:2006/12/28(木) 19:24:02 ID:MbDbSgHI0
白痴は最後にムイシュキンとロゴージンが二人で通夜をするシーン
が心にしみた。彼女を剥製にすることは出来なかったのか
202名前は誰も知らない:2006/12/28(木) 19:53:55 ID:HfZOIn/k0
やっぱラスコーリニコフの妹ちゃん
203名前は誰も知らない:2006/12/29(金) 10:58:23 ID:/460uEKh0
以前「かぼちゃ大王」という映画を見たときに
子供の葬儀のシーンで神父が「白痴」からの引用と称して
「神よ、なぜ幼子の命を奪うのですか」という
文章(ムイシュキンのセリフだったと思う)を読み上げるところがあったんだけど
そんなシーンって「白痴」の中にあったっけ?
二度ほど読んだんだけど見つけられなかった
204名前は誰も知らない:2006/12/29(金) 11:11:51 ID:zKzjsoip0
>>203
白痴は未読だからわからんがカラ兄の序盤で出てきそうな台詞だな
ゾシマ長老と我が子を失った母親の会話
あの場面はけっこう泣けるのだが

↓ってかこれはどういうことだw
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205名前は誰も知らない:2006/12/29(金) 13:49:01 ID:vY7KY4II0
まあ、それはおそらく点と線のあみだくじとでも言ったところか
206名前は誰も知らない:2007/01/01(月) 12:45:22 ID:o15uO/vv0
おめドストエフスキー
ウラー
207名前は誰も知らない:2007/01/01(月) 23:48:33 ID:bPPAb9Aj0
ウラー
208名前は誰も知らない:2007/01/02(火) 01:33:16 ID:B0k85vYj0
ブラー!
209もう1人のゴリャートキン:2007/01/06(土) 02:02:30 ID:09bQxEKY0
小沼訳の「二重人格」読了
後書きで、従来の「分身」から心理学的な意味合いの強い
「二重人格」を翻訳者の好みもあって採用したと書いている。
しかし、「分身」と「二重人格」では全く別の小説だ。
主人公の視点に感情移入すれば「分身」譚だし、
彼を最後に追放する人たちの側に立てば「二重人格」の狂人に過ぎない。
分身が主人公の妄想だけで成立し、現実の存在であるかどうかを
最後までぼかしている話者の視点は
明らかに主人公の立場に立っている様に受け止めた自分としては
「分身」のタイトルの方が、しっくりと来るんだけど...

いずれにしろ、
早くも2作目からドストエーフスキー氏は妄想系の人物を
主人公にした作品を書いていたことにビックリしたし感動した。
パーティー参加を拒否された主人公がつぎに取った行動は
キター!! でたー!!って感じだし、嵐の夜のペテルブルクを疾走する
主人公は立派なドストエーフスキー的孤男そのもの。
ゴーゴリ風味の冗漫な文章も、当時はドスト氏も
そのような手法でしか妄想系人物を表現出来なかったのかも
と考えると少しばかり微笑ましい
「地下室の手記」は「分身」=「二重人格」の
リライトのような関係にあるのでは?なんて思った。

とりあえず長文スマン
210名前は誰も知らない:2007/01/10(水) 22:52:59 ID:Ns9koMWV0
「地下室の手記」をさっき読了
何故かニヤニヤした顔になってた。
211名前は誰も知らない:2007/01/14(日) 23:06:38 ID:bWxg4nb00
age
212名前は誰も知らない:2007/01/14(日) 23:35:55 ID:abUtNrjzO
宣伝参り

(もしものための孤独な男性板http://z.z-z.jp/?alone2ch
213名前は誰も知らない:2007/01/14(日) 23:41:04 ID:zX5wlJdi0
そろそろ日本語以外でドストエフスキーが読みたくなってきた
グーテンベルクなんちゃらに行けば無料で読めるのかな
214名前は誰も知らない:2007/01/15(月) 01:07:15 ID:LH+4EttN0
カラマーゾフ(上)を600ページまで読んだが
いまだにこの話の本筋がつかめん
てか主人公はアリョーシャなのか?
215名前は誰も知らない:2007/01/15(月) 13:57:35 ID:Ln2i6Ee80
いま浅田次郎の「カッシーノ!」を読んでる。(再読だが。)
世界中のカジノ行脚エッセイなのだけど、ドストエフスキーの足取りをたどったりしてて
おもしろい。「賭博者」についての話も出てくる。

ベストセラー作家にありがちな「『ぼくちゃん、こんなやわらか文体もあるんですよ』式のおもしろエッセイ」ではなく、
きちんとした(読むに耐えうる)綺麗な文章がつづられている。

浅田次郎のドストエフスキーに対する敬愛が感じられる。
ギャンブル(ギャンブラー)という角度からドストエフスキーを眺めるには
もってこいの本だと思う。
216名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 02:33:28 ID:U6J5e6y/O
>>214
一応アリョーシャじゃないか?兄弟全員の気がするけど
217名前は誰も知らない:2007/01/20(土) 01:35:55 ID:NjgWcQ+K0
地下室の手記いまよんでるんだけど、おもしろいねこれ
218アルカージイの独白:2007/01/23(火) 23:09:46 ID:cOm01PIU0
わたしはモスクワで親も何もみんな棄ててしまって、
すっかり自分の想念の中に閉じこもろうと決心した。

私は中学を出るとすぐ、わずか二十歳にしかならなかったけれど、
根本的にいっさいのものと絶縁しよう、必要とあれば全世界とも絶縁しよう、
と決心した

世話人のところに手紙を送り、
もう今後自分のことはいっさい心配しないでくれ、
生活費も送らないでいい、そしてもしできることなら
自分のことを忘れてほしい(それはむろん、
他人が少しでも私のことを覚えていると仮定した場合だ)、
といってやった。

『いっさいをなげうって、自分の甲羅の中へはいってしまおう』
そうだ、まったく甲羅なのだ!
『そして、亀の子のようにその中に隠れるんだ』
この比喩はひどく私の気に入った。

「未成年」より
219名前は誰も知らない:2007/01/24(水) 06:08:17 ID:JKQ0LPR50
『カラマーゾフの兄弟』のイワンのやぐされっぷりに感情移入しまくり、
アリョーシャの一途さにあこがれる。
220名前は誰も知らない:2007/01/24(水) 12:26:32 ID:x5CCnPJY0
「未成年」は未読なんだよな
この作品あまり評判聞かないし
221名前は誰も知らない:2007/01/24(水) 12:55:47 ID:R6RfI2bc0
 というよりほぼ絶版。ドスの5大小説と言われるが殆どの人が読んでいない幽霊の
ような小説。内容も一部のドスヲタのみ共感できるような地味でマニアックな内容ら
しい。
222名前は誰も知らない:2007/01/24(水) 13:13:42 ID:WD2Z9dxZO
俺中2の時に罪と罰読み始めたんだよな…あの頃からかな、おかしくなり始めたのは…
223名前は誰も知らない:2007/01/24(水) 13:14:52 ID:ZRsNo6iF0
オカンの手紙の長さに絶望
224名前は誰も知らない:2007/01/24(水) 14:21:05 ID:ykt69WUv0
……それとも彼は、たとえ一瞬なりともそなたの胸に寄り添うために
この世に送られた人なのであろうか……?


「白夜」のタイトル裏のページ、胸がキュンキュンするよ…。
イワン・ツルゲーネフの名が添えてあるけど、「はつ恋」のひとかな?
出典知ってたら教えて。
225名前は誰も知らない:2007/01/24(水) 14:40:48 ID:x5CCnPJY0
白夜は最高
ドスト氏にすごい好感を抱いた
226名前は誰も知らない:2007/01/25(木) 23:59:25 ID:fSczNp+D0
俺も地下室の手記を読み始めたんだが、ついに途中で床に投げつけてしまった。
主人公が態度のでかい下男相手にみっともない喧嘩をしてるところに、ちょうど仲良くなった娼婦が尋ねてくるシーン……。
痛い。あまりに痛い。痛すぎる。主人公に感情移入しすぎて、これ以上先を読むのが辛いです。
227名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 04:07:22 ID:ZHLbsnOj0
それもう最終盤じゃないか
228名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 04:53:59 ID:t6KYzGft0
白夜の冒頭のぶっちゃけはまさしくお前ら
229名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 05:07:41 ID:46ocY1uU0
>>226
つーかそれもラストと手前じゃね?
230名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 07:35:48 ID:2zrvyUsl0
「虫けらにさえなれない自分」
心の奥をえぐるよな。
231名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 13:24:05 ID:Eluuo54+0
>>226
そこで逃げてはいけない。そこから渾身のドスト節が炸裂する。
232226:2007/01/26(金) 13:29:04 ID:ETm0twqJ0
読み終えた。
……うう。
こうなるのはわかってたけど、やっぱり最後は結ばれて欲しかった。。。
でも、こんなに感情移入したのは本当に久々だったよ。ドスおもしれー。

カラマーゾフも大審問官だけ読んだが、言ってることすごいなぁ。
そりゃこんなことばっか言ってたら孤独になるよw
233名前は誰も知らない:2007/01/26(金) 13:52:35 ID:7QpNHcQH0
白痴のイッポリート君も相当痛かったなw
234名前は誰も知らない:2007/01/27(土) 00:08:58 ID:r9ePt+c70
学生時代に読んでたが、また読みたくなったな。
235名前は誰も知らない:2007/01/27(土) 23:16:34 ID:5q7CSrx40
>>232

大審問官だけを読むあなたに感服。
おれはあそこがいちばんわけわからんかった。
236名前は誰も知らない:2007/01/27(土) 23:26:02 ID:4wh/WdWU0
>>232
「床に投げつけた」の文言でアンチかと思ったらw
あの結末に嫌悪を抱く人もいるだろうが
大審問官は正直俺もよくわからなんだよ
ちょっと今読み返してみよう
237名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 00:05:26 ID:3BlofhbK0
今日本屋で見てみたが、字大きくなったんだな。
238名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 00:16:28 ID:JCud6yJt0
ぱっと読んでみたがこういうことなのかな

キリストは「パン」を天上に持っていき代わりに人間に「自由」を与えた
しかしか弱い人間にとっては天上の「パン」より地上の「パン」を求める
「自由」は人間にとって苦痛である
よって大審問官は人間を苦痛から救うため、人間に「パン」を与えると同時に彼らの「自由」を支配する
ところで人間にとって真に重要なものは「パン」そのものでなく「パン」を与えてくれる支配者である
だから他に支配者が現れればキリストの「パン」を捨ててでもその者に従うだろう
つまり人間はただ「パン」を食うだけに生きるにあらず、「生きる意味」=「パンを与えてくれるもの(支配者)」があればこそ生きる
大審問官は「神」を否定するのではなくむしろ「神」の名を利用して支配の口実にする(我々は神のためにお前らを支配する)
239名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 00:58:36 ID:3BlofhbK0
キリーロフの自殺は凄まじかったな。
240名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 09:15:03 ID:lNE2+VI9O
スヴィドリガイロフに憧れる。
241名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 10:03:22 ID:ymu2TPwD0
>>240
最も卑劣な人物なんだぞ。
242名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 10:24:06 ID:lNE2+VI9O
だからこそ好きなのかもしれない。脇役のなかで一番いい。
243名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 12:41:49 ID:LrKwKdyI0
(´・ω・`;) なんだこのキモイスレは・・・
244名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 13:25:51 ID:kJtE2Iud0
陰湿な感じがドストの主人公のいいとこ
245名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 13:58:00 ID:JCud6yJt0
スタヴローキンって悲劇のヒーローみたいな扱いだが
何かやってること非道かったよな?
246名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 17:06:43 ID:JNYuhCOI0
突然相手の鼻つまんで引きずり回したりしてたな。
247名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 22:51:22 ID:wa/YeUir0
>>238
遠藤周作の沈黙も、弱い人間が信仰を貫くことが如何に難しいかっていう話だったが、
自分の弱さを常日頃思い知らせれてる身としては、こういうテーマには惹かれてしまうな。
248名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 23:00:44 ID:T52ZTnBA0
ドストには、心の底まで見透かされてるようで怖い。
249名前は誰も知らない:2007/01/28(日) 23:08:17 ID:3H6FBrQH0
>>249
同意。
彼が生きていたら一度俺を作品に登場させて欲しいもんだ。
きっと卑劣漢か虫けらのように扱ってくれるだよう。
250名前は誰も知らない:2007/01/29(月) 23:22:59 ID:w/AzDEzK0
おれも出たい。
「賭博者」のエキストラ役で!

主人公がルーレットに熱くなっているその横で、その様子を楽しみつつ賭けてる紳士役!
251げろしゃぶ【12日目】 ◆6ESaszqLZU :2007/01/30(火) 00:06:19 ID:jby1LlZw0
生存。
過労気味。
252げろしゃぶ【12日目】 ◆6ESaszqLZU :2007/01/30(火) 00:06:52 ID:jby1LlZw0
すいません誤爆
253名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 01:55:26 ID:EhAV0n7q0
罪と罰は序盤の飲んだくれの話だけでげっそりしちゃうから困る
254名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 04:30:32 ID:SxCk4Ttm0
全体的に暗すぎる
なんかずっと寝不足みたいな状態
最後でちょっと救われる
255名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 07:55:49 ID:gb//cn5+0
新潮文庫の表紙も暗い色だし。
256名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 15:14:16 ID:ij5BK/FT0
最近出た光文社文庫の新訳『カラ兄』の表紙は明るいぞ
257名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 17:59:47 ID:+GRYD5CGO
>>254
だがあれ読んでると孤独感がなくなるのは俺だけでいい
258名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 19:37:48 ID:SxCk4Ttm0
すみませんでした。
259名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 22:55:55 ID:gMBTU4Pl0
すぐに登場人物が熱に浮かされたようになるな。
260名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 23:18:12 ID:z+tiqPyv0
>>259確かにドスの登場人物はすぐ発熱するよな?トルの小説ではせいぜい
アンナがマ●コからの感染でうわごという位なんだが・・
261名前は誰も知らない:2007/01/30(火) 23:21:04 ID:z+tiqPyv0
>>249馬鹿だな。お前なんぞ貧乏だが善良な退役大尉ないし9等書記官というところだろう。
262名前は誰も知らない:2007/01/31(水) 18:28:38 ID:W9RV28sb0
兄さん、話しているときの顔が変です
263名前は誰も知らない:2007/01/31(水) 23:27:56 ID:R1m24eJ30
スメルジャコフは、臭い。
264名前は誰も知らない:2007/02/01(木) 01:27:59 ID:YfaDRq160
>>239
民のために手っ取り早く幸福という望みを叶えるために
パンを与えて、自由を奪い、選択する自由の苦悩もを与えた
そして、その大審問官の苦悩を見抜いてキリストは接吻する

もう素晴らしすぎて、今さっき全部読み終えたが放心状態で
あれだけ理詰めながらも、純粋でクールで情熱的な人物でありながら、自分の意思で死を迎えなかったのは
彼自身がこの世の神聖さと民を信頼し祝福しあえることを知っていたからなのだろうかな……?

今のトキメキを一生忘れないぜ! ドストエフスキーさんよ
それが、これからの俺を救ってくれるんだ……(´ω`)
265名前は誰も知らない:2007/02/01(木) 04:00:20 ID:feXI8Irv0
>>264
なるほど、あの接吻はそういう意味だったのか

スメルジャコフは出生がアレだからあんなニヒリストになっちまったんだろうな
かわいそうなやつだ
266名前は誰も知らない:2007/02/02(金) 20:36:34 ID:4n1iBdvD0
いや、彼女がいる時点でスメルは俺らよりはましだよ。
267名前は誰も知らない:2007/02/02(金) 20:37:48 ID:a67wAGNz0
『未成年』を大学の図書館で借りたら俺が一番乗り
やれやれと思って読み進めたら……
主人公が孤独で童貞で女嫌いときたもんだ

『実際、わたしは女のことを少しも知らない、また知りたくもない。
わたしは一生涯、女なんかには唾も吐きかけてやらない。
もう自分でちゃんとそう誓ったのだ。』
『なぜなら、わたしは中学を出てすぐ、わずか二十歳にしかならなかったけれど、
根本的にいっさいのものと絶縁しよう、必要とあれば全世界とも絶縁しよう、と決心したからである。』

さすがドスト氏、期待を裏切らないぜ!
そういえば短編の『おかしな人間の夢』が最近単行本化していたらしい
ネットからの引用

『ほかでもない、それは、この世のことはどこでもすべてどうでもいいという確信が、おれの心を捉えてしまったということ。
おれはずっと以前から、そのことを予感していたが、完全なる確信としては、ここ一年のあいだに、何かこう突然やってきたのだ。
おれは忽然として悟った──世界が存在しようがしまいが、あるいはこの世の一切が消えてしまおうが、おれにとっては同じこと、どうでもいいことなんだ、と。
そう、おれは、自分には何ひとつなかったということを、おのれの全存在をもって直感したのである。』

これは買うしかねえ!
268名前は誰も知らない:2007/02/02(金) 22:58:38 ID:7yQTMjR60
思い込みが激しいんだよな。ドストさんは。
269名前は誰も知らない:2007/02/02(金) 23:57:08 ID:Ji/luCwg0
>>267
やばいw共感しまくるwwwwwww
270名前は誰も知らない:2007/02/03(土) 21:57:23 ID:PU6K6OlG0
買うしかない
271名前は誰も知らない:2007/02/03(土) 22:11:35 ID:Cm4IVoDm0
「死の家の記録」読んだ人いる?
272名前は誰も知らない:2007/02/04(日) 01:55:05 ID:5My2BB250
>>271
読んだよ
貴族であるが故に周囲の囚人と真に打ち解けることの出来ない孤独な懲役囚のお話
273名前は誰も知らない:2007/02/04(日) 08:14:58 ID:s2ACi6To0
>>272
あれは他の作品と違って、人間賛歌的な作品だったよな。
274名前は誰も知らない:2007/02/05(月) 00:47:00 ID:KiHInLDH0
>>273
たしかに。
監獄っていう最低の環境の中で、
人の異常さと醜さを書きながらも、
一方で気高さやすばらしさを語らずにいられなかったのかな。
ともかくキャラが強烈だった。

孤男が主人公って設定だけど、
冒頭以外ではあんまり生かされなかった印象あるね。
オレは動物の描写と病院で他の患者の話聞いちゃう場面が好きだな。
275名前は誰も知らない:2007/02/05(月) 07:19:04 ID:gHuhSKFy0
>>274
トルストイがドスの作品の中で唯一激賞してた。
276名前は誰も知らない:2007/02/05(月) 07:50:29 ID:r18Q/M350
白痴も賞賛しとったらしいが
277名前は誰も知らない:2007/02/05(月) 08:00:52 ID:gHuhSKFy0
>>276
ほんと?それは初耳だ。
後期のトルストイは、純朴な人間主義に傾いちゃったからね。
童話みたいな作品を書くようになった。
278名前は誰も知らない:2007/02/05(月) 16:45:51 ID:1gDaDiy30
有名な話だがドストさん捕まって死刑の寸前までいったんだよね
やっぱ人生観変わっちゃうよなあ……

そういえば論創社の『おかしな人間の夢』買ったよ
あの短い分量に晩年の(55歳)ドストさんの思想がわかりやすく要約されている感じだった
結論まで至る難しい過程をはしょるために多少強引なSF的、ファンタジー的な手法を選んだんだね
ドスト入門篇としては最適のテキストかも知らん
279名前は誰も知らない:2007/02/05(月) 16:52:11 ID:bLeFguWt0
地下室の手記の前半が神
280名前は誰も知らない:2007/02/06(火) 08:55:06 ID:SsUqw+Au0
まあ後半も神なわけだが
281名前は誰も知らない:2007/02/06(火) 22:48:14 ID:zpTVlIRz0
ぼた雪が雰囲気を盛り上げるね。
282名前は誰も知らない:2007/02/11(日) 14:48:42 ID:PHAI4bVP0
大学時代に5大長編全部読んだ。
しかし当時は、キャラクターを面白がっていただけで、
はっきりいって、肝心のテーマはよく理解していなかった。

リーマンになって10年、去年、罪と罰を再読したけど、
ラスコーリニコフがソーニャの膝にしがみついて泣きじゃくる
くだりで、泣いてしまった。

ラスコーリニコフの理論は、理屈で論破されていないし、
ラスコーリニコフ自身、理屈で過ちを納得していない。
体が勝手に動いて、大地にキスしたのだし、ソーニャの膝にしがみついたのだ。

一番好きなセリフは、ポルフィーリーの
「なぜなら苦悩とは偉大なものだからです」

これから、カラマーゾフを再読します。どんな感動が待っているか楽しみ。
283名前は誰も知らない:2007/02/11(日) 19:00:25 ID:a78DLUGz0
いいな。俺も死ぬまでにあと一回は読んでみよう。
284名前は誰も知らない:2007/02/12(月) 19:12:57 ID:oUzN50Ax0
22になって初めて「地下室の手記」を読んで衝撃を受けた。
厨房の時に読んでりゃな。
この年でドストエフスキーを読みふけるのも何だが、
俺は厨房レベルだしまあいっか。
285名前は誰も知らない:2007/02/12(月) 21:12:23 ID:JciXTd4J0
なぜ中学時に読んでいればと後悔するんだ?
286名前は誰も知らない:2007/02/12(月) 21:18:26 ID:Qa0iDtT00
別にいつ読んだっていいじゃないか
287名前は誰も知らない:2007/02/12(月) 22:07:14 ID:2Aid4qzo0
中坊には勿体無いし毒が強すぎる
288名前は誰も知らない:2007/02/12(月) 22:19:38 ID:JciXTd4J0
「地下室・・・」は青少年には薦められない本だろ。
289284:2007/02/13(火) 01:38:49 ID:2YrA2cUW0
いや、自分が人生を何年も無駄にして苦悩してきたテーマが、
19世紀の作家によって既に書かれていたことがちょっと衝撃で。
厨房の時に読んでりゃ考え方が変って孤男化しなかったかなって。
290名前は誰も知らない:2007/02/13(火) 01:53:26 ID:XTamoN5z0
澁澤竜彦は『快楽主義の哲学』でこう述べている。

「若いうちは、どんどん片っぱしからいろんな本を読んだほうがよい。
悪書も良書もありません。問題は、本を読む側にあります。いろんな精神的誘惑を受けてこそ、
その人の内面世界は豊富になり、内面世界の地平線が広がってゆくのです」

寧ろ、ドストエフスキーの本こそ青少年に読んでもらいたいな。
地下室の手記も人生の一側であり、鏡になる時もある。
そこでの経験が、後の糧にもなり予防にもなると思う。
高校辺りが丁度いい、17で読んだが感動もしたし、希望もでた。
中でもカラマーゾフは圧巻だったな……。
291名前は誰も知らない:2007/02/13(火) 02:07:36 ID:ItKy0s+x0
俺が『地下室の手記』で衝撃を受けたテーゼ
「苦痛は快楽である」
自分が密かに感じていた漠然とした考えを見事に体現していたから吃驚した
292名前は誰も知らない:2007/02/13(火) 02:40:24 ID:8ty85fLQO
この人の本っていくらくらいしますか?
293名前は誰も知らない:2007/02/13(火) 02:54:40 ID:ItKy0s+x0
新潮文庫とかなら一冊800円前後かな?
でも長編とか分冊だからもっとかかるな
294名前は誰も知らない:2007/02/13(火) 03:20:34 ID:Taw3uejMO
手元にあるの。全部新潮。参考になれば
地下室の手記 \400
カラマーゾフ上・下 \819、中 \781
罪と罰 上\629、下\667

ドストを含めた文学も一応読むんだけど殆どが解釈の仕方もわからない俺。お前らありがとう。
相談相手も居ないし自分で勝手に考えを弄ぶばかりだったからそんな風に見たりするのかと参考になる。
次は白痴あたり行こうかな。
295名前は誰も知らない:2007/02/13(火) 03:32:27 ID:9XCDh44A0
(飛行機)NHKにようこそ!→(バス)人間失格→(プラド美術館)ゴヤの黒い絵
をやってきました

なんで旅行しにいったんだろ・・・と思ったら負け
296名前は誰も知らない:2007/02/13(火) 19:43:10 ID:9jdXBD4j0
>>282
オカンにお別れするところがすき
297名前は誰も知らない:2007/02/13(火) 20:52:09 ID:VM3APnvE0
ラスコーリニコフ萌え〜とかいう同人誌書く人いないかな?
298名前は誰も知らない:2007/02/13(火) 23:05:59 ID:NPicv1eM0
人間は理屈じゃないんだということが分かる。
299名前は誰も知らない:2007/02/14(水) 00:52:49 ID:kjgkHfOL0
>282
「あなたは、きっと自白します。きっとです!しかし、自白する1時間
前だって、君は自分が自白するなんて思いもしないでしょう」
「あなたに必要なのは空気です、空気!監獄の空気なんです」
って所がなぜか好き。かっこいいというか、すごいというか・・

>298
そう、ドストが言いたいのは究極にはそれだよね。人間の理屈を超えた本質。
そういう本質に根ざした人間がどうやったら救われるか。。。。
300名前は誰も知らない:2007/02/14(水) 01:04:04 ID:YEqOo7ea0
かっこいいよなあの人
301名前は誰も知らない:2007/02/14(水) 01:40:18 ID:BgfoHJGs0
302名前は誰も知らない:2007/02/14(水) 02:28:34 ID:BNsYyGnX0
炉娼婦とハメハメしたら救われる気がするのでロシア逝きたい
303名前は誰も知らない:2007/02/14(水) 02:52:56 ID:3HH+GJTl0
ドストさんは相当理屈っぽい感じもするけどね
ページをまたいだ長大台詞とかw
でも結局たどり着く処にあるのは人を思う優しさだろうなあ
そういう部分はたしかに理屈じゃないかも
『カラ兄』また読もうっと

>>297
俺はドゥーニャとソーニャ萌え

304名前は誰も知らない:2007/02/14(水) 03:02:22 ID:g8VupG1TO
皆さん値段等ありがとう。
305名前は誰も知らない:2007/02/14(水) 09:06:40 ID:zEH0V3vG0
カラマのリーザとか、ツンデレ好きにはドスト文学はたまらん。
306名前は誰も知らない:2007/02/14(水) 23:00:27 ID:CaLRQyMl0
悪霊の語り部は姿見せないよな。
307名前は誰も知らない:2007/02/15(木) 02:50:45 ID:rpgjhpr/0
実際、『罪と罰』は恋愛小説と思ってしまう...
308名前は誰も知らない:2007/02/15(木) 20:14:40 ID:N025KJFi0
深い人間を目指して生きていこう。
309名前は誰も知らない:2007/02/15(木) 20:43:20 ID:fWwX2hw/0
>>307
恋愛、サスペンス、純文学
色々当てはまりそうだね
310名前は誰も知らない:2007/02/15(木) 22:20:06 ID:VrSPmule0
>>308
あまり深すぎても困らないか?
浅い奴を羨ましく思うことがある。
311名前は誰も知らない:2007/02/15(木) 22:58:10 ID:IXo7x9az0
ドミートリーとホフラコワ夫人との、
3000ルーブリと鉱山の頓珍漢なやりとり面白すぎ。
セッターとのやりとりも、もうドタバタ喜劇だよね。
電車の中で、笑い声出しそうになった。
312名前は誰も知らない:2007/02/15(木) 23:05:16 ID:IXo7x9az0
浅い、か。

自分も、若いときは、他人の浅さが、嘆かわしくてしょうがなかった。
でも、あるとき、自分が他人と同じ”浅い”人間と何一つ変わらない事に気づいた。
金は欲しいし、女性とつきあいたいし、焼餅焼きだし、虚栄心強いし。

自分に酔ってる奴って、アホに見えるでしょう?でも、彼と同じ境遇になったらって
思うと、いや絶対酔うと思うよ。彼よりも、うざい酔い方をかますかもしれん。

他人を浅いと思うのは、自分のプライドの裏返しなんだよね・・・・
313名前は誰も知らない:2007/02/16(金) 00:34:55 ID:vw+OP6Z00
>>302禿同。ラス公もソーニャとタダ万しているし(謎解き「罪と罰」に書いている)
314名前は誰も知らない:2007/02/16(金) 17:00:58 ID:mdA5w+swO
ラスコーはイケメン長身秀才な設定ゆえに感情移入できません
315名前は誰も知らない:2007/02/17(土) 00:01:14 ID:7SYL+0dy0
人は自由という罰を受けて生きている。
316名前は誰も知らない:2007/02/17(土) 01:31:45 ID:gj1bcIi50
『自由からの逃走』みたい。ちゃんと読んだことないけど。
「自分は一体どこへ向かって生きているのだろう」って思って
すごく悲しくなってしまう時がある。
317名前は誰も知らない:2007/02/28(水) 19:24:10 ID:oNyfcBJ80
『未成年』挫折しそうだ…
最近読み始めた『作家の日記』のほうが面白いかも
318名前は誰も知らない:2007/02/28(水) 20:21:19 ID:QvkJI4nJO
僕は「貧しき人々」と「罪と罰」しか読んだことないんですが、次に何がお薦めですか?
319名前は誰も知らない:2007/02/28(水) 20:34:29 ID:oNyfcBJ80
>>318
感動コース→『カラマーゾフの兄弟』『おかしな人間の夢』『死の家の記録』
暗黒面コース→『地下室の手記』『悪霊』
ロマンス→『白夜』
320名前は誰も知らない:2007/03/01(木) 00:17:45 ID:oC0stg62O
>>318
グッジョ!!
取り敢えずカラマーゾフから挑戦する。
321名前は誰も知らない:2007/03/01(木) 07:46:00 ID:KrQWB1bR0
写実的で分かりやすい部分と、
理屈を超えた分かりにくい部分がある。
322名前は誰も知らない:2007/03/01(木) 12:04:18 ID:xdzQg4zs0
俺はいきなりダークサイドから入ったな。
323名前は誰も知らない:2007/03/03(土) 20:38:22 ID:hu2cxJOH0
324名前は誰も知らない:2007/03/05(月) 22:55:47 ID:vxKGe7Gh0
悪霊は、かなりやばいからご用心・・・
特にキリーロフ君が・・
325名前は誰も知らない:2007/03/07(水) 23:36:38 ID:PWfkcFwx0
うん。あんなふうに死にたい。
326名前は誰も知らない:2007/03/15(木) 14:21:47 ID:MYKqDt7k0
弧男ですが、質問させてください。

中島義道さんのファンで何冊も読んでいます。(読み物として痛快だからです)

ドストエフスキーの著書はタイトルを知っているだけで挑戦したことはありません。
名前は忘れましたが、かつて文化人の方がドストエフスキーを読むと忍耐力が身に付くとおっしゃっていたのを耳にして、
重苦しい話が延々と続くんだろうなあと、ぼんやり認識したつもりでいます。
チャレンジしてみたいですが、途中で投げ出しそうで躊躇っています。
327名前は誰も知らない:2007/03/15(木) 14:29:25 ID:MYKqDt7k0
質問してなかった、質問させてくださいは撤回で(笑)
気が向いたら読んでみるかもしれません。
でも「いつか読んでみたい」ものとして取っておきたい気もする。
328名前は誰も知らない:2007/03/16(金) 12:04:52 ID:RjZLMCBKO
>>326
中島義道の“孤独について”は読んだ?
329名前は誰も知らない:2007/03/17(土) 23:34:31 ID:TatdaM1S0
>326
まとまった時間を取って、一気に読むつもりで読めば、
サーっと読めると思いますよ。
トルストイや現代文学よりむしろずっと読みやすいです。
読み易い順は
罪と罰>カラマーゾフの兄弟>白痴>悪霊
って感じでしょうか。
所要時間30時間〜40時間程度だと思います。
330名前は誰も知らない:2007/03/17(土) 23:47:17 ID:C84t7zzo0
さ−っと読めるもんなのか?
331名前は誰も知らない:2007/03/18(日) 11:01:46 ID:lp74jz1D0
加賀乙彦さんの「小説家が読むドストエフスキー」
面白かったんだけど、
ドストがニーチェのファンで、キリーロフの人神思想は
ニーチェの超人思想の影響、って記述読んで、あれっと思った。

逆じゃないのかな?
ニーチェがドストの影響受けたんじゃなかったっけ?
そもそも時系列的に合うんだっけ?

後、「ドストの作品はオペラ化は絶対無理」
と書いてあって、加賀さんの趣旨は良く分かるんだけど、
一応実際にオペラにされたことがあるんだよね。
ヤナーチェク:死の家の記録
プロコフィエフ:賭博者
など。
332名前は誰も知らない:2007/03/18(日) 12:13:10 ID:HNs9Wnk60
>>328  ええ、読みました。
>>329  そんなに短時間で読めるもんなんですか? にわか信じられません。
333名前は誰も知らない:2007/04/04(水) 23:36:44 ID:lINRltWR0
保守
334名前は誰も知らない:2007/04/05(木) 22:30:21 ID:TeFkZclZ0
>>332芥川龍之介と俺が「戦争と平和」を4日で(だいたい40時間)読んだことを考えれば
できないことはない。ただし、相当早いほうだとは思う。
335名前は誰も知らない:2007/04/05(木) 22:55:47 ID:hypHi/Ds0
>>334
あんたが客観的にじぶんを直視できたら「地下室の手記」の語り部っぽくなりそうだが、
無理っぽいな。

336名前は誰も知らない:2007/04/11(水) 22:36:51 ID:GJXMIoOJ0
『地下室の手記』英語版買ったみた
あちらさんの装丁はカッコいいねえ
日本みたいな陰気臭さがない

"HOW FAR WOULD YOU GO
TO ESCAPE THE REAL WORLD?"
337名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 22:46:25 ID:vhyokUhG0
いや、陰気臭いのが「地下室」のうりだろう。

「地下室の手記」の主人公はリアルワールドから逃げたのじゃなく、
リアルワールドへ逃げ込んだのだとおれは思う。
そういう意味では村上春樹の「世界の終わり」の章に似てなくもない、と思う。
338名前は誰も知らない:2007/04/13(金) 23:16:08 ID:7S9UVzsh0
ドストエフスキーを原書で読みたいと思って大学でロシア語をとったんだが・・・
何年かかるのだろう。
339名前は誰も知らない:2007/04/14(土) 10:51:09 ID:etLXzNse0
>>338
俺も。でも挫折したよ。語学って地道な努力が必要だよな。
340名前は誰も知らない:2007/04/21(土) 11:00:37 ID:PmL7wkow0
フローベールの感情教育とドストエフスキーの未成年を借りてきたんだが
やっぱり孤男にはドストエフスキーの方が断然おもしろいわ。
未成年の最初の数十ページだけで確信した。
341名前は誰も知らない:2007/04/22(日) 21:04:02 ID:B8ECJiPG0
このスレに影響されて、古本屋で「カラマーゾフの兄弟」上中下セット確保してきた。
小さいころ読んだときはサッパリだったけど、今じゃ最初の長老とのやりとりさえ興味深く感じる…。
ウィトゲンシュタインも何十回と精読したらしいし、じっくり読み返したい作品だね。

>>338-339
ttp://www.magister.msk.ru/library/dostoevs/dostoevs.htm
原文って、これかな?
ロシア語さっぱりな俺には記号にしか見えない…
いつか読めるように、勉強してみるかなあ。
342名前は誰も知らない:2007/04/24(火) 03:05:49 ID:dqZ2+esA0
ドストエフスキーが知ったら泣きそうな記事だ

3割が天動説信じる=恐竜時代にも人類?−ロシア調査
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007042200078
343名前は誰も知らない:2007/04/24(火) 18:13:40 ID:HgLCsC3M0
>>340
最初の数十ページは面白い
だが俺は挫折した
『未成年』は長編の中でもかなりきついな…
今は『悪霊』を再読中でーす
344名前は誰も知らない:2007/04/24(火) 18:26:00 ID:O+xa/Eeh0
>>341
横から覗き見してみたがチンプンカンプンだ>露語
とりあえず英語訳から見てみるか・・
しかしウィトは漏れも大尊敬する人物なので、彼に習ってこれから一度目の精読してみるよ
345名前は誰も知らない:2007/04/24(火) 20:27:27 ID:ltOhIc860
>>343
もういちど未成年のページを開くんだ。孤男ならこれはかなり行ける。
346名前は誰も知らない:2007/04/26(木) 13:57:20 ID:iWcB1GvqO
死の家の記録を読破した
面白かったけど単調にも思えた
また読んでみる
347名前は誰も知らない:2007/05/01(火) 12:13:44 ID:WFAMaGme0
>>160
ルントウが茶碗をパクってた部分が忘れられない
348名前は誰も知らない:2007/05/03(木) 22:58:26 ID:oVnT/Vdp0
とうとう「カラマーゾフ」に手を出してしまった
文庫では3つ翻訳があるけど
みんなどれ読んだ?
ちなみにおいらは今、岩波バージョン
長編は全て米川訳で読みました
349名前は誰も知らない:2007/05/03(木) 23:11:03 ID:ZMsO9OvD0
カラマーゾフは新潮の原訳でしか読んだことないな
光文社のも一度は読んでみたいけど、評判はどうなんだろう
読みやすくなった分、大幅に意訳してるとかだったら嫌だな
350わたしもきもちよくなりたいよ ◆969yPy5R9U :2007/05/05(土) 12:09:00 ID:colGbobh0
あらあら、ドストエフスキーが好きなのは私だって同じよ!
とくに二重人格がおすすめかしら!主人公が発狂して廃人に
なってしまうのがいつものパターンだけど、いきなりじゃなくて
はじめは少しずつ、そして気付いた頃には急流になっている
描写なんかとくに奥ゆかしさを感じるわ!

               / , -一'´  /     `ヽ、 \ヽ、:.:.:.:ヾヽ
      _.. -―- 、 /⌒ヽ〃  ., -一'           \ ヽヘ:.:.:.:.}. }
  _. -=ァ‐ ¨ ̄` .:.`ゝ__ノ   /             \  }:.:./j/
. ´  //   .:.:.:.:.:.:.:./⌒ヽ.:.:/ .:.:.:.   、  :.:...   `ヽ  ハ //
.  / /    .:.:.:.:.:.: /ト、__,イ /.:.:.:.:.:   }\丶:.:.:.:.    ヽ } !
  | /!   .:.:.:.:./.:/  |' !.: ∨.:.:.:.:.:    リ   \`ヾー弋:.:..}} :jリ
  l/ |   :.:.:.:.〃/   Vi.:.:.:l:.!:.:.:.:.  j / /   ヽ、`''ー∨ j/
    l   :.:.:./ {:.{    Vヽ:N:.:.:.: _/匕?`     ,>‐!<
    ヽ :.:.,'  ヽ!    ヽ f八:. ノ/イf_チ:::|    ′ {   ヾ
     \:.{        `ゝ _V|i.  r'_;ン     /^i ノ`ヽ リ 
      ヾ、           `'|ト,、     f´ ̄/ /ハ′  レ′  
                  , -‐<iヘ> 、. _ゝ イ // }∨ │  
               l    \ヽヽ   了i| j〈 〈〉 l  l
               |     ∨∧ー-、 :|   l. ',  ヽ
                 !      ∨∧   _j   |  }  ヽ
               ',      V_ム-‐' 〉  }  '  ̄`ヘ
                ヽ       \:::::::/  人`    |
                  \     ゙/    /:::::`ト 、 ___/
                  ',\   /´    /::::::::::j
                       〉:::\ {.     /:::::::::::∧

でも、本当はオナのこの方がもっと好き!
野菜みたいに食べてみたいんだもん!
逮捕令状出したって無駄よ! ム・ダ!
351名前は誰も知らない:2007/05/05(土) 18:13:10 ID:kU1xUUND0
二重人格は地下室の手記と並んで弧男ものとして素晴らしい
352名前は誰も知らない:2007/05/07(月) 03:47:45 ID:QEazy0NM0
光文社古典新訳文庫で『地下室の手記』だってさ
嬉しいけどそのチョイスはなぜってかんじだな
353名前は誰も知らない:2007/05/07(月) 20:45:10 ID:dPcLERaq0
光文社、カラマーゾフの4巻全部出揃ってないのか。
354名前は誰も知らない:2007/05/14(月) 20:21:05 ID:SiVYDkS70
光文社の地下室おもしろすぎワロタ
355名前は誰も知らない:2007/05/14(月) 23:03:51 ID:229n6+1n0
なんでこんな素晴らしい小説を書ける人間を生み出す
ロシア民族なのに、あんなにアホなの???
356名前は誰も知らない:2007/05/14(月) 23:18:21 ID:K4k9KdFH0
現代ロシアの状況(っちゅうか大衆の性向)って
どんな感じなの?

情報が入ってこなくてよくわからん。
お勧めの本やサイトなんかあるのかしらん?

357名前は誰も知らない:2007/05/15(火) 01:57:07 ID:j/eKWP0l0
ロシアってヨーロッパであってヨーロッパでないって独特の国民意識があるのかね
『作家の日記』とか読んでるとそんな感じがする
それしてもドストさんのロシア愛は異常
358名前は誰も知らない:2007/05/15(火) 12:30:15 ID:037B+RUn0
ロシアはインテリと大衆の差がものすごい格差なんだろうな。
ソルジェニーツィンも、ラーゲリに入っているとき、同居人が2人ともノーベル賞持ってたとかいってたな。
359名前は誰も知らない:2007/05/16(水) 00:34:06 ID:+sl0roj20
348です
いよいよ第12編
裁判が始まってしまいました
読み終わってしまうのが
残念です
このあと何読んだらいいの?
360名前は誰も知らない:2007/05/16(水) 00:41:44 ID:vDfyWvX30
>>359
裁判の前のイワンと悪魔の対話はすさまじいものがあるよな
カラマゾフまた再読しようかなあ
そして新訳『地下室の手記』買っちまったぜ
うわァ、やっぱりコレ最高だ
361356:2007/05/17(木) 13:12:44 ID:Q3x5g1Mt0
ひとりごとみたいで気がひけるけど、いちおうおれの知ってる現代ロシアの情報の出所。

西原理恵子本各種。夫の鴨志田穣(故)とロシアに取材旅行した際の様子がいろんな本にかかれてる。
「できるかなリターンズ」でのウォッカで泥酔した夫に対するひとこと「あんたこの国のひとよりだめな人間になってるよー」ってのを何故かよく覚えている。
「『今までの無し』とゆって国が何度もリセットボタンおしちゃったロシア」という西原理恵子のロシア評がおもしろい。

西原理恵子は漫画エッセイなので、随所に写真が入ってるのがよいです。
打ち捨てられたままの戦艦や潜水艦の写真など。

椎名誠本。「ロシアにおけるニタリノフの便座」や「シベリア追跡」など。
高級レストランなのにトイレがまったく掃除されてなく、便器内どころか、トイレ中の床がうんこで埋め尽くされてた話など。

ドスト読んでるひとは西原理恵子や椎名誠なんかはあまり読まんかもしれんけど、いちおう参考までに。


362名前は誰も知らない:2007/05/17(木) 19:20:54 ID:0ziJwiTD0
佐藤優の「自壊する帝国」も、文学っぽい理屈をこねる政治家が
何人も出てきておもしろかったよ

ウォッカばかり飲んでるし、ロシア人とは気が合いそう


363名前は誰も知らない:2007/05/17(木) 19:22:17 ID:oiF2eIvA0
罪と罰
364名前は誰も知らない:2007/05/17(木) 22:33:50 ID:+3Ilp7Wz0
348です
カラマーゾフ万歳
読み終わったところで
思わず泣きそうになっちまった。

路傍のあの石はペテロなんだろうか?
永遠の記憶を確認しあい
甦りと歓談を約束

続編が読みたい
365名前は誰も知らない:2007/05/17(木) 22:37:21 ID:vYiibFVe0
カラマーゾフ万歳!
366名前は誰も知らない:2007/05/19(土) 01:22:55 ID:sMXBcaSy0
アンドレ・ジイドの『ドストエフスキー論』を購入
よむべえ
367名前は誰も知らない:2007/05/21(月) 22:11:03 ID:mhm6rtk90
『21世紀 ドストエフスキーがやってくる』という本がでるそうな
2500円以上するがね
368名前は誰も知らない:2007/05/23(水) 00:35:36 ID:Sv8B7NCq0
ベリチコフ『ドストエフスキイ・裁判記録』を購入
タイトルだけでわくわくするな
369名前は誰も知らない:2007/05/23(水) 08:21:40 ID:SC2QqDn60
あ、それ、「悪霊」のスタヴローギンのモデルになった、スペシネフの写真が
のってるやつじゃない?
なかなか、イケメンだよね。長髪の。
370名前は誰も知らない:2007/05/23(水) 20:58:45 ID:Sv8B7NCq0
のってるかなあ?
扉に若いドストさんの肖像があるけど
次は『スースロワの日記』が読みたい
ロシアのシュールなところが好きだ
それにしても最近、かつて読んだはずのカラマーゾフの兄弟が気になって仕方が無い。
アリョーシャが俗世間に帰っていく様と今のわたくし自身が重なるような気がする。
372名前は誰も知らない:2007/05/25(金) 08:46:11 ID:SZnKPKK90
>>371
ぼくは「おかしな人間の夢」に世界を愛するようになった自分を重ねました
373名前は誰も知らない:2007/05/25(金) 08:53:54 ID:0TBbNJZV0
>>370
あれ?巻頭に載ってなかったっけ?別の本と勘違いしてたかな。
スペシネフはほんと美男子で、ドストが惚れてしまったのも無理もないと思った。
374名前は誰も知らない:2007/05/25(金) 23:07:20 ID:88fqvmBo0
>>373
違うのかも
俺のは現代思想社のロシア郡書ってシリーズ
むしろヤングドストさんけっこう好青年じゃんと思った

だいたい読んだけど集会で書簡読んだだけで死刑寸前って恐ろしい時代だな
死刑執行日(未遂)の兄宛の手紙でのドストさんのはしゃぎっぷりが面白かった
やっぱ人生観変わるよなあ
それにしても、やっぱり若い頃のドストさんは無口で非社交的な青年だったのだな
375名前は誰も知らない:2007/05/26(土) 21:08:08 ID:u1y3nRvm0
あっ、自分が読んだのは北海道大学出版会のN. F. ベリチコフ編/中村健之介編訳
「ドストエフスキー裁判」の方だったよ。
たぶん、そっちにスペシネフの写真載ってたんだ。

「スースロワの日記」面白いよ。
ドストって女性の「足」に抗しがたい魅力を感じる人だったらしいね。
スースロワに「兄と妹のような関係になりましょ」とお預け食わされて、もう我慢できなくなって
危機一髪 ってシーンがあるよ。
376名前は誰も知らない:2007/05/27(日) 00:15:34 ID:JI1AunKn0
ほ〜
いまスースロワのモデルになったという人物が出てる『賭博者』も併せて読んでるんだけど
ドストさんの愛情表現はすごいねえw
わたしはあなたの奴隷ですみたいな
憎しみながら愛すってモチーフはけっこうドストさん好きなんだな
カラマのドミートリイもそんな感じだったような……
「足」フェチかあ
俺はドストさんロリコンの気があるんじゃないかとも思っていたが
377名前は誰も知らない:2007/05/27(日) 07:28:51 ID:3cWAYJk60
ああ、そりゃもちろんあるよ。

たださ、19世紀のあちらの大人の女性の服装って当然ロングドレスだろ?
だけど、14歳くらいまでの女の子の服装だと、膝下までのスカートで、ふくらはぎとか
足首とかが見える長さなんだ。

足フェチには、悪魔の誘惑に思えたろうね。
ドストが少女に魅かれたのには、そういう訳もあったんじゃないかと。
378名前は誰も知らない:2007/05/27(日) 11:47:25 ID:cx/WeDzD0
現代日本の女子高生みたいなもんか。
379名前は誰も知らない:2007/05/28(月) 22:24:15 ID:1jR8E3id0
   ハ_ハ  
 ('(゚∀゚∩ なんとか還元水
  ヽ  〈 飲んだら生き返るよ!
   ヽヽ_)
女子高生の太ももや、ピチピチデニムのパンツインブーツ、
小学生女児のミニスカートを見ると劣情を催すのを止める
ことが出来ません。
休日の大型ショッピングセンターなんてもう、天国です!!
381名前は誰も知らない:2007/06/03(日) 20:56:25 ID:TKYOQCmT0
アリョーシャたん萌え
アリョーシャが大地に接吻するシーンでこっちも号泣
382名前は誰も知らない:2007/06/03(日) 21:08:21 ID:Lid6N4IW0
冒頭のリーズとアリョーシャのやりとりもいいね
383名前は誰も知らない:2007/06/04(月) 20:22:35 ID:hMO/orHH0
虐げられた人々だっけ? ピョートルやらペトローヴィチやら多すぎて名前を覚えてられないわ
384名前は誰も知らない:2007/06/05(火) 14:46:18 ID:SOBheF0/0
383に対して>>1-382が同時につっこんだ。
385名前は誰も知らない:2007/06/05(火) 21:37:12 ID:w53xEYet0
だってアリョーシャってカラマーゾフにもでてくるじゃん。
もうこんがらがっちゃいます><
386名前は誰も知らない:2007/06/05(火) 21:39:56 ID:PyEnRxT40
『スースロワの日記』借りてきた〜
誰も借りてないので新品同様だった
387名前は誰も知らない:2007/06/06(水) 03:25:35 ID:+aigv5iV0
光文社のカラマーゾフの兄弟にコレクターズエディションが出るみたいだ
ただ収納箱が付いてくるだけだけど
音楽業界といい最近はこういう商法が当たり前になってきたな
388名前は誰も知らない:2007/06/06(水) 04:45:56 ID:U620e6nx0
本の収納箱って・・・本棚に置いとくだけじゃいかんのかなあ。
大型本ならわかるけど、文庫数冊じゃないか。
もうちょっとこう、本の中身自体の魅力を伝えることに、尽力してほしいよ。
俺心理学科にいるが、クラスでドスト読んだことある奴ほとんどいないんだぜ・・orz
389名前は誰も知らない:2007/06/06(水) 17:33:48 ID:5lXDzmBb0
高三の理系クラスとなるとほとんどラノベ野郎だ。
390名前は誰も知らない:2007/06/11(月) 04:48:58 ID:GRoKSuNf0
ブクオフで『悪霊』上下各100円だったので、保護して読んでみてる。

あの…ドストさん、芸風変わってない?
ステパン氏の皮肉と愛嬌に満ちた描写が面白すぎる。
それに、その描写をしているドストエフスキー自身が滑稽に思えてまた顔が緩んでしまう…
生まれて初めて、知らない人の中(電車内)で吹いてしまった。
391名前は誰も知らない:2007/06/12(火) 12:52:58 ID:oIzM8X2j0
真っ昼間から部屋にこもって読書中
この背徳感とドストエフスキーの重厚さが相まって最高だ
392名前は誰も知らない:2007/06/12(火) 21:16:40 ID:nONAuuEy0
お前の同級生は彼女とラブホで本物の背徳感を味わってるよ
393名前は誰も知らない:2007/06/12(火) 21:43:10 ID:fide1W6o0
文学板の人大杉はいつになったら解除されるんだ。
他板も入れない所多いような…?
自分が行ってる所だけかな。
394名前は誰も知らない:2007/06/12(火) 23:12:54 ID:9mNhAC3J0
>>390
おれは短編「鰐」で吹いた。
登場人物が鰐に飲み込まれるシーンはうすた京介のセンスに近い。
飲み込まれる人物にハマーが重なってしまった。

森林太郎(鴎外)のいい意味でのマジメな訳がすごくナンセンスで笑えた。
後半はあまりおもしろくなかったけど。
395名前は誰も知らない:2007/06/12(火) 23:16:16 ID:9mNhAC3J0
>>391

おれもドストエフスキーを読むときは背徳感でぞくぞくした心地よさを味わってる。
この背徳感は独特。
中学生の頃、親に隠れてエロ本を読んでいたときに感じた背徳感とは似て非なるもの。
うまく言えんけど。

連投すんません。
396魚兵:2007/06/17(日) 14:25:57 ID:prscO2XZ0
実際にドが収監され死刑を恩寵により射殺寸前で命拾いされたくだりは
『白痴』にムの伝聞モノローグ形式で載ってるよ。
遠くに立つ教会(ニコライ堂みたいの)の屋根に反射する光に
自らの生の揺らぎを見て取るんだな。

さて、おれも慰みの村でツンデレナスと・・・
397徹夜明け:2007/06/18(月) 07:28:54 ID:yRl6EGGU0
ダメなときはドストエフスキー。マゾ的に自分のダメさに沈んでいけるから。彼の心理学は正しさはともかく影響力最大限。こわいす。
398名前は誰も知らない:2007/06/18(月) 08:19:31 ID:oekRB6v50
>>397
おれはドストばっかり読んで内面化したからダメ化してしまったのか
399名前は誰も知らない:2007/06/18(月) 19:16:28 ID:DFpSNNcP0
東大理Vに現役合格した友人はドストを愛読してましたが(藁
400名前は誰も知らない:2007/06/18(月) 22:42:12 ID:VFvmmhSq0
保坂和志が、ドストエフスキーはトルストイには叶わないが
おそろしいまでのこだわりや偏りが文章に熱をもたせたって書いてたな。
ドストエフスキーの描写になれてしまうと、他の作家がなんとも味気ない。
401名前は誰も知らない:2007/06/26(火) 14:18:03 ID:+B54PmcS0
保坂和志の日常の描き方は、いい意味でのニーチェ的だと思う。「無が永遠に!」みたいな感じで。
一日一日そのもの&そこに生きる存在(者)を慈しむという点でドストを含めたこの三者は共通しているのではないか。
などと理系のおれが恐る恐る発言してみた。
402名前は誰も知らない:2007/07/01(日) 03:11:44 ID:SozWIndX0
理系文系関係なく、色々考え感じながら本を読んでるって素晴らしいと思う。

保坂の書く世界って、良い意味で底が抜けてるというか、超人的な楽観主義だよね。
俺にはちょっと眩しすぎて、ドストエフスキーを好んで読んでしまうけど。
403名前は誰も知らない:2007/07/06(金) 20:12:15 ID:b93WsJe40
読む本読む本、どれもドストの作品に言及してる。
俺の選択は良いのか悪いのか・・・
404名前は誰も知らない:2007/07/07(土) 15:34:10 ID:1Zbyq1Jk0
http://www.kotensinyaku.jp/news/event/content07.html
銀座教文館特別講座 『カラマーゾフの兄弟』全5巻完結記念
亀山郁夫さん講演会 銀座・教文館で7月30日(月)開催

世界最高の小説とは何か?候補につねにあげられるのが、ロシアの文豪ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』です。
翻訳が難解ともいわれるこの作品を、長年ドストエフスキー研究にたずさわってきた亀山郁夫さんが、わかりやすい日本語で新訳。
ついに7月全5巻が完結します。この翻訳を記念して、講演会を行いますので、ぜひともご参加ください。

日時: 2007年7月30日(月) 18時30分〜20時頃(開場18時)
会場: 教文館9階 ウエンライトホール
参加費: 無料 
定員: 100名 先着順
申し込み・お問い合わせ: 6月22日から申し込みを受け付けます。(定員になり次第締切)
〒104-0061 中央区銀座4-5-1 教文館和書部講演会係
TEL:03-3561-8447 FAX:03-3535-5052


http://www.kotensinyaku.jp/news/event/content06.html
亀山郁夫訳『カラマーゾフの兄弟』完結記念シンポジウム
シンポジウム<ヴィヴァ、カラマーゾフ!> −ロシア文学の古典新訳を考える−

日時: 2007年7月22日(日) 14時〜17時
会場: 東京大学文学部1番大教室 東京都文京区本郷7-3-1

プログラム:
第1部 14時〜15時40分
ロシア文学古典新訳を語る−翻訳者大集合
■パネルディスカッション
浦雅春/望月哲男/ 安岡治子/ 沼野恭子
司会・毛利公美
第2部 16時〜17時
徹底討議−ここがすごい、新訳『カラマーゾフの兄弟』
亀山郁夫vs沼野充義

豪華プレゼントも準備中!
参加費: 無料 予約は不要です
定員: 220名
405名前は誰も知らない:2007/07/15(日) 04:33:54 ID:3nxeeUzB0
>光文社より豪華プレゼント(抽選で亀山訳『カラマーゾフの兄弟』全5巻箱入セット等)も準備されています。

これ、すごいね。
シンポジウム行ってみようかな。
406名前は誰も知らない:2007/07/15(日) 13:42:34 ID:UDiZSuiPO
罪と罰を読み終わった。なんか気分が重い。
次は賭博者か悪霊を読もうと思ってるが、時間を空けないと無理だ。軽めのエッセイとか気楽に読める小説で疲れをとってからじゃないと…
407名前は誰も知らない:2007/07/15(日) 14:31:44 ID:ydsZToJU0
悪霊は重いぞ〜
408名前は誰も知らない:2007/07/15(日) 14:44:04 ID:UDiZSuiPO
もうタイトルからして重いしなw
あと2ヶ月はインターバルをおくさw
409名前は誰も知らない:2007/07/15(日) 15:15:58 ID:S9xxyXRiO
おれミーチャが好き
410名前は誰も知らない:2007/07/15(日) 22:16:33 ID:gzjxyF7h0
スヴィドリガイロフの最後の自殺がたまらん。
411名前は誰も知らない:2007/07/15(日) 22:24:52 ID:A5zfltw50
悪霊って、前半はポップだよな
412名前は誰も知らない:2007/07/15(日) 22:30:54 ID:Z/CKU4/20
最近若者の間でドスドエフスキーが売れてるって聞くけどホントなの?
413sage:2007/07/15(日) 22:42:20 ID:lEkTk7tG0
最近売れてたら何なんだ。
414名前は誰も知らない:2007/07/15(日) 22:47:11 ID:lEkTk7tG0
ぼくの名前はsageではありません。
415名前は誰も知らない:2007/07/15(日) 22:51:09 ID:Z/CKU4/20
いや、なんだということもないんだが・・・
単にスレ的に話題を振っただけだよ
416名前は誰も知らない:2007/07/15(日) 22:57:53 ID:3uwKB0rg0
罪と罰は最後の最後で救いがあっていいな
きっとラスコーリニコフはいい人生を送ったと思うよ
417名前は誰も知らない:2007/07/15(日) 23:26:46 ID:yw+zrN5X0
昔から売れてるよ、それを某出版社が煽ってるだけ
418名前は誰も知らない:2007/07/16(月) 01:35:52 ID:7NqQbZwR0
罪と罰は楽しめたんだけど、カラマーゾフはいまいちだった… 特に大審問官のところ、
あれってふつうにみんな読めるものなの?ぶっちゃけ理解がついていかなかったよ。
キリスト教の知識とかが無いと無理なのかね
419名前は誰も知らない:2007/07/16(月) 01:47:26 ID:AAVmUj3N0
カラマは二回目以降から面白いと思うよ
時間おいて読んでみれば?
読むたびに何か新しい発見をする
イワンとかマジで天才だわ
420名前は誰も知らない:2007/07/16(月) 23:02:03 ID:dtch7ypK0
ドストエフスキーやカラマーゾフにかぎらず、一般的に考えて
小説の登場人物の方が作者よりも賢いっていう現象ってあり得ると思う?

おれは場合によってはありかもと思うが。
421名前は誰も知らない:2007/07/17(火) 02:05:51 ID:bDIFBMgX0
よく小説家が「キャラが勝手に喋りだす」という表現使うしな
登場人物=作者の分身とも限らんとも思う
また同じドストエフスキーでも小説家としてのドストとドストそのものも同一ではないと思う
作家の日記のドストと小説家のドストが同じだとは信じがたい
ましてドストさんって自分と敵対するような人物すら魅力的に書いてしまうからなあ

場合によっちゃ登場人物の方が賢くなることもあるのかも知らん

422名前は誰も知らない:2007/07/17(火) 07:26:31 ID:MPehNYjk0
今の方が売り出してる感じはするよな
423名前は誰も知らない:2007/07/17(火) 23:05:17 ID:npxN01Nh0
>>411

逆に考えると、小説の登場人物が作者を操ることもあり得るってことだよな。
操り人形が糸を媒介にして演者の手を操るようなものか。演者はびっくりだろう。

興味深いな。
424名前は誰も知らない:2007/07/17(火) 23:06:06 ID:npxN01Nh0
× >>411
>>421
425名前は誰も知らない:2007/07/22(日) 04:02:09 ID:7RVuDBZ00
ドストエフスキー、カフカ等、読める読める人なら、一度聖書も読んでみては?特に旧約ね。
あと、仏典も読んでみるといい。 
(岩波文庫から出てる、中村元さんのパーリ語訳等。日本の坊さんが書いた道徳本の類ではなく、、)
ちなみに私はキリシタンでも仏教徒でもありません。どっちかというと仏の方に近いけど...
426名前は誰も知らない:2007/07/22(日) 10:34:44 ID:gbaU4gRfO
ドスト読んでるけど、完全には理解できてない…
なんていうか‥独特なんだよなぁ
427名前は誰も知らない:2007/07/22(日) 14:07:55 ID:zkDGslwp0
旧約といえば、ニーチェのツァラトゥストラも聖書っぽいよな。
428名前は誰も知らない:2007/07/22(日) 17:32:15 ID:PIqIf+uH0
>>404行ってる人、レポは任せた!
429名前は誰も知らない:2007/07/22(日) 17:36:11 ID:3+ANccRNO
孤男ならドーキンスだろ
430名前は誰も知らない:2007/07/22(日) 17:44:03 ID:oLkqeAVJ0
地下室の手記を
途中まで読んだ者ですが
よくわかりませんでした。
あれはなんなんでしょうかね…
カラマーゾフはおもしろかったです。
431名前は誰も知らない:2007/07/23(月) 00:09:39 ID:noQQzizq0
>>404
シンポ行った。一部の訳者4名によるディスカッションも二部の亀山・沼野の対談も、かなり和気あいあいとした雰囲気で、
小難しいの想像してたけど普通に気楽に楽しめたわ。まあ一般向けだし。
ちなみに亀山新訳カラ兄の抽選は外れたわ、無念。
訳者4名が自分の訳本について少し語ったあと、司会者がお気に入りの部分を朗読してください的なこと言ったんだけど、
自分の読むのは羞恥プレイってことでお互いがお互いの読みあってて、なんかそれもほのぼのした笑いもありで和やかだった。
浦雅春訳の落語調ゴーゴリおもろかった。

亀山対談では、カラ兄二部を書くとか書かないとか?いう企画があるらしく
(単なる雑談の一つなんかな、ちょっとよく概要つかめんかったけど)、二部についても話してた。
まあふつうに、全体主義者となったコーリャにアリョーシャが大審問官を許すイエスの立場で接吻とかどうのこうの。

内容なくてごめん、とにかくふつうに楽しいシンポだったわ
432名前は誰も知らない:2007/07/23(月) 00:18:26 ID:noQQzizq0
あーごめん二部の企画云々はうそかも。
正直二部で一瞬意識遠のいて・・・。
あと亀山が、現代の重さを受け止めることができるのはロシアの文学だって言ってた。
あの重苦しい感じ?あ、あと新訳でリーザの直訳すると「私は卑劣だ、私は卑劣だ」って
いうセリフをわざと誤訳したからぜひ自分で読んでみてって。
433名前は誰も知らない:2007/07/23(月) 00:18:35 ID:7SobXM0m0
なぬ、二部を書くとな!?そいつは一大事ジャマイカ!
434名前は誰も知らない:2007/07/25(水) 00:20:56 ID:59Zfo95w0
違うよ。カラマーゾフの兄弟のその後を空想するという内容の本が出るだけです。
レポはしっかりヨロ
435名前は誰も知らない:2007/07/25(水) 08:21:10 ID:/VoXZ+G40
あ、そか。ごめん書いたように後半一瞬意識とんで。その後の「空想」だったのね、ありがと
436名前は誰も知らない:2007/07/27(金) 22:46:56 ID:cy8P+kWc0
光文社のカラマゾフ、字がデカイね・・・!重厚感が無いのもちょっと物足りなく感じた。
それが受けてるのかもしれんが。
437名前は誰も知らない:2007/07/28(土) 11:58:32 ID:9zgwzM3t0
重厚感はあえて出さないようにしたんだろうな。ドストエフスキーのこれまでの難解で重々しい
イメージを払拭しようという意図で、明るい表紙やできるだけ軽い紙質にしたんだろう。
438名前は誰も知らない:2007/07/28(土) 14:26:42 ID:c0m4HIv40
カラマーゾフの第2部というのは、
ドストエフスキー自身が考えていたんじゃないかということで、
それを空想して執筆したいということだったのではないか。

しかし亀山先生って、ドストエフスキーが一番の専門ではないよね。

439(゚ε゚)わたきも ◆969yPy5R9U :2007/07/28(土) 14:43:50 ID:DgshJHW90
最近「白痴」が気になる。もう一度読みたい。
440名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:53:06 ID:lTIr8ZHX0
ナスターシャ・フィリポヴナ
441名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 04:10:47 ID:TYoHdp5mO
ロボロフスキーなら知ってる
442名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 05:19:27 ID:EzQPtSAb0
カラマーゾフは晩年のドスト集大成って言える作品だし
重々しくても良いと思うんだけどね。

光文社の新訳シリーズでカントも出てるらしいけど
こっちも軽い感じなのかな。
三大批判書も軽いノリで出ちゃったりして。
443名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 08:28:52 ID:9JjJcGx20
>>438
妄想教授のとんでも本という認識でおK
444名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 08:30:29 ID:9JjJcGx20
>>437
あのシリーズはみんな軽い感じの表紙だし紙。安上がりにするため。

新訳カラマはノド越しがいい水という印象で何も残らなかったな。
445名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 08:31:00 ID:9JjJcGx20
紙もペラペラが抜けてた
446名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 08:51:10 ID:9JjJcGx20
ついでに髪も

罪と罰より悪霊を出したかったがスキャンダル性が高い悪霊は
自分に還元されるのが恐くで出来ないんだろうな。
ペラペラの悪霊を読みたかった
447名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 13:45:54 ID:AmhdbjM00
ぺらぺらな紙を、神や守の隠喩としても使ってるなら見直す>光文社
448名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 20:27:16 ID:9JjJcGx20
☆★☆★ドストエフスキー☆★☆★Part16 [文学]では
カラ兄5巻はダメだしされてるよ
449名前は誰も知らない:2007/07/29(日) 22:45:58 ID:xOh02oKR0
冒頭の「一粒の麦が地に落ちて死ななければそれはただの一粒の麦である。しかし〜」
っていうやつは、いったい何のことだったの?最後まで読んだのにわかんなかったw
450名前は誰も知らない:2007/07/29(日) 22:49:44 ID:oecAFSUu0
それは2部への伏線じゃなかったっけ
451名前は誰も知らない:2007/07/29(日) 22:59:39 ID:xOh02oKR0
あ、そうなの?じゃわかんないのが普通なのかな。
1部は前置きで2部がメインだったらしいから、もし2部を書いてたら
どんだけの量になっていたのか・・・
1部の3倍くらいかなw
452名前は誰も知らない:2007/07/30(月) 00:01:39 ID:9JjJcGx20
>>449
全体主義の意味もある
453名前は誰も知らない:2007/07/30(月) 21:21:15 ID:lGItFwYa0
「虐げられた人々」かな、あまり純文学的には評価されていないみたいだけど。
ほんとに何というか、泣けたよ。
ドストエフスキーらしき作家も出てくるしね。
一言で言うと、かわいそう、かな。
454名前は誰も知らない:2007/07/30(月) 23:02:08 ID:nFuDGHdw0
三言くらいで言うと、どういう話?

ドストは罪と罰とカラマーゾフだけ読んだけど
ほかのも読んでみようかな
455名前は誰も知らない:2007/07/30(月) 23:05:58 ID:nYrGe/m80
そういやドストの小説は分類的には何に当たるんだろう。
456名前は誰も知らない:2007/07/30(月) 23:10:43 ID:lGItFwYa0
>454
単純化して言えば、貴族に虐げられる平民の話かな。さらに、その平民の娘が仇敵である
その貴族の息子を好きになって駆け落ちしてしまうという…。作者と思われる青年は、そ
の平民の娘に恋してる。作者の、弱者への哀れみとやさしさを感じられる作品ではある。
457名前は誰も知らない:2007/07/30(月) 23:17:20 ID:FM03Jr6s0
なんか白夜と似てるな
458名前は誰も知らない:2007/07/30(月) 23:48:33 ID:nFuDGHdw0
>456
なるほど、階級差別のはなしなんだな。そして道ならぬ恋か。
よもっかな

459名前は誰も知らない:2007/07/31(火) 23:55:02 ID:Y76q3x4I0
賭博者読めよ
460名前は誰も知らない:2007/07/31(火) 23:56:20 ID:CTBWmlKt0
ドストエフスキー(笑)
大人ならトルストイ読め
461名前は誰も知らない:2007/08/01(水) 06:55:35 ID:rBwrknla0
いきなりだけど、新潮版のカラマーゾフの兄弟でフェラポント神父の初登場って何ページかわかる人います?
462名前は誰も知らない:2007/08/01(水) 19:46:08 ID:05623aVE0
トルストイ(笑)
463名前は誰も知らない:2007/08/01(水) 20:18:25 ID:raryCvPg0
フェラポント(笑)
464名前は誰も知らない:2007/08/02(木) 18:53:01 ID:n7VmS1ZX0
笑(笑)
465名前は誰も知らない:2007/08/02(木) 19:32:13 ID:hOWU8z3D0
【社会】NO核拡散!立ち上がるニート

1 - 名前:名前書いたら負けかなと思っている。 [] 投稿日:2005/12/27(日) 16:28:50 ID:WTbRPRkB0
ー核拡散防止にニートが一役
働かない、教育も受けない。そんな「ニート」の若者が何か出来ないか―
そんな声を受けて、核拡散防止に向けて「ニート」達によるプロジェクトが立ち上がった。
企画したのはNPO法人「さよならニート」(名古屋、兵藤代表)。
「世界を変えられる、そう若者達に自覚してもらいたかった」(兵藤代表)
まず、「世界旅行をしてみませんか?」とダイレクトメールを送り、ニートの若者を集めた。
彼らに目的を知らせず世界各地の核実験場に送り込み、実験後の惨状を世界中にアピールするのが目的だ。
「代えはいくらでもきくのが利点」(兵藤代表)と、今後の実行にも意欲を見せる。
すでに11月のネバダでの核実験に120名を送り込み(死者104名)、上々の成果をあげた。
「不労人口対策としても期待をしている」(厚労省幹部)と、行政の全面的バックアップも取り付けた。
2006年度中にさらに「1万人規模での派遣を目標」(兵藤代表)としており、関係者の鼻息は荒い。
各界の期待を集め、ニート達は世界へと飛ぶ。

―写真右  ニーとの若者達。事情を知らないため記念撮影をしている。彼らの最後の姿

ロイター 東京
466名前は誰も知らない:2007/08/03(金) 01:45:32 ID:i1xKJBVJO
賭博者のギャンブル描写は
読んでて震えが走る程面白い
実体験なんだろうな、こういうのは…
467名前は誰も知らない:2007/08/03(金) 09:19:46 ID:Uuj3Pp250
0に賭け続けるとことかしびれるな。
468名前は誰も知らない:2007/08/03(金) 12:19:56 ID:e3y0LyfS0
賭博者っておもしろいの?簡単にどんな話かおせーてエロイ人
469名前は誰も知らない:2007/08/03(金) 15:22:40 ID:Nh0gRmG8O
今から罪と罰を読む
470名前は誰も知らない:2007/08/03(金) 15:58:53 ID:3FVOs0e0O
読みたいんだけど、本屋においてないんだよななぜか
471名前は誰も知らない:2007/08/03(金) 22:05:13 ID:Uuj3Pp250
岩波文庫の未成年ようやく手に入れられた……これは嬉しい。
472名前は誰も知らない:2007/08/04(土) 22:01:32 ID:veRoYBAN0
オメ
473名前は誰も知らない:2007/08/05(日) 22:17:44 ID:bde9Y0BP0
いまスメルジャコフがテンカンの発作で倒れたところまで読んだお

大審問官がいまいちよくわかんなかった(T_T)

悪魔って結局何?俗世の権力みたいなこと?悪魔の3つの問いっていうのも1つしか書いてなくない…?
キリストは選ばれた一部の人しか救えないけど、悪魔に魂を売った大審問官たちは、
全人類を救えるってことでいいのかな。
474名前は誰も知らない:2007/08/05(日) 23:03:06 ID:AkSbOfCR0
>>468
冴えない家庭教師がルーレットにはまって
女に貢いだりヒモになったりする話
娯楽小説らしい下世話な展開がおもしろいよ
475名前は誰も知らない:2007/08/06(月) 12:50:52 ID:hAqeGIgw0
娯楽小説らしい下世話な展開がおもしろいよ
476名前は誰も知らない:2007/08/07(火) 08:35:06 ID:wq1nq9SJ0
本当の事だと思うが。
477名前は誰も知らない:2007/08/07(火) 19:49:49 ID:iHFxaEY30
>>476

小説・物語と作り話は似て否なるもの。
478名前は誰も知らない:2007/08/07(火) 23:04:58 ID:Wq+TpyQV0
>>473
分かんないなら読む必要ないと思うけど・・・。
479名前は誰も知らない:2007/08/08(水) 00:07:04 ID:gDO5gWlt0
まあ事実なんですよねー
480名前は誰も知らない:2007/08/08(水) 00:34:14 ID:/LliQwCFO
このスレで最高!と言われている本の中で、何が読書感想文向き?

なるべく短いといいけど
481名前は誰も知らない:2007/08/08(水) 08:36:06 ID:coQH1wQB0
最高なのを読みたいんだったら、ある程度の長さは覚悟すべき。
>>473
ここで聞いてもまともな答えは返ってこないと思うよ。
文学板に行くか(同様の質問は過去にいくらもあるはず)
ネット上の寸評を探して読んでみては?参考になる。
482名前は誰も知らない:2007/08/08(水) 09:48:58 ID:8OTZtRoN0
>>473
カラマーゾフの兄弟を読む基本前提として
聖書のマタイ・マルコ・ルカ(特にゾシマによるとルカ)の福音書くらいは
ちゃんと読んでおきましょう。
悪魔の3つの問いは、そもそもイエス・キリストが荒野に出て40日40夜断食と修行をしてたときに
悪魔が来てこう誘惑したんです。
1、石をパンに変えてみせろ
2、神殿のいただきから飛び降りてみろ
3、(この世の全ての栄華を見せて)これを全部やるから私(サタン)にひれ伏せ

以上3つを踏まえて大審問官を読むと、きちんと書かれていることがわかります。
483名前は誰も知らない:2007/08/10(金) 10:46:52 ID:W6grtiHQ0
>>478
わからないものを読むのは重要。
読んでいくうちにわかるようになることもあるし、だいいち簡単にわかるものばかり
読んでいても、それこそ意味がないし向上しない。
484名前は誰も知らない:2007/08/16(木) 00:33:36 ID:1XRWdbeL0
初読から数年経ってやっと悪霊の面白さがわかった
キリーロフの人神思想も判りかけてきた
485名前は誰も知らない:2007/08/17(金) 03:26:53 ID:6iSSw7eO0
大審問官をかいつまんで言うと
お前が教えてくれた自由ってのは何一つ考えられないうんこ製造機どもにとっては
結局重荷にしかならねぇし
お前が見せたインチキで騙し続けなけりゃいかねぇ

そんな俺らの苦悩もわかれよwwwwwwwwってことでしょ
486名前は誰も知らない:2007/08/17(金) 03:47:15 ID:bhPvSE3F0
( ;∀;)イイハナシダナー
487名前は誰も知らない:2007/08/23(木) 00:02:15 ID:K1e2XAhl0
悪霊の火事のシーンは美しい。
488名前は誰も知らない:2007/08/28(火) 00:11:50 ID:OKFGVcQC0
みんな大作ばかりだけど
「永遠の夫」
とかってどう?
今読み始めたばかりなんだけど
489名前は誰も知らない:2007/08/28(火) 12:07:31 ID:t1u7Q5Co0
短編なら「おかしな人間の夢」がやば過ぎる
490名前は誰も知らない:2007/08/30(木) 22:24:39 ID:lannjFPG0
SFだよな
491名前は誰も知らない:2007/08/30(木) 23:20:45 ID:DTkuyVYp0
SFなんてぺっです
492名前は誰も知らない:2007/08/31(金) 00:30:54 ID:XogRT64x0
ペッペデス!
493名前は誰も知らない:2007/08/31(金) 02:55:45 ID:/yDbnhgm0
オオ!サスガハ・ワガ友ヨ!
494名前は誰も知らない:2007/08/31(金) 16:14:21 ID:5FXm6kMo0
>>492

「わたしは、このことはけっして許せませんからね!」
495名前は誰も知らない:2007/08/31(金) 16:41:24 ID:s8O1IPV6O
今の季節はドストは読めない…暑いとダメ…
496名前は誰も知らない:2007/08/31(金) 17:09:42 ID:aRcEhWDH0
熱病にうなされながら、罪と罰を読む。
497名前は誰も知らない:2007/08/31(金) 17:59:06 ID:AWgs48Cz0
孤独で、ドストを読んでいて、よくみんな狂わないな
498名前は誰も知らない:2007/08/31(金) 22:51:17 ID:XogRT64x0
ドストではないが、以前エジプトに行ったとき読みかけだった「戦争と平和」を
持っていった。
ぜったい読めない。暑すぎると文学はだめだ。
499名前は誰も知らない:2007/09/01(土) 17:44:46 ID:02rN4zWy0
ロシアは最適だな
500名前は誰も知らない:2007/09/02(日) 03:50:37 ID:F/VhGoU10
悪霊読んだ。
最後スタヴローギンの○○が唐突すぎてわからん。
501名前は誰も知らない:2007/09/05(水) 18:20:28 ID:fxb804DdO
ドストは秋から冬が最適だな。
軽いのは夏でも読めるけど、悪霊とかあの辺は俺には絶対無理W
502名前は誰も知らない:2007/09/05(水) 18:40:29 ID:Bu6xjYTq0
罪と罰読んでるんだけど暑い夏の話なのになぜコートなんか着てるの?
挿画も夏というより冬にしかみえない。。。。
503名前は誰も知らない:2007/09/06(木) 08:17:59 ID:Om2DLuxQ0
挿絵があるなんていいなあ
504502:2007/09/06(木) 11:36:56 ID:1DQN857w0
ブックオフで中央公論の世界文学全集
昭和38年のだけど105円できれいだから買った。
で、なぜなの?
505名前は誰も知らない:2007/09/07(金) 08:21:24 ID:yeUTE3iH0
ロシアは6月でも雪残ってるそうだよ
506名前は誰も知らない:2007/09/07(金) 10:02:50 ID:AxdUY0Xq0
>>504
昔は男のシャツというのは下着の一種であって、上着を着ないと人前には出られなかったんだよ。
だから夏でも上着(コート)は必須だった。
507名前は誰も知らない:2007/09/08(土) 19:27:55 ID:vL/YyeqV0
このスレをみつけて、学生のとき、挫折した罪と罰を読んでみようと思った。
そして、今、読み終わった。こんな板に出入りしているせいか、ラスコリーニコフ
に、自分も少し、似てるところがあるなぁと思ってしまった。。
しかし、ラスコリーニコフは、ソーニャがいなかったら、どうなってしまったのだろう?
孤男を貫くことは、小説上でも、難しいらしい。
508名前は誰も知らない:2007/09/08(土) 19:42:09 ID:9Krbb7MkO
今罪と罰よんでるけど、挫折しそうだ
509名前は誰も知らない:2007/09/09(日) 00:39:08 ID:Cq11n+8UO
>>507
多分発狂したか豚箱にぶち込まれたかする。
510名前は誰も知らない:2007/09/09(日) 10:02:10 ID:jAGVsxbu0
どこで挫折しそうなんだ
>>507
511名前は誰も知らない:2007/09/09(日) 10:19:36 ID:y7POFQKu0
俺は若い頃、俺のソニャーを探しに風俗へよく
行ったもんだよ
512名前は誰も知らない:2007/09/09(日) 10:35:05 ID:f1ZXTzjv0
ドストで理解し辛い部分が多いので
バフチンもあわせて読んでみようかと思ってるのだけど、
お勧めの著作ってある?
513名前は誰も知らない:2007/09/09(日) 10:44:57 ID:Cq11n+8UO
>>509一言落ちてた
>>507 (正)
多分発狂したか別の殺人事件起こして豚箱にぶち込まれたかする。
514名前は誰も知らない:2007/09/17(月) 17:58:21 ID:eXcF/CR/0
悪霊読み終わったのでage
読後、独り取り残された気分に浸ってる
515名前は誰も知らない:2007/09/17(月) 18:07:35 ID:IbR738NSO
頭悪いので嫁ません(°д°;)
516名前は誰も知らない:2007/09/18(火) 19:06:11 ID:/UQ/rDGx0
友人と罪と罰の感想を語り合っていたら、
「杭に突き刺さって死ぬよなー」みたいなこと言ってたんだが、
そんなシーンってあったっけ?
517名前は誰も知らない:2007/09/18(火) 21:57:32 ID:nSrh8zRK0
語リ合エル友人モチナンテ、ペッペデス!

・・・てか、確認しようとして読み始めちまったじゃないか
518名前は誰も知らない:2007/09/19(水) 00:30:28 ID:eAjL+lhI0
「ペッペデス」って名訳だよな。
原文も仏語もわからんけどペッペデス以外には考えられん。
あの長い悪霊という小説の中でいちばん音読されている部分だろう。
暗い部屋、孤独に書をひもとき「ペッペデス」とつぶやくそんな夜。
519名前は誰も知らない:2007/09/19(水) 01:05:13 ID:3QaFHsu70
新訳は好きじゃないが、あれがどう訳し直されるのかは気になるね。
520名前は誰も知らない:2007/09/19(水) 01:54:39 ID:/mHDXyUp0
スタブローギンがペッペデスと言うとこ可愛いよな
521名前は誰も知らない:2007/09/19(水) 02:07:29 ID:3QaFHsu70
原文だとJe m'en fiche.で、どうでもいい、知ったこっちゃない、というニュアンスになるそうだ。
発音も聞いたけど、ペッペデスには敵わないな。
ttp://ecole.kikounette.biz/par_les_cinq_sens/parlons_francais/_n9.html
522名前は誰も知らない:2007/09/19(水) 02:13:58 ID:3QaFHsu70
スマソ、原文貼り忘れてた。
The Possessed (Бесы)
ttp://www.magister.msk.ru/library/dostoevs/dostoevs.htm
523名前は誰も知らない:2007/09/19(水) 11:40:14 ID:eAjL+lhI0
ペッペデスはイマジネーションを喚起させる。
524名前は誰も知らない:2007/09/20(木) 08:26:22 ID:9vmi5ws90
白痴読んでるんだけど、イポリートが出てくる辺りから
ツマンネっていうかついていけなくなった
なんか登場人物覚えられないんだよな…これ
525名前は誰も知らない:2007/09/20(木) 14:18:33 ID:EFpOzk/30
メモするか、Wikiを見ながら読んでみたらいいんジャマイカ
526名前は誰も知らない:2007/09/20(木) 23:32:07 ID:vFHgptLT0
イポリートの名言

――つまり、問題はその生き方にあるのだ、ただその生き方のみにかかっているのだ
絶え間なき永遠の探求の過程にあるので、決して発見そのものにあるのではない!
527名前は誰も知らない:2007/09/21(金) 22:19:23 ID:TQBJcqF30
ドストの本は名言の宝庫だね
528名前は誰も知らない:2007/09/21(金) 23:25:05 ID:g2F/hPFZ0
いちばんの名言は「ペッペデス」だ。
しつこいかもしれんが事実だ。
529名前は誰も知らない:2007/09/22(土) 01:01:53 ID:gnzHAlkK0
豚ちくしょう!
530名前は誰も知らない:2007/09/22(土) 01:27:38 ID:nGIoFpqS0
ちょっ、
531名前は誰も知らない:2007/09/30(日) 19:49:24 ID:0R6NgA9D0
欲望に負けて、半角板に行った。
なぜかカラマーゾフの兄弟スレがあって吹いた。
532名前は誰も知らない:2007/10/01(月) 00:12:47 ID:mNYsKhGT0
必死に宣伝か
533名前は誰も知らない:2007/10/04(木) 08:21:10 ID:2bf7n7aO0
前にソーニャとかドストエフスキー総合あったのも半角だっけか
まだやってたのか
534名前は誰も知らない:2007/10/05(金) 01:22:28 ID:CZ8VhcAC0
21世紀ドストエフスキーがやってくる
虐げられた人びと

今日はこれらを借りた
535名前は誰も知らない:2007/10/06(土) 10:30:25 ID:FNWhzBPc0
ラスコーリニコフが盗んだ財布だか何だかを川に投げ捨てた後で
「自分を世の中から全く断ち切ってしまったような気がした」(うろ覚え)
と感じるところがたまらない。
536名前は誰も知らない:2007/10/08(月) 00:18:12 ID:H9RjWrNp0
虐げられた人びと、ドスト氏にしてはすごい読みやすかったな
メロドラマ的でしみじみといい話だった
五大長編で存在がかすんでるし題名も重苦しいけど、初心者にはけっこういい本かも
537名前は誰も知らない:2007/10/09(火) 14:53:40 ID:H2iy5Odx0
>>536
公爵の告白と、公爵をぶん殴るところが好きなシーン。

あんなに事態が悪化するまで静かに眺めているワーニャもどうかと思うが
538名前は誰も知らない:2007/10/14(日) 19:37:06 ID:91wKPiu2O
今日このあと22時からNHK教育でドストエフスキー特集あげ
539名前は誰も知らない:2007/10/14(日) 21:54:20 ID:JssUqP+J0
nice jouhou.rokugasiyou
540名前は誰も知らない:2007/10/15(月) 20:10:58 ID:CoYBH/14O
一国の文明の程度は、囚人を見ればわかる。

ドストエフスキー
541名前は誰も知らない:2007/10/16(火) 10:38:15 ID:5FsV+Tfj0
あと長編で未読は「未成年」だけか……
しかし一回挫折したからなァ
542名前は誰も知らない:2007/10/20(土) 07:53:15 ID:LDPK7Zfa0
ちくしょおお

ジュンク堂書店池袋本店
佐藤優(佐藤優書店店主) 「チェコの思想とドストエフスキー」 満員御礼
543名前は誰も知らない:2007/10/23(火) 11:08:35 ID:J5nbOd5p0
ドストエフスキーユーモア短篇集なるものが出るそうな
544名前は誰も知らない:2007/10/23(火) 16:13:00 ID:qkHBOuI/O
罪と罰最高、他にオススメありまっか?
545名前は誰も知らない:2007/10/23(火) 16:44:24 ID:r/fVZTjU0
どれもいいよ
546名前は誰も知らない:2007/10/24(水) 20:38:07 ID:abX5ERgqO
罪と罰読み始めたが、酒場の男の独り言が長すぎで意味わかんなくて挫折しそう
547名前は誰も知らない:2007/10/24(水) 21:04:21 ID:9y02GNbT0
ドストの小説にはよくあること
548名前は誰も知らない:2007/10/25(木) 23:26:35 ID:cS4oF7IP0
意味なんかどうでもいい、てことは無いけどそれはまた後で考えればいいことで
とりあえずあの長ったらしい文章につき合ってると、だんだん洗濯機の中でぐるぐる
回されてるような、変な高揚感がわいてくるんだよ
549名前は誰も知らない:2007/10/27(土) 21:07:07 ID:NXK3JfKv0
43にして本日ドストデビュー。
カラマ、20ページ読んだ。先は長い。
550名前は誰も知らない:2007/10/27(土) 21:16:50 ID:e+02ACGu0
罪とばつ見つからなかった
かわりに地下室の〜を借りてきた
でも途中で止めてしまった
551名前は誰も知らない:2007/10/28(日) 00:50:23 ID:e8BTMz1C0
ブコウフスキーは若い頃「地下室の手記」を読んで衝撃を受けたらしいな
『彼は心の中で何度も呟いた、この男は本物だ!』
552名前は誰も知らない:2007/10/28(日) 14:05:50 ID:seJAxY4w0
なにちょっとドストエフスキーと合体させとんだ
ブコウスキーだろ
553名前は誰も知らない:2007/10/28(日) 21:20:12 ID:dnUPZ0srO
ユリイカ ドストエフスキー特集買った。


スチュアート・ダイベック


「はじめてドストエフスキーを読んだとき僕は六歳だった。それは僕の人生を変えた。キルトをテントみたいに立てたなかで、薄暗い懐中電灯の光に目を凝らしながら、僕は白痴ムイシキン公爵の無垢を想って泣き、僕自身の無垢を想って泣いた。」


六歳で白痴って、創作?とも思いたくなるが、この2ページ半ほどの文章だけでも買ってよかったと思った。

ドストエフスキーのペン画も描かれた創作ノートの写真もあり。

他はまだこれからじっくり読む。

あと「白夜」の漫画はいらね。主人公の顔が劇団1人だった。
554名前は誰も知らない:2007/10/29(月) 17:02:08 ID:6u84lb9SO
わたしも>>546さんとまったく同じ心境です。
ちょっとでも気を抜くと前後関係が曖昧になり、くじけそうになります。
自分なりに一生懸命集中して読んでいるつもりなのですが…。
でも、>>547さん>>548さんの言葉で救われました。
今日も頑張って読み進めます。
555名前は誰も知らない:2007/10/29(月) 17:22:40 ID:DRV1RysmO
ウィキの登場人物紹介みながら読まないとよくわからん
ロシア人の名前って覚え辛いな
556名前は誰も知らない:2007/11/03(土) 10:18:29 ID:AoNb9A340
>>553
俺もユリイカ買った
書店で見つけて思わず……
小谷野のドスト批判を真っ先に読んで興醒めしちゃったが
っていうかドストそのものではなくドスト好きを批判してるだけか
557名前は誰も知らない:2007/11/04(日) 15:33:42 ID:kPYMWYNj0
カラマゾーフの兄弟を読み終わった。
イワンが発狂するとは思わなかった。
全ては許されるといいつつも
父親殺しの共犯になってしまい良心の呵責に耐えくれなかったのか...
いい年して本に感動して涙するとは思わなかった
558名前は誰も知らない:2007/11/04(日) 15:50:59 ID:IfTWDzi0O
秋といえばドストだな
夏はヘミングウェイとか読んでたけど
559名前は誰も知らない:2007/11/07(水) 10:56:48 ID:c0Dby50cO
地下室の手記は光文社と新潮社のどっちが良いですか?
560名前は誰も知らない:2007/11/07(水) 11:28:19 ID:GQaWLSt9O
悪霊って面白いか?最初の四分の一で疲れてやめたんだが。
561名前は誰も知らない:2007/11/07(水) 22:46:47 ID:w5YQs+pT0
「白夜」読んだ。
知的な青年・・・とあるが、あの男のどこが知的なんだ。
単なるお人よしの間抜け孤男じゃまいか。

しかし主人公の妄想癖には非常に強く共感したぞ。
562名前は誰も知らない:2007/11/07(水) 22:48:42 ID:w5YQs+pT0
ああ、ちなみに未成年読んでるが、登場人物の名前がややこしくて、
途中でもう誰が誰やら・・・orz
563名前は誰も知らない:2007/11/09(金) 02:15:28 ID:XL4qNJSe0
俺的五大長編ベスト
1「罪と罰」ドストにはまったきかっけ。何よりエンタメとして優れてる。
2「カラ兄」読むほどに新しい発見がある。何度でも読みたい。
3「悪霊」読み辛いが全て終わった後に感じる作品の凄みは圧倒的。
4「白痴」名作と言われているが登場人物に共感できなかった。一回挫折した。
5「未成年」挫折してまだ完読できていない。さすが悪評高い作品。

その他ベスト
1「地下室の手記」個人的に一番好きな作品。ドストの黒さが際立っている。
2「死の家の記録」群像劇? 個性豊かな登場人物が楽しい。最後ちょっと感動。
3「虐げられた人びと」純愛物語。さわやか。読みやすい。
4「白夜」主人公の孤独ぶりが滑稽でもありまた共感できる。短編。
5「おかしな人間の夢」短編。理想主義的な話でやや鬱陶しいが、序盤の主人公の語りは面白い。
564名前は誰も知らない:2007/11/10(土) 10:23:53 ID:ckTs/kdn0
>>560
> 悪霊って面白いか?最初の四分の一で疲れてやめたんだが。

後半のカオスが面白い。前半のほとんどはつまらんよ。
565名前は誰も知らない:2007/11/10(土) 15:00:35 ID:Jnkdxo+sO
悪霊かぁ…購入してから半年以上経ったけど、未だに手をつけられないでいるよ
もの凄く取っ付きにくい雰囲気なんだよな
566名前は誰も知らない:2007/11/11(日) 14:14:42 ID:f/Gc5ZRE0
悪霊は沖縄旅行のときに読んでたな
ギャップが激しい
567名前は誰も知らない:2007/11/11(日) 15:23:37 ID:eFKN0o+z0
沖縄旅行中の爽やかさとドストのギャップも凄いと思うw
568名前は誰も知らない:2007/11/12(月) 09:58:54 ID:58ap+gb00
悪霊はスタヴ、キリーロフ、シャートフの出てくるところ以外読む価値なし。
569名前は誰も知らない:2007/11/12(月) 14:44:59 ID:PtdKLfs/0
>>568
ペッペデス!
570名前は誰も知らない:2007/11/12(月) 18:02:41 ID:jHTNqXLP0

網走で悪霊とかなら合いそうだな
571名前は誰も知らない:2007/11/12(月) 21:39:36 ID:kUikbmFS0
網走なら『死の家の記録』だろう
572名前は誰も知らない:2007/11/13(火) 19:07:27 ID:r/wJM/gG0
読解力の無い読書初心者の俺に教えてくれ
罪と罰の話なんだけど

ソーニャ=ソーネチカ
ドゥーニャ=ドゥーネチカ

という解釈でいいの?
いきなり名前が出てきたから、「ソーネチカって誰だよ?」と思ってしまった
573名前は誰も知らない:2007/11/13(火) 21:46:07 ID:757TU27e0
>>572
ドスト作品は人の呼び方がよく変わるから
メモしたりwikiみたりしながら読むといいよ。

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BD%AA%E3%81%A8%E7%BD%B0
Wikipedia 『罪と罰』 登場人物の項より

ソーフィヤ・セミョーノヴナ・マルメラードワ (ソーネチカ、ソーニャ)
マルメラードフの娘。家族を飢餓から救うため、売春婦となった。信心深い高潔な少女。

アヴドーチャ・ロマーノヴナ・ラスコーリニコワ (ドゥーネチカ、ドゥーニャ)
ラスコーリニコフの妹。気高く美しい娘。半ば身売りのような形でルージンと婚約するが・・・。
574名前は誰も知らない:2007/11/13(火) 23:23:01 ID:KtyhOPxP0
さて、それではワシおいとまするよ。いや、すっかり消え失せてみますとも
575名前は誰も知らない:2007/11/14(水) 00:11:48 ID:tzAL0pfu0
Wiki見るという発想がなかった
登場人物がよくわからんで苦戦してたんでNice idea.
罪と罰は冒頭の酒場でやめてたがまた読み始めようとおもう。
576名前は誰も知らない:2007/11/14(水) 03:57:24 ID:3/bcIgiH0
冒頭のマルメラードフに引き込まれて真剣に読み出したぞ
577名前は誰も知らない:2007/11/14(水) 05:48:35 ID:rBqsbkCmO
モーパッサンとかフローベールの後に読むと
あらためてその暗さが分かるよ、ドストエフスキー…
578名前は誰も知らない:2007/11/14(水) 16:12:01 ID:vi0oPXDnO
俺はスヴィドリガイロフが宿屋に泊まってからの描写が大好きだ。
579名前は誰も知らない:2007/11/14(水) 16:58:56 ID:oHk+8DTw0
このロリコンめ!
580名前は誰も知らない:2007/11/15(木) 09:18:06 ID:vFiXEYb0O
>>579

私はね、アメリカに行くんだよ。
581名前は誰も知らない:2007/11/15(木) 11:22:04 ID:1y4ruYNn0
>>580
何がアメリカだ。アメリカなんてペッペだ!!ああ、まさにペッペだよ。
582名前は誰も知らない:2007/11/15(木) 12:13:39 ID:IVUr3r2BO
ドスト好きな人って、小説以外は何を読む?
俺は普通に漫画とか好きなんだがW
583名前は誰も知らない:2007/11/15(木) 15:16:38 ID:OmGUsdZDO
漫画大好きだよ
584名前は誰も知らない:2007/11/16(金) 13:28:36 ID:1atzlgOm0
地下室読んでるが凄く引きずられそうだわ。
地下室の男が痛すぎる…その痛さが見に覚えのある痛さというか。
自虐で笑いたくなってくるw
585名前は誰も知らない:2007/11/16(金) 18:32:35 ID:OVpmVEWG0
地下室は、自分がかろうじて考えたこともすべて文章化されているから困る
しかも己の情けなさをありありと見せつけられる
586名前は誰も知らない:2007/11/16(金) 19:41:10 ID:pqgr3wxK0
おれもふつうにジャンプ読む。
587名前は誰も知らない:2007/11/16(金) 22:22:54 ID:CQQsGk+b0
地下室は食事のときにはぶられるのが印象的だった
なんでお前がここにいるんだよっていう雰囲気が神がかっていた
588名前は誰も知らない:2007/11/16(金) 22:35:55 ID:WmWFaxyN0
あの状況に自分がいたら、そりゃどうせ嫌われてるなら最後まで居座ってやると
思うのは当然じゃね?
589名前は誰も知らない:2007/11/16(金) 23:37:18 ID:Lkz5+lpT0
俺はスピリッツを読んでる。
馬鹿げた小説読むなら漫画かエロ本を俺は選ぶ。
これから年末にかけてそろそろドストを読み始めようかな
590名前は誰も知らない:2007/11/16(金) 23:56:34 ID:u5aKwBTl0
新訳の実物を書店で見るとカラマってこんな長い話だっけと思う

漫画はまったく読まないが山川直人は好き
591名前は誰も知らない:2007/11/17(土) 14:01:37 ID:zq7xW7C6O
アキラとかドラゴンボールとか読み返すことはあるな〜、漫画は気楽だね。
ドスト読むには覚悟やら気合いやらが必要になってくる。カラマと悪霊だけは自信がないよ。
592名前は誰も知らない:2007/11/17(土) 14:06:45 ID:pC7PtKmQ0
ドストエフスキーは肌に合わなさ過ぎる、俺にロシア文学は無理だ
ただラスコーリニコフとは気が合うと思った

暗いのが好きなら世紀末オーストリア文学とかお勧め
特にSMのマゾの語源になってるマゾッホの作品なんかいいぞ、和訳版は見たこと無いが
593名前は誰も知らない:2007/11/17(土) 17:11:43 ID:zZhetSE80
古谷実の一部の作品に比べたら、ドストがものすごく明るい作品に思える
594名前は誰も知らない:2007/11/17(土) 19:35:56 ID:1E2w3h620
>>593
日本文学(苦笑)
595名前は誰も知らない:2007/11/17(土) 19:55:16 ID:0OyPHAmFO
ドストの良さは暗いからじゃない。屈折してるが、ヒュマニズを感じ取ることができるところだと思う。
596名前は誰も知らない:2007/11/17(土) 20:40:26 ID:R/0S0uRW0
>>595 ヒューマニズム (humanism) ね。
597名前は誰も知らない:2007/11/17(土) 21:37:20 ID:RL3uyQyo0
どっちでもいいじゃんw
598名前は誰も知らない:2007/11/17(土) 21:41:29 ID:SsOJo3Js0
>>596
英語(苦笑)

というか>>595の「ヒュマニズ」はヒューマニズムを略してるだけだろw
ドストエフスキーを「ドスト」って略してる奴なんだから
599名前は誰も知らない:2007/11/17(土) 21:42:08 ID:SsOJo3Js0
>>596
英語(苦笑)

というか>>595の「ヒュマニズ」はヒューマニズムを略してるだけだろw
ドストエフスキーを「ドスト」って略してる奴なんだから
600名前は誰も知らない:2007/11/17(土) 21:43:17 ID:SsOJo3Js0
すまん間違えて重複したw
601名前は誰も知らない:2007/11/17(土) 22:10:49 ID:RL3uyQyo0
関係ないけど重複って「じゅうふく」なのか「ちょうふく」なのか悩む
602名前は誰も知らない:2007/11/17(土) 22:32:00 ID:zZhetSE80
603名前は誰も知らない:2007/11/18(日) 16:31:39 ID:w+xGl65J0
正確には「ちょうふく」だけど慣用的に「じゅうふく」でも無問題
通じるならどっちでもいいんだよ。文学系の奴はそういう重箱の隅をつつくから困る
604名前は誰も知らない:2007/11/18(日) 19:19:27 ID:nQ8/FW1p0
>>603
ありがと
605名前は誰も知らない:2007/11/18(日) 23:08:13 ID:38+pw5esO
過去レス読まずにカキコ
今日『カラマーゾフの兄弟』の上(新潮文庫版.原卓也訳)買ってきた
翻訳によって善し悪しありそうだとは思ったけど、そこいらこだわってる人ておる?
新潮は糸栞付いてるから好きなんだけどね…

本の内容に関係無くてスマソ(;´Д`)
606名前は誰も知らない:2007/11/18(日) 23:24:33 ID:npa76jQ20
原文が良いとは思うんだ、そもそも翻訳なんてどれも大して変わらない(悪い意味で)
まあスラブ系言語の難解さは有名だけどな…ネイティブ並みになるには数十年かかりそう
ひもの栞が付いてるのはいいよな、本の背もシンプルだから俺も新潮派だぜ
607名前は誰も知らない:2007/11/18(日) 23:55:12 ID:9SQDXvtH0
翻訳・超訳。
608名前は誰も知らない:2007/11/20(火) 21:32:05 ID:CpLa5wv/0
罪と罰を買ったぜ
暇つぶしにピッタリ
609名前は誰も知らない:2007/11/23(金) 00:45:06 ID:LSygdKKKO
罪と罰読み終えた
すばらしいですね
610名前は誰も知らない:2007/11/23(金) 09:34:19 ID:JF3UFBEm0
「カラマーゾフの兄弟」の初っ端ですでに2人も「アレクセイ」を登場させてる。

ひとりは、幼くして亡くなった子供。母がゾシマ長老に祈ってもらった。

もうひとりは主人公アリョーシャ。ゾシマ長老はアリョーシャを「息子や」と呼んだ。
そして、「…息子や(ゾシマ長老はアリョーシャをそう呼ぶのが好きだった)…」
と、わざわざセリフの中に括弧書きで、(アリョーシャ=息子)と挿入しています。

ドストエフスキーは、息子アレクセイを遺伝病で失っています。
上のシーンはなんでもない場面なんですが、私は大好きなんです。
「あ、なんか、ドストエフスキーって優しい。あたたかい」って、感じます。
611名前は誰も知らない:2007/11/23(金) 12:51:45 ID:Ku9MVjlf0
ロシア版の2ch
http://2ch.ru/
612名前は誰も知らない:2007/11/27(火) 13:53:23 ID:r7HlSfl9O
ついに悪霊に手をつけてしまいました…
もう後戻りはできない…
多分1〜2ヶ月はかかるな…
613名前は誰も知らない:2007/11/28(水) 00:54:38 ID:qVjFEnlf0
>>612
ペッペデス!
・・もとい、がんがれ!
614名前は誰も知らない:2007/11/28(水) 01:16:06 ID:ExaKzrD4O
ちぇっ
615名前は誰も知らない:2007/11/30(金) 19:32:27 ID:IfgfZ69KO
ねえ、きみ、ぼくは実にみじめな……新発見をしましたよ。
つまり、ボクハ・イッカイノ居候でしかない、デ・ソレダケ・ナンデス!
ホントニ・ソ・ソ・ソレダケ・ナンデス!
616名前は誰も知らない:2007/11/30(金) 19:53:32 ID:BdYFtbCkO
豚ちくしょう
617名前は誰も知らない:2007/12/02(日) 13:53:13 ID:5e5jRfBtO
わたし、このことはけっして許せませんからね!
618名前は誰も知らない:2007/12/02(日) 16:15:21 ID:6G/VIC+A0
おまえらホントその台詞好きだなw
619名前は誰も知らない:2007/12/05(水) 16:34:58 ID:OoFZ4O7U0
線を引きながら読んでいたら始のほうで我らが捨てパン先生が、
その劇詩でイワン皇子の役どころを語っているんだな。加えて、死を否定
死ながらも死に魅せられてしまう人類をも描き出している。
620名前は誰も知らない:2007/12/05(水) 23:41:45 ID:qz9pDry2O
カラマーゾフの兄弟、出だしが手付けにくいなぁ…
621名前は誰も知らない:2007/12/07(金) 06:52:47 ID:6btJvjTCO
>620
ゾシマ神父が出て来る辺りまで読めば、もう少し読み易くなるよ
俺も最近カラマーゾフ読み始めた!眠る前に数頁てノロノロペースだけどね。
622(゚ε゚)わたきも ◆969yPy5R9U :2007/12/09(日) 22:17:03 ID:FqrYwnx30
カラマーゾフは読みずらかったなあ。わたしは罪と罰でラスコーリニコフが
最後の方で「これは誇りだろうかね。ドゥーニャ」「誇りよ、ロージャ」
このやり取りが一番好きだな。
623名前は誰も知らない:2007/12/09(日) 22:40:10 ID:INOVhxjq0
ドストエフスキーみたいな作品を書くフランス人の作家って誰かいない?
年代はいつでもいいんだけど
624名前は誰も知らない:2007/12/11(火) 21:40:22 ID:zaL3wROZ0
上巻読むのに4ヶ月。
一気に3日で中下巻。

ここまで極端にはならんがよく分かる。
625名前は誰も知らない:2007/12/12(水) 08:28:22 ID:5Dso8yhn0
年内までにドストエフスキー読んでおきたいんだけど、
長編はどれも時間的に無理そうだから地下室でドストデビューするぜ!
626名前は誰も知らない:2007/12/12(水) 23:16:03 ID:Qna0PXsl0
上巻を読み終えたところです。
「大審問官」の直前のイワンがするアリョーシャへの話に感動しました。
「…なんのために子供たちまで苦しみに遇わなければいけないんだね。大人に試練が
与えられるのは理解できるよ。でも、なぜ神は子供たちにまで、試練を与えるのか。
ああ、アリョーシャ!子供にも親の悪行の連帯責任を背負わせるのはなぜ!」

これ、ドストエフスキーが遺伝病のてんかんで死んだ実子アレクセイ(アリョーシャ)
に向けた言葉だね。
この小説で、アリョーシャに語りかける人物は全て「父ドストエフスキー」だと思う。
ゾシマ長老なんか「息子よ」と言ってるし。
627名前は誰も知らない:2007/12/15(土) 10:15:04 ID:mrdb14EtO
罪→地下室→カラマ読み途中 のドスト初心者です。

みなさんドスト小説に関する副読本の類では何がおすすめでしょうか?
僕は作品の象徴構造や手法論に興味があるので(例えばポリフォニー的な性質について)
そのようなものあるいはそれに似たようなものが書かれた本があればぜひ教えてください。
628名前は誰も知らない:2007/12/15(土) 19:15:19 ID:Eg6SAAJh0
629名前は誰も知らない:2007/12/16(日) 08:42:18 ID:v8puPaS3O
>>628 d
630(゚ε゚)わたきも ◆969yPy5R9U :2007/12/17(月) 20:44:38 ID:jQCmQm590
図書館に行ったら是非ともドストエフスキー全集を借りて欲しい。
特におかみさんと小さな英雄とプロハルチン氏がおすすめだ。
他にも何かあったと思うが忘れてしまった
631名前は誰も知らない:2007/12/19(水) 04:25:55 ID:78uJim3L0
1ページ2〜3分くらいかかるんだが、みんなどれぐらいのペースで読んでる?
ちなみに今読んでるのは「地下室」の、ズヴェルコフら5人で食事をするシーン。
632名前は誰も知らない:2007/12/20(木) 23:49:55 ID:RiXkkuu/0
「虐げられた人々」読了。学生時代に買ったままにしていたのを10年たって読んでみた。
「カラマーゾフ」と平行して読んでいたが途中から「虐げられた人々」の方に夢中になっていった。
飽きさせない展開で読みやすく楽しめた。
633(゚ε゚)わたきも ◆969yPy5R9U :2007/12/20(木) 23:57:22 ID:62da8uQ30
「死の家の記録」とツルゲーネフの「ルージン」とトルストイの「復活」
読まないまま捨ててしまった
>>631
そのペースで「白痴」読んだら半年かかった
634名前は誰も知らない:2007/12/21(金) 01:51:35 ID:tk58AyqF0
図書館でドストエフスキー全集(新潮社)を借りてきては、
これ手元に欲しいという衝動に駆られる。
ずらーっと自分の本棚に並んでるのを見たら気持ちがいいだろうな。
635名前は誰も知らない:2007/12/22(土) 01:27:28 ID:aXUW2nqy0
「地下室の手記」は孤男を皮肉った作品なのか?
こんな痛々しい人間を手記という形で紹介して見せる事で、
「みなさんはこんな気違いになってはいけませんよ〜w」とでも言いたかったのか?
636名前は誰も知らない:2007/12/23(日) 04:33:01 ID:5ls2EStE0
クリスマス前のこの時期になると悪霊か地下室が読みたくなる
637名前は誰も知らない:2007/12/23(日) 15:39:53 ID:BrZp6lZh0
>>635
そういう意味合いもありそうだな、実際
638名前は誰も知らない:2007/12/23(日) 18:01:54 ID:4jaxg8pa0
>>635
読む前は、ひねくれて世間に迎合しない自分かっこいいとか考えていたけど、
ああやって記述されるといかに惨めか実感してしまった
639名前は誰も知らない:2007/12/23(日) 18:29:38 ID:zzi3wXJv0
地下室は解釈が難しいよな
手記の筆者の言うことも納得できるのだが、なにせアレだから…
もう何を信じて生きていけばいいのかわからない
640名前は誰も知らない:2007/12/30(日) 02:21:05 ID:FOfRYHx20
age
641名前は誰も知らない:2007/12/31(月) 10:18:54 ID:Cau6yPCi0
>>635
解説本によれば、近代社会が生んだ観念社会でしか生きることができないダメ
人間をドストが典型例として書いたようだ。当然、ドストは彼の生き方に否定的だ。
642名前は誰も知らない:2007/12/31(月) 15:56:37 ID:EvafZYnlO
今、罪と罰を読んでる。

主人公の行いは本当に彼自身の正義に基づいた物なのだろうか?
それともただ日常に在る不条理に対する不満を、ババアに被せて正義の名の基に八つ当たりしただけなのだろうか?
643わたきも ◆969yPy5R9U :2007/12/31(月) 18:36:57 ID:qzbB5zF/0
今日「罪と罰」を買った。5年前に買って読んで一度処分したのだが、
忘れられずにまた買ってしまった。私もついにラスコーリニコフの年を越えてしまった_| ̄|○
もっとも19世紀じゃあ、平均寿命も短いから年齢的には同じ感覚なのだろうが。

>>642八つ当たりというほど安っぽい感情でもないだろう。彼の論理は私も十分
共感出来るものがある。読み終わったら是非とも捨てずに本棚にしまっておいて欲しい。

644名前は誰も知らない:2008/01/01(火) 00:16:41 ID:iwHsXBik0
「罪と罰」は初めて読んだまともな長編小説だったから印象深い。二人を殺したあたりから
一気に読み進むんだよな。俺みたいに読解力ないアホにもストーリーだけで楽しめたし、今のところ
一番好きな小説だな。何度か読み返したし。続けて「地下室の手記」「二重人格」「死の家の記録」
「貧しき人々」って読んだけどこれらはもう一度読み返す気力がない。学生の頃のと余りある時間と気力
って今考えると貴重だしすごいなと思う。
645名前は誰も知らない:2008/01/01(火) 22:30:24 ID:ISpu1Lqc0
>>644

その文章を書きながら年を越したのであろうあんた、すごいな。
646名前は誰も知らない:2008/01/01(火) 23:02:35 ID:Bzufweti0
世の中、悲しい人は沢山いる。
ちなみに私は孤独に「白夜」を読んで年越しした。
647名前は誰も知らない:2008/01/02(水) 00:04:36 ID:qJ0z6j4g0
誰か教えて
ラスコー君の犯した罪って何?
そしてその罰とは??
結局のところ
これだっ!!
っていうものをぼかしてる
文学なんだから...
むしろハッキリさせちゃダメってことか
648名前は誰も知らない:2008/01/02(水) 00:37:09 ID:22XgshI80
その答えは、
「なんで人は人を殺しちゃいけないの?」って
子供の問いに対するお父さんの答えに似ている。
たくさんの子供とそのお父さんがいるように
これ1つという答えなんてないんだ。

けれども、私の考えでは
生き物にはそれぞれ手と手をつなぐ輪というものがあって
その手を切ってしまうことに他ならないからだと思う。
それが人を殺めることの罪だ。
その罰はソーニャから大地に謝りなさいと言われた時、
そしてシベリアの広大な大地を目にした時、その罪を
犯したもののみが気づく心の痛みだと思う。

重ね重ね言うが、それはあくまで私の考えだ。
いろいろな考え方があるし、これ1つという答えなんてない。
649名前は誰も知らない:2008/01/02(水) 02:09:24 ID:TCZ0VBGb0
罪と×
650名前は誰も知らない:2008/01/02(水) 11:53:51 ID:GM1sTBEO0
老婆を殺した罪というより、殺害後に自分の事ばかり考えてて
老婆に対してちっとも罪を感じてないところが罪なんじゃないかと思う。

そんなとこがラスコの魅力だけどな
651名前は誰も知らない:2008/01/02(水) 12:47:01 ID:2mOq29fZO
カラマーゾフの兄弟の大審問官よくわかんね………
誰かわかりやすく要約してくれませんか?
652(゚ε゚)わたきも ◆969yPy5R9U :2008/01/02(水) 13:01:45 ID:awNKra8Z0
ラスコーリニコフには老婆を殺した葛藤を乗り越えて、思想を実践出来る
大人物になって欲しかった。たかがユダヤ人のババアを殺した程度で青春時代を
台無しにしてしまうとは、あまりにももったいないことだ。続編はないが、
もしあったら、出所後にはソーニャとのささやかな生活に満足せずに、是非とも
大人物になって歴史に名を残して欲しいものだ。私はラスコーリニコフの思想に
反対しない。たとえそれが人殺しでもそれは最も最初の手段に過ぎないと思う。
653名前は誰も知らない:2008/01/05(土) 15:57:48 ID:CWHoJFHj0
賭博者を読んだ。
ドスト作品にしては思想性が弱く、ストーリーも遺産相続や男女関係のいざこざで退屈だった。
婆さんのキャラと賭博に取りつかれた人間の心理描写は面白かったけど、
なにせ話が退屈だから途中から斜め読みしてしまったよ…。
654名前は誰も知らない:2008/01/05(土) 17:47:10 ID:iOS9QqrB0
賭博者、永遠の夫、二重人格って微妙。
かわりに福武文庫の前・後期短篇集を
新装で出してもらった方が。。。
655名前は誰も知らない:2008/01/07(月) 14:06:25 ID:MHALx2I40
ひとりでラスベガスに通うおれ(というより他人と海外行ったことがない)は
賭博者は何度も読める良質のエンターテイメントだ。
薄いからさっと読めるし。
主食にはなり得んけど、ときどきふと食べるもの。例えばお餅のような感じだ。
656名前は誰も知らない:2008/01/07(月) 16:13:07 ID:r0gvowrs0
賭博に取りつかれた人間=ドスト
657名前は誰も知らない:2008/01/07(月) 17:42:12 ID:ojXJPm3I0
みなさんのドスト10は何ですか?
オレ的には、
「カラ」「罪×」「白痴」「悪霊」「未成」
「地下」「死家」「貧人」「虐人」
あと一つがどうしても決まらん...
658名前は誰も知らない:2008/01/07(月) 18:34:53 ID:ZNisE1uC0
白夜はすばらしい
659名前は誰も知らない:2008/01/08(火) 14:57:32 ID:vMeM986x0
>>657
3つに絞れ
660名前は誰も知らない:2008/01/14(月) 17:13:21 ID:W8DVQtuhO
カラ罪地下
661名前は誰も知らない:2008/01/17(木) 00:16:35 ID:ngXl2pnEO

自分もカラマ上巻さっき読み終わったが、大審問官がまだ消化できてない。

「盗作だぞ!」
662VSツルゲーネフ:2008/01/18(金) 22:13:42 ID:PnhVH1+c0
舗道の両脇の敷石道をゆっくり歩いている人々のすべてが老人だからである。
舗道を自動車でゆきかう人々もみな老人であり、酒屋、薬屋、洋品店、書店の店々
に働いている者たちも、客たちも、みな老人だからである。通りの入口のすぐ右脇
に理髪店があって、なかばひらかれたフランス窓から見える幅広の鏡の中の喉まで
白布にくるまれた客たちすべてが老人であり、理髪師たちもみな老人だからである。
663名前は誰も知らない:2008/01/18(金) 22:46:56 ID:D8lC5Y8YO
カラマ全部読むのに半年かかった
664スレ立て依頼:2008/01/18(金) 22:56:13 ID:MOmhuczG0
タイトル ★友達がいない孤独な男…いつも一人で外出★24

友達なんていない・いらない・・・。
食事も、飲むのも、買い物も、旅行も、いつも・・・独り。
そんな孤独なヤシらのニヒルなつぶやきスレです。
馴れ合い原則お断りでお願いします。

        ∧_∧   ________   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       (  ´Д`)/ ̄/ ̄/ < 友人・恋人・配偶者ありの方・あった方の書き込みは
      ( 二二二つ / と)   \  荒れる原因になりますのでご遠慮下さい!
【前スレ】
★友達がいない孤独な男…いつも一人で外出★23
http://life9.2ch.net/test/read.cgi/alone/1198291758/l50
            、  、        ヽ\  /   /
     ヽ.ー-  .._ヽ\ l ヽ.   , -──<⌒)__ /
      ヽ.       ア⌒>'´       `¨ <_)`≧ー- 、
        \    __ゝ/  ,           \ ヽ.  ̄ `
   _,.. -一ァヽ.  /  /   /             N ヽ.
    ´ ̄ ̄/    人  !  /   / /l    l ト、 ヽ   i iヽ. ヘ
         /      ̄l  l    _l_/__l   斗-r-ヘ  l l ト、.ヽ
      /  /_jl_    ∧ l  / j/__ l i jノ __ヘノ  l小ハ ヽ\
        ' ,イ 丁  , ∧_j V /圷l`.l i/ ィ冖vY  j ij小  ` ヽ
      | / l    _ /l il {人∧ヽV以 レ  ,   } j/V   |
      l/ l   〈 ヽ..Ll_,厶ム._ヽ.   r‐‐┐  / l ヽl__j_____________
         |   /ヽ._     ヽ\  ヽ__ノ /  ! il |                     |
         l   /    〕!   , ⌒ヽ.≧ー‐<ユ_,-┤リ |  枯れ木に花を咲かせよぅーー!!                    |
         | /    /    {   }N_ ̄`¨¨\lハ |                     |
         l /    /     ヽ_ / リ   r‐‐x/ヽハ |               |
         l'    / ,.ィ i__, 、 / jノ イ}   {   ヽ. ヾ、 YoYo!!                   |
            / ./ / / / Yく_/  /   \ ヽ. ヽ \          |
          {_/  ,' l ゝへ._ / ,. - .._\_}/     .                  |
               {. !     ヽ.彡 ヽ      ー '   .ノ    .  .  |
             ヽ'      ヽ  ヽ ー  -=三 、__,.イ   
665名前は誰も知らない:2008/01/19(土) 17:17:04 ID:dDpXNGSb0
つねつね(−_−)わしゃー(T_T)
666名前は誰も知らない:2008/01/19(土) 17:23:57 ID:Lw1YFE1YO
また罪と罰に挫折してしまった
1ヵ月したら再挑戦するよ
667名前は誰も知らない:2008/01/19(土) 18:22:01 ID:TtfSD6/1O
地下室読みにくい・・・
情景とか想像しながら読んでいくスタイルの自分はこういうのは合わないのかもしれない
668名前は誰も知らない:2008/01/19(土) 18:24:10 ID:9MNes7qY0
今日、「罪と罰」を読まない奴が、明日読むと言っても俺は信じない
669名前は誰も知らない:2008/01/19(土) 19:07:58 ID:VcFjJ1xYO
悪霊は読みにくいよ〜
また挫折するのか‥
670名前は誰も知らない:2008/01/19(土) 19:15:40 ID:9MNes7qY0
二重人格とか白夜とか薄い物から読んでみろよ。
俺は先週、ヒトラーの「我が闘争」を半年かけて読み終えたぞ。
671民族主義的世界観:2008/01/19(土) 19:46:31 ID:dDpXNGSb0
672国家社会主義運動:2008/01/19(土) 19:48:58 ID:dDpXNGSb0
673名前は誰も知らない:2008/01/19(土) 19:50:24 ID:dDpXNGSb0
674名前は誰も知らない:2008/01/19(土) 22:59:23 ID:OgU8cd6dO
ドストは何処までいってもタイマンをはり続ける
神様にまでサシの勝負を挑む姿勢が真っ直ぐすぎる
で、アリョーシャを除くドスト小説の登場人物全員が血まみれで敗北
まさに偉大なる戦死
675名前は誰も知らない:2008/01/20(日) 00:18:15 ID:5pZjgeJJ0
676名前は誰も知らない:2008/01/20(日) 00:18:40 ID:5pZjgeJJ0
677名前は誰も知らない:2008/01/20(日) 00:30:27 ID:LGtcAys7O
地下室を辞書引きながら読んでたら二ページ30分もかかるwww
678名前は誰も知らない:2008/01/20(日) 00:37:59 ID:LGtcAys7O
これは二度は読む気にはならないな、難しすぎる
679名前は誰も知らない:2008/01/20(日) 00:52:30 ID:Jrl1ApsxO
先に語学の勉強からした方がいいんじゃね?
680ドストエフスキー、カラマーゾフの兄弟その1:2008/01/20(日) 04:06:33 ID:5pZjgeJJ0
ヒョードル!
ミハエロヴィッチ!
ドストエフスキー!
カラマーゾフの兄弟!
その1
681ドストエフスキー、カラマーゾフの兄弟その2:2008/01/20(日) 04:07:37 ID:5pZjgeJJ0
ヒョードル!
ミハエロヴィッチ!
ドストエフスキー!
カラマーゾフの兄弟!
その2
682ドストエフスキー、カラマーゾフの兄弟その3:2008/01/20(日) 04:08:56 ID:5pZjgeJJ0
ヒョードル!
ミハエロヴィッチ!
ドストエフスキー!
カラマーゾフの兄弟!
その3
683ドストエフスキー、カラマーゾフの兄弟その4:2008/01/20(日) 04:10:45 ID:5pZjgeJJ0
ヒョードル!
ミハエロヴィッチ!
ドストエフスキー!
カラマーゾフの兄弟!
その4
684名前は誰も知らない:2008/01/20(日) 04:13:07 ID:5pZjgeJJ0
タンカーと沈め
685名前は誰も知らない:2008/01/20(日) 12:24:43 ID:EI3I9AiSO
>>670
罪と罰、地下室、死の家は既に読んだ。
悪霊はなかなか進まないよ。
686名前は誰も知らない:2008/01/20(日) 18:45:17 ID:LGtcAys7O
>>679
どう勉強したらいいかわからない
687(゚ε゚)ワタシモキモチヨクナリタイ!!:2008/01/21(月) 10:25:26 ID:1pKKTpHa0
キミハ ロシアゴノ ベンキョウカラ シタホウガ イイヨ
688名前は誰も知らない:2008/01/26(土) 12:44:42 ID:gQiuPTLzO
今日の午後4時〜5時、NHK教育で『ETV選 21世紀のドストエフスキー』の再放送!

あげ
689名前は誰も知らない:2008/01/26(土) 13:36:21 ID:9wG3WC8J0
まじか。見てみるわ
690名前は誰も知らない:2008/01/26(土) 18:34:43 ID:9wG3WC8J0
寝過ごした/(^o^)\
691名前は誰も知らない:2008/01/26(土) 23:24:56 ID:RoNfQVJu0
金原と会話が噛み合ってなかったな
692名前は誰も知らない:2008/01/28(月) 23:53:28 ID:rzye0Lkm0
>>674
カラマのイワンは神にタイマンを挑み精神破綻した
。まさに偉大なる発狂
693名前は誰も知らない:2008/01/29(火) 03:32:26 ID:Hd7KU3b1O
ドストを読む時はいつも脳内BGMで、ドアーズの「ジ・エンド」が流れてる
694名前は誰も知らない:2008/01/29(火) 16:28:23 ID:oDZnPlOH0
ドスト作品のストーリーは好きだが、内容は「神がいなければ全てが許される」
などの極論や形而上学的ナンセンスが多すぎて、幼稚な部分がかなりある。
宗教が絡まなければ深く面白く読めるんだけどね。

695名前は誰も知らない:2008/01/29(火) 23:28:11 ID:POLbVY/Y0
>>694
ドストは人間が人間らしく生きるには宗教心が
必要だということを作品を通じて言いたかったのでは?
ドストが幼稚なだと言い切れるあなたはある意味、すごい
と思う
696名前は誰も知らない:2008/01/29(火) 23:58:58 ID:Ycjn4zbXO
地下室の手記読了したー!!!
レベルが1上がった気がした
697名前は誰も知らない:2008/01/30(水) 13:50:32 ID:gD7wonWI0
悪霊はスタヴローギンがシャートフに警告を与えるあたりからスリルが増して没入できる
最初の1/3あたりまではダラダラしてる
698名前は誰も知らない:2008/01/30(水) 15:57:43 ID:cPyhv8q+0
決闘して一方的にニヤニヤしたい
699名前は誰も知らない:2008/02/01(金) 02:14:43 ID:H2Vyeit70
NHK教育テレビで2月4日から「知るを楽しむ この人この世界」でドストエフスキーの主要な小説
4回にわたって放送するので興味ある人はぜひ。亀山郁夫が講師になってます。

http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200802/monday.html
700名前は誰も知らない:2008/02/01(金) 17:57:31 ID:XgocqCaB0
http://www.ne.jp/asahi/dost/jds/dos117.htm 私はNN氏の読みの鋭さに感心すると同時に、亀山訳に唖然とした。

誰もが気がつくのは、先行訳が、表現の違いはあれ、原文に忠実で、語学的にほとんど一致している個所で、亀山訳に限っての誤訳が目につくということである

http://www.logico-philosophicus.net/hedonism/hedonism2002.htm
最後に翻訳について。邦訳書中、「エイゼンシュテイン」と記すべきところを二度にわたって「アインシュタイン」と記している箇所があった。

文脈からそれが「アインシュタイン」ではなく「エイゼンシュテイン」であることは明かであるから(実際原書p.35、p.37では"Eisenstein"と書かれている)、害は少ないだろう。

「絵巻物の中に映画的モンタージュの真の先駆形態を見て取」るアインシュタイン、
「ディケンズの後をうけて(中略)――湯沸しが私を見つめている……」と言うアインシュタイン、というハプニング的な組み合わせから少なからぬ刺激を受けた身としては、この se の欠落にそれほど文句をつけたいわけではない。
とはいえ、誉められたミスでないことにかわりはない。

→ → そして4年数ヶ月後 → →

● 2007.05.22 G.ドゥルーズ『批評と臨床』の内容に関するお詫びと訂正
G.ドゥルーズ『批評と臨床』(守中高明+谷昌親+鈴木雅大訳、河出書房新社、2002年刊)の51頁5〜6行目および、56頁5行目に記載された「アインシュタイン」は、いずれも「エイゼンシュタイン」の誤訳=誤記でした。

これは、固有名詞を読み間違えるという極めて初歩的な誤りであり、読者の皆さまに誤った情報を提供しましたことについて、心よりお詫びを申し上げ、訂正させていただきます。
2007年5月21日  守中高明
701名前は誰も知らない:2008/02/04(月) 21:59:00 ID:fFeePOcfO


702名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 02:15:25 ID:JHDszsPUO
みんなすごいな。
俺はDランク大学中退だけど、実生活が欝すぎて難解で人の醜い内面を映す小説は読めないよ。
703名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 05:52:06 ID:9TiK18PQO
NHK見逃した・・・再放送に期待
>>702
ドストエフスキーは難解に見えて案外取っ付きやすい
読み込んでいけばいくほどハマってしまう魔力がある
鬱になると言うより逆にテンション上がるぞ
704名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 11:21:05 ID:OpTAH2MFO
↓再放送あるよ
〜放送日程〜

■第1回『罪と罰』
▼本放送(2/4)
 22:25〜22:50
▼再放送(2/11)
 5:05〜5:30

■第2回『白痴』
▼本放送(2/11)
 22:25〜22:50
▼再放送(2/18)
 5:05〜5:30

■第3回 『悪霊』
▼本放送(2/18)
 22:25〜22:50
▼再放送(2/25)
 5:05〜5:30

■第4回『カラマーゾフの兄弟』
▼本放送(2/25)
 22:25〜22:50
▼再放送(3/3)
 5:05〜5:30
705名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 11:22:47 ID:OpTAH2MFO
このドストエフスキー特集の「知るを楽しむ」の本もNHK出版から定価683円で出ています
書店に売っていると思うのでドストエフスキーヲタの人はどうでしょう
706名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 14:11:29 ID:9TiK18PQO
>>704
ThankYou
707名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 20:25:54 ID:SyYp3C4H0
期待して見ると肩透かし食うよ
708名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 21:52:37 ID:TUG45+Tn0
神がいると仮定してお前らに質問するよ。

お前らは次に示すものの内、どれか一つと真っ向からタイマン張らなきゃいけなくなった。
・神 ・空手3段 ・総理大臣
どれを選ぶ?
709名前は誰も知らない:2008/02/05(火) 23:16:05 ID:OpTAH2MFO
>>708
神だね
喧嘩が終わったら夕陽を背に肩を貸し合って友情が芽生えるんだろ?
神と友達なんて凄いじゃん。。。
710名前は誰も知らない:2008/02/06(水) 03:22:03 ID:7R9gqPU9O
いま悪霊を読み終わった(2回目)。
名セリフ「ペッペデス」は前半にちょろっと出ただけだったんだな。
記憶ではステパン先生が口癖のように使ってた覚えがあったのだが。
ラスト部分の殺人、自殺ラッシュもすごかった。
ペッペデス!
711名前は誰も知らない:2008/02/06(水) 12:35:21 ID:E+sy6MVo0
>>710
お前の感想はそれだけか?
浅すぎだろw
712名前は誰も知らない:2008/02/06(水) 14:18:38 ID:exM3rajBO
>>708
神や他者に真っ向から挑んで果たして勝てるかな?
勝つとはどうゆう事?
713名前は誰も知らない:2008/02/06(水) 14:44:28 ID:exM3rajBO
あ、ごめん。別に勝負するとは書いて無かったな...
714710:2008/02/06(水) 20:55:12 ID:7R9gqPU9O
>>711
よう、ピョートル(糞虫)!
715名前は誰も知らない:2008/02/09(土) 11:34:51 ID:mgGQuNzE0
「金魚のウンコ」で吹いた奴いる?
716名前は誰も知らない:2008/02/09(土) 21:55:29 ID:iU14R0Q/0
717名前は誰も知らない:2008/02/13(水) 00:22:26 ID:Cvrs8O2y0
罪罰のエピは日本のアニメのノリだな・・・と罪罰しか読んでない人間が言ってみる
次は悪霊か地下室逝きたい・・・
718名前は誰も知らない:2008/02/13(水) 08:30:18 ID:AzcNxsJU0

よく作成年代無視してこういう表現するの目にするが、まったく逆だからな。
ツンデレなんかもドストが元だ。
719名前は誰も知らない:2008/02/13(水) 20:18:51 ID:R8AWZ/2T0
罪と罰半分くらい読んだけど街徘徊とか人事じゃねーよ
一日中臥せて起きたら窓の外が真っ暗になってるとか
ラズミーヒン見たいな知人もいるし…
720名前は誰も知らない:2008/02/13(水) 22:22:53 ID:ouR5EfFk0
いいやつ
721名前は誰も知らない:2008/02/13(水) 22:51:35 ID:Svx6CGyt0
いや、でも本当に罪と罰ってのは
基督教とかユダヤがどうこうって難しい話しじゃなく
小人閑居して不善をなす・いい若いもんが仕事もせんと
思索を巡らしててもろくなことありゃせんぜって話しだと思う
うろ覚えだけど、相手の警察の人が「生活をすればいいのですっ!」
って断言するじゃん

俺も読んだころニートだったから余計にそう思ったんだろうけどな>orz
722名前は誰も知らない:2008/02/14(木) 19:47:23 ID:2HqScfwAO
このスレ見てたら罪罰読みたくなってきた。
貧しき人々読み終わったら読んでみるわ。
723名前は誰も知らない:2008/02/15(金) 15:54:27 ID:NFOxECJj0
今暇のある大学生なんだが
ドストを読み始めようと思う
オススメと出版社を教えてくろ
724名前は誰も知らない:2008/02/15(金) 17:00:42 ID:vfFVrT3L0
カラ、岩、米。
725名前は誰も知らない:2008/02/15(金) 18:58:13 ID:vNMw3+sr0
色んなことに興味無くなって
数年前に買ったままだった罪罰読み出したんだけど
おもしれええええええええ
今上巻読み終わった ラズミーヒン萌え
726名前は誰も知らない:2008/02/16(土) 13:16:51 ID:Kud/aYfIO
いいぞお
727名前は誰も知らない:2008/02/16(土) 23:23:16 ID:Zp3VI0Wn0
ドストのあらゆる著作を読みつくしたが
最萌登場人物はドイツ系の医者だと悟った
728名前は誰も知らない:2008/02/16(土) 23:36:49 ID:GHMhP8mR0
いや、おれの現時点での最萌はネリーだ。そこは譲れん。
729名前は誰も知らない:2008/02/17(日) 04:25:26 ID:dfwQFYkJ0
罪と罰のラジオドラマで聴いたソーニャと初対面の場面、
「瞳がペテルブルグの空のように」「唇は赤い紅をひいて」
みたいな文がとても心に残ってたんだけど新潮社文庫に載ってなかった 
岩波?
730名前は誰も知らない:2008/02/18(月) 06:08:30 ID:Jrf1/HEK0
地下室読んで、良かったからカラマ買ったんだけど
数ページも読んでないうちに死の家の記録買ってきてしまった。
死の家、内容は単調そうだけど一文一文にちゃんと内容が詰まっててスラスラ読めてる。
カラマの自己紹介のところは電車の中ででも読むことにしよう。
731名前は誰も知らない:2008/02/18(月) 22:12:16 ID:XrrmAYrqO
『賢い人とはちょっと話してもおもしろい』
って本当かね、それ?
馬鹿にされるかもしれんが、斉藤孝「過剰な人」はなかなか面白かった
祝祭的空間をつくり出せる男は、やっぱ面白いよ
732名前は誰も知らない:2008/02/20(水) 16:43:53 ID:tguAt4H20
ルージンの妄想wそれなんてエロゲwww
733名前は誰も知らない:2008/02/20(水) 23:32:35 ID:ilQokuO20
ルージンみたいな妄想は俺もよくするぜ
男性中心主義は至高
734名前は誰も知らない:2008/02/25(月) 02:03:54 ID:ccKrrhm50
悪霊読み終わった。ピョートル、キリーロフ、シガリョフみたいな脇役が良いね。
地下室の手記もそうなんだが江川さんの訳は本当に読みやすいわ。
735名前は誰も知らない:2008/02/27(水) 02:35:44 ID:bARaIUvFO
罪と罰を読み終えたらカラ読む
736名前は誰も知らない:2008/02/27(水) 17:09:06 ID:oMT3s6JD0
「死の家の記録」読了しますた。
悪霊スタブの理解がすすみますな。
 あと、動物編いい。 かわいそうなベールカ・クリチャプカ・ワシカ
ガチョウたち!!
737名前は誰も知らない:2008/02/28(木) 18:32:19 ID:RXyVBqYG0
>>736
「金魚のウンコ」で吹いた?
738名前は誰も知らない:2008/02/29(金) 00:16:53 ID:TD29tKeF0
ロシアの男は定年まで生きられないのか… 自殺率3位だし
日本人にうけるのもなんか分かる
739名前は誰も知らない:2008/03/03(月) 18:06:20 ID:gsdkDhbTO
悪霊を読んでるけど挫折しそう…地下室と死の家はサクサク進んだのにorz
関係ないけど、皆さんはドスト読む時に音楽かけますか?
自分はジャズかけてます。無音だとなんか…。
740名前は誰も知らない:2008/03/08(土) 19:07:49 ID:qpVPrhUL0
無音の中、死の家の記録を読破しました。
ドスト先生の各囚人、動物達に至るまでの
天才的な観察力、記憶力に感嘆しました。
名作だと思います。ドスト先生ありがとう。
741名前は誰も知らない:2008/03/09(日) 02:13:21 ID:KuBkjYZx0
他はスムーズに読めたのに、死の家だけは苦手なんだよな。
ストーリーが (いや、ストーリーというか出来事を単に記述しているような
文調だが) 単調すぎて、半分ぐらいまでが精一杯だった。
742名前は誰も知らない:2008/03/14(金) 14:33:07 ID:uPMAeLWL0
カラマーゾフの兄弟の続編をRPGにするとすれば
第一章の主人公はドミートリィで
パーティはドミートリィ、グルーシェニカ、カルガーノフ、マクシーモフ
だよな?
743名前は誰も知らない:2008/03/14(金) 17:52:34 ID:CmPL6DDZ0
光文社の地下室の手記挫折した\(^o^)/
なに言ってるのかサッパリわからん。
文学オンチだし頭悪いのに背伸びしすぎたわ。
やっぱラノベがあってるな、俺には。
744名前は誰も知らない:2008/03/14(金) 23:01:04 ID:hf0Ruw4I0
>>743
俺は文学オンチだけど、なぜかドスト作品だけは読める。
波長があうんだろうね。相性の問題だと思うよ。
745名前は誰も知らない:2008/03/14(金) 23:28:34 ID:j8xnd3bT0
前書きは読み飛ばせ
746名前は誰も知らない:2008/03/15(土) 21:41:26 ID:IrhcpS6pO
悪霊は第二部に入ったら楽しくなってきた!
第一部は辛かった・・・・・
747名前は誰も知らない:2008/03/19(水) 00:45:26 ID:Er2rsAYn0
死の家の記録がいっちゃん好きです
白痴が苦手
748名前は誰も知らない:2008/03/20(木) 15:05:48 ID:Pmsx/KMt0
age
749名前は誰も知らない:2008/03/20(木) 17:28:07 ID:2DqMU4yT0
ラスコーリニコフみたいな外面はいいのに内面がひねくれてる主人公の作品って他にある?
750名前は誰も知らない:2008/03/22(土) 21:33:42 ID:wP0GeAhvO
悪霊いいよ、悪霊。難しいけど。
まだ途中だけど読み終わったら時間を置いて再読したい。
ペッペデス!
751名前は誰も知らない:2008/03/23(日) 09:48:47 ID:L+/AoU8q0
正月休みに「カラマーゾフの兄弟」上下を一気に読んで感動したなあ




そのあと「カラマーゾフ」中を発見したのでまたびっくりした
752名前は誰も知らない:2008/03/23(日) 10:14:54 ID:lgjaIPyo0
どこのコピペだよ
753名前は誰も知らない:2008/03/23(日) 18:42:39 ID:lW8ryXqEO
ぷーむ・・・コピペか・・・
754名前は誰も知らない:2008/03/23(日) 20:19:02 ID:hpAjL/8v0
細雪バージョンも見たことあるな
755名前は誰も知らない:2008/03/24(月) 18:11:43 ID:g0/U0wayO
(・∀・)ドストドストォ
756名前は誰も知らない:2008/03/25(火) 08:44:05 ID:00fGbMHT0
俺のドストエフスキー、ベスト5
1. 地下
2. 悪霊
3. 罪罰
4. 死の家
5. 貧人

ちなみに最下位はカラマーゾフ。
757名前は誰も知らない:2008/03/25(火) 17:29:08 ID:lzQPYafyO
>>756
カラマは何故ダメなんですか?まだ自分は読んでませんが。
1〜3位は同意です。
758名前は誰も知らない:2008/03/25(火) 22:54:25 ID:3cZgXdo+0
「罪と罰」読んでるけど人物紹介がないから人間関係が全くわからん
ザミョートフ
ポルフィーリィ
って誰よ?どこから出てきたんだ?
759名前は誰も知らない:2008/03/25(火) 23:21:16 ID:QmBt3ycRO
ポルは殺人事件を捜査してる検事じやなかったか?
760名前は誰も知らない:2008/03/25(火) 23:34:06 ID:Us7muIZz0
ザミョートフは警察官、ポルフィーリイは予審判事。

特にポルフィーリイはラスコーリニコフを疑い、ラスコーリニコフ
と対峙し、知力を尽くして緊迫したやりとりを行う。

ポルフィーリイは「刑事コロンボ」のモデルとなった人物だそうだ
が、単に人物だけを真似たというのではなく、倒叙法的物語を前提
として、(犯人がわかっている)読者に緊迫した場面を提供する部
分を随所に盛り込むなどの構成も含めて全体がモデルということな
のだろうと思われ。
761名前は誰も知らない:2008/03/26(水) 12:58:52 ID:9QZA6WO/O
孤男のバイブルと呼ばれている「地下室の手記」買ってきた。



難解すぎて内容がよくわからんorz
762名前は誰も知らない:2008/03/26(水) 14:08:10 ID:HIWkLSj80
スビドリガイロフってのもよう分からん
何者?
763名前は誰も知らない:2008/03/26(水) 14:15:06 ID:iMah9VNAO
ビーフストロガノフですよね、わかります
764名前は誰も知らない:2008/03/26(水) 15:14:17 ID:rLHIV4+u0
スビドリガイロフは、ロリコンのおっさん。
拳銃で頭を打ち抜いて、最期を遂げる。
ドスト作品の登場人物の中で、一際印象に残る一人でもある。
765名前は誰も知らない:2008/03/26(水) 18:15:48 ID:iMah9VNAO
絶対的な服従、つまり支配的な感情を恋愛に見立てるとビーフストロガノフです
766名前は誰も知らない:2008/03/26(水) 20:34:40 ID:KLb4Iu5a0
光文社の「地下室の手記」ちょっと読んだけど
言葉遣いが2ちゃんねるみたいで嫌だ
767名前は誰も知らない:2008/03/26(水) 23:27:31 ID:WPRspRfK0
>>764
誰がネタバレまで教えろと言った?
これから下巻を読む者の立場も考えろ
768名前は誰も知らない:2008/03/27(木) 00:25:02 ID:S4aRLfRHO
>>767
おまえさんの頭ン中はピロシキか?
769名前は誰も知らない:2008/03/27(木) 06:31:49 ID:UVsohz+C0
僕もドゥーニャたんとおまんこしたいです
770名前は誰も知らない:2008/03/27(木) 16:15:20 ID:S4aRLfRHO
ドストエフ好きーなら、スタンダールも読むよな?
771ワーグナー:2008/03/27(木) 18:19:21 ID:azyl1qCD0
話は飛ぶけどやっぱりベートベンは第三番がいいね。雪崩のように
溢れてくる。
772名前は誰も知らない:2008/03/27(木) 19:43:11 ID:IOAvfoCS0
スタンダールって何書いた人?
773名前は誰も知らない:2008/03/28(金) 01:43:48 ID:8TByMUvVO
赤と黒
部屋とアイロンとなんとか
774名前は誰も知らない:2008/03/28(金) 13:39:09 ID:92x7zMc60
スビドリってラスコの影なんだってね
ソーニャがいなかったら→スビドリEND
後からなるほどなーと思った
775名前は誰も知らない:2008/03/29(土) 22:40:51 ID:f/hZb/MRO
>>774
どういうことですか?
776名前は誰も知らない:2008/03/29(土) 23:15:33 ID:an2c3D200
ドゥーニャを失った先にはもう自身の暗黒しか残ってなかったんだよね
スヴィドリの生への希望だったんだよね
泣ける話だ
777名前は誰も知らない:2008/03/30(日) 01:33:08 ID:znmE5O5+0
地下室の手記読んだけどこれ俺じゃね?ってところが多々あった
こんな小説はじめてだわw
778名前は誰も知らない:2008/03/30(日) 02:36:50 ID:HYFC/Zyb0
>>775
ソーニャに愛されなかったら、
ラスコもスビドリのような結末で終わる可能性があった
リザベータもソーニャの影で、
ソーニャもいいように使われて一生を終わる可能性があった

らしい
779名前は誰も知らない:2008/03/30(日) 02:51:43 ID:x9cTFNyh0
昨日書店で適当に本を選んでいたらこの人の名前あったなー
ちょっと読んでみるか・・・
780775:2008/03/30(日) 17:39:41 ID:xJn8TXP0O
>>778
なるほど、ありがとうございます。
なんか残酷・・・・
781名前は誰も知らない:2008/03/31(月) 18:38:13 ID:qw/uNGyy0
>>777
つまりお前が「真性でキモい」ってことだよ。
782名前は誰も知らない:2008/04/01(火) 21:17:57 ID:1IT5qrdkO
今光文社のドストエフスキー2巻読み終えたんだけど、「大審問官」の台詞に何回も出てくる「自由」って言葉の解釈の仕方が全くわからない……。誰か教えて下さい。
783名前は誰も知らない:2008/04/01(火) 22:04:21 ID:1IiXc2KF0
    ._
     \ヽ, ,、
      `''|/ノ
       .|
   _   |
   \`ヽ、|
    \, V
       `L,,_
       |ヽ、)      ,、
      /        ヽYノ
     /        r''ヽ、.|
    |         `ー-ヽ|ヮ
    |           `|
    |.            |
    ヽ、          |
      ヽ -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、ノ
      / /" `ヽ ヽ  \
    //, '/     ヽハ  、 ヽ
    〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
    レ!小l●    ● 从 |、i|
     ヽ|l⊃     ⊂⊃ |ノ│
      |ヘ  、_,、_,   j   |  .|      ┼ヽ  -|r‐、. レ |
      | />,、 __, イ;||  |  |      d⌒) ./| _ノ  __ノ
784名前は誰も知らない:2008/04/07(月) 17:17:28 ID:6l9ouMRy0
いやしかし、 >>783 はマジで効果的なスレッドストッパーだなw

785名前は誰も知らない:2008/04/17(木) 16:27:41 ID:vh6YOjwV0
哀れな民、大衆は、自由を恐れるという意味の自由かな?
人間はなにがしらの権威がないと、生きていけない弱い動物で、
キリストは権威からの自由を説いたのに、大衆はそれを恐れたとか。
まあ、適当に。
786名前は誰も知らない:2008/04/19(土) 23:00:43 ID:ULSGqMlc0
単純に思うのだが
ラスコリニコフって、老婆を殺さずに
金だけを何とかして盗めば良かったのにな。
いくらかの金は残してやって。


787名前は誰も知らない:2008/04/20(日) 00:27:39 ID:jmZQlRPa0
ラスコーリニコフは自分がナポレオンのように、
良心の呵責なく人間を踏み潰していけるほどの天才かどうか試したかったんじゃないのか
788名前は誰も知らない:2008/04/22(火) 07:33:37 ID:MCEjgH6t0
「罪と罰」挫折した人はどのへんで挫折したの?
789名前は誰も知らない:2008/04/22(火) 13:19:51 ID:eThsr6MG0
罪と罰と賭博者が面白かった
何度も読み直した

なんていうか文体っていうの?そういうところがユニーク
790名前は誰も知らない:2008/04/22(火) 18:40:28 ID:yJ0Vv2bpO
賭博者はまだだな
791名前は誰も知らない:2008/04/23(水) 04:16:08 ID:2BKd3AAh0
地下買ったんだけどまだ数ページしか読んでないのに消えた。
もしかして親に捨てられた?
792名前は誰も知らない:2008/04/23(水) 08:00:52 ID:hUVG3Qtw0
カラマーゾフは原卓也
悪霊と地下室は、江川卓


名前も似ている。いつもどっちがどっちか分からなくなる。
でも文体似てませんか?
793名前は誰も知らない:2008/04/23(水) 11:41:09 ID:zwmEc0HO0
>>791
親が本の内容を知ってたなら
捨てる可能性もあるかもなw
794名前は誰も知らない:2008/04/23(水) 13:45:57 ID:hUVG3Qtw0
カラマーゾフとか、まあ小説なんだろうけど、
地下室をよく出版したね。

基地外かと思われるんじゃないかと、躊躇しなかったんだろうか?
あの本は本当にあくまでも心の中でふと思ったりして、直ぐに抑圧しちゃいそうな
観念や思いがそのまま言葉になっている。
ルソーの日記とかありゃ嘘ばっかりだとか、人目に晒される前提で書かれたものには、
全て虚偽があるとか言われるけど、地下室の手記はまるでその点、目を覆いたくなるほどの
むき出しの心が描かれていると思う。

俺にとっては分身みたいな主人公だけど、実際どれくらい普遍性があるんだろうか?
皆心の中に、ああいう主人公の分身みたいな人物を飼っているのかな?
795名前は誰も知らない:2008/04/23(水) 17:59:15 ID:Zuacm9ccO
地下室万歳!
ぺッぺデス!
796名前は誰も知らない:2008/04/24(木) 14:38:25 ID:b+AS0JcC0
>>794
あんたの書き込みですげー読みたくなった
797名前は誰も知らない:2008/04/24(木) 18:36:45 ID:o7KIQ6sjO
ドストは味があるね
難解だから余計にハマる
798名前は誰も知らない:2008/04/24(木) 20:57:57 ID:t9SsyCvLO
地下室買ってきたので読む
799名前は誰も知らない:2008/04/25(金) 17:52:26 ID:2y1HkokOO
地下室人気あるな
カラマはどうだい?
800名前は誰も知らない:2008/05/01(木) 02:29:16 ID:nC8eVFviO
ドストエフスキーって難解かな?難しそうなの読んでるねとか良く言われるけど
実際は読み易い要素が沢山あって良い意味で大衆性あると思う
801名前は誰も知らない:2008/05/02(金) 17:30:32 ID:E+iQTPAK0
白夜読んだ。

これから地下室読む。

GWはドストエフスキーで決まりだな。
802名前は誰も知らない:2008/05/02(金) 19:28:59 ID:8S5jql5s0
地下室からカラマーゾフに行ったけど、最初はロシア人の名前に馴染が無いとかの
障害はあったけど、面白いから最後まで読めたね。訳の人のおかげもあるのかな?
難解というのはよく分からない。
多分宗教的な部分が、馴染無い人には壁になるのかもしれない。

でも読み始めてしまえば、宝石のような文章があちらこちらに散りばめられていて、
一生の宝物、出会いになるからこそ、ロシア人の小説なんてものが、
一般の日本人の間にも読み継がれているんじゃないかなと思う。
803名前は誰も知らない:2008/05/02(金) 19:57:26 ID:imPUm2MkO
普通に難解
804名前は誰も知らない:2008/05/02(金) 20:34:59 ID:s0wIwQuj0
19世紀の西洋の著名な作家の作品の中では読みやすいほうだと思うよ
だからこそベストセラーにもなるし、このスレにもレスがそこそこつく
805名前は誰も知らない:2008/05/02(金) 21:43:09 ID:UMYLDm/L0
ファウストに比べたら充分読みやすいよ
806名前は誰も知らない:2008/05/03(土) 09:45:51 ID:CSI+9M5j0
地下室買ってきたんだけどほんとにしょっぱなから毒電波MAXだな
「あ゛―――…。」って感じ
807名前は誰も知らない:2008/05/03(土) 22:57:22 ID:u40M1vb/O
ドストは難解だと思うけど・・・。
『謎解き罪と罰』を読んで余計に思った。
俺みたいな頭の悪い人間でも一応は楽しめるけど、ドストがさりげなく暗示してる箇所とか全く気づかなかったもん。
『悪霊』なんて凡人には理解しきれない部分が一杯ある。
808名前は誰も知らない:2008/05/04(日) 02:25:51 ID:QipXeJst0
「罪と罰」読んで思ったこと



ソーニャみたいな女いるわけない
809名前は誰も知らない:2008/05/04(日) 11:19:58 ID:W+acibHP0
そう?
けっこうリアルだと思うけどな
イケメンなら電波発言も脳内変換で愛の告白かい!とか
810名前は誰も知らない:2008/05/06(火) 17:31:53 ID:76HOkzpx0
テストアゲサゲ
811名前は誰も知らない:2008/05/07(水) 19:49:02 ID:BKC6gvmWO
あげ
812名前は誰も知らない:2008/05/07(水) 20:09:58 ID:Kwu9kUxoO
今カラマーゾフの1から読んでるけど、長男が会合になかなか来ない
813名前は誰も知らない:2008/05/08(木) 23:20:01 ID:0dlMQdJg0
>>812
そのうち来るからしばし待て

カラ兄今日読破した。謎解き買って二回目突入する。
814名前は誰も知らない:2008/05/12(月) 16:48:50 ID:AsntH90jO
最近ドストエフスキーに興味を持って、おとといAmazonで白夜を注文した。
今日中には届いて欲しい…早く読みたいな、初ドストエフスキー。
でも、このスレではあまり取り上げられてないのかな?
815名前は誰も知らない:2008/05/12(月) 17:41:57 ID:Bk4ZWE590
初ドストで白夜かよw

最初は地下が一番いいぞ。読み易いし、ドストの毒満載。
816名前は誰も知らない:2008/05/13(火) 01:27:27 ID:2l0QrV9OO
レスありがと。
地下の方も内容ざっと見て読みたくて迷ったんだけど、Amazonのレビューで初心者には白夜が良いって書いてあったから…。
もしかして、白夜って難解?
817名前は誰も知らない:2008/05/13(火) 02:29:20 ID:rbN7Gj1W0
>>816

初ドストで薄いからという理由で高校生の頃買って読んだけど
分かりづらかったという印象がある。

815の言うとおり、中長編の作品のほうが時間はかかるが
読みやすいと思う。個人的には「罪と罰」が始終飽きずに読めるかと。
818名前は誰も知らない:2008/05/14(水) 10:11:51 ID:Ie66lEoAO
食事会の時に戻ってきたフョードルうぜぇw
819名前は誰も知らない:2008/05/14(水) 17:52:52 ID:kT8/AJXHO
>>817レスありがと。昨日届いて早速読み進めてるよ。
ロシア文学って読んだ経験なくて、ちょっとだけびびってたんだけど。今のところ楽しく読めてる。良かった
白夜読了したら地下室買おう!
820名前は誰も知らない:2008/05/14(水) 18:56:55 ID:r/+QriT5O
男は黙ってドストだよ
人生なんてドストと酒があればいいじゃない
821名前は誰も知らない:2008/05/16(金) 23:06:17 ID:F8+762n30
>>818

俺も思ったw
822ステパン・ヴェルホーヴェンスキー:2008/05/17(土) 07:16:53 ID:nCObOjJk0
オモシロイモノミツケマシタヨ。

http://minkara.carview.co.jp/userid/373090/blog/8714441/
823名前は誰も知らない:2008/05/17(土) 09:12:03 ID:4DjdpI6MO
俺、小学生の時子供向けの罪と罰読んで面白かったんで、最近カラマーゾフの兄弟買ったけど3ページで挫折した・・・
824名前は誰も知らない:2008/05/17(土) 19:33:49 ID:Z/R9Q3f50
そこは我慢して
825名前は誰も知らない:2008/05/20(火) 13:20:38 ID:Xj/FA/MEO
ナースチェンカ最低!女の私から見ても…
826名前は誰も知らない:2008/05/24(土) 10:55:11 ID:eEcAzNDnO
「アンナカレーニナの作者と比すれば我々はただの教え子に過ぎない」
残念ながらドストエフスキー自身がトルストイに完全敗北宣言してるからなぁ
827よしあき:2008/05/25(日) 15:38:28 ID:vj8ha3WB0
馬を虐めて殺すのはいけないことだと思います。
828よしあき:2008/05/25(日) 15:41:57 ID:vj8ha3WB0
新潮で、上巻の120ページくらいまで読んだ感想です。
怖いけど今日中に全部読むぞ。
829よしあき(12歳):2008/05/25(日) 15:57:20 ID:vj8ha3WB0
ラスコーリニコフさんってもしかして阿呆なのかな?
830名前は誰も知らない:2008/05/25(日) 20:03:06 ID:ci2KlJ9U0
ドストエフスキーラリアット
831名前は誰も知らない:2008/05/25(日) 20:06:46 ID:IPnVHK8f0
読まないよ。ちょっと読んだけど面白くない
832名前は誰も知らない:2008/05/26(月) 19:25:21 ID:ulqoVascO
ドスト面白いよ!
今は他の小説だと物足りなくなるw
それにドストを読んでから宗教や哲学や歴史にまで興味が広がった!
833名前は誰も知らない:2008/05/29(木) 13:47:01 ID:+LV0kbH0O
Amazonのレビューやら雑誌の批評ですごいカラマーゾフの「大審問官」のところが絶賛されてたから読んでみたけど、俺にはそこまで「大審問官」の良さがわからなかった('A`)
834名前は誰も知らない:2008/05/30(金) 12:51:39 ID:m3MLAt390
キムタコのドラマは少し悪霊にかぶる。スタブクラスの頭脳・怪力・精神力
はないが現代は強力なマスメディアがあるので、ピョートルクラスの人物
がいれば民衆は征服されそうだな。
835名前は誰も知らない:2008/05/30(金) 22:50:54 ID:kaH3tdat0
>>833
良さが分からんというより、内容が俺には理解できなかった
836名前は誰も知らない:2008/05/31(土) 00:28:43 ID:FY4kncWu0
大審問官は僕もそんなにたいした話でもないと思った。
キリスト教徒にとっては、大問題な程度の話だと。
それよりゾシマ長老の回顧の方が、よほど心に残る普遍的ないい話だった。
あとリーザがね。聡明で清い魂をもったあの少女が、素晴らしい。
837名前は誰も知らない:2008/05/31(土) 00:29:04 ID:jllosXga0
ピョートルみたいなやつを書いたかと思えば、白夜や地下室の主人公みたいなやつも
書いちゃうところがドストエフスキーのすごいとこだと思う
今の作家であれほど登場人物を書き分けられる人っているのかな
838名前は誰も知らない:2008/06/01(日) 18:52:23 ID:0Gb1uZPkO
ドストだけはガチ
839名前は誰も知らない:2008/06/03(火) 16:03:42 ID:iQmKAAeE0
ドストエフスキーは懐疑主義の塊であり、トルストイは『こうであって欲しい』
というのを信じ切りたがる作家だったんですねえ。
ドストエフスキーは哲学ですが、トルストイは宗教くらいの違いはありますね。
840名前は誰も知らない:2008/06/03(火) 22:09:15 ID:BIPA5ya/O
どちらも偉大には違いない
841名前は誰も知らない:2008/06/04(水) 18:46:53 ID:0qYeF1r7O
ドストは哲学家というより思想家って感じがするなぁ
842名前は誰も知らない:2008/06/04(水) 19:48:06 ID:OZLCAR8O0
後世の哲学者に多大な影響を与えたという意味で・・・・
ウィトゲンシュタインが『カラマーゾフの兄弟』を暗記してるくらいに熟読
したのは有名ですしね。
トルストイを読んで哲学者になったってのをあまり聞きませんので。
843名前は誰も知らない:2008/06/05(木) 06:08:08 ID:wu1UsPK90
レーニン、ガンディーの思想に多大な影響を与え
アナキズムの発展にも貢献し
ドストエフスキー自身にも影響を及ぼした
大トルストイは古今東西最高の作家と言えよう
悔しいけど、ドストエフスキーは
大トルストイに対して完全敗北宣言までしてますしね
844名前は誰も知らない:2008/06/05(木) 07:32:28 ID:KwIwyyjkO
そういうスレじゃねえんだよ不細工
845名前は誰も知らない:2008/06/05(木) 19:52:57 ID:EkzhlqDgO
ラスコーリニコフが牢獄に入れられて
その囚人仲間にも嫌われる所とかすげーわかる
846名前は誰も知らない:2008/06/06(金) 16:04:11 ID:3uDYdmjB0
ドストエフスキーは博打打ちでしたが、創作活動の源泉は博打で金が無くなった
からなのだそうです。
だから競馬ですってる親父諸兄も明日から創作を目指そう。第二のドストエフスキー
になれるかもしれない(・・・な訳ねえだろ)。
847名前は誰も知らない:2008/06/09(月) 23:02:13 ID:L3dpMKpa0
ドスト尊敬しているブコウスキーも博徒だったな
848名前は誰も知らない:2008/06/10(火) 07:43:49 ID:OLpzdS630
>>847
ほぉー、ブコウスキーが出てくるとは!
もっとも、奴は孤独じゃないけどな。ダメ人間だが。

加藤某もブチ切れて仕事場を後にしたところまではブコウスキー的なのだが。
その後にオマンコブチ込むくらいじゃないとな。
849名前は誰も知らない:2008/06/10(火) 17:12:29 ID:/14+FDxf0
ただドストエフスキー先生は博徒でしたが、『悪霊』に出演させた軽薄な作家
のモデルをツルゲーネフにしちゃった為に絶交されてますから、同業者からは
好かれてない模様ですw
ドストエフスキー先生は創作活動に打ち込む前はマスタベーションしたそうですから
そこにいる彼女のいないマスカキ男の君、君も努力次第ではドストエフスキーに
なれる(訳ねえだろ)
850名前は誰も知らない:2008/06/10(火) 23:12:27 ID:LgsglT/u0
秋葉原で暴れた加藤君はドストエフスキー読んでたのかな〜?
851名前は誰も知らない:2008/06/11(水) 03:50:57 ID:8JyadFtM0
>>850
読んでないだろうね。
ドストセンセイを読んでいれば高い精神性を学ぶはずだもの。
852名前は誰も知らない:2008/06/11(水) 06:05:49 ID:P8g7WowK0
白夜に続いて地下室読み終わった。
しっかし・・・これってフィクションでしょ?
凄いよドストエフスキー先生、なんか「そのまんま孤男」って感じ。
先日「罪と罰」「カラマー」「賭博者」「貧しき人々」一気に買って来た。
そういえば、カラマーって上中下巻の3冊あるはずだよね?上下巻しか無かったのは罠か?

853名前は誰も知らない:2008/06/11(水) 14:37:44 ID:kY0mZmHD0
加藤は本なんて読まねえだろ。
ましてやドストエフスキーなんて絶対に読んでいないね。
ドストエフスキーが好きな映画監督は黒澤明が有名だが、彼の『白痴』は映画
としては全く駄目だね。イタリアの巨匠ヴィスコンティもドストエフスキーが
好きなんだけど彼の映画では傑作と思われる『地獄に堕ちた勇者ども』で
『悪霊』に出てくるモチーフが使われているんだよな。
『カラマーゾフの兄弟』って映画化されてたっけ?余程のバカしかそういう事
を思い立たないだろうがね。
854名前は誰も知らない:2008/06/11(水) 14:54:43 ID:YsGIxtR8O
PPP
666
855名前は誰も知らない:2008/06/12(木) 00:37:11 ID:/1VXGmzv0
>852
弧男なら二重人格がお勧め。
856名前は誰も知らない:2008/06/12(木) 01:32:46 ID:rt65W30p0
>>854

ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフか。
ちょうど「謎解き『罪と罰』」読んでるからわかった。
857名前は誰も知らない:2008/06/13(金) 02:12:22 ID:mnzcGVMa0
_j^⌒ヽ=、_r─、.
        /: : : : : : : : : : :`´`='ハ、.
      /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : `t、_
     /: : : : : : : : : :.__: : : : : : : : : : : :ハ
     {: : : : : : : : : /´   ``ー-、: : : : : : : :j
      |: : : : : : : /        `ヽ: : : : : |
     f: : : : : : 彳           、: : : : :}
     |:,._: : : /  __          |: : : :/
     !f´ヽ.: ト、   `ー-、         i: : :/
      { l=7:j  ヽr'´ャュ、`ヽ‐- -‐‐- j: :./
     ヽ `.   |  ` ´ ノ⌒´ャェァ、ヽ:f´
       トl    `-____.ノ  代 ` ´ fノ'
      レ|       (   .ヽ`ー--'/
      _ト     .: .:.`:.l´:. . ..  / みんな元気?ボクの作業着隠すなよナ
  __   /|,-、    `ーニニY=、,.  / 隠すと逆ギレしてアキバにトラック借りて凸撃wwww
  ! ヽ. / !__jヽ    `ー‐ '  / トラック壊れたらダガーでイクゼwwww
  _,ハ j.  | 1 \_`_   ノ/``‐、
/ ハ ∨ !__.i   ` ̄ ̄ /|`,   ヽ``ヽ
   ハ ∨| ト、       レ'     ヽ  ``ヽ.
    ハ 、!  !ヽ      /   _  \    \
    /´ ̄`` (^iヽ   /   `7 `ー‐、
    { -'^`ヽ ヽ 〉=_./!   /
   { ー‐、 `ヽメ !  f´  /
    |    Y´ー' ./  / /
858名前は誰も知らない:2008/06/14(土) 02:30:40 ID:LgxD7KpZ0
孤独なら「永遠の夫」だろ。
859名前は誰も知らない:2008/06/14(土) 06:09:24 ID:x00CopjQ0
「カラマー」の中巻本屋に取り寄せてもらった。
先日本屋から電話があって、本来たとさ。
早速行かなければ。
うおおおお楽しみだ!
860名前は誰も知らない:2008/06/14(土) 20:35:09 ID:3c8KB80R0
ド:ドミートリー
レ:
ミ:ミーチャ
ファ:フョードル
ソ:
ラ:ラキーチン
シ:
ド:ドストエフスキー

カラマーゾフの兄弟しか読んでないので埋まりません。
どなたか完成させてはくださいませんか。
861名前は誰も知らない:2008/06/14(土) 21:50:36 ID:GYynEY/g0
ド:ドミートリー
レ:レベジャートニコフ
ミ:ミーチャ
ファ:フョードル
ソ:ソーニャ
ラ:ラキーチン
シ:シャートフ
ド:ドストエフスキー

できたー
862860:2008/06/14(土) 22:24:40 ID:3c8KB80R0
風呂でドレミの歌を歌い始めて
ドーはドミートリーのドー、
レーは…
と、いきなり頓挫したところを救っていただきありがとうございます。
うまく歌えるかな。
863名前は誰も知らない:2008/06/15(日) 17:57:10 ID:nbAa8Dor0
レベジャートニコフの野郎、理屈っぽくて中身がなくて俺みたいだと思ったが
いいとこあるじゃねぇか。もし俺だったら何も言わずに突っ立ってるかもな。
864名前は誰も知らない:2008/06/15(日) 23:46:05 ID:veMtvyPA0
ルーシアがソーニャを陥れようとしたとこ?
865名前は誰も知らない:2008/06/15(日) 23:50:24 ID:QklyKDWt0
>>851
文学板でも書いたけど加藤は本をたくさん読んでたら
あんな事をしなかったんじゃないかと思う
俺は本のお陰で精神的にかなり救われてる気がする
866名前は誰も知らない:2008/06/17(火) 10:49:14 ID:7uqrAe7v0
読書という行為は読者に思索を強いるから加藤みたいな短絡的な犯罪は犯さない
のだよ。今更母校の先輩の太宰の本を獄中で読んだって無駄だね。
太宰を読んで自殺したくなった奴を知ってるが、ドストエフスキーを読んで犯罪
に走りたくなった奴はいないだろう。
競馬好きとかパチンコ狂の親父にはドストエフスキーを薦めるね。何故なら彼自身
がギャンブル狂いでその虚しさに言及してるから。
867名前は誰も知らない:2008/06/17(火) 16:28:53 ID:jMcngGlk0
笠井潔「熾天使の夏」ってのをリア中時代に読んですげー衝撃を受けたんだが
ドストエフスキー読むようになった今改めて思い返すと
これの登場人物があからさまに「悪霊」のピョートルとニコライなんだよな。
他にも笠井の矢吹駆シリーズもドストエフスキーの色濃い影響が見受けられる。
わかりやすさでいったら笠井のほうが上だと思った。ドストエフスキーは適当に読むと消化不良起こす
868名前は誰も知らない:2008/06/17(火) 23:25:05 ID:+o59LU4z0
地下室の手記、読み終わった。
いろいろ思い出してたまらない。
いい本読んだなあ。
869名前は誰も知らない:2008/06/20(金) 15:34:12 ID:NvIoO/YM0
黒澤明の『赤ひげ』という映画は勿論山本周五郎原作なんだけど、出てくるおとよ
のエピソードは『虐げられた人々』から借用してるんだな。
黒澤の『白痴』は酷い映画だったが、余程ドストエフスキーに思い入れがあるんだ
ろうね。
870名前は誰も知らない:2008/06/20(金) 18:21:31 ID:80xeElMC0
こんなハイソなスレが存在してたとは、
孤男もなかなかやるじゃん。
荒れ果てた学校にも読書クラブがあるようなものか。
871名前は誰も知らない:2008/06/20(金) 21:21:55 ID:om319l0q0
>>866
その通りと言いたいが、帰宅後新聞読む気も起きない工場労働への想像力もよろしく
カラマーゾフ頑張って読んでみたが、幼少からの読書の素養なしでは全容の把握は
到底無理と感じたよ
872名前は誰も知らない:2008/06/21(土) 00:13:38 ID:iRrMtFTV0
ドストエフスキーが好きって、あんま人には言いにくいな
何こいつインテリぶってんだプwwwって思われそうで
873名前は誰も知らない:2008/06/21(土) 19:51:10 ID:4ZM7MuiW0
インテリィ〜↑?

日本人のドストオタクなんて高卒90%って

イメージなんですけど〜↑?

>>872もどうせ高卒でしょ?
874名前は誰も知らない:2008/06/21(土) 20:14:21 ID:vRJYLRBf0
>>873
イメージが違うだけでそこまで叩ける才能は凄いな
欲しくないが
875名前は誰も知らない:2008/06/21(土) 20:43:52 ID:LOoiGimH0
「罪と罰」を今日やっと読了しました。
最後の最後でラスコーリニコフを自首という形に導いた、あるいは追いやった
のはなんなのでしょうか。
876名前は誰も知らない:2008/06/21(土) 22:29:24 ID:68t9tIUmO
わからない
877名前は誰も知らない:2008/06/22(日) 05:29:24 ID:UWHJ4rCJ0
「罪と罰」はミステリーとして読むとすんげ面白い!
878名前は誰も知らない:2008/06/22(日) 06:05:07 ID:aSrkKILXO
>>875
やっぱ愛でしょ。でも好かんな、愛ってのは
879名前は誰も知らない:2008/06/22(日) 07:06:15 ID:DgNnQiLa0
いま「虐げられた人びと」読んでる
アリョーシャをものすごくドツキたい
880名前は誰も知らない:2008/06/22(日) 10:53:34 ID:lQsFMX8UO
>>873
しょぼい人生だから、「自分は〇卒だ」と慰めているのね!
881名前は誰も知らない:2008/06/22(日) 21:58:56 ID:5TRn1Js90
>>875
作者がもう終了したかったから。
882名前は誰も知らない:2008/06/23(月) 00:08:28 ID:4I9yyZJs0
>>881
確かに最後の数ページのやっつけ感は凄まじいものがある。
まあ、あの数ページに全てが凝縮されてる感もあるが
883名前は誰も知らない:2008/06/23(月) 00:10:18 ID:cpETomem0
>>875
楽になりたかったけど怖くて出来なかったから
「死の恐怖だけであの人を生かせるかしら?」
ヘタレ。
884名前は誰も知らない:2008/06/23(月) 01:38:28 ID:jbItVZZV0
>>879

私も最初そう思いました。そのうち呆れてそう思わなくなりました。
885名前は誰も知らない:2008/06/23(月) 16:19:13 ID:z04zOfva0
何でドストエフスキーがインテリの読み物なんだよ?
典型的な古典じゃねえか。しかも優れた古典。ドストエフスキーは犯罪者の描写
が上手い。おそらく彼にも多分に犯罪者的要素が有ったのだろう、ブタ箱に入った事
もあったし。マンの『トニオ・クレーゲル』にも悪に通じた奴じゃなきゃ小説
なんかは書けない、とかいう一節があったがドスト先生はまさしくその通りだね。
886名前は誰も知らない:2008/06/23(月) 18:11:54 ID:3YMCKEXT0
このスレに来ている人なら、
香月泰男が描いたシベリア抑留の黒い絵を見たり、
ヴィヴァルディ作曲「冬」の第一楽章を聴いたりすると、
ドストエフスキーの小説を読んでいるときと同じ気分になれるんじゃないかな。
と、「死の家の記録」の冒頭を読書中にちょろっと思った。
887名前は誰も知らない:2008/06/23(月) 18:29:36 ID:HUSQX8dg0
>>885
いやほんとにいるんだよ。ドスト読んでることをステータスに考えてる奴
「こんな難しいもの読んでる俺すげーだろ」みたいな
そしてこの手の奴は大した読書量じゃないのに「活字中毒」とかいう言葉を好んで使うという
888名前は誰も知らない:2008/06/23(月) 21:17:56 ID:5VLNwG/A0
それにドストは古典じゃないし
なんか>>885って漱石を古典だって言いそう
889名前は誰も知らない:2008/06/24(火) 20:43:56 ID:Z5bcwnq+0
>>888
ん?きみは日本語知ってる?いま赤面してる?w
890名前は誰も知らない:2008/06/24(火) 21:34:19 ID:RZMBNtAz0
バカ売れした「カラマーゾフ」の新訳出した
亀山東外大学長の新訳で9月に「罪と罰」出るらすいね

先週発売の週刊文春にロシア通の佐藤優さんが
こないだのアキバ事件の加藤について触れてて
彼のケータイ書き込みと「罪と罰」のラスコーリニコフだぶらせてた
(もう既に記事読んでる人いたらスマソ)

新訳の発売元(光文社?)もアキバ事件絡めた宣伝しかけてくるかもね
もしかしたら文庫の解説に佐藤氏起用するかもしれんね
891名前は誰も知らない:2008/06/25(水) 09:44:57 ID:lxFCJyj+0
ドストも漱石も古典だろう
892名前は誰も知らない:2008/06/25(水) 13:25:27 ID:vy235A8c0
ドストエフスキーはミステリーなんだよ、多分後世のミステリー作家に未曾有の
影響を与えていると思うね。『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』なんて完全に
そうじゃないか。で、ドストエフスキーは哲学書でもある。実存主義なんてのが
流行らなかった頃からその流行を見越していた感があるな。
一度で三度美味しい作家がドストエフスキーであり、別にインテリを気取る為の
必須アイテムって訳じゃない。
893879:2008/06/26(木) 08:42:49 ID:A4xoB7ae0
「虐げられた人びと」読了
エピローグで突然探偵小説になって驚いた
最後の1行もいいね
894名前は誰も知らない:2008/06/28(土) 19:49:08 ID:I/5FJWEI0
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080627/acd0806270323000-n1.htm

この文章を作った人の言うとおり。

ドストエフスキーやトルストイを生きる道具として使うのは変な話だが、
哲学的な思考に触れることで感性をキックすることは悪いことではない。
895名前は誰も知らない:2008/06/28(土) 21:27:03 ID:2oa9quRx0
なんだかつっこみどころの多い文章だな
表層だけをなぞって薄っぺらい事件だなんて断罪するもんじゃないよ
896名前は誰も知らない:2008/06/29(日) 14:47:40 ID:BEUBBpkA0
ドスト初心者です
1冊目としてカラマゾフ読んでるんですが
宗教的な話が入ってくるとよくわからなくなってきます 
教養がないもので…orz

初めて読んだときそういうのはどういう風にして消化したんでしょうか?
みなさん教えてください
897名前は誰も知らない:2008/06/29(日) 15:01:54 ID:gSepp3s40
>>896
最初はカラマゾフよりも罪と罰のほうがまだとっつき易い
>>877>>892
が書いてるように、推理小説のつもりで読めばいいんじゃないかな?
古典文学として読むのも完全に娯楽として読むのも読み手次第な訳だし

後、単純に、筋が分かるまで何度も読み直すってのもあるw
俺は江戸川乱歩のエッセイ集(?)で乱歩が
ドストエフスキーやたら面白いって書いてあったので
読んだらすんげハマったクチだなwww
どういう風に消化したかとはズレた話だけど、要は楽しんだ方が勝ち!
898名前は誰も知らない:2008/06/29(日) 15:12:33 ID:BEUBBpkA0
>>897
早速レスありがとう

そうですね
わからないところで変に止まるんじゃなくて
気楽に読み進めることにします

ストーリーは昼ドラ?のようで楽しめますよね^^
899名前は誰も知らない:2008/06/29(日) 15:31:36 ID:cE3F5NSu0
昨日「カラ兄」(新潮版)買ってきた。
よろしく!
900名前は誰も知らない:2008/06/30(月) 05:55:19 ID:ECjcvVFw0
900とります
すいません

地下室と白夜、貧しき人々は読破いたしました
今「罪と罰」読んでます
901名前は誰も知らない:2008/06/30(月) 17:39:11 ID:H/BEhMR20
高校のとき読んだカラマーゾフの兄弟って単純に読み物として糞面白かった記憶がある
アリョーシャ、スメルジャーコフ、親父、キャラ立ちすぎ
カラマーゾフの親父が下品な狼藉するとこなんかギャグコントみたいで牛乳噴いたお
罪と罰はそれほど面白くなかった
902名前は誰も知らない:2008/06/30(月) 17:42:09 ID:aYneY2dIO
何日くらいで読めますか?
903名前は誰も知らない:2008/06/30(月) 18:00:40 ID:H/BEhMR20
俺は夏休みに読んで1ヶ月以上かかった
まあ2〜3週間くらいで読めるんじゃね?
904名前は誰も知らない:2008/07/02(水) 21:11:57 ID:380iDSCz0
ドストエフスキー・・・
彼の苦悩に共感できる部分も多いが、ただのコミュニケーション障害者の煮詰まった妄想の様にも思える
周囲が愚鈍で自分が賢人とは都合の良い空想への逃避では無いのか
それともやはり自分は賢人で、周囲はただの烏合の衆なのか
今日も答えが出ず苦悩に快楽を見出す
905名前は誰も知らない:2008/07/03(木) 00:05:21 ID:XbzZubUp0
>>904
それ、全くズレてる。
地下室の手記を指してるんだろうが、あの主人公にドストは否定的だから。
それと、ああいう人間に対しての回答が「罪と罰」なわけで。
つまり「うだうだ言ってないで外出てお祈りしてろよ屑」と。
906名前は誰も知らない:2008/07/03(木) 10:30:07 ID:mtUzCCIh0
全部読んでから出直すか・・・
907名前は誰も知らない:2008/07/03(木) 19:19:18 ID:vf8MlLQ40
>>904 なぁ、とりあえずドストの人格否定する前に死の家の記録読んどれ
908名前は誰も知らない:2008/07/04(金) 01:55:35 ID:IzxhufDv0
フルボコだなw
909名前は誰も知らない:2008/07/04(金) 22:50:55 ID:pWXHQAIM0
死の家の記録が好きです。
の家の記録が好きです。
家の記録が好きです。
の記録が好きです。
記録が好きです。
録が好きです。
が好きです。
好きです。
きです。
です。
す。


アレイに会いたい。
910名前は誰も知らない:2008/07/04(金) 23:38:16 ID:BRXTfWDH0
死の家って一々が解る解るってキャラ、シチュエーションだらけ
おもろいわ〜
俺はシロートキンに会いたい
911名前は誰も知らない:2008/07/07(月) 11:47:15 ID:L7iI1yQ60
天才とバカはほんとに紙一重
ドストエフスキーに限らず偉人には変人・変態多し。でもそれがまたいい。
912名前は誰も知らない:2008/07/17(木) 00:26:19 ID:OpncfCnK0
ソーニャたんのエロ同人無いの?
913名前は誰も知らない:2008/07/17(木) 07:03:35 ID:EGErXD2j0
自分で書いてうp
914名前は誰も知らない:2008/07/18(金) 22:11:59 ID:XardRAyI0
みんなさぁ、ドストシリーズ読み終わったら何読むの?
915名前は誰も知らない:2008/07/18(金) 22:51:00 ID:+pkjm/01O
評論
916名前は誰も知らない:2008/07/19(土) 09:20:52 ID:KzV2LtCH0
ガルシアマルケス
917名前は誰も知らない:2008/07/19(土) 12:33:22 ID:YOvGSXcE0
ドストエフスキー若き日の裁判記録
918名前は誰も知らない:2008/07/19(土) 23:51:06 ID:UkGwYC7f0
アキムアキームィチが好きだ
919名前は誰も知らない:2008/07/20(日) 00:19:57 ID:P6Qv4qAr0
黒澤ってことで期待してたが白痴面白くなさすぎて吹いたwww
やっぱ小説の映画化は無理があるのかなぁ。
920名前は誰も知らない:2008/07/20(日) 00:28:40 ID:G9NyRGsLO
今カラマーゾフ読んでる工房ですがなかなか哲学チックで難しいですね。
名前と性格がごっちゃになっちゃうので何度もページを戻して読んでるんですがかなり面白いです。オトン好きw
921名前は誰も知らない:2008/07/20(日) 02:59:18 ID:5WbyWTnJ0
長大なドスト作品は登場人物メモっといたほうがいい。
悪霊で人間関係ワケワカメになった俺の得た教訓。
922名前は誰も知らない:2008/07/20(日) 23:45:47 ID:rrpvybWC0
妹がドゥーニャみたいなら良かったなぁ
お人良しで面倒見がいい親友もいるラスコリーニコフが羨ましい
  
923名前は誰も知らない:2008/07/21(月) 05:38:21 ID:JuHRGOmG0
>>919
BS2でやってたな。

黒澤のロシアものはほとんど創作だものな。
原作を忠実に再現することは考えていなさそう。
924名前は誰も知らない:2008/08/03(日) 01:48:55 ID:Z6tnAOPT0
ttp://www.47news.jp/CN/200807/CN2008073101000333.html
工藤精一郎氏死去 ロシア文学者

工藤 精一郎氏(くどう・せいいちろう=ロシア文学者、本名精一=せいいち)
9日午前6時15分、心不全のため札幌市中央区の病院で死去、86歳。福島市出身。
自宅は札幌市中央区南13条西1丁目3の20の601。
葬儀・告別式は済ませた。喪主は妻ふみ子(ふみこ)さん。

旧満州(現中国東北部)ハルビン学院卒。日本ロシア文学会会員。元関西大教授。
「戦争と平和」「罪と罰」などトルストイやドストエフスキーの作品のほか、
「ゴルバチョフ回想録」など多くの翻訳を手掛けた。

2008/07/31 13:09 【共同通信】
925名前は誰も知らない:2008/08/07(木) 02:37:57 ID:vD0gudW70
カラマー、地下室と読んだが面白くなかった・・・。
書かれてる思想の重要さはわかるんだけどな・・・。
大審問官とか地下室の前編とか・・・。
次は悪霊を読もうと思うんですが合うでしょうか?
読みにくいという話ですが後半が凄いとか聞きますので・・・。
926名前は誰も知らない:2008/08/07(木) 10:27:23 ID:97M3u/zP0
面白さを求めるなら罪と罰を読んだほうがいいです
927名前は誰も知らない:2008/08/08(金) 23:15:42 ID:UPE/LUhD0
カラマーゾフ(新訳)読了。
最後の亀山さんの解説読んだらもう一回読み直したくなった。
スメルジャコフだけじゃなくリーザまでイワンの分身とか・・・

次はなんだろ。
パチンカスだし賭博者でも読んでみようかな。
このスレではあまり話題にのぼらないが弧男的にはどうなん?
928名前は誰も知らない:2008/08/08(金) 23:34:10 ID:4r8EAm7+0
コリンウィルソンのアウトサイダーでも
ドスはブレイクに次いで上位に取り上げられていたよね

イワン頑張ったよイワン
929名前は誰も知らない:2008/08/10(日) 19:21:46 ID:iBtw8KTQ0
>>894 >>895
インテリ気取りのオナニーにしか思えん

>>905の言うとおり、ドスト読んでも、議論するよりお祈りしろ
ということでしかない。
サルトル読んだって、派遣工員の閉塞感をぶちやぶれるわけでもあるまい。

930名前は誰も知らない:2008/08/10(日) 22:39:25 ID:qXMWJVJ90
>>920
オトンは自分に正直・忠実だもんね
あれじゃ癖のある子供達が育つわw
931名前は誰も知らない:2008/08/17(日) 01:45:42 ID:8P6BGAluO
ドストエフスキー
俺も若い時分に読んでるわけだが
今ちょうど二重人格を読み終わった 昭和に刊行されたか誤訳が多いのか
素が雑なのかどうか かなり読みづらかったね まあ 俺も馬鹿なんだけど

今カラマーゾフ新訳三巻を読んでるわけだが どうも イワンの悪魔の話とかよく分からんなあ
ドストエフスキーってなんか時代背景や思想主義とか色々絡んでくるから
繰り返し読んだりそういったことを勉強しないと難しいね
932名前は誰も知らない:2008/08/17(日) 02:44:18 ID:8P6BGAluO
連投すまん

二重人格の最後 ゴリャートキン氏がキチガイとしてオルスーフェイ・イワーノヴィッチの家で迎えられ
最後の最後 外科内科のクレスチヤン・イワーノヴィッチによって連れさられる

このクレスチヤンも序盤に出てきたときと話し方や目つきが違く恐ろしい

つまり 彼も二重人格でゴリャートキン氏のように自分と正反対の人格がにじみでた、ということか?
最後のクレスチヤンのドイツ訛りがすごい怖いんだが
933名前は誰も知らない:2008/08/19(火) 19:46:11 ID:EjMqHUVF0
ドストエフスキーって人は長編小説を多作したんだがそのスタミナの源泉は何か
何時も不思議に思えてしまう。あれだけ濃密な作品を多作出来たのはやはり彼の
ギャンブル癖の賜物だろうか。男の道楽ってやつは昔から飲む、打つ、買うの
三拍子だがドスト先生は『打つ』にウエイトを置いていたのだろう。
大酒飲みの作家は幾らでもいるし、女好きも腐る程いるが(中には男好きもいる
ようだが)博打に嵌った作家ってあまりいないんじゃないかな。
934名前は誰も知らない:2008/08/20(水) 02:22:32 ID:fdMUi4AH0
二重人格は昔岩波の読んだが、俺も読みづらかったおぼえがある。
内容はほとんど憶えてない・・
935名前は誰も知らない:2008/08/26(火) 22:57:41 ID:LD87LA9e0
新訳のカラマーゾフ二巻買ってきた。一巻に比べて厚いな。
噂の大審問官とやらもあるのか。そろそろ楽しくなるかな。
936名前は誰も知らない:2008/08/26(火) 23:06:22 ID:eF5xTxG00
ロシアの小説は、登場人物の名前が憶えにくくて無理
937名前は誰も知らない:2008/08/29(金) 17:42:27 ID:rb5xPLjT0
そうだな。
トルストイの『戦争と平和』も登場人物が分かりにくいしな。
だから人物名をメモして置いて読みながらチェックした方が良いかもね。
938名前は誰も知らない:2008/08/30(土) 00:01:40 ID:sfZ9KNJF0
0000000
939名前は誰も知らない:2008/08/30(土) 00:52:12 ID:rLZ+lyTh0
ドブスと行くスキー
940名前は誰も知らない:2008/08/31(日) 05:51:33 ID:Z3Oma+180
しかし、ペテルブルクってサンクト・ペテルブルクのことでしょ?
どんな町なんだろ・・・行ってみたいなぁ
941名前は誰も知らない:2008/08/31(日) 23:07:57 ID:knoYiznL0
レテ川のほとりで絶望したい
942名前は誰も知らない:2008/09/02(火) 20:23:27 ID:NyLHkpfD0
>>940
『罪と罰』の舞台となった辺りを実際に歩き 写真と文章で紹介しているHP.別のスレで偶然見つけたので。…行ってみたくなった…
http://www.eonet.ne.jp/~nostalghia-1983/zapishite2/petersburg071.html

943名前は誰も知らない:2008/09/02(火) 20:45:56 ID:arhEJwY20
GJ
センナヤ広場が想像してたのとずいぶん違うなw
もっと狭くて人がごちゃごちゃいて埃っぽいっていうイメージがあったわ
ロシアにもストリートビューの人行ってくれないかな
944名前は誰も知らない:2008/09/02(火) 20:46:27 ID:gTk/k3LV0
>>942
サンクス
ざっとHP見てきた
この町を彼は孤独と戦いながら歩いたのか・・・と思うと余計に行きたくなった
不思議だけどなんか俺がガキの頃に見た風景に似ている
945名前は誰も知らない:2008/09/03(水) 01:27:50 ID:9mDC54Zd0
残り45
946名前は誰も知らない:2008/09/04(木) 19:09:08 ID:H+VF5khy0
読んだよ。ケータイで落とした小説版は長ったらしくて前半しか読めなかったが、
漫画版は最後までよめた。
雰囲気が初期の荒木飛呂彦っぽくていい。
947名前は誰も知らない:2008/09/04(木) 19:09:35 ID:H+VF5khy0

スマソ。「罪と罰」な
948名前は誰も知らない:2008/09/04(木) 22:29:34 ID:yIqP0CCq0
否定はしないが



漫画じゃなぁ・・・

949名前は誰も知らない:2008/09/05(金) 22:23:04 ID:rfcT1OP50
すみませんが蟹工船のスレはここですか?
950名前は誰も知らない:2008/09/07(日) 04:49:11 ID:AQjJsv860
罪と罰も新訳されるはずだけど今月だったっけ?

カラマーゾフは亀山先生の新訳で一気に読めた。面白かったよ。
951名前は誰も知らない:2008/09/07(日) 11:59:08 ID:uDrsnmiJ0
ドストスキーなこのスレの皆様に質問です。
日本文学で好きな作品(作家)を教えてください。

日本文学を読もうと思っているのですが、
何を読んでいいのかわからないので参考にさせてください。
952名前は誰も知らない:2008/09/07(日) 16:58:24 ID:vI/QRKYN0
諦観と情緒と風流さにおいて永井荷風をお勧めします。
後は露伴、漱石、花袋、安吾あたりですかね。
953名前は誰も知らない:2008/09/07(日) 17:40:13 ID:Xy1+MqzlO
あと太宰
954名前は誰も知らない:2008/09/07(日) 20:15:29 ID:UPIbeXxEO
三島は金閣寺オンリー。
955名前は誰も知らない:2008/09/08(月) 00:43:51 ID:gvK1/nXLO
八つ墓村
956名前は誰も知らない:2008/09/08(月) 10:43:17 ID:Z2gU5o/s0
夢野久作 
埴谷雄高
957名前は誰も知らない:2008/09/09(火) 06:38:46 ID:C7m3uKHH0
初ドストエフスキーでカラマー族読了しました。
130年くらい前に書かれたって事が一番おどろいた。

958名前は誰も知らない:2008/09/12(金) 02:19:25 ID:OHpAUXNk0
ラズミーヒンがどうしてもアフロで黒ぶちネガネかけてるようにしか想像できない。
何でだろう?
959名前は誰も知らない:2008/09/13(土) 02:33:05 ID:4z//9q8v0
俺もw
960名前は誰も知らない:2008/09/18(木) 00:17:23 ID:Rx+pERw00
だれかウィキペディアに「未成年」書いてくれ
961名前は誰も知らない:2008/09/18(木) 09:34:51 ID:beaXxmfq0
>>958
罪と罰5部に突入したところだが、おまいがそんな事言うから
俺もそんな想像しか出来なくなっちまったじゃねーかw
どうしてくれんだyp
以前の想像は、背が高くてかっこいいヤサ男だったのに・・・
962名前は誰も知らない:2008/09/18(木) 21:55:22 ID:vzdITJU80
文学?ふふふ、
孤独地獄はこっちの方が上だ。なにしろ実生活でやってんだから。
963名前は誰も知らない:2008/09/19(金) 09:13:36 ID:A1hOskPy0
>>962
読んだことないんだろ。
964名前は誰も知らない:2008/09/20(土) 12:40:29 ID:BVYNlCE5O
ドスト
965名前は誰も知らない:2008/09/22(月) 17:04:02 ID:70+EFRat0
罪と罰読み終わった
次はなに読もうかな
一気にカラマー行っちゃおうかな


悩むなぁ・・・
966名前は誰も知らない:2008/09/23(火) 04:33:37 ID:9DLeuDmh0
ドストエフスキーも、「地下室の手記」の主人公、つまり俺たちと同じような孤男だったんだろうか。
それとも彼は、ありとあらゆる人間描写をこなしてのける天才であって、
"地下室の住人"は多彩な人物像の中の一パターンに過ぎなかったのだろうか。どちらだったんだろう。
967名前は誰も知らない:2008/09/25(木) 16:21:08 ID:6GE7HqVm0
賭博者読了
いいね、これも
968名前は誰も知らない:2008/09/25(木) 17:44:21 ID:g3g2dd/qO
白夜
969名前は誰も知らない:2008/10/01(水) 01:11:27 ID:U6qwaWOI0
地下室の人間の一人称はやっぱり僕だよな
光文社の俺ってのは合わないと思う。

しかし、売春婦リーザとのラストの会話とその後の
高められた苦悩と〜とかの部分はウルッときて良いなぁ
970名前は誰も知らない:2008/10/01(水) 06:32:43 ID:yp6wIaYL0
永遠の夫読了

次はいよいよカラマーに行こうと思う
971名前は誰も知らない:2008/10/04(土) 15:55:11 ID:i7EHvH7E0
カラマーゾフか…此方も久し振りに読むかな
972名前は誰も知らない
亀山「罪と罰」発売∩(゚∀゚∩)age