杉・檜は生態系を破壊する、広葉樹に転換を

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1
針葉樹のオガクズではカブト虫が死ぬそうですね。針葉樹の根元では虫や土壌生物
数が少ない、このため土壌の孔隙率も低く、雨水の浸透も難しくなります
落ち葉にも虫類があまり繁殖しないので、河川へ流れでても魚のエサは僅かです。
一方落葉広葉樹は土壌の生物層は豊かで、河川への生物流出も多いために魚の繁殖にもつながります、
広葉樹は100数十年して商業価値が出てきます、この期間を国が支援して、日本の山野を
広葉樹で占め、多様な生物の繁栄する楽園に戻すべきかと思います
山野を商業利用するのか、環境の為に利用するのか議論すべきではないでしょうか
http://tamarin.cside21.com/nakane.html
2名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/04(月) 08:26:21
>山野を商業利用するのか、環境の為に利用するのか議論すべきではないでしょうか

なぜ二者択一?原理主義?
3名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/04(月) 09:53:33
しらなかった 
海の魚が減ったのもひょっとすると

大変なことじゃん
4名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/04(月) 11:34:46
自然のなんたるかをしらないもやしが何をゆうか゛
5名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/04(月) 19:49:23
杉も檜も遺伝子組み替えで出来たバイヲテロ植物なんです
6名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/04(月) 21:28:24
品種改良という人類の英知を否定するのか
7名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/04(月) 23:08:42
>>1
林学学べ
8名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 06:26:55
>>1のようなバランス感覚がゼロのやつが産業をつぶす。結局自然を壊す。広葉樹にしろ針葉樹にしろ林に人の手が入っていないことの方が問題。
みんな広葉樹にしろなんて、誰が手入れするんだよ。みんな生活があるんだよ。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 12:01:54
国際生態学センター研究所長 宮脇 昭氏
「本来の森は、下からチシマザサやチゴユリなどの草本層、ムラサキシキブや
ニワトコなどの低木層、クマシデやコミネカエデなどの亜高木層、ブナやミズ
ナラ、ハウチワカエデなどの高木層と垂直的な配分が見られる。雪解けととも
に下草や山草の緑がもえ、低木が芽を出し、タケノコも出てくる。高木の葉も
緑づいてくる。一年中夏草が茂り、秋はミズナラやブナ、カシワといった広葉
樹の種(ドングリ)によってクマもシカも栄養を蓄え越冬し、山の中でも十分
生きてゆけた。ところが昭和三十年代から全国各地で広葉樹が退治され、杉の
植林が進んだ。木が小さい時はまだ良かったが、三十―四十年たち、上だけが
茂って下草も低木も育たない暗い森になってしまった。“木材工場”にはなったかもしれないが、自然の生態系が失われ、クマもシカも命の危険も顧みず里
山に出てくる。現状は愚かな人間どもが、せつな的な欲求を満たすために行っ
てきたことへの天罰のようなもの。再びせつな的な対応をしてもしようがな
い。何百年何千年と人間と動物がびくびくしながら共生してきた本物の森を積
極的に再生してゆくしかない」
10名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 12:03:46
「五年たっても管理が必要なら偽物。化粧がはげるのと同じだ。針葉樹
を植えた所が管理されなくなったから森が荒れたと言われるが、半分当
たっているが半分間違い。杉は植林したら二十年間は間伐や下草刈りが
必要だ。土地に合わない木を植えるからそうなる。鎮守の森と呼ばれて
いるような所は昔から『たたりがある』と言われ、人が中に入らなかっ
た。それでも低地ならシイやタブ、カシ、高地ならミズナラやブナの森
になり、低木や下草のセットがちゃんとあった。中国やヨーロッパは家
畜の過放牧によって下草を食べ尽くし、森を荒らした。日本は大型獣を
明治時代まで食べなかったため比較的森は残ったが、戦後の植林で同じ
ような間違いを犯している」
11名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 12:05:58
 「ドイツも戦後は針葉樹が金になると思って一生懸命植林したが、こ
こも外材に負けた。一九九〇年代の終わりからヨーロッパブナやヨー
ロッパミズナラといった土地本来の広葉樹の植林に転換している。広葉
樹は根が深く張り、地中で絡み合って防災効果が大きいが、その分移植
がしにくく造林家も嫌がっていた。われわれのポット栽培はそれをたや
すくした。広葉樹林は大きく育った木を伐採しても、後継樹が後に控え
ているので持続的な利用が可能だ。ヨーロッパから日本に輸出されてい
る家具は約百二十年もののヨーロッパミズナラやヨーロッパブナで製作
したものだ。長いスパンで見れば本物の方がもうかる。斜面保全や地球
温暖化の原因となる二酸化炭素対策にもなる。『防災環境保全林』づく
りの観点からも植林事業全体の切り替えが必要だ」

