野党4党が農水相、厚生労働相の辞任要求!?
まずは自衛隊派遣法で28人もの造反議員を出した
民主党執行部が先でしょ?(w
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/07 00:26
坂口さんは、誰が見ても、自民党包囲の中で頑張って
いると思うぞ。
ずっと前は、あのスダレ頭で笑っていたが、尊敬出来
る政治家であり医者だと思うようになった。
>2
だよね〜。少なくとも坂口さんなんぞより塩爺辞めさせろよ。あんな無責任でわけわかんねー爺みたことねーよ。
農水の武部さんはどうかな〜?あの人結構誠実そうだけどな。あの人より農水の幹部の責任の方が問題だと思われ。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/07 05:00
>3
塩爺ね。今回の発泡酒増税議論でも、訳がわからない理屈を
平気で言うからね。。。
武部さんは、ミニ森前首相タイプ。人間的に、演技が下手な
善人なんだろうと思う。ただ、大臣職にふさわしいかという
と残念ながらというところでしょう。
さらに、森山法相にはがっくりした。入管の言いなりか?
人を見た目で判断してはいけないというのが、良くわかった。
狂牛病や薬害ヤコブ、薬害エイズ・・・小泉首相が厚相の
時に、成すべき事を成していれば、事態は悪化しなかった
はず。。。菅さんが謝罪し坂口さんが謝罪。。。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/09 08:57
菅さんは自分を棚に上げて何いってるのかな?
菅さんはたしか、らい予防法の廃止のときに少しだけ顔出してその後、何もしなかった。
結局こないだ坂口さんが謝罪したもんな。
所詮菅さんも中途半端な政治家なんだな、いや菅さんに限らないけど。
民間なら即リストラの対象だよ→無責任、中途半端、行動力欠如
そんな人を選ぶ有権者も...
大臣より、幹部官僚と丁稚業者ですな。
まずキラにゃいかんのは、
日本の場合。はっきり言って。
ドラスティックにいうなら、
その後大臣も引責辞任と言う形がベターでは。
断っときますが、あくまで個人的な発言なので。
実際に狂牛病が国内で発生したのは現実ですので、
こと今回の狂牛病被害に関して言えば、
ルートや業者がどうあれ、
国内外の防疫関係関連の危機管理意識に対する信頼感は
著しく下がったと言わざる得ません。
(他の方はどうか知りませんが。)
ただ畜産農家に対する保護や風評被害に対する注意喚起、
感染ルートの徹底的な調査等、
各方面の現場では
現状でできる範囲の事を精一杯やっていらっしゃるようですし。
この問題に対する事後処理としての国の誠意は感じられます。
なので今すぐにどうこうとは言いません。
ただし、一消費者として、
今後変異型新型クロイツフェルトヤコブ病で死人が出たときには、
その被害者に対する国家賠償、発症から死亡までの医療補償、
残された家族の生活補助など、
最低限の補償はきちんと考えてくださいね。>首相
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/09 18:10
人感染は怖い
考えたくないもん
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/09 18:20
>9
それは無理な話し。潜伏期間が長いので、日本で感染し、政府に責任
があるか分からないでしょう。
例えば、海外旅行経験があれば、日本で感染したかどうか分からない。
政府に責任があるかどうか分からないのに賠償する必要は無いはず。
>11
多分その頃には日本は沈没してるよ。よって保証は必要なし!
>2,3
武部勤って、バリバリの農水族議員。
農協利権の代表みたいな人だよ。
>>11 海外旅行経験が無ければ国内感染以外の疑いは無い。
輸入食品にせよ、国内製品にせよ、防疫体制の不備は消費者レベルには無い。
実際に国民の中にヒト海綿状脳症感染者が出た時点で
政府は各国研究機関や民間から指摘されている
あらゆるルートでの同病感染への危険性を無視し、
国内外の製品が持つ同病感染への危険性を
軽視していたと判断されても仕方ないんでは?
ま、仮定の話。今んとこはね。
でも、「賠償の必要が無いはず」なんてよく言えるね〜。
マジで言ってるの?
関係者じゃないよね?
>>12 大丈夫?人生なげてない?
ある日突然、家族の誰かが壊れる。
数ヶ月で自分の名前もわからなくなって、
何を言ってるかも判らなくなる。
そして死。
もし、自分の家族がそんな目にあったら、
国が沈没していようが消滅していようが、
「わが国の防疫体制は万全です」と言い切った
人間がいる限り償いはしてもらうさ。
って思ってるよ。
発症や感染のメカニズムが不明でも、治療法が不明でも、
感染の危険性やそれを指摘する情報が不明なわけではないからね。
そしてそうした危険性から
何も知らない国民を守れない政府が当たり前
何も知らないなら知らないままにさせればいい♪
なんて考え方は大昔の封建君主の幻想だし。
今の政府は国民に雇われてる事を忘れてないかな?
それに元はと言えば国民の金。
給料に見合った働きができない人間から、
騙し取られた金を返してもらうだけの話よ。
これも仮定の話。今んとこね。
いやん。マジレスっぽい♪
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/28 11:30
▽「狂牛病感染源、問題なのか」 武部氏に農家反発 罷免要求で野党共闘
2001/12/28 04:41 (北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20011228&j=0044&k=200112286424 武部勤農水相が二十六日、狂牛病(牛海綿状脳症)問題に絡んで、本道の酪農家らに感染源
解明の重要性に疑問を投げ掛けた発言が波紋を広げた。二十七日、武部氏は道内で釈明を続け
たが、生産者の反発は強まるばかり。一方、野党からは罷免要求の動きも出始めた。
(稚内支 局・阿部浩二、政治部・山下幸紀、東京政経部・鵺野隆治)
■憤り
武部農水相は二十七日、宗谷管内猿払村で、国内二頭目の感染牛を飼育していた酪農家の
家 族と面会。「大変だと思いますが、再起再建を祈っています」と書き添えた名刺を差し出し、
激励した。しかし、その場には当初、出席を予定していた男性経営者は姿を見せず、武部発言
への反発も。この後、武部氏は生産者らとの意見交換会で「感染ルートの特定に時間がかかる
から、安全対策とは分けて考えるべきだということだ」と釈明したが、会場は重苦しい空気が
支配した。
道内生産者内で武部氏への反発は強まっている。十勝管内足寄町の肉牛農家は「生産者は
原 因究明を最大の要望として上げているのに、大臣が否定する。大臣が失言するたび牛肉の
不信 感が広がる」と憤りをぶつける。
また、武部氏の「牛肉をやめておいて、なぜ牛乳はいいのか」との発言についても、十勝管内
清水町の酪農家は「別の意図があったのだろうが、消費者の不安をあおるだけだ」と顔をしかめた。
一方、北海道食の自給ネットワーク事務局長で、主婦の大熊久美子さん=札幌市在住=は
「感染源解明が難しいのは分かるが、まず原因を突き止めて、それを断つことから始めなけれ
ば、消費者の不安はいつまでも消えない」と消費者サイドから、武部氏の認識の甘さをやり玉
に挙げた。
■困惑
「熊沢英昭事務次官が辞めることで、省としては狂牛病問題にけじめをつけたはずだった。
しかし大臣の発言で振り出しに戻った」。同日、農水省幹部は困惑顔。その熊沢氏は同日の会見で
「大臣発言は(食肉処理される段階での全頭検査が始まった)十月十八日以降、食卓に安全な
牛肉だけを供給する体制ができたという意味だ」と擁護に回ったが、細部の質問には「お答えし
にくい」を連発。重い口調に対応の難しさがにじんだ。
また、福田康夫官房長官も会見で「かねがね農水相は『牛肉は安全である。心配ない』という
ことを強調していたので、そのためのいろいろな解説をしたのだと思う」と弁明を強いられた。
与党内の田中真紀子外相更迭論をなんとかかわして、「一内閣一閣僚」を死守してきた小泉
純一郎首相。しかし、今は田中外相より武部農水相が危うい。首相周辺からは「今は原因究明の
責任があるが、その後のことは本人の判断だ」と突き放す声も出始めた。
■不適格
「一番大事なのは国民の命を守ること。その責任を果たしていないどころか、無責任な暴言を
繰り返す農水大臣は不適格だ」。社民党の福島瑞穂幹事長は同日、党本部で行われた仕事納めの
あいさつで、武部氏を攻撃。そして、民主党の菅直人、自由党の藤井裕久両幹事長に電話を入れ、
武部氏追求の共同戦線を持ちかけた。
政府・与党に押されっ放しの野党にとって、武部発言は政府追及の格好の材料。特に、小泉政権へ
の距離の取り方をめぐって党内ががたつく民主党にとっては、党内固めをはかることもできる。 福島氏
から電話を受けた菅氏は即答した。「あす、野党国対委員長会談を開き、対応を相談しましょう」
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/28 11:53
▽武部農相発言:「揚げ足取られぬよう気を付ける」と自戒 (毎日新聞)
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20011228k0000e010028000c.html 狂牛病(牛海綿状脳症)問題で武部勤農相は28日、閣議後の記者会見で、北海道中標津町
で26日に「感染源・感染ルート(の解明)はそんなに大きな問題なのか」などと発言、農家
などの反発を生んでいる点に関連し、真意が伝わらずに誤解されたと語り、「揚げ足を取られ
ることのないよう、言葉遣いに気をつけたい」と述べた。
農相は、「肉骨粉を牛に与えないよう求めた1996年の行政指導が農家にまで伝わらなか
ったことで農家にも責任はあるのか」との質問に、「私はみんなの責任だと思う。何もかも国
に求めるのでなく、それぞれが自立し情報も集める自立自尊の農家にならなければならない。
もちろん政府の認識の希薄さはあった。きちんと体制ができていたら、(1頭目)の牛は肉骨
粉製造工程に回らなかった。しかし農業団体も自治体も生産者も、『絶対ということはない』
との意識で自立し連帯することが大事だ」と話した。
農相は苦笑いしながら「私が話をすると、なぜか当たり前のことを言っても当たり前に受け
取ってもらえない。残念です。しかし思っていることを正直に伝えることから私の仕事は始ま
る」と強調し、「私は酪農家の心情を一番理解できる政治家だ」と自負した。
会見の冒頭で、農相は「最後の会見です」と話し始めた直後、「いや、今年最後の会見とい
う意味です」といい直し、記者団の笑いを誘った。
[毎日新聞12月28日] ( 2001-12-28-11:39 )
そうだ、農水相の言う通り、農民は自分達に責任がないと言い張り、
国に責任を押し付けようとしている。そんな、無責任な仕事でゼニを
儲けられると思っていることが問題だ。
農民は遅まきながら心を入れ替え、まじめに消費者のことを考える
べきだ。
農水相は良い事言った。感動した!!
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/28 21:40
酪農家もすべてを国の責任になどするつもりはないのでしょうが、
農水大臣の言い方もちょっと冷たいよね。
少なくとも一年前までは、怪しいよと言う噂などあっても、大丈夫だ
と胸を張っていたのにねぇ。
国が輸入を許していた肉骨粉を
使っていて農民にも責任があるって
いわれても納得いかない
国は農民にも責任があったと
思っているから抜本的な対策を
何も示すことができないのでしょうか?
>>19 国は肉骨粉を使わないように指導していたはず。拘束力が無いから
と云って完全に無視した農民に責任がある。
多分、農民は購入した餌に肉骨粉が入っていたとは気付かなかった
と言い訳するだろう。何故農民は自分の生産物に与える材料に気を
配らないのか。他の産業だったら、材料の品質をチェックして使う
でしょ。甘えだよ、農民は。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/29 18:27
>20
指導を無視したというより農家まで伝わってなかったんでしょ。
責められるのは通達だけで十分とした役人の甘さ。
後半の意見は、ヒ素ミルクやサリドマイド薬害のときに母親を責めた
冷酷な奴と同類だな。
0.1gでも混ざったら危ないものを農家がどうやって購入する時に
チェックするんだよ。製造元がしっかりしてくれなきゃどうしようもないでしょ。
おや、農民は生産者じゃないのかな? 製造責任というものが
あるでしょ、消費者に対して。それとも、農民はこの牛肉には、
猛毒が入っているかも知れないが、それで死んでも責任と取らな
いよ。といって売っているのかな。それなら誰も買わないよ。
車を売るときに、ブレーキが壊れる欠陥があるかも知れないが
責任は取らないよというのと同じ。
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/29 19:40
具体的に責任とは?
法的にはまずないと思いますが、(下記参考)
それ以外の道義的(?)責任についてはすでに十分過ぎるほど
とってるでしょう。自殺者や廃業者出ても未だ足りないと?
------------------------------
製造物責任法(PL法)の概要
【定 義】
製造物:製造又は加工された動産を言う。
* サービス、情報、電気。不動産、農産物等は除かれる。
【免 責】
次の事項を証明した場合は、賠償の責めを負わなくてもよい。
1.当該製造物が、引き渡した時における科学又は技術に関する知見によっては、
その製造物に欠陥があることが認識できなかったこと。
【期間の制限】
また、製造業者等が当該製造物を引き渡した時から10年経過した時も
時効により消滅する。
PL法は最近出来た法律。でも出来る前から、工業製品に対し、
企業は責任を負っていたよ。農産物を除いているところを見ると、
農民が政府に圧力を掛けたんだろう。
農民は牛肉に責任は持たないし、輸入も制限する。消費者が
狂牛病にかかっても、ゼニさえ儲かればいいってか。責任は全く
取る必要は無いから、肉骨粉が入っているとは知らなかったて。
そりゃ、農水相も農民の無責任さを怒るな。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/30 04:06
>>23 今後の法改正には除外分野も
定義該当に盛り込まれるんじゃないかな?
やっぱり今までの農水相と違うな。今までだったら、農民の顔色ばかり
うかがって、消費者の不利益になるよなことばかりしていた。
今回の農水相は、農民に媚びへつらうことなく正しいことを言っている。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。:01/12/30 13:15
消費者が最大限喜ぶような農業をめざしましょう
そうすれば多少の保護があっても誰も文句言いません
農水大臣はそういった人がならないと
農林議員では絶対無理でしょう
日本の酪農家はモラルが全くない。最近、所有が分からないようにして、捨て牛を
する酪農家が後を絶たない。他人の家に侵入したり、危害を加えたりすることが
分からないのか。牛は案外凶暴なんだぞ。
だから、日本の農民は信じられないんだ。
1月26日に5ヶ国農相会議がありますので
辞任はちょっとカンベンしてください m(_ _)m ヒラアヤマリ
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/22 21:28
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/22 22:09
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/22 22:56
PL法を引き合いに出してるのもいるが、それなら飼料会社はどーする?
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/31 09:54
▽土井社民党首、雪印牛肉すり替えで農水省の条件緩和が原因と批判
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/2002-1/0131-04.html 社民党の土井たか子党首は30日、東京都内で記者会見し、雪印食品の国産牛偽装問題で、
農水省が国産牛肉の買い取り制度の適用条件を緩和したことが原因だったと述べ、同省を批判した。
同制度では、昨年10月18日に狂牛病の全頭検査が始まる前に解体処理された国産牛肉を、
全国食肉事業協同組合連合会(全肉連)など6団体が農水省の補助金を基に買い上げる。
全 肉連が同月24日付で傘下団体に送った文書では、対象となるのは「(食肉処理場が発行する)
食肉処理したことを示す証明書を提出できるもの」としていたが、同26日、農水省は条件を変更し、
冷蔵倉庫業者などの発行する「在庫証明書」を添付するだけでいいことにした。
土井党首は「処理場の証明書を付けなくてもいいようにしたことが悪用を許した原因。
わずか2日後の方針転換は不明朗。政治家の圧力があったのでは」と指摘した。
農水省食肉鶏卵課は「はじめは部分肉にも処理場の証明書を付けられると思っていたが、
処 理場の証明は1頭に1枚しか発行されないことが分かったので、条件を変えた。それが原因と
いわれればそれまでだが、最大限の努力はした。圧力は絶対にない」と話している。
【早川健人】 [毎日新聞1月31日]
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/01 00:14
▽狂牛病:武部勤農相への不信任案提出は週明け以降に 野党
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20020201k0000m010112000c.html 狂牛病(牛海綿状脳症)問題をめぐり、野党4党が検討している武部勤農相への不信任案提出は31日、
今年度第2次補正予算成立前を断念し、週明け以降に持ち越される見通しとなった。早期提出論は一部に
残っているが、序盤国会の焦点が一連の外務省問題に移ったことで慎重論が大勢になった。
民主党は31日の役員会で、不信任案の提出時期について協議した。この中で、熊谷弘国対委員長は
「来年度予算案の審議は経済問題が中心になる。引き伸ばせば時期を失する」と述べ、早ければ2月1日
にも提出するよう主張した。しかし、参院側は「雪印問題も政府の失策が根本にある」と政府の対応を引き
続き追及したうえで時期を探るべきだとの慎重論を展開し、結論を持ち越した。
民主党内では、外務省によるNGO(非政府組織)排除問題が田中真紀子前外相の更迭まで発展、「狂牛
病問題がかすんでしまった」との認識が強まっている。不信任案は可決のめどがなく、「簡単に否決されては、
責任逃れに手を貸すようなもの」との危ぐもある。 [毎日新聞1月31日] ( 2002-01-31-20:05 )
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/01 20:39
▽農相不信任案4日に提出 野党4党(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/html/0201side119.html 民主、自由、共産、社民の野党四党は一日、国対委員長会談を開き、狂牛病問題をめぐる
対応に不手際が続き現状では国民の農政に対する信頼を回復できないとして、武部勤農相の
不信任案を四日に四党共同で衆院に提出することを決めた。与党は「粛々と処理したい」(大島
理森自民党国対委員長)としており、一致して否決する方針だ。
野党は四日午前の国対委員長会談で提出を再確認する。小泉純一郎首相の施政方針演説が
行われる同日午後の衆院本会議の冒頭に採決される運びだ。
野党は武部農相が自らの責任回避と受け取られる発言を繰り返したことや、熊沢英昭事務
次官の退任で問題の幕引きを図った点を問題視。「田中真紀子氏は更迭し、武部農相は守る
与党の姿を際立たせたい」(民主党幹部)との狙いもあり、来年度予算案審議前の提出に踏み
切ることにした。
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/03 16:24
▽農水相不信任案、否決へ=野党、外相更迭を徹底追及−国会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020203-00000940-jij-pol 国会は4日午後、衆参両院本会議で小泉純一郎首相の施政方針演説など政府4演
説が行われる。これに先立ち野党4党は同日午前、狂牛病問題の責任を問うため、
武部勤農水相の不信任決議案を提出する。野党側は、同日午前に首相と全閣僚が出
席して開かれる衆院予算委員会で、田中真紀子前外相らの更迭に発展した国際会議
への非政府組織(NGO)参加排除問題を引き続き追及する方針だ。
農水相不信任案は4日午後の衆院本会議で政府演説に先立って採決される。与党
3党などの反対多数で否決されるが、閣僚不信任案提出は小泉政権発足後初めてで、
支持率が急落する小泉内閣に響きそうだ。 (時事通信)
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 14:13
▽きょう政府4演説/野党農相の不信任決議案を提出へ(4日) 日本農業新聞
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02020401.html 政府は四日、衆参両院本会議で、小泉純一郎首相の施政方針演説など政府四演説
を行う。株価が急落し、三月には金融危機が懸念される中で、国会は景気・雇用対
策を大きな焦点に与野党の論戦が本格化する。また、牛海綿状脳症(BSE)問題
では、民主、自由、共産、社民の野党四党が政府四演説の前に、武部勤農相の不信
任決議案を提出する見通しで、農水省の責任問題が大きなヤマ場を迎えそうだ。
四日の衆院本会議は、午後一時開会の予定。野党が武部農相の不信任案を提出す
れば、本会議に先立って行う衆院議院運営委員会で、不信任案を本会議に上程する
かどうかを判断する。
同日の本会議上程が見送られると、不信任案の扱いは、引き続き議運での協議と
なる。上程されると、政府四演説の前に記名投票で採決する。BSE問題の責任を
めぐり、国会は一気に緊迫の度を強める。農相の不信任案が提出されると、一九九
四年一月の畑英次郎農相以来、八年ぶり。
小泉首相の施政方針演説などに対する代表質問は、衆院が六、七の両日、参院が
七、八の両日の見通し。代表質問は、景気・雇用、BSE問題、政治倫理などで、
与野党の激しい攻防が繰り広げられそうだ。
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 17:13
▽野党、農水相の不信任決議案を提出(朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/0204/006.html 野党4党は4日、狂牛病(BSE)対策の責任を問うため、武部勤農水相の不信任
決議案を衆院に提出した。当初は施政方針演説など政府4演説に先立ち提出する
予定だったが、演説での狂牛病問題の取り扱いや、無所属議員の賛同者も見定め
たいため、演説後に提出した。与党3党は5日にも本会議を開き否決する方針だ。
一方、小泉純一郎首相は4日午前の衆院予算委員会で、武部農水相の責任問題に
ついて「今後、BSE問題のようなことが起こらないように最善の努力をし、反省
すべき点は反省して、しっかり省内態勢をとるよう責任を果たしてもらいたい」と
述べ、農水相の更迭は考えていないことを表明した。野田佳彦氏(民主)の質問に
答えた。(16:42)
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 17:36
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 22:07
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 22:52
▽農相不信任案で与党と徹底対決 岡山で菅氏会見(山陽新聞)
http://www.sanyo.oni.co.jp/news/15.html 民主党の菅直人幹事長は三日、岡山市内で記者会見し、狂牛病(牛海綿状脳症)
問題に絡んだ武部勤農相不信任決議案について「山崎拓自民党幹事長は同じ派閥の
ためか、農相をかばうが、責任はだれの目にも明らかだ。与党が否決した場合、同罪で
あり、国会内外で徹底的に責任を追及していく」と述べ、与党三党との対決姿勢を強調した。
(以下略)
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 23:02
▽与党からも農相に厳しい声 自民内には辞任論も(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/20020204KIIAPA11910.html 与党3党は4日の衆参国対委員長会談で、武部勤農相不信任決議案を否決する方針
を確認した。しかし、公明党は「否決するのはいいが、大事な問題なので党内で議
論する」として、5日の衆院議員団会議で最終的な対応を決定する意向を表明。自
民党の4日夕の役員会でも「党内には厳しい意見がある」と報告されるなど、複雑
な実態が浮き彫りになった。
3党は国対委員長会談に武部農相を呼び「全力を尽くしているのは認めるが、国民
の不満を払しょくする努力が必要だ」と異例の注文。同時に「国民に(不信任案)
反対の理由を明確に説明する必要がある」との認識でも一致した。
自民党内では、一部の議員が不信任案を採決する5日午後の本会議の欠席など
“造反”を検討する動きもあったが、執行部が調整に奔走し、「何とか抑えた」(幹部)
という。
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/04 23:05
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 00:15
▽<武部農相>不信任決議案に続投宣言 国民、責任を注視
http://channel.goo.ne.jp/news/mainichi/shakai/20020204/0205M100.html 「開いた口がふさがらない。責任の所在をはっきりさせる」(先月29日の閣議
後会見)と雪印食品を批判した武部勤農相に、4日、野党4党から不信任決議案が
突き付けられた。農相は同日の衆院予算委員会で「私の取るべき責任は(狂牛病
問題が)二度と起こらないよう農水省を改革すること」と続投宣言をしたが、野党側
は「武部農相の罷免こそが、わが国の農林水産行政への信頼回復の最低限必要な
措置」と反論。狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)の発生を防げず、雪印スキャンダル
を生む原因を作った農水省の責任に、国民の視線が集まる。 【狂牛病取材班】
不信任決議案は、農水省の責任について(1)昨年EU(欧州連合)から「日本
で感染牛発生の恐れが高い」と指摘されながら、全面否定し、評価を受けることさ
え拒否した(2)96年にWHO(世界保健機関)が牛などへの肉骨粉の使用禁止
を勧告した際に法規制をせず、結果的に肉骨粉の使用を放置し続けた――などと
指摘した。
武部農相については(1)重大な責任を持つ96年当時の同省幹部をかばい、
真相解明にフタをした(2)昨年12月、北海道の酪農家らに「感染源(の解明)は
そんなに大きな問題なのか」などと暴言を吐いた(3)雪印食品問題についても、
不正の温床を放置し、チェックせずほおかむりしてきた――と批判する。
「国民の牛肉への不信は、武部農相への不信とつながっている。農相が辞めなけ
れば消費は回復しない」と筒井信隆衆院議員(民主)は不信任の理由を語った。
山田正彦衆院議員(自由)は「農水省は、EUの報告書の内容が毎日新聞に報道
されるまで、書面として存在しないと述べていた。事実を故意に隠そうとした責任
は大きい。雪印食品の偽装事件は、在庫証明書があれば、1キロ200円のくず肉
でも1114円で買い上げる農水省のずさんな制度に原因がある。これ以上、武部
農相に任せられない。一日も早く辞めるべきだ」と力説する。
一方、武部農相は衆院予算委で野党から相次ぐ批判を浴びたが、一貫して辞任の
意思がないと主張。小泉純一郎首相も「省庁一体となって今後の対応に誤りなきよ
うすることで責任を果たしてほしい」と防戦一方の農相をバックアップした。
また、農水省の渡辺好明事務次官は同日の記者会見で、雪印食品の偽装事件を
許した同省の甘いチェックについて質問され、「私どもが告発したことの端緒を踏ま
えて、一刻も早く全容解明がなされることに期待しています」とだけ述べた。雪印
食品問題を担当する課長は「不信任案はもちろん気にしてますよ。農水省の一連の
問題を大臣が一身に背負わされ、就任前のことまで追及されてるわけで、ある意味
申し訳ない」と話した。
武部農相に対する不信任案提出について、食品の安全確保に取り組む市民団体
「日本子孫基金」(東京都千代田区)の小若順一事務局長は「生産農家を困らせ、
財政的余裕がないときに2000億円もの血税をBSE対策につぎ込まざるを得な
くさせた責任は大きい。BSE対策は政策的には打つべき手はほぼ打たれたと思う。
あとは消費者の信頼回復だが、そのためには武部農相が辞任し、イメージがよく仕
事もできる人が農相になるべきだ」と語った。
茨城県水海道市の酪農家、住谷輝彦さん(52)は「武部農相は北海道猿払村の
酪農家を逆なでする発言もし、大臣として言動に問題があった。事務次官はクビに
なったが、最高責任者である農相に辞めてもらうのが一番すっきりする。自民党に
も賛成してもらい、不信任決議案を可決してほしい」と話した。
[毎日新聞2月4日] ( 2002-02-04-20:21 )
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 08:21
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 09:03
▽農相不信任案を否決へ 衆院、与党反対で(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020205KIIAPA12300.htm 衆院は5日午後、民主、自由、共産、社民の野党4党が提出した武部勤農相に対
する不信任決議案を採決する本会議を開く。与党3党などの反対多数で否決される。
決議案は「相次いで狂牛病感染牛が確認され、食の安全性に対する不信が広がっ
た。この事態は農水省の重大な失態によってもたらされた」と行政の対応の遅れで
被害が拡大したと指摘した上で、武部農相について「その対応に重大な責任を持つ
農水省幹部をかばい、真相究明にふたをしてきた」と批判。「農相の罷免こそが農
水行政への信頼回復と狂牛病問題解決に向け、最低限必要な措置だ」として、責任
明確化のため農相の罷免を求めている。 (02/05 08:48)
何で狂牛スレって、どの板でも“情報蓄積スレ”になるの?
