サガフロンティア2　2スレ目

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⌒::ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_､
　　/ヽ　　　/ヽ　　　　　　　　　　(￣￣　　 ﾉ 　　　　　　　　　　　　/ヽ
　/ ／　　　l　l´ ＿　　　　　　　　く　ｿ´￣ 　　　　　　　　　　　　　_|　|＿　　_
（ <　 , -､　|　|〈 　ﾉ , -､　　　　　 ｌ　ｌ＜〉 ,へ-､　　ﾍ_　　/ヽ- ､　(_　 ,-‐' 〈_,ﾉ ,-―'ﾌ 　,へ-､
　> 〉l ０ ｊ　|　し'　ｌ　l ０ ｊ　　　　 ﾉ　|　　 ｀ｌ γ^ / ,-､ヽ ｌ　ｒ'7｜ 　|　|　　　_　 i くﾌﾉ　 ｀ｌ γ^
/／　ー､ゝ ー-;　l　 ー､ゝ　　 　ー　　 　く_ゝ　　､ ｰ' ﾉ　|_ﾉ〈_ﾉ 　 |_ﾉ　　l´ |　ヽﾆ=-　　く_ゝ
　　　　　　　　　l/　　　　　　　　　　　　 　　　　　　￣　　　　　　　 　 　　 ｰ'　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,､,.,,.､,,,,,,.､,,,,.､,,.､,,.､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,､.. -‐ '";";";";";";"ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;";;";;";;";;";;";;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;､ﾉ､,, -‐'｀;;ﾞ;;ﾞ;";;ﾞ;;ﾞ;;ﾞ;;ﾞ;";;ﾞ;";";;ﾞ;;ﾞ;;ﾞ;;ﾞ;;ﾞ;;ﾞ;;ﾞ;;ﾞ;;ﾞ;;ﾞ;;ﾞ;;ﾞ;
　　　　　　　　　　　　 　;､ﾉ､. -‐　'' ";";:";";";;ﾞ;";";;ﾞ;;ﾞ;";";;";";;ﾞ;;ﾞ;;;";;ﾞ;;ﾞ;;;";;ﾞ;;ﾞ;;;";;
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前スレ
サガフロンティア2
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関連スレ
サガフロンティア2 20
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スレ立て感謝。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【第10話】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　1247年
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 上陸

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧,,ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(　 　ﾟ)_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 く::::::::::ｽ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 くｿノ∧　(_)ｌ　ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　（　　　・）､_/　/
　　　　　　　　 　 　 　　　　 く::....::::::::ゝ/　/::
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /.:ﾉ::::､::::::. /　.:..
　　　　 　 　 　 　 　 　　/.:_（__（__ ／ ::.....　　..::
　　　　 　 　 　 　 　 　 :ｌ://二 ／　...:::　　　　::
　　　　　　　　　　　 　 ::〈/-‐' ／..::::　　::.
　　　　　　　　　　　　　 　 ￣　:::　　　.:
　　　　　　　　　....::::::....::::::

　　　フィニー王ギュスターヴ12世の没後、王位はギュスターヴ14世が継いだ。
　　　　　　　　　　　ギュスターヴ達兄弟の腹違いの弟にあたる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　″″　　　　　　　　　″″′　　′　
　　　　　　　　　　　　″″′　　′　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　′
　　　　″″　　　　　　　　　　　　　　″　″′　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　″
　　∴　　　　　　　　　　　　　　∴　　　　　　　　　　　　　　　　″
　″′　　　　　　　　ザザーン.......　　　　　　　　　　″
　　　　　　　　″″　　　　　　　″　　　∵　　　∴　　　　　″　　　∵　　　∴
〜〜〜───〜─〜〜──　〜〜──　〜〜〜──〜〜──　〜〜〜───〜〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ザザーン.......




　　　　　　　　　ギュスターヴは父ギュスターヴ12せいの残した遺産、
　　　　　　　　　 つまりフィニー王国の相続権を主張し、兵を挙げた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　″″　　　　　　　　　″″′　　′　
　　　　　　　　　　　　″″′　　′　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　′
　　　　″″　　　　　　　　　　　　　　″　″′　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　″
　　∴　　　　　　　　　　　　　　∴　　　　　　　　　　　　　　　　″
　″′　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　″
　　　　　　　　″″　　　　　　　″　　　∵　　　∴　　　　　″　　　∵　　　∴
〜〜〜───〜─〜〜──　〜〜──　〜〜〜──〜〜──　〜〜〜───〜〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧,,ﾍ　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(　 　ﾟ)_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 く::::::::::ｽ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 くｿノ∧　(_)ｌ　ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　（　　　・）､_/　/
　　　　　　　　 　 　 　　　　 く::....::::::::ゝ/　/::
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /.:ﾉ::::､::::::. /　.:..
　　　　 　 　 　 　 　 　　/.:_（__（__ ／ ::.....　　..::
　　　　 　 　 　 　 　 　 :ｌ://二 ／　...:::　　　　::
　　　　　　　　　　　 　 ::〈/-‐' ／..::::　　::.
　　　　　　　　　　　　　 　 ￣　:::　　　.:
　　　　　　　　　....::::::....::::::
　　　　　　　　　:::....:....::::
　　　　　.....:::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1247年、
　　　　　　　　　　　　　　　東大陸ロードレスランドの海岸

┌――――――――――――――――――
｜どうだギュスターヴ、
｜20年ぶりに東大陸に戻って来た気分は？
└―――――――――ｖ――――――――‐

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　″″　　　　　　　　　″″′　　′　
　　　　　　　　　　　　″ くｿノ∧　　′　　　　　　　　∧,,ﾍ
　　　　　　　　　　　　　 （　 ・∀）'）　　　　　　　　 　 ( -Д)　　　　　′
　　　　″″　　　　　 と::::ヽV/::ノ 　 　 　 　 　 ″　く:::..._.:〉　　　　　　　　　　″
　　∴　　　　　　　　　ﾉ::::ノi´｀i:〈∴　　　　　　　　　(_) 　〈)　　　　　　″
　″′　　　　　　　 　 （＿ﾉ､＿）　　　　　　　　　 　 (_/､ｿ　″
　　　　　　　　″″　　　　　　　″　　　∵　　　∴　　　　　″　　　∵　　　∴
〜〜〜───〜─〜〜──　〜〜──　〜　┌―^――　　〜〜───〜〜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｎ　 　 　 　 ｜別に。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ﾉ.::.ｌヽ　　　　└―――‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.:ｒ―‐ｌ　ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／／;;/;;; /　/
　　　　　　　　 　 　 　　　　/.:/,;;/;;/;; /　/::
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /.:ﾆﾆﾆﾆﾆ/　.:..
　　　　 　 　 　 　 　 　　/.:_ ;;;;;;;; ／ ::.....　　..::
　　　　 　 　 　 　 　 　 :ｌ://二／　...:::　　　　::
　　　　　　　　　　　 　 ::〈/-‐' ／..::::　　::.
　　　　　　　　　　　　　 　 ￣　:::　　　.:
　　　　　　　　　....::::::....::::::
　　　　　　　　　:::....:....::::
　　　　　.....:::::::::::

　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　｜感動の無い奴だな。
　　　　　　　　└――――ｖ――――‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　″″　　　　　　　　　″″′　　′　
　　　　　　　　　　　　″くｿノ∧　　′　　　　　　　　∧,,ﾍ
　　　　　　　　　　　　　（　 -∀）　　　　　　　　　 　 ( -Д)　　　　　′
　　　　″″　　　 　　 く:::ヽV/::ゝ　 　 　 　 　 ″　く:::..._.:〉　　　　　　　　　　″
　　∴　　　　　　　　　ﾉ::::ノi´｀i:〈∴　　　　　　　　　(_) 　〈)　　　　　　″
　″′　　　　　　　 　 （＿ﾉ､＿）　　　　　　　　　 　 (_/､ｿ　″
　　　　　　　　″″　　　　　　　″　　　∵　　　∴　　　　　″　　　∵　　　∴
〜〜〜───〜─〜┌^─────────────―　〜　　　〜〜───〜〜
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜シルマール先生に連れられて、
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜ソフィー様と逃げ出して来たのに、
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜戻ってくる時はこうだぞ。
　 　 　 　 　 　 　 　 　 └――――――――――――――‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.:ｒ―‐ｌ　ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ／／;;/;;; /　/
　　　　　　　　 　 　 　　　　/.:/,;;/;;/;; /　/::
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /.:ﾆﾆﾆﾆﾆ/　.:..
　　　　 　 　 　 　 　 　　/.:_ ;;;;;;;; ／ ::.....　　..::
　　　　 　 　 　 　 　 　 :ｌ://二／　...:::　　　　::
　　　　　　　　　　　 　 ::〈/-‐' ／..::::　　::.
　　　　　　　　　　　　　 　 ￣　:::　　　.:
　　　　　　　　　....::::::....::::::
　　　　　　　　　:::....:....::::
　　　　　.....:::::::::::

::.:.:.....　）
:::⌒:.-､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ⌒　..........:::::....
::::...　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ'⌒　...::::::...　.::::.....　::⌒)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､.......:::::　　........:::　　　　ノ

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::｀..―-､　　　　　　　　　　　　　 <ｌｺ　　　　　 　 　 .-|=|=-　　　　　　　　　　 ＿〈l＿　 　 　 くﾉ|
:::::::､::::::...~｀ヽ　　　　　　　　 　 -=|=-　　　　　.<ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾌ　　　 　 　 　 　 　 ｀l´　　 　 　 -=|=-
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＿.....::`::..＾:::::::::::^ｉ,　　　　　　　　/|.=|=-　　　　　-=ﾆiﾆiﾆ=-　　　　　　　　 -=＝||＝=-　　　　|:|
　　〉￣｀ｙ―ｖ-､ｒ‐､ 　 　 　 ‐=/=|　|　　　　　　　 _rへｰ皿'i　　　　 　 　 　 　 /ﾍヽ　　　　　/∧ヽ
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　　　　　　ザザーン
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　　　″　∵　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　ザザーン
　　　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　　 ∧,,ﾍ　″″くｿノ∧　′　″″　　
　　　　　　　　 (　　 ﾟ)　　 （　　　・）　　　　　　　　　　　　　　　　　∵　　　　　　″″
　　　　　　″ く:::::::::ｽ　　く::::::.::::..:::ゞ　　　　　
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::.:.:.....　）
:::⌒:.-､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ⌒　..........:::::....
::::...　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ'⌒　...::::::...　.::::.....　::⌒)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､.......:::::　　........:::　　　　ノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -=＝|＝=-　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,、
::｀..―-､　　　　　　　　　　　　　 <ｌｺ　　　　　 　 　 .-|=|=-　　　　　　　　　　 ＿〈l＿　 　 　 くﾉ|
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:::::::::ヽ::...:::::::..｀､　　　　　　 　 =＝|＝=　　　　　　　　| l|　　　　 　 　 　 　 　 -==|==-. 　 -=＝||＝=-
＿.....::`::..＾:::::::::::^ｉ,　　　　　　　　/|.=|=-　　　　　-=ﾆiﾆiﾆ=-　　　　　　　　 -=＝||＝=-　　　　|:|
　　〉￣｀ｙ―ｖ-､ｒ‐､ 　 　 　 ‐=/=|　|　　　　　　　 _rへｰ皿'i　　　　 　 　 　 　 /ﾍヽ　　　　　/∧ヽ
　　ｌ　　:′＿　 ｀;　ｌ^ｰ-､_　　ｉニ〈二´|　　　　　　iﾆ〈ニニﾆl　　　　　　　　　 ..i::Y;;;!..　　　....i::.Y,,;;;!..
-''''''‐=´'''"　　 ￣"" ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ~~::ヽ:::.!;;;;ノ ..:~~~~~~~:.ヽ..ｌ,,;;;;;;;;;;ﾉ..::~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::........:::::　　　　　　:::::.....::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――
〜〜〜──〜〜──　 | こうして一軍を率いて戻って来ると想像していたか？　　〜───〜〜
　　　　 　′ 　′　.″″｜何か感じるものがあるだろう？
　　　″　∵　　 　 　 　 .└―ｖ――――――――――――――――――――‐
　　　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　　 ∧,,ﾍ　″″くｿノ∧　′　″″　　
　　　　　　　　 (　　 ﾟ)　　 （　　　・）'）　　　　　　　　　　　　　　　　　∵　　　　　　″″
　　　　　　″ く:::::::::ｽ　　く::::::.::::..::::ﾉ　　　　　
　″″　　　　(〉　　(_)　　ﾉ.::::..:::::::〈　　″　　　
　　　　　　　　(_,,ﾉ､_)　　　（__（＿_）´　　　　　″　　″　　　　　　　　″″′　　　　　　　　　　″
┌――――――^―――
｜母上が生きていたら、
｜何とおっしゃるだろう。
└―――――┌―――――＾―――――‐
　 　 　 　 　 　 ｜もちろん喜んで下さるさ。
　 　 　 　 　 　 └―――――――――――

::.:.:.....　）
:::⌒:.-､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ⌒　..........:::::....
::::...　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ'⌒　...::::::...　.::::.....　::⌒)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､.......:::::　　........:::　　　　ノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -=＝|＝=-　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,、
::｀..―-､　　　　　　　　　　　　　 <ｌｺ　　　　　 　 　 .-|=|=-　　　　　　　　　　 ＿〈l＿　 　 　 くﾉ|
:::::::､::::::...~｀ヽ　　　　　　　　 　 -=|=-　　　　　.<ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾌ　　　 　 　 　 　 　 ｀l´　　 　 　 -=|=-
:::::::::ヽ::...:::::::..｀､　　　　　　 　 =＝|＝=　　　　　　　　| l|　　　　 　 　 　 　 　 -==|==-. 　 -=＝||＝=-
＿.....::`::..＾:::::::::::^ｉ,　　　　　　　　/|.=|=-　　　　　-=ﾆiﾆiﾆ=-　　　　　　　　 -=＝||＝=-　　　　|:|
　　〉￣｀ｙ―ｖ-､ｒ‐､ 　 　 　 ‐=/=|　|　　　　　　　 _rへｰ皿'i　　　　 　 　 　 　 /ﾍヽ　　　　　/∧ヽ
　　ｌ　　:′＿　 ｀;　ｌ^ｰ-､_　　ｉニ〈二´|　　　　　　iﾆ〈ニニﾆl　　　　　　　　　 ..i::Y;;;!..　　　....i::.Y,,;;;!..
-''''''‐=´'''"　　 ￣"" ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ~~::ヽ:::.!;;;;ノ ..:~~~~~~~:.ヽ..ｌ,,;;;;;;;;;;ﾉ..::~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::........:::::　　　　　　:::::.....::::::::::::
　　　　　　 　 ┌――――――――――――――――――――――
〜〜〜──‐ | 俺は今から腹違いとはいえ弟と戦わなければならない。　　〜───〜〜
　　　　 　′　｜こんな血なまぐさい事を母上は望みはしないだろう。
　　　″　∵　└―ｖ――――――――――――――――――――‐
　　　　　′　　′　″″　　　　　　　　　″″′　　′　″″
　　　　″　　　∵　　　∴　　′　″　　　　　　　　　　″　　　∵　　　　　　　　　　′
　　　　　　　　 ∧,,ﾍ　″　　くｿノ∧　′　″″　　
　　　　　　　　 ( -д)　　　 （･∀･　）　　　　　　　　　　　　　　　　　∵　　　　　　″″
　　　　　　″ く::::..._.:〉　　と::ヽV/.:::ヽ　　　　　
　″″　　　　(_)　 〈)　　　　〉::i´｀i､:::ゝ　　″　　　
　　　　　　　　(_,,ﾉ､_)　 　　 （＿（＿_）　　　　　″　　″　　　　　　″″′　　　　　　　″
　 　 　 　 　 　 ┌―――――＾―――――‐
　 　 　 　 　 　 ｜そんな弱気、らしくないぞ。
　 　 　 　 　 　 └―――――――――――

:::::::､::::::...~｀ヽ　　　　　　　　 　 -=|=-　　　　　.<ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾌ　　　 　 　 　 　 　 ｀l´　　 　 　 -=|=-
:::::::::ヽ::...:::::::..｀､　　　　　　 　 =＝|＝=　　　　　　　　| l|　　　　 　 　 　 　 　 -==|==-. 　 -=＝||＝=-
＿.....::`::..＾:::::::::::^ｉ,　　　　　　　　/|.=|=-　　　　　-=ﾆiﾆiﾆ=-　　　　　　　　 -=＝||＝=-　　　　|:|
　　〉￣｀ｙ―ｖ-､ｒ‐､ 　 　 　 ‐=/=|　|　　　　　　　 _rへｰ皿'i　　　　 　 　 　 　 /ﾍヽ　　　　　/∧ヽ
　　ｌ　　:′＿　 ｀;　ｌ^ｰ-､_　　ｉニ〈二´|　　　　　　iﾆ〈ニニﾆl　　　　　　　　　 ..i::Y;;;!..　　　....i::.Y,,;;;!..
┌―――――――――――――――――　:.ヽ..ｌ,,;;;;;;;;;;ﾉ..::~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
｜これから多くのアニマが消えていく。　　　　:::::.....::::::::::::
｜自分のため、家族のために必死で戦う。
└―――――┌――――――――――――――――――
〜〜〜── 　｜俺を王位に就ければ、　　　　　　　　　　　　　　　〜──〜──〜───〜
:　　　　　′　　｜失われたものも報われると信じて戦うんだ。
　 　 ″　∵ 　 └―ｖ――――――――――――――――‐
　　　　″　　　∵　　　∴　　′　″　　　　　　　　　　″　　　∵　　　　　　　′
　　　　　　 　　 ∧,,ﾍ　″　 くｿノ∧　′　″″　　
　　　　　　 　　:( -д):　　　（д･ 　）　　　　　　　　　　　　　　　　　∵　　　　　　″″
　　　　　　″ ;く::::..._.:〉;　　 〈:ヽV/.:::ヽ　　　　　
　″″　　　　:(_)　 〈)　　　　〉::i´｀i､:::ゝ　　″　　　
　　　　　　　　;(_,,ﾉ､_):　 　　（＿（＿_）　　　　　″　　″　　　　　　　　″″′
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┌―＾――‐
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜……。
┌――――――＾――― └――――
｜だが俺は王位が欲しいわけじゃない。
｜自分に出来る事を確かめたいだけだ。
└――┌―＾―――――――――――――
　 　 　 ｜そんな自分勝手な目的のために
　 　 　 ｜皆のアニマを犠牲にするんだ。
　 　 　 └――――――――――――――‐

:::::::､::::::...~｀ヽ　　　　　　　　 　 -=|=-　　　　　.<ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾌ　　　 　 　 　 　 　 ｀l´　　 　 　 -=|=-
:::::::::ヽ::...:::::::..｀､　　　　　　 　 =＝|＝=　　　　　　　　| l|　　　　 　 　 　 　 　 -==|==-. 　 -=＝||＝=-
＿.....::`::..＾:::::::::::^ｉ,　　　　　　　　/|.=|=-　　　　　-=ﾆiﾆiﾆ=-　　　　　　　　 -=＝||＝=-　　　　|:|
　　〉￣｀ｙ―ｖ-､ｒ‐､ 　 　 　 ‐=/=|　|　　　　　　　 _rへｰ皿'i　　　　 　 　 　 　 /ﾍヽ　　　　　/∧ヽ
　　ｌ　　:′＿　 ｀;　ｌ^ｰ-､_　　ｉニ〈二´|　　　　　　iﾆ〈ニニﾆl　　　　　　　　　 ..i::Y;;;!..　　　....i::.Y,,;;;!..
-''''''‐=´'''"　　 ￣"" ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ~~::ヽ:::.!;;;;ノ ..:~~~~~~~:.ヽ..ｌ,,;;;;;;;;;;ﾉ..::~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::........:::::　　　　　　:::::.....::::::::::::
　　　　　　 　 ┌―――――――――――――――――
〜〜〜──‐ | アニマの無い男の考えそうな事だろう？　　　　〜───〜〜───〜〜─
　　　　 　′　└―ｖ―――――――――――――――‐
　　　″　∵　
　　　　″　　　∵　　　∴　　′　″　　　　　　　　　　″　　　∵　　　　　　　　　　　　　∴　　　　′
　　　　″　　　∵　　　∴　　′　″　　　　　　　　　　″　　　∵　　　　　　　　　　　　　∴　　　　′
　　　　　　 　 　∧,,ﾍ　 ″　 くｿノ∧　′　″″　　
　　　　　　 　　(д- )　 　 　（д- 　）　　　　　　　　　　　　　　　　　∵　　　　　　″″
　　　　　　″('〈:.._..:::ﾌ^)　 と::ヽV/.:::ヽ　　　　　
　″″　　　　　〉 ,　〈´　 　　〉::i´｀i､:::ゝ　　″　　　
　　　　　　　　 (_,rヽ_,)　　 　（＿（＿_）　　　　　″　　″　　　　　　　　″″′　
┌―――――――――――――^―――――――
｜……いいか、ギュスターヴ。
｜お前が何を考えていても構わんが、
｜兵たちの前ではそんな事、絶対に口にするなよ。
└――――――――┌――^―――――――――
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜わかったな。
　 　 　 　 　 　 　 　 　 └――――――

::.:.:.....　）
:::⌒:.-､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ⌒　..........:::::....
::::...　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ'⌒　...::::::...　.::::.....　::⌒)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､.......:::::　　........:::　　　　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -=＝|＝=-　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,、
::｀..―-､　　　　　　　　　　　　　 <ｌｺ　　　　　 　 　 .-|=|=-　　　　　　　　　　 ＿〈l＿　 　 　 くﾉ|
:::::::､::::::...~｀ヽ　　　　　　　　 　 -=|=-　　　　　.<ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾌ　　　 　 　 　 　 　 ｀l´　　 　 　 -=|=-
:::::::::ヽ::...:::::::..｀､　　　　　　 　 =＝|＝=　　　　　　　　| l|　　　　 　 　 　 　 　 -==|==-. 　 -=＝||＝=-
＿.....::`::..＾:::::::::::^ｉ,　　　　　　　　/|.=|=-　　　　　-=ﾆiﾆiﾆ=-　　　　　　　　 -=＝||＝=-　　　　|:|
　　〉￣｀ｙ―ｖ-､ｒ‐､ 　 　 　 ‐=/=|　|　　　　　　　 _rへｰ皿'i　　　　 　 　 　 　 /ﾍヽ　　　　　/∧ヽ
　　ｌ　　:′＿　 ｀;　ｌ^ｰ-､_　　ｉニ〈二´|　　　　　　iﾆ〈ニニﾆl　　　　　　　　　 ..i::Y;;;!..　　　....i::.Y,,;;;!..
-''''''‐=´'''"　　 ￣"" ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ~~::ヽ:::.!;;;;ノ ..:~~~~~~~:.ヽ..ｌ,,;;;;;;;;;;ﾉ..::~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::........:::::　　　　　　:::::.....::::::::::::

〜〜〜──〜〜───〜〜────〜〜───〜〜〜〜〜───〜〜〜〜〜───〜〜
　　　　　′　　′　″″　　　　　　　　　″″′　　′　″″　　_　＿　　
　　　　″　　　∵　　　∴　　′　″　　　　　　　　　　″　　 　 ノヽへ ヽ
　　　　　　 　 　∧,,ﾍ　″　　 くｿノ∧　′　″″　　　　　　　　 ｿー´ ﾉ､|
　　　　　　 　　(　ﾟд)　　　　（　 ・∀）　　　　　∵　　　　　　　くヽ:ｰ::／＞
　　　　　　″('〈:.._..:::ﾌ 　 　 く:ヽV/.:::ヽ　　　　　　　　　　　　 　しﾉ〉:〈<_ (_）　
　″″　　　　　〉 ,　〈)　　　 〉::i´｀i､:::ゝ　　″　　　　　　　　　　〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉
　　　　　　　　 (_,rヽ_,)　　　 （＿（＿_）　　　　　″　　″　　　　（＿）ヽ＿）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――^―――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜こちらでしたか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――‐

::.:.:.....　）
:::⌒:.-､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ⌒　..........:::::....
::::...　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ'⌒　...::::::...　.::::.....　::⌒)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､.......:::::　　........:::　　　　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -=＝|＝=-　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,、
::｀..―-､　　　　　　　　　　　　　 <ｌｺ　　　　　 　 　 .-|=|=-　　　　　　　　　　 ＿〈l＿　 　 　 くﾉ|
:::::::､::::::...~｀ヽ　　　　　　　　 　 -=|=-　　　　　.<ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾌ　　　 　 　 　 　 　 ｀l´　　 　 　 -=|=-
:::::::::ヽ::...:::::::..｀､　　　　　　 　 =＝|＝=　　　　　　　　| l|　　　　 　 　 　 　 　 -==|==-. 　 -=＝||＝=-
＿.....::`::..＾:::::::::::^ｉ,　　　　　　　　/|.=|=-　　　　　-=ﾆiﾆiﾆ=-　　　　　　　　 -=＝||＝=-　　　　|:|
　　〉￣｀ｙ―ｖ-､ｒ‐､ 　 　 　 ‐=/=|　|　　　　　　　 _rへｰ皿'i　　　　 　 　 　 　 /ﾍヽ　　　　　/∧ヽ
　　ｌ　　:′＿　 ｀;　ｌ^ｰ-､_　　ｉニ〈二´|　　　　　　iﾆ〈ニニﾆl　　　　　　　　　 ..i::Y;;;!..　　　....i::.Y,,;;;!..
-''''''‐=´'''"　　 ￣"" ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ~~::ヽ:::.!;;;;ノ ..:~~~~~~~:.ヽ..ｌ,,;;;;;;;;;;ﾉ..::~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::........:::::　　　　　　:::::.....::::::::::::
　　　　　　 　 ┌―――――――――――――――――
〜〜〜──‐ | 上陸は順調に進んでいるかな、将軍？　　　　〜───〜〜───〜〜─
　　　　 　′　└―ｖ―――――――――――――――‐
　　　　　′　　′　″″　　　　　　　　　″″　　_　＿　　′　　′　″″
　　　　″　　　∵　　　∴　　′　″　　　　　　 ノヽへ ヽ　　　　　″
　　　　　　 　 　∧,,ﾍ　″ 　 くｿノ∧　′　″　 ｿー´ ﾉ､|　″
　　　　　　 　　(　ﾟд)　　 　（　 ・∀）　　　　 とくヽ:ｰ::／＞　　∵
　　　　　　 ″ く::::..._.:〉つ　 ゞ::::ヽV/::>　　　 　<ﾉ〉:〈<_ (_）　
　″″　　　　 (_) 　〈　　　 ﾉ::::ノi´｀i:〈　　″　 〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉
　　　　　　　　 (_,ノ､_)　　　 （＿_）＿）　　　　　（＿）ヽ＿）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――^―――――――――――‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜はい、問題ありません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜上陸も成功しましたし、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜各地に使者を送りたいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――――――――――

:::::::､::::::...~｀ヽ　　　　　　　　 　 -=|=-　　　　　.<ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾌ　　　 　 　 　 　 　 ｀l´　　 　 　 -=|=-
:::::::::ヽ::...:::::::..｀､　　　　　　 　 =＝|＝=　　　　　　　　| l|　　　　 　 　 　 　 　 -==|==-. 　 -=＝||＝=-
＿.....::`::..＾:::::::::::^ｉ,　　　　　　　　/|.=|=-　　　　　-=ﾆiﾆiﾆ=-　　　　　　　　 -=＝||＝=-　　　　|:|
　　〉￣｀ｙ―ｖ-､ｒ‐､ 　 　 　 ‐=/=|　|　　　　　　　 _rへｰ皿'i　　　　 　 　 　 　 /ﾍヽ　　　　　/∧ヽ
　　ｌ　　:′＿　 ｀;　ｌ^ｰ-､_　　ｉニ〈二´|　　　　　　iﾆ〈ニニﾆl　　　　　　　　　 ..i::Y;;;!..　　　....i::.Y,,;;;!..
-''''''‐=´'''"　　 ￣"" ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ~~::ヽ:::.!;;;;ノ ..:~~~~~~~:.ヽ..ｌ,,;;;;;;;;;;ﾉ..::~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜そして、ギュスターヴ12世とソフィー王妃の間に生まれた
〜〜〜──‐〜───　 | 正当な後継者が帰還した事を知らせたいと思います。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 └―――――――――ｖ―――――――――――――‐
　　　　　′　　′　″″　　　　　　　　　″″　　_　＿　　′　　′　　　　　　″
　　　　″　　　∵　　　∴　　′　″　　　　　　 ノヽへ ヽ　　　　　″
　　　　　　 　 　∧,,ﾍ　″ 　 くｿノ∧　′　″　 ｿー´ ﾉ､|　″
　　　　　　 　　(д- )　　 　 （д・　 ）　　　　 とくヽ:ｰ::／＞　　　　　　∵
　　　　　　 ″ く::::..._.:〉　 　 ゞ::::ヽV/::>　　　 　<ﾉ〉:〈<_ (_）　
　″″　　　　 (_) 　〈　　　 ﾉ::::ノi´｀i:〈　　″　 〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉　　　　　　″
　　　　　　　　 (_,ノ､_)　　　 （＿_）＿）　　　　　（＿）ヽ＿）
┌――――――^――――――――――――
｜私は正当な後継者なんかじゃないよ、将軍。
｜ただの出来損ないだ。
└――――――――――――――――――‐

:::::::､::::::...~｀ヽ　　　　　　　　 　 -=|=-　　　　　.<ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾌ　　　 　 　 　 　 　 ｀l´　　 　 　 -=|=-
:::::::::ヽ::...:::::::..｀､　　　　　　 　 =＝|＝=　　　　　　　　| l|　　　　 　 　 　 　 　 -==|==-. 　 -=＝||＝=-
＿.....::`::..＾:::::::::::^ｉ,　　　　　　　　/|.=|=-　　　　　-=ﾆiﾆiﾆ=-　　　　　　　　 -=＝||＝=-　　　　|:|
　　〉￣｀ｙ―ｖ-､ｒ‐､ 　 　 　┌―――――――――――――――　　　　　/ﾍヽ　　　　　/∧ヽ
　　ｌ　　:′＿　 ｀;　ｌ^ｰ-､,　 | ギュスターヴ様、この戦いの目的を　　　　　 .i::Y;;;!..　　　....i::.Y,,;;;!..
-''''''‐=´'''"　　 ￣"" ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　｜明らかにしておく必要があるのです。　　~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
　　　　　　　　　　　　　　　 └――――┌―ｖ――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜我々を南大陸からの侵略者だと考えれば
〜〜〜──‐〜─〜──‐〜───　 | 東大陸の人々は必死で抵抗します。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　└―――ｖ―――――――――――――‐
　　　　　′　　′　″″　　　　　　　　　″″　　_　＿　　′　　′　　　　　　″
　　　　″　　　∵　　　∴　　′　″　　　　　　 ノヽへ ヽ　　　　　　　″
　　　　　　 　 　∧,,ﾍ　″　　くｿノ∧　′　″　 ｿ- ´ ﾉ､|　　　　″
　　　　　　 　　(д- )　　　　（д・　 ）　　　　 とくヽ:ｰ::／＞　　　　　　∵
　　　　　　 ″ く::::..._.:〉　 　 ゞ::::ヽV/::>　　　 　<ﾉ〉:〈<_ (_）　
　″″　　　　 (_) 　〈　　　 ﾉ::::ノi´｀i:〈　　″　 〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉　　　　　　″
　　　　　　　　 (_,ノ､_)　　　 （＿_）＿）　　　　　（＿）ヽ＿）
　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――^―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜しかし、戦いがフィニー王家の身内の争いならば、
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜どちらが勝っても同じ。彼らは勝った方に従うだけです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――――――――――――――――‐

::.:.:.....　）
:::⌒:.-､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ⌒　..........:::::....
::::...　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ'⌒　...::::::...　.::::.....　::⌒)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､.......:::::　　........:::　　　　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -=＝|＝=-　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,、
::｀..―-､　　　　　　　　　　　　　 <ｌｺ　　　　　 　 　 .-|=|=-　　　　　　　　　　 ＿〈l＿　 　 　 くﾉ|
:::::::､::::::...~｀ヽ　　　　　　　　 　 -=|=-　　　　　.<ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾌ　　　 　 　 　 　 　 ｀l´　　 　 　 -=|=-
:::::::::ヽ::...:::::::..｀､　　　　　　 　 =＝|＝=　　　　　　　　| l|　　　　 　 　 　 　 　 -==|==-. 　 -=＝||＝=-
＿.....::`::..＾:::::::::::^ｉ,　　　　　　　　/|.=|=-　　　　　-=ﾆiﾆiﾆ=-　　　　　　　　 -=＝||＝=-　　　　|:|
　　〉￣｀ｙ―ｖ-､ｒ‐､ 　 　 　 ‐=/=|　|　　　　　　　 _rへｰ皿'i　　　　 　 　 　 　 /ﾍヽ　　　　　/∧ヽ
　　ｌ　　:′＿　 ｀;　ｌ^ｰ-､_　　ｉニ〈二´|　　　　　　iﾆ〈ニニﾆl　　　　　　　　　 ..i::Y;;;!..　　　....i::.Y,,;;;!..
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　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::........:::::　　　　　　:::::.....::::::::::::
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┌―――――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜ですから軍事的に見ても、この争いを
〜〜〜──‐〜───　 | ギュスターヴとギュスターヴの戦いにしなければならないのです。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 └―――――――――ｖ―――――――――――――――――‐
　　　　　′　　′　″″　　　　　　　　　″″ 　　_　＿　　′　　′　　　　　　″
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　″″　　　　 　　　　　　　 ﾉ::: ( -Д)'）　 ″　〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉　　　　　　″
　　　　　　　　 　　　　　　　 （　く::::..._.:〉　　 　　（＿）ヽ＿）
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　　　　　　　　　　　　　　((　( 　(_,ノ､_)　
　　　　　　　　┌――――――^―――――――――――――――
　　　　　　　　｜わかったよ、将軍。
　　　　　　　　｜その辺は任すから、ケルヴィンと相談して決めてくれ。
　　　　　　　　└―――――――――――――――――――――‐

::.:.:.....　）
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　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┌―――――――――――――――――――――――――
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜将軍、どう思います？
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜ギュスターヴは普段は冷静で鋭い奴なのに、
〜〜〜──‐〜───　 | 自分の事になると急に判断力が無くなって、投げやりになる。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 └―ｖ―――――――――――――――――――――――‐
　　　　　′　　′　″″　　　　　　　　　″″ 　 ＿　_　′　　′　　　　　　″
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　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌――――――――――――
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜ケルヴィン殿は自分の血を
〜〜〜──‐〜─────────　 | 誇りに思っていますか？
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └―ｖ――――――――――‐
　　　　　′　　′　″″　　　　　　　　　″″ 　 _　＿　′　　′　　　　　　″
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　　　　　　　　　　　　　　　 （＿_）＿）　　　　　（＿）ヽ＿）
　　　　　　　　┌――――――^――――――――――――
　　　　　　　　｜もちろんだ。
　　　　　　　　｜ヤーデ伯の家に生まれた事を誇りに思うし、
　　　　　　　　｜そのための義務も喜んで果たすよ。
　　　　　　　　└――――――――――――――――――‐

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:::::::::ヽ::...:::::::..｀､　　　　　　 　 =＝|＝=　　　　　　　　| l|　　　　 　 　 　 　 　 -==|==-. 　 -=＝||＝=-
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　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌――――――――――――――――――――
〜〜〜──‐〜─────────　 | ギュスターヴ様は御自分の血を呪っています。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └―ｖ――――――――――――――――――‐
　　　　　′　　′　″″　　　　　　　　　″″ 　 _　＿　′　　′　　　　　　″
　　　　″　　　∵　　　∴　　′　″　　　　　　 ノヽへ ヽ　　　　　　　″
　　　　　　 　 　　″　　　 　 くｿノ∧　′　″　 ｿ｀‐ ´ﾉ､|　　　″
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　″″　　　　　　　　　　　 ﾉ::::ノi´｀i:〈　　″　 〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉　　　　　　″
　　　　　　　　　　　　　　　 （＿_）＿）　　　　　（＿）ヽ＿）
　　　　　　　　┌――――――――――――＾―――――――――――
　　　　　　　　｜自分だけでなく周りの人々をも巻き込んで不幸にしていく。
　　　　　　　　｜その事に脅えています｡.┌―――＾―――――――――――――――――――
　　　　　　　　└――――――――――｜術が使えない自分は見下されていると感じています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜それにはどうしようもない憤りを感じています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――――――――――――――――

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　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::........::::: 　｜一方で自分の力を精一杯試してみたいという
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜前向きな精神の持ち主でもありますし、
〜〜〜──‐〜─────────　 | 自分に自信も持っています。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └―ｖ――――――――――――――――――‐
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　　　　　　　　　　　　　　　 （＿_）＿）　　　　　（＿）ヽ＿）
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　　　　　　　　｜良く観察しているなー。さすがだ。
　　　　　　　　└―――――――――――――‐

::.:.:.....　）
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〜〜〜──‐〜─────────　 | シルマール先生の受け売りです。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └―ｖ―――――――――――――‐
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　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::........::::: 　｜わたしはギュスターヴ様の暗い影が
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜大きくならないようにしなければと考えています。
〜〜〜──‐〜────┌――――　 | それにはケルヴィン殿、あなたの存在は重要なのですよ。
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｜うむ……　.└―ｖ――――――――――――――――――――――‐
　　　　　′　　′　″″　 └―ｖ―――　　″　_　＿　′　　′　　　　　　″
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　　　　　　　　　　　　┌―――^―――
　　　　　　　　　　　　｜……大変だ。
　　　　　　　　　　　　└――――――‐

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　　　　　　　　　　　　　　　　:::::::::........:::::　　　　　　:::::.....::::::::::::
　　　　　　　 　 　 　 　 ┌―――――――――――――――――――――
　　　　　　　 　 　 　 　 ｜とにかく今はこの戦いを勝ち抜かなければ。
〜〜〜──‐〜──　 | ギュスターヴはもちろん、我々の未来のためにも。　　〜〜──‐〜──
　　　　　　　 　 　 　 　 └―ｖ―――――――――――――――――――‐
　　　　　′　　′　″″　　　　　　　　　″″ 　　′　　′　　　　　　″
　　　　″　　　∵　　　∴　　′　″　　　　　　 <^ﾉヾﾍヽ　　　　　　　″
　　　　　　 　 　　″　　　 　 くｿノ∧　′　″　ﾉ!l!l!l!!ヽ｀）　　　″
　　　　　　 　　　　　　　　 　（　 　 ・）　　 　　くｌｌｌｌｌ||ｌ|ヽ^＞　　　　　∵
　　　　　　 ″　　　　　　　 ゞ:::::..:..:..:.:ゝ　　　　(〉::::::::::::ヽ_)　
　″″　　　　　　　　　 　　 ﾉ::::...,､:::〈　　″ 　 ー---‐'　　　　　　″
　　　　　　　　　　　　　　　 （＿（＿_）　　　　　（＿,（＿）

　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　ギュスターヴ編　登場人物　�C
　
　　　　　　　　　　　　　　　【ギュスターヴを囲む人々　その3 】
　
　
　

　
　 　_　＿　　 /l
　 ノヽへ ヽ. _|ｌ|_　　　ﾉヾﾍヽﾌ
　 ｿ｀‐ ´ﾉ､| ｀||´　　 （´ﾉ!l!l!l!!ゝ
　くヽ:ｰ::／＞つ　　＜＾ﾉｌｌｌｌｌ||ｌ|ﾌ
　しﾉ〉:〈<__ゝ ||　　　 しﾉ::::::::::::〈
　〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉 ||　　　 　ー---‐'
　（＿）ヽ＿） ||　　 　 （＿）､__）
【ネーベルスタン（1205〜1264）】
　ワイド一の能力を持つ将軍。ワイド候への注進もむなしく
ギュスターヴにワイドを奪われた後は、自身の力不足を
恥じて引きこもる。
　シルマールの説得により、ワイドを奪ったギュスターヴの
傘下に。彼と運命を共にすることを決意する。



　　(ﾉﾉ人)
　　(　･m･)
　　(_ﾉ__x,」)
　　 (__ﾉ､_)　
【ムートン（1199〜1267）】
　先代のワイド候から仕える行政家。
　ワイドがギュスターヴに奪われた時、
ネーベルスタンはギュスターヴ傘下に入る事を
拒み続けたが、ムートンはギュスターヴに
先君同様に仕えた。
　この両者の違いは、
主君に仕える事を至上の誇りとする武人と、
主君というより国に仕え治める立場である文官、
という役職の違いによる所が大きい。

会長ﾏﾝｾｰ!!