12名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 12:14:14
遅蒔きながら
杉檜など僅か数種類の樹木を密植せよという従来の指導では環境を破
壊する誤りに気付いた林野庁はドイツに習い、2年間で全国50箇所に
拠点を整備し、広葉樹林化や針広混交林化、長伐期化などにより、「
多様な森林に誘導するモデル事業」を企画しました
しかし森林組合との縁もありこれまでの森林整備事業も完全に放棄し
た訳ではありません このために条文のみは保全しています
反行革そして環境破壊法である森林法に見切りを付けて自然林に回帰
させる為に各地で「100年の森」運動が起きています。広葉樹の実や落葉の腐植が豊かになれば 生態系全体も豊かになるでしょう

13名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 14:37:30
8月31日に財務省に提出された国有林野事業の来年度(平成19年度)予算要求額
は、対前年度比10.9%増の4,731億5,700万円となった。新規・拡充事項では、公
共事業で広葉樹林化促進強化対策、非公共事業で保護林等森林資源管理強化対策
を5か年対策として実施する方針
14名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 15:16:06
林野庁は環境省にくれてやればいいのに。
15名無しさん@お腹いっぱい:2006/09/05(火) 19:53:48
>>14
林野に環境予算を
CO2の削減は日本の森林の復活で
16名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 22:37:54
2年間に亘る林政審議会の検討の結果が「林政の基本方針―森林の危機の克服
に向けて―」と題され報告された。その中に「21世紀に向けた森林に対する
多様な要請に応えるため複層林や広葉樹林の造成を目指すよう、また木材供
給を平準化するため伐採齢の多様化等森林整備方針の転換を図る必要がある
。」と提言されています
であるのに、「杉をヘクタール3千本植えよ」という条例は改正されません
永年にわたった行政と森林組合、苗木業者との深いきずなが 問題なのでは・・
17名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 23:47:38
広葉樹化するとして、今ある針葉樹はどうすればいいん?
即伐採か大径木まで育てて市場に出すの?
それとも野ざらしにて肥やしにするの?
今ある資源を無駄にはしたくないよね
18名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/06(水) 07:13:27
4-5割りの強間伐そして広葉樹植林が方向のようですが、間伐手間の問題があり
また一挙に市場に出せは゛ さらに相場が下がります
そこで立ち枯れを目的として周囲に傷をつける・・・可哀想ですね
バイオ技術が進んで飼料にはなるのですがコストがまだ合わないようです
アルコール化や発電も同じです、山から降ろす経費---国策で失敗したのです
から国が責任を持って、補助するのが筋かも知れません
理想的には岩手で行われている針葉樹1 広葉樹4の復層自然林がいいようです
竹から作られる集成材の需要は家具などに5年で倍増の可能性を言われています
杉は 建材としても 将来 竹に負けるかも知れませんね
19名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/07(木) 15:04:47
宮脇昭『いのちを守るドングリの森』集英社新書
著者のめざす「森」は里山のそれではなく土地本来の潜在自然植生にもとづく
森である。放置すれは、長期間かかって遷移のすえにたどりつく天然の森の姿
だ。すべての森がそうでなければならない、と言うのは極端だが、防災、貯
水、環境保護など自然の森の利点が多くあり、それを生かす植林を提唱し実践
している。自然の遷移に任せると200年かかるが、潜在自然植生の原則に
沿って植林すれば、最初の2年除草をするだけで、あとは手間要らずで
15〜25年で自然の森ができる。2005.11.23
20名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/08(金) 09:56:03
「フィトンチッドフォーラム2006」(主催=フィトンチッド普及セ
ンター)が6日に東京大学弥生講堂で開催された。講演者の1人、森林総合研究
所の大平達朗・樹木抽出成分研究室長は、収蔵庫や展示ケースの内装材から放出
される物質が文化財へ与える影響について報告。多用されているベイスギに含ま
れるヒノキチオールが、文化財構成材料を変化させる可能性が高いと指摘した
21名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/12(火) 20:22:35
中根教授の「水源の森」
http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/nakane.html
22レンガの家に補助金:2006/09/17(日) 09:31:11
地震国日本、いつ大地震に見舞われるか知れない
レンガ建ての建物に補助や許可が出ることはあり得ないだろう
さて、地球的な海水温度の上昇によって、巨大台風の発生は確実に
高くなっている
日本は西南に行くほど台風の襲来の危険性が高くなることは過去の
事例から分かる
植えて40年を経て、始めて商品となる杉ヒノキ、今後巨大台風によ
つて倒伏する確率はどのようなものか
おそらく50パーセントを遥かに超えるのではないだろうか
西南地域の植林への政府の補助は レンガの家への補助金に似たもの
かも知れない知れない
中低木の自然林化 によつて台風からの損害は大きく減ることになるはず
勿論 林家や森林組合、苗木業者への補償は十分になされなければならな
いが・・・
この夏の九州地方の大雨被害だけでさえ数百億・・・・・
超大形台風なら その十倍もあり得るだろう
西南地方は自然林を指向する、しかし東北北海道は産業林もあるのかも・・・
23名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/18(月) 08:32:05
このスレにカキコしてる人は文章をまとめる能力に欠けているのかしら
ダラダラ長文を書いては読む気さえ起きませぬ
24名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/26(火) 00:22:53
ウチの持ち山は面積の小ささと管理の手間とを鑑みて商業利用を諦めた。
現在、趣味の林業として広葉樹林化を目論んでるんだが、どんな木を植えたものかすら
検討もつかん。掛け声ばっかじゃなく、具体的なノウハウの提供も欲しいところだ。
25名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 21:42:31
>24