どこか一つにまとめてよ。せめてsage進行にするとか。
あちこちで同じカキコ見せられても困るよ。
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 09:11
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 11:16
▽衆院本会議、農相不信任案を採決へ(日経新聞)
衆院は5日午後の本会議で、民主、自由、共産、社民の野党4党が提出した武部
勤農相に対する不信任決議案を採決する。与党3党はそろって反対投票する方針を
固めており、否決される見通しだ。野党は狂牛病問題や雪印食品による牛肉の偽装
事件への農水省の対応を批判。「農相の罷免こそが農政への信頼回復に向け、最低
限必要な措置だ」として、不信任決議案の提出に踏み切った。これを機に、非政府
組織(NGO)の取り扱いで外務省と対立した田中真紀子前外相を更迭しながら、
農相を辞めさせないのは小泉純一郎首相の失政だとして対決姿勢を一段と強める方
針だ。
与党3党は武部農相を擁護していく方針。5日の本会議では自民党の金田英行氏
が与党を代表し「初期段階で行政部局内に混乱が見られたことは遺憾だが、その後
は農相のリーダーシップの下、必要な措置が着実に講じられている」と反対討論を
する。
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 19:13
▽武部農相の自発的辞任論、与党内に浮上(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/01/20020205i406.htm 狂牛病問題に対する農水省の対応の不手際に関し、与党内で5日、武部農相の不
信任決議案否決後の同農相の自発的辞任論が浮上してきた。山崎幹事長は同日昼、
国会内に武部氏を呼び、与党内に同氏の責任を問う声が強まっていることを伝えた。
武部氏は会談後、記者団に「不信任決議案が否決されれば、(否決した与党議員に)
敬意を表するように指導を受けた」と述べた。
自民党の橋本派幹部は同日昼、記者団に対し「政治家は自らの出処進退を早く
(決断)した方がいい」と述べた。また、同日午前の自民党総務会で、山中貞則元
通産相が「農相は畜産界を壊滅に追い込みかねない言動があり、次官以下の役人を
辞職させ、自らは責任を取らないという態度に終始している姿は到底許すことは
できない」とする辞任を求める「げき文」を配った。
さらに、公明党の同日の衆院議員団総会でも「政治家の出処進退は自ら判断すべ
きだ」との意見が出された。 (2月5日13:49)
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 19:14
▽武部農相の不信任決議案、衆院本会議で否決(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/01/20020205i407.htm 民主、自由、共産、社民の野党4党が狂牛病問題で提出した武部農相に対する不
信任決議案は、5日の衆院本会議で採決され、自民、公明、保守の与党3党などの
反対多数で否決された。ただ、採決では、自民党の平沢勝栄、後藤田正純両氏が党
の方針に従わず、投票を棄権した。
不信任案は、狂牛病問題について「政府と農水省の重大な失態によってもたらさ
れた」と指摘し、農相の罷免を求めていた。 (2月5日19:01)
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 19:43
▽武部農相不信任案を否決 与党が反対、衆院本会議(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/html/0205side070.html 衆院は五日午後の本会議で、民主、自由、共産、社民の野党四党が提出した武部
勤農相に対する不信任決議案を採決、与党三党などの反対多数で否決した。
野党は決議案で「相次いで狂牛病感染牛が確認され、食の安全性に対する不信が
広がった。この事態は農水省の重大な失態によってもたらされた」と行政の対応の
遅れで被害が拡大したと指摘。武部農相は「重大な責任を持つ農水省幹部をかばい、
真相究明にふたをしてきた」と批判し、「農相の罷免こそが農水行政への信頼回復
と狂牛病問題解決に向け、最低限必要な措置だ」と、責任明確化のための農相罷免
を求めた。
野党がこの時期に不信任案を提出したのは、国民的人気が高かった田中真紀子前
外相を更迭し、武部農相は守るという小泉内閣の姿勢を国民の前に際立たせるのが
狙い。
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 19:48
▽不信任案否決でも免責ではない=冬柴公明幹事長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020205-00000367-jij-pol 公明党の冬柴鉄三幹事長は5日午後の代議士会で、武部勤農水相の不信任決議案につ
いて「反対で臨むが、これによって農水省全体の長い間の緊張感を欠いた問題意識、危
機意識を欠いた態度が免責されるわけではない」と指摘。その上で、狂牛病問題に関す
る政府の調査検討委員会が3月にまとめる調査結果を踏まえ、「人事、組織に踏み込ん
だ改革を断行しなければ、国民の期待にこたえられない」と述べ、担当者の処分を含む
人事や組織改革が必要だとの考えを示した。 (時事通信)
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 19:49
「職責全うする」=農水相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020205-00000387-jij-pol 武部勤農水相は5日午後、自らの不信任決議案が否決されたものの、自民党内か
らけじめを求める声が出ていることについて「立法府から信任をいただいて、謙虚
な気持ちで職責を全うするのが私の責任だ」と述べ、辞任の意思がないことを強調
した。国会内で記者団の質問に答えた。
同相はさらに、狂牛病問題への今後の対応について「生産現場の声、消費者の方
々の意見をしっかり受け止め、1日も早く国民の皆様の信頼と安心を回復するため
省を挙げて努力していきたい」と述べた。 (時事通信)
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 19:51
▽農水相不信任案を否決=自民・平沢氏らが棄権−衆院
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020205-00000375-jij-pol 衆院は5日午後の本会議で、民主、自由、共産、社民の野党4党が狂牛病問題への
対応に「重大な失態」があったとして共同提出した武部勤農水相の不信任決議案を、
自民、公明、保守の与党3党などの反対多数で否決した。記名採決の結果は、
投票総数462票で、賛成186票、反対276票。
自民党からは、平沢勝栄氏が採決を棄権、党執行部から厳重注意を受けた。
平沢氏は記者団に「政治家としての信念に基づいてやった」と述べた。また、
後藤田正純氏が採決直前に、体調不良を理由に採決を欠席した。後藤田氏は4日、
武部農水相と会い、「身の処し方は早く決めるべきだ」との考えを伝えており、
事実上の棄権と見られる。 (時事通信)
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 19:52
◆武部農相許せないと檄文 自民総務会で山中元通産相(共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20020205-645.html 自民党の山中貞則元通産相は五日の党総務会で、野党が提出している武部勤農相
の不信任案に関連し「同意する気はないが、農相はわが国畜産界を壊滅に追い込み
かねない言動があり、事務次官以下役人を辞職させ、自らは責任を取らないという
態度に終始している姿勢は到底許すことができない」とする檄文(げきぶん)を配
布した。
山中氏は「総務会はこの旨を小泉純一郎首相に伝え、わが国畜産界を襲い続けて
いるパニック状態を速やかに終止すべきだ」と指摘。農相の責任問題について、首
相が早期に決断を下すよう総務会として要求すべきだとしている。
(了) 02/05
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 19:53
◆与党内に農相更迭論浮上 狂牛病問題で批判(共同通信)
狂牛病への一連の言動や対応への批判が強まっている武部勤農相の更迭論が五日、
与党内で浮上した。小泉純一郎首相は続投させる姿勢を崩していないが、同日午後
の衆院本会議で農相の不信任案を否決した後、「けじめ」(自民党幹部)を求める
声が一層強まりそうだ。首相は厳しい状況に追い込まれる。
自民党の山中貞則元通産相は五日の党総務会で、野党提出の武部勤農相の不信任
決議案に関連し「同意する気はないが、農相はわが国畜産界を壊滅に追い込みかね
ない言動があり、事務次官以下役人を辞職させ、自らは責任を取らないという態度
に終始している姿勢は到底許すことができない」とする檄文(げきぶん)を配布した。
その上で山中氏は「総務会はこの旨を首相に伝え、わが国畜産界を襲い続けてい
るパニック状態を速やかに終止すべきだ」と農相の責任について首相が早期に決断
を下すよう総務会として要求すべきだと主張した。
野中広務元幹事長も「山中氏の言う通りだ。生産者、小売り、焼き肉店は大変苦
しい状況だ。消費者にも大きな不安を与えている」と狂牛病に対する農相らの対応
を批判。「不信任案は否決するが、大変な批判を浴びることになる」と対応を求めた。
公明党の冬柴鉄三幹事長も代議士会で「否決されても農水省の緊張感を欠いた態
度が免責されるわけではない。三月に調査報告書が出た後に、人事や組織で踏み込
んだ改革を断行しないと国民の期待にこたえられない」と強調した。
(了)02/05
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 20:13
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 20:28
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 20:35
▽農相辞任求め野党攻勢へ 自民2議員が造反(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020205KIIAPA14010.htm 狂牛病問題をめぐる武部勤農相の不信任決議案が5日午後、衆院本会議で与党3
党などの反対多数で否決されたのを受け、野党は「生産農家だけでなく国民に苦し
みをを与えておいて、国の責任はいまだに認めないという態度だ」(鳩山由紀夫民
主党代表)と反発をさらに強めた。参院での問責決議案提出も視野に、6日からの
代表質問などを通じて農相辞任を求めて攻勢に出る構えだ。
ただ、採決では自民党の平沢勝栄、後藤田正純両氏が党方針に造反して棄権。
採決前の総務会では山中貞則元通産相らからも武部農相の責任を問う声が上がって
おり、与党内の農相更迭論がさらに強まれば、小泉純一郎首相は厳しい対応を迫られ
そうだ。(02/05 18:31)
>>48 洗脳したいアホ信者が暗躍してるんでしょ(w
ここはニュース板でも議員板でもないのに(w
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 20:38
▽「今辞めたら無責任」 首相、農相更迭論を否定(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020205KIIAPA14310.htm 小泉純一郎首相は5日夜、狂牛病問題への対応で与党内に浮上してきた武部勤農相の
更迭論について「(農水省の対応の)どういう点が悪かったのか、きちんと対応し、新しい
良い態勢をつくるのが責任だ。今(農相を)辞めたら投げ出したことになり無責任だ」と述べ、
現段階で辞任させる考えのないことを明らかにした。
同時に「(農相には)苦しくても逃げ出しちゃいかん、投げ出しちゃいかん、と言っている」と
強調。「(農相不信任決議案が否決されて)国会で信任されたということは、今までのやり方に
反省すべき点もあるから、それを直して、こういうことが起こらない態勢をつくることが責任だ」
とも述べた。
首相官邸で記者団の質問に答えた。 (02/05 19:08)
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 20:52
▽与党内に農水相更迭論 野党不信任案は否決 2002/02/05 14:07(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020205&j=0023&k=200202050819 衆院は五日午後、民主、自由、共産、社民の野党四党が、牛海綿状脳症(BSE)
問題で「重大な失態」があったとして提出した武部勤農水相の不信任決議案を採決
する本会議を開き、与党三党などの反対多数で否決した。
決議案は「食の安全性に対する不信が広がった」と行政の対応遅れで被害が拡大
したと指摘、責任明確化のために武部農水相の罷免を求めた。
民主党は趣旨弁明で、「罷免こそが信頼回復と問題解決に向け、最低限必要な
措置だ」と強調。これに対し与党側は「(武部氏は)農水省の先頭に立って全力を尽く
している」として不信任案に反対の態度を表明した。
これに関連し、同日午前の自民党総務会で武部氏の辞任を求める声が公然化。
山中貞則氏が「野党提出の不信任案には同意する気はない」としながらも、「武部氏
はわが国畜産業界を壊滅に追い込みかねない言動があり、事務次官以下の役人を
辞職させ自らは責任を取らないという態度に終始しており到底許すことはできない」
と、不信任案否決後に出処進退を明らかにすべきだとの檄文(げきぶん)を配布した。
また野中広務元幹事長は「不信任案の否決は関係者には悩むところ。否決でさらに
国民の不信感を買う恐れもある。執行部はよく考えてほしい」と述べた。
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 21:31
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 22:42
主張 外相更迭問題 任命権者としての首相の責任追及(社民党)
http://www5.sdp.or.jp/central/shinpou/syuchou/syutyou0206.html アフガン復興支援国際会議へのNGO参加拒否問題で小泉首相は、田中外相と野上
義二外務事務次官の更迭、鈴木宗男衆議院議運委員長の引責辞任で真相を闇に葬っ
たことの責任は重大だ。
小泉首相は、更迭理由を外相と次官との間で鈴木議員の名前を「言った」「言わ
ない」でもめ予算審議に影響を及ぼしたことなどを挙げた。しかし、事はそれで済
む問題ではない。アフガン復興支援に政府の足がかりがないからこそ実績のあるN
GOの協力が不可欠だったのではないのか。それを政府に批判的な発言をしたから
排除するというのは、まさに政府とNGOとの関係をはき違えており、外務大臣の
方針を超えて「影の大臣」(外務省職員)と言われる鈴木議員の意向で行なわれた
とすれば、政府と任命責任者としての小泉首相の責任は重大である。
小泉首相は「結果的に参加したからいいじゃないですか」とのたまった。この発
言は矛盾している。一度は排除されたものを田中外相が参加させたのである。従っ
て外相が更迭される理由はないのである。しかも、問題が表面化してからも小泉首
相は「首相官邸が入る問題ではない」と他人事に終始し、さらには「涙は女の武器」
と差別発言まで行なって事態拡大を招いた責任がある。真相を闇に葬ったまま決着
したという政治手法は、これまでの自民党政治そのもので、小泉首相に政治改革を
語る資格は、もはやなくなった。
外務省が当該NGOに一度は参加拒否を告げたことは事実だ。そのNGOの代表
者はテレビで、重家中東アジア局長が「外務省の者が怒っている。鈴木さんに相談
した方がいい」と電話したことを明らかにしている。その重家局長が国会答弁をコ
ロコロと変える中で、一度は「大臣の答弁の通り」と答えたことも事実。だが、そ
れも後に翻し、またも外務省伏魔殿の闇の深さを印象づけた。
さらに、田中外相と福田康夫官房長官、安倍晋三官房副長官らが協議してまとめ
た政府見解には、鈴木議員の関与を認めていたが、その後、鈴木議員が所属する橋
本派をはじめ自民党側が難色を示し、その部分を削除した「政府見解」が予算委員
会理事会に提出された。その結果、提出された政府見解の内容は「NGOの参加決
定に当たり特定の議員の主張に従ったことはない」とする一方、「大臣と外務省事
務当局の答弁の相違があるが、事実関係の確認に努力する」というちぐはぐなもの
になっている。関与がなければ大臣がウソを言っているわけで、その上で事実関係
を確認する必要はないわけで、矛盾している。
外交機密費の首相官邸への上納はなかったのか、なぜ外務職員が官邸の機密費を
入手できたのかは未だに明らかにされていない。田中外相は、その根本的な問題を
明らかにする決意を込めていたはずだ。使途目的を明らかにできない巨額な機密費
を使ってきた首相官邸と外務省が外相を切ったというのが真相ではないのか。くし
くも機密費問題が表面化した森内閣の森喜朗首相、中川秀直・福田康夫の新旧官房
長官が密室で田中外相の更迭を画策したこともそれを裏づけており、わが党は真相
解明に全力を挙げる。 社会新報2002年2月6日号より
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 22:50
▽農相進退引き続き焦点に 首相は更迭論否定(神戸新聞)
http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/20020205KIIAPA14510.html 狂牛病問題をめぐる武部勤農相の不信任決議案が5日午後、衆院本会議で与党3
党などの反対多数で否決された。しかし、与党内では、自民党の平沢勝栄、後藤田
正純両氏が党方針に造反して採決を棄権。採決前の総務会では山中貞則元通産相ら
からも武部農相の責任を問う声が上がったのに続き、公明党も3月の調査検討委員
会の結果を受けて責任を明確にするよう小泉純一郎首相に申し入れるなど更迭論が
浮上した。
不信任案否決後、武部農相は記者団に「狂牛病の解決に向けて閣僚として職責を
果たしたい」と強調、小泉首相も「今辞めたら投げ出したことになり無責任だ」と
辞任を否定したが「けじめ」(自民党幹部)を求める声が一層強まれば、首相は難
しい対応に迫られる可能性もあり、農相の進退問題は引き続き焦点となる。
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 23:20
▽武部農相辞任論:浮上の背景に自民「非主流派」の思惑
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20020206k0000m010114001c.html 不信任決議案が否決されながら武部勤農相の辞任論が浮上してきた背景には、狂
牛病対策への不満が与党内に強いことに加え、「農相辞任」を小泉内閣や党執行部
の人事刷新の突破口としたい自民党「非主流派」の思惑がある。小泉純一郎首相は
農水省改革の道筋をつけるためとして続投させる姿勢だが、農相の進退問題は、小
泉改革で繰り返してきた「首相官邸対与党」の攻防に発展する様相で、政権の新た
な火種となりそうだ。
不信任決議案の採決を控えた5日の自民党総務会で、山中貞則元通産相は「武部
農相は畜産界を壊滅に追い込みかねない言動があった」と農相の辞任を迫った。こ
れに野中広務元幹事長も「同感だ」と同調した。
世論や畜産業界の逆風を受け、4日には谷津義男前農相ら農林族幹部が首相に「
(農相更迭の)辞任政治決断が遅れた」という提言書を提出。農林族の一部が不信
任案に賛成に回る動きが一時表面化するなど、責任論が公然化していた。
このため、不信任決議案への反対は「国民の不信感を招く」(野中氏)懸念があ
った。結局、野党提出の不信任案には賛成できないとの建前から野中氏らも反対に
回ったが、農相への自民党内の不満は強い。
一方で、こうした動きは、02年度予算成立後をにらんだ内閣改造や党役員人事
への布石との見方がある。田中真紀子氏の外相更迭で「一内閣一閣僚」の方針が崩
れ、党内の農相辞任論が「一気に噴出した」(幹部)というわけだ。公明、保守両
党内にも、内閣改造待望論が根強くある。
とくに景気対策重視を主張する「抵抗勢力」側には、「農相辞任」をテコに、財
政構造改革の牙城・経済財政諮問会議の旗振り役を務める竹中平蔵経済財政担当相
の交代にまで持ち込み、財政改革優先からの路線転換を図る思惑がある。
一方、首相にとっては要求を突っ張れば「農相擁護」として世論の反発を招き、
更迭すれば、「一内閣一閣僚」の原則が完全に瓦解し、政権運営の主導権を与党側
に奪われかねない。どちらに転んでも、首相にはプラスが望めない選択だ。
5日、政府首脳は「辞めてうやむやにするのが一番楽だが、そんなことでは済ま
ない。(狂牛病問題を)一番よく知っている人がいなくなるのが一番迷惑だ」と述
べ、原因究明などを最優先させる考えを示した。自民党執行部も、辞任論を「党三
役人事に切り込むのが狙い」(幹部)と警戒、山崎拓幹事長が「謙虚かつ積極的に
農水行政を推進すべきだ」と農相擁護論を展開する。
ただ、田中前外相の更迭理由が「国会を正常化させるため」だったことから、野
党の抵抗で予算審議に影響が出る事態となれば、更迭せざるをえない状況に追い込
まれる可能性は残っている。 [毎日新聞2月5日] ( 2002-02-05-21:40 )
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/05 23:35
▽不信任案否決するも、与党内で農水相の更迭論強まる(朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/0205/009.html 武部勤農水相の更迭論が5日、与党内で強まった。野党4党提出の不信任決議案
は衆院本会議で否決。だが、自民党の一部議員が欠席し、農水相の自発的な辞任を
求める声も自民、公明両党から公然化した。首相は同日、農水相続投の方針を改め
て示したが、田中真紀子前外相の更迭に続いて政府・与党内の波乱要因となってき
た。
不信任案採決では、自民党の平沢勝栄、後藤田正純両氏が「農水相の身の処し方
について素早い対応を求めたい」(後藤田氏)と採決を欠席。また本会議に先立つ
総務会でも、長老の山中貞則氏が「事務次官などの役人を辞職させ自らは責任を取
らない態度に終始している姿は到底許せない」と武部氏の辞職を求める「檄文(げき
ぶん)」を配った。野中広務元幹事長も「政治家たるもの、責任をとらなければならない」
と発言した。
公明党も太田昭宏国対委員長らが首相を訪ねて責任の所在の明確化などを申し入
れた。冬柴鉄三幹事長は「出処進退は自ら決めることで、否決されたからもうそれ
でいいということではない」と述べた。
野党も「多くの人々に苦しみを与え、いまだに国は責任を認めない」(民主党の
鳩山由紀夫代表)と批判。田中前外相の更迭問題とも絡めて6日からの代表質問な
どで引き続き追及する方針だ。
こうした情勢を受けて自民党幹部は「しかるべきタイミングで自ら辞表を出すことに
なるのではないか」と語った。
一方、小泉首相は5日夜、記者団に「(更迭は)考えていない。今辞めればかえって
無責任だ」と述べた。武部農水相も「農水相としての職責を果たしたい」と語った。
首相は前外相更迭を「例外」として1内閣1閣僚の原則を貫く考え。農水相辞任
となれば、求心力を一層弱める恐れがある。政府首脳は「辞めさせるのが一番楽。
でもそうはいかない」と苦しい立場を吐露した。(22:07)
sageとけっつーの。別に大した事件じゃねーだろ。
普通の人は折り込み済みの話を、いつまで・・・
ここは政治板でないぞ。
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 00:25
「武部許せない」と山中元通産相が檄文「畜産界を壊滅に追い込みかねない言動」
http://www.zakzak.co.jp/top/top0205_3_03.html 自民党の山中貞則元通産相は5日の党総務会で、野党が提出している武部勤農相
=写真=の不信任案に関連し「同意する気はないが、農相はわが国畜産界を壊滅に
追い込みかねない言動があり、事務次官以下役人を辞職させ、自らは責任を取らな
いという態度に終始している姿勢は到底許すことができない」とする檄文(げきぶ
ん)を配布した。
山中氏は「総務会はこの旨を小泉純一郎首相に伝え、わが国畜産界を襲い続けて
いるパニック状態を速やかに終止すべきだ」と指摘。農相の責任問題について、首
相が早期に決断を下すよう総務会として要求すべきだとしている。
ZAKZAK 2002/02/05
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 00:30
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 07:36
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 08:01
Q: 不信任案についてですが、「これだけ一生懸命がんばって対策に取り組んで
いるのに不愉快だ」というような思いはありませんか。
A: やはり生産者の皆様、あるいは消費者の方々の声や御意見に対しましては、
今後ともしっかり受け止めて、万全の対策にさらに努力していくということが、私
どもの務めであると、こう思いまして、真摯に受け止めつつ、謙虚な気持ちで職責
を遂行していくというのが私のあるべき姿だと、このように思っております。
Q: 現時点で、お辞めになるという考えはないということでよろしいでしょうか。
A: いつも申し上げているとおりでございまして、私はBSE発生以来、これに
は行政に構造的な問題があるのだということを痛感いたしまして、これは政治主導
で根本的にメスを入れて検討していかなければならないということから、遠藤副大
臣を本部長にして取り組んでまいりましたし、この解決には客観的な、過去から現
在までいたる検証も必要でありますし、やはり科学的な知見ということを得ること
が大事でありまして、農畜産・食品衛生行政のあり方ということについて、抜本的
な改革をしようと、併せて農林水産省の改革に執念を持って取り組もうということ
でやってきた次第であります。このことを私自身の責任だと思って、今この職責に
あるということを申し上げまして、御理解をいただきたいと思います。
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 08:03
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 08:04
Q: この不信任決議案の動きとは別に、今日、自民党の総務会で「自らが責任を
とらない態度は許せない」という声が多数上がりまして、自民党の中からも辞任を
要求する声が上がっているんですが、これについての感想を聞かせていただけますか。
A: 只今申し上げましたように、いずれに致しましても、そういうご意見という
ものを厳粛に受け止めつつ、謙虚な気持ちで職責を遂行していきたいと思います。
Q: 自らの進退を今日判断することは無いということでよろしいでしょうか。
A: 私はこの困難性、今直面している困難性をいかに乗り越えていくかと、これ
までも執念を持って政治主導で遠藤副大臣と共に取り組んで来た所存でありますし、
今まさに正念場だと、こう思っておりますので、責任を回避してはいけないと、
今が一番責任を感じて努力していかなければならない立場、立ち向かっていかなけ
ればならない大事な時だと認識しております。
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 13:24
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 13:41
▽農相退任論も/不信任案は否決(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02020601.html 国会は五日、衆院本会議を開き、民主、自由、共産、社民の野党四党が提出した
武部勤農相の不信任決議案を、自由、公明、保守の与党三党などの反対多数で否決
した。否決後、武部農相は「生産者の声、消費者の意見をしっかり受け止め、BS
E問題解決に向けて職責を果たし、一日も早く国民の信頼と安全を回復するため省
あげて努力したい」と強調した。しかし、野党だけでなく与党内からも武部農相の
責任を問う声があがっており、武部農相は進退問題も含め厳しい対応が迫られそうだ。
野党四党を代表し民主党の鮫島宗明氏は、「BSEの発生や、被害を拡大させた
責任は農水省にある」と指摘。「最高責任者の大臣が責任を取り、けじめをつけな
い限り、生産者や消費者からの信用は戻らない」と提案理由を説明した。
採決の結果、賛成百八十六票、反対二百七十六票で否決された。ただ、採決では
自民党の平沢勝栄氏らが党方針に造反して棄権した。また、採決前に開かれた自民
党総務会では、山中貞則氏が「役人を辞職させ自らが責任を取らないのは許せない」
などとする文書を配った。採決後には、公明党の冬柴鉄三幹事長も「不信任決議案
が否決されたから、もうそれでいいということではない。政治家の出処進退は自ら
決めることだ」と強調するなど、不信任案は否決はしたものの、与党内からも武部
農相の責任を問う声が出ている。
一方、野党は「農相の責任は重大。さらに国会で追及する」と、引き続き武部農
相の責任を問う構えを見せている。今後、参院での問責決議案も視野に、六日から
始まる施政方針演説などに対する代表質問や、その後の予算委員会などを通じて、
農相の辞任を求める方針。
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 14:46
