1 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん :
03/09/12 20:27 ID:eDst+Rfv
2 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/09/12 20:29 ID:UkgfU75B
乙>1
おつ。
4 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/09/12 21:09 ID:KMVIunIN
4
1/24 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | あとは全自動だそうだ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ ( ・m・) |( ´∀`) ( ) |( ) 人. Y | ̄(_)__) し (_) このばかばかしい話の始まりは、 大学に行かず劇団に入る計画を僕が親に告白したことだった。
2/24 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 俳優になりたいならそれもいい。 | でも、それは大学を出てから始めても遅くはないだろう \___ __________________ |/ ∧_∧ ∧_∧ ( ´∀`)=3 (・m・ ) ( つ ( ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 二( )< 大学に通いながらやってもいいんじゃないかしら ( ) \____________________ 父も母も、いかにも物分りが良さそうに装っていた。 しかし彼らがウソを言っているということははっきりとわかった。 本当に俳優になるのなら、どうして大学にいく必要などあるだろう。
3/24 「お前が役者として成功する可能性はない。大学に行って普通のサラリーマンになれ。」 面と向かってそう言う勇気がなく、ただこの場をごまかそうとしているのだ。 指摘すると彼らはあたふたするばかりだった。そしてとうとう努力を放棄した。 金を払って他人に、いやコンピュータに僕を説得してもらおうというわけだ。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 一度、進路相談をうけてみないか。 | 相手がコンピュータなら話しやすいだろう。 \___ __________________ |/ ∧_∧ ∧_∧ ( ´∀`) (・m・;) ( ) ( ) / ̄ ̄∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 二| それでもし気持ちが変わらなかったら、認めてくれるね? \________________________ ∧_∧ |( ´∀`) |( ) | ̄(_)__) 念を押してからここに来た。 たとえコンピュータだって、僕のこの固い決意を覆すなんてできっこない。
4/24 _________________ | | ソレデハ、はじめます |_________________ 人从ノ ∧_∧ ビク |(;´∀`) |( ) | ̄(_)__)
5/24 _________________________________ | | コレハ、人生の岐路にある今のあなたの決心を、 | 自分自身でずっと忘れないようにしっかりと録画しておくためのシステムです。 |_________________________________ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ |(;´∀`) < え? |( ) \___ | ̄(_)__)
6/24 ___________________________ | | 今どれくらい固い気持ちで進路を選択しようとしているかを、 | 目の前のモニターに向かって喋ってください。 | その映像はセーブされ、10年後、20年後、30年後の | あなた自身にメールされます。 |___________________________ ∧_∧ ____ |( ´∀`) // / |( ) //__/ | ̄(_)__) {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄| なんとこれはタイムカプセルだったのだ。 僕の決心を変えるためではなく、むしろ固めるための。 父親は勘違いをして僕をここに連れてきてしまったのだ。
7/24 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | わかりました。 | 10年後や20年後の僕が今のこの僕の決心を思い出して、 | また新しい気持ちで頑張れる様にというわけですね。 \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ____ |( ´∀`) // / |( ) //__/ | ̄(_)__) {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄| _____________________________ | | そのトオリです。では録画をハジメマショウ。 | モニターの中に現れるキャラクターに向かって、話しかけてください。 |____________________________
8/24 ┌──【◎】──┐ │┏━━━━┓│ │┃ ∧_∧ ┃│ │┃(´Д,`, ) ┃│ │┃( |\| ) ┃│ │┗━━━━┛│ └──────┘ 僕はまた驚いてしまった。モニターに登場したのは僕自身… いや、僕にそっくりなおじさんだったのだ。
9/24 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | あ、あなたは? \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ____ |( ;´∀`) // / |( ) //__/ | ̄(_)__) {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃┌──―─┐ ┃| ∧_∧ | ??? ┃|(´Д,`, ) | 「私は10年後の君を想定した存在だ。」 ┃|( |\| ) | ┃└──―─┘ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
10/24 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | でも、なぜそ、そんなに… \  ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ____ |( ;´Д`) // / |( つ //__/ | ̄(_)__) {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃┌──―─┐ ┃| ∧_∧ | 「汚いのか、と言いたいんだろう。私は失敗バージョンの君なんだ。 ┃|(´Д,`, ) | 今、君は進学せずに芝居の世界に入ろうとしている。 ┃|( |\| ) | しかし、そこでスターになるのは君が思っているほど簡単ではない。 ┃└──―─┘ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
11/24 ∧_∧ ____ |( ;´Д`) // / |( ) //__/ | ̄(_)__) {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃┌──―─┐ ┃| ∧_∧ | 「君…いや私はこの10年、まったくチャンスをつかめなかった。 ┃|(´Д,`, ) | この年になっても未だに低収入もなく、アルバイトで食いつないでいる。 ┃|( |\| ) | みじめな青春だったよ。」 ┃└──―─┘ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
12/24 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | そ、そんな…僕は失敗するの? \  ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ___ |( ;´Д`) // / |( ) //__/ | ̄(_)__) {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃┌──―─┐ ┃| ∧_∧ | 「そうと決まったわけではない。これはタイムマシンではなくて ┃|(´Д,`, ) | あくまでもシミュレーションなのだ。もし君が10年後に成功していたら ┃|( |\| ) | 今の君の気持ちなど思い出す必要はないだろう。」 ┃└──―─┘ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
13/24 ・・・・・・ ∧_∧ ___ | ( ;´Д`) // / |( U U //__/ | ̄(_)__) {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃┌──―─┐ ┃| ∧_∧ | 「この映像を与えるべき相手とは、 ┃|(´Д,`, ) | 失敗して、うちのめされて、救いが必要になっている君、 ┃|( |\| ) | つまり私なんだ。」 ┃└──―─┘ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
14/24 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | お金持ちになれなくても夢を追いかけるって決めたじゃないか。 | きっとまだチャンスはあるよ… \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ___ |( ;´Д`) // / |( つ つ //__/ | ̄(_)__) {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄| 僕は最悪な気分になりながらも、しばらく懸命に話した。 もしかしたら10年後には僕がこのくたびれた男になって この慰めの言葉を聞いているかもしれない。そう思うと気が滅入った。
15/24 10年後の僕はため息と一緒に消えていった。 ∧_∧ ____ |( ;´Д`)=3 // / |( ) //__/ | ̄(_)__) {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃┌────┐ ┃|':; ..:; ;,:;:.':;:';:| ┃|;:': ,':.,:;.:,.: ,.:,| ┃|;:::.;:.:: '.:_:,;;:,.| ┃└────┘ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
16/24 それで終わったと思ったら、すぐにモニターが点いた。 そこにはもっと老け込んで、もっとくたびれた僕の姿があった。 人从ノ ∧_∧ ___ |( ;´Д`) // / |( ) //__/ | ̄(_)__) {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃┌──―─┐ ┃| ∧ ,,,, ∧ | 「私は20年後の君だ。俳優になろうなんて、まったく下らない考えだった。 ┃|(´Д,`,;:) | 君、頼む。大学に行くことにしてくれよ…」 ┃|(:::|V|:::::) | ┃└──―─┘ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
17/24 そしてその次には、30年後の僕。 ∧_∧ ___ |( ; ゚Д゚) // / |( ) //__/ | ̄(_)__) {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃┌──―─┐ ┃| ∧ ,,,, ∧ | 「わ、悪いことは言わない。人生を踏み外すんじゃない。 ┃|(:゚,m゚;,,) | 見ればわかるだろう、この惨めな姿を…」 ┃|(,':,|=|,:;';) | ┃└──―─┘ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
18/24 ( ( ( ) ) ) {∧_∧} ___ |{(♯`Д´)} // / |{( u u)} //__/ | ̄{(_)__)} {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄| ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃┌──―─┐ ┃| ∧ ,,,, ∧ | 「ホームレスなんだ。わかるか。 ┃|(:゚,m゚;,,) | いくら夢があっても、運がなければこうなるんだ。」 ┃|(,':,|=|,:;';) | ┃└──―─┘ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
19/24 人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ ) ( ) ふざけるな!!!! ( ) ( `Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´ ∧_∧ (♯`Д´) ___ \ 彡 ( つ // / \/\) ) ) //__/ \ (__)_) {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄|
20/24 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | わかってるよ!これはやっぱり策略なんだ! | 僕を説得してあきらめさせて、進路を変えさせようとしている。 | でもその手にはのらないぞ! | 確かにあんたは正確なシミュレーションの産物だ。 | でもコンピューターは完全ではない。 \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ (♯´∀`) ____ ⊂ つ // / _ | | | //__/ __|_ (__)_) {ニ=====} | ̄ ̄ ̄ ̄|
21/24 _________ / \ | 【(◎)】 | | ◯ ◯ | | ┌──────┐ │ | │┏━━━━┓│ │ | │┃ ∧_∧ ┃│ │ | │┃ ( `Д´)┃│ │ | │┃ (m9っ ) ┃│ │ | │┗━━━━┛│ │ | \______/ | ∩ |◯_________◯| |_|(_|__|__|___|_) | l/ ヽ | / ⊂⊃ __ ⊂⊃ ヽ 人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ ) ( ) もし99%失敗するとしても、 ( ) 1%でも可能性があるのなら僕はやるよ! ( ) ( `Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´ ∧___∧ (:;,,・m∩ (;,,':,|=|,l○ | ̄(_)__)
22/24 ∧___∧ (:;,,´m∩ (;,,':,|=|,l○ | ̄(_)__) 若い頃の自分のその叫び声を聞いて、ぼろをまとった中年男はにっこりと笑った。 30年は本当にあっという間に経過した。 今のホームレス姿は、あのときの映像とそっくりのままだ。
23/24 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | そろそろお願いします \______ ____ ▲ __ V ∧((∧ ▼ ヽ ___ ノシノノ ヽ / 人从ノノ [__l二l|__ ∧ ∧ <彡;゚ー゚ハ / リ´ワ`ノ ∧___∧ (´∀` ) ε= (゚Д゚;) (ノ___)) ノ⊂{|==|}ノつ (:;,,´m`) ⊂、 [U_] ([|lllll]⊂ |ニYニ| /(____)、 (;,,':,|=|,l) Y 人 | |〜 ( =)=) ~ UU゛ | ̄(_)__) (_)'J し´J
24/24 _________________________ |lll川 |::::::::::::::::| |. | | || |, llll川 |lll川 |::::::::::::::::| |. | | __ || || ̄ |/ \llll川 |lll川 |::::::::::::::::| |. | | | | | |l ... ;;|:|口口| || | // | // l|lll川 |lll川 |―――l | ,| |  ̄ ̄" llliイ |:|口口| || | // | // l|lll川 |lll川 |:,:; :, , | |=| |三三三三liil_i!y||llllllll|_,,||三| // | // l|lll川 |lll川 | ̄ ̄ ̄ , , ., ゛ llll川 |li|ノノ´ ヽill||| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 三三三三三 三三三三三三三三三三三三三 三 三三三三 三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三 三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三 三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 ∧∧__∧∧_∧∧_∧∧__∧∧_∧∧_∧∧__∧∧__∧∧__,∧∧__∧∧___∧∧ ( ) ( ) ( ゚Д)(∀゚ )( ) ( ) (* ゚ー) ( ) ( ) (∀`) ( ) ( ) Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`i .| ∧∧|∧_∧,|∧_∧,|/■ヽ,|/■ヽ.| ハ,ハ|_,ハハ__|∧∧ .|∧∧ |∧∧ ,|∧,∧ |∧∧ | Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`Y'"⌒`i / ̄⌒ ̄ヽ/ ̄⌒ ̄ヽ/ ̄⌒ ̄ヽ、/ ̄⌒ ̄ヽ、/ ̄⌒ ̄ヽ、/ ̄⌒ ̄ヽ、/ ̄⌒ ̄゛ヽ 声に応えて彼はゆっくりと立ち上がった。 大劇場を埋め尽くした客は、 主演のホームレス役のその男の登場を今や遅しと待っていた。 終
2999年のゲーム・キッズより「自分カウンセラー」でした。
リアルタイムキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! オチがよいですね。
なんつーか、もう、ブラボー。
乙。 面白かった。
イイね!こういうのが2段オチっていうのかな?
最後で感嘆しちゃった。おもしろい〜
最高だ!!こんなオチが待っていたとは 予想外だよ。
1/7 _ \いやー悪いけど、君リストラね。まじめだけど社に対して、/ /ヘ~ヘ \有益な事をしてくれるわけでもないし・・・ / |FF|ニ|  ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ |\ .|FF|ニ| ..∧_∧ | 畷 |л |FF|ニ| (・∀・;) ウラムンジャネェゾ・・・ | 畷 |幵| |FF|ニ| l ̄i\__ .| 畷 |幵| ::::/二ニ,ハ |三lミ|三三| | 畷 |幵|;;::::::|EEE|日| |三|ミl三三| | 畷 |幵|;;;:::::|EEE|日|;;;::::::: |三lミ|三三| | 畷 |;;;;::::::::: |EEE|日|;;;::::: 彡 ビュウウウ… ::|三|ミl三三|;;;;;;;::: |::::::::::::: |EEE|;;;;;;;;:::::::::: 彡 ::::::|三lミl三三|;;;;;::::::::::::::;;;;;;;:::::::::::::;;;::::::::: 彡 :::::::::::::|;;;;;;;;;;;::::::::::::;;;;:::::::::::: .∧ ∧ (´・ω・`)ショボーン 人つゝ 人,, Yノ人 ノ ノノゞ⌒〜ゞ . ノ /ミ|\、 ノノ ( 彡 `⌒ .U~U`ヾ 丿 ,, 〜◇'
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ __∧_∧_ | 非常に残念ながらついさきほど・・・ /| |( ([ ̄]))| ヘ \ ||, 〜〜'⌒⌒ヽ〜ヽ、  ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||\ ' , `、 ヽ ∩∩ ∧_∧ ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| (.´Д`)サイゴノサイゴマデ (´∀`;) はぁ・・はぁ・・・父は!? \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| (,. {||} )ムスコハマダカ・・・ット ⊂ つ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| |__||_| | | | ∪∪ (_(_) \_________ / O  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ o ∧_∧ (*.´Д`) もうだめぽ・・・・・ (つ つ 〜 人 Y 〜 し (_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 失業したあげく、親の死に目にも会えなかった男が道を歩いていると、全知全能の現れた。 ∧_∧ ::::::;::;::::::::: (;;.´Д`) !? ::::;:;:::;:::;:::; (つ つ (_ノ ) 人 Y |___| し (_) (_(__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2/7 神の意志が男の意志に直接こう呼びかけた。 \お前は選ばれし者となった。お前にひとつだけ願いを叶えてやろう。何が望みか?/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ::::::;::;::::::::: (;;.´Д`) !? (::::;:;:::;:::;); (つ つ (_ノ ) ...| | .| |___| ...(_)_) (_(__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (;;.´Д`)なぜわたしに? と男は聞いた。 (::;:;:::;:::;:::;)それが知りたいのが、願いか? と神。 ..∧_∧ ::::::;::;::::::::: チガウチガウ!(´Д` ) 三 (::::;:;:::;:::;); (つ つ (_ノ ) ...| | .| |___| ...(_)_) (_(__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (;;.´Α`)ツボノマジンダッテソコマデケチジャナイモナ・・・・・ いいえ。でもどうして一つなのです?たいてい3つとか・・・ (::;:;:::;:::;:::;)ヨクノナイヤツメ・・・ その理由を聞きたいか? (#´Д`)キイテナイモナッ!! たずねてません!だけど本当にかなうのでしょうね?
3/7 ..∧_∧ ::::::;::;::::::::: モウコノカミサマハ・・・(#´Д`) (::::;:;:::;:::;);ハヨイットクレ・・・・・ (つ つ (_ノ ) ...| | .| |___| ...(_)_) (_(__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (::::;:;:::;:::;)ウタグリブカイノウ・・・・オヌシ・・・・ その疑問を氷解したいのか? (;.´Α`)ウーーーントネェ・・・・ いえ、いえ、とんでもない・・・・・ ∧_∧ (-Д-,,) うーーーーーむ・・・・・・ | ∞ | | | ...| .. (_)_) しばらく考えてから男は願いを言った
4/7 (::;:;:::;:::;:::;)やれやれ・・・・・ と神はつぶやいた へ * + / ヽ ⊂⊃ / / ヽ ::::::;::;:::::: / し し (::;:;:::;:::;:::;) し し し し(_ノ ) + * U し し |___| .(_)_) * * ' ⌒  ̄⌒ ̄⌒⌒ ̄⌒⌒ ̄⌒⌒⌒ヽ (・∀・)天国イイ!! ⌒ ⌒‐ ⌒‐ ) ,‐' ⌒  ̄⌒⌒ヽ __ニ_ヽ、_ニ___,、_ニ___,/ ( ( ⌒‐ ) ヽ、_ニ___,/ へ / ヽ ⊂⊃ / / ヽ ::::::;::;::::: / し し (::;:;:::;:::;:::;)なにがいい? し し し し(_ノ ) U し し |___| .(_)_) 陸に上がりたい!..ハ ハ (゚。゚*)llll><
::::::;::;:::::::: ::::;:;:::;:::;:::;君は何がいい?デカイネェ・・・キミ (_ノ ) |___| (_(__) .、,,,_,,.__ /o ∧ o,..\ ∠;;;」ヽ、 /:::::::/空だ!!地上を全て支配したわたしが望むのはそれのみ! " / / i i、’ ノ / i l / ̄\ { _,, -''~,/ ,l ( ( `ヽ _,, -ゝ、_,, -''ニ,, -‐''' \`ー―''''~~,-‐'''__ / ノ_,,イ 〈 ~~''''''―/∠"_,,.. -‐''| | ̄ ヽ.ヽ_ く__三=、 | | !、=三、  ̄ rニ,,ヘュ ^'′ \_________ / O  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ o (::;:;:::;:::;:::;) ちょっと苦労のしがいのある仕事だったわい。 以前わしが選んだ『魚』の時は『陸』上がりたがったし、『恐竜』は『空』を飛びたがった。
5/7 , -‐- 、 l ,-、,-、 l ( l ・ ・ l )キキーーーー!二本足で立ちたいよ!! ( ┴ ) i つ つ 〜(_____) \_________ / O  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ o (::;:;:::;:::;:::;) 『猿』は『二本足』で歩きたがったが・・・・・・ この人間の願い事は『一からやり直したい』じゃったもんなぁ・・・
6/7 いままさに、宇宙は、最初のビックバンからもう一度やり直し始めていた・・・・・・・ 終
7/7
ショートショートの広場8よりまちだけいや氏の『願いごと』でした。
>>1 さん。新スレ乙でした!m(_ _)m
リアルタイム乙〜
新作がたくさんでホクホク気分ですな。 とにかく乙です!
>>5-29 ◆6666P.Z.IEさん、乙です!
珍しくハッピーエンドオチでワーオ。
>>36-43 成仏:3a6DfGmuさんも、前スレに引き続き乙です!
ス、スケールでけぇ…。
前スレラストも含めて、職人さん達、乙彼様です。 いつも楽しい作品をありがとうございます。 ところで「親の死に目に会えない」って 親より先に死ぬ事ですよねぇ・・・?
>48 親の死に目に会えない=親が死ぬ瞬間に立ち会えない って事だよ。 それより職人さん乙です。
職人さん達乙ですー! 渡辺浩弐モノでハッピーエンドってなんか珍しい気がする(w
っていうか、ハッピーエンド自体が 珍しいような…。 イイお話、アリガトウございました。
リクエストを募集します…。 星さんの作品限定。本名、作品名必須。 リクエストした本を持っていなかったり、 自分の技術ではどうしようも無い場合は無理です。
『殉教』希望。 本のタイトルなんだったかな…… たしか『ようこそ地球さん』だったはず。
なんか星新一の作品でどんどん人が死者の声が聞こえる機械の影響でみんな自殺しだす話があったよな。 あれは面白かった。
13コマ行きます。
古代の秘法
┌────────| さあ、おおいに飲んだり食べたりしてください。 │ | のちほど、すばらしい発表をします。 │ \_ ____________ │ ∨ | │ │ │ ∧_∧ │ │ ( ´∀` ) │ │ ( ) │ │ ┏━━━━━━┓ │ │ ┗┳━━━━┳┛ │ └────────┃ ┃────────┘ ┃ ┃ ┃ ┃ ─────────┸────┸─────────
ここは彼、エム氏の大邸宅。 各界の人々が招かれ、パーティーが開かれた。 ______ /////////////\ ///////////// ″ \ ///////////// ″___ \ ///////////// ″ |.:::| .\ ///////////// ″ ~~ \ ///////////// ″ | ̄| ̄| .\ ///////////// ″.o |_|_| o \ /////////////イ″ l\  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::.| | ̄ ̄| ̄ ̄| | ̄ | ロロ :.| | | | | | ::.| |__|__| | wwwWWWwWwWWWw|~| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|WwwwwWWwwwWWW WwwWwwWwwWwwWWwwWwwWwwWWwwWw
来客の一人が、お礼の挨拶を兼ねて質問した。 ↓ ∧∧ ∧_∧ (,,゚Д゚) (´∀` ) ) ('∀`) |⊃| ( ) ) ( ) 〜| 0 | | | | || し'´ ( ( ) (´・∀・) (・∀・ )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (*゚Д゚)< こんなにも豪華な会に呼んでいただき、ありがとうございます。 | ところで、発表とはどんなすばらしいことなのでしょうか。 \_________________________  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 少し前、わが社は南方の奥地に学術探検隊を >(´∀` ) 派遣したんです。 | ____________________/
∧∧ ∧_∧ (,,゚Д゚) (´∀` ) Σ('A`) ⊂| |⊃ ( ) ノシ ( ) | | | | | | || ∪∪ ( ( ) (・∀・`) (・∀・ )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 伝説によると、その地方には古代において、 >(´∀` ) 大変長寿が多いことが判明したのです。 | 出切る事ならその真相を確かめ、 | その秘法を発見しようと考えたわけです。 | ____________________/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (*゚Д゚)< それで、どうなったのです。 \___________
∧∧ ∧_∧ (,,゚Д゚) (´∀` ) ( 'A`) ⊂| |⊃ ( ) ( ) | | | | | ヘー イイ! || ∪∪ ( ( ) (・∀・`) (・∀・ )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ そしてついに、その古代の住民の、 >(´∀` ) 遺跡を発見したのです。 | ______________/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ τρνφψρ. ┃ ┃ ┃ ┃ ππθομξπσνοτψ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ξνκιιλντψδσφφβξ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ τορφμο. ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 壁の一つに、絵や文字を発見しました。 >(´∀` ) 判断すると、長命の秘法に間違いありません | __________________/
∧∧ *・ω・) ∧∧ ∧_∧ │ (*゚Д゚) (´∀` ) (*'A`) ⊂| |⊃ ( ) ('-`*) ( ) | | | | | ヘー イイ! ( ) || ∪∪ ( ( ) (・∀・`*) (・∀・*)|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (*゚Д゚)< 本当だったらなんと言うことでしょう。 | ところで、それは発表してくれるのでしょうね。 \___________________  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ もちろんです。発表します。 >(´∀` ) ____________/
∧∧ ∧∧ ・ω・) ( ゚∀゚) ∧∧ ∧_∧ │ ( ) (*゚Д゚) (´∀` ) ( 'A`) ⊂| |⊃ ( ) ('-` ) ( ) | | | | | ( ) || (‘∀‘) ∪∪ ( ( ) (・∀・` ) (・∀・ )|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (*゚Д゚)< では、それをすぐに公表してください。 \___________________  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ もうすこしお待ち下さい。古代の文字です。 >(´∀` ) 残念ながら、すぐには読めません。 | 学者がまもなく解読し、ここに来るはずです | _________________/
やがて、学者がやってきた。 ┌────────| 皆様、お待たせしました。 │ | 解読に努力してくださった、先生の登場です。 │ \_ ____________ │ ∨ | │ │ │ ∧_∧ │ │ ( ´∀` ) │ │ ( ) │ │ ┏━━━━━━┓ │ │ ┗┳━━━━┳┛ │ └────────┃ ┃────────┘ ┃ ┃ ┃ ┃ ─────────┸────┸─────────
だが、学者は口ごもった。 ∧_∧ ∧_∧ (;・∀・) (´∀` ) ( ) ( ) | | | | | | ( ) ) ( ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (;・∀・)< それが、少々問題点がありまして・・・ | 長命の秘法で、 | きわめて簡単な方法なのですが・・・ \_______________  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ なら、遠慮せずに、発表してしまいましょう。 >(´∀` ) 社会のために、さあ。 | __________________/
┌────────| それでは、解読内容を発表します。 │ | 現代の言葉に直すと、こうなるのです。 │ \_ ____________ │ ∨ | │ │ │ ∧_∧ │ │ ( ・∀・ ) │ │ ( ) │ │ ┏━━━━━━┓ │ │ ┗┳━━━━┳┛ │ └────────┃ ┃────────┘ ┃ ┃ ┃ ┃ ─────────┸────┸─────────
┌────────| │ | 「早寝早起き、そして腹八分」 │ \_ ____________ │ ∨ | │ │ │ ∧_∧ │ │ ( ・∀・ ) │ │ ( ) │ │ ┏━━━━━━┓ │ │ ┗┳━━━━┳┛ │ └────────┃ ┃────────┘ ┃ ┃ ┃ ┃ ─────────┸────┸───────── END
星新一 おせっかいな神々より、「古代の秘法」でした。
(・∀・)イイ!!
いいですね。ここ
おんもしろい
乙です。 結局、健康な生活が長命になるのか…。
おもしろかったよ〜
(・∀・)イイ!!
>>56 確かその作品は過去ログにあった・・・はず・・・たぶん・・・
確かにモララーのビデオ棚にもないね。 意外だ、俺も2種類ほど見た気がしたんだが・・・
俺も確かに二種類見た。 ・・・まさかッ!!
思いがけず爆笑してしまった。
英語で習ったな、昔
>>80 >>82 1スレから探しましたがありませんでした。
O・ヘンリーでがいしゅつなのは
1スレ「福の神と恋の神」「最後の一葉」
第六幕「よみがえった改心」でした。
「殉教」を作成開始します。 長めの作品なのですぐに完成は出来ないと思いますが、 気長にお待ち下さい。。 賢者の贈り物はまたの機会にでも。
(・∀・)ワクワク!!
1/9 ヽ / /⌒\ /ヽヽ|/⌒\ii|\ 遭難し、無人島に漂着した一郎と二郎と三郎は / /ヾゞ///\\| 島を探索しているうちに古ぼけた壷を見つけた。 |/ |;;;;;;| \| |;;;;;| |;;;;;| |;;;;;| |;;;;;| ∧∧ ∧∧ ∧∧ |;;;;;| (,,゚Д゚) (,,゚Д゚) (,,゚Д゚) |;;;;;| / | / | ( ⊃ ⊃ )( ..../......\....,, (,,_/,〜OUUつ,,.....,,....... と ) ),(´∀`),,.....,,, ヽゞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2/9 ヽ / /⌒\ /ヽヽ|/⌒\ii|\ | 呼ばれて飛び出(ry / /ヾゞ///\\| \_____ ____ |/ |;;;;;;| \| V |;;;;;| ∧_∧ |;;;;;| 人从ノ (´∀` ) |;;;;;| 人从ノ 人从ノ ∩∧∧ ⊂ ⊃ |;;;;;| ∧∧ ∧∧ ヽ(,,゚Д゚) ( ノ |;;;;;| (;゚Д゚) (;゚Д゚) \⊂\ )ノ |;;;;;| / | / | O-、 )〜 )( ..../......\....,, (,,_/,〜OUUつ,,...,,...,,...,,.∪ ..,...(´∀`),,.....,,, ヽゞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
3/9 ヽ / /⌒\ | 一人一つだけ願いをかなえてあげるモナ /ヽヽ|/⌒\ii|\ | ただし、同じ願いは認めないモナ / /ヾゞ///\\| \___ ____________ |/ |;;;;;;| \| V |;;;;;| ∧_∧ |;;;;;| (´∀` ) |;;;;;| ∧∧ ⊂ ) |;;;;;| ∧∧ ∧∧ (,,゚Д゚) ( ノ |;;;;;| (,,゚Д゚) (,,゚Д゚) ⊂ ⊃ )ノ |;;;;;| / | / | 〜| | )( ..../......\....,, (,,_/,〜OUUつ,..,. .し`J.,,. , ..(´∀`),,.....,,, ヽゞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
4/9 ヽ / /⌒\ /ヽヽ|/⌒\ii|\ 一郎はとっさにこう言った。 / /ヾゞ///\\| |/ |;;;;;;| \| |;;;;;| ∧_∧ |;;;;;| (´∀` ) |;;;;;| ∧∧ ( ) |;;;;;| ∧∧ ∧∧ ∩゚Д゚) ( ノ |;;;;;| (,,゚Д゚) (,,゚Д゚) | U )ノ |;;;;;| / | / | 〜| | )( ..../......\....,, (,,_/,〜OUUつ,,.... し`J.,,...,..,(´∀`),,.....,,, ヽゞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ____∧____ / | 家に帰りたい!
5/9 ∩ ヽ / /⌒\ 彡⊂⌒\ /ヽヽ|/⌒\ii|\ 一郎は家まで飛んでいった。 \∧∧ / /ヾゞ///\\| 彡 (;゚Д゚)つ |/ |;;;;;;| \| 彡 ∪ |;;;;;| ∧_∧ |;;;;;| ( ´∀`) |;;;;;| 人从ノ 人从ノ ( ) |;;;;;| ∧∧ ∧∧ ( ノ |;;;;;| (,,゚Д゚) (,,゚Д゚) )ノ |;;;;;| / | / | , , )( ..../......\....,, (,,_/,〜OUUつ,,....,,人从ノ.,,_(´∀`),,.....,,, ヽゞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
6/9 ヽ / /⌒\ /ヽヽ|/⌒\ii|\ 二郎も家に帰りたかったが同じ願いは言えない。 / /ヾゞ///\\| そして少し考えてこう言った。 |/ |;;;;;;| \| |;;;;;| ∧_∧ |;;;;;| (´∀` ) |;;;;;| ( ) |;;;;;| ∧∧ ∧∧ ( ノ |;;;;;| (,,゚Д゚) (,,゚Д゚) )ノ |;;;;;| / | / つ )( ..../......\....,, (,,_/,〜OU つ,,.....,..,..,..,......,,,.,..,(´∀`),,.....,,, ヽゞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ____∧_____ / | 家の風呂に入りたい!
7/9 ∩ ヽ / /⌒\ 彡⊂⌒\ /ヽヽ|/⌒\ii|\ 二郎は家の風呂まで飛んでいった。 \∧∧ / /ヾゞ///\\| 彡 (;゚Д゚)つ |/ |;;;;;;| \| 彡 ∪ |;;;;;| ∧_∧ |;;;;;| ( ´∀`) |;;;;;| ( ) |;;;;;| ∧∧ ( ノ |;;;;;| (;゚Д゚) )ノ |;;;;;| / | , , )( ..../......\....,, (,,_/...,.,,人从ノ....,....,....,..,....,...,(´∀`),,.....,,, ヽゞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
8/9 ヽ / /⌒\ /ヽヽ|/⌒\ii|\ 三郎も家に帰りたかったがやっぱり同じ願いは言えない。 / /ヾゞ///\\| 少し考えてこう言った。 |/ |;;;;;;| \| |;;;;;| ∧_∧ |;;;;;| (´∀` ) |;;;;;| ( ) |;;;;;| ∧∧ ( ノ |;;;;;| (,,゚Д゚) )ノ |;;;;;| / つ )( ..../......\....,, (,,_/,,,.....,..,.....,....,..,......,,,.....,.........,..,(´∀`),,.....,,, ヽゞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ____∧____ / | 二人に会いたい!
9/9 彡 彡 彡 ∩ 彡 ∧∧⌒つ ヽ / /⌒\ ⊂⌒\ (゚Д゚;)ノ /ヽヽ|/⌒\ii|\ 一郎と二郎が戻ってきた。 \∧∧ (ノ (ノ / /ヾゞ///\\| (;゚Д゚)つ |/ |;;;;;;| \| ∪ |;;;;;| ∧_∧ |;;;;;| ( ´∀`) |;;;;;| ( ) |;;;;;| ∧∧ ( ノ |;;;;;| (;゚Д゚) )ノ |;;;;;| / | )( ..../......\....,, (,,_/...,..,..,.......,..,.....,....,....,..,...,...,(´∀`),,.....,,, ヽゞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 終
(・∀・)イイ!! モツカレです。
「一郎と二郎と三郎」でした。 ちらっと見かけた話なんで出典がわかりません…
ワラタ。乙! 見たことある話だけど同じく出典わからんなあ・・・
ワロタ。 この落ちとは… たぶん落語の枕あたりでは?
高1なんだけど、この話英語の教科書に載ってる。 イギリスかどこかの昔話では?
乙 おおいにワラタヨ
>>100 漏れは消防の頃図書館にあった
「学校の怪談」シリーズの5あたりで見ました。
壺から出てくる魔人がガラスのビンから出てくる人形で、
場所は船の上だった。
ってこれが出典とは限りませんけれど。
とにかく乙。面白かったです。
昔やってたストーリーランドとかいうテレビ番組で見た気がする。
乙! 激しくワラタ!
ヒデエ話だ(w
ロシア版(?)ってのもある。 流れ着いたのはアメリカ人とフランス人とロシア人。 壷魔人は一人につき二つの望みをかなえてくれるという。 で、 米「とりあえず金。それと帰国させろ」 仏「とりあえずイイ女。それと帰国させてくれ」 露「とりあえずウォトカ。それと飲み仲間を…そうだ、あの二人呼び戻してくれ」 なんじゃそりゃ…
おもしろかった!