木と言っても 果樹 花木 をはじめとして1000種類以上あるでしょう
 趣味の林業 いいですね そこの風土次第でしょうが 例えば 桜桃は
いかがでしょう
かわいいサクランボが鈴生り 見るだけでも十分たのしめます
小鳥もたくさん  食べに来ます
26名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/30(土) 23:49:25
>>1
植林には地元の草木も大切にすべき。
といっても日本の場合、ゴミと農薬さえ除去すれば、あとは放置で完璧。
27名無し:2006/11/12(日) 04:32:57
今年熊が4000頭捕獲されたとNHKで言って
いたがそのうち何割が殺されたのだろうか
実際山を台無しにしたのは人間なので熊が哀れだよ
28名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 05:41:02
じゃ人間を代表してオマエガ熊に謝って熊に殺されて来い
29名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 19:35:54
東京じゃあ国がだらだらしてるからって
石原先生が杉少しぶった切ってるんだけど
その後に花粉の少ない杉ってまた杉植えてるんだよね
どうせ売れないのにねぇ、もっと昔の様に広葉樹にして欲しいよ。
30名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 17:42:36
花粉症の人間に言わせると、杉・檜は迷惑。しかも年々患者は増えてる。
きちんと管理しているのなら、やむを得ない部分もあるけど、
手入れもしない放置林は、徐々に自然林に戻して欲しい。
実際、売れもしない物を政策(税制とか)で保護してるのは無意味。
31名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 20:14:08
>>30
放置で済ませられてるから地主も手放さないけど、税金かかるようになったら
山を物納するケースが一気に増えるだろう。
そうなると税金から管理コストを支払う事になるけど、山林整備にまともな予算
が組まれるとはとても思えない。
結局、放置林の問題は何も改善されないよ。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/17(金) 00:10:16
排気ガス規制の方がやりやすいからね。

