1 :
風と木の名無しさん:
2 :
風と木の名無しさん:2006/08/28(月) 07:52:48 ID:1X/7rcge0
5 :
@:2006/08/28(月) 16:36:32 ID:0QY9/RV+0
本日二回目の登校だ・・・。俺はなぜか息を殺してかって知ったる本拠地の
文芸部へと歩く。いやがった・・・
廊下の曲がり角から文芸部、すなわちSOS団の本拠を覗き込むドアの
隙間から見知らぬ中年男・・・いや変質者が張り付いている。耳を澄ませば、
離れて立つ俺の所まで鼻息が聞こえてきやがる。
「ヴふー、ヴふー・・・イ、イヅキ君、待っててね゛〜ヴふー、やさしくしてぇ
あげるぅふふふふっヴふ〜」
ただでさえ変質者っぽいのに、その姿といえば上半身裸に下半身は何年前に
買ったのか判らないよれよれのケミカルウォッシュのジーンズ、おそらく暑苦しい
であろう顔にはプロレスのマスクをかぶってる、なんていうか頭髪と口が見える
タイプだ、しかしそのマスクのレスラーに失礼なほどこの引きこもりの肉体は
ブヨブヨで裸足のヤツの油じみた足跡が部室棟の廊下に残ってるんじゃないかと
思わず自分の足元を確認しちまったぐらいだ。
俺が後ろで伺っているのも知らず、大森電気の馬鹿息子は不気味に腰を
カクカクさせてつぶやいてやがる。
「は、早く出番来ないかな゛、ヴふ〜ボク、もうイッちゃいそうでヴふー」
ジーンズの前の突っ張らせているが、ははっきり言ってその大きさはヤツの
突き出た腹よりはるかに低い。俺はクラクラしながら心の中で絶叫する。
『ハルヒ〜!こんなヤツが俺の代役なんてそりゃないぜ・・・』
俺は家から持ってきた『ソレ』をギュっと握りなおし足音を忍ばせてヤツの背後へと・・・
6 :
A:2006/08/28(月) 16:40:54 ID:0QY9/RV+0
文化祭間近、SOS団の突発的迷走はいつものようにハルヒによってもたらされた。
唐突にバンと手を机につき勢いよく立ち上がり、意味もなく朝比奈さんを『ひゃうっ』と
怯えさせ、きっぱりと宣言するハルヒ。
「あたしたちSOS団は映画の上映会をおこないます!」
「どのような映画を作るつもりなのか非常に興味がありますね」
ニコリと微笑みつつ、拒否のプロセスを完全に省略して話すのはきまって古泉である。
ハルヒはなぜか勝ち誇って言う。
「任せて、もう脚本はほとんど考えてあるわ、ココにね」
コンコンと側頭部をノックするハルヒ。良かったな、中身の詰まってる音がするぞ。
「ゴチャゴチャうるさいわね、バカキョン!映研に真似されたくないからコンセプトは
今、詳しくは言わないけど、今流行の『ボーイズラブ』モノにするわ!」
「は?」
唖然呆然の俺。朝比奈さん、あらかさまにに安堵しないでください。得意げに続けるハルヒ。
「どう、これであたしもアカデミー賞を狙うわ!」
ちょっと待て、あの『ブローバック山』はたしかオスカー賞だろ。
「・・・それにだ、おまえは映画を作りたいと言う。俺たちはまだ何も言ってない。俺も
古泉もイヤだと言ったらどうするんだ?監督のおまえが念写でもするのか?」
と言いつつ、ほんとに念写しかねない人物なのだが報われない説得をする俺。
案の定ぎゃんぎゃんと叫びやがる。
「うるさいわね!やるっていたらやるの!心配の必要まったくなしよ!有希はいいって
きっと言うし・・・みくるちゃんは『ウエイトレスVS触手』と『ボーイズラブ』どっちがいい?
(ニッコリ)」
がくがくと頷く朝比奈さん。満足そうに頷いて古泉に顔を向ける暴君。あまりの嘘吐きと
力技に声も出ないぜ・・・
7 :
B:2006/08/28(月) 16:42:27 ID:0QY9/RV+0
「古泉くんもいいわよね、もちろん主演があなたで、バカキョンが助演よ!」
「主演ですか・・・そうですね、魅力的ではあります・・・」
俺に微笑みかけるな、気持ち悪い。
ハルヒの勢いにあっという間に数的不利に陥る俺。最後の手段とばかりに
俺は立ち上がる。閉鎖空間なんて俺の知ったことか。
「却下だ、今までよりこれからの人生の方が長いんでな、こんな人生の
前半で一生残る恥をさらせるかっ!」
カバンを手に取りダッシュする俺。
「ち、ちょっと待ちなさいよ!」
机を化鳥のように飛び越して追いすがるハルヒだが、何とかタッチの差で
危機を脱する。ドアを開け、歩く俺の背に向かってハルヒが叫ぶ。
「こら、バカキョン!団員の独断専行は重大な規律違反なのよ!」
「・・・・・・・・」
振り返らない俺にハルヒが感情あらわに言う。
「し、知らないんだからねっ!すんごい映画できた後で『やっぱり仲間に
入れてください〜』なんていってきても絶対後悔後の祭りなんだからねっ!」
はいはい、他のヤツをおいて別次元までぶっ飛んでいくおまえに映画なんて
共同作業、無理だと思うがな。
・・・と思っていたのだが、俺はここでもハルヒの能力を甘く見ていたらしかった・・・
8 :
C:2006/08/28(月) 16:45:14 ID:0QY9/RV+0
その夜、SOS団の仲間からハルヒと俺を復縁させようと電話やらメールが
大量にかかって来たせいで俺が帰った後のハルヒの暴走は大体把握できた。
どうやら有り余る行動力により、『予算』やら『機材』を手に入れ、俺に代わる
『助っ人』までいきなり見つけたらしい。しかし順調に進んでいるはずなのに
他の団員のテンションはどうも低いようだ。気になる・・・
次の日もハルヒの無視に耐えかね、終業早々帰宅し、部屋でねっころがってる
俺に電話がかかってくる。
「・・・あなたに復帰してもらうわけにはいけませんか?説得ならぼくが必ず・・・」
俺にだってちょっとは意地ってモンがあるんだよ。せいぜい機関の給料分は
ハルヒのために働いてやるんだな。
「・・・そうですか、そうですよね・・・それでは・・・ふぅ・・・」
似合わないヤツのため息が聞こえた。と同時に未練がましく携帯が切れる。
「き、キョンくん・・・今日は来てくれるよね・・・あの、古泉くんがかわいそうなの・・・」
その可憐な哀願に思わず『行きます』と言ってしまいそうになったが、俺を
差し置いて古泉の事を言うのが気に入らない。なあに、ヤツのことですから
へらへら笑ったままでそれでおしまいですよ。
「でも・・・あまりにも、あの人が・・・うにゅぅ・・・」
切れる携帯。俺は頭を『?』でいっぱいにしながら天井を見上げて物思いにふける。
そしてさらに部室から持ってきたラップトップにいきなりスイッチが入る。
YUKI.N 〉撮影スケジュール
明日、16:00〜部室にて・・・
9 :
D:2006/08/28(月) 16:46:52 ID:0QY9/RV+0
ザーとデータが一気に画面に流れる。しかしこのパソコン、インターネットに
繋がってたっけ?最後に簡単かつ支離滅裂の脚本と俺の代わりにただで
雇った助っ人のデータが流れる。
・・・おやおや、古泉もご愁傷様・・・古泉の不幸に同情する俺。
ま、今日はこのまま部屋で惰眠をむさぼるのさ・・・
『・・・・・・・・』
寝返りをひとつ。
『・・・・・・・・』
もう一回。壁に掛けた時計が目に入る。今出るとぎりぎり16:00に学校か・・・
なに考えてんだろ俺・・・
『・・・・・・えいっ、こんちくしょう!』
俺は制服を手早く着ると、部屋の角に立てかけてあったモノを手に取り外にでる。
妹がパタパタと近寄ってきて言う。
「キョンくんみんなで野球?行く、行く〜!」
一人で素振りだ、と言いながらどっかの地方の妖怪みたいに足にしがみつく妹を
振り払い外に走り出た。
さて、ここで話はやっと冒頭のシーンになるわけだ・・・
俺は撲殺音と共に廊下に潰れた肉塊を蹴りよけてからキモデブホモニートの
代わりに隙間から中をのぞく。
部室の真ん中になぜか体育マットがあり、その上に古泉。そして無表情にカメラを
構えているのは長門。レフ板をもってバンザイしてるバニーガールは朝比奈さんだ、
朝比奈さん、レフ板持つのに別に背伸びしなくてもいいんですよ・・・。そして『超監督』の
腕章をつけ、ディレクターズチェアにふんぞり返ったハルヒが大声で言う。
10 :
E:2006/08/28(月) 16:48:22 ID:0QY9/RV+0
「それじゃ、シーン15!イツキが部室で着替えている途中で入ってきた部活の
先輩に犯されるシーンね!古泉くんが着替えたらスタートするから!大森電気の
息子もよろしくねっ!」
廊下に向かって怒鳴るハルヒ。残念でした、大森電気の息子は夢の中でいい目に
会ってるみたいだぜ・・・
「・・・ヴひっ、イヅキくんてだいたんなんだね、ヴふっ!」
寝言で感極まりカクカクと腰をゆする元助演男優。うわ、コイツ夢精しやがった・・・
「し、しかしだな・・・」
俺は呟く。な、なんちゅう・・・このマスクはどんな部活の意味があるのだろうか?
首をひねってもまともな結論が出てこねえ。
そして部室の中の古泉と言えばハイソックスにワイシャツ姿でマットの上にペタリと
座り込み、シャツのボタンに手を伸ばしては下ろすを繰り返してる。そりゃそうだ、
いくら仕事とはいえ、この後、ここにぶっ倒れてる、人間の範疇を外れかけたコイツに
無理ヤリに犯されるんだからな・・・。
「どうしたの古泉くん、緊張してるの?だいじょうぶよ、映画なんて勢いだから!」
優雅に近いイメージを持つはずの古泉の手が震えてシャツの第一ボタンを捕まえ損ねてる。
「古泉くん・・・」
「・・・・・・」
ほんわかメイドのレフ板係りも絶対零度のカメラマンもテンションは低い。俺にはわかる。
「早く、暗くなっちゃうわよ!」
カチンコを振り回しながらの能天気なハルヒの声。観念したように息をつき、古泉は
目蓋を閉じながらボタンに手をかける。閉じた目が少し潤んでいるようなのは気の
せいだろうか・・・バカなヤツ・・・
11 :
F:2006/08/28(月) 16:50:34 ID:0QY9/RV+0
「ちっ・・・」
俺は夢の中で古泉と戯れてる大森電気の息子を覗き込む。後頭部に大きなコブを
作り涎を垂らして体をわななかせまだなんか言ってる。
『イツキくん〜ヴふ、ヴふ、ヴふ〜、ほらイイデショ、イイデジョ〜』
ヤバイとこ殴っちまったんじゃないだろうな・・・
俺はその生きる危険物と化した肉塊に手を伸ばしマスクを引っ剥がす・・・。コイツの
素顔にも更に殺意が沸くのを留められないのは俺の人間ができてないせいだろうか・・・
うへ、それにこのマスク被ってコイツの脂性が伝染したらどうしよう・・・
「スタート!!!」
『バン!』
カチンコと同時にドアが開く。出てきたのは上半身裸、プロレスマスクの部活の先輩。
手にはなぜか血のついてへこんだ金属バット・・・
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
団員三人がいきなりあからさまに登場した俺を見てきょとんとしてる。う、うるせ〜な、
そんなに見るなよ・・・
「大森電気の息子、わかってるじゃない!その血痕に塗れた金属バットいいわ!
良い絵が撮れそうな気がするわ!見てなさいよバカキョン!」
コイツだけはどうやら俺に対する復讐の念のせいで正常な判断力を失っているらしい・・・。
すげえ気分が悪い・・・
「・・・あ、あの・・・」
ペタリと体育マットに座り込み呆然と呟く古泉に近寄り、俺は小声で言う。
「・・・おい・・・適当にお茶を濁してこんな事さっさと終わりに・・・」
「う、うれしいですっ、やっぱりあなたは僕のことを・・・」
「え、ちょっとま・・・」
12 :
G:2006/08/28(月) 16:51:37 ID:0QY9/RV+0
長い睫に涙を散らせた古泉に飛びつかれた俺はマットの上に転倒。さらには
いきなり古泉の唇で言葉をふさがれてしまう。俺にマウントになった古泉を見て
ハルヒが立ち上がる。
「ち、ちょっと押し倒すのは先輩の方でしょ!・・・い、いや・・・これは現場の『流れ』よ!
トラブルを掌握しきれたときに伝説が生まれるのよ!あ、手に汗が・・・」
と、どこかのバスケ部のコーチみたいな事をいいながら座りなおすハルヒ。この馬鹿!
古泉を早く止めろって。
認めたくないんだが古泉の方が背が高かったりする。俺はがっちりとしがみつかれて
身動きできない、くっ・・・舌を入れようとするんじゃねえ!ぎりぎり歯を食いしばる俺。
「助かりました・・・犯されるなら僕はあなたに・・・大丈夫です、優しくします・・・」
犯される方が言うセリフじゃねえ。俺は助けを求めて回りを見渡す。長門は無表情に
カメラを回し、ラウンドガールみたいな朝比奈さんにいたってはいきなりのディープキスで
器用にレフ板を持ったまま気絶してる・・・。ならば一番頼りになる金属バットは・・・部室の隅に・・・
自分の頭の上の方に転がった金属バットに手を伸ばす・・・が、自分の斜め上方を向いた
無防備な首筋を舐め上られ、俺の首筋に人生初めてのキスマークを勝手につける古泉。
「ひあっ!」
「いい声ですよ、素敵です・・・僕が毎晩想像していたよりずっと・・・」
俺を妄想するなら許可と使用目的を申請しろ。
13 :
H:2006/08/28(月) 16:52:59 ID:0QY9/RV+0
「や、やめっ・・・んあっ!」
首筋の味を堪能した舌は徐々に場所を下へとずらし、俺の胸に吸い付く。
けっこう気持ちがよくありませんか、僕は好きですよ・・・ほら、あっという間に
コリコリして・・・」
「ば、ばか、やめろっ、んっ!ひくっ!か、噛むなぁああぁぁっ!」
胸の先端を甘噛み、やわらかく舐め吸い上げられるのを繰り返されると、たちまち
拒否のセリフは上ずりあやふやな抑揚になってしまう。こ、こうなったら、すべて
ぶちまけて終わらせてやる・・・
「ハ、ハルヒっ!俺はっ・・・ん、ん――っ!?」
真実をばらそうと開いた唇にすかさず古泉の唇が重なる。口を閉じるのが
かなわず、古泉の冷たい舌が歯列を割って入ってくる。
「んっ!ふっ・・・ちゅく・・・くはっ、んっ・・・ちゅぷ・・・」
『噛んでやる』とばかり眼前の古泉を睨む俺だが、古泉は余裕たっぷりに
にこやかに微笑むと舌先で俺の舌の裏をネットリと丹念に舐めていく。くすぐったい
ようなその後に何か来てるみたいな・・・なんで目、閉じてんだよ俺・・・
『・・・・・・・・』
顎の力が抜ける、同時にすぐさま俺の舌は古泉に絡め取られ、今度はうって変わって
激しいディープキスを叩き込まれる。小さく息継ぎをするとき唇の隙間から
『ぶちゅ』とか『じゅちゅ』とか恥ずかしい音が漏れ聞こえて俺を赤面させる。だんだん
力が抜けてくる・・・視線を横にやればカメラのレンズと目が合い。
14 :
I:2006/08/28(月) 16:54:06 ID:0QY9/RV+0
「ら、らめえっ・・・・はふっ・・・」
と声を上げて反対を向く俺。『ちゅぱっ』と卑猥な音がして二人の絡まった舌が
離れる。
「ふふ・・・キスだけでもう呂律が回らなくなるほど感じてしまいましたか?
こういう所は僕の想像どうりですよ・・・ちゅっ・・・」
「はんっ・・・」
俺が横を向き、ディープキスが急に中断されたせいで口端から二人の唾液が
ねっとりとたれ落ちた。それをゆっくりと舐めとり、すっかり抵抗力を失いくったりとした
俺を見下ろして邪に微笑む古泉・・・
そのまま耳にキス。軽く息を吹き込まれ出すまいとした声を上げさせられる俺。
そして唇は下にすべり頬、顎の先、そして所有の刻印を押すように初めのキスマークを
更に濃くつける。その無遠慮な行動に力の抜けた体を振り絞って俺はもぞもぞと
抵抗するが、信じられないほと尖りきり、敏感になった胸の先端を古泉の口内で
めちゃくちゃに虐められてあえなくすすり泣かされてしまう俺。そしてみぞおちに唇は
すべり、おへその周りをくるくると舌が遊ぶ、同時にカチャカチャと制服のベルトをはずす音が・・・
15 :
風と木の名無しさん:2006/08/28(月) 23:05:35 ID:OChX+tHP0
なにこの寸止め
寸止めが見事すぎて噴いた
ワッフルワッフル!!
なんていうか、
むしろそのままキモホモニートの変質者に犯される古泉が見たいと思う私は変態だろうか・・・・・・。
20 :
風と木の名無しさん:2006/08/29(火) 00:24:34 ID:whP6xjtEO
放置が長いとキョンが耐えられな(ry
キョンへの放置プレイだったのか!
な、なんだってー!!
どうでもいいけど常駐スレ被ってる人が絶対いる気がするwww
>19
(・∀・)人(・∀・)
気になって眠れない
投下主は今頃このスレ見てニラニラしてるんだろうな
>>19 >>23 男性向けのような、名もないキャラにひたすらキョンが犯されるエロがたまに無性に読みたくなる。
もうどうにも取り返しつかなくなるまでなってから助け出されたり。
でそのあと古泉の手厚い看護を受ければいいよ(´ω`)
「らめぇぇ!」なキョンとか、「みるくでりゅううう」なキョンとかも見たくなるな
書いたら叩かれそうなみさくら系アホエロ
>>28 キョンくんが利き腕を骨折なんてことになったら、泊り込みでケアでしょうね(;´Д`)ハァハァ
31 :
@〜I:2006/08/29(火) 09:21:33 ID:RKwOIxZM0
エロパロ板に常駐していましたが昨日初めてここに書き込みました。
『この板は恐ろしい人が多い板だよ』という忠告を言われていて、ローカルルールの
題名とカプを書き忘れたのに気がついて怖くて逃げてしまいました。
内容はおそらく『キョン×古』。題名はまだ決めてません。
初めはキモホモニートの代わりに国木田と谷口で書いたのですが、
きっとこの板の剛の姐さんが『古泉を2人ががりで犯さんかいゴルァ』
とか言われるんじゃないかなぁと思ってエロパロではルール違反のオリキャラにしたのに・・・
>>19 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2006/08/29(火) 00:01:08 ID:qgv/6uqO0
なんていうか、
むしろそのままキモホモニートの変質者に犯される古泉が見たいと思う私は変態だろうか・・・・・・。
スッゴイ頑張って気持ち悪く書いたのに・・・、なんだか複数同意見だし・・・
予想以上の斜め上でやっぱりこの板は ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
保管庫を見ると短いネタをみんなで萌えあうといった感じに見えるんですが、
長編は『空気読めてない』とか思われないか心配な今日この頃。
良ければ夜、帰ったときに続きを・・・
32 :
@〜I:2006/08/29(火) 09:32:14 ID:RKwOIxZM0
最後にもう一つ質問。ライトかつ愛あるSSが多いみたいですが、
SSの内容が濃い目の描写でもここのスレ的に住人さんが受け入れてもらえるか
是非ともこの初心者に教えてください。
「なぁ、古泉もっと気持ち良くなりたくないか?」
「…ん、ぁ……もっと、気持ち、いいんですか」
「凄く恥ずかしい格好だ。でも、きっと気に入る」
「は、恥ずかしいとはどのくらいでしょうか…」
古泉は凄く恥ずかしい、の部分に逡巡してしまったようだ。急ぐ必要は無い。
深く悩んでしまう前に握ったモノを緩急をつけ愛撫する。
出された精液を竿の茎から袋まで満遍なく行き渡らせる。
「……ぁ、…ぁ」
ねちゃねちゃと淫猥な音が響く中、古泉は蕩けた瞳で弄られているモノ越しに俺を見続ける。
「だらしないな、古泉は」
「あ!? ひゃっ、うあぅ。あっあああ」
頬についたままの精液を掬い取り、お尻の恥穴に塗りたくる。その刺激には耐えられなかったのか。
自身の喘ぎを漏らすまいと口を結んで耐えていた口は解け、甘い嬌声を涎を垂らしながら曝け出す。
「あ゙あッ、あ、あのもうすぐ、涼宮さんがッ…ぅぐ!? 来る…頃です」
「別にいいんじゃないか? 興味津々といった顔で見てるだけさ、きっとな」
人差し指で閉じられた恥穴を開き、人差し指の腹で中を引掻く。
「はぐッ…」
恥穴はきゅうきゅうと締め付け、差し入れられた異物を拒む。
精液を潤滑油代わりにしたが、まだまだ足りない。ほぐす必要がある。
「あ…、ぁっ…、あっ…、ぁー」
拒み締め付ける恥穴の入り口を廻し広げる。異物を追い出そうとする動きに逆らうように。
入れられた指を追い出そうとする事、それが逆に快感につながるとは古泉は理解していないだろうが。
「いつものスマイル顔はどこいった」
「うっ、ぁ゙、ゆ…ゆび入れ……過ぎで……ぁ」
溢れた液が床下に丸いぽつぽつとした精液の水溜りを作っていく。充分にほぐれた。さて。ん?
準備万端といった所で足音が響いてきた。ハルヒだろう。ドアノブが廻される音がする中、俺は古泉を床に誘導。
「一樹君、仲間に入れてくれるかな?」
なんと多丸さんが如意棒を摩りながら現れた――続かない
では私も。息抜きに。
あと数分で完全に真っ暗になりそうな赤い夕日が照らす生徒会室。
俺のまぶたの裏はさっきから絶望で真っ赤なんだが、どうしたもんかね。
俺はSOS団の活動が終わった後、今俺を組み敷いて冷酷に笑っている生徒会長に呼び出された。
両手はナワトビで机の脚にくくられ、足の間にこの男が割ってはいっているのでどうにも身動きが取れない。
そんなこんなでなしくずしのまま俺はガタガタと揺らされもう1時間ほど犯されている。
何回出されたんだろうな。3、回。いや、4回か?
もう何も考えられない。早く終われと願うばかりだ。
「も、もう、や・・・・・・ぁぁっぁあ」
グチュgチュという淫猥な音と荒い息だけが部屋にひびく。
「だいたい・・・・・・あんた、こ、古泉の機関の協力メ、ンバーだろ?!」
俺とこんな、ばれたらどうするんだ。
ちなみに俺は生徒会長にレイプされました、と、古泉に言えるわけがない。
が、はったりだ。
「いいたいことはそれだけか?」
俺の自身をぎゅっとつかみ激しく扱きあげる。
そして俺の出した白濁液を俺の頬にぬりつける。
気持ち悪い。いっそ思考を停止してやろうか。俺は女じゃないけど肉体的にも精神的にも限界に来てる。
「面白いもの見せてやるよ」
そういうとこの男はネクタイを俺にくわえさせた。
「んむ・・・・っつぅ・・んん」
声が出ない。いや、出るが意味の持つ言葉にならない。いわゆる猿轡か。
そしてナワトビをもう一本どこからか出すと、今度は両足のひざの裏に回し、大きく足を広げる形に縛りなおしてしまった。
「ぅ・・・・・・っん」
上半身シャツ一枚ですべてさらけ出した姿を、こいつにどう見られているかと思うと恥ずかしくて涙が出てきた。
しかし、この悪魔は「待ってろ、面白いことが起こるから」そういって部屋をでていってしまった。
おしまい。
このあと、入れ違いに入ってきた古泉に発見され、涙が止まらないキョン。
怒りで激昂する古泉。
そこに戻ってきた会長。
レイプ後ぼろぼろのキョンの目の前で会長にレイプされる古泉。
を書きたかったけどあきた。
私の中で古泉もキョンも受けでも攻めでもどっちでもいい。
39 :
37:2006/08/29(火) 11:48:17 ID:p/e2joFy0
あ、今読み返したら文がいろいろおかしかった。
ゆるして
>>33 多丸さん大好きなんですねw
古泉汁を塗ったお尻を舐めちゃったりするくらいまでが許容範囲かな。
>>37 そこまで気にならなかったですよ。
いいよね、ネクタイ。ネクタイを咥えさせる辺り性癖を感じる。
>>32 というわけで濃いの期待。
今日、初めてここの姐さん達を尊敬したwww
42 :
@:2006/08/29(火) 16:29:37 ID:RKwOIxZM0
「・・・こ、古泉・・・や、やめ・・・ひゅくっ・・・そこは、そこわぁ・・・ひゃふっ!」
下腹部の上の古泉の頭を押しやろうとする俺だが、逆にその指をぱくりと
咥えられ、ネットリとしゃぶられて思わず甘い悲鳴を上げ、手を引っ込めてしまう。
「だいじょうぶですよ、いま楽にしてあげますから・・・」
ソフトな口調とは裏腹に力任せに下着ごと一気に引き下ろされるズボン・・・
「ち、ちょっと!有希、アレって、アレって・・・ほら、ねえ・・・」
「ヒトの男性器・・・」
「そ、そのぐらい判ってるわよ!あの、その・・・あんなに大きいモンなの・・・?」
「・・・膨張率7割を超えてない・・・」
そわそわするハルヒに冷静な長門が言う。カメラはまったくぶれない。
「すご!まじ?・・・」
ディレクターチェアの上でもじもじと太ももをすり合わせるハルヒ。体を縮込ませる
ハルヒとは裏腹に冷静にパンやらアオリやら様々なカメラワークを駆使する
ノリノリかつ無表情の長門。
「すごい・・・全部口に入るか心配です・・・」
古泉がうっとりしながらやわやわとアウトラインを撫でる。
「くっ、はあっ!・・・あっ・・・」
もだえる俺。何かお尻の割れ目の始まりの部分の奥の方がドクンドクンと
脈打つような感触。上ずった声が俺の下腹部の辺りから聞こえた。
43 :
A:2006/08/29(火) 16:31:19 ID:RKwOIxZM0
「こんなに反り返って・・・僕がふた握りしてもまだ足りない・・・ふうっ」
「口に出していうなっ・・・ひゃん!」
俺のを根元からバットを握るように持つ古泉。その手の握りから飛び出した
先っぽの部分に唇を近づけて『ふうっ』と息を吹きかける。敏感な裏筋に息を
吹きかけるのをスタートの合図にしたのか、ゆっくりと古泉の両手が上下に
俺のをしごきたてる。
「ふふ・・・どうですか?こうやって両手で大きくしごいたり・・・」
「ああっ!やめっ・・・くうっ!あきゅっ・・・」
「片方の手で根元をギュって絞って、パンパンになった先っぽを激しくシェイクも
キキませんか?」
「うああっ!ああっ、ひあっ、あああっ!」
体育用マットの上で生きたまま焼かれる海老みたいに跳ね回る俺。イキそうに
なったのを同性ゆえ巧みに察知できるのか、そのたびに古泉は根元をきつくグッと
絞り俺の絶頂を強制的にやり過ごさせる。
「ひぎっ!くふぅ――っ、ふぅ――っ!」
痛みとドロドロした快楽がないまぜになって瞳を潤ませ、涎をふきこぼす俺。
「ぐっ、うっ・・・あ、あとで覚えてろっ・・・ひあっ!」
息も絶え絶えに言う俺に古泉はあくまでもさわやか、かつ、しっとりと言う。
「ふふ・・・いいですよ、あとでたっぷり、失神するほど、僕が壊れるほど
仕返しして下さいね・・・これで・・・」
ワイシャツの古泉は先端にぷくりと膨らんだ露をうっとりと指ですくい取り
てろんと俺に見せ付けるように味わう。ばか、やめろ、頬ずりするなっ!なんか
普通に裸を見られるよりめちゃくちゃに恥ずかしい気が・・・
「美味しい・・・もっとくださいね・・・あむっ・・・んっ!」
ためらいもせず大きく口を開けて亀頭を丸呑みする古泉。予告もないその攻撃に
目を丸くする俺だがすぐに爆発的な快楽の濁流に流される。
「んっ、むっ・・・おっきい・・・れろっ、ちゅぱ、んくっ・・・んむ、ちゅ、れちゅ・・・」
「ふああああっ!あっ、ひあっ・・・うああぁぁ!」
44 :
B:2006/08/29(火) 16:33:34 ID:RKwOIxZM0
仰向けの俺にかぶさる姿勢なので。四つん這いに跪いた格好の古泉の
ワイシャツのすそが腰の辺りにずれ落ち絡まっている。俺の潤んだ視界に
古泉の小刻みに揺れる頭と引き締まったお尻がシンクロして揺れ動いている。
やばい・・・男にイカされる・・・。どうしようもないドロドロとしたマグマが
腰の辺りに渦巻く。
「んっ、はむん・・・ん、こんなの初めてです・・・こんなに太くて反り返って、
じゅちゅ・・・カリが張り出してて・・・れろっ、ねちゅ・・・」
俺の『お前のオトコ遍歴はどうなってるんだ』というセリフはもう余裕が
なくなって歯を食いしばるのが精一杯のため不発に終わる。
古泉は巧みで男とは思えないほど柔らかな唇で俺の敏感な部分を
刺激したり、キュッと締め付けると同時にきつく吸引したりする。そのたびに
俺は悲鳴とよがり声を振りまいてしまって、ますます古泉のヤル気を充填
させてしまう。とくに先端を含んだまま舌でクルクル舐めまわす時、小さな
舌先が口端からはみ出てくるりと舌が一周するのがたまらなく淫靡だ。
そういう技を繰り出されつつ、古泉の上目遣いの切れ長の瞳に視線を絡め
取られると何か恥ずかしいおねだりをカメラの前で恥も外聞もなく叫んで
しまいそうで何度も首をぶんぶんと振りたくり、正気を保とうとする俺。
学校の中、同性相手、同級生の女子にも見られてて、そしてカメラ・・・
あまりの非日常さに俺の理性が麻痺していく・・・
「ん・・・ちゅぽっ」
息が続かないのか古泉はやっと俺のを解放する。絶頂ギリギリのそれは
自分でも信じられないぐらいに大きくなっている。しかも古泉の唾液にまぶされ
テラテラと光り、なんか別のオブジェを見ているよう。古泉は作品を仕上げた
芸術家のように俺のモノを満足のため息をついてうっとりと眺める。
「ふふ、気持ちいいですか?天国みたいですか?・・・でもまだ天国の入り口も
いいところなんですからね・・・さて・・・」
スマイルマークのまま、先端を見せ付けるようにカプカプと軽く甘噛みしながら
ヌトヌトになったシャフトを激しくシコシコとしごきたてる古泉。残像ができそうな
ほどの激しい右手の動きとは裏腹に左手は根元の袋の部分をネットリと揉みしだく。
45 :
C:2006/08/29(火) 16:36:46 ID:RKwOIxZM0
「くふあっ、あっ!ああっ!ひゃふ、んあああっ!古泉っ・・・離せ、出る、
出ちゃうっ!」
敏感な部分を歯でチクチク刺激され、激しくしごかれ、さらにはやわやわと
揉まれるという3種の快感に勝手に腰が跳ね上がりかける。古泉は目元を
赤く染めて言う。
「わ、判ります、ビクビクして、袋もギュって上がって・・・いいですよ来て
ください、口で全部受け止めますから・・・今まで我慢していた分を全部
受け止めますからっ・・・んっ、レルレルレル・・・・・・」
かぷっと亀頭に軽く歯を当てられつつ先端、鈴口の部分を激しくペロペロと
舐める古泉。人の口内に排泄するという事をためらった俺が本能的に腰を
ひねる。古泉の口から俺のモノがこぼれた瞬間についに我慢の限界を迎えた。
無意識に俺のかすれたため息のような快楽にそまった嬌声がしっとりと熱の
こもった部室に満ちていく・・・
「ひあっ、くふっ!うああああああっ・・・!」
絶叫の後半は声にならない。同時に反動を感じるぐらい勢いよく精子が迸る。
『びゅくっ!』
『ビッ』と頬からおでこまで一直線に白濁が古泉の整った顔を汚す。
「あっ、だめです・・・んっ、んっ、んくっ・・・」
初めて慌てた古泉は激しく跳ね回る俺のもので端正な顔をさらに汚しつつ、
やっと確保すると脈動しつつ放たれるものを口で受ける。
「あっ・・・ああっ・・・ひああっ・・・」
コクンコクンと動く古泉の白い喉を見ながらとてつもない快感と敗北感に
炙られる俺。焦点の結ばない視線の先に冷静に今のシーンをアップで捉え続ける
長門のカメラを見て、羞恥に視界まで紅く染まりそうになる・・・。下の方では最後の
一滴までしごき、吸いたて堪能した古泉がゆっくりと体を起こす。
「んっ・・・たくさん出ましたね、それにすごく濃かったですよ・・・ん・・・ちゅ・・・
噛み切れないぐらい・・・」
46 :
D:2006/08/29(火) 16:39:06 ID:RKwOIxZM0
顔にべっとりとついた白濁をすくい取ってうっとりと舐める古泉。全裸に
ワイシャツ一枚で膝立ちになって口元に手をやる古泉の姿はレフ板の光量の
せいか、普通の雑誌のグラビアアイドルのように綺麗だった。もちろんソレは
ちゃんと下着姿の女の子のだぜ・・・というか、お前はその前にビキビキになった
前をちょっとは隠しやがれ・・・
「・・・・・・バッテリー残量あと39.7%」
手振れひとつさせず長門がつぶやく。本番中にもかかわらずハルヒが
もぞもぞと太ももをすり合わせながら叫ぶ。
「いいわ、古泉君もうやっちゃって!あとそれからあたしはトイレで一発
ぶっこ抜いて・・・じゃなかった、みくるちゃんを保健室につれていってくるから!」
と小脇にレフ板を持ったまま硬直した朝比奈さんを抱えて飛び出すハルヒ。
保健室は1階で、そっちは女子トイレだぜ。ついでにハルヒは廊下に転がっていた
肉塊を派手に『ぶぎゅる』と踏みつけるが一顧だにしねえ・・・。
今日初めてヤツに同情した・・・
でもこれは大チャンスだ。
「お、おいっ!ハルヒがいったぞ・・・これでもう終わりにしようぜ」
もつれる言葉を使って慌てて言う俺に対し、古泉は無言で俺の顔からマスクを
剥ぎ取ってくれた。安堵する俺だが次の言葉に凍りつく。
「さて、最後までやりましょうか・・・マスクごしだと本当にあなたとキスした気分に
なれませんから・・・」
「お、お前っ!いいからっ・・・んっ、むっ・・・んむっ・・・」
腰に力が入らないまま飛び起きようとしたが、両手首はあっさりと体育マットに
押し付けられ本日二度目のディープキスをされてしまう。
47 :
E:2006/08/29(火) 16:41:36 ID:RKwOIxZM0
さわやかな外見と違い非紳士的な古泉の舌が俺の口を荒々しく犯していく。
もう体が覚えてしまったのか、古泉のテクが凄いのか、おそらくその両方なのだろう、
秒針が一回りするころにはもう俺の方からも舌を絡め古泉の舌を吸っていたり、
自分から唾液を絡め取っていたりするのに気がついて愕然とする。
しかも古泉が唇を離したとき不満げに吐息を漏らしてしまう自分がゆるせねえ。
「僕のお腹にまたあなたの硬くて熱いのが当たってますよ・・・」
耳元に舌先を触れさせつつささやく古泉。大きなお世話だと言おうとした俺の
言葉は熱い吐息混じりの言葉にならないよがり声となって部室に満ちる・・・
「ふふ、可愛いですね・・・僕ももう我慢できません・・・口でしてる時も何度も
イキそうに・・・早く入れてもらわないと気が狂いそうです」
そんなセリフをにこやかに言いやがる。そして俺を見つめながらゆっくりと
太ももにまたがった。ちょうど接近した古泉のモノと俺のモノを合わせて握ると
まとめてやわやわとしごく。心はそんな変態的なプレイを拒否しているのに
俺のモノは勝手に大きくなってみるみる古泉のモノに差をつける。
「くっ、あああっ・・・古泉っ、や、やめっ、ゴリゴリしてヌルヌルでっ!・・・
そ、それだけは・・・な、長門も頼むから撮る・・・なっ!」
身もだえ、体をよじる俺を上から覗き込むように撮る長門。冷静な長門の
瞳孔と冷たいカメラのレンズに俺のディープキスでべたべたになった顔が並んで
映ってる。すごく情けないのにエロくて・・・。長門はそんな俺の『初めて』の時の
表情を余さず撮るつもりだ、と考えるとなんだかもう俺、もう・・・も、う・・・
つづく
少し旅立ちますので次回は月初めに。
即興でSSがいくつも・・・この板は恐ろしいインターネッツで(r
違う板にきたのかと思った
>>48
おつー(・∀・人)
オチまで読めないのは残念だけど、また先に楽しみがあるのもイイね!