【社説1】 農水省の責任をうやむやにするな(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20020205EIMI115505.html 野党4党が衆議院に提出した武部勤農相不信任決議案は否決されたが、これで農
林水産省の狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)問題での失態が免責されたわけではな
い。農相の責任を問う声は与党内にもある。
農水省はこの問題で畜産農家などが受けた被害額は2000億円を超えると推計して
いる。しかし、被害はさらに拡大しかねない。雪印食品の牛肉偽装事件により広が
った消費者の食品の安全性に対する不安など、カネには換算できない影響もある。
行政の不作為が途方もない災いを及ぼすことは水俣病や薬害エイズ事件などで痛
いほど思い知らされたはずだが、過ちはまた繰り返された。しかも、農水省の不作
為の責任はうやむやのままだ。
今年初めまで担当していた事務次官や畜産部長は退職したが、通常の人事異動の
枠内だった。責任は個人ではなく組織にあるというのが同省の態度である。しかし、
少なくとも感染経路を突き止め、これまでの自らの対応について真相を明らかに
しなければ、到底、組織としての責任を果たしたとはいえないだろう。
同省の怠慢は1度や2度ではない。1996年に世界保健機関(WHO)は牛への肉
骨粉使用に警告を発したが、同省は法律による肉骨粉使用禁止を見送った。農業資
材審議会の家畜飼料検討委員会では、専門家から法律による禁止を求める意見があ
ったというが、それを無視した。
農水省内の調査では、90年以降の担当者91人のうち、狂牛病発生を懸念していた
のは18人にとどまった。この程度の危機意識では、96年以降の行政指導による牛へ
の肉骨粉使用抑制も徹底するはずがない。実際、5000頭以上の牛が肉骨粉を与えら
れていたことが判明した。
昨年の欧州連合(EU)の対日調査結果の最終報告書案に対する同省の再三にわ
たる抗議も筋違いだ。「日本でBSE感染の危険性は増大し続けている」というE
U側の指摘は図星だった。それなのに同省はこの指摘に従って対策強化を急ぐどこ
ろか、EU側の口を封じてしまった。
農相と厚生労働相の私的諮問機関である「BSE問題に関する調査検討委員会」
で過去の行政の対応について検証が進んでいる。しかし、国政調査権を持つ国会に
も真相を解明する責務がある。歴代の農水省担当者を呼び、集中的に審議するなど、
果たすべき仕事はある。不信任案否決で一件落着ではない。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 15:04
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 15:16
▽「農相は自ら進退の判断を」神崎公明代表(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/01/20020206ia04.htm 公明党の神崎代表は6日午前の記者会見で、武部農相の進退について、「(農相)
不信任決議案が否決されたといって、農相と農水省が責任を免れた訳ではない。
(狂牛病問題での)省内の調査結果を見て、農相、役人の責任も含め、農水省改革
に取り組むべきだ。(進退は)自ら考えるべきだ」と述べ、調査結果の出る3月以
降に農相自ら進退を判断する必要があるとの見解を示した。
これに関連し、武部農相は6日、農水省で熊本県のJAグループの幹部らと会い、
「(5日の)本会議で立法府の信任を得られた。一連の経緯は真摯に受け止め、
大臣として謙虚な気持ちで職務を遂行したい」と述べ、当面、辞任する考えがない
ことを明らかにした。 (2月6日13:14)
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 16:20
▽予算案組み替え要求…鳩山氏代表質問(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/01/20020206it04.htm また、5日の衆院本会議で狂牛病問題の責任を問う不信任決議案が否決された
武部農相に触れ、「NGO問題で指導力を発揮した外相を更迭し、責任をとらず
居直り続ける農相を罷免しないのはチグハグな対応だ。国の責任は明らかだ」と
厳しく批判、首相の政治姿勢をただした。外務省のNGO(民間活動団体)排除
問題については、「一体どのような理由で田中外相を更迭したのか」と述べ、
首相の対応を批判するとともに真相の徹底究明を求めた。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/06 16:52
▽武部勤農相の不信任決議案採決について(談話)
http://www5.sdp.or.jp/central/timebeing02/takebe0205.html 社会民主党 幹事長 福島瑞穂
本日、衆院本会議で野党4党が共同提出した武部勤農相に対する不信任決議案が
与党の反対によって否決された。BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題で、
甚大な被害に苦しむ生産者を前に「感染源の解明は大きな問題なのか」などと暴言
を繰り返してきた武部農相に、責任者としての能力が欠如していることは明白であ
るにもかかわらず、農相をかばい続ける与党の姿勢は国民に対する背信行為である。
BSE問題ではWHO(世界保健機構)が96年に肉骨粉の使用禁止勧告を打ち出し、
EU(欧州連合)も日本での発疾リスクを再三にわたって指摘していたにもかか
わらず、農水省はこれらを否定、無視し続けた。BSE感染の危険性を軽視し、今
日の事態を招いた政府、農水省の責任は大である。加えて、感染牛の確認以後も、
感染源の特定に及ばないばかりか、欧州各国で行なっている厳格な飼肥料検査の
導入にも躊躇する農水省の無責任な対策は、国民の不安を一層助長させている。
武部農相は、通常国会を目前に控え、WHO勧告を農水省が無視した当時に畜産
局長であった熊沢英昭事務次官を退官させた。当事者を国会審議の場から遠ざけ、
真相究明にフタをする手法は、外務省のNGO排除問題と同様のものである。それば
かりか、NGO排除問題では正当な対応をした田中真紀子外相を更迭したにもかか
わらず、罷免に相当する理由がこれだけ明確な農相を守り続ける小泉首相の姿勢は、
「改革」の名に到底値するものではなく、従来通りの派閥政治にどっぷりつかった
ものであることを浮き彫りにした。
社民党は、BSE感染牛が確認されるたびに調査団を派遣、雪印食品による牛肉
偽装事件でも直ちに現地に赴くなど、BSE問題に真剣に取り組んできた。本日、
農相に対する不信任決議案が否決されたが、これによって国民の不安はいささかも
解消されるものではない。社民党は、野党4党が提出を準備する「緊急措置法案」の
早期成立に努力し、感染源の特定を含む万全の対策を政府に迫るとともに、熊沢前
事務次官の証人喚問を実現させ、政府、農水省の責任追及に全力を挙げるものである。
85 :
☆笑いたいノッポさん☆:02/02/06 17:26
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 01:47
▽武部農水相辞任要求、与党内で一段と強まる 2002/02/07 00:26(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020207&j=0023&k=200202071716 牛海綿状脳症(BSE)問題をめぐる武部勤農水相に対する辞任要求が六日、与
党内で一段と強まった。小泉純一郎首相は同日の衆院本会議で武部氏の更迭は強く
否定したが、野党四党は参院での問責決議案の提出などさらに攻勢をかける構えで、
踏みとどまれるかどうか微妙になってきた。
自民党橋本派の野中広務事務総長は同日、記者団に対し「役人が辞めて政治家が
責任を取らなければ、政治の責任、信頼が果たせない」と武部氏の辞任を要求。さ
らに「任命権者は首相で、(武部氏は)山崎拓幹事長のグループの人。小泉内閣の
中において、政治家として閣僚のあるべき姿をお考えになることだ」と決断を促した。
一方、公明党の神崎武法代表も六日の記者会見で「不信任案が否決されたからと
いって、農水相や農水省が責任を免れたわけではない」との認識を示した上で、農
水省が三月をめどに出す調査結果を踏まえ、武部氏が自らの進退を判断すべきだと
の考えを強調した。
与党内の辞任要求が、首相や幹事長など執行部の責任論にまで及びつつあること
で、事態の沈静化は難しくなっている。二○○二年度予算案審議が紛糾するなど影
響が出た場合、首相が決断を迫られる場面も出てきそうだ。自民党参院幹部も六日夜、
参院で問責決議案が出た場合の対応について「個人個人の判断だ」と突き放した。
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 02:27
▽野中氏、農相辞任求める 首相決断待つ
http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/20020206KIIAPA10610.html 自民党の野中広務元幹事長は6日午後、狂牛病問題をめぐり武部勤農相の更迭論
が浮上していることに関連し、都内で記者団に「生産業者、中小企業者、消費者に
不安を与えている時に、農水省の官僚に責任を取らせながら政治家に責任を取らせ
ないならば、政治への信頼を果たせない」と述べ、辞任を強く求めた。
野中氏は「小泉純一郎首相と山崎拓自民党幹事長が小泉内閣のあるべき姿として
判断されており、とやかく言うことはできない。成り行きにまかせるしかない」と指摘、
首相の決断を待ちたいとの考えを示した。
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 19:10
▽武部農水相の辞任不可避に 自民執行部からも辞任論 2002/02/07 15:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020207&j=0023&k=200202072032 自民党有力幹部は七日、牛海面状脳症(BSE)問題をめぐり批判が強まっている
武部勤農水相の進退について「(与党内の厳しい)空気ははっきりしているわけだから、
後は本人と首相官邸の問題だ」と辞任の決断を求めた。与党内の辞任を求める声に
加えて、自民党執行部にも辞任論が広がったことで、武部氏の引責辞任は避けられ
ない情勢となった。
辞任の時期について同幹部は、農水省調査検討委員会の調査結果三月中旬に出る
ことを念頭に「どういう調査結果になるか。それからだ」と述べ、それ以降となるとの
見通しを示唆した。
小泉純一郎首相はこれまでに、武部氏がBSE対策に全力を尽くすよう表明しており、
BSE対策などで一定のめどを付けた後を念頭に、○二年度予算案審議への影響や
世論の動向を見ながら最終判断する。これに関連し、首相経験者の一人はは、
「今切ったら最悪だ」と述べ、早期の辞任を否定した。 北海道新聞
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/07 23:55
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 02:33
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/08 16:41
◆農水相「3月以降も職にとどまりたい」 (日本経済新聞)
武部勤農相は8日の閣議後の記者会見で、農水省などの狂牛病(牛海面状脳症=
BSE)問題調査検討委員会が報告をまとめる3月にも辞任すべきだという与党内
の声に対し、「委員会の問題提起を受け、私がリーダーシップを発揮して問題の究
明や対策の徹底に当たりたい」と述べ、3月以降も農相の職にとどまりたい考えを
示した。「(農水省の対応のまずさなど)一連の経緯は真摯(しんし)に受け止め
る」とも付け加えた。
委員会の議題となっている畜産行政と食品衛生行政の見直しに関しては、農相は
「組織の問題を含め食の安心と安全を確保する仕組みをつくることが不可欠だ」と
語り、農水、厚生労働両省の縦割りとなっている現行組織の改革に意欲を示した。
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/09 14:22
【社説】武部農水相*引き際を考えるときだ(2月9日 北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0032 政治家の出処進退は難しい。牛海綿状脳症(BSE)への対応に絡んで、武部勤
農水相の更迭論が与党内にも広がっている。
与党は、野党が提出した武部氏に対する不信任決議案を否決した。これは形の
上では農水相が国会で信任されたことを意味する。
その与党内で更迭論が強まった背景には、抵抗勢力を中心に小泉純一郎内閣を
揺さぶる狙いが見える。こうした意図には賛同するわけにいかない。
田中真紀子前外相の更迭で支持率が急落したのを機に、今度は農水相更迭を迫り、
早期の内閣改造をもくろむ。与党の一部で語られるシナリオは、BSE問題が政治
や行政に突き付けた教訓から学ぼうとする姿勢に欠ける。
政局の駆け引きで農水相が交代したとしても、それは国民が求める農水行政の
立て直しにはほど遠い。
武部氏がいま考えるべきは、このような思惑から離れて、自らどう身を処すこと
が失墜した国民の信頼回復につながるかという、その一点だ。
武部氏は国会での代表質問で「一連の経緯を真摯(しんし)に受け止め、謙虚な
気持ちで職務を遂行したい」と答えた。首相も「対策に全力を挙げることが取るべ
き責任だ」とした。
三月にはBSE問題での農水省調査検討委員会の調査結果がまとまる。
発生、まん延防止のための法整備も今国会に提出する準備が進んでいる。
武部氏はこれらの対応に自ら取り組む決意を述べたのだろう。しかし、いかなる
政策も政治、ひいては政治家への信頼がなくては成り立たない。
国民の生命の安全にかかわる問題で農水省は重大な失態を犯した。行政に
対する信頼は地に落ちた。
にもかかわらず、いまだにだれ一人として責任をとろうとしない。農水省の前事務
次官が退職し、八千八百七十四万円もの高額退職金を受けたことも責任への自覚
が全く感じられない。
北海道をはじめ酪農、畜産農家は牛の販売減や出荷遅れにより深刻な打撃を
被った。消費者の信頼を回復し、生産者が日々の仕事に活力を取り戻すためには、
農水行政への不信感を一掃することが大前提である。
偽装牛肉事件が発覚した雪印食品の責任について、武部氏は「言語道断」と厳し
く批判した。企業のモラルや経営責任が問われるのは当然だ。
だが、その言葉は武部氏自身にも返ってくることを忘れるべきでない。BSEの
発生を防げず、結果的に雪印の不祥事を生む原因をつくったのは、ほかでもない
農水省である。
武部氏は、その農水行政の頂点に立っている。行政に対する国民の不信の目は、
農水相自身にも向けられていることを知るべきだ。
体制の一新に、武部氏はいまこそ決断力を見せてもらいたい。
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/09 22:04
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/09 22:06
▽武部農相:進退問題の矛先は山崎幹事長に
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20020210k0000m010070000c.html 武部勤農相の進退問題をめぐる政府・与党内の主導権争いが激しくなってきた。
狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)問題の対応への世論の批判に加え、自民党には「
02年度予算成立後、農相辞任を内閣改造や役員交代につなげる」(幹部)思惑が
あるためだ。小泉純一郎首相が「農相擁護」の姿勢をとっているため、党内では農
相が所属する自民党山崎派への風当たりも強まっている。
自民党内では、狂牛病問題についての農水省の調査結果が出る3月中旬にも農相
が辞任する、との見通しが出ている。しかし、小泉首相は更迭する考えはない姿勢
を変えていない。これは「武部問題」で弱腰になれば、内閣改造や党役員刷新を求
める声が強まり、改革志向の政権基盤が弱まるという背景があるからだ。
こうした中、矛先は山崎派率いる山崎拓幹事長に向けられている。
「(農相の)不信任案を否決した直後、自主的に農相を辞めさせるべきだった、
と山崎幹事長には言っておいた」
衆院で農相不信任決議案が否決された2日後の7日夜。都内の料理店での自民党
橋本、森両派幹部の会合で、森喜朗前首相はこう力説した。
会合には青木幹雄参院幹事長や野中広務元幹事長らも顔をそろえたが、出席者か
らは「問われるのは派閥のトップが(辞任を)説得することだ」との声も噴出した。
山崎氏は8日の記者会見で「(狂牛病対策に)真摯(しんし)に取り組むのが責
任を全うする姿だ」と農相の続投を支持した。しかし、山崎派の勢力は党内5番目。
基盤は弱く、山崎氏は「武部問題で孤立感を深めている」(周辺)という。山崎派
には「あまり(農相を)さらし者にするのはどうか」(幹部)と、農相続投に戸惑
いも出ている。
武部農相は、昨年4月の小泉内閣発足時に首相が「一本釣り」(山崎派幹部)し
た経緯があり、狂牛病問題で農相が辞任しても、後任を山崎派から出せる状況では
ない。さらに、田中真紀子前外相の更迭に続いて党内の圧力で農相が辞任した場合
は、派閥のリーダーとしてだけでなく、幹事長としての山崎氏の立場も大幅に弱体
化する。
武部問題に端を発して「幹事長交代」の動きが強まるようだと、山崎氏を与党側
とのパイプ役にして改革路線のかじ取りをしてきた首相の政権運営にも大きなマイ
ナスだ。農相辞任をめぐる綱引きは小泉政権の行方を左右する可能性もある。
[毎日新聞2月9日] ( 2002-02-09-20:55 )
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/09 23:07
Q: 前回の会見後、大臣の進退について各議論がなかなか収まりませんが、お考
えはまだ前回の会見時点とお変わりはありませんか。
A: 立法府によって信任を得た以上は、一連の経緯について真摯に受け止めつつ
、謙虚な気持ちで職務を遂行して参りたいと、特に生産現場の皆様の声を、また、
消費者の方々の意見をしっかり受け止めて、厚生労働省や関係省庁とも連携を図り
ながら、関係者の皆様方の意見をしっかり把握した上で、農林水産大臣としての職
責を果たして参りたいと、これが私の今後果たすべき取るべき責任と、こう思って
努力していきたいと、このように思っております。どうぞよろしくお願いします。
Q: 与党内から、「調査委員会の結果が出たら、自ら進退の決着をつけるべきだ
」という意見も出ているというふうに伺っておりますけれども、大臣としては、そ
の後も大臣として職責を果たしていきたいというお考えですか。
A: BSE問題に関する調査検討委員会では、御案内のとおり、過去の客観的な検
証を徹底的にお願いしているところですが、また、科学的な知見というものを得る
べくありとあらゆるデータを出し、公開で行っていきたいということでございます。
私がこの委員会の設置に執念を持って行いました。正直申し上げまして、これは当
初は相当抵抗がありました。しかし、私は当初申し上げましたように、BSE患畜の
発生を機に関係機関は危機管理意識の希薄化が対応の甘さ、例を挙げると検査体制
の甘さになっているわけです。行政上に構造的問題があるな、役人まかせにできな
い。
従って、遠藤副大臣を本部長にして、政治主導でこうした問題を徹底究明していこ
うということで、この委員会設置は私にとっては、政治家としてもっとも大きな執
念をかけた事業、仕事と言って過言ではありません。ここで、色々な問題提起があ
ると思います。
その問題意識を受けて、そして私自身がリーダーシップを発揮して、農林水産省が
抱えている問題解決、つまり農林水産省改革とBSE問題についての究明、それから
対策の徹底ということに、不肖全力をあげていきたいとこのように考えているわけ
でございまして、御理解を頂きたいと思います。いよいよ強い決意で、がんばって
いかなければならないとこう思っている次第で、先程申し上げましたように、様々
な経緯について真摯に受け止めつつ、謙虚な気持ちで職務を遂行して参りたいとい
うのが、私のただ今の気持ち、決意であります。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 09:14
「食と農について武部農林水産大臣と消費者が語り合う会」の開催について
http://www.maff.go.jp/work/press020208-01.html 1.趣旨
「消費者の信頼確保」が喫緊の課題であることを踏まえ、生産者と消費者の間に
立った「食」と「農」のあり方、これからの農林水産行政のあり方等、農林水産行政
全般にわたり消費者の方々から提起された議題について、武部農林水産大臣と
消費者の方々に率直に語り合っていただきます。
2.日時 平成14年2月17日(日)15時〜(2時間程度)
3.場所 農林水産省講堂(本館7階) \(東京都千代田区霞ヶ関1−2−1)
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 16:59
▽自民党山崎派への風当たり強まる 武部農相進退問題
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/disease/200202/10-01.html 武部勤農相の進退問題をめぐる政府・与党内の主導権争いが激しくなってきた。
狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)問題の対応への世論の批判に加え、自民党には「
02年度予算成立後、農相辞任を内閣改造や役員交代につなげる」(幹部)思惑が
あるためだ。小泉純一郎首相が「農相擁護」の姿勢をとっているため、党内では農
相が所属する自民党山崎派への風当たりも強まっている。
自民党内では、狂牛病問題についての農水省の調査結果が出る3月中旬にも農相
が辞任する、との見通しが出ている。しかし、小泉首相は更迭する考えはない姿勢
を変えていない。これは「武部問題」で弱腰になれば、内閣改造や党役員刷新を求
める声が強まり、改革志向の政権基盤が弱まるという背景があるからだ。
こうした中、矛先は山崎派率いる山崎拓幹事長に向けられている。
「(農相の)不信任案を否決した直後、自主的に農相を辞めさせるべきだった、
と山崎幹事長には言っておいた」
衆院で農相不信任決議案が否決された2日後の7日夜。都内の料理店での自民党
橋本、森両派幹部の会合で、森喜朗前首相はこう力説した。
会合には青木幹雄参院幹事長や野中広務元幹事長らも顔をそろえたが、出席者か
らは「問われるのは派閥のトップが(辞任を)説得することだ」との声も噴出した。
山崎氏は8日の記者会見で「(狂牛病対策に)真摯(しんし)に取り組むのが責
任を全うする姿だ」と農相の続投を支持した。しかし、山崎派の勢力は党内5番目。
基盤は弱く、山崎氏は「武部問題で孤立感を深めている」(周辺)という。山崎派
には「あまり(農相を)さらし者にするのはどうか」(幹部)と、農相続投に戸惑
いも出ている。
武部農相は、昨年4月の小泉内閣発足時に首相が「一本釣り」(山崎派幹部)し
た経緯があり、狂牛病問題で農相が辞任しても、後任を山崎派から出せる状況では
ない。さらに、田中真紀子前外相の更迭に続いて党内の圧力で農相が辞任した場合
は、派閥のリーダーとしてだけでなく、幹事長としての山崎氏の立場も大幅に弱体
化する。
武部問題に端を発して「幹事長交代」の動きが強まるようだと、山崎氏を与党側
とのパイプ役にして改革路線のかじ取りをしてきた首相の政権運営にも大きなマイ
ナスだ。農相辞任をめぐる綱引きは小泉政権の行方を左右する可能性もある。
[毎日新聞2月10日]
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 17:07
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 17:16
▽武部農相辞任3月がヤマ、首相責任論も(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/news/society/p-so-tp0-020208-08.html 狂牛病問題をめぐる言動や対応の遅れで批判の矢面に立っている武部勤農相に自
主的な辞任を求める動きが7日、自民党内で広まった。野中広務元幹事長や神崎武
法公明党代表に続き、自民党執行部の1人や河野グループなどからも声が上がった。
小泉首相や武部氏が所属する山崎派は辞任を否定しているが、自民党内の一部か
らは農相を擁護する首相や山崎拓幹事長の「責任」を問う意見も出始めた。衆院予
算委員会など国会日程もあるため、与党内では、狂牛病の行政対応に関して第3者
機関が報告書を取りまとめる3月を「けじめの時期」とすべきだとの声が強まって
おり、3月が農相進退問題をめぐる首相官邸と与党の攻防の大きなヤマ場となりそ
うだ。
「(部下の)次官らを辞めさせたのに、農相が責任をとらないのはおかしい」。
7日昼の河野グループ総会では厳しい意見が相次いだ。橋本派でも総会後に首脳が
「どこかでけじめが必要だ。党の執行部で判断すべきだ」と指摘。執行部の1人も
同日、「ここまで事態がはっきりしてきたからには、官邸と農相本人が判断するし
かない」と辞任を決断するよう促した。
党内では「任命したのは首相」など橋本派を中心に、農相だけでなく首相や山崎
氏への批判も出ている。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 17:18
▽武部農相、辞任の考えなし (日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/news/society/p-so-tp0-020209-10.html 武部勤農相(60)は8日の閣議後会見で、与党内からも農相自身の更迭論が出
ていることに触れ、狂牛病(牛海綿状脳症)対策で方向性がまとまる3月以後も「
原因究明や対策の徹底に全力を挙げたい」と述べ、辞任する考えのないことをあら
ためて示した。農相は「(農相の不信任決議案が否決され)立法府で信任を得た以
上、謙虚な気持ちで職務を遂行していきたい」と強調。
その上で、狂牛病問題に対する行政対応の問題点を検証する調査検討委員会につ
いては「危機管理意識の甘さが対応の甘さにつながったと感じ、執念を持って設置
した」と指摘。同委員会が3月をめどに一定の報告をまとめた後も「私が指導力を
発揮し、強い決意でがんばる必要がある」などと語った。
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 17:19
▽いずれかの時点で辞任を 武部農相進退で野田党首 (東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20020210/fls_____detail__003.shtml 【桂林(中国南部)9日共同】訪中している保守党の野田毅党首は9日夜、滞在
先の桂林で同行記者団と懇談し、武部勤農相の進退問題について「自ら省みて忸怩
(じくじ)たる思いがあれば出処進退を決すべきなのは当然だ。いずれかの時点で
お決めになると思っている」と述べ、節目の時点で農相自身が辞任を決断するのが
望ましいとの認識を示した。
野田氏はその時期に関して2002年度予算成立後を「一つの選択肢」とする一
方で、「予算関連法案もあるのでベストかどうか別だ」とも述べた。
また、野田氏は衆院選挙制度改革論議に関連して「公明党の提案を結果としてつ
ぶした。誠心誠意、選挙協力する必要がある。自民党の方が積極的に汗をかいてい
くべきだ」と強調、自民党に対し公明、保守両党と次期総選挙の選挙協力協議を進
めるよう強く求めた。
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 17:21
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 21:41
▽武部農水相にじわり包囲網 与党内に辞任論消えず(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002021000354.html 狂牛病(牛海綿状脳症、略称BSE)問題への対応をめぐり、政府・与党内で武
部勤農水相の進退問題がくすぶり続けている。不信任決議案の否決で野党の辞任要
求はしのいだが、肝心の与党内で辞任を求める声が消えない。野党は参院でも問責
決議案を提出する構えで、02年度予算案審議の行方や農水省の調査結果次第で「
辞任は不可避」との見方も出てきた。武部氏の責任の重さを指摘する声は大きい。
が、田中前外相に続いて農水相も辞任となれば、政権基盤への影響は避けられず、
小泉首相は厳しい判断を迫られている。
●与党内の攻防
「農家が困ってる」 「もう少し発言には気をつけないと」
7日夜、自民党橋本派の野中広務元幹事長、青木幹雄参院幹事長らと、森派の森
喜朗前首相らが集まった会合で、自然と武部氏の処遇が話題となった。
不信任案が否決されても「責任を免れたわけではない」(公明党の神崎武法代表)
というのが与党内の空気だ。狂牛病問題をめぐる武部氏の言動が混乱に拍車をかけ
た、との見方も強い。「前外相は更迭し、農水相は守るのか」という世論の風当た
りも、悩ましいところだ。
しかし、与党には別の思惑もある。農水相辞任を内閣改造の突破口にし、人事の
主導権を握ろうとの狙いだ。
一方、首相は8日の参院本会議でも改めて農水相更迭を否定した。
首相は
(1)狂牛病は農水相辞任で済む問題ではない
(2)辞任させれば、首相の任命責任を問われかねない
(3)辞任要求を唱えているのは主に「抵抗勢力」で屈すれば求心力や支持率が
さらに低下する、と判断しているようだ。
●Xデーはいつ?