山林整備への予算増大とどっちが安いかはわからないけれど。
33名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/24(金) 21:32:32
杉の値段が少し上がってきたんだが それでもまだまだ儲けまでには
34名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 09:26:40
>>8
試しに市場に出してみな。針葉樹よりボロいから
35名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 15:47:33
>>34
市場にツテが無いんで教えて欲しいんだが、鬼胡桃は値が付くか?
土砂崩れで空いた土地に植えてみようかと悩んでる。
36名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 00:42:46
桃やカシ、あと栗なんかは
家財に使う人が多いようで結構いい値付くよ
37名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 01:34:58
ありがとう。カシは食べられないし、桃栗は虫に御馳走して終わりそう。
実も木も両方欲しけりゃ、やっぱ相応の手入れを覚悟しなきゃダメか。
38名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 18:35:28
どうせ手入れがいるんだから広葉樹だよ
杉はもう40年以上放置だからね。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 13:01:33
無花粉の杉は、接ぎ木でしか増やせない。

まるで、無花粉桜のソメイヨシノと同じだね。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/06(水) 13:21:16
↑接木がどんな技術か知ってるの?
41名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 17:09:37
ソメイヨシノで花粉症になる人っているの?
42名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 18:22:57
>39は挿し木か取り木(これも杉ではやらんか)のことが言いたかったのだろうか

染井吉野はは台木が無いと育てられんのか?桜のことはよく知らなかった。
43名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/09(土) 19:21:33
>>41
あるよ>ソメイヨシノの花粉症

>>42
>>39は農薬電波かもw
44名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 04:52:52
バルサの木を植えてみたいけど、日本の風土にゃ合わないかな?
45名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/14(木) 14:15:51
ん〜桐じゃ駄目なのか?
46名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/24(日) 17:12:29
おすすめの広葉樹は?
47名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/24(日) 21:12:19
コカ
48海木挽 ◆2vCFn0cQ6. :2006/12/30(土) 14:26:14
>>46
このスレに出てくる宮脇教授がよく言っている「潜在植生」の木を植える。
簡単に調べる方法は、近所の神社の森に生えている木。
(神社でも多少は伐採植林するから、そうとも言い切れないけど)

まあ、宮脇教授の方法がイイ!というわけではない。
何を目指しているかによって、植樹やその後の管理が変わるから。
このジイチャンの森作りは簡単にしてしまうと

@その地域の極相林が、厚生経済学でいうパレート最大(だったかな?)になる。
 つまり、経済効率・環境防災・文化景観 三方丸く大きく収まる。
Aそれを実現する技術として、「放置して200年待つ」のは非現実なので
「極相林構成樹種を調べて、それらをその割合で密植して放置」「苗はポット苗」

私は、このおじいちゃんの言うことをそのまま「日本の林業」「趣味の山作り」に当てはめるのは非現実的だと思いますが。
この人は、「熱帯雨林や乾燥地帯の森林再生」の権威であって、「産業としての日本林業」「園芸」については特に何か実績があるわけじゃないから。
F1のトップチームプロデューサーが、マツダやダイハツの再建が出来るとは思えないのと同じで。


49海木挽 ◆2vCFn0cQ6. :2006/12/30(土) 14:51:46
この宮脇教授の言うことを他に当てはめていくと

・北海道や北東北で米作るな。ジャガイモ・小麦にしろ(明治政府が一時本当にやった)
・地理的に発展する要素のない地域に、道路とかのインフラ作るな。
・ていうか、現在の日本でそもそも中・低品質価格の農作物や工業製品作るな。