待ってるよwww
しかしキョンがそんなにでかいってのはまた意外でwww
「なあ古泉、今日は久々にチェスでもしようぜ?」
何時もは自分の方から勝負を挑むのだが、
珍しく彼から誘ってきた。
断る理由など無く、
むしろ彼から積極的に求められたことが嬉しかったので、
「ええ、喜んでお受けいたしましょう」
と即答した。
始めにジャンケンをした。
「お前ってジャンケンは妙に強いよな・・・」
少し残念そうな声と表情を浮かべた彼が可愛くて、
つい笑ってしまいそうになるのを必死に抑えた。
「それでは僕は後攻を選ばせていただきます」
「じゃあ俺は先攻だな」
彼は黒のポーンの駒を進める。
その動きにつられて、
駒を持つ彼の指を見た。
それが元々の太さなのか、
SOS団の活動の度に押し付けられる数々の雑用によるものなのか、
彼の指は以外に逞しかった。
あの指に触れられたら、どんな感じがするのだろう?
「おい、古泉。お前の番だぞ」
「ああすいません、考え事をしていました」
彼に急かされ、
僕は自分の駒を進める。
しまった、何も考えずに動かしてしまった。
まだ1手目だから何とかなるだろうか?
しかし、彼との戦歴を振り返ってみると、
自分が1度でもミスした回の勝負では、
必ずと言って良いほど自分が黒星を飾っていることを思い出した。
だからと言って、諦めたりはしませんけどね。
そのために彼の次の手をじっと観察する
ふと、駒を持つ彼の指がいやらしく見えた。
まるで性器をつかんでいるように見えてしまったのだ。
その考えを振り払う。
しかし意識しないようにすればする程
彼が駒を動かす度に、指を目で追ってしまう自分が居た。
駄目だ駄目だ、
せっかく彼からゲームに誘ってくれたというのに。
だが気持ちとは裏腹に、
彼の駒を掴んだ指を見ずにはいられなかった。
あの指に触れられたら、僕はどうなってしまうのだろう?
投下終了。
続けるつもりです。
久々に書くと時間掛かるなぁ。
54 :
sage:2006/08/29(火) 20:58:41 ID:WSGqo3Zs0
な、なんという、このもゑ沢山具合!
色々と続き楽しみ。
しかし古泉一人称のSSってそれだけでなんか萌える…。
何の祭りかと思ったww
ごちそうさまです
これぞまさに
「や お (い) ろ ず の 神」
ですね(・∀・)
神様たちお疲れさま。
古泉受けが多くて今日は大満足でしたwなのに一人だけ空気読まずにキョン受け書いてごめんw
次は古泉受けかくぜ
神たちよありがとう…
昨日はマジで神がかってたな
これで今日もがんばれる
感動した
チンコ勃った
あったのか
>>29 確かに見てみたい
みさくらキョンこつSS
私もみさくらキョンこつ見たい。
でもその場合お相手は誰だろう。
やっぱ801チンピラかな。
>42からのがみさくら風にしか見えない
自分はまだまだですか
みんな公式買った?
買いに行った
だが売り切れてた
新宿サブナードの福家書店はまだまだあったぞ
読みごたえあって良かったと思う
BL疑惑とか
京橋のダイエーにはあった
アニメイトで買ったよ
pa/coのイラストかっこ良かったね
>72
確かに格好よかったんだが、
あのキョンと古泉が妙にツボってしまいハゲワロタ俺ガイル
公式あれで1200円は安いとオモタ
いろいろ読み応えがある。
しかし改めて古泉がキョンのホクロ毛注視してたことに
触れられててワラタww
古泉かわいいよ古泉
>>74 あれホームズネタだったらしいね
編集者が知らなかったらしい
キョンがホームズかな?
ううんワトソン
考察サイト参照
ワトソンにそんな特徴があるなんて知らんかった
ちょwwwwwwwww
当然、弟はキョンですよね…てことは、お兄さんぶって優しくしますね古泉('∀`)ウフフ
キョンは微妙だけど古泉似てるw
右側の女の子はちょっとハルヒっぽいかも
>>83 頭わしづかみにして何かたくらんでるように見える
それはあなたにやましい気持ちがあるからでしょう
むしろ古泉と子泉に見えた
もちつけ俺たち。
こんなにいっぱいキョンがいたら古泉は入れ食い状態だろうな
興奮してきた・・・
キョン…キョンがいっぱい…
ハルヒの願望でキョンハーレム出現
みく○る(大)がいろんな年頃のキョン君を連れてきたら可能ですね。
クールなキョン
熱血なキョン
メガネキョン
天然なキョン
エロいキョン
でもやっぱりいつもの素直じゃないキョンを選ぶのさ
じゃあ投下するか
>>51-52の続きです。
「チェックメイトだ」
「いやぁ、相変わらずお強いですね」
「お前が弱すぎるんだ。というか、
以前やった時より弱くなってないか?」
チェスの駒を片付けながら指摘される。
すみません、まったくもってその通りです。
せっかく彼からゲームをしようと言ってくれたというのに、
僕ときたら結局何時も通り、いや何時もより酷い負け方をしてしまった。
彼はがっかりしていないだろうか?
もしかしたら、もう2度と彼からは誘ってくれないかもしれない。
それとも僕とゲームする事自体が退屈になってしまわないだろうか?
「今日のお前は何か変だな」
・・・え?
「俺の指す手をじっと見てる割に、
自分の駒は見当違いの方向に動かすし」
気付かれていた。
いや、まだ大丈夫。
彼は僕が真剣にチェスをしていたと勘違いしているはずだ。
「集中しすぎて足元が留守になってしまいましたよ。
あなたからゲーム誘ってくださるなんて滅多にありませんからね」
何時も通り笑顔を貼り付ける。
ばれないように、見抜かれないように。
大丈夫。
大丈夫。
「どうした古泉、顔が赤いぞ?」
ああ、どうしてあなたはこんな時に限って、僕を良く見ているのですか。
「熱でもあるのか?」
机から身を乗り出し、彼は僕の額に手を伸ばす。
駄目だ。
避けなければ。
今彼に触れられたら、きっと僕はどうにかなってしまう。
だから避けなければならない。
多少不自然になっても遮らなければならない。
そう頭では理解していても、身体は少しも動かない。
「結構熱いな、お前のデコ」
そう言った彼の手も暖かくて、
額に触れている掌がなんだかくすぐったかったけれど、
かえってそれが気持ち良くて、ボーっとしていた。
なんだ、案外平気じゃないか。
てっきり自分の事だから、
悶えながら気絶とかするんじゃないかと思っていた。
「なんだよ、急に笑って。気色の悪い奴め」
どうやら僕は自然と笑っていたようだ
「すみません、少しくすぐったかったもので」
「そうかよ」
あ。
彼の手が僕の額から離れる。
さっきまでの温もりが嘘みたいに冷めて行く。
ただ彼の手が触れていないというだけなのに。
でも、ただそれだけのことが、
何だかとても寂しくて。
何だかとても悲しくて。
知らず知らずの内に、
彼の腕を掴んでいた。
「おい古泉、いきなり何だ」
僕は何をしているんだ。
彼の腕を掴んでどうするつもりだと言うのだ。
「離せよ古泉」
さあ、早く離して何時ものように適当に誤魔化すんだ。
さあ。
しかし僕の手は一項に彼の腕を離そうとしなかった。
「・・・っ、・・・ぁ・・」
何か言おうとしても声にならない。
「おい古泉、どうs【 プルル プルル プルル 】
文芸部の部室に携帯電話の着信音が鳴り響く。
【 プルル プルル ピッ 】
「・・・はい。・・・はい。・・・わかりました、すぐに行きます。
・・・すみませんバイトに助っ人に行かなくてはならなくなりました」
急いで部室を出て行く。
後ろから、彼の呼ぶ声が聞こえたが構わず走る。
助かった。
いつもは煩わしい機関からの電話も、今日だけはありがたい。
あのままだったら僕はきっと・・・・。
気が付けば彼を視線で追っている自分がいる。
気が付けば彼の前で自然に笑っている自分がいる。
気が付けばいつも彼の事ばかり考えている。
僕はいつからこんな風になってしまったのだろう?
そんな事を考えながら僕は走り続けた。
生殺しかコノヤロウ
投下終了です。
続かない。
>>106 スマンスマン、連投規制にひっかかっていたんだ。
朝から何かほのぼのした。GJ!
こんな朝っぱらから萌えをありがとう
>>99 じゃあ「エロいキョン」はもらってっていいですか?
>>109がエロいキョンなら「天然なキョン」はもらった
メガネなキョンは渡さない
じゃあクールなキョンは貰っていきますね
携帯で ヤヲイって打つと
801の順にボタンを押すことに気付いた
ここにいる方々は普段どのスレに居たりするのだろう
オカルト板
キョンとか古泉スレ
一瞬ふたばに来たのかとオモタ
俺が二人居る。
俺が三人居る。
俺が四人も居る。
俺が5人目
俺おれお
キョンをそっと抱いてあげたい
一体どれだけとしあきがいるんだか…だが、そんな自分もとしあきな罠w
>>99 誰も取ろうとしない、熱血なキョンを貰ってきます
ではノーマルキョンをいただくぞ
キョンは俺のもの
キョンは皆で好きに分けてくれて構わない
俺は古泉をもらっていくから
ぶっちゃけ
今すごく糞な流れだよね
アニメしか見てない自分としては
古泉とキョンの中の人の出てるBLCDでも聞かなくちゃ
正直テンション保ってられん。
それこそ原作買って読んだ方がテンション保てるような気が
古泉の中の人って攻やってなくない?
キョンの中の人は攻受両方やってるけど。
古泉の中の人はそもそも出てる数少ないよね…
これからだと期待したい。
私もアニメから入って原作買ったけど、良かったからおすすめだけどなぁ
特に雪山が禿げ萌えだ
原作しか読んでないが雪山にやられた
むしろエンドレスエイトにやられた
古泉スレに妙なSSがw
雪山に関して、作者はどんなつもりであれを書いたんだろうかと思った
>133
>131は古泉受なんじゃないの?
自分もそうだから自然に読んでたけど
攻やってなくない?と言われるとは思わなかったので驚いたw
140 :
古泉×キョン:2006/09/04(月) 21:26:43 ID:kiLlmmf30
自分も書いてみようかなということで初めて投下しまつ。
放課後の部室。
俺はいつもどうり古泉とオセロなぞしていた。
今日は珍しく朝比奈さんも長門もさっさと帰ってしまった。ハルヒはまだ来ていn…
「キョーーンっv」
ハルヒが扉を勢いよく開けてうるさく登場しやがった。
しかも何だかものすごい笑顔だ。
確信を持って言う。ハルヒのこんな笑顔を見る日は絶対にロクなことが無い。
「ちょっとこれ飲みなさいっ」
そう言ってハルヒは俺の目の前に一本の水筒を差し出した。
「…何が入ってるんだ」
「普通ではありえない薬よ!これを飲めばたちまち思ってる事を洗いざらい喋りたくなってしまうの!!!!」
……………。
一瞬の沈黙。
「そんな怪しいモンを俺に飲めと?」
「失礼ね!あたしが作ったんだから怪しくないわよ!保証するわ!」
ハルヒがムッとした顔で言った。
…余計怪しいんだが…
「絶対に嫌だね。自分で飲めばいいだろ」
俺はそう言って視線をハルヒから中断しているオセロの板へと写した。
「いやよ!女の子に自分の秘密を全部喋れって言うの?この変態」
変態と言われて再びハルヒに視線を移す。
「おまえに言われたk」
「何か言った? …んもー、いいわよキョンなんか。古泉くん!飲んでくれる?」
矛先が古泉に変わった。
「えっ、僕…ですか?」
驚いている古泉。まさかこんな役が自分に回ってくると思わなかったからさっきから笑顔でこっちを見ていたんだろうな。
心の隅でざまぁみろと思ってしまった。
ハルヒがこの部室に現れた時のようなの笑顔で古泉を無言で見つめる。
141 :
古泉×キョン:2006/09/04(月) 21:27:50 ID:kiLlmmf30
「………わかりました。飲みましょう」
躊躇していた古泉だったがそれも一瞬だけで、すぐに承諾した。
哀れ古泉…。長門が居れば長門に飲ませて無問題…な気がするが…何だか知らんが珍しくさっさと帰ってしまったからな。
古泉は無言で水筒のコップにそそがれた訳の分からないものを飲み干した。
…すごいなコイツ。
「ね!どう?どう?古泉くん!思ってる事洗いざらい言いたくなった!?」
ハルヒが目を輝かせて古泉の方へ乗り出して言った。
「…うーん、残念ながら何も…」
古泉は少し黙って首を傾けた後に、苦笑した。
よかったな、何も無くて…。
「なぁ〜んだっ。やっぱり駄目ねーこんな胡散臭い本!あたしはもう要らないから有希にでもあげといて!みくるちゃんも居ないし今日はこれで解散ッ!!」
どこで見つけたのか、全て異国の文字で書いてあるような怪し気な本を本棚の空いている所に放り込んでハルヒは去って行った。
騒がしい奴だ。
それからまたオセロを再開させ、いつもの如く俺が勝ち、
「…んじゃ、俺も帰るわ」
そう言って立ち上がりかけた時。
「キョンくん」
古泉が俺を呼び止めた。
あれ?こいつが俺の名前を呼んだ事なんて…今まであっただろうか?初めてじゃないか?
ふとそう思って、俺は古泉を見つめて次の言葉を待った。
142 :
古泉×キョン:2006/09/04(月) 21:28:34 ID:kiLlmmf30
「好きですよ」
古泉の唇がそう動いた。
というかそう言った。空耳か?
「………、は?」
思わず聞き返してしまった。
「好きです」
古泉がじっと俺を見つめて再び言った。
…何言い出すんだこいつは…。いつにも増して気色悪い
「…あー、俺もお前の事は嫌いじゃない…というか、おまえそう言う事はいちいち言わんでいいぞ。ホモだと勘違いされる確率が非常に高いからな。」
「違います」
「ああ、おまえがホモじゃないことくらい」
「いえ、そうでは無くて。貴方の事を本気で愛しているんです。」
「……」
……。
………?
……………、………ってホモかよ!!!!!!
「……いやいや、無いな。うん。1億歩譲ってお前がホモだとしても俺を好きになるなんてそんなことは…。ていうかさっきのハルヒが作った訳の分からんものの所為で頭がおかしくなったとかそんなオチだろどうせ」
ああ。まさか。そんなことが有るわけない。
(いや、本当は分かってたのかも知れないが…確信していた訳ではないぞ。)
「いえ、僕は本気ですよ。本当は永遠に言うつもりは無かったのですが、先程の涼宮さんが作ったもの。あれが今効いてきた様でして…。まぁ、洗いざらい言うってほどの効力は無いようですが…」
「……………ハルヒが作ったから、なのか…?…やっぱり。」
「はい。涼宮さんがこの効力を望んで作ったからこそ、ですね。他の人が作ってもこんな効力は…」
ハルヒのやつ……どこまでも傍迷惑なやつだ。
俺が素直に飲んでた方がマシだったんじゃないのか?何で飲まなかった、俺。というか何で古泉に飲ませるのを止めなかった、俺!
と今更何思ったって遅いよな。
143 :
古泉×キョン:2006/09/04(月) 21:30:15 ID:kiLlmmf30
「ああ、もういい。頭痛がしてきた。俺は帰る。じゃあな古泉。さっきの発言は無かった事にしてやるからずっと心の内に秘めておけ」
早くこの場から逃げよう。明日になればどうにかなるだろ。明日からは…明日からも今まで通り接してやるよ、古泉。
「そうやって涼宮さんのことで頭を悩ます貴方も愛らしい。…というか、帰っては駄目です。帰しません。貴方に触れたい。」
おい、何か全体的に嫌な単語ばっかだな。
しかもいつもの微笑が消えかかって真面目な表情になっていってないか?
「いや俺は絶対に帰るさようなら」
俺はとにかく早歩きで扉に向かった……が。
「いいえ。帰しません。欲を口に出すとどうしても行動に移したくなりますね。」
古泉が先に扉の方へ行って鍵に手をかけた。
「……!?おい!!!!何で鍵…!」
「見られてはマズいでしょう」
「俺は見られてマズいような事をする気は無いぞ!!!!」
「…すみません。でもどうしても抑えが効かないようでして…。僕も、健全な男子高校生なのでね」
健全な男子高校生…おまえにその言葉は全く似合わん気がするんだが…というか理性くらい持ち合わせておけ!!
………って!!!!
「顔が近っ…んむ!」
お、おい!これは!何だ!おい!顔が!おい!ちょ、…うわ!?
何か…温かく濡れたものが…舌が!!
ややややややめてくれやめろアホ!!!!!!!!!!!
俺はものすごくもがいた。古泉を両手で思い切り押したはずなのにビクともしない。力なんてそんな差はない筈だ…なぜだ!?
144 :
古泉×キョン:2006/09/04(月) 21:31:18 ID:kiLlmmf30
「んん…ふ、は、…っはぁ、てめ……」
やっと唇が離れた。のにまだ古泉の顔が近い。早く身体ごと離れろこの野郎!
「顔が赤い…感じてしまったんですね。可愛い。愛してますよ」
「……っ、俺は断じて感じてなど無いっ!!気色悪いことを言うな!」
「すみません、でもどうしても思っている事を言ってしまうんです。
きっと貴方が聞きたくもないような恥ずかしいことなんかも…言ってしまうかもしれません」
勘弁してくれ!ていうかほんとに何でこいつビクともしないんだ?こんだけ押してんのに……
「っやめろっ……くそっ…」
更に頑張って押してみる。やっぱりびくともしない。
「やめろと言われましても…今更止まりません。抵抗されると余計燃えるものです。
ましてやそんな力の入らない手で…さっきのキスで力が抜けてしまったんですね。」
なっ…!?
「……っ、さっきから喋りすぎだっ」
「仕方無いですよ。思った事を全部喋ってしまうのですから」
古泉はそんなことを言って(言い訳をするな、むかつく。)、胸の辺りをまさぐってきた。
「………っ、…ぅ、わっ!?ちょ、どこ、触って…!!!」
「おや?触っても無いのに、固く尖っていますね。」
うるさい!知るか!やめろ…触るな!
幾らもがいても通用しないようだった…。頭が混乱してくる。どうすればいいんだ俺!
145 :
古泉×キョン:2006/09/04(月) 21:32:02 ID:kiLlmmf30
「やっ…やめっ……、あ、嫌だっ…そんな、シャツの、上からっ…」
くすぐったくて身体を捩る。ああもうどうなってるんだ、何なんだ俺…。
「直に触って欲しいんですか?いやらしい人ですね」
いやらしいのはお前だ。この変態野郎。
と心の中では激しくツッコミを入れてるのに口ではだいぶ弱気になってるようなんだが。どうした俺。
「ちがっ……そういう意味じゃ…ッ」
「ふふ、わかってますよ。シャツの布が擦れて余計に感じるんですよね?
こんなに…シャツの上からでもわかるほど尖らせて…」
「ひっ…ぃあ!」
古泉が乳首を強く摘んできた。痛い。が何でか足の力が抜けてガクンと倒れそうになった。
古泉がとっさに俺の腰を抱きとめた。
「おっと…すみません。そんなに良かったですか?少し痛くしたんですが…もしかして痛いのが好きですか?」
頭がボンヤリしてきて思考がうまくまわらなくなってきていたが、俺が変態みたいに言われて顔がカッと熱くなった。
「っるせ…ッ!!も、離せよ!」
もがく俺だがさっきより力がでない…
「いやです、まだ離しません」
目の前には古泉の不適な笑み。
それを見ながら俺は半分諦めモードに入っていた。
146 :
古泉×キョン:2006/09/04(月) 21:33:12 ID:kiLlmmf30
散々上半身を嬲られて、朦朧とした意識の中で俺はいつの間にか床に押し倒されていた。
しかも俺いつの間に脱がされたんだ…シャツ一枚ってどういうことだ…
何で古泉はきっちり全部着てるんだよ。
「っは、…はぁ……」
古泉が俺の耳から口を離した。
「さて、そろそろ僕もこのままでは辛くなって来たのでね…」
そう言って俺の片足首を掴んで広げようとする。
「っ!?…うゎ、ちょっ…やめろ!!」
シャツの裾をひっぱって一生懸命に股間を隠す。
死んでも見られたく無い。これはヤバいだろ。男に触られて、こんな……
「足を開いて貰わないと困りますよ。さぁ」
古泉が足首を持って無理矢理開かせる。
手で隠してるから無駄だぞ!
と無駄なことを思ってみる。いくら頑張っても見せるはめになるのは分かっているんだがやっぱり駄目だ。
ヤバいってマジで!
「ふふっ、ほら、手を退けて。全部見せて下さい」
ふふっじゃねぇ。楽しそうに言うなキモ泉。
「い、嫌に決まって…!あっ!」
古泉が思いっきり俺の手を退かせた。
シャツを掴んだままだったから、シャツも一緒に持ち上がる。
何やってんの俺。
「いやらしいですね。先走りが床にまで垂れてる…。本当にあなたは可愛い。」
言葉にして言われて俺は死にそうになった。
「っ!!!い、いやだ…言うな!!!」
「耳まで赤くして…もっと恥ずかしい表情を見せてください」
「こ、の…変態!」
恥ずかしすぎて涙が滲んできた。もう訳が分からない。誰か助けてくれ…
147 :
古泉×キョン:2006/09/04(月) 21:33:47 ID:kiLlmmf30
「貴方の前でだけですよ。貴方の前では僕の何もかもがおかしくなる」
ああ、駄目だ。そんな目で俺を見つめるな。
身体がジンジンしてくる。ああ………早くどうにかしろ!
「っは、…ぅ」
「ふふ、ここ、触ってほしいですか?腰がいやらしく動いてますよ。」
いつの間にか腰を動かしていたらしい…死にたい。
古泉が先端を人差し指で軽く擦る。先走りのヌメりが気持ちいい。
ずっと触って欲しかった所をやっと触られて、快感のあまりに腰が跳ね上がる。
「…んんっ…誰が…あ、触って…欲し、なん、て…はぁぅ!」
照れ隠しで言った言葉に古泉は意地悪く笑って手を離しやがった。
あああ…待ってくれ……
「そうですか。では僕は好きな所を触らせてもらいます。」
そう言って古泉は俺の腰を持ち上げた。
おい、どこまで持ち上げるんだ……あ、え?ちょっ…
「ぅあ!?…ちょ…!」
普段触らないような所を舐めやがったコイツ!汚いだろ!やめてくれ!
「いや、いやだっ…!っんなとこ…舐め…んなぁっ!!あぁっ!」
唾液でベチョベチョになった所に指がぬるんと入ってきた。
「もっと気持ちよくしてあげますよ。」
変な感覚に俺は腰をくねらせる。
「…!!!ああっ!!!や、やだ…こいずッ…」
「指、増やしますよ…」
148 :
古泉×キョン:2006/09/04(月) 21:34:20 ID:kiLlmmf30
おい、何本増やした!?すごい引き攣って…る…気が……ああああ
「いッ…あぁァあっッ」
奥の方を擦られて腰が震えた。尿道を熱い先走りの液がこみ上げて次々に溢れた。
「ここですね、あなたの良い所……おっと、駄目ですよ。自分で触っては。」
前を触ったら古泉に制止された。
頼むから、意地悪しないでくれ……
とうとう心の中まで弱気になってしまった。泣きそうだ。
「んんッ…ぁ、あ、こ…古泉ィっ」
前で快感を感じれないんだったらせめて後ろで気持ちよくなりたい。
そう思って俺は自ら古泉の指がイイところに当たる様に腰をくねらせた。
「そんなにいいですか?後ろ。初めてなのに…本当に淫乱ですね。貴方は。…そんな所もひっくるめて、全てが愛しいですよ」
「…はぅ…前も…触っ…!!」
もう我慢できない。早く、イきたい。
「まだ。駄目です。今触るとすぐにでもイッてしまうでしょう?少し痛いでしょうが、我慢してくれますか?そうすればイかせてあげますよ。」
何が痛いんだ?
そんなことはどうでもいい。痛くても我慢する。何でもいいから。
早くイかせてくれ…!
俺は必死に頷いた。
「…ッ、…ぃ、いから…早くッ」
そう言うと指が抜かれた。快感がパタリと止んでしまって、もどかしくなって思わず古泉の背中に手を回す。
イかせてくれるんじゃなかったのか?
そう思っていると、先程まで指が入っていた所に熱いものがあたった。
149 :
古泉×キョン:2006/09/04(月) 21:34:54 ID:kiLlmmf30
「そんなに欲しいですか?僕が。嬉しいですね。…お望み通り…ッ」
その言葉と同時に一気に熱いものが俺の中に入ってきた。
さっきの指どころじゃないぞこれは…
「ひっ!!…い、痛ッぃ!!!ぅぁアっ」
しかも苦しい。
「ッ…、キツいですね…。…すみません、もう少し…辛抱していただけますか」
確かにさっき、痛くても我慢するなどと心の中で言ってしまったが無理かもしれない…死ぬ……
「ん、く、ぅうっ」
「少し萎えてしまいましたね…。」
汗を垂らしながら、古泉の汗ばんだ手が俺の雄を握った。
ゆるゆると扱くと、じわじわと快感が蘇ってきた。
「んんっ!…ふ、ぅ…あ」
ゆっくり擦られるのがもどかしくて、自ら腰を揺らして古泉の手に擦り付ける。
そうすると同時に俺の中の…古泉も擦られるわけで……
痛いけど、気持ちいい。痛いより気持ちいい。
「キョンくん…可愛いです。ずっとあなたとこうしたかった…。好きです、キョンくん…。愛しています。」
何言ってるんだ古泉……やめろ。
身体が熱い。先走りが半端無く溢れて俺の腹を汚す。
耳元で囁かれると、尚更だ。
もう駄目…気持ちよすぎる…あぁ…………
「んッ…ふ、あ、こ、いずみ…ッ…、あ、…ぁああァあっ!!!!!!」
「……ッ!!」
目の前が真っ白になって、熱が吐き出されて行く。熱が注がれる。
顔に熱いものがかかった。
……自分に顔射かよ………
150 :
古泉×キョン:2006/09/04(月) 21:35:57 ID:kiLlmmf30
「………ん…」
どうやら気絶していたようだった。目を覚ますと天井の蛍光灯が眩しかった。
「…気がつかれましたか」
古泉顔が近い。
…………あれ、俺……………
「………、…………!!!!!!!!!!!!!て、てっめ…痛ッ!」
一瞬何でこんな所で俺は寝てるんだと思ったが、すぐに思い出した。
勢い良く起き上がった所為で腰が痛んだ。
あああああああ何してんだほんと。
「…すみません…。こんなこと、するつもりは無かったのですが……」
古泉が見た事もない表情…ものすごく落ち込んでるような顔…で言った。
「……………まぁ、半分はハルヒが悪いがお前も悪い…」
ほんとはもっとガツンと言って殴って張り倒してさっさと帰ろうと思ったがそんな顔されちゃあな…
いやまぁ、俺は悪く無いんだがな。
151 :
古泉×キョン:2006/09/04(月) 21:36:28 ID:kiLlmmf30
「……すみません…、でも、改めて言わせて下さい。あなたが好きです。好きでたまりません。
…あんなことをしておいて今更言うのも申し訳無いのですが。。。」
ほんとだよ。何言ってんだ。
と心の中で悪態をつく。
しかし思っていることとは裏腹に…
「……こ、いずみ…」
顔がまともに見れないだろうが。何でだ?