武部氏が辞任に追い込まれるとすると、どういうタイミングが考えられるのか。
神崎氏は、農水省と厚生労働省の調査検討委員会の結果が出る3月中旬ごろを目
安とみる。自民党参院幹部も7日、「調査が出ていろいろ問題が出てくる。後は官
邸と本人の問題だ」と述べ、この時期に首相と武部氏が決断すべきだとの考えを示
した。
もう一つは予算案の衆院通過や成立のときだ。野党が強硬姿勢に出て国会が混乱
すれば、前外相と同様、首相が「国会正常化」名目で辞任を決断する可能性が出て
くる。自民党橋本派幹部は「自民党は参院では過半数を持っていない」と、野党に
追い込まれて辞任となる事態を懸念している。
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 23:58
◆狂牛病対策をめぐる武部農水相の言動
【2001年】
・9月10日
狂牛病感染の疑いのある国内初の乳牛が千葉県内で見つかる。
農水省は「焼却処分した」と発表後、「肉骨粉にされた」と訂正。
・9月18日
「(省幹部が)不明確なことや確認していないことを申し上げた
ことをおわびしたい」と記者会見で陳謝。
・12月26日
北海道の農家との懇談会で「感染源が解明されないことはそんなに
大きな問題だろうか」「野党はばか。もっと攻めどころがある。
大臣を辞めることが責任を取ることか」などと発言。
・12月27日
「感染源の究明は一番力を入れている。食肉の安全性とは別の問題
という意味で述べた」と記者団に弁明。
・12月28日 記者会見で「(一部農家が肉骨粉を牛に食べさせて
いたのは)みんなの責任」と発言。群馬県の農家との懇談会では
「辞めたいと思っても辞められない。自分の責任で困難をクリアする」。
【2002年】
・1月10日
事実上引責辞任した事務次官の退職金が8874万円になることが発覚。
国会で「定期異動で、不祥事や刑事事件とは違う」と説明。
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/10 23:59
◆狂牛病対応で言動物議
武部農水相の更迭論が強まっている背景には、狂牛病対応で数々の不手際を示し
た農水省がその責任を何ら明確に示していないことにある。なかでも、昨年9月に
東アジアで初めて狂牛病の侵入を許し、生産者や小売店、消費者に多大な被害と不
安感を与えた「結果責任」がまず問われている。
狂牛病が人に感染する疑いが公表された96年当時、農水省は感染源とされる肉
骨粉の牛への給与禁止を、法規制ではなく行政指導にとどめた。狂牛病の侵入防止
に法規制で厳しく臨んだ米国や豪州と比べ、結果として行政対応が「怠慢」だった
点は否めない。そのツケは、発生後に在庫牛肉や廃用乳牛の買い上げ対策などで約
2千億円の国費をつぎ込むことに結びついた。
昨年6月に日本で感染牛が発生する可能性を指摘した欧州連合(EU)の評価を
農水省が拒絶していたことも発覚したが、武部氏は「今にして思えば、受けておく
べきだった」と結果論であることを強調している。部下の犯罪行為や巨額損失の発
生で、社長が引責辞任する民間企業の感覚とは大きく異なる。
自身の言動も物議を醸した。狂牛病の原因が確定できないことについて「感染源
が解明されないことは大きな問題か」などと発言し、生産者、消費者の反発を招いた。
風当たりが強まるなか、省内からも「いっそのこと責任をきちんとしてもらった
ほうが、仕事がしやすくなるかもしれない」との声が出ている。
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/11 00:08
▽小泉政権懸案処理の正念場「妥協なら一気に下り坂」 (読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/01/20020210ia27.htm 田中真紀子・前外相更迭で支持率が急落した小泉内閣が懸案処理に苦しんでいる。
サラリーマンの医療費の自己負担を3割に引き上げる問題は光明が見えてきたもの
の、依然、経済危機対策と武部農相の進退問題は危険水域を脱していない。首相は
「改革後退」の印象を避けるため、意識的に強気の姿勢を見せているが、語り口に
は緊張感がにじんでいる。
●農相包囲網
首相は、狂牛病問題をめぐる武部農相辞任論に対し、「今後の体制をしっかりす
ることで責任を果たすことが大事だ」と反論するが、火種は依然くすぶっている。
野党各党は、参院での問責決議案提出に向け、12日からの衆院予算委員会で農
相の責任を追及する方針で一致した。自民党内でも、7日夜の森、橋本両派幹部の
会談で農相の進退問題を話し合ったとされるほか、「農相を辞めさせるなら、内閣
改造すべきだ」(江藤・亀井派幹部)との声もくすぶる。
政府首脳は「田中前外相のケースと違い、国会審議が止まったわけではない」と
火消しに躍起だが、「農相が辞めても続投しても、厳しい状況は変わらない」(加
藤派幹部)だけに、首相としても悩ましいところだ。
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/13 13:32
▽食品安全行政の統合 首相が積極姿勢(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02021301.html 小泉純一郎首相は十二日、衆院予算委員会で、BSE発生で、食品安全行政のあ
り方が問われている問題について、「現在の省庁にとらわれず、食品安全に関する
部局の組織改革も含め検討していきたい」と述べ、農水省や厚生労働省に分かれて
いる検疫・表示などの食品安全に関係する部局の統合・再編に積極的な姿勢を示し
た。首相が前向き発言したことで、食品安全行政の見直しが急ピッチで進みそうだ。
組織見直しに当たっては、「英国、ドイツ、フランスはBSE発生後、食品安全
に関する統合機関をつくった。非常に参考になる」と述べ、現行の省庁体制を見直
し、食品安全庁などの新たな行政組織の創設に踏み込む可能性を示唆した。自民党
の藤井孝男氏の質問に答えた。
また、公明党の北側一雄政調会長が「三月のBSE調査検討委員会の報告を踏ま
え、けじめをつけるべきだ」と、武部勤農相の辞任を暗に求めたのに対し、小泉首
相は「BSE問題調査検討委員会の報告を待って、組織のあり方、各省庁の連携の
あり方、機構のあり方などを含め、しっかりした態勢をとることが極めて大事だ」
と、進退問題への言及は避けた。
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/13 21:24
コピペばかりとは、やはり農民は馬鹿だと知らせているようなもの。
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/14 09:24
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/15 14:16
▽ 政府のBSE対応は不適切 自治体・JAトップアンケート(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02021503.html BSE発生後の政府の対応について、自治体やJAのトップの半数以上が「対応
が不適切だった」と考えていることが、農業開発研修センター(京都市)が十四日
まとめた意識調査の結果で分かった。
調査は昨年十二月に実施。全市町村、JAの半数を選んでアンケートを配布した。
回収率は33%。BSEへの政府対応について、複数回答で二つの意見を選んで
もらった。
その中で「初期段階の国の対応が不適切で、生産者、消費者の行政への信頼を
失墜させた」と、行政へ強い不満を示したのは55%に上った。
また、「安全・安心をアピールポイントに努力している現場の取り組みに水を差
した」は34%だった。
自治体とJA別に見ると、「現場の取り組みに水を差した」は市町村の30%に
対し、JAは50%に及ぶなど、生産者側の怒りが強いことが分かった。
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/15 15:40
▽在庫牛肉検査強化を指示 武部農水相(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0215/013.html 武部勤農水相は15日、在庫牛肉の検査を強化するよう指示したことを明らかにした。
国の買い上げ制度に申請、保管されている牛肉は約1万2000トン、約92万箱に
のぼる。同省は、品目や入庫時期が同じロット(平均42箱)ごとに2箱を抜き取り調査
しているが、対象は計約4万4000箱にしかならない。
このため消費者団体などから、「全箱を検査しないと、雪印食品と同様の不正があった
場合に防げないのではないか」と疑問の声が出ていた。
武部農水相は「全箱調査は無理だが、国際的に見ても、最も厳しい検品態勢でやる
よう指示した」と述べた。具体的な抜き取り箱数などは検討中だが、調査箱数は数倍に
なるとみられる。(11:21)
>>108 農民でなく狂牛病信者のコピペ厨だと思われ。
ニュース板に帰れ。
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 07:23
▽狂牛病:農相が消費者と初の語る会 辛らつな意見相次ぐ
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020218k0000m040042000c.html 狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)や雪印食品の牛肉偽装事件で、国民に不信感が
広がっていることを受け、農水省は17日「食と農について大臣と消費者が語り合
う会」を初めて開いた。武部勤農相の強い意向で企画されたイベントだったが、農
相や同省の官僚にとって耳の痛い意見が相次いだ。
消費者団体代表など15人が、同省で懇談。武部農相は「農水省は、生産者中心
から消費者第一に軸足を移す。今日はその第一歩」とあいさつした。しかし、主婦
連合会の和田正江会長は「言葉の上では簡単だが、発足以来生産者の官庁だった。
本当に軸足が移るか見守る」と批判した。
神奈川県の大学生、小沢智美さんは「農水省は食糧自給率向上のため、農家の規
模拡大を言うが、消費者が求めているのは安全性や環境への配慮。矛盾がある」と
指摘した。他にも「狂牛病も雪印事件も、行政の対応は後手後手」「縦割りではな
く、生産から消費まで一貫した行政を」などの苦言が出た。
武部農相は「勉強になった」と懇談の意義を自己評価したうえで「農水省改革の
大手術の最中に、メスを投げ出して患者を見放すわけにはいかない」と、引責辞任
の考えがないことを改めて強調した。 【早川健人】
[毎日新聞2月17日] (2002-02-17-19:19)
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 07:27
▽牛肉の生産・流通情報、消費者も入手可能に(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20020218CEEI011717.html 農水省の宮腰光寛政務官は17日に開いた消費者との意見交換会で、牛肉の不正
表示を防ぐ方法について「国内牛につける10ケタの番号を使い、消費者が携帯電話で
生産や流通などの情報を入手できるようにしたい」と述べ、流通業者に対して牛肉に
牛の管理番号を表示するよう促す考えを示した。表示を促す手段としては、番号などを
正確に表示する業者の認証制度を検討するという。
意見交換会に出席した武部勤農相は「消費者重視に向けて農水省を大手術中であり、
今メスを投げ出すわけにはいかない」と指摘。野党や与党の一部が求める狂牛病
(牛海綿状脳症=BSE)問題での引責辞任を否定した。
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 12:36
▽武部農相、消費者団体代表らと対話集会(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.co.jp/news/society/p-so-tp0-020218-10.html 狂牛病(牛海綿状脳症)への対応が批判されている武部勤農水相(60)が17日、
東京・霞が関の農林水産省で消費者団体の代表者らと対話集会を開いた。
武部農相は「皆さんいい意見があったら教えてください」などとひたすら低姿勢。
自らの責任には全く触れず、あらためて続投に意欲を示した。しかし、具体的な対策
は提示されず「何のための会合か」などと批判の声も上がった。
武部農相が消費者団体の代表者らと対話する会は、この日午後3時から農林水産
省7階の講堂でスタートした。濃紺のスーツ姿で現れた農相は冒頭のあいさつで
「狂牛病に対しては心苦しく思っています。生産者サイドに立った農林水産政策が続
いていることを反省し、消費者に軸足を置いた農業の発展を大事に考えていきたい。
皆さんのいい意見があれば教えてください」などと話した。
今回の集会は武部農相の希望で実現したもので、消費者代表と対話形式の集会を
行うのは初めて。参加者は全国消費者団体連絡会事務局の神田敏子氏、全国消費
生活相談員協会理事長の藤井教子氏のほか、傍聴者の中から抽選で選ばれた3人の
計15人が「消費者の代表」として出席、約80人の傍聴者が見守った。
「なぜ肉骨粉の取り扱いを法規制せず、行政指導にとどまったのか」という質問
に武部農相は「今、国会などでそのような議論がありますけど、当時としてはそれ
でいくべきという判断だった。法規制していればリスクはゼロにはならないが被害
は小さくできた。反省している」と答えた。
また「感染源がつかめていないのか」という問いに「まだ特定はできていません
が、(感染源について)迷宮入りにさせては駄目。原因を追究しなければいけない。
ありとあらゆることを考え、どんな小さな点でも教えてくれれば徹底的に調査した
い」と返答した。「言葉の上では簡単だが本当にできるのか」という厳しい意見も
出た。
約2時間にわたる集会で、農相は時折、笑みを浮かべ「教えてほしい」「意見を
聞きたい」などという言葉を繰り返し、ひたすら低姿勢。しかし、今後の具体的な
対策や自身の責任には一切触れず、謝罪の言葉もなかった。「今は農水省改革に
向け大手術をしている最中。メスを投げて逃げ出せない」と、あらためて続投に意欲
を見せた。傍聴者の1人は「具体的な対策がなかった。何のための会合だったのか」
と厳しい口調だった。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 12:38
◆武部農相お騒がせメモ
http://www.nikkansports.co.jp/news/society/p-so-tp0-020218-10.html ▽パフォーマンス 昨年9月、国内1頭目の狂牛病牛が発見された後、テレビの
生放送で自ら牛肉を食べて安全性をアピール。笑顔で「大丈夫」を連発したが、
スタジオの主婦は「かえって不安になりました」。
▽不安あおる 昨年12月、国内3頭目の狂牛病牛が見つかった後「まだまだ
出るから驚かないでください」と軽率発言。
▽大ボケ 昨年12月、北海道の酪農家との意見交換会で狂牛病感染源解明に
ついて「原因解明は酪農家のみなさんにとってそんなに大きな問題だろうか」
と発言。激しい反発を受けた。
▽開き直り 今年1月10日の衆院農林水産委員会で、狂牛病問題に対する
自身の責任について「5年も10年も前の責任を私がとらないといけないわけ
ではない」と発言、委員会が紛糾。同月24日の衆院予算委員会でも「私は神様
でもスーパーマンでもない」。
▽不信任 相次ぐ問題発言などに対し今月4日、野党4党が不信任決議案を衆院
に提出。否決されたが、その直後に党内からも更迭論が噴き出した。
狂牛病次官の熊沢氏が 天下り団体の「日本食肉協議会」に嘱託として入ったらしいけど、この団体役員をしてる日本ハムや伊藤ハムの不買運動しなくてもいいのかなぁ
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 14:09
▽食の危機管理を 消費者が 農相を追求(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews02020218.html 農水省は十七日、武部勤農相と消費者が「食と農について語り合う会」を東京・
霞が関の同省で開いた。牛海綿状脳症(BSE)や雪印食品の牛肉偽装事件で、食
の安全性や表示への信頼が問われるなか、消費者の代表ら十五人が参加し、BSE
の感染経路の究明や食品安全の危機管理を強く求めた。
武部農相と消費者の代表が直接対話する集いは、昨年九月のBSE発生以来初め
て。オブザーバーの約八十人も、議論を見守った。この中で、主婦連合会の和田正
江会長はBSEでの農水省の対応の不備を指摘。「感染経路がはっきりせず、消費
者の信頼が取り戻せていない」とし、徹底した原因究明を迫った。
また全国消費生活相談員協会の藤井教子理事長らは、農水・厚生労働省による縦
割りの食品安全行政を批判。リスクを未然に防ぎ、事件・事故が起こった時には被
害を最小限に治める危機管理体制の充実を求めた。このほか、農場から食卓まで食
品を監視できるトレーサビリティーの導入や、表示の適正化を求める意見も相次いだ。
武部農相は「BSEの感染経路の究明に全力を注いでいる」「食品安全の危機管
理は、行政だけでなく、流通や消費者などを含めてあり方を考えたい」などと述べた。
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 14:47
▽武部農相 続投に意欲 (スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2002/02/18/08.html 武部勤農相は17日、食品の安全性などについて「消費者と語る会」を農水省で
開き、自身の進退問題について「今は農水省改革に向け大手術をしている最中。
メスを投げて逃げ出せない」と述べ、あらためて続投に意欲を示した。
参加者からは、狂牛病の発生や雪印食品の偽装牛肉事件で失墜した食品の
安全性について「感染源がつかめないことが一番の原因」「不正表示した企業は
すぐ公表すべき」などと農水省に対して不満の声が続出。
農相は「生産者に軸足を置いてきた反省がある。消費者を優先して取り組みたい」
などと答えた。しかし「言葉の上では簡単だ。本当にできるのか」などの意見が
さらに出て、行政不信の根強さを印象づけた。
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/18 23:38
▽農相、前次官の食肉団体天下りを批判(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20020218CEEI018818.html 武部勤農相は18日の衆院予算委員会で、熊沢英昭前農水次官が食肉団体に
非常勤嘱託として再就職することがいったん内定していたことについて「誠に非常識
極まりない。BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)問題への国民感情からしてとんでもない。
感覚を疑う」と批判した。
同時に事務当局からの報告が熊沢氏が辞退を申し出た2月13日だったことを明ら
かにしたうえで「常に報告、連絡、相談を徹底するよう指示していながら何の報告
がなかったのはとんでもない。担当課長を厳しく叱責、注意し、次官にも徹底する
よう指示した」と述べた。民主党の枝野幸男氏への答弁。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/19 00:12
▽民主党秘書日記で新事実!!
http://member.nifty.ne.jp/toshitakaishida/diary.html 2月18日(月)「脳髄大臣」
知り合いの知り合いからメール。面白かったので転載しちゃお。
今日網走に来る時乗った女満別行きの飛行機で前の席にSPをつれた武部農水大
臣が乗ってた。日刊スポーツの狂牛病記事と宗男記事を読んで情報収集してた。知
り合いとひそひそ「今日は?」「遊興」「例の件、ありがとうございました。お陰
さまで空港ビル拡張決定しました」「相当頑張ったんだよぉ!」牛より建設の口利
きと遊びかよ。解散風があるから地元に挨拶かな。
た、たけべ・・・・。お前って奴は・・・・。
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/19 01:11
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/19 02:33
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/22 16:34
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/22 16:54
▽モーいや、政府は責任取れ 乳牛連れ、補償要請(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/20020222KIIASA41710.html 狂牛病(牛海綿状脳症)発生による被害の補償を求め、東北や関東など15都県
から集まった酪農家や畜産農家ら約120人が22日、東京・霞が関の農水省に
乳牛6頭を連れて集まり、牛肉価格の暴落による損害の補償や廃用牛の買い上げ
などを求める要請書を提出した。
同省前に集まった酪農家らは「廃用牛も立派な収入源。政府は自らの不手際で
生産者に苦しみを与えている」と批判。「モーいやだ。政府は狂牛病の責任を取れ」
などと書かれたむしろ旗を手に、同省に向かって「日本の畜産をつぶすな。安全な
牛肉を供給しろ」とこぶしをふり上げた。
_/⌒~~丶,,,......------,,,,ノ⌒⌒\
/ ⌒~--;,,,;;_______,,,,,,-⌒ \
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| ..|
| ,,,,;;::''''' | プーン
∞ 〜ヽ | ,,,,;;::::::::::::::: __ .|
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| - '"-ゞ'-' ::::::... |
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| ( ,-、 ,:‐、 .|
| __.....__ .|
| -;;;;;;;;;- __,-'ニニニヽ . |
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ヽ _____ |
| |'''´´´ ``'''| |
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. '''' ''''
うそはうそであると見抜ける人でないと
(歯糞をためるのは)難しい
削除依頼板へどうぞ
http://kaba.2ch.net/saku/
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/23 11:44
2月23日付・読売社説 [雪印食品解散]「企業の社会的責任への警鐘だ」
創業五十一年の上場企業が不祥事であっけなく消滅する。 (中略)
雪印食品の牛肉偽装は、狂牛病対策で農林水産省が設けた牛肉の買い上げ制度が
引き金になった。
同社の偽装表示が狂牛病発生前から常態化していたことも問題だが、簡単な書類
の申請で巨額の税金がばらまかれる仕組みに不備があった点も見逃せない。
農水省は、関連業界や団体を「内輪」と見て、その利益を守ることにとらわれす
ぎているとしか思えない。それでは、消費者を無視し、利益確保に走った雪印食品
と大差がない。猛省が必要だ。
雪印乳業の再建策では、農水省は外国資本と提携はしないよう同社に申し入れて
いる。同省に私企業の経営に介入する権限は法的に何もない。生産者の意向ばかり
を気にし、消費者を軽視する行政から、もう抜け出すべきだ。 (2月23日08:27)
http://www.yomiuri.co.jp/08/20020222ig90.htm
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/24 14:42
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/02/25 01:33
▽衆院予算委:金融問題、BSE、医療制度改革で集中審議へ
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20020225k0000m010029000c.html 衆院予算委員会は25、26の両日、経済・金融問題▽BSE(牛海綿状脳症、
いわゆる狂牛病)対策▽医療制度改革――という三つのテーマに絞って集中審議を
行う。野党は経済・金融問題で柳沢伯夫金融担当相、BSE対策では武部勤農相の
対応をそれぞれ批判しながら責任を問うほか、医療制度改革をめぐる自民党内の足
並みの乱れを突く構えだ。
日程は25日は午前(3時間)がBSE対策、午後(同)が医療制度改革、26
日は終日(7時間)にわたり経済・金融問題が審議される。両日とも午後には、小
泉純一郎首相が出席する。
BSE対策は発生・まん延の防止、感染経路の究明、風評被害の阻止の徹底に向
けた政府の取り組みが問われる。政府は、必要な法整備に着手するとともに、食品
安全のための新組織づくりなどを検討している点を強調する方針だ。しかし、武部
農相の責任については、対応不手際や失言をめぐり与党内からも辞任論が出ている
こともあり、政府の姿勢がすんなりと理解が得られる情勢にはない。
[毎日新聞2月24日] ( 2002-02-24-19:00 )
■ 未検査牛肉、一部流通も・農相
武部勤農相は25日午前の衆院予算委員会で、すべての食用牛への狂牛病検査を
始めた昨年10月18日以前に出荷された牛肉が一部流通している可能性があるとの
認識を明らかにした。未検査の牛肉には買い取り制度があるが、農相は「消費者の
不安を払しょくするための制度で、申し出に応じて隔離する方法をとった。絶対に流通
していないということではない」と述べた。
同時に、未検査牛肉についても安全性は確保されているとしたうえで「小売り段階の
牛肉も徹底して買い上げるということを早くからやればよかったと思う」と語った。
雪印食品の牛肉偽装事件で国産牛肉買い取り制度が悪用されたことには「通常の
商取引での信頼関係を前提にしているが、雪印食品は事業を悪用して悪質極まる
犯罪に及んだ。断腸の思いで血税を使わせてもらってこういうことが起こったのは
残念だ」と述べた。 日経新聞 2002年2月25日
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20020225CPPI004525.html
▽25日 BSE集中審議 野党、政府の責任追及(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews02020225.html 衆院予算委員会は二十五日、牛海綿状脳症(BSE)問題を集中審議する。先週、
BSE法案を提出した野党四党は、BSE発生の行政責任、BSE対策を法制化す
ることの必要性、食品安全行政のあり方などを取り上げ、政府を追及する。
質問は民主党の筒井信隆氏、自由党の高橋嘉信氏、共産党の中林よし子氏、
社民党の菅野哲雄氏が行う予定。
BSE対策について、野党は「罰則を伴う法律で、きちんと位置付ける必要がある」と
主張し、法制化を強く求める方針。また、野党のBSE法案に盛り込んだ畜産農家や
関連業者への助成についても、被害の実態を指摘し、対策の必要性を求める見通しだ。
食品安全行政では、消費者の信頼を回復できる行政機関の再編、偽装を防止でき
る表示制度のあり方、監視態勢の強化などが追及されそうだ。
野党は審議中の来年度政府予算案に、BSE対策として二千三百億円の追加を
要求している。
一方、衆院農林水産委員会は二十六日に、武部勤農相が所信表明を行う。武部
農相の所信表明に対する質疑は二十八日に予定している。
◆全頭検査前の肉も流通 農相、辞任重ねて拒否(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/20020225KIIAPA10100.html 武部勤農相は25日午前の衆院予算委員会で、狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭
検査を始めた昨年10月18日より前に食肉処理された牛肉を市場から隔離するため
実施した買い取り制度に関連し「消費者の不安を払しょくするための制度で、申し出に
応じて隔離する方法を採った。絶対、流通しては駄目だという前提でやっていない」と
述べ、全頭検査実施前の牛肉の一部は市場に出回っていたことを認めた。
狂牛病問題で引責辞任すべきだとの指摘には「農水省改革、食品衛生行政の
一元的な改革に全力を尽くすのが私の責任だ」と、重ねて辞任を拒否した。
▽BSE「徹底解明」 武部農水相、続投に意欲 2002/02/24 10:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020224&j=0023&k=200202233964 武部勤農水相は二十三日、札幌市内で開かれた自民党道連定期大会での
あいさつで、牛海綿状脳症(BSE)問題をめぐる農水省の対応に関し、「行政上
に大きな構造上の問題がある。これは政治主導で徹底究明しよう、問題の解決
を執念を持ってやっていこう、そういう気持ちでいま、取り組んでいる」と述べ、
党内外の辞任要求にかかわらず、続投に意欲を示した。
さらに武部氏は、一連の外務省問題に関連し、「昨日も(小泉純一郎)首相に
呼ばれ、『理不尽な圧力は断固排除すべきだ。そのことを徹底するように、農林
水産大臣として責任を果たしてもらいたい。政官業の癒着の問題はしっかり断た
なければならない』という強い厳命をたまわった」とした上で、「その考え方で
しっかり取り組みたい」と述べた。
能なしタケベがロシアからの密輸水産物を黙認!!