って話になるからなあ。
まあ、アメリカみたいに伝統文化にあまり縛られず、経済による人口移動のダイナミズムがある国なら別だけど。

極層林が、やすーいパルプや低価格材にしかならないシイやブナ林地域で広大な林地と莫大な回転資金がある者以外は林業するな、
趣味的に森つくるなら、迷惑にならないようごく小面積にしろ、そういうことになる。
自然環境に逆らわないと、日本の中山間地は経済的に壊滅(ていうか江戸時代以前に戻る)するんだけどな。
50名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/30(土) 18:58:31

針葉樹植えて木材として出荷して経済的利益を得られなくなっている現状だから
本来あるべき植生に補助金を出してでも回帰させるべきなのかな、
林野庁のバカ共は、花粉の少ない針葉樹を植林させようといるけど省益に拘っているのは
明白、金にならないのなら、本来あるべき植生にもどして環境面に配慮すべき
天下りとか官制談合で官僚の利益のみ追求するのはやめて、日本国民の利益や
本来あるべき自然を取り戻して欲しい。
51.:2007/01/24(水) 22:41:38
.
52名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 22:38:50
>>49
宮脇氏の話と、以下三行がどう繋がるのか教えてくれ。何かしらの思想ということか?
・北海道や北東北で米作るな。ジャガイモ・小麦にしろ(明治政府が一時本当にやった)
・地理的に発展する要素のない地域に、道路とかのインフラ作るな。
・ていうか、現在の日本でそもそも中・低品質価格の農作物や工業製品作るな。
53名無しさん@お腹いっぱい。:2007/03/21(水) 22:45:37
あのさぁ 馬鹿みたいに杉植えてるけど適地敵木って言葉あるの知らないの?あとさ、民有林のモウソウ竹なんとかしろよwww
54名無しさん@お腹いっぱい。:2007/04/01(日) 18:54:46
>>1のURLが消えてる
55海木挽 ◆CAgEU2NTKA :2007/05/10(木) 22:11:30
>>52 もう誰も読まないと思うけど

簡単に言うと、宮脇教授の考え方は「パレート最大化」なんですよ。
日本、いや世界全体で見たら、そちらの方が良いに決まっています。
上の例で言うと

・もともと熱帯・亜熱帯植物である米を、品種改良や農業技術などの強引で人為的な方法を駆使して、温帯・亜寒帯の北海道や北東北でつくるなど、自然に反し、労力をムダに使うのもはなはだしい。
米は、日本なら西南日本、いや日本で作るよりも原産地である東南アジアやインドで作るべきである。
そうすれは自然に反することなく、世界全体としては労力に対して最大の財を得られる。
あとの二つも、社会経済的に同じことです。

それにそぐわない「現在ある状態」を否定し、その理想のあるべき形に、ありとあらゆる社会的犠牲を払ってでももってゆくべきだ、と考える人ならば、宮脇氏の論説に賛同してもよろしいかと。

要は、あの人は「世界」を「自然」としてしかとらえていない。
「社会」「経済」など他の面からの捉え方は、アカデミックな世界にいた分
そこらへんのオッサン以下の単純さ。

56海木挽 ◆CAgEU2NTKA :2007/05/10(木) 22:35:13
>>53
言葉だけ知っていて、中身はしらない人は確かに多いですな。
しかし、あなたも知らないことがありますな。

@杉・檜は土質や気候等に対する適応能力がかなり高いので、日本のかなりの部分が適地になってしまう。
(ただ、生存競争に弱いので生育適地でも優勢種になれない。杉・檜天然林のほとんどが、実は杉・檜の適地ではない。そう見えるだけで実際は、単にそこは他の周辺に存在する植物にとってより不適地であっただけ。)

A生産に不利であっても、人は経済市場に従いより付加価値のある商品を生産しようとする。
植えた当時は、杉檜の価格が他の樹木に比べ、圧倒的に高価格だった。
(不利を埋め合わせるのに十分であった、ということ)

孟宗竹も同じです。農作物流通が今ほど大きくなく、地域の農作物が消費の大部分で、中国からタケノコが輸入される以前は、孟宗竹林は優良な事業。

まあ、確かに今どき自分の小さい山林に杉・檜をやたら植えたがる人というのは
@も知らず
Aの時代の幻想の中に住んでいる人たちか、補助金惰性の団体がほとんどですが。(大山林所有者で、先祖代々家業・事業として本格的に続けている人たちは別です)