くそっ……何だ、顔が熱い…さっきはこんなこと…
「…キョンくん…」
何でそんな嬉しそうな顔して頬を染めてるんだ!?
勘違いするな、俺は、俺は、
「………っ…」
否定の言葉を言おうとしても喉の所でひっかかってしまう。
鼓動が早くなる。
近付く古泉の顔。
目を瞑る。
何で目瞑ってんだ俺!
違うぞ、これは、
これは…………
くそっ。
もう、どうにでもなれ。
152 :
古泉×キョン:2006/09/04(月) 21:37:33 ID:kiLlmmf30
終わりです。
文章下手で無駄に長くて読みにくくてスマン。
読んでくれた方有難うございました。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!
キョンの「全体的に嫌な単語」表現ワロタw
>>133、
>>139 スマン、未だ攻受定まらぬ者なんだ。
こことサイト巡りをしつつ、どっちも美味しくいただいてるよ。
終わり方が凄く好きだ
キョン可愛いよキョンデレ
キョンデレ…なんかツボにはまって萌えますた(*´д`*)ハァハァ
GJ!!!
非常においしくいただきましたよ
158 :
@:2006/09/05(火) 02:43:57 ID:FYOVAUES0
「・・・ふあっ、はふっ・・・こ、古泉ぃ〜・・・」
「・・・なんでしょう?・・・ふふふ」
満面の笑みで古泉。俺は思わず出た、その甘ったるい声に自分で驚き顔をというか
首筋まで真っ赤にしてぷいと横を向いてしまう。その代わり両手を古泉の腰にあてて
さすさすと撫でる。ヤツはスマイルマークの角度を更に深め頷くとゆっくりと腰を上げ、
中腰になる。
「うふふ、あなたの『おねだり』はまたの機会にとっておきましょうか・・・いきますよ、
大きいからゆっくり・・・」
ピトリと先端があたると古泉はきれいな喉をそらして背筋を反り返らせる。そして
ゆっくりと腰を落としていった。
「くふっ、あっ・・・太い、こんなの初めてですっ・・・あはっ・・・一番太い所・・・」
「あっ、くっ!ん・・・」
ギリギリと締め付けられるような、吸い付くような感触が徐々に根元の方へと移動する。
ミチミチに張り出したカリの部分を中に収めると古泉は感触を確かめるように挿入を
一時中断した。痛みで挿入を中断したのではない証拠に、ヤツのはますます硬度を
増し、いきり立ってる・・・く、んっ・・・間近で碌でもないもん見せるな。
けっこう敏感なところをギチギチに締め付けられてのけぞる俺。古泉の胎内に入った
先端部だけが締め付けられて、熱く包まれて・・・我慢できない・・・煮え立つような欲望が
胸に、脳に、全身に沸き立つ。
『ガッ!』
「こっ、古泉っ!!!!もう・・・俺・・・っ!」
俺の両手がもう本能のままにがっちりと古泉の身長にしてはたおやかな腰をつかむと
一気に引き寄せる。同時に下から腰を突き上げた。
『ズン・・・!』
159 :
A:2006/09/05(火) 02:45:29 ID:FYOVAUES0
「えっ?・・・ひっ!?」
俺のモノが深々と古泉の中に納まる。いつもスマイルの瞳をいっぱいに見開いて
何が起こったのか一瞬だけ理解不能の古泉。中腰の状態のはずだったのに、
いきなり女座りでペタリと俺のお腹の上に座るほど深く挿入されているのに
気がつく・・・そして絶叫。
「ぅふあああああああああああああっ!!!!!!」
オーバーサイズのモノをデリケートな部分に受け入れたせいで一気に体中に
脂汗を浮かばせた古泉の全身がテラテラとぬめ光って見える。体をわななかせつつ
絶叫。夢見ごこちのまま突きだれた舌はすでに快楽に染まっているのか、たっぷりと
唾液がまぶされ、悩ましく糸を引いている。ヤツを喜ばしてやる謂れは全くないので
言葉には出さないが、古泉がたまらなくセクシーに見えた。今までの羞恥や、嫌悪感が
うその様にたがが外れた俺は下から突き上げる。カメラの存在も忘れて古泉を激しく犯す。
「はあっ、んっ!んっ!んっ!くはっ・・・んんっ!あっ、はあっ!古泉っ!!」
「ひあっ!凄いっあなたのが僕のを巻き込んで、こんなに広がってぇ!ひっ!
そしてぇっ!あああっ、引きずられてるっ、すごいっ、こんなの、こんなの
初めてですっ!ひゅあっ、気持ちいいっ、いいっ!どうしようっ!コワれます、
こんなのコワれてしまいますっ!!!」
古泉も動きにあわせてクイクイと腰を動かし始め、同時に激しく乱れる。俺も
止まらなくなって、古泉の白い腰に指を食い込ませ、古泉を下から激しく突き上げる。
さっきまでの俺をリードし、翻弄してきた古泉の余裕は全くなくなり、今は快楽を
与えるのではなく、逆に俺から快感をむさぼるだけだ。
160 :
B:2006/09/05(火) 02:48:44 ID:FYOVAUES0
古泉が騎乗位で激しく腰をくねらせる。切れ長の瞳に涙を浮かべ泣き笑いの
ような表情ですすり泣く。滑らかな腰つきとは裏腹に古泉のモノはガチガチに
なって先端からトロトロと露が尽きることなくつたい落ちる。
「ココがいいんだろ・・・小刻みに突くとお前の先っぽからダラダラ溢れ落ちて、
俺のハラがもうこんなにベタベタ・・・くっ、あふぁっ・・・!」
あんまり古泉が乱れる、すると不思議なものでかえって冷静になる俺。よがる
古泉に新たな加虐心と復讐心がさらに湧き上がる。今までのお返しをしなくては
ならないだろう・・・たっぷりと・・・。俺はあたりをつけておいた古泉の手前側の
カベを引っ掛けるように突き上げる。予想通り古泉は傍目にも気の毒なほど
よがり狂う。
「ひあっ!あっ!ふあっ、すいませんっ!だってあなたのが、あなたのが、
すごく僕を狂わせてっ、こんな、こんなっ奥までぇ・・・おっ、くうああっ!そんなっ、
さっきまでぇ・・・ふあああっ!!!」
ほとんど白目をむき、頭をかきむしるよう喘ぎ狂い、部室棟いっぱいに響くほどの
よがり声をつむぎながら快感の大波をいくつも乗り越える古泉。何が不安なのか
知らんが時々腰に置いた俺の手をぎゅっと握り締めたりする。俺の上でのけぞり、
柔らかな髪を振り乱すたびにぎゅいぎゅいと俺のモノに巻きつき、熱く締め付ける。
『ジュプジュプ』とも『チャムチャム』とも言いようのない、いやらしい音が結合部から
小さく聞こえてきた・・・
「あっ、あっ、そんなっ、こんなに濡れてるぅ・・・ああっ、好きです、好きですぅ!」
意地悪な俺の言葉に「すいません」とうわごとのように喘ぎながら俺のへその辺りに
つたい落ち溜まった自らの先走りを必死で自分の手で拭ってふき取ろうとする。でも
後から後からとめどなく露が古泉の先端にぷくりと膨らんでははじけてトロトロと
流れていく・・・不毛な作業だぜ・・・と、いうか余計なこと言うな。
161 :
C:2006/09/05(火) 02:50:58 ID:FYOVAUES0
「ふあっ、ああっ、止まらないぃ、止まらないんです・・・ひっ、ああんっ・・・
感じすぎてっ・・・」
「きゅふぁ!んっ、ああっ、ふああっ!くっ、んっ!」
いつしか性欲に囚われた古泉の腰がさらにくねくねと動き出す・・・上下の単純な
動きから前後に艶かしく、深く挿入してダンサーのように小さく円を描くように腰を
回転させたり・・・。そのたびに古泉の中が俺のにピッタリと熱く巻きついたり、深く
わなないたりする。俺は自分では押し殺しているつもりの声で盛大によがりながら
射精を必死で耐える。古泉に意地悪なことを言ったけど、きっと古泉の内部では
恥ずかしいぐらいの俺の先走りがたっぷりと溢れているに違いない。
「くああっ、そんなに締め付けるなっ!熱い、古泉の中っ、あっ、ひゅああっ!」
「あ、あなたも、もっと感じてくださいっ!もうこんなに馴染んでニュクニュクって
動いて、すごいぃ・・・!こんなに狭い入り口にあなたの太いのが出たり入ったりぃ・・・
夢見たいにっ・・・うふぁっ!また奥までぇえへへっ!」
カメラの前ということも忘れ、ヤリたい盛りの性欲と、有り余る体力をフルに
ぶつけあう男子高校生二人。腰がぶつかりあうたびに濡れた雑巾をたたきつけるような
音が響く。不意に古泉が手を伸ばし自分の先走りでヌルヌルになった手で俺の胸を
つまむ。ぬるっとした指のせいで俺の胸の先端の突起を何度も捕まえ損ねるが、
それが恐ろしいほどの快感を生んだ。
「あっ、きゅふああっ、ひあああっ!ああっ!あっ!やめっ・・・ふあああああっ!」
「あれ・・・あなたの弱点なんですか?僕の中でさらにコリコリにぃ・・・んっ、ああっ!」
「ち、違うっ!お前が、おまえがあぁ・・・ああっ!気持ちいいっ、いいっ!」
更に激しく揉みつぶすように刺激する古泉。その攻撃に恥ずかしいセリフを涎と涙で
ベタベタになりながら絶叫する俺。もうイキそうに・・・俺は最後の忍耐を振り絞る。
「・・・いいですよ、熱いの下さいね・・・すごく濃いくてとてもアツイのを・・・」
涎やら汗やら俺の出した体液やらでベタベタの癖に調子にのりやがったセリフを吐く
古泉。俺は決着をつけようと古泉の尻を両の手で鷲づかみするようにヤツの腰を
浮かせて固定する。そして浅い位置を重点的かつ小刻みに下から腰を突き上げる。
162 :
D:2006/09/05(火) 02:52:33 ID:FYOVAUES0
古泉の入り口の括約筋のリングの部分を激しく、そして何度も太いカリ首の
部分が集中的に巻き込み、引っかき、出たり入ったりする・・・のけぞる古泉。
普段はみっちりと小さくすぼまっているはずのリングは俺のものでいっぱいになり、
よじれ、歪み、古泉をまだ知ってはいけない濃厚なエクスタシーに押しやっていく。
「!!!!!っ!そ、それっ、反則でっ・・・!ん゛っ、くあああっ!入り口に
プリプリコリコリってカリが出たり入ったりしてっ!コワれっ、コワれてしまいますっ!
ああっ、ひあっ、おあっ!ひいいっ!」
下から掴まれて、全く逃げられないまま一方的にピストンされる古泉。今までに
ないほどの感じ方で動物的によがりまくる。ぶるんぶるんと震える古泉の先端から
先走りなのか、小刻みにイッているのか判らないが熱い白い粘液の糸が宙に舞い、
俺の胸や頬に振りかかる。でも俺も古泉のエロい姿とその締め付けにそんなこと
気にする余裕がなくて・・・
「ああああっ!イキます、イカされますっ!」
ガクガクと古泉が痙攣する。俺の腰も負けず劣らずカクカクと意味もなく熱くなって
止まらない・・・
『ガッ!』
互いの絶頂のギリギリでふいに俺は二人の体液で濡れてほとんどスケスケに
なった古泉のワイシャツの襟をつかんで顔を引き寄せる。
「!?」
いきなり激しいピストンを中断され少し不満げな顔の古泉。俺は喘ぎ声とともに
押し出すように言う。
「さっきのお返しだ・・・」
古泉の首筋に噛み付くようにキス。そのままきつく吸い、きっちりとお返しの
キスマークをつけてやる。少ししょっぱいけど古泉の味がした・・・
「ひっ、あああっ!ふはああああっ・・・」
首筋にキスマークをつけられると同時にあげた、かすれた様な歓喜の悲鳴が絶頂を
知らせる。俺の胸の上でわななく・・・。ピッタリと火照った胸と胸が合い、今までで
一番深く挿入された。同時に俺の下腹部に熱い液体が脈動と共にぶちまけられる感触。
古泉の精液に濡れた腹筋が勝手にヒクヒクとわななく。
同時に俺も限界が訪れた。
163 :
E:2006/09/05(火) 02:54:21 ID:FYOVAUES0
「くはああっ!古泉っ、出るぞっ・・・」
古泉の尻肉に紅い跡がつくぐらい握り締めてしまう俺。恥骨が古泉の尻に
めり込むほどの深い挿入。そして融けるような快楽の大波・・・
「!!!!!!!!!・・・・・・ああっ!出てる、すごい熱い、熱いです!いっぱい、
いっぱいにっ!ああっ、溢れちゃいます、あなたのがあふれてしまいます――っ
!!!!」
しなやかな長身をのけぞらせ完全に天井を向いて絶叫する古泉。
どぷどぷと容赦なく古泉の最奥部に流し込まれる熱い樹液。欲張りな古泉は
精液の一滴も漏らすまいとして激しくイキながらも俺のをキュンキュンと
締め付ける。あまりにキツイ締め付けのおかげで俺の射精が長引いた為に、
古泉はたっぷり5分間は絶頂状態のままイキ狂い、絶叫し、体を痙攣させ続けた。
ご愁傷様・・・
「・・・・・・・・・ひっ、あああ・・・」
半失神して倒れこむ古泉・・・やっと少しだが硬度を緩めた俺のが古泉の中から
ゆっくりと押し出される。古泉はその感触に切なくも小さな悲鳴をあげ、俺の首に
腕をまわしぎゅっと抱きしめながらそのまま完全に失神した。
ふむ・・・けっこう可愛い・・・くねえ!絶対そんなこと思わないっ!俺は普通で
平凡でノーマルだっ!・・・くそっ!人が自分の欲望と闘ってるときに耳に息
吹きかけるなっ!!!!!
とりあえず俺の両腕が疲れたので古泉の背中にまわして置いておこう・・・
164 :
F:2006/09/05(火) 02:56:20 ID:FYOVAUES0
さて・・・後日談だがあの後、俺は長門に土下座でお願いする。かくして次の
SOS団内の事前ラッシュの試写会ではせっかく撮った映像はカメラの故障
(長門曰く)のせいで見事にすべて砂嵐。すっかり機嫌をなおし、俺に映画の
出来を自慢しようとしたハルヒは面子をつぶされ、部室にほうり投げてあった
バットを引っつかむと不良品のカメラを渡した大森電気の息子に天誅を
加えるべく駆け出して行った。
かわいそうに。大森電気の息子が・・・じゃなくて運悪くバニーのコスのまま、
ハルヒによって一緒に引っ張られていった朝比奈さんがだ・・・
俺は阿呆な映画の助演男優にならずに済み大きく息をつく。さすが長門だ、
やる事にそつがない・・・うんうん頷いていると机にコトリとお茶の湯飲みが
置かれた。あれ・・・朝比奈さんは今、ハルヒと一緒に・・・
「どうぞ、お熱いうちに」
見上げればスマイル0円の顔。なぜか手ぬぐいを姉さんかぶりにし、お盆を
胸に抱えた古泉。ご丁寧にも首筋には正方形の絆創膏を貼ってある。もうとっくに
消えちまってるんだからとっとと取れよ・・・
「なんだこれは・・・」
「お茶ですよ?あなたがコーヒー派だったとは過分にして知りませんでしたが・・・」
俺は湯のみを手に持つとつかつかと窓際に行き、無言で窓を開ける。そのまま
湯飲みを外に突き出し手首を180反転させた。当然重力に引かれて落ちる、
古泉の淹れた緑色の液体・・・
なんか下の方で「ぎゃああっ!あちっ!あちっ!」と谷口の声がしたが気にしない。
「俺がここに来る理由の95パーセントをお前が奪うな」
きっぱりと言うものの「ああっ、そんなところがまた・・・」などと身悶えして自分の
世界に入って・・・人のセリフを全く聞いちゃいねえ古泉。記録に残らなかった
とはいえ、記憶にはありありと残るコイツとの一時の過ちを後悔したりする・・・
165 :
G:2006/09/05(火) 02:57:24 ID:FYOVAUES0
そんないかれた超能力者を目の当たりにしつつ眉をひそめる俺だったが、
ふと視線を落とすと窓に回りこんだせいで机の上のパソコンの画面が目に入る。
「kyonn/koizumi・・・」
なんの飾りもない画面に怪しげなフォルダがぽつんと一つ・・・ここにあるのは
長門のパソコンだ・・・
「おい・・・」
俺が口を開くがいなや何事もなかったように長門は自分のホームポジションから
立ち上がり、電源を落とそうとした。慌てて押しとめる俺。
「お前、スラッシャーだったのか・・・じゃなくて!ち、ちょっと待て!そのフォルダの
中身はなんだ?」
マウスを奪おうとする俺を無駄のない動きでかわしながら長門は俺だけにわかる
5パーセントの微笑でちらりと舌を出して言った。
「ユニーク・・・」
こんなものを見て悦に入る宇宙人の方がユニークだろ?長門・・・
無常にも目の前でパタンと閉じられるパソコンを見つつ俺はこれ以上その
フォルダの中身が増えない事を天に・・・いやハルヒに願っておくか・・・
おしまい
起きてて良かった
もえくるいしぬかと。神よ、ありがとうございます
167 :
@〜G:2006/09/05(火) 03:04:56 ID:FYOVAUES0
これで終わります。題名は最後まで思いつきませんでした。
今になって軽いネタスレに長文のマジレスをしてしまったような恥ずかしさで
いっぱいです・・・
アニメを見ずに原作だけ見て書いたので、キャラクターのイメージが
皆さんと違っているかもしれません。
それでは。スレ汚しゴメンでした。
>>167 GJ!
これはエ ロ イ!エロをありがとう!
不覚にも最後のお茶を被った谷口に笑ったww
>>167 起きぬけにいいもん見た(-人-)
ものっそい萌えたんだけど、
うちの公の名前がチャムなので
『チャムチャム』で吹いた
会長キョン←古泉
を書いてるけどなかなかうまくいかないお…orz
173 :
古泉×キョン:2006/09/05(火) 16:36:29 ID:SUDZOh7H0
新たな神の予感…!!
ちょう期待してる!!頑張れ〜
名前の欄そのままにしてた…
恥ずかしいorz
176 :
風と木の名無しさん:2006/09/05(火) 18:07:32 ID:PCL87GHp0
俺が秋葉でみたカップル
ソフマップで目的の物が売り切れだったらしく、女はメソメソ。
男がポッケから白いハンカチ取り出して
「2番線お涙掃除列車通過いたしま〜す」とか言って
彼女の頬と鼻なぞるように、拭いてた。
女「すき…」
俺は肩もげそうになった。
古キョンサイトを巡ってはハァハァしてる日々に万歳
ここで萌えSSを投稿してくださる姐さんにハァハァしてる日々に万歳
とんでもないド誤爆です
申し訳ありません
誤爆先気になるww
谷口が校内でみたカップル
何か無理難題でもふっかけられた末のことか、男は涙目。
男がポッケから白いハンカチ取り出して
「2番線お涙掃除列車通過いたしま〜す」とか言って
彼の頬と鼻なぞるように、拭いてた。
キョン「ばかやろー…」
俺は肩もげそうになった。
telinkoもげそうになった
俺は妄想して萌え死にそうになった。
相手の男が気になる
普通に古泉かとおもったが
肩もげた
>>180において相手の男は誰なのか
1. もちろん古泉に決まってるデショ
2. いやいや、もしかしたら国木田かもよ
3. それなら谷口の異時間同位体だっていいじゃん
4. 私は生徒会長を推す!
5. …新川さんとか言ってみてもいい?
6. 大穴中の大穴でパンジー君ってのは?
7. えーと他には…
8.じゃあ岡部先生で
9.多丸兄弟のどちらか
10.シャミセン
11.谷川先生
12.俺
あと30分レスなかったら古泉は俺のもの
否。すまんな、俺のものだ。
後30分レスがなければキョンは俺のもの
阻止!俺が頂く!
嫌なこった
●<僕のですよ
ウンコー
しかたないな。俺が両方いただくとするか。
どーでもいい話なんだけど、
今「きたな」で変換したら「キョン」て出てきてビビった
何でだ
30分レスなかったらキョンと古泉は俺のもの
201 :
風と木の名無しさん:2006/09/06(水) 16:39:57 ID:5DVllreYO
残念キョンは古泉のもの
そして古泉はキョンのもの
興奮してsage忘れた
ごめんなさい
じゃあ30分レスなかったらキョンのネクタイは俺のもの
それじゃ古泉のネクタイは私がいただきますね
なんでいつもこんな流れになるの?
会キ←古…書いてる途中で挫折した…もう一回話ねりなおすお…
古泉絶対キョンのパンツ盗んでるよ古泉
匂い嗅ぐのか?
変態仮面的にかぶる
いや、古泉ほどの変態になるとただ盗むんじゃなく
キョンのパンツと同じパンツを購入し
自分が使用済みのものと入れ替える、くらいしてそうだ
そして「僕の使用済みパンツを穿くキョンくん」とニヤニヤ
残念それは僕のおいなりさんです
もし古泉の世界に2chがあったら
1:幼少期キョンくん動画キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!! (997)
2:ウインナーよりバナナだと思う香具師→ (868)
3:キョンくんの胸>>>>(越えられない壁)>>>>朝比奈さんの胸 (724)
4:最近♀の顔の区別がつかない…その2 (441)
5:【最強】ヤマジュンはネ申その18【黒光り】(98)
6:情報統合思念体にシカトされたんだけど (304)
7:【おはようから】今日のキョンくんpart78【おやすみまで】(101)
8:キョンくんのエロ画像キボンヌ (4)
9:【退屈】神人氏ね【禁止】 part 41(546)
10:ボードゲームで勝つ方法その32 (583)
11:1000までいったらキョンくんのパンツうp!!!!1 (984)
12:IDにkyon、geiが出るまでage続けるスレその11 (524)
13:マッガーレ (13)
14:スプーンが曲げられないんですが・・・ (4)
15:ちょwww今からキョンくんと閉鎖空間行ってくるwwwww (499)
>4:最近♀の顔の区別がつかない…その2 (441)
wwwww
正直ハルヒと長門とみくるの顔全部同じじゃんとか思ってそうだな
つい最近もこのネタどっかで見たな
流行ってるのか?
幼少期キョンの動画が激しく見たい
ただの打ち間違えじゃない?
アナルマッガーレ
神人は倒せてもゴキブリを見ると泣きそうになる古泉。
キョンと古泉の身長差8cmてソース何なの?
公式では
8mに見えてびっくりしたよ
古泉の身長高すぎだよ
古キョンてなんて読むの?
『こきょん』って読んでたんだが
それはおかしいと言われた
コでないとしたらあとはひとつしかないじゃねぇか
こいずみ、なんだから こきょん でいいだろ。何がおかしいの?
おかしいゆうてる人はなんて読んでるか聞いてきなよ。
こいきょんじゃなかったのか
読みは兎も角、古泉×キョンならコイキョンって呼んでる。
夏休みも終わったってのに厨と野郎が入り込みすぎ
最近やってるハウスのカップシチューのCM見ると何故か二人に置き換えてみてしまう
あーごめんなさい
そいつは ふるきょん って読んでたんだよ
おかげで論破できました ありがとう
>230
一瞬考えたけど分かった
萌えた
>>230 皆結構同じ事考えてるんだなぁww
谷原のさわやか笑顔が古泉すぎて萌えすぎて困る
みんなそう思ってたのかwww
あれマジ古泉だよな。
「(顔)近い」とか言われてるし。
同意を得られないかと思っていたので嬉しいw
君にすっかりとろーりなのさーっていう歌もいやらしすぎ。
お前らのせいで余計変態チックに見えてきたよ
谷原はうさんくさい爽やかさが古泉と被るよね
嫌われ/松/子の映画で、谷原の歯がムダに光ってるシーンがあって
それ見てから「こいつ古泉くさいな」ってずっと思ってたwww
カップシチューのCM初めて見た
もう「顔近い」=古泉のイメージがww
古泉なら「あーん」も余裕だろう。それ見てひくキョンも容易く想像できた
242 :
風と木の名無しさん:2006/09/07(木) 21:41:31 ID:VAAl7jLF0
もう谷原が古泉にしか見えない
というか谷原は古泉の中の人に似てると思うw
>>243-244 ノシ
てか谷原と古泉の中の人が似てるって以前どこかで話題になってたよ。
ほんとだ。
そしてその更に上にキョンの足らしきものがうつってるな。
またしても古泉は除け者なのかw
ねこマンwwwwww
時をかける少女をみてなんか感動した
>247
あるいはそれが古泉の足かも知れんぞ。
いやそうでなければならない。
だってSOS団は5人で一つだろ?
。・゚・(ノД`)・゚・。
>>251 これ下巻も出るだろうから
そっちはハルヒとみくるとキョンなのかもね。
あるいはキョンとみくるが裏表紙とかなのかも。
情熱を持て余しすぎて、初めてSSを書いたので
連投エラー出るまで投下させてください。
エロ前までしか書いてません。
本日最後の授業も終了させ、俺は掃除当番のハルヒを置いてSOS団という名の文芸部室へ向かってい
た。もはや帰巣本能が働いているらしい。朝比奈さんは学年での集まりがあって遅れるとか言っていたので、
着替え中に急にドアを開けて気まずい雰囲気になるという失態もないだろうと予測し、俺はノックもせずにド
アを開けた。
……のを、後悔したのはこの5秒後だった
最初に目に入ったのは地面に向かって何かを押さえつけている宇宙人長門。
押さえつけられているのは――謎の転校生兼、うさんくさい超能力者古泉。
何やってんだ……。プロレスか?柔道か?宇宙人と超能力者のガチンコ対決か?……いや、お互い本気
を出しているなら古泉がここで生きているわけが無い。そもそも、長門が人と取っ組み合っている姿を見た
のは映画撮影の時以来だ。
と、そこで俺は気が付かなくてもいいことに気が付いた。いや、気付かないはずが無い。古泉の制服のズボ
ンが、ベルトも外れて膝下までずり落ちており、否応無くトランクスが顔を覗かせていたのだ――
「っておい!古泉!!!長門に何してんだよ!!!」
俺は状況判断をそこで止め、急いで長門の手を引っ張り、古泉の上から引き剥がす。恐らく長門を手篭
めにしようとしたんだろう。俺は勢いにまかせて古泉に馬乗りになり、襟首をつかんで問いただした。
「お前っ……自分のやろうとしてたことわかってんのか?」
古泉は何か言いたげだが、言葉を探せずに困った表情で俺を見ている。そりゃそうだ、現行犯だ。どんな言
い訳だって俺には通じないね。いくら感情が欠乏していそうな長門とは言え、倫理上こんなことあってはなら
んのだ。ハルヒに知られたら、それこそSOS団存続の危機。引いては世界滅亡の危機だ。わかってんのか
この変態超能力者。
「やめて」
背後から、長門が抑揚の無い声で俺を止める。
「長門・・・だってお前、古泉に何されようとしたか・・・」
「私がやった」
「……は?」
声を疑った。古泉を問い詰めようと、ネクタイを持ち上げ頭を揺さぶっていた俺は、手を止めて古泉の意見
を待つ。……が、古泉は相変わらず困った顔で俺たちのやり取りを見ているだけで口を開こうとしない。しか
もこいつ、なんだか顔が上気していて気持ち悪い。
「どういうことだ・・・?状況が掴めんのだが」
「私が古泉一樹を襲おうとした」
「襲う?」
「そう。性的な意味で」
返す言葉を失う。どうしてそうなるんだ?
「でも失敗した。だから彼の身体的自由を返却する」
長門がそう呟いたとたん、今まで口をつぐんでいた解説大好きおしゃべり野郎が俺の下からむくりと起き上が
ってきた。
「僕は、長門さんに何かしようとしたわけじゃないんです……信じていただけないかもしれませんが」
そう呟きながら古泉は落ちたズボンをはき直し、ベルトをしめた。その顔にいつもの爽やかスマイルは無く、代
わりに恥じらいと困惑の表情をありありと浮かべていた。
「いや、すまん。俺が勘違いしていたようだ」
腑に落ちないが謝るしかない。しかし、何で長門が古泉を――?
「おっまたせーーーーー!!!!!」
氷点下に冷え切った部室の空気を押し破って入ってきたのは我らが団長様、涼宮ハルヒ。
「まだみくるちゃんは来てないのね。キョン、お茶っ!」
今の雰囲気をハルヒに勘付かれたらやっかいなことになるなと思った俺は普段通りにだるそうな雰囲気を出
しながら、お茶をいれるためポットのお湯を沸かした。
作業しながら周りの様子を見ると、長門は指定席で
分厚い本を読み、古泉はさっきの困惑の表情はどこへやらでニコニコと笑っている。あいつらにとっては当た
り前なんだろうが、あんなことがあった直後でもポーカーフェイスできる能力は見習いたいものである。
と、古泉はさりげなく鞄を手にして部室のドアに手をかけた。
「すみせん、僕は申し訳ないのですが、用事があるのでお先に失礼します」
「あら、そうなの?ま、いいわ。今日は特にミーティングもないから。また明日ね!」
「はい。でわ、また明日」
口の両端を上げて小さく会釈をすると古泉は部室から出て行った。しょうがないな、さっきの今じゃここにい
ても居心地が悪いだけだ。そういう状況になったら、誰だってそうする。俺だってそうする。
そうしているうちに、朝比奈さんがやってきて、ハルヒは一通り着せ替え人形のように朝比奈さんをもてあそ
び、俺は写真撮影を任され内心嬉々としながら朝比奈さんの可愛らしいお姿をデジカメに納めていた。
1時間くらいそうしていると、ハルヒは満足したのか「私、かえるわ」と言って部室を出て行く。気が付いたら長
門もいなくなっていた。あいつのことだから、朝比奈さん撮影会に熱中していた俺たちをよそにとっとと帰った
のだろう。きっと今日のことで情報統合思念体とやらから指令でも受けているのかもしれん。
「あのぉ……キョン君。私、着替えるんで……」
朝比奈さんが遠慮がちに俺の帰宅を促す。ここで朝比奈さんの生着替えを見ていたいという健全な男子
高校生の邪念を振り払ったところで、俺もイスから立ち上がった。
ふと下を見ると、足元に何か落ちている――。写真だった。拾い上げて裏を返すとそこには例の夏合宿の
ときの写真。しかも俺と古泉のツーショット。
今日は何があったんだよ、古泉。
長門に押し倒されていた古泉の姿を思い出すと、羨望なのか同情なのか嫉妬なのかよくわからない感情
が胸にこみ上げてきた。ちくしょう、俺も高校生のうちに一度は部室で朝比奈さんと……などと思いながら
写真を壁に貼り直すと、俺もそそくさと部室を出て下駄箱へ向かった。
『今夜7時、私の家の前で
長門』
下駄箱に入っていたのは、流暢な明朝体で書かれたメモ。正真正銘の長門からのメッセージだ。行くしか
ないんだろうな……。俺も長門に襲われたらどうしよう。やっちまうか?宇宙人で筆卸し。考えているうちに
頭痛がした。長門はどういう状況でも表情ひとつ崩さないんだろうな、と易々と想像できたからだ。
7時丁度に、宇宙人御用達マンション――長門の住んでいる建物の前に着く。そして、そこには古泉の姿
もあった。長門で筆卸しという想像はここであっけなく途絶え、微妙に残念な気持ちと変な安堵感で肩の
力が抜けたのだった。古泉、お前も長門に呼び出されたんだな。
「そうですね……あまり嬉しくは無いのですが……」
口調はいつも通りだが、やはり普段の憎たらしい笑顔がない。微苦笑と言ったところだろうか。
長門に2人そろって到着したことを伝えると、ドアは音も無く開き部屋の中から長門が顔を出した。
「入って」
殺風景な部屋に通される。長門を中心に『コ』の字にコタツに座ると、さっそく長門が口を開いた。
「今日のことを、説明しなければいけない」
そうだな、お願いしたい。まさかお前と古泉が付き合うことになったとかじゃないだろうな。
「違う。――だけど」
だけど?