えーと、星新一の、宣伝役の人の話が見たいのですが。 …タイトル忘れてしまった。
>>◆6666P.Z.IE ぎゃふん!、こんな落ちとは。 乙です。
>>111 それはたぶん「夜のかくれんぼ」の「一家心中」ですかね。
宣伝役一家の語りで、そいつは実は……の……だったって奴。
ちなみに自分は「おせっかいな神々」から「サービス」きぼん。
あれのオチはぜひともAAで表現して欲しいです。
ワラタナア 三郎は袋叩きだなw
>113 そうそう、○○○の……だった奴です。 昔読んで、とても衝撃的だった覚えがあって。
三郎イイ!!! 星さんのショートショート読みたくなってきた・・・。 あの人を超えるショートショート書きは いるのかな。
なんか一家全員が(四人家族)不幸のドンゾコでどうすりゃいいんだ・・ってとこに・・ ってヤツがあったよなあ。あれは発想の凄さに本当に驚いたYO。
1/9 /||ミ / ::::|| /:::::::::::||_____ ある夜更け。モラ氏が自宅で本を読んでいると、 |:::::::::::::::||;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; || ドアがそっと開いて誰かが入ってきた。そこには顔を |:::::::::::::::||;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; || 黒い布で覆い、ナイフを手にした男が立っていた。 |:::::::::::::::||;;;;;;;:;:;: ;ガチャッ |:::::::::::::::||;;:; || |:::::::::::::::|| || |:::::::::::::::|| || |:::::::::::::::|| ∧__∧ || |:::::::::::::::|| (;;;;゚д;;) .|| |:::::::::::::::||と;;;;;;;; つ.ニ[二フ+ |:::::::::::::::|| | | | || |:::::::::::::::|| (__)__) ||___________.∧__∧____ \:::::::::::|| (∀・ )-、 \ ::::|| O⌒l⌒O)_| \|| r''γ⌒,ノ )::::::::....... し'し'^~~~ll::::::::::::::::::.... (;;;゚Д;;) 「おとなしくしていろ!!騒ぐと痛い目にあうぞ!!!」 (・∀・ ) 「なんです、そんな格好をして。捕物帳ごっこのつもりか? 遊ぶのなら、よそでやりなさい。ここは私の家だ。」 (#゚Д;;) 「何をとぼけている!俺は、金が目当てでやってきたのだ。 さあ、金を出せ!!」 (・∀・ ) 「ははあ、さては強盗だな。」 (#゚Д;;) 「当たり前だ。まったく、世話のやける奴だな。この家は景気 がいいらしいと、近所でうわさしている。それに、手伝いの人は 夜になると帰り、ひとり暮らしということも調べた。そこで俺が 乗り込んだのだ。」 (-∀- ) 「実行前の調査もゆきとどいてるというわけだな」
2/9 (;;;゚Д;;) 「金がないとは言わせないぞ。さあ、その金庫を開けろ!!」 (・∀・ ) 「いやだな」 いやだというのなら、まずお前を殺し、その後でドリルと爆薬で 金庫をこじ開けることになる。しかし、それでは、お前は命を失い 俺は余計な手間を費やさなければならない。おたがいの損だ。 なるべくなら、そうしたくない。さあ、どうする!?」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ____ ブンッ |\::::::::::::::::\ ハヤクシロ!. ∧__∧. ∧__∧ | \::::::::::::::::\ (;;;;;゚Д) ヽヾ + (∀・ ;) … |。 | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| (;; つニ[二フ (つと ) .| | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / /l | メノ / /l | .| | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| (___ノ(_) ブンッ (___ノ.(_) \、| |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (・∀・ ) 「…うむ、なかなか論理的に話を進める奴だな。殺されても金庫は 開けないつもりだったが、その論理的なとこが気に入った。 あけてやろう。」
3/9 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::.+ ______ + ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |\ \/ || + :::::::::::::::::::: |:::::| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~.|:::::.|| 十 すごいものだな。 |:::+ooo+oo+oo.|::::::||+ `------y-------' |:::::|OOOO.∧__∧|::::::|| |:::::|OOOO( ::::),r'~) .∧__∧ |:::::|OOOO/ ,ノ (゚;;;;;;;;;;;) .\|OOO0(_ノ __o, ソ ( o;;;;つニ[二フ  ̄ ̄~~ ヽ_´_)、_) | | | (__)__) |\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |古今東西の金貨で、私のコレクションだ。これを持ってかれると思うと、 |残念でならない。 \____________________________ (;;;゚Д;;) 「この調子なら、もっとなにかあるだろう。さあ、金目のものを もっと出せ!!」 (・∀・;) .「そりゃ無茶だ。約束が違う…」 (#゚Д;;) 「約束なんかなんだ!!改めて出なおしたりしたら、つぎには、こう うまくいかない。ぐずぐずいうなら、ナイフだ!!!」 (・∀・;) .「わかった、わかった。出そう。機会を捉えたらそれを逃さず とことんまで利用する性格が気に入った。」
4/9 実は、ここにもしまってある。 ――――――――――y―――――' ____ . |┌‐‐┐| ___, . | .O .| |. ミ |絵画|| . |└‐‐┘| ∧|_∧ ..|| lヽ  ̄ ̄ ̄~ ( )'~) .∧__∧l 」 )) ヨイショッ ( o ,ノ (゚;;;;;;;;;;;)|| ._________| | |________(;;;'' o ,つ___ (__(__) | | | ) (__)__) +
5/9 ____ . |┌‐‐┐|ヽ . | |. | |::|.| . |├‐‐┤|::|.| ___  ̄ ̄ ̄'ヽ」 | || ::::: | ||::.. _______:::______|__||::::::.._________ ドウゾ .∧__∧ + ∧__∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ・∀)l~/ (д゚;;;;;) + < いやに気前がいいんだな。 ( つ__)と;;;'' 、.,つニ[二フ |不思議でならない。 | | .| + | | L) + \_______ (__(__) (__(__) (・∀・ ) 「気になるのだったら、今からでも遅くない。悪いことは言わない。 金貨を置いて帰ったらどうだ?」 (#゚Д;;) 「冗談じゃない!そんなこと出来るものか。ここまできたら、 ものはついでだ。あらいざらいもらっていこう。さあ、 なにもかも出してしまえ!!」 (・∀・;) 「これは驚いた。いくらなんでも、それはひどいよ。」 (#゚Д;;) 「つベこベ言うな!そのかわり、もう二度と強盗には入らないでやるぞ。」 (・∀・ ) 「みんな持ってったら、二度と来る気にはならないだろうさ。うむ、 よし、出してやろう。お前の欲張り、いや、あくなき利益追求の精神に 感心したからだ。」
6/9 これで終わりだ。入れるものがないだろうから、カバンをやろう。 少し旧式で重いカバンだが、途中でこぼさないですむ。 ―――――――――――――――――――――y――――― . l'i、 .,/j ┼ . |,、ゝ-〃 .| + + ,i´ `, + + i' ‖ฺ __,‖ฺ } . .ヽ_ ∨ .,r' 十 ,/ `ヽ + / 'i, + + ,i´ , .、 .| ,.,,,,.........---''''-,,,、 lヽ | | .| } ` .lヽ, 、 .| ヽ 十 .| ゙l .| ノ " ._,,| `i,. l゙ ヽ ゴソ `'┬イ===ト┬'"| ___,,--''''~OO.| 'ー'''~′ ヽ ,,...._ ゴソ{~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄''{~~} 'll|ooOOOOOO| ,;;;;'゙l `\, .| 〃 |::::| ,| `'-,、OOOo_,|'ー;;;;;;;;-、,、,、/;;;;;,i' i, { .|::::} .|゙'r、`''y-''''" ゙'i、.;;;;,--'~`'`' '` .゙i、{ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;..|::::| .| .| `'-, | ._,,.―7″ ,.}ヽ_____}::ノ .| .| `''~. .,/ .,/ .| | | .| .| + /´ ., ヽ ( ( .) (;;;゚Д゚;) 「いやに親切だな。」 (・∀・ ) 「気がとがめるのなら、早いとこ反省して、何も持たずに 帰ったらどうだ?」
7/9 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | とんでもない!これを持って、さっとここを出る。用意のオートバイでさっと逃げる。 | めでたし、めでたしだ。そのほうを選んだ方が賢明じゃないか。あばよ。 \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧__∧ . ∧__∧ (Д゚;;;;;) |~| ̄ ̄| 三二=― (∀・ ) ∠二]ニと;;;'' つ[[| | .,,,,;;;| 三二=― ( ) Y 人 |_|__| 三二=― | | | (__)J (__.(__) __________________________________ 人人人人 < > <!!??> < > . Y`Y`Y`Y / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ < 残念ながらボッシュートです。 \_______________ | | | | | | | | | | | | | | | | | | シュッ __________________ /:::: て Λ__Λ ::::::::::::::::/ .../:::::: そ (д゚;;;;) |~| ̄ ̄| :::::::::/ /::::::: ∠二]ニと;;;'' つ[[| | ,,,,;;;| ::::::::::/ ♪チャラッチャラッチャーン ミヨヨヨヨーン......  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~
8/9 ヽ人_从人__从_从人__从人_人_从人__从人__从人ノ < > < おい、これはどういうわけだなんだ!? > < > Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒Y⌒WY⌒⌒Y⌒WY __________________ ∧__∧ ニヤ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ (∀・ ) ニヤ .../:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ . ( ) /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ Y 人  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ (__)J =3 /| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | これは私の発明した、防犯用の非常装置だ。重量計と連絡してあり、 | 入った時にくらべ重みが増していると、自動的に床が割れて、人を | 落とす仕掛けなのだ。 \____________________________ (;゚Д;;) 「ひどい装置だな。早く出してくれ。」 (・∀・ ) 「だめだ、警察を呼ばねばならぬ。」 (;゚д;;) 「ま、まってくれ。それだけは困る。金貨や銀貨は返すから、 勘弁してくれ。」 (・∀・ ) 「ナイフもだ。それを持たせておくと、また振りまわすにきまってる。」 (;゚д;;) 「仕方ない。さあ、ナイフだ。」 (・∀・ ) 「それから、紙と万年筆を渡すから、ここへ強盗に入りましたと、 自白書を書いて指紋を押してくれ。それをもらい私が信用する 友人に郵送してから出してやる。つまり、今後、私に反抗できないよう、 お前の弱みを押えて置くわけだ。」 (;-д;;) 「…仕方ない。(このまま、警察に捕まるよりはましだ…。)」
9/9 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | さて、これからお前は私の下で働いてもらわねばならぬ。 \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .∧__∧ ∧__∧ (;;;゚д) (・∀・ ) (;;;'' ) .φ つ□ ┌┐_ | | | | | | |.'| ̄;;;;;| (_.)__) . (__(__) |_|____|ニ[二フ ___________、 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ (;゚д;;) 「あぁ、ひどいことになった。しかし嫌だと言ったら、警察行きにされてしまう。 一体、何をして働けばいいんです?」 (・∀・ ) 「販売だ。セールスマンになって大いに売り込んでもらいたい。」 (;゚д;;) 「なにをです?」 (・∀・ ) 「この、私が発明した防犯装置だ。効果の素晴らしさについては、 お前身にしみて分かったはずだ。説明の材料には、事欠かないはずだ。 それにお前の計画性、強引さ、理屈、機会を逃さぬ点、利益追求の精神。 これらによって、成績はあがるだろう。」 (;;゚д;;) 「そういう仕掛けだったのか。」 (・∀・ ) 「そうだ。おかげで私はさらに景気がよくなる。わが社に関しては、求人難 なんてことはない。販売員は、お前でちょうど30人になった。」 星 新一の『ぼっこちゃん』から「気前のいい家」 糸冬
乙〜 やっぱ☆はすごいな
乙です。 モララーにこの役はぴったりですね。
(・∀・)イイ!! >(・∀・ ) 「ははあ、さては強盗だな。」 に思わず吹き出してしまった。
この話、最近読みました。 ボッシュート面白かった。
プルモナスレの住人なので大いにワロタ。
ワロター!モララーが素敵だ。
1/57 |周りの人間との距離が遠く感じられるんですね? |…こんな風には考えられませんか? |あなたが避けられているのではなくて、 |実はあなたの方から人を避けてしまっている。 \__ _______________ |ヽ(´ー`)ノ|. |ノ | (___).| | :::: ∧◎∧ ロ__ ( ´m`) __/┌(\Ω/) ||/||..|_└ヽ_トヽ | そ、そうなのかな… ─|| ┸.。__]|__)_) \_ ________ V
2/57 |他人や人ごみを避ける気持ちから |実はあなたの方から必要以上に距離をとってしまっている。 |思い当たる節は? \__ _________________ |ヽ(´ー`)ノ|. |ノ | (___).| | :::: ∧◎∧ ロ__ ( ´m`) __/┌(\Ω/) ||/||..|_└ヽ_トヽ | そう言われてみると、たしかにそうかもしれないですけど… ─|| ┸.。__]|__)_) \_ ______________________ V
3/57 |だとすれば、人間誰しもそういった感情は持っていますからね。 |人間だけじゃありませんよ。水槽の魚達だって群れを成していますが |よく見ると固体同士適切な距離をとっています。 |あまりくっつきすぎるとストレスを感じてしまいますからね。 |ですから、まあ心配することは無いと思いますよ。 \__ _________________ |ヽ(´ー`)ノ|. |ノ | (___).| | :::: ∧◎∧ ロ__ ( ´m`) __/┌(\Ω/) ||/||..|_└ヽ_トヽ | ……あの…ちょっと聞いてもいいですか? ─|| ┸.。__]|__)_) \_ ________________ __∧__ V / |ええ、どうぞ
4/57 |僕達、離れすぎていませんか \__ ________ V ∧◎∧ ( ´m`) ∧_∧ ┌(\Ω/) (´Д` ) |_└ヽ_トヽ ( ) __]|__)_) (__(_)□ __∧____________ / |そうですか? |人と接する時の普通の距離じゃないですか?
5/57 ∧_∧∧∧∧∧ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧ ( ・∀・)∀・)∀・)( ´∀`)´∀`) ∧_∧∧_∧ ( ) ) )( ) )( ∧_∧ ∧__)∧ | | |||||| | | | | (( ´∀`)(´∀` ) (__)_)_)__)_)__)(__)_)__)__) |( )( ) (__| | | | |∧_∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (__∧_∧_ (´∀` ) ∧_∧ \ (´∀` ) ( )  ̄ ̄( ´Д`) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ( )| | | ( ) \ | | | (__)_)  ̄ ̄(_)__) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"| (__)_) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |モナ上さーん \__ ________ V
6/57 _ _ r'´,,,,,,`> )ノノノ从 / | ∧_∧ ((リ゚ヮ゚ノ / | (´Д` ) くl_=:l'> / | ( ) ノu.:|l /. [ ] | Y 人 (ノ J )) / | (_)`'J )) / |
7/57 _ _ r'´,,,,,,`> / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ )ノノノ从 | お薬は特にありませんので、 ((リ゚ヮ゚ノ < 本日は初診料の750円いただきます。 くl_=:l'> \________________ ノu.:|l UU _______∧_∧_______ [1000] ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⊂ ) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _______| | |______ (__)___) _ _ r'´,,,,,,`> )ノノノ从 ((リ゚ヮ゚ノ くl_=:l'> ノu.:|l UU ・・・・・・・・ _____ ∧_∧______ [1000]( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( ) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ______| | |______ (__)___)
8/57 | 250円のお返しです。 \____ ______ V _ _ r'´,,,,,,`> )ノノノ从 / | ∧_∧ ((リ゚ヮ゚ノ / | (´Д` ;) くl_=:l'つ | ( ) ノu.:|l/ [250]| Y 人 (( (ノ J/ | (( (_)`'J / | _ _ r'´,,,,,,`> )ノノノ从 / | ∧_∧ ((リ゚ヮ゚ノ / |(´Д`;) くl_=:l'> / ι ) ノu.:|l / [250]| Y 人 (ノ J )) / | (_)`'J )) / |
9/57 ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ( ・∀・)( ・∀・)( ・∀・) ( )( )( ) | | || | | | | | (__)_)(__)_)(__)_) ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧  ̄ ̄( ・∀・)( ・∀・)( ´∀`) ̄| (∧_∧__∧__)∧_∧_∧\  ̄ ̄( ´∀`) ( ・∀・) ( ´∀`) ̄ ̄| ( )_( ) ( ) \  ̄ ̄(_)__) (_)__) ̄(_)__) ̄ ̄"| ∧_∧ (´Д`;)・・・・・・ ( ) | || (__)__) _ _ ∧∧ r'´,,,,,,`> (゚Д゚,,) )ノノノノ と | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄((((( ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄< お大事に  ̄ [l lつ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_________ ノ |
10/57 たしかに、他人は苦手だし、人ごみは嫌いだ。 周りの人間なんて、いなくなればいいと思っていた。 || || || || ○∩_∩ ∧ /||○ (・ )/ || ( (´∀` )(゚Д゚,||))((( )))/ ○∧_∧∧_∧.. || /■\/ ( (´Д` ( ・∀・) || ∧∧/ ヽ. ( つ.||(゚* /|| | | | | | `|| /_/ | (_(_(__)_)...|| ̄__ |
11/57 でも今は、みんな当たり前のように俺と距離をとっている。 あの医者は、この状況を見ても普通だと言うだろうか。 ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ (・∀・ ) (・∀・ ) (・∀・ ) ∧_∧ ∧_∧ ( ) ( ) ( ) (・∀・ ) (・∀・ ∧_∧ Y 人 Y 人 Y 人 ( ) ( (・∀・ )∧_∧ (_)'J (_)'J (_)'J Y 人 Y 人 ( (・∀・ ∧_∧ ∧_∧ (_)'J (_)'J Y 人 ( (・∀・ ) ( ´Д`) (_)'J Y ( ∧_∧ ( ) (∧_∧(´∀` ) 人 Y ∧_∧ (´∀` )( ) ∧_∧ ∧_∧ (( し (_) ∧_∧ ∧_∧(´∀` ) ( ) Y 人 (´∀` ) (´∀` ) ∧_∧ (´∀` ___ ( ) ( ) (´∀` ) ∧_∧ ヽ 土 ┼ ―|―``‐‐|‐‐ |__|__| Y 人 Y 人 ( )(´∀` ) フ ロ, d ‐‐|― |ー |__|__| (_)'J (_)'J Y 人 ( ) 人 ノト ノ (___ |ー ┼┐ (_)'J Y 人  ̄ ノ | (_)'J
12/57 この距離感がむしろ俺にとって居心地のいい時もある。 ‖ ‖ ‖ ‖ ‖ ‖ ‖ ‖ ◎ ◎ ◎ ◎ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧  ̄ ̄( ´Д`) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( ´∀`)( ´∀`) ( ) ( ) ( )  ̄ ̄(_)__) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧_∧ (∧ )∧∧_∧ ∧_∧∧∧∧∧ ∧_∧∧_∧)( ´∀`)∧_∧ ( ・∀・)∀・)∀・)( ) )∧_∧( ) ( ) ) )( ) )( ) ) | | |||||| | | | | ( )| | | (__)_)_)__)_)__)(__)_)__)__)| | |(__)_ しかし、問題なのは… ∧∧ Y∧∧ Y∧∧Y∧∧Y ∧∧| ∧∧ ∧ ∧`∧∧ ´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`) ,,∧∧Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y∧∧Y∧∧Y (´∀`)| | , | .| ,| , |(´∀`)(´∀`) Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y∧∧ | | | , | .| ,| , | ,|(´∀`) Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y∧__∧  ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y∧∧Y | | | , ,|(´∀`) .| ,| , |(´∀`) Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y∧∧Y | | | , | .| ,| , | .|(´∀`) Y∧∧Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`Y∧∧Y∧∧Y |(´∀`)|, | , | .| ,| , |(´∀`)(´∀`) ∧∧ Y∧∧ Y∧∧Y∧∧Y ∧∧|∧∧ ∧∧`∧∧Y ´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)(´∀`)
13/57 ∧∧ ____________∧__∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (*゚ー゚)/ (Д` )< ソース取って / つ, 「'ト (ξ';;::;;) =⊂ ) \_____ ( / Ll (ξ';;:;;) // __) [ l二二二二二二二二二二二二l/U[ ] | | | | 妻ともこの距離でいなければならないという事だ。
14/57 __,,,,,,___ ∧__∧(⌒ヽ:::::::::::'''''-,, (´Д` )つヽ ) ⊂Uニニニニニニニニニニニニ⊃ __,,,,,,___ <´l`(⌒ヽ:::::::::::'''''-,, <、,lノ Uヽ ) ⊂ニニニニニニニニニニニニニ⊃
15/57 _ノ⌒⌒ヽ. ( ̄) ∧_∧⌒ ノ ⊂ニニニ( ´∀`;)ノニニニニ⊃ U U __,,,,,,___ <´l`(⌒ヽ:::::::::::'''''-,, <、,lノ Uヽ ) ⊂ニニニニニニニニニニニニニ⊃ __∧_________ / |なあに…?
16/57 |いや…そっち行こうかなと思って \__ ________ V _ノ⌒⌒ヽ. ( ̄) ∧_∧⌒ ノ ⊂ニニニ( ´∀`;)ノニニニニ⊃ U U __,,,,,,___ <´l`(⌒ヽ:::::::::::'''''-,, <、,lノ Uヽ ) ⊂ニニニニニニニニニニニニニ⊃ __∧_________ / |今日はやめて。疲れてるから。
17/57 ・・・・・・・ __,,,,,,___ ∧__∧(⌒ヽ:::::::::::'''''-,, (´Д` ) ヽ ) ⊂ニニニニニニニニニニニニニ⊃ __,,,,,,___ <´l`(⌒ヽ:::::::::::'''''-,, <、,lノ Uヽ ) ⊂ニニニニニニニニニニニニニ⊃
18/57 _ノ⌒⌒ヽ. ( ̄) ∧_∧⌒ ノ ⊂ニニニ( ´∀`;)ノニニニニ⊃ U U ∧∧ ( ) __,,,,,,___ ノ (⌒ヽ:::::::::::'''''-,, ( Uヽ ) ⊂ニニニニニニニニニニニニニ⊃ __∧_________ / |…なあに?
19/57 |隣で寝るくらいいいでしょ? \__ ________ V _ノ⌒⌒ヽ. ( ̄) ∧_∧⌒ ノ ⊂ニニニ( ´Д` )ノニニニニ⊃ U U ∧∧ ( ) __,,,,,,___ ノ (⌒ヽ:::::::::::'''''-,, ( Uヽ ) ⊂ニニニニニニニニニニニニニ⊃ __∧_________ / |もう隣で寝てるでしょ…?
20/57 ・・・・・・・ _ノ⌒⌒ヽ. ( ̄) ∧_∧⌒ ノ ⊂ニニニ( ´Д`;)ノニニニニ⊃ U U __,,,,,,___ <´l`(⌒ヽ:::::::::::'''''-,, <、,lノ Uヽ ) ⊂ニニニニニニニニニニニニニ⊃ __∧_________ / |おやすみなさい…
21/57 _[[(0]_O_ll] | :=== □| [[(0] [[(0] 二二二二二二二二二二二二二二二二二二 _[[(0]__,[i-l=O_ | :=== □| [[(0] [[(0] 二二二二二二二二二二二 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ | いらっしゃいませ!いらっしゃいませ! (´∀` ) < ビデオカメラ お安くなっております! ⊂[ |l\l| ]つ | いらっしゃいませ! | | | \______ _______ (__)_) ∧_∧ ∧_∧ (´∀` ) (´∀` ) ∧_∧ ( ) ( ) (´∀` ) ∧_∧ Y 人 Y 人 ( ) (´∀` ) (_)'J (_)'J Y 人 ( ) (_)'J Y 人 (_)'J
22/57 | モナ上 お前最近何かあったか? | 全然売ってないぞ | もっとこう、積極的に行かないと。 | 自分の居場所なくなっちゃうぞ。 \___ ______________ V ∧∧ ∧_∧ (,,゚ω゚) (´∀`; ) ハイ… く|| \ |]⊃ ( |l\l| ) 〜し`J | | | (_(__) ∧_∧ ∧_∧ (´∀` ) (´∀` ) ∧_∧ ( ) ( ) (´∀` ) ∧_∧ Y 人 Y 人 ( )(´∀` ) (_)'J (_)'J Y 人 ( ) (_)'J Y 人 (_)'J
23/57 | || || || || | | || || || || | | [|,|| [|,|| [|,|| [|,|| [|,| | || || || || | | || || || || | | || || ∧_∧ _|| | (´∀`*) ______ =⊂__|l\l|__)/ ̄ ̄ ̄ /∴cc/l < ガンバッテ l ̄ ̄|/ \___ ニニニニニニニニニニニニニニニニ/ ||
24/57 | || || || || | | | | | おいモナ上……お前今日何台売った? | \_ ____________ | || V || || || | | || || ∧_∧ _|| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (´Д` ;) < えっと………まだ売れてないです… __________(__|l\l|__)__ \_____________ /∴cc/l /l l ̄ ̄|/ // ニニニニニニニニニニニニニニニニ/ || ∧∧ (,, ) く| 電 ]> し`J
25/57 | ……もう売り場はいいよ。 | お前これから駅前に行って、これ配って来い。 \___ _______________ ∧_∧ V (; ´Д`) ∧∧ ( |l\l| ) __ (゚ω゚,,) | | | /三=/□⊂|l\l|]> (__)_) | ̄ ̄|/ し`J  ̄ ̄ ∧ / ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | !!……あの……俺ちょっとそういうの苦手なんですけど… |
26/57 ) ) まともに接客できないくせに何言ってんだぁ!! ) おまえ、クビになりたいの!? ) `Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y ∧_∧ (; ´Д`) ∧∧ ( |l\l| ) __ (゚ω゚#) | | | /三=/□⊂|l\l|]> (__)_) | ̄ ̄|/ し`J  ̄ ̄
27/57 | いや… | 説明すればわかっていただけると思うんですけど… \___ _________________ V ∧_∧ (; ´Д`) ∧∧ ( |l\l| ) (゚ω゚;) 人 Y 0|l\l|]> (( し (_) (( `J ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ | 説明!?なんの事だよぅ!! |
28/57 | な……なんなんだょぅ \____ _______ V _ __┌――┐_______ /旦/ ∧∧IBM|□=□ /| /|||||||| ̄ ̄(゚ω゚;)=== ノ@ヽ // 二二二二⊂[l\l| ]つ二二二二二二二/ || し`J || ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ) < ですから…こういう事なんですけど… ( 電 つ \_______________ | | | (_(__)
29/57  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 主任、3番に電話です > ____________/ _ __ 人从ノ┐________ /旦/ /|∧∧.__| ∧∧ /| /|||||||| ̄ ̄ ( ;゚ω)つ(゚ω゚;D // 二二二二二二(l|電ノ三(l| ]つD二二二/ || し `J三 し`J || ∧_∧ ∧ ( ) / ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( 電 ) | !!……… | | | (_(__)
30/57 _ __┌――┐________ /旦/ /|.IBM |∧ 三∧∧D /| /|||||||| ̄ ̄ ======(゚ω゚三(゚ω゚D // 二二二二二二二二二m9 三つ\l|ノ二/ || し`J J || ∧_∧ ∧ ( ;´Д) / ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( 電 ) | いいからお前は早くあれ、配ってこいよぅ! | | | | モシモーシ アードウモーイツモオセワニナッテオリマス!ハハハハ! (_(__)
31/57 ∧_∧ ∧_∧ ∧_ (・∀・ ) (・∀・ ) (・∀・| よろしくおねがいします!イナヅマ電器でございます! ( ) ( ) ( | おねがいします!よろしくおねがいします! Y 人 Y 人 Y | イナヅマ電器でございます! (_)'J (_)'J (_)\__ ________________ ∧_∧ |ノ (_)'J (_)'J Y 人 ( (・∀・ ) __ (; ´∀`) (_)'J Y (∧_∧ /三=/| (U|l\l|]つ□ (∧_∧(´∀` ) | ̄ ̄|/ 人 Y ∧_∧ (´∀` )( ) ∧_∧ ∧_∧ ̄ ̄ し (_) ∧_∧ ∧_∧(´∀` ) ( ) Y 人 (´∀` ) (´∀` ) ∧_∧ (´∀` ) (´∀` )( ) Y 人 (_)'J ( ) ( ) (´∀` ) ∧_∧ ) ( ) Y 人 (_)'J Y 人 Y 人 ( )(´∀` ) 人 Y 人 (_)'J (_)'J (_)'J Y 人 ( )_)'J (_)'J (_)'J Y 人 (_)'J
32/57 | モナ上…… | 3時間経ってひとつも減ってないってのはどういうことだよ… \___ _______________ ∧_∧ V (; ´Д`)スイマセン… ∧∧ ( |l\l| ) __ (゚ω゚#) | | | /三=/| く|l\l|]> (__)_) | ̄ ̄|/ し`J  ̄ ̄ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | サボるんだったらもう少しうまくサボれょぅ…!
33/57 | あの…サボってはいないです \_ _______________ V ∧_∧ (; ´Д`) ∧∧ ( |l\l| ) __ (゚ω゚#) | | | /三=/| く|l\l|]> (__)_) | ̄ ̄|/ し`J  ̄ ̄ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | じゃあやる気あんのか?
34/57 ) ) ひとつのティッシュに誠意を見せたのかって ) 聞いてんだよ!! ) だからお前はなぁ!! ) 客との距離が縮まらねぇんだょぅ!! ) `Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒YY⌒Y ∧_∧ (; ´Д`) ☆ ∧∧ ( |l\l| )/ __ (゚ω゚#) | | |□三= /三=/l (つl\l|> (__)_) | ̄ ̄|/ し`J  ̄ ̄
35/57 | あの〜… | 僕の話聞いてもらえないですか \___ _________________ V ∧_∧ (; ´Д`) ∧∧ ( |l\l| ) (゚ω゚;) 人 Y 0|l\l|]> (( し (_) (( `J ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ | 話!?話ってなんだょぅ!! |
36/57 _ __┌――┐_______ /旦/ ∧∧IBM|□=□ /| /|||||||| ̄ ̄(゚ω゚;)=== ノ@ヽ // 二二二二⊂[l\l| ]つ二二二二二二二/ || し`J || ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ) < ですから…こういう事なんですけど… ( 電 つ \_______________ | | | (_(__)
37/57  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 主任、3番に電話です > ____________/ _ __ 人从ノ┐________ /旦/ /|∧∧.__| ∧∧ /| /|||||||| ̄ ̄ ( ;゚ω)つ(゚ω゚;D // 二二二二二二(l|電ノ三(l| ]つD二二二/ || し `J三 し`J || ∧_∧ ∧ ( ) / ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( 電 ) | ぁぃょぅ! | | | (_(__)
38/57 _ __┌――┐________ /旦/ /|.IBM |∧ 三∧∧D /| /|||||||| ̄ ̄ ======(゚ω゚三(゚ω゚D // 二二二二二二二二二m9 三つ\l|ノ二/ || し`J J || ∧_∧ ∧ ( ;´Д) / ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( 電 ) | モナ上!いいか、お前明日の夕方までにあれ全部配れよ! | | | | でねぇとほんとにクビにするぞ! (_(__). | モシモーーシ アーハハハハオセワニナッテオリマスハハハハ
39/57 | | _______ | ______ | || ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄|| | || ̄ ̄ ̄ ̄|| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || ||| || ,'| | || || |l二二二二二l|| || ||| || |.| | || || ||_____||| || ||| || |,' | || .0 || ||_____||| || []|||[] || __ | ⊂⊃ || || ||_____|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ../ /.|――n| |___.||____||____|l_____| おかえり / //||_.n/||.ー‐'∧_∧ L二二二二二\_ ________ l'|  ̄| |、 /||. ||/||. ( ´Д`) ________ V l.| | |/, '| ||レ!'||. ( つ□ / /l ∧ ∧ ,,l.|__|,,/ ,,l| ||/~ | | | / //ll (゚ー゚*) | | l,, "/~ (__)_) l二二二二二二二二l/ ~ | ヽ | | |/ |_|,! |_|,! し_,) /  ̄ ̄ __∧_____________ / | これちょっと受け取ってみてくれない? | うちの店のなんだけど
40/57 | | _______ | ______ | || ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄|| | || ̄ ̄ ̄ ̄|| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || ||| || ,'| | || || |l二二二二二l|| || ||| || |.| | || || ||_____||| || ||| || |,' | || .0 || ||_____||| || []|||[] || __ | ⊂⊃ || || ||_____|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ../ /.|――n| |___.||____||____|l_____| そこ置いといて。後で見とく。 / //||_.n/||.ー‐'∧_∧ L二二二二二\_ __________ l'|  ̄| |、 /||. ||/||. (; ´∀`) ________ V l.| | |/, '| ||レ!'||. ( つ□ / /l ∧ ∧ ,,l.|__|,,/ ,,l| ||/~ | | | / //ll (*゚ー゚) | | l,, "/~ (__)_) l二二二二二二二二l/ ~ ⊂ ) | | |/ |_|,! |_|,! ( ⌒つ /  ̄ ̄ __∧_________ / | いや、そういう事じゃなくて…
41/57 | | _______ | ______ | || ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄|| | || ̄ ̄ ̄ ̄|| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| || ||| || ,'| | || || |l二二二二二l|| || ||| || |.| | || || ||_____||| || ||| || |,' | || .0 || ||____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ __ | ⊂⊃ || || ||____| そ、そこに置いとけばいいじゃない ../ /.|――n| |___.||____||____|l____\_ ___________ / //||_.n/||.ー‐' L二二二二二」| V||___|||___||_ l'|  ̄| |、 /||. ||/||. ________,, ∧ ∧ l.| | |/, '| ||レ!'|| ∧_∧/ /l (゚O゚;) ,,l.|__|,,/ ,,l| ||/~ (; ´∀`) //ll ( つつ | | l,, "/~ ( つ□二二二二二/ ~ / ノ | | |/ 人 Y,! |_|,! (/ヽ) /  ̄ ̄ し (_) ___∧________ / | いいから受け取ってよ 受け取るだけでいいから
42/57 | | _______ | ______ | || ̄ ̄ ̄||| ̄ ̄ ̄|| | || ̄ ̄ ̄ ̄||/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||| || ,'| | || ||| や、やだちょっと!なんなの!? .||| || |.| | || ||\___ __________.. ||| || |,' | || .0 || V ||_____||| || []|||[] || __ | ⊂⊃ || || ∧∧||_____||| || ||| || ../ /.|――n| |___.||____||_ (゚−゚;)._____l|| || ||| || / //||_.n/||.ー‐' ⊂⊂)L二二二二二」|_||___|||___||_ l'|  ̄| |、 /||. ||/||. ___/___ノ_____,, ∧_∧ l.| | |/, '| ||レ!'|| / /l(Д` ;) ,,l.|__|,,/ ,,l| ||/~ / //⊂ ) | | l,, "/~ l二二二二二二二二/ ~ | ノ_) | | |/ |_|,! |_|,! (__) /  ̄ ̄ ___∧______ / | 頼むよ 受け取ってよ
43/57 ______ | || ̄ ̄ ̄ ̄|| | 受け取れって言ってるだろ! || || \_ __________ || || V || 0. || ∧_∧ ∧ ∧ || || (; ´Д`) (゚O゚;) _____||____||__( つ___________⊂ つ___________ | | | | | (__)_) し´J ________∧_____ / | モナ君最近おかしいよ! | なんだかすごい遠くにいるみたい…
44/57 ______ | || ̄ ̄ ̄ ̄|| | わかんないよ…俺だって… || || \_ __________ || || V || 0. || ∧_∧ ∧ ∧ || || (; ´Д`) (゚−゚;) _____||____||__( )______________| U___________ | | | | | (__)_) し´J ___∧___ / | 頭冷やそ。お互いに。
45/57 ______ || ̄ ̄ ̄ ̄|| | しばらく離れて暮らしましょ || || \___ ________ || || V || 0. || ∧_∧ ∧ ∧ || || (; ´Д`)・・・・・・ (゚−゚;) _____||____||__( )______________| U___________ | | | | | (__)_) し´J
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53/57 ∧б∧ ( ´Д` ) ノ⌒. . ⌒) ( ( / / \■■■とノ ノ´ ■ `ヽ ( (´ ) ) \ ) / / と_ノ (_つ ========∧б∧__ ( / ━┳ヽ =======| 八 r 丿 (_)(_)__) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 大相撲秋場所十日目、いよいよ結びの一番を迎えました。 | 全勝の横綱 モナノ上 東の土俵です。 | 制限時間一杯から最後の仕切りに入ります。 | 初日から完璧な相撲をとりつづけ白星を九つ並べている横綱モナノ上 | 今日の相手は巨漢 八頭身。 | これから立会いです。気合が乗ってきた両者。
54/57 ⊂ _ヽ 、 \ \、∧б∧ \ ( ´Д`) > ⌒ヽ / へ \ ( ) \ \ ______________■■■■__ヽ _つ .: : .:..: : .:..: : .:..: : .:..: : .: . / ■ ノ .: : .:./\ (⌒)(⌒)(⌒)(⌒)(⌒)(⌒)(⌒)、 / / ノ.: : .:.. / \ ∧б∧ (⌒( ( ( .: : ..:. / \ ( ´Д`) .| | 、 \.: : :/ \ (,,,,,つ,,,つ)) | /⌒)\ ⌒l / / 人"""Y | |(⌒) ) / / / し (_) ノ )(⌒) し'.:.::/ / (_/(⌒).: :.:.:.:/ / (⌒) .:.:.:.::.:./ / (⌒) .: : .:. / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 横綱出た!八頭身ただただ後退!土俵を割りました! | 決まり手は踏み出し!
55/57 ∧б∧ ( ´Д`) し___J |""ll""| (__)_) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 横綱十連勝!強い!モナノ上! | 相手をまったく寄せ付けません!