要するに、ウジャウジャいる「林業素人山林所有者」がワケワカランとブームに乗って植えたなれの果て。バブル時代のゴルフ場と同じですな。
57名無しさん@お腹いっぱい。:2007/05/12(土) 06:46:28
じゃあ、自分の山に広葉樹を植えるのか。
何を植えて成林した?
58名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/25(月) 19:03:48
これからは国産針葉樹の出番ですよ
59名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/12(木) 21:11:51
なんで日本は杉の山だらけなの?

利権?
60名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/13(金) 00:00:16
おまえ、字が読めるか?
61名無しさん@お腹いっぱい。:2007/07/13(金) 23:48:44
>>60
頭わるそ
62名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/08(水) 04:33:22
>>59
スギは日本の広範囲で植林が可能。通直で柱材を採る用途には最適。
成長も良い。これにかなう樹種はない。
単木としては良くても造林して成林させるとなると困難。
63名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/05(金) 20:15:44
つか、針葉樹は根張りが少ないので台風などで大雨・大風食らうと倒れまくる。
で、もし今後造林するならその辺十分勘案の要ありと思うが・・・
64名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/05(金) 20:24:20
広葉樹も植えて伐採時期が来たら、伐採しなければ意味が無い
日本の山は、軽く1000年前から燃料として適時に伐採してまた育てた
でも、木も燃料として使わなくなって50年以上が経過した
地方の山では、今までない大木になってきて山がそれだけの木を支えきれない
結局、広葉樹でも伐採しなければ山が保たない
65名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/24(木) 21:34:51
保守
66名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 09:20:49
賛成。
花粉症も減らせるだろうし。
67名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 09:49:27
里山像を理想化したいのはわかるけど、結局管理の賜物なんだよね、あれ
広葉樹を植えれば里山になるみたいに錯角してる人がいるけど、日本全国の山を
広葉樹にするどころか、管理維持する必要性・資金力ともに足りない。

結論・無理
68名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 12:18:26
花粉症はもちろん、水害や獣害への対策のためにも、必要性はあると思うが・・・。
くだらないことに税金つかうより、よっぽど。
まあ、製薬会社の売上げが落ちるかも知れないけど。
69名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/11(月) 13:13:19
っていうけど、花粉症ってスギのせいじゃないって説もなかったっけ?
製薬会社の陰謀だと決め付ければそうだが、温暖化の海面上昇の話がウソッパチ
であったように、マスゴミにいいように情報操作されてる可能性だってある
70名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/13(水) 22:01:21
花粉症の原因になっているのはスギだけじゃないからね。
発症者が都市に多くて田舎に少ないってのも排気ガス原因説を裏付けていそうだ。
71名無しさん@お腹いっぱい。:2008/02/23(土) 10:15:38
杉檜はやめて、ケヤキと言ってみる
72名無しさん@おなかいっぱい:2008/04/19(土) 19:37:16
 日本の中山間地は廃村にするといいと思う。
どうしてもそこに住みたいのなら自腹で住んでくれ。
人のお金を当てにするな。年寄りばかりで、十年もしたら廃村になる所に道路は要らない。
コストと効率を考えろ。赤字になる林業は必要ない、赤字分はその地域で面倒見てくれ。
都会を当てにするな。
寄生虫どもめ。
73名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/19(土) 20:59:54
その寄生虫に酸素を提供してもらってるんですよ^^
74名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/20(日) 10:09:07
>>72は大量の老人を身近な場所で面倒みるために
新たな住居から仕事場まで提供できるのか。。。