■ロシアからの密輸水産物 武部農水相「違法として処理できず」2002/02/25 15:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020225&j=0044&k=200202255042 武部勤農水相は二十五日の衆院予算委員会で、積み出し証明書偽造によるロシア
から日本への水産物密輸問題について、「外形上、ロシアの公的機関が発行してい
る積み出し証明書を違法なものと処理することはできない」と述べ、事実関係があ
いまいな中で、ロシアからの密輸入を「黙認」していることを認めた。
水産庁によると、一九九九年のロシアの水産物対日輸出は約二十一万七千トンだ
が、ロシア側統計によると約三万トン。民主党の筒井信隆氏は「数量で七倍の違い
がある」と指摘した。
これに対し木下寛之水産庁長官は「ロシアからも不正輸出の可能性の指摘がある」
と述べ、疑惑をもたれている証明書の発行元がナホトカ、ユジノサハリンスク税関
などと記されていることを説明した。
これについて、外務省の斎藤泰雄欧州局長は「ロシア側からは、積み出し証明書
を『発行してない』と回答があった」と説明。ロシアの地方行政機関の発行の証明
書発行については、日本政府は九七年から確認作業を続けているが、武部農水相は
「早急にロシア政府に地方行政機関の発行の有無を確認する」と繰り返した。
▽全頭検査前牛肉も一部流出と武部農相(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.co.jp/news/society/p-so-tp0-020226-10.html 武部勤農相は25日午前の衆院予算委員会で、狂牛病(牛海綿状脳症)の
全頭検査を始めた昨年10月18日より前に食肉処理された牛肉を市場から
隔離するため実施した買い取り制度に関連し「消費者の不安を払しょくする
ための制度で、申し出に応じて隔離する方法をとった。絶対、流通しては駄目だ
という前提でやっていない」と述べ、全頭検査実施前の牛肉の一部は市場に
出回っていたことを認めた。
狂牛病問題で引責辞任すべきだとの指摘には「農水省改革、食品衛生行政の
一元的な改革に全力を尽くすのが私の責任だ」と、重ねて辞任を拒否した。
▽武部農相、鶏肉偽装で「遺憾このうえない」と陳謝(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020305ic08.htm 全国農業協同組合連合会(全農)系の食肉卸会社「全農チキンフーズ」(埼玉県
戸田市)などによる鶏肉の偽装問題について、武部農相は5日朝、閣議後の記者会
見で「全農といえば生産者団体の組織。消費者を裏切っただけでなく、生産者も失
望感を持っているかと思う。事の性質は大きすぎるほど大きく、遺憾このうえない」
と述べた。農水省は同日午後、JAS(日本農林規格)法違反容疑で立ち入り検査
に入った。 (3月5日14:31)
▽武部勤農相:入閣後に証券会社の株式を新生銀行に売却
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020306k0000m040074000c.html 武部勤農相が入閣後の昨年7月に、証券会社の株式を新生銀行に売却していたこ
とが5日、分かった。閣僚の株取引は「大臣等規範」によって自粛が求められてい
るが、武部農相の事務所は「農相就任前に将来の売買契約を結んでいた」ことを理
由に、規範には抵触しないと釈明。内閣総務官室も「規範は、閣僚の地位を利用し
て不当な株取引を行わない趣旨なので問題ない」と話している。
売却された株式は、武部農相の二男が代表取締役を務めていたグローバルネット
レード証券の株20株。武部事務所によると、昨年2月28日に金融庁の許可が下
りた時点で株式を売却するという仮譲渡契約を新生銀行と結び、同7月4日に売却
した。同証券は今年2月に破産している。
これに関連して武部農相は5日、就任直後の閣僚の資産公開で同証券の保有株式
を200株と公表していたが、実際の保有数は20株だったと農水省を通じて訂正
した。ただ額面の合計は1000万円で変わりないという。
[毎日新聞3月5日] ( 2002-03-05-19:47 )
コピペ厨、ごくろう
▽農水省のBSE対応「重大な失政」(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20020322CCCI137222.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題をめぐる行政の対応を検証する調査検討委
員会は22日、4月2日にまとめる予定の最終報告書の要旨について議論した。要旨
では1996年に肉骨粉の規制を行政指導にとどめた点について「重大な失政」と指摘
し、消費者保護を軽視した農水省の姿勢を批判。同省の政策決定に農水族議員が「
陰に陽に影響を及ぼしている」として、政と官の癒着にも言及した。
さらに要旨では、今後の食品の安全を確保するため、リスク分析を独立させるべ
きだとしている。
要旨は3人の委員がこれまでの議論を踏まえて起草した。この日の委員会では議
論がまとまらず、25日にも臨時の委員会を開く予定。報告書を提出する4月2日に
向けて大詰めの調整を進めている。
要旨では、1996年に世界保健機関(WHO)が、日本を含めた各国に肉骨粉禁止
を勧告した時期の行政の対応を重視。BSEが人へ感染する可能性が指摘される中、
「課長通知の行政指導で済ませたことは重大な失政」とした。
▽「農家ばかにした対応」 県内外から怒りと批判の声 BSE国の「失政」
http://www.kumanichi.co.jp/usi/kiji/20020323.1.html 農水、厚生労働両省の調査検討委員会が二十二日にまとめ、BSE(牛海綿状脳
症、狂牛病)問題をめぐり「重大な失政」を指摘した報告書原案。生産者らは「農
水省は真剣に取り組んでいたのか」「行政はしっかり反省してほしい」と怒りを新
たにしている。
菊池郡旭志村の繁殖肥育農家、中村幸弘さん(55)は「行政が正しい判断をし
ていれば、こんな問題は起こらなかった。まず自分たちの失政を認めて、しっかり
反省してほしい」と批判。「何の違反もしていない生産者が、ずいぶん苦しめられ
ている。高齢の畜産農家の中には消費が戻るのを待てずに廃業を考える人もいる。
日本の畜産が消えてしまう可能性もあるということを真剣に受け止めてほしい」
阿蘇郡一の宮町坂梨で和牛百三十頭を生産から肥育まで一貫経営する畜産農家の
江藤要一さん(54)は「重大な失政という指摘は当然だ。農水省は厳しく受け止
めて同じ失政を二度と繰り返さないでほしい」と言う。
県畜産農業協同組合連合会の府内哲熊会長は「BSEは日本には及ばないという
認識を前提にした行政対応には、すべての農家が怒っている」と指摘。「今は消費
者の理解を得るために生産者は日々、努力している。国は生産現場の苦しい現状を
くみ、先頭に立って生産者と消費者が安心できるよう取り組むべきだ」と要望する。
一頭目のBSE感染牛を生産した北海道佐呂間町の元酪農家は「諸外国に比べ日
本だけが肉骨粉対策を先送りしてきた。農水省は真剣に取り組んでいたのか。末端
の農家をばかにした対応だったとしか思えない」。北海道別海町の別海農協幹部も
「『生産者優先の行政』と原案は指摘するが、肉骨粉を流通させられた生産者のど
こが優先されていたのか」と語気を強めた。 熊本日日新聞2002年3月23日朝刊
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/24 23:33
日本の農水省は業者保護政策を最優先し、消費者保護をないがしろに、
してきたと批判されているが、実は業者保護に「農家」は含まれて
いなかったのだ。
族議員と農業団体、農業関連企業の保護&癒着が、その本質だったのだ。
繰り返す「農家」は、保護対象のように詐称されただけだったのだ。
▽BSE:全頭検査用品に不良品確認、使用されず 厚労省
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020327k0000m040070000c.html 厚生労働省は26日、牛の全頭検査で使われているBSE(牛海綿状脳症、いわ
ゆる狂牛病)の検査用品に不良品が見つかったと発表した。検査には使われず影
響はなかったが、同省は、輸入販売元の「日本バイオ・ラッド ラボラトリーズ」社
(東京都荒川区)に原因究明などを指示。同時に全国の都道府県に、検査関連のト
ラブルがあれば報告するよう通知した。
問題の検査用品は、病原体の異常プリオンと結びつく抗体が塗ってあるプレート。
東京都芝浦食肉検査所(同港区)で今年1月21日、検査員が異常プリオンが正し
く検出できることを確認する試薬を落としても全く反応しない1枚を発見し、検査
には使わなかった。
同社の調べでは、プレートに抗体が塗られていなかったか、別の抗体が塗られて
いた可能性があるという。同社は2月1日に不良品だと確認したが厚労省に報告し
ていなかった。同省は、情報をもとに同社に事情を聴き不良品発見を知った。この
ため、同社に対し、今後はこうした事実をすぐに報告するよう求めた。
同社の検査用品は昨年10月の全頭検査開始から全国で約1万セットが使われた
が、こうした例は初めてだという。
【高木昭午】[毎日新聞3月26日] ( 2002-03-26-20:17 )
▽BSE検査キットに不良品 都、厚労省に報告せず(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/20020326KIIASA49510.html 東京都の芝浦食肉衛生検査所(港区)で1月、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)
の1次検査に使う検査キットのプレート1枚が陽性反応を示さない不良品と判明
しながら、都も輸入販売会社も厚生労働省に報告していなかったことが26日、
分かった。
検査前の準備段階で検査員が不良品と気付いたため、検査に支障はなかった。
厚労省は「陽性反応を示さない不良品の場合、準備段階の作業ですぐに分かる
のでBSE感染牛を見逃すことはない」としているが、ほかに同種の事例がな
かったか都道府県などに照会するとともに、検査キットの輸入販売会社に対し
原因調査を指示した。
他に貼れよ。
農水省なんかの責任問題のスレだろ?
もっとふさわしいスレあるじゃん。
▽農水相問責決議案、早く提出を=鳩山民主党代表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020327-00000698-jij-pol 民主党の鳩山由紀夫代表は27日午後の記者会見で、BSE(牛海綿状脳症、
狂牛病)問題に関する政府の調査検討委員会が来月2日にまとめる報告書に関し、
「原案が修正というより“修悪”の方向で加筆されている。自民党の農水族が
暗躍している」と族議員を批判した。その上で、「報告書には相当厳しい内容が
含まれていることにかんがみれば、武部勤農水相の責任は極めて重い。
問責決議案を参院でも早く提出すべきだ」との認識を示した。 (時事通信)
▽武部農相辞任論が再燃 神崎氏、「けじめを」 (共同通信)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=YNS&PG=STORY&NGID=APOL&NWID=A1182710 2002年度予算成立を受け、与党内で27日、武部勤農相の辞任論が再燃した。
農水省と厚生労働省の調査検討委員会が4月2日に提出するBSE(牛海綿状脳症、
狂牛病)への行政対応の問題点を検証した報告書で、農水省の「重大な失政」と明
記されることに加え、就任以来のBSEをめぐるこれまでの不用意な言動に「農相の
責任は免れない」(自民党幹部)との声が広がった。
公明党参院幹部は27日、「自発的な辞任になれば一番いい解決策だ」と述べた
ほか、自民党執行部の一人も「4月2日が節目だ」と指摘。公明党の神崎武法代表
は記者会見で「きちんとしたけじめをつけてほしい」と求めた。 (了)
▽武部農相辞任論強まる 厳しい判断迫られる首相 (共同通信)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=IWT&PG=STORY&NGID=APOL&NWID=A1212710 2002年度予算成立を受け、与党内で27日、武部勤農相の辞任論が再び強ま
った。農水省と厚生労働省の調査検討委員会が4月2日に提出するBSE(牛海綿
状脳症、狂牛病)への行政対応の問題点を検証した報告書で、農水省の「重大な
失政」と明記されることに加え、就任以来のBSEをめぐるこれまでの不用意な言動
に「農相の責任は免れない」(自民党幹部)との声が広がった。
野党側は報告書を機に参院に武部農相の問責決議案を提出する方針。小泉純一郎
首相は同日夕の記者会見で、武部農相の責任問題について、調査検討委員会の「報
告を待ちたい」との考えを示したが、進退問題がヤマ場となる来週に向け厳しい決断を
迫られるのは必至だ。(了)
▽BSE対応で「農水省はけじめを」 公明党代表
武部農水相の責任についても言及
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002032703184.html 公明党の神崎武法代表は27日の記者会見で、牛海綿状脳症(BSE)問題に
ついて、「農水省の責任はある。きちんとけじめをつけてもらいたい」と述べ、
4月2日に発表予定のBSE調査検討委員会の報告書を受け、省としての責任を
明確にすべきだという考えを明らかにした。
また、2月の会見で、武部勤農水相の進退について「不信任案が否決された
からといって責任を免れたわけではない。出処進退は自ら考えるべきだ」と述べた
ことについて、「(考えはいまも)変わらない」と述べた。神崎氏は当時の会見で
「調査結果をみて、大臣、役人の責任も含め抜本的改革に取り組むべきだ」と話し
ていた。
▽武部農相辞任強まる(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/020328/0328sei005.htm 2002年度予算成立を受け、与党内で27日、武部勤農相の辞任は不可避との見方
が強まった。BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)をめぐるこれまでの不用意な言動に
加え、農水省と厚生労働省の調査検討委員会が4月2日に提出するBSEへの行政
対応の問題点を検証した報告書で、農水省の「重大な失政」と明記されることにな
り、「農相の責任は免れない」(自民党幹部)との認識からだ。
自民党の青木幹雄参院幹事長は福田康夫官房長官や山崎拓幹事長にこうした厳し
い空気を伝えた。これを受け小泉純一郎首相は27日夜、山崎氏と会い、農相の進
退問題を協議した。
野党側は報告書を機に参院に武部農相の問責決議案を提出する方針。首相は同日
夕の記者会見で、農相の責任問題について、調査検討委員会の「報告を待ちたい」
との考えを示し、報告書提出が進退問題の節目になるとの考えを示した。ヤマ場と
なる来週に向け厳しい決断を迫られる。
公明党参院幹部は27日、「自発的な辞任になれば一番いい解決策だ」と述べた
ほか、自民党執行部の一人も「4月2日が節目だ」と指摘。公明党の神崎武法代表
は記者会見で「きちんとしたけじめをつけてほしい」と求めた。
与党内で特に厳しいのは公明党。鶴岡洋参院会長や白浜一良参院幹事長らが青木
氏と会い、「武部農相のままで今後の国会が乗り切れるのか。むしろすっきり出直
した方が4月の選挙にプラスではないか」と言及した。衆院側でも27日の会合で
「予算が成立したら農相の責任問題をやるのではなかったのか」などの意見が続出
した。
これに対し、自民党首脳は27日、「問責決議案は与党三党で否決してもらえる
と思う」と述べた。
首相は会見で、武部農相に対し「食の安全確保のため、新しい時代に対応できる
組織、態勢を取れるようにすることが大事な責任だ、と指示している」と述べた。
▽公明・神崎代表、武部農相の辞任求める(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/01/20020327i413.htm 与党内で27日、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)問題に関する政府の調査検討
委員会の最終報告書が4月2日にまとまった後、武部農相はこの問題への対応の不
手際の責任を取り、自発的に辞任すべきだとの声が強まった。参院で野党が提出す
る予定の農相問責決議案に公明党の一部が賛成する可能性があり、混乱を回避する
必要があるとの判断からだ。
公明党の神崎代表は27日の記者会見で、「一連の問題では農水省に責任がある。
しっかり、きちんとしたけじめをつけてもらいたい」と述べ、委員会の最終報告
書の後、問責決議案が提出される前に、農相の自発的な辞任を求めた。参院公明党
幹部も同日、問責決議案について「まとまって反対というわけにはいかないかも知
れない」と述べ、党内から賛成者が出る可能性を否定しなかった。
参院野党各会派は既に、4月2日以降に農相の問責決議案を共同提出する方針を
決めている。
一方、自民党首脳は27日午後、記者団に対し、「(問責決議案は)否決しても
らえると考えている」と強調した。ただ、同党内でも、橋本派などには「2月に衆
院で不信任決議案を否決したからといって、免罪されたわけではない」などの声が
出ている。
小泉首相は27日の記者会見で、「農相には、当面、食の安全確保のための体制
を作ることが大事な責任だ、と指示している。委員会の報告を検討し、対策を考え
たい」と述べ、報告書がまとまって以降、判断する考えを示した。
農相自身も辞任しない考えを強調している。 (3月27日22:41)
▽武部農相:辞任の見通し強まる BSE問題で責任論が浮上
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20020328k0000m010152000c.html BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題で責任論が浮上している武部勤農
相が27日、4月上旬にも辞任する見通しが強まった。与党はこれまで辞任論を控
えてきたが、来年度予算成立を受け、4月2日に出されるBSE調査検討委員会の
最終報告を見て辞任すべきだという意見が大勢となった。
公明党の神崎武法代表は27日の記者会見で「しっかり、きちんとしたけじめを
ぜひつけてもらいたい」と述べ、武部農相の自発的辞任を要求した。また公明党の
鶴岡洋参院議員会長も同日、自民党の青木幹雄参院幹事長と会談し、「4月末の衆
参統一補選前に出直した方がいい」と辞任を求め、青木氏は公明党の意向を福田康
夫官房長官に伝えた。
小泉首相も27日の記者会見で、武部農相の責任問題について「必要な対応を取
らないといけない」と、政治的なけじめに含みをもたせた。
野党は武部農相の問責決議案を参院に提出する構えで、調査検討委員会の最終報
告を受け、進退について最終判断する方向だ。与党は、2月に野党が衆院に提出し
た武部農相不信任決議案に反対し、否決した。しかし、武部農相のBSE発覚時の
対応の不手際に対する国民世論の批判はおさまっておらず、同検討委の最終報告で
は、農水省の「重大な失政」を指摘する見通しとなっている。
[毎日新聞3月27日] ( 2002-03-27-23:44 )
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/28 07:52
別に各新聞社の記事を張らなくても適当なソースを一つ張っとけばいいよ。
▽武部農水相、辞任必至 狂牛病調査報告で公明が「けじめ」要求
ついに武部農水相辞任へ−。狂牛病(BSE)問題で責任が追及されていた
武部勤農水相が、4月上旬にも辞任する見通しが強まった。来年度予算が成立し、
4月2日に提出されるBSE調査委員会の報告書で、農水省の重大な失政が
指摘される情勢となったためだ。公明党は武部農水相が辞任しない場合、野党が
参院に提出予定の農水相問責決議案に賛成する方針を固めており、今度ばかりは
小泉首相も守ることは難しそうだ。
今回の武部農水相辞任の流れを作ったのは公明党の神崎代表だ。27日、記者
会見で「きちんとしたけじめをつけてもらいたい」と述べ、辞任を要求。同じく公明
党の鶴岡洋参院議員会長も同日、自民党の青木幹雄参院幹事長と会談した際、
「(4月末の)衆参統一補選前に出直した方がいいのでは」と辞任を求めた。
これら公明党の厳しい姿勢に驚いた山崎幹事長ら自民党執行部は、即座に
説得に走り回ったが、説き伏せるまでには至らなかったという。
自民党幹部の1人は、「公明党はムネオ問題では我慢したが、もう耐えられない
ということ。農水相辞任は1つの方向になった」と解説する。
もっとも、1内閣1閣僚を唱える小泉首相は、「必要な対応を取らないといけな
い」としながらも武部農水相を続投させたい意向で、今後、農水相辞任をめぐって、
公明党と衝突する可能性も出てきた。 ZAKZAK 2002/03/28
▽農水相更迭しない考え、首相が改めて表明 BSE問題(朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/0328/006.html 小泉首相は28日昼、牛海綿状脳症(BSE)問題で武部勤農水相の責任を問う
声が与党から出ていることについて、「きちんとした(農水省の)態勢を作ること
だ。要するに原因究明。BSE問題に対しての不安を取り除く。そういう面で責任
を果たすことが大事だ」と述べ、原因究明などを優先し、当面は農水相を更迭する
考えがないことを改めて示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
これに関連して福田官房長官は28日午前の記者会見で、「(BSE調査検討委
員会の)調査報告がもうじき出る。そこでBSE問題の原因究明がなされ、将来の
あるべき食品安全に対する方策も盛り込まれる。そういうものをまず拝見しないと
判断するわけにはいかない」と述べた。(16:42)
▽武部農相、BSE問題での辞任を否定(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/01/20020328ia01.htm 武部農相は28日朝、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)問題をめぐり与党内で農
相辞任論が強まっていることについて、「(辞任は)ない。けじめは(農水省の)
改革に全力を尽くすことだ」と述べ、辞任する意向がないことを強調した。
そのうえで、「族議員と僕ぐらい大胆に戦っているのはいない。小泉首相がどう
評価しているか。微動だにしていないでしょう」と述べ、首相が農相続投を支持し
ているとの見方を示した。国会内で記者団の質問に答えた。 (3月28日12:22)
▽首相「農相、BSE原因究明などで責任果たすこと大事」(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20020328CIII050828.html 小泉純一郎首相は28日昼、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題の責任を巡って
与党内で武部勤農相の辞任論が高まっていることについて、「きちんとした体制を
つくることや原因を究明すること。BSE問題に対して不安を除く、そういう面で
責任を果たすことが大事だ」と述べ、農相がBSE問題で引責辞任する必要はない
との考えを改めて繰り返した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
また、加藤紘一自民党元幹事長(現在は自民党を離党)が代表を務める資金管理
団体が同氏の自宅マンションの家賃などを負担していたとの新たな疑惑が浮上した
ことについては、「前から言っているように疑惑に対してはきちんと説明する(こ
とが大事)」と指摘。与党内でも加藤氏の議員辞職は避けられない、との見方が広
がっていることについても「進退は本人が決めるべき問題だ」とこれまでの発言を
繰り返した。
▽農相辞任の流れと公明幹部 福田長官も会見で含み(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/20020328KIIAPA12800.html 公明党幹部は28日午前、武部勤農相の進退問題について「これ以上言わない。
流れはできている」と述べ、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)への行政対応に関する
調査検討委員会が4月2日に報告書を提出するのを受けて、引責辞任するとの見
通しを明らかにした。
これに関連し、福田康夫官房長官は28日午前の記者会見で「与党内の意見は
承知している。BSEの発生、将来の安全性などが報告書に盛り込まれる。(報告書
が出る前に)それ以上の判断をするわけにはいかない」と農相辞任論を否定せず、
含みを残した。
自民党執行部の一人は週明けにも農相進退問題をめぐり、小泉純一郎首相と
自民党執行部が協議することを示唆した。
▽武部農水相辞任を示唆 自民参院幹部 2002/03/28 14:30(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020328&j=0023&k=200203289737 自民党参院幹部は二十八日午前、牛海綿状脳症(BSE)問題で責任が問われて
いる武部勤農水相の進退について「就任してからの直接の失態がなくても、過去の
経緯から省全体の責任を農水相がとるのも一つの考え方だ」と述べ、四月二日に出
るBSE問題の調査報告を受けた武部農水相の辞任の可能性を示唆した。
同幹部は、公明党内に農水相の辞任を求める声が強いことについても「公明党は、
武部氏の直接責任がなくても、風評被害が深刻で、人心一新したほうが小泉政権の
ためになると善意で言っている」と述べて理解を示した。
一方、武部農水相は同日の衆院農水委員会で「執念を持って、与えられた職責を
全うさせていただきたい」と述べ、辞任の考えがないことを改めて強調、「畜産・
食品行政の大手術の真っただ中に立っている。メスを投げ出し、患者を見捨てるわ
けにはいかない」と引き続きBSE対策に取り組む姿勢を示した。
川内博史氏(民主・無所属クラブ)への答弁。
▽与党に「山崎包囲網」・農相辞任要求(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20020329CE2IEC2228.html 加藤紘一元自民党幹事長の議員辞職論の高まりと軌を一にして与党内でわき上が
った武部勤農相の辞任要求。農相は山崎拓幹事長が率いる自民党山崎派の出身で、
同派では「山崎氏の追い落としが真の狙いではないか」と危機感を募らせる。盟友、
加藤氏の進退と合わせ、内閣・党役員の一新を視野に入れた「山崎包囲網」が確実
に狭まっている。
辞任要求の口火を切った公明党には、かねて内閣改造を求める声が根強い。坂口
力厚生労働相が在任1年3カ月を超え、入閣予備軍の処遇に頭を痛めている党内事情
も一因だ。自民党内でも「小派閥出身の山崎氏が幹事長では限界がある」(橋本派
幹部)として、農相辞任を突破口に三役ポストを大派閥に奪回しようとの動きが活
発になっている。当の山崎氏にも失点が多い。小泉純一郎首相が鈴木宗男衆院議員
の議員辞職勧告決議案の採決をめぐる与党方針の撤回を求めた際には、首相に押さ
れる形で与党協議に持ち込み三党関係が混乱した。小泉人気がしぼみ、加藤氏も窮
地とあっては、党内で「四面楚歌(そか)」(公明党幹部)の状況だ。
▽加藤氏は議員辞職を=農水相辞任も要求−堀内自民党総務会長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020328-00000993-jij-pol 自民党の堀内光雄総務会長は28日午後、党本部で記者団に対し、新たな政治資
金流用疑惑が発覚した加藤紘一衆院議員の進退問題について、「国民が見て納得で
きるような政治家としての出処進退をはっきりさせた方がいい。ご自分で決めるこ
とだ」と述べ、議員辞職すべきだとの認識を示した。
また、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題で責任が問われている武部勤農水相
については、「一番上の人が責任を取って腹を切るというのが、日本的な意味で国
民には分かりやすい」と述べ、自発的な辞任を求めた。 (時事通信)
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 11:47
ニュース貼ってる人へ
荒らしになってますよ・・・
>>171 (゚Д゚)ハァ?
無意味な文字列やAAなどは荒らしだけど、
スレッドの主旨に沿ったニュースが何故?
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 13:25
>>172 アホ!!