マンセ・・・あ？ｽﾚ保守？
わかった、保守保守。

マンセー保守

マンセー

あと関連スレ
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/gun/1071642159/
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/gun/1071642159/
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/gun/1071642159/

ﾏﾝｾｰ＆保守

つ乙
つGJ
つマンセー

好きなの持ってけ会長様

保守　職人乙

　　　　 　「(二二）ヽ
　　　　　 彡彡メ |. |
　　　　（ | |（ l　l |.| | │i
　 　（Y)ヽl |" ヮノﾉ.!　|.bｺ
　　（Y) �煤U 卯 ゞ|.i　,; ソ.
　 ［］ ,（ ｣（__」||L ):ﾘゞ丿
　（） く < ﾉ≡□≡>
　　　 θ圓ヾ×ノ| i
　　　 ヾ>|: < メ :| | :i
　　　.|　.|:　:| |:　:| |　:i
　　ん:|,,i:〜:i,,,:〜'i,,;:|,,::i
　　　 　　 |ｷ | |￥|
　　　 　／ソ ）（二）

　　ジニーﾀｿが応援に来ましたよ。

乙です

ﾊｧ　ﾊｧ　今、中古で買ってきた。リアルで。

>>36
ウィル編最初のシナリオで行くハンの廃墟に居る
青スケルトンで技と術覚えまくれ
上手くいけば最強クラスのモノも覚えられる

やっぱすごいな〜

>37
漏れはそんな事やってない・・・
負け組か・・・

と、乙！ＧＪ！保守！

青スケルトンは確かに先生としては秀逸だけど、
如何せん暴れ馬で相当強くないと教わる前に瞬殺されるから、ランドアーチンでもイイと思うんだ。

知ら
んがな

すげぇ・・・「あなたは人間なのよ」のとことソフィーが死ぬとこはマジでホロッときたよ
GJ!

保守保守
サガフロ2どこにしまったかなあ…
発売日に買ってきて結構やり込んだのに引越しで行方不明orz

数年ぶりにアルマニ引っ張り出して読み返したよ
いやぁ懐かしい
しかし巻末の小説はいまだに読んだ事ない
これがわからない

殿下ｷﾀｰ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【第11話】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　1248年
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 バケットヒルの戦い


　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 _|ｌ|_　　　　　 /l
　　　　　　　　　　　　　　　 　 /ヽ　 　 　 　 || .　　　 　 _|ｌ|_　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　i:x:i　 　 　 　 ||くｿノ∧ 　｀||´ _　＿　　
　　　　　　　　　　　　　　∧,,ﾍ :ll:|_ 　 　 　 .G・∀・　）..,, || ノヽへ ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 (　ﾟд)')」´ 　 　　　||:ヽV/::::ヾ　（^ｿー´ ﾉ､|
　　　　　　　　　　 　 　 く:::..._.:〉　　　　 　 　 〉::i´｀i､:::ゝ　||､ヽｰ::／＞
　　　　　　　　　　　　　 (_)　 〈 　 　 　 　 　 （＿（＿_）　 || ﾉ〉:〈< (_,）　
　　　　　　　　　　　　　　(_ﾉヽｿ　　　　　　　 　 　 　 　 　 〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 （＿）ヽ＿）

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｜無事にロードレスランドへ上陸したギュスターヴ軍は. 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜
｜東進しアナス川を越えた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

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｜フィニー国王ギュスターヴ14世は、配下の諸侯を集め南下、.　 　 　 　 　 ｜
｜ギュスターヴ軍はザール峠を封鎖して対抗する。　　　　　　　　 　 　 　 　 ｜
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

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｜国王軍は兵力差を生かす為、オート侯カンタール率いる別働隊を編成 、 |
｜ギュスターヴ軍の後方を突かせる。　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｜
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

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ｉ　　　　　　　　　　‐'^ー-へ　 　〉 _ノ　　`　/　　　　　　　　　　　　　ー-､:.:.:.:.:.:.
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┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
｜この動きを察知したギュスターヴ軍は、　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜
｜ザール峠に偽装を施し密かに退却。　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｜
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

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ｉ　　　　　　　　　　‐'^ー-へ ↑↑　_ノ　　`ー　　　　　　　 　　　　　ー-､:.:.:.:.:.:.
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┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
｜折良く到着したヤーデ伯率いる増援部隊と合流、　　　　　　　　　　　　　　｜
｜カンタールの別働隊へ攻撃を掛ける。　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

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.:.:.:.:.:.:._ノ　　　　　　　　　　◇　　　　　 　　 ◇　 　　　　　　　　　　　　　　 ｉ:.:.:.
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　　　　　　　　　　　　　　△△　　　　,へ　　　　　　　　　 　　　　　〉´:.:.:.:.:.:.:.
ｉ　　　　　　　　　　‐'^ー-へ　 　〉 _ノ　　`ー　　　　　　　　　　　　　ー-､:.:.:.:.:.:.
､　　　　　　　　　　　　　　　`ー'＾〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ__ノ
:ｉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〉,..-‐'^ヽ、
:.:ヽ_ｒ‐-､　　　　　　　　　　　　　　ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.::. ｰ'｀ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ　　　　　　　　　　　　　ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ー-.､
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ー.､　　　　　 　_　　,　' :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:..:.:. ｉ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾉ　　　　γ´:.:.~´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:..:.:ノ
.:.:.:.:.:.:.:.:.,.-‐'　　　　　ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:く
┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
｜カンタールは戦闘を避け撤退、以後の戦闘を傍観する。　　　　　 　 　 　 ｜
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

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.:.:.:.:.:.:._ノ　　　　　　　　　　◇　　　　　 　　 　　　　|　　　　　　　　　　　　 ｉ:.:.:.
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ｉ　　　　　　　　 　‐'^ー-へ　 　〉 _ノ　▽ 　◇　　　　　　　　　 　　ー-､:.:.:.:.:.:.
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:ｉ　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿／|　
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.:.:.:.:.:.:.:.:.,.-‐'　　　　　ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:く
┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
｜ザール峠のギュスターヴ軍が退却してしまっている事に　　　　　　　 　 　 ｜
｜ようやく気付いた国王軍は追撃に移る。　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |
｜ギュスターヴ軍もこれを迎撃すべく移動、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜
｜ハンの廃虚に近いバケットヒルで両軍は激突した。　　　　　　　　　　　　　｜
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

　
　　　　　　　　　　　　　　―‐　国王軍 本部　―‐
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┌――――――――――――――――――――――
"""""""""""""""""```"""""""│ギュスターヴ13世は所詮アニマも持たぬ出来損ない。
"""　　　　　,,,,,,,,...........　　　　　　　｜数の上でも我々が圧倒している。
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 └―――ｖ―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　 　＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 　 （_〈;ll:ﾌ
　　　...iii,,, 　　　　　 　　　　　　　　　　　　 (ﾟдﾟ )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉーO'ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾑ::.!､..:::ゞ.　　...iii,,,
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　 (_ﾉ､_)
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┌――＾――――――――――――――――――
ﾑ=∧　ﾑ=∧ ﾑ=∧ ﾑ=∧ 　 ﾑ=∧ 　 ｜寄せ集めの石コロ軍など、恐るるに足らずだ。
(　　 ﾟ)( 　　ﾟ)( 　　ﾟ)( 　　ﾟ)　(　 　ﾟ)　　└―――――――――――――――――――――

　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┌――――――――――――――――――――――
"""""""""""""""""```"""""""│ただ、ケルヴィンとネーベルスタンは実力者らしいから、
"""　　　　　,,,,,,,,...........　　　　　　　｜二人が率いる2部隊にだけ注意すればよい。
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 └―――ｖ―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　 　＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 　 （_〈;ll:ﾌ
　　　...iii,,, 　　　　　 　　　　　　　　　　　　 (ﾟДﾟ )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉーO'ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾑ::.!､..:::ゞ.　　...iii,,,
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　 (_ﾉ､_)
　　　　　
ﾑ=∧　ﾑ=∧ ﾑ=∧ ﾑ=∧ 　　　ﾑ=∧　 ﾑ=∧　　ﾑ=∧ ﾑ=∧
(　　 ﾟ)( 　　ﾟ)( 　　ﾟ)( 　　ﾟ)　　　(　 　ﾟ)　(　　　)　(ﾟ　 　)(ﾟ　 　)　

　
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜奴ら二人を数で圧倒すれば、我々の勝利だ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――ｖ―――――――――――――――
"""""""""""""""""```""""""""""""""""```""""""""```"""
"""　　　　　,,,,,,,,...........　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　
　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　 　　　　＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　 　（_〈;ll:ﾌ
　　　...iii,,, 　　　　　 　　　　　　　　　　 　('(ﾟДﾟ )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽﾉｰO'ヽ　　　　...iii,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾑ::.!､..:::ゞ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 (_ﾉ､_)
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　　 　
.ﾑ=∧　 .ﾑ=∧ 　 ﾑ=∧ 　 ﾑ=∧　　　ﾑ=∧　　　ﾑ=∧　ﾑ=∧　 ﾑ=∧
(　　 ﾟ)') ( 　　ﾟ)') ( 　　ﾟ)') ( 　　ﾟ)')　　(　 　ﾟ)')　('(ﾟ　　 )('(ﾟ　 　)('(ﾟ　 　)　
┌^―――^―――^―――^――
｜ギュスターヴ14世バンザーイ！ 　 ┌^―――^―――^――^――
└――――――――――――‐　　 ｜国王軍バンザーイ！！
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 └――――――――――――

　
　　　　　　　　　　　　　　　―‐　ギュスターヴ軍 本部　―‐
　
　
┌――――――――――――
｜どう見る？ネーベルスタン。　　　　　　┌――――――――――――――――――――――
└―――――――ｖ――――　　　　 　 ｜オート・ノールは兵の疲労を避けて
　　　""""　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜この闘いを傍観するでしょうが、
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜それでもなお、数の上では向こうに分があります。
　　　...iii,,, 　　　　　　　...iii　　　　,,,..... 　 　 └―――――ｖ――――――――――――――――
　　　　　　　　　　""""""
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くｿノ∧　　　　　_　＿　　/l
　　　　　　　　　　　∧,,ﾍ　　　　　　　 （　・∀・）　.　　ノヽへ ヽ _|ｌ|_　...iii,,,
　　　　　　　　　　　( ﾟДﾟ)　　　　　　 <::ヽV/::::ヾ　 　 ｿ‐ ´ ﾉ､| ｀||´
　　　　""""　 　　 く:::..._.:〉つ　　　　　 〉::i´｀i､:::ゝ　　くヽ:ｰ::／＞つ
　　　　　　　　　　　(_)　〈　　　　 　　　（＿（＿_）　　 しﾉ〉:〈<__ゝ ||　
　　　　　　　　　　　(_ﾉ､_)　　　　　 　　　　　　 　　　 〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉 ||　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 （＿）ヽ＿） .||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,.........
　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――^―――
　　　　　　　　　　　　　｜我々は自軍の2倍以上の敵を
　　　　　　　　　　　　　｜相手にしなければなりません。
　　　　　　　　　　　　　└―――――――――――――――

┌―――――――――――――――――――
｜しかし一隊ごとの実力ではこちらが上です。
｜それに┌―――――――――――――――――
└――― | それに、敵は鋼鉄兵の実力を知らない。
　　 　 　 .｜そこを突けば十分勝機がある。
　　 　 　 .└―――ｖ―――――――――――――
　　　""""
　　　...iii,,, 　　　　　　　...iii　　　　,,,..... 　 　
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 くｿノ∧　　　　　_　＿　　/l
　　　　　　　　　　　∧,,ﾍ 　 　 　 　 -｀（・∀・　）　.　　ノヽへ ヽ _|ｌ|_　...iii,,,
　　　　　　　　　　　( -Д)　　　　　　´<::ヽV/::::ヾ　-｀ ｿ‐ ´ ﾉ､| ｀||´
　　　　""""　 　　 く:::.(^_〉　　 　　　　 〉::i´｀i､:::ゝ　´くヽ:ｰ::／＞つ
　　　　　　　　　　　(_)　〈　　　　 　　　（＿（＿_）　　 しﾉ〉:〈<__ゝ ||　
　　　　　　　　　　　(_ﾉ､_)　　　　　 　　　　　　 　　　 〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉 ||　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 （＿）ヽ＿） .||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,.........

　　　""""　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　　┌――――――
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　　｜その通りです。
　　　...iii,,, 　　　　　　　...iii　　　　,,,..... 　 　 　　└―――ｖ―――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くｿノ∧　　　　　_　＿　　/l
　　　　　　　　　　　∧,,ﾍ　　　　　　　 （-∀-　）　.　　ノヽへ ヽ _|ｌ|_　...iii,,,
　　　　　　　　　　　( -∀)　　　　　　 <::ヽV/::::ヾ　 　 ｿー´ ﾉ､| ｀||´
　　　　""""　 　　 く:::.(^_〉　 　　　　　 〉::i´｀i､:::ゝ　　くヽ:ｰ::／＞つ
　　　　　　　　　　　(_)　〈　　　　 　　　（＿（＿_）　　 しﾉ〉:〈<__ゝ ||　
　　　　　　　　　　　(_ﾉ､_)　　　　　 　　　　　　 　　　 〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉 ||　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 （＿）ヽ＿） .||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,.........
　　　　　　　　　"""""""

┌――――――――――――――
｜……しかし、そのためには……　　　 ┌――――――――――――――――――――――
└―――――――ｖ――――――― 　 | そのためには、我々を囮にするのが最適です。
　　　""""　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜私とケルヴィンが東西から攻めれば、敵は必ず
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜そちらに戦力を集中します。
　　　...iii,,,　　　　 　 　 ...iii　　 　 ,,,..... 　 　 └―――――ｖ――――――――――――――――
　　　　,,,,,,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くｿノ∧　　　　　_　＿　　/l
　　　　　　　　　　　∧,,ﾍ　　　　 　 　 （　・∀・）....,,,, 　ノヽへ ヽ _|ｌ|_　...iii,,,
　　　　　　　　　　　(；-Д)　　　 　 　 <::ヽV/::::ヾ　 （^ｿ‐ ´ ﾉ､| ｀||´
　　　　""""　 　　 く:::..._.:〉　 　　　　　 〉::i´｀i､:::ゝ　　くヽ:ｰ::／＞つ
　　　　　　　　　　　し　 〈)　　 　 　 　 （＿（＿_） ,,..　　ﾉ〉:〈<__ゝ ||　
　　　　　　　　　　　(_ﾉ､_)　　　　　 　　　　　　 　　　 〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉 ||　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 （＿ﾉ ､＿） .||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,.........

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ┌――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜そうして手薄になった中央を、鋼鉄兵の突進力で
　　　""""　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜突破する。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 └―――――ｖ――――――――――――――――
　　　...iii,,,　　　　 　 　 ...iii　　 　 ,,,..... 　 　
　　　　　　　　　　　　""""""　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,.......
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くｿノ∧　　　　　_　＿　　/l
　　　　　　　　　　　∧,,ﾍ　　 　　 　 　 （∀・　 ）....,,,,　ノヽへ ヽ _|ｌ|_　...iii,,,
　　　　　　　　　　　(；ﾟДﾟ)　　　 　 　 <::ヽV/::::ヾ　 　 ｿ‐ ´ ﾉ､| ｀||´
　　　　""""　 　　 く:::..._.:〉つ　　　　　 〉::i´｀i､:::ゝ　 とヽ:ｰ::／＞つ
　　　　　　　　　　　し　 〈　 　 　 　 　 （＿（＿_） ,,.. 　 ｿ〉:〈<__ゝ ||　
　　　　　　　　　　　(_ﾉヽｿ　　　　　　　　　　　　　　　〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉 ||　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 （＿）ヽ＿） .||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,.........
┌―――――――＾―――
｜だが、それでは
｜お前達が余りに危険だ。　　　　　　┌―――――^―――
└―――――――――――　　　 　 ｜ギュスターヴ様。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 └―――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜戦場では、誰もが等しく危険に晒されます。
　　　""""　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜それは私とて、一般兵とて同じ事。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜ギュスターヴ様がこの戦いに勝つことが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜重要なのです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 └―――――ｖ―――――――――――――
　　　...iii,,,　　　　 　 　 ...iii　　 　 ,,,..... 　 　
　　　　　　　　　　　　""""""　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,.......
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くｿノ∧　　　　　_　＿　　/l
　　　　　　　　　　　∧,,ﾍ　　　　 　 　 （∀-　 ）....,,,, 　ノヽへ ヽ _|ｌ|_　...iii,,,
　　　　　　　　　　　( ﾟдﾟ)　　　　　　 <::ヽV/::::ヾ　 　 ｿ‐ ´ ﾉ､| ｀||´
　　　　""""　 　　 く:::..._.:〉つ　　　　　 〉::i´｀i､:::ゝ　 とヽ:ｰ::／＞つ
　　　　　　　　　　　し　 〈　 　 　 　 　 （＿（＿_） ,,.. 　 ｿ〉:〈<__ゝ ||　
　　　　　　　　　　　(_ﾉヽｿ　　　　　　　　　　　　　　　〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉 ||　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 （＿）ヽ＿） .||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,.........
　　　　　　　　　　┌―＾―――
　　　　　　　　　　｜……
　　　　　　　　　　└―――――　

　　　　　　　　　　　　　 　 ┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　 　 ｜ギュスターヴ、
　　　""""　　　　　　　　　｜これまでお前と共に歩んで来た、
　　　　　　　　　　　　　 　 ｜私たちを信じてくれるか？
　　　　　　　　　　　　　 　 └―――――ｖ――――――――
　　　...iii,,,　　　　 　 　 ...iii　　 　 ,,,..... 　 　
　　　　　　　　　　　　""""""　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,.......
　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　くｿノ∧　　 　　_　＿　　/l
　　　　　　　　　　　∧,,ﾍ　　 　　 　 　 （・∀・　）..,,,,　ノヽへ ヽ _|ｌ|_　...iii,,,
　　　　　　　　　　　(　　 ﾟ) 　 　 　 　 と::ヽV/::::ヾ　 　ｿ‐ ´ ﾉ､| ｀||´
　　　　""""　 　　 く:::..._.:〉　 　　　　　 〉::i´｀i､:::ゝ　 くヽ:ｰ::／＞つ
　　　　　　　　　　　(_)　〈)　　　　　　　（＿（＿_） ,,.　しｿ〉:〈<__ゝ ||　
　　　　　　　　　　　(_ﾉヽｿ　　　　　　　　　　　　　 　 〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉 ||　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 （＿）ヽ＿） .||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,.........
　　　　　　　　　　┌―＾―――――――――――――
　　　　　　　　　　｜ケルヴィン、ネーベルスタン……
　　　　　　　　　　└―――――――――――――――

┌――――――――――――――
｜ああ、信じるよ。
｜二人とも、生き残ってくれ。
｜まだまだ私は、二人が必要だ。
└――――――――ｖ―――――
　　　...iii,,,　　　　 　 　 ...iii　　 　 ,,,..... 　 　
　　　　　　　　　　　　""""""　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,.......
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　くｿノ∧ 　　　　_　＿　　/l
　　　　　　　　　　　∧,,ﾍ　　　　　　 　 （・∀・　）..,,,,　ノヽへ ヽ _|ｌ|_　...iii,,,
　　　　　　　　　　　( -Д) 　　　　　 　く:ヽV/::::ヾ　.　ｿー´ ﾉ､| ｀||´
　　　　""""　 　　く:::..._.:〉　 　　 　　　 〉::i´｀i､:::ゝ　 くヽ:ｰ::／＞つ
　　　　　　　　　　 (_)　 〈)　 　 　 　 　 （＿（＿_） ,,.. しﾉ〉:〈<__ゝ ||　
　　　　　　　　　　　(_ﾉヽｿ　　　　　　　 　 　 　 　 　 〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉 ||　
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 （＿）ヽ＿） .||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,.........
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―＾―――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜約束しよう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――┌―――^――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜最善を尽くします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 └――――――――

　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――
　　　　　　　　　　　　｜　　　武運を祈る。
　　　　　　　　　　　　└ｖ――――――ｖ―――ｖ―
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ∧
　　　...iii,,,　 　 　 　 　 ...iii　　 　 ,,,..,　_|ｌ|_　　　　　 /l
　　　　　　　　　　　　 　 /ヽ　 　 　 　 || .　　　 　 _|ｌ|_　　　　,,,,,,,,.......
　　　　　　　　　　　　　　i:x:i　 　 　 　 ||くｿノ∧ 　｀||´ _　＿　　
　　　　　　　　　　　∧,,ﾍ :ll:|_ 　 　 　 .G・∀・　）..,, || ノヽへ ヽ　　　...iii,,,
　　　　　　 　 　 　 (　ﾟд)')」´ 　 　　　||:ヽV/::::ヾ　（^ｿー´ ﾉ､|
　　　　""""　 　　く:::..._.:〉　　　　 　 　 〉::i´｀i､:::ゝ　||､ヽｰ::／＞
　　　　　　　　　　 (_)　 〈 　 　 　 　 　 （＿（＿_） ,, || ﾉ〉:〈< (_,）　
　　　　　　　　　　　(_ﾉヽｿ　　　　　　　 　 　 　 　 　 〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉　
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 （＿）ヽ＿）

　
　　　　　―‐　ギュスターヴの運命の一日が始まった。　―‐
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ギュスターヴ軍が動き始めました！
　　　　　　　　　　　　　　　└――――――ｖ―――――――――‐
　　"""　　　　　　　　,,,,,,,,,........
　　　＿　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　っ　　　　...iii,,,
　　く:ll;〉_）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧==ゝ　 っ
　　(　ﾟд)　　　　　　　　"""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　ﾌﾞｰﾝ (ﾟДﾟ；)　三 ≡≡＝-
　　ﾉｰＯ'ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂ﾆ　 　ニニ⊃三 ≡≡＝-
　 く::::.ｒ!.:::ゞ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 )⊃　三 ≡≡＝-
　　(_,ﾉ､_)　　""""　　　　　,,,,,,,,,......　　　　　　　　し　　三 ≡≡＝-
　┌―＾―――――
　｜動き始めたか。
　｜どう動いた？
　└―――――――

　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ケルヴィン部隊は東側より、
　　　　　　　　　　　　　　　｜ネーベルスタン部隊は西側より進行してきます。
　　　　　　　　　　　　　　　└――――――ｖ――――――――――――――‐
　　"""　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,........
　　　＿　　　　　　　　　　　 　　　　
　　く:ll;〉_）　　　　　　　　　　　　　　
　　( -∀)　 　　　　　　　　　　　　　 　　 ∧==ゝ　　　"""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
　 ﾉｰＯ'ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　(ﾟДﾟ )
　く::::.ｒ!.:::ゞ　　　　　　　　　　　　　　　 　くっUヽ
　　(_,ﾉ､_)　　""""　　　　　,,,,,,,,,......　　　　し(__つ
　┌―＾―――――――――――――――
　｜こちらの兵を分断させれば、
　｜どちらかが突破できると考えているな。
　└―┌^――――――――――――――
　　 　 ｜甘い考えだ。
　　 　 └――――――

┌――――――――――――――――――
｜第1〜第3部隊はケルヴィンを、
｜第４〜第6部隊はネーベルスタンを迎え撃て。
└―ｖ――――――――――┌――――――‐
　　"""　　　　　　　　　　　　　　｜はっ。　　　　　　　　　　,,,,,,,,,........
　　　＿　　　　　　 　 　 　 　 　 └――ｖ――　　
　　く:ll;〉_）　　　　　　　　　　　　　　
　　(　ﾟД)')　 　　　　　　　 　　　　　　 　∧==ゝ　　　"""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
　 ﾉｰＯ'_ﾉ　　　　　　　　　 　　　　　　　 (ﾟДﾟ )
　く::::.ｒ!.:::ゞ　　　　　　　　　　　　　　　 　くっUヽ
　　(_,ﾉ､_)　　""""　　　　　,,,,,,,,,......　　　　し(__つ
　┌―＾――――――――――
　｜残り2部隊は中央で待機だ。
　└――――――――――――

　
　
　
　　　,,,,,,,,,,........　　　　　　　　　　　,,,,,,,,
　　　＿
　　く:ll;〉_）　　　　　　　　　　　　　　　　　"""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　　　∧==ゝﾌﾞｰﾝ　
　　(ﾟдﾟ )　 　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　-＝≡　三三(；ﾟДﾟ)　　
　　ﾉーO'ヽ　　　　　　　　　　　　　 　　　-＝≡　三三⊂ニニ　 　ﾆ⊃
　 ﾑ::.!､..:::ゞ　　　　　　　　　　　　　　　 　　　-＝≡　三三⊂(　 ノ
　　(_,ﾉ､_)　　""""　　　　　,,,,,,,,,......　　　　　　　-＝≡　三三 し'
　┌―＾――――――――――――――
　｜数の前には名将など無力だという事を
　｜思い知らせてやる！
　└――――――――――――――――

　　　/:.:.:.:.:.:.:.:.:./;;;;)
　,-‐'..:.:.:.:.:.:.／;;;;ﾉ
´:.:.:.:.:.:.:.:ｒ‐';;)ー　　　　　　　 ◇
:.:.,...-―';;;;;ﾉ　 　 |／　　　　 ◇　　　　　＼|
´　　　　　　　 ◇￣ |／ 　　　 　 　＼| ￣◇
　 　 　　　　　　　 ◇￣ |／　　＼| ￣◇　　
　　　　　　　　　　　　 ◇￣　　￣◇
　　　　　　　△　　　　　　　　　　　　　　　　　△
　　　　　 　 ↑　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ↑
　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　＼＿＿　　　　　　　＿＿／
　　　　　　　　　　　　　　　　△
┌―――――――――――――――――――――――┐
｜東西から進撃するギュスターヴ軍に対し、　　　　　 　 　 ｜
｜国王軍はそれぞれ3部隊ずつを迎撃に向かわせた 。 　 |
｜ケルヴィン、ネーベルスタンは、自軍の3倍の敵と　　 　 ｜
｜向き合わなければならなかった。 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜
└―――――――――――――――――――――――┘

　　　　　　|
　　　＿＿＿　 |
　　　| 　　　　　|　　　　　|　　　　　 　　|　　 　　　　　|　　　　　 　　|
　　　　　　　　/　　　＿　 ＿|　　　＿　 ＿|　　　＿　 ＿|　　　＿　 ＿|
　　　　　＿／　　　　／　|　　　　　／　|　　　　　／　|　　　　　／　|
　　　　　　 　 　 　 　 ､＿|　　 　 　 ､＿|　　 　 　 ､＿|　　 　 　 ､＿|
　　　　　　　　""""　　　　　　　　　　　-＝≡∧==ゝ　　　　　キンッ　 　 /l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-＝≡(# ﾟД)　　　　 　_从 V二ヽ_|ｌ|_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-＝≡　＝つ∩＝＝＝ﾉゝ::|д´；{_〉||´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　-＝≡と(　 ノ　　　　　　ヽ::./､　　　つ
　　　　　　　　　　､,,,､.....　　 　　　　　　-＝≡し　　　;’　　''　 ﾐ‘;・;　　 〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/;:　　　ズ バ ッ|!`;l　 ,．..　ヽ_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　_| |∧==ゝ　　　　i从　;“し;;と〈 }ｉｌ,д)っ
-＝≡ ﾉl∧==ゝ　　　　　　 　　　　　　　 ｀l（'(　ﾟД)　　 そ・;て　し　　　ヽ二ノ
-＝≡_|ll(　ﾟД)　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ　　　つ　　ｌl　|i!
-＝≡〔と　　ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ,､ 〈　　彡ノ
　-＝≡（＿つ　　　　　　　　　　　　　　　 　（/　ヽﾉ
-＝≡（/
　　　　　-＝≡∧==ゝ　　　,,,,,,,........
""""　　-＝≡(　ﾟД)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　／　　 　 　 ┌――――――――┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／／　　／／　　　｜ニードルショット！　 _ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　／／　　　　　 　 └――――――――┘ ｀
　　　　　　　　""""　　　　　　　　　　　　　ﾌﾟｽ∧=／　　／　　　　　　　 　 /l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―(il ﾟД―　　　　　＿_ /V二ヽ|ｌ|_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メ＝つ∩＝＝＝ﾉゝ::|д´；{_〉||´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　と(　 メ　ﾌﾟｽ　　　ヽ::./､　　　つ
　　　　　　　　　　､,,,､.....　　 　　　　　　　　　 /し　　　　　　　　　　 〕 　 〈　||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾌﾟｽ　　　　　　　　　　　 （_ノ　ヽ_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧==ゝ　　　　　　　　／／　
　　　　ﾉl∧==ゝ　　　　　　 　　 (；ﾟД)　　　　　／／／　／／
　　　　|ll(；ﾟД)　　　　　　 　　と　 　つ　　　　、　／／
　　　 〔と　　ﾉ　　　　　　　　　　/ ,､^)〃/　 `ヽ､
　　　　（＿つ　　　　　　　　　 （/　　　　　　／从／／　　　　　と;;と〈 }ｉｌ,д)っ
　　　　（/　　　　　　　　　　　　/　　　　ｻｯ `´　 `＾´　　　　　　　　　ヽ二ノ
　　　　　　　　 ∧==ゝ　　　☆　,,,,,,,........
""""　　　　　 (；ﾟД)

　
　
　　　""""　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌――――――――
　　　　　　　　/l　　　　　　　　　　　　　｜数にひるむな！
　　＿_/二Vヽ|ｌ|_　　　　　　　　　 　 　 └――ｖ――――――
　|:::::::::|}；｀д)ｌ||´　　　　　　　　 　 　 　 　 _|l|_
　ヽ.::./､　　　つ　　　""""　　 　 　 　 　 　 ||　くｿノ∧
　　　　 〉 　 〔 ||　　　　　　　　　　　　　　　（＾（∀・；　）　
　　　 （_ノ　ヽ_)　　　　　　　　　　　　　　 　 |ヽ::ヽV とヾ
　　　,,,,,,,,,......　　　　　　　　　　　　　　　　　 || 〉::i´｀i､:::ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　（＿）ヽ＿）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　"""""　　　　┌＾――――――――――――――
　　と;;と〈 }ｉｌ,д)っ　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｜我々の目的は倒す事ではなく
　　　　　ヽ二ノ　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜引き付ける事だ！
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 └――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――┐
　　　　　　　　　　　　　　　　｜　　スウィング　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――┘
　　　　　　　 ＿＿＿　 |　　 　 　 |
　　　　　　　 　 　 　 　 |　　　＿　 ＿|　　　＿＿|　　|
　　　　　　　　　 　　　/　　　 ／　|　 　 　 　 　 　 　 |
　　 　 　 　 　 　＿／ 　 　 　 ､＿|　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　　 ∧==ゝ
　 　　　　"""""　　　　　　　　　 　_　＿　　　　　　ﾊﾞｼｨ　　 （ヽ ('(Дﾟ；)
　　　　　　　　　　　　　　　＿　　ノヽへ ヽ　＿-　从　　　　し｀＿_r､つ
　　　　　　　　　　 ＿_　二二― ｿ｀Д´ﾉ､|　　￣';，･:て 　､
　　　　　　　　　／　￣　　　　　くヽ:ｰ::／＾つ＝＝＝＝＝〕三＞　　　/V二ヽ　　,,,,,,,,,.........
　　　　∧==ゝ　il　/　　　　　　　(,ｿ〉:〈<__ゝ　　彡　　　　i|　　/／　　l(Д´；{_〉
　　　　(　 ；ﾟ)')ﾍ　 ヽ从　＿＝―-＿　二三二　￣＿_　=ﾆ-‐'　　　　と　 　つ=〕ﾆゝ
　　　　と　　ノ､J　Σ;･:　　ﾊﾞｼｨ　 （＿）　ヽ＿）　　 　￣　　　　　　　　〕　　〈
　　　　　　　 　 ｰ　　　　　　　　　,,,,,,､､.......　　　　　　　　　　　　　　　　(_,ﾉﾞヽ_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　"""""""
　　　　　　　　　┌―――――――^―――――――
　　　　　　　　　｜我々の命を餌に、
　　　　　　　　　｜ギュスターヴ様の道を開くのだ！
　　　　　　　　　└――――――――――――――

　　　　　　　　""""　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_ /V二ヽ_|ｌ|_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::::::::|д´；{_〉 ||´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ.::./､　　　つ
　　　　　　　　　　､,,,､.....　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　 〈 .||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　ドスッ　　　　　　(_,,)　ヽ_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∧==ゝ　　　　　　 くｿノ∧　
　　　　ﾉl∧==ゝ　　　　　　 　　　　　　　 　（'(i!ｌﾟД)　＿　―-_（∀・；　）
　　　　_|ll(；ﾟД)　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ　;・〔＝＝＝＝∩＝と::ヽ
　　　　〔と　　ﾉ　　　　　　　　　　　　　　|l　 / ,､ 〈　　-￣―　 〉::i´｀i､:::ゝ
　　　　　（ 　〈　　　　　　　　　 　 　 　 |l　i!（/　ヽﾉ　　　　　　（＿ﾉ　（＿）
　　　　　（_,/ ､）　　　　　　　　　　　　くﾆ〔l=　　　　　　　┌――^――――――――――――――――――
　　　　　　　　　∧==ゝ　　　,,,,,,,........　　　　　　　　 　 　 ｜そうすれば、ギュスターヴは必ず勝ってくれる！
""""　　　　　　(　ﾟД)　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 └――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　 　 　 　 　 　 　 ┌――――――――――――┐
　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜ 我らの大将を信じるんだ！. ｜
　　　　 　 　 　 　 　 ∧〈r―――――――――ｖ――‐┘
　　　　　　　　　　　 _|ｌ|_　　　　　／　＿
　　　　　　　くｿノ∧　||　　　　　　￣　／
　　　　　 　（　・∀・）G　　　　　 　 ／　 /|　　　"""
　　　　 　 ゞ::::ヽV/::ﾉ|　　　　　　　/　　_|ｌ|_
　　 　 　 ﾉ::::ノi´｀i:〈 ||　　　　　　/　 　 ｀||´ノヽへ ヽ.
　　　　　（＿ﾉ　（＿）　　　　　　 |＿＿　（＾ｿ｀‐ ´ﾉ､| 　　,,,､､...
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　||ヽヽ:ｰ::／＞
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ 　 ||　ﾉ〉:〈<__ゝヽ）
　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿／　　 　 ||　〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉
　　"""""　,,,,,,､.......　　 　　/　　　　　　　 　（＿）　ヽ＿）

　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾜｰﾜｰ
　　　ﾜｰﾜｰ
"""""""""""""""""`````````````````````````
　　　""　　,,,,,,,,.....　　　　　　　　　　　...iii,,,
　　　　　　　　　　　　　 　∧,,ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　(ﾟ　　 )
　　　...iii,,, 　　　　　　　 〈::::::::::::ｽ
　　　　　　　　　 　 　 　 (_,) 　〈)
　　　　　　　　　　　　　　(_,ﾉヽ_）　　...iii,,,
　　　　　　　　　　　　　　o ﾟ
　　　　　　　　　┌―――O―――――――――――
　　　　　　　　　｜ケルヴィン、ネーベルスタン……
　　　　　　　　　｜頼んだぞ。
　　　　　　　　　└――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜報告します！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―ｖ―┌――――――――――――――――‐
　　"""　　　　　　　　,,,,,,,,,........　　　　　 　 　 　 　 ｜ケルヴィン・ネーベルスタン両部隊が
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜退却し始めました！
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 └ｖ――――――――――――――――
　　　＿　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　っ　　　　...iii,,,
　　く:ll;〉_）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧==ゝ　 っ
　　( -∀)　　　　　　　　"""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　ﾌﾞｰﾝ (ﾟДﾟ；)　三 ≡≡＝-
　　ﾉｰＯ'ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂ﾆ　 　ニニ⊃三 ≡≡＝-
　 く::::.ｒ!.:::ゞ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 )⊃　三 ≡≡＝-
　　(_,ﾉ､_)　　""""　　　　　,,,,,,,,,......　　　　　　　　し　　三 ≡≡＝-
　┌―＾――――――――――
　｜たまらず逃げ出したか。
　｜追撃して首を取れ！
　└――┌^――――――――――
　　 　 　 ｜石コロ狩りはそれからだ。
　　 　 　 └―――――――――――

　　　/:.:.:.:.:.:.:.:.:./;;;;)
　,-‐'..:.:.:.:.:.:.／;;;;ﾉ
´:.:.:.:.:.:.:.:ｒ‐';;)ー　　　　　　　 ◇
:.:.,...-―';;;;;ﾉ　 　　　　　　　　◇
´
　 　 　　　　　　　／ ／ ／　　　＼ ＼ ＼　　
　　　　　　 ◇←' ／ ／　　　 　 　 ＼ ＼　ー→◇
　△←　 ◇←―' ／　　　　　　　　　 ＼　`ー―→◇　 →△
　　　　　　 ◇←‐'　　　　　　　　　　　　　`ー―◇





　　　　　　　　　　　　　　　　△
┌―――――――――――――――――――――――┐
｜ケルヴィン・ネーベルスタン両部隊は、　　　　　　　 　 　 ｜
｜退却に見せかけた後退を繰り返す事で、　　　　　　 　 　 |
｜国王軍の大半を引きつける事に成功する。　　　　 　 　 ｜
｜ギュスターヴ同士の一騎打ちの時は迫っていた 。 　 　 ｜
└―――――――――――――――――――――――┘

==ゝ/ｌ　　　　　　　　 　 ( ﾟДﾟ) ｌｌ|_
Дﾟ) ｌｌ|_　　　　　　 　　 と　　つ」
　 つ」∧==ゝ/ｌ　　　 　 / 　〈
　〈 　 ( ﾟДﾟ) ｌｌ|_　　　　(_/ヽｿ
ヽｿ 　と　　つ」　　　　　　　　　　　　"""""""""
　　　 / 　〈
　　　(_/ヽｿ　　　,,,,,,,,,,..........
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ｌ
　　　　　　　　　　 　　ﾉヾﾍヽﾌ _|ｌ|_
　　　　　　　　　　　 （´ﾉ!l!l!l!!ゝ｀||´
　　　　　　　　　　　＜＾ﾉｌｌｌｌｌ||ｌ|ﾌつ
　　　　　　　　　　 　　ﾉ::::::::::::〈　||　　　 　　,,,,,,,,.....
　　　　　　　　　　　 　 ー---‐'' ||　　　"""
　　　　　　　　　　　　（＿）　ヽ__）
　　　　　　　　　　　　　　o ﾟ
　　　　　　　　　┌―――O―――――
　　　　　　　　　｜敵は充分引きつけた。
　　　　　　　　　｜これなら大丈夫だ。
　　　　　　　　　└―――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――┐
　　　　　　　　　　　　　　　　｜　　フレイムナーガ 　 ｜
　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――┘
　　　　　　　　　　　,ﾍ　　 /::::ヽ
　　　　　　　　　　　l::::l　 〈::::::::::从　　　　　　|　　　　　_|　_|
　　　　　　　　　 　 l:::::l　　〉::::::::::::i　　　＿　 ＿　　|
　　　　　　 　 　 　 |:::::i　 ー､::::::::ﾉ　　　　　 |　　　 |
　　　　　　　　　　 〈:::::::｀ﾌ＜::::i!〈　　 　 ＿ノ　 ､＿|　　　　　|
　　　　　　　　　　　从:::::ー'::::::|l:::i　　　　　　　　　　　　＿　　＿|
　　　　　　　　　　　　ヽ:::l|::::::く｀l! l从　　　　　　　 　 　 ／ 　|
　　　　　　　　　　（;;(　 i!.:.:.:.:.:.〉l!ﾉ;i　　　　""　　|　　　　 ､＿|
　　　　　　　　,,.-‐　､ﾞﾞﾆﾆニﾆﾆ'"ノ､‐-　　＿　　＿|
　　　　　　　 i:::〈　　　 l.:.:.:.:.:.:.l|:i；ﾟД从:ヽ　／ 　|
==ゝ/ｌ　........ ヽ:ﾆニニニニニニ从ﾆ::.ノ　　　､＿|
Дﾟ) ｌｌ|_　　　　　 　,.-‐从:.:.:.:.:l ‐-､　　　　　　""""
　 つ」∧==ゝ/ｌ　　　､::ﾆニニニﾆ从
　〈 　 (；ﾟДﾟ)ｌｌ|_　　　　
ヽｿ 　と　　つ」　　　　　　　　　　　　"""""""""
　　　 / 　〈
　　　(_/ヽｿ　　　キ ィ ン
　　　　　　　　　　ノ..､　　　　　 　/ｌ
　　　　　　　　　　）;::;てﾉヾﾍヽﾌ _|ｌ|_
　　　　　　　　　　^（`（´ﾉ!l!l!l!!ゝ｀||´
　　　　　　　　　　　＜＾ﾉｌｌｌｌｌ||ｌ|ﾌつ
　　　　　　　　　　 　　ﾉ::::::::::::〈 　||　　　 　　,,,,,,,,.....
　　　　　　　　 　 　 　 ー---‐''　||　　　"""
　　　　　　　　　　　　（＿）　ヽ__）

　 〈Vヽ
　　)::ﾉ´　ｸﾞ
　 （:（　　　ｫ
　　 ）:)　ｫ
　　(::(　　ｫ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾜｰﾜｰ
　　 `)　ｫ
　　　　ﾜｰﾜｰ
"""""""""""""""""`````````````````````````
　　　""　　,,,,,,,,.....　　　　　　　　　　　...iii,,,
　　　　　　　　　　　　　 　∧,,ﾍ
　　　　　　　　　　　　 Σ(ﾟ　　 )
　　　...iii,,, 　　　　　　　 〈::::::::::::ｽ
　　　　　　　　　 　 　 　 (_,) 　〈)
　　　　　　　　　　　　　　(_,ﾉヽ_）　　...iii,,,