「これから話すのは、そういった……有機生命体の脳内でドーパミンやノルアドレナリンなどの物質が分泌さ
れ、A-10神経が興奮し、脳の視床下部にある性中枢を興奮させて起こる状態について」
「全部、話さなければいけないんですかっ?」
古泉が柄にもなく慌てている。なんなんだ、こいつら。しかも長門の言ってることが相変わらず理解できん。
「いわゆる、恋愛というものについて……ですよ」
古泉が表情の乏しいまま、俯きながら長門の言いたいことを要約してくれる。
ムカツクような笑顔を見せない古泉はしっくりこないな。というか、気持ち悪い。
しかも長門は恋愛の話をするとか突拍子も無いことを言い出してやがる。いいよいいよ、聞いてやるよ。な
んなんだ?宇宙人が超能力者に恋をして、それで今日の出来事が起きたってことか?だったら俺にわざわ
ざ報告せんでくれ。宇宙人の美意識もこの偽善的ハンサム野郎を選んだってことだろ?俺のような部外者
には全く関係ないじゃないか。
「むしろ当事者はあなた。聞いて」
長門が通常よりも5%ほど力を込めて俺へ話しかけた。
仕方ない。聞いてやる。のろけだったら承知しないからな。
「古泉一樹はあなたに過度な好意を抱いている。だけどそれは涼宮ハルヒの保護及び観察に対して邪魔
な行為。それは古泉一樹が所属する『機関』でも同様の見解。だから古泉一樹はあなたへ直接的な好
意を露にした接触を避けてきた」
「……すまん、何だって?」
古泉が?俺を?ちょっとまて、話が唐突過ぎるぞ長門。いくらなんでもそれは情報統合思念体の予測違
いなんじゃないか?恐る恐る正面に座る古泉の顔を見ると、あきらめと悲しみを交えた笑みを浮かべている。
おいおいおい、本気なのか?この話はガチなのか?古泉っ!
「ははは、一生隠しておこうと思ったんですが……」
古泉の乾いた笑いと、俺が好きだということを認める発言を聞き、俺はどっと疲れを感じた。
だが、長門はそんな俺の精神的ダメージなんておかまいなしに話を続ける
「しかし、古泉一樹はその精神的苦痛に耐えられなかった。耐えられるほど一個の生命体としての年齢や経験を重ねてこなかったからだと我々は推測している。あなたに過度な好意を抱いているために溜まってい
くストレスに耐え切れず、古泉一樹は――」
「わぁあぁあ!!」
急に古泉が慌てて、がらにもなく声を荒げている。顔も真っ赤だ。そりゃ赤くもなるだろう。
俺の顔はおそらく真っ青だがな。
「こ、これ以上は……長門さん……せめて、僕のいないところで……」
弱々しい声で、古泉は話の制止を懇願する。俺もこれ以上聞いたら気を失うかもしれん。しかし長門はそ
んな俺たちの様子をまったく意に介していないようで、また静かに口を開いた。
「今日、ストレスに耐え切れず古泉一樹はあの部屋で自分の性的欲求を満たそうとした。あなたのいつも
使っているイスに座り、あなたと一緒に写っている写真を眺めながら」
えーと、それはつまり、自慰行為ってやつか?
改めて頭の中で言い直しクラクラする。なんだって俺は古泉のオカズちゃんにならなければいけないんだ。恐
らく今俺の顔は真っ白になって、しかも変な汗が顔中から噴出してるに違いない。誰でも良いからこの場か
ら連れ去ってほしい。理解できん。たすけてくれ。
「我々は、このまま古泉一樹があなたに興味を持ち続けるのであれば、今後古泉一樹による直接的アプ
ローチ及び2人の身体的結合が起きかねないと判断した。また、そうなった場合あなたも古泉一樹に依存
する可能性が高いというシミュレーション結果も出ている。それが涼宮ハルヒに明らかになった場合、恐らく
今までに無い情報の爆発……観察側の我々さえ消し飛んでしまうような爆発が起きかねない」
理解できない……いや、理解したくないのだろう。俺と古泉が身体的結合とは、あれか?本来大腸と繋が
っている消化器官でどうのこうのするということか?しかも俺が依存する可能性が高いと長門は言いやがる。
情報統合思念体とやらのシミュレーションは一体何を考えてるんだ。
「そこで我々は、一つの仮定を出した。古泉一樹が異性との性的接触を起こせば、今の非生産的精神
状態から脱却できるのではないかと。だから、私は行動を起こした」
長門が相手をしてやれば目が覚めるだろうってことか。でも長門は「失敗した」とか言ってたよな?
「私は……朝倉涼子のように有機生命体としての表情……そう、喜怒哀楽を上手く表現できない。そう
いうインターフェイス。だから失敗した。古泉一樹は私に仕掛けられたとたんに性的不能に陥った」
は、はははははは。
あははははははははははははは。
……はぁ、そうですか。もう笑うしかないな。
長門は一通り説明を終えたのだろう。口を閉ざし、誰もいない正面をまっすぐ見つめている。一方古泉は、
笑みは浮かべながらも気まずそうに長門の様子を伺い、弱々しく言葉を発した。
「長門さんの……おっしゃる通りです…」
長門はコクンと頷くと、また押し黙った。
そして俺はこのどんよりした雰囲気の中、今日の事を思い返してしまった。
あの落ちていた写真は、古泉が使ってたものだったんだな…。
うわ。思い出したらまた気持ち悪くなってきちゃったよ、おい。
結局俺は、長門から「これ以上今話すことは特にない。後はあなたたちにかかっている」と言われ、古泉とと
もに部屋から追い返された。俺たちにかかっているって言ったって……。無意識にため息が出る。
その後ろから申し訳なさそうに古泉がついてくる。
少し歩いたところで、おもむろに古泉が口を開いた。
「独り言なんで…聞き流してください」
独り言と言われると返事のしようがない。おれは無言で古泉の先を歩いた。ただ、こいつの話しにちょっとだ
け――そう、ほんのちょっとだけ興味があったから、こいつの独り言の途中で俺が家に着いてしまわないように
歩調は少し遅くした。
「最初あなたを見たときは、なんとも思わなかった。むしろ素敵な女性人に囲まれて羨ましい人だと思いまし
た。そうして一緒にいるうちに、涼宮さんだけではなく朝比奈さんも長門さんもあなたに興味を持っていること
がわかった。不思議だったんですよ。失礼ですけど、私からしてみればそれほどカッコいいわけでもない普通
の男性でしたので。あなたのどこにそんな魅力があるのか後学のために研究しておいてもいいんじゃないかと
思いましてね。それであなたのことを……観察しようと思ったんです。最初は」
俺はそれを聞いて少し安心した。もしかして最初から同性しか愛せない奴なのかと思って正直ちょっと引い
てたけど……そうでもないんだな。そんなことを考えながら、古泉の話の続きに耳を傾けた。
「健全な男子高校生なら、オナニーくらいするでしょう?僕もします。きっとあなたも結構な頻度でされてい
ると思いますけど」
うるせえな、勝手に想像すんな。あほ。
「それでですね、ある日…その最中に思っちゃったんですよ。あなたは何を想像して自分を慰めてるのかなぁ
と。涼宮さんか、朝比奈さんか、長門さんか、それとも普通に雑誌やビデオなんかを使ってるのかもしれませ
んけどね。次第に、どうやってしているのかなとか、どこが感じるのかな、なにか癖があるのかなって想像して
いって……あなたは笑われるかもしれませんが、男性であるあなたのことを想像してるのになかなか萎えな
いんですよ。おかしいでしょ、気持ち悪いですよね。でも想像が止まらなくて、あなたが興奮している姿を想
像しながら、……っちゃったんです、僕」
恥ずかしくて最後が言えなかったらしい。俺も恥ずかしくて聞いちゃいられないが。ここまで正直に話す古泉
が珍しいのか、俺も不思議と長門の話を聞いてるときのような嫌悪感が沸いてこなかった。むしろこう…俺
を想像して自分でしちゃってる古泉を想像して…なんか俺みたいな普通の顔ヤツで悪いなぁとか、でもちょ
っとくすぐったいというか、いつも品行方正な奴がこんな話をしていてかわいいなぁとか、そんな感じで話を聞
いていた。
「それで、その後から……やっぱり意識しちゃうんですよね。クラスメイトの女の子が夢に出てきて夢精しちゃ
ったときとかありませんか?翌日クラスで顔をあわせると恥ずかしいじゃないですか。そんな感じです。放課後
あなたがゲームしているその指先を見て、この手でしてるんだろうな、とか思うと…ゲームに集中できなくなる
んですよね。でもまだこの時は、あなたのことが恋愛感情としての好きだとは思っていなかったんです。いえ、
そう思っていても自分で認められなかっただけだったんでしょうけどね」
だからお前はあんなにボードゲームが弱いのか。妙に納得してしまった自分が寒い。指まで見られてるなん
て思ってなかったからな。そして何気なく自分の手を見直して、何故かすこし照れてしまった。
「そうしているうちに、夏合宿に行って…まぁ、当たり前なんですけどあなたと相部屋で。王様ゲームをした
後、あなたはすぐに寝たかもしれませんが、僕はあなたが隣に寝てると思ったら気が気じゃなかった。あなた
の寝顔を見ながら……今だから白状しますけど、我慢できなくて隣のベッドで一人でしてました」
今だから白状する。それは俺も気が付いてた。
「えぇっ!!!」
うろたえる古泉。キョドってやがる。面白いやつだな。
「うそ、冗談だよ。その時俺はぐっすり夢の中さ」
「お、脅かさないでください。寿命が1年縮まりましたよ」
よくやるオーバーリアクションで「やれやれ」と肩を揺らす古泉。
ああ、ようやくいつものこいつに戻ったな。そう思ったら、俺もなんだか気が抜けた。
「お前には、その嫌味ったらしい笑顔とオーバーリアクションが一番似合ってるよ」
そう言ってから俺は、照れ隠しに目線より少し高いあいつの頭に手を乗せて、わしわしと髪を撫でてやった。
その時俺には、ふいに古泉の表情がゆがんだように見えた。泣いたのかと思ったけど、泣いてなかった。
あいつは俺が頭に乗せた手を掴んだまま、ゆっくり下ろすと夜空を見上げながら呟いた。
「よかった、あなたにもう口をきいてもらえないんじゃないかと……軽蔑されて、無視されて、機関からも見放
されて、元からいないものになって……そうなるかと……思ってました」
俺の手首を掴んだ手が熱い。じんわりと、体温が伝わってくる。
あぁ、こいつは俺のことがほんとに好きなんだなぁと、言われなくても感じることができた。こういう想いを、気
持ち悪いとか、そういう偏見で見たらこいつはひどく悲しむだろう。でもこいつはきっと泣かない。涙を流さず、
黙って自分の運命を受け入れていくんだろうな、今までみたいに……。
ただ、純粋に自分のせいで悲しむこいつを見たくないな、と思った。
こいつに恋愛感情がもてるかどうかは別としてだが。
俺は、自分の手首を掴んで離れない、少し熱っぽい古泉の手を払いのけられないまま家の前まで来てしま
った。正直、このシュチュエーションはいただけない。いただけないが、振りほどけない。
「今日は、すみませんでした。あの、明日からもできれば普通に接していただきたいんですが…そのほうが涼
宮さんにも怪しまれな――」
「当たり前だろ、何言ってんだお前?世界のためだ」
古泉は少し驚いたような表情をした後、俺の手首から手を離し、こいつらしくない小さな声で「ありがとう」と
囁いてきた。まいったな、こういう友情関係を保つのに感謝の気持ちは不必要だと思うんだが。
手は離れたのに、お互い歩き出せない空気になってしまった。あー……タイミングが見つからない。もう9時
過ぎちまってるぞ?俺は家の前だからいいが、こいつの家はどこなんだ。ここから近いのか?
そんな微妙な空気が漂ってる間に、ドアから妹が顔をだしてきた。
「あ、キョン君おかえりー!古泉くんもこんばんはー」
「こんばんは、妹さん」
「古泉くん泊まるの?今日泊まるの?」
ちょ、こいつ。何言ってやがるんだ?
「残念ながら、これから家に帰るつもりですよ」
よかった、こいつも一応わきまえてるんだな。安心したような、ちょっと残念なような、そんな感覚に俺は――
―って、断じてない!断じて俺は古泉とここで別れるのが寂しいとは思ってないぞ!!!
「えー、もう遅いよー。一緒に泊まってゲームしようよぉ!おかーさーん!古泉くん泊まっていいー?」
一度家の中に引っ込んだ妹は、またすぐに戻ってきて、満面の笑みでこう言った
「お母さんも泊まっていいって、さぁ、いこー!」
妹がむりやり古泉の手を引っぱっていく。
古泉の顔をちらりとうかがう。やばい、こいつ顔がにやけっぱなし。俺は妹の無邪気さを心の底から呪ってや
った。だが不思議と「今日は帰ります」という言葉を聞いたときの寂しさはなくなっていた。
あーもう、俺は絶対男なんか好きにならない、ならないからな!そう固く誓って、家に入った。
俺のベッドの横には客用の布団がひかれた。風呂上りの古泉からは、俺に対しての想いというか……妙な
オーラが漂っているような気がしてならなかった。だが、俺は古泉が望んでるような関係になる気は毛頭無
いし、そういう気配をなるべく察知しないように、いつも通りに振舞った。正直これはつらい。
意識されてるのを凄く感じるが、それでも古泉は俺に気を使っているのか布団の上にちょこんと座ったまま動
かない。俺にどうしろっていうんだ!内心ヒヤヒヤしながら平常心を保つのに苦労していると、古泉が口を開
いた。
「あの……今日はほんとに、何もしませんから。もう寝ましょう」
寝不足は明日に響きますよ。と言って軽く笑みを浮かべると、古泉はそのまま布団に入った。無理して寝よ
うとしてるんだろう。目を瞑っている姿を見て、うかつにも古泉の端正な顔立ちに関心してしまった。
「そうか、そうだよな。寝なきゃな…」
なんか、変に緊張してガチガチに固まってた自分があほみたいになって、俺も電気を消してベッドに入った。
寝るために最大限の努力をしたのは恐らく今日が初めてだ。俺は何度も羊を数えては寝返りを打った。だ
が、体は緊張しっぱなしで眠れない。恐る恐る目を開けると、古泉は静かなものだった。寝息すら聞こえな
い。死んでんのかこいつ?
「古泉、寝たか?」
返事が無い。仮にも想い人と同じ部屋にいるのにすぐに寝るのかこいつは!緊張してる俺がばかみたいじゃ
ないか。悔しくなった俺は、ベッドから降りて古泉の耳元で囁いた。ただの悪戯心からで、こいつとどうこうな
りたいとか思ってたわけじゃない。断じてそんな気持ちは0.1ミリほどもなかった。
「お前も緊張して寝れないんだろ?かわいそうだから、なんなら今だけ俺のこと好きにさせてやるよ」
正直に言おう。起きてるとは、思ってなかった。
終
なかなか本題(古泉にほだされるキョン)に入らない長文と
無理矢理な谷川流風文体に付き合って読んでいただいた人に感謝します。
ありがとうございました。
そして、スレ汚しすみません・・・。
古キョンでもキョン古でも読み取れるかな、と思ったので
あえてそこらへんの表記は避けました。
せ、責任はちゃんととって欲しいな。わ、私もちゃんと言ってあげるから。
わっふるわっふる
わっふるわっふるわっふる
あの…ここからが大事なところだよね?
キョンや古泉がアンアン言っちゃうんだよね?
(古泉は受けでも攻めでも喘ぎ声大きそうだ)
わっふるわっふるわっふるわっふる
おっ…おい!
こんなとこで終わらせやがって…!
わっふるわっふるわっふるわっふるわっふる
わっふるわっふるわっふるわっふる
とはいえ、この古泉はちょっとへタレっぽい気がするから
キョンの不用意な一言に思いっきりぐらついて一瞬キョンを襲いかけつつも
結局手を出し切れず、着替え抱えて逃げ帰っちゃうぐらいのでもいいなw
本当にエチーに至るのはもう一つ二つ紆余曲折あってからとか
続きが激しく読みてえーーーー
わっふるわっふる
>>251 Newtype10月号かと。
わっふるわっふる
ところでなんで「わっふる」ていうの?
わっふるわっふるわっふる
苦しい…苦しい…
わっふるわっふーる!
耳元で囁く照れキョンに赤面する古泉wどこのヲトメだこのやろー
わっふるわっふるわっふるわっふる
長門にワロタ
わっふるわっふる!
続きをお願いします…。
277 :
253:2006/09/08(金) 23:17:23 ID:xKP+jrFW0
所用で出かけてて今帰宅しました。
11わっふるも…ありがとうございます。ひえぇ
私が頭の中で既に妄想済みの続きを書くとしたら古キョンに…
へたれ攻めばんざーい!
パッションぶつけてこれから続き書いてみます……
乙です
wktkして待ってます
わっふるわっふる
キョンがこれから泣かされることになるのかな豹変する古泉とかいいなー
お帰りなさいましーわっふるわっふる期待してマス!
わっふるわっふる
乙です!期待してます
今来た。
正直、ここまででも萌え殺されそうだ。
続き期待してますわっふるわっふる。
萌えました!
わっふるわっふる
284 :
253:2006/09/09(土) 05:36:39 ID:xBc1Ke8l0
書き出したらとまらなくなってしまいました。パッション!
前回のはワードの改行をそのまま引き継いじゃって、
1文がだらだらと長くなってしまい読みにくかったと思います。
こんかいは一応アレンジしておいたので
前よりはましだったらいいんだけど…。
それでは、連投エラーが出るまで投下させていただきます
「お前も緊張して寝れないんだろ?かわいそうだから、なんなら今だけ俺のこと好きにさせてやるよ」
同じ部屋に寝てるってのに、寝返りすら打たずに静かに眠っている古泉に
むかついた俺は、わざと甘い声で耳元に囁くという悪戯をしてやった。
これが、全ての引き金になるとも知らずに――
(いや、知っていたら絶対やってなかったが)
そうして囁いた次の瞬間、俺はイリュージョンを自分の身を持って体現した。
信じられるか?古泉がなぜか俺の上にいて、俺は古泉が寝ていたはずの
布団の上に組み敷かれていた。自由を奪われたわけじゃないが、あまりに
急な出来事に俺は固まってしまった。そして、驚いて動けない俺の太もも
には謎の硬い感触が――。
ってこれは謎じゃねえ!これが何なのか俺は知ってる。知ってるが知りたく
ない。わかりたくない。理解したくない。
古泉、お前寝てたんじゃなかったのかよ。
この変態超能力者は寝返りも全く打たずに狸寝入りをする能力もあんのかっ!?
「冗談でも、言っていいことと悪いことがあると教えられなかったんですか・・・?」
ポッキーゲームの最終局面のような距離にある古泉の顔は、胸糞悪い
うすら笑いの奥にちょっとだけ悲しそうな表情が見て取れた気がした。
そんな微妙な表情をたたえながら、無言で更に体重をかけてくる古泉。
否応なく感じる体温と硬い感触。ああ、これが朝比奈さんの大きなや
わらかい胸だったらどんなによかった事か……と、今更考えてもどうしよ
うもない。と言うか、どうしようもできない状況を作ったのは他の誰でもな
い、俺なんだからな。
そんな思考を巡らせているうちに、いろいろと諦めがついた。俺が悪かっ
たよ。もうどうにでもしてくれ。ハルヒとしてしまったキス以外なら各種取り
揃えている俺のハ・ジ・メ・テは全部お前にくれてやる。
覚悟をして目を瞑った。どこから触られてもいいように全身に神経を張
り詰めた。自業自得、自業自得、自業自得……この言葉を頭の中
で何度も繰り返した。
……100回以上はその言葉を繰り返したはずだ。だが何も起きていない。
俺は静かに固く閉じていた目を開けた。
――そこには、冷たい瞳の古泉がじっと俺を見ていた。
「な、なにもしないのかよ?」
「冗談だったのでしょう?」
いつものにやけた笑いなんて想像できない悲しそうな顔。
こいつは感じていたのだ。俺にバカにされたのだと。
ああ、俺はなんて事をしちまったんだ…あの時、古泉に手首を掴まれて
温もりを感じた時、俺はなんて思った?こいつを悲しませちゃいけない、
俺への想いだけはバカにしちゃいけないと誓ったじゃないか。
後悔の念がじわじわと押し寄せてくる。
俺はこいつのことが嫌いじゃない。少なくとも、同じハルヒの被害者だし、
かけがえの無い仲間だし、学友でもあるし………それに、俺の事を好き
だと言ってくれてる奴じゃないか……。
そう思ったら、自然と口から言葉が出てきてしまった。
その言葉は、おそらく今夜の2つ目の引き金。
「冗談だったよ………さっきまでは、な」
自分で言っておいて恥ずかしくなる。今、俺は認めたのだ。こいつになら愛
されてもいいんじゃないかって思いはじめてる自分を。
あー、信じられん。認めたくもないし信じたくも無いが、俺の気持ちは今日
の午後のほんの数時間で、オセロがパタパタとひっくり返っていくように古泉
への見方を180度回転させたのだ。
「きっと後悔させますよ?どうして僕なんかに好きにさせたんだろうって」
それでもいいさ。また笑わないお前を見るくらいなら、いっその事こうやって
既成事実を作ってしまえばいい。俺とお前の秘密だ。甘美な響きだと思
わないか?このやろう。
俺は意を決して古泉の背に腕を回した。Tシャツ越しに薄い筋肉を感じる。
お世辞にも女の子のように柔らかいとは言えないが、不思議と胸が高鳴った。
震えるハートは燃え尽きるほどヒート……っていうか静まれ俺の鼓動。
自分の鼓動の高鳴りのせいで、古泉のことが実は好きなんじゃないかと俺
自身が勘違いするじゃないか。
「もう、知りませんからね……」
そう呟くと、古泉は左手で俺の腹の辺りを撫でながら、耳の中に舌を入れ
てきた。うっわぁ……っておい、キスから始まるストーリーじゃないのかこれは?
だが、耳の中で響く濡れた音は、それが直接脳に興奮させる物質を大量
に分泌させるんじゃないかと思うくらいでかい音でぐちゃり、ぐちゃりと俺の頭
と感覚を支配していきやがる。
舐められてるのは耳だけなのに体全体で感じてしまう古泉の舌使い。
やばい、これはちょっと予想外にやばいんじゃないか……?
古泉は、腹の辺りを優しく撫でていた手を俺の股間のあたりまで下げて、
布越しに……触ってきた。
「……半勃ち状態ですよ?」
いらない実況をしてくるな!うるせえ、わかってる!
「こんなに早く反応してくれるなんて予想外でした」
恥ずかしくて古泉の顔なんてまともに見れたものじゃないが、こいつの声色
を聞く限りじゃかなりエロい笑顔で喋ってるに違いない。ちくしょう、俺もこん
なに早くその気になるつもりは無かったよ!
「……うるせぇよ……、黙って…触ってろ……」
情けないやら恥ずかしいやらで、声が自然に上擦ってしまっていた。
どうして無駄に興奮したような喋り方になってるんだ俺は…。
こんなつもりは……こんなつもりはなかったんだぞ。
俺が早くも興奮状態にあると感じたのか、古泉は触るのを止めて俺の体を起こした。
「はい。ばんざーい、してくださいね」
何が、「ばんざーい」だ。と思っている間にTシャツを脱がされ、その流れで
スウェットと下着も一緒に剥ぎ取られてしまった。古泉の前で生まれたま
まの姿になってしまったことに戸惑っているうちに、いつの間にか奴は俺の
後ろにまわり、俺を後ろから抱くような形で座っていた。
古泉も自分で上を脱いだんだろう。ぺったりと俺の背中に古泉の胸がつ
いているのがわかる。今更ながら、これがどうして朝比奈さんじゃないのか
わからない。それ以上に、変な興奮が収まらない俺自身がもっとわから
ないんだが。
おまけに、古泉が俺の体を両足で挟むような体勢で座っているものだから、
こいつの硬くなってる感触が俺の尻の辺りで直に感じ取れてしまう。
不毛だ……不毛すぎる。
何の前触れも無く、うなじから背骨にかけて、舌がなぞるザワリとした感触。
普段触られ慣れてない部分だからか、その感触をモロに感じ取って思わず
体をびくつかせてしまった。
「やはりあなたは……思ってたとおり、敏感ですね。だとしたら、ここはもっと敏感なんでしょう」
古泉は俺のうなじから肩にかけて優しく愛撫しながら、両手で俺の股間を
包み込んだ。慣れない他人の手は、たとえ同性だろうがそんなのお構いな
しに感じてしまっている。
チロチロと控えめにうなじを舐めていた舌も、再度俺の耳を捉えて、中へと
舌を入れてくる。途端に、また体全体を襲ってくるクチャクチャと言う濡れた
音。実際俺の頭の中だけで響いているんだろうが、何度やられてもこれは
耐えられない。部屋中にいやらしい大きな音を俺が響かせてる錯角に陥っ
てしまう。おまけに、それに混じって古泉の熱い吐息も聞こえてくる。
正直、聞かなくても済むなら聞きたくないものだが、こうも俺で興奮してくれ
てるんだと思うと嫌な気分でもないのは確かだ。
そうしているうちに、張り詰めてくる感覚。
無意識に息も上がってくる。
「……やめ……やめてくれよ…」
「それは、もっとしてほしいという意味だと捉えてしまいますが?」
こんな時にだけ妙に気が利いてやがる。
ちくしょう、ほんと、このままじゃやばいぞ?
なんで俺が古泉より先に済まさなきゃならんのだ。
本来お前だけが事を済ませてくれればすむ問題じゃないのか?古泉。
だが、実際俺にはそんな考えを言葉に出せるような余裕は全く無くなっている。
「古泉っ……俺……そろそろ……」
「わかりました」
このままこいつの手の中でぶちまけたくない。離してくれ。そこのティッシュ1枚
取ってくれ。という、口に出せない思いが通じたのか、古泉は素早く俺の前
に回りこんで―――
俺の股間に顔を沈め、すっかり硬くなったのを口の中に入れやがった。
今までとは全く違う種類の快感が急に波のように襲ってくる。
やばいやばいやばいやばい。やばいって、古泉!
口を離そうと一生懸命古泉の頭を押し上げて見ようと試みるが、どうして
も力が入らない。そして、そんな俺の無言の抗議なんてお構いなしに口の
中で舌をピンポイントで動かしてくる。ここがいいんだろ、と言わんばかりの
要所要所を突いた古泉の行為に俺は自制心を失う。
「……っ……出るっ」
無意識に、古泉の頭を逃がさないように押さえ込んでしまった。しかし、
古泉は嫌な顔ひとつせずにそれを受け止めて、飲み込んでしまう。
「こんなことされたら、今後俺が一人で処理するとき物足りなくなるだろうがっ……」
「そしたら、またこちらに呼んでくださればすぐにでも飛んできますよ」
口の端から飲みきれなかった白い液体を溢しながら、古泉はサラリと言った。
そんな古泉の顔から視線を下に移す。こいつはまだ終わってない。まだご立派でいらっしゃる。
「せっかくだから、今日一通り済ませてしまいましょう」
穏やかな口調とは裏腹に、俺でさえドキリとしてしまうようなエロい目つきで俺を押し倒す。
その手にはいつの間にか、俺が冬場にハンドクリームとして使ってるワセリンの大瓶が……。
なんでこう都合よくこんなアイテムをお前が見つけ出すんだ?
「ちょっ、まて、お前………まさか」
「あなたが言ったんですよ。好きにしていいって」
咎めるようでいて、甘さを持った声。
お前、この声で北高女子の7割は落とせるんじゃないか?
「あなたは終ったばかりで疲れてるかもしれませんが。ちょっと僕にもつきあってくださいね」
そう言って、ワセリンを指ですくうと、ゆっくりと入り口をなぞってきた。
こ、この変態超能力者!
「ははは。何とでも言ってください。今あなたの体は僕の自由であることは変わりない、そうでしょう?」
言葉に詰まる。自分から言い出したこと、こいつになら体も許そうと決めた
ことだ。もちろん怖いが、男として引き下がれない。いや、ここで引き下がら
ないと逆に男じゃなくなるか……?
俺がくだらない事をぐるぐると思考を巡らせてる間に、丹念にほぐされてい
たらしい入り口は、古泉の指1本を咥えこんだ。
「………っ!!!」
他に例えようが無い感覚が襲ってきた。内蔵を引きずられそうになる感じだ。
まともに頭が働かない。
「うん、いい調子ですね。僕を受け入れてくれる準備はすぐに整いそうだ」
ばかな事を言ってやがる。こっちはそれどころじゃない。指1本でわけがわから
なくなってきているのにお前のその股間にあるものを入れるなんて想像できない。
「ばかやろ……無理だ、物理的……にっ」
言い終わらないうちに、2本目の指が追加される。気が遠くなるほどの圧迫感。
「知ってますか?男性にはここら辺に性感帯があるんですよ」
俺の耳元でそう囁くと、古泉の指は俺の中の一点を中心に置き丁寧に押し上げ、
ゆっくりと動かしている。
「く、くる……しっ……」
これは、ほんとうに苦しい。気持ちいいなんてもんじゃない。
内臓が引き攣れる。力が入らず、体を支えていられない。
サドだ。古泉はMの仮面を被ったSに違いない。
「苦痛にゆがむ顔も素敵です」
くそったれ。そう思った瞬間に、古泉は俺の中へ無理やり侵入させてきた。
「………………っ!!!!!」
正直、声にならない。俺がエロ漫画で見た同じ行為をされていた女はもっ
とバカみたいに喜んでいたが、俺には無理だ。俺は初心者だ。体が改造さ
れてない。喜べるわけがない。
「ちょと、きつすぎますね。力、抜いてください」
力が入らないのに抜けるわけが無い。後悔はしないが、好きにしていいと
言ってしまった自分を恨んだ。
古泉の顔を見上げると、予想とは裏腹に苦しそうな顔だったことに驚いた。
俺の中がきつすぎたんだろう。
自分を好きだと言ってくれた奴すら満足させられない自分に苛立つ。
「古泉……体勢、変えないか?」
恐らく後背位からなら今ほど苦しくないだろう。エロ漫画でもそうしてた。
つくづく、実体験に基づく予測が出来ない自分が情けなくなってくるが……。
一度途中まで入ってしまった物を抜き出し、自分から体勢を変える。
「できるだけ、優しくしますから。力抜いてください」
背中の方から声が聞こえた。顔が見えないのは寂しいな。
と、ふと思ったその瞬間にまた入ってきた。
「くっ……」
唇を噛んで声を押し殺す。もう他の家族は寝ちまっただろうが、やっぱり気は使う。
「全部…入りました。どうですか?つらくない?」
「……なんとか、な……」
そんなわけねーだろ、と自分でつっこみを入れるが、さっきの苦しそうな古泉
の顔を思い出すと、真実をそのまま答えるのも咎められる。
それに後背位になったらだいぶ楽になったのも事実だった。
俺の答えを聞いて安心したのか、古泉はゆっくりと俺の中で前後させる。
さっきの指の比じゃない内臓の摩擦が俺の思考回路すら断ち切ろうとする。
「んっ………、くっ………うっ………」
古泉の腰の動きとともに、俺の口から呻き声が漏れる。
このままじゃ声が漏れる気がして、シーツを思いっきり噛んで耐えた。
古泉には申し訳ないが、早く終ってほしい。
体が―――もたない。
俺の様子を伺ってるのか、古泉の腰の動きは一定のリズム以上に早くは
ならなかった。そのおかげで、最初に意識が飛ぶかと思ったような内壁へ
の刺激も和らぎ、そのリズムに合わせて体を動かすことが出来るようになっ
てきた。そうすると、辛さはさらに和らいだ。まだ気持ち良さはわからなかっ
たが、気持ちいいと言う人がいることは納得できるくらいにはなっていた。
新たな世界に足を踏み出してしまったらしい。後戻りは……できそうにない。
「だいぶ……慣れてきた…感じですね。中も…ちょうど、よくなってきました。
すごく…気持ちいい…ですよ」
荒い吐息が背中を撫でる。古泉に「気持ちいい」と言われて嬉しくなって
しまった。自分でも頭がおかしくなったんじゃないかと思う。それでも、こうなっ
たら最後まで俺の中でいかせてやりたいという気持ちが芽生え始めてきた。
支援?
次第に、ぐちゃり、ぬちゃりとワセリンと体液が絡まる音が早くなる。
「もう、そろそろ……ですから…もう少しがんばって」
荒く、そして甘い声。揺らされる俺の体は、古泉の出入りを静かに受け止める。
「…俺は…大丈夫………くっ!………いいから、好きにっ、……動かせよ」
「あなたのこと……本当に、好きですから」
相変わらず、わけのわからないことを口走ってやがる。
そんなこと、もう知ってる。手首を握られたあの時からずっとわかってるよ、古泉。
「俺の……中に……出しっ…て、いい……からな」
受け止める。俺はお前の全てを受け止めてやるよ。
気がついたら、布団の上にいたはずの俺は何故かベッドに寝ていて、古泉
が不安げに俺の顔を覗き込んでいた。
俺が気付いたのを見て、古泉は安堵の息を漏らす。
「あなたが中に出していいと言うのが……その、嬉しくてですね、激しく動きすぎてしまったようです」
事切れて俺の中から引き抜いたら、俺の反応が無くてかなりあせったらしい。
ざまみろ、無理やり俺に入れようとした天罰だ。
「今度はもっと優しくしてくれよ?」
「今度……?」
俺から未来形の話を振られて相当驚いたのだろう、古泉は虚を突かれた
様に固まっている。その後、ようやく俺の意図を汲み取れたのか、あの映
画のときのように眉間に手を寄せて、小学校の先生がこどもにこれから
大事な話をするぞ、というような表情をつくり、静かに口を開いた。
「ただの好きじゃない、僕は、あなたを愛しているみたいです」
「知ってるよ。お前の想いがどれほどかは、わかってるつもりだ」
お見通し、ですか。と古泉は苦笑した。
お前のことならだいぶわかるようになってきたからな、と俺も笑顔を返してやった。
そして、俺たちは、今日初めて唇を重ね、お互いの吐息を貪った。
終
妄想を垂れ流させていただきありがとうございました。
推敲がきちんとできていない部分もあるので
見苦しい点が多々あるかと思います。すみません。
それではおやすみなさい。
いの一番にGJ!
GJ!!!!早起きしててよかった!!!
わっふるしまくってよかった!!!
萌えしんだ!全力でぐっじょぶ!!ツンデレキョン最高。朝からいいものありがとう神様。今日はハレハレユカイになりそうです。
GJ!!
萌えををどうもありがとうございます!!
GJ!!!!!!11
萌え殺されました(******'A`******)
またパッション爆発させに来てください!!!!!
>303
神人抱いてるかわえええええええええええ
しかし相変わらず字を間違えられているな
今度はキョンがいないのか・・・
>251の裏表紙に谷口がいることに驚いた。ちょwww国木田は?wwww
キョンの画像省かれてリンクだけなのが悲しいな・・・
それにしても欲しい。
>309
お前はもう死んでいる
つまらないよその返し
いきなり>310のあとから過疎ったな。
流れ変えようぜ。
といっても何も俺からは話題ないんだなぁ
だれかなんかある?
キョンはトランクスで古泉はボクサーだと思うんだが皆どう思う?
古泉はブリーフ一択
なぜそうなる…トランクスだと体育の時やばそうだなたしかアニメで階段座ってたような
白グンゼ古泉(もしくは穿いてない古泉)
黒ビキニかTバック古泉を所望する
キョンための勝負下着だな
いや、古泉はフンドシだろ?
フンドシは谷口のイメージ
谷口赤フン国木田白フン
いや、熱血岡部のための赤フンだろ
なんか古泉スレみたいなノリになってるw
古泉のパンツは型はどうあれ、
素材は革な気がしてならない。
蒸れるよ
毛皮のパンツ
古泉はOバックだと思う。
おにーのぱーんつーはいーぱーんつー
ぱいぱんにみえて焦った
ラムちゃんな古泉想像したw
ラムのラブソングを古泉口調に改変した歌詞を想像して萌えた
OK、わかった
あんまりそわそわしないでください
あなたはいつでもキョロキョロし過ぎかと
よそ見をするのはやめてください
僕が誰よりも一番
好きです・・・好きです・・・好きです・・・
★達が輝く夜更け
夢見るのはあなたの全て
愛してもあなたは知らんぷりで
今頃は誰かに夢中なのでしょう
ああ 男の人というのは
いくつも愛を持っているのですね
ああ あちこちにバラまいて
僕を悩ませる
あんまりそわそわしないでください
あなたはいつでもキョロキョロし過ぎです
よそ見をするのはやめてください
僕が誰よりも一番
ああ あなたという人は
何人 好きな人が欲しいのですか
ああ 僕だけを愛してください
いつでもひとりだけ
あんまりそわそわしないでください
あなたはいつでもキョロキョロし過ぎです
よそ見をするのはやめてください
僕が誰より一番
僕がいつでも一番
あなたの全てが
好きです・・・好きです・・・好きです・・・
一番好きです!
即興でやってみた適当でごめんね
>一番好きです!
吹いたw
>335
キタコレwwww
原曲、iTuneとかで配信してくれないかなあ…
懐かしい。
吹いたwwww
毎日出勤中に聞くMDに入ってるのにもう聞けないwww
そわそわしてるのはお前だ!!と突っ込みたい
思いの他歌詞が合っててワロタw
古泉って、確か星を見る趣味があったはずだよね
>好きです・・・好きです・・・好きです・・・
マジきめぇwwwww大好き古泉
古泉はある意味最強だからな
古泉スレと化してるwww
古泉キモカワイイよ古泉
これ見るまでたまたまずっと原曲聴いてたから吹きまくりwwwww
>>335 いや、なんかすごいありがとう
まさか書いてくれる人がいるとはw
>347
GJ!ワロスw
☆歌キョンバージョンも見たい
OKまかせろ
あんまりそわそわするなよ
おまえはいつでも顔が近いんだよ
よそ見をするのはやめろ
俺が誰よりも一番
その・・・なんだ・・・なんでもねえよ・・・
★達が輝く夜更け
おまえの夢なんて見てもいないし
愛してもいないが おまえは知らんぷりで
今頃は誰かに夢中なんだろうよ
まったく おまえってやつは
いくつも愛を持っているんだな
ああ あちこちにバラまいて
俺を悩ませる
あんまりそわそわするんじゃねえよ
おまえはいつでも顔が近過ぎなんだよ
よそ見をするのはやめろって
俺が誰より一番
ああ おまえってやつは
何人 好きな人が欲しいんだ
ああ 俺だけを・・・その・・・ゴニョゴニョくれよ
いつでもひとりだけを
あんまりそわそわするなよ
あなたはいつでも顔が近過ぎなんだよ
よそ見をするのはやめろ
俺が誰より一番
俺がいつでも一番
おまえの全てが
ああ・・・そうだよ・・・好きだ・・・
一番好きだ!
「やれやれ」
古泉に比べてキョンむずい
このツンデレ野郎!
狂おしくGJ!
電車待ち中に携帯で見て
耐えきれずしゃがみこんだ
こ、これは萌える…!!!
キョンデレ禿萌えた!!!!!!GJ!!!!!
>>355の
「あなたはいつでも顔が近過ぎなんだよ」の
「あなた」を「おまえ」に変えんの忘れてた
これは・・・キョンもラムちゃんコスプレにしろという神のお告げですか?
キョンバージョン、笑う覚悟してたのに何だこれw
萌えすぎる
★達が〜のくだりが萌え死ねた
ツンデレクオリティ…!
古泉バージョンとの反応の差が凄いw
>>363 切ないよね。
あーあーほんとID:pM1BL6B50GJだ!!!
>>366 キョンの衣装はそうきたか!
これが見たくて書いたのさ!
その格好で大股開いてるキョンに萌えた
笑ったり萌えたり大変なスレですね!
このやろう禿げ萌え
>>366 見た途端飲んでた紅茶噴出したwwwGJ!
絶対後ろの女子二人は見て見ぬ振りするだろうなwww
>>366 オカマバーのママが客のいない所で愚痴垂れてるみたいw
>>366 キョン青くなってるけどお前も仲間だ仲間ww
↑の歌のキョンのツンデレっぷりに萌えて
ツンデレなキョンを意識したSS書いてみた。
ちなみにラムちゃんな内容ではないです。
昼間から降り始めた雨は激しくなるばかりで、鉛色の空はときどき不機嫌に雷まで鳴らし
ていた。大きな音が鳴るたび女子数人が小さな悲鳴を上げる。窓を開けると風まで吹きは
じめていた。どことなく落ち着かない雰囲気の中、おれの後ろの席の女はやけに楽しそう
だ。
「―――台風が来るわ」
ハルヒはそう自信満々に言い切ったが、今朝のニュースでお天気お姉さんはそんなこと一
言も言ってなかったし、台風というのは、マリアナ諸島近海だかどこだかの海から発生し
て、それからたった三時間か四時間ほどで日本列島に上陸するものなのか?
「だってどこからどう考えても台風じゃない。雨は降り雷鳴は轟き、風は吹きすさぶ!こ
れ以上の台風シチュエーションはないわよ。ああ、ワクワクしてきたわ」
仮にこの異常気象を台風だと考えてたとして、ワクワクしてきたとはなんと不謹慎な発言
か。そうは思ったが、こうなったハルヒに対し何を反論しても無駄なので、おれは黙って
紙パックのジュースを飲んだ。
「警報でも発令されて早く帰れないかしら」
「それは悪くない考えだな」
「でしょ?ここはパッと派手に大雨洪水暴風波浪警報ぐらいは出て欲しいわ」
……嫌な予感にとらわれつつ、おれは窓の外を舞い飛んでいったチラシを視線で追いかけ
「まあな」と答えた。ええい、所詮おれも自分が可愛いんだ。我が家が沈みさえしなけれ
ば、学校は海の底に沈没してくれたって構わない。でもできれば沈むのは真夜中か早朝に
してくれ。おれも死体は見たくないからな。
昼休みが終わり、五時間目の授業がはじまってすぐに放送が入った。おれの予感は的中し、
放送内容は暴風警報が発令されたので緊急下校を促すというものだった。すぐに授業は中
断され、おれたちは嬉しさと不安がない交ぜになったような顔をして、下校の喜びを語っ
た。
「やっぱり私の言ったとおりになったわ!風のにおいでわかるのよねー、これはただの風
じゃないって……。ほらキョン、これからは私を風使いと呼びなさい」
わけのわからん女は放っておいて、おれはカバンから折り畳み傘を取り出し、教室を出た。
昇降口には沢山の生徒が群がっていて、その中には朝比奈さんや鶴屋さん、長門の姿まで
見えた。このメンバーが意図せず一同に会するのもなかなか珍しい光景だと、暫くボンヤ
リして眺めてしまう。
「どうも」
「うわっ」
いつのまにかすぐ近くに古泉が立っていた。相変わらずニコニコと笑って、おれを少し見
下ろすようにしている。奴とおれの身長差を考えるといつもどこか理不尽な思いを味わう
が、考えても仕方のないことだった。
「何の用だ」
「いえ、あなたが突っ立っているのが見えたんで声をかけてみたんです。どうかしたんで
すか?もしかしたら傘を忘れてしまったとか」
「生憎だが、今日はたまたま持ち合わせていてな。ほら」
古泉はどこか残念そうに笑った。なんだ、おれが折り畳みの傘を持ってきていたら何か不
都合なことでもあるのか。
「いえ……。僕は傘を忘れてしまいましてね、もしかしたらお仲間かと思ったんですが」
「適当な奴に入れてもらってさっさと帰れよ。酷くなるぞ、雨」
「ええそうですね。ご忠告ありがとうございます。ではまた明日」
「ああ」
上履きから下履きに履き替えて、おれは華厳の滝の如く降る雨を見上げ、少し小さなその
傘を開いた。
……おれは一体何をしているのだろう。坂道を途中まで下ったあたりで、今来た道を引き
返し、再び学校に舞い戻っていた。景色すらかすむ激しい雨の向こう、誰もいなくなった
昇降口によく見知った男の姿が見える。
カバンを足元に置き、壁に寄りかかるようにしていた古泉は若干身を浮かせて、おれに向
かって微笑んだ。
「おまえこそどうしたんだ。なんで帰ってない?おまえなら相合傘の申し込みも引く手数
多だっただろう」
「そんなことはありません。ちょっとタイミングを逃してしまいまして、この有様です。
この雨足では走って帰るわけにもいきませんし、往生していたところだったんです。……
あなたはどうしたんですか」
おれは暫し空中に視線を彷徨わせた。
「宿題のプリントを忘れたと思ったんだが、そういや明後日提出でもいい課題だった」
あきらかな嘘に気づいているのかいないのか、古泉は「それは災難でしたね」と無難な受
け答えをした。
おれは自分がしたいこと、ここに戻ってきた目的もはっきりとはわからないまま、目の前
の男に向かって半ば叫ぶようにして、言った。
「言っとくけどな、おれは博愛主義者なんだ。困ってる奴を捨て置けない、いわゆるマザ
ーテレサとかシュバイツァー的な……」
ああ、めんどくせえ。おれは差していた傘を古泉に向かって差しかけた。
「入ってくか。狭いけど」
まだ夕方にもなっていないというのに、辺りは薄暗かった。すっかり人影のなくなった道
を歩きながら、おれはふと古泉の横顔を見上げた。やはり普段のように薄く微笑んでいて、
傘を心持ちおれに傾けるようにして差している。左側に立っている古泉の左肩はぐっしょ
りと濡れそぼっていた。吹きすさぶ風は生温く、おれのゆるく結んだネクタイをさらう勢
いでおれと古泉に吹き付けた。
「……なあ古泉。前から訊きたかったんだけどな、おまえマゾなのか」
「おかしなことを言い出しますね、あなたは」
古泉は小さく笑った。
「そうですね……。そういった性癖がまったくないとは言い切れません。僕も特定の人の
前ではそう思われても仕方のないような行動を取ってしまうこともあるかもしれません。
でもそれも好意を持っている人のためだとしたら、大概の人が自分に理不尽な状況に陥る
としても、その環境を享受してしまうでしょう?それが例えマゾだと思われるようなこと
でもね」
おれは古泉の台詞を理解できなかったふりをして、足元の小石を蹴った。雨と風はまだ暫
く止みそうにない。
終わりです。やっぱりあの神の如きツンデレっぷりはなかなか難しい…
キョンはツンデレだし古泉は遠回しだし
素直じゃない二人ともGJ!
キョンデレGJ!萌えた!
相合い傘ktkr!!
萌えをありがとう!!
古泉がキョンに顔が近いとか気色悪いとかの言葉攻めを受けるたびに感じていたらどうしよう
ぎゃっぁあ
禿萌えたGJ!!
うわあああ
なんかもう原作でもありそうな勢いでGJ!!!
GJ!まわりくどい古泉萌え
何故かこーいがはしりだしたらーきーみがとまらなーいー
っていう曲が頭を流れ出してとまらない
OKまかせろ
って古泉バージョン作ろうとして歌詞見たら
変える場所が1つも見つかんねえ!
焦ーげかけのトーストかじったら
なーぜかふいに〜胸がときめいたー
あーまくてにーがいーママレード
って曲が頭から離れない
>389
ママレー○ボーイかww
ママレはともかくとして転校生というのは結構美味しいネタだよな。
本編ではそういうものが入り込む余地も余りなかったがその手のネタを考えるのも面白いかも知れない。
うん。
聴いてたらキョンデレソングに聞こえてきたんだ。
>>387-388 思わずCD引っ張り出してじっくり聞き直しちゃったよ。
…なんじゃこりゃー!キュンキュンきたよ、チクショー。
だ〜れにも負けたくない〜
ぼ〜くは止まらな〜い〜
風邪ネタ萌え
風邪を引いてやたら素直になるキョンもいい
風邪を引いて弱々しくなる古泉もいい
>>394 熱でぼーっとしたキョンが
古泉がお見舞いにきたのにも気付かず、
お見舞いのフルーツを枕元に置いて
おでこに手をあてて熱をみた後に
帰ろうとした古泉の手を
思わず握ってしまうといい
ちょっ
何それ萌え死ぬ(´Д`*)
その後はどうなるんだろうw
寂しそうに見上げるキョンのホペーをふにふにして元気づけてホスィ(´д'*)
または目を見開き固まってその後思わず押し(ry
立場を逆にしてみても萌える
あまりにもぐったりしている古泉を見てうっかり
キョン「…なんかしてほしいこととかあるか?」
古「…汗をかいてしまったので着替えさせてください」
キョン「!!?」
とか?
何想像してるんだキョンw
404 :
1:2006/09/17(日) 03:44:03 ID:jvqC+chU0
空気を読まず初投下です。
古×キョンというよりキョン→古です。
苦手な方はスルーしてください。
「ッ!!」
普段のポーカーフェイスからは想像もつかないほどに目を剥き驚く彼。
そのまま後ろ向きに逃げようとするがさせまいと強く握っていた
彼の手首に更に力を込めると、微かな呻き声が鼓膜を揺らす。
「無駄ですよ」
冷静に言ったつもりだったが自分の耳に届いた声は少し上ずっていた。
その事実に自分でも驚いてしまったがすぐさま目を伏せ、
いつもの表情を思い出し、いつもの声を思い出し、いつもの「古泉一樹」を取り戻し、
再び彼の方へ視線を戻す。
未だに振り解こうとあがく彼の手首から腕、肩、首、そして顔へとゆっくり見上げると、
眉間に深い皺を刻んだ彼の顔。
405 :
2:2006/09/17(日) 03:51:02 ID:jvqC+chU0
「いつから気付いていた」
「最初から…と言った方が正確ですかね。もっとも先週は実際僕も半分寝ていたのですが」
先週という言葉にほんの小さく眉を顰めるが、すでに一回剥がれたポーカーフェイスは
強固さを増し、全く動じていないという表情でこちらを真っ直ぐ見据える。
ああ、今すぐ核心をついて追い詰られた彼の顔を早く見てみたい。
その時彼はどんな言葉を自分に向けるのだろう。
406 :
3:2006/09/17(日) 03:51:32 ID:jvqC+chU0
鋭い視線で緊迫した空間を作ろうとする彼と対照的に、これから起こることを想像すると無意識に口角が上がってしまう。
「さて、とりあえずはお礼を言わなければなりませんね。返していただいてありがとうございます」
空いた右手でペンを持ち上げ、彼の目の前に出す。一言向けるたびに眉間の皺が増えるのがとても愉快だった。
「あなたが何故僕のペンを取ったのか僕には理解できませんでした。
あの日は久しぶりにアルバイトが朝まで続き、早めに部室に行って軽い仮眠を取ろうとした。
するとあなたが現れ、僕の手元にあったペンを持って部室を出て行った…。
最初は嫌がらせかと思ったのですが、あなたがそんな幼稚な事をするような人間には思えませんし、
そもそも、嫌いな相手と毎日のようにゲームをするような人ではないと勝手ながら認識しております」
彼はただこちらを見据えるだけで何も言おうとはしない。
一方的に相手を言葉で追い詰めるこの構図がまるで推理ドラマの探偵と犯人の様だ、
暢気な考えを巡らしながら続ける。
407 :
4:2006/09/17(日) 04:19:40 ID:jvqC+chU0
「更に不可解な事に、再びあなたはまた居眠りをしている僕にペンを戻そうとした」
「居眠りじゃなくて狸寝入りだろ」
「はは、そうでした…そう、そのあとあなたは僕の手を握り、それでこんな風に逆に手首を掴まれてしまった。
これについても理由を聞きたいところですが」
こんな風に、ね。と掴んだ手首を揺らす。
彼の表情に諦めの色が滲み始める。普段不機嫌一色の彼の表情が変わるのが非常に楽しい。
もっと近くで顔が見たくて立ち上がり彼との間合いを詰める。
後退ろうとする彼を掴んだ手首の力を込めることで制する。
「顔、赤いですね」
そう言うと、とうとう彼は俯いてしまった。
顔を見れないのは非常に残念だが、
髪の毛の間から覗く赤い耳に口唇を寄せて、彼が小さく震える度に当たる耳の感触を楽しむ。
手首を掴んだ手の力を緩め、手を握り直すと少し汗ばんでいた。
408 :
5:2006/09/17(日) 04:28:25 ID:jvqC+chU0
「何か言ってください。反論が一つも出てこないなんてあなたらしくない」
彼は何も答えない。もっと取り繕ったり怒鳴ったりする姿を想像していたので若干拍子抜けしてしまった。
いい加減言葉を聞きたいのにほとんど喋らない彼に痺れを切らしてしまい、
もう少し苛めるはずがこちらから核心を切り出すはめになった。
顔を彼の正面に向け、握った手を離す。
「さ、言ってください。何故あなたは僕のペンを?」
彼は一回盛大なため息をつくと、決心したように僕の目を見据えた。
終了です。
すいません規制引っかかったりメモ帳閉じてしまったりで時間がかかってしまいました。
GJ!
表情が変わってくキョンと内心ワクテカな古泉にテラモエス
そして激しく続きが読みたい
ここで終わりかよ!もっともっと!
わっふるわっふる!
わっふるわっふる!!
続きをお願いします・・・
是非続きを!キョンカワユス!
揺れ激しいにも噴いたw
キョンはぎこちなくで
古泉は頑張りすぎなのか
これは萌える
ちょ、どこからwww
確認したら確かに古泉とキョンの動きはかなり差があったw
このコンテのシーンはカットされたのかね
>>414 これ全部歌にあわせてつないでflashにしてる神がいた。
DVD特典とかで見たいなぁ。
>>420 サーフィン吹いたwwwwww
キョンの適当ポーズと古泉の「えらく楽しそうだ」に萌えた。
楽しい流れをブチ壊すような嫌な感じの古キョン?ss投下
「運命だと思ったんですよ、我ながら馬鹿らしいと思います」
真面目な顔で言うものだから、俺は多分その時に「わざとらしい真顔だな」と言える機会があって
言ってそのまま突飛な流れを有耶無耶にすることももしかしたら出来たかもしれないのに、
どうしたことか不覚にもその馬鹿な運命とやらが頭から離れなかったので
非常に残念なことに俺もまた「運命だ」と思わざるを得なくなった。
そうじゃないのか、良くわからんが。言うと古泉は今までに無いくらい驚きに顔を崩して
今までにないくらい破顔した。何故か少し気分が良かった。
夏は人を狂わせるというのは強ち嘘でもないのかもしれない。
それからどうしたかというと、特にどうともならなかったのだ。
古泉は相変わらずやたら身を乗り出し顔が近かったが以前とどう違うか、などというのは
全くわからなかった。放課後はハルヒのどこから引っ張り出してきたのか判らない提案に邪魔されつつ
ボードゲームをして、たまの休日もSOS団の野外活動がある時以外は会うことはほぼ無い。変わらない。
そしてまた部活で朝比奈さんの淹れて下さった有難いお茶を啜りながらボードゲームをする。変わらない。
呆気なく3戦3勝を勝ち取り4戦目に突入するため黒だらけの基盤のコマを半分に分けていざ再戦。
変わらなすぎる。ただその日は少し違った。
例えばいつもよりグラウンドから響く野球部の声が遠かったとか、
ハルヒ率いる女性陣が部室を離れていたからだとか、
理由などポンポン沸いてくる訳だがとにかくそんな偶然が重なってつい途切れがちの雑談の中に
あの例の「馬鹿な運命」とやらを練りこんでしまったのだ。誰がって俺が。誰かあの瞬間の俺を刺してくれ。
大きい朝比奈さんでも長門でもいい。なんなら古泉、お前でもいい。
あの時お前が俺を刺していてくれさえすればあんなことにはならなかったのに!
「あの運命とやらはそういうことじゃないのか」
「え」
「お前は俺と会ったのが運命だと思ったと、そういうことじゃないのか」
「え」
「・・・だから、あれだ、好きとかそういう」
「えっ」
手元からバラバラとコマを落としながら古泉は馬鹿のように赤面して
「ちゃんと伝わってたんですね・・・あなたのことだからきっと
『相変わらず気色わるい言い回ししやがってこのニヤケ野郎
まあ一応同じ部の仲間ではあるし別に友人としては嫌悪感も特にないし
それを運命だとかなんとか言うんなら合わせてやるか面倒だしな』と
そういう風にとってるかと思っていました」
などと馬鹿のように述べたのでその馬鹿のような馬鹿の足を机の下で思い切り蹴ってやった。
「それなら友人としてでも良いと思ったんですよ」と情けない笑顔で脛を摩る古泉と、次の日キスしてセックスした。
あろうことか俺が下だった。死ね。
それからどうしたかというと、特にどうともならなかったのだ。
ボードゲームをして、野外活動をして、休日は会うこともない。
ただ部活が終わった後に話をすることが増えた。
些細な、どうでも良い話題を交わすようになった。時々セックスするようになった。
女の子と付き合っている時のような柔らかいピンクな空気(悲しいことに憶測、むしろ妄想でしかない)は
一切なかったが、それでも古泉は「嬉しいです」「幸せです」と飽きもせず言うので
気色悪いと思いつつそれでいいかとも思った。
蝉は殆ど死んでいた。
夏も終わりに差し掛かった頃、俺と古泉は部活の後の会話をしなくなった。
どうでもいい話題も減った。セックスしなくなった。正確には俺が避けていた。
古泉が気づいて合わせてくれただけだ。
本当にわからない、自宅で夕食をとり風呂に入り歯を磨いてベッドで雑誌をぼんやり捲って
緩々と訪れた眠気に電気を消して天井を見上げながら、どうしてか急に、ああ終わりだな、と
身勝手で独りよがりな考えで俺は自分の気持ちに整理をつけてしまった。
そして恥ずかしげもなく古泉に告げるとそれきり奴を避けた。
あの時古泉は多分、頷いていたのだと思う。
記憶も覚束ない。卑怯なのは俺だ。
特別嫌悪を抱いたとか、冷めたとか、そういうことじゃなかった。
もう終わりだと漠然と思って、それを一方的に言っただけだったが
恐らく奴も思っていたのだと思う。もしかしたら俺よりずっと前に。
古泉は相変わらず顔が近くてボードゲームが弱くてハルヒ専属のイエスマンで、笑顔だった。
彼女の退屈は好ましくないんです、と大袈裟に肩を竦めると俺の角から玉の駒を逃がした。
そっちには金に成った歩が控えている。残念ながら行き場は完全に無い。「本当は今でも好きですよ」
「あなたは優しいですからね」
「まあ時々辛辣な発言に少しは傷ついたりはしますがそれでもね」
「運命だと思ってます」
「今でも、本当はね」
すみません、卑怯で。
呟いて、追い詰められた玉将を差し出して、降参、と両手を小さく挙げた。
なんで謝るんだ。なんで、
「なんでお前が、」
古泉はほんの少し目を見開いて、唇を震わせながらあの時のように破顔した。
「こんなに好きなのにどうしてでしょうね」
夏が終わって、俺と古泉は狂った空間から解放された。
終わりです。
ごめん、こういう「・・・なんか、なんか気持ち悪!」みたいな空気が好きなんだ
なんかやるせねえ
でもこれでいい
GJ
キュンとしますた
雰囲気がツボにはまりまくった、GJGJ!
あああとてつもなくGJ!
切なくなった。
わかるような気がするこんな感じ
なんともいえないたまらない
なんだかたまらなく切なくなった
「狂った空間」という表現がいい
萌えた
どうしようもない感じが大好き
GJ!表現に萌えた
こういう切ないのも萌える。本当に有り難う!GJ
せつな萌えた…
関係ないけど、この二人の関係を真面目に考えたら
キョンはやっぱりハルヒとどうにかなるんだろうし
古泉も機関を裏切ることはできないんだろうなとか思った
なんというか両想いでもバッドエンドというか。語ってごめん
>>437 セツナス・・・
どこかお互い特別な存在だと感じてて、
一夜の間違いが起こってしまえばいい。
そしてキョンも古泉も表面的にはお互い無かった事にして
その一夜の思い出だけで別々に生きていく・・・的な関係が萌える・・・
(´;ω;`)ウッ…
キョンはハルヒと、古泉は別の素敵な女の人と
結婚して子供作って喧嘩もしつつ孫を可愛がって結構楽しかったなあと思いながら死ぬといいな
ちゃんとハッピーエンドだよね
だがやおいはファンタジー!やおいはファンタジー!キョンと古泉が結婚してもいいじゃない!
結婚して子供こさえて「目はお前に似てるな」とかそんな話したらいいじゃない!
>>440 後半で吹いた
やおいクオリティも好きだし切ない現実も好きだ。
>>440 うんうんそういうのも良いよね好きだよ。
とか思ってたら後半にやられた。
お陰で生たらこおにぎり吹いた。
と、言う訳で、440は謝罪はいいから賠償としてSS書くことw
やおいはファンタジー!!
>「目はお前に似てるな」
つまり常に半笑いなちびキョンが生まれてくるわけですな。
どっちが母親だw
受でも攻でも産むのは古泉と私の神様がささやいた。
や、平然とやってのけそうな気がしたんだ。
古泉でも産む時は叫んで痛がるんだろうか…
マッガーレ!!!
そんな難産の叫びはいやだwwwwwwwwww
ヒッヒッフー…ヒッヒッフー…ふんもっふ!!
>>448 /:/:.::/: : : : /..:/:.::.:.::.:...... ::.::.::.::.ヽ ミ 川川川川川川川川川川彡
ノィ:..::/:/:...::./::./::.: イ':..:/:.::.:.::.:...} :.::.::.::l 三 三
l:./.7.::.::./:イ/ /:イ:.::.::./::.:./::.:....:.::.:l 三 勘弁してくれ… 三
|:{/ 7:.::: イ′ー 、/´ /:.:. イ:::.:.:/:./:.:|:.:.:|:| 三 三
j,小.|:.:/ _ \_j/ /::/j:/::.:/:.:.:.!:! 彡川川川川川川川川川川 ミ
/小.!/ ``=ミr‐ミ'/⌒} /イ::./:..|:.::ハ!
ノイイ/!′ } ノ _ ムーノ:/:.:/|:/
 ̄`ヽー- 、 __ /了|´ | /ノ ヽV:イ:./ j′
.ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| | l / { ノ´
:..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..| l l く`{ i′
:..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.| l ハ `ソ_ }
ー..、`ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l ヽ >≦--.、ヽ /
二:..ヽ:{:..:.::.:>ー::´::| /ク′:..:..:..::.::.\ヽ /
::.::.::.:ーヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..::.::.::.::.:ヽV
::.::.::.::.::.:{::.::.:l::.::.::.::.::/:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
.::.::.::.::.::.:ヽ::.::.l::.::/:..:..:..:..::.:..:..::.::.::.::.::.::.::.::.::.::〉
>>449 とか言いつつ、左手は古泉の手を握っているに違いない
何かのジャンルで、
攻めの車から産まれてきたのがあったな。
キョンと古泉なら何から産まれるんだろう…
荒川さんのタクシー…?
何故それをキョンと古泉に当てはめようとするのかがわからない
451のレス自体の意味がわからない
キョンのAAはいつみても良いなあ
(´冑)<勘弁してくれ…
公式の座席表に書いてあった後藤と豊原の仲ってどんなのだろう?
楽しみだなぁ。
DVDの特典映像とかで付くんだろうか?
京アニまぶしい
wktk
鶴屋さんと朝倉のキャラソンktkr
こりゃキョンと古泉のキャラソンも時間の問題かな…
ていうか出してくださいお願いします京アニさん
しかしキョンの中の人が歌(ry
夜のハーイウェーイがー
シンギンガーソーン
アッジャスくぁすぇdfrgtyふじこl
キョンはむしろ中の人と同じ歌唱力なのが
激しく萌えるんだが…
想像するだけでニヤけがとまらんw
そんな歌唱力-10点なキョンと、
それよりややマシだが5点くらいな古泉の、
狂おしい愛憎のデュエットが聞きたい。
古泉の中の人の歌聴いたこと無いんだがどうなの?
その唄のキャラもあったんだろうが
個人的には結構渋い感じだった
てか鶴谷さんと朝倉が先に出たことで
キョンと古泉のCDが出る可能性が減ったような…
こうなったらいっそキョン&古泉、谷口&国木田の
抱き合わせで出してみれば(ry
男性キャラはもっと後で出すんじゃない?
二期では是非ともSOS団でカラオケに行くエピソードをやってほしい。
頑なに行きたくない他の所にしようと言い張る男二人
キョンの中の人の歌で出てきたハイィッっていう声が忘れられないどうしよう
カモンカモンカモンカモンクラーイ
欲望のハードゲイ
>>456 どっちが攻めでどっちが受けなんて言うまでもないな
478 :
風と木の名無しさん:2006/09/22(金) 21:34:25 ID:/YkBiqjP0
古泉wwwwwwwwwwwwww
そういえば
なんで女性向け同人誌は男性向け同人誌みたいにまとめてみれるサイトがないんだろう・・・・・・。
隠したい人が多いから。
鶴屋さんと朝倉のキャラソンも出るんだ…
∧_∧_∧
___(・∀・≡;・∀・) ドキドキドキ
\_/(つ/と ) _
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
| .|/
_∧_∧_∧_
☆ パリン 〃 ∧_∧ |
ヽ _, _\(・∀・ ) < キョンと古泉のもクr
\乂/⊂ ⊂ ) _ |_ _ _ __
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| . ∨ ∨ ∨
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
| .|/
_ ___
\>,\/
<⌒/ヽ-、_ _
<_/____ノ
>>480 ん?同人誌を全頁うpしてあるサイトがっていうこと?
webマンガコンテンツがあるサイト以外の所は大抵
同人通販でサンプル程度しか見られないんじゃないかね。
つか、あるっちゃあるよ。
もちろん著作権侵害真っ黒だが。
ハルヒDVDのトレーディングシール12だったんだが
これ思いっきり古キョンだなww
「二人っきり(はあと)」とか「あ、やめて・・・」とか何狙ってんだこれw
古キョンが出たとは、うらやましか
超欲しい…それが出ることを期待して買わねば。
5種類のうち1枚だから、確率は5分の1になるんだよね?
いや、期待させ過ぎかもしれない・・・w
ただ、シール全部が閉鎖空間と神人のところに行くキョンと古泉のシーンで
シールに入ってる言葉のいくつかが明らかにBL意識してる。
あ、ゴメン21枚中1枚だけはハルヒとキョンの踏切のシーンだった
じゃあその他の20枚は古泉とキョンオンリーなんだな…
欲しすぎる…orz
DVD4巻通常版、表紙が古泉と長門だね。
限定表紙は男は来ないかなあ、女の子がまだ残っているし。
ごめん、パスはseal
ごちそうさまでした!!
おいしくいただきましたw
にしてもこの形見て一昔前のプリクラおもいだしたよ
不覚にも神人の「うおりゃー」に萌えてしまった
あれ・・・可愛いんじゃないの・・・!
>>497 そう、それ
キョンが古泉に手を握られるシーンで
「あ、やめて…」なんて言ってたか!?と思って思わず見返してしまったw
502 :
風と木の名無しさん:2006/09/23(土) 20:08:25 ID:wLH9FnAe0
>>501 やめてとは言ってないがやけに色っぽい声だしてたなw
あ、ごめんageちゃった
>>497 左上から二段目ぐらいまでの画像の流れが
普通に古泉がキョンに告白しようとしてるみたいに見えた
狙いすぎですねこれは
>>486 自分のもだ。まるっきり古キョンな憂鬱Xの閉鎖空間シーンのやつだった。例のあえぎ声まで書くとはね…やられた
あっ・・・やめて
>>508 同士、慰めあおうぜ
大丈夫。本編みまくるから!
誰かコメントだけでもうpしてくれまいか…orz
509だけど510心からありがとう!
でも今外出中で見れない…
それでもありがとう!
ちょ、DVD4巻の表紙喜緑さんて…
原作よろしく意地でも表紙に男キャラ出さないつもりかよww
ちょっと萎えるなぁ…
通常版では一応キョンも古泉も出てるけど
単独ではないからなぁ
最後にいきなりキョンと古泉の絡み絵がくると信じてる
そ れ だ
>>510 508509じゃないけど本当にありがとう
518 :
509:2006/09/24(日) 23:41:36 ID:KiluOGYi0
やっと帰宅出来たがファイルが無効やら壊れてるやらで見れない罠。
何故ですかキョン君・・・
いやでも510の優しさに触れられたから文句は言うまい、改めてありがとう。
最近古泉が愛おしくてたまりません
あんな顔して一体どんな日常生活を送ってるんだとか妄想が止まらない
アニメ録画してたものを友人に全部借りて見たらキョン古に萌えました
キョン古というよりキョン←←←小泉に。
小泉がキモすぎて萌える…
襲い受けな小泉にキョンが戸惑って欲しい
>521
お仲間ktkr
ようこそ
>521
●<残念ながら、字をお間違えですよ。僕は古泉です。
そこをあえてキョン→→古泉に萌える
某スレより転載
「放課後 教室にて」
豊原「あ」 ペタペタ
後藤「どうした?」
豊原「眼鏡かけて来るの忘れた」
後藤「……してないほうが可愛いと思うぞ。俺には眼鏡属性ないし」
豊原「眼鏡属性って何?」
後藤「っく…、何でもない! ただの妄言だ」
豊原「そう」
ペタペタって
てっきり長門の胸の擬音かと思ってビックリしたw
>>526 松代「うぃーっす WAWAWA忘れ物〜♪」
ああ…
原作買った。動揺の挿し絵の猫耳キョン最高…!
禿萌え
なナンダッテー!!
ぬこキョンが仕置を受ける話ならいいね
実際ハルヒがお仕置きしようとして猫コスプレさせようとするんだよねw
あれはよかった
>>528 この場合誰が転校させられるの? 松代?
あと動揺は男子から告白されたと勘違いしてキョンがタジタシしてるのも可愛かった。ゴチになりました
のいぢ氏は女の子しか描かないかも知れんが池田さんは古キョン描いてくれそうだなw
既にそれっぽいの描いてたよ
>>536 ニュータイプ8月号付録が古キョン最萌えだったけど
ほかにもある?
後藤×豊原を書きたいけど二人ともどんなキャラなのかわからない……orz
二期で出番ないかなぁ。
どんなキャラなのかわからないのに書きたくなるお前がわからない
つ見た目萌え
通りすがりに見た423-427の小説が一日中頭の中でリフレインしてて、ずっと切ない気分だ…
ハルヒは何となくストーリーを知ってる程度だったけど、きちんと読んでみようって気になった。
言葉の力ってすごいね。423〜の作者さんに感謝。
>536
ああごめん、DVDのジャケットに、って意味。
>>543 DVDのジャケット!?
な、ちょ、え、何巻の?
>>544 DVDのジャケットにそれっぽいのを描いてほしいって意味でしょ^^;
>>510 ありがとう。
今日も生きられそうです。
>>519 ありがとう。
限定版と通常版を買うことにしたよ。
544のレスを寝る間際に見て、いい夢見ちまった・・
545見て一連の流れを把握w
orz
4巻のジャケが黄緑さんだとすると、5巻には森さんが来るんじゃないかと思ってしまう…
全8巻だっけ?6巻に長門で7巻に鶴屋さん8巻ハルヒで終わりかな
予想を裏切って5巻でキョン古描いてくれ、そしたら限定版3枚買うぞ
のいぢが男を描きたがるとは思えないからなあ・・・のいぢ絵の
キョンと古泉はアニメの絵より好きなんだが・・・高校生に見えるから。
>546
同じ絵のはがきが限定版には入っているのに買うのか…オタクの鑑だな
(会長)×古泉×キョンSSを投下します
といっても会長はまったく出てきません
おれと古泉の奇妙な関係のきっかけは、今思えば本当に些細なことだった。
金曜日の放課後に突然告げられた団長命令は、朝比奈さんが作った弁当を肴に土手で適当
に遊びつつ辺りの探索をするという、有体にいえばピクニックをするという内容だった。
その日は、秋晴れの空が気持いい日だった。半袖のシャツでは少し寒いぐらいで、おれは
七分丈の服を着ていた。
柔らかい風が吹く土手には、広げたビニールシートの上でまどろむおれと古泉、少し離れ
たところで本を読みふける長門、あきらかに学校の備品であるバレーボールで遊ぶハルヒ
と朝比奈さんの姿があった。おだやかだった。時折吹く風が心地よく、おれは上体を後ろ
に崩し、だらしない格好で空を見上げていた。
「食べてすぐ寝ると牛になりますよ」
隣に座っていた古泉が話しかけてくる。
「朝比奈さんのサンドイッチとおにぎりで牛になるんなら幸せだな」
「気持いいですか?」
「ああ。このまま眠れるぐらいだ」
というか古泉が話しかけていなかったら、もうとっくに眠っている。鼻歌でも口ずさみた
いような、夢みたいないい気分だった。
「じゃあ僕も横になっていいですかね」
「好きにしろ」
古泉が隣に寝転ぶ気配がした。奴が使っているシャンプーのにおいだろうか、一瞬やわら
かなにおいが鼻を掠める。そのときふいに指先が触れ合った。だがわざわざ体を動かして
離れるのも億劫なのでそのままにしておいた。古泉の体温が指先から血液の流れに乗って、
こっちにまで流れ込んでくるようだった。不思議と嫌悪感はなく、おれは目を閉じた。
それから暫くして、おれは目を覚ました。どうやら本当に眠ってしまっていたらしい。あ
んなに青かった空は遠くが夕日の色に染まっていて、少し離れたところでハルヒと朝比奈
さん、それに長門がシロツメクサで何か妙なものをこしらえているのが見える。上体を起
こすと、体にかかっていた何かがバサリと音を立てて傍らに落ちた。古泉が着ていたジャ
ケットだった。体を動かそうとして、おれは自分の左手の異変に気がついた。ジャケット
に隠されるようにして、いつの間にかおれの左手と古泉の右手が絡まっていた。
おれはボンヤリとした頭で、こいつはそんなに寒かったんだろうかと考えた。それならジ
ャケットを脱ぐこともないのにな……と思って、すぐに考え直した。おそらく、こいつは
ただおれと手が繋ぎたかっただけなのだろう。ハルヒに見つかると色々と厄介だから、そ
れをジャケットで隠していたのだ。あいていたほうの右手で何気なく触れてみた古泉の肩
は冷たく、おれは落ちたままだったジャケットを古泉の体にかけた。いぜん、手は繋いだ
ままだ。おれは、古泉がなぜおれと手を繋ぎたかったのだろうかということは考えなかった。
帰りのバスで、古泉はハルヒと朝比奈さんから手渡されたシロツメクサの冠を、仰々しく
ジャケットの内ポケットに仕舞っていた。おれも長門からもらったブレスレットと指輪を
足して2で割ったような大きさの冠をポケットに入れた。おれの腕には無理でも、妹の腕
にならぴったりとはまるかもしれない。
あの日のことを、おれと古泉の間の話題で持ち出したことはなかった。おれの中であの出
来事はもう半ば夢の中で起きたことのようになっていて、忘れていたといえば忘れていた。
だから今日、誰もない部室で突然手を握られたとき、おれは咄嗟にその手を振り払ってい
た。すると古泉は、普段ならば必ずといっていいほど浮かべている笑みを一瞬解いて、呟
いた。
「すみません」
「……一体なんだ」
古泉はおれの問いかけには答えず、「手を握ってもいいですか」と呟いた。そして「あなた
に触れていたいんです」とも言った。
気持わるいだとか、男同士でだとか、言いたいことはそれこそ腐るこそあったが、不思議
と断る気にはなれなかった。再び古泉と手を繋ぎなおしたとき、その理由に思い当たった。
古泉と手を繋ぐのはこれがはじめてではないと。そして思い出したのがあの秋晴れのピク
ニックの日だった。
それ以来、古泉はおれと二人きりになったとき、ときどき手を繋ぎ合わせてきた。机に向
かい合って座っているときは、机に乗せた手を触れ合わせるだけのときもあった。そうし
てくるときの古泉は大抵どこか切羽詰ったような顔をして、顔を青褪めさせてすらいた。
普段は笑ってるばかりの奴なので、えらく両極端だと思った。
「おまえ、本当は笑っていたくないのか?だったら別に笑わなくてもいいんだぞ。いくら
『機関』の命令だからって、ハルヒのご機嫌取りは疲れるだろ」
古泉は力なく首を横に振って、おれの手をさらに強く握った。
「涼宮さんは面白い人です。『機関』の存在を抜きにしても傍にいたいと思います。でも
それとはまったく別に、僕はあなたのことが……」
おれは古泉の首筋に目をやっていた。薄赤い痕がある。蚊に刺されたのだろうか、それと
も。深くは考えなかった。考えても意味のないことだと知っていたからだ。
古泉の身に何が起こっているかは知らない。それが古泉にとって抗い難いことなのかもわ
からない。ただおれは古泉が望むときに、右手なり左手なりを差し出すだけだった。
今日もまた二人きりの部室で、古泉はおれの座っているパイプ椅子のすぐ隣の床に直接腰
を下ろして、おれの膝に体をもたれかけさせていた。
「ズボン、汚れるぞ」
古泉の制服は普段に比べ少しだけ、ほんの少し襟にシワが寄り、ネクタイが乱れていた。
おれはそれを指摘してやらずに、襟元から除く鎖骨に刻まれた薄紅色の痕を眺めていた。
「……またひとつ頼みごとをしてもいいですか」
「なんだ」
「あなたを抱き締めたいんです」
おれがおまえを抱き締めるのではだめなのかと訊いたら、僕があなたを抱き締めたいんで
すという答えが返ってきた。
「おれはおまえの何だ?人形か?」
古泉は驚いたように静かに瞬きをした。男にしては長い睫毛が、合わさった瞬間音を立て
たような気がした。そろりと伸ばされた腕をおれは拒まず、受け入れた。長い腕が体ごと
包みこむようにおれの両肩に回され、ぎゅっと力が込められた。
「あなたは人形なんかじゃありません。でも僕のこうした行為を、あなたが不快に思って
いるのなら謝ります。だけど僕はもうあなたを手放したくないんです」
おれは古泉の独白めいた台詞を頭の隅で聞いていた。
なぜこいつはこんな泣きそうな顔をしているのだろう。ハルヒや皆といるときのように笑
っていればいいのに。おれの前でだけ、こいつはいつも泣いているような顔をしている。
だがそういえばおれの前でだけ無理せず笑うなと言ったのは、他ならぬおれ自身だった。
そう考えたとき、微かな優越感が強い寂寥感に変わった。おれは古泉の、何の駆け引きも
なしにただ純粋に笑っている顔が見たいのだと、そのときはじめて理解した。
おまえを好きかもしれないと言ったら、古泉はどんな顔をするだろうか。はっきりとした
予想はできないが、笑わないことだけは唯一確かだろう。
あのあたたかなジャケットの奥深くに閉じ込められたシロツメクサの冠は、今はもう萎れ
てしまっているのだろうか?
全てのことは、もはや古泉だけにしかわからない。
以上です。両思いだけど擦れ違ってる二人を書きたかった…
なんか微妙に電波な話ですみません
GJ!こんな時間まで起きていて良かった!
なんか青春て感じがしていいなあ
GJ!せつないなあ古泉
萌えました
GJ!!
切ない…!何ともいえない寂しげな雰囲気が好きだ
古泉の心情を思うと泣ける
萌えすぎました。
・・・古泉ぃぃぃいい!。・゚・(ノД`)・゚・。
超ぐっじょぶ!!
切なくてうまうま(*´▽`*)
しかし古泉は会長に一体何をされてんだぁーー・゚・(ノД`)・゚
なんかよからぬ妄想をしてしまうよ
>563
あなたのよからぬ想像は、きっとこの板的には有益
>>563 会長が『機関』に協力する見返りがそれだったり……
せつねぇ…目頭がちょっと熱くなりました
シロツメクサさんの見てたら無性に
「会長×古泉×キョン」がかきたくなっちゃったよ……
>>565さんの設定お借りしてもいいかな?
っ【「機関」に協力する見返り】
568 :
565:2006/09/28(木) 18:09:35 ID:IqEo99Aq0
>>567 もちろんです。
( ・ω・)ドゾー
三角関係期待wktk
極稀に、涼宮ハルヒがおとなしくなる時がある。
今日もそんな日だった。放課後のSOS団は臨時休業、急に予定が空き、特にすることもない俺は、誰もいない部室のパイプ椅子に腰掛けた。
どうするかな・・・・・・。
なんとはなしに天井を見上げる。本を読む長門もいないし、部室専用のエンジェルもいない。ボードゲームに誘うニヤケ面の古泉もいない。
俺も、ここにいてもしょうがないので、部室をでることにした。
廊下を歩く。下駄箱に向かうわけでもなく、ただ歩く。
食堂を見て回る。廊下の窓から校庭を見下ろす。1年の教室を覗く。
いや、誰かを捜しているわけではないが・・・・・・。
もう一度部室棟に行ってみる。下駄箱に行ってみる。
・・・・・・正直に言おう。俺は古泉を探していた。
探していたと言うよりも、会えたらいい、という程度のことであったが。
友達から親友へ。親友から――
何度もハルヒによる危機を乗り越えたり乗り越えなかったり、そんな青春を送るうちに俺と古泉はわりかし特別な関係になっていた。
勝率ほぼ100パーセントのボードゲームをするのと同じ回数くらいは、キスをしたりお互いの体に触れあったりしていた。思春期にありがちな間違いとも言えるな。
このまま帰ろうとして、俺はもう一カ所、まだ行ってないところに思い至った。再び上履きを履き。屋上への階段へ向かう。
なんで俺はこんなにムキになっているんだろうね。
普段は閉鎖されている屋上。が、鍵が壊れていることは俺達SOS団は知っている。なんせあの映画撮影で壊したんだからな。
カツン、カツン。
誰かが階段を下りてくる。なんとなく気になって顔をあげる。
「あ」
古泉がしたてあげた、胡散臭い生徒会長がポケットに手を突っ込んで立っていた。
「屋上でタバコでも吸ってたんですか」
俺はあきれ気味に聞いた。
「ん?まあ。そんなところだ」
会長は少し驚いたような顔をして答えた。どうでもいいけど見つからないようにしてくださいよ。せっかくハルヒのために作った悪役生徒会長なんだから。
「じゃあな、見つからないようにしろよ」
俺は吸いませんよ。こちらを見ずに片手を振り階下に降りていく生徒会長に、俺は一応礼をした。先輩だしな。
階段を上りきり、扉を空ける。よく考えたらさっき会長に会ったとき古泉がいたか聞けばよかった、と今更思った。
まあいてもいなくても今度こそここを見たら帰ろう。なんて時間を無駄にしてしまったんだ。そろそろ下校時刻になる。
屋上のコンクリートが夕闇色に染まっている。
やっぱり誰もいないか。
と俺は帰ろうとしたそのとき、一つの黒い影があるのに気がついた。
あーアレだ。貯水タンクというのか、給水塔と言うのか、名称不明だがマンションの屋上なんかによくある、背丈ほどのあれに隠れて誰か人がいるのに間違いはなかった。
おれはそのコンクリートと鉄の装置の正面に回り込んだ。
「お。おい古泉っ」
そこにいたのはさっきから俺が小1時間ほど探していた人物だった。
ただし正常な状態ではない、つまり、異常だ。
貯水タンクに長い足を投げだしたままもたれかかって座ってる。
そのためシワがより砂で汚れたズボン。ボタン全開で乱れているどころじゃないシャツ。
その間から覗く紅い跡が散った素肌。タンクについた鉄のはしごの顔と同じ高さの段に、赤いネクタイでくくりつけられた右手。その結び目をほどこうとするが片手ではうまくいかず、もどかしそうに動く左手。
心底驚いた表情の古泉と目があった。
「あ、あ」
驚き顔は、眉を寄せた暗い顔に変わり、泣きそうな瞳が揺らめく。いずれにせよいつもの0円スマイルにはほど遠かった。
「どうしたんだよ」
古泉の顔の高さに合わせ、片膝をついた。
お互いにとまどう視線を合わせること数秒後、古泉は瞬きをするように目を伏せ、大きく息をついた。
「何があったか……言いたくなければ言わなくてもいい。見ればわかるからな」
結び目をつかもうとしては震えてつかみそこねる、古泉の震える左手の指先
。その左の手首にも圧迫したような赤いあとが見えた。
こっちの手もちょっと前まで同じようにされてたんだろうな。俺は見てられなくて、右手のネクタイをほどくのを手伝った。
「ありがとう・・・・・・ございます」
すみません、見苦しいところをお見せして、と自由になった手首をさすりながら続ける古泉を見ながら、俺はさっき階段ですれ違った人物を殺意を込めて思い浮かべた。殺意だけで人を殺せたらいい。
同じような赤い帯状の跡が残る両手で、ボタンをひとつずつはめていく古泉。
「ただ一つ教えてくれ。合意の上の愛のある行為か」
今俺の声は震えているのかな。
「合意の上ではあるけど愛はありません」
集中しないと聞こえないくらの小さな掠れ声で古泉は言った。よれよれになったネクタイを首に絞める。
聞きたいことはやまほどあったが、問いは声にならずに喉のあたりをぐるぐる回っては消えていった。
「タイミングからして、ここに来る途中ですれ違ったのではないですか?」
もういつものこいつの声に戻っていた。
「見返り、ですよ」
「は?」
俺は立ち上がって、うずくまる古泉の横に並んだ。だから表情はもう見えない。
「彼が機関に協力する見返りとして、こちらは大学受験での内申点などを取りはからうと提案したのですが」
――それは生徒会長になった時点でおまけについてくる。だからもっと別の何かがいい。金とかではなく――
「それが条件か」
いかにもあいつが言いそうなことだな。
古泉もたちあがり、ズボンをはたいた。
いつからだ?
聞きたかったがきけなかった。
まだ足に力がはいらないのかよろける古泉を支えてやる。
「すみません、あなたを裏切ってしまった」
「それはちがうだろ」
俺は今までした、俺とこいつの行為の一つ一つを思い出していた。
そこには確かに愛、というか少なくても好意はあったと思う。
俺は古泉にキスされるのも触れられるのもそれ以上のことをされるのもいやではない。
それはこれからも変わらないだろう。
しかし、それを伝えることの出来る言葉はどこにも見つからなくて。
「今から一緒に帰る。何時間探したと思ってるんだ。ついでにお前の部屋に寄らせてくれ。文句はなしだ」
それだけ言い切ると、古泉の前に手を差し出した。
注意書き忘れた。スマソ
会長×古泉×キョンでした。
>565さんのアイデアが妄想に火をつけましたw
GJ!!
モエタ
GJです!
前回からのダブルコンボで倒れそうだ…
そして
>>575のIDのニアピン具合にコーヒー吹いた
どうでもいいんだが
某音ゲーの13に古泉みたいな髪型のキャラいるな
オムツはいてるやつ
あのガンダムに出てそうな奴か
>>578のせいでオムツ穿いてる古泉を
想像しちまったじゃないかー!
いや元ネタ知らんけども…
>>583 そのページの
>僕は愛するあなたを守るために、戦い続ける…。
ってのがさらに古泉感を出してて良いね!
>>584 ●<まぁ、仕事だから戦ってるだけですけどね
ツンデレ古泉ktkr
素直クールキョンを所望する
「べっ、別に仕事だから戦ってるだけなんですからね!」
「俺は嬉しいぞ。お前が頑張ってくれて」
こうですか、わかりません!><
すご、ちょ、萌えた
「べっ、別に仕事だから戦ってるだけなんですからね!」
「おっ、俺だって嬉しくなんかないぞ!お前が頑張ってくれたって!」
ということで古泉をツンデレにしてやろうと思ったらキョンもツンデレになった
しかも暗くて長くなった。一部改行があれで読み辛いかもしれないすいません
・
やめろ、離せ、と叫ぶ口元がいつしか死ね、消えろ、殺してやる、などという汚れた言葉しか吐かなくなった。
嫌悪から殺意に変わる瞬間はじわじわと滲み出るようなそれではなく唐突に皮を破かれ溢れ出した衝動的なもので、
それは幸せとはあまりにもかけ離れていたので僕はほんの少し落胆する。
馬鹿な話だ。
本当に。
どこまで彼女の意思が働いているのかは判らなかった。
変化が訪れたのが3年前、と定義付けてはいるものの、仮にたった今世界が構築されて
現在生きている人間の全てが彼女が植え付けた適当な過去をなんの疑いもなく背負っていたとしても、確認する術はない。
或いはどれだけ思考を重ねても真実に辿り着けないようストッパーをかけられてでもいたら、
どう足掻いても無駄ということになる。そんなことは機関も重々承知でそれでも無限にある可能性のひとつに賭け、
たった一人の女子高生の為に莫大な資金と人材と労力を割いて、彼女の能力の暴走を抑制することに必死になっている。
それに加わったことに疑問はなかった。自分の能力を知り、彼女の能力を知った後は
恐らく僕がどう転ぼうと彼女の理想に傷などつけられないと理解したからだ。
その結論さえも決まっていた事だったら、という考えが頭を過ぎった時は
得体の知れない恐怖に襲われたも確かだったが、議論の末導き出された最善策のまま
彼女と接触を図った時すでに彼女の理想がほぼ完成に近かったことを知って、
僕はもうこのことについて考えるという行動自体を半ば放棄した。
取り込まれている。無駄だった。
彼の存在は、正直そんな僕の葛藤や逡巡、諦念を一気に覆す危険さえ孕んでいた。
他人に好印象を持たれ易い愛らしい容姿の『未来人』と
最低限しか否を唱えず膨大な情報収集能力と技術を兼ね揃えた『宇宙人』は、
居ても可笑しくない、むしろ居なくてはいけない存在なのだろうという納得に値する駒だった。
ただ彼だけは彼女の完璧な世界から浮いていた。
初めは単に彼女の恋愛感情、またはそれに同等の好意、興味が作用しているのだと思っていた。
現に彼も彼女の、涼宮ハルヒという創造主に好意を全く持っていないという訳ではなかったし、
彼女が彼にどういう種の想いを持っていたかは予想以上に早い期間で知ることができたので
強ち間違いでは無かったと言える。だが彼は時に彼女の思い描く必然をすんなりと拒絶する。
だから閉鎖された、衝動の犇めく空間が生まれる。
自分の能力を知った時に気付いても良かったようなものだ。
その空間が発生するから、僕は普通の人間という枠を追い出されたのだと。
彼が居て彼が拒絶するから僕は此処に居なくてはいけないのだと。
それら全ても彼女の思惑だとすると簡単に話はつくが、それでも可能性は確かに生まれた。
彼は涼宮ハルヒに対抗出来る唯一の存在なのではないか。
僕はまだ、この世界を完全に受けて容れてはいないのだと、その時気付いた。
だから彼に近づいた。その為に僕は『超能力者』になった。
『未来人』『宇宙人』という拙い表現の中に同じように収まる必要があった。
苦しい、と思った時にはすでに遅かった。
少し伸びた爪が自分の首に食い込み動脈が抵抗するように大きく蠢く。
両手で締め付ける力に、痕が残るなどと些細なものに
気を取られている場合ではないと脳が警告を鳴らしている。
僅かな酸素でも取り入れようと無意識に仰け反った頭を無理やり戻し、
埃臭い床に押し付けたままの彼を見ると、不思議なことに目許しか認識できなかった。
薄く水膜の張った彼の眼は瞳孔が閉じていて、
そこには殺意が滲んでいるような気がした。これが殺意か。
思った瞬間、堰を切ったように視界が開かれ、性の異臭の中で
彼が傷ついているのを見た。なんて可哀想。僕は嗚咽を漏らした。
・
「ありがとうございます」
普段ならもっと大袈裟に、いっそ嫌味かと思う程抑揚をつける癖に
それが不自然な程平坦な声だったものだから、俺は思わず古泉を凝視した。
笑っていた。とは言っても笑っていない古泉など殆ど記憶になかったのだが、
奴は掌で口元を覆って必死で自分の表情を隠したがっているようだった。
実際無駄に長い指のせいで殆ど顔は隠れていたのだけれど、目は完全に笑みの色を覗かせていた。
あとほんの少しの驚嘆。薄気味悪くなって思わず眉間を嫌悪で寄せると、
古泉は慌てて常日頃常備している例の笑顔を作って、嫌味な程抑揚をつけてもう一度
ありがとうございます、と口にした。
「手の込んだ嫌がらせだな」
「いやぁ、とんでもない。まさかあなたに」
そこで何故か少し間を空けて、褒めて頂けるとは思わなくて、と続けて、
古泉は再び手で口を押さえようとして、やめた。何なんだ。気色悪い。
大体俺は奴を褒めてなどいない。小難しい単語や言い回しでハルヒがどうの機関がどうのと
要は愚痴を聞かされて、といってもコイツはそんな自分の弱みを吐き出すとか
可愛いことをしない奴だから本当の意図は違うのだろうが、
とにかく愚かなことに俺は少し同情してしまって「嫌なら辞めろよ」と無責任すぎる台詞を
差し出したら「あなたのようにはいきませんよ」と意味不明の応えが
苦笑のオマケ付きで返ってきたものだから、
「なら別に俺のようにしなけりゃいいだろう。
お前の許容範囲内で好きなように我を通したらいいじゃないか。
その結果なんかあっても俺は知らんがハルヒは団員の、しかも副団長様の為にならやるときゃやるし、
長門は知っての通りだが知り合いを見捨てるような薄情な奴でもないし、
朝比奈さんなんか今をときめく時を駆ける少女だぞ」
と意味不明に返した。それだけだ。そこでありがとうって、お前はどんな曲解をしたんだ。
「お前ホント気持ち悪い」
「おや心外ですね」
とにかくあなたがとんでもなくお優しい方だと判りましたということをお判り頂けますか、と
本気で脳に蛆でも沸いたのかと思う発言に絶句しているとすかさず古泉は満面の笑みで
ダイヤモンドゲームを取り出した。
とにかく奴がとんでもなく完敗の悔しみを味わいたいことは実に良く判った。
殺してやろうと本気で思った。
全身の神経という神経全てが痛みを伝達しているような錯覚に
見舞われる程の苦痛に対抗するには死んでもらうしかないと、
その時はただそう思った。快感を得なかったことは幸いだった。
どうしようが苦痛と不快しか生まれないこの行為を憎みながら、それでも救われていた。
圧迫した首からどくどくと脈打つ感覚が取り返しの付かないことになると
訴えているようだった。古泉は朦朧とした目で俺を見る。裏切り者。
裏切るようなものなど何もない筈なのにそう思った。古泉は泣いていた。
・
解放されたと同時に、酷い虚脱感と嘔吐感に襲われて、フラッシュを炊いたような頼りない視界で
なんとか彼から離れると、そのまま吐いた。
殆ど胃液だったそれが、ここ数日何も口にしていなかったのだと主張していて、
気が違ってしまっている、と他人事のように思った。
もう何もかも現実味が欠如していた。急激な酸素に咽てまた吐く。
涙が止まらなかった。声を上げて泣いていた。誰だこいつは。
こんなに、ああなんて情けない、自分はもっと大人であると思っていた。
世界の事実を知って、普通からはみ出した能力を無理やり押し付けられて、
それを独りで抱え込んで生きていける、諦めの良い大人だと思っていた。
「馬鹿野郎」
本当に馬鹿だとしか言いようがない。
緩々と彼を見ると、彼も僕を見ていた。
涙や嘔吐物で汚れ醜くなった僕を見ていた。
薄っぺらい笑顔も軽薄な声も作れなかったので、ごめんなさい、と言った。
・
ごめんなさい、と古泉はそれだけ繰り返した。酷い顔だ。お互い様か。
謝って済む訳ないだろう。死ねばいいのに。
掌の感触は今でも鮮明に残っている。何故離したのだろう。
別に古泉が泣いたからではなかった。もうどうでもいい。
頬に違和感を覚えて軋む筋肉を無視しながら拭うと、精液だった。どっちのだよ。
本当、もう、死ねばいいよお前。古泉はまだ泣いている。
嗚咽のせいで明瞭には聞き取れないが多分まだ謝っている。ごめんなさい。うるさい。
ごめんなさい。うるさい。しつこい。「好きです」。「好きです」。「ごめんなさい」。黙れよ。
「あなたが好きです」
知ってるよ馬鹿。
終わりです
ごめんホント長くなった
GJ!
何だかもうたまらなくなった
凄く好みです
GJ!
こんな雰囲気の話が大好きなんだ…
GJ…!
こういうギリギリなシリアス話大好き
古泉が声あげて泣いてる姿想像するともう…
京アニの線画集買った人いない?もう届いてるみたいなんだが
届いてない......!!
九州だから?九州だからなのか??
届いたよ
届いてない@関東
wktkが止まらないよ…!!
じゃあ投下するか
【シチュエーションプレイ】
「わるい、古泉。今日はやめにしないか?」
超能力少年古泉一樹は悩んでいた。
近頃、愛しの彼がなんだかそっけない。
彼が照れ屋で素直じゃないのはいつもの事ですし、
一般的には敬遠される男同士のカップルという関係上
人目を気にするのも良く解かります。
それでも、一緒に下校している時に
人がいなければ手だって繋いでくれますし、
二人っきりの時はキスだってします。
そして二人は恋人なわけでして、
健康的な高校生男子なのです。
性欲を持て余していた僕等は、
もちろんそれ以上の事も結構していました。
ここで何故『していました』と過去形で表したのかと言いますと、
最近、彼とそう言った行為をしていないのです。
僕としましては、
彼が一言「したい」と言ってくだされば、
何時でも何処でも獣になる自信と覚悟があるのですが・・・。
それはともかくとして、彼がキスまでしか許してくれないのです。
その気にさせようとして舌を入れても、途中で拒否されてしまいます。
これはおかしい。
先程も言いましたが、彼は非常に素直じゃありません。
いわゆる一つのムッツリスケベです。
しかしその分、行為に入れば凄いですよ。
何と言いましょうか、そう、乱れるんですよ。
もうね、エロくて、エロくて、
思い出しただけでぼくぁもう
フヒヒ!
っと、涎が。
すみません、話がずれたようです。
それでですね、それだけエロい彼がエッチを嫌うわけが無いんですよ。
むしろ僕の事を想いだし、
自分の火照った肉体を持て余した彼は、
その性欲を抑えきれずに自分を慰めたりなんかしたりして、
へっへっへっ
っと、鼻血が。
すみません、妄想が過ぎました。
それでですね、問題の彼を振り向かせる為に
僕は如何すれば良いのかと考えた結果、
この気持ちを文章にして彼に伝える事にしたんです。
え?ラブレターかって?
フフ、それは見てのお楽しみというヤツですよ。
実はもう書いてあるのでこれから見せに行こうと思います。
【それは日曜の昼下がりのことであった。】
【その日キョンは、夫がパチンコに出掛けている間に、】
【普段なまけがちな家事を片付けるため、掃除や洗濯に励んでいた。】
【ピンポーン】
『はいはーい、今出まーす』
【チャイムが鳴ったのを聞き、】
【家事を中断したキョンが小走りで玄関へと行く。】
【ドアの覗き穴から覗くと、】
【いつも買い物に行っている米屋の店員が立っていた。】
【キョンは知っている顔とあってか、】
【たいして警戒もせずにドアを開けた。】
『奥さん、どうも米屋です』
『今日はどうしたんですか』
『ご注文の品をお届けに参りました』
『え、そんなもの頼んでない筈ですけど・・・』
『・・・お、奥さん、奥さーん!』
【米屋がキョンに抱きつく。】
『な、何をするんですか!?やめてください!』
『フフフ、知ってるんですよ。旦那さん、留守なんでしょう?』
『な!?あなたには関係ないでしょう!』
『今から関係するんですよ!』
【米屋がキョンの服を破り捨てる。】
『いや!助けて、あなた!』
『泣き叫んでも無駄です』
『やめてー!』
『へっへっへっ、上の口では嫌がってても下の口は正直なようですね』
『あぁっ、あぅっ、あんっ・・・はぁっ・・・んんっ!』
『フフ、僕のコシヒカリの味はどうです?』
『あっ、あぅんっ!!・・・ああ、あなた、ごめんなさい』
【キョンは絶頂に達し、力尽きた。】
「・・・なんだ、コレは」
頭を抑え、不機嫌そうに彼が言う。
「なんだと言われましても、・・・お気に召しませんでしたか?」
最近の僕の気持ちを理解してもらう為に、
形にしたものを彼にぶつけてみたのですが。
「アホか!召すわけないだろ!」
どうやら、気に入ってくれなかったようです。
おかしいですねぇ。
うーん?・・・確かに無理矢理な展開かもしれません、
しかし、この手のモノはこれ位コテコテの方が逆に良いんじゃないかと・・・、
・・・何処も変なところは無いと思うんですが?
「そういう問題じゃねえよ!」
彼は随分とご立腹のようです。
え?ラブレターじゃないのかって?
何を言っているんですか!
立派なラブレターじゃないですか!
ラブ。
つまり彼に対する僕の気持ちを存分に書き記した傑作ですよ。
まあ多少リビドーが溢れてしまったのは確かですが、
「多少じゃねえよ!モロだろ!」
そこは愛ゆえに仕方がないという事で。
「おれ帰るわ」
あ!ちょっと待ってください!
「なんだよ?」
2話目があるんですよ。
バキッ!
ああ、空が赤いや・・・
投下終了です
最近、古泉分とキョン分が足りない・・・
俺も画集買おうかな・・・
ちょwwwGJです
ヤバイ、何か病みつきになりそうだww
コシヒカリ吹いたwww
ニヤニヤが止まらないですGJ!!
そこでワッフルワッフルといってみるww
わっふるわっふる
マッガーレマッガーレ
なにしてんだwww
●<わっふるわっふる!
うっかり神人×古泉という電波を受信した…
投下しても平気ですか
627 :
624:2006/10/06(金) 23:49:09 ID:znyQYjzR0
投下させていただきます。
キョン古の皮をかぶった神人×古泉です。
628 :
624:2006/10/06(金) 23:50:58 ID:znyQYjzR0
「おい、大丈夫か」
バイト明けのこいつが多少疲れて見えるのはいつものことだが、
今日はいつにもましてやつれて青白い顔をしていたのでうっかり声をかけてしまった。自分でも多少驚きだ。
古泉は笑顔を作るのもやっとといった様子でこちらを見上げたかと思うと、ふいと視線をそらした。
「何があった?いつになくお疲れだな」
「ええ、本当に」
…えらく素直だな。
「…前に、涼宮さんの破壊衝動が閉鎖空間で神人として発現すると説明したのを覚えていらっしゃいますか」
「唐突だな。覚えてるがそれがどうした」
古泉は口を開きかけてすぐ閉じると視線をさまよわせた。
言うのを躊躇するこいつを見るのは初めてかもしれないな、なんて思う。
いつもはあれだけ饒舌なのに、やはり弱っていると人は変わるものだ。
…しかし話が聞けないのではどうしようもない。
いつもならおまえの話など聞きたくないとこちらから願い下げるところではあるのだが、
これだけ反応が妙ならば気にならないほうがおかしいというものだろう。
そんなわけで俺は好奇心に従って、定位置で本に目を落としている無口宇宙人に話しかけてしまったわけだ。
「長門、何か知らないか?」
629 :
624:2006/10/06(金) 23:52:44 ID:znyQYjzR0
意外にも長門はすぐ本を閉じて口を開いた。
「神人は涼宮ハルヒの破壊衝動を閉鎖空間で思う存分発散できるよう破壊に特化して形作られた空間固有の擬似生命体。だから彼らが必ずしもあの形を取る必要性はない」
出だしから意味がわからん。
それにそれが今の古泉の消耗ぶりとどう繋がるって言うんだ?
「昨晩閉鎖空間が形成されたという事実そのものはあなたの予想通り。
彼女は昨日友人に誘われてある大規模な祭典に行った。
そこで彼女が買った本とそれを読んで彼女が抱いた対男性嗜虐衝動が原因と推察される」
そう言って長門がこちらに掲げて見せた本は俗に言う同人誌というやつだった。
頼むからそんなものを見せないでくれ。俺にはそっちの趣味はない。
しかし珍しく休みなのに活動がなかったと思ったら、あいつそんな所に行っていたのか。
630 :
624:2006/10/06(金) 23:55:18 ID:znyQYjzR0
「すると何か?古泉はあのばかでかいのにその…掘られたのか?」
「掘られたとか言わないでください!それに…」
「彼女が昨日、嗜虐衝動の発散として閉鎖空間に構築した神人の形体モデルは今までとは違うとさっき言ったはず。昨晩の神人の形体はあなた。」
古泉が躊躇したところで畳み掛けるように長門が続け…って、何だって?
「昨晩空間内で古泉一樹と性行為に及び消耗させた神人の外見は、あな」
「いやいやいや続けんでいいわかった俺が悪かった。やめてくれ続けないでくれ」
しかしそれで古泉はあんなにも言うのをためらっていたわけか。…なんて納得できるか!
「閉鎖空間の中で行われた行為は基本的にこの本と同じだったよう。
電脳空間での一般的表現を借りて言うならば受けが彼で攻めがあなたということになる」
まだ続ける長門の、あまりにそのまんまな言葉に流石に哀れになって古泉の方を見たら、
奴はもう抵抗を諦めたようで顔を俯けて見ず聞かずを決め込んでいた。
しかしまさか長門の口からそんな言葉が出る日が来ようとは。
「私という個体はあなたに幻滅している」
俺は悪くない!と叫ぼうとしたところで、この状況の元凶である我らが団長様がドアを蹴り飛ばさんばかりの勢いで入ってきたので言葉は胃におさまってしまった。
「はーいお待たせ!知り合いに本借りに行ってたらすっかり遅くなっちゃったわ!
それはそうと見てちょうだい有希、これすごいのよ!」
一瞬、古泉の肩がビクッとひきつる。
ハルヒが手に掲げた新たな恐怖の表紙に48手がどうとかおぞましいことが書いてあるのを見て、
俺は冗談ではなく鳥肌が立つのを感じた。
勘弁してくれ。
631 :
624:2006/10/06(金) 23:57:25 ID:znyQYjzR0
投下終了です。
ことが起こるきっかけが過去の方の作品とかぶってました。すみませんorz
女性のやおい妄想って、抱かれたい願望じゃなくて犯したい願望なんだと聞いて
それだ!と思ったので勢いで書いてしまった…今は反省している。
>>631 女性が男性を犯してもいいんじゃないの?
GJ!!
想像力が駆け巡る〜
古泉、神人にどんな事されたんだー
くわしく
GJ!!
こんなことからはじまる恋もあるw
ハレ晴レ完全版DVD7巻に
収録決定だそうだ
今から楽しみ
おお・・・
サーフィン古泉が・・・
638 :
保管庫:2006/10/08(日) 15:13:36 ID:jjNZLMtt0
ご無沙汰しております。保管庫管理人です。
いつも対応が遅く、ご迷惑をおかけしております。
保管庫が検索に引っ掛かっていましたので一旦移動させていただきました。
ttp://haruhi.pink-no1.net/kk/ このまま移動したままでいいでしょうか。
また、検索避けタグが効いていないようなのでまた引っ掛かることもあると思います。
その時の対応も移動という形でよろしいでしょうか。
利用されるのは皆様なので、皆様の意見で動きたいと思います。
身勝手な書き込み、失礼致しました。
>638
いつもありがとう
いつもいつもご苦労様です。
乙です
>>638 遅れましたが、乙です。
管理人さんがやりよいように、ご無理のない範囲でこれからもよろしくお願いします。
・・・ところで、SOS団バンドの編成が明らかになりましたね(ニュータイプで)。
案の定ドラム担当の古泉に萌えました。
そんなの出たんだ<バンド編成
キョンがベースでみくるがキーボードとかなのかな?
キョンはギター
ハルヒはヴォーカルとギター
みくるはタンバリン
長門はバス
古泉はドラム
キョンがギュイーーーンギャリギャリーって
やるのか。必死なカオで。
凄くイイ笑顔だった。
すごい!キョンさんの歯ギターだ!!!!
>長門はバス
?
ありがたく保存させていただきますよ。
でもこの絵だと長門はギターのままなんだね、アヌメにあわせてなのかもしれないけど。
キョンの楽器も描かれてないし、なんか気になる。
キョン:ベース
長門:ギター
って書いた方がよかったんじゃ?
あぁしかし池田絵萌エス!!!
>>649 出た…古泉さんの一秒間に十回マッガーレ発言
ほ 本物だ
キョン「下半身さえあればいい!!」
ゴートゥーSOS
ゴートゥーSOS
いくぜー一曲目「FUMOFFU!」
有希は他スレで言われていたけど6弦ベースでは?
てかみくる本当にタンバリンだよ・・・。
しかし男二人がリズム隊だと思っていたからちょっと意外だ。
>>656 すこしでもベースに触った事のあるやつなら
あの左手はまずベースを弾くフォームではないことがわかる
それにベースにしてはペグが貧弱すぎる
間違えなくギター
ハルヒに色々言われながら
ベースを練習するキョンを想像して吹いたw
キョンがドラムで古泉がキーボードの方が萌えたのに
キョンがキーボードでもいいや
ギター二人もいらねーじゃん といつも某バンドを見て思う
>>658 スレチだけどどこのバンドかちょっと気になる…
頭文字だけでもplease
660 :
風と木の名無しさん:2006/10/12(木) 16:47:11 ID:rHex/Q3y0
ギター2人でドラムのいないバンドなら知ってるけどな
・・・ageてごめんなさい_| ̄|○
>>658 ギター2人いると結構音の幅が広がるんだ
とバンドやってる俺が言ってみる
やっぱ希望はナガモンがギターでキョンベースだな
古泉はドラムでもキーボードでもトライアングルで(ry
長門ギターキョンベース古泉ドラムがいいよなあ
アコギ4人とウクレレ1人のバンドなら知ってる
古泉がウクレレ
キョンが縦笛でいいんじゃない
古泉はキョンを鳴らしてればゲフン
古泉が尺八
キョンがカスタネットでいいんじゃない
>665
●<僕の縦笛はいつでも貸し出しOKですよ
>>667 変な読み方してしまった。古泉の尺八を吹くキョン
ごめんなさい
>669
なんだっけ…、首振り3年掻き8年?
尺八=フェラーリって意味なかったっけ?
>>671 それ以外の何の意味があるというのか(このスレ的に)
古泉の中の人は尺八が得意だそうで。
見ないうちに変な方向に話がズレてて吹いた。
ウクレレとリコーダーでダースベイダーのテーマを演奏する二人
あれだな、楽器が何にしろキョンは音楽の成績は2
(しかも音楽の先生が本当は1にしたいけど大まけにまけての2)希望。
キョンと古泉の中の人が音c(ryだから
音楽の成績は悪い方向でお願いします。
>677
あやまれ!小泉の中の(ryにあやまれ!
だって本当に音c(ry
ちがう!
杉田ネ申と同列に並べたことへの謝罪を要求してるんだ。
ヒドスwww
この一連の流れにワロスwww
古泉の中の人はそこまでじゃないよう 。・゚・(ノД`)・゚・。
でも音c(ry
古泉の中の人が白銀闘士なら
杉田は黄金聖闘士くらいの差があると思うよ
ハーデス編ワロスwwwおまいいくつだw
前にどこかのスレで聴いた杉田のキャラソン思い出して吹いた。
小野さんのはオヤジ声だったけどふつうの兄ちゃん声だと上手いのかもしれないよな。
なんにせよ杉田の歌の破壊力はすごかった。
15秒で挫折した
邪神杉田スゴスwwwwwwwwww
>>689 これこれw誰か出してくれると思ってた
さいこーです
後半で死にそうですwww
こうなってくると古泉の中の人も聞きたいな
>689
ちょwww横で親寝てるんだから勘弁してくれwwwww
>>689 腹痛いwwwwwスゴスwwwwww
イエイじゃねぇだろうと小一時間rywwww
アッジャス!エヴェヴァルァ!
定期的に杉田と小野のキャラソン祭りをするなwwww
何度聴いてもこれはスゴイwwwwwwwwww
これはwww
キョンのキャラソン出たらオリコン1位にするべきw
もしかして杉田のライブ版があがった?ww
前回保存出来なかったから今手を打って喜んでしまったwwww
ハイッ!が耳から離れないwwwCDにはないだろうと小一時間wwwwwwww
初めて聞いたwww
普通のキャラソンだと恥ずかしくなっちゃって聞けないけど
>>689はもう全然いけるwwwwwさっきからずっとリピートしまくり
>>704 それ、歌がCD版のに差し替えられてると歌唱力スレで言われてた気がw
>704
生まれたての子鹿を見守るような気持ち
がんばれ…がんばれ…!というw
古泉とキョンでキャラソン出ないかな本当に
>>689 これCDに入ってるのなら聴いたことあったけど
生音だとこんなことになってるのかwwwww
キョン&古泉キャラソンwktkで眠れねえ
>704
689を聴いた後だとすごく上達したように感じるな
キョンの中の人の誕生日イベントで晴れハレのダンス披露したとか。
キョン・古泉・ハルヒの中の人が踊ってた。何か萌えた。
うわ、それは見たかったなあ(´・ω・`)
滅多に見れない組み合わせだな
見たかった
誰か古泉の中の人の歌についても触れてあげて下さい!><;
>>694>>714 上手いとは言えないけど普通じゃないか?音c(ryとまではいかないような。
先に凄いのを聞いた後だからそう感じるだけかもしれんがwwww
そうそうそんなに音痴じゃないと思うんだ
伸ばすところがあやういとか力入れすぎとか声裏返ってるとかあるけど
中の人萌えもほどほどにね。だんだんハルヒと関係なくなってきてるw
小野氏は案外高音域が得意なのかもしれないな
世間の男性陣はこんなもんだろといった感じだよね。
ただやっぱり
>>689からは諦めを通り越して
開き直りのオーラを感じるwww特に最後の方ww
祝・アニメーション神戸TV部門作品賞!
記念でもう1冊くらいムック本出してくれないかなあ。
なんでアンソロ出ないんだろう。
商業アンソロのこと?
読みたい様な読みたくない様な
角川系で商業アンソロってそもそもあったっけ?
個人アンソロなら企画している人がいたね。
一応fateとデモベはコミックアラカルトが出てるが
普通の作品ではどうなんだろうか
626 :イラストに騙された名無しさん :2006/10/19(木) 00:48:29 ID:t4ID9GlD
古泉です。
キョンさんがくれたこの人形は、僕のお願いをかなえてくれる不思議な人形なんです。
ひとつめのお願い。
僕のこと、忘れないでください。
機関に逆らって、僕が消されてしまっても、
ときどきでいいですから、僕のこと思い出してください。
あとふたつ残ってますよね、お願い。
・・・今日だけ、あなたと一緒の温泉に通いたい・・・
この場所を、ふたりだけの温泉宿にして、あなたと一緒に温泉に行って・・・・・・
一緒に温泉に入って・・・・・・男体盛りを食べて・・・・・・浴衣を着て・・・
そして、あなたと一緒に寝たい・・・
・・・それでは、僕の最後のお願いです。
・・・僕のこと、忘れてください・・・
僕なんて最初からいなかったんだって・・・、
そう・・・思ってください。
僕のこと・・・・・・。ふもっ・・・忘れて・・・。
これワロタ
ちなみに元ネタはキョンの中の人が出演中のKanon
男体盛りエロスwww
>>724 堪えてたが最後の「ふもっ・・・」でやられた
ふもっふ
と書かなければいけないような気がした
個人的に
>僕のこと・・・・・・。ふもっ・・・忘れて・・・。
は
僕のこと・・・・・・。マガッ・・・忘れて・・・。
の方がいいかな
カレンダー&線画集下巻は私を萌え殺すつもりか
ふもっふw
線画集下巻の表紙やべえええええ
カレンダーやばすぎる
ドラマCDも出るってね。
カレンダーの3、4月で●がキョンに
後ろからちょっかい出しているように見えるんだが?
男性同性愛者のことを特にゲイと呼ぶんです。
広義には同性愛者すべてを指しますが、日本では男性同性愛者のみを指すことが多いですね。
元々は英単語の「gay」に由来します。この単語は「陽気な」「派手な」などの意味を持つんだそう
です。この単語が同性愛者を意味するようになったのは少なくとも19世紀以降で、おそらく実際
にはそれ以前からだと考えられ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ のイギリスでは、売春婦・男娼が「gay」
と呼ばれていました(これは彼 |まじめな声を出すな |「華やかに」着飾っていたからであると
言われています)。それが語源|息を吹きかけるな |性愛者を指して用いられるようになり
ました。最近ではスペイン、カ |顔が近いんだよ |婚姻が認められるなど以前に比べる
と一般人にもその性指向は認| 気色悪い | らどうです。やりませんか? /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_______/ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∨ ,.-ーー 、
彡//~ヾゝ
レ´ヮ`ノリ
<⌒/ヽ-、__ノヽノ |
/<_/____/ < <
ちょwwwwwwwwウホッwwwwwwwwww
古泉夜這いかよ
>>737 「やりませんか?」
と声をかけて夜這うとは、実は紳士だな、古泉。
変態で紳士で鬼畜
全部あるイメージ
言動は紳士、股間はアブノーマルというわけか
801板よりも古泉スレのほうがよっぽどウホな空気なのは何故・・
古泉がウホキャラだから
┌─┴─‐┐ ─◇
│| ̄ ̄ ̄|│ /
│|___|│.〃`⌒ヽ. ♪
└───‐┘ 彡//~ヾゝ 素直にうほっ!と 言えない君(キョン)も、
レ´ヮ`ノリ_ _ 勇気を出してー(やらないか)
( つ¶/\_\. |[l O |
し--J\/__/ |┌┐|
| ̄ ̄ ̄| __ll__ .|└┘|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
古泉スレはもうなんか色々飛び越えているからなあ。
あれはあれで好きだけど、SSの投下は無理だ。
ドラマCDは12/21か
カラオケネタあったら悶絶する
ていうかホモネタ…
涼宮ハルヒの公式で流とフルメタの作者が言ってたあれをやってくれないものか
ライブアライブの後日談らしいね
アンカー忘れたorz
>747は>745
例のハルヒバンドだとベースとドラムだけど
キョンも古泉もちょろっとでも歌うといいw
ふとした時にネタを思いついてさ
小ネタを投下しようか思うんだけど
ちょっと頑張ってssにでもした方が良いんじゃないかと思って
思いついて書いて投下するのに1週間くらい掛かってしまうのだが
このスレの人たちは小ネタが多いのと偶にssがあるのってどっちがいいの?
まあ両方だよな
どっちでもいいさ
そこに萌えがあれば
古泉は字が意外と乱暴、というのにすげ萌えたんだが。
へやも案外すげー汚いといいな、と思う。
キョンに呆れられてそれからちょっと片付けがんばるんだけど、
結局カオスのままとかいいと思う!!(散らかってるだけ、不潔ではない)
>>751 そしてそんな部屋を見たキョンが「あーもーお前って奴は!!」とかなんとか言ってかたつけ始めてくれたら良いと思う。
「僕も何かお手伝いしましょうか」って古泉が言うも、逆に邪魔にしかならなくて、ゴミ袋でも買って来い!!ってキョンにお金渡されて(勿論キョンのお金)追い出されたりしちゃったりとか萌ません?
古泉ヘタレ過ぎる?
萌える萌える。アニメで見た限りキョンの部屋片付いてたから、古泉の部屋もさっさと片付けそう。
いい嫁さんになる。
キョンの部屋はママンが片付けているのかもしれない。
ベッドマットの下にでも隠してた本が、気づいたら棚に並んでて
鬱になったりしてそうだ。
キョンのママンはキョンが冷や汗かくほど↑そういうことに大らかそうだ。
>>752,753 役立たず古泉萌える! 萌えます!!
キョンが好きで古キョン古!と思っていたのに最近古泉妄想のが激しいよー。
がんばってゴミ出ししても地域指定の袋があること知らないでゴミ置き場に
てきとーな袋で出しちゃった古泉のゴミだけぽつんと残ってて、とぼとぼ
持ち帰るのさ。そんでちゃんとゴミ袋買っても出しそびれちゃってたまっていくのさ。
捨てるのはやっぱりキョンだね。
ゴミ捨て萌えにかすりすらしてないけど、投下します!
「すみません」
小声で、早口だった。
ほんのわずかの吐息も感じる、この距離まで接近してなかったら、ぜったいに聞こえないくらいだ。
「べつに、」
古泉の声がらしくなく上擦ってるぶんだけ、おれのことばはぶっきらぼうに響いた。
もしかしたら、おなじくらい余裕がなかったかもしれない。
みじかすぎて、判断するひまもなかった。
すぐさま、ついさっき歯が当たったことを、そしてそれを詫びたことも忘れたような性急さで、
古泉に2回めのキスをされてしまったので。
+++
ハルヒに気づかせたくない内容の目配せだとか、こっそりされる耳打ちだとか、そんなものを交わすうちに、
偶然のふりをしてどうしようもなく触れたがるようになった手や肩を、どちらも自覚していたはずだった。
となりあって座った部室で、所在無く横にたらしたおれの右手と古泉の左手が、その指先だけが、わずかし触れ合う。
それが限界であることを知っているから、どちらもひきよせて指をからませるなんてことはしない。
そして、ほんのすこしでも手をひいて、接触を解くこともしない。自分たちからは、決して。
たとえば朝比奈さんがお茶をだしてくれる。
たとえば長門が本をとじる。
たとえばハルヒが、なにごとか思いついてぐいっと身をのりだしてくる。
おれの手は、茶をうけとったり、帰り支度をはじめたり、猪突猛進な団長をおしとどめるために、動く。
古泉とのかすかな接点など、気づきもしていなかったように、動きはじめる。
気づいてない、はずがないのに。
廊下ですれちがう古泉の、いつものうさんくさいスマイルに、おれはてきとうに返事をする。
じゃあまた放課後、とかなんとかいいあって、逆方向に歩いていく。両方が、わずかにからだをずらす。
不自然でない程度に、おたがいのどこかと接触を求める。肩であったり、肘であったり、足であったり。
暗黙の了解のように、目は合わせない。
そうたぶん、暗黙の、了解ごとなのだ。
それなのに、どうして国木田にかりた物理のノートを部室に取りにもどったりなんかしたおれは、
たいした理由もなくそこに残っていやがった古泉と、顔をあわせたとたんに見て見ぬふりができないほど
濃密になった空気にあらがいもせず、ふたりして飛びこんでしまったのか。
自殺行為だろ、これは。
ふたりして、溺死寸前だ。
ものもいわずにおれをロッカーに押しつけたのは古泉で、
ブレザーの背に爪をたてるような獰猛さで抱きよせたのはおれだった。
めまいがするほど焦がれていた体温だ。
どこまでも際限なくおぼれることがわかっていたから、踏み込まないでいた泥沼だ。
熱いてのひら、髪をつかんで、制服のしたの肌、くびすじに顔をうずめて、あたたかい匂いと、しめった感触。
指でなぞれる骨という骨、せわしなく動いて、濡れきったくちびるは、いつまでもキスだけを。
皮膚でへだてられていることが、憎悪するほどもどかしくてたまらなかったのに、
それでも、身をひきはがしたのはおれのほうからだった。
「……ちがうだろ、これは」
古泉は、おれを壊れるほど抱きしめていた腕をそっとおろしている。
「ちがうだろう」
ここは、おれと古泉がケダモノみたいにくちづけしあう場所じゃない。
朝比奈さんがメイド姿でほほえんでお茶を淹れ、長門がページを繰る指だけ動かして本を読み、
そしてハルヒが、破天荒に号令一発でおれたちをひきまわす。
そこではおれは古泉とボードゲームをだらだらつづけ、ときどき本気で事態をとめにかかり、
古泉はいつだってさわやか笑顔で解説するだけのイエスマンだ。
おれたちが、そうであるべき場所なのだ。
それじゃあ、途方にくれたように立ちつくす古泉を、おれがあたまからまるごと食らってしまえるような、
そんな場所はどこにあるのか。
答えは、どちらも持ってなかった。
誤字発見orz
「わずかし」触れ合うってなんだ……。
>>756-759 GJGJGJGJGJ!!!!!!
すっげえ萌えましたよ、姐さん!
どうもありがとう!
自分のイメージする古キョンってまさにこんな感じだあ!
活力もらったんでもうちょっと仕事がんばるぞー(`・ω・´)
GJ!!!!!!!!!!!!
こんな古キョンもいい!!!!!!もどかしい!!!
萌えしんだ
ありがとう姐さん・・・・
GJ……!!!
立ち尽くす古泉もえ……
よかたです。脳が萌え溶けた
GJ!!!!!!
読んでる最中にやけっぱなしだった顔がそのまま元に戻りません!!!助けてください!!!!!
助けて欲しいのがここにも一人(*´Д`***********)
ありがとう!色々な活力を貰いました
古キョンっていいな…
┌─┴─‐┐ ─◇ ハイィッ!
│| ̄ ̄ ̄|│ /
│|___|│., ' ^ ̄`丶♪ て でー き
└───‐┘ ', ト从Vv〉 いー だ しー め
i(レ゚ Д゚リ_ _ あか るぅー
( つ¶/\_\. |[l O |
し--J\/__/ |┌┐|
| ̄ ̄ ̄| __ll__ .|└┘|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
ズレたらスマン
一人カラオケなのか?w
いつか皆でカラオケ行ったときのために、ひとり練習してるんだ。
わざわざお立ち台で歌ってるのかと思ったw
マッガーレ!
アッー!!
今保管庫が見れないのは私だけでしょうか?
>>775 奇遇ですね
私も同じ事書き込もうとしました
実は拙者も
じゃあ私はウェブデザイナーになるわ!
奇遇ですね
実は僕もそう書き込もうと思っていたんです
不覚にも別スレの古泉キョンに萌えてしまった……あちらは801対象でないのでsage
保管庫、見られませんね……そして唐突に辛気臭い話投下です。
※古泉がキョンを逆レイプしたあとの話なので、苦手な方スルーで※
「な……ッ、んで……っ」
彼の声は、かすれてる。
はじめて他人のなかに射精した快感と、それをむりやりに強いられた衝撃に、
かわいそうに、かすれている。
「ぼくとしても、予想外なんですよ」
彼の腹についていた手に、ぐっと力をこめた。
萎えた彼のものが、からだから出ていく感触は、わるくなかった。
「ん……っ」
自分が息をつくと、彼は涙と洟でくしゃくしゃになった顔をゆがめた。
そこに意味を読みとろうとしても、たぶん嫌悪でしかない。
「あなたが、ぼくで勃ってくれるとは思わなかった」
耳朶にかみつかんばかりの距離で、ささやく。
彼のからだが、大きく震える。
かわいそう。
とても、かわいそうだ。
「ほんとはね、あなたを抱いてしまおうと思ったんです」
腕をねじりあげて床におさえつけて、奥の奥までぶちこんでやるつもりだった。
ゆっくり、ねっとり、彼の耳に忌まわしいことばを吹きこんでやる。
「だけどあなたってば、ぼくにしゃぶられたら、他愛もなく勃起してしまうんですから」
ぜったいむりだと思ったから、つっこんでやる気だったのに。
「そしたら、せっかくだから、挿れたいでしょう? 男の子、なんだし」
痙攣するようなはげしさで、首を横にふった彼のあごをとらえる。
こわばった頬を舌でなめあげると、うめくように「やめろ」といわれた。
のどの奥で笑い声をあげてやる。
おびえたような彼の目が、扇情的だと思う。
世界を、壊したかったのだ。
彼が彼女のものであるしかない、そんなふざけた世界を。
「ねえ、あなたはもちろん、こんなことだれにも話さないでしょう」
レイプされるということが、どれだけの衝撃になるかは、身を以って知っていた。
同時に、男が女性に「犯された」場合、それは女性が男に乱暴されるより深い精神的
ショックを与えることがある、という知識も、持ち合わせていた。
自分が「犯す」性であるはずの女性に「犯される」衝撃は、個人の尊厳を超えて、
男という種族の根本を破壊される恐怖があるのだ。
彼は、どちらを感じているだろう。
おなじ男にペニスをしゃぶられ、なまぬるい体内におしこんで、射精する感覚。
自分の腹を、自分のからだで絶頂に達した男の精液でよごされる感覚。
彼が、こんなことを彼女に話せるわけがない。
彼女だけではない。だれにだって、話せるわけがないのだ。
「でもぼくは、いえますから」
彼の汗のにおいを吸いこみながら、告げた。
「ここで。この部室で。あなたに抱かれて射精した、と、全員がそろった場で、話しますから」
そうして世界は、いちど死ぬだろう。
死んで、死に絶えて、そして再生する。
あたらしい世界に、自分は決して、存在しない。
存在を、ゆるされるはずがない。
「それで、ぼくは満足なんです」
彼が彼女のものであるしかない世界を壊したい。
彼が彼女のものであるしかない世界に存在したくない。
ただ狂気だけを彼に焼きつけて、その彼ごと、自分は葬られる。
「ねえ。それで、満足なんですよ」
放心状態の彼の服を整えてやって、自分も制服のズボンを拾いあげた。
へやをでるまえに一瞥すると、彼は立てた膝にひたいをおしつけて、肩を震わせていた。
なんて贄にふさわしく、うちのめされて、みじめだろう。
ふわりと心の底がかるい。
鼻歌でも歌いたい気分で廊下を歩き、
「……あなたですか」
もしかしたら予想していたかもしれない人影をみつけて、立ちどまった。
見慣れたTFEIの瞳は、いつもと変わらず、透徹として動かなかった。
「ぼくに引導をわたすのは、涼宮さんのつもりでいました」
にこにこと、いつもの笑顔をうかべてみせる。彼女の顔も、いつもの透明な無表情だ。
逃げる気もしないし、逃げられるはずもない。
どうやら彼女の手で、自分の存在は無に帰すようだ。
しかしあわい色のくちびるをひらいた彼女は、絶対零度のことばを発した。
「あなたに用はない」
「……ぼくを、始末してしまうつもりでは?」
「必要ない」
彼女は微塵もゆるがず、ぼくをみつめた。
「このようなかたちでの世界の改変は、わたしたちの望むところではない」
「ああ、もちろん。こんな狂ったやりかたは、ぼくくらいしかとらないでしょうね」
軽口に、もちろん彼女は反応しなかった。
「改変の対象は、彼のみにとどめる」
ぎくり、と背がこわばった。
彼女が示唆した方法の可能性は、……失念していた。
「それは」
「彼はなにもしなかった。記憶だけではない。彼の存在を、なにも起こっていない時間まで
巻き戻してから、ロードする。彼があなたにしたことは、はじめから存在しなかった」
「それ、は」
指先が冷えていった。
それはなによりも、望まなかったことだ。
存在が消えても、
彼が自分を忘れても、
世界がすべてを変えてしまっても。
それは、自分が彼にしたことの結果であるのだから。
それこそが、自分の望むことなのだから。
「それは……っ」
それ、だけは。
彼女はまっすぐに歩いてきた。
むだと知りつつ、腕をのばした。
彼女はとうぜんのように、自分の腕をすりぬけて、部室のドアへむかっていく。
力が、ぬけていった。
たとえおなじことを繰り返しても、彼女が誤謬なく「改変」を行うであろうことは自明だった。
彼はなにも覚えていない。
覚えていない、のではなく、じっさいになにも、起こっていないのだ。
自分だけ。たしかに彼のものを呑みこんだ、この自分の、からだひとつだけ。
「いや、だ」
嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。
自分が彼に刻みつけた傷。世界の瑕疵。
それをすら、奪われてしまうのか。
ドアのまえで、彼女が立ちどまった。
「あなたは、彼を、傷つけた」
廊下にくずおれる。目をつぶる。強く強く。
彼女は彼に気づかせる間すら、あたえないだろう。
すみやかに、正確に、すべてを終えてしまうだろう。
そして彼は、彼女とともにドアをでてくる。自分をみつけて、いつもどおりに声をかける。
制服ののどもとを、にぎりしめた。
嗚咽すら出てこない。
ひとつの世界が、たしかに死んだ。
おしまい。書き逃げ御免。
グッジョブ…!!いや、グレートジョブ!!!!
起きててよかった!絶望にうちのめされる二人に萌え。あでも記憶をなくさないキョンも見てみたかった……!
とにかく起きててよかった!いいゆめ見れそうです。おやすみなさい。
私も起きててよかった!
寝る前にリロしてほんとによかった!
報われない古泉がかわいそうで萌えた…ww
素敵です…!
病んでる古泉が好きなんだ…そしてかわいそうなキョンにも萌えるんだ…
確かに記憶をなくさなかったキョンも見てみたかった。でもこれはこれでとてもよかった
GJ!
>>792 782じゃないけど、古泉スレじゃね?
違うか。
あそこはいつもあんな感じだし。
また神光臨しないかな〜
>>793 自分はSMスレかと思った。違うかな・・。
自分もSMスレだと思う。
キョンに萌えてしまったよ……
SMスレに古泉キョンのやつとかあったっけ?
見に行ったら普通にウホネタだな
あっちでGJ言っちゃうと腐乙とか言われるからこっちで言わせてもらおう。
ごちそうさまでしたGJ
投下します
古泉一樹って男は不器用な奴だ。
成績優秀、容姿端麗、スポーツ万能、
加えて誰に対しても笑顔を崩さずに礼儀正しい態度で対応する。
しかし、こいつと付き合ってみると色々と判った事がある。
壊滅的に弱いくせにボードゲームを何度もやるくらい大好きだったり
顔や口調に似合わず文字が乱暴だったりとかな。
実はそっちの方が素で普段は演技だったりするらしい。
で、俺が何を言いたいのかというと、
『ズバズバ ズビズビー ズビズバー』
今日もこいつのそういう部分を1つ発見してしまったという事なんだ。
「なあ、古泉」
「ふぁい?なんでふか?」
口に食べ物を含んだまま喋るな!
「お前よぉ、スパゲティもうちょっと綺麗に食べれないか?」
「綺麗にですか?おかしいですねぇ、ソースを飛び散らしたりはしてませんけど・・・」
『ズバズバ ズビズビー ズビズバー』
「ちげーよ!音を立ててすするなって言ってるんだよ!」
「そうは言っても日本人ですし。イタリア人にだって音を立てる人は居ますよ?」
「しかしだな」
「それにキョン君だって僕のペニスをしゃぶる時にイヤラしく音をたてr『バキッ!!』
訂正。
発見した事は1つじゃなくて
スパゲティをズルズルすする
食事中にも激しい下ネタを繰り出す
の二つだ。
802 :
風と木の名無しさん:2006/11/04(土) 07:02:08 ID:8q6wtAiP0
投下終了です。
駄目だ
以前は形には出来なくても妄想やネタが溢れてきたのだが
今はたまにしか思いつけない
ああ、2期はまだなのか
G J !
第2期まだー?
3年後でs
保管庫繋がらないな…
このまま保管庫がなくなってしまうことになったら・・・・・・なんだが、
保管庫、ブログ形式でよかったらつくりなおそうか?
今の保管庫の中の人様がお忙しそうなら自分やりますよ
>>800-801 いいねいいねー。『なんでふか?』に萌えた。
しかしスパゲティをズビズバーと食べるという部分で思わず叙事ョ2部を思い出し笑ってしまったw
>>802 GJ!ワロタwww
こういうアホなノリ好きだ
809 :
保管庫:2006/11/05(日) 02:14:15 ID:WBdLxSlI0
まだ繋がらないみたいですね…
ファイルはあるので別のサーバーを借りれば作り直せるけど、
忙しいのは確かなので引継ぎをお願いできるなら嬉しいです。
頼りなくて申し訳無いorz
810 :
懸案事項1:2006/11/05(日) 03:22:07 ID:gBnelXeF0
コネタともいえない話を投下します
昨夜から降り始めた雨はまだ止みそうにない。
三年生の多くは推選入試のことで頭を悩ませているらしく、学校全体がどこか慌しい。
といっても、おれにはまったく関係のない懸案事項だ。
そんな十一月のある日の昼休み。偶然にしちゃ出来すぎてはいるが、二人きりになった部
室の中央に置かれた長机を挟んで、おれと古泉は向かい合っていた。
「今日は勧めてこないのか?ボードゲームその他」
古泉はかすかに微笑むと、どこに隠していたのか大き目の封筒を取り出した。
手に取ってみると、けっこうな厚みがある。
「CDケース…?」
「ええ。まあ見てみてください」
言われるがままに五枚のCDケースを机に並べる。ふむ。五枚のうち二枚はジャケットが
なく、透明なケースに入っている。
「これがどうした?」
「どうしたってあなたはこれらを見て何も思わないんですか」
古泉が言わんとしていることはわかる。非常にわかる。だがおれはあえて黙っていた。
自ら進んで地雷を踏む奴などいない。よっぽどの馬鹿でなければ。
「涼宮さん、朝比奈さん、長門さん……ここまではわかります。理解の範疇です」
「ああ」
「ですがなぜ僕らをすっ飛ばして、突然朝倉涼子、鶴屋さんになるんでしょうか」
そう言って古泉は透明ケースの二枚を指した。
811 :
懸案事項2:2006/11/05(日) 03:23:22 ID:gBnelXeF0
「この中身、本物なのか?」
「なんとか苦労して入手しました。さすがにジャケットまでは手作りする時間も労力もな
かったんですが」
「あと一ヶ月も待てば中も外も完全な状態で手に入るだろうが。んな面倒くさいことしな
くても」
「僕はそこまで気が長くありませんから」
話の主題を軌道修正させるべく、古泉が咳払いをひとつした。
「まあとにかく僕が言いたいことはわかってくれますね。……正直、涼宮ハルヒシリーズ
の女性ファンの約7割は僕らのファンじゃないでしょうか」
その7割って微妙な数字は何だ。それと『僕ら』ってくくりはやめろ。妙に不愉快だ。
「その方々の思いに応えるためにも、古泉一樹、キョンのキャラクターソングを出すべき
だと、僕は思うんです」
おれは黙ったまま窓の外を見つめた。雨の勢いはいぜん激しいままだ。
「別に僕はデュエットでも構いません、あなたが望むなら」
「ひとっこともそんなことは言っていない。断じて」
「妙に乗り気じゃありませんね。気にならないんですか?」
「おまえが気にしすぎなだけだ」
812 :
懸案事項3:2006/11/05(日) 03:26:43 ID:gBnelXeF0
元々、涼宮ハルヒシリーズは女性読者の存在を第一として考えられた話ではないだろう、おそらく。
だが作中でのおれの隠しきれない魅力(冗談冗談)、古泉のミステリアスな部分(端的に妙
な言動の数々とでも言っておこうか)がアニメでクローズアップされた結果、女性ファンが増
えるひとつのきっかけとなった……。
それならキャラソンのひとつやふたつ発売しても、それなりの収穫は認められるのではないか。
しかもおれは曲がりなりにも主役と呼ばれるポジションではないか。わからない理論ではない。
だがしかし。……しかし、だ。
「……まあ古泉。キャラソンの話はここまでにしておこう。おれたちが話したってどうな
ることでもないだろう?」
古泉は肩を竦め、ケースを封筒に仕舞った。
「じゃあ次はアニメ二期について話をしませんか?まだまだアニメ化されていない話も沢
山残っていますよ。僕としては『雪山症候群』をぜひお願いしたいんですが」
「おれとしてはエンドレスエイトとか消失あたりがいいんじゃないかと思うが」
「ああ、消失も美味しいですね。色々と」
……古泉、おまえは一体何を重点においてそれらの台詞を口に出しているんだ?訊いてみ
たいが、訊いてしまってはいけない気がする。酷く後悔しそうだ。
「何にせよ結論は僕たち二人のキャラソンと、アニメ第二期を熱烈に希望するということ
ですね」
前者はともかく後者はな。ついでにこの雨が帰るまでに止むことも望もう。
以上です。誤字脱字あったら申し訳ない
GJ!
終わり方がちょっと微妙だけど結構文章上手いな
GJGJ!
楽屋裏みたいな雰囲気にワラ萌えた!
みなさんありがとう。
がんばって残りも埋めるよ。全部コンプリートは気長に待ってくれたら嬉しいです。
>820
目次の件了解した!
工夫してみるので待っててください
822 :
閉鎖空間:2006/11/06(月) 02:00:10 ID:a35mtK9R0
目次設置完了。
SS1スレ目保管完了。
要望あったらどんどんおねがいします
>822
GJ!
目次あると便利だなぁ
要望か
わがままを言わせてもらうと
・現スレへのリンク
・お絵描き掲示板へのリンク
・今までの過去ログ
が欲しいかな
すごいワガママだと解かっているがあった方が便利だと思いまして
でも大変そうだから無理しなくていいです
おう、要望全部叶えてる。
閉鎖空間管理人さん、ありがとう!!
すっげ!管理人さん気長に頑張ってくれ!
待ちますよ
管理人さん乙!
SMに古キョンきててワロタ
SMスレってどこの板かだけでも教えていただけませんでしょうか
いくつか板回ったけどどこだかいまだにわからない……
SM板にあるよ
>>828 ありがとうございます。
そこだったとは予想外でした。
小ネタのつもりが長くなってしまった。
原作であってもおかしくないかなーという程度の古→キョン
831 :
1/4:2006/11/07(火) 22:16:40 ID:M3oABMgq0
週末恒例になりつつあるSOS団不思議探しツアー。
今日は、ここの数週間毎週同じ時間に出かけていたせいで、妹に尾行されてしまった。
途中、気が付いて何とか巻こうとしているうちに、集合時間ぎりぎりになってしまい、
結局連れて行くことになってしまったのである。
やれやれ。
「遅いわよ!キョン!アンタよっぽどみんなに奢りたいみたいね!」
集合場所につくと、周囲も振り返る大音量でそう叫びつつ、俺に向かってびしっと、
指を刺し満面の笑みで目を輝かせているハルヒを筆頭に、朝比奈さん、長門、
古泉のメンバーがすでに揃っていた。
今日のハルヒの瞳の中に燃えているのは一体なんだ?
まあいい。土曜日の早朝だというのに、ハルヒのテンションは最高潮のようだ。
そんなことを考えている俺をまったく無視して妹が走り出す。
「ハルちゃーん!みっくるちゃーん!」
押し倒さんばかりの勢いで飛び掛られて、さすがのハルヒも目を白黒させている。
いい気味だ。
「っキョン!…妹ちゃん連れてきたの?」
妹はずっと俺の足元に居たんだが、どうやらハルヒの目に入ってなかったらしい。
「連れて来たんじゃない、付いてきちまったんだよ」
「えへへー」
ハルヒから離れた妹は、朝比奈さんの足にコアラの様にしがみ付いて、笑っている。
羨ましい奴め。
「もう、遊びじゃないのに…しょうがないキョンね!」
アヒル口のハルヒを古泉がまあまあとなだめる。
結局、悪いのは俺か。
「いいわ。今日だけ。特別なんだから!」
そういいつつも、ハルヒは妹と手をつなぐと、当然のようにいつもの喫茶店に入っていった。
本当にやれやれ、だ。
832 :
2/4:2006/11/07(火) 22:19:09 ID:M3oABMgq0
喫茶店に入ると、ハルヒは、
「妹ちゃん、キョンの奢りだから好きなの頼みなさい!」
などと無責任な発言をし、妹とハルヒはまるで姉妹のように、この店で一番高い
スペシャルチョコレートパフェをそれぞれ頼み、グラスをカチャカチャ言わせている。
朝っぱらからそんなものを食えるな、と喉まで出掛かった言葉をアップルティーで
飲み下して、ため息をひとつついた。
あらかたパフェを食い尽くしたハルヒは、爪楊枝くじを差し出してくる。
「さて、組分けね。今日は妹ちゃんも居るから3:3でわかれましょう」
ならば今日こそ朝比奈さんと長門の両手に花コースでありますように。
…願いむなしく、俺のパートナーはよりにもよって、古泉と妹となってしまった。
「12時半に駅前よ!遅刻したら全員にお昼御飯奢りなんだから!」
捨てゼリフのように言い放ったハルヒは右手に朝比奈さん、左手に長門と何とも
うらやましい状態で俺達とは反対方向へ歩いていく。
その背中を見送りつつ、妹はさも当然というように、右手に古泉の手を、左手に俺の手を
握ると、上目遣いにたずねてくる。
「キョンくん、これからどこいくの?」
古泉に聞け。
「じゃー、古泉くんどこにいくの?」
「そうですね、ひとまず公園にでも。…そうそう、妹さん、僕のことは「一樹くん」と呼んで
くれませんか」
わざわざ妹の目線に合わせて屈み込んだ古泉は、嫌味な位に整った顔で、
にっこりと微笑みかけている。
「いつきくん?」
「はい」
幼女相手に何をしている、古泉。
俺は、古泉から庇う様に妹を背後に隠す。
「おい、古泉何のマネだ」
兄として当然の反応だ、うん。
833 :
3/4:2006/11/07(火) 22:22:52 ID:M3oABMgq0
「いえ、涼宮さんも朝比奈さんも長門さんもファーストネームで呼ばれているので」
鶴屋さんも苗字だろうが。
「SOS団の正式メンバーでは僕だけです」
ハルヒが呼んでるのを真似しているだけだろうに…やけにこだわるな…?
「近い将来あなたが僕のものになって、古泉姓になっている可能性もあるじゃありませんか。
そうなったときに妹さんが「古泉くん」なんて呼んだら、僕もあなたも振り向くことになってややこしいじゃないですか。
…いえ、僕があなたの所へ婿入りしても構いませんが。そうなった場合でも苗字は同じになるわけですから、
今からファーストネームで呼んでもらって予行演習しておいたほうが」
言いたいことはそれだけか。
「あれー?いつきくん寝ちゃったの?」
ああ、そうだな。さ、行くぞ。
「キョンくん、いつきくん置いてっちゃっていいのー?ねー、キョンくん」
俺の拳で地面とこんにちはしている古泉をそのまま放置して、公園へ出向き、
一人ではしゃぎまわる妹をそのまま遊ばせ、俺はベンチで昼寝としゃれ込むことにした。
834 :
4/4:2006/11/07(火) 22:23:51 ID:M3oABMgq0
結果。
5分前に集合場所に着いたにも拘らず
「遅いわよ!キョン!アンタよっぽどみんなに奢りたいみたいね!」
朝と同じハルヒの怒鳴り声に出迎えられる。
ハルヒを筆頭に、朝比奈さん、長門、それに古泉のメンバーがすでに揃っていた。
古泉の額には、おそらくさっき殴りつけ、地面に倒れたときについたらしい擦り傷があった。
それでも男前さは失われていないんだから、腹が立つやら悔しいやら・・・
それからしばらく、古泉を「いつきくん」呼ばわりする妹を矯正することになった訳だ。
「キョンくん、なんで古泉くんの事いつきくんて呼ぶとおこるの?ヤキモチ?」
そんなことは無い。そんなことは無い。
なに?一瞬動揺したって?
そんなことは
無い。
たぶん。
835 :
風と木の名無しさん:2006/11/07(火) 22:34:14 ID:ZwyZiuauO
GJ。
最後のヤキモチ〜のくだりに萌エスw
自覚があろうがなかろうが、キョンはツンデレなんだねw
興奮して下げ忘れた。すみません。死んでくる。
閉鎖空間管理人さん乙!!!
お絵描き掲示板へのリンク欲しいなと思ってたので嬉しい。
古泉はキョンを本名で呼んでいると信じている派。
そんなわけで呼称ネタは萌ゆるよ……
萌えたけど、原作であったら普通におかしいと思うw
本来キョンって801向けのキャラじゃないんだけどね
フツメン設定だし
フツメン受け最萌えの自分には十分801キャラ
同じく
狙ってるのは逆にダメだ
狙ってるキャラ×普通は好きだな
ギャグみたくなってもw
保管庫ふっかつしてるお
フツメンってばりばり801向けキャラじゃないか!
まあかたっぽイケメン設定のほうがよけい801向けになる確率高いけどね。
攻の方が受よりイケメンが好きな自分(古キョン派)にとってはとても801向けキャラ
受けが攻のかっこよさにコンプレックス持ってるのに
801萌えするから古キョンは理想
関係性で萌えてるのでまったく問題なく801向け。
けどキョンっていい男だとオモ。顔が、ということでなく。
顔もかわいいよ?
うむ、かわいいな。
しかしそもそも「美形だから801向け」という発想は「腐女子乙」な男性のものじゃないかい。
しかしそろそろ古泉の自宅だか自室だかにキョンが連れ込まれないかな、本編で。
850 :
風と木の名無しさん:2006/11/09(木) 01:52:59 ID:q0HWe+Wx0
キョンはほんとに可愛い
あの普通っぽさがたまらないよ・・・
古泉の自宅にキョンが連れ込まれるとかまじ萌える!
キョンは普通に超イケメンに見えるんだけど。
だって長門マンションの管理人のおっさんとか商店街のおっさんなんて
ほんとリアルなおっさんじゃないか!
キョンはかなり美形だ!
もちろん小泉も。
国木田は美少年。
絵と設定は違うんだよ
漫画とかアニメの場合
絵的には美形だけど設定は並、平凡とか腐るほどある
>>851 そもそもハルヒは男性向けの作品
多くの読者は等身大の高校生のキョンに感情移入、自己投影して読んでるわけで
谷口×キョンが好みな自分は珍しいみたいだ
キョン「お、猫」
猫「なーお」スリスリ
キョン「……」
猫「にゃあ」スリスリスリスリ
キョン「…ほれ」パンをあげる
猫「んなーお!ハムハム」
キョン「…うまいか?」
猫「にゃ」
キョン「そうか」
キョン「じゃあな」
猫「なー」
後日
古泉「なーお」スリスリ
キョン「死ね」
>>859 なんか違う気がする・・w
まあ自分がキョン古だからなのかもしれないけどさ(´・ω・`)
>861
SOS団には宇宙人、未来人、超能力者は必要だけど
総理大臣は必要ないわっ!
>>859 まず古泉の分がちゃんと紹介されてるのに感動
>>862 ワロタ
確かに。古泉だけ放置は結構デフォだし、紹介されてて良かったなw
しかしあれはニヒルなんだろうか?
866 :
風と木の名無しさん:2006/11/09(木) 19:10:29 ID:gBMznEE80
/ヽ
/ .ヽ /.゙、
/ ゙、 ,/` ヽ
,/` ヽ ,/ .ヽ
,:' ゙l /゙ 、 ヽ
.,,:' 一--.-,,,,,,,、 ,/ .,,i´ ヽ
,:' _,、-‐、、、 `" .,/ ヽ
/ -゛.__ ○ ヽ ‘''ヽ、 ゙i、
l゙ `^ `゙''-、! ゜ ゙l,
| ` ,-''''"''ヽ、 |
! 、 ´…-、○ ヽ |
! .|ヽ ゙ヽ .| l゙
゙, | `'-,_ ` l゙ VIPからわざわざ来て上げました(笑)
゙l .l゙ `"―---、、---ー フ l゙ ハルヒはあんた等の物じゃないんっすよ 勝手にホモに萌えるなんてヲタたちが激怒するっすよ
ヽ ヽ + ,,′ l゙ 妄想力神級っすね まじかわいそうす(爆)
`- \,_ + + _,,/` ,"
`'、、 `"…、--ー‐″ ,,/′
\:: / ̄ ̄^ヽ 丿
l l
_ /,--、l ノ
,--、_ノ:: `ー':: 、ミー---‐,,l
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/ l::: l::: l
l . l !:: |::: l
| l l |:: l: l
| l . } l:::::,r----- l
ヽ :l:::: ト:;;;;;;;/-/__........... /
みくる「キョン君、古泉君、お茶どうぞ」カチャン
キョン「あ、どうも」
古泉「どうも」
みくる「そういえば…玄米茶って時間が経つと茶色くなるんだね」
キョン「へえ…」ズズ
古泉「そうなんですか…」
古泉「あ、あれも茶色くなりますよね、時間が経つと」
キョン「…あれとはなんだ」
古泉「せいe」
キョン「死ね」
みくる「?」
さて…二期のネタは本当か否か…
あまり期待せずに待ってみる。
ここってハルヒオンリーで、それ以外の谷川作品はスレチになるんだっけ?
そうなんじゃないかな。
一応スレタイにも「涼宮ハルヒ」ってあるしね。
↑は、ちゃんと801版のやつね。
同人版にもおなじスレタイがあるんだった。
>>841 やおいにはフツメン萌えというのもあるんだな
てっきりキャラが美形、イケメンなのは必須なのかと思ってた
まあさすがにブサイク萌えはあるまいw
イケメン万能×地道なブサメン大好きですが
それはそうと、二期やるなら消失+笹の葉があるだろうね
消失古泉と乱雑な字が拝めるかも
キョンとやりてぇーよ。
キョンは俺の嫁
キョンにウゼエとか死ねとか言われたい
●~←になってキョンを(rr
DVD7巻の特典のED完全版の内容が激しく気になる…。
もしフルサイズだったら、絵コンテどおり2人のアップがまたあるんだろうけどなあ。
あれってTVサイズで完全版だったっけ?
ブサ萌えもあるねえ。
イケメンかフツメンの攻にブサメンの受がいじめられるのktkr。
古泉の乱雑な文字拝みたいー。ウサギの彫刻拝みたいー。
皮をむいてからだから、ふつうのウサギりんごじゃないんだよね?
うさぎの彫刻wwwwww
885 :
871:2006/11/11(土) 21:18:41 ID:PolCI+I1O
答えてくれた姐さん方ありがとございました。
ラノベ総合スレ自体はブクマしてあるんだけど、ふと気になったんで聞いてみたんだ。
書き込む際は気をつけます。
とは言え、他の作品も面白いし、萌所も満載なので、ハルヒだけしか知らない。って方にも是非読んでいただきたい。
>>869 二期ネタ、もし本当なら来年の秋だっけ?
…実はちょっと期待していたり。
それはそうと、
今月のニュータイプを購入した
姐さんはいらっしゃるかい?
付録目当てで買おうか、正直迷ってるんだが…。
2人の特集なんてものは…ないよなぁそうだよなぁ orz
>>886 ノシ
二人の特集はなかったなあ
と言うより単に過去の記事の総集編て感じだった
過去のアニメ誌や靴を買ったことが無く、
女の子の絵を見るのも好きっていうなら、今月号のは結構お勧めだと思う。
自分は女の子ばかりで逆に食傷気味だが、買って後悔はしていない。
801萌えできるブサイクとはたとえばワンピースのウソップとか?
古泉「時間のはーてまで」
長門「⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン」
キョン「VIPでやれ」
三月に古キョンオンリーあるってまじか・・・?!
>893
それはどこ情報?
キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆
2月にキョン受オンリー2回目開催予定ってのはパンフに書いてあった気が。
ところでラジオで小野が杉田のマネしててモエワロタ
>>896 あれはキョン受オンリーじゃなくてただのハルヒオンリーだよ。イベント名似てるけど。
キョン古オンリーないかな〜・・・
今ニュータイプ12月号見てて思ったんだが二宮和也とキョンって似てないか
すまん言ってみたかっただけ
>>900 それ思ってた。
ようつべまで漁ったけど、ニノの髪型次第で似てたり似てなかったりするかも
ちょっとまえの松ケンもキョンぽかったとオモ
マツケンサンバのマツケンかと思った
Lの人か。
いろんな芸能人が出てきそうw
>>903 自分もサンバの方かと思ってショックだった
二宮は確かに合ってるかも。かっこよすぎないけどかっこかわいいところが
>>903>>905 ややこしい書き方してすいませんww
ニノは醸しだす脱力感がキョンらしくていいなー
口元がもう少しすっきりしてる顔だともっといいかな!
キョンはアクの無さそうな顔だよね
ハルヒは実写化できそうな作品だよね。
自分も実写化するならキョンはニノがいいなーと思ってた。
古泉は谷原さんが一番にてると思うんだけど、高校生って年齢じゃないよなw
まあ設定ではフツメンなんだけどね
もし実写化するとして設定通りホントにフツメン起用するとさすがに見苦しいからw
やはりニノとか松ケンなんかのある程度イケメンの俳優が起用されるでしょうな
松ケンはイケメンはイケメンでも素朴タイプだから良さそう。
でもキョンの突っ込みナレーションをするにはかなりのスキルが必要な気が
ていうか前キャスト松ケンで実写化のガセ噂なかったけか
そういやカツンの亀梨も候補に挙がってた
実写は見たくないなw
3次きめぇ
それでハルヒ役が平野綾だったりすると……
orz
3次らめぇ
実写は失敗するだろうから見たくないな
ドラマ板でこんなの見つけた
362:名無しさんは見た!@放送中は実況板で :2006/11/13(月) 23:57:45 ID:QMQUsOgq [sage]
涼宮ハルヒの憂鬱
キョン…二宮和也
涼宮ハルヒ…沢尻エリカ
朝比奈みくる…佐津川愛美
長門有希…福田麻由子
古泉一樹…田口淳之介
朝倉良子…栗山千明
>>919 怖いもの見たさで
ちょっとやってほしい気持ちはある
ていうかキョンと古泉って中の人と結構似てるとおもた
気のせいだが
922 :
風と木の名無しさん:2006/11/14(火) 18:09:09 ID:5g6R1UXi0
>>920 キョンと古泉はいいと思うが、他が全部頂けない。
特にハルヒ。沢尻は無理だ('A`)
スマソ。上げてしまった・・
実写イラネ
二次元のハルヒ達しか認めません
>921
うん。
↑の実写版キャストより中の人が一番にてる希ガス。
まぁ、ある意味同一人物(?)だから当たり前っちゃー当たり前だけど。
ただ、性格というかキャラは古泉とキョン、逆転してるとオモ。
小野がラジオで披露してた杉田のモノマネはまさに「杉田/智和の古泉」のモノマネだったw
ちなみにラジオはメル欄ね。