同じニュースを大量に貼り付けても意味無いだろ。
どっかの新聞社のを一つ張り付ければいいんだよ。
ニュースが進展したら別。
>>173 各社の論調がひとつずつ違うし、発言者や取材対象者が違えば違うニュースです。
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 13:49
>各社の論調がひとつずつ違うし
意味ない。
▽内閣改造要求の加速を憂慮 与党の農相辞任要求で首相 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20020329-713.html 小泉純一郎首相は、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題への対応で引責辞任要
求が与党内で強まっている武部勤農相の進退問題について、農水、厚生労働両省の
BSE問題調査検討委員会が四月二日にまとめる報告書の内容を踏まえ、最終判断
する意向だ。
首相は武部農相を更迭した場合、与党内でくすぶる内閣改造要求が一段と加速し、
党三役人事にも波及、「一内閣一閣僚」という原則が大きく揺らぐ事態を憂慮し
ている。自らの任命責任を野党側に追及されるのも懸念材料となる。
その一方で、六月の国会閉幕後の内閣改造を回避するために、現段階で農相だけ
を更迭する方が得策との思惑も首相サイドにあるとみられ、今後の対応が焦点となる。
首相は二十八日午後、公明党が武部農相にけじめを求めていることに関し「(農
水省の)きちんとした体制をつくるということだ。そういう面で(農相は)責任を
果たすことが大事だ」と首相官邸で記者団に述べ、BSEの不安をなくす体制を整
える必要があるとの認識を示した。
ただ与党内には「武部農相辞任の流れができている」(公明党幹部)との声が広
がっており、政府筋からは二十八日、「農相本人は前から自らの責任に言及してい
る」として、辞任はやむを得ないとの声も漏れ始めている。
首相は、二月に野党提出の武部農相不信任決議案を否決した際には「いま辞めた
ら無責任」として、農相に対してBSE問題の調査報告書を取りまとめ、再発防止
策を講じるよう指示。その後もこの姿勢を変えていない。だが二十七日の記者会見
では「(調査委員会の)報告を待ちたい」として、調査結果が農相の進退問題を判
断する節目になるとの考えを示した。 (了) 03/28
同じニュース書き込むのが無意味だと気づいてないんだろうね172は
まあ、良かれと思ってやってるんだろうけどさ
▽「今後も改革に取り組む」 武部農相が続投に意欲 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20020329-714.html 武部勤農相は二十九日の閣議後会見で、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)への
対応のまずさを理由にあらためて浮上してきた自らの進退問題に触れ、「調査検討
委員会の報告書に基づいて、今後も必要な畜産・食品衛生行政の改革に取り組む」
などと語り、続投に強い意欲を示した。
同委員会がまとめた報告書の原案は、えさの肉骨粉の使用規制を行政指導に
とどめた点について「重大な失政」と厳しく批判した。これに対し、農相は「大臣を
はじめ、改革を目指す動きが出たことは評価に値するとの記述もある」としており、
国民の信頼を取り戻すため全力を尽くすと強調した。
進退問題が与党内で強まっていることについても「真摯(しんし)な気持ちで職責を
全うすれば理解が得られる」と語った。 (了) 03/29
ん?
名前が文字化けしてるな・・・
>>178 全部同じニュースに見えるのというのは、君の読解力不足。
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 14:00
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/29 14:03
>>181 誰も全部同じニュースなんていってませんよ。(w
▽農相問題で揺れる公明、首相の強気にトーンダウンも(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/01/20020329ia32.htm BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)問題で公明党が武部農相の辞職を求めているの
に対し、小泉首相が「辞めさせない。公明党が連立政権から離脱しても構わない」
と言及したとされることに、29日、同党から反発の声が上がった。
29日の同党衆院議員団会議では、若手の斉藤鉄夫氏(当選3回)が「首相の発
言が事実だとすると、連立の信義に反するのではないか」と述べた。
首相は2月初め、医療制度改革問題で最後まで強気の姿勢を崩さず、公明党が
押し切られた経緯がある。このため、公明党内にも、「衆院は先月の不信任決議案
否決で決着済み」(井上義久幹事長代理)など、辞職を迫る声をトーンダウンさせる
動きも出始めた。 (3月30日01:55)
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/03/30 09:04
186は蒸し返して荒そうと企んでると思われ。
放置が吉。
▽武部農相、続投へ意欲(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.co.jp/news/society/p-so-tp0-020330-11.html 武部勤農相は29日の閣議後会見で、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)への対応の
まずさを理由にあらためて浮上してきた自らの進退問題に触れ、「調査検討委員会の
報告書に基づいて、今後も必要な畜産・食品衛生行政の改革に取り組む」などと語り、
続投に強い意欲を示した。
同委員会がまとめた報告書の原案は、えさの肉骨粉の使用規制を行政指導にとど
めた点について「重大な失政」と厳しく批判した。これに対し、農相は「大臣をはじめ、
改革を目指す動きが出たことは評価に値するとの記述もある。真摯(しんし) な気持ち
で職責を全うすれば理解が得られる」と語った。
つーかニュース板ではないんだが。
▽武部農水相、進退どうなる 首相熟慮 産経新聞社 3月30日2時34分
http://www.excite.co.jp/News/searched_story/?nd=20020330023439&nc=NAIS-0330-01 ・与党内にくすぶる辞任論/更迭なら基盤危うく
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策の責任を問われている武部勤農水相の進退問
題は、四月二日のBSE問題に関する調査検討委員会の報告書提出でヤマ場を迎え
る。小泉純一郎首相はBSE問題の体制整備に全力を挙げるよう武部農水相に指示
を出しており、「農水相更迭の意思はない」(周辺)とされる。ただ、公明党を中心
に与党内でも農水相の辞任を求める空気が強まっており、今後の政権運営も絡んで、
首相は難しい判断を迫られている。
首相はこれまで農水相の進退問題については「国民の不安解消のため、どういう
対策が必要かじっくり考えたい」との姿勢を示すにとどめ、進退そのものには言及
していない。ただ、四月二日の調査検討委の報告書提出後は、公明党を中心に与党
内で農水相の辞任を求める声が高まるのは必至の情勢だ。
このため、調査検討委の報告書提出を受けて、首相が武部農水相の進退問題にど
う対応するかが焦点となっているが、首相サイドは「狂牛病が起こったのは以前の
大臣のときで、武部農水相を辞めさせる理由はない。今後の対応にこそ意味があり、
行政責任を果たすことが重要」(政府筋)としている。
更迭は首相の「一内閣一閣僚」の方針を覆すことになり、支持率低下につながる
可能性があるほか、与党内から一気に内閣改造要求が噴出して、政権基盤を揺るが
しかねないことへの懸念があるためとみられる。
一方、更迭という形ではなく、農水相が自発的に辞任するケースも想定される。
その場合でも首相サイドは「慰留することになる」(周辺)としているが、与党内や
世論の状況をみたうえで「政治的判断を下す」(同)ことになりそうだ。
首相は今後は郵便事業の民間参入や不良債権の早期処理、有事法制整備など
重要課題の具体化に着手したい考え。しかし、武部農水相を守るような姿勢をとる
ことが政権のイメージダウンにつながる可能性もあり、混乱が続けば打撃は避けら
れない情勢だ。
▽武部農相が辞任を否定(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/020330/0330sei135.htm 武部勤農相は30日、岡山市で記者会見し、自らの進退について「謙虚な気持ちで
職責を全うするのが私の責任だ」と、あらためて辞任する考えのないことを示した。
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)に対する行政の問題点を検証する農水、厚生労
働両省の調査検討委員会が4月2日にまとめる報告書で、行政の判断の誤りを明記
することについて「反省の上に立ち、改革に取り組んでいかなければならない」と
述べた。
▽武部勤農水相の進退問題 巻き返し図る官邸 問責決議案焦点に(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020331&j=0023&k=200203301723 与野党内に辞任論が強い武部勤農水相の進退問題をめぐり、首相官邸から巻き返
しの動きが出ている。武部氏更迭となれば、内閣改造のきっかけとなって政権基盤
を揺るがしかねないためで、四月二日の政府の牛海綿状脳症(BSE)に関する調
査検討委員会の報告書提出を前に、綱引きが激しくなっている。
小泉純一郎首相は二十七日の記者会見で、調査報告書公表後に武部氏の更迭を
検討する意向を示したが、三十日のNHK番組収録では「閣僚は一生懸命やる限りは
今の閣僚でやっていく」と微妙に軌道修正も図った。
武部氏の進退問題は、田中真紀子氏の外相更迭や鈴木宗男、加藤紘一両氏の
問題が起きるたびに、その陰に隠れる形となってきた。このため「武部問題はもう
古い話になってきた」(首相側近)などと批判は覚悟で武部氏を続投させ、政権の
動揺は避ける道も検討され始めた。首相周辺もあえて「武部氏は農水族の主流で
ない分、農水省改革を進めやすい」と擁護論を流している。
これに対し、予算成立を待っていたように武部辞任論を再浮上させる口火を切った
公明党内は、「辞任しないと国民は納得しない」(参院幹部)と依然強硬論が根強い。
だが、ここにきて「わが党が突出する形でこの問題の流れを作ってしまっては、政権の
枠組みに影響する」(幹部)と慎重論も出始め、「党内の状況は収まってきている」
(別の幹部)とする声さえあり、これが官邸を力づけている。
問題は、野党が参院に提出予定の武部氏の問責決議案への対応。党内に賛成論も
ある公明党は、政権に弓を引くことを避けるため採決前の自発的辞任を期待するが、
仮に与党が結束して否決し、武部氏続投となれば、下がり続ける内閣支持率にさらに
悪影響を及ぼすのは必至。首相が対応に苦慮しているのは間違いない。
▽「言うべきことは言う」 武部農相進退で神崎氏 (中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/20020330KIIAPA13210.html 公明党の神崎武法代表は30日夜、京都市内で講演し、BSE(牛海綿状脳症、
狂牛病)問題に絡む武部勤農相の進退問題について「(BSEへの行政対応に関す
る調査検討委員会の)報告書の結果をみて、私どもは言うべきことはきちんと言い
たい」と述べ、4月2日に提出される報告書の内容次第では、農相や農水省の責任
は避けられないとの見方を示した。
今後の経済運営に関しては「2002年度予算が成立したので、場合によっては
公共事業の前倒し執行もする。さらに必要な時には、ためらわずに財政出動を含め
た手を打つべきだ」と述べ、経済情勢によっては補正予算の編成が必要との認識を
表明した。
197 :
公明党が倒閣?:02/04/01 19:59
▽公明、問責決議案賛成も BSE報告書きょう提出(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/20020401KIIAPA11910.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)への行政対応を検証するために農水省と厚生労
働省が設置した調査検討委員会は2日午後、最終報告書を取りまとめ、武部勤農相
と坂口力厚労相に提出する。報告書は農水省の「重大な失政」を指摘することから、
野党は参院に武部農相問責決議案を提出する方針。与党内でも「けじめ辞任論」が
拡大。公明党は問責決議案に賛成することもあり得るとしており、農相進退で首相
は厳しい判断を迫られている。
これに関連して公明党の参院幹部は1日、「大量の官僚を処分して、農相だけ責
任をとらないわけにはいかない。人心一新すべきだ」と強調。自民党執行部の一人
も「小泉純一郎首相が投げる球によっては受け取らないこともある」と述べ、首相
に決断を促した。
▽武部農相:横浜市長選の敗北で辞任圧力強まる
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20020402k0000m010085000c.html 与党相乗りの現職候補が敗れた横浜市長選の結果を受け、与党3党内では1日、
一見無関係に見える武部勤農相の辞任論が一段と強まってきた。鈴木宗男、加藤
紘一両衆院議員(ともに自民党離党)の「政治とカネ」に絡むスキャンダルへの批判
が同市長選の敗因との見方が与党内でも大勢だが、当の鈴木、加藤両氏は即座に
議員辞職する状況になく、打つ手がないのが現状。7日の京都府知事選を控え、
危機感を募らせる与党が、「政治不信のふっしょく」に取り組んでいることをアピール
する「即効薬」としてターゲットに絞り込んでいるという構図だ。
「私たちの態度は大変厳しい」
1日の衆参与党国対委員長会談で、BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題に
ついて公明党の木庭健太郎参院国対委員長はクギを刺した。もともと公明党は「国民
の不安を増幅させた」と武部農相の引責辞任を求める声が強く、「(2日の)BSE報告
後の辞任は既定路線」(幹部)というのが党内の空気だ。与党3党では、BSE問題の
集中審議が行われる3日の衆院農水委員会を踏まえ、4日に幹事長会談を開いて
対応を協議する方針でいる。
横浜市長選の敗因は「政治不信に対して有権者が『変化』を求めた」との見方が
大勢。参院自民党幹部は「スキャンダルの影響があったのは、共産党が善戦したの
をみればわかる」と指摘。京都は共産党が強い地盤だけに、不安が増幅している。
にもかかわらず、鈴木、加藤両氏の問題より武部農相問題の決着を急ぐのは、野党が
農相問責決議案を提出する構えを見せているためだ。野党は参院でも集中審議を
実現させたうえで、同決議案を提出する方針だが、公明党は「反対するのは難しい」
(参院公明党幹部)と同調も辞さない姿勢でおり、「与党内の混乱を招く」との心配も
ある。
武部農相問題は「政治とカネ」の疑惑ではない。だが、鈴木氏に関しては、与党は
「明白かつ重大な違法行為」が発覚するまで議員辞職要求を留保。加藤氏に対しても
「参考人招致まで辞職しないのは仕方ない」(幹部)というお手上げ状態。別の自民党
幹部は「何も手を打たなければ選挙は壊滅する」とも。そんな中で、農相辞任が
「切り札」として浮上しており、自民党内では小泉純一郎首相の決断を迫る意見が
強まっている。 [毎日新聞4月1日] ( 2002-04-01-20:24 )
▽2日にも農相問責決議案 BSE問題で参院野党 (共同通信)
http://www.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/ushi/news/20020401-725.html 参院の野党各会派は一日夕、国会内で国対委員長会談を開き、早ければ三日の参
院本会議に武部勤農相の問責決議案を提出する方針を確認した。
農水省と厚生労働省のBSE(狂牛病)問題に関する調査検討委員会が二日に最
終報告書をとりまとめるのを受け、野党各会派は同日夕にも国対委員長会談をあら
ためて開催し、最終的な方針を協議する。与党内でも武部農相の辞任論が高まって
おり、問責決議案をめぐる与野党の駆け引きが活発化しそうだ。
一日の会談では野党側が主導権を握る立場から問責決議案の早期提出を求める声
が大勢を占めた。また、熊沢英昭前農水事務次官の参考人招致を強く求めることで
も一致した。 (了) 04/01
▽野党国対委:武部農相の問責決議案提出へ 今週中にも
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020402k0000m010134000c.html 参院の民主、共産、自由、社民の野党4党は1日、国対委員長会談を開き、BSE
(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題の責任を問うため、早ければ今週中に武部勤
農相に対する問責決議案を国会に提出する方針を固めた。問責決議案には公明党が
賛成する可能性が出ており、同党が同調すれば決議案は参院本会議で可決される。
決議には法的な拘束力はないが、すでに与党内で辞任論が強まっている武部農相は
極めて厳しい立場に立たされることになる。
野党側は2日、農水、厚生労働両省のBSE問題に関する調査検討委員会が報告書を
発表した後、参院でも同問題の集中審議を行ったうえで、問責決議案を提出する方向だ。
参院の自由党幹部は「農相はきちんとけじめをつけるべきだ。決議案は公明党に対する
揺さぶりの意味もある」と語った。
小渕内閣当時の98年には当時の額賀福志郎防衛庁長官に対し参院で問責決議案が
可決。これを受け、額賀氏は長官辞任に追い込まれた。与党3党も3日に予定している
衆院農水委員会での集中審議を踏まえ、4日に幹事長会談を開いて対応を協議する。
[毎日新聞4月1日] ( 2002-04-01-23:18 )
▽与党、農相進退を4日に協議(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/ 農水、厚労両省のBSE最終報告案に「重大な失政」が明記されたことで、武部
勤農相の進退問題が焦点に浮上するのは避けられない情勢だ。与党3党は1日の幹
事長会談で、農相の進退について(1)両省における関係者の処分(2)3,4両日の衆参
両院農水委員会での集中審議――の内容をみたうえで4日に再協議することを決め
た。
小泉純一郎首相は1日、記者団に「食の安全確保のためにどういう法的措置やど
ういう機構が必要か、そういう態勢を取ることが農相の責任ではないか」と述べ、
辞任に否定的な見解を示した。一方、野党側は参院に農相問責決議案を提出する構
え。公明党は「農相の政治責任は免れない」との姿勢を強めており、政府・与党は
ぎりぎりの判断を迫られそうだ。
▽農相進退問題:辞任の必要なし 自民党幹事長と厚労相
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020402k0000e010031000c.html 自民党の山崎拓幹事長は2日の記者会見で、BSE(牛海綿状脳症、いわゆる
狂牛病)問題に関連し、武部勤農相の進退問題について「(BSE報告書に)
『重大な失政』ともし書かれているなら、過去のことだ。BSE対策、農水省改革
にこれから積極的に武部農相が遂行しようとしており、小泉内閣として全面支援
する姿勢だ」と述べ、辞任する必要はないとの考えを示した。
坂口力厚生労働相も同日、農相の責任の取り方について「過去の問題も多い。
それらを現職が全部責任を取らなければならないというのは厳しい。どれだけ首が
あっても足りない」と辞任には当たらないとの認識を示した。
[毎日新聞4月2日] ( 2002-04-02-11:03 )
▽厚労相、農相辞任に否定的見解(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20020402CCCI025202.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題での武部勤農相の辞任問題を巡り、坂口力
厚生労働相は2日午前の閣議後の記者会見で「現職閣僚が過去の責任をすべて
取らないといけないのは厳しい。どれだけ首があっても足りない」と述べ、否定的な
考えを示した。武部農相も閣議後の記者会見で、辞任の考えがないことを改めて
強調した。
記者会見で坂口厚労相は、公明党内で武部農相の辞任を求める声が出ている点に
ついて「感情論ではなく、過去のことと就任した後のことは整理することが大事」
とした。
一方、「BSE問題に関する調査検討委員会」はこの日午後、当時の厚労、農水
両省に「重大な失政があった」などとする最終報告書を両相に提出する。これを受
けて両相は、小泉純一郎首相に幹部職員の処分や自らの報酬の返納などを申し
出るとみられる。最終報告書では、食品の安全評価について関係省庁に勧告を
出すなど強い権限を持つ首相直属の独立機関の設置などを求めており、小泉首相は、
両相に早期に食品安全行政の改革するよう指示する方針。
▽農相進退、首相・党5役が2日夜に協議(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20020402CPPI008202.html 農林水産、厚生労働両省がBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題の最終報告を発
表するのを受け、小泉純一郎首相は2日夜に自民党の山崎拓幹事長ら党5役と武部
勤農相の進退問題を含む今後の政権運営について協議する。首相は農相を続投させ
る意向だが、公明党は辞任を強く求めており、自民、公明両党の調整がカギとなり
そうだ。
山崎氏は2日午前の記者会見で「農相はBSE対策、農水省改革を含め積極的な
改革を遂行しようとしている」と強調。同時に「小泉内閣としては(農相の)改革
遂行を全面支持する姿勢だ」と述べ、辞任は必要ないとの見解を示した。与党3党
は農水、厚労両省の関係者の処分や3、4両日の衆参両院の農水委員会での集中審
議をみたうえで、4日に進退問題を協議する。
野党側は「閣僚としての責任が当然、問われる」(熊谷弘民主党国会対策委員長)
として、参院で農相問責決議案を提出する方針。
▽「仕事で責任を」武部農水相辞任必要ないと首相表明(朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/0402/006.html 小泉純一郎首相は2日、牛海綿状脳症(BSE)問題への対応をめぐり、与党内
からも辞任を求める声が出ている武部勤農水相の進退について「今後の対応に
しっかりとした仕事をすることによって責任を果たしてもらいたい」と話し、辞任は
必要ないという考えを重ねて示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
首相は「今までの行政上の不備を含めてどこに反省すべき点があったか、食の
安全確保のためにどういうことが必要か、そういう仕事をすることによって責任を
果たしてもらいたい」と述べた。(13:07)
▽武部居座り!狂牛病問題ケジメの行方は…与党内からも辞任求める声
http://www.zakzak.co.jp/top/top0402_3_03.html 狂牛病(BSE)に関する政府調査検討委員会の最終報告書が2日午後、公表
されるのを受け、武部勤農相=写真=に辞任を迫る与党側と、要求を拒む小泉
純一郎首相の攻防がヒートアップする。ムネオ、カトウ疑惑と同様、武部農相は
今流行 ?の居座りを続けるが、首相はどう結末を付けるのか。
武部勤農相は2日の閣議後会見で、「(調査結果の)内容を厳粛に受け止め、
農水省の抜本改革を断行して、国民の信頼回復に全力を尽くす」と述べ、改めて
農相に居座る意向を強調した。
狂牛病感染の乳牛は昨年9月、千葉県で初めて見つかってパニックとなり、農水
省はBSEの全頭検査に踏み切った。
だが、検査導入以前の牛肉の取り扱いは二転三転。後手後手の対応に消費が大き
く落ち込み、酪農家や焼き肉店が廃業や倒産に追い込まれるなど苦境に立たされた。
ノー天気の武部農相は「(感染牛は)まだまだ出ますから」と不安をあおり、酪農家を
前に「感染源・感染ルート(の解明)はそんなに大きな問題か。特定しないと消費が
回復しないとでもいうのか」と居直り、失言のオンパレード。
「武部氏がしゃべればしゃべるほど(牛肉の)消費量が減る」といわれ、野党は
もとより身内の自民党からも大ブーイングの嵐。先に山中貞則元通産相が「農相は
我が国の畜産界を破滅に追い込みかねない」との檄文(げきぶん)を公表したのに
続き、2日には野中広務元幹事長が総務会で「『10年前の事で私の責任ではない』と
言っているようだが、これがまた批判される。国民に分かりやすい処置をしっかり
やらないと選挙に影響する」と辞任を要求。
これに、後藤田正純氏も同調。衛藤征士郎元防衛庁長官、牧野隆守元労相らも
「給与の一部返上などでは不十分だ」として、さらなるケジメを求めた。
すでに、公明党の神崎武法代表も「ケジメを」と自発的な辞任を要求しており、
与野党共通の流れに。野党が参院で問責決議案を提出した場合、同調する動きさえ
公然化しているのだ。
ただ、農相人事に手を付けると、ドミノ式に大幅な内閣改造につながる可能性が大。
それを避けたい小泉首相は2日昼も、「仕事をすることで責任を果たして欲しい」と
述べ、直ちに辞任させる考えのないことを改めて強調した。
野党側は「党と首相のどっちが先に勝負を降りるかチキンレースだ。踏ん張り
続けると、双方が崖から落ちる(世論の支持を失う)」(幹部)として当面、与党内
バトル静観の構えも見せる。
◆行政措置は「重大な失敗」
BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)への行政対応を検証してきた「BSE問題に関する
調査検討委員会」(農水相と厚生労働相の私的諮問機関、委員長・高橋正郎女子
栄養大学大学院客員教授)がまとめた報告書の最終案が、明らかになった。平成
8年に感染源とされる肉骨粉の牛への使用を行政指導にとどめた措置については、
ほぼ原案通り「重大な失政と言わざるを得ない」と明記され、正式に農水省の行政
責任を問う方針が固まった。検討委は2日午後に報告書を両相に提出した。
こうした厳しい指摘を受け、武部勤農水相は自身や渡辺好明事務次官ら関係者
十数人の職員の大量処分に踏み切る。処分は減俸が中心になる見通しで、農水相
自身は、昨年4月下旬の就任後の大臣報酬(月額約36万4000円、議員歳費を除く)
について全額返納も含め最終調整している。さらに、8年当時の畜産局長だった
熊沢英昭前事務次官の報酬一部返納論も浮上している。 ZAKZAK 2002/04/02
▽武部農水相の辞任を要求=野中自民党元幹事長ら
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020402-00000923-jij-pol 自民党の野中広務元幹事長は2日午前の党総務会で、BSE(牛海綿状脳症、狂
牛病)への対応の遅れが指摘される武部勤農水相の責任問題について「10年前の
ことでわたしの責任ではないと言っているようだが、これがまた批判される。国民
に分かりやすい処置をしっかりやらないと選挙に影響する」と述べ、辞任を求めた。
また、後藤田正純氏も「公明党の意見も十分に聞いた上で、早期に対応していく
リーダーシップを(執行部に)求める」と同調。衛藤征士郎元防衛庁長官、牧野隆
守元労相は「給与の一部返上などでは不十分だ」として、農水相にさらなるけじめ
を求めた。 (時事通信)
▽武部農水相の辞任否定―BSE報告書提出で小泉首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020402-00000913-jij-pol 小泉純一郎首相は2日昼、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題に関する調査報
告書が同日午後提出されることに関し、武部勤農水相の進退問題について「今まで
の行政の不備を含めて、どこに反省すべき点があるか、食の安全確保のためにどう
いうことが必要か、そういう仕事をすることによって責任を果たしてほしい」と述
べ、武部農水相を直ちに辞任させる考えのないことを改めて強調した。首相官邸で
記者団の質問に答えた。 (時事通信)
▽武部農水相更迭を否定=山崎自民党幹事長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020402-00000889-jij-pol 自民党の山崎拓幹事長は2日午前の記者会見で、同日発表される「BSE(牛海
綿状脳症、狂牛病)問題に関する調査検討委員会」の報告書について「(1996
年の農水省の措置に関し)『重大な失政』という言葉があるとすれば過去のことだ」
と述べ、昨年4月就任した武部勤農水相の進退には波及しないとの考えを強調した。
その上で山崎氏は、武部氏の進退問題に関する小泉純一郎首相の判断について
「BSE対策、農水省改革を含め、積極的な改革を武部農水相が遂行しており、小
泉内閣としては改革遂行に対して全面支援の姿勢と存じている」と述べ、首相に農
水相を更迭する意思はないとの認識を示した。 (時事通信)
▽農水相の進退問題、首相ら3日に協議(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002040203178.html 小泉首相は3日、自民党の山崎拓、青木幹雄の衆参両幹事長と首相官邸で会い、
武部農水相の進退問題や野党が近く提出する農水相問責決議案への対応を協議する。
公明党の意向を受けて青木氏が早期辞任を迫っているが、首相と山崎氏は難色を
示しており、最終調整が図られるとみられる。首相に近い党幹部は2日夜、「首相の
気持ちは変わらない。武部氏は辞めさせない」と語った。
一方、公明党の2日の幹部協議では世論対策上、決議案に反対できないとの意見が
大勢を占めた。同日夕、記者会見した神崎武法代表は「この際、人心を一新すべきだ」
と武部氏の辞任を求めた。ただ、党内には決議案賛成ではなく欠席を検討する声もあり、
その場合は、決議案は否決される見通しだ。
ただ「いま特に連立(離脱)をどうだと考えているわけではない」とも語り、首相が武部氏
擁護の姿勢を続ける場合の対応については明確な言葉を避けた。
▽「族議員」記述巡り調査委員長「辞任も考えた」(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002040203160.html 「委員長を辞任しようと考えた」。2日に報告書を提出したBSE調査検討委員
会の高橋正郎委員長が、報告書に盛り込まれた「政と官」の関係を批判した部分の
原案をめぐり一時、委員長を辞め、一委員になろうかと思い詰めていたことを明ら
かにした。
この部分は報告書執筆委員の岩渕勝好委員(産経新聞論説委員)が原案として
書いたもので、「自民党を中心とする農水族議員」などの表現で、族議員と農水省の
責任を追及した。3月22日、ほぼ原文のまま公開され、論議を呼んだ。
ただ、委員会は「政と官」の関係について議題にしたことはなく、農水省にも説
明を求めてこなかった。高橋氏は「政治を議論する委員会ではない。論証していな
い問題を、うわさを根拠に報告書に書くのはおかしい。だが、もし少数意見になる
ようなら委員長を辞任するしかないと思った」という。
しかし、25日の会合で複数の委員が「自民党」「族議員」の記述に異論をとなえ、
「農林関係議員」などと表現を書き換えることになったため、高橋委員長は報告書に
「政」と「官」の関係を記述することに同意し、辞任も思いとどまったという。
自民党国会議員などからの働きかけの有無について、高橋氏は「一切なかった」と
重ねて否定した。
▽BSE:「重大な失政」と追及 調査検討委員会の最終報告書
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200204/02/20020403k0000m010100000c.html 「重大な失政」「消費者軽視」――。2日まとまった「BSE(牛海綿状脳症、
いわゆる狂牛病)調査検討委員会」の最終報告書には、農水省の責任を厳しく追及
する言葉が並んだ。しかし、武部勤農相は「今投げ出すわけにはいかない」と辞任
の意思がないことを強調した。牛肉の価格低迷など深刻な影響に苦しむ畜産農家な
どは、農水省への不信感を募らせる一方、消費回復のための抜本策を求めている。
農水省は報告書を、消費者の不安解消へ向けた第一歩とできるのか。
「問題解決の真っただ中、途上であり、最後まで仕事をやり抜かないといけない。
投げ出すわけにいかない」
BSE調査検討委員会の報告を受けた後、農水省で会見した武部勤農相は、自ら
の辞任を明確に否定した。
報道陣約100人を前に、席につくと、用意された水差しからグラスに水をつぎ、
まず一口。額にはうっすら汗が浮かび上がり、緊張した表情を見せていたが、進退
を問われても「報告書で示された改善内容に向けて全力で取り組む」「人が代わる
ことで問題が解決するとは思っていない」と強気を通した。
「行政が今まで生産者に何をしてくれたのか」
報告書が過去の政策が生産者優先だと指摘したことについて、国内2頭目のBS
E感染牛を出した北海道猿払村の酪農家有志でつくる「BSEを考える会」の田中
滋久代表(42)=同村芦野=は吐き捨てた。
同村の農家はBSE発生後、新たな感染牛が出るのを恐れ、高齢の廃用牛の出荷
を抑えてきた。だが、子牛が生まれ、出荷抑制も限界に近い。ある農家は「廃用牛
の価格は下がったままで、出荷しても金にならない。BSEがまた出るかもしれな
いが、出荷するしかない」とあきらめ顔だ。
「(農水省の幹部が)給料を返しても、消費者の信頼が戻るわけではない。今ご
ろこんなことをやっても仕方ない」
国内3頭目の感染牛が発見された群馬県宮城村で乳牛約40頭を飼育する同村鼻
毛石、宮城地区牛乳共販委員会委員長の北爪善雄さん(53)は、農家だけでなく、
焼き肉店など関連産業や消費者への支援を求めた。
同地区の別の畜産農家(59)は「これで国が責任を取ったと思われたら困る。
今回の報告を区切りに、農水省の支援が打ち切られたり縮小されるのが一番怖い」
と不安感を募らせた。
●検査のレベル向上を
元農水省消費経済課長の松延洋平・日本危機管理学会理事(ジョージタウン大客員教授)の話
肉骨粉についてはいくつか決定的な場面があったのに、なぜ適切な手が打てなかった
のか。役所の意思決定の過程は不透明で、それを追及し切れない委員会のジレンマが
感じられる。汚染を水際でくい止めるには、まず検査機関の職員のレベルアップが
必要だ。国会議員は、米国のように議会事務局などを活用し、民間人、内外の専門家の
意見を聞くなど、官に頼らない調査立案機能を発揮してほしい。
●消費者軽視の報告書
食品の安全問題に詳しい日本子孫基金の小若順一事務局長の話
報告書は、業界団体と生産者を重視し、消費者を軽視する農水省の姿勢をよく
書き込んでいる。食の安全を消費者の立場から守るのは今や国際的な流れであり、
日本はこれに逆行していた。食品安全に関する行政機関の新設を説いているが、行
政が肥大化し、かえって意思決定が遅れるだけで、ナンセンスだ。BSEの根絶に
は食肉処理する前に死んだ廃用牛の全頭検査と焼却処分が必要。死んだ廃用牛は現
在、肉骨粉にしているが、絶対にこれを流通させてはいけない。
[毎日新聞4月2日] ( 2002-04-02-21:20 )
▽公明代表、農相辞任を要求・自民内も大勢に(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20020402CPPI034202.html BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題をめぐる武部勤農相の責任問題で、公明党
の神崎武法代表は2日夕、緊急記者会見し「農相を含めてきちんとけじめを付ける
べきだ」と農相辞任を公式に要求した。小泉純一郎首相は更迭に否定的な姿勢を崩
していない。ただ、自民党内では連立政権を維持するためにも農相辞任はやむを得
ないとの見方が大勢になりつつある。
農相は同日、首相にBSE問題の報告書を提出した後、記者会見し「最後まで仕
事をやり抜かねばならない」として続投に意欲を示した。一方、野党四会派は4日、
参院に農相の問責決議案を提出する方針。公明党が賛成に回れば、同決議案の可決
は確実なため、同日の参院予算委員会でBSE問題の集中審議が終わるのを待って、
農相が自発的に辞任せざるを得ないとの見方が広がっている。首相は2日夜、自民
党の山崎拓幹事長ら五役と会い、対応を協議した。
▽神崎公明代表が農相辞任要求、青木参院幹事長も同調(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/00/20020402i112.htm 公明党の神崎代表は2日、国会内で記者会見し、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病
)問題の調査検討委員会の最終報告書公表に関連し、「人心一新をして農水省の古
い体質の一掃を図るべきだ。報告書で『重大な失政』『政策判断の間違い』と断定
されている以上、農相も含めてけじめをつけるべきだ」と述べ、武部農相の辞任を
要求した。
また、同党幹部は同日、野党の参院各会派が4日にも提出する農相の問責決議案
について、「もう反対はできない。(反対すれば)神崎代表の責任問題になる」と
述べ、問責決議案の本会議採決の際に公明党がそろって欠席する考えを明らかにし
た。同党が採決を欠席しても決議案は否決されるが、与党内で対応が割れる異例の
事態となる。
一方、小泉首相は2日夜、都内のホテルで福田官房長官、自民党の山崎幹事長、
青木参院幹事長ら党5役と会談し、公明党が農相の辞任を要求したことへの対応を
協議した。青木氏は「友党である公明党のことを考えないといけない。参院のこと
なので参院の意向を聞かないで結論を出してもらっては困る」と述べ、農相の辞任
を暗に求めた。
首相は「農相は苦しい状況の中で、針のむしろに座りながら本当によくやってい
る」と述べ、農相を続投させる考えを強調したが、3日夕に首相と山崎、青木両氏
が改めて対応を協議することになった。 (4月3日00:15)
▽BSE:辞任論が大勢で追いつめられた首相
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020403k0000m040163001c.html BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題の調査検討委報告書が出された2
日、公明党は満を持したかのように武部勤農相の辞任を公然と求めた。与党内で辞
任論が大勢になる中、農相続投で政権の体面を保とうとする「小泉純一郎首相―山
崎拓・自民党幹事長」ラインへの不満が爆発した。追い詰められて「公明党は誠実
なパートナーだ」と応じた首相は3日、最終判断を下す。
◆与党
農相進退をめぐる綱引きは、辞任論を主導する公明党と連立重視派の参院自民党
に、山崎氏が抵抗して首相がこれを擁護する構図だった。
公明党の神崎武法代表がBSE報告書発表に合わせて辞任要求を突きつけたのは、
「『重大な失政』は過去のこと」(2日の記者会見)と辞任論を打ち消した山崎氏
への強い不満がある。
小派閥を率いる山崎氏にとって「自派の議員を守ることが最優先」(幹部)。農
相続投に動いた背景には国会閉会後の執行部人事を警戒、首相を抱き込み主導権を
確保する狙いがあった。
もともと公明党には、自民党に協力して2月の農相不信任決議案や3月の鈴木宗
男衆院議員の辞職勧告決議案採決に反対に回らざるを得なかったことに強い不満が
ある。山崎氏の態度に同党は業を煮やし、「このままズルズルいけば党内はもたな
い」と(幹部)危機感が強まった。
ただ、野党が提出する農相問責決議案に賛成することは連立離脱問題ともからみ、
できれば避けたい選択だ。このため公明党は首相の翻意を促すことに全力を挙げ、
その意をくんだ青木幹雄参院自民党幹事長が官邸と党の間を奔走した。
「武部農相問題は大変厳しい」。2日夜の首相と自民党幹部の会合で青木氏がこ
う語ると、首相は「公明党は誠実なパートナーだ。大変ありがたい」。山崎氏はう
つむいたまま沈黙した。
◆官邸
「あ、そう。それはまだ聞いてないな。ふーん」
2日夕、神崎氏の辞任要求への対応を記者団に問われた首相だが、農相の進退に
は言及しなかった。首相が農相の早期辞任を重ねて否定してきたのは、盟友・山崎
氏への配慮からだ。派閥領袖としての山崎氏の立場をないがしろにする事態を避け
てきたわけだ。
青木氏から公明党の厳しい空気を伝えられた福田康夫官房長官は、先週末、首相
に「けじめ」の必要性を訴えた。だが、首相は農相辞任について最後まで首をタテ
に振らなかったという。
首相側にはまた、農相辞任をきっかけに与党の内閣改造圧力が再び強まるのでは
ないか、との懸念もあった。「1内閣1閣僚」の原則は田中真紀子前外相更迭です
でにほころび始めてはいるが、農相辞任が大幅改造の引き金になることに対する警
戒も強かった。
だが、公明党の辞職要求は執ようだった。首相は2日夜、自民党五役の会合で神
崎氏と歩調を合わせる姿勢を示した。公明党や自民党の圧力に追い込まれる形で農
相辞任の道を選べば、小泉首相の求心力は一気に低下する。しかし、首相の支持率
は5割を割り込み、公明党の支えなしに政権を運営できる状況ではない。首相はギ
リギリの判断を迫られた。 [毎日新聞4月3日] ( 2002-04-03-00:40 )
▽武部農相:BSE失政で引責 一両日中にも辞任へ
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20020403k0000m010169000c.html 武部勤農相はBSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)対策の責任をとり、一両
日中にも辞任する見通しとなった。公明党が2日、公式に辞任要求を打ち出したこ
とから、小泉純一郎首相も農相の自発的辞任の形で事態を収拾せざるを得ないとの
判断に傾いた模様だ。首相は3日夕に自民党の山崎拓幹事長、青木幹雄参院幹事長
と会談し、今後の政権運営を踏まえての最終決断を下すことになった。農相更迭を
否定してきた首相や、山崎派に所属する武部氏を弁護してきた山崎氏の求心力は一
段と低下するとみられる。
公明党の神崎武法代表は2日の記者会見で、武部農相の進退問題について「けじ
めをつけるべきだ」と、明確に辞任を要求。農相問責決議案への対応については「
今、どうするとは言えない」と明言を避けた。一方、野党は2日、農相が3日中に
辞任しない場合、4日にも問責決議案を参院に提出する方針を決めた。
こうした事態を受け、小泉首相は2日夜、東京都内のホテルで自民党五役と会談。
出席者によると、首相は「公明党には連立のパートナーとして、自民党の問題で
大変なご苦労をかけているが、よく支えてくれている」と発言し、自公保連立維持
の観点から公明党の辞任要求を尊重する姿勢を示した。農相の進退問題については
「私が決断します」と述べた。
自民党内では、問責決議案が提出される前の3日中に問題を決着させる必要があ
るとの意見が既に支配的になっている。3日には衆院農水委員会で、4日には参院
予算委で農相出席の上でBSE問題の審議が予定されていることから、辞任のタイ
ミングは4日の委員会後になる可能性もある。
公明党は2日、談話を発表。「過去の問題だ」とする武部農相らの釈明に対し、
「BSE発生以来、牛肉消費は低迷し、生産者や焼き肉店の廃業も深刻化している。
こうした事態を招いた農水省の責任は重大だ。人心を一新して農林水産行政の転換
を図るべきだ」と指摘、BSE発生後の農水省の対応を批判した。
[毎日新聞4月3日] ( 2002-04-03-03:01 )
▽6割が武部農相辞任求める ヤフーのネット投票(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020402KIIASA47710.htm BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題をめぐる武部勤農相の責任の取り方に関し、
ヤフーと共同通信社が2日、インターネットを通じて始めたヤフー投票によると、
武部農相は「『重大な失政』の責任をとって辞任すべきだ」との回答が64%
(2日午後11時現在、投票総数235票、小数点以下切り捨て)と過半数を
占めた。
投票は、武部氏の適切な責任の取り方についてネット利用者が3者択一で選ぶ。
それによると、「『重大な失政』は過去のこと。続投し食の安全確保を」との回答
が28%、「現時点では判断できない」の回答が7%だった。
ヤフー投票は、2日夕方開始。投票は1人1回。ヤフー・ジャパンのサイトは
ネット利用者の9割近くが月に1度は利用しているとされる。 (04/02 23:18)
◆武部農林水産大臣記者会見要旨
( 平成14年4月2日(火) 9:17〜9:22 於:(衆)議員食堂 )
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/020402daijin.htm 主な質疑事項
○BSE調査検討委員会報告の取りまとめについて
○BSE調査検討委員会報告を受けての省内関係者の処分等について
Q: BSEの検討委員会の最終報告がいよいよ本日ありまして、まず大臣のご心
境をお伺いたいと思いまして、それから大臣報酬の返納を含めた処分のあり方が出
ていますけれども、改めて処分を、責任の取り方についてのお考えをお願いします。
A: 本日の委員会で取りまとめられる報告には、過去の行政対応上の問題、また
今後の食品安全行政に関して取るべき対策等について御提言をいただけるものと考
えております。大変お忙しい中、委員の皆様方には高橋委員長をはじめ精力的に御
論議をいただき御提言をまとめていただくという、これまでの御努力に深く敬意を
申し上げ感謝申し上げたいとかように存じます。私といたしましては、この報告内
容を厳粛に受け止めた上で農林水産省の抜本的な改革、農林水産政策の大胆な見直
しと改革を断行し、国民の皆様の信頼と安心を取り戻すために今後も全力を尽くし
て参りたいとかように存じているところでございます。なお、委員会で報告が取り
まとめられた際には、委員会に出席いたしまして、委員長から報告を受けたいとか
ように考えております。それから今処分のお話がございましたが、BSE問題に関
する調査検討委員会の報告は、本日午後出される予定でありまして、農林水産省と
してはそれを踏まえまして、厳正な措置を講ずることといたしたいとかように考え
ておりますが、報告書も正式に決定されていない現時点で詳細を申し上げることは
差し控えたいとかように思いますのでご理
処分の内容等については、後刻改めて発表したいとかように存じます。
Q: 大臣、返納に関しては如何でしょうか。
A: そのこともやはり報告を受けてこれまで本当に熱心に御議論頂き、そして今
日午後報告を頂くということでありますので、私は委員会の立場ということを尊重
するという意味で、報告を頂く前に申し上げることは失礼かと思いますので、改め
てまた後刻申し上げたいということでご理解下さい。
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/03 12:08
辞めない大臣その他責任者は,返納なんて生っちょろいこと言ってないで,
今後一切報酬なしで働け!
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/03 13:20
この人が止めたら何か変わるのでしょうか?
誰がやっても同じに思えます。
▽農相進退問題:武部氏「投げ出すわけにいかない」と強気
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020403k0000e010057000c.html 「改革の途上であり、投げ出すわけにいかない」。BSE(牛海綿状脳症、いわ
ゆる狂牛病)対策での「失政」の責任をとって辞任するかどうかが焦点になってい
る武部勤農相は3日朝、強気の姿勢を崩さなかった。国会議員の補選などの選挙が
迫る新潟や和歌山などの陣営関係者は「辞めるときに辞めるのは大臣の定め」「選
挙に影響するかどうか未知数」と、やきもきしながら行方を見守った。
武部農相はこの日午前8時55分、衆院農林水産委員会が開かれる衆院分館に公
用車で現れた。待ち構えた報道陣から「辞任するのですか」との質問が飛ぶと、「
(2日の)会見でお答えした通りです」と、あらためて辞任を明確に否定した。
委員会開始前も、委員と「おはようございます」とあいさつを交わした後は、資
料に目を通したり、コップの水を口に含んだりと落ち着いた表情。午前9時から始
まった委員会でも、繰り返し進退について問われたが、強気の姿勢を崩さずに答弁。
答弁を終えると、天井を軽く仰ぎ見た。
一方、選挙の迫る各地の与党側の陣営は、混乱する国政が選挙に与える影響を心
配しながら、辞任騒動の行方を見守る。
有力3新人の戦いとなっている京都府知事選(7日投開票)。自民、民主、公明、
自由、社民、保守の6党が相乗りで推薦する前副知事、山田啓二氏(48)の陣
営は、有権者に及ぼす影響に神経をとがらせる。横浜市長選で相乗り候補が敗れた
ことで強い逆風を感じているだけに「地方の選挙に国政を絡めるのはおかしい。有
権者には地方のリーダーを決める選挙だと訴え続けたい」と国政との区別を強調した。
自民党の岸本光造氏の死去に伴い28日投開票される衆院和歌山2区補選。武部
農相は同党和歌山県連会長だった故岸本氏と同じ山崎派で、1月の葬儀にも参列す
るなどつながりがあった。しかし、自民公認の石田真敏氏(49)の陣営は「責任
を取っての辞任なら補選への悪影響はない。辞めるべきときに辞めるのは大臣の定
め」(同党県連幹部)と話した。
28日投開票の参院補選を控えた新潟県。出馬を表明している自民公認で保守推
薦の衆院議員秘書、塚田一郎氏(38)は「(辞任騒動の選挙への影響は)あると
思うが、気にしていられない。自分の政策を訴える」と必死の表情だった。
●農相は辞任否定
武部勤農相は3日午前、衆院農林水産委員会に出席、進退問題について「いろい
ろな責任の取り方はある。辞めるのは簡単だ。しかし、改革の途上で投げ出すわけ
にいかない。泥まみれになっても全力を尽くすのも責任の取り方ではないか」と述
べ、2日の記者会見同様、辞任する考えはないことを強調した。
[毎日新聞4月3日] ( 2002-04-03-12:35 )
▽農相進退問題:野党の問責決議案に賛成意見 公明参院議員団
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020403k0000e010056000c.html BSE(牛海面状脳症、いわゆる狂牛病)対策の失政をめぐる武部勤農相の責任
問題で、公明党は3日午前、国会内で参院議員団会議を開き、対応を協議した。
白浜一良参院幹事長が会議後、記者会見し「農相は、野党が問責決議案を出す前に、
自ら辞任を決断すべきだ。農水行政の責任は重い。人心を一新して一から立て直す
べきだ」と強調した。
会議では、5、6人の議員が、問責決議案が採決に持ち込まれた場合の党の対応
について「賛成すべきだ」と発言。「連立与党の枠組みを守るべきだ」との原則論も
出たが、決議案反対や本会議欠席を主張する意見はなかった。決議案への対応は、
参院の党役員会に一任することになった。
こうした参院公明党の見解や会議の内容は、自民党の青木幹雄参院幹事長に伝え
られた。
また、公明党常任顧問で元総務庁長官の続訓弘参院議員は同日午前、決議案が
出た場合の態度について、記者団に「もちろん賛成する」と語った。
3日午前の衆院農水委員会に続き、4日には参院予算委員会で、農相が出席して
BSE問題の審議が予定されている。野党は4日の審議後、武部農相が辞任しない
場合には決議案を提出する方針。自民党内では、決議案採決に至れば、連立の枠組
み問題に発展しかねないため、3日中に問題を決着させる必要があるとの意見が大
勢だ。
一方、自民党森派幹部は同日午前、記者団に「担当大臣として、BSE最終報告
書に農林族議員の責任を自ら書いた。武部氏も農林関係議員なのだから、潔くすべ
きだ」と、自発的辞任を求めた。また、同党の参院有力幹部は、この問題に関連して
「(7日投開票の)京都府知事選は負けられない。公明党と協力しないといけない」と
記者団に語り、農相の進退問題の早期決着が必要との認識を強調した。
[毎日新聞4月3日] ( 2002-04-03-12:29 )
▽農相進退と選挙:逆風と追い風 与野党ともに神経とがらす
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20020403k0000e010065001c.html BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題を巡り政局が揺れる中、武部勤農
相は3日、「改革の途中で投げ出すわけにはいかない」と改めて「続投」の姿勢を
示し、辞任問題の鎮静化に懸命だ。7日の京都知事選の投開票を皮切りに衆院和歌
山補選など大型選挙が目白押し。農相の辞任問題は逆風となるのか、追い風となる
のか。与党相乗り陣営、無所属陣営ともに、問題の行方に神経をとがらせている。
◆京都府知事選
7日投開票の京都知事選は、共産推薦の弁護士、森川明氏(53)▽自民、民主、
公明、自由、社民、保守の6党相乗り推薦の前副知事、山田啓二氏(48)▽自
民を離党した前八木町長、中川泰宏氏(50)の事実上、有力3新人の戦い。横浜
市長選で相乗り候補が敗れたことで強い逆風を感じていた山田陣営は、武部農相の
辞任騒動が有権者に及ぼす影響に神経をとがらせている。
森川陣営は「自民側にとっては鈴木宗男、加藤紘一両氏の問題に続く打撃になら
ないよう、首切りに必死になっているのではないか」と分析し、JA京都中央会長
の顔も持つ中川陣営は「農協は農水省の対応のまずさで被害を受けた立場だが、知
事選に影響するかは未知数」と静観。一方、山田陣営は「地方の選挙に国政を絡め
るのはおかしい。有権者には地方のリーダーを決める選挙だと訴え続けたい」と話
している。
◆衆院和歌山2区補選
自民党の岸本光造氏の死去に伴い28日投開票される衆院和歌山2区補選。武部
農相は同党和歌山県連会長だった故岸本氏と同じ山崎派で、1月の葬儀にも参列す
るなどつながりがあった。しかし、自民公認の石田真敏氏(49)の陣営は「責任
を取っての辞任なら補選への悪影響はない。辞めるべきときに辞めるのは大臣の定
め」(同党県連幹部)と影響を否定する。
一方、石田氏との公認争いに敗れた故岸本氏の長男で無所属の健氏(31)の陣
営は「国政への不信が広がっており、辞任はまたも自民の減点だろう。しがらみの
ない無所属での出馬は白紙から絵を描くいい機会ではないか」ととらえる。
同補選には共産公認の奥村規子氏(50)も立候補を表明している。
◆徳島知事選
公共工事に絡む収賄容疑で逮捕・起訴された円藤寿穂前知事の辞職を受けた出直
し知事選が11日に告示される徳島県は、四国一の牛の飼育頭数を誇る畜産県でも
ある。知事辞任から半月しかたっておらず、これまで円藤前知事を推薦してきた自
民党は出馬予定者への推薦を控える方針で、畜産業者らの対応もまだ固まっていな
い。
非自民系の無所属新人を擁立する「勝手連県民ネットワーク」代表世話人の村上
稔・徳島市議も「今知事選は政治倫理と公共事業の在り方を問う選挙。農相の去就
は基本的に影響しないのでは」と話すが、旧来の自民党的な政治の枠組みが大きく
変化している追い風に期待を寄せている。
◆酪農の地では
農相の辞任をめぐる問題は、酪農が盛んな山あいの町の選挙にも、影を落として
いる。
32戸が酪農を営む岡山県勝央町は、町議選の真っ最中。ある現職陣営の運動員
の男性(60)は「酪農家はみんな腹を立てている。農相には当然辞めてもらわね
ばならないが、大臣が変わったところで何も変わらない」と怒りをあらわに。「官
僚に大きな責任がある。国がしっかりしてもらわないと、地方議会レベルでは何も
できない」を訴えていた。
有権者の声も厳しい。100頭の乳牛を飼う男性酪農家(41)は「BSEが問
題になって以降、需要が減った。大臣が辞めることと責任をとることは別。辞任は
責任逃れでもある。後任が何をしてくれるのかも不安だ」と指摘。町議選について
は「生産者の声をすくい上げてくれる議員を選びたい」と話した。
[毎日新聞4月3日] ( 2002-04-03-13:17 )
▽首相、農相続投の意向を改めて表明(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20020403CPPI003303.html 小泉純一郎首相は3日午前、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題を巡る武部勤
農相の進退問題について「(考え方は)変わってない」と述べ、続投させる意向を
改めて示した。公明党の神崎武法代表が2日の記者会見で農相の辞任を求める考え
を表明したことに関しては「このままではいけないということだろう」と語った。
首相官邸で記者団の質問に答えた。
これに関連して、福田康夫官房長官は記者団に「続投でいけない理由があるのか。
農相にはこれからやるべきことがある」と指摘し、食品安全行政の立て直しに全
力を挙げるべきだとの考えを示した。一方、公明党は同日午前、参院議員団会議を
開き、農相の辞任を求める方針を再確認し、野党が4日に農相問責決議案を提出す
る前に農相が自発的に辞任するのが望ましいとの認識で一致した。
▽農水族、それでも不満 BSE問題で自民特命委(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020403KIIAPA10710.htm 自民党の「食の安全確保に関する特命委員会」(野呂田芳成委員長)は3日、B
SE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題に関する調査検討委員会(委員長・高橋正郎女
子栄養大大学院客員教授)の最終報告書がまとまったことを受けて会合を開き、高
橋委員長から報告書内容の説明を聞いた。
会合では、報告書の中で「政と官の関係が政策決定の不透明性を助長した」など
と、農林関係議員の関与が、行政失敗の一因となっているかのような記述に不満が
出た。報告書では、原案にあった「自民党」「農水族」などの文言を最終的に削除、
農林関係議員への配慮を強めたが、それでも不満が解消できなかった格好だ。
(04/03 13:17)
▽辞任ならBSE対策挫折 山崎氏が農相続投強調(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020403KIIAPA10810.htm 自民党の山崎拓幹事長は3日昼、都内で講演し、武部勤農相の進退問題について
「過去の責めを全部負って更迭すべきだというのは、BSE対策の面から一種の挫折を
招く。続投あってしかるべきではないか」と述べ、辞任の必要はないとの考えを重ねて
示し、小泉純一郎首相とも確認したことを明らかにした。
その上で「問責決議案が出ると思うが、どうしても否決させていただきたいとお願い
している」と、公明党に協力を求める意向を強調した。
(04/03 13:34)
▽農相「改革の先頭にたつ」 800人を前に続投に意欲(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020403KIIAPA10910.htm 武部勤農相は3日、農水省内で課長補佐以上の職員約800人を前に「農業政策
の抜本的な見直しや、(農水省の)改革に先頭にたって取り組んでいくので、みな
さんの協力をお願いしたい」と訓示し、続投に強い意欲を示した。
農相はさらに、過去の深い反省に立ち、改革に省を上げて取り組んでいく必要が
あるとした上で、「このまま国民の信頼を失うか、農水省が生まれかわるかは、職
員の意識改革にかかっている」などと強調した。
政府のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題に関する調査検討委員会が前日に、
同省の過去の対応を「重大な失政があった」と指摘する報告書を提出したのを受け
ての訓示。
(04/03 13:40)
【社説】BSE最終報告・農相は責任を取るべきだ (琉球新報)
http://www.ryukyushimpo.co.jp/shasetu/sha19/s020403.html#shasetu_2 BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)問題を検証するため、農水省と厚生労働省が
設置した調査検討委員会の最終報告書が出た。「重大な失政」「政と官の関係が
政策決定の不透明さを助長」など、厳しく断じている。
ところが、武部勤農相には辞任する考えはなく、小泉純一郎首相も「今後の対応
でしっかりした仕事をすることで、責任を果たしてほしい」と農相をかばう。
行政責任を官僚だけに押し付けて大臣職にとどまることには疑問が残る。与党
内からも「けじめ責任論」が出ているほどで、ここは潔く辞職することが国民には
分かりやすい。
武部農相はBSE侵入を許すきっかけとなった一九九〇年の行政対応について、
十二年前の責任を取ることに難色を示し続けている。
しかし、狂牛病の原因となった肉骨粉使用を禁止する機会はこの時に限らない。
農水省は昨年六月、感染源とされる餌の肉骨粉が英国などのBSE汚染国から
日本に輸出されたデータのあることを指摘した欧州連合(EU)の報告書案の取り
まとめを拒否している。
報告書案では監視体制の不十分さを指摘しているが、農水省は感染牛が国内に
いないことやEU側の統計データが不十分などとして拒否したのだ。この時の大臣は
当の武部氏である。
そもそも日本の行政に、英国から始まったBSEの波を防ぐのに十分な危機意識
もなければ態勢もなかった。こうしたことの背景に今回の最終報告書でもゆがんだ
「政と官の関係」を指摘している。原案にあった「自民党農水族」の名指しこそ避け
たが、「多くの議員が強力な圧力団体を形成し、生産者優先の政策を求めてきた」
と政官の癒着をただしている。
選挙で票をもらう見返りに族議員は業界団体の意向を政策に反映させる。こうした
政治の在り方が今、国民から問われている。武部農相もそうした族議員の一人では
なかったか。辞職するのが筋道である。
野党はBSE対策法の成立に全力をつくせ!
ポーズだけなら意味は無い!
▽二の丸公園の放置牛、名前はバニラとクミに らくのうパーク(熊本日日新聞)
http://kumanichi.com/news/local/main/200204/20020407000325.htm 阿蘇郡西原村の「阿蘇らくのうパーク」で七日、BSE(狂牛病)問題にからんで
今年一月に熊本城二の丸公園に放置され、その後同パークに引き取られていた
乳牛二頭の命名式があった。
二の丸公園に放置された六頭は、入札ですべて引き取り先が決まった。同パーク
では二月末から、六歳前後とみられるメスのホルスタイン二頭を、育成用の牛舎で
飼っている。
名前は三月に来園者から募集し、丸住結乃さん(6つ)=熊本市=と中村あおい
さん(10)=西原村=がそれぞれ名付けた「バニラ」と「クミ」に決定。来園者の前で
発表された。
「牛は抗議に使われたとみられるが、牛に罪はない。余生はのんびり暮らして
ほしい」と同パーク。牛は今月末にも園内の放牧場に移して飼育することにしている。
七日は同パークの二周年記念イベントもあり、多くの家族連れでにぎわった。
「大臣を代えてどうする」4月4日
http://www.monjiro.org/ 武部農水相に対する問責決議のゴタゴタは茶番である。「狂牛病」という社会的
なテーマを党利党略の道具にするとは不謹慎きわまりない。公明党は「宗男隠し」
の非難をかわすための材料に利用し、自民党の一部は、野中氏の地元である京都
府知事選で公明党の力を借りたいために同調している。
野党も人気取りで勢力を回復するのが目的だ。
しかし、「狂牛病」は、与野党を越えた国民の命の問題であり、事実究明とまともな
対策が必要な緊急課題である。
武部農相は、狂牛病が発生した初期には、事実を隠そうとする農水省から重要
情報が与えられず、トンチンカンな答弁と対応が目立った。
しかし、途中から騙されたことを知り、官僚や、横槍を入れる流通、食品業界を
バックの族議員とも闘い始めた。
農水委員会における私の質問や要求にも、まともに対応するようになった。画期
的な調査検討委員会の厳しい報告書もあえて了として受け入れた。
「狂牛病」問題では、今、どんどん新しい事実が出てきている。
こんな時に大臣が代わり、利権派の新大臣でもきたら、こうした問題にフタをされ、
危険が拡大することになる。
中村敦夫・紋次郎
▽第11回BSE問題に関する調査検討委員会の概要について
〈暫定版〉 (平成14年4月2日)
http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/11_kai/gaiyo_zantei.html 農林水産大臣挨拶
ただいま頂いた報告は、昨年11月の調査検討委員会の発足以降の精力的な御
議論・御検討の上にとりまとめられたものであり、高橋委員長を始め委員各位の御
尽力に対して心から感謝を申し上げる。
報告では農林水産省の体質及び農林水産行政に対する大変厳しい御指摘をいた
だいた。私は、これらを農林水産省という組織全体の問題として厳粛に受け止めて
いるところである。
また、今後の畜産・食品衛生行政のあり方については、食品の安全確保のため
の法制度の整備、新たな食品安全行政機関の構築等の御提言をいただいている。
私は、本報告を尊重し、人間の生命と健康の基盤である「食」と「農」の一体
化、再生について、国民の皆様の信頼と安心を回復するため、全力を尽くし、断固
として農林水産省の抜本的改革に取り組んでまいる所存である。
調査検討委員会としての活動はこれで終わりとなるが、委員各位には、今後と
も農林水産行政に対する御指導、御助言と、叱咤激励を賜りますようよろしくお願
いする。
▽武部農水相 農政改革の推進強調 「族議員の関与排除」(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/020418/morning/18kei001.htm 武部勤農水相は十七日、産経新聞とのインタビューで、与党内からの「辞任すべ
きだ」との声に対して「農水省改革という手術のときにメスを投げ出すわけにはい
かない。罵倒(ばとう)されてもやり抜く」と述べ、農政改革を推進するため留任し
たことを強調した。これまでの改革の過程で「省内の抵抗はあった」ことも明らか
にし、消費者に軸足を置いた農政を推進する決意を表明。また農水族議員の筋の通
らない関与をできる限り排除する意向を示した。
旧来の農水省のやり方を改め、消費者重視の農政に転換する具体案の一つとして、
食品の安全性について話し合う“リスクコミュニケーション委員会”を新たに設置
し、消費者や生産者、マスコミ関係者のほか、厚生労働省、文部科学省といった他
省庁からの参加を募り、議論を公開する考えを示した。
相次ぐ食品の不正表示問題に対応して現行では表示違反について最高五十万円の
罰金規定しかない日本農林規格(JAS)法を改正して厳罰化。最高一年以下の懲役
刑と個人では最高百万円、法人では最高一億円の罰金を科す方針を明らかにした。
改正JAS法は今国会に提出して今年夏の成立を目指すという。
一方、農水族議員と農水省との「政と官」の関係については“利権構造につなが
る政治家”と“農業に詳しい専門家集団”に分け、「有用な意見には行政職員は傾
聴すべきだが、役所もできないものはできないと言うべきだ」と発言。「断れない
場合は、大臣に上げればいい」と述べ、理屈に合わない要求は拒否する姿勢を強調
した。
また、農水省出身で農水省への影響が強く、外務省への関与が問題になった鈴木
宗男議員と近い関係にある松岡利勝衆院議員(前農水副大臣)について、「もう四回
当選しているんだから、貫禄(かんろく)がないとダメだ」などと不快感を表し、牽
制(けんせい)した。
▽不要補償、返還検討へ BSE対策冷凍保管助成で農水相(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/kyougyu/K2002041900844.html 牛海綿状脳症(BSE)対策で国が打ち出した牛肉の冷凍保管助成事業で、助成
金が必要以上に支払われていた問題で、武部勤農水相は19日、一部の保管肉が助
成金の対象にならないことを事実上認め、食肉業界団体などに対して返還を求める
考えを示した。閣議後の記者会見で述べた。
この事業はBSEの全頭検査前の牛肉を、食肉業界団体に一時的に買い取らせる
仕組みで、1キロ当たり329円の「保管費」と378円の「冷凍補償費」の計7
07円を助成する。在庫の9割前後が冷凍済みの肉で、本来は「冷凍補償費」の対
象にならない支出であることが朝日新聞社の調べでわかった。
武部農水相は「相当以前から凍結されたものが見受けられ、すべての保管牛肉を
助成することは必ずしも適正ではないと考えている」と語った。
さらに「正常でないものがあれば、理解をいただいてお返しいただく努力をする
ことを検討する」と話した。今後、全箱検品で凍結時期を確認していくという。
(13:20)
▽英食品基準庁議長と会談=BSE安全で意見交換−武部農水相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020501-00000956-jij-int 【ロンドン30日時事】訪英中の武部勤農水相は30日、英政府の独立機関である
食品基準庁(FSA)のクレブス議長と会談し、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)や
食品の安全確保に向けた行政改革について意見交換した。
武部農水相は、BSE問題で農水省の対応を「重大な失政」と批判した政府の
調査検討委員会の報告も踏まえて、日本の食品行政の現状を説明。英側はBSEの
発生を許した過去の経験から、消費者利益の重視と政治から独立したリスク管理の
重要性を指摘し、生産者までさかのぼって流通過程を追跡する「トレーサビリティー
システム」の取り組みなどを説明した。 (時事通信)
▽農水相に要望書提出へ 猿払BSE生産農家 2002/05/22 07:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20020522&j=0044&k=200205219526 【網走】国内二頭目の牛海綿状脳症(BSE)の感染牛を宗谷管内猿払村で飼い、
現在は網走管内東藻琴村に住む佐々木和美さん(45)が二十二日、国にBSE対
策を求める要望書を、妻利恵さん(38)との連名で武部勤農水相あてに郵送する。
要望は≪1≫BSE発生における疑似患畜の殺処分の即時中止≪2≫死亡牛など
のBSE検査の速やかな実施≪3≫感染ルート解明における農家(や市町村、農協
など)の協力を国が支援すること≪4≫発生における枝肉などの価格低下に対する
国のさらなる支援―の四点。
感染牛とともに多くの同居牛を犠牲にした佐々木さんは、特に「殺処分を撤回し
ないと、農家は安心して出荷できないし、暮らしていけない」と、国に改善を求め
ている。
釧路管内音別町から国内四頭目の感染牛が出た時の国や道などの対応が、「腹立
たしく」(佐々木さん)、今回、要望を出すことにしたという。佐々木さんは、道
が示した感染牛発見のための報償制度の導入方針などについても「原因解明も重要
だが、農家は研究対象のモルモットを飼っているわけではなく、報償金ほしさに患
畜を出すわけでもない」と批判し、不信感をあらわにした。
佐々木さんら家族は、二月に網走管内東藻琴村へ転居。現在、地元の酪農家のも
とで牛舎の管理を任されている。「音別町の例をみても、地元は孤立無援としか思
えず、気の毒。おれにできるのはこれぐらいしかないけれど…」と唇をかんだ。
▽BSE法案、与野党一致で提出へ(日本農業新聞)
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews01020522.html 衆院農林水産委員会は二十一日の理事懇談会で、与党三党が提案した牛海綿状脳
症(BSE)対策特別措置法案を一部修正し、与野党一致で国会に提出することで
合意した。野党四党が主張した二十四カ月齢以上の病気やけがで死亡した牛のBS
E検査は原則、二〇〇三年四月一日から義務付ける。また、BSEを含む「伝染性
海綿状脳症」という病名は、病気の特性を正しく理解してもらうため「伝達性海綿
状脳症」に改める。各党は二十二日から、法案提出に向けた党内手続きに入り、
一週間程度で手続きを終える見通しだ。
同法案には、BSE発生時の対応マニュアルとなる基本計画を策定するほか、
1.牛肉骨粉を原材料とする飼料の販売や牛への給与禁止
2.と畜場でのBSE検査
3.畜産農家に耳標の装着や牛の移動履歴などの記録・情報提供の義務付け
4.畜産農家や関連業者の経営安定のために必要な措置――などを位置付けた。
飼料安全法などの関連法案の改正も盛り込んだ。
与野党調整の焦点だった死亡牛のBSE検査は、与党案では「必要な時」として
いたが、野党の主張を受け入れ、〇三年四月一日以降は、二十四カ月齢以上の死亡
牛全頭にBSE検査を義務付ける。ただ、離島など地理的条件などによって検査が
困難な場合は、農水省令で例外扱いする。二十四カ月齢以上の死亡牛の届け出も義
務付ける。
牛肉骨粉を含む飼料については、豚、鶏用も含めて、牛に使用される恐れがある
ものは製造、販売、輸入を禁止する。牛肉骨粉を牛に与えることは全面的に禁止する。
野党が求めた畜産農家や関連業者への経営安定の「助成」については「助成」は
明記せず、与党案のまま「必要な措置」との表現にした。
BSE法案をめぐっては、野党が二月に伝染性海綿状脳症対策緊急措置法案を国
会に提出。これを受け、与党が四月に対案を取りまとめ、与野党一致の法案として
成立できるよう野党に調整を呼びかけていた。与党案に対し、野党は死亡牛のBS
E検査の義務付けや、畜産農家や関連業者への「助成」の明記などの修正を求めて
いた。
NNN24.COM
▼ 武部農水相 外食産業研修生を激励<5/31 15:30>
http://www.ntv.co.jp/news/31_1530_3.html 来週から行われる農水省の職員による外食産業での研修を前に、武部農林水産相が
きょう、研修生を激励した。この研修は、BSE問題での農水省への数々の批判を
受けて行われるもので、消費者に軸足を移した行政を考えるため、来週から2週間、
職員8人が牛丼の吉野家やファミリーレストランのジョナサンなどの外食産業で
接客や調理などの研修を行う。武部大臣は研修生に対して、農水省改革の先頭に
立って経験を生かして欲しい、と述べ、研修の成果に期待を寄せた。
▽農水政務官にBSE対策要望−−二井知事 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020601-00000005-mai-l35 BSE(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)問題で全国を巡回中の岩永浩美・農水
政務官が31日、県庁を訪問し、二井関成知事と意見交換した。
二井知事は「BSE対策は国の責任で実施してほしい」と述べ、牛肉販売額が4
月末現在で対前年比80%程度にとどまっていることや、肉骨粉をセメント工場で
処理している現状を説明。生産現場から消費者までのBSE対策の継続、廃用牛買
い上げ価格の引き上げ、死亡牛全頭検査実施の場合の地方負担軽減などを要望した。
終了後、岩永政務官は「要望に応えるよう努力したい。国民の不安解消を進め、
原因究明に取り組む。4頭目の発生で、牛の年齢や餌の面などから原因が絞られつ
つある」と話した。(毎日新聞)
▽食の安全確保へ決意 野党報告集会でBSE法案の署名成果アピール
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/flash/flash02060502.html 民主、自由、共産、社民の野党四党は四日、東京・永田町の衆院第二議員会館で、
「牛海綿状脳症(BSE)対策特別措置法案」が成立する見通しになったことに
ついての報告集会を開いた。各党代表者は、野党四党が結束してBSE法案成立に
取り組んできた成果をアピール。農業者や外食などの関連業者、消費者など約三百
人に対し、BSE法案成立を求める署名が百万人を超えたことに感謝するとともに、
食の安全を確保する政策の充実に決意を表明した。
集会は、与野党一致の議員立法として提出された「BSE対策特別措置法案」が、
衆院を通過する直前に開かれた。
各党代表あいさつでは、羽田孜民主党特別代表が「BSE法案成立に向けた署名
が、与党と政府を動かした」と、署名活動の意義を強調。藤井裕久自由党幹事長は
「みなさんの力があって、BSE新法が成立できる見通しになった。これが民主主
義の原点だ」とアピールした。
BSE法案に、農家や関連業者への「助成」が明記されなかったことについては、
市田忠義共産党書記局長が「被害に対する損害補償は、ほとんどやられていない。
どう勝ち取っていくかは、これからの戦いにかかっている」と訴えた。食の信頼
回復に向けては、福島瑞穂社民党幹事長が「法案成立は第一歩。今後も、食品
安全行政や命を大事にする政治・政策に努力したい」と決意を示した。
250 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/08/05 10:42
■農相の辞任要求可決 宮城・登米農協
http://www.kahoku.co.jp/NEWS/2002/08/20020805J_10.htm みやぎ登米農協(本店宮城県迫町、阿部長寿組合長、組合員1万8000人)は4日、中田
町の町総合体育館で「農業危機突破『米を守る』緊急JAみやぎ登米大会」を開き、武部勤農
相の辞任要求を可決した。農協が農相辞任を求めるのは異例。
農相辞任要求は、同農協青年部(伊藤吉浩委員長、500人)が緊急動議として提案。出席
した総代や実行組合長ら組合員1400人が満場一致で可決した。決議文は作成せず、同農協
の総意として、出席した国会議員5氏らに訴えた。
緊急動議では、武部農相について、(1)BSE(牛海綿状脳症)発生に対する国の責任を
「生産者重視の農政の結果」と責任転嫁した発言(2)農業への企業参入と農協解体を主張
(3)財界主導の論理による農民不在の農政転換推進―などの点を指摘。「安全な食料を安定
確保する農政に武部大臣は不適当」と主張している。
この大会は、減反に対する助成金である稲作経営安定対策の廃止など国が検討している新た
なコメ政策を阻止するのが目的。同様の大会は7月末に栗っこ農協(本店志波姫町)でも開か
れ、1000人が参加した。 2002年08月05日月曜日
251 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/10/02 14:02
「国民の皆様 ご声援ありがとうございました」
このたびの小泉内閣の改造に伴い、農林水産大臣を退任いたしました。1年5ヶ月の長きに
わたり微力を尽くすことが出来たのも国民の皆様の厳しくも暖かいご声援のおかげとあらためて
感謝と御礼を申しあげます。
「ありがとうございました」
昨年4月26日に大臣就任して以来、BSEの問題をはじめ数多くの難問に直面いたしましたが、
「問題を解決する」ことが責任のとり方と心得て頑張ってきました。そして今、大きな山を越えよう
としていることを感じ、これまでの国民の皆様の色々なご叱責やご激励をエネルギーに換えて
みんなで努力してきたことが報われつつあると、ありがたく存じております。
今後は小泉改革を党や国会の場でしっかり支えて参りたいと存じます。また、消費者に軸足を
おいて農林水産政策の抜本改革を約束して参りましたが、このことを私の更なる使命と考え、
全力で取り組んで参る所存です。
短いようで長い、長いようで短かった在任期間でありましたが、この間の毎日は大変ではあり
ましたが、とても充実した日々でもありました。
一息入れ、充電につとめ、「米政策の見直し」「農協改革」「WTO農業交渉」等々困難な課題や
「食」と「農」の再生プランの実現に向けて一層の情熱を傾けて参りたいと存じます。
「二度と無い人生、二つとない命」この言葉を私は大切にして参りました。限りあるお互いの
人生ですが、「子供たちの未来のために」「いい国、日本を目指して」ともに努力していこうでは
ありませんか。何卒今後共よろしくお願いいたします。
「国民の皆様、ご声援ありがとうございました。」と申しあげ、ご挨拶といたします。
平成14年9月30日
衆議院議員 武部 勤
http://www.takebe.ne.jp/
252 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/10/03 11:25
▼武部農林水産大臣退任記者会見要旨
( 平成14年9月30日(月) 15:32〜16:07 於:農政クラブ)
http://www.kanbou.maff.go.jp/kouhou/020930daijin.htm 〔一部抜粋〕
Q: 大臣をやっていた1年半近く、大臣という仕事をしていて、一番楽しかったこと、一番
辛かったことは何でしょうか。
A: 楽しかったという言葉が正確かどうかは分かりませんけれども、我々の人生というもの
は二度とない人生、二つとない命ということを私は大事にしてるんですけれども、そういう意
味では、農林水産大臣という、私としては、やりたいポストであるけれども、なかなかそう簡
単に初入閣であり得ないだろうという、そういう状況の中で、そういうふうに思っていた中で、
農林水産大臣にある意味では小泉総理が抜擢してくれたと思います。それは抜擢という
ことが、上にあげるということじゃなくて、「水を得た魚」という言葉がありますけれども、そう
いう場を与えてくれたということで私としては、毎日が生き甲斐であり、二度とない人生、二
つとない命だと、与えられたチャンスというものに全力を尽くそうという、そういう想いで、
1年5ヶ月走り続けることができたと、そしてそれなりに私のこれまで蓄積していたものを試
すことができたと、或いは土台を築くことができたと、いうことでは、毎日が楽しかったとい
えるのではないでしょうか。これはBSEで国会で「辞めろ、辞めろ」と言われている日も楽
しかったのかと、言われればですね、私は楽しかったと思います。それは責任の取り方という
ことについて、私は日本の今までのやり方ということを常に疑問に思っていました。トップの
者が辞めればそれでいいのかと、責任を取るということは問題を解決すると、辞めて問題が
解決するならば、辞めることが必要でしょう。そういうこともありましょう。しかしあの時点で、
私が辞めて問題解決することにはならない、ですからある意味では問題を解決して辞めよう
という、そういう気持で取り組んでおりましたから、国会で厳しい批判に晒されながらも私は、
辛いとか悔しいとか辞めたいとか思ったことは一度もありません。(以下略)
253 :
2チャンネルで超有名:02/10/03 11:29
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/10/04 01:33
なんで突然コギャル?
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258 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/13 16:51
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259 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/01 00:08
260 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 13:45
つつい信隆 Mail News
http://www.tutui.org/ 食糧法改正の政府案が提出されました
◆食糧法改正の政府案が提出されました
(1)強制減反廃止−国が減反面積を配分する方式をやめ、生産者団体等が自主的に減反目
標を定める方式に改める。
(2)流通規制の緩和−計画流通米制度の廃止など、流通規制を緩和する。
(3)過剰米対策−売れない過剰米を担保に、無利子の短期融資を行う(1俵3千円?)。1年
かけても売れなかった場合は担保の米で返済。
(4)補助金の整理−減反関連補助金を「産地作り推進交付金」と「担い手経営 安定対策」
の2本に集約します(総額2900億円?)。
◆私はこう考えます
私たちは政府案の(1)〜(3)に賛成ですが(但し過剰米1俵3千円は低過ぎる)、(4)の補助
金を所得補償に変え、バイオマス活用を加えた修正案を検討中です。
最低限の所得を補償した上で、市場原理にゆだね、農家の自己判断・自己責任とします。
ご意見をお寄せ下さい。
(本格的所得補償の導入)
強制減反廃止による米価下落を補うために、所得の3〜5割程度を目安とした1兆円規模の
所得補償を導入します。直接支払方式と保険方式の2本立てとし、農業共済と統合します。
補助金行政から所得補償への転換です。
(古米等をバイオマス原料として活用)
備蓄米、過剰米、輸入米の大部分は主食用とせず、バイオマス(エネルギー化学品の原料)、
海外援助等に使います。
つつい信隆 Mail News
http://www.tutui.org/mailnews/ Web
http://www.tutui.org/ mail
[email protected]
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 13:59
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/04/02 23:31
(^^)
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━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
266 :
ドコモ505i全国一斉発売!!:03/05/22 23:21
267 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/22 23:56
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
あぼーん
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/12 15:33
__∧_∧_
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|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
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ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
農林大臣だれだっけ?