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜ギュスターヴ様、
　　　　　　　　　｜敵を充分引き付けたら、頃合を見て合図を送ります。
　　　　　　　　　└―――――――――――――――ｖ――――――――
　　　　　　　　　　　　""""""　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,.......
　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　くｿノ∧　　 　 　_　＿　　/l
　　　　　　　　　　　∧,,ﾍ　　 　　 　 　 （・∀・　）..,,,, 　ノヽへ ヽ _|ｌ|_　...iii,,,
　　　　　　　　　　　(　ﾟд) 　 　 　 　 <::ヽV/::::ヾ　 　 ｿ‐ ´ ﾉ､| ｀||´
　　　　""""　 　　 く:::..._.:〉　 　　　　　 〉::i´｀i､:::ゝ　と^ヽ:ｰ::／＞つ
　　　　　　　　　　　(_)　〈)　　　　　　　（＿（＿_） ,,.　　ｿ〉:〈<__ゝ ||　
　　　　　　　　　　　(_ﾉヽｿ　　　　　　　　　　 　 　 　 〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉 ||　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 （＿）ヽ＿） .||

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　)::ﾉ´　　　　　　 ┌―――――――――――――┐
　 （:（　　　ｫ　　　　｜　空に竜がたちぼのる時が 　　｜
　　 ）:)　ｫ　 　 　 　 | 　決着の時です。　　　　 　 　 　 .|
　　(::( ： 　 　 　 　 └―――――――――――――┘
　　 `) ：
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾜｰﾜｰ
　　　　ﾜｰﾜｰ
"""""""""""""""""`````````````````````````
　　　""　　,,,,,,,,.....　　　　　　　　　　　...iii,,,
　　　　　　　　　　　　　 　　　　∧,,ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　(ﾟДﾟ )')
　　　...iii,,, 　　　　　　　　 　　 く:::..._.:〉
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 (_) 　〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　(_,ﾉヽ_）　　...iii,,,
　　 　γ7~｀ヽ　　　　　　　　　┌＾―――――――
　　　 /.ﾉ..::::}｀)') γ7~｀ヽ 　 　 | よし、突撃だ！
　 　　ｰ`ー' ﾌ　 /.ﾉ..::::}｀) .　　└――――――――

　
　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜ギュスターヴ軍が突撃してきました！
　　　　　　　　　　　　　　　└――――――ｖ―――――――――‐
　　"""　　　　　　　　,,,,,,,,,........
　　　＿　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　っ　　　　...iii,,,
　　く:ll;〉_）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧==ゝ　 っ
　　(　ﾟд)　　　　　　　　"""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　ﾌﾞｰﾝ (ﾟДﾟ；)　三 ≡≡＝-
　　ﾉｰＯ'ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂ﾆ　 　ニニ⊃三 ≡≡＝-
　 く::::.ｒ!.:::ゞ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 )⊃　三 ≡≡＝-
　　(_,ﾉ､_)　　""""　　　　　,,,,,,,,,......　　　　　　　　し　　三 ≡≡＝-
　┌―＾――――――――――
　｜やけになっての玉砕か。
　｜見苦しい。
　└┌―＾―――――――――
　　 ｜討ち取ってしまえ。
　　 └――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――┐
　　　　　　　　　　　　　　　｜ ファイアストーム 　｜
　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　　　　|　　　　　　 |　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿　　|　　　＿　 ＿|　　＿　 ＿|　　＿　 ＿|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　|　　　／　 |　　 　／　 |　　 　／　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　　 　 ､＿|　 　 　 ､＿|　 　 　.､＿|
　　　　　　　　　　　　　""""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　　　　　　　　　　　 ＿／　　 　 /Vニヽ三三　≡≡＝-
　　　　ｷｨﾝ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l(Д´ {_〉　三三　≡≡＝-
"""ﾞ人　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,,.........　　　ﾞﾞ"""ﾞﾞﾞﾞﾞ　　＜三〔l＝＝＝∩＝とﾌ　三三　≡≡＝-
　　）;::;; ∧==ゝ　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /Vニヽ三三　≡≡＝-
　　⌒（'(　ﾟД)　　.......,,,　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　l(Д´ {_〉　三三　≡≡＝-
　　　　ヽ　　 つ　　　　　　　　　　　　　　　　　＜三〔l＝＝＝∩＝とﾌ　三 /Vニヽ三三　≡≡＝-
　　　　/　　〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　）⊃三　l(Д´ {_〉　三三　≡≡＝-
　　　　(_,/､_)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜三〔l＝＝＝∩＝とﾌ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ7　ｌ7
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボ　オ　オ　オ　オ　o'　o'　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;;::,,,,　::从..;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　::人.... ..,::::　　　　　　 　,　,,...从　
　　　　　　　　　　　　　""""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　　　　:: ...,　 ,,..;;　　　　 　　　;;　::.　.　　　　　　从..　..;;;;;;
　　　　ｷｨﾝ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 从::　...;　;;　　　　　　　:';,,:..:....::..　　　　　 ::　.::　:　;:
"""ﾞ　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,,.........　　:';,,:..:.　...::.:　　 ';,,:..:　　.;;......人,;;;　　　　　:';,,:..:..　　..::..
　　　　 ∧==ゝ　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　;;......　人,;;;　　 ,,;;;:::　　::;,,,　: ..从　　　　　;;.....　.人,;;;　
　ﾆﾔﾘ（'(　ﾟ∀)　　.......,,,　　　　　 　　　　　　　::;　,,,　: ..从,　　::从,　　::.....,,,,;;;::;;.　　　　::;,,,　: .　.从
　　　　ヽ　　 つ　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ::....　.,,,,;;;::;;.　　:;;;,,,,,;　　:从;;;; ::.i　　　　　::.....　 ,,,,;;;::;;.　
　　　　/　　〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :从;　 ;;; ::.i　　　　 　 　 ::　,,;;;:::　　　　　::.....,,,,;;;　 ::;;.　
　　　　(_,/､_)　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ::　,,;;;　　:::　　 　　　 　,,,..::　;;,,　从,,　 　:从;;;; ::.;;i　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　,,,..::　;;,,:::::　从,,, 　　　 :::::;;;,,,,,;,,;,,,,;;;;;::::: 　　::　,,;;;:::...;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::;;;,,,,,;,,;,,,,,,;,;;;;;:::::　 　　　　　　 　　　　　　,,,..::　;;,,　从,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　:::::;;;,,,,,;,,;,,,,;;;;;:::::

　　　∧==ゝ
　　　(； ﾟД)て　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　;;::,,,,　::从..;
　 　 / ヽ)ヽ)　 　 　 　 　 　 ┌――――‐　　　　　　　　　　　　　::人.... ..,::::　　　　　　 　,　,,...从　
　　（　　〈　　　　　　　　　　 ｜なっ！？　　　　　　　　　　　　　　:: ...,　 ,,..;;　　　　 　　　;;　::.　.　　　　　　从..　..;;;;;;
　　 し"ヽ）　　　　　 　 　 　 └―ｖ―――　　　　　　　　　　　　 从::　...;　;;　　　　　　　:';,,:..:....::..　　　　　 ::　.::　:　;:
　　"""""　　　　　　,,,,,,,,....... ∧==ゝし　　　　　"""　　　　　....　　:';,,:..:.　...::.:　　 ';,,:..:　　.;;......人,;;;　　　　　:';,,:..:..　　..::..
　　　　∧==ゝ　　　　　　　（'(； ﾟД)　て　　　　　　　　　　　ヌ ッ！.....　人,;;;　　 ,,;;;:::　　::;,,,　: ..从　　　　　;;.....　.人,;;;　
　　　　(； ﾟД)て　　　　　　ヽ　　 つ　　　　　　　　　　　　　　　　::;　,,,　: ..从,　　::从,≡　::.....,,,,;;;::;;.　　　　::;,,,　: .　.从
　　　 と　　つ　　　　 　　　/　　〈　　　　　　　　　　,,,,,,,,..　/Vニ ≡.　.,,,,;;;::;;.　　 l(Д´三::从;;;; ::.i　　　　　::.....　 ,,,,;;;::;;.　
　　　 /　　〈　 ∧==ゝ　　　(_,/､_)　　　　　　　　　　　　　 l(Д´三:从;＜三〔l＝＝＝∩≡ :　,,;;;:::　　　　　::.....,,,,;;;　 ::;;.　
　　　(_,/ヽ_）　(； ﾟд)て　　　　　　　　　　　 　＜三〔l＝＝＝∩≡ ,,;;;　　:::　 　 　 ヽ ≡,,,..::　;;,,　从,,　 　 :从;;;; ::.;;i　
　　　　　　　　 /　　 i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ≡,,,..::　;;,,:::::　从,,, 　　し:::::;;;,,,,,;,,;,,,,;;;;;::::: 　　 ::　,,;;;:::...;　
　　　　　　　　(_) 　〈)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::;;;,,,,,;,,;,,,,,,;,;;;;;:::::　 　　　　　　 　　　　　　　,,,..::　;;,,　从,,
　　　　　　　　(_,/ヽ_）　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　/Vニ 三　三　　　　　　　　　 :::::;;;,,,,,;,,;,,,,;;;;;:::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l(Д´ {_〉三
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜三〔l＝＝＝∩＝とﾌ≡

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ‐､
　　　　　　　┌――――――　　　　　　　　　 γ;と( ｡Д｡)っ
　　　　　　　｜チャージ！　　　　　　　　　　　　し　 ∨==ゝ
　　　　　　　└―ｖ―ｖ‐ｖ――　　　　　　　　　　　　　　ド
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　从　　　ガ
　　　　　 　　　　　　　　／　￣　ﾆ=-　　＿＿ Σ;・，:て　　　　＿＿　_　_
　　　　　　　　 　　　／/Vニヽ　　三 三　≡＝-ﾉW＾ヽ　￣￣＿＿　_　_
　　　　　　　 　　　/　 l(Д´ {_〉　三 三　≡＝-　　　￣￣ 　　　　ｎ　∧==ゝ
　　　　　＜三〔l＝＝＝∩＝とﾌ　三 三　≡＝-　　　　　　　　　と;;;と(｡ ∀ﾟ)つ　　　　
　　　　　 　　　　／　￣　ﾆ=-　　＿＿＿＿　　　　　＿＿　_　_　　彡
　　　　 　　　／/Vニヽ　　三 三　≡＝-　―　￣￣＿＿　_　_　　　　　彡　　　 　　∧⊂ヽ
　　　 　　　/　 l(Д´ {_〉　三 三　≡＝-　　　￣￣､从ﾉ　　　　　ド　　　　　　　　　 (ﾟДﾟ)ﾉ
　＜三〔l＝＝＝∩＝とﾌ　三 三　≡＝-　　　　Σ;:”：;て　　ガ　　　　　　　　　彡　| ⊃|
　　　　　　l　　　 ヽ 　）⊃　三 三　≡＝-　　　　　 Wヽ　　　　　　　　　　　 　 　 彡|　　|
　　　　　　＼　　　　／　￣　ﾆ=-　　＿＿＿＿　　　　　＿＿　_　_ 　从　　ド　　　 ⊂ノ
　　　　 　　　　　／/Vニヽ　　三 三　≡＝-　―　￣￣＿＿　_　_Σ;．:て　　ガ　彡∪
　　　 　　　　　/　 l(Д´ {_〉　三 三　≡＝-　　　￣￣　　　　　　　 ﾉW　　ッ
　　　＜三〔l＝＝＝∩＝とﾌ　三 三　≡＝-
　　　　　　　　l　　　 ヽ 　）⊃　三 三　≡＝-
　　　　　　　　 ＼　　　し　三 三　≡＝-　　　　＿＿　　　　 _　_
　　　　　　　　　　＼　＿　ﾆ=―　　　――‐　　＿＿　￣￣　_　_
　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣　　　　　　　　　　　￣￣

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 〈:._:::::／´,　::从..;
　　　┌―――――――　　 　　　 　 (_,ｒ 〈＼ 人.... ..,::::　　　　　　 　,　,,...从　
　　　｜ば、馬鹿な……　　ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　 　　　　ゝ)＼: ...,　 ,,..;;　　　　 　　　;;　::.　.　　　　　　从..　..;;;;;;
　　　└―ｖ――――――　　　　バッ　　＼＼ ＼...;　;;　　　　　　　:';,,:..:....::..　　　　　 ::　.::　:　;:
"""ﾞ　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,,.........　　:';,,:..:.　...::.:　　 ';,,:..:　　.;;......人,;;;　　　　　:';,,:..:..　　..::..
　　　　 ∧==ゝ　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　;;......　人,;;;　　 ,,;;;:::　　::;,,,　: ..从　　　　　;;.....　.人,;;;　
　　　　 (Дﾟｉｌｌ)　　.......,,,　　　　　 　　　　　　　::;　,,,　: ..从,　　::从,　　::.....,,,,;;;::;;.　　　　::;,,,　: .　.从
　　　　と　　 つ　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ::....　.,,,,;;;::;;.　　:;;;,,,,,;　　:从;;;; ::.i　　　　　::.....　 ,,,,;;;::;;.　
　　　　/　　〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :从;　 ;;; ::.i　　　　 　 　 ::　,,;;;:::　　　　　::.....,,,,;;;　 ::;;.　
　　　　(_,/､_)　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ::　,,;;;　　:::　　 　　　 　,,,..::　;;,,　从,,　 　:从;;;; ::.;;i　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　,,,..::　;;,,:::::　从,,, 　　　 :::::;;;,,,,,;,,;,,,,;;;;;::::: 　　::　,,;;;:::...;　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::;;;,,,,,;,,;,,,,,,;,;;;;;:::::　 　　　　　　 　　　　　　,,,..::　;;,,　从,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　:::::;;;,,,,,;,,;,,,,;;;;;:::::

　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――┐
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |.　ベアクラッシュ　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――┘
　
　　　　┌―――――――――――
　　　　｜この勝機を逃がすな！
　　　　└―――――ｖ―――――　　
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　,'　 ,'
　　"""""　　　　　　r／　　/　　/　/　　　　　　　　　　　"""
　　　　　　　　　 ／　/　　　 ,'　　　　　　　|　_| _|　　　　　　　　
　　　　　　　　　 |l　 l　　　 /　,'〃　　 　 　＼　　　 　|　　
　　　　　　　　　!|　|i l ,ﾍ　　 /　　　　　＿|　　　＿　 ＿ 　| 　 　　　　""""　　
　　　　　　　　　li !|ｌДﾟ )ﾌ^ヽ⊃　　　　　　　　　　 　 |　　 |　　　　　　　
　　　　　　　　 |!　　l|l /´｀し　　　　 　 　 　 　 　 ＿ノ ､＿|　_| _|　　|
　　　　　　｀､`　　/!|ll /　　/　／　　　　　　　　　　　　　　　　　＿／　
　　　　　　 ＼ヽ ､|从Д｡)')／　　　　　,,,,,,,,,,,,......
　　　　""""　　　　W＾ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜たったっ、大変です！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――ｖ――――――‐
　　"""　　　　　　　　,,,,,,,,,........
　　　＿　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　っ　　　　...iii,,,
　　（_〈:ll;ﾌ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧==ゝ　 っ
　　(д- )　　　　　　　　"""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　ﾌﾞｰﾝ (ﾟДﾟｉｌ)　三 ≡≡＝-
　　ﾉｰＯ'ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂ﾆ　 　ニニ⊃三 ≡≡＝-
　 く::::.ｒ!.:::ゞ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 )⊃　三 ≡≡＝-
　　(_,ﾉ､_)　　""""　　　　　,,,,,,,,,......　　　　　　　　し　　三 ≡≡＝-
┌―＾――――――
｜何だ、騒々しい。
└―――――――‐　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜第7部隊が敵軍に破られました！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――ｖ――――――――――‐
　　"""　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,........
　　　＿　　　　　　　　　　　 　　　　
　　く:ll;〉_）　　　　　　　　　　　　　　　　　∧==ゝ
　 三；ﾟД)て　　　　　　　　　　　　　　 (`(Дﾟｉｌｌ)　　　"""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
　 ﾉｰＯ'ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　つ
　く::::.ｒ!.:::ゞ　　　　　　　　　　　　　　　 　　〉 　ヽ
　　(_,ﾉ､_)　　""""　　　　　,,,,,,,,,......　　　　し"ヽ）

┌―＾―――――――――――――
｜何！石ころ相手に何をしている！
└―――――――――┌――――――^――――‐　
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜信じられない強さです！
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └―――――――――――

┌――――――――――――――
｜第2〜5部隊を中央に戻せ！
└―――ｖ――――――――――‐
　　"""　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,........
　 　　＿　　　　　　　　　　　 　　　　
　 　く:ll;〉_）　　　　　　　　　　　　　　　　　∧==ゝ
　 　(；ﾟД)'）　　　　　　　　　　　　　　　　(Дﾟｉｌｌ)　　　"""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
　とﾉｰＯ' ｿ　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ^) 　つ
　 く::::.ｒ!.:::ゞ　　　　　　　　　　　　　　　 　 〉 　ヽ
　　(_,ﾉ､_)　　""""　　　　　,,,,,,,,,......　　　　し"ヽ）
　　　　　　　　　　　┌―――――――――^――――
　　　　　　　　　　　｜駄目です、間に合いません！
　　　　　　　　　　　└―――――――――――――

┌―――――――――――
｜術だ、強力な術を使って┌―――――――――――――
└―――ｖ――――――‐｜その術が効かないんです！！
　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――ｖ――――――――
　　"""　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,........
　 　　＿　　　　　　　　　　　 　　　　
　 　く:ll;〉_）　　　　　　　　　　　　　　　　　∧==ゝ
　 　(；ﾟД)　　　　　　　　　　　　　　　　　(Дﾟｉｌｌ)　　　"""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
　とﾉｰ(＾ｿ　　　　　　　　　　　　　　　　　と　　つ
　 く::::.ｒ!.:::ゞ　　　　　　　　　　　　　　　 　 〉 　ヽ
　　(_,ﾉ､_)　　""""　　　　　,,,,,,,,,......　　　　し"ヽ）

　　　　　""""

┌――――――――
｜何…だと……┌―――――――――――
└―――ｖ――.｜うわぁぁ！もうだめだ！
　　 　 　 　 　 　 └―――――――ｖ――――
　　"""　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,........　　　　　　ﾄﾞﾄﾞ　　ﾄﾞ
　 　　＿　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　ド　　　
　 　く:ll;〉_）　　　　　　　　　　　　 ∧==ゝ　　　　　　　　　　　　　　　　ド
　 　(；゜Д)　　　　　　　　　　　　 (lilﾟД)　　　"""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　　　　ド
　　 ﾉｰＯ'ヽ　　　　　　　　　　　　と　　つ　　　　　　　　　　　　　　・
　　く::::.ｒ!.:::ゞ　　　　　　　　　　　 　ヽ　)⊃　　　　　　　　　　　　　　・
　　 (_,ﾉ､_)　　""""　　　　　,,,,,,,,,...　し　　　　三　　　　　　　　　　　　　・

　　　　　""""

　　　　――　こうして、ギュスターヴ14世は
　　　　　　　　　　　　「石ころ」相手に痛恨の敗北を喫した。　――


　　"""　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,........　　　　　　ﾄﾞ　　ﾄﾞ
　 　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ド　　　
　 　　　　＿　　ｶﾞｸﾘ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ //　　　
　 　 li く:ll;〉_）　　　　　　　　　　　　　"""ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　　 ∧　　　　　　　　ド
　　 　 (il゜Д)ll
　　　　ﾉｰＯ'ヽ　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　/　_/_/　　　　　
　　　と〉:.ｒ!.::ゞ　　""""　　 　　　,,,,,,,,,...　　　　　　　　　　　　>　　　　　　　/ //
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _/`　　　　　　　∧
　　　　　""""


　　　　――　逆に、ギュスターヴ13世は圧勝、
　　　　　　　　　　　　　　　鋼鉄兵の強さを世に知らしめた　――

　　　――　そして、ギュスターヴ14世処刑の日　――

　
ﾆﾆﾆﾆ|＿＿;;;;....＿!＿ｉ_ｌﾆﾆﾆﾆl　_　＿　,;:＿＿_|ﾆﾆ;;;ﾆl
ﾆﾆﾆﾆ|＿!＿＿i!:,,,::.＿_ｌﾆﾆ;;;ﾆl ノヽへ ヽ ::!＿ｉ_|ﾆﾆ;;;ﾆl
ﾆﾆﾆﾆ|＿!:::....!＿:＿＿_ｌﾆﾆ;;;ﾆl ｿ｀‐ ´ﾉ､| : ＿__|ﾆﾆ;;;ﾆl
ﾆﾆﾆﾆ|＿＿l::::...＿!＿ｉ_ｌﾆﾆ;;;ﾆくヽ:ｰ::／＞ !＿ｉ:|ﾆﾆﾆﾆl
ﾆﾆﾆﾆｌ,,,､,,,,,,､,,,,､,,,,､,,,,,,,ｌﾆﾆﾆﾆしﾉ〉:〈<_(_,） ＿,　∧　;ﾆl
""""　　　　　　　　　　　ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ"〈;;;;;ﾉ､;;;;;;_〉"""　i:x:i V二ヽ
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┌―――――――――――――――――――――――――
｜お初にお目にかかります、国王陛下。
｜場合によっては逆の立場でお目にかかることもありえました。
└―――ｖ――――――――――――――――――――――
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┌―――＾――――――――――――――
｜私の方に僅かばかり運があったようですね。
└――――――――――――┌――――^――
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜……。
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┌―――――――‐
｜どうされました？
└―――ｖ――――
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┌―――＾―――――――――――――――――
｜出来損ないと話す事など無いということですか？
└―――――――――――――――――――――

┌―――――――――――――‐
｜ケルヴィン、将軍、後は頼む。
└―――ｖ――――――――――
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｜ではさようなら、陛下。
└―――――――――――

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ﾆﾆﾆﾆ|＿!＿＿i!:,,,::.＿_ｌﾆﾆ;;;ﾆlγ ノヽへ :!_＿ｉ_ｌﾆﾆ;;;ﾆl
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　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜出来損ないめ……
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └―――――――――

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ﾆﾆﾆﾆ|＿!＿＿i!:,,,::.＿_ｌﾆﾆ;;;ﾆlγ ノヽへ :!_＿ｉ_ｌﾆﾆ;;;ﾆl
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　　　　 　　 　　　　 　 くｿノ∧　　　　,,,,,,,,,.. (Дﾞｉll)　し"ヾ）
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　　　　　 　　　　　　 く::::..::....::ヽつ　　 　　 〈_〈_>ﾌつ
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　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜出来損ないめー！！
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └―――――――――

リアルタイムで見た！
興奮した！

会長マンセー！！

リアルタイムはドキドキするぜー！！
感動乙！！！１

|∀･)ﾘｱﾙﾀｲﾑﾃﾞﾐﾃﾀﾖｰ

リアルで見させて頂きました
乙です

乙！！！
サウスマウンドトップまで頑張れー

初めてリアルタイムで見れた
この場面大好きだ　乙！

乙ー
やっぱりギュス編の話はいいよなぁ･･･

戦闘のところはオリジナルだよな？
よくここまで上手く考えられるモンだ

あ、誤爆した。

一人誤爆した。

俺が誤爆したorz

ﾏﾝｾｰ！

乙！
脳汁出そうになった
次は俺の大好きな兄弟再会か
ﾜｸﾃｶしながら待ってるぜ

もし俺に技術があればウィル編を書くのに…(i|i´д｀)

ネ甲！コンバットをここまで再現するとは・・・。

本当に神だな
これから頑張ってください

超ハイパーすげー！！！
コンバットはどうやって書くんだろうって思ったら……
マジ神だ！！！

ヨハン編が待ちどおしいなー

応援してるよー！！
でも無理せんようにな

「ケルヴィン最後の戦い」と「偽ギュスターヴ戦」が待ち遠しいね

原作には無いコンバットを物語りにしたのはいいな。
マンセー。

初めてこのスレ見たけど、凄いな……

鳥肌たった

サウスマウンドトップで悪夢を見せてくれたフレイムナーガがこんなカッコイイ演出になるとは！

激しくGJ!
＞＞40　ﾚｽ遅れたが、ランドアーチンはランドアーチンでデッドリーループが怖い。

改造して全部の技覚えさせてもエッグに勝てなかった俺がきましたよ

無理だろあれ

>>126
影ぬい
ハートビート

>>127
デッドストーン

素晴らしい！
『チャージ』にﾜﾛﾀｗ
そして感動したｗｗｗ

いらんお世話かもしれないけど、呼称がちょっと違ってるような…
ギュスターヴ→ネーベルスタン「将軍」
ネーベルスタン→ケルヴィン「ケルヴィン殿」
のはず。

敵軍から見たらケルヴィンの軍はヤーデ軍だったかな。
これはPWとかアルティマニア今手元に無いのでちょっと確証なくて確認できなんだ。ｽﾏｿ

>>127
技コンプ関係ないでしょ
始めて少しして、ストーリーの順番だけ書いた紙と技合成表？
プリントアウトして進めたら普通に倒せたよ
あとはたまにここで質問したりしたなぁ。
本当にこのスレ住民さんには感謝！

ごめ…スレ間違えたーよ！

>>131
多分それは分かった上でそう書いていると思われ。
こういう名作は読み手の枠に縛られない理解力も必要だよ？

続きはぁ？？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【第12話】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　1248年
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 兄弟再会



　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∧,,ﾍ　　　　 ∧<ﾆﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (　 　ﾟ)　　 　(ω＾　)
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 く:::::::::ｽ　　　（^i^i^^）
　　　　　　　　　　　　　　 　　 　　 (〉　 (_)　　　 (__(＿)
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 (_,/､_)

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 <⌒>
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／⌒＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ］皿皿［-∧-∧､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧_／＼_|,,|「|,,,|「|ﾐ^!､
　 　 　 　 　 ／三三三三三三三 Π . ∩　 |'|「|'''|「|||:ll;|
　 　 　 ＿＿|￣同￣同￣同 /￣￣∧￣￣￣￣∧￣＼
　 　 _/＿＿|==／＼＝＝＝ﾊ,￣￣|「|￣￣￣￣|「|￣￣|
　　/_| ﾛ ﾛ 「￣￣￣￣￣￣| |　田 |「|　 田 田　|「|［［［［|
　　|ll.|ﾛ ﾛ /|.l⌒l l⌒ｌ ｌ⌒l l´| | 　 　|「| 　 　 　 　|「|ﾐﾐﾐﾐﾐﾐ､
　 /〃￣ /::|.|　,,||　,;:'ﾞ ﾞ｀ヾ,,.| |　田 |「|　 田 田　|「|:::::::::::|
　 |　|　　|　:|.|,;ヾﾞﾞヾﾞﾞﾞ'';;,,:::ヾﾞﾞヾ''""``ヾ;;,,""~｀ヾﾞﾞ`ヾ､´ﾞﾞヾ"
'￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　テルム
　　　　　　　　　　　　　　ギュスターヴの故郷　　　　　　　　　　　　　￣
　　　　　　　　　　　　　　　　_　　　　　　　　　　　　　　　　￣

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｜今年の税は全て取り終わっているのだな？
　　　　　 　 　 　 　 　 |＿＿|　　　 　 ┌――└――――ｖ――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 l:::::::::::l　　　　　｜一部を除いてすべて城内に運び込んでおります。
　　　　　 　 　 　 　 　 |￣￣|　　　 　 └―――ｖ―――――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 _　＿　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　(ﾉノ(､)　　ｿ‐ ´ ﾉ､|　　　　　　　　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　( ﾟДﾟ) 　くヽ:ｰ::／＞.　 　 　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　 　 　 　 　 　 (|ｌｌノ^|)　しﾉ〉:〈< (_,）　　　　　　　 .|＝＝|
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￣￣￣￣￣￣.／ｌ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣￣くｿノ∧ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　 　 (ﾟДﾟ )　　　 （・∀・　）
　　　　　　　　　　 　〈::._..:::ｽ　　 <::ヽV/::::ヾ
　　　　　　　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ:::ゝ
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_）
　　　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 | | 　|_|
　　　 　 　 　 |_|　　　　　┌―――^――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　｜オート侯の分が未納になっているな。
　　　　　　　　　　　　　　└――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ┌――――――――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 |＿＿|　　　 　 ｜はい。オート侯は今年は色々と理由をつけて
　　　　　 　 　 　 　 　 l:::::::::::l　　　　　｜納税を引き延ばしておりましたので。
　　　　　 　 　 　 　 　 |￣￣|　　　 　 └―――ｖ―――――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 _　＿　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　(ﾉノ(､)　　ｿ｀‐ ´ﾉ､|　　　　　　 　 .|　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　(ﾟДﾟ ) 　くヽ:ｰ::／＞.　 　 　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　 　 　 　 　 　 (|ｌｌノ^|)　しﾉ〉:〈< (_,）　　　　　　　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　＿＿＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 |　　　　　　　ー---‐' 　　　 　 　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿_,, ＿.,┌――――――――――――――――――
|::::|ｒー‐,.､￣l.l＿_. | 情勢の変化を予想して備えていたんだろう。
|::::.￣￣| ||__|,' ;;;; ｜抜け目ない奴だ。　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ::::::::::::::::└―ｖ――――――――――――――――‐　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣.／ｌ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣￣くｿノ∧ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　 　 (　　 ﾟ)　　　 （∀・　 ）
　　　　　 　 　 　 　 く::::::::::ｽ　　 <::ヽV/::::ヾ 　 　 ┌――^――――――
　　　　　　　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ:::ゝ　　　｜油断できませんな。
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_）. 　 　 └―――――――――
　　　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 | | 　|_|
　　　 　 　 　 |_|　　　　　　　　 　 |_|

　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　_　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　 　 　 　 　 　 　 γ ノヽへ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　(ﾉノ(､)　　ﾚ､｀ ‐´ゞ　　 ┌―――――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　( ﾟДﾟ) 　くヽ:ｰ::／＞.　 ｜申し上げます。
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　 　 　 　 　 　 (|ｌｌノ^|)　しﾉ〉:〈< (_,） 　 ｜オート侯妃が面会を願い出ております。
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　＿＿＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ　 └――ｖ――――――――――――――
|::::|　 　 |　　　　　　　ー---‐' 　　　 　 　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿__ ＿＿＿＿＿　 　 　 　 　 　 | |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_|　　　　　　∧==ゝ
|::::|ｒー‐,.､￣l.l＿＿＿＿／|　　　　　 　 　 |_|　　　　　　　　|_|　　　　　　　　（'(ﾟДﾟ )
|::::.￣￣| ||__|,' ;;;;;;;;;;;;;;／l／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ヽ　　 つ
|__,|￣|__|ｨ::::::::::::::::::／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|　　〈
￣￣￣￣￣￣.／ｌ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::しﾞヽ)
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣￣くｿノ∧ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　 　 (　　ﾟ)　　　 （　　　・）
　　　　　　 　 　 　 く::::::::::ｽ 　　 ゞ::...::::.:::::>
　　　　　　　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ:ゝ
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_）
　　　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 | | 　|_|
　　　　　　　┌――^――――――――
　　　　　　　｜マリーが？ここへ通せ。
　　　　　　　└―――――――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 |＿＿|　　　 　 　　　　　　　　　　　┌――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 l:::::::::::l　　　　　　　　　　　　　　　　｜我々も下がります。
　　　　　 　 　 　 　 　 |￣￣|　　　　　　　　　　　　　　 　 └ｖ―――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 _　＿　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　　 | 　 　|
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　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_）
　　　　　　　┌――^―――――――――――――――――
　　　　　　　｜いや、いてくれ。
　　　　　　　｜取り次ぎにもオート侯妃と名乗ったのだろう。
　　　　　　　｜オート侯の使者として来たと思った方がいい。
　　　　　　　└――――――――――――――――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 |＿＿|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |＿＿|
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　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　_　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
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　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　(ﾉノ(､)　　ﾚ､｀ ‐´ゞ　　 　 　 　 　 |　 　 |
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￣￣￣￣￣￣.／ｌ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　ー---‐'　　) )　)
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣￣くｿノ∧ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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　　　　　　　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ:ゝ
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_）
　　　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 | | 　|_|
　　　 　 　 　 |_|　　　　　　　　 　 |_|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｜オート侯の妻、マリーでございます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｜初めまして、お兄様。
　　　　　 　 　 　 ┌――――――――――└――――――――ｖ――――――――――
　　　　　 　 　 　 ｜初めましてか、変な挨拶だな、兄妹なのに。
　　　　　 　 　 　 └――ｖ―――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　_　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　 　 　 　 　 　 　 γ ノヽへ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　(ﾉノ(､)　　ﾚ､｀ ‐´ゞ　　 　 　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　( ﾟДﾟ) 　くヽ:ｰ::／＞.　 　 　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　 　 　 　 　 　 (|ｌｌノ^|)　しﾉ〉:〈< (_,）　　　　　　　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　＿＿＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 |　　　　　　　ー---‐' 　　　 　 　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿__ ＿＿＿＿＿　 　 　 　 　 　 | |　|_|　 　 　 　 | |　　ﾉﾉ=ヽﾍ　
|::::|ｒー‐,.､￣l.l＿＿＿＿／|　　　　　 　 　 |_|　　　　　　　　|_|　　(´∀｀∬
|::::.￣￣| ||__|,' ;;;;;;;;;;;;;;／l／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　 (,〈´∝＾ヽ)　＿＿
|__,|￣|__|ｨ::::::::::::::::::／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;くWWW ＾ﾌ ;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣.／ｌ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　ー--‐' ::::::::::::　
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣￣くｿノ∧ ￣￣　┌―――――＾―――――――――――――
￣￣￣￣￣￣　 　 (　 　ﾟ)　　　（　　 *・）　　　　｜ええ、でも、私にとっては初めてと同じです。
　　　　　　 　 　 　 く::::::::::ｽ 　　 ゞ::...::::.:::::>.　　 　└――┌――――^―――――――――――
　　　　　　　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ:ゝ　　　　　　 　 ｜20年ですよ、お兄様。
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_）　　　　　　　　└―――――――――
　　　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 | | 　|_|
　　　 　 　 　 |_|　　　　　　　　 　 |_|

　　　　　 　 　 　 ┌――――――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 ｜積もる話もあるだろうが、
　　　　　 　 　 　 ｜今日は何か重要な用件があるのではないかね、
　　　　　 　 　 　 ｜オート侯妃？┌――――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 └――ｖ―――｜はい、お察しの通りでございます。
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 └┌――――――――――ｖ――――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 |＿＿|　 　 　 ｜わが夫、オート侯カンタールは、
　　　　　 　 　 　 　 　 l:::::::::::l　　　　 ｜ギュスターヴ様に忠誠を尽くす機会を頂きたいと申しております。
　　　　　 　 　 　 　 　 |￣￣|　 　 　 └―――――――――――ｖ―――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　_　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　 　 　 　 　 　 　 γ ノヽへ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　(ﾉノ(､)　　ﾚ､｀ ‐´ゞ　　 　 　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　( ﾟДﾟ) 　くヽ:ｰ::／＞.　 　 　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　 　 　 　 　 　 (|ｌｌノ^|)　しﾉ〉:〈< (_,）　　　　　　　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　＿＿＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
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|::::| 　 _,.|＿__ ＿＿＿＿＿　 　 　 　 　 　 | |　|_|　 　 　 　 | |　　ﾉﾉ=ヽﾍ　
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￣￣￣￣￣￣.／ｌ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ー---‐' ::::::::::::　
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣￣くｿノ∧ ￣￣┌―――――――＾――――――――
￣￣￣￣￣￣　 　 (　 　ﾟ)^)　　（　 　*・）　　　 | 差し出がましいとお思いでしょうが、
　　　　　　　　 　 とく::::::::::ﾌ'　　 ゞ::...::::.:::::> 　 　 | 私からも何とぞよしなに、お兄様。
　 　 　 　 　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ::ゝ　　 └―――――――――――――――

　　　　　 　 　 　 ┌―――――――――――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 ｜忠誠も何も、妹の夫、私の義弟ではないか。
　　　　　 　 　 　 ｜安心してオート侯領を治めればいい。そう伝えてくれ。
　　　　　 　 　 　 └――ｖ――――――――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　_　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　 　 　 　 　 　 　 γ ノヽへ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　(ﾉノ(､)　　ﾚ､｀ ‐´ゞ　　 　 　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　( ﾟДﾟ) 　くヽ:ｰ::／＞.　 　 　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　 　 　 　 　 　 (|ｌｌノ^|)　しﾉ〉:〈< (_,）　　　　　　　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　＿＿＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 |　　　　　　　ー---‐' 　　　 　 　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿__ ＿＿＿＿＿　 　 　 　 　 　 | |　|_|　 　 　 　 | |　　ﾉﾉ=ヽﾍ　
|::::|ｒー‐,.､￣l.l＿＿＿＿／|　　　　　 　 　 |_|　　　　　　　　|_|　　(´ー｀∬
|::::.￣￣| ||__|,' ;;;;;;;;;;;;;;／l／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　 と´∝＾つ　＿＿
|__,|￣|__|ｨ::::::::::::::::::／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /WWWヽ ;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣.／ｌ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ー---‐' ::::::::::::　
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣￣くｿノ∧ ￣￣┌―――――――＾――――――――
￣￣￣￣￣￣　 　 (　 　ﾟ)　　　（　 　*・）　　　｜ それを聞いて安心しました。
　　　　　　　　 　 とく:::::::::::つ　　 ゞ::...::::.:::::>.　　｜ 無駄な血を流さずに済みます。
　 　 　 　 　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ::ゝ　　 └―――――――――――――――
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_）
　　　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 | | 　|_|
　　　 　 　 　 |_|　　　　　　　　 　 |_|

　　　　　 　 　 　 　 　 |＿＿|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |＿＿|
　　　　　 　 　 　 　 　 l:::::::::::l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l:::::::::::l
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　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　_　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　 　 　 　 　 　 　 γ ノヽへ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　(ﾉノ(､)　　ﾚ､｀ ‐´ゞ　　 　 　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　( ﾟДﾟ) 　くヽ:ｰ::／＞.　 　 　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　 　 　 　 　 　 (|ｌｌノ^|)　しﾉ〉:〈< (_,）　　　　　　　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　＿＿＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
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|::::|ｒー‐,.､￣l.l＿＿＿＿／|　　　　　 　 　 |_|　　　　　　　　|_|　　　　(´∀｀∬
|::::.￣￣| ||__|,' ;;;;;;;;;;;;;;／l／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　(ｒｉ＾∝ｿ,)　＿＿
|__,|￣|__|ｨ::::::::::::::::::／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;(　( ( く＾WWWﾌ ;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣.／ｌ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　ー--‐' ::::::::::::　
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣￣くｿノ∧ ￣￣┌―――――――＾――――――――――――――
￣￣￣￣￣￣　 　 (　 　ﾟ)　　　（　 　*・）　　　｜お兄様、お話したい事がたくさん、本当にたくさん
　　　　　　　　　　　く::::::::::ｽ　　 ゞ::...::::.:::::>　　　｜あるのですけれど、今日は、これで失礼いたします。
　 　 　 　 　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ::ゝ　　 ｜早くカンタールに、この事を知らせたいのです。
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_） . 　 └―――――――――――――――――――――
　　　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 | | 　|_|
　　　 　 　 　 |_|　　　　　　　　 　 |_|

　　　　　 　 　 　 　 　 |＿＿|　　　 　 　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 l:::::::::::l　　　　　　　　　　　　　　　　｜簡単に折れてきましたな、意外です。
　　　　　 　 　 　 　 　 |￣￣|　　　　　　　　　　　　　　 　 └ｖ―――――――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　_　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　 　 　 　 　 　 　 γ ノヽへ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　(ﾉノ(､)　　ﾚ､｀ ‐´ゞ　　 　 　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　( ﾟдﾟ) 　くヽ:ｰ::／＞.　 　 　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　 　 　 　 　 　 (|ｌｌノ^|)　しﾉ〉:〈< (_,）　　　　　　　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　＿＿＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 |　　　　　　　ー---‐' 　　　 　 　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿__ ＿＿＿＿＿　 　 　 　 　 　 | |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_|
|::::|ｒー‐,.､￣l.l＿＿＿＿／|　　　　　 　 　 |_|　　　　　　　　|_|　　　　　　　
|::::.￣￣| ||__|,' ;;;;;;;;;;;;;;／l／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ::::::::::::::::::／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣.／ｌ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣￣くｿノ∧ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　 　 ( 　　ﾟ)　　　 （　　 *・）
　　　　　　　　　　　く::::::::::つ　　 ゞ::...::::.:::::>
　　　　　　　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ:ゝ
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_）
　　　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 | | 　|_|
　　　　　　　┌――^―――――――――――――――――
　　　　　　　｜私とフィリップが手を握るのを恐れたのだろう。
　　　　　　　｜一応、実の兄弟だからな。
　　　　　　　└――――――――――――――――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 _　＿　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　 　 (ﾉノ(､)　　ｿ｀‐ ´ﾉ､|　　 　 　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　(ﾟДﾟ ) 　くヽ:ｰ::／＞.　 　 　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　 　 　 　 　 　 (|ｌｌノ^|)　しﾉ〉:〈< (_,）　　　　　　　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　＿＿＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 |　　　　　　　ー---‐' 　　　 　 　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿__ ＿＿＿＿＿　 　 　 　 　 　 | |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_|
|::::|ｒー‐,.､￣l.l＿＿＿＿／|　　　　　 　 　 |_|　　　　　　　　|_|　　　　　　　
|::::.￣￣| ||__|,' ;;; ; ┌―――――――――――　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ:::::::::::::::::: | どうした、ケルヴィン？　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣.／└─ｖ─────────　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣￣くｿノ∧ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　 　 (　ﾟД)´- 　 （　　 *・） ﾎﾞｰ…
　　　　　　　　　　　く::::.._..:〉｀　　ゞ::...::::.:::::>
　　　　　　　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ:ゝ
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_）
　　　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 | | 　|_|
　　　　　　　┌―――――――――＾――――
　　　　　　　｜ソフィー様の面影があった・・・。
　　　　　　　└―――――――――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 _　＿　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　 　 (ﾉノ(､)　　ｿ‐ ´；ﾉ､|　　 　 　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　(；ﾟД) 　くヽ:ｰ::／＞.　　　　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　 　 　 　 　 　 (|ｌｌノ^|)　しﾉ〉:〈< (_,）　　　　　　　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　＿＿＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 |　　　　　　　ー---‐' 　　　 　 　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿__ ＿＿＿＿＿　 　 　 　 　 　 | |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_|
|::::|ｒー‐,.､￣l.l＿＿＿＿／|　　　　　 　 　 |_|　　　　　　　　|_|　　　　　　　
|::::.￣￣| ||__|,' ;;; ; ┌―――――――――――――　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ:::::::::::::::::: | そうだな。母上に良く似ている。　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣.／└─ｖ────────――─　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣　くｿノ∧ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　 　 ( -Д) 　 （'（∀・ ； ）
　　　　　　　　　　　く::::.._..:〉　　 <::ヽV/:::＾つ
　　　　　　　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ:ゝ
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_）
　　　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 | | 　|_|
　　　　　　　┌―――――――――＾――――――
　　　　　　　｜すまん！
　　　　　　　｜こんな時に何を言っているんだ私は。
　　　　　　　└――――――――――――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 _　＿　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　 　 　 　 (ﾉノ(､)　　ｿ｀‐ ´ﾉ､|　　　　　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　( ﾟДﾟ) 　くヽ:ｰ::／＞.　 　 　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　 　 　 　 　 　 (|ｌｌノ^|)　しﾉ〉:〈< (_,）　　　　　　　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　＿＿＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 |　　　　　　　ー---‐' 　　　 　 　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿__ ＿＿＿＿＿　 　 　 　 　 　 | |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_|
|::::|ｒー‐,.､￣l.l＿__.┌――――――――――――――――　　　
|::::.￣￣| ||__|,' ;;; ; ｜オート侯が軍門に下ったということは、　　　＿＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ:::::::::::::::::: | 残るはノール侯だけだな。　　　　　　　　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣.／└──────ｖ───――─――――　::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣￣くｿノ∧ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　 　 (　ﾟД)　　　 （∀・　 ）
　　　　　　　　　　 　く:::..._.:〉 　　 <::ヽV/::::ヾ
　　　　　　　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ:::ゝ
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_）
　　　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 | | 　|_|
　　　　　　　┌――＾―――――――――――――
　　　　　　　｜フィリップは来ないだろう。
　　　　　　　｜あいつは俺を恨んでいるはずだ。
　　　　　　　└――――――――――――――――