56/57 / ∧б∧ \ ワーワー キャー (* ´∀`) モナノウエー! \ し___J / |""ll""| (__)_)
57/57 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 力士になった彼は、横綱在位14年。 | 前人未到の連勝記録を打ち立てました。 | 決まり手は全て、「踏み出し」 | しかし、あまり人気はなかったようです。 \_______ ___________ V ,一-、 / ̄ l | ■■-っ ´∀`/ __/|×l/\ Ё|__ | / | |У | 世 |,こ も 大 ナl小 可 メ ノ な 牛勿 語
世にも奇妙な物語キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
リアルタイムキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! 人気も離れていたのかw 乙でした!!
>>190 TVと違って笑顔なところがチョット救いがある感じですね。
キタ――(゚∀゚)――!!大作乙カレー!
リタルタイム初めてミタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!!! 職人さん乙ですた
そういえば、世にも奇妙な物語も、 ショートショートだったんだな、 結構面白い話が多かったから、 昔の作品もAA化してみると面白いかも。
迷路とパフェクトカップルをAA化する事ができる人はいるのだろうか。 迷路は牛の表現が難しいし、パーフェクトカップルは一度髪型を変えなきゃ いけないし…
世にも奇妙な物語で昔やってたやつで、 駅弁を食べる話AA化きぼんぬ。 すごく計算しながら食べるやつ。
正直、この話テレビでは全然つまらなかったんだけど… AAにしたら急に面白く見えてきた 表現の違いって怖いんだなぁ
テレビでも見たけどこれもなかなかすごいです。 俺は「変なカラオケで植物に食われるやつ」が見たいな。 ずっと昔にテレビで見たんだけど、あれ怖かった。
>202 アレだけはいつまで経っても忘れられない… つうか、ある意味トラウマ。
リアルタイムの方が多かったみたいで… コマ数が多いからかな? 出典はご存知の通り一昨日のアレです。 >198 牛はこれ以上ないくらいのものがギコペにあったので大丈夫っぽいです。 俺は今体力無いんでちょっとカンベンですが… + (ヽ_ノ) + + ⊂ ̄))) ̄⊃ + + __/ 0'ヽ 0 |__ + /'´ ヽ i ( `ヽ |ヽ、,_ ゙(∩∩) _,ノ| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
>>201 hage同
AAショートショートの魔力恐るべし
>>204 すでに金塊完成してたのね(;´Д`)
なにはともあれ大作乙でした!
俺はこの話テレビの方がよかったけどなー。 テレビだと泣いたりしてる所とか、皆に嫌われて悲しい顔してる所とかあってちょっと重い話だったけど AAにすると何だか笑い話っぽくなっちゃたね。 にしてもこんな短時間でこんな大作作るとはなー。やっぱ職人は凄いね。乙!
むしろキムタクの暗い家の話をAAでやったら物凄く面白くなると思うんだけどなぁ
世にも奇妙な物語ってときどき既存のショートショート作品ネタを使ってるよね EDの時に小松左京って名前が出てたような… 何はともあれ長編乙でした!
感動した! 職人さん、お疲れ様でした!
>>206 人それぞれだねー、
自分は泣きがなくて軽いブラック調になってるあたりで
こっちのほうが好きだ。
このスレの職人さんやっぱスゴイわ。 たぶんAA長編の中じゃこのスレが最強だわな。 なにはともあれ激しく乙!
新作キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! 職人タマ乙です。
短時間の大作乙!!
TVよりもラスト幸せそうだ。
>>208 ほぼ毎回一話か二話入ってるんじゃない?
ショートショートだけじゃなく、漫画が原作の話もあったし。
あれのAAも見たいなあ。挑戦してみるか。
>>213 一番つまらなかった「迷路」以外は全部原作付きだったと思うが。
ひどいシナリオだった・・・数学でノーベル賞ってなんやねん。
>>202 .203
禿同。あれは忘れられない・・・・。
>>207 概ね同意。あれは面白かった。
ただ、AAであのラストは難しいかも。
カラオケ植物って有名だったんですね。 あるひ再放送で偶然見て(当時小4くらい) 世にも奇妙な物語ってヤバイんだな・・・とずっと思ってました。
アレはトラウマだ・・・
カラオケ植物って筒井康隆のだっけ? テレビのは見たこと無いけどSSでは読んだ覚えがある。
>>218 梶尾真治の「ちほう・の・じだい」の
「絶唱の瞬間(カラオケ・オブ・デス)」が元ネタだそうだ。
最後の枯れていく植物に大爆笑した記憶がある。
>>221 そっか梶尾真治か。勘違いしてた。どうもありがとう。
>>220 この人、なんか怖い。
>近藤 潤> 私は、この話のラストの、主人公があまりにも音痴すぎる歌を歌ったことにより、
>機械やら人食い植物やらがおかしくなる場面でも超大爆笑
>(これもスーパーを通り越してもはやハイパー)してしまいました。
>ガトリングバスター!!アクアトルネード!!ホーミングショット!!
>ヒートウェーブ!!スパイラルカッター!!ジャイアントドリル!!
>シャイニングボルト!!ブラックホールキャノン!!プライムノヴァ!!
>そして、ビクトリー・ザーン・マキシマ!!
個人的に、にんにくが見たい。 ちっとしか覚えてないが、鼻歌が印象的だった。 人 にんに〜く♪ (( )) にんに〜く♪
>>224 榊原郁恵主演のやつだよね。
カラオケより、自分はこっちのほうが怖かった記憶があるなぁ……
そういや、世にも〜ってSMAP主演のストーリー多いなぁ……
タマネギじゃなくてニンニク? まぁ似たようなもんか(臭いことには変わりない) たった一個のニンニクを万引きしたことでで逮捕される話だよね?
>>223 そいつ、他のタイトルにも電波な書き込みしてるな。
みんなが台本わたされて生活してる話知ってます? 台本に自殺するってかいてあったら それのとうりに自殺したり SMAPのだれかが出てたと思うんだけど。
>>228 多分、SMAP特別編で香取慎吾がやった「エキストラ」って話じゃないかと。
あまりよく覚えてないけど、エキストラとして台本通りのことしかしちゃだめって話。
ん?どういうこと?
232 :
230 :03/09/23 17:59 ID:8BPRNPgy
>>231 俺へのレスかな? えーとね(スレ違いの話でスマソ)
この話、仕事しか頭にないビジネスマン(草ナギ)がふと床屋に入るんだけど、
そこが一種の修行場みたいになってて、なぜかそこで床屋の修行をさせられるはめになるの。
で、結果そこでいわば悟りを開いた草ナギが皆に暖かく見送られて床屋を出るんだけど、
もう仕事がどうとかいった、それまで自分が接してた世の中がまるで理解できなくなってるわけ。
で、床屋のあった場所にもう一度戻るんだけど、なぜか床屋がまるごと無くなってて、
草ナギが泣きながら「入れてくれ、もう一度入れてくれよぉぉ…」て崩れ倒れるの。
俺、これ見ててすごくオ○ムとかの新興宗教的な仕組みを見せられた感じがして。
だから他の皆はどう思ったんだろうなって。
マジ、スレ違いスマソ。このへんで止めます。職人さんたちのスペース埋めてスマソ。
>>232 そんなこと考えもしなかったな。
面白えって思いながら見てたよ。
1/10 記憶喪失の男がいた。 ..∧_∧ (∩;´Д)え〜〜〜〜っと・・・・・あれはなんだっけ?ジエン? ( つ > > > (__)_) ,,,,.,.,,,, ホッシュホッシュ ミ・д・ミ ホッシュと間違える .(・Α・)イクナイ! """" |2ch一の医者|. | .(・∀・) だぞ| | :::: ∧◎∧ サジヲナゲルモナ・・・ ..∧ ∧ ロ__ ( ´Α`) 彡 ♂ (;・ω・)なおらなぃょぅ! __/┌(\Ω/⊃ _φ{||}C)) ||/||..|_└ヽ_トヽ /旦/三/ / ─|| ┸.。__]|__)_) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| . | ...|_____|/
...________ │さいたま!病院 │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /||ミ / ::::|| /:::::::::::||_____ |:::::::::::::::|| || / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |:::::::::::::::||│ / || < 夜逃げしてもいいですか? |:::::::::::::::|| ̄\ ガチャッ \_________________ |:::::::::::::::||∀ ゚ )― || |:::::::::::::::||_/ ..|| |:::::::::::::::||│ \ ..|| |:::::::::::::::||∧ ∧∩....|| |:::::::::::::::||. ゚∀゚; )/..|| |:::::::::::::::||∧ ∧∩....|| |:::::::::::::::|| ゚∀゚ ;)/..|| |:::::::::::::::|| 〈 ...|| |:::::::::::::::||,,/\」 . ..|| さいたまさいたまさいたま・・・ \:::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ブツブツ・・・ \ ::::|| \|| これまで、あらゆる医者に診てもらったが、一向に治る気配がなかった。 ∧_∧ 。゚(; ´Д⊂うぇーーーーーーーーーーーん! ⊂ ノ 人 Y し'(_)
2/10 │ もう、普通の治療じゃ駄目ですね│ \こうなったら、最後の手段です /  ̄ ̄ ̄ ̄∨  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | :::: ∧_∧ ロ__ (,,・∀・ )ソコニイッテクダサイ __/┌(\Ω/) ||/||..|_└ヽ_トヽ ─|| ┸.。__]|__)_) ___ ∧ ∧/ ./ (; ) /ア・・・アノ?ハクシデスケド・・・? ( ⊃/ ( _ノ ━━━━ ヽ ...┃┃ ││ とある医者を紹介された。
3/10 男がたずねていくと、突然大勢の看護婦が現れて、男を取り押さえた。 モナッ!? ∧*゚∧_∧ ∧∧ さっ!! さっ!! ∧∧ ゙(*゚0(´Д` )─゚*) (*゚─゚)゙∧∧ ∧∧ ∧∧とヽ 三三==- - - - ==三三 ノ つつ( )( )(゚* )ヽ )〜 三三==- - - - ==三三 〜/ ノ ノ つ )ヽ ヽUヽ) 三三==- - し'し' 〜 ノ | 〜| | 〜 しし' ∪∪ |_ノ\)
4/10 男にはわけがわからず、息が出来ないでいると、 そこには医者に見えない黒ずくめの女があらわれ、男の耳元にささやいた。 ;:ヘ,、 ;:'';:、 / .゙'!, ,! `';:、 .;: .゚';、 │ .゙'',;:'"゙゙゙゙" .゙';:,,. .:i "'';:, .; / :, ;′ /| ;; .;: ,r;:ヘ;. / ,l゙ .| ,i´ ゙;:、 :,i" .,;'"';:, .;; ,;′ .';:, ;:' :;' ;: あなたのように、なおってくれない患者さんというのも、困りものなんですよ・・・・・・・ ゙';, i;: ゙''゙゙゙‐'-,,,、.,,,;:″ ゙;:、医者の権威を失意させますからね・・・・・・・・ ,.;::;,v,,,,,. .i `゚' ゙; ;i ;:’.,i´ ゙; .i; .゙l,i´ ; ボソッ・・・ .l: ,i´ :. .i ;: ;. .l ゙l :; .゙l . ';:, ;i';_ │ "'i、;゙殲殲殲殲艦鑑鑑鑑鑑鑑鑑 ゙ヽ ヽ;゙殲殲殲殲艦鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑,i″ ゙'、 ';: ;゙殲殲殲殲艦鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑 ̄"'''‐ .; i ;゙殲殲殲殲艦鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑 : ;:;゙殲殲殲殲艦鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑 ;: ;゙殲殲殲殲艦鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑鑑 そこであなたには死んでもらうことになりました
5/10 ぷつっ・・・ちゅーーーー・・・ そして女は注射器を取りだし、妙な薬を手早く男に注射した。 男はひどく抵抗したがすぐに意識が遠のき抵抗する力も弱まっていった・・・・
6/10 \,-────-、/ . └────┘ \_________________ ___ _ | へ | /ヽ ノ \ | / ヽ, ゙''ヽ | (んっ・・・?).. / ○ \ | / ○ ,,-ー、 * i | i ヽ `i しばらくして男の意識が戻った。 そばにあの女が白衣を着て立っていて、男にやさしく語りかけた おかげんは、いかがですか? ∧◎ (*^ー^) _______ (| `O´ ||__,∧ ∧_|| ____ 〜( ノ__ / (Д` ) /| ____ ___ し'U /⌒⌒⌒⌒⌒//)) || || / // _______ // || || || ||// || ̄ || ̄ || ̄ ||/ ◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◎
7/10 ∧◎ (*^ー^) K殺ハナニヤッテルモナ! (| `O´ ∧ ∧_____|| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ___ 〜( ノ (Д` ; )ミ /| <あ!人殺し! _し'U し'⌒`ヾ⌒⌒`.....//)) \.____________ || || ... / ..// . _______ // || || || ||// || ̄ || ̄ || ̄ ||/ ◎ ̄ ̄ ̄ ̄◎ (*^ー^)オモシロイカタ・・・ まあ落ち着いて、わたしは医者です。 それより、記憶喪失の方はどうです? ; '' : ;"': *, : : ,;' ';, ,,,, ,;' `:,, ゜: 。 ` : ;: :: ;:' ⌒ ⌒ ::: ふふふ・・・・ :, ": ::, ワ *::: *.。 '':: Λ Λ ,,:"'' ,:' ヽ,,,/ ' `; :, :::: ''''''''' ヽ ミ ' 彡 パパーーー! ::: _____ ノ ミ へ へ ,.彡:'⌒: :: ミ " ∀ " 彡| 電話番号は 072−11044(オナニーの逝ってよし) 2chは一日三十分 保険証は米びつの下・・・ \____________________/ ○ ∧◎ ο (*^ー^) _。____ (| `O´ ∧ ∧____|| ___ 〜( ノ (´Д` )フシギダ/| _し'U '⌒`ヾ⌒⌒`.....//)) || || ... / ..// . _______ // || || || ||// || ̄ || ̄ || ̄ ||/ ◎ ̄ ̄ ̄ ̄◎ (´Д` )え?あ、あれ?言われてみれば名前も住所も家族の顔も、みんな思い出せる・・・
8/10 (*^ー^) ヨカッタヨカッタ そうでしょう。さっきの治療が効いたのですよ (´Α`;) さっきのが治療?毒をうたれて、殺されたのかと思ったけど・・・ (*゚ー゚)ヤダナァ、イシノメンキョハケイジバツヲウケルト、トリケサレルンデスヨ? あれはただの麻酔です。あなたに本気で死をだったのです感じてもらうための演技 ( ´Д`;)シカシナァァ・・・ 麻酔?演技?まさか!どうしてそんなことで記憶が取り戻せたんですか!? ;;;;;;;;::::::::: /lヽ , ;;;::: / ,l;ヽ. / lヽ ;::: / l.:;ヽ. / l;ヽ / "' l::;;;ヽ./ ,,_ l.:;ヽ / / " '''-' l.::;;ヽ、 ;.. / ο ο ...:::;;;;、 l ...::::;;;;゙、 . ふう・・・・ ゙、 ー── * ...::::;;;;;;l \ .:::::;;;/ .. 、'' / ..:::;/ .. l ...::;;'、 , -" ...:::;;;;l ゙ l ,,' ..:::;;;;;l それはですね、ほらよく言うでしょ
9/10 人間、死を目の前にするとそれまでのことが映画を見るみたいに思い出すって・・・・ 終わり
10/10 ショートショートの広場8より、柳迫 国広 氏の黒ずくめの医者でした。
リアルタイムで見れちゃったよ、乙です!
面白いな
いつの間にやら作品が増えてる。 職人の皆様方、乙です。
おもろいな・・・・・ 見てるだけでは物足りなくなってくる よし自分で作品作ってみるか
このスレのせい?で星新一集めちゃったよ まだもってないのもイパーイあるけど、 AAの練習して、できるようになれば作ってきまつ
>250 俺と同じだ。 ちなみに今十数冊ある。 あと、作品期待してまつ。
例の3万円の奴持ってる人このスレにいる?
>252 広辞苑並みのハードカバー×3冊の「星新一ショートショート全集」でしょ? 残念ながら金無くて買えない。近くの本屋に置かれているので指をくわえて見てる(涙) ところで、さいとうたかをがこのスレでもAA化された「海底油田」を漫画化してました。
>>252 既に全ショートショートを何らかの形で持っているので買わなかった。
そういえば、ふるーいSFマガジンには未収録のショートショートが
あるって話だけど…
つか、残ってる前スレ落とそうよ。保守みたいなレスいらない。
埋めといた
258 :
1/38 :03/09/27 11:56 ID:KpUiW2hq
,ii\, Zzz… ,i ゝ \,, l \ \ / _/~ i" i ヾ"''-..,_ /~~ ミ i"''-..,,_ _,.-'"i ミ 'ラ'" l, ヽ ゞ ミ _,./ 彡 l, / 〃 ,.-ゞ~ 'l、 / _/ /~ / \ 'Y / / |_/ _ノ~~ 'i ヾ ,-〜ゞ ソ ゝ'" / ミミ / 三 / ミ / /
259 :
2/38 :03/09/27 11:57 ID:KpUiW2hq
,ii\, パチッ ,i ゝ \,, l \ \ / _/~ i" i ヾ"''-..,_ /~~ ミ i"''-..,,_ _,.-'"i ミ 'ラ'" l, ヽ ゞ ミ _,./ 彡 l, / 〃 ,.-ゞ~ 'l、 / ● /~ / \ 'Y / / |● _ノ~ 'i ヾ ,-〜ゞ ソ ゝ'" / ミミ / / ミ / /
260 :
3/38 :03/09/27 11:57 ID:KpUiW2hq
========================================================= そこは奇妙な一室であった。 ========================================================= ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::| うむ、よく寝た。 | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::\__ ______/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: |/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: ガバチョ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: ∧_∧ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: (∀・ )ミ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: ,-ヘ/と )ミ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: /_____\_丿___|| ;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::: |___________| ;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::_‖_________‖__ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
261 :
4/38 :03/09/27 11:58 ID:KpUiW2hq
========================================================= 羽目板も外れかかったむさくるしいバタ屋小屋に、 乞食のような老人。 しかし、 なにかそぐわない雰囲気がたしかにここには存在していた。 ========================================================= ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::: | まあ、言うことはないな。 | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: \__ ________/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: |/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: ,-ヘ/\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: /_____\_____|| ;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::: |___________|∧_∧ ;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::_‖_________‖( ・∀・) ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ( ) ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::: 人 ヽノ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::(__(__)::::::::::
262 :
5/38 :03/09/27 11:59 ID:KpUiW2hq
========================================================= といって、どこがどういう具合になっているかは、 はっきり見定めることもできなかった。 照明が、古風なランプひとつだったからだ。 ========================================================= 人 ヾ :::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;; <|i|> ┌┬┬┐ ミ :::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;  ̄ ヾ │il|| i|li├┐ :::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;; |i.li|li.l|lili|::::| ヽ ___∩___::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;; ミ │il|.l.l|li├┘ ∈|___|∋::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;; |i.ll|ll.l|lil.| y | ̄ ∧_∧;;;;;;) (;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|__( ・∀・)(_米 ) ̄\;;;;;;;;;;;;;; ::: 彡 :::::: ⊂ つ□ (二二);;;;\;;;;;;;;;;; ⌒\_ ; | | |;;;;;;;;;| 水 |;;;;;;;;;;\;;;;;;;; __\\ ゞ ミ (__)_);;;;;;|__|;;;;;;;;;;;;;;;;\;;;;; ========)。 ::::: ::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ ───┘| ::: :::::::::::|\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ │| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ⌒ :::;;;; | うむ、水もうまい。まず言うこともないな。 | \__________________/
263 :
6/38 :03/09/27 11:59 ID:KpUiW2hq
人 ヾ :::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;; <|i|> ┌┬┬┐ ミ :::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;  ̄ ヾ │il|| i|li├┐ :::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;; |i.li|li.l|lili|::::| ヽ ::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;; ミ │il|.l.l|li├┘ ::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;; |i.ll|ll.l|lil.| y ∧_∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ ̄(∀・ );;;;;;;;;;;;;;;; ̄\;;;;;;;;;;;;;; ::: 彡 :::::: ∈|___|∋ し□⊂);;;;;;;;(二二);;;;\;;;;;;;;;;; ⌒\_ ; | ̄ ̄~.| < < <;;;;;;;;;;| 水 |;;;;;;;;;;\;;;;;;;; __\\ ゞ ミ |__| (__(__);;;;;;;;|__|;;;;;;;;;;;;;;;;\;;;;; ========)。 ::::: ) ( ::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ ───┘| ::: (_米 )::::::::::|\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ │| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ⌒ :::;;;; | 米の水加減というのは、むずかしいものだ。 | | しかし、今日はうまく炊いてやるからな。 | \___________________/
264 :
7/38 :03/09/27 12:00 ID:KpUiW2hq
(( (( シュンシュン )) )) ┌─┐ )) (( (( _,.--'''"" ̄ |___|  ̄"""'''-..,,_ )) =二__。○ (⌒) __,..--┐ . ┌─┴- ̄""'''(⌒);;○℃(⌒)o);;))。-'"|┘ ブクブク \___」::::::: ○(⌒))⌒);;。 :::::::| クツクツクツ .| :::::: ゜° ゜ ::::::::::| | ::::: ::::::: ::::::::| | :::: :::::::: :::::::| '-.,_ :::::: _,,.-' |;;;;"''──-----──''""";;;;| |;;;;;; ;;;;;;;| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |( ・∀・) うむ、この湯気の匂いはなんともいえんな。 | \_____________________/
265 :
8/38 :03/09/27 12:01 ID:KpUiW2hq
;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;:::::::::: 人 ヾ :::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;::::::::: ヾ <|i|> ┌┬┬┐ ミ :::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;::::::::  ̄ ヾ │il|| i|li├┐ :::::::::::;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;::::::: |i.li|li.l|lili|::::| ヽ :::: ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;:::::: ミ │il|.l.l|li├┘ ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;:::::: |i.ll|ll.l|lil.| y ∬______ ;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄" ̄ ̄ ̄ ___∩___∬ ;;;;;;;/;;;::::: ::: 彡 :::::: ∈|___|∋ ;;/;;;;;;::::: ミ _/⌒⌒\_ ; | ̄ ̄~.| ;;;;;;;:::::::: //____\\ ゞ ミ.∧_∧.|__| ;;;:::::::: (================)。 (・∀・ )::::: ;;::::::: |└──────┘| ::: ⊂ ⊂) :::::: ::::::::: |│ │| Y 人 ::::::::::: ::::::::: :::::: ⌒ ⌒ ::::;;;; (_」 J =3 ::::::::::;;; ;::::::::: /| ;;:::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄\ ;;;:::::::: ::::::: | さてと、今日の菜はと…… | \____________/
266 :
9/38 :03/09/27 12:01 ID:KpUiW2hq
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;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;:::::::::: 人 ヾ :::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;::::::::: ヾ <|i|> ┌┬┬┐ ミ :::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;::::::::  ̄ ヾ │il|| i|li├┐ :::::::::::;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;::::::: |i.li|li.l|lili|::::| ヽ :::: ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;:::::: ミ │il|.l.l|li├┘ ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;:::::: |i.ll|ll.l|lil.| y ___ ;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧_∧ ̄ Σ゚≫≫3 ;;;;;;;/;;;::::: :::: セットカンリョーウ ( ・∀・):::: Σ゚≫≫3 ;;/;;;;;;::::: ミ ______ ( つつ ::;::| ̄ ̄~.| ;;;;;;;:::::::: /( .)\ ゞ .( ̄__)__) |__| ;;;:::::::: (================)。 .___∩___∬ ::::: ;;::::::: |└──────┘| ∈|___|∋ ::::::: ::::::::: |│ │| ミ. ::::::::::: ::::::::: :::::: ⌒ ⌒ ::::;;;; |\ ::::::::::;;; ;::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ;;::::::::: | 本当は、飯は火をひいた七輪の上でむらしたほうが | ;;::::::::: | いいんだけどな。 もう一つ七輪を置かせるか。 | ;;;:::::::: :::::::: | いや、それもあまりに贅沢だからな。 | \______________________/
;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;:::::::::: 人 (;;;;;;;;);;;;);;(;;;;;;;));;;(;;)(;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;::::::::: ヾ <|i|> ┌┬┬┐ ミ ((;;;;(;;);;;;;(;;;;;;;;;;;);;;;;) ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;::::::::  ̄ ヾ │il|| i|li├┐ (;;;;;;(;;;);;;;);;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;::::::: |i.li|li.l|lili|::::| (;;);;;;(;;;;;);) ::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;:::::: ミ │il|.l.l|li├┘ (;;;;);;; ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;:::::: |i.ll|ll.l|lil.| y ∫ ∬ ___ ;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧_∧ ̄ Σ゚≫≫3 ;;;;;;;/;;;::::: :::: サンマ マンセー! ( *-∀-):::: Σ゚≫≫3 ;;/;;;;;;::::: ミ ______ ( つつ ::;::| ̄ ̄~.| ;;;;;;;:::::::: /( .)\ ゞ .( ̄__)__) |__| ;;;:::::::: (================)。 .___∩___∬ ::::: ;;::::::: |└──────┘| ∈|___|∋ ::::::: ::::::::: |│ │| ミ. ::::::::::: ::::::::: :::::: ⌒ ⌒ ::::;;;; |\ ::::::::::;;; ;::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ;;::::::::: | いや、この臭い、この音、 | ;;::::::::: | この煙がなんともいえん。 いやいや .| ;;;:::::::: ::::::: \________________/ ============================================================== ところがおかしなことに、 窓もないこんな狭い小屋の中でサンマを焼いたりしようものなら、 小屋中黒煙で一杯になってしまうであろうと思われたのに、 煙はどこへ行くのかスゥーッと天井の辺りに吸い込まれてしまい、 一向に室内の空気は濁らないのであった。 ==============================================================
┌──────────────────────―─┐ │ | │ | │ ∧_∧ ∬ | │ ( ・∀・ ) _ | │ __と___つ_/ | │ /(Σ゚Σ゚≫≫3)\ | │ (================) | │ |└──────┘| | │ |│ │| | │ ⌒ ⌒ | │ Now Eating. .... | │ | │ しばらくお待ちください。 | │ | └───────────────────────―┘
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: | いや、やはりサンマはうまいな。 | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::: | 脂の乗ったサンマはなんともいえん。 | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: \_____ __________/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: |/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: ,-ヘ/\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: /_____\_____|| ;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::: |_________∧_∧ ファ〜ァ〜 ;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::_‖_________(-∀-∩ ムニャムニャ… ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ノ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::Y 人:: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::(_」 J::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/|;;;:::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | 腹がくちくなると眠くなる。 | | 食べて寝て、まず言うことはないな。 | \________________/
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: | 待てよ。 その前に、夕食に | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::: | 何を食べるか決めておかなくちゃならん。 | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: \_______ __________/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: |/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: ,-ヘ/\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::: /_____\_____|| ;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::: |___________| ∧_∧ オットット ;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::_‖_________‖_( ・∀・) ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(つ つ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::: / /) ) ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ε= (_)(_):::::::::
;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;:::::::::: 人 ヾ :::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;::::::::: ヾ <|i|> ┌┬┬┐ ミ :::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;::::::::  ̄ ヾ │il|| i|li├┐ :::::::::::;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;::::::: |i.li|li.l|lili|::::| ヽ :::: ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;:::::: ミ │il|.l.l|li├┘ ;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;:::::: |i.ll|ll.l|lil.| y | ̄ ̄~| ;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|__| ;;;;;;;/;;;::::: ( ・〜・ ) 彡 :::::: Σ゚++++3 ;;/;;;;;;::::: ミ __と___)_ ; Σ゚++++3 ;;;;;;;:::::::: / /__| \ ゞ ミ ;;;:::::::: (================)。 ::::: ;;::::::: |└──────┘| ::: :::::: ::::::::: |│ │| ミ. ::::::::::: ::::::::: :::::: ⌒ |\ ⌒ ::::;;;; ::::::::::;;; ;::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ;;::::::::: | なにかこう | ;;::::::::: | いかにも食べたいというものはないものかな。 | ;;;:::::::: :::::: \___________________/
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========================================================= 壁の羽目板をちょっとずらすと、 そこには明らかに軽合金と思われる壁がむきだしになった。 ボタンを押すとポッカリと暗い穴があく。 ========================================================= ::::||__________________________||:::: ::::|| || |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ||:::: ::::||.. .. .. .. .. .. .. .. .. || |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| .. .. .. .. .. .. .. .. .. ...||:::: ::::|| || |;;;;;;;;;;;;;;;;::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ||:::: ::::|| || |;;;;;;;;;;;;;;(○\ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ||:::: ::::|| || |;;;;;;;;;;;;;;;;\ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ||:::: ::::|| || |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ \ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ||:::: ::::|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ||:::: ::::|| ||------------------------| ||:::: ::::||.. .. .. .. .. .. .. .. .. ||------------------------| .. .. .. .. .. .. .. .. .. ...||:::: ::::|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||:::: ::::|| ミ ,.-''"""'i◎ ||:::: ::::||.. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. ,..-'" ,i' .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. ..||:::: ========================================================= 老人は丸い通信筒のようなものを取出し、紙片を入れると、 無造作にその丸い筒を投げいれ、 穴をとざし、羽目板を元のように直した。 あとはのびをしながら、薄汚いベッドに戻るばかりである。 =========================================================
| | | | | | | | カタン | | | \ / | | | ┌──┐ | | | │ :::::::::│ | ∧_∧ | | └──┘ | (´く_` ) | | へ )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(゚_) _丿)) ̄ ̄ ̄ ̄ (_゚)| ̄‖
| | | | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | | ……フ、フーン | | | \_ ____/ | | ┌──┐ | |/ | | |,,,,,,,,,,,,,, | ∧__∧ | | | └──┘ く`; ) | | | ◇⊂ ○ ) |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|─|─| ̄ ̄(( ̄ ̄)) ̄ ̄ ̄ (゚_)__) ||  ̄ ||
/|| | | | /| || | | | ┌──┐ / | || | | | │ :::::::::│ / | || | | | └──┘ | ../ || | ∧_∧ | | | ../ || /(´く_` ) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | ||/ ( ) スタスタ | | / Y─ 人 | |/ (_゚」 J =3 | / |/ / / /
/|| | | ||\ /| || | | || \ / | || | | || |\ / | || | | || | \ | ../ || | | || / | | ../ || / ̄ ̄lヽlヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ || / | | | ||/ (´く_` ) \|| | | | | / | し ) \| | | |/ l⌒┌∠ \ | | / (_゚.」- ノ \ | |/ / \ \| / カチリ \ / \
| ||\ | || \ | || |\ | || | \ | || / |  ̄ ̄ ̄∧_∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ || / | (´く_` ) \|| | | ( と ) \| | ( ̄__ ) ノッシ ノッシ \ | (_゚)└J \ | \| \
\_________/ / \ /____ ヽ / |←食庫 | ヽ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ |______________| | | | ∧_∧ …… | | く` ) | | ( ○ ) | / |─|─| \ / (゚_)_) \ / \ / \
\_________/ / \ /____ ヽ / |←食庫 | ヽ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ |_________∧_∧__| | ( ´ゝ | | ( つ | | ○ __  ̄) | | し-┘|__゚) | / ノッシ ノッシ \ / \ / \ / \
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| | 三| | プシュー | 二| | | ∧_∧  ̄\.| |ヽ= ( ´_ゝ` ) | | |二 ( ) | | | ̄ |─|─| | プシュー | |三 (゚_)_) |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 冫( ゚Д∩ < おっ、フーン。 | (| ソ ,ノ | 会長の御機嫌はいかがかね? | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \_____________/ ./ \ | | |∧∧___∧w∧___| ∩_∩ (゚ー゚*) ( ゚Д゚ ) ( ´ー`) /| | | つ ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ ( ‘∀‘ ) /  ̄| (つ ̄と) | ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | 御機嫌はわかりません。 |.| | )) | なにぶん、ボーイの私は |.| | シューンン… | 御食事の支度をしているばかりで。 | \ | \_________ ____/ \ | \| | ∧_∧ | | | (´く_` ) | | | ( ) | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Y─人 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 支度じゃないモナ? | (_゚」 J \__ _____/ ∧∧ |/ ( ゚) ∧_∧ | |) (` ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ と ) ./ \ 入 ○ | | (_(゚_」 =3 |∧∧___∧w∧___| ∩_∩ (*゚ー゚) ( ゚Д゚ ) ( ´ー) | | と | ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ /  ̄| | ̄
∧_∧ ( ´Д`) 「君はただ二、三匹の魚を運びこむだけモナ?」 ∧_∧ 「さようで」(´く_` ) ∧_∧ ( ´Д`) 「それで何モナ、会長はやはり一歩も外へ出てこないモナ?」 ∧_∧ 「さようで」(´く_` ) ∧_∧ (;´Д`) 「ああああ、一ヶ月間部屋に閉じこもったきり? 一ヶ月間?」 ∧_∧ 「さようで」(´く_` ) ∧_∧ (;´Д`) 「もっとも モナたちが目的地に着くには まだ四ヶ月はかかるモナ。 だけど、その間会長はやはり 毎食毎食魚を焼きなさるモナ?」 ∧_∧ 「おそらくさようで」(´く_` )
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | | | | | \ | | \ | | ∧_∧ | _ | | ( ´_ゝ` ) ┌┘└┐| | ( ).│┌┐│| ./) ___ ヘ /7  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |─|─| ̄  ̄ 丿丿 ( | └──┘ _// (゚_)_) .└ └.! └ ∧∧ ハッ ( ゚Д゚)Σ ∧_∧ ハッ (| |) Σ(Д` ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ⊂ ○ つ ./ \ /-∧-\ | | (゚_)(__゚) |∧∧___∧w∧___| ∩_∩i (゚ー゚*)Σ ( ゚Д゚ )Σ ( ´ー`l)Σ | | _と | ( )  ̄ ̄ ̄┌┘└┐ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │┌┐│ /) ___ ヘ /7 /  ̄ 丿丿 ( | └──┘ _// | ̄ .└ └.! └
_______________________________ ____ ____・ ・ . . ・ ____ ──── . . ・ : ────  ̄ ̄ ̄ . ・ ─── ________ _ . . . . _ ___ ______ : ・ . ・ ── . .. . :. . . .──────  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ . . .. : . . ・  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ・ . . \ meteor stream_ . ・  ̄ ̄ ─── .  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ─── _____ _ ・ . . . .  ̄ ̄ ───── ・ . ・ _ _____ _i∩_∩_ . . ・ ________ ∧w∧_____ / (l ) \___________| \ /// ∬ (゚ )。。≡田 ( )。。 \ | \ ゚゚゚ 旦≡ と | ≡ ::: 「 ○ノ  ̄| |  ̄ ̄| ̄ ̄ / @ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ̄ ̄) | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ι ̄ ̄) ‖ | | スクリーン・オンだ フォルァ!! >.| ‖ \__________/
. .. . . . ・ . ・ . . ・ ・ . . : . ・ . . . ・ ・ ・ . . ・ ______ ・ ・ ・ / mora01 ] . . . . ・ . .・ / ┘ └└└└└ ⊆ ・ . .  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ . .. ・ . ・ .. ・ . . : . ・ ・ . . ・ ・____ __ __・.____. .__ __ .____・.__ __ . ・ .. . . /___ // / / /___ // / / /___ // / / __/ / __/ / __/ / / / / / / / / ̄/ / ̄/ / ̄/  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄  ̄  ̄ ∧w∧ (,, ゚Д゚) 「流星群ですな。 しかし小さい。 それに進路をずっとはずれているぞ、フォルァ!」 ∧∧ (,,゚Д゚) 「よし。 その後ろにまだ続いているかもしれない。 ニラ茶猫は 一応計算だけしてくれ。 まず危険はないだろゴルァ!」
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | | | | | \ | | \ | | ∧_∧ | | | ( ´_ゝ` ) .| | | ( ) | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |─|─| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (゚_)_) ∧∧ ヤレヤレ っ゚Д゚) -3 ∧_∧ ヽ .ソ|) ビシィ! (Д` ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ Σ と つ ./ \ (-ヽ─\ | | (_,(゚__) ∧_∧ ( ´Д`) 「しかし、なんといってもバカげている。 そもそも会長を同行させたのが 間違っているモナ」 ∧∧ 「まぁそう言うな。 (゚Д゚,,) すべてこの旅行は 会長の金のおかげなんだからな」 ∧_∧ (♯´Д`) 「しかし機長、そのたいそうな爺さんが 一体どのくらいの 費用をむさぼっていると思うモナ? 彼の小部屋に 引力を与えるために、このロケットは途方もない大きさになった。 優に三隻のロケットが 建造できるモナよ!」
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | | | | | \ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ∧_∧ | そうでなくっても、 | | ( ´_ゝ` )| あの人工引力の装置をとりのぞけば、 .| | ( )| どのくらいの資材を |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |─|─|. | つめこめたか わかりゃしないモナ! | (゚_)_)\_ ______________/ ∧∧ ∨ (;゚Д゚) ∧_∧ (| .ソ|) С- (´Д`♯) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ し し ) ./ \ カチッ ヽ (⌒丶 ノ | | ─ (゚_)ヽ-J ←磁力靴 |∧∧___∧w∧___| ∩_∩i (*;゚ー゚) (;゚Д゚) (ー`;l) | | | つ ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ /  ̄| | ̄
_____________________/ | / || | | || | [ |[ || フワッ ∧_∧ | |/ (`♯ ) | ¶と つ | ノ ○ ノ | ∧∧ (_)、ノ | ______ (,,゚Д゚)_____彡______| |\\_ (i ソ ⊃ 彡 \ | \丶\ 〜|_∧| \ | \丶\ し`J \ \ | ̄\\ :::::::::: \ \ |  ̄| ∧∧ 「しかし、会長の金がなけりゃ、 (゚Д゚,,) どんな小型ロケットもできなかったわけだからな」 ∧_∧ (♯´Д`) 「そりゃそうですとも。 しかしそれなら金持ちらしく、 もっとまともな生活を送ったらどうモナ? 床には泥をしかせる。 バタ屋小屋に仕立てる。 おまけに七輪だ。 あんなところで火をもやすたびに、 どのくらいの酸素を使っているか 爺さん念頭にないモナ。 一人で何十人分もの無駄をしているモナ!」 ∧∧ 「老人というものは 大なり小なり変わっているものだゴルァ。 (-Д-;) おまけにあのくらいの富豪ともなれば、 ちっとは酔狂な真似もするさ」
______________________\ \ ∧_∧| \/| (`Д´♯) ||/゚| (( ¶と つ[ ||/゚| ゞ ⌒i ||/ \⌒) ┘  ̄| | ∧∧ | ______ (;゚Д゚)______________| |\\_ /J ソJ :::::::::::\ | \丶\ 〜(_ ハ( \ | \丶\ U~U \ \ | ̄\\ \ \ |  ̄| ∬ 「ちっとの酔狂? なるほどなるほど。 それはそうでしょう。 ∧_∧ あれだけ魚を好きなのも ちっとの酔狂でしょうモナ。 (♯`Д´) それも焼魚です。 七輪で焼かなきゃ気がすまないんです。 せめて金持ちなら金持ちらしく、タイとかアユでも食べたらどうモナ? それが大抵はイワシ、サンマなんだ。 そりゃあ爺さんは 好きなように魚を焼いて 悦に入ってればいいモナ。 しかし我々はどうモナ? 我々は錠剤と チューブ入りの宇宙食ばっかりを 丸一年も食べていなきゃならないんですよ。 会長の小部屋で焼く たいそうな魚の臭いが、 換気装置でもって ロケットじゅうに漂うって寸法モナ。 あの臭いだけはたまらない。 せめてサンマやイワシはやめてもらいたい。 それでなけりゃ、みんながいずれ 気がおかしくなるってことを、 僕 は 受 け あ っ て も い い !」
| ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | まあ、そう興奮なさらないで。 | | | サンマやイワシくらいならまだいいです。 | | | 会長は今夜の菜として…… | ミ チョウセイオーケーモナ | \__ _____________/ ミ ∧_∧ | ∧_∧ |/ | (♯`Д´) | (´く_` ) | | ¶と つ | ( つ | |  ̄ ̄ ノ- 人-ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |─|─| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (__ノ (___゚) (゚_)_) ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (;゚Д) < なんだって? | (| |⊃ | なにか変わったものでも注文したか? | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \_______________/ ./ \ | | |∧∧___∧w∧___| ∩_∩i (*;゚ー゚) (;゚Д゚) (ー`;l) | | | | ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ /  ̄| | ̄
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | | クサヤの乾物です | | \ \ _________/ | \ |/ | ∧_∧ | ∧_∧ | | (♯`Д´) | ( ´_ゝ` ) | | ( ) | ( ) | |  ̄ ̄ ノ- 人-ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |─|─| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (__ノ (___゚) (゚_)_) ∧∧ (;゚Д) (| |⊃ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ./ \ | | |∧∧___∧w∧___| ∩_∩i (*;゚ー゚) (;゚Д゚) (ー`;l) | | | | ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ /  ̄| | ̄
| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | | | | | \ | | \ | ∧_∧ | ∧_∧ | | ( ´д`) | ( ´,_ゝ` ) | | ( ) | ( ) | |  ̄ ̄ ノ- 人-ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |─|─| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (__ノ (___゚) (゚_)_) ∧∧ ( ゚д) (| |⊃ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ./ \ | | |∧∧___∧w∧___| ∩_∩i (*゚∀゚) (,, ゚д゚) (;´ー) -з | | | | ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ /  ̄| | ̄
乙です! はじめてのリアルタイムキター(*´∀`) 靴はいてるモナーたちが妙に可愛いですな
乙! おもしろかったでつ〜
北 杜夫 作 「贅沢」 でした。 原作がある物を表現するのは難しいですね…
モツカレ〜
いいできです!
AAが上手いね〜
303 :
298 :03/09/27 21:49 ID:Xf6yOvKn
あ、ありがとうございます。 このスレッドが、AAを作ってみようと思ったきっかけだったので、嬉しいです。 調子に乗ってまた作ろうかな…
>>224 お、仲間がいたか。
あの鼻歌はおそらく死ぬまで忘れられん。
北 杜生さん、 文盲なため、知らない作家さんだ。 早速買い集めます。 乙です。
>305 氏はショートショートがメインの作家じゃないぞ、と忠告してみるテスツ。 エッセイも小説も面白いから、読んで後悔はしないと思うけど。スレ違いスマソ。
確か寿司屋にキレた人だっけ
ドクトルまんぼうだっけ?
>>307 ええっ、なんだそりゃw
個人的にはエッセイが好きです。北 杜夫。
私も星 新一の本探してみよう。金欠だから古本屋で。
「冬きたりなば」を10円でゲットした。
ショートショートにはまったのなら菊池寛とかの 短編集を読んでも楽しいんじゃないのかなぁ? SFとは違った趣があるし。
フランケンシュタインの方程式を・・・と思ったが、AAでは無理か。
島本和彦とか、漫画だけど地味にいい話を書いてるYO
〜 究 極 の 選 択 〜 原作 森 絵都 出典 ショートトリップより究極の選択 全15コマ
315 :
14 :03/09/29 18:22 ID:w1tGty+P
もう、どれ位さ迷い歩いているのだろう? ) 感覚の麻痺した足を引き摺りながら ( 鈍い頭で少年は考えた __ ) (___) ( (д・;んゝ ノ~~~~ゝ ::::: '"``"'`゛::::::;:;: :::::::::: 最後の水が尽きてから…もう何日が経つのだろう? 西へ、西へと向かえば緑の大地にでるはずだった どこで何が狂ったのか。歩いても歩いても緑など見えてこない。 あたりには日陰をもたらす潅木すらない
316 :
13 :03/09/29 18:23 ID:w1tGty+P
このまま、死ぬのだろうか? ついに少年は砂の上に屈した ドサッ ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ヽ (⌒、`) ノん、,、、、、,__ノ ;''`、 (`)ノ ;; _ − ヽ `、ノ''、,,; :::::::::::::::::: :''''';; ー` ; ノんヽ ゝ ::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ,,::^^^^;;'''""""; ゝ`'''';; (``) −、_ヽ,,,,,,,,;;__,;;ノ''''"" :::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::: ぼくは死ぬのだろうか―――。
317 :
12 :03/09/29 18:24 ID:w1tGty+P
素朴な好奇心が生んだ無邪気なたびだった。 少年は広い世界を知りたかった 自分の力を試したかった いろんなものを見て いろんな話を聞き いろんな友達を作りたかった ) ( ( __ ) (___;) c(д-c'ゝ⌒ゝっ ::::::::::::: それが、こんな結末に終わってしまうとは…。
318 :
11 :03/09/29 18:25 ID:w1tGty+P
∧∧ 母親はさぞかし悲しむことだろう 。゚(nn *)゚。 ヽ` ヽ ∧∧ (#゚Д゚) 父親はこの無謀な挑戦を呪うかもしれない ノ | 旅立ちの前夜、愛らしい歌で彼の旅を祝福してくれた妹は ∧∧ (゚ヮ゚*) uu,,,,)〜 やがて訪れる訃報を受け止めるのにどれだけの年月を要するだろう?
319 :
10 :03/09/29 18:26 ID:w1tGty+P
乾ききった瞳には、涙さえ浮かばなかった 嗚咽をあげるには消耗しすぎていた ( ̄ ̄ ̄ ̄ヽ んノん、ん_ノ ; − ノんゝ〜〜,,,, ;'""ヽ - ;'""";; ゝ`;: :::::::::::::: ::::::::::::::::::::::: :::::: 熱い砂の上で少年はただ死んだように死をまった
320 :
9 :03/09/29 18:27 ID:w1tGty+P
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ふいに何かの気配を感じたのは、 今まさに息絶えようとしていた瞬間だった ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 生き物の気配。それも少数ではない。 大勢の、息をし脈を打つ、血の通ったものたちの視線 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 薄目を開けた少年が見たのは ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; (ヽ_/) ノ‘, ‘| ノ⌒ヽ ∧_∧ (00) /~~~~~~~~`ヽ (;ヽ ⌒⌒`ヽ ( ´m` ) ヽ ) `' @‘ェ‘) ノ;:;:;:ゝ;:;:ゝ (・ェ・Jー、ノ | | |ヽ | | _ ノ ノ;:;:;:;:;:;:;:;:;ゝ UU−J <,,<,,,,> U~~<,,,,,〉 U~U ノ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ゝ (⌒-=+=⌒) ヾ∧ ー-// ’ ▼’ヽ / ・ |ミ 彡 V~~Vミ (_'... |ミ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 砂上にたたずむ白ひげの老人と5頭の動物だった 犬 馬 虎 羊 牛 こんな砂漠の只中にいながらも動物たちは皆良く肥えている ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 「1頭だけじゃ、どれを旅の友とする?」 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
321 :
8 :03/09/29 18:27 ID:w1tGty+P
1頭だけ! 少年の胸に生への渇望がよみがえったのは、この時だ この究極の選択に彼はまさしく一生を賭けた ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ノんノん、ノん、,_ノ 人なれした犬は良いたびの友となるだろう ; - ● んヽ 馬は良い足になる ';, ― ; ノ、、ゝ 思わぬ敵に襲われたときは虎が役に立ち 羊毛はさばくの夜の寒さを和らげてくれる が、しかし少年が今、もっとも切実にもとめているのは 耐え難い喉の乾きを癒す牛の乳だった
322 :
7 :03/09/29 18:28 ID:w1tGty+P
「う…牛を…」 うむ… ∧_∧ ( ´m`) __ (⌒-=+=⌒):;:;ゝ:;:;ゝ (__;) // ’ ▼’ヽ;:;;:;:;:;:;:ゝ c(д・cゝ⌒ゝっ 彡 V~~Vミ:;:;:;:;:;:;:;:;ゝ 「牛か」
323 :
6 :03/09/29 18:28 ID:w1tGty+P
牛を選んだそなたは何事も緻密に計算する現実主義者じゃな ときおりそんな自分に嫌気がさして大胆な行動にはしることもあるが結果は散々じゃ 幸せはあるがままの自分を素直に受け入れることから始まる \_______ __________________/ |/ ,.;'^;、 ,.;'^;、 ,;' ゛、 ,;' ゛、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,;' ゛、 ,;' ゛、 | うむ! ,;' """""" ゛、. | ,;' :: | 結婚は30代半ばで見合い結婚の可能性が大 ;; / ̄` ' ̄ヽ ;; < ;; ;; | 消化器系の病には用心せい ;; ,,;^~^'`、 ;; \___________ ゛、 ;'' , ;: ;; ;; ;,、;';;ノ、;、;、:: ;; 、〜〜〜〜〜、、 ,〜〜〜〜, /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
324 :
5 :03/09/29 18:30 ID:w1tGty+P
言うだけ言うと、老人は動物たちを引き連れて静かに去っていった ) ( ( ) ' ) スタスタ ( 、 __ (___;) c(Д ,,c'ゝ⌒ゝっ
325 :
4 :03/09/29 18:30 ID:w1tGty+P
; ) ( ( ) __ … (__) c(Д・,,c'ゝ⌒ゝっ
326 :
3 :03/09/29 18:31 ID:w1tGty+P
)ヽ ⌒ __ (__) c(Д-,,c'ゝ⌒ゝっ
327 :
2 :03/09/29 18:31 ID:w1tGty+P
どれ位の時間が流れたであろう。 放心していた少年は、 やがて拳を震わせて立ち上がった __ (__#) (д・んゝ `uo,,_;っ 人も動物もあてにはならない。自分だけが頼りだ。 少年の中には不思議なエネルギーが生まれていた。
328 :
1 :03/09/29 18:32 ID:w1tGty+P
再び歩きだす前、 少年は ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ んノ、,ん、ノ、,_ノ チッ ,;' _ ノ ヽ ; ,-、 ';;) ( 、ゝ と、生まれて初めての舌打ちをした ゛、~ ノん,,,ノ、、ゝ )`''''`''"``''''"ヽ / ゝ
329 :
0 :03/09/29 18:32 ID:w1tGty+P
__ (__) (・ノん,ゝ ノ~~ ゝ `'`'`'`'::::: :::: オワリ :::::: ::::::
うわー、初めてリアルタイムキター。 乙です。>314( ・∀・)ノ旦
新作乙
乙です この話(・∀・)イイ!
思わず「心理テストか?」とか思ってしまった
結構考えさせられるお話でした。 (・∀・)つI乙です
(・∀・)イイ!!
一体、あのじいさんは一体!?
なんか面白い
おもわずワロタ。これ原作は小説?
オモロイ。 少年が死ななくてヨカッタ。
>>333 おそらくその通りかと。
知り合いに同じ問題を出されたことがある。
しかしそれを取り込んだSSとは斬新ですなあ。
本当に究極の選択だったりするわけで・・・
森絵都キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! まさかこのスレで御目にかかれようとは
まだ〜?
8:00にうpします。 リアルで見たい方は少々お待ち下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 宇宙人が来訪。地球あげての大歓迎。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ________ / | | 〇 〇 〇 .|,,,,,, | space ship. lニ|l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l ̄| __ l ̄| __ ノ ノ /⌒ヽ / ´_ゝ`) | /< すいません、着陸しますよ | /| | // | | 三 U .U パチパチパチ・・・ ∧ ∧て ∧_∧ .∧ ∧ ( ) ( ),., ( ),., ヒマダカラキチャッタ… と つ ( つ | つ .〜| | | | | .〜| | ( -_) し`J (__)_) し`J ( ) ∪∪
∧__________ / | 新しい文明の夜明けだ。 \___________
/⌒ヽ _ | ̄/ ´_ゝ`) |< 金属は豊富にありますか? | | / .:;| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / \ | | | | | | |\ /| | \_____,∧_∧_________/ | | .| ( ) | | | | ̄ ̄ ̄ ̄|つ | | | l\_______________ |____|/ | | | | | はい。金は〇〇d。銀は〇〇dです。 \_________________ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ そして、相手の知りたいことに、ていねいに答えてやる。 もちろん、あとで、その進んだ文明について教えてもらおうと思ってである。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
/⌒ヽ _ | ̄/ ´_ゝ`) |< そろそろ帰りますね | | / .:;| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / \ | | | | | | |\ /| | \_____,∧_∧_________/ | | .| ( ) | | | | ̄ ̄ ̄ ̄|つ | | | l\____________________________ |____|/ | | | | | そちらの星の生活について、いろいろと教えていただきたいのですが。 \______________________________
/⌒ヽ _ わたしがここへ来るのに、どれだけ苦心したことか。 | ̄/ ´_ゝ`) |< お知りになりたければ、わたしの星へおいでなさい。 | | / .:;| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / \ | | | | | | |\ /| | \_____,∧_∧_________/ | | .| ( .;) | | | | ̄ ̄ ̄ ̄|つ | | | |____| | | | |
スッ… __:::::;;;;;;:::::_ | ;;;;;;;;;;;;;;; |< 大歓迎してお教えしますよ。 | :::::::::: | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / \ | | | | | | |\ !? /| | \_____,∧_∧_________/ | | .| ( .;) | | | | ̄ ̄ ̄ ̄|つ | | | |____| | | | | """""""""""""""""""""""""""""""""""""""""" さっと宇宙船に乗り込み、帰っていってしまう。 """""""""""""""""""""""""""""""""""""""""" END
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 古代遺跡が発見され、調査隊が出かける。洞穴のような個所があり、 廊下状の通路の上や両側の壁面には、少しの絵と多くの文字が記されている。 まだ断言はできないが多分文字だろう。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; (・ A ・)neiZ ukasiZ renoM (、A ,. ) anoM (。)ニl。'') ∨ ̄∨ ∨ ∨ okiG ryrotsAA oak noolasAA _____________________ トコトコ… _ ;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ iii■∧ / ;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ( ;・∀・) ( ´Д) ;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ( ) ( つニこl ;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 入 ノ 人 ノ \ ;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .(_)_) . (_)_)_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::: ∧______ \ わからんな。見ているいらいらとしてくる。::::: / .\_________________:::: | まったくですね。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \_______::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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;;;;;;;;; ップ(´,_ゝ`) ;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; (・ A ・)neiZ ukasiZ renoM (、A ,. ) anoM (。)ニl。'') ∨ ̄∨ ∨ ∨ okiG ryrotsAA oak noolasAA _____________________ _ トコトコ…::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ iii■∧ | /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ( ;・∀・) ( Д.) い::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ( ) ( つ|__|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 入 ノ 人 ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: .(_)_) . (_)_):::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧____________ / | キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! \_____________
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リアルタイム記念支援
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ある男を青年が恐喝しつづける。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 [19:46] _____ |二二二二| .( ) | O O | (⌒)_____(⌒) |――――| L______,」 _______ / /l| / / '' |'| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|'| |,| |,| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | さあ、金出せや。さもないと、お前の社会的な生命は終わりだぞ。 \ ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧ ∧_∧ (メ゚Д゚) (・∀・; ) | つ と つ 〜| | | | | し `J (_(__) ∧_______________________ / | もうたくさんだ。もはや金は、きさまに全部しぼり取られた。 | 勝手にしろ。殺したければ殺せ。 \________________________
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 [19:46] _____ |二二二二| .( ) | O O | (⌒)_____(⌒) |――――| L______,」 _______ / /l| / / '' |'| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|'| |,| |,| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ここは、シーズン・オフの山の別荘。殺すには絶好だな。 | 林の中に運んで埋めてしまえばいい。 \ ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧ ∧_∧ ニヤニヤ (メ゚Д゚) (・∀・ ) | つ と つ 〜| | | | | し `J (_(__) ∧___________________________ / | いい気になるなよ。わたしの身にもしものことがあったらと、 | きさまのやってきたこと、きさま以外に犯人はないとすべて書いて、 | 弁 護 士 に あ ず け て あ る 。 \____________________________
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 [19:46] _____ |二二二二| .( ) | O O | (⌒)_____(⌒) |――――| L______,」 _______ / /l| / / '' |'| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|'| |,| |,| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | その弁護士、じつは、俺の父なんだ。 \ ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧ ∧_∧ サーッ (メ^Д) (・∀・il|) | つ と つ 〜| | | | | し `J (_(__) END
オツカレードゾー( ゚Д゚)ノ●
出典 星新一「できそこない博物館」 最初のコマに貼り忘れがあり回線切って(ry 殉教はまだまだ先になると思います。 気長にお待ち下さい。
カレーウマー(゚д゚) 支援有難う御座いました。
お疲れ〜 ヴァニラコークドゾー( ´∀`)つ[] 『殉教』楽しみに待ってます。
おもしろかったです おつかれさま〜 しかし、もうちょい早ければ初リアルタイムだったのに・・・_| ̄|○
お疲れさまです。 「できそこない博物館」はとっても面白いんで、興味ある人は読んでみるのが吉。
入手に難ありだが。
1/11
モララー博士は発明をした。われながら大発明だと思った。
━━━━━┓
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_.|000OOOOO000|_.
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||| | ピッ・・ |
||| .. | ピッ・・・ _
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||| | __//__/ _(・∀・ ) スバラシイ・・・!糞スレダイマオウ、゙
||| | __{ニ=====| ⊂) V ハ ドキュソ
>>1 ヲイッシュンデケシテシマッタ・・・・
{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄} _| ̄| ̄ ̄ ̄|. 7__|:____∪
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(((ニニ || | ̄| ̄ ̄ ̄|. (_(_
博士はこの発明を次の学会で発表するまで、大切に金庫に保管しておくことにした。
___________
│ │
│ 神の称号授賞式 ... │
│ │
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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* ∧_∧ ∧_∧ *
* ( ´ハハ`)(・∀・ ) *
* ( つ つ(゛◎" ) *
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(__)_) (_(__)
\ パチパチパチパチ /
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( ( ) )
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O
o
____ ∧ ∧
|┌―┐| ( ) ウヘヘヘヘ・・・・
|| oと[_モララー|)
|└―┘| |__ _|
 ̄ ̄ ̄ し´ J
2/11 博士には助手がいた。 ∧ ∧ ∧_∧ ∩( ´∀`)∩ オマエモナー_(・∀・; )イヤナニガ・・?(デムパカ?) ヽ V ノ ⊂) V ハ 7__|:____│ 7__|:____∪ (_(__) (_(__) 頭が切れるとまでは言えないが、指示したことは確実にこなす、まじめな助手だ。 明日までに博士の論文を清書するモナ \_ ______________/ ∨ ∧_∧ ___ ( ´∀`)// / カタカタ・・・・ ../ ̄(つ__//__ / カタカタ・・・ | __ ̄{ニ=====| ゝ_| ̄| ̄ ̄ ̄| (((ニニ || | ̄| ̄ ̄ ̄|
3/11 助手はじぶんにもこの発明の恩恵を受ける権利があると思っていた。 ∧_∧ ( #´Α`) プンプン!! / と(つ ハ |___|:____| (_(__) だから博士が自分にろくに説明せず、発明を金庫の奥に隠したのがおもしろくなかった。
4/11 ある日、助手は博士に言った。 │博士、わたしにも研究の成果を拝ませてください.../ \___ __________________/ ∨ . ∧_∧ .∧_∧ ( ;´Α`) (・∀・ ) ナンダイ?ワトモナクン? ) V ⊃ ⊂) V ハ |___ |___| 7__|:____∪ (_(_) (_(__) (・∀・ ) いやキミにはこの発明の意味が理解できまい ( ;´Α`) レンジツノシリョウシラベ・・・ロンブンガキ・・・・ で、でも博士、わたしもこの発明には 一役買ったと思いますが! .│うん、それもそうだ。だからキミには十分な報酬を考えているよ。 .│まあとにかくわたしに任せておきなさい \__________ ________________/ ∨ ..... ∧_∧ .∧_∧ ( ;´Α`) (・∀・ ) フム・・・イチリアル・・・ガ・・・ ) V ⊃ / と(つ ハ |___ |___| 7__|:____∪ (_(_) (_(__)
5/11 │いいえ、わ、私にもこの発明を見る権利はあ、あります...│ │さあ、き、金庫の暗号を教えて下さい! │ \___ _____________________/ ∨ . ∧_∧ .∧_∧ ∩( #゚∀゚ )∩ (・∀・;) マズイ・・・!メガイッテル・・・・ ヽ) V / (⊃V ハ |___ |___| 7__|:____∪ (_(_) ....(_(__) 博士はいつもと違う助手の剣幕に驚いた。 助手がどもっているのは興奮している証拠だ。 博士はしばらく考えていたが、やがてこう答えた。 (・∀・;) やっぱりだめだな。・・・・・・・この暗号はとてもキミには言えないよ
6/11 助手はどう考えても面白くなかった。 ある日研究が終わってから、家に帰るふりをして、裏庭に忍び込んだ。 モララー研究所 │ ... ..│ 扇風機修理から水爆まで! ..│ .... .│ | ̄ ̄ ̄|::..:.:...:. , '⌒l⌒ヽ .:.::|_,.;i;';.,,;;`; ∧_∧ | l;;;;i;;;; l |:.:.田田 | :iili | iili |:.田田|,.;;:。;:;;: ;;( ´∀`) サーテカエルモナ・・・ | l;;;;i;;;; l |:.:.田田 | :iili | iili |:.田田|,.,;:;;`;;i`: ....) V ⊃ |:.:.: |:.::, :,: ::;:.| :iili | iili |:. .,:.::.| .""'|i!''" | |_|ヽつ ___________________..し´_________ モララー研究所 │ ... ..│ 扇風機修理から水爆まで! ..│ .... .│ | ̄ ̄ ̄|::..:.:...:. , '⌒l⌒ヽ .:.::|∧__∧ ナンツッタリシテ! | l;;;;i;;;; l |:.:.田田 | :iili | iili |:.田田|∀` ) ひゅ! | l;;;;i;;;; l |:.:.田田 | :iili | iili |:.田田| |) ミミ |:.:.: |:.::, :,: ::;:.| :iili | iili |:. .,:.::.| ヽ _____________________________ 研究室の窓で張っていると、真夜中近くあかりがともった。 .. │ ...../亠ヽ / ○ \ ぱっ・・・ /\ /\ ../ \/ \ / \ \ / :::::::::::ヽ l \ :::::::::::::l (やたーーー・・・!) |___/ ::::::::::::::| | / ::::::::::::::| ヽ/ :::::::::::::::::ノ ――――――――ヽ^Y^Y^ヽ ―― 丶 :::::::::::::::ノ―――――┘
7/11 助手はしめしめとばかりにカギをかけずにおいた窓に近寄って、そっと開けた。 博士がひとりしゃべっているのが聞こえた。 │さてさて、発表用の資料をまとめるか。 ..│ │いつかはもうすこしで暗号を教えるところだったが │ \_____ _________________/ ∨ ____ ∧ ∧ |┌―┐| ( ) || oと[_モララー|) |└―┘| |__ _|  ̄ ̄ ̄ し´ J (・∀・ )ニヤニヤ なぁに、そう簡単におしえてなるものか。どんな強盗だってこの暗号付き金庫は開けられないのだからな いよいよ博士が暗号を言うらしい、助手は窓の外で耳をそばだてた。
7/11 助手はしめしめとばかりにカギをかけずにおいた窓に近寄って、そっと開けた。 博士がひとりしゃべっているのが聞こえた。 │さてさて、発表用の資料をまとめるか。 ..│ │いつかはもうすこしで暗号を教えるところだったが │ \_____ _________________/ ∨ ____ ∧ ∧ |┌―┐| ( ) || oと[_モララー|) |└―┘| |__ _|  ̄ ̄ ̄ し´ J (・∀・ )ニヤニヤ なぁに、そう簡単におしえてなるものか。どんな強盗だってこの暗号付き金庫は開けられないのだからな いよいよ博士が暗号を言うらしい、助手は窓の外で耳をそばだてた。
8/11 ..∧_∧ ( ・∀・) さてと・・・ ( V つ ... │__|:__│ ____ (____,)__) |┌―┐| ......||..o .| | ... ...|└―┘| .....  ̄ ̄ ̄ ..∧_∧ ( ・□・) 彡 すぅぅぅぅーーーー! ⊂ V つ ... │__|:__│ ____ (____,)__) |┌―┐| ......||..o .| | ... ...|└―┘| .....  ̄ ̄ ̄
9/11 │赤巻紙青巻紙黄巻紙赤巻紙、東京特許許可局 ...│ │隣の客はよく柿食う客だ、庭には二羽鶏がいる │ │ジョーズが屏風に上手にジョーズの絵を描いた・・・・ .│ \___ _____________________/ ∨ ..∧_∧ ( ・∀・) ( V ) ぴっ・・ぴっ・・・暗号照合中・・・ぴっ・・・ぴっ・・・ ... │__|:__│ ____ (____,)__) |┌―┐| ......||..o .| | ... ...|└―┘| .....  ̄ ̄ ̄ 助手はしばらく聞いていたが、やがてあきらめたように窓を離れた。 ..∧_∧ ( ;´Α`) ふぅ・・・ ( V ) ... │__|:__│ (____,)__)
10/11 なるほど・・・・ ・ ・ .・ ・..・ ・ ・ 確かに私にはとても言えそうにない・・・ 糸冬
11/11 ショートショートの広場より、『秘密』堀部 利之氏 でした。 2重投稿すいませんでした!m(_ _)m ・・・一回でいいから30コマぐらいの作ってみたいなぁ・・・
確かに言えない…。
ある意味あれだけの言葉を一度聞いただけで覚えられる香具師なんて神しかいない・・・
言えねえ…。
舌がもつれる・・・
グワッ、舌かんだ・・・・・・
早口言葉だしね…
_ _、、 ヾ;;;ヾ;;;;; ;/_/ヽ;;;;ゝ;;;;; ヾ;;;;''" 千 ┼ ┬┐| | / / ヽ/ ヾヾ;;ヾ /_/ヽ;;;;ゝゞ ;ヽヾ;;;;''" 口 └ ノ ノ ノ ∧ ∧ ノ ヽ ヽ;;;ヾヽ/ /;;; ;;;;ヽヾ;;;;;ヽヾ;;;; ;;;;ヽ|ll/_,/ヾ:::ヽヽ ;;;ヽヾ''" ヽ丶;;;;ヽ;ヽヾ;;;; : ゝゞ;|_,|、_,| ;;|_|;;;/ ./,i :::ヽiヾ; ヽ;; ;|,|‖ "''ヽ;;;;; ヽ ;ヽヾ:;;;|_|_‖|_,|、_,| :;|_|/.,,/,|_,| ||iil;;;;ヽヾヾ,|,|‖ ''"\\:::|_|_‖|_,|、_,| ::|/ /、,|_,|l|||_|;;;; ヾヽ;;|_|‖ ;;;ヽ_>|_|_‖|_,|、_,| ,,'___/;;;::|_,|;|||_| ゞゝ;;;;;||_| ". ||;;ヽ_> l_ |_,|、_,| /||;; l|_.|;|||_|||;; l|_|;|||_|,; ヾ,,|| |-|ヽ_> |_,|、_,| __/;;||;; l|_,|;|||_|||;; l|_|;|||_| ,,; ;||;;|-|;;|ヽ_> ,|、_,| ,/ : ||;; l|_,|;|||_|||;; l|_|;|;;''" '"',| ,|;;|-|ヽ_>、_| |: ||;; l|_,l;;''" ∧∧ "'''=,,...ヽ_> ;;''"'''""" (;;;゚∀゚) ,, |つノ]つ8<, _c(。>),, |:;;|;;;| ; し J __, スズメの舌を切除するという行為に 異常ともいえる快感を覚えてしまったおばあさん。 今日も真夜中にハサミを持って竹林に出かけていった。
| ばあさんや、どこに行っておったんじゃ。 || | わしゃぁカクカクシカジカでつづらをもらって来たよ ∧∧ || \____ _______________ (;;;゚ー゚) || |/ U;ノ;;l /ニニ|| ニニニニ// ∧__∧ _____ |:;;|;;;| //:r-C-、:;:;:;:// (´m` ) / /l し J //;:( === );::// (;;;Y;;;;;;) lニニニニl/ //;:;:;:`~~´;:;:;// (_(__,つ |____|/ ニニニニニニニ// _∧________________ / | まあそうですかおじいさん。よかったですね。 | 私はもう寝ます。
,,,,,,__ <⌒(⌒ヽ:::::::'''''-,, < ノヽ____) ⊂ニニニニニニニニニニニ⊃ そう言っておばあさんはあっさり寝てしまった。 おばあさんは金品や名誉などには興味がなく、 興味があるのはスズメの舌をハサミでジャギッと切除する あの瞬間の興奮と快感だけだった。
ヾ;;;ヾ;;;;; ;/_/ヽ;;;;ゝ;;;;; ヾ;;;;''" ゝ ;;;;ヽ;;;;;;ヾ;;;;;;;;ゝ;;ゞ ;ヽ、、、ヾ ヾヾ;;ヾ /_/ヽ;;;;ゝゞ ;ヽヾ;;;;''" ゝゞ;;;;;;ヽ;;;;ヾ;;;;;;;;ゝゞ ;ヽ、、、ヾ ヽ;;;ヾヽ/ /;;; ;;;;ヽヾ;;;;;ヽヾ;;;; "''ヽ;;:::ヽ;;ヾ;;;;;;;;ゝゞ ;ヽヾ;;;; ;;;;ヽ|ll/_,/ヾ:::ヽヽ ;;;ヽヾ''" ヽ丶;;;;ヽ;ヽヾ;;;; : ゝゞ;|_,|、_,| ;;|_|;;;/ ./,i :::ヽiヾ; ヽ;; ;|,|‖ "''ヽ;;;;; ヽ ;ヽヾ:;;;|_|_‖|_,|、_,| :;|_|/.,,/,|_,| ||iil;;;;ヽヾヾ,|,|‖ ''"\\:::|_|_‖|_,|、_,| ::|/ /、,|_,|l|||_|;;;; ヾヽ;;|_|‖ ;;;ヽ_>|_|_‖|_,|、_,| ,,'___/;;;::|_,|;|||_| ゞゝ;;;;;||_| ハハ ||;ヽ_> l_ |_,|、_,| /||;; l|_.|;|||_|||;; l|_|;|||_|,; ( ) , |||-|ヽ_> |_,|、_,| __/;;||;; l|_,|;|||_|||;; l|_|;|||_| |;;;;;っ< ||;;|-|;;|ヽ_> ,|、_,| ,/ : ||;; l|_,|;|||_|||;; l|_|;|;;''" uu '"',| ,|;;|-|ヽ_>、| |: ||;; l|_,l;;''" "'''=,,...ヽ_> 翌日の夜、おばあさんはまたハサミを持って竹林へと出かけていった。 そうして朝日が昇る頃になると満面の微笑を浮かべて帰宅し、寝てしまうのだった。 ただ、最近では村へ飛来するスズメの数が著しく減少していた。
∧∧ (゚Д゚;) (ヽ__ノ) ⊂⊂| ⊂(;;;c/(゚)(。)|っ ヽ )〜 U;(oo)つ UU (;;;;;;;;;;) おばあさんの密かな行動以外、 これといって変わったことがないまま数ヶ月が過ぎた頃である。 村のあちこちで家畜が惨殺されるという事件が起きた。 死んだ家畜は皆一同に舌を切除されていた。
| ばあさんや、最近は何かと物騒じゃのう。 || | 変質者には気をつけんとのう。 || \____ _______________ ∧∧ || |/ (;;゚ー゚) /ニニ|| ニニニニ// ∧__∧ /;;;ノ;l //;:r;C-、;:;:;:;:// (´m` ) (;;;UU //;( === ):;:;// (;;;Y;;;;;;) //;:;::;:`~~´:;:;// (_(__,つ ニニニニニニニ // ___∧________________ / | はいはい、わかっていますよ |
∧_∧ ∧_∧ ( ´Д`) (´Д` )∧∧ ( つ ( )Д`) | | | | | |⊂ ) ∧∧ハ ハ (__)_) (_(__)UU (;’‐(゚ー゚*) / つuu0 ハ ハ 〜(_つノUU (( (,,(*゚ー゚) し' ハ ハ ハ ハ ( ゚∀゚) (*゚O゚) ( )っ⊂ )っ Uノ (/ヽ) そんなある日、また別の恐ろしい事件が起きた。 今度は村の子供や若い女が次々と失踪しているのだ。 事件は神隠しのウワサとなり、すぐさま村をかけ巡った。
| 若い娘や子供を持った親は大変じゃのう。 || | うちのように娘も子供もおらぬのならのう… || \____ _______________ ∧∧ || |/ (;;゚ -゚) /ニニ|| ニニニニ// ∧__∧ /;;;ノ;l //;:r;C-、;:;:;:;:// (´m`::) (;;;UU //;( === ):;:;// (;;;Y;;;;;;) //;:;::;:`~~´:;:;// (_(__,つ ニニニニニニニ // ___∧____________ / | そうですねえ……本当にねえ…… \______________ 徐々に崩れつつある村の秩序を思ってか、 ふたりとも何となく無口なまま暮らしていた。
| ∧∧ | (゚Д゚,,) \___ _____ |/ ∧_∧ ∧_∧ ∧ ∧ (; ´Д`) (´Д` ;)∧∧ ((゚Д゚;)) ( つ ( )(゚-T*) つ⊂| | | | | | | | ヽ | | (__)_) (_(__) し_,) し`J 数日後、より恐ろしい事件がおきた。 今度は村の男たちが姿を消しているというのだ。
| ばあさんや、わしゃもうたまらん。 || | 思い切ってこの村を出て、よそで暮らしたいんじゃがのう。 || \____ ___________________ ∧∧ || |/ (;;゚ -゚) /ニニ|| ニニニニ// ∧__∧ /;;;ノ;l //;:r;C-、;:;:;:;:// (゚m゚ :::) (;;;UU //;( === ):;:;// (;;;Y;;;;;;) //;:;::;:`~~´:;:;// (_(__,つ ニニニニニニニ // ___∧______ / | ……………… |
支援
∧__∧ || ゚m゚ ) ||;;;Y;;;;) || )( つ /ニニニCニニニニニニニフ / ∧∧(//);;;;;;;;;;;// ///⌒ヽ)ニニニニ/ (;;;;;;;;) 悲しそうにうなだれたおばあさんを見ると、おじいさんはそれ以上何も言えなかった。 暗く、そしてうつむきがちな毎日が続いた。
∧,,,∧ ∧ ∧ ∧_∧ (´゚д゚) ∧ ∧ (゚Д゚∩ (´Д` ;)∧∧ U::ノ::|⊃ (;゚ω゚) ⊂ ノ ( )('Д∩ | || (:::ノ::)っ | | | | | ( ノ し 'J UU ┃ U U (_(__) UU 一連の失踪事件はとうとう本格化した。 毎日数人ずつ、村人が消えていくのだった。 村人のなかに不信感が広がった。
リi ;リ,r'"~ソ .k; ;/ `7=================================rク ``'1エ皿エ:i''" wii=美 `wii'"美'" :!i ;イ ji; ;l._,, |i; ;j= モ//リ,.',.',.',.',.',.',.',.',.',.',.',:,i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i//リヲ/ヨ、. ww美w、 `=美、洲 美w ji;: ;j==<_,,.fi; ;L .モ//リi',i',i',:',:',:',:',:',:',:',:,:',:',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',j'//リヲ/゙i、ヨ、 "''美ii ィ-// |!洲|,,r'"`w fi;: ;| |i; :i,=-|i: ;|. モ//リ,i',i',',i',i',;',;',;',:'',:',:',:',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',j,'//リヲ/:l|_゙i、ヨ、.wii美''" "'=w美=美、洲~ |i;: ;|=''""~ fi: ;i モ//リi',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i'//リヲ/jl||lllll゙i、 美=wii美i!_ ~美_>美、:|_,==美 |i;: ;| イi ;ノ='''" モ//リ;,i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',//リヲ/jlll||lllll__゙i、ヨ、 `美`美_~美=|!洲:j~ l: ;iL ji;: ;j fi;: ;| i: ,r'/;/リ,;',:',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i','//r'、\kkkkkkkkkk .美、 "美~^'=j!:洲:|_,=-美 li;: ;| |i;: ; ,,r''/盒j,;',:',:',i',:':,i',:',i',:',i',:',i',i',i',:',i',i',:',i',i',:',i',i','盒リ`i、':、\kkkkkk 美=w美w,,_wL. |!:洲_美=iiw ;; ,、_,,-'',r''":,:',;',;',:',:',:',:',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',i',i',i',i',i',i',i',i',i'`i、'::、゙i、kkkkkkkkk"''美;''==、_j!:洲;L_,,美= {l,,r''",:',:',:',:',;',;',:',:',:',:',:',:',:',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',:',i',`i、';〔〕kkkkkkkkj;i='j: :;il ,=~!!:洲イ'" ;ij ;;: :``ミ牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟牟彳[jjjjjjjiiiiiilllllll j: :;ijソ ト:洲:;| .l: ;i| ;;: ;| |i;: ;j ;: i:. | |―‐| |―‐| |―‐| |―‐| |―‐| |―‐| |―‐| |:|llll|:|lll|:|lll||ll||ll|| 川川 .|: :;i| .f!:洲:L_,,wii ;;: ;lリ _ ,,从 ! : | |iiiiiiii| |甬ヨ| |甬ヨ| |fjfjfj f甬ヨ| |甬ヨ| |iiiiiiii| |:|llll|:|lll|:|lll||ll||ll|| 川川 j: :;ij .j!:洲;j'".: ;ij - '''^::::::::: ::::::: | |―‐| |冊ヨ| |冊ヨ| |fjfjfj f冊ヨ| |冊ヨ| |―‐| |:|llll|:|llll'jl:-‐::'''",> .|: :;i| .|!;洲;| ,|: ;i| ::::::::::::::::::_,,-‐└― 亠― 亠― 亠― 亠― 亠― 亠ーー┴、'''"~ _,:-;‐ij"i! .从 ;l、 |!;洲:j~^'' '" :::::::::::: '====ィ=== ィ=== ィ====ッ:―‐ッ====ィ=== ィ=====;ィ==i:ii"[l! ‐'::~::::::::::::~゙゙ - '"'::::|!::洲:|::::::::: :::::::::::::::::::Ll,!;:::::Ll,!;:::::Ll,!;::::j','三j'j::::::: ::::Ll,!;:::::Ll,!;:::::Ll,!;::└':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: f!;i洲;l::::::::: :::::::: ̄::::::: ̄::::::: ̄::::: ̄:: ̄:::::::::::::: ̄::::::: ̄::::::: ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |!;j洲:| 長老たちは極秘の寄合を開いた。そこにはおじいさんの姿もあった。
∧__∧ ∧__∧ ∧ ∧ (:::´Д`)(´m`::) (゚Д゚::) ∧_∧ (:: ) (;;;Y;;;;) (つ⊂)<`Д´::> ∧_∧ (::: X ) ( X::::) ( X:::) ⊂ ::::::) (:::´,Д) ∧ ∧:::つ (:::: ) /ニニニニニニニニニニフ (゚ω゚:::) ∧ ∧ //;:;:;:、从ノ;:;:;:;:;// ∧ ∧:::) (,,,"Д)/ニ∧∧ニニニニ/ (д゚`:)つ /::::::| (;;;;;;;;;) ( ::::::) (::::UU (;o;;;) ( :::つ ________∧____________ / | 皆の衆、聞いてくれ。ここは人里離れた離れ村じゃ。 | なのに恐ろしい事件が連続して起きとる…… | わしゃあ、犯人がこの村にいると思うんじゃがのう。
:. ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::..... ::::: ... ,:::::::... :::::::::::::::::::::::::::::::::: ― - ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::.:.......... :: .... ......:::...:.:. ::::::::::::::::::::: / \ :::: ::::: ::::: :::::::::::::::: :::::: ::::: :::::: ::::::: :::::::::: ::.....::::.... ゛:: ..:...........:::::: / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,....:::::::::........ ......... .....::::... | | :::::::::::::::::::::::::(;;,,,,, ___)::::::::: ....: ::::........::::.:::: .... :::::::: ................. .. | :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(,,,,___)::::::::::::::::::::::::: ::::,..... .,,....:::::::::::::....:::... ゛.... ヽ /::: ::: ::: ::: ::: ::: :::: :::: ::: :::: :::: :::: :::: ::::: :: :::::::........ ......... .......::........,,....:::::::::. ::: ::::: \ / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :........:::.....::::.... ゛:: ......:..... . ...::::::::::::::: ー― ...::::::::::::: ::: :::: :::: :::: :::: ::::: ::::: ::::: :::::: :::::: : 最長老の言葉を否定する者はなかった。 長老たちは極秘裏に事件捜査隊を結成するに至った。 寝静まった真夜中の村に足音を忍ばせた調査隊が進む。 不気味な月夜である。
ふくろうがホウと鳴き、流れる雲が月光をさえぎったその時、 鋭いハサミが調査隊を襲った。 ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |||||||||||||||||||||ギャァ!!!!|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||グギャァ!!!!||||||||||||||||||||||||||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::: ∧ ∧ :::::::::::::::::::::::: :::::::: ⊂⌒つ´゚Д。)つ ∧∧っ::::::::: ::::: (:::::::::::::) ∧∧ ⊂(゚ω。)つ:::::: ::::: ∧ ∧ ⊂⌒;;;;;;)つ (;;;;;;;) :::: ::: (:::::::::) :::::: ::: |::::::::| ::::::::: :::::::::::::: |:::|:::| :::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::: U U :::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 闇の中で次々と老人が倒れる。 そして目をカッと見開いて仁王立ちになったおばあさんが叫んだ。
人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ ) ) おじいさん!!もうやめてくださいな!! ) 私はもうこんなひどい光景は見たくありません!! ) Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧ ∧::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (゚0T;):::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::: ⊂:ノ⊂)::::::::::::::::::: :::::::::: ∧_∧ |:;;|;;;| :::::::::::::: ::::: ( ♯゚m゚) し J ::::: ::::::::::: (つ;;;ノ;;つ8< ∧ ∧ ::::::::::: :::::::::::::::::::: |::::::|::::| ; ⊂(゚Д。)っつ :::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::(_)_)(;;;;;;;) (;;;;;;) :::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ ) ) 何を言うか!!この快感この気持ちよさ!! ) わしゃぁまだまだ切って切って切り続けるんじゃ!! ) Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y
人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ ) ) もっともっと切るんじゃ!!この村じゃ足りん!! ) 他の村に引っ越して切りまくるんじゃぁぁ!!!! ) Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∞∧_∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::: ∩♯ ゚m゚) :::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::: ヽ:::::ノ:::: つ :::::::::::::::::::: :::::::: 人 Y :::::::::::::::::: :::::::::::::::: し (_) ::::::::::: ::::::::::::::::::::::::∧∧ :::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::/⌒;∩ ::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::(:::::::)´ ::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 自分の趣味がきっかけとなって変わり果ててしまった夫の姿を見て、 おばあさんは泣き崩れた。 月光に照らされたおじいさんの目が、飽くなき欲望に鋭く光った。 終
乙。原題はどなたですか?
・出典 ゲーム帝国5巻 巻末 世紀末童話集「舌切りスズメ」 支援ありがとうございました。
乙です。 自分の趣味でこうなっていったのか… 最後に思いもかけない展開があるのは ショートショートの醍醐味だねぇ。
あらま、夜な夜な舌を切ってたのは爺さんだったのか
怖いけど面白い・・・
2年前くらいのママ新発売って見た人いますか? 俺は番組途中で野球中継が始まって 1時間たっても一向に終わんないんで 諦めて寝たんだけど、どんな内容だったかと、 面白かったかどうかも気になるんで教えてほしい。
誰か筒井康隆の「デマ」作ってくれないかなあ。 自分がやりたいけどAA作ったことないし。
そういやストーリーランドってあったな。
アレ好きだったのになぁ…
復活するなんて思わせぶりなこと言いやがって放送局め
途中まで「原作を紹介してね」だったけど、 「話を作ってね」って感じになってからダメだったな。 あれもショートショートですよね?
>>418-421 あの番組って最後どうなったの?
途中までは欠かさず見てたんだけど、
つまんなくなってやめちまった。
>>422 確か普通どおりやってたと思う。三話ほど。
ラストでなんか3Dのキャラクターが動いているパソコンの画面があって
「復活乞うご期待!」みたいな感じだったような・・・
違うかな。
ストーリーランドで、クリスマスのレストランの予約席の話が好きだった。 「誰もこない予約席」かな? あれって原作あるの?
ほしゅ
427 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/10/09 20:24 ID:14X5zfVq
>>424 「前回の話」がなんとも言えずむなしい・・・・・。
製作中。。。
新作マダー?(AA略
そうせかすなって
::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::: ::::::::::::::: ある日突然、僕は一人の少女に出会った。 ::::::::::::::: :::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::: 出典 ショートショートの広場@ 「ある日突然」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | すみません、 | この住所わかりますか…? \___ _________ |/ ▲ __ ∧_∧ ▼ ヽ (´∀` ) / 人从ノノ / ヽ / リ´ワ`ノ ヽ ノ ノノ(⊃□⊂) | | | /(____)ヽ | | | "~∪∪~゛ (___(__) 少女は少しなまりのある声でそう言った。まだ12、3歳くらいの少女。 手には住所のようなものが書いてあった。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | えーと、この住所は…… \_____ _____ |/ /::l / ::l ▲__ / ::::| / :::::| ▼ ヽ / :::::| / ::::::| / ノノ从ノノ / ''""~~~~"'':::::::::::::::ヽ ノ リ ´ー`ノ ,r'´ :::::::::::::ヽ ノ ノ({|==|}) i U :::::::::::::! /(__| ̄ ̄ ̄l .::::::::::::::::l "~∪| ヽ .::::::::::::::::::::ノ (´ つ ` ' ー- - - - -:::::::::::ヽ \ \__,r' ´ ::::::::::::::! \ :::::::::::::l 少女の持っていた紙切れの住所を見た時、 僕はそれに似た住所をどこかで聞いたような気がした。 でも、どこで聞いたか思い出せない。少女は期待に満ちたような目で僕を見ている。 僕は、少女のために何かしてやりたいという気になった。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ちょっと分からないけど、 | …いっしょに探してあげようか…… \_____ ________ |/ ▲ __ ∧_∧ ミ▼ ヽ (´∀` ;) ミ/ 人从ノノ / ヽ / リ´ワ`ノ ヽ ノ ノ (/l==l}ノ | | | /(____)ヽ | | | "~∪∪~゛ (___(__) 少女の顔がパッと明るくなった。おじぎをする姿が可愛い。
∧_∧ ▲ __ ( ´∀`) ▼ ヽ / | / ノノ从ノノ ヽ ノ / リ´ワ`ノ / / | ノノと{|==|}ノつ / /| | τヽ、,_,..ノ ヽ__)(__) U 少女は僕と共に歩き出した。何か珍しいものを見るたびに僕に質問してくる。 僕は出来るだけ親切に応えてあげた。少女の目はいつも輝いていた。
____________________________ ハVハ ________________VハV____________ /´`ヽ| || / / / / || / / / / || / / / / || / / / / || | ヽ, ノ |二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二| | | | r'´,,@,`>| | | | ___ | | )ノノノ从 | | ____ | | | / / | | | ((リ゚ヮ゚ノ,| | | / / | | | |/ / | |____| (っ旦∧.|∧ ____,|__▲ / / | | | | / / | |ヽ=@=7 ,ノ"゚"(´Д`,;) /´ ▼/ | | |  ̄ ̄ ̄ | (; ・∀・) ~UU,/ ヽレ从人ハ | ̄ | | | ( つ□>lヽ ヽ ノ 从´ワ`;リ| | | | |=◎=|ノ | | | ⊂){|==|}つl | ___|_____| | | | | | | /(____)ヽ___|__ (__)___) (___(__) "~∪∪~゛ 少女の探している住所は、どこに行っても見つからなかった。 交番にも寄ったが、分からないという。明るかった日射しもだんだん薄れていった。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 夜になっちゃったね…… :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \____ ________ ::::::::::::::::::::::::::::::::: |/ :::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::: ▲ __ ∧_∧ ::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::: ▼ ヽ (´Д` ;) ::::::::::::::::: :::::::: / ノノ从ノノ / ヽ :::::: :::::::: / リ;´ー`ノ ヽ ノ ::::::: ::::::::::::::: ノ⊂){|==|}つ | | | ::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: / (____)ヽ | | | ::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::"~∪∪~゛ (___(__) ::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | うん…… \__________ 一日中歩き回って僕はくたくただった。少女はもっと疲れているだろう。それにもう暗い。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ひょっとしたら、この住所は | どこにもないのかもしれないわ…… ::::::::::::::::::::::::::\___ _____________ ::::::::::::::::::::::::::::::::: |/ :::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::: __ ∧_∧ ::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::: ▲ ` ヽ (´Д` ;) :::::::::::::::: :::::::: / / ▼_ ノ / ヽ :::::::: :::::::: / / / /ノ ヽ ノ :::::::::: :::::::::::::: ノノノノ,,) | | | ::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: < ノ ハ > | | | ::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::: ~しし゛ (___(__) ::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 少女は心細い声で言った。目の輝きも消えている。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | そんなことはないさ | その住所はきっと見つかるよ :::::::::::::::::::::::::: \_______ _________ ::::::::::::::::::::::::::::::::: |/ :::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::: __ ∧_∧ ::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::: ▲ ` ヽ (´∀` ) :::::::::::::::: :::::::: ||▼ __ノ ( ⊃ ヽ :::::::: :::::::: |||||ノ | |ノ :::::::::: ::::::::::::::: ノ ノ ノ ノ,,) | | | ::::::::::::::: ::::::::::::::::::::: < ノ ハ > | | | ::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::: ~しし゛ (___(__) :::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 僕は力強い声で言った。不思議に僕の心に力があふれてきた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | また明日、探そうよ | 今日はもう遅いから…そうだ、僕のうちに来ないかい? | 狭いところだけど、二人ぐらい寝られるよ | どうだい… :::::::::::::::::::::::::::::::::::::\________ _____________ ::::::::::::::::::::::::::::::::: |/ :::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::: ▲ __ ∧_∧ ::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::: ▼ ヽ (´∀` ) :::::::::::::::: :::::::: / 人从ノノ / ヽ :::::::: :::::::: / リ´ワ`ノ ヽ ノ :::::::::: ::::::::::::: (⊂){|==|}ノつ | | | ::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: /(____)ヽ | | | ::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::"~∪∪~゛ (___(__) ::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 少女の目に輝きがもどった。ほんとにうれしそうな表情で、何度も頭を下げる。 僕も気持ちよくなった。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ▲___ ∧_∧ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::: ▼ ヽ (´∀` ) :::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::: / ノノ从ノノ / | :::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::: / リ´ワ`ノ ヽ ノ ::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::: ノノと{|==|}ノつ / / | :::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::: く(____)> / /| | :::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ι ヽ_) ヽ__)(__) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 少女を家に案内する間、僕は自分のことをいろいろと話した。 少女はいちいちうなずいて聞いていた。 気のせいか、少女がだんだん可愛らしく思えてきた。
_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,__,_,_,_,_,_,_,_/~\\\,\\______________; ...| /,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/ニ日ニ\\/,,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;.//ヽ /;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/!| |/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,// ヽ\ /,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/| |,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;/,,,;;// 三 ヽ\ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| :|王||王i |ニi ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |三三三| ゞ;ミゞ |王|王| . || |王|王| . | |ニi |王|王| . || |王|王|. |三ノヽミゞ;;; ソミゝ:ミゞ!LLLi .|| .'LLLLLLi. .| |ニi :.LLLLLLi || LLLLLLi |三;;;ミ;;ヽミゞ;; ;ノ:;:ヽミ;:;ミゞ;;; || i=======i====i . . . . || . . .|:ニノミヽミゞ;;; ソ;ノ:;ミ;;ゝミ;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ソミヽミゞ;;;ミゞゞ ソミゝミゞ;;;; .. .i^^ii .i^^ii ;ノノii;;;ヽミゞ;::;; i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄|: |i |: |i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄ .~i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i~i: |i'''''''''''''''''''''''''''''''''|: |'~i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄i ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄' ' ' ' ' ' ' ' ' ' ' ' ' ' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 幼い少女を男一人の部屋に泊めることに抵抗はないでもなかった。 でも、少女は全く気にしている様子は無い。もちろん、ぼくの頭の中にも変な気持ちはない。 やがてアパートに着いた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ヽ _______| |::|__,,| おなかすいただろう | | || |::|\ | 昼も夜も何も食べなかったものね | | || |::| || インスタントラーメンしかないけど、いいかい? | | 。 || |::| i \___ _______________ | |il⊇ || |::|__,,i____|/_____|_____||"" |;;;| | | ,▲___ || |::|, ┻┻ ┻ ∧_∧____,/;i /l| __|;;;| | ▼ ヽ || |::|TT田T田(´∀` )。|。 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'|/||"" |;;;| | / ノノ从ノノ || |::| ̄ ̄~| ̄/ | ̄| ̄ ̄~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| /,,リ´ワ`ノ ,_______|| |::| 。|。 ヽ ノ 。|。 | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::: | (⊂){|==|},ノつ || |::|_____.|._ / / |,_.|._____|_____.|._____|/ |___|/ /(____)ヽ / /| | "~∪∪~゛ ヽ__)(__) ∧ _______ / ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ||\ /\三\ \ | はい || \  ̄ ̄ \ \_______ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 何のかざりもない、殺風景な僕の部屋。でも今は心もち明るくなったようだ。 少女は素直に上がってきた。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/:: | / / | / / | | | || |::| i ̄ ̄ ̄ ̄ | / / | / / | ____ | | 。 || |::| i  ̄ ̄ ̄ ̄_ ┏━旦_ /_________/;| | |il⊇ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∧_∧__ |_______,||"" |;;;| | | | あら、これは何ですか? |( ´∀) /;i ,/l| __|;;;| | |::◎ \ ______/,/ ,つ|~~|  ̄ ̄ ̄ ̄ |/||"" |;;;| | |  ̄ ̄ ̄\|,,|::| ̄ ̄~| ̄ ̄~||ヽ ノ ~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|__ 。|。 ||| | |。 | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ_.|._____||| | |_____.|_____.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワ`ノ ∧ ノノ ノ{|==|}) / ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||\ /\三\ \ | ああ、それか…… || \  ̄ ̄ \\_________ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 僕が棚からインスタントラーメンを二つ出した時だった。 少女はキラキラ輝く目で机に重ねた原稿用紙を見ていた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 実はね……僕 将来、作家になりたいと思っているんだ | ヽ _______| |::|__,,| それでまあ、ちょっと試しに書いてみたんだよ | | || |::|\ | つまり……僕が書いた小説なんだ…… | | || |::| i \_____ _________________ | | 。 || |::| i |/ ,_┏━旦_ /_________/;| | |il⊇ || |::|__,,i_ [ ̄ ̄] __∧_∧__|_______,||"" |;;;| | | || |::|, ┻┻ ┻┻ //(´∀` ) /i /l| __|;;;| | |::◎ || |::|TT田T田TT| | / ヽ ,,,,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'|/||"" |;;;| | | || |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~||ヽ ノ ~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 ||| | |。 | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____||| | |_____.|_____.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノノ ノ{|==|}) < まあ、小説なの! ||\ /\三\ \\_________ || \  ̄ ̄ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 少女の顔が驚きの表情の中で明るく輝きはじめた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ヽ _______| |::|__,,| 小説といっても、途中までしか書いてないんだ | | || |::|\ | それに……あまり、面白くないんだよ | | || |::| i \_____ ______________ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |/ _┏━旦_,/_______/;| | でも、小説なんでしょう |[ ̄ ̄]___∧_∧,__,|_____||"" |;;;| | 読ませてください | ┻┻ /(´∀` ;) /;i ,,/l| __|;;;| \_________ ___/,田TT| |,/ ヽ"~| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,|/||"" |;;;| | | \| |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~||ヽ ノ ~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 ||| | |。 | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,.|._____||| | |_____.|_____.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワノ ∧ ノノ ノ{|==|}) / ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||\ /\三\ \ | うん……まあ……いいよ || \  ̄ ̄ \\__________ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 僕は苦笑して答えた。 少女の顔はあまりにも無邪気だった。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/:: | / / | / / | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( ( ̄ | / / | / / | ____ | ふうん…『ある日突然』…って | ) )  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦_,,/_________/.;| | これが題名なんですか |[ ̄ ̄]__ ∧_∧ __|_____,||"" |;;;| | 変わってるんですね | ┻┻ /(∀`* ) _/;i ,/l| __|;;;| \________ ____/,田TT| | / ヽ ,~| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/||"" |;;;| | | \|,,|::| ̄ ̄~| ̄ ̄~||ヽ ノ ~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 ||| | |。 | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____||| | |_____.|_____.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワ`ノ ∧ ノノ ノ{|==|}) / ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||\ /\三\ \ | う、うん…題名は変わってるほうがいいんだよ… || \  ̄ ̄ \\_____________________ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 僕が他人に小説を見せるのはこれが初めてだ。相手が幼い少女といえども、やっぱり恥ずかしい。 お湯が十分に沸騰したので、ラーメンを入れた。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/ | / / | / / | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( ( | / / | / / | ____ | 『ある日突然、 | ) )  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦_,,/_________/.;| | 僕は一人の少女に出会った。』… | ̄ ̄]_∧_∧ __|_____||"" |;;;| | わあ、面白い書き出しですね |┻┻ (* )___/;i /l| __|;;;| \__________ _______/田TT|/ ヽ__,| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/||"" |;;;| | | \|,,|::| ̄ ̄~| ̄ ̄~||ヽ ノ ~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 ||| | |。 | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____||| | |_____.|_____.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワ`ノ ∧ ノノ ノ{|==|}) / ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||\ /\三\ \ | う、うん、まあね…… || \  ̄ ̄ \\____________ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 僕は背を向けたまま軽く答えた。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/:: | / / | / / | | | || |::| i ̄ ̄( ( | / / | / / | ____ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\) )  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦__ /_________/l | 『少女は、少しなまりのある声で | ̄ ̄] ∧_∧, __l_____||"" |;;;| | そう言った。』…… |┻┻ (* )__/;i ,/l| __|;;;| \_________ ____/,TT| |,/ ヽ"~| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,|/||"" |;;;| | | \| |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~||ヽ ノ ~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 ||| | |。 | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____||| | |_____.|_____.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワ`ノ ノノ ノ{|==|}) ||\ /\三\ \ || \  ̄ ̄ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 少女の可愛い声が後ろから聞こえてくる。僕は照れくさくて、鍋の方ばかり見ていた。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/ | / / | / / | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | / / | / / | ____ | 『僕は、少女のために何かしてやりたい |  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦____ /________/.;| | という気になった。』……へえ、 | ∧_∧____l_____||"" |;;;| | この主人公は優しいんですね | (* )___/;i /l| __|;;;| \__________ ______/ / ヽ,__l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/||"" |;;;| | | \|,,|::| ̄ ̄~| ̄ ̄~||ヽ ノ ~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 ||| | |。 | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____||| | |_____.|_____.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワ`ノ ∧ ノノ ノ{|==|}) / ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ||\ /\三\ \ | うん || \  ̄ ̄ \\______ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 僕はぶっきらぼうに答えたが、少女は気にしていないようだった。 話は主人公がその住所を探し始めるところに移った。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/ | / / | / / | | | || |::| i ̄ ( (  ̄ | / / | / / | ____ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ) )  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦__ /______/.;| | 『やがて、すっかり夜になった』… |[ ̄ ̄] ∧_∧___|_____||"" |;;;| | フフ、この後どう続くのかしら | ┻┻ /(* )____/;i /l| __|;;;| \__________ ___/ 田 TT| |/ ヽ,__l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/||"" |;;;| | | \|,,|::| ̄ ̄~| ̄ ̄~||ヽ ノ ~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 ||| | |。 | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____||| | |_____.|_____.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワ`ノ ノノ ノ{|==|}) ||\ /\三\ \ || \  ̄ ̄ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ラーメンはだいぶほぐれてきたようだ。僕は調味料の準備にかかる。 少女は少しずつ読み進んでいた。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/:: | / / | / / | | | || |::| i ̄ ̄ ( ( | / / | / / | ____ | | 。 || |::| i ) )  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦__ /____/;| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄ ̄],,______|_____||"" |;;;| | …『やがて、アパートに着いた』…|┻┻//_____/;i ,/|| __|;;;| \_________ ____/ TT| | ∧_∧__ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/||"" |;;;| | | \| |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|| ̄( ,,)/| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 || /´⌒ つ| 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____||_|〜 | ノ| |_____.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ ( ⌒) | l/ / リ´ワ`ノ ( ⌒) ノノ ノ{|==|}) ||\ /\三\ \ || \  ̄ ̄ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 僕は食器棚から丼を二つ出した。形は違うが、まあいいだろう。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/:: | / / | / / | | | || |::| i ̄ ̄ ( ( | / / | / / | ____ | | 。 || |::| i ) )  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦__ /_____/;| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄] ______|_ ∧_∧。__||"" |;;;| | …『少女は素直に上がってきた』… |┻//_____,,/ ( )n。, /|| __|;;;| \_________ _____/T| | 。|。 |__/ ,/  ̄l/||"" |;;;| | | \| |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|| ̄ ̄~| ̄ ̄~| / ,/  ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 || 。|。 || | ||。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____||_____.|._____|| | ||._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワ`ノ ノノ ノ{|==|}) ||\ /\三\ \ || \  ̄ ̄ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 小説の中の少女は部屋に入り、主人公はラーメンを勧める。 そんな少女の声を聞きながら、僕は丼を洗った。 やがて、小説の中で少女が原稿用紙を見つける。 ラーメンはかなり柔らかくなってきた。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/:: | / / | / / | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( ( ̄ | / / | / / | ____ | …『ふうん…『ある日突然』… | ) )  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦_, /_________/;| | ってこれが題名なんですか |[ ̄ ̄] ______|______∧_ ∧ |;;;| | 変わってるんですね』…… | ┻┻//ヽ二/___/;i ( )__|;;;| \________ ____/,田TT|,| 。|。 | ̄ ̄ ̄" / | /|;;;| | | \|,,|::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|| ̄ ̄~| ̄ ̄~| ̄ ̄~| ̄ヽ _つ| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 || 。|。 | 。|。 / / |===,| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____||_____.|._____|_____.| / /| |____| |/ / ノノ从ノノ ヽ__)(__) |_/ / リ´ワ`ノ ノノ ノ{|==|}) ||\ /\三\ \ || \  ̄ ̄ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 僕は冷蔵庫を開けてみた。 野菜が少し残っていたのでそれを取り出し、ついでに卵も二つ取った。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/:: | / / | / / | | | || |::| i ̄ ̄( ( | / /+ / / | ____ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\, ) )  ̄ ̄ ̄ ̄lヽ┏━旦_ /___/;| | ……『僕は照れくさくて、 | ̄ ̄],,___∧_∧ |_|____,,||"" |;;;| | 鍋の方ばかり見ていた』…… |┻┻//ヽ二( ´∀)∩ /l| __|;;;| \________ ____/,田TT|,| _/ / ̄ ̄ ̄ ̄|/||"" |;;;| | | \|,,|::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|| ̄ ヽ /  ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 || | | | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____||__| | |___.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワ`ノ ノノ ノ{|==|}) ||\ /\三\ \ || \  ̄ ̄ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ラーメンができかけたのを確かめ、卵を割って入れた。だいたい半熟ぐらいになるだろう。 すばやく包丁とまな板を出し、野菜を軽く刻んだ。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/:: | / / | / / | | | || |::| i ̄ ̄( ( | / / | / / | ____ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ) )  ̄ ̄ ̄ _┏━旦_ /______,/;| | ……『僕は調味料の準備に || ̄ ̄]_ ∧_∧_, l_____||"" |;;;| | とりかかる 』…… |┻┻//( ) /;i ,/|| __|;;;| \________ ____/ 田TT|||/ ヽ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,l/||"" |;;;| | | \|,,|::| ̄ ̄~| ̄ ̄~||ヽ / | ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 ||| | | | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____||| | |,_.|_____.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワ`ノ ノノ ノ{|==|}) ||\ /\三\ \ || \  ̄ ̄ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 野菜を刻み終えたころ、ラーメンと卵がちょうどいい具合になった。 僕は少しかき混ぜてから火を消した。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/:: | / / | / / | | | || |::| i ̄ ̄ ̄ ̄ | / / | / / | ____ | | 。 || |::| i ) ) ̄ ) ) ̄_┏━旦__ /_____/;| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ __(_(___(_( ∧_∧_,( (_,||"" |;;;| | …『僕は冷蔵庫を開けてみた』… |┻/ヽ_ノヽ_( )つ ) ) /l| __|;;;| \_________ _____/T| | 。|。 / ノ ̄ ̄,|/||"" |;;;| | | \| |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|| ̄ ̄~| ̄ ヽ イ ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 || 。|。 | | |。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____||_____.|.__| | |,,|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワ`ノ ノノ ノ{|==|}) ||\ /\三\ \ || \  ̄ ̄ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 僕はラーメンを丼に移した。二つの丼の量がだいたい同じになるようにした。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/:: | / / | / / | | | || |::| i ̄ ̄ ̄ ̄ | / / | / / | ____ | | 。 || |::| i ) ) ̄ ) )__┏━旦_, /________,/.;| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ __(_(∧_(_(∧ _______,||"" |;;;| | …『それから野菜を入れた』…… |┻/ ∩( )/;i /l| __|;;;| \_________ _____/T| | l ) ̄ ̄ ̄ ̄,l/||"" |;;;| | | \| |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|| ̄ ヽ /  ̄ ~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 || | | | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____|||__| | |___.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワ`ノ ノノ ノ{|==|}) ||\ /\三\ \ || \  ̄ ̄ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || それから野菜を入れた。 卵を中央にもってきて出来るだけ綺麗に盛り、適当に調味料をかけた。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/ | / / | / / | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | / / | / / | ____ | …『僕は両手に丼をもって振り向いた』 |  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦___/_________/.;| | ……あれ、ここでとぎれてるのね | __(_(∧_(_(∧ _______,l|"" |;;;| | この先はどうなってるんですか? | / ヽ_( ) ⊃ミ /l| __|;;;| \__________ ______/| | / ノ ̄ ̄ ̄ ̄,,l/||"" |;;;| | | \|,,|::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|| ̄ ヽ /  ̄ ~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 || | | | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____|||__| | |___.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワ`ノ ∧ ノノ ノ{|==|}) / ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||\ /\三\ \ | ああ、その先はまだ書いてないんだ。 || \  ̄ ̄ \ | まあ、考えてはいるんだけどね…… || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| \_______________ || || 卵のからと野菜くずを捨てながら、僕は背中で答えた。しばらく沈黙があった。 それから少女が明るい声で言った。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/:: | / / | / / | | | || |::| i ̄ ̄ ̄ ̄ | / / | / / | ____ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  ̄ ̄ ̄ ̄_┏━旦_ /____/;| | すみません、この続き | __(_(∧_∧ _____,||"" |;;;| | わたしが書いてもいいですか? |┻┻/ ヽ(∀` ),/;i /|| __|;;;| \_________ ____/TT| | / ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄l/||"" |;;;| | | \| |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|| ̄ ヽ /  ̄ ~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 || | | | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____|||__| | |___.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ (__)_) / リ´ワノ ∧ ノノ ノ{|==|}) / ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||\ /\三\ \ | いいよ、鉛筆ならそこにあるだろう || \  ̄ ̄ \\______________ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || 僕は少し驚いたが、すぐに答えた。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/:: | / / | / / | | | || |::| i ̄ ̄ ̄ ̄ | / / | / / | ____ | | 。 || |::| i  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦__/_______/;| | |il⊇ || |::|__,,i______ _____|_____||"" |;;;| | | || |::|, ┻┻ ┻┻ //_______,/;i /|| __|;;;| | |::◎ || |::|TT田T田TT| | ∧_∧__,l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/||"" |;;;| | | || |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~|l ̄( *)/l ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || ▲|_ 。|。 || /´⌒ つ| 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ▼ ヽ,,,|._____||_|〜 | ノ| |_____.|._____|/ |___|/ / ノノ从ノノ ( ⌒) | |/ / リ´ワ`ノ ( ⌒) ノノ(っl=φ) ||\ \三\ \ || \  ̄ ̄ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || どんなことを書くんだろうな、ぼくはそう思って微笑みながら割りばしを探した。 鉛筆が紙の上を走るサラサラという音がした。 その音はすぐに止まり、鉛筆がコトリと転がった。
| ヽ _______| |::|________/l ____ ____ | | || |::|\ 日日 |/:: | / / | / / | | | || |::| i ̄ ̄ ̄ ̄ | / / | / / | ____ | | 。 || |::| i  ̄ ̄ ̄ ̄ _┏━旦__/_____/;| | |il⊇ || |::|__,,,i______∧_∧____|_______||"" |;;;| | | || |::|, ┻┻ ┻┻ /(´∀` ) /;i /|| __|;;;| | |::◎ || |::|TT田T田T ヽニヽ二/⊂) ̄ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/||"" |;;;| | | || |::| ̄ ̄~| ̄ ̄~||ヽ ノ ~| ̄ ̄~| ̄ ̄~|;;;|| |;;;| ______.| | || |::| 。|。 ||| | |。 | 。|。 |;;;|| |;;;| ;;;;;;;;;:::; |::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~|| |::|_____.|._____||| | |_____.|_____.|._____|/ |___|/ (___(__) ______ ∧ ||\ \≠\ \ / ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ || \  ̄ ̄ \ | おまちどー さあ、できたよ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| \___________ || || 割り箸が見つかった。僕は両手に丼をもって振り向いた。
/ ――――――――――――――――――― / / ―――――――――――――――――――― , / そこにはもう少女はいなかった。 , r '´/ / ―――――――――――――――――――― /, r、/ / /// / ――――――――――――――――――― /// / /// / ―――――――――――――――――― /// /____________________/// /// /// /// /// /// (_ _/
・・・・。 乙
466 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/10/12 20:44 ID:QIdVfuFl
リアルタイムキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
乙。
おお・・・
スゴクイイ・・・・・・
綺麗
うん綺麗だな
普通のモナーでもない、八頭身でもない、 微妙に背の高いモナーだな。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
>>472 やっぱそこは女の子と同じ頭身だとヤヴぁイしさ
なんか不気味だな・・・乙
nice play
▲___ ▼ ヽ / ノノ从ノノ ∧_∧ / リ´ワ`ノ (´∀` ) ノノと{|==|}ノつ ( ) く(____)> 人 Y ι ヽ_) し (_) 12、3歳 : 大学生 ご覧の通り元の頭身だとカコワルイと判断した次第です…
果てしない物語の一場面を思い出した
( ´_ゝ`)つ〃∩ フーン ( ・∀・)つ〃∩ヘェー ( ´ o`)つ〃∩ ホォー
482 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/10/14 06:51 ID:5yG4T0Ln
__,,,,.. --_─_一_-_-、-、、 、 、,, ,,__ ,r'´-_-_‐_‐_‐_‐_-_-、`-、ミ`ヽ丶、`ヾ ヾ`ヽ、 /,r',.-_‐_‐_‐_‐_-_-、ヾ ヽ ヽヽ ヽ丶、`ヾ 、ヽ /,r',.-_‐_‐_‐_‐_-_-、ヾ ヽ ヽ丶))) ), )) )、`ヾ 、ヽ /(.'´_-_‐_‐_‐_-_-、ヾヽヾ ))) ), )) )))) ), )) )),)))ヘ l(i,i'´⌒ヾトヽ、ヾ ヾ ヾ ))_,ィ,'イ」〃川 j〃川 jノノjノjノ} !iゝ⌒))}!ヾヘヽ ),ィ_'イ」〃'″ フ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l ヾ、ニ,,.ノノ〃ィ"ii:::::::::::::: /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!  ̄`i7 ´川i :::;:::、:::. 〈;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! 月が・・・狂っちまってるぜぇ・・・ 〈‐.,,..,,一''''バ `'(,,,,,,,,,,,_ ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l }、_,.--、 ::: ヽ:,.ニニ-、_,ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! !` ̄;"`/l lヽ`...`~´´ 丁j`l;;;;;;;;;;l l ..i j 、 ''´,/;;;;;;;;;;l .l l|、",、 `<;;;;;;;;;;;;;ノ ゙! ''ェエェヽ 八;;;;;;;;;;;;;〈 .'、 `'‐--'"′ / ゙!゙!゙!゙!゙!゙!゙! ..ヽ / ゙!゙!゙!゙!゙!゙! ...ヽ、__ ∠____゙!゙!゙!゙!゙!゙! 「` ーi '''´ 「:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄l _|_ l _|::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|__ ,. 一'''' ̄::::::::\フ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'''ー、_ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
>>464 すんばらしい。
最初はフーンと読んでたけど
途中から引き込まれたよ。
最後の一行、うまい、うまいよ!
そして
>>477 で大笑いしたよ(w
>>432 おー、素晴らしい。
ショートショートの広場あんま好きじゃなかったんだけど
(無意識に星新一と比べてしまうからだろうが)
これはほとんど唯一といっていい好きな作品だった。
ところで、皆さんは原文に忠実な作品と、独自のアレンジが上手い作品、どっちが好き? オレはせっかくだから、独自のアレンジが上手(違和感が無い)のが好きなんだが。
どっちも好きかな。2ch風にアレンジしてあるの楽しいね。
そこらへんは作家さんの好みによるかなあ と思う。好きに作ってくりゃれ。
前々スレあたりにあった「四次元ラッキョウ」みたいなアレンジ?は個人的にかなり好き。
処刑と生活維持省はアレンジの中でも傑作だと思う。
裁く玉と書いて裁玉がすごい好き。
セリフ以外の部分もそのまま書き写したような作品だと 著作権とか気になる…(無粋でスマソ) セリフ以外の部分も出来るだけAAで再現しようとしたり 2ch風にアレンジしてあると素直にスゴイな、と思う。
個人的には、文章少ないのに無駄なくAA化されてる「親善キッス」と 自然に2ちゃん的アレンジがされてる「完全民主主義」が好み。
殉教キボンヌ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ あの、妙になれなれしいやつ。これ以上の交際はしないほうがいいようだ。 ああいうやつは、好きになれぬ。こっちまで、おかしくなりかねない。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ヤァ ∧_∧ ∧_∧ ( ;・∀・) ∩(´∀` ) ( ) `ヽ ) | | | | | | (__)_) (_(__)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | しかし、自分の力だけでは追い返そうにない。 | 会って話すと、相手のペースに引き込まれる。 \ ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ( ‐〜‐) ( ∽ ) | ̄| ┐ ┐ ┐ | ´l(__)_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ガードマンをやとおう。 | そのぐらいの出費にはかえられないことのようだ。 \ ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ´‐ ( ・〜・) ( ∽ ) | ̄| ┐ ┐ ┐ | ´l(__)_)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ そのガードマン。はじめのうちは、よくやってくれる。 だが、そのうち、いやになれなれしくなってくる。くびにする。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ゴルァ!ゴルァ! __ ヨシヨシ |_☆_| ∧_∧ (゚Д゚,,) (・∀・ ) と つ ( ) 0 | | | | `J (_(__)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ しかし、金を払わなくなったのに、 ガードマンはにこにこと出勤してくるのだ。 あいつも追い払わなければ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | おはようございます! \ __ |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |_☆_| ∧_∧ (,,^Д^) (・∀・; ) と つ ( ) | 0 | | | し´ (_(__)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 警察にたのみ、警官を派遣してもらう。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 今日も良いお天気ですね \ |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ __ (lニ★ニl) ( ・∀・)∩ ( / / /\ \ (_) (_) ∧_∧ ( ;) ( ) | | | (_(__)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 女性もやとってみたが、もうだめだな・・・ \ ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ( =_=) ( ∽ ) | ̄| ┐ ┐ ┐ | ´l(__)_)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ な れ な れ し さ は 、 防 ぎ よ う も な く 、 じ わ じ わ と 迫 っ て く る ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ END
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! のんびり待ってますよ、大作ですし>殉教
【殉教】今ぐぐってみましたが、激しく面白そうですね。AAだったらどんな感じになるんだろう?
乙。意味深なラストですな・・・。
>>252 昔厨房だった時、学校の図書室にあったよ。
あれを全部読んだのは漏れと先輩1人だけだった。
あれで星先生が大好きになり、今このスレに居る。
連投&亀レススマソ。
補足(要約) 「うらみつらみは原因があるが、 それがないなれなれしさはぶきみである。」 との事。
ホ、ホシュ
いいなぁ
1/11 ;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;:::: :;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:; :;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;: :;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;:(今度こそもう駄目だ):;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;: :;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;: :;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:; ::;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:; :;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;:;:::;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;::;:;:;:;:;::;:::;::;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:::;::::;::::;: 男は迫り来る恐怖と後悔の中で、険しい山道をただ闇雲に逃げていた。 ─── ∧_∧ 二二二 (;;・∀・) ハァハァ・・ === ⊂:::: っ 人:γヽ (__人__ノ
2/11 殺すつもりはなかった。 『窃盗』 うんうん・・・ ようやく買えたよ・・・ i∧ ∧ ∧_∧ []*゚─゚) (・∀・ ) ん? ∩ | ( ) . 〜( | Y 人 . ( ( ( (/`J (__)__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ お!欲しかった新機種だ! ☆ ∧_∧≡ i l ∧∧ アッ!! ( ・∀・)´)[] ミ (ヽ゚O゚;) と ノ、≡ 〉 ノ、) / ,/、_ノ≡〜( く (__)三≡≡ し'ヽ)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ぱしっ! ナンカイッテルケド、キコエマセーーーーン! 待てー!その携帯は寝たっきりの妹のための・・・! ∧_∧ .∧ ∧ i (・∀・ ) ≡ ≡ = (゚0T;/) []と つ ≡ ≡ ≡(⌒`;: と く / /`ーJ ´;;⌒) ≡ ≡ ヽ )〜 (__) ≡(⌒;:三 ≡ ≡ ≡ @ @ ≡3  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ さーて、電話かけまくってやるぜ! 請求書を見て泡ふきな! ∧_∧ (・∀・ ) サーーテマズハキホンノ履歴ヲチェック・・・・ (( っ[]と ) Y 人 ≡ ≡3 (__)ノ ≡ ≡ 3  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
3/11 『恐喝』 モナーにも分けるモナー ∧_∧ ∧_∧ ( ´∀`) (・∀・# ) オラオラ金だせや! ( ) ひぃぃぃ!⊂ ) どうせ親に泣きつきゃもらえんだろ!ぼっちゃんよ! | | | ∧,,∧ ※ | | | (__)_) ⊂(;)Д<#)⌒) ( _(_) 『傷害』 .. ∧_∧ (#.・∀・) てめぇはなんかいらつくんだよ! アーーチクショー!ケイバデマケチマッタ! と へつ .. ノ ノ(__)、,,,,,ぐりぐり・・・ (__)(゙o;;゚#)O;;;;`つ アゥゥウゥゥゥ… ! あらゆる犯罪を犯し、刑務所にも何回か入ったが人を殺したことだけは無かった。 それを今日やってしまった。
4/11 多くの人が目撃していた町中で \\\\\\\\\\\\ _________________ ========================》 ./| .|| / |_________________ ─┬ ┬┬┬ ||/ /__________________ ─┤ ├┼┤ || / | ─┴ ┴┴┴ ||/ | _______ .|| | | ..| ========================》 | | ましゅう | ─┬ ____ ..||========○ |'''''''''''''''''''''''''''''''''''''| | || .||......|| |ネカマ | | ∧∧ .| | ||_____||......|| |(´∀`)| .| _(゚Д゚ ) | | |||| || .|| |_∇_| . | ● \\∪| ─┴ ∧__∧ ___.|| .||\  ̄ | | ┃ | ̄ ̄.| ( ´∀` ) ..|| . ||\\ | | ( ・∀)/__.| =======(∩ ∩ )=========》 .\\|_______|_________| __ _______\ .\.______ ________ |\ \  ̄| | _|\ \ ワンワン __| | ̄ ̄ ̄ ̄|_____| .|___ _|\\ \_____ \ ヽ(´Д`;) _へ \\ ̄ ̄ ̄ \ |\\.\\|  ̄|\ ( )へ > ゚ ⌒⌒ゝ \| ̄ ̄ ̄ ̄| '\\\| ̄  ̄|\< ( |゚゚゚| ⌒>>⌒>>’  ̄ ̄ ̄ ̄ '\| ̄  ̄|  ̄ ささいな口論から相手をナイフで刺してしまったのだ。 ぐはっ!! 俺の髪がサザエさんみたいだとーーー!! __∧_∧ ∧_∧ ( ゚Α゚ *;∵ヒュッ (・Д・# ) .(つ <=}━⊂; ≡=─ 人 Y ...Y 人| し (_) (_)(_) その後は無我夢中で近くに止まっていた車を奪い、燃料が切れるまで走り続けて、たどり着いたのがここだった。
5/11 何処にも行く当てが無く、彷徨いながらふとみると ∧_∧ アッチニフラフラ・・ ( ・ω・) ⊃ ⊃ ミ彡 人 Y し (_) ∧_∧ コッチニフラフラ・・・・ (・∀・;) ⊂ ⊂ Y 人 ミミ彡 (_)'J だれが建てたモノかちいさな仏像がこんな獣道のようなところに建っていた 彡彡彡彡彡 彡 彡彡彡 彡彡 彡彡彡彡彡 彡彡彡彡 << 巛巛 ∴∵∴ ノノノ ∧_∧ んっ・・・!? 彡彡 ミミ 彡 8( ・∀・)6彡彡彡 (・∀・;) 巛巛 ノノノ 彡彡彡 ノノノノ (___人) ⊂ ⊂ 彡 彡彡彡 ξξ 巛巛巛 <_____>ノノノ Y 人 彡彡 彡 彡彡彡 彡 彡彡彡 彡 彡彡彡 彡彡彡 (_)'J彡 彡 彡彡彡 彡彡彡彡
6/11 信仰心などみじんもなかったが、こんな状態の中で、 祈る言葉もないまま、男はひざまずき、無言で手を合わせた。 .... ,;';, ,;';, . ,;' ';, ,;' ';, ,;' ';, ,;' ';, ' ,;' '''""""""'''' '; ・・・・・・・・ ,;' ';, ;' ― '; ';, ....' :::,; ヾゝ ';, ::::::,;' / ヾ ,;' ';, ';, ''' '; "'''' ';, ';, ';, '; ';, ,;' , ""''''''''';,"" ,;' ,; '; ,;' するとどうしたことか。 「これはめずらしい」
7/11 突然仏像がしゃべり出した。 彡彡彡彡彡 彡 彡彡彡 彡彡 彡彡彡彡彡 彡彡彡彡 << 巛巛 ∴∵∴ ノノノ 彡彡 ミミ 彡 8( ・∀・)6彡彡彡 巛巛 ノノノ 彡彡彡 ノノノノ (___人) 彡 彡彡彡 ξξ 巛巛巛 <_____>ノノノ ∧_∧ おおっ!?彡彡 彡 彡彡彡 彡 彡彡彡 彡 彡彡彡 彡彡彡 (∀・ ;) 彡 彡 彡彡彡 彡彡彡彡 ⊂ ○ ) (__)_) 8( ・∀・)6 ドウブツスラ、ムシスルンダヨナ・・・ 私はここに立って1000年以上経つが、私に祈りを捧げる人間を見たのはお前が初めてだ あまりの出来事に男は声も出ない 8( ・∀・)6 ヨッテワタシハイマヒジョウニキゲンガイイ・・・ 初めての参拝者であるお前のために、人類最大の夢を叶えてやろう (∀・ ;) (ナカノヒトナドイナイッ!!) 人類最大の夢――― 男は呆然と仏像を見ながらうなずいた
8/11 8( ・∀・)6 そうだ、古今東西、多くの権力者がどんなにも願い、努力してもかなわなかった夢。 彡彡彡彡彡 彡 彡彡彡 彡彡 彡彡彡彡彡 彡彡彡彡 << 巛巛 ∴∵∴ 秦の始皇帝、暴君ネロ・・・・ ミミ 彡 \8( ・∀・)6/ そして大賢者ファウストが悪魔に魂を売ってでもほしがったモノ・・・・ 彡彡彡 ノノノノ (___.......) 彡 彡彡彡 ξξ 巛巛巛 <_____> ノノノ ∧_∧ 彡彡 彡 彡彡彡 彡 彡彡彡 彡 彡彡彡 彡彡彡 (∀・ ;) 彡 彡 彡彡彡 彡彡彡彡 ⊂ ○ ) (__)_) 彡彡彡彡彡 彡 彡彡彡 彡彡 彡彡彡彡彡 彡彡彡彡 << 巛巛 ∴∵∴ ノノノ 彡彡 ミミ 彡 8( ・∀・)6 『不老不死』永遠の命をお前に与えてやる 巛巛 ノノノ 彡彡彡 ノノノノ (__\)\ ビーーーム ξξ 巛巛巛 <_____> 彡 ∧_∧ おおっ・・・・!!彡彡 彡 彡彡彡 彡 彡彡彡 彡 彡彡彡 彡 (∀・ ;) 彡 彡 彡彡彡 彡彡彡彡 彡 ⊂ ○ ) (__)_) 半年後・・・・
9/11 男は法廷に立っていた。 黒い服を着た裁判官が、正面から男を見つめて、静かに言った。 ───── ∧_∧ | ( ´д`) | ,丿~, ~ヽ│  ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | | ̄ ̄|~. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.| ..... | ... .∧_∧ ..................... | .(・Α・ ) ┏━┳┓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| │ │..( ) ┃ ┃┗┓ | | │ │ | | | ┗━╋━┛ | | │ │..(__)_) ┏┻┓_ │, │ │ │ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
10/11 「被告をーーーーーー無期懲役に処する」 END・・・・
11/11 ショートショートの広場8 『おかしな仏像』 横田 雄司 氏作 でした。 今後もよろしくお願いします。 m(_ _)m ゼンサクカラ、カナリマガアイテ、スイマセン・・・
初リアルタイムですた!感激! お疲れさまでした〜!
死刑より厳しいっすねぇw 面白かったです、お疲れ〜
リアルタイムキタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !! オチは読めたけど、面白かったよ。
100年も経てば実験動物になるだろうな。 死刑判決出して、死人に人権は無い、てな。
>俺の髪がサザエさんみたいだとーーー!! 仗助…(w
日本の無期懲役じゃなくて、外国の終身刑の方が良かったかも。
この話知らなかったから、 最後のコマで思わず「うわぁーーー!」と叫んでしまった 職人さん乙ー
>俺の髪がサザエさんみたいだとーーー!! ワラタ。乙ですた。
>527 アメリカだと懲役250年(仮釈放・特赦なし)ってのがあるからね。 日本の無期懲役は実質20年くらいって聞いたことがあるなぁ。
らしいね。 無期懲役で入っても2,30年ぐらいで出れるみたい。 やっぱり終身刑だよなぁ・・・。
AAは力作でケチをつけるわけじゃないけど このネタってミステリーゾーン(トワイライトゾーン)のエピソードの パクリだな。
>532 まずはスレタイを100回声に出して読んでみよう。 噛み締めるようにじっくりとナ。
あぁ、ショートショートの作者さんがパクったって言いたいのか? オレの方がスレ全文を100回読んで気まふ。
========================================================= わたしは時計を見あげる。もう十一時半である。 夫はまだ帰ってこない。 ========================================================= γ ̄ ̄丶 | | .|| | /゜ .|| ゝ___ノ … 〃ノノ^ヾ リ−` ル 旦. ( V ノ  ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ (_  ̄}0 ========================================================= ここ五日ばかり、夫が十時前に帰ってきたことは一度もない。 結婚してまだ一ヶ月にしかならないというのに。 =========================================================
========================================================= 結婚前に思っていた新婚家庭の雰囲気はぜんぜんなくて、 わたしが起きて夫と顔をあわせることは一日にほんの数十分。 ========================================================= γ ̄ ̄丶 | | .|| | /゜ .|| ゝ___ノ ∧_∧ … (‐∀‐ ) 〃ノノ^ヾ ( <V> ) リ−` ル | | | 旦. ( V ノ (_(_)  ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ (_  ̄}0 ========================================================= 最初のうちこそ男の仕事、男のつきあいと思い、 いらだつ自分の気持ちをなだめたりごまかしたりしてきたものの、 いい気になってだんだん遅くなる夫の帰宅に今はもう なかばヒステリーになってしまい、新妻のつつしみやはじらいは おろか怒りを隠す気持ちもどこかへ失せてしまった。 =========================================================
========================================================= 男って、なんて勝手なんだろう――私はそう思う。 結婚前は、あれだけ低姿勢だったくせに、 ========================================================= / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | しゅ、趣味は何ですか? \__ ________ ∨ フフ・・・ ∧_∧ モジモジ 〃ノノ^ヾ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( *・∀・) リ−` ル < 冷静な突込みです (つ<V>) 旦 旦. ( V ノ \__________ ( ̄__)__)  ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ (_  ̄}0 ========================================================= 結婚にしてしまうと横暴になって、 ========================================================= ∧_∧ ∩ / ( #・Д・)丿 ─ 〃ノノ^ヾ ⊂ <V> ) \ リ−`#ル / / / 旦. ( V ノ (_)_)  ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ (_  ̄}0 ========================================================= さも自分が養ってやっているんだという態度をあらわに示し、 口答えするなの一点ばり。ああ、腹が立つ。 =========================================================
Ξ / / | | 《|| ミ / / | | ' '  ̄ ̄ _/ / ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Ξ l(__/ |__|_ \_) |___) コツコツ… ========================================================= 足音が聞こえてきた。鈍く重い、特徴のある足音。 彼だわ――わたしは立ち上がる。 ========================================================= / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | おうい。あけてくれえ。帰ったぞお \__ __________ ∨ .|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .| .| ∧_∧ ∩ .| | ̄ ̄ ̄| ( *・∀・)丿 | | | ( <V> ) .| |○ | / / / .| | | (_)_) .| |___|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ========================================================= いい気なもんだわ、なんていってやろうかしら、 どうやってとっちめてやろうかしら――。 =========================================================
========================================================= 腹立ちを押さえ、だまってドアをあけると、 ボタンをはずしただらしない姿でぬっとつったち、 眼をとろんとさせている彼。 ========================================================= * ∫ ウィー ∧_∧ (・∀・*.) )) (( ( つV> ,つ ( ( く _.|__ _______ / 〉/l_[_l_]______ :::::::::::::::::::::::::::::\_)::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::: ========================================================= また、酔っているんだわ――。 わたしは、さっさと茶の間へ引きかえし、卓袱台の前にすわる。 =========================================================
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | なんだよう、その顔は。 | お帰りなさいぐらい、いったらどうだ \__ ___________ ∨ ∧_∧ ( *・∀・)=3 〃ノノ^ヾ ( <V> つ リ−`#ル 人 ヽノ 旦. ( V ノ (__(__)  ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ (_  ̄}0 ∧ / ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ | …お帰りなさい \______ ========================================================= いや味たっぷりにいってやったが、鈍感な彼には通じない。 ========================================================= / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | なにしてるんだ。着物着物。着物を出してくれ \__ __________________ ∨ / | 自分で出したらいいでしょ \_____ ____ ∨ ∧_∧ (‐∀‐* ) 〃ノノ^ヾ ( <V> つ リ−`#ル | | | 旦. ( V ノ (_(_)  ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ (_  ̄}0
========================================================= とうとうたまりかねて、わたしはヒステリックな声をはりあげてしまう。 ========================================================= / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | お酒臭いわ。そばへ寄らないで! \______ _______ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨ | 亭主に向かって、何だそのいいかたは! \__ ______________ ∨ ∧_∧ 〃ノノ^ヾ ( #・Д・) リ´O´#ル ( <V> ) /:::ヽy/::ヽ | | | 旦. l:::|:===:|::l (__)_)  ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ~'|****|~ =================================================================== 十八番のせりふである。もうなれてしまっているから、わたしはちっとも驚かない。 ===================================================================
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 何よ。大きな声さえ出したら、人がびっくりすると思って。 | いったい今まで、何してたのよ。ああ、いわなくても | わかってるわ。おつきあいでしょ、これも仕事のうちだって | いうんでしょ。お仕事に熱心だこと。そんなに精を出して | お勤めしたら、きっと出世も早いでしょうよ。いつもお酒を飲むと | 気が大きくなって、明日にでも部長さんになれるような | 口をきいてさ。でもね、お隣のモナーさんなんか、あんたより歳が下で | しかもお酒は一滴も召しあがらないのにもう係長さんで、 | 〃ノノ^ヾ 来年は課長代理だそうよ。これ、どうなってるんでしょうね。 |> リ´O´#ル _____________________________/ /:::ヽy/::ヽ | | | l:::|:===:|::l (__)_) カ、カラダガ… ~'|****|~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | こいつ。べらべらと亭主に口答えしやがって。承知せんぞ \_______ _______________ ∨ ∧_∧ ∩ 〃ノノ^ヾ ( #・Д・)丿 リ´−´;ル ⊂ <V>丿 /:::ヽy/::ヽ ノ γヽ l:::|:===:|::l (__丿\__ノ ~'|****|~ ========================================================= ここで逃げ腰になっては、わたしの負けになる。 わたしは彼に胸をつき出す。 =========================================================
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ 〃ノノ^ヾ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( #・Д・)< この野郎! リ´O´#ル < どう承知しないっていうのよ \____ \___________ ∧_∧ 〃ノノ^ヾ ( #・Д・)つ;)д´ル∵: (つ<V>ノ::ヽy/::ヽ;`.` / ゝ ::|:===:|::ノ (_(__)***|~ ========================================================= 彼の掌が、わたしの右の頬へとぶ。 わたしの頬はひりひりと火照る。かっとなったため、 わたしは痛みを感じない。 ========================================================= ∧_∧ 〃ノノ^ヾ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (l|i・Д・) リ#)O´ル < なにさ。しゃべるのが下手なものだから、 |すぐに手を出して。野蛮人。ゴリラ。けだもの。 |口惜しかったら、何とかいったらどうなのよ \___________ ========================================================= 彼の顔色が、しだいに蒼ざめてくる。 わたしも、これだけひどいことをいったのは、はじめてだ。 =========================================================
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ < 亭主をけだものといったな! > VVVVVVVVVVVVVVVVV ∧_∧ 〃ノノ^ヾ ( #・V・)三 ⊃;)`дル∵: -=≡ (つ<V>ノ c|:::ヽc「::;ヽ`.` -=≡ / ゝ |:===:| -=≡ (_(__) /***/*〉 ========================================================= 彼は握りこぶしをかため、わたしを殴りつける。 顔が歪むほどの力だ。 ========================================================= (⌒\ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ヽ(#・V・) < この野郎!この野郎! (m <V> ⌒\ \_________ ノ / / ( 〃ノノ^ヾ ヘ丿 ∩д´#ル (ヽ_ノゝ ::::::::ノ ========================================================= 右、左、右と、彼はわたしを殴り続ける。眼を血走らせ、 唇のはしに白い泡を溜め、今はもう、酔ったように興奮して――。 =========================================================
ヽ人_从人__从_从人__从人 < > < いけない!やめて! > < > Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW ========================================================= と、わたしは叫ぶ。だが彼はやめない。 ――このままでは、殺される――。 ========================================================= 〃ノノ^ヾ ∧_∧ リд´;ル ∩(V・# ) ≡=‐ c|:::ヽc「:::| ヽ <Vと ) ≡=‐  ̄|:===:| \ \ \ ≡=‐ ヽ****ヽ (__)__) ========================================================= わたしは台所へ逃げる。 どこまでも追ってくる彼。 夢中で包丁をつかみ、ふり返る。 彼が、歯をむき出してつかみかかってくる。 =========================================================
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::: 手ごたえ。 ::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 〃ノノノ^ヾ ∧_∧ ル从リ;`д) (・Д・l|i) /:::::::::::::::::,ノ''=|ニ・∵つ グサッ /:===:/~ / / / /***/*〉 (__(__/ 〃ノノ^ヾ リ;´o´ル 〃´⌒ヽ /:::ヽy/::ヽ ( _ ;) l:::|:===:|::l (V V).) ~'|****|~ し ̄ ̄し 〃ノノ^ヾ リ;´o´ル /:::ヽy/::ヽ l:::|:===:|::l ∧_∧ 〇 ~'|****|~ ⊂(-д-⊂ ⌒ヽつ ========================================================= 板の間にゆっくりと倒れ付す彼のからだ。 彼はもう、動かない。ものもいわない。 ああ。どうしよう。どうしよう。 わたしは茫然と、その場に立ちつくす。 =========================================================
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/.\ _ \ ,,_,\'´ `l, ,,/ ヽ、 ,/'⌒ヽ, ,r'´ ;;;:: 、 ヽ,/ ::;;,,ト-、 | ー-yi' ー-y' / ヽ ! ''' ヽ_ノ| / ,,人、 | ! _,ノ*;;; / , ヽ |  ̄7 _ノ / | ! `ー''´| ,,,;ノ`\! ノ `;;,,, ;;;,,;:: `'''´\ \ / ,,,,;;;;;;:/ `\/ \ ;;:::/ / \;;;;;;,,,, /;;;;;,,,,,;;;;;;;;::::::,,\;;;;;;;;; ;;;;: ,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;'' \;;;;;;;;;;::::,,,,,,;;;;;;::::::\;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;;;;;;;;'''';;;;;;;;,,,,, ;;;,,,,: \;;;;;;;;;;;;;,,,,;;;::::::::;;;;\;;;;;;:::::::,,,,;;;;;;;,,,;;;;;;;;;; ;;;;''': ;;;::\;;;;;*;;;::::::;;;;::::::::\;;;;;;;:::,,,,,;;;;;;;''''''' ,,,,::::;;;;;;;:\;;;;;;::::,,,;;::※:;;;;\;;;;;;;'''' ========================================================= わたしは出刃包丁をとり出す。 =========================================================
| 腹部を、まずタテ一文字に切り開き、 | 内臓をとり出します。それから、それぞれの | 部分の肉を骨と切り離します。 \_ ________________ ∨ | ̄ ̄ ̄ ̄| ______ | | |┌───┐□| |[] | |│ │□| |____| |└───┘ | | | |ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |[] | 〃ノノ^ヾ|_| | | | | リ´−´ル|| | | | | (l┴┴lつ | | | | | ゚ ゚.| | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ⊂・;..:( ⊂) (⌒(⌒_ノ・;..;;..○ \
| 肉の筋を切り、軽く叩いて繊維を柔らげ、 | 軽く塩、こしょうします。形を整えてから、 | 小麦粉をまぶします。 \_ _______________ ∨ | ̄ ̄ ̄ ̄| ______ | | |┌───┐□| |[] | |│ │□| |____| |└───┘ | | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |[] | | | | | 〃ノノ^ヾ .| | | | リ´−´ル | | | |___ ( l└./(ノ | | / ̄ ̄ ̄/ =Jニ|/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /  ̄ ̄ ̄ ̄ \
| じゃが芋をあらく切り、塩を加えた冷水から | ゆでて裏ごしにします。それを鍋に入れ、 | バター大さじ一ぱいを入れてよく練り、 | 暖めた牛乳大さじ二はい、塩、こしょうで味付けします。 \_ ____________________ ∨ | ̄ ̄ ̄ ̄| ______ | | |┌───┐□| |[] | |│ │□| |____| |└───┘ | | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |[] | | | | | 〃ノノ^ヾ .| | | | リ´−´ル | | | |___ ( l└./(ノ |______| / ̄ ̄ ̄/ lニ二巛./ ̄ ________ \ / / / ヽ井井ノ \  ̄ ̄ ̄ ̄
| つぎに、フライパンにバターを熱し、 | 肉の両面を色よくいためてから、 | いったん取り出します。 \_ ____________ ∨ | ̄ ̄ ̄ ̄| ______ | | |┌───┐□| |[] | |│ │□| |____| |└───┘ | | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |[] | 〃ノノ^ヾ ・ | | | リ´−´ル| .∵゚ | | | (l┴┴lつ=L二」 | | | | ゚ ゚.| | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / \
| あとの鍋で玉ねぎのみじん切りをいため、 | 小麦粉をふり混ぜ、よくいためます。 | そこへ固形スープを入れたトマトジュース、 | りんごの薄切りを加えます。 \_ _______________ ∨ | ̄ ̄ ̄ ̄| ______ | | |┌───┐□| |[] | |│ │□| |____| |└───┘ | | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |[] | 〃ノノ^ヾ | | | | リ´−´ル .| | | | (l┴┴l) | | | | | ゚ ゚.| | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / /乂__ノ\パチパチ \ / / (ニ从从ニ) \ \
| 暖めた皿に、芽キャベツのソテー、マッシュポテト、玉ねぎの輪切りと | いっしょに添えますと、お惣菜にも、またお客様にも出せる | 豚肉のうま煮のできあがりでございます。 \_ __________________________ ∨ | ̄ ̄ ̄ ̄| ______ | | |┌───┐□| |[] | |│ │□| |____| |└───┘ | | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |[] | 〃ノノ^ヾ | | | | リ´−´ル .| | | | (l┴┴l) | | | | | ゚ ゚.| | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /―∞ Ψ ⊂oO⊃ \ / ―∞ ̄ ̄ || ◇⌒:θ:目 \ ./ / ○ ∞.⊂⊃ \△三@\. .\.. /日 _..○○_ '''***  ̄ ̄ . 日\::... / '''/\_/_<****> ⊂oO⊃\:::::..... ./ _ __ '''''_ _:__:__ _ _ __ _ \::::::::.
【編集部よりお詫び】 印刷屋の手違いにより、モララー先生のショートショート『亭主調理法』と、 リル子先生の『豚肉の洋風うま煮の作り方』の原稿がごっちゃになって、 一つのAAになってしまいました。時間がなくて校正している暇がなく、 両先生ならびに読者のみなさまに、ご迷惑をおかけしましたことを、 深くお詫び申しあげます。
556 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/10/22 12:34 ID:6PbxXyNC
出典はにぎやかな未来の「亭主調理法」、筒井康隆作です。
乙!
冷静に調理し始める。。。怖ェェ
新作乙。 このスレいろんな人の作品を見れるからイイ!
>>559 ……………まぁ、その、なんだ…こういう時こそ、
「解釈の仕方は人それぞれ」ということで
納得してあげようじゃないか、君ィ。
ははは…………………
まじぇちゃったよ
奥さんの髪型が若い頃のツツイっぽいと思いますた。
ラストにワラタ
人肉料理と聞いて 瀬川ことびのショートホラー「お葬式」を思い出した。微妙にグロいが軽妙でまあオススメだ。 すれ違いなのでsage
>>558 適当にザーッと流し読みして
上っ面だけの褒め言葉を書く
“心”のないレスの典型です
見習いたくないものですね
>>567 どうでもいいことで煽り
スレの雰囲気を悪化させようとする
“心”のないレスの典型です
見習いたくないものですね
山田君 ザブトン一枚
ただただ震えた。
(・∀・)イイ!
>>568 なんか悪いことでもあったのか?同じこのスレの住人として少し心配。
まぁ落ち着いてまったり作品を楽しもうよ。
感想も価値観も人それぞれってことさ 直接の感想じゃない文字レスでダラダラ続くのもなんだしあまり引っ張らないでおこうや
576 :
576 :03/10/24 08:11 ID:ukYVxMcH
('A`)怖いぽ
途中から ちゃんちゃかちゃかちゃかちゃんちゃんちゃん♪ という三分間クッキングの曲が流れるのだろうか・・・。
(⌒`⌒') |___| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( )< クーキン ( O ) \_________ │ │ │ (__ (__) (⌒`⌒') |___| ( ・∀・)彡 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( O ) < クーキン ││ │ \________ (__(__) (⌒`⌒') |___| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (・∀・ ) < クーキン!! セッセセッセ ⊂ つ \_____________ ( ( ( (_(_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ あなたに届けぇ 恋の味  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l/ ̄ ̄ ̄ ̄ (⌒`⌒') |___| 〃ノノ^ヾ ⊂( ・∀・ .) ⊂リ´−´ル \ ) \ ┴|.) ( ( | ( .( . \ (__) ~ ∪~
最近普通にショートショート見てても 主人公がモララーとかに脳内変換される
>580 おまえもか。
>>579 しばらく2ch断ちしてはどうか。
そんな漏れもなんとなくAAキャラがあたまの片隅に…
筒井康隆の「最高級有機質肥料」をAA化したら スレ出入り禁止を食らいかねんな
代わりに『ジャイアンシチュー』で妥協すれ。
ゲンさんシチューも捨てがたい。
昔からこのスレにいるけど、 今みたいな期間って職人がしこしこ作ってるのか ただ寂れてるだけなのか分かんないね。 現在製作中の職人さんいますかー?
たまに知らぬまに次スレ行ってることもあるよね。
殉教に期待
気がつけば伸びてるんだよな、このスレ
波があるよね。
592 :
1/16 :03/10/28 23:30 ID:z2t5XlVX
あるところに、ニダー商事のセールスマンがいました。 名前をニダー氏といいます。 彼は玄関の外灯の訪問販売を行っていました。。 ________________ / \ | 今日もがんがん売ってやるニダ! | \__ _____________/ ∨ Λ_Λ <丶`∀´> ( つ 人 Y し(_)
593 :
2/16 :03/10/28 23:30 ID:z2t5XlVX
今日も彼はお仕事です。今日のターゲットはモララー氏の家です。 ところが…… ______________ / \ / \ / \  ̄ ̄T ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄T ̄ ̄ | | | | | | | / ̄ ̄\. | | | | | | | | | | | Λ_Λ | | | ( ・∀・ ) | | | ( ∧_)∧ソウダナァ… | | |( )イカガデスカ? | | ( ( ) |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | ̄ ̄ ̄ (_(_) Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ < > | 今日はあの家に売ってやるするニダ! | ( )< ……ん?あれは… | | | | \_______________________/ 〈__〈_〉
594 :
3/16 :03/10/28 23:31 ID:z2t5XlVX
|\/\/\/\_/\_/\_/\_/\_/\_/| / \ \ Λ_Λ / / ( ´∀`) モナー商事の \ \ ( ) 奴ニダ!!! / / | | | \ \ (__)_) / |/∨\/\/\/∨\/\/∨\/∨\/\/ Λ_Λ < ;`Д´>!!! ( ) | | | (__)_) そこにはライバル会社のモナー商事のセールスマンがすでに立っていたのです。
595 :
4/16 :03/10/28 23:31 ID:z2t5XlVX
ニダー氏は激しいライバル心を燃やします。 ブルブル Λ_Λ < ;`Д´> ((((( つ⊂))))) | | | (__)_) ∧__________________ / ̄ ̄ ̄ ̄ \ | モナーなんかに負けるわけにいかないニダ! | | 何が何でもあの家に売りつけてやるニダ!!! | \_______________________/
596 :
5/16 :03/10/28 23:32 ID:z2t5XlVX
ニダー氏は、モナー氏と話すモララー氏の元に駆け寄って自社の売込みをはじめました。 | | | | | | | | | | | | | | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | | | | | | | | | | | | | | | | | | て | | | Λ_Λ て | | | (・∀・;) て | | | ( ∧_)∧ | | | |(´Д`; ) | | | ( ( ) |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_(_) Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ <丶`∀´> < お客様! 同じ商品を買うなら | ( つ | モナー商事よりも我がニダー商事のほうが | 人 Y | サービスがいいニダ! | 彡 し(_) \___________________/
597 :
6/16 :03/10/28 23:33 ID:z2t5XlVX
モナー氏はあきれたように言いますが、ニダー氏は聞きません。 セールスのはずが、何故か売り込み合戦になってしまいました。 ハハハハ Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∧_∧ <丶`∀´> | いきなり飛び出してきたから > (´Д`; )ムチャクチャイウモナー ⊂ つ | 何かと思えば… | ( ) 人 Y / \______________/ ̄ | | | ̄ ̄ ̄\ し(_) < (_(_) | | 俺の担当地域でセールスなんかするからさ! | | お前と俺、どっちがこの客の心を掴めるか勝負なニダ! | /\________________________∧____/ | | |…まったく、仕方ないモナー。好きにするモナ。 | \__________________________/
598 :
7/16 :03/10/28 23:33 ID:z2t5XlVX
Λ_Λ <丶`∀´> ⊂ つ□ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 人 Y < わが社の製品を買ってくれるなら、 | し(_) | このティッシュを つけるニダ! | \______________________/ とニダー氏が言えば、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ∧_∧ | じゃあうちはセッケンの詰め合わせモナー > (´∀` ) \____________________/ ( ) | | | (_(_) とモナー氏。
599 :
8/16 :03/10/28 23:33 ID:z2t5XlVX
<丶`∀´> じゃあうちはお買い物券もつけるニダ! じゃあうちは旅行券をつけるモナー (´∀` ) < ;`∀´> だったらうちは特製テレカもつけるニダ!! ならうちも特製図書券をプレゼントモナー (´∀` ) < ;`Д´> だ…だったらうちはこの食器セットをプレゼントするニダ! じゃあうちはクリスタルガラスのグラスセットをつけるモナー (´∀` ) モナー氏は表情ひとつかえずにどんどんおまけの値段を吊り上げていきます。 ニダー氏も対抗してどんどん高級なものをおまけにしていきますが、 こちらの顔色はどんどん悪くなっていきました。 こんなにサービスしてしまってはもはや売れても大赤字です。 Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ < ;`Д´> | お…おかしいニダ…向こうも大赤字のはず、 | ( ) < 何であきらめないニダ? | | | | \__________________/ (__)_)
600 :
9/16 :03/10/28 23:34 ID:z2t5XlVX
しかしここはニダー商事のプライドにかけて負けられません。 そのときニダー氏は自分がこの外灯の機能をひとつ言い忘れていたことに気づきました。 Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ <丶`∀´>< そうニダ!これがあったニダ! | ( ) \______________/ | | | (__)_)
| | | | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | Λ_Λ | | | (・∀・ ) | | | ( ∧_)∧ | | | |(´∀` ) | | | ( ( ) |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_(_) Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ < > | お客様、わが社の外灯は人が来たのを感知して明かりをつけるニダ。 | ⊂ つ < これなら、電気代が大幅に節約できるニダ! | | | | \_____________________________/ (__)_)
しかしモナー氏は言いました。 | | ( ∧_)∧ | | | |(´∀` ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | ( ( ) < ははっ、そんなことかモナー。 |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | ̄ ̄\_______________/ (_(_) Λ_Λ Σ< ; > ソンナコト!? ⊂ つ | | | (__)_) | | ( ∧_)∧ | | | |(´∀` ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | ⊂ つ < うちなら、電気代はもっと安く上がるモナよ。|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | ̄ ̄\____________________/ (_(_) Λ_Λ Σ< ; > ソンナバカナ… ⊂ つ | | | (__)_)
/⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ ( うちの外灯を使ってくださるなら、電気代は全てわが社が持つモナー。 ) ヽ / ヽノヽ丿ヽ丿ヽ丿ヽ丿ヽ 丿ヽ丿ヽ丿ヽ丿ヽ丿ヽ丿ヽ丿ヽ丿ヽ丿ヽ丿ヽ丿 ∨ /ヽ /ヽ / ヽ ; / ヽ /" ヽ /" ヽ /' ヽ; /' ヽ; /;"  ̄ ̄ ̄" ヽ /" ヽ / ヽ / | | / \ | | ヽ / | | ヽ――/ | ヽ ヽ / / ヽ ヽ / ヽ; / モナー氏は、笑顔のままそういいました。
Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ < ;`Д´> | そんな馬鹿なこと、できるはずが無いニダ… | ( ) < なにか秘密でもあるニダ? | | | | \__________________/ (__)_) しかし、いくら考えても答えは出ません。 何も言えないニダー氏を尻目に、モナー氏とモララー氏は契約をすませました。 ニダー氏はすごすごと帰社しました。 あいてが大赤字を出したとはいえ、ライバル社のモナー商事に負けたのです。 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ <`Д´; > < まぁ、あいつ(´∀`)はきっとクビになるだろうから、それだけが救いニダ… | ( ) \_______________________________/ Y 人 (( (_)`'J
ところが、一月たっても、二月たっても、モナー氏がクビになる様子はありません。 それどころか、モナー氏はどんどん地位を上げていくのです。 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ヽ<`Д´# > ノ < 何でクビにならないニダ!? おかしいニダ!!!!! | \_______________________/ ニダー氏にはその理由がまったくわかりませんでした。 しかしあるとき、唐突にそれに気づいたのです。
それは出張から帰ってきた日のことでした。 ┏━━━━ ┃ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ┃<`Д´;> < そ…そんなバカな…… | ┃ ( ) \__________/ ┗━━━━ ニダー氏が見たものは、
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○○○○○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;○○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○○;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○○○○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
外灯の光でで大きく照らし出された、モナー商事のロゴマークでした。
最後の最後でミスったーーー!; タイトル忘れましたが、星進一氏の作品です。 小学生のときに読んだものなので、細部はうろ覚えですが作ってみました。 ……実は初AAだったり致します。 オハツデチョウヘントカムチャスルナヨオレ…
乙。大体その筋で有ってます。初にしては 結構出来も良かったですよ。
リアルタイムキタ━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)`Д´)-_-)冫、 )ノД`)=゚ω゚)━━!!! 乙です。大変よかったです。時に>607の表現とか最高!
乙です。リアルタイム初めてですた。 星新一結構持ってるけどこの話知らなかったので、新鮮でした
乙です、面白い もともと広告のための交渉だったのか・・・
614 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/10/28 23:56 ID:jJ8wjOso
OK,リアルタイムでLOOK。 確か週刊ストーリーランドでありましたね、内容は一部違ってましたけど。
>>606 乙。
もしかすると、
「出張から “飛行機で” 帰ってきた」と言った方が良かったかも。
余計なお世話スマソ
>>615 ああ、これやっぱり上から見たわけね。納得。
星新一「サービス」 「おせっかいな神々」収録 ですな。ちょうどこの前読んだところです。 初めてとは思えないぐらいよくできてますよ。
618 :
みるまら :03/10/29 03:34 ID:vJpDtkCU
┌─────────────────── │すんません、すぐ連れ...あれ? └─────────────v───── /\ /⌒\ /\ | /'⌒'ヽ \ / |: | (●.●) ) 、;゙;:�;:゚/ |: / >冊/ . /⌒ ミミ \ 〆 …;:�;:゚。:;∵ / / |::|λ| ∵ ∵・ |√7ミ |::| ト、 /\ ___ |:/ V_ハ // \ <_葱看>、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| i | t \/ (ハ((iヽl, i\ < みる、みる、みるまらーーー! и .i N O人゚ヮ ゚∠イ | λヘ、| i .NV \⊂)) \___________ V\W ⊂<__/:__| ∪
619 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/10/29 13:36 ID:1hB2ytk+
あ
620 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/10/29 13:36 ID:1hB2ytk+
あ
622 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/10/29 16:03 ID:pwTFxXve
623 :
1/4 :03/10/29 16:16 ID:MWyIrP4K
____ B■∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (´∀` ) < 君ィ超能力なんかあるわけがないだろう、 ( ),,,,, │ 私がそれを証明してみせる。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| \___________ ∧ ∧ / /| /_( ,,)__/ / || ̄/ | ̄ ̄||/ ||, (___/ || /
624 :
2/4 :03/10/29 16:16 ID:MWyIrP4K
____ B■∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (´∀` ) < それではこのトランプを使おうか、、 ( ),,,,, \ 赤か黒か、色を当てたまへ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| \___________ ∧ ∧ ≡ / /| /_( ,,)__/ / || ̄/ | ̄ ̄||/ ||, (___/ || /
625 :
3/4 :03/10/29 16:17 ID:MWyIrP4K
____ B■∧ (´∀` ) ( ),,,,, / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| ∧ ∧≡ - - / /| /_( ,,)__/ / ┌───────── || ̄/ | ̄ ̄||/ < 赤、赤、黒、赤、黒… ||, (___/ || └───────── /
626 :
4/4 :03/10/29 16:17 ID:MWyIrP4K
____ B■∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (・∀・ ) < ほら見ろ、一枚も ( ),,,,, │ 当たらなかったではないか、、? / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| \___________ ∧ ∧ ≡ / /| /_( ,,)__/ / || ̄/ | ̄ ̄||/ ||, (___/ || /
詳細は忘れましたが、 ショートショートの広場のどこかから タイトルは「超能力」とか、そんな感じです。 初AAにつきご容赦をw
『コールドスリープ』はもう出たっけ?角川文庫の。
>>627 乙。しかし言いにくいけど既出。
いや、他の人と違って新鮮で面白かったよ。
>>627 タイトルは「念力」
「ショートショートの広場」1巻です
実は既出でして、これが3回目のようです
話は変わりますが、どなたか「ショートショートの広場」1巻の「幸せ色の空」か、
「愚か者の願い」を作成していただけたらうれしいですねえ。
私のAA技術では色々と問題がありまして・・・
まぁそれだけ皆が面白いって感じたAAなんだね。 話自体もシンプルでわかりやすいし。 「家族八景」なんかだと、エスパーの七瀬が適当に答えても、 教授さんが、「これは統計学的におかしいぞ!!」ってきづかれちゃうんだよね。
星といえば「セキストラ」で決まりっしょ! 職人さんの挑戦求む! なら自分で作れと・・・ごもっともで。
>>632 あの話は星さんの話の中でも変わった手法で書かれてますよね。
あれを作るのは難しそうな気も…。
自分は大人しく殉教作ります。
>634 自分で試して、全部はずすのに挑戦してみれ!! といってみる。
ふーん現象とか言ってみる
637 :
1/10 :03/10/30 00:31 ID:z1HYREp/
| _____________ | / | | 今年の夏には脳炎が流行いたします。 | |万一、感染しますと高熱を発し死亡率も低くありません。 | |皆さん、予防薬をお飲みください。 | |そうすればなんの心配もいりません、、 | \_ ___________ ___________ | V / なお、念のため御注意いたしますが、 | ∧_∧ ∧ ∧ < 今年の脳炎ビールスは昨年とはタイプが違いますので | ( ´∀`) (゚Д゚ ,) \ 昨年の予防薬では効果がありません。  ̄ ̄ ̄( <V> ) ¶ ̄ ̄ ̄(<V> ) ̄¶  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | モナー.| .| ギコ. | ┌2ch―――――┐ | | |____| |____| | モナーNEWS | | | └―――――2ch┘ |
638 :
2/10 :03/10/30 00:32 ID:z1HYREp/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ │┐(´д`)┌ ヤレヤレ、やっとインフルエンザが |\´ー`)/| < 終わったと思ったら、次は脳炎か… ○ \/ζ ○ │一年中、なにかの予防薬を飲み続けだね。 | |旦 | \__________ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | |
639 :
3/10 :03/10/30 00:32 ID:z1HYREp/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ │噂によると、政府の研究所が毎年、 (*゚ー゚)<新しいビールスを作ってばらまいてるって話ね。 ⊂/~~lつ│ 本当なの? 〜L_ゞ \_____________ (/ U
640 :
4/11 :03/10/30 00:33 ID:z1HYREp/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ │本当かもしれないね、政府が不景気一掃宣言を |\´ー`)/| <してから、こうなった。好景気だし良いこと尽くめだ。 ○ \/ζ ○ │文句の言いようがない。 | |旦 | \__________ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | (*゚ー゚)<でも、何だか変ねぇ、 (´ー`)<景気と言うものはそんなものらしいぞ、 昔の自動車ブームだってそうだったし、、 ビールス計画は死者が出ないだけいいというべきだ。 (*゚ー゚)<そうかもしれないわね。 (´ー`)<昔は景気の為に戦争をしてたくらいだからね。 (*゚ー゚)<それもそうね、明日、さっそく薬を買ってきましょう…
641 :
5/11 :03/10/30 00:34 ID:z1HYREp/
___∧氷∧___ |__( ´∀`) __| |\_〃´ ̄ ̄ ヽ.__\ | |\,.-〜´ ̄ ̄ ` ー〜\ \|∫\ _,. - 、_,. - 、_ \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| \_________________/ ○ O o / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ │今思いついたのだが、たまには病気になってみるのも面白いかもな。 ( ´∀`)<なんにもせずにベッドに横たわる。熱が出てぼんやりし、 ( ) │なにも考えなくても良いというのもひとつの娯楽かもな。 | | | \____________________ (__)_) (*゚ー゚)<およしなさいよ、そんな馬鹿なこと
642 :
6/11 :03/10/30 00:34 ID:z1HYREp/
頭が痛くてたまらない、吐き気がして苦しい、、 政府がビールスをばらまいてるのは本当だったんだ。 こんな政府は(・A ・)イクナイ!打倒すべきだ!! \__ ___________________/ V ∧_∧ ∩´Д`∩ イヤァ〜 ヽ、 丿 > ( 丿 (_(_)
643 :
7/11 :03/10/30 00:35 ID:z1HYREp/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (´ー`)が、病気なんです! ____ ______ ∨ // ∧ ∧ D _ \\ _ C ∧ ∧ ( ゚ー゚) ||〜〜〜/◎\ // /◎\〜〜〜|| (゜Д゜) | ∪ |⊃D ┬─┬ \\ ┬─┬ C⊂ ) 〜 | | ├─┤ // ├─┤ || | ∪∪ │ | \\ │ | (_(_) // ∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ こちらには治療の用意がありません、みんな薬を飲んで予防をしているので 治療薬の準備がないのです。救急車を呼んで頼んでください。 _____________________________
644 :
8/11 :03/10/30 00:35 ID:z1HYREp/
┌┬┬┬┐ ―――┴┴┴┴┴―――――、 /.  ̄ ̄ ̄//. ̄ ̄| || ̄ ̄ ̄||| ̄ || __________ /. ∧// ∧ ∧| || ||| || / [/____(゚_//[ ].゚Д゚,,) ||___||| || < お迎えに参りました。 ||_. * _|_| ̄ ̄ ∪|.|. |ヽ. _|| \__________ lO|o―o|O゜.|二二 東|.|京 精神病院 || | ∈口∋ ̄_l__l⌒l_|_____|_l⌒l_||  ̄ ̄`ー' ̄ `ー' `ー' `ー'
645 :
9/11 :03/10/30 00:35 ID:z1HYREp/
困りますね、予防薬を飲まないとは。 その精神がよくありません、政府への反抗です。 __ ____________ V ∧@∧ ( ゚D゚ ) (\Ω/) / 人_( (_).__) ∧_∧ ||/⌒⌒⌒⌒(ヽ´Д`)(⌒| ||ヽ つ つ / || ||. ヽ||⌒⌒⌒⌒⌒~.. || ヽ ||.________|| ヽ|| || ____________∧____________ はじめは反抗のつもりではなかったが、だんだん反抗したくなってきた。 そもそも予防薬くらい国が無料で配るべきだ。
( ゚D゚ ) <それだと、その分税金が増えて少しも景気振興にならないでしょう。 (ヽ´Д`)<どうも様子が変だ、これは国家の陰謀に違いない! しかし、誰も今まで指摘してこなかったのはナゼだろう… ( ゚D゚ ) <だから困るのですよ、予防薬を飲まない人は… (ヽ´Д`)<どういうことなのです? ( ゚D゚ ) <予防薬の中には、服従薬も混ぜてあるのです。 脳の一部を麻痺させ、反政府的な思考を抑える作用を持ったものです。 (ヽ´Д`)<なるほど、たえず薬を飲まなければならないのはそう言う事か… ( ゚D゚ ) <万事うまくいっているでしょう。 しかし貴方はそれに気付いてしまった、困ったことです。 (((ヽ´Д`))<お、おれを殺すってことか?
. ┏━━━━━━━┓ . ┃ 手 術 中 .┃ _____ ┗━━━━━━━┛ _____ ||`―────┬─────| || │ .| || │ .| || │ .| || □│□ .| || │ .| || │ .| || ────┴─────|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ これまではそうでした。 しかし、まあ、ご心配なく。 今は医学技術が進み、脳の一部を破壊する事で 記憶を操作できるようになりました。 手術後の貴方は二度と変な気を起こさなくなるはずです。 では、とりかかるとしますか…
ああ、直前でコマを変更したので前半のほうは間違いです… 元ネタは、 星新一著、一握りの未来より「流行の病気」でした。
>>634 二択を全部当てるのと、
全部はずすのは同じ確率ってことです。
リアルタイムキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!! お疲れ様です!!面白かったよ!!
>635 >649 さん 言われて納得しました。 有り難うございました◇ あと、折角書き込む機会ですので、、、 職人さん、面白い作品をいつもありがとうです。
((((;゚Д゚)))
乙〜。
作品ラッシュイイ!
>>632 あれは難しい。セキストラが
どういう形状なのかも明かされてないし。
>>633 がんがってください。
マターリ期待してます。
愚か者の願いはともかく、 幸せ色の空をAAで表現するのって難しそうですねぇ…
記念パッピッコ
文字レス失礼します。
>>653 セキストラ本体は基本的にモザイクの方向でw
確かに難しそうだけど、作り甲斐はありそうです。
僕も一時作ろうと画策したんだけど、
原典持ってなくて挫折(ToT)
>657 なかなか乙
>>657 こりゃマジでスゴイ・・キレイだし、オモロイ。
職人さんъ( ゚ー^)グッジョブ!!
>657 「……ゲッ!!!!」というかなんというか凄ぇことになったというかフラッシュのことはよく知らないんですが ほのぼのとした絵柄がストーリーにピッタリ合ってたり3人のリアクションがしっかり作り込んであったり 太陽のまばたきとか細かいところまで手が回してあってとても綺麗にまとまっている印象を持ちました。 いやなんというかその ありがとうございます… (キーボード打つ手が震える…) ただ、最後の「AA原作」の部分は多少弄っていただけるとありがたいです。名前カットでも構いません。 (ストーリーが俺原作だと思われると何かとあれかなぁと思うので…手間かけさせてすみません…) | ▲__ |▼ ヽ | ノノ从ノノ |リ;´ー`ノ ビックリシタ… |/)/)ノ |;゚Д゚) アワワワワ |⊂) |J
>658-660 ひー!!ありがとうございます(*´Д`) 見てもらえるだけでも嬉しいのに、職人さん本人の感想まで!! 元作品のテンポの良い雰囲気こわしたかも…とか不安だったんですが めちゃくちゃ嬉しいです。 >660 いろいろと至らなくて、こちらこそすみません。 「special thanks」表記に直してみました。大丈夫かな…。 やっぱりAAあってのFLASHなので、クレジットを入れたくて。 ほんとに、ありがとうございました。 文字レスでお邪魔しました。これからも楽しませてくださーいヽ(´ー`)ノ
>657 サイコー!かわいいし雰囲気もGood! 乙でしたー(^〜^ )。 次回作にも期待。
>>657 音楽もマターリしててよかった!でも直リンなので気になることが。↓
【重要】http://〜を3回以上書いたら規制リンク
2003/11/02作成
ろくに告知もせず始めてしまうのが2ちゃんねるですねぇ。
ttp:// だと大丈夫のはず。規制を受けてなければ。
規制を受けるとURLがらみは書けなくなるらしい。
リンク貼るときはhは抜くように
ADSLのモデムは毎回電源リセットだな。
>>657 音楽がイイ!
「うわぁぁぁぁ!!」にワラタ。
乙ですた!
>>663 URLがらみが書けなくなるってどういう意味?
http//〜がかけなくなるって事なのか、
ttp//〜も書けないのか。
665 :
( ´∀)・∀),,゚Д)さん :03/11/03 14:00 ID:w7R1H+EB
あ、悪ぃ、ageてしもた。 「とりあえず」今回の方法での規制は解除になったらしい。
>657 すごい良かったYO! グッジョブ!
世にも奇妙なで放送された、 「懲役30日」、誰か覚えてないですか? 結構面白かったのでAA化希望でつ。
>661 ども、お手数かけました。 ずっと描いてたやつも貼り終ったし、俺もまたショートショートネタ探しておきます。
>668 確かに見たいな。 でも、あれをAAで表現するのは結構大変だと思う。
星進一の特許の品って実はセキストラなのではと思うことがある
672 :
1/12 :03/11/04 00:57 ID:JSckpWtD
O彡 。' O彡 O彡 。' ´⌒゙⌒`ヽ .〇. O彡 o" 〇彡 o" 〇彡 ´⌒゙゙⌒⌒`゙゙ヽヽ . 。' . O彡 。'.〇. O彡 ´⌒o" 〇.O彡 〇彡 o" 〇彡 o" γ(::: (::;;; o";;;;)::;;;゙゙);;) 。' O 。' こちらは積雪70センチ… λ,,,,゙:゙:;;;;;,,,(::;;;;;;;;);;;;;;:::):::;;;;) . O彡 この雪は、2・3日振り続くでしょう ゙゙゙ヾ(,,;;;;ノゝ::;;iii //;;;;) . 。 o" ヾ,i:;;;iii|// i⌒i⌒⌒i o" 。' . ...O彡┌─ヾ;;;iiiii/── o" ⌒i⌒⌒i⌒⌒i⌒⌒| .| | .|.|田 |::;;;iii|田田  ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| | |∧ 。'O彡 。' |.|田 |::;;;iii|田田  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| | |゚Д゚) ○ ∧∧ .|.|田 |:;;;;iii|田田  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| | |⌒⌒`ヽ/ (゚Д゚,,)...|.|田 |;;;;iiii|田田  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| | | )~~~○⊂゙゙:゙゙)~~~~~~.|;;;iiii;|~~~~~~  ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| | |;;;;;;;;;;;::::ノ ○○...UU ⌒⌒⌒⌒⌒O彡 o" ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ 私が、こんな雪の日にいそいそと、部屋を出てきたのには無論、理由があった。
673 :
2/12 :03/11/04 00:58 ID:JSckpWtD
O彡 。' O彡 O彡 。' .〇. O彡 o" 〇彡 o" 〇彡 . 。' . O彡 。'.〇. O彡 o" 〇.O彡 〇彡 o" 〇彡 o" :::::::::::::::.......... i''''''i==ii ~| i''''"""~iiii::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::: 〇彡 : : : . ,,,,___ i{}:::i//ii ;;|__,,,, i-''iiii,, ..iii|--;::::..:::::::....::::: . .:. . .. : . : : :___,,ii i|iiiii=. i 「,ii//ii ;;| |||||.i//iiii;;;;;;;;;;.!i|:::::|:::....::::::::::::: ,,, . : . |::::|| |iiiiiii| _,,ii | ii//ii ;;| |||||.i//iiii;;;;;;;;;;;!i|:::::| :.. __,,,, ||ii==「!!!!!!!!!!!!_ . :: i'Ii ii! |iiiiiii| || |; ii//ii ;;| |||||.|//iiii;;;;;;;;;;;!i|:::::|/ヽ__i-|; ; ; ||__| ̄|||||||||||||iii | ii iii |iiii|~~~~~~~~~~~i~~~~~~''''i-;==;;=iii|「「司 ii三.|; ; ; ||||||||||||||||||||||||| TTT」iiiiiii |iiii|.[[[[[[[[[[[[[[ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |iiii| |「「| ̄| ii三|.|; ; ; ii|||||||||||||||||||||||| iiiiiii| iiiiii;;---;|.[[[[[[[[[[[[[[ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;|__iiiiii| 「「=i i~i三 ,|; ; ; iiiii--「ii!!!!!!!!!!____;;;=;; ;;;;;;;;;;;;|.[[[[[[[[[[[[[[ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|三三三三三三三三 この雪は、降る時期を間違っていなかった。 しかし降る場所を間違えたのだ。 ビルだらけの大都会ってヤツだ。 けれども、この汚らしい都会の片隅に雪が似合う場所を、 私はたった一つ知っている。
674 :
3/12 :03/11/04 00:59 ID:JSckpWtD
それがこの酒場だ。 日M[]0 ==− ∧ ∧ / ̄\ ( ´w` ) / ∇ (つ∽ )_ ┴ \ | ~~/. 日\ / \ この店は、冬のこんな日にはピッタリだ。 なにより私が気に入っていたのは、 音楽と女っ気がまったくないことであった。
675 :
4/12 :03/11/04 00:59 ID:JSckpWtD
|__|__|__|__|__|_| |__|__|__|__|__|_ ||__| |__|__ |_|_| 从.从从 |__|__| |__|| 从人人从. |_|__|_ |_|_|///ヽヾ\ |__|__| ────────────── ∩_∩ (::::::::::;;:) ( ),,,,, / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| / / /| /_____/ / || ̄  ̄ ̄||/ ||, || いつものテーブルには、先客がいた。 そこは照明の死角になっていてずいぶん暗いのだが、 暖炉の炎の眺めは、どこよりも勝っているのだ。 ウマイ具合に先客は一人であったし、 暖炉にも背を向けていたので私は相席させてもらうことに決めた。 「ここ、よろしいですか?」
676 :
5/12 :03/11/04 00:59 ID:JSckpWtD
|__|__|__|__|__|_| |__|__|__|__|__|_ ||__| |__|__ |_|_| 从.从从 |__|__| |__|| 从人人从. |_|__|_ |_|_|///ヽヾ\ |__|__| ────────────── ∩_∩ (::::::::::;;:) ( ),,,,, / ̄ ̄ ̄日 ̄/| ∧ ∧∇ / /| /_( ,,)┴_/ / || ̄/ | ̄ ̄||/ ||, (___/ || まもなく、私達は親しげにしゃべり始めていた。 2人の会話を途切れさせたのは、私の不用意な誉め言葉だった。 「あなたは、なんでもできそうな人に見えますね」 ぎごちない沈黙が続いた。 しばらく後、老人は息を吐き力を抜いた。 「そうですか、そう見えますか」 「そう、私はなんでもできたんだ―――」 そうして、老人は語り始めた。
677 :
6/12 :03/11/04 01:00 ID:JSckpWtD
「―――というよりは、私は、 自分の願望を実現させる能力を持っていると言ったほうが、 いいかもしれない。 例えば、こうだ。 ------------- 、____ /  ̄ ̄ ̄.// ̄ ̄|| |___/\I @ イ ∧// 円円.|| | \\D@D@ [/_________.(゚//[ ]∀・¥|| | \\@I @ .||_ ___|_| ̄ ̄ ∪.|.| |___\\@D@I .lO|--- |O゜.|______ |.|_|ニニニニニニl.|DID@ |_∈口∋ ̄_l______l⌒ l.|_____| l⌒l_|| ID@I ──`--'───`ー'─── `--' `ー' ┐ D@DI │ @I@I │ @DI@ │ ミ DI @D 〃 サボサボ │ ;:@D @I; ’〃、、.. サボサボ ミ ミ\@ I゙@ @/ミ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~〜〜〜〜~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私が、この能力に気付いたときは、 もうメチャクチャに使ったものだ。
678 :
7/12 :03/11/04 01:00 ID:JSckpWtD
それがどんなにささいな、どんなにくだらんことでもだ。 ∩_∩ 【(::::::::::;;:)】 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ | | ̄ ̄ ̄ ̄| | | | @ @| | | |@ @ | | | |____| | |__________| 朝、目覚めたときなどはこんな願いをするのが日課だったよ。 “俺が、指を鳴らせば、 歯はみがかれているだろう。 顔も洗われているだろう。 ヒゲもそられているだろう。” 願い事を熟考するようになったのは、 能力に使用限度回数があるかもしれないと気付いたときからだった。 それでも存分に使ったよ。 その結果が、こうだ」 老人は、自分を指さして言った。
679 :
8/12 :03/11/04 01:00 ID:JSckpWtD
「しかしだ、個人的物欲などと言うものは、 限りがあるし、実に浅いものだということがわかったんだ。 当然、私は退屈した。 私は歴史を学んだ。 学び終えたとき、私が感じたものは、怒りと悲しみだった。 どうやったら、これだけ愚かになることができるのだろうか。 \∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴルァ!! ,,、,、,,, /三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,, /三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,, ,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \オーーーーーーーッ!!/ //三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧ ∪ ∪ ( ) ( ) ( ) ) ,,、,、,,, ,,、,、,,, ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧ ,,、,、,,, ( ) ( ) ( ) ( ) 人間達の愚かさというのは、あなどりがたい敵だったんだ。 これは、驚きであり、 同時に私の求めていた回答でもあったんだ。 人間達は、私の能力によって、ユートピアへ一歩近づけるんだ。
私怨
681 :
9/12 :03/11/04 01:01 ID:JSckpWtD
|__|__|__|__|__|_| |__|__|__|__|__|_ ||__| |__|__ |_|_| 从.从从 |__|__| |__|| 从人人从. |_|__|_ |_|_|///ヽヾ\ |__|__| ────────────── ∩_∩ (::::::::::;;:) ( ),,,,, / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| ∧ ∧ / /| /_( ,,)__/ / || ̄/ | ̄ ̄||/ ||, (___/ || 私は、目をつぶり、こういった。 『私が、目を、開けたら、人間達から、愚かさが、無くなっているだろう』」 「それで、どうなりました?」と、私が聞く。 老人は、幾分ぞんざいに問い返した。 「どうなったと思うかね?この話はもう過去のことなんだよ。 人間達から、愚かしさが、消えた兆候があるかね」 私は、こう答えるしかなかった。 「残念ながらありません。これっぱかしもね」 「じゃあ、あなたのおまじないは、効かなかったんですね。 あなたのそのう……いわゆる能力は、なくなったんですね」
「いや、確かにまじないは効いているんだ。無論現在でもだ。 今にして思えば、あんな願い事をすること自体、愚かしい行為だったんだ。 そしてそれに気がつかなかった私こそが愚か者だったんだ。 大いなる皮肉ってやつじゃあないかね、えっ? 稚拙な擬人法を使うなら、私の能力は、ジレンマにおちいったんだ。 が、すぐに、私の能力はジレンマを抜け出したんだ」 「それは、いったいどういう……」 ∧ ∧ ( ゚Д゚)<12時!! γγ ̄ ̄丶 ⊂ || | .||つ 私の最後の質問は、 | || ゜ .|| 大時計の十二時を告げる、 ゝゝ___ノ 時代錯誤的な鐘の音によって消されてしまった。 ∪ ∪  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 老人は耳をすまし、鐘の音を一つ一つ数えているようだった。
もっちょ紫煙
数え終わった後、老人は立ちあがり私に手を差しのべた。 「いや、どうも老体には夜更かしは禁物でしてな。 今夜は楽しかった、ありがとう」 私はあわてて立ちあがり、手を握り返した。 手を離した後も、私は、あっけにとられながら、 老人を見つめつづけていた。 ∩_∩ (::::::::::;;:) ⊂、 ) || | | | ||(_(__) 老人の顔がを、暖炉の炎が照らした。 それが、私の最後の質問に対する無言の答えとなっていた。
あまりにも悲しい答えだった。 老人の両のまぶたは…… o ゚ o 。゚ o 。 。 o o ° o 。゚ o 。 。 o o ° _____o___o___ o ゚ o 。゚ o 。 。 o 。 o/ oBar o 2ch 。 o \゚ o 。 o o 。 o ┗━゚━━━━━o━━━゚━━━┛ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄o ̄ ̄ ̄ ゚̄ ̄ ̄|o || 。| ̄o .| ̄||| ̄ ̄ ̄||| ̄o ̄ ̄o ̄o | o.// o ゚ o ゚ o ゚ | 。 || ̄ ̄| ̄o ゚.||| o .|||o. | ̄ ̄|。 ゚|// o 。 ゚ 。 o | || ̄|o ゚̄_|_ _||| o|| 。|o. _| ゚ |o o .|o ||。 ̄|o _||| I o ゚ |||  ̄o o 。| o/| ||_o|三三|。_.|||. o ||| o o 。 | 。.//|° ||o_|三三| o||| 。 ||| |[[[[[[[[[[| o| 。 // o | || 。|| ||o |||゚ 。 |||。 ゚/.―――ヽ└――――――――――――┘。 .o. ̄|| || ゚̄/ ̄ ̄ ̄ ̄\||. ̄ ゚̄ ̄.|| ゚ ̄。 ̄ ゚̄ ̄ ̄ ̄。 ̄ ゚ ̄ ̄ ̄ ゚̄ ̄ ^~^^: ~^^ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄..~^^^;^;~^~ ;^^..~^ ^;^;^~ ^;^~^. ^~ ^~^..~^ ^;^~^;.^~^^ ……両のまぶたは、閉じられたままだった。 都会の、雪の日のことである。
悲しいな・・・ 乙でした
630さんリクエストの「愚か者の願い」でした。 星新一編「ショートショートの広場@」より。 途中支援サンクスです。 が、連続規制に引っ掛かってしまいました。
初リアルタイムキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! 乙です。いや中々に深いですね。
同じく!初めてリアルタイムでヨメタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !! この、なんともいえない読後感を引き出すAAの「間」っていうのかな、うまいなぁ。 面白かったです。乙でした!
乙です!ブラボー!!
そう来たか… てっきり雪で世界が埋まり、人類あぼーんという展開かと思ったが。
この話しもうAA化されてたよね…と保管庫に調べに行こうと思ったら ( ´Д⊂ヽ保管庫繋がらない
保管庫繋がった、 早速「一郎と次郎と三郎」のflashが載っていたぞ! 保管庫の管理人さん、いつもご苦労様です。 それと、「愚か者の願い」は保管庫には載っていなかったよ。
694 :
630 :03/11/05 01:48 ID:aMmQAGti
リクエストに応えていただいて本当にありがとうございます。 この話はショートショートの広場の中でも1、2を争うほど好きな作品で、 その作品が簡潔に、しかもテンポよくAA化されていてとても面白かったです。
星新一の悪魔のいる天国に収録されている、 「ロケットとキツネ」をお願いします。 自分、AA全然ダメで…。 気が向いたらでいいのでお願いします。
殉教今日本で読んだんですが、すごく面白かった。AA楽しみにしてます。
>>696 一瞬「日本以外のどこで読んだんだYO!」と脊髄反射レスしそうになった。
>695 「宇宙のキツネ」かな…? あれは短めなので初心者さんでも作れると思いますよ。 >696 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | いったい、どんなものが出てくるのでしょうか。 \ ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ ∧_∧ ∧_∧ (,,゚Д) ( ) (∀` ) | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| | | | | | | |___| |___| |___| ll ll ll ll ll ll l\________________________ ∧_∧ ∧∧ ∧∧ / ( ) ( ) ( )..| さあ、わたしもよくは知りませんが、なんでも、 | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄|| いままでにだれひとり、考えもしなかった機械だそうですよ。 | | | | | |\_________________________ |___| |___| |___| ll ll ll ll ll ll 最初のコマだけ貼って自分を追い詰めてみるテスト_| ̄|〇
今日初めてここに来ました AAで見ると知ってるストーリーも味わいが変わっていいですね 知らないのなら尚更 時にここはブラックジョークなどは駄目なのでしょうか? 植松繁氏訳の「ポケット・ジョーク」が凄い好きで AAにしてもいけそうな(書けるかは別問題として)ジョークもあるのですが…
大丈夫でしょう。というか、個人的には読みたい。
>>699 漏れも植松繁氏訳の「ポケット・ジョーク」から作ろうとか思った
時事的なのあったり国柄とかで難しいのはあるけど
結構できそうなの沢山あるんだよな。
前のスレかなんかにジョーク集から作った人いなかったっけ?
記憶違いだったらスマソ。
OKだったら漏れも作ってみたいのだが・・
>>699 ショートショートの定義から考えると。
短い話ならなんでもありなんだから、どんどんやっちまえ、と。
703 :
1/6 :03/11/06 05:05 ID:ycu0YH+m
宇宙研究所に、キツネを連れた男が現れた。 ∧_∧ ( ´∀`) ( ) | | | ,、__,、 (__)_) { 、 ,゙i ヽ= oノ て_, ヽ > |__,、 (, l Z l 'ー‐'`ー" 「もしもし、どうしたんです。そんな物を持ちこんで。 ここは、動物園じゃないんですがね」 「いや、このキツネは、普通のキツネじゃ無いんです。 これは、化けることのできる種類のキツネなんです」 「ははあ、しかし、宇宙研究所に、なんでおいでになったのです」 「じつは、そのキツネを、こちらでお買い上げいただけないものかと…」 「しかし、宇宙とキツネたは、どんな関係にあるのか ちょっとご説明を…」
704 :
2/6 :03/11/06 05:05 ID:ycu0YH+m
「南極探検なら、樺太犬もイイでしょうが、 宇宙探検のときには、一つのことしかできないものでは困ります。 まあ、話より見ていただいたほうが早いでしょう」 半信半疑の所員たちの前で、実験が行われた。 男の合図で、キツネは犬に化けソリを引っ張った。 / ̄ ̄ ̄ ̄\ / .; ● ●、・゜、 |Y Y .; \ | | | ▼ | | \/ _人.| | ___ノ \ ./ | | | (__)_) 「どうです。これだけで犬に勝ることがお分かりでしょう」
705 :
3/6 :03/11/06 05:05 ID:ycu0YH+m
つぎには馬に化け、人を乗せて走り回ったし、 _∧ ∧_∧ プ ミ (´∀` ) \ ミ⊂ ) ( / /⌒)=* | | |(__)| / |_|_| |_|_| /_/_| /_/_| ブタにも化けた。 γ⌒ノ⌒⌒ヽ ( (ノ ・J・)) ヽ _ ノ ∪∪∪~∪ 「どうです。食料が欠乏したら、食べればいいわけです」 人々の驚嘆はしだいに高まり、 最後に絶世の美女(AA略)に化けたとき、最高潮に達した。 「うーん、これは見事だ。」 「いかがでしょう。これだけ役に立つ動物はいないと思いますが…」 誰もが同感だった。
706 :
4/6 :03/11/06 05:06 ID:ycu0YH+m
それでも、念のためにと、本格的な検討が行われることになった。 /\ |逝∧ ∧ |っ(゜Д゜) |て⊂ | |き⊂_ ノ@ |ま| /|す|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ε ε 操縦士が一人選ばれ、キツネを連れて、ロケットで飛び立ったのだ。
707 :
5/6 :03/11/06 05:06 ID:ycu0YH+m
1週間後… _,,.. -──‐- .、.._ ,. ‐''"´ ``'‐.、 ,.‐´ `‐.、. / \. ,i´_,,.. --───‐‐.、.._ _,,─‐‐- .、.._ _,,.. - .、.._`:、 \ | / / \ | / / \ | / / \ | / / \ | / / \ | / / \ ∧_∧/ / ○( ´∀`)○ __| ))-))/ (|| |||⌒I、│  ̄(_) ノ ∪ . 人々が見守る中、操縦士が帰還した。 皆は口々に聞いた。 「どうだ、役に立ったか」 「ああ、まあまあだね」 「味はどうだった」 「なんとか食える、といったところだね」
708 :
6/6 :03/11/06 05:07 ID:ycu0YH+m
そのうち、一人が操縦士の尻のあたりを指差して聞いた。 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ´∀`)< しかし、尻につけている、その変なものはなんだい…?? ( ) \_____ ∧_∧ | | | ( ´∀`) (__)_) __( ) (|| ||│ |  ̄ (__)_)
709 :
7/6 :03/11/06 05:09 ID:ycu0YH+m
あ、最後、ずれた…脳内修正お願いします… 695さんリクの、「ロケットとキツネ」でした。 星新一著、「悪魔のいる天国」より。 明日、植松繁さんの本を探しにイッテキマス。
(((;゚Д゚)ガクガクブルブル
イイ(・∀・)! 早朝から乙です〜
お疲れ様です。初のリアルタイムで面白かったです!
食ったのかなぁ
飛行士が食われたというオチか
715 :
695 :03/11/06 17:20 ID:pOqy2ttT
>>703-709 リクエストに応えて下さって
ありがとうございます!!感激です!!
月並みですが、これからも頑張って下さい!
ありがとうございました!
>708 あぁ、尻尾なのか。
1/11 午後の社長室。 ∧_∧ 春眠暁を覚えず・・・むにゃ・・・ ( ‐∀‐ ) ⊂⊃ /へ\ (◎) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ノックの音がし、書類を抱えた一人の青年社員が入ってきた。 │ ____ │ | | │ | |<コンコン │ |○ | │ | | │ | .....| ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ./ │ _____ │ | /.| │ | ./ | ガチャ │ | | ..| │ | |。..| │ | | ./ ./ ̄ ̄ ̄ ̄ |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ./ / ... ∧_∧ ( ・∀・) 失礼致します。 .// 〈V〉 ⊃ ..≪∪≫│ | (__)_) 礼儀正しく、頭を下げてから言う。
2/11 ∧_∧ ∧___∧ ( ・∀・) ⊂⊃ (ヽ(・∀・ ) ( ⊃ .(◎) ...\ 〈V〉 ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ≪∪≫ | | ..(_(_) (・∀・ ) キホンテキニ、ヒダリヲ、ムイテルホウガ、シャインダカラナ! 営業部第三課の者でございます。 ご命令により作成いたしました、前期の売上高および今期の目標に関する書類、持参致しました。 ごらんいただきたいと思います ( ・∀・) イワンデモワカルダロ・・・ よし、見せろ。説明してみろ 社長はおうようにうなずき、差し出された書類をのぞき、二、三の質問をする。 やがて、社長はどなった。 ..∧_∧ .. ..∧___∧ ( #・∀・/ /..⊂⊃ ..(・∀・;) ( ⊃. / (◎) ... ( 〈V〉 ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ∪ | | ..(_(_) ( #・∀・) おい、この情けない成績はなんたることだ。 今期の目標にも、全然意気込みがうかがえん。はずかしいと思わんか!? (・∀・;) はぁ。申し訳ございません
3/11 ふざけるなっ! ..∧_∧ .. ..∧___∧ ( #・∀・)ドンッ!⊂⊃ Σ..(・∀・;) ひえっ! ( ⊃ (◎) .. ( 〈V〉 ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ∪ | | ..(_(_) ( #・∀・) イイカ?ケイヤクショッテノハ、カイテモラウンジャナイ・・・カカセルンダ! はぁではすまんのだぜ。企業間の競争はきびしいのだ。こんなざまでどうする? .(・∀・;) ヒィィ・・・ お許し下さい。早速訂正致します。 社長にご満足頂けるよう、商売敵打倒の計画書を作り直します。 ( ・∀・) よし、明日の午後までに書き直してこい (・∀・ ) はい。そういたします 青年社員は冷や汗をぬぐい、書類をしまい、また頭を下げた。だが部屋を出ようとせず、そこにまだ立っている。 社長は聞いた。 ( ・∀・) オヤ? まだなにか用があるのか?
4/11 ∧ ∧ 鉢巻きをぎゅっとね! ∧_∧ ? . ... =労= ( ・∀・) ⊂⊃ //(・∀・ )ヽヽ ( ⊃ .(◎) ...\ 〈V〉 ヽ/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ││ | | ..(_(_)≪ ≫ ..=労= (・∀・ ) はい。今度は労働組合の代表として、組合大会の決議を会社側に申し伝えます ( ・∀・) どんなことだ? 社長は言い、青年社員は別な書類を広げ、強硬な口調になって読み上げた ∧ ∧ ∧_∧ . ... =労= ( ・∀・) ⊂⊃ \\..(・∀・ ) ( ⊃ .(◎) と二二 ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ││ | | . (_(_)≪ ≫ ..=労= (・∀・ ) 給料の二割値上げ、厚生施設の改善、年間有給休暇を五日増やすこと。 右三項目を断固として会社側に要求する! (;・Α・) 要求したい気持ちは分かるよ。だが、今社の経営は苦しいのだ。 要求を拒否するとは言わん。しばらく待ってもらいたい
5/11 ばきっ!∧ ∧ ! ∧_∧ ... =労= ( ・Α・) ⊂ヽ(・∀・ ) (⊃ ⊂ . 巛\ 〈V〉 ヽ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ..| │.ヽ...\ | |..(_) (_) ..=労= (・∀・#) コノデンワノヨウニナリタイノカ!? だめだ!会社側はいつもそうのように引き延ばしをはかる。 だが組合としては、曖昧な答えではもはや満足できぬ! 誠意ある明快な答えを、直ちに求める!要求が聞き入られないならば、我々はストをもって対抗する! おい!社長!どうなんだ!? 青年社員は今度は大声を上げ、手で机を叩いた。 社長はそれを制止ながら言う ( ・∀・) マターリシヨウヨ! まぁまぁ、ストのような実力行使には訴えないでくれたまえ。 我が社はこれまで家族的な和やかさで万事やってきた・・・・
│我々組合側はそのようなごまかしは受け付けないっ!! │ \おい、社長。我々が求めているのは明快な解答なんだ!!/ ....  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ばんっ!∧ ∧ ! ∧_∧ ... =労= (;..・∀・) (・曲・#) (⊃ ⊂ . ⊂二 〈V〉 ヽ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ..| │.ヽ...\ | |..(_) (_) ( ・Α・) しかし・・・・そういっても、役員会を開いて検討しなければ、会社側の案は出せない。 もうしばらく待って欲しい・・・・ ..=労= (・∀・ ) よし、三日間の猶予を与える。 いいかげんな解答だと、無能役員の退陣を要求項目に追加するぞ、覚悟するんだな
6/11 これで労働組合としての発言が終わったのに、青年社員はそこに立ったまま ? ∧ ∧ ∧_∧ . ... =労= ( ・∀・) . .(・∀・ ) じーーー・・・・ ( ⊃ . 巛 .....( .. ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ..││ | | . (_(_)≪ ≫ ( ・д・) ? まだなにか、用があるのか? ∧_∧ ∧___∧ ( ・Α・) (ヽ(・∀・ ) ( ⊃ .巛 ...\ 〈V〉 ヽ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ≪∪≫ | | ..(_(_ 社長が聞くと、青年社員は腕時計を眺めていった。 (・∀・ ) 勤務時間が過ぎましたので、これからの私は、社の勤務規則から解放されたわけであります。 内職の話をさせて頂ければ、こんなりがたいことはありません。 社長様ちょっとでよろしゅうございます。お時間がいただければ、ご覧頂説明したいものが・・・ ( ・Α・) わしは忙しいんだ。要領よく簡単に説明してもらいたいな 社長に促され、背年はにこにこ、カラー写真いりのパンフレットを差し出す。
7/11 電話もついでにどけてくれ。 ∧_∧ ∧___∧ ( ・∀・) (・∀・ ) ささっ・・!どうぞどうぞ。 ( ⊃ . 巛==⊂⊂ ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | . ..(_(_) (・∀・ ) じつはでございます。 このたび、ビジネス・ランドとでも言うべき、このようなものが完成致しました。 大小の会議場のある建物。ゴルフコース。プール。テニスコート。小型の飛行場。経営学専門の図書館。これらを一つにまとめた施設でございます。 こちらのような一流の社長様はぜひ入会なさるべきだと、お薦めに参上したわけで・・・・ ( ・д・) ふん。勧誘か、しかし、我が社はまだ一流でもないし、わしも社長としてはまだまだ一流といえないのでね・・・ (・∀・ ) ゴケンソンヲ・・・ 何をおっしゃる。業界の評判ですと、あなた様のような名経営者はいないと評判でございます。 こちら様のような方にご入会頂けますと、わがビジネス・ランドの信用はもっと高まるのでございます。 世界のエリート経営者達の集まるのにふさわしい場所・・・ (*・∀・) きみはおせじがうまいなぁぁ・・・・ まんざらでもない顔の社長が言う。
8/11 なんだい? ∧_∧ .. ∧___∧ ( ・∀・)∩(・∀・ ) お耳を少々・・・ ( ⊃ . ⊂ ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |\\ | |.(_(_) ≪ ≫ (・∀・ ) ウヒョヒョヒョ・・・ ・・・・これは内密でございますがね、会議場の地下にはバーもございます・・・。 より抜きの美女がそろっており、素晴らしいサービスを致します。 社長様のような魅力的な紳士はすぐにもてますよ。うらやましい。 まぁ、一回だけでもご覧になってはいかがでしょうか? ご案内致します。開いている日はございませんか? ( ・∀・) ンーーットネ・・・ そうだなぁ。今度の土曜日の夕方にでも連れてってもらうかな・・・ │ではそういうことに致しましょう。このパンフレットお暇な折に、会員の特典のところなど│ \目をお通して頂けるとありがたいと思います。今後もよろしくごひいきに・・・・ / .......  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ( ・∀・) (▽ ▽) ぺこり ( ⊃⊃ .== ( ∪∪..) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ││ | | . ..(_(_) 青年はていねいに頭を下げた・・・
9/11 ∧_∧ . ∧_∧ ( ・∀・) . .(・─・ ) ・・・・ ( ⊃ . .....( .. ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ..││ | | . (_(_) だが、まだ帰ろうとしないので、社長は言った ( ・∀・) 他にも何か用件があるのか? .(・ω・ ) ・・・・・今度は個人的なことで・・・ ( ‐∀‐ ) 言ってみろ・・・・ 社長に促されて青年はもじもじし、ポケットから若い女の写真を出し、顔を赤くしながら言った。 .(・∀・ ) 実は。ぼく、この女性と、以前から付き合っているのです。 気だてもよく、家庭も悪くない。結婚したいんです。
10/11 ね、いいでしょう? 「お父さん・・・・・」 終
11/11 出展 新潮文庫 星 新一作 だれかさんの悪夢より「けじめ」でした。 では。 m(_ _)m そろそろ容量が危ないですね。
>>717 乙。
けじめかぁ。
疲れるてるだろなぁ、社長さん・・。
>>717 面白いなあ。グッジョブ。
ネットのみならず、現実でも一人何役を演じなければならないのが
現代社会なのか、ねぇ……
……などと意味無くマジレス。
とっても面白かった。星新一のショートショートほんとにいいね。 1000作以上あるからずっと楽しめるし。
文字大杉。 AA化してると言うにはちょっとなあ。 単に挿し絵を入れてるだけじゃ…
さて732が作品を書いてくれると(ry
すっごい面白かったよ>717乙!
会話がメインのSSは AAにするのが難しいよね。 …へたれ職人の独り言でしたw
>>735 ンなこと言ったらショートショートの広場@の「会話」はどーなんのよ
個人的には会話を一コマ一コマAAで表現されるより、 文字でやってくれたほうが好き。
形式は全て職人さんに任せる。 おもしろければなんでもよし
>>736 うん、非常に難しいね。
個人的にはAA化は無理w
池田も、田崎も、山口も顔をつけちゃうと面白みが半減だからね。
元々がSSとして面白いものに、
無理矢理にAAの挿絵を付けているわけだから、
面白くなるもの、
変化無いもの、
面白くなくなるものが有るのは当然。
さらに、AA化は無理な物だってあると思ってます。
作品それぞれテンポがあるから どっちが好きとかないなあ
ここみてSS読むようになったんだけど、 AA化されたのを原典でよんでもすごく面白い。 自分でSSをAA化するとショボーン(´・ω・`)
__/_ ,, ,,l ll| / _ノ_ _ |_| ||ll lll、__ノ /| | く / l´ ,/ヽ |_| 〈ノ |l __ | |_|_| ノヽ ヽ_ノ ノ フ|く ヽ, ,, ll 「 〉 ,/ヾ | |l ヽノ/l| |l ll .,,〉| | | ノl| ノ l ∧l| 〉ノ |ll 〈 ノ し、 しヾヽ""゙ "",,゙"゙"゙゙ """゙゙ ,, ,, ,, ,, ,,,/⌒iー _ ,,__,, __,,、ノll ̄ヽ、 ____,,,) 〉 `ー _⌒ノノ ハ ノヽ川,,_|llノ⌒ヽl|ll_〈,,_ll iヾノ 〜 ..:: .. :. : :. :: :.. ::. ::.. ..:.:: .: : . . :: ;, : ..出典 ショートショートの広場G「仙女の泉」 ある山の麓に泉があった。ただの泉ではない。 その水を飲むとどんな病気でも治るといわれていた。 仙人も山から飲みに降りてくるといわれていた。
,, ,,l ll| ||ll lll、__ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 〈ノ |l __ | 霞が喉に詰まっちゃった | ヽ, ,, ll 「 \_____ _____/ 〉 ,/ヾ | |/ |l ヽノ/l| (()X())、 |l ll .,,〉| _/ ヽ (⌒) | | ノl| ((l ノノ从ノノl / ノ l ∧l| ヽリ ´‐`ノノ ケホン ケホン 〉ノ |ll 〈 と))=Vと) ノ し、 しヾヽ""゙ ノ ノノハ( "",,゙"゙"゙゙ """゙゙ ((ιヽ_) )) ,, ,, ,, ,, ,,,/⌒iー _ ,,__,, __,,、ノll ̄ヽ、 ____,,,) 〉 `ー _⌒ノノ ハ ノヽ川,,_|llノ⌒ヽl|ll_〈,,_ll iヾノ 〜 ..:: .. :. : :. :: :.. ::. ::.. ..:.:: .: : . . :: ;, : .. :. . ;:. :.. ,;〜 ある晩、山の仙女が麓まで降りてきた。
,, ,,l ll| ||ll lll、__ノ 〈ノ |l __ ヽ ,, ll 「 〉 ,/ヾ | |l ヽノ/l| |l ll .,,〉|∧∧ | | ノl|゚Д゚*) ノ l ∧l|⊂ ノ 〉ノ |ll 〈 l (()X())、 ノ し, しヾヽJ _/ ヽ "",,,゙"゙"゙゙ """゙゙ (( ノノ从ノノ l))lー--‐/ ,, ,, ,, ,, ,,,/⌒iー _ --‐'´とハヽV/))ー-ノll ̄ヽ、 ____,,,) 〉 `ー _⌒ノノ ヽハUU 川_|llノ⌒ヽl|ll_〈,,_ll iヾノ 〜 ..:: .. (( (: ..) )) :. : :. :: :.. ::. ::.. ..:.:: .: : . . :: ;, : .. :. . ;:. :.. ,;〜 その美しい素顔を見てしまったのが、村の若者。
,, ,,l ll| ||ll lll、__ノ 〈ノ |l __ ヽ ,, ll 「 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ああ、仙女様 | | おらの嫁さなっておくれ | \____ ______/ |/ l∧l| (()X())、 ∧∧ 〉ノ |ll 〈 _/ ヽ (゚Д゚*),し, しヾヽ (( ノノ从ノノ ⊂ ⊃ ゙"゙゙ """゙゙ ヽリ ´‐`ノ , | | l))ヽ V/ノ ,, ,,し´J ,, ,,,/⌒iー _ --‐'´とノノUU))ー-ノll ̄ヽ、 ____,,,) 〉 `ー _⌒ノノ ハ/|ヽ川,,_|llノ⌒ヽl|ll_〈,,_ll iヾノ 〜 ..:/ ̄ ̄ ̄.  ̄ ̄\ :. : :. :: :.. ..:.:: | …………… | .: : . . :: ;, : .. :. ひどく真剣な表情。恋に落ちたのだ。
,, ,,l ll| ||ll lll、__ノ 〈ノ |l __ ヽ ,, ll 「 〉 ,/ヾ | |l ヽノ/l| |l ll .,,〉| | | ノl| ノ l ∧l| (()X())、 ∧∧ 〉ノ |ll 〈 _/ ヽ (゚Д゚*),し, しヾヽ (( ノノ从ノノ ⊂ ⊃ ゙"゙゙ """゙゙ ヽリ ´nnノ ゴクッ | | l))ノ ハ ) ,, ,,し´J ,, ,,,/⌒iー _ --‐'´とノノ) ))`ー-ノll ̄ヽ、 ____,,,) 〉 `ー _⌒ノノ ハ ノヽ川,,_|llノ⌒ヽl|ll_〈,,_ll iヾノ 〜 ..:: .. :. : :. :: :.. ::. ::.. ..:.:: .: : . . :: ;, : .. :. . ;:. :.. ,;
,, ,,l ll| ||ll lll、__ノ 〈ノ |l __ ヽ ,, ll 「 〉 ,/ヾ | |l ヽノ/l| |l ll .,,〉| | | ノl| ヽ | / ノ l ∧l| (()X())、 ∧∧ 〉ノ |ll 〈 _/ ヽ (゚Д゚*),し, しヾヽ (( ノノ从ノノ ⊂ ⊃ ゙"゙゙ """゙゙ ヽリ ´ー`ノ ドーゾ | | l))ヽ‐っっ し´J ,, ,,,/⌒iー _ --‐'´とノノ) ))ー- ノll ̄ヽ、 ____,,,) 〉 `ー _⌒ノノ ハ ノヽ川,,_|llノ⌒ヽl|ll_〈,,_ll iヾノ 〜 ..:: .. (( (: ..) )) :. : :. :: :.. ..:.:: .: : . . :: ;, : .. :. . ;:. :..
,, ,,l ll| ||ll lll、__ノ 〈ノ |l __ ヽ ,, ll 「 〉 ,/ヾ | |l ヽノ/l| |l ll .,,〉| | | ノl| ノ l ∧l| (()X()) 〉ノ |ll 〈 / ヽ ,ノ し、 しヾヽ""゙ / _/_/ _ ノ∧∧ "",,゙"゙"゙゙ """゙゙ ((ノノ从ノノ つ(ヽ) ゴクッ )) 川 l((/ l ,, ,, ,, ,, ,,,/⌒iー _ ,,ノ/ | ハ ヽ ノ(____つll ̄ヽ、 ____,,,) 〉 `ー _⌒ノノ ハ ノヽ川,,_|llノ⌒ヽl|ll_〈,,_ll iヾノ 〜 ..:: .. :. : :. :: :.. ::. ..:.:: .: : . . :: ;, : .. :. . ;:. :.. 若者はおそるおそる、仙女の白い手から水を飲んだ。 すると若者の表情は晴れやかになった。
,, ,,l ll| ||ll lll、__ノ 〈ノ |l __ ヽ ,, ll 「 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ああ、仙女様 | | おら嫁なんぞいらねえよ | \____ ______/ |/ l∧l| (()X())、 ∧∧ 〉ノ |ll 〈 _/ ヽ (゚∀゚,,),し, しヾヽ (( ノノ从ノノ ⊂ ⊃ ゙"゙゙ """゙゙ ヽリ ´ー`ノ , | | l))ヽ=ノっ ,, ,,し´J ,, ,,,/⌒iー _ --‐'´とノノ) ))ー-ノll ̄ヽ、 ____,,,) 〉 `ー _⌒ノノ ハ ノヽ川,,_|llノ⌒ヽl|ll_〈,,_ll iヾノ 〜 ..:: .. :. : :. :: :.. ::. ..:.:: .: : . . :: ;, : .. :. . ;:. :.. 終
(゚∀゚)イイ!
恋の病か…
お医者様でも草津の湯でも
オチ(・∀・)ウマイ!!
作品ラッシュ(゚∀゚)イイ!
職人さん、乙ですた。
>>732 作品、楽しみにしてるよ。
そろそろ容量ヤバイな
( ゚∀゚)σピンポーン ダッシュ!ε≡≡ヘ( ´∀`)ノ
758 :
732 :03/11/12 00:51 ID:Z74dvprw
>>733 と
>>754 は新作まだ〜?
描けねえくせに煽ってんじゃねえよチンカスが。
こういう奴らって自分の都合が悪くなると黙り込むんだよなあ。
描けないなら「AA描けないヘタレの分際で煽ってすみませんでした」ぐらい
言ってみろってんだ。あーやだやだ。
アタマ大丈夫ですか?
どーせ騙りだろ
>>760 いやマジ。だって仕事が山積みなのにわざわざ描いたんだぜ?
おかげで昨日今日と大忙しだよ。
AA描けもしねえのに煽るような馬鹿のせいでこっちは迷惑被ったんだ、
せめてストレス解消にこの程度のことぐらいは言ってもいいだろ。
ところで
>>759 は
>>733 か
>>754 か? ミジメだな(プ
忙しいのに2ちゃんなんか来てちゃだめだよ
変なのがきたな
>>761 はいはい、神は忙しくて大変なんですねお疲れ様です^^
仕事山積みなのにAA描ける気力はすごいですね^^
もう来なくていいよ^^
放 置 し て く だ さ い
なんか混乱してきたので専ブラ用ポップアップ付で整理させてくれ
>>717- 成仏:3a6DfGmu氏による作品投下
>>732 「文字大杉」
>>733 「さて732が作品を書いてくれると(ry」
>>754 「732 作品、楽しみにしてるよ。」
>>758 (732) 「描けねえくせに煽ってんじゃねえよチンカスが。」
>>761 (732) 「仕事が山積みなのにわざわざ描いたんだぜ?」
732はいつどこでAA描いたの?どっか見落としたかな・・・
768 :
732 :03/11/12 16:58 ID:Z74dvprw
いやあ、入れ食いだなあ。
一度やってみたかったんだよね。
ご協力感謝。
>>764 予想通りのレスありがとう。
ゴミレスする前に君もAA描いてみたらどう?
それと今時^^はどうかと思うよw
>>765 それが正解。
>>766 批判と煽りの区別も付かないのかい?
>>767 とっくに新スレに移行してるんだぜ?
まあ確かに漏れの目には批判に見えるな。しかも正しい。
>>733 、
>>755 がちょっとアレっぽい。
ま、その後の対応をミスったがな
>>732 は。と(・∀・)ネマタ!
埋め立て
>>769 同意。732は確かに描いた後の行動はDQNそのものだが、
批判した責任をちゃんと取ってるのは偉いと思う。
批判自体も変なことを言っているわけでもないし、
彼の作品は確かに批判した点を考慮してある。
それに対して、描けと強要した733や754が何も言わずに消えるのはどうかと。
764は論外。おまえが来なくていいよ。2chから未来永劫消えてくれ。
ジサクジエン オツカレサマデス(・∀・)
職人さんにたいして意見を言ってはいけない様な空気は気に入らないな。
職人批判(作品への批評か)は別にあって良いと思うけど 煽りにもなってないありがちな脊髄反射1行レスにギャアギャア反応して いつまでも粘着して挙句に「釣りでした」とか言ってるのは見ててとても痛々しい。 仕事云々言ってるってことはリア厨の俺より年上なんだろうなあ・・・
776 :
732 :03/11/13 08:03 ID:wBm5iTdz
>>775 こんな時間にリア厨が起きているとは思えないので、
>>733 や
>>754 あたりのレスかもしれないが一応マジレスしてみよう。
行間を読むって学校で習ってないか?
>>733 や
>>754 はありがちな脊髄反射1行レスではなく、
批判を封じ込める目的でレスしてるわけなんだよ。
俺としちゃあ批判によって荒れるかもしれないのは分かりきってるわけよ。
ただ、原作そのままだったり文字中心だったりするのは、
原作やそれを作った作者に対する敬意に欠けると思ったから、敢えて書き込んだわけだ。
それを、馬鹿がいたから作品を描いたわけ。
思考停止に陥った馬鹿を晒して、自省させるために。
なおかつ
>>732 に描いたことも流されそうだったから、
粘着したり釣り宣言したりして注目が集まるようにしたわけよ。
まあ遊び半分でやってるのは否定せんがな。
俺としては、その是非はともかく、
>>732 (あるいは新スレ88)で書いたことを
少しでも考えてもらえればそれで成功なわけだ。
これでも気を遣ってるんだぜ? 新スレでやらずにここでやってるのは何でだと思う?
ま、学校で寝ることのないようにな。勉強できるうちにしっかり勉強しておけよ。
よし。
732はいい。(733,754もいい) けど758からはおかしいだろ。
>>778 わかっててやってるんだから絡むだけ無駄。
本当の意味での確信犯ってやつだな。
確か、確信犯ってそういう意味じゃなかったような 一般的にはそういう風に使われてるけど いや、ふと気になっただけ。
混ぜっ返るから「確信犯」の意味はおいといて…
782 :
732 :03/11/14 00:34 ID:cDPuM1sz
>>778 日本語不自由な方ですか?
2つ前のレスも読めませんか?
>>779 まあそういうこと。悪いね。
目的は達したからこれで終わりにしとくよ。
とりあえず732の名前は今後使わない方がいいだろうね 支援粘着が出てスレが荒れたらかなわん 「気を遣ってる」というのなら、そのぐらいの配慮は、ね
まあ出て行ってくれ、原作そのままだったり文字中心だったりの方が荒れるより全然まし 本人は荒らしの自覚がないようだけど
>>783 もう名乗るつもりはないよ。と心の中でレスしようと思ったが、
こいつは許せないので。
>>784 >原作そのままだったり文字中心だったりの方が荒れるより全然まし
荒れなければ、原作者や作品を冒涜しようが構わないということか?
俺は、このスレの住人はSSが好きで、巧みなアイデア溢れる作品と、
それを生み出した原作者に対し敬意を抱いていると思っていたのだが、間違いなのか?
原作者や作品に敬意も払えないスレなぞ、それこそ荒れて潰れてしまえばいいんだよ!
それとついでに。荒らしてる自覚がないのはおまえだ。
実際お前がレスしなければ収束したのに、ゴミレスで蒸し返してるじゃねえか。
大体メ欄なんか荒らしてくれといってるようなもんだ。
いい加減、荒らしを封じようとする行動そのものが荒らしを呼んでることに気づけよ。
荒らしにすれば733や754もお前のレスも反応でしかないんだよ。
そういう意味じゃ、お前の方が俺なんかよりずっと荒らしだぜ。
…というか、お前733or754か? 俺が消えるといってからわざわざ非難してるってことは。
もしそうだとすると、お前って本当にどうしようもないな。
784のようなアフォがまた現れないことを祈るよ。この件は終わりにさせてくれ。
>785 考え過ぎ
っていうか、この一連の流れ、埋め立てでしょ。 まだ2も5も落ちてないし
美しくない終わり方で残念
>732 もう一度冷静に自分のレスをよみかえしてみては? 自覚してやってるって割には自分のやってることは仕方ないという風に見受けられるんだが
>791 同意。 雰囲気険悪にし過ぎでつ、、、気にくわなくてもスルーを御願いしたい。
せめて美しく終わって欲しかった…。
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