モララーのビデオ棚in801板22

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531風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 03:11:56 ID:CmJK1s9ZO
書いてる人、違う?なにはともあれGJ!!(*^_^*)弟カワユスww
532風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 03:56:14 ID:8c6IWCvY0
新たな鰈ねえさんGJ!!
しかしこっからが気になって、どうすれば! 続きお待ちしております!!
533鰈ー族父×次男また続き:2007/01/30(火) 12:00:17 ID:K3roxs2p0
476です、いつも中途半端で済みません…
待っててくださる姐さんたちありがとう。

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )前回のつづき!
534鰈ー族父×次男また続き1:2007/01/30(火) 12:01:48 ID:K3roxs2p0


「お父さん…んん…ああ、凄い」
「もっと、ほら、脚をしっかり」
「ああ…!」
 寝室で僕を待っていた父は、僕が彼の前に立つなり獣のように寝台へ押し倒した。性急に僕たちは体をつなげ、のしかかる
父の顔を撫で回しながら僕は、大きく開いた脚を彼の身に絡めて、父を受け入れていた。
「ああ、お父さん、そこ、そこは」
「うん、どこだ…?」
「そこ、ああ当たって、ああ、もう…!」
 目で限界を訴えると、父は僕の頭をあやすように撫で、自身も僕の中に精を放つためにぐっと腰を入れた。僕はその父の
首に腕を巻き付けてしがみつくと、快楽以外の何かから来る身震いを味わいながら、ほんの小さな掠れ声で、しかし叫ぶように
言った。
「っああ、兄さん…!」
 父の動きが止まった。
 彼は、今にも解放されようとしていた僕の固い雄を乱暴に握ると、僕の体を突き飛ばすようにして自分の身を起こした。
「、お父さ…」
 ずるりと引き出される強い刺激に思わず目を瞑り、開けると目の前に父の下半身が来ていた。
「…っ!」
 次の瞬間、視界が真っ白になった。顔中にどろどろとした父の精が飛び散っていた。口の中にまで飛んで来たそれの苦みに
反射的に顔をしかめたが、ひっきりなしに酸素を求める口を閉じることはできず、少しずつ、舌で唾液と混ぜ合わせながら、
僕はそれを飲み下した。
「誰だと…?」
 不意に髪を乱暴に捕まれ、父の下半身に押し付けられる。精液と、僕自身の腸液か何かにぬめりまだ熱い父の男性が、僕の
頬肉をえぐり、顔中がよく判らない液体にまみれた。
「…申し訳ありません、お父さん…」
535鰈ー族父×次男また続き2:2007/01/30(火) 12:02:26 ID:K3roxs2p0
 僕は謝罪した。それは先の言葉を、貴方の聞き間違いではないと肯定するということだった。そして縋るように、息を荒げた
父の顔を上目に見ながら、その雄に何度も接吻した。
「お前は…お前も、あいつのことが好きなのか」
 突然の父らしからぬ弱い口調に、僕は返答に詰まった。「お前も」?他に誰のことを言っているのだ。
「私と交わりながら、本当はあいつに抱かれることを思っていたのか?」
「お、父さん…」
 父は、嘘のように優しい腕で僕を抱いた。僕は思考を巡らせようにも、解放され損ねた中心部が父の体と擦れる度にどうにも
欲が意識されて上手く行かなかった。
 父の問いには、否定も肯定もしなかった。どちらが得策か解らなかったのだ。
「お父さん…申し訳ありません、もう、もう僕、ああ、お許し下さい」
 堪らなくなって、そろそろと脚を開いた。体中が痙攣しているように落ち着かなかった。父の腕で迷いなく、強く抱きしめて
ほしいと初めて感じた。僕の皮膚表面全てを、彼の肌で圧迫していてほしかった。父はそっけなく、つと僕の熱を指先で辿った。
「あぅ…」
 もっと、とその手に自身を擦り付けようとすると、再び容赦のない指がその根元を締め付けた。
「っ!いや、ああ、嫌だ、お父さん、後生です…!」
 錯乱したかのように首を振る僕を冷たい目で見ながら父は、僕の名を呼んで、そして命じた。
「服を着なさい」
 信じられない言葉に、僕は目を見開いた。父はゆっくりとベッドから降りると、その辺に飛び散っていた僕のシャツとズボンを
手渡した。
「そのまま、それを着て、あいつの部屋に行くんだ」
「…お父さん…まさか」
 兄に、抱かれてこいというのか。
 しかし父は首を横に振った。
「あいつをここに連れてきなさい」
 僕は逆らえず、父から服を受け取った。せめてこの熱を外に出してから、と目で訴えかけるが、父は冷徹な顔で僕を見るばかり
だった。
536鰈ー族父×次男また続き3:2007/01/30(火) 12:03:09 ID:K3roxs2p0
「兄さんを連れてきて、どうするというのですか」
「…知られるのは、嫌か」
 父は僕の問いに答えぬまま、問い返した。僕はその問いを何度か頭で反芻し、首を振った。今までは隠すことで成り立っていた。
しかし、この際仕方がない。むしろ、兄に全てを見せつけてやることで…
 下着もつけずズボンを履くと、ぐしゃぐしゃにまとわりついた液で上質に仕立てられた布が汚れるのと、そのさらりと
した感触が直に僕に触れるのに、堪らなく、一刻も早くここへ戻ってきてこれを脱ぎたいと思った。そう、兄をつれてーー
 そして僕は気づいた。
 自分の計画が、すべからく順調に運んでいるではないか、と。
 それは僕を高揚させ、興奮させた。できる限りできっちりと服を着込んで父の部屋を出たが、顔が汚れているのに気がついて
シャツの袖で拭った。当然袖が汚れたが、どうだっていい。一向に体の熱は冷めなかった。

 兄の部屋まではほんの僅かな道のりだったが、誰かに会ったらどうしようかということばかりが気にかかった。自分の姿はどんな
ふうに見えるのだろう。裸で廊下を歩いているよりもなお恥ずかしいとさえ思った。しかし幸いにも、誰とも会わずに兄の部屋の
前まで来れた。
「…どうした、こんな時間に」
537鰈ー族父×次男また続き4:2007/01/30(火) 12:04:40 ID:K3roxs2p0
 兄の部屋の戸をノックすると、いつも通りの顔をした兄が戸を開けた。当たり前だが、僕と父があんなことをしている間にも、
そんなことは気にもせずに、他の人間の時間はいつも通りに流れるのだと今更感じた。
「体調でも悪いのか?」
 荒い息は収まっていたと思ったが、やはりまだ体の内からくる昂奮に顔が火照っていたのであろう。兄は明らかに常態と違う僕を
いぶかしんで、あろうことか額に手を当てようとした。僕は一歩引いてそれを避けた。視線は怖くて合わせられず、俯いていた。
「お父さんが、お呼びです」
 それだけを告げ、思い切って僅かに顔を上げると、目が合った兄はぎょっとしたように目を見開いた。兄の瞳の中に映る自分の
姿は、確かに熱と、色欲に浮かされたような風に見えた。兄にもそう見えていたのかは判らないが、そう見えていても不思議はない。
「何の用だろう…」
 夜更けに父が公然と破廉恥な行いをしているのを知っているせいか、兄は躊躇したが、結局は僕の後について部屋を出た。
 兄が自室の戸を閉めると、僕は溜め息をついた。
 安堵の溜め息でもあり、この後に兄が目にする光景を予想しての興奮に打ち震える吐息でもあった。
 先に立って廊下を歩く間、背に突き刺さる兄の視線が、一歩父の部屋に近づくごとに僕の体温を上げるような気がした。
 やっと。
 やっと兄さんも、ここまで来てくれましたね。
「お父さん、兄さんを連れてきました」
 僕は、父の部屋の前まで来て、囁くようにそう言った。
538鰈ー族父×次男また続き4:2007/01/30(火) 12:08:53 ID:K3roxs2p0
[][] PAUSE ピッ ◇⊂(・∀・;)キョウハココマデ…

この続きもすでにきのう書いてしまったのですが、>>529姐さんが
書いて下さった作品とかなり重なる部分もあるような気がして、
投下していいものか迷っています。
個人サイトでもないので>>529姐さんが万一気分を害するといけないと思い…
このような時はどうするのがいいんですかね?とりあえず今日はこれで。
539風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 12:35:43 ID:nRWwzJG+0
>>538
私は529さんじゃないけど気にせず続き投下キボンに一票
529さんのストーリーは538さんのストーリーとは全く別物なんだから
wktkして待ってるよー

と思うんだがどうか


540風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 12:45:24 ID:vSUR8e2O0
>>539に同意。
同じものが題材なんだから、似た展開になってしまうのは当たり前な気がする。

でも多少重なる部分があろうと、別の人間が書いてる限り
それぞれ違う話には間違いないんだから、
良ければそのまま投下して欲しい。
541風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 12:49:10 ID:+OUDX/Yb0
鱸茶書いてくれた姐さんありがとう!
映画版見た時からずっと二人の関係に萌えてたんだ。
罪作りだ、おじちゃん…
542風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 13:19:29 ID:kib1qkwf0
ふたつの鰈、両雄並び立ち(人*゚д゚)シュテキ
いずれの姐さんもどんどん書いてホシス。
543風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 13:34:58 ID:CmJK1s9ZO
>>538 GJ!!すごく萌えますよ〜色気があってww
私もそのまま投下してほしいです。待ってます(* ´п`*)
                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                     | ル/ナ/テ/ィ/ッ/ク/ド/ー/ン/前途シリーズ
 ____________  \            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | __________  |    ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| より、冒険者×ヴァンパイアです
 | |                | |             \六回目ですよー
 | | |> PLAY.       | |               ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ 
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)(_(__).      ||  |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
男から生気は感じられなかった。
血は吸い尽くした。おかげで、めまいや目のかすみは治っていた。
倒れこむ男を床へ放り投げると、ゆっくりとロングソードを引き抜いていく。
肉が修復しようとしているのがわかる。むず痒い感覚に駆られながらも、剣を引き抜き、
同様に床へ放り投げた。
 首が切られないだけましだったかもしれない。
首が切られれば、復活するのに何日もかかる。
そう、ヴァンパイアは不死身だ。
例え殺されても、大地から生気を吸い上げ、数日で生き返ることができる。
だがそれでも傷を負えば痛いのは確かだ。例え数日でも死にたくないという気持ちはヴァ
ンパイアにもある。
 ヴァンパイアの傷は微々たる物ながら、ふさがれていっていた。
自分の血の跡が冷たくて、ヴァンパイアは寝返りを打った。手の届くところにズボンがな
かったので、毛布を巻いてやり過ごしてみる。
 男に犯されたせいで、しばらく体が熱かったが、そうしてやり過ごしてるうちに、熱も
消えた。
そして。
「ただいま」
「!」
 ロウッドが帰ったのだ。
「…早く来てくれないか…」
玄関にいるロウッドは、まだ部屋がこんなことになっているは知らず、のんきに言う。
「ちょっとまってくれ。装備をとるから」
装備を取って普通の服に着替えたロウッドは、部屋に入って一瞬、後退りした。
何せ毛布もシーツもヴァンパイアも、血まみれなのだ。傷口からは血は止まっていても、
その惨状は目を覆いたくなるほどだった。
「何があったんだ!」
ロウッドは顔色を変えて、ヴァンパイアの元へと駆けた。
そして、そばにロングソードと、仲間の死体が転がっていることに気づいた。
「あの窓から、この男が入ってきた。胸を刺された…死ぬほどのものではない」
と、割れた窓を指差す。割れた窓からは、ひゅう、と風が入ってきて、室内はひんやりと
冷たかった。
「…!殺したのか?」
「殺した」
そっけなく言うヴァンパイア。そのヴァンパイアの肩をつかんで引き寄せる。
「なぜ殺した!奴は俺の友人だ!」
「…では…私は殺されていればよかったか?」
「何?」
「…黙って犯されていろと?」
「また何かされたのか」
「…」
毛布を自分で剥ぎ取る。
コートの下から、生足がみえた。そこには、精液が伝っていた。
「私は…、…私は…」
ヴァンパイアがつぶやいた。だがその先は何も言わなかった。
変わりに、一筋、涙を流した。
「…悪かったよ。やったことはこいつが悪い…けど…、けど」
何か言いかけて、ロウッドもやめた。
「こいつ、埋葬してくる。こいつも一人身だからな…」
ロウッドは、ズボンをヴァンパイアに渡すと、仲間の死体を抱え、出て行った。
「ロウッドと呼ばれていた…か?」
自分以外誰もいない部屋で、確かめるようにロウッドの名を呼んだ。
ヴァンパイアは、精液を毛布で拭い取り、ズボンをはくと、その場で倒れるように眠っ
た。
治りかけてきている胸が痛い。だが気にする余裕はなかった。

誰かが毛布を剥ぎ取った。
さらにコートを半分はだけさせ、服もめくりあげる。
傷に、何かを塗りこんでいるようだった。
そ、と目をあける。
ロウッドがそこにいた。
真剣な面持ちで、ヴァンパイアの胸の傷に、キュアパウダーを塗りつけていた。
「起きたか、大丈夫か」
「…これくらいでは死なない」
547風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 13:57:10 ID:8OJdthWC0
大丈夫か。
ロウッドが、初めてヴァンパイアを心配してかけた言葉だった。
その言葉が、胸に熱く広がった。この感情は何なのだろう、と、思った。
「シーツ、変えてやるからな。起き上がれるか?」
「動けるが、起き上がれない」
「何、そんなにひどいのか!!」
「…首輪が邪魔で」
首輪の鎖は起き上がれるほど長くはなかった。
「そうか…逃げるなよ?」
「逃げはしないが、襲うかもしれない」
「シーツかえるのやめた」
「冗談だ」
困り果てたようなロウッドの顔に、くすっと、ヴァンパイアは笑った。
 ヴァンパイアが笑ったことに、心底珍しいものを見るような表情でいたが、ロウッドも
また笑顔になった。
「はじめて笑ったな、お前」
ぐりぐりと頭をなでてやると、首輪の鎖をベッドから離した。
じゃら、と音がして、鎖が地面に落ちる。
「起き上がれるか?」
「ああ…久々に起き上がった」
ヴァンパイアは、体を起こすと伸びをした。
体を自由に動かせなかったので、相当ストレスもたまっていた。
あまつさえ三人の男に責められるようなことまでされたのだ。
ストレスがたまらないはずがない。
逃げてしまおうか、とヴァンパイアは考えた。
が、鎖の先をしっかりと巻きつけるように持たれていることに気づいて、それはあきらめ
た。
せっせとシーツを代えるロウッドの後姿を見ながら、ぼんやりと、なぜ自分がこの男を殺
してまで逃げ出さないのか、不思議で仕方がなかった。
 まだ彼には、芽生え始めたこの感情が何なのか、理解できなかった。
「何ボーっとしてんだ、つなぐぞ。こっちこい」
「…」
「おい?」
「どうしても、つながなければ駄目か」
「逃げられたら困るからな」
「…逃げ…る…、お前は、私をどう思ってる?奴隷か?それともー…」
――それとも、何だ?私は何が言いたい?私は…
「お前は奴隷だ。性奴隷だ。何よりも美しい、誰よりも純粋」
「そうか…」
賛辞など頭に入ってなかった。『お前は奴隷だ』この一文だけしか頭に入らなかった。
黙ってヴァンパイアは、首輪は鎖でつながれることになる。
その素直なところに違和感を覚えながらも、ヴァンパイアは目を開けたままベッドに横た
わっていた。
 そこに、ロウッドがベッドに浅く座り、ヴァンパイアの顔を見ている。
「なあ…良いか」
ロウッドが顔を近づけ、そして口付けを交わす。触れるだけのキスに、ヴァンパイアは抵
抗しなかった。
「なにがだ」
「全部言わせんなよ…その…セックスがさ」
「嫌だといったら?」
「わーったよ、何もしねぇよ!」
ぷーッと頬を膨らませて、後ろを向いてしまった。その姿ににわかに笑うと、ヴァンパイ
アは続けた。
「…冗談だ。私はお前の性奴隷なんだろう?好きにすれば良い」
 そ、と、ヴァンパイアはロウッドの服の端をつかんだ。
「俺の血は吸うなよ」
「もういらない…」
ロウッドはヴァンパイアに覆いかぶさった。
 ____________
 | __________  |
 | |                | |
 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ サンバンメ、ナマエランニイレルノワスレタ
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )トリアエズコイヲジカクシテナイヴァンプデス
 | |                | |       ◇⊂    ) __
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _)_||  |
 |  °°   ∞   ≡ ≡   |       || (_(__)  ||   |
550風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 15:37:39 ID:CmJK1s9ZO
GJ!!(o~∀~o)ノ鰈と並んで楽しみにしてるルナドン!
ゲームだなんてきいたから中古屋に走ってきますよww
551風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 16:46:43 ID:C3M4DkRs0
>>538
どちらの姐さんの作品も好きなので、
投下してくれると嬉しい
よかったら待ってます〜
552鰈ー族父×次男お言葉に甘えて続き:2007/01/30(火) 18:33:08 ID:K3roxs2p0
姐さんたち、ご意見ありがとうございました!
読みたいと言って下さる方が沢山いてくれて、書き手としては本当に嬉しいです。
お言葉に甘えて、書いた分をとりあえず投下させて頂きます。

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )やっと長男 キタヨー
553鰈ー族父×次男お言葉に甘えて続き1:2007/01/30(火) 18:33:44 ID:K3roxs2p0


 入りなさい、という父の声がした。
 戸を開くと、男の精の臭いがむっと立ちこめている気がした。
 父は、夜着のガウンを羽織っただけの姿でベッドに腰掛けていた。兄はまっすぐにその父の方へ歩いていく。
「お父さん、何のお話ですか」
 兄がその台詞を言い終わらないうちに、後ろ手で鍵をかけた。
 カチャン、という固い音に、兄が驚いた顔で振り返った。兄の向こうの父へと目を逸らすと、父は僕の方へ頷いてみせた。
「脱ぎなさい」
 その声に、兄は今度はまた父の方を振り返る。何がなんだか判っていない様子だが、無理もない。戸惑う兄を幼いとさえ
見ながら、僕はシャツのボタンを一つずつ外していった。汗や体液がシャツを張り付かせ、脱ぎにくい。兄は父の言いつけ通り
に服を脱いでいく僕と、それを獣の目で見守る父とを代わる代わるに見ながらも、問いただす言葉が出ないでいた。
「あ…」
 ぐしゃぐしゃになったシャツを無理矢理脱ぎ捨てた僕を見て、掠れた声を上げたのは、兄の方だった。
「どうかしましたか。兄さん」
 できるだけ優しい表情を作って兄に微笑みかけた。兄の視線は僕の肌にあまりに多く点在する鬱血点を、数えるように目で
追っていた。家の中でもきっちりとシャツとベストを着込んだままの兄の視線の前で、下を脱ぐのは躊躇われたが、
「早くしなさい」
 父がそう急かすのに、手を早めて金具を外し、ズボンを持つ指を放した。すとんとそれが足首まで落ちた時に、呻くように
僕の名を呼んだ兄の声は、呂律も回っていなかった。
「お前…」
「何だ、ずっと起たせていたのか、しょうがない奴だな」
 兄の声に覆い被さるように父が言った。下着もつけずにズボンの下に隠れていた、角度を失っていない僕の雄は、橙色のテーブル
ランプの弱い光でもはっきり判るほど、下品に濡れて主張していた。
 ああ、見られているーー兄さんに。
 血のつながった男二人に見つめられて、落ち着こうと努めていた体は再びふるりと震えた。
554鰈ー族父×次男お言葉に甘えて続き2:2007/01/30(火) 18:34:38 ID:K3roxs2p0
「お父さん…」
 僕は床に落ちたズボンをまたいで、父のベッドに近づいた。びくりとした兄が、異質なものを避けるかのように一歩退いた。
けれどそのまま、僕がベッドに上がって、四つん這いになって父親にすり寄るのを、信じられないものを見るような目で見ていた。
「よく頑張ったな」
 父は僕を抱き寄せ、口づけをした。互いに舌を伸ばして、濡れた音を響かせる口吻に、兄は吐き気を堪えるように口元を手で
押さえた。それを横目で見た僕と目が合った時、何か問いかけるように兄は僕の目を凝視した。僕は、挑発するように、目を
細めて返した。
 次の瞬間、兄は踵を返すと大急ぎで部屋を出ようとした。しかしその背後から、父がそれを呼び止めた。
「どこへ行く」
 兄は扉の前で足を止め、怒りに息を荒げながら拳で戸を叩き付けた。
「いったいお父さんは、何をしているんですか…」
 父は答えない。ただ寄りかかる僕の頭に手をやり、頬と頬を寄せた。僕はその気持ちよさに、自分からも猫のように擦り付けた。
兄は向き直ると、つかつかと僕たちの方へ歩み寄り、父の夜着の襟を両手で乱暴に掴んだ。
「僕の弟に、貴方は何をしているんだ!」
 思わず息を止めた。
 予想していた台詞とほとんど同じではあったが、
 ーー僕の弟に。
 一瞬、狂おしいほど生じた感情に、僕は名前を付けようがなかった。兄は呆然と見つめる僕には目もくれず、怒りに手を震わせ
ながら父を睨んでいた。父はそれをまっすぐに睨み返したまま、兄の両手を払いのけた。
 その瞬間に、僕は兄の体の自由を奪っていた。
 驚きに見開かれる兄の目に自分が映るのを確認しながら、その上半身をベッドに押さえ込んだ。何が起こったのか判らずにいる、
その間に馬乗りになってしまえば、その後で抵抗されようと無駄だった。自分でも気がつかぬうちに、僕は力で兄に勝るように
なっていたのだ。それを、こんなときに知ることになるとは。
 父が、自分が着ている夜着の腰紐を引き抜いた。それを見て、兄の両手を無理矢理頭上に押さえ込む。兄は勿論暴れ声を出して
抵抗した。弾みにその手が僕の頬に当たり引っ掻き傷を残したが、結局は僕と父の二人分の腕力には敵わなかった。
555鰈ー族父×次男お言葉に甘えて続き3:2007/01/30(火) 18:36:33 ID:K3roxs2p0
「お前、何を…自分が…何をしてるのか解ってるのか…!」
 父に両手を縛られながら、息も絶え絶えに兄は叫んだ。僕は冷静にそれを上から見下ろしていた。
「兄さんが、知らなかっただけですよ」
 縛った両手はベッドの端に括りつけたが、念のために足も、落ちていた僕のベルトでひとまとめにした。兄のシャツの裾をズボンから
引き抜いて、ベストと一緒にたくし上げる。ベルトを外していると、兄が大きな声で制止したが、聞かなかった。
「兄さん…僕は先ほどからずっとお父さんにお預けにされていましてね…一刻も早く楽になりたいんですよ」
「何を馬鹿なことを言ってるんだ!」
「その馬鹿なことを、僕はもう十年も続けているんだ」
 兄の抵抗が止まった。
 僕は微笑を浮かべた。心の中では、嘲笑を贈りながら。
「兄さんが大学生の時でした。それから、アメリカへ留学中も、帰国して結婚されてからも、ずっとね」
「何だって…?」
「ああ、やっぱり全然知らなかったんですね…」
 僕は兄の服を脱がせる手を止めると、傍らの父に手を伸ばした。
「なかなかいいものですよ、お父さんとの夜は…流石に、愛人と妻を一つ屋根の下住まわせるだけのことはある」
 そして、自分の息子も。
 この言葉は父を怒らせるかと思ったが、彼は僕を抱き締めると胸元に口づけを降らせた。僕が快楽のままに喘ぎ声を上げると、兄は
聞きたくないかのように目をきつく閉じて身を捩った。哀れにも、耳を塞ごうにもその手は頭上に拘束されていた。
「ああ…お父さん、もう、お許し下さい。もう死んでしまいそうですよ」
 甘く溶かした囁き声で、父へ切なさを訴えかける。目を瞑って目の前の事実を否定しようとする兄をも意識しながら、
「ほら、僕のここが、こんなにお父さんを欲しがって…ああ、ほら…」
 自分の後方へ手を回し、ぐちゅぐちゅと掻き回すことで、兄を聴覚から犯していく気分を味わった。自分の愛する弟が憚りなく卑猥な
言葉を口にして、父親との繋がりを求めている。それは兄にとってどれほど信じがたい衝撃であるだろうか。
556鰈ー族父×次男お言葉に甘えて続き4:2007/01/30(火) 18:37:39 ID:K3roxs2p0
 ぴたりと身を寄せている父の体との間に、先に僕を汚した父の雄が再び力を持ち始めたのが判った。父の夜着をはだけ、僕は迷いなく
そこに顔を埋めた。父の呼吸が徐々に高まっていく。そして、兄の息も荒くなり始めていた。それは怒りに依るものだろうか、それとも。
口の中で何度も吸ったり、舐めたりしていると、もういいと父が制止して、僕の体を自分の上に膝立ちで座らせた。
「ん…お父さん、早く」
「いいだろう、入れなさい」
 その時、すぐ横に仰向けになっている兄が、目を開けてこちらを振り向いた。そして僕たちの体勢を見とめると、力なく首を振った。
「やめろ…」
 僕に言ったのか父に言ったのかは判らない。いや、両方にだろう。
「やめてくれ、頼むから…」
 いっぱいに見開かれた兄の瞳に、涙の膜が光った。
 兄の信じてきた家族の絆。それは今この瞬間、どんな形で兄の中に存在しているだろう。
 見たこともないような弱々しい兄の目に見つめられ、僕は自ら招いたこの状況になぜか悲しささえ覚えながら、しかし首を横に振り返した。
「もう、限界なんです…」
 黙って聞いていた父が優しく僕の腰を撫でた。そう、体も限界だった。しかしそうじゃない。父には解らない。
 僕のこの気持ちなど。
 今までどんな気持ちで兄を見てきたかなど。
 彼の前には汚い現実などなかった。彼の努力に人望はついてきた。歯向かう者などほとんどいなかった。しかしもしライバルが現れれば
正面切って戦い、策略など用いない。政略結婚を強いられようとも、相手の女性を心から愛する。父が不埒な行いに身を染めれば、公然と
文句を言い、父の愛人に対しても毅然とした態度を貫き、抱いた反論は常に口にしていた。
 けれど、兄さん、僕を責められますか。
 辛辣な言葉で、正義だけを胸に、弟である僕を。
「兄さん…」
 気がつかぬうちに、涙が溢れそうになっていた。慌てて父の肩口に顔を擦り付け、肉体的な刺激を望む涙であるかのような振りをした。
557鰈ー族父×次男お言葉に甘えて続き5:2007/01/30(火) 18:38:30 ID:K3roxs2p0
 兄は、僕を見ていた。
 激しい口調で糾弾するわけではなく、ただ痛みを堪えるような顔で、涙をたたえてやめろ、と繰り返した。
 兄はいつも自分の正義を貫き、父との対立もいとわなかった。
 それでも、父に愛されてきた。それが憎かった。
 兄を一番に愛しながら僕を愛していると口にし、僕を抱く父が憎かった。
 けれども僕は、
「あ、ああ…っ!」
 僕は、父と兄を愛する気持ちを捨てられなかった。
 父とこんな形で愛し合わなくとも良かった。家族としての愛を、兄と同じだけ僕に注いでくれればそれで良かった。
 兄に嫉妬したくなどなかった。そんなふうにして自分が惨めになるよりは、ただ二人で同じように父から愛され、父に対して敬愛を
抱いて生きていきたかった。
 でも父は僕を見なかった。兄は、父の愛に気がつかなかった。
 動物のように性の快楽に身を委ね、嬌声を上げて親子で交接する僕たちを見つめる兄の目から、ついに涙が筋となって静かに溢れていた。
しかしその姿は、僕自身の視界が潤んでぼやけたことで、すぐに見えなくなってしまった。
558鰈ー族父×次男お言葉に甘えて続き:2007/01/30(火) 18:41:03 ID:K3roxs2p0
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )毎週萌えが多すぎて書くのが追いつかねーyo!

次男熱、止まりません…
559風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 18:52:41 ID:qlQnqPXY0
<(;゜Д゜)>ノー!!
私の熱も止まりませんよ
一日でこんなに更新されてるとは!!
姐さん方・・・なんて恐ろしい子!!!!
560風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 18:58:06 ID:CmJK1s9ZO
ももももしやリアルタイム……!?GJです!
まだ続きがあるみたいでホントにうれしいよww
私も次男熱、とまりません……ww
561529です!:2007/01/30(火) 19:08:10 ID:xK6tjxpE0
まず最初に……ごめんなさいです!>>538姐さん!!!

どうぞこのままお続けください。伏して続きをお願いしたいくらいです!!
心より、>>538さんが書いて下さるのを楽しみにお待ちしております。きっと
他の姐さん方もそうだと思うので!!

てか私も、自家発電してるより、>>538さんの読むほうが嬉しいしww

自分のアレは、放置するのも何なので、そのうちコッソリと、空気を読みつつ
短くまとめに来ようと思います。
562風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 19:42:23 ID:M7rR+jop0
容量492KB、そろそろ次スレ立ててきます
ところで1のAAの上に↓のタイトル文字追加してみてもいいだろうか
以前からAA長編の方で使われてるものだけど

.   ___ ___  ___
  (_  _)(___)(___)      / ̄ ̄ヽ
  (_  _)(__  l (__  | ( ̄ ̄ ̄) | lフ ハ  }
     |__)    ノ_,ノ__ ノ_,ノ  ̄ ̄ ̄ ヽ_ノ,⊥∠、_
         l⌒LOO (  ★★) _l⌒L ┌'^┐l ロ | ロ |
   ∧_∧| __)( ̄ ̄ ̄ )(_,   _)フ 「 | ロ | ロ |
  ( ・∀・)、__)  ̄フ 厂  (_,ィ |  </LトJ_几l_几! in 801板
                  ̄       ̄
        ◎ Morara's Movie Shelf. ◎

563風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 20:17:32 ID:RzkwindpO
いいと思う。

しかしここ最近豊作で困るwww
564風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 20:29:15 ID:HmNkDdzx0
モララーのビデオ棚in801板23
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1170156263/

完了
テンプレ追加したら>>2-7だけじゃ足らなかった
565風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 22:08:08 ID:n9cIXoicO
どちらの鰈姐さんの作品も萌えまくりですよー
続きが気になる!!
566風と木の名無しさん:2007/01/30(火) 22:33:20 ID:7J0mmW89O
鰈見てないのにすげー萌える(*´д`*)
個人的に長男拘束がSゴコロくすぐる…

ルナドンは古いのしか持ってないけど
引っ張り出してプレイしたくなったよ
今からヴァンパイア討伐の依頼受けてくる(*´Д`*)
567風と木の名無しさん:2007/01/31(水) 00:14:19 ID:7WXp960U0
実を言うと、伏せ字は元ネタが分からないことがあるので保管庫収録時の
タイトル付けに困る。知ってるジャンルならある程度は分かるけど、そうでない
のは全くもって解読不能なことがあるので困る。
できることなら普通に書いてほしいと思う。伏せたからって隠れるには意味ないし。
568風と木の名無しさん:2007/01/31(水) 01:20:13 ID:kf1BQP11O
別に伏せ字タイトルのまま保管したらいいんじゃないでしょうか
このスレで読む人と同じ条件で、分る人には分るし
569風と木の名無しさん:2007/01/31(水) 02:01:53 ID:nH+PkZXWO
なんでわざわざ分かりにくいままにした方がいいんだろう
わざと分かりにくくしてもいいことない気がする
570風と木の名無しさん:2007/01/31(水) 02:30:18 ID:CcN1X49K0
わざとわかりにくくしなきゃ検索避けの意味がないのでは…
2ch専用ブラウザだとは1つの用語で全検索できる機能もあるからね
571風と木の名無しさん:2007/01/31(水) 08:23:18 ID:nH+PkZXWO
その「わざと分かりにくくしないといけない」っていう前提がなんかおかしいんじゃ
自己責任のネットの世界で「一般人に配慮」なんて余計なお世話、とかもあるけど
「伏せないと関係者に見つかって訴えられる」というその理屈で言うと、
伏せ字文化のないエロパロ板はとっくに閉鎖しとるがな、ってなるし
でも現実にエロパロ板にナマモノSS投下して訴えられた奴はいないでしょ
エロパロ板に限らず801板でも最近は伏せないスレも見られるようになってきてるし
572風と木の名無しさん:2007/01/31(水) 09:18:45 ID:kf1BQP11O
何のために801板が隔離されてると思ってるんだよ…
他板の住民が検索で引っ掛けて読んで嫌な思いするなんて、晒しコピペと一緒じゃん
腐女子やその作品は多くから嫌われてるってことくらい自覚して行こうよ
検索避けくらいしないと、厨に見つかってそこら中の
他板関連スレに貼られでもしたら書いてる方としては堪らないよ
特にナマに近いほど、偶然嫌な思いした一般ファンは何をするか解らん
ナマ・半ナマサイトが本当に恐れて隠れてるのは公式関連だけじゃないんだから
573風と木の名無しさん:2007/01/31(水) 11:03:53 ID:S1zo1uN70
571じゃないけど、それなら検索よけだけすればいいよね。
「分かりにくく」する必要はないよ。

大体、難しい伏せ方ってもはややる方も半分お遊びになってるじゃん。
それが分かる人は楽しいけど、そうじゃない人にはそんなのデメリット
しかないよ。
こういうスレだし、そのジャンルのオタばっかりじゃないんだから。

後、一般のファンがわざわざ数字系のスレを単語検索してまで探す
とも思えないよ。
574風と木の名無しさん:2007/01/31(水) 11:13:52 ID:e9Jn9Ufj0
投下する人が保管の人の意見を考慮するなり、今まで通りにするなり、
それぞれ好きにすればいいだけじゃね?
伏せずに投下する人も普通にいるこのスレで伏字論争になるのも、なんか違う感じだ
投下する人で成り立ってるスレで外野がやいやい言ってもあんま意味ないしな
575風と木の名無しさん:2007/01/31(水) 11:55:40 ID:pUvhgqCt0
伏字論争はよそでやれ
576風と木の名無しさん:2007/01/31(水) 12:32:27 ID:DFDtLO280
書く人の自由でよいではないか
577風と木の名無しさん:2007/01/31(水) 12:36:45 ID:7xFbk+jS0
ジャンルによって事情もそれぞれだろうよ

ということでこの話題終了
578風と木の名無しさん:2007/01/31(水) 13:24:51 ID:nH+PkZXWO
>>572
スレ違いなのでこっちに返答を書いた

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1169025328/の25
579風と木の名無しさん:2007/01/31(水) 19:49:19 ID:9NuIlPLY0
あげ
580風と木の名無しさん
聖/な/る/黒/夜よかった…!
また読みたいな、アソーさんが語る天使ちゃん
だった頃のレン…。