　　　　　　 　 ┌――――――――――――――――――――――
　　　　　　 　 ｜オート侯が我々に付いたとなれば、ノールは孤立します。
　　　　　　 　 └――┌――――――――――――――――――――――
　　　　　　 　 　 　 　 ｜個人的な感情は別にして、ノール侯の立場ならば
　　　　　　 　 　 　 　 ｜来ないわけにはいきません。
　　　　　 　 　 　 　 　｜そうしなければノールの貴族や領民を守れませんから。
　　　　　 　 　 　 　 　└―――――――――――――ｖ――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 _　＿　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　 　 (ﾉノ(､) (^ｿ｀‐ ´ ﾉ､|　　 　 　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　( ﾟДﾟ)　｀くヽ:ｰ::／＾つ.　　　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　　　　 　 　 　 (|ｌｌノ^|)　　 ﾉ〉:〈<__ゞ　　　　　　　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　＿＿＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 |　　　　　　　ー---‐' 　　　 　 　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿__ ＿＿＿＿＿　 　 　 　 　 　 | |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_|
|::::|ｒー‐,.､￣l.l＿__.┌――――――――――――――――――――　　　
|::::.￣￣| ||__|,' ;;; ; ｜いざとなったら、　　　　　　　　　　　　　　　
|__,|￣|__|ｨ:::::::::::::::::: | マリー様にも一肌脱いでもらわねばなるまいな。
￣￣￣￣￣￣.／└──────ｖ───――─――――――――
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣￣くｿノ∧ ,￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　 　 (　　ﾟ)　　　 （　　　・） -　ﾊｯ
　　　　　　　　　　　く::::::::::〉 　　 ゞ::...::::.:::::>｀
　　　　　　　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ:ゝ
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_）

　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　 _　＿　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　 　 (ﾉノ(､)　　ｿ‐ ´；ﾉ､|　　 　 　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　(；ﾟД) 　くヽ:ｰ::／＞.　　　　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　 　 　 　 　 　 (|ｌｌノ^|)　しﾉ〉:〈< (_,）　　　　　　　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　＿＿＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 |　　　　　　　ー---‐' 　　　 　 　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿__ ＿＿＿＿＿　 　 　 　 　 　 | |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_|
|::::|ｒー‐,.､￣l.l＿＿＿＿／|　　　　　 　 　 |_|　　　　　　　　|_|　　　　
|::::.￣￣| ||__|,' ;;; ; ┌――――――――――――――――　　　＿＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ:::::::::::::::::: | 変な意味じゃないぞ。誤解するな。　　　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣.／└──────ｖ───――─――――　::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣∧,,ﾍ￣￣￣ くｿノ∧ っ っ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　 　 (；ﾟд)　 〃（'（∀・ ； ）'）ミ　ﾜﾀﾜﾀ
　　　　　　　　　　 　く:::.._.:つ　　と:ヽV/::::＾つ
　　　　　　　 ／￣￣/三/ ￣￣/三/／ｌ:::ゝ
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二二ｌ,　ｲ_）
　　　 　 　 　 | |　　　　　　　　 　 | | 　|_|
　　　　　　　┌――＾――――――――――
　　　　　　　｜変なのはお前だ、ケルヴィン。
　　　　　　　└―――――――――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜　　　　　 　 　_, --―-- ､_　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　　　 　 　 ／｀||　　 |　　　　　　　./|/|.　　　　/|/|　　　　　　/＿＿＿＿/l
　　　　　　 　 ／::::::::||　　 |　　　　　 　 |/|/|　　 　 |/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　　　／:::::::::::::::||　　 |　　　　　 　 |/|/|　 　　 |/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　　 |　　　　　 　 |/|/| 　 　 .:|/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　／￣￣￣￣￣|/|/￣::￣:::|/|/ ￣￣￣￣|l＿lﾆﾆl＿l|/￣￣
　　　　 　 ||::::;;;;::::::::::||´　　　　　　　　　|/.....:∧,,ﾍ.::|/
　　　　 　 ||:::::;;;::::／　∂　∂､ヽ 　　　　　　(　　 ﾟ)
　　　　 　 ||::::;:／　　 | 　 　 |´)　 　　　　　く::::::::::ｽ
　　　　 　 ||／　　　　ﾉ川川||つ 　　　　　　(〉　 (_)
　　　　 ／　　　　　 　ﾉ_ｌ_ｌ_ｌ_ゝ　 　　　　　　(_,/､_)
　　　／　　　　　　　　(__,(＿)　　┌――――＾―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜ここがフィリップの部屋だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　 　　｜ノール侯を継いでからも、この部屋を使っていたらしい。
　　　　　　　　　┌―＾――――└―――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜明るい部屋ね。
　　　　　　　　　└―――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜　　　　　 　 　_, --―-- ､_　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　　　 　 　 ／｀||┌―――――　 /l/|.　　　　/|/|　　　　　　/＿＿＿＿/l
　　　　　　 　 ／::::::::||｜この絵！　 　 l/l/|　　 　 |/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　　　／:::::::::::::::||└―ｖ―――― |/l/l　　 　 |/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　　 |　　　　　 　 |/|/| 　 　 .:|/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　／//(ハ∂　￣|/|/∧,,ﾍ　:|/|/ ￣￣￣￣|l＿lﾆﾆl＿l|/￣￣
　　　　 　 ||::::;;;;::::::::::||´Σ（o ｀ ；ﾊ|　 　|/...(ﾟдﾟ ).: |/
　　　　 　 ||:::::;;;::::／　 　 と o(^lｌｌﾌ　　　　く::::.._.:〉
　　　　 　 ||::::;:／　　 　 　ﾉ_ｌ_ｌ_ｌ_ゝ　　　　 (_)　〈)
　　　　 　 ||／　　　　　　 (__)ヽ__)　　　　　(_,/､_)
　　　　 ／
　　　／　　　　　　　　┌―＾――――――――
　　　　　　　 　　　　　｜なんてひどい事を！
　　　　　　　　　　 　　└―――――――――

　　　　　　　　　　　　ｒ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ヽ
　　　　　　　　　　　　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　||
　　　　　　　　　　　　||　　　　　 　 　 　 　 α"::∧　　　　　||
　　　　　　　　　　　　||　　　　　　　　 　"ヾ :＜>”´＞ 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　　　, =ﾆ= ､　　:◎:ヾ（/ヽ）　　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　　　|＞o＜|　　;_"☆:ヾ〃　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　 　 |_ｌﾟДﾟｌ_|　　　"""""　　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　 　 （||:::|:::||）　　<ﾘｿヽ 　 　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||.　　 　 /ﾑ;|;ゞゝ　〈ﾉﾘソﾉゝ　　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　　 　 ∪∪ 　 ﾊﾊー｀ ﾙ　　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　　　人　,､　　ﾉ(ｰﾟ*)とﾐﾌ　　　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　 ／;;:::;;ｿ::l　ﾊ,ﾉﾘゝ .ヽヽ　　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　 ^;､_;:::::;;/ (ﾟдﾟ )---‐'　　　　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　 　 ﾉ;;;;;〈　くｰ'/ﾌ 　 　 　 　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　　　^ヽｿ 　 UﾞU　　　　　 　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ||
　　　　　　　　　　　　ゝ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝′

　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　あいつは寂しがりやで、いつも俺の後を追っかけてきた。
　　　　　　　　　　　　　　にいさま、にいさまってね。
　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　ｒ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ヽ
　　　　　　　　　　　　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　||
　　　　　　　　　　　　||　　　　　 　 　 　 　 α"::∧　　　　　||
　　　　　　　　　　　　||　　　　　　　　 　"ヾ :＜>”´＞ 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　　　, =ﾆ= ､　　:◎:ヾ（/ヽ）　　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　　　|＞o＜|　　;_"☆:ヾ〃　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　 　 |_ｌﾟДﾟｌ_|　　　"""""　　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　 　 （||:::|:::||）　　<ﾘｿヽ 　 　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||.　　 　 /ﾑ;|;ゞゝ　〈ﾉﾘソﾉゝ　　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　　 　 ∪∪ 　 ﾊﾊー｀ ﾙ　　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　　　人　,､　　ﾉ(ｰﾟ*)とﾐﾌ　　　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　 ／;;:::;;ｿ::l　ﾊ,ﾉﾘゝ .ヽヽ　　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　 ^;､_;:::::;;/ (ﾟдﾟ )---‐'　　　　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　 　 ﾉ;;;;;〈　くｰ'/ﾌ 　 　 　 　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　　　^ヽｿ 　 UﾞU　　　　　 　 　 　 ||
　　　　　　　　　　　　||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ||
　　　　　　　　　　　　ゝ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝′

　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　泣き虫だった。すぐに転んでべそかいてた。
　　　　　　　　　母親がいなくなった理由も分からなかったろう。
　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　母親がいない寂しさ、恋しさ、
　　　　　　　　　　5歳のあいつはどうやって耐えたんだろう。
　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ,,ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ( ﾟдﾟ). ﾊ,ﾉﾘゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈___：_っ(ﾟдﾟ )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 UﾞU　くｰ'/ﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 UﾞU


　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　あれから20年、そんなものを俺への憎しみに変えることで
　　　　　　　　　　　　　あいつは乗り越えて来たんだ。
　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜　　　　　 　 　_, --―-- ､_　　　
　　　　　　 　 　 ／｀||┌――――――――――――――――――――
　　　　　　 　 ／::::::::||｜フィリップもマリーも俺のせいで母親を失った。
　　　　　　／:::::::::::::::||└――――――――ｖ―――――――――――――
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　　 |　　　　　 　 |/|/| 　 　 .:|/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　 ∂//(ハゝ　￣|/|/∧,,ﾍ　:|/|/ ￣￣￣￣|l＿lﾆﾆl＿l|/￣￣
　　　　 　 ||::::;;;;::::::::::||´ 　|ﾊ； ´ o）　 　|/..;(д- );. |/
　　　　 　 ||:::::;;;::::／　 　 くｌつl oつ　　　　;く:._..:::ｽ;
　　　　 　 ||::::;:／　　 　 　ﾉ_ｌ_ｌ_ｌ_ゝ　 　 　 ;(〉　 (_):
　　　　 　 ||／　　　　　　 (__ﾉ(__)　　 　　　:(_/､_,);
　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　┌―＾―――――――――――
　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜俺が、俺なんかが生まれて
　　　　　　　　　　 　　┌―＾―――――――――――――――
　　　　　　　 　　　　　｜それを言っちゃダメよ、ギュス、
　　　　　　　　　　　　 ｜言わないで。
　　　　　　　　　　　　 └―┌＾―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜ソフィー様が悲しむわ。
　　　　　　　　　　　　 　 　 └―――――――――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜　　　　　 　 　_, --―-- ､_　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　　　 　 　 ／｀||┌―――――　 /l/|.　　　　/|/|　　　　　　/＿＿＿＿/l
　　　　　　 　 ／::::::::||｜私も・・・。　 　|/|/|　　 　 |/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　　　／:::::::::::::::||└―ｖ――――.|/|/|　　 　 |/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　　 |　　　　　 　 |/|/| 　 　 .:|/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　 ∂//(ハゝ ￣ |/|/∧,,ﾍ...::|/|/ ￣￣￣￣|l＿lﾆﾆl＿l|/￣￣
　　　　 　 ||::::;;;;::::::::::||´　:|ﾊ　ｎ o）:　　 |/..(дﾟ；) ..:|/
　　　　 　 ||:::::;;;::::／　 　 ;くｌｌlﾟﾉoｿ;　　　　と:._..:::ｽ
　　　　 　 ||::::;:／　　 　 　:ﾉ_ﾟ｡_ｌ_ゝ:　　 　　〉 　(_)
　　　　 　 ||／　　　　 　 　:(__)__):　　　　　(_/､_,)
　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　┌―＾―――――――――――
　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜レスリー、なぜ君が泣く？
　　　　　　　　　　　 ┌――＾―――└―――――――――――――
　　　　　　　　　　　 ｜だって・・・ソフィー様があなたを産んで、
　　　　　　　　　　　 ｜色んな事があって、だから私は今ここにいるの。
　　　　　　　　　　　 └――――――――――――――――――――

　　　　　　 　 　 ┌―――――――――――――――――――
　　　　　　 　 　 ｜あの時本当はとっても恐くて逃げ出したくて、
　　　　　 　 　 　｜でもそれが嫌で、勇気を出したのよ。　　　　　　　　＿＿
　　　　　　 　 　 └―┌―――――――――――――――――　　＿＿/l
　　　　　　 　 ／::::::::||｜だから、私、今ここにいるの。　　　　　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　　　／:::::::::::::::||└―ｖ――――――――――　　　　　　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　　 |　　　　　 　 |/|/| 　 　 .:|/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　 ∂//(ハゝ ￣ |/|/∧,,ﾍ...::|/|/ ￣￣￣￣|l＿lﾆﾆl＿l|/￣￣
　　　　 　 ||::::;;;;::::::::::||´　:|ﾊ　ｎ o）:　 　|/ .(дﾟ　)..:|/
　　　　 　 ||:::::;;;::::／　 　 ;くｌｌlﾟﾉoｿ;　 　　　〈:._..:::ｽ
　　　　 　 ||::::;:／　　 　 　:ﾉ_ﾟ｡_ｌ_ゝ:　 　　　(〉　(_)
　　　　 　 ||／　　　　 　 　:(__)__):　　　　　 (_/､_,)
　　　　 ／　　　　　　　　┌―＾―――――――――――――――――
　　　／　　　　　　　　　 ｜あの頃のあなた、本当に恐かったんだから。
　　　　　　　　　　　　 　 └―――――――――――――――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜　　　　　 　 　_, --―-- ､_　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　　　 　 　 ／｀||　　 |　　　　　　　./|/|.　　　　/|/|　　　　　　/＿＿＿＿/l
　　　　　　 　 ／::::::::||　　 |　　　　　 　 |/|/|　　 　 |/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　　　／:::::::::::::::||　　 |　　　　　 　 |/|/|　 　　 |/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　　 | 　 ﾌﾙﾌﾙ　 |/l/| 　 　 .:|/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　 ∂//(ハゝ ￣ |/|/∧,,ﾍ...::|/|/ ￣￣￣￣|l＿lﾆﾆl＿l|/￣￣
　　　　 　 ||::::;;;;::::::::::||´ (( |ﾊ. ｎ-）)) 　 |/..:.(дﾟ　).:|/
　　　　 　 ||:::::;;;::::／ 　 　 くｌｌllﾉoｿ　 　　　 〈:._..:::ｽ
　　　　 　 ||::::;:／　　 　 　ﾉ_l_l_ｌ_ゝ　 　 　　(〉　 (_)
　　　　 　 ||／　　　　 　 　(__)__) 　　 　　　 (_/､_,)
　　　　 ／

　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜　　　　　 　 　_, --―-- ､_　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　　　 　 　 ／｀||┌―――――――――――――　 　 　 /＿＿＿＿/l
　　　　　　 　 ／::::::::||｜私ったら、何言ってるんだろう。 　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　　　／:::::::::::::::||└―ｖ――――――――――――　　　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　　 | 　　　　　　 |/|/| 　 　 .:|/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　 ∂//(ハゝ ￣ |/|/∧,,ﾍ...::|/|/ ￣￣￣￣|l＿lﾆﾆl＿l|/￣￣
　　　　 　 ||::::;;;;::::::::::||´　 |ﾊ ﾟ´−） 　 . |/..:.(д- ) :|/
　　　　 　 ||:::::;;;::::／ 　 　とｌｌll o つ　　　　〈:._..:::ｽ
　　　　 　 ||::::;:／　　 　 　ﾉ_l_l_ｌ_ゝ　 　　 　(〉　 (_)
　　　　 　 ||／　　　　 　 　(__)__) 　　　　　 (_/､_,)
　　　　 ／　　　　　　　　┌―――――――＾――――――
　　　／　　　　　　　　　 ｜ありがとう、レスリー。
　　　　 　　　　　　　　　 ｜君はいつも、俺を救ってくれるよ。
　　　　　　　　　　　　 　 └――――――――――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜　　　　　 　 　_, --―-- ､_
　　　　　　 　 　 ／｀||┌――――――――――――――――――　
　　　　　　 　 ／::::::::||｜私は全然救われないわよ。あなたといても。
　　　　　　／:::::::::::::::||└――――ｖ――――――――――――――
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　　 |　　 　 　 ﾂﾝﾂﾝ　　 　 .:|/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　／￣　∂//(ハゝ　∧,,ﾍ...::|/|/ ￣￣￣￣|l＿lﾆﾆl＿l|/￣￣
　　　　 　 ||::::;;;;::::::::::||´　　 　　 |ﾊ　´−）ァ(дﾟ；) :|/
　　　　 　 ||:::::;;;::::／ 　 　　　　とｌｌll　oノ　 〈:._..:::ｽ
　　　　 　 ||::::;:／　　 　 　　　　ﾉ_l_l_ｌ_ゝ　 /　　〈J
　　　　 　 ||／　　　　 　 　　　 (__ﾉ､__) 　 (_/´､_)
　　　　 ／　　　　　　　　　　┌―＾――――――――――――――――
　　　／　　　　　　　　　　　 ｜いつも振り回されて、
　　　　 　　　　　　　　　　　 ｜どんどん深みに引きずり込まれていく感じ。
　　　　　　　　　　　　　　 　 └――――――――――――――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜　　　　　 　 　_, --―-- ､_　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　　　 　 　 ／｀||　　 |　　　　　　　./|/|.　　　　/|/|　　　　　　/＿＿＿＿/l
　　　　　　 　 ／::::::::||　　 |　　　　　 　 |/|/|　　 　 |/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　　　／:::::::::::::::||　　 |　　　　　 　 |/|/|　 　　 |/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　　 | 　 ｸﾙｯ　　 |/|/| 　 　 .:|/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　／//(ハ∂ ￣ |/|/　∧,,ﾍ |/|/ ￣￣￣￣|l＿lﾆﾆl＿l|/￣￣
　　　　 　 ||::::;;;;::::::::::||´　 （−｀　ﾊ彡.　|/..-｀(дﾟ；)|/
　　　　 　 ||:::::;;;::::／ 　　　（| o llｌｌ 彡　　　´〈:._..:::ｽ
　　　　 　 ||::::;:／　　 　　　ﾉ_l_l_ｌ_ゝ　 　　　/　　〈J
　　　　 　 ||／　　　　 　　　(__(__) 　　 　　(_/´､_)
　　　　 ／

　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜　　　　　 　 　_, --―-- ､_　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　　　　 　 　 ／｀||　　 |　　　　　　　./|/|.　　　　/|/|　　　　　　/＿＿＿＿/l
　　　　　　 　 ／::::::::||　　 |　　　　　 　 |/|/|　　 　 |/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　　　／:::::::::::::::||　　 |　　　　　 　 |/|/|　 　　 |/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　　 | 　 　　　　　|/|/| 　 　 .:|/|/|　　　　 　 |l＿lﾆﾆl＿l|/l
　　　　 　 ||::::::::::::::::::||　／ //(ハ∂￣ |/|/ ∧,,ﾍ　|/|/ ￣￣￣￣|l＿lﾆﾆl＿l|/￣￣
　　　　 　 ||::::;;;;::::::::::||´　 （ー｀　ﾊ|　　 |/..: (дﾟ　):|/
　　　　 　 ||:::::;;;::::／ 　　　（| o llｌｌﾌ　　　　 〈:._..:::ｽ
　　　　 　 ||::::;:／　　 　　　ﾉ_l_l_ｌ_ゝ　 　 　 /　　〈J
　　　　 　 ||／　　　　 　　　(__(__) 　　 　　(_/´､_)
　　　　 ／　　　　　　　　┌―＾――――――――――――――
　　　／　　　　　　　　　 ｜少なくとも退屈はしないで済むけれど。
　　　　　　　　　　　　 　 └――――――――――――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 |＿＿|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |＿＿|
┌――――――――――――――――　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l:::::::::::l
｜わざわざ来てもらって済まん、マリー。　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |￣￣|
└―ｖ―――――――――――――――　　　 　 　 _　＿　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　くｿノ∧ 　　ｿ‐ ´ ﾉ､|.　　　　　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　（・∀・　） 　くヽ:ｰ::／＞.　　　　　　　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝ﾉﾉ=ヽﾍ　 　 <::ヽV/::::ヾ　しﾉ〉:〈< (_,）　 　 　 　 　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllll　(´ー｀∬　＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　∧,,ﾍ　　　　　　ー--- く´∝＾フ　 　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| (　　 ﾟ)　＿＿＿＿＿　 /WWWヽ　　　| |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_|
|::::|ｒ iつ:._〉､ ＿＿＿＿_／| ー---‐'　　　 |_|　　　　　　　　|_|
|::::.￣￣| |_|,' ;;;;;;;;;;;;;;::／l／
|__,|￣|__|ｨ:::::::::::::::::／ ／;┌―＾―――――――――――――――――――――――
￣￣￣￣￣￣／ｌ／:::::::｜いいえ、兄様、20年ぶりで兄弟が全員そろうのですもの、
￣￣￣￣￣￣|／￣￣ ｜私、胸が高鳴ってしまいますわ。
￣￣￣￣￣￣'　　　 　 └――――――――――――――――――――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 |＿＿|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |＿＿|
┌―――――――――――――――――――――――――――　　　 .l:::::::::::l
｜ギュスターヴ兄様、フィリップお兄様とケンカをしないで下さいね。 . 　 　 |￣￣|
└――――――――――――ｖ―――――――――――――――　　　| 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　くｿノ∧ 　　ｿ‐ ´ ﾉ､|.　　　　　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　（・∀・　） 　くヽ:ｰ::／＞.　　　　　　　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝ﾉﾉ=ヽﾍ　 　 <::ヽV/::::ヾ　しﾉ〉:〈< (_,）　 　 　 　 　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllll ('(´ー｀∬ ＿ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　∧,,ﾍ　　　　　　ー--- ヽ´∝＾フ　　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| (　　 ﾟ)　＿＿＿＿＿　 /WWWヽ　　　| |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_|
|::::|ｒ iつ:._〉､ ＿＿＿＿_／| ー---‐'　　　 |_|　　　　　　　　|_|
|::::.￣￣| |_|,' ;;;;;;;;;;;;;;::／l／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ:::::::::::::::::／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣／ｌ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣
┌―＾――――
｜もちろんだ。
└――――――

┌―――――――――――――――――――　　　　　　　　　　　　　　　 l:::::::::::l
｜ケルヴィン、今日は外してもらいたいんだが。　　　　　　　　　　　 　 　 　 |￣￣|
└―ｖ――――――――――――――――――　　　　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　くｿノ∧ 　　ｿ‐ ´ ﾉ､|.　　　　　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　（-∀-　） 　くヽ:ｰ::／＞.　　　　　　　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝ﾉﾉ=ヽﾍ　 　 <::ヽV/::::ヾ　しﾉ〉:〈< (_,）　 　 　 　 　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllll　(´ー｀∬ ＿_ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　∧,,ﾍ　　　　　　ー--- く´∝＾フ　　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| (　ﾟд)　＿＿＿＿＿　 /WWWヽ　　　| |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_|
|::::|ｒ iつ:._〉､ ＿＿＿＿_／| ー---‐'　　　 |_|　　　　　　　　|_|
|::::.￣￣| |_|,' ;;;;;;;;;;;;;;::／l／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ:::::::::::::::::／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣／ｌ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　　　　　　　┌――――――＾――――――――――――――――
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜駄目だ。これでも大分、遠慮しているのだぞ。
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜本当は私と将軍だけでは少々警護が不安なのだ。
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 └――――――――――――――――――――――

┌――――――――　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l:::::::::::l
｜心配性だな。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|￣￣|
└―ｖ――――――　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　＿　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　くｿノ∧ 　　ｿー´ ﾉ､|　　　　　　　　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　（'（∀・ # ） 　くヽ:ｰ::／＞　　　 　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝ﾉﾉ=ヽﾍ　 　 <::ヽV/::::ヾ　しﾉ〉:〈< (_,）　 　 　 　 　 .|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllll　(´∀｀∬ ＿_ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::| ∧,,ﾍ　　 　 　 　 ー--- く´ (＾フ　 　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| ( ＾д)　_＿＿＿＿＿,　/WWWヽ　 　 | |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_|
|::::|ｒ iつ:._〉､ ＿＿＿＿_／| ー---‐'　　　 |_|　　　　　　　　|_|
|::::.￣￣| |_|,' ;;;;;;;;;;;;;;::／l／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ:::::::::::::::::／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣／ｌ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　　　　　　　┌――――――＾―――――――
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜誰の所為だと思っているんだ！
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 └―――――――――――――

　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　 　 　 　 γ ノヽへ　 　 　 ┌――――――――――――――┐
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　くｿノ∧ 　　ﾚ､｀ ‐´ゞ　　　　｜ノール侯フィリップ様、御到着！！ _ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　 　 　 （　・∀・） 　くヽ:ｰ::／＞　 　 └――――――――――――――┘ ｀
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝γr=ヽゝ　　 <::ヽV/::::ヾ　しﾉ〉:〈< (_,）　 　 　 　 　 |＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllll　∬´ー｀) ＿_ ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::| ∧,,ﾍ　　 　 　 　 ー--- く´∝＾フ　　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| (　ﾟд)´-　＿＿＿＿ _ /WWWヽ　 　 | |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_|
|::::|ｒ iつ:._〉､｀　＿＿＿_／| ー---‐'　　　 |_|　　　　　　　　|_|
|::::.￣￣| |_|,' ;;;;;;;;;;;;;;::／l／＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ:::::::::::::::::／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣／ｌ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣

┌――――――――
｜フィリップ・・・か？
└―ｖ――――――　　　
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　 　 　　 　 　 　 γ ノヽへ　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　くｿノ∧　　ﾚ､｀ ‐´ゞ　　　　　　　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　（　・∀・） ＜＼::ｰ:/^ゝ 　 　 　 　　| 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　　　 　 　 　ゞ::::ヽV/::ヾ （_,) >〉:〈<_)　　　　　　　|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　γr=ヽゝ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::| ∧,,ﾍ　　 　 　 　 ー---‐' 　 ∬´ー｀)　 二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| (　ﾟд)　_＿＿＿＿＿_　　　と'＾∝｀つ .|　|_|　　　　 　 | | 　 |_|　∧ﾉﾘゝ
|::::|ｒ iつ:._〉､ ＿＿＿＿_／|　 　 /WWWヽ |_|　　　　　　　　|_|　　　　ﾘд:::::)
|::::.￣￣| |_|,' ;;;;;;;;;;;;;;::／l／＿＿ ー---‐'　＿＿＿＿＿＿＿＿＿, （|ｰ'/^ﾌ　＿
|__,|￣|__|ｨ:::::::::::::::::／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;L/､,,ゝ　;;;;
￣￣￣￣￣￣／ｌ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(_,/､_) ::
￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　　　　　　　┌――＾―――――――――――
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜お兄様、もっとこちらへいらして。
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 └―――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜今日は貴様を殺しに来た。
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌――――――└―ｖ――――――――――
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜何だと！！
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └ｖ―――――
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　 　 　 　 γ ノヽへ　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　 　 くｿノ∧　　ﾚ；｀ ‐´ゞ て　 　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　 　 　 　 （# ・Д・） ＜＼::ｰ:/^ゝ 　 　 　 　　| 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　　　 　 　 　ゞ::::ヽV/::ヾ （_,) >〉:〈<_)　　　　　　　|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　γr=ヽゝ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::| ∧,,ﾍ　　 　 　 　 ー---‐' 　 ∬；´ o)て 二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| (　　ﾟ)　_＿＿＿＿＿_　　 　 と'＾∝つ.| |　|_|　　　　 　 | | 　 |_| ∧ﾉﾘゝ
|::::|ｒ iつ:._〉､ ＿＿＿＿_／|　 　 /WWWヽ |_|　　　　　　　　|_|　　　 ﾘд:::::)
|::::.￣￣| |_|,' ;;;;;;;;;;;;;;::／l／＿＿ ー---‐'　＿＿＿＿＿＿＿＿＿,とｰ'/^ﾌ　＿
|__,|￣|__|ｨ:::::::::::::::::／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;L/､_,ゝ　;;;;
￣￣￣￣￣￣／ｌ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(_,/ゝ_) ::
￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┌―＾―――――
｜ケルヴィン！！
└―――――――

┌――――――――――――――――――――――
｜フィリップ、お前は俺と違って、大した術士らしいな。
｜ならば、そこからでもやれるな。
└―――――ｖ――――――――――――――――　　
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　 　 　 　 γ ノヽへ　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　 　 くｿノ∧　　ﾚ；｀ ‐´ゞ　 　 　 　 　 .|　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　 　 　 　 （； ・д・） ＜＼::ｰ:/^ゝ 　 　 　 　　| 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　　　 　 　 　ゞ::::ヽV/::ヾ （_,) >〉:〈<_)　　　　　　　|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　γr=ヽゝ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 |　　∧,,ﾍ　　ー---‐' 　∬il´ ０)') 　二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿(　ﾟД) ＿＿＿,　 　　と'＾∝ﾉ　| |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_| ∧ﾉﾘゝ
|::::|ｒー‐,.､ く:::..._.:〉 ＿＿,／|　　　/WWWヽ.|_|　　　　　　　　|_|　　　 ﾘд:::::)
|::::.￣￣| || (_)　〈);;;;;;;;／l／＿＿ー---‐'　＿＿＿＿＿＿＿＿＿　(iｰ'/^ﾌ ＿
|__,|￣|__|ｨ::::(_,/､_):／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; L/､_,ゝ ;;;
￣￣￣￣￣￣／ｌ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(_,/ゝ_) ::
￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　　　　　　　　　┌―＾――――――――
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜やめて！お兄様！！
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 └―――――――――

　　　┌―――――――――――――┐
　　　｜貴様を憎んで憎んで20年間.　　 |
　　　└―――┐　 　 　 　 　 　 　 　 　 └―――――――――――┐
　　　　 　 　 　 ｜この手で貴様の息の根を止めることを思いつづけ ｜
　　　　 　 　 　 └―――――――――――――――――――――┘
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　 　 くｿノ∧　　ｿ｀‐ ´；､|　 　 　 　 　 .|　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　 　 　 　 （；・д・ ） ＜＼::ｰ:/^ゝ 　 　 　 　　| 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　　　 　 　 　ゞ::::ヽV/::ヾ （_,) >〉:〈<_)　　　　　　　|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　γr=ヽゝ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 |　　∧,,ﾍ　　ー---‐' 　 :∬il´ o);　二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿(　ﾟД) ＿＿＿_ 　 　;と'＾∝ﾌ: | |　|_|　 　 ∧ﾉﾘゝ
|::::|ｒー‐,.､ く:::..._.:〉 ＿＿,／|　　 :/WWWヽ;|_|　　　　　ﾘд:::::)
|::::.￣￣| || (_)　〈);;;;;;;;／l／＿＿ー---‐'　＿＿＿＿とiｰ'/^ﾌ ＿＿＿＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ::::(_,/､_):／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; L/､_,ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣／ｌ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(_,/ゝ) ) )　) ::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣┌――――――――――――┐￣￣
￣￣￣￣￣￣　　　　　　　　　　　　｜ やっと今日、この瞬間だ。 　｜
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 └――――――――――――┘

　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　 　 くｿノ∧　　ｿ｀‐ ´；､|　 　 　 　 　 .|　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　 　 　 　 （；・д・ ） ＜＼::ｰ:/^ゝ 　 　 　 　　| 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　　　 　 　 　ゞ::::ヽV/::ヾ （_,) >〉:〈<_)　　　　　　　|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　γr=ヽゝ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 |　　∧,,ﾍ　　ー---‐' 　 :∬il´ o);　二二二二二二二ｌ,　ｲ 　　　　　　ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿(　ﾟд) ＿＿＿_　 　 ;く'＾∝'ﾌ: | |　|_|　 　 ∧ﾉﾘゝ
|::::|ｒー‐,.､ く:::..._.:〉 ＿＿,／|　　 :/WWWヽ;|_|　　　　　ﾘд:::::)
|::::.￣￣| || (_)　〈);;;;;;;;／l／＿＿ー---‐'　＿＿＿＿ (iｰ'/^ﾌ ＿＿＿＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ::::(_,/､_):／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; L/､_,ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣／ｌ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(_,/､_) :::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜だのに、何故だ、.　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　└┐―――――――┘―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜なぜ貴様から母様のアニマを感じるのだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └―――――――ｖ――――――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　 　 くｿノ∧　　ｿ｀‐ ´ﾉ､|　 　 　 　 　 .|　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　（ ・д・ ） ＜＼::ｰ:/^ゝ　　　　　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　　　 　 　 　ゞ::::ヽV/::ヾ （_,) >〉:〈<_)　　　　　　　|＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　 γr=ヽゝ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ ＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 |　　∧,,ﾍ　　ー---‐' 　 ∬；´ o｀)´-　二二二二二二ｌ,　ｲ　　　 　 　 ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿(　ﾟд) ＿＿＿_ 　 　 く '＾∝'ﾌ｀　 |_|　 　 .∧ﾉﾘゝ
|::::|ｒー‐,.､ く:::..._.:〉 ＿＿,／|　 　 /WWWヽ|_|　　　　　:ﾘд-；);
|::::.￣￣| || (_)　〈);;;;;;;;／l／＿＿ー---‐'　＿＿＿＿ ;(iｰ'/^ﾌ: ＿＿＿＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ::::(_,/､_):／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; L/､_,ゝ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
￣￣￣￣￣￣／ｌ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(_,/､_): :::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┌―――――＾―――――――
　　 　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　｜なぜこんなに懐かしいんだ・・・。
　　　　　　　　　　 　　　　　 　 　 　 　 └―――――――――――――

　　　┌――――――――
　　　｜フィリップ、マリー
　　　└――ｖ―――――
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　 　 くｿノ∧　　ｿ｀‐ ´ﾉ､|　 　 　 　 　 .|　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　（・д・　） ＜＼::ｰ:/^ゝ　　 　 　 　 | 　 　|
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┌――――＾―――――――――
｜お母様のアニマが旅立つ前に
｜二人に言づてを頼まれた。
└――――――――――――――

　　　　　┌――――――
　　　　　｜本当に
　　　　　└――ｖ―ｖ――
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　 くｿノ∧　Σｿ｀‐ ´ﾉ､|　 　 　 　 　 .|　 　 |
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￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　本当にごめんなさい、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フィリップ、マリー

　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ノヽへ ヽ　　　　　　　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　 くｿノ∧　　 ｿ｀‐ ´ﾉ､|　 　 　 　 　 .|　 　 |
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￣￣￣￣￣￣／ｌ　:::::........::::::　 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (_,ﾞヽ_) :::::::::::::::::::::::::::::::::
￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣┌―＾―――　￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　　　　　 　 ┌――＾――　 　 　 ｜母様！
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｜お母様！.　　　 　 └――――
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 └――――

　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　　　 ＿　_
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　　γ ノヽへ
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　くｿノ∧　　　ﾚ､ ｀ ‐ゞ
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　γr=ヽゝ／￣/三/ ￣￣/三/／ｌ　　　（ 　 -∀）　＜＼::ｰ:/^ゝ
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￣￣￣￣￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――＾―――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜かあさまー
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜貴様を許したわけではないぞ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ノールの人々のためだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――ｖ――――――――
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　　　　　ﾘ :ヾ:ヾ::ヾ::ｿ∧,,ﾍ　　　　　　　　　(´ー｀∬　　ﾞ"ﾞ"ﾞ"""
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　　　　　　　　　　 　(_)　 〈)　　　　　　　　ー-　とiｰ'/^ﾌ
　　　　　　　 　 　 　 (_,/､_)　　　　　　　　　　　　L/､_,ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (_/､_ゞ
　　　　　　　　 　 ┌＾――――――――
　　　　　　　　 　 ｜分かっている。
　　　　　　　┌―└―＾―――――――――――――――――――
　　　　　　　｜フィリップ、俺はこの国の王になる気は無い。
　　　　　　　｜お前も知っての通り、
　　　　　　　｜俺にはファイアブランドを受け継ぐ資格が無いからな。
　　　　　　　└―――――――――――――――――――――――

┌―――――――――
｜お前はどうなんだ？
└―――――――ｖ――
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　　　　　ﾘ :ヾ:ヾ::ヾ::ｿ∧,,ﾍ　　　　　　　　　(´ー｀∬　　ﾞ"ﾞ"ﾞ"""
　　　　　、::ゝ::、: ゞﾉ(　ﾟд)　　　　　　　　く´∝＾∧ﾉﾘゝ
　　　　　"ﾞ"ﾞ"ﾞ"""　く::::.._.:つ　　　　　　　/WW ﾘД- )
　　　　　　　　　　 　(_)　 〈　　　　　　　 　ー-- (iｰ'/^ﾌ
　　　　　　　 　 　 　 (_,/､_)　　　　　　　 　　　 　L/､_,ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(_/､_ゞ

　　　　　　　┌――――――――――――――＾――――――――
　　　　　　　｜母上がグリューゲルへ去った後、
　　　　　　　｜父上は、私とマリーを自分の子供として扱うのを止めた。
　　　　　　　｜すぐに別の男の子が産まれたからな。
　　　　　　　└―――――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜だが、この国は私が継ぐぞ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――――ｖ―――
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＿＿_|　〃ヾ :ヾ;.."ヾ　＿_|;;.._＿_|＿＿_|＿γr=ヽゝ _ ゝ:ヾ :ヾ ::ｿ
　　　　　ﾘ :ヾ:ヾ::ヾ::ｿ∧,,ﾍ　　　　　　　　　∬´ー｀)　　ﾞ"ﾞ"ﾞ"""
　　　　　、::ゝ::、: ゞﾉ(　ﾟд)　　　　　　 　　く´∝＾フ　　　　　 ∧ﾉﾘゝ
　　　　　"ﾞ"ﾞ"ﾞ"""　く::::.._.:〉　　　　　　　　/WWWヽ　　　　 　リｿд)
　　　　　　　　　　 　(_)　 〈)　　　　　　　 　ー---‐'　　　　　　くゝｰ'|)
　　　　　　　 　 　 　 (_,/､_)　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾑ ,ヽ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (_,/^_ｿ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――＾――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜私の血は正当な後継者の血だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜では私も失礼いたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜また会える日を楽しみにしております。
┌―――――――――――――└――ｖ――――――――――――
｜うん。今度はカンタールも連れてくるといい。
└――――――――ｖ――――――――――
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＿＿_|　〃ヾ :ヾ;.."ヾ　＿_|;;.._＿_|＿＿_|＿ﾉﾉ=ヽﾍ　_ ゝ:ヾ :ヾ ::ｿ
　　　　　ﾘ :ヾ:ヾ::ヾ::ｿ∧,,ﾍ　　　　　　　　　(´ー｀∬　　ﾞ"ﾞ"ﾞ"""
　　　　　、::ゝ::、: ゞﾉ(　　 ﾟ)　　　　　　 　(,〈´∝＾ヽ)
　　　　　"ﾞ"ﾞ"ﾞ"""　く::::.._.:〉　　　　　　 　くWWW ＾ﾌ
　　　　　　　　　　 　(_)　 〈)　　　　　　　 　ー---‐'
　　　　　　　 　 　 　 (_,/､_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――＾――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ええ、今度は二人で参ります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――――――