中山間地域をメンテナンスするための新たな予算までかかるんだが。
75名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/24(木) 15:31:43
実際に広葉樹林だった頃の人の暮らしは奉仕の精神と循環の思想で
成り立ってた。お金自体が殆ど存在していなかった時代のよさを
取り戻すのにお金に溺れる構図を用いるのは無謀だ。敢えて経済を
半分は残すにしても後の半分は先人の知恵に肖るのが適切といってみる。
尚経済を残す理由は科学技術の発展を伴う故で、その方が現実的だから
賛成も得やすいと思う。但し循環型社会の奉仕の精神が科学技術の向上と
共にあっても完全な自然には適わないと思う。やっぱり自然が一番だ。
76名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/19(月) 05:20:48
で、広葉樹を取り入れた林業は一応実践される流れにはなってきてるのか?
まだ足踏み状態?
77名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/17(日) 11:28:15
>>75
日本語で頼む
78名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/20(水) 21:34:57
中山間地から失礼します。
以前から考えていたのですが、「排出権取引」を利用して広葉樹林でのCOx吸収量のピークを持続する林業政策を取ればここでも生きて行けるぐらいの収入にはなりませんか?
79名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/23(土) 13:53:40
頭に奇麗なお花が咲いてますね
80名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/23(土) 15:37:12
やっぱそうですか
81名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/06(土) 21:28:43
>>78
 「広葉樹」の施業をすることが前提なのは誤り。針葉樹人工林の
適切な施業も必要。
 国の資産では森林施業でCO2削減量の3.8%を見込んでいる。
 そこに対して、いろんな事業(山の手入れ、手入れのための機械、
木を利用する施設や工場)へかなりすごい補助金を出している。
そうでなくても地方交付税とかいろいろ地方に便宜を図っている。
 もう織り込み済みだと考えてもらったほうがいい。

 個人的には、排出権取引は実態の伴わない取引であり、投機の
ツールに過ぎないので、これを大々的にやるのは反対だし、温暖化
対策になるとは思えない。
 
「林業をする者の雇用のための資金支援とか、作業道・作業路
を作る人材育成とかへの支援をしています」と広告に利用してくれた
ほうがよっぽど健全。
82名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/07(日) 08:11:21
パレート最大だとほざいてみても地球温暖化で気候が変わるかもってときに旧態全の仕組みを導入しようとすれば崩壊するかもな。
つい少し前までは寒冷化してたし何十年も育成に時間が掛かる樹木でどうしろっていうのさ
83名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/30(日) 14:21:52
建築材料として多用されるのは針葉樹であるスギ、ヒノキだからね。
建築材料として使えば伐採後も柱としてCO2が固定化される。
林業として採算の取れないところは広葉樹に転換して、採算の取れるところは
積極的に針葉樹を植えるべき。
84名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/10(水) 17:42:35
広葉樹への転換というのもシカがいない山なら伐採後放置で広葉樹がびっしり生えてきます。もちろん生えてくる樹種はアカメガシワやカラスザンショウ、ヌルデ、などの役に立たない木がほとんどですけど。
十年もすれば、4−5mの広葉樹の林が出来上がりで、数%は有用樹種も混じっています。

採算が取れない場所で手入れもしない所有者の山ならこれで何も問題ないわけですね。

大面積皆伐に危険を感じるのであれば、帯状やブロック状に伐るのもありでしょう。
何回かに分けて人工林を伐ってしまえば広葉樹に転換終了となります。

もっとも、資源的にはほとんど無価値な広葉樹のボロ山になるのですが、仕方ありませんね。

また京都議定書の炭素削減分としての森林面積からは除外されるでしょうから、その問題は残りますけどね。
85名無しさん@お腹いっぱい。:2009/01/30(金) 15:22:34
そのまま極相まで進行させればいいよ
何百年後には自然保護区になるかもしれん。
86名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/08(日) 13:15:14
明治神宮を参考にすればw「永遠の森」。
ttp://www.meijijingu.or.jp/midokoro/index.html
なんか、碑とか社殿とか建てておk。

極相林だけど、どうも天然林ではないかな?
皆伐→放置→天然林
自然保護区という言い方をしているので、人間がなんらかの働きかけを
するのであれば。
極相は最終的な状態であるから、それが草原でもあってもかまわないみたい。
というか、最終的な形が予想できない。なるかもしれんなのでww
何百年後には砂漠になっていたとしても不思議ではないと思う。

というか、どんどんボロ山にしてほしいと思う。杉桧の人工林もそのほとんどが
ボロ山だと思う、施業の悪さから。
87名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/15(日) 20:41:14
あれ、今気づいたけど〜
杉・檜は杉・桧じゃないかな?
檜は天然木を表すわけだから。どうでもいいか〜
杉だって、種からのやつと挿し木もあるし、天然もあるでよ〜

杉桧の人工林は長長伐期240年かけてhaあたり、1%くらいまで間伐(択伐)
をして減らして放置するのがいいんじゃないか?
88名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 18:46:22
台風や雪害もあるし、長長伐期に向く地形条件を選ばないと泣くことになりますよ。
それに道の維持補修経費もそれだけかかるわけだし。
89名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/16(月) 21:13:26
ちょっと用語が難しい気もするけど。

極相林の更新はギャップだから、それが広葉樹であってもそんなにかわらないような
気もするけど。だから、台風あるいは災害が悪とはいえず、人間にとっては
悪いことだけど。土砂災害はあって当たり前だという前提で、考えるべき。
砂浜もなくなってるみたいだし。自然界における自然発火も考慮すべき。
杉檜の自然林天然(生)林の更新がどうなってるか、よく研究実験すべきだと
思う。うまくいけば、長長伐期択伐複層林施業で更新していくかもしれない。
てゆか、ヨーロッパって天然更新じゃないかな。だから、人間が多少手を
いれて天然(生)林施業をしていけばいいと思う。
でも、今は鹿が食べちゃう〜凹むね。で、鹿が食べない三椏が増えちゃう。
三椏の極相林でもいいのかな。
90名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 12:07:34
木は冬場の燃料に使えばいいのではと思います。ペレットにすれば産業にもなりそう。
冬は儲かりますよ。
91名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 17:07:01
>>89 スギ・ヒノキの天然更新は基本的には無いですね。
土が露出した場所でのみ発芽しますが、光も必要ですし、
森林状態のまま次代の木が生えることは無いです。

つまり、崩壊などで土壌がむき出しになり、
養分が少なくて草が生えないような状況で初めて次代の成長が起こるということです。

簡単に天然更新してくれるのなら下刈りなんていりませんよね。
92名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/17(火) 18:31:02
>>91

いやいや、わからんぞ。杉檜の天然木が実際にあるわけだから
簡単ではないかもしれんけど、可能性はあるし、実験してる人もいると
思う。
そして、実際にオレはスギ・ヒノキの林内で稚樹(?)を目撃しているし、
見たことがある人もいると思う。極相林の更新がギャップならば
それを人為的に起こすことは簡単であると思う。

>土が露出した場所でのみ発芽しますが
つまり、土を露出させればいいわけだから。たぶん、そうだと思って
ギャップをつくり適当に耕しておいたよ。芽が出ても鹿が食べるだろうけど
まだ実験段階だ。
ただ、生きているうちにある程度の更新をオレは見ることはできないだろう。
93名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/19(木) 19:16:57
群状択抜や列状間伐のようにそれなりに空けてやらないと無理でしょうね。

あれだけ花粉が飛ぶわけですから、毎年凄い量のスギやヒノキのタネが落ちているわけで、それでも稚樹がほとんど無いというのが、天然更新の難しさを証明してると思いますよ。

林道の法面なんかではスギもヒノキも稚樹が出てますけど、大きくなってるのはほとんど無いでしょう。
94名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/20(火) 13:50:08
林業っていうか、
スギ、ヒノキを伐採(根っこから)して、そこに広葉樹とかの
苗を植えたら補助金
みたいな事業があればいいのにね
95名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/22(木) 21:38:57
遠くない将来、杉やヒノキの樹齢と本数にによって、二酸化炭素を排出してる
企業から金が貰えるようになるかもね
96名無しさん@お腹いっぱい。
それまで林家が持ちこたえられるだろうか?