1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
何でもいい
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/26(土) 17:44:06 ID:PW4spFVhO
知らんがなそんなの
3 :
9 ◆Jxu266exoc :2005/11/26(土) 17:47:59 ID:CcJwBoEVO
|ー`).。o(阿刀田 高の著作本など良いかも。
ブラック・ジョ―ク好きなら、是非
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/26(土) 18:01:18 ID:fJdnSVRo0
絲山秋子「ニート」、「イッツオンリートーク」
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/26(土) 19:50:51 ID:nvnkLge40
ドストエフスキー「地下室の手記」
だまされたと思って読んでみ。
オマイラのことが書いてあるぜwww
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/26(土) 20:08:39 ID:FJ8r+vKL0
ドストエフスキーなら「白夜」もお勧め
特に最後なんか…orz
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/26(土) 21:41:03 ID:/6/mhj9T0
太宰治の「人間失格」
俺は全く共感できなかったけど
共感できる人もいるんじゃないだろか
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/26(土) 21:42:49 ID:CbEkPFFv0
んー。
三田誠広の「いちご同盟」もしくは「高校時代」。
主人公(実は作者本人)がネガで共感できる。
スティーブンキングが好き
クリスティーンとかペットセメタリーとか面白いよ
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/26(土) 21:48:52 ID:pgaf6OCIO
貴志祐介著「クリムゾンの迷宮」
ちなみに角川ホラー文庫ね
( ^ω^)おもすれーお
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/26(土) 23:48:04 ID:ouANZlVn0
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/26(土) 23:57:10 ID:wDyeqKnA0
老人と海
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/27(日) 00:02:25 ID:uwn9qxoB0
司馬遼太郎「竜馬が行く」
まずこれから始めれ
14 :
一:2005/11/27(日) 01:18:58 ID:c7Fsr/ez0
乙一全般
15 :
風化風葬 ◆IN4pKXSPlQ :2005/11/27(日) 01:48:01 ID:7P5ZRMOOO
乙一は小生日記が最高
笠井 潔
『バイバイ、エンジェル』 創元推理文庫
『サマー・アポカリプス』 創元推理文庫
『薔薇の女』 創元推理文庫
『哲学者の密室』 創元推理文庫
『オイディプス症候群』 光文社
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/27(日) 07:09:48 ID:M4X/oFVJO
村上春樹「風の歌を聴け」
どう捉えるかは自由
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/27(日) 08:19:06 ID:gG65EMEz0
陳瞬臣「小説十八史略」
>8
いちご同盟懐かしい。教科書に載ってたな。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/27(日) 11:08:53 ID:dQaAQ4Xf0
安部公房「方舟さくら丸」
これでおもいっきり笑ってくれ。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/27(日) 14:41:58 ID:h8eQAkoCO
川端靖成の雪国
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/11/27(日) 16:44:30 ID:zX+Vqo4G0
三島とかどうなん?
>>22 > 三島とかどうなん?
『英霊の声』はいい。2.26事件と終戦時の昭和天皇の言動を批判している。
『仮面の告白』はいいと思わないが
文学通の人は読んでいるから話を合わせるためには読んだ方がいいかも。
『豊穣の海』は第1巻『春の雪』第2巻『奔馬』はいい。
第3巻、第4巻はあまりいいと思わない。
漫画でも良ければ、
吾妻ひでおの「失踪日記」。
ホームレスから食べ物を盗んで食いつないだり、
アル中になって精神病院に入院したり。
全て実話。
これも漫画だが
つげ義春の作品全般
個人的には無能の人がお勧め
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2005/12/01(木) 15:26:19 ID:LvTGW+8VO
大槻ケンヂの「グミ・チョコレート・パイン」
滝本竜彦「ネガティブ・ハッピー・チェーンソー・エッジ」
開高健「夏の闇」
椎名誠 「麦の道」
なんだか最後は胸がつまって泣けた
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 17:18:00 ID:cUspKGIP0
花村萬月「たびを」、面白かったよ。
スーパーカブで日本一周する話だけどお薦め。
31 :
風化風葬 ◆IN4pKXSPlQ :2006/01/02(月) 17:27:19 ID:O8vGU0WRO
角川ホラー文庫なら中井拓志はお勧め
「地虫鳴く」って読んだ奴いる?
安部のキャラが俺とかぶる…
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 18:28:04 ID:8+cAIMbMO
伊坂幸太郎「ラッシュライフ」
同「重力ピエロ」
読みやすい作家さんです
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 18:30:56 ID:XZFDUereO
重松清
『疾走』
柴田翔オススメ。
「されど われらが日々―」なんて、とってもネガティブだよ。
『それは無意味な時間潰しであった。しかし、私たちのすることで、
何か時間潰し以外のことがあるだろうか』
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 20:13:49 ID:kMlwGZPSO
無難なとこだが
ドストエフスキーの罪と罰とかどうよ
漫画だと暇な時はJOJOだな
森博嗣「すべてがFになる」
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 21:22:30 ID:6TP+a/kO0
極大射程 作者は忘れた
封神演義がけっこうおもしろかった。
>>38 J・C・ポロックじゃないか?
たしかハヤカワ文庫。
個人的には、つげ義春がおすすめだ。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 23:11:03 ID:j7WMwyTBO
ラヴクラフト。
『ダンウィッチの怪』強烈。
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 23:33:54 ID:JbolWw6w0
リリーフランキーの東京タワーマジ泣けるよオススメ
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/03(火) 13:43:51 ID:ve0jOFyz0
花村萬月「たびを」、面白かったよ。
19歳の男が、カブで日本一周する話しだけど最後は泣けた。
でも、いたる所で女に出会って親切にしてもらって、実際そんなにモテないだろと。
この小説、1000ページと、普通の単行本の3冊分くらいあるけど2日半で読めた。
どうせ暇だから。
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/03(火) 13:48:22 ID:OjB6N5oU0
はやみね かおるなんかどうよ?面白いゼ(*´∀`)b
45 :
あああい:2006/01/03(火) 13:51:19 ID:epEd3kiO0
小説じゃないけど宝島かどっつかからでてる日本の黒幕とかいう本、、、おれも、にほんうごかしてぇ一人だけど
村上龍の作品ですが・・・お勧めします。
・5分後の世界
・イン・ザ・ミソスープ
・希望の国のエクソダス
・最後の家族
・半島を出よ
長くなった。スマソ。
漫画なら
『沈黙の艦隊』『ジパング』かわぐちかいじ(講談社)
完成度は『沈黙』の方が高いが完全すぎて突っ込み所が無い。
『ジパング』は登場人物の敵対、信頼関係が複雑なので面白い。
『カバチタレ!』東風孝広/田島隆(講談社)
ビンボーな庶民の悲惨な生活の実態を知るためにいい漫画。
本当は国会議員、首長、公務員、裁判官に読んで欲しい。
ほか、藤子・F・不二雄のSF短編。
これは少年誌ではなく青年誌に連載されたものらしい。
直接な視覚描写はないが2人で宇宙船に乗って長距離旅行すると
食料が無いのでどちらかが、相手の食料となるという話がある。
小説なら
北村薫の「円紫さんと私」シリーズ
『空飛ぶ馬』創元推理文庫
『夜の蝉』創元推理文庫
『秋の花』創元推理文庫
『六の宮の姫君』創元推理文庫
『朝霧』創元推理文庫
落語家の円紫さんと私(名前は出てこない。
女子大生だがストーリーの途中で出版社に就職する)
基本的に人が死なない推理小説(『秋の花』では死者が出る)。
日常のちょっとした不思議な現象の謎を解く。
小学校の校長が本屋でエロ本をしかも大量に買うというのを耳にした「私」が
円紫さんにその話をすると彼は「その方に〇〇〇〇〇〇はいらっしゃいませんか?」と尋ねると言った話。
時間を扱った設定のみSFのシリーズも面白い。
『スキップ』(新潮文庫) 『タ−ン』(新潮文庫) 『リセット』(新潮文庫)
SF
月は無慈悲な夜の女王
夏への扉
海底2万マイル
他
罪と罰
異邦人
有名所だけどマジお勧め
49 :
名無し投票中:2006/01/23(月) 20:17:52 ID:qQbuXrQE0
「地虫鳴く」読んだ! 今頃、すまん32。
ガーンと来た。阿部の不甲斐なさとか焦りが自分と似ててしみた。
2005年ベスト。
50 :
名無し投票中:2006/01/25(水) 06:06:04 ID:D8Xnjya60
異邦人はなんだかよくわからなかった・・・
51 :
名無し投票中:2006/01/25(水) 21:20:00 ID:aeGpoH2h0
昔、花村萬月の「鬱」読んだら本当にウツな気分になったw
俺はどこいくにしても、いっつも独りだぜ。
52 :
名無し投票中:2006/01/25(水) 21:30:09 ID:AZuN+ucj0
原田宗典の「19、20」
いいよ
大学生がエロ本配達のバイトして、そこにいた年上の事務員とセクス
して性病写される話
53 :
名無し投票中:2006/01/25(水) 21:31:11 ID:eBQylRvP0
遠藤周作「さらば夏の光よ」
54 :
名無し投票中:2006/01/25(水) 21:48:30 ID:T/+oJE420
藤沢周平『風の果て』
どうしても逃れきれない運命が切ない…
55 :
名無し投票中:2006/01/25(水) 23:19:35 ID:yqD10VoZ0
星新一「明治・父・アメリカ。」
ポジに生きられるって羨ましい・・
56 :
名無し投票中:2006/01/26(木) 02:03:29 ID:06HRICIlO
横山秀夫あたり
・半落ち
・臨場
・出口のない海
・震度0
・動機
57 :
名無し投票中:2006/01/26(木) 10:07:14 ID:K77mEAOV0
村上春樹「羊をめぐる冒険」 …東京でいろいろありながら暮らしているけど、ふと思うと友達いなかったなあ、って思うところがクールでいい
サルトル「嘔吐」 …毎日通う図書館で遭う顔見知りぐらいしか知人らしい人がいない主人公。静かでいい雰囲気。
ニーチェ「ツァラトゥストラ」 …最強の孤独者。共感できる人はまずいないだろうが、ガッツをもらえる
高橋三千綱「怒れど 犬」 …超マイナーなので本を見つけるのが困難だろうが、空しすぎる人生観が嫌になってくる
柴田翔「されどわれらが日々」 …ガイシュツだけど俺もいいと思う
庄司薫「赤頭巾ちゃん気を付けて」 …60年代ぐらいの青春小説で今は読む人少ないと思うけど、なんとなく孤独な人が好きそうな雰囲気があると思う
58 :
名無し投票中:2006/01/26(木) 12:07:41 ID:OQQ3jVNg0
村上春樹 ノルウェイの森
59 :
名無し投票中:2006/01/27(金) 03:54:44 ID:hLqTSkE50
村上春樹の小説の主人公は女の子にはもてるけど男の友人がいないといった
感じが多いな。俺も会社の上司に「村上春樹の小説に出てくる人間みたい」と
嫌味をいわれたことがある。ちなみに28歳童貞で、もてたことは一度もないし
独りでいるのが一番好きだな・・・
60 :
名無し投票中:2006/01/27(金) 10:48:57 ID:H+FidmU80
>>59 俺、そう言われたら
嫌味でもちょっとうれしいな
61 :
名無し投票中:2006/01/27(金) 12:18:32 ID:Kjuv2GFl0
村上春樹の小説嫌いじゃないしむしろ好きだけど。
主人公はみんな孤独系で他者と上手く接する事ができないのに、
セックスだけは事足りないのが不思議…。
62 :
名無し投票中:2006/01/27(金) 16:04:42 ID:454M6rqyO
白夜行
63 :
名無し投票中:2006/01/27(金) 20:11:43 ID:hpLbIBHe0
なんで、これが出ないのか
「木枯し紋次郎」
64 :
名無し投票中:2006/01/27(金) 20:14:10 ID:rojRp87D0
遠藤周作 深い河 人の生と死を考えさせられる・・
65 :
名無し投票中:2006/01/27(金) 23:53:24 ID:CGBbkn7w0
「草の花」 福永武彦
男に惚れて、その愛に破れ、その妹に惚れて、その愛に破れ、
サナトリアムで、無謀な手術を受けて自殺する男の話。
所謂、孤独。
66 :
名無し投票中:2006/01/28(土) 00:47:28 ID:VMWpp3AQO
村上春樹『海辺のカフカ』
67 :
名無し投票中:2006/01/28(土) 01:39:48 ID:fafHMSzuO
村上春樹 『蛍』
68 :
名無し投票中:2006/01/28(土) 01:42:44 ID:aNy6hDrE0
既出だけど
リリー・フランキー『東京タワー』
後は、だいぶ昔でしかもライトノベルだけど
高畑 京一郎のタイムリープとクリス・クロスかな
有名所で、亡国のイージス。
よかったら読んでみてくれ。
69 :
名無し投票中:2006/01/28(土) 02:17:01 ID:E9ylZyPL0
70 :
名無し投票中:2006/01/29(日) 22:29:26 ID:oYk/vBJ60
児童文学だけど
バッテリーの原田巧
原田の場合は孤独というより
孤高の少年かなあ・・・
71 :
ペス:2006/01/29(日) 22:41:59 ID:jhuc255q0
4TEEN
これ読んだけどなかなかいかったよ。
あとIWGPシリーズ。
石田衣良がすきやねん。
72 :
名無し投票中:2006/01/30(月) 07:43:36 ID:COQ+TdLNO
作者忘れてたけど「ハサミ男」
孤独なブサ男がでてくる
・・・が
73 :
名無し投票中:2006/01/31(火) 11:35:43 ID:in4OHdfJ0
「夜の樹」 トルーマン・カポーティ(短編集)
「ティファニーで朝食を」が有名なカポーティだけど、この短編集は暗い話ばかり
特に「最後の扉を閉めて」はまるで自分のことを言われているよう
74 :
名無し投票中:2006/02/05(日) 12:30:13 ID:4I1izOrw0
村上 龍 「愛と幻想のファシズム」
75 :
名無し投票中:2006/02/05(日) 12:36:01 ID:v9Uid7OL0
オイオイお前ら、「ライ麦畑でつかまえて」はどうした? 当然野崎の訳の方な。
76 :
名無し投票中:2006/02/05(日) 12:56:20 ID:wQmLrRQ40
村山由佳 おいしいコーヒーのいれ方
77 :
名無し投票中:2006/02/05(日) 13:24:30 ID:w1eBAU780
町田康の『告白』。
読み応えありますよ。
78 :
名無し投票中:2006/02/06(月) 15:04:40 ID:IcqRD1yEO
大石圭の「死者の体温」弧男的殺人鬼の淡々とした生活…すごいよ…。
79 :
名無し投票中:2006/02/07(火) 09:11:42 ID:HghmvKrpO
雫井修介「火の粉」
これに出てくる武内って男も孤独なやつ
孤独ってことに気付いていない厄介なやつ
40万部のベストセラー『嫌韓流』の第2弾
『嫌韓流2』発売中
意外とおもしれーぞ
西澤保彦「七回死んだ男」
貴志祐介「クリムゾンの迷宮」
殊能将之「ハサミ男」
乙一「暗いところで待ち合わせ」
森博嗣「そして二人だけになった」
82 :
名前は誰も知らない:2006/04/03(月) 17:37:22 ID:oEY+uRAm0
新堂冬樹「黒い太陽」
キャバクラの内幕を書いた小説だけど、結構楽しめた。
通ってる奴には、読んでみろと言いたい、もう行くの嫌になるかもな。
83 :
名前は誰も知らない:2006/04/03(月) 19:29:16 ID:qAKJeE+1O
リチャード・モーガン
「オルタード・カーボン」
サイバーパンク&ハードボイルド好きならお勧め
弧男はノワールの夢をみるか?
>>81 ハサミ男は随分前に読んだけど
オチが予想どうりだった
なぜ誰もここに疑問をもたないの?って思いながら読んでたなぁ
ドラマ化されたって噂も聞いたけど、嘘やろ?って感じ
医師はともかく主人公(犯人)の声はどうしたんだろう?
このスレ見るんじゃなかったな・・・
ハサミ男まだ読んでないのに、ミス板と勘違いしてメール欄ネタバレした池沼のおかげで実に不愉快だ
86 :
名前は誰も知らない:2006/04/03(月) 20:34:41 ID:imi8Z4og0
ガルシア・マルケス 「百年の孤独」
87 :
名前は誰も知らない:2006/04/03(月) 20:40:46 ID:Q+FXc3x50
村上春樹 ねじまき鳥クロニクル
これが彼の最高傑作長編じゃないかなあ。
つNHKによろしく
京極夏彦「絡新婦の理」
封神演技
91 :
民族派見習青年:2006/04/05(水) 01:14:58 ID:ie9N2OJG0
五條瑛氏、古処誠二氏、打海文三氏。この三人の書いたものに駄作はないと
思います。全部読んだわけではありませんが。
>>45 『黒幕列伝』ですね。私も読みました。今も手元にあります。内容の割には
安かったですね。私も黒幕には惹かれるところが大きいのですが、私はとて
もなれそうにありません。
京極夏彦[百器徒然袋-風]
>>52 全く読みたくなくなる説明にワラタ。
原田宗則、青春小説多いですね。
ナギケイシいいよ。
直木賞取ったやつなんか話のまとまり方がスゴク綺麗だったよ。
たぶん「ダイアモンドダスト」ていうタイトル。
ナギケイシと出身高校が同じだ。
よみましたよ、ダイアモンドダスト。
読みやすいし、おすすめ。
BOOKOFFでかったんだけどね。
95 :
名前は誰も知らない:2006/04/08(土) 03:26:26 ID:YF8KurYe0
既出かもしれないが
カフカ「変身」これ原点。
96 :
名前は誰も知らない:2006/04/08(土) 09:08:22 ID:V9W/tiSxO
氷室冴子著
「海が聞こえる」
これ、おすすめです。読んだことある人いるかな?
『深夜特急』 沢木耕太郎
「電波少年」の猿岩石から始まる一連のヤラセヒッチハイクの
元ネタらしい。ノンフィクションとフィクションが合わせてあると思われるので
いちおう小説の類にも入ると思う。
新潮文庫から1巻から5巻まで出ている。
>>96 ジブリの?
>>97 六巻までな
とゆうかウソだったのか深夜特急て
凹んだわ〜
ここに書いてあるやつ、とりあえず読んでみるわね
99 :
名前は誰も知らない:2006/04/11(火) 13:46:01 ID:4HOBiWHfO
フィン作 パパス画
「アンナの小さな神さま」
(原題:MISTER GOD,THIS IS ANNA)
たまには ああ!って言わされてみよう
100 :
名前は誰も知らない:2006/04/11(火) 15:06:51 ID:ZE7RszhZ0
中原昌也
「闘う意志なし、しかし、殺したい」
サリンジャーのキャッチャー イン ザ ライは既出?
かなり好み
>>75で出てたかorz
じゃあ浅田次郎の「蒼穹の昴」
高校時代に読んで、感動した
103 :
名前は誰も知らない:2006/04/11(火) 19:27:03 ID:U5lVNbGP0
これってネト小説でもいいのか?
104 :
名前は誰も知らない:2006/04/11(火) 19:30:15 ID:D4iR2QwD0
いいよ
105 :
名前は誰も知らない:2006/04/11(火) 19:40:11 ID:1Q8Nr9FvO
シャーロックホームズ
ヤツの洞察力と推理力を越えるヤツはいない。
一緒に推理してみろ。
エドガー・ポーのモルグ街の殺人の
デュパンも凄いけど、ポーは難しいってか読みづらい。
106 :
名前は誰も知らない:2006/04/11(火) 21:24:55 ID:04a6s4R/O
ライ麦畑でつかまえて
107 :
名前は誰も知らない:2006/04/11(火) 21:34:26 ID:5UZPOc7Q0
パイモミ畑でハメ倒させて
新田次郎「孤高の人」
山岳小説なので山好きにお薦め
109 :
名前は誰も知らない:2006/04/12(水) 00:40:29 ID:9i4n10xv0
>>105 ポーの怪奇小説読んだけどめちゃくちゃ読みづらい
110 :
名前は誰も知らない:2006/04/12(水) 01:55:27 ID:uVZ2e68eO
萩原朔太郎の猫町
私が書いている小説もどきもいつかはこのスレでお勧め小説として紹介され
る日が来るかもしれません。それを目標にがんばります。
既出ではないと思うので、三島由紀夫先生の『英霊の声』。これは物凄い迫
力です。筆力です。圧倒されます。
遠藤周作 「口笛を吹く時」
沢井鯨 DOD
PIP
大沢在昌 眠たい奴ら
BDT
黒武洋 そして粛清の扉を
羽田圭介 黒冷水
渡辺浩弐 アンドロメディア
乙一は読んだことない人は一度読んであのせつなさを味わってほしい
大沢在昌の刑事モノはやっぱ面白いね
知名度低いけど沢井鯨は弧男向きだと思うかなりサバイバル
渡辺浩弐はコンピューター好きにはたまらないね
…と語る相手もいないので思いっきりここで語らせてもらいました
115 :
民族派見習青年:2006/04/13(木) 23:36:46 ID:W8vanSEf0
>>114 >沢井鯨 DOD
PIP
>知名度低いけど沢井鯨は弧男向きだと思うかなりサバイバル
昔は本屋で平積みにされていましたね。今はあんまり見かけないような。そ
んなに面白かったですか? もっと詳しく教えてもらえませんか? ネタバ
レにならない程度で。
坊っちゃんとか
117 :
名前は誰も知らない:2006/04/14(金) 00:50:45 ID:FIusmmG20
梶尾真治の「クロノス・ジョウンターの伝説」
映画は糞だったが、原作はかなり良い。
118 :
名前は誰も知らない:2006/04/14(金) 12:39:26 ID:gbeBZfV10
今野敏
殊能将之
>>117カジシンはいいよな。サラマンドラ殲滅が好きだ。
貫井徳郎の慟哭とか。…最近本読まなくなったな。
120 :
名前は誰も知らない:2006/04/15(土) 14:53:27 ID:hWAxkGG80
>>115 内容的には主人公が海外で壮絶な体験をする感じですね
2話とも著者が自分で経験したことを元ネタに書いてあったような
121 :
名前は誰も知らない:2006/04/15(土) 15:01:51 ID:j4NLrzbB0
我孫子武丸の『殺戮に至る病』
最後の一行で全てがひっくり返る作品。
あんなに衝撃を受けた小説はあれが初めて。
122 :
民族派見習青年:2006/04/15(土) 15:41:13 ID:whuCrS0z0
バトルロワイヤルはどうでしょう? まだ出てきていないみたいですが。
>>120 御教授感謝致します。実体験が元ネタですか。面白そうですね。
123 :
名前は誰も知らない:2006/04/15(土) 22:01:15 ID:hWAxkGG80
>>122 おもしろいっすよ
んでバトルロワイヤル好きなら上にも書いたけど
そして粛清の扉をってやつが楽しめると思います
簡単に説明すると教師が自分の生徒を殺してく話です
これまた面白い
124 :
民族派見習青年:2006/04/15(土) 22:27:15 ID:H5EwOBth0
>>123 御教授感謝致します。黒武洋氏ですね。覚えておきます。
125 :
名前は誰も知らない:2006/04/15(土) 22:31:32 ID:odXLguY40
ムーミン 対岸の彼女
>>121 我孫子武丸の作品の中であれだけ異質だよな。
あんな猟奇的な話を書く作家だとは思わなかった。
127 :
民族派見習青年:2006/04/16(日) 00:19:27 ID:XKNXXnRi0
>>119 貫井徳郎氏なら『修羅の終わり』読みました。面白かったです。貫井氏も孤
男向けかもしれません。好みが別れる作家、ですかね。
128 :
名前は誰も知らない:2006/04/16(日) 09:20:02 ID:EEBIdEb5O
>>123かなり衝撃だったよな…。俺は主人公を女王の教室のマヤに脳内変換して読んでいた…。
129 :
民族派見習青年:2006/04/16(日) 12:53:27 ID:WkW2SzBw0
まだ出てないと思うので、辻仁成の『ピアニシモ』。確か、直木賞だか芥
川だが、受賞していたはずです。
>>128 それは興味深いですね。マヤが主人公ですか。
大崎善生 「パイロットフィッシュ」 「アジアンタムブルー」
なんか寂しくて静かな感じが好き。
131 :
名前は誰も知らない:2006/04/16(日) 21:00:34 ID:KB35GIiC0
劇団一人の「陰日向に咲く」はいいよ。
もの書く才能持ってるよ。俺が言うのも何だけど。
笑えるんだけど、切ない。その切なさに共感。
分かるよ、その感じ。思わず顔がほころぶ。心がチクリと痛い。
そんな小説です。
ダニエル・キイス 「アルジャーノンに花束を」
物語中盤の主人公の心理が弧男っぽい
そして最後は泣ける…
133 :
民族派見習青年:2006/04/20(木) 18:30:25 ID:JpMJOV/x0
134 :
民族派見習青年:2006/04/25(火) 20:24:59 ID:9KPMpTPl0
保守あげです。
135 :
名前は誰も知らない:2006/05/01(月) 02:50:12 ID:fmrevG430
最近読んだんだけど、貴志裕介の天使の囀り
貴志の本は全部制覇したんだけど これが断トツで面白い
月十冊ペースで読んでるけど今年読んだ中で一番
これ見て気になったら読んでほしい ではでは
136 :
名前は誰も知らない:2006/05/01(月) 07:17:20 ID:2t3ROVKMO
重松清「疾走」
疾走…色々な意味で忘れられない。
多分誰も書かないので別役実。この人の童話はどれも
陰気で湿度が高い。眠り島辺りは孤男的だと
最近再読して思った
ナイトヘッド
139 :
名前は誰も知らない:2006/05/30(火) 21:10:17 ID:GyrRdsAy0
ドストエフスキー 「罪と罰」
引き篭もりの孤男大学生が、自分をナポレオンのような天才だという妄想して、
老婆を殺しちゃうお話だよ。
ご飯食べるのももどかしいくらい面白いよ。
徹夜して、学校休んで読みふけった・・・(10年位前に orz)
140 :
名前は誰も知らない:2006/06/01(木) 21:25:39 ID:zpdJNCxxO
中上健次の「岬」 逃れられない血縁の中で殺人や近親相姦が…
>>135 それに孤独なアニオタが出て来るよね
孤独なアニオタはよんでみるといいかも
142 :
名前は誰も知らない:2006/06/03(土) 00:08:37 ID:cKFyqOA10
大江健三郎
「見る前に跳べ」
「共同生活」
「セヴンティーン」
143 :
名前は誰も知らない:2006/06/03(土) 02:25:09 ID:FONnAsSr0
吉村昭の「漂流」
ブックオフで100円
144 :
名前は誰も知らない:2006/06/03(土) 03:00:12 ID:FEU5QCy6O
赤川次郎全般
乙一だな
146 :
名前は誰も知らない:2006/06/03(土) 05:11:01 ID:e3BT5MBOO
乙一の「死にぞこないの青」は名作だとおもう。
>>146 (・∀・)人(・∀・)ナカーマ
俺もそう思うよ
個人的にはZOOも気に入ってる
148 :
名前は誰も知らない:2006/06/03(土) 05:32:13 ID:Z6mN8TaI0
絶望の世界
って書こうと思ったけどガイシュツか。
あれはいいよ。
ドグラ・マグラ
150 :
名前は誰も知らない:2006/06/14(水) 21:53:32 ID:j6UhcC51O
孤独な男ならハードボイルド小説。
レイモンドチャンドラーとかおすすめ
151 :
名前は誰も知らない:2006/06/14(水) 22:28:22 ID:47aKcFh90
奥田英朗『最悪』
タイトル通り読後感が最悪でした・・・。
一気に読んだ後はぐったりしてすっきり寝れるけどねw
152 :
名前は誰も知らない:2006/06/14(水) 22:33:30 ID:PMbLecbS0
太宰の人間失格
斜陽
こころ
154 :
名前は誰も知らない:2006/06/14(水) 22:54:05 ID:YSrciOen0
人間失格はよいね、心をグヮシっと掴まれたわ
155 :
名前は誰も知らない:2006/06/14(水) 22:55:11 ID:PMbLecbS0
あれはよすぎたな。読み終わってしばらく放心状態だった
156 :
名前は誰も知らない:2006/06/14(水) 23:08:32 ID:gQb1o1CF0
おいおいオマイラ最強の孤男小説が出てねぇでねえか
夏目漱石『行人』
これを忘れちゃいけねえよ
あと、行人つながりで柄谷行人の初期の本
『畏怖する人間』『意味という病』
もおすすめよ 小説じゃないけどね
戯言シリーズ…てラノベだが。
主人公が自分を人間の欠陥品だとか言ってるあたりがいい。
出版されてそこそこ売れる小説を書いてるような人に、本当に孤独やら俺みたいのが考えてることやらが分かるわけないとか思わないでもないし、
こんな小説の主人公だから当たり前だが実際それほど孤独ではないあたりは少々いらつくが、この主人公の考えには共感できる部分が多い。
面白そうな小説だね、主人公の名前は?
159 :
名前は誰も知らない:2006/07/09(日) 11:15:10 ID:NKmrpkQsO
映画『オールドボーイ』をノベルス化した大石圭の小説。
主人公だけでなく、脇役や敵の心理描写も細かい…。特に序盤で主人公が監禁され、人間としての心を序々に失っていく描写は秀逸…。大石圭の作品は常に孤独感を描いているのでお薦め!
160 :
名前は誰も知らない:2006/07/09(日) 14:51:30 ID:oYb9hACE0
ドストエフスキー「白痴」
主人公のナイーブなところがいいんだな。
161 :
名前は誰も知らない:2006/07/09(日) 15:45:46 ID:lQQrhkRlO
中上健次
「十九才の地図」
配達のバイトをしてる孤独な浪人生が嫌いな住人を地図上に×印をつけて殺そうとする話
162 :
名前は誰も知らない:2006/07/09(日) 17:38:40 ID:JtWuD73RO
中上だったら「枯木灘」は外せないよね。
163 :
名前は誰も知らない:2006/07/09(日) 17:45:56 ID:lQQrhkRlO
枯木灘はいきなりはオススメできないなぁ
初期の短編から入ると中上の面白さがわかる
164 :
名前は誰も知らない:2006/07/09(日) 20:05:19 ID:JtWuD73RO
「浄徳寺ツアー」とかいいよね
165 :
名前は誰も知らない:2006/07/09(日) 20:58:53 ID:yV6um71QO
東野圭二「さまよう刃」
物凄い考えさせられる、奥深い物語…
切ないでつ(´;ω;`)
今俺は、中原みすず「初恋」(リトルモア)を読んでまつ。
映画も観ますた。
切ないなぁ・・
俺60年代じゃなくて70年代だけど。
168 :
名前は誰も知らない:2006/07/11(火) 19:33:11 ID:qfnzjFRSO
ピアニシモだっけ
まぁおもんないかも
主人公は孤独
169 :
名前は誰も知らない:2006/07/11(火) 19:39:34 ID:qfnzjFRSO
アガサの「そして誰もいなくなった」も読んだ
なんか孤独を感じた
170 :
名前は誰も知らない:2006/07/11(火) 19:57:28 ID:qfnzjFRSO
読みたいけど死にたくなりそうな作品ばかりだな…
孤独で鬱だから気楽に読めるもののほうがいいな
ラノベにでも手を出してみるかな・・・
172 :
名前は誰も知らない:2006/07/11(火) 20:52:29 ID:f9Wu7Ys40
「スノードーム」
ここの板いるなら読むべきだな。見事な孤男の哀しい話。
173 :
名前は誰も知らない:2006/07/12(水) 14:39:17 ID:Op1QU8U+0
「老人と海」最高
日日日(あきら)の『ちーちゃんは悠久の向こう』
どう見ても林田さんにやられてます。本当にありがとうございました。
175 :
名前は誰も知らない:2006/07/12(水) 17:23:36 ID:HhalwA+o0
吉村昭『仮釈放』
主人公よりましかなぁって思える。
名前出てそうで出てないので
C.ブコウスキ-の短編
中年孤男 アル中一歩手前 職転々 競馬狂
くだらない笑い話、ひどすぎる下ネタも結構あるけど、この板の皆さんなら共感できるところが多いと思う
177 :
名前は誰も知らない:2006/07/13(木) 02:21:09 ID:wGrQBrC0O
高橋源一郎
「性交と恋愛にまつわるいくつかの物語」
タイトルと中身とのギャップが…狐男是非オススメ
世界の中心で愛をさけぶが文庫になったので買ってみようか
それともやめたほうがいいか
今ドストエフスキーの『地下室の手記』を読んでるんだけど
これはヤバい
主人公のアレさに思い当たる節がありすぎてなんとも言えない気分になる
180 :
157:2006/07/14(金) 12:37:01 ID:o6zj3G71O
このスレ急に伸びだしたな。おじさんびっくり。
>>158 2週間ぶりのレスに即座に反応がくるとは思わなかったよ。
主人公は「他人に本名を教えた事が一度しかないのを誇りに思ってる」とか言ってて、このシリーズ9巻あるけどニックネームとヒントがちらほら出る程度で、最後まで本名は出てこないらしい。
今まだ三巻だけど、ぼくを本名で呼んで生きている奴は誰もいない…だって。
181 :
名前は誰も知らない:2006/07/14(金) 12:53:17 ID:ADUdXsHnO
最高に鬱になる本で読書感想文書こうと思うだけど何がいい?
182 :
名前は誰も知らない:2006/07/14(金) 21:22:03 ID:CExHhCkL0
>>179 健全な人が読めば悪い影響を与えそうだが、
主人公に似ている奴が読めば、自分を見ているようで気が重くなる・・・・・・。
中島らも
アル中でラリ中だったけど、芯は内向的で弧尾にもいいと思う
カミュの「異邦人」。
不条理なところが好きだ。
185 :
名前は誰も知らない:2006/07/16(日) 04:04:29 ID:Suja19ML0
定番だが「ライ麦畑でつかまえて」
攻殻の影響で読み始めたが
引き込ませる力がある
孤男必読の書
186 :
名前は誰も知らない:2006/07/16(日) 07:12:51 ID:0FEVXjlqO
司馬遼太郎著「燃えよ剣」。史上最強の殺戮集団、新撰組、を作り上げた鬼の副長土方歳三の壮絶な人生と静かな恋を描いた時代小説の傑作。「故郷忘じがたく候」「坂の上の雲」「花神」なんかもお勧め。
187 :
名前は誰も知らない:2006/07/16(日) 07:14:53 ID:T+7jyjT80
なんか旅するのでいいのない?
上にあったカブで旅するやつは読んでみようかな
西原理恵子+勝谷誠彦の鳥頭紀行ジャングル編。値段の割に字が少なくて密度は薄いが
ひまつぶしにはなる。
空の境界
>>180 西尾維新という人ですね?読んでみます。
>>190 クビツリ、クビシメ辺りはラノベちっくな軽いミステリくらいで
残りはラノベ、おまけでミステリくらいだから軽く立ち読みしてからの方がいい
文章が多少クドいんで嫌いな人はダレる点にも注意
ごめん
×クビシメ
×クビキリ
193 :
名前は誰も知らない:2006/07/17(月) 14:23:01 ID:/R5TbY2d0
安部公房の「方舟さくら丸」とか「箱男」とか「他人の顔」あたりはかなり来ると思うが
高校時代からの自分のバイブルだ
194 :
名前は誰も知らない:2006/07/19(水) 23:23:00 ID:LI0ZvE5Y0
『人間そっくり』、『壁』もよい。
195 :
名前は誰も知らない:2006/07/19(水) 23:42:10 ID:c33dcnyR0
安部公房なら「密会」も好きだな。
野坂昭如「骨餓身峠死人葛」がまだ出てないようなのでage
グロいのだが読後感は不思議な透明感に包まれる。
196 :
名前は誰も知らない:2006/07/20(木) 00:21:18 ID:xmkWeN6uO
吉本ばなな「イルカ」
197 :
名前は誰も知らない:2006/07/20(木) 00:40:41 ID:fHbAo/gt0
筒井康隆「乗り越し駅の刑罰」
ホラーだし鬱になるしすげー気分悪くなる
198 :
名前は誰も知らない:2006/07/20(木) 00:49:25 ID:OVIouk5l0
大石圭の、
「死人を恋う」「アンダーユアベッド」
奥田英朗の『最悪』って小説に、病的なまでに引っ込み思案で、友達すらいないって男の子が出てくるね。
工場で働いてて、主人公に「休みの日はなにしてるんだ?」とか聞かれて、
「高校のときの友達と遊んでます」とか言うのね。
それを主人公は「嘘だ」と見抜いてる。
そこを主人公の妻が「○○くんは家でビデオ見たりするのが好きなのよ」
とフォロー入れるあたりまぁ…泣けた。
ツンデレ小説で面白いのない?
>>78,
>>198 大石圭の主人公は、孤男だが、楽しみがあっていいよね。
最近マンネリだけど。
町田康のくっすん大黒
町田康なら、人間の屑が好きだな。あと告白。
205 :
名前は誰も知らない:2006/08/15(火) 21:08:44 ID:hx85sQK50
小野不由美『月の影 影の海』
俺孤独だとか思ってる奴に読んで欲しい
sage忘れスマソ
207 :
名前は誰も知らない:2006/08/15(火) 21:19:54 ID:BUT0o6Ll0
高橋克彦読んだんだが
おすすめしない
吉川英治/三国志
無職になって時間が溢れるほどできたので読んでみた。
なかなかおもしろかった。
もちろん、ブックオフで¥100ね。
>>208 吉川英治は三国志だけ良いな。
あとはただ長いだけ
211 :
名前は誰も知らない:2006/08/27(日) 02:49:52 ID:GDiwuWw50
大地の子
モディアノの「暗いブティック通り」
213 :
名前は誰も知らない:2006/08/27(日) 05:02:33 ID:Rmn8dFcyO
小林泰三「酔歩する男」
永遠に孤独になってしまう男が出て来ます。
面白いし短編なのですっと読めます。
怖いです。
ドグラマグラ
かな〜り難解だけど面白い…。完読したらある種の達成感が得られた…。
>>209 続けて宮本武蔵を読んでみた。
なかなか面白かったよ。
でも、中途半端で終わっでるかな・・・
>214
あれって、どういう話なんですか?
新田次郎っておもしろい?
一回よんだのが主人公が足を凍傷で失いながら山登りするやつで
痛々しくて途中で読むのやめちゃったんだよね。
『八甲田山死の彷徨』ってやつを読みたいんだが、どうしようか。
218 :
名前は誰も知らない:2006/08/29(火) 23:43:39 ID:Q6sy8r4g0
私はノンフィクション、山岳小説が好きなのでとても面白く読めたよ。
「八甲田山死の彷徨」は実際にあった話を題材にしているので
小説と言うよりドキュメントといった雰囲気が有るね。
とても興味深かった。迷っているなら読んでみても絶対損は無いよ。
新田次郎が面白いか?感じ方は色々だろうが私は面白いと思う。
図書館で、試しに読んでみることをおすすめする。
219 :
名前は誰も知らない:2006/09/01(金) 23:47:36 ID:zLJls8AG0
獄本野ばら「鱗姫」
少女文学が好きなら絶対これはハマル
>>218 読んだよ。
一気に読めた。
ノンフィクションの山岳小説って他にどんなのがあるの?
ちなみに装丁に騙されて読んだ『マークスの山』は警察小説だった…
221 :
名前は誰も知らない:2006/09/03(日) 02:10:36 ID:ATISVAiU0
筑波昭著「惨殺」昭和十三年津山三十人殺しの真相
松本清張の「ミステリーの系譜」と併読するとなお良い。
映画「丑三つの村」を観るとさらに良い。
222 :
名前は誰も知らない:2006/09/03(日) 02:53:06 ID:Oe9RU9gc0
プルースト「失われた時を求めて」これは友達いなくて時間ある孤男にはおすすめではないか?
読むのにどんだけ時間かかるか知らないが。俺は3冊目で挫折中w(ちくま文庫で10冊あるwww)
223 :
セヴィ王子 ◆YJTJRXeq2k :2006/09/03(日) 05:09:43 ID:1SuSauDN0
「若きウェルテルの悩み」
高貴でイケメンの婚約者がいる女性に恋をしたダメ男、
ウェルテルが嘆いた挙句にとった最後の行動とは…?
女性が読めば拒絶反応間違いなし!
今流行りの純愛ブームを蹴散らす珠玉の一冊。
オススメしない。
224 :
名前は誰も知らない:2006/09/03(日) 05:44:15 ID:DzeCGtXb0
>>223 それならオレは「ノートルダムのせむし男」
225 :
名前は誰も知らない:2006/09/03(日) 08:51:43 ID:6Vq05O470
「アルジャーノンに花束を」 ダニエル・キイス
>>217 新田次郎なら
『孤高の人』 『槍ヶ岳開山』 『富士に死す』
227 :
名前は誰も知らない:2006/09/03(日) 11:56:02 ID:6H3TJWIq0
#1アンナ・カレーニナ
ヒロインが、不倫を通して、人間という存在、社会、自分に絶望し鉄道自殺する話(なお、鉄道自殺を浸透させたのはこの本)
名言:「人と人を結びつけるのは生存競争と憎しみだけである」
「人は互いに憎しみあって生きている・・そして、お互いに身包みはごうと虎視眈々と狙っている。それを隠しているだけだ」
「私はわが子を愛していたし、その愛に感動すらしていた。しかし、それをウロンスキー(彼女の不倫相手)に置き換えたって、
私は何一つ不満を言わなかったじゃない!」
恋愛は勿論、親子の愛も含め全ての愛というものは偽りであり、人間の本質は自己の欲望の充足と、他者を踏みにじるだけであること
を暴いた、人間嫌い及び自殺希望者にとっての聖書。俺にとっての、人生をかえ、生きることの意味を教えた究極の本。
#2地下室の手記:ロシア版引きこもりを描いた、先駆的なお話
#3電波男:オタクが、性欲と金銭欲しかない現実の女を捨て、真実の愛を構築するために「萌え」を築くに至った、現代版「地下室の手記」
なお、この作者の言と同様なことを言っている先人もいて
ショーペンハウエル「どのような言葉で取り繕おうとも、恋愛とは性欲である」
トルストイ「世間一般でいう恋愛とは、異性を強姦しようとする感情のことを言うのだろうか?」
俺もこの言には全面賛成である。
俺の座右の銘
#1.2アンナ・カレーニナの先の3つの言葉
#3ショーペンハウエル「人が生きるのは、「生まれなければ良かった」と思うに至るためである」
228 :
名前は誰も知らない:2006/09/03(日) 12:04:21 ID:6H3TJWIq0
あと、大石圭(「呪怨」書いた人)の作品は、孤男が多くて、ここのスレの住人なら共感する人
229 :
名前は誰も知らない:2006/09/03(日) 13:32:04 ID:ATISVAiU0
230 :
名前は誰も知らない:2006/09/03(日) 21:12:10 ID:cn5r/2Zf0
昭和歌謡大全集
カフカの巣穴
冷蔵庫と生首のコピペを思い出させる
○森博嗣なら「スカイクロラ」シリーズ(特に「ナ・バ・テア」)がお勧め
あれほど鮮やかに爽やかに虚無感が書かれている小説は中々見ない
○小川洋子(博士の愛した数式書いた人)の「沈黙博物館」もイイ
ひょんなことから形見を博物館に展示していく仕事についた男の話
○村上春樹なら「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」も読んで損はない
ノスタルジックな描写と現実世界の描写が交互で合わない人もいるかもしらんが、
前者の話はこういう生活もいいかもと、覚めたくない夢を見ているように、憧れてしまう。
233 :
名前は誰も知らない:2006/09/10(日) 00:01:04 ID:LVFHTzuv0
銀河英雄伝説
234 :
名前は誰も知らない:2006/09/10(日) 00:10:02 ID:v6I/6Fjt0
236 :
名前は誰も知らない:2006/09/10(日) 09:23:20 ID:0VxrENO20
今into the wild を読んでいる
有名大学を優秀な成績で卒業した将来を約束されたような青年
ところが彼は卒業後車と持ち物を売り貯金をチャリティーに寄付して財布も焼いた
そして名前を変えて一人荒野へと旅立った
彼の失踪から4ヶ月後にアラスカでヘラジカ狩りのハンターが彼の死体を山奥で発見
すべてを投げ打って荒野に身を投じた彼の足跡を追うって本
孤独に生きるための何かがこの本にはある気がする
NHKにようこそ!
ライトノベルだがお前らにピッタリの引きこもりノベル
指輪物語
中学生の時に初めて読んだときは「こんなもんか」と思った。
全巻を読み通したのはその時だけ。
だけど、今でも断片的に読みふけっている。
壮大で深刻な物語なんだが、どこかユーモラスなんだよな。
自分にとっては一生の本。ただ、翻訳の文体が童話調なんで人を選ぶ。
239 :
名前は誰も知らない:2006/10/02(月) 18:15:51 ID:sXNNfiEk0
大藪春彦
何で今まで出ないんだ、あえて無視してるのか?
野獣死すべし に始まり続々と出版される本の数々
ヒーローはひとつの共通点を持っている「孤高」
何と素晴らしい言葉か、弱い羊の群れより一匹の狼
狼が復習を続ける、君の変わりに、僕の代理人として
サアもう一度大藪文学の迷宮に潜り込んで日頃の鬱積を弾き飛ばせ
今からブックXフに一走り、105円で大藪ワールドで君もアクションスターだ
キングの『クリスティーン』
乙一と伊坂幸太郎はもうでてるかな?
>>236 おもしろそうだけど日本語版ってあるの?
検索すると英語版しか見当たらず。
>>242 236じゃないけど「荒野へ」って邦題で出てるよ。
「橋の下」(山本周五郎)
元は武士であった乞食が、
己の過去のいきさつを語る物語。
「家伝の刀ひとふりと、親たちの位牌だけ持って、人の家の裏に立って食を乞い、
ほら穴や橋の下で寝起きをしながら、それでもなお、私は生きておりますし、
これはこれで味わいもあります。
そして、こういう境涯から振り返ってみると、なに一つ重大なことはなかったと思うのです。」
辛かったり悲しかったりした時に
この短編を読むことにしている。
245 :
名前は誰も知らない:2006/10/08(日) 07:31:10 ID:R9+wRH620
林 不忘の丹下左膳
片目 片腕 の身体で自分一人が信頼でき、他人を頼らず自分の人生を切り開く
映画のイメージは誤り、本を読むと丹下の生き方が良く解かる
騙されたと思って一読をされたい。光文社文庫で発売されています、上中下巻あり計1600頁
島田荘司の占星術殺人事件いいぞう
247 :
名前は誰も知らない:2006/10/08(日) 10:23:37 ID:M7WT8NjGO
さわだちかこがしっくりきていたのだけど図書館にあるやつ全部かりちまったのでこちらで推薦のいさかさんかりてみました。
スカイクロラシリーズはいいね
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この中に一つでも、あなたにとって安らぐ言葉が
どうかあって欲しいと願います。
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「孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、
孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。」
バルザック
「私が孤独であるとき、私は最も孤独ではない。」
キケロ
「孤独――訪ねるにはよい場所であるが、
滞在するのには寂しい場所である。」
ヘンリー=ショー
「自ら進んで求めた孤独や他者からの分離は、
人間関係から生ずる苦悩に対してもっとも手近な防衛となるものである。」
フロイト
「友情とは名ばかりのものだ。
私はどんな人間も愛さない。兄弟すら愛さない。
兄のジョセフだけは少し愛している。
ただし、それも習慣上からである。」
ナポレオン
「人間元来一人で生まれて一人で死んでいくのである。
大勢の中に混じっていたからって孤独になるのは、わかりきったことだ。」
田山花袋
「山は山を必要としない。
しかし、人は人を必要とする。」
出典:スペインのことわざ [ことわざ]
「一人では何も出来ぬ。
だが、まず誰かがはじめなければならぬ。」
岸田国士
「私を静かにさせておいてくれ。
私が静かにそっとしておれるものなら、いますぐにでも、全世界をだって、
タダの一文で売り渡したいくらいものだ。」
ドストエフスキー
「孤独の寂しさが人間の心を静かに燃やしてくれる。」
前田夕暮
「 性の楽しみは、良しも悪しも
人類の歴史から奪うことはできない。 」
変体越後屋
http://meet.adsv.jp/
250 :
名前は誰も知らない:2006/10/19(木) 19:13:58 ID:oZlq3S7MO
トルーマン・カポーティーの『冷血』…実際に起きた殺人事件を筆者が徹底的に取材して小説化した本…。
公開中の映画「カポーティー」を観て読んでみた…。
251 :
名前は誰も知らない:2006/10/20(金) 13:53:05 ID:tkH2IJk40
NHKにようこそツマンネーじゃんか・・。
喪ではマンセーなんだけどな
252 :
名前は誰も知らない:2006/10/20(金) 20:03:28 ID:joT8WywT0
空で逢うとき 川西 蘭 著
無気力派高校生の僕は、
ハムだけが唯一の楽しみだったが
、ちょっと素敵な女の子と出会い、自立しようと決心した。
だが――。はつらつとした会話が躍動する
、二十歳の新鋭の青春小説!
253 :
名前は誰も知らない:2006/10/20(金) 21:46:40 ID:WjxpmntV0
川西蘭の小説は孤男に近いものが多い気がする。
でも「春一番が吹くまで」読んだけど文が下手すぎる気がした。
「夏の少年」はいいと思うけど。
254 :
名前は誰も知らない:2006/10/20(金) 21:59:20 ID:AFkKfNaK0
「三つ目の鯰」 奥泉光
255 :
名前は誰も知らない:2006/10/28(土) 11:25:42 ID:3YkJy/C+0
秋山 小説を書こうとしている人たちのサイトを見ていると、
マーケティング論みたいな話をしているんですよ。
この人たちは編集者になりたいのかな? と思ってしまいます。
(中略)
賀東 最近目にする「ライトノベル批評」ってのは、
本来の読者層の視点と乖離しまくってるような印象があります。
(中略)
結局、アンケートとネットと出版の先行きの話は編集者視点なんですよ。
むしろ、ファンにマーケティングをそそのかしている点で悪質。
256 :
名前は誰も知らない:2006/10/28(土) 12:45:24 ID:6mz7sYS7O
散々外出だけど大石圭の小説だな…。あの人は弧男の気持ちをよくわかっていらっしゃる…フェラ描写ばかりで萎えるけど…。
特に『アンダー・ユア・ベッド』とかマジ最高!
ちょっと売れていい気になってる山田なんとかは糞喰らえ…
257 :
名前は誰も知らない:2006/10/28(土) 13:05:16 ID:rFHEAZTN0
ヒッキーから脱出できるような本はないかなあ?
258 :
名前は誰も知らない:2006/10/29(日) 05:56:09 ID:JRhH2gD7O
つ岩波文庫、ブッダの言葉、葉隠
259 :
名前は誰も知らない:2006/11/05(日) 09:16:18 ID:y6b7qrDd0
「遠き落日」渡辺淳一 これはまじで読むべきです。野口英世の人生を綴った小説なんだけど
野口英世に全く興味のない人にぜひ読んでもらいたいです。大学を出ていない英世のコンプレ
ックスや自分や周りとの葛藤など様々です。すごい人だとは思うのですがとんでもない人間で
あると読んでいくうちに感じられました。小説で泣いた事のない私が少し泣きかけそうになっ
てしまいました。たまにはちょっと違うジャンルを読んでみてはいかがですか。
260 :
名前は誰も知らない:2006/11/05(日) 13:27:29 ID:NZw1nh9PO
ノルウェイの森
261 :
名前は誰も知らない:2006/11/05(日) 13:27:39 ID:eCctgUka0
友成純一「獣儀式」「陵辱の魔界」幻冬舎アウトロー文庫
椎名麟三なら間違いない
263 :
名前は誰も知らない:2006/11/07(火) 03:01:22 ID:mdibE3ch0
「変身」のザムザが他人のように思えない今日この頃
>>172 大好きだ。でも題は原題のスピードオブザダークの方がいいな。
265 :
名前は誰も知らない:2006/11/07(火) 05:32:28 ID:Zg/5k+pF0
なんか、三島由紀夫の金閣寺を読んでるけど、自分にはちょい難しいです
一回読むだけじゃ深い理解は得られないっぽい
266 :
名前は誰も知らない:2006/11/11(土) 11:25:26 ID:7b0cXHUZ0
金閣寺結局おもしろかったお
あと京極夏彦の『嗤う伊右衛門』ってのよんだけど、おもろかったお
age
ミーハーっぽくて恥ずかしいんだけど
最近読んだやつじゃ【黒い家】が単純に面白かった。
もっと早く読んどきゃよかったと思った。
映画もあるんだよな?
レイモンド・カーヴァー
まんがだと
永野のりこ『電波オデッセイ』
270 :
名前は誰も知らない:2006/11/12(日) 17:26:18 ID:jWljGt47O
>>267 映画もおもしろいよ、後半に乳が・・!!貴志さんの作品私には全部当たりだ。
271 :
名前は誰も知らない:2006/11/13(月) 17:03:19 ID:NwYNJXq+O
スレちかもわからんが「蹴りたい背中」は笑えるお
>>270 『天使の囀り』これを読んでこの作家はまともじゃないとおもた
273 :
名前は誰も知らない:2006/11/26(日) 02:32:29 ID:7jsIy7iO0
「僕らはどこにも開かない(メディアワークス)」(同学年の電波少女が「魔法の為に」と称して主人公に接触してくる)
「ゴーレム×ガールズ(メディアファクトリー)」(失恋したショックからゴーレムの少女を創造する)
「絶望系 閉じられた世界(メディアワークス)」(主人公と彼女とは退廃的な関係で、その彼女の姉は殺人鬼。親友の家に幽霊と死神と悪魔と天使がやってきて)
>>272 俺それの大浴場シーンを高校時代に読書感想画で描いて提出した事がある。
さぞ気持ちわるがられた事だろう。
あの頃は客観性が皆無だった…
275 :
名前は誰も知らない:2006/11/26(日) 07:51:34 ID:Rb/XdezQ0
山本周五郎「季節のない街」
ソルジェニーツィン「収容所群島」
川端康成「みずうみ」
どですかで〜ん♪どですかでん♪どですかで〜ん♪どですかで〜ん♪
277 :
名前は誰も知らない:2006/11/26(日) 11:24:12 ID:hNIQp2w10
重松清の「疾走」はもう何か読んでて手が止まらなかった
川上弘美「蛇を踏む」
279 :
名前は誰も知らない:2006/11/26(日) 20:33:07 ID:1jP3gJnV0
>>272「天使の囀り」はかなり面白かった、あたりだよ。
石持浅海「扉は閉ざされたまま」
282 :
名前は誰も知らない:2006/12/02(土) 13:35:18 ID:Zj+BSUDq0
ルカ―楽園の囚われ人たち― 七飯宏隆
283 :
名前は誰も知らない:2006/12/02(土) 13:39:13 ID:Z3pTRrbBO
伝説の勇者の伝説
>>274 読書感想文ってさ・・
学生にはムリじゃね?
今なら書けるケド
285 :
名前は誰も知らない:2006/12/05(火) 19:27:15 ID:wKi+A2VgO
本当にいまさらって感じだけど、坂口安吾「堕落論」ほか多数。 必読書です これもいまさらだけど車谷長吉「漂流物」
いいよ、携帯から無理しなくて
287 :
永沢:2006/12/05(火) 20:02:05 ID:57DmPtHWO
じゃ俺が携帯から
阿部和重
「ニッポニアニッポン」
これ読んだ後二時間くらいのたうちまわった
稲垣足穂も忘れないでね。
289 :
名前は誰も知らない:2006/12/07(木) 21:59:58 ID:K7xJCGg10
GOTH
三島由紀夫の金閣寺が凄い面白い
291 :
永沢:2006/12/08(金) 15:34:55 ID:FLikeJR70
阿部和重のニッポニアニッポンは
現代版金閣寺と言われています。
三島由紀夫ってホントに面白い?
面白くなかったらどうしようと思ってなかなか手が出ない
>292
シュールあほリズム、ばっかみたいな逆説、警句。
こういう表層の技巧に嵌ればのめりこめる。
魅力の一等にその文体をあげるファンも多い(俺もそう)。
物語の面白さとか、人間の心理をえぐった描写とかに期待するとだめだな。
登場人物はほぼ三島自身の能書きの代弁者である。
294 :
永沢:2006/12/08(金) 18:40:45 ID:FLikeJR70
いあ、別にぱらっとめくってみて読む気起こらなかったら
読まなくていいだろ。
みんなの本の選び方ってどんなの?
>>294 誰かに相談して手に取るモノでもないし、本から本に枝分かれしていくモノじゃないかな そんな俺はいまだに無頼派読んでるしー・・・
ハメットの小説全般。どれも傑作ぞろいだと思う。
入門は「赤い収穫」「マルタの鷹」。
後はコンチネンタルオプものの短編、中篇もどれもすごい。
「休日」という弧男を描いた凄みのある掌編もある。
ハードボイルド小説の祖、とか犯罪小説にリアリティと文学的
要素を付加したしたとか、位置づけられるけど、そんな評価は
どうでもいい。とにかく読んでみて欲しい。
297 :
名前は誰も知らない:2006/12/12(火) 23:27:06 ID:i53wk+GL0
中上健次の作品は、マジオススメ。
紀州三部作の主人公の秋幸は、24歳まで童貞で、ほとんどまったく喋らないで
土に塗れながら、労働する。
部屋にも、テレビもポスターもステレオもおかない。
理想の弧男の姿。
太宰治「東京八景」
299 :
永沢:2006/12/14(木) 00:29:16 ID:PbWAsl0w0
300 :
名前は誰も知らない:2006/12/14(木) 23:36:00 ID:HiRd7Jp90
浅田次郎 『壬生義士伝』
泣けるT.T
既出だったらスマソ
サン=テグジュペリの「夜間飛行」
これを読むと自分が男だということを思い出す
>> 夜間飛行
ただし、堀口大学訳はやめとけ。
以前、原著と全文対照しようとしたが、半分くらいでやめた。訳がひどすぎる。
訳語の選択というレベルなら、俺の感覚がハズれているのかもしれないが、
肯定と否定をとりちがえている箇所があったのには萎えた。
303 :
永沢:2006/12/25(月) 09:54:59 ID:kb8F5INh0
もう少し訪れてほしす。だれもこなす。
NHKにようこそ
梅崎春生「砂時計」
306 :
名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 22:40:40 ID:XGeGDlPK0
司馬遼太郎「燃えよ剣」
新撰組土方歳三の生き様を描く。
自分の信念に殉ずる男の美学。
誰もが坂本竜馬になれるわけじゃない、こういう生き方もある。
孤男にも共感するところはあるのでは?
307 :
名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 23:06:50 ID:XGeGDlPK0
大崎善生「聖の青春」
重い腎臓病を抱え、命がけで将棋を指した。
その上癌も患い8時間以上に及ぶ大手術。
自分の命の時間が残りわずかと悟った彼は、迷わず医者の説得を振り切って対局に向かう。
対局は朝10時から始まり翌日の午前1時43分まで、彼は痛みを抱えて闘った。
彼は絶望と希望の間で闘っていた。
それは見ているものの魂を揺さぶられるような死闘だった。
村山聖。享年29歳。将棋界の最高峰A級に在籍したまま逝去。
名人への夢半ばで倒れた村山の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描くノンフィクション。
308 :
名前は誰も知らない:2007/01/19(金) 23:17:10 ID:uZsoQojE0
堀口大学は、別のを読んだ記憶があるけど、確かに読みにくかった。
「名訳」なんて言われてても、必ずしもアテにならない。
外国文学は、誰の訳で読むかでよく迷うです。
309 :
名前は誰も知らない :2007/01/19(金) 23:21:57 ID:sePzmNPt0
「一夢庵風流記」隆慶一郎 著
読め!
310 :
名前は誰も知らない:2007/01/20(土) 21:44:14 ID:XoYXM4QX0
著者名、著作だけじゃなく簡単な解説入れてくれるとありがたいス
結構いろいろ読んでるけどここにあげれるほど
面白いのはないなー。
312 :
名前は誰も知らない:2007/02/17(土) 00:30:32 ID:B+Cu5wXqO
暇だしなんか教えて
本来女性向けなのかも知れんが、田辺聖子の短編は
全て諦めきったような、孤独な人生を受け入れてる人間が結構出てくる。
「人間ぎらい」とか「ジョゼと虎と魚たち」とか。
恋愛ものも多いのでこわごわ読むけど。
314 :
名前は誰も知らない:2007/02/17(土) 00:51:16 ID:bgkvyXJu0
遠い海から来たCOO 景山民夫
小畑洋助、12歳。海洋生物学者の父・徹朗とフィジー諸島のパゴパゴ島に移り住んで三年になる。
洋助はある朝、通学の途中、珊瑚礁の潮だまりにひとつひとつの生命を発見した。“奇跡”との出会いだった。
それは六〇〇〇万年以上も昔に死に絶えたはずのプレシオザウルスの生まれたばかりの姿だったのである。
しなやかな肢体と愛らしい黒い瞳を持ったその奇跡の生命は、洋助を見つめ、「COO」と喚起の産声をあげた。
こうして少年と恐竜クーとのきらめく至福の日々がはじまった。
だが平和は長くは続かなかった……。
第99回直木賞にかがやく、感動の冒険ファンタジー。
おもろかったですよ〜
315 :
名前は誰も知らない:2007/02/17(土) 03:18:36 ID:BQIddHa/O
新堂冬樹「カリスマ上・下」悪徳宗教に母が洗脳され、両親を失った子がやがて自分が悪徳宗教祖になり・・この本を読むといかに洗脳が怖いものかが実感できる ユーモアある文体で微笑してしまうところがかなりある あとはバトルロワイヤルとオツイチ作品ほぼすべて メジャーすぎかな
316 :
名前は誰も知らない:2007/02/27(火) 13:39:08 ID:pkyjG09TO
やっぱ夏目漱石だろ
譚台ク企セ阪?ョ縲梧怙蠕後?ョ螳カ譌上阪°縺ェ縲?
蠑輔″邀�繧ゅj縺ョ諱ッ蟄舌?
縺昴?ョ諱ッ蟄舌?ョ縺溘a縺ォ縺ゅl縺薙l螂ョ髣倥☆繧句m繧峨∽ク莠コ縺ョ逕キ縺ィ豬ョ豌励@縺ヲ縺励∪縺?豈阪?
莨夂、セ縺ョ邨悟霧蜊ア讖溘↓鬆ュ繧呈か縺セ縺帙k辷カ縲?
逡吝ュヲ縺ィ蠖シ豌上?ョ縺薙→縺ァ謔ゥ繧螽倥?
縺昴l縺槭l縺ョ諠ウ縺?縺御ク∝ッァ縺ォ謠丞?吶&繧後※縺?縺ヲ髱「逋ス縺九▲縺溘?
蛟倶ココ逧?縺ォ縺ッ縲∝ョカ譌上→鬟滉コ九r蜈ア縺ォ縺励↑縺?諱ッ蟄舌↓蟇セ縺励※辷カ隕ェ縺御ク蝟昴☆繧九s縺�縺代←縲√◎縺ョ蠕後?ョ諱ッ蟄舌?ョ繧サ繝ェ繝輔′蜊ー雎。縺ォ谿九▲縺ヲ繧九?
読書好きって、
「誰でも知ってる・売れてる作品を認めるのはミーハーみたいで嫌」
みたいな妙なプライド持っる人多くない?
いや俺もその口なんだけど。
時代小説では藤沢周平がダントツで好きなんだけど、
映画化とかでメジャーになりすぎて最近ではおおっぴらに「読んでる」と
言いたくない状況。
319 :
名前は誰も知らない:2007/03/03(土) 17:55:08 ID:yz6CBXJD0
>>318 たしかに、よく売れてる小説より、知名度の低くても、
自分にあった作家を見つけると嬉しいよな。
320 :
名前は誰も知らない:2007/03/03(土) 18:35:38 ID:2OhNPZ+2O
愛について語るときに我々の語ること
レイモンド・カーヴァー
村上春樹 訳
中央公論新社
春樹つながりで読んでみた短篇集。
感想
大事なものを失ってしまったり、壊してしまった人達のワンシーンを淡々と描写している。
ヤマもオチも無い話ばかりだけど、それ故に人物達の抱える喪失感や寂寥感が
落としたインクみたいに滲んで広がる。
訳は淡々としていて春樹っぽさは無いので、「村上春樹の文体」は期待しないほうがいい。
作品の一つ一つは短いので、好きなときに中断する事無くサクッと読んで
余韻に浸れるのが良かった。
赤い羊は肉を食う
書き方が上手いし、次の展開が気になって次から次へと読める。
これを電車で読んでて気付いたら、目的の駅が過ぎてた事が結構ある。
ただ次の展開に期待しすぎない事、そこまで期待に応じれるほど面白いラストじゃない。
322 :
名前は誰も知らない:2007/03/06(火) 23:34:48 ID:PXuIJyI+0
幼少期よりアルコール依存症の親のもとで育ち、精神的な影響を多く受け
ACOA(アダルト・チルドレン・オブ・アルコホリクス)
となった人物が登場する作品なにかないですかね?
323 :
名前は誰も知らない:2007/03/07(水) 00:07:54 ID:wReUubYo0
食卓の情景 池波正太郎
親の本棚に隠してあったのを読んで以来
数十年たってもたまに読み返したくなる
324 :
名前は誰も知らない:2007/03/07(水) 00:23:46 ID:nZnC0OiH0
罪と罰。
うおもろい
325 :
名前は誰も知らない:2007/03/07(水) 05:00:23 ID:ZAgT/10WO
弧男図書館更新してないやんけ
IDとパスワード忘れて更新できてなかったが復活。
327 :
名前は誰も知らない:2007/03/09(金) 01:57:01 ID:tKsn10GtO
328 :
名前は誰も知らない:2007/03/09(金) 02:05:03 ID:cdMx35SvO
小説は北方謙三の三国志しか読んだことがないんだけど、初心者でも楽しく読めそうなミステリー小説を教えて下さい
>>328 綾辻行人の館シリーズでいいんじゃない?
ミステリー詳しくないけど
人間の絆 サマセット・モーム
まさに孤男
小学生の頃にこの本を読んで共感したりしてたから
孤男になったのは必然かもorz
331 :
名前は誰も知らない:2007/03/09(金) 04:43:09 ID:f6MsuTLK0
>>327 テンポはいい。着想による雰囲気も悪くないと思う。けれどおたっていうのはいただけない。
332 :
名前は誰も知らない:2007/03/09(金) 20:08:09 ID:tKsn10GtO
ケータイ小説大賞に出したらいけるかな〜
と単に百万欲しいだけで書いた
審査員の中で唯一の作家が室井佑月みたいだから開き直って登場させた
333 :
名前は誰も知らない:2007/03/09(金) 20:55:59 ID:W8zjV1oyO
室井を作家というカテゴリーに入れていいのか?
334 :
名前は誰も知らない:2007/03/09(金) 21:21:55 ID:tKsn10GtO
作家なんてなんか作ればそれで作家だよ
上野公園で似顔絵描いてるオッサンも作家
カテゴリーなんて無価値
ガイシュツかもしれんが夢枕貘の「餓狼伝」が好き。「真・餓狼伝」になって久しぶりに連載復活したからこれからが楽しみ。
すごく面白い本読むと集中力がハンパじゃなくなるというのをコレで知った。
てか、この作者の「キマイラシリーズ」はどーなったんだろ…
ひとり日和読んでます今
個人的な体験
スメル男
僕って何
338 :
名前は誰も知らない:2007/03/17(土) 05:12:53 ID:MJZZNf8/O
339 :
名前は誰も知らない:2007/03/17(土) 06:26:12 ID:gMhHMGos0
「歯車」(短編集)芥川
「人間失格」太宰治
自殺直前の異常っぷりが鬱な作品。
340 :
名前は誰も知らない:2007/03/17(土) 08:31:09 ID:MJZZNf8/O
太宰治のは異常なんかじゃないよ
冷静に自己分析出来てるしさ、あれを異常と取るのは簡単だけど、
じゃあ「人間合格」なるものを書ける人間がいるか?って問いかけのように思うよ。
341 :
名前は誰も知らない:2007/03/17(土) 12:44:55 ID:8hL592s30
ここ最近で面白かったものと言えば、熊谷達也「邂逅の森」だろうか。
これは非常に良かった。
あと、山岳ノンフィクションものが好きなんだが、
阿部幹雄「生と死のミニャ・コンガ」。これは強烈だった。事実だし。
342 :
名前は誰も知らない:2007/03/17(土) 12:54:31 ID:Oy/Ga9z3O
野中ともその『カチューシャ』と、坂井三郎の『大空のサムライ』
綾辻行人 「殺人鬼」
グロだが面白い
乙一 「暗いところで待ち合わせ」
事故で盲目になり、さらに父を亡くて一人暮らしをしている娘の家に、彼女が盲目なことを
利用して隠れて居候する殺人容疑者の二人の不思議な共同生活。
乙一 「幸せは子猫のかたち」
友達がいなくて、どこまでもネガティブな大学生である主人公が引っ越した家には、実は幽霊に
なった前の住人がまだ住んでいた。しかしこの幽霊は自分を脅すわけでもなくて、
ただそこにいるだけ。次第に打ち解けあっていく孤独な少年と幽霊少女。
吾妻ひでお 「失踪日記」
既出だけど、漫画で作者のホームレス経験からアル中になって入院する話までを
コミカルに描いている。本に書かれてることは全て実話だけど、暗いところを
意図的に排除してるから、ストレスなしで読める。
「暗いところで待ち合わせ」と「幸せは子猫のかたち」はストーリーがよく
似てるから、どちらかというと「暗いところ〜」をお勧めするけど、主人公に
感情移入したいなら「幸せ〜」の方がいいかな。孤男が主人公だから。
村上春樹
スプートニクの恋人
なんかミステリーみたいなので著者が星野なんとかってやつ知ってる? すごく面白い! 多分ふるいやつだと思う 忘れた
348 :
名前は誰も知らない:2007/04/07(土) 03:08:00 ID:Zn+REmbGO
白夜行
イン・ザ・ミソスープ
読まなきゃ駄目よ
350 :
名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 00:12:14 ID:TixS3fqJO
永山則夫
351 :
名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 00:23:03 ID:371wLLz5O
金城一記(漢字間違ってるかも知れん)のGOは面白かった。
嫌韓厨の方にはあまり奨めないが
352 :
名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 01:17:42 ID:pV6sNwjLO
貴志祐介「クリムゾンの迷宮」
岡嶋二人「クラインの壺」
353 :
名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 03:32:48 ID:Xrtb0QmrO
坂口安吾『白痴』
独特のリズム感があっていっきに読ませる
白痴の女への主人公の想いがロマンチックかつ残酷
中島らも『頭の中がカユいんだ』
らもの原点であり最高傑作のひとつ
アルコールと睡眠薬でラリりながら描かれたどうしようもなく美しい世界
354 :
名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 08:04:15 ID:IISDEw9e0
罪と罰、地下室の手記、カラマ。この三つは普通におもろい。
355 :
名前は誰も知らない:2007/04/12(木) 12:58:14 ID:vUM7lgcBO
村上春樹 世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
>>353 らもの中で、それを最高傑作に選ぶとは…同意見だ。
らもの魅力はその本に集約される。
なんか、もう、文学的価値とか娯楽性とか、そんな言葉どうでもよくて、ただ抱きしめたくなるような本だな。
358 :
名前は誰も知らない:2007/04/13(金) 02:16:02 ID:Tlbw79jnO
らもの作品は色々な人が執筆を担当してるからな
360 :
名前は誰も知らない:2007/04/13(金) 22:12:44 ID:Tlbw79jnO
>>359 だからそんなことはねーよ
共著とかだったら明記するわ
361 :
名前は誰も知らない:2007/04/13(金) 22:15:52 ID:CyMMRRzc0
『星の王子さま』
児童文学だけど
362 :
名前は誰も知らない:2007/04/13(金) 22:27:46 ID:LgIwcUVW0
山田風太郎の忍法帖シリーズ。
甲賀忍法帖の最後は泣けるぞ、オダギリの映画版はふざけんなだったけど。
映像化に恵まれない宮部みゆきだけど
模倣犯の完成度は異常
365 :
名前は誰も知らない:2007/04/14(土) 01:43:40 ID:BmdpOpos0
>>352 貴志祐介でそれか。ラノベ調が苦手だった。
同じ著者なら黒い家とか天使の囀りとかが好きかな
>>360 ゴーストって意味だよ馬鹿
らもファンなら知ってるだろ誰でも
367 :
名前は誰も知らない:2007/04/14(土) 11:37:01 ID:4p/Rf4awO
>>366 だからそんなことはねーよそんなことはねーよ
藤沢周平の「暗殺の年輪」
主人公はありゃ弧男に通じるものがある。
>>368 持ってる
「ただ一撃」も入ってたっけ?
筆者は神経的に参ってた時期があったらしいから、
その時期に書かれたものは暗く、厭世的らしいね
第一作品によく狂人出てくるし
370 :
名前は誰も知らない:2007/04/14(土) 12:12:00 ID:Zo+hAGsJO
>>352 クラインの壺はヤバイよな。ホント面白杉。
>>369 「ただ一撃」も確か入ってた。
作風の暗さから受賞は無理っぽいと藤沢さんは思ってたらしい。
>>371 俺は「ただ一撃」が好きなんだよな、あれがこの人の代表作と思うぐらい
裏切りにつぐ裏切りで、本当に筆者は疑心暗鬼に陥ってたと思うよ
逆に「用心棒日月抄」はエロイし、面白くて好き
けど、最終巻にまた作者の暗さが滲み出ている
373 :
名前は誰も知らない:2007/04/16(月) 02:44:52 ID:X766cY1u0
高村薫
『李歐』『リヴィエラを撃て』
374 :
名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 03:18:47 ID:SGmQANFcO
白夜行
375 :
名前は誰も知らない:2007/04/20(金) 11:57:27 ID:ihveB19fO
>352だけど
>>365黒い家とかも好きだけどね。クリムゾンのあの非現実な設定が好きでね。
>>370うん、現実と虚構が入り交じるのが面白い。後ヒロインが途中で変わり二人で謎を解いてく所がいい。
376 :
名前は誰も知らない:2007/04/25(水) 23:32:39 ID:29ZJkQ5x0
山崎豊子「大地の子」
読みきってからビデオみたんだが、泣ける。一心・・・
岡嶋二人なら「そして扉が閉ざされた」が好きだな
本格推理マンセー
378 :
名前は誰も知らない:
ウェルテル嫁ウェルテル
ゲーテはいいぞ