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　　と^^i^i^つ
　　　(＿)ノ

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　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――＾――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜マリー様、もう帰っちゃったんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜話がしたかったのにな〜。
　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ギュス様、いい事あったの？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜そういう顔してる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―ｖ――――――――――――
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　　　　　、::ゝ::、: ゞﾉ 　 (　 　ﾟ)　　-｀(ω・｀ )
　　　　　"ﾞ"ﾞ"ﾞ"""　 　と:::::::::つ　　´（^^i^i^）
　　　　　　 　 　 　 　 　 〉 　〈　　　　 (＿)__)
　　　　　　　　　　 　 　 (_,/､_)
　　　　　　　　┌―――＾―――――――――――
　　　　　　　　｜ああ。
　　　　　　　　｜なぜか心が晴れ晴れとしてるんだ。
　　　　　　　　└――┌――＾―――――――――
　　　　　　　　　 　 　 ｜こんなのは久し振りだ。
　　　　　　　　　 　 　 └――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜そういうの、続くといいよねギュス様。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―ｖ――――――――――――――
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　　　　　ﾘ :ヾ:ヾ::ヾ::ｿ 　 ∧,,ﾍ　　　　 ∧<ﾆﾌ　　　 　 　ﾞ"ﾞ"ﾞ"""
　　　　　、::ゝ::、: ゞﾉ 　 (　 　ﾟ)　　 　(ω・　)
　　　　　"ﾞ"ﾞ"ﾞ"""　 　 く:::::::::ｽ　　　（^i^i^^）
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　　　　　　　　　　 　 　 (_,/､_)

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　　　　　ﾘ :ヾ:ヾ::ヾ::ｿ 　 ∧,,ﾍ　　　　 ∧<ﾆﾌ　　　 　 　ﾞ"ﾞ"ﾞ"""
　　　　　、::ゝ::、: ゞﾉ 　 (　 　ﾟ)　　 　(ω＾　) ﾆｺ
　　　　　"ﾞ"ﾞ"ﾞ"""　 　 く:::::::::ｽ　 　 （^i^i^^）
　　　　　　　　 　　 　　 (〉　 (_)　　 　(__(＿)
　　　　　　　　　　 　 　 (_,/､_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――＾――――――――‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ず〜っと続くといいよね。　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――――┘

超マンセー！

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　ギュスターヴ編　登場人物　�C
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【ギュスターヴの兄弟達】
　
　
　

　　　 ∧ﾉﾘゝ　　　　　　∧ﾉﾘゝ
　　 　リｿд)　　　　　　 ﾘДﾟ　)
　　　 くゝｰ'|)　　　　　　 (iｰ'/^ﾌ
　 　　ﾑ ,ヽ」　　　　　　　L/､_,ゝ
　　　 (_/^_ｿ 　　　　　　 (_/､_ゞ
　【フィリップ（1222〜1255）】
　ギュスターヴ12世の次男。
幼い頃は、兄・ギュスターヴを慕っていたが、
母ソフィーと引き裂かれた後は、兄への思いを憎悪に変えて
年月を過ごす。
　しかし、再開後のギュスターヴに母ソフィーのアニマを
見出してからは、憎悪の心も和らぎ、態度を軟化させる。
　ギュスターヴ14世処刑後の王不在のフィニー王国を
誰よりも真剣に考えていた。
　
　
　
　　　　　　　ﾉﾉ=ヽﾍ　　　　　 γr=ヽゝ
　　　　　　　(´- ｀∬　　　　　 ∬´ -｀)
　　　　　　 く´∝＾フ　　 　 　 く'＾∝｀ﾌ
　　　　　　 /WWWヽ　　 　　 /WWWヽ
　　　　　 　ー---‐'　 　 　 　 ー---‐'
【マリー（1227〜）】
　ギュスターヴ12世の娘で、兄が追放された年に生まれる。
フィニー王国がオート候領の一部を入手するため、
オート候カンタールと政略結婚をさせられる。
　
　
　
　　　＿_
　　 （_〈;ll:ﾌ
　　 (ﾟДﾟ )
　　ﾉーO'ヽ
　　ﾑ::.!､..:::ゞ
　 　 (_ﾉ､_)
【ギュスターヴ14世（1228〜1248）】
　ギュスターヴ13世がフィニーを追放された後に生まれた、
腹違いの弟。13世に代わる王位継承者として育てられたが、
父12世の死後、兄との王位継承の戦いに破れ処刑される。

グスタフは何代のギュスターヴなのか知ってる奴はおるかね

ＧＪ!!!
こんなに面白いｽﾚは初めてだ！

乙です　またリアルタイムで見れて良かったー

乙&GGGGJJJJJJJJ
手放しで喜べるこのシナリオ好きだからリアルタイムで見れてよかった

やっぱりサガフロ2のシナリオはいいな
職人の手にかかると更に良い、GJ
作ってる職人さんも、あまり無理をしないでくださいね

>>193
グスタフは、何代目とかあるのかな
家ゲーRPG板にサガフロ2のスレがあるから
そこできいてみてはどうかね？

これで歓楽街の帝王だぁぁぁぁーーー！！
のシナリオもやってくれるのかしら？

>>191を今更訂正ｳﾎﾞｧｰ

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　ギュスターヴ編　登場人物　�D

だったｳﾎﾞｧｰ

乙！！思い入れの深いシナリオだけに感動した！！！
グスタフはギュスターヴ１５世だよー

AAで泣いたのは初めてだった！本当にGJ！
これからも楽しみにしてます！

このスレを見てサガ２を始める香具師がいたらなんだか俺までうれしくなる。

当時友人に借りてクリアしたが、今更ながら真剣に購入を検討していたりする。
それだけの魅力がこのスレにはある。
サガフロ2のシナリオと、それをAAで表現しきる◆eLHzX/CLbU氏の技術&センスはネ申。

やべっ
フリンが可愛すぎる！！！！！

フリンが８話目から久しぶりに顔を出されました。

ゲームの場面を思い出して感傷に浸りつつ、さらに職人の神AAを味わえるなんて
夢にも思ってなかったよ。

乙そして超GJ

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 !llllii,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: lllllllli
　　　　　　　,,,,,,,,,,,,,,,:　 　 　 　 　 　 　 llllllllll:
　　　　　　　:ﾞ!llllllllllliiiii,,,: 　　　　　　　 .lllllllll|:
　　　　　　　　: ﾞl!!!!lllllllll･ 　 　 　 　 　 lllllllll|:
　　　　　　　　　　 : ﾞﾞﾞﾞ′　　　　　　　 llllllllll:　: ,,.,,,:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: lllllllllliiilllllllllllli,:
　　　　　　　　: ,,,,,、　　　　　　　: :,,,,iiilllllllllllllll!!!lllllllllll:
　　　　　 : ,,,,iiilllllllllll: 　　　　　　.:ﾞ!!!!!!!!lllllllll|: : ,lllllllll|:
　　　 : _,,iiilllllllllllllll!l’　　　　　　　　　 : lllllllll|...,llllllllll｢
　 : ,,,,iillllllll!lllllllllll!″　　　　　　　　.,,,iiiillllllllllllilllllllllll°
　.:ﾞﾞl!!!ﾞﾞﾞﾞ",iilllllllllll　　　 : ll,　　　　::ll!!ﾞﾞﾟllllllllllllllllllll!″
　　　　 : ,lllllll!lllllll: 　　　::lll: 　　　　　 :,llllllllllllllllll!:
　　　　,,,lllllllﾞ`lllllll,,,,,i!: 　.:llli,: 　　　 .,,,illlllllllllllllllll゛
　　　 ,,lllllllﾞ: ._llllllll!ﾞ°　 .llllll|、　　.:lllllllllllllllllllllll!:
　　 ..,lllllllll,iiiiillllllll: 　　　 .:llllll,,　　 .:llllllllllllllll!ﾞﾞ:
　　: illllllllllllllllllllllll: 　　　　:llllll!　　 : ￣＾lllllll::
　　.,lllllllllll!!ﾞ.,lllllllll: 　　　　 .ﾞﾞ′　　　　 ;lllllll:
　　.ﾞlllllll!ﾞ｀ ::lllllllll| 　 　　 　　　 　　　　:;llllll|
　　　ﾞﾞ゜　 : illllllllll:　　　　　　　　　 　　: llllll′
　　　　　　.:lllllllllll_　　　　　　　　 　　 　:llllll:
　　　　　　.llllllllllllﾞ　　　　　　　　　　　 : lllll|
　　　　　　.:lllllllll!″　　　　　　 　　　　 : llll|:
　　　　　　　ﾟﾞﾞﾞﾞ°　　　　　　　　　　　　 lllﾞ

>>202
秘宝伝説でよければやってる。

最近久しぶりにやり始めたんだがこんなスレが生まれていたとは。
いやはや素晴らしい。

>>193>>197
グスタフは本名ギュスターブでも劇中ずっとグスタフで通ってるし
フィリップ3世(ケルヴィンの息子)の息子だから
ギュスターブとの血の繋がりは無いし何世とかは無さそう

>>211
>>200にあるようにグスタフの本名はギュスターヴ１５世。グスタフは仮名。
ケルヴィンとギュスターヴの妹マリーの間に生まれたフリップ３世の息子。
つまり１３世との血のつながりはあるってこってす。
その辺はアルチマニアに書いてあるのよ。

二つの血筋が孫の代で出会うっていうのがいいよね
すごいまとまりがいいシナリオなのに
ちっともつたわってないのがｗｗ

マリーがカンタールと離婚してケルヴィンと再婚したというのは
ゲーム中では全く語られてないからな。
ストーリーが描写不足なのがsagaシリーズ共通の持ち味。

多くを語らないを通り越して端折り過ぎとも言えてしまうがな。

ちょっと疑問だったんだけど
ギュスと鍛冶屋で、ギュスのいう３倍長い剣ていうのはファイアブランド？　
職人さんはファイアブランド描いてたよね
どっかでヘイシショウリンケンていうのを見た気がするんだけど、
わたしの妄想かな‥？？

ファイアブランドだろ。
丙子椒林剣はストーリーとまったく関係ないし単なるオマケ要素だろ。
ちなみに丙子椒林剣の元ネタは聖徳太子の持ってた剣だっけ？

>>211
儀式も済ませているしギュスターヴの正当な後継者だ。
この辺は作中でも語られていたとｵﾓ

>>217
うん聖徳太子。
ありがとう　妄想かｆ＾＾；

>>219
アルティアニマの後ろの方にある小説の影響じゃね？
あれでギュスと丙子椒林剣の出会いが描かれていた筈。

>>220
それだ！！
似てるから妙に納得した覚えがある
はーすっきりした　みなさんありがとう（＾-＾）/~~~

>>216
個人的にはファイアブランドだと思いたい
ギュスの境遇を決めてしまったのは、やっぱりファイアブランドだし
自分の置かれた境遇を切り開くため、自分と同様、世間から忌み嫌われてる鋼鉄を使い、
ファイアブランドを模した剣を作る(´･ω･`)

アルティマニアにファイアブランドって載ってるね。

ギュスの最期だけはアルティマニア小説基準きぼん

アルティマニアの巻末小説は同人臭いからやめてくれ('A`)

アルティマニアの小説は名作だが、あれはパラレルとすら呼べないオリジナルストーリーだから正史扱いはやめれ。
そんな俺は設定資料集マンセー。フリンとダイクのエピソードが好きだ。

不倫と第九
･･･フランス書院？


ｽﾏｿｗ

風と樹のうたもあるしな

ダイクの登場はどうなるのかな。
ゲームでも唐突でわかりにくかったし。

乙です！
面白いねこれ。

ダイクいきなり登場→フリンの息子っぽい→その後出番皆無
設定資料集を読まんとダイクの事はちっとも分からん。

ミンサガで未完成といわれた（開発者的に）ロマサガ１がリメイクされたわけだけど、
サガフロ２も前半はともかく後半はかなり年代も飛び飛びになるから、
保管のシナリオやもっとキャラのグラフィックを変化させるとかして
リメイクしてもらえればなぁ…
アルマニとかないと理解しにくいのが実に惜しい。

その前にパーフェクトワークス復刊しないかなぁ…。

>>232
フリンのグラフィックもずっと同じだしな。ギュスターヴがグラフィック変わるだけに
余計違和感を感じる。

ケルヴィンの変化に気づいた香具師　　ﾉｼ

それは気付く

フリン、いいおっさんになってもグラフィック変わらんせいで脳内映像では少年のままだった。

あの年齢で｢ギュスさま〜｣は違和感あった。

ウィリアムとワッツのグラフィックが同じだったような

>>238
でもダイクに対しては厳しい口調。多分ギュスターヴの前だけ子供時代に戻ってたのかね

>>239
能力値も引き継いでたような。

ダイクはあの父親をどう受け止めていたんだろうな。
術無能者で良くも悪くもギュスターヴにべったり、
おまけに血の繋がりは無いと来た。

>>242

マ　ジ　か

>>242
ヒント：ウホ

>>242
血の繋がりは無いってのは初耳だな。
何故なら当方アルティマニアしか持ってない。

という訳で、もし良かったら設定資料集のダイクの設定とやらをきぼん。

まぁまぁレス違いなので家庭ｹﾞに帰れ

蟹は(･∀･）ｶｴﾚ!

>>246
それはどういう意味？間違ったレスをしたって事？

サガフロ２系スレ住人はフロ２系ならところかまわずそういう話をする傾向が有るけど、
そういう話したいなら家ゲRPG板の本ｽﾚ行ってくれと言いたいんだろ。

>>242
ダイクは両親を心から愛していたようだが。
術不能者だろうがギュスべったりだろうが実は他人だろうが、ダイクにとってはフリンこそが真の父親。

>>245
ダイクの生い立ち
４〜５歳くらいの頃に一人きりでいるのをフリンに拾われる。
フリンは親しいメイド（籍は入れてない）と一緒にダイクを育て、ギュスやケルヴィンも『フリンの子』として可愛がった。
成長したダイクは、フリン達が本当の両親でないことを知りショックを受けるが、
その後よりっそう自分を育て愛してくれた両親のためにがんばる。
ちなみに術の資質は高かった。さすがフリンと血が繋がってないだけの事はある。

父とギュスを失ったダイクはその後、炎上するハン・ノヴァに取り残された義母を救うため単身街へ戻る。
そのままダイクは行方不明となり歴史から消える。
その後、ダイクはどこかの村をモンスターから守って死んだ。

記憶を頼りに書いてみた。間違いがあれば指摘ヨロ。

ちょｗ俺やったことないのにネタバレ。

>>251
心配するな。
本編では語られていない。

ﾔﾊﾟｰﾘＧＪ！
>128、129ﾚｽ遅れすぎたorz
それがあったか・・・俺が未熟だった・・・吊ってくる

父とギュスを失った
↑ここら辺がネタバレでは？

ネタバレが嫌なら来るなと。

ネタバレが嫌なら来るな、は流石に厨意見過ぎるな。
とはいえ、作者が書いてないのに先の話を書くのはどうかと思うぜ。

こだわることがちっちぇえなぁ…
ＡＡスレとは言えＡＡだけ貼るわけでもないのに多少のネタばれがなんだっていうんだろう。
そもそも、ダイクのことに限らずネタばれに限るのならば今回に限ったことじゃないしな…

開きなおんなよ
無能は無能らしく傍観してなさいよ

ここは私がAAを貼るスレなので下らない言い争いは
家ゲー板の本スレでやってくれませんか？

迷惑なので

>>259
偽者か？　本物ならトリップ付けると思うが・・・
まぁ言ってることは同意　ここはAA長編なんだからストーリーそのものの雑談は本スレ池

昨日買ってきて、スレに追いついてしまった。
兄弟再会で物語は一区切りついた感はあるけど、この後どうするのかな。

しかし、改めて感心した。
バケットヒルの戦いのコンバット部分>>54-97は丸々創作なのに、全く違和感がない。
マリーを見たケルヴィンの照れや慌てる様子、レスリーの仕草、フリンの笑顔など
ゲーム画面では表示されていない(省略された？)部分をAAでうまく補完してるのも見事。

　　　　　　　　　　　　　　　 【 ギュスターヴ編　第一章　最終話 】


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1250年
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ファイアブランドの悲劇
　
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧,,ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,(Дﾞlil)ｽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 Gﾉ〈_く(,ﾉつ

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 <⌒>
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／⌒＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ］皿皿［-∧-∧､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧_／＼_|,,|「|,,,|「|ﾐ^!､
　 　 　 　 　 ／三三三三三三三 Π . ∩　 |'|「|'''|「|||:ll;|
　 　 　 ＿＿|￣同￣同￣同 /￣￣∧￣￣￣￣∧￣＼
　 　 _/＿＿|==／＼＝＝＝ﾊ,￣￣|「|￣￣￣￣|「|￣￣|
　　/_| ﾛ ﾛ 「￣￣￣￣￣￣| |　田 |「|　 田 田　|「|［［［［|
　　|ll.|ﾛ ﾛ /|.l⌒l l⌒ｌ ｌ⌒l l´| | 　 　|「| 　 　 　 　|「|ﾐﾐﾐﾐﾐﾐ､
　 /〃￣ /::|.|　,,||　,;:'ﾞ ﾞ｀ヾ,,.| |　田 |「|　 田 田　|「|:::::::::::|
　 |　|　　|　:|.|,;ヾﾞﾞヾﾞﾞﾞ'';;,,:::ヾﾞﾞヾ''""``ヾ;;,,""~｀ヾﾞﾞ`ヾ､´ﾞﾞヾ"
'￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　テルム
　　　　　　　　　　　　　　　　　　1250年　　　　　　　　　　　　　　￣
　　　　　　　　　　　　　　　　_　　　　　　　　　　　　　　　　￣

　　　　　　　　ギュスターヴが建設中の新都市、「ハン・ノヴァ」へ移ったため、
　　　　　　　　　　　　　　　テルムの城はフィリップに預けられた。

　　　　　 　 　 　 　 　 |＿＿|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |＿＿|
　　　　　 　 　 　 　 　 l:::::::::::l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l:::::::::::l
　　　　　 　 　 　 　 　 |￣￣|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |￣￣|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　 　 　 　 (ﾉノ(､) 　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　 　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 | 　 　|　　　　　　　　 　 (ﾟДﾟ,,) 　　 　 　 　 　 　 　 　 　 | 　 　|
　r‐r‐ ､.　　　 　 　 　 |＝＝|　　　　　　　　　 (|ｌｌノ＾|)　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |＝＝|
/:::/　 　l.＿＿＿＿_ /ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ　＿＿＿ ／￣/三/ ￣￣￣￣／ｌ　＿＿＿　/ｌｌｌllllｌｌｌｌヽ ＿
|::::|　 　 | 　 ∧ﾉﾘゝ　ー---‐'　　　　　　 ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ　　　　　　 ー---‐'
|::::| 　 _,.|＿_リｿд) ＿＿＿　　 　　　　　　(ﾉノ(､)　　　 　 | | 　 |_|
|::::|ｒー‐,.､￣くゝｰ'|つ＿_／|　　　　　 　 　('(ﾟДﾟ,,) 　 　 　 |_|
|::::.￣￣| ||_ ﾑ ,ヽ」 ;;;;／l／＿＿＿＿＿　ヽｌｌﾉ＾|)＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
|__,|￣|__|ｨ:::::(_/^_ｿ／ ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;く_＿_ヽ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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￣￣￣￣￣￣|／　￣￣(ﾉノ(､)￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣　 　 　 　 (ﾟдﾟ )
　　　　　　　　　　　　　　(|ｌｌノ＾|)　
　　　　　　　 ／￣￣￣/三/ ￣￣／ｌ
　　　　　　　ｌ二二二二二二二二ｌ,　ｲ
　　　 　 　 　 | |　|_|　 　 　 　 | | 　 |_|
　　　 　 　 　 |_|　　　　　　　　|_|

　　　　　　　　　　だが、ファイアブランドの儀式を通過していない彼は、
　　　　　　　　　　　　　　　　　王であって王ではなかった。

┌―――――――――
｜あー、たまらんわい。
└―――――ｖ―――‐
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡||
�U　∩　［］ �U　∩　凸　�U 凸　 ∩ ［］ �U ||
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ∧∧
日　凸　�U　日　凸　∧＿∧ �U　日　(ﾟдﾟ；)　　　∧,,∧
三三三三三三三三 （　　　´）三三三 |つ∽　　　彡　 *ﾟﾐ
￣￣￣￣￣￣￣￣ く""ﾞ~ゞつ(|＿| ￣￣￣￣￣ ﾐ　　 ﾐ　￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣ /　､ 　ｨ ￣￣￣￣￣￣￣　ﾐ,,,,...,彡 ￣￣
　　　　　　 　　 　　.━┳━ i　 　 　 　 　 　 　 　 ━┳━
￣￣￣￣￣　 彡⌒ミ┻　ｰ'￣￣￣￣￣￣￣￣￣┻￣￣￣
　　　　　　　　 (#ﾟ;;Дﾟ)　　　　　　　　　　 　 　 　 ┌――――――――――――――――
　　　　　　　　 /^ー`つ(|__|　　　　　　　　　 　 　 ｜また始まったわ。おじいさんのグチ。
　　　　　 　 ／￣￣￣￣＼　　　　　　　　　　　　└―――――O――――――――――‐
　　 　 　 ／　　　　（;;;;::::） 　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　o
　　　　　ｌ＼　　　　　　　　　／l　　　　　　　　　　　　　　∧_∽　ﾟ
　　　　　 ＼＼＿＿＿＿／／　　　　　　　　　　　　　　(･；　　)
　　　　 　〈::l ー――――' l::〉　　　　　　　　　　　　 　０lﾆﾆlとﾌ
　　　　　　〉|ｰ'　　　 　　 ｰ'|〈　　　　　　　　　　　　　　ノ_ﾉ_ﾉ､_ヽ
　　　 　　 ｰ'.　　　　　　 　 ｰ'　　　　　　　　　　　　　　　(__) ､__)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　oﾟ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――O――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜今日は何にケチをつける気かしら？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――――――――――

┌――――――――――――――――――――――
｜いったい、いつまで王様がいない日々が続くんじゃ。
└――――――ｖ―――――――――――――――‐
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡||
日　凸　�U　日 凸　�U　 日 　凸 �U 日 凸||
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡||
�U　∩　［］ �U　∩　凸　�U 凸　 ∩ ［］ �U ||
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ∧∧
日　凸　�U　日　凸　∧＿∧ �U　日　(ﾟдﾟ )　　　∧,,∧
三三三三三三三三 （　　　´）三三三 |つ∽　　 彡ーﾟ* ﾐ
￣￣￣￣￣￣￣￣ く""ﾞ~ゞつ(|＿| ￣￣￣￣￣ ﾐ　　 ﾐ　￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣ /　､ 　ｨ ￣￣￣￣￣￣￣　ﾐ,,,,...,彡 ￣￣
　　　　　　 　　 　　.━┳━ i　 　 　 　 　 　 　 　 ━┳━
￣￣￣￣￣　 彡⌒ミ┻　ｰ'￣￣￣￣￣￣￣￣￣┻￣￣￣
　　　　　　　　 (#ﾞ;;Дﾞ)　　　　　　　　　　 　 　 　 ┌―＾―――――――――――――――――
　　　　　　　　 /^ー`〉　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜あら、フィリップ様がいらっしゃるじゃないの。
　　　　　 　 ／￣￣￣￣＼　　　　　　　　　　　　｜ご立派な領主様だわ。
　　 　 　 ／　(|__|　（;;;;::::）　＼ 　 　 　 　 　 　 　 └――――――――――――――――――‐
　　　　　ｌ＼　　　　　　　　　／l　　　　　　　　　　　　　　∧_∽　
　　　　　 ＼＼＿＿＿＿／／　　　　　　　　　　　　　　(･ 　　)
　　　　 　〈::l ー――――' l::〉　　　　　　　　　　　　 　０lﾆﾆlとﾌ
　　　　　　〉|ｰ'　　　 　　 ｰ'|〈　　　　　　　　　　　　　　ノ_ﾉ_ﾉ､_ヽ
　　　 　　 ｰ'.　　　　　　 　 ｰ'　　　　　　　　　　　　　　　(__) ､__)

┌――――――――
｜ありゃ王じゃない。
└――――――ｖ――
≡≡≡≡≡≡≡┌―――――――――――――――
日　凸　�U　日 　 | おいおい、じいさん、声がでかいぜ。
≡≡≡≡≡≡≡└―ｖ――――――――――――――
�U　∩　［］ �U　∩　凸　�U 凸　 ∩ ［］ �U ||
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ∧∧
日　凸　�U　日　凸　∧＿∧ �U　日　(ﾟдﾟ；)　　　∧,,∧
三三三三三三三三 （； ´∀｀）三三三 |つ∽　　彡ーﾟ； ﾐ
￣￣￣￣￣￣￣￣ く""ﾞ~ゞつ(|＿| ￣￣￣￣￣ ﾐ　　 ﾐ　￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣ /　､ 　ｨ ￣￣￣￣￣￣￣　ﾐ,,,,...,彡 ￣￣
　　　　　　 　　 　　.━┳━ i　 　 　 　 　 　 　 　 ━┳━
￣￣￣￣￣　 彡⌒ミ┻　ｰ'￣￣￣￣￣￣￣￣￣┻￣￣￣
　　　　　　 　　 (#ﾟ;;Д)')
　　　　　　　　 /^ー'`ﾌ
　　　　　 　 ／￣￣￣￣＼
　　 　 　 ／　(|__|　（;;;;::::）　＼
　　　　　ｌ＼　　　　　　　　　／l　　　　　　　　　　　　　　∧_∽　
　　　　　 ＼＼＿＿＿＿／／　　　　　　　　　　　　　　(∀･ ；)
　　　　 　〈::l ー――――' l::〉　　　　　　　　　　　　 　０lﾆﾆlとﾌ
　　　　　　〉|ｰ'　　　 　　 ｰ'|〈　　　　　　　　　　　　　　ノ_ﾉ_ﾉ､_ヽ
　　　 　　 ｰ'.　　　　　　 　 ｰ'　　　　　　　　　　　　　　　(__) ､__)
┌―――――＾――――――――――
｜声がでかいのは生まれつきじゃ！！
└――┌――――＾―――――――――――――
　 　 　 ｜ファイアブランドも操れん奴など、
　 　 　 ｜このフィニー王国の王でなどあるものか！
　 　 　 └――――――――――――――――――

≡≡≡≡≡≡≡┌――――――――――――――――――――――――――
日　凸　�U　日 　 | フィリップ様がファイアブランドの儀式に挑戦なさるそうですよ。
≡≡≡≡≡≡≡└――――――――ｖ――――――――――――――――――
�U　∩　［］ �U　∩　凸　�U 凸　 ∩ ［］ �U ||
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ∧∧
日　凸　�U　日　凸　∧＿∧ �U　日　(ﾟдﾟ )　　 　∧,,∧
三三三三三三三三 （　；´∀）三三三 |つ∽　　 彡o ﾟ； ﾐ
￣￣┌――――――――――――￣￣￣￣　ﾐ　　 ﾐ　￣￣
￣￣｜なんじゃと！焼け死ぬぞ。　 ￣￣￣￣　ﾐ,,,,...,彡 ￣￣
　 　 └――――ｖ―――――――　　 　 　 　 ━┳━
￣￣￣￣￣　 彡⌒ミ┻　ｰ'￣￣￣￣￣￣￣￣￣┻￣￣￣
　　　　　　 　　 (；ﾟ;;Д)て
　　　　　　　 　 /^ー'`ﾌ
　　　　　 　 ／￣￣￣￣＼
　　 　 　 ／　(|__|　（;;;;::::）　＼
　　　　　ｌ＼　　　　　　　　　／l　　　　　　　　　　　　　　∧_∽　
　　　　　 ＼＼＿＿＿＿／／　　　　　　　　　　　　　　(∀･ ；)
　　　　 　〈::l ー――――' l::〉　　　　　　　　　　　　 　０lﾆﾆlとﾌ
　　　　　　〉|ｰ'　　　 　　 ｰ'|〈　　　　　　　　　　　　　　ノ_ﾉ_ﾉ､_ヽ
　　　 　　 ｰ'.　　　　　　 　 ｰ'　　　　　　　　　　　　　　　(__) ､__)
　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――＾――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜試してみなければ分からないとおっしゃって、
　　　　　　　　　　　　　　　｜準備を進めているそうです。
　　　　　　　　　　　　　　　└―――┌＾――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｜お城の方からうかがいました。
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 └―――――――――――――

┌――――――――――――――――――――――――――
｜わしが若い頃、ファイアブランドを盗み出そうとした賊がおった。
└―――――ｖ―――――――――――――――――――――
�U　∩　［］ �U　∩　凸　�U 凸　 ∩ ［］ �U ||
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ∧∧
日　凸　�U　日　凸　∧＿∧ �U　日　(ﾟдﾟ；)
三三┌――――――――――――――――――
￣￣｜だが、ファイアブランドの力で焼け死んで、
￣￣｜灰も残らんかったのじゃ。
　 　 └――――ｖ――――――――――――――
￣￣￣￣￣　 彡⌒ミ┻　ｰ'￣￣￣￣￣￣￣￣￣┻￣￣￣
　　　　　　 　　 (；ﾞ;;Дﾞ)
　　　　　　　 　 /^ー'`ﾌ
　　　　　 　 ／￣￣￣￣＼
　　 　 　 ／　(|__|　（;;;;::::）　＼
　　　　　ｌ＼　　　　　　　　　／l　　　　　　　　　　　　　　∧_∽　
　　　　　 ＼＼＿＿＿＿／／　　　　　　　　　　　　　　(д･ ；)
　　　　 　〈::l ー――――' l::〉　　　　　　　　　　　　 　０lﾆﾆlとﾌ
　　　　　　〉|ｰ'　　　 　　 ｰ'|〈　　　　　　　　　　　　　　ノ_ﾉ_ﾉ､_ヽ
　　　 　　 ｰ'.　　　　　　 　 ｰ'　　　　　　　　　　　　　　　(__) ､__)
　　　　　　　　　┌＾――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜初めて触れるアニマは暴走し、炎に食われる。
　　　　　　　　　｜アニマが強ければ強いほど、暴走も激しい。
　　 　 ┌――＾└――――――――――――――――――――
　　 　 ｜王家の儀式がアニマの弱い子供の頃に行われるのも、
　　 　 ｜そのためじゃ。
　　 　 └―――――――――――――――――――――――

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　　 _ -‐ﾆTTﾆ=＝＝=ﾆTTﾆ=＝:〈:;〉:.. 从 ..::.＝＝=ﾆTTﾆ‐- _
　 ´ .　　　| |＿ｌ＿＿l＿;| |＿__ .:く;;从;; ,,;;从ｌ＿＿ｌ＿| |　 　　 ｀
　　　　 　 | |＿＿ｌ＿＿.:| |_l＿ 从ﾍ>:.从;; .::,_＿l＿＿l |
　　 _ -‐ﾆ甘ﾆ=＝＝=ﾆ.甘ﾆ_ 　::. 从Дﾟ； ::　＝＝=ﾆ甘ﾆ　_
　　´ 　　　　　　　　　　　 _ , -―::.;;;;从;;´ｿ　　　　　　　　　　｀
　　 　 　 　 　 　 　 ＿ ／ / ー-‐ 'L/､_,ゝ _
　　　　　　　 　 ／ ＼〈　　 ー----(_,ﾉ､_)／ ＼
　　　　　　　 　 | ＿＿､二二l三三l二二ｿ ＿＿ |
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　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜うおー−−−−
　　　　　　　　　　　　　　 　 └―――――――

　　　　　　|_|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ノ⌒　　　::|_|　.._
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　　　　　　　　　..:::::　　　　　　　　　 　リｿд)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 くゝ/ミ
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾑ ,ヽｰ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (_/^_ｿ
　〉`――――――――
｜フィリップ、入るぞ。
└―――――――――

　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜私をあざ笑いにわざわざハン・ノヴァからお出ましか？
　　　　　　　　　　　　　└―――――――ｖ――――――――――――――‐
　　　　 　　　 　_, --―-- ､_　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　 　　 . 　/|/|　 　 　 /|/|　　　　　　/＿＿＿＿/l
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￣￣￣￣￣|/|/￣::￣:::|/|/ ￣￣￣￣|l＿lﾆﾆl＿l|/￣￣
　 　 　 　 　 |/.....:::::::::: : |/
　　　　　 ∧,,ﾍ :::::::::::::..　　　　　　　 　∧ﾉﾘゝ
　　　　　 ( ﾟДﾟ)..:::::　　　　　　　　　 　リｿд)
γr=ヽゝく::::.._.:〉　　　　　　　　　　　 　くゝ/ミ
∬　´ o) (_)　〈)　　　　　　　　　　　　 ﾑ ,ヽｰ'
く´＾∝ﾌ (_,/､_)　　　　　　　　　　　 　 (_/^_ｿ
/WWWヽ
ー---‐'
┌―＾―――――――――――――――――――
｜フィリップお兄様、お怪我の具合はいかがですか？
└―――――――――――――――――――――‐

┌―――――――――――――
｜気休めを言っても始まるまい。
｜無謀な挑戦だったな。 ┌―――――――――――――――――――――
└――――ｖ――――― | 貴様のような出来損ないに言われる筋合いはない。
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 └―――――ｖ――――――――――――――――
　　　　 　　　 　_, --―-- ､_　　　　　　　 ＿＿＿＿
　　　 　　 . 　/|/|　 　 　 /|/|　　　　　　/＿＿＿＿/l
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　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　｜……領民や貴族達が望んでいるのは、
　　　　　　　　　　　　　｜ファイアブランドに祝福された完全なる王だ。
　　　　　　　　　　　　　└――┌―――――ｖ――――――――――――――‐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜フィニーの安定のためには王が必要なのだ。
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 └――ｖ―――――――――――――――――
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　　　　　　　　 　 　 　 ┌―――――＾―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　 　 　 　 ｜貴様のように好き勝手に生きてきた人間には分からんだろうが、
　　　　　　　　 　 　 　 ｜貴族や王族には義務があるのだ。
　　　　　　　┌―――└――＾――――――――――――――――――――――――‐
　　　　　　　｜私はそれを果たそうとしただけだ。
　　　　　　　└―――――――――――――――

┌―――――――――――――――――――
｜……マリー、フィリップには息子がいたな？
└―――ｖ――――――――――――――――
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γr=ヽゝく::::.._.:〉　　　　　　　　　　　　くゝ/ミ
∬　´ o) (_)　〈)　　　　　　　　　　　　 ﾑ,ヽｰ'
く´＾∝ﾌ (_,/､_)　　　　　　　　　　　 　 (_/^_ｿ
/WWWヽ
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┌＾――――――――――――――――
｜ええ、かわいらしいフィリップ２世が。
｜もう２つになられたのですよね。
└――――――――――――――――

┌―――――――――――
｜フィリップ、あと５年待て。
└―――ｖ―――――――

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∬　´ -) (_)　〈　　　　　 　　　　　　　 ﾑ ,ヽｰ'
く´＾∝ﾌ (_,/､_)　　　　　　　　　　　 　 (_/^_ｿ
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┌――――＾―――――――――――――――
｜そうすれば、お前の息子が
｜ファイアブランドの儀式にふさわしい年齢だ。
└――――――――――――――――――――

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　　　　　　| |｜よくやった、フィリップ。これでお前がフィニーの王だ。
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　　 　 　 　 　 　 　 　 ｜私には、まだ無理です。父上がやって下さい。
　　　　┌――――^‐└――――――――――――――――――――
　　　　｜大丈夫だ。
　　　　└――――――

　　　　　　|_|┌―――――――――――――――――
　　　　　　| |｜ギュスターヴおじさんが手伝ってくれる。
　　　　　　|_|└―――ｖ―――――――――――――
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　　　　┌――――――＾―――
　　　　｜もちろん、わたしもだ。
　　　　└――――――――┌――＾――――――
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜はい、頑張ります。
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 └――――――――

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　　　　　　　　　　　 　 　 /　　,'
　　　　　　　　　　　┌――＾――
　　　　　　　　　　　｜死ね！
　　　　　　　　　　　└――――

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　　　（´ .:::| |:::::::::... 　 ﾉ　　　　 ｎ　 　　 | 何をするか！！
　　 _ -‐ﾆTTﾆ=＝＝=ﾆTTﾆ. <ｖ> ＝ﾆ└―ｖ――――――
　 ´ .　　　| |＿ｌ＿＿l＿;| |＿.くｌﾌ ＿＿| |＿l＿＿l＿;| |　
　　　　 　 | |＿＿ｌ＿ ∧ﾉﾘゝ 〈ｌ〉＿ｌ＿;| |＿＿l＿＿l:| |
　　 _ -‐ﾆ甘ﾆ=＝＝ リｿд)　V＝＝ﾆ　∧,,ﾍ　　≡≡≡　≡
　　´ 　　　　　　　　　 くゝｰ'|) -―- ､ _　(Дﾟ #)　≡≡　≡　　≡≡
　　ガンッ　 　 　　＿ ﾑ ,ヽ」　　､从ﾉ 　〈っ_..:::ﾌ⊃≡　　≡≡≡
、从二Vヽ 　 　 ／ ＼(_/^_ｿ　 ゞ;・’;と≡=-　 )　　　≡≡　≡
Σ;:_}il｀д)≡＝- ＿＿､二二l三＾Y　　　 ⊂_ノ　　≡≡≡　　　≡≡
.)・;;;⊃⊃≡＝- 　 　　　／ドガッ！c´;;ﾚiliﾟдﾟﾘっ
´Yヽつ_つ≡＝-＼　 ／　　　　　　 ;;;;,,;;｀ｰ';;::.. ／ l＿
　　　　　　　＼＼ r＼ 二二二二二二二二／､l ／／
　　　　　　　　 ￣　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣

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　　　　　　|_|　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ_　､　　 　 　 　 |_|
　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　｜誰の指図だ！誰に頼まれてやった！！
　　　　　└―ｖ――――――――――――――――
　　 _ -‐ﾆTTﾆ=＝＝=ﾆTTﾆ. <ｖ> ＝ﾆTTﾆ=＝＝=ﾆTTﾆ‐- _
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　　 _ -‐ﾆ甘ﾆ=＝＝:リｿд);:　V＝＝ﾆ甘.ﾆ=＝＝=ﾆ甘ﾆ　_
　　´ 　　　　　　　 　 ;くゝｰ'|): -―- ､ _　　　　　　　　　　　　 ｀
　　 　 　 　 　 　 　＿:ﾑ ,ヽ」;ー-‐ ' ヽ ＼ ＿
　　　　　　∧,,ﾍ／ ＼(_/^_ｿ ----‐'　　　〉／ ＼
　/二Vヽ (Дﾟ#) ＿＿､二二l三三l二　/^/`ﾍ:.　|
..〈_}i｀д).と:._..:::ｽ 　　　／ 　￣￣ c´;;ﾚiliﾟдﾟﾘっ
　/ヽ）ﾍ　　〉　(_)　　／　　　　　 (;;;;,,;;｀ｰ';;::.. ／ l＿
　と_ﾉ､_)　(_,/ヽ_)　､二二二二二二二二／､l ／／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣
　　　　　　┌――――＾――――――――――
　　　　　　｜何が……起きたんだ……
　　　　　　｜フィリップ……なぜ倒れている？
　　　　　　└――――――――――――――

　　　　　　| |　 　 　 　 　 　 　 　 (　............:::::::..::::.:.::::..:| |:. ﾉ
　　　　　　|_|　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ_　､　　 　 　 　 |_|
┌――――――――――――――――― 　 　 .| |
｜何をおっしゃいますか、ギュスターヴ様。　 　 　:|_|
｜貴方様の御依頼ではありませんか。　　　　　　 | |
└―ｖ――――――――――――――――　 　 |_|
　　 _ -‐ﾆTTﾆ=＝＝=ﾆTTﾆ　⌒　＝ﾆTTﾆ=＝＝=ﾆTTﾆ‐- _
　 ´ .　　　| |＿ｌ＿＿l＿;| |＿ ⌒ _＿＿| |＿l＿＿l＿;| |　 　　 ｀
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　　 _ -‐ﾆ甘ﾆ=＝＝:リｿд):; ⌒＝＝ﾆ甘.ﾆ=＝＝=ﾆ甘ﾆ　_
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　　 　 ﾊｯ 　 　 　　＿:ﾑ ,ヽ」;.<ｖ>‐ ' ヽ ＼ ＿
　　　　　_､∧,,ﾍ／ ＼(_/^_ｿ: くｌﾌ-‐'　　　〉／ ＼
　/二Vヽ´(Дﾟ#) ＿＿､二二l 〈ｌ〉 l二　/^/`ﾍ:.　|
..〈_}i｀∀).と:._..:::ｽ 　　　／ 　　Ｖ　 c´;;ﾚiliﾟдﾟﾘっ
　/ヽ）ﾍ　　〉　(_)　　／　　　　　 (;;;;,,;;｀ｰ';;::.. ／ l＿
　と_ﾉ､_)　(_,/ヽ_)　､二二二二二二二二／､l ／／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣
　　　　┌―＾――――――――――――――――
　　　　｜でたらめを言うな、本当の事を白状しろ！
　　　　└――――――――――――――――――

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜フィリップ、やめろ！アニマを喰われるぞ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――――――――――――

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　　　　　　|_|　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ_　､　　 　 　 　 |_|
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　　　　... -|_|―.. ....-..、　）　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |_|
　　　（´ .:::| |::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | |　　　　
　　 　 　　　 ｒ―ﾆ―＿, /|　　　　 　 ﾆTTﾆ=＝＝=ﾆTTﾆ‐- _
　　 　 　 ／　/　　　 　「;;ﾌ　　　　　　;._| |＿l＿＿l＿;| |　 　　 ｀
　ザ 　 / l｜l　 　:.ﾉﾘ从:」　　　　　 ,＿_| |＿＿ｌ＿＿_| |
　　シ　||　ll |　　从д;;;;) .::　　i! 　 ＝ﾆ甘.ﾆ=＝＝=ﾆ甘ﾆ　_
　ュ　　ｌ!　　||　:.:..ゝｰ从;;つ　/l　- ､ _　　　　 　 　 ┌――――――
　　 　､ゞ从　　::;;从 ;;:　..::;／/　 ‐ ' ヽ ＼ ＿,　　　｜フィリップ！！
:: 从;;Σ;．‘:て＿ﾆ　―＿ﾆ　　　 -‐'　　　〉／ ＼　└――ｖ――――
从Д´iｌ;;:W｀＿―　＿､　　　　　三l二　/^/`ﾍ:.　|
;;;从,,::つ:　 　 　 |　 　　　／ 　　 ￣ c´;;ﾚiliﾟдﾟﾘっ　　　∧,,ﾍ
　::: ;,,从　 　 ＿l ＼　 ／　　　　　 (;;;;,,;;｀ｰ';;::.. ／ l＿　(ﾟ；　　)
;;;从...;;; .::　　＼＼ r＼ 二二二二二二二二／､l ／／と:::::::::::つ
┌―＾――――　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣　　 〉　　〈
｜うぎゃー！ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 (_,ﾉヽ_)
└―――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　,l
　　　　　　| |　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _ノ::i　 　 | |　　バサッ
　　　　　　|_|　　 　 ヽー‐'＾ｖﾍ、＿　 　 ﾉ~~ .:::::ﾉ　 　 |_|
　　　　　　| |　　　　 ヽ::::::::::::::::...＼、_　〉:＼ ::〈　　　　| |
　　　　　　|_|　　　　　 　 ｰ‐-:::::::::::>＼ﾍﾍ 〉‐’ 　 　 ::|_|　.._
　　　　　　| |　 　 　 　 　 /ﾉ´　く＾;;＼ 　o匕、 . ..:::::::::| |　.... ｀)
　　　　　　|_|　 　 　 　 　 ﾚ　　 /;;i　L !.n`ｰ､_]　.､　..::|_| -､ ノ
　　　　　　| |バサッ.　　　　　 〈;;ﾉ 　 `ｰ､`ﾌ、 .::::.:.::::..:| |:. ﾉ
　　　　　　|_| 　 　 　 　 　 　 /　l〉　　　　　i;;〉　 　 　バサッ
　　　　　　| |　　ﾉ⌒ヾｰ ､ 　 ｀　′　　 　 〈l｀-/^/`ﾍ | |
　　　　... -|_|―.. ....-..、　）　 　　　 　 　 　 ｀しﾚili-дﾘ_|
　　　（´ .:::| |:::::::::....　 ﾉ　　　　 ｎ　　　 　 　 　 .ヽｿ　､) |
　　 _ -‐ﾆTTﾆ=＝＝=ﾆTTﾆ. <ｖ> ＝ﾆTTﾆ=＝＝=ﾆTTﾆ‐- _
　 ´ .　　　| |＿ｌ＿＿l＿;| |＿.くｌﾌ ＿＿| |＿l＿＿l＿;| |　 　　 ｀
　　　　 　 | |＿＿ｌ＿＿.:| |ｌ＿〈ｌ〉＿l＿;| |＿＿l＿＿l:| |
　　 _ -‐ﾆ甘ﾆ=＝＝=ﾆ.甘ﾆ . V .＝=ﾆ甘ﾆ=＝＝=ﾆ.甘ﾆ　_
　　´ 　　　　　　　　　　　 _ , -―- ､ _.　　 　 　 　 ┌―――――――――――
　　　　　　　　 　 　 ＿ ／ / ー-‐ ' ヽ ＼ ＿　　　｜フィリィィー−−ップ！！
　　　　　　　 　 ／ ＼〈　　 ー----‐'　　 〉／ ＼　└―――ｖ―――――――
　　　　　　　 　 | ＿＿､二二l三三l二二ｿ ＿＿ |
　　　　　　　 　 |　 　　　／ 　￣￣　　 ＼　　 　.|、　　　 ∧,,ﾍ
　　　　　　　＿l ＼　 ／　　　　　　 　　　 ＼　／ l＿　（'(ﾟiｌ　　)
　　　　　　　＼＼ r＼ 二二二二二二二二／､l ／／　ヽ:::::::::::つ
　　　　　　　　 ￣　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣　 　　 〉　　〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　(_/｀ヽ_,)

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　　 _ -‐ﾆTTﾆ=＝＝=ﾆTTﾆ. <ｖ> ＝ﾆTTﾆ=＝＝=ﾆTTﾆ‐- _
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　　　　 　 | |＿＿ｌ＿＿.:| |ｌ＿〈ｌ〉＿l＿;| |＿＿l＿＿l:| |
　　 _ -‐ﾆ甘ﾆ=＝＝=ﾆ.甘ﾆ . V .＝=ﾆ甘ﾆ=＝＝ ┌―――――――――――――――
　　´ 　　　　　　　　　　　 _ , -―- ､ _.　　　　　 　 ｜何故だ！
　　　　　　　　　　　 ＿ ／ / ー-‐ ' ヽ ＼ ＿　　　｜なぜ、こんな事になったんだ！！
　　　　　　　　　／ ＼〈　　 ー----‐'　　 〉／ ＼　└―――ｖ――――――――――――
　　　　　　　 　 | ＿＿､二二l三三l二二ｿ ＿＿ |　　
　　　　　　　 　 |　 　　　／ 　￣￣　　 ＼　　 　.|、
　　　　　　　＿l ＼　 ／　　　　　　 　　　 ＼　／ l＿ l!l∧,,ﾍ
　　　　　　　＼＼ r＼ 二二二二二二二二／､l ／　i|:(Дﾞlil)ｽ､
　　　　　　　　 ￣　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣　 Gﾉ〈_く(,ﾉつ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆　　　　　┌＾――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜誰か教えてくれー−−−−−
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └―――――――――――――

　　　　アニマを暴走させたフィリップは、その身を火竜と化し、
　　　　　　　　息子の亡骸と共に何処へと消えた

　　　　　　| |　　ﾉ⌒ヾｰ､　　　　　　　　　　　 　 　 　 | |
　　　　... -|_|―.. ....-..、　）　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |_|
　　　（´ .:::| |:::::::::....　 ﾉ　　　　 ｎ　　　　　 　 　 　 　 .| |
　　 _ -‐ﾆTTﾆ=＝＝=ﾆTTﾆ. <ｖ> ＝ﾆTTﾆ=＝＝=ﾆTTﾆ‐- _
　 ´ .　　　| |＿ｌ＿＿l＿;| |＿.くｌﾌ ＿＿| |＿l＿＿l＿;| |　 　　 ｀
　　　　 　 | |＿＿ｌ＿＿.:| |ｌ＿〈ｌ〉＿l＿;| |＿＿l＿＿l:| |
　　 _ -‐ﾆ甘ﾆ=＝＝=ﾆ.甘ﾆ . V .＝=ﾆ甘ﾆ=＝＝=ﾆ.甘ﾆ　_
　　´ 　　　　　　　　　　　 _ , -―- ､ _　　　　　　　　　　　　 ｀
　　 　 　 　 　 　 　 ＿ ／ / ー-‐ ' ヽ ＼ ＿
　　　　　　　 　 ／ ＼〈　　 ー----‐'　　 〉／ ＼
　　　　　　　 　 | ＿＿､二二l三三l二二ｿ ＿＿ |
　　　　　　　 　 |　 　　　／ 　￣￣　　 ＼　　 　.|、
　　　　　　　＿l ＼　 ／　　　　　　 　　　 ＼　／ l＿　∧,,ﾍ
　　　　　　　＼＼ r＼ 二二二二二二二二／､l ／　 ,(Дﾞlil)ｽ､
　　　　　　　　 ￣　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣　 Gﾉ〈_く(,ﾉつ

　　　　　　　ギュスターヴが見た、弟フィリップの
　　　　　　　　　　　　最期の姿であった

　　　　　　　　―‐　運命の歯車は、回り続ける……　―‐
　
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┌:┐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |┼|　　
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /＼|／ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼:｀´:／
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _ﾉｌｌヽ_
　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿ヽ Y　ﾉ ＿＿__,┐
..　　　　　　　　　＜´<二三二三 |:::｡::| 三 ×ﾆ| |二二l
　　　　　　　　　　　｀￣￣￣￣ . ｌ:::ｌ:::ｌ . ￣￣~'┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|∧|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i▽i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ/
　
　

　　　　　　　　　　　　　　　　　ギュスターヴ編　登場人物　�E



　　 /`ﾍ＾ヽ　　 /^/`ﾍ
　　 ﾘдﾟ ﾚ　 　 ﾚ ﾟдﾘ
　　 〈l::ｊｌlc)　 　　(ｌll::ｊｌ〉
　　　U"U　　　　U"U

【フィリップ2世（1248〜1255）】
　ノール候フィリップの息子。
ファイアブランドの儀式を無事通過するも、
その直後父の目の前で暗殺される。

　
　
　
　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――┐
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | 　ここまでをセーブしますか？.　 |
　　　　　　　　　　　　　　｜・セーブする.　　　　　 　 　 　 　 ｜
　　　　　　　　　　　　　　｜・しない　　　 　　　　　　　　　　　｜
　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――――――┘
　
　
　
　
　

　という訳で、ギュスターヴ編の第一章はこれにて閉幕。
今後も描いて行く予定だけど、リアル生活との関係上
ペースは落ちますだ。

|∀･)ｲｲ！

乙です

ｽｹﾞｰｰ！
乙＆ＧＪ！　ﾌｨﾘｯﾌﾟが燃えるｼｰﾝをＰＳで見て違和感を感じたのはオレだけではないはず

GJ!

乙です。そしてGJ!!

(´；ω；｀)フィリップｶﾜｲｿｽ

>>303
お疲れ様です。相変わらず素晴らしい仕事ですね。
新作はサガフロ２やりながら気長に待つ事にします。

>>303
乙＆GJ!のんびり待って続編を待つとしまつ。

>>309
このスレを見てサガフロ２をもう一回やりだしたのは漏れだけではないという訳かｗ

>>303
God jobでございました。続編も楽しみにさせていただきます。


さて、サガフロ２どこやったかな……

一気に読んでしまった…ｶﾝﾄﾞｰｼﾀ！！
俺今しまってたｻｶﾞﾌﾛ2ひっぱりだしてきたよ…ﾘｱﾙで。

GJ

フィリップ二世殺したのって卵らしいね

享年７才…ｶﾜｲｿｽ…

>>303
おおおお
いつも乙であります！

>>301
GJ!でも暗殺とは言わない希ガス

>>303
乙です　続編期待してます
>>317
つhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%97%E6%AE%BA

殺害って事ですか。

今一気に読んで痺れた･･･。
乙です。　続編マターリ待ってます。

ヤヴァイ・・・
サガフロ２、買ってくる。（３回目）

期待して待ってみるぞ

>>303
超ＧＪ！
しかし、引き篭もりって毎日暇で時間が有り余っていると聞いたぞ？
リアルの生活の都合上って…まさか追い出されそうなのか？

大学院生じゃなかったっけ？

他者のりあるせいかつに突っ込むな

悲劇GJ！

>>303
乙！続編楽しみにしてます！頑張ってください！

次はウィル編をキボンヌ(´･ω･｀)

作者さんの好きなように作ってくれればそれでいいや
ＧＪ

>>324
いや、こいつはニートらしい。
面白いＡＡ作ってくれるならそれでいいんだけどね。

大学院生だよ。
結構しっかりした学歴の持ち主。

作者の生活を心配されるなんて
作者も望んでないと思うよん？

うん、まさに「余計なお世話」だな。
一介の読み手な俺らは黙って待つだけでいいと思われ。

相変わらずGJです。こんなこと言ったら作者さんに失礼だけど
ハンノヴァ・歓楽街の計画担当者のイベントも見てみたかったなぁ

座って話してるだけじゃないか

>>335
全部歓楽街ルートなら話的にも面白いぞ。

歓楽街の帝王だああああああああああ

>>335
自爆王発見！！！！ニヤニヤ（・∀・)

保守

なんで三世がｹﾙｳﾞｨﾝの子よ？

>>339
マリーとやったから。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【 番外編　その1 】


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1257年
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ファイアブランドを継ぐ者


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┌:┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |┼|　　
　　　　 　 　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /＼|／ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　 　 　 ＼:｀´:／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _ﾉｌｌヽ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ :Y: ﾉ
　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　 　 　 　 |:::｡::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｌ:::ｌ:::ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|∧|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i▽i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ/

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ギュスターヴ家長女、マリー
　
　
　
　
　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉﾉ=ヽﾍ
　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(´- ｀ ∬
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 く´∝＾フ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /WWWヽ　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ー---‐'
　
　　　　　　　　　　　　　　　ギュスターヴ13世の実の妹であり、
　　　 　　　　　　　　　　　　オート候カンタールの妻である。
　

　　　　　　　　夫カンタールは優秀な政治家であり、策略家であったが、
　　　　　　　　 　マリーとの結婚は、屈辱の政略結婚であったため
　
　
　
　　　　 　　　　　　　　　ﾉﾉ=ヽﾍ　　　　　　　　　　　γrソﾍ
　　　　 　　　　　　　　　(- ｀　∬　　　　　　　　　 く＾ヽﾟД彡
　　　　　　　　　　　　　く´∝＾フ　　　　　　 　　　 ＜:＾｀０'ｿ
　　　　　　　　　　　　　/WWWヽ　　　　 　 　 　 　 （_):.〈ｿ:ゞ
　　　　　　　　　　　　　 ー---‐'　　　　　　　　　　　(__ﾉ､_）
　
　
　　　　　　　　　　　　　　マリーに対し決して心を開こうとせず、
　　　　　　　　　　　　　　　夫婦の仲は、冷え切っていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　そんな夫に耐え切れず
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マリーはカンタールと離婚
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　 　　　　　　　　　ﾉ:::::::::ヽ　　　　 ＿|　 　　　γ:::::::ヽ
　　　　 　　　　　　　　　(:::::::::::∬　　　 |　　　　　 く::ヽ::::::::彡
　　　　　　　　　　　　　く::::::::::::フ　　　　＼_　　 　 ＜::::::::::::ｿ
　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::ヽ　　　　　/　 　 　 （::):::::::::ゞ
　　　　　　　　　　　　　 ー---‐'　　　　／　　　　　 (::::ﾉ､::）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして……
　

　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 <⌒>
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／⌒＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ］皿皿［-∧-∧､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧_／＼_|,,|「|,,,|「|ﾐ^!､
　 　 　 　 　 ／三三三三三三三 Π . ∩　 |'|「|'''|「|||:ll;|
　 　 　 ＿＿|￣同￣同￣同 /￣￣∧￣￣￣￣∧￣＼
　 　 _/＿＿|==／＼＝＝＝ﾊ,￣￣|「|￣￣￣￣|「|￣￣|
　　/_| ﾛ ﾛ 「￣￣￣￣￣￣| |　田 |「|　 田 田　|「|［［［［|
　　|ll.|ﾛ ﾛ /|.l⌒l l⌒ｌ ｌ⌒l l´| | 　 　|「| 　 　 　 　|「|ﾐﾐﾐﾐﾐﾐ､
　 /〃￣ /::|.|　,,||　,;:'ﾞ ﾞ｀ヾ,,.| |　田 |「|　 田 田　|「|:::::::::::|
　 |　|　　|　:|.|,;ヾﾞﾞヾﾞﾞﾞ'';;,,:::ヾﾞﾞヾ''""``ヾ;;,,""~｀ヾﾞﾞ`ヾ､´ﾞﾞヾ"
'￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　￣　　　　　　　　　　　　　　　　　￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　テルム
　　　　　　　　　　　　　　　　　　1257年　　　　　　　　　　　　　　￣
　　　　　　　　　　　　　　　　_　　　　　　　　　　　　　　　　￣

　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　　(（◎）(◎）)
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　　　　| /
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　　)￣(
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　　 （＿＿）
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　　 l二二二l
　ソワソワ……　￣ ー―‐' ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ .ー―‐' ￣￣￣￣￣ |＿＿_|￣￣￣￣
　　くｿノ∧　　　　　　　くｿノ∧　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∧,,ﾍ
　 （∀・　；）三三　 　（；　・∀）　　　 　　 　 　 　 　 　 (дﾟ；)
　<::ヽV/::::ヾ　≡　 　ゞ::::ヽV/::> 　 　 　 　 　 　 　 　 〈:._..::::ｽ
　 〉::i´｀i､:::ゝ三　≡ ﾉ::::ノi´｀i:〈　 　 　 　 　 　 　 　 　 (〉　 (_)
　（＿_）､＿）三 　　 （＿ﾉ （＿）　　　　　　　　　　　　　(_/､_ゞ
　　　　　　　　　　　　　ソワソワ……
　
　

　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　┌――――――――――――――
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　｜ケルヴィン、気持ちは分かるが
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　｜少し落ち着いたらどうだ？
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　└―ｖ―――――――――――――
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　　 （＿＿）
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　　 l二二二l
￣￣￣￣￣￣￣￣ ー―‐' ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ .ー―‐' ￣￣￣￣￣ |＿＿_|￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　くｿノ∧　　　　　　　　　　　　　 ∧,,ﾍ
　　　　　　　　　　　　 （；　-∀）　　　　　 　 　 　 　 　 (Д-；)
　　　　　　　　　　 　 ゞ::::ヽV/::> 　 　 　 　 　 　 　　と〈:._..::::ｽ
　　　　　　　　　　　　ﾉ:::ノi´｀i:〈　　　　　　　　　　　　　 〉　 (_)
　　　　　　　　　　　　（＿/､＿）　　　　　　　　　　　　　(_/､_ゞ
　　　　　　┌―――――＾―――――――――
　　　　　　｜うむ、分かってはいるんだが……
　　　　　　└――――――――――――――‐

　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　　(（◎）(◎）)
. ┌―――――――――　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　　　　| /
/´　おぎゃー おぎゃー　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　　)￣(
´└―――――――――　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　　 （＿＿）
　　　　　　　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |IIIIIIIIII|　　　　　　　 l二二二l
￣￣￣￣￣￣￣￣ ー―‐' ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ .ー―‐' ￣￣￣￣￣ |＿＿_|￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　くｿノ∧　　　　　　 　 　 　 　 　 ∧,,ﾍ
　　　　　　　　　　　Σ（∀・； 三　　　　　 　 　 　 　 Σ(Дﾟ；)
　　　　　　　　　　　　ゞ::::ヽV/::>　　　　　　　　　　　と〈:._..::::ｽ
　　　　　　　　　　　　ﾉ::::ノi´｀i:〈　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉　 (_)
　　　　　　　　　　　　（＿/､＿）　　　　　　　　　　　　　(_/､_ゞ
　　　　　　　　　　　┌―＾――
　　　　　　　　　　　｜！！　　　　　　　　　　┌―――＾―――
　　　　　　　　　　　└―――‐　　　 　 　 　 ｜生まれた！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 └―――――――

.　 　 　 　lゞゞゞ|　　　　　　　　　lゞゞゞ|
　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|
　 ||. 　 　 　ヽゞ|_________＿＿ | |..__ヽゞ|
　 ||　　　　　 彡　 /ﾉﾘﾊヽゞ　| |　　 彡　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　 || . 　 　 　 ﾉ|　 ∬　´ー) 　| |　　 ﾉ| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バタンッ！
　 ||..　　　　（ノ⌒⌒⌒⌒⌒　| |.　（ﾐﾐ| ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　／/
　 ||　 　 ／　 　 　 　 　 　 　 | | 　 ー
　 ||　 ／　 　 　 　 　 　 　 　 | | /.../
　 ||／　 　 　 　 　 　 　 　 　 | |..../ 　　　　＿
　 ||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |./ 　　　 /,ｒ‐ ､＼
　 ||　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |_| 　　　　（(´∀｀､ ）･･･ﾄｲｳ ｵﾊﾅｼﾀﾞｯﾀﾉｻ
.　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　／ノﾍゝ/''' 　)ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | ＼ﾟдﾟ)　/　丿||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼__￣￣⊂|丿/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ー---‐':::_/||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(~〜ヽ::::::::::::::|／

　　　　　　　ケルヴィンと傷心のマリーの仲をギュスターヴが取り持ち、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二人は結婚

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ┌――――――――――
.　 　 　 　lゞゞゞ|　　　　　　　　　lゞゞゞ|　　 　 ｜マリー、加減はどうだ？
　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|　　　　└――――――ｖ――――
　 ||. 　 　 　ヽゞ|_________＿＿ | |..__ヽゞ|
　 ||　　　　　 彡　 /ﾉﾘﾊヽゞ　| |　　 彡　　　　　　　　　　　　　くｿノ∧　　　　　∧,,ﾍ
　 || . 　 　 　 ﾉ|　 ∬　´ー) 　| |　　 ﾉ|　　　　　　　　　 　 　　（∀・　 ）　 　 　 (Дﾟ　)
　 ||..　　　　（ノ⌒⌒⌒⌒⌒　| |.　（ﾐﾐ| ￣￣￣￣￣￣￣￣ <::ヽV/::::ヾ￣￣ 〈:._...:::ｽ ￣￣￣
　 ||　 　 ／　 　 　 　 　 　 　 | | 　 ー　　　　　　　 　 　 　 　 〉::i´｀i､:::ゝ 　　　(〉　 (_)
　 ||　 ／　 　 　 　 　 　 　 　 | | /.../　 　　　　　　　　　　　　（＿） ､＿） 　　　(_/ ､_)
　 ||／　 　 　 　 　 　 　 　 　 | |..../ 　　　　＿
　 ||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |./ 　　　 /,ｒ‐ ､＼
　 ||　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |_| 　　　　（(´∀｀､ ）
.　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　／ノﾍゝ/''' 　)ヽ
┌――――^―――――――　 | ＼ﾟдﾟ)　/　丿||
｜ええ。すこぶる元気ですわ。　 ＼__￣￣⊂|丿/
└―――――――――――.　　 / ー---‐':::_/||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(~〜ヽ::::::::::::::|／

　　　　　　　　　　　　以後、1252年に第一子チャールズを
　　　　　　　　　　 　その5年後の1257年に第二子を授かる

.　 　 　 　lゞゞゞ|　　　　　　　　　lゞゞゞ|
　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|
　 ||. 　 　 　ヽゞ|_________＿＿ | |..__ヽゞ|
　 ||　　　　　 彡　 /ﾉﾘﾊヽゞ　| |　　 彡 . 　 　 　 ┌――――――――――
　 ||　　 　 　 ﾉ|　 ∬ ´ー｀) 　| |　　 ﾉ|　　　　 　 ｜この子が私達の息子か。
　 ||..　　　　（ノ⌒⌒⌒⌒⌒　| |.　（ﾐﾐ| ￣￣￣　└――――ｖ――――――
　 ||　 　 ／　 　 　 　 　 　 　 | | 　 ー
　 ||　 ／　 　 　 　 　 　 　 　 | | /.../
　 ||／　 　 　 　 　 　 　 　 　 | |..../ 　　　　＿
　 ||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |./ 　　　 /,ｒ‐ ､＼
　 ||　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |_| 　　　　（(　´∀｀）　　　 くｿノ∧　　　　　∧,,ﾍ
.　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　／ノﾍゝ/''' 　)ヽ　　 （∀・　*）　 　 　 (дﾟ　)
┌――――^―――――――　 | ＼ﾟдﾟ)　/　丿||　 <::ヽV/::::ヾ　　　 〈:._...:::ｽ
｜どんな名前にしましょう？　　　＼__￣￣⊂|丿/　　 〉::i´｀i､:::.ゝ 　　　(〉　 (_)
└―――――――――――.　　 / ー---‐':::_/|| 　　 （＿（＿_） 　　 　(_/ ､_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(~〜ヽ::::::::::::::|／　　　　　　　　　　　┌―^――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｜……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 └―――‐

.　 　 　 　lゞゞゞ|　　　　　　　 　 lゞゞゞ|　　　　　　　　 　 　 　 ┌―――――――――――――――――
　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|　　　　　　　　 　 　 　 ｜マリー、ケルヴィン、
　 ||. 　 　 　ヽゞ|_________＿＿ | |..__ヽゞ|　　　　　　　　 　 　 　 ｜この子には、この国を継がせるのか？
　 ||　　　　　 彡　 /ﾉﾘﾊヽゞ　| |　　 彡 . 　 　 　 ┌――――└―――――ｖ―――――――――――
　 ||　　 　 　 ﾉ|　 ∬ ´ー｀) 　| |　　 ﾉ|　　　　 　 ｜ああ。長男のチャールズにはヤーデを、
　 ||..　　　　（ノ⌒⌒⌒⌒⌒　| |.　（ﾐﾐ| ￣￣￣　｜この子にはフィニーを継がせようと思う。
　 ||　 　 ／　 　 　 　 　 　 　 | |　　ー' 　 　 　 　└――――ｖ――――――――――――
　 ||　 ／　 　 　 　 　 　 　 　 | | /.../
　 ||／　 　 　 　 　 　 　 　 　 | |..../ 　　　　＿
　 ||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |./ 　　　 /,ｒ‐ ､＼
　 ||　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |_| 　　　　（(　´∀｀）　　　 くｿノ∧　　　　 　 ∧,,ﾍ
.　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　／ノﾍゝ/''' 　)ヽ　　 （　・∀・） 　 　 　 (дﾟ　)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | ＼ﾟдﾟ)　/　丿||　 <::ヽV/::::ヾ　 　 と〈:._...:::ｽ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼__￣￣⊂|丿/　　 〉::i´｀i､:::.ゝ 　　　 〉　 (_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 / ー---‐':::_/|| 　　 （＿（＿_） 　　 　 (_/ ､_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(~〜ヽ::::::::::::::|／　

.　 　 　 　lゞゞゞ|　　　　　　　 　 lゞゞゞ|　　　　　　　　 　 　 ┌――――――――――――
　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|　　　　　　　　 　 　 ｜ケルヴィン、頼みがある。
　 ||. 　 　 　ヽゞ|_________＿＿ | |..__ヽゞ|　　　　　　　　 　 　 └―――――ｖ―――――――
　 ||　　　　　 彡　 /ﾉﾘﾊヽゞ, .| |　　 彡
　 ||　　 　 　 ﾉ|　 ∬ ´ -｀)､-.| |　　 ﾉ|
　 ||..　　　　（ノ⌒⌒⌒⌒⌒　| |.　（ﾐﾐ| ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 ||　 　 ／　 　 　 　 　 　 　 | |　　ー'
　 ||　 ／　 　 　 　 　 　 　 　 | | /.../
　 ||／　 　 　 　 　 　 　 　 　 | |..../ 　　　　＿
　 ||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |./ 　　　 /,ｒ‐ ､＼
　 ||　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |_| 　　　　（(　´д｀）　　　 くｿノ∧　,　 　 　 ∧,,ﾍ
.　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　／ノﾍゝ/''' 　)ヽ　　 （　 ・∀） ､-　 　('(д- )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | ＼ﾟдﾟ)　/　丿||　 <::ヽV/::::ヾ　 　 　〈:._...:::ｽ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼__￣￣⊂|丿/　　 〉::i´｀i､:::.ゝ 　　　 〉　 (_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 / ー---‐':::_/|| 　　 （＿（＿_） 　　 　 (_/ ､_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(~〜ヽ::::::::::::::|／　　　　　　　　　　　┌―^―――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｜この子の名前だが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｜『フィリップ』にして貰えないか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 └――――――――――――――‐

.　 　 　 　lゞゞゞ|　　　　　　　 　 lゞゞゞ|　　┌―――――――――――――――――――――
　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|　　｜アイツはとうとう、最期までこの国を継げなかった。
　 ||. 　 　 　ヽゞ|_________＿＿ | |..__ヽゞ|　　└――――――――――┌―――――――――――――――
　 ||　　　　　 彡　 /ﾉﾘﾊヽゞ　| |　　 彡　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜息子に継がせてやることも……
　 || . 　 　 　 ﾉ|　 ∬ ´ -｀)　 | |　　 ﾉ|　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 └―――ｖ――――――――――――
　 ||..　　　　（ノ⌒⌒⌒⌒⌒　| |.　（ﾐﾐ| ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 ||　 　 ／　 　 　 　 　 　 　 | |　　ー'
　 ||　 ／　 　 　 　 　 　 　 　 | | /.../
　 ||／　 　 　 　 　 　 　 　 　 | |..../ 　　　　＿
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　 ||　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |_| 　　　　（(　´д｀）　　　 くｿノ∧　 　 　 　 　　∧,,ﾍ
.　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　／ノﾍゝ/''' 　)ヽ　　 （　 ・д）　 　 　　 　　( -д)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | ＼ﾟдﾟ)　/　丿||　 <::ヽV/::::ヾ　 　 　　 　く:::..._.:〉
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼__￣￣⊂|丿/　　 〉::i´｀i､:::.ゝ 　　　　　(_)　 〈)
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 / ー---‐':::_/|| 　　 （＿（＿_） 　　　　　　(_,/ヽ_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(~〜ヽ::::::::::::::|／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――＾――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜誰よりも、この国の事を考えていた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜アイツが、だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――――――――――

.　 　 　 　lゞゞゞ|　　　　　　　 　 lゞゞゞ|　　┌――――――――――――――――――
　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|　　｜だからせめて、フィリップの名を持つ者に
　 ||. 　 　 　ヽゞ|_________＿＿ | |..__ヽゞ|　　｜この国を継いで貰いたい。
　 ||　　　　　 彡　 /ﾉﾘﾊヽゞ　| |　　 彡　　└―――――――――――――――ｖ――――――――――
　 || . 　 　 　 ﾉ|　 ∬ ´ -｀)　 | |　　 ﾉ|　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜厚かましい頼みだが、聞いてくれるか？
　 ||..　　　　（ノ⌒⌒⌒⌒⌒　| |.　（ﾐﾐ| ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣└―――ｖ―――――――――――――
　 ||　 　 ／　 　 　 　 　 　 　 | |　　ー'
　 ||　 ／　 　 　 　 　 　 　 　 | | /.../
　 ||／　 　 　 　 　 　 　 　 　 | |..../ 　　　　＿
　 ||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |./ 　　　 /,ｒ‐ ､＼
　 ||　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |_| 　　　　（(　´д｀）　　　 くｿノ∧　 　 　 　 　　∧,,ﾍ
.　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　／ノﾍゝ/''' 　)ヽ　　 （　 -∀）　 　 　　 　　(дﾟ　)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | ＼ﾟдﾟ)　/　丿||　 <::ヽV/::::ヾ　 　 　　 　く:::..._.:〉
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼__￣￣⊂|丿/　　 〉::i´｀i､:::.ゝ 　　　　　(_)　 〈)
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 / ー---‐':::_/|| 　　 （＿（＿_） 　　　　　　(_,/ヽ_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(~〜ヽ::::::::::::::|／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――＾―――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜……分かった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――

.　 　 　 　lゞゞゞ|　　　　　　　 　 lゞゞゞ|　　┌――――――――――――――――――――
　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|　　｜お前に、我が義兄の名、そしてその息子の名
　 ||. 　 　 　ヽゞ|_________＿＿ | |..__ヽゞ|　　｜【フィリップ】を与えよう。
　 ||　　　　　 彡　 /ﾉﾘﾊヽゞ　| |　　 彡　　└―――――ｖ――――――――――――――
　 ||　　 　 　 ﾉ|　 ∬ ´ー｀)　 | |　　 ﾉ|　　　 　 　 ｜お前は、フィリップ3世だ。
　 ||..　　　　（ノ⌒⌒⌒⌒⌒　| |.　（ﾐﾐ| ￣￣￣￣└―――ｖ―――――――
　 ||　 　 ／　 　 　 　 　 　 　 | |　　ー'
　 ||　 ／　 　 　 　 　 　 　 　 | | /.../
　 ||／　 　 　 　 　 　 　 　 　 | |..../ 　　　　＿
　 ||￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |./ 　　　 /,ｒ‐ ､＼
　 ||　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |_| 　　　　（(　´∀｀）　　　 くｿノ∧　 　 　 　 　　∧,,ﾍ
.　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　／ノﾍゝ/''' 　)ヽ　　 （∀・　 ）　 　 　　 　　(дﾟ　)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | ＼ﾟдﾟ)　/　丿||　と::ヽV/::::ヾ　 　 　　 　〈:._...::::ｽ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼__￣￣⊂|丿/　　 〉::i´｀i､:::.ゝ 　　　　　 (〉　 (_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 / ー---‐':::_/|| 　　 （＿（＿_） 　　　　　　 (_/ヽ_,)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(~〜ヽ::::::::::::::|／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――^―――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜その名に恥じぬよう、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜立派な男になれ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――‐

┌――――――――――――――――
｜お兄様も、きっと喜んでくれますわ。
└―――――――ｖ――――――――
.　 　 　 　lゞゞゞ|　　　　　　　 　 lゞゞゞ|　　　　　　　 　 　 　 ┌―――――――――――
　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|　　　　　　　 　 　 　 ｜ありがとう、ケルヴィン。
　 ||. 　 　 　ヽゞ|_________＿＿ | |..__ヽゞ|　　　　　　┌―――└―――――――ｖ――――
　 ||　　　　　 彡　 /ﾉﾘﾊヽゞ　| |　　 彡　　　　　　｜気にするな。
　 || . 　 　 　 ﾉ|　 ∬　´ー)　 | |　　 ﾉ|　　　 　 　 ｜貴族の務めだ。
　 ||..　　　　（ノ⌒⌒⌒⌒⌒　| |.　（ﾐﾐ| ￣￣￣￣└―――ｖ――――
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | ＼ﾟдﾟ)　/　丿||　 ゞ::::ヽV/::>　　　　　　〈:._...::::ｽ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼__￣￣⊂|丿/　 ﾉ::::ノi´｀i:〈 　　 　　　　(〉 　(_)
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　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|　　　　　　　 　 　 　 ｜お前は昔から、そればかりだなー。
　 ||. 　 　 　ヽゞ|_________＿＿ | |..__ヽゞ|　　　　　　　 　 　 　 └―――――――ｖ―――――――‐
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　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜さて……。
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　 ||　　　　　 彡　./ﾉﾘﾊヽゞ , | |　　 彡　 ノ　もう帰るのですか、お兄様？
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―^―――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ああ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――‐

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　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜ケルヴィン……
　 ||. 　 　 　ヽゞ|_________＿＿ | |..__ヽゞ|　　　　　　　　　　　　　　　 　 └――――ｖ―――‐
　 ||　　　　　 彡　 /ﾉﾘﾊヽゞ　| |　　 彡
　 ||　　　　　 ﾉ|　 ∬ ´ -｀)　..| |　　 ﾉ|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――^――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜……この国の事 ――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――――‐

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　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|
　 ||. 　 　 　ヽゞ|_________＿＿ | |..__ヽゞ|　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┌――――――
　 ||　　　　　 彡　 /ﾉﾘﾊヽゞ　| |　　 彡　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｜……いや、
　 ||　　　　　 ﾉ|　 ∬ ´ -｀)　..| |　　 ﾉ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―ｖ――――‐
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――^――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜なんでもない……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――‐

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　 　 　 　 ､ ゞゞ|　　 　 　 　 　 　.､ゞゞ|
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　 ||　　　　　 彡　 /ﾉﾘﾊヽゞ　| |　　 彡
　 ||　　　　　 ﾉ|　 ∬　´ -)　. | |　　 ﾉ|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(~〜ヽ::::::::::::::|／

GJ!!!!!!
フィリップの名が出たときはマジ涙目なりましたわ!!
マジネ申!!お疲れ様です!!

作者さん乙！&ＧＪ！
まさかこんな裏話が語られるとは、感動です。

でもケルウﾞィンって･･･

GJ!!ええ話や〜｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
ケルヴィンの子の名前がフィリップだったのにはこういう理由があったのか。
ゲームでは一切語られてなかったけど、実際こういう裏設定がありそうだね。

>>365
というかこういう設定だよ。
アルティマニアを買って読むと幸せになれるかもしれない。

痒い所に手が届くとはこの事か…！
いつもありがとう、>>341様。

>>365
今回のシナリオは、「サガフロンティア2　アルティマニア」
において記述されたフィリップ3世の設定に
インスパイヤされてAA化され、
ﾊｽﾞｶｼｸﾗﾌﾞが今回の番外シナリオにあたって
新たなオリジナリティを加えて作成したものです。

GJ！これから先の事を思うと泣けてきた。

マリー離婚の真相ってアルティマニアと設定資料集じゃだいぶ違うんだよね。

ゲーム中で語られていない部分をきれいにまとめるセンスが素晴らしいね。

いつも乙です

乙です
ギュスターヴ編のストーリーはフィリップ関連が特に好きです。

ハン・ノヴァがモンスターに襲われたとき現れたドラゴンはやっぱフィリップだったのかな。

アルティマニアでは河津が微妙にオブラートに包んだ発言してるけど、
そう考えても間違いじゃないはず。

乙ですチャールズより優しい子に育ったんだよね。。。

保守

「ケルヴィン最後の戦い」ぷりぃぃいぃぃいぃず！！！

>>376
その前に
「暗殺者ヨハン」「南の砦で」「ギュスターヴの後継者」「ハン・ノヴァ炎上」「カンタールの死」
これらが先だろうな。

今回ケルヴィンのエピソードだったからウィル編よりはこっちのルートが先だと予想は出来るが
いずれにせよ先は長い。サガフロ2やりながら気長に待とうじゃないか。

>>377
時々でいいから「将軍の思い出」の事、思い出してください。

スレ見てから久々にサガフロ2引っ張り出してプレイしたはいいが
ゲーム内での表現がやたらめったら淡白な印象を受けた。

要するに何が言いたいのかというとﾊｽﾞｶｼｸﾗﾌﾞ氏は神

海賊はやるのかな(*ﾟ∀ﾟ)+

やってほしいね海賊。
あえて言わないけど、ギュスの最後のあの台詞好きなんだよね

>>379
ストーリーぶつ切りがやたらサガっぽいよな
ほかのところは全然サガっぽくないのにそういうとこだけ受け継ぐなよ

流れからくると、アニマ教の噂も欲しいところ･･････

あ、だめだ。時代が遡っちゃう。

神

>ﾊｽﾞｶｼｸﾗﾌﾞ氏
「俺はあんたのﾌｧﾝなんだぜ」

初めてこのスレ来たがすごいな
俺もサガフロンティア２を持ってるんだが、またやりたくなった

やべ、良スレ過ぎ巣。」
俺もサガフロファンとして
見守らせてもらうよ。

フロ２持ってないんだけど、このスレ見てたら妙に欲しくなった。
思い切って買ってみるかな。

>>388今凄い安いから後悔はしないかと

ゲームとしては微妙だから値段が手頃だね
RS2の次に好きな俺

気がついたら中古のｻｶﾞﾌﾛ2を買っていた
けれど､後悔はしていない('A`)500ｴｿ

>>391
ウィル編始めたらまず若木の杖を10本買うのだ！

>>392
小泉ﾊﾞﾄﾙｼｽﾃﾑﾃﾞｨﾚｸﾀｰ乙

10本も要らんわ…。グランドスラム以外覚えるにしても多すぎ。

>>391
漏れは1500ｴｿで買った('A`)

俺は780円で購入。

>>395
(･∀･)人(･∀･) ﾅｶｰﾏ!!

>>395
１７８０円で買ってしまった…

友達に借りパクされますた('A`)

>399
そいつはもう友達じゃない
信頼に足る親友を見つけろ

>>399　「たかが５００円程度のゲームじゃん？」って言うようだったら見限れ

このゲームは十分に6800円の価値がある
糞ゲーとか言ってるやつは断片しか見ていない屑だ

万人がチンポしごきながらも納得する有名な糞ゲー一覧
どのゲームも似たりよったりの糞っぷりで本当に愉快ですね。

ゼノサーガEp1、Ep2
天外魔境3
ドラッグオンドラグーン
シャイニングフォースネオ
シャイニングティアーズ
レジェンドオブドラグーン
ラジアータストーリーズ
SO3
バウンサー
聖剣LOM
マグナカルタ
グランディア2、X
我が竜を見よ
WA3
DQ6、7、8
ポポロクロイス物語ピノン編
幻想水滸伝3、4
(^Д^)
アークザラッド3〜
サガフロンティア2 ←
アンリミテッドサガ
テイルズ
FFX-2

DQ8って

>>403
大手のやつ選んどけば納得するだろみたいなラインナップだな

>>403
何でグランディア3入ってないの？

>>403
なんで顔文字がそこに入るの？(^Д^)

>>407
(^Д^)をNGワードにしとけってことさ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【第１話】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　1220年
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ギュスターヴ誕生


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ,,ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ(дﾟ )ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（⌒ヽﾉﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　l`ー' ﾉ
　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀~＾´

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　たたみかけるぞ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└─ｖ───────‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |l | ∧==ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _|l_|_(,,ﾟДﾟ)'）
　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　Lと　 　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〉　　）　　/| ∧==ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 し"ヽ）　_|l_|_(ﾟДﾟ,,)
　　　　""""　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　''''''"""　　　　　　Lと　 　つ
　　　　　　　　　　　　､､､､､　　　　　　　　　　　　 /.|　　　　,,,,iii,,,,,　　　 〉　　)
　　　　　　　　　　　　　　　　　''''''　　　　　　　　　|l | ∧==ゝ　　　　　.....し..ヽ）.,,,,,,
　ボオオォォ　　　;;⌒)　　　　　　　　 　 ,,,,..... 　 _|l_|_(ﾟДﾟ,,)
　　　　　　　从⌒)　　　　　　　　　　　　　　　　　　Lと　 　つ
　(⌒;;从　　⌒;;.......,,,,,,　　　　　　　从;; ⌒;　　　 ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ 〉　　）
　　　　　　　　　从　⌒;;)　　　　　⊂二从;⌒)　　　　 し"ヽ）
　　 从　;;;从　　　;;;）)　;;´）-＝≡≡从ili´Д｀）ｱﾂﾞｰ!!　　　`````　　　　　....,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　-＝≡≡（　つ　つ

>>403
その糞ゲー一覧作ってるのは一人だけだろ
あのボリュームと質でSO3が入ってるのはありえない。たとえ楽しめなくても。
どうせサガフロ２も「ラスボス倒せねぇ、糞ゲー決定」ってなノリだろ。

ゲームの好き嫌いなんて人それぞれなんだから無視しときゃいいよ。
>>711
サガフロ２はラスボスも強くないよ

>>412
なぜお前一人の一存でそんなことを決められる。

ラスボスを強いと感じたかどうかも人それぞれなんだから無視しときゃいいよ。
それよりせっかくの良スレなんだからもっとﾏﾀｰﾘ行こう。

>>414、お前は本物の男だなー

実は女

え、えっとそれじゃあ
女の中の男？
勇ましい女？
あ…姐御？

ツフ

本物の姉御だなー。

やるよ

続きまだですか〜

あたしはシフ

バルハル族だよ！

>>416
お見通しでしたか

>>422　ギャーバルハル族だ　さよなら

>>424
ひるむな！
チリになるまで戦え！

>>425
かっこいい男！ぜひ仲間にせねば！！

ウホッ

　　　　　 ＿ _,一'─　- ―-　、　
　　　　／　／　　　／　　　　　ヽ
　　 ／　　　　　　／　　　　- ―-`、
　　/, '" _,,. -…;／　　　/
　 (i'"（(´　 __ 〈　　　　}
　　|__　r=_ﾆﾆ`ヽｆﾊ　　}
　　ヾ|! 　 ┴’　　}|ﾄi　 }　　よかったのかホイホイついてきて
　 　 |! ,,_　　　　　 ｛'　 }　　 俺は鋼鉄兵だってかまわないで
　　　「´ｒ__ｧ　　　./　彡ﾊ､　　斬っちまう男なんだぜ？
　　　 ヽ　‐'　　／　　　"'ヽ
　　　　 ヽ__,.. ' ／　　　　　ヽ
　　　　 ／⌒` ￣ `　　　　ヽ＼_
　　　 /　　　　　　　　　　　i ヽ　＼
　　　,'　　　　　　　 　 　 　 }　 i　　ヽ
　 　 {　　　　　　　　　　 　 ｊ 　 l 　　 }
　　　i　　　ヽ　　　　ｊ　　 ノ　　 | 　 } l
　　　ﾄ､　　　 }　　　/　　/　　　l　　| .|
　　　!　ヽ　　　　　 |　 ノ　　　 j　　'　|
　　　{　|　　　　　}　|　　　　　 l　　　 |
　　　ヽ |　　　　 i　 |　＼　 　 l　 　 /|
　　　　{ |　　 　 l 　 |　　　　　|　　 / |
　　　　l　!　 　 　 　 | 　 　 　 l　　/　|

>>428
お前の●●●●には若さが足りない。
老成のし過ぎだな。

>>428
お前はホンモノの漢だなぁ〜

こんなスレがあったとは。母死で泣いた

ゲームはろくに育てずクリア優先したんで、ラスダンで技もろくになくクリアしきれなかった
戦闘が少々うざいんだよな、ウェイトがかったるい。
ストーリーは好きなのに・・やりたくなったけどやりたくない(´･ω･`)

>>431
そういうプレイしてるとハマるのはサガの基本

サガフロ２のラスボス余裕とか言ってる奴はカンニングでもしてたんだろ
あんなの予備知識無しでは普通に無理
デッドストーン？ナニソレ

>>433
ＬＰブレイク攻撃が脅威だということに途中で気付けば問題ないと思うが。
マスコンとかも十分ヒントになってる。
実際俺はラスダン前に気付いてたし。
・・・もはや手遅れだったけどorz

すっかり雑談スレと化したな。

俺はLP攻撃の備え無かったが
ベアクラッシュと亀甲割りで普通に倒したぞ。
石の将魔を予め倒してたのが大きかったかもしれん。
卵はそこまで出鱈目な強さじゃネーヨ。
そんな俺にとってありえなかったのはSO2のガブリエル（真）
正攻法で半年間１００回くらい挑んでことごとく瞬殺されつづけ
知り合いに一撃必殺アイテムで倒せると聞いて愕然としたことｗ

エッグは歴代のサガボスの中では弱い(比較的対処しやすい？）方じゃないかな。
まぁ、殆どの人が詰まりそうになるかもだけど、ラスダン前でセーブしてあれば
ラスダンの将魔で調節出来るからねぇ。

この三連休も現れなかったから当分なしかな？

まぁ、来週末くらいにはなりそう。

違った。今週末だ。

>>440
おおっ、作者さん降臨！
期待してまつ。

>>440
おお!!期待して待ってます!
でもあまり無理せずに…

久し振りにＡＡ板を覗いてみればこんな超大作がつくれらていたとは・・
しかし物凄くよくできてますね！！アルティマニアをみて初めて気づく設定の部分まで
付け足されていて感動しました　期待sage

>>433
デッドストーン一つもなくて初プレイで普通にクリアなんて
俺以外にもいるだろうしサガシリーズやってりゃあんなの予想範囲内
迷いまくったせいでステータスはそこそこあったし
LP回復があるこのゲームはかなり楽に感じた

サガシリーズ初めてのやつも居るだろ

もうこの話題はいいよ
どこいってもこれで言い合ってるしもううんざり

けど作者さんってニートさんだよな
ニートって暇人だって聞いてたけど、結構忙しそう。
一日に20回くらいマスでもかいてんのかな？ｗ

＞445
まったくだｗ
あまりに同じ話題のループでなんだか微笑ましくさえある

＞446
上のほうに院生だと書いてあるがどうなんだろね。
院生だとしたら、修士論文の中間審査とかこの時期だから忙しんじゃね？

まぁニートでも院生でもいいじゃないか。ﾜｸﾃｶで続きを待とうじゃないか

>>447
あ、そうなんだ。
上のほうじゃニートとも書いてるし、
いつでも呼べばいるから毎日引きこもってるのかと思ってたよ。
まぁ、そんなことはどーでもいいな。
俺としても早く続編が見たいものだ。

なんでニートなんて言うんだよ！

日本には隠者という良い言葉があるのに

隠者だと引き篭り？

謝れ！ご隠居に謝れ！！

大学院生にして隠居かよｗ
早えーなｗｗ

やめようぜ

ご隠居さま。早く

職人のリアルに関して本人が何も言わないのに
作品を見せていただいているだけの我々ギャラリーがぎゃあぎゃあ喚くのは
おこがましいと思わんかね

院者ﾏﾝｾｰ　ｶﾞﾝｶﾞﾚ

尻真っ二つです！！

>>456
お前こそ本物の男だなー

エンシェントカースで全滅するんですが？

＞458
上のほう嫁

───────再会───────

ｂｙ　Gackt

この世界にメガリスやクヴェルを残した者たち、彼らは遥か昔に滅んだ。
だが、滅びの定めに逆らい、自らのアニマを強力なクヴェルに封じ、
後の世に甦らんとしたものがあった。
封じられたクヴェルを取り出すほどの知恵とアニマの存在が現れるまでそれは待った。

時は流れ、人が生まれた。
知恵とアニマを得た人の手により、それは甦ったのだ。

ﾊｽﾞｶｼﾆｰﾄ次回作まだ？

.┌━┐　 　 ┌━┐
　　　　　 ┃┌╋──╋┐┃
　　　　　 └╋┘　 　 └╋┘
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　　　　●━╋┐　 　 ┌╂━━━━╂┐　 ┃
　　　　└━┷┴━━╂┘　 　 　 　 └╋━┘
同じｽﾚにはｺﾋﾟﾍﾟ　┌╋┐ 　　 　 　 ┌╋┐ 　　　 　┐
できるけど、違う　 ┃└╋╋━━╋╋┘┃ 　　　┌┻┐
ｽﾚにはｺﾋﾟﾍﾟでき　┃　 ┃┃ 　　 ┃┃　 ┃ 　 ┌┻━┻┐
ない不思議ｺﾋﾟﾍﾟ　┃　 ┃┃ 　　 ┃┃　 ┃ ┌┻━━━┻┐　
　　　　　　　　　　　└━┘┘　　　└└━┘ └━━━━━┘

だれかミーナのAAかける人いない？

.┌━┐　 　 ┌━┐
　　　　　 ┃┌╋──╋┐┃
　　　　　 └╋┘　 　 └╋┘
　　　　　 　 ┃　・ 　 ・　 ┃ 　 　　 　 ┌━━┐
　　　　●━╋┐　 　 ┌╂━━━━╂┐　 ┃
　　　　└━┷┴━━╂┘　 　 　 　 └╋━┘
同じｽﾚにはｺﾋﾟﾍﾟ　┌╋┐ 　　 　 　 ┌╋┐ 　　　 　┐
できるけど、違う　 ┃└╋╋━━╋╋┘┃ 　　　┌┻┐
ｽﾚにはｺﾋﾟﾍﾟでき　┃　 ┃┃ 　　 ┃┃　 ┃ 　 ┌┻━┻┐
ない不思議ｺﾋﾟﾍﾟ　┃　 ┃┃ 　　 ┃┃　 ┃ ┌┻━━━┻┐　
　　　　　　　　　　　└━┘┘　　　└└━┘ └━━━━━┘

お前らがうるさいから嫌になってやめたんだよ。
きっと。

>>462
サルゴン？

......................┌━┐　 　 ┌━┐
　　　　　 ┃┌╋──╋┐┃
　　　　　 └╋┘　 　 └╋┘
　　　　　 　 ┃　・ 　 ・　 ┃ 　 　　 　 ┌━━┐
　　　　●━╋┐　 　 ┌╂━━━━╂┐　 ┃
　　　　└━┷┴━━╂┘　 　 　 　 └╋━┘
同じｽﾚにはｺﾋﾟﾍﾟ　┌╋┐ 　　 　 　 ┌╋┐ 　　　 　┐
できるけど、違う　 ┃└╋╋━━╋╋┘┃ 　　　┌┻┐
ｽﾚにはｺﾋﾟﾍﾟでき　┃　 ┃┃ 　　 ┃┃　 ┃ 　 ┌┻━┻┐
ない不思議ｺﾋﾟﾍﾟ　┃　 ┃┃ 　　 ┃┃　 ┃ ┌┻━━━┻┐　
　　　　　　　　　　　└━┘┘　　　└└━┘ └━━━━━┘

おせぇなぁ・・・・
自分で「今週末にはできる」って言ったんだから、
せめて言ったことくらいは実行してほしいもんだ。
自分の言動にすら責任持てん奴はそりゃ社会には出れんわな。

>>467
同意

みんな楽しみにしてるからイラだってんだね。
勘弁してね職人さん。

勘弁するまえにまーだー？チンチン

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウィル・ナイツ編　第一章
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　【 ウィル・ナイツ 】
　
　
　

::.:.:.....　）
::::...　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／￣i＼　　　　　　　　　　　　　　γ⌒　　...........:::::....
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　l　 |　　　　　　　　　　　　ｒ'⌒　...::::::...　.::::.....　::⌒)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿/／　　　　　　　　　　　　､.......:::::　　........:::　　　　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //ｪｉ:､ _.＼　　　　　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/ｴｴｌ::ｌﾆｴﾆ＼　　　/l====i
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／／エエ:ｌ-|ﾆﾆﾆlﾆ＼∠_l　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／工工::工|-ｌニｌニニ　|　|￣￣l´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／／＿＿|＿:|＿ｌ-|二二二: |　|　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／／＿ｌ＿＿ｌ＿＿ｌ:|-ｌ＿＿ｌ＿＼|＿＿|＼
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　　　　　　　　　　　　　　　／／＿ｌ＿＿ｌ＿＿ｌ＿＿ｌ＿ヽへ ＿＿ｌ＿＿ｌ＿＿ｌ＼
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　　　┌――――――――^―――――――
　　　｜行ってくるよ、叔母さん、叔父さん。
　　　└―――――――――――――――

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　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 lニニニニコ　　　　　　　　|　　　　　　､
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　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　　　　 |;;| ｌ ｌ ｌ |;;|　　　　　　　l＼∧'::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　 　 　 　 　 　 |:　 　　┌―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　 　 　 　 | _,. -‐.｜クヴェルを見つけるまで、帰ってくるんじゃないよ。
　　　　　　　　　　　　　　(__,. -‐└―ｖ―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　|:.:.ｌ ／三/▽△ヽ￣￣（r==‐､`っ:. >　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　 　 l:.:.:〉￣ Gｉ(ﾟ0 ﾟ*§　　 （´m｀　 ） :::::::::::::::.....ＷＷ::::::::::::.......:
　　　　　　　　　 　 　 　 ﾞﾞ""ｌ　 　ヽ∧｀ヽ∫　　（llVｌｌｌ　 ）　　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.........
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　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　　(_/ヽ_,)　　　 （＿（＿_）
　　　　　 　 　 　 　 　 　　　/　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 　 　|
　　　　　　　　　　　　γi｀＼　　　　　　　/
　　　　　　　　 　 　 /;;ﾉヽ;;:._i　　　　　　/
　　　　　　　　　 ／（´∀｀ ヽ〉 　　　　/
　　　　　　 　／　　/ｌｌ:.ｿ[]＾ヽ　　　　/

　　　　　　　　　　　　＿／／‐／‐／‐／-/--/--/--/--/○＿ｌ＿＿ｌ＿＿ｌ＿_
　　　　　　　　　　　 (０))(０))'(０))'(０))(０))(０))(０))(０))(０))/i￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　＼　　　　　 lニニニニコ　　　　　　　　|　　　　　　､
　　　　　　　　　　 　 　 | 　 　 　 　　　 　【第１話】　　　　 　|　/`ｖｖ'Vヽ〉＼/ｌ
　　　　　　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l＼∧'::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　 　 　 　 |　 　 　 　　　 　 1235年　　　　　　 　:::::::::::::::::::::::::::::::::...
　　　　　　　　　　　　 　 | _,. -‐､.　　　ウィルの旅立ち　　　　::,､∧∧:::::::::::::.......
　　　　　　　　　　　　　　(__,. -‐' 　|;＿_(__,. -‐'　 ＿＿　　　...ｖﾍ.......::::::::::::::::::::::::::::::::...
　　　　　　　　　　　　　　|:.:.ｌ ／三/▽△ヽ￣￣（r==‐､`っ:. >　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　　　　　 　 l:.:.:〉￣￣ｉ(ﾟーﾟ*§　　 （´m｀　 ） :::::::::::::::.....ＷＷ::::::::::::.......:
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　 ﾞ"" くヽγ>　ｌ;;;;;i　 　　　　 '､:. ,.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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―´._...,-―´　_　　　　""　　 _　､､､　/ ﾞﾞﾞﾞ"　　"`ー---‐'ﾞ'ﾞﾞー―
―'　　　 　　ムゝ　　_　　　 ムゝ　／ ／´￣ ｰ―-‐'＾ー------
　　　　　　　└┘　ムゝ　　└┘/　/ _　 ,,,,... ムゝ　　...,,,　"""
　　　　　　　　　　　└┘　　　／ ／ムゝ　_　└┘""
　　　　""""　　　,,,,....　　　／ ／ 　└┘ ムゝ

　　　　　　　　　　　　　　　ヴェスティア
　　　　　　　　クヴェルを求める連中が集まる町

　　　　　　　　　　　　　―‐ クヴェルとディガー ―‐

　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ﾉﾉノ∧
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　 　／／　::／ ┻(´く_｀ )
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 /§ ^ヽ
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　 　 〈_i:::ヽ__〉
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　 　 (_ﾉヽ_)
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／　　 　／／ 　／
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━　　　　
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻　
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／
　 .／　 |__|　.|__|
／
　　　　　　　はるか昔、前時代に生きた先行文明の人々は、
　　　　　　　　　アニマの水源を欲しクヴェルを造った。

　　　　　　クヴェルは、無限のアニマを引き出す事が出来るため
　　　　　　　　　　　　　人々に非常に重宝されているが、

　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ ﾉﾉノ∧
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)´- ／　　 　／／　::／ ┻ ( ´_ゝ｀)
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） `　　　 　／／ 　／ 　　　 /§ ^ヽ
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━ 　 　 〈_i:::ヽ__〉　　　　　　　　＼ヽ
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻　 　　 　 (_ﾉヽ_)　　　　　ｶﾗﾝ
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／　　 　／／ 　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｺﾛﾝ
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━　　　　
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻　
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／
　 .／　 |__|　.|__|
／
　　　　　　前時代の終わりと共にその製法も闇に葬り去られてしまい、
　　 　　現在では発掘でしか取得出来ない、非常に高価な物になっている。

　　　　　　このクヴェルを発掘する職業を、『ディガー』という。 　 　 　 　 ┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜こんにちわー。
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ﾉﾉノ∧└――――v――――
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　 　／／　::／ ┻( ´_ゝ｀)
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 /§ ^ヽ　　　 γi｀＼　
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　 　 〈_i:::ヽ__〉　　　/;;ﾉヽ;;:._i
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　 　 (_ﾉヽ_)　　（＾（´∀｀ ヽ〉
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／　　 　／／ 　／　　 　　　　　　　　　　　　　ヽｌｌ:.ｿ[]＾ヽ
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　　　　　　　　　　 〈:;,ｒ､_;:;:(_,）
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　　　　　　　　　　　　 　　 （__ノ ヽ＿）
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二┌――＾―――――
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ 　 　 　 　 | おや、新顔だね。
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿ ｜いらっしゃい。
　 .／　 |__|　.|__|.　　　　 　 └――――――――
／

　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜この街にはディガーが多く集まるけど
　　　　　　　　　　　　　　　｜君もそうかい？
　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ﾉﾉノ∧
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　 　／／　::／ ┻( ´_ゝ｀)
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨｀つ　 　 　 ／／ 　／ 　　　 /§ ^ヽ　 γi｀＼
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　 　 〈_i:::ヽ__〉　/;;ﾉヽ;;:._i
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　 　 (_ﾉヽ_)　 （´∀｀ ヽ〉
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／　　 　／／ 　／　　 　　　　　　　　　　　/ｌｌ:.ｿ[]＾ヽ
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　　　　　　　　(〈:;,ｒ､_;:;:(_,）
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　　　　　　　　　　 　　（＿/ヽ＿）
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／ 　　　　　　　　　　　　┌――――――＾―――――‐
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜ええ。今日が初仕事です。
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━　　　　　　 　 　 　 　 　 └――――――――――――
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻　
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／
　 .／　 |__|　.|__|
／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜あなたもクヴェルの探索に来たのですか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――――――ｖ―――――
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ﾉﾉノ∧　　　　 γi｀＼
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　 　／／　::／ ┻( ´_ゝ｀)　　 　/;;ﾉヽ;;:._i
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 /^ §ヽ　 　 （∀｀　ヽ〉
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　 　 〈__ノ:::i_〉　　と´ｌｌ:.ｿ[]＾ヽ
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　 　 (_ノ､_)　 　　 〈:;,ｒ､_;:;:(_,）
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／　　 　／／ 　／　　 　　　　　　　　　　　　　（＿/ヽ＿）
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 ┌――＾―――――――――――――――――――
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　 　 　 ｜この酒場に来る奴は、
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　｜みんなクヴェル探しが目的だとでも思ってるのか？
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／ 　 　 　 　 　 　 　 └―――――――――――――――――――――
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻　
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／
　 .／
／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜そうですね。そうとは限りませんよね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――┌――――――――ｖ――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜僕はウィルといいます。新米のディガーです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 └――――――――――ｖ―――――――――

　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ﾉﾉノ∧　　　　 γi｀＼
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　 　／／　::／ ┻( ´_ゝ｀)　　 　/;;ﾉヽ;;:._i
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 /^ §ヽ　 　 （∀｀　ヽ〉
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　 　 〈__ノ:::i_〉　　　く_^):.ｿ[]＾ヽ
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　 　 (_ノ､_)　 　　 〈:;,ｒ､_;:;:(_,）
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／　　 　／／ 　／　　 　　　　　　　　　　　　　（＿/ヽ＿）
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 ┌――＾――――――――
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　 　 　 ｜私はナルセス、術士だ。
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　└――――――――――
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／ 　 　 　 　 　 　 　
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻　
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／
　 .／
／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――――‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜クヴェルの探索行に加わるためにここに来た。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└┌――――――――――ｖ――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜だが、リーダーが気に食わない奴だった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └――――――――┌―――ｖ―――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜だからやめた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └――ｖ―――――
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ 　ﾉﾉノ∧　　 　 γi｀＼
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(；^Д^) 　 ／ 　 　 ／／　::／ ┻　く_ - 　)　　 　/;;ﾉヽ;;:._i
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　　 /^ §ヽ　 　 （∀｀　ヽ〉
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉　　 とｌｌ:.ｿ[]＾つ
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　 　　 (_ノ､_)　 　　 〈:;,ｒ､_;:;:;:〉
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／　　 　／／ 　／　　 　　　　　　　　　　　　　　（＿/ヽ＿）
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻. 　┌―――――――――――^―――――――――
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　 　 　 ｜なんだ、やっぱりクヴェルを探しに来たんですね。
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／　　　　　　　└――――――――――――――――――――
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻　
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／
　 .／
／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜僕と行ってくれませんか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ナルセスさんは経験も豊富なようだし。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――――――――ｖ―
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ 　ﾉﾉノ∧　　 　 γi｀＼
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　　 ／／　::／ ┻　( ´_ゝ｀)　　 　 /;;ﾉヽ;;:._i
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 　/^ §〈つ　　（∀｀　ヽ〉
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉　　 く_＾):.ｿ[]＾つ
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　 　　(_ノ (_,)　 　　 〈:;,ｒ､_;:;:;:〉
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／　　 　／／ 　／　　 　　　　　　　　　　　　　　（＿/ヽ＿）
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻. 　┌―――――――＾――――――
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　 　 　 ｜ようだ、ではない。豊富なのだ。
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／ . 　 ┌――└―――――＾――――――――
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━.　　｜取り分が半分なら乗ろう。
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻.　　 　└―――――――――――
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／
　 .／
／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 γi｀＼
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ 　ﾉﾉノ∧　　/;;ﾉヽ;;:._i 　
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　　 ／／　::／ ┻　 (　´,_ゝ)ア（∀｀；ヽ〉　　 　
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 　/^ §〈ｿ　く_＾):.ｿ[]＾つ　
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉　〈:;:;:;ｒ､_;;:ﾉ　　
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　 　　(_ノ (_,)　 （＿ノ､＿）　 　　
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／ 　 　 ／／ 　／　 　 　 ┌―――＾―――――――――――――――――
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 ｜普通は6・4でディガーの取り分が多いのだが、
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　 　 　 ｜お前は新米だからな。
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　└―――――――――――――――――――――
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／
　 .／
／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜よろしくお願いします
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――――ｖ―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 γi｀＼
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ 　ﾉﾉノ∧　　/;;ﾉヽ;;:._i 　
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　　 ／／　::／ ┻　 (　-,_ゝ)　（∀｀　ヽ〉　　 　
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 　/^ §〈つと´ｌｌ:.ｿ[]＾ヽ
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉 　 〈:;,ｒ､_;:;(_,） 　　　　　　　　　＼
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　 　　(_ノ (_,)　 　（__rヽ＿） 　　 　　ｶﾗﾝｺﾛﾝｯ
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／ 　 　 ／／ 　／　 　 　 ┌―――＾―――――　　　　　　　　　　　　／/
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 ｜私にまかせておけ
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　 　 　 └―――――――――
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／
　 .／
／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　／´iヽ
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ 　ﾉﾉノ∧　　 /__;;/､ｌ;;ヽ　
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　　 ／／　::／ ┻　 ( ´_ゝ｀)　 〈_/ ´∀｀）
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 　/^ §ヽ　　/ｌｌ:.ｿ[]＾ヽ
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉 　(〈:;,ｒ､_;:;(_,）
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　:／　┌―――――――――――――――――――――
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／ 　 　 ／／ 　／　　 ｜あーあ、遅かったかー。もう出発しちゃったのね。
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　└―――――――――――――――ｖ――――――
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　くｿヽ::ヽ
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 　 (ﾟo ﾟ*､ｌ
　　#;／彡ミ 彡ミ　　┌――――＾―――――――――――　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　/>i<｀ヽ
　 　 |二 ｌヽ二lヽ二　 | 残念だったねお嬢ちゃん、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(l_ﾉ､_(_)
　 　 | 　 |ヽ　 |ヽ.　　｜ついさっき皆さん出発しちまったよ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(_rヽ_)　))　)
　　;; l＿⊥＿⊥＿__.└――――――――――――――――
　 .／
／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　／´iヽ
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ 　ﾉﾉノ∧　　 /__;;/､ｌ;;ヽ　
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　　 ／／　::／ ┻　 ( ´_ゝ｀)　 〈_/ ´∀｀）
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨｀つ　　　 　／／ 　／ 　　　 　/^ §ヽ　　/ｌｌ:.ｿ[]＾ヽ
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉 　(〈:;,ｒ､_;:;(_,）
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻ 　 　 　 ┌―――――――――――――
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／ 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　 ｜追っかければ間に合うかな？
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　　　└――――――――――ｖ―――
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　くｿヽ::ヽ
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　('(- ﾟ *､ｌ
　　#;／彡ミ 彡ミ　　┌――――＾―――――――――――――――――――　　　　　　　 ヽｌ>i<｀ヽ
　 　 |二 ｌヽ二lヽ二　 | 無駄無駄。出発後に仲間を増やしたりしないもんだよ。　　　　　　　　　 l_ﾉ､_(_)
　 　 | 　 |ヽ　 |ヽ.　　｜分け前でもめるからね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(_rヽ_)
　　;; l＿⊥＿⊥＿__.└――――――――――――――――――――――――
　 .／
／

　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　｜あんた、まだ駆け出しだね？
　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――　　　　　　　　　　 　 　／´iヽ
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ 　ﾉﾉノ∧　　 /__;;/､ｌ;;ヽ　
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　　 ／／　::／ ┻　 ( ´_ゝ｀)　 〈_/ ´∀｀）
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨｀つ　　　 　／／ 　／ 　　　 　/^ §ヽ　　/ｌｌ:.ｿ[]＾ヽ
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉 　(〈:;,ｒ､_;:;(_,）
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻ 　 　 　　 (_ノ (_,)　 　（__rヽ＿）
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／ 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　　　　　　　　　　　　　くｿヽ::ヽ
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　('(0 ﾟ #､ｌ
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 ヽ>i<｀つ
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉_ﾉ､_ゝ
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 し　ヽ_)
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――＾――――――――――――
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜そんな言い方しないでよ！
　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜これでも実力には自信があるのよ。
／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 └――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　／´iヽ
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ 　ﾉﾉノ∧　　 /__;;/､ｌ;;ヽ　
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　　 ／／　::／ ┻　 ( ´_ゝ｀)　 〈_/ ´∀｀）
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 　/^ §ヽ　　/ｌｌ:.ｿ[]＾ヽ
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 ┌―――――――――――――
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻ 　 　 　　｜足りないのは経験だけよ。
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／ 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　└―――――――ｖ―――――
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /.:/ｿ､ゝ
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ┌―＾―――――――――――――――　　 　 　 　 |/#- 0)
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　| ハハハハ。若い人はみんなそう言うね。　　　　　　　/>i<｀ヽ
　　#;／彡ミ 彡ミ.　　　　　 　 └──┌＾―――――――――――――　　　　　　 (ｌ_ﾉ､_(_)
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ 　 | まあ、焦らずにがんばる事だよ。　 　　　　　 し　ヽ_)
　 　 | 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／└――――――――――――――
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／
　 .／
／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　／´iヽ
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ 　ﾉﾉノ∧　　 /__;;/､ｌ;;ヽ　
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　　 ／／　::／ ┻　 ( ´_ゝ｀)　 〈_/ ´∀｀）
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　 ／／ 　／　　　 　/^ §ヽ　　/ｌｌ:.ｿ[]＾ヽ
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉 　(〈:;,ｒ､_;:;(_,）
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻ 　 　 　　 (_ノ (_,)　 　（__rヽ＿）
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／ 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　　　　　　　　　　　　　/.:/ｿ､ゝ
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |/； - o) -3
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 /´>i<ヽ
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (_)_ﾉ､_ゝ)
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (_/＾(_)
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻　　　　　　　　　　　　┌――――――――――＾――――――――――
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜でっかい探索行だって聞いてたんだけどなー。
　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　｜はーあ、どうしよう。
／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 └――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ねえ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ 　ﾉﾉノ∧　　 　
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(^Д^,,)　　／　　　 ／／　::／ ┻　 ( ´_ゝ｀)　
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 　/^ §ヽ　　／´iヽ
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉　/__;;/､ｌ;;ヽ
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻ 　 　 　　 (_ノ (_,)　〈_/ ´∀｀）'）
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／ 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　　　　　 /＾rｌｌ:./[]ノ　 ＿_　　
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　　　　　　 　　（_,);:;:_ｒ､:;:〉くヽ:::::::ヽ　
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　　　　　　　　　　　　　（＿ﾉ､＿） (ﾟ､ｌ::::::::::〉　　
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　と§＾＾§
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉_ﾉ､_ゝ
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　(_,)ヽ_)
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――＾――――――――――――
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜あら、何？　
　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜あなたも間に合わなかったの？
／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 └――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ┌―――――――――――――――――――――――――
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／. | いや、そうじゃないんだけど。
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(^Д^,,)　　 | 僕はウィル。ディガーの初仕事を探してここまで来たんだ。
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／└――――――――――v――――――――――――――
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉　
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻ 　 　 　　 (_ノ (_,)　
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／ 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　 ／´iヽ　　　　　 　 ＿_　　
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　　 　 /__;;/､ｌ;;ヽ　　　　くｿヽ::ヽ
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　　　　　　　　〈_/　´∀）　　　　(ﾟーﾟ*､ｌ
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　　　　　　/＾rｌｌ:./[]｀つ　　 />i<｀ヽ
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　　　　　　（_,);:;:_ｒ､:;:〉　　　　(l_ﾉ､_(_)
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━　　　　　　　　　　　　　　　（＿ﾉ､＿）　 　　　(_rヽ_)
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――＾――――――――――――――――――
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜そう、あなたはクヴェルを掘る方ね。　
　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｜私はコーデリア、あなた達ディガーを守るヴィジランツよ。
／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 └――――――――――――――――――――――

　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ 　ﾉﾉノ∧　　 　
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　　 ／／　 ／ ┻　 ( ´_ゝ｀)´-　 ┌―――――――――
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 　/^ §ヽ ` 　 ｜よろしくね、ウィル。
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉　　　└―ｖ――――――――
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻ 　 　 　　 (_ノ (_,)　
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／ 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　 ／´iヽ　　 　 ＿_　　
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　　 　 /__;;/､ｌ;;ヽ　　くｿヽ::ヽ
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　　　　　　　　〈_/　´∀）　　(ーﾟ *､ｌ
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　　　　　　/＾rｌｌ:./[]｀つと´>i<｀ヽ
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　　　　　　（_,);:;:_ｒ､:;:〉　 　〉_ﾉ､_(_)
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━　　　　　　　　　　　　　　　（＿ﾉ､＿）　 　(_rヽ_)
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻　　　　　　　　　　　　　　　　┌^――――――――
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜よろしく、コーデリア。
　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┌―――└――＾―――――――――――――
／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜どうだろう、一緒にパーティーを組まないか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └―――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜おい、そんな小娘を連れて行くのか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――v――――――――――――
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ 　ﾉﾉノ∧　　 　
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　　 ／／　 ／ ┻　 ( ´_ゝ｀)
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 　/^ §'､つ
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉　　　
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻ 　 　 　　 (_ノ (_,)　
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／ 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　 ／´iヽ　　 　　＿_　　
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　　 　 /__:;/､ｌ:;ヽ　　 くヽ::::::ヽ
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　　　　　　　　（｀く二二〈　　(ﾟ#､ｌ::::::::〉 ﾑｯ
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　　　　　　/＾::;:_ヽ:;:ゝ　　/§＾＾§
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　　　　　　（_,);:;:;:;:;::;:〉　　(_)_ﾉ､_ゝ)
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━　　　　　　　　　　　　　　　（＿ﾉ､＿）　　　(_,/､_)
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻　　　　　　　　　　　　　　　　┌^―――――――――――――――
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜ええ、仲間は多い方が安心ですから。
　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 └―――――――――――――――
／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜新米としてはいい心がけだな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―┌―――v――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜だが、分け前は減るぞ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 └――ｖ―――――――――
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳ 　ﾉﾉノ∧　　 　
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　　 ／／　 ／ ┻　 ( -,_ゝ-)
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 　/^ §ヽ
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉　　　
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻ 　 　 　　 (_ノ (_,)　
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／ 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　 ／´iヽ　　 　 　＿_　　
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　　 　 /__:;/､ｌ;:ヽ　　　くｿヽ::ヽ
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　　　　　　　　〈_/　´∀）　　　(ーﾟ *､ｌ
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　　　　　　/＾rｌｌ:./[]ヽ　　/´>i<｀ヽ
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　　　　　　（_,);:;:_ｒ､:;:〉)　　(〉_ﾉ､_(_)
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━　　　　　　　　　　　　　　　（＿ﾉ､＿）　　　(_rヽ_)
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻　　　　　　　　　　　　　　　　┌^―――――
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜どうかな？
　 .／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 └―――┌――＾―――――――――――――
／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｜そうね、いいわよ。でもどこへ行くの？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 └――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜お前達のような新米コンビは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ハンの廃墟ぐらいがお似合いだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―┌―――v――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜私が案内してやる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 └――ｖ――――――
　　;;';,　　　　　√　 　 | 　 ||／£／.∧ ∧ｌ ／ 　 ／ 　 　 ／／ ━┳　ﾉﾉノ∧　　 　
　　　　　　 ;;　　 ／|　 | 　 ||В／♀(,,^Д^)　　／　　　 ／／　 ／ ┻　く_, -　)
　　　　　　 　 ／:l　|　 | 　 ||／Ω／（| ∨|） ／　　 　／／ 　／ 　　　 　/^ §ヽ
　 ;;　　　　 ／ 　:l　|　 | 　 ||凵／ｌ_〜! 　 ／　　 　／／ ━┳━　　 　 〈__ノ:::i_〉　　　
　　　　;';,;　| 　 　l　|　 | 　 ||／l_ｌ ／　 ／　　 　／／　::／ ┻ 　 　 　　 (_ノ (_,)　
　　　 　 　 | 　 　l　|　 | 　 ||l_l ／　 ／ 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　 ／´iヽ　　 　　＿_
　　　 　× | 　 　l　|　 |＿_|l／　 ／　　 　／／ ━┳━　　　　　　　 　 /__:;/､ｌ:;ヽ　　 くヽ::::::ヽ
　　　 　 　 | 　 　l_,,l／　 　 　 ／　　 　／／　::／ ┻　　　　　　　　　　（｀く二二〈　　 (ﾟ､ｌ::::::::〉
　　　　 ／￣￣￣￣￣￣￣ 　 　 . ／／　::／　　　　　　　　　　　　　　/＾::;:_ヽ:;:ゝ　　/§＾＾§
　　#;／彡ミ 彡ミ　　　　 　 　 　 ／／ 　／　　　　　　　　　　　　　　　（_,);:;:;:;:;::;:〉　　(_)_ﾉ､_ゝ)
　　　|二 ｌヽ二lヽ二二二二二二l／ ━┳━　　　　　　　　　　　　　　　（＿ﾉ､＿）　　　(_,/､_)
　　　| 　 |ヽ　 |ヽ　　 　 　 　 　 l|　 ／ ┻
　　;; l＿⊥＿⊥＿＿＿＿＿＿ll／　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（
　　　　　　　　　　　゛゛　,,,　""　　　　,,,...:::　　ヽ　,,　,,,　　　..,,,lT;;Tｌ
　　　　　　　　　　::...　..::,,,,,,...　　　 　＿_,,... -‐'　　　　",,　　　/ !　　　　" ,,.　ﾞ
　　　　　　　　　　　　　　_ ..-‐..´￣:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ　　　　.....,,,,　　i　ｌ　""　　,,,　ｌ三ミ ､
　　　　　　　　　　　γ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,､.:.:.:,.:ﾍ‐'｀　ﾞﾞﾞﾞ　""　,,,...　:' ﾉ　　　,,,,,...　　　　川
　　　　　　　　　　ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｒ^ ＾´ ;';'へ　　　　　　_　　/ /_　 　 　 　""　 ´-‐'
　　　　　　　　　　.:.:.:.:ｒ‐"ﾌ.:.:.:.:.i ;';'/:.;'＾;';',､;';ﾍ:':'. 　 ｌｰｌ====ｌｰｌ　￣￣￣￣　
　　　　　　　　　　:.:.ノ　 〈.:.:.:.:.:.:､ ;';':':':'∧:':':':':　 　　ｌ　ｌ:ｌ⌒ｌ:|　| ￣￣￣￣
　　　　　　　　　　´:";ﾞ;ﾞ: ﾉ.:.:.:.:.:.:.:ヽ :./ヽ:':':':':':'　　 ||ー/　ﾉ||ー　,,,,　"　"
　　　　　　　　　　　ﾞ""/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾉ ':':'∧;';';';'∧　|| ./　,:´||　　　､､､　゛゛　゛゛
　　　　　　　　　　:";ﾞ;ﾞ: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:':':':':':':':':':':':':'　|| /´ ﾆ||ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　　　　　ﾞ"":.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｌ　/ヽ:':':':':':':':':':'ﾍi　/:':':':':ﾍ':∧':':へ':'

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハン
　　　　　　　　　　　　　　 　　　古代帝国の都の廃墟

. 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ､　ｷｨﾝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼＿_ ）:;;::て ﾉﾉノ∧､　　γi｀＼
,,,,　　　 　　　　　　　　　/ﾉ)　三　　　　　　""　　　,,,,,　　 ＼　 ´Ｙ (＾(´く_｀ )　￣/;;ﾉヽ;;:._i　 ○
　　　　　　　　,〃　　　　´　 　　　 　/ｿ)　　　　　　　　　　　 ＼　　 ヽ § ^ヽ　 （´∀｀ ヽｌ　/
　　　　　　　〈ｌゝ　　　　 　　　　　　 ´　　ﾐ　　　　　　　　　　　　＼＿〈_i:::ヽ__〉　/ｌｌ:.ｿ[] ＾つ
　　　　"""　　｀　　　 　_,　 ､_　　　　　　 　、　　"""　　　,,,,,,.......　＼　(_ﾉヽ_)　(〈:;,ｒ､_;:;:;〉/　　　　　　 /ｌ
　　　　　　　　　　　　くﾟ；三(；ﾟフ　　　　　/ﾉ）　　　　　　　　　　　　　＼＿:::::.　 （__ﾉヽ＿）　　　 ＿　 _|ｌ|_
　　　　　　ｌ! |ｉ　 　　　　く＾爪　　　　　　　ｰ'　　　　　　　　　　　　 　 ...:::::＿＿＼＿＿＼＿　くｿヽ::ヽ｀||´
　ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ! ｉ　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼＿＿:::::::...＼＿　(ﾟーﾟ*､ｌ||
　　　　　　γ´ﾌ　　　　　　　　　　　_　　ﾉﾉﾉ　　　"""""　　　 　 　 　 　 　 　 ＼＿＿＿＼　　/>i<｀つ|
　　　　　　 ´´　　　　　　　　　　 γ　ｿ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....::::::＼＿＿　(l_ﾉ､_ゝ||
　　　　　　　　､ヽ` 　γ"ﾌ　彡　´￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿　 (_rヽ_)
　　　　　　　　　　　　 ´~　　　　　ヒュゥゥゥゥゥ････　　　　　　　　　　　,,､､､　　　　　＼＿＼....:::::....＿
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　　　　　　　　　　　　　┌―――――――┐
　　　　　　　　　　　　　｜ ブッシュファイア. |
　　　　　　　　　　　　　└―――――――┘

　 　 　 　 　 　 　 　 .,,,|　;ｌ|　|...,,,　　　　　　/　_/_/　　　　 　 ＼＿_＿＼　 ﾉﾉノ∧､　　γi｀＼
　　 　 　 　 　 　 　 ;;;,,.!..._ｌ!,,,,!,;;;:::　　　　､　>　 　 　 　 ,,,,, 　 　 ＼::::::.......(＾(´く_｀ )　￣/:;ﾉヽ;::._i　 ○
　　 　 　 　 　 　 　 　 |;;　l|　|::　　　＿/　 ´　　　　　　　　　　　 　 ＼　　 ヽ § ^ヽ　 （´∀｀ ヽｌ　/
　　 　 　 　 　 　 　 　 |....;;ｌ|;;.|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿〈_i:::ヽ__〉　 /ｌｌ:.ｿ[] ＾つ
　　 　 　　　　,...　　,,,,..| ''''l|　| ...　,,,..　　　　　＿＿/　　　　　　",,,,,,.......　＼　(_ﾉヽ_)　(〈:;,ｒ､_;:;:;〉/　　　　　　 /ｌ
　　　　,,,,　,,,,;;;;:::; 　､:':';::....,,,;;;;':'　　;;;::,,,, ,,,,　　　　　　　 /　　　　 　 　 　 　 ＼＿:::::.　 （__ﾉヽ＿）　　　 ＿　 _|ｌ|_
　　　 ::::,,,... :::'';;;...　　　　;从；ﾟフ 　...;;::;;　.;;::....　＿＿／　　　　　　　　 　 　 ...:::::＿＿＼＿＿＼＿　くｿヽ::ヽ｀||´
　　　::::;;;::.. 　::::;;.......;;::::;;;;;;;;;;;,,,,...;;;;:::::　　...::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼＿＿:::::::...＼＿　(ﾟーﾟ*､ｌ||
　　　　;;;;;............　　　,,,,,,　　　　''''''''　 　::::::;;;;　　　　　　　""""　　　 　 　 　 　 　 　 ＼＿＿＿＼　　/>i<｀つ|
　　　　　　　;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,..................,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ....::::::＼＿＿　(l_ﾉ､_ゝ||
　　　　　　 　:::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿　 (_rヽ_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,､､､　　　　＼＿＼....:::::....＿
　　　　　ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　　　"""""""　　　　　　　　ｖｖｖｖ

　 　 　 　 　 ┌―――――――――――――
　 　 　 　 　 ｜流石ですね、ナルセスさん。
┌――――└――――――ｖ――――――
｜当たり前だ。　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　　　　　　　＿
└――ｖ―――　　　　　　　　　　　　　　　　　　／|￣Ｖ;;;;.........,,,￣￣￣￣;;,,....￣　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/￣;;;.￣..;;;７Ｖヽ＿　　;;;;......　＿＿
"""　　　,,,,,,,,,,.,........　　　　　　　　　　　　　 /＼|￣￣￣＼!/＾ヽ;ヽ _/､＿: |;;;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ_::::::::　　　　　,,,,,...<:: ､　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　""""　　　　　　　　/;;; ;;　,,,;;　　　 _ζ |:;;|,,,..　　 　;/　;;;;:::....
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 γi｀＼　 　 　 |＿::::,,,,＿,､＿;;;,,,,...,!/　　"" 　 |＿＿
＿ ﾉﾉノ∧　＿＿　,,,,,,,,,....　/:;ﾉヽ;::._i　＿　くｿヽ::ヽ　　 ＿＿＿_　　　＿
　　(　-,_ゝ)　　　|　　＿ （`（∀｀　ヽ〉　 /::.(ﾟーﾟ*､ｌ　/　　　　　/
　 /^ §ヽ ＿＿/:::::::......　ヽｌｌ:.ｿ[]＾つ　/　 />i<｀ヽ　 ＿＿＿/　;;;....＿
　 〈__ノ:::i_〉 /　　/　 　　　〈:;,ｒ､_;:;:;:〉　　　 (l_ﾉ､_(_)　;..　＿＿＿＿
　　(_ノ､_) _/　;;;...＿＿＿/（__rヽ＿）　＿＿(_rヽ_)　;;;;;;ｗｗ　 　　/

┌―＾―――――――――
｜この辺りはモンスターも
｜大した事は無いからな。
└┌―＾――――――――――
　 ｜だから初心者向けなのだ。
　 └――――――――――――

┌――――――――――――――
｜よし、この調子でクヴェルを
｜見つけよう！
└――ｖ―――――――――――　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／|￣Ｖ;;;;.........,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/￣;;;.￣..;;;７Ｖヽ＿
　　,,,,,　　　　　"""　　　,,,,,,,,,,.,........　　　　　　　　　　　　 /＼|￣￣￣＼!/＾ヽ
　　　　"""　　　　　　　 　　＿　　　　 　　　　　　　　　　ｌ_::::::::　　　　　,,,,,
　　　　　γi｀＼　,,,,,,......... くｿヽ::ヽ　　　　　　""""　 　　　/;;; ;;　,,,;;　　　 _ζ
　　　 　/:;ﾉヽ;::._i　　　　　(ーﾟ *､ｌ 　 　 　 　　　　　 　 　 |＿::::,,,,＿,､＿;
＿＿Ｇ（´∀｀ ヽ〉　　　　　/>i<｀ヽ　＿　　　＿＿ ﾉﾉノ∧　＿＿　,,,,,,,,,....　　　
　　　　ヽｌｌ:.ｿ[]＾ヽ　　　　　(l_ﾉ､_(_)　 /::......　　　　(　-_ゝ)　　　/　　　＿＿＿　　
＿＿＿〈:;,ｒ､_;:;(_,）　　 ;;;;;,,,..(_rヽ_)　/　;;;.... ＿　　/^ §ヽ　＿/　:::::.........　　　/
　　　　（＿）　ヽ__）　　　　　 　　　 　＿＿＿＿ 〈__ノ:::i_〉　　 ....,,,;;;;;;;......　　 /
＿/　;;;...＿＿＿/;;;;;;;;;;;..........　　　　/　　　;;;;;;ｗｗ(_ノ､_) 　　　　/　 　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌―＾――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜……言っておくが、ウィル。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜この廃墟ではクヴェルは期待できないぞ。
┌―――――――――――　 └―――――ｖ―――――――――――――
｜ええ？そうなんですか？
└――ｖ―――――――――　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／|￣Ｖ;;;;.........,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/￣;;;.￣..;;;７Ｖヽ＿
　　,,,,,　　　　　"""　　　,,,,,,,,,,.,........　　　　　　　　　　　　 /＼|￣￣￣＼!/＾ヽ
　　　　"""　　　　　　　　　　＿　　　　 　　　　　　　　　　ｌ_::::::::　　　　　,,,,,
　　　　　／´iヽ　,,,,,,.........　/.:/ｿ､ゝ　　　　　　""""　 　 　/;;; ;;　,,,;;　　　 _ζ
　　　　/__:;/､ｌ;:ヽ　　　　　|/*ﾟ -ﾟ)　 　 　 　　　 　　 　 　 |＿::::,,,,＿,､＿;
＿＿　〈_/；´Д）て　　　　/>i<｀ヽ　＿　　 ＿＿ ﾉﾉノ∧　＿＿　,,,,,,,,,....　　　
　　　　とｌｌ:.ｿ[とヽ　　　　　(l_ﾉ､_(_)　 /::......　　　 (´く_｀ )　　　　/　　　＿＿＿　　
＿＿＿〈:;,ｒ､_;:;:;ﾌ　　 ;;;;;,,,..(_rヽ_) 　/　;;;.... ＿ とﾉ^ §ヽ　 ＿/　:::::.........　　　/
　　　　（＿） ヽ＿）　　　　　 　　　 　＿＿＿＿ 〈__ノ:::i_〉　　 ....,,,;;;;;;;......　　 /
＿/　;;;...＿＿＿/;;;;;;;;;;;..........　　　　/　　　;;;;;;ｗｗ(_ノ､_) 　　　　/　 　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┌―＾―――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜当たり前だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――└―――＾――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜一体何人のディガー達がここを探索したと思ってるんだ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――――――――――――――――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ┌―――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｜もう、クヴェルなど残ってるはず無いだろう。
┌―――――――　 　 　 　 　 └―――――ｖ―――――――――――――
｜…残念だなぁ。
└――ｖ――――　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／|￣Ｖ;;;;.........,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/￣;;;.￣..;;;７Ｖヽ＿
　　,,,,,　　　　　"""　　　,,,,,,,,,,.,........　　　　　　　　　　　　 /＼|￣￣￣＼!/＾ヽ
　　　　"""　　　　　　　　＿　　　　 　　　　　　　　　　　ｌ_::::::::　　　　　,,,,,
　　 γi｀＼　 ,,,,,,.........　くｿヽ::ヽ　　　　　　　""""　 　 　/;;; ;;　,,,;;　　　 _ζ
　　 /:;ﾉヽ;::._i　　　　‐｀(ﾟ- ﾟ*､ｌ　 　 　 　　　　 　　 　 　 |＿::::,,,,＿,､＿;
ε-（д- ；ヽ〉　　　　´/>i<｀ヽ　＿　　 ＿＿　　 ﾉﾉノ∧　＿＿　,,,,,,,,,....
　　 /ｌｌ:.ｿ[]＾ヽ　　　　　(l_ﾉ､_(_)　 /::......　　　　　 (く_-　 )　　　　/　　　＿＿＿
　　(〈:;,ｒ､_;:;(_,）　　;;;;;,,,..(_rヽ_) 　/　;;;.... ＿ 　　とﾉ^ §ヽ 　 ＿/　:::::.........　　　/
　　（＿） ヽ＿）　　　　　 　　　 　＿＿＿＿ 　　〈__ノ:::i_〉　　 ....,,,;;;;;;;......　　 /
＿/　;;;...＿＿＿/;;;;;;;;;;;..........　　　　　;;;;;;ｗｗ　　　(_ノ､_) 　　　　/　 　　　　/

　　　　　　　　　　　┌――――――
　　　　　　　　　　　｜……！！！
　　,,,,,　　　　　""" └――ｖ――――　　,,,,,,,,,,.,........
　　　　"""　　　　　　　 　 ＿
　　　 ／´iヽ ,,,,,,.........　　 くｿヽ::ヽ∩
　　 /__:;/､ｌ;:ヽ　　　　　 　(ーﾟ；､ｌﾉ
　　〈_/　´д）´-　　　　　くつｉ</　＿　　 ＿
　　 /ｌｌ:.ｿ[]＾ヽ`　　　 　　(＾)､_ゝ 　 /::......　
　　(〈:;,ｒ､_;:;(_,）　　　　;;;;;,,,.　し'　　/　;;;.... ＿
　　（＿） ヽ＿）　　 ;;;,,,,...＿＿＿/
＿/　;;;...＿＿＿/;;;;;;;;;;;..........　　　　　;;;;;;
┌――＾――――――――――
｜……？
｜コーデリア、どうかした？
└――――――――――――

　　　　　､
　　　　 _ |
　　　　　＼　　　　"""　　　　　　　　　 　 　 ＿
　　　 　　 〕　　　　　　γi｀＼　,,,,,,......... 　 くｿヽ::ヽ∩
　　　 　　/　　　　　　/:;ﾉヽ;::._　 i　　　　　 (ーﾟ；､ｌﾉ
　　 _,.―',,ヽ＿＿　　（д｀ 　三　　 　　　　くつｉ</　＿　　 ＿
-‐''';;;;;;;;;;;;;;ｌ　　　/　　/ｌｌ:.ｿ[]＾ヽ 　　　 　 　(＾)､_ゝ 　 /::......　
;;;;;;;;;;,､;;;;;;;ﾉ　 :::....　　(〈:;,ｒ､_;:;(_,）　　　　;;;;;,,,.　し'　　/　;;;.... ＿
￣￣　￣　　　　　　（＿） ヽ＿） 　　 ;;;,,,,...＿＿＿/
　　　　　　　＿/　;;;...＿＿＿/;;;;;;;;;;;..........　　　　　;;;;;;

　　　　　　　　　　　　　　┌―――┐
　　　　　　　　　　　　　　｜砂親父｜
　　　　　　　　　　　　　　└―――┘

　　　　　　　　　　　┌――――
　　　　　　　　　　　｜！！！
　　,,,,,　　　　　""" └ｖ――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿,,,..
　ﾍ　　　　ﾍ　 l＼ ﾍ　　　　　""""　　　　......　　　　　/ヽ-..､ ;;..../
ﾍ':.ヽ´￣ ﾍ':.ヽ＼＼､　　　　　　　　　　　　　　 　,,,,,,....〉＿..;;ｌ...　ｌ;,､
ヽ:.:.:.〕〈〈ヽ:.:.:.〕､・＼ｿ っ　　　　っ
　i二ﾌ＿,.i二ﾌ_ｒ'￣_O っ＿__ O っ＿＿ O　＿＿　
　〈＿〉　 〈＿〉 _/_. 大;;;../_/ 大 ;;;../_/_/大::_,,_/　
＿/;;;:::...__/　__/;;.._/::_,,_/_/:::..._/_/::_,,_/::_,,_/::_,,_/_/:::...
""""　　　,,,,,,......　　　,,,..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　""

　　　 　 　 　 ＿＿＿ 　 　 ┌―――――――――――――　　＿＿＿＿
　　　￣￣￣　＿＿＿ _ 　 ｜何処が大した事ないのよ！　　　　　　＿　￣￣￣　　―――――＿＿
―――＿＿＿＿　――　 └―ｖ―――――――――――　　　　　　　　　　＿＿￣　＿＿＿＿　　￣
　 　 γi｀＼三　≡ﾆ＝-　　　　　＿　　――　　＿＿＿　　―￣￣￣　＿＿　　￣￣　ズシーン！！
　 　/:;ﾉヽ;::._i三　≡ﾆ＝-　　　/.:/ｿ､ゝ　　三　≡ﾆ＝- ﾉﾉノ∧三　≡ﾆ＝-　　　　　　＿＿＿
　（'（´Д｀；ヽ〉'）三　≡ﾆ＝-　|/ ；ﾟ 0)'）三　≡ﾆ＝-　 く_｀ 　 )三　≡ﾆ＝-　　＿＿
　　ヽｌｌ:.ｿ[]＾ソ三　≡ﾆ＝-　⊂>i<｀ ノ　三　≡ﾆ＝-　　と§ ＾つ三　≡ﾆ＝-　　￣￣￣　　　　　ズシーン！！
　　（⌒）ｒ､_;:;三　≡ﾆ＝-　 　と>_L_ゝ三　≡ﾆ＝-　　　　(＾)､_〉三　≡ﾆ＝-　　―　＿＿＿￣￣
　　　　　ヽ＿）　三　≡ﾆ＝-　　　ヽ）　　三　≡ﾆ＝-　　　　ヽ_)三　≡ﾆ＝-　　　　＿＿　　　　　＿＿＿＿
――――　　　＿＿_　＿＿―――-　　　＿＿＿＿　　＿＿＿　＿＿　　＿＿――　――　　＿＿
　　　　　 ￣￣　　　￣　　―――　　　――　　　　　┌―＾――――――　　　￣￣　――　　　＿＿＿＿
　 　 ￣￣￣　＿＿＿――――＿＿＿ 　 ￣￣￣　｜こういう事もある。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ┌―――└―――＾―――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｜前方の建物に入ってやり過すぞ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 └――――――――――――――

　　 　 　 　 　 　 ///　///　　///　　///　　///
　　＿＿　　　　∧　　∧　　 ∧　 　 ∧　 　 ∧　　　　　　　""　""
/＿/＿/､＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
三三三三ｌ/i　　　-＝≡三 　ﾍ　　　　ﾍ　 l＼ ﾍ　　　　　　　　　　
ｌﾆｌ;;;;;ｌﾆｌLｌ|::|　 　 -＝≡三　ﾍ':.ヽ´￣ ﾍ':.ヽ＼＼､　　　　"""　　　,,,,,....　
ｌﾆｌ;;;;;ｌﾆｌLｌ|/　　　-＝≡三　ヽ:.:.:.〕〈〈ヽ:.:.:.〕､・＼ｿ
　　　　　　　　　　　-＝≡三 i二ﾌ＿,. i二ﾌ_ｒ'￣　〉　,,,,､,,,,,,､､､
""""　　　　　　　 　-＝≡三ヽ＿〉　〈＿ﾉ 　　￣
　　　　　　　　　　　　　　　.........,,,,,,,,　　　　　　　　　　　　　""""
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,,......
"""　　　　,,,,,,　..........　　　　　　　　　､､､､､　"""　　ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　

　　　　　┌―――――――┐
　　　　　｜はぁ、はぁ…… . ｜
　　　　　└―――――――┘

　　ﾉﾉノ∧
　　(；　´_ゝ　　　　 　 ／´iヽ
_　/^ §ヽ　＿＿＿ /__::/､ｌ::ヽ　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　と_ｿ_)(_）　　　　　〈_/；´Д｀）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／|＿....:::::::::::::::::::::
　　　　　＿　 　　　　/＾ｒｌｌへ::へ　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ／ ／ ／|＿...:::::::::::::::
　　 _　/.:/ｿ､ゝ　　　(_,ﾉｰ'､＿）＿）　　　　　　　　　　　　 　　　 　／ ／ ／ ／ ／|＿...:::::::
と〈_/＾つ；ﾞーﾞ)つ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ ／ ／ ／ ／ ／ ／|:::::::
　　 ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌―――――――┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜はぁ、はぁ…… . ｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└―――――――┘

　　　　　　　　　　　┌―――
　　　　　　　　　　　｜！！
　　　　　　　　　　　└―ｖ――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　/lィｲ
　　ﾉﾉノ∧　　　　　　　／´iヽ　ﾊﾞｯ　　　　　　　　　　　　　　　　　　,l//ﾉ､
　　(；　´_ゝ　　　　○/__:;/､ｌ;:ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (∈ﾟ　)　　　ｶﾂ
_　/^ §ヽ　＿＿__ |〈_/； ´Д） て＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿くﾍ八＾ｽ＿＿＿＿＿＿
　と_ｿ_)(_）　　　　　 と ｒｌｌ:.ｿ[]ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (＾)Y__(_） _::::::::::::::::::ｶﾂ
　　　　　＿　 　　　| 〈;:;:::,､へゝ)　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／ ヽ_)／|＿...::::ｶﾂ::::::
　　 _　/.:/ｿ､ゝ　　 |（＿ﾉ（＿）　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　／ ／ ／ ／ ／|＿...:::::::
と〈_/＾つ；ﾟーﾞ)つ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ ／ ／ ／ ／ ／ ／|:::::::
　　 ￣　　　　　　　　　oﾟ
　　　　　　　　　┌――O――
　　　　　　　　　｜野盗か！
　　　　　　　　　└―――――

　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌―――――――――――――――――
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜俺はタイラー。ここに宝を探しに来た。
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜お前は？
　　　　　　　　　┌――――――――└――――ｖ―――――――――――――
　　　　　　　　　｜同業者か。僕はウィルといいます。
　　　　　　　　　｜新米のディガーです。
　　　　　　　　　└――ｖ――――――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　/lィｲ
　　ﾉﾉノ∧　　　　　 　／´iヽ　　　 　　　　 　　　　,l//ﾉ､
　　( 　´_ゝ　　　　　/__:;/､ｌ;:ヽ　　　　　　　　 　　 (∈ﾟ　)　
_　/^ §ヽ　＿＿＿〈_/　´∀）＿＿＿＿＿＿＿く_∽ﾆﾌ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　と_ｿ_)(_）　　　　　 /＾ｒｌｌ:.ｿ[]ヽ　　　　　　　　　　 〈_Y__ｿ　　　　　　　　　 ／|＿....:::::::::::::::::::::
　　　　　＿　 　　　（_,);:::_ｒ､:::〉)　　　　　　　　　　　(_|_） 　 　　　 　　　 ／ ／ ／|＿...:::::::::::::::
　　 _　/.:/ｿ､ゝ　　 （＿ﾉ （＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　／ ／ ／ ／ ／|＿...:::::::
と〈_/＾つ*ﾟーﾟ)つ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ ／ ／ ／ ／ ／ ／|:::::::

　　　　　　　　　┌――――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜でもタイラーさん、野盗かと思いましたよ。
　　　　　　　　　｜ああ良かった。
　　　　　　　　　└――ｖ――――――――――――――――


　　　　　　　　　　　　＋＋　　　　　　　　　　　　　 /lィｲ
　　ﾉﾉノ∧　　　　　x　／´iヽ　　　 　　　　 　　　　,l//ﾉ､
　　(；　´_ゝ　　 　 x　/__:;/､ｌ;:ヽ　　　　　　　　 　　(∈ﾟ ；)　
_　/^ §ヽ　＿＿＿ 〈_/　´∀）'） ＿＿＿＿＿＿ く八＾ｽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　と_ｿ_)(_）　　　　 　 /＾ｒｌｌ:.ｿ[]ノ　　 　 　 　 　 　 (〈_Y__(_)　　 　 　 　 　 　 ／|＿....:::::::::::::::::::::
　　　　　＿　 　　 　（_,);:::_ｒ､:::〉 　　　　　　　　　　 (_/､_)　　　　　　　　 ／ ／ ／|＿...:::::::::::::::
　　 _　/.:/ｿ､ゝ　 　 （＿ﾉ （＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　／ ／ ／ ／ ／|＿...:::::::
と〈_/＾つ；ﾟーﾟ)つ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ ／ ／ ／ ／ ／ ／|:::::::
　　 ￣

　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌―――――――――――――――――――――
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜この先の地下は予想以上にモンスターが多い。
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｜どうだ、組んでいかないか？
　　　　　　　　　┌――――――――└――――ｖ―――――――――――――――――
　　　　　　　　　｜いいですよ、そうしましょう。
　　　　　　　　　└――ｖ―――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /lィｲ
　　ﾉﾉノ∧　　　　　　　／´iヽ　　　 　　　　 　　　　,l//ﾉ､
　　( 　´_ゝ 　　 　 　 /__:;/､ｌ;:ヽ　　　　　　　　 　　(　ﾟ∋)　
_　/^ §ヽ　＿＿＿ 〈_/　´∀）'） ＿＿＿＿＿＿ く八＾｀つ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　と_ｿ_)(_）　　　　 　 /＾ｒｌｌ:.ｿ[]ノ　　 　 　 　 　 　 (〈_Y__ｿ　　 　 　 　 　 　 ／|＿....:::::::::::::::::::::
　　　　　＿　 　　 　（_,);:::_ｒ､::〉　　　　　　　　　 　 (_/､_)　 　 　 　 　 　 ／ ／ ／|＿...:::::::::::::::
　　 _　/.:/ｿ､ゝ　 　 （＿ﾉ（＿）　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　 　／ ／ ／ ／ ／|＿...:::::::
と〈_/＾つ*ﾟーﾟ)つ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ ／ ／ ／ ／ ／ ／|:::::::
　　 ￣

　 　 　 　 　 　 　 　 |＿|　　　　 　 　 |　 |　　 　 　 　 　 　 ┌――――――――――――
　 　 　 　 　 　 　 　 |　 |　　　　 　 　 |＿|　　 　 　 　 　 　 ｜これといった物は無いな。
　 　 　 　 　 　 　 　 |＿|　　　　 　 ／|　 |　┌―――――└――ｖ―――――――――
　 　 　 　 　 　 　 　 |　 |　　　　 ／　 |＿|　｜ああ。やはり、探し尽くされているな。
　 　 　 　 　 　 　 　 |＿|　　　／　 　 |　 |　└―ｖ―――――――――――――
　 　 　 　 　 　 　 　 |　 |　 ／　　　　 |＿|
＿＿＿＿＿＿＿＿| 　|／　　　　 　 |　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　 　 ￣　　　　　　　　￣　　　　　　　　　　　　/lィｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉﾉノ∧ 　 　 　 ,l//ﾉ､
　　　　　　　　　_　　　　　　　　　＿　 　　　　 ( ´_ゝ｀)　　　　 ( ﾟ∋ﾟ)
　　 　 　 　 ／;::;ヽ　　　　　 　 くｿヽ::ヽ　　　　/^ §ヽ　　　　く＾八ﾌ
　　　　　　/;;;:::::::::;;ヽ　 　 　-｀ (ﾟーﾟ*､ｌ　　 　 〈__ノ:::i_〉　　　 （_)_Y_〉)
　　　　　　〉二二ゝ´）　　　　´ /´>i<ヽ 　　　　(_ノ､_)　　　　 （_/､_)
　　　　　　/＾rｌｌ:./[]ヽ　　　　　(_)__ﾉl_l)
　　　　　 （_,);:::_ｒ､::〉)　　　　　 (_ノ､_)
　　　　　 （＿ノ､＿）
　　　　　┌―＾―――
　　　　　｜………。
　　　　　└――――

　 　 　 　 　 　 　 　 |＿|　　　　 　 　 |　 |
　 　 　 　 　 　 　 　 |　 |　　　　 　 　 |＿|
　 　 　 　 　 　 _　　 |＿|　　　┌――――――――――
　 　 　 　 　／;::;ヽ . |　 |　　　｜ウィル、どうしたの？
　　　　　　/;;;:::::::::;;ヽ|＿|　　　└―ｖ―――――――――
　 　 　　　〉二二ゝ´） 　|　 ／　 　 　 |＿|
..＿＿＿　 ﾑ:::/_:::＾ヽ 　|／　　　　 　 |　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　〈;:;:;::::::::(_,）￣　　　　　　　　￣　　　　 　 　 　 　 　 /lィｲ
　　　 　　 （＿/､＿）　　　　　　　　　　　　　　ﾉﾉノ∧ 　 　 　 ,l//ﾉ､
　　　　　　　　　 　　　　　　　 　＿_　 　　　　 く_｀　 )　　　　∈ﾟ　　)
┌――――＾―――――　 くヽ::::::ヽ 　 　 　 /^ §ヽ　　　　く＾八ﾌ
｜…何か、何かが、　　　　 (ﾟ ､ｌ::::::::〉　　 　 〈__ノ:::i_〉　　　 （_)_Y_〉)
｜ここにありそうな……　　　/§＾＾§　　　　(_ノ､_)　　　　 （_/､_)
└―――――――――　　(_)_ﾉ､_ゝ)
　　　　　　　　　　　　　　　　　 (_,/､_)

　　　　　┌――――――――――
　　　　　｜少し、調べてみましょう。
　　　　　└――ｖ――――――――
　 　 　 　 　 　 　 　 |＿|　　　　 　 　 |　 |
　 　 　 　 　 　 　 　 |　 |　　　　 　 　 |＿|
　 　 　 　 　 　 　 　 |＿|　　　　 　 ／|　 |
　 　 　 　 　／´iヽ　.|　 |　　　　 ／　 |＿|
　 　 　 　 ./__;:/､ｌ:;ヽ|＿|　　　／　 　 |　 |
　 　 　 　 〈_/　´∀）| 　|　 ／　　　　 |＿|
..＿＿＿　 ﾑ:::/_:::＾ヽ 　|／　　　　 　 |　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　〈;:;:;::::::::(_,）￣　　　　　　　　￣　　　　 　 　 　 　 　 /lィｲ
　　　 　　 （＿/､＿）　　　　　　　　　　　　　　ﾉﾉノ∧ 　 　 　 ,l//ﾉ､
　　　　　　　　　 　　　　　　　 　＿_　 　　　　 (　 ´_ゝ　　　　∈ﾟ　　)
　　　　　　　　　　　　　　　　 くヽ::::::ヽ 　 　 　 /^ §ヽ　　　　く＾八ﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　 (ﾟ ､ｌ::::::::〉　　 　 〈__ノ:::i_〉　　　 （_)_Y_〉)
　　　　　　　　　　　　　　　　　/§＾＾§　　　　(_ノ､_)　　　　 （_/､_)
　　　　　　　　　　　　　　　　　(_)_ﾉ､_ゝ)　　　　　┌＾―――＾―
　　　　　　　　　　　　　　　　　 (_,/､_) 　 　 　 　 ｜　……？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 └―――――

　 　 　 　 　 　 　 　 |＿|　　　　 　 　 |　 |　　 　 　 　 　 　
　 　 　 　 　 　 　 　 |　 |　　　　 　 　 |＿|
　 　 　 　 　 　 　 　 |＿|　　　　 　 ／|　 |　
　 　 　 　 　 　 　 　 |　 |　　　　 ／　 |＿|　
　 　 　 　 　 　 　 　 |＿|　　　／　 　 |　 |　
　 　 　 　 　 　 　 　 |　 |　 ／　　　　 |＿|
＿＿＿＿＿＿＿＿| 　|／　　　　 　 |　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　、
　　　　　　　　　　　　　　　　┌――)ヽ―――
　　　　　　　　　　　　　　　　｜！！！
　　　　　　　　　　　　　　　　└――――――

　　　　　　　　　　　　　　　　　┌――――――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　｜スケルトン！！！
　　 　 　 ┌―――――――└―――ｖ―――――
　　 　 　 ｜クソッ、厄介な奴だ。
　　 　 　 └―――ｖ――――――

　　　　　　　　 　 ﾉﾉノ∧
＿＿＿＿＿＿　(； ´_ゝ)　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　 ∧　 ＿　　 　 /^ §ヽ　　　　　　　／´iヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ
　_|l|_ /.:/ｿ､ゝ　 〈__ノ:::i_〉　　　　　　/__;:/､ｌ:;ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　／　〈
　｀||´|/；ﾟ -ﾟ)　 　(_ノ､_)　　　　　　 〈_/； ´Д）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 〈o　ｏ)ﾌﾍ　
　　と＾>i(^_ゝ　　　　　　　　　　　　と＾rｌｌ:./[]ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈::ｰ=‐'ﾉ.:::〉
.　 || く__ﾉ､ﾉ　　　　　　/lィｲ　_ ,、○―――(_ﾉ―　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉`' 〉`ｰ'〉〉
　　　(_/´､_)　　　　 　,l//ﾉ､ |K;;）　（＿ノ´ヽ__）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (_) ＜≡|(_)
　　　　　　　　 　　 　(； ﾟ∋) || ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｿ
　　　　　　　　　　　G＾八＾ﾆG
　　　　　　　　　　　 ﾑ_Y_ゝ
　　　　　　　　　　　（_ﾉ´(_)

　　 　 　 ┌―――――――――
　　 　 　 ｜来るぞ！気をつけろ！
　　 　 　 └―――ｖ――――――

　　　　　　　　 　 ﾉﾉノ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ゝ
＿＿＿＿＿＿　(； ´_ゝ)　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　|ｌｌ|　＿＿
　 ∧　 ＿　　 　 /^ §ヽ　　　　　　　／´iヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　　 lﾆ0ｺ
　_|l|_ /.:/ｿ､ゝ　 〈__ノ:::i_〉　　　　　　/__;:/､ｌ:;ヽ　ｸﾞｯ　　　　　　　　　　　　　　　　　 　／　〈　　　 E)
　｀||´|/；ﾟ -ﾟ)　 　(_ノ､_)　　　　　　 〈_/； ｀−）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 〈　ｏ)ﾌﾍ ＿//　　　
　　と＾>i(^_ゝ　　　　　　　　　　　　と＾rｌｌ:./[]ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈:`=‐' ﾉ.:::〉―'
.　 || く__ﾉ､ﾉ　　　　　　/lィｲ　_ ,、○―――(_ﾉ―　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〉`'〉 `ｰ'
　　　(_/´､_)　　　　 　,l//ﾉ､ |K;;）　（＿ノ´ヽ__）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (_)〈〈　
　　　　　　　　 　　 　(； ﾟ∋) || ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ｿ
　　　　　　　　　　　G＾八＾ﾆG
　　　　　　　　　　　 ﾑ_Y_ゝ
　　　　　　　　　　　（_ﾉ´(_)

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┌―――――
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜いくぞっ！
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 └――ｖ――
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　／´iヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　/ゝ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ /__;:/､ｌ:;ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　 |ｌｌ|　＿＿
　.┌――――――――┐○―〈_/； ｀д）ヽ‐　　　　　　　　　　ﾍ　　 lﾆ0ｺ
　ノ　待て！ ウィル！！｜　　　と＾ｒｌｌ:./[]ノ　　　　　　　　 　／　〈　　　 E)
´ └────────┘ 　　　く;:::::（⌒）　　　　　　　 　 〈　ｏ)ﾌﾍ ＿//　　
　　　　　　　-＝≡　三　　　 　　（＿ノ 　　　　　　　　 　　 〈:`=‐' ﾉ.:::〉―'
　　　　　　-＝≡　三　　　　／／　／　　　　　　　　　 　　　〉`'〉 `ｰ'
　　　　　-＝≡　三　　　､从/／　　　　　　　　　　　　　　　(_)〈〈　
　　　　　　　　　　　　　　　ダンッ　　　　　　　　　　　　 　　　 　ｿ

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┌―――――――┐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜　ディフレクト　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 └―――――――┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＿　 ＿/　　
　　　　　　　　　　　＿＿　　　　　　　＿　 ＿/　　　＿＿/
　　　　　　　　　　　　―二　ミ　　　　 ＿/　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　 　　　 　／´iヽ　 ﾐ ﾐ 　　　★　　　　　＿＿／
　　　　　　　　　　　　/__;:/､ｌ:;ヽΣ;:○/／　 　　ﾍ　　
　　　　　　　　　　　 〈_/；´д｀） ('ｿ〕三＞ ／ 　〈
　　　　　　　　 　　　と＾ｒｌｌ:./[]ヽ /＼＼＿〈o)ﾌ´:ス
　　　　　　　　 　 　　く;::::（⌒〈_Ｅ)　 　ー―ﾉ.:..::.::.:ゞ､
　　　　　　　　　 　　（＿ﾉ　　　′ 　　　 　^ｰ､^ｰ">〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 〉〉 (_)
　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　l/
　　　　　　　 　 　 ┌―＾―――
　　　　　　　 　 　 ｜！！！
　　　　　　　 　 　 └――――

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┌―――――――┐
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｜　　マヒ凝視　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 └―――――――┘

　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ﾍ
　　　　　　　　 　　　 　／´iヽ　　　　　　　／ _ﾉ､_ ｷﾗﾝｯ
　　　　　　　　　　　　/__;:/､ｌ:;ヽ　　○　　〈　ｏ l´ﾍ
　　　　　　　　　　　 〈_/； ´д）て /　　　〈:`=‐' ﾉ.:::〉
　　　　　　　　 　　　と＾ｒｌｌ:./[]ヽ /　　　　 〉`' 〉`ｰ'〉〉
　　　 　 　　　　　　　く;:::::,､::〈_Ｅ)　　　　 (_) ＜≡|(_)
　　　　　　　　　 　　（＿ﾉ（＿）′ 　　　　 　　ｿ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /ゝ
　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_　|ｌｌ|　ｽｯ ＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　ﾍ　　　 lﾆ0ｺ
　　　　　　　　 　　　 　／´iヽ　　　　　　 　／　〈　　　　E)
　　　　　　　　　　　　/__;:/､ｌ:;ヽ　　○　 　〈　ｏ)ﾌﾍ ＿//
　　　　　　　　　　　 〈_/； ´Д）}}　/　　　〈:`=‐' ﾉ.:::〉―'
　　　　　　　　 　{{{　と＾ｒｌｌ:./[]ヽ /　　　　 〉`' 〉`ｰ'
　　　 　 　　　　　　　く;:::::,､::〈_Ｅ)　｝}　　　(_) 〈〈
　　　　　　　　　 ｛｛　（＿ﾉ（＿）′ 　　　　 　　ｿ
　　　　　　　 　 　 ┌―＾―――――
　　　　　　　 　 　 ｜か、体が……！
　　　　　　　 　 　 └―――――――

　.┌――――――――┐
　ノ　ニードルショット！ ｜
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　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿　　＼　＼＼　＿＿＿　サッ　＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＼　 　　　　　　　　 　 　ﾍ　
　　　　　　　　 　　　 　／´iヽ　　　　　　　　 　　　　　-≡三　〈　　　　
　　　　　　　　　　　　/__;:/､ｌ:;ヽ　　○　　　 　　 -≡三Σ〈　ｏ)ﾌﾍ
　　　　　　　　　　　 〈_/； ´Д）て /　　　＼＼　　-≡三〈:`=‐' ﾉ.:::〉
　　　　　　　　　　 　と＾ｒｌｌ:./[]ヽ /　　＼　　　＼　　-≡三`' 〉`ｰ'
　　　 　 　　　　　　　く;:::::,､::〈_Ｅ)　　　＼　＼　　　-≡三_) 〈〈
　　　　　　　　　　 　（＿ﾉ（＿）′ 　　　　 ＼＼＼　　 -≡三ｿ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾌﾟｽ　　　ﾌﾟｽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾌﾟｽ

　　 　 　 ┌―――――
　　 　 　 ｜ウィル！
　　 　 　 └―ｖ―――
　＼　 ＼　/lィｲ
　　＼＼　,l//ﾉ､　_ ,､
　　　　 　(　ﾟ∋ﾟ) |Ｋ;;）
　　 ＼　G＾八＾ﾆG ´
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　　　　　　　　ﾀｯ　　 　　／´iヽ　　　　
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　 _|ｌ|_　 ＿　　　　　　と＾rｌｌ:./[]ヽ　　　
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　　|| |/ *ﾟ 0)　　　　 （＿ノ´ヽ__）　　
　　と＾´>i<つ
　 ⊂〉__ﾉl_ゝ
　　 　　ヽ_)
　　┌―＾―――
　　｜大丈夫？　　　┌―＾―――
　　└――――　　　｜うん。
　　　　　　 　 　 　 　 └――――

　　 　 　 ┌―――――――――――――――――
　　 　 　 ｜馬鹿め。無謀と勇気を取り違えるな。
　　 　 　 └―ｖ―――┌―――――――――――
　　　　　　　　　　 　 　 ｜すいません……。
　　　　　　　　　　 　 　 └――――――ｖ――
　　　　　　　　　　　　　　 　/lィｲ
　　　　　　　　　　　　　 　 ,l//ﾉ､　_ ,､
　　　　　　　　　　　　　 　(　ﾟ∋ﾟ) |Ｋ;;）
　　　　　　　　　　　　　　G＾八＾ﾆG ´
＿＿＿ ﾉﾉノ∧ ＿＿＿　く__Y_〉　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　 　 (# ´_ゝ)　　　　　（_/ヽ_)
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　　(( (　(_ノ､_)　　/ｌ　　 　　　　 　　 〈_/； ´д）
　　　　　　　　 　 _|ｌ|_　＿　　　　　　 と＾rｌｌ:./[]ヽ
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　　　　　　　　 　　|| |/ *ﾟ -)　　　　 （＿ノ´ヽ__）
　　　　　　　　　 　と＾´>i<つ
　　　　　　　　　　 ||く__ﾉl_ゝ
　　　　　　　　　　　（_/´ヽ_)
　　┌―＾――――――――――――
　　｜一対一で適う相手ではない。
　　└┌―＾――――――――――
　　　 ｜私が指示を出すから、
　　　 ｜それに従え。
　　　 └―――――――――

　　 　 　 ┌―――――――――――――――――
　　 　 　 ｜ウィル、タイラー、私が敵の隙を作るから、
　　 　 　 ｜その間に叩け。
　　 　 　 └―ｖ―――――――――┌―――――
　　　　　　　　　　　　　　 　/lィｲ　　 　 ｜ハイ。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,l//ﾉ､　_ ,､ . └―ｖ―
　　　　　　　　　　　　　 　(　ﾟ∋) |Ｋ;;）
　　　　　　　　　　　　 　 G＾八＾ﾆG ´
＿＿＿ ﾉﾉノ∧ ＿＿＿　く__Y_〉　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　 　 (　´_ゝ)　　　　　（_/ヽ_)
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　　　 　〈__ノ:::i_〉　 　 　 　 　 　 　 　 /__;:/､ｌ:;ヽ　 　○
　　　　　(_ノ､_)　　/ｌ　　 　　　　 　　 〈_/　´д）　　/
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　　　　　　　　　 　と＾´>i<つ
　　　　　　　　　　 ||く__ﾉl_ゝ
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　　┌―＾――――――――――――
　　｜コーデリアは二人の援護をしろ。
　　└┌――――――＾―――――
　　　 ｜…分かったわ。
　　　 